JP2020015572A - 駆動装置と搬送装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 比較的簡単な構成で所望のワーク搬送装置を構築することを可能にする駆動装置を提供すること。【解決手段】 筐体と、上記筐体に取り付けられた駆動モータと、上記筐体に取り付けられた駆動伝達機構と、上記筐体に取り付けられ上記駆動モータの回転により上記駆動伝達機構を介して回転される回転体と、を具備したものであり、簡単な構成でコンパクトな駆動装置を得ることができ、そのような駆動装置を使用すれば所望の場所で簡単な構成で必要な駆動力を提供することができる。【選択図】 図9

Description

本発明は、駆動装置と搬送装置に係り、所望の場所で簡単な構成で必要な駆動力を得ることができるように工夫したものに関する
例えば、各種被搬送物を任意の場所から別の任意の場所に搬送する場合には、ベルトコンベア、ローラコンベア 、等が使用される。
ベルトコンベアの場合には、両端に駆動回転体と従動回転体が配置されていて、これら駆動回転体と従動回転体にはベルトが巻回されている。上記駆動回転体をモータにより回転駆動することにより、従動回転体を介してベルトがループ状に回転し、それによって、ベルト上に載置された被搬送物が任意の場所から別の任意の場所に搬送される。
又、ローラコンベアの場合には、複数個の従動ローラが所定のピッチで配置されていて、それら複数個の従動ローラの中の適所に、例えば、モータ内臓の駆動ローラが配置されている。それら駆動ローラを駆動することにより、駆動ローラ及び従動ローラ上に載置されている被搬送物が任意の場所から別の任意の場所に搬送される。
尚、この種の搬送装置の構成を開示するものとして、例えば、特許文献1、特許文献2、特許文献3がある。
特開2017−100829号公報 特開2017−24839号公報 特開2004−107019号公報
上記従来の構成によると次のような問題があった。
すなわち、ベルトコンベアの場合にもローラコンベアの場合も、それなりに大掛かりな構成になってしまうとともに設置も面倒であるという問題があった。
例えば、ベルトコンベアの場合には、両端に駆動回転体と従動回転体を配置し、駆動回転体側に駆動モータを設置してこれを連結し、駆動回転体と従動回転体にベルトを巻回しなければならないからである。
又、ローラコンベアの場合も、複数本のローラを所定のピッチで配置し、かつ、適所にモータ内臓の駆動ローラを設置しなければならないからである。
又、構成が比較的大掛かりになってしまうことと関連するが、所望の場所で容易に駆動力を得ることが困難であるという問題もあった。
本発明はこのような点に基づいてなされたものでその目的とするところは、所望の場所で簡単な構成で必要な駆動力を得ることができる駆動装置と搬送装置を提供することにある。
上記課題を解決するべく本願発明の請求項1による駆動装置は、筐体と、上記筐体に取り付けられた駆動モータと、上記筐体に取り付けられた駆動伝達機構と、上記筐体に取り付けられ上記駆動モータの回転により上記駆動伝達機構を介して回転される回転体と、を具備したことを特徴とするものである。
又、請求項2による駆動装置は、請求項1記載の駆動装置において、上記駆動伝達機構は歯車群であることを特徴とするものである。
又、請求項3による駆動装置は、請求項1又は請求項2記載の駆動装置において、上記駆動伝達機構と上記回転体はユニット化されていて、一方、上記駆動モータは上記筐体に取り付けられていて、上記ユニット化された駆動伝達機構と回転体が上記筐体に対して着脱自在に取り付けられていることを特徴とするものである。
又、請求項4による駆動装置は、請求項3記載の駆動装置において、上記ユニット化された駆動伝達機構と回転体側にはガイド部材が取り付けられていて、一方、上記筐体側にはガイドレールが取り付けられていて、上記ユニット化された駆動伝達機構と回転体は上記ガイド部材を上記ガイドレールに沿って移動させることにより着脱自在に構成されていることを特徴とするものである。
又、請求項5による駆動装置は、請求項1〜請求項4の何れかに記載の駆動装置において、上記回転体はローラであることを特徴とするものである。
又、請求項6による搬送装置は、一対のコンベアと、上記一対のコンベアの間に設置され上記一対のコンベア上に載置された被搬送物を移動させる請求項1〜請求項5の何れかに記載の駆動装置と、を具備したことを特徴とするものである。
又、請求項7による搬送装置は、請求項6記載の駆動ローラ装置において、上記一対のコンベアは下り勾配で設置されていて、上記駆動装置はその下り勾配の終端近傍に設置されていることを特徴とするものである。
