JP2020013180A - 印刷システム、印刷用データ仲介装置、プリンタ、印刷方法、およびコンピュータプログラム - Google Patents

印刷システム、印刷用データ仲介装置、プリンタ、印刷方法、およびコンピュータプログラム Download PDF

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Yoshiaki Shibuta
義明 澁田
弥 内田
Wataru Uchida
弥 内田
久保 広明
Hiroaki Kubo
広明 久保
智章 中島
Tomoaki Nakajima
智章 中島
康孝 伊藤
Yasutaka Ito
康孝 伊藤
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英明 副島
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Abstract

【課題】プリントサーバがコンピュータウイルスの検査を行う場合において、端末装置から送信されてきたデータを従来よりも早くプリントサーバからプリンタへ送信し終えることができるようにする。【解決手段】プリントサーバ2は、画像形成装置1Bに画像を印刷させるための印刷用データを端末装置3Cから受信すると、この印刷用データを画像形成装置1Bへ送信しながら、この印刷用データがコンピュータウイルスに感染しているか否かを判別する。【選択図】図1

Description

本発明は、いわゆるプリントサーバなどのサーバを介してプリンタに画像を印刷させる技術に関する。
パーソナルコンピュータまたはスマートフォンなどの端末装置に用意した画像を、サーバを介してプリンタに印刷させる技術が普及している。このような、端末装置とプリンタとを仲介するサーバは、一般に「プリントサーバ」と呼ばれる。
プリントサーバは、複数の端末装置と複数のプリンタとを仲介することができる。したがって、プリントサーバは、画像を印刷するための多数の画像データが同時期に中継することがある。
さらに、セキュリティの保護のために、コンピュータウイルスを検出するためのソフトウェア(いわゆるウイルス対策ソフト)をプリントサーバに適用する技術が提案されている。
特許文献1に記載されるデバイス管理サーバは、ネットワークに接続される複数のプリンタを管理し、クライアントからの要求に応じてプリンタへの出力処理を行う。デバイス管理サーバは、クライアントから受信したデータファイルに対して、ウィルスチェックを行い、ウィルス感染あるいは、その疑いが検出された場合に、該当ファイルのウィルスを駆除し、または、該当ファイルの削除を行う。
特許文献2に記載されるコントローラは、ネットワークを介して端末装置からデータ(例えば、印刷ジョブデータ)を受信し、受信したデータにコンピュータウィルスが含まれているか否かを検出し、コンピュータウィルスが検出された場合、データを送信した送信元を示す情報を取得し、取得した送信元を示す情報を格納する。そして、コンピュータウィルスの検出をコントローラの管理者に通知する。
そのほか、コンピュータウイルスの対策の技術として、次のような技術が提案されている。特許文献3に記載されるネットワークファクシミリ装置は、電子メール受信部がTIFFファイルを添付した電子メールを受信すると、この添付されているTIFFファイルを展開する。そして、展開したTIFFファイルからウイルス検出部がコンピュータウイルスの検出を行なう。コンピュータウイルスの検出があると、ウイルス検出の事実を示すウイルス検出フラグを立てて、ウイルス対策部が、コンピュータウイルスの感染の拡大を防止する各種の処理を行なう。
特許文献4に記載される組込みコントローラ装置を有する周辺機器は、ウィルスをスキャンし、送られた情報が実質的にウィルスを含むか否かを判断し、ウィルスが検出されなかった場合に情報をプリントする。
特開2006−277004号公報 特開2004−259060号公報 特開2003−259066号公報 特開2003−182166号公報
しかし、従来の方法によると、端末装置から送信されてきたデータに対してプリントサーバがコンピュータウイルスの検査を行うので、このデータをプリンタへ送信し終えるのが、検査を行わない場合よりも遅くなってしまう。
本発明は、このような問題点に鑑み、プリントサーバがコンピュータウイルスの検査を行う場合において、端末装置から送信されてきたデータを従来よりも早くプリントサーバからプリンタへ送信し終えることができるようにすることを、目的とする。
本発明の一形態に係る印刷システムは、仲介装置およびプリンタを有する印刷システムであって、前記仲介装置に、前記プリンタに画像を印刷させるための印刷用データを端末装置から受信する受信手段と、前記印刷用データを前記プリンタへ送信する送信手段と、前記印刷用データが前記送信手段によって前記プリンタへ送信されるのと並行して、当該印刷用データがコンピュータウイルスに感染しているか否かを判別する判別手段と、が設けられ、前記プリンタに、前記仲介装置から送信されてきた前記印刷用データを記憶する記憶手段と、前記印刷用データがコンピュータウイルスに感染していないと前記判別手段によって判別され、または、前記画像を印刷してもよい旨を前記端末装置のユーザが回答した場合に、前記記憶手段に記憶された当該印刷用データに基づいて前記画像を印刷する、印刷手段と、が設けられる。
本発明の他の一形態に係る印刷システムは、仲介装置およびプリンタを有する印刷システムであって、前記仲介装置に、前記プリンタに画像を印刷させるための印刷用データを端末装置から受信する受信手段と、前記印刷用データを一部分ずつ暗号化して前記プリンタへ送信する送信手段と、前記印刷用データがコンピュータウイルスに感染しているか否かを判別する判別手段と、前記印刷用データが前記コンピュータウイルスに感染していないと前記判別手段によって判別された場合に、当該印刷用データを復号するための鍵を前記プリンタへ送信する鍵送信手段と、が設けられ、前記プリンタに、前記仲介装置から送信されてきた前記印刷用データを、当該仲介装置から送信されてきた前記鍵で復号する復号手段と、前記復号手段によって復号された前記印刷用データに基づいて前記画像を印刷する、印刷手段と、が設けられる。
