JP2020019226A - 画像形成装置、制御方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】プリンタドライバが生成するジョブ制御言語と画像形成装置で使われるジョブ制御言語が異なる場合においても、ユーザーの希望する印刷設定に応じた出力を行うことを目的とする。【解決手段】画像形成装置であって、印刷データに対応する第1のジョブ制御言語を取得する取得手段と、第1のジョブ制御言語において定義された印刷属性に係る基準条件が画像形成装置において利用される第2のジョブ制御言語において定義された、印刷属性に係る基準条件と異なる場合に、第1のジョブ制御言語に係る基準条件及び第2のジョブ制御言語に係る基準条件に応じて、第1のジョブ制御言語において定義された印刷属性に係る設定値を修正する修正手段と、修正手段による修正後の設定値を、第2のジョブ制御言語に対応した設定値に変換する変換手段とを有する。【選択図】図11

Description

本発明は、マルチジョブ制御言語環境における印刷に関する制御を行う画像形成装置、制御方法及びプログラムに関する。
PCにインストールされたドライバから画像形成装置に印刷を指示する際にプリンタドライバが生成する印刷データには、描画情報が含まれるページ記述言語と印刷設定などジョブの制御情報が含まれるジョブ制御言語の2つがある。従来、プリンタドライバが出力するジョブ制御言語と、画像形成装置が利用するジョブ制御言語は同一であった。しかし、近年、マルチジョブ制御言語環境において、プリンタドライバが出力するジョブ制御言語と画像形成装置が利用するジョブ制御言語が異なるユースケースが出てきている。ジョブ制御言語としては、HP(ヒューレットパッカード)が策定したPJL(Printer Job Language)や、キヤノンが作成したCPCAなど印刷ベンダーが定義したジョブ制御言語が挙げられる。また、JDF(Portable Document Format)やジョブチケットなど印刷業界団体が定義したジョブ制御言語がある。
特許文献1には、印刷データを生成するベンダーと画像形成処理を行うベンダーが異なりジョブ制御言語のうち画像の天地情報が不足している場合、ステイプルやパンチなどフィニッシング位置から画像の天地を推定する技術が開示されている。
特開2017−113904号公報
しかしながら、プリンタドライバが生成するジョブ制御言語においては、印刷される画像の上下方向を基準としてフィニッシング位置が定義されている一方で、画像形成装置では、用紙の縦方向を基準としてフィニッシング位置が定義されている場合がある。このような場合には、ユーザーの希望しない位置にフィニッシングが行われる可能性がある。
本発明はこのような問題点に鑑みなされたもので、プリンタドライバが生成するジョブ制御言語と画像形成装置で使われるジョブ制御言語が異なる場合においても、ユーザーの希望する印刷設定に応じた出力を行うことを目的とする。
そこで、本発明は、画像形成装置であって、印刷データに対応する第1のジョブ制御言語を取得する取得手段と、前記第1のジョブ制御言語において定義された印刷属性に係る基準条件が前記画像形成装置において利用される第2のジョブ制御言語において定義された、前記印刷属性に係る基準条件と異なる場合に、前記第1のジョブ制御言語に係る前記基準条件及び前記第2のジョブ制御言語に係る前記基準条件に応じて、前記第1のジョブ制御言語において定義された前記印刷属性に係る設定値を修正する修正手段と、前記修正手段による修正後の前記設定値を、前記第2のジョブ制御言語に対応した設定値に変換する変換手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、プリンタドライバが生成するジョブ制御言語と画像形成装置で使われるジョブ制御言語が異なる場合においても、ユーザーの希望する印刷設定に応じた出力を行うことができる。
印刷システムの全体構成図である。 画像形成装置のハードウェア構成図である。 PCのハードウェア構成図である。 印刷データ生成方法の説明図である。 ジョブ制御言語の一例を示す図である。 基準条件テーブルの一例を示す図である。 基準条件の説明図である。 修正テーブルの一例を示す図である。 印刷データ生成処理を示すフローチャートである。 ジョブ制御処理を示すフローチャートである。 設定値を修正して変換する処理を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。
