JP2020008892A - 移動体制御装置 - Google Patents

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Shohei Fujii
祥平 藤井
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常民 堀
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Abstract

【課題】滑らかに目的地まで移動可能な移動体制御装置を提供する。【解決手段】経路計画部59は、環境情報Ieに基づいて、移動体位置Pmから移動体目的地Gmまでの経路である移動体経路τを、制御周期毎に複数生成する。経路選択部63は、複数の移動体経路τから1つの経路である選択経路τcを選択する。分類設定部64は、複数の移動体経路τのそれぞれに対して迂回分類値を演算する。移動部20の前方に対して障害物の右側または左側のどちらを移動部20が移動するかが設定され、迂回分類値に対応する迂回分類経路τdを設定可能である。経路切替部65は、所定の時間Tp1以上、移動部20が移動せずに回転したときまたは移動部20が停止したとき、選択経路τcから迂回分類経路τdに経路を切り替える。移動制御部70は、選択経路τcまたは迂回分類経路τdに沿って移動部20が移動するように、移動部20を制御する。【選択図】図3

Description

本発明は、移動体制御装置に関する。
従来、特許文献1に記載されているように、障害物が検出されたとき、障害物を回避するための迂回点を生成し、障害物がある場合には、迂回点を経由して、目的地に向かう移動体制御装置が知られている。
特開2010−282443号公報
特許文献1の構成では、移動体の進行方向からの許容角度の範囲内となるように、迂回点が生成される。この構成では、移動体と障害物が正対したとき、目的地に到達する迂回点が定まらず、移動体が停止または右左の移動を繰り返す虞がある。これにより、移動体が滑らかに目的地まで移動できないことがある。
本発明は、このような点に鑑みて創作されたものであり、その目的は、滑らかに目的地まで移動可能な移動体制御装置を提供することにある。
本発明の移動体制御装置は、移動部(20)、環境認識部(30)、自己位置推定部(56)、目的地設定部(57)、経路計画部(59)、経路選択部(63)、分類設定部(64)、経路切替部(65)および移動制御部(70)を備える。
移動部は、少なくとも1つの障害物(11、12、13)が設けられる通路(14)を移動可能であり、天地方向に延びる軸を中心にして回転可能である。
環境認識部は、移動部に対して、前後、左右または天地側の障害物を検出可能であり、障害物の位置情報である環境情報(Ie)を取得可能である。
自己位置推定部は、移動部の位置である移動体位置(Pm)を推定可能である。
目的地設定部は、移動部の目的地である移動体目的地(Gm)を設定可能である。
経路計画部は、環境情報に基づいて、移動体位置から移動体目的地までの経路である移動体経路(τ)を、制御周期毎に複数生成する。
経路選択部は、複数の移動体経路から1つの経路である選択経路(τc)を選択する。
分類設定部は、複数の移動体経路のそれぞれに対して迂回分類値(L)を演算する。移動部の前方に対して障害物の右側または左側のどちらを移動部が移動するかが設定され、迂回分類値に対応する迂回分類経路(τd)を設定可能である。
経路切替部は、所定の時間(Tp1)以上、移動部が移動せずに回転したときまたは移動部が停止したとき、選択経路から迂回分類経路に経路を切り替える。
移動制御部は、選択経路または迂回分類経路に沿って移動部が移動するように、移動部を制御する。
これにより、移動部が障害物と正対して、移動部が停止または右左の移動を繰り返しても、分類および設定された経路に切り替えられる。このため、移動部が停止または右左の移動が防がれ、移動部が滑らかに目的地まで移動できる。
一実施形態による移動体制御装置の斜視図。 一実施形態による移動体制御装置の移動部が移動する通路の模式図。 一実施形態による移動体制御装置のブロック図。 一実施形態による移動体制御装置の制御部の各処理を説明するための模式図。 一実施形態による移動体制御装置の分類設定部の処理を説明するための迂回分類および迂回分類経路の関係表。 一実施形態による移動体制御装置の経路切替部の処理を説明するための模式図。 一実施形態による移動体制御装置の移動体モニタの処理を説明するための模式図。 一実施形態による移動体制御装置の経路切替部の処理を説明するための模式図。 一実施形態による移動体制御装置の制御を説明するためのフローチャート。 一実施形態による移動体制御装置の制御を説明するためのフローチャート。 他の実施形態による移動体制御装置の経路切替部の処理を説明するための模式図。 他の実施形態による移動体制御装置の経路切替部の処理を説明するための模式図。
