JP2020009306A - 設備作業支援装置 - Google Patents

設備作業支援装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2020009306A
JP2020009306A JP2018131519A JP2018131519A JP2020009306A JP 2020009306 A JP2020009306 A JP 2020009306A JP 2018131519 A JP2018131519 A JP 2018131519A JP 2018131519 A JP2018131519 A JP 2018131519A JP 2020009306 A JP2020009306 A JP 2020009306A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
work
unit
information
output
work information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2018131519A
Other languages
English (en)
Inventor
重夫 佐保田
Shigeo Sahoda
重夫 佐保田
齋藤 隆
Takashi Saito
隆 齋藤
勝徳 杉田
Katsunori Sugita
勝徳 杉田
淳一郎 楠畑
Junichiro Kusuhata
淳一郎 楠畑
敦夫 佐藤
Atsuo Sato
敦夫 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Plant Systems and Services Corp
Original Assignee
Toshiba Plant Systems and Services Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Plant Systems and Services Corp filed Critical Toshiba Plant Systems and Services Corp
Priority to JP2018131519A priority Critical patent/JP2020009306A/ja
Publication of JP2020009306A publication Critical patent/JP2020009306A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/02Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]

Landscapes

  • Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • General Factory Administration (AREA)

Abstract

【課題】作業員が自身の位置で行う作業の内容を容易に把握でき、設備作業の効率化を図ることができる設備作業支援装置を提供する。【解決手段】実施形態の設備作業支援装置1は、位置検出部14と、時間軸位置設定部11aと、作業情報取得部11bと、作業情報出力部11cとを備える。位置検出部14は、設備におけるユーザの現在位置を検出する。時間軸位置設定部11aは、設備における予め定められた作業スケジュールについて時間軸上の位置を設定する。作業情報取得部11bは、位置検出部11aによって検出された現在位置と、時間軸位置設定部11aによって設定された時間軸上の位置とに対応する作業情報を取得する。作業情報出力部11cは、作業情報取得部11bによって取得された作業情報をユーザに出力する。【選択図】図2

