JP2020016336A - 耐震用ケーブルトレイハンガー装置 - Google Patents

耐震用ケーブルトレイハンガー装置 Download PDF

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Abstract

【課題】上下左右方向の振動を吸収して、トレイに設置された電線の破損及び変形を防止する耐震型ケーブルトレイハンガー装置を提供する。【解決手段】本発明による耐震用ケーブルトレイハンガー装置は、複数のケーブルを含む天井設置物を設置するように、梯子形状からなるケーブルトレイ1と、前記ケーブルトレイ1の下面を支持する支持フレーム2と、天井に連結された第1の支持ロッド3と、前記支持フレーム2の両端部に連結された第2の支持ロッド4と、前記第1の支持ロッド3と第2の支持ロッド4の間に設けられ、前記支持フレーム2及び前記ケーブルトレイ1に伝達される振動方向に対して、動きを許容する耐震部30とを含むように構成されるので、ケーブルトレイ1からケーブルが離脱するか、ケーブルトレイ1が破損することを防止することができる。【選択図】図3

Description

本発明は、振動吸収を効率よく行う耐震用ケーブルトレイハンガー装置に関する。
一般に、工場や船舶及び海洋構造物などには、電源供給や流体などの供給のために、様々な直径のケーブルが、天井及び床又は壁体に沿って配置され、このようなケーブルは、美観や通行者に不便さを与えないように、ケーブルトレイを用いて支持固定している。
複数のケーブルを支持固定するケーブルトレイは、一定の長さを有し、左右側にそれぞれ位置する一対の側面フレームと、前記側面フレームの間に一定の間隔を置いて結合されるハンガーとから構成されている。
前記ケーブルトレイは、天井や壁面に固定するために支持部材を用いることになり、前記支持部材は、建物の天井に埋設されたアンカーボルトと結合され、垂直に配置される一対のスタッドボルトと、前記スタッドボルトの端部に連結され、且つ、ケーブルトレイが置かれるように水平に配置される横部材とを含む。
ケーブルトレイと支持部材は、地震などの衝撃が発生する場合、ケーブルトレイ又はこれを支持する支持部材が上下左右にひどく揺れることによって、ケーブルトレイが、横部材から離脱するか、損傷して、電気的に大きい被害が発生する虞がある。
このような地震などの衝撃から前記ケーブルトレイを保護するために、従来、韓国特許登録番号第1326806号、韓国特許登録番号第1436333号には、耐震用ケーブルトレイに関する技術を開示している。
本発明の目的は、上下左右方向の振動を吸収して、トレイに設置された電線の破損及び変形を防止する耐震型ケーブルトレイハンガー装置を提供することである。
本発明の実施例による耐震用ケーブルトレイハンガー装置は、複数のケーブルを含む天井設置物を設置するように、梯子形状からなるケーブルトレイと、前記ケーブルトレイの下面を支持する支持フレームと、天井に連結された第1の支持ロッドと、前記支持フレームの両端部に連結された第2の支持ロッドと、前記第1の支持ロッドと第2の支持ロッドの間に設けられ、前記支持フレーム及び前記ケーブルトレイに伝達される振動方向に対して、動きを許容する耐震部とを含み、前記耐震部は、前記支持ロッドの下端に結合される上部連結本体と、前記上部連結本体の下面に結合される複数の締結部材と、前記締結部材を互いに連結しながら、前記締結部材の内部空間に沿って、垂直方向への移動が可能であり、前記締結部材との接触面を基準に、振子運動が可能な複数の四角リングとを含む。
本発明の実施例によると、地震のような大きい衝撃が伝達される場合、垂直水平方向に伝達される振動を相殺して、ケーブルトレイが揺れて破損するか離脱することを防止することができる。
