JP2020006135A - 電気施術装置、電気施術ai装置、電気施術制御方法及び電気施術システム - Google Patents

電気施術装置、電気施術ai装置、電気施術制御方法及び電気施術システム Download PDF

Info

Publication number
JP2020006135A
JP2020006135A JP2018201996A JP2018201996A JP2020006135A JP 2020006135 A JP2020006135 A JP 2020006135A JP 2018201996 A JP2018201996 A JP 2018201996A JP 2018201996 A JP2018201996 A JP 2018201996A JP 2020006135 A JP2020006135 A JP 2020006135A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
value
electric treatment
electricity
unit
reference value
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2018201996A
Other languages
English (en)
Inventor
鈴木 伸治
Shinji Suzuki
伸治 鈴木
佐々木 浩二
Koji Sasaki
浩二 佐々木
健人 佐々木
Taketo Sasaki
健人 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AdIn Research Inc
Original Assignee
AdIn Research Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by AdIn Research Inc filed Critical AdIn Research Inc
Priority to JP2018201996A priority Critical patent/JP2020006135A/ja
Publication of JP2020006135A publication Critical patent/JP2020006135A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Electrotherapy Devices (AREA)
  • Measuring And Recording Apparatus For Diagnosis (AREA)
  • Measurement And Recording Of Electrical Phenomena And Electrical Characteristics Of The Living Body (AREA)

Abstract

【課題】一定の施術効果が確保できる、装置、方法及びシステムを提供する。【解決手段】人体12を介して対象13へ電気11を流し、かつ、前記人体12に接続する電気施術装置10であって、前記人体12に前記電気11を出力する出力部10F1と、前記対象13の電気特性を示す計測値を計測する計測部10F5と、前記電気特性の基準となる値を示す基準値を記憶する記憶部10F4と、前記計測値及び前記基準値を比較する比較部10F3と、前記比較部10F3による比較結果に基づいて、前記電気11のパラメータを変更して前記計測値が前記基準値に近づくように調整する調整部10F2とを含み、前記計測部10F5は、前記対象13に電気を放電及び帯電させ、イオン化させた状態で前記対象13の表面電位及び深層電位を計測する、電気施術装置である。【選択図】図10

Description

本発明は、電気施術装置、電気施術AI装置、電気施術制御方法及び電気施術システムに関する。
従来、人間等の施術対象に電気を流すことで、病気を治療したり、又は、マッサージ等を行ったりする方法が知られている。
そして、例えば、継続して施術が行われると、人間は電気による刺激に慣れてしまう場合がある。そこで、装置が、前回までの出力調整パラメータを記憶することで、記憶している出力調整パラメータに基づいて個別に出力調整パラメータを自動調整する。このようにすることで、電圧に対する慣れを防ぐ方法が知られている(例えば、特許文献1等を参照)。
特開2017−189501号公報
しかしながら、従来の方法では、施術上で、対象における電気特性が計測されない。したがって、調整は、前回のパラメータを参考にする程度で行われている。このような構成であると、パラメータを設定する者の勘又は経験等に効果が依存しやすい。そのため、効果にばらつきが発生したり、又は、特定の者でないと施術ができなかったりする、いわゆる施術方法が属人化する場合が多い。
そこで、本発明は、上記課題に鑑み、一定の施術効果が確保できる、装置、方法及びシステムを提供することを目的とする。
上記課題に鑑み、本発明の一実施形態に係る、人体を介して対象へ電気を流し、かつ、前記人体に接続する電気施術装置は、
前記人体に前記電気を出力する出力部と、
前記対象の電気特性を示す計測値を計測する計測部と、
前記電気特性の基準となる値を示す基準値を記憶する記憶部と、
前記計測値及び前記基準値を比較する比較部と、
前記比較部による比較結果に基づいて、前記電気のパラメータを変更して前記計測値が前記基準値に近づくように調整する調整部と
を含み、
前記計測部は、
前記対象に電気を放電及び帯電させ、イオン化させた状態で前記対象の表面電位及び深層電位を計測することを特徴とする。
一定の施術効果が確保できる、装置、方法及びシステムを提供することができる。
第1実施形態における全体構成例及びハードウェア構成例を示すブロック図である。 第1実施形態における電気施術装置による全体処理例を示すフローチャートである。 第1実施形態における基準値の例を示す図である。 第1実施形態における電気施術装置による基準値と計測値の比較例を示す図である。 第1実施形態における電気施術装置による調整例を示す図である。 比較例における全体構成例及びハードウェア構成例を示すブロック図である。 第2実施形態における全体構成例及びハードウェア構成例を示すブロック図である。 第3実施形態における全体構成例及びハードウェア構成例を示すブロック図である。 第3実施形態における電気施術装置による全体処理例を示すフローチャートである。 電気施術装置の機能構成例を示すブロック図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の一実施形態に係る具体例を説明する。