図1は、印刷システムの全体構成図である。画像形成装置100は、ネットワーク120を介してPC110等の外部装置と通信可能である。PC110は、ネットワーク120を介して印刷データを画像形成装置100に送信する。画像形成装置100は、印刷データを受信すると、印刷データに基づいて、印刷処理を実行する。
図2は、画像形成装置100のハードウェア構成図である。なお、本実施形態においては、画像形成装置100は、スキャナ機能を有する複合機であるものとする。但し、画像形成装置100は、単機能のプリンタであってもよい。画像形成装置100は、コントロールユニット220と、プリンタ207と、スキャナ209と、操作部211と、を有している。コントロールユニット220は、バス200と、CPU201と、ROM202と、RAM203と、HDD204と、プリンタI/F206と、スキャナI/F208と、操作部I/F210と、ネットワークI/F212とを有している。
CPU201は、ROM202が記憶している制御プログラムを読み出して、画像形成装置100の動作を制御するための様々な処理を実行する。CPU201は、バス200によって他のユニットと接続されている。ROM202は、制御プログラムを記憶している。RAM203は、CPU201の主メモリ、ワークエリア等の一時記憶領域として用いられる。HDD204は、印刷データやスキャン画像等の様々なデータを記憶する。なお、後述する画像形成装置100の機能や処理は、CPU201が、ROM202又はHDD204に格納されているプログラムを読み出し、このプログラムを実行することにより実現されるものとする。ただし、他の例としては、画像形成装置100は、複数のCPUを有し、複数のCPUが協働して処理等を実現するものとしてもよい。
プリンタI/F206は、プリンタ207とバス200とを接続する。プリンタ207は、外部装置から受信した印刷データやスキャナ209によって生成されたスキャン画像等に基づいて印刷処理を実行する。スキャナI/F208は、スキャナ209とバス200とを接続する。スキャナ209は、原稿を読み取ってスキャン画像を生成する。スキャナ209によって生成されたスキャン画像は、プリンタ207によって印刷されたり、HDD204に記憶されたりする。
操作部I/F210は、操作部211とバス200とを接続する。操作部211は、タッチパネル機能を有する液晶表示部やキーボードを備え、各種操作画面を表示する。ユーザーは、操作部211を介して画像形成装置100に対して指示や情報を入力することができる。ネットワークI/F212は、ネットワーク120に接続してネットワーク上の外部装置との通信を実行する。ネットワークI/F212は、外部装置から送信された印刷データを受信する。プリンタ207は、ネットワークI/F212を介して受信した印刷データに基づく印刷処理を実行する。
図3は、PC110のハードウェア構成図である。CPU301は、ROM302が記憶している制御プログラムを読み出して、PC110の動作を制御するための様々な処理を実行する。CPU301は、バス300によって他のユニットと接続されている。ROM302は、制御プログラムを記憶している。RAM303は、CPU301の主メモリ、ワークエリア等の一時記憶領域として用いられる。HDD304は、各種ファイル等のデータを記憶する。後述するPC110の機能や処理は、CPU301が、ROM302又はHDD304に格納されているプログラムを読み出し、このプログラムを実行することにより実現されるものとする。
操作部I/F307は、操作部308とバス300とを接続する。操作部308は、マウスやキーボードを備え、ユーザーは操作部308を介してPC110に対して指示や情報を入力することができる。表示部I/F305は、表示部306とバス300とを接続する。表示部306は、ディスプレイを備える。ネットワークI/F309は、ネットワーク120に接続してネットワーク上の外部装置との通信を実行する。ネットワークI/F309は、外部装置へ印刷データを送信する。
次に、図4を参照しつつ、PC110にインストールされたプリンタドライバを用いて印刷データを生成する方法の例について説明する。本実施形態において、プリンタドライバは、HP(ヒューレッドパッカード)社が定義したPJLとPCL(Printer Control Language)を含む印刷データを生成し、画像形成装置100に送信するものとする。また、プリンタドライバは、異なる種類の画像形成装置に対し印刷データを送信可能なユニバーサルプリンタドライバであるものとする。プリンタドライバは、検索で見つかった画像形成装置やインストール時に出力先として指定された画像形成装置に対して印刷データを送信することができる。なお、プリンタドライバは、予め準備された構成プロファイルなどを読み込むことで、出力先毎にカスタマイズした印刷設定用のUIを表示することができる。ここでは、ユニバーサルプリンタドライバの出力先として画像形成装置100が指定されているものとして説明する。