又、請求項8による搬送装置は、請求項6又は請求項7記載の搬送装置において、上記コンベアはコロコンベアであることを特徴とするものである。
以上述べたように本願発明の請求項1による駆動ローラ装置によると、筐体と、上記筐体に取り付けられた駆動モータと、上記筐体に取り付けられた駆動伝達機構と、上記筐体に取り付けられ上記駆動モータの回転により上記駆動伝達機構を介して回転される回転体と、を具備した構成になっているので、簡単な構成でコンパクトな駆動装置を得ることができ、そのような駆動装置を使用すれば所望の場所で簡単な構成で必要な駆動力を提供することができる。
又、請求項2による駆動装置によると、請求項1記載の駆動装置において、上記駆動伝達機構は歯車群であるので任意の減速比での駆動装置を提供することができる。
又、請求項3による駆動装置によると、請求項1又は請求項2記載の駆動装置において、上記駆動伝達機構と上記回転体はユニット化されていて、一方、上記駆動モータは上記筐体に取り付けられていて、上記ユニット化された駆動伝達機構と回転体が上記筐体に対して着脱自在に取り付けられているので、駆動装置の組立・分解が容易である。
又、請求項4による駆動装置によると、請求項3記載の駆動装置において、上記ユニット化された駆動伝達機構と回転体側にはガイド部材が取り付けられていて、一方、上記筐体側にはガイドレールが取り付けられていて、上記ユニット化された駆動伝達機構と回転体は上記ガイド部材を上記ガイドレールに沿って移動させることにより着脱自在に構成されているので、上記効果をより高めることができる。
又、請求項5による駆動装置によると、請求項1〜請求項4の何れかに記載の駆動装置において、上記回転体はローラであるので、ローラを介して被搬送物に駆動力を付与することができる。
又、請求項6による搬送装置によると、一対のコンベアと、上記一対のコンベアの間に設置され上記一対のコンベア上に載置された被搬送物を移動させる請求項1〜請求項5の何れかに記載の駆動装置と、を具備した構成になっているので、一対のコンベアを備えた搬送装置において適所で駆動力を賦与することができる。
又、請求項7による搬送装置によると、請求項6記載の駆動ローラ装置において、上記一対のコンベアは下り勾配で設置されていて、上記駆動装置はその下り勾配の終端近傍に設置されているので、下り勾配の終端までは特に駆動力を使用することなく被搬送物を移動させ、最後に駆動装置により駆動力を付与するだけで必要な搬送システムを構成することができる。
又、請求項8による搬送装置によると、請求項6又は請求項7記載の搬送装置において、上記コンベアはコロコンベアであるので、搬送装置全体の構成も簡単である。
本発明の第1の実施の形態を示す図で、駆動装置としてのスタータローラを使用した搬送装置の構成を示す斜視図である。 本発明の第1の実施の形態を示す図で、駆動装置としてのスタータローラの斜視図である。 本発明の第1の実施の形態を示す図で、駆動装置としてのスタータローラの側面図である。 本発明の第1の実施の形態を示す図で、駆動装置としてのスタータローラの平面図である。 本発明の第1の実施の形態を示す図で、駆動装置としてのスタータローラの正面図である。 本発明の第1の実施の形態を示す図で、駆動装置としてのスタータローラの側面図である。 本発明の第1の実施の形態を示す図で、図4のVII−VII断面図である。 本発明の第1の実施の形態を示す図で、図6のVIII−VIII断面図である。 本発明の第1の実施の形態を示す図で、駆動装置としてのスタータローラの分解斜視図である。 本発明の第1の実施の形態を示す図で、駆動装置としてのスタータローラの分解斜視図である。 本発明の第1の実施の形態を示す図で、駆動装置としてのスタータローラの梁材への取付構造を示す平面図である。 本発明の第1の実施の形態を示す図で、駆動装置としてのスタータローラを梁材に取り付ける際に使用するクロスコネクタの構成を示す平面図である。 本発明の第1の実施の形態を示す図で、クロスコネクタの分解斜視図である。
以下、図1乃至図13を参照して本発明の第1の実施の形態を説明する。図1は本実施の形態による搬送装置1の構成を示す斜視図であり、この搬送装置1は、搬送部3と、走行台車5、とから構成されている。
上記搬送部3には架台5が設置されていて、この架台5は、複数本の脚部7と、それら脚部7の上に設置された複数本の梁材11と、とから構成されている。
上記複数本の梁材11を跨ぐように一対一組のコロコンベア13、13が3組設置されている。上記コロコンベア13は、枠材15と、この枠材15に回転可能に取り付けられた複数個のコロ17と、から構成されている。上記3組のコロコンベア13、13により3列の搬送ラインが構成されている。