本発明によると、プリントサーバなどの仲介装置がコンピュータウイルスの検査を行う場合において、端末装置から送信されてきたデータを従来よりも早くプリントサーバからプリンタへ送信し終えることができる。
画像処理システムの全体的な構成の例を示す図である。 画像形成装置のハードウェア構成の例を示す図である。 プリントサーバのハードウェア構成の例を示す図である。 端末装置のハードウェア構成の例を示す図である。 画像形成装置の機能的構成の例を示す図である。 プリントサーバおよび端末装置それぞれの機能的構成の例を示す図である。 条件指定画面の例を示す図である。 プリントサーバにおけるジョブファイルに対する処理の流れの例を説明するための図である。 回答画面の例を示す図である。 画像形成装置における全体的な処理の流れの例を説明するフローチャートである。 プリントサーバにおける全体的な処理の流れの例を説明するフローチャートである。 端末装置における全体的な処理の流れの例を説明するフローチャートである。
図1は、画像処理システム4の全体的な構成の例を示す図である。図2は、画像形成装置1のハードウェア構成の例を示す図である。図3は、プリントサーバ2のハードウェア構成の例を示す図である。図4は、端末装置3のハードウェア構成の例を示す図である。
画像処理システム4は、図1に示すように、複数台の画像形成装置1、プリントサーバ2、複数台の端末装置3、および通信回線41などによって構成される。画像処理システム4は、画像に関する処理を行うシステムであって、画像を用紙に印刷したり、用紙に記されている画像を電子化して保存したりする。
画像処理システム4の各装置は、通信回線41を介して通信を行うことができる。通信回線41として、いわゆるLAN(Local Area Network)回線、専用線、または公衆回線などが用いられる。
画像形成装置1は、一般に「MFP(Multi Function Peripheral)」または「複合機」などと呼ばれる装置であって、コピー、ネットワークプリント、ファクシミリ、スキャン、およびドキュメントサーバなどの機能を集約した装置である。以下、各画像形成装置1を「画像形成装置1A」、「画像形成装置1B」、「画像形成装置1C」、…と区別して記載することがある。画像形成装置1A、1B、1C、…には、それぞれ「MFP_1A」、「MFP_1B」、「MFP_1C」、…という名称が与えられており、さらに、それぞれ「192.168.101.1」、「192.168.101.2」、「192.168.101.3」、…というIPアドレスが与えられている。
ネットワークプリント機能は、パーソナルコンピュータまたはスマートフォンなどの端末装置からプリントサーバを介して画像ファイルを受信し画像を用紙に印刷する機能である。
画像形成装置1は、図2に示すように、CPU(Central Processing Unit)10a、RAM(Random Access Memory)10b、ROM(Read Only Memory)10c、補助記憶装置10d、タッチパネルディスプレイ10e、操作キーパネル10f、ネットワークインタフェース10g、モデム10h、スキャンユニット10i、プリンタユニット10j、およびフィニッシャ10kなどによって構成される。
タッチパネルディスプレイ10eは、ユーザに対するメッセージを示す画面、ユーザがコマンドまたは情報を入力するための画面、およびCPU10aが実行した処理の結果を示す画面などを表示する。また、タッチパネルディスプレイ10eは、タッチされた位置を示す信号をCPU10aへ送る。
操作キーパネル10fは、いわゆるハードウェアキーボードであって、テンキー、スタートキー、ストップキー、およびファンクションキーなどによって構成される。
ネットワークインタフェース10gは、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)などのプロトコルでプリントサーバ2および端末装置3などと通信する。ネットワークインタフェース10gとして、NIC(Network Interface Card)または無線LANボードなどが用いられる。
モデム10hは、ファックス端末との間でG3などのプロトコルで画像データをやり取りする。
スキャンユニット10iは、プラテンガラスまたはADF(Auto Document Feeder)にセットされた用紙に記されている画像を読み取って画像データを生成する。
プリントユニット10jは、スキャンユニット10iによって読み取られた画像のほか、ネットワークインタフェース10gまたはモデム10hによって他の装置から受信した画像データに示される画像を用紙に印刷する。
フィニッシャ10kは、プリントユニット10jによって得られた印刷物に対して、必要に応じて後処理を施す。後処理は、ステープルで綴じる処理、パンチ穴を開ける処理、または折り曲げる処理などである。
ROM10cまたは補助記憶装置10dには、プリントサーバ2と連携してネットワークプリントを提供するためのプリントプログラム10P(図5参照)が記憶されている。プリントプログラム10Pは、必要に応じてRAM10bにロードされ、CPU10aによって実行される。補助記憶装置10dとして、HDD(Hard Disk Drive)またはSSD(Solid State Drive)が用いられる。
プリントサーバ2は、上述のプリントサーバである。プリントサーバ2として、サーバ機またはパーソナルコンピュータなどが用いられる。プリントサーバ2は、図3に示すように、CPU20a、RAM20b、ROM20c、補助記憶装置20d、ネットワークインタフェース20eなどによって構成される。