以下、実施形態による移動体制御装置を図面に基づいて説明する。複数の実施形態の説明において、実質的に同一の構成には、同一の符号を付して説明する。本実施形態という場合、複数の実施形態を包括する。
(一実施形態)
図1および図2に示すように、移動体制御装置1は、移動部20、環境認識部30、移動体モニタ40、移動体操作部45および制御部50を備える。
移動部20は、搬送物を積載可能であり、複数の障害物が設けられる通路14を移動可能である。一実施形態では、3つの障害物が通路14に設けられている。3つの障害物をそれぞれ、第1障害物11、第2障害物12および第3障害物13とする。障害物は、例えば、通路壁、作業台、設備、転倒物、制御に影響を及ぼすノイズまたは転倒者、歩行者もしくは作業者等の人である。模式図において、第1障害物11、第2障害物12、第3障害物13および障害物を黒点で記載する。
第1障害物11からの所定の距離を第1距離D1とする。第2障害物12からの所定の距離を第2距離D2とする。第3障害物13からの所定の距離を第3距離D3とする。第1距離D1、第2距離D2および第3距離D3は、通路14の路面状態、第1障害物11、第2障害物12、第3障害物13の位置および大きさ、ならびに、移動部20の大きさに基づいて設定される。
第1障害物11から第1距離D1までの範囲を第1接近可能領域A1とする。第2障害物12から第2距離D2までの範囲を第2接近可能領域A2とする。第3障害物13から第3距離D3までの範囲を第3接近可能領域A3とする。第1接近可能領域A1の外縁から第2接近可能領域A2の外縁までの距離を第1障害物間距離Da1とする。第2接近可能領域A2の外縁から第3接近可能領域A3の外縁までの距離を第2障害物間距離Da2とする。第3接近可能領域A3の外縁から第1接近可能領域A1の外縁までの距離を第3障害物間距離Da3とする。
車輪21は、メカナムホイールであり、4つ以上の円筒24を含む。
円筒24は、樽型であり、車輪21の円周上に設けられている。また、円筒24は、円筒24の軸が車輪21の軸に対して45度傾くように、設けられている。さらに、円筒24は、車輪21に対して自由に回転可能である。
電動機22は、モータであり、通電されることにより、回転可能である。電動機22は、各車輪21に接続されている。電動機22により、各車輪21は、それぞれ回転可能である。各車輪21の回転方向の組み合わせにより、移動部20は、四方八方に移動できる。また、車輪21および電動機22により、移動部20は、天地方向に延びる軸を中心にして回転可能であり、全方向に移動可能である。電動機22には、エンコーダが設けられており、電動機22の回転数であるモータ回転数Nmが検出される。検出されたモータ回転数Nmは、制御部50の速度検出部51に出力される。
環境認識部30は、移動部20の前側および後側に複数設けられている。環境認識部30は、レーダ、ソナー、カメラまたはモーションキャプチャを有し、前後、左右もしくは天地側の障害物および障害物の位置情報を検出可能である。環境認識部30により検出された障害物および障害物の位置情報は、環境情報Ieとして取得される。取得された環境情報Ieは、領域設定部58、経路計画部59、経路切替部65および移動制御部70に出力される。
また、環境認識部30は、通路14上の障害物または物体から移動部20までの相対位置を含む移動体位置情報Ipを取得可能である。環境認識部30は、例えば、電波、音波または光を送受信して、移動体位置情報Ipを取得する。または、環境認識部30は、カメラの画像を用いて、移動体位置情報Ipを取得する。取得された移動体位置情報Ipは、自己位置推定部56に出力される。
移動体モニタ40は、画面41を有し、移動部20の前側に設けられている。移動部20の動作状態、積載部に積載されている搬送物の状態または移動体制御装置1の状態等を画面41に表示可能である。画面41には、例えば、環境認識部30の画像、搬送物の名称、地図M、移動体出発地、移動体目的地Gmまたは移動体制御装置1に関する異常もしくは警告等が表示されている。
移動体操作部45は、ティーチングペンダント等であり、制御部50の制御を変更可能であり、移動部20の移動を手動操作可能である。移動体操作部45は、移動体モニタ40と一体になっており、移動体モニタ40は、タッチパネルである。なお、移動体モニタ40と移動体操作部45とは、別体であってもよい。移動体モニタ40および移動体操作部45は、移動部20の前側に設けられることに限定されず、移動部20の後側、右側または左側に設けられてもよい。また、アクチュエータ等により、移動体モニタ40および移動体操作部45は、回転可能であってもよい。さらに、移動体操作部45は、移動部20と別体であってもよい。
