JP2020020886A - 粉体補給装置及び画像形成装置 - Google Patents

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啓明 岡本
Hiroaki Okamoto
啓明 岡本
松本 純一
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純一 松本
久保 達哉
Tatsuya Kubo
達哉 久保
俊太郎 田巻
Shuntaro Tamaki
俊太郎 田巻
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Abstract

【課題】トナーエンドの判定を精度よく行うことが可能となる粉体補給装置及び画像形成装置を提供する。【解決手段】粉体容器と、一端側が粉体容器に挿入され、一端側の上部に粉体容器からの粉体を受け入れる開口部を有する搬送管と、搬送管内の粉体を搬送する搬送スクリューと、粉体容器内の粉体を開口部に汲み上げる汲み上げ部とを備え、粉体容器内の粉体を、被補給部へ補給する粉体補給装置において、搬送スクリューの搬送能力を、粉体容器の粉体が空になる直前の汲み上げ部の汲み上げ量に応じた搬送能力以下に設定した。【選択図】図12

Description

本発明は、粉体補給装置及び画像形成装置に関するものである。
従来、粉体容器と、一端側が粉体容器に挿入され、一端側の上部に粉体容器からの粉体を受け入れる開口部を有する搬送管と、搬送管内の粉体を搬送する搬送スクリューと、粉体容器内の粉体を開口部に汲み上げる汲み上げ部とを備え、粉体容器内の粉体を、被補給部へ補給する粉体補給装置が知られている。
特許文献1には、上記粉体補給装置として、搬送スクリューの回転数を検出して粉体補給量を算出し、粉体容器使用初期から累積的に算出した粉体補給量が使用初期の粉体容器内の粉体量に達した場合には、トナーエンドと判定するものが記載されている。
しかしながら、特許文献1に記載の粉体補給装置においては、トナーエンドの判定などを精度よく行えないおそれがあった。
上述した課題を解決するために、本発明は、粉体容器と、一端側が前記粉体容器に挿入され、前記一端側の上部に粉体容器からの粉体を受け入れる開口部を有する搬送管と、前記搬送管内の粉体を搬送する搬送スクリューと、前記粉体容器内の粉体を前記開口部に汲み上げる汲み上げ部とを備え、前記粉体容器内の粉体を、被補給部へ補給する粉体補給装置において、前記搬送スクリューの搬送能力を、前記粉体容器の粉体が空になる直前の前記汲み上げ部の汲み上げ量に応じた搬送能力以下に設定したことを特徴とするものである。
本発明によれば、トナーエンドの判定を精度よく行うことが可能となる。
本実施形態の複写機の概略構成図。 イエローに対応した作像部の概略構成を示す模式図。 トナー補給装置を示す模式図。 トナー補給装置の部分概略断面図。 トナー容器収容部に四つのトナー容器が設置された状態を示す概略斜視図。 容器本体の容器ギヤ側の断面斜視図。 K色のトナー補給装置に駆動力を伝達する様子を示す容器回転駆動部の概略構成図。 C色のトナー補給装置に駆動力を伝達する様子を示す容器回転駆動部の概略構成図 (a)は、従来のトナー補給装置の概略構成図であり、(b)は、本実施形態のトナー補給装置の概略構成図。 (a)は、トナー容器内のトナーの量が多いときのトナーの補給について説明する図であり、(b)は、トナー容器内のトナーの量が少なくなってきたときのトナー補給について説明する図。 (a)は、搬送スクリューの回転数が550[rpm]のときのトナー容器内のトナー残量と、現像装置へのトナー補給量との関係を調べたグラフであり、(b)は、搬送スクリューの回転数が300[rpm]のときのトナー容器内のトナー残量と、現像装置へのトナー補給量との関係を調べたグラフ。 (a)は、搬送スクリューの回転数が550[rpm]のときの、トナー容器が空となる直前の汲み上げ量と、搬送能力と、汲み上げ能力と、トナー補給量との関係を示すグラフであり、(b)は、搬送スクリューの回転数が550[rpm]のときの、トナー容器が空となる直前の汲み上げ量と、搬送能力と、汲み上げ能力と、トナー補給量との関係を示すグラフである。
以下、本発明を画像形成装置としての複写機(以下、複写機500という)に適用した、本発明の一実施形態について説明する。
図1は、本実施形態の複写機500の概略構成図である。複写機500は、複写機装置本体(以下、プリンタ部100という)、給紙テーブル(以下、給紙部200という)及びプリンタ部100上に取り付けるスキャナ(以下、スキャナ部400という)から構成される。
プリンタ部100の上部に設けられたトナー容器収容部70には、各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)に対応した四つの粉体物収納容器としてのトナー容器32(Y,M,C,K)が着脱自在(交換自在)に設置されている。トナー容器収容部70の下方には中間転写ユニット85が配設されている。
中間転写ユニット85は、中間転写ベルト48、四つの一次転写バイアスローラ49(Y,M,C,K)、二次転写バックアップローラ82、複数のテンションローラ、及び、中間転写クリーニング装置等で構成される。中間転写ベルト48は、複数のローラ部材によって張架、支持されるとともに、この複数のローラ部材の1つである二次転写バックアップローラ82の回転駆動によって図1中の矢印方向に無端移動する。
プリンタ部100には、中間転写ベルト48に対向するように、各色に対応した四つの作像部46(Y,M,C,K)が並設されている。また、四つのトナー容器32(Y,M,C,K)の下方には、それぞれに対応した四つのトナー補給装置60(Y,M,C,K)が配設されている。そして、トナー容器32(Y,M,C,K)に収容されたトナーは、それぞれに対応するトナー補給装置60(Y,M,C,K)によって、各色に対応した作像部46(Y,M,C,K)の現像装置(粉体物使用部)内に供給(補給)される。
また、図1に示すように、プリンタ部100は四つの作像部46の下方に潜像形成手段である露光装置47を備える。露光装置47は、スキャナ部400で読み込んだ原稿画像の画像情報またはパーソナルコンピュータ等の外部装置から入力される画像情報に基づいて、後述する感光体41の表面に対して露光し、感光体41の表面に静電潜像を形成する。プリンタ部100が備える露光装置47は、レーザーダイオードを用いたレーザービームスキャナ方式を用いているが、露光手段としてはLEDアレイを用いるものなど他の構成でも良い。