図4(a)は、PC110にインストールされたプリンタドライバのUIである。ユーザーはこのUI画面を操作することにより、所望の印刷設定を行うことができる。例えば印刷設定の一つであるステイプルの設定は401のリストで行うことができる。またユーザーが402の設定ボタンを押下すると、図4(b)の画面が開く。図4(b)の画面の403において、ユーザーはステイプルを行いたい位置を選択することができる。このように、プリンタドライバのUIにおいて設定された内容(印刷設定)が印刷属性の設定値として、ジョブ制御言語に反映される。なお、ステイプルは、印刷属性の一例であり、ステイプルを行いたい位置、すなわちステイプル位置は、ステイプルという印刷属性に係る設定値の一例である。すなわち、ジョブ制御言語には、印刷属性の設定値が含まれる。なお、印刷属性は、印刷に係る設定事項であり、ステイプルの他にも、パンチ、断裁、用紙サイズ、面付け、印刷面等が挙げられる。また、設定値は、各印刷属性に対して設定された値である。パンチや裁断の設定値は、用紙上の位置を示す値であり、用紙サイズの設定値は、A4、A3等用紙サイズを示す値である。面付けの設定値は、2イン1、4イン1等用紙に割り当てる画像の数を示す値であり、印刷面の設定値は、両面片面等印刷面を示す値がある。
図5は、PC110から画像形成装置100に送信される印刷データに含まれるジョブ制御言語の一例を示す図である。図5に示す例では、PJLで印刷設定が記録されている。図4で設定したステイプルの情報は印刷属性の情報として行501に記載されている。また、ステイプルの位置の情報はステイプルの印刷属性に係る設定値として行502に記載されている。なお、ステイプル位置の設定値としては、左上、右上、左下、右下の4箇所がある。ただし、指定の基準条件はジョブ制御言語によって異なる場合があり、同じ設定値でも異なる位置を示している場合がある。本実施形態においては、基準条件として、画像基準と用紙基準とがある。画像基準においては、印刷用紙に印刷された画像の上下方向を基準として、上記4箇所が定義される。一方で、用紙基準においては、印刷された画像の上下方向によらず、用紙の上下方向(縦方向とする)を基準として、上記4箇所が定義される。このため、用紙の上下方向と画像の上下方向が一致していない場合には、同じ設定値であっても、用紙上の異なる位置を指定していることになる。
図6(a)は、画像基準の例を示す図である。縦長の画像(ポートレート)の場合の左上の位置と横長の画像(ランドスケープ)の場合の左上の位置は、用紙上の異なる位置になる。また、図6(b)は、用紙基準の例を示す図である。用紙の左上の位置は、ポートレートでは画像の左上の位置となるが、ランドスケープでは画像の右上の位置となる。このように、画像基準と用紙基準における等しい設定値は、画像がポートレートの画像の場合には、用紙上において等しい位置を指定する一方で、画像がランドスケープの画像の場合には、用紙上において異なる位置を指定する。
図7は、ジョブ制御言語と、基準条件と、を対応付けた基準条件テーブル700の一例を示す図である。基準条件テーブル700は、例えば、HDD204等に記憶されている。本実施形態においては、印刷属性「ステイプル」に係る設定値「ステイプル位置」の基準条件が対応付けられているものとする。画像形成装置100は、基準条件テーブル700を参照することで、ジョブ制御言語から、そのジョブ制御言語の印刷属性「ステイプル」に係る設定値「ステイプル位置」の基準条件を特定することができる。なお、ステイプルの他、パンチ、断裁等の印刷属性の設定値は、いずれも処理が行われる用紙上の位置が設定値となる。このように、用紙上の位置を示す設定値においては、ステイプルと同様に、画像基準又は用紙基準の基準条件が定義される。
マルチジョブ制御言語環境においては、PC110のプリンタドライバで生成されたジョブ制御言語であるPJLが画像形成装置100で利用されるジョブ制御言語と異なる場合がある。このため、画像形成装置100のジョブ制御言語において定義されたステイプル位置の基準条件と、プリンタドライバから受信したジョブ制御言語において定義されたステイプル位置の基準条件とが異なる場合がある。本実施形態に係る画像形成装置100は、基準条件が異なる場合には、プリンタドライバから受信したジョブ制御言語において設定されているステイプル位置の設定値を、画像形成装置100のジョブ制御言語に応じた設定値になるように修正する。