ネットワークインタフェース20eは、TCP/IPなどのプロトコルで画像形成装置1および端末装置3などと通信する。ネットワークインタフェース20eとして、NICまたは無線LANボードなどが用いられる。
ROM20cまたは補助記憶装置20dには、画像形成装置1と連携してネットワークプリントを提供するための仲介プログラム20P(図6参照)が記憶されている。仲介プログラム20Pは、必要に応じてRAM20bにロードされ、CPU20aによって実行される。補助記憶装置20dとして、HDDまたはSSDが用いられる。
なお、プリントサーバ2および画像形成装置1の両方にUSB(Universal Serial Bus)ポートがあれば、USBケーブルで両者を繋いでもよい。
端末装置3は、画像形成装置1またはプリントサーバ2が提供するサービスを利用するための端末装置である。以下、各端末装置3を「端末装置3A」、「端末装置3B」、「端末装置3C」、…と区別して記載することがある。端末装置3A、3B、3C、…には、それぞれ「192.168.103.1」、「192.168.103.2」、「192.168.103.3」、…というIPアドレスが与えられている。
端末装置3として、パーソナルコンピュータ、スマートフォン、またはタブレットコンピュータなどが用いられる。以下、端末装置3としてノート型のパーソナルコンピュータが用いられる場合を例に説明する。
端末装置3は、図4に示すように、CPU30a、RAM30b、ROM30c、補助記憶装置30d、液晶ディスプレイ30e、ネットワークインタフェース30f、キーボード30g、およびポインティングデバイス30hなどによって構成される。
液晶ディスプレイ30eは、コマンドまたはデータを入力するための画面、メッセージをユーザに知らせるための画面、およびCPU30aによる処理の結果を示す画面などを表示する。
ネットワークインタフェース30fは、TCP/IPなどのプロトコルで画像形成装置1およびプリントサーバ2などと通信する。ネットワークインタフェース30fとして、NICまたは無線LANボードなどが用いられる。
キーボード30gおよびポインティングデバイス30hは、コマンドまたはデータなどをオペレータが入力するための入力装置である。
ROM30cまたは補助記憶装置30dには、ネットワークプリントを使用するためのクライアントプログラム30P(図6参照)が記憶されている。クライアントプログラム30Pは、RAM30bにロードされ、CPU30aによって実行される。補助記憶装置30dとして、HDDまたはSSDが用いられる。
図5は、画像形成装置1の機能的構成の例を示す図である。図6は、プリントサーバ2および端末装置3それぞれの機能的構成の例を示す図である。図7は、条件指定画面51の例を示す図である。図8は、プリントサーバ2におけるジョブファイル61に対する処理の流れの例を説明するための図である。図9は、回答画面52の例を示す図である。
プリントプログラム10Pによると、図5に示すジョブ受付部101、暗号ファイル記憶部102、一時ロック部103、暗号ファイル削除部104、復号処理部105、マージ処理部106、および印刷処理部107などが画像形成装置1に実現される。
仲介プログラム20Pによると、図6に示すファイル分割部201、分割ファイル記憶部202、ウイルススキャン部203、暗号化処理部204、暗号ファイル送信部205、中止継続問合部206、一時停止通知部207、回答通知部208、分割ファイル削除部209、および暗号鍵送信部210などがプリントサーバ2に実現される。
クライアントプログラム30Pによると、図6に示すジョブ指令部301および中止継続回答部302などが端末装置3に実現される。
ユーザは、印刷対象の画像(以下、「対象画像7」と記載する。)のデータを端末装置3に用意する。例えば、端末装置3にインストールされているワープロソフトまたは描画ソフトなどのアプリケーションでドキュメントを作成することによって用意する。または、インターネット上のサーバからウェブブラウザでウェブページのファイルをダウンロードすることによって用意してもよい。または、既に補助記憶装置30dに記憶されているファイルをアプリケーションで開くことによって用意してもよい。そして、ユーザは、印刷のコマンドを端末装置3に入力する。
すると、ジョブ指令部301は、ネットワークプリントのジョブの実行を指令する処理を、例えば次のように実行する。
ジョブ指令部301は、図7のような条件指定画面51を液晶ディスプレイ30eに表示させる。
ここで、ユーザは、対象画像7を印刷する条件(カラー、用紙のサイズ、印刷面など)を、条件指定画面51を操作することによって指定する。対象画像7を印刷させるデバイス(以下、「印刷デバイス」と記載する。)を画像形成装置1(1A、1B、1C、…)の中から選択する。例えば、画像形成装置1Aに印刷させる場合は、画像形成装置1Aを指定する。さらに、ユーザは、対象画像7に任意に名前を付け、対象画像名として条件指定画面51に入力する。
ジョブ指令部301は、用意されたデータおよび指定された条件に基づいて、ネットワークプリントを実行するためのジョブファイル61を生成する。ジョブファイル61は、指定された印刷デバイスに対応するPDL(Page Description Language)またはPJL(Printer Job Language)で記述される画像データである。または、用意されたデータが、指定された印刷デバイスに対応している場合は、このデータおよび指定された条件を示すデータを含むファイルをジョブファイル61として生成してもよい。
そして、ジョブ指令部301は、ジョブファイル61をプリントサーバ2へ送信する。この際に、プリンタ識別子および条件指定画面51に入力された対象画像名をプリントサーバ2へ通知する。「プリンタ識別子」は、条件指定画面51において選択された印刷デバイスを識別する識別子であって、例えば、IPアドレスが用いられる。