図2は、イエローに対応した作像部46Yの概略構成を示す模式図である。
作像部46Yは、潜像担持体であるドラム状の感光体41Yを備える。さらに、作像部46Yは、帯電手段である帯電ローラ44Y、現像手段である現像装置50Y、感光体クリーニング装置42Y、除電装置等を感光体41Yの周囲に配設した構成である。そして、感光体41Y上で、作像プロセス(帯電工程、露光工程、現像工程、転写工程、クリーニング工程)が行われて、感光体41Y上にイエロー画像が形成されることになる。
なお、他の三つの作像部46(M,C,K)も、使用されるトナーの色が異なる点以外は、イエローに対応した作像部46Yとほぼ同様の構成となっていて、各感光体41(M,C,K)上にそれぞれのトナーに対応した色の画像が形成される。以下、他の三つの作像部46(M,C,K)の説明を適宜に省略して、イエローに対応した作像部46Yのみの説明を行うことにする。
感光体41Yは、駆動モータによって図2中の時計回り方向に回転駆動する。そして、帯電ローラ44Yと対向する位置で、感光体41Yの表面が一様に帯電される(帯電工程)。その後、感光体41Yの表面は、露光装置47から発せられたレーザ光Lの照射位置に達して、この位置での露光走査によってイエローに対応した静電潜像が形成される(露光工程)。その後、感光体41Yの表面は、現像装置50Yとの対向位置に達して、この位置で静電潜像が現像されて、イエローのトナー像が形成される(現像工程)。
中間転写ユニット85の四つの一次転写バイアスローラ49(Y,M,C,K)は、それぞれ、中間転写ベルト48を感光体41(Y,M,C,K)との間に挟み込んで一次転写ニップを形成している。そして、一次転写バイアスローラ49(Y,M,C,K)に、トナーの極性とは逆の転写バイアスが印加される。
現像工程でトナー像が形成された感光体41Yの表面は、中間転写ベルト48を挟んで一次転写バイアスローラ49Yと対向する一次転写ニップに達して、この一次転写ニップで感光体41Y上のトナー像が中間転写ベルト48上に転写される(一次転写工程)。このとき、感光体41Y上には、僅かながら未転写トナーが残存する。一次転写ニップでトナー像を中間転写ベルト48に転写した感光体41Yの表面は、感光体クリーニング装置42Yとの対向位置に達する。この対向位置で感光体41Y上に残存した未転写トナーがクリーニングブレード42aによって機械的に回収される(クリーニング工程)。最後に、感光体41Yの表面は、除電装置との対向位置に達して、この位置で感光体41Y上の残留電位が除去される。こうして、感光体41Y上で行われる一連の作像プロセスが終了する。
このような作像プロセスは、他の作像部46(M,C,K)でも、イエロー作像部46Yと同様に行われる。すなわち、作像部46(M,C,K)の下方に配設された露光装置47から、画像情報に基づいたレーザ光Lが、各作像部46(M,C,K)の感光体41(M,C,K)上に向けて照射される。詳しくは、露光装置47は、光源からレーザ光Lを発して、そのレーザ光Lを回転駆動されたポリゴンミラーで走査しながら、複数の光学素子を介して各感光体41(M,C,K)上に照射する。その後、現像工程を経て各感光体41(M,C,K)上に形成した各色のトナー像を、中間転写ベルト48上に転写する。
このとき、中間転写ベルト48は、図1中の矢印方向に走行して、各一次転写バイアスローラ49(Y,M,C,K)の一次転写ニップを順次通過する。これにより、各感光体41(Y,M,C,K)上の各色のトナー像が、中間転写ベルト48上に重ねて一次転写され、中間転写ベルト48上にカラートナー像が形成される。
各色のトナー像が重ねて転写され、カラートナー像が形成された中間転写ベルト48は、二次転写ローラ89との対向位置に達する。この位置では、二次転写バックアップローラ82が、二次転写ローラ89との間に中間転写ベルト48を挟み込んで二次転写ニップを形成している。そして、中間転写ベルト48上に形成されたカラートナー像は、二次転写ニップの位置に搬送された転写紙等の記録媒体P上に転写される。このとき、中間転写ベルト48には、記録媒体Pに転写されなかった未転写トナーが残存する。二次転写ニップを通過した中間転写ベルト48は、中間転写クリーニング装置の位置に達し、その表面上の未転写トナーが回収され、中間転写ベルト48上で行われる一連の転写プロセスが終了する。
次に、記録媒体Pの動きについて説明する。
上述した二次転写ニップに搬送される記録媒体Pは、プリンタ部100の下方に配設された給紙部200の給紙トレイ26から、給紙ローラ27やレジストローラ対28等を経由して搬送されるものである。詳しくは、給紙トレイ26には記録媒体Pが複数枚重ねて収納されている。そして、給紙ローラ27が図1中の反時計回り方向に回転駆動されると、一番上の記録媒体Pがレジストローラ対28の二つのローラによって形成されるローラニップに向けて搬送される。
レジストローラ対28に搬送された記録媒体Pは、回転駆動を停止したレジストローラ対28のローラニップの位置で一旦停止する。そして、中間転写ベルト48上のカラートナー像が二次転写ニップに到達するタイミングに合わせて、レジストローラ対28が回転駆動されて、記録媒体Pが二次転写ニップに向けて搬送される。これにより、記録媒体P上に、所望のカラートナー像が転写される。
二次転写ニップでカラートナー像が転写された記録媒体Pは、定着装置86の位置に搬送される。定着装置86では、定着ベルト及び加圧ローラによる熱と圧力とにより、表面に転写されたカラートナー像が記録媒体P上に定着される。定着装置86を通過した記録媒体Pは、排紙ローラ対29のローラ間を経て、装置外へと排出される。排紙ローラ対29によって装置外に排出された記録媒体Pは、出力画像として、スタック部30上に順次スタックされる。こうして、複写機500における一連の画像形成プロセスが完了する。
次に、作像部46における現像装置50の構成及び動作について、さらに詳しく説明する。なお、ここではイエローに対応した作像部46Yを例に挙げて説明を行うが、他色の作像部46(M,C,K)においても同様である。
