JP2020008755A - 音楽連動画像表示システム - Google Patents

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【課題】プロフェッショナルの楽器演者や歌手であっても満足のいく画像表現を実現することを課題とする。【解決手段】表示手段(モニター8、外部表示装置25)に表示される画像を音楽に連動して変化させる音楽連動画像表示システムであって、演者が演奏する楽器(ギター2)に設置され、該楽器の音源振動を電気信号として検出する検出手段(ピックアップ23)と、前記検出手段が検出した電気信号に基づく非加工音情報に応じて、前記表示手段に表示される画像を変化させる画像処理手段(パソコン3)とを有することを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、表示手段に表示される画像を音楽に連動して変化させる音楽連動画像表示システムに関するものである。
この種の音楽連動画像表示システムとしては、例えば特許文献1に開示された音楽画像表示装置が知られている。この音楽画像表示装置は、タッチパネル上に画像を表示し、その表示態様を、電子鍵盤楽器からの伴奏音および押鍵音に対応するMIDIデータ等の演奏情報に応じて変化させる。
特開2013−224999号公報
前記特許文献1に記載の音楽画像表示装置のように演奏情報に応じて画像を変化させる場合、演奏情報には演者が演奏する楽器の音や歌手の歌声に関する詳細な音情報が含まれないため、演者が演奏する楽器の音や歌手の歌声との関連性が高い画像変化を実現することは難しい。
一方で、演者が演奏する楽器の音や歌手の歌声は、多くの場合、聴者に向けて出力される前に種々のサウンドエフェクト等の加工が施される。このような加工が施された後の楽器音や歌声は、演者が演奏する楽器の音(原音)や歌手の歌声(原音)を忠実に再現したものではない。そのため、加工が施された後の楽器音や歌声の音情報に応じて画像を変化させる場合、演者が演奏する楽器の音や歌手の歌声と画像変化との関連性は、特にプロフェッショナルの楽器演者や歌手にとっては満足のいくものとはならない。
上述した課題を解決するために、本発明は、表示手段に表示される画像を音楽に連動して変化させる音楽連動画像表示システムであって、演者が演奏する楽器又は歌声が入力されるマイクロフォンに設置され、該楽器の音源振動又は該マイクロフォンに入力される歌声振動を電気信号として検出する検出手段と、前記検出手段が検出した電気信号に基づく非加工音情報に応じて、前記表示手段に表示される画像を変化させる画像処理手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、表示手段に表示される画像を変化させる画像処理が、楽器やマイクロフォンに設置される検出手段が検出する電気信号に基づく非加工の音情報に応じて行われる。この非加工音情報は、サウンドエフェクト等の加工処理を施していない、いわゆる原音を示す情報であり、楽器音や歌声音を直接的に示す情報である。ただし、非加工音情報は、実質的に原音の情報が保持されていれば、例えば可聴域から外れる周波数帯をカットしたり、ホワイトノイズなどをカットしたりするような処理を施したものであってもよい。このような非加工音情報を用いて表示手段に表示される画像を変化させることにより、サウンドエフェクト等による加工の影響を受けない形で、演者が演奏する楽器の音(原音)や歌手の歌声(原音)に忠実な画像変化を実現することが可能となる。その結果、演者が演奏する楽器の音(原音)や歌手の歌声(原音)と関連性の高い画像変化が可能となり、演者や歌手の表現する音楽性と高い親和性をもった画像表現を実現できる。
また、前記音楽連動画像表示システムにおいて、前記画像処理手段は、前記楽器の音源振動又は前記マイクロフォンに入力される歌声振動の電気信号を加工して又は該電気信号に基づく非加工音情報を加工して音出力する際の該加工の内容を示す加工情報も用いて、前記表示手段に表示される画像を変化させてもよい。
このように、原音を加工して音出力される際の加工情報も用いて画像を変化させることにより、楽器演者や歌手による原音と関連性の高い画像変化を実現しつつも、出力される加工済みの音とも関連性の高い画像変化を実現できる。ここでいう加工情報は、出力される音の原音に対し、例えば、リバーブ、コーラス、ディレイ、ディストーションなどのサウンドエフェクトを加える加工処理の内容(例えば、エフェクターの各種パラメータ値)を示す情報である。