制御部50は、マイコンを主体として構成されており、CPU、読み出し可能な非一時的有形記録媒体、ROM、I/O、および、これらの構成を接続するバスライン等を備えている。制御部50の各処理は、ROM等の実体的なメモリ装置に予め記憶されたプログラムをCPUで実行することによるソフトウェア処理であってもよいし、専用の電子回路によるハードウェア処理であってもよい。また、制御部50の各処理は、制御周期毎に演算、設定または更新される。
図3に示すように、制御部50は、速度検出部51、加速度検出部としての加速度センサ52、角速度検出部としてのジャイロセンサ53、地図管理部54、自己姿勢演算部55、自己位置推定部56および目的地設定部57を有する。また、制御部50は、領域設定部58、経路計画部59、経路距離演算部60、所要時間演算部61およびエネルギ消費演算部62を有する。さらに、制御部50は、経路選択部63、分類設定部64、経路切替部65および移動制御部70を有する。
速度検出部51は、モータ回転数Nmに基づき、移動部20の速さである移動体速度Vmを演算し、検出可能である。なお、速度検出部51は、電波または光を用いて、ドップラ効果により反射された電波または光に生じる周波数偏移を抽出して、移動体速さVmを直接測定してもよい。検出された移動体速度Vmは、自己位置推定部56および経路切替部65に出力される。
加速度センサ52は、ジャイロセンサ53とでIMUを構成しており、ジャイロセンサ53と一体になって構成されている。IMUは、Inertial Measurement Unitの略である。加速度センサ52は、移動部20の加速度である移動体加速度Amを検出可能であり、XYZ軸の3軸の移動体加速度Amを検出可能である。検出された移動体加速度Amは、自己位置推定部56に出力される。
ジャイロセンサ53は、移動部20の角速度である移動体角速度ωを検出可能であり、ジャイロセンサ53は、XYZ軸周りの3軸の移動体角速度ωを検出可能である。本実施形態では、移動体角速度ωは、Z軸周り、すなわち、天地方向に延びる軸周りの角速度とする。検出された移動体角速度ωは、自己姿勢演算部55および自己位置推定部56に出力される。
図4に示すように、地図管理部54は、第1障害物11、第2障害物12、第3障害物13、通路14および移動部20が移動する範囲を含む地図Mを設定可能である。図において、地図Mの一部が模式的に記載されている。また、地図Mには、X、Yのデカルト座標が設定されている。なお、地図Mには、複素数平面座標が設定されてもよい。
図において、X軸は、紙面左から右に延びており、紙面左から右に向かう方向をX軸の正方向とする。Y軸は、紙面下から上に延びており、紙面下から上に向かう方向をY軸の正方向とする。地図Mにおいて、基準座標Oが設定されている。基準座標OのX座標をゼロとし、基準座標OのY座標をゼロとする。本明細書中、ゼロは、常識的な誤差範囲を含むものとする。
自己姿勢演算部55は、移動体角速度ωに基づいて、地図Mにおける基準に対する移動部20の角度である移動体角度θmを演算可能である。移動体角度θmの基準は、例えば、基準座標Oから地図Mにおける北方向に延びる半直線である。演算された移動体角度θmは、自己位置推定部56に出力される。
自己位置推定部56は、移動体位置情報Ip、移動体速度Vm、移動体加速度Am、移動体角速度ωおよび移動体角度θmに基づいて、地図Mにおける移動部20の位置である移動体位置Pmを推定可能である。自己位置推定部56は、移動部20の中心を移動体位置Pmとして推定する。図において、移動体位置Pmを黒丸で記載している。なお、自己位置推定部56は、移動部20の中心からオフセットして、移動体位置Pmを推定してもよい。自己位置推定部56は、例えば、カルマンフィルタを用いて、移動体位置Pmを推定する。なお、自己位置推定部56は、環境認識部30のモーションキャプチャにより、移動体位置Pmを直接推定してもよい。推定された移動体位置Pmは、経路計画部59に出力される。
目的地設定部57は、地図Mにおける移動部20の目的地である移動体目的地Gmを設定可能である。移動体目的地Gmは、任意に設定され、移動体制御装置1の目的に応じて、設定される。設定された移動体目的地Gmは、経路計画部59に出力される。
領域設定部58は、地図Mにおいて、第1接近可能領域A1、第2接近可能領域A2および第3接近可能領域A3を設定可能である。設定された第1接近可能領域A1、第2接近可能領域A2および第3接近可能領域A3は、経路計画部59に出力される。また、領域設定部58は、第1障害物間距離Da1、第2障害物間距離Da2および第3障害物間距離Da3を設定する。設定された第1障害物間距離Da1、第2障害物間距離Da2および第3障害物間距離Da3は、経路選択部63に出力される。
