JP2020020930A - 光モジュール - Google Patents

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健洋 森
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Abstract

【課題】製造工程等において、発光素子や受光素子とレンズ部材との間で位置ずれが生じることのない光モジュールを提供する。【解決手段】発光素子または受光素子の少なくとも一方が設けられた基板と、前記発光素子からの光が入射する、または、前記受光素子に光を入射させる第1のレンズが設けられたレンズ部材と、前記第1のレンズの中心を結ぶ延長線上において、前記基板と前記レンズ部材とを接着する第1の接着部と、前記基板と前記レンズ部材とを接着する第2の接着部及び第3の接着部と、を有し、前記第2の接着部と前記第3の接着部とは、前記延長線に対し、対称となる位置に設けられていることを特徴とする光モジュールを提供することにより上記課題を解決する。【選択図】 図11

Description

本発明は、光モジュールに関する。
光通信の通信インタフェース規格であるQSFP(Quad Small Form-factor Pluggable)で用いられるQSFP光モジュールには、発光素子や受光素子がプリント基板に実装された光モジュールが内蔵されている。光モジュールは、発光素子及び受光素子が搭載されたプリント基板、レンズを有するレンズ部材等により形成されている。
特許第5280742号公報 国際公開第2012/086429号
ところで、光モジュールでは、発光素子から出射された光がレンズ部材のレンズに入射するように、レンズが集光された光が受光素子に入射するように接着されていることが求められる。しかし、光モジュールの製造工程において、発光素子や受光素子とレンズ部材との位置がずれてしまう場合がある。この場合、発光素子からレンズに入射する光、あるいはレンズから受光素子に入射する光の損失が多くなり、所望の特性を得ることができず、歩留まりの低下を招く。
このため、製造工程等において、発光素子や受光素子とレンズ部材のレンズとの間で位置ずれが生じることのない光モジュールが求められている。
本実施の形態の一観点によれば、発光素子または受光素子の少なくとも一方が設けられた基板と、前記発光素子からの光が入射する、または、前記受光素子に光を入射させる第1のレンズが設けられたレンズ部材と、前記第1のレンズの中心を結ぶ延長線上において、前記基板と前記レンズ部材とを接着する第1の接着部と、前記基板と前記レンズ部材とを接着する第2の接着部及び第3の接着部と、を有し、前記第2の接着部と前記第3の接着部とは、前記延長線に対し、対称となる位置に設けられていることを特徴とする。
開示の光モジュールによれば、製造工程等における発光素子及び受光素子とレンズとの位置ずれを抑制することができる。
光モジュールの上面図 光モジュールの要部断面図 光モジュールの製造方法の工程図(1) 光モジュールの製造方法の工程図(2) 光モジュールの製造方法の工程図(3) 光モジュールの製造方法の工程図(4) 光モジュールの製造工程における接着剤による硬化収縮の説明図 第1の実施の形態の光モジュールの製造工程の工程図(1) 第1の実施の形態の光モジュールの製造工程の工程図(2) 第1の実施の形態の光モジュールの製造工程の工程図(3) 第1の実施の形態の光モジュールの製造工程の工程図(4) 第2の実施の形態の光モジュールのレンズ部材の側面図 第2の実施の形態の光モジュールのレンズ部材の断面図 第2の実施の形態の光モジュールの製造工程の説明図(1) 第2の実施の形態の光モジュールの製造工程の説明図(2) 第2の実施の形態の光モジュールの製造工程の説明図(3) 第2の実施の形態の光モジュールの製造工程の説明図(4) 第2の実施の形態の光モジュールの製造工程の説明図(5) 第2の実施の形態の光モジュールの製造工程の説明図(6) 第2の実施の形態の光モジュールの構造の説明図 第2の実施の形態の光モジュールの第1の接着部の説明図 第2の実施の形態の光モジュールの説明図(1) 第2の実施の形態の光モジュールの説明図(2) 第2の実施の形態の光モジュールの説明図(3) 