また、前記音楽連動画像表示システムにおいて、前記表示手段は、前記楽器又は前記マイクロフォンに設けられていることを特徴とする。
これによれば、楽器やマイクロフォンに設けられる表示手段に表示される画像が、当該楽器を演奏する演者による楽器音や当該マイクロフォンで歌唱する歌手の歌声に関連して変化するという演出効果を得ることができる。
以上、本発明によれば、プロフェッショナルの楽器演者や歌手であっても満足のいく画像表現を実現することが可能となる。
実施形態に係る音楽連動画像表示システムの構成を示す説明図である。 同音楽連動画像表示システムの主要部分を示す機能ブロック図である。 ギターをマイクロフォンに変えた音楽連動画像表示システムの構成を示す説明図である。 変形例に係る音楽連動画像表示システムの主要部分を示す機能ブロック図である。
以下、本発明に係る音楽連動画像表示システムの一実施形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、本実施形態に係る音楽連動画像表示システムの構成を示す説明図である。
本実施形態の音楽連動画像表示システム1は、図1に示すように、主に、ギター2と、パソコン3とから構成される。本実施形態では、楽器の一例として、電気楽器であるエレクトリックギター(以下、単に「ギター」という。)の例で説明するが、エレクトリックベースなどの他の電気楽器であってもよい。
ギター2は、弦22の振動(音源振動)を電気信号として検出する検出手段としてのピックアップ23を備えている。ピックアップ23は、例えばギター2のボディ21などに取り付けられ、弦22の振動を検出して電気信号に変換する。ピックアップ23から出力される電気信号は、ギター2のコネクタ24に有線接続されたエフェクター4に出力される。エフェクター4は、ピックアップ23から出力された電気信号を加工して、様々なサウンドエフェクト(ディストーション等)を加えるための信号処理を行うものである。
エフェクター4によって加工された電気信号は、アンプ5へ出力される。アンプ5では、入力された電気信号を音信号に変換するとともに、音のトーンやボリュームの調整などが行われる。アンプ5で生成された音信号は、アンプ5に接続された音出力手段としてのスピーカーシステム6から音として出力される。これにより、演者が演奏したギター2の音(楽器音)がスピーカーシステム6から出力される。
なお、ピックアップ23から出力される電気信号を他の機器を介して音出力するようにしてもよい。例えば、他の機器としてシンセサイザを用いた場合、ピックアップ23から出力される電気信号に基づき、MIDI(Musical Instrument Digital Interface)規格に準拠した演奏情報(MIDI情報)を生成し、電子機器に出力する。
また、本実施形態におけるギター2のボディ21には、図1に示すように、表示手段としてのモニター25が設けられている。このモニター25は、ギター2の内部に搭載されているコンピュータ装置7によって表示制御され、後述するように、ギター2の楽器音に連動して変化する画像を表示する。
本実施形態において、ピックアップ23から出力される電気信号は、マイク入力部を備えたコンピュータ装置7にも出力される。コンピュータ装置7は、マイク入力された電気信号から生成される非加工音情報を、無線通信によって、パソコン3へ送信する。なお、ギター2に搭載されたコンピュータ装置7とパソコン3との間の通信は、無線通信に限らず、有線通信であってもよく、また通信方式等は任意に選択される。
パソコン3は、一般的なパーソナルコンピュータであり、CPU、ROM、RAM等により構成される情報処理部において、ROM等に格納されている各種制御プログラム等を実行することにより各種制御、各種処理を行う。本実施形態のパソコン3には、キーボードやマウスなどの操作入力部33や表示部35が備わっている。本実施形態のパソコン3は、ギター2のピックアップ23から出力される電気信号に基づく非加工音情報を、ギター2に搭載されたコンピュータ装置7から無線通信によって受信し、その非加工音情報に応じて変化する画像を生成する画像処理を実行する。