<第1実施形態>
<全体構成例及びハードウェア構成例>
図1は、第1実施形態における全体構成例及びハードウェア構成例を示すブロック図である。例えば、電気施術装置10は、図示するような全体構成で使用される。具体的には、電気施術装置10は、発生器10H1と、調整回路10H2と、比較器10H3と、記憶装置10H4と、センサ10H5とを有する。これらのハードウェア資源は、例えば、ケーブル又はバス(bus)等で接続され、相互に信号又はデータ等を送受信できる。
発生器10H1は、入力されるパラメータに基づいて、電気11を発生させ、電気施術装置10に接続される人体12に電気11を出力する。なお、電気11は、電磁波等を含んでもよい。
具体的には、発生器10H1は、例えば、「メディックSR14000、[online]、[平成30年6月12日検索]、インターネット〈URL:http://www.e-medical.co.jp/product/medic01_trait.html>」等である。
なお、発生器10H1は、上記の機器に限られない。つまり、発生器10H1は、電気を発生させる機器であればよい。
望ましくは、発生器10H1は、電流をマイクロアンペア(μA)オーダーで出力できるのがよい。
また、発生器10H1は、電圧を120 ボルト(V)以下とすることができるのが望ましい。
さらに、発生器10H1は、周波数が可変であるのが望ましい。より望ましくは、周波数は、0乃至10000 ヘルツ(Hz)内を変更可能であって、中心周波数を1000 ヘルツ程度とし、1乃至40 ヘルツ程度の変更幅であるのが望ましい。
ほかにも、発生器10H1は、あらかじめ周波数等のパターンを設定できるのが望ましい。すなわち、発生器10H1は、例えば、設定されたパターンに基づいて、周期的に周波数等を変更できるのが望ましい。
また、発生器10H1は、交流及び直流のどちらかを出力できればよいが、両方出力可能であって、交流及び直流を切り替えられるのが望ましい。
調整回路10H2は、有線又は無線等で、発生器10H1に対して信号等を発信することで、発生器10H1が出力する電気11を調整する電子回路等である。そして、調整は、電気11のパラメータPARを変更することで実現される。
例えば、パラメータPARは、電気11を直流で出力するか若しくは電気11を交流で出力するかの切替、電圧値、電流値、パルス数、周波数、周期又はこれらの組み合わせ等である。具体的には、調整回路10H2が調整によりパラメータPARを変更すると、電気11が直流であったのが、交流に切り替わったり、又は、電気11の電圧が上昇したりする。
また、調整回路10H2は、入力端子等を有し、比較器10H3等の外部装置から、比較結果V3等を示すデータを受け取ることができる。そして、受け取ったデータに基づいて、調整回路10H2は、パラメータPARを変更することができる。
比較器10H3は、2つ以上の入力端子を有し、それぞれの入力端子によって、記憶装置10H4及びセンサ10H5等の外部装置から、計測値V1及び基準値V2等を示すデータを受け取る。そして、比較器10H3は、複数の値を比較することができる電子回路等である。次に、比較器10H3は、例えば、計測値V1及び基準値V2の差等の比較結果V3を示すデータを調整回路10H2に出力する。
比較結果V3は、計測値V1及び基準値V2の差があらかじめ設定される閾値等と比較して、大きな値であるか否か等を示す。つまり、比較結果V3は、計測値V1及び基準値V2の値を比較して一定値以上の違いがあるか否かを判断した結果である。
記憶装置10H4は、基準値V2を示すデータ等を記憶する装置である。例えば、基準値V2は、ユーザがボタン等の入力装置を操作することで、記憶装置10H4に入力される。なお、基準値V2は、ファイル等の形式で記憶装置10H4に入力されてもよい。
センサ10H5は、対象の電気特性を計測する。例えば、センサ10H5は、「人体電位測定器、[online]、[平成30年6月12日検索]、インターネット〈URL:https://www.ekasuga.co.jp/product/30137/000075.shtml>」等である。すなわち、センサ10H5は、対象が人間である場合には、表面電位及び深層電位等といった、人体における電位等の電気特性を計測できる計測器であるのが望ましい。
そして、センサ10H5は、対象の電気特性を計測した計測値V1を示すデータを比較器10H3に出力する。
なお、ハードウェア構成は、図示する構成に限られない。すなわち、図示する装置は、複数であってもよい。一方で、各装置は、1台の装置が機能を兼ねてもよい。
また、例えば、調整回路10H2、比較器10H3及び記憶装置10H4は、PC(Personal Computer)等の情報処理装置で実現されてもよい。すなわち、調整等の処理は、情報処理装置が有するCPU(Central Processing Unit)等の演算装置及び主記憶装置等がプログラム等に基づいて協働して処理及び制御を行うことで実現されてもよい。
さらに、電気施術装置10は、図示するハードウェア構成に加えて内部又は外部に更に装置を有してもよい。
以下、対象13が人間である場合を例に説明する。例えば、人体12となる人物が医師であり、かつ、対象13となる人物が患者である例で説明する。なお、電気施術装置10を用いる治療行為でなければ、人体12となる人物は、医師でなくともよい。この場合には、まず、医師に対して発生器10H1からケーブル等によって電気11が流される。そして、医師は、患者を手で触れる等の状態であるとする。このような体制であると、電気11は、医師を介して患者まで電気11出力する。
一方で、患者には、センサ10H5が取り付けられるため、患者の電気特性が計測対象となる。
<第1実施形態における全体処理例>
図2は、第1実施形態における電気施術装置による全体処理例を示すフローチャートである。図示するように、まず、「準備」となる処理が、あらかじめ行われる。そして、「準備」が行われた後、「実行」となる処理が行われる。
なお、「準備」となる処理の後、すぐに「実行」が行われなくともよい。すなわち、「準備」となる処理と、「実行」となる処理との間で時間がかなりあいてもよい。また、一度「準備」となる処理が行われた場合には、その後、「準備」による設定が使い回されてもよい。すなわち、「準備」となる処理は、「実行」となる処理が行われるごとに、すべて行われる必要はない。
<基準値の入力例>(図2 ステップS01)
ステップS01では、電気施術装置10は、基準値を入力する。例えば、基準値は、以下のような値である。
図3は、第1実施形態における基準値の例を示す図である。なお、図は、「WHO 環境保健クライテリア 238 超低周波電磁界(環境省版:日本語訳)3.3.4 計算値と測定値との比較 P.79、[online]、[平成30年6月12日検索]、インターネット〈URL:https://www.env.go.jp/chemi/electric/material/ehc238_j/pdf/006.pdf>」を引用している。
基準値は、健常者の電気特性を示す値である。すなわち、電気特性が基準値の値であると、対象は、「正常」と判断される。このように、基準値は、対象の状態を「正常」と判断するための基準となる値である。具体的には、図示する例は、電気特性の単位系が、人体における1センチメートル平方(cm)平均における電流密度(A/m)である例となる。すなわち、図示する例では、電気特性は、体内における単位体積あたりの電流量とする例である。
また、図では、縦軸が対象の高さとなる。すなわち、縦軸において「1.8 m」の方(図では上側となる。)が人体における頭部の方になり、「0 m」の方がつま先の方(図では下側となる。)となる。さらに、図示する例は、大人用(図において左側に示すデータである。)と、子供用(図において右側に示すデータである。)とで異なる2種類の基準値を電気施術装置10が記憶する例である。すなわち、この構成例は、患者が大人であるか子供であるかによって、後段の比較において用いる基準値を切り替える構成である。
例えば、図示するように、基準値は、縦軸、すなわち、人間の高さにおいて、所定の間隔で値が入力される。なお、基準値は、例えば、体の部位ごと等といった単位で入力されてもよい。
なお、基準値は、図示するような種類でなくともよい。例えば、他の種別ごとに基準値が記憶されてもよい。例えば、性別に基づいて、男性用及び女性用で基準値が異なってもよいし、年齢等によって異なる基準値でもよい。さらに、人ごとに基準値が異なってもよい。したがって、基準値は、複数あってもよい。また、電気特性は、1センチメートル平方平均における電流密度以外の単位であってもよい。すなわち、基準値は、後段で計測値又は計測値を単位変換された値と比較できる単位系であればよい。なお、基準値と、計測値とを比較するため、少なくともどちらか一方の値の単位系を変換する場合には、変換に用いる値は、「準備」の処理において、電気施術装置10に設定される。
以下、基準値の単位系が、図示するように(μA/m)である例で説明する。
以上のように、ステップS01等によって、「準備」となる処理が行われる。そして、ステップS01等が少なくとも実行され、「準備」となる処理が完了すると、例えば、以下のように「実行」となる処理が行われる。
<対象へ電気を出力する例>(図2 ステップS02)
ステップS02では、電気施術装置10は、医師の人体を介して対象となる患者へ電気を出力する。図1に示すように、電気施術装置10は、まず、接続されている医師の人体に対して電気11を出力する。そして、医師が患者に触れると、電気11は、医師の人体を通り、結果的に患者まで電気11を送る。
<対象の電気特性を示す計測値の生成例>(図2 ステップS03)
ステップS03では、電気施術装置10は、対象の電気特性を示す計測値V1を生成する。すなわち、図1に示す構成例では、電気施術装置10は、センサ10H5等によって、患者の電気特性をセンシングし、計測結果を示すデータを生成する。
なお、計測値V1の生成には、単位系の換算等があってもよい。
また、計測値V1は、表面電位及び深層電位を計測した結果を示す値であるのが望ましい。まず、表面電位は、例えば、以下のように計測される。
例えば、表面電位は、「誘電体層の表面電位の測定、三浦顕一著、[online]、[平成30年6月12日検索]、インターネット〈URL:https://www.jstage.jst.go.jp/article/kobunshi1952/16/2/16_2_305/_pdf>」に記載されている方法等で計測される。なお、表面電位は、上記の方法で計測されるに限られない。すなわち、図1に示す構成例において、センサ10H5が体表に近い位置で電位を計測できる機器である場合には、センサ10H5による計測結果が表面電位の計測値となる。
また、深層電位は、人体の深部、すなわち、内蔵又は骨等があるような位置における電位である。まず、オーム則に基づいて、電位、すなわち、電圧を算出するには、電流値と抵抗値が必要となる。
抵抗値は、いわゆるテスター等の機器であらかじめ計測できる。なお、人体における抵抗値は、動的に変動する場合も多い。そこで、抵抗値は、リアルタイムに計測されてもよい。
次に、深部に電気を送り、電流値を計測すると、抵抗値及び電流値に基づいて、深層電位を算出することで計測ができる。例えば、深部へ電気を送るためには、直流の電気を用い、かつ、人体のイオン化を利用すると、人体の伝導率を調整できるため、深部へ電気を送ることができる。すなわち、人体のイオン化は、電解させた状態等をいう。そして、このようなイオン化は、例えば、電気の放電と、電気の帯電とを繰り返すことで実現できる。
又は、例えば、「ハイブリッド電気刺激治療器、[online]、[平成30年6月12日検索]、インターネット〈URL:http://tama-seikotsuin.com/rutina.html>」に記載されているように、中周波を用いても深部に電気を送ることができる。なお、深部で電気を送る方法は、上記の方法でなくともよい。
以上のように、抵抗値が分かる部位において、深部に電気を送り、電流値を計測すると、深層電位が計算できる。なお、電流値は、例えば、超音波振動電位法等で計測できる。具体的には、「ζ電位測定法の原理と応用例、[online]、[平成30年6月26日検索]、インターネット〈URL:http://www.toagosei.co.jp/develop/theses/detail/pdf/no14_07.pdf>」に記載されている方法等である。
以上のように、表面電位と、深層電位とを計測できると、人体における平均的な電位を算出できる。すなわち、体表等の部分と、深部の部分では、電位が異なる場合がある。例えば、電気を出力する先を深部、すなわち、内蔵等とする場合には、まず、電気施術装置10は、深部の基準値をあらかじめ記憶する。このように、「準備」した上で、深層電位を計測し、後段の比較等では、深層電位を比較対象とすると、より施術効果が発揮できる。
<計測値と基準値の比較例>(図2 ステップS04)
ステップS04では、電気施術装置10は、計測値と基準値を比較する。例えば、図3に示す基準値と、基準値と同様の部分に対してステップS03の処理を行うことで得られる計測値とを比較する場合、以下のように比較される。
図4は、第1実施形態における電気施術装置による基準値と計測値の比較例を示す図である。なお、各図において縦軸及び横軸は、図3と同様である。まず、「準備」となる処理で、図示するような基準値V2(図では、上図である。)、すなわち、図3と同様の形式で基準値が入力されるとする。
一方で、ステップS03の処理によって、図示するような計測値V1(図では、下図である。)が計測されるとする。すなわち、ステップS03では、基準値V2と同じ部位について、同様の電気特性が計測されるとする。
なお、図示する例では、電気特性の単位系が、図示するように(μA/m)である。一方で、ステップS03で計測される電気特性が深層電位である場合には、あらかじめ部位ごとに、計測及び入力される抵抗値及び面積値等に基づいて、単位系を揃えるように変換されてもよい。以下、単位系を揃える変換等が終了し、基準値V2と、計測値V1とのそれぞれの単位系が一致している状態であるとする。
また、以下の例は、人体における所定の部位PTを比較する場合を例にする。すなわち、基準値V2及び計測値V1は、いずれも部位PTについて、計測及び入力された値である。このように、比較は、同一の部位について行い、部位ごとに比較結果V3を出力する。
図示する例は、部位PTにおいて、基準値V2及び計測値V1に差がある場合である。図示するように、基準値V2及び計測値V1は、部位PTにおいて値が異なる。このような場合には、比較結果V3として、基準値V2及び計測値V1の差が算出される。
<計測値と基準値に差があるか否かの判断例>(図2 ステップS05)
ステップS05では、電気施術装置10は、計測値と基準値に差があるか否かを判断する。具体的には、ステップS04による比較で、比較結果V3が閾値を超える値であると、電気施術装置10は、計測値と基準値に差があると判断する。なお、閾値は、あらかじめ設定される。
次に、計測値と基準値に差があると電気施術装置10が判断すると(ステップS05でYES)、電気施術装置10は、ステップS06に進む。一方で、計測値と基準値に差がないと電気施術装置10が判断すると(ステップS05でNO)、電気施術装置10は、処理を終了する。なお、計測値と基準値に差がないと電気施術装置10が判断する場合(ステップS05でNO)、電気施術装置10は、パラメータを維持して、電気を出力し続けてもよい。
<パラメータを変更しての調整例>(図2 ステップS06)
ステップS06では、電気施術装置10は、パラメータを変更して調整を行う。具体的には、以下のようになるように、電気施術装置10は、パラメータを変更する調整を行う。
図5は、第1実施形態における電気施術装置による調整例を示す図である。以下、図4に示すような比較結果である場合を例に説明する。
調整は、図示するように、計測値が示す値(以下「調整前値V1A」という。)が、基準値が示す値(以下「目標値V1B」という。)に向かうように行われる。この例では、電気施術装置10は、調整前値V1Aを下げて、目標値V1Bに近づけるように調整する。
例えば、調整は、電気11を直流で出力している場合には、電気11を交流で出力するように切り替える等である。ほかにも、調整は、電気11の電圧、電流、パルス数、周波数又は周期等の値を変更する。なお、調整では、複数のパラメータを変更してもよい。
また、調整は、複数回行われてもよい。つまり、調整は、ある程度、様々なパラメータ変更を行って、最終的に調整前値V1Aを目標値V1Bに近づけるような処理であってもよい。
ほかにも、調整には、設定が行われてもよい。具体的には、まず、ステップS03が行われると、電気施術装置10は、計測値V1又は比較処理の内容等を示す、図4に示すような人体のグラフィックグラフ等を医師等に表示してもよい。
なお、表示は、例えば、電気施術装置10がディスプレイ等の出力装置を有する、又は、電気施術装置10にケーブル等で接続される出力装置等によって実現される。
例えば、計測結果、施術状態、学習状態又は設定状態等が、出力装置によって表示されるのが望ましい。
このように、計測値V1等が表示されると、図4に示すような形式で表示される計測結果(図4における下図である。)又は図4に示す各図を重ねた比較結果等が把握できる。そして、電気施術装置10には、調整対象とする部位の指定、ステップS06で変更の対象とするパラメータの指定、調整によって変更されるパラメータの変更量の入力又はこれらの組み合わせ等の操作が入力されてもよい。つまり、電気施術装置10には、計測結果に基づいた調整における設定が行われてもよい。このように、調整には、一部、手動設定があってもよい。
以上のように、対象に出力される電気11を電気施術装置10が調整すると、調整前値V1Aを目標値V1Bに近づくようになる。すなわち、調整された電気11が対象に流されることによって、対象の状態(つまり、計測値V1である。)が、「正常」な状態である基準値V2に近づく。このようにすると、対象の電気特性を整える施術効果が得られる。
例えば、対象が人間である場合には、体内の電気特性が乱れると、体調不良等の症状が現れやすい。したがって、電気施術装置10により、体内における電位を周辺環境より高電位にすると、発生する電場等によって治療効果が期待できる。また、電気施術装置10により、血液電解質を変化させる効果等が期待できる(具体的には、"「交流高圧静電位負荷の血液電解質に及ぼす影響について」原平助著、新潟医誌、75、pp.265,1961"等に記載されている効果等である)。
以上のように、計測値V1等を計測すると、施術対象の状態等が把握できる。また、計測値V1と、基準値V2とを比較すると、施術対象にすべき部位及び電気特性を変更する目安が分かりやすい。そして、パラメータを変更することで調整された電気を与えると、対象に一定の施術効果を与えることができる。
<比較例>
第1実施形態に示す電気施術装置10等と同様の施術効果を得るには、例えば、以下のような全体構成等が考えられる。
図6は、比較例における全体構成例及びハードウェア構成例を示すブロック図である。なお、図1と同様の構成には、同一の符号を付し、説明を省略する。以下、第1実施形態と異なる点を中心に説明する。
図示するように、第1実施形態と比較すると、計測を行う構成がない。そのため、調整器14が、計測結果に基づく調整でなく、図示する構成は、人体12、すなわち、医師等が自己に流れる電気11の程度を体感に基づいて操作CNTされる構成である。
調整器14は、操作CNTに基づいて、電気11を調整する機器である。すなわち、調整器14は、スイッチ等の入力装置を有する。そして、調整器14が有する入力装置に、操作CNTが入力されると、電気11が変更される。なお、電気11のどのような種類の要素を変更するか、及び、変更量等は、操作CNT及び調整器14が有する入力装置等によって定まる。
このような構成では、どのような電気11を対象13に与えたらよいかは、人体12となる医師等の経験及び勘等に大きく依存することになる。つまり、例えば、電気11の電圧を上昇させた方がよいか、下降させた方が、又は、現状の値を維持した方がよいかは、センサ等で定量的に計測されないため、人体12が感じた程度で判断することになる。また、対象13の個人差及び施術効果の影響等を加味した変更量の加減も、操作を行う医師等の経験及び勘等に大きく依存する可能性が高い。
一方で、第1実施形態等のような構成であると、人体12となり、かつ、操作を行う医師等の経験及び勘に頼らなくとも、一定の施術効果を得ることができる。
<第2実施形態>
第1実施形態と比較すると、第1実施形態における電気施術装置10の構成に、導電物21の構成が更に追加された全体構成及びハードウェア構成である点が異なる。なお、第1実施形態と同様の構成には、同一の符号を付し、説明を省略する。以下、第1実施形態と異なる点を中心に説明する。
図7は、第2実施形態における全体構成例及びハードウェア構成例を示すブロック図である。図示するように、電気施術システム20は、第1実施形態における人体12に代えて、導電物21を有するハードウェア構成である。
導電物21は、発生器10H1から出力される電気11を通過させ、対象13へ導電させる物体である。なお、導電物21は、ミネラル成分を含む水分等である。
電気施術システム20のように、電気11が導電物21を介して対象13へ流れると、導電物21を調整することで、電気11の電位等を調整することができる。つまり、導電物21がない構成であると、電気11の電気特性が対象13にとって望ましくない状態であっても、調整するのが難しい場合がある。そこで、電気施術システム20は、導電物21のように、フィルタ等の役割を果たす構成を有するのが望ましい。また、導電物21は、インピーダンス値、抵抗値又は電流値等を可変させる設定が可能である物体であるのが望ましい。ゆえに、導電物21は、電気回路等を含んでもよい。
具体的には、対象13に有害な成分が電気11にある場合には、導電物21に、フィルタリング成分となる物質を含ませる。例えば、急激な電圧上昇は、対象13によっては、害となる場合がある。このような場合等に、導電物21があると、いわゆるローパス(Low pass)効果が発揮できる。つまり、導電物21等には、抵抗成分及びコンデンサ成分があるため、電気特性上、ローパスフィルタのような効果を発揮する。そのため、急激な電圧等の電気特性の変化を減衰させる効果が得られる。
なお、導電物21は、複数あってもよい。
<第3実施形態>
第3実施形態は、第1実施形態と比較すると、学習器10H6が加わる点が異なる。なお、第1実施形態と同様の構成には、同一の符号を付し、説明を省略する。以下、第1実施形態と異なる点を中心に説明する。
図8は、第3実施形態における全体構成例及びハードウェア構成例を示すブロック図である。
学習器10H6は、例えば、CPU等の演算装置及びメモリ等の記憶装置である。
また、学習器10H6は、調整回路10H2から発生器10H1に出力されるデータと同様の内容を示すデータ等を取得することができる入力端子等を有する。
さらに、学習器10H6は、センサ10H5から比較器10H3に出力されるデータと同様の内容を示すデータ等を取得することができる入力端子等を有する。
例えば、電気施術装置10は、以下のような全体処理を行う。
<第3実施形態における全体処理例>
第1実施形態における全体処理例と比較すると、第3実施形態における全体処理例は、ステップS21乃至ステップS23等の処理が更に行われることで、学習処理がされる点が異なる。なお、図2と同様の処理は、同一の符号を付し、説明を省略する。
図9は、第3実施形態における電気施術装置による全体処理例を示すフローチャートである。
<変更対象とするパラメータの種類、変更前のパラメータ及び計測値を記憶する例>(図9 ステップS21)
ステップS21では、電気施術装置10は、変更対象とするパラメータの種類、変更前のパラメータ及び計測値を記憶する。
具体的には、ステップS21では、電気施術装置10は、後段のステップS06で変更されるパラメータの項目等を記憶する。つまり、ステップS21では、電気施術装置10は、電圧を変更するか、又は、周波数を変更するか等の種類を記憶する。
また、ステップS21では、電気施術装置10は、後段のステップS06でパラメータが変更される前の値等を記憶する。つまり、ステップS21では、電気施術装置10は、後段のステップS23でパラメータの変更量を計算するため、変更前の値を記憶する。
そして、電気施術装置10は、上記のような種類及び調整前の値等と、調整が行われる前の計測値とを紐付けて記憶する。
<調整後の計測値の取得例>(図9 ステップS22)
ステップS22では、電気施術装置10は、調整後の計測値を取得する。例えば、ステップS22は、ステップS06の後にステップS03と同様の処理を行うことで実現される。
<パラメータの種類、パラメータの変更量及び計測値の変化量等の関係を計算する例>(図9 ステップS23)
ステップS23では、電気施術装置10は、パラメータの種類、パラメータの変更量及び計測値の変化量等の関係を計算する。
具体的には、複数のパラメータが変更可能な場合において、いずれかのパラメータの値を上昇させるように変更すると、調整前値V1Aが下降するか等を計算する。すなわち、電気施術装置10は、パラメータの変更量及び計測値の変化量の比例関係等を計算する。
ほかにも、電気施術装置10は、各パラメータと、計測値との相関係数を計算してもよい。
なお、学習処理は、図示する方法に限られない。例えば、学習処理は、ディープラーニング又は機械学習等で実現されてもよい。つまり、学習処理として、まず、学習用データであらかじめ学習させる処理が行われてもよい。
このように、電気施術装置10は、いわゆるAI(Artificial Intelligence、人工知能)等を利用してもよい。
このような学習が行われると、どのパラメータを変更すると、電気特性がどのように変化するかといった傾向を予測できる。なお、学習用データは、他の対象で計測されたデータ等が用いられてもよい。また、このような学習が行われると、電気施術装置10は、精度良く変更量を決定できる。
さらに、様々な対象の区分等が学習に用いられると、区分ごとに、各区分での傾向が分かる。電気施術装置10は、例えば、年齢による区分がデータとしてあると、高齢ほど、変化量に対して電気特性がどのように変化するかといった感度が学習できる。
また、上記のように学習処理を行う構成では、対象について、以前に計測されたデータ(以下「個人データ」という。)が利用されるのが望ましい。
具体的には、個人データは、例えば、いわゆるPDS(Personal Data Service又はPersonal Data Store)、VRM(ベンダー関係管理、Vendor Relationship Management)又はPLR(個人生活録、Personal Life Repository)等の情報処理システムで管理されるデータ等である。特に、個人データは、例えば、ライフスタイル(衣食住)における歩行データ、血圧、心拍、血糖値、家庭で取れるデータ、健康診断等で取得されるデータ、人間ドックデータ又はこれらの組み合わせ等のデータを含むデータであるのが望ましい。
このように、まず、個人のそれぞれのライフログ及び医療情報等を管理する情報処理システムから、個人データを取得する。そして、取得した個人データに対して、学習が行われると、電気施術装置10は、より施術効果を高めることができる。
<機能構成例>
図10は、電気施術装置の機能構成例を示すブロック図である。例えば、電気施術装置10は、出力部10F1と、調整部10F2と、比較部10F3と、記憶部10F4と、計測部10F5とを含む機能構成である。また、図示するように、電気施術装置10は、学習部10F6を更に含む機能構成であるのが望ましい。以下、図示する機能構成を例に説明する。
出力部10F1は、人体12に電気11を出力する出力手順を行う。そして、人体12が対象13に接触していると、電気11は、人体12を介して対象13へ流れる。例えば、出力部10F1は、発生器10H1等によって実現される。
調整部10F2は、比較部10F3による比較結果V3に基づいて、パラメータPARを変更して、計測値V1が基準値V2に近づくように調整する調整手順を行う。例えば、調整部10F2は、調整回路10H2等によって実現される。
比較部10F3は、計測値V1及び基準値V2を比較し、調整部10F2に比較結果V3を出力する比較手順を行う。例えば、比較部10F3は、比較器10H3等によって実現される。
記憶部10F4は、基準値V2を記憶する記憶手順を行う。なお、基準値V2は、例えば、図3に示すようなデータ等である。すなわち、記憶部10F4は、対象が人間である場合には、健常者と判断するためのデータを記憶する。例えば、記憶部10F4は、記憶装置10H4等によって実現される。
計測部10F5は、計測値V1を計測する計測手順を行う。そして、計測値V1は、対象13の電気特性を示すデータである。例えば、計測部10F5は、センサ10H5等によって実現される。
学習部10F6は、計測値V1と、基準値V2との差が少なくなる傾向となるパラメータPARの変更を学習する学習手順を行う。例えば、学習部10F6は、演算装置等によって実現される。
図示するように、出力部10F1が出力した電気11は、人体12を介して、対象13に施術効果に与える。そして、電気11は、健常でない状態の部位に対して与えられると、高い施術効果が得られやすい。そこで、計測部10F5は、計測値V1を計測する。一方で、健常の状態を把握するため、基準値V2があらかじめ記憶部10F4に記憶される。このように、計測値V1及び基準値V2が把握できると、計測値V1及び基準値V2を比較部10F3によって比較し、比較結果V3を得ることで、健常でない状態の部位を特定できる。
そして、調整部10F2は、このように比較結果V3に基づいて特定された部位の電気特性が健常な状態に近づくようにパラメータPARを調整する。このようにして、調整された電気11が対象13に流されると、一定の施術効果を得ることができる。
<変形例>
調整によって変更される範囲又は装置が出力できる範囲は、法律、ガイドライン又は規格等で定まる範囲であるのが望ましい。例えば、調整によって変更される範囲又は装置が出力できる範囲は、「JIS T 2003:2011(家庭用電気治療器)、[online]、[平成30年6月12日検索]、インターネット〈URL:http://kikakurui.com/t2/T2003-2011-01.html>」又は一般社団法人 日本ホームヘルス機器協会等の団体が定める規格等で安全と認められている範囲等である。具体的には、「JIS T 2003:2011(家庭用電気治療器)」を採用した場合には、出力電圧の最大瞬時値の絶対値は「14000 ボルト」未満であるのが望ましい。
なお、比較対象、基準値及び計測値は、上記のような電流密度に限られない。例えば、電気特性に基づいて、所定の区間を流れる電流、対象の硬さ、血流量又はこれらの変動等が計算されて、比較対象、基準値及び計測値となってもよい。ほかにも、比較対象、基準値及び計測値は、例えば、電位、電場、電荷、反射波及び磁場等に関する値であってもよい。一方で、上記のように、個人データを取得する場合等では、個人データ等に基づいて調整が行われてもよい。
また、センサは、電気特性を計測するに限られない。例えば、センサは、計測される電流値を示す波形の形状、電流値、周波数、体温、光の透過度又はこれらの組み合わせを計測してもよい。
<その他の実施形態>
なお、各装置は、1台の装置で実現されなくともよい。すなわち、各装置は、複数の装置で構成されてもよい。例えば、各装置は、複数の情報処理装置を有し、各処理を分散、並列又は冗長して行ってもよい。
なお、本発明に係る各処理の全部又は一部は、アセンブラ等の低水準言語又はオブジェクト指向言語等の高水準言語で記述され、コンピュータに情報処理方法を実行させるためのプログラムによって実現されてもよい。すなわち、プログラムは、情報処理装置又は情報処理システム等のコンピュータに各処理を実行させるためのコンピュータプログラムである。
したがって、プログラムに基づいて情報処理方法が実行されると、コンピュータが有する演算装置及び制御装置は、各処理を実行するため、プログラムに基づいて演算及び制御を行う。また、コンピュータが有する記憶装置は、各処理を実行するため、プログラムに基づいて、処理に用いられるデータを記憶する。
また、プログラムは、コンピュータが読み取り可能な記録媒体に記録されて頒布することができる。なお、記録媒体は、磁気テープ、フラッシュメモリ、光ディスク、光磁気ディスク又は磁気ディスク等のメディアである。さらに、プログラムは、電気通信回線を通じて頒布することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は、上記に説明した実施形態等に限定されるものではない。したがって、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、実施形態は、種々の変形又は変更が可能である。
10 電気施術装置
11 電気
12 人体
13 対象
20 電気施術システム
V1 計測値
V2 基準値
V3 比較結果
PAR パラメータ
10F1 出力部
10F2 調整部
10F3 比較部
10F4 記憶部
10F5 計測部
10F6 学習部

Claims (6)

  1. 人体を介して対象へ電気を流し、かつ、前記人体に接続する電気施術装置であって、
    前記人体に前記電気を出力する出力部と、
    前記対象の電気特性を示す計測値を計測する計測部と、
    前記電気特性の基準となる値を示す基準値を記憶する記憶部と、
    前記計測値及び前記基準値を比較する比較部と、
    前記比較部による比較結果に基づいて、前記電気のパラメータを変更して前記計測値が前記基準値に近づくように調整する調整部と
    を含み、
    前記計測部は、
    前記対象に電気を放電及び帯電させ、イオン化させた状態で前記対象の表面電位及び深層電位を計測する
    電気施術装置。
  2. 前記パラメータは、直流を出力するか若しくは交流を出力するかの切替、電流値、電圧値、周波数、周期、パルス数又はこれらの組み合わせである請求項1に記載の電気施術装置。
  3. 前記パラメータを変更した結果に基づいて学習する学習部を更に含む請求項1又は2に記載の電気施術装置。
  4. 前記学習部は、
    前記計測値と、前記基準値との差が少なくなる傾向と、前記パラメータの変更の関係を学習する
    請求項3に記載の電気施術装置。
  5. 導電物と、前記導電物を介して対象へ電気を流し、かつ、前記導電物に接続する電気施術装置とを有する電気施術システムであって、
    前記導電物に前記電気を出力する出力部と、
    前記対象の電気特性を示す計測値を計測する計測部と、
    前記電気特性の基準となる値を示す基準値を記憶する記憶部と、
    前記計測値及び前記基準値を比較する比較部と、
    前記比較部による比較結果に基づいて、前記電気のパラメータを変更して前記計測値が前記基準値に近づくように調整する調整部と
    を含み、
    前記計測部は、
    前記対象に電気を放電及び帯電させ、イオン化させた状態で前記対象の表面電位及び深層電位を計測する
    電気施術システム。
  6. 人体を介して対象へ電気を流し、かつ、前記人体に接続する電気施術装置が行う電気施術制御方法であって、
    電気施術装置が、前記人体に前記電気を出力する出力手順と、
    電気施術装置が、前記対象の電気特性を示す計測値を計測する計測手順と、
    電気施術装置が、前記電気特性の基準となる値を示す基準値を記憶する記憶手順と、
    電気施術装置が、前記計測値及び前記基準値を比較する比較手順と、
    電気施術装置が、前記比較手順による比較結果に基づいて、前記電気のパラメータを変更して前記計測値が前記基準値に近づくように調整する調整手順と
    を含み、
    前記計測手順では、
    前記対象に電気を放電及び帯電させ、イオン化させた状態で前記対象の表面電位及び深層電位を計測する
    電気施術制御方法。
JP2018201996A 2018-10-26 2018-10-26 電気施術装置、電気施術ai装置、電気施術制御方法及び電気施術システム Pending JP2020006135A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018201996A JP2020006135A (ja) 2018-10-26 2018-10-26 電気施術装置、電気施術ai装置、電気施術制御方法及び電気施術システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018201996A JP2020006135A (ja) 2018-10-26 2018-10-26 電気施術装置、電気施術ai装置、電気施術制御方法及び電気施術システム

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018127370 Division 2018-07-04 2018-07-04

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2020006135A true JP2020006135A (ja) 2020-01-16

Family

ID=69149985

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018201996A Pending JP2020006135A (ja) 2018-10-26 2018-10-26 電気施術装置、電気施術ai装置、電気施術制御方法及び電気施術システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2020006135A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Fujimoto et al. Noisy galvanic vestibular stimulation sustainably improves posture in bilateral vestibulopathy
Graczyk et al. The neural basis of perceived intensity in natural and artificial touch
Gaines et al. A model of motor and sensory axon activation in the median nerve using surface electrical stimulation
US11660442B2 (en) Regulatory device and associated method
Kono et al. Design guideline for developing safe systems that apply electricity to the human body
Bruce et al. The effects of stochastic neural activity in a model predicting intensity perception with cochlear implants: low-rate stimulation
US10517791B2 (en) High-resolution, selective and self-optimizing haptic and electrotactile display and methods of use
JP2009502399A (ja) 筋肉組織の測定及び刺激
KR20020074471A (ko) 전자 치료 방법 및 장치
McKay et al. Amplitude modulation and loudness in cochlear implantees
CN106470732B (zh) 用于将耳蜗植入系统装配到被植入患者的装配系统
US10391313B2 (en) Systems and methods for the development of therapy paradigms for neurological treatments
JP2022525985A (ja) 前頭部脳活動モニタリングセンサからの情報に基づいた深い睡眠の強化
Rahimi et al. Non-linearity of skin properties in electrotactile applications: Identification and mitigation
CA3071442A1 (en) Systems and methods for meditation enhancement
EP2271255A1 (en) Method and apparatus for monitoring the autonomous nervous system of a sedated patient
JP2020006135A (ja) 電気施術装置、電気施術ai装置、電気施術制御方法及び電気施術システム
JP7272576B2 (ja) 電気施術装置及び電気施術システム
Lu et al. Haptic feedback in running: Is it possible for information transfer through electrical muscle signalling?
KR101958724B1 (ko) 친환경 저주파 자극기
Gao et al. Stochastic information transfer from cochlear implant electrodes to auditory nerve fibers
ITUA20163405A1 (it) Dispositivo per il trattamento del corpo umano mediante l'utilizzo di campi elettromagnetici.
KR20200073974A (ko) 생체 임피던스 측정 및 전기 자극을 위한 장치 및 방법
Ganguly et al. Modelling the early affect response to vibrotactile stimulation in the cortex: A source-based spatiotemporal analysis
Cerutti In the spotlight: Biomedical signal processing—A well established discipline or a paradigm to promising integrated visions?