JP2020021293A - 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】情報処理装置においては、安全性を確保するために、異常を検知した場合に電源を自動でOFFする機能を有するものが多い。そこで、異常を検知した場合、キャッシュデータを保持するために、電源をOFFする前にキャッシュメモリからストレージ本体にデータを書き込む必要があるが、キャッシュデータの書き込みを確実に実行するためには、大きな電力が必要となる。【解決手段】異常を検知した場合、ストレージ以外に供給する電源をOFFにして、各ブロックへ電力を供給するための電源部の負荷を軽減する。これにより、ストレージに電力を供給できる時間を長く保持し、キャッシュデータのストレージ本体への書き込み時間を確保できるようにする。【選択図】図3

Description

本発明は、ストレージを有する情報処理装置に関するものである。特に、異常発生時においてストレージ内のキャッシュデータの消失を防止する手段を設けた情報処理装置に関するものである。
情報処理装置においては、安全性を確保するために、異常を検知した場合に電源を自動でOFFする機能を有するものが多い。ここで、情報処理装置に発生する異常としては、システム異常や電源異常などがある。
システム異常には、例えば、情報処理装置を動作させるソフトウェアのハングアップなどにより発生する異常や、情報処理装置の内部に備えられたデバイスについて温度異常などのために発生する動作異常などがある。情報処理装置はこれらの異常をシステムとして検知する。
このようなシステム異常が検知された場合には、可能な限り素早く安全な状態に復帰させるために、情報処理装置の電源をできるだけ早くシャットダウンさせることが好ましい。そのため、情報処理装置は、異常を検知すると、正常なシャットダウンの時とは異なり、自動的に電源をOFFさせる機能を有する。
また、電源異常には、例えば、外部電源から供給される入力電圧の低下などによって発生する異常などがある。
ところで、情報処理装置は、ストレージとして、ハードディスクドライブ(HDD)、ソリッドステートドライブ(SSD)などの不揮発性メモリが用いられていることが多い。また、情報処理装置が搭載しているストレージは、高いパフォーマンスを維持するために、キャッシュメモリを持っている場合が多い。
キャッシュメモリは、ストレージの電源がOFFになると、データは消失してしまう。そのため、電源がOFFになってもデータを保持するには、電源をOFFする前にキャッシュメモリからストレージ本体にデータを書き込む必要がある。
しかし、異常が発生した場合、ストレージの電源は突然シャットダウンしてしまうことがあるため、キャッシュメモリに保存していたデータは消失してしまうおそれがある。そのため、情報処理装置を再起動した際に、キャッシュメモリ内のデータが消失するだけでなく、保存されていたデータが消失したことにより、情報処理装置自体の動作にエラーが発生してしまう可能性がある。
特許文献1には、入力電源が一定以下まで低下した場合に停電が発生したと検知し、ストレージに対してリセット信号を出力することで、書き込みを素早く停止させ、データ書き込みを正常に終了させるディスクアレイ装置が開示されている。
特開2000−122813号公報
ところで、入力電圧が低下する異常が発生した場合にも、キャッシュデータの書き込みを確実に実行するためには、システムとしての動作を継続させなければならないため、大きな電力が必要となる。このために、入力電圧の低下を高い閾値電圧で検知することや、システムに膨大なコンデンサを持たせることが考えられる。
しかし、入力電圧の低下を高い閾値電圧で検知するように構成すると、実際には影響のないような電圧低下の範囲内であっても、異常と判定されてしまう可能性がある。また、システムに膨大なコンデンサを持たせることは、ハードウェアのコスト増や消費電力の増加などにつながる。
本発明は、ストレージを含む複数のデバイスと、複数の前記デバイスの電源のONおよびOFFの電源制御を行う電源制御手段と、情報処理装置に発生する異常を検知する異常検知手段と、を有する情報処理装置であって、前記異常検知手段が情報処理装置に発生する異常を検知した場合、前記電源制御手段は、前記ストレージの電源をOFFする前に、前記ストレージ以外の少なくとも1つの前記デバイスの電源をOFFすることを特徴とする。
本発明によれば、入力電圧の異常を検知した場合に、ストレージ以外の電源をOFFさせることで、電源部の負荷を軽減し、ストレージ本体へのキャッシュデータの書き込み時間を長く保持することができる。
これにより、異常発生時におけるキャッシュデータの消失を防止ないし低減することができる。
画像形成装置のハードウェア構成のブロック図である。 画像形成装置の電源に関する部分のブロック図である。 電源制御部が異常を検知した場合のフローチャートである(実施例1)。 電源制御信号など変化を示すタイミングチャートである(実施例1)。 電源制御部が異常を検知した場合のフローチャートである(実施例2)。 電源制御信号など変化を示すタイミングチャートである(実施例2、その1)。 電源制御信号など変化を示すタイミングチャートである(実施例2、その2)。 画像形成装置のハードウェア構成のブロック図である(実施例3)。 電源制御部が異常を検知した場合のフローチャートである(実施例3)。 電源制御信号など変化を示すタイミングチャートである(実施例3)。 画像形成装置のハードウェア構成(要部)のブロック図である(実施例4)。 電源制御部が異常を検知した場合のフローチャートである(実施例4)。 電源制御信号など変化を示すタイミングチャートである(実施例4、その1)。 電源制御信号など変化を示すタイミングチャートである(実施例4、その2)。
以下、図面を用いて本発明を実施するための形態を説明する。
図1は、画像形成装置のハードウェア構成のブロック図を示す。
なお、本実施形態においては、情報処理装置101にプリンタやリーダーなどを備えた画像形成装置100について説明する。ただし、画像形成装置に限られず、同様の情報処理装置101を用いて、PC(Personal Computer)などの装置を構成することもできる。
図1の画像形成装置100において、情報処理装置101内には、CPU105、ストレージ109、画像処理部110などの、主電源部103からの電源供給を必要とするデバイスが備えられる。
CPU105は、ソフトウェアプログラムを実行して、情報処理装置101の全体を制御する。