また、パソコン3の外部コネクタには、表示手段としての外部表示装置8が接続されている。外部表示装置8は、後述するように、ギター2の楽器音に連動して変化する画像を表示する。この外部表示装置8としては、液晶モニターや画像投写装置(プロジェクタ)などが挙げられ、その使用目的に応じて適宜選択される。例えば、ギター2の演者が観客に対して提供するパフォーマンスの演出に用いるような場合には、1又は2以上の液晶モニターで構成される大型モニターを用いたり、大型の画像を投写するプロジェクタ(プロジェクションマッピングを含む。)を用いたりすることができる。また、外部表示装置8の使用目的によっては、仮想現実(VR:Virtual Reality)や拡張現実(AR:Augmented Reality)などに用いられる表示機器を用いてもよい。
図2は、本実施形態に係る音楽連動画像表示システムの主要部分を示す機能ブロック図である。
演者がギター2を演奏すると、弦22の振動がピックアップ23により検出されて電気信号がピックアップ23から出力される。その電気信号は、ギター2に搭載されたコンピュータ装置7のマイク入力部73に入力される。マイク入力部73は、入力された電気信号を、コンピュータによる処理が可能なデジタル信号(非加工音情報)に変換して、コンピュータ装置7の情報処理部71へ出力する。
コンピュータ装置7は、ギター2に搭載可能な小型のコンピュータであり、一般的なコンピュータと同様、CPU、ROM、RAM等により構成される情報処理部71を備える。情報処理部71は、マイク入力部73から非加工音情報が入力されると、その非加工音情報を、サウンドエフェクト等の加工処理を施さないまま、コンピュータ装置7の無線通信部72から、無線通信によって、パソコン3へ送信する。
パソコン3では、ギター2の無線通信部72から非加工音情報を無線通信部32により受信すると、その非加工音情報が情報処理部31に入力される。そして、情報処理部31は、画像処理手段として機能し、入力される非加工音情報に応じて変化する画像を生成する画像処理を実行して、ギター2に搭載されたモニター25や、パソコン3の外部コネクタ36に接続された外部表示装置8などの表示手段に表示される画像をギター2の楽器音に連動して変化させる。
表示手段に表示される画像内容には特に制限はないが、例えば、ラインアート(複数の線分が位置や角度を変えながら動く画像)や、幾何学模様の画像や、パターン画像が、ギター2の楽器音に連動して時間的に変化するものが挙げられる。なお、モニター25に表示される画像と外部表示装置8に表示される画像は同じ画像である必要はなく、それぞれに異なる画像を表示させる場合、情報処理部31は、非加工音情報に応じて変化する画像をそれぞれ生成する。
本実施形態のパソコン3には、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)等の記憶部34に、表示手段に表示される表示画像の基礎となる1又は2以上の基礎画像データが記憶されている。基礎画像データは、静止画像データであっても、動画像データであっても、あるいはプログラムによって画像を生成するためのコード情報であってもよい。いずれにしても、表示手段に表示される表示画像の基礎となるデータであればよい。基礎画像データは、予め用意された専用の画像データであるが、所定のサーバからインタネットを介してダウンロードして追加するようにしてもよい。また、ビデオカメラ等の撮像手段によって撮像したリアルタイム画像を基礎画像データとして用いてもよい。
ギター2の演者あるいは他の操作者は、パソコン3の操作入力部33を操作することで、表示画像の基礎とする基礎画像データを選択することができる。パソコン3の情報処理部31は、操作入力部33からの操作情報によって指定される基礎画像データを記憶部34から読み出し、RAM等のワークエリアに展開する。そして、情報処理部31は、所定の画像処理プログラムを実行し、無線通信部32から入力される非加工音情報に応じ、ワークエリアに展開された基礎画像データに対して当該画像処理プログラムに従った変更を加え、変化画像情報を生成する。
情報処理部31は、基礎画像データが静止画像データである場合、ワークエリアに展開した基礎画像データに対し、非加工音情報に応じて連続的に変更を加え、変更後の画像データを動画フレーム単位で順次出力する。また、基礎画像データが動画像データである場合、情報処理部31は、その基礎画像データの動画像を構成するフレーム画像データをワークエリアに順次展開し、各フレーム画像データに対して非加工音情報に応じた変更を加え、変更後のフレーム画像データを順次出力する。このようにして、情報処理部31は、基礎画像データに基づく画像が非加工音情報に応じて変化する画像データ(変化画像情報)を生成する。