尚、図1では架台5の一部のみを示していて、実際には、図1中左方向に延長・配置されている。
上記一対一組のコロコンベア13、13の間であって図1中右側端の梁材11には駆動装置としてのスタータローラ21が設置されている。又、このスタータローラ21の図1中左側には別のスタータローラ21が梁材12に設置されている。上記梁材12は各コロコンベア13の枠材15の下面に取り付けられている。
尚、上記スタータローラ21の構成は追って詳細に説明する。
一方、上記搬送台車5であるが、まず、搬送台車本体31がある。この搬送台車31には4個の走行車輪33、33、33、33(図1中片側の2個のみ示す)が設置されている。上記搬送台車31上には架台35が設置されている。この架台35は、複数本(この実施の形態の場合には4本)の脚部7′と、複数本の梁材11′と、から構成されている。上記架台35には一対一組のコロコンベア13′、13′が3組設置されている。上記一対のコロコンベア13′、13′の間であって上記搬送部3側にはスタータローラ21′が設置されている。
尚、上記脚部7′、梁材11′、コロコンベア13′、スタータローラ21′は既に説明した搬送部3側の脚部7、梁材11、コロコンベア13、スタータローラ21と同じ構成のものである。
上記スタータローラ21は次のような構成になっている。まず、筐体61があり、この筐体61は、図9、図10に示すように、筐体本体63と、この筐体本体63に着脱可能に取り付けられるカバ65と、から構成されている。上記筐体本体63には駆動モータ67が取り付けられている。上記駆動モータ67は、モータケース69と、このモータケース69内に内装されたステータ(図示せず)と、このステータの内側に回転可能に配置された図示しないロータと、このロータに固着された出力軸71と、から構成されている。図8に示すように、上記出力軸71は上記筐体本体63を貫通して内部に突出・配置されている。又、上記出力軸71には駆動ギヤ73が固着されている。
又、図9、図10に示すように、上記筐体本体63の対向する内側面にはガイドレール75、75が設けられている。又、上記ガイドレール75、75の上端部には切欠部77、77が形成されている。
又、上記カバ65は上記筐体本体63の開口部64を閉塞するように取り付けられ、固定ねじ部材79、79を上記カバ65に形成された貫通孔81、81を通して、上記筐体本体63の雌ねじ部83、83に螺合させることにより、上記筐体本体63に固定されている。
上記筐体本体63内にはローラユニット90が着脱可能に取り付けられている。このローラユニット90は、駆動伝達機構91と、一対のローラ93、93と、がユニット化されたものである。以下、ローラユニット90の構成を説明する。
図7乃至図10に示すように、まず、一対のガイド部材95、95が設置されている。上記ローラユニット90は、これら一対のガイド部材95、95を上記一対のガイドレール75、75にそれぞれ係合させて移動させることより、上記筐体本体63内に着脱可能に取り付けられている。
上記一対のガイド部材95、95の下端部には雌ねじ部96、96が設けられている。又、上記筐体本体63には貫通孔98、98が形成されている。上記一対のガイド部材95、95を上記一対のガイドレール75、75に係合させた状態で、ねじ部材100、100を上記貫通孔98、98を通して上記雌ねじ部96、96に螺合させることにより、上記一対のガイド部材95、95ひいてはローラユニット90が筐体本体63に固定されている。
上記一対のガイド部材95、95の間に上記駆動伝達機構91が設置されている。すなわち、図7に示すように、上記一対のガイド部材95、95の間にはシャフト97が設置されていて、このシャフト97にはギヤ99が回転可能に取り付けられている。このギヤ99が既に説明した駆動ギヤ73に噛合されている。又、上記ギヤ99にはギヤ101が同軸に固着されている。
上記一対のガイド部材95、95の間には別のシャフト103が設置されていて、このシャフト103にはギヤ105が回転可能に取り付けられている。このギヤ105が上記ギヤ101に噛合されている。上記ギヤ105にはギヤ107が同軸に固着されている。
上記一対のガイド部材95、95の間にはシャフト109が回転可能に取り付けられている。このシャフト109にはギヤ111が固着されていて、このギヤ111が上記ギヤ107に噛合されている。
上記シャフト109の両端部109a、109aは上記一対のガイド部材95、95を貫通して外側に突出・配置されている。それら端部109a、109aには既に説明したローラ93、93が固着されている。