Description

本発明の実施形態は、設備作業支援装置に関する。
発電所や工場等の設備における建設及び保守点検作業を支援する技術として、特許文献1には、建物の天井内のような外部から遮蔽された場所に設置された機器の正確な位置を作業員に提供する情報提供装置が開示されている。
一方、作業員は、自身の位置で実際に行う作業の内容を把握していないと作業ミスや作業漏れが生じ、設備作業を効率的に行うことができない。
特開2014−229020号公報
本発明が解決しようとする課題は、作業員が自身の位置で行う作業の内容を容易に把握でき、設備作業の効率化を図ることができる設備作業支援装置を提供することである。
実施形態の設備作業支援装置は、設備における作業を支援する設備作業支援装置であって、前記設備におけるユーザの現在位置を検出する位置検出手段と、前記設備における予め定められた作業スケジュールについて時間軸上の位置を設定する時間軸位置設定手段と、前記位置検出手段によって検出された前記現在位置と、前記時間軸位置設定手段によって設定された前記時間軸上の位置とに対応する作業情報を取得する作業情報取得手段と、前記作業情報取得手段によって取得された前記作業情報をユーザに出力する作業情報出力手段と、を備える。
一実施形態に係る設備作業支援装置を示した模式図である。 図1に示した設備作業支援装置の構成を示したブロック図である。 図2に示した作業データファイルの構成を示した図である。 構成物品毎の作業スケジュールと、作業スケジュールにおいて設定される時間軸上の位置との関係を模式的に示した図である。 現在位置と本日(3日目)とに対応する作業情報の出力例を示した図である。 図5Aよりも将来(翌日)の作業情報の出力例を示した図である。 作業対象の画像の組み合わせと、姿勢および方位に対応する部分の画像との関係を示した図である。 一実施形態に係る設備作業支援装置が実行する制御処理のフローチャートである。 現在位置と本日(22日目)とに対応する作業情報の出力例を示した図である。 図8Aよりも過去(12日前)の作業情報の出力例を示した図である。 変形例に係る設備作業支援装置の構成を示したブロック図である。
以下、発明を実施するための形態について図面を参照して説明する。なお、各図において同一構成には同一の符号を付す。
以下の説明では、発電所や工場等の設備において、配管、バルブ、フランジ、計器等の各種部品の組み立て作業を行う場合に、作業員(ユーザ)に作業情報を提供する設備作業支援装置の例を説明する。図1に示すように、本実施形態に係る設備作業支援装置1は、携帯端末10と制御装置20とを備える。携帯端末10は、制御装置20との間で通信を行うことにより、作業員の現在位置、および、設定された時期(時間軸上の位置)に対応する作業情報を取得し、取得した作業情報を作業員に出力する。
携帯端末10は、タブレット端末やスマートフォン等から構成され、発電所や工場等の設備で作業を行う作業員によって携帯される。制御装置20は、PC(Personal Computer)やサーバ等から構成され、設備から離れた制御室等に設けられている。携帯端末10と制御装置20とは、例えば、Wi−Fi(ワイファイ:登録商標)等の無線LAN(Local Area Network)によって互いに通信可能に設けられている。
図2に示すように、携帯端末10は、制御部11と、記憶部12と、通信部13と、位置検出部14と、姿勢・方位検出部15と、操作部16と、表示部17とを備える。一方、制御装置20は、制御部21と、記憶部22と、通信部23とを備える。
携帯端末10の位置検出部14は、GPS(Global Positioning System)センサや、RFID(Radio Frequency Identifier)リーダー等から構成される。位置検出部14は、設備における作業員の現在位置を検出する。現在位置は、例えばXY座標値で表される。
位置検出部14がGPSセンサから構成される場合、位置検出部14は、人工衛星から受信したGPS電波に基づいて作業員の現在位置を検出する。位置検出部14がRFIDリーダーから構成される場合、設備内の床や壁等の各所にはその場所を表す位置情報(XY座標値)が記憶されたRFIDチップが配置される。位置検出部14は、各所に配置されたRFIDチップから位置情報を読み取ることにより作業員の現在位置を検出する。位置検出部14は、検出した作業員の現在位置を表す情報を制御部11に供給する。
姿勢・方位検出部15は、姿勢センサや磁気方位センサ等を備える。姿勢・方位検出部15は、携帯端末10の姿勢および方位を検出する。姿勢・方位検出部15は、検出した姿勢および方位を表す情報を制御部11に供給する。
操作部16は、作業員による決定操作を受け付ける決定ボタン(ホームボタン)、携帯端末10の電源のオンオフを切り替える電源ボタン、出力音量を調整する音量調整ボタン、タッチ、タップ、ドラッグ等の携帯端末10の画面上の各種操作を受け付けるインタフェース装置等を備える。
表示部17は、有機EL(Electro Luminescence)やLCD(Liquid Crystal Display)等の表示装置や、LED(Light Emitting Diode)ランプ等の点灯装置を備える。