このようにして情報処理部31で生成される変化画像情報は、パソコン3の外部コネクタ36に接続された外部表示装置8へ送られる。これにより、外部表示装置8は、受信した変化画像情報に基づいた画像を表示し、その結果、例えばギター2の演奏を聴いている聴者に対して、ギター2の楽器音に連動して変化する画像を大画面で見せることができる。
また、情報処理部31で生成される変化画像情報は、パソコン3の無線通信部72から、無線通信によってギター2のコンピュータ装置7へ送信する。コンピュータ装置7は、パソコン3からの変化画像情報を無線通信部72により受信すると、その変化画像情報が情報処理部71に入力される。そして、情報処理部71は、ギター2に搭載されたモニター25を制御し、入力された変化画像情報に基づいた画像をモニター25に表示させる。その結果、例えばギター2の演奏を聴いている聴者に対して、ギター2の演者を見ながら、ギター2の楽器音に連動して変化する画像を見せることができる。
本実施形態においては、非加工情報から所定の音楽構成要素を抽出し、抽出した音楽構成要素に基づいて画像を変化させる。これによれば、非加工情報から抽出される音楽構成要素に応じた画像変化がなされるため、楽器音や歌声による音楽との関連性が高い画像変化を実現できる。ここでいう音楽構成要素とは、音の諸要素(音の高さ(周波数)、音の大きさ(音圧レベル)、音色(周波数成分)など)のほか、メロディ(旋律)、ハーモニー(和声)、リズム(律動)、テンポなどの音楽の諸要素を含むものである。
ギター2の楽器音に連動する画像の変化態様としては、例えば、所定の経路(プログラムによって決められた経路)を移動する円の直径が、非加工音情報に応じて変化するような画像を例に挙げると、非加工音情報に基づく楽器音が大きいほど当該直径が大きくなるような変化態様が挙げられる。また、例えば、パターン画像の繰り返し数が非加工音情報に応じて変化するような画像を例に挙げると、非加工音情報に基づく楽器音が高いほど当該繰り返し数が高くなるような変化態様が挙げられる。また、画像の空間周波数が非加工音情報に応じて変化するような画像を例に挙げると、非加工音情報に基づく楽器音の音程の違いによって当該空間周波数を変化させるような変化態様が挙げられる。
本実施形態によれば、ギター2のモニター25や外部表示装置8に表示される画像をギター2の楽器音に連動して変化させる画像処理が、ギター2のピックアップ23が検出する電気信号に基づく非加工音情報に応じて行われる。この非加工音情報は、サウンドエフェクト等の加工処理が施されていない原音の音情報であり、ギター2の楽器音を直接的に示す情報である。このような非加工音情報を用いて画像を変化させることにより、サウンドエフェクト等による加工の影響を受けない形で、ギター2の演者が演奏する楽器音(原音)に忠実な画像変化を実現することが可能となる。その結果、ギター2の演者の表現する音楽性と高い親和性をもった画像表現が実現される。
なお、本実施形態の説明では、電気楽器であるエレクトリックギターを例に挙げて説明したが、他の電気楽器であってもよいし、電気楽器以外の一般楽器(楽器の作る音源振動を電気信号に変換せずに音として出す楽器)であってもよい。一般楽器の場合、その一般楽器の音源振動を電気信号として検出する検出手段(マイクロフォン等)などを当該一般楽器に設置し、当該一般楽器の音源振動だけを検出するようにする。
また、本発明は、演者が演奏する楽器だけでなく、歌手が歌う歌声が入力されるマイクロフォンにも適用可能である。例えば、図3に示すように、上述した実施形態におけるギター2に代えて、歌手のマイクロフォン9を用いる場合、マイクロフォン9に入力される歌声振動を電気信号として検出し、その電気信号に基づく非加工音情報を、無線通信によって、パソコン3に送ればよい。この場合、外部表示装置8に表示される画像をマイクロフォン9を使う歌手の歌声に連動して変化させる画像処理が、マイクロフォン9が検出する電気信号に基づく非加工音情報に応じて行われる。この非加工音情報は、サウンドエフェクト等の加工処理が施されていない原音の音情報であるため、ギター2の場合と同様、サウンドエフェクト等による加工の影響を受けない形で、歌手が歌う歌声(原音)に忠実な画像変化を実現することが可能となる。その結果、歌手の表現する音楽性と高い親和性をもった画像表現が実現される。