上記駆動モータ67を回転駆動することにより、出力軸71、駆動ギヤ73、ギヤ99、ギヤ101、ギヤ105、ギヤ107、ギヤ111を介して、シャフト109にその回転が伝達され、それによって、ローラ93、93が回転せられる。
尚、スタータローラ21′もスタータローラ21と同じ構成になっている。
ところで、上記スタータローラ21は、図11、図12に示すように、クロスコネクタ121を介して、梁材11に取り付けられている。まず、梁材11には直交する4箇所に凸部11aが形成されている。一方、スタータローラ21の筐体本体63にも凸部63aが形成されている。
又、上記クロスコネクタ121は、図12、図13に示すように、一対のコネクタ要素123、125と、これら一対のコネクタ要素123、125を締結するボルト127、ナット129と、から構成されている。一方のコネクタ要素123には上記梁材11の凸部11aの一側に係合する係合部123aと、上記筐体本体63の凸部63aの一側に係合する係合部と123bと、が設けられている。又、他方のコネクタ要素125には上記梁材11の凸部11aの他側に係合する係合部125aと、上記筐体本体63の凸部63aの他側に係合する係合部125bと、が設けられている。そして、上記ボルト127、ナット129を締め付けることにより、上記一対のコネクタ要素123、125が接近し、それによって、それぞれの係合部123a、125aによって、上記梁材11の凸部11aを締め付け、係合部123b、125bによって上記筐体本体63の凸部63aを締め付けることになり、それによって、スタータローラ21が梁材11に取り付けられる。
尚、スタータローラ21の梁材12に対する取付構造、スタータローラ21′の梁材11′に対する取付構造も同じである。
以上の構成を基にその作用を説明する。
ます、搬送部3に対して走行台車5が横付けされている。
搬送部3側では、例えば、図示しない作業員の手作業により被搬送物としての容器51が、各列の一対のコロコンベア13、13を介して、図1左側から右側に向かって搬送される。そして、搬送部3の終端部において、スタータローラ21、21により駆動力が付与される。それによって、上記容器51は搬送部3側から上記走行台車5側に自動的に移載される。同時に、走行台車31側においても、搬入される容器51にスタータローラ21′、スタータローラ21′によって駆動力が付与される。それらの作用によって、搬送部3側から走行台車5側への容器51の移載が速やかに行われる。
上記走行台車5側に移載された容器51は走行台車5によって別の場所に搬送される。
次に、スタータローラ21の分解・組立について説明する。
まず、組立であるが、図9、図10に示すように、筐体61の筐体本体63には駆動モータ67が取り付けられている。
次に、上記筐体本体63内にローラユニット90が組み込まれる。それによって、駆動伝達機構91のギヤ99が駆動モータ67の駆動ギヤ73に噛合される。そして、固定ねじ部材100、100を貫通孔98、98を通して雌ねじ部96、96にねじ込む。
次に、筐体本体63にカバ65を取り付けて、固定ネジ79、79を貫通孔81、81を通して雌ねじ部83、83にねじ込む。
以上でスタータローラ21の組立は完了する。
分解は組立の逆の手順で行う。
尚、スタータローラ21′の組立・分解も同じである。
次に、減速比を変えて搬送速度を調整する場合について説明する。この場合には、カバ65を外して、減速比が異なる別の駆動伝達機構91を組み込んだローラユニット90と交換すれば良い。
以上本実施の形態によると次のような効果を奏することができる。
まず、所望の場所で必要な駆動力を容易に得ることができる。これは、本実施の形態によるスタータローラ21(或いはスタータローラ21′)を所望の場所に設置すれば良いからである。
又、スタータローラ21(或いはスタータローラ21′)は僅かなスペースがあれば設置可能であり、狭隘な空間においても容易に駆動力を提供することができる。
又、スタータローラ21(或いはスタータローラ21′)の設置も容易である。これはクロスコネクタ121を使用して取り付ければ良いからである。
又、例えば、ベルトコンベア、ローラコンベアの場合には、比較的大掛かりな構成になるが、本実施の形態によるスタータローラ21(或いはスタータローラ21′)の場合には、その構成も極めて簡単である。
又、駆動伝達機構91と一対のローラ93、93がユニット化されてローラユニット90になっていて、筐体61に対して着脱可能に構成されているので、スタータローラ21(或いはスタータローラ21′)としての組立・分解が容易である。