通信部13は、無線LANに接続する通信インタフェース装置から構成される。通信部13は、制御部11の制御のもと、無線LANを介して制御装置20と通信を行う。
記憶部12は、HDD(Hard disk drive)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ等の記憶装置から構成される。記憶部12は、制御部11が各種処理を行うためのプログラムおよびデータ、制御部11が各種処理を行うことにより生成、取得されたデータを記憶する。
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)、CPUのメインメモリとして機能するRAM(Random Access Memory)、タイマ等から構成される。なお、制御部11は、一部がASIC(Application Specific Integrated Circuit)等の専用回路から構成されてもよい。
また、制御部11は、時間軸位置設定部11a、作業情報取得部11b、作業情報出力部11cを備える。時間軸位置設定部11a、作業情報取得部11b、作業情報出力部11cは、制御部11が記憶部12に記憶されたプログラムを実行することにより機能する。
一方、制御装置20の通信部23は、無線LANに接続する通信インタフェース装置から構成される。通信部23は、制御部21の制御のもと、無線LANを介して各携帯端末10と通信を行う。
制御部21は、CPU、CPUのメインメモリとして機能するRAM、タイマ等から構成される。なお、制御部21は、一部がASIC等の専用回路から構成されてもよい。
記憶部22は、HDD、ROM、フラッシュメモリ等の記憶装置から構成される。記憶部22は、制御部21が各種処理を行うためのプログラムおよびデータ、制御部21が各種処理を行うことにより生成、取得されたデータを記憶する。
また、記憶部22は、作業データファイルを記憶する。作業データファイルは、図3に示すように、設備を構成する構成物品毎に、作業が行われる位置と作業スケジュールと出力情報とが対応付けられたデータ(作業データ)を有する。図3に示した構成物品は、当該物品の名称や製造番号等、物品を一意に識別する情報を有する。
位置は、作業が行われる設備内の場所をXY座標値等で表す。例えば、図3に示した配管P1,P2,P3,P4,P5,バルブB1は、いずれも「位置01」で作業が行われることを表している。配管P110は、「位置02」で作業が行われることを表している。
作業スケジュールは、作業が行われる時期(時間軸上の位置)を表す。例えば、図3に示した配管P1,P2は、「3〜4日目」に組み立て作業が行われることを表している。配管P3,P4は、「4〜5日目」に組み立て作業が行われることを表している。なお、作業スケジュールは、「日」単位以外に、時間単位、週単位、月単位、年単位で表されてもよい。
出力情報は、作業員の作業を支援するための情報である。具体的には、出力情報は、構成物品の画像と当該構成物品の作業を案内するためのガイド情報とを有する。例えば、構成物品の画像は、3DCAD(3 Dimension Computer Aided Design)等のコンピュータ支援設計ソフトによって生成された画像データである。ガイド情報は、作業員によって選択可能な複数の項目を有し、項目毎に対応する詳細ガイド情報を有する。
例えば、図3に示した「出力情報B01」は、バルブB1の画像とバルブB1のガイド情報とを有する。バルブB1のガイド情報は、例えば、バルブB1の仕様、組み立て方法等を有する。また、ガイド情報は、設置後に取得する温度や開度等の状態情報や、作業員の操作に従って入力される設定情報等が適宜追加、変更等されてもよい。
作業員が携帯する携帯端末10の表示部17には、作業員の現在位置と設定された時期(時間軸上の位置)とに対応する作業情報が表示される。例えば、作業員が「位置01」に対応する位置にいて、「作業3日目(本日)」が設定されている場合には、図4に示すように、配管P1およびP2が作業対象として抽出され、当該作業対象の画像が携帯端末10の表示部17に表示される。
また、作業員の携帯端末10の表示部17には、作業対象の画像と作業対象外の画像とが識別可能に表示されてもよい。例えば、作業が既に完了したものや作業が未着手のものの画像(作業対象外の画像)を作業対象の画像と識別可能に併せて表示してもよい。作業対象の画像と作業対象外の画像とは、例えば、図5Aに示すように、色合い、明るさ、濃淡等の表示態様を互いに異ならせることにより識別可能なものとする。
また、表示部17には、作業員による画面上の操作によって構成物品の画像が作業員によって選択可能に表示される。構成物品の画像が選択された場合、表示部17には、当該選択された画像に対応するガイド情報が当該選択された画像の位置に表示される。具体的には、図5Aに示したように、作業員が表示部17に表示された配管P1の画像を選択した場合、配管P1の位置に配管P1のガイド情報が表示される。