図8は、ステイプル位置の修正に際して画像形成装置100が参照する設定値の修正テーブル800の一例を示す図である。ここで、修正テーブル800は、対応テーブルの一例である。修正テーブル800は、例えば、HDD204等に記憶されている。修正テーブル800は、画像基準におけるステイプル位置の設定値と、用紙基準におけるステイプル位置の設定値とを対応付けて記憶している。修正テーブル800においては、用紙上の同じ位置を示す設定値が対応付けられている。画像形成装置100は、修正テーブル800に示される画像基準のステイプル位置の設定値を、対応する用紙基準のステイプル位置の設定値へ修正する。これにより、ステイプル位置の設定値は、画像形成装置100において利用されるジョブ制御言語においても、プリンタドライバにおいて設定された用紙上の位置が正しく指定された値となる。
図9は、PC110による印刷データ生成処理を示すフローチャートである。ここでは、フィニッシング設定としてステイプルを設定する場合を例に説明する。S900において、CPU301は、印刷画面が表示部306に表示されたか否かを判断する。CPU301は、印刷画面が表示された場合には(S900でYES)、処理をS901へ進める。CPU301は、印刷画面が表示されていない場合には(S900でNO)、印刷データ生成処理を終了する。S901において、CPU301は、印刷画面において、プリンタのプロパティのボタンが押下されたか否かを判断する。CPU301は、プロパティのボタンが押下された場合には(S901でYES)、処理をS902へ進める。CPU301は、プロパティのボタンが押下されていない場合には(S901でNO)、処理をS907へ進める。
S902において、CPU301は、ステイプル設定のボタンが押下されたか否かを判断する。CPU301は、ステイプル設定のボタンが押下された場合には(S902でYES)、処理をS903へ進める。CPU301は、ステイプル設定のボタンが押下されなかった場合には(S902でNO)、処理をS907へ進める。S903において、CPU301は、ステイプル設定画面を表示する。次に、S904において、CPU301は、ユーザーにより入力されたステイプル設定を受け付ける。次に、S905において、CPU301は、OKボタンが押下されたか否かを判断する。CPU301は、OKボタンが押下された場合には(S905でYES)、処理をS906へ進める。CPU301は、OKボタンが押下されなかった場合には(S905でNO)、処理をS902へ進める。
S906において、CPU301は、ステイプル設定を印刷データに反映する。次に、S907において、CPU301は、印刷ボタンが押下されたか否かを判断する。CPU301は、印刷ボタンが押下された場合には(S907でYES)、印刷データ生成処理を終了する。CPU301は、印刷ボタンが押下されなかった場合には(S907でNO)、処理をS901へ進める。
図10は、画像形成装置100によるジョブ制御処理を示すフローチャートである。S1000において、CPU201は、印刷データをネットワークI/F212経由でPC110から受信し、RAM203に記録する。印刷データには、プリンタドライバにより生成されたジョブ制御言語が含まれている。なお、S1000の処理は、ジョブ制御言語の取得処理の一例である。次に、S1001において、CPU201は、S1000において受信した印刷データに含まれるジョブ制御言語と、画像形成装置100が利用するジョブ制御言語が異なるか否かを判断する。CPU201は、ジョブ制御言語が異なる場合は(S1001でYES)、処理をS1002へ進める。CPU201は、ジョブ制御言語が等しい場合には(S1001でNO)、処理をS1010へ進める。