図1は、本発明の第1の実施例による耐震型ケーブルトレイハンガー装置を示す斜視図である。 図2は、本発明の第1の実施例による耐震型ケーブルトレイハンガー装置に設けられる耐震部の構成を、結合方向に沿って配列して示す斜視図である。 図3は、図1の耐震型ケーブルトレイハンガー装置を、A方向からみた断面図である。 図4は、図1の耐震型ケーブルトレイハンガー装置を、B方向からみた断面図である。 図5は、本発明の第1の実施例による耐震型ケーブルトレイハンガー装置の動作を示す断面図である。 図6は、本発明の第2の実施例による耐震型ケーブルトレイハンガー装置を示す斜視図である。 図7は、本発明の第2の実施例による耐震型ケーブルトレイハンガー装置に設けられる耐震部の構成を、結合方向によって配列して示す斜視図である、 図8は、図6における耐震型ケーブルトレイハンガー装置を、A、B方向からみた断面図である。 図9は、本発明の第2の実施例による耐震型ケーブルトレイハンガー装置の動作を示す断面図である。
図1は、本発明の第1の実施例による耐震型ケーブルトレイハンガー装置を示す斜視図であり、図2は、本発明の第1の実施例による耐震型ケーブルトレイハンガー装置に設けられる耐震部の構成を、結合方向に沿って配列して示す斜視図であり、図3は、図1の耐震型ケーブルトレイハンガー装置を、A方向からみた断面図であり、図4は、図1の耐震型ケーブルトレイハンガー装置を、B方向からみた断面図である。
図1に示しているように、本発明の第1の実施例による耐震型ケーブルトレイハンガー装置100は、衝撃を吸収するように設計された耐震部30と、前記耐震部30の上面に結合される第1の支持ロッド3と、前記耐震部30の下面に結合される第2の支持ロッド4と、前記第2の支持ロッド4の下面に結合され、ケーブルトレイ1を支持するように形成された支持フレーム2とを含む。
第1の実施例による耐震型ケーブルトレイハンガー装置100は、天井のような構造物に吊り下げられるように設計されたもので、前記支持フレーム2の両端には、第2の支持ロッド4、耐震部30、第1の支持ロッド3が、同一位置で連結される。
前記支持フレーム2の上面には、前記支持フレーム2の長さよりも小さな幅を有するケーブルトレイ1が収容され、前記第1の支持ロッド3の上端は、天井のような固定構造物に結合される。
ケーブルトレイ1は、幅方向に一定の間隔離隔している一対のサイドレール11と、支持フレーム2と平行であり、前記サイドレール11の間を連結するように複数個からなる横部材12とを含み、梯子形状となっている。しかし、前記のようなケーブルトレイ1の形状は例示に過ぎず、これに限定されるものではない。
ケーブルトレイ1が天井に設置されると、複数の横部材12の上面に沿って、複数のケーブルが安着支持される。ケーブルトレイ1の下面には、複数の支持フレーム2が設けられ、これは、ケーブルトレイ1の重さと長さによって決められる。図1に示しているケーブルトレイ1は、単位トレイであり、前記のような単位トレイの端部が互いに結合して延設されることで、ケーブルの長さによるトレイが設けられる。
本発明は、公衆に吊り下げられているケーブルトレイ1が、振動によって揺れる力を受けるようになる場合、第1の支持ロッド3と第2の支持ロッド4の間に設けられた耐震部30が、衝撃を吸収する構造となっているので、第1の支持ロッド3と第2の支持ロッド4に直・間接的に連結されたケーブルトレイ1の破損及び変形を防止することができる。
以下では、第1の支持ロッド3と第2の支持ロッド4の間に設けられた耐震部30の構造について、説明することにする。
図2に示しているように、第1の実施例による耐震型ケーブルトレイハンガー装置100に設けられた耐震部30は、第2の支持ロッド4の下端に結合される上部連結本体31と、前記上部連結本体31の下面に結合され、所定の深さの溝部が設けられた第1の締結部材32と、前記第1の締結部材32の溝部に嵌合される第1の四角リング33と、前記第1の四角リング33の下部に締結される第2の締結部材34と、前記第2の締結部材34の下面に結合される輪状のフック部材と、前記フック部材の下面に結合される第3の締結部材35と、前記第3の締結部材35の下部に嵌合される第2の四角リング36と、前記第2の四角リング36の下面に締結される第4の締結部材37と、前記第4の締結部材37の下面に結合される下部連結本体38とを含む。