また、表示部17に表示されたガイド情報は複数の項目(例えば、仕様、組み立て方法等)を有し、各項目は、作業員による画面上の操作によって選択可能に表示される。作業員は、自身が知りたい項目を選択する操作を画面上で行うと、当該選択された項目に対応する詳細ガイド情報が表示部17に表示される。
また、表示部17には、作業スケジュールの時期(時間軸上の位置)の再設定が可能なスクロールバー、スクロールボックス等が表示される。例えば、図5Aに示した「作業3日目(本日)」が設定された状態から、「作業4日目(翌日)」に位置するようにスクロールボックスが右水平方向に移動されると、図5Bに示すように、作業員の現在位置の「作業4日目(翌日)」に対応する作業情報(構成物品の画像)が表示される。
また、図3に示した作業データファイルにおける同じ位置に対応する出力情報の画像が組み合わせられると、当該位置に対応するパノラマ画像が得られる。パノラマ画像は、例えば、水平方向360度、垂直方向180度の範囲を有する。表示部17には、図6に示すように、パノラマ画像(作業対象の画像の組み合わせ)のうち携帯端末10の姿勢や方位に対応する部分の画像が表示される。また、表示部17に表示される画像は、作業員や携帯端末10の姿勢や方位の変化に応じて変化する。これにより、作業員は、実際の作業現場で行う作業イメージがつかみやすくなる。
以上のように構成された設備作業支援装置1が実行する制御処理について、図7を参照して説明する。
作業員は、設備内で携帯端末10の電源をオンにすると、携帯端末10の制御部11は記憶部12に記憶されたプログラムを読みだして実行する。これにより、制御部11は、時間軸位置設定部11a、作業情報取得部11b、作業情報出力部11cとして機能し、これらによって以下の制御処理が行われる。
時間軸位置設定部11aは、作業スケジュールについて時間軸上の位置を設定する(ACT101)。時間軸上の位置は、例えば「本日(現在)」が初期値として定められており、時間軸上の位置の再設定操作がされるまでは当該初期値が用いられる。なお、ここでは、本日が「作業3日目」であるものとする。
作業情報取得部11bは、位置検出部14を制御し、作業員の現在位置(XY座標値)を位置検出部14から取得する(ACT102)。作業情報取得部11bは、ACT102で取得された現在位置を含む情報を制御装置20に送信し、当該現在位置に対応する作業データを制御装置20に要求する。
制御装置20の制御部21は、通信部23を介して携帯端末10からの要求を取得する。制御部21は、携帯端末10から受信した情報に含まれる現在位置に対応する作業データを、記憶部22に記憶された作業データファイルから抽出する。例えば、ACT102で取得された現在位置が「位置01」を表す場合、制御部21は、図3に示した作業データファイルから「位置01」を有する作業データ(配管P1,P2,P3,P4,P5,・・・バルブB1・・・の各作業データ)を抽出する。
制御部21は、抽出した作業データを要求元の携帯端末10に送信する。なお、ACT102で取得された現在位置と作業データファイルにより表される位置とは完全に一致していなくてもよい。例えば、制御部21は、携帯端末10から受信した情報に含まれる現在位置に最も近い位置、あるいは、当該現在位置から予め定められた範囲内にある位置を含む作業データを作業データファイルから抽出するようにしてもよい。
携帯端末10の作業情報取得部11bは、制御装置20から送信された作業データを、通信部13を介して取得する。作業情報取得部11bは、取得した作業データから、ACT101で設定された時間軸上の位置に基づいて出力情報を抽出する(ACT103)。また、作業対象とともに作業対象外の出力情報が出力されるように設定されていてもよい。この場合は、作業情報取得部11bは、当該作業対象外の出力情報も併せて抽出する。
例えば、作業対象として設定された時間軸上の位置の「翌日」が作業対象外として予め定められている場合、作業情報取得部11bは、翌日(ここでは4日目)の出力情報を作業対象外の出力情報として抽出する。具体的には、配管P1,P2の作業データの作業スケジュールは、ACT101で設定された「本日(作業3日目)」を含む。また、配管P3,P4の作業データの作業スケジュールは「翌日(作業4日目)」を含む。よって、この場合、作業情報取得部11bは、配管P1,P2の作業データの出力情報を作業対象の出力情報として抽出し、配管P3,P4の作業データの出力情報を作業対象外の出力情報として抽出する。
作業情報出力部11cは、ACT103で抽出された作業対象の出力情報と作業対象外の出力情報とから、作業情報を構成して出力する(ACT104)。具体的には、作業情報出力部11cは、携帯端末10の姿勢および方位を姿勢・方位検出部15から取得する。作業情報出力部11cは、配管P1,P2の画像と配管P3,P4の画像とを組み合わせた画像(パノラマ画像)のうち、図6に示したように、姿勢・方位検出部15から取得した携帯端末10の姿勢および方位に対応する部分の画像を作業情報として表示部17に表示する。また、表示部17には、作業対象の画像と作業対象外の画像とが識別可能に表示される。つまり、ここでは、図5Aに示したように、配管P1,P2の画像(作業対象の画像)と配管P3,P4の画像(作業対象外の画像)とが識別可能に表示される。このようにして、作業員の現在位置の「本日(作業3日目」に対応する作業情報が表示部17に表示され、作業員は、当該画面を確認することにより、自身の位置で行う作業の内容を確認する。