S1002において、CPU201は、印刷データのジョブ制御言語に含まれる、印刷属性の設定値を1つ選択する。次に、S1003において、CPU201は、S1002において選択された、処理対象の設定値の修正が必要か否かを判定する。CPU201は、プリントジョブで生成されたジョブ制御言語の設定値を、画像形成装置100で利用されるジョブ制御言語における設定値に変換する処理を行う。ただし、前述のように、設定値がステイプル位置の場合には、基準条件が異なる場合がある。そこで、この場合には、画像形成装置100は、設定値がステイプル位置の場合には、設定値の修正が必要と判定する。一方で、設定値「用紙サイズ」は、いずれのジョブ制御言語においても同じ基準条件に準じている。このため、ジョブ制御言語Aにおける用紙サイズの設定値がA3の場合には、ジョブ制御言語Bにおける用紙サイズの設定値もA3と等しくなる。この場合には、設定値を修正せずにそのまま他のジョブ制御言語に変換可能である。したがって、CPU201は、用紙サイズの設定値の修正は不要と判定する。
なお、画像形成装置100は、印刷属性毎に、設定値の修正が必要か否かを示す情報を記憶しているものとする。そして、CPU201は、この情報を参照することで、処理対象の設定値が修正せずに変換可能か否かを判定する。
CPU201は、処理対象の設定値の修正が必要な場合には(S1003でYES)、処理をS1005へ進める。CPU201は、処理対象の設定値の修正が必要な場合には(S1003でNO)、処理をS1004へ進める。S1004において、CPU201は、処理対象の設定値を修正せずに、画像形成装置100のジョブ制御言語に係る設定値に変換し、その後処理をS1009へ進める。
S1005において、CPU201は、処理対象の設定値が修正すれば、画像形成装置100において使用可能な値であるか否かを判定する。上述の通りステイプル位置は、基準条件に応じて修正することで、画像形成装置100のジョブ制御言語に応じた設定値(ステイプル位置)に変換することができる。したがって、CPU201は、ステイプル位置については、修正すれば使用可能な値であると判定する。一方で、処理対象の設定値に対応した機能(例えばリングバインダ等)が画像形成装置100に存在しない場合には、CPU201は、修正すれば使用可能な値ではない、すなわち修正しても使用可能でない、と判定する。なお、画像形成装置100は、印刷属性毎に、修正すれば使用可能か否かを示す情報を記憶しているものとする。そして、CPU201は、この情報を参照することで、処理対象の設定値が修正すれば使用可能な値か否かを判定する。
CPU201は、印刷属性の設定値を修正すれば使用可能な場合には(S1005でYES)、処理をS1006へ進める。CPU201は、印刷属性の設定値を修正しても使用不可能な場合には(S1005でNO)、処理をS1007へ進める。S1006において、CPU201は、設定値を修正し、修正後の設定値を画像形成装置100のジョブ制御言語に係る設定値に変換し、その後処理をS1009へ進める。
S1007において、CPU201は、処理対象の設定値が解釈可能か否かを判定する。例えば、処理対象の設定値がコメント等であり、画像形成装置100がこのコメントに対応していない場合には、CPU201は、解釈不可能と判定する。CPU201は、処理対象の設定値に対応している場合には、解釈可能と判定する。CPU201は、解釈可能な場合には(S1007でYES)、処理をS1008へ進める。CPU201は、解釈不可能な場合には(S1007でNO)、処理をS1009へ進める。S1008において、CPU201は、印刷属性に対する変換を行うことなく読み飛ばして、処理をS1009へ進める。すなわち、画像形成装置100は、解釈不可能と判断された印刷属性に対応した処理は行わない。
S1009において、CPU201は、S1000において解釈したジョブ制御言語に含まれるすべての設定値に対する処理が完了したか否かを判定する。CPU201は、すべての設定値に対する処理が完了した場合には(S1009でYES)、処理をS1010へ進める。CPU201は、未処理の設定値が残っている場合には(S1009でNO)、処理をS1002へ進める。S1010において、CPU201は、通常の印刷処理を実行する。以上でジョブ制御処理が完了する。
図11は、図10を参照しつつ説明したS1006における詳細な処理を示すフローチャートである。S1100において、CPU201は、ネットワークI/F212経由で、フィニッシング情報と、メニュー設定値とを受信し、これらをRAM203に保存する。次に、S1101において、CPU201は、処理対象の設定値がステイプル位置であるか否かを判定する。CPU201は、設定値がステイプル位置の場合には(S1101でYES)、処理をS1103へ進める。CPU201は、設定値がステイプル位置でない場合には(S1101でNO)、処理をS1102へ進める。S1102において、その他の変換処理を行う。ここで、その他の変換処理とは、ステイプル位置の変換処理以外の処理であり、処理対象の設定値に応じた処理である。