経路計画部59は、環境情報Ie、移動体位置Pm、移動体目的地Gm、第1接近可能領域A1、第2接近可能領域A2および第3接近可能領域A3に基づいて、移動体経路τを複数生成可能である。経路計画部59は、制御周期毎に、移動体経路τを複数生成する。移動体経路τは、移動体位置Pmから移動体目的地Gmまでの経路である。また、経路計画部59は、第1接近可能領域A1、第2接近可能領域A2または第3接近可能領域A3の外縁に移動体経路τの一部が沿うように、移動体経路τを複数生成する。
経路計画部59は、RRTまたはPRMを用いて、複数の移動体経路τを生成する。なお、PRTは、RRTは、Rapidly−exploring Random Treeの略である。PRMは、Probablistic Roadmap Methodの略である。
なお、図4において、移動体経路τは、6つ生成されており、複数の移動体経路τをそれぞれτ1、τ2、τ3、τ4、τ5、τ6と記載している。一経路τ1、τ2、τ3は、実線で記載されている。一経路τ4、τ5、τ6は、破線で記載している。生成された複数の移動体経路τは、経路距離演算部60、所要時間演算部61、エネルギ消費演算部62、経路選択部63および分類設定部64に出力される。
経路距離演算部60は、それぞれの移動体経路τに対して、移動体経路τの距離である経路距離Drを演算可能である。演算された経路距離Drは、所要時間演算部61および経路選択部63に出力される。
所要時間演算部61は、移動体経路τに沿って、移動部20が移動し、移動体目的地Gmに到達するまでにかかる所要時間Tmを演算可能である。所要時間演算部61は、例えば、移動体速度Vm、移動体加速度Am、移動体角速度ωおよび経路距離Drに基づいて、所要時間Tmを演算する。演算された所要時間Tmは、エネルギ消費演算部62および経路選択部63に出力される。
エネルギ消費演算部62は、移動体経路τに沿って、移動部20が移動し、移動体目的地Gmに到達するまでに必要なエネルギである消費エネルギCwを演算可能である。エネルギ消費演算部62は、例えば、電動機22に供給される電力等および所要時間Tmに基づいて、消費エネルギCwを演算する。なお、消費エネルギCwは、単位時間あたりのエネルギであってもよいし、所要時間Tmに対するエネルギであってもよい。演算された消費エネルギCwは、経路選択部63に出力される。なお、一経路τ1、τ2、τ3では、後述の経路距離Dr、所要時間Tm、消費エネルギCw等を含む経路を選択する基準が同等である。本明細書中、「同等」は、常識的な誤差範囲を含むものとする。
経路選択部63は、経路距離Dr、所要時間Tmまたは消費エネルギCwに基づいて、複数の移動体経路τから1つの経路を選択する。経路選択部63は、例えば、最も小さい経路距離Drおよび消費エネルギCwとなる移動体経路τを選択する。また、経路選択部63は、最も短い所要時間Tmとなる移動体経路τを選択する。経路選択部63は、経路距離Dr、所要時間Tmまたは消費エネルギCwの組み合わせに基づいて、移動体経路τを選択してもよい。経路選択部63が選択した移動体経路τを選択経路τcとする。選択経路τcは、経路切替部65および移動制御部70に出力される。
分類設定部64は、コーシーの積分定理に基づき、以下関係式(1)を用いて、複数の移動体経路τのそれぞれに対して迂回分類値L(τ)を演算する。関係式(1)において、zは、複素数で表される移動部20の位置である。f(z)は、zに関する関数である。ζiは、複素数で表される各障害物の位置である。iは、障害物の数および障害物の番号である。
Figure 2020008892
図5に示すように、分類設定部64は、それぞれの迂回分類値L(τ)に対応する迂回分類経路τdを設定可能である。迂回分類経路τdは、移動部20の前方に対して、障害物の右側または左側のどちらかを移動部20が移動するかが設定されている経路である。
図に記載されているように、一経路τ1に対する迂回分類経路τdは、第1障害物11に対して右側、第2障害物12に対して右側、第3障害物13に対して右側を移動部20が移動するように、設定されている。一経路τ2に対する迂回分類経路τdは、第1障害物11に対して右側、第2障害物12に対して右側、第3障害物13に対して左側を移動部20が移動するように、設定されている。一経路τ3に対する迂回分類経路τdは、第1障害物11に対して右側、第2障害物12に対して左側、第3障害物13に対して右側を移動部20が移動するように、設定されている。