前記上部連結本体31は、直方体形状のフレームからなり、側面の少なくとも一部分は、開口して形成されるのが望ましい。これは、上部連結本体31の上下部に連結される構成を結合しやすいように、結合面が露出されるためのことであり、全体の重量を減少する効果もある。
前記上部連結本体31の上面には、第2の支持ロッド4の端部が結合され、下部には、第1の締結部材32が結合され、各構成は、ねじ結合により強固に固定される。
前記第1の締結部材32は、前記上部連結本体31の下面に結合され、互いに対向する2つの平板と、前記2つの平板を連結する輪状からなる一対のフック部材とを含む。
前記2つの平板は、所定の間隔離隔しており、且つ、同じサイズで形成された第1の平板32aと第2の平板32bとを含み、前記フック部材は、前記第1の平板32aと第2の平板32bの間に、同じサイズに形成された第1のフック部材32cと第2のフック部材32dとを含む。
前記第1のフック部材32cと第2のフック部材32dの下部は、曲面であり、馬蹄磁石のような形状で所定の長さを有し、上端部は、第1の平板32a、第2の平板32bの内側下部に連結される。
前記第1の平板32a及び第2の平板32bはそれぞれ、前記上部連結本体31の下面に結合され、互いに対向する第1の平板32a及び第2の平板32bが、所定の間隔離隔することによって、直線方向にライン形状の空間が設けられる。
前記第1の平板32a及び第2の平板32bは、サイズが同一であるので、前記空間は、前記上部連結本体31の中心部に該当する領域に配置される。そして、前記空間に挿入される部材は、第1のフック部材32cと第2のフック部材32dの下側面に安着される。
本発明の実施例においては、第1の平板32aと第2の平板32bの間に、第1の四角リング33が挿入される。前記第1の四角リング33は、長方形状の環状からなることができ、長辺に該当する部分には、第1のフック部材32cと第2のフック部材32dが係止される。このために、前記第1の四角リング33の長辺の幅は、前記第1の平板32a又は第2の平板32bの長辺の幅の長さ以上に形成されるのが望ましい。前記第1の四角リング33は、前記第1のフック部材32cと第2のフック部材32dの内面に接触した状態で安着され、前記第1の四角リング33の厚さは、前記第1の平板32aと第2の平板32bの間の離隔した距離と同一又は小さいように形成され、前記第1のフック部材32cと第2のフック部材32dの内部に形成された空間内で、直線方向への動きが可能である。
前記第1の四角リング33の下部に該当する長辺には、第2の締結部材34が締結される。前記第2の締結部材34は、前記第1の締結部材32と同一の構造からなり、前記第2の締結部材34は、前記第1の締結部材32が上下方向に反転して結合される。
第1の四角リング33は、第1の締結部材32によって支持され、且つ、第2の締結部材34を支持する連結環の役割を果たすことができる。前記第2の締結部材34は、前記第1の締結部材32を返した状態で、前記第1の四角リング33の下面に係止するように配置される。すなわち、前記第1の四角リング33は、前記第1の締結部材32に設けられたフック部材の内部空間に沿って、垂直方向への直線運動が可能であり、同時に、第2の締結部材34に設けられた内部空間に沿って、垂直方向への直線運動が可能である。
そして、前記第2の締結部材34の下面には、同様に、前記第1の締結部材32と同一形状の第3の締結部材35が結合される。第3の締結部材35は、前記第2の締結部材34と上下方向に反転し、水平方向に対して、90度分ずれた状態で結合される。
この時、前記第2の締結部材34と第3の締結部材35は、平板が配置された面が互いに接触して結合されることができ、ねじ結合により強固に固定されることができる。