S1103において、CPU201は、受信した印刷データにおいて面付け設定が行われているか否かを判定する。CPU201は、面付け設定が行われている場合には(S1103でYES)、処理をS1105へ進める。CPU201は、面付け設定が行われていない場合には(S103でNO)、処理をS1104へ進める。S1104において、CPU201は、印刷データがランドスケープかポートレートかを判定する。CPU201は、ランドスケープの場合には(S1104でYES)、処理をS1106へ進める。CPU201は、ランドスケープでない場合、すなわちポートレートの場合には(S1104でNO)、S1006の処理を終了する。また、S1105において、CPU201は、面付け後の印刷データがランドスケープからポートレートかを判定する。CPU201は、ランドスケープの場合には(S1105でYES)、処理をS1106へ進める。CPU201は、ポートレートの場合には(S1105でNO)、S1006の処理を終了する。
S1106において、CPU201は、画像形成装置100が印刷データにおいて指定されたステイプル位置でのステイプルが可能か否かを判定する。例えば、印刷データにおいて上辺の中央位置がステイプル位置として指定されている場合において、画像形成装置100において上辺の中央位置へのステイプルが行えないような場合がある。この場合に、CPU201は、画像形成装置100が印刷データにおいて指定されたフィステイプル位置でのステイプルは行えないと判定する。CPU201は、印刷データで指定されたステイプル位置でのステイプルが可能と判定した場合には(S1106でYES)、処理をS1108へ進める。CPU201は、印刷データで指定されたステイプル位置でのステイプルが不可能と判定した場合には(S1106でNO)、処理をS1107へ進める。S1107において、CPU201は、処理対象の印刷属性に対する変換を行うことなく読み飛ばす。以上で、S1006の処理が終了する。
S1108において、CPU201は、ステイプル位置の基準条件を特定できたか否かを判定する。CPU201は、基準条件を特定できた場合には(S1108でYES)、処理をS1110へ進める。CPU201は、基準条件を特定できなかった場合には(S1108でNO)、処理をS1109へ進める。S1109において、CPU201は、ステイプル位置をメニューに設定された基準条件におけるステイプル位置に修正する。以上で、S1006の処理が終了する。
また、S1110において、CPU201は、プリンタドライバから受信したジョブ制御言語における基準条件と画像形成装置100が利用するジョブ制御言語における基準条件とが異なるか否かを判定する。なお、ここで、比較される基準条件は、処理対象の設定値に係る基準条件である。CPU201は、具体的には、図7を参照しつつ説明した基準条件テーブル700を参照することで、両基準条件が異なるか否かを判定する。CPU201は、基準条件が異なる場合には(S1110でYES)、処理をS1111へ進める。CPU201は、基準条件が等しい場合には(S1110でNO)、S1006の処理を終了する。なお、S1110の処理は、条件判定処理の一例である。S1111において、CPU201は、図8を参照しつつ説明した修正テーブル800を参照し、処理対象の設定値であるステイプル位置を修正する。以上で、S1006の処理が終了する。
以上のように、本実施形態に係る画像形成装置100は、プリンタドライバのジョブ制御言語に係る基準条件と、画像形成装置100が利用するジョブ制御言語に係る基準条件とが異なる場合に、設定値を修正する。これにより、プリンタドライバにおいて指定された値を画像形成装置100のジョブ制御言語における設定値として設定することができる。したがって、画像形成装置100は、プリンタドライバが生成するジョブ制御言語と画像形成装置で使われるジョブ制御言語が異なる場合においても、ユーザーの希望する印刷設定に応じた出力を行うことができる。
第1の変形例について説明する。本実施形態においては、ステイプル位置を基準条件に応じて修正する場合を例に説明したが、修正対象となる設定値はステイプル位置に限定されるものではない。他の例としては、パンチ位置、断裁位置のように用紙の位置を示す設定値が修正対象となってもよい。また、用紙の位置を示す値以外の設定値が修正対象となってもよい。また、修正対象は1つに限定されるものではない。すなわち、画像形成装置100は、ステイプル位置及び断裁位置をそれぞれ修正してもよい。この場合には、ステイプル位置に対する基準条件と断裁位置は、それぞれに対応した基準条件に従うものとしてもよく、いずれも同一の基準条件に従うものとしてもよい。