第2の実施の形態の光モジュールの変形例の説明図(1) 第2の実施の形態の光モジュールの変形例の説明図(2) 第2の実施の形態の光モジュールの変形例の説明図(3) 第2の実施の形態の光モジュールの変形例の説明図(4) 第2の実施の形態の光モジュールの変形例の説明図(5) 第2の実施の形態の光モジュールの変形例の説明図(6) 第2の実施の形態の光モジュールの変形例の説明図(7) 第2の実施の形態の光モジュールの変形例の説明図(8) 第2の実施の形態の光モジュールの変形例の説明図(9) 第3の実施の形態の光モジュールの説明図(1) 第3の実施の形態の光モジュールの説明図(2) 第3の実施の形態の光モジュールの変形例の説明図(1) 第3の実施の形態の光モジュールの変形例の説明図(2)
本発明を実施するための形態について、以下に説明する。尚、同じ部材等については、同一の符号を付して説明を省略する。また、本願においては、X1−X2方向、Y1−Y2方向、Z1−Z2方向を相互に直交する方向とする。また、X1−X2方向及びY1−Y2方向を含む面をXY面と記載し、Y1−Y2方向及びZ1−Z2方向を含む面をYZ面と記載し、Z1−Z2方向及びX1−X2方向を含む面をZX面と記載する。
〔第1の実施の形態〕
発光素子及び受光素子とレンズ部材とを有する光モジュールについて、図1及び図2に基づき説明する。図1は、光モジュールの上面図であり、図2は、要部の断面図である。光モジュールは、プリント基板10の上に、VCSEL(Vertical Cavity Surface Emitting LASER)等の発光素子21及びフォトダイオード等の受光素子、ドライバー23及びTIA(Transimpedance Amplifier)が銀ペースト25a、25bにより接合されている。発光素子21とドライバー23、受光素子とTIA、ドライバー23及びTIAとプリント基板10とは、ボンディングワイヤ26a、26bにより接続されている。尚、プリント基板10は、例えば厚さが約1mmのポリイミド等により形成された基板に、配線や電極端子が形成されている。本願においては、発光素子及び受光素子のいずれか一方、あるいは双方を総称して受発光素子と記載する場合がある。
レンズ部材30は、発光素子21及び受光素子、ドライバー23及びTIAを覆うように、接着剤51、52によりプリント基板10に接着されている。レンズ部材30のプリント基板10と接着されるZ2側の面は略長方形に形成されており、Z1側にはZ1方向に突き出た光透過部35が設けられている。光透過部35が設けられている領域において、レンズ部材30の内側のZ2側には複数の第1のレンズ31が設けられた第1のレンズアレイが形成されており、外側のY2側には複数の第2のレンズ32が設けられた第2のレンズアレイが形成されている。光透過部35には、XY面及びZX面に対し、ともに角度が45°となる平坦な斜面が形成されており、この斜面によりミラー33が形成される。尚、便宜上、本願の他の図面においては、レンズ部材30は、要部のみを記載する場合があり、図2に示すレンズ部材30とは一部構造が異なるものが記載されている場合がある。
レンズ部材30は、光を透過する樹脂材料により形成されている。第2のレンズ32の光が入射または出射する側には、光ファイバ41が接続されたMTフェルール42が接続される。
光モジュールでは、発光素子21よりZ1方向に出射された光は発光素子21側の第1のレンズ31に入射し、レンズ部材30の光透過部35の内部を伝播し、光透過部35に設けられたミラー33において界面反射される。ミラー33で反射された光は、Y2方向に偏向され光透過部35の内部を伝播し、発光素子21側の第2のレンズ32より集光され、MTフェルール42を介し光ファイバ41に入射し、光ファイバ41のコア内をY2方向に伝播する。
また、図示はしないが、光ファイバ41のコア内をY1方向に伝播する光は、MTフェルール42を介し受光素子側の第2のレンズ32に入射し、光透過部35の内部を伝播し、ミラー33において界面反射される。ミラー33で反射された光はZ2方向に偏向されて光透過部35の内部を伝播し、受光素子側の第1のレンズ31より集光され、受光素子に入射し、受光素子が光信号を検出する。
次に、光モジュールの製造工程について、図3から図6に基づき説明する。
最初に、図3に示すように、プリント基板10の上に、発光素子21、受光素子22、ドライバー23、TIA24を取り付ける。図3(a)は、この工程における上面図であり、図3(b)は、図3(a)の一点鎖線3A−3Bにおいて切断した断面図である。また、図示はしないが、プリント基板10には、配線及び電極となる端子が形成されている。発光素子21及び受光素子22を銀ペースト25aによりプリント基板10に接合し、ドライバー23及びTIA24を銀ペースト25bによりプリント基板10に接合する。この後、発光素子21の不図示の電極とドライバー23の不図示の電極、受光素子22の不図示の電極とTIA24の不図示の電極をボンディングワイヤ26aにより接続し、更に、ドライバー23の不図示の電極とプリント基板10の不図示の電極、TIA24の不図示の電極とプリント基板10の不図示の電極をボンディングワイヤ26bにより接続する。
次に、図4に示すように、プリント基板10の上にレンズ部材30を位置合わせして載置する。図4(a)は、この工程における上面図であり、図4(b)は、図4(a)の一点鎖線4A−4Bにおいて切断した断面図である。発光素子21の発光中心と、各発光素子21に対応する第1のレンズ31の中心とが一致し、受光素子22の受光中心と、各受光素子22に対応する第1のレンズ31の中心とが一致するように位置合わせをして、レンズ部材30をプリント基板10の上に載置する。尚、本願においては、複数の第1のレンズ31の中心を結ぶ線、また、第1のレンズ31の光軸中心となる線を二点鎖線で示す。
次に、図5に示すように、プリント基板10とレンズ部材30とを接着剤51により仮接着する。図5(a)は、この工程における上面図であり、図5(b)は、図5(a)の一点鎖線5A−5Bにおいて切断した断面図である。仮接着では、各第1のレンズ31の中心を結ぶ二点鎖線で示される延長線上のレンズ部材30のX1側の側面30a及びX2側の側面30bに、紫外線硬化樹脂等の接着剤51を塗布し、プリント基板10とレンズ部材30とを接着する。
次に、図6に示すように、プリント基板10とレンズ部材30とを接着剤52により本接着する。図6(a)は、この工程における上面図であり、図6(b)は、図6(a)の一点鎖線6A−6Bにおいて切断した断面図である。本接着では、レンズ部材30の側面30a、側面30b、Y1側の面30cに、エポキシ系接着剤等の接着剤52を塗布することにより、プリント基板10とレンズ部材30とを接着する。
このように、プリント基板10とレンズ部材30との接着を仮接着と本接着の2段階で行い、接着剤51によりプリント基板10とレンズ部材30とを仮固定した後、接着剤52による本接着を行うことにより、第1のレンズ31の中心と、発光素子21の発光中心及び受光素子22の受光中心との位置ずれが生じることを抑制している。
ところで、接着剤52に用いられるエポキシ系接着剤では、硬化させる際に硬化収縮が生じる。しかし、図6等に示されるように、レンズ部材30の周囲に塗布されている接着剤52は、第1のレンズ31の中心を結ぶX1−X2方向の延長線を基準としてY2側よりもY1側の方が多い。このため、図7に示されるように、接着剤52を硬化させると硬化収縮により、破線矢印の方向にレンズ部材30が引っ張られる。この際、接着剤52が多く塗布されているY1側にレンズ部材30は引っ張られる。一方、仮接着に用いた接着剤51は少量であり、塗布されている領域も狭いため、接着剤52の硬化収縮により生じる力に抗うことができず、プリント基板10に対しレンズ部材30がY1方向に動いてしまう。これにより、第1のレンズ31の中心と発光素子21の発光中心及び受光素子22の受光中心との位置ずれが生じ、第1のレンズ31と発光素子21及び受光素子22との間の光損失が増加し、更には、歩留まりの低下を招く。
尚、光モジュールには、MTフェルール42が接続されるが、レンズ部材30はMTフェルール42との接続の際にY1方向に働く力を受ける場合があり、また、MTフェルール42に接続されている光ファイバ41は、一般的に、光ファイバ41が弛むように曲げられて設置されているため、光ファイバ41が伸びる方向、即ち、Y1方向に向かう力が継続的に生じる。これらの力により、レンズ部材30の第1のレンズ31の中心と発光素子21の発光中心及び受光素子22の受光中心との間において位置ずれが生じる場合があり、この場合においても、レンズ部材30の第1のレンズ31と発光素子21及び受光素子22との間における光損失が増加し、更には、歩留まりの低下を招く。