RAM107は、CPU105が画像形成装置100を制御する際の一時的なデータの格納などに使用される。ROM106は、画像形成装置100の起動プログラムや各種の設定値などを格納する。
情報処理装置101は、LANコントローラ115とLANI/F116を介して、LAN117に接続される。
ストレージ109は、ストレージ制御部108を介して、CPU105と接続される。ストレージ109は、ハードディスクドライブ(HDD)やソリッドステートドライブ(SSD)などの不揮発性の記憶媒体からなる。また、ストレージ109は、ストレージ本体とは別に、データを一時的に保存するためのキャッシュメモリを備える。
CPU105とストレージ制御部108とは、シリアルATA(Serial Advanced Technology Attachment。以下、「SATA」と称する)で接続される。なお、ストレージ制御部108がない場合には、ストレージ109を直接CPU105に接続する構成にしてもよい。
ストレージ制御部108は、CPU105からの命令により、ストレージ109との間でデータの書き込みや読み出しといった通信を行う。
なお、SATAに代えて、パラレルATA(Parallel Advanced Technology Attachment。以下、「PATA」と称する)I/Fを使用してもよい。詳細な説明は省略するが、その際にPATAコマンドを用いて、SATAと同様の処理を行う。
操作部119は、操作用の液晶パネルやハードキーを備え、ユーザにより入力される指示を受け付ける。操作部I/F118は、情報処理装置100と操作部119とを接続するインターフェースである。
CPU105は、リーダーI/F111を介して、リーダー112と接続される。リーダー112は、ADF(Auto Document Feeder)やスキャナ部を備え、ADFや原稿台に設置された原稿の画像を読み取る。画像処理部110は、読み取られた画像から画像データを生成する。
また、CPU105は、プリンタI/F113を介して、プリンタ114と接続される。プリンタ114は、画像処理部110により生成された画像データに基づいて、画像を用紙(シート)に印刷する。
電源制御部104は、システム異常や電源異常などの、情報処理装置101内に発生する異常検知を行う。
また、画像形成装置100の電力制御を行う。すなわち、電源制御部104は、図2で後述するように、電源102に接続される主電源部103によって生成される電力の各デバイスへの供給および停止を制御する。
このように、本実施形態では、電源制御部104が、異常を検知する機能と、電力の供給および停止を制御する機能の両者を有する。ただし、各機能はそれぞれ別のデバイスにより実行されるものでもよい。
画像形成装置100は、電力モードとして、通常モードの他に、省電力モードを備える。電源制御部104が画像形成装置100の電力モードの変更を制御してもよい。ただし、図1に示す画像形成装置のハードウェア構成のブロック図では、画像形成装置の電力モードに関する構成は示していない。
図2は、画像形成装置内での電源の供給を説明するためのブロック図である。
電源102から入力された電力は、第1電源部201及び第2電源部202へ供給される。
第1電源部201は、図1に示した主電源部103に相当するものであり、電源制御部104へ電源を供給する。電源制御部104は、図2で示す各電源部202、204〜209のOFF/ONを制御する。
図2において、点線(…)は電力を供給するための電力線を示し、実線(−)は制御信号を送受信するための信号線を示す。
電源制御部104は、各デバイス105、108〜110、112、114をそれぞれ個別にOFF/ONできるように、各電源部202、204〜209に電源制御信号220〜226を出力している。
ここで、各デバイスと、各デバイスに対応して設けられ電力を供給する各電源部とを併せて、ブロックと称する。
具体的には、CPU105とCPU電源部204は1つのブロックを構成する。また、画像処理部110と画像処理電源部205も、1つのブロックを構成する。同様に、ストレージ制御部108とストレージ制御電源部206、ストレージ109とストレージ電源部207、プリンタ114とプリンタ電源部208、リーダー112とリーダー電源部209は、それぞれ、1つのブロックを構成する。
電源制御部104は、各ブロックをOFFする際には、各電源部204〜209への電源の供給をOFFするだけではなく、各電荷抜き回路210〜215を有効にして、ブロック毎の規定を守っている。
ここで、電荷抜きとは、デバイスに蓄積されている電荷をアースを通じて除去することを言い、また、電荷抜き回路とはそのために構成される回路を言う。
なお、図2では、電荷抜き回路として、説明を簡潔にするために、トランジスタ227〜232のみを図示しているが、実際には、各ブロックの規定を守るために、抵抗を用いて流れる電流値を調整している。
また、消費電力を抑えるため、プリンタ114やリーダー112のように電力負荷が大きなデバイスを含むブロックのために、第1電源部201とは別に、第2電源部202を用意する。そして、電源制御部104は、必要な時だけ、第2電源部202を介してプリンタ114やリーダー112に電力を供給する。
以下に、本発明の各実施例について、概略を説明する。
実施例1では、異常を検知した場合、ストレージ以外に供給する電源をOFFにして、各ブロックへ電力を供給するための電源部の負荷を軽減する。これにより、ストレージに電力を供給できる時間を長く保持し、キャッシュデータのストレージ本体への書き込み時間を確保できるようにする。
さらに、実施例2では、電源スイッチの構造に応じて、ストレージ電源部への電源制御信号を切り替えることによって、電源SWの状態を確認できない場合にも、キャッシュデータのストレージ本体への書き込み時間を確保できるようにする。
さらに、実施例3では、ストレージ制御部のリセット制御することによって、素早く電源部の負荷を軽減するようにする。
さらに、実施例4では、ストレージ電源部とストレージ制御部のリセット制御を組み合わせることによって、より素早く電源部の負荷を軽減するようにする。
実施例1では、電源制御部104は、異常を検知した場合、ストレージ109以外のブロックに供給する電源をOFFにする。これにより、各ブロックへ電力を供給するための主電源部103の負荷を軽減し、ストレージ109に電力を供給できる時間を長く保持して、ストレージ109本体へのキャッシュデータの書き込み時間を確保するようにする。