現像装置50Yは、図2に示すように、現像ローラ51Y、ドクタブレード52Y、二つの現像剤搬送スクリュー55Y、及び、トナー濃度検知センサ56Y等で構成される。現像ローラ51Yは、感光体41Yに対向し、ドクタブレード52Yは、現像ローラ51Yに対向する。また、二つの現像剤搬送スクリュー55Yは、二つの現像剤収容部(53Y,54Y)内に配設されている。現像ローラ51Yは、内部に固設されたマグネットローラ、及び、マグネットローラの周囲を回転するスリーブ等で構成される。第一現像剤収容部53Y及び第二現像剤収容部54Y内には、キャリアとトナーとからなる二成分の現像剤Gが収容されている。第二現像剤収容部54Yは、その上方に形成された開口を介してトナー落下搬送経路64Yに連通している。また、トナー濃度検知センサ56Yは、第二現像剤収容部54Y内の現像剤G中のトナー濃度を検知する。
現像装置50内の現像剤Gは、二つの現像剤搬送スクリュー55Yによって、攪拌されながら、第一現像剤収容部53Yと第二現像剤収容部54Yとの間を循環する。第一現像剤収容部53Y内の現像剤Gは、現像剤搬送スクリュー55Yの一方に搬送されながら現像ローラ51Y内のマグネットローラにより形成される磁界によって現像ローラ51Yのスリーブ表面上に供給され、担持される。現像ローラ51Yのスリーブは、図2の矢印で示すように反時計回り方向に回転駆動し、現像ローラ51Y上に担持された現像剤Gは、スリーブの回転にともない現像ローラ51Y上を移動する。このとき、現像剤G中のトナーは、現像剤G中のキャリアとの摩擦帯電によりキャリアとは逆極性の電位に帯電して静電的にキャリアに吸着し、現像ローラ51Y上に形成された磁界によって引き寄せられるキャリアとともに現像ローラ51Y上に担持される。
現像ローラ51Y上に担持された現像剤Gは、図2中の矢印方向に搬送されて、ドクタブレード52Yと現像ローラ51Yとが対向するドクタ部に達する。現像ローラ51Y上の現像剤Gは、ドクタ部を通過する際にその量が適量化され、その後、感光体41Yとの対向位置である現像領域まで搬送される。現像領域では、現像ローラ51Yと感光体41Yとの間に形成された現像電界によって感光体41Y上に形成された潜像に現像剤G中のトナーが吸着される。現像領域を通過した現像ローラ51Yの表面上に残った現像剤Gはスリーブの回転に伴い第一現像剤収容部53Yの上方に達して、この位置で現像ローラ51Yから離脱される。
現像装置50Y内の現像剤Gは、トナー濃度が所定の範囲内になるように調整される。詳しくは、現像装置50Y内の現像剤Gに含まれるトナーの現像による消費量に応じて、トナー容器32Yに収容されているトナーが、後述するトナー補給装置60Yを介して第二現像剤収容部54Y内に補給される。
第二現像剤収容部54Y内に補給されたトナーは、二つの現像剤搬送スクリュー55Yによって、現像剤Gとともに混合、攪拌されながら、第一現像剤収容部53Yと第二現像剤収容部54Yとの間を循環する。
次に、トナー補給装置60(Y,M,C,K)について説明する。
図3は、トナー補給装置60を示す模式図であり、図4は、トナー補給装置の部分概略断面図であり、図5は、トナー容器収容部70に四つのトナー容器32(Y,M,C,K)が設置された状態を示す概略斜視図である。
プリンタ部100のトナー容器収容部70に設置された各トナー容器32(Y,M,C,K)内のトナーは、各色の現像装置50(Y,M,C,K)内のトナー消費に応じて、適宜に各現像装置50(Y,M,C,K)内に補給される。このとき、各トナー容器32(Y,M,C,K)内のトナーは、トナー色ごとに設けられたトナー補給装置60(Y,M,C,K)によって補給される。なお、四つのトナー補給装置60(Y,M,C,K)は、作像プロセスに用いられるトナーの色が異なる以外はほぼ同一構造である。このため、色符号(Y,M,C,K)を適宜に省略する。
トナー補給装置60(Y,M,C,K)は、トナー容器収容部70、搬送管たる搬送ノズル611(Y,M,C,K)、搬送スクリュー614(Y,M,C,K)、トナー落下搬送経路64(Y,M,C,K)、容器回転駆動部91(Y,M,C,K)等で構成されている。
粉体容器たるトナー容器32Yが図5中矢印Qの方向へ移動してプリンタ部100のトナー容器収容部70に装着されると、その装着動作に連動して、トナー容器32Yの容器先端側からトナー補給装置60Yの搬送ノズル611Yが挿入される。これにより、トナー容器32Y内と搬送ノズル611Y内とが連通する。
トナー容器32は、略円筒状のトナーボトルである。そして、主として、トナー容器収容部70に非回転で保持される容器先端側カバー34と、容器ギヤ301が一体的に形成された容器本体33とから主に構成される。容器本体33は、容器先端側カバー34に対して相対的に回転可能に保持されている。
トナー容器収容部70は、主として、容器カバー受入部73と、容器受部72と、挿入口形成部71とで構成されている。容器カバー受入部73は、トナー容器32の容器先端側カバー34を保持するための部分であり、容器受部72は、トナー容器32の容器本体33を保持するための部分である。また、挿入口形成部71は、容器受部72と、トナー容器32の装着動作時における挿入口を形成する部分である。複写機500の手前側(図1の紙面垂直方向手前側)に設置された本体カバーを開放すると、トナー容器収容部70の挿入口形成部71が露呈される。そして、各トナー容器32(Y,M,C,K)の長手方向を水平方向とした状態で、複写機500の手前側から各トナー容器32(Y,M,C,K)の着脱操作(トナー容器32の長手方向を着脱方向とする着脱操作)を行う。なお、図3中のセットカバー608は、トナー容器収容部70の容器カバー受入部73の一部である。
容器受部72は、その長手方向の長さが、容器本体33の長手方向の長さとほぼ同等になるように形成されている。また、容器カバー受入部73は容器受部72における長手方向(着脱方向)の容器先端側に設けられ、挿入口形成部71は容器受部72における長手方向の一端側に設けられている。そのため、トナー容器32の装着動作にともない、容器先端側カバー34は、挿入口形成部71を通過した後に、しばらく容器受部72上を滑動して、その後に容器カバー受入部73に装着されることになる。
容器先端側カバー34が容器カバー受入部73に装着された状態で、後述する容器回転駆動部91から容器本体33に具備された容器ギヤ301に回転駆動が入力される。これにより、容器本体33が図3中の矢印A方向に回転駆動される。容器本体33Y自体が回転することで、容器本体33Yの内周面に螺旋状に形成された螺旋状突起302Yによって、容器本体33Yの内部に収容されたトナーが容器本体長手方向に沿って図3中の左側から右側へ搬送される。