その後、作業情報取得部11bは、姿勢・方位検出部15から取得する情報に基づいて携帯端末10の姿勢または方位が変化したか否かを判別する(ACT105)。作業情報出力部11cは、作業情報取得部11bによって、姿勢または方位が変化したと判別された場合に(ACT105;YES)、ACT104において組み合わせた画像のうち、変化後の姿勢および方位に対応する部分の画像を新たな作業情報として構成して出力する(ACT106)。
ACT105において姿勢または方位が変化していないと判別された場合(ACT105;NO)、または、ACT106の処理が行われた後、作業情報出力部11cは、構成物品の画像が選択されたか否かを判別する(ACT107)。例えば、図5Aに示した配管P1の画像が作業員による画面上の操作によって選択されると、作業情報出力部11cは、構成物品の画像が選択されたと判別し(ACT107;YES)、この場合、選択された画像に対応する構成物品のガイド情報を当該選択された画像の位置に出力(ACT108)。つまり、ここでは配管P1のガイド情報が表示される。また、ガイド情報は複数の項目(例えば、仕様、組み立て方法等)を有し、各項目は、作業員による画面上の操作によって選択可能に表示される。作業員が項目を選択する操作を画面上で行うと、作業情報出力部11cは、当該選択された項目に対応する詳細ガイド情報を表示部17に表示する。
ACT107において構成物品の画像が選択されないと判別された場合(ACT107;NO)、または、ACT108の処理が行われた後、作業情報取得部11bは、作業スケジュールについて、時間軸上の位置の再設定を受け付け、再設定がされたか否かを判別する(ACT109)。例えば、図5Aに示したスクロールボックスが右水平方向に移動される操作が行われると、作業情報取得部11bは、時間軸上の位置の再設定がされたと判別し(ACT109;YES)、再設定された時間軸上の位置と作業員の現在位置とに対応する作業情報を新たに取得する。作業情報出力部11cは、作業情報取得部11bによって新たに取得された作業情報を、先に出力された作業情報の代わりに置き換えて出力する(ACT110)。
具体的には、図5Aに示したスクロールボックスが右水平方向に移動され、「翌日(作業4日目」が指示された場合、作業情報出力部11cは、ACT103において取得した作業データから「翌日(作業4日目)」の出力情報を作業対象の出力情報として抽出する。また、上記と同様、作業情報出力部11cは、翌々日(作業5日目)の出力情報を作業対象外の出力情報として抽出する。作業情報出力部11cは、作業情報取得部11bによって抽出された作業対象の出力情報と作業対象外の出力情報とから、図5Bに示したように、配管P1,P2,P3,P4の画像を作業対象として表示する他、配管P5の画像を作業対象外として表示する。このように、作業情報出力部11cは、作業情報取得部によって新たに取得された作業情報を、先に出力された作業情報の代わりに置き換えて出力する。
ACT109において時間軸上の位置の再設定がされていないと判別された場合(ACT109;NO)、または、ACT110の処理が行われた後、作業情報取得部11bは、位置検出部14から取得する情報に基づいて、作業員の位置が変化したか否かを判別する(ACT111)。例えば、作業情報取得部11bは、位置検出部14によって逐次検出される作業員の現在位置から、予め定められた閾値を超える変化があった場合に作業員の位置が変化したものと判別する(ACT111;YES)。
この場合、作業情報取得部11bは、ACT102と同様、新たに取得した現在位置を含む情報を制御装置20に送信し、当該現在位置に対応する作業データを制御装置20に要求する。そして、作業情報取得部11bは、制御装置20から送信された作業データから、ACT101またはACT109で設定された時間軸上の位置に基づいて、ACT103と同様、出力情報を抽出する。そして、作業情報出力部11cは、作業情報取得部11bによって抽出された出力情報から作業情報を構成して出力する(ACT112)。これにより、表示部17には、作業員が移動した後の位置と設定された時間軸上の位置とに対応する作業情報が表示される。
ACT111において作業員の位置が変化していないと判別された場合(ACT111;NO)、または、ACT112の処理が行われることにより、一連の制御処理が終了し、その後は、ACT105に戻って上記と同様の処理が繰り返し行われる。
以上説明したように、本実施形態の設備作業支援装置1によれば、携帯端末10と制御装置20との間で通信を行い、設備におけるユーザの現在位置と作業スケジュールの設定された時間軸上の位置(作業日)とに対応する作業情報を、携帯端末10を携帯する作業員に提供できる。これにより、作業員は、自身の位置で行う組み立て作業の内容を容易に把握でき、設備作業の効率化を図ることができる。