図3に、電源制御部104が異常を検知してから、ストレージ109のキャッシュメモリに一時的に保存されているデータ(キャッシュデータ)をストレージ109本体に書き込むための時間を確保する制御を行うためのフローチャートを示す。
S301において、電源制御部104は異常を検知したか否かを判定する。
電源制御部104が検知する異常には、システム異常と電源異常とがある。
システム異常には、例えば、ソフトウェアのハングアップなどにより発生する異常や、温度異常などのために発生するデバイスの動作異常などがある。また、電源異常には、例えば、電源部から供給される入力電圧などに発生する異常などがある。
なお、S301で電源制御部104が異常を検知するまでは、画像形成装置100は通常動作をする。通常動作の場合、電源制御部104は、CPU105からの命令にしたがい、各ブロックの電源制御を行う。通常動作の場合の電源制御とは、例えば、省電力モードへの移行や復帰、シャットダウン制御である。
また、画像形成装置100の電源がOFFである状態では、CPU105はユーザからの電源ONの指示を待つ。一方、画像形成装置100が起動している状態では、CPU105は、ユーザからの電源OFFの指示を受け付け、各ブロックに対してシャットダウン移行の指示を出す。
S301において電源制御部104が異常を検知すると、S302へ移行する。
そして、S302において、電源制御部104はストレージ109以外のブロックの電源をOFFする。具体的には、図2で示した各電源部202、204〜206、208、209へ電源制御信号220〜222、224〜226を送信し、各電源部の出力をOFFにする。また、各トランジスタ227〜229、231、232のゲートにON電圧を出力し、各電荷抜き回路210〜212、214、215を有効にする。
その後、S303において、電源制御部104はストレージ109以外のブロックの電源をOFFした後、一定時間(t1)が経過したかを判定する。一定時間の経過を待つのは、HDDやSSDには通信が切断されてから一定時間以内にキャッシュデータを内部へ移行させる機能を持つデバイスが多いため、その時間を確保するためである。
S303で一定時間(t1)が経過したと判定されると、S304へ移行する。
そして、S304において、電源制御部104はストレージ109の電源をOFFにする。この時、電源制御部104は、他の電源部202、204〜206、208〜209に対するのと同様に、ストレージ電源部207へ電源制御信号223を送信して出力をOFFにする。また、トランジスタ230のゲートにON電圧を出力し、電荷抜き回路213を有効にする。
このように、実施例1では、電源制御部104は、異常を検知した際に、主電源部103の負荷を軽減するために、ストレージ109以外の各ブロックの電源をOFFし、かつ、各ブロックとの通信を切断する。これにより、各ブロックへ供給するための負荷を軽減し、ストレージ109に電力を供給できる時間を長く保持することができるため、ストレージ109本体へのキャッシュデータの書き込み時間を確保することが可能となる。
図4に、実施例1における、具体的な電源制御のタイミングチャートを示す。
図4(1)は、システム異常時における電源制御信号などのタイミングチャートの一例である。また、図4(2)は、電源異常時における電源制御信号などのタイミングチャートの一例である。
図4(1)において、T411は、電源制御部104がシステム異常を検知したタイミングを示す。
システム異常は、例えば、ソフトウェアのハングアップが発生した際に、電源制御部104に備えられたWDT(ウォッチドッグタイマー)などを介して、入力信号の遅延に関する異常を認識することにより、電源制御部104が検知する。また、CPU105が、デバイスの温度異常や動作異常を検知し、電源制御部104に指示をすることにより、電源制御部104が検知する。
電源制御部104は、システム異常を検知すると、ストレージ109以外の各ブロックをOFFする指示を行う(T412)。
ここで、ストレージ109以外の各ブロックへのOFF指示とは、具体的には各電源部202、204〜206、208、209をOFFにし、かつ、各電荷抜き回路210〜212、214、215を有効にすることである。
各電源部202、204〜206、208、209が電源制御部104からOFFの指示を受けると、各ブロックがOFFになる。電源制御部104は、OFFの指示を出力すると、一定時間(t1)の経過を計測する。
一定時間(t1)が経過すると、電源制御部104はストレージ109の電源をOFFする指示を出す。具体的には、ストレージ電源部207にOFFを出力し、電荷抜き回路213を有効にして、ストレージ109への給電を停止する(T413)。
図4(2)において、T421は、電源異常が発生したタイミングを示す。
電源異常は、電源制御部104が、電源102から情報処理装置101に入力される電圧を監視し、想定外のタイミングで入力電圧が低下する(図4(2)の例では、閾値V1以下になる)ことにより検知する。ここで、想定外のタイミングでの電圧低下とは、停電や、電源がONされた状態でコンセントを抜かれた場合に発生するものである。
電源制御部104は、電源異常を検知すると、ストレージ109以外の各ブロックをOFFする指示を行う(T422)。
各電源部202、204〜206、208、209が電源制御部104からOFFの指示を受けると、各ブロックはOFFになる。
ここで、電源制御部104によりストレージ109以外の各ブロックがOFFされたことにより、各ブロックへ供給するための負荷が軽減されるため、電源制御部104からストレージ電源部207に入力される入力電源の電圧低下は緩やかとなる。
電源制御部104は、OFFの指示を出力すると、一定時間(t1)の経過を計測する。
この時、ストレージ109や電源制御部104などに接続されるコンデンサの容量により、入力電源の電圧が低下する速度は異なる。その結果、設定した一定時間(t1)の経過前に、ストレージ電源部207に供給する電源が低下して、ストレージ109がOFFになってしまう可能性もある。
入力電源の電圧が一定時間(t1)以上保持できる場合は、図4(1)と同じタイミングチャートになる。そこで、図4(2)では、入力電源の電圧が一定時間(t1)保持できない場合について説明をする。
例えば、入力電源の電圧が一定電圧以下(図4(2)の例では、閾値V2以下)になってしまうと(T423)、それ以降は、入力電源の電圧低下に応じて、ストレージ109へ供給される電圧は徐々に低下してしまう。
その後、さらに入力電圧が低下してしまう(図4(2)の例では、閾値V3以下になる)と、電源制御部104は動作が停止する(T424)。そして、電源制御部104は、ストレージ電源部207への電力の供給ができなくなり、ストレージ109はOFFになる。