また、図3に示すように、マイクロフォン9の外壁面の一部または全部に表示手段95を設け、ギター2のモニター25と同様に、当該マイクロフォン9の表示手段95に変化画像情報に基づいた画像を表示させるようにしてもよい。なお、マイクロフォン9に設ける表示手段95は、マイクロフォン9の本体ではなく、マイクスタンド等のマイクロフォン付属物に設置してもよい。このような表示手段95を設けることで、歌手の歌声を聴いている聴者に対して、歌手を見ながら歌手の歌声に連動して変化する画像を見せることができる。
〔変形例〕
次に、上述した実施形態における画像処理の一変形例について説明する。
本変形例では、ギター2のピックアップからの電気信号に基づく非加工音情報だけでなく、ギター2のピックアップからの電気信号に加工を加えてサウンドエフェクト等を付加するエフェクター4での加工の内容を示すエフェクト情報(加工情報)も用いて、画像を変化させる。
図4は、本変形例に係る音楽連動画像表示システムの主要部分を示す機能ブロック図である。
本変形例の音楽連動画像表示システム1は、エフェクター4がパソコン3の入力端子37に有線接続されており、エフェクター4から出力されるエフェクト情報がパソコン3に入力される。
パソコン3は、上述した実施形態と同様、ギター2の無線通信部72から非加工音情報を無線通信部32により受信すると、情報処理部31は、その非加工音情報に応じて変化する画像を生成する画像処理を実行する。このとき、本変形例では、入力端子37に入力されるエフェクター4からのエフェクト情報も用いて、前記画像処理を実行する。具体的には、例えば、ギター2からの非加工音情報に応じて変化する画像に対し、さらにエフェクト情報に応じた変化を付加する。
エフェクト情報は、例えば、ディストーションの場合には音の歪みの程度を表すパラメータ値が用いられ、この情報(パラメータ値)に応じて画像を歪ませるように変化させる。また、リバーブの場合は、例えば、残響の程度を表すパラメータ値をエフェクト情報として用いることができ、この情報(パラメータ値)に応じて画像を変化させる。
仮に、スピーカーシステム6から出力される音(原音に対してサウンドエフェクトが加えられた音)に基づいて画像を変化させた場合、サウンドエフェクト等による加工の影響でギター2の演者が演奏する楽器音(原音)に忠実な画像変化を実現することが困難である。本変形例においては、サウンドエフェクト等による加工の影響を受けていない非加工音情報と、加工の内容を示すエフェクト情報(加工情報)とを、個別に入力し、非加工音情報及びエフェクト情報をそれぞれ別々に用いて画像変化をさせる。そのため、本変形例によれば、ギター2の演者による原音と関連性の高い画像変化を実現しつつも、出力される加工済みの音とも関連性の高い画像変化を実現できる。
1:音楽連動画像表示システム 2:ギター 3:パソコン 4:エフェクター 5:アンプ 6:スピーカーシステム 7:コンピュータ装置 8:外部表示装置 9:マイクロフォン 22:弦 23:ピックアップ 24:コネクタ 25:モニター 31:情報処理部 32:無線通信部 33:操作入力部 34:記憶部 35:表示部 36:外部コネクタ 37:入力端子 71:情報処理部 72:無線通信部 73:マイク入力部 95:表示手段

Claims (3)

  1. 表示手段に表示される画像を音楽に連動して変化させる音楽連動画像表示システムであって、
    演者が演奏する楽器又は歌声が入力されるマイクロフォンに設置され、該楽器の音源振動又は該マイクロフォンに入力される歌声振動を電気信号として検出する検出手段と、
    前記検出手段が検出した電気信号に基づく非加工音情報に応じて、前記表示手段に表示される画像を変化させる画像処理手段とを有することを特徴とする音楽連動画像表示システム。
  2. 請求項1に記載の音楽連動画像表示システムにおいて、
    前記画像処理手段は、前記楽器の音源振動又は前記マイクロフォンに入力される歌声振動の電気信号を加工して又は該電気信号に基づく非加工音情報を加工して音出力する際の該加工の内容を示す加工情報も用いて、前記表示手段に表示される画像を変化させることを特徴とする音楽連動画像表示システム。
  3. 請求項1又は2に記載の音楽連動画像表示システムにおいて、
    前記表示手段は、前記楽器又は前記マイクロフォンに設けられていることを特徴とする音楽連動画像表示システム。
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