プリントサーバ2において、ファイル分割部201は、端末装置3からジョブファイル61を受信し始めると、図8に示すように、ジョブファイル61を先頭から所定のサイズごとにブロックに分割し、各ブロックをファイル化する。これにより、複数のブロックファイル62が生成される。また、ファイル分割部201は、ジョブファイル61を受信し始めた際に、ジョブファイル61を識別するためのユニークなジョブ識別子を発行する。
そして、各ブロックファイル62は、端末装置3から通知されたプリンタ識別子および対象画像名のほか、発行したジョブ識別子、端末装置3を識別する指令元識別子、および先頭からの順番(以下、「シーケンス番号」と記載する。)と対応付けられて、分割ファイル記憶部202に記憶される。指令元識別子として、IPアドレスが用いられる。
例えば、ジョブ識別子が「J1234」であり、ジョブファイル61のサイズが11メガバイトであり、所定のサイズが2メガバイトであり、ジョブファイル61の送信元が画像形成装置1Bであり、印刷デバイスが端末装置3Cである場合は、次のような結果が得られる。
ジョブファイル61が6つのブロックに分割されることによって6つのブロックファイル62が生成され、分割ファイル記憶部202に記憶される。各ブロックファイル62には、共通に、プリンタ識別子として「192.168.101.2」が対応付けられ、ジョブ識別子として「J1234」が対応付けられ、指令元識別子として「192.168.103.3」が対応付けられる。さらに、1つ目のブロックファイル62から順に「1」、「2」、「3」、…、「6」というシーケンス番号が対応付けられる。
各ブロックファイル62は、シーケンス番号の小さい順に分割ファイル記憶部202から読み出され、ウイルススキャン部203、暗号化処理部204、および暗号ファイル送信部205によって次のように処理される。
ウイルススキャン部203は、読み出されたブロックファイル62がコンピュータウイルスに感染しているか否か検査する。なお、コンピュータウイルスに感染したファイルの例には、コンピュータウイルスのプログラムのソースを含むファイルだけでなく、不正なプログラムによって設定値など(例えば、印刷の部数)が改竄されたファイルおよび不正な設定値を書き込まれたファイルも含まれる。
暗号化処理部204は、ウイルススキャン部203による処理と前後してまたは並行して、ランダムな文字列からなるパスワードを暗号鍵69として発行し、読み出されたブロックファイル62を暗号鍵69で暗号化することによって暗号ファイル63を生成する。なお、暗号化するだけでなく、さらに圧縮することによって、暗号ファイル63を生成してもよい。なお、本実施形態では、共通鍵暗号方式によって暗号化および復号が行われる場合を例に説明する。
暗号ファイル送信部205は、暗号ファイル63を、元のブロックファイル62に対応付けられているシーケンス番号およびジョブ識別子を付して、このブロックファイル62に対応付けられているプリンタ識別子を有する画像形成装置1へ送信する。
画像形成装置1において、ジョブ受付部101は、プリントサーバ2から暗号ファイル63を受信し、暗号ファイル記憶部102に記憶させる。
いずれかのブロックファイル62にコンピュータウイルスが感染していることがウイルススキャン部203によって検知されると、ウイルススキャン部203、暗号化処理部204、および暗号ファイル送信部205は、それぞれ、ブロックファイル62がコンピュータウイルスに感染していないかどうかをチェックする処理、ブロックファイル62を暗号化する処理、および暗号ファイル63を送信する処理を一時的に停止する。さらに、中止継続問合部206および一時停止通知部207は、次の処理を行う。
中止継続問合部206は、コンピュータウイルスが感染していることが検知されたブロックファイル62に対応付けられている指令元識別子を有する端末装置3へ、問合データ68を送信することによって、ネットワークプリントのジョブを中止するか継続するかを問い合わせる。問合データ68には、そのブロックファイル62に対応付けられている対象画像名およびジョブ識別子ならびにウイルススキャン部203が検知したコンピュータウイルスに関する情報(例えば、コンピュータウイルスの名称、タイプなど)が示されている。
一時停止通知部207は、そのブロックファイル62に対応付けられているプリンタ識別子を有する画像形成装置1へ、一時停止データ67を送信することによって、ネットワークプリントのジョブを一時停止することを通知する。一時停止データ67には、そのブロックファイル62に対応付けられているジョブ識別子が示されている。
画像形成装置1において、一時ロック部103は、一時停止データ67を受信すると、コンピュータウイルスの拡散の防止をより確実に図るために、一時停止データ67に示されるジョブ識別子が付されているすべての暗号ファイル63を、使用されないようにロックする。
端末装置3において、中止継続回答部302は、問合データ68を受信すると、ネットワークプリントのジョブを中止するか継続するかをプリントサーバ2へ回答するための処理を次のように実行する。
中止継続回答部302は、図9のような回答画面52を液晶ディスプレイ30eに表示させる。回答画面52には、問合データ68に示される対象画像名およびコンピュータウイルスに関する情報が記載されている。
ここで、ユーザは、ネットワークプリントを中止する場合は、中止ボタン521をクリックすることによって「中止」を選択する。一方、継続する場合は、継続ボタン522をクリックすることによって「継続」を選択する。