図4のタイミングチャートで示したとおり、実施例1では、電源制御部104は、異常を検知した際に、ストレージ109以外のブロックの電源をOFFする。これにより、各ブロックへ供給するための負荷を軽減し、ストレージ109へ電力を供給する時間をできるだけ長く保持して、キャッシュデータをストレージ109本体に書き込むための時間を確保し、データの消失を防止または低減させることができる。
実施例2では、電源制御部104は、電源スイッチの構造に応じて、ストレージ電源部207への電源制御信号223を切り替え、ストレージ109本体へのキャッシュデータの書き込み時間を確保するようにする。
図5は、実施例1における図3のフローチャートと同様に、電源制御部104が異常を検知してから、キャッシュデータをストレージ109本体に書き込むための時間を確保する制御を行うためのフローチャートである
ここでは、図3のフローチャートと異なる部分を中心に説明する。
S501において、電源制御部104は異常を検知したか否かを判定する。
S501で電源制御部104が異常を検知するまでは、画像形成装置100は通常動作をする。そして、電源制御部104が異常を検知するとS502へ移行する。
S502において、電源制御部104は、主電源部103のスイッチ構造が、シーソーSWであるか、プッシュSWであるかによって以下の処理を切り替える。
シーソーSWである場合は、S503へ移行する。一方、プッシュSWである場合には、S504へ移行する。
電源SWの構造がシーソーSWである場合、S503において、電源制御部104はストレージ109以外のブロックの電源をOFFする。
具体的には、各電源部202、204〜206、208、209への出力をOFFし、電荷抜き回路210〜212、214、215を有効にする。
その後、S505において、電源制御部104はストレージ109以外の電源をOFFした後、一定時間経過したかを判定する。
一方、電源SWの構造がブッシュSWである場合、S504において、電源制御部104は、ストレージ電源部207を含む、各電源部202、204〜209への出力をOFFする。ただし、電源制御部104は、電荷抜き回路210〜212、214、215については有効にするが、ストレージ109の電荷抜き回路213については、無効にした状態を保持する。
ここで、電源SWの構造に応じて制御を切り替える理由は、電源SWの構造によって、異常から復帰させる際に、電源制御部104が電源SWの状態を確認できるか否かが異なるためである。
主電源部103のスイッチ構造がシーソーSWである場合、異常が検知されたことにより主電源部103がOFFしたとき、主電源部103は電源SWのOFF状態を保持することができる。そのため、電源制御部104は、電源SWの状態を確認することにより、誤りなく主電源部103の電源を復旧させることが可能である。
一方、主電源部103のスイッチ構造がプッシュSWである場合には、主電源部103は電源SWのOFF状態を保持することができない。そのため、電源制御部104は、電源SWの状態を確認できず、的確な復旧をすることができない。
したがって、主電源部103のスイッチ構造がプッシュSWである場合は、異常が発生した時にキャッシュメモリの状態をできるだけ長く保持させる必要があり、ストレージ109を含めて、できるだけ負荷を軽減することが要求される。そこで、電源制御部104は、電源SWの構成を判別し、ストレージ109の電源制御を切り替えるようにする。
S504で、電源制御部104が、ストレージ109の電源を含む、電源OFFの指示を出力すると、S505へ移行する。
S505において、電源制御部104は各電源部をOFFした後、一定時間(t1)経過したかを判定する。
S505で一定時間(t1)が経過したと判定されると、S506へ移行する。
そして、S506において、電源制御部104は、ストレージ109の電源がON状態となっているか否かを判定する。すなわち、主電源部103のスイッチ構造が、シーソーSWであるか、プッシュSWであるかを確認する。
ストレージの電源がONである場合は、S507へ移行する。
そして、S507において、電源制御部104は、ストレージ109の電源をOFFさせた後、S508へ移行する。
ストレージ109の電源がOFFである場合は、そのままS508へ移行する。
S508において、電源制御部104はストレージ109の電荷抜き回路213を有効にする。
このように、実施例2においては、電源制御部104は、異常を検知した際に、主電源部103のSW構造がシーソーSWであるかプッシュSWであるかによって、ストレージ109へ供給する電源の制御を切り替える。これにより、主電源部103のSW構造がプッシュSWであり、電源SWの状態を確認できない場合にも、キャッシュデータの書き込み時間をできるだけ確保し、データの消失を防止または低減させることができる。
図6に、実施例2における、具体的な電源制御のタイミングチャートを示す。
図6A(1)は、主電源部103のSW構造がシーソーSWである場合の、システム異常時における電源制御信号などのタイミングチャートの一例である。図6A(2)は、主電源部103のSW構造がプッシュSWである場合の、システム異常時における電源制御信号などのタイミングチャートの一例である。
図6B(3)は、主電源部103のSW構造がシーソーSWである場合の、電源異常時における電源制御信号などのタイミングチャートの一例である。図6B(4)は、主電源部103のSW構造がプッシュSWである場合の、電源異常時における電源制御信号などのタイミングチャートの一例である。
ここでは、図4のタイミングチャートと異なる部分を中心に説明する。
図6A(1)において、T611は、電源制御部104がシステム異常を検知したタイミングを示す。
電源制御部104は、異常を検知すると、ストレージ109以外の各ブロックにOFFの指示を行う(T612)。
各電源部202、204〜206、208、209が電源制御部104からOFFの指示を受けると、各ブロックはOFFになる。
電源制御部104は、OFFの指示を出力すると、一定時間(t1)の経過を計測する。
一定時間(t1)が経過すると、電源制御部104は、ストレージ電源部207にOFFの指示を出し、電荷抜き回路213を有効にして、ストレージ109への給電も停止する(T613)。
ここで、電源SWは、シーソーSWであるため、電源制御部104が異常を検知しても論理を保持し、常にON状態である。
