JP2020015572A - 駆動装置と搬送装置 - Google Patents
駆動装置と搬送装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2020015572A JP2020015572A JP2018138116A JP2018138116A JP2020015572A JP 2020015572 A JP2020015572 A JP 2020015572A JP 2018138116 A JP2018138116 A JP 2018138116A JP 2018138116 A JP2018138116 A JP 2018138116A JP 2020015572 A JP2020015572 A JP 2020015572A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roller
- driving device
- housing
- drive
- transmission mechanism
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Abstract
Description
ベルトコンベアの場合には、両端に駆動回転体と従動回転体が配置されていて、これら駆動回転体と従動回転体にはベルトが巻回されている。上記駆動回転体をモータにより回転駆動することにより、従動回転体を介してベルトがループ状に回転し、それによって、ベルト上に載置された被搬送物が任意の場所から別の任意の場所に搬送される。
又、ローラコンベアの場合には、複数個の従動ローラが所定のピッチで配置されていて、それら複数個の従動ローラの中の適所に、例えば、モータ内臓の駆動ローラが配置されている。それら駆動ローラを駆動することにより、駆動ローラ及び従動ローラ上に載置されている被搬送物が任意の場所から別の任意の場所に搬送される。
すなわち、ベルトコンベアの場合にもローラコンベアの場合も、それなりに大掛かりな構成になってしまうとともに設置も面倒であるという問題があった。
例えば、ベルトコンベアの場合には、両端に駆動回転体と従動回転体を配置し、駆動回転体側に駆動モータを設置してこれを連結し、駆動回転体と従動回転体にベルトを巻回しなければならないからである。
又、ローラコンベアの場合も、複数本のローラを所定のピッチで配置し、かつ、適所にモータ内臓の駆動ローラを設置しなければならないからである。
又、構成が比較的大掛かりになってしまうことと関連するが、所望の場所で容易に駆動力を得ることが困難であるという問題もあった。
又、請求項2による駆動装置は、請求項1記載の駆動装置において、上記駆動伝達機構は歯車群であることを特徴とするものである。
又、請求項3による駆動装置は、請求項1又は請求項2記載の駆動装置において、上記駆動伝達機構と上記回転体はユニット化されていて、一方、上記駆動モータは上記筐体に取り付けられていて、上記ユニット化された駆動伝達機構と回転体が上記筐体に対して着脱自在に取り付けられていることを特徴とするものである。
又、請求項4による駆動装置は、請求項3記載の駆動装置において、上記ユニット化された駆動伝達機構と回転体側にはガイド部材が取り付けられていて、一方、上記筐体側にはガイドレールが取り付けられていて、上記ユニット化された駆動伝達機構と回転体は上記ガイド部材を上記ガイドレールに沿って移動させることにより着脱自在に構成されていることを特徴とするものである。
又、請求項5による駆動装置は、請求項1〜請求項4の何れかに記載の駆動装置において、上記回転体はローラであることを特徴とするものである。
又、請求項6による搬送装置は、一対のコンベアと、上記一対のコンベアの間に設置され上記一対のコンベア上に載置された被搬送物を移動させる請求項1〜請求項5の何れかに記載の駆動装置と、を具備したことを特徴とするものである。
又、請求項7による搬送装置は、請求項6記載の駆動ローラ装置において、上記一対のコンベアは下り勾配で設置されていて、上記駆動装置はその下り勾配の終端近傍に設置されていることを特徴とするものである。
又、請求項8による搬送装置は、請求項6又は請求項7記載の搬送装置において、上記コンベアはコロコンベアであることを特徴とするものである。
又、請求項2による駆動装置によると、請求項1記載の駆動装置において、上記駆動伝達機構は歯車群であるので任意の減速比での駆動装置を提供することができる。
又、請求項3による駆動装置によると、請求項1又は請求項2記載の駆動装置において、上記駆動伝達機構と上記回転体はユニット化されていて、一方、上記駆動モータは上記筐体に取り付けられていて、上記ユニット化された駆動伝達機構と回転体が上記筐体に対して着脱自在に取り付けられているので、駆動装置の組立・分解が容易である。
又、請求項4による駆動装置によると、請求項3記載の駆動装置において、上記ユニット化された駆動伝達機構と回転体側にはガイド部材が取り付けられていて、一方、上記筐体側にはガイドレールが取り付けられていて、上記ユニット化された駆動伝達機構と回転体は上記ガイド部材を上記ガイドレールに沿って移動させることにより着脱自在に構成されているので、上記効果をより高めることができる。