図6は、容器本体の容器ギヤ側の断面斜視図である。
図6に示すように、容器本体33は、容器ギヤ301と、容器先端側(カバー側)に搬送されてきたトナーを、容器本体33の回転によって上方に汲み上げる汲み上げ部304aとを有している。本実施形態においては、汲み上げ部304aが、回転方向に180°の間隔を開けて2つ設けられている。
この汲み上げ部304aにより、トナー容器32に挿入された搬送ノズル611よりも上方にトナーが汲み上げられ、搬送ノズル611のトナー容器側端部の上部に設けられたノズル開口部610(図4参照)に落下することで、搬送ノズル611内にトナーが供給される。
搬送ノズル611内には、搬送スクリュー614が配置されており、容器回転駆動部91から搬送スクリュギヤ605に回転駆動が入力されることで、搬送スクリュー614が回転し、搬送ノズル611内に供給されたトナーを搬送する。搬送ノズル611の搬送方向下流端は、トナー落下搬送経路64に接続されており、搬送スクリュー614によって搬送されたトナーは、トナー落下搬送経路64を自重落下して現像装置50(第二現像剤収容部54Y)内に補給される(図4の矢印β参照)。
トナー容器32(Y,M,C,K)は、それぞれ、寿命に達したとき(収容するトナーがほとんどすべて消費されて空になったとき)に新品のものに交換される。トナー容器32の長手方向における容器先端側カバー34とは反対側の端部には把手部303が設けられており、交換の際には、作業者が把手部303を握って引き出すことで、装着されたトナー容器32を取り外すことが出来る。
上述した露光装置47で用いる画像情報に基づいて制御部90がトナー消費量を算出し、制御部90が現像装置50へのトナーの供給を要すると判断する場合がある。また、トナー濃度検知センサ56の検知結果に基づいて現像装置50内のトナー濃度が低下したことを制御部90にて検出する場合がある。これらの場合は、制御部90の制御によって容器回転駆動部91を回転駆動し、トナー容器32の容器本体33と搬送スクリュー614とを所定時間回転させて現像装置50へのトナー補給を行う。
また、搬送ノズル611内に配置された搬送スクリュー614を回転することによってトナーの補給を行っているため、搬送スクリュー614の回転数と、搬送スクリューの駆動時間とから、トナー容器32からのトナー供給量を算出することができる。本実施形態では、搬送スクリューの回転数は、一定であるため、搬送スクリューの駆動時間から、トナー供給量を推定し、累計の駆動時間から、トナー容器内のトナー残量を推定して、トナー容器内にトナーが無いトナーエンドを判定する。そして、複写機500の表示部にトナー容器32の交換を促す旨のメッセージを表示させる。
トナー補給装置60では、搬送スクリュー614の回転数によって現像装置50へのトナーの供給量を制御している。このため、搬送ノズル611を通過したトナーは、現像装置50への供給量を制御されることなく、トナー落下搬送経路64を介して、直接現像装置50へと搬送される。これにより、トナー落下搬送経路64から落下してきたトナーを一時貯留するトナーホッパ等のトナー貯留部を設けたものに比べて、部品点数を削減することができ、装置のコストダウンを図ることができる。また、トナー補給装置60の小型化を図ることができ、複写機500全体の小型化を図ることができる。
次に、容器回転駆動部91について、説明する。
図7、図8は、容器回転駆動部91の概略構成図であり、図7は、K色のトナー補給装置に駆動力を伝達する様子を示す概略構成図であり、図8は、C色のトナー補給装置に駆動力を伝達する様子を示す概略構成図である。
本実施形態の容器回転駆動部91は、2つのトナー補給装置を駆動するものであり、図7の容器回転駆動装置は、K色のトナー補給装置60Kと、C色のトナー補給装置60とを駆動する。また、同様な構成のY色のトナー補給装置とM色のトナー補給装置とを駆動する容器回転駆動部も備えている。
図7に示すように、容器回転駆動部は、ステッピングモータなどの駆動モータ603と、K色の駆動伝達部191Kと、C色の駆動伝達部191Cと、切り替えギヤ623とを主に備えている。
切り替えギヤ623は、駆動モータ603のモータギヤ603aに噛み合っている。また、切り替えギヤ623の回転軸623aは、軸受623bを介して、装置側板に設けられた図中左右方法に伸びる長孔627に支持されている。図7に示すように、K色のトナー補給装置に駆動力を伝達するときは、軸受623bが、長孔627の図中左端に突き当たっており、切り替えギヤ623は、K色の駆動伝達部191Kの入力ギヤ624Kと噛み合う。
一方、図8に示すように、C色のトナー補給装置に駆動力を伝達するときは、軸受623bが、長孔627の図中右端に突き当たっており、切り替えギヤ623は、C色の駆動伝達部191Cの入力ギヤ624Cと噛み合う。
K色の駆動伝達部191Kは、入力ギヤ624Kと、ボトル駆動ギヤ626と、アイドラギヤ604Kと、搬送スクリュギヤ605Kとを主に有している。ボトル駆動ギヤは、容器ギヤ301と噛み合うボトル入力ギヤの軸に固定されており、入力ギヤ624Kとアイドラギヤ604Kとに噛み合っている。搬送スクリュギヤ605Kは、アイドラギヤ604Kに噛み合っている。
C色の駆動伝達部191Cには、入力ギヤ624C、ボトル駆動ギヤ626C、アイドラギヤ604Cと、搬送スクリュギヤ605Cの他に、入力ギヤ624Cとボトル駆動ギヤ626Cとに噛み合う入力アイドラギヤ625Cを有している。これにより、K色とC色の間で、容器本体33の回転方向と、搬送スクリューの回転方向を、同一の方向にすることができる。
K色の現像装置50Kにトナーを補給するときは、図7に示すように、駆動モータ603を図中反時計回りに回動させる。すると、切り替えギヤ623には、モータギヤ603aから図中左側へ力が加わり、長孔627内を図中左側へ移動し、K色の駆動伝達部の入力ギヤ624Kに噛み合う。これにより、駆動モータ603の駆動力がK色の駆動伝達部191Kに伝達され、K色のトナー容器の容器本体33Kと、搬送スクリュー614Kとが回転し、K色のトナーが、K色の現像装置50Kに補給される。