一経路τ4に対する迂回分類経路τdは、第1障害物11に対して右側、第2障害物12に対して左側、第3障害物13に対して左側を移動部20が移動するように、設定されている。一経路τ5に対する迂回分類経路τdは、第1障害物11に対して左側、第2障害物12に対して左側、第3障害物13に対して左側を移動部20が移動するように、設定されている。一経路τ6に対する迂回分類経路τdは、第1障害物11に対して左側、第2障害物12に対して左側、第3障害物13に対して右側を移動部20が移動するように、設定されている。設定された迂回分類経路τdは、経路切替部65に出力される。
経路切替部65は、第1所定時間Tp1、移動体速度Vmおよび移動体角速度ωに基づいて、選択経路τcから迂回分類経路τdに、経路を切り替える。第1所定時間Tp1は、任意に設定され、実験またはシミュレーション等により、設定される。本実施形態では、第1所定時間Tp1は、制御周期の3倍程度である。
経路切替部65は、第1所定時間Tp1以上、移動部20が停止していたとき、すなわち、Vm=0 であったとき、選択経路τcから迂回分類経路τdに、経路を切り替える。または、経路切替部65は、第1所定時間Tp1以上、移動部20が停止しており、かつ、移動部20が回転していたとき、すなわち、Vm=0、かつ、ω≠0 であったとき、選択経路τcから迂回分類経路τdに、経路を切り替える。本明細書中、「=」、「等しい」は、常識的な誤差範囲を含むものとする。
また、経路切替部65は、選択経路τcから迂回分類経路τdに切り替えたとき、前回選択された迂回分類経路τd、移動体角度θmまたは経路の曲率変化の大きさに基づいて、迂回分類経路τdを選択する。経路切替部65は、例えば、前回選択された迂回分類経路τdと同一の迂回分類経路τdを選択する。または、経路切替部65は、移動体角度θmから移動部20が向く方向に近い迂回分類経路τdを選択する。または、経路切替部65は、経路の曲率変化の大きさが小さい迂回分類経路τdを選択する。なお、経路切替部65は、迂回分類経路τdを無作為に選択してもよい。
さらに、図6に示すように、経路切替部65は、第1障害物11と第2障害物12とが接近または離脱を繰り返すとき、第1障害物11および第2障害物12の間を通る迂回分類経路τdを選択しないようにする。すなわち、経路切替部65は、第1障害物間距離Da1が変化を繰り返すとき、第1障害物11および第2障害物12の間を通る迂回分類経路τdを選択しないようにする。図において、選択しない迂回分類経路τdを二点鎖線で記載する。選択された迂回分類経路τdは、移動制御部70に出力される。
移動制御部70は、選択経路τcまたは迂回分類経路τdに沿って移動部20が移動するように、移動部20を制御する。迂回分類経路τdに沿って移動部20が移動したときの距離を迂回距離Ddとする。迂回分類経路τdに沿って移動部20が移動したときの時間を迂回時間Tdとする。迂回分類経路τdに沿って移動部20が移動したときに消費したエネルギを迂回エネルギCdとする。移動制御部70は、迂回距離Dd、迂回時間Tdおよび迂回エネルギCdを演算する。
また、図7に示すように、移動体モニタ40は、移動部20の移動方向を表示可能である。移動体モニタ40により、第1障害物11から移動部20の移動方向が認識可能になっている。図7において、説明をわかりやすくするため、通路14に第1障害物11が設けられている場合を記載している。また、移動体モニタ40の画面41を二点鎖線で模式的に記載している。
さらに、図8に示すように、選択経路τcから迂回分類経路τdに切り替わっている場合において、経路切替部65は、移動部20に向かって障害物が移動しているとき、迂回分類経路τdから選択経路τcに、経路を切り替える。または、選択経路τcから迂回分類経路τdに切り替わっている場合において、経路切替部65は、移動部20の移動方向に対して平行に障害物が移動しているとき、迂回分類経路τdから選択経路τcに、経路を切り替える。
また、移動部20に向かって障害物が移動しているとき、迂回分類経路τdから選択経路τcに、経路を切り替える。または、選択経路τcから迂回分類経路τdに切り替わっている場合において、経路切替部65は、移動部20の移動方向に対して平行に障害物が移動しているとき、迂回分類経路τdから選択経路τcに、経路を切り替える。これにより、移動部20に向かって障害物が移動しているとき、障害物を避ける経路を生成することが可能となる。
本明細書中、「平行」は、常識的な誤差範囲を含むものとする。また、図8において、説明をわかりやすくするため、第1障害物11が移動部20に向かって障害物が移動している場合を記載している。また、移動部20の移動方向を実線で記載しており、第1障害物11の移動方向を破線で記載している。さらに、移動前の移動部20、第1障害物11および第1接近可能領域A1を破線で記載し、移動後の移動部20、第1障害物11および第1接近可能領域A1を実線で記載している。