中止継続回答部302は、中止ボタン521が選択された場合は、第一の回答データ66Aをプリントサーバ2へ送信する。継続ボタン522が選択された場合は、第二の回答データ66Bをプリントサーバ2へ送信する。第一の回答データ66Aおよび第二の回答データ66Bには、問合データ68に示されるジョブ識別子が示される。
プリントサーバ2において、回答通知部208は、端末装置3から第一の回答データ66Aまたは第二の回答データ66Bを受信すると、次のように処理を行う。
第一の回答データ66Aが受信された場合に、回答通知部208は、中止指令データ65Aを印刷デバイスへ送信する。一方、第二の回答データ66Bが受信された場合は、継続指令データ65Bを印刷デバイスへ送信する。印刷デバイスは、第一の回答データ66Aまたは第二の回答データ66Bに示されるジョブ識別子とともにブロックファイル62に対応付けられているプリンタ識別子によって特定することができる。つまり、回答通知部208は、このプリンタ識別子を有する画像形成装置1へ中止指令データ65Aまたは継続指令データ65Bを送信する。なお、中止指令データ65Aおよび継続指令データ65Bには、第一の回答データ66Aに示されるジョブ識別子が示されている。
第一の回答データ66Aまたは第二の回答データ66Bが受信された場合において、さらに、次の処理が行われる。
第一の回答データ66Aが受信された場合は、分割ファイル削除部209は、第一の回答データ66Aに示されるジョブ識別子が対応付けられているブロックファイル62を分割ファイル記憶部202から削除する。
また、第二の回答データ66Bが受信された場合は、ウイルススキャン部203、暗号化処理部204、および暗号ファイル送信部205は、それぞれ、一時的に停止していた処理を再開する。
画像形成装置1において、中止指令データ65Aが受信されると、暗号ファイル削除部104は、中止指令データ65Aに示されるジョブ識別子が付されている暗号ファイル63を暗号ファイル記憶部102から削除する。これにより、ネットワークジョブが中止される。
一方、継続指令データ65Bが受信されると、一時ロック部103は、継続指令データ65Bに示されるジョブ識別子が付されている暗号ファイル63のロックを解除する。また、残りの暗号ファイル63が送信されてきた場合、ジョブ受付部101は、残りの暗号ファイル63を暗号ファイル記憶部102に記憶させる。
暗号鍵送信部210は、ある1つのジョブファイル61から生成されたすべてのブロックファイル62が暗号化されて画像形成装置1へ送信されたら、次の条件_1または条件_2を満たす場合に、これらのブロックファイル62を暗号化するのに使用された暗号鍵69を完了通知データ64とともに画像形成装置1へ送信する。
(条件_1) いずれのブロックファイル62からもウイルススキャン部203によってコンピュータウイルスが検知されなかったこと
(条件_2) いずれか1つまたは複数のブロックファイル62からウイルススキャン部203によってコンピュータウイルスが検知されたが、いずれのブロックファイル62についてもユーザによって「継続」が選択されたこと
なお、完了通知データ64には、そのブロックファイル62に対応付けられているジョブ識別子が示されている。また、分割ファイル削除部209は、これらのブロックファイル62を分割ファイル記憶部202から削除する。
画像形成装置1において、復号処理部105は、暗号鍵69および完了通知データ64をプリントサーバ2から受信すると、完了通知データ64に示されるジョブ識別子が付されている暗号ファイル63を暗号ファイル記憶部102から読み出し、暗号鍵69によって復号する。これにより、暗号ファイル63は、平文つまりブロックファイル62に復元される。
マージ処理部106は、ブロックファイル62をシーケンス番号の順に結合することによってジョブファイル61を復元する。
印刷処理部107は、復元されたジョブファイル61に基づいてプリンタユニット10jなどを制御することによって、対象画像7を用紙に印刷する。
ただし、いずれかのブロックファイル62からコンピュータウイルスが検知された場合は、印刷処理部107は、所定の制限の下で対象画像7を用紙に印刷する。例えば、ユーザが指定した条件に関わらず、部数を1部に限定して印刷する。または、特定のコマンドがジョブファイル61に示されていても、これを無視して印刷する。
対象画像7が印刷された後、暗号ファイル削除部104は、読み出された暗号ファイル63を暗号ファイル記憶部102から削除する。
なお、対象画像7が印刷された後、さらに、暗号ファイル削除部104は、印刷が完了したことおよび対象画像7に対応するジョブ識別子を示す印刷完了データ60をプリントサーバ2へ送信してもよい。
そして、プリントサーバ2において、分割ファイル削除部209は、スキャンおよび送信が完了したタイミングではなく印刷完了データ60を受信したタイミングで、印刷完了データ60に対応付けられているすべてのブロックファイル62を分割ファイル記憶部202から削除してもよい。さらに、分割ファイル削除部209は、印刷完了データ60を、そのジョブ識別子に対応する指令元である端末装置3へ転送してもよい。
端末装置3は、印刷完了データ60を受信したら、ジョブが完了した旨のメッセージを表示してもよい。
図10は、画像形成装置1における全体的な処理の流れの例を説明するフローチャートである。図11は、プリントサーバ2における全体的な処理の流れの例を説明するフローチャートである。図12は、端末装置3における全体的な処理の流れの例を説明するフローチャートである。
次に、画像形成装置1、プリントサーバ2、および端末装置3それぞれの全体的な処理の流れを、ユーザが端末装置3Cに対象画像7のデータを用意し画像形成装置1Bに対象画像7を印刷させる場合を例に説明する。
画像形成装置1Bは、プリントプログラム10Pに基づいて、図10に示す手順で処理を実行する。プリントサーバ2は、仲介プログラム20Pに基づいて、図11に示す手順で処理を実行する。端末装置3Cは、クライアントプログラム30Pに基づいて、図12に示す手順で処理を実行する。