図6A(2)において、T621は、電源制御部104がシステム異常を検知したタイミングを示す。
電源制御部104は、異常を検知すると、ストレージ電源部207を含む、各電源部202、204〜209への出力をOFFする。ただし、電源制御部104は、ストレージ109の電荷抜き回路213については、無効にした状態を保持する(T622)。
各電源部202、204〜206、208、209が電源制御部104からOFFの指示を受けると、各ブロックはOFFになる。
電源制御部104は、OFFの指示を出力すると、一定時間(t1)の経過を計測する。
一定時間(t1)が経過すると、電源制御部104は、ストレージ109の電荷抜き回路213を有効とする(T623)。
ここで、電源SWは、プッシュSWであるため、異常を検知した際に論理が不明であり、ユーザからの指示がない限り、LまたはHに固定されている。図6A(2)の電源制御シーケンスでは、Lに固定されているものとして図示している。
図6B(3)において、T631は、電源制御部104が電源異常を検知したタイミングを示す。
この電源異常は、電源制御部104が、電源102から情報処理装置101に入力される電圧を監視し、想定外のタイミングで入力電圧が低下する(図6B(3)の例では、閾値V1以下になる)ことにより検知する。
電源制御部104は、異常を検知すると、ストレージ109以外の各ブロックをOFFする指示を行う(T632)。
各電源部202、204〜206、208、209が電源制御部104からOFFの指示を受けると、各ブロックはOFFになる。
ここで、電源制御部104によりストレージ109以外の各ブロックがOFFされたことにより、各ブロックへ供給するための負荷が軽減されるため、入力電源の電圧低下は緩やかとなる。
電源制御部104は、OFFの指示を出力すると、一定時間(t1)の経過を計測する。
この時、図4(2)と同様に、設定した一定時間(t1)の経過前に、ストレージ電源部207に供給する電源が低下してしまい、ストレージ109がOFFになる可能性がある。
例えば、入力電源の電圧が一定電圧以下(図6B(3)の例では、閾値V2以下)になってしまうと(T633)、それ以降は、入力電源の電圧低下に応じてストレージ109への供給電圧は徐々に低下してしまう。
その後、さらに入力電圧が低下してしまう(図6B(3)の例では、閾値V3以下)と、電源制御部104は動作が停止する。そして、ストレージ109への電源のON出力を確保できなくなるため、ストレージ109はOFFになる(T634)。
図6B(4)において、T641は、電源制御部104が電源異常を検知したタイミングを示す。
この電源異常は、電源制御部104が、情報処理装置101に入力される電圧を監視し、想定外のタイミングで入力電圧が低下する(図6B(4)の例では、閾値V1以下になる)ことにより検知する。
電源制御部104は、異常を検知すると、ストレージ電源部207を含む、各電源部202、204〜209への出力をOFFする。ただし、電源制御部104は、ストレージ109の電荷抜き回路213については、無効にした状態を保持する(T642)。
各電源部202、204〜209が電源制御部104からOFFの指示を受けると、各ブロックはOFFになる。
電源制御部104によりストレージ109以外の電源がOFFされたことにより、各ブロックへ供給するための負荷が軽減されるため、入力電源の電圧低下は緩やかとなる。
電源制御部104はOFFの指示を出力した後に、一定時間(t1)の経過を計測する。
この時、図6B(3)と同様に、入力電圧が一定電圧以下(図6B(4)の例では、閾値V2以下)になってしまうと、入力電圧の低下に応じてストレージ109への供給電圧は徐々に低下してしまう(T643)。
その後、さらに入力電圧が低下してしまう(図6B(4)の例では、閾値V3以下)と、電源制御部104は動作が停止する。そして、電源制御部104は、ストレージ109への電源の供給ができなくなるため、ストレージ109はOFFになる(T644)。
図6のタイミングチャートで示したとおり、実施例2では、電源SWのSW構造に応じて、ストレージ109の電源制御を切り替えることにより、ストレージ109への電源供給時間を多く確保することが可能となる。これにより、電源SWの状態を確認できない場合にも、キャッシュデータの書き込み時間をできるだけ確保し、データの消失を防止または低減させることができる。
実施例3では、ストレージ制御部108のリセット信号を制御することによって、ストレージ制御部108との通信を切断する。これにより、主電源部103の負荷を軽減し、ストレージ109本体へのキャッシュデータの書き込み時間を確保できるようにする。
図7は、実施例3における画像形成装置のハードウェア構成のブロックである。
図1で示した実施例1との違いは、電源制御部104とCPU105の両方からストレージ制御部108をリセットできるように、ANDゲートを備えている点である。
なお、図7に示した例では、電源制御部104及びCPU105の両方からストレージ制御部108をリセットする場合に出力をLにすることを想定し、ANDゲート701を使用している。しかし、両方からリセットできる構造であれば、回路の論理や構成は異なってもよい。ここでは、図7の構成に基づいて説明をする。
通常、ストレージ制御部108は、CPU105からの指示により動作するため、CPU105から送信されるリセット信号によりリセット状態となる。本実施例では、さらに、電源制御部104が停電などの異常を検知した場合に素早く制御をできるように、異常を検知する電源制御部104から送信されるリセット信号によりストレージ制御部108をリセットできるようにする。
このように、実施例3では、異常が発生した場合に、電源制御部104からもストレージ制御部108をリセットできるようにする。これにより、ストレージ109とストレージ制御部108との間の通信を素早く切断して、キャッシュデータのストレージ109本体への書き込み時間を確保できるようにする。
図8は、実施例1における図3のフローチャートと同様に、電源制御部104が異常を検知してから、キャッシュデータをストレージ109本体に書き込むための時間を確保する制御を行うためのフローチャートである。
ここでは、図3のフローチャートと異なる部分を中心に説明する。
S801において、電源制御部104は異常を検知したか否かを判定する。
S801で電源制御部104が異常を検知するまでは、画像形成装置100は通常動作をする。
S801において電源制御部104が異常を検知すると、S802へ移行する。