一方、C色の現像装置50Cにトナーを補給するときは、図8に示すように、駆動モータ603をK色のトナー補給時とは、逆方向(図中時計回り)に回動させる。すると、切り替えギヤ623には、モータギヤ603aから図中右側へ力が加わり、長孔627内を図中右側へ移動し、C色の駆動伝達部191Cの入力ギヤ624Cに噛み合う。これにより、駆動モータ603の駆動力がC色の駆動伝達部191Cに伝達され、C色のトナー容器の容器本体33Cと、搬送スクリュー614Cとが回転し、C色のトナーが、C色の現像装置50Cに補給される。
このように、本実施形態では、ひとつの駆動モータ603で、2つのトナー補給装置を駆動することができる。これにより、トナー補給装置毎に、駆動モータを設けるものに比べて、装置のコストダウンを図ることができる。また、モータギヤ603aと噛み合う切り替えギヤを、図中左右に所定範囲移動可能に構成することで、駆動モータの回転駆動方向を切り替えるだけで、K色の駆動伝達部と、C色の駆動伝達部との間で駆動伝達を切り替えることができる。これにより、電磁クラッチなどを設けて、駆動伝達を切り替えるものに比べて、安価な構成で、駆動伝達の切り替えを行なうことができる。
図9(a)は、従来のトナー補給装置の概略構成図であり、図9(b)は、本実施形態のトナー補給装置の概略構成図である。
図9(a)に示すように、搬送ノズルと、現像装置との間にサブホップを有する従来機においては、サブホッパにトナーが一時貯留されるため、搬送ノズルから排出されるトナー量が不安定であっても、現像装置へのトナー補給量には、さほど影響がない。しかし、図9(b)に示すように、搬送ノズルから排出されたトナーを、直接、現像装置へ補給する本実施形態では、搬送ノズルから排出されるトナー量が不安定であると、画像濃度ムラなど、画像に影響を及ぼすおそれがある。そして、以下に説明するように、トナー容器内のトナー残量によって、搬送ノズルから排出されるトナー量(トナー補給量)が、不安定となる場合がある。
図10(a)は、トナー容器内のトナーTの量が多いときのトナーの補給について説明する図であり、図10(b)は、トナー容器内のトナーTの量が少なくなってきたときのトナー補給について説明する図である。
図10(a)に示すように、トナー容器内のトナーの高さ(搬送ノズル側のトナー高さ)が、容器本体33内の下面からノズル開口部610までの高さHよりも高い場合は、搬送スクリュー614によりトナーが搬送されると、ノズル開口部610の上に堆積したトナーがノズル開口部610に入り込む。その結果、搬送ノズル内は、常にほぼトナーで満たされており、一回の補給動作における搬送スクリューの搬送量が、ほぼ、一回の補給動作で搬送可能な最大搬送量となる。よって、容器本体33内の下面からノズル開口部610までの高さHよりも高い場合は、搬送スクリューが搬送可能な最大搬送量が、ほぼトナー補給量となる。
図10(b)に示すように、トナー容器内のトナーの高さ(搬送ノズル側のトナー高さ)が、容器本体33内の下面からノズル開口部610までの高さHよりも低くなると、トナー容器内のトナーは、汲み上げ部304aにより汲み上げられ、ノズル開口部610へ落下して搬送ノズル611に供給される。従って、汲み上げ部304aによりノズル開口部610に供給されるトナー量が搬送スクリュー614による一回の補給動作で搬送可能な最大搬送量よりも少ないと以下の不具合が生じる。すなわち、図10(a)に示した状態のときは、ほぼ、搬送スクリュー614の最大搬送量を、現像装置50へ補給できていたが、図10(b)に示す状態となると、最大搬送量以下のトナー量しか搬送ノズルに供給されないので、現像装置50へのトナー補給量が、図10(a)の状態に比べて低下する。その結果、常に一定のトナー量を現像装置50に補給することができない。
このように、現像装置50へのトナー補給量が低下すると、現像装置内の現像剤のトナー濃度が低下し、画像濃度ムラとなるおそれがある。また、搬送スクリューの搬送により供給可能なトナー量(一回の補給動作における最大搬送量)よりも実際のトナー量が少なくなるため、搬送スクリューの駆動に基づくトナー容器内の残量推定の精度が悪くなる。その結果、トナーエンドと判定しても、トナー容器には、まだ十分にトナーが残ってしまうおそれがある。
よって、搬送スクリュー614の一回の補給動作における最大搬送量は、汲み上げ部304aによりノズル開口部610へ供給可能なトナー量以下とする。このようにすることで、図10(b)に示す状態で、汲み上げ部304aに汲み上げられたトナーがノズル開口部610に入ろうとするが、搬送スクリュー614により搬送されたトナー量以上は、ノズル開口部610に入り込めない。これにより、図10(b)に示す状態でも、搬送ノズル内をほぼトナーで満たすことができ、図10(b)に示す状態となっても、一回の補給動作における搬送スクリューの搬送量を、ほぼ最大搬送量に維持でき、現像装置50へのトナー補給量が低下することなく、一定にできる。
なお、ノズル開口部610に入り込めなかったトナーは、ノズル開口部610内のトナー上に堆積し、ノズル開口部610上に山となって滞留するか、搬送ノズル611から落下してトナー容器に戻るかする。
搬送スクリュー614の最大搬送量は、搬送スクリューの搬送能力Pt[g/sec]に、補給動作時間を乗算することで求めることができる。搬送スクリュー614の搬送能力Ptは、単位時間当たりの最大搬送量であり、以下の式(1)で求めることができる。
Pt=A×n×p×η×ρ・・・・(1)
A:搬送ノズルの空間断面積[cm]
n:スクリュー回転数[rps]
p:スクリューピッチ[cm]
η:搬送効率
ρ:トナーのかさ密度[g/cm]
上記搬送効率ηは、搬送物により決まる係数であり、搬送物がトナーのときは、環境によって変動し、通常0.5〜0.65である。スクリューの搬送能力を算出する際は、最も搬送効率の悪い0.5で算出するのが好ましい。最も搬送効率の悪い0.5で搬送能力を求めることでどのような環境下でも、現像装置へのトナー補給量の低下が生じないため好ましい。
また、上記トナーかさ密度ρ[g/cm]は、例えば、例えば、十分に流動化させたトナー容器内のトナーの質量と、トナー収容容器内に占めるトナーの体積とから計算することができる。上記式(1)により求められた搬送能力Ptに、補給動作時間を乗算することで、一回の補給動作における最大搬送量を求めることができる。