(光モジュール)
第1の実施の形態における光モジュールの製造方法に基づき説明する。
最初に、図8に示すように、プリント基板10の上に、発光素子21、受光素子22、ドライバー23、TIA24を取り付ける。
次に、図9に示すように、プリント基板10の上に、レンズ部材30を位置合わせして載置する。
次に、図10に示すように、プリント基板10とレンズ部材30とを第1の接着部151により仮接着する。具体的には、第1のレンズ31の中心を結ぶ二点鎖線で示される延長線上において、レンズ部材30のX1側の側面30a及びX2側の側面30bに紫外線硬化樹脂等の接着剤を塗布し、紫外線を照射することにより接着剤を硬化させる。これにより、レンズ部材30とプリント基板10と仮接着する。
次に、図11に示すように、プリント基板10とレンズ部材30とを第2の接着部152及び第3の接着部153により本接着する。具体的には、側面30a、及び側面30bの第1の接着部151の両側にエポキシ系接着剤等の接着剤を塗布し、接着剤を硬化させる。これにより、プリント基板10とレンズ部材30とを本接着する。
本実施の形態においては、第1の接着部151の中心からY1側の第2の接着部152の中心までの距離W1と、第1の接着部151の中心からY2側の第3の接着部153の中心までの距離W2とが等しくなるように、即ち、二点鎖線で示される複数の第1のレンズ31の中心を結ぶ延長線に対し、第2の接着部152と第3の接着部153とが対称となるように、接着剤を塗布する。尚、第2の接着部152の接着剤と第3の接着部153の接着剤との量は同じである。
このように、第1の接着部151からの距離が均等となる位置に接着剤を塗布することにより、第2の接着部152を形成する接着剤が硬化収縮する際にはレンズ部材30をY1方向に引っ張る方向に力が生じ、第3の接着部153を形成する接着剤が硬化収縮する際にはレンズ部材30をY2方向に引っ張る方向に力が生じるが、この2つの力は略同じである。このため、プリント基板10に対しレンズ部材30が動くことはなく、レンズ部材30は仮接着された位置に固定される。従って、第1のレンズ31の中心と発光素子21の発光中心及び受光素子22の受光中心との位置ずれが生じることはなく、第1のレンズ31と発光素子21及び受光素子22との間の光損失の増加を防ぎ、歩留まりの低下を抑制することができる。
尚、上記の説明では、レンズ部材30はミラー33が設けられている構造のものであるが、対応する第1のレンズ31と第2のレンズ32とが光導波路により接続されているものであってもよい。
〔第2の実施の形態〕
第2の実施の形態について説明する。図12は、レンズ部材230の側面図であり、図13は、図12における一点鎖線12A−12Bにおいて切断した断面図である。図13では、便宜上、第1のレンズ31の位置を破線で示している。本実施の形態における光モジュールでは、図12及び図13に示されるように、レンズ部材230には、二点鎖線で示される複数の第1のレンズ31の中心を結ぶ延長線上のX1側の側面230a及びX2側の側面230bには、第1の凹部231が設けられている。更に、第1の凹部231のY1−Y2方向の両側に、等間隔で第2の凹部232及び第3の凹部233が設けられている。第1の凹部231、第2の凹部232及び第3の凹部233は、矩形形状である。
第1の凹部231、第2の凹部232及び第3の凹部233は、プリント基板10と接続されるレンズ部材230のZ2側に設けられている。第2の凹部232は第1の凹部231よりもY1側に設けられており、第3の凹部233は第1の凹部231よりもY2側に設けられている。第1の凹部231の中心と第2の凹部232の中心との間隔W11と、第1の凹部231の中心と第3の凹部233の中心との間隔W12とは等しくなるように形成されている。即ち、第2の凹部232と第3の凹部233は、複数の第1のレンズ31の中心を結ぶ延長線に対し、対称となる位置に設けられている。
次に、本実施の形態における光モジュールの製造方法について、図14から図19に基づき説明する。尚、図14から図19では、便宜上、発光素子21、受光素子22、ドライバー23、TIA24は省略されている。また、図15、図17、図19においては、便宜上、第1のレンズ31の位置を破線で示す。
光モジュールを製造する際には、最初に、図14及び図15に示すように、プリント基板10の上にレンズ部材230を位置合わせして載置する。図14は、この工程における側面図であり、図15は、図14における一点鎖線14A−14Bにおいて切断した断面図である。尚、図14における二点鎖線は第1のレンズ31の光軸中心となる線を示し、図15における二点鎖線は複数の第1のレンズ31の中心を結ぶ線を示す。図16から図20、図23、図24においても同様である。
次に、図16及び図17に示すように、プリント基板10とレンズ部材230とを第1の接着部251により仮接着する。図16は、この工程の側面図であり、図17は、図16における一点鎖線16A−16Bにおいて切断した断面図である。レンズ部材230の側面230a及び側面30b側の第1の凹部231に紫外線硬化樹脂等の接着剤を塗布し、紫外線を照射することにより接着剤を硬化させ、レンズ部材230とプリント基板10と仮接着する。
次に、図18及び図19に示すように、プリント基板10とレンズ部材230とを第2の接着部252及び第3の接着部253により本接着する。具体的には、レンズ部材230の第2の凹部232及び第3の凹部233が形成された位置にエポキシ系接着剤等の接着剤を塗布して接着剤を硬化させ、プリント基板10とレンズ部材230とを本接着する。尚、第2の凹部232に塗布される接着剤と第3の凹部233に塗布される接着剤との量とは同じである。
また、第1の凹部231が設けられていれば、第2の凹部232及び第3の凹部233は設けられることなく、第2の接着部252及び第3の接着部253に対応する接着部が設けられているものであってもよい。更には、この逆であってもよい。
本実施の形態においては、複数の第1のレンズ31の中心を結ぶ延長線に対し、第2の接着部252と第3の接着部253とが対称となる位置に形成されている。即ち、第2の接着部252から第1の接着部251からまでの距離と、第3の接着部253から第1の接着部251からまでの距離とが等しい。従って、第2の接着部252を形成する接着剤が硬化収縮する際の力と、第3の接着部253を形成する接着剤が硬化収縮する際の力は略同じであり、レンズ部材230は均等な力で引っ張られるため、プリント基板10に対しレンズ部材230が動くことはなく、プリント基板10に対しレンズ部材230を所望の位置に固定することができる。
従って、図20に示されるように、第1のレンズ31の中心と発光素子21の発光中心及び受光素子22の受光中心との位置ずれが生じることはなく、第1のレンズ31と発光素子21及び受光素子22との間における光損失の増加を防ぎ、歩留まりの低下を抑制することができる。図20は、このように作成された光モジュールにおける発光素子21、受光素子22、ドライバー23、TIA24とレンズ部材230の第1のレンズ31の位置関係を模式的に示す。
本実施の形態においては、レンズ部材230には、第1の凹部231、第2の凹部232、第3の凹部233が形成されている。これにより、図21に示されるように、各凹部に塗布した接着剤により接着した場合、凹部が設けられていない場合と比較して接着剤の接着面積が広くなる。このため、プリント基板10とレンズ部材230との接着強度が向上する。
第2の接着部252及び第3の接着部253を形成する際には、これらを形成する接着剤の硬化収縮による力がレンズ部材230に働くが、第1の接着部251は第1の凹部231の奥まで入り込んでいるため、第1の接着部251によるアンカー効果により、レンズ部材230が動くことを更に防ぐことができる。
また、第2の凹部232における第2の接着部252、及び、第3の凹部233における第3の接着部253においても、接着剤の接着面積が広くなるため、プリント基板10とレンズ部材230との接着強度を向上し、また、接着剤が硬化した後は、レンズ部材230が外力を受けても、アンカー効果により、レンズ部材230が動くことを防ぐことができる。