そして、S802において、電源制御部104はストレージ制御部108をリセットする。
その後、S803において、電源制御部104はストレージ制御部108をリセットしてから一定時間(t1)経過したかを判定する。
S803で一定時間(t1)が経過したと判定されると、S804へ移行する。
そして、S804において、電源制御部104は各ブロックをOFFさせる。
このように、実施例3では、電源制御部104が異常を検知した際に、電源制御部104がストレージ制御部108をリセットする。これにより、ストレージ109とストレージ制御部108との間の通信を素早く切断して、ストレージ109本体へのキャッシュデータの書き込み時間を長く確保できるようにする。
図9に、実施例3における、具体的な電源制御のタイミングチャートを示す。
図9(1)は、システム異常時における電源制御信号などのタイミングチャートの一例である。また、図9(2)は、電源異常時における電源制御信号などのタイミングチャートの一例である。
ここでは、図4のタイミングチャートと異なる部分を中心に説明する。
図9(1)において、T911は、電源制御部104がシステム異常を検知したタイミングを示す。
電源制御部104は、システム異常を検知すると、ストレージ制御部108をリセットする(T912)。
電源制御部104によりストレージ制御部108がリセットされると、ストレージ制御部108とストレージ109との間の通信は切断される。
電源制御部104は、ストレージ制御部108をリセットすると、一定時間(t1)の経過を計測する。
そして、一定時間(t1)が経過すると、電源制御部104は各電源部にOFFの指示を出し、各ブロックをOFFさせる(T913)。
図9(2)において、T921は、電源制御部104が電源異常を検知したタイミングを示す。
電源制御部104は、情報処理装置101に入力される電圧を監視し、想定外のタイミングで入力電圧が低下する(図9(2)の例では、閾値V1以下になる)と、電源異常を検知する。
電源制御部104は、電源異常を検知すると、ストレージ制御部108をリセットする(T922)。
電源制御部104によりストレージ制御部108がリセットされると、ストレージ制御部108とストレージ109との間の通信は切断される。
電源制御部104はストレージ制御部108をリセットすると、一定時間(t1)の経過を計測する。
この時、図4(2)と同様に、設定した一定時間(t1)の経過前に、ストレージ電源部207に供給する電源が低下してしまい、ストレージ109がOFFになる可能性がある。
例えば、入力電圧が一定電圧以下(図9(2)の例では、閾値V2以下)になってしまうと、入力電源の電圧低下に応じてストレージ109への供給電圧は徐々に低下してしまう(T923)。
その後、さらに入力電圧が低下してしまう(図9(2)の例では、閾値V3以下)と、電源制御部104は動作が停止する。そして、ストレージ109への電源の供給を確保できなくなるため、ストレージ109はOFFになる(T924)。
図9のタイミングチャートで示したとおり、実施例3では、異常を検知した際、電源制御部104がストレージ制御部108をリセットする。これにより、ストレージ制御部108とストレージ109との間の通信が切断され、その結果、キャッシュデータをストレージ109本体に書き込むための時間を確保し、データの消失を防止または低減させることができる。
実施例4では、ストレージ電源部207とストレージ制御部108のリセット制御を組み合わせて、より素早くストレージ109とストレージ制御部108と間の通信を切断する。これにより、主電源部103の負荷をより軽減し、ストレージ109本体へのキャッシュデータの書き込み時間をより長く確保できるようにする。
図10は、実施例4の画像形成装置のハードウェア構成の要部である。
図7で示した実施例3との違いは、電源制御部104からストレージ制御部108へ出力されるリセット信号801と、ストレージ電源部207に出力される電源制御信号802とを組み合わせて、ストレージ109のリセット及び電源制御を行う点である。
電源制御部104は、異常の発生を検知すると、ストレージ制御部108をリセット状態とするとともに、ストレージ電源部207への電源の供給は継続する。そのため、ストレージ電源部207への入力にはORゲート803を、ストレージ109用の電荷抜き回路213への入力にはNANDゲート804を、それぞれ、使用する。
ここでは、ストレージ電源部207は入力がHでONとなり、ストレージ制御部108はは入力がLでリセット状態となる、という前提で説明する。通常時においては、電源制御部104は、電源制御信号802としてHを出力し、リセット信号801としてもHを出力するため、ストレージ電源部207はON、電荷抜き回路213は無効状態である。
電源制御部104は、異常を検知すると、リセット信号801をLとするが、ストレージ電源部207はONを維持し、また、電荷抜き回路213も無効状態を維持させたい。
そこで、電源制御信号802がH、リセット信号801がLでも、ストレージ電源部207のONを維持させるために、ストレージ電源部207への入力側にORゲート803を設ける。また、電荷抜き回路213は、電源制御信号802がH、リセット信号801がLであっても無効状態を維持させるために、電荷抜き回路213への入力側にはNANDゲートを設ける。
このように、実施例4では、電源制御部104は、異常を検知すると、ストレージ制御部108をリセットするとともに、ストレージ109への電源供給は継続させる。これにより、ストレージ109とストレージ制御部108との間の通信をより素早く切断し、ストレージ109本体へのキャッシュデータの書き込み時間をより長く確保できるようにする。
図11に、実施例1における図3のフローチャートと同様に、電源制御部104が異常を検知してから、キャッシュデータをストレージ109本体に書き込むための時間を確保する制御を行うためのフローチャートである。
ここでは、図3のフローチャートと異なる部分を中心に説明する。
S1101において、電源制御部104は異常を検知したか否かを判定する。
S1101で電源制御部104が異常を検知するまでは、画像形成装置100は通常動作をする。
電源制御部104が異常を検知すると、S1102へ移行する。
そして、S1102において、電源制御部104は異常時における制御信号としてLを出力する。異常時における制御信号とは、図10におけるリセット信号801である。
電源制御部104がリセット信号801としてLを出力すると、ストレージ制御部108はリセット状態となるため、ストレージ制御部の108とストレージ109との間の通信は切断される。