また、選択経路τcから迂回分類経路τdに切り替わっている場合において、経路切替部65は、第2所定時間Tp2後、迂回分類経路τdから選択経路τcに、経路を切り替える。第2所定時間Tp2は、任意に設定され、実験やシミュレーションにより設定される。さらに、選択経路τcから迂回分類経路τdに切り替わっている場合において、経路切替部65は、迂回距離Dd、迂回時間Tdまたは迂回エネルギCdに基づいて、迂回分類経路τdから選択経路τcに、経路を切り替える。
経路切替部65は、迂回距離Ddが距離閾値Dd_th以上であるとき、迂回分類経路τdから選択経路τcに、経路を切り替える。経路切替部65は、迂回時間Tdが時間閾値Td_th以上であるとき、迂回分類経路τdから選択経路τcに、経路を切り替える。経路切替部65は、迂回エネルギCdがエネルギ閾値Cd_th以上であるとき、迂回分類経路τdから選択経路τcに、経路を切り替える。距離閾値Dd_th、時間閾値Td_thおよびエネルギ閾値Cd_thは、障害物の大きさ、移動体目的地Gmまでの距離または移動体角度θm等により、設定される。
図9および図10のフローチャートを参照して、移動体制御装置1の制御について、説明する。フローチャートにおいて、「S」は、ステップを意味する。初期状態において、第1障害物11、第2障害物12および第3障害物13が通路14に設けられている。第1障害物11、第2障害物12および第3障害物13は、環境認識部30により、検出されている。領域設定部58は、第1接近可能領域A1、第2接近可能領域A2、第3接近可能領域A3、第1障害物間距離Da1、第2障害物間距離Da2および第3障害物間距離Da3を設定している。
ステップ101において、自己位置推定部56は、移動体位置Pmを推定する。
ステップ102において、目的地設定部57は、移動体目的地Gmを設定する。
ステップ103において、経路計画部59は、複数の移動体経路τを設定する。
ステップ104において、経路距離演算部60は、それぞれの移動体経路τに対して、経路距離Drを演算する。所要時間演算部61は、それぞれの移動体経路τに対して、所要時間Tmを演算する。エネルギ消費演算部62は、それぞれの移動体経路τに対して、消費エネルギCwを演算する。
ステップ105において、経路選択部63は、経路距離Dr、所要時間Tmおよび消費エネルギCwに基づいて、複数の移動体経路τから1つの経路を選択する。経路選択部63は、選択経路τcを設定する。
ステップ106において、分類設定部64は、それぞれの移動体経路τに対して、迂回分類値L(τ)を演算する。
ステップ107において、分類設定部64は、迂回分類値L(τ)に基づき、迂回分類経路τdを設定する。
ステップ108において、経路切替部65は、第1所定時間Tp1以上、移動体速度Vmがゼロであるか否かを判定する。または、経路切替部65は、第1所定時間Tp1以上、移動体速度Vmがゼロであり、かつ、移動体角速度ωがゼロでないかを判定する。第1所定時間Tp1以上、移動体速度Vmがゼロでないとき、処理は、ステップ207に移行する。第1所定時間Tp1以上、移動体速度Vmがゼロであるとき、処理は、ステップ109に移行する。また、第1所定時間Tp1以上、移動体速度Vmがゼロであり、かつ、移動体角速度ωがゼロでないとき、処理は、ステップ109に移行する。
ステップ109において、経路切替部65は、選択経路τcを迂回分類経路τdに切り替える。
ステップ110において、経路切替部65は、前回選択された迂回分類経路τd、移動体角度θmまたは経路の曲率変化の大きさに基づいて、迂回分類経路τdを選択する。その後、処理は、ステップ201に移行する。
ステップ201において、移動制御部70は、迂回分類経路τdに沿って移動部20が移動するように、移動部20を制御する。
ステップ202において、経路切替部65は、移動部20に対向する第1障害物11、第2障害物12または第3障害物13が移動部20に向かって移動しているか否かを判定する。または、経路切替部65は、移動部20の移動方向に対して平行に障害物が移動しているか否かを判定する。
移動部20に対向する第1障害物11、第2障害物12または第3障害物13が移動部20に向かって移動しているとき、または、移動部20の移動方向に対して平行に障害物が移動しているとき、処理は、ステップ206に移行する。移動部20に対向する第1障害物11、第2障害物12または第3障害物13が移動部20に向かって移動していないとき、または、移動部20の移動方向に対して平行に障害物が移動していないとき、処理は、ステップ203に移行する。