図22に示すように、プリント基板10のレンズ部材230の近傍に電子部品11等が設けられている場合、塗布された接着剤が電子部品11等にまで濡れ広がると、接着剤の接着面積にバラツキが生じ、接着強度にもバラツキが生じるため好ましくない。しかし、第1の凹部231が形成されている場合、塗布された接着剤は第1の凹部231内に入り込むため、電子部品11の近傍まで接着剤が濡れ広がることが抑制される。このことは、第2の凹部232における第2の接着部252、及び、第3の凹部233における第3の接着部253についても同様である。
本実施の形態における光モジュールでは、第1の接着部251、第2の接着部252及び第3の接着部253は同じ接着剤、例えばすべて紫外線硬化樹脂による接着剤により形成してもよい。しかしながら、強度等の観点からは、第1の接着部251を紫外線硬化樹脂による接着剤により形成し、第2の接着部252及び第3の接着部253をエポキシ系接着剤等の熱硬化樹脂による接着剤により形成することが好ましい。
本実施の形態における光モジュールでは、図23に示すように、第1の凹部231の中心と第2の凹部232の中心との間隔W11と、第1の凹部231の中心と第3の凹部233の中心との間隔W12は、広く形成してもよい。例えば、間隔W11及び間隔W12は、図13に示す場合では、約2mmであるが、図23に示す場合のように、間隔W11及び間隔W12が、等しく5〜6mmとなるように形成してもよい。
図24に示されるように、第2の凹部232及び第3の凹部233を、それぞれの数が等しくなるように複数設けてもよい。この場合、第2の接着部252及び第3の接着部253も、複数の第1のレンズ31の中心を結ぶ延長線に対し対称となる位置に形成され、第2の接着部252と第3の接着部253の数も等しくなる。
(変形例)
本実施の形態における光モジュールは、図25に示すように、第1の凹部231aをレンズ部材230の内部方向に向かって狭くなるように形成してもよい。また、図26に示すように、第1の凹部231bをレンズ部材230のZ2側の端ではなく端部の近傍に設けてもよい。また、図27に示すように、第1の凹部231cを曲面により形成してもよい。尚、第1の凹部231a、第1の凹部231b、第1の凹部231cの形状は、第2の凹部232及び第3の凹部233にも適用可能である。
図28に示すように、プリント基板10の第1の凹部231に対応する位置に基板凹部211aを設け、第1の凹部231及び基板凹部211aに接着剤を塗布して第1の接着部251を形成してもよい。プリント基板10に基板凹部211aを設けることにより、接着剤が基板凹部211aにも入り込むため、接着面積が広くなり、第1の接着部251によるプリント基板10とレンズ部材230との接着強度を向上させることができる。
同様に、図29に示すように、レンズ部材230に第1の凹部231bが設けられている場合には、プリント基板10のレンズ部材230の外側に基板凹部211bを設け、第1の凹部231b及び基板凹部211bに接着剤を塗布してもよい。また、図30に示すように、プリント基板10の第1の凹部231cに対応する位置に基板凹部211cを設け、第1の凹部231c及び基板凹部211cに接着剤を塗布してもよい。これらの場合においても同様の効果を得ることができる。
図31に示すように、プリント基板10の第1の凹部231に対応する位置に貫通穴212aを設け、第1の凹部231及び貫通穴212aに接着剤を塗布してもよい。プリント基板10に貫通穴212aを設けることにより、接着剤が貫通穴212aにも入り込むため、接着面積が広くなり、第1の接着部251によるプリント基板10とレンズ部材230との接着強度を更に向上させることができる。
同様に、図32に示すように、レンズ部材230に第1の凹部231bを設けた場合には、プリント基板10のレンズ部材230の外側に貫通穴212bを設け、第1の凹部231b及び貫通穴212bに接着剤を塗布してもよい。また、図33に示すように、プリント基板10の第1の凹部231cに対応する位置に貫通穴212cを設け、第1の凹部231c及び貫通穴212cに接着剤を塗布してもよい。これらの場合においても同様の効果を得ることができる。
〔第3の実施の形態〕