その後、S1103において、電源制御部104は、リセット信号801としてLを出力してから、一定時間(t1)経過したかを判定する。一定時間の経過を待つのは、HDDやSSDには通信が切断されてから一定時間以内にキャッシュデータを内部へ移行させる機能を持つデバイスが多いため、その時間を確保するためである。
S1103で一定時間(t1)が経過したと判定されると、S1104へ移行する。
そして、S1104において、ストレージ109の電源をOFFにするため、電源制御部104は電源制御信号802をLに変更する。
このように、実施例4では、ストレージ電源部207の電源制御とストレージ制御部108のリセット制御を組み合わせ、より素早くストレージ109とストレージ制御部108と間の通信を切断する。これにより、主電源部103の負荷をより軽減し、ストレージ109本体へのキャッシュデータの書き込み時間をより長く確保するようにする。
図12に、実施例4における、具体的な電源制御のタイミングチャートを示す。
図12A(1)は、正常なシャットダウンが行われた場合の、電源制御信号などのタイミングチャートの一例である。図12A(2)は、システム異常時における電源制御信号などのタイミングチャートである。また、図12B(3)は、電源異常における電源制御信号などのタイミングチャートである。
ここでは、図4のタイミングチャートと異なる部分を中心に説明する。
図12A(1)において、正常なシャットダウン命令を受けると、CPU105は、シャットダウンを実行するため、制御信号800を出力し、ストレージ制御部108をリセットする(T1211)。
CPU105が制御信号800としてLを出力することにより、ANDゲート701の出力はLになる。そして、ストレージ制御部108がリセット状態となり、ストレージ制御部108とストレージ109との間の通信が切断される。
その後、CPU105はシャットダウン処理を行うために、電源OFFの準備が完了すると、電源制御部104に電源OFFの指示を行う。
電源制御部104は、CPU105から電源OFFの指示を受け取ると、各ブロックをOFFさせる。ここで、図12のタイミングチャートでは、ストレージ109の電源制御に絞って説明をするため、制御信号についてはリセット信号801と電源制御信号802のみを図示する。
電源制御部104は、CPU105から指示を受けると、リセット信号801及び電源制御信号802の出力を変化させる(T1212)。すると、ストレージ電源部207はOFFになり、電荷抜き回路213は有効となり、ストレージ109はOFFとなる。
図12(B)において、T1221は、電源制御部104がシステム異常を検知したタイミングを示す。
電源制御部104は、システム異常を検知すると、リセット信号801をLに変化させる。
リセット信号801がLに変化すると、ストレージ制御部108はANDゲート701を介してリセット状態となる。この時、電源制御部104はストレージ109以外のブロックもOFFさせる。そのため、CPU105も、電源制御部104により電源をOFFされることで、リセット状態へと変化し、これにしたがい、ストレージ制御部108をリセットする制御信号800もLへと変化する。
一方、ストレージ109への給電は継続させるため、電源制御部104は、電源制御信号802をHに保つことにより、ストレージ電源部207をONにし、電荷抜き回路213を無効にした状態を継続させる。
電源制御部104は、リセット信号801にLを変化させると、一定時間(t1)の経過を計測する。
一定時間が経過すると、電源制御部104は、電源制御信号802をLに変化させることにより、ストレージ電源部207にOFFの指示を出し、ストレージ109の電源をOFFさせる(T1222)。
図12B(3)において、T1231は、電源制御部104が電源異常を検知したタイミングを示す。
電源制御部104は、画像形成装置100に入力される電圧を監視し、想定外のタイミングで入力電圧が低下する(図12B(3)の例では、閾値V1以下になる)と、電源異常を検知する。
電源制御部104は、異常を検知すると、リセット信号801をLに変化させる。
リセット信号801がLに変化すると、ストレージ制御部108はANDゲート701を介してリセット状態となる。この時、電源制御部104はストレージ109以外のブロックもOFFさせる。そのため、CPU105も、電源制御部104により電源をOFFされることで、リセット状態へと変化し、これにしたがい、ストレージ制御部108をリセットする制御信号800もLへと変化する。
一方、ストレージ109への給電は継続させるため、電源制御部104は、電源制御信号802をHに保つことにより、ストレージ電源部207をONにし、電荷抜き回路213を無効にした状態を継続させる。
この時、図4(2)同様に、設定した一定時間(t1)の経過前に、ストレージ電源部207に供給する電源が低下してしまい、ストレージ109がOFFになる可能性がある。
例えば、入力電源の電圧が一定電圧以下(図12B(3)の例では閾値V2以下)になってしまうと(T1232)、それ以降は、入力電源の入力電圧の低下に応じて、ストレージ109へ供給される電圧は徐々に低下してしまう。
その後、さらに入力電圧が低下してしまう(図12B(3)の例では閾値V3以下になる。T1233)と、電源制御部104は動作が停止する。そして、電源制御部104は、ストレージ109への電源の供給ができなくなるため、ストレージ109はOFFになる。
図12のタイミングチャートで示したとおり、実施例4ではストレージ電源部207の電源制御とストレージ制御部108のリセット制御を組み合わせて、より素早くストレージ109とストレージ制御部108と間の通信を切断する。これにより、主電源部103の負荷をより軽減し、ストレージ109本体へのキャッシュデータの書き込み時間をより長く確保し、データの消失を防止または低減させることができる。
(その他の実施例)
本発明は、上述の実施例の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。
本発明は上述の実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形が可能であり、それらを本発明の範囲から除外するものではない。即ち、上述の実施例及びその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
100 画像形成装置
101 情報処理装置
103 主電源部
104 電源制御部