ステップ203において、経路切替部65は、第2所定時間Tp2が経過したか否かを判定する。第2所定時間Tp2が経過したとき、処理は、ステップ206に移行する。第2所定時間Tp2が経過していないとき、処理は、ステップ204に移行する。
ステップ204において、移動制御部70は、移動部20の迂回分類経路τdに沿う移動に基づき、迂回距離Dd、迂回時間Tdおよび迂回エネルギCdを演算する。
ステップ205において、経路切替部65は、迂回距離Ddが距離閾値Dd_th以上であるか否かを判定する。または、経路切替部65は、迂回時間Tdが時間閾値Td_th以上であるか否かを判定する。または、経路切替部65は、迂回エネルギCdがエネルギ閾値Cd_th以上であるか否かを判定する。
迂回距離Ddが距離閾値Dd_th未満、迂回時間Tdが時間閾値Td_th未満かつ迂回エネルギCdがエネルギ閾値Cd_th未満であるとき、処理は、終了する。迂回距離Ddが距離閾値Dd_th以上、迂回時間Tdが時間閾値Td_th以上または迂回エネルギCdがエネルギ閾値Cd_th以上であるとき、処理は、ステップ206に移行する。
ステップ206において、経路切替部65は、迂回分類経路τdを選択経路τcに切り替える。
ステップ207において、ステップ110またはステップ206を経由し、移動制御部70は、迂回分類経路τdに沿って移動部20が移動するように、移動部20を制御する。その後、処理は、ステップ101に戻る。
[1]分類設定部64は、複数の移動体経路τのそれぞれに対して迂回分類値L(τ)を演算し、迂回分類経路τdを設定可能である。経路切替部65は、移動部20が第1所定時間Tp1以上、移動せずに回転したときまたは停止したとき、迂回分類経路τdに経路を切り替える。これにより、移動部20が障害物と正対して、移動部20が停止または右左の移動を繰り返しても、分類および設定された経路に切り替えられる。このため、移動部20が停止または右左の移動が防がれ、移動部20が滑らかに目的地まで移動できる。
[2]経路選択部63は、経路距離Dr、所要時間Tmまたは消費エネルギCwに基づいて、複数の移動体経路τから1つの経路を選択する。これにより、移動部20が障害物に正対し、移動部20が停止または右左の移動を繰り返すまで、移動部20が最短距離、最短時間または最小エネルギで移動できる。このため、目的地までのかかる時間が短縮され、移動体制御装置1の消費するエネルギが節約される。
[3]経路切替部65は、経路が迂回分類経路τdであったとき、移動部20に向かって障害物が移動しているとき、迂回分類経路τdから選択経路τcに経路を切り替える。または、経路切替部65は、移動部20の移動方向に対して平行に障害物が移動しているとき、迂回分類経路τdから選択経路τcに経路を切り替える。これにより、移動部20が障害物を正対し続けることを回避できる。移動部20が障害物を正対し続けることを回避できるため、移動部20がより滑らかに目的地まで移動できる。
[4]経路切替部65は、第2所定時間Tp2経過後、迂回分類経路τdから選択経路τcに経路を切り替える。また、経路切替部65は、迂回距離Dd、迂回時間Tdまたは迂回エネルギCdに基づいて、迂回分類経路τdから選択経路τcに経路を切り替える。これにより、上記[3]と同様の効果を奏する。
[5]移動体モニタ40は、移動部20の移動方向を表示可能である。これにより、障害物が歩行者または作業者等の人であった場合、移動部20の移動方向を人が認識できるため、移動部20および人は、安全に移動できる。
(他の実施形態)
[i]移動部の車輪は、オムニホイールであり、3つ以上の円筒を含んでもよい。オムニホイールに用いられる円筒は、樽型であり、車輪の円周上に設けられている。この円筒は、車輪に対して自由に回転可能である。この車輪により、移動部は、前後左右に自由に移動可能である。また、車輪は、金属、ゴムまたは樹脂等のベルトが巻回されてもよい。
[ii]図11に示すように、経路切替部65は、第1障害物11および第2接近可能領域A2が接近または離脱を繰り返すとき、第1障害物11および第2接近可能領域A2の間を通る迂回分類経路τdを選択しないようにする。これにより、第1障害物11および第2接近可能領域A2の距離が比較的近く、第1障害物11および第2接近可能領域A2の距離が変動してその間を通過することが可能不可能を繰り返す場合に、適切に障害物に対し通路壁と反対側を通行する経路が生成される。
[iii]図12に示すように、経路切替部65は、通路壁である第2障害物12に向かって第1障害物11が移動しているとき、第1障害物11および第2障害物12の間を通る迂回分類経路τdを選択しないようにする。これにより、障害物と対面したまま同一の迂回分類経路τdを選択し続けた場合に通路壁と障害物の間を通行する経路を選択することがない。このため、適切に障害物に対し通路壁と反対側を通行する経路が生成される。