例えば、一回の補給動作で現像装置50に補給したいトナー補給量が0.5gであり、一回の補給動作の時間が0.5秒の場合、搬送スクリューの搬送能力Ptは、1[g/sec]以上に設定する。搬送スクリューの搬送能力Ptを1[g/sec]以上に設定することで、一回の補給動作における最大搬送量を0.5[g]以上にできる。搬送スクリューの搬送能力Ptを、1[g/sec]以上に設定するため、搬送ノズルの空間断面積A[cm]、スクリュー回転数n[rps]、スクリューピッチp[cm]を設定する。また、図10(b)に示す状態でも、トナー補給量不足が生じないようにするため、汲み上げ部304aの汲み上げ量を、0.5[g]以上とし、ノズル開口部610へのトナー供給量を0.5[g]以上にする。汲み上げ部304aの汲み上げ量は、トナー容器の直径、汲み上げ部304aの形状でチューニングすれば良い。
また、汲み上げ部304aによるノズル開口部610へのトナー供給は、一回の補給動作で、一回生じるようにするのが好ましい。本実施形態では、汲み上げ部304aは、回転方向に180°の間隔を開けて2つ設けられているので、少なくとも一回の補給動作で、容器本体33を少なくとも180°以上回転させる。よって、一回の補給動作の時間をT[sec]、汲み上げ部304aの数をNとすると、容器本体33の回転数R[rpm]は、以下の式(2)となる。
R≧{1/(N×T)}×60・・・・(2)
容器本体の回転数Rを、上記(式2)に基づいて、設定することで、一回の補給動作で1回、搬送ノズル611にトナーを供給することができる。汲み上げ部304aの個数Nが増えるほど成型性が困難になり、コストが増えてしまう。したがって、汲み上げ部個数Nは成型性の観点から2個に設定することが適している。
下記表1は、トナー補給時間と、容器本体33の回転数をそれぞれ変更して実験を行った結果である。
Figure 2020020886
表1に示した実験は、回転方向に180°の間隔を開けて2つ汲み上げ部304aを有するものを用いた。また、搬送スクリューの回転数を300[rpm]に設定した。また、図10(b)に示すように、トナー容器内のトナー高さが、容器本体33内の下面からノズル開口部610までの高さHよりも低くなるトナー量(100g)で実験を行った。評価は、所定の評価画像を形成し、評価画像の異常の有無を評価し、異常が合った場合は、評価判定を「×」とした。
実験No.3や実験No.5は、上記式(2)の関係を満たしおらず、一回の補給動作で、汲み上げ部304aからノズル開口へのトナー供給が行なわれない。その結果、現像装置50へのトナー補給量が低下し、画像濃度低下が起こったと考えられる。
一方、実験No.1やNo.2は、上記式(2)を満たしており、一回の補給動作で、汲み上げ部304aからノズル開口へのトナー供給が行なわれる。よって、トナー補給量を低下が起きず、良好な画像を得ることができたと考えられる。
実験No.4は、上記式(2)を満たしていたが、画像にシロスジが多発した。これは、容器本体33の回転数が速すぎたため、容器本体内のトナーが容器本体との摺擦による摩擦熱が高くなり、容器本体内で凝集するトナーが多くなり、画像にシロスジが多発したと考えられる。このことから、容器本体の回転数が、速すぎてもよくなく、少なくとも容器本体33の回転数は、良好な結果が得られた98[rpm]以下に抑えることが好ましい。
また、実験No.6では、評価画像に地汚れが確認され、評価判定が「×」であった。これは、現像装置へのトナー補給量が過多となってしまい、現像装置内でトナーが十分帯電せず、画像に地汚れが発生したと考えられる。
なお、実験No.6においては、搬送スクリュー614の回転数を低下させて、搬送能力を下げることで、上述した地汚れなどを解消できると考えられる。しかし、トナー補給時間が長くなることで、例えば、連続で画像形成を行う際に、トナーの消費スピードにトナー補給スピードが間に合わず、連続画像形成の後半で、画像濃度不足が生じるおそれがある。
図11(a)は、搬送スクリューの回転数が550[rpm]のときのトナー容器32内のトナー残量と、現像装置へのトナー補給量との関係を調べたグラフである。図11(b)は、搬送スクリューの回転数が300[rpm]のときのトナー容器32内のトナー残量と、現像装置へのトナー補給量との関係を調べたグラフである。
図11(a)、図11(b)においては、容器本体33の回転数を98[rpm]であり、汲み上げ部304aが、180°の間隔を開けて2つ有するものを用いた。そして、容器回転駆動部の駆動モータ603を、0.5秒間隔で、ON/OFFの切り替えを行なった。
また、搬送ノズルの空間断面積は、0.80[cm]であり、搬送スクリュー614のスクリューピッチは、0.60[cm]であった。また、トナーとして、かさ密度0.32[g/cm]のものを用いた。搬送効率ηを0.5とすると、図11(a)の搬送能力Ptは、上記式(1)から、0.70[g/sec]であり、図11(b)の搬送能力Ptは、0.38[g/sec]であった。
トナー容器内のトナー残量が、約100[g]以下となると、先の図10(b)に示す状態となり、汲み上げ部304aのトナーの汲み上げによりノズル開口部610へトナー供給が行なわれるようになる。図11(a),(b)両方、トナー補給量の低下はなく、汲み上げ部のトナー汲み上げ量が多く、搬送スクリューの搬送により搬送ノズルから排出された分のトナー量が、ノズル開口部610から供給されていると考えられる(搬送スクリュー614の最大搬送量≦汲み上げ部のトナー汲み上げ量)。
しかしながら、図11の線Aで囲んだように、図11(a)においては、トナーニヤエンド付近(トナー残量約20[g])で、トナー補給量が低下してしまった。よって、搬送スクリュー614の搬送能力Ptが、0.70[g/sec]のものは、トナーニヤエンド付近で画像濃度低下が生じるおそれがある。また、トナー補給時間に基づいて、トナーエンドを判定している場合は、トナー容器内のトナーを使い切る前に、トナーエンド判定が出てしまい、トナーの無駄が生じるおそれがある。
一方、図11(b)においては、トナーニヤエンド付近(トナー残量約20[g])でもトナー補給量が低下せず、トナーエンド付近(トナー残量約5g)まで、一定に保つことができた。
図12は、トナー残量が100[g]以下のときの汲み上げ部の汲み上げ量(推定値)と、搬送能力Ptと一回の補給時間とから求めた最大搬送量Mtと、トナー残量と補給量との関係とを示したグラフである。なお、図12における最大搬送量は、搬送効率0.5で求めた搬送能力で求めたものであり、実際の補給量によりも少ない量となっている。