又、請求項5による駆動装置によると、請求項1〜請求項4の何れかに記載の駆動装置において、上記回転体はローラであるので、ローラを介して被搬送物に駆動力を付与することができる。
又、請求項6による搬送装置によると、一対のコンベアと、上記一対のコンベアの間に設置され上記一対のコンベア上に載置された被搬送物を移動させる請求項1〜請求項5の何れかに記載の駆動装置と、を具備した構成になっているので、一対のコンベアを備えた搬送装置において適所で駆動力を賦与することができる。
又、請求項7による搬送装置によると、請求項6記載の駆動ローラ装置において、上記一対のコンベアは下り勾配で設置されていて、上記駆動装置はその下り勾配の終端近傍に設置されているので、下り勾配の終端までは特に駆動力を使用することなく被搬送物を移動させ、最後に駆動装置により駆動力を付与するだけで必要な搬送システムを構成することができる。
又、請求項8による搬送装置によると、請求項6又は請求項7記載の搬送装置において、上記コンベアはコロコンベアであるので、搬送装置全体の構成も簡単である。
上記搬送部3には架台5が設置されていて、この架台5は、複数本の脚部7と、それら脚部7の上に設置された複数本の梁材11と、とから構成されている。
尚、図1では架台5の一部のみを示していて、実際には、図1中左方向に延長・配置されている。
尚、上記スタータローラ21の構成は追って詳細に説明する。
尚、上記脚部7′、梁材11′、コロコンベア13′、スタータローラ21′は既に説明した搬送部3側の脚部7、梁材11、コロコンベア13、スタータローラ21と同じ構成のものである。
図7乃至図10に示すように、まず、一対のガイド部材95、95が設置されている。上記ローラユニット90は、これら一対のガイド部材95、95を上記一対のガイドレール75、75にそれぞれ係合させて移動させることより、上記筐体本体63内に着脱可能に取り付けられている。
上記シャフト109の両端部109a、109aは上記一対のガイド部材95、95を貫通して外側に突出・配置されている。それら端部109a、109aには既に説明したローラ93、93が固着されている。
尚、スタータローラ21′もスタータローラ21と同じ構成になっている。
尚、スタータローラ21の梁材12に対する取付構造、スタータローラ21′の梁材11′に対する取付構造も同じである。
ます、搬送部3に対して走行台車5が横付けされている。
搬送部3側では、例えば、図示しない作業員の手作業により被搬送物としての容器51が、各列の一対のコロコンベア13、13を介して、図1左側から右側に向かって搬送される。そして、搬送部3の終端部において、スタータローラ21、21により駆動力が付与される。それによって、上記容器51は搬送部3側から上記走行台車5側に自動的に移載される。同時に、走行台車31側においても、搬入される容器51にスタータローラ21′、スタータローラ21′によって駆動力が付与される。それらの作用によって、搬送部3側から走行台車5側への容器51の移載が速やかに行われる。
上記走行台車5側に移載された容器51は走行台車5によって別の場所に搬送される。
まず、組立であるが、図9、図10に示すように、筐体61の筐体本体63には駆動モータ67が取り付けられている。
次に、上記筐体本体63内にローラユニット90が組み込まれる。それによって、駆動伝達機構91のギヤ99が駆動モータ67の駆動ギヤ73に噛合される。そして、固定ねじ部材100、100を貫通孔98、98を通して雌ねじ部96、96にねじ込む。
次に、筐体本体63にカバ65を取り付けて、固定ネジ79、79を貫通孔81、81を通して雌ねじ部83、83にねじ込む。
以上でスタータローラ21の組立は完了する。
分解は組立の逆の手順で行う。
尚、スタータローラ21′の組立・分解も同じである。
まず、所望の場所で必要な駆動力を容易に得ることができる。これは、本実施の形態によるスタータローラ21(或いはスタータローラ21′)を所望の場所に設置すれば良いからである。
又、スタータローラ21(或いはスタータローラ21′)は僅かなスペースがあれば設置可能であり、狭隘な空間においても容易に駆動力を提供することができる。
又、スタータローラ21(或いはスタータローラ21′)の設置も容易である。これはクロスコネクタ121を使用して取り付ければ良いからである。
又、例えば、ベルトコンベア、ローラコンベアの場合には、比較的大掛かりな構成になるが、本実施の形態によるスタータローラ21(或いはスタータローラ21′)の場合には、その構成も極めて簡単である。
又、駆動伝達機構91と一対のローラ93、93がユニット化されてローラユニット90になっていて、筐体61に対して着脱可能に構成されているので、スタータローラ21(或いはスタータローラ21′)としての組立・分解が容易である。
又、減速比を変更したい場合には、歯車群の構成が異なる別の種類の駆動伝達機構91と一対のローラ93、93がユニット化された別のローラユニット90と交換すれば良いので、減速比の変更も容易である。
さらに、例えば、歯車群の歯車が摩耗したような場合に歯、別のローラユニット90と交換するだけで良く、メンテナンスが容易である。