第2の変形例について説明する。画像形成装置100は、プリンタドライバが生成したジョブ制御言語に係る基準条件と、画像形成装置100が利用するプリンタ制御言語に係る基準条件とに基づいて、設定値を修正すればよく、そのための具体的な処理は実施形態に限定されるものではない。他の例としては、画像形成装置100は、変換のための関数を用いて、設定値の修正を行ってもよい。
第3の変形例について説明する。本実施形態においては、処理対象の設定値がステイプル位置である場合を説明した。このように、設定値が用紙上の位置を示す値である場合には、実施形態において説明したように、画像形成装置100は、印刷データの向きが用紙の向きと異なる場合にのみ、基準条件が一致するか否かの判定を行う。そして、このため、画像形成装置100は、印刷データの向きがランドスケープかポートレートかの判定を行う。ただし、設定値が用紙上の位置を示す値以外の値である場合には、画像形成装置100は、印刷データの向きによらず基準条件が一致するか否かの判定を行う。すなわち、画像形成装置100は、印刷データの向きを判定する向き判定処理は行わなくてよい。
(他の実施形態)
以上、様々な実施形態を詳述したが、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用してもよいし、また、一つの機器からなる装置に適用してもよい。例えば、スキャナ、プリンタ、PC、複写機、複合機及びファクシミリ装置の如くである。
本発明は、前述した実施形態の各機能を実現するソフトウェアプログラムを、システム若しくは装置に対して直接または遠隔から供給し、そのシステム等に含まれるコンピュータが該供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される。従って、本発明の機能・処理をコンピュータで実現するために、該コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、上記機能・処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も本発明の一つである。その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プログラムの形態を問わない。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RWなどがある。また、記録媒体としては、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM、DVD−R)などもある。また、プログラムは、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネット/イントラネットのウェブサイトからダウンロードしてもよい。すなわち、該ウェブサイトから本発明のコンピュータプログラムそのもの、もしくは圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードしてもよいのである。
また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるウェブサイトからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザーに対してダウンロードさせるWWWサーバーも、本発明の構成要件となる場合がある。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザーに配布してもよい。この場合、所定条件をクリアしたユーザーにのみ、インターネット/イントラネットを介してウェブサイトから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせる。そして、その鍵情報で暗号化されたプログラムを復号して実行し、プログラムをコンピュータにインストールしてもよい。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現されてもよい。なお、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部または全部を行ってもよい。もちろん、この場合も、前述した実施形態の機能が実現され得る。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれてもよい。そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行ってもよい。このようにして、前述した実施形態の機能が実現されることもある。