端末装置3Cは、対象画像7のデータが用意され、印刷のコマンドが入力されると、条件指定画面51(図7参照)を表示する(図12の#371)。そして、対象画像7を印刷する条件が入力され、印刷デバイスが選択され、対象画像名が入力されると、ジョブファイル61を生成しプリントサーバ2へ送信する(#372)。なお、本例では、印刷デバイスとして画像形成装置1Bが選択される。
プリントサーバ2は、端末装置3Cからジョブファイル61を受信し始めると(図11の#271でYes)、ジョブファイル61を先頭から所定のサイズごとに次々に分割することによって複数のブロックファイル62を生成し、分割ファイル記憶部202によって記憶する(#272)。さらに、暗号鍵69を生成する(#273)。
プリントサーバ2は、分割ファイル記憶部202に記憶している各ブロックファイル62を、コンピュータウイルスに感染しているか否かシーケンス番号の小さい順に検査する(#274)。さらに、ステップ#274の処理と前後してまたは並行して、各ブロックファイル62を暗号鍵69で暗号化することによって暗号ファイル63を生成し(#275)、各暗号ファイル63を画像形成装置1Bへ送信する(#276)。
画像形成装置1Bは、プリントサーバ2から暗号ファイル63を受信するごとに(図10の#171でYes)、暗号ファイル記憶部102によって記憶する(#172)。
プリントサーバ2は、ステップ#274においていずれかのブロックファイル62からコンピュータウイルスを検出すると(#277でYes)、プリントサーバ2は、コンピュータウイルスの検査の処理およびブロックファイル62を暗号化して送信する処理を一時的に停止する(#278)。そして、一時停止データ67を画像形成装置1Bへ送信するとともに(#279)、問合データ68を端末装置3Cへ送信する(#280)。
画像形成装置1Bは、一時停止データ67を受信すると(#173でYes)、暗号ファイル63が使用されないようにロックする(#174)。
端末装置3Cは、問合データ68を受信すると(#373でYes)、回答画面52(図9参照)を表示する(#374)。そして、中止ボタン521が選択されたら(#375でYes)、第一の回答データ66Aをプリントサーバ2へ送信し(#376)、継続ボタン522が選択されたら(#375でNo)、第二の回答データ66Bをプリントサーバ2へ送信する(#377)。
プリントサーバ2は、問合データ68に対する回答を受信する(#281)。回答として第一の回答データ66Aを受信した場合は(#282でYes)、画像形成装置1Bへ中止指令データ65Aを送信するとともに(#285)、すべてのブロックファイル62を暗号ファイル記憶部102から削除する(#290)。一方、回答として第二の回答データ66Bを受信した場合は(#282でNo)、画像形成装置1Bへ継続指令データ65Bを送信するとともに(#283)、一時停止を解除する(#284)。つまり、コンピュータウイルスの検査の処理およびブロックファイル62を暗号化して送信する処理を再開する。
画像形成装置1Bは、中止指令データ65Aを受信すると(#175でYes)、暗号ファイル63を暗号ファイル記憶部102から削除し(#176)、今回のジョブを中止する。
一方、継続指令データ65Bを受信すると(#175でNo)、暗号ファイル63のロックを解除し(#177)、暗号鍵69が送信されてくるまで(#178でNo)、適宜、ステップ#172の処理または#174の処理を実行する。
プリントサーバ2は、条件_1または条件_2が満たされたら(#286でYes)、暗号鍵69および完了通知データ64を画像形成装置1Bへ送信する(#287)。
画像形成装置1Bは、暗号鍵69および完了通知データ64を受信すると(#178でYes)、暗号ファイル記憶部102によって記憶している暗号ファイル63を暗号鍵69によって復号する(#179)。これにより、各暗号ファイル63からブロックファイル62が得られる。各ブロックファイル62をシーケンス番号の順番に結合することによってジョブファイル61を再生する(#180)。そして、ジョブファイル61に基づいて対象画像7を印刷する(#181)。印刷し終えたら、すべての暗号ファイル63を暗号ファイル記憶部102から削除するとともに(#182)、印刷完了データ60をプリントサーバ2へ送信する(#183)。
プリントサーバ2は、印刷完了データ60を受信すると(#288)、印刷完了データ60を端末装置3Cへ転送するとともに(#289)、すべてのブロックファイル62を暗号ファイル記憶部102から削除する(#290)。
画像形成装置1B以外の画像形成装置1も、図10に示した手順で処理を実行する。また、各画像形成装置1は、複数のジョブのそれぞれについて同時期に並行して、図10に示した処理を実行することがある。
プリントサーバ2も同様に、複数のジョブのそれぞれについて同時期に並行して、図11に示した処理を実行することがある。
端末装置3C以外の端末装置3も、図12に示した手順で処理を実行する。また、各端末装置3は、複数のジョブのそれぞれについて同時期に並行して、図12に示した処理を実行することがある。
本実施形態によると、プリントサーバ2がジョブファイル61に対してコンピュータウイルスの検査を行う場合において、従来よりも早くジョブファイル61を画像形成装置1へ送信し終えることができる。しかも、ジョブファイル61がコンピュータウイルスに感染していても、暗号化して画像形成装置1へ送信しているので、一定の安全性を保つことができる。
本実施形態では、暗号化処理部204は、ある1つのジョブファイル61から生成されたすべてのブロックファイル62を同一の暗号鍵69で暗号化することによって暗号ファイル63を生成し、復号処理部105は、これらの暗号ファイル63を1つの暗号鍵69で復号した。つまり、暗号化処理部204および復号処理部105は、1つの暗号鍵69をすべてのブロックファイル62に共通に使用した。しかし、ブロックファイル62ごとに異なる暗号鍵を使用してもよい。