また、作業員は、作業情報が表示部17に表示された後に、時間軸上の位置(作業日)を再設定でき、当該再設定された時間軸上の位置と現在位置とに対応する作業情報を、先に表示された作業情報の代わりに置き換えて表示部17に表示できる。これにより、作業員は、自身の位置で行う組み立て作業の内容を時系列で追って確認できる。なお、本実施形態では、作業員の操作に従って、現在(本日)から翌日の作業情報を表示する例を説明したが、翌日以降の将来の作業情報を表示することや、図8Aおよび図8Bに示すように、現在から過去の作業情報を表示することもできる。
また、上記実施形態では、携帯端末10が、作業員の現在位置に対応する作業データの全てを制御装置20から取得する例を説明したが、作業員の現在位置と設定された時間軸上の位置とに対応する作業データを制御装置20から取得するようにしてもよい。例えば、携帯端末10は、作業員の現在位置(例えば、位置01)と設定された時間軸上の位置(例えば、本日)とに対応する作業データを制御装置20から取得し、当該取得した作業データに含まれる出力情報(作業対象の配管P1,P2の画像、作業対象外の配管P3,P4の画像)を表示部17に表示してもよい。なお、この場合は、携帯端末10は、時間軸上の位置の再設定操作が行われる度に、作業データを制御装置20から取得するための通信を行う必要がある。
また、携帯端末10は、作業スケジュールが比較的長期にわたる場合等には、取得対象となる時期の範囲が定められてもよい。具体的には、作業スケジュールが1年間にわたる場合、取得対象となる時期の範囲は、例えば本日から1ヶ月というように定められる。この場合、携帯端末10は、作業員の現在位置と本日から1ヶ月の範囲に対応する作業データを制御装置20から取得する。また、携帯端末10は、本日から1ヶ月の範囲で時間軸上の位置の再設定がされた場合は、再設定された時間軸上の位置と現在位置とに対応する作業情報を、制御装置20と通信を行わずに表示部17に表示する。一方、携帯端末10は、本日から1ヶ月を超える範囲で時間軸上の位置の再設定がされた場合は、制御装置20と通信を行い、当該再設定された時期と現在位置とに対応する作業データを制御装置20から取得する。
また、上記実施形態で説明した作業データファイルは、設備を構成する構成物品毎に、作業が行われる位置と作業スケジュールと出力情報とが対応付けられていればよい。例えば、構成物品と位置、構成物品と作業スケジュール、構成物品と出力情報というように、それぞれ分割されてもよく、それぞれ異なるメモリに記憶されていてもよい。また、出力情報に含まれる画像とガイド情報も異なるメモリに記憶されていてもよい。この場合、作業員が構成物品の画像を選択する度に、ガイド情報が記憶されたメモリに、当該画像に対応するガイド情報を要求する通信を行ってもよい。
また、図9に示すように、設備作業支援装置1’の記憶部12に作業データファイルを記憶してもよく、この場合は、制御装置20を省略してもよい。つまり、この場合には、設備作業支援装置1’は、位置検出部14によって検出された作業員の現在位置に対応する作業データを記憶部12に記憶された作業データファイルから取得でき、作業員の現在位置と作業スケジュールの設定された時間軸上の位置とに対応する作業情報を、携帯端末10の表示部17に表示できる。
その他、設備作業支援装置は、作業スケジュールにおける時間軸上の位置に対応する作業位置を表示する作業位置表示機能と、作業員の操作によって選択された作業位置まで作業員を案内する作業位置案内機能を備えてもよい。例えば、設備作業支援装置の作業位置表示機能は、設定された時間軸上の位置(例えば本日)に対応する作業位置の候補を作業データファイルから取得し、設備全体を表す地図に作業位置の候補を表示して作業員の選択操作を受け付ける。設備作業支援装置の作業位置案内機能は、作業員の操作によって選択された作業位置を目的地として設定し、作業員の現在位置から目的地まで作業員を案内する。そして、作業員が目的地に到着した後に、上記実施形態で説明した、作業員の現在位置(目的地)と時間軸上の位置とに対応する作業情報を取得、出力する処理(図7に示したACT103以降の制御処理)を実行してもよい。これにより、作業スケジュールにおける時間軸上の位置に対応する作業位置のうち、作業員によって選択された作業位置まで作業員を案内した後に作業情報が出力されるので、より設備作業の効率化を図ることができる。
また、これまでの説明において、実施形態に係る設備作業支援装置1は、組み立て作業を支援する例を説明したが、組み立て作業以外に解体作業や保守点検作業等、各種作業支援に利用できるものである。
本発明の実施形態を説明したが、実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことが出来る。この実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1,1’…設備作業支援装置
10,10’…携帯端末
11…制御部
11a…時間軸位置設定部
11b…作業情報取得部
11c…作業情報出力部
12…記憶部
13…通信部
14…位置検出部
15…姿勢・方位検出部
16…操作部
17…表示部
20…制御装置
21…制御部
22…記憶部
23…通信部