100 画像形成装置
110 PC
201 CPU
207 プリンタ

Claims (9)

  1. 画像形成装置であって、
    印刷データに対応する第1のジョブ制御言語を取得する取得手段と、
    前記第1のジョブ制御言語において定義された印刷属性に係る基準条件が前記画像形成装置において利用される第2のジョブ制御言語において定義された、前記印刷属性に係る基準条件と異なる場合に、前記第1のジョブ制御言語に係る前記基準条件及び前記第2のジョブ制御言語に係る前記基準条件に応じて、前記第1のジョブ制御言語において定義された前記印刷属性に係る設定値を修正する修正手段と、
    前記修正手段による修正後の前記設定値を、前記第2のジョブ制御言語に対応した設定値に変換する変換手段と
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記修正手段は、前記第1のジョブ制御言語に係る前記基準条件に応じた設定値と、前記第2のジョブ制御言語に係る前記基準条件に応じた設定値とを対応付ける対応テーブルを参照して、前記設定値を修正することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記修正手段は、前記第1のジョブ制御言語に係る前記基準条件と、前記第2のジョブ制御言語に係る前記基準条件と、が等しい場合に、前記設定値の修正を行わないよう制御することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記設定値が用紙上の位置を示す値である場合に、印刷データの向きが予め定められた向きであるか否かを判定する向き判定手段と、
    前記印刷データの向きが予め定められた向きである場合に、前記第1のジョブ制御言語に係る基準条件と前記第2のジョブ制御言語に係る基準条件とが異なるか否かを判定する条件判定手段と
    をさらに有し、
    前記修正手段は、前記条件判定手段により前記第1のジョブ制御言語に係る前記基準条件と前記第2のジョブ制御言語に係る前記基準条件が異なると判定された場合に、前記設定値の修正を行うことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記修正手段は、前記印刷データの向きが予め定められた向きでない場合に、前記設定値の修正を行わないように制御することを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記印刷データが面付けされているか否かを判定する面付け判定手段をさらに有し、
    前記向き判定手段は、前記面付け判定手段により面付けされていると判定された場合に、面付け後の前記印刷データの向きを判定することを特徴とする請求項4又は5に記載の画像形成装置。
  7. 前記修正手段は、前記第1のジョブ制御言語に係る前記基準条件が特定されない場合に、前記第1のジョブ制御言語の前記設定値を、予め定められた基準条件に応じて修正することを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の画像形成装置。
  8. 画像形成装置が実行する制御方法であって、
    印刷データに対応する第1のジョブ制御言語を取得する取得ステップと、
    前記第1のジョブ制御言語において定義された印刷属性に係る基準条件が前記画像形成装置において利用される第2のジョブ制御言語において定義された、前記印刷属性に係る基準条件と異なる場合に、前記第1のジョブ制御言語に係る前記基準条件及び前記第2のジョブ制御言語に係る前記基準条件に応じて、前記第1のジョブ制御言語において定義された前記印刷属性に係る設定値を修正する修正ステップと、
    前記修正ステップにおける修正後の前記設定値を、前記第2のジョブ制御言語に対応した設定値に変換する変換ステップと
    を含む制御方法。
  9. コンピュータを、請求項1乃至7の何れか1項に記載の画像形成装置の各手段として機能させるためのプログラム。
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