図12(a)の2点鎖線で示すように、トナー容器内のトナー残量がニヤエンド付近となると、汲み上げ部304aによる汲み上げ量Msが低下する。その結果、一点鎖線で示す搬送スクリュー614のトナー最大搬送量Mtよりも汲み上げ部のトナー汲み上げ量Ms(2点鎖線)が少なくなる(Mt>Ms)。その結果、トナーニヤエンド付近で搬送ノズル内がトナーで満たされなくなり、一回の補給動作による搬送スクリューのトナー搬送量が、一回の補給動作で搬送可能な最大搬送量に対して大幅に低下し、補給量が低下したと考えられる。
一方、搬送スクリューの回転数を300[rpm]としたものは、搬送スクリューの搬送能力を、トナーニヤエンド付近の汲み上げ量Msに応じた搬送能力以下となっている。これにより、搬送能力により算出される搬送スクリュー614の最大搬送量Mtが、トナーニヤエンド付近での汲み上げ部304aによる汲み上げ量Ms以下となり、トナーニヤエンド付近でのトナー補給量の大幅な低下を抑制することができたと考えられる。
よって、図11(b),図12(b)に示すように、少なくとも、搬送スクリュー614の搬送能力を、ナーニヤエンド付近の汲み上げ量Msに応じた搬送能力以下に設定することで、トナーニヤエンド付近で汲み上げ量が低下しても、搬送スクリューの最大搬送量≦汲み上げ量を維持することができる。これにより、トナー容器がほぼ空となるまで、トナー補給量を一定に保つことができ、トナーエンドとなるまで、良好な画像を形成することができ、また、トナー補給時間から、トナーエンドの判定を精度よく行うことができる。
トナー容器内のトナーのかさ密度は、良好な画像が形成される条件などにより決められるため、搬送ノズルの空間断面積、搬送スクリューの回転数n[rps]および搬送スクリュー614のスクリューピッチp[cm]を適宜設定することで、搬送スクリュー614の搬送能力を、ナーニヤエンド付近の汲み上げ量Msに応じた搬送能力以下にできる。
以上に説明したものは一例であり、次の態様毎に特有の効果を奏する。
(態様1)
トナー容器32などの粉体容器と、一端側が粉体容器に挿入され、一端側の上部に粉体容器からのトナーなどの粉体を受け入れるノズル開口部610などの開口部を有する搬送ノズル611などの搬送管と、搬送管内の粉体を搬送する搬送スクリュー614と、粉体容器内の粉体を開口部に汲み上げる汲み上げ部304aとを備え、粉体容器内の粉体を、現像装置50などの被補給部へ補給するトナー補給装置60などの粉体補給装置において、搬送スクリューの搬送能力を、粉体容器の粉体が空になる直前の前記汲み上げ部の汲み上げ量に応じた搬送能力以下に設定した。
粉体容器内の粉体が残り少なくなると、搬送スクリューの搬送能力(単位時間当たりの最大搬送量[g/s])に対応した粉体補給量(搬送能力×補給動作時間)に対し、実際の粉体補給量が減少する場合があった。この場合。搬送スクリューの回転数に基づいて判定したトナーエンドの精度が悪くなるおそれがある。
これは、粉体容器内の粉体が残り少なくなると、汲み上げ部の汲み上げ量が減少し、開口部から搬送管へ供給される粉体量が、搬送スクリューの搬送能力に対応した粉体補給量以下となるからである。
そこで、態様1では、図12(b)に示したように、搬送スクリューの搬送能力を、粉体容器の粉体が空になる直前の汲み上げ部の汲み上げ量に応じた搬送能力以下に設定した。これにより、粉体容器の粉体が空になる直前においても、汲み上げ量≧搬送スクリューの最大搬送量の関係を維持することができ、粉体容器の粉体が空になるまで、搬送スクリューの搬送能力に対応した粉体補給量を維持でき、搬送スクリューの回転数に基づいて精度よくトナーエンドを判定することができる
なお、ここでいう粉体容器の粉体が空になる直前とは、粉体容器の粉体量が、汲み上げ量が減少する粉体量以下のときであり、本実施形態では、粉体容器内の粉体量が20g以下である。
また、ここでいう粉体容器が空とは、粉体容器内の粉体量が、汲み上げ部材で粉体を汲み上げることができなくなる粉体量以下のときであり、本実施形態では、粉体容器内の粉体量が5g以下である。
(態様2)
態様1において、搬送ノズル611などの搬送管の空間断面積をA[cm]、搬送スクリュー614の回転数をn[rps]、搬送スクリュー614のスクリューピッチp[cm]、搬送効率をη、トナーなどの粉体のかさ密度をρとしたとき、搬送能力Ptは、Pt=A×n×p×ρ×ηであり、粉体容器の粉体が空になる直前の汲み上げ部の汲み上げ量に応じた搬送能力以下となるように、搬送管の空間断面積A[cm]、搬送スクリューの回転数n[rps]および搬送スクリュー614のスクリューピッチp[cm]を設定した。
これによれば、実施形態で説明したように、粉体容器の粉体が空になる直前の汲み上げ部の汲み上げ量に応じた搬送能力以下に搬送能力を設定することができる。
(態様3)
態様1または2において、搬送ノズル611などの搬送管から排出されたトナーなどの粉体は、一時貯留されることなく直接現像装置50などの被補給部へ補給される。
これによれば、実施形態で説明したように、サブホッパなどの一時貯留部を無くすことができ、部品点数の削減を図ることができる。これにより、装置のコストダウンや、装置の小型化を図ることができる。
(態様4)
態様1乃至3において、汲み上げ部304aは、トナー容器32などの粉体容器に設けられており、粉体容器が回転駆動することで、汲み上げ部304aにより粉体容器内の粉体をノズル開口部610などの開口部に汲み上げるものであり、汲み上げ部304aの数をNとしたとき、粉体容器は、一回の補給動作で(360°/N)以上、回転する。
これによれば、実施形態で説明したように、一回の補給動作で、少なくとも一回は、ノズル開口部610などの開口部にトナーなどの粉体を補給することができる。これにより、現像装置50などの被補給部への粉体補給量の低下を抑制することができる。
(態様5)
態様1乃至4いずれかにおいて、汲み上げ部304aは、トナー容器32などの粉体容器に設けられており、粉体容器が回転駆動することで、汲み上げ部304aにより粉体容器内のトナーなどの粉体をノズル開口部610などの開口部に汲み上げるものであり、粉体容器の回転駆動と、搬送スクリューの回転駆動とを同一の駆動源で行なう。