その他の構成は前記第1の実施の形態の場合と同じである。
このような構成でも前記第1の実施の形態の場合と同様の効果を奏することができる。又、搬送部側において作業員の労力の軽減を図ることができる。
まず、前記第1、第2の実施の形態の場合には、駆動伝達機構と一対のローラをユニット化してローラユニットとして筐体に着脱可能に構成したが、それに限定されるものではない。
又、前記第1、第2の実施の形態の場合には、駆動伝達機構を複数個のギヤから構成されたギヤ群によって構成したが、それに限定されるものではなく、例えば、プーリ・ベルト、その他の構成のものを使用してもよい。
又、前記第1、第2の実施の形態の場合には、回転体としてローラを採用した例を説明したが、それに限定されるものではない。例えば、プーリ・ベルト機構、等でも良い。
又、前記第1、第2の実施の形態の場合には、搬送部側から走行台車側に被搬送物を搬送する場合を例に挙げて説明したが、使用例としてはそれに限定されるものではなく、様々なケースに適用可能である。
その他、図示した構成はあくまで一例でありそれに限定されるものではない。
3 搬送部
5 走行台車
7 脚部
7′ 脚部
11 梁材
11′ 梁材
13 コロコンベア
13′ コロコンベア
15 枠材
17 コロ
21 スタータローラ(駆動装置)
21′ スタータローラ(駆動装置)
51 容器(被搬送物)
61 筐体
63 筐体本体
65 カバ
67 駆動モータ
75 ガイドレール
90 ローラユニット
91 駆動伝達機構
72 駆動ギヤ
93 ローラ(回転体)
95 ガイド部材
99 ギヤ
101 ギヤ
105 ギヤ
107 ギヤ
111 ギヤ
Claims (8)
- 筐体と、
上記筐体に取り付けられた駆動モータと、
上記筐体に取り付けられた駆動伝達機構と、
上記筐体に取り付けられ上記駆動モータの回転により上記駆動伝達機構を介して回転される回転体と、
を具備したことを特徴とする駆動装置。 - 請求項1記載の駆動装置において、
上記駆動伝達機構は歯車群であることを特徴とする駆動装置。 - 請求項1又は請求項2記載の駆動装置において、
上記駆動伝達機構と上記回転体はユニット化されていて、一方、上記駆動モータは上記筐体に取り付けられていて、上記ユニット化された駆動伝達機構と回転体が上記筐体に対して着脱自在に取り付けられていることを特徴とする駆動装置。 - 請求項3記載の駆動装置において、
上記ユニット化された駆動伝達機構と回転体側にはガイド部材が取り付けられていて、一方、上記筐体側にはガイドレールが取り付けられていて、上記ユニット化された駆動伝達機構と回転体は上記ガイド部材を上記ガイドレールに沿って移動させることにより着脱自在に構成されていることを特徴とする駆動装置。 - 請求項1〜請求項4の何れかに記載の駆動装置において、
上記回転体はローラであることを特徴とする駆動装置。 - 一対のコンベアと、
上記一対のコンベアの間に設置され上記一対のコンベア上に載置された被搬送物を移動させる請求項1〜請求項5の何れかに記載の駆動装置と、
を具備したことを特徴とする搬送装置。 - 請求項6記載の駆動ローラ装置において、
上記一対のコンベアは下り勾配で設置されていて、上記駆動装置はその下り勾配の終端近傍に設置されていることを特徴とする搬送装置。 - 請求項6又は請求項7記載の搬送装置において、
上記コンベアはコロコンベアであることを特徴とする搬送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018138116A JP7170309B2 (ja) | 2018-07-24 | 2018-07-24 | 駆動装置と搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018138116A JP7170309B2 (ja) | 2018-07-24 | 2018-07-24 | 駆動装置と搬送装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020015572A true JP2020015572A (ja) | 2020-01-30 |
JP7170309B2 JP7170309B2 (ja) | 2022-11-14 |
Family
ID=69581174
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018138116A Active JP7170309B2 (ja) | 2018-07-24 | 2018-07-24 | 駆動装置と搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7170309B2 (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5915613U (ja) * | 1982-07-20 | 1984-01-30 | 三洋電機株式会社 | コンベア駆動ロ−ラ |
US4614228A (en) * | 1984-03-15 | 1986-09-30 | Mannesmann Ag | Transport unit for hot stock |