105 CPU
108 ストレージ制御部
109 ストレージ
213 電荷抜き回路

Claims (20)

  1. ストレージを含む複数のデバイスと、
    複数の前記デバイスの電源のONおよびOFFの電源制御を行う電源制御手段と、
    情報処理装置に発生する異常を検知する異常検知手段と、
    を有する情報処理装置であって、
    前記異常検知手段が情報処理装置に発生する異常を検知した場合、前記電源制御手段は、前記ストレージの電源をOFFする前に、前記ストレージ以外の少なくとも1つの前記デバイスの電源をOFFする
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記電源制御手段は、前記ストレージ以外の少なくとも1つの前記デバイスに供給する電力を停止してから一定時間が経過した後に、前記ストレージの電源をOFFする
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 複数の前記デバイスには、それぞれ、電荷抜きを行うための複数の電荷抜き手段が設けられる
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記電荷抜き手段は、トランジスタを含む回路から構成される
    ことを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記電源制御手段は、少なくとも1つの前記電荷抜き手段をONすることにより、少なくとも1つの前記デバイスの電源をOFFする
    ことを特徴とする請求項3又は4に記載の情報処理装置。
  6. 複数の前記デバイスのそれぞれに対応して備えられ、複数の前記デバイスのそれぞれに電力を供給する複数の電源部を有する
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. 前記電源制御手段は、複数の前記電源部の少なくとも1つの出力をOFFすることにより、それに対応した前記デバイスの電源をOFFする
    ことを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 前記電源制御手段は、前記ストレージに設けられた電荷抜きを行うための電荷抜き手段をONすることにより、前記ストレージの電源をOFFする
    ことを特徴とする請求項3乃至7のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  9. 前記電源制御手段は、前記ストレージの電源をOFFする際に、前記ストレージに対応して備えられ、前記ストレージに電力を供給する電源部の出力をOFFする
    ことを特徴とする請求項8に記載の情報処理装置。
  10. 前記電源制御手段への電力の供給を行う主電源を有し、
    前記異常検知手段が情報処理装置に発生する異常を検知した場合、前記電源制御手段は、前記主電源のスイッチの構造に応じて、前記ストレージの電源のONおよびOFFの電源制御を行う
    ことを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。
  11. 前記主電源のスイッチの構造がシーソーSWである場合、前記電源制御手段は、前記ストレージの電源をOFFし、前記ストレージに設けられた電荷抜きを行うための電荷抜き手段をONする前に、前記ストレージ以外の少なくとも1つの前記デバイスの電源をOFFする
    ことを特徴とする請求項10に記載の情報処理装置。
  12. 前記主電源のスイッチの構造がプッシュSWである場合、前記ストレージに設けられた電荷抜きを行うための電荷抜き手段をONする前に、前記ストレージの電源及び前記ストレージ以外の少なくとも1つの前記デバイスの電源をOFFする
    ことを特徴とする請求項11に記載の情報処理装置。
  13. 前記異常検知手段が情報処理装置に発生する異常を検知した場合、前記電源制御手段は、前記ストレージの制御を行うストレージ制御手段をリセットする
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  14. 前記電源制御手段は、リセット信号を送信することにより、前記ストレージ制御手段をリセットする
    ことを特徴とする請求項13に記載の情報処理装置。
  15. 前記異常検知手段が情報処理装置に発生する異常を検知した場合、前記電源制御手段は、さらに、前記ストレージに対応して備えられ、前記ストレージに電力を供給する電源部にリセット信号を送信する
    ことを特徴とする請求項14に記載の情報処理装置。
  16. 前記デバイスとして、情報処理装置の全体を制御するCPUを含む
    ことを特徴とする請求項1乃至15のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  17. デバイスとして、画像処理を行う画像処理手段を含む
    ことを特徴とする請求項1乃至16のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  18. 前記デバイスとして、前記ストレージの制御を行うストレージ制御手段を含む
    ことを特徴とする請求項1乃至17のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  19. ストレージを含む複数のデバイスと、
    前記複数のデバイスの電源のONおよびOFFの電源制御を行う電源制御手段と、
    情報処理装置に発生する異常を検知する異常検知手段と、
    を有する情報処理装置の制御方法であって、
    前記異常検知手段が情報処理装置に発生する異常を検知した場合、前記電源制御手段は、前記ストレージの電源をOFFする前に、前記ストレージ以外の少なくとも1つの前記デバイスの電源をOFFする
    ことを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  20. 請求項19の情報処理装置の制御方法をコンピュータにより実行させるためのプログラム。
JP2018144708A 2018-08-01 2018-08-01 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及びプログラム Pending JP2020021293A (ja)

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