これによれば、実施形態で説明したように、搬送スクリュー614とトナー容器32などの粉体容器とをそれぞれ別の駆動源で駆動する場合に比べて、駆動源の数を減らすことができる。これにより、装置のコストダウンや、装置の小型化を図ることができる。
(態様6)
トナー容器32など粉体容器と、一端側が粉体容器に挿入され、一端側の上部に粉体容器からのトナーなどの粉体を受け入れるノズル開口部610などの開口部を有する搬送ノズル611など搬送管と、搬送管内の粉体を搬送する搬送スクリュー614と、粉体容器に設けられ、粉体容器が回転駆動することで粉体容器内の粉体を開口部に汲み上げる汲み上げ部304aとを備え、粉体容器内の粉体を、現像装置50などの被補給部へ補給するトナー補給装置60などの粉体補給装置において、汲み上げ部の数をNとしたとき、粉体容器は、一回の補給動作で(360°/N)以上、回転する。
これによれば、実施形態で説明したように、一回の補給動作で、少なくとも一回は、ノズル開口部610などの開口部にトナーなどの粉体を補給することができる。これにより、現像装置50などの被補給部への粉体補給量の低下を抑制することができる。また、搬送スクリューの搬送能力に対応した粉体補給量に対し、実際の粉体補給量が減少するのを抑制することができ、精度よくトナーエンドの判定を行うことがきる。
(態様7)
感光体41などの像担持体と、現像剤を用いて像担持体上の潜像を現像する現像装置50などの現像手段と、現像手段で使用される現像剤を収容するトナー容器32などの現像剤収容容器内の現像剤を現像手段に補給するトナー補給装置60などの現像剤補給手段とを備えた画像形成装置において、現像剤補給手段として、態様1乃至6いずれかの粉体補給装置を用いた。
これによれば、現像剤収容容器内の現像剤が空となるまで、良好な画像を形成することができる。
32 :トナー容器
33 :容器本体
34 :容器先端側カバー
41 :感光体
46 :作像部
50 :現像装置
56 :トナー濃度検知センサ
60 :トナー補給装置
64 :トナー落下搬送経路
70 :トナー容器収容部
71 :挿入口形成部
72 :容器受部
73 :容器カバー受入部
90 :制御部
91 :容器回転駆動部
100 :プリンタ部
191C :駆動伝達部
191K :駆動伝達部
301 :容器ギヤ
302Y :螺旋状突起
303 :把手部
304a :汲み上げ部
500 :複写機
603 :駆動モータ
603a :モータギヤ
604 :アイドラギヤ
605 :搬送スクリュギヤ
608 :セットカバー
610 :ノズル開口部
611 :搬送ノズル
614 :搬送スクリュー
623 :切り替えギヤ
623a :回転軸
623b :軸受
624 :入力ギヤ
625 :入力アイドラギヤ
626 :ボトル駆動ギヤ
627 :長孔
特許第5979482号公報

Claims (7)

  1. 粉体容器と、
    一端側が前記粉体容器に挿入され、前記一端側の上部に前記粉体容器からの粉体を受け入れる開口部を有する搬送管と、
    前記搬送管内の粉体を搬送する搬送スクリューと、
    前記粉体容器内の粉体を前記開口部に汲み上げる汲み上げ部とを備え、
    前記粉体容器内の粉体を、被補給部へ補給する粉体補給装置において、
    前記搬送スクリューの搬送能力を、前記粉体容器の粉体が空になる直前の前記汲み上げ部の汲み上げ量に応じた搬送能力以下に設定したことを特徴とする粉体補給装置。
  2. 請求項1に記載の粉体補給装置において、
    前記搬送管の空間断面積をA[cm]、前記搬送スクリューの回転数をn[rps]、前記搬送スクリューのスクリューピッチp[cm]、搬送効率をη、粉体のかさ密度をρとしたとき、前記搬送能力をPtとしたとき、Pt=A×n×p×ρ×ηであり、
    前記粉体容器の粉体が空になる直前の前記汲み上げ部の汲み上げ量に応じた搬送能力以下となるように、前記搬送管の空間断面積A[cm]、前記搬送スクリューの回転数n[rps]、および、前記搬送スクリューのスクリューピッチp[cm]を設定したことを特徴とする粉体補給装置。
  3. 請求項1または2に記載の粉体補給装置において、
    前記搬送管から排出された粉体は、一時貯留されることなく直接前記被補給部へ補給されることを特徴とする粉体補給装置。
  4. 請求項1乃至3いずれか一項に記載の粉体補給装置において、
    前記汲み上げ部は、前記粉体容器に設けられており、
    前記粉体容器が回転駆動することで、前記汲み上げ部により前記粉体容器内の粉体を前記開口部に汲み上げるものであり、
    前記汲み上げ部の数をNとしたとき、
    前記粉体容器は、一回の補給動作で(360°/N)以上、回転することを特徴とする粉体補給装置。
  5. 請求項1乃至4いずれか一項に記載の粉体補給装置において、
    前記汲み上げ部は、前記粉体容器に設けられており、
    前記粉体容器が回転駆動することで、前記汲み上げ部により前記粉体容器内の粉体を前記開口部に汲み上げるものであり、
    前記粉体容器の回転駆動と、前記搬送スクリューの回転駆動とを同一の駆動源で行なうことを特徴とする粉体補給装置。
  6. 粉体容器と、
    一端側が前記粉体容器に挿入され、前記一端側の上部に前記粉体容器からの粉体を受け入れる開口部を有する搬送管と、前記搬送管内の粉体を搬送する搬送スクリューと、
    前記粉体容器に設けられ、前記粉体容器が回転駆動することで前記粉体容器内の粉体を前記開口部に汲み上げる汲み上げ部とを備え、
    前記粉体容器内の粉体を、被補給部へ補給する粉体補給装置において、
    前記汲み上げ部の数をNとしたとき、
    前記粉体容器は、一回の補給動作で(360°/N)以上、回転することを特徴とする粉体補給装置。
  7. 像担持体と、
    現像剤を用いて像担持体上の潜像を現像する現像手段と、
    前記現像手段で使用される現像剤を収容する現像剤収容容器の現像剤を前記現像手段に補給する現像剤補給手段とを備えた画像形成装置において、
    前記現像剤補給手段として、請求項1乃至6いずれか一項に記載の粉体補給装置を用いたことを特徴とする画像形成装置。
JP2018142722A 2018-07-30 2018-07-30 粉体補給装置及び画像形成装置 Pending JP2020020886A (ja)

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