ここで、前記第3の締結部材35は、前記第2の締結部材34に対して、フック部材の配列方向が、90度分ずれるように結合される。これを具体的に説明すると、本発明の全ての締結部材(第1〜第4の締結部材)は、2つの平板が互いに離隔し、その間を係止部材が連結するように形成され、これによって、各平板間には、ライン形状の空間が形成される。ここで、第2の締結部材34に形成された空間の直線方向をX方向と定義すると、第3の締結部材35に形成された空間の直線方向は、前記X方向に対して、90度分ずれるように結合し、これをY方向と定義する。
また、前記第3の締結部材35に設けられたフック部材の内部空間には、第2の四角リング36の上辺が結合される。前記第2の四角リング36は、前記第1の四角リング33と同様に、前記第3の締結部材35の内部空間に安着した状態で、上方向への直線運動が可能である。前記第1の四角リング33は、前述したように、X方向に配置されているので、前記第3の締結部材35のフック部材に結合される第2の四角リング36は、X方向に対して、90度分ずれたY方向に配置される。
前記第2の四角リング36の下面には、第4の締結部材37が結合される。前記第4の締結部材37は、前記第3の締結部材35に対して、上下方向に反転して結合される。前記第4の締結部材37は、前記第2の四角リング36に吊り下げられた状態で支持され、前記第2の四角リング36は、前記第4の締結部材37の内部空間に沿って、直線運動が可能である。
そして、前記第4の締結部材37の下面には、下部連結本体38が結合される。前記下部連結本体38は、上部連結本体31と同一の形状からなり、前記下部連結本体38の上面は、前記第4の締結部材37の下面とねじ結合によって強固に固定され、下面は、第1の支持ロッド3の端部が挿入固定される。
図3は、図1の耐震型ケーブルトレイハンガー装置を、A方向からみた断面図であり、図4は、図1の耐震型ケーブルトレイハンガー装置を、B方向からみた断面図である。図3及び図4に示しているように、本発明の実施例による耐震型ケーブルトレイハンガー装置は、天井のような支持構造物に、一対の第1の支持ロッド3が連結されることができ、それぞれの第1の支持ロッドには、耐震のための耐震部30が連結され、前記耐震部30の下部には、第2の支持ロッド4が連結されて、支持フレーム2に固定される。そして、支持フレーム2の上面には、ケーブルトレイ10が安着され、前記ケーブルトレイ10は、前記支持フレーム2の動きに従う。
第1の支持ロッド3と第2の支持ロッド4は、支持フレーム2とケーブルトレイ1を支持するために、所定の強さで製作されるが、地震のような衝撃が発生する場合、天井に振動が伝達されるが、前記振動は、複数方向の力成分を有することができる。
本発明の実施例の耐震型ケーブルトレイハンガー装置は、このために、第1の支持ロッド3と第2の支持ロッド4の間に、耐震部30を設けることができる。図2で説明したように、前記耐震部は、衝撃を吸収するための構造であって、第1の四角リング33と第2の四角リング36を介して、それぞれの構成を連結する。
前記第1の四角リング33と第2の四角リング36は、四角形状の輪であって、それぞれの締結部材に係止された状態で、連結された締結部材の内部空間で上下方向の動きが可能である。
前記のような上下方向の動きをより緩和するために、それぞれの締結部材の中心部に該当する内部空間には、バネが挿入される。第1の締結部材32は、図2に示しているように、第1のフック部材32cと第2のフック部材32dの間にバネが挿入されるための中心孔32eを備えることができる。
前記中心孔32eには、第1のバネ41が挿入され、前記第1のバネ41の上部は、上部連結本体31の下面と接触し、その下部は、第1の四角リング33に接触し、側面は、第1のフック部材32cと第2のフック部材32dによって取り囲まれて固定される。前記第1のバネ41は、前記第1のフック部材32cと第2のフック部材32dの間の空間より離脱しないように、第1のフック部材32cと第2のフック部材32dの間の距離よりも大径を有して形成されるのが望ましい。
同様に、第2の締結部材34と第3の締結部材35の中心部に設けられた中心孔にも、第2のバネ42を挿入することができる。第2の締結部材34と第3の締結部材35は、平板部分に該当する領域が互いに接触固定されるため、中心孔が互いに対応するように位置される。
そして、第4の締結部材37の中心孔には、第1の締結部材32と同様に、第3のバネ43が挿入される。第1のバネ41、第2のバネ42、第3のバネ43は、それぞれの締結部材の内部空間に挿入されて、四角リングに一端が接触するように配置される。これによって、前記耐震部30に垂直方向に力が伝達される場合、四角リングの上下直線動きを最大限に緩和して、安定して衝撃を吸収することができる。
そして、前記第1の四角リング33と第2の四角リング36は、各締結部材の内部空間に安着され、前記第1の四角リング33と第2の四角リング36は、端面が円形の曲面からなるので、正面からみると、前記第1の四角リング33と第2の四角リング36は、左右方向の動きが可能である。また、前記第1の四角リング33は、第2の四角リング36に対して、90度分ずれた状態で配置結合されるため、第1の四角リング33は、第2の四角リング36と90度分ずれた方向に振子運動することができる。
図5は、本発明の第1の実施例による耐震型ケーブルトレイハンガー装置の動作を示す断面図である。図5に示しているように、天井に衝撃が伝達されて震動する場合を示しているもので、正面からみると、第2の四角リング36は、左右方向に振子運動し、これによって、第2の四角リング36の動きに従っている支持フレーム4及びケーブルトレイ1は、同一方向への振子運動が可能である。
また、第1の四角リング33は、正面からみると、前後方向への振子運動が可能であり、これによって、第1の四角リング33の動きに従っている支持フレーム4及びケーブルトレイ1は、同一方向への振子運動が可能である。そして、天井より伝達される垂直方向の振動に対して、第1の四角リング33と第2の四角リング36の幅の長さだけ形成された内部空間に、締結部材が動くことができ、同様に、それぞれの締結部材に形成されたフック部材の内部空間に沿って、それぞれの四角リングが動かれる。
すなわち、本発明の第1の実施例による耐震型ケーブルトレイハンガー装置は、第1の支持ロッド3と第2の支持ロッド4の間に連結されている耐震部30が、衝撃を吸収する構造からなる。上述したように、2つの四角リングを連結する締結部材の間に設けられた空間に、四角リングの位置が可変することがあるので、上下方向への振動を緩和することができ、四角リングは、締結部材に係止した状態で振子運動するように締結され、2つの四角リングは、互いに90度だけ交差した状態で結合されるため、前記四角リングに吊り下げられているケーブルトレイ1は、前後左右方向に動くことができる。すなわち、地震のような衝撃が発生した時、ケーブルトレイ1は、振動方向によって動きながら、振動を吸収するため、ケーブルトレイの破損を防止することができ、ケーブルトレイからケーブルが離脱することを防止することができる。
図6は、本発明の第2の実施例による耐震型ケーブルトレイハンガー装置を示す斜視図である。図6に示しているように、本発明の第2の実施例による耐震型ケーブルトレイハンガー装置は、衝撃を吸収するように設計された耐震部50と、前記耐震部50の上面に結合される第1の支持ロッド3と、前記耐震部50の下面に結合される第2の支持ロッド4と、前記第2の支持ロッド4の下面に結合され、ケーブルトレイ1を支持するように形成された支持フレーム2とを含む。
第2の実施例による耐震型ケーブルトレイハンガー装置は、第1の実施例と比較して、耐震部50に該当する構成に差があるので、耐震部50の他の構成に関する説明は、省略する。
図7は、本発明の第2の実施例による耐震型ケーブルトレイハンガー装置に設けられる耐震部の構成を、結合方向に沿って配列して示す斜視図である。
図7に示しているように、第2の実施例による耐震型ケーブルトレイハンガー装置に設けられた耐震部50は、第2の支持ロッド4の下端に結合される上部連結本体51と、前記上部連結本体51の下面に結合され、前記上部連結本体51の中心を含む直線方向に所定の深さの溝部が設けられた第1の締結部材52と、前記第1の締結部材52の溝部に嵌合される第1の四角リング53と、前記第1の四角リング53の下部に締結される第2の締結部材54と、前記第2の締結部材54の下面に結合される第3の締結部材55と、前記第3の締結部材55の下部に嵌合される第2の四角リング56と、前記第2の四角リング56の下面に締結される第4の締結部材57と、前記第4の締結部材57の下面に結合される第5の締結部材58と、前記第5の締結部材58の下部に嵌合される第3の四角リング59と、前記第3の四角リング59の下面に締結される第6の締結部材61と、前記第6の締結部材61の下面に結合され、第2の支持ロッド4が下面に結合される下部連結本体62とを含む。
前記上部連結本体51、第1〜第6の締結部材52、54、55、57、58、61、第1〜第3の四角リング53、56、59は、第1の実施例で説明した構成と同様であるので、具体的な説明は省略し、但し、結合方式に差があるので、これについて具体的に説明する。
第1の実施例は、第4の締結部材57の下面に下部連結本体62が結合される構造であるが、第2の実施例は、第4の締結部材57の下面に第3の四角リング59が更に設けられた構造である。すなわち、第1の実施例は、四角リングが2つであることに対して、第2の実施例は、四角リングが3つである。
図8は、図6における耐震型ケーブルトレイハンガー装置を、A、B方向からみた断面図である。図8に示しているように、第2の実施例による耐震型ケーブルトレイハンガー装置に設けられた耐震部50は、上部連結本体51の下面に第1の締結部材52が結合され、前記第1の締結部材52は、2つの平板間に、上部連結本体51の中心を通る直線方向の溝部が設けられ、2つの平板を連結する馬蹄形状のフック部材が、平板の下端に結合した形状からなる。図8の(a)において、直線方向をX方向と定義すると、前記溝部に挿入され、第1の締結部材52の下面に安着される第1の四角リング53は、X方向をなすように締結される。
そして、前記第1の四角リング53の下部に配置された第2の四角リング56は、前記第1の四角リング53と90度分ずれた方向に締結され、これをY方向という。前記第2の四角リング56の下部に配置された第3の四角リング59は、前記第2の四角リング56と更に90度分ずれた方向に締結され、これによって、前記第3の四角リング59は、前記第1の四角リング53と同一方向に締結されることができる。
図9は、本発明の第2の実施例による耐震型ケーブルトレイハンガー装置の動作を示す断面図である。図9に示しているように、本発明の第2の実施例は、第1の四角リング53と第3の四角リング59が同一方向に振子運動し、第2の四角リング56は、これに対して垂直方向にずれて、振子運動することができる。
すなわち、第2の実施例による耐震型ケーブルトレイハンガー装置は、耐震部30が、地震のような衝撃による振動の発生時、左右方向と前後方向に動くことがある。第2の実施例は、第1の実施例とは異なり、振子運動が可能な四角リングが更に設けられるので、より柔軟に振動を吸収することができる。
そして、第1の実施例で説明したように、四角リングが連結された部位は、相互間に垂直方向への移動が可能であるので、第2の実施例は、このような垂直方向の運動が、2つの部分で更に起きるように形成されるので、第1の実施例と比較して、振動吸収において更に有利な点を有することができる。

Claims (3)

  1. 複数のケーブルを含む天井設置物を設置するように、梯子形状からなるケーブルトレイと、
    前記ケーブルトレイの下面を支持する支持フレームと、
    天井に連結された第1の支持ロッドと、前記支持フレームの両端部に連結された第2の支持ロッドと、
    前記第1の支持ロッドと第2の支持ロッドの間に設けられ、前記支持フレーム及び前記ケーブルトレイに伝達される振動方向に対して、動きを許容する耐震部とを含み、