この場合は、暗号鍵送信部210は、ある1つのブロックファイル62について、コンピュータウイルスに感染していないとウイルススキャン部203によって判別され、または、感染していると判別されたがユーザによって継続が選択されるごとに、そのブロックファイル62を暗号化するのに使用する暗号鍵を、印刷デバイスである画像形成装置1へ送信すればよい。つまり、すべてのブロックファイル62について処理が完了するのを待つ必要は、ない。そして、復号処理部105は、暗号鍵を受信するごとに、それに対応する暗号ファイル63を復号すればよい。
本実施形態では、いずれかのブロックファイル62からコンピュータウイルスがウイルススキャン部203によって検出された場合に、ウイルススキャン部203、暗号化処理部204、および暗号ファイル送信部205は、残りのブロックファイル62に対する処理を一時的に停止したが、そのまま継続してもよい。
本実施形態では、対象画像7を印刷する装置が画像形成装置である場合を例に説明したが、スキャナおよびファックスの機能のないプリンタであっても、本発明を適用することができる。
本実施形態では、ウイルススキャン部203は、すべてのブロックファイル62についてコンピュータウイルスに感染しているか否かを検査した。しかし、1つのブロックファイル62からコンピュータウイルスが検出され、かつ、ユーザによって継続が選択されたら、それ以降のブロックファイル62の検査を省略してもよい。または、同じコンピュータウイルスが、それ以降のブロックファイル62から検出された場合は、中止継続問合部206による問合せを省略し、印刷のための処理を継続してもよい。
本実施形態では、共通鍵暗号方式によって暗号化および復号が行われたが、公開鍵暗号方式によって行われてもよい。
この場合は、暗号化処理部204は、1対の秘密鍵および公開鍵を用意し、秘密鍵によってブロックファイル62を暗号化する。暗号鍵送信部210は、公開鍵を画像形成装置1へ送信する。そして、復号処理部105は、公開鍵によって暗号ファイル63を復号する。
その他、画像処理システム4、画像形成装置1、プリントサーバ2、端末装置3の全体または各部の構成、処理の内容、処理の順序、データの構成、画面の構成などは、本発明の趣旨に沿って適宜変更することができる。
4 画像処理システム(印刷システム)
1 画像形成装置(プリンタ)
102 暗号ファイル記憶部(記憶手段)
105 復号処理部(復号手段)
107 印刷処理部(印刷手段)
2 プリントサーバ(仲介装置、印刷用データ仲介装置)
20e ネットワークインタフェース(受信手段)
203 ウイルススキャン部(判別手段)
204 暗号化処理部(送信手段)
205 暗号ファイル送信部(送信手段)
206 中止継続問合部(問合手段)
207 一時停止通知部(通知手段)
208 回答通知部(指令手段)
210 暗号鍵送信部(鍵送信手段)
3 端末装置
61 ジョブファイル(印刷用データ)
62 ブロックファイル(ブロック)
63 暗号ファイル
65A 中止指令データ
65B 継続指令データ
66A 第一の回答データ
66B 第二の回答データ
67 一時停止データ
68 問合データ
69 暗号鍵(鍵)

Claims (14)

  1. 仲介装置およびプリンタを有する印刷システムであって、
    前記仲介装置に、
    前記プリンタに画像を印刷させるための印刷用データを端末装置から受信する受信手段と、
    前記印刷用データを前記プリンタへ送信する送信手段と、
    前記印刷用データが前記送信手段によって前記プリンタへ送信されるのと並行して、当該印刷用データがコンピュータウイルスに感染しているか否かを判別する判別手段と、
    が設けられ、
    前記プリンタに、
    前記仲介装置から送信されてきた前記印刷用データを記憶する記憶手段と、
    前記印刷用データがコンピュータウイルスに感染していないと前記判別手段によって判別され、または、前記画像を印刷してもよい旨を前記端末装置のユーザが回答した場合に、前記記憶手段に記憶された当該印刷用データに基づいて前記画像を印刷する、印刷手段と、
    が設けられる、
    ことを特徴とする印刷システム。
  2. 仲介装置およびプリンタを有する印刷システムであって、
    前記仲介装置に、
    前記プリンタに画像を印刷させるための印刷用データを端末装置から受信する受信手段と、
    前記印刷用データを一部分ずつ暗号化して前記プリンタへ送信する送信手段と、
    前記印刷用データがコンピュータウイルスに感染しているか否かを判別する判別手段と、
    前記印刷用データが前記コンピュータウイルスに感染していないと前記判別手段によって判別された場合に、当該印刷用データを復号するための鍵を前記プリンタへ送信する鍵送信手段と、
    が設けられ、
    前記プリンタに、
    前記仲介装置から送信されてきた前記印刷用データを、当該仲介装置から送信されてきた前記鍵で復号する復号手段と、
    前記復号手段によって復号された前記印刷用データに基づいて前記画像を印刷する、印刷手段と、
    が設けられる、
    ことを特徴とする印刷システム。
  3. プリンタに画像を印刷させるための印刷用データを端末装置から受信する受信手段と、
    前記印刷用データを前記プリンタへ送信する送信手段と、
    前記印刷用データが前記送信手段によって前記プリンタへ送信されるのと並行して、当該印刷用データがコンピュータウイルスに感染しているか否かを判別する判別手段と、
    を有することを特徴とする印刷用データ仲介装置。
  4. 前記送信手段は、前記印刷用データを構成する複数のブロックのそれぞれを暗号化して前記プリンタへ送信し、