第3の実施の形態について説明する。本実施の形態は、図18及び図19に示される工程の後、更に、図34及び図35に示されるように、プリント基板10とレンズ部材230を第4の接着部351により固定したものである。これにより、プリント基板10とレンズ部材230との接着強度を更に向上させることができる。具体的には、第2の実施の形態における図18及び図19に示される工程の後、図34及び図35に示されるように、レンズ部材230のY1側の面230cに接着剤を塗布して硬化させることにより、第4の接着部351を2ヶ所形成する。これにより、プリント基板10とレンズ部材230との接着強度を更に向上させることができる。尚、本実施の形態は、図36に示すように、第4の接着部351を面230cの1ヶ所に形成したものであってもよい。
本実施の形態は、図37に示すように、レンズ部材230のX1側の角部230dの近傍の側面230a及びY1側の面230c、レンズ部材230のX2側の角部230eの近傍の側面230b及び面230cに接着剤を塗布して硬化させることにより、第4の接着部352を形成してもよい。図34、図36、図37では、便宜上、発光素子21、受光素子22、ドライバー23、TIA24は省略されている。
尚、上記以外の内容については、第2の実施の形態と同様である。
以上、本発明の実施に係る形態について説明したが、上記内容は、発明の内容を限定するものではない。
10 プリント基板
21 発光素子
22 受光素子
30、230 レンズ部材
31 第1のレンズ
32 第2のレンズ
33 ミラー
41 光ファイバ
42 MTフェルール
151、251 第1の接着部
152、252 第2の接着部
153、253 第3の接着部
231 第1の凹部
232 第2の凹部
233 第3の凹部

Claims (9)

  1. 発光素子または受光素子の少なくとも一方が設けられた基板と、
    前記発光素子からの光が入射する、または、前記受光素子に光を入射させる第1のレンズが設けられたレンズ部材と、
    前記第1のレンズの中心を結ぶ延長線上において、前記基板と前記レンズ部材とを接着する第1の接着部と、
    前記基板と前記レンズ部材とを接着する第2の接着部及び第3の接着部と、
    を有し、
    前記第2の接着部と前記第3の接着部とは、前記延長線に対し、対称となる位置に設けられていることを特徴とする光モジュール。
  2. 発光素子または受光素子の少なくとも一方が設けられた基板と、
    前記発光素子からの光が入射、または、前記受光素子に光を入射させる第1のレンズが設けられたレンズ部材と、
    を有し、
    前記レンズ部材は、前記第1のレンズの中心を結ぶ延長線上において、側面に設けられた第1の凹部と、
    前記基板と前記レンズ部材とを接着する第2の接着部及び第3の接着部と、
    を有し、
    前記第2の接着部と前記第3の接着部とは、前記延長線に対し、対称となる位置に設けられていることを特徴とする光モジュール。
  3. 前記レンズ部材は、前記第1の凹部の両側に設けられた第2の凹部及び第3の凹部とを有し、
    前記第2の凹部と前記第3の凹部とは、前記延長線に対し、対称となる位置に設けられていることを特徴とする請求項2に記載の光モジュール。
  4. 前記レンズ部材は、前記第2の接着部に対応する位置に第2の凹部を有しており、前記第3の接着部に対応する位置に第3の凹部を有していることを特徴とする請求項1に記載の光モジュール。
  5. 前記基板には、前記第1の凹部に対応する位置に基板凹部が設けられていることを特徴とする請求項2または3に記載の光モジュール。
  6. 前記基板には、前記第2の凹部に対応する位置、及び、前記第3の凹部に対応する位置に基板凹部が設けられていることを特徴とする請求項3または4に記載の光モジュール。
  7. 前記基板には、前記第1の凹部に対応する位置に貫通穴が設けられていることを特徴とする請求項2または3に記載の光モジュール。
  8. 前記基板には、前記第2の凹部に対応する位置、及び、前記第3の凹部に対応する位置に貫通穴が設けられていることを特徴とする請求項3または4に記載の光モジュール。
  9. 前記基板と前記レンズ部材とを接着する第4の接着部が設けられていることを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載の光モジュール。
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