Claims (6)

  1. 設備における作業を支援する設備作業支援装置であって、
    前記設備におけるユーザの現在位置を検出する位置検出手段と、
    前記設備における予め定められた作業スケジュールについて時間軸上の位置を設定する時間軸位置設定手段と、
    前記位置検出手段によって検出された前記現在位置と、前記時間軸位置設定手段によって設定された前記時間軸上の位置とに対応する作業情報を取得する作業情報取得手段と、
    前記作業情報取得手段によって取得された前記作業情報をユーザに出力する作業情報出力手段と、を備える、
    設備作業支援装置。
  2. 前記時間軸位置設定手段は、前記作業情報出力手段によって前記作業情報が出力された後に前記時間軸上の位置の再設定を受け付け、
    前記作業情報取得手段は、前記時間軸位置設定手段によって再設定された時間軸上の位置と、前記現在位置とに対応する作業情報を新たに取得し、
    前記作業情報出力手段は、前記作業情報取得手段によって新たに取得された前記作業情報を、先に出力された前記作業情報の代わりに置き換えて出力する、
    請求項1に記載の設備作業支援装置。
  3. 前記設備を構成する構成物品毎に、作業が行われる位置と作業スケジュールと出力情報とが対応付けられて記憶された記憶手段をさらに備え、
    前記作業情報取得手段は、前記記憶手段を参照し、前記位置検出手段によって検出された前記現在位置と、前記時間軸位置設定手段によって設定された前記時間軸上の位置とに基づく出力情報を取得し、
    前記作業情報出力手段は、前記作業情報取得手段によって取得された前記出力情報から前記作業情報を構成して出力する、
    請求項1または2に記載の設備作業支援装置。
  4. 前記記憶手段に記憶された前記出力情報は構成物品の画像を有し、
    前記作業情報取得手段は、前記位置検出手段によって検出された前記現在位置と、前記時間軸位置設定手段によって設定された前記時間軸上の位置とに基づいて、作業対象となる構成物品の画像と作業対象外となる構成物品の画像とを取得し、
    前記作業情報出力手段は、前記作業情報取得手段によって取得された前記作業対象となる構成物品の画像と前記作業対象外となる構成物品の画像とを識別可能にして前記作業情報として出力する、
    請求項3に記載の設備作業支援装置。
  5. 前記設備作業支援装置の姿勢および方位を検出する姿勢・方位検出手段をさらに備え、
    前記記憶手段に記憶された前記出力情報は構成物品の画像を有し、
    前記作業情報出力手段は、前記作業情報取得手段によって取得された前記出力情報が有する構成物品の画像を組み合わせ、当該組み合わせた画像のうち、前記姿勢・方位検出手段によって検出された姿勢および方位に対応する部分の画像を前記作業情報として出力する、
    請求項3に記載の設備作業支援装置。
  6. 前記記憶手段に記憶された前記出力情報は構成物品の画像とガイド情報とを有し、
    前記作業情報出力手段は、前記作業情報取得手段によって取得された前記出力情報が有する構成物品の画像を出力後、当該出力された構成物品の画像の中からユーザの操作に従って選択された画像に対応するガイド情報を出力する、
    請求項3に記載の設備作業支援装置。
JP2018131519A 2018-07-11 2018-07-11 設備作業支援装置 Pending JP2020009306A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018131519A JP2020009306A (ja) 2018-07-11 2018-07-11 設備作業支援装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018131519A JP2020009306A (ja) 2018-07-11 2018-07-11 設備作業支援装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2020009306A true JP2020009306A (ja) 2020-01-16