    前記判別手段は、前記複数のブロックそれぞれが前記コンピュータウイルスに感染しているか否かを判別する、
    請求項3に記載の印刷用データ仲介装置。
  5. 前記複数のブロックのいずれも前記コンピュータウイルスに感染していないと前記判別手段によって判別された場合に、前記印刷用データを復号するための鍵を前記プリンタへ送信する鍵送信手段、
    を有する、
    請求項4に記載の印刷用データ仲介装置。
  6. プリンタに画像を印刷させるための印刷用データを端末装置から受信する受信手段と、
    前記印刷用データを一部分ずつ暗号化して前記プリンタへ送信する送信手段と、
    前記印刷用データがコンピュータウイルスに感染しているか否かを判別する判別手段と、
    前記印刷用データが前記コンピュータウイルスに感染していないと前記判別手段によって判別された場合に、当該印刷用データを復号するための鍵を前記プリンタへ送信する鍵送信手段と、
    を有することを特徴とする印刷用データ仲介装置。
  7. 前記印刷用データに前記コンピュータウイルスが感染していると前記判別手段によって判別された場合に、前記画像を印刷するための印刷処理を一時的に中断するように前記プリンタへ通知する通知手段と、
    前記印刷用データに前記コンピュータウイルスが感染していると前記判別手段によって判別された場合に、前記印刷処理を中止するか継続するかを前記端末装置へ問い合わせる問合手段と、
    前記印刷処理を中止するように前記端末装置から回答された場合に、当該印刷処理を中止するように前記プリンタへ指令し、当該印刷処理を継続するように当該端末装置から回答された場合に、当該印刷処理を再開するように当該プリンタへ指令する、指令手段と、
    を有する、
    請求項3ないし請求項6のいずれかに記載の印刷用データ仲介装置。
  8. 前記送信手段は、前記印刷用データに前記コンピュータウイルスが感染していると前記判別手段によって判別された場合に、当該印刷用データを送信するのを一時的に停止し、前記印刷処理を継続するように前記端末装置から回答された場合に、当該印刷用データを送信するのを再開する、
    請求項7に記載の印刷用データ仲介装置。
  9. 端末装置から仲介装置を介して送信されてきた、画像を印刷するための暗号化された印刷用データを記憶する記憶手段と、
    前記仲介装置から送信されてきた鍵で前記印刷用データを復号する復号手段と、
    復号された前記印刷用データに基づいて前記画像を印刷する、印刷手段と、
    を有することを特徴とするプリンタ。
  10. 仲介装置が、
    プリンタに画像を印刷させるための印刷用データを端末装置から受信し、
    前記印刷用データを前記プリンタへ送信しながら、当該印刷用データがコンピュータウイルスに感染しているか否かを判別し、
    前記プリンタが、
    前記仲介装置から送信されてきた前記印刷用データを記憶手段に記憶させ、
    前記印刷用データがコンピュータウイルスに感染していないと前記仲介装置によって判別され、または、前記画像を印刷してもよい旨を前記端末装置のユーザが回答した場合に、前記記憶手段に記憶された当該印刷用データに基づいて前記画像を印刷する、
    ことを特徴とする印刷方法。
  11. 仲介装置が、
    プリンタに画像を印刷させるための印刷用データを端末装置から受信し、
    前記印刷用データを一部分ずつ暗号化して前記プリンタへ送信し、
    前記印刷用データがコンピュータウイルスに感染しているか否かを判別し、
    前記印刷用データが前記コンピュータウイルスに感染していないと判別したら、当該印刷用データを復号するための鍵を前記プリンタへ送信し、
    前記プリンタが、
    前記仲介装置から送信されてきた前記印刷用データを、当該仲介装置から送信されてきた前記鍵で復号し、
    復号された前記印刷用データに基づいて前記画像を印刷する、
    ことを特徴とする印刷方法。
  12. プリンタと端末装置との間でデータを仲介するコンピュータに用いられるコンピュータプログラムであって、
    前記コンピュータに、
    前記プリンタに画像を印刷させるための印刷用データを前記端末装置から受信する受信処理を実行させ、
    前記印刷用データを前記プリンタへ送信する送信処理を実行させ、
    前記送信処理と並行して、前記印刷用データがコンピュータウイルスに感染しているか否かを判別する判別処理を実行させる、
    ことを特徴とするコンピュータプログラム。
  13. プリンタと端末装置との間でデータを仲介するコンピュータに用いられるコンピュータプログラムであって、
    前記コンピュータに、
    前記プリンタに画像を印刷させるための印刷用データを前記端末装置から受信する受信処理を実行させ、
    前記印刷用データを一部分ずつ暗号化して前記プリンタへ送信する送信処理を実行させ、
    前記印刷用データがコンピュータウイルスに感染しているか否かを判別する判別処理を実行させ、
    前記印刷用データが前記コンピュータウイルスに感染していないと判別した場合に、当該印刷用データを復号するための鍵を前記プリンタへ送信する鍵送信処理を実行させる、
    ことを特徴とするコンピュータプログラム。
  14. プリンタに、
    端末装置から仲介装置を介して送信されてきた、画像を印刷するための暗号化された印刷用データを記憶手段に記憶させる記憶処理を実行させ、
    前記仲介装置から送信されてきた鍵で前記印刷用データを復号する復号処理を実行させ、
    復号した前記印刷用データに基づいて前記画像を印刷する印刷処理を実行させる、
    ことを特徴とするコンピュータプログラム。
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