又、減速比を変更したい場合には、歯車群の構成が異なる別の種類の駆動伝達機構91と一対のローラ93、93がユニット化された別のローラユニット90と交換すれば良いので、減速比の変更も容易である。
さらに、例えば、歯車群の歯車が摩耗したような場合に歯、別のローラユニット90と交換するだけで良く、メンテナンスが容易である。
次に、本発明の第2の実施の形態を説明する。前記第1の実施の形態の場合は、搬送部が水平に設置されていて作業員が手作業で容器を搬送すると説明したが、例えば、搬送部を走行台車側に向けて下り勾配に構成し、その下り勾配を利用して搬送するように構成する。そして、下り勾配の最後と搬送台車側で駆動装置による駆動力の付与が行われる。
その他の構成は前記第1の実施の形態の場合と同じである。
このような構成でも前記第1の実施の形態の場合と同様の効果を奏することができる。又、搬送部側において作業員の労力の軽減を図ることができる。
尚、本発明は前記第1、第2の実施の形態に限定されるものではない。
まず、前記第1、第2の実施の形態の場合には、駆動伝達機構と一対のローラをユニット化してローラユニットとして筐体に着脱可能に構成したが、それに限定されるものではない。
又、前記第1、第2の実施の形態の場合には、駆動伝達機構を複数個のギヤから構成されたギヤ群によって構成したが、それに限定されるものではなく、例えば、プーリ・ベルト、その他の構成のものを使用してもよい。
又、前記第1、第2の実施の形態の場合には、回転体としてローラを採用した例を説明したが、それに限定されるものではない。例えば、プーリ・ベルト機構、等でも良い。
又、前記第1、第2の実施の形態の場合には、搬送部側から走行台車側に被搬送物を搬送する場合を例に挙げて説明したが、使用例としてはそれに限定されるものではなく、様々なケースに適用可能である。
その他、図示した構成はあくまで一例でありそれに限定されるものではない。
本発明は、駆動装置と搬送装置に係り、所望の場所で簡単な構成で必要な駆動力を得ることができるように工夫したものに関し、例えば、各種の搬送ラインに好適である。
1 搬送装置
3 搬送部
5 走行台車
7 脚部
7′ 脚部
11 梁材
11′ 梁材
13 コロコンベア
13′ コロコンベア
15 枠材
17 コロ
21 スタータローラ(駆動装置)
21′ スタータローラ(駆動装置)
51 容器(被搬送物)
61 筐体
63 筐体本体
65 カバ
67 駆動モータ
75 ガイドレール
90 ローラユニット
91 駆動伝達機構
72 駆動ギヤ
93 ローラ(回転体)
95 ガイド部材
99 ギヤ
101 ギヤ
105 ギヤ
107 ギヤ
111 ギヤ

Claims (8)

  1. 筐体と、
    上記筐体に取り付けられた駆動モータと、
    上記筐体に取り付けられた駆動伝達機構と、
    上記筐体に取り付けられ上記駆動モータの回転により上記駆動伝達機構を介して回転される回転体と、
    を具備したことを特徴とする駆動装置。
  2. 請求項1記載の駆動装置において、
    上記駆動伝達機構は歯車群であることを特徴とする駆動装置。
  3. 請求項1又は請求項2記載の駆動装置において、
    上記駆動伝達機構と上記回転体はユニット化されていて、一方、上記駆動モータは上記筐体に取り付けられていて、上記ユニット化された駆動伝達機構と回転体が上記筐体に対して着脱自在に取り付けられていることを特徴とする駆動装置。
  4. 請求項3記載の駆動装置において、
    上記ユニット化された駆動伝達機構と回転体側にはガイド部材が取り付けられていて、一方、上記筐体側にはガイドレールが取り付けられていて、上記ユニット化された駆動伝達機構と回転体は上記ガイド部材を上記ガイドレールに沿って移動させることにより着脱自在に構成されていることを特徴とする駆動装置。
  5. 請求項1〜請求項4の何れかに記載の駆動装置において、
    上記回転体はローラであることを特徴とする駆動装置。
  6. 一対のコンベアと、
    上記一対のコンベアの間に設置され上記一対のコンベア上に載置された被搬送物を移動させる請求項1〜請求項5の何れかに記載の駆動装置と、
    を具備したことを特徴とする搬送装置。
  7. 請求項6記載の駆動ローラ装置において、
    上記一対のコンベアは下り勾配で設置されていて、上記駆動装置はその下り勾配の終端近傍に設置されていることを特徴とする搬送装置。
  8. 請求項6又は請求項7記載の搬送装置において、
    上記コンベアはコロコンベアであることを特徴とする搬送装置。
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