Family

ID=69151896

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018131519A Pending JP2020009306A (ja) 2018-07-11 2018-07-11 設備作業支援装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2020009306A (ja)

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09268760A (ja) * 1996-03-28 1997-10-14 Shimizu Corp 工程計画管理支援システム
JP2005050098A (ja) * 2003-07-28 2005-02-24 Takenaka Komuten Co Ltd 施工プロセス可視化方法
JP2008269310A (ja) * 2007-04-20 2008-11-06 Yokogawa Electric Corp プラント保守支援システム
JP2011053999A (ja) * 2009-09-03 2011-03-17 Hitachi-Ge Nuclear Energy Ltd プラント建設管理システム及びその作業プロセス管理方法
JP2013135294A (ja) * 2011-12-26 2013-07-08 Hitachi Ltd 電話帳・アドレス帳選択装置、電話帳・アドレス帳選択方法及びプログラム及び記録媒体
JP2013196157A (ja) * 2012-03-16 2013-09-30 Sony Corp 制御装置、電子機器、制御方法、及びプログラム
JP2014134942A (ja) * 2013-01-10 2014-07-24 Hitachi-Ge Nuclear Energy Ltd 工程表示装置、工程表示方法及び工程表示プログラム
JP2016081338A (ja) * 2014-10-17 2016-05-16 セイコーエプソン株式会社 頭部装着型表示装置、頭部装着型表示装置を制御する方法、コンピュータープログラム
JP2016081339A (ja) * 2014-10-17 2016-05-16 セイコーエプソン株式会社 頭部装着型表示装置、頭部装着型表示装置を制御する方法、コンピュータープログラム

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09268760A (ja) * 1996-03-28 1997-10-14 Shimizu Corp 工程計画管理支援システム
JP2005050098A (ja) * 2003-07-28 2005-02-24 Takenaka Komuten Co Ltd 施工プロセス可視化方法
JP2008269310A (ja) * 2007-04-20 2008-11-06 Yokogawa Electric Corp プラント保守支援システム
JP2011053999A (ja) * 2009-09-03 2011-03-17 Hitachi-Ge Nuclear Energy Ltd プラント建設管理システム及びその作業プロセス管理方法
JP2013135294A (ja) * 2011-12-26 2013-07-08 Hitachi Ltd 電話帳・アドレス帳選択装置、電話帳・アドレス帳選択方法及びプログラム及び記録媒体
JP2013196157A (ja) * 2012-03-16 2013-09-30 Sony Corp 制御装置、電子機器、制御方法、及びプログラム
JP2014134942A (ja) * 2013-01-10 2014-07-24 Hitachi-Ge Nuclear Energy Ltd 工程表示装置、工程表示方法及び工程表示プログラム
JP2016081338A (ja) * 2014-10-17 2016-05-16 セイコーエプソン株式会社 頭部装着型表示装置、頭部装着型表示装置を制御する方法、コンピュータープログラム
JP2016081339A (ja) * 2014-10-17 2016-05-16 セイコーエプソン株式会社 頭部装着型表示装置、頭部装着型表示装置を制御する方法、コンピュータープログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6757816B2 (ja) プロセスプラントにおけるワークフローを管理するための方法及び装置、プロセス制御システム
US20170230930A1 (en) Method And Arrangement For Commissioning A Building Automation System
CN108027909B (zh) 建筑材料管理系统与建筑材料管理方法
US8830267B2 (en) Augmented reality building operations tool
US20160224927A1 (en) Work information modelling
JP6493590B2 (ja) 機器設置支援システム
JP5679521B2 (ja) 情報表示装置及び情報表示システム
US10254748B2 (en) Inspection work support device, inspection work support system, and inspection work support method
CN103576638A (zh) 控制台操作员与现场操作员之间的公共合作背景
US10430041B2 (en) Information collection system, information collection terminal device, information collection server, and information collection method
JP2014229020A (ja) 情報提供装置及び情報提供システム
JP2011113161A (ja) 現場点検システム
JP7366618B2 (ja) 現場連携システムおよび管理装置
JP2017107285A (ja) 検査支援装置および検査システム
US20160364396A1 (en) Information search system and information search method
JP6621779B2 (ja) 位置特定システム、位置特定装置、及び位置特定プログラム
US10789556B2 (en) Self control
JP2020009306A (ja) 設備作業支援装置
JP6370320B2 (ja) 設備管理支援システム、設備管理支援方法、情報端末、及びプログラム
JP2013054685A (ja) プラント作業支援装置およびプラント作業支援方法
JP2018081713A (ja) 情報収集システム、情報収集端末装置、情報収集サーバ装置、及び情報収集方法
JP6853618B2 (ja) 図面表示装置および図面表示システム
AU2020200205B2 (en) Interfaces for resolving maintenance activities
JP6684578B2 (ja) プラント管理システム
US11748964B2 (en) Method for determining at least one region in at least one input model for at least one element to be placed

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210701

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220711

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220809

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20230214