    前記耐震部は、前記支持ロッドの下端に結合される上部連結本体と、前記上部連結本体の下面に結合される複数の締結部材と、前記締結部材を互いに連結しながら、前記締結部材の内部空間に沿って、垂直方向への移動が可能であり、前記締結部材との接触面を基準に、振子運動が可能な複数の四角リングとを含み、
    前記締結部材は、互いに離隔した2つの平板と、前記2つの平板を連結するように、前記2つの平板が対向する向きの下部面に結合された輪状のフック部材とを含み、前記四角リングは、円形の断面を有する四角フレームであって、一辺が、前記フック部材の内部空間に挿入して締結され、
    前記耐震部は、前記上部連結本体の下面に結合された第1の締結部材と、前記第1の締結部材のフック部材に上辺が嵌合される第1の四角リングと、前記第1の四角リングの下辺に結合される前記第1の締結部材が、上下方向に反転した第2の締結部材と、前記第2の締結部材の下面に結合され、前記第2の締結部材と上下方向に反転し、前記第2の締結部材と水平方向に90度分ずれた第3の締結部材と、前記第3締結部材の下部に上辺が嵌合される第2の四角リングと、前記第2の四角リングの下辺に締結され、前記第3締結部材と上下方向に反転した第4の締結部材と、前記第4締結部材の下面に結合される下部連結本体とを含む耐震用ケーブルトレイハンガー装置。
  2. 前記フック部材の下面は、曲面からなり、前記四角リングは、前記フック部材の下面に安着された状態で、振子運動が可能であるように接触され、前記フック部材の内部空間の幅は、前記四角リングの厚さよりも大きく形成される請求項1に記載の耐震用ケーブルトレイハンガー装置。
  3. 複数のケーブルを含む天井設置物を設置するように、梯子形状からなるケーブルトレイと、
    前記ケーブルトレイの下面を支持する支持フレームと、
    天井に連結された第1の支持ロッドと、前記支持フレームの両端部に連結された第2の支持ロッドと、
    前記第1の支持ロッドと第2の支持ロッドの間に設けられ、前記支持フレーム及び前記ケーブルトレイに伝達される振動方向に対して、動きを許容する耐震部とを含み、
    前記耐震部は、前記支持ロッドの下端に結合される上部連結本体と、前記上部連結本体の下面に結合される複数の締結部材と、前記締結部材を互いに連結しながら、前記締結部材の内部空間に沿って、垂直方向への移動が可能であり、前記締結部材との接触面を基準に、振子運動が可能な複数の四角リングとを含み、
    前記締結部材は、互いに離隔した2つの平板と、前記2つの平板を連結するように、前記2つの平板が対向する向きの下部面に結合した輪状のフック部材とを含み、前記四角リングは、円形の断面を有する四角フレームであって、一辺が、前記フック部材の内部空間に挿入して締結され、
    前記耐震部は、前記上部連結本体の下面に結合された第1の締結部材と、前記第1の締結部材のフック部材に上辺が嵌合される第1の四角リングと、前記第1の四角リングの下辺に結合される前記第1の締結部材が、上下方向に反転した第2の締結部材と、前記第2の締結部材の下面に結合され、前記第2の締結部材と上下方向に反転し、前記第2の締結部材と水平方向に90度分ずれた第3の締結部材と、前記第3の締結部材の下部に上辺が嵌合される第2の四角リングと、前記第2の四角リングの下辺に締結され、前記第3の締結部材と上下方向に反転した第4の締結部材と、前記第4の締結部材の下面に結合され、前記第2の締結部材と上下方向に反転した第5の締結部材と、前記第5の締結部材のフック部材に上辺が嵌合される第3の四角リングと、前記第3の四角リングの下辺に結合され、前記第5の締結部材と上下方向に反転した第6の締結部材と、前記第6の締結部材の下面に結合された下部連結本体とを含む耐震用ケーブルトレイハンガー装置。
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