以上、本発明はこのような実施形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の形態で実施することができる。
11 ・・・第1障害物、 12 ・・・第2障害物、 13 ・・・第3障害物、
14 ・・・通路、
20 ・・・移動部、 30 ・・・環境認識部、
56 ・・・自己位置推定部、 57 ・・・目的地設定部、
59 ・・・経路計画部、
63 ・・・経路選択部、
64 ・・・分類設定部、
65 ・・・経路切替部、
70 ・・・移動制御部。

Claims (7)

  1. 少なくとも1つの障害物(11、12、13)が設けられる通路(14)を移動可能であり、天地方向に延びる軸を中心にして回転可能な移動部(20)と、
    前記移動部に対して、前後、左右または天地側の前記障害物を検出可能であり、前記障害物の位置情報である環境情報(Ie)を取得可能な環境認識部(30)と、
    前記移動部の位置である移動体位置(Pm)を推定可能な自己位置推定部(56)と、
    前記移動部の目的地である移動体目的地(Gm)を設定可能な目的地設定部(57)と、
    前記環境情報に基づいて、前記移動体位置から前記移動体目的地までの経路である移動体経路(τ)を、制御周期毎に複数生成する経路計画部(59)と、
    複数の前記移動体経路から1つの経路である選択経路(τc)を選択する経路選択部(63)と、
    複数の前記移動体経路のそれぞれに対して迂回分類値(L)を演算し、前記移動部の前方に対して前記障害物の右側または左側のどちらを前記移動部が移動するかが設定され、前記迂回分類値に対応する迂回分類経路(τd)を設定可能な分類設定部(64)と、
    所定の時間(Tp1)以上、前記移動部が移動せずに回転したときまたは前記移動部が停止したとき、前記選択経路から前記迂回分類経路に経路を切り替える経路切替部(65)と、
    前記選択経路または前記迂回分類経路に沿って前記移動部が移動するように、前記移動部を制御する移動制御部(70)と、
    を備える移動体制御装置。
  2. 前記移動体経路の距離である経路距離(Dr)を演算可能な経路距離演算部(60)と、
    前記移動体経路に沿って前記移動部が移動し、前記移動部が前記移動体目的地に到達するまでにかかる所要時間(Tm)を演算可能な所要時間演算部(61)と、
    前記移動体経路に沿って前記移動部が移動し、前記移動部が前記移動体目的地に到達するまでに必要なエネルギである消費エネルギ(Cw)を演算可能なエネルギ消費演算部(62)と、
    をさらに備え、
    前記経路選択部は、前記経路距離、前記所要時間または前記消費エネルギを含む基準に基づいて、複数の前記移動体経路から1つの経路を選択する請求項1に記載の移動体制御装置。
  3. 前記経路切替部は、前記選択経路から前記迂回分類経路に経路を切り替わっている場合において、前記移動部に向かって前記障害物が移動しているとき、または、前記移動部の移動方向に対して平行に前記障害物が移動しているとき、前記迂回分類経路から前記選択経路に経路を切り替える請求項1または2に記載の移動体制御装置。
  4. 前記経路切替部は、前記選択経路から前記迂回分類経路に経路を切り替わっている場合において、所定の時間(Tp2)経過後、前記迂回分類経路から前記選択経路に経路を切り替える請求項1から3のいずれか一項に記載の移動体制御装置。
  5. 前記経路切替部は、前記選択経路から前記迂回分類経路に経路を切り替わっている場合において、前記迂回分類経路に沿って移動した距離(Dd)、前記迂回分類経路に沿って移動した時間(Td)または前記迂回分類経路に沿って移動したときのエネルギ(Cd)に基づいて、前記迂回分類経路から前記選択経路に経路を切り替える請求項1から4のいずれか一項に記載の移動体制御装置。
  6. 前記移動部の移動方向を表示可能な移動体モニタ(40)をさらに備える請求項1から5のいずれか一項に記載の移動体制御装置。
  7. 前記通路には、第1障害物(11)および第2障害物(12)が設けられており、
    前記第1障害物から所定の距離(D1)までの範囲である第1接近可能領域(A1)および前記第2障害物から所定の距離(D2)までの範囲である第2接近可能領域(A2)を設定可能な領域設定部(58)をさらに備える請求項1から6のいずれか一項に記載の移動体制御装置。
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