JPH0744738U (ja) * | 1990-10-18 | 1995-11-28 | テレフレックス インコーポレイテッド | 2モーター式貨物駆動ユニット |
JPH0826431A (ja) * | 1994-07-14 | 1996-01-30 | Akihiro Iketani | ワーク移送装置 |
-
2018
- 2018-07-24 JP JP2018138116A patent/JP7170309B2/ja active Active
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5915613U (ja) * | 1982-07-20 | 1984-01-30 | 三洋電機株式会社 | コンベア駆動ロ−ラ |
US4614228A (en) * | 1984-03-15 | 1986-09-30 | Mannesmann Ag | Transport unit for hot stock |
JPH0744738U (ja) * | 1990-10-18 | 1995-11-28 | テレフレックス インコーポレイテッド | 2モーター式貨物駆動ユニット |
JPH0826431A (ja) * | 1994-07-14 | 1996-01-30 | Akihiro Iketani | ワーク移送装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP7170309B2 (ja) | 2022-11-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2010159161A (ja) | 組付コンベア装置 | |
US7293683B2 (en) | Packaging machine | |
US6073748A (en) | Multiple lane inverter | |
JP2020015572A (ja) | 駆動装置と搬送装置 | |
JP5100017B2 (ja) | ベルトコンベヤ | |
JP2019217747A (ja) | 昇降装置 | |
KR20120067239A (ko) | 벨트를 이용한 단축로봇 | |
KR100673292B1 (ko) | 벨트컨베이어의 사행 교정장치 | |
KR102007822B1 (ko) | 탈거식 벨트 컨베이어 수축장치 | |
KR101611862B1 (ko) | 캐터필러 체인 구동장치 | |
JP2007084246A (ja) | ローラコンベヤ | |
WO2019093510A1 (ja) | 搬送装置及び搬送方法 | |
KR20030038242A (ko) | 영구자석 기어조합체 및 이를 이용한 컨베이어 | |
GB2079235A (en) | Article Transfer System | |
JP5618708B2 (ja) | コンベア装置 | |
JP2616872B2 (ja) | モータ内蔵ローラおよびローラコンベア装置 | |
JP2008302992A (ja) | ベルトコンベヤ | |
JP4807713B2 (ja) | 無端体案内ユニットおよびローラコンベヤ | |
JP2009007150A (ja) | チェーンコンベヤ装置 | |
KR102655510B1 (ko) | 무한 구동 컨베이어 구동장치 | |
CN218878377U (zh) | 一种瓷砖打包用间歇送料机构 | |
JP2000233814A (ja) | コンベヤ装置 | |
JP2011111244A (ja) | チェーンコンベヤ装置 | |
JPH1163164A (ja) | 動力伝達装置およびローラコンベア | |
KR20090006367U (ko) | 롤러컨베이어 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210623 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20220523 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220527 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20220713 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220726 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20221003 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20221025 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7170309 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |