JP2020005849A - 遊技台 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、表示手段に特徴を持った遊技台を提供することを目的とする。【解決手段】パチンコ機100は、装飾図柄表示装置208を備えている。装飾図柄表示装置208は、画面全体に亘って背景表示を含む表示と、画像Bの表示と画像Cの表示を含む画面全体の表示を変形した態様の変形表示oxのアニメを表示可能である。また、装飾図柄表示装置208は、画像Aの表示を表示可能である。画像Aの表示は、変形表示oxのアニメの表示中に表示開始可能である。【選択図】図586

Description

本発明は、弾球遊技機(パチンコ機)や回胴遊技機(スロットマシン)あるいは封入式遊技機に代表される遊技台に関する。
従来、表示手段を備えた遊技台が知られている。
特開2008−200302号公報
しかしながら、従来の遊技台には、表示手段に改良の余地がある。
本発明の目的は、表示手段に特徴を持った遊技台を提供することにある。
上記目的は、
表示手段を備えた遊技台であって、
前記表示手段は、画面全体に亘って或る表示(以下、「第一の表示」という。)を表示可能な手段であり、
前記第一の表示は、或る背景表示を含む表示であり、
前記第一の表示が表示されている状態の後に或るアニメーション(以下、「第一のアニメ」という。)の表示が開始される場合があり、
前記第一のアニメは、前記第一の表示が変形された態様の表示(以下、「第二の表示」という。)が表示されるシーンを含むアニメであり、
前記表示手段は、第三の表示を表示可能な手段であり、
前記第三の表示とは、前記第一の表示に含まれない或る表示のことであり、
前記第一の表示が表示されている状態においても前記第一のアニメが表示されている状態においても前記第三の表示を表示可能であり、
前記第一の表示の表示が開始してから前記第一のアニメの表示が終了するまでの期間に亘って前記第三の表示が表示される場合において、該第一のアニメの表示が表示されている状態であっても該第三の表示は変形されることなく且つ表示位置が変化されることなく表示され、
前記第一の表示は、第四の表示を含む表示であり、
前記第一の表示が表示されている状態において、前記第四の表示は表示位置が変化されることなく表示され、
前記第二の表示は、前記第四の表示が変形された態様の表示(以下、「第五の表示」という。)を含む表示であり、
前記第一のアニメが表示されている状態において、前記第五の表示は表示位置が変化されて表示され、
前記第一の表示は、第六の表示を含む表示であり、
前記第一の表示が表示されている状態において、前記第六の表示は表示位置が変化されることなく表示され、
前記第二の表示は、前記第六の表示が変形された態様の表示(以下、「第七の表示」という。)を含む表示であり、
前記第一のアニメが表示されている状態において、前記第七の表示は表示位置が変化されて表示され、
前記第一のアニメの表示と前記第三の表示の両方が表示されている状態において、該第三の表示と前記第五の表示が重なり且つ該第三の表示と前記第七の表示が重ならない場合があり、
前記第一のアニメの表示と前記第三の表示の両方が表示されている状態において、該第三の表示と前記第七の表示が重なり且つ該第三の表示と前記第五の表示が重ならない場合があり、
前記第一のアニメの表示が表示されている状態において、前記第三の表示の表示が開始可能である、
ことを特徴とする遊技台
によって達成される。
本発明によれば、表示手段に特徴を持った遊技台を実現できる。
本発明の一実施の形態によるパチンコ機100を正面側(遊技者側)から見た外観斜視図である。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100を背面側から見た外観図である。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100の遊技盤200を正面から見た略示正面図である。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100の制御部の回路ブロック図である。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100での表示図柄の一例であって、(a)は特図1の停止表示図柄の一例を示し、(b)は特図2の停止表示図柄の一例を示し、(c)は装飾図柄の一例を示し、(d)は普図の停止表示図柄の一例を示す図である。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100の主制御部メイン処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100の主制御部タイマ割込処理の流れを示すフローチャートである。 (a)は、本発明の一実施の形態によるパチンコ機100における特図先読み処理の流れの一例を示すフローチャートである。(b)〜(e)は、本発明の一実施の形態によるパチンコ機100の主制御部300に備えられた特図1用および特図2用先読み結果記憶部の一例を示す図である。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100における普図用の当否判定用テーブルと、図柄振り分けおよび当り時動作の例とを示す図である。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100における特図用の当否判定用テーブルの例を示す図である。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100における特図1用の図柄振分けテーブルおよび大当り時動作の例を示す図である。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100における特図2用の図柄振分けテーブルおよび大当り時動作の例を示す図である。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100の第1副制御部400での処理の流れを示すフローチャートであり、(a)は第1副制御部メイン処理の流れを示し、(b)は第1副制御部コマンド受信割込処理の流れを示し、(c)は第1副制御部タイマ割込処理の流れを示し、(d)は画像制御処理の流れを示している。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100の第1副制御部400でのメイン処理の演出制御処理で実行される電チューロング開放演出について説明する図である。(a)は電チューロング開放演出の流れを示し、(b)は装飾図柄表示装置208での電チューロング開放演出の一例を示している。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100の第2副制御部500での処理の流れを示すフローチャートであり、(a)は第2副制御部メイン処理の流れを示し、(b)は第2副制御部コマンド受信割込処理の流れを示し、(c)は第2副制御部タイマ割込処理の流れを示している。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100における演出例を示す図である。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100における演出例を示す図である。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100における演出例を示す図である。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100における演出例を示す図である。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100における演出例を示す図である。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100における演出例を示す図である。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100における演出例を示す図である。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100における演出例を示す図である。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100における演出例を示す図である。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100における演出例を示す図である。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100における演出例を示す図である。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100における演出例を示す図である。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100における演出例を示す図である。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100における演出例を示す図である。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100における演出例を示す図である。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100における演出例を示す図である。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100における演出例を示す図である。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100における演出例を示す図である。 本発明の変形例による遊技台としてのスロットマシン1000を正面から見た略示正面図である。 本発明の変形例による遊技台を示す図であり、(a)はカジノマシン2000を示し、(b)は本発明を実現する電子データを記憶する記憶部を備えている携帯電話機3000を示し、(c)は本発明を実現する電子データを記憶する記憶部を備えているポータブルゲーム機4000を示し、(d)は本発明を実現する電子データを記憶する記憶部を備えている家庭用テレビゲーム機5000を示し、(e)は本発明を実現する電子データを記憶したデータサーバ6000を示している。 本実施形態に係るパチンコ機100を正面側(遊技者側)から見た外観斜視図である。 パチンコ機100を背面側から見た外観図である。 パチンコ機100の遊技盤200を正面から見た略示正面図である。 パチンコ機100の制御部の回路ブロック図である。 パチンコ機100の表示図柄の一例であって、(a)は特図1の停止表示図柄の一例を示し、(b)は特図2の停止表示図柄の一例を示し、(c)は装飾図柄の一例を示し、(d)は普図の停止表示図柄の一例を示す図である。 主制御部メイン処理の流れを示すフローチャートである。 主制御部タイマ割込処理の流れを示すフローチャートである。 特図先読み処理の流れを示すフローチャートである。 特図1用および特図2用先読み結果記憶部の一例を示す図である。 当否判定用テーブルの内容について説明する図である。 特図決定用テーブルの内容について説明する図である。 パチンコ機100の第1副制御部400での処理の流れを示すフローチャートであり、(a)は第1副制御部メイン処理のフローチャートであり、(b)は第1副制御部コマンド受信割込処理のフローチャートであり、(c)は第1副制御部タイマ割込処理のフローチャートである。 パチンコ機100の第2副制御部500での処理の流れを示すフローチャートであり、(a)は第2副制御部メイン処理のフローチャートであり、(b)は第2副制御部コマンド受信割込処理のフローチャートであり、(c)は第2副制御部タイマ割込処理のフローチャートであり、(d)は第2副制御部画像制御処理のフローチャートである。 (a)は、演出装置206の第1の構成例について説明する図であり、(b)は、演出装置206の第2の構成例について説明する図である。 本実施形態において適用可能な演出例について説明する図である。 本実施形態のパチンコ機の装飾図柄表示装置208を中心とした演出の一例を段階的に示す図である。 図51に示す演出の一例の続きを段階的に示す図である。 図52に示す演出の一例の続きを段階的に示す図である。 図53に示す演出の別の例について段階的に示す図である。 タイマ予告演出の一例を段階的に示す図である。 タイマ予告演出の他の例を段階的に示す図である。 タイマ予告演出の他の例を段階的に示す図である。 タイマ予告演出の他の例を段階的に示す図である。 タイマ予告演出の他の例を段階的に示す図である。 タイマ予告演出の他の例を段階的に示す図である。 タイマ予告演出の他の例を段階的に示す図である。 タイマ予告演出の他の例を段階的に示す図である。 タイマ予告演出の他の例を段階的に示す図である。 チャンスアップメータを用いた演出の一例を段階的に示す図である。 チャンスアップメータを用いた演出の他の例を段階的に示す図である。 チャンスアップメータを用いた演出の他の例を段階的に示す図である。 チャンスアップメータを用いた演出の他の例を段階的に示す図である。 チャンスアップメータを用いた演出の他の例を段階的に示す図である。 チャンスアップメータを用いた演出の他の例を段階的に示す図である。 チャンスアップメータを用いた演出の他の例を段階的に示す図である。 チャンスアップメータを用いた演出の他の例を段階的に示す図である。 チャンスアップメータを用いた演出の他の例を段階的に示す図である。 ボタン演出における残時間表示メータの変化の態様について説明する図である。 ボタン演出の他の例を段階的に示す図である。 本実施形態のパチンコ機の装飾図柄表示装置を中心とした演出の一例を段階的に示す図である。 タイマ予告演出の他の演出例について段階的に示す図である。 タイマ予告演出の他の演出例について段階的に示す図である。 タイマ予告演出の他の演出例について段階的に示す図である。 タイマ予告演出の他の演出例について段階的に示す図である。 タイマ予告演出の他の演出例について段階的に示す図である。 タイマ予告演出の他の演出例について段階的に示す図である。 タイマ予告演出の他の演出例について段階的に示す図である。 タイマ予告演出の他の演出例について段階的に示す図である。 (a)は主制御部電源投入時処理のフローチャートであり、(b)は復帰起動処理のフローチャートであり、(c)は初期起動処理のフローチャートである。 主制御部メインループ処理のフローチャートである。 主制御部タイマ割込み処理のフローチャートである。 特図状態更新処理のフローチャートである。 (a)は特図関連抽選処理のフローチャートであり、(b)は特図当り抽選処理のフローチャートである。 図柄変動中処理のフローチャートである。 特図表示確定ウエイト処理のフローチャートである。 (a)は当り開始ウエイト処理のフローチャートであり、(b)は特電役開放処理のフローチャートである。 特電役作動処理のフローチャートである。 特電役制御処理のフローチャートである。 (a)は特電役動作パターンデータテーブルの内容について説明する図であり、(b)は特電役作動データテーブルの内容について説明する図である。 特電役残存球検出処理のフローチャートである。 特電役作動終了処理のフローチャートである。 当り終了表示ウエイト処理のフローチャートである。 本実施形態のパチンコ機100で行うことができるカスタマイズの内容を示す図である。 会員サービスを利用していない状態におけるオプションメニュー画面の遷移図である。 デモ画面から、オプションメニュー画面、音量調整ウィンドウ、輝度調整ウィンドウを呼び出す一例を示す図である。 図100に示す例の続きを示す図である。 図101に示す例の続きを示す図である。 図102に示す例の続きを示す図である。 図101を用いて説明した例の変形例を示す図である。 その他の変形例を示す図である。 (1)はトップメニュー画面の遷移図であり、(2)は機種カスタマイズ画面の遷移図である。 ダイトモ画面の遷移図である。 トップメニュー画面およびダイトモ画面を示す図である。 機種カスタマイズ画面を示す図である。 変動アイコンを用いた演出の一例を示す図である。 図110に示す例の変形例を示す図である。 図110に示す例の他の変形例を示す図である。 ナビキャラクタYMによる保留アイコンの変化演出と変動アイコンの変化演出の組合せの例を示す図である。 図113に示す例の続きと変形例等を示す図である。 保留枠が一時的に視認不能になる演出例を示す図である。 演出アイコン表示領域DISに複数のナビキャラクタYMが出現する演出の一例を示す図である。 図116に示す変形例等を示す図である。 ナビキャラクタYMにボタン保留アイコンの演出を絡めた演出例を示す。 ナビキャラクタYMが表示されない期間がある例を示す図である。 ナビキャラクタYMが表示されない他の期間がある例を示す図である。 保留アイコンが最大8個表示される例を示すである。 ナビキャラクタYMに普図の装飾図柄を絡めた演出例を示す。 変化予告表示が待機表示される例を示す図である。 これまで説明した保留枠とは異なる保留枠を用いた演出例を示す図である。 これまで変化予告報知のアイコンとして使用されてきた宝箱のアイコンI1が、保留アイコンとして出現する例を示す図である。 ナビキャラクタYMにメータ演出を絡めた演出例を示す。 図126を用いて説明した例の変形例を示す図である。 図126を用いて説明した例のさらに別の変形例を示す図である。 ナビキャラクタYMにテロップ演出を絡めた演出例を示す。 図49(b)に示す演出装置206による、ナビキャラクタYMを絡めた演出の一例を示す図である。 図49(b)に示す演出装置206による、ナビキャラクタYMを絡めた他の演出の一例を示す図である。 図49(b)に示す演出装置206による、ナビキャラクタYMを絡めたさらに他の演出の一例を示す図である。 装飾図柄表示装置208(第1表示装置)の下方に第2表示装置が設けられた演出装置206による、ナビキャラクタYMを絡めた演出の一例を示す図である。 遊技者によって選択された演出の実行中に他の演出が実行された場合の一例を示す図である。 図134に示す例の変形例を示す図である。 スピーカ120から出力可能な楽曲についてまとめた表である。 図136を用いて説明した楽曲選択が行われる例を示す図である。 図137に示す例の続きを示す図である。 図49(b)に示す演出装置206による演出の一例を示す図である。 図139に示す例の続きを示す図である。 遊技者が選択した保留枠が変更される例を示す図である。 図141に示す例の変形例等を示す図である。 オートボタンモードに設定に設定されたパチンコ機における演出例を示す図である。 図143に示す例の続き等を示す図である。 図143に示す例の変形例を示す図である。 皿満タンエラーの発生によって報知される球抜き報知の表示と、輝度調整ウィンドウBWそれぞれの、他の表示とのオーバーラップ関係について説明する図である。 球抜き報知の表示例を示す図である。 複数種類のエラー表示が表示される例を示す図である。 パチンコ機100の主制御部300が検出可能なエラーの一例を示した図である。 パチンコ機100の払出制御部600が検出可能なエラーの一例を示した図である。 パチンコ機100によるエラー報知の報知態様の一例を示した図である。図である。 各種予告アイコンと各種予告表示を示す図である ミニゲーム用アイコンを示す図である。 保留アイコンと変動アイコンを示す図である。 ミニゲームBにおいて勝利することで予告アイコンがストックされ、ストックした予告アイコンが使用されることで予告表示が表示されて変動アイコンの表示態様が変化する例を段階的に示した図である。 図155に示す演出例の続きを段階的に示す図と、その演出例の変形例を示す図である。 図155(あ1)〜図156(あ40)の演出例の第3変形例〜第6変形例を示す図である。 図155(あ1)〜図156(あ40)の演出例の第7変形例〜第10変形例を示す図である。 図155(あ1)〜図156(あ40)の演出例のその他の変形例を示す図である。 ミニゲームBにおいて勝利することで予告アイコンが複数個ストックされ、ストックした複数個の予告アイコンが使用されることで予告表示が表示されて変動アイコンの表示態様が変化する例を段階的に示した図である。 図160に示す演出例の変形例と、吉宗お宝獲得予告のミニゲームAの演出例を示す図である。 吉宗お宝獲得予告のミニゲームAの演出例の続きを段階的に示す図である。 図161(う1)〜図162(う38)の演出例の第1変形例〜第3変形例の途中までを示す図である。 図161(う1)〜図162(う38)の演出例の第3変形例の続きと、第4変形例〜第5変形例の途中までを示す図である。 図161(う1)〜図162(う38)の演出例の第5変形例の続きと、ストックされた予告アイコンYIが昇格する演出例を段階的に示す図である。 ストックされた予告アイコンYIが昇格する演出例の続きと、その演出例の変形例を示す図である。 予告アイコンYIからボタンの予告表示YHが出現する演出例を段階的に示す図である。 ボタン演出の実行回数がストックされていく演出例を段階的に示す図である。 ボタン演出の実行回数がストックされていく演出例の続きと、その他の演出例を示す図である。 予告アイコンYIから放出される予告表示YHが、放出前から分かる演出例を示す図である。 ストックしている一の予告アイコンを複数回使用する演出例を段階的に示す図である。 ストックされている同一の予告アイコンYIから、同じ種類の予告表示YHが複数放出される例の続きと、その他の演出例を示す図である。 複数の予告アイコンYIがスットクされた例を段階的に示す図である。 予告アイコンYIから放出される予告表示YHが、放出前から分かる状態で、その予告アイコンYIが複数回使用される例を示す図である。 図174から続く演出例等を示す図である。 複数の予告アイコンYIがスットクされる例の続きを示す図である。 予告アイコンストック用のルーレット演出の例を段階的に示す図である。 予告アイコンストック用のルーレットRLTを用いた他の演出と、ボタン操作を伴う演出例を示す図である。 ボタン操作に応じて「ボタン」の予告アイコンYIの表示態様が変化する例と、その他の例を示す図である。 図179から続く演出例と、同じ予告アイコンを複数の態様で表示する例を示す図である。 第1装飾図柄表示装置208Lの下方に表示手段が配置された構成による演出例等を示す図である。 第2装飾図柄表示装置208Mと第3装飾図柄表示装置208Nを用いた演出例を示す図である。 図154(b)に示すアイコン変化予告の表示を用いた演出例を段階的に示す図である。 図183に示した演出例の変形例を示す図である。 図183に示した演出例等の変形例を示す図である。 図183に示した演出例等の変形例を示す図である。 保留アイコンのシルエット予告が実行されている例の続きと、その他の演出例を示す図である。 アイコン変化予告の表示自体が、複数変動にわたって、途中で昇格に失敗しながら昇格する例等を示す図である。 メータ演出を経由してアイコン変化予告の表示自体が昇格する例の続きと、その他の演出例を示す図である。 図154(b)に示されていないアイコン変化予告の表示を用いた例の続きと、その他の演出例を示す図である。 或る種類の保留アイコンとアイコン変化予告の表示を組み合わせた演出例を示す図である。 アイコン変化予告の表示として爆撃機系のアイコンを用いたその他の演出例を示す図である。 アイコン変化予告の表示に関する各種の予告の例等を示す図である。 第1装飾図柄表示装置208Lと、他の表示手段との組み合わせの例を示す図である。 第2装飾図柄表示装置208Mと第3装飾図柄表示装置208Nを用いた演出例を示す図である。 各種のアイコンや表示が使用される7つの演出例を大まかに示す図である。 チャンスアップメータを用いた演出の一例を段階的に示した図である。 チャンスアップメータを用いた演出の一例を段階的に示した図である。 チャンスアップメータ準備中表示MTYの表示開始態様の一例を段階的に示した図である。 チャンスアップメータ準備中表示MTYの表示開始態様の一例を段階的に示した図である。 チャンスアップメータ準備中表示MTYの表示態様の変形例を示す図である。 チャンスアップメータ準備中表示の表示態様の変形例を示す図である。 チャンスアップメータ準備中表示の表示態様の変形例を示す図である。 チャンスアップメータ準備中表示の表示態様の変形例を示す図である。 スーパーリーチ演出中にチャンスアップメータ演出が行われている様子を示す図である。 スーパーリーチ演出中に行われるチャンスアップメータ演出の別のパターンが行われている様子を示す図である。 チャンスアップメータ準備中表示の表示態様の変化演出の例について説明する図である。 チャンスアップメータ準備中表示の表示態様の変化演出の別のパターンについて説明する図である。 チャンスアップメータ準備中表示の表示態様の変化演出の別のパターンについて説明する図である。 チャンスアップメータによる演出中にチャンスアップメータがランクアップする様子を示す図である。 ランクアップしたチャンスアップメータの表示態様について説明する図である。 チャンスアップメータのランクアップの別のパターンについて説明する図である。 ランクアップしたチャンスアップメータ準備中表示MTYがチャンスアップメータCMTに切り替わっても引き続きランクアップされた表示態様で表示されている様子を示す図である。 チャンスアップメータ準備中表示が表示されることを予告する演出例を示す図である。 チャンスアップメータ準備中表示が表示されることを予告する他の演出例を示す図である。 チャンスアップメータにおいて示されていないチェックポイントにおいてチャンスアップ予告が行われる演出例を示す図である。 チャンスアップメータを用いた別の演出例について段階的に示した図である。 チャンスアップメータを用いた演出の別のパターンについて示す図である。 図218に示すチャンスアップメータを用いた演出の変形例について示す図である。 図218に示すチャンスアップメータを用いた演出の別の演出パターンについて示す図である。 チャンスアップメータ準備中表示を用いた先読み予告の一例を段階的に示した図である。 チャンスアップメータの別の表示パターンについて説明する図である。 別のスーパーリーチにおいて実行されるチャンスアップメータの演出例について説明する図である。 チャンスアップメータによる演出の変形例について説明する図である。 チャンスアップメータによる演出の別の演出パターンについて説明する図である。 確変状態において行われるチャンスアップメータによる演出の一例について説明する図である。 チャンスアップメータによる演出の予告を装飾図柄表示装置以外の表示装置にて行う例について説明する図である。 第2装飾図柄表示装置208Mと第3装飾図柄表示装置208Nを用いた演出例を示す図である。 演出装置206における演出表示の表示態様(色)と、本明細書および図面で使用する表記の対応関係を示すものであり、(a)が装飾図柄表示装置208における表示色との対応関係であり、(b)がフルカラーLED等の発光手段における発光色との対応関係である。 チャンスアップメータを用いた演出の一例を段階的に示した図である。 本実施形態において行われる演出例を段階的に示した図である。 タイマ予告演出の一例を段階的に示した図である。 本実施形態において行われる演出例を段階的に示した図である。 本実施形態において行われる演出例を段階的に示した図である。 本実施形態において行われる演出例を段階的に示した図である。 タイマ予告演出の他の演出パターンを段階的に示した図である。 本実施形態において行われる演出例を段階的に示した図である。 チャンスアップメータを用いた演出の一例を段階的に示した図である。 本実施形態において行われる演出例を段階的に示した図である。 タイマ予告演出の一例を段階的に示した図である。 タイマ予告演出の一例を段階的に示した図である。 本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるミニゲームの演出の他の一例について段階的に示す図である。 図242に示す具体的演出例の続きを示す図である。 本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるミニゲームの演出の他の一例について段階的に示す図である。 本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるミニゲームの演出の他の一例について段階的に示す図である。 本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるミニゲームの演出の他の一例について段階的に示す図である。 本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるミニゲームの演出の他の一例について段階的に示す図である。 本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるミニゲームの演出の他の一例について段階的に示す図である。 本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるミニゲームの演出の他の一例について段階的に示す図である。 本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるミニゲームの演出の他の一例について段階的に示す図である。 本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるミニゲームの演出の他の一例について段階的に示す図である。 本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるミニゲームの演出の他の一例について段階的に示す図である。 本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるミニゲームの演出の他の一例について段階的に示す図である。 本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるミニゲームの演出の他の一例について段階的に示す図である。 本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるミニゲームの演出の他の一例について段階的に示す図である。 本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるミニゲームの演出の他の一例について段階的に示す図である。 本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるミニゲームの演出の他の一例について段階的に示す図である。 本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるミニゲームの演出の他の一例について段階的に示す図である。 本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるミニゲームの演出の他の一例について段階的に示す図である。 本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるミニゲームの演出の他の一例について段階的に示す図である。 本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるミニゲームの演出の他の一例について段階的に示す図である。 本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるミニゲームの演出の他の一例について段階的に示す図である。 本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるミニゲームの演出の他の一例について段階的に示す図である。 本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるミニゲームの演出の他の一例について段階的に示す図である。 本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるミニゲームの演出の他の一例について段階的に示す図である。 本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるミニゲームの演出の他の一例について段階的に示す図である。 本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるミニゲームの演出の他の一例について段階的に示す図である。 本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるミニゲームの演出の他の一例について段階的に示す図である。 本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるミニゲームの演出の他の一例について段階的に示す図である。 本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるミニゲームの演出の他の一例について段階的に示す図である。 本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるミニゲームの演出の他の一例について段階的に示す図である。 本実施形態のパチンコ機の装飾図柄表示装置208を中心とした演出の一例を段階的に示す図である。 図272に示す演出の一例の続きを段階的に示す図である。 本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるタイマ予告演出の一例について段階的に示す図である。 図274に示す演出の一例の続きを段階的に示す図である。 本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるタイマ予告演出の他の例について段階的に示す図である。 本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるタイマ予告演出の別の表示例について段階的に示す図である。 本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるタイマ予告演出の他の例について段階的に示す図である。 本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるタイマ予告演出の他の例について段階的に示す図である。 本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるタイマ予告演出の他の例について段階的に示す図である。 本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるタイマ予告演出の別の例について段階的に示す図である。 図281に示す演出の一例の続きを段階的に示す図である。 本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるタイマ予告演出の他の例について段階的に示す図である。 本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるタイマ予告演出の別の例について段階的に示す図である。 図284に示す演出の一例の続きを段階的に示す図である。 図285に示す演出の一例の続きを段階的に示す図である。 図285(24)から続く演出の別の例について段階的に示す図である。 本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるタイマ予告演出の他の例について段階的に示す図である。 図288に示すタイマ予告演出の別の例について段階的に示す図である。 本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるタイマ予告演出の他の例について段階的に示す図である。 図290に示す演出の一例の続きを段階的に示す図である。 本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるタイマ予告演出の他の例について段階的に示す図である。 図292に示すタイマ予告演出の別の例について段階的に示す図である。 本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるタイマ予告演出の他の例について段階的に示す図である。 本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるタイマ予告演出の他の例について段階的に示す図である。 図295に示す演出の一例の続きを段階的に示す図である。 図295〜図296に示すタイマ予告演出の別の例について段階的に示す図である。 図295〜図296に示すタイマ予告演出の別の例について段階的に示す図である。 図298に示す演出の一例の続きを段階的に示す図である。 図298〜図299に示すタイマ予告演出の別の例について段階的に示す図である。 図295〜図296に示すタイマ予告演出の別の例について段階的に示す図である。 図301に示す演出の一例の続きを段階的に示す図である。 本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるタイマ予告演出の他の例について段階的に示す図である。 図303に示す演出の一例の続きを段階的に示す図である。 図303〜図304に示すタイマ予告演出の別の例について段階的に示す図である。 図305に示す演出の一例の続きを段階的に示す図である。 図276に示すタイマ予告演出の別の例について段階的に示す図である。 本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるタイマ予告演出の他の例について段階的に示す図である。 図308に示す演出の一例の続きを段階的に示す図である。 図308〜図309に示すタイマ予告演出の別の例について段階的に示す図である。 図310に示す演出の一例の続きを段階的に示す図である。 図310〜図311に示すタイマ予告演出の別の例について段階的に示す図である。 図312に示す演出の一例の続きを段階的に示す図である。 本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるタイマ予告演出の他の例について段階的に示す図である。 図314に示す演出の一例の続きを段階的に示す図である。 図314(18)から続く演出の別の例について段階的に示す図である。 図314〜図315に示すタイマ予告演出の別の例について段階的に示す図である。 本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるタイマ予告演出の他の例について段階的に示す図である。 本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるタイマ予告演出の他の例について段階的に示す図である。 本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるタイマ予告演出の他の例について段階的に示す図である。 図320に示す演出の一例の続きを段階的に示す図である。 図321に示す演出の一例の続きを段階的に示す図である。 本実施形態にかかるパチンコ機100において実行される大当り遊技における演出の一例について段階的に示す図である。 本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるタイマ予告演出においてエラー表示が表示された場合の表示例について段階的に示す図である。 タイマ予告表示の表示態様について説明する図である。 本実施形態に適用可能な準備中予告演出の一例を段階的に示す図である。 本実施形態に適用可能な準備中予告演出の他の例を段階的に示す図である。 本実施形態に適用可能な準備中予告演出の他の例を段階的に示す図である。 本実施形態に適用可能な準備中予告演出の一例を段階的に示す図である。 本実施形態に適用可能な準備中予告演出の別の例を段階的に示す図である。 本実施形態に適用可能な準備中予告演出の別の例を段階的に示す図である。 本実施形態に適用可能なチュートリアル表示部TT1における表示例を段階的に示す図である。 本実施形態に適用可能な準備中予告演出の他の例を段階的に示す図である。 本実施形態に適用可能なタイマ予告演出の一例を段階的に示す図である。 本実施形態に適用可能な準備中予告演出の別の例を段階的に示す図である。 本実施形態に適用可能な準備中予告演出の別の例を段階的に示す図である。 本実施形態に適用可能な準備中予告演出の別の例を段階的に示す図である。 本実施形態に適用可能なボタン連打演出の一例を段階的に示す図である。 本実施形態に適用可能な準備中予告演出の別の例を段階的に示す図である。 本実施形態に適用可能な説明表示による演出の一例を段階的に示す図である。 本実施形態に適用可能な準備中予告演出の別の例を段階的に示す図である。 本実施形態に適用可能な準備中予告演出の別の例を段階的に示す図である。 本実施形態に適用可能な準備中予告演出の別の例を段階的に示す図である。 本実施形態に適用可能な準備中予告演出の別の例を段階的に示す図である。 図344に示す演出の別の演出例を段階的に示す図である。 本実施形態に適用可能な準備中予告演出の別の例を段階的に示す図である。 本実施形態に適用可能なステップアップ予告演出の一例を段階的に示す図である。 図347に示すステップアップ予告演出の別の例について説明する図である。 本実施形態に適用可能なステップアップ予告演出の別の例を段階的に示す図である。 本実施形態に適用可能なステップアップ予告演出の別の例を段階的に示す図である。 本実施形態に適用可能な疑似連演出の一例を段階的に示す図である。 本実施形態に適用可能なボタン予告演出の一例を段階的に示す図である。 本実施形態に適用可能な演出の一例を段階的に示す図である。 本実施形態に適用可能な演出の別の例を段階的に示す図である。 本実施形態に適用可能な演出の別の例を段階的に示す図である。 保留表示枠の拡張演出の一例について段階的に示す図である。 球抜きエラー表示の表示例について示す図である。 球抜きエラー表示の表示例について示す図である。 球抜きエラー表示の表示例について示す図である。 本実施形態にかかるパチンコ機において実行されるタイマ予告演出の一例について段階的に示す図である。 図360に示す演出の一例の続きを段階的に示す図である。 図361に示す演出の一例の続きを段階的に示す図である。 本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるタイマ予告演出の一例について段階的に示す図である。 図363に示す演出の一例の続きを段階的に示す図である。 本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるタイマ予告演出の別の例について段階的に示す図である。 図365に示す演出の一例の続きを段階的に示す図である。 本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるタイマ予告演出の別の例について段階的に示す図である。 図367に示す演出の一例の続きを段階的に示す図である。 本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるタイマ予告演出の別の例について段階的に示す図である。 本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるタイマ予告演出の別の例について段階的に示す図である。 図370に示す演出の一例の続きを段階的に示す図である。 本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるタイマ予告演出の別の例について段階的に示す図である。 図372に示す演出の一例の続きを段階的に示す図である。 本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるタイマ予告演出の別の例について段階的に示す図である。 図374に示す演出の一例の続きを段階的に示す図である。 本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるタイマ予告演出の別の例について段階的に示す図である。 図376に示す演出の一例の続きを段階的に示す図である。 本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるタイマ予告演出の別の例について段階的に示す図である。 本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるタイマ予告演出の別の例について段階的に示す図である。 本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるタイマ予告演出の別の例について段階的に示す図である。 図380に示す演出の一例の続きを段階的に示す図である。 本実施形態にかかるパチンコ機において実行されるタイマ予告演出の別の例について段階的に示す図である。 図382に示す演出の一例の続きを段階的に示す図である。 本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるタイマ予告演出の別の例について段階的に示す図である。 図384に示す演出の一例の続きを段階的に示す図である。 本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるタイマ予告演出の別の例について段階的に示す図である。 本実施形態にかかるパチンコ機において実行されるタイマ予告演出の別の例について段階的に示す図である。 図387に示す演出の一例の続きを段階的に示す図である。 本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるタイマ予告演出の別の例について段階的に示す図である。 本実施形態にかかるパチンコ機において実行されるタイマ予告演出の別の例について段階的に示す図である。 図390に示す演出の一例の続きを段階的に示す図である。 本実施形態にかかるパチンコ機100において実行される保留予告演出の一例について段階的に示す図である。 本実施形態にかかるパチンコ機において実行されるタイマ予告演出の別の例について段階的に示す図である。 図393に示す演出の一例の続きを段階的に示す図である。 本実施形態にかかるパチンコ機において実行されるタイマ予告演出の別の例について段階的に示す図である。 図395に示す演出の一例の続きを段階的に示す図である。 本実施形態にかかるパチンコ機において実行されるタイマ予告演出の別の例について段階的に示す図である。 本実施形態にかかるパチンコ機において実行されるタイマ予告演出の演出例について説明する図である。 本実施形態にかかるパチンコ機において実行されるタイマ予告演出の演出例について説明する図である。 本実施形態にかかるパチンコ機において実行されるタイマ予告演出の演出例について説明する図である。 本実施形態にかかるパチンコ機において実行されるタイマ予告演出の演出例について説明する図である。 本実施形態にかかるパチンコ機において実行されるタイマ予告演出の演出例について説明する図である。 本実施形態にかかるパチンコ機において実行されるタイマ予告演出の演出例について説明する図である。 本実施形態にかかるパチンコ機において実行されるタイマ予告演出の演出例について説明する図である。 本実施形態にかかるパチンコ機において実行されるタイマ予告演出の演出例について説明する図である。 本実施形態にかかるパチンコ機において実行されるタイマ予告演出の演出例について説明する図である。 本実施形態にかかるパチンコ機において実行されるタイマ予告演出の一例について段階的に示す図である。 ボタンタイマ予告演出の別の演出パターンについて段階的に示す図である。 ボタンタイマ予告演出の別の演出パターンについて段階的に示す図である。 ボタンタイマ予告演出の別の演出パターンについて段階的に示す図である。 ボタンタイマ予告演出の別の演出パターンについて段階的に示す図である。 ボタンタイマ予告演出の別の演出パターンについて段階的に示す図である。 ボタンタイマ予告演出においてミニゲームが実行される演出パターンについて段階的に示す図である。 ボタンタイマ予告演出の別の演出パターンについて段階的に示す図である。 ボタンタイマ予告演出の別の演出パターンについて段階的に示す図である。 ボタンタイマ予告演出の別の演出パターンについて段階的に示す図である。 ボタンタイマ予告演出の別の演出パターンについて段階的に示す図である。 ボタンタイマ予告演出の別の演出パターンについて段階的に示す図である。 本実施形態において実行される装飾図柄の変動表示の流れについて説明するタイミングチャートであって、(a)は、リーチ状態となることなくはずれとなる装飾図柄の変動表示の流れについて説明するタイミングチャートであり、(b)は、リーチ状態となった後に大当り又ははずれとなる装飾図柄の変動表示の流れについて説明するタイミングチャートである。 タイマ予告演出の一例について段階的に示す図である。 タイマ予告演出の一例について段階的に示す図である。 タイマ予告演出の一例について段階的に示す図である。 タイマ予告演出の一例について段階的に示す図である。 タイマ予告演出の一例について段階的に示す図である。 タイマ予告演出の一例について段階的に示す図である。 タイマ予告演出の一例について段階的に示す図である。 タイマ予告演出の一例について段階的に示す図である。 タイマ予告演出の一例について段階的に示す図である。 タイマ予告演出の一例について段階的に示す図である。 タイマ予告演出の一例について段階的に示す図である。 タイマ予告演出の一例について段階的に示す図である。 タイマ予告演出の一例について段階的に示す図である。 タイマ予告演出の一例について段階的に示す図である。 タイマ予告演出の一例について段階的に示す図である。 タイマ予告演出の一例について段階的に示す図である。 タイマ予告演出の一例について段階的に示す図である。 タイマ予告演出の一例について段階的に示す図である。 タイマ予告演出の一例について段階的に示す図である。 タイマ予告演出の一例について段階的に示す図である。 タイマ予告演出の一例について段階的に示す図である。 タイマ予告演出の一例について段階的に示す図である。 タイマ予告演出の一例について段階的に示す図である。 殿様のキャラクタのナビキャラクタYMが、変動アイコンh0に対してアクションを起こしているいくつかの例を示す図である。 赤色の着物を着たナビキャラクタYMが変動アイコンh0に対してアクションを起こしているいくつかの例を示す図である。 ナビキャラクタYMが表示されていなくてもアイコンの表示態様が変化するいくつかの例を示す図である。 装飾図柄の1回の変動表示の中で、ナビキャラクタYMが変動アイコンh0に対して複数回のアクションを起こしているいくつかの例を示す図である。 装飾図柄の1回の変動表示の中で、ナビキャラクタYMが変動アイコンh0に対して複数回のアクションを起こしている、図446に示す例とは別の例を示す図である。 アイコン変化演出の2つの例を示す図である。 装飾図柄の1回の変動表示の中で、ナビキャラクタYMが保留アイコンに対して複数回のアクションを起こしているいくつかの例を示す図である。 装飾図柄の1回の変動表示の中で、ナビキャラクタYMが保留アイコンに対して複数回のアクションを起こしている、図449に示す例とは別の例を示す図である。 装飾図柄の複数回の変動表示の中で、ナビキャラクタYMが保留アイコンに対して複数回のアクションを起こしているいくつかの例を示す図である。 装飾図柄の複数回の変動表示の中で、ナビキャラクタYMが保留アイコンに対して複数回のアクションを起こしている、図451に示す例とは別の例を示す図である。 アイコン変化アニメーションの2つの例を示す図である。 本実施形態において実行される装飾図柄の変動表示の流れについて説明するタイミングチャートである。 デフォルトの表示態様の忍者のナビキャラクタNJが、保留アイコンに対してアクションを起こしている例を示す図である。 赤色の忍者のナビキャラクタNJが、保留アイコンに対してアクションを起こしている例を示す図である。 アイコン変化予告表示の選択と態様変化の例を示す図である。 図457における左から3列目以降に示す例の続きと、ナビキャラクタの変化演出のさらに他の例を示す図である。 図458における左から3列目以降に示す例の続きと、他の演出例を示す図である。 図459における左から3列目以降に示す例の続きを示す図である。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100における演出例を示す図である。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100における演出例を示す図である。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100における演出例を示す図である。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100における演出例を示す図である。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100における演出例を示す図である。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100における演出例を示す図である。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100における演出例を示す図である。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100における演出例を示す図である。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100における演出例を示す図である。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100における演出例を示す図である。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100における演出例を示す図である。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100における演出例を示す図である。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100における演出例を示す図である。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100における演出例を示す図である。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100における演出例を示す図である。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100における演出例を示す図である。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100における演出例を示す図である。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100における演出例を示す図である。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100における演出例を示す図である。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100における演出例を示す図である。 アイテムの一例を示した図である。 実施例1に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。 実施例2に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。 実施例3に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。 実施例4に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。 実施例5に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。 実施例6に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。 実施例7に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。 パチンコ機100における画面の遷移の一例を示した遷移図である。 実画面遷移の一例を時系列で示した図である。 メニュー画面において各種メニューが選択された場合の画面遷移の一例を示した図である。 実施例8に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。 実施例9に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。 実施例10に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。 実施例11に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。 実施例12に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。 実施例13に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。 実施例14に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。 実施例15に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。 実施例16に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。 実施例17に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。 実施例18に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。 変形例1に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。 変形例2に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。 変形例3に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。 可動体1、および可動体2を用いた演出例を説明する図である。 可動体1、および可動体2を用いた演出例を説明する図である。 可動体1、および可動体2を用いた演出例を説明する図である。 可動体90、および可動体90を用いた演出例を説明する図である。 可動体90、および可動体90を用いた演出例を説明する図である。 可動体90、および可動体90を用いた演出例を説明する図である。 可動体90、および可動体90を用いた演出例を説明する図である。 可動体90、および可動体90を用いた演出例を説明する図である。 可動体90、および可動体90を用いた演出例を説明する図である。 可動体90、および可動体90を用いた演出例を説明する図である。 可動体90、および可動体90を用いた演出例を説明する図である。 可動体90、および可動体90を用いた演出例を説明する図である。 構造体247を用いた演出例を説明する図である。 構造体247を用いた演出例を説明する図である。 構造体247を用いた演出例を説明する図である。 構造体247を用いた演出例を説明する図である。 構造体247を用いた演出例を説明する図である。 構造体247を用いた演出例を説明する図である。 構造体247を用いた演出例を説明する図である。 構造体247を用いた演出例を説明する図である。 構造体247を用いた演出例を説明する図である。 構造体247を用いた演出例を説明する図である。 構造体247を用いた演出例を説明する図である。 保留アイコンや変動アイコンを用いた演出例を説明する図である。 保留アイコンや変動アイコンを用いた演出例を説明する図である。 保留アイコンや変動アイコンを用いた演出例を説明する図である。 保留アイコンや変動アイコンを用いた演出例を説明する図である。 保留アイコンや変動アイコンを用いた演出例を説明する図である。 保留アイコンや変動アイコンを用いた演出例を説明する図である。 保留アイコンや変動アイコンを用いた演出例を説明する図である。 保留アイコンや変動アイコンを用いた演出例を説明する図である。 保留アイコンや変動アイコンを用いた演出例を説明する図である。 保留アイコンや変動アイコンを用いた演出例を説明する図である。 吹き出し表示の演出例を説明する図である。 吹き出し表示の演出例を説明する図である。 吹き出し表示の演出例を説明する図である。 吹き出し表示の演出例を説明する図である。 吹き出し表示の演出例を説明する図である。 吹き出し表示の演出例を説明する図である。 吹き出し表示の演出例を説明する図である。 吹き出し表示の演出例を説明する図である。 吹き出し表示の演出例を説明する図である。 吹き出し表示の演出例を説明する図である。 吹き出し表示の演出例を説明する図である。 吹き出し表示の演出例を説明する図である。 吹き出し表示の演出例を説明する図である。 吹き出し表示の演出例を説明する図である。 吹き出し表示の演出例を説明する図である。 吹き出し表示の演出例を説明する図である。 吹き出し表示の演出例を説明する図である。 吹き出し表示の演出例を説明する図である。 吹き出し表示の演出例を説明する図である。 吹き出し表示の演出例を説明する図である。 吹き出し表示の演出例を説明する図である。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100における演出例を示す図である。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100における演出例を示す図である。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100における演出例を示す図である。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100における演出例を示す図である。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100における演出例を示す図である。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100における演出例を示す図である。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100における演出例を示す図である。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100における演出例を示す図である。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100における演出例を示す図である。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100における演出例を示す図である。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100における演出例を示す図である。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100における演出例を示す図である。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100における演出例を示す図である。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100における演出例を示す図である。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100における演出例を示す図である。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100における演出例を示す図である。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100における演出例を示す図である。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100における演出例を示す図である。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100における演出例を示す図である。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100における演出例を示す図である。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100における演出例を示す図である。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100における演出例を示す図である。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100における演出例を示す図である。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100における演出例を示す図である。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100における演出例を示す図である。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100における演出例を示す図である。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100における演出例を示す図である。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100における演出例を示す図である。 本発明を適用可能な封入式のパチンコ機の正面図である。 本発明に適用可能なスロットマシンを正面側(遊技者側)から見た外観斜視図である。 本発明の変形例による遊技台を示す図であり、(a)は、カジノマシン2000を示し、(b)は、本発明を実現する電子データを記憶する記憶部を備える携帯電話機3000を示し、(c)は、本発明を実現する電子データを記憶する記憶部を備えているポータブルゲーム機4000を示し、(d)は、本発明を実現する電子データを記憶する記憶部を備えている家庭用テレビゲーム機5000を示し、(e)は、本発明を実現する電子データを記憶したデータサーバ6000を示している。
以下、図面を用いて、本発明の一実施の形態に係る遊技台(例えば、パチンコ機等の弾球遊技機やスロットマシン等の回胴遊技機)について説明する。なお、図1〜図35に示す符号は、原則として図1〜図35に示す実施例の説明にのみ用いることとし、重複する符号が他の図面に示されている場合であっても、図1〜図35に示す符号を優先する。まず、図1を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の全体構成について説明する。なお、同図はパチンコ機100を正面側(遊技者側)から見た外観斜視図である。パチンコ機100は、外部的構造として、外枠102と、本体104と、前面枠扉106と、発射装置110と、遊技盤200と、をその前面に備える。
外枠102は、遊技機設置営業店に設けられた設置場所(島設備等)へと固定させるための縦長方形状からなる木製の枠部材である。本体104は、内枠と呼ばれ、外枠102の内部に備えられ、ヒンジ部112を介して外枠102に回動自在に装着された縦長方形状の遊技機基軸体となる部材である。また、本体104は、枠状に形成され、内側に空間部114を有している。また、本体104が開放された場合、本体104の開放を検出する不図示の内枠開放センサを備える。
前面枠扉106は、ロック機能付きでかつ開閉自在となるようにパチンコ機100の前面側となる本体104の前面に対しヒンジ部112を介して装着され、枠状に構成されることでその内側を開口部116とした扉部材である。なお、前面枠扉106には、開口部116にガラス製または樹脂製の透明板部材118が設けられ、前面側には、スピーカ120や枠ランプ122が取り付けられている。前面枠扉106の後面と遊技盤200の前面とで遊技領域124を区画形成する。また、前面枠扉106が開放された場合、前面枠扉106の開放を検出する不図示の前面枠扉開放センサを備える。
また前面枠扉106は、開口部116よりも下方の部位に、複数の遊技球(以下、単に「球」と称する場合がある)が貯留可能でかつ発射装置110へと遊技球を案内させる通路が設けられている上皿126と、上皿126に貯留しきれない遊技球を貯留する下皿128と、遊技者の操作によって上皿126に貯留された遊技球を下皿128へと排出させる球抜ボタン130と、遊技者の操作によって下皿128に貯留された遊技球を遊技球収集容器(俗称、ドル箱)へと排出させる球排出レバー132と、遊技者の操作によって発射装置110へと案内された遊技球を遊技盤200の遊技領域124へと打ち出す球発射ハンドル134と、遊技者の操作によって各種演出装置206(図1では図示せず)の演出態様に変化を与えるチャンスボタン136と、チャンスボタン136を発光させるチャンスボタンランプ138と、設定者(例えば、遊技者、遊技店員)の操作によって各種設定等が可能な設定操作部137と、カードユニット(CRユニット)に対して球貸し指示を行う球貸操作ボタン140と、カードユニットに対して遊技者の残高の返却指示を行う返却操作ボタン142と、遊技者の残高やカードユニットの状態を表示する球貸表示部(図示せず)と、を備える。また、下皿128が満タンであることを検出する不図示の下皿満タンセンサを備える。
発射装置110は、本体104の下方に取り付けられ、球発射ハンドル134が遊技者に操作されることによって回動する発射杆146と、遊技球を発射杆146の先端で打突する発射槌148と、を備える。
設定操作部137は、設定者による押下が可能な押ボタン式のスイッチとして、確定(OK)ボタンと、確定ボタンの上方に位置する上ボタンと、確定ボタンの下方に位置する下ボタンと、確定ボタンの右方に位置する右ボタンと、確定ボタンの左方に位置する左ボタンと、右ボタンのさらに右方に位置するキャンセル(C)ボタンとを備えている。また設定操作部137は、各ボタンのそれぞれの押下を検出する操作部センサを備えている。本例の設定操作部137は、各ボタンおよび操作部センサが一体化したユニット構造を有している。設定操作部137の各ボタンのうち少なくとも1つは、所定条件が成立したときの遊技者の操作によって各種演出装置206(図3参照)の演出態様に変化を与えるチャンスボタンとして機能するようになっていてもよい。
遊技盤200は、前面に遊技領域124を有し、本体104の空間部114に臨むように、所定の固定部材を用いて本体104に着脱自在に装着されている。なお、遊技領域124は、遊技盤200を本体104に装着した後、開口部116から観察することができる。
図2は、図1のパチンコ機100を背面側から見た外観図である。パチンコ機100の背面上部には、上方に開口した開口部を有し、遊技球を一時的に貯留するための球タンク150と、球タンク150の下方に位置し、球タンク150の底部に形成した連通孔を通過して落下する球を背面右側に位置する払出装置152に導くためのタンクレール154とを配設している。
払出装置152は、筒状の部材からなり、その内部には、不図示の払出モータとスプロケットと払出センサとを備えている。スプロケットは、払出モータによって回転可能に構成されており、タンクレール154を通過して払出装置152内に流下した遊技球を一時的に滞留させるとともに、払出モータを駆動して所定角度だけ回転することにより、一時的に滞留した遊技球を払出装置152の下方へ1個ずつ送り出すように構成している。
払出センサは、スプロケットが送り出した遊技球の通過を検知するためのセンサであり、遊技球が通過しているときにハイまたはローのいずれか一方の信号を、遊技球が通過していないときはハイまたはローのいずれか他方の信号を払出制御部600(図4参照)へ出力する。なお、この払出センサを通過した遊技球は、不図示の球レールを通過してパチンコ機100の表側に配設した上皿126に到達するように構成しており、パチンコ機100は、この構成により遊技者に対して球の払出しを行う。
払出装置152の図中左側には、遊技全般の制御処理を行う主制御部300を構成する主基板156を収納する主基板ケース158と、主制御部300が生成した処理情報に基づいて演出に関する制御処理を行う第1副制御部400を構成するとともにパチンコ機100から出力される音量を遊技店員の操作によって調整するロータリー式の音量調整スイッチ161を備える第1副基板160を収納する第1副基板ケース162と、第1副制御部400が生成した処理情報に基づいて演出に関する制御処理を行う第2副制御部500を構成する第2副基板164を収納する第2副基板ケース166と、遊技球の払出しに関する制御処理を行う払出制御部600を構成するとともに遊技店員の操作によってエラーを解除するエラー解除スイッチ168を備える払出基板170を収納する払出基板ケース172と、遊技球の発射に関する制御処理を行う発射制御部630を構成する発射基板174を収納する発射基板ケース176と、各種電気的遊技機器に電源を供給する電源制御部660を構成するとともに遊技店員の操作によって電源をオンオフする電源スイッチ178と電源投入時に操作されることによってRWMクリア信号を主制御部300に出力するRWMクリアスイッチ180とを備える電源基板182を収納する電源基板ケース184と、払出制御部600とカードユニットとの信号の送受信を行うCRインタフェース部186と、パチンコ機100の情報を外部のホールコンピュータ等に出力するために主基板156や第1副基板160等とホールコンピュータ等との間を中継する中継基板188と、を配設している。
主基板156、第1副基板160および第2副基板164等は機種毎に変更する必要があるため遊技盤200の背面に備えられており、払出基板170、発射基板174および電源基板182等は複数機種で共通的に使用されるため外枠102に備えられている。
図3は、遊技盤200を正面から見た略示正面図である。遊技盤200には、外レール202と内レール204とを配設し、遊技球が転動可能な遊技領域124を区画形成している。遊技領域124の略中央には、演出装置206を配設している。演出装置206には、略中央に装飾図柄表示装置208を配設している。演出装置206は、演出可動体224を動作して演出を行うものであり、詳細については後述する。
本例の遊技盤200はいわゆる右打ち機用の遊技盤である。右打ち機では、球発射ハンドル134の操作によって遊技球の打ち出し強度を変化させることにより、遊技球の落下経路を演出装置206より右側の右側経路と演出装置206より左側の左側経路とに打ち分けることができる。本例では、後述する普通図柄始動口228、普通図柄始動口229、第1特別図柄始動口230、第2特別図柄始動口232(開放状態)、可変入賞口234、235(開放状態)等への入球のし易さは、右側経路を落下する遊技球と左側経路を落下する遊技球とで異なる。
普通図柄始動口229、第2特別図柄始動口232および可変入賞口235のそれぞれについては、これらの普通図柄始動口229、第2特別図柄始動口232および可変入賞口235が右側経路上に配置されているため、右側経路を落下する遊技球の入球は相対的に容易であり、左側経路を落下する遊技球の入球は相対的に困難または不可能である。これに対し、普通図柄始動口228、第1特別図柄始動口230および可変入賞口234のそれぞれについては、遊技釘238の配列パターンやワープ装置242等の存在の影響によって、左側経路を落下する遊技球の入球は相対的に容易であり、右側経路を落下する遊技球の入球は相対的に困難である。なお、本実施の形態では右打ち機を例に挙げているが、右打ち機以外であってもよい。
装飾図柄表示装置208は、装飾図柄ならびに演出に用いる様々な画像(動画像または静止画像)を表示するための表示装置であり、本実施の形態では液晶表示装置(Liquid Crystal Display)によって構成する。装飾図柄表示装置208は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cおよび演出表示領域208dの4つの表示領域に分割し、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208bおよび右図柄表示領域208cはそれぞれ異なった装飾図柄を表示し、演出表示領域208dは演出に用いる画像を表示する。さらに、各表示領域208a、208b、208c、208dの位置や大きさは、装飾図柄表示装置208の表示画面内で自由に変更することを可能としている。なお、装飾図柄表示装置208として液晶表示装置を採用しているが、液晶表示装置でなくとも、種々の演出や種々の遊技情報を表示可能に構成されていればよく、例えば、ドットマトリクス表示装置、7セグメント表示装置、有機EL(ElectroLuminescence)表示装置、リール(ドラム)式表示装置、リーフ式表示装置、プラズマディスプレイ、プロジェクタを含む他の表示デバイスを採用してもよい。
遊技領域124の下部には、第1特別図柄表示装置212と、第2特別図柄表示装置214と、普通図柄表示装置210と、第1特別図柄保留ランプ218と、第2特別図柄保留ランプ220と、普通図柄保留ランプ216と、高確中ランプ222とを配設している。なお、以下、普通図柄を「普図」、特別図柄を「特図」、第1特別図柄を「特図1」、第2特別図柄を「特図2」と称する場合がある。
普図表示装置210は、普図の表示を行うための表示装置であり、本実施の形態では7セグメントLEDによって構成する。特図1表示装置212および特図2表示装置214は、特図の表示を行うための表示装置であり、本実施の形態では7セグメントLEDによって構成する。
普図保留ランプ216は、保留している普図変動遊技(詳細は後述)の数を示すためのランプであり、本実施の形態では、普図変動遊技を所定数(例えば、4つ)まで保留することを可能としている。特図1保留ランプ218および特図2保留ランプ220は、保留している特図変動遊技(詳細は後述)の数を示すためのランプであり、本実施の形態では、特図変動遊技を所定数(例えば、4つ)まで保留することを可能としている。高確中ランプ222は、遊技状態が大当りが発生し易い高確率状態であること、または高確率状態になることを示すためのランプであり、遊技状態を大当りが発生し難い低確率状態から高確率状態にする場合に点灯し、高確率状態から低確率状態にする場合に消灯する。
また、演出装置206の周囲には、所定の球進入口、例えば、一般入賞口226と、普図始動口228、229と、特図1始動口230と、特図2始動口232と、可変入賞口234、235とを配設している。
一般入賞口226は、本実施の形態では遊技盤200に複数配設しており、一般入賞口226への入球を所定の球検出センサ(図示省略)が検出した場合(一般入賞口226に入賞した場合)、払出装置152を駆動し、所定の個数(例えば、10個)の球を賞球として上皿126に排出する。上皿126に排出した球は遊技者が自由に取り出すことが可能であり、これらの構成により、入賞に基づいて賞球を遊技者に払い出すようにしている。なお、一般入賞口226に入球した球は、パチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出する。本実施の形態では、遊技球には、入賞の対価として遊技者に払い出す球(以下、「賞球」と呼ぶ場合がある)と、遊技者に貸し出す球(以下、「貸球」と呼ぶ場合がある)とが含まれる。
普図始動口228と普図始動口229は、ゲートやスルーチャッカーと呼ばれる、遊技領域124の所定の領域を球が通過したか否かを判定するための装置で構成しており、本実施の形態では遊技盤200の左側経路上に普図始動口228を1つ配設し、右側経路上に普図始動口229を1つ配設している。普図始動口228や普図始動口229を通過した球は一般入賞口226に入球した球と違って、遊技島側に排出することはない。球が普図始動口228や普図始動口229を通過したことを所定の球検出センサが検出した場合、パチンコ機100は、普図表示装置210による普図変動遊技を開始する。
特図1始動口230は、本実施の形態では遊技盤200の中央に1つだけ配設している。特図1始動口230への入球を所定の球検出センサが検出した場合、払出装置152を駆動し、所定の個数(例えば、3個)の球を賞球として上皿126に排出するとともに、特図1表示装置212による特図変動遊技(以下、「特図1変動遊技」という場合がある)を開始する。なお、特図1始動口230に入球した球は、パチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出する。
特図2始動口232は、電動チューリップ(電チュー)と呼ばれ、本実施の形態では右側経路上に1つだけ配設している。特図2始動口232は、左右に開閉自在な一対の羽根部材232aを備え、羽根部材232aの閉鎖中は球の入球が不可能であり、普図変動遊技に当選し、普図表示装置210が当り図柄を停止表示した場合に羽根部材232aが所定の時間間隔、所定の回数で開閉する。特図2始動口232への入球を所定の球検出センサが検出した場合、払出装置152を駆動し、所定の個数(例えば、4個)の球を賞球として上皿126に排出するとともに、特図2表示装置214による特図変動遊技(以下、「特図2変動遊技」という場合がある)を開始する。なお、特図2始動口232に入球した球は、パチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出する。
可変入賞口234、235は、大入賞口またはアタッカと呼ばれ、本実施の形態では可変入賞口234が遊技盤200の中央部下方に1つだけ配設され、可変入賞口235が右側経路上に1つだけ配設されている。可変入賞口234、235は、開閉自在な扉部材をそれぞれ備え、扉部材の閉鎖中は球の入球が不可能である。特図変動遊技に当選して特図表示装置が大当り図柄を停止表示した場合には、例えば可変入賞口234、235のうち一方の扉部材が所定の時間間隔(例えば、開放時間29秒、閉鎖時間1.5秒)、所定の回数(例えば15回)で開閉する。可変入賞口234、235への入球を所定の球検出センサが検出した場合、払出装置152を駆動し、所定の個数(例えば、15個)の球を賞球として上皿126に排出する。なお、可変入賞口234、235に入球した球は、パチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出する。
さらに、これらの入賞口や始動口の近傍には、風車と呼ばれる円盤状の打球方向変換部材236や、遊技釘238を複数個、配設しているとともに、内レール204の最下部には、いずれの入賞口や始動口にも入賞しなかった球をパチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出するためのアウト口240を設けている。
パチンコ機100は、遊技者が上皿126に貯留している球を発射レールの発射位置に供給し、遊技者の球発射ハンドル134の操作量に応じた強度で発射モータを駆動し、発射杆146および発射槌148によって外レール202、内レール204を通過させて遊技領域124に打ち出す。そして、遊技領域124の上部に到達した球は、打球方向変換部材236や遊技釘238等によって進行方向を変えながら下方に落下し、入賞口(一般入賞口226、可変入賞口234、235)や始動口(特図1始動口230、特図2始動口232)に入賞するか、いずれの入賞口や始動口にも入賞することなく、または普図始動口228、229を通過するのみでアウト口240に到達する。
次に、パチンコ機100の演出装置206について説明する。演出装置206の前面側には、遊技球の転動可能な領域にワープ装置242(242a、242b)および前面ステージ244を配設し、遊技球の転動不可能な領域に演出可動体224を配設している。また、演出可動体224の右側上方に、第4図柄を表示するための第4図柄表示装置248を配設している。第4図柄表示装置248は、2つの正方形状のランプを備えている。この2つのランプは、縦に並んで配置されている。この2つのランプの光源には、例えばLEDが用いられている。上側のランプが特図1に対応し、下側のランプが特図2に対応している。なお、第4図柄表示装置248は、特図1および特図2の双方に対応する共通のランプを1つのみ備えていてもよい。また、第4図柄は、装飾図柄表示装置208で表示されてもよい。また、本例のように、演出装置206(センター役物)内に第4図柄表示装置が設けられていてもよい。また、演出装置206の背面側には、装飾図柄表示装置208および遮蔽装置246(以下、扉あるいはシャッタと称する場合がある)を配設している。すなわち、演出装置206において、装飾図柄表示装置208および遮蔽装置246は、ワープ装置242、前面ステージ244、および演出可動体224の後方に位置することとなる。ワープ装置242は、演出装置206の左上方に設けたワープ入口242aに入った遊技球を演出装置206の前面下方の前面ステージ244にワープ出口242bから排出する。前面ステージ244は、ワープ出口242bから排出された球や遊技盤200の釘などによって乗り上げた球などが転動可能であり、前面ステージ244の中央部には、通過した球が特図1始動口230へ入球し易くなるスペシャルルート244aを設けている。
本例の演出可動体224は、パチンコ機100の機種名等が表示される横長平板状のパネルを備えている。演出可動体224は、不図示のステッピングモータで駆動されることにより、装飾図柄表示装置208の前方を表示画面に略平行な面内で上下方向に移動可能になっている。
遮蔽装置246は、格子状の左扉246aおよび右扉246bからなり、装飾図柄表示装置208および前面ステージ244の間に配設する。左扉246aおよび右扉246bの上部には、不図示の2つのプーリに巻き回したベルトをそれぞれ固定している。すなわち、左扉246aおよび右扉246bは、モータによりプーリを介して駆動するベルトの動作に伴って左右にそれぞれ移動する。遮蔽装置246は、左扉246aおよび右扉246bを閉じた状態ではそれぞれの内側端部が重なり、遊技者が装飾図柄表示装置208を視認し難いように遮蔽する。左扉246aおよび右扉246bを開いた状態ではそれぞれの内側端部が装飾図柄表示装置208の表示画面の外側端部と若干重なるが、遊技者は装飾図柄表示装置208の表示の全てを視認可能である。また、左扉246aおよび右扉246bは、それぞれ任意の位置で停止可能であり、例えば、表示した装飾図柄がどの装飾図柄であるかを遊技者が識別可能な程度に、装飾図柄の一部だけを遮蔽するようなことができる。なお、左扉246aおよび右扉246bは、格子の孔から後方の装飾図柄表示装置208の一部を視認可能にしてもよいし、格子の孔の障子部分を半透明のレンズ体で塞ぎ、後方の装飾図柄表示装置208による表示を漠然と遊技者に視認させるようにしてもよいし、格子の孔の障子部分を完全に塞ぎ(遮蔽し)、後方の装飾図柄表示装置208を全く視認不可にしてもよい。
次に、図4を用いて、このパチンコ機100の制御部の回路構成について詳細に説明する。なお、同図は制御部の回路ブロック図を示したものである。パチンコ機100の制御部は、大別すると、遊技の中枢部分を制御する主制御部300と、主制御部300が送信するコマンド信号(以下、単に「コマンド」という)に応じて主に演出の制御を行う第1副制御部400と、第1副制御部400より送信されたコマンドに基づいて各種機器を制御する第2副制御部500と、主制御部300が送信するコマンドに応じて主に遊技球の払出しに関する制御を行う払出制御部600と、遊技球の発射制御を行う発射制御部630と、パチンコ機100に供給される電源を制御する電源制御部660と、によって構成している。
まず、パチンコ機100の主制御部300について説明する。主制御部300は、主制御部300の全体を制御する基本回路302を備えている。基本回路302には、CPU304と、制御プログラムや各種データを記憶するためのROM306と、一時的にデータを記憶するためのRAM308と、各種デバイスの入出力を制御するためのI/O310と、時間や回数等を計測するためのカウンタタイマ312と、プログラム処理の異常を監視するWDT314と、を搭載している。なお、ROM306やRAM308については他の記憶装置を用いてもよく、この点は後述する第1副制御部400や第2副制御部500についても同様である。この基本回路302のCPU304は、水晶発振器316bが出力する所定周期のクロック信号をシステムクロックとして入力して動作する。
また、基本回路302には、水晶発振器316aが出力するクロック信号を受信する度に0〜65535の範囲で数値を変動させるハードウェア乱数カウンタとして使用している乱数値生成回路(カウンタ回路)318(この回路には2つのカウンタを内蔵しているものとする)と、所定の球検出センサ、例えば各始動口、入賞口、可変入賞口を通過する遊技球を検出するセンサや、前面枠扉開放センサや内枠開放センサや下皿満タンセンサを含む各種センサ320が出力する信号を受信し、増幅結果や基準電圧との比較結果を乱数値生成回路318および基本回路302に出力するためのセンサ回路322と、所定の図柄表示装置、例えば特図1表示装置212や特図2表示装置214の表示制御を行うための駆動回路324と、所定の図柄表示装置、例えば普図表示装置210の表示制御を行うための駆動回路326と、各種状態表示部328(例えば、普図保留ランプ216、特図1保留ランプ218、特図2保留ランプ220、高確中ランプ222等)の表示制御を行うための駆動回路330と、所定の可動部材、例えば特図2始動口232の羽根部材232aや可変入賞口234、235の扉部材等を開閉駆動する各種ソレノイド332を制御するための駆動回路334と、を接続している。本例では水晶発振器316aと乱数値生成回路318とが別に設けられているが、水晶発振器316aは乱数値生成回路318に含まれていてもよい。
なお、特図1始動口230に球が入賞したことを球検出センサ320が検出した場合には、センサ回路322は球を検出したことを示す信号を乱数値生成回路318に出力する。この信号を受信した乱数値生成回路318は、特図1始動口230に対応するカウンタのそのタイミングにおける値をラッチし、ラッチした値を、特図1始動口230に対応する内蔵のカウンタ値記憶用レジスタに記憶する。また、乱数値生成回路318は、特図2始動口232に球が入賞したことを示す信号を受信した場合も同様に、特図2始動口232に対応するカウンタのそのタイミングにおける値をラッチし、ラッチした値を、特図2始動口232に対応する内蔵のカウンタ値記憶用レジスタに記憶する。
さらに、基本回路302には、情報出力回路336を接続しており、主制御部300は、この情報出力回路336を介して、外部のホールコンピュータ(図示省略)等が備える情報入力回路350にパチンコ機100の遊技情報(例えば、遊技状態)を出力する。
また、主制御部300には、電源制御部660から主制御部300に供給している電源の電圧値を監視する電圧監視回路338を設けており、この電圧監視回路338は、電源の電圧値が所定の値(本例では9V)未満である場合に電圧が低下したことを示す低電圧信号を基本回路302に出力する。
また、主制御部300には、電源が投入されると起動信号(リセット信号)を出力する起動信号出力回路(リセット信号出力回路)340を設けており、CPU304は、この起動信号出力回路340から起動信号を入力した場合に、遊技制御を開始する(後述する主制御部メイン処理を開始する)。
また、主制御部300は、第1副制御部400にコマンドを送信するための出力インタフェースと、払出制御部600にコマンドを送信するための出力インタフェースとをそれぞれ備えており、この構成により、第1副制御部400および払出制御部600との通信を可能としている。なお、主制御部300と第1副制御部400および払出制御部600との情報通信は一方向の通信であり、主制御部300は第1副制御部400および払出制御部600にコマンド等の信号を送信できるように構成しているが、第1副制御部400および払出制御部600からは主制御部300にコマンド等の信号を送信できないように構成している。ただし、主制御部300と第1副制御部400および払出制御部600との情報通信が双方向通信により行われるように構成してもよい。
次に、パチンコ機100の第1副制御部400について説明する。第1副制御部400は、主に主制御部300が送信したコマンド等に基づいて第1副制御部400の全体を制御する基本回路402を備えている。基本回路402には、CPU404と、一時的にデータを記憶するためのRAM408と、各種デバイスの入出力を制御するためのI/O410と、時間や回数等を計測するためのカウンタタイマ412とを搭載している。この基本回路402のCPU404は、水晶発振器414が出力する所定周期のクロック信号をシステムクロックとして入力して動作する。また、基本回路402には、制御プログラムや各種演出データを記憶するためのROM406が設けられている。なお、ROM406は、制御プログラムと各種演出データとを別々のROMに記憶させてもよい。
また、基本回路402には、スピーカ120(およびアンプ)の制御を行うための音源IC(S−ROM)416と、各種ランプ418(例えば、チャンスボタンランプ138)の制御を行うための駆動回路420と、遮蔽装置246の駆動制御を行うための駆動回路432と、遮蔽装置246の現在位置を検出する遮蔽装置センサ430と、チャンスボタン136の押下を検出するチャンスボタンセンサ426と、スピーカ120から出力される音量を調整する音量調整スイッチ161(図4では図示せず)と、設定操作部137の各ボタンの押下を検出する操作部センサ(図示せず)と、これらのセンサからの検出信号を基本回路402に出力するセンサ回路428と、CPU404からの信号に基づいてROM406に記憶された画像データ等を読み出してVRAM436のワークエリアを使用して表示画像を生成して装飾図柄表示装置208に画像を表示するVDP(ビデオ・ディスプレイ・プロセッサ)434と、を接続している。
次に、パチンコ機100の第2副制御部500について説明する。第2副制御部500は、第1副制御部400が送信した制御コマンドを入力インタフェースを介して受信し、この制御コマンドに基づいて第2副制御部500の全体を制御する基本回路502を備えている。基本回路502は、CPU504と、一時的にデータを記憶するためのRAM508と、各種デバイスの入出力を制御するためのI/O510と、時間や回数等を計測するためのカウンタタイマ512とを搭載している。基本回路502のCPU504は、水晶発振器514が出力する所定周期のクロック信号をシステムクロックとして入力して動作する。また、基本回路502には、第2副制御部500の全体を制御するための制御プログラムおよびデータ、画像表示用のデータ等が記憶されたROM506が設けられている。
また、基本回路502には、演出可動体224の駆動制御を行うための駆動回路516と、演出可動体224の現在位置を検出する演出可動体センサ424と、演出可動体センサ424からの検出信号を基本回路502に出力するセンサ回路518と、遊技盤用ランプ532の制御を行うための遊技盤用ランプ駆動回路530と、遊技台枠用ランプ542の制御を行うための遊技台枠用ランプ駆動回路540と、遊技盤用ランプ駆動回路530および遊技台枠用ランプ駆動回路540との間でシリアル通信による点灯制御を行うシリアル通信制御回路520と、を接続している。
次に、パチンコ機100の払出制御部600、発射制御部630、電源制御部660について説明する。払出制御部600は、主に主制御部300が送信したコマンド等の信号に基づいて払出装置152の払出モータ602を制御するとともに、払出センサ604が出力する制御信号に基づいて賞球または貸球の払出しが完了したか否かを検出する。また払出制御部600は、インタフェース部606を介して、パチンコ機100とは別体で設けられたカードユニット608との通信を行う。
発射制御部630は、払出制御部600が出力する、発射許可または停止を指示する制御信号や、球発射ハンドル134内に設けた発射強度出力回路が出力する、遊技者による球発射ハンドル134の操作量に応じた発射強度を指示する制御信号に基づいて、発射杆146および発射槌148を駆動する発射モータ632の制御や、上皿126から発射装置110に球を供給する球送り装置634の制御を行う。
電源制御部660は、パチンコ機100に外部から供給される交流電源を直流化し、所定の電圧に変換して主制御部300、第1副制御部400等の各制御部や払出装置152等の各装置に供給する。さらに、電源制御部660は、外部からの電源が断たれた後も所定の部品(例えば主制御部300のRAM308等)に所定の期間(例えば10日間)電源を供給するための蓄電回路(例えば、コンデンサ)を備えている。なお、本実施の形態では、電源制御部660から払出制御部600と第2副制御部500に所定電圧を供給し、払出制御部600から主制御部300と第2副制御部500と発射制御部630に所定電圧を供給しているが、各制御部や各装置に他の電源経路で所定電圧を供給してもよい。
次に、図5(a)〜(d)を用いて、パチンコ機100の特図1表示装置212、特図2表示装置214、装飾図柄表示装置208、普図表示装置210が停止表示する特図および普図の種類について説明する。図5(a)は特図1の停止図柄態様の一例を示したものであり、図5(b)は特図2の停止図柄態様の一例を示したものである。特図1始動口230に球が入球したことを第1始動口センサが検出したことを条件として特図1変動遊技が開始され、特図2始動口232に球が入球したことを第2始動口センサが検出したことを条件として特図2変動遊技が開始される。特図1変動遊技が開始されると、特図1表示装置212は、7個のセグメントの全点灯と、中央の1個のセグメントの点灯を繰り返す「特図1の変動表示」を行う。また、特図2変動遊技が開始されると、特図2表示装置214は、7個のセグメントの全点灯と、中央の1個のセグメントの点灯を繰り返す「特図2の変動表示」を行う。これらの「特図1の変動表示」および「特図2の変動表示」が本実施形態にいう図柄の変動表示の一例に相当する。そして、特図1の変動開始前に決定した変動時間が経過すると、特図1表示装置212は特図1の停止図柄態様を停止表示し、特図2の変動開始前に決定した変動時間が経過すると、特図2表示装置214は特図2の停止図柄態様を停止表示する。したがって、「特図1の変動表示」を開始してから特図1の停止図柄態様を停止表示するまで、あるいは「特図2の変動表示」を開始してから特図2の停止図柄態様を停止表示するまでが本実施形態にいう図柄変動停止表示の一例に相当し、以下、この「特図1または2の変動表示」を開始してから特図1または2の停止図柄態様を停止表示するまでの一連の表示を図柄変動停止表示と称する。図柄変動停止表示は複数回、連続して行われることがある。
図5(a)には、特図1の図柄変動停止表示における停止図柄態様として「特図A」〜「特図G」の7種類の特図が示されている。図5(a)においては、図中の白抜きの部分が消灯するセグメントの場所を示し、黒塗りの部分が点灯するセグメントの場所を示している。「特図A」は15ラウンド(15R)特別大当り図柄であり、「特図B」は7R特別大当り図柄であり、「特図C」は7R大当り図柄である。本実施形態のパチンコ機100では、特図変動遊技における大当りか否かの決定はハードウェア乱数の抽選によって行い、特別大当りか否かの決定およびラウンド数の決定はソフトウェア乱数の抽選によって行う。大当りと特別大当りの違いは、大当り遊技の終了後の特図変動遊技で、大当りに当選する確率が高い(特別大当り)か低い(大当り)かの違いである。以下、この大当りに当選する確率が高い状態のことを特図高確率状態(以下、「特図確変」または単に「確変」という場合がある)と称し、その確率が低い状態のことを特図低確率状態と称する。また、15R特別大当り遊技終了後、7R特別大当り遊技終了後および7R大当り遊技終了後にはいずれも時短状態(電サポ状態)に移行する。時短については詳しくは後述するが、時短状態のことを普図高確率状態(以下、「普図確変」という場合がある)と称し、時短状態でない状態のことを普図低確率状態と称する。15R特別大当り図柄である「特図A」および7R特別大当り図柄である「特図B」は、大当り遊技の終了後に特図高確率普図高確率状態となる図柄であり、7R大当り図柄である「特図C」は、大当り遊技の終了後に特図低確率普図高確率状態となる図柄である。これらの「特図A」、「特図B」および「特図C」は、遊技者に対する有利度が相対的に大きくなる図柄である。
「特図D」は突然確変と称される2R大当り図柄であり、大当り遊技の終了後に特図高確率普図高確率状態となる図柄である。すなわち、15Rである「特図A」および7Rである「特図B」と比べて、「特図D」は2Rである点が異なる。
「特図E」は潜伏確変または隠れ確変と称される2R大当り図柄である。後述するように、特図低確率普図低確率状態で「特図E」が停止表示された場合には大当り遊技(開放時間100ms×2R)終了後に特図高確率普図低確率状態(いわゆる潜伏確変状態)に移行し、特図低確率普図低確率状態以外の状態で「特図E」が停止表示された場合には大当り遊技(開放時間29000ms×2R)終了後に特図高確率普図高確率状態に移行する(図11(a)、(b)参照)。すなわち「特図E」は、停止表示されたときの遊技状態(本例では、特図低確率普図低確率状態であるか否か)によって大当り遊技中の動作およびその後に移行する遊技状態が異なる図柄である。
「特図F」は小当り図柄であり、特図低確率普図低確率状態である。また、「特図G」ははずれ図柄であり、遊技者に対する有利度が相対的に小さくなる図柄である。
図5(b)には、特図2の図柄変動停止表示における停止図柄態様として「特図a」〜「特図d」の4種類の特図が示されている。「特図a」は15R特別大当り図柄であり、「特図b」は7R特別大当り図柄であり、「特図c」は7R大当り図柄であり、「特図d」ははずれ図柄である。本実施の形態では、特図1の停止図柄態様として「特図A」〜「特図G」の7種類の特図(このうち5種類が大当り)が用いられるのに対して、特図2の停止図柄態様としては「特図a」〜「特図d」の4種類の特図(このうち3種類が大当り)が用いられる。このように構成することにより、大当りとなる確率、および大当りのうち確変となる確率を変更せずに、特図1と特図2の有利度に差を設けることができる場合がある。本例では、特図1の大当りには出玉のほとんど得られない突然確変や潜伏確変が含まれているのに対し、特図2の大当りには突然確変や潜伏確変が含まれていないため、特図2の有利度は特図1の有利度よりも高くなっている。
図5(c)は装飾図柄の一例を示したものである。本実施形態の装飾図柄には、「装飾1」〜「装飾10」の10種類がある。「装飾1」〜「装飾9」および「装飾10」は、それぞれ数字の「1」〜「9」および「0」を表している。特図1始動口230または特図2始動口232に球が入賞したこと、すなわち、特図1始動口230に球が入球したことを第1始動口センサが検出したこと、あるいは特図2始動口232に球が入球したことを第2始動口センサが検出したことを条件にして、装飾図柄表示装置208の左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cの各図柄表示領域に、「装飾1」→「装飾2」→「装飾3」→・・・→「装飾9」→「装飾10」→「装飾1」→・・・の順番で表示を切り替える「装飾図柄の変動表示」を行う。
そして、「特図A」の15R特別大当り、「特図B」の7R特別大当り、「特図C」の7R大当り、「特図a」の15R特別大当り、「特図b」の7R特別大当り、「特図c」の7R大当りを報知する場合には、図柄表示領域208a〜208cに同じ装飾図柄が3つ並んだ図柄組合せ(例えば「装飾1−装飾1−装飾1」や「装飾2−装飾2−装飾2」等)を停止表示する。「特図A」の15R特別大当り、「特図a」の15R特別大当りを明示的に報知する場合には、同じ奇数の装飾図柄が3つ並んだ図柄組合せ(例えば「装飾3−装飾3−装飾3」や「装飾7−装飾7−装飾7」等)を停止表示する。
また、「特図E」の潜伏確変(隠れ確変)と称される2R大当り、あるいは「特図F」の小当りを報知する場合には、「装飾1−装飾2−装飾3」を停止表示する。「特図D」の突然確変と称される2R大当りを報知する場合には、「装飾1−装飾3−装飾5」を停止表示する。一方、「特図G」、「特図d」のはずれを報知する場合には、図柄表示領域208a〜208cに図5(c)に示す図柄組合せ以外の図柄組合せを停止表示する。
図5(d)は普図の停止表示図柄の一例を示したものである。本実施形態の普図の停止表示態様には、当り図柄である「普図A」および「普図B」と、はずれ図柄である「普図C」の3種類がある。普図始動口228や普図始動口229を球が通過したことを上述のゲートセンサが検出したことに基づいて、普図表示装置210は、7個のセグメントの全点灯と、中央の1個のセグメントの点灯を繰り返す「普図の変動表示」を行う。そして、普図変動遊技の当選を報知する場合には「普図A」または「特図B」を停止表示し、普図変動遊技のはずれを報知する場合には「普図C」を停止表示する。図5(d)においても、図中の白抜きの部分が消灯するセグメントの場所を示し、黒塗りの部分が点灯するセグメントの場所を示している。
次に、図6を用いて、主制御部300のCPU304が実行する主制御部メイン処理について説明する。なお、同図は主制御部メイン処理の流れを示すフローチャートである。上述したように、主制御部300には、電源が投入されると起動信号(リセット信号)を出力する起動信号出力回路(リセット信号出力回路)340を設けている。この起動信号を入力した基本回路302のCPU304は、リセット割込によりリセットスタートしてROM306に予め記憶している制御プログラムに従って主制御部メイン処理を実行する。
まずステップS101では、初期設定1を行う。初期設定1では、CPU304のスタックポインタ(SP)へのスタック初期値の設定(仮設定)、割込マスクの設定、I/O310の初期設定、RAM308に記憶する各種変数の初期設定、WDT314への動作許可および初期値の設定等を行う。なお、本実施の形態では、WDT314に、初期値として32.8msに相当する数値を設定する。
ステップS101の次のステップS103では、WDT314のカウンタの値をクリアし、WDT314による時間計測を再始動する。ステップS103の次のステップS105では、低電圧信号がオンであるか否か、すなわち、電圧監視回路338が、電源制御部660から主制御部300に供給している電源の電圧値が所定の値(本例では9V)未満である場合に電圧が低下したことを示す低電圧信号を出力しているか否かを監視する。そして、低電圧信号がオンの場合(CPU304が電源の遮断を検知した場合)にはステップS103に戻り、低電圧信号がオフの場合(CPU304が電源の遮断を検知していない場合)にはステップS107に進む。なお、電源が投入された直後で未だ上記所定の値(9V)に達しない場合にもステップS103に戻り、供給電圧がその所定の値以上になるまで、ステップS105は繰り返し実行される。
ステップS107では、初期設定2を行う。初期設定2では、後述する主制御部タイマ割込処理を定期毎に実行するための周期を決める数値をカウンタタイマ312に設定する処理、I/O310の所定のポート(例えば試験用出力ポート、第1副制御部400への出力ポート)からクリア信号を出力する処理、RAM308への書込みを許可する設定等を行う。
ステップS107の次のステップS109では、電源の遮断前(電断前)の状態に復帰するか否かの判定を行い、電断前の状態に復帰しない場合(主制御部300の基本回路302を初期状態にする場合)には初期化処理(ステップS113)に進む。具体的には、最初に、電源基板182に設けたRWMクリアスイッチ180を遊技店の店員などが操作した場合に送信されるRAMクリア信号がオン(操作があったことを示す)であるか否か、すなわちRAMクリアが必要であるか否かを判定し、RAMクリア信号がオンの場合(RAMクリアが必要な場合)には、基本回路302を初期状態にすべくステップS113に進む。一方、RAMクリア信号がオフの場合(RAMクリアが必要でない場合)には、RAM308に設けた電源ステータス記憶領域に記憶した電源ステータスの情報を読み出し、この電源ステータスの情報がサスペンドを示す情報であるか否かを判定する。そして、電源ステータスの情報がサスペンドを示す情報でない場合には、基本回路302を初期状態にすべくステップS113に進む。電源ステータスの情報がサスペンドを示す情報である場合には、RAM308の所定の領域(例えば全ての領域)に記憶している1バイトデータを初期値が0である1バイト構成のレジスタに全て加算することによりチェックサムを算出し、算出したチェックサムの結果が特定の値(例えば0)であるか否か(チェックサムの結果が正常であるか否か)を判定する。そして、チェックサムの結果が特定の値(例えば0)の場合(チェックサムの結果が正常である場合)には電断前の状態に復帰すべくステップS111に進み、チェックサムの結果が特定の値(例えば0)以外である場合(チェックサムの結果が異常である場合)には、パチンコ機100を初期状態にすべくステップS113に進む。
ステップS111では、復電処理を行う。この復電処理では、電断時にRAM308に設けられたスタックポインタ退避領域に記憶しておいたスタックポインタの値を読み出し、スタックポインタに再設定(本設定)する。また、電断時にRAM308に設けられたレジスタ退避領域に記憶しておいた各レジスタの値を読み出し、各レジスタに再設定した後、割込許可の設定を行う。以降、CPU304が、再設定後のスタックポインタやレジスタに基づいて制御プログラムを実行する結果、パチンコ機100は電源断時の状態に復帰する。すなわち、電断直前にタイマ割込処理(後述)に分岐する直前に行った(ステップS115内の所定の)命令の次の命令から処理を再開する。また、主制御部300のRAM308には、送信情報記憶領域が設けられている。このステップS111では、その送信情報記憶領域に、復電コマンドをセットする。この復電コマンドは、電源断時の状態に復帰したことを表すコマンドであり、後述する、主制御部300のタイマ割込処理におけるコマンド設定送信処理(ステップS233)において、第1副制御部400へ送信される。
ステップS113では、初期化処理を行う。この初期化処理では、割込禁止の設定、スタックポインタへのスタック初期値の設定(本設定)、RAM308の全ての記憶領域の初期化などを行う。さらにここで、主制御部300のRAM308に設けられた送信情報記憶領域に正常復帰コマンドをセットする。この正常復帰コマンドは、主制御部300の初期化処理(ステップS113)が行われたことを表すコマンドであり、復電コマンドと同じく、主制御部300のタイマ割込処理におけるコマンド設定送信処理(ステップS233)において、第1副制御部400へ送信される。
ステップS113の次のステップS115では、割込禁止の設定を行った後、基本乱数初期値更新処理を行う。この基本乱数初期値更新処理では、普図当選乱数値、普図乱数値、特図1乱数値、および特図2乱数値をそれぞれ生成するための4つの乱数カウンタの初期値を生成するための4つの初期値生成用乱数カウンタと、普図変動時間決定用乱数値、および特図変動時間決定用乱数値それぞれを生成するための2つの乱数カウンタとを更新する。例えば、普図変動時間決定用乱数値として取り得る数値範囲が0〜100とすると、RAM308に設けた普図変動時間決定用乱数値を生成するための乱数カウンタ記憶領域から値を取得し、取得した値に1を加算してから元の乱数カウンタ記憶領域に記憶する。このとき、取得した値に1を加算した結果が101であれば0を元の乱数カウンタ記憶領域に記憶する。他の初期値生成用乱数カウンタ、乱数カウンタもそれぞれ同様に更新する。なお、初期値生成用乱数カウンタは、後述する基本乱数初期値更新処理(ステップS207)でも更新する。主制御部300は、所定の周期ごとに開始するタイマ割込処理を行っている間を除いて、ステップS115の処理を繰り返し実行する。
次に、図7を用いて、主制御部300のCPU304が実行する主制御部タイマ割込処理について説明する。なお、同図は主制御部タイマ割込処理の流れを示すフローチャートである。主制御部300は、所定の周期(本例では約2msに1回)でタイマ割込信号を発生するカウンタタイマ312を備えており、このタイマ割込信号を契機として主制御部タイマ割込処理を所定の周期で開始する。
まずステップS201では、タイマ割込開始処理を行う。このタイマ割込開始処理では、CPU304の各レジスタの値をスタック領域に一時的に退避する処理などを行う。ステップS201の次のステップS203では、WDT314のカウント値が初期設定値(本例では32.8ms)を超えてWDT割込が発生しないように(処理の異常を検出しないように)、WDTを定期的に(本例では、主制御部タイマ割込の周期である約2msに1回)リスタートを行う。
ステップS203の次のステップS205では、入力ポート状態更新処理を行う。この入力ポート状態更新処理では、I/O310の入力ポートを介して、上述の前面枠扉開放センサや内枠開放センサや下皿満タンセンサ、各種の球検出センサを含む各種センサ320の検出信号を入力して検出信号の有無を監視し、RAM308に各種センサ320ごとに区画して設けた信号状態記憶領域に記憶する。球検出センサの検出信号を例にして説明すれば、前々回のタイマ割込処理(約4ms前)で検出した各々の球検出センサの検出信号の有無の情報を、RAM308に各々の球検出センサごとに区画して設けた前回検出信号記憶領域から読み出し、この情報をRAM308に各々の球検出センサごとに区画して設けた前々回検出信号記憶領域に記憶し、前回のタイマ割込処理(約2ms前)で検出した各々の球検出センサの検出信号の有無の情報を、RAM308に各々の球検出センサごとに区画して設けた今回検出信号記憶領域から読み出し、この情報を上述の前回検出信号記憶領域に記憶する。また、今回検出した各々の球検出センサの検出信号を、上述の今回検出信号記憶領域に記憶する。
また、ステップS205では、上述の前々回検出信号記憶領域、前回検出信号記憶領域、および今回検出信号記領域の各記憶領域に記憶した各々の球検出センサの検出信号の有無の情報を比較し、各々の球検出センサにおける過去3回分の検出信号の有無の情報が入賞判定パターン情報と一致するか否かを判定する。一個の遊技球が一つの球検出センサを通過する間に、約2msという非常に短い間隔で起動を繰り返すこの主制御部タイマ割込処理は何回か起動する。このため、主制御部タイマ割込処理が起動する度に、ステップS205では、同じ遊技球が同じ球検出センサを通過したことを表す検出信号を確認することになる。この結果、上述の前々回検出信号記憶領域、前回検出信号記憶領域、および今回検出信号記領域それぞれに、同じ遊技球が同じ球検出センサを通過したことを表す検出信号が記憶される。すなわち、遊技球が球検出センサを通過し始めたときには、前々回検出信号無し、前回検出信号有り、今回検出信号有りになる。本実施の形態では、球検出センサの誤検出やノイズを考慮して、検出信号無しの後に検出信号が連続して2回記憶されている場合には、入賞があったと判定する。
主制御部300のROM306には、入賞判定パターン情報(本実施の形態では、前々回検出信号無し、前回検出信号有り、今回検出信号有りであることを示す情報)が記憶されている。ステップS205では、各々の球検出センサにおいて過去3回分の検出信号の有無の情報が、予め定めた入賞判定パターン情報(本実施の形態では、前々回検出信号無し、前回検出信号有り、今回検出信号有りであることを示す情報)と一致した場合に、一般入賞口226、可変入賞口234、235、特図1始動口230、および特図2始動口232への入球、または普図始動口228、229での通過があったと判定する。すなわち、これらの入賞口226、234、235やこれらの始動口230、232、228、229への入賞があったと判定する。例えば、一般入賞口226への入球を検出する一般入賞口センサにおいて過去3回分の検出信号の有無の情報が上述の入賞判定パターン情報と一致した場合には、一般入賞口226へ入賞があったと判定し、以降の一般入賞口226への入賞に伴う処理を行うが、過去3回分の検出信号の有無の情報が上述の入賞判定パターン情報と一致しなかった場合には、以降の一般入賞口226への入賞に伴う処理を行わずに後続の処理に分岐する。
また、主制御部300のROM306には、入賞判定クリアパターン情報(本実施の形態では、前々回検出信号有り、前回検出信号無し、今回検出信号無しであることを示す情報)が記憶されている。入賞が一度あったと判定した後は、各々の球検出センサにおいて過去3回分の検出信号の有無の情報が、その入賞判定クリアパターン情報に一致するまで入賞があったとは判定せず、入賞判定クリアパターン情報に一致すれば、次からは上記入賞判定パターン情報に一致するか否かの判定を行う。
ステップS205の次のステップS207では基本乱数初期値更新処理を行い、その次のステップS209では基本乱数更新処理を行う。これらの基本乱数初期値更新処理および基本乱数更新処理では、上記ステップS115で行った初期値生成用乱数カウンタの更新を行い、次に主制御部300で使用する、普図当選乱数値、普図乱数値、特図1乱数値、および特図2乱数値をそれぞれ生成するための4つの乱数カウンタを更新する。例えば、普図当選乱数値として取り得る数値範囲が0〜100とすると、RAM308に設けた普図当選乱数値を生成するための乱数カウンタ記憶領域から値を取得し、取得した値に1を加算してから元の乱数カウンタ記憶領域に記憶する。このとき、取得した値に1を加算した結果が101であれば0を元の乱数カウンタ記憶領域に記憶する。また、取得した値に1を加算した結果、乱数カウンタが一周していると判定した場合には、それぞれの乱数カウンタに対応する初期値生成用乱数カウンタの値を取得し、乱数カウンタの記憶領域にセットする。
例えば、0〜100の数値範囲で変動する普図当選乱数値生成用の乱数カウンタから値を取得し、取得した値に1を加算した結果が、RAM308に設けた所定の初期値記憶領域に記憶している前回設定した初期値と等しい値(例えば7)である場合に、普図当選乱数値生成用の乱数カウンタに対応する初期値生成用乱数カウンタから値を初期値として取得し、普図当選乱数値生成用の乱数カウンタにセットするとともに、普図当選乱数値生成用の乱数カウンタが次に1周したことを判定するために、今回設定した初期値を上述の初期値記憶領域に記憶しておく。また、普図当選乱数値生成用の乱数カウンタが次に1周したことを判定するための上述の初期値記憶領域とは別に、普図乱数値生成用の乱数カウンタ、特図1乱数値生成用の乱数カウンタおよび特図2乱数値生成用の乱数カウンタがそれぞれ1周したことを判定するための初期値記憶領域をRAM308に設けている。なお、本実施の形態では特図1乱数値を取得するためのカウンタと特図2乱数値を取得するためのカウンタとを別に設けたが、同一のカウンタを用いてもよい。
ステップS209の次のステップS211では、演出乱数更新処理を行う。この演出乱数更新処理では、主制御部300で使用する演出用乱数値を生成するための乱数カウンタを更新する。
ステップS211の次のステップS213では、タイマ更新処理を行う。このタイマ更新処理では、普図表示装置210に図柄を変動・停止表示する時間を計時するための普図表示図柄更新タイマ、特図1表示装置212に図柄を変動・停止表示する時間を計時するための特図1表示図柄更新タイマ、特図2表示装置214に図柄を変動・停止表示する時間を計時するための特図2表示図柄更新タイマ、所定の入賞演出時間、所定の開放時間、所定の閉鎖時間、所定の終了演出期間などを計時するためのタイマなどを含む各種タイマを更新する。
ステップS213の次のステップS215では、入賞口カウンタ更新処理を行う。この入賞口カウンタ更新処理では、入賞口226、234、235や始動口230、232、228、229に入賞があった場合に、RAM308に各入賞口ごと、あるいは各始動口ごとに設けた賞球数記憶領域の値を読み出し、1を加算して、元の賞球数記憶領域に設定する。
ステップS215の次のステップS217では、入賞受付処理を行う。この入賞受付処理では、特図1始動口230、特図2始動口232、普図始動口228、229および可変入賞口234、235への入賞があったか否かを判定する。ここでは、ステップS205における入賞判定パターン情報と一致するか否かの判定結果を用いて判定する。
特図1始動口230へ入賞があった場合かつRAM308に設けた対応する特図1保留数記憶領域が満タンでない場合、乱数値生成回路(ハード乱数回路)318の特図1始動口230に対応する内蔵のカウンタ値記憶用レジスタに記憶された値に所定の加工を施して生成した特図1当選乱数値を取得するとともに、RAM308に設けた特図1乱数値生成用乱数カウンタから特図1乱数値を取得して特図1乱数値記憶領域に取得順に格納する。特図1乱数値記憶領域内の特図1当選乱数値および特図1乱数値の組は、特図1保留数記憶領域に記憶された特図1保留数と同数分だけ格納される。特図1乱数値記憶領域内では、特図1保留数が1つ減るごとに保留順位が最上位(最先)の特図1当選乱数値および特図1乱数値の組のデータが消去されるとともに、残余の特図1当選乱数値および特図1乱数値の組のデータの保留順位が1ずつ繰り上がるように処理される。また、特図1保留数が1つ増えるごとに、保留順位が最下位(最後)の特図1当選乱数値および特図1乱数値の組のデータの次の保留順位に新たな特図1当選乱数値および特図1乱数値の組のデータが書き込まれる。
特図2始動口232へ入賞があった場合かつRAM308に設けた対応する特図2保留数記憶領域が満タンでない場合、乱数値生成回路318の特図2始動口232に対応する内蔵のカウンタ値記憶用レジスタに記憶された値に所定の加工を施して生成した特図2当選乱数値を取得するとともに、RAM308に設けた特図2乱数値生成用乱数カウンタから特図2乱数値を取得して特図2乱数値記憶領域に取得順に格納する。特図2乱数値記憶領域内の特図2当選乱数値および特図2乱数値の組は、特図2保留数記憶領域に記憶された特図2保留数と同数分だけ格納される。特図2乱数値記憶領域内では、特図2保留数が1つ減るごとに保留順位が最上位の特図2当選乱数値および特図2乱数値の組のデータが消去されるとともに、残余の特図2当選乱数値および特図2乱数値の組のデータの保留順位が1ずつ繰り上がるように処理される。また、特図2保留数が1つ増えるごとに、保留順位が最下位の特図2当選乱数値および特図2乱数値の組のデータの次の保留順位に新たな特図2当選乱数値および特図2乱数値の組のデータが書き込まれる。
また、特図1始動情報(特図1当選乱数値および特図1乱数値の組)または特図2始動情報(特図2当選乱数値および特図2乱数値の組)を新たに取得した場合には、当該始動情報を用いて特図先読み処理を実行する。特図先読み処理の詳細については後述する。
普図始動口228や普図始動口229へ入賞があった場合かつRAM308に設けた対応する普図保留数記憶領域が満タンでない場合、普図当選乱数値生成用乱数カウンタから値を普図当選乱数値として取得し、RAM308に設けた普図乱数値生成用乱数カウンタから普図乱数値を取得して普図乱数値記憶領域に取得順に格納する。普図乱数値記憶領域内の普図当選乱数値および普図乱数値の組は、普図保留数記憶領域に記憶された普図保留数と同数分だけ格納される。普図乱数値記憶領域内では、普図保留数が1つ減るごとに保留順位が最上位(最先)の普図当選乱数値および普図乱数値の組のデータが消去されるとともに、残余の普図当選乱数値および普図乱数値の組のデータの保留順位が1ずつ繰り上がるように処理される。また、普図保留数が1つ増えるごとに、保留順位が最下位(最後)の普図当選乱数値および普図乱数値の組のデータの次の保留順位に新たな普図当選乱数値および普図乱数値の組のデータが書き込まれる。可変入賞口234へ入賞があった場合には、可変入賞口234用の入賞記憶領域に、可変入賞口234に球が入球したことを示す情報を格納する。可変入賞口235へ入賞があった場合には、可変入賞口235用の入賞記憶領域に、可変入賞口235に球が入球したことを示す情報を格納する。
ステップS217の次のステップS219では、払出要求数送信処理を行う。なお、払出制御部600に出力する出力予定情報および払出要求情報は、例えば1バイトで構成しており、ビット7にストローブ情報(オンの場合、データをセットしていることを示す)、ビット6に電源投入情報(オンの場合、電源投入後一回目のコマンド送信であることを示す)、ビット4〜5に暗号化のための今回加工種別(0〜3)、およびビット0〜3に暗号化加工後の払出要求数を示すようにしている。
ステップS219の次のステップS221では、普図状態更新処理を行う。この普図状態更新処理は、普図の状態に対応する複数の処理のうちの1つの処理を行う。例えば、普図変動表示の途中(上述する普図表示図柄更新タイマの値が1以上)における普図状態更新処理では、普図表示装置210を構成する7セグメントLEDの点灯と消灯を繰り返す点灯・消灯駆動制御を行う。この制御を行うことで、普図表示装置210は普図の変動表示(普図変動遊技)を行う。
また、普図変動表示時間が経過したタイミング(普図表示図柄更新タイマの値が1から0になったタイミング)における普図状態更新処理では、普図当りフラグがオンの場合には、当り図柄の表示態様となるように普図表示装置210を構成する7セグメントLEDの点灯・消灯駆動制御を行い、普図当りフラグがオフの場合には、はずれ図柄の表示態様となるように普図表示装置210を構成する7セグメントLEDの点灯・消灯駆動制御を行う。また、主制御部300のRAM308には、普図状態更新処理に限らず各種の処理において各種の設定を行う設定領域が用意されている。ここでは、上記点灯・消灯駆動制御を行うとともに、その設定領域に普図停止表示中であることを示す設定を行う。この制御を行うことで、普図表示装置210は、当り図柄(図5(d)に示す普図Aまたは普図B)およびはずれ図柄(図5(d)に示す普図C)いずれか一の図柄の確定表示を行う。さらにその後、所定の停止表示期間(例えば500ms)、その表示を維持するためにRAM308に設けた普図停止時間管理用タイマの記憶領域に停止期間を示す情報を設定する。この設定により、確定表示された図柄が所定期間停止表示され、普図変動遊技の結果が遊技者に報知される。
また、普図変動遊技の結果が当りであれば、普図当りフラグがオンにされる。この普図当りフラグがオンの場合には、所定の停止表示期間が終了したタイミング(普図停止時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)における普図状態更新処理では、RAM308の設定領域に普図作動中を設定するとともに、所定の開放期間(例えば2秒間)、特図2始動口232の羽根部材232aの開閉駆動用のソレノイド(各種ソレノイド332の一部)に、羽根部材232aを開放状態に保持する信号を出力するとともに、RAM308に設けた羽根開放時間管理用タイマの記憶領域に開放期間を示す情報を設定する。
また、所定の開放期間が終了したタイミング(羽根開放時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する普図状態更新処理では、所定の閉鎖期間(例えば500ms)、羽根部材の開閉駆動用のソレノイド332に、羽根部材を閉鎖状態に保持する信号を出力するとともに、RAM308に設けた羽根閉鎖時間管理用タイマの記憶領域に閉鎖期間を示す情報を設定する。
また、所定の閉鎖期間が終了したタイミング(羽根閉鎖時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する普図状態更新処理では、RAM308の設定領域に普図非作動中を設定する。さらに、普図変動遊技の結果がはずれであれば、普図当りフラグがオフにされる。この普図当りフラグがオフの場合には、上述した所定の停止表示期間が終了したタイミング(普図停止時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)における普図状態更新処理でも、RAM308の設定領域に普図非作動中を設定する。普図非作動中の場合における普図状態更新処理では、何もせずに次のステップS223に移行するようにしている。
ステップS223では、普図関連抽選処理を行う。この普図関連抽選処理では、普図変動遊技および特図2始動口232の開閉制御を行っておらず(普図の状態が非作動中)、かつ、保留している普図変動遊技の数が1以上であることを開始条件として、普図乱数値記憶領域内の最先の普図当選乱数値および普図乱数値の組を用いて実行される。
主制御部300は、普図乱数値記憶領域内の最先の(最も過去に記憶された)保留位置から普図始動情報(普図当選乱数値および普図乱数値の組)を取得し、取得した普図始動情報内の普図当選乱数値およびRAM308内の普図確率変動フラグの値などに基づいて、ROM306に記憶された当否判定用テーブル(後述する図9(a)、(b)参照)を用いて当りとするか、あるいははずれとするかの決定(当否判定)を行う。次いで、主制御部300は、取得した普図始動情報内の普図乱数値および決定した当否判定結果などに基づいて、ROM306に記憶された普図決定用テーブル(図9(c)に示す当り時動作テーブル参照)を用いて普図の変動表示後に停止表示する図柄(停止図柄)の決定を行う。次いで、主制御部300は、例えば、決定した当否判定結果、停止図柄、取得した普図変動時間決定用乱数値等に基づいて、ROM306に記憶された各種テーブル(例えば、不図示のタイマ番号選択テーブル)を用いて普図の変動表示時間(タイマ番号)の決定を行い、変動表示時間を、普図変動表示時間として、RAM308に設けた普図変動時間記憶領域に記憶する。
主制御部300は、普図乱数値記憶領域から最先の普図始動情報を取り出した後、当該最先の普図始動情報を普図乱数値記憶領域から消去するとともに、普図保留数記憶領域の普図保留数を1減算する。このとき、普図乱数値記憶領域から取り出した普図始動情報をRAM308に設けた一時領域に記憶し、この一時領域に記憶している普図始動情報に基づいて上述の決定を行うようにしてもよい。
主制御部300は、当否判定結果が当り(当選)の場合にはRAM308に設けた普図当りフラグをオンに設定し、不当選の場合には普図当りフラグをオフに設定する。
次いで、特図1および特図2それぞれについての特図状態更新処理を行うが、最初に、特図2についての特図状態更新処理(特図2状態更新処理)を行う(ステップS225)。この特図2状態更新処理では、特図2の状態に応じて、次の複数の処理のうちの1つの処理を行う。
例えば、特図2変動表示の途中(上述の特図2表示図柄更新タイマの値が1以上)における特図2状態更新処理では、特図2表示装置214を構成する7セグメントLEDの点灯と消灯を繰り返す点灯・消灯駆動制御を行う。この制御を行うことで、特図2表示装置214は特図2の変動表示(特図2変動遊技)を行う。また、コマンド設定送信処理(ステップS233)で回転開始設定送信処理を実行させることを示す所定の送信情報を上述の送信情報記憶領域に追加記憶してから処理を終了する。
また、主制御部300のRAM308には、15R大当りフラグ、7R大当りフラグ、2R大当りフラグ、小当りフラグ、はずれフラグ、特図確率変動フラグ、および普図確率変動フラグ等のフラグが用意されている。これらのフラグは、後述する特図2関連抽選処理において、決定した停止図柄に基づいてオンまたはオフに設定される。特図2変動表示時間が経過したタイミング(特図2表示図柄更新タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する特図2状態更新処理では、例えば、15R大当りフラグがオンの場合には図5(b)に示す特図a、7R大当りフラグがオン、特図確率変動フラグがオンの場合には特図b、7R大当りフラグがオン、特図確率変動フラグがオフの場合には特図c、はずれフラグがオンの場合には特図dそれぞれの態様となるように、特図2表示装置214を構成する7セグメントLEDの点灯・消灯駆動制御を行い、RAM308の設定領域に特図2停止表示中であることを表す設定を行う。この制御を行うことで、特図2表示装置214は、特図a〜特図dのいずれか一つの図柄の確定表示を行う。
さらにその後、所定の停止表示期間(例えば500ms)その表示を維持するために、RAM308に設けた特図2停止時間管理用タイマの記憶領域に停止期間を示す情報を設定する。この設定により、確定表示された特図2が所定期間停止表示され、特図2変動遊技の結果が遊技者に報知される。また、RAM308に設けられた時短回数記憶部に記憶された時短回数が1以上であれば、その時短回数から1を減算し、減算結果が1から0となった場合は、特図確率変動中でなければ、時短フラグをオフにする。さらに、大当り遊技中(特別遊技状態中)にも、時短フラグをオフにする。また、RAM308に設けられた確変回数記憶部に記憶された確変回数が1以上であれば、その確変回数から1を減算し、減算結果が1から0となった場合は、特図確率変動フラグをオフにする。
また、コマンド設定送信処理(ステップS233)で回転停止設定送信処理を実行させることを示す所定の送信情報を上述の送信情報記憶領域に追加記憶するとともに、変動表示を停止する図柄が特図2であることを示す特図2識別情報を、後述するコマンドデータに含める情報としてRAM308に追加記憶してから処理を終了する。
また、特図2変動遊技の結果が大当りであれば、大当りフラグがオンにされる。大当りフラグがオンの場合には、所定の停止表示期間が終了したタイミング(特図2停止時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)における特図2状態更新処理では、RAM308の設定領域に特図2作動中を設定するとともに、所定の入賞演出期間(例えば3秒間)すなわち装飾図柄表示装置208による大当りを開始することを遊技者に報知する画像を表示している期間待機するために、RAM308に設けた特図2待機時間管理用タイマの記憶領域に入賞演出期間を示す情報を設定する。また、コマンド設定送信処理(ステップS233)で入賞演出設定送信処理を実行させることを示す所定の送信情報を上述の送信情報記憶領域に追加記憶する。
また、所定の入賞演出期間が終了したタイミング(特図2待機時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する特図2状態更新処理では、所定の開放期間(例えば29秒間、または可変入賞口234、235に所定球数(例えば10球)の遊技球の入賞を検出するまで)可変入賞口234、235の扉部材の開閉駆動用のソレノイド(各種ソレノイド332の一部)に、扉部材を開放状態に保持する信号を出力するとともに、RAM308に設けた扉開放時間管理用タイマの記憶領域に開放期間を示す情報を設定する。また、コマンド設定送信処理(ステップS233)で大入賞口開放設定送信処理を実行させることを示す所定の送信情報を上述の送信情報記憶領域に追加記憶する。
また、所定の開放期間が終了したタイミング(扉開放時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する特図2状態更新処理では、所定の閉鎖期間(例えば1.5秒間)可変入賞口234、235の扉部材の開閉駆動用のソレノイド(各種ソレノイド332の一部)に、扉部材を閉鎖状態に保持する信号を出力するとともに、RAM308に設けた扉閉鎖時間管理用タイマの記憶領域に閉鎖期間を示す情報を設定する。また、コマンド設定送信処理(ステップS233)で大入賞口閉鎖設定送信処理を実行させることを示す所定の送信情報を上述の送信情報記憶領域に追加記憶する。
また、扉部材の開放・閉鎖制御を所定回数(本実施の形態では、特図2の場合は15ラウンドまたは7ラウンド、特図1の場合は15ラウンド、7ラウンドまたは2ラウンド)繰り返し、終了したタイミングで開始する特図2状態更新処理では、所定の終了演出期間(例えば3秒間)すなわち装飾図柄表示装置208による大当りを終了することを遊技者に報知する画像を表示している期間待機するように設定するために、RAM308に設けた演出待機時間管理用タイマの記憶領域に演出待機期間を示す情報を設定する。また、普図確率変動フラグがオンに設定されていれば、この大当り遊技の終了と同時に、RAM308に設けられた時短回数記憶部に時短回数(例えば、100回)をセットするともに、RAM308に設けられた時短フラグをオンにする。なお、その普図確率変動フラグがオフに設定されていれば、時短回数記憶部に時短回数をセットすることもなく、また時短フラグをオンにすることもない。
ここにいう時短とは、大当り遊技を終了してから、次の大当り遊技を開始するまでの時間を短くするため、パチンコ機が遊技者にとって有利な状態になることをいう。時短フラグがオンに設定されていると、普図高確率状態(普図確変)である。普図高確率状態では普図低確率状態に比べて、普図変動遊技で当りになる確率が高い。また、普図高確率状態の方が、普図低確率状態に比べて普図変動遊技の変動時間は短くなる(普図変短)。さらに、普図高確率状態では普図低確率状態に比べて、特図2始動口232の一対の羽根部材232aの1回の開放における開放時間が長くなり易い(電チュー開延)。加えて、普図高確率状態では普図低確率状態に比べて、一対の羽根部材232aは多く開き易い。これらの普図確変、普図変短、電チュー開延のいずれかが設定される状態を電サポ(電動チューリップによる始動口入賞サポート)状態という。
また、上述のごとく、時短フラグは、大当り遊技中(特別遊技状態中)にはオフに設定される。したがって、大当り遊技中には、普図低確率状態が維持される。これは、大当り遊技中に普図高確率状態であると、大当り遊技中に可変入賞口234、235に所定の個数、遊技球が入球するまでの間に特図2始動口232に多くの遊技球が入球し、大当り中に獲得することができる遊技球の数が多くなってしまい射幸性が高まってしまうという問題があり、これを解決するためのものである。
また、特図確率変動フラグがオンに設定されていれば、この大当り遊技の終了と同時に、RAM308に設けられた確変回数記憶部に確変回数(例えば、10000回)をセットする。
さらに、コマンド設定送信処理(ステップS233)で終了演出設定送信処理を実行させることを示す所定の送信情報を上述の送信情報記憶領域に追加記憶する。
また、所定の終了演出期間が終了したタイミング(演出待機時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する特図2状態更新処理では、RAM308の設定領域に特図2非作動中を設定する。
さらに、特図2変動遊技の結果がはずれであれば、はずれフラグがオンにされる。このはずれフラグがオンの場合には、上述した所定の停止表示期間が終了したタイミング(特図2停止時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)における特図2状態更新処理でも、RAM308の設定領域に特図2非作動中を設定する。特図2非作動中の場合における特図2状態更新処理では、何もせずに次のステップS227に移行するようにしている。
続いて、特図1についての特図状態更新処理(特図1状態更新処理)を行う(ステップS227)。この特図1状態更新処理では、特図1の状態に応じて、上述の特図2状態更新処理で説明した各処理を行う。この特図1状態更新処理で行う各処理は、上述の特図2状態更新処理で説明した内容の「特図2」を「特図1」と読み替えた処理と同一であるため、その説明は省略する。ただし、本例では特図1の停止図柄態様が特図2の停止図柄態様と異なるため、特図1変動表示時間が経過したタイミング(特図1表示図柄更新タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する特図1状態更新処理については特図2状態更新処理と異なる。上記タイミングで開始する特図1状態更新処理では、例えば、15R大当りフラグがオン、特図確率変動フラグがオンの場合には図5(a)に示す特図A、7R大当りフラグがオン、特図確率変動フラグがオンの場合には特図B、7R大当りフラグがオン、特図確率変動フラグがオフの場合には特図C、2R大当りフラグがオン、特図確率変動フラグがオン、普図確率変動フラグがオンの場合には特図D、2R大当りフラグがオン、特図確率変動フラグがオン、普図確率変動フラグがオフの場合には特図E、小当りフラグがオンの場合には特図F、はずれフラグがオンの場合には特図Gそれぞれの態様となるように、特図1表示装置212を構成する7セグメントLEDの点灯・消灯駆動制御を行い、RAM308の設定領域に特図1停止表示中であることを表す設定を行う。上記タイミングで開始する特図1状態更新処理においてこの制御を行うことで、特図1表示装置212は、特図A〜特図Gのいずれか一つの図柄の確定表示を行う。なお、特図2状態更新処理と特図1状態更新処理の順番は逆でもよい。
ステップS225およびステップS227における特図状態更新処理が終了すると、今度は、特図1および特図2それぞれについての特図関連抽選処理を行う。ここでも先に、特図2についての特図関連抽選処理(特図2関連抽選処理)を行い(ステップS229)、その後で、特図1についての特図関連抽選処理(特図1関連抽選処理)を行う(ステップS231)。特図2関連抽選処理は、特図1および特図2の変動遊技を行っておらず、特図1および特図2の状態がいずれも非作動中であり、かつ保留している特図2変動遊技の数が1以上であることを開始条件として、特図2乱数値記憶領域内の最先の特図2当選乱数値および特図2乱数値を用いて実行される。特図1関連抽選処理は、特図1および特図2の変動遊技を行っておらず、特図1および特図2の状態がいずれも非作動中であり、かつ保留している特図1変動遊技の数が1以上であることを開始条件として、特図1乱数値記憶領域内の最先の特図1当選乱数値および特図1乱数値を用いて実行される。
これらの特図関連抽選処理についても、主制御部300が特図2関連抽選処理を特図1関連抽選処理よりも先に行うことで、特図2変動遊技の開始条件と、特図1変動遊技の開始条件が同時に成立した場合でも、特図2変動遊技が先に変動中となるため、特図1変動遊技は変動を開始しない。また、特図2変動遊技の保留数が1以上の場合には、特図1変動遊技の保留に関する抽選処理や変動遊技は行われない。また、装飾図柄表示装置208による、特図変動遊技の当否判定の結果の報知は、第1副制御部400によって行われ、特図2始動口232への入賞に基づく抽選の抽選結果の報知が、特図1始動口230への入賞に基づく抽選の抽選結果の報知よりも優先して行われる。本実施の形態では、有利度の高い特図変動遊技(本例では特図2変動遊技)が有利度の低い特図変動遊技(本例では特図1変動遊技)よりも優先して行われる。このため、遊技状態の有利度に差を持たせ易くなる場合がある。
ステップS229の特図2関連抽選処理の場合には、主制御部300は、特図2乱数値記憶領域内の最先の(最も過去に記憶された)保留位置から特図2始動情報(特図2当選乱数値および特図2乱数値の組)を取得し、取得した特図2始動情報内の特図2当選乱数値およびRAM308内の特図確率変動フラグの値などに基づいて、ROM306に記憶された当否判定用テーブル(後述する図10(a)〜(d)参照)を用いて大当りとするか、小当り(本例では小当りは特図1でのみ選択され得る)とするか、あるいははずれとするかの決定(当否判定)を行う。次いで、主制御部300は、取得した特図2始動情報内の特図2乱数値および決定した当否判定結果などに基づいて、ROM306に記憶された特図決定用テーブル(図11(a)、図12(a)に示す図柄振分けテーブル参照)を用いて特図2の変動表示後に停止表示する図柄(停止図柄)の決定を行う。次いで、主制御部300は、例えば、決定した当否判定結果、停止図柄、当該当否判定時の特図2保留数、取得した特図変動時間決定用乱数値等に基づいて、ROM306に記憶された各種テーブル(例えば、不図示のタイマ番号選択テーブル)を用いて特図2の変動表示時間(タイマ番号)の決定を行う。
主制御部300は、特図2乱数値記憶領域から最先の特図2始動情報を取り出した後、当該最先の特図2始動情報を特図2乱数値記憶領域から消去するとともに、特図2保留数記憶領域の特図2保留数を1減算する。このとき、特図2乱数値記憶領域から取り出した特図2始動情報をRAM308に設けた一時領域に記憶し、この一時領域に記憶している特図2始動情報に基づいて上述の決定を行うようにしてもよい。
以上のような特図2関連抽選処理(ステップS229)の後に、特図1関連抽選処理(ステップS231)が同様にして行われる。
以上の説明では、有利度の高い特図2変動遊技が有利度の低い特図1変動遊技よりも優先して開始され、特図2の保留が特図1の保留よりも優先して消化される特図2優先変動を例に挙げたが、有利度の低い特図1変動遊技が有利度の高い特図2変動遊技よりも優先して開始され、特図1の保留が特図2の保留よりも優先して消化される特図1優先変動であってもよい。また、特図2変動遊技および特図1変動遊技のいずれを優先することもなく、特図1および特図2それぞれの保留に係る特図変動遊技を始動口に入賞した順に開始する始動口入賞順変動であってもよい。始動口入賞順変動では、保留の上限数が特図1および特図2に関わらず8つになるため、特図1および特図2のそれぞれにおいて保留の上限数が4つとなる優先変動と比較して、保留数の実質的な上限を上げることができる場合がある。
また以上の説明では、一方の特図の状態に応じて他方の特図の保留に関する抽選処理や変動遊技を行わないものとしたが、これに限定されるものではなく、前述の特図状態更新処理および特図関連抽選処理を特図1および特図2でそれぞれ独立して行うことで、複数の特図を同時に変動させるように構成してもよい。また、このように複数の特図を同時に変動させる場合には、装飾図柄表示装置208にそれぞれの特図の抽選結果を表示する複数の領域を設けるか、またはそれぞれの特図の抽選結果を表示する複数の装飾図柄表示装置を設けて、それぞれの抽選結果を別箇に表示してもよいし、1の領域で複数の特図の抽選結果を表示するように構成していてもよい。また、複数の特図に関する変動が同時に行われている場合に、先に変動を停止した特図の抽選結果が後に変動を停止する特図の抽選結果に影響を与えてもよい。
ステップS231の次のステップS233では、コマンド設定送信処理を行う。このコマンド設定送信処理では、各種のコマンドが第1副制御部400に送信される。なお、第1副制御部400に送信する出力予定情報は例えば16ビットで構成しており、ビット15はストローブ情報(オンの場合、データをセットしていることを示す)、ビット11〜14はコマンド種別(本実施の形態では、基本コマンド、図柄変動開始コマンド、図柄変動停止コマンド、入賞演出開始コマンド、終了演出開始コマンド、大当りラウンド数指定コマンド、復電コマンド、RAMクリアコマンド、先読み結果情報コマンドなどコマンドの種類を特定可能な情報)、ビット0〜10はコマンドデータ(コマンド種別に対応する所定の情報)で構成している。また、本実施形態ではコマンド種別として、普図に関する図柄変動開始コマンドや図柄変動停止コマンドも含まれている。
具体的には、ストローブ情報は上述のコマンド送信処理でオンまたはオフになるようにしている。また、コマンド種別が特図の図柄変動開始(回転開始)コマンドの場合であればコマンドデータに、各種大当りフラグ、小当りフラグ、はずれフラグ、特図確率変動フラグなどの値、特図関連抽選処理で選択したタイマ番号などを示す情報を含み、図柄変動停止(回転停止)コマンドの場合であれば、各種大当りフラグ、小当りフラグ、はずれフラグ、特図確率変動フラグの値などを含み、入賞演出開始コマンドおよび終了演出開始コマンドの場合であれば、特図確率変動フラグの値などを含み、大当りラウンド数指定コマンドの場合であれば特図確率変動フラグの値、大当りラウンド数などを示す情報を含むようにしている。コマンド種別が基本コマンドを示す場合は、コマンドデータにデバイス情報、特図1始動口230への入賞の有無、特図2始動口232への入賞の有無、可変入賞口234、235への入賞の有無などを示す情報を含む。先読み結果情報コマンドの場合であれば、特図1および特図2の種別、後述する先読み数記憶領域に記憶された先読み数、先読み結果記憶部に記憶された停止図柄等を示す情報をコマンドデータに含む。
また、コマンド種別が普図の図柄変動開始(回転開始)コマンドの場合であればコマンドデータに、普図当りフラグ、普図はずれフラグ、普図確率変動フラグなどの値、普図関連抽選処理で決定した停止図柄や変動時間に関する情報を含み、普図の図柄変動停止(回転停止)コマンドの場合であれば、普図当りフラグ、普図はずれフラグ、普図確率変動フラグの値などを示す情報を含むようにしている。
また、上述の回転開始設定送信処理では、コマンドデータに、RAM308に記憶している、各種大当りフラグ、小当りフラグ、はずれフラグ、特図確率変動フラグなどの値、特図1関連抽選処理および特図2関連抽選処理で選択したタイマ番号、保留している特図1変動遊技または特図2変動遊技の数などを示す情報を設定する。上述の回転停止設定送信処理では、コマンドデータに、RAM308に記憶している、各種大当りフラグ、小当りフラグ、はずれフラグ、特図確率変動フラグの値などを示す情報を設定する。
上述の入賞演出設定送信処理では、コマンドデータに、RAM308に記憶している、入賞演出期間中に装飾図柄表示装置208・各種ランプ418・スピーカ120に出力する演出制御情報、特図確率変動フラグの値、保留している特図1変動遊技または特図2変動遊技の数などを示す情報を設定する。上述の終了演出設定送信処理では、コマンドデータに、RAM308に記憶している、演出待機期間中に装飾図柄表示装置208・各種ランプ418・スピーカ120に出力する演出制御情報、特図確率変動フラグの値、保留している特図1変動遊技または特図2変動遊技の数などを示す情報を設定する。上述の大入賞口開放設定送信処理では、コマンドデータに、RAM308に記憶している大当りラウンド数、特図確率変動フラグの値、保留している特図1変動遊技または特図2変動遊技の数などを示す情報を設定する。上述の大入賞口閉鎖設定送信処理では、コマンドデータに、RAM308に記憶している大当りラウンド数、特図確率変動フラグの値、保留している特図1変動遊技または特図2変動遊技の数などを示す情報を設定する。
また、このステップS233では一般コマンド特図保留増加処理も行われる。この一般コマンド特図保留増加処理では、コマンドデータにRAM308の送信用情報記憶領域に記憶している特図識別情報(特図1または特図2を示す情報)、予告情報(事前予告情報、偽事前予告情報、または事前予告無情報のいずれか)を設定する。
第1副制御部400では、受信した出力予定情報に含まれるコマンド種別により、主制御部300における遊技制御の変化に応じた演出制御の決定が可能になるとともに、出力予定情報に含まれているコマンドデータの情報に基づいて、演出制御内容を決定することができるようになる。
ステップS233の次のステップS235では、外部出力信号設定処理を行う。この外部出力信号設定処理では、RAM308に記憶している遊技情報を、情報出力回路336を介してパチンコ機100とは別体の情報入力回路350に出力する。
ステップS235の次のステップS237では、デバイス監視処理を行う。このデバイス監視処理では、ステップS205において信号状態記憶領域に記憶した各種センサの信号状態を読み出して、所定のエラーの有無、例えば前面枠扉開放エラーの有無または下皿満タンエラーの有無などを監視する。前面枠扉開放エラーまたは下皿満タンエラーを検出した場合には、第1副制御部400に送信すべき送信情報に、前面枠扉開放エラーの有無または下皿満タンエラーの有無を示すデバイス情報を設定する。また、各種ソレノイド332を駆動して特図2始動口232や、可変入賞口234、235の開閉を制御したり、駆動回路324、326、330を介して普図表示装置210、特図1表示装置212、特図2表示装置214、各種状態表示部328などに出力する表示データを、I/O310の出力ポートに設定する。また、払出要求数送信処理(ステップS219)で設定した出力予定情報をI/O310の出力ポートを介して払出制御部600に出力する。
ステップS237の次のステップS239では、低電圧信号がオンであるか否かを監視する。そして、低電圧信号がオンの場合(電源の遮断を検知した場合)にはステップS243に進み、低電圧信号がオフの場合(電源の遮断を検知していない場合)にはステップS241に進む。ステップS241では、タイマ割込終了処理を行う。このタイマ割込終了処理では、ステップS201で一時的に退避した各レジスタの値を元の各レジスタに設定したり、割込許可の設定などを行い、その後、図6に示す主制御部メイン処理に復帰する。一方、ステップS243では、復電時に電断時の状態に復帰するための特定の変数やスタックポインタを復帰データとしてRAM308の所定の領域に退避し、入出力ポートの初期化等の電断処理を行い、その後、図6に示す主制御部メイン処理に復帰する。
図8(a)は、入賞受付処理(ステップS217)で実行される特図先読み処理の流れの一例を示すフローチャートである。特図先読み処理では、主制御部300は、特図1および特図2のそれぞれにおいて増加した始動情報(新たに取得した始動情報)を先読みして、当否判定処理よりも前に停止図柄を事前判定し、事前判定結果(特図先読み結果)をRAM308内の先読み結果記憶部(図8(b)〜(e)参照)に記憶する。
ここで、RAM308内には、特図1の先読み結果を記憶する特図1用先読み結果記憶部と、特図1用先読み結果記憶部に記憶されている特図1先読み結果の数を特図1先読み数として記憶する特図1先読み数記憶領域とが設けられている。特図1用先読み結果記憶部は、本例では4個まで先読み結果を格納できるようになっている。特図1用先読み結果記憶部では、特図1先読み数が1つ減るごとに順位が最上位(最先)の特図1先読み結果のデータが消去されるとともに、残余の特図1先読み結果のデータの順位が1ずつ繰り上がるように処理される。また、特図1先読み数が1つ増えるごとに、順位が最下位(最後)の特図1先読み結果のデータの次の順位に新たな特図1先読み結果のデータが書き込まれる。
またRAM308内には、特図2の先読み結果を記憶する特図2用先読み結果記憶部と、特図2用先読み結果記憶部に記憶されている特図2先読み結果の数を特図2先読み数として記憶する特図2先読み数記憶領域とが設けられている。特図2用先読み結果記憶部は、本例では4個まで先読み結果を格納できるようになっている。特図2用先読み結果記憶部では、特図2先読み数が1つ減るごとに順位が最上位の特図2先読み結果のデータが消去されるとともに、残余の特図2先読み結果のデータの順位が1ずつ繰り上がるように処理される。また、特図2先読み数が1つ増えるごとに、順位が最下位の特図2先読み結果のデータの次の順位に新たな特図2先読み結果のデータが書き込まれる。
特図先読み処理において、まず主制御部300は、特図2の始動情報が増加したか否かを判定する(ステップS301)。特図2の始動情報が増加したか否かの判定は、例えば、特図2保留数記憶領域に記憶されている特図2保留数と、特図2先読み数記憶領域に記憶されている特図2先読み数とを比較して行う。主制御部300は、特図2保留数が特図2先読み数よりも大きい場合には特図2の始動情報が増加したと判定し、特図2保留数が特図2先読み数と等しい場合には特図2の始動情報は増加していないと判定する。特図2の始動情報が増加したと判定した場合にはステップS303に進み、特図2の始動情報が増加していないと判定した場合にはステップS307に進む。
ステップS303では、増加した特図2始動情報(特図2当選乱数値および特図2乱数値の組)を、特図2関連抽選処理(ステップS229)での当否判定処理よりも前に、特図2乱数値記憶領域から先読みする。そして、先読みした特図2始動情報と、例えば当否判定時に用いる当否判定用テーブルおよび特図決定用テーブルを用いて、当該始動情報に係る特図2変動遊技の停止図柄を、特図2関連抽選処理(ステップS229)での当否判定処理よりも前に事前判定する。なお、この事前判定処理は、当否判定時に用いるテーブルではなく事前判定用の特別のテーブルを用いて行ってもよい。
ステップS303の次のステップS305では、事前判定で得られた特図2先読み結果としての停止図柄情報をRAM308内の特図2用先読み結果記憶部の最先の空き領域に記憶する。その後、ステップS307の処理に移行する。
ステップS307では、主制御部300は、特図1の始動情報が増加したか否かを判定する。特図1の始動情報が増加したか否かの判定は、例えば特図2と同様に、特図1保留数記憶領域に記憶されている特図1保留数と、特図1先読み数記憶領域に記憶されている特図1先読み数とを比較して行う。特図1の始動情報が増加したと判定した場合にはステップS309に進み、特図1の始動情報が増加していないと判定した場合には特図先読み処理を終了して主制御部タイマ割込処理の入賞受付処理(ステップS217)に復帰する。
ステップS309では、RAM308内の各種フラグに基づいて、非電サポ中であるか否かを判定する。非電サポ中であると判定した場合にはステップS311に進み、非電サポ中でない(電サポ中である)と判定した場合にはステップS315に進む。なお、本例では非電サポ中であるか否かを判定しているが、特図1先読み予告報知の実行条件を満たしているか否かをステップS309で判定するようにしてもよい。例えば特図1先読み予告報知の実行条件としては、非電サポ中であること以外に、大当り遊技中でないこと等の条件が含まれる。
ステップS311では、増加した特図1始動情報(特図1当選乱数値および特図1乱数値の組)を、特図1関連抽選処理(ステップS231)での当否判定処理よりも前に、特図1乱数値記憶領域から先読みする。そして、先読みした特図1始動情報と、例えば当否判定時に用いる当否判定用テーブルおよび特図決定用テーブルを用いて、当該始動情報に係る特図1変動遊技の停止図柄を、特図1関連抽選処理(ステップS231)での当否判定処理よりも前に事前判定する。なお、この事前判定処理は、当否判定時に用いるテーブルではなく事前判定用の特別のテーブルを用いて行ってもよい。
ステップS311の次のステップS313では、事前判定で得られた特図1先読み結果としての停止図柄情報をRAM308内の特図1用先読み結果記憶部の最先の空き領域に記憶する。その後、特図先読み処理を終了して主制御部タイマ割込処理の入賞受付処理(ステップS217)に復帰する。
ステップS315では、増加した特図1始動情報を先読みせずに、始動情報を先読みしていないことを示す「未判定」情報を、停止図柄情報に代えてRAM308内の特図1用先読み結果記憶部の最先の空き領域に記憶する。その後、特図先読み処理を終了して主制御部タイマ割込処理の入賞受付処理(ステップS217)に復帰する。
本実施の形態では、増加した始動情報のみを先読みして事前判定しているが、全ての始動情報を先読みして事前判定するようにしてもよい。また、上述のコマンド設定送信処理(ステップS233)において、増加分の始動情報の先読み結果のみを第1副制御部400に送信してもよいし、特図1用および特図2用先読み結果記憶部内の全ての先読み結果を第1副制御部400に送信してもよい。
また、本実施の形態では、増加した特図2の始動情報については必ず先読みを実行し、増加した特図1の始動情報については電サポ中を除き必ず先読みを実行するようになっているが、増加した特図1および特図2の始動情報を先読みするか否かを抽選で決定するようにしてもよい。あるいは、主制御部300から先読み結果を受信した第1副制御部400において、例えば保留毎に先読み報知を実行するか否かを抽選で決定するようにしてもよい。また、遊技状態(例えば、非電サポ中であるか否か)等に関わらず、始動情報が増加した場合には必ず先読みを実行して先読み結果を先読み結果記憶部に記憶するとともに、該先読み結果を第1副制御部400に送信するように構成し、該先読み結果を用いた抽選および演出を実行するか否かを該第1副制御部400が判断するように構成してもよい。
図8(b)〜(e)は、RAM308内の先読み結果記憶部に先読み結果情報等が記憶された状態を例示している。図8(b)は、特図1用先読み結果記憶部に特図1先読み結果情報が記憶された状態の一例を示している。図8(b)に示すように、特図1用先読み結果記憶部は、例えば特図1変動遊技の保留可能数と同数(本実施の形態では、4つ)の記憶領域を有している。各記憶領域は、特図1乱数値記憶領域の保留順序(保留1〜保留4)に対応付けられている。各記憶領域のそれぞれには、特図1の停止図柄情報が記憶されるようになっている。図8(b)に示す例において、記憶領域「保留1」には停止図柄情報として「特図G」(はずれ)が記憶され、記憶領域「保留2」には停止図柄情報として「特図G」(はずれ)が記憶され、記憶領域「保留3」には停止図柄情報として「特図F」(小当り)が記憶され、記憶領域「保留4」には停止図柄情報として「特図A」(15R特別大当り)が記憶されている。
図8(c)は、特図2用先読み結果記憶部に特図2先読み結果情報が記憶された状態の一例を示している。図8(c)に示すように、特図2用先読み結果記憶部は、例えば特図2変動遊技の保留可能数と同数(本実施の形態では、4つ)の記憶領域を有している。各記憶領域は、特図2乱数値記憶領域の保留順序(保留1〜保留4)に対応付けられている。各記憶領域のそれぞれには、特図2の停止図柄情報が記憶されるようになっている。図8(c)に示す例において、記憶領域「保留1」には停止図柄情報として「特図d」(はずれ)が記憶され、記憶領域「保留2」〜「保留4」には、停止図柄情報が記憶されていない。なお、図8(c)では、停止図柄情報が記憶領域に記憶されていない状態を「なし」と表記している。
図8(d)は、電サポ中における特図1用先読み結果記憶部の例を示している。図8(d)に示すように、記憶領域「保留1」には、停止図柄情報に代えて「未判定」情報が記憶されている。記憶領域「保留2」〜「保留4」には、停止図柄情報も「未判定」情報も記憶されていない。
図8(e)に示すように、特図1用先読み結果記憶部の各記憶領域のそれぞれには、停止図柄情報ではなく、特図1変動遊技の変動時間を示す「タイマ番号」が先読み結果として記憶されていてもよい。図8(e)に示す例において、記憶領域「保留1」にはタイマ番号情報として「タイマ3」が記憶され、記憶領域「保留2」にはタイマ番号情報として「タイマ5」が記憶され、記憶領域「保留3」と「保留4」には、タイマ番号情報が記憶されていない。なお、図8(e)では、タイマ番号情報が記憶されていない状態を「なし」と表記している。また、特図1用先読み結果記憶部の各記憶領域にタイマ番号情報が記憶される場合には、タイマ番号を当否結果と対応するように設定してもよい。
以上の説明では、停止図柄やタイマ番号を事前判定し、停止図柄情報やタイマ番号情報を先読み結果記憶部に記憶する例を挙げたが、当否判定結果等を事前判定し、それらの情報を先読み結果記憶部に記憶するとともに、先読み結果情報として第1副制御部400に送信するようにしてもよい。
次に、本実施の形態によるパチンコ機100の主制御部300で用いられる各種テーブルについて説明する。図9〜図12に示す各種テーブルは、例えば、主制御部300のROM306に記憶されている。
図9(a)、(b)は、普図関連抽選処理(ステップS223)で当否判定を行う際に用いられる当否判定用テーブルの一例を示している。図9(a)、(b)に示す当否判定用テーブルは、「普図確率」、「乱数範囲」、「当否結果」の各項目で構成されている。「普図確率」の項目は、当否判定時の普図確率(普図低確率または普図高確率)を示している。「乱数範囲」の項目は、取得した普図当選乱数値と比較される数値範囲を示している。ここで、本例の普図当選乱数値のとり得る範囲は0〜99(数値範囲の幅は100)である。
図9(a)に示す当否判定用テーブルは、当否判定時の普図確率が低確率である場合に用いられる普図用の当否判定用テーブルである。図9(a)に示すように、この当否判定用テーブルが用いられた場合、当りの確率は1/100(つまり、1%)となり、はずれの確率は99/100となる。
図9(b)に示す当否判定用テーブルは、当否判定時の普図確率が高確率である場合に用いられる普図用の当否判定用テーブルである。図9(b)に示すように、この当否判定用テーブルが用いられた場合、当りの確率は約100/100(つまり、100%)となり、はずれの確率は0%となる。この当否判定用テーブルを図9(a)に示す当否判定用テーブルと比較すると、当りの確率は100倍である。このように普図高確率状態(時短作動時)においては、当りのみが選択されるように設計してもよい。また、時短作動時にはずれの確率が0%より高くなるようにしてもよいが、時短作動時は、時短未作動時(普図低確率状態)よりも当りが選択される確率は高くする。
図9(c)は、普図用の図柄振分けおよび当り時動作のテーブルを示している。テーブル中の「振分け」欄の数値は、普図関連抽選処理(ステップS223)において停止図柄を決定する際に普図乱数値と比較される、図柄毎の乱数範囲の振分け率(すなわち各図柄の選択確率に等しい)を示している。図9(c)に示すように、普図変動遊技の当否判定結果が当りである場合における各当り図柄の振分け率は、普図Aが50%であり、普図Bも50%である。普図A、Bは、普図変動遊技後に電チュー開放動作が実行される図柄である。なお、当否判定結果がはずれの場合に選択されるはずれ図柄は普図Cの一つだけなので、はずれの場合は普図Cが100%の確率で選択される。普図Cが選択された場合には普図変動遊技後に電チュー開放動作は実行されない。
図9(c)に示すように、普図Aが停止表示された後に特図2始動口(電チュー)232の開放動作が実行される。普図Aの停止表示時の遊技状態が時短未作動時には、電チュー232の羽根部材232aは最初に100msの間だけ開放し、次いで5000〜10000msの間だけ閉鎖し、次に5400msの間だけ開放する。普図Aの停止表示時の遊技状態が時短作動時には、電チュー232の羽根部材232aは最初に1800msの間だけ開放し、次いで2000ms程度の間だけ閉鎖し、再び1800msの間だけ開放し、次いで2000ms程度の間だけ閉鎖し、再び1800msの間だけ開放する。
また、図9(c)に示すように、普図Bが停止表示された後に特図2始動口(電チュー)232の開放動作が実行される。普図Bの停止表示時の遊技状態が時短未作動時には、電チュー232の羽根部材232aは1回だけ100msの間だけ開放する。普図Bの停止表示時の遊技状態が時短作動時には、電チュー232の羽根部材232aは最初に2400msの間だけ開放し、次いで2000ms程度の間だけ閉鎖し、次いで1450msの間だけ開放し、再び2000ms程度の間だけ閉鎖し、再び1450msの間だけ開放する。
図10(a)〜(d)は、特図2関連抽選処理(ステップS229)または特図1関連抽選処理(ステップS231)で当否判定を行う際に用いられる当否判定用テーブルの例を示している。図10(a)〜(d)に示す当否判定用テーブルは、「特図確率」、「乱数範囲」、「当否判定結果」の各項目で構成されている。「特図確率」の項目は、当否判定時の特図確率(特図低確率または特図高確率)を示している。「乱数範囲」の項目は、取得した特図2当選乱数値または特図1当選乱数値と比較される数値範囲を示している。ここで、本例の特図2当選乱数値および特図1当選乱数値のとり得る範囲はいずれも0〜65535(数値範囲の幅は65536)である。
図10(a)に示す当否判定用テーブルは、当否判定時の特図確率が低確率である場合に用いられる特図1用の当否判定用テーブルである。図10(a)に示すように、この当否判定用テーブルが用いられた場合、大当りの確率は約1/299(=219/65536)となり、小当りの確率は約1/399(=165/65536)となる。
図10(b)に示す当否判定用テーブルは、当否判定時の特図確率が高確率である場合に用いられる特図1用の当否判定用テーブルである。図10(b)に示すように、この当否判定用テーブルが用いられた場合、大当りの確率は約1/30(=2185/65536)となり、小当りの確率は約1/399となる。この当否判定用テーブルを図10(a)に示す当否判定用テーブルと比較すると、大当りの確率は約10倍であり、小当りの確率は同一である。
図10(c)に示す当否判定用テーブルは、当否判定時の特図確率が低確率である場合に用いられる特図2用の当否判定用テーブルである。図10(c)に示すように、この当否判定用テーブルが用いられた場合、大当りの確率は約1/299となり、小当りの確率は0となる。
図10(d)に示す当否判定用テーブルは、当否判定時の特図確率が高確率である場合に用いられる特図2用の当否判定用テーブルである。図10(d)に示すように、この当否判定用テーブルが用いられた場合、大当りの確率は約1/30となり、小当りの確率は0となる。この当否判定用テーブルを図10(c)に示す当否判定用テーブルと比較すると、大当りの確率は約10倍である。
図11(a)は、特図1用の図柄振分けテーブルを示している。テーブル中の「振分け」欄の数値は、特図1関連抽選処理(ステップS231)において停止図柄を決定する際に特図1乱数値と比較される、図柄毎の乱数範囲の振分け率(すなわち各図柄の選択確率に等しい)を示している。図11(a)に示すように、特図1変動遊技の当否判定結果が大当りである場合における各大当り図柄の振分け率は、特図A(15R特別大当り)が30%であり、特図B(7R特別大当り)が25%であり、特図C(7R大当り)が25%であり、特図D(突然確変大当り)が10%であり、特図E(潜伏確変大当り)が10%である。特図Cを除く特図A、B、D、Eは、大当り遊技終了後に確変が作動する図柄である。特図1変動遊技の大当りにおける確変大当り(特図A、B、D、E)の割合、すなわち確変確率は75%である。
特図A、B、Dは、当否判定時(図柄停止表示時)の遊技状態(特図高確率、特図低確率、普図高確率(時短作動時)、普図低確率(時短未作動時))に関わらず、大当り遊技終了後に時短(時短回数設定なし)が作動する図柄である。特図Cは、当否判定時の遊技状態に関わらず、大当り遊技終了後に時短(時短回数100回)が作動する図柄である。特図Eは、当否判定時の遊技状態が特図高確率状態または普図高確率状態であるときに限り、大当り遊技終了後に時短が作動する図柄である。すなわち、特図低確率普図低確率状態で特図Eが停止表示された場合には、大当り遊技終了後に時短が作動しない。例えば、特図低確率普図低確率状態から特図Eが大当り図柄として複数回連続して停止表示された場合には、1回目の停止表示後には時短が作動しない(特図高確率普図低確率状態となる)が、2回目以降の停止表示後には時短が作動する(特図高確率普図高確率状態となる)。特図1変動遊技の大当りにおいて時短が付与される確率は、特図低確率普図低確率状態で90%、それ以外の遊技状態で100%である。
本例では、特図1変動遊技における小当り図柄およびはずれ図柄はそれぞれ1種類のみである。したがって、特図1変動遊技の当否判定結果が小当りである場合には、特図1乱数値に関わらず100%の確率で特図Fが選択され、特図1変動遊技の当否判定結果がはずれである場合には、特図1乱数値に関わらず100%の確率で特図Gが選択される。ただし、小当り図柄やはずれ図柄は大当り図柄と同様にそれぞれ複数種類備えられ、特図1乱数値を用いた抽選により決定されるようにしてもよい。
図11(b)は、特図1の各図柄における大当り時動作の例を示している。図11(b)に示すように、特図Aが停止表示された後の大当り遊技では、アタッカの開放が1Rあたり29000msで15R行われる。同様に、特図Bまたは特図Cが停止表示された後の大当り遊技では、アタッカの開放が1Rあたり29000msで7R行われ、特図Dが停止表示された後の大当り遊技では、アタッカの開放が1Rあたり29000msで2R行われる。
特図Eについては、図柄停止表示時の遊技状態によって大当り遊技の動作が異なる。特図低確率普図低確率状態で特図Eが停止表示された後の大当り遊技では、アタッカの開放が1Rあたり100msで2R行われる。この大当り遊技では、開放時間が短いため遊技球の入球が困難である。一方、特図低確率普図低確率状態以外の遊技状態で特図Eが停止表示された後の大当り遊技では、1Rあたり29000msで2R行われる。この大当り遊技では、開放時間が比較的長いため遊技球の入球が容易である。
特図Fが停止表示された後の小当り遊技では、1回の開放契機において、100msのアタッカ開放が2回行われる。すなわち、特図低確率普図低確率状態で特図Eが停止表示された後の大当り遊技と、特図Fが停止表示された後の小当り遊技とでは、アタッカが同じように動作する。
図12(a)は、特図2用の図柄振分けテーブルを示している。テーブル中の「振分け」欄の数値は、特図2関連抽選処理(ステップS229)において停止図柄を決定する際に特図2乱数値と比較される、図柄毎の乱数範囲の振分け率(すなわち各図柄の選択確率に等しい)を示している。図12(a)に示すように、特図2変動遊技の当否判定結果が大当りである場合における各大当り図柄の振分け率は、特図a(15R特別大当り)が70%であり、特図b(7R特別大当り)が5%であり、特図c(7R大当り)が25%である。特図a、bは、大当り遊技終了後に確変が作動する図柄である。特図2変動遊技の大当りにおける確変大当り(特図a、b)の割合、すなわち確変確率は、特図1変動遊技の確変確率と同じ75%である。
特図a、bは、当否判定時(図柄停止表示時)の遊技状態(特図高確率、特図低確率、普図高確率(時短作動時)、普図低確率(時短未作動時))に関わらず、大当り遊技終了後に時短(時短回数設定なし)が作動する図柄である。特図cは、当否判定時の遊技状態に関わらず、大当り遊技終了後に時短(時短回数100回)が作動する図柄である。特図2変動遊技の大当りにおいて時短が付与される確率は、遊技状態に関わらず100%である。
本例では、特図2変動遊技におけるはずれ図柄は1種類のみである。したがって、特図2変動遊技の当否判定結果がはずれである場合には、特図2乱数値に関わらず100%の確率で特図dが選択される。ただし、はずれ図柄は大当り図柄と同様にそれぞれ複数種類備えられ、特図2乱数値を用いた抽選により決定されるようにしてもよい。
図12(b)は、特図2の各図柄における大当り時動作の例を示している。図12(b)に示すように、特図aが停止表示された後の大当り遊技では、アタッカの開放が1Rあたり29000msで15R行われ、特図bまたは特図cが停止表示された後の大当り遊技では、アタッカの開放が1Rあたり29000msで7R行われる。
図11および図12に示すように、特図2は、特図1と比較して時短が付与される確率が高く、アタッカの開放時間が長い(またはR数が多い)。したがって、特図2は特図1よりも有利度が高いと考えることができる。
次に、図13および図14を用いて、第1副制御部400の処理について説明する。図13(a)は、第1副制御部400のCPU404が実行するメイン処理の流れを示すフローチャートである。まず、図13(a)のステップS401では、各種の初期設定を行う。電源投入が行われると、まずステップS401で初期化処理が実行される。この初期化処理では、入出力ポートの初期設定や、RAM408内の記憶領域の初期化処理等を行う。
ステップS401の次のステップS403では、タイマ変数が10以上か否かを判定し、タイマ変数が10となるまでこの処理を繰り返し、タイマ変数が10以上となったときには、ステップS405の処理に移行する。ステップS405では、タイマ変数に0を代入する。
ステップS405の次のステップS407では、コマンド処理を行う。第1副制御部400のCPU404は、主制御部300からコマンドを受信したか否かを判別する。
ステップS407の次のステップS409では、演出制御処理を行う。例えば、ステップS407で新たなコマンドがあった場合には、このコマンドに対応する演出データをROM406から読み出す等の処理を行い、演出データの更新が必要な場合には演出データの更新処理を行う。演出制御処理で実行される種々の処理のうち電チューロング開放演出については図14を用いて後述する。
ステップS409の次のステップS411では、チャンスボタン制御処理を行う。チャンスボタン制御処理では、チャンスボタン136の押下を検出していた場合、ステップS409で更新した演出データをチャンスボタン136の押下に応じた演出データに変更する処理を行う。
ステップS411の次のステップS413では、画像制御処理を行う。画像制御処理では、ステップS409で読み出した演出データの中にVDP434への命令がある場合には、この命令をVDP434に出力する(詳細は後述)。
ステップS413の次のステップS415では、音制御処理を行う。音制御処理では、ステップS409で読み出した演出データの中に音源IC416への命令がある場合には、この命令を音源IC416に出力する。
ステップS415の次のステップS417では、ランプ制御処理を行う。ランプ制御処理では、ステップS409で読み出した演出データの中に各種ランプ418への命令がある場合には、この命令を駆動回路420に出力する。
ステップS417の次のステップS419では、シャッタ制御処理を行う。シャッタ制御処理では、ステップS409で読み出した演出データの中に遮蔽装置246への命令がある場合には、この命令を駆動回路432に出力する。
ステップS419の次のステップS421では、情報送信処理を行う。情報送信処理では、ステップS409で読み出した演出データの中に第2副制御部500に送信する制御コマンドがある場合には、この制御コマンドを出力する設定を行う。その後、ステップS403に戻る。
図13(b)は、第1副制御部400のCPU404が実行する第1副制御部コマンド受信割込処理(ストローブ割込処理)の流れを示すフローチャートである。このコマンド受信割込処理は、第1副制御部400が主制御部300からのストローブ信号を検出した場合に実行する処理である。コマンド受信割込処理のステップS501では、主制御部300から受信したコマンドを未処理コマンドとしてRAM408に設けたコマンド記憶領域に記憶する。
図13(c)は、第1副制御部400のCPU404が実行する第1副制御部タイマ割込処理の流れを示すフローチャートである。第1副制御部400は、所定の周期(本例では2msに1回)でタイマ割込を発生するハードウェアタイマを備えており、このタイマ割込を契機として、タイマ割込処理を所定の周期で実行する。第1副制御部タイマ割込処理のステップS601では、第1副制御部メイン処理のステップS403において説明したRAM408のタイマ変数記憶領域の値に、1を加算して元のタイマ変数記憶領域に記憶する。したがって、ステップS403において、タイマ変数の値が10以上と判定されるのは20ms毎(2ms×10)となる。
ステップS601の次のステップS603では、第1副制御部メイン処理の情報送信処理(ステップS421)で設定された第2副制御部500への制御コマンドの送信や、その他演出用乱数値の更新処理等を行う。
図13(d)は、第1副制御部メイン処理の画像制御処理(ステップS413)の流れを示すフローチャートである。ステップS701では、画像データの転送指示を行う。ここでは、CPU404は、まず、VRAM436の表示領域Aと表示領域Bの描画領域の指定をスワップする。これにより、描画領域に指定されていない表示領域に記憶された1フレームの画像が装飾図柄表示装置208に表示される。次に、CPU404は、VDP434のアトリビュートレジスタに、位置情報等テーブルに基づいてROM座標(ROM406の転送元アドレス)、VRAM座標(VRAM436の転送先アドレス)などを設定した後、ROM406からVRAM436への画像データの転送開始を指示する命令を設定する。VDP434は、アトリビュートレジスタに設定された命令に基づいて画像データをROM406からVRAM436に転送する。その後、VDP434は、転送終了割込信号をCPU404に対して出力する。
ステップS701の次のステップS703では、VDP434からの転送終了割込信号が入力されたか否かを判定し、転送終了割込信号が入力された場合はステップS705に進み、そうでない場合は転送終了割込信号が入力されるのを待つ。
ステップS705では、演出シナリオ構成テーブルおよびアトリビュートデータなどに基づいて、パラメータ設定を行う。ここでは、CPU404は、ステップS701でVRAM436に転送した画像データに基づいてVRAM436の表示領域AまたはBに表示画像を形成するために、表示画像を構成する画像データの情報(VRAM436の座標軸、画像サイズ、VRAM座標(配置座標)など)をVDP434に指示する。VDP434は、アトリビュートレジスタに格納された命令に基づいてアトリビュートに従ったパラメータ設定を行う。
ステップS705の次のステップS707では、描画指示を行う。この描画指示では、CPU404は、VDP434に画像の描画開始を指示する。VDP434は、CPU404の指示に従ってフレームバッファにおける画像描画を開始する。
ステップS707の次のステップS709では、画像の描画終了に基づくVDP434からの生成終了割込み信号が入力されたか否かを判定し、生成終了割込み信号が入力された場合はステップS711に進み、そうでない場合は生成終了割込み信号が入力されるのを待つ。
ステップS711では、RAM408の所定の領域に設定され、何シーンの画像を生成したかをカウントするシーン表示カウンタをインクリメント(+1)して処理を終了する。
図14(a)は、第1副制御部400でのメイン処理の演出制御処理で実行される電チューロング開放演出処理の流れを示している。図14(b)は、装飾図柄表示装置208での電チューロング開放演出の一例を示している。電チューロング開放演出とは、普図変動遊技中に実行可能な演出であり、普図変動遊技に当選して特図2始動口(電チュー)232が長時間および/または複数回開放(以下、ロング開放と称する場合がある)するか否かを煽る演出のことである。なお、普図変動停止後も普図停止図柄に基づいて電チューロング開放演出(例えば、「電チュー開放中!」のような報知演出)を継続するようにしてもよい。
図14(a)に示す電チューロング開放演出処理は、図13(a)の第1副制御部400のメイン処理のコマンド処理(ステップS407)において、主制御部300から普図の図柄変動開始(回転開始)コマンドを受信している場合に実行される。
第1副制御部400は、まず、電チューロング開放演出の実行を規制する電チューロング開放演出実行規制フラグがオフか否かを判断する(ステップS801)。第1副制御部400は、RAM408内の所定領域に格納された電チューロング開放演出実行規制フラグの値を参照して、電チューロング開放演出の実行が規制されているか否かを判断する。例えば、装飾図柄表示装置208の画像表示領域全面が真っ黒となる表示暗転中では電チューロング開放演出を実行しても遊技者は当該演出を視認できず電チューロング開放演出の効果が得られない。そこでこのような場合は、表示暗転中の特図変動遊技の当否判定結果に基づく演出に基づいて電チューロング開放演出実行規制フラグはオンにされる。また、装飾図柄表示装置208の画像表示領域全面が暗転表示中でなく、普図変動遊技の変動時間が電チューロング開放演出を実行するのに十分な長さであるような場合には、遊技者を楽しませることができる電チューロング開放演出を実行可能である。そこでこのような場合は、特図変動遊技の当否判定結果に基づく演出やデモ演出に基づいて電チューロング開放演出実行規制フラグはオフにされる。
ステップS801で電チューロング開放演出実行規制フラグがオンの場合、第1副制御部400は電チューロング開放演出の実行が規制されていると判断して、電チューロング開放演出の規制のためのその他の制御処理を実行して本処理を終了してメイン処理の演出制御処理(ステップS409)に戻る。
ステップS801で電チューロング開放演出実行規制フラグがオフの場合、第1副制御部400は電チューロング開放演出を実行可能と判断してステップS803に進み、普図の図柄変動開始(回転開始)コマンドのコマンドデータから普図当りフラグおよび普図はずれフラグに関する情報を参照して、当該普図変動遊技の当否判定結果が当りか否かを判断する。
第1副制御部400は、ステップS803で当該普図変動遊技の当否判定結果が当りであると判断すると、ステップS805に進み、普図の図柄変動開始(回転開始)コマンドのコマンドデータから普図停止図柄に関する情報を参照して、当該普図変動遊技の停止図柄が普図Aであるか否かを判断する。
第1副制御部400は、ステップS805で当該普図変動遊技の停止図柄が普図Aであると判断するとステップS807に進み、演出種別が「成功パターン」の演出を選択して電チューロング開放演出として設定する。次いで、第1副制御部400は、ステップS809に移行して、「成功パターン」に基づく電チューロング開放演出のためのその他の制御処理を実行して本処理を終了してメイン処理の演出制御処理(ステップS409)に戻る。
第1副制御部400は、ステップS805で当該普図変動遊技の停止図柄が普図Aでないと判断するとステップS811に進み、演出種別が「失敗パターンA」の演出を選択して電チューロング開放演出として設定する。次いで、第1副制御部400は、ステップS809に移行して、「失敗パターンA」に基づく電チューロング開放演出のためのその他の制御処理を実行して本処理を終了してメイン処理の演出制御処理(ステップS409)に戻る。
第1副制御部400は、ステップS803で当該普図変動遊技の当否判定結果が当りでないと判断すると、ステップS815に進み、電チューロング開放偽(ガセ)演出実行抽選処理を実行する。電チューロング開放偽演出実行抽選処理では、RAM408内に設けた電チューロング開放偽演出実行抽選用乱数カウンタから乱数値を取り出して、ROM406内に格納してある電チューロング開放偽演出実行抽選テーブルを用いて当該乱数値が当りに該当するか否かの当否判定を行う。
第1副制御部400は、ステップS815の当否判定の結果に基づき、電チューロング開放偽演出を実行するか否かを判断する(ステップS817)。
第1副制御部400は、ステップS817で電チューロング開放偽演出を実行すると判断するとステップS821に進み、演出種別が「失敗パターンB」の演出を選択して電チューロング開放演出として設定する。次いで、第1副制御部400は、ステップS809に移行して、「失敗パターンB」に基づく電チューロング開放演出のためのその他の制御処理を実行して本処理を終了してメイン処理の演出制御処理(ステップS409)に戻る。
第1副制御部400は、ステップS817で電チューロング開放偽演出を実行しないと判断すると、電チューロング開放演出を実行しないためのその他の制御処理を実行して本処理を終了してメイン処理の演出制御処理(ステップS409)に戻る。
図14に示す電チューロング開放演出の処理では、電チューロング開放演出実行規制フラグがオフの場合には、当りであれば必ず電チューロング開放演出が行われるものとしているが、当りであってもはずれ時と同様に実行抽選を行い、抽選が当選した場合にのみ演出を実行するように構成してもよい。また、本例では、電チューが短時間開放(ショート開放)の当り(普図B)では「失敗パターンA」の演出を設定し、電チューが開放しないはずれ(普図C)では「失敗パターンB」の演出を設定しているが、当り(普図B)とはずれ(普図C)とで同様の演出を行ってもよい。
図14(b)は、電チューロング開放演出の一例を示している。図14(b)は、装飾図柄表示装置208の画像表示領域で実行されている表示演出を示している。画像表示領域全面が演出表示領域208dとなって例えば「陸ステージ」という名称の背景演出が実行されている。背景演出の前面では、左中右図柄表示領域208a、208b、208cで「装飾1」から「装飾10」が順次上から下に移動する装飾図柄の変動表示(図中、下向きの矢印で示す)が実行されている。演出表示領域208d内の左下側には変動アイコン表示領域aが配置され、自動車を模した絵柄の変動アイコンが表示されている。変動アイコン表示領域aの右側には特図の保留を表示する特図保留表示領域cが配置され、自動車を模した絵柄の保留アイコンbが表示されている。演出表示領域208d内の右下側には電チューロング開放演出領域dが配置されている。不図示の普図表示装置210で普図変動遊技が開始され、電チューロング開放演出の実行が規制されておらず、電チューロング開放演出領域dで電チューロング開放演出が実行されている。電チューロング開放演出として、「お助けチャンス抽せん中」の表示とともに、武士のキャラクタが抽選機を操作している画像が表示されて、普図変動遊技に当選して特図2始動口232がロング開放するかもしれないと遊技者に期待させる煽り演出が実行されている。図14(b)に示すように、電チューロング開放演出により右図柄表示領域208cの一部が隠されている。また、特図保留表示領域cの右側領域も一部が隠されている。このように、電チューロング開放演出が装飾図柄の変動表示の少なくとも一部を確認困難にすることもあれば、装飾図柄の変動表示が電チューロング開放演出の少なくとも一部を確認困難にする場合があってもよい。
次に、図15を用いて、第2副制御部500の処理について説明する。図15(a)は、第2副制御部500のCPU504が実行するメイン処理のフローチャートである。まず、図15(a)のステップS901では、各種の初期設定を行う。電源投入が行われると、まずステップS901で初期化処理が実行される。この初期化処理では、入出力ポートの初期設定や、RAM508内の記憶領域の初期化処理等を行う。
ステップS901の次のステップS903では、タイマ変数が10以上か否かを判定し、タイマ変数が10となるまでこの処理を繰り返し、タイマ変数が10以上となったときには、ステップS905の処理に移行する。ステップS905では、タイマ変数に0を代入する。
ステップS905の次のステップS907では、コマンド処理を行う。第2副制御部500のCPU504は、第1副制御部400からコマンドを受信したか否かを判別する。
ステップS907の次のステップS909では、演出制御処理を行う。例えば、ステップS907で新たなコマンドがあった場合には、このコマンドに対応する演出データをROM506から読み出す等の処理を行い、演出データの更新が必要な場合には演出データの更新処理を行う。
ステップS909の次のステップS911では、ランプ制御処理を行う。例えば、第1副制御部400からの遊技盤用ランプ532や遊技台枠用ランプ542への命令がある場合には、この命令をシリアル通信制御回路520に出力する。
ステップS911の次のステップS913では、可動体制御処理を行う。例えば、第1副制御部400からの演出可動体224への命令がある場合には、この命令を駆動回路516に出力する。その後、ステップS903に戻る。
図15(b)は、第2副制御部500のCPU504が実行するコマンド受信割込処理のフローチャートである。このコマンド受信割込処理は、第2副制御部500が第1副制御部400からのストローブ信号を検出した場合に実行する処理である。コマンド受信割込処理のステップS1001では、第1副制御部400から受信したコマンドを未処理コマンドとしてRAM508に設けたコマンド記憶領域に記憶する。
図15(c)は、第2副制御部500のCPU504が実行するタイマ割込処理のフローチャートである。第2副制御部500は、所定の周期(本例では2msに1回)でタイマ割込を発生するハードウェアタイマを備えており、このタイマ割込を契機として、タイマ割込処理を所定の周期で実行する。タイマ割込処理のステップS1101では、第2副制御部メイン処理のステップS903において説明したRAM508のタイマ変数記憶領域の値に、1を加算して元のタイマ変数記憶領域に記憶する。したがって、ステップS903において、タイマ変数の値が10以上と判定されるのは20ms毎(2ms×10)となる。ステップS1101の次のステップS1103では、演出用乱数値の更新処理等を行う。
次に、本実施の形態のパチンコ機100において実行される演出の具体例について図16〜図33を用いて説明する。まず、図16〜図33に示すパチンコ機100の構成について図16(1)を参照しつつ説明する。図16(1)および後述する各図は、中央に装飾図柄表示装置208を示している。図16(1)に示す例では、装飾図柄表示装置208の図柄表示領域208a〜208cに「装飾2−装飾4−装飾7」が停止表示(確定表示、本停止表示)されている。図16〜図33において、偶数の装飾図柄(「装飾2」、「装飾4」、「装飾6」、「装飾8」、「装飾10」)は縦長長方形状の枠表示に囲まれて表示され、当該枠表示内の表示色は態様3(例えば、青色(図16〜図33では右上がりハッチングで示す))である。また、図16〜図33において、奇数の装飾図柄(「装飾1」、「装飾3」、「装飾5」、「装飾7」、「装飾9」)は縦長長方形状の枠表示に囲まれて表示され、当該枠表示内の表示色は態様5(例えば、赤色(図16〜図33では格子状ハッチングで示す))である。また、奇数の装飾図柄を囲む枠表示は、当該枠表示よりも表示サイズが大きく、枠内にキャラクタ画像を含む縦長の枠表示内にそれぞれの右下角が一致するように表示される。例えば、図16(1)に示すように、「装飾7」は、吉宗のキャラクタ画像を含む枠表示内に表示される。パチンコ機100は、図柄表示領域208a〜208cに表示する3つの装飾図柄を囲む枠表示内を、例えば、態様3(青色)または態様5(赤色)で表示することにより、特図変動遊技の当否を所定の大当り信頼度(期待度)で先読み予告を実行することが可能であり、奇数の装飾図柄を囲む枠表示内にキャラクタ画像を表示可能である。3つの装飾図柄を囲む枠表示内が青色で表示される先読み予告の表示は青色のチャンス目の先読み予告の表示であり、3つの装飾図柄を囲む枠表示内が赤色で表示される先読み予告の表示は赤色のチャンス目の先読み予告の表示である。チャンス目の先読み予告における大当り信頼度(期待度)は、青色より赤色の方が高く設定されている。なお、パチンコ機100は、装飾図柄自体を赤色または青色で表示してチャンス目の先読み予告を実行してもよい。また、奇数の装飾図柄は、キャラクタ画像を含んでいてもよい。
装飾図柄表示装置208の表示領域下部の表示領域(ユーザーインターフェース)UIが設けられている。表示領域UIには、例えば、遊技者に報知する遊技情報(例えば、保留数や当該変動の予告や先読み予告やチュートリアル等)が表示される。表示領域UIの態様は、例えば、態様3〜態様7の5種類の態様が設けられている。表示領域UIの態様により、実行中の特図変動遊技対する予告(当該予告)または先読み予告が行われる場合がある。これらの態様は、大当り信頼度の低い順に、態様3(例えば、青色)、態様4(例えば、緑色)、態様5(例えば、赤色)、態様6(例えば、金色)、態様7(例えば、虹色)となっている。態様3は、表示領域UIのデフォルトの態様である。
また、表示領域UIの中央には、変動アイコンを表示可能な変動アイコン表示領域eが設けられている。保留が消化されて特図変動遊技が開始されると、当該特図変動遊技に対応する保留アイコンが変動アイコンとなる。変動アイコンは、変動アイコン表示領域e内に表示された円柱状の台座画像(台)の上面上に載置されるように表示される。変動アイコンの態様(表示態様)を変化させることにより、当該特図変動遊技の当否を所定の大当り信頼度で当該変動の予告を実行することが可能である。
変動アイコン表示領域eの左方には特図1保留アイコン表示領域fが設けられている。特図1保留アイコン表示領域fには、特図1の保留数に応じた数の特図1の保留アイコンが表示可能である。パチンコ機100は、特図1保留アイコン表示領域fに特図1の保留アイコンの個数によって特図1変動遊技の保留数を報知することが可能であるとともに、各保留アイコンの態様によって当該保留に係る特図1変動遊技の当否を所定の大当り信頼度で先読み予告を実行することが可能である。特図1保留アイコン表示領域fは、右から左に向かって、第1領域、第2領域、第3領域、第4領域の4つの領域に大まかに分かれている。第1領域〜第4領域の各領域下部には、特図1の保留アイコンの表示位置を示す楕円形状の台座画像が表示されている。第1〜第4の各領域は、それぞれ1番目〜4番目の保留順位に対応している。第1領域には最先の(最も過去に記憶された)保留に対応する特図1の保留アイコンが表示され、同様に第2〜第4領域には2〜4番目の保留に対応する特図1の保留アイコンがそれぞれ表示される。図16(1)に示す例では、特図1の保留数が4個であり、特図1保留アイコン表示領域fの第1領域〜第4領域に保留アイコンg1〜g4がそれぞれ表示されている。保留アイコンg1〜g4は、台座画像上端部にオーバーラップして表示されている。また、図16(1)に示す例では、保留アイコンfg1〜g4は、円形であり、態様1(例えば、白色(図16〜図34ではドットハッチングで示す))で表示されている。態様1は保留アイコンおよび変動アイコン(以下、保留アイコンと変動アイコンを纏めて単に「アイコン」と称する場合がある)のデフォルトの態様であって、複数の態様のうちの最も大当り信頼度が低い態様である。なお、デフォルトの態様は特図1先読み結果が「未判定」である保留に対応する保留アイコンの態様としてもよく、この場合のデフォルトの態様の信頼度は設定されない。保留アイコンは、保留に関するアイコンである。変動アイコンは、実行中の図柄変動表示に関するアイコンである。
変動アイコンおよび保留アイコンの態様は、例えば、態様1〜態様7の7種類の態様が設けられている。これらの態様は、大当り信頼度の低い順に、態様1(例えば、白色)、態様2(例えば、白色点滅)、態様3(例えば、青色)、態様4(例えば、緑色)、態様5(例えば、赤色)、態様6(例えば、金色)、態様7(例えば、虹色)となっている。このため、例えば、態様1のアイコンに対応する装飾図柄の変動表示よりも、態様3のアイコンに対応する装飾図柄の変動表示の方が、大当り図柄態様が確定表示されやすくなっている。なお、態様7は、アイコンの対応する装飾図柄の変動表示で大当り図柄態様が確定表示される場合にのみ表示される。
なお、変動アイコン表示領域eの右方には特図2保留アイコン表示領域が設けられてもよい。特図2保留アイコン表示領域には、特図2の保留数に応じた数の特図2の保留アイコンが表示可能である。また、特図2保留アイコン表示領域は、特図1保留アイコン表示領域fの上方に設けられてもよい。
また、図16(1)に示すように、装飾図柄表装置208の表示領域U1の右側(変動アイコン表示領域eの右方)には、扉を模した画像(以下、「扉」と称する場合がある)jが表示されている。装飾図柄表示装置208は、扉jからキャラクタ画像やアイテム画像等が出現する表示(例えば、アニメーション表示等)を表示可能である。
また、図16(1)に示すように、装飾図柄表示装置208の表示領域の右上角部には第五図柄を表示可能な第五図柄表示領域hが設けられている。第五図柄は、左図柄、中図柄、および右図柄の3つの図柄を組み合わせて表示される。特図1または特図2変動遊技の実行中は、第五図柄の左中右の各図柄が「1」→「2」→「3」→・・・→「9」→「0」→「1」→・・・の順番で切り替わる第五図柄の変動表示が実行される。図16(1)に示す例では、「2−4−7」の組み合わせの第五図柄が表示されている。第五図柄では、装飾図柄と同様に、左図柄、中図柄および右図柄の3つの図柄が停止表示されて特図変動遊技の当否判定結果を報知することが可能である。
また、図16(1)に示すように、装飾図柄表示装置208の表示領域の左上角部には、太陽の絵柄の画像が表示されている。太陽の絵柄の画像は、演出ステージが晴れステージである場合に表示される。なお、装飾図柄表示装置208には、演出ステージに対応する背景画像が表示される場合がある。
また、図16(1)および後述する各図では、一点鎖線で区切った紙面上の領域にパチンコ機100の構成のうち実施例の説明に必要な構成を抜き出して図示している。図16(1)および後述する各図では一定鎖線で区切った紙面上の領域に、スピーカ120と、可動体700と、可動体702と、チャンスボタン136と、チャンスボタン704と、設定操作部137と、第四図柄ランプi1、i2とを模式的に図示している。パチンコ機100は、可動手段として、可動体700と、可動体702とを有している。可動体700、702の詳細については後述する。
スピーカ120からは遊技中において所定のBGM(バックグラウンドミュージック)が出力されている。チャンスボタン704は、前面枠扉106の前面側に配置され、遊技者が操作可能な操作手段である。第四図柄ランプi1、i2は、第四図柄を報知するランプであり、例えば、図3に示す遊技盤200の盤上の所定箇所に配置される。第四図柄は、特図変動遊技が実行中であるか否かを示す図柄である。第四図柄ランプi1は、正方形状の外観形状を有しており、特図1用の第四図柄を報知する。第四図柄ランプi2は、円形状の外観形状を有しており、特図2用の第四図柄を報知する。第四図柄ランプi1は、特図1変動遊技の実行中には点灯時に白色となる点滅をし、特図1変動遊技の非実行中には消灯する。同様に、第四図柄ランプi2は、特図2変動遊技の実行中には点灯時に白色となる点滅をし、特図2変動遊技の非実行中には消灯する。なお、第四図柄は装飾図柄表示装置208で表示されてもよい。
また、図16(1)の中央下端部に図示する下向きの矢印は、図16(1)に示す状態と図16(2)に示す状態とが時系列的に続いていることを示している。後述する各図においても、各図の中央下端部に図示する下向きの矢印は、次の図と時系列的に続いていることを示している。
次に、図16(1)〜(28)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図16(1)〜(28)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図16(1)は、特図変動遊技が非実行中である状態を示している。装飾図柄表示装置208の図柄表示領域208a〜208cには、特図1変動遊技の当否判定結果がはずれであったことを示す、はずれの場合の図柄組合せ「装飾2−装飾4−装飾7」が停止表示(確定表示、本停止表示)されている。また、第五図柄表示領域hには、「2−4−7」の組み合わせの第五図柄が停止表示されている。また、図16(1)に示す状態では、保留アイコンg1〜g4が態様1で表示されている。
図16(2)は、不図示の特図1表示装置212により特図1変動遊技が開始されたことに伴い、装飾図柄の変動表示、第四図柄、および第五図柄の変動表示が開始された状態を示している。図柄表示領域208a〜208cに図示する下向きの矢印は装飾図柄の変動表示が表示されている状態を表しており、第五図柄表示領域h内に図示する下向きの矢印は第五図柄の変動表示が表示されている状態を表している。また、当該特図1変動遊技の開始に伴い、保留アイコン減少アニメーション(保留アイコン減少アニメ)が実行され特図1保留アイコン表示領域fの第1領域に表示されていた保留アイコンg1が変動アイコンe1となって変動アイコン表示領域eに移動し、保留アイコン移動アニメーション(保留アイコン移動アニメ)が実行され、特図1保留アイコン表示領域fの第2領域に表示されていた保留アイコンg2が特図1保留アイコン表示領域fの第1領域に移動し、特図1保留アイコン表示領域fの第3領域に表示されていた保留アイコンg3が特図1保留アイコン表示領域fの第2領域に移動し、特図1保留アイコン表示領域fの第4領域に表示されていた保留アイコンg4が特図1保留アイコン表示領域fの第3領域に移動する。図16(2)に示す状態では、保留アイコン減少アニメおよび保留アイコン移動アニメの表示中であり、変動アイコンe1および保留アイコンg2〜g4は移動中である。図中、変動アイコンe1および保留アイコンg2〜g4の左方に図示する矢印は、変動アイコンe1および保留アイコンg2〜g4の移動方向および移動軌跡を示している。また、保留アイコン移動アニメの表示中は、特図1保留アイコン表示領域fの4つの台座画像が上方に伸びている。なお、保留アイコン移動アニメの表示中に表示領域UI内でアニメーション表示(例えば、台座画像が上下にバウンドするアニメーション)が表示されてもよい。
図16(3)は、保留アイコン減少アニメおよび保留アイコン移動アニメが終了した状態を示している。また、図16(3)に示すように、変動アイコン(本例では、変動アイコンe1)は、保留アイコンよりも大きい表示サイズで表示される。これにより、変動アイコンと保留アイコンの識別が容易になる場合がある。
図16(4)は、障子戸を模した画像(以下、「障子」と称する場合がある)kが表示された状態を示している。障子kは、変動アイコン表示領域eおよび特図1保留アイコン表示領域fを含む表示領域に表示されており、変動アイコンおよび保留アイコンにオーバーラップして表示される。例えば、障子kは、装飾図柄表示装置208の表示領域の下方から上方に移動する態様で出現する。図中、障子kの右下方に図示する上向き矢印は、障子kの移動方向を示している。本例では、障子kは、変動アイコンe1および保留アイコンg2〜g4にオーバーラップして表示されている。障子kにオーバーラップされることにより、変動アイコンe1および保留アイコンg2〜g4は、黒色に塗りつぶされた影絵で表示される。なお、障子戸を模した障子kの木枠の部分と重なっているアイコンの部分も影絵で表示される。また、障子kにより、変動アイコン表示領域eの台座画像および特図1保留アイコンの台座画像は、隠され、表示領域UIの一部も隠される。遊技者は、アイコン(変動アイコンおよび保留アイコン)が影絵で表示されることによりそれらの外郭(輪郭、外形)を認識可能ではあるが、アイコンの態様1〜7の態様を認識不能となる。なお、或る先読み予告として、複数回の装飾図柄の変動表示にわたってアイコンが影絵で表示される場合がある。パチンコ機100は、先読み予告の対象の変動表示を分かり難くさせることで、各変動表示に期待感を持たせることができる。なお、アイコンは影絵でのみ表示されてもよい。
障子kは、障子戸の木枠対応する部分の画像が複数の態様(表示態様)で表示される。障子kの態様は、例えば、態様1〜態様7の7種類の態様が設けられている。これらの態様は、大当り信頼度の低い順に、態様1(例えば、白色)、態様2(例えば、白色点滅)、態様3(例えば、青色)、態様4(例えば、緑色)、態様5(例えば、赤色)、態様6(例えば、金色)、態様7(例えば、虹色)となっている。図16(4)では、障子kは態様1で表示されている。
図16(5)は、アイコンの表示態様を変化させる変化演出が開始された状態を示している。本例の変化演出は、吉宗のキャラクタ画像(以下、「吉宗」と称する)m1が矢画像(以下、「矢」と称する)m2を変化対象であるアイコンに向かって射るアニメーション(変化アニメ)が表示される。吉宗m1は扉jにオーバーラップして表示されており、吉宗m1の表示開始が本例の変化演出の開始である。また、矢m2は、障子kとオーバーラップしていない状態では影絵で表示されない。
図16(6)は、変化演出の変化アニメが表示されている状態を示している。矢m2は、障子kにオーバーラップして表示されており、影絵で表示されている。影絵の矢m2は、影絵のアイコンと同様に、黒色で表示される。このように、変化演出に含まれる変化アニメは、一部のシーンにおいて変化アニメの画像の少なくとも一部が影絵で表示される。また、矢m2は、アイコン(図16(6)では、変動アイコンe1および保留アイコンg2)にオーバーラップして表示される。なお、矢m2が複数のアイコンに重なることで矢m2とアイコンが一体的な画像に見える場合がある。
このように、変化演出が行われる場合に、図16(6)に示す変化アニメのシーンにおいて当該変化アニメの表示の少なくとも一部(例えば、矢m2)が影絵で表示されるが、図16(5)に示すシーンにおいて当該変化アニメの表示(例えば、吉宗m1、矢m2)が影絵で表示されない。パチンコ機100によれば、一部のシーンが影絵になることで、変化演出が保留に関するアイコンに関するものであることが分かり易くすることができる。また、飛翔するオブジェクト(矢m2)がアイコン付近で影絵になることで、変化対象のアイコンの特定が影絵でない場合よりも認識困難になり、より注意深くアイコンを見させて保留数の減少などに気付かせることができる。
図16(7)は、矢m2が保留アイコンg2に刺さったシーンの直後の状態を示している。本例の変化演出の対象のアイコンは、保留アイコンg2であり、矢m2が保留アイコンg2に刺さった後、矢m2が消去され、保留アイコンg2の外郭が円形からギザギザの態様に変化し、保留アイコンg2が上方に飛び上がるアニメーションが表示される。図中、保留アイコンg2の下方に図示する上向き矢印は、保留アイコンg2の移動方向を示している。保留アイコンg2が上方に飛び上がるアニメーションは、変化演出が成功である場合に表示される。
図16(8)は、保留アイコンg2が、下方に移動した状態を示している。図中、保留アイコンg2の上方に図示する下向き矢印は、保留アイコンg2の移動方向を示している。また、障子kに一部がオーバーラップするように昇格アイコンn1が表示されている。昇格アイコンn1は、横長長方形の枠内に「LV UP」の文字列画像を含んでおり、障子kの消去後にアイコンの態様が障子kの表示開始前よりも大当り信頼度の高い態様で表示される場合(変化演出が成功であった場合)に表示される。また、当該装飾図柄の変動表示中に吉宗m1が消去される。吉宗m1の消去が本例の変化演出の終了である。
図16(9)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技の当否判定結果ははずれ(「特図G」)である。図柄表示領域208a〜208cには、特図1変動遊技の当否判定結果がはずれであったことを示す、はずれ図柄態様である「装飾6−装飾5−装飾8」が停止表示されている。「装飾6」および「装飾5」の下端部は障子kにオーバーラップされて停止表示されるが、これらの下端部は影絵で表示されない。また、第五図柄表示領域には、「6−5−8」の組み合わせの第五図柄が停止表示されている。また、変動アイコンe1は、装飾図柄の停止表示中に消去されている。
図16(10)は、不図示の特図1表示装置212により特図1変動遊技が開始されたことに伴い、装飾図柄の変動表示、第四図柄、および第五図柄の変動表示が開始された状態を示している。また、当該特図1変動遊技の開始に伴い、保留アイコン減少アニメが実行され特図1保留アイコン表示領域fの第1領域に表示されていた保留アイコンg2が変動アイコンe2となって変動アイコン表示領域eに移動し、保留アイコン移動アニメが実行され、特図1保留アイコン表示領域fの第2領域に表示されていた保留アイコンg3が特図1保留アイコン表示領域fの第1領域に移動し、特図1保留アイコン表示領域fの第3領域に表示されていた保留アイコンg4が特図1保留アイコン表示領域fの第2領域に移動する。図16(10)に示す状態では、保留アイコン減少アニメおよび保留アイコン移動アニメの表示中であり、変動アイコンe2および保留アイコンg3、g4は移動中である。このように、アイコン影絵で表示されている場合でも、保留アイコン減少アニメおよび保留アイコン移動アニメが表示される。
図16(11)は、保留アイコン減少アニメおよび保留アイコン移動アニメが終了した状態を示している。また、図16(11)に示すように、変動アイコン(本例では、変動アイコンe2)は、保留アイコンよりも大きい表示サイズで表示される。
図16(12)は、カウントダウン表示oが表示開始された状態を示している。カウントダウン表示oは、障子kの上方に表示され、横長長方形状の枠内にアイコンの影絵表示が終了するまでの秒数を表す画像を含み、アイコンの影絵表示が終了するまでの時間を報知する表示である。図16(12)では、カウントダウン表示oは、「21.50」の秒数を表す画像を含み、21.50秒後にアイコンの影絵表示が終了する演出が開始されることが報知されている。また、図16(12)では、障子kの表示態様を変化させる変化演出が開始されている。本例の変化演出は、くのいちのキャラクタ画像(以下、「くのいち」と称する)m3が手裏剣画像(以下、「手裏剣」と称する)m4を変化対象である障子kに向かって投げるアニメーション(変化アニメ)が表示される。くのいちm3の表示開始が本例の変化演出の開始である。なお、本例の変化演出は、カウントダウン表示oの表示開始と同時に開始されてもよいし、カウントダウン表示oの表示開始より前に開始されてもよいし、カウントダウン表示oの表示開始後に開始されてもよい。また、図16(12)では、特図1の保留が1つ増加したので、保留アイコンg5が新たに表示されている。障子kの表示中に増加した保留に対応する保留アイコンg5も影絵で表示される。また、図16(12)に示す、くのいちm3、手裏剣m4は、障子kの態様が変化することを予告する画像でもある。
図16(13)は、変化演出の変化アニメが表示されている状態を示している。手裏剣m4は、障子kにオーバーラップして表示されているので図16(6)に示す矢m2とは異なり影絵では表示されない。このように、障子kの表示態様を変化させる変化演出に含まれる変化アニメの表示は影絵で表示されない。また、カウントダウン表示oは、「21.00」の秒数を表す画像を含み、21.00秒後にアイコンの影絵表示が終了する演出が開始されることが報知されている。
図16(14)は、変化演出の実行中であって、障子kの表示態様が変化している状態を示している。手裏剣m4が障子kの中央部に到達すると、手裏剣m4が消去され、障子kにオーバーラップしてエフェクト画像p1が表示される。また、カウントダウン表示oは、「20.50」の秒数を表す画像を含み、20.50秒後にアイコンの影絵表示が終了する演出が開始されることが報知されている。
図16(15)は、エフェクト画像p1が消去され、障子kの表示態様が態様3に変化した状態を示している。なお、エフェクト画像p1の表示中に障子kの表示態様が変化してもよいし、エフェクト画像p1の消去後に障子kの表示態様が変化してもよい。また、障子kの表示態様の変化後にくのいちm3が消去される。くのいちm3の消去が本例の変化演出の終了である。また、カウントダウン表示oは、「20.00」の秒数を表す画像を含み、20.00秒後にアイコンの影絵表示が終了する演出が開始されることが報知されている。
図16(16)は、アイコンの表示態様を変化させる変化演出が開始された状態を示している。本例の変化演出は、姫のキャラクタ画像(以下、「姫」と称する)m5がハート画像(以下、「ハート」と称する)m6を変化対象であるアイコンに向かって投げるアニメーション(変化アニメ)が表示される。姫m5は扉jにオーバーラップして表示されており、姫m5の表示開始が本例の変化演出の開始である。また、カウントダウン表示oは、「12.50」の秒数を表す画像を含み、12.50秒後にアイコンの影絵表示が終了する演出が開始されることが報知されている。
図16(17)は、変化演出の変化アニメが表示されている状態を示している。ハートm6は、障子kにオーバーラップして表示されており、影絵で表示されている。影絵のハートm6は、影絵のアイコンと同様に、黒色で表示される。このように、変化演出に含まれる変化アニメは、一部のシーンにおいて変化アニメの画像の少なくとも一部が影絵で表示される。また、ハートm6は、変動アイコンe2の上方に表示されており、変動アイコンe2向かって下方に移動している。また、カウントダウン表示oは、「12.00」の秒数を表す画像を含み、12.00秒後にアイコンの影絵表示が終了する演出が開始されることが報知されている。
このように、変化演出が行われる場合に、図16(17)に示す変化アニメのシーンにおいて当該変化アニメの表示の少なくとも一部(例えば、ハートm6)が影絵で表示されるが、図16(16)に示すシーンにおいて当該変化アニメの表示(例えば、姫m5、ハートm6)が影絵で表示されない。また、図16(5)〜(8)に示す変化演出が行われた後よりも図16(16)〜(18)に示す変化演出が行われた後の方が、アイコンがより大当り信頼度の高い態様で表示されやすい。パチンコ機100は、変化演出の影絵にならないシーンを見比べることで変化演出の種類を識別可能になり、いずれの変化演出が行われているのかについて期待感を持たせることができる。また、飛翔するオブジェクト(ハートm6)がアイコン付近で影絵になることで、変化対象のアイコンの特定が影絵でない場合よりも認識困難になり、より注意深くアイコンを見させて保留数の減少などに気付かせることができる。
図16(18)は、ハートm6が変動アイコンe2に衝突した直後の状態を示している。本例の変化演出の対象のアイコンは、変動アイコンe2であり、ハートm6が変動アイコンe2に衝突した後、ハートm6が消去され、変化演出が終了する。本例の変化演出は成功であるが、変動アイコンg2が影絵で表示されているため、いずれの態様に変化するのかを遊技者は認識することができない。また、図16(18)では、可動体700が装飾図柄表示装置208の手前に移動している。可動体700は、円環形状を有しており、可動体700の円環内部から装飾図柄表示装置208の表示領域の一部が視認可能である。変動アイコンの変化演出においては、可動体700は、変動アイコンの手前の位置に移動し、可動体700の円環内部を介して変動アイコンが視認可能となる。また、可動体700は変動アイコンの手前の位置に移動した後、態様1(白色)発光から態様5(赤色)発光に変化する。なお、可動体700は移動開始前に態様5に発光してもよいし、移動中に態様5に発光してもよい。可動体700の発光色により、障子kの消去後、変動アイコンがいずれの態様で表示されるのかを報知することができる。本例では、変動アイコンe2は、障子kの消去後には、可動体700の発光態様と同じ態様5で表示される。このように、変動アイコンに対する変化演出の場合は可動体700の動作演出が実行される。また、カウントダウン表示oは、「11.50」の秒数を表す画像を含み、11.50秒後にアイコンの影絵表示が終了する演出が開始されることが報知されている。
図16(19)は、変化演出が終了した状態を示している。姫m5の消去が本例の変化演出の終了である。また、障子kに一部がオーバーラップするように昇格アイコンn2が昇格アイコンn1の上方に表示されている。昇格アイコンn2は、横長長方形の枠内に「LV UP」の文字列画像を含んでおり、アイコンの態様が大当り信頼度の高い態様に変化した場合に表示される。昇格アイコンn2は昇格アイコンn1と同じ表示である。また、可動体700が初期位置に復帰し、可動体700は態様1に発光している。また、カウントダウン表示oは、「09.50」の秒数を表す画像を含み、9.50秒後にアイコンの影絵表示が終了する演出が開始されることが報知されている。
図16(20)は、表示領域UIの表示態様が変化する変化演出が開始された状態を示している。本例の変化演出が開始されると、装飾図柄表示装置208の表示領域の背景が黒色となり、図16(19)等で全面に表示されていた表示画面が左右に並んで2つ表示される。左方の表示画面Aは表示領域UIが態様3であり、右方の表示画面Bは表示領域UIが態様4である。表示画面A、Bにより、表示領域UIが変化するかを煽る演出が実行される。なお、表示画面A、Bのいずれにも障子kが含まれている。また、表示画面A、Bに含まれるカウントダウン表示oは、「05.00」の秒数を表す画像を含み、5.00秒後にアイコンの影絵表示が終了する演出が開始されることが報知されている。
図16(21)は、表示画面Aが消去され、表示画面Bが装飾図柄表示装置208の表示領域中央上部に表示された状態を示している。表示画面Bが中央に表示されたことにより、表示領域UIが態様4に変化することが示唆される。また、表示画面Bに含まれるカウントダウン表示oは、「04.50」の秒数を表す画像を含み、4.50秒後にアイコンの影絵表示が終了する演出が開始されることが報知されている。
図16(22)は、表示領域UIの表示態様が変化する変化演出が終了した状態を示している。表示画面Bが装飾図柄表示装置208の表示領域に全画面表示されると、本例の変化演出は終了する。表示領域UIは態様4(図16〜図33ではクロスハッチング示す)に変化している。また、カウントダウン表示oは、「04.00」の秒数を表す画像を含み、4.00秒後にアイコンの影絵表示が終了する演出が開始されることが報知されている。なお、本例の表示領域UIは、変動アイコンe2に対応する図柄変動表示の予告として表示される。表示領域UIは、保留アイコンに対応する図柄変動表示の先読み予告として表示されてもよい。
図16(23)は、カウントダウン表示oによるカウントダウンが終了した状態を示している。カウントダウン表示oは、「00.00」の秒数を表す画像を含み、影絵表示が終了する演出が開始されることが報知されている。なお、カウントダウン表示oは、影絵表示が終了してアイコンの態様が変化する演出が開始されるまでの時間を表示してもよい。
図16(24)は、影絵表示が終了する演出が開始された状態を示している。この演出はカウントダウン表示oが消去されると開始され、カウントダウン表示oに代わって「GO!!」の文字列画像が表示される。また、この演出の開始時には、昇格アイコンn1、n2は態様が変化したアイコン(本例では、変動アイコンe2)の上方に移動する。
図16(25)は、障子kが左右に開くアニメーションが表示された状態を示している。障子kが開くことにより、障子kとオーバーラップしなくなった保留アイコンg3、g4は影絵で表示されなくなる。また、図16(25)に示す時点では、保留アイコンg5の一部は、障子kとオーバーラップして表示されており、保留アイコンg5の全体は影絵で表示される。このように、アイコンの少なくとも一部が障子kとオーバーラップして表示されている場合に当該アイコンは影絵で表示されてもよい。なお、アイコンは、障子kとオーバーラップしている部分のみ影絵で表示されてもよいし、アイコンの全面積のうち障子kと重なる部分の面積が半分以下になった場合に当該アイコンが影絵で表示されなくなってもよい。また、昇格アイコンn1、n2が変動アイコンe2に向かって下方に移動している。図16(25)では、影絵の変動アイコンe2の一部に昇格アイコンn1がオーバーラップして表示されている。
図16(26)は障子kが消去され、変動アイコンe2にオーバーラップしてエフェクト画像p2が表示された状態を示している。また、障子kの消去により保留アイコンg5も影絵で表示されなくなっている。また、昇格アイコンn1、n2が変動アイコンe2への衝突後に消去され、エフェクト画像p2が表示される。図16(26)では、変動アイコンe2の態様が大当り信頼度の高い態様に変化するアイコンの昇格演出が行われている。障子kの消去後に変動アイコンの表示態様が明らかになるので、カウントダウン表示oは、変動アイコンの表示態様が明らかになるまでの時間を表示する表示であってもよい。変動アイコンの表示態様が明らかになるタイミングでアイコンの昇格演出が行われてもよい。なお、カウントダウン表示oは、アイコンの昇格演出が開始されるまでの時間を表示してもよい。なお、昇格アイコンn1、n2は、アイコンが影絵で表示されている状態のみで表示されてもよい。一般的に変化演出などのチャンスアップ演出は、図柄変動表示の後半の方に行われる方が信頼度が高く(例えば、前半で行われる場合には疑似連2になる程度のチャンスアップであるのに対し、後半で行われる場合には擬似連3やスーパーリーチ演出や信頼度の高い態様にアイコンが変化するなど)ように構成されている。本例では、アイコンの昇格演出は影絵表示の終了後にまとめて行われるので、上記一般的なことを把握している遊技者に対して昇格アイコンn1、n2の消化(消去)に期待感を持たせることができる。
図16(27)は、エフェクト画像p2が消去された状態を示している。エフェクト画像p2の消去により、変動アイコンe2が視認可能となる。変動アイコンe2は、態様5(赤色)で表示されている。また、スピーカ120からは「アツイ」の変化エフェクト音声が出力されている。本例では、アイコンが影絵で表示されている状態において変化演出が行われた場合には、アイコンの影絵表示の終了後に変化エフェクト演出が行われる。変化エフェクト演出は、エフェクト画像p2と変化エフェクト音声を含んでいる。パチンコ機100は、アイコンが影絵状態から非影絵状態となった際に一気に期待感が上昇した感じを遊技者に与えつつ影絵状態に対する期待感を持たせることができる。エフェクト画像p2が消去され、エフェクト音声が出力されると昇格演出は終了する。本例の昇格演出は、エフェクト演出を含んでいる。
図16(28)は、変動アイコンe2が下方に移動して台座画像の上部に載置された状態を示している。
このように、本演出例では、アイコンが影絵で表示されている状態において、アイコンの表示態様を変化させる変化演出が行われる。アイコンが影絵で表示されている状態において図16(5)〜(8)に示す変化演出が行われてアイコンが影絵で表示される状態が終了した後に外郭がギザギザの影絵で表示されていた保留アイコンg2(変動アイコンe2)が、アイコンが影絵で表示される状態が終了した後に外郭がギザギザの態様3で表示される場合があり、アイコンが影絵で表示されている状態において図16(16)〜(18)に示す変化演出が行われてアイコンが影絵で表示される状態が終了した後に外郭がギザギザの影絵で表示されていた保留アイコンg2(変動アイコンe2)が、アイコンが影絵で表示される状態が終了した後に外郭がギザギザの態様4で表示される場合がある。また、仮に、保留アイコンg2(変動アイコンe2)を対象として、図16(5)〜(8)に示す変化演出のみが行われた場合には、変化演出が行われた後に障子kの表示前は態様1で表示されていたアイコン(本例では、保留アイコンg2、変動アイコンe2)が、障子k2が消去された後(アイコンの影絵表示が終了)に態様3で表示される。なお、保留アイコンg2(変動アイコンe2)を対象として、図16(5)〜(8)に示す変化演出のみが行われた場合に、変化演出が行われた後に障子kの表示前は態様1で表示されていたアイコン(本例では、保留アイコンg2、変動アイコンe2)が、障子k2が消去された後(アイコンの影絵表示が終了)に態様4〜7のいずれかで表示される場合もある。パチンコ機100によれば、アイコンの変化後の表示態様が明確になるまでの間に期待感を持たせることができる。
例えば、アイコンが影絵で表示されてない場合には、図16(5)〜(8)に示す変化演出により、保留アイコンg2が円形の態様1から外郭(外郭形状)がギザギザの態様3に変化し、図16(16)〜(18)に示す変化演出により、保留アイコンg2が外郭がギザギザの態様3から外郭がギザギザの態様5に変化する。本例では、アイコンが影絵で表示されている状態で同じアイコンを対象とした変化演出が2回行われるので、アイコンが影絵で表示される状態の終了後にアイコンの昇格演出が変化演出の2回分まとめて行われる。
また、図16(5)、(6)に示す変化演出の変化アニメは、矢m2を含む表示であり、図16(16)、(17)に示す変化演出の変化アニメは、ハートm6を含む表示であり、矢m2とハートm6は形状が異なる。パチンコ機100は、変化演出の種類を識別しやすくすることができる。また、図16(5)、(6)に示す変化演出の変化アニメの矢m2と、図16(16)、(17)に示す変化演出の変化アニメのハートm6は、影絵でない場合のみ形状が異なり、影絵で表示されると同じ形状(例えば、円や楕円等)で表示されてもよい。
また、図16(1)〜(28)に示す例では、保留アイコンを対象とした変化演出が行われ、当該保留アイコンが変動アイコンとなった場合に当該変動アイコンの態様が変化する昇格演出が行われているが、デフォルト(白色円形)の態様でアイコンが変動アイコンとして表示された場合にアイコンの影絵表示が開始され、当該アイコンを対象とする変化演出が行われて、アイコンの影絵表示が終了した後に当該変動アイコンが変化する昇格演出が行われてもよい。なお、アイコンの影絵表示中にアイコンが保留アイコンとして表示されている段階で変化演出が行われるものの当該変化演出が失敗演出続きであり、アイコンの影絵表示終了後には当該アイコンがデフォルトの変動アイコンとして表示され場合もある。
次に、図17を用いて、装飾図柄表示装置208、可動体700、702について説明する。図17(1)は、本実施の形態によるパチンコ機100が備える装飾図柄表示装置208、可動体700、702の前後方向の位置関係を表す図である。これ以降、パチンコ機100を例えば島設備に設置した場合に、当該パチンコ機100と対面する遊技者側を「前」(前方、前側、前面等)とし、その逆を「後」(後、後側、後面等)とする。また、パチンコ機100を例えば島設備に設置した場合に、遊技者から見て鉛直上方を「上」(上方、上側、上部、上端等)とし、その逆を「下」(下方、下側、下部、下端等)とする。また、パチンコ機100を例えば島設備に設置した場合に、遊技者から見て水平左方を「左」(左方、左側、左端等)とし、その逆を「右」(右方、右側、右端等)とする。
図17(1)は、装飾図柄表示装置208、可動体700、702を前方右上から後方左下に見た状態を示している。装飾図柄表示装置208、可動体700、702の前後関係の位置は、後側から、装飾図柄表示装置208、可動体702、可動体700の順である。可動体700、702は、図3に示す遊技盤200の演出装置206内に配置されている。
また、図17(1)に示すように、可動体702は、可動部702a、702bを有している。可動部702aは可動体702の左側に配置されており、可動部702bは可動体702の右側に配置されている。可動部702aは、横長長方形状の平板を有し、当該平板の面が前後方向に伸びる仮想直線に対して直交するように配置されている。同様に、横長長方形状の平板を有し、当該平板の面が前後方向に伸びる仮想直線に対して直交するように配置されている。可動部702aの平板面にはパチンコ機100の機種名等の一部(本例では、「八代」)が表記されており、演出可動体702bの平板面にはパチンコ機100の機種名等の一部(本例では、「将軍」)が表記されている。また、可動部702a、702bの平板面には、フルカラーLEDが配置されており、可動体702は複数色に発光可能である。図17(1)に示す状態では、可動体702は、態様1(白色)に発光している。また、初期位置に位置する可動部702aの右端部と、初期位置に位置する可動部702bの左端部とは接しており、可動部702aは初期位置から左方に移動可能であり、可動部702bは初期位置から右方に移動可能である。可動部702a、702bの駆動源には、例えば、ステッピングモータが用いられる。図17(1)に示す状態では、可動部702aは移動範囲の左端に位置しており、可動部702bは移動範囲の右端に位置している。
可動体700は円環形状を有しており、可動体700の円環内部を介して装飾図柄表示装置208の表示領域の一部が視認可能である。また、可動体700は、フルカラーLEDを有しており、複数色に発光可能である。図17(1)に示す状態では、可動体700は、態様1に発光している。
可動体700、702の駆動制御(移動制御)は図4に示す第2副制御部500により実行される。また、可動体700、702に設けられたLEDの発光制御は図4に示す第2副制御部500により実行される。
次に、図17(2)、(3)を用いて、可動体700の動作について説明する。図17(2)は、可動体700が初期位置に位置している状態を示している。可動体700の初期位置は、装飾図柄表示装置208の下方である。可動体700は、例えば、ステッピングモータ等で駆動されて、装飾図柄表示装置208の表示画面前方であって当該表示画面に平行な平面内を上下方向に移動可能である。
図17(3)は、可動体700が上方に移動した状態を示している。可動体700の下方に図示する上向き矢印は、可動体700の軌跡及び移動方向を表している。また、図中の下方に示す円形図は、可動体700の初期位置を表している。図17(3)に示す状態では、可動体700は、移動範囲の上端に位置している。なお、可動体700は、図17(3)での位置よりも上方に移動可能であってもよい。可動体700が装飾図柄表示装置208の手前に位置する場合、可動体700の円環内部を介して装飾図柄表示装置208の表示領域の一部が視認可能である。
次に、図17(4)〜(6)を用いて、可動体702の動作について説明する。図17(4)は、可動体702が初期位置に位置している状態を示している。図17(4)に示す状態では、可動部702a、702bは初期位置に位置しており、可動部702aの右端部と可動部702bの左端部とは接している。可動体702の初期位置は、装飾図柄表示装置208の上方である。可動体702は、例えば、ステッピングモータ等で駆動されて、装飾図柄表示装置208の表示画面前方であって当該表示画面に平行な平面内を上下方向に移動可能である。
図17(5)は、可動体702が下方に移動した状態を示している。可動体702の下方に図示する下向き矢印は、可動体702の軌跡及び移動方向を表している。また、図中の上方に示す長方形図は、可動体702の初期位置を表している。図17(5)に示す状態では、可動体702は、移動範囲の下端に位置している。なお、可動体702は、図17(5)での位置よりも下方に移動可能であってもよい。
図17(6)は、可動部702aが左方に移動し、可動部702bが右方に移動した状態を示している。可動部702aに重ねて図示する左向き矢印は可動部702aの軌跡及び移動方向を表しており、可動部702aに重ねて図示する左向き矢印は可動部702aの軌跡及び移動方向を表している。図17(6)に示す状態では、可動部702aは移動範囲の左端に位置しており、可動部702bは移動範囲の右端に位置している。また、図17(6)に示す状態では、可動部702aの初期位置からの移動長さと、可動部702bの初期位置からの移動長さは、同じ長さである。なお、可動部702aは図17(6)での位置よりも左方に移動可能であってもよいし、可動部702bは図17(6)での位置よりも右方に移動可能であってもよい。
図17(7)は、可動体700、702が初期位置から始動した状態を示している。図中、下方に図示する円形図は可動体700の初期位置を表し、上方に図示する長方形図は可動体702の初期位置を表している。図17(7)に示す状態では、可動体700は移動範囲の最上方に位置で停止しており、可動体702は移動範囲の最下方の位置で停止している。また、可動体702aは移動範囲の左端に位置しており、可動体702bは移動範囲の右端に位置している。
次に、図17(8)を用いて装飾図柄表示装置208の表示について説明する。図17(8)は、特図1変動遊技の実行中の装飾図柄表示装置208の表示例を示している。図柄表示領域208a〜208bでは装飾図柄の変動表示が表示されており、第五図柄表示領域hでは第五図柄の変動表示が表示されている。変動アイコン表示領域eには、白色円形の変動アイコンe0が表示されており、特図1保留アイコン表示領域fには保留アイコンg1、g2が表示されている。なお、図16及び以下では、特図1変動遊技の実行に関連して行われる演出例について説明するが、これらの演出は特図2変動遊技の実行に関連して行われてもよい。また、パチンコ機100は、可動体700、702以外にも可動体を有していてもよい。これらの可動体には、液晶表示装置などの表示装置が配置されていてもよい。
次に、図18(1)〜(28)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図18(1)〜(28)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図18(1)は、例えば、図16(28)に示す状態から演出が引き続くことを示している。図18(2)〜(28)に示す演出例は、例えば、図16(28)に示す状態から引き続く演出である。
図18(2)は、装飾図柄の変動表示が実行されている状態を示している。
図18(3)は、アイコンの表示態様を変化させる変化演出が開始された状態を示している。扉jが開くアニメーションの開始が本例の変化演出の開始である。
図18(4)は、扉jが開いた後、宝箱画像(以下、「宝箱」と称する)n3が扉jが表示されていた位置から出現した状態を示している。図中、宝箱n3の右下方に図示する矢印は、宝箱n3に移動方向および移動軌跡を表している。
図18(5)は、宝箱n3が表示領域UI内であって変動アイコン表示領域eの右方に移動した状態を示している。図中、宝箱n3の右上方に図示する矢印は、宝箱n3に移動方向および移動軌跡を表している。本例の変化演出の変化対象は、変動アイコンe2である。
図18(6)は、宝箱n3が表示領域UI内であって変動アイコン表示領域eの右方で停止した状態を示している。
図18(7)は、宝箱n3が開いた状態を示している。宝箱n3からは「激熱」の文字列画像が出現する。
図18(8)は、変動アイコンe2が態様5から態様6(金色、図16〜図33では縦ハッチングで示す)に変化した状態を示している。変動アイコンe2が態様6に変化すると、スピーカ120から「カキーン」という変化エフェクト音声が出力され、可動体700が変動アイコンe2と同じ態様である態様6(金色)に発光する。また、変動アイコンe2の態様が変化するのに先立って宝箱n3が消去される。宝箱n3の消去が本例の変化演出の終了である。このように、アイコンが影絵で表示されている状態から影絵で表示されない状態になった後も変化演出が行われる場合がある。
図18(9)は、ボタン演出の開始演出が開始された状態を示している。ボタン演出は、遊技者にチャンスボタン136の押下を促す演出である。ボタン演出の開始演出では、装飾図柄表示装置208の表示領域に波状のエフェクト画像が4つ表示される。また、図示は省略するが、ボタン演出の開始に先立って、図柄表示領域208a、208cには、「装飾6」が仮停止表示(揺れ変動表示)されてリーチ演出が開始される。リーチ演出が開始されると、表示領域UI、特図1保留アイコン表示領域内の台座画像、全ての保留アイコン、扉jは消去される。また、可動体700は、態様6に発光した後、態様1の発光となる。
図18(10)は、チャンスボタン136の外観を模したボタン画像と、その下方にチャンスボタン136の操作有効期間を示すメータ画像が表示されて強ボタン演出が開始された状態を示している。また、ボタン画像は赤色の態様で表示されている。また、ボタン画像の上方には下向きの矢印画像と「押せ!!」の文字列画像が表示されており、チャンスボタン136が赤色で発光し、チャンスボタン136の押下が促されている。
図18(11)は、チャンスボタン136の操作が有効となる操作有効期間が開始された状態を示している。操作有効期間の残り時間を示すメータ画像のメータが減少している。
図18(12)は、操作有効期間中にチャンスボタン136が押下された直後の状態を示している。本例では、ボタン演出中にチャンスボタン136が押下されると、可動体700が、態様6に発光し、上方に移動して停止する。装飾図柄表示装置208の表示領域中央には家紋画像が表示されており、可動体700の円環を介して当該家紋画像が視認可能となっている。また、本例のボタン演出では、操作有効期間中にチャンスボタン136が1回押下されると、当該操作有効期間の終了となる。
図18(13)は、可動体702が下方に移動し、可動部702a、702bが左右に移動した状態を示している。本例では、強ボタン演出中にチャンスボタン136が押下されると、可動体702が、態様6に発光して下方に移動して停止する。
図18(14)は、可動体700、702が初期位置に移動した後に、スーパーリーチ演出の剣豪リーチが開始された状態を示している。可動体700、702は初期位置に移動した後に態様1の点灯となる。剣豪リーチ演出では、装飾図柄表示装置208の表示領域の背景画像が夜となり、当該表示領域の左上方に三日月の画像が表示される。また、装飾図柄表示装置208の表示領域の中央上部には、長方形状の枠表示内に「剣豪リーチ」の文字列画像が表されており、その下方左側には殿が表示され、その下方右側には剣豪のキャラクタ画像(以下、「剣豪」と称する)が表示されている。
図18(15)は、剣豪のリーチ演出が行われている状態を示している。
図18(16)は、吹き出し表示が表示された状態を示している。吹き出し表示は、殿及び剣豪の下方に横長長方形状で表示されており、態様1の態様である。吹き出し表示内には、剣豪のセリフ表示として「[剣豪]ふふふ」の文字列画像が表示されている。
図18(17)は、吹き出し表示が表示された状態を示している。吹き出し表示は、殿及び剣豪の下方に横長長方形状で表示されており、態様1の態様である。吹き出し表示内には、殿のセリフ表示として「[殿]成敗してくれる」の文字列画像が表示されている。
図18(18)は、殿と剣豪が斬り合ったアニメーションが表示された状態を示している。
図18(19)は、ボタン導入アニメーションが表示開始された状態を示している。ボタン導入アニメーションは、チャンスボタン136の操作有効期間が開始される前に表示される場合がある演出表示である。本例のボタン導入アニメーションでは、例えば透過率50%のボタン画像q1、q2が装飾図柄表示装置208の表示領域左右から表示領域中央に向かって移動するアニメーションが表示される。
図18(20)は、ボタン導入アニメーションが表示されている状態を示している。ボタン画像q1、q2は装飾図柄表示装置208の表示領域中央付近まで移動している。本例のボタン導入アニメーションは、ボタン画像q1、q2が完全に重なり合うと終了する。
図18(21)は、ボタン導入アニメーションが終了した状態を示している。ボタン画像q1、q2が重なり合った後、チャンスボタン136が上方に突出した状態を模した態様の強ボタン画像とその下に操作有効期間を示すメータ画像が表示される。また、強ボタン画像の上部には下向き矢印画像と「押せ!!」の文字列画像が表示され、チャンスボタン136は態様5(赤色)に発光して押下面が上方に突出し、チャンスボタン136の押下が促される。また、強ボタン画像は態様5で表示されている。
図18(22)は、チャンスボタン136の操作有効期間が開始された状態を示している。操作有効期間の残り時間を示すメータ画像のメータが減少している。
図18(23)は、チャンスボタン136が操作有効期間中に1回押下された直後の状態を示している。本例では、操作有効期間にチャンスボタン136が1回押下されると、ボタン画像およびメータ画像が消去され、剣豪リーチの結果が表示される。本例では、殿が剣豪に勝利するので、装飾図柄表示装置208の表示領域には殿が勝利するアニメーションが表示され、当該表示領域の左上角部には「祝」の文字を含む演出画像が表示される。また、本例の操作有効期間中にチャンスボタン136が1回押下されると、当該操作有効期間の終了となる。
図18(24)は、可動体700が態様7(虹色、図16〜図33では横ハッチングで示す)に発光して上方に移動した状態を示している。装飾図柄表示装置208の表示領域中央には家紋画像が表示されており、可動体700の円環を介して当該家紋画像が視認可能となっている。
図18(25)は、可動体702が下方に移動し、可動部702a、702bが左右に移動した状態を示している。本例では、強ボタン演出中にチャンスボタン136が押下されると、可動体702が、態様7に発光して下方に移動して停止する。
図18(26)は、可動体700、702が初期位置に復帰した後、装飾図柄の変動表示の表示が再開され、図柄表示領域208a〜208cに大当り図柄態様である「装飾6−装飾6−装飾6」が仮停止表示された状態を示している。図中、「装飾6」の左上および右下に図示する2本の波線は、「装飾6」が上下に微小に揺れていることを表している。
図18(27)は、スーパーリーチ演出が終了した状態を示している。殿および剣豪のキャラクタ画像が消去されるとスーパーリーチ演出が終了する。
図18(28)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技の当否判定結果は大当り(「特図C」)である。図柄表示領域208a〜208cには、特図1変動遊技の当否判定結果が大当りであったことを示す、大当り図柄態様である「装飾6−装飾6−装飾6」が停止表示されている。また、第五図柄表示領域には、「6−6−6」の組み合わせの第五図柄が停止表示されている。
次に、図19(1)〜(20)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図19(1)〜(20)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図19(1)は、特図変動遊技が非実行中である状態を示している。装飾図柄表示装置208の図柄表示領域208a〜208cには、特図1変動遊技の当否判定結果がはずれであったことを示す、はずれの場合の図柄組合せ「装飾2−装飾4−装飾7」が停止表示(確定表示、本停止表示)されている。また、第五図柄表示領域hには、「2−4−7」の組み合わせの第五図柄が停止表示されている。また、図19(1)に示す状態では、保留アイコンg1〜g4が態様1表示されている。
図19(2)は、不図示の特図1表示装置212により特図1変動遊技が開始されたことに伴い、装飾図柄の変動表示、第四図柄、および第五図柄の変動表示が開始された状態を示している。また、当該特図1変動遊技の開始に伴い、保留アイコン減少アニメが実行され特図1保留アイコン表示領域fの第1領域に表示されていた保留アイコンg1が変動アイコンe1となって変動アイコン表示領域eに移動し、保留アイコン移動アニメが実行され、特図1保留アイコン表示領域fの第2領域に表示されていた保留アイコンg2が特図1保留アイコン表示領域fの第1領域に移動し、特図1保留アイコン表示領域fの第3領域に表示されていた保留アイコンg3が特図1保留アイコン表示領域fの第2領域に移動し、特図1保留アイコン表示領域fの第4領域に表示されていた保留アイコンg4が特図1保留アイコン表示領域fの第3領域に移動する。図19(2)に示す状態では、保留アイコン減少アニメおよび保留アイコン移動アニメの表示中であり、変動アイコンe1および保留アイコンg2〜g4は移動中である。図中、変動アイコンe1および保留アイコンg2〜g4の左方に図示する矢印は、変動アイコンe1および保留アイコンg2〜g4の移動方向および移動軌跡を示している。また、保留アイコン移動アニメの表示中は、特図1保留アイコン表示領域fの4つの台座画像が上方に延びている。
図19(3)は、保留アイコン減少アニメおよび保留アイコン移動アニメが終了した状態を示している。また、図19(3)に示すように、変動アイコンは、保留アイコンよりも大きい表示サイズで表示される。
図19(4)は、装飾図柄の変動表示が実行されている状態を示している。
図19(5)は、アイコンの表示態様を変化させる変化演出が開始された状態を示している。本例の変化演出は、吉宗m1が矢m2を変化対象であるアイコンに向かって射るアニメーション(変化アニメ)が表示される。吉宗m1は扉jにオーバーラップして表示されており、吉宗m1の表示開始が本例の変化演出の開始である。このように、アイコンが影絵で表示されていない状態においても、アイコンの表示態様を変化させる変化演出が実行される場合がある。
図19(6)は、変化演出の変化アニメが表示されている状態を示している。矢m2は、アイコン(図19(6)では、変動アイコンe1および保留アイコンg2)にオーバーラップして表示される。
図19(7)は、矢m2が保留アイコンg2に刺さったシーンの直後の状態を示している。本例の変化演出の対象のアイコンは、保留アイコンg2であり、矢m2が保留アイコンg2に刺さった後、矢m2が消去され、保留アイコンg2の外郭が円形の態様1(例えば、白色)から外郭がギザギザの態様3(例えば、青色)に変化し、保留アイコンg2が上方に飛び上がるアニメーションが表示される。図中、保留アイコンg2の下方に図示する上向き矢印は、保留アイコンg2の移動方向を示している。また、アイコンが態様3に変化すると、スピーカ120から「キター」の変化エフェクト音声が出力される。
図19(8)は、保留アイコンg2が、下方に移動して、台座画像上に復帰した状態を示している。図中、保留アイコンg2の上方に図示する下向き矢印は、保留アイコンg2の移動方向を示している。また、アイコンが影絵で表示されていない状態では、アイコンの表示態様が変化しても昇格アイコンn1が表示されない。
図19(9)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技の当否判定結果ははずれ(「特図G」)である。図柄表示領域208a〜208cには、特図1変動遊技の当否判定結果がはずれであったことを示す、はずれ図柄態様である「装飾6−装飾5−装飾8」が停止表示されている。また、第五図柄表示領域には、「6−5−8」の組み合わせの第五図柄が停止表示されている。また、変動アイコンe1は、装飾図柄の停止表示中に消去されている。
図19(10)は、不図示の特図1表示装置212により特図1変動遊技が開始されたことに伴い、装飾図柄の変動表示、第四図柄、および第五図柄の変動表示が開始された状態を示している。また、当該特図1変動遊技の開始に伴い、保留アイコン減少アニメが実行され特図1保留アイコン表示領域fの第1領域に表示されていた保留アイコンg2が変動アイコンe2となって変動アイコン表示領域eに移動し、保留アイコン移動アニメが実行され、特図1保留アイコン表示領域fの第2領域に表示されていた保留アイコンg3が特図1保留アイコン表示領域fの第1領域に移動し、特図1保留アイコン表示領域fの第3領域に表示されていた保留アイコンg4が特図1保留アイコン表示領域fの第2領域に移動する。図19(10)に示す状態では、保留アイコン減少アニメおよび保留アイコン移動アニメの表示中であり、変動アイコンe2および保留アイコンg3、g4は移動中である。
図19(11)は、保留アイコン減少アニメおよび保留アイコン移動アニメが終了した状態を示している。
図19(12)は、特図1の保留が1つ増加し、保留アイコンg5が新たに表示された状態を示している。保留アイコンg5は態様1で表示されている。
図19(13)は、アイコンの表示態様を変化させる変化演出が開始された状態を示している。本例の変化演出は、姫m5がハートm6を変化対象であるアイコンに向かって投げるアニメーション(変化アニメ)が表示される。姫m5は扉jにオーバーラップして表示されており、姫m5の表示開始が本例の変化演出の開始である。
図19(14)は、変化演出の変化アニメが表示されている状態を示している。ハートm6は、変動アイコンe2の上方に表示されており、変動アイコンe2向かって下方に移動している。
図19(15)は、ハートm6が変動アイコンe2に衝突した直後の状態を示している。本例の変化演出の対象のアイコンは、変動アイコンe2であり、ハートm6が変動アイコンe2に衝突した後、ハートm6が消去され、変動アイコンg2が態様5(例えば、赤色)に変化する。可動体700が装飾図柄表示装置208の手前に移動しており、可動体700の円環内部を介して変動アイコンg2が視認可能となる。また、可動体700は変動アイコンの手前の位置に移動した後、態様1(白色)発光から態様5(赤色)発光に変化する。可動体700の発光色により、変動アイコンがいずれの態様に変化したのかを報知することができる。変動アイコンを対象とする変化演出が行われた際の可動体700の動作は、アイコンが影絵で表示されているか否かに関わらず同じである。また、アイコンが態様5に変化すると、スピーカ120から「キタキター」の変化エフェクト音声が出力される。
図19(16)は、変化演出が終了した状態を示している。姫m5の消去が本例の変化演出の終了である。また、可動体700が初期位置に復帰し、可動体700は態様1に発光している。
図19(17)は、表示領域UIの表示態様が変化する変化演出が開始された状態を示している。本例の変化演出が開始されると、装飾図柄表示装置208の表示領域の背景が黒色となり、図19(16)等で全面に表示されていた表示画面が左右に並んで2つ表示される。左方の表示画面Aは表示領域UIが態様3であり、右方の表示画面Bは表示領域UIが態様4である。表示画面A、Bにより、表示領域UIが変化するかを煽る演出が実行される。
図19(18)は、表示画面Aが消去され、表示画面Bが装飾図柄表示装置208の表示領域中央上部に表示された状態を示している。表示画面Bが中央に表示されたことにより、表示領域UIが態様4に変化することが示唆される。
図19(19)は、表示領域UIの表示態様が変化する変化演出が終了した状態を示している。表示画面Bが装飾図柄表示装置208の表示領域に全画面表示されると、本例の変化演出は終了する。表示領域UIは態様4に変化している。
図19(20)は、図示は省略するが演出が引き続き実行されることを示している。例えば、図19(19)の後に、図18(1)〜(28)に示す演出が実行される。
このように、アイコンが影絵で表示されていない状態においてもアイコンの表示態様を変化させる変化演出が実行される場合がある。アイコンが影絵で表示されていない状態において変化演出が行われた場合には、変化演出の終了後に変化エフェクト演出が行われる。
次に、図20(1)〜(7)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図20(1)〜(7)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図20(1)は、例えば、図16(3)に示す状態から演出が引き続くことを示している。図20(1)〜(7)に示す演出例は、例えば、図16(3)に示す状態から引き続く演出である。
図20(2)は、特図変動遊技が実行中である状態を示している。
図20(3)は、アイコンの表示態様を変化させる変化演出が開始された状態を示している。本例の変化演出は、忍者のキャラクタ画像(以下、「忍者」と称する)m7が巻物画像(以下、「巻物」と称する)m8を保留アイコンに向かって投げるアニメーション(変化アニメ)が表示される。忍者m7の表示開始が本例の変化演出の開始である。このように、アイコンが影絵で表示されていない状態においても、アイコンの表示態様を変化させる変化演出が実行される場合がある。
図20(4)は、巻物m8が装飾図柄表示装置208の表示領域の左下角部に到達した状態を示している。
図20(5)は、変化演出の変化アニメが表示されている状態を示している。巻物m8は開いた状態となり、保留アイコンg2〜g4にオーバーラップして表示される。また、巻物m8は、変化演出の対象ではない変動アイコンe1にはオーバーラップしない。なお、本例の変化演出の対象は変動アイコンであってもよい。この場合には、変動アイコンは巻物m8にオーバーラップされてもよい。
図20(6)は、変化演出が終了した状態を示している。忍者m7および巻物m8の消去が本例の変化演出の終了である。また、変化演出が終了すると、変化演出の対象であった保留アイコンg2の外郭が円形の態様1(例えば、白)から外郭がギザギザの態様3(例えば、青色)に変化する。なお、アイコンが態様3に変化すると、スピーカ120から「キター」のエフェクト音声が出力されてもよい。
図20(7)は、図示は省略するが演出が引き続き実行されることを示している。例えば、保留アイコンg2が変動アイコンとなった後に、当該変動アイコンを変化対象とする変化演出が行われてもよい。この場合、アイコンが影絵で表示されてもよいし、アイコンが影絵で表示されなくてもよい。また、保留アイコンが対象の変化演出においては、当該変化演出における或る画像(本例では、巻物m8)は、変動アイコンにオーバーラップしなくてもよいし、変動アイコンにオーバーラップしてもよい。また、変動アイコンが対象の変化演出においては、当該変化演出における或る画像(本例では、巻物m8)は、保留アイコンにオーバーラップしなくてもよいし、保留アイコンにオーバーラップしてもよい。
次に、図20(8)〜(14)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図20(8)〜(14)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図20(8)は、例えば、図16(4)に示す状態から演出が引き続くことを示している。図20(8)〜(14)に示す演出例は、例えば、図16(4)に示す状態から引き続く演出である。
図20(9)は、特図変動遊技が実行中である状態を示している。障子kが表示されており、変動アイコンe1および保留アイコンg2〜g4が影絵で表示されている。
図20(10)は、アイコンの表示態様を変化させる変化演出が開始された状態を示している。本例の変化演出は、忍者m7が巻物m8を保留アイコンに向かって投げるアニメーション(変化アニメ)が表示される。忍者m7の表示開始が本例の変化演出の開始である。
図20(11)は、巻物m8が装飾図柄表示装置208の表示領域の左下角部に到達した状態を示している。
図20(12)は、変化演出の変化アニメが表示されている状態を示している。巻物m8は開いた状態となり、影絵の保留アイコンg2〜g4にオーバーラップして表示される。なお、巻物m8から透けるようにして影絵の保留アイコンg2〜g4が表示されてもよい。また、巻物m8は、変化演出の対象ではない変動アイコンe1にはオーバーラップしない。なお、本例の変化演出の対象は変動アイコンであってもよい。この場合には、変動アイコンは巻物m8にオーバーラップされてもよい。
図20(13)は、変化演出が終了した状態を示している。忍者m7および巻物m8の消去が本例の変化演出の終了である。また、変化演出が終了すると、変化演出の対象であった保留アイコンg2の外郭が円形からギザギザに変化する。
図20(14)は、図示は省略するが演出が引き続き実行されることを示している。例えば、保留アイコンg2が変動アイコンとなった後に、当該変動アイコンを変化対象とする変化演出(例えば、図16(9)〜(28)に示す演出)が行われてもよい。また、保留アイコンが対象の変化演出においては、当該変化演出における或る画像(本例では、巻物m8)は、変動アイコンにオーバーラップしなくてもよいし、変動アイコンにオーバーラップしてもよい。また、変動アイコンが対象の変化演出においては、当該変化演出における或る画像(本例では、巻物m8)は、保留アイコンにオーバーラップしなくてもよいし、保留アイコンにオーバーラップしてもよい。
次に、図20(15)〜(20)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図20(15)〜(20)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図20(15)は、例えば、図16(3)に示す状態から演出が引き続くことを示している。図20(15)〜(20)に示す演出例は、例えば、図16(3)に示す状態から引き続く演出である。
図20(16)は、特図変動遊技が実行中である状態を示している。
図20(17)は、アイコンの表示態様を変化させる変化演出が開始された状態を示している。本例の変化演出は、忍者m7が手裏剣m9を保留アイコンに向かって投げるアニメーション(変化アニメ)が表示される。忍者m7の表示開始が本例の変化演出の開始である。このように、アイコンが影絵で表示されていない状態においても、アイコンの表示態様を変化させる変化演出が実行される場合がある。本例の変化演出の対象アイコンは、保留アイコンg2である。なお、本例の変化演出の対象アイコンは変動アイコンであってもよい。
図20(18)は、変化演出の変化アニメが表示されている状態を示している。手裏剣m9は保留アイコンg2に衝突すると消去され、保留アイコンg2にオーバーラップしてエフェクト画像p3が表示される。
図20(19)は、変化演出が終了した状態を示している。忍者m7およびエフェクト画像p3の消去が本例の変化演出の終了である。また、変化演出が終了すると、変化演出の対象であった保留アイコンg2の外郭が円形の態様1(例えば、白)から外郭がギザギザの態様3(例えば、青色)に変化する。なお、アイコンが態様3に変化すると、スピーカ120から「キター」のエフェクト音声が出力されてもよい。
図20(20)は、図示は省略するが演出が引き続き実行されることを示している。例えば、保留アイコンg2が変動アイコンとなった後に、当該変動アイコンを変化対象とする変化演出が行われてもよい。この場合、アイコンが影絵で表示されてもよいし、アイコンが影絵で表示されなくてもよい。
次に、図21(1)〜(7)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図21(1)〜(7)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図21(1)は、例えば、図16(3)に示す状態から演出が引き続くことを示している。図21(1)〜(7)に示す演出例は、例えば、図16(3)に示す状態から引き続く演出である。
図21(2)は、特図変動遊技が実行中である状態を示している。
図21(3)は、アイコンの表示態様を変化させる変化演出が開始された状態を示している。本例の変化演出は、吉宗m10アイコンの手前を通過するアニメーション(変化アニメ)が表示される。吉宗m10は扉jにオーバーラップして表示されている。吉宗m10の表示開始が本例の変化演出の開始である。このように、アイコンが影絵で表示されていない状態においても、アイコンの表示態様を変化させる変化演出が実行される場合がある。
図21(4)は、変化演出の変化アニメが表示されており、吉宗m10がアイコンに向かって移動している状態を示している。
図21(5)は、変化演出の変化アニメが表示されている状態を示している。本例変化演出の対象アイコンは、保留アイコンg2であり、吉宗m10が保留アイコンg2を通過した後に保留アイコンg2の外郭が円形の態様1(例えば、白)から外郭がギザギザの態様3(例えば、青色)に変化する。なお、アイコンが態様3に変化すると、スピーカ120から「キター」のエフェクト音声が出力されてもよい。
図21(6)は、変化演出が終了した状態を示している。吉宗m10の消去が本例の変化演出の終了である。
図21(7)は、図示は省略するが演出が引き続き実行されることを示している。例えば、保留アイコンg2が変動アイコンとなった後に、当該変動アイコンを変化対象とする変化演出が行われてもよい。この場合、アイコンが影絵で表示されてもよいし、アイコンが影絵で表示されなくてもよい。
次に、図21(8)〜(14)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図21(8)〜(14)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図21(8)は、例えば、図16(4)に示す状態から演出が引き続くことを示している。図20(8)〜(14)に示す演出例は、例えば、図16(4)に示す状態から引き続く演出である。
図21(9)は、特図変動遊技が実行中である状態を示している。障子kが表示されており、変動アイコンe1および保留アイコンg2〜g4が影絵で表示されている。
図21(10)は、アイコンの表示態様を変化させる変化演出が開始された状態を示している。本例の変化演出は、吉宗m10アイコンの手前を通過するアニメーション(変化アニメ)が表示される。吉宗m10は扉jにオーバーラップして表示されている。吉宗m10の表示開始が本例の変化演出の開始である。
図21(11)は、変化演出の変化アニメが表示されており、吉宗m10がアイコンに向かって移動している状態を示している。
図21(12)は、変化演出の変化アニメが表示されている状態を示している。吉宗m10は障子kにオーバーラップして表示されており、吉宗m10は影絵で表示される。本例では、変化演出の変化アニメの表示の全体(吉宗m10の全体)が影絵で表示されるシーンが含まれている。本例の変化演出の対象アイコンは、保留アイコンg2であり、吉宗m10が保留アイコンg2を通過した後に保留アイコンg2の外郭が円形からギザギザに変化する。
図21(13)は、変化演出が終了した状態を示している。吉宗m10の消去が本例の変化演出の終了である。
図21(14)は、図示は省略するが演出が引き続き実行されることを示している。例えば、保留アイコンg2が変動アイコンとなった後に、当該変動アイコンを変化対象とする変化演出(例えば、図16(9)〜(28)に示す演出)が行われてもよい。
次に、図21(15)〜(28)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図21(15)〜(28)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図21(15)は、例えば、図16(14)に示す状態から演出が引き続くことを示している。図20(15)〜(28)に示す演出例は、例えば、図16(14)に示す状態から引き続く演出である。
図21(16)は、特図変動遊技の実行中に障子kの表示態様が変化した状態を示している。また、カウントダウン表示oは、「20.00」の秒数を表す画像を含み、20.00秒後にアイコンの影絵表示が終了する演出が開始されることが報知されている。
図21(17)は、時間の経過を示している。
図21(18)は、扉jが開くアニメーションが表示されている状態を示している。また、カウントダウン表示oは、「18.00」の秒数を表す画像を含み、18.00秒後にアイコンの影絵表示が終了する演出が開始されることが報知されている。
図21(19)は、扉jが開いた後に、姫m5が表示開始された状態を示している。また、カウントダウン表示oは、「17.50」の秒数を表す画像を含み、17.50秒後にアイコンの影絵表示が終了する演出が開始されることが報知されている。
図21(20)は、扉jが閉じ、姫m5が扉jの上方に移動した状態を示している本例では、姫m5が表示開始されて直ぐには変化演出が開始されず、姫m5による変化演出の開始が保留された状態となる。また、カウントダウン表示oは、「17.00」の秒数を表す画像を含み、17.00秒後にアイコンの影絵表示が終了する演出が開始されることが報知されている。
図21(21)は、時間の経過を示している。
図21(22)は、扉jが開くアニメーションが表示されている状態を示している。また、カウントダウン表示oは、「15.00」の秒数を表す画像を含み、15.00秒後にアイコンの影絵表示が終了する演出が開始されることが報知されている。
図21(23)は、扉jが開いた後に、番長のキャラクタ画像(以下、「番長」と称する)m11が表示開始された状態を示している。また、カウントダウン表示oは、「14.50」の秒数を表す画像を含み、14.50秒後にアイコンの影絵表示が終了する演出が開始されることが報知されている。
図21(24)は、扉jが閉じ、番長m11が扉jの上方に移動した状態を示している本例では、番長m11が表示開始されて直ぐには変化演出が開始されず、番長m11による変化演出の開始が保留された状態となる。また、カウントダウン表示oは、「14.00」の秒数を表す画像を含み、14.00秒後にアイコンの影絵表示が終了する演出が開始されることが報知されている。
図21(25)は、時間の経過を示している。
図21(26)は、姫m5が下方に移動した状態を示している。姫m5が下方に移動して扉jとオーバーラップして表示された後に、姫m5による変化演出が開始される。
図21(27)は、姫m5による変化演出が開始された状態を示している。姫m5の投げたハートm6がアイコンに向かって移動している。
図21(28)は、時間の経過を示している。この後、番長m11に対応する変化演出が行われ、その後、例えば、図18(1)〜(28)に示す演出が実行される。このように、変化演出の開始が保留される場合がある。この場合、図21(19)〜(24)に示す姫m5、番長m11は、変化演出の開始が保留されていることを示唆する表示である。
次に、図22(1)〜(7)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図22(1)〜(7)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図22(1)は、例えば、図16(3)に示す状態から演出が引き続くことを示している。図22(1)〜(7)に示す演出例は、例えば、図16(3)に示す状態から引き続く演出である。
図22(2)は、アイコンの表示態様を変化させる変化演出が開始された状態を示している。本例の変化演出は、吉宗m1が矢m2を変化対象であるアイコンに向かって射るアニメーション(変化アニメ)が表示される。吉宗m1は扉jにオーバーラップして表示されており、吉宗m1の表示開始が本例の変化演出の開始である。このように、アイコンが影絵で表示されていない状態においても、アイコンの表示態様を変化させる変化演出が実行される場合がある。
図22(3)は、変化演出の変化アニメが表示されている状態を示している。矢m2は、アイコン(図22(3)では、変動アイコンe1)にオーバーラップして表示される。
図22(4)は、変化演出の変化アニメが表示されている状態を示している。矢m2は、アイコン(図22(4)では、変動アイコンe1および保留アイコンg2)にオーバーラップして表示される。
図22(5)は、変化演出の変化アニメが表示されている状態を示している。矢m2は、アイコン(図22(5)では、保留アイコンg2)にオーバーラップして表示される。
図22(6)は、矢m2がいずれのアイコンにも刺さらずに、全てのアイコンを通過した状態を示している。矢m2がいずれのアイコンにも刺さらなかった変化演出は、失敗演出である。
図22(7)は、演出が引き続くことを示している。この後、例えば、図18(1)〜(28)に示す演出が実行されてもよい。このように、変化演出は、アイコンの態様が変化しない失敗演出となる場合がある。
次に、図22(8)〜(14)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図22(8)〜(14)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図22(8)は、例えば、図16(3)に示す状態から演出が引き続くことを示している。図22(8)〜(14)に示す演出例は、例えば、図16(3)に示す状態から引き続く演出である。
図22(9)は、アイコンの表示態様を変化させる変化演出が開始された状態を示している。図22(9)では、変動アイコンe1が外郭がギザギザの態様3で表示されている。本例の変化演出は、姫m5がハートm6を変化対象であるアイコンに向かって投げるアニメーション(変化アニメ)が表示される。姫m5は扉jにオーバーラップして表示されており、吉宗m1の表示開始が本例の変化演出の開始である。このように、アイコンが影絵で表示されていない状態においても、アイコンの表示態様を変化させる変化演出が実行される場合がある。
図22(10)は、変化演出の変化アニメが表示されている状態を示している。ハートm6は変動アイコンe2の上方に移動している。
図22(11)は、変化演出の変化アニメが表示されている状態を示している。ハートm6は変動アイコンe2に向かって下方に移動している。
図22(12)は、変化演出の変化アニメが表示されている状態を示している。ハートm6は変動アイコンe2を通過して下方に移動し続けている。
図22(13)は、ハートm6が変動アイコンe2を通過して下方に移動し続け消去される直前の状態を示している。ハートm6がいずれのアイコンにも衝突せずに消去される変化演出は、失敗演出である。
図22(14)は、演出が引き続くことを示している。この後、例えば、図18(1)〜(28)に示す演出が実行されてもよい。このように、変化演出は、アイコンの態様が変化しない失敗演出となる場合がある。また、図22(3)〜(6)に示す変化演出と、図22(9)〜(13)に示す本例の変化演出とでは、変化演出における画像(矢m2、ハートm6)の消去される表示領域上の場所およびフェードアウトする方向が異なる。これにより、失敗した変化演出がいずれの変化演出であったかを分かり易くすることができる。
次に、図22(15)〜(21)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図22(15)〜(21)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図22(15)は、例えば、図16(4)に示す状態から演出が引き続くことを示している。図22(15)〜(21)に示す演出例は、例えば、図16(4)に示す状態から引き続く演出である。
図22(16)は、アイコンの表示態様を変化させる変化演出が開始された状態を示している。本例の変化演出は、吉宗m1が矢m2を変化対象であるアイコンに向かって射るアニメーション(変化アニメ)が表示される。吉宗m1は扉jにオーバーラップして表示されており、吉宗m1の表示開始が本例の変化演出の開始である。また、障子kが表示されており、変動アイコンe2および保留アイコンg2〜g4は影絵で表示されている。
図22(17)は、変化演出の変化アニメが表示されている状態を示している。矢m2の一部は障子kとオーバーラップしており当該一部は影絵で表示されている。
図22(18)は、変化演出の変化アニメが表示されている状態を示している。矢m2の障子kとオーバーラップしており全体が影絵で表示されている。
図22(19)は、変化演出の変化アニメが表示されている状態を示している。矢m2の障子kとオーバーラップしており全体が影絵で表示されている。
図22(20)は、矢m2がいずれのアイコンにも刺さらずに、全てのアイコンを通過した状態を示している。矢m2がいずれのアイコンにも刺さらなかった変化演出は、失敗演出である。また、矢m2の一部(左端)は障子kとオーバーラップしておらず当該一部は影絵で表示されていない。矢m2は、障子kの表示中は、一瞬だけ少なくとも一部が非影絵となる状態で表示領域から消去される。
図22(21)は、演出が引き続くことを示している。この後、例えば、図18(1)〜(28)に示す演出が実行されてもよい。このように、変化演出は、アイコンの態様が変化しない失敗演出となる場合がある。
次に、図22(22)〜(28)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図22(22)〜(28)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図22(22)は、例えば、図16(4)に示す状態から演出が引き続くことを示している。図22(22)〜(28)に示す演出例は、例えば、図16(4)に示す状態から引き続く演出である。
図22(23)は、アイコンの表示態様を変化させる変化演出が開始された状態を示している。本例の変化演出は、姫m5がハートm6を変化対象であるアイコンに向かって投げるアニメーション(変化アニメ)が表示される。姫m5は扉jにオーバーラップして表示されており、吉宗m1の表示開始が本例の変化演出の開始である。また、障子kが表示されており、変動アイコンe2および保留アイコンg2〜g4は影絵で表示されている。また、カウントダウン表示oは、「12.50」の秒数を表す画像を含み、12.50秒後にアイコンの影絵表示が終了する演出が開始されることが報知されている。
図22(24)は、変化演出の変化アニメが表示されている状態を示している。ハートm6は変動アイコンe2の上方に移動している。ハートm6の一部は障子kとオーバーラップしており当該一部は影絵で表示されている。また、カウントダウン表示oは、「12.20」の秒数を表す画像を含み、12.20秒後にアイコンの影絵表示が終了する演出が開始されることが報知されている。
図22(25)は、変化演出の変化アニメが表示されている状態を示している。ハートm6は変動アイコンe2に向かって下方に移動している。ハートm6は障子kとオーバーラップしており全体が影絵で表示されている。また、カウントダウン表示oは、「12.00」の秒数を表す画像を含み、12.00秒後にアイコンの影絵表示が終了する演出が開始されることが報知されている。
図22(26)は、変化演出の変化アニメが表示されている状態を示している。ハートm6は障子kとオーバーラップしており全体が影絵で表示されている。ハートm6は変動アイコンe2を通過して下方に移動し続けている。また、カウントダウン表示oは、「11.30」の秒数を表す画像を含み、11.30秒後にアイコンの影絵表示が終了する演出が開始されることが報知されている。
図22(27)は、ハートm6が変動アイコンe2を通過して下方に移動し続け消去される直前の状態を示している。ハートm6の一部(下端)は障子kとオーバーラップしておらず当該一部は影絵で表示されていない。ハートm6は、障子kの表示中は、一瞬だけ少なくとも一部が非影絵となる状態で表示領域から消去される。ハートm6がいずれのアイコンにも衝突せずに消去される変化演出は、失敗演出である。また、カウントダウン表示oは、「11.00」の秒数を表す画像を含み、11.00秒後にアイコンの影絵表示が終了する演出が開始されることが報知されている。
図22(28)は、演出が引き続くことを示している。この後、例えば、図18(1)〜(28)に示す演出が実行されてもよい。このように、変化演出は、アイコンの態様が変化しない失敗演出となる場合がある。また、図22(16)〜(20)に示す変化演出の失敗演出では、矢m2が障子kの左方に抜けていき、図22(23)〜(27)に示す変化演出の失敗演出では、ハートm6が障子kの下方に抜けていく。このように、変化演出毎に失敗演出を設けることで、いずれの変化演出で失敗したのかを分かり易くすることができる。
次に、図23(1)〜(7)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図23(1)〜(7)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図23(1)は、例えば、図16(3)に示す状態から演出が引き続くことを示している。図23(1)〜(7)に示す演出例は、例えば、図16(3)に示す状態から引き続く演出である。
図23(2)は、表示領域UIの下端部から障子kが上方に移動して表示開始されている状態を示している。図中、障子kの右方に図示する上向き矢印は障子kの移動方向を示している。
図23(3)は、障子kの上端部が表示されている状態を示している。図中、障子kの右方に図示する上下向き矢印は障子kの移動方向を示している。障子kは上下に振動して表示されることで、障子kの全体が表示されてアイコンが影絵となる状態となるか否かを煽る演出が行われる。
図23(4)は、障子kが上方に移動している状態を示している。図中、障子kの右方に図示する上向き矢印は障子kの移動方向を示している。障子kに保留アイコンg2〜g4の下端部がオーバーラップされているが、保留アイコンg2〜g4は影絵で表示されていない。
図23(5)は、障子kが上方に移動している状態を示している。図中、障子kの右方に図示する上向き矢印は障子kの移動方向を示している。障子kに保留アイコンg2〜g4の下半分以上がオーバーラップされており、保留アイコンg2〜g4は影絵で表示されている。本例では、障子kに保留アイコンの半分以上がオーバーラップされると、保留アイコンが影絵で表示される。また、障子kに変動アイコンe1の下端部がオーバーラップされているが、変動アイコンe2は、保留アイコンg2〜g4は影絵で表示されるのと同じタイミングで影絵で表示される。なお。障子kに変動アイコンの半分以上がオーバーラップされると、変動アイコンが影絵で表示されてもよい。
図23(6)は、障子kが上方に移動して障子kの全体が表示された状態を示している。図中、障子kの右方に図示する上向き矢印は障子kの移動方向を示している。変動アイコンe2および保留アイコンg2〜g4の全体が障子k2にオーバーラップされており、変動アイコンe2および保留アイコンg2〜g4が影絵で表示される。
図23(7)は、演出が引き続くことを示している。この後、例えば、図16(4)〜(28)に示す演出が実行されてもよい。このように、アイコンが影絵で表示されるか否かを煽る演出が行われる場合がある。
次に、図23(8)〜(12)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図23(8)〜(12)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図23(8)は、例えば、図16(3)に示す状態から演出が引き続くことを示している。図23(8)〜(12)に示す演出例は、例えば、図16(3)に示す状態から引き続く演出である。
図23(9)は、表示領域UIの下端部から障子kが上方に移動して表示開始されている状態を示している。図中、障子kの右方に図示する上向き矢印は障子kの移動方向を示している。
図23(10)は、障子kの上端部が表示されている状態を示している。図中、障子kの右方に図示する上下向き矢印は障子kの移動方向を示している。障子kは上下に振動して表示されることで、障子kの全体が表示されてアイコンが影絵となる状態となるか否かを煽る演出が行われる。
図23(11)は、障子kが下方に移動している状態を示している。図中、障子kの右方に図示する下向き矢印は障子kの移動方向を示している。
図23(12)は、障子kが下方に移動して消去された状態を示している。本例では、障子kの全体が表示されずに障子kが消去されるので、アイコンが影絵で表示される演出が開始されない。
図23(13)は、演出が引き続くことを示している。この後、例えば、図18(1)〜(28)に示す演出が実行されてもよい。このように、アイコンが影絵で表示されるか否かを煽る演出が行われる場合がある。
次に、図23(14)〜(18)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図23(14)〜(18)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図23(14)は、表示領域UIの下端部に障子kの上端部が表示されている状態を示している。本例では、表示領域UIの表示中は、障子kの上端部が常時表示される。表示領域UIは、障子kの一部を含んでいでもよい。
図23(15)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技の当否判定結果ははずれ(「特図G」)である。図柄表示領域208a〜208cには、特図1変動遊技の当否判定結果がはずれであったことを示す、はずれ図柄態様である「装飾2−装飾4−装飾7」が停止表示されている。また、第五図柄表示領域には、「2−4−7」の組み合わせの第五図柄が停止表示されている。また、変動アイコンe1は、装飾図柄の停止表示中に消去されている。
図23(16)は、演出が引き続くことを示している。この後、例えば、特図1始動口230に遊技球が1個だけ入賞し、特図1変動遊技が開始される。
図23(17)は、特図1変動遊技が実行されている状態を示している。変動アイコン表示領域eには変動アイコンe2が表示されている。
図23(18)は、演出が引き続くことを示している。この後、例えば、図18(1)〜(28)に示す演出が実行されてもよい。
このように、本演出例では、表示領域UIの表示中は、障子kの上端部が常時表示される。なお、扉jにオーバーラップするキャラクタ画像を常時表示し、当該キャラクタ画像は障子kを上方に引っ張り上げるアニメーションを表示して、アイコンが影絵で表示される演出が開始されるかどうかを煽る演出が行われてもよい。
次に、図24(1)〜(6)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図24(1)〜(6)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図24(1)は、例えば、特図1の保留数が2である以外は図16(3)に示す状態と同じ状態から演出が引き続くことが可能であることを示している。
図24(2)は、特図1変動遊技が実行されている状態を示している。
図24(3)は、特図1始動口230に遊技球が1個だけ入賞し、特図1の保留が1増加したので、特図1の保留アイコンが増加する保留アイコン増加アニメーション(保留アイコン増加アニメ)が開始された状態を示している。特図1保留アイコン表示領域fの第3領域には、増加した保留に対応する保留アイコンg4が表示開始されている。本例の保留増加アニメは、点で表示開始された保留アイコンの表示サイズが徐々に拡大してく態様で表示される。
図24(4)は、保留アイコン増加アニメが実行されている状態を示している。保留アイコンg4の表示サイズが徐々に大きくなっている。
図24(5)は、保留アイコン増加アニメが終了した状態を示している。保留アイコンg4は通常の表示サイズで表示されている。
図24(6)は、演出が引き続くことを示している。この後、例えば、図16(4)〜(28)に示す演出が実行されてもよい。
次に、図24(7)〜(12)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図24(7)〜(12)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図24(7)は、例えば、特図1の保留数が2である以外は図16(11)に示す状態と同じ状態から演出が引き続くことが可能であることを示している。
図24(8)は、特図1変動遊技が実行されている状態を示している。障子kが表示されており、変動アイコンe2および保留アイコンg2、g3は影絵で表示されている。
図24(9)は、特図1始動口230に遊技球が1個だけ入賞し、特図1の保留が1増加したので、特図1の保留アイコンが増加する保留アイコン増加アニメーション(保留アイコン増加アニメ)が開始された状態を示している。特図1保留アイコン表示領域fの第3領域には、増加した保留に対応する保留アイコンg4が表示開始されている。本例の保留増加アニメは、点で表示開始された保留アイコンの表示サイズが徐々に拡大してく態様で表示される。保留アイコン増加アニメにおける保留アイコンg4も影絵で表示される。
図24(10)は、保留アイコン増加アニメが実行されている状態を示している。保留アイコンg4の表示サイズが徐々に大きくなっている。保留アイコン増加アニメにおける保留アイコンg4も影絵で表示される。
図24(11)は、保留アイコン増加アニメが終了した状態を示している。保留アイコンg4は通常の表示サイズで影絵で表示されている。
図24(12)は、演出が引き続くことを示している。この後、例えば、図16(12)〜(28)に示す演出が実行されてもよい。
次に、図24(13)〜(18)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図24(13)〜(18)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図24(13)は、例えば、図16(3)に示す状態から演出が引き続くことを示している。図24(13)〜(18)に示す演出例は、例えば、図16(3)に示す状態から引き続く演出である。
図24(14)は、障子kの上端部が表示されている状態を示している。図中、障子kの右方に図示する上下向き矢印は障子kの移動方向を示している。障子kは上下に振動して表示されることで、障子kの全体が表示されてアイコンが影絵となる状態となるか否かを煽る演出が行われる。
図24(15)は、障子kが上方に移動している状態を示している。図中、障子kの右方に図示する上向き矢印は障子kの移動方向を示している。障子kに保留アイコンg2〜g4の下端部がオーバーラップされているが、保留アイコンg2〜g4は影絵で表示されていない。また、特図1始動口230に遊技球が1個だけ入賞し、特図1の保留が1増加したので、特図1の保留アイコンが増加する保留アイコン増加アニメが開始されている。特図1保留アイコン表示領域fの第4領域には、増加した保留に対応する保留アイコンg5が表示開始されている。本例の保留増加アニメは、点で表示開始された保留アイコンの表示サイズが徐々に拡大してく態様で表示される。
図24(16)は、障子kが上方に移動している状態を示している。図中、障子kの右方に図示する上向き矢印は障子kの移動方向を示している。障子kに保留アイコンg2〜g4の下半分以上がオーバーラップされており、保留アイコンg2〜g4は影絵で表示されている。本例では、障子kに保留アイコンの半分以上がオーバーラップされると、保留アイコンが影絵で表示される。また、障子kに変動アイコンe1の下端部がオーバーラップされているが、変動アイコンe2は、保留アイコンg2〜g4は影絵で表示されるのと同じタイミングで影絵で表示される。なお。障子kに変動アイコンの半分以上がオーバーラップされると、変動アイコンが影絵で表示されてもよい。また、保留アイコン増加アニメにおける保留アイコンg5は、他の保留アイコンg2〜g4が影絵で表示されるタイミングに合わせて影絵で表示される。なお。障子kに保留アイコン増加アニメにおける保留アイコンg5の半分以上がオーバーラップされると、保留アイコンg5が影絵で表示されてもよい。
図24(17)は、障子kが上方に移動して障子kの全体が表示された状態を示している。図中、障子kの右方に図示する上向き矢印は障子kの移動方向を示している。変動アイコンe2および保留アイコンg2〜g5の全体が障子k2にオーバーラップされており、変動アイコンe2および保留アイコンg2〜g5が影絵で表示される。また、保留アイコン増加アニメが終了しており、保留アイコンg5は通常の表示サイズで影絵で表示されている。
図24(18)は、演出が引き続くことを示している。この後、例えば、図16(4)〜(28)に示す演出が実行されてもよい。このように、保留アイコン増加アニメの表示期間と障子kの出現アニメとの表示期間が重なる場合がある。
次に、図25(1)〜(10)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図25(1)〜(5)は、アイコンが影絵で表示されない場合の装飾図柄表示装置208の特図1保留アイコン表示領域f付近を抜き出して演出例を時系列で示す図である。
図25(1)は、変動アイコンe1および保留アイコン2〜g4が表示されている状態を示している。本例のアイコンは、「八」、「代」、「将」、「軍」の4文字が円の周方向に等間隔(90°間隔)で記されている(「八代将軍」柄)。各文字は、いずれも円の中心方向が下となるように配置されている。アイコンは「八」、「代」、「将」、「軍」のうちいずれか1文字のみが正位置(上下の向きが正しい位置)となっており、図25(1)に示す状態では「八」が正位置となっている。また、変動アイコンe1および保留アイコンg3、g4は円形で態様1であり、保留アイコンg2は外郭が上下左右非対称のぎざぎざで態様3である。
また、図25(1)〜(5)では、アイコンの待機アニメーション(待機アニメ、待機表示)が実行されている。待機アニメは、保留アイコン減少アニメおよび保留アイコン移動アニメの非実行中であって特図変動遊技中に実行される。本例の待機アニメは、アイコンが右回りに回転するアニメである。図25(1)〜(5)では、アイコンは右回りに90度ずつ回転しており、図25(2)に示す状態では「軍」が正位置となり、図25(3)に示す状態では「将」が正位置となり、図25(4)に示す状態では「第」が正位置となり、図25(5)に示す状態では「八」が正位置となっている。
図25(6)〜(10)は、アイコンが影絵で表示される場合の装飾図柄表示装置208の特図1保留アイコン表示領域f付近を抜き出して演出例を時系列で示す図である。図26(6)に示すように、アイコンは影絵で表示されているので、遊技者はアイコンの外郭は認識可能であるが、アイコンの内部の「八代将軍」柄を認識することができない。また、図25(6)〜(10)においても、図25(1)〜(5)に示す状態と同様にアイコンの待機アニメが実行されているが、変動アイコンe2および保留アイコンg3、g4は、外郭形状が上下左右対称の円形であり、内部の「八代将軍柄」が表示されておらず、変動アイコンe2および保留アイコンg3、g4の待機アニメの回転のシーンが含まれないので、回転していることを遊技者が認識できない。保留アイコンg2は、外郭形状が上下左右非対称のギザギザであるため、内部の「八代将軍柄」が表示されていなくても、保留アイコンg2の待機アニメの回転のシーンが含まれるので回転していることを遊技者が認識することができる。
このように、影絵で表示された円形(デフォルト)の表示態様のアイコンについての待機アニメは認識不能であり、影絵で表示された外郭形状が上下左右非対称のギザギザのアイコンについての前記待機アニメは認識可能である。これにより、影絵でアイコンが表示されている状態においても、先読み予告対象の保留アイコンや当該変動の予告対象のアイコンの待機アニメを目立たせることができる。また、アイコンが影絵表示となった場合、待機アニメ中において、デフォルトのアイコンは動いているように見えず、外郭がギザギザのアイコンは動いているように見えるので、デフォルトから変化したアイコンが分かり易くなる。
なお、アイコンの待機アニメは、アイコンの内部(輪郭の内側)の模様が時間経過に合わせてアイコン内部の模様が変化するアニメであってもよいし、アイコンの何らかの見え方(形状や模様)が変化するアニメであってもよい。
図25(6)〜(10)に示すように、アイコンが影絵で表示されている状態において複数種類の影絵の表示態様(例えば、円形の影絵の表示態様や外郭がギザギザの影絵の表示態様)のうちのいずれかの表示態様でアイコンを表示可能である。
複数種類の影絵の表示態様のうちの一の表示態様は、外郭がギザギザの表示態様であり、複数種類の影絵の表示態様のうちの一の表示態様は、円形の表示態様)である。円形の表示態様は、デフォルトの表示態様である。
図25(6)〜(10)に示すように、装飾図柄表示装置208は、保留数が減少するまでの或る状態(アイコンが表示されている状態、図18(9)〜(28)に示す状態以外の或る状態)において、アイコンの待機表示(待機アニメ)を表示可能であり、円形のアイコン(本例では、変動アイコンe1、保留アイコンg3、g4)における待機表示は、当該アイコンが回転するシーンを含まず、外郭がギザギザの表示態様のアイコン(本例では、保留アイコンg2)における待機表示は、該アイコンが回転するシーンを含んでいる。このように、外郭がギザギザのアイコンにおける待機表示は、当該アイコンが回転するシーンを含んでいる。ここで或る状態とは、アイコンが表示されている状態、図18(9)〜(28)に示す状態以外の或る状態のことであってもよい。
なお、アイコンが影絵で表示されている状態において一種類の影絵(例えば、円形の影絵)の表示態様でアイコンを表示可能であってもよい。
装飾図柄表示装置208は、保留数が減少するまでの或る状態において、アイコンの待機表示を表示可能であり、円形の影絵のアイコンにおける待機表示は、該アイコンが回転するシーンを含まない。また、外郭がギザギザのアイコンにおける待機表示は、当該アイコンが回転するシーンを含んでいる。
次に、図26(1)〜(6)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図26(1)〜(6)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図26(1)は、例えば、図16(11)に示す状態から演出が引き続くことを示している。図26(1)〜(6)に示す演出例は、例えば、図16(11)に示す状態から引き続く演出である。
図26(2)は、障子kの表示態様を変化させる変化演出が開始された状態を示している。本例の変化演出は、くのいちm3が手裏剣m4を変化対象である障子kに向かって投げるアニメーション(変化アニメ)が表示される。くのいちm3の表示開始が本例の変化演出の開始である。くのいちm3、手裏剣m4は、障子kの態様が変化することを予告する画像でもある。また、カウントダウン表示oは、「21.50」の秒数を表す画像を含み、21.50秒後にアイコンの影絵表示が終了する演出が開始されることが報知されている。
図26(3)は、変化演出の変化アニメが表示されている状態を示している。手裏剣m4は、障子kにオーバーラップして表示されているので影絵では表示されない。このように、障子kの表示態様を変化させる変化演出に含まれる変化アニメの表示は影絵で表示されない。また、カウントダウン表示oは、「21.00」の秒数を表す画像を含み、21.00秒後にアイコンの影絵表示が終了する演出が開始されることが報知されている。
図26(4)は、変化演出の変化アニメが表示され、手裏剣m4が障子kを通過している状態を示している。本例の変化演出は、障子kの態様が変化しない失敗演出である。また、カウントダウン表示oは、「20.50」の秒数を表す画像を含み、20.50秒後にアイコンの影絵表示が終了する演出が開始されることが報知されている。
図26(5)は、手裏剣m4が障子kを通過後に消去された状態を示している。
本例の変化演出は、障子kの態様が変化しない失敗演出であるので、手裏剣m4は障子kを通過した後に消去される。また、カウントダウン表示oは、「20.50」の秒数を表す画像を含み、20.50秒後にアイコンの影絵表示が終了する演出が開始されることが報知されている。
図26(6)は、演出が引き続くことを示している。この後、例えば、図16(16)〜(28)に示す演出が実行されてもよい。
次に、図26(7)〜(14)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図26(7)〜(14)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図26(7)は、例えば、図16(11)に示す状態から演出が引き続くことを示している。図26(7)〜(14)に示す演出例は、例えば、図16(11)に示す状態から引き続く演出である。
図26(8)は、アイコンの表示態様を変化させる変化演出が開始された状態を示している。本例の変化演出は、くのいちm3が手裏剣m4を障子kに向かって投げるアニメーション(変化アニメ)が表示される。くのいちm3の表示開始が本例の変化演出の開始である。このように、図16(11)〜(15)や図26(2)〜(5)に示す演出例では、くのいちm3および手裏剣m4を含む変化演出は障子kの態様を変化させる演出として実行されたが、本例では、くのいちm3および手裏剣m4を含む変化演出はアイコンの態様を変化させる演出として実行される。障子kの態様を変化させる変化演出と、アイコンの態様を変化させる変化演出は、同じであってもよいし、少なくとも一部(例えば、少なくとも一部の変化アニメ)が同じであってもよいし、少なくとも一部のシーンが同じであってもよい。
図26(9)は、変化演出の変化アニメが表示されている状態を示している。手裏剣m4は、障子kにオーバーラップして表示されているので影絵では表示されない。このように、アイコンの表示態様を変化させる変化演出に含まれる変化アニメの表示は影絵で表示されない場合がある。
図26(10)は、手裏剣m4が障子kに衝突した後、手裏剣m4が消去され、障子kにオーバーラップしてエフェクト画像p1が表示された状態を示している。エフェクト画像p1により、影絵の変動アイコンe1および保留アイコンg2〜g4は視認不能となる。
図26(11)は、エフェクト画像p1が消去された直後の状態を示している。本例の変化演出の対象のアイコンは、保留アイコンg2であり、エフェクト画像p1が消去された後、保留アイコンg2の外郭が円形からギザギザの態様に変化し、保留アイコンg2が上方に飛び上がるアニメーションが表示される。図中、保留アイコンg2の下方に図示する上向き矢印は、保留アイコンg2の移動方向を示している。保留アイコンg2が上方に飛び上がるアニメーションは、変化演出が成功である場合に表示される。
図26(12)は、保留アイコンg2が下方に移動した状態を示している。図中、保留アイコンg2の上方に図示する下向き矢印は、保留アイコンg2の移動方向を示している。
図26(13)は、保留アイコンg2が停止した状態を示している。なお、くのいちm3は変化演出の実行中以外も表示されていてもよい。
図26(14)は、演出が引き続くことを示している。この後、例えば、図16(12)〜(28)に示す演出が実行されてもよい。
次に、図26(15)〜(20)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図26(15)〜(20)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図26(15)は、例えば、図16(11)に示す状態から演出が引き続くことを示している。図26(15)〜(20)に示す演出例は、例えば、図16(11)に示す状態から引き続く演出である。
図26(16)は、アイコンの表示態様を変化させる変化演出が開始された状態を示している。本例の変化演出は、くのいちm3が手裏剣m4を障子kに向かって投げるアニメーション(変化アニメ)が表示される。くのいちm3の表示開始が本例の変化演出の開始である。このように、図16(11)〜(15)や図26(2)〜(5)に示す演出例では、くのいちm3および手裏剣m4を含む変化演出は障子kの態様を変化させる演出として実行されたが、本例では、くのいちm3および手裏剣m4を含む変化演出はアイコンの態様を変化させる演出として実行される。障子kの態様を変化させる変化演出と、アイコンの態様を変化させる変化演出は、同じであってもよいし、少なくとも一部(例えば、少なくとも一部の変化アニメ)が同じであってもよいし、少なくとも一部のシーンが同じであってもよい。
図26(17)は、変化演出の変化アニメが表示されている状態を示している。手裏剣m4は、障子kにオーバーラップされて表示されて影絵で表示される。また、図16(5)、(6)、図16(16)、(17)に示す変化演出と同様に、飛翔するオブジェクト(手裏剣m4)がアイコン付近で影絵になることで、変化対象のアイコンの特定が影絵でない場合よりも認識困難になり、より注意深くアイコンを見させて保留数の減少などに気付かせることができる。
図26(18)は、手裏剣m4が障子kに衝突した後、手裏剣m4が消去され、障子kにオーバーラップされてエフェクト画像p4が表示された状態を示している。エフェクト画像p4の一部は障子kにオーバーラップされていないが、エフェクト画像p4の全体が影絵で表示される。また、エフェクト画像p4により、影絵の変動アイコンe1および保留アイコンg2〜g4がオーバーラップされて視認不能となる。
図26(19)は、エフェクト画像p4が消去された直後の状態を示している。本例の変化演出の対象のアイコンは、保留アイコンg2であり、エフェクト画像p4が消去された後、保留アイコンg2の外郭が円形からギザギザの態様に変化し、保留アイコンg2が上方に飛び上がるアニメーションが表示される。図中、保留アイコンg2の下方に図示する上向き矢印は、保留アイコンg2の移動方向を示している。保留アイコンg2が上方に飛び上がるアニメーションは、変化演出が成功である場合に表示される。
図26(20)は、演出が引き続くことを示している。この後、例えば、図26(12)〜(14)に示す演出が実行されてもよい。
次に、図27(1)〜(17)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図27(1)〜(17)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図27(1)は、例えば、図16(3)に示す状態から演出が引き続くことを示している。図27(1)〜(17)に示す演出例は、例えば、図16(3)に示す状態から引き続く演出である。
図27(2)は、特図1変動遊技が実行中である状態を示している。また、特図1の保留数は4であり、保留アイコンg2〜g5が態様1で表示されている。
図27(3)は、特図1保留アイコン表示領域fの第2領域の台座画像f2が上下に伸び縮みするアニメーションが表示された状態を示している。図中、台座画像の右下方に図示する上下向き矢印は、台座画像f2が上下に伸び縮みしていることを表している。第2領域に表示されている保留アイコンg3は、台座画像f2の伸び縮みに伴い上下に移動する。特図1保留アイコン表示領域fの台座画像が伸び縮みするアニメーションは、当該台座画像が上方に伸びることを煽る表示である。なお、特図1保留アイコン表示領域fの台座画像が伸び縮みするアニメーションは、先読み予告として表示されてもよい。
図27(4)は、台座画像f2が上方に伸びるアニメーションが開始された状態を示している。図中、台座画像の右下方に図示する上向き矢印は、台座画像f2が上方に伸びていることを表している。第2領域に表示されている保留アイコンg3は、台座画像f2が伸びるのに伴い、台座画像f2の上面に載置されて上方に移動する。特図1保留アイコン表示領域fの台座画像が伸びるアニメーションは、当該台座画像に載置されるように表示される保留アイコンに対応する保留を予告対象とする先読み予告としての表示である。
図27(5)は、台座画像f2が上方に伸びるアニメーションが表示されている状態を示している。
図27(6)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技の当否判定結果ははずれ(「特図G」)である。図柄表示領域208a〜208cには、特図1変動遊技の当否判定結果がはずれであったことを示す、はずれ図柄態様である「装飾2−装飾4−装飾7」が停止表示されている。また、第五図柄表示領域には、「2−4−7」の組み合わせの第五図柄が停止表示されている。また、変動アイコンe1は、装飾図柄の停止表示中に消去されている。
図27(7)は、特図1変動遊技が開始されたことに伴い、装飾図柄の変動表示、第四図柄、および第五図柄の変動表示が開始された状態を示している。また、当該特図1変動遊技の開始に伴い、保留アイコン減少アニメが実行され特図1保留アイコン表示領域fの第1領域に表示されていた保留アイコンg2が変動アイコンe2となって変動アイコン表示領域eに移動し、保留アイコン移動アニメが実行され、特図1保留アイコン表示領域fの第2領域に表示されていた保留アイコンg3が特図1保留アイコン表示領域fの第1領域に移動し、特図1保留アイコン表示領域fの第3領域に表示されていた保留アイコンg4が特図1保留アイコン表示領域fの第2領域に移動し、特図1保留アイコン表示領域fの第4領域に表示されていた保留アイコンg5が特図1保留アイコン表示領域fの第3領域に移動する。図27(7)に示す状態では、保留アイコン減少アニメおよび保留アイコン移動アニメの表示中であり、変動アイコンe2および保留アイコンg3〜g5は移動中である。図中、変動アイコンe2および保留アイコンg3〜g5の左方に図示する矢印は、変動アイコンe2および保留アイコンg3〜g5の移動方向および移動軌跡を示している。また、保留アイコン移動アニメの表示中は、特図1保留アイコン表示領域fの第1領域、第3領域、第4領域の3つの台座画像が上方に伸びている。
図27(8)は、保留アイコン減少アニメおよび保留アイコン移動アニメが終了した状態を示している。また、特図1保留アイコン表示領域fの第2領域の台座画像f2が下方に縮むアニメーションが表示され、第1領域の台座画像f1が上方に伸びるアニメーションが表示される。特図1保留アイコン表示領域fでは、先読み予告の対象となる保留に対応する保留アイコンが表示される領域の台座画像を上方に伸ばして表示して先読み予告が行われる。
図27(9)は、時間の経過を表している。
図27(10)は、特図1変動遊技が実行されている状態を示している。
図27(11)は、時間の経過を表している。
図27(12)は、アイコンの表示態様を変化させる変化演出が表示されている状態を示している。本例の変化演出は、吉宗m1が矢m2を変化対象であるアイコンに向かって射るアニメーション(変化アニメ)が表示され、矢m2が保留アイコンg3に刺さった後、保留アイコンg3が円形の第1態様から外郭がギザギザの第2態様に変化し、上方に移動している。
図27(13)は、アイコンの表示態様を変化させる変化演出が終了した状態を示している。保留アイコンg3が下方に移動して台座画像f1上に戻っている。
図27(14)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技の当否判定結果ははずれ(「特図G」)である。図柄表示領域208a〜208cには、特図1変動遊技の当否判定結果がはずれであったことを示す、はずれ図柄態様である「装飾6−装飾5−装飾8」が停止表示されている。また、第五図柄表示領域には、「6−5−8」の組み合わせの第五図柄が停止表示されている。また、変動アイコンe2は、装飾図柄の停止表示中に消去されている。
図27(15)は、特図1変動遊技が開始されたことに伴い、装飾図柄の変動表示、第四図柄、および第五図柄の変動表示が開始された状態を示している。また、当該特図1変動遊技の開始に伴い、保留アイコン減少アニメが実行され特図1保留アイコン表示領域fの第1領域に表示されていた保留アイコンg3が変動アイコンe3となって変動アイコン表示領域eに移動し、保留アイコン移動アニメが実行され、特図1保留アイコン表示領域fの第2領域に表示されていた保留アイコンg4が特図1保留アイコン表示領域fの第1領域に移動し、特図1保留アイコン表示領域fの第3領域に表示されていた保留アイコンg5が特図1保留アイコン表示領域fの第2領域に移動する。図27(15)に示す状態では、保留アイコン減少アニメおよび保留アイコン移動アニメの表示中であり、変動アイコンe3および保留アイコンg4、g5は移動中である。図中、変動アイコンe3および保留アイコンg4、g5の左方に図示する矢印は、変動アイコンe3および保留アイコンg4、g5の移動方向および移動軌跡を示している。また、保留アイコン移動アニメの表示中は、特図1保留アイコン表示領域fの第2領域〜第4領域の3つの台座画像が上方に伸びている。
図27(16)は、保留アイコン減少アニメおよび保留アイコン移動アニメが終了した状態を示している。また、特図1保留アイコン表示領域fの第1領域の台座画像f1が下方に縮むアニメーションが表示され、変動アイコン表示領域eの台座画像が上方に伸びるアニメーションが表示される。当該特図1変動遊技は、先読み予告の対象であった変動遊技であり、変動アイコン表示領域eの台座画像が上方に伸びる表示は、当該変動の予告として表示される。
図27(17)は、演出が引き続くことを示している。この後、例えば、図18(1)〜(28)に示す演出が実行されてもよい。
次に、図28(1)〜(17)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図28(1)〜(17)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図28(1)は、例えば、図16(3)に示す状態から演出が引き続くことを示している。図28(1)〜(17)に示す演出例は、例えば、図16(3)に示す状態から引き続く演出である。
図28(2)は、特図1変動遊技が実行中である状態を示している。また、特図1の保留数は4であり、保留アイコンg2〜g5が態様1で表示されている。
図28(3)は、特図1保留アイコン表示領域fの第2領域の台座画像f2が上下に伸び縮みするアニメーションが表示された状態を示している。図中、台座画像の右下方に図示する上下向き矢印は、台座画像f2が上下に伸び縮みしていることを表している。第2領域に表示されている保留アイコンg3は、台座画像f2の伸び縮みに伴い上下に移動する。特図1保留アイコン表示領域fの台座画像が伸び縮みするアニメーションは、当該台座画像が上方に伸びることを煽る表示である。なお、特図1保留アイコン表示領域fの台座画像が伸び縮みするアニメーションは、先読み予告として表示されてもよい。
図28(4)は、台座画像f2が上方に伸びるアニメーションが開始された状態を示している。図中、台座画像の右下方に図示する上向き矢印は、台座画像f2が上方に伸びていることを表している。第2領域に表示されている保留アイコンg3は、台座画像f2が伸びるのに伴い、台座画像f2の上面に載置されて上方に移動する。特図1保留アイコン表示領域fの台座画像が伸びるアニメーションは、当該台座画像に載置されるように表示される保留アイコンに対応する保留を予告対象とする先読み予告としての表示である。
図28(5)は、台座画像f2が上方に伸びるアニメーションが表示されている状態を示している。
図28(6)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技の当否判定結果ははずれ(「特図G」)である。図柄表示領域208a〜208cには、特図1変動遊技の当否判定結果がはずれであったことを示す、はずれ図柄態様である「装飾2−装飾4−装飾7」が停止表示されている。また、第五図柄表示領域には、「2−4−7」の組み合わせの第五図柄が停止表示されている。また、変動アイコンe1は、装飾図柄の停止表示中に消去されている。
図28(7)は、特図1変動遊技が開始されたことに伴い、装飾図柄の変動表示、第四図柄、および第五図柄の変動表示が開始された状態を示している。また、当該特図1変動遊技の開始に伴い、保留アイコン減少アニメが実行され特図1保留アイコン表示領域fの第1領域に表示されていた保留アイコンg2が変動アイコンe2となって変動アイコン表示領域eに移動し、保留アイコン移動アニメが実行され、特図1保留アイコン表示領域fの第2領域に表示されていた保留アイコンg3が特図1保留アイコン表示領域fの第1領域に移動し、特図1保留アイコン表示領域fの第3領域に表示されていた保留アイコンg4が特図1保留アイコン表示領域fの第2領域に移動し、特図1保留アイコン表示領域fの第4領域に表示されていた保留アイコンg5が特図1保留アイコン表示領域fの第3領域に移動する。図28(7)に示す状態では、保留アイコン減少アニメおよび保留アイコン移動アニメの表示中であり、変動アイコンe2および保留アイコンg3〜g5は移動中である。図中、変動アイコンe2および保留アイコンg3〜g5の左方に図示する矢印は、変動アイコンe2および保留アイコンg3〜g5の移動方向および移動軌跡を示している。また、保留アイコン移動アニメの表示中は、特図1保留アイコン表示領域fの第1領域、第3領域、第4領域の3つの台座画像が上方に伸びている。
図28(8)は、保留アイコン減少アニメおよび保留アイコン移動アニメが終了した状態を示している。また、特図1保留アイコン表示領域fの第2領域の台座画像f2が下方に縮むアニメーションが表示され、第1領域の台座画像f1が上方に伸びるアニメーションが表示される。特図1保留アイコン表示領域fでは、先読み予告の対象となる保留に対応する保留アイコンが表示される領域の台座画像を上方に伸ばして表示して先読み予告が行われる。
図28(9)は、時間の経過を表している。
図28(10)は、特図1変動遊技の実行中に障子kが表示された状態を示している。変動アイコンe2および保留アイコンg3〜g5は、障子kにオーバーラップされて影絵で表示される。台座画像f1は、障子kにオーバーラップされて表示されるが影絵では表示されない。このように、台座画像は、障子kの表示中は影絵で表示されず視認不能となる。これにより、影絵で表示されるアイコンを目立たせることができる。
図28(11)は、時間の経過を表している。
図28(12)は、アイコンの表示態様を変化させる変化演出が表示されている状態を示している。本例の変化演出は、吉宗m1が矢m2を変化対象であるアイコンに向かって射るアニメーション(変化アニメ)が表示され、矢m2が保留アイコンg3に刺さった後、保留アイコンg3が円形の態様から外郭がギザギザの態様に変化し、上方に移動している。
図28(13)は、アイコンの表示態様を変化させる変化演出が終了した状態を示している。保留アイコンg3が下方に移動している。
図28(14)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技の当否判定結果ははずれ(「特図G」)である。図柄表示領域208a〜208cには、特図1変動遊技の当否判定結果がはずれであったことを示す、はずれ図柄態様である「装飾6−装飾5−装飾8」が停止表示されている。「装飾6」および「装飾5」の下端部は障子kにオーバーラップされて停止表示されるが、これらの下端部は影絵で表示されない。また、第五図柄表示領域には、「6−5−8」の組み合わせの第五図柄が停止表示されている。また、変動アイコンe2は、装飾図柄の停止表示中に消去されている。
図28(15)は、特図1変動遊技が開始されたことに伴い、装飾図柄の変動表示、第四図柄、および第五図柄の変動表示が開始された状態を示している。また、当該特図1変動遊技の開始に伴い、保留アイコン減少アニメが実行され特図1保留アイコン表示領域fの第1領域に表示されていた保留アイコンg3が変動アイコンe3となって変動アイコン表示領域eに移動し、保留アイコン移動アニメが実行され、特図1保留アイコン表示領域fの第2領域に表示されていた保留アイコンg4が特図1保留アイコン表示領域fの第1領域に移動し、特図1保留アイコン表示領域fの第3領域に表示されていた保留アイコンg5が特図1保留アイコン表示領域fの第2領域に移動する。図28(15)に示す状態では、保留アイコン減少アニメおよび保留アイコン移動アニメの表示中であり、変動アイコンe3および保留アイコンg4、g5は移動中である。図中、変動アイコンe3および保留アイコンg4、g5の左方に図示する矢印は、変動アイコンe3および保留アイコンg4、g5の移動方向および移動軌跡を示している。また、保留アイコン移動アニメの表示中は、特図1保留アイコン表示領域fの第2領域〜第4領域の3つの台座画像が上方に伸びている。
図28(16)は、保留アイコン減少アニメおよび保留アイコン移動アニメが終了した状態を示している。また、変動アイコンe3が上方に移動している。変動アイコンe3の表示位置は、図27(16)に示すアイコンが影絵で表示されていない状態での表示位置と同じである。影絵の変動アイコンが上方に移動する表示は、当該変動の予告として表示される。
図28(17)は、演出が引き続くことを示している。この後、例えば、図16(10)〜(28)に示す演出が実行されてもよい。本演出例は、図27(1)〜(17)に示す演出例とアイコンが影絵で表示されている点で異なる。アイコンが影絵で表示されていない場合には台座画像も表示され、アイコンが影絵で表示されている場合には台座画像は表示されない。また、アイコンが影絵で表示されていない場合と、アイコンが影絵で表示されている場合とでは、アイコンの動きは同じである。このように、アイコンが影絵で表示されていない場合とアイコンが影絵で表示されている場合と、アイコンの動きを同じにすることで、いずれの場合でもアイコンがどのような態様で表示されているのかを遊技者に分かり易くすることができる。
次に、図28(18)〜(23)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図28(18)〜(23)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図28(18)は、例えば、図28(5)に示す状態から演出が引き続くことを示している。図28(18)〜(23)に示す演出例は、例えば、図28(5)に示す状態から引き続く演出である。
図28(19)は、特図1変動遊技が実行中である状態を示している。また、特図1の保留数は4であり、保留アイコンg2、g4、g5が態様1で表示され、保留アイコンg3が外郭がギザギザの態様3で表示されている。また、図28(5)と同様に、台座画像f2が上方に伸びている。
図28(20)は、特図1変動遊技の実行中に障子kが表示された状態を示している。変動アイコンe1および保留アイコンg2〜g5は、障子kにオーバーラップされて影絵で表示される。台座画像f2は、障子kにオーバーラップされて表示されるが影絵では表示されない。このように、台座画像は、障子kの表示中は影絵で表示されず視認不能となる。これにより、影絵で表示されるアイコンを目立たせることができる。
図28(21)は、時間の経過を表している。図28(19)、(20)で実行されていた特図1変動遊技は終了し、当該特図1変動遊技の結果ははずれとなる。
図28(22)は、保留アイコンg2に対応する保留が消化されて特図1変動遊技が開始されている状態を示している。保留アイコン減少アニメは終了しており、保留アイコンg2が変動アイコンe2となって変動アイコン表示領域に表示されており、保留アイコン移動アニメは終了し、保留アイコンg2〜g5の移動は完了している。先読み予告態様である保留アイコンg3は、保留アイコンg4、g5よりも高い位置で表示されている。
図28(23)は、演出が引き続くことを示している。この後、例えば、図16(10)〜(28)に示す演出が実行されてもよい。
次に、図29(1)〜(7)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図29(1)〜(7)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図29(1)は、例えば、図16(18)に示す状態から演出が引き続くことを示している。図29(1)〜(7)に示す演出例は、例えば、図16(18)に示す状態から引き続く演出である。
図29(2)に示す状態は、図16(19)に示す状態と同じ状態である。
図29(3)は、時間の経過を表している。
図29(4)は、表示領域UIの表示態様が変化する変化演出が開始された状態を示している。本例の変化演出が開始されると、装飾図柄表示装置208の表示領域の背景が黒色となり、図29(2)等で全面に表示されていた表示画面が左右に並んで2つ表示される。左方の表示画面Aは表示領域UIが態様3であり、右方の表示画面Bは表示領域UIが態様4である。表示画面A、Bにより、表示領域UIが変化するかを煽る演出が実行される。なお、表示画面A、Bのいずれにも障子kが含まれている。また、表示画面A、Bに含まれるカウントダウン表示oは、「05.00」の秒数を表す画像を含み、5.00秒後にアイコンの影絵表示が終了する演出が開始されることが報知されている。
図29(5)は、表示画面Aが消去され、表示画面Bが装飾図柄表示装置208の表示領域中央上部に表示された状態を示している。表示画面Bが中央に表示されたことにより、表示領域UIが態様4に変化することが示唆される。また、表示画面Bに含まれるカウントダウン表示oは、「04.50」の秒数を表す画像を含み、4.50秒後にアイコンの影絵表示が終了する演出が開始されることが報知されている。
図29(6)は、表示領域UIの表示態様が変化する変化演出が終了した状態を示している。表示画面Bが装飾図柄表示装置208の表示領域に全画面表示されると、本例の変化演出は終了する。表示領域UIは態様4に変化している。また、カウントダウン表示oは、「04.00」の秒数を表す画像を含み、4.00秒後にアイコンの影絵表示が終了する演出が開始されることが報知されている。
図29(7)は、演出が引き続くことを示している。この後、例えば、図16(23)〜(28)に示す演出が実行されてもよい。
次に、図29(8)〜(14)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図29(8)〜(14)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図29(8)は、例えば、図16(18)に示す状態から演出が引き続くことを示している。図29(8)〜(14)に示す演出例は、例えば、図16(18)に示す状態から引き続く演出である。
図29(9)に示す状態は、図16(19)に示す状態と同じ状態である。
図29(10)は、時間の経過を表している。
図29(11)は、表示領域UIの表示態様が変化する変化演出が開始された状態を示している。本例の変化演出が開始されると、装飾図柄表示装置208の表示領域の背景が黒色となり、図29(2)等で全面に表示されていた表示画面が左右に並んで2つ表示される。左方の表示画面Aは表示領域UIが態様3であり、右方の表示画面Bは表示領域UIが態様4である。表示画面A、Bにより、表示領域UIが変化するかを煽る演出が実行される。本例では、表示画面A、Bの表示中においては、カウントダウン表示oの表示位置は変化せず、図29(9)等で表示されていた位置のままでカウントダウン表示oが表示される。このため、表示画面Aに含まれる障子kの全体がカウントダイン表示oにオーバーラップされて視認不能となる。また、カウントダウン表示oは、「05.00」の秒数を表す画像を含み、5.00秒後にアイコンの影絵表示が終了する演出が開始されることが報知されている。
図29(12)は、表示画面Aが消去され、表示画面Bが装飾図柄表示装置208の表示領域中央上部に表示された状態を示している。表示画面Bが中央に表示されたことにより、表示領域UIが態様4に変化することが示唆される。また、表示画面Bに含まれる障子kの一部は、カウントダウン表示oにオーバーラップされて視認不能となる。また、カウントダウン表示oは、「04.50」の秒数を表す画像を含み、4.50秒後にアイコンの影絵表示が終了する演出が開始されることが報知されている。
図29(13)は、表示領域UIの表示態様が変化する変化演出が終了した状態を示している。表示画面Bが装飾図柄表示装置208の表示領域に全画面表示されると、本例の変化演出は終了する。表示領域UIは態様4に変化している。また、カウントダウン表示oは、「04.00」の秒数を表す画像を含み、4.00秒後にアイコンの影絵表示が終了する演出が開始されることが報知されている。
図29(14)は、演出が引き続くことを示している。この後、例えば、図16(23)〜(28)に示す演出が実行されてもよい。本例の演出では、例えば、表示領域UIの表示態様を変化させるために、遷移する候補の表示画面が複数表示される演出表示において、カウントダウン表示oの表示位置および表示サイズは当該演出表示の開始前の表示位置でおよび表示サイズで維持される。このため、カウントダウン表示oが遷移する候補の表示画面の少なくとも一部にオーバーラップして表示される場合がある。
次に、図30(1)〜(11)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図30(1)〜(9)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図30(1)は、例えば、図16(11)に示す状態から演出が引き続くことを示している。図30(1)〜(11)に示す演出例は、例えば、図16(11)に示す状態から引き続く演出である。
図30(2)は、特図1変動遊技が実行されている状態を示している。障子kが表示されており、変動アイコンe2および保留アイコンg3〜g5が影絵で表示されている。また、表示領域UIは態様4である。また、昇格アイコンn1、n2が障子kにオーバーラップして表示されている。
図30(3)は、アイコンの表示態様を変化させる変化演出が開始された状態を示している。扉jが開くアニメーションの開始が本例の変化演出の開始である。
図30(4)は、扉jが開いた後、宝箱n3が扉jが表示されていた位置から出現した状態を示している。図中、宝箱n3の右下方に図示する矢印は、宝箱n3に移動方向および移動軌跡を表している。
図30(5)は、宝箱n3が表示領域UI内であって変動アイコン表示領域eの右方に移動した状態を示している。図中、宝箱n3の右上方に図示する矢印は、宝箱n3に移動方向および移動軌跡を表している。
図30(6)は、宝箱n3が表示領域UI内であって変動アイコン表示領域eの右方で停止した状態を示している。宝箱n3の左端部は、障子kにオーバーラップして表示されているが、当該左端部は影絵で表示されない。このように、変化演出に含まれる表示(例えば、宝箱n3)は影絵で表示されなくてもよい。また、本例の変化演出の変化対象は、変動アイコンe2である。
図30(7)は、時間の経過を表している。本例では、アイコンが影絵で表示されている状態で宝箱n3が開き、次いで、変動アイコンe2の表示態様が変化する演出が実行される。しかしながら、変動アイコンe2が影絵で表示されている状態では、変動アイコンe2がいずれの態様に変化しているのか認識することができない。
図30(8)は、障子kが消去された状態を示している。変動アイコンe2および保留アイコンg3〜g5が影絵で表示されている状態から影絵で表示されていない状態に変化する。また、障子kが消去されたことにより、変動アイコンe2が影絵で表示されてない状態となったので、変動アイコンe2が態様4に変化していることが認識可能となる。また、宝箱n3および宝箱n3から飛び出してきた「激熱」文字列画像は、アイコンの表示態様が変化したこと示唆する表示であり、障子kの消去後に消去されてもよいし、変動アイコンe2が消去されるタイミングで消去されてもよい。また、アイコンの表示態様は、アイコンが影絵で表示されている状態が終了した後に変化してもよい。アイコンの表示態様を変化させる変化演出は、アイコンが影絵で表示されている状態が終了した後に実行されてもよい。
図30(9)は、演出が引き続くことを示している。この後、例えば、図16(23)〜(28)に示す演出が実行されてもよい。
図30(10)は、宝箱n3の右方に宝箱n4が表示されていている状態を示している。宝箱n3の表示開始の後に宝箱n4が表示開始されている。宝箱n4の左端は、宝箱n3にオーバーラップされている。このように、宝箱等のアイテム画像がストックされる場合、先に表示開始されたアイテム画像の一部が後に表示開始されたアイテム画像の一部にオーバーラップしてもよい。
図30(11)は、宝箱n3の右方に宝箱n4が表示されていている状態を示している。宝箱n3の表示開始の後に宝箱n4が表示開始されている。宝箱n4の左端は、宝箱n3にオーバーラップしている。このように、宝箱等のアイテム画像がストックされる場合、先に表示開始されたアイテム画像の一部が後に表示開始されたアイテム画像の一部にオーバーラップされてもよい。
次に、図30(12)〜(24)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図30(12)〜(24)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図30(12)は、例えば、図16(11)に示す状態から演出が引き続くことを示している。図30(12)〜(24)に示す演出例は、例えば、図16(11)に示す状態から引き続く演出である。
図30(13)は、特図1変動遊技が実行されている状態を示している。障子kが表示されており、変動アイコンe2および保留アイコンg3〜g5が影絵で表示されている。また、表示領域UIは態様4である。また、昇格アイコンn1、n2が障子kにオーバーラップして表示されている。
図30(14)は、アイテムをストックするストック演出が開始された状態を示している。扉jが開くアニメーションの開始が本例のストック演出の開始である。
図30(15)は、扉jが開き、扉jが表示されていた位置に吉宗m1が表示開始された状態を示している。
図30(16)は、扉jが閉じた状態を示している。吉宗m1は扉jにオーバーラップして表示されている。本例のストック演出におけるアニメーションは、アイコンの変化演出における変化アニメーションと同じシーンを含んでいる。
図30(17)は、爺のキャラクタ画像を含むメダルアイテム(以下、「メダル」と称る)n5が表示開始された状態を示している。図中、メダルn5の右方に図示する左向き矢印は、メダルn5の移動方向を示している。また、吉宗m1がメダルn5に弓の照準を合わせている。
図30(18)は、吉宗m1により矢m2が放たれた状態を示している。矢m5がメダルn5に向かって飛んでいる。
図30(19)は、メダルn5に矢m2が刺さった状態を示している。本例のストック演出は、成功であるので、アイテムであるメダルn5に矢m2が刺さる。なお、ストック演出が失敗である場合には、アイテムであるメダルn5に矢m2が刺さらずに逸れる。
図30(20)は、メダルn5に矢m2が刺さった後に、矢m2が消去された状態を示している。メダルn5の右方には「STOCK!!」の文字列画像が表示されており、アイテムのメダルn5がストックされたことが報知されている。
図30(21)は、ストック演出が終了した状態を示している。装飾図柄表示装置208の表示領域の左端上寄りにメダルn5が表示されている。図30(21)でメダルn5が表示されている位置が、アイテムのストック表示領域である。ストック演出は、アイテムの表示がストック表示領域に移動完了すると終了する。
図30(22)は、時間の経過を表している。
図30(23)は、スーパーリーチ演出が実行されている状態を示している。変動アイコンe2は態様6で表示されている。また、メダルn5のアイテムが使用されている。メダルn5は、ストック表示領域から左上方に移動し、メダルn5に代わって爺のキャラクタ画像を含むカットイン表示rが表示されている。カットイン表示rは、当該変動の予告である。このように、アイテムが使用されると、当該変動の予告や先読み予告等が行われる。
図30(24)は、演出が引き続くことを示している。この後、例えば、図18(15)〜(28)に示す演出が実行されてもよい。
次に、図31(1)〜(4)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図31(1)〜(4)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図31(1)は、例えば、図16(3)に示す状態から演出が引き続くことを示している。図31(1)〜(4)に示す演出例は、例えば、図16(3)に示す状態から引き続く演出である。
図31(2)は、特図1変動遊技が実行されている状態を示している。変動アイコンe2および保留アイコンg2〜g4が表示されている。変動アイコンe1および保留アイコンg2〜g4の外郭は円形である。
図31(3)は、障子kが表示された状態を示している。変動アイコンe1および保留アイコンg2〜g4が影絵で表示されている。影絵の変動アイコンe1および保留アイコンg2〜g4の外郭は円形である。このように、影絵で表示されている状態のアイコンと、影絵で表示されていない状態のアイコンとは外郭の形状が同じであってもよい。
図31(4)は、演出が引き続くことを示している。この後、例えば、図16(5)〜(28)に示す演出が実行されてもよい。
次に、図31(5)〜(7)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図31(5)〜(7)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図31(5)は、例えば、図16(3)に示す状態から演出が引き続くことを示している。図31(5)〜(7)に示す演出例は、例えば、図16(3)に示す状態から引き続く演出である。
図31(6)は、特図1変動遊技が実行されている状態を示している。変動アイコンe1および保留アイコンg2〜g4が表示されている。変動アイコンe2および保留アイコンg2〜g4の外郭は正方形である。本例では、図31(2)に示す時点で、演出ステージがステージAからステージBに変化している。ステージAにおけるデフォルトのアイコンの外郭が円形であるのに対し、ステージBにおけるデフォルトのアイコンの外郭は正方形である。このように、演出ステージ毎でデフォルトのアイコンの外郭が異なっていてもよい。
図31(7)は、障子kが表示された状態を示している。変動アイコンe1および保留アイコンg2〜g4が影絵で表示されている。影絵の変動アイコンe2および保留アイコンg2〜g4の外郭は円形である。このように、影絵で表示されている状態のアイコンは、演出ステージに関わりなく例えば外郭が円形であってもよい。
図31(8)は、演出が引き続くことを示している。この後、例えば、図16(5)〜(28)に示す演出が実行されてもよい。
次に、図31(9)〜(15)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図31(9)〜(14)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図31(9)は、例えば、図16(3)に示す状態から演出が引き続くことを示している。図31(9)〜(15)に示す演出例は、例えば、図16(3)に示す状態から引き続く演出である。
図31(10)は、特図1変動遊技が実行されている状態を示している。障子kが表示されており、変動アイコンe1および保留アイコンg2〜g4が影絵で表示されている。変動アイコンe1は、吉宗の絵柄の態様であり、吉宗の外郭が影絵で表示されている。保留アイコンg2〜g4の外郭は円形である。
図31(11)は、時間の経過を表している。
図31(12)は、障子kが消去された状態を示している。障子kの消去により、アイコンが影絵で表示されなくなる。変動アイコンe1は、態様5(赤色)の吉宗の絵柄で表示されている。絵柄が吉宗であるアイコンの大当り信頼度は、低い順に、態様1、態様2、態様3、態様4、態様5、態様6、態様7の表示態様が設定されている。
図31(13)は、演出が引き続くことを示している。この後、例えば、図18(1)〜(28)に示す演出が実行されてもよい。
図31(14)は、変動アイコンe1の表示態様が態様1である状態を示している。例えば、キャラクタの絵柄のアイコンの大当り信頼度は、キャラクタ毎に設定されていてもよい。また、例えば、吉宗の絵柄のアイコンの大当り信頼度は、円形で態様6のアイコンの大当り信頼度よりも高くてもよい。
図31(15)は、演出が引き続くことを示している。この後、例えば、図18(1)〜(28)に示す演出が実行されてもよい。
次に、図32(1)〜(9)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図32(1)〜(9)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図32(1)は、例えば、図16(4)に示す状態から演出が引き続くことを示している。図32(1)〜(9)に示す演出例は、例えば、図16(4)に示す状態から引き続く演出である。
図32(2)は、アイコンの表示態様を変化させる変化演出が開始された状態を示している。本例の変化演出は、吉宗m1が矢m2を変化対象であるアイコンに向かって射るアニメーション(変化アニメ)が表示される。吉宗m1は扉jにオーバーラップして表示されており、吉宗m1の表示開始が本例の変化演出の開始である。また、矢m2は、障子kとオーバーラップしていない状態では影絵で表示されない。
図32(3)は、変化演出の変化アニメが表示されている状態を示している。矢m2は、障子kにオーバーラップして表示されており、影絵で表示されている。影絵の矢m2は、影絵のアイコンと同様に、黒色で表示される。このように、変化演出に含まれる変化アニメは、一部のシーンにおいて変化アニメの画像の少なくとも一部が影絵で表示される。また、矢m2は、アイコン(図32(3)では、変動アイコンe1および保留アイコンg2)にオーバーラップして表示される。なお、矢m2が複数のアイコンに重なることで矢m3とアイコンが一体的な画像に見える場合がある。
このように、変化演出が行われる場合に、図32(3)に示す変化アニメのシーンにおいて当該変化アニメの表示の少なくとも一部(例えば、矢m2)が影絵で表示されるが、図32(2)に示すシーンにおける当該変化アニメの表示(例えば、吉宗m1、矢m2)が影絵で表示されない。パチンコ機100によれば、第一のシーンが影絵になることで、変化演出が保留に関するアイコンに関するものであることが分かり易くすることができる。
図32(4)は、矢m2が保留アイコンg2に刺さったシーンの直後の状態を示している。本例の変化演出の対象のアイコンは、保留アイコンg2であり、矢m2が保留アイコンg2に刺さった後、矢m2が消去され、保留アイコンg2の外郭が円形からギザギザの態様に変化し、保留アイコンg2が上方に飛び上がるアニメーションが表示される。図中、保留アイコンg2の下方に図示する上向き矢印は、保留アイコンg2の移動方向を示している。保留アイコンg2が上方に飛び上がるアニメーションは、変化演出が成功である場合に表示される。
図32(5)は、保留アイコンg2が、下方に移動した状態を示している。図中、保留アイコンg2の上方に図示する下向き矢印は、保留アイコンg2の移動方向を示している。
図32(6)は、昇格アイコンn1が表示された状態を示している。本例の昇格アイコンn1は、変化演出の対象であったアイコン(本例では、保留アイコンg2)に隣接して当該アイコンの上方に表示される。また、昇格アイコンn1は、変化演出の対象であったアイコンの移動に付随して移動する。また、図32(6)では、特図1変動遊技が終了している。当該特図1変動遊技の当否判定結果ははずれ(「特図G」)である。図柄表示領域208a〜208cには、特図1変動遊技の当否判定結果がはずれであったことを示す、はずれ図柄態様である「装飾6−装飾5−装飾8」が停止表示されている。「装飾6」および「装飾5」の下端部は障子kにオーバーラップされて停止表示されるが、これらの下端部は影絵で表示されない。また、第五図柄表示領域には、「6−5−8」の組み合わせの第五図柄が停止表示されている。また、変動アイコンe1は、装飾図柄の停止表示中に消去されている。
図32(7)は、不図示の特図1表示装置212により特図1変動遊技が開始されたことに伴い、装飾図柄の変動表示、第四図柄、および第五図柄の変動表示が開始された状態を示している。また、当該特図1変動遊技の開始に伴い、保留アイコン減少アニメが実行され特図1保留アイコン表示領域fの第1領域に表示されていた保留アイコンg2が変動アイコンe2となって変動アイコン表示領域eに移動し、保留アイコン移動アニメが実行され、特図1保留アイコン表示領域fの第2領域に表示されていた保留アイコンg3が特図1保留アイコン表示領域fの第1領域に移動し、特図1保留アイコン表示領域fの第3領域に表示されていた保留アイコンg4が特図1保留アイコン表示領域fの第2領域に移動する。図32(7)に示す状態では、保留アイコン減少アニメおよび保留アイコン移動アニメの表示中であり、変動アイコンe2および保留アイコンg3、g4は移動中である。このように、アイコン影絵で表示されている場合でも、保留アイコン減少アニメおよび保留アイコン移動アニメが表示される。昇格アイコンn1は、変化演出の対象であったアイコン(本例では、変動アイコンe2)の移動に付随して移動する。
図32(8)は、保留アイコン減少アニメおよび保留アイコン移動アニメが終了した状態を示している。昇格アイコンn1は、変化演出の対象であった変動アイコンe2の上方に表示されている。なお、昇格アイコンn1は、変化演出の対象であったアイコン(本例では、変動アイコンe2)の消去に伴い消去される。
図32(9)は、演出が引き続くことを示している。この後、例えば、図16(12)〜(28)に示す演出が実行されてもよい。
次に、図32(10)〜(23)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図32(10)〜(23)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図32(10)は、例えば、図16(4)に示す状態から演出が引き続くことを示している。図32(10)〜(23)に示す演出例は、例えば、図16(4)に示す状態から引き続く演出である。
図32(11)は、アイコンの表示態様を変化させる変化演出が開始された状態を示している。本例の変化演出は、吉宗m1が矢m2を変化対象であるアイコンに向かって射るアニメーション(変化アニメ)が表示される。吉宗m1は扉jにオーバーラップして表示されており、吉宗m1の表示開始が本例の変化演出の開始である。また、矢m2は、障子kとオーバーラップしていない状態では影絵で表示されない。
図32(12)は、変化演出の変化アニメが表示されている状態を示している。矢m2は、障子kにオーバーラップして表示されており、影絵で表示されている。影絵の矢m2は、影絵のアイコンと同様に、黒色で表示される。このように、変化演出に含まれる変化アニメは、一部のシーンにおいて変化アニメの画像の少なくとも一部が影絵で表示される。また、矢m2は、アイコン(図32(12)では、変動アイコンe1および保留アイコンg2)にオーバーラップして表示される。なお、矢m2が複数のアイコンに重なることで矢m3とアイコンが一体的な画像に見える場合がある。
このように、変化演出が行われる場合に、図32(12)に示す変化アニメのシーンにおいて当該変化アニメの表示の少なくとも一部(例えば、矢m2)が影絵で表示されるが、図32(11)に示すシーンと当該変化アニメの表示(例えば、吉宗m1、矢m2)が影絵で表示されない。パチンコ機100によれば、第一のシーンが影絵になることで、変化演出が保留に関するアイコンに関するものであることが分かり易くすることができる。
図32(13)は、矢m2が保留アイコンg2に刺さったシーンの直後の状態を示している。本例の変化演出の対象のアイコンは、保留アイコンg2であり、矢m2が保留アイコンg2に刺さった後、矢m2が消去され、保留アイコンg2の外郭が円形からギザギザの態様に変化し、保留アイコンg2が上方に飛び上がるアニメーションが表示される。図中、保留アイコンg2の下方に図示する上向き矢印は、保留アイコンg2の移動方向を示している。保留アイコンg2が上方に飛び上がるアニメーションは、変化演出が成功である場合に表示される。
図32(14)は、保留アイコンg2が、下方に移動した状態を示している。図中、保留アイコンg2の上方に図示する下向き矢印は、保留アイコンg2の移動方向を示している。また、障子kに一部がオーバーラップするように昇格アイコンn1が表示されている。本例の昇格アイコンn1は、変化演出の対象であったアイコンに隣接してではなく、変動アイコンに隣接して表示される。また、当該装飾図柄の変動表示中に吉宗m1が消去される。吉宗m1の消去が本例の変化演出の終了である。
図32(15)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技の当否判定結果ははずれ(「特図G」)である。図柄表示領域208a〜208cには、特図1変動遊技の当否判定結果がはずれであったことを示す、はずれ図柄態様である「装飾6−装飾5−装飾8」が停止表示されている。「装飾6」および「装飾5」の下端部は障子kにオーバーラップされて停止表示されるが、これらの下端部は影絵で表示されない。また、第五図柄表示領域には、「6−5−8」の組み合わせの第五図柄が停止表示されている。また、変動アイコンe1は、装飾図柄の停止表示中に消去されている。
図32(16)は、不図示の特図1表示装置212により特図1変動遊技が開始されたことに伴い、装飾図柄の変動表示、第四図柄、および第五図柄の変動表示が開始された状態を示している。また、当該特図1変動遊技の開始に伴い、保留アイコン減少アニメが実行され特図1保留アイコン表示領域fの第1領域に表示されていた保留アイコンg2が変動アイコンe2となって変動アイコン表示領域eに移動し、保留アイコン移動アニメが実行され、特図1保留アイコン表示領域fの第2領域に表示されていた保留アイコンg3が特図1保留アイコン表示領域fの第1領域に移動し、特図1保留アイコン表示領域fの第3領域に表示されていた保留アイコンg4が特図1保留アイコン表示領域fの第2領域に移動する。図32(16)に示す状態では、保留アイコン減少アニメおよび保留アイコン移動アニメの表示中であり、変動アイコンe2および保留アイコンg3、g4は移動中である。このように、アイコン影絵で表示されている場合でも、保留アイコン減少アニメおよび保留アイコン移動アニメが表示される。
図32(17)は、保留アイコン減少アニメおよび保留アイコン移動アニメが終了した状態を示している。
図32(18)は、時間の経過を表している。
図32(19)は、図16(24)に示す状態と比較して「GO!!」の文字列画像が表示されていない点を除いて、図16(24)に示す状態と同じである。本例ではアイコンの影絵表示が終了する演出が開始されることを報知するカウントダウン表示oが表示されていないので、カウントダウン表示oの表示終了後に表示される「GO!!」の文字列画像も表示されない。
図32(20)は、障子kが左右に開くアニメーションが表示された状態を示している。障子kが開くことにより、障子kとオーバーラップしなくなった保留アイコンg3、g4は影絵で表示されなくなる。また、図32(20)に示す時点では、保留アイコンg5の一部は、障子kとオーバーラップして表示されているので、保留アイコンg5の全体は影絵で表示される。このように、アイコンの少なくとも一部が障子kとオーバーラップして表示されている場合に当該アイコンは影絵で表示されてもよい。なお、アイコンは、障子kとオーバーラップしている部分のみ影絵で表示されてもよいし、アイコンの全面積のうち障子kと重なる部分が半分以下になった場合に当該アイコンが影絵で表示されなくなってもよい。また、昇格アイコンn1、n2が変動アイコンe2に向かって下方に移動している。図32(20)では、影絵の変動アイコンe2の一部に昇格アイコンn1がオーバーラップして表示されている。
図32(21)は障子kが消去され、変動アイコンe2にオーバーラップしてエフェクト画像p2が表示された状態を示している。また、障子kの消去により保留アイコンg5も影絵で表示されなくなっている。また、昇格アイコンn1、n2が変動アイコンe2への衝突後に消去される。図32(21)では、変動アイコンe2の態様が大当り信頼度の高い態様に変化するアイコンの昇格演出が行われている。障子kの消去後に変動アイコンの表示態様が明らかになる。変動アイコンの表示態様が明らかになるタイミングでアイコンの昇格演出が行われてもよい。なお、昇格アイコンn1、n2は、アイコンが影絵で表示されている状態のみで表示されてもよい。一般的に変化演出などのチャンスアップ演出は、図柄変動表示の後半の方に行われる方が信頼度が高く(例えば、前半で行われる場合には疑似連2になる程度のチャンスアップであるのに対し、後半で行われる場合には擬似連3やスーパーリーチ演出や信頼度の高い態様にアイコンが変化するなど)ように構成されている。本例では、アイコンの昇格演出は影絵表示の終了後にまとめて行われるので、上記一般的なことを把握している遊技者に対して昇格アイコンn1、n2の消化(消去)に期待感を持たせることができる。
図32(22)は、エフェクト画像p2が消去された状態を示している。エフェクト画像p2の消去により、変動アイコンe2が視認可能となる。変動アイコンe2は、態様5で表示されている。また、スピーカ120からは「アツイ」の変化エフェクト音声が出力されている。本例では、アイコンが影絵で表示されている状態において変化演出が行われた場合には、アイコンの影絵表示の終了後に変化エフェクト演出が行われる。変化エフェクト演出は、エフェクト画像p2と変化エフェクト音声を含んでいる。パチンコ機100は、アイコンが影絵状態から非影絵状態となった際に一気に期待感が上昇した感じを遊技者に与えつつ影絵状態に対する期待感を持たせることができる。エフェクト画像p2が消去され、エフェクト音声が出力されると昇格演出は終了する。本例の昇格演出は、エフェクト演出を含んでいる。
図32(23)は、演出が引き続くことを示している。この後、例えば、図16(28)、図18(1)〜(28)に示す演出が実行されてもよい。本例では、変化演出の成功を表す昇格アイコンが変化演出の対象となるアイコンの上部に付随して移動する。なお、変化演出の成功によりアイコンは内部的に態様が変化していてもよいが、当該アイコンは影絵で表示されているため見た目に変化はなくてもよい。
次に、図33(1)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図33(1)は、特図1変動遊技が実行されている状態を示している。また、障子kが表示されており、変動アイコンe1および保留アイコンg2〜g4が影絵で表示されている、本例では、アイコンが影絵で表示される状態では、保留数表示sが表示される。保留数表示sは、横長長方形の枠内に左右に並んだ数字画像を含んでおり、左方の数字画像が特図1の保留数を示し、右方の数字画像が特図2の保留数を示している。本例ででは、特図1の保留数が3であり、特図2の保留数が0であるので、保留数表示sは、「3 0」の数字画像を含んでいる。また、保留数表示sは、障子kの左上角部にオーバーラップして表示されている。また、た、保留数表示sは、影絵では表示されない。このように、アイコンが影絵で表示される状態では保留アイコンとは別の表示で保留数を報知してもよい。
次に、以上説明した一実施の形態によるパチンコ機100の特徴的構成について再度図1乃至図34を参照しつつ説明する。
(A1)
アイコン(例えば、保留アイコンや変動アイコン)を表示可能な表示手段を備えた遊技台であって、
アイコンは、保留に関するアイコン(例えば、保留アイコン)であり、
アイコンが影絵で表示される場合(例えば、図16(4)〜(24)に示す場合)があり、
アイコンの表示態様を変化させる場合がある或る変化演出(例えば、図16(5)〜(8)に示す変化演出)を実行可能であり、
アイコンが影絵で表示されている状態(以下、「第一の状態」という。)において、前記或る変化演出が行われる場合があり、
前記第一の状態において前記或る変化演出が行われた後(例えば、影絵で表示される状態が終了した後)に第一の表示態様(例えば、外郭がギザギザの影絵)で表示されていた一のアイコン(例えば、図16(4)に示す保留アイコンg2)が、該第一の状態が終了した後に第二の表示態様(例えば、外郭形状がギザギザの態様3)で表示される場合があり、
前記第一の状態において前記或る変化演出が行われた後(例えば、影絵で表示される状態が終了した後)に前記第一の表示態様で表示されていた一のアイコン(例えば、図16(4)に示す保留アイコンg2)が、該第一の状態が終了した後に第三の表示態様(例えば、図18(28)に示す変動アイコンe2の外郭形状がギザギザの態様4)で表示される場合があり、
前記第一の表示態様とは、影絵の表示態様のことであり、
前記第二の表示態様と前記第三の表示態様は表示態様が異なり、
前記第二の表示態様で表示されているアイコンに対応する装飾図柄の変動表示よりも、前記第三の表示態様で表示されているアイコンに対応する装飾図柄の変動表示の方が、最終的に大当り態様で確定表示されやすい、
ことを特徴とする遊技台。
当該構成の遊技台によれば、アイコンの変化後の表示態様が明確になるまでの間に期待感を持たせることができる。なお、第二の表示態様と第三の表示態様は影絵でない表示態様である。なお、第一の表示態様は、影絵状態では常に一の態様(例えば、円形であって黒色に塗りつぶされた態様)しかとらない場合における影絵の態様や、影絵状態であっても複数の態様(例えば、円形であって黒色に塗りつぶされた態様や、外郭がギザギザであって黒色に塗りつぶされた態様)をとる場合における一の影絵の態様(外郭がギザギザであって黒色に塗りつぶされた態様)や、影絵の態様の総称のことであってもよい。
(A2)
A1に記載の遊技台であって、
或る先読み予告として、複数回の装飾図柄の変動表示にわたってアイコンが影絵で表示される場合がある(例えば、図16(4)〜(24)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
当該構成の遊技台によれば、先読み予告の対象の変動表示を分かり難くさせることで、各変動表示に期待感を持たせることができる。
(A3)
A1またはA2に記載の遊技台であって、
前記或る変化演出は、変化アニメーション(以下、「第一の変化アニメ(例えば、図16(5)、(6)に示す吉宗m1が矢m2を射るアニメ)」という。)の表示を含む演出であり、
前記第一の状態において前記或る変化演出が行われる場合に、前記第一の変化アニメの或るシーン(以下、「第一のシーン(例えば、図16(6)に示すシーン)」という。)において該第一の変化アニメの表示の少なくとも一部(例えば、矢m2)が影絵で表示されるが、該第一の変化アニメの該第一のシーンとは別の或るシーン(以下、「第三のシーン(例えば、図16(5)に示すシーン)」という。)において該第一の変化アニメの表示(例えば、吉宗m1、矢m2)が影絵で表示されない、
ことを特徴とする遊技台。
当該構成の遊技台によれば、第一のシーンが影絵になることで、変化演出が保留に関するアイコンに関するものであることが分かり易くすることができる。
(A4)
A3に記載の遊技台であって、
アイコンの表示態様を変化させる、前記或る変化演出(以下、「第一の変化演出」という。)とは別の或る変化演出(以下、「第二の変化演出(例えば、図16(16)〜(18)に示す変化演出)」という。)を実行可能であり、
前記第二の変化演出は、前記第一の変化アニメとは別の変化アニメーション(以下、「第二の変化アニメ(例えば、図16(16)、(17)に示す変化アニメ」という。)の表示を含む演出であり、
前記第一の状態において前記第二の変化演出が行われる場合に、前記第二の変化アニメの或るシーン(以下、「第二のシーン(例えば、図16(17)に示す変化アニメ)」という。)において該第二の変化アニメの表示の少なくとも一部(例えば、ハートm6)が影絵で表示されるが、該第二の変化アニメの該第二のシーンとは別の或るシーン(以下、「第四のシーン(例えば、図16(16)に示すシーン)」という。)において該第二の変化アニメの表示(例えば、姫m5、ハートm6)が影絵で表示されず、
前記第一の変化演出が行われた後よりも前記第二の変化演出が行われた後の方が、アイコンが前記第三の表示態様で表示されやすい、
ことを特徴とする遊技台。
当該構成の遊技台によれば、影絵にならないシーンを見比べることで変化演出の種類を識別可能になり、いずれの変化演出が行われているのかについて期待感を持たせることができる。
(A5)
A4に記載の遊技台であって、
アイコンの表示態様を変化させる複数種類の変化演出を実行可能であり、
前記複数種類の変化演出のうちの一の変化演出は、前記第一の変化演出(例えば、吉宗m1、矢m2による変化演出)であり、
前記複数種類の変化演出のうちの一の変化演出は、前記第二の変化演出(例えば、姫m5、ハートm6による変化演出)であり、
前記第一の変化アニメは、第一の表示(例えば、矢m2)を含む表示であり、
前記第二の変化アニメは、第二の表示(例えば、ハートm6)を含む表示であり、
前記第一のシーンにおける前記第一の変化アニメの前記第一の表示の形状(例えば、図16(6)に示す矢m2の形状)と、前記第二のシーンにおける前記第二の変化アニメの前記第二の表示の形状(例えば、図16(17)に示すハートm6の形状)は異なり、
前記第三のシーンにおける前記第一の変化アニメの前記第一の表示の形状(例えば、図16(5)に示す矢m2の形状)と、前記第四のシーンにおける前記第二の変化アニメの前記第二の表示の形状(例えば、図16(16)に示すハートm6の形状)は異なる、
ことを特徴とする遊技台。
当該構成の遊技台によれば、変化演出の種類を識別しやすくすることができる。
(A6)
A4またはA5に記載に遊技台であって、
前記第一の状態において、前記第一の変化演出および前記第二の変化演出の両方の変化演出が行われる場合がある(例えば、図16(1)〜(28)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
当該構成の遊技台によれば、対象となるアイコンが分からない場合には、一のアイコンに対して複数回の変化演出なのか、別のアイコンに対する変化演出なのかと想像させることで期待感を持たせることができる。
(A7)
A4乃至A6のいずれか一項に記載の遊技台であって、
アイコンが影絵で表示されていない状態(以下、「第二の状態」という。)において、前記第一の変化演出が行われる場合(例えば、図19(5)〜(8)に示す場合)があり、
前記第二の状態において、前記第二の変化演出が行われる場合(例えば、図19(13)〜(15)に示す場合)があり、
前記第一の状態において前記第一の変化演出が行われた場合には、該第一の状態の終了後に変化エフェクト演出(例えば、図16(26)に示すエフェクト画像p2、図16(27)に示す変化エフェクト音声)が行われ、
前記第一の状態において前記第二の変化演出が行われた場合には、該第一の状態の終了後に変化エフェクト演出(例えば、図16(26)に示すエフェクト画像p2、図16(27)に示す変化エフェクト音声)が行われ、
前記第二の状態において前記第一の変化演出が行われた場合には、該第一の変化演出の実行中に変化エフェクト演出(例えば、図19(7)に示す変化エフェクト音声)が行われ(例えば、第二の状態の場合には、第一の変化演出が行われる毎に変化エフェクト演出が行われるが、第一の状態の場合には、第一の変化演出が行われる毎に変化エフェクト演出が行われることなく、該第一の状態の終了後に変化エフェクト演出が行われる)、
前記第二の状態において前記第二の変化演出が行われた場合には、該第二の変化演出の実行中に変化エフェクト演出(例えば、図19(15)に示す変化エフェクト音声)が行われる(例えば、第二の状態の場合には、第二の変化演出が行われる毎に変化エフェクト演出が行われるが、第一の状態の場合には、第二の変化演出が行われる毎に変化エフェクト演出が行われることなく、該第一の状態の終了後に変化エフェクト演出が行われる)、ことを特徴とする遊技台。
当該構成の遊技台によれば、アイコンが影絵状態から非影絵状態となった際に一気に期待感が上昇した感じを遊技者に与えつつ影絵状態に対する期待感を持たせることができる。第二の状態の場合には、第一の変化演出が行われる毎に変化エフェクト演出が行われるが、第一の状態の場合には、第一の変化演出が行われる毎に変化エフェクト演出が行われる毎に行われることなく、該第一の状態の終了後に変化エフェクト演出が行われる。
(A8)
A7に記載の遊技台であって、
前記第二の状態における前記第一の変化演出は、前記第一の変化アニメ(例えば、図19(5)、(6)に示す変化アニメ)を含む演出であり、
前記第二の状態における前記第二の変化演出は、前記第二の変化アニメ(例えば、図19(13)、(14)に示す変化アニメ)を含む演出である、
ことを特徴とする遊技台。
当該構成の遊技台によれば、変化演出を注意深く見ている遊技者に対して期待感を持たせる要素を設け、優越感に浸らせることができる。
(A9)
A7またはA8に記載の遊技台であって、
可動手段(例えば、可動体700)を備え、
アイコンは、実行中の装飾図柄の変動表示に関する変動アイコンであり、
前記第一の状態において前記変動アイコンの表示態様が変化する前記第一の変化演出が行われた場合に、前記可動手段は或る動作(例えば、変動アイコンの手前に移動する動作)を実行可能であり、
前記第二の状態において前記変動アイコンの表示態様が変化する前記第一の変化演出が行われた場合に、前記可動手段は前記或る動作を実行可能であり、
前記第一の状態において前記変動アイコンの表示態様が変化する前記第二の変化演出が行われた場合に、前記可動手段は或る動作を実行可能であり、
前記第二の状態において前記変動アイコンの表示態様が変化する前記第二の変化演出が行われた場合に、前記可動手段は前記或る動作を実行可能である、
ことを特徴とする遊技台。
当該構成の遊技台によれば、可動手段を注意深く見ている遊技者に対して期待感を持たせる要素を設け、優越感に浸らせることができる。
(A10)
A4乃至A9のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記表示手段は、前記第一の状態において第三の表示(例えば、昇格アイコンn1、n2)を表示可能であり、
前記第三の表示は、前記第一の変化演出の終了後に表示されている場合があり、
前記第三の表示は、前記第二の変化演出の終了後に表示されている場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
当該構成の遊技台によれば、影絵でアイコンが表示される状態が終了した後に、一気に期待感が上昇した感じを持たせ、影絵でアイコンが表示されている状態に対する期待感を持たせることができる。また、万人に対し、変化演出が成功したことを分かり易く報知して期待感を持たせることができる。
(A11)
A1乃至A10のいずれか一項に記載に記載の遊技台であって、
前記第一の状態において、アイコンの表示態様を変化させる変化演出の開始が保留されている場合(例えば、図21(20)〜(26)に示す場合)があり、
前記表示手段は、第四の表示(例えば、姫m5や番長m11)を表示可能であり、
前記第四の表示は、アイコンの表示態様を変化させる変化演出の開始が保留されていることを示唆する表示である、
ことを特徴とする遊技台。
当該構成の遊技台によれば、影絵でアイコンが表示されている状態に対する期待感を持たせることができる。
(A12)
A1乃至A11のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記表示手段は、第五の表示(例えば、タイマ表示o)を表示可能であり、
前記第五の表示は、前記第一の状態が終了するまでの時間を示すタイマ表示であり、
前記第五の表示の終了後に、前記第一の状態が終了する、
ことを特徴とする遊技台。
当該構成の遊技台によれば、影絵でアイコンが表示されている状態におけるタイマ表示周辺の演出に着目させることができ、当該演出に対して違和感を覚えさせることで期待感を持たせることができる。
(A13)
A1乃至A12のいずれか一項に記載の遊技台であって、
アイコンが影絵で表示される場合において該アイコンの外郭形状(例えば、円形やギザギザの外郭形状)は視認可能である、
ことを特徴とする遊技台。
当該構成の遊技台によれば、影絵でアイコンに着目させることができる。
(A14)
A1乃至A13のいずれか一項に記載の遊技台であって、
アイコンは影絵で表示されている状態から影絵で表示されていない状態に変化する場合(例えば、図16(25)〜(27)に示す場合)がある、
ことを特徴とする遊技台。
当該構成の遊技台によれば、アイコンが影絵で表示されている状態からアイコンが影絵でなく表示されている状態に変化したことを分かり易くすることができる。
(A15)
A14に記載の遊技台であって、
前記表示手段は、アイコンを表示可能なアイコン表示領域(例えば、表示領域UI)を備えており、
前記第一の状態において前記アイコン表示領域は影絵で表示されない、
ことを特徴とする遊技台。
当該構成の遊技台によれば、アイコン以外の余計な情報表示を遮断して、アイコンに対して着目させやすくすることができる。
(A16)
A15に記載の遊技台であって、
前記アイコン表示領域は、複数の表示態様のうちの一の表示態様で表示され、
前記複数の表示態様のうちの一の表示態様は、第四の表示態様(例えば、態様3)であり、
前記複数の表示態様のうちの一の表示態様は、第五の表示態様(例えば、態様4)であり、
前記第四の表示態様で前記アイコン表示領域が表示されている場合よりも、前記第五の表示態様で前記アイコン表示領域が表示されている場合の方が、装飾図柄の変動表示において最終的に大当り態様で確定表示されやすい、
ことを特徴とする遊技台。
当該構成の遊技台によれば、アイコン以外の余計な情報を遮断して、アイコンに対して着目させやすくすることができる。
(A17)
A1乃至A16のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記表示手段は、或る表示(例えば、障子k)を表示可能であり、
前記或る表示とアイコンが重なって表示される場合に、アイコンが影絵で表示され、
前記或る表示と装飾図柄の或る部分の表示が重なって表示される場合(以下、「第一の場合(例えば、図16(9)に示す場合)」という。)があり、
前記第一の場合において、前記或る部分の表示は影絵で表示されることなく非表示となる、
ことを特徴とする遊技台。
当該構成の遊技台によれば、当否に関する重要な表示を明確にしつつ、或る画像と当否に関する重要な表示を重ねることでアイコン周りに注視し過ぎている遊技者に対して当否に関する重要な表示にも目を配らせることができる。
(A18)
A17に記載の遊技台であって、
前記表示手段は、第六の表示(例えば、障子kが表示開始されることを予告するキャラクタ画像)を表示可能であり、
前記第六の表示は、前記或る表示が表示されることを予告する表示である、
ことを特徴とする遊技台。
当該構成の遊技台によれば、影絵でアイコンが表示されている状態に対して期待感を持たせることができる、また、影絵でアイコンが表示される状態となる前のアイコンの態様に着目させることができる。
(A19)
A17またはA18に記載の遊技台であって、
前記表示手段は、第七の表示(例えば、図16(12)に示す、くのいちm3、手裏剣m4)を表示可能であり、
前記或る表示の表示開始前に前記第七の表示が表示される場合があり、
前記或る表示は、複数の表示態様のうちの一の表示態様で表示され、
前記第七の表示は、前記或る表示の表示態様が変化することを予告する表示である、
ことを特徴とする遊技台。
当該構成の遊技台によれば、影絵でアイコンが表示されている状態に対して期待感を持たせることができる。
(A20)
A1乃至A19のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記表示手段は、前記第一の状態において複数種類の影絵の表示態様(例えば、円形の影絵の表示態様や外郭がギザギザの影絵の表示態様)のうちのいずれかの表示態様でアイコンを表示可能である、
ことを特徴とする遊技台。
(A21)
A20に記載の遊技台であって、
前記複数種類の影絵の表示態様のうちの一の表示態様は、前記第一の表示態様であり、
前記複数種類の影絵の表示態様のうちの一の表示態様は、第六の表示態様(例えば、円形)であり、
前記第一の表示態様と前記第六の表示態様は表示態様が異なり、
前記第六の表示態様は、前記複数種類の影絵の表示態様におけるデフォルトの表示態様であり、
前記表示手段は、保留数が減少するまでの或る状態(例えば、アイコンが表示されている状態、図18(9)〜(28)に示す状態以外の或る状態)において、アイコンの待機表示を表示可能であり、
前記第六の表示態様のアイコンにおける待機表示(例えば、図25(6)〜(10)に示す変動アイコンe1、保留アイコンg3、g4の待機アニメ)は、該アイコンが回転するシーンを含まず、
前記第一の表示態様のアイコンにおける待機表示(例えば、図25(6)〜(10)に示す保留アイコンg2の待機アニメ)は、該アイコンが回転するシーンを含む、
ことを特徴とする遊技台。
(A22)
A21に記載の遊技台であって、
前記第二の表示態様のアイコン(例えば、外郭がギザギザのアイコン)における待機表示は、該アイコンが回転するシーンを含み、
前記第三の表示態様のアイコン(例えば、外郭がギザギザのアイコン)における待機表示は、該アイコンが回転するシーンを含む、ことを特徴とする遊技台。
(A23)
A1乃至A19のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記表示手段は、前記第一の状態において一種類の影絵(例えば、円形の影絵)の表示態様でアイコンを表示可能である、
ことを特徴とする遊技台。
(A24)
A23に記載の遊技台であって、
前記表示手段は、保留数が減少するまでの或る状態(例えば、アイコンが表示されている状態、図18(9)〜(28)に示す状態以外の或る状態)において、アイコンの待機表示を表示可能であり、
前記第一の表示態様のアイコンにおける待機表示は、該アイコンが回転するシーンを含まない、
ことを特徴とする遊技台。
(A25)
A24に記載の遊技台であって、
前記第二の表示態様のアイコン(例えば、外郭がギザギザのアイコン)における待機表示は、該アイコンが回転するシーンを含み、
前記第三の表示態様のアイコン(例えば、外郭がギザギザのアイコン)における待機表示は、該アイコンが回転するシーンを含む、
ことを特徴とする遊技台。
(A26)
A1乃至A25のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、パチンコ機(例えば、パチンコ機100)であること、
ことを特徴とする遊技台。
図16〜図33において、保留アイコンの表示態様を変化させる変化演出の演出例は、変動アイコンの表示態様を変化させる演出に置き換えてもよいし、変動アイコンの表示態様を変化させる変化演出の演出例は、保留アイコンの表示態様を変化させる演出に置き換えてもよい。
保留アイコンとして表示されていたアイコンが変動アイコンとして表示される。
保留アイコンのことを単に保留と称してもよく、変動アイコンのことを当該保留と称してもよい。
影絵は、シルエットのことであってもよい。
影絵は、非影絵の正確な影絵でなくてもよく、影絵風(例えば、非影絵表示の外郭を簡略化した黒色表示)の表示態様であってもよい。
障子kに第四図柄や保留数を数字で表す表示がオーバーラップして表示されるように構成してもよく、第四図柄や保留数を数字で表す表示は、影絵にはならない。
保留変化演出の一部が影絵になる効果として
終始、障子範囲内で行われる変化演出を備えてもよい。この場合、影絵状態で当該変化演出が行われる場合には、当該変化演出は終始影絵で表示されることとなる。
また、スロットマシンのように、大当り確率の設定を複数(例えば最大6)設けてもよい。例えば、設定1では低確時大当り確率が1/320高確時大当り確率が1/32、設定2では低確時大当り確率が1/310高確時大当り確率が1/31、設定3では低確時大当り確率が1/300高確時大当り確率が1/30、設定4では低確時大当り確率が1/290高確時大当り確率が1/29、設定5では低確時大当り確率が1/280高確時大当り確率が1/28、設定6では低確時大当り確率が1/270高確時大当り確率が1/27のようにしてもよい。高確時の確率の値と低確時の確率の値の比率が設定毎に同じようになっている。なお、時短回数、確変回数、大当りR数、など大当り確率以外の遊技者の利益に関する数値は設定毎に同じようになっている。設定6の有利度が設定1の有利度よりも大きくてもよいし、小さくてもよい。
有利度の高い設定の方が影絵に関する演出の出現頻度(通常遊技状態における単位時間あたりの出現頻度や図柄変動表示の回数に対する出現頻度)が高くなるようになっている。影絵に関する演出の頻度によって設定を推測することが可能である。
なお、これまでランプや照明と称したものは、発光手段の一例であり、ランプは、LED、冷陰極管等の光を発するものであれば置換可能である。
例えば、上記実施の形態は、遊技機内に封入された遊技球を循環使用する封入式遊技機にも適用可能である。例えば、ぱちんこ機は、球を封入し、封入した球をぱちんこ機内で循環させて使用する封入式ぱちんこ機であってもよく、この封入式ぱちんこ機は、封入した球を発射球として使用し、球の払出は電子的な表示によって実行されるものであってもよい。
なお、上記詳細な説明で説明した事項、特に実施例および変形例で説明した事項は組み合わせることが可能である。
上記実施の形態では、遊技台の例としてパチンコ機を用いたが本発明はこれに限られない。本発明は、図34に示すようなスロットマシン1000にも適用可能である。
本発明に係る遊技台は、図34に示す「複数種類の図柄が施され、回転駆動される複数のリール1002と、リールの回転を指示するためのスタートレバー1004と、各々のリールに対応して設けられ、リールの回転を個別に停止させるための停止ボタン1006と、複数種類の役の内部当選の当否を抽選により判定する抽選手段(入賞役内部抽選)と、抽選手段の抽選結果に基づいてリールの回転の停止に関する停止制御を行うリール停止制御手段(リール停止制御処理)と、抽選手段の抽選結果に基づいて停止されたリールによって表示される図柄組合せが、内部当選した役に対応して予め定めた図柄組合せであるか否かの判定をする判定手段(入賞判定処理)と、図柄の停止態様が所定の入賞態様である場合、所定の入賞態様に対応する遊技媒体を払出す遊技媒体払出処理を行う払出制御手段(メダル払出処理1008)と、に加え、抽選手段の抽選結果に基づいて演出を実行する演出手段1010を備え、この演出手段が、所定の遊技領域1012に球を発射する発射装置1014と、発射装置から発射された球を入球可能に構成された入賞口1016と、入賞口1016に入球した球を検知する検知手段1018と、検知手段1018が球を検知した場合に球を払出す払出手段1020と、所定の図柄(識別情報)を変動表示する可変表示装置1022と、可変表示装置1022を遮蔽する位置に移動可能なシャッタ1024と、所定動作態様で動作する可動体1026と、を備え、入賞口に遊技球が入って入賞することを契機として、可変表示装置1022が図柄を変動させた後に停止表示させて、遊技を演出するような演出装置1010、であるスロットマシン1000」にも好適である。
本発明に係る遊技台は図35(a)に示す、「紙幣投入口2002に紙幣を投入し、ベット2004およびスタート2006操作に基づいて抽選を実行し、抽選結果を抽選結果表示装置2008で表示し、当選時には特典コイン数を残クレジット数に加算し、キャッシュアウト2009が選択された場合には、レシート発行機2010から残クレジット数に対応するコードが記載されたレシートを発行するカジノマシン2000」であってもよい。
さらには、同図(b)に示すように、本発明を実現する電子データを記憶する記憶部を備えている携帯電話機3000、同図(c)に示すように、本発明を実現する電子データを記憶する記憶部を備えているポータブルゲーム機4000、本発明を実現する電子データを記憶する記憶部を備えている家庭用テレビゲーム機5000、に適用してもよい。
より具体的には、同図(b)における携帯電話機3000は、遊技者によって操作される操作部と、ゲームに関するデータを携帯電話回線を通じで取得するデータ取得部と、取得したゲームに関するデータ(本発明を実現する電子データ)を記憶する記憶部と、記憶部に記憶したデータと操作部の操作とに基づいてゲームの制御を行う制御部を備えている。
同図(c)におけるポータブルゲーム機4000は、遊技者によって操作される操作部と、ゲームに関するデータを所定の記憶媒体(DVD等)から取得するデータ取得部と、取得したゲームに関するデータ(本発明を実現する電子データ)を記憶する記憶部と、記憶部に記憶したデータと操作部の操作とに基づいてゲームの制御を行う制御部を備えている。同図(d)における家庭用テレビゲーム機5000は、遊技者によって操作される操作部と、ゲームに関するデータを所定の記憶媒体(DVD等)から取得するデータ取得部と、取得したゲームに関するデータ(本発明を実現する電子データ)を記憶する記憶部と、記憶部に記憶したデータと操作部の操作とに基づいてゲームの制御を行う制御部を備えている。
さらには、同図(e)に示すように、本発明を実現する電子データを記憶したデータサーバ6000に適用してもよい。このデータサーバ6000からインターネット回線を介して同図(d)に示す家庭用テレビゲーム機5000に本発明を実現する電子データをダウンロードするような場合がある。
また、パチンコ機等の実機の動作を家庭用ゲーム機用として擬似的に実行するようなゲームプログラムにおいても、本発明を適用してゲームを実行することができる。その場合、ゲームプログラムを記録する記録媒体は、DVD−ROM、CD−ROM、FD(フレキシブルディスク)、その他任意の記録媒体を利用できる。
さらに、本発明は、遊技台としてパチンコ機およびスロットマシンを例にあげたが、これに限るものではなく、アレンジボール遊技機や、じゃん球遊技機、スマートボール等に適用してもよい。
上記実施の形態による本発明は以下のようにまとめられる。
(付記a1)
アイコンを表示可能な表示手段を備えた遊技台であって、
アイコンは、保留に関するアイコンであり、
アイコンが影絵で表示される場合があり、
アイコンの表示態様を変化させる場合がある或る変化演出を実行可能であり、
アイコンが影絵で表示されている状態(以下、「第一の状態」という。)において、前記或る変化演出が行われる場合があり、
前記第一の状態において前記或る変化演出が行われた後に第一の表示態様で表示されていた一のアイコンが、該第一の状態が終了した後に第二の表示態様で表示される場合があり、
前記第一の状態において前記或る変化演出が行われた後に前記第一の表示態様で表示されていた一のアイコンが、該第一の状態が終了した後に第三の表示態様で表示される場合があり、
前記第一の表示態様とは、影絵の表示態様のことであり、
前記第二の表示態様と前記第三の表示態様は表示態様が異なり、
前記第二の表示態様で表示されているアイコンに対応する装飾図柄の変動表示よりも、前記第三の表示態様で表示されているアイコンに対応する装飾図柄の変動表示の方が、最終的に大当り態様で確定表示されやすい、
ことを特徴とする遊技台。
(付記a2)
付記a1に記載の遊技台であって、
或る先読み予告として、複数回の装飾図柄の変動表示にわたってアイコンが影絵で表示される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記a3)
付記a1またはa2に記載の遊技台であって、
前記或る変化演出は、変化アニメーション(以下、「第一の変化アニメ」という。)の表示を含む演出であり、
前記第一の状態において前記或る変化演出が行われる場合に、前記第一の変化アニメの或るシーン(以下、「第一のシーン」という。)において該第一の変化アニメの表示の少なくとも一部が影絵で表示されるが、該第一の変化アニメの該第一のシーンとは別の或るシーン(以下、「第三のシーン」という。)において該第一の変化アニメの表示が影絵で表示されない、
ことを特徴とする遊技台。
(付記a4)
付記a3に記載の遊技台であって、
アイコンの表示態様を変化させる、前記或る変化演出(以下、「第一の変化演出」という。)とは別の或る変化演出(以下、「第二の変化演出」という。)を実行可能であり、
前記第二の変化演出は、前記第一の変化アニメとは別の変化アニメーション(以下、「第二の変化アニメ」という。)の表示を含む演出であり、
前記第一の状態において前記第二の変化演出が行われる場合に、前記第二の変化アニメの或るシーン(以下、「第二のシーン」という。)において該第二の変化アニメの表示の少なくとも一部が影絵で表示されるが、該第二の変化アニメの該第二のシーンとは別の或るシーン(以下、「第四のシーン」という。)において該第二の変化アニメの表示が影絵で表示されず、
前記第一の変化演出が行われた後よりも前記第二の変化演出が行われた後の方が、アイコンが前記第三の表示態様で表示されやすい、
ことを特徴とする遊技台。
(付記a5)
付記a4に記載の遊技台であって、
アイコンの表示態様を変化させる複数種類の変化演出を実行可能であり、
前記複数種類の変化演出のうちの一の変化演出は、前記第一の変化演出であり、
前記複数種類の変化演出のうちの一の変化演出は、前記第二の変化演出であり、
前記第一の変化アニメは、第一の表示を含む表示であり、
前記第二の変化アニメは、第二の表示を含む表示であり、
前記第一のシーンにおける前記第一の変化アニメの前記第一の表示の形状と、前記第二のシーンにおける前記第二の変化アニメの前記第二の表示の形状は異なり、
前記第三のシーンにおける前記第一の変化アニメの前記第一の表示の形状と、前記第四のシーンにおける前記第二の変化アニメの前記第二の表示の形状は異なる、
ことを特徴とする遊技台。
(付記a6)
付記a4またはa5に記載に遊技台であって、
前記第一の状態において、前記第一の変化演出および前記第二の変化演出の両方の変化演出が行われる場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記a7)
付記a4乃至a6のいずれか一項に記載の遊技台であって、
アイコンが影絵で表示されていない状態(以下、「第二の状態」という。)において、前記第一の変化演出が行われる場合があり、
前記第二の状態において、前記第二の変化演出が行われる場合があり、
前記第一の状態において前記第一の変化演出が行われた場合には、該第一の状態の終了後に変化エフェクト演出が行われ、
前記第一の状態において前記第二の変化演出が行われた場合には、該第一の状態の終了後に変化エフェクト演出が行われ、
前記第二の状態において前記第一の変化演出が行われた場合には、該第一の変化演出の実行中に変化エフェクト演出が行われ、
前記第二の状態において前記第二の変化演出が行われた場合には、該第二の変化演出の実行中に変化エフェクト演出が行われる、
ことを特徴とする遊技台。
(付記a8)
付記a7に記載の遊技台であって、
前記第二の状態における前記第一の変化演出は、前記第一の変化アニメを含む演出であり、
前記第二の状態における前記第二の変化演出は、前記第二の変化アニメを含む演出である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記a9)
付記a7またはa8に記載の遊技台であって、
可動手段を備え、
アイコンは、実行中の装飾図柄の変動表示に関する変動アイコンであり、
前記第一の状態において前記変動アイコンの表示態様が変化する前記第一の変化演出が行われた場合に、前記可動手段は或る動作を実行可能であり、
前記第二の状態において前記変動アイコンの表示態様が変化する前記第一の変化演出が行われた場合に、前記可動手段は前記或る動作を実行可能であり、
前記第一の状態において前記変動アイコンの表示態様が変化する前記第二の変化演出が行われた場合に、前記可動手段は或る動作を実行可能であり、
前記第二の状態において前記変動アイコンの表示態様が変化する前記第二の変化演出が行われた場合に、前記可動手段は前記或る動作を実行可能である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記a10)
付記a4乃至a9のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記表示手段は、前記第一の状態において第三の表示を表示可能であり、
前記第三の表示は、前記第一の変化演出の終了後に表示されている場合があり、
前記第三の表示は、前記第二の変化演出の終了後に表示されている場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記a11)
付記a1乃至a10のいずれか一項に記載に記載の遊技台であって、
前記第一の状態において、アイコンの表示態様を変化させる変化演出の開始が保留されている場合があり、
前記表示手段は、第四の表示を表示可能であり、
前記第四の表示は、アイコンの表示態様を変化させる変化演出の開始が保留されていることを示唆する表示である、ことを特徴とする遊技台。
(付記a12)
付記a1乃至a11のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記表示手段は、第五の表示を表示可能であり、
前記第五の表示は、前記第一の状態が終了するまでの時間を示すタイマ表示であり、
前記第五の表示の終了後に、前記第一の状態が終了する、
ことを特徴とする遊技台。
(付記a13)
付記a1乃至a12のいずれか一項に記載の遊技台であって、
アイコンが影絵で表示される場合において該アイコンの外郭形状は視認可能である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記a14)
付記a1乃至a13のいずれか一項に記載の遊技台であって、
アイコンは影絵で表示されている状態から影絵で表示されていない状態に変化する場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記a15)
付記a14に記載の遊技台であって、
前記表示手段は、アイコンを表示可能なアイコン表示領域を備えており、
前記第一の状態において前記アイコン表示領域は影絵で表示されない、
ことを特徴とする遊技台。
(付記a16)
付記a15に記載の遊技台であって、
前記アイコン表示領域は、複数の表示態様のうちの一の表示態様で表示され、
前記複数の表示態様のうちの一の表示態様は、第四の表示態様であり、
前記複数の表示態様のうちの一の表示態様は、第五の表示態様であり、
前記第四の表示態様で前記アイコン表示領域が表示されている場合よりも、前記第五の表示態様で前記アイコン表示領域が表示されている場合の方が、装飾図柄の変動表示において最終的に大当り態様で確定表示されやすい、
ことを特徴とする遊技台。
(付記a17)
付記a1乃至a16のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記表示手段は、或る表示を表示可能であり、
前記或る表示とアイコンが重なって表示される場合に、アイコンが影絵で表示され、
前記或る表示と装飾図柄の或る部分の表示が重なって表示される場合(以下、「第一の場合」という。)があり、
前記第一の場合において、前記或る部分の表示は影絵で表示されることなく非表示となる、
ことを特徴とする遊技台。
(付記a18)
付記a17に記載の遊技台であって、
前記表示手段は、第六の表示を表示可能であり、
前記第六の表示は、前記或る表示が表示されることを予告する表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記a19)
付記a17またはa18に記載の遊技台であって、
前記表示手段は、第七の表示を表示可能であり、
前記或る表示の表示開始前に前記第七の表示が表示される場合があり、
前記或る表示は、複数の表示態様のうちの一の表示態様で表示され、
前記第七の表示は、前記或る表示の表示態様が変化することを予告する表示である、ことを特徴とする遊技台。
(付記a20)
付記a1乃至a19のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記表示手段は、前記第一の状態において複数種類の影絵の表示態様のうちのいずれかの表示態様でアイコンを表示可能である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記a21)
付記a20に記載の遊技台であって、
前記複数種類の影絵の表示態様のうちの一の表示態様は、前記第一の表示態様であり、
前記複数種類の影絵の表示態様のうちの一の表示態様は、第六の表示態様であり、
前記第一の表示態様と前記第六の表示態様は表示態様が異なり、
前記第六の表示態様は、前記複数種類の影絵の表示態様におけるデフォルトの表示態様であり、
前記表示手段は、保留数が減少するまでの或る状態において、アイコンの待機表示を表示可能であり、
前記第六の表示態様のアイコンにおける待機表示は、該アイコンが回転するシーンを含まず、
前記第一の表示態様のアイコンにおける待機表示は、該アイコンが回転するシーンを含む、
ことを特徴とする遊技台。
(付記a22)
付記a21に記載の遊技台であって、
前記第二の表示態様のアイコンにおける待機表示は、該アイコンが回転するシーンを含み、
前記第三の表示態様のアイコンにおける待機表示は、該アイコンが回転するシーンを含む、
ことを特徴とする遊技台。
(付記a23)
付記a1乃至a19のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記表示手段は、前記第一の状態において一種類の影絵の表示態様でアイコンを表示可能である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記a24)
付記a23に記載の遊技台であって、
前記表示手段は、保留数が減少するまでの或る状態において、アイコンの待機表示を表示可能であり、
前記第一の表示態様のアイコンにおける待機表示は、該アイコンが回転するシーンを含まない、
ことを特徴とする遊技台。
(付記a25)
付記a24に記載の遊技台であって、
前記第二の表示態様のアイコンにおける待機表示は、該アイコンが回転するシーンを含み、
前記第三の表示態様のアイコンにおける待機表示は、該アイコンが回転するシーンを含む、
ことを特徴とする遊技台。
(付記a26)
付記a1乃至25のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、パチンコ機であること、
ことを特徴とする遊技台。
以下、図面を用いて、本発明に係る遊技台(例えば、パチンコ機100等の弾球遊技機やスロットマシン等の回胴遊技機)について詳細に説明する。なお、図36〜図562に示す符号は、原則として図36〜図562に示す実施例の説明にのみ用いることとし、重複する符号が他の図面に示されている場合であっても、図36〜図562に示す符号を優先する。
<全体構成>
まず、図36を用いて、パチンコ機100の全体構成について説明する。なお、同図はパチンコ機100を正面側(遊技者側)から見た外観斜視図である。
パチンコ機100は、所定条件が成立すると遊技者が利益を獲得することができる遊技台であって、外枠102と、本体104と、前面枠扉106と、球貯留皿付扉108と、発射装置110と、遊技盤200と、をその前面(遊技者側)に備える。
外枠102は、遊技機設置営業店に設けられた設置場所(島設備等)へと固定させるための縦長方形状から成る木製の枠部材である。この外枠102には、スピーカ120(低音が出力される低音スピーカ)が取り付けられており、本体104が外枠102に収納されると電気的に接続された状態となり(本体104と外枠102に一対のフローティングコネクタが設けられており、本体104が外枠102に収納されると、本体104のコネクタと外枠102のコネクタが接続状態となる)、スピーカ120から音が出力可能な状態となる。
本体104は、外枠102の内部に備えられ、施錠機能付きで且つ、ヒンジ部112を介して外枠102に回動自在に装着された縦長方形状の遊技機基軸体となる扉部材である。また、本体104は、枠状に形成され、内側に空間部114を有している。このパチンコ機100を設置した店舗(遊技店)の店員は、この本体104を開閉操作することが可能であり、本体104が開いたことを検出する本体開放センサ(内枠開放センサ)が設けられている。
前面枠扉106は、施錠機能付きで且つ開閉自在となるようにパチンコ機100の前面側となる本体104の前面に対しヒンジ部112を介して装着され、枠状に構成されることでその内側を開口部116とした扉部材である。遊技店の店員は、この前面枠扉106も開閉操作することが可能であり、前面枠扉106が開いたことを検出する前面枠扉センサ109も設けられている。なお、この前面枠扉106には、開口部116にガラス製又は樹脂製の透明板部材118が設けられ、前面側には、スピーカ120(高音が出力される高音スピーカ)や枠ランプ122が取り付けられている。前面枠扉106の後面と遊技盤200の前面とで遊技領域124が設けられる空間を区画形成する。なお、本実施形態では、光源をLEDとするものもランプと称する他、蛍光灯、冷陰極管等、光を発するものであればランプと称する場合があり、光を発するものは発光手段の一例に相当する。
球貯留皿付扉108は、パチンコ機100の前面において本体104の下側に対して、施錠機能付きで且つ開閉自在となるように装着された扉部材である。この球貯留皿付扉108は、前面枠扉106を開放した状態で操作可能となる不図示の開放レバーを押すことによって開く。なお、球貯留皿付扉108が開いたことを検出する球貯留皿付扉センサを設けてもよい。球貯留皿付扉108は、複数の遊技球(以下、単に「球」と称する場合がある)が貯留可能で且つ発射装置110へと遊技球を案内させる扉側球通路ユニットが設けられている上皿126と、上皿126に貯留しきれない遊技球を貯留する下皿128と、遊技者の操作によって上皿126に貯留された遊技球を下皿128へと排出させる球抜ボタン130と、遊技者の操作によって下皿128に貯留された遊技球を遊技球収集容器(俗称、ドル箱)へと排出させる球排出レバー132と、遊技者の操作によって発射装置110へと案内された遊技球を遊技盤の遊技領域124へと打ち出す球発射ハンドル134と、遊技者の操作によって各種演出装置206(図38参照)の演出態様に変化を与える演出ボタン136(チャンスボタン136)と、演出ボタン136(チャンスボタン136)に内蔵され、その演出ボタン136(チャンスボタン136)を発光させるチャンスボタンランプ138と、遊技店に設置されたカードユニット(CRユニット)に対して球貸し指示を行う球貸操作ボタン140と、カードユニットに対して遊技者の残高の返却指示を行う返却操作ボタン142と、遊技者の残高やカードユニットの状態を表示する球貸表示部(不図示)と、を備える。また、図36に示すパチンコ機100には、下皿128が遊技球によって満タンになったことを検知する下皿満タン検知センサ(不図示)が設けられている。さらに、操作キーユニット137も備えている。この操作キーユニット137には、十字キーとして、上キーおよび下キーの上下キー、並びに左キーおよび右キーの左右キーが配置されているとともに、その十字キーの中心には決定キーが配置されている。また、十字キーから右側に離れた下方には、キャンセルキーも配置されている。なお、パチンコ機100は球貯留皿付扉108を備えず、前面枠扉106に上皿126、下皿128、球抜ボタン130、球排出レバー132、球発射ハンドル134、チャンスボタン136、チャンスボタンランプ138、球貸操作ボタン140、返却操作ボタン142、球貸表示部、下皿満タン検知センサおよび操作キーユニット137の全てまたは一部が設けられていてもよい。
なお、前面枠扉106と本体104は、不図示のハーネスによって接続されており、前面枠扉106(球貯留皿付扉108を含んでもよい)が本体104に対して開放状態となっている場合もハーネスによって前面枠扉106の各種制御回路と本体104の各種制御回路が接続状態となっていれば、前面枠扉106に設けられた演出手段(本例では、スピーカ120、枠ランプ122およびチャンスボタンランプ138。前面枠扉106に演出可動体が設けられている場合は演出可動体も含む)による演出、球貸表示部の表示、チャンスボタン136、球貸操作ボタン140、返却操作ボタン142および操作キーユニット137の操作、および下皿満タン検知センサの検知が行えるように構成されている。
また、本実施形態では、後述する電源制御部660を構成する電源基板182が収納された電源基板ケース184が本体104に取り付けられているため、外枠102、前面枠扉106(球貯留皿付扉108を含んでもよい)、および遊技盤200は、本体104から電源電圧が供給されるように構成されている。
発射装置110は、本体104の下方に取り付けられ、球発射ハンドル134が遊技者に操作されることによって回動する発射杆146と、遊技球を発射杆146の先端で打突する発射槌148と、を備える。この発射装置110は、遊技者に球発射ハンドル134が継続的に発射操作されている間は、所定の発射期間(例えば0.6秒)の経過ごとに遊技球を遊技盤の遊技領域124へ向けて発射し、発射手段の一例に相当する。なお、球発射ハンドル134が操作された状態で押下操作されることにより発射強度を最大にすることが可能な右打ちボタンを備えてもよい。球発射ハンドル134は、球発射ハンドル134の操作に伴う遊技球の発射(射出)を遊技者の操作によって無効化する不図示の発射停止スイッチと、遊技者が球発射ハンドル134に触れていることを検出可能なタッチセンサと、を備える。なお、球発射ハンドル134が操作された状態で押下操作されることにより発射強度を最大にすることが可能な右打ちボタンを備えてもよい。また、デモ画面の表示中に球発射ハンドル134が操作されていない状態から操作されている状態となったことをタッチセンサによって検出された場合に、専用の演出が行われる場合があってもよい。例えば、表示手段による演出表示、音出力手段による演出音、および各種装飾LEDや導光板による発光演出、演出可動体(遊技盤または枠に設けられた)が挙げられる。4種類の演出手段によって演出が行われてもよく、1種類以上の演出手段によって行われてもよい。また同じ種類の演出手段であっても、専用演出を行う演出手段と行わない演出手段があってもよい。(例えば、枠の演出可動体は専用演出を行うが、遊技盤の演出可動体は専用演出を行わないとか、遊技盤の演出可動体Aは専用演出を行うが、遊技盤の演出可動体Bは専用演出を行わない等が挙げられる。この例は、他の演出手段にも適用可能である。)
遊技盤200は、前面に遊技領域124を有し、本体104の空間部114に臨むように、所定の固定部材を用いて本体104に着脱自在に装着されている。遊技領域124は、遊技盤200を本体104に装着した後、開口部116から観察することができる。なお、図36では遊技領域124の具体的構成は図示省略してあり、その具体的構成は図38に示す。
図37は、図36のパチンコ機100を背面側から見た外観図である。
パチンコ機100の背面上部には、上方に開口した開口部を有し、遊技球を一時的に貯留するための球タンク150と、この球タンク150の下方に位置し、球タンク150の底部に形成した連通孔を通過して落下する球を背面視右側に位置する払出装置152に導くためのタンクレール154とを配設している。
払出装置152は、筒状の部材からなり、その内部には、不図示の払出モータとスプロケットと払出センサとを備えている。この払出装置152は、本体104に設けられており、本体104から着脱自在なものであり、所定位置に装着されると、タンクレール154の下流端に接続する。
スプロケットは、払出モータによって回転可能に構成されており、タンクレール154を通過して払出装置152内に流入した遊技球を一時的に滞留させると共に、払出モータを駆動して所定角度だけ回転することにより、一時的に滞留した遊技球を払出装置152の下方へ1個ずつ送り出すように構成している。すなわち、払出装置152は、遊技球に駆動力を与えてその遊技球を搬送する球送り装置の一種である。
払出センサは、スプロケットが送り出した遊技球の通過を検知するためのセンサであり、遊技球が通過しているときにハイまたはローの何れか一方の信号を、遊技球が通過していないときはハイまたはローの何れか他方の信号を払出制御部600へ出力する。この払出センサを通過した遊技球は、不図示の球レールを通過してパチンコ機100の前面側に配設した上皿126に到達するように構成しており、パチンコ機100は、所定の付与条件が成立したことに基づいて遊技者にその付与条件に応じた量の遊技価値(遊技球)をこの構成により付与する(払い出す)。
払出装置152の図中左側には、遊技全般の制御処理を行う主制御部300(図39参照)を構成する主基板156を収納する主基板ケース158、主制御部300が生成した処理情報に基づいて演出に関する制御処理を行う第1副制御部400(図39参照)を構成する第1副基板160を収納する第1副基板ケース162、第1副制御部400が生成した処理情報に基づいて演出に関する制御処理を行う第2副制御部500(図39参照)を構成する第2副基板164を収納する第2副基板ケース166、遊技球の払出に関する制御処理を行う払出制御部600(図39参照)を構成するとともに遊技店員の操作によってエラーを解除するエラー解除スイッチ168を備える払出基板170を収納する払出基板ケース172、遊技球の発射に関する制御処理を行う発射制御部630(図39参照)を構成する発射基板174を収納する発射基板ケース176、各種電気的遊技機器に電源を供給する電源制御部660(図39参照)を構成するとともに遊技店員の操作によって電源をオンオフする電源スイッチ178と電源投入時に操作されることによってRAMクリア信号を主制御部300に出力するRAMクリアスイッチ180とを備える電源基板182を収納する電源基板ケース184、および払出制御部600とカードユニットとの信号の送受信を行うCRインターフェース部186を配設している。なお、主基板156が収納された主基板ケース158、第1副基板160が収納された第1副基板ケース162および第2副基板164が収納された第2副基板ケース166は、遊技盤200の背面に設けられており、エラー解除スイッチ168を備える払出基板170が収納された払出基板ケース172、発射基板174が収納された発射基板ケース176、電源スイッチ178とRAMクリアスイッチ180とを備える電源基板182を収納する電源基板ケース184、およびCRインターフェース部186は、本体104に設けられている。
図38は、遊技盤200を正面から見た略示正面図である。
遊技盤200には、外レール202と内レール204とを配設し、遊技球が転動可能な遊技領域124を区画形成している。
遊技領域124の略中央には、演出装置206を配設している。この演出装置206には、略中央に装飾図柄表示装置208を配設し、その周囲に、普通図柄表示装置210と、第1特別図柄表示装置212と、第2特別図柄表示装置214と、普通図柄保留ランプ216と、第1特別図柄保留ランプ218と、第2特別図柄保留ランプ220と、高確中ランプ222を配設している。なお、以下、普通図柄を「普図」と称する場合があり、特別図柄、第1特別図柄、第2特別図柄のうちの一つまたは複数を「特図」と称する場合がある。
演出装置206は、演出可動体224を動作して演出を行うものであり、詳細については後述する。
装飾図柄表示装置208は、装飾図柄ならびに演出に用いる様々な表示を行うための表示装置であり、本実施形態では液晶表示装置(Liquid Crystal Display)によって構成する。この装飾図柄表示装置208は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cおよび演出表示領域208dの4つの表示領域に分割し、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208bおよび右図柄表示領域208cはそれぞれ異なった装飾図柄を表示し、演出表示領域208dは演出に用いる画像を表示する。さらに、各表示領域208a、208b、208c、208dの位置や大きさは、装飾図柄表示装置208の表示画面内で自由に変更することを可能としている。なお、装飾図柄表示装置208として液晶表示装置を採用しているが、液晶表示装置でなくとも、種々の演出や種々の遊技情報を表示可能に構成されていればよく、例えば、ドットマトリクス表示装置、7セグメント表示装置、有機EL(Electro−Luminescence)表示装置、リール(ドラム)式表示装置、リーフ式表示装置、プラズマディスプレイ、プロジェクタを含む他の表示デバイスを採用してもよい。
普図表示装置210は、普図の表示を行うための表示装置であり、本実施形態では7セグメントLEDによって構成する。第1特図表示装置212および第2特図表示装置214は、特図の表示を行うための表示装置であり、本実施形態では7セグメントLEDによって構成する。これらの第1特図表示装置212および第2特図表示装置214は、所定の図柄表示手段である。なお、装飾図柄表示装置208に表示される装飾図柄は、第1特図表示装置212や第2特図表示装置214に表示される図柄を、演出を高めた形で表す図柄であり、装飾図柄表示装置208も、所定の図柄表示手段としてもよい。
普図保留ランプ216は、保留している所定の第1の変動遊技(詳細は後述する普図変動遊技)の数を示すためのランプであり、本実施形態では、普図変動遊技を所定数(例えば、4つ)まで保留することを可能としている。
第1特図保留ランプ218および第2特図保留ランプ220は、保留している所定の第2の変動遊技(詳細は後述する特図変動遊技)の数を示すためのランプであり、本実施形態では、特図変動遊技を所定数(例えば、4つ、第1特図用と第2特図用を合わせると8つ)まで保留することを可能としている。ここにいう保留とは、後述する始動情報に基づく各種判定処理(抽選処理等)の開始を保留することを意味する。
高確中ランプ222は、現在の図柄制御状態を示す報知を行なうためのランプ(報知手段)である。この高確中ランプ222は、電源が投入されてから大当り遊技の開始まで、現在の図柄制御状態を示す報知を行ない、それ以降は、現在の図柄制御状態を示す報知をしないように構成している。また図柄制御状態では、電源が再投入された場合には、電源が遮断される直前の図柄制御状態に復帰する。この図柄制御状態については後述するが、ここでの図柄制御状態として、通常状態、時短状態(電サポ状態)、および確変状態のうちのいずれの状態としてもよいし、特図確変ありの状態および特図確変なしの状態のうちの一方の状態としてもよい。
なお、本明細書では制御状態という遊技台(パチンコ機100)の内部における状態をさす文言を用いて説明するが、この制御状態という文言にはいわゆる遊技状態の概念が含まれる。
また、この演出装置206の周囲には、一般入賞口226と、普図始動口228と、第1特図始動口230と、第2特図始動口232と、可変入賞口234を配設している。
一般入賞口226は、本実施形態では遊技盤200に複数配設しており、この一般入賞口226への入球を所定の球検出センサ(図示省略)が検出した場合(一般入賞口226に入賞した場合)、図37に示す払出装置152を駆動し、所定の個数(例えば、10個)の球を賞球として図36に示す上皿126に排出する。上皿126に排出した球は遊技者が自由に取り出すことが可能であり、これらの構成により、入賞に基づいて賞球を遊技者に払い出すようにしている。なお、一般入賞口226に入球した球は、パチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出する。本実施形態では、入賞の対価として遊技者に払い出す球を「賞球」、遊技者に貸し出す球を「貸球」と区別して呼ぶ場合があり、「賞球」と「貸球」を総称して「球(遊技球)」と呼ぶ。
普図始動口228は、ゲートやスルーチャッカーと呼ばれる、遊技領域124の所定の領域を球が通過したか否かを判定するための装置で構成しており、本実施形態では遊技盤200の左側に1つ配設している。普図始動口228を通過した球は一般入賞口226に入球した球と違って、遊技島側に排出することはない。球が普図始動口228を通過したことを所定の球検出センサが検出した場合、パチンコ機100は、普図表示装置210による普図変動遊技を開始する。
第1特図始動口230は、本実施形態では遊技盤200の中央に1つだけ配設している。この第1特図始動口230は、遊技球が進入する入り口の大きさが変化しない第一の始動領域である。第1特図始動口230への入球を所定の球検出センサが検出した場合、図37に示す払出装置152を駆動し、所定の個数(例えば、3個)の球を賞球として上皿126に排出するとともに、第1特図表示装置212による特図変動遊技を開始する。なお、第1特図始動口230に入球した球は、パチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出する。この第1特図始動口230は、始動領域の一つであり、自身の大きさが変化しない固定始動領域の一例に相当する。
第2特図始動口232は、本実施形態では第1特図始動口230の下側に1つだけ配設している。この第2特図始動口232の近傍には、ソレノイドによって左右に開閉自在な一対の羽根部材2321が設けられており、一対の羽根部材2321と第2特図始動口232を併せたものが、可変始動手段に相当し、一般には、電動チューリップ(電チュー)と呼ばれる。一対の羽根部材2321は、第2特図始動口232への入賞の難易度を変更する部材である。すなわち、一対の羽根部材2321が閉じたままでは第2特図始動口232への入球は不可能であり、一対の羽根部材2321が閉じた態様は入賞困難な開閉態様である。一方、普図変動遊技に当選し、普図表示装置210が当り図柄を停止表示した場合に一対の羽根部材2321が所定の時間間隔、所定の回数で開閉し、第2特図始動口232への球の入球が可能(入賞容易状態)になり、一対の羽根部材2321が開いた開状態は入賞容易な状態である。すなわち、第2特図始動口232は、入り口(遊技球の進入口)の大きさが小サイズ(第1の大きさに相当)と大サイズ(第2の大きさに相当)のうちのいずれか一方のサイズからいずれか他方のサイズに変化する、遊技球の進入のしやすさが可変の可変始動領域であって、第二の始動領域の一例に相当する。この大サイズの大きさは、第1特図始動口230の入り口の大きさよりも大きい。一対の羽根部材2321が開いた状態では、遊技領域124に進入した遊技球のうち、固定始動領域である第1特図始動口230に進入する遊技球よりも、可変始動領域である第2特図始動口232に進入する遊技球の方が多い。一方、小サイズの大きさは、第1特図始動口230の入り口の大きさよりも小さいか、あるいは第1特図始動口230の入り口の大きさ以下である。第2特図始動口232への入球を所定の球検出センサが検出した場合、払出装置152を駆動し、所定の個数(例えば、4個)の球を賞球として上皿126に排出するとともに、第2特図表示装置214による特図変動遊技を開始する。なお、第2特図始動口232に入球した球は、パチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出する。なお、本実施形態では、第1特図始動口230および第2特図始動口232の2つが設けられているが、始動口が3つ設けられていてもよい。ここで、始動口が3つある場合、第1特図始動口が2つ設けられ、第2特図始動口が1つ設けられていてもよく、逆に第1特図始動口が1つ設けられ、第2特図始動口が2つ設けられていてもよい。また、特図表示装置が1つのみ場合は、3つの始動口が同じ特図表示装置に対応するように構成されていてもよい。また、始動口は4つ以上設けられていてもよい。
可変入賞口234は、本実施形態では遊技盤200の中央部下方に1つだけ配設している。この可変入賞口234は、可変入賞開口と、ソレノイドによってその可変入賞開口を開閉自在な扉部材2341とを備えている。可変入賞開口は大入賞口と呼ばれることがあり、可変入賞口234はアタッカと呼ばれることがある。扉部材2341は、所定の閉状態およびその閉状態よりも遊技球の、可変入賞開口への進入が容易な開状態のうちのいずれか一方の状態からいずれか他方の状態に状態変更する。閉状態および開状態はともに静止状態であり、閉状態は所定の第1の静止状態であり、本実施形態の可変入賞口234における閉状態は、扉部材2341が遊技盤200の遊技者側の面と一致した静止状態である。一方、開状態は所定の第2の静止状態であり、本実施形態の可変入賞口234における開状態は、扉部材2341が遊技盤200に対して略垂直になるまで遊技者側に回動した静止状態である。可変入賞口234は、後述する大当り遊技が開始されるまでは閉状態を維持し、大当り遊技が開始されると、開状態と閉状態との間で状態変更を繰り返す。なお、閉状態には、完全に閉塞してしる状態の他、遊技球の進入が実質的に不可能な程度に少し開いている状態であってもよい。また、可変入賞口は、遊技球が通過したり入り込んだりすること等によって遊技球の入賞となるものであればよく、図38に示すものに限定されない。特図変動遊技に当選して第1特図表示装置212あるいは第2特図表示装置214が大当り図柄を停止表示した場合に扉部材2341が所定の時間間隔、所定の回数で開閉する。可変入賞口234への入球を所定の球検出センサが検出した場合、払出装置152を駆動し、所定の個数(例えば、15個)の球を賞球として上皿126に排出する。なお、可変入賞口234に入球した球は、パチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出する。なお、本実施例では、可変入賞口が1つのみ設けられているが、可変入賞口が2つ設けられていてもよい。ここで、可変入賞口が2つ設けられている場合、第1可変入賞口および第2可変入賞口のうちの一方の可変入賞口の開放中は、他方の可変入賞口が必ず閉鎖されるように構成されているが、両方の可変入賞口が開放する場合があってもよい。また、可変入賞口が3以上設けられていてもよい。
さらに、これらの入賞口や始動口の近傍には、風車と呼ばれる円盤状の打球方向変換部材236や、遊技釘238を複数個、配設していると共に、内レール204の最下部には、いずれの入賞口や始動口にも入賞しなかった球をパチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出するためのアウト口240を設けている。
上皿126に収容されている球は発射レールの発射位置に供給される。このパチンコ機100では、遊技者の球発射ハンドル134の操作量に応じた強度で発射モータを駆動し、発射杆146および発射槌148によって外レール202、内レール204を通過させて遊技領域124に打ち出す。そして、遊技領域124の上部に到達した球は、打球方向変換部材236や遊技釘238等によって進行方向を変えながら下方に落下し、入賞口(一般入賞口226、可変入賞口234)や始動口(第1特図始動口230、第2特図始動口232)に入賞するか、いずれの入賞口や始動口にも入賞することなく、または普図始動口228を通過するのみでアウト口240に到達する。なお、遊技盤にアウトセンサが設けられていてもよい。アウトセンサは、入賞口(一般入賞口226、可変入賞口234)のセンサを通過した遊技球、始動口(第1特図始動口230、第2特図始動口232)のセンサを通過した遊技球およびアウト口へ進入した遊技球を検知可能に構成されたセンサである。なお、入賞口、始動口およびアウト口のうちの一部のみを検知可能に構成されたセンサであってもよい。
<演出装置206>
次に、パチンコ機100の演出装置206について説明する。
この演出装置206の前面側には、遊技球の転動可能な領域にワープ装置242およびステージ244を配設し、遊技球の転動不可能な領域に演出可動体224を配設している。また、演出装置206の背面側には、装飾図柄表示装置208および遮蔽装置246(以下、扉と称する場合がある)を配設している。すなわち、演出装置206において、装飾図柄表示装置208および遮蔽装置246は、ワープ装置242、ステージ244、および演出可動体224の後方に位置することとなる。
ワープ装置242は、演出装置206の左上方に設けたワープ入口242aに入った遊技球を演出装置206の前面下方のステージ244にワープ出口242bから排出する。
ステージ244は、ワープ出口242bから排出された球や遊技釘238などによって乗り上げた球などが転動可能であり、ステージ244の中央部には、通過した球が第1特図始動口230へ入球し易くなるスペシャルルート244aを設けている。
演出可動体224は、本実施形態では人間の右腕の上腕と前腕を模した上腕部224aと前腕部224bとからなり、肩の位置に上腕部224aを回動させる不図示の上腕モータと肘の位置に前腕部224bを回動させる不図示の前腕モータを備える。演出可動体224は、上腕モータと前腕モータによって装飾図柄表示装置208の前方を移動する。
遮蔽装置246は、格子状の左扉246aおよび右扉246bからなり、装飾図柄表示装置208および前面ステージ244の間に配設する。左扉246aおよび右扉246bの上部には、不図示の2つのプーリに巻き回したベルトをそれぞれ固定している。すなわち、左扉246aおよび右扉246bは、モータによりプーリを介して駆動するベルトの動作に伴って左右にそれぞれ移動する。遮蔽装置246は、左扉246aおよび右扉246bを閉じた状態ではそれぞれの内側端部が重なり、遊技者が装飾図柄表示装置208を視認し難いように遮蔽する。左扉246aおよび右扉246bを開いた状態ではそれぞれの内側端部が装飾図柄表示装置208の表示画面の外側端部と若干重なるが、遊技者は装飾図柄表示装置208の表示の全てを視認可能である。また、左扉246aおよび右扉246bは、それぞれ任意の位置で停止可能であり、例えば、表示した装飾図柄がどの装飾図柄であるかを遊技者が識別可能な程度に、装飾図柄の一部だけを遮蔽するようなことができる。なお、左扉246aおよび右扉246bは、格子の孔から後方の装飾図柄表示装置208の一部を視認可能にしてもよいし、格子の孔の障子部分を半透明のレンズ体で塞ぎ、後方の装飾図柄表示装置208による表示を漠然と遊技者に視認させるようにしてもよいし、格子の孔の障子部分を完全に塞ぎ(遮蔽し)、後方の装飾図柄表示装置208を全く視認不可にしてもよい。
図36に示すスピーカ120や枠ランプ122等の装飾ランプ、図38に示す装飾図柄表示装置208、演出可動体224、および遮蔽装置246は、演出手段に相当し、これらの中でも装飾図柄表示装置208は装飾図柄表示手段の一例に相当する。
さらに、遊技盤200には、この遊技台のスペックを表すスペックシール290が、遊技者から見える位置に貼り付けられている。
次に、図39を用いて、このパチンコ機100の制御部の回路構成について詳細に説明する。なお、同図は制御部の回路ブロック図を示したものである。パチンコ機100の制御部は、大別すると、遊技の中枢部分を制御する主制御部300と、主制御部300が送信するコマンド信号(以下、単に「コマンド」という)に応じて主に演出の制御を行う第1副制御部400と、第1副制御部400より送信されたコマンドに基づいて各種機器を制御する第2副制御部500と、主制御部300が送信するコマンドに応じて主に遊技球の払出しに関する制御を行う払出制御部600と、遊技球の発射制御を行う発射制御部630と、パチンコ機100に供給される電源を制御する電源制御部660とを備えて構成されている。
まず、パチンコ機100の主制御部300について説明する。主制御部300は、主制御部300の全体を制御する基本回路302を備えている。基本回路302には、CPU304と、制御プログラムや各種データを記憶するためのROM306と、一時的にデータを記憶するためのRAM308と、各種デバイスの入出力を制御するためのI/O310と、時間や回数等を計測するためのカウンタタイマ312と、プログラム処理の異常を監視するWDT314と、乱数値生成回路(カウンタ回路)318(この回路には2つのカウンタを内蔵しているものとする)とを搭載している。なお、ROM306やRAM308については他の記憶装置を用いてもよく、この点は後述する第1副制御部400や第2副制御部500についても同様である。この基本回路302のCPU304は、水晶発振器316bが出力する所定周期のクロック信号をシステムクロックとして入力して動作する。また、乱数値生成回路318は、水晶発振器316aが出力するクロック信号を受信する度に0〜65535の範囲で数値を変動させるハードウェア乱数カウンタとして使用している。なお、乱数値生成回路318は、基本回路302に内蔵したものとしているが、基本回路302に対して接続されるものであってもよい。
また、基本回路302には、所定の球検出センサ、例えば各始動口、入賞口、可変入賞口を通過する遊技球を検出するセンサや下皿満タンセンサを含む各種センサ320が出力する信号を受信し、増幅結果や基準電圧との比較結果を基本回路302におけるCPU304や乱数値生成回路318等に出力するためのセンサ回路322と、所定の図柄表示装置、例えば第1特図表示装置212や第2特図表示装置214の表示制御を行うための駆動回路324と、所定の図柄表示装置、例えば普図表示装置210の表示制御を行うための駆動回路326と、各種状態表示部328(例えば、普図保留ランプ216、特図1保留ランプ218、特図2保留ランプ220、高確中ランプ222等)の表示制御を行うための駆動回路330と、所定の可動部材、例えば、普通電動役物としての第2特図始動口232のベロ部材2321を駆動する駆動手段や、特別電動役物としての可変入賞口234の扉部材2341を駆動する駆動手段等を含む各種ソレノイド332を制御するための駆動回路334と、を接続している。本例では水晶発振器316aと乱数値生成回路318とが別に設けられているが、水晶発振器316aは乱数値生成回路318に含まれていてもよい。
なお、第1特図始動口230に球が入賞したことを球検出センサ320が検出した場合には、センサ回路322は球を検出したことを示す信号を基本回路302における乱数値生成回路318に出力する。この信号を受信した乱数値生成回路318は、第1特図始動口230に対応するカウンタのそのタイミングにおける値をラッチし、ラッチした値を、第1特図始動口230に対応する内蔵のカウンタ値記憶用レジスタに記憶する。また、乱数値生成回路318は、第2特図始動口232に球が入賞したことを示す信号を受信した場合も同様に、第2特図始動口232に対応するカウンタのそのタイミングにおける値をラッチし、ラッチした値を、第2特図始動口232に対応する内蔵のカウンタ値記憶用レジスタに記憶する。
さらに、基本回路302には、情報出力回路336を接続しており、主制御部300は、この情報出力回路336を介し、図示しない外部端子板を経由して、外部のホールコンピュータ(図示省略)等が備える情報入力回路350にパチンコ機100の遊技情報(例えば、遊技状態)を出力する。
また、主制御部300には、電源制御部660から主制御部300に供給している電源の電圧値を監視する電圧監視回路338を設けており、この電圧監視回路338は、電源の電圧値が所定の値(本例では9V)未満である場合に電圧が低下したことを示す低電圧信号を基本回路302に出力する。
また、主制御部300には、電源が投入されると起動信号(リセット信号)を出力する起動信号出力回路(リセット信号出力回路)340を設けており、CPU304は、この起動信号出力回路340から起動信号を入力した場合に、遊技制御を開始する(後述する主制御部メイン処理を開始する)。
また、主制御部300は、第1副制御部400にコマンドを送信するための出力インタフェースと、払出制御部600にコマンドを送信するための出力インタフェースとをそれぞれ備えており、この構成により、第1副制御部400および払出制御部600との通信を可能としている。なお、主制御部300と第1副制御部400との情報通信は一方向の通信であり、主制御部300と払出制御部600との情報通信は双方向の通信である。主制御部300は第1副制御部400にコマンド等の信号を送信できるように構成しているが、第1副制御部400からは主制御部300にコマンド等の信号を送信できないように構成している。ただし、主制御部300と第1副制御部400との情報通信が双方向通信により行われるように構成してもよい。また、払出制御部600は、主制御部300にコマンド等の信号を送信できるように構成しているが、払出制御部600から主制御部300にコマンド等の信号を送信できないように構成してもよい。
次に、パチンコ機100の第1副制御部400について説明する。第1副制御部400は、主に主制御部300が送信したコマンド等に基づいて第1副制御部400の全体を制御する基本回路402を備えている。基本回路402には、CPU404と、一時的にデータを記憶するためのRAM408と、各種デバイスの入出力を制御するためのI/O410と、時間や回数等を計測するためのカウンタタイマ412と、シリアル通信制御回路424とを搭載している。この基本回路402のCPU404は、水晶発振器414が出力する所定周期のクロック信号をシステムクロックとして入力して動作する。また、基本回路402には、制御プログラムや各種演出データを記憶するためのROM406が接続されている。なお、ROM406は、制御プログラムと各種演出データとを別々のROMに記憶させてもよい。また、ROM406が基本回路402に備えらえた構成であってもよい。シリアル通信制御回路424は、遊技盤用ランプ442の制御を行うための遊技盤用ランプ駆動回路440と、遊技台枠用ランプ452の制御を行うための遊技台枠用ランプ駆動回路450とを接続し、遊技盤用ランプ駆動回路440及び遊技台枠用ランプ駆動回路450との間でシリアル通信による点灯制御を行う。
また、基本回路402には、スピーカ120(およびアンプ)の制御を行うための音源IC(S−ROM)416と、演出可動体224及び遮蔽装置246等の駆動制御を行うための駆動回路422と、センサ回路428と、スピーカ120から出力される音量を調整する音量スイッチ163と、を接続している。センサ回路428は、遮蔽装置246や演出可動体224等の現在位置を検出する各種可動体センサ430や、演出ボタン136(チャンスボタン136)や操作キーユニット137を構成する各種ボタンの押下を検出するボタンセンサ426からの検出信号を基本回路402に出力する。
次に、パチンコ機100の第2副制御部500について説明する。第2副制御部500は、第1副制御部400が送信した制御コマンドを入力インタフェースを介して受信し、この制御コマンドに基づいて第2副制御部500の全体を制御する基本回路502を備えている。基本回路502は、CPU504と、一時的にデータを記憶するためのRAM508と、各種デバイスの入出力を制御するためのI/O510と、時間や回数等を計測するためのカウンタタイマ512と、CPU504からの信号に基づいてROM506に記憶された画像データ等を読み出してVRAM518のワークエリアを使用して表示画像を生成して装飾図柄表示装置208に画像を表示するVDP(ビデオ・ディスプレイ・プロセッサ)516と、を搭載している。基本回路502のCPU504は、水晶発振器514が出力する所定周期のクロック信号をシステムクロックとして入力して動作する。また、基本回路502には、第2副制御部500の全体を制御するための制御プログラムおよびデータ、画像表示用のデータ等が記憶されたROM506が接続されている。
次に、パチンコ機100の払出制御部600、発射制御部630、電源制御部660について説明する。払出制御部600は、主に主制御部300が送信したコマンド等の信号に基づいて払出装置152の払出モータ602を制御するとともに、払出センサ604が出力する制御信号に基づいて賞球または貸球の払出しが完了したか否かを検出する。また払出制御部600は、インタフェース部606を介して、パチンコ機100とは別体で設けられたカードユニット608との通信を行う。また、払出制御部600は、所定個数(例えば、10個)の賞球の払出しが行われたことを示す賞球情報や、所定個数(例えば、25個)の貸球の払出しが行われたことを示す貸球情報等を、図示しない外部端子板を経由して、情報入力回路350に出力する。また、払出制御部600には、枠センサ605が接続されている。枠センサ605には、本体104が開いたことを検出する本体開放センサや、前面枠扉106が開いたことを検出する前面枠扉センサ等が含まれており、本体104や前面枠扉106が開放されている場合にはこれらのセンサが検知し、開放信号を出力する。払出制御部600は、枠センサ605からの開放信号を出力すると、主制御部300に扉開放情報を出力する。
発射制御部630は、払出制御部600が出力する、発射許可または停止を指示する制御信号や、球発射ハンドル134内に設けた発射強度出力回路が出力する、遊技者による球発射ハンドル134の操作量に応じた発射強度を指示する制御信号に基づいて、発射杆146および発射槌148を駆動する発射ソレノイド632の制御や、上皿126から発射装置110に球を供給する球送り装置634の制御を行う。
電源制御部660は、パチンコ機100に外部から供給される交流電源を直流化し、所定の電圧に変換して主制御部300、第1副制御部400等の各制御部や払出装置152等の各装置に供給する。さらに、電源制御部660は、外部からの電源が断たれた後も所定の部品(例えば主制御部300のRAM308等)に所定の期間(例えば10日間)電源を供給するための蓄電回路(例えば、コンデンサ)を備えている。なお、本実施形態では、電源制御部660から払出制御部600と第2副制御部500に所定電圧の電源を供給し、払出制御部600から主制御部300と第2副制御部500と発射制御部630に所定電圧の電源を供給しているが、各制御部や各装置に他の電源経路で所定電圧の電源を供給してもよい。
次に、図40(a)〜(d)を用いて、パチンコ機100の第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、装飾図柄表示装置208、普図表示装置210が停止表示する特図および普図の種類について説明する。
特図1始動口230に球が入球したことを球検出センサである第1始動口センサが検出したことを条件として特図1変動遊技が開始され、特図2始動口232に球が入球したことを球検出センサである第2始動口センサが検出したことを条件として特図2変動遊技が開始される。特図1変動遊技が開始されると、第1特図表示装置212は、7個のセグメントの全点灯と、中央の1個のセグメントの点灯を繰り返す「特図1の変動表示」(特図変動遊技)を行う。また、特図2変動遊技が開始されると、第2特図表示装置214は、7個のセグメントの全点灯と、中央の1個のセグメントの点灯を繰り返す「特図2の変動表示」(特図変動遊技)を行う。そして、特図1の変動開始前に決定した変動時間が経過すると、第1特図表示装置212は特図1の停止図柄態様を停止表示し、特図2の変動開始前に決定した変動時間が経過すると、第2特図表示装置214は特図2の停止図柄態様を停止表示する。以下、この「特図1又は2の変動表示」を開始してから特図1又は2の停止図柄態様を停止表示するまでの変動表示を特図の変動表示と称することがある。この特図の変動表示は複数回、連続して行われることがある。
図40(a)は、特図1の停止図柄態様の一例を示したものである。この図40(a)には、「特図A」から「特図I」の9種類の特図が示されている。図40(a)においては、図中の白抜きの部分が消灯するセグメントの場所を示し、黒塗りの部分が点灯するセグメントの場所を示している。
本実施形態では、特図の停止図柄態様として、7種類の大当り図柄(「特図A」から「特図G」)が用意されている。「特図A」は15ラウンド(R)大当り図柄であって、15ラウンドのうちの全てのラウンドで出玉の獲得が期待できる15R確変大当り図柄であり、「特図B」は15R大当り図柄であって、15ラウンドのうちの5つのラウンドで出玉の獲得が期待できる一方、残りのラウンドでは出玉の獲得が期待できない実質5R確変大当り図柄であり、「特図C」は15R大当り図柄であって、15ラウンドのうちの全てのラウンドで出玉の獲得が期待できる15R−ランクアップボーナス(RUB)図柄であり、「特図D」は15R大当り図柄であって、15ラウンドのうちの8つのラウンドで出玉の獲得が期待できる一方、残りのラウンドでは出玉の獲得が期待できない実質8R−RUBであり、「特図E」は15R大当り図柄であって、15ラウンドのうちの4つのラウンドで出玉の獲得が期待できる一方、残りのラウンドでは出玉の獲得が期待できない実質4R−RUBであり、「特図F」は5R通常大当り図柄であり、「特図G」は2R大当り図柄であって、いずれのラウンドにおいても出玉の獲得が期待できない潜伏確変あるいは隠れ確変と称される2R確変大当り図柄である。ここで、ランクアップボーナスとは、例えば、大当りの開始時には出玉の獲得が期待できるラウンドがいつまで続くのかが遊技者に特定困難な態様で演出する大当りであり、特定のラウンド(例えば、5ラウンド目や9ラウンド目)となったときに、出玉の獲得が期待できるラウンドが継続するか否かを遊技者に煽る態様で演出する大当りである。
本実施形態のパチンコ機100では、特図変動遊技における大当りか否かの決定はハードウェア乱数の抽選によって行い、特別大当りか否かの決定はソフトウェア乱数の抽選によって行う。通常大当りと確変大当りの違いは、次回の特図変動遊技で、大当りに当選する確率が高い(確変大当り)か低い(通常大当り)かの違いである。以下、この大当りに当選する確率が高い状態のことを特図高確率状態(以下、「特図確変」または単に「確変」という場合がある)と称し、その確率が低い状態のことを特図低確率状態と称する。また、大当り遊技の終了後に時短状態(電サポ状態)に移行する場合がある。ここで、電サポ状態とは、特図変動遊技における大当りを終了してから、次の大当りを開始するまでの時間を短くする等して、遊技者の有利度が非電サポ状態より高い所定状態のことをいう。時短については詳しくは後述するが、時短状態のことを普図高確率状態(以下、「普図確変」という場合がある)と称し、時短状態でない状態のことを普図低確率状態と称する。このように、電サポ状態(時短状態)は、大当り遊技の終了を条件に開始される。なお、厳密にいえば、「電サポ状態」はあくまでも普図がらみの状態であり、「時短状態」は特図がらみの状態または普図および特図がらみの状態である。主制御部300のRAM308には時短フラグが用意されており、その時短フラグがオンに設定されていると、電サポ状態であり、普図高確率状態である。普図高確率状態では普図低確率状態に比べて、普図変動遊技に当選しやすくなる(普図確変)。例えば、普図変動遊技の当選確率が、普図低確率状態(非電サポ状態)では1/100であるのに対し、普図高確率状態(電サポ状態)では99/100に上昇する。また、電サポ状態の方が、非電サポ状態に比べて普図変動遊技の変動時間は短くなる(普図変短)。例えば、非電サポ状態では10秒の普図変動遊技の変動時間が電サポ状態では2秒に短縮される。また、電サポ状態では、非電サポ状態に比べて、特図2始動口232の羽根部材2321の1回の開放における開放時間が長くなりやすい(電チュー開放期間延長)。例えば、非電サポ状態では0.5秒の電チュー開放期間が電サポ状態では2秒に延長される。さらに、電サポ状態では非電サポ状態に比べて、羽根部材2321は多く開きやすい(電チュー開放回数増加)。例えば、普図始動口228への1回の入賞につき非電サポ状態では1回しか開かない羽根部材2321が、電サポ状態では2回開く(2秒開放して1秒閉鎖してまた2秒開放)。電チュー開放期間延長や電チュー開放回数増加により、特図2始動口232に入球する確率が高まる。なお、時短フラグは、大当り遊技中にはオフに設定される。したがって、大当り遊技中には、非電サポ状態が維持される。これは、特に大当り遊技において賞球数の少ない電チューに遊技球が拾われてしまい、可変入賞口(アタッカ)234への遊技球の入賞が減ってしまうと遊技者に不利益が生じる場合があるからである。なお、本実施形態では、電サポ状態(時短状態)では、普図確変、普図変短、電チュー開放期間延長、および電チュー開放回数増加の総てが行われるが、これらのうちの少なくともいずれか一つが行われれば、遊技者の有利度が高い状態になり、電サポ状態(時短状態)としてもよい。あるいは、特図2始動口232に入球する確率が高まる、電チュー開放期間延長または電チュー開放回数増加のうちのいずか一方が行われれば、電サポ状態(時短状態)としてもよい。非電サポ状態では、電サポ状態よりも遊技球が特図2始動口232に進入し難い。上述のごとく、特図2始動口232は、遊技球が進入し難い入賞困難状態と遊技球が進入しやすい入賞容易状態とに変化するものである。この特図2始動口232は、入り口が、電サポ状態では非電サポ状態よりも長期間にわたって入賞容易状態となる。本実施形態では、「特図A」〜「特図E」が停止表示されると、その後に行われる大当り遊技終了後、次に大当り遊技が開始されるまで電サポ状態(普図高確率状態)が維持され、「特図F」が停止表示されると、その後に行われる大当り遊技終了後、特図変動遊技が100回行われる間、電サポ状態が維持され、101回目には非電サポ状態(普図低確率状態)に移行する。一方、電サポ無しの大当り(「特図G」)に当選した場合には、大当り遊技終了後に電サポ状態に移行しない。
このように、本実施形態では、「特図A」〜「特図E」が停止表示されると、大当り遊技が終了した後、制御状態が特図高確率普図高確率状態になる。また、「特図F」が停止表示されると、大当り遊技が終了した後、制御状態が特図低確率普図高確率状態になる。また、「特図G」が停止表示されると、大当り遊技が終了した後、制御状態が特図高確率普図低確率状態になる。
また、本実施形態では、大当り図柄の他に小当り図柄として1種類の停止図柄が用意されている。小当り遊技では、可変入賞口234の扉部材2341が所定回(例えば2回)作動し、その扉部材2341は、1回の作動につき開状態を最大で0.1秒間しか維持しない。なお、小当りにおける扉部材2341の開放では、例えば、1回目の開放で、遊技球が所定球数(例えば10球)進入してしまうと、あるいは所定量の遊技価値(所定球数)を獲得してしまうと、2回目以降の開放は行われない。小当り遊技中には、特図低確率普図低確率状態へ移行する。小当りは、小当り遊技前後で制御状態が変化しない当りであり、小当り遊技終了後には小当り遊技開始前の制御状態に復帰する。図40(a)に示す、「特図H」は小当り図柄である。本実施形態では、小当り遊技における可変入賞口234の開閉態様(開閉回数及び開放時間)と、「特図G」が停止表示されて移行される大当り遊技における可変入賞口234の開閉態様(開放回数及び開放時間)とを略同じにしたが、異ならせるようにしてもよく、例えば、開放回数及び開放時間の少なくともいずれか一方が異なっていてもよい。
さらに、本実施形態では、ハズレ図柄として1種類の停止図柄が用意されている。「特図I」はハズレ図柄である。
図40(b)は、特図2の停止図柄態様の一例を示したものである。この図40(b)には、「特図a」〜「特図f」の6種類の特図が示されており、そのうち5種類の特図が大当り図柄(「特図a」〜「特図e」)となっている。「特図a」は15R大当り図柄であって、15ラウンドのうちの全てのラウンドで出玉の獲得が期待できる15R確変大当り図柄であり、「特図b」は15R大当り図柄であって、15ラウンドのうちの全てのラウンドで出玉の獲得が期待できる15R−RUB図柄であり、「特図c」は15R大当り図柄であって、15ラウンドのうちの8つのラウンドで出玉の獲得が期待できる一方、残りのラウンドでは出玉の獲得が期待できない実質8R−RUBであり、「特図d」は15R大当り図柄であって、15ラウンドのうちの4つのラウンドで出玉の獲得が期待できる一方、残りのラウンドでは出玉の獲得が期待できない実質4R−RUBであり、「特図e」は2R通常大当り図柄である。
さらに、本実施形態では、ハズレ図柄として1種類の停止図柄が用意されている。「特図f」はハズレ図柄である。
図40(c)は装飾図柄の一例を示したものである。本実施形態の装飾図柄には、「装飾1」〜「装飾10」の10種類がある。特図1始動口230または特図2始動口232に球が入賞したこと、すなわち、特図1始動口230に球が入球したことを第1始動口センサが検出したこと、あるいは特図2始動口232に球が入球したことを第2始動口センサが検出したことを条件にして、装飾図柄表示装置208の左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cの各図柄表示領域に、「装飾1」→「装飾2」→「装飾3」→・・・・「装飾9」→「装飾10」→「装飾1」→・・・の順番で表示を切り替える「装飾図柄の変動表示」を行う。すなわち、装飾図柄表示装置208は、第1特図表示装置212および第2特図表示装置214とは別に、装飾図柄を変動表示するものである。そして、装飾図柄の組合せである停止図柄態様を停止表示する。
実質5R確変大当り(「特図B」)、5R通常大当り(「特図F」)、2R通常大当り(「特図e」)を報知する場合には、図柄表示領域208a〜208cに、「装飾3−装飾3−装飾3」及び「装飾7−装飾7−装飾7」以外の同じ数字の装飾図柄が3つ並んだ装飾図柄の組み合わせ(例えば、「装飾1−装飾1−装飾1」や「装飾4−装飾4−装飾4」等)を停止表示する。また、15R確変大当り(「特図A」及び「特図a」)を報知する場合には、図柄表示領域208a〜208cに、「装飾3−装飾3−装飾3」又は「装飾7−装飾7−装飾7」を停止表示する。さらに、15R−RUB、実質8R−RUB及び実質4R−RUBを報知する場合には、左図柄表示領域208a及び右図柄表示領域208cに同じ数字の装飾図柄であり、中図柄表示領域208bが殿様の装飾図柄である装飾図柄の組み合わせ(例えば、「装飾1−殿様−装飾1」や「装飾4−殿様−装飾4」等)を停止表示する。また、2Rの大当りである隠れ確変(「特図G」)、あるいは小当り(「特図H」)を報知する場合には、図柄表示領域208a〜208cに、「装飾1−装飾2−装飾3」といった装飾図柄の組合せを停止表示する。「装飾1−装飾2−装飾3」といった装飾図柄の組合せは、チャンス目と称することがある。また、「特図I」や「特図f」のハズレ図柄を報知する場合には、図柄表示領域208a〜208cに、これまで説明した装飾図柄の組合せ以外の装飾図柄の組合せ(例えば、ばらけ目)を停止表示する。
以下、装飾図柄表示装置208において、この「装飾図柄の変動表示」を開始してから装飾図柄の停止図柄態様を停止表示するまでの表示を装飾図柄の変動表示と称することがある。装飾図柄の変動表示は、第1副制御部400が制御することによって行われる。
図40(d)は普図の停止図柄態様の一例を示したものである。本実施形態の普図の停止表示態様には、当り図柄である「普図A」と、はずれ図柄である「普図B」の2種類がある。普図始動口228を球が通過したことを球検出センサであるゲートセンサが検出したことに基づいて、普図表示装置210は、7個のセグメントの全点灯と、中央の1個のセグメントの点灯を繰り返す「普図の変動表示」(普図変動遊技)を行う。そして、変動時間が経過した後に、当り図柄である「普図A」とはずれ図柄である「普図B」の内のいずれか一方の図柄を停止表示する。この図40(d)においても、図中の白抜きの部分が消灯するセグメントの場所を示し、黒塗りの部分が点灯するセグメントの場所を示している。
以下、この「普図の変動表示」を開始してから普図の停止図柄態様を停止表示するまでの表示を普図の変動表示と称することがある。
<主制御部メイン処理>
次に、図41を用いて、図39に示す主制御部300のCPU304が実行する主制御部メイン処理について説明する。なお、同図は主制御部メイン処理の流れを示すフローチャートである。
図39に示す主制御部300のRAM308には、特図乱数値、特図ラウンド決定乱数値、特図電サポ決定乱数値、および特図図柄決定乱数が記憶される。また、このRAM308には、これら各種の乱数値を生成する乱数カウンタが設けられている。さらに、RAM308には、特図の保留数、特図当選乱数値、および各種の判定(抽選)結果等が記憶される。以下、RAM308における特図の保留数を記憶する領域を特図保留数記憶領域と称することがある。またさらに、RAM308には、当否判定(抽選)の開始を保留することができる最大数(この例では4つ)の領域に区分けされた特図用の始動情報記憶部が用意されているとともに、普図用の乱数値記憶領域も用意されている。特図用の始動情報記憶部には、後述するように、複数種類の始動情報を1セットにしてこれらの始動情報が入賞順(保留順)に1セットずつ1領域ごとに格納される。
上述したように、図39に示す主制御部300には、電源が投入されると起動信号(リセット信号)を出力する起動信号出力回路(リセット信号出力回路)340を設けている。この起動信号を入力した基本回路302のCPU304は、リセット割込によりリセットスタートしてROM306に予め記憶している制御プログラムに従って図41に示す主制御部メイン処理を実行する。
ステップS101では、初期設定1を行う。この初期設定1では、CPU304のスタックポインタ(SP)へのスタック初期値の設定(仮設定)、割込マスクの設定、I/O310の初期設定、RAM308に記憶する各種変数の初期設定、WDT314への動作許可及び初期値の設定等を行う。なお、本実施形態では、WDT314に、初期値として32.8msに相当する数値を設定する。
ステップS103では、WDT314のカウンタの値をクリアし、WDT314による時間計測を再始動する。
ステップS105では、低電圧信号がオンであるか否か、すなわち、電圧監視回路338が、電源制御部660が第2副制御部500を介して主制御部300に供給している電源の電圧値が所定の値(本実施形態では9v)未満である場合に電圧が低下したことを示す低電圧信号を出力しているか否かを監視する。そして、低電圧信号がオンの場合(CPU304が電源の遮断を検知した場合)にはステップS103に戻り、低電圧信号がオフの場合(CPU304が電源の遮断を検知していない場合)にはステップS107に進む。なお、電源が投入された直後で未だ上記所定の値(9V)に達しない場合にもステップS103に戻り、供給電圧がその所定の値以上になるまで、ステップS105は繰り返し実行される。
ステップS107では、初期設定2を行う。この初期設定2では、後述する主制御部タイマ割込処理を定期毎に実行するための周期を決める数値をタイマ回路312に設定する処理、I/O310の所定のポート(例えば試験用出力ポート、第1副制御部400への出力ポート)からクリア信号を出力する処理、RAM308への書き込みを許可する設定等を行う。
ステップS109では、電源の遮断前(電断前)の状態に復帰するか否かの判定を行い、電断前の状態に復帰しない場合(主制御部300の基本回路302を初期状態にする場合)には初期化処理(ステップS113)に進む。
具体的には、最初に、図37に示す電源基板182に設けたRAMクリアスイッチ180を遊技店の店員などが操作した場合に送信されるRAMクリア信号がオン(操作があったことを示す)であるか否か、すなわちRAMクリアが必要であるか否かを判定し、RAMクリア信号がオンの場合(RAMクリアが必要な場合)には、基本回路302を初期状態にすべくステップS113に進む。一方、RAMクリア信号がオフの場合(RAMクリアが必要でない場合)には、RAM308に設けた電源ステータス記憶領域に記憶した電源ステータスの情報を読み出し、この電源ステータスの情報がサスペンドを示す情報であるか否かを判定する。そして、電源ステータスの情報がサスペンドを示す情報でない場合には、基本回路302を初期状態にすべくステップS113に進み、電源ステータスの情報がサスペンドを示す情報である場合には、RAM308の所定の領域(例えば全ての領域)に記憶している1バイトデータを初期値が0である1バイト構成のレジスタに全て加算することによりチェックサムを算出し、算出したチェックサムの結果が特定の値(例えば0)であるか否か(チェックサムの結果が正常であるか否か)を判定する。そして、チェックサムの結果が特定の値(例えば0)の場合(チェックサムの結果が正常である場合)には電断前の状態に復帰すべくステップS111に進み、チェックサムの結果が特定の値(例えば0)以外である場合(チェックサムの結果が異常である場合)には、パチンコ機100を初期状態にすべくステップS113に進む。同様に電源ステータスの情報が「サスペンド」以外の情報を示している場合にもステップS113に進む。
ステップS111では、復電時処理を行う。この復電時処理では、電断時にRAM308に設けられたスタックポインタ退避領域に記憶しておいたスタックポインタの値を読み出し、スタックポインタに再設定(本設定)する。また、電断時にRAM308に設けられたレジスタ退避領域に記憶しておいた各レジスタの値を読み出し、各レジスタに再設定した後、割込許可の設定を行う。以降、CPU304が、再設定後のスタックポインタやレジスタに基づいて制御プログラムを実行する結果、パチンコ機100は電源断時の状態に復帰する。すなわち、電断直前にタイマ割込処理(後述)に分岐する直前に行った(ステップS115内の所定の)命令の次の命令から処理を再開する。また、図37に示す主制御部300における基本回路302に搭載されているRAM308には、送信情報記憶領域が設けられている。このステップS111では、その送信情報記憶領域に、復電コマンドをセットする。この復電コマンドは、電源断時の状態に復帰したことを表すコマンドであり、後述する、主制御部300のタイマ割込処理におけるステップS233において、第1副制御部400へ送信される。
ステップS113では、初期化処理を行う。この初期化処理では、割込禁止の設定、スタックポインタへのスタック初期値の設定(本設定)、RAM308の全ての記憶領域の初期化などを行う。さらにここで、主制御部300のRAM308に設けられた送信情報記憶領域に正常復帰コマンドをセットする。この正常復帰コマンドは、主制御部300の初期化処理(ステップS113)が行われたことを表すコマンドであり、復電コマンドと同じく、主制御部300のタイマ割込処理におけるステップS233において、第1副制御部400へ送信される。
ステップS115では、割込禁止の設定を行った後、基本乱数初期値更新処理を行う。この基本乱数初期値更新処理では、普図当選乱数カウンタ、および特図乱数値カウンタの初期値をそれぞれ生成するための2つの初期値生成用乱数カウンタを更新する。例えば、普図当選乱数値として取り得る数値範囲が0〜20とすると、RAM308に設けた普図当選乱数値を生成するための乱数カウンタ記憶領域から値を取得し、取得した値に1を加算してから元の乱数カウンタ記憶領域に記憶する。このとき、取得した値に1を加算した結果が21であれば0を元の乱数カウンタ記憶領域に記憶する。他の初期値生成用乱数カウンタ、乱数カウンタもそれぞれ同様に更新する。主制御部300は、所定の周期ごとに開始するタイマ割込処理を行っている間を除いて、このステップS115の処理を繰り返し実行する。
<主制御部タイマ割込処理>
次に、図42を用いて、主制御部300のCPU304が実行する主制御部タイマ割込処理について説明する。なお、同図は主制御部タイマ割込処理の流れを示すフローチャートである。
図39に示す主制御部300は、所定の周期(本実施形態では約4msに1回)でタイマ割込信号を発生するタイマ回路312を備えており、このタイマ割込信号を契機として主制御部タイマ割込処理を所定の周期で開始する。
ステップS201では、タイマ割込開始処理を行う。このタイマ割込開始処理では、CPU304の各レジスタの値をスタック領域に一時的に退避する処理などを行う。
ステップS203では、WDT314のカウント値が初期設定値(本実施形態では32.8ms)を超えてWDT割込が発生しないように(処理の異常を検出しないように)、WDT314を定期的に(本実施形態では、主制御部タイマ割込の周期である約2msに1回)リスタートを行う。
ステップS205では、入力ポート状態更新処理を行う。この入力ポート状態更新処理では、I/O310の入力ポートを介して、各種の球検出センサを含む図39に示す各種センサ320の検出信号を入力して検出信号の有無を監視し、RAM308に各種センサ320ごとに区画して設けた信号状態記憶領域に記憶する。球検出センサの検出信号を例にして説明すれば、前々回のタイマ割込処理(約4ms前)で検出した各々の球検出センサの検出信号の有無の情報を、RAM308に各々の球検出センサごとに区画して設けた前回検出信号記憶領域から読み出し、この情報をRAM308に各々の球検出センサごとに区画して設けた前々回検出信号記憶領域に記憶し、前回のタイマ割込処理(約2ms前)で検出した各々の球検出センサの検出信号の有無の情報を、RAM308に各々の球検出センサごとに区画して設けた今回検出信号記憶領域から読み出し、この情報を上述の前回検出信号記憶領域に記憶する。また、今回検出した各々の球検出センサの検出信号を、上述の今回検出信号記憶領域に記憶する。
また、ステップS205では、上述の前々回検出信号記憶領域、前回検出信号記憶領域、および今回検出信号記領域の各記憶領域に記憶した各々の球検出センサの検出信号の有無の情報を比較し、各々の球検出センサにおける過去3回分の検出信号の有無の情報が入賞判定パターン情報と一致するか否かを判定する。一個の遊技球が一つの球検出センサを通過する間に、約2msという非常に短い間隔で起動を繰り返すこの主制御部タイマ割込処理は何回か起動する。このため、主制御部タイマ割込処理が起動する度に、上述のステップS205では、同じ遊技球が同じ球検出センサを通過したことを表す検出信号を確認することになる。この結果、上述の前々回検出信号記憶領域、前回検出信号記憶領域、および今回検出信号記憶領域それぞれに、同じ遊技球が同じ球検出センサを通過したことを表す検出信号が記憶される。すなわち、遊技球が球検出センサを通過し始めたときには、前々回検出信号無し、前回検出信号有り、今回検出信号有りになる。本実施形態では、球検出センサの誤検出やノイズを考慮して、検出信号無しの後に検出信号が連続して2回記憶されている場合には、入賞があったと判定する。図39に示す主制御部300のROM306には、入賞判定パターン情報(本実施形態では、前々回検出信号無し、前回検出信号有り、今回検出信号有りであることを示す情報)が記憶されている。このステップS205では、各々の球検出センサにおいて過去3回分の検出信号の有無の情報が、予め定めた入賞判定パターン情報(本実施形態では、前々回検出信号無し、前回検出信号有り、今回検出信号有りであることを示す情報)と一致した場合に、一般入賞口226、可変入賞口234、第1特図始動口230、および第2特図始動口232への入球、または普図始動口228の通過があったと判定する。すなわち、これらの入賞口234,226やこれらの始動口230,232,228への入賞があったと判定する。例えば、第1特図始動口230への入球を検出する第1始動口センサにおいて過去3回分の検出信号の有無の情報が上述の入賞判定パターン情報と一致した場合には、第1特図始動口230へ入賞があった、すなわち所定領域を通過する遊技媒体を検出したと判定し、以降の第1特図始動口230への入賞に伴う処理を行うが、過去3回分の検出信号の有無の情報が上述の入賞判定パターン情報と一致しなかった場合には、以降の第1特図始動口230への入賞に伴う処理を行わずに後続の処理に分岐する。なお、主制御部300のROM306には、入賞判定クリアパターン情報(本実施形態では、前々回検出信号有り、前回検出信号無し、今回検出信号無しであることを示す情報)が記憶されている。入賞が一度あったと判定した後は、各々の球検出センサにおいて過去3回分の検出信号の有無の情報が、その入賞判定クリアパターン情報に一致するまで入賞があったとは判定せず、入賞判定クリアパターン情報に一致すれば、次からは上記入賞判定パターン情報に一致するか否かの判定を行う。
ステップS207およびステップS209では、基本乱数初期値更新処理および基本乱数更新処理を行う。これらの基本乱数初期値更新処理および基本乱数更新処理では、上記ステップS115で行った初期値生成用乱数カウンタの値の更新を行い、次に主制御部300で使用する、普図当選乱数値および特図乱数値それぞれを生成するための乱数カウンタを更新する。例えば、普図当選乱数値として取り得る数値範囲が0〜100とすると、RAM308に設けた普図当選乱数値を生成するための乱数カウンタ記憶領域から値を取得し、取得した値に1を加算してから元の乱数カウンタ記憶領域に記憶する。このとき、取得した値に1を加算した結果が101であれば0を元の乱数カウンタ記憶領域に記憶する。また、取得した値に1を加算した結果、乱数カウンタが一周していると判定した場合にはそれぞれの乱数カウンタに対応する初期値生成用乱数カウンタの値を取得し、乱数カウンタの記憶領域にセットする。例えば、0〜100の数値範囲で変動する普図当選乱数値生成用の乱数カウンタから値を取得し、取得した値に1を加算した結果が、RAM308に設けた所定の初期値記憶領域に記憶している前回設定した初期値と等しい値(例えば7)である場合に、普図当選乱数値生成用の乱数カウンタに対応する初期値生成用乱数カウンタから値を初期値として取得し、普図当選乱数値生成用の乱数カウンタにセットすると共に、普図当選乱数値生成用の乱数カウンタが次に1周したことを判定するために、今回設定した初期値を上述の初期値記憶領域に記憶しておく。また、普図当選乱数値生成用の乱数カウンタが次に1周したことを判定するための上述の初期値記憶領域とは別に、特図乱数生成用の乱数カウンタが1周したことを判定するための初期値記憶領域をRAM308に設けている。
ステップS211では、演出乱数更新処理を行う。この演出乱数更新処理では、主制御部300で使用する演出用乱数値を生成するための乱数カウンタを更新する。
ステップS213では、タイマ更新処理を行う。このタイマ更新処理では、普通図柄表示装置210に図柄を変動・停止表示する時間を計時するための普図表示図柄更新タイマ、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214に図柄を変動・停止表示する時間を計時するための特図表示図柄更新タイマ、所定の入賞演出時間、所定の開放時間、所定の閉鎖時間、所定の終了演出期間などを計時するためのタイマなどを含む各種タイマを更新する。
ステップS215では、入賞口カウンタ更新処理を行う。この入賞口カウンタ更新処理では、入賞口234,226や始動口230,232に入賞があった場合に、RAM308に各入賞口ごと、あるいは各始動口ごとに設けた賞球数記憶領域の値を読み出し、1を加算して、元の賞球数記憶領域に設定する。
また、ステップS217では、入賞受付処理を行う。入賞受付処理では、所定の条件が満足されていれば、複数種類の始動情報を取得する。ここで取得された複数種類の始動情報は、RAM308に設けた始動情報記憶部の、入賞順(保留順)に応じた空いている領域に、1セットの始動情報として記憶される。
ステップS217に続いて実行されるステップS219では、払出要求数送信処理を行う。図39に示す払出制御部600に出力する出力予定情報および払出要求情報は1バイトで構成しており、ビット7にストローブ情報(オンの場合、データをセットしていることを示す)、ビット6に電源投入情報(オンの場合、電源投入後一回目のコマンド送信であることを示す)、ビット4〜5に暗号化のための今回加工種別(0〜3)、およびビット0〜3に暗号化加工後の払出要求数を示すようにしている。
ステップS221では、普図状態更新処理を行う。この普図状態更新処理は、普図の状態に対応する複数の処理のうちの1つの処理を行う。例えば、普図変動表示の途中(上述する普図表示図柄更新タイマの値が1以上)における普図状態更新処理では、普通図柄表示装置210を構成する7セグメントLEDの点灯と消灯を繰り返す点灯・消灯駆動制御を行う。この制御を行うことで、普通図柄表示装置210は普図の変動表示(普図変動遊技)を行う。
また、普図変動表示時間が経過したタイミング(普図表示図柄更新タイマの値が1から0になったタイミング)における普図状態更新処理では、当りフラグがオンの場合には、当り図柄の表示態様となるように普通図柄表示装置210を構成する7セグメントLEDの点灯・消灯駆動制御を行い、当りフラグがオフの場合には、ハズレ図柄の表示態様となるように普通図柄表示装置210を構成する7セグメントLEDの点灯・消灯駆動制御を行う。また、主制御部300のRAM308には、普図状態更新処理に限らず各種の処理において各種の設定を行う設定領域が用意されている。ここでは、上記点灯・消灯駆動制御を行うとともに、その設定領域に普図停止表示中であることを示す設定を行う。この制御を行うことで、普通図柄表示装置210は、当り図柄(図40(c)に示す普図A)およびハズレ図柄(図40(c)に示す普図B)いずれか一方の図柄の確定表示を行う。さらにその後、所定の停止表示期間(例えば500m秒間)、その表示を維持するためにRAM308に設けた普図停止時間管理用タイマの記憶領域に停止期間を示す情報を設定する。この設定により、確定表示された図柄が所定期間停止表示され、普図変動遊技の結果が遊技者に報知される。
また、普図変動遊技の結果が当りであれば、後述するように、普図当りフラグがオンされる。この普図当りフラグがオンの場合には、所定の停止表示期間が終了したタイミング(普図停止時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)における普図状態更新処理では、RAM308の設定領域に普図作動中を設定するとともに、所定の開放期間(例えば2秒間)、第2特図始動口232の羽根部材2321の開閉駆動用のソレノイド(332)に、羽根部材2321を開放状態に保持する信号を出力するとともに、RAM308に設けた羽根開放時間管理用タイマの記憶領域に開放期間を示す情報を設定する。
また、所定の開放期間が終了したタイミング(羽根開放時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する普図状態更新処理では、所定の閉鎖期間(例えば500m秒間)、羽根部材2321の開閉駆動用のソレノイド(332)に、羽根部材2321を閉鎖状態に保持する信号を出力するとともに、RAM308に設けた羽根閉鎖時間管理用タイマの記憶領域に閉鎖期間を示す情報を設定する。
また、所定の閉鎖期間が終了したタイミング(羽根閉鎖時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する普図状態更新処理では、RAM308の設定領域に普図非作動中を設定する。さらに、普図変動遊技の結果がハズレであれば、後述するように、普図ハズレフラグがオンされる。この普図ハズレフラグがオンの場合には、上述した所定の停止表示期間が終了したタイミング(普図停止時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)における普図状態更新処理でも、RAM308の設定領域に普図非作動中を設定する。普図非作動中の場合における普図状態更新処理では、何もせずに次のステップS223に移行するようにしている。
ステップS223では、普図関連抽選処理を行う。この普図関連抽選処理では、普図変動遊技および第2特図始動口232の開閉制御を行っておらず(普図の状態が非作動中)、且つ、保留している普図変動遊技の数が1以上である場合に、上述の乱数値記憶領域に記憶している普図当選乱数値に基づいた乱数抽選により普図変動遊技の結果を当選とするか、不当選とするかを決定する当り判定をおこない、当選とする場合にはRAM308に設けた当りフラグにオンを設定する。不当選の場合には、当りフラグにオフを設定する。なお、当り判定の結果に関わらず、所定の乱数カウンタの値を普図タイマ乱数値として取得し、取得した普図タイマ乱数値に基づいて複数の変動時間のうちから普図表示装置210に普図を変動表示する時間を1つ選択し、この変動表示時間を、普図変動表示時間として、RAM308に設けた普図変動時間記憶領域に記憶する。なお、保留している普図変動遊技の数は、RAM308に設けた普図保留数記憶領域に記憶するようにしており、当り判定をするたびに、保留している普図変動遊技の数から1を減算した値を、この普図保留数記憶領域に記憶し直すようにしている。また当り判定に使用した乱数値を消去する。
続いて、特図先読み処理(ステップS224)が実行される。特図先読み処理の詳細については後述する。次いで、特図1および特図2それぞれについての特図状態更新処理を行うが、最初に、特図2についての特図状態更新処理(特図2状態更新処理)を行う(ステップS225)。この特図2状態更新処理では、特図2の状態に応じて、次の複数の処理のうちの1つの処理を行う。
例えば、特図2変動表示の途中(上述の特図2表示図柄更新タイマの値が1以上)における特図2状態更新処理では、特図2表示装置214を構成する7セグメントLEDの点灯と消灯を繰り返す点灯・消灯駆動制御を行う。この制御を行うことで、特図2表示装置214は特図2の変動表示(特図2変動遊技)を行う。また、コマンド設定送信処理(ステップS233)で回転開始設定送信処理を実行させることを示す所定の送信情報を上述の送信情報記憶領域に追加記憶してから処理を終了する。
また、主制御部300のRAM308には、15R大当りフラグ、5R大当りフラグ、2R大当りフラグ、小当りフラグ、はずれフラグ、特図確率変動フラグ、および普図確率変動フラグ等のフラグが用意されている。これらのフラグは、後述する特図2関連抽選処理において、決定した停止図柄に基づいてオンまたはオフに設定される。特図2変動表示時間が経過したタイミング(特図2表示図柄更新タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する特図2状態更新処理では、例えば、15R大当りフラグはオン、特図確率変動フラグもオン、普図確率変動フラグもオンの場合には図40(a)に示す特図a、特図b、特図c、特図dのいずれか、2R大当りフラグはオン、特図確率変動フラグはオフ、普図確率変動フラグはオンの場合には特図e、ハズレフラグがオンの場合には特図fそれぞれの態様となるように、特図2表示装置214を構成する7セグメントLEDの点灯・消灯駆動制御を行い、RAM308の設定領域に特図2停止表示中であることを表す設定を行う。この制御を行うことで、特図2表示装置214は、15R特別大当り図柄(特図a,特図b,特図c,特図d)、2R通常大当り図柄(特図e)、ハズレ図柄(特図f)のいずれか一つの図柄の確定表示を行う。
さらにその後、所定の停止表示期間(例えば500ms)その表示を維持するために、RAM308に設けた特図2停止時間管理用タイマの記憶領域に停止期間を示す情報を設定する。この設定により、確定表示された特図2が所定期間停止表示され、特図2変動遊技の結果が遊技者に報知される。また、RAM308に設けられた時短回数記憶部に記憶された時短回数が1以上であれば、その時短回数から1を減算し、減算結果が1から0となった場合は、特図確率変動中でなければ、時短フラグをオフにする。さらに、大当り遊技中(特別遊技状態中)にも、時短フラグをオフにする。
また、コマンド設定送信処理(ステップS233)で回転停止設定送信処理を実行させることを示す所定の送信情報を上述の送信情報記憶領域に追加記憶するとともに、変動表示を停止する図柄が特図2であることを示す特図2識別情報を、後述するコマンドデータに含める情報としてRAM308に追加記憶してから処理を終了する。
また、特図2変動遊技の結果が大当りであれば、大当りフラグがオンにされる。大当りフラグがオンの場合には、所定の停止表示期間が終了したタイミング(特図2停止時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)における特図2状態更新処理では、RAM308の設定領域に特図2作動中を設定するとともに、所定の入賞演出期間(例えば3秒間)すなわち装飾図柄表示装置208による大当りを開始することを遊技者に報知する画像を表示している期間待機するために、RAM308に設けた特図2待機時間管理用タイマの記憶領域に入賞演出期間を示す情報を設定する。また、コマンド設定送信処理(ステップS233)で入賞演出設定送信処理を実行させることを示す所定の送信情報を上述の送信情報記憶領域に追加記憶する。
また、所定の入賞演出期間が終了したタイミング(特図2待機時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する特図2状態更新処理では、所定の開放期間(例えば29秒間、または可変入賞口234に所定球数(例えば10球)の遊技球の入賞を検出するまで)可変入賞口234の扉部材の開閉駆動用のソレノイド(各種ソレノイド332の一部)に、扉部材を開放状態に保持する信号を出力するとともに、RAM308に設けた扉開放時間管理用タイマの記憶領域に開放期間を示す情報を設定する。また、コマンド設定送信処理(ステップS233)で大入賞口開放設定送信処理を実行させることを示す所定の送信情報を上述の送信情報記憶領域に追加記憶する。
また、所定の開放期間が終了したタイミング(扉開放時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する特図2状態更新処理では、所定の閉鎖期間(例えば1.5秒間)可変入賞口234の扉部材の開閉駆動用のソレノイド(各種ソレノイド332の一部)に、扉部材を閉鎖状態に保持する信号を出力するとともに、RAM308に設けた扉閉鎖時間管理用タイマの記憶領域に閉鎖期間を示す情報を設定する。また、コマンド設定送信処理(ステップS233)で大入賞口閉鎖設定送信処理を実行させることを示す所定の送信情報を上述の送信情報記憶領域に追加記憶する。
また、扉部材の開放・閉鎖制御を所定回数(本例示形態では、15ラウンド、5ラウンド又は2ラウンド)繰り返し、終了したタイミングで開始する特図2状態更新処理では、所定の終了演出期間(例えば3秒間)すなわち装飾図柄表示装置208による大当りを終了することを遊技者に報知する画像を表示している期間待機するように設定するために、RAM308に設けた演出待機時間管理用タイマの記憶領域に演出待機期間を示す情報を設定する。また、普図確率変動フラグがオンに設定されていれば、この大当り遊技の終了と同時に、RAM308に設けられた時短回数記憶部に時短回数(例えば、100回)をセットするともに、RAM308に設けられた時短フラグをオンにする。なお、その普図確率変動フラグがオフに設定されていれば、時短回数記憶部に時短回数をセットすることもなく、また時短フラグをオンにすることもない。
ここにいう時短とは、特図変動遊技における大当りを終了してから、次の大当りを開始するまでの時間を短くするため、パチンコ機が遊技者にとって有利な状態になることをいう。時短フラグがオンに設定されていると、普図高確率状態(普図確変)である。普図高確率状態では普図低確率状態に比べて、普図変動遊技で当りになる確率が高い。また、普図高確率状態の方が、普図低確率状態に比べて普図変動遊技の変動時間は短くなる(普図変短)。さらに、普図高確率状態では普図低確率状態に比べて、特図2始動口232の一対の羽根部材2321の1回の開放における開放時間が長くなり易い(電チュー開延)。加えて、普図高確率状態では普図低確率状態に比べて、一対の羽根部材2321は多く開き易い。これらの普図確変、普図変短、電チュー開延のいずれかが設定される状態を電サポ(電動チューリップによる始動口入賞サポート)状態という。
また、上述のごとく、時短フラグは、大当り遊技中(特別遊技状態中)にはオフに設定される。したがって、大当り遊技中には、普図低確率状態が維持される。これは、大当り遊技中に普図高確率状態であると、大当り遊技中に可変入賞口234に所定の個数、遊技球が入球するまでの間に特図2始動口232に多くの遊技球が入球し、大当り中に獲得することができる遊技球の数が多くなってしまい射幸性が高まってしまうという問題があり、これを解決するためのものである。
さらに、コマンド設定送信処理(ステップS233)で終了演出設定送信処理を実行させることを示す所定の送信情報を上述の送信情報記憶領域に追加記憶する。
また、所定の終了演出期間が終了したタイミング(演出待機時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する特図2状態更新処理では、RAM308の設定領域に特図2非作動中を設定する。
さらに、特図2変動遊技の結果がはずれであれば、はずれフラグがオンにされる。このはずれフラグがオンの場合には、上述した所定の停止表示期間が終了したタイミング(特図2停止時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)における特図2状態更新処理でも、RAM308の設定領域に特図2非作動中を設定する。特図2非作動中の場合における特図2状態更新処理では、何もせずに次のステップS227に移行するようにしている。
続いて、特図1についての特図状態更新処理(特図1状態更新処理)を行う(ステップS227)。この特図1状態更新処理では、特図1の状態に応じて、上述の特図2状態更新処理で説明した各処理を行う。この特図1状態更新処理で行う各処理は、上述の特図2状態更新処理で説明した内容の「特図2」を「特図1」と読み替えた処理と同一であるため、その説明は省略する。なお、特図2状態更新処理と特図1状態更新処理の順番は逆でもよい。
ステップS225およびステップS227における特図状態更新処理が終了すると、今度は、特図1および特図2それぞれについての特図関連抽選処理を行う。ここでも先に、特図2についての特図関連抽選処理(特図2関連抽選処理)を行い(ステップS229)、その後で、特図1についての特図関連抽選処理(特図1関連抽選処理)を行う(ステップS231)。特図2関連抽選処理は、特図1および特図2の変動遊技を行っておらず、特図1および特図2の状態がいずれも非作動中であり、かつ保留している特図2変動遊技の数が1以上であることを開始条件として、特図2乱数値記憶領域内の最先の特図2当選乱数値および特図2乱数値を用いて実行される。特図1関連抽選処理は、特図1および特図2の変動遊技を行っておらず、特図1および特図2の状態がいずれも非作動中であり、かつ保留している特図1変動遊技の数が1以上であることを開始条件として、特図1乱数値記憶領域内の最先の特図1当選乱数値および特図1乱数値を用いて実行される。
これらの特図関連抽選処理についても、主制御部300が特図2関連抽選処理を特図1関連抽選処理よりも先に行うことで、特図2変動遊技の開始条件と、特図1変動遊技の開始条件が同時に成立した場合でも、特図2変動遊技が先に変動中となるため、特図1変動遊技は変動を開始しない。また、特図2変動遊技の保留数が1以上の場合には、特図1変動遊技の保留に関する抽選処理や変動遊技は行われない。また、装飾図柄表示装置208による、特図変動遊技の当否判定の結果の報知は、第1副制御部400によって行われ、特図2始動口232への入賞に基づく抽選の抽選結果の報知が、特図1始動口230への入賞に基づく抽選の抽選結果の報知よりも優先して行われる。本例示形態では、有利度の高い特図変動遊技(本例では特図2変動遊技)が有利度の低い特図変動遊技(本例では特図1変動遊技)よりも優先して行われる。このため、遊技状態の有利度に差を持たせ易くなる場合がある。
ステップS229の特図2関連抽選処理の場合には、主制御部300は、特図2乱数値記憶領域内の最先の(最も過去に記憶された)保留位置から特図2始動情報(特図2当選乱数値および特図2乱数値の組)を取得し、取得した特図2始動情報内の特図2当選乱数値およびRAM308内の特図確率変動フラグの値などに基づいて、ROM306に記憶された当否判定用テーブルを用いて大当りとするか、小当りとするか、あるいははずれとするかの決定(当否判定)を行う。次いで、主制御部300は、取得した特図2始動情報内の特図2乱数値および決定した当否判定結果などに基づいて、ROM306に記憶された特図決定用テーブルを用いて特図2の変動表示後に停止表示する図柄(停止図柄)の決定を行う。次いで、主制御部300は、例えば、決定した当否判定結果、停止図柄、当該当否判定時の特図2保留数、取得した特図変動時間決定用乱数値等に基づいて、ROM306に記憶された各種テーブルを用いて特図2の変動表示時間(タイマ番号)の決定を行う。
主制御部300は、特図2乱数値記憶領域から最先の特図2始動情報を取り出した後、当該最先の特図2始動情報を特図2乱数値記憶領域から消去するとともに、特図2保留数記憶領域の特図2保留数を1減算する。このとき、特図2乱数値記憶領域から取り出した特図2始動情報をRAM308に設けた一時領域に記憶し、この一時領域に記憶している特図2始動情報に基づいて上述の決定を行うようにしてもよい。
以上のような特図2関連抽選処理(ステップS229)の後に、特図1関連抽選処理(ステップS231)が同様にして行われる。なお、特図1関連抽選処理と特図2関連抽選処理の順番は逆でもよい。
以上の説明では、有利度の高い特図2変動遊技が有利度の低い特図1変動遊技よりも優先して開始され、特図2の保留が特図1の保留よりも優先して消化される特図2優先変動を例に挙げたが、有利度の低い特図1変動遊技が有利度の高い特図2変動遊技よりも優先して開始され、特図1の保留が特図2の保留よりも優先して消化される特図1優先変動であってもよい。また、有利度の高い特図2変動遊技および有利度の低い特図1変動遊技のいずれを優先することもなく、特図1および特図2それぞれの保留に係る特図変動遊技を始動口入賞順に開始する始動口入賞順変動であってもよい。始動口入賞順変動では、保留の上限数が特図1および特図2に関わらず8つになるため、特図1および特図2のそれぞれにおいて保留の上限数が4つとなる優先変動と比較して、保留数の上限を上げることができる場合がある。
また以上の説明では、一方の特図の状態に応じて他方の特図の保留に関する抽選処理や変動遊技を行わないものとしたが、これに限定されるものではなく、前述の特図状態更新処理および特図関連抽選処理を特図1および特図2でそれぞれ独立して行うことで、複数の特図を同時に変動させるように構成してもよい。また、このように複数の特図を同時に変動させる場合には、装飾図柄表示装置208にそれぞれの特図の抽選結果を表示する複数の領域を設けるか、またはそれぞれの特図の抽選結果を表示する複数の装飾図柄表示装置を設けて、それぞれの抽選結果を別箇に表示しても良いし、1の表示が複数の特図の抽選結果を表示するように構成していても良い。また、複数の特図に関する変動が同時に行われている場合に、先に変動を停止した特図の抽選結果が後に変動を停止する特図の抽選結果に影響を与えても良い。
ステップS231の次のステップS233では、コマンド設定送信処理を行う。このコマンド設定送信処理では、各種のコマンドが第1副制御部400に送信される。なお、第1副制御部400に送信する出力予定情報は例えば16ビットで構成しており、ビット15はストローブ情報(オンの場合、データをセットしていることを示す)、ビット11〜14はコマンド種別(本例示形態では、基本コマンド、図柄変動開始コマンド、図柄変動停止コマンド、入賞演出開始コマンド、終了演出開始コマンド、大当りラウンド数指定コマンド、復電コマンド、RAMクリアコマンド、先読み結果情報コマンドなどコマンドの種類を特定可能な情報)、ビット0〜10はコマンドデータ(コマンド種別に対応する所定の情報)で構成している。
具体的には、ストローブ情報は上述のコマンド送信処理でオンまたはオフになるようにしている。また、コマンド種別が図柄変動開始(回転開始)コマンドの場合であればコマンドデータに、各種大当りフラグ、小当りフラグ、はずれフラグ、特図確率変動フラグの値、特図関連抽選処理で選択したタイマ番号などを示す情報を含み、図柄変動停止(回転停止)コマンドの場合であれば、各種大当りフラグ、小当りフラグ、はずれフラグ、特図確率変動フラグの値などを含み、入賞演出開始コマンドおよび終了演出開始コマンドの場合であれば、特図確率変動フラグの値などを含み、大当りラウンド数指定コマンドの場合であれば特図確率変動フラグの値、大当りラウンド数などを含むようにしている。コマンド種別が基本コマンドを示す場合は、コマンドデータにデバイス情報、特図1始動口230への入賞の有無、特図2始動口232への入賞の有無、可変入賞口234、235への入賞の有無などを含む。先読み結果情報コマンドの場合であれば、特図1および特図2の種別、後述する先読み数記憶領域に記憶された先読み数、先読み結果記憶部に記憶された停止図柄等の情報をコマンドデータに含む。
また、上述の回転開始設定送信処理では、コマンドデータに、RAM308に記憶している、各種大当りフラグ、小当りフラグ、はずれフラグ、特図確率変動フラグの値、特図1関連抽選処理および特図2関連抽選処理で選択したタイマ番号、保留している特図1変動遊技または特図2変動遊技の数などを示す情報を設定する。上述の回転停止設定送信処理では、コマンドデータに、RAM308に記憶している、各種大当りフラグ、小当りフラグ、はずれフラグ、特図確率変動フラグの値などを示す情報を設定する。
上述の入賞演出設定送信処理では、コマンドデータに、RAM308に記憶している、入賞演出期間中に装飾図柄表示装置208・各種ランプ418・スピーカ120に出力する演出制御情報、特図確率変動フラグの値、保留している特図1変動遊技または特図2変動遊技の数などを示す情報を設定する。上述の終了演出設定送信処理では、コマンドデータに、RAM308に記憶している、演出待機期間中に装飾図柄表示装置208・各種ランプ418・スピーカ120に出力する演出制御情報、特図確率変動フラグの値、保留している特図1変動遊技または特図2変動遊技の数などを示す情報を設定する。上述の大入賞口開放設定送信処理では、コマンドデータに、RAM308に記憶している大当りラウンド数、特図確率変動フラグの値、保留している特図1変動遊技または特図2変動遊技の数などを示す情報を設定する。上述の大入賞口閉鎖設定送信処理では、コマンドデータに、RAM308に記憶している大当りラウンド数、特図確率変動フラグの値、保留している特図1変動遊技または特図2変動遊技の数などを示す情報を設定する。
また、このステップS233では一般コマンド特図保留増加処理も行われる。この一般コマンド特図保留増加処理では、コマンドデータにRAM308の送信用情報記憶領域に記憶している特図識別情報(特図1または特図2を示す情報)、予告情報(事前予告情報、偽事前予告情報、または事前予告無情報のいずれか)を設定する。
第1副制御部400では、受信した出力予定情報に含まれるコマンド種別により、主制御部300における遊技制御の変化に応じた演出制御の決定が可能になるとともに、出力予定情報に含まれているコマンドデータの情報に基づいて、演出制御内容を決定することができるようになる。
ステップS233の次のステップS235では、外部出力信号設定処理を行う。この外部出力信号設定処理では、RAM308に記憶している遊技情報を、情報出力回路336を介してパチンコ機100とは別体の情報入力回路350に出力する。
ステップS235の次のステップS237では、デバイス監視処理を行う。このデバイス監視処理では、ステップS205において信号状態記憶領域に記憶した各種センサの信号状態を読み出して、所定のエラーの有無、例えば前面枠扉開放エラーの有無または下皿満タンエラーの有無などを監視する。前面枠扉開放エラーまたは下皿満タンエラーを検出した場合には、第1副制御部400に送信すべき送信情報に、前面枠扉開放エラーの有無または下皿満タンエラーの有無を示すデバイス情報を設定する。また、各種ソレノイド332を駆動して特図2始動口232や、可変入賞口234の開閉を制御したり、駆動回路324、326、330を介して普図表示装置210、特図1表示装置212、特図2表示装置214、各種状態表示部328などに出力する表示データを、I/O310の出力ポートに設定する。また、払出要求数送信処理(ステップS219)で設定した出力予定情報をI/O310の出力ポートを介して払出制御部600に出力する。
ステップS237の次のステップS239では、低電圧信号がオンであるか否かを監視する。そして、低電圧信号がオンの場合(電源の遮断を検知した場合)にはステップS243に進み、低電圧信号がオフの場合(電源の遮断を検知していない場合)にはステップS241に進む。ステップS241では、タイマ割込終了処理を行う。このタイマ割込終了処理では、ステップS201で一時的に退避した各レジスタの値を元の各レジスタに設定したり、割込許可の設定などを行い、その後、図41に示す主制御部メイン処理に復帰する。一方、ステップS243では、復電時に電断時の状態に復帰するための特定の変数やスタックポインタを復帰データとしてRAM308の所定の領域に退避し、入出力ポートの初期化等の電断処理を行い、その後、HALT状態となる。
図43は、主制御部タイマ割込処理の特図先読み処理(ステップS224)の流れの一例を示すフローチャートである。なお、後述する図86で説明する主制御部タイマ割込処理では、入賞口入賞処理内で特図先読み処理が行われる。特図先読み処理では、主制御部300は、特図1および特図2のそれぞれにおいて増加した始動情報を先読みして、当否判定処理よりも前に停止図柄を事前判定し、事前判定結果(特図先読み結果)をRAM308内の先読み結果記憶部(図44(a)〜(c)参照)に記憶する。
ここで、RAM308内には、特図1の先読み結果を記憶する特図1用先読み結果記憶部と、特図1用先読み結果記憶部に記憶されている特図1先読み結果の数を特図1先読み数として記憶する特図1先読み数記憶領域とが設けられている。特図1用先読み結果記憶部は、本例では4個まで先読み結果を格納できるようになっている。特図1用先読み結果記憶部では、特図1先読み数が1つ減るごとに順位が最上位(最先)の特図1先読み結果のデータが消去されるとともに、残余の特図1先読み結果のデータの順位が1ずつ繰り上がるように処理される。また、特図1先読み数が1つ増えるごとに、順位が最下位(最後)の特図1先読み結果のデータの次の順位に新たな特図1先読み結果のデータが書き込まれる。
またRAM308内には、特図2の先読み結果を記憶する特図2用先読み結果記憶部と、特図2用先読み結果記憶部に記憶されている特図2先読み結果の数を特図2先読み数として記憶する特図2先読み数記憶領域とが設けられている。特図2用先読み結果記憶部は、本例では4個まで先読み結果を格納できるようになっている。特図2用先読み結果記憶部では、特図2先読み数が1つ減るごとに順位が最上位の特図2先読み結果のデータが消去されるとともに、残余の特図2先読み結果のデータの順位が1ずつ繰り上がるように処理される。また、特図2先読み数が1つ増えるごとに、順位が最下位の特図2先読み結果のデータの次の順位に新たな特図2先読み結果のデータが書き込まれる。
特図先読み処理において、まず主制御部300は、特図2の始動情報が増加しているか否かを判定する(ステップS301)。特図2の始動情報が増加しているか否かの判定は、例えば、特図2保留数記憶領域に記憶されている特図2保留数と、特図2先読み数記憶領域に記憶されている特図2先読み数とを比較して行う。主制御部300は、特図2保留数が特図2先読み数よりも大きい場合には特図2の始動情報が増加していると判定し、特図2保留数が特図2先読み数と等しい場合には特図2の始動情報は増加していないと判定する。特図2の始動情報が増加していると判定した場合にはステップS303に進み、特図2の始動情報が増加していないと判定した場合にはステップS307に進む。
ステップS303では、増加した特図2始動情報(特図2当選乱数値および特図2乱数値の組)を、特図2関連抽選処理(ステップS229)での当否判定処理よりも前に、特図2乱数値記憶領域から先読みする。また、ステップS303の処理は、後述する図88に示す特図関連抽選処理よりも前に行われる。そして、先読みした特図2始動情報と、図45に示す当否判定用テーブルおよび図46に示す特図図柄決定用テーブルを用いて、当該始動情報に係る特図2変動遊技の停止図柄を、特図2関連抽選処理(ステップS229)での当否判定処理よりも前に事前判定する。なお、後述する図88に示す特図関連抽選処理では、当該始動情報に係る特図2変動遊技の停止図柄の事前判定を表示図柄抽選処理S708よりも前に行う。また、この事前判定処理は、当否判定時に用いるテーブルではなく事前判定用の特別のテーブルを用いて行ってもよい。
ステップS303の次のステップS305では、事前判定で得られた特図2先読み結果としての停止図柄情報をRAM308内の特図2用先読み結果記憶部の最先の空き領域に記憶する。その後、ステップS307に移行する。
ステップS307では、主制御部300は、特図1の始動情報が増加しているか否かを判定する。特図1の始動情報が増加しているか否かの判定は、例えば特図2と同様に、特図1保留数記憶領域に記憶されている特図1保留数と、特図1先読み数記憶領域に記憶されている特図1先読み数とを比較して行う。特図1の始動情報が増加していると判定した場合にはステップS309に進み、特図1の始動情報が増加していないと判定した場合には特図先読み処理を終了して主制御部タイマ割込処理に復帰する。
ステップS309では、RAM308内の各種フラグに基づいて、非電サポ中であるか否かを判定する。非電サポ中であると判定した場合にはステップS311に進み、非電サポ中でない(電サポ中(普図高確率状態)である)と判定した場合にはステップS315に進む。なお、本例では非電サポ中であるか否かを判定しているが、特図1先読み予告報知の実行条件を満たしているか否かを判定するようにしてもよい。例えば特図1先読み予告報知の実行条件としては、非電サポ中であること以外に、大当り遊技中でないこと等の条件が含まれる。
ステップS311では、増加した特図1始動情報(特図1当選乱数値および特図1乱数値の組)を、特図1関連抽選処理(ステップS231)での当否判定処理よりも前に、特図1乱数値記憶領域から先読みする。また、ステップS311の処理は、後述する図88に示す特図関連抽選処理よりも前に行われる。そして、先読みした特図1始動情報と、例えば当否判定時に用いる当否判定用テーブルおよび特図決定用テーブルを用いて、当該始動情報に係る特図1変動遊技の停止図柄を、特図1関連抽選処理(ステップS231)での当否判定処理よりも前に事前判定する。なお、後述する図88に示す特図関連抽選処理では、当該始動情報に係る特図1変動遊技の停止図柄の事前判定を表示図柄抽選処理S708よりも前に行う。また、この事前判定処理は、当否判定時に用いるテーブルではなく事前判定用の特別のテーブルを用いて行ってもよい。
ステップS311の次のステップS313では、事前判定で得られた特図1先読み結果としての停止図柄情報をRAM308内の特図1用先読み結果記憶部の最先の空き領域に記憶する。その後、特図先読み処理を終了して主制御部タイマ割込処理に復帰する。
ステップS315では、増加した特図1始動情報を先読みせずに、始動情報を先読みしていないことを示す「未判定」情報を、停止図柄情報に代えてRAM308内の特図1用先読み結果記憶部の最先の空き領域に記憶する。その後、特図先読み処理を終了して主制御部タイマ割込処理に復帰する。
本実施の形態では、増加した始動情報のみを先読みして事前判定しているが、全ての始動情報を先読みして事前判定するようにしてもよい。また、上述のコマンド設定送信処理(ステップS233)において、増加分の始動情報の先読み結果のみを第1副制御部400に送信してもよいし、特図1用および特図2用先読み結果記憶部内の全ての先読み結果を第1副制御部400に送信してもよい。
また、図43に示すフローチャートでは、増加した特図2の始動情報については必ず先読みを実行し、増加した特図1の始動情報については電サポ中を除き必ず先読みを実行するようになっているが、増加した特図1および特図2の始動情報を先読みするか否かを抽選で決定するようにしてもよい。あるいは、主制御部300から先読み結果を受信した第1副制御部400において、例えば保留毎に先読み報知を実行するか否かを抽選で決定するようにしてもよい。また、遊技状態(例えば、非電サポ中であるか否か)等に関わらず、始動情報が増加した場合には必ず先読みを実行して先読み結果を先読み結果記憶部に記憶するとともに、該先読み結果を第1副制御部400に送信するように構成し、該第1副制御部400が該先読み結果を用いた抽選および演出を実行するか否かを判断するように構成してもよい。
図44は、RAM308内の先読み結果記憶部に先読み結果情報等が記憶された状態を例示している。図44(a)は、特図1用先読み結果記憶部に特図1先読み結果情報が記憶された状態の一例を示している。図44(a)に示すように、特図1用先読み結果記憶部は、例えば特図1変動遊技の保留可能数と同数(本実施の形態では、4つ)の記憶領域を有している。各記憶領域は、特図1乱数値記憶領域の保留順序(保留1〜保留4)に対応付けられている。各記憶領域のそれぞれには、特図1の停止図柄情報が記憶されるようになっている。図44(a)に示す例において、記憶領域「保留1」には停止図柄情報として「特図I」(はずれ)が記憶され、記憶領域「保留2」には停止図柄情報として「特図I」(はずれ)が記憶され、記憶領域「保留3」には停止図柄情報として「特図A」(15R確変大当り)が記憶され、記憶領域「保留4」には停止図柄情報として「特図I」(はずれ)が記憶されている。
図44(b)は、特図2用先読み結果記憶部に特図2先読み結果情報が記憶された状態の一例を示している。図44(b)に示すように、特図2用先読み結果記憶部は、例えば特図2変動遊技の保留可能数と同数(本実施の形態では、4つ)の記憶領域を有している。各記憶領域は、特図2乱数値記憶領域の保留順序(保留1〜保留4)に対応付けられている。各記憶領域のそれぞれには、特図2の停止図柄情報が記憶されるようになっている。図44(b)に示す例において、記憶領域「保留1」には停止図柄情報として「特図f」(はずれ)が記憶され、記憶領域「保留2」〜「保留4」には、停止図柄情報が記憶されていない。なお、図44(b)において、停止図柄情報が記憶領域に記憶されていない状態を「なし」と表記している。
図44(c)は、電サポ中における特図1用先読み結果記憶部の例を示している。図44(c)に示すように、記憶領域「保留1」には、停止図柄情報に代えて「未判定」情報が記憶されている。記憶領域「保留2」〜「保留4」には、停止図柄情報も「未判定」情報も記憶されていない。
本実施形態では、上述した停止図柄情報の他、当否判定結果や特図変動時間を事前判定し、それらの情報を先読み結果記憶部に記憶するとともに、先読み結果情報として第1副制御部400に送信することができる。
次に、図42に示される主制御部タイマ割込処理における特図2関連抽選処理(ステップS229)及び特図1関連抽選処理(ステップS231)で用いられる当否判定用テーブルについて、図45を参照しながら説明する。ここで、図45(a)は、当否判定用高確率テーブルの一例を示した図であり、図45(b)は、当否判定用低確率テーブルの一例を示した図である。特図1の当否判定を行う場合には、特図高確率状態である場合には、図45(a)に示す当否判定用高確率テーブルを参照し、特図低確率状態である場合には、図45(b)に示す当否判定用低確率テーブルを参照する。そして、参照した当否判定用テーブルの示す数値範囲と取得した乱数値とに基づいて、特図1変動遊技の当否判定結果を選択する。本実施形態では、特図1変動遊技の場合には、当否判定結果として大当り、小当り又ははずれが選択される。なお、後述する図88(b)のステップS801の特図当り抽選処理にて用いられる当否判定テーブルにも適用可能である。
また、特図2の当否判定を行う場合も同様に、特図高確率状態である場合には、図45(a)に示す当否判定用高確率テーブルを参照し、特図低確率状態である場合には、図45(b)に示す当否判定用低確率テーブルを参照する。そして、参照した当否判定用テーブルの示す数値範囲と取得した乱数値とに基づいて、特図2変動遊技の当否判定結果を選択する。本実施形態では、特図2変動遊技の場合には、当否判定結果として大当り又ははずれが選択される。
図45(c)は、小当り判定用テーブルの一例を示した図である。大当りの当否判定結果がはずれとなった場合には、図45(c)に示す小当り判定用テーブルを参照し、参照した小当り判定用テーブルの示す数値範囲と取得した乱数値とに基づいて、特図小当り抽選の当否判定結果を選択する。本実施形態では、特図当り抽選の当否判定結果(抽選結果)が特図1の場合には、当否判定結果として2000/65536の確率で小当りが選択され、63536/65536の確率でハズレが選択されるが、特図当り抽選の当否判定結果(抽選結果)が特図2の場合には、小当りが選択されることはない。なお、後述する図88(b)のステップS803の特図小当り抽選処理で用いられる小当り判定用テーブルにも適用可能である。
次に、図42に示される主制御部タイマ割込処理における特図2関連抽選処理(ステップS229)及び特図1関連抽選処理(ステップS231)において決定した当否判定結果などに基づいて行われる停止図柄の決定に用いられる特図決定用テーブルについて、図46を参照しながら説明する。ここで、図46(a)は特図1図柄決定用テーブルの一例を示した図であり、図46(b)は特図2図柄決定用テーブルの一例を示した図である。特図1の停止図柄を決定する場合には、図46(a)に示す特図1図柄決定用テーブルを参照し、特図1の当否結果と、乱数値の数値範囲に基づいて、特図1の停止図柄を選択する。本実施形態では、特図1の当否結果が大当りの場合には、特図A〜特図Gのうちからいずれか一つが選択され、特図1の当否判定結果が小当りの場合には、特図Hが選択され、特図1の当否結果がハズレの場合には、特図Iが選択される。
また、特図2の停止図柄を決定する場合には、図46(b)に示す特図2図柄決定用テーブルを参照し、特図2の当否結果と、乱数値の数値範囲に基づいて、特図2の停止図柄を抽選する。本実施形態では、特図2の当否結果が大当りの場合には、特図a〜特図eのうちからいずれか一つが選択され、特図2の当否結果がハズレの場合には、特図fが選択される。停止表示される図柄が決定された後、特図表示装置に停止表示される図柄データが設定される。
なお、図88(a)の特図状態更新処理における図柄の決定も、本例の特図決定用テーブルが用いられてもよく、ステップS708の表示図柄抽選処理において特図1の表示図柄データを決定する場合には、図46(a)に示す特図1図柄決定用テーブルを参照し、ステップS707の特図当り抽選処理による特図1の当否結果と、乱数値の数値範囲に基づいて、特図1の表示図柄データを選択する。
次に、第1副制御部400の処理について説明する。図47(a)は、第1副制御部400のCPU404が実行するメイン処理のフローチャートである。まず、図47(a)のステップS401では、各種の初期設定を行う。電源投入が行われると、まずステップS401で初期化処理が実行される。この初期化処理では、入出力ポートの初期設定や、RAM408内の記憶領域の初期化処理等を行う。
ステップS401の次のステップS403では、タイマ変数が10以上か否かを判定し、タイマ変数が10となるまでこの処理を繰り返し、タイマ変数が10以上となったときには、ステップS405の処理に移行する。ステップS405では、タイマ変数に0を代入する。
ステップS405の次のステップS407では、コマンド処理を行う。第1副制御部400のCPU404は、主制御部300からコマンドを受信したか否かを判別する。
ステップS407の次のステップS409では、演出制御処理を行う。例えば、ステップS407で新たなコマンドがあった場合には、このコマンドに対応する演出データをROM406から読み出す等の処理を行い、演出データの更新が必要な場合には演出データの更新処理を行う。
ステップS409の次のステップS411では、チャンスボタン制御処理を行う。チャンスボタン制御処理では、演出ボタン136(チャンスボタン136)や操作キーユニット137の操作を検出し、その検出結果に応じて、ステップS409で更新した演出データを演出ボタン136(チャンスボタン136)や操作キーユニット137の操作に応じた演出データに変更する処理を行う。
ステップS411の次のステップS413では、音制御処理を行う。音制御処理では、ステップS409で読み出した演出データの中に音源IC416への命令がある場合には、この命令を音源IC416に出力する。
ステップS413の次のステップS415では、ランプ制御処理を行う。ランプ制御処理では、ステップS409で読み出した演出データの中に各種ランプ442,452への命令がある場合には、この命令を遊技盤用ランプ駆動回路440及び遊技台枠用ランプ駆動回路450に出力する。
ステップS415の次のステップS417では、可動体制御処理を行う。例えば、ステップS409で読みだした演出データの中に演出可動体224及び遮蔽装置246への命令がある場合には、この命令を駆動回路422に出力する。
ステップS417の次のステップS419では、情報送信処理を行う。情報送信処理では、ステップS409で読み出した演出データの中に第2副制御部500に送信する制御コマンドがある場合には、この制御コマンドを出力する設定を行う。その後、ステップS403に戻る。
図47(b)は、第1副制御部400のCPU404が実行する第1副制御部コマンド受信割込処理(ストローブ割込処理)のフローチャートである。このコマンド受信割込処理は、第1副制御部400が主制御部300からのストローブ信号を検出した場合に実行する処理である。コマンド受信割込処理のステップS431では、主制御部300から受信したコマンドを未処理コマンドとしてRAM408に設けたコマンド記憶領域に記憶する。
図47(c)は、第1副制御部400のCPU404が実行する第1副制御部タイマ割込処理のフローチャートである。第1副制御部400は、所定の周期(本実施形態では2msに1回)でタイマ割込を発生するハードウェアタイマを備えており、このタイマ割込を契機として、タイマ割込処理を所定の周期で実行する。第1副制御部タイマ割込処理のステップS441では、第1副制御部メイン処理のステップS403において説明したRAM408のタイマ変数記憶領域の値に、1を加算して元のタイマ変数記憶領域に記憶する。したがって、ステップS403において、タイマ変数の値が10以上と判定されるのは20ms毎(2ms×10)となる。
ステップS441の次のステップS443では、第1副制御部メイン処理の情報送信処理(ステップS419)で設定された第2副制御部500への制御コマンドの送信や、その他演出用乱数値の更新処理等を行う。
次に、第2副制御部500の処理について説明する。図48(a)は、第2副制御部500の図示しないCPUが実行するメイン処理のフローチャートである。まず、図48(a)のステップS501では、各種の初期設定を行う。電源投入が行われると、まずステップS501で初期化処理が実行される。この初期化処理では、入出力ポートの初期設定や、RAM(不図示)内の記憶領域の初期化処理等を行う。
ステップS501の次のステップS503では、タイマ変数が10以上か否かを判定し、タイマ変数が10となるまでこの処理を繰り返し、タイマ変数が10以上となったときには、ステップS505の処理に移行する。ステップS505では、タイマ変数に0を代入する。
ステップS505の次のステップS507では、コマンド処理を行う。第2副制御部500のCPUは、第1副制御部400からコマンドを受信したか否かを判別する。
ステップS507の次のステップS509では、演出制御処理を行う。例えば、ステップS507で新たなコマンドがあった場合には、このコマンドに対応する演出データ(装飾図柄表示装置208による演出データ)をROM(不図示)から読み出す等の処理を行い、演出データの更新が必要な場合には演出データの更新処理を行う。
ステップS509の次のステップS511では、画像制御処理を行う。画像制御処理では、ステップS509で読み出した演出データの中にVDP516への命令がある場合には、この命令をVDP516に出力する(詳細は後述)。その後、ステップS503に戻る。
図48(b)は、第2副制御部500のCPUが実行するコマンド受信割込処理のフローチャートである。このコマンド受信割込処理は、第2副制御部500が第1副制御部400からのストローブ信号を検出した場合に実行する処理である。コマンド受信割込処理のステップS531では、第1副制御部400から受信したコマンドを未処理コマンドとしてRAMに設けたコマンド記憶領域に記憶する。
図48(c)は、第2副制御部500のCPUが実行するタイマ割込処理のフローチャートである。第2副制御部500は、所定の周期(本実施形態では2msに1回)でタイマ割込を発生するハードウェアタイマを備えており、このタイマ割込を契機として、タイマ割込処理を所定の周期で実行する。タイマ割込処理のステップS541では、第2副制御部メイン処理のステップS503において説明したRAMのタイマ変数記憶領域の値に、1を加算して元のタイマ変数記憶領域に記憶する。したがって、ステップS503において、タイマ変数の値が10以上と判定されるのは20ms毎(2ms×10)となる。ステップS541の次のステップS543では、その他演出用乱数値の更新処理等を行う。
図48(d)は、第2副制御部メイン処理のステップS511における画像制御処理のフローチャートである。ステップS551では、画像データ(後述するムービーデータやテクスチャデータ)の転送指示を行う。ここでは、CPU504は、まず、VRAM518のフレームバッファ1とフレームバッファ2の描画領域の指定をスワップする。これにより、描画領域に指定されていないフレームバッファに記憶された1フレームの画像が装飾図柄表示装置208に表示される。次に、CPU504は、VDP516のアトリビュートレジスタに、位置情報等テーブルに基づいてROM座標(ROM506の転送元アドレス)、VRAM座標(VRAM518の転送先アドレス)などを設定した後、ROM506からVRAM518への画像データの転送開始を指示する命令を設定する。VDP516は、アトリビュートレジスタに設定された命令に基づいて画像データをROM506からVRAM518に転送する。その後、VDP516は、転送終了割込信号をCPU504に対して出力する。
ステップS551の次のステップS553では、VDP516からの転送終了割込信号が入力されたか否かを判定し、転送終了割込信号が入力された場合は(ステップS553:Yes)、ステップS555に進み、そうでない場合は(ステップS553:No)、転送終了割込信号が入力されるのを待つ。
ステップS555では、演出シナリオ構成テーブルおよびアトリビュートデータなどに基づいて、パラメータ設定を行う。ここでは、CPU504は、ステップS551でVRAM518に転送した画像データに基づいてVRAM518のフレームバッファ1または2に表示画像を形成するために、表示画像を構成する画像データの情報(VRAM518の座標軸、画像サイズ、VRAM座標(配置座標)など)をVDP516に指示する。VDP516は、アトリビュートレジスタに格納された命令に基づいてアトリビュートに従ったパラメータ設定を行う。
ステップS555の次のステップS557では、描画指示を行う。この描画指示では、CPU504は、VDP516に画像の描画開始を指示する。VDP516は、CPU504の指示に従ってフレームバッファにおける画像描画を開始する。
ステップS557の次のステップS559では、画像の描画終了に基づくVDP516からの生成終了割込み信号が入力されたか否かを判定し、生成終了割込み信号が入力された場合は、(ステップS559:Yes)、ステップS561に進み、そうでない場合は(ステップS559:No)、生成終了割込み信号が入力されるのを待つ。
ステップS561では、RAM508の所定の領域に設定され、何シーンの画像を生成したかをカウントするシーン表示カウンタをインクリメント(+1)して処理を終了する。
次に、本実施形態に係るパチンコ機100に適用可能な演出装置206の構成の一例について、図49を参照しながら説明する。ここで、図49(a)は、演出装置206の第1の構成例について説明する図であり、同図(b)は、演出装置206の第2の構成例について説明する図である。
図49(a)に示す演出装置206では、装飾図柄表示装置208は、その外周部分の前面側が演出装置206を構成する装飾部材によって覆われており、一部が視認できないように構成されている。なお、装飾部材が透明によって構成され、装飾図柄表示装置208の外周部分も視認可能に構成されてもよい。また、装飾図柄表示装置208の外周部分が覆われていないようにしてもよい。また、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普図表示装置210、第1特図保留ランプ218、第2特図保留ランプ220及び普図保留ランプ216については、図示を省略している。
装飾図柄表示装置208では、表示画面の下部の右側に第1ユーザーインタフェイス(UI)部280が配置され、その左側に第2UI部281が配置されている。以下、第1UI部280と第2UI部281を合わせたものを保留枠と称する場合がある。この保留枠は、アイコン表示領域に表示された領域アイコンとも見ることができる。第1UI部280には、その左側に変動アイコン表示領域が設けられており、その変動アイコン表示領域には、台座h0sが配置されている。変動アイコンh0は、その台座h0sに載置された態様で表示可能とされており、変動アイコンh0が表示されている場合には図柄変動表示中であることを報知している。なお、図柄確定表示中(図柄停止中)の場合には、変動アイコンh0が表示されない。また、変動アイコンh0の右側には、殿様のキャラクタからなるナビキャラクタYMが表示されている。ナビキャラクタYMは、通常時には常時表示されているキャラクタであり、遊技の進行に応じて表示態様を変化させることにより、例えば、予告表示を行ったり、先読み予告表示を行ったりする。第2UI部281には、4つの保留アイコンが表示可能に4つのステージ(第1ステージhs1〜第4ステージhs4)が配置された保留アイコン表示領域が形成されている。なお、ステージは、保留アイコンの台座のことを示していてもよい。また、保留アイコンのステージhs1〜hs4よりも、変動アイコンh0の台座hs0の方が高くなっている。また、ナビキャラクタYMは、常時表示されていなくてもよく、ナビキャラクタYMを用いた特定の予告や演出(例えば、先読み予告、当該図柄変動表示における予告、図柄変動表示の保留がN個貯まったときに表示される演出等)の際に表示したり、ユーザ設定によりナビキャラクタYMが表示されるように設定された際に表示されてもよい。図49(a)では、特図1の変動表示が4つ保留されているので、保留アイコン表示領域には、4つの保留アイコンh11,h12,h13,h14が表示されている。なお、変動アイコンh0及び4つの保留アイコンh11〜h14は、いずれもデフォルトの表示態様(例えば、丸形の無模様かつ白色の表示態様)で表示されているが、遊技の進行に応じて表示態様が変化する場合がある。これにより、予告表示や先読み予告表示を行うことができるようになっている。ここで、変動アイコンとは、当該図柄変動表示に対応するアイコンを示すものであってもよい。また、変動アイコンh0は、当該図柄変動表示に対応する保留(当該保留)を示していてもよい。なお、変動アイコンh0は、表示されなくてもよい。
変動アイコンは、保留が消化されて特図変動遊技が開始された後に表示される、当該特図変動遊技に対応するアイコン、言い換えれば、実行中の図柄変動表示に関するアイコンである。すなわち、保留アイコンが、その保留アイコンに対応した特図変動遊技の開始と同時に変動アイコンになる。より厳密には、始動入賞が最も古い第一の保留アイコンが保留アイコン表示領域から変動アイコン表示領域に移動する場合、移動中のアイコンを変動アイコンと称したり、変動アイコンが移動すると表現してもよい。あるいは、変動アイコン表示領域への移動が完了した後のアイコンを変動アイコンと称してもよい。この変動アイコンは、保留アイコンとは異なる表示サイズ(保留アイコンよりも大きい表示サイズあるいは小さい表示サイズ)で表示される。これにより、変動アイコンと保留アイコンとの識別が容易になる場合があるが、同じサイズであってもよい。また、変動アイコンは、保留アイコンの表示態様と関連した表示態様からなる場合がある。変動アイコンは、その表示態様によって当該変動の当否についての予告(当該変動予告)が可能であり、基本的には当該変動の当否結果が報知されるタイミングで消去される。したがって、変動アイコンは、保留に関するアイコンと見ることができ、特図変動遊技の当否結果の報知を保留しているという意味では保留アイコンの一種と考えることもできる。なお、消去タイミングは、当該変動の当否結果が報知されるタイミングよりも前のタイミングであってもよいし、同じタイミングであってもよいし、後のタイミングであってもよい。なお、変動アイコンh0は、表示されなくてもよい。
また、装飾図柄表示装置208の表示領域の中央には、第1装飾図柄(第3図柄)が「装飾4−装飾1−装飾7」の装飾図柄の組合せで停止表示されている。そして、装飾図柄表示装置208の表示画面の左上隅部には、第1装飾図柄よりも小さい第2装飾図柄(第5図柄)が「装飾4−装飾1−装飾7」の装飾図柄の組合せで停止表示されている。なお、装飾図柄表示装置208に第2装飾図柄が表示されず、第1装飾図柄のみが表示されていてもよい。また、第2装飾図柄が装飾図柄表示装置208に表示されず、他の演出用表示装置(例えば、7セグやLEDやドットマトリクス表示装置等)によって表示されてもよい。なお、本実施形態では、第2装飾図柄における装飾図柄の組合せが、第1装飾図柄における装飾図柄の組合せと一致しているが、第1装飾図柄における装飾図柄の組合せと第2装飾図柄における装飾図柄の組合せの一部(1又は2の装飾図柄が一致)又は全てが不一致であってもよい。さらに、装飾図柄表示装置208の表示画面の右上隅部には、特図1及び特図2の第2保留数表示(ここでは「4」と「0」)が表示されている。なお、特図1及び特図2の第2保留数表示が装飾図柄表示装置208に表示されなくてもよい。また、特図1及び特図2の第2保留数表示が装飾図柄表示装置208に表示されず、他の演出用表示装置(例えば、7セグやLEDやドットマトリクス表示装置等)によって表示されてもよい。なお、第2保留数表示は、特図1及び特図2のうちの一方の特図のみの保留数を表示してもよく、特図1及び特図2の両方の保留数を表示してもよい。
また、装飾図柄表示装置208の表示領域に背景表示が表示されており、演出や遊技状態(通常遊技状態、確変状態、隠れ確変状態、時短状態等)に対応した背景表示が表示される。なお、演出に対応する背景表示は、ユーザーによって設定可能なモードに対応する背景表示、当該図柄変動表示における予告又は先読み予告として行われる背景表示、当否判定結果に関わらない背景表示を示す。また、背景表示は、ある遊技状態(通常遊技状態、確変状態、隠れ確変状態、時短状態のうちのいずれか1つ又は2以上)において、複数種類表示される場合があってもよい。この場合において、法則性をもって変化してもよいし(例えば、背景表示A→背景表示B→背景表示C→背景表示A→・・・といったように順番に変化する等。ここで、法則性が崩れた場合は、大当り確定の予告(プレミア予告)となるようにしてもよい。)、順番は関係なくランダムに変化してもよい。
また、装飾図柄表示装置208の下方には、演出可動体の一つである家紋役物224Eが配置されており、演出内容に応じて、上下方向に移動したり、回転することができるように構成されている。なお、図49(a)に示す例では、家紋役物224Eは、初期位置に位置している。家紋役物224Eの初期位置は、装飾図柄表示装置208よりも下方となっているが、適宜の位置に設定することができる。また、家紋役物224Eには、内部にフルカラーLED等の発光手段が内蔵されており、演出内容に応じて様々な発光態様で発光することができる。
また、装飾図柄表示装置208の左右両側には、演出可動体の一つである、「大」の文字が施された第1大盤振舞役物224Ga、「盤」の文字が施された第2大盤振舞役物224Gb、「振」の文字が施された第3大盤振舞役物224Gc及び「舞」の文字が施された第4大盤振舞役物224Gdが配置されている。これらの第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdは、それぞれ、中心を軸として回転することができるとともに、装飾図柄表示装置208の中央に向かって移動することができるようになっている。このとき、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdは、装飾図柄表示装置208の前面側に位置しており、装飾図柄表示装置208の前面側にオーバーラップ可能とされている。また、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdには、内部にフルカラーLED等の発光手段が内蔵されており、演出内容に応じて様々な発光態様で発光することができる。
また、装飾図柄表示装置208の上方には、演出可動体の一つである千両箱役物224Hが配置されており、演出内容に応じて、上下方向に移動することができるように構成されている。千両箱役物224Hは、装飾図柄表示装置208よりも前側に配置されており、装飾図柄表示装置208の前面側にオーバーラップ可能とされている。また、千両箱役物224Hには、内部にフルカラーLED等の発光手段が内蔵されており、演出内容に応じて様々な発光態様で発光することができる。
これら、装飾図柄表示装置208、家紋役物224E、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gd及び千両箱役物224Hの前面側には、透明の導光板ILが配置されており、遊技者は導光板を介して装飾図柄表示装置208の表示状態や各演出可動体の動作を視認可能とされている。導光板ILは、透過領域に所定のレンズカットが施されている。導光板ILの側端部近傍の適宜位置にはLED等の発光体が設けられ、発光体からの光がレンズカット部分で前方に向けて反射することにより、透過領域が所定の模様で発光しているように見せることができるように構成されている。図49(a)に示される実施形態では、導光板ILには所定のエフェクト画像を模した模様のレンズカットが施されている。なお、導光板ILは光を照射する分の厚みよりも光を遊技者側に向けて屈折させる領域の部分の厚みのほうが薄いように構成されている。そのため、装飾図柄表示装置208の表示状態が視認しやすくなる場合がある。また、導光板ILが可動するものであってもよい。
また、本実施形態では、装飾図柄表示装置208の右側下方に、第4図柄表示装置284が設けられている。第4図柄表示装置284は、例えば、LEDの発光態様により第4図柄の表示結果を表示することが可能となっている。なお、第4図柄表示装置284をLCDやEL等の画像表示装置によって構成されてもよい。第4図柄表示装置284は、第1副制御部400により駆動制御される。特図の図柄停止中には、LEDが点灯表示されるが、特図の図柄変動中には、点滅表示あるいは消灯される。なお、第4図柄の表示態様や点灯態様や点滅態様を変化させることで、先読み予告を行ってもよい。なお、第4図柄は、図柄変動中に点灯表示し、図柄停止中に消灯表示されるようにしてもよい。
図49(b)に示す演出装置206では、装飾図柄表示装置を3つ横列に並べて配置されている。すなわち、3つの装飾図柄表示装置のうちの中央に配置される第1装飾図柄表示装置208Lと、第1装飾図柄表示装置208Lの左側に配置される第2装飾図柄表示装置208Mと、第1装飾図柄表示装置208Lの右側に配置される第3装飾図柄表示装置208Nとにより表示が行われている。なお、第1装飾図柄表示装置208Lは、メイン表示装置という場合があり、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nは、サブ表示装置という場合があり、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nは、幅方向の長さが第1装飾図柄表示装置208Lの略半分の長さよりも短く、また、表示領域については、高さがわずかに短い。また、第2装飾図柄表示装置208Mは、その右端辺部分が第1装飾図柄表示装置208Lの左端辺部分の前面側に重なっており、第3装飾図柄表示装置208Nは、その左端辺部分が第1装飾図柄表示装置208Nの右端辺部分の前面側に重なっている。さらに、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nは、それぞれ第1装飾図柄表示装置208Lの表示面に沿って、互いに近接する方向にスライド移動可能に構成されている。さらに、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nは、互いに最も近接した状態となった場合に、第1装飾図柄表示装置208Lの表示面に沿って一体的に回転することができるように構成されている。また、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nは、それぞれ第1装飾図柄表示装置208Lの表示面に沿って、上下方向にスライド移動することもできるように構成されている。なお、上述した第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nの演出動作は、全て行うことができるように構成されていなくてもよく、いずれか1つ又は2以上の動作を行うことができるように構成されていてもよい。また、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nのうちの一方又は両方は、演出動作を行わなくてもよい(すなわち、固定されていてもよい)。また、第2装飾図柄表示装置208Mが行うことができる演出動作と第3装飾図柄表示装置208Nが行うことができる演出動作が異なってもよく、例えば、行うことができる演出動作の数が異なっていたり、行うことができる演出動作自体が異なってもよい。具体的には、例えば、第2装飾図柄表示装置208Mは、右方向への移動及び回転が可能であり、第3装飾図柄表示装置208Nは、上下方向への移動が可能であるようにしてもよい。また、第1装飾図柄表示装置208Lも演出動作が行うことができるように構成されてもよい。具体的には、第1装飾図柄表示装置208Lが演出動作するとともに、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nのうちのいずれか一方又は両方が動作してもよいし、第1装飾図柄表示装置208Lのみが動作してもよい。また、第1装飾図柄表示装置208L、第2装飾図柄表示装置208M、第3装飾図柄表示装置208Nの各名称は、各表示装置について装飾図柄が必ずしも変動表示するものではなく、便宜的に名称付けたものであり、表示装置の解釈を狭小するものではないことを念のためここに付言する。また、これらの装飾図柄表示装置(第1装飾図柄表示装置208L、第2装飾図柄表示装置208M、第3装飾図柄表示装置208N)をまとめたものを演出表示手段とし、演出表示手段は、装飾図柄の変動表示を行ったり、複数種類の演出表示を行ったりするということもできる。第1装飾図柄表示装置208Lは、その外周部分の前面側が演出装置206を構成する装飾部材によって覆われており、一部が視認できないように構成されている。なお、装飾部材が透明によって構成され、第1装飾図柄表示装置208Lの外周部分も視認可能に構成されてもよい。また、第1装飾図柄表示装置208Lの外周部分が覆われていないようにしてもよい。また、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普図表示装置210、第1特図保留ランプ218、第2特図保留ランプ220及び普図保留ランプ216については、図示を省略している。
第1装飾図柄表示装置208Lでは、表示画面の下部の右側に第1ユーザーインタフェイス(UI)部280が配置され、その左側に第2UI部281が配置されている。以下、第1UI部280と第2UI部281を合わせたものを保留枠と称する場合がある。この保留枠は、アイコン表示領域に表示された領域アイコンとも見ることができる。第1UI部280には、その左側に変動アイコンh0が台座に載置された態様で表示されており、図柄変動表示中であることを報知している。また、変動アイコンh0の右側には、殿様のキャラクタからなるナビキャラクタYMが表示されている。第2UI部281には、4つの保留アイコンが表示可能に4つのステージ(第1ステージhs1〜第4ステージhs4)が配置された保留アイコン表示領域が形成されている。なお、保留アイコンのステージhs1〜hs4よりも、変動アイコンh0の台座hs0の方が高くなっている。図49(b)では、特図1の変動表示が4つ保留されているので、保留アイコン表示領域には、4つの保留アイコンh11,h12,h13,h14が表示されている。図49(b)では、、変動アイコンh0及び4つの保留アイコンh11〜h14は、いずれもデフォルトの表示態様(例えば、丸形の無模様かつ白色の表示態様)で表示されているが、遊技の進行に応じて、表示態様が変化する場合がある。これにより、予告表示や先読み予告表示を行うことができるようになっている。
また、第1装飾図柄表示装置208Lの表示画面の中央には、第1装飾図柄(第3図柄)が「装飾4−装飾1−装飾7」の装飾図柄の組合せで停止表示されている。そして、第1装飾図柄表示装置208Lの表示画面の左上隅部には、第1装飾図柄よりも小さい第2装飾図柄(第5図柄)が「装飾4−装飾1−装飾7」の装飾図柄の組合せで停止表示されている。なお、本実施形態では、第2装飾図柄が第1装飾図柄と同じ装飾図柄表示装置に表示されているが、異なる装飾図柄表示装置に表示されてもよい。また、第1装飾図柄表示装置208Lに第2装飾図柄が表示されず、第1装飾図柄のみが表示されていてもよい。また、第2装飾図柄が第1装飾図柄表示装置208Lに表示されず、他の演出用表示装置(例えば、7セグやLEDやドットマトリクス表示装置等)によって表示されてもよい。なお、本実施形態では、第2装飾図柄における装飾図柄の組合せが、第1装飾図柄における装飾図柄の組合せと一致しているが、第1装飾図柄における装飾図柄の組合せと第2装飾図柄における装飾図柄の組合せの一部(1又は2の装飾図柄が一致)又は全てが不一致であってもよい。さらに、第1装飾図柄表示装置208Lの表示画面の右上隅部には、特図1及び特図2の第2保留数表示が表示されている。なお、本実施形態では、第2保留数表示が保留アイコン表示領域と同じ装飾図柄表示装置に表示されているが、異なる装飾図柄表示装置に表示されてもよい。また、第2保留数表示を特図1と特図2とで異なる装飾図柄表示装置に分けて表示してもよい。また、特図1及び特図2の第2保留数表示が第1装飾図柄表示装置208Lに表示されなくてもよい。また、特図1及び特図2の第2保留数表示が第1装飾図柄表示装置208Lに表示されず、他の演出用表示装置(例えば、7セグやLEDやドットマトリクス表示装置等)によって表示されてもよい。なお、第2保留数表示は、特図1及び特図2のうちの一方の特図のみの保留数を表示してもよく、特図1及び特図2の両方の保留数を表示してもよい。
第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nでは、それぞれ背景表示が第1装飾図柄表示装置208Lに表示されている背景表示につながるように表示されている。この背景表示は、例えば、演出や遊技状態(通常遊技状態、確変状態、隠れ確変状態、時短状態等)に対応した背景表示が表示される。なお、演出に対応する背景表示は、ユーザーによって設定可能なモードに対応する背景表示、当該図柄変動表示における予告又は先読み予告として行われる背景表示、当否判定結果に関わらない背景表示を示す。また、背景表示は、ある遊技状態(通常遊技状態、確変状態、隠れ確変状態、時短状態のうちのいずれか1つ又は2以上)において、複数種類表示される場合があってもよい。この場合において、法則性をもって変化してもよいし(例えば、背景表示A→背景表示B→背景表示C→背景表示A→・・・といったように順番に変化する等。ここで、法則性が崩れた場合は、大当り確定の予告(プレミア予告)となるようにしてもよい。)、順番は関係なくランダムに変化してもよい。なお、本実施形態では、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nには、それぞれ外周にフレーム(ベゼル)が設けられているが、フレームレスの形態であってもよい。また、フレームに装飾部材やLEDが設けられてもよい。
また、第1装飾図柄表示装置208Lの下方には、上述した家紋役物224Eが配置されており、演出内容に応じて、上下方向に移動したり、回転することができるように構成されている。なお、図49(b)に示す例では、家紋役物224Eは、初期位置に位置しているが、図49(b)に示される家紋役物224Eの初期位置は、家紋役物224Eの上端部分が第1装飾図柄表示装置208Lの下端部分にわずかにオーバーラップする位置となっているが、適宜の位置に設定することができる。
また、第1装飾図柄表示装置208Lの上方には、上述した千両箱役物224Hが配置されており、演出内容に応じて、上下方向に移動することができるように構成されている。千両箱役物224Hは、第1装飾図柄表示装置208L、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nよりも前側に配置されており、これらの装飾図柄表示装置の前面側にオーバーラップ可能とされている。
これら、装飾図柄表示装置、家紋役物224E及び千両箱役物224Hの前面側には、上述した導光板ILが配置されており、遊技者は導光板を介して各装飾図柄表示装置の表示状態や各演出可動体の動作を視認可能とされている。
また、図49(b)では、第3装飾図柄表示装置208Nの下方に、第4図柄表示装置284が設けられている。
次に、図49(a)あるいは同図(b)に示される演出装置206を用いた演出例について、図50を参照しながら説明する。ここで、図50は、本実施形態において適用可能な演出例について説明する図である。
図50(A1)〜同図(A2)では、図49(a)に示される演出装置206における演出可動体の動作態様が示されている。すなわち、図50(A1)に示される状態から、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gd及び千両箱役物224Hが動作すると、図50(A2)に示される態様となる。具体的には、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdは、最初に「大」、「盤」、「振」、「舞」の各文字が正面に向く位置となるまでそれぞれ回転し、その後、装飾図柄表示装置208の中央に向かって水平方向に移動する。また、千両箱役物224Hは、初期位置から装飾図柄表示装置208の略中央でオーバーラップする位置まで移動する。ここで、千両箱役物224Hは、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdの前面側に配置され、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdが千両箱役物224Hにオーバーラップされていない状態である場合に比べ、視認困難とされている。なお、千両箱役物224Hが第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdの前面側にオーバーラップしないように構成されてもよい。また、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdが千両箱役物224Hの前面側に配置され、千両箱役物224Hにオーバーラップするように構成されてもよい。
図50(B1)では、図49(a)に示される演出装置206において、導光板ILの発光が行われ、導光板IL上に所定のエフェクト画像を模した模様が視認容易な態様で現されている様子が示されている。ここで、導光板ILの発光中は、装飾図柄表示装置208のバックライトや各種ランプの輝度を低下させる等して、導光板IL上に現れた模様をより視認しやすくするようにしてもよい。
図50(C1)〜同図(C4)では、図49(a)に示される演出装置206における演出可動体の動作態様が示されている。ここで、図50(C1)〜同図(C4)に示される例では、家紋役物224Eに換えて、演出可動体としてのPOV(Persistence Of Vision)ディスプレイ224Iが設けられている。POVディスプレイ224Iは、バーサライタとも称され、上下方向に移動可能であって、装飾図柄表示装置208の前面側にオーバーラップ可能に構成されている。POVディスプレイ224Iの初期位置は、装飾図柄表示装置208の下方とされているが、任意の位置に設定することができる。POVディスプレイ280は、昇降アームと、その昇降アームの先端部に回転自在に取り付けられたLEDアレイとを有する。昇降アームは、例えば、ラック・アンド・ピニオン等の公知の機構によって、昇降動作を行うことができる。LEDアレイには、複数のLEDが一列に配置されており、水平方向に延在する姿勢がLEDアレイの初期姿勢となっている。なお、LEDアレイに設けられるLEDは、フルカラーLEDであってもよいし、単色のLEDであってもよい。昇降アームの先端部には、モータが内蔵されており、LEDアレイは、延在方向の中央部で、そのモータの回転軸に連結されている。第1副制御部400(あるいは、第2副制御部500)は、回転するLEDアレイに配置された複数のLEDにつき、1つ1つの点灯制御を、演出データの一種であるバーサデータに基づいて行う。このようにすることで、LEDアレイの回転中に複数のLEDの発光態様が変化し、遊技者に残像が視認される。すなわち、各LEDの回転軌跡に光の残像が生じ、絵柄が表される。また、POVディスプレイ224Iは、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gd及び千両箱役物224Hよりも前面側に配置されているが、これらの演出可動体の前後関係は、適宜に設定することができる。
図50(C1)では、POVディスプレイ224Iが初期位置でLEDアレイが初期姿勢とされている状態が示されている。
図50(C2)では、POVディスプレイ224Iが、昇降アームによりLEDアレイを上昇させ、装飾図柄表示装置208の略中央の前面側にLEDアレイがオーバーラップしている様子が示されている。そのため、装飾図柄表示装置208は、POVディスプレイ224Iがオーバーラップしていない状態である場合と比べて、表示画面が視認困難とされている。
図50(C3)では、POVディスプレイ224IのLEDアレイが回転を開始した様子が示されている。LEDアレイは、低速から高速へと回転を加速している。なお、LEDアレイに設けられた複数のLEDは、LEDアレイが回転を開始した時点で、点灯や点滅を開始してもよいし、一定の回転速度に到達した後に点灯や点滅を開始してもよい。また、LEDアレイの回転領域は、変動アイコンh0、保留アイコンh11〜h14、第1装飾図柄にオーバーラップしており、LEDアレイの回転中は、これらが視認困難とされている。
図50(C4)では、POVディスプレイ224IのLEDアレイが定速回転とされ、「熱」の文字が表示され、予告表示あるいは先読み予告表示が行われている様子が示されている。なお、POVディスプレイ224Iによって表示される画像は、上述したものに限らず、例えば、キャラクタ画像や、装飾図柄や、背景画像等であってもよい。また、POVディスプレイ224Iによって画像が表示されている間、装飾図柄表示装置208のバックライトや各種ランプの発光輝度を低下して、POVディスプレイ224Iによって表示された画像の視認性を向上させるようにしてもよい。また、POVディスプレイ224Iによって画像が表示されている間、装飾図柄表示装置208を暗転表示とするようにしてもよい。
図50(D1)では、図49(b)に示される演出装置206において、導光板ILの発光が行われ、導光板IL上に所定のエフェクト画像を模した模様が視認容易な態様で現されている様子が示されている。ここで、導光板ILの発光中は、第1装飾図柄表示装置208L、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nのバックライトや各種ランプの輝度を低下させる等して、導光板IL上に現れた模様をより視認しやすくするようにしてもよい。
図50(E1)〜同図(E2)では、図49(b)に示される演出装置206において、家紋役物224Eが動作している様子が示されている。具体的には、図50(E1)に示すように、家紋役物224Eが、初期位置から上昇した位置まで移動して、変動アイコンh0、保留アイコンh11〜h14及びナビキャラクタYMにオーバーラップし、変動アイコンh0、保留アイコンh11〜h14及びナビキャラクタYMの少なくとも一部がオーバーラップしていない場合よりも視認困難とされている。その後、図50(E2)に示すように、家紋役物224Eは、時計方向(CW方向)に回転している。なお、家紋役物224Eは、初期位置において回転してもよい。また、家紋役物224Eが、回転とともに、あるいは、回転に換えて、振動するようにしてもよい。また、上昇のみ行い、回転及び振動を行わないようにしてもよい。なお、図49(a)に示される演出装置206にも適用可能である。
図50(F1)では、図49(b)に示される演出装置206において、千両箱役物224Hが動作している様子が示されている。具体的には、千両箱役物224Hが初期位置から、第1装飾図柄表示装置208Lの略中央の前面側にオーバーラップする位置に移動している様子が示されている。図50(F1)に示すタイミングでは、第1装飾図柄が千両箱役物224Hがオーバーラップされていることにより、オーバーラップされていない状態である場合よりも視認困難とされている。この演出例では、千両箱役物224Hが動作する場合には、千両箱役物224Hと家紋役物224Eとが干渉しないように、家紋役物224Eを動作しないようにしている。なお、千両箱役物224Hと家紋役物224Eの両方が動作している状態となる場合があってもよい。また、千両箱役物224Hが動作する場合には、家紋役物224Eをさらに下方に移動させる退避動作が行われるようにしてもよい。
図50(G1)では、図49(b)に示される演出装置206において、第2装飾図柄表示装置208Mが下方にスライド移動し、第3装飾図柄表示装置208Nが上方にスライド移動している様子が示されている。このとき、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nに表示されている背景画像は、第1装飾図柄表示装置208Lに表示されている背景画像に連続するように、スライド移動に合わせてスクロール表示がなされている。すなわち、背景画像について、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nがスライド移動する前に表示されていなかった領域が、スライド移動することにより視認され得るように構成されている。換言すれば、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nが移動することにより見える画像があるということができる。これにより、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nが移動しても、第1装飾図柄表示装置208L、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nが一体となった表示を行うことができる。なお、第2装飾図柄表示装置208Mが上方にスライド移動し、第3装飾図柄表示装置208Nが下方にスライド移動してもよいし、第2装飾図柄表示尾装置208Mが上方にスライド移動し、第3装飾図柄表示装置208Nが上方にスライド移動してもよいし、第2装飾図柄表示装置208Mが下方にスライド移動し、第3装飾図柄表示装置208Nが下方にスライド移動してもよい。
図50(H1)では、図49(b)に示される演出装置206において、第1装飾図柄が拡大して、第2装飾図柄表示装置208M、第1装飾図柄表示装置208L、第3装飾図柄表示装置208Nに跨って表示されている様子が示されている。すなわち、拡大した第1装飾図柄の左図柄が第2装飾図柄表示装置208Mと第1装飾図柄表示装置208Lに跨って表示され、拡大した第1装飾図柄の右図柄が第1装飾図柄表示装置208Lと第3装飾図柄表示装置208Nに跨って表示されている。このとき、第2装飾図柄は、第1装飾図柄表示装置208Lにのみ表示され、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nに跨って表示されていない。また、変動アイコンh0や保留アイコンh11〜h14も第1装飾図柄表示装置208Lにのみ表示され、第2装飾図柄表示装置208Mや第3装飾図柄表示装置208Nには跨っていない。なお、拡大した第1装飾図柄が2つの表示装置に跨って表示しなくてもよく、例えば、第2装飾図柄表示装置208Mにのみ拡大した左図柄が表示され、第1装飾図柄表示装置208Lにのみ拡大した中図柄が表示され、第3装飾図柄表示装置208Nにのみ拡大した右図柄が表示されてもよい。また、変動アイコンh0や保留アイコンh11〜h14、第2装飾図柄が複数の表示装置に跨って表示されてもよい。
図50(I1)〜同図(I2)では、図49(b)に示される演出装置206における演出可動体の動作態様が示されている。ここで、図50(I1)〜同図(I2)に示される例では、家紋役物224Eに換えて、上述したPOVディスプレイ224Iが設けられている。なお、図50(I1)に示されるタイミングでは、POVディスプレイ224Iが初期位置でLEDアレイが初期姿勢とされている状態が示されている。
図50(I2)では、POVディスプレイ224Iが、初期位置から第1装飾図柄表示装置208Lの略中央の前面側にLEDアレイがオーバーラップする位置まで移動した後、LEDアレイが回転し、一定の回転速度に到達して定速回転とされ、「熱」の文字が表示されている様子が示されている。
図50(J1)では、図49(b)に示される演出装置206において、第2装飾図柄表示装置208Mに表示されていた背景表示を第1UI部280における表示に変更し、第3装飾図柄表示装置208Nに表示されていた背景表示を第2UI部281における表示に変更されている様子が示されている。すなわち、第2装飾図柄表示装置208Mには、ナビキャラクタYM及び変動アイコンh0が表示されており、第3装飾図柄表示装置208Nには、保留アイコンh11〜h14が表示されている。つまり、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nが、第1装飾図柄表示装置208Lとは別の表示が行われている様子が示されている。
図50(K1)〜同図(K4)では、図49(b)に示される演出装置206における演出可動体の動作態様が示されている。なお、図50(K1)〜同図(K4)に示す例では、第1装飾図柄表示装置208Lの外周が装飾部材に重なっておらず、当該領域に表示される画像についても視認可能に構成されている。このとき、第1装飾図柄表示装置208Lの左右両側が、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nによって一部がオーバーラップされている。
図50(K1)では、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nが初期位置となっている様子が示されている。
図50(K2)では、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Mが、第1装飾図柄表示装置208Lの表示面に沿って互いに近接する位置までスライド移動している様子が示されている。このとき、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nの表示は、スライド移動に沿って、第1装飾図柄表示装置208Lの表示画面に連続するように、スライド移動に合わせてスクロール表示がなされている。その結果、第1装飾図柄表示装置208Lに表示されていた第1装飾図柄が、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nに表示される。すなわち、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nは、第1装飾図柄表示装置208Lにおいて表示されている画像であって、オーバーラップしている部分の画像をスライド移動に合わせてスクロール表示することにより、第1装飾図柄表示装置208L、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nで一体感のある表示を行うことができる。なお、図50(K2)に示すように、家紋役物224Eは、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nに干渉しないように、初期位置から下方に移動して退避位置となっている。ここで、図50(K2´)に示すように、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nにおける表示をスクロールさせずスライド移動させるようにしてもよい。また、家紋役物224Eは、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nの動作が行われているときに、初期位置で回転してもよいし、振動してもよいし、回転しながら振動してもよい。
図50(K3)〜同図(K4)では、第2装飾図柄表示装置208Mと第3装飾図柄表示装置208Nとが近接した状態で、第1装飾図柄表示装置208Lの表示面に沿って反時計方向(CCW方向)に一体となって回転している様子が示されている。図50(K4)では、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nが90度回転した様子が示されている。このとき、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nにそれぞれ表示されている画像が第1装飾図柄表示装置208Lに整合するように、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nの回転軸を中心として第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nの回転方向とは反対方向に回転する表示が行われる。これにより、遊技者が、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nは回転しているが、表示されている画像は回転していないように見える場合がある。
図50(L1)では、図49(a)に示される演出装置206の変形例を示している。すなわち、図50(L1)に示す例では、家紋役物224Eに換えて、サブ表示装置208Sが装飾図柄表示装置208の下方に配置され、サブ表示装置208Sの上端部分が装飾図柄表示装置208の下端部分の少なくとも一部にオーバーラップしている。サブ表示装置208Sでは、上述した第1UI部280及び第2UI部281におけるそれぞれの表示が表示されている。すなわち、サブ表示装置208Sでは、変動アイコンh0と保留アイコンh11〜h14が表示されるとともに、ナビキャラクタYMも表示されている。また、サブ表示装置208Sにおける表示は、装飾図柄表示装置208における表示とは別の表示が行われている。また、装飾図柄表示装置208の下方右側には、サボハニのキャラクタSBHが右側から左側に向かって歩いている様子が示されているが、一部がサブ表示装置208Sにオーバーラップされており、サブ表示装置208Sにオーバーラップされていない状態である場合よりも視認困難とされている。なお、図50(L1´)に示すように、表示画像(背景画像やサボハニのキャラクタSBH等)を装飾図柄表示装置208とサブ表示装置208Sに跨って表示するようにしてもよい。
図50(M1)では、サブ表示装置208S及び第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdの動作態様が示されている。すなわち、サブ表示装置208Sは、初期位置から装飾図柄表示装置208の略中央の前面側となる位置に移動して、装飾図柄表示装置208の表示画面の少なくとも一部をオーバーラップしており、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdは、「大」、「盤」、「振」、「舞」の各文字が正面となる位置までそれぞれ回転した後、装飾図柄表示装置208の略中央の前面側となる位置まで移動したサブ表示装置208Sの左右両端の近傍となる位置まで移動している。このとき、サブ表示装置208Sでは、カットイン表示が行われ、装飾図柄表示装置208では、所定のエフェクト画像が表示されており、所定の予告演出あるいは先読み予告演出が行われている様子が示されている。
次に、本実施形態に係るパチンコ機100において実行される演出の具体例について、図51〜図54を参照しながら説明する。ここで、図51は、本実施形態のパチンコ機の装飾図柄表示装置208を中心とした演出の一例を段階的に示す図であり、図52は、図51に示す演出の一例の続きを段階的に示す図であり、図53は、図52に示す演出の一例の続きを段階的に示す図であり、図54は、図53に示す演出の別の例について段階的に示す図である。
図51には、装飾図柄表示装置208、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普通図柄表示装置210、特図1保留ランプ218、特図2保留ランプ220、普図保留ランプ216及び第4図柄表示装置284が示されている。なお、以下では、図49(a)に示される演出装置206を適用して説明するが、図49(b)に示される演出装置206を適用することも可能である。また、以下では、家紋役物224E、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gd、千両箱役物224H及び導光板ILについては、図示を省略している。
図51(1)に示す装飾図柄表示装置208には、「装飾4−装飾1−装飾7」の装飾図柄の組み合わせが停止表示されている。なお、ここでの背景は非表示であるが、例えば、図49(a)に示すようなデフォルトの背景画像(海岸の背景画像)が表示されている。以下の説明においても、背景が非表示の場合には、特に断らない限り、デフォルトの背景画像が表示されている。なお、デフォルトの背景画像とは異なる様々な背景画像(例えば、モードに応じた背景画像等)を表示してもよい。また、装飾図柄表示装置208の表示画面の右上隅部には第2保留数表示が表示され、左上隅部には第2装飾図柄が表示されている。第2装飾図柄も第1装飾図柄の停止表示に合わせて、「装飾4−装飾1−装飾7」の装飾図柄の組合せで停止表示されている。また、装飾図柄表示装置208の下方右側に形成された第1UI部280では、ナビキャラクタYMが表示されている。なお、図51(1)に示されるタイミングでは、図柄が停止表示されているため、変動アイコンh0は表示されていない。
さらに、図51に示す制御状態(遊技状態)は、特図低確率普図低確率状態である。この非電サポ状態における装飾図柄表示装置208では、第2UI部281に特図1の保留アイコンが表示される。なお、非電サポ状態における装飾図柄表示装置208の所定領域(例えば、表示画面の右端)に、特図2の保留アイコン表示領域が設けられてもよい。
第2UI部281には、特図1の保留を表す保留アイコンが表示される。特図1の保留数は、特図1保留ランプ218の点灯数の他、特図1の保留アイコンの数や第2保留数表示によっても表され、特図2の保留数は、特図2保留ランプ220の点灯数の他、特図2の保留アイコンの数や第2保留数表示によっても表されている。すなわち、保留アイコンは、主制御部300のRAM308に記憶されている始動情報に対応したものである。以下、最も古い始動情報(最も古い入賞)に対応した保留アイコンを第一の保留アイコン、2番目に古い始動情報に対応した保留アイコンを第二の保留アイコン・・・と称する場合がある。第2UI部281では、保留アイコンが横並びに表示され、右側の保留アイコンほど入賞が古い保留アイコンになる。
図51(1)には、第2UI部281に2つの特図1の保留アイコンh11,h12が表示されており、これら2つの特図1の保留アイコンh11,h12はいずれも、デフォルトの表示態様(丸形の無模様かつ白色の表示態様)で表示されている。すなわち、特図1のデフォルトの保留アイコンは、丸形の保留アイコンである。なお、図51(1)では、第2UI部281に4つの保留アイコンが表示されることをわかりやすくするために、実際には表示されていない保留アイコンを破線で示してある。また、図51(1)では、説明を容易にするために、第1UI部280及び第2UI部281を破線で区画して表しているが、実際にはこの破線は表示されない。
一方、特図2の保留アイコンは一つも表示されていない。これは、上述のごとく、図51に示す制御状態(遊技状態)は、非電サポ状態(非時短状態)であるため、電チューが開きにくく特図2始動口232への入賞が困難な状態であるためである。
本実施形態のパチンコ機100では、制御状態(遊技状態)に応じて、特図1と特図2で入賞しやすい方の特図の保留アイコンが表示され、もう一方の特図の保留アイコンが表示されないようにしている。すなわち、制御状態が非電サポ状態である場合には、図51(1)に示すように、第2UI部281に特図1の保留アイコンが表示され、特図2の保留アイコンは表示されない。一方、制御状態が電サポ状態である場合には、反対に、特図2の保留アイコンが表示され、特図1の保留アイコンは表示されない。なお、非電サポ状態において、特図2の保留アイコンが表示されてもよいし、電サポ状態において、特図1の保留アイコンが表示されてもよい。
本実施形態では、特図の図柄変動表示の開始は、特図表示装置における変動開始→第4図柄の点滅開始又は消灯→第2装飾図柄の変動開始→保留アイコンの移動アニメーション開始又は消去→装飾図柄の変動開始の順で行われるが、この順番は前後してもよい。
図51(2)では、特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動が開始され、さらに第4図柄の消灯までが行われているが、保留アイコンや装飾図柄に変化は未だ生じていない。なお、第1特図表示装置212における図柄変動と第4図柄の変動表示とが同時に開始してもよいし、第1特図表示装置212における図柄変動が開始した後で第4図柄の変動表示が開始してもよいし、第4図柄の変動表示が開始した後で第1特図表示装置212における図柄変動が開始してもよい。
図51(3)では、第2保留数表示が2から1に更新され、第2装飾図柄の変動表示が開始している様子が示されている。なお、第2保留数表示の更新表示と第2装飾図柄の変動表示の開始とが同時に行われてもよいし、第2保留数表示の更新表示が行われた後で第2装飾図柄の変動表示が開始してもよいし、第2装飾図柄の変動表示が開始した後で第2保留数表示の更新表示が行われてもよい。
図51(4)では、特図1の保留アイコンh11,h12の移動アニメーションが開始している。ここでの移動(減少)アニメーションは、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象保留アイコン)が第1UI部280における変動アイコンの台座に向けて移動を開始するとともに、第二の保留アイコンh12の表示位置にあった保留アイコンが特図1の第一の保留アイコンh11の表示位置(図49に示す第1ステージhs1参照)に向けて移動を開始する。この段階では、装飾図柄の変動表示は開始されていない。
図51(5)では、移動アニメーションが続き、同図(6)では、変動開始前まで第一の保留アイコンh11であった保留アイコンが変動アイコンの台座hs0に到達し、変動アイコンh0として表示されるとともに、変動開始前まで第二の保留アイコンh12であった保留アイコンが第一の保留アイコンh11の表示位置に到達し、第一の保留アイコンh11として表示され、その後、第1装飾図柄の変動表示が開始される。なお、第1特図表示装置212における図柄変動が開始された時点で、それまで第一の保留アイコンh11であった保留アイコンを変動アイコンh0として見てもよいし、それまで第二の保留アイコンh12であった保留アイコンを第一の保留アイコンh11として見てもよい。なお、移動アニメーションの終了と第1装飾図柄の変動表示の開始とが同じタイミングであってもよいし、移動アニメーションが終了した後で第1装飾図柄の変動表示が開始されてもよいし、第1装飾図柄の変動表示が開始した後で移動アニメーションが終了してもよい。
図51(7)では、第1装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。
図51(8)に示す装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMによるナビキャラ予告が行われている様子が示されていれる。すなわち、装飾図柄表示装置208では、ナビキャラ予告が開始すると、ナビキャラクタYMの近傍に「好機」の文字が表示された吹き出しが表示され、大当りへの期待感が高いことを報知している。
その後、図51(9)に示す装飾図柄表示装置208では、ナビキャラ予告が行われている間に、会話予告が開始している様子が示されている。会話予告が開始されると、殿様のキャラクタとともに「チャンス」という文字表示が表示された殿様の会話画像CI1が表示される。この、殿様の会話画像CI1の表示は、会話予告の第1段階となっている。また、この殿様の会話画像CI1は、第1装飾図柄にオーバーラップしており、第1装飾図柄にオーバーラップしていない状態である場合よりも、第1装飾図柄が視認困難とされている。また、ナビキャラ予告では、吹き出しの表示が「好機」の文字表示から「否」の文字表示に変化し、大当りへの期待感がより高まっていることを報知している。なお、殿様の会話画像CI1が表示されるタイミングと、吹き出しにおける表示が「否」に更新されるタイミングとが同じであってもよいし、殿様の会話画像CI1が表示された後で吹き出しにおける表示が「否」に更新されてもよいし、吹き出しにおける表示が「否」に更新された後で殿様の会話画像CI1が表示されてもよい。なお、先に表示された予告(例えば、「好機」)から後に表示された予告(例えば、「激熱」)に昇格する演出(例えば、「否」)が行われない場合があってもよい。また、ナビキャラ予告は、当該図柄変動表示における予告だけではなく、先読み予告や、ある予告が行われることを予告する予告、説明表示(各種予告や遊技状態、パチンコ機100の演出で登場するキャラクタや演出の舞台等の説明、チュートリアル表示ともいう)等が行われてもよい。
その後、図51(10)に示す装飾図柄表示装置208では、会話予告が更新されるとともにナビキャラ予告も更新されている。会話予告では、殿様の会話画像CI1が縮小表示されて第2装飾図柄の表示位置の下方に表示され、爺のキャラクタとともに操作促進報知画像が表示された爺の会話画像CI2が表示される。操作促進報知画像は、演出ボタン136(チャンスボタン136)を操作有効期間内に押下することを促す画像であり、演出ボタン136(チャンスボタン136)を模したボタン画像136aと、上記操作有効期間の残時間を表す残時間表示メータMTとによって構成されている。なお、図51(10)に示すタイミングでは、操作有効期間は開始されておらず、演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作されてもこれに応じた表示は行われない。第1装飾図柄は、爺の会話画像CI2によって隠されてしまっているが、遊技者は、第4図柄表示装置284や第2装飾図柄等によって特図が変動中であることを認識することができる場合がある。なお、装飾図柄が隠されないように、装飾図柄の表示位置を爺の会話画像CI2や殿様の会話画像CI1とは重ならない位置に移動させるようにしてもよい。また、図51(10)に示すように、殿様の会話画像CI1は、爺の会話画像CI2によって少なくとも一部がオーバーラップされており、オーバーラップされていない状態である場合よりも、殿様の会話画像CI1の表示態様が視認困難とされている。また、ナビキャラ予告では、吹き出しの表示が「否」の文字表示から「激熱」の文字表示に変化し、大当りへの期待感が相当程度高いことを報知している。また、この吹き出しの表示は、爺の会話画像CI2の一部にオーバーラップしている。なお、爺の会話画像CI2が表示されるタイミングと、吹き出しにおける表示が「激熱」に更新されるタイミングとが同じであってもよいし、爺の会話画像CI2が表示された後で吹き出しにおける表示が「激熱」に更新されてもよいし、吹き出しにおける表示が「激熱」に更新された後で爺の会話画像CI2が表示されてもよい。このように、この演出例では、会話予告が行われた場合の方が、会話予告が行われない場合よりも、大当りとなりやすくなっている。また、会話予告が更新される際に殿様の会話画像CI1が縮小表示されなくてもよく(例えば、図51(9)と同じ大きさの表示が表示されたまま)、殿様の会話画像CI1が消去されてもよい。また、後から表示された会話画像が先に表示された会話画像と異なる大きさ(大きい又は小さい)であってもよく、表示されると大当りへの期待度が高い会話予告Aが、この会話予告Aよりも大当りへの期待度が低い会話予告Bと異なる大きさ(大きい又は小さい)であってもよい。
その後、図51(11)に示すタイミングで操作有効期間が開始される。遊技者は、図51(11)に示すタイミング以降に演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作することにより、操作に応じた演出を見ることができる場合がある。
図51(12)に示す残時間表示メータMTは、上記操作有効期間が開始して所定時間が経過したときの表示態様で示されており、その後、図51(13)に示すタイミングで、遊技者が、演出ボタン136(チャンスボタン136)を押下している様子が示されている。なお、図51(12)に示されるタイミングでは、ナビキャラ予告は終了しており、吹き出しの表示が消去されている。演出ボタン136(チャンスボタン136)が上記操作有効期間内に押下されると、図51(14)に示すように、爺の会話画像CI2では、操作促進報知画像に換えて「激熱ですぞ」の文字が表示される場合がある。これにより、大当りの信頼度がかなり高いことが報知される。なお、「激熱ですぞ」といった予告の文字表示は、演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作されたことを条件に表示されるものであってもよいし、演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作されることなく操作有効期間が経過した場合にも表示されるものであってもよい。
その後、図51(15)に示す装飾図柄表示装置208では、殿様の会話画像CI1及び爺の会話画像CI2が消去されて会話予告が終了し、第1装飾図柄が視認容易とされている様子が示されている。
その後、図51(16)に示す装飾図柄表示装置208では、第1装飾図柄の左図柄に「装飾7」が停止表示された後、図51(17)に示すように、右図柄に「装飾7」が停止表示してリーチ状態が形成される。ここで、第1装飾図柄の各図柄が停止表示する際に、図柄停止表示アニメーションを行い、図柄が停止表示したことを演出するようにしてもよい。
そして、図51(17)〜同図(19)に示すように、リーチ状態が形成されると、装飾図柄表示装置208では、リーチ開始時アニメーションが行われる。この演出例におけるリーチ開始時アニメーションでは、リーチ状態が形成されたときに、左図柄と右図柄を拡大・縮小するアニメーション表示が行われる。なお、リーチ開始時アニメーションの表示態様としては適宜のものを採用することができる。遊技者は、このリーチ開始時アニメーションを見ることにより、リーチ演出が開始されることを認識することができる場合がある。
リーチ演出が開始されると、図51(20)〜同図(21)に示すように、第1装飾図柄の左図柄と右図柄がそれぞれ左右上方に移動表示され、第1UI部280では、変動アイコンh0を残して表示領域の下方にフレームアウトするとともに、第2UI部281に表示されている保留アイコンh11〜h14(図51(20)に示す演出例では、保留アイコンh11)もフレームアウトされる。なお、第1装飾図柄の左図柄と右図柄の移動表示の開始と、第1UI部280及び第2UI部281における各画像のフレームアウト表示の開始とが同じタイミングであってもよいし、第1装飾図柄の左図柄と右図柄の移動表示が開始した後で、第1UI部280及び第2UI部281における各画像のフレームアウト表示が開始してもよいし、第1UI部280及び第2UI部281における各画像のフレームアウト表示が開始した後で、第1装飾図柄の左図柄と右図柄の移動表示が開始してもよい。
その後、図51(22)に示すように、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdが動作し、それぞれ装飾図柄表示装置208の前面側でオーバーラップする。第1装飾図柄の左図柄と右図柄は、それぞれ第1大盤振舞役物224Gaと第2大盤振舞役物224Gbによってオーバーラップされ、視認困難とされている。また、第2装飾図柄と第2保留数表示も、それぞれ第1大盤振舞役物224Gaと第2大盤振舞役物224Gbによって少なくとも一部がオーバーラップされ、視認困難とされている。なお、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdのうちの一部のみが動作してもよいし、全部が動作してもよく、例えば、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdの動作する数によって信頼度が異なるようにしてもよい。また、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdが動作しない場合があってもよい。
続いて、図51(23)に示すように、導光板ILの発光が行われ、導光板IL上に所定のエフェクト画像を模した模様が視認容易な態様で現される。なお、導光板ILの発光が行われない場合があってもよい。例えば、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdの動作と導光板ILの発光の両方が行われる場合があってもよいし、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdの動作のみが行われ、導光板ILの発光が行われない場合があってもよいし、導光板ILの発光のみが行われ、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdの動作が行われない場合があってもよいし、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdの動作と導光板Ilの発光の両方が行われない場合があってもよい。
その後、図51(24)に示すように、導光板ILの発光が終了した後、図52(25)に示すように、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdがそれぞれ初期位置に戻る。なお、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdがそれぞれ初期位置に戻った後で導光板ILの発光が終了するようにしてもよいし、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdの初期位置への移動開始と導光板ILの発光の終了とが同時に行われてもよい。ここで、図51(22)〜同図(24)において、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gd及び導光板ILによって行われる一連の演出が行われた方が、一連の演出が行われない場合よりも大当りとなりやすいように構成されてもよい。
図52(26)では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展した様子が示されている。図52(26)に示す装飾図柄表示装置208では、敵役の剣豪の画像が大きく表示され、続く図52(27)に示す装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様と敵役の剣豪との決闘シーンのアニメーションが表示されている。
その後、図52(28)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタン画像136aと残時間表示メータMTが表示され、ボタン演出が開始されている様子が示されている。その後、図52(29)に示すタイミングで、演出ボタン136(チャンスボタン136)の操作有効期間が開始すると、遊技者による演出ボタン136(チャンスボタン136)の操作を受付可能な状態となる。
図52(30)に示す残時間表示メータMTでは、上記操作有効期間が開始されてゲージが減っている様子が示されており、その後、図52(31)に示すタイミングで、遊技者が、演出ボタン136(チャンスボタン136)を押下している様子が示されている。演出ボタン136(チャンスボタン136)が上記操作有効期間内に押下されると、図52(32)に示すように、殿様のカットイン画像CI3が表示され、大当りの信頼度が高いことを報知する予告演出が行われる。殿様のカットイン画像CI3は、決闘シーンのアニメーション表示にオーバーラップしており、殿様のカットイン画像CI3が表示されていない場合と比べると視認困難とされている。なお、殿様のカットイン画像C13は、演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作されたことを条件に表示されるものであってもよいし、演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作されることなく操作有効期間が経過した場合にも表示されるものであってもよい。
その後、図52(33)に示す装飾図柄表示装置208では、殿様のカットイン画像CI3が消去され、決闘シーンのアニメーション表示が継続している様子が示されている。
その後、図52(34)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタン画像136aと残時間表示メータMTが表示され、スーパーリーチに発展してから2回目のボタン演出が開始されている様子が示されている。その後、図52(35)に示すタイミングで、演出ボタン136(チャンスボタン136)の操作有効期間が開始すると、遊技者による演出ボタン136(チャンスボタン136)の操作を受付可能な状態となる。
図52(36)に示す残時間表示メータMTでは、上記操作有効期間が開始されてゲージが減っている様子が示されており、その後、図52(37)に示すタイミングで、遊技者が、演出ボタン136(チャンスボタン136)を押下している様子が示されている。なお、スーパーリーチに発展してから2回目のボタン演出における操作有効期間がスーパーリーチに発展してから1回目のボタン演出における操作有効期間よりも短くてもよく、この場合、スーパーリーチに発展してから2回目のボタン演出における残時間表示メータMTにおけるゲージの減る速度がスーパーリーチに発展してから1回目のボタン演出における残時間表示メータMTにおけるゲージの減る速度よりも速くてもよい。また、スーパーリーチに発展してから1回目のボタン演出における操作有効期間がスーパーリーチに発展してから2回目のボタン演出における操作有効期間よりも短くてもよいし、スーパーリーチに発展してから1回目のボタン演出における操作有効期間とスーパーリーチに発展してから2回目のボタン演出における操作有効期間とが同じ長さであってもよい。
演出ボタン136(チャンスボタン136)が上記操作有効期間内に押下されると、図52(38)に示すように、装飾図柄表示装置208では、決闘シーンのアニメーション表示からエフェクト画像の表示に切り換えられるとともに、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdが動作し、それぞれ装飾図柄表示装置208の前面側でオーバーラップする。エフェクト画像や第1装飾図柄の左図柄及び右図柄は、それぞれ第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdによってオーバーラップされ、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdによってオーバーラップされていない状態である場合に比べると視認困難とされている。また、第2装飾図柄と第2保留数表示も、それぞれ第1大盤振舞役物224Gaと第2大盤振舞役物224Gbによって少なくとも一部がオーバーラップされ、視認困難とされている。なお、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdのうちの一部のみが動作してもよいし、全部が動作してもよく、例えば、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdの動作する数によって信頼度が異なるようにしてもよい。また、図52(38)に示される演出は、演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作されたことを条件に表示されるものであってもよいし、演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作されることなく操作有効期間が経過した場合にも表示されるものであってもよい。また、エフェクト画像の表示と第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdの動作のうちのいずれか一方のみが行われる場合があってもよい。また、エフェクト画像の表示と第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdの動作の両方が行われる場合は、エフェクト画像が表示された後で第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdの動作が開始されてもよいし、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdの動作が開始された後でエフェクト画像が表示されてもよいし、エフェクト画像の表示と第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdの動作が同時に開始されてもよい。また、操作有効期間内に演出ボタン136(チャンスボタン136)が押下された場合に、図52(38)に示される演出が行われずにハズレとなる演出表示が行われてもよく、さらに、ハズレとなる演出表示が行われた後で復活演出を表示して大当りとなる演出表示が行われるようにしてもよい。なお、図52(38)に示される演出が開始されると、表示されていた変動アイコンh0が非表示となるが、引き続き表示してもよい。
その後、図52(39)では、千両箱役物224Hが動作して下方に移動し、装飾図柄表示装置208及び第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdの前面側にオーバーラップしている様子が示されている。さらに、その後、図52(40)では、導光板ILの発光が行われている様子が示されている。なお、エフェクト画像の表示、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdの動作、千両箱役物224Hの動作、導光板ILの発光の開始する順序については、上述したものに限定されず、適宜に設定することができる。また、エフェクト画像の表示、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdの動作、千両箱役物224Hの動作、導光板ILの発光のうちの全部が行われてもよいし、一部が行われない場合があってもよい。
図52(41)では、導光板ILの発光が終了した様子が示されている。その後、図52(42)に示すように、千両箱役物224Hが初期位置に向かって上昇を開始する。その後、図52(43)では、エフェクト画像がフェイドアウトし、その後、図52(44)に示すように、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdがそれぞれ初期位置に向かって移動を開始している。このとき、装飾図柄表示装置208では、表示が中断された決闘シーンのアニメーション表示がフェイドインしながら再開している様子が示されている。このとき、変動アイコンh0の表示も再開されている。
その後、決闘シーンのアニメーション表示は、図52(46)まで継続する。図52(46)では、主人公の殿様が敵役の剣豪に勝利し、図52(47)では、中図柄に「装飾7」が表示され、大当りとなることが報知される。その後、図52(48)に示す装飾図柄表示装置208では、決闘シーンのアニメーション表示がフェイドアウトし、図53(49)に示すように、第1装飾図柄が「装飾7−装飾7−装飾7」の装飾図柄の組合せで揺れ変動が開始される。なお、第2装飾図柄は左図柄、中図柄、右図柄のいずれも依然として変動表示が行われている。ここでの背景は、非表示であってもよいし、スーパーリーチが行われるまでとは異なる背景画像であってもよいし、スーパーリーチが行われる前と同じ背景画像であってもよい。また、このとき、変動アイコンh0や特図1の保留アイコンは表示されていないが、変動アイコンh0や特図1の保留アイコンは表示されていてもよい。また、ナビキャラクタYMの表示も行われていないが、ナビキャラクタYMの表示が行われてもよい。
その後、図53(50)に示すタイミングで、第1特図表示装置212が特図Aの表示態様で表示される。なお、図53(50)に示すタイミングでは、第1特図表示装置212は停止表示されたが、第1副制御部400は、主制御部300からの図柄変動停止コマンドを受信していない状態であるので、図柄確定停止と判断していないため、第1装飾図柄では揺れ変動が継続しており、第2装飾図柄や第4図柄表示装置284では未だ変動表示中となっている。
その後、第1副制御部400が図柄変動停止コマンドを受信すると、図53(51)に示すように、第1装飾図柄及び第2装飾図柄がそれぞれ「装飾7−装飾7−装飾7」の装飾図柄の組合せで停止表示するとともに、第4図柄表示装置284では、図柄が停止した旨の態様での表示が行われる。
その後、大当り遊技が開始して主制御部300から第1副制御部400に入賞演出開始コマンドが送信されると、図53(52)に示すように、装飾図柄表示装置208では、大当り開始演出表示が開始される。今回は、「装飾7−装飾7−装飾7」の装飾図柄の組合せで大当りとなって開始された大当り遊技であるので、装飾図柄表示装置208では、「スペシャルボーナス」の表示が行われ、遊技者に15R確変大当りであることが報知されている。また、図53(52)に示す装飾図柄表示装置208では、表示領域の左上隅部に、右打ちを指示するミニ右打ち表示が行われている。なお、ミニ右打ち表示が行われないようにしてもよい。
その後、図53(53)に示すように、遊技者に右打ちを指示する右打ち指示画面が表示された後、図53(54)に示すように、1ラウンド目が開始される。1ラウンド目が開始されると、装飾図柄表示装置208では、ラウンド演出表示が行われるとともに、表示画面の右下隅部に大当りとなったときの装飾図柄の組合せを示す「装飾7」の表示が行われている。また、表示画面の左上隅部には、ミニ右打ち表示が行われ、右上隅部には、現在のラウンドである「1R」の表示が行われている。なお、大当り遊技において獲得した賞球数や、連荘中に獲得した総賞球数を表示するようにしてもよい。
その後、大当り遊技が消化され、15ラウンド目が開始されると、図53(55)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ラウンド演出表示が行われるとともに、表示領域の右上隅部では、現在のラウンドである「15R」の表示が行われる。
図53(56)は、大当り遊技が終了し、装飾図柄表示装置208では、大当り終了演出表示が行われている様子が示されている。今回の大当り遊技は、15R確変大当りとなって開始された大当り遊技であるので、大当り遊技終了後は、遊技状態が特図高確率普図高確率状態(電サポ付き確変状態)となる。そのため、大当り終了演出表示では、その旨を示す「吉宗RUSH突入」の表示が行われ、電サポ付き確変状態に移行することが報知される。
その後、図53(57)に示す装飾図柄表示装置208では、カードユニット608(図39参照)に挿入されているプリペイドカードの取り忘れについて注意喚起する表示(注意喚起表示)が行われる。なお、この注意喚起表示は、電サポ中でない遊技状態において大当りとなった初回大当りでの大当り遊技が終了した場合にのみ表示するようにしてもよいし、大当りとなった状況に拘らず、大当り遊技が終了した場合に必ず表示するようにしてもよい。
図53(58)は、大当り遊技が終了して電サポ付き確変状態に移行し、1回目の図柄変動表示が開始される前の様子を示している。電サポ付き確変状態では、背景画像が電サポ付き確変状態用の背景画像となっており、装飾図柄も通常遊技状態(特図低確率普図低確率状態)とは異なる表示態様となっている。また、表示画面の中央下部には、特図2の保留アイコン表示領域282が形成されており、表示されるアイコンの数によって特図2の保留数を報知している。ここで、特図2の保留アイコンのデフォルトの表示態様は、四角形の無模様かつ白色の表示態様であり、特図1の保留アイコンとは表示態様(ここでは形状)が異なっており、遊技者が一目見ただけで判別がつくようになっている。なお、特図1の保留アイコンのデフォルトの表示態様と、特図2の保留アイコンのデフォルトの表示態様とが同じであってもよい。なお、図53(58)〜同図(63)では、特図2の保留アイコン表示領域282に4つの保留アイコンが表示されていることをわかりやすくするために、実際には表示されていない保留アイコンを破線で示してある。また、図53(58)〜同図(63)では、説明を容易にするために、特図2の保留アイコン表示領域282を破線で区画して表しているが、実際にはこの破線は表示されない。また、電サポ付き確変状態では、特図1の保留アイコンが表示されていないが、表示するようにしてもよい。また、図53(58)に示す装飾図柄表示装置208では、表示画面の左上隅部にミニ右打ち表示が行われるとともに、その下方に連荘回数を示す「ボーナス×○」の文字が表示されている。なお、図53(58)に示すタイミングでは、初回の大当り遊技が終了したので、その旨を示す「ボーナス×1」の表示が行われている。
そして、図53(59)に示すタイミングで第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始された後、図53(60)に示す装飾図柄表示装置208では、遊技者に右打ちを指示する右打ち報知が表示される。この右打ち報知は、半透明の帯画像上に「右打ちしてください」の文字が表示された態様で表示されている。右打ち報知は、装飾図柄にオーバーラップしており、オーバーラップしていない状態である場合よりも装飾図柄が視認困難とされている。右打ち報知は、初回の大当り遊技が終了して移行した電サポ状態においてのみ表示するが、初回の大当り遊技以外の大当り遊技が終了して移行した電サポ状態においても表示するようにしてもよく、例えば、大当り遊技が終了して電サポ状態に移行する毎に表示するようにしてもよい。また、電サポ状態に移行した後、左打ちしていることを検知した場合にも右打ち報知を表示するようにしてもよく、例えば、第1特図始動口230に入賞したことを検知した場合に左打ちが行われたと判断して右打ち報知を表示するようにしてもよい。なお、図53(60)に示す装飾図柄表示装置208では、表示領域の右下隅部に第2保留数表示が表示されている。
その後、図53(61)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が開始している様子が示されている。その後、右打ち報知が表示されてから所定時間(例えば、3秒)が経過すると、図53(62)に示すように、右打ち報知が非表示となる。なお、ミニ右打ち表示は継続して行われている。
図53(63)では、特図2の図柄変動表示の保留が4つとなった様子が示されている。すなわち、特図2保留ランプ220では、特図2の保留が4つであることを示すために4つのランプの全てが点灯し、装飾図柄表示装置208では、特図2の保留アイコンh21〜h24が4つ表示されている。また、第2保留数表示でも、特図2の保留数が4つであることを示す「4」の表示が行われている。
図54(49a)は、図52(48)に続く別の演出例について示している。なお、図51〜図52では、「装飾7」でリーチ状態となって中図柄に「装飾7」が表示された場合について説明したが、ここでは、「装飾6」でリーチ状態となって中図柄に「装飾6」が表示された場合について説明する。図54(49a)に示す装飾図柄表示装置208では、第1装飾図柄が「装飾6−装飾6−装飾6」の装飾図柄の組合せで揺れ変動が行われている様子が示されている。なお、第2装飾図柄は左図柄、中図柄、右図柄のいずれも依然として変動表示が行われている。ここでの背景は、非表示であってもよいし、スーパーリーチが行われるまでとは異なる背景画像であってもよいし、スーパーリーチが行われる前と同じ背景画像であってもよい。また、このとき、変動アイコンh0や特図1の保留アイコンは表示されていないが、変動アイコンh0や特図1の保留アイコンは表示されていてもよい。また、ナビキャラクタYMの表示も行われていないが、ナビキャラクタYMの表示が行われてもよい。
その後、図54(50a)に示すタイミングで、第1特図表示装置212が特図Bの表示態様で表示される。なお、図54(50a)に示すタイミングでは、第1副制御部400は、主制御部300からの図柄変動停止コマンドを受信していない状態であるので、図柄確定停止と判断していないため、第1装飾図柄は揺れ変動を継続しており、第2装飾図柄や第4図柄表示装置284では未だ変動表示中となっている。
その後、第1副制御部400が図柄変動停止コマンドを受信すると、図54(51a)に示すように、第1装飾図柄及び第2装飾図柄がそれぞれ「装飾6−装飾6−装飾6」の装飾図柄の組合せで停止表示するとともに、第4図柄表示装置284では、図柄が停止した旨の態様での表示が行われる。遊技者は、これを見ることにより、実質5R確変大当り、5R通常大当り、2R通常大当りのいずれかの大当りとなったことを認識することができる場合がある。
その後、大当り遊技が開始して主制御部300から第1副制御部400に入賞演出開始コマンドが送信されると、図54(52a)に示すように、装飾図柄表示装置208では、大当り開始演出表示が開始される。今回は、「装飾6−装飾6−装飾6」の装飾図柄の組合せで大当りとなって開始された大当り遊技であるので、装飾図柄表示装置208では、「ボーナス」の表示が行われ、遊技者に実質5R確変大当り、5R通常大当り、2R通常大当りのいずれかであることが報知されている。また、図54(52a)に示す装飾図柄表示装置208では、表示画面の左上隅部にミニ右打ち表示が表示されている。
図54(38b)は、図52(37)に続く別の演出例について示している。図54(38b)では、演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作有効期間内に押下されたがハズレの結果が表示されている様子が示されている。具体的には、装飾図柄表示装置208では、中図柄に「装飾6」が表示され、ハズレとなることが報知される。このとき、変動アイコンh0も表示が再開されている。その後、図54(39b)に示す装飾図柄表示装置208では、第1装飾図柄がフェイドアウトするとともに、決闘シーンのアニメーション表示が再開される。ここでは、主人公の殿様が敵役の剣豪に敗れ、その後、決闘シーンのアニメーション表示がフェイドアウトして、図53(40b)に示すように、変動アイコンh0、第2保留数表示及び第2装飾図柄を残し、非表示とされる。
その後、図54(41b)〜同図(42b)に示すように、装飾図柄表示装置208では、第1UI部280及び第2UI部281(保留枠)が表示領域の下方からスクロールインし、保留アイコンとナビキャラクタYMが表示される。そして、図54(42b)に示すように、装飾図柄表示装置208では、第1装飾図柄が「装飾7−装飾6−装飾7」の装飾図柄の組合せで揺れ変動が開始される。なお、第2装飾図柄は左図柄、中図柄、右図柄のいずれも依然として変動表示が行われている。
その後、図54(43b)に示すタイミングで、第1特図表示装置212が特図Iの表示態様で表示される。なお、図54(43b)に示すタイミングでは、第1副制御部400は、主制御部300からの図柄変動停止コマンドを受信していない状態であるので、図柄確定停止と判断していないため、第1装飾図柄は揺れ変動が継続して行われ、第2装飾図柄や第4図柄表示装置284では未だ変動表示中となっている。
その後、第1副制御部400が図柄変動停止コマンドを受信すると、図54(44b)に示すように、第1装飾図柄及び第2装飾図柄がそれぞれ「装飾7−装飾6−装飾7」の装飾図柄の組合せで停止表示するとともに、第4図柄表示装置284では、図柄が停止した旨の態様での表示が行われる。
続いて、図54(45b)に示す装飾図柄表示装置208では、変動アイコン消去アニメーションの表示が行われる。変動アイコン消去アニメーション表示では、変動アイコンh0が徐々に小さくなり、最終的には、図54(46b)に示すように変動アイコンh0が消失するアニメーション表示が行われる。なお、変動アイコン消去アニメーションは、特図が停止する前に開始されてもよい。
次に、本実施形態に係るパチンコ機100において実行される演出の具体例について説明する。
図55は、タイマ予告演出の一例を段階的に示す図である。
図55では、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普図表示装置210、第1特図保留ランプ218、第2特図保留ランプ220、普図保留ランプ216及び第4図柄表示装置284aについて、図示を省略している。
図55(1)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、図55(1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第一の保留アイコンh11が表示されるとともに、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0及びナビキャラクタYMも表示されている。
図55(2)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。具体的には、表示画面の右側からタイマ予告表示TM1がフレームインすることにより、タイマ予告演出が開始される。タイマ予告表示TM1には、「10:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから10秒が経過するとある予告演出が開始されることを示唆している。この演出例では、タイマ予告表示TM1のフレームインが開始された時点でカウントダウンを開始しているが、タイマ予告表示TM1のフレームインが完了してから(すなわち、図55(3)に示す表示となってから)カウントダウンを開始するようにしてもよい。
その後、図55(3)〜同図(7)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるカウントダウンは、「00:00」となるまで継続して行われる。ここで、図55(5)に示すタイミングでは、左図柄に「装飾7」が停止表示し、図55(6)に示すタイミングでは、右図柄に「装飾7」が停止表示している。
タイマ予告表示TM1における表示が「00:00」となり、カウントダウンが完了すると、図55(8)に示すように、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示に換えて予告への注目を促す旨の「注目」の文字が表示される。
すると、図55(9)に示すように、装飾図柄表示装置208では、中図柄に殿様のキャラクタが表された疑似連図柄が上方から下方に向けて低速で移動する表示が開始される。その後、図55(10)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1が消去され、図55(11)に示すように、疑似連図柄が停止表示した後、図55(12)に示すように、殿様のキャラクタと「継続」の文字表示とからなるカットイン表示が行われる。本実施形態では、このようにして、疑似連図柄が停止表示されることにより、疑似連が実行されることを報知する。ここで、疑似連とは、装飾図柄の変動開始及び仮停止表示を1回の特図の変動表示において複数回実行する装飾図柄の変動表示態様である。本実施形態では、疑似連が実行される回数が多いほど大当りとなりやすいように構成されている。なお、疑似連図柄が停止表示することなく、下方にフレームアウトする場合があってもよく、疑似連図柄が下方にフレームアウトした場合には、疑似連が開始されず、そのままハズレの装飾図柄の組合せが停止表示されてもよいし、リーチ状態となってリーチ演出が開始するようにしてもよい。このように、この演出例では、タイマ予告が行われることにより、カウントダウンが完了した後、疑似連が開始されることを予告している。
その後、図55(13)に示すように、装飾図柄表示装置208では、第1装飾図柄の変動表示が再度開始される。このとき、装飾図柄表示装置208では、疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始されたことを示す「×2」が、第1装飾図柄にオーバーラップするようにして大きく表示される。
その後、図55(14)に示す装飾図柄表示装置208では、「×2」の表示が縮小されて第2装飾図柄の下方に移動している。
なお、タイマ予告演出において、タイマ予告表示TM1のタイマ表示のカウントダウンが行われて「00:00」となった場合に、疑似連演出等の或る予告演出が必ず行われてもよいし、行われる場合と行われない場合とがあってもよい。
図55(3a)は、図55(2)に続く別の演出例を示している。なお、この演出例では、タイマ予告表示TM1には、「20:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから20秒が経過するとある予告演出が開始されることを示唆している。
その後、所定時間(例えば、8秒)が経過すると、図55(10a)〜同図(11a)に示すように、1回目の疑似連が上述した要領で行われる。その後、図47(14a)に示すように、2回目の第1装飾図柄の変動表示が行われる。なお、図55(10a)、同図(11a)及び同図(14a)は、それぞれ図55(10)、同図(11)及び同図(14)に対応した演出である。
そして、左図柄及び右図柄にそれぞれ「装飾7」、「装飾6」が停止表示した後、図55(15a)に示すように、タイマ予告演出が開始されてから20秒が経過して、タイマ予告表示TM1のタイマ表示が「00:00」となると、図55(16a)に示すように、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示に換えて予告への注目を促す旨の「注目」の文字が表示される。また、このとき、右図柄が「装飾6」から「装飾7」に変化している。なお、右図柄が「装飾6」のまま変化しないようにしてもよい。すると、図55(16a)〜同図(17a)に示すように、2回目の疑似連が1回目の疑似連と同様の要領で行われる。このように、図55(3a)〜同図(17a)に示されるタイマ予告演出は、2回目の疑似連が開始されることを予告している。また、2回目の疑似連が開始されることを予告しているということは、1回目の疑似連の開始も予告しているということができ、つまり、この演出例では、タイマ予告演出により、1回目と2回目の疑似連の開始を予告しているということができる。なお、この演出例におけるタイマ予告では、2回目の疑似連の開始を予告するものであるが、他の種類の予告や演出の発生を予告するものであってもよい。
図55(7b)は、図55(6)に続く別の演出例を示している。なお、図55(7b)〜同図(11b)は、それぞれ図55(7)〜同図(11)に対応している。図55(7b)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1における表示が「00:00」となり、カウントダウンが完了した様子が示されている。すると、図55(8b−1)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1における「注目」の文字表示に換えて、「いくぜ」という吹き出しセリフが付記された殿様のキャラクタの顔画像YMFが表示されている。そして、その後、図55(8b−2)に示すように、タイマ予告表示TM1が消去される。このように、タイマ予告表示TM1以外の表示によって予告への注目を促すようにしてもよい。なお、タイマ予告演出におけるカウントダウンが完了し、予告への注目を促す手段としては、表示に限らず、音声やランプによって行ってもよいし、表示、音声、ランプのうちの2以上を組み合わせて行うようにしてもよい。
その後、図55(9b)に示すように、装飾図柄表示装置208では、中図柄に殿様のキャラクタが表された疑似連図柄が上方から下方に向けて低速で移動する表示が開始される。その後、図55(10b)に示す装飾図柄表示装置208では、疑似連図柄の移動表示が継続して行われるとともに、殿様のキャラクタの顔画像YMFが消去され、図55(11b)に示すように、疑似連図柄が停止表示した後、図55(12)に示すように、殿様のキャラクタと「継続」の文字表示とからなるカットイン表示が行われる。
なお、この演出例では、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「00:00」になると、これに対応する演出(疑似連)が開始するようにしたが、タイマ表示が「00:00」になっても、これに対応する演出が行われない場合があってもよい。
また、タイマ予告表示TM1においてタイマ表示のカウントダウンが行われている間に、他の予告が行われるようにしてもよい。この場合、この予告がタイマ予告演出に関連する予告であってもよいし、タイマ予告演出とは関係のない予告であってもよい。
図56は、タイマ予告演出の他の例を段階的に示す図である。
図56(a1)は、図55(7)に続く別の演出例を示している。タイマ予告表示TM1における表示が「00:00」となり、カウントダウンが完了すると、図56(a1)に示すように、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示に換えて予告への注目を促す旨の「注目」の文字が表示される。
すると、図56(a2)に示す装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMが変動アイコンh0の方を向いて刀を向ける表示が行われる。その後、図56(a3)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1が消去される。すると、図56(a4)に示す装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMが構えている刀から変動アイコンh0に向けてビームが発射される様子が表示され、その後、図56(a5)に示すように、変動アイコンh0に「熱」の文字が付加された予告表示が行われる。なお、変動アイコンh0ではなく、保留アイコンの表示態様が変化して先読み予告表示が行われてもよい。その後、図56(a6)に示すように、ナビキャラクタYMがデフォルトの表示態様に戻った後、図56(a7)に示すように、「装飾7」によるリーチ状態が発生する。このように、この演出例におけるタイマ予告演出は、予告が行われることを予告する演出であるということができる。
図56(b1)は、タイマ予告演出が開始した後の様子が示されている。この演出例でのタイマ予告演出では、タイマ予告表示TM1に表示されるタイマ表示が「30:00」となって開始されており、すなわち、カウントダウンが開始されてから30秒が経過するとある予告演出が開始されることを示唆するものである。なお、図56(b1)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TM1における表示は「29:69」となっている。このように、タイマ予告演出で行うカウントダウンの時間が複数種類用意されていてもよく、例えば、カウントダウンの時間が長いほど、大当りの信頼度が高いように構成されてもよいし、カウントダウンの時間が短いほど、大当りの信頼度が高いように構成されてもよいし、カウントダウンの時間に拘らず、大当りの信頼度は変わらないように構成されてもよい。
その後、図56(b2)に示す装飾図柄表示装置208では、カウントダウンが開始してからおよそ8秒が経過しており、第1装飾図柄では「装飾7」によるリーチ演出が開始している様子が示されている。
リーチ演出が開始されると、図56(b3)に示すように、第1装飾図柄の左図柄と右図柄がそれぞれ左右上方に移動表示され、第1UI部280では、変動アイコンh0を残して表示画面の下方にフレームアウトするとともに、第2UI部281に表示されている保留アイコンもフレームアウトされる。
その後、図56(b4)では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展した様子が示されている。図56(b4)に示す装飾図柄表示装置208では、敵役の剣豪の画像が大きく表示され、続いて、図56(b5)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様と敵役の剣豪との決闘シーンのアニメーション表示が開始される。この間も、タイマ予告表示TM1におけるカウントダウンは継続して行われている。そして、図56(b5)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「00:00」となると、図56(b6)に示すように、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示に換えて予告への注目を促す旨の「注目」の文字が表示される。すると、図56(b7)に示すように、装飾図柄表示装置208では、変動アイコンh0に「熱」の文字が付加された予告表示が行われる。このように、この演出例では、装飾図柄の変動表示中においてタイマ予告演出が開始され、このタイマ予告演出がリーチ状態に移行した後も継続して行われている様子が示されている。
図56(b4´−2)は、図56(b4)に続く別の演出例を示している。図56(b4´−2)に示す装飾図柄表示装置208では、決闘シーンのアニメーション表示が開始された後、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「02:37」となっている様子が示されている。すなわち、タイマ予告演出によるカウントダウンが開始されてから、約27秒が経過したときの様子が示されている。また、図56(b4´−2)にしめす装飾図柄表示装置208では、ボタン画像136aと残時間表示メータMTが表示され、ボタン演出が開始されている様子が示されている。なお、このボタン演出は、タイマ予告演出によって予告された演出とは異なる演出である。その後、図56(b5´)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「00:00」となると、図56(b6´)に示すように、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示に換えて予告への注目を促す旨の「注目」の文字が表示される。すると、図56(b7´)に示すように、装飾図柄表示装置208では、変動アイコンh0に「熱」の文字が付加された予告表示が行われる。このように、この演出例では、タイマ予告演出においてカウントダウンした結果行われた予告表示(あるいは、演出)がボタン演出の実行中に行われている様子が示されている。
上述の演出例では、タイマ予告演出においてカウントダウンした結果行われる演出として、変動アイコンh0の表示態様の変化表示が行われる例について説明したが、これに限らず、他の演出が行われてもよく、例えば、図56(b7´´)に示すように、残時間表示メータMTのゲージの色が変化して予告を行うようにしてもよい。
図56(b6´´´)は、図56(b5)に続く別の演出例を示している。タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「00:00」となると、図56(b6´´´)に示すように、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示に換えて予告への注目を促す旨の「注目」の文字表示が表示される。すると、図56(b6´´´−2)に示すように、装飾図柄表示装置208では、変動アイコンh0の表示態様が変化して予告表示が行われるとともに、決闘シーンのアニメーション表示が大当りの信頼度がきわめて高いことを示すカットイン表示に切り換えられている様子が示されている。このカットイン表示では、姫のキャラクタが表示画面の右側に大きく表示されるとともに、大当りの信頼度がきわめて高いことを示唆する「突アツ」の文字が表示されている。なお、このカットイン表示が大当りが確定する予告表示であってもよい。このように、この演出例では、タイマ予告演出においてカウントダウンした結果、2以上の予告表示が行われている様子が示されている。なお、変動アイコンh0の表示態様は変化せず、カットイン表示のみ行われる場合があってもよい。
図56(c1)〜同図(c2)に示す演出例は、タイマ予告演出においてカウントダウンした結果、レバー演出が開始する様子を示している。図56(c1)に示す装飾図柄表示装置208では、決闘シーンのアニメーション表示の実行中にタイマ予告表示TM1のタイマ表示が「00:00」となり、タイマ表示に換えて予告への注目を促す旨の「注目」文字が表示されている様子が示されている。なお、この演出例におけるパチンコ機100では、演出用の操作手段としての演出ボタン136(チャンスボタン136)の他に、演出レバー136Vが設けられている。
その後、図56(c2)に示すように、演出レバー136Vを模したレバー画像136Vaと残時間表示メータMTが表示され、レバー演出が開始されている様子が示されている。その後、図56(c3)に示すように、タイマ予告表示TM1が消去される。このように、この演出例では、タイマ予告演出においてカウントダウンした結果、レバー演出が開始する様子が示されているが、レバー演出に換えて、上述したボタン演出が行われてもよい。
なお、ボタン演出は、大当りへの期待度に応じて複数種類あってもよい(例えば、デフォルトの態様のボタン画像136a、デフォルトの態様とは色が異なる(例えば、赤色や金色等)ボタン画像136a、デフォルトの態様に文字表記(例えば、「激熱」や「期待大」等)やキャラクタを付加したボタン画像136a、デフォルトの態様とは大きさが異なるボタン画像136a(例えば、デカボタン演出やミニボタン演出)、デフォルトの態様よりも表示される数が多いボタン画像136a(例えば、ボタン画像136aが3つ表示されている場合、ボタン画像136aの数と同じ回数の操作(例えば、3回)をさせるようにしてもよく、ボタン画像136aの数と異なる回数の操作(例えば、1回又は2回、4回・・・)をさせるようにしてもよい。また、演出ボタン136(チャンスボタン136)の操作に応じた応答表示は、ボタン画像136aの数に対応した数が表示されてもよく、ボタン画像136aの数と異なる数が表示されてもよい。)等)。
図56(d1)〜同図(d4)に示す演出例は、タイマ予告演出においてカウントダウンした結果、演出可動体が動作する様子が示されている。図56(d1)に示すように、装飾図柄表示装置208では、第1装飾図柄において「装飾7」でリーチとなり、リーチ演出が行われている様子が示されている。なお、第1UI部280では、変動アイコンh0を残し、下方にフレームアウトしており、第2UI部281に表示された保留アイコンも下方にフレームアウトしている。また、タイマ予告演出も行われており、図56(d1)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「00:00」となっている様子が示されている。その後、図56(d2)に示すように、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示に換えて予告への注目を促す旨の「注目」の文字が表示される。すると、図56(d3)に示すように、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdが動作し、それぞれ装飾図柄表示装置208の前面側でオーバーラップする。その後、図56(d4)に示すように、タイマ予告表示TM1が消去される。このように、この演出例では、タイマ予告演出においてカウントダウンした結果、演出可動体としての第1大盤振舞役物Ga〜第4大盤振舞役物Gdが動作する様子が示されているが、家紋役物224Eや千両箱役物224Hが動作してもよく、また、第1大盤振舞役物Ga〜第4大盤振舞役物Gd、家紋役物224E及び千両箱役物224Hのうちの2つ以上が動作してもよい。
図57は、タイマ予告演出の他の例を段階的に示す図である。
図57(1)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、図57(1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第一の保留アイコンh11が表示されるとともに、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0及びナビキャラクタYMも表示されている。また、図57(1)では、上述したタイマ予告演出が開始されており、タイマ予告表示TM1が表示画面の中央右側に表示されている。図57(1)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示は「09:69」となっている。
その後、図57(2)に示す装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMによるタイマ上乗せ演出が行われている様子が示されている。すなわち、装飾図柄表示装置208では、タイマ上乗せ演出が開始すると、ナビキャラクタYMの近傍に「上乗せ」の文字が表示された吹き出しが表示され、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示に時間の上乗せが行われることが報知される。すなわち、タイマ予告演出において行われるカウントダウンの時間が延長されることが報知される。なお、タイマ予告演出が開始されてからタイマ上乗せ演出が開始されるまでの間に、例えば、ボタン演出や、疑似連演出や、チャンスアップの予告や、先読み予告等の予告が行われてもよい。
続いて、図57(3)に示すように、ナビキャラクタYMの吹き出しでは、上乗せされる時間を示す「+10秒」の表示が行われ、上乗せされる時間が報知されている。
すると、図57(4)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が高速で変動表示するカウントアップアニメーションの表示によって時間が上乗せされる演出が行われる。なお、カウントアップアニメーション表示を行わなくてもよい。また、カウントアップアニメーションの表示に換えて、図57(4a)に示すように、タイマ予告表示TMにおけるタイマ表示の表示状態が視認困難な態様でエフェクト画像をオーバーラップさせるようにしてもよいし、図57(4a)に示すエフェクト画像を表示した後に、図57(4)に示すカウントアップアニメーションの表示が行われてもよい。
すると、図57(5)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「15:00」に更新され、タイマ表示における時間に10秒が上乗せされた様子が示されている。すなわち、タイマ予告表示TM1における表示態様がタイマを上乗せする演出により変化しているということができる。なお、タイマ上乗せ演出が行われている間、カウントダウンの表示が停止してもよいし、カウントダウンの表示が進んでいてもよい。
その後、図57(6)に示すように、ナビキャラクタYMの吹き出しが消去され、その後、所定時間(例えば、タイマ上乗せ演出が完了してから約3秒)が経過すると、1回目の疑似連演出が開始され、図57(7)に示すタイミングで疑似連図柄が停止表示し、疑似連が行われることが報知される。
この演出例では、タイマ上乗せ演出が行われてタイマ表示に時間の上乗せが行われた場合には、時間の上乗せが行われない場合よりも大当りとなりやすいようにしているが、大当りの信頼度に変化がなくてもよいし、大当りになりにくいようにしてもよい。
図57(1b)〜同図(6b)に示す演出例は、上述したナビキャラクタYMによるタイマ上乗せ演出に換えて、会話予告によるタイマ上乗せ演出が行われている様子を示している。図57(1b)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、図57(1b)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第一の保留アイコンh11が表示されるとともに、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0及びナビキャラクタYMも表示されている。また、図57(1b)では、上述したタイマ予告演出が開始されており、タイマ予告表示TM1が表示画面の中央右側に表示されている。図57(1b)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示は「09:69」となっている。また、図57(1b)では、会話予告が開始しており、殿様のキャラクタとともに「チャンス」という文字表示が表示された殿様の会話画像CI1が表示されている。なお、タイマ予告演出が開始されるタイミングと会話予告が開始されるタイミングとが同じであってもよいし、タイマ予告演出が開始された後で会話予告が開始されてもよいし、会話予告が開始された後でタイマ予告演出が開始されてもよい。また、殿様の会話画像CI1は、タイマ予告表示TM1に一部がオーバーラップされており、オーバーラップされていない状態である場合よりも殿様の会話画像CI1の表示が視認困難とされている。また、タイマ予告表示TM1が殿様の会話画像CI1にオーバーラップされてもよい。
その後、図57(2b)に示す装飾図柄表示装置208では、会話予告が更新されており、殿様の会話画像CI1が縮小表示されて第2装飾図柄の表示位置の下方に移動し、爺のキャラクタとともに、上乗せされる時間を示す「10秒上乗せですぞ」という文字表示が表示された爺の会話画像CI2が表示される。これにより、タイマ予告表示TMにおけるタイマ表示に10秒の時間が上乗せされることが報知される。なお、タイマ予告演出におけるタイマ表示のカウントダウンは継続して行われている。また、爺の会話画像CI2も、タイマ予告表示TM1に一部がオーバーラップされており、オーバーラップされていない状態である場合よりも爺の会話画像CI2の表示が視認困難とされている。また、タイマ予告表示TM1が爺の会話画像CI2にオーバーラップされてもよい。
すると、図57(4b)に示すように、上述したカウントアップアニメーションの表示によって時間が上乗せされる演出が行われる。
その後、殿様の会話画像CI1と爺の会話画像CI2が消去されて会話予告が終了した後、図57(6b)に示すように、カウントアップアニメーション表示が終了し、タイマ予告表示TMにおけるタイマ表示が「15:00」に更新され、タイマ表示における時間に10秒が上乗せされる。なお、この演出例では、会話予告が終了した後でカウントアップアニメーション表示が終了するようにしたが、例えば、図57(4b´−1)〜同図(4b´−2)に示すように、カウントアップアニメーション表示が終了するまで会話予告が継続して行われてもよい。また、会話予告が終了するタイミングとカウントアップアニメーション表示が終了するタイミングが同じであってもよい。
図57(1c)〜同図(6c)に示す演出例は、会話予告によるタイマ上乗せ演出の別の例を示している。図57(1c)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、図57(1c)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第一の保留アイコンh11が表示されるとともに、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0及びナビキャラクタYMも表示されている。また、図57(1c)では、上述したタイマ予告演出が開始されており、タイマ予告表示TM1が表示画面の中央右側に表示されている。図57(1c)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示は「09:69」となっている。また、図57(1c)では、会話予告が開始しており、殿様のキャラクタとともに「チャンス」という文字表示が表示された殿様の会話画像CI1が表示されている。なお、殿様の会話画像CI1は、タイマ予告表示TM1に一部がオーバーラップされており、オーバーラップされていない状態である場合よりも殿様の会話画像CI1の表示が視認困難とされている。また、タイマ予告表示TM1が殿様の会話画像CI1にオーバーラップされてもよい。
その後、図57(2c−1)に示す装飾図柄表示装置208では、会話予告が更新されており、殿様の会話画像CI1が縮小表示されて第2装飾図柄の表示位置の下方に移動し、爺のキャラクタとともに上述した操作促進報知画像が表示された爺の会話画像CI2が表示される。なお、図57(2c−1)に示すタイミングでは、操作有効期間は開始されておらず、演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作されてもこれに応じた表示は行われない。また、会話予告の実行中においてもタイマ予告演出によるカウントダウンは継続して行われている。
その後、図57(2c−2)に示すタイミングで操作有効期間が開始される。図57(2c−3)は、操作有効期間が開始されてから約1.5秒が経過した様子が示されており、残時間表示メータMTのゲージの長さが経過した時間に応じた長さまで減少している。その後、演出ボタン136(チャンスボタン136)の操作が行われることなく操作有効期間が経過すると、図57(2c−4)に示すように、残時間表示メータMTのゲージが消失し、遊技者にその旨が報知される。すると、図57(3c)に示すように、爺の会話画像CI2の表示が操作促進報知画像から上乗せされる時間を示す「10秒上乗せですぞ」という文字表示に変更され、タイマ予告表示TMにおけるタイマ表示に10秒の時間が上乗せされることが報知される。なお、操作有効期間において演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作されなかった場合には、タイマ表示における時間の上乗せが行われないようにしてもよい。また、操作有効期間において演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作された場合には、残時間表示メータMTにおけるゲージを一旦消失した後に、「10秒上乗せですぞ」の文字表示に変更するようにしてもよいし、残時間表示メータMTにおけるゲージが消失する表示を行うことなく、「10秒上乗せですぞ」の文字表示に変更するようにしてもよい。また、操作有効期間において演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作されたことを条件に、操作有効期間が経過してから、「10秒上乗せですぞ」の文字表示が行われてもよい。また、操作有効期間において演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作された場合には、演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作されたタイミングにおいてタイマ表示が示す時間に対し10秒を上乗せするようにしてもよい。すなわち、演出ボタン136(チャンスボタン136)が押された時点の残り時間に対して10秒が上乗せされる表示が行われてもよい。
すると、図57(4c)に示すように、上述したカウントアップアニメーションの表示によって時間が上乗せされる演出が行われる。なお、この場合において、会話予告が終了した後でカウントアップアニメーション表示が終了するようにしてもよいし、カウントアップアニメーション表示が終了するまで会話予告が継続して行われてもよいし、会話予告が終了するタイミングとカウントアップアニメーション表示が終了するタイミングが同じであってもよい。
その後、殿様の会話画像CI1と爺の会話画像CI2が消去されて会話予告が終了した後、図57(6c)に示すように、カウントアップアニメーション表示が終了し、タイマ予告表示TMにおけるタイマ表示が更新され、タイマ表示における時間に10秒が上乗せされる。なお、図57(6c)に示すタイミングでは、タイマ表示における時間に10秒が上乗せされた後、タイマ表示が「09:85」までカウントダウンした様子が示されている。
なお、この演出例では、図57(2c−2)〜同図(2c−4)に示すように、操作有効期間においてもタイマ予告演出におけるカウントダウンの表示を継続して行うようにしたが、例えば、図57(2c−2)に示すタイミングで操作有効期間が開始した後は、図57(2c−3´)に示すように、操作有効期間においてはタイマ予告演出におけるカウントダウンの更新表示を行わないで(タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示を「06:00」のままにして)、内部において計時し、操作有効期間が経過したタイミングで、図57(2c−4´)に示すように、内部における計時結果(例えば、図57(2c−4´)に示すタイミングでは、残り2.00秒)をタイマ予告表示TM1のタイマ表示に反映させ、カウントダウンの更新表示を再開させるようにしてもよい。
また、例えば、図57(2c−2)に示すタイミングで操作有効期間が開始した後は、図57(2c−3´´)に示すように、操作有効期間においてはタイマ予告演出におけるカウントダウンの更新表示を行わないで(タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示を「06:00」のままにして)、内部において計時し、図57(2c−4´´)に示すように、操作有効期間が経過しても内部における計時結果を反映させず、図57(3c´´)に示すように、爺の会話画像CI2の表示が操作促進報知画像から上乗せされる時間を示す「10秒上乗せですぞ」という文字表示に変更されたタイミングで、内部における計時結果(例えば、図57(3c´´)に示すタイミングでは、残り1.23秒)をタイマ予告表示TM1のタイマ表示に反映させ、カウントダウンの更新表示を再開させるようにしてもよい。
図58は、タイマ予告演出の他の例を段階的に示す図である。
図58(1d)〜同図(2d)は、図57(1b)〜同図(2b)の別の演出例を示している。図58(1d)では、殿様の会話画像CI1において表示されている文字表示が「タイマ予告に注目」となっている。これにより、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「00:00」となった結果行われる演出(予告)に注目させることができる場合がある。すなわち、図58(1d)における殿様の会話画像CI1の表示により、予告の予告が行われているということができる。
その後、図58(2d)に示す装飾図柄表示装置208では、会話予告が更新されており、殿様の会話画像CI1が縮小表示されて第2装飾図柄の表示位置の下方に移動し、図57(2b)において上述した爺の会話画像CI2が表示されている。このように、タイマ予告演出に注目させた後に、タイマ表示が変化することを報知するようにしてもよい。
図58(1e)は、図58(1d)の別の演出例を示している。図58(1e)では、殿様の会話画像CI1に換えて、タイマ予告表示TM1の上方に装飾図柄表示装置208の表示画面の右端から左端にかけてスクロールするスクロール表示SC1を行うことでタイマ表示が「00:00」となった結果行われる演出に注目させるようにしてもよい。すなわち、図58(1e)に示されるスクロール表示SC1では、「タイマ予告に注目」という文字が表示画面の右端から左端に向かってループしてスクロールしている。
図58(1f)〜同図(6f)に示す演出例は、タイマ上乗せ演出の別の例であって、上乗せされた時間のカウントダウンが、タイマ予告表示TM1とは別の表示によって行われる様子を示している。図58(1f)は、図57(3)に続く演出例であり、ナビキャラクタYMの吹き出しによる上乗せ時間の報知が行われた後、上乗せタイマ表示TM2がタイマ予告表示TM1の下方において表示画面の右端からフレームインしている様子が示されている。この上乗せタイマ表示TM2では、上乗せされる時間を示す「10:00」が表示されている。ここで、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンは、上乗せタイマ表示TM2のフレームインのアニメーションが行われている間も行われているが、カウントダウンが中断してもよい。なお、上乗せタイマ表示TM2は、ナビキャラクタYMの吹き出しにオーバーラップしており、オーバーラップしていない状態である場合よりも視認困難とされている。また、上乗せタイマ表示TM2がナビキャラクタYMの吹き出しにオーバーラップされてもよい。
図58(2f)は、上乗せタイマ表示TM2のフレームインのアニメーションが完了した様子が示されている。このとき、ナビキャラクタYMの吹き出しが消去されている。ここで、上乗せタイマ表示TM2のフレームインのアニメーションが完了した後で、ナビキャラクタYMの吹き出しが消去されてもよいし、ナビキャラクタYMの吹き出しが消去された後で、上乗せタイマ表示TM2のフレームインのアニメーションが完了してもよいし、上乗せタイマ表示TM2のフレームインのアニメーションが完了するタイミングと、ナビキャラクタYMの吹き出しが消去されるタイミングとが同じであってもよい。なお、図58(2f)では、タイマ予告表示TM1の下方に上乗せタイマ表示TM2を配置するようにしたが、タイマ予告表示TM1と上乗せタイマ表示TM2とを重ねて配置するようにしてもよく、例えば、図58(2f´)に示すように、上乗せタイマ表示TM2がタイマ予告表示TM1にオーバーラップされるようにしてもよいし、図58(2f´´)に示すように、タイマ予告表示TM1が上乗せタイマ表示TM2にオーバーラップされるようにしてもよい。
その後は、図58(2f)〜同図(4f)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンが「00:00」となるまで継続して行われる。その後、図58(5f)に示す装飾図柄表示装置208では、上乗せタイマ表示TM2におけるタイマ表示のカウントダウンが開始されるとともに、タイマ予告表示TM1が表示画面の右端へフレームアウトする様子が示されている。ここで、上乗せタイマ表示TM2におけるタイマ表示のカウントダウンが開始された後で、タイマ予告表示TM1のフレームアウトのアニメーションが開始してもよいし、上乗せタイマ表示TM2におけるタイマ表示のカウントダウンが開始するタイミングと、タイマ予告表示TM1のフレームアウトのアニメーションが開始するタイミングとが同じであってもよい。また、図58(5f)に示す演出例では、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンが完了した場合にタイマ予告表示TM1をフレームアウトするようにしたが、タイマ予告表示TM1をフレームアウトしないようにしてもよく、その際に、例えば、図58(5f´)に示すように、タイマ予告表示TM1に、予告への注目を促す旨の「注目」の文字表示が行われてもよい。
図58(6f)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンが完了したことに対応して、中図柄に疑似連図柄が出現し、疑似連が行われる場合があることを示唆しており、上乗せタイマ表示TM2は別の演出が行われるまでの時間をカウントダウンしている。なお、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンの完了では疑似連図柄が出現せず、上乗せタイマ表示TM2におけるタイマ表示のカウントダウンが完了した場合に疑似連図柄が出現するようにしてもよい。このように、この演出例では、上乗せされた時間がタイマ予告表示TM1におけるタイマ表示に上乗せされず、タイマ予告表示TM1とは別の上乗せタイマ表示TM2に表示してカウントダウンが行われる様子が示されている。なお、上乗せされる時間の報知は、複数のタイマ予告表示の合算値の報知であってもよく、例えば、タイマ予告表示TM1に3秒を上乗せした値を表示し、上乗せタイマ表示TM2に残りの7秒を上乗せした値を表示してもよい。ここでの上乗せタイマ表示TM2は、タイマの上乗せに伴い、新たに表示されるタイマ予告であってもよく、タイマの上乗せ前から元々表示されているタイマ予告であってもよい。
図58(3fa)〜同図(8fa)は、タイマ上乗せ演出のさらに別の例であって、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンと上乗せタイマ表示TM2におけるタイマ表示のカウントダウンが同時に行われている様子を示している。図58(3fa)は、図58(2f)に続く演出例であり、上乗せタイマ表示TM2のフレームインのアニメーションが完了した後、上乗せタイマ表示TM2におけるタイマ表示がタイマ予告表示TM1におけるタイマ表示とともにカウントダウンを開始している様子が示されている。すなわち、この演出例では、上乗せされる時間を10秒と報知するが、実質的には5秒の上乗せが行われている。なお、実質的に10秒の上乗せが行われるように、上乗せタイマ表示TM2におけるタイマ表示を、上乗せする時間である10秒にタイマ予告表示TM1のタイマ表示が示す時間を加えた時間としてもよく、例えば、図58(3fa)に示す場合であれば、上乗せタイマ表示TM2に「15:00」と表示するようにしてもよい。
その後、図58(3f)〜同図(6f)に示す要領でカウントダウンを続行し、図58(7fa)では、中図柄に疑似連図柄が停止表示し、疑似連が行われることを報知している。
図58(8fa)に示す装飾図柄表示装置208では、第1装飾図柄の変動表示が再度開始され、1回目の疑似連が行われている様子が示されている。このとき、装飾図柄表示装置208では、疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始されたことを示す「×2」が、第2装飾図柄の下方に表示されている。また、図58(8fa)に示す装飾図柄表示装置208では、上乗せタイマ表示TM2におけるタイマ表示のカウントダウンが完了し、タイマ表示に換えて予告への注意を促す旨の「注目」の文字が表示されている。
すると、図58(9fa)に示すように、装飾図柄表示装置208では、中図柄に疑似連図柄としてのリプレイ図柄RPが停止表示し、2回目の疑似連が開始されることを報知している。あるいは、図58(9fa´)に示すように、中図柄にチャンス図柄としての松の図柄CCが停止表示し、予告が行われるようにしてもよい。また、松の図柄CCが停止表示した後に疑似連演出が行われるようにしてもよい。このように、タイマ予告演出によるカウントダウンの結果行われる演出として、疑似連の他にも予告演出や大当りとなることを示唆するようにしてもよい。ここで、リプレイ図柄RPや松の図柄CCは、上乗せタイマ表示TM2にオーバーラップされているが、上乗せタイマ表示TM2にオーバーラップするようにしてもよい。このように、この演出例では、タイマ表示の表示態様の変化の一態様として、タイマ表示の増加が行われることを示している。なお、タイマ表示が分裂するようにしてもよい。
図59は、タイマ予告演出の他の例を段階的に示す図である。
図59(1)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、図59(1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が2となっており、第一の保留アイコンh11及び第二の保留アイコンh12が表示されるとともに、第2保留数表示では、特図1の保留数が2であることを示す「2」が表示されている。また、変動アイコンh0及びナビキャラクタYMも表示されている。
その後、図59(2)に示す装飾図柄表示装置208では、左図柄に「装飾4」が停止表示し、また、左図柄にオーバーラップして、時計の予告アイコンMI1が表示されている。この時計の予告アイコンMI1の表示は、先読み予告として機能する場合がある予告表示であり、タイマ予告演出において時間の上乗せが行われることを予告するものである。なお、タイマ予告演出が行われることを予告してもよい。ここで、左図柄が停止するタイミングと時計の予告アイコンMI1が表示されるタイミングとが同じであってもよいし、左図柄が停止した後で時計の予告アイコンMI1が表示されてもよいし、時計の予告アイコンMI1が表示された後で左図柄が停止してもよい。なお、ストックされる予告アイコンの表示タイミングは、装飾図柄に付随して時計の予告アイコンMI1が表示される場合に限らず、予告アイコン用図柄の仮停止や、ナビキャラ予告や会話予告等の各種演出による当該図柄変動表示における予告や保留等やナビキャラクタYM等の各種演出による先読み予告等あらゆるタイミングで行われる場合があってもよい。
その後、図59(3)に示す装飾図柄表示装置208では、第1UI部280において、ナビキャラクタYMが立っている台がせり上がり、予告アイコン表示領域285が形成される様子が示されている。この予告アイコン表示領域285は、例えば、5つの領域に区画されており、予告アイコンが表示される各領域が横列方向に並んで配置されている。なお、予告アイコン表示領域285において構成される領域の数は任意に設定することができる。
その後、図59(4)に示す装飾図柄表示装置208では、時計の予告アイコンMI1が予告アイコン表示領域285に移動し、ストックされる様子が示されている。なお、第1装飾図柄では、右図柄に「装飾7」が停止表示している様子が示されている。ここで、右図柄が停止するタイミングと時計の予告アイコンMI1が移動を開始するタイミングとが同じであってもよいし、右図柄が停止した後で予告アイコンMI1が移動を開始してもよいし、予告アイコンMI1が移動を開始した後で、右図柄が停止してもよい。
そして、図59(5)に示すように、時計の予告アイコンMI1が縮小表示され、予告アイコン表示領域285の一番左側の領域に格納され、時計の予告アイコンMI1がストックされた様子が示されている。なお、図59(5)に示す装飾図柄表示装置208では、中図柄が停止表示し、第1装飾図柄及び第2装飾図柄が「装飾4−装飾1−装飾7」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示されている様子が示されている。なお、時計の予告アイコンMI1が予告アイコン表示領域285に格納されるタイミングと、装飾図柄が確定表示されるタイミングとが同じであってもよいし、時計の予告アイコンMI1が予告アイコン表示領域285に格納された後で、装飾図柄が確定表示されてもよいし、装飾図柄が確定表示された後で、時計の予告アイコンMI1が予告アイコン表示領域285に格納されてもよい。
図59(6)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留が1つ消化されて図柄変動表示が行われている様子が示されている。また、タイマ予告演出も開始しており、図59(6)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TM1に表示されたタイマ表示が「09:69」となっており、カウントダウンが行われている。なお、ある演出の実行中(例えば、予告アイコンのストック演出等)にのみ、タイマ予告表示にオーバーラップする演出表示(例えば、ナビキャラクタYM等)があってもよい。また、逆に、ある演出の実行中にのみタイマ予告をオーバーラップさせる演出表示があってもよい。
その後、図59(7)に示すように、予告アイコン表示領域285に格納されている時計の予告アイコンMI1の周囲にエフェクトが表示され、時計の予告アイコンMI1が使用されることを予告している。なお、タイマ予告表示TM1では「07:31」が表示されている。
すると、図59(8)に示すように、時計の予告アイコンMI1が予告アイコン表示領域285から飛び出し、表示画面の略中央で拡大表示される。なお、予告アイコン表示領域285では、エフェクトが表示されたままとなっているが、時計の予告アイコンMI1が予告アイコン表示領域285から飛び出すタイミングで消去されてもよい。
その後、図59(9)に示すように、時計の予告アイコンMI1が消去され、カウントアップアニメーションの表示が開始される。なお、時計の予告アイコンMI1が消去されるタイミングとカウントアップアニメーションの表示が開始されるタイミングとが同じであってもよいし、時計の予告アイコンMI1が消去された後でカウントアップアニメーションの表示が開始されてもよいし、カウントアップアニメーションの表示が開始された後で、時計の予告アイコンMI1が消去されてもよい。
その後、図59(10)に示すように、予告アイコン表示領域285が下方にフレームアウトする。
図60は、タイマ予告演出の他の例を段階的に示す図である。
図60(A1)〜同図(A4)に示す演出例は、タイマ上乗せ演出の別の例について示している。図60(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、図60(A1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第一の保留アイコンh11が表示されるとともに、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0及びナビキャラクタYMも表示されている。また、図60(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始されており、タイマ予告表示TM1では「09:69」が表示され、カウントダウンが行われている。
図60(A2)に示す装飾図柄表示装置208では、左図柄及び右図柄にそれぞれ「装飾7」が停止表示されている様子が示されている。また、タイマ予告表示TM1におけるカウントダウンが完了しており、タイマ表示は「00:00」となっている。
すると、図60(A3)に示す装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に「上乗せ」の文字が表示された吹き出しが表示され、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示に時間の上乗せが行われることが報知される。なお、「上乗せ」の文字表示が行われても、タイマ表示の時間の上乗せが行われない場合があってもよいし、他の演出が行われてもよい。ここで、例えば、図60(A3a−1)に示すように、タイマ表示に換えて予告への注目を促す旨の「注目」の文字を表示した後、図60(A3a−2)に示すように、ナビキャラクタYMの吹き出しを表示し、その吹き出しに、上乗せされる時間を示す「+10秒」の表示を行って、上乗せされる時間を報知するようにしてもよい。この演出例では、「注目」の表示の対象となる演出が、予告表示ではなく、10秒の時間の上乗せとなっている。また、例えば、図60(A3b−1)に示すように、タイマ表示に換えて、タイマ予告演出が継続する旨の「まだまだ」の文字を表示した後、タイマ予告表示TM1の表示を、上乗せされる時間を示す「+10秒」の表示に切り替えて、上乗せされる時間を報知するようにしてもよい。あるいは、図60(A3b−1)に示すように、タイマ予告表示TM1に「まだまだ」の文字を表示した後、ナビキャラクタYMの吹き出しを表示し、その吹き出しに、上乗せされる時間を示す「+10秒」の表示を行うようにしてもよい。また、図60(A3)に示す表示を行った後に、図60(A3b−2)に示すような表示を行うようにしてもよい。
その後、図60(A4)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示に10秒の時間が加算され、タイマ表示が「10:00」に更新され、タイマ予告表示TM1におけるカウントダウンが再開される。一方、図60(A4)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1におけるカウントダウンが行われて「00:00」となったことに応じて、中図柄に疑似連図柄が停止表示している様子が示されている。なお、タイマ表示が更新されるタイミングと、疑似連図柄が停止表示するタイミングとが同じであってもよいし、タイマ表示が更新された後で、疑似連図柄が停止表示してもよいし、疑似連図柄が停止表示した後でタイマ表示が更新されてもよい。
図60(B1)〜同図(B5)に示す演出例は、タイマ予告演出において、タイマが短縮される演出例について示している。図60(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、図60(B1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第一の保留アイコンh11が表示されるとともに、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0及びナビキャラクタYMも表示されている。また、図60(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が行われており、タイマ予告表示TM1では「06:99」が表示され、カウントダウンが行われている。また、図60(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に「減算」の文字が表示された吹き出しが表示され、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示に時間の減算が行われることが報知される。すなわち、タイマ予告演出が行われる時間が所定時間だけ短縮されることが報知される。
その後、図60(B2)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1におけるカウントダウンが継続しており、タイマ表示は「05:89」を示している。また、ナビキャラクタYMの吹き出しの表示が、「減算」の文字表示に換えて、短縮される時間を示す「−3秒」となっている。すなわち、タイマ予告演出が3秒短縮され、当初表示していた時間よりも、カウントダウンが完了するまでの期間が短くなることが認識される場合がある。
すると、図60(B3)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が高速で変動表示する短縮アニメーションの表示によって時間が短縮される演出(タイマ短縮演出)が行われる。なお、短縮アニメーション表示を行わなくてもよい。また、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示の表示状態が視認困難な態様でエフェクト画像をオーバーラップさせるようにしてもよい。
その後、図60(B4)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「02:00」に更新され、タイマ表示における時間が3秒短縮(減算)された様子が示されている。すなわち、タイマ予告表示TM1における表示態様がタイマを短縮する演出により変化しているということができる。なお、タイマ短縮演出が行われている間、カウントダウンの表示が停止してもよいし、カウントダウンの表示が進んでいてもよい。
その後、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンが完了すると、図60(B5)に示すように、タイマ表示に換えて予告への注意を促す旨の「注目」の文字が表示され、その後、中図柄にチャンス図柄としての松の図柄CCが停止表示することにより予告表示が行われる。あるいは、図60(B5´)に示すように、中図柄に疑似連図柄としてのリプレイ図柄RPが停止表示し、疑似連が開始されることを報知してもよい。なお、タイマ予告表示TM1における「注目」の文字が表示開始されるタイミングと松の図柄CC(あるいは、リプレイ図柄RP)が停止表示するタイミングとが同じであってもよいし、「注目」の文字が表示開始した後で、松の図柄CC(あるいは、リプレイ図柄RP)が停止表示してもよいし、松の図柄CC(あるいは、リプレイ図柄RP)が停止表示した後で、「注目」の文字が表示開始してもよい。なお、タイマ予告演出においてタイマ表示が変化しない場合と変化した場合とで、カウントダウンが完了した際に行われる演出の内容の出現率が変化してもよく、例えば、タイマ予告演出の実行中にタイマ表示の変化がなかった場合には、疑似連図柄が停止して疑似連の報知が行われやすいが、タイマ予告演出の実行中にタイマ表示が変化した場合には、上述した松の図柄CC等の大当りの信頼度の高い予告が行われやすいようにしてもよい。また、タイマ短縮演出が行われた場合には、タイマ短縮演出が行われなかった場合よりも早く疑似連の報知を行うようにしてもよい。
図60(C1)〜同図(C2)に示す演出例は、タイマ予告演出において、タイマ予告表示TM1の表示態様が変化する別の演出例について示している。図60(C1)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、図60(C1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第一の保留アイコンh11が表示されるとともに、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0及びナビキャラクタYMも表示されている。また、図60(C1)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が行われており、タイマ予告表示TM1では「06:99」が表示され、カウントダウンが行われている。また、図60(C1)に示す装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に「タイマ予告レベルUP」の文字が表示された吹き出しが表示され、タイマ予告表示TM1についての大当りの信頼度が向上する可能性があることが示唆される。
すると、図60(C2)に示すように、タイマ予告表示TM1の枠の色が、例えば、白色から赤色に変化し、タイマ予告表示TM1についての大当りの信頼度が向上していることが報知されている。すなわち、タイマ表示のカウントダウンが行われた結果、実行される予告として信頼度のきわめて高い予告が行われる場合があることが報知される。
図60(D1)〜同図(D5)に示す演出例は、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンが中断及び再開する演出例について示している。図60(D1)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、図60(D1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第一の保留アイコンh11が表示されるとともに、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0及びナビキャラクタYMも表示されている。また、図60(D1)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が行われており、タイマ予告表示TM1では「06:99」が表示されている。また、図60(D1)に示す装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に「ストップ」の文字が表示された吹き出しが表示され、タイマ表示のカウントダウンが中断されることが報知される。なお、「ストップ」の文字が付記された吹き出しが表示開始するタイミングとタイマ表示のカウントダウンが中断するタイミングとが同じであってもよいし、「ストップ」の文字が付記された吹き出しが表示開始した後で、タイマ表示のカウントダウンが中断してもよいし、タイマ表示のカウントダウンが中断した後で「ストップ」の文字が付記された吹き出しが表示開始されてもよい。
その後、図60(D2)に示す装飾図柄表示装置208では、中図柄に疑似連図柄が停止表示し、疑似連が行われることが報知されている様子が示されている。なお、図60(D2)に示されるタイミングでは、タイマ表示のカウントダウンは中断されており、タイマ予告表示TM1のタイマ表示は、「06:99」のままとなっている。
その後、図60(D3)に示すように、装飾図柄表示装置208では、第1装飾図柄の変動表示が再度開始され、疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。なお、第2装飾図柄の下方には、疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が行われていることを示す「×2」が表示されている。そして、図60(D3)に示すように、ナビキャラクタYMの近傍に「再開」の文字が表示された吹き出しが表示され、タイマ表示のカウントダウンが再開されることを報知している。
すると、図60(D4)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンが再開され、その後、図60(D5)に示すように、ナビキャラクタYMの吹き出しが消去される。このように、この演出例では、疑似連等の所定の演出が行われている間、タイマ表示のカウントダウンが中断し、当該演出が終了した後でカウントダウンが再開することが可能であることが示されている。
なお、タイマ予告表示TM1の表示態様の変化の一例として、変化前よりもタイマ予告表示TM1の数が変化(増加、減少)してもよい。例えば、変化前にタイマ予告表示TM1が1つ表示されていた場合に、タイマ予告表示TM1が変化することが報知されると、タイマ予告表示TM1が2以上に増加してもよく、逆にタイマ予告表示TM1が3つ表示されていた場合に、タイマ予告表示TM1が変化することが報知されると、タイマ予告表示TM1が2以下に減少してもよい。ここで、タイマ予告表示TM1の数が増加すると、タイマ予告表示TM1で報知される時間を、もともと表示されていたタイマ予告表示TM1で報知していた時間を分けて表示してもよいし、もともと表示されていたタイマ予告表示TM1をそのまま増加させるようにしてもよい(例えば、10秒を報知しているタイマタイマ予告表示TM1が1つあったとして、2つのタイマ予告表示TM1を増加させると、10秒を報知するタイマ予告表示TM1が2つになる)。また、タイマ予告表示TM1の数を減少させると、もともと表示されていたタイマ予告表示TM1で報知されていた時間の合算値を表示するようにしてもよく、タイマ予告表示TM1をそのまま減少させるようにしてもよい(例えば、10秒を報知しているタイマ予告表示TM1が2つあったとして、1つに減少させると、10秒を報知するタイマ予告表示TM1が1つになる)。また、増加や減少等によって変化したタイマ予告表示TM1が複数ある場合、タイマ予告表示TM1のカウントダウンを同じタイミングで開始するようにしてもよいし、異なるタイミングで開始するようにしてもよい。
図61は、タイマ予告演出の他の例を段階的に示す図である。なお、図61に示す演出例では、図49(a)に示される演出装置206において、家紋役物224Eに換えて、サブ表示装置208Sが装飾図柄表示装置208の下方に配置されている。なお、サブ表示装置208Sは、その上端部分が装飾図柄表示装置208の下端部分の少なくとも一部にオーバーラップしている。また、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gd、千両箱役物224Hについては、説明を容易にするために、図示を省略している。
図61(A1)〜同図(A6)に示す演出例は、タイマ上乗せ演出の別の例について示している。図61(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、サブ表示装置208Sでは、ナビキャラクタYM、変動アイコンh0及び保留アイコンh11〜h14が表示されている。なお、図61(A1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第一の保留アイコンh11が表示されている。一方、装飾図柄表示装置208の表示画面の右上隅部には、第2保留数表示が表示されており、この第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、図61(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始されており、タイマ予告表示TM1では「05:89」が表示され、カウントダウンが行われている。また、図61(A1)に示すように、サブ表示装置208Sに表示されているナビキャラクタYMの近傍に「+10秒」の文字が表示された吹き出しが表示され、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示に上乗せされる時間が報知されている。
すると、図61(A2)に示すように、サブ表示装置208Sが上方に移動し、その右上隅部が装飾図柄表示装置208に表示されたタイマ予告表示TM1にオーバーラップする。
すると、図61(A3)に示すように、タイマ予告表示TM1では、カウントアップアニメーション表示が行われて時間が上乗せされる演出が開始される。
その後、図61(A4)に示すように、サブ表示装置208Sが下降し、初期位置に戻る。
その後、図61(A5)に示すように、タイマ予告表示TM1では、カウントアップアニメーション表示が完了してタイマ表示が「15:00」に更新され、タイマ表示における時間に10秒が上乗せされた様子が示されている。なお、タイマ上乗せ演出が行われている間、カウントダウンの表示が停止してもよいし、カウントダウンの表示が進んでいてもよい。
その後、図61(A6)に示すように、サブ表示装置208Sでは、ナビキャラクタYMの吹き出しが消去される。なお、この演出例では、タイマ上乗せ演出が行われる場合には、サブ表示装置208Sを上昇させる動作を行ったが、サブ表示装置208Sを上昇させる動作が行われてなくてもよい。
図61(B1)〜同図(B7)に示す演出例は、サブ表示装置208Sを用いたタイマ上乗せ演出の別の例について示している。図61(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、サブ表示装置208Sでは、ナビキャラクタYM、変動アイコンh0及び保留アイコンh11〜h14が表示されている。なお、図61(B1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第一の保留アイコンh11が表示されている。一方、装飾図柄表示装置208の表示画面の右上隅部には、第2保留数表示が表示されており、この第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、図61(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始されており、タイマ予告表示TM1では「06:54」が表示され、カウントダウンが行われている。
その後、図61(B2)に示すサブ表示装置208Sでは、ナビキャラクタYM、変動アイコンh0及び保留アイコンの表示が、「+10秒」の文字の表示に切り替わり、タイマよ予告表示TM1におけるタイマ表示に上乗せされる時間が報知されている。
その後、図61(B3)に示すように、サブ表示装置208Sが上方に移動し、装飾図柄表示装置208の略中央の前面側にオーバーラップすると、タイマ予告表示TM1においてカウントアップアニメーション表示が開始されて時間が上乗せされる演出が行われる。なお、タイマ予告表示TM1は、少なくとも一部がサブ表示装置208Sにオーバーラップされており、オーバーラップされていない状態である場合よりも視認困難とされている。また、サブ表示装置208Sが装飾図柄表示装置208の略中央の前面側に位置するタイミングと、カウントアップアニメーション表示が開始するタイミングとが同じであってもよいし、サブ表示装置208Sが装飾図柄表示装置208の略中央の前面側に位置した後で、カウントアップアニメーション表示が開始してもよいし、サブ表示装置208Sが装飾図柄表示装置208の略中央の前面側に位置する前に、カウントアップアニメーション表示が開始してもよい。
その後、図61(B4)〜同図(B5)に示すように、サブ表示装置208Sでは、上乗せ時間のカウントダウン表示が行われる。より具体的には、サブ表示装置208Sにおいて表示されている上乗せ時間を1秒ずつ減少させ、その一方で、装飾図柄表示装置208に表示されたタイマ予告表示TM1におけるタイマ表示を1秒ずつ上乗せする。なお、この演出例では、上乗せ時間のカウントダウン表示が行われている間は、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンを中断したが、カウントダウンを中断せず、継続するようにしてもよい。
そして、図61(B5)に示すように、サブ表示装置208Sに表示されている上乗せ時間が「0秒」となると、装飾図柄表示装置208に表示されたタイマ予告表示TM1におけるタイマ表示の時間が更新して表示される。このとき、タイマ予告表示TM1の少なくとも一部がサブ表示装置208Sにオーバーラップされており、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示の時間が特定困難とされているが、特定可能に表示されるようにしてもよい。
その後、図61(B6)に示すように、サブ表示装置208Sでは、上乗せ時間の表示から、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンが再開されることを示す「Restart」の表示に切り替わり、その後、サブ表示装置208Sは、初期位置に向かって下降を開始する。
図61(B7)では、サブ表示装置208Sが下降して初期位置に戻った状態を示している。また、装飾図柄表示装置208におけるタイマ予告表示TM1では、タイマ表示のカウントダウンが再開されており、図61(B7)に示すタイミングでは、タイマ表示は、「14:23」となっている。その後、サブ表示装置208Sに表示されていた「Restart」の表示は、図61(B1)に示すような、元の表示(ナビキャラクタYM、変動アイコンh0及び予告アイコンの表示)に切り換えれられる。ここで、タイマ表示のカウントダウンが再開するタイミングとサブ表示装置208Sが下降を開始するタイミングが同じであってもよいし、タイマ表示のカウントダウンが再開した後で、サブ表示装置208Sが下降を開始してもよいし、サブ表示装置208Sが下降を開始した後で、タイマ表示のカウントダウンが再開してもよい。また、サブ表示装置208Sにおいて「Restart」が表示開始されたタイミングと、タイマ表示のカウントダウンが再開するタイミングとが同じであってもよいし、サブ表示装置208Sにおいて「Restart」が表示開始された後で、タイマ表示のカウントダウンが再開されてもよいし、タイマ表示のカウントダウンが再開された後で、サブ表示装置208Sにおいて「Restart」が表示開始されてもよい。また、サブ表示装置208Sが初期位置に戻るタイミングとタイマ表示のカウントダウンが再開するタイミングが同じであってもよいし、サブ表示装置208Sが初期位置に戻った後で、タイマ表示のカウントダウンが再開してもよいし、タイマ表示のカウントダウンが再開した後で、サブ表示装置208Sが初期位置に戻ってもよい。
図61(C1)〜同図(C6)に示す演出例は、サブ表示装置208Sを用いたタイマ上乗せ演出の別の例について示している。図61(C1)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、サブ表示装置208Sでは、ナビキャラクタYM、変動アイコンh0及び保留アイコンh11〜h14が表示されている。なお、図61(C1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第一の保留アイコンh11が表示されている。一方、装飾図柄表示装置208の表示画面の右上隅部には、第2保留数表示が表示されており、この第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、図61(C1)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始されており、タイマ予告表示TM1では「05:89」が表示され、カウントダウンが行われている。また、図61(C1)に示すように、サブ表示装置208Sに表示されているナビキャラクタYMの近傍に「+10秒」の文字が表示された吹き出しが表示され、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示に上乗せされる時間が報知されている。さらに、図61(C1)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1がサブ表示装置208Sに表示されている吹き出しを吸い取る吸取りアニメーションの表示が開始されており、タイマ予告表示TM1から吸い取りをしている様子を示すエフェクト画像が表示されている。
すると、図61(C2)に示すように、サブ表示装置208Sが上方に移動して、サブ表示装置208Sの表示領域の一部を装飾図柄表示装置208の表示領域の一部にオーバーラップさせるとともに、ナビキャラクタYMの吹き出しに表示されていた「+10秒」の文字の表示態様がタイマ予告表示TM1に向けて延伸し、サブ表示装置208Sと装飾図柄表示装置208に跨って表示される。ナビキャラクタYMは、その様子に驚いている表情となっている。
図61(C3)では、吸取りアニメーションの表示が引き続き行われている様子が示されている。具体的には、吸取りアニメーションによりタイマ予告表示TM1に吸い取られている「+10秒」の表示がタイマ予告表示TM1に向かってさらに移動し、この「+10秒」の表示は、引き続き、サブ表示装置208Sと装飾図柄表示装置208に跨って表示されている。また、タイマ予告表示TM1では、上述したカウントアップアニメーションの表示が開始している。
その後、図61(C4)に示すように、装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1に吸い取られている「+10秒」の表示がサブ表示装置208Sから装飾図柄表示装置208に完全に移動し、縮小しながらタイマ予告表示TM1に向かっている様子が示されている。なお、吸取りアニメーションの表示が行われている際に、ナビキャラクタYMは、吸取りアニメーションを見て驚くようなアニメーション(吸取りアニメーションに付随するアニメーション)を行っているが、特にアニメーションを行わなくてもよい。
その後、図61(C5)に示すように、「+10秒」の表示がタイマ予告表示TM1に完全に吸い取られると、吸取りアニメーション表示が完了し、その後、図61(C6)に示すように、タイマ予告表示TM1では、カウントアップアニメーション表示が完了してタイマ表示が「15:00」に更新され、タイマ表示における時間に10秒が上乗せされた様子が示されている。なお、タイマ上乗せ演出が行われている間、カウントダウンの表示が停止してもよいし、カウントダウンの表示が進んでいてもよい。なお、複数の装飾図柄表示装置が設けられている場合において、一の装飾図柄表示装置のみでタイマ予告演出が行われれるようにしてもよい。
図62は、タイマ予告演出の他の例を段階的に示す図である。
図62(A1)〜同図(A4)に示す演出例は、タイマ上乗せ演出の別の例について示している。なお、図62(A1)〜同図(A4)に示す演出例では、図49(a)に示される演出装置206を用いて説明するが、説明を容易にするため、家紋役物224E、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gd及び千両箱役物224Hの一部について図示を省略して説明する。
図62(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、図62(A1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第一の保留アイコンh11が表示されるとともに、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0及びナビキャラクタYMも表示されている。また、図62(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始されており、タイマ予告表示TM1では「06:99」が表示され、カウントダウンが行われている。
その後、図62(A2)に示すように、第2大盤振舞役物224Gb及び第4大盤振舞役物224Gdが動作し、装飾図柄表示装置208の前面側にオーバーラップする。これにより、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示に時間の上乗せが行われることが報知される。
すると、図62(A3)に示すように、タイマ予告表示TM1では、カウントアップアニメーション表示が行われて時間が上乗せされる演出が開始される。
その後、カウントアップアニメーション表示が完了し、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「15:00」に更新され、タイマ表示における時間に10秒が上乗せされた様子が示されている。なお、この演出例では、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdのうちの第2大盤振舞役物224Gbと第4大盤振舞役物224Gdが動作することにより、タイマ表示に10秒の上乗せが行われることを報知しているが、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdのうち、作動する役物の数によって上乗せする時間が異なるようにしてもよく、例えば、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdのうちの全部が作動した場合には、タイマ表示に20秒の上乗せが行われるようにしてもよい。また、この演出例では、第2大盤振舞役物224Gbと第4大盤振舞役物224Gdが1度だけ動作することにより、タイマ表示に10秒の上乗せが行われることを報知しているが、動作回数によって上乗せする時間が異なるようにしてもよく、例えば、第2大盤振舞役物224Gbと第4大盤振舞役物224Gdが3回動作した場合は、タイマ表示に30秒の上乗せが行われるようにしてもよい。
図62(B1)〜同図(B4)に示す演出例は、家紋役物224Eを用いたタイマ上乗せ演出の例について示している。なお、図62(B1)〜同図(B4)に示す演出例では、図49(a)に示される演出装置206を用いて説明するが、説明を容易にするため、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gd及び千両箱役物224Hの図示を省略して説明する。
図62(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、図62(B1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第一の保留アイコンh11が表示されるとともに、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0及びナビキャラクタYMも表示されている。また、図62(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始されており、タイマ予告表示TM1では「06:99」が表示され、カウントダウンが行われている。
その後、図62(B2)に示すように、家紋役物224Eが動作し、装飾図柄表示装置208の中央やや下方の前面側まで上昇して装飾図柄表示装置208にオーバーラップし、その位置で上下方向に動作する。また、装飾図柄表示装置208では、オーバーラップした家紋役物224Eの周囲に、タイマ表示に上乗せする時間を複数個に分けて表示されている様子が示されている。具体的には、1つの「+5秒」の表示、2つの「+2秒」の表示及び1つの「+1秒」の表示が家紋役物224Eを囲むようにして表示され、これにより、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示に10秒の上乗せが行われることが報知される。
すると、図62(B3)に示すように、タイマ予告表示TM1では、カウントアップアニメーション表示が行われて時間が上乗せされる演出が開始される。
その後、カウントアップアニメーション表示が完了し、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「15:00」に更新され、タイマ表示における時間に10秒が上乗せされた様子が示されている。なお、この演出例では、家紋役物224Eが1度だけ動作することにより、タイマ表示に10秒の上乗せが行われることを報知しているが、動作回数によって上乗せする時間が異なるようにしてもよく、例えば、家紋役物224Eが3回動作した場合は、タイマ表示に30秒の上乗せが行われるようにしてもよい。
図62(C1)〜同図(C6)に示す演出例は、複数の装飾図柄表示装置を用いたタイマ上乗せ演出の別の例について示している。ここで、図62(C1)〜同図(C6)に示す演出例では、図49(b)に示す演出装置206を適用し、さらに、第1装飾図柄表示装置208Lの外周が装飾部材に重なっておらず、当該領域に表示される画像についても視認可能に構成されている。このとき、第1装飾図柄表示装置208Lの左右両側が、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nによって一部がオーバーラップされている。なお、家紋役物224E及び千両箱役物224Hについては、説明を容易にするために、図示を省略している。
図62(C1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、図62(C1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、表示領域の下方左側に形成されている第2UI部281における保留表示領域に第一の保留アイコンh11が表示されるとともに、表示領域の右上隅部に配置されている第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、第1装飾図柄表示装置208Lの表示画面の下方右側には、第1UI部280が形成されており、この第1UI部280には、変動アイコンh0及びナビキャラクタYMが表示されている。
また、第3装飾図柄表示装置208Nでは、タイマ予告演出が行われており、タイマ表示のカウントダウンが行われている。図62(C1)に示すタイミングでは、タイマ表示として「05:00」が表示されており、この演出例では、タイマ表示が「05:00」となるとカウントダウンが中断され、「05:00」の表示が維持される。なお、カウントダウンを中断せず、継続してカウントダウンが行われていてもよい。
また、第2装飾図柄表示装置208Mでは、「上乗せ10秒」の文字が表示されており、第3装飾図柄表示装置208Nにおけるタイマ表示に上乗せされる時間が報知されている。
その後、図62(C2)に示すように、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nが、第1装飾図柄表示装置208Lの表示面に沿って互いに近接する方向に移動し、図62(C3)に示すように、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nが最も近接する位置で停止する。このとき、第3装飾図柄表示装置208Nは、ナビキャラクタYMの一部にオーバーラップし、ナビキャラクタYMは、第3装飾図柄表示装置208Nにオーバーラップされていない状態である場合よりも視認困難となっている。
すると、図62(C4)に示すように、第3装飾図柄表示装置208Nに表示されていたタイマ表示が示す時間に10秒が上乗せされた時間を示す「15:00」の表示が、第2装飾図柄表示装置208Mと第3装飾図柄表示装置208Nとに跨って表示される。
その後、図62(C5)に示すように、「15:00」の表示が第3装飾図柄表示装置208Nに表示され、第2装飾図柄表示装置208Mにタイマ表示が表示されていない状態で、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nが、第1装飾図柄表示装置208Lの表示面に沿って初期位置への移動を開始する。第3装飾図柄表示装置208Nにおける「15:00」の表示開始のタイミングと、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nの移動開始のタイミングとが同じであってもよいし、第3装飾図柄表示装置208Nにおける「15:00」の表示が開始された後で、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nが移動を開始してもよいし、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nが移動を開始した後で、第3装飾図柄表示装置208Nにおける「15:00」の表示が開始されてもよい。
その後、図62(C6)に示すように、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nが初期位置まで戻った後、第3装飾図柄表示装置208Nにおけるタイマ表示のカウントダウンが再開される。なお、「15:00」の表示が第2装飾図柄表示装置208Mと第3装飾図柄表示装置208Nとに跨って表示された状態(例えば、図62(C4)に示す状態)でタイマ表示のカウントダウンが再開されてもよい。複数の装飾図柄表示装置に跨ってタイマ表示が表示されている場合の方が、一の装飾図柄表示装置にタイマ表示が表示されている場合よりも大当りとなりやすいように構成されてもよいが、大当りのなりやすさは同じであってもよく、また、大当りとなりにくいように構成されてもよい。
図63は、タイマ予告演出の他の例を段階的に示す図である。
図63(A1)〜同図(A4)に示す演出例は、複数の装飾図柄表示装置を用いたタイマ上乗せ演出の別の例について示している。ここで、図63(A1)〜同図(A4)に示す演出例では、図49(b)に示す演出装置206を適用し、さらに、第1装飾図柄表示装置208Lの外周が装飾部材に重なっておらず、当該領域に表示される画像についても視認可能に構成されている。このとき、第1装飾図柄表示装置208Lの左右両側が、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nによって一部がオーバーラップされている。なお、家紋役物224E及び千両箱役物224Hについては、説明を容易にするために、図示を省略している。
図63(A1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、図63(A1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第一の保留アイコンh11が表示されるとともに、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0及びナビキャラクタYMも表示されている。
また、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nでは、それぞれタイマ予告演出が開始されており、タイマ表示のカウントダウンが行われている。すなわち、この演出例では、2つのタイマ予告演出が行われている。この演出例において、第2装飾図柄表示装置208Mで行われているタイマ予告演出を第1タイマ予告演出とし、第3装飾図柄表示装置208Nで行われているタイマ予告演出を第2タイマ予告演出として説明する。図63(A1)に示すタイミングでは、第2装飾図柄表示装置208Mにおけるタイマ表示として「05:89」が表示されており、第3装飾図柄表示装置208Nにおけるタイマ表示として「15:89」が表示されている。
その後、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nが、第1装飾図柄表示装置208Lの表示面に沿って互いに近接する方向に移動する。この演出例では、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nが移動している場合もタイマ表示のカウントダウンは継続して行われるが、中断してもよい。そして、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nが最も近接する位置で停止すると、図63(A2)に示すように、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nにそれぞれ表示されていたタイマ表示が示す時間が合算され、その結果を示す「20:00」の表示が、第2装飾図柄表示装置208Mと第3装飾図柄表示装置208Nとに跨って表示される。このとき、タイマ表示のカウントダウンは中断されるが、中断されなくてもよい。また、第1装飾図柄表示装置208Lにも第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nによって表示された「20:00」の表示に対応する位置に「20:00」のタイマ表示が行われるが、第2装飾図柄表示装置208Mと第3装飾図柄表示装置208Nとによってオーバーラップされており、視認困難とされている。その後、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nが、第1装飾図柄表示装置208Lの表示面に沿って初期位置への移動を開始する。
図63(A3)は、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nが初期位置に戻った様子が示されている。ここで、第2装飾図柄表示装置208Mと第3装飾図柄表示装置208Nとに跨って表示されていた「20:00」のタイマ表示は、第2装飾図柄表示装置208Mと第3装飾図柄表示装置208Nの移動に応じて、表示されている座標を維持しながらそれぞれスクロール表示される。すなわち、第2装飾図柄表示装置208Mは、初期位置への移動に応じて「20:00」の表示を右方向にスクロールし、第3装飾図柄表示装置208Nは、初期位置への移動に応じて「20:00」の表示を左方向にスクロールする。この第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nの移動の過程で「20:00」のタイマ表示は、第2装飾図柄表示装置208M、第1装飾図柄表示装置208L及び第3装飾図柄表示装置208Nに跨って表示され、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nにおいて表示されていた「20:00」が完全にスクロールアウトされると、図63(A3)に示すように、「20:00」の表示は、第1装飾図柄表示装置208Lにのみ表示されるようになる。
その後、図63(A4)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lに表示されていた「20:00」のタイマ表示は消去され、第3装飾図柄表示装置208Nに表示される。その後、第3装飾図柄表示装置208Nにおけるタイマ表示のカウントダウンが再開される。なお、「20:00」の表示が第1装飾図柄表示装置208Lにのみ表示された状態(例えば、図63(A3)に示す状態)のままカウントダウンが開始されるようにしてもよい。ここで、タイマ表示が表示される装飾図柄表示装置によって大当りのなりやすさが異なってもよい(この演出例では、第1装飾図柄表示装置208Lにタイマ表示が表示された場合の方が、第2装飾図柄表示装置208Mと第3装飾図柄表示装置208Nに分けて表示されるよりも大当りとなりやすいが、大当りのなりやすさが同じであってもよいし、大当りとなりにくくてもよい)。
図63(B1)〜同図(B3)に示す演出例は、複数の表示装置を用いたタイマ上乗せ演出の一例について示している。ここで、図63(B1)〜同図(B3)に示す演出例では、図49(a)に示す演出装置206を適用するが、この演出例では、家紋役物224Eに換えて、図50を参照して上述したPOVディスプレイ224Iが設けられている。なお、図63(B1)〜同図(B3)に示す演出例では、説明を容易にするため、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gd及び千両箱役物224Hの一部について図示を省略して説明する。
図63(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、図63(B1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第一の保留アイコンh11が表示されるとともに、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0及びナビキャラクタYMも表示されている。また、図63(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始されており、タイマ予告表示TM1では「05:71」が表示され、カウントダウンが行われている。また、図63(B1)では、POVディスプレイ224Iが一定の回転速度に到達しており定速回転している。そして、LEDアレイに設けられた複数のLEDの点灯制御により、簡易表示による「+10」の文字が表示され、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示に上乗せされる時間が報知されている。なお、図63(B1)に示すように、POVディスプレイ224IのLEDアレイの回転により、第1装飾図柄及び変動アイコンh0の全部と、ナビキャラクタYM、保留アイコンh11及びタイマ予告表示TM1の一部が回転領域に重なっており、視認困難とされている。
その後、図63(B2)に示すように、POVディスプレイ224Iに表示されていた「+10」の文字が右下方向へ移動し、これまで、POVディスプレイ224Iだけに表示されていた「+10」の表示が装飾図柄表示装置208にも表示されるようになる。すなわち、「+10」の文字がPOVディスプレイ224Iと装飾図柄表示装置208とに跨って表示されるようになる。このとき、「+10」の文字は装飾された表示態様であってもよい。なお、装飾図柄表示装置208では、POVディスプレイ224Iにおける「+10」の文字の表示に整合させるように、「+10」の文字の表示が行われている。これにより、POVディスプレイ224Iにおける「+10」の表示と装飾図柄表示装置208に表示されている「+10」の文字の表示とで一体感を持たせた表示を行うことができる場合がある。なお、この演出例では、POVディスプレイ224Iに表示されている数字のフォントが、装飾図柄表示装置208に表示されている数字のフォントと異なっているが、同じであってもよい。
その後、POVディスプレイ224IのLEDアレイの回転速度が低下した後、図63(B3)に示すように、初期姿勢で停止する。このとき、第1装飾図柄表示装置208において表示されていた「+10」の文字の表示は、LEDアレイが回転している状態よりも視認容易となっている。この演出例では、その後、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示に10秒が上乗せされる。
図63(C1)〜同図(C5)に示す演出例は、複数の表示装置(装飾図柄表示装置208及びPOVディスプレイ224I)を用いたタイマ上乗せ演出の他の例について示している。ここで、図63(C1)〜同図(C5)に示す演出例における構成は、図63(B1)に示したのと同様である。
図63(C1)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、図63(C1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第一の保留アイコンh11が表示されるとともに、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0及びナビキャラクタYMも表示されている。また、図63(C1)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始されており、タイマ予告表示TM1では「06:87」が表示され、カウントダウンが行われている。また、図63(C1)では、POVディスプレイ224Iが初期姿勢の状態で初期位置から装飾図柄表示装置208の略中央の前面側となる位置まで上昇しており、回転はしていない。なお、変動アイコンh0の全部と第1装飾図柄及びタイマ予告表示TM1の一部がPOVディスプレイ224Iにオーバーラップされており、オーバーラップされていない状態である場合よりも視認困難とされている。
その後、POVディスプレイ224IのLEDアレイが回転を開始し、一定の回転速度に到達して定速回転とされると、図63(C2)に示すように、装飾図柄表示装置208のタイマ予告表示TM1に表示されていたタイマ表示がPOVディスプレイ224Iに表示され、タイマ予告表示TM1は消去される。POVディスプレイ224Iに表示されているタイマ表示は「05:17」となっており、カウントダウンは継続している。また、このとき、LEDアレイの回転領域の周囲に、タイマ表示に上乗せする時間を複数個に分けて表示されている様子が示されている。具体的には、1つの「+5秒」の表示、2つの「+2秒」の表示及び1つの「+1秒」の表示が家紋役物224Eを囲むようにして表示され、これにより、タイマ表示に10秒の上乗せが行われることが報知される。
その後、図63(C3)に示すPOVディスプレイ224Iでは、タイマ表示が破裂するエフェクトが表示され、その後、図63(C4)に示すように、上乗せされた後のタイマ表示である「15:00」が表示される。なお、この演出例では、「15:00」が表示されると、カウントダウンを中断するが、継続して行うようにしてもよい。
その後、POVディスプレイ224IのLEDアレイの回転速度の低下を開始するとともに、装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1が再び表示される。そして、、図63(C5)に示すように、初期姿勢で停止する。このとき、表示されたタイマ予告表示TM1のタイマ表示は「15:00」となっており、その後、カウントダウンが再開される。なお、POVディスプレイ224Iでタイマ表示がそのまま表示された状態でカウントダウンが再開してもよい。ここで、POVディスプレイ224Iによってタイマ表示が表示されている場合の方が、装飾図柄表示装置208によってタイマ表示が表示されている場合よりも大当りとなりやすいようにしてもよいが、大当りのなりやすさが同じであってもよいし、大当りとなりにくくしてもよい。
なお、これまでに説明したタイマ予告演出において、タイマ表示におけるタイマの上乗せ、短縮、中断等が行われる場合に、内部的には最初から変化前のカウントダウン開始から変化後のカウントダウンが終了するまでの合計の時間がカウントダウンされるようにしてもよい。また、内部的にも変化前は変化するまでの時間が、変化後は変化の時間がそれぞれカウントダウンされるようにしてもよい(例えば、カウントダウンを開始してから10秒後に変化するのであれば、10秒分をカウントダウンして、変化してから5秒後に「注目」を表示する場合には、さらに5秒分をカウントダウンする等)。また、カウントダウンの表示と内部的にカウントダウンする時間とが一致していてもよい。
図64は、チャンスアップメータを用いた演出の一例を段階的に示す図である。
図64では、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普図表示装置210、第1特図保留ランプ218、第2特図保留ランプ220、普図保留ランプ216及び第4図柄表示装置284aについて、図示を省略している。また、この演出例では、上述した演出レバー136Vがさらに設けられている。
図64(1)は、図52(25)に続く別の演出例を示している。図64(1)では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展した様子が示されている。図64(1)に示す装飾図柄表示装置208では、敵役の剣豪が大きく表示され、続く図64(2)に示す装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様と敵役の剣豪との決闘シーンのアニメーションが表示されている。また、図64(2)に示す装飾図柄表示装置208では、表示画面の左下隅部にチャンスアップメータCMTが表示されている。チャンスアップメータCMTは、例えば、リーチ演出の進行状況を示すメータであり、開始地点SPから最終地点GPまでの間をサボハニのキャラクタSBHが移動し、その位置によって現在のリーチ演出の進行状況を概略的に報知している。ここで、サボハニのキャラクタSBHの進行速度は、一定ではなく、演出の進行状況により可変する場合があるが、一定であってもよい。なお、図64(2)に示すチャンスアップメータCMTでは、第1チェックポイントCP1、第2チェックポイントCP2及び第3チェックポイントCP3が配置されている。これら第1チェックポイントCP1〜第3チェックポイントCP3は、特定の予告が発生する場合があることを示すものであり、遊技者に期待感を持たせるようにしている。すなわち、サボハニのキャラクタSBHが移動する道中で第1チェックポイントCP1〜第3チェックポイントCP3にそれぞれ到達すると、特定の予告が発生する場合がある。また、最終地点GPでは、プラカードが回転表示しており、サボハニのキャラクタSBHが最終地点GPに到達することにより、大当り及びハズレのいずれかの結果が導出されることを示唆している。なお、この演出例では、決闘シーンのアニメーション表示が開始したときにチャンスアップメータCMTの表示を開始するようにしたが、図64(1)に示されるスーパーリーチに発展した様子の表示が開始されたタイミングで表示を開始してもよいし、リーチ状態となったときに表示を開始してもよいし、リーチ状態が発生するよりも前に表示を開始してもよいし、装飾図柄の変動表示が開始されたときに表示を開始してもよい。
図64(3)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニのキャラクタSBHが開始地点SPからの移動を開始している様子が示されている。
その後、図64(4)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニのキャラクタSBHが第1チェックポイントCP1に到達するタイミングで、ボゥイのキャラクタBOYが表示画面の左側から出現し、右側に向かって移動する様子が示されている。すなわち、ボゥイのキャラクタBOYの出現による予告が行われている様子が示されている。このボゥイのキャラクタBOYは、チャンスアップのキャラクタとして機能しているということができる。
すると、図64(5)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニのキャラクタSBHの近傍に「チャンスアップ BOY通過」の文字が付記された吹き出しが表示され、チャンスアップのキャラクタ表示による予告が行われたことを報知している。なお、ボゥイのキャラクタBOYが表示開始するタイミングとサボハニのキャラクタSBHの吹き出しの表示開始のタイミングとが同じであってもよいし、ボゥイのキャラクタBOYが表示開始した後でサボハニのキャラクタSBHの吹き出しが表示されてもよいし、サボハニのキャラクタSBHの吹き出しの表示が開始された後でボゥイのキャラクタBOYが表示されてもよい。なお、サボハニのキャラクタSBHは、ボゥイのキャラクタBOYの表示による予告が行われている間は、第1チェックポイントCP1で停止するが、停止しないようにしてもよい。
その後、図64(6)に示すように、チャンスアップメータCMTにおける第1チェックポイントCP1が赤色でマーキングされるとともに、予告が出現したことにより大当りの信頼度がアップしたことを示す「UP」の文字がその上方に表示され、予告が発生したことの履歴が示される。なお、「UP」の表示は、サボハニのキャラクタSBHによりオーバーラップされており、オーバーラップされていない状態である場合よりも視認困難とされている。また、発生した予告の内容を表示するようにしてもよい。また、この演出例において、サボハニのキャラクタSBHがチェックポイントに近づいたときに、チャンスアップメータCMTを拡大表示するようにしてもよい。この場合、チャンスアップメータCMTの全体を拡大表示してもよいし、関連するチェックポイントの部分だけ拡大表示してもよい。このことは、以下の説明においても適用可能である。
図64(7)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニのキャラクタSBHが移動を開始した様子が示されている。このとき、「UP」の表示の一部についてオーバーラップが解消されたので、一部が視認可能とされている。
その後、図64(8)に示すタイミングで、サボハニのキャラクタSBHが第2チェックポイントCP2に到達すると、図64(9)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタン画像136aと残時間表示メータMTが表示され、ボタン演出が開始される。その後、図64(10)に示すタイミングで、演出ボタン136(チャンスボタン136)の操作有効期間が開始すると、遊技者による演出ボタン136(チャンスボタン136)の操作を受付可能な状態となる。ここで、サボハニのキャラクタSBHは、遊技者によるボタン操作が行われるか、操作有効期間が経過するまで第2チェックポイントCP2で停止するが、停止しないようにしてもよい。
図64(11)に示す残時間表示メータMTでは、上記操作有効期間が開始されてゲージが減っている様子が示されており、その後、図64(12)に示すタイミングで、遊技者が、演出ボタン136(チャンスボタン136)を押下している様子が示されている。演出ボタン136(チャンスボタン136)が上記操作有効期間内に押下されると、図64(13)に示すように、殿様のカットイン画像CI3が表示され、大当りの信頼度が高いことを報知する予告演出が行われる。この演出例において、殿様のカットイン画像CI3は、金色の枠で囲まれるとともに、サングラスをかけ、葉巻を燻らせながら大型のバイクを乗り回す様子が示される特別の表示態様のカットイン画像とされており、大当りの信頼度が飛躍的に高いことを報知している。なお、図64(13)に示される殿様のカットイン画像CI3に換えて、当該殿様のカットイン画像CI3よりも信頼度の低い殿様のカットイン画像CI3(図52(32)参照)が表示されてもよい。図64(13)に示されるこの殿様のカットイン画像CI1は、演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作有効期間内において操作されたことを条件に表示される場合があってもよいし、演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作有効期間内において操作された場合に必ず表示されてもよい。また、図64(13)に示されるこの殿様のカットイン画像CI1は、演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作されることなく操作有効期間が経過した場合にも表示される場合があってもよいし、演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作されることなく操作有効期間が経過した場合に必ず表示されてもよいし、演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作されることなく操作有効期間が経過した場合には表示しないようにしてもよい。
その後、図64(14)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニのキャラクタSBHの近傍に「チャンスアップ 金カットイン」の文字が付記された吹き出しが表示され、金色の枠で囲まれたカットイン画像の表示による予告が行われたことを報知している。なお、殿様のカットイン画像CI3が表示開始するタイミングとサボハニのキャラクタSBHの吹き出しの表示開始のタイミングとが同じであってもよいし、殿様のカットイン画像CI3が表示開始した後でサボハニのキャラクタSBHの吹き出しが表示されてもよいし、サボハニのキャラクタSBHの吹き出しの表示が開始された後で殿様のカットイン画像CI3が表示されてもよい。なお、サボハニのキャラクタSBHは、殿様のキャラクタ画像CI3が表示されている間も、第2チェックポイントCP2で停止するが、停止しないようにしてもよい。また、この演出例において、サボハニのキャラクタSBHが第2チェックポイントCP2に到達するタイミングとボタン演出が開始されるタイミングとが同じであってもよいし、サボハニのキャラクタSBHが第2チェックポイントCP2に到達した後でボタン演出が開始されてもよいし、ボタン演出が開始されてからサボハニのキャラクタSBHが第2チェックポイントCP2に到達してもよい。なお、演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作されることなく操作有効期間が経過した場合に殿様のカットイン画像CI3が表示されないように構成されている場合において、演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作されなかった場合も、演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作された場合と同じようにチャンスアップの予告が発生したことを報知するようにしてもよいし、チャンスアップの予告が発生したことを報知しなくてもよいし、チャンスアップの予告が発生したことを一部だけ報知(例えば、吹き出しは表示しないで、「UP」の文字表示だけ行う等)してもよい。
その後、図64(15)に示すように、チャンスアップメータCMTにおける第2チェックポイントCP2が赤色でマーキングされるとともに、予告が出現したことにより大当りの信頼度がアップしたことを示す「UP」の文字がその上方に表示され、予告が発生したことの履歴が示される。なお、「UP」の表示は、サボハニのキャラクタSBHによりオーバーラップされており、オーバーラップされていない状態である場合よりも視認困難とされている。
図64(16)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニのキャラクタSBHが移動を開始した様子が示されている。このとき、「UP」の表示の一部についてオーバーラップが解消されたので、一部が視認可能とされている。
その後、図64(17)に示すタイミングで、サボハニのキャラクタSBHが第3チェックポイントCP3に到達すると、図64(18)に示す装飾図柄表示装置208では、レバー画像136Vaが表示されるとともに、サボハニのキャラクタSBHの近傍に「チャンスアップ レバー」の文字が付記された吹き出しが表示され、レバー演出による予告が開始されたことを報知している。その後、図64(19)に示す装飾図柄表示装置208では、レバー画像136Vaに加えて残時間表示メータMTが表示され、レバー演出が開始される。また、チャンスアップメータCMTにおける第3チェックポイントCP3が赤色でマーキングされるとともに、予告が出現したことにより大当りの信頼度がアップしたことを示す「UP」の文字がその上方に表示され、予告が発生したことの履歴が示される。なお、「UP」の表示は、サボハニのキャラクタSBHによりオーバーラップされており、オーバーラップされていない状態である場合よりも視認困難とされている。なお、「チャンスアップ レバー」の文字が付記された吹き出しの表示中に演出レバー136Vの操作有効期間が開始されてもよい。なお、残時間表示メータMTがチャンスアップメータCMTの一部(プラカード)をオーバーラップする場合があるが、全部をオーバーラップしてもよく、残時間表示メータMTの表示中はチャンスアップメータCMTの一部又は全部にオーバーラップするようしてもよく、残時間表示メータMTの表示中はチャンスアップメータCMTの一部又は全部をオーバーラップしないように表示されていてもよく、逆に、チャンスアップメータCMTが残時間表示メータMTの一部又は全m部をオーバーラップする場合があってもよく、チャンスアップメータCMTの表示中は残時間表示メータMTの一部又は全部をオーバーラップしてもよい。
その後、図64(20)に示すタイミングで、演出レバー136Vの操作有効期間が開始すると、遊技者による演出レバー136Vの操作を受付可能な状態となる。また、チャンスアップメータCMTでは、サボハニのキャラクタSBHが移動を開始した様子が示されている。なお、遊技者によるレバー操作が行われるか、操作有効期間が経過するまでサボハニのキャラクタSBHを第3チェックポイントCP3で停止させるようにしてもよい。
図64(21)に示す残時間表示メータMTでは、上記操作有効期間が開始されてゲージが減っている様子が示されている。一方、チャンスアップメータCMTでは、サボハニのキャラクタSBHが最終地点GP手前に位置している。
その後、上記操作有効期間内において、図64(22)に示すタイミングで、遊技者が、演出レバー136Vを操作すると、図64(23)に示すように、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gd及び千両箱役物224Hが作動し、導光板ILの発光が行われ、装飾図柄表示装置208ではエフェクト画像が表示される。すなわち、大当りとなることが報知される。このとき、チャンスアップメータCMTは、非表示となるが、表示してもよい。なお、図64(23)に示す演出レバー126Vを操作した際に行われる演出(第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gd及び千両箱役物224Hが作動し、導光板ILの発光が行われ、装飾図柄表示装置208ではエフェクト画像が表示される演出)と、図52(40)に示す演出ボタン136(チャンスボタン136)を操作した際に行われる演出は同じであるが、異なっていてもよい。その後、図64(24)に示すように、導光板ILの発光が終了し、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gd及び千両箱役物224Hがそれぞれ初期位置に戻り、装飾図柄表示装置208ではエフェクト画像がフェイドアウトする。このとき、装飾図柄表示装置208では、表示が中断された決闘シーンのアニメーション表示がフェイドインしながら再開する。なお、決闘シーンのアニメーション表示のフェイドインに伴い、チャンスアップメータCMTもフェイドインするが、決闘シーンのアニメーション表示のフェイドインが完了してからチャンスアップメータCMTが再表示されるようにしてもよい。なお、図64(23)〜同図(24)の動作は、例えば、図52(38)〜同図(44)に示して上述した要領で行われる。
図64(25)に示す装飾図柄表示装置208では、決闘シーンのアニメーション表示のフェイドインが完了して再開された様子が示されている。具体的には、決闘シーンのアニメーション表示では、敵役の剣豪が悶絶する表情を見せ、今にも敗れるといった様相を呈している。また、チャンスアップメータCMTでは、サボハニのキャラクタSBHが最終地点GPに到達し、プラカードは大当りとなることを示す「V」の文字を示している。
図64(26)に示す装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪に勝利し、中図柄に「装飾7」が表示され、大当りとなることが報知される。その後、図64(27)に示す装飾図柄表示装置208では、決闘シーンのアニメーション表示がフェイドアウトし、図63(28)に示すように、第1装飾図柄が「装飾7−装飾7−装飾7」の装飾図柄の組合せで揺れ変動が開始される。なお、チャンスアップメータCMTは非表示とされているが、リーチ演出が終了した後も表示するようにしてもよい。また、チャンスアップメータCMTの一部(例えば、サボハニのキャラクタSBH及びプラカード)のみを表示するようにしてもよい。
なお、上述したチャンスアップメータCMTを用いた演出において、チャンスアップメータCMTが表示された場合と表示されない場合とがあってもよい。この場合、チャンスアップメータCMTが表示された場合の方が、表示されない場合よりも大当りとなりやすくしてもよい。また、チャンスアップメータCMTが表示された場合と表示されない場合とで大当りの信頼度が異ならないものであってもよい。
また、チャンスアップメータCMTが表示された場合にのみ出現するチャンスアップの予告があってもよい。
また、チャンスアップメータCMTが表示されるか否かに拘らず出現するチャンスアップの予告があってもよい。
また、チャンスアップメータCMTにおける演出の実行中に、チェックポイントの位置が移動したり、チェックポイントが消去してもよい。
また、チャンスアップメータCMTにおける演出の実行中に、現在の位置を示すサボハニのキャラクタSBHが現在の位置よりも前の位置(過去を示す位置)に戻ったり、先の先の位置(未来を示す位置)に移動してもよい。
また、チャンスアップメータCMTにおける演出自体がミニゲームであってもよく、例えば、チェックポイントで示された位置で演出が行われると、チャンスアップするような演出が行われてもよい。また、例えば、チェックポイントに敵キャラクタが配置されており、味方キャラクタと戦って勝利するとチャンスアップするような演出が行われてもよい。
また、大当り遊技の実行中におけるチャンスアップ(例えば、ランクアップボーナス、確変昇格、より出玉の多い大当り遊技に昇格等)の演出として、チャンスアップメータCMTを用いた演出を行ってもよい。
また、電断復電で、チャンスアップメータCMT自体を非表示にしてもよい。また、チャンスアップメータCMT自体は表示を復帰してもよいが、チェックポイントのタイミングや電断前のチャンスアップの演出が発生したことの履歴が非表示になっていてもよい。
また、タイマ予告演出におけるカウント表示のカウントダウンが0になった後に表示される演出が、チャンスアップメータCMTにて報知されていなくてもよいし、されていてもよい。
また、サボハニのキャラクタSBHがチェックポイントに到達した場合に、チャンスアップの演出が必ず行われてもよいし、行われる場合と行われない場合とがあってもよい。このことは、以降に説明するチャンスアップメータの演出についても同様に適用可能である。
図65は、チャンスアップメータを用いた演出の他の例を段階的に示す図である。
図65(3a)は、図64(2)に続く別の演出例であり、図64(3)と同様の演出が行われている。
その後、図65(4a)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニのキャラクタSBHが第1チェックポイントCP1に到達するが、何らの予告も行われない。すなわち、第1チェックポイントCP1にサボハニのキャラクタSBHが到達してもチャンスアップの予告が行われない様子が示されている。そのため、図65(5a)に示すように、サボハニのキャラクタSBHの吹き出しは表示されず、また、図65(5a)〜同図(7a)に示すように、サボハニのキャラクタSBHは第1チェックポイントCP1をそのまま通過し、第1チェックポイントCP1におけるマーキングや「UP」の文字の表示も行われない。これにより、第1チェックポイントCP1では、予告の発生が不発に終わったことを認識することができる場合がある。なお、第1チェックポイントCP1においてチャンスアップの予告が行われなかった場合には、例えば、図65(7a´)に示すように、第1チェックポイントCP1の表示を消去するようにしてもよいし、また、図65(7a´´)に示すように、第1チェックポイントCP1において表示される「UP」の文字に換えて、チャンスアップの予告が行われなかったことを示す「×」の表示を行うようにしてもよい。また、実際にチャンスアップの予告が行われなかった場合であっても、サボハニのキャラクタSBHがチェックポイントを通過した後に、チャンスアップの予告が行われたものとして、チェックポイントにおけるマーキングや「UP」の文字を表示するようにしてもよく、例えば、一旦、チェックポイントにおけるマーキングや「UP」の文字の非表示を行った後、マーキングや「UP」の文字を表示するようにしてもよいし、サボハニのキャラクタSBHがチェックポイントに戻ってチャンスアップの予告を行い、マーキングや「UP」の文字を表示するようにしてもよい。また、例えば、リーチ演出を最初まであるいは途中まで巻き戻す演出が行われ、その後、チェックポイントをサボハニのキャラクタSBHが通過したときに、チャンスアップの演出が行われて、マーキングや「UP」の文字の表示を行うようにしてもよい。
図65(17b)は、図64(16)に続く別の演出例であり、図64(17)と同様の演出が行われている。なお、チャンスアップメータCMTにおける最終地点GPでは、プラカードの表示がクエスチョンマークの表示となっており、最終地点GPにサボハニのキャラクタSBHが到達した場合に、何らかのイベントが発生する可能性があることが示唆されている。
その後、図65(18b)に示す装飾図柄表示装置208では、レバー画像136Vaではなく、ボタン画像136aと残時間表示メータMTが表示され、チャンスアップの予告としてのレバー演出が開始されなかった様子が示されている。そのため、図65(19b)に示すように、サボハニのキャラクタSBHの吹き出しは表示されず、また、図65(17b)〜同図(20b)に示すように、サボハニのキャラクタSBHは第3チェックポイントCP3をそのまま通過し、第3チェックポイントCP3におけるマーキングや「UP」の文字の表示も行われない。なお、図65(19b)では、演出ボタン136(チャンスボタン136)の操作有効期間が開始し、遊技者による演出ボタン136(チャンスボタン136)の操作を受付可能な状態となった様子が示されている。
その後、図65(20b)に示す残時間表示メータMTでは、上記操作有効期間が減っている様子が示されている。一方、チャンスアップメータCMTでは、サボハニのキャラクタSBHが最終地点GP手前に位置している。
その後、上記操作有効期間内において、図65(21b)に示すタイミングで、遊技者が演出ボタン136(チャンスボタン136)を操作すると、図65(22b)に示す装飾図柄表示装置208では、殿様のキャラクタと敵役の剣豪が「外したか・・・」というセリフとともに、勝敗が決しない様子の表示が行われる。また、チャンスアップメータCMTでは、最終地点GPにおけるプラカードに「発展」という文字表示が行われ、リーチ演出が発展することが報知される。
その後、図65(23b)に示される殿様のキャラクタによるカットイン画像CI4の表示が行われた後、図65(24b)に示すように、剣豪リーチにおいてパンダのキャラクタが助っ人として登場する旨の演出が開始される。また、チャンスアップメータCMTでは、サボハニのキャラクタSBHが空飛ぶじゅうたんに乗って、開始地点SPに向かっていく様子が示されている。
その後、図65(25b)〜同図(29b)に示すように、サボハニのキャラクタSBHが開始地点SPに向かう途上で、サボハニのキャラクタSBHによりオーバーラップさせながら、チャンスアップメータCMTを変更する表示を行う。そのため、サボハニのキャラクタSBHの移動により、例えば、図65(26b)〜同図(27b)に示すように、変更後のチャンスアップメータCMTの一部が出現して第5チェックポイントCP5が出現し、図65(28b)〜同図(29b)に示すように、第4チェックポイントCP4が出現する。
図65(29b)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニのキャラクタSBHが再び開始地点SPに位置している様子が示されている。このとき、チャンスアップメータCMTでは、第4チェックポイントCP4及び第5チェックポイントCP5が変化前の表示状態(赤色のマーキングが付されておらず、「UP」の文字表示も行われていない状態)となっている。そして、チャンスアップメータCMTでは、サボハニのキャラクタSBHの移動が開始される。
その後、図65(30b)に示す装飾図柄表示装置208では、SP剣豪リーチに発展した様子が示されている。SP剣豪リーチは、剣豪リーチが発展して移行するリーチであり、剣豪リーチからSP剣豪リーチに発展しない場合よりも大当りとなりやすいリーチ演出である。SP剣豪リーチでは、図65(30b)に示すように、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙する点では、発展前の剣豪リーチと同じであるが、主人公の殿様の助っ人としてパンダを従えている点と、背景に満月が表れている点で異なっている。さらに、図65(30b)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニのキャラクタSBHが第4チェックポイントCP4に到達するタイミングで、3匹のコパンダのキャラクタによって構成されるコパンダ応援団KPDが応援している様子を示す予告表示が行われており、SP剣豪リーチの大当りに対する信頼度が飛躍的に高くなっていることを報知している。このコパンダ応援団KPDは、チャンスアップのキャラクタとして機能しているということができる。なお、コパンダ応援団KPDは、SP剣豪リーチにおいて必ず出現するようにしてもよいし、出現しない場合があってもよい。
すると、図65(31b)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニのキャラクタSBHの近傍に「チャンスアップ コパンダ応援団」の文字が付記された吹き出しが表示され、チャンスアップのキャラクタ表示による予告が行われたことを報知している。なお、コパンダ応援団KPDが表示開始するタイミングとサボハニのキャラクタSBHの吹き出しの表示開始のタイミングとが同じであってもよいし、コパンダ応援団KPDが表示開始した後でサボハニのキャラクタSBHの吹き出しが表示されてもよいし、サボハニのキャラクタSBHの吹き出しの表示が開始された後でコパンダ応援団KPDが表示されてもよい。なお、サボハニのキャラクタSBHは、コパンダ応援団KPDの表示による予告が行われている間は、第1チェックポイントCP1で停止するが、停止しないようにしてもよい。
その後、図65(32b)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニのキャラクタSBHが第5チェックポイントCP5に到達した様子が示されている。すると、チャンスアップ演出が行われる旨の「コラボ必殺」の表示が行われ、その後、図65(33b)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「一撃」の表示とともにレバー画像136Vaが表示される。また、チャンスアップメータCMTでは、サボハニのキャラクタSBHの近傍に「チャンスアップ レバー」の文字が付記された吹き出しが表示され、レバー演出による予告が開始されたことが報知されている。ここで、チャンスアップ演出であるレバー演出が行われず、演出ボタン136(チャンスボタン136)を操作する演出であるボタン演出が行われる場合があってもよい。また、レバー演出が必ず行われるようにしてもよい。
その後、図65(34b)に示す装飾図柄表示装置208では、レバー画像136Vaに加えて残時間表示メータMTが表示され、レバー演出が開始される。また、チャンスアップメータCMTにおける第5チェックポイントCP5が赤色でマーキングされるとともに、予告が出現したことにより大当りの信頼度がアップしたことを示す「UP」の文字がその上方に表示され、予告が発生したことの履歴が示される。なお、「UP」の表示は、サボハニのキャラクタSBHによりオーバーラップされており、オーバーラップされていない状態である場合よりも視認困難とされている。その後は、例えば、演出レバー136Vが操作されると、図64(24)〜同図(28)に示して上述した要領で演出が行われて、大当りとなることが報知される。
図65(23c)は、図64(22)に続く別の演出例であり、図64(18)〜同図(22)に示すレバー演出において、遊技者により演出レバー136Vが操作されたが、演出に失敗した様子が示されている。すなわち、装飾図柄表示装置208では、中図柄に「装飾6」が表示され、「装飾7−装飾6−装飾7」のハズレの組合せとなってハズレとなることが報知される。また、チャンスアップメータCMTでは、サボハニのキャラクタSBHが最終地点GPに到達するが、プラカードはハズレとなることを示す「×」の文字が示され、サボハニのキャラクタSBHは、がっかりした表情となっている。
図65(5d)は、図64(5)に示す演出の変形例である。具体的には、図65(5d)に示す装飾図柄表示装置208では、多数のボゥイのキャラクタBOY(ボゥイ群)が表示画面の左側から出現し、右側に向かって移動する様子が示されている。すなわち、ボゥイ群の出現による予告が行われている様子が示されている。このボゥイのキャラクタが群で出現した場合は、ボゥイのキャラクタBOYが単体で出現する場合よりも大当りとなりやすい。また、チャンスアップメータCMTでは、サボハニのキャラクタSBHの近傍に「チャンスアップ BOY群」の文字が付記された吹き出しが表示され、チャンスアップのキャラクタ表示による予告が行われたことを報知している。このように、同じチャンスアップポイントであっても、異なるチャンスアップ演出が行われてもよいし、同じチャンスアップポイントでは同じ演出が行われるようにしてもよい。
図66は、チャンスアップメータを用いた演出の他の例を段階的に示す図である。
図66(7e)は、図64(6)に続く別の演出例であり、図64(7)と同様の演出が行われている。
その後、図66(8e)〜同図(9e)に示すように、チャンスアップメータCMTでは、サボハニのキャラクタSBHが第2チェックポイントCP2を飛び越して第3チェックポイントCP3の手前まで到達し、第3チェックポイントCP3に対応するチャンスアップの予告が行われるまでその場所で待機する。なお、サボハニのキャラクタSBHが第2チェックポイントCP2を飛び越して第3チェックポイントCP3に到達する演出が行われている間に、第2チェックポイントCP2に対応する演出(例えば、図64(9)〜同図(15)に示して上述したボタン演出等)が行われてもよいし、当該演出自体が行われなくてもよい。あるいは、当該演出は行われないが、行われたものとして、第2チェックポイントCP2が赤色でマーキングされるとともに「UP」の文字表示が行われてもよい。
図66(2f)は、図64(1)に続く別の演出例である。図66(2f)に示す演出例では、図64に示される演出例とはチャンスアップメータCMTの表示態様が異なっている。具体的には、チャンスアップメータCMTのゲージ部分が緑色の棒状に構成され、サボハニのキャラクタSBHに換えて、マーカーMRKの位置により現在のリーチ演出の進行状況を概略的に報知する。このとき、ゲージ部分におけるマーカーMRKの進行済み部分については、色が緑色から白色に変化する。また、マーカーMRKの進行速度は、一定ではなく、演出の進行状況により可変する場合があるが、一定であってもよい。また、第1チェックポイントCP1〜第3チェックポイントCP3の表示態様がクエスチョンマークで表されており、チャンスアップの予告が行われることに対する期待感を持たせるようにしている。また、開始地点と最終地点は、チャンスアップメータCMTのゲージ部分の始端と終端とによって示されている。
図66(2f)に続く図66(3f)では、マーカーMRKが開始地点からの移動を開始している様子が示されている。
その後、図66(4f)に示す装飾図柄表示装置208では、マーカーMRKが第1チェックポイントCP1に到達するタイミングで、ボゥイのキャラクタBOYが表示画面の右側から出現し、左側に向かって移動する様子が示されている。
すると、図66(5f)に示す装飾図柄表示装置208では、マーカーMRKの近傍に「チャンスアップ BOY通過」の文字が付記された吹き出しが表示され、チャンスアップのキャラクタ表示による予告が行われたことを報知している。なお、マーカーMRKは、図66(5f)〜同図(6f)に示すように、吹き出しが表示されている間は第1チェックポイントCP1で待機している。
その後、図66(7f−1)〜同図(7f−2)に示す装飾図柄表示装置208では、マーカーMRKが移動を開始した様子が示されている。このとき、第1チェックポイントCP1におけるクエスチョンマークの表示に換えて、予告が出現したことにより大当りの信頼度がアップしたことを示す「UP」の文字がゲージ部分に重ねて表示される。なお、ボゥイのキャラクタBOYは、図66(7f−2)に示すタイミングで表示画面の右側からフレームアウトしている。
図66(4g´)は、図66(3f)に示す演出が行われた後、マーカーMRKが第1チェックポイントCP1に到達してもボゥイのキャラクタBOYが出現しなかった場合の演出例について示されている。具体的には、図66(4f)に示すタイミングでボゥイのキャラクタBOYが出現しなかった場合には、図66(4g´)に示すように、チャンスアップメータCMTでは、第1チェックポイントCP1におけるクエスチョンマークの表示に換えて、予告が出現しなかった旨の「×」の表示が行われる。あるいは、図66(4g´´)に示すように、第1チェックポイントCP1におけるクエスチョンマークの表示を消去し、何らの表示も行わないようにしてもよい。あるいは、図66(4g´´´)に示すように、第1チェックポイントCP1におけるクエスチョンマークの表示のまま表示態様を変化させないようにしてもよい。
図66(2h)は、図64(1)に続くさらに別の演出例である。図66(2h)に示す演出例では、図66(2f)に示されるチャンスアップメータCMTの表示態様と同様であるが、第1チェックポイントCP1〜第3チェックポイントCP3が非表示とされている点で異なっている。そのため、チャンスアップの予告の開始タイミングが認識しにくくなっており、遊技者にいつチャンスアップの予告が開始されるのかについて期待感を持たせることができる場合がある。
図66(5h)に示すタイミングでは、マーカーMRKの近傍に「チャンスアップ BOY通過」の文字が付記された吹き出しが表示され、チャンスアップのキャラクタ表示による予告が行われたことを報知している。このとき、予告が出現したことにより大当りの信頼度がアップしたことを示す「UP」の文字の一部が出現している。
その後、図66(6h)〜同図(7h)に示すように、マーカーMRKが進行してチャンスアップメータCMTのゲージ部分における表示色が変更するにしたがい、隠されていた「UP」の文字が出現する。
図67は、チャンスアップメータを用いた演出の他の例を段階的に示す図である。
図67(A1)〜同図(A11)に示す演出例は、疑似連演出の実行中においてチャンスアップメータCMTにより疑似連が発生するタイミングと疑似連の発生回数を報知する様子が示されている。
図67(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、図67(A1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第一の保留アイコンh11が表示されるとともに、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0及びナビキャラクタYMも表示されている。
図67(A2)に示す装飾図柄表示装置208では、「越後屋を確保しろ」という文字が表示されて、疑似連演出の一例としての追っかけ演出が開始される様子が示されている。
その後、図67(A3)では、追っかけ演出が開始された様子が示されている。具体的には、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が悪徳商人を追いかける演出表示が開始される。また、第2装飾図柄の下方には、図66(2f)に示して上述した態様のチャンスアップメータCMTが表示されている。図67(A3)に示すチャンスアップメータCMTでは、第1チェックポイントCP1、第2チェックポイントCP2及び第3チェックポイントCP3が配置されている。これら第1チェックポイントCP1〜第3チェックポイントCP3では、疑似連が発生する場合があることを示すものであり、遊技者に期待感を持たせるようにしている。すなわち、マーカーMRKが移動する道中で第1チェックポイントCP1〜第3チェックポイントCP3にそれぞれ到達すると、疑似連が発生する場合がある。また、最終地点に到達することにより、悪徳商人が捕縛され、高信頼度のリーチ演出に移行しやすくなることが示唆されている。この演出例では、疑似連が発生するほど、大当りとなりやすいように構成されている。なお、疑似連が4回発生すると(すなわち、最終地点に到達したときに疑似連が発生すると)、大当りが確定する。なお、疑似連の回数が4回以外の回数で大当り確定となってもよく、例えば、疑似連の回数が1回と4回の場合には大当り確定となるようにしてもよい。大当り確定となる疑似連回数は他の疑似連回数よりも発生し難くなっている。
図67(A4)に示す装飾図柄表示装置208では、マーカーMRKが開始地点からの移動を開始している様子が示されている。
その後、図67(A5)に示す装飾図柄表示装置208では、第1装飾図柄が「装飾7−装飾7−装飾6」の装飾図柄の組合せで揺れ変動している様子が示されている。また、チャンスアップメータCMTでは、マーカーMRKが第1チェックポイントCP1に到達している様子が示されている。
すると、図67(A6)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が悪徳商人を追い回す表示ともに「継続」の文字が表示され、1回目の疑似連が行われることが報知される様子が示されている。このとき、チャンスアップメータCMTでは、第1チェックポイントCP1の表示がクエスチョンマークから「続」の文字の表示に切り替わる。また、このとき、第1装飾図柄は非表示とされるが、例えば、半透明の表示態様で変動表示が行われてもよい。なお、主人公の殿様が悪徳商人を追い回す表示ともに「継続」の文字が表示されるタイミングと第1チェックポイントCP1の表示がクエスチョンマークから「続」の文字の表示に切り替わるタイミングが同じであってもよいし、主人公の殿様が悪徳商人を追い回す表示ともに「継続」の文字が表示された後で、第1チェックポイントCP1の表示がクエスチョンマークから「続」の文字の表示に切り替わってもよいし、第1チェックポイントCP1の表示がクエスチョンマークから「続」の文字の表示に切り替わった後で、主人公の殿様が悪徳商人を追い回す表示ともに「継続」の文字が表示されてもよい。
図67(A7)に示す装飾図柄表示装置208では、第1装飾図柄が「装飾7−装飾7−装飾6」の装飾図柄の組合せで揺れ変動している様子が示されている。また、チャンスアップメータCMTでは、マーカーMRKが第2チェックポイントCP2に到達している様子が示されている。なお、図67(A7)に示す装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様と悪徳商人との距離が縮まっている様子が示されている。
その後、図67(A8)に示す装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が悪徳商人を追い回す表示ともに「継続」の文字が表示され、2回目の疑似連が行われることが報知される様子が示されている。このとき、チャンスアップメータCMTでは、第2チェックポイントCP2の表示がクエスチョンマークから「続」の文字の表示に切り替わる。また、このとき、第1装飾図柄は非表示とされるが、例えば、半透明の表示態様で変動表示が行われてもよい。
図67(A9)に示す装飾図柄表示装置208では、第1装飾図柄が「装飾7−装飾7−装飾6」の装飾図柄の組合せで揺れ変動している様子が示されている。また、チャンスアップメータCMTでは、マーカーMRKが第3チェックポイントCP3に到達している様子が示されている。なお、主人公の殿様が悪徳商人を追い回している様子を示すアングルが変更されるとともに、今まで余裕であった悪徳商人の表情が焦った表情となっている。
その後、図67(A10)に示す装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が悪徳商人を追い回す表示ともに「継続」の文字が表示され、3回目の疑似連が行われることが報知される様子が示されている。このとき、チャンスアップメータCMTでは、第3チェックポイントCP3の表示がクエスチョンマークから「続」の文字の表示に切り替わる。また、このとき、第1装飾図柄は非表示とされるが、例えば、半透明の表示態様で変動表示が行われてもよい。
その後、図67(A11)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「確保」の文字の表示とともに、主人公の殿様が悪徳商人を捕縛した様子が表示されている。このとき、チャンスアップメータCMTでは、マーカーMRKが最終地点に到達したことで、今回の図柄変動表示において、合計で疑似連が3回行われたことが示されている。また、このとき、第1装飾図柄では、「装飾7」でリーチ状態となり、リーチ演出が開始されることとなる。
図67(B1)〜同図(B14)に示す演出例は、通常の装飾図柄の変動表示中にチャンスアップメータCMTが表示され、チャンスアップの予告が発生するタイミングを報知する様子が示されている。
図67(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、図67(B1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第一の保留アイコンh11が表示されるとともに、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0及びナビキャラクタYMも表示されている。
その後、図67(B2)に示すように、装飾図柄表示装置208では、第2装飾図柄の下方に、図66(2f)に示して上述した態様のチャンスアップメータCMTが表示されている。図67(B2)に示すチャンスアップメータCMTでは、第1チェックポイントCP1及び第2チェックポイントCP2が配置されている。これら第1チェックポイントCP1及び第2チェックポイントCP2では、チャンスアップの予告が発生する場合があることを示すものであり、遊技者に期待感を持たせるようにしている。
図67(B3)に示す装飾図柄表示装置208では、マーカーMRKが開始地点からの移動を開始している様子が示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「好機」の文字が表示された吹き出しが表示され、ナビキャラクタYMによるナビキャラ予告が行われている。なお、この演出例では、ナビキャラクタYMの「好機」の文字の吹き出しによる予告は、チャンスアップメータCMTには直接的には関連しない予告であるが、チャンスアップメータCMTに直接的に関係するチャンスアップの予告であってもよい。
その後、図67(B4)に示すように、チャンスアップメータCMTでは、マーカーMRKが第1チェックポイントCP1に到達している様子が示されている。すると、ナビキャラクタYMの吹き出しに表示されている文字が「好機」から「否」に変更される。これを受けて、マーカーMRKの近傍に「チャンスアップ 否」の文字が付記された吹き出しが表示され、ナビキャラクタYMによるチャンスアップの予告が行われたことを報知している。なお、マーカーMRKは、吹き出しが表示されている間は第1チェックポイントCP1で待機しているが、待機せずに進行するようにしてもよい。また、装飾図柄表示装置208では、会話予告も開始している様子が示されている。会話予告が開始されると、殿様のキャラクタとともに「チャンス」という文字表示が表示された殿様の会話画像CI1が表示される。この殿様の会話画像CI1は、会話予告の第1段階となっている。また、この殿様の会話画像CI1は、第1装飾図柄にオーバーラップしており、オーバーラップしていない状態である場合よりも、第1装飾図柄が視認困難とされている。また、殿様の会話画像CI1は、チャンスアップメータCMTにオーバーラップされており、オーバーラップされていない状態である場合よりも、殿様の会話画像CI1が視認困難とされている。なお、この殿様の会話画像CI1は、チャンスアップメータCMTには直接的には関連しない予告であるが、チャンスアップメータCMTに直接的に関係するチャンスアップ予告であってもよい。
その後、図67(B5)に示すように、チャンスアップメータCMTでは、マーカーMRKが進行してチャンスアップメータCMTのゲージ部分における表示色が変更するにしたがい、隠されていた「UP」の文字が出現している様子が示されている。これにより、チャンスアップの予告が発生したことの履歴が示されている。また、ナビキャラクタYMの吹き出しに表示されている文字が「否」から「激熱」に変更されている。この演出例では、ナビキャラクタYMの「激熱」の文字の吹き出しによる予告は、チャンスアップメータCMTには直接的には関連しない予告であるが、チャンスアップメータCMTに直接的に関係するチャンスアップの予告であってもよい。また、殿様の会話画像CI1は、縮小表示されて第2装飾図柄の下方に表示される。なお、殿様の会話画像CI1は、ここでもチャンスアップメータCMTにオーバーラップされており、オーバーラップされていない状態である場合よりも視認困難とされている。
その後、図67(B6)に示すように、チャンスアップメータCMTでは、マーカーMRKが第2チェックポイントCP2に到達している様子が示されている。すると、会話予告の続きとして、爺のキャラクタとともに、図51(10)に示して上述した操作促進報知画像が表示された爺の会話画像CI2が表示される。なお、この爺の会話画像CI2は、チャンスアップメータCMTには直接的には関係しない予告であるが、チャンスアップメータCMTに直接的に関係するチャンスアップ予告であってもよい。また、図67(B6)に示すタイミングでは、操作有効期間は開始されておらず、演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作されてもこれに応じた表示は行われてない。第1装飾図柄は、爺の会話画像CI2によってオーバーラップされている。また、図67(B6)に示すように、殿様の会話画像CI1は、爺の会話画像CI2によって少なくとも一部がオーバーラップされており、オーバーラップされていない状態である場合よりも、殿様の会話画像CI1の表示態様が視認困難とされている。また、爺の会話画像CI2は、ナビキャラクタYMの吹き出しとチャンスアップメータCMTによって一部がオーバーラップされており、オーバーラップされていない状態である場合よりも視認困難とされている。また、第2チェックポイントCP2に到達したマーカーMRKは、待機状態となっている。
その後、図67(B7)に示すタイミングで操作有効期間が開始される。遊技者は、図67(B7)に示すタイミング以降に演出ボタン136(チャンスボタン136)を操作することにより、操作に応じた演出を見ることができる場合がある。
図67(B8)に示す残時間表示メータMTは、上記操作有効期間が開始して所定時間が経過したときの表示態様で示されている。なお、図67(B8)に示すタイミングでは、ナビキャラ予告は終了しており、ナビキャラクタYMの吹き出しは消去されている。その後、図67(B9)に示すタイミングで、遊技者が、演出ボタン136(チャンスボタン136)を押下すると、図67(B10)に示すように、爺の会話画像CI2では、操作促進報知画像に換えて「激熱ですぞ」の文字が表示される場合がある。これにより、大当りの信頼度がかなり高いことが報知される。さらに、この演出例では、爺の会話画像CI2の外枠の表示態様が金色の太線で強調された表示態様となっており、通常の外枠の表示態様である場合よりもさらに大当りとなりやすいことを報知している。また、チャンスアップメータCMTでは、爺の会話画像CI2の外枠の表示態様が金色に変化したことを受けて、マーカーMRKの近傍に「チャンスアップ 金枠」の文字が付記された吹き出しが表示され、会話予告におけるチャンスアップの予告が行われたことを報知している。なお、マーカーMRKは、吹き出しが表示されている間は第1チェックポイントCP1で待機しているが、待機せずに進行するようにしてもよい。なお、操作有効期間内に演出ボタン136(チャンスボタン136)の操作がなかった場合は、爺の会話画像CI2が表示されてもよいし、表示されなくてもよい。爺の会話画像CI2が表示されない場合に、チャンスアップメータCMTにおいてチャンスアップの予告が発生していたことを報知しなくてもよいし、報知してもよいし、一部のみ報知してもよい(例えば、「UP」の文字だけを表示する等)。
図67(B11)に示すチャンスアップメータCMTでは、吹き出しの位置が変化した様子が示されている。このとき、吹き出しが爺の会話画像CI2にオーバーラップしており、オーバーラップしていない状態である場合よりも、爺の会話画像CI2が視認困難とされている。なお、吹き出しの位置が図67(B10)に示す位置から変化しないようにしてもよいし、吹き出しの表示位置が最初から図67(B11)に示す位置であってもよい。
その後、図67(B12)に示すように、チャンスアップメータCMTでは、マーカーMRKが進行してチャンスアップメータCMTのゲージ部分における表示色が変更するにしたがい、隠されていた「UP」の文字が出現している様子が示されている。これにより、チャンスアップの予告が発生したことの履歴が示されている。また、装飾図柄表示装置208では、チャンスアップメータCMTにおいて表示されていた吹き出しの表示が消去され、会話予告も終了している。なお、吹き出しの表示は、会話予告が終了するタイミングで消去されてもよいし、会話予告が終了した後で消去されてもよい。また、吹き出しの表示が消去された後で会話予告が終了してもよい。
図67(B13)に示す装飾図柄表示装置208では、第1装飾図柄が「装飾7」でリーチ状態となった様子が示されている。このとき、チャンスアップメータCMTのマーカーMRKは、最終地点に到達し、チャンスアップメータCMTによる演出が完了したことが示されている。その後、図67(B14)に示すように、装飾図柄表示装置208では、リーチ演出が開始され、チャンスアップメータCMTは消去される。なお、リーチ演出が開始されるタイミングとチャンスアップメータCMTが消去されるタイミングとが同じであってもよいし、リーチ演出が開始された後でチャンスアップメータCMTが消去されてもよいし、チャンスアップメータCMTが消去された後でリーチ演出が開始されてもよい。
なお、この演出例におけるチャンスアップメータCMTによる演出は、リーチ状態となると終了するようにしたが、リーチ状態となっても演出が継続してもよく、また、スーパーリーチに移行しても継続するようにしてもよい。また、チャンスアップメータCMTによる演出が開始されると、当該図柄変動表示が終了するまで継続して行われるようにしてもよい。このとき、例えば、スーパーリーチが開始すると、継続して実行中のチャンスアップメータCMTによる演出とは別のチャンスアップメータCMTによる演出が開始されてもよい。また、チャンスアップメータCMTによる演出は、通常の図柄変動表示中に必ず開始してもよいし、開始しない場合があってもよい。さらに、通常の図柄変動表示では、チャンスアップメータCMTによる演出が開始する場合と開始しない場合とがあるが、リーチ演出においては必ずチャンスアップメータCMTによる演出が開始するようにしてもよい。また、チャンスアップメータCMTによる演出が可能な状態となった場合に、演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作されるとチャンスアップメータCMTによる演出が開始するようにしてもよい。この場合、例えば、その旨の表示を行い、遊技者に認識させるようにしてもよい。
図68は、チャンスアップメータを用いた演出の他の例を段階的に示す図である。
図68では、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普図表示装置210、第1特図保留ランプ218、第2特図保留ランプ220、普図保留ランプ216及び第4図柄表示装置284aについて、図示を省略している。
図68(A1)〜同図(A5)に示す演出例は、チャンスアップメータCMTによる演出が開始されたが、途中で消去される様子が示されている。
図68(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展し、主人公の殿様と敵役の剣豪との決闘シーンのアニメーションが行われている様子が示されている。また、装飾図柄表示装置208の表示画面の下方では、変動アイコンh0とチャンスアップメータCMTが左右に並んで表示されており、チャンスアップメータCMTによる演出が行われている様子が示されている。図68(A1)に示すチャンスアップメータCMTは、例えば、リーチ演出の進行状況を示すメータであり、開始地点SPから最終地点GMまでの間をサボハニのキャラクタSBHが移動し、その位置によって現在のリーチ演出の進行状況を概略的に報知している。なお、図68(A1)に示すチャンスアップメータCMTでは、第1チェックポイントCP1、第2チェックポイントCP2および第3チェックポイントCP3が配置され、サボハニのキャラクタSBHが開始地点SPから最終地点GPに向かう道中で第1チェックポイントCP1〜第3チェックポイントCP3にそれぞれ到達すると、特定の予告が発生する場合があるようになっているが、図68(A1)に示すタイミングでは、サボハニのキャラクタSBHが第1チェックポイントCP1及び第2チェックポイントCP2にそれぞれ到達したが、これらに対応するチャンスアップの予告が発生しなかったので、第1チェックポイントCP1及び第2チェックポイントCP2の表示が消去されている。図68(A1)に示すチャンスアップメータCMTでは、サボハニのキャラクタSBHが第2チェックポイントCP2から移動を開始している様子が示されている。
その後、図68(A2)に示す装飾図柄表示装置208では、栄養ドリンクを持つ爺のキャラクタが「ファイト」と喋っている様子を示すカットインの表示が行われている。このカットインの表示は、例えば、実行中のスーパーリーチを昇格させる演出であり、このカットインが表示された場合には、表示されない場合よりも大当りとなりやすい。また、このカットインの表示がプレミア予告であってもよく、表示された場合には、大当りが確定するようにしてもよい。また、このカットインの表示が行われるとき、チャンスアップメータCMTは消去される。すなわち、この演出例では、チャンスアップメータCMTに関係するチャンスアップの予告が行われるよりも大当りとなりやすい予告が行われたことにより、チャンスアップメータCMTによる演出が終了している様子が示されている。なお、このカットインの表示は、チャンスアップメータCMTには直接的に関連しない予告であるが、チャンスアップメータCMTに直接的に関係するチャンスアップの予告であってもよい。このように、この演出例では、サボハニのキャラクタSBHが最終地点GPに到達するよりも前にチャンスアップメータCMTによる演出が終了する様子が示されている。また、サボハニのキャラクタSBHがチェックポイントに到達する前にチャンスアップメータCMTによる演出が終了する様子も示されているということもできる。なお、この演出例において、チャンスアップメータCMTが途中で必ず終了するようにしてもよいし、チャンスアップメータCMTが途中で終了する場合と終了しない場合とがあってもよい。このとき、例えば、チャンスアップメータCMTが途中で終了する場合と終了しない場合とで、その後に行われる演出の内容が異なるようにしてもよいし、同じ内容の演出が行われるようにしてもよい。また、チャンスアップメータCMTが途中で終了した場合の方が、チャンスアップメータCMTが途中で終了しなかった場合よりも大当りとなりやすくてもよい。また、チャンスアップメータCMTが途中で終了した場合の大当りの信頼度は、各チェックポイントの全てでチャンスアップの予告が発生した場合であってチャンスアップメータCMTが途中で終了しなかった場合と同じであってもよい。あるいは、チャンスアップメータCMTが途中で終了しなかった場合の方が、チャンスアップメータCMTが途中で終了した場合よりも大当りとなりやすくてもよい。
図68(A3)に示す装飾図柄表示装置208では、「一撃」の文字表示とともに、ボタン画像136aと残時間表示メータMTが表示され、ボタン演出が開始されている様子が示されている。このボタン演出もチャンスアップメータCMTに関連しない予告であるが、チャンスアップメータCMTに関連するチャンスアップの予告であってもよい。
その後、操作有効期間が開始され、遊技者により演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作されるか、操作有効期間が経過すると、図68(A4)に示すように、中図柄に「装飾7」が表示され、「装飾7−装飾7−装飾7」の大当りの組合せとなることが報知される。なお、ハズレとなる場合には、図68(A4´)に示すように、中図柄に「装飾6」が表示され、「装飾7−装飾6−装飾7」のハズレの組合せとなることが報知される。
その後、図68(A5)に示す装飾図柄表示装置208では、決闘シーンのアニメーション表示がフェイドインし、主人公の殿様が敵役の剣豪を討伐した様子が示され、大当りとなることが報知されている。
図68(A2a)は、図68(A1)に続く演出の別の例を示している。具体的には、図68(A2a)に示す装飾図柄表示装置208では、姫のキャラクタが「リーチを書き換えるよ」と喋っている様子を示すカットインの表示が行われている。このカットインの表示は、例えば、当該図柄変動表示において行われたリーチ演出について、他の内容の演出が行われたものとすることにより、大当りの信頼度を向上させる予告である。このカットインの表示が行われるとき、チャンスアップメータCMTは消去される。なお、このカットインの表示も、チャンスアップメータCMTには直接的に関連しない予告であるが、チャンスアップメータCMTに直接的に関係するチャンスアップの予告であってもよい。このように、この演出例でも、サボハニのキャラクタSBHが最終地点GPに到達するよりも前にチャンスアップメータCMTが消去される様子が示されている。また、サボハニのキャラクタSBHがチェックポイントに到達する前にチャンスアップメータCMTが消去される様子も示されているということもできる。なお、図68(A2a)に示す装飾図柄表示装置208では、変動アイコンh0も消去されているが、消去されないようにしてもよい。
図68(A3a)に示す装飾図柄表示装置208では、リーチ演出が書き換えられた後の様子が示されている。具体的には、図68(A3a)では、消去されたチャンスアップメータCMTが再び表示されるが、このチャンスアップメータCMTでは、第1チェックポイントCP1及び第2チェックポイントCP2が出現し、それぞれ赤色でマーキングされるとともに、「UP」の文字が表示されている。すなわち、実際には、第1チェックポイントCP1に対応するチャンスアップの予告と第2チェックポイントCP2に対応するチャンスアップの予告は行われていなかったが、いずれも行われたものとして表され、大当りの信頼度が向上している様子が示されている。
図68(A3a´−1)は、図68(A2a)に続く別の演出例について示している。図68(A3a´−1)に示す装飾図柄表示装置208では、剣豪リーチではなく、図65(30b)を参照して上述したSP剣豪リーチに変更されている様子が示されている。SP剣豪リーチは、剣豪リーチよりも大当りとなりやすいリーチ演出である。さらに、図68(A3a´−1)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニのキャラクタSBHが第3チェックポイントCP3に到達するタイミングで子パンダ応援団KPDが応援している様子を示すチャンスアップの予告表示が行われており、SP剣豪リーチの大当りに対する信頼度が飛躍的に高くなっていることを報知している。なお、子パンダ応援団KPDは、必ず出現するようにしてもよいし、出現しない場合があってもよい。また、図68(A3a´−1)では、消去されたチャンスアップメータCMTが再び表示されるが、その表示態様は、チャンスアップメータCMTが消去される前の表示態様と同じとなっている。
図68(A3a´−2)は、図68(A2a)に続く演出例であって、図68(A3a´−1)とは別の演出例を示している。図68(A3a´−2)に示す演出例は、チャンスアップメータCMTの表示態様が図68(A3a´−1)とは異なっている。すなわち、図68(A3a´−2)に示すチャンスアップメータCMTは、姫のキャラクタのカットインが表示される前のチャンスアップメータCMTとは別のチャンスアップメータであり、具体的には、図65(30b)に示して上述したように、剣豪リーチからSP剣豪リーチに移行した際に表示されるチャンスアップメータCMTとなっている。すなわち、図68(A3a´−2)に示すチャンスアップメータCMTによれば、SP剣豪リーチに移行して通過した第4チェックポイントCP4において、コパンダ応援団KPDが出現したとが示されている。そのため、装飾図柄表示装置208では、コパンダ応援団KPDが表示され、チャンスアップの予告が行われていることが示されている。なお、チャンスアップメータCMTの表示が再開された場合に、サボハニのキャラクタSBHが開始地点SPに位置し、SP剣豪リーチが最初から開始するようにしてもよいし、サボハニのキャラクタSBHが最終地点GPに位置し、SP剣豪リーチの終盤から開始するようにしてもよい。
図68(A3a´´)は、図68(A2a)に続く演出の別の例を示している。図68(A3a´´)に示す装飾図柄表示装置208では、全回転リーチが開始する様子が示されている。全回転リーチは、大当りが確定するリーチであり、遊技者にこれ以上の期待感を持たせる必要がないため、チャンスアップメータCMTの再度の表示は行われないが、図68(A3a´´´)に示すように、チャンスアップメータCMTが再度表示されてもよい。この場合、全回転リーチが開始した時点で大当りが確定することが報知されているということができるので、サボハニのキャラクタSBHを第5チェックポイントCP5を通過することなく最終地点GPに位置を変更し、プラカードには、大当りとなることを示す「V」の表示を行うようにしてもよい。なお、全回転リーチが開始するタイミングとサボハニのキャラクタSBHが最終地点GPに到達させるタイミングとが同じであってもよいし、全回転リーチが開始した後でサボハニのキャラクタSBHが最終地点GPに到達してもよいし、サボハニのキャラクタSBHが最終地点GPに到達した後で全回転リーチが開始してもよい。また、全回転リーチが開始するタイミングとチャンスアップメータCMTが再度表示するタイミングとが同じであってもよいし、全回転リーチが開始した後でチャンスアップメータCMTが再度表示するようにしてもよいし、チャンスアップメータCMTが再度表示してから全回転リーチが開始してもよい。
図68(A2b)〜同図(A3b)は、図68(A1)に続く別の演出例について示している。
図68(A2b)に示す装飾図柄表示装置208では、決闘シーンのアニメーション表示からエフェクト画像の表示に切り換えられている様子が示されている。このとき、チャンスアップメータCMTも消去される。その後、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdが動作し、それぞれ装飾図柄表示装置208の前面側でオーバーラップする。なお、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdが動作し、それぞれ装飾図柄表示装置208の前面側でオーバーラップする演出が終了した後に再度チャンスアップメータCMTが表示されてもよいし、再度チャンスアップメータCMTが表示されないようにしてもよい。
図68(B1)〜同図(B4)に示す演出例は、チャンスアップメータCMTによる演出が開始されたが、途中でハズレの結果が表示されたためチャンスアップメータCMTによる演出が終了となる様子が示されている。
図68(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展し、主人公の殿様と敵役の剣豪との決闘シーンのアニメーションが行われている様子が示されている。また、装飾図柄表示装置208の表示画面の下方では、変動アイコンh0とチャンスアップメータCMTが左右に並んで表示されており、チャンスアップメータCMTによる演出が行われている様子が示されている。図68(B1)に示すチャンスアップメータCMTは、例えば、リーチ演出の進行状況を示すメータであり、開始地点SPから最終地点GMまでの間をサボハニのキャラクタSBHが移動し、その位置によって現在のリーチ演出の進行状況を概略的に報知している。なお、図68(B1)に示すチャンスアップメータCMTでは、第1チェックポイントCP1、第2チェックポイントCP2および第3チェックポイントCP3が配置され、サボハニのキャラクタSBHが開始地点SPから最終地点GPに向かう道中で第1チェックポイントCP1〜第3チェックポイントCP3にそれぞれ到達すると、特定の予告が発生する場合があるようになっているが、図68(B1)に示すタイミングでは、サボハニのキャラクタSBHが第1チェックポイントCP1に到達したが、これに対応するチャンスアップの予告が発生しなかったので、第1チェックポイントCP1には赤色のマーキング及び「UP」の表示が行われていない。図68(B1)に示すチャンスアップメータCMTでは、サボハニのキャラクタSBHが第1チェックポイントCP1から移動を開始している様子が示されている。
図68(B2)に示す装飾図柄表示装置208では、剣豪のカットイン画像CI5が表示され、ハズレとなる可能性が高いことを報知している様子が示されている。その後、図68(B3)に示す装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪に敗れ、中図柄に「装飾6」が表示され、ハズレとなることが報知される。また、チャンスアップメータCMTでは、サボハニのキャラクタSBHがハズレとなって残念そうな表情を見せている表示がなされている。ここで、図68(B3´)に示すように、中図柄に「装飾6」が表示され、ハズレとなることが報知されたにもかかわらず、チャンスアップメータCMTでは、サボハニのキャラクタSBHが最終地点GPに向かってそのまま進んでいく様子が表示されてもよい。その後、図68(B4)に示すように、第1装飾図柄が「装飾7−装飾6−装飾7」の装飾図柄の組合せで揺れ変動が行われた後、停止表示される。
図69は、チャンスアップメータを用いた演出の他の例を段階的に示す図である。
図69では、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普図表示装置210、第1特図保留ランプ218、第2特図保留ランプ220、普図保留ランプ216及び第4図柄表示装置284aについて、図示を省略している。
図69(A1)〜同図(A5)に示す演出例は、チャンスアップメータCMTによる演出の途中で一旦チャンスアップメータCMTが消去され、その後、再び表示される様子が示されている。
図69(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様と敵役の剣豪との決闘シーンのアニメーションが表示されている。また、図69(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、表示画面の左下隅部にチャンスアップメータCMTが表示されている。図69(A1)に示すチャンスアップメータCMTでは、第1チェックポイントCP1、第2チェックポイントCP2及び第3チェックポイントCP3が配置されている。これら第1チェックポイントCP1〜第3チェックポイントCP3は、特定の予告が発生する場合があることを示すものであり、遊技者に期待感を持たせるようにしている。また、最終地点GPでは、プラカードが回転表示しており、サボハニのキャラクタSBHが最終地点GPに到達することにより、大当り及びハズレのいずれかの結果が導出されることを示唆している。サボハニのキャラクタSBHは、開始地点SPからの移動を開始している様子が示されている。
その後、図69(A2)では、導光板ILの発光が行われ、導光板IL上に所定のエフェクト画像を模した模様が視認容易な態様で現されている様子が示されている。この導光板ILの発光は、第1チェックポイントCP1に対応するチャンスアップの予告となっている。このとき、装飾図柄表示装置208では、表示を暗転させ、導光板IL上の模様をより見やすくしている。このとき、チャンスアップメータCMTも消去される。
その後、図69(A3)に示す装飾図柄表示装置208では、暗転表示により表示が中断された決闘シーンのアニメーション表示がフェイドインしながら再開している様子が示されている。このとき、チャンスアップメータCMTの表示も再開される。また、チャンスアップメータCMTでは、サボハニのキャラクタSBHの近傍に「チャンスアップ イルミ発光」の文字が付記された吹き出しが表示され、チャンスアップの予告が行われたことを報知している。なお、導光板ILの発光は引き続き行われている。
図69(A4)では、導光板ILの発光が終了し、決闘シーンのアニメーション表示のフェイドインが継続している様子が示されている。また、チャンスアップメータCMTにおける第1チェックポイントCP1が赤色でマーキングされるとともに、予告が出現したことにより大当りの信頼度がアップしたことを示す「UP」の文字がその上方に表示され、予告が発生したことの履歴が示される。
図69(A5)では、決闘シーンのアニメーション表示のフェイドインが完了した様子が示されている。また、チャンスアップメータCMTでは、サボハニのキャラクタSBHが移動を開始した様子が示されている。
なお、この演出例では、リーチ演出におけるチャンスアップの予告として導光板ILの発光による演出を行ったが、上述したものに限らず、例えば、チャンスアップメータCMTにおける最終地点GPにサボハニのキャラクタSBHが到達し、大当りかハズレのいずれであるかを煽る演出において適用してもよい。また、大当りかハズレのいずれであるかを煽る演出の他、大当りとなるか、それ以外の何か(例えば、演出が発展したり、ハズレが表示される等)が起きるかについて煽る演出において適用してもよい。このような場合も、導光板ILの発光による演出中では、チャンスアップメータCMTが一時消去されるようにしてもよい。
図69(B1)〜同図(B6)に示す演出例は、チャンスアップメータCMTを遊技者の操作により表示あるいは消去する様子が示されている。
図69(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様と敵役の剣豪との決闘シーンのアニメーションが表示されている。また、図69(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、表示画面の左下隅部にチャンスアップメータCMTが表示されている。図69(B1)に示すチャンスアップメータCMTでは、第1チェックポイントCP1、第2チェックポイントCP2及び第3チェックポイントCP3が配置されている。これら第1チェックポイントCP1〜第3チェックポイントCP3は、特定の予告が発生する場合があることを示すものであり、遊技者に期待感を持たせるようにしている。また、最終地点GPでは、プラカードが回転表示しており、サボハニのキャラクタSBHが最終地点GPに到達することにより、大当り及びハズレのいずれかの結果が導出されることを示唆している。また、図69(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニのキャラクタSBHが第1チェックポイントCP1に到達し、ボゥイのキャラクタBOYが表示画面の左側から出現し、右側に向かって移動する様子が示され、チャンスアップの予告が行われている様子が示されている。さらに、この演出例では、表示画面の右下隅部に案内表示が行われている。具体的には、この案内表示では、操作キーユニット137の上キーと下キーを示すアイコンと、「矢印キー操作でメータ非表示」という文字が表示されており、遊技者が操作キーユニット137の上キー又は下キーを操作することにより、チャンスアップメータCMTを非表示にすることができることが表示されている。なお、この演出例では、剣豪リーチが開始するとチャンスアップメータCMTが表示されるが、剣豪リーチが開始された後、遊技者による表示操作により表示されるようにしてもよい。
図69(B2)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニのキャラクタSBHの近傍に「チャンスアップ BOY通過」の文字が付記された吹き出しが表示され、チャンスアップのキャラクタ表示による予告が行われたことを報知している。
そして、図69(B3)に示すタイミングで、操作キーユニット137の下キーが操作されると、図69(B4)に示すように、装飾図柄表示装置208では、チャンスアップメータCMTが消去される。その後、図69(B5)に示すタイミングで、操作キーユニット137の下キーが再度操作されると、図69(B6)に示すように、チャンスアップメータCMTが再び表示される。このとき、サボハニのキャラクタSBHは、チャンスアップメータCMTの表示が再開した時点で位置しているべき位置となっている。この場合、例えば、図69(B2)に示される吹き出しは表示されないなど、チャンスアップメータCMTにおける演出についてはキリがよいところから再開されるようにしてもよい。また、図69(B6´)に示すように、第1チェックポイントCP1から第2チェックポイントCP2までの間における演出を省略し、チャンスアップメータCMTの表示が再開した際には、サボハニのキャラクタSBHを第2チェックポイントCP2の手前に位置し、第2チェックポイントCP2に対応する予告が行われるタイミングとなるまでその位置で待機するようにしてもよい。なお、図69(B6)及び同図(B6´)に示されるチャンスアップメータCMTでは、ボゥイのキャラクタBOYが出現したことにより、第1チェックポイントCP1が赤色でマーキングされるとともに、「UP」の文字がその上方に表示されている。図69(B6)に示すタイミングでは、「UP」の文字は、サボハニのキャラクタSBHによりオーバーラップしており、視認困難とされている。
図69(B1)〜同図(B6)に示される演出例では、遊技者の操作に応じて、チャンスアップメータCMTの表示/非表示を何度でも切り換えることができるが、チャンスアップメータCMTが表示された後、遊技者の操作により非表示とされた後は、次回のチャンスアップメータCMTによる演出が行われるまでチャンスアップメータCMTを表示することができないようにしてもよい。
また、この演出例では、最初にチャンスアップメータCMTが表示された状態となるように構成されているが、例えば、図69(B4)に示すように、最初にチャンスアップメータCMTが非表示とされた状態となるように構成されてもよい。
図70は、チャンスアップメータを用いた演出の他の例を段階的に示す図である。図70では、複数のチャンスアップメータが表示される演出例が示されている。
図70では、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普図表示装置210、第1特図保留ランプ218、第2特図保留ランプ220、普図保留ランプ216及び第4図柄表示装置284aについて、図示を省略している。
図70(A1)〜同図(A2)に示す演出例は、2つのチャンスアップメータCMTa,CMTbがそれぞれ同じ内容を表示する様子を示している。
図70(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様と敵役の剣豪との決闘シーンのアニメーションが表示されている。また、図70(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、表示画面の下部に2つのチャンスアップメータCMTa,CMTbが変動アイコンh0を挟んで左右に並べて表示されている。この演出例では、左側に配置されるチャンスアップメータを第1チャンスアップメータCMTaと称し、右側に配置されるチャンスアップメータを第2チャンスアップメータCMTbと称する。なお、これらのチャンスアップメータCMTa,CMTbは、図66(2f)に示して上述したものと同様の表示態様とされている。図70(A1)に示す2つのチャンスアップメータCMTa,CMTbでは、それぞれ第1チェックポイントCP1a,CP1b、第2チェックポイントCP2a,CP2b及び第3チェックポイントCP3a,CP3bが配置されている。これら第1チェックポイントCP1a(CP1b)〜第3チェックポイントCP3a(CP3b)は、クエスチョンマークで表されており、チャンスアップの予告が行われることに対する期待感を持たせるようにしている。ここで、第1チャンスアップメータCMTaで示されているチェックポイントと第2チャンスアップメータCMTbで示されているチェックポイントは、それぞれ同じチャンスアップの予告を対象としている。なお、この演出例では、チャンスアップメータを2つ表示しているが、1つだけ表示される場合があってもよく、例えば、チャンスアップメータが1つだけ表示される場合よりも、2つ表示された場合の方が大当りとなりやすいようにしてもよいし、大当りのなりやすさ(信頼度)が同じであってもよい。また、チャンスアップメータによる演出が行われる場合には、チャンスアップメータが必ず2つ表示されるようにしてもよい。また、チャンスアップメータが3つ以上表示されてもよい。また、この演出例では、第1チャンスアップメータCMTaと第2チャンスアップメータCMTbの進行速度を同じにしているが、異ならせてもよく、例えば、第2のチャンスアップメータCMTbの進行速度の方が、第1チャンスアップメータCMTaの進行速度よりも速くしてもよい。
図70(A2)に示す装飾図柄表示装置208では、マーカーMRKa,MRKbが第1チェックポイントCP1a,CP1bに到達してボゥイのキャラクタBOYが出現したことを受けて、マーカーMRKa,MRKbの近傍に「チャンスアップ BOY通過」の文字が付記された吹き出しが第1チャンスアップメータCMTaと第2チャンスアップメータCMTbのそれぞれに表示され、キャラクタ表示によるチャンスアップの予告が行われたことが報知されている。
ここで、例えば、図70(A2´)に示すように、第1チャンスアップメータCMTaでは、吹き出しに「チャンスアップ BOY通過」の文字の表示を行い、第2チャンスアップメータCMTbの吹き出しに信頼度を示す表示を行い、ボゥイのキャラクタBOYの出現による大当りの信頼度を報知するようにしてもよい。
また、例えば、図70(A2´´)に示すように、ボゥイのキャラクタBOYの出現とともに、レア予告としてボゥイのキャラクタBOYが鼻歌を歌っている様子の表示が行われた場合に、第1チャンスアップメータCMTaの吹き出しに「チャンスアップ BOY通過」の文字の表示を行い、第2チャンスアップメータCMTbの吹き出しに、レア予告が発生した旨の「チャンスアップ 鼻歌」の文字の表示を行うようにしてもよい。
なお、この演出例では、第1チャンスアップメータCMTaと第2チャンスアップメータCMTbとでマーカーMRKa,MRKbの進行速度が同じとなっているが、異なる速度で進行するようにしてもよい。また、この演出例では、第1チャンスアップメータCMTaと第2チャンスアップメータCMTbの両方で吹き出しの表示を行っているが、いずれか一方でのみ表示してもよい。
図70(A2a−1)〜同図(A2a−2)は、図70(A1)に続く別の演出例について示している。図70(A1)に続く図70(A2a−1)に示す装飾図柄表示装置208では、マーカーMRKa,MRKbが第1チャンスアップメータCMTa,CMTbに到達してボゥイのキャラクタBOYが出現したことを受けて、マーカーMRKa,MRKbの近傍に「チャンスアップ BOY通過」の文字が付記された吹き出しが第1チャンスアップメータCMTaと第2チャンスアップメータCMTbのそれぞれに表示され、キャラクタ表示によるチャンスアップの予告が行われたことが報知されている。
すると、図70(A2a−2)に示す装飾図柄表示装置208では、第1チャンスアップメータCMTaと第2チャンスアップメータCMTbのうちから第1チャンスアップメータCMTaのみが消去され、第2チャンスアップメータCMTbのみが表示されている。このように、2つのチャンスアップメータを表示した後、いずれか一方を消去するようにしてもよく、例えば、2つのチャンスアップメータのうちのいずれか一方が消去された場合には、消去されない場合よりも大当りとなりやすくしてもよいし、消去されない場合の方が大当りとなりやすくしてもよい。また、消去されたチャンスアップメータによって信頼度が異なってもよい。また、2つのチャンスアップメータの両方が消去される場合があってもよい。
図70(A2b−1)〜同図(A2b−2)は、図70(A1)に続くさらに別の演出例について示している。図70(A1)に続く図70(A2b−1)に示す装飾図柄表示装置208では、マーカーMRKa,MRKbが第1チャンスアップメータCMTa,CMTbに到達してボゥイのキャラクタBOYが出現したことを受けて、マーカーMRKa,MRKbの近傍に「チャンスアップ BOY通過」の文字が付記された吹き出しが第1チャンスアップメータCMTaと第2チャンスアップメータCMTbのそれぞれに表示され、キャラクタ表示によるチャンスアップの予告が行われたことが報知されている。このとき、第2チャンスアップメータCMTbの吹き出しの表示態様が赤色の太線に変化しており、大当りの信頼度がさらに向上していることが報知されている。すなわち、第1チャンスアップメータCMTaの吹き出しの表示態様と第2チャンスアップメータCMTbの吹き出しの表示態様では、第2チャンスアップメータCMTbの吹き出しの表示態様の方が大当りの信頼度の高い予告の表示態様ということができる。なお、吹き出しの表示態様の変化は、2つのチャンスアップメータのいずれか一方のみ行うようにしてもよいし、両方行う場合があってもよい。
すると、図70(A2b−2)に示す装飾図柄表示装置208では、第1チャンスアップメータCMTaと第2チャンスアップメータCMTbのうちから信頼度の低い吹き出しが表示されている第1チャンスアップメータCMTaのみが消去され、信頼度の高い吹き出しが表示されている第2チャンスアップメータCMTbのみが表示されている。このように、2つのチャンスアップメータを表示した後、信頼度の高い吹き出しが表示されているチャンスアップメータの表示を継続し、他方のチャンスアップメータの表示を消去するようにしてもよい。また、2つのチャンスアップメータを表示した後、信頼度の低い吹き出しが表示されているチャンスアップメータの表示を継続し、他方のチャンスアップメータの表示を消去するようにしてもよい。あるいは、2つのチャンスアップメータの両方を消去するようにしてもよい。
図70(B1)〜同図(B2)に示す演出例は、2つのチャンスアップメータCMTa,CMTbがそれぞれ異なるチャンスアップの予告を表示する様子を示している。
図70(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様と敵役の剣豪との決闘シーンのアニメーションが表示されている。また、図70(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、表示画面の下部に第1チャンスアップメータCMTaと第2チャンスアップメータCMTbとが変動アイコンh0を挟んで左右に並べて表示されている。図70(B1)に示す2つのチャンスアップメータCMTa,CMTbのうち、第1チャンスアップメータCMTaでは、3つのチェックポイント(第1チェックポイントCP1a、第2チェックポイントCP2a、第3チェックポイントCP3a)が配置されている。一方、第2チャンスアップメータCMTbでは、2つのチェックポイント(第4チェックポイントCP4b、第5チェックポイントCP5b)が配置されており、第4チェックポイントCP4bと第5チェックポイントCP5bは、第1チェックポイントCP1a〜第3チェックポイントCP3aのいずれとも対応するチャンスアップの予告及び開始のタイミングが異なっている。この演出例では、第1チェックポイントCP1a、第2チェックポイントCP2a、第3チェックポイントCP3a、第4チェックポイントCP4b、第5チェックポイントCP5bのマーカーMRKa,MRKbの到達するタイミングを時系列的に並べると、第1チェックポイントCP1a、第4チェックポイントCP4b、第2チェックポイントCP2a、第5チェックポイントCP5b、第3チェックポイントCP3aの順序となっている。
図70(B2)に示す装飾図柄表示装置208では、第1チャンスアップメータCMTaのマーカーMRKaが第1チェックポイントCP1aに到達してボゥイのキャラクタBOYが出現した後、第2チャンスアップメータCMTbのマーカーMRKbが第4チェックポイントCP4bに到達し、ボゥイのキャラクタBOYが鼻歌を開始している様子が示されている。これを受けて、第2チャンスアップメータCMTbでは、マーカーMRKbの近傍に「チャンスアップ 鼻歌」の文字が付記された吹き出しが表示され、チャンスアップの予告が行われたことが報知されている。
なお、この演出例では、第1チャンスアップメータCMTaと第2チャンスアップメータCMTbの両方を表示したが、いずれか一方のみ表示する場合があってもよい。この場合、例えば、第1チャンスアップメータCMTaと第2チャンスアップメータCMTbのうちいずれか一方のチャンスアップメータが表示されない場合には、表示されないチャンスアップメータにおけるチェックポイントに対応するチャンスアップの予告が行われないようにしてもよいし、表示されないチャンスアップメータにおけるチェックポイントに対応するチャンスアップの予告が行われてもよい。また、第1チャンスアップメータCMTaと第2チャンスアップメータCMTbのうちいずれか一方のチャンスアップメータが表示されない場合に報知しないチェックポイントがあってもよいし、報知しているチェックポイントであってもよい。
図70(C1)〜同図(C4)に示す演出例は、2つのチャンスアップメータCMTa,CMTbがそれぞれ異なるチャンスアップの予告を表示する様子を示している。
図70(C1)に示す装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様と敵役の剣豪との決闘シーンのアニメーションが表示されている。また、図70(C1)に示す装飾図柄表示装置208では、表示画面の下部に第1チャンスアップメータCMTaと第2チャンスアップメータCMTbとが変動アイコンh0を挟んで左右に並べて表示されている。図70(C1)に示す2つのチャンスアップメータCMTa,CMTbのうち、第2チャンスアップメータCMTaは、リーチ演出全体の進行状況を示すメータであって、1つのチェックポイント(発展ポイントCPA)が配置されている。この発展ポイントCPAは、リーチ演出が発展する可能性があるポイントを示している。一方、第1チャンスアップメータCMTaでは、第2チャンスアップメータCMTbにおける開始地点からチェックポイントまでの期間、チェックポイントからチェックポイントまでの期間、あるいは、チェックポイントから最終地点までの期間を示しており、第2チャンスアップメータCMTbにおける期間が変更されると第1チャンスアップメータCMTaも変更後の期間に対応する表示態様に変更する。この演出例では、第2チャンスアップメータCMTbにおける開始地点SPから発展ポイントCPAまでの期間を第1期間と称し、発展ポイントCPAから最終地点GPまでの期間を第2期間と称する。また、この演出例では、第1チャンスアップメータCMTaと第2チャンスアップメータCMTbの表示態様は異なっており、第1チャンスアップメータCMTaは、図66(2f)に示して上述したものと同様の表示態様とされ、第2チャンスアップメータCMTbは、図64(2)に示して上述したものと同様の表示態様とされている。また、図70(C1)に示すタイミングでは、第1チャンスアップメータCMTaは、第1期間に対応する表示態様とされており、3つのチェックポイント(第1チェックポイントCP1、第2チェックポイントCP2、第3チェックポイントCP3)が配置されており、各チェックポイントにマーカーMRKが到達したときにチャンスアップの予告が発生する可能性があることが示されている。また、第1チャンスアップメータCMTaにおけるマーカーMRKも第2チャンスアップメータCMTbにおけるサボハニのキャラクタSBHも開始地点となっている。
図70(C2)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタン演出が行われている様子が示されている。図70(C2)に示すタイミングでは、残時間表示メータMTのゲージが減っており、操作有効期間が開始してから所定時間が経過している様子が示されている。また、第1チャンスアップメータCMTaでは、第1チェックポイントCP1においてチャンスアップの予告が発生したことを示す「UP」の文字が表示され、また、マーカーMRKが第2チェックポイントCP2に到達した様子が示されている。第2チェックポイントCP2は、例えば、ボタン演出の結果出現するあるチャンスアップの予告に対応している。また、第2チャンスアップメータCMTbでは、サボハニのキャラクタSBHが発展ポイントCPAに向かって進行している様子が示されている。
図70(C3)に示す装飾図柄表示装置208では、第1チェックポイントCP1においてマーカーMRKが最終地点に到達するとともに、第2チャンスアップメータCMTbにおいてサボハニのキャラクタSBHが発展ポイントCPAに到達したことにより、姫のキャラクタが「リーチを書き換えるよ」と喋っている様子を示すカットインの表示が行われている様子が示されている。このとき、第1チャンスアップメータCMTaは消去されている。なお、第1チャンスアップメータCMTaにおけるマーカーMRKが最終地点に到達したときに、第1チャンスアップメータCMTaは消去されず、第2チャンスアップメータCMTbのみが消去されてもよいし、第1チャンスアップメータCMTaと第2チャンスアップメータCMTbの両方が消去されてもよい。
図70(C4)に示す装飾図柄表示装置208では、パンダのカットイン画像が表示されてSP剣豪リーチに移行する様子が示されている。このとき、第1チャンスアップメータCMTaは、第2期間に対応する表示態様で表示されており、2つのチェックポイント(第4チェックポイントCP4、第5チェックポイントCP5)が配置されており、各チェックポイントにマーカーMRKが到達したときにチャンスアップの予告が発生する可能性があることが示されている。また、第2チャンスアップメータCMTbでは、サボハニのキャラクタSBHが発展ポイントCPAから最終地点GPに向かって進んでいる様子が示されている。
図71は、チャンスアップメータを用いた演出の他の例を段階的に示す図である。
図71(A1)〜同図(A7)に示す演出例は、疑似連演出の実行中においてチャンスアップメータCMTにより疑似連が発生するタイミングと疑似連の発生回数を報知する様子が示されている。
図71(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、図67(A1)で示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第一の保留アイコンh11が表示されるとともに、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0及びナビキャラクタYMも表示されている。また、図71(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、「越後屋を確保しろ」という文字が表示されて、疑似連演出の一例としての追っかけ演出が開始される様子が示されている。
図71(A2)に示す装飾図柄表示装置208では、第1装飾図柄が「装飾7−装飾7−装飾6」の装飾図柄の組合せで揺れ変動している様子が示されている。また、第2装飾図柄の下方には、チャンスアップメータCMTが表示されており、このチャンスアップメータCMTでは、第1チェックポイントCP1、第2チェックポイントCP2及び第3チェックポイントCP3が配置されており、各チェックポイントで疑似連が発生する可能性があることが報知されている。そして、このチャンスアップメータCMTでは、マーカーMRKが第1チェックポイントCP1に到達している様子が示されている。
すると、図71(A3)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が悪徳商人を追い回す表示ともに「継続」の文字が表示され、1回目の疑似連が行われることが報知される様子が示されている。このとき、チャンスアップメータCMTでは、第1チェックポイントCP1の表示がクエスチョンマークから「続」の文字の表示に切り替わる。また、このとき、第1装飾図柄は非表示とされるが、例えば、半透明の表示態様で変動表示が行われてもよい。
図71(A4)に示す装飾図柄表示装置208では、1回目の疑似連による第1装飾図柄の変動表示(すなわち、2回目の装飾図柄の変動表示)が行われている様子が示されている。
図71(A5)に示す装飾図柄表示装置208では、悪徳商人は取り逃がしたが、千両箱を取り返したことにより、リーチに発展する様子が示されている。また、チャンスアップメータCMTでは、マーカーMRKが第2チェックポイントCP2に到達しており、また、第2チェックポイントCP2の表示がクエスチョンマークから、リーチ状態に移行したことを示す「R」の文字の表示に切り替わっている。これにより、疑似連演出は途中で終了とされ、図71(A6)に示すように、疑似連演出の表示がチャンスアップメータCMTとともにフェイドアウトする。
その後、図71(A7)に示すように、リーチ演出が開始されると、第1装飾図柄の左図柄と右図柄がそれぞれ左右上方に移動表示され、第1UI部280では、変動アイコンh0を残して表示領域の下方にフレームアウトするとともに、第2UI部281に表示されている保留アイコンh11もフレームアウトされる。このとき、チャンスアップメータCMTは疑似連演出の表示のフェイドアウトの完了とともに消去されている。このように、チャンスアップメータCMTが最後まで到達できた方が途中のチェックポイントで終了した場合よりも大当りとなりやすいように構成されていてもよい。また、到達したチェックポイントによって大当りのなりやすさを異ならせるようにしてもよい。
また、チャンスアップメータCMTを非表示とする演出例として、図71(A6a−1)〜同図(A6a−2)に示す要領で行われてもよい。具体的には、図71(A5)において、疑似連演出が途中で終了された場合には、図71(A6a−1)〜同図(A6a−2)に示すように、チャンスアップメータCMTの表示画面外へのフレームアウトによりチャンスアップメータCMTを非表示にするようにしてもよい。
図71(B1)〜同図(B7)に示す演出例は、リーチ演出が開始してからスーパーリーチに発展するまでの間にチャンスアップメータCMTによる演出が行われている様子が示されている。
図71(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾7」でリーチとなって移行したリーチ演出が行われている様子が示されている。また、図71(B1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第一の保留アイコンh11が表示されるとともに、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0及びナビキャラクタYMも表示されている。そして、この演出例では、リーチ演出が開始すると、第2装飾図柄の下方にチャンスアップメータCMTが表示されて、チャンスアップメータCMTを用いた演出が行われる。このチャンスアップメータCMTを用いた演出は、スーパーリーチに移行するか、スーパーリーチに移行することなくハズレが表示されるまで行われる。また、この演出例では、図71(B1)に示すように、リーチ演出において、マーカーMRKが第1チェックポイントCP1及び第2チェックポイントCP2に到達したときに各チェックポイントに対応するチャンスアップの予告が行われており、その旨の「UP」の文字が表示されている。また、チャンスアップメータCMTは、第1装飾図柄の一部にオーバーラップしている。
図71(B2)に示す装飾図柄表示装置208では、第1装飾図柄の左図柄と右図柄がそれぞれ左右上方に移動表示され、第1UI部280では、変動アイコンh0を残して表示領域の下方にフレームアウトするとともに、第2UI部281に表示されている保留アイコンh11もフレームアウトされている様子が示されている。また、チャンスアップメータCMTでは、マーカーMRKが第3チェックポイントCP3に到達している様子が示されている。なお、チャンスアップメータCMTは、移動後の第1装飾図柄の左図柄にオーバーラップしており、オーバーラップしていない状態である場合よりも左図柄が視認困難とされている。
すると、図71(B3)に示すように、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdが動作し、それぞれ装飾図柄表示装置208の前面側でオーバーラップする。第1装飾図柄の左図柄と右図柄は、それぞれ第1大盤振舞役物224Gaと第2大盤振舞役物224Gbによってオーバーラップされ、視認困難とされている。また、第2装飾図柄と第2保留数表示も、それぞれ第1大盤振舞役物224Gaと第2大盤振舞役物224Gbによって少なくとも一部がオーバーラップされ、視認困難とされている。さらに、この演出例では、チャンスアップメータCMTも第1大盤振舞役物224Gaによって少なくとも一部がオーバーラップされており、オーバーラップされていない状態である場合よりもチャンスアップメータCMTが視認困難とされている。なお、この演出例では、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdが動作している間もマーカーMRKは進行を続けているが、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdが動作している間はマーカーMRKの進行が停止してもよい。また、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdが動作している間は、チャンスアップメータCMTを非表示にするようにしてもよい。また、図71(B3)に示すチャンスアップメータCMTでは、マーカーMRKの近傍に「チャンスアップ 大盤振舞」の文字が付記された吹き出しが表示され、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdによるチャンスアップの予告が行われたことを報知している。
その後、図71(B4)に示すように、導光板ILの発光が行われ、導光板IL上に所定のエフェクト画像を模した模様が視認容易な態様で現される。このとき、チャンスアップメータCMTが導光板ILの発光部分にオーバーラップされている。
その後、図71(B5)に示すように、導光板ILの発光が終了した後、図71(B6)に示すように、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdがそれぞれ初期位置に戻る。なお、導光板ILの発光が終了したタイミングで、チャンスアップメータCMTでは、マーカーMRKが最終地点に到達しているが、マーカーMRKが最終地点に到達した後で導光板ILの発光が終了してもよいし、導光板ILの発光が終了した後でマーカーMRKが最終地点に到達してもよい。また、この演出例では、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdが動作した後で、第1装飾図柄がチャンスアップメータCMTの前面側に配置され、第1装飾図柄の左図柄がチャンスアップメータCMTにオーバーラップするが、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdが動作する前では、第1装飾図柄がチャンスアップメータCMTの前面側に配置され、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdが動作した後では、第1装飾図柄がチャンスアップメータCMTの背面側に配置されて、第1装飾図柄がチャンスアップメータCMTにオーバーラップされるようにしてもよい。また、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdの動作前後で第1装飾図柄とチャンスアップメータCMTの前後関係が変更されなくてもよい。チャンスアップメータCMTは、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdが初期位置に戻った後で消去される。その後、図71(B7)に示すように、スーパーリーチに発展する。
図72は、チャンスアップメータを用いた演出の他の例を段階的に示す図である。
図72(A1)〜同図(A5)に示す演出例は、チャンスアップメータCMTを用いた演出の実行中にチャンスアップメータCMTとは関係のない他の演出がチャンスアップメータCMTにオーバーラップして行われる様子が示されている。ここで、他の演出がチャンスアップメータCMTの一部のみをオーバーラップしてもよいし、他の演出がチャンスアップメータCMTの全部をオーバーラップしてもよい。
図72(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展し、主人公の殿様と敵役の剣豪との決闘シーンのアニメーションが行われている様子が示されている。また、装飾図柄表示装置208の表示画面の下方では、変動アイコンh0とチャンスアップメータCMTが左右に並んで表示されており、チャンスアップメータCMTによる演出が行われている様子が示されている。図72(A1)に示すチャンスアップメータCMTは、例えば、リーチ演出の進行状況を示すメータであり、開始地点から最終地点までの間をマーカーMRKが移動し、その位置によって現在のリーチ演出の進行状況を概略的に報知している。なお、図72(A1)に示すチャンスアップメータCMTでは、第1チェックポイントCP1、第2チェックポイントCP2および第3チェックポイントCP3が配置され、マーカーMRKが開始地点SPから最終地点GPに向かう道中で第1チェックポイントCP1〜第3チェックポイントCP3にそれぞれ到達すると、特定の予告が発生する場合があるようになっており、図72(A1)に示すタイミングでは、マーカーMRKが第1チェックポイントCP1に到達したときに、対応するチャンスアップの予告が発生し、第1チェックポイントCP1ではその旨を報知する「UP」の文字の表示が行われている。図72(A1)に示すチャンスアップメータCMTでは、マーカーMRKが第1チェックポイントCP1から第2チェックポイントCP2に向かって進行している様子が示されている。
その後、図72(A2)に示す装飾図柄表示装置208では、宝箱BXがチャンスアップメータCMTの少なくとも一部にオーバーラップするように表示されている。そのため、宝箱BXがチャンスアップメータCMTにオーバーラップしていない状態である場合よりもチャンスアップメータCMTが視認困難とされている。なお、宝箱BXは、チャンスアップメータCMTにおけるチェックポイントに対応するチャンスアップの予告とは関係のない予告演出である。また、宝箱BXの表示中もマーカーMRKは停止せず、継続して進行している。
図72(A3)に示すチャンスアップメータCMTでは、マーカーMRKが第2チェックポイントCP2に到達したときに、対応するチャンスアップの予告が発生し、第2チェックポイントCP2ではその旨を報知する「UP」の文字の表示が行われている。なお、宝箱BXは、依然としてチャンスアップメータCMTにオーバーラップしている。
その後、図72(A4)に示す装飾図柄表示装置208では、宝箱BXが開放し、中から「激熱」の文字が出現する様子が示されている。この「激熱」の文字表示も、チャンスアップメータCMTにおけるチェックポイントに対応するチャンスアップの予告とは関係のない予告演出である。なお、チャンスアップメータCMTにおけるチェックポイントに対応するチャンスアップの予告であってもよい。
その後、図72(A5)に示すように、チャンスアップメータCMTにオーバーラップして表示されていた宝箱BXは消去され、チャンスアップメータCMTが視認容易な状態となる。
図72(B1)は、チャンスアップメータCMTを用いた演出の実行中にチャンスアップメータCMTとは関係のない他の演出がチャンスアップメータCMTにオーバーラップして行われる様子が示されている。具体的には、図72(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、チャンスアップメータCMTを用いたチャンスアップメータ演出の実行中において、チャンスアップメータCMTの少なくとも一部にオーバーラップするようにワイプ画面WPが配置され、このワイプ画面WPにおいて一斉演出が行われている様子が示されている。ここで、一斉演出とは、例えば、計時手段としてのRTC(Real Time Clock)や内蔵タイマを用いて、同一の遊技島に取り付けられた同一機種のパチンコ機100で、同一の演出内容を同一のタイミングで行う演出のことである。ワイプ画面WPは、例えば、一斉演出が開始するときに表示され、終了するときに消去される。また、ワイプ画面WPは、一斉演出以外の演出が行われる場合にも表示されるようにしてもよい。
図72(C1)〜同図(C2)は、チャンスアップメータCMTを用いた演出の実行中にエラー表示が表示される様子が示されている。
図72(C1)に示す装飾図柄表示装置では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展し、主人公の殿様と敵役の剣豪との決闘シーンのアニメーションが行われている様子が示されている。また、装飾図柄表示装置208の表示画面の下方では、変動アイコンh0とチャンスアップメータCMTが左右に並んで表示されており、チャンスアップメータCMTによる演出が行われている様子が示されている。図72(C1)に示すチャンスアップメータCMTは、例えば、リーチ演出の進行状況を示すメータであり、開始地点から最終地点までの間をマーカーMRKが移動し、その位置によって現在のリーチ演出の進行状況を概略的に報知している。なお、図72(C1)に示すチャンスアップメータCMTでは、第1チェックポイントCP1、第2チェックポイントCP2および第3チェックポイントCP3が配置され、マーカーMRKが開始地点SPから最終地点GPに向かう道中で第1チェックポイントCP1〜第3チェックポイントCP3にそれぞれ到達すると、特定の予告が発生する場合があるようになっており、図72(C1)に示すタイミングでは、マーカーMRKが第1チェックポイントCP1に到達したときに、対応するチャンスアップの予告が発生し、第1チェックポイントCP1ではその旨を報知する「UP」の文字の表示が行われている。図72(C1)に示すチャンスアップメータCMTでは、マーカーMRKが第1チェックポイントCP1から第2チェックポイントCP2に向かって進行している様子が示されている。
その後、例えば、トランシーバ等の無線機によって、パチンコ機100の信号電圧に変動をきたすような強力な電波が出力されていることを、例えば、パチンコ機100の主制御部300に設けられた電波検知手段によって検知した場合には、図72(C2)に示すように、その旨を示す「電波を検出しました」の文字表示によるエラー表示が行われる。図72(C2)に示す演出例では、このエラー表示はチャンスアップメータCMTにオーバーラップされておらず、チャンスアップメータCMTの視認性に影響を与えていない。このエラー表示は、他のエラーについて適用してもよく、例えば、下皿128(図36参照)が満タンとなったことが検出されると発生する玉抜きエラーや、前面枠扉106(図36参照)等の扉部材が開放されたことが検出されると発生する扉開放エラー等にも適用可能である。また、エラーの種類によってはエラー表示を行わないようにしてもよく、音声やランプでエラー報知を行うようにしてもよい。
図72(C2a)、同図(C2b)及び同図(C2c)は、エラー表示の他の表示例について示しており、例えば、図72(C2a)に示すように、エラー表示がチャンスアップメータCMTの少なくとも一部にオーバーラップするように表示するようにしてもよい。また、図72(C2b)に示す例では、複数のエラー表示を同時に行うことができるように構成されており、エラーが発生すると、表示画面の左側上方から縦方向に並べて表示するものを示している。この場合、例えば、4つ目のエラー(エラーD)が発生した場合に、4つ目のエラー表示によってチャンスアップメータCMTにオーバーラップするように表示される。また、図72(C2c)に示す例では、表示画面全体でエラー表示が行われている様子が示されている。具体的には、パチンコ機100の遊技盤200(図36参照)に対して強い磁気が発せられていることを、例えば、パチンコ機100の主制御部300に設けられた磁力検知手段によって検知した場合には、図72(C2c)に示すように、その旨を示す「磁気を検出しました」の文字表示によるエラー表示が表示画面全体に亘って行われる。これにより、チャンスアップメータCMTは非表示とされ、他の演出も非表示とされる。このようなエラーを検知した場合には、例えば、大当り判定を行わないなど、電源が遮断されるまで主制御部300における処理の一部を行わないようにして遊技を進行させないようにしてもよい。なお、エラー表示が行われている状態で電源が遮断し、その後電源の供給が復旧した場合には、電源遮断時に実行中であった図柄変動表示の変動時間が経過して図柄変動停止コマンドが第1副制御部400に出力されるまで、例えば、「準備中」の表示を表示画面全体に亘って行うようにしてもよい。
図72(D1)〜同図(D2)は、チャンスアップメータCMTが他の表示装置にオーバーラップされる様子が示されている。なお、図72(D1)〜同図(D2)に示す演出例では、図49(a)に示される演出装置206において、家紋役物224Eに換えて、サブ表示装置208Sが装飾図柄表示装置208の下方に配置されている。なお、サブ表示装置208Sは、その上端部分が装飾図柄表示装置208の下端部分の少なくとも一部にオーバーラップしている。
図72(D1)に示す装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展し、主人公の殿様と敵役の剣豪との決闘シーンのアニメーションが行われている様子が示されている。また、装飾図柄表示装置208の表示画面の下方左側にはチャンスアップメータCMTが表示されており、チャンスアップメータCMTによる演出が行われている様子が示されている。図72(D1)に示すチャンスアップメータCMTは、例えば、リーチ演出の進行状況を示すメータであり、開始地点から最終地点までの間をマーカーMRKが移動し、その位置によって現在のリーチ演出の進行状況を概略的に報知している。なお、図72(D1)に示すチャンスアップメータCMTでは、第1チェックポイントCP1、第2チェックポイントCP2および第3チェックポイントCP3が配置され、マーカーMRKが開始地点SPから最終地点GPに向かう道中で第1チェックポイントCP1〜第3チェックポイントCP3にそれぞれ到達すると、特定の予告が発生する場合があるようになっており、図72(D1)に示すタイミングでは、マーカーMRKが第1チェックポイントCP1に到達したときに、対応するチャンスアップの予告が発生し、第1チェックポイントCP1ではその旨を報知する「UP」の文字の表示が行われている。図72(D1)に示すチャンスアップメータCMTでは、マーカーMRKが第1チェックポイントCP1から第2チェックポイントCP2に向かって進行している様子が示されている。また、サブ表示装置208Sでは、剣豪リーチに発展したことを示す「vs剣豪」の文字が表示されるとともに、表示画面の右下隅部に変動アイコンh0が表示されている。
図72(D2)では、サブ表示装置208Sが装飾図柄表示装置208の表示画面に沿って上方に移動し、装飾図柄表示装置208の前面側にサブ表示装置208Sがオーバーラップしている様子が示されている。このとき、チャンスアップメータCMTの少なくとも一部がサブ表示装置208Sにオーバーラップされ、オーバーラップされていない状態である場合よりもチャンスアップメータCMTが視認困難とされている。また、サブ表示装置208Sでは、「勝負じゃ」の文字が表示された吹き出しが付記された主人公の殿様のカットイン画像が表示されている。
なお、この演出例では、表示手段の一例としてのサブ表示装置208SによりチャンスアップメータCMTがオーバーラップされるようにしたが、他の表示手段によりチャンスアップメータCMTにオーバーラップするようにしてもよく、例えば、導光板IL、POVディスプレイ224I、7セグ、ドットマトリクス、ランプ等により構成された表示手段が適用可能である。
また、この演出例では、装飾図柄表示装置208にチャンスアップメータCMTを表示するようにしたが、例えば、図72(E1)に示すように、サブ表示装置208SにチャンスアップメータCMTを表示するようにしてもよい。また、装飾図柄表示装置208とサブ表示装置208Sに跨ってチャンスアップメータCMTを表示するようにしてもよい。
なお、この演出例では、チャンスアップメータCMTが他の表示にオーバーラップされる例について説明したが、チャンスアップメータCMTに換えてタイマ予告表示TM1が他の表示にオーバーラップされる場合についても適用することができる。
図73は、ボタン演出における残時間表示メータの変化の態様について説明する図である。
図73では、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普図表示装置210、第1特図保留ランプ218、第2特図保留ランプ220、普図保留ランプ216及び第4図柄表示装置284aについて、図示を省略している。
図73(A1)〜同図(A9)に示す演出例は、ナビキャラクタYMによって行われるボタン演出における残時間表示メータの変化速度と、会話予告において行われるボタン演出における残時間表示メータの変化速度が異なる様子が示されている。
図73(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、図73(A1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第一の保留アイコンh11が表示されるとともに、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0及びナビキャラクタYMも表示されている。また、図73(A1)に示すタイミングでは、ナビキャラクタYMによるボタン演出が開始されており、ナビキャラクタYMの近傍に、ボタン画像136a1と残時間表示メータMT1とを含む吹き出しが表示されている。その後、図73(A2)に示すタイミングで、演出ボタン136(チャンスボタン136)の操作有効期間が開始すると、遊技者による演出ボタン136(チャンスボタン136)の操作を受付可能な状態となる。なお、このナビキャラクタYMによるボタン演出における操作有効期間は、例えば、10秒とされている。
その後、図73(A3)に示す残時間表示メータMT1では、上記操作有効期間が開始されてゲージが減っている様子が示されている。また、図73(A3)に示す装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMによるボタン演出が行われている間に、会話予告が開始されている様子が示されている。会話予告が開始されると、殿様のキャラクタとともに「チャンス」という文字表示が表示された殿様の会話画像CI1が表示される。この殿様の会話画像CI1の表示は、会話予告の第1段階となっている。また、この殿様の会話画像CI1は、第1装飾図柄にオーバーラップしており、第1装飾図柄にオーバーラップしていない状態である場合よりも、第1装飾図柄が視認困難とされている。
その後、図73(A4)に示す装飾図柄表示装置208では、会話予告が更新されている。会話予告では、殿様の会話画像CI1が縮小表示されて第2装飾図柄の表示位置の下方に表示され、爺のキャラクタとともに操作促進報知画像が表示された爺の会話画像CI2が表示される。操作促進報知画像では、演出ボタン136(チャンスボタン136)aを模したボタン画像136a2と、上記操作有効期間の残時間を表す残時間表示メータMT2とによって構成されている。なお、図73(A4)に示すタイミングでは、会話予告における操作有効期間は開始されておらず、演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作されてもこれに応じた表示は行われない。一方、ナビキャラクタYMによるボタン演出では、操作有効期間が開始されているので、演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作されると、これに対応した演出が行われる場合がある。第1装飾図柄は、爺の会話画像CI2によって隠されてしまっているが、遊技者は、第4図柄表示装置284や第2装飾図柄等によって特図が変動中であることを認識することができる場合がある。なお、装飾図柄が隠されないように、装飾図柄の表示位置を爺の会話画像CI2や殿様の会話画像CI1とは重ならない位置に移動させるようにしてもよい。また、図73(A4)に示すように、殿様の会話画像CI1は、爺の会話画像CI2によって少なくとも一部がオーバーラップされており、オーバーラップされていない状態である場合よりも、殿様の会話画像CI1の表示態様が視認困難とされている。また、爺の会話画像CI2は、ナビキャラクタYMの吹き出しの表示に一部がオーバーラップされている。
その後、図73(A5)に示すタイミングで会話予告における操作有効期間が開始される。遊技者は、図73(A5)に示すタイミング以降に演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作することにより、操作に応じた演出を見ることができる場合がある。なお、この会話予告によるボタン演出の操作有効期間は、例えば、5秒とされており、ナビキャラクタYMによるボタン演出における操作有効期間よりも短い。そのため、図73(A5)〜同図(A7)に示すように、ナビキャラクタYMによるボタン演出における残時間表示メータMT1のゲージの減る速度よりも、会話予告によるボタン演出における残時間表示メータMT2のゲージの減る速度の方が大きい。換言すれば、ナビキャラクタYMによるボタン演出における残時間表示メータMT1のゲージよりも、会話予告によるボタン演出における残時間表示メータMT2のゲージの方が早く減っている。
その後、図73(A8)に示すタイミングで、遊技者が演出ボタン136(チャンスボタン136)を操作すると、図73(A9)に示すように、爺の会話画像CI2では、操作促進報知画像に換えて「激熱ですぞ」の文字が表示される場合がある。これにより、大当りの信頼度がかなり高いことが報知される。また、一方で、ボタン画像136a1と残時間表示メータMT1が表示されていたナビキャラクタYMの吹き出しの表示が「激熱」の文字表示に変化し、大当りの信頼度が相当程度高いことを報知している。すなわち、この演出例では、1回の演出ボタンの操作で、会話予告におけるボタン演出とナビキャラクタYMによるボタン演出の両方に対してボタンの操作結果に応じた演出が行われている様子が示されている。なお、爺の会話画像CI2に表示される「激熱ですぞ」の文字表示もナビキャラクタYMの吹き出しに表示される「激熱」の文字表示も、それぞれ操作有効期間が経過した場合にも表示されるが、表示されなくてもよい。
なお、図73(A8)に示すタイミングで、遊技者が演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作された場合に、例えば、図73(A9a−1)に示すように、先に開始されたボタン演出に対応する操作結果に応じた演出が行われるようにしてもよい。すなわち、この演出例では、会話予告におけるボタン演出よりも先にナビキャラクタYMによるボタン演出が開始されたので、図73(A9a−1)に示すように、ナビキャラクタYMによるボタン演出における演出ボタン136(チャンスボタン136)の操作に応じた演出(ナビキャラクタYMの吹き出しにおける「激熱」の文字表示)のみが行われ、会話予告によるボタン演出における演出ボタン136(チャンスボタン136)の操作に応じた演出(爺の会話画像CI2に表示される「激熱ですぞ」の文字表示)は行われない。
その後、図73(A9a−2)に示すように、遊技者により2回目の演出ボタン136(チャンスボタン136)の操作が行われると、図63(A9a−3)に示すように、後に開始されたボタン演出に対応する操作結果に応じた演出が行われる。すなわち、会話予告によるボタン演出における演出ボタン136(チャンスボタン136)の操作に応じた演出(爺の会話画像CI2おける「激熱ですぞ」の文字表示)が行われる。
なお、この演出例において、2つのボタン演出においてそれぞれ操作有効期間が開始されている場合に演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作されたときには、残時間表示メータにおけるゲージの減る速度の大きいボタン演出を優先して演出ボタン136(チャンスボタン136)の操作に応じた演出が行われるようにしてもよいし、残時間表示メータにおけるゲージの減る速度の小さいボタン演出を優先して演出ボタン136(チャンスボタン136)の操作に応じた演出が行われるようにしてもよい。
また、この演出例では、2つの残時間表示メータMT1,MT2の表示態様の変化速度が異なっているが、例えば、ある時間まで、爺の予告画像CI2における残時間表示メータMT2の表示態様の変化速度がナビキャラクタYMの吹き出しにおける残時間表示メータMT1の表示態様の変化速度と同じであり、ある時間となった場合に残時間表示メータMT2の表示態様の変化速度が変化するようにしてもよい。
また、この演出例では、爺の予告画像CI2に係る操作有効期間を5秒としたが、例えば、5秒の場合と10秒の場合とで用意し、それぞれに対応する速度で残時間表示メータMT2の表示態様を変化させるようにしてもよい。すなわち、操作有効期間が10秒である場合には、ナビキャラクタYMの吹き出しにおける残時間表示メータMT1の表示態様の変化速度を同じとなる。この場合、爺の予告画像CI2に係る操作有効期間が5秒に選択された場合の方が、10秒に選択される場合よりも大当りとなりやすいようにしてもよい。
また、この演出例において、先に演出が表示されたナビキャラクタYMの吹き出しにおいて「激熱」が表示された場合よりも、後に延出が開始された爺の会話画像CI2において「激熱ですぞ」が表示された場合の方が、大当りの信頼度が高いようにしており、これにより、後に表示された予告表示の方が大当りのときに表示されやすく、遅く表示された予告表示の方の注目度を相対的に下げている間に表示させることによって、遊技者を驚かせることができる場合がある。また、先に演出が表示されたナビキャラクタYMの吹き出しにおいて「激熱」が表示された場合よりも、後に延出が開始された爺の会話画像CI2において「激熱ですぞ」が表示された場合の方が、大当りの信頼度が低くてもよいし、大当りの信頼度が同じであってもよい。
図73(B1)〜同図(B11)に示す演出例は、タイマ予告演出とチャンスアップメータを用いた演出の両方が同時期に行われている様子を示している。
図73(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展し、主人公の殿様と敵役の剣豪との決闘シーンのアニメーションが行われている様子が示されている。また、装飾図柄表示装置208の表示画面の下方では、変動アイコンh0とチャンスアップメータCMTが左右に並んで表示されており、チャンスアップメータCMTによる演出が行われている様子が示されている。図73(B1)に示すチャンスアップメータCMTは、例えば、リーチ演出の進行状況を示すメータであり、開始地点SPから最終地点GPまでの間をサボハニのキャラクタSBHが移動し、その位置によって現在のリーチ演出の進行状況を概略的に報知している。なお、図73(B1)に示すチャンスアップメータCMTでは、第1チェックポイントCP1、第2チェックポイントCP2および第3チェックポイントCP3が配置され、サボハニのキャラクタSBHが開始地点SPから最終地点GPに向かう道中で第1チェックポイントCP1〜第3チェックポイントCP3にそれぞれ到達すると、特定の予告が発生する場合があることが示されており、遊技者に期待感を持たせるようにしている。また、最終地点GPでは、プラカードが回転表示しており、サボハニのキャラクタSBHが最終地点GPに到達することにより、大当り及びハズレのいずれかの結果が導出されることを示唆している。
図73(B2)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニのキャラクタSBHが開始地点SPからの移動を開始している様子が示されている。
その後、図73(B3)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニのキャラクタSBHが第1チェックポイントCP1に到達するタイミングで、タイマ予告表示TM1が表示され、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。すなわち、この演出例では、タイマ予告演出の開始がチャンスアップの予告として機能しているということができる。また、タイマ予告表示TM1には、「10:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから10秒が経過するとある予告演出が開始されることを示唆している。
すると、図73(B4)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニのキャラクタSBHの近傍に「チャンスアップ タイマ予告」の文字が付記された吹き出しが表示され、チャンスアップの予告が行われたことを報知している。一方、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示のカウントダウンが行われており、図73(B4)に示すタイミングでは、「09:17」が示されている。
その後、図73(B5)に示すように、チャンスアップメータCMTにおける第1チェックポイントCP1が赤色でマーキングされるとともに、予告が出現したことにより大当りの信頼度がアップしたことを示す「UP」の文字がその上方に表示され、予告が発生したことの履歴が示される。なお、「UP」の表示は、サボハニのキャラクタSBHによりオーバーラップされており、オーバーラップされていない状態である場合よりも視認困難とされている。一方、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、図73(B5)に示すタイミングでは、「08:81」が示されている。
図73(B6)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニのキャラクタSBHが移動を開始した様子が示されている。このとき、「UP」の表示の一部についてオーバーラップが解消されたので、一部が視認可能とされている。一方、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、図73(B6)に示すタイミングでは、「08:31」が示されている。
図73(B7)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニのキャラクタSBHが第2チェックポイントCP2から移動を開始した様子が示されている。なお、この演出例では、サボハニのキャラクタSBHが第2チェックポイントCP2に到達することによりチャンスアップの予告(例えば、カットインの発生)が行われており、第2チェックポイントCP2が赤色でマーキングされているとともに、予告が出現したことにより大当りの信頼度がアップしたことを示す「UP」の文字がその上方に表示され、予告が発生したことの履歴が示されている。一方、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、図73(B7)に示すタイミングでは、「04:14」が示されている。
図73(B8)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニのキャラクタSBHが第3チェックポイントCP3に到達した様子が示されている。一方、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示は「00:00」となり、カウントダウンが完了した様子が示されている。すると、図73(B9)に示すように、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示に換えて予告への注目を促す旨の「注目」の文字が表示される。この演出例によれば、先に開始されたチャンスアップメータCMTによる表示態様の全体に対する変化の割合(速度)よりも、後で開始されたタイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンの速度の方が早いということができる。すなわち、先に開始されたチャンスアップメータCMTによるサボハニのキャラクタSBHの開始地点SPから最終地点GPまでにかかる時間よりも、後で開始されたタイマ予告表示TM1におけるカウントダウンの開始から終了までにかかる時間の方が早いということができる。
続いて、図73(B10)に示す装飾図柄表示装置208では、レバー画像136Vaが表示されるとともに、サボハニのキャラクタSBHの近傍に「チャンスアップ レバー」の文字が付記された吹き出しが表示され、レバー演出による予告が開始されたことを報知している。このレバー演出におけるレバー画像136Vaの表示は、第3チェックポイントCP3に到達したことに対応して表示されるチャンスアップの予告であると同時に、タイマ予告演出のカウントダウンが完了した結果行われる予告でもある。すなわち、チャンスアップメータCMTによる演出において示されているチャンスアップの予告の対象とタイマ予告演出の結果行われる予告の対象が同じであるということができる。あるいは、サボハニのキャラクタSBHが第3チェックポイントCP3に到達して行われるチャンスアップの予告と、タイマ予告表示TM1に示される「注目」の文字によって示される予告が同じであるということもできる。なお、チャンスアップメータCMTによる演出において示されているチャンスアップの予告の対象とタイマ予告演出の結果行われる予告の対象が異なっていてもよく、例えば、チャンスアップメータCMTによる演出において、第3チェックポイントCP3にサボハニのキャラクタSBHが到達して行われるチャンスアップの予告がレバー画像136Vaであり、タイマ予告演出の結果行われる予告が、出現したレバー画像136Vaの表示態様を信頼度のより高い表示態様に変化する(例えば、赤色から金色に変化する等)ものであってもよい。
その後、図73(B11)に示す装飾図柄表示装置208では、レバー画像136Vaに加えて残時間表示メータMTが表示され、レバー演出が開始される。また、チャンスアップメータCMTにおける第3チェックポイントCP3が赤色でマーキングされるとともに、予告が出現したことにより大当りの信頼度がアップしたことを示す「UP」の文字がその上方に表示され、予告が発生したことの履歴が示される。なお、「UP」の表示は、サボハニのキャラクタSBHによりオーバーラップされており、オーバーラップされていない状態である場合よりも視認困難とされている。
図74は、ボタン演出の他の例を段階的に示す図である。
図74では、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普図表示装置210、第1特図保留ランプ218、第2特図保留ランプ220、普図保留ランプ216及び第4図柄表示装置284aについて、図示を省略している。
図74(1)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、図74(1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第一の保留アイコンh11が表示されるとともに、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0及びナビキャラクタYMも表示されている。
その後、図74(2)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタン演出が開始している様子が示されている。この演出例では、ボタン画像と残時間表示メータの組合せからなる操作促進報知画像が6セット表示されている。具体的には、第1のボタン画像136a1と第1の残時間表示メータMT1からなる第1の操作促進報知画像が表示画面の左上に配置され、第2のボタン画像136a2と第2の残時間表示メータMT2からなる第2の操作促進報知画像が表示画面の上部中央に配置され、第3のボタン画像136a3と第3の残時間表示メータMT3からなる第3の操作促進報知画像が表示画面の右上に配置され、第4のボタン画像136a4と第4の残時間表示メータMT4からなる第4の操作促進報知画像が表示画面の右下に配置され、第5のボタン画像136a5と第5の残時間表示メータMT5からなる第5の操作促進報知画像が表示画面の中央下部に配置され、第6のボタン画像136a6と第6の残時間表示メータMT6からなる第6の操作促進報知画像が表示画面の右下に配されている。その後、図74(3)に示すタイミングで、第1の操作促進報知画像〜第6の操作促進報知画像のいずれについても演出ボタン136(チャンスボタン136)の操作有効期間が開始する。
図74(4)に示す装飾図柄表示装置208では、第1の残時間表示メータMT1〜第6の残時間表示メータMT6のいずれも、操作有効期間が開始されてゲージが減っている様子が示されている。この演出例では、第1の操作促進報知画像〜第6の操作促進報知画像のうち、第1の操作促進報知画像についての操作有効期間の方が、他の操作促進報知画像についての操作有効期間よりも短く、早く操作有効期間が経過するようになっている。なお、この演出例では、第2の操作促進報知画像〜第6お操作促進報知画像はいずれも操作有効期間の長さが同じとなっている。そのため、第1の残時間表示メータMT1のゲージが、他の残時間表示メータMT2〜MT6のゲージよりも減りが速くなっている。
その後、図74(5)に示すタイミングで演出ボタン136(チャンスボタン136)が1回操作されると、図74(6)に示すように、装飾図柄表示装置208では、第1の操作促進報知画像がコパンダのキャラクタKPに変化し、予告が行われている様子が示されている。なお、第2の操作促進報知画像〜第6の操作促進報知画像は変化していない。すなわち、この演出例では、演出ボタン136(チャンスボタン136)の1回の操作で、複数の操作促進報知画像のうちの1つの操作促進報知画像のみを変化させている。また、演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作された場合には、第1の操作促進報知画像、第2の操作促進報知画像、第3の操作促進報知画像、第4の操作促進報知画像、第5の操作促進報知画像、第6の操作促進報知画像の順で優先して1つずつ表示態様を変化させるようにしている。なお、表示態様を変化させる操作促進報知画像の順序は上述したものに限定されず、適宜に設定することができる。また、1回の演出ボタン136(チャンスボタン136)の操作で2以上の操作促進報知画像の表示態様を変化させるようにしてもよい。
なお、この演出例では、第1の残時間表示メータMT1(演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作された際に最も優先して表示態様が変化する第1の操作促進報知画像に対応する残時間表示メータ)のゲージの減りが他の残時間表示メータMT2〜MT6よりも速いものとしたが、例えば、図74(4a)に示すように、第3の残時間表示メータMT3(演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作された際に3番目に優先して表示態様が変化する第3の操作促進報知画像に対応する残時間表示メータ)のゲージの減りが第1の残時間表示メータMT1を含めた他の残時間表示メータMT1,MT2,MT4,MT5,MT6よりも速いものとしてもよいし、遅いものとしてもよい。また、例えば、図74(4b)に示すように、第6の残時間表示メータMT6(演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作された際に表示態様を変化させる優先順位が最下位である第6の操作促進報知画像に対応する残時間表示メータ)のゲージの減りが他の残時間表示メータMT1〜MT5よりも速いものとしてもよいし、遅いものとしてもよい。また、ゲージの減りを早くする残時間表示メータとしては、上述したものに限定されず、適宜のものに設定することができる。
また、この演出例では、第1の操作促進報知画像〜第6の操作促進報知画像のうちのいずれもボタン画像136a1〜136a6をその構成としたが、第1の操作促進報知画像〜第6の操作促進報知画像のうちのいずれか1つ又は2以上について、ボタン画像に換えて他の画像を表示するようにしてもよい。具体的には、例えば、図74(4c)に示すように、第6の操作促進報知画像を構成する画像として、第6のボタン画像136a6に換えて、演出レバー136Vの操作を促進する第6のレバー画像136Va6を表示するようにしてもよい。この場合、第1の操作促進報知画像〜第6の操作促進報知画像のいずれの残時間表示メータもゲージの減る速度を同じにしてもよいし、図74(4c)に示すように、第6のレバー画像136Va6を構成する第6の操作促進報知画像に対応する残時間表示メータMT6のゲージの減る速度を、他の操作促進報知画像に対応する残時間表示メータMT1〜MT5よりも速くするようにしてもよいし、遅くするようにしてもよい。このように構成して、例えば、ボタン演出が開始されて図74(4c)に示すような表示が行うことにより、演出ボタン136(チャンスボタン136)を5回操作した後に演出レバー136Vを1回操作することを促進することができる場合がある。
また、この演出例では、第1の操作促進報知画像〜第6の操作促進報知画像のうちのいずれか1つにおける残時間表示メータのゲージの減る速度を他の操作促進報知画像における残時間表示メータと異ならせるようにしたが、例えば、図74(4d)に示すように、残時間表示メータのゲージの減る速度が異なるものが2以上あってもよい。具体的には、図74(4d)に示すように、第3の操作促進報知画像と第5の操作促進報知画像の残時間表示メータMT3,MT5のゲージの減る速度が、その他の操作促進報知画像の残時間メータMT1,MT2,MT4,MT6とは異なっており、第3の操作促進報知画像に対応する第3の残時間表示メータMT3よりも第5の操作促進報知画像に対応する第5の残時間表示メータMT5の方がゲージの減る速度が大きくしてもよい。
図75は、本実施形態のパチンコ機の装飾図柄表示装置を中心とした演出の一例を段階的に示す図である。
図75では、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普図表示装置210、第1特図保留ランプ218、第2特図保留ランプ220、普図保留ランプ216及び第4図柄表示装置284aについて、図示を省略している。
図75(A1)〜同図(A6)に示す演出例は、複数のタイマ予告演出が同時期に行われている様子を示している。
図75(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、図75(A1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第一の保留アイコンh11が表示されるとともに、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0及びナビキャラクタYMも表示されている。また、図75(A1)では、2つのタイマ予告演出が同時に開始している様子が示されている。具体的には、表示領域の右側からタイマ予告表示TM1,TM2がフレームインすることにより、タイマ予告演出がそれぞれ開始される。いずれのタイマ予告表示TM1,TM2も、「10:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから10秒が経過するとある予告演出が開始されることを示唆している。なお、この演出例では、後述するように、一方のタイマ予告表示におけるタイマ表示のカウントダウンの速度が他方のタイマ予告表示におけるタイマ表示のカウントダウンの速度よりも速いため、カウントダウンが完了するまでの時間が異なっている。この演出例において、2つのタイマ予告表示TM1,TM2のうち、上方に表示されるものを第1のタイマ予告表示TM1といい、下方に表示されるものを第2のタイマ予告表示TM2という場合がある。
図75(A2)に示す装飾図柄表示装置208では、2つのタイマ予告表示TM1,TM2のフレームインが完了した様子が示されている。各タイマ予告表示TM1,TM2は、その後、それぞれタイマ表示のカウントダウンを開始する。
図75(A3)に示す装飾図柄表示装置208では、2つのタイマ予告表示TM1,TM2のそれぞれにおいてタイマ表示のカウントダウンが行われている様子が示されている。この演出例では、第1のタイマ予告表示TM1よりも第2のタイマ予告表示TM2の方が、カウントダウンの速度が速くなっている。なお、第1のタイマ予告表示TM1は、実際の時間の経過に合わせてカウントダウンをしているが、第2のタイマ予告表示TM2は、それよりも速くなっている。図75(A3)に示すタイミングでは、第1のタイマ予告表示TM1のタイマ表示は、「09:73」となっており、第2のタイマ予告表示TM2のタイマ表示は、「06:73」となっている。なお、カウントダウンの速度については、上述したものに限定されず、適宜に設定することができ、例えば、第2のタイマ予告表示TM2のカウントダウンの速度を実際の時間の経過に合わせた速度とし、第1のタイマ予告表示TM2のカウントダウンの速度を第2のタイマ予告表示TM2のカウントダウンの速度よりも遅くしてもよい。
その後、図75(A4)に示すタイミングで、装飾図柄表示装置208では、第2のタイマ予告表示TM2のタイマ表示が「00:00」となってカウントダウンが完了する様子が示されている。一方、第1のタイマ予告表示TM1のタイマ表示は「06:00」となっている、すなわち、タイマ予告表示のカウントダウンが開始してから4秒が経過したときの様子が示されているということができる。
すると、図75(A5)に示すように、第2のタイマ予告表示TM2では、タイマ表示に換えて予告への注目を促す旨の「注目」の文字が表示される。一方、第1のタイマ予告表示TM1はカウントダウンが継続しており、図75(A5)に示すタイミングでは、タイマ表示が「05:87」となっている。その後は、第2のタイマ予告表示TM2のタイマ表示のカウントダウンが完了したことに対応する予告が行われる場合がある。なお、第2タイマ予告表示TM2は、カウントダウンが完了した後は、例えば、フレームアウトする等により消去される。
図75(A6)に示す装飾図柄表示装置208では、第1のタイマ予告表示TM1のタイマ表示が「00:00」となってカウントダウンが完了する様子が示されている。その後は、第1のタイマ予告表示TM1のタイマ表示のカウントダウンが完了したことに対応する予告が行われる場合がある。その後、第1のタイマ予告表示TM1は、カウントダウンが完了した後は、例えば、フレームアウトする等により消去される。
この演出例では、2つのタイマ予告演出が同時に開始された場合について説明したが、2つのタイマ予告演出が異なるタイミングで開始されてもよく、この場合、例えば、先に開始されたタイマ予告演出に係るタイマ予告表示におけるタイマ表示のカウントダウンの速度が、後に開始されたタイマ予告演出に係るタイマ予告表示におけるタイマ表示のカウントダウンの速度よりも速いようにしてもよいし、遅いようにしてもよい。
図75(B1)〜同図(B4)に示す演出例は、複数のタイマ予告演出が同時期に行われ、いずれか一方のタイマ予告演出についてカウントダウンが完了するまでの時間が加算される様子を示している。
図75(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、図75(B1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第一の保留アイコンh11が表示されるとともに、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0及びナビキャラクタYMも表示されている。また、図75(B1)では、2つのタイマ予告演出が同時に開始している様子が示されている。具体的には、表示領域の右側からタイマ予告表示(第1のタイマ予告表示TM1、第2のタイマ予告表示TM2)がフレームインすることにより、タイマ予告演出がそれぞれ開始される。いずれのタイマ予告表示TM1,TM2も、「10:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから10秒が経過するとある予告演出が開始されることを示唆している。なお、この演出例では、タイマ予告表示におけるタイマ表示のカウントダウンの速度はいずれも同じである。
図75(B2)に示す装飾図柄表示装置208では、2つのタイマ予告表示TM1,TM2のフレームインが完了した様子が示されている。各タイマ予告表示TM1,TM2は、その後、それぞれタイマ表示のカウントダウンを開始する。
図75(B3)に示す装飾図柄表示装置208では、2つのタイマ予告表示TM1,TM2のそれぞれにおいてタイマ表示のカウントダウンが行われている様子が示されている。なお、第1のタイマ予告表示TM1も第2のタイマ予告表示TM2も、実際の時間の経過に合わせてカウントダウンをしている。図75(B3)に示すタイミングでは、第1のタイマ予告表示TM1のタイマ表示も第2のタイマ予告表示TM2も、「09:73」となっている。なお、カウントダウンの速度については、上述したものに限定されず、適宜に設定することができ、例えば、実際の時間の経過よりも遅くてもよいし、速くてもよい。また、図75(B3)に示す装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMによるタイマ上乗せ演出が行われている様子が示されている。すなわち、装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に、上乗せされる時間を示す「+10秒」の表示が行われ、上乗せされる時間が報知されている。
すると、図75(B4)に示すように、第1のタイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「19:00」に更新され、第1のタイマ予告表示TM1のタイマ表示における時間に10秒が上乗せされた様子が示されている。このとき、第2のタイマ予告表示TM2のタイマ表示には上乗せが行われていないため、第1のタイマ予告表示TM1のタイマ表示と第2のタイマ予告表示TM2のタイマ表示とで10秒の差が生じている。そのため、2つのタイマ予告演出が開始されたが、途中で一方のタイマ表示に対して時間が上乗せされたため、カウントダウンが終了するタイミングが異なることとなる。
なお、この演出例では、2つのタイマ予告表示のうちのいずれか一方のタイマ表示に時間の上乗せを行ったが、時間の短縮(減算)を行ってもよいし、タイマ予告演出の実行中にいずれか一方のタイマ表示のカウントダウンを一時停止してカウントダウンが完了するまでの時間を異ならせるようにしてもよい。
また、この演出例では、2つのタイマ予告演出を同時に開始された場合について説明したが、2つのタイマ予告演出が異なるタイミングで開始されてもよく、この場合、例えば、先に開始されたタイマ予告演出に係るタイマ予告表示におけるタイマ表示に対して時間の上乗せを行い、後に開始されたタイマ予告演出に係るタイマ予告表示におけるタイマ表示のカウントダウンが完了した後で、先に開始されたタイマ予告演出に係るタイマ予告表示におけるタイマ表示のカウントダウンが完了するようにしてもよい。また、後に開始されたタイマ予告演出に係るタイマ予告表示におけるタイマ表示に対して時間の短縮を行い、先に開始されたタイマ予告演出に係るタイマ予告表示におけるタイマ表示のカウントダウンが完了するよりも前に、後に開始されたタイマ予告演出に係るタイマ予告表示におけるタイマ表示のカウントダウンが完了するようにしてもよい。
また、この演出例では、2つのタイマ予告演出が行われているときに、タイマ上乗せ演出が行われた場合、いずれか一方のタイマ予告演出に係るタイマ予告表示におけるタイマ表示に対して時間の上乗せを行ったが、いずれのタイマ予告演出に係るタイマ予告表示におけるタイマ表示に対しても時間の上乗せ(あるいは、時間の短縮やカウントダウンの一時停止等)を行っていずれのタイマ予告表示の表示態様も変化させるようにしてもよい。
また、2つのタイマ予告演出が開始された後、それぞれのタイマ予告演出に対応する2つのタイマ上乗せ演出等(タイマ短縮、カウントダウン一時停止等)が行われ、これにより、タイマ予告演出に係るタイマ予告表示におけるタイマ表示に対する時間の上乗せ等がそれぞれについて行われるようにしてもよい。
また、2つのタイマ予告演出が開始された後、3つのタイマ上乗せ演出等(タイマ短縮、カウントダウン一時停止等)が行われ、例えば、2つのタイマ予告演出のうちの一方のタイマ予告演出に対して2つのタイマ上乗せ演出等によるタイマ表示の変化が行われ、他方のタイマ予告演出に対して残りの1つのタイマ上乗せ演出等によるタイマ表示の変化が行われるようにしてもよい。また、3つのタイマ上乗せ演出等が行われ、例えば、3つのうちの2つのタイマ上乗せ演出等のみによるタイマ表示の変化が行われてもよいし、3つのうちの1つのタイマ上乗せ演出等のみによるタイマ表示の変化が行われてもよいし、3つのいずれのタイマ上乗せ演出等によってもタイマ表示の変化が行われなくてもよい。
図75(C1)〜同図(C4)に示す演出例は、複数の操作手段のいずれかを操作することを促す演出において、複数の操作手段のそれぞれについて操作有効期間を示す残時間表示タイマーが表示されている様子が示されている。
図75(C1)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、図75(C1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第一の保留アイコンh11が表示されるとともに、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0及びナビキャラクタYMも表示されている。また、図75(C1)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタン演出が開始されている。具体的には、装飾図柄表示装置208では、左扉画像DRLと右扉画像DRRとが左右に並んで表示されている。左扉画像DRLに対応して、操作キーユニット137を構成する左キーを模した左キー画像137aLが左扉画像DRLにオーバーラップして表示されており、また、左キー画像137aLの下方には、残時間表示メータMT1が表示されている。また、右扉画像DRRに対応して、操作キーユニット137を構成する右キーを模した右キー画像137aRが右扉画像DRRにオーバーラップして表示されており、また、右キー画像137aRの下方には、残時間表示メータMT2が表示されている。その後、操作キーユニット137の操作有効期間が開始され、遊技者による操作キーユニット137の操作を受付可能な状態となる。
図75(C2)に示す装飾図柄表示装置208では、左扉画像DRLと右扉画像DRRにそれぞれ対応する残時間表示メータMT1,MT2のいずれも、操作有効期間が開始されてゲージが減っている様子が示されている。この演出例では、右扉画像DRRに対応する右キーの操作有効期間の方が、左扉画像DRLに対応する左キーの操作有効期間の方よりも短く、早く操作有効期間が経過するようになっている。そのため、右扉画像DRRに対応する残時間表示メータMT2のゲージが、左扉画像DRLに対応する残時間表示メータMT1のゲージよりも減りが速くなっている。
図75(C3)は、遊技者によって左キーが操作されて左扉画像DRLが選択された様子が示されている。具体的には、左扉画像DRLが表示画面の中央に移動して拡大表示されるとともに、左キー画像137aLと残時間表示メータMT1が消去される。また、右扉画像DRRは、右キー画像137aR及び残時間表示メータMT2とともに消去されている。これにより、左扉画像DRLが選択されたことが報知されている。
その後、図75(C4)に示すように、装飾図柄表示装置208では、左扉画像DRLの扉が開く様子が示されており、リプレイ図柄RPが出現する様子が示されている。これにより、例えば、疑似連が行われることを予告している。
一方、図75(C2)に示す場合において、右キーが操作されて右扉画像DRRが選択された場合には、図75(C4a)に示すように、装飾図柄表示装置208では、右扉画像DRRの扉が開き、松の図柄CCが出現する場合がある。この松の図柄CCには、「げきあつ」の文字が付加されており、大当りの信頼度が飛躍的に高くなっていることを示唆している。
このように、この演出例では、2つの残時間表示メータのうち、ゲージの減りが速い方が選択された場合には、信頼度のより高い予告表示が行われるようにされているが、いずれを選択しても、同じ表示が表示されるようにしてもよい。また、2つの残時間表示メータのうち、ゲージの減りが遅い方が選択された場合に、信頼度のより高い予告表示が行われるようにしてもよい。
また、この演出例では、右扉画像DRRの操作有効期間よりも左扉画像DRLの操作有効期間の方が短いようにしているが、操作有効期間の長さがいずれも同じであってもよく、例えば、右扉画像DRRの残時間表示メータMT2のゲージが0となった場合でも、左扉画像DRLの残時間表示メータMT1のゲージが0となるまで、待機するとともに、右キーの操作を有効としてもよいし、待機中は、右キーの操作を無効としてもよい。
図76は、タイマ予告演出の他の演出例について段階的に示す図である。
図76では、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普図表示装置210、第1特図保留ランプ218、第2特図保留ランプ220、普図保留ランプ216及び第4図柄表示装置284aについて、図示を省略している。
図76(A1)〜同図(A12)に示す演出例は、タイマ予告演出において、タイマ予告表示が拡大して表示される様子が示されている。図76(A1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第一の保留アイコンh11が表示されるとともに、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0及びナビキャラクタYMも表示されている。また、図76(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始されており、タイマ予告表示TM1では「09:69」が表示され、タイマ表示のカウントダウンが行われている。なお、この演出例では、タイマ予告表示TM1は、小サイズ(デフォルトの表示サイズ)で表示されており、タイマ予告演出が開始されてタイマ予告表示TM1が表示されるときは小サイズで表示される。ここで、タイマ予告表示TM1のタイマ表示におけるカウントダウンの表示が開始された際に、少なくとも小サイズであってもよく、この場合、カウントダウンの表示が開始されるよりも前にタイマ予告表示TM1が大サイズで表示されてもよいし、その他のサイズで表示されてもよいし、表示態様自体が異なっていてもよい。
図76(A2)に示すタイマ予告表示TM1ではタイマ表示のカウントダウンが継続しており、図76(A2)に示すタイミングでは、「03:01」が表示されている。
そして、図76(A3)に示すように、タイマ表示が残り3秒であることを示す「03:00」となった場合には、タイマ予告表示TM1が拡大して表示され、表示位置も装飾図柄表示装置208の略中央に変更される。このとき、第1装飾図柄は、拡大表示されたタイマ予告表示TM1にオーバーラップされており、オーバーラップされていない状態である場合よりも第1装飾図柄が視認困難とされている。なお、第1装飾図柄が拡大表示されたタイマ予告表示TM1にオーバーラップするようにしてもよい。また、タイマ予告表示TM1が拡大して表示される際に、アニメーションによる拡大表示を行うようにしてもよい。この場合、拡大表示のアニメーションが行われている間もカウントダウンが継続して行われるが、拡大表示のアニメーションが行われている間はカウントダウンを中断してもよい。また、タイマ予告表示TM1を拡大して表示する際に、タイマ表示部分の大きさは変化しないで、タイマ予告表示TM1の枠部分だけ拡大するようにしてもよい。また、この演出例では、タイマ表示が「03:00」となった場合に必ずタイマ予告表示TM1が拡大して表示されるようにしたが、拡大しない場合があってもよく、例えば、タイマ予告表示TM1が拡大して表示された場合には、拡大しない場合よりも大当りとなりやすいようにしてもよい。また、この演出例では、タイマ予告表示TM1が拡大して表示される際に表示位置を変更したが、表示位置が変更しない場合があってもよい。
その後は、図76(A4)〜同図(A7)に示すように、拡大表示されたタイマ予告表示TM1におけるカウントダウンは、タイマ表示が「00:00」となるまで継続して行われる。ここで、図76(A5)に示すタイミングでは、左図柄に「装飾7」が停止表示し、図76(A6)に示すタイミングでは、右図柄に「装飾7」が停止表示するが、その態様は、拡大表示されたタイマ予告表示TM1によって視認困難とされている。なお、装飾図柄の停止表示が行われる場合に、停止図柄がタイマ予告表示TM1の前面側に配置されるようにしてもよい。
タイマ予告表示TM1における表示が「00:00」となり、カウントダウンが完了すると、図76(A8)に示すように、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示に換えて予告への注目を促す旨の「注目」の文字が表示される。この「注目」の文字は、拡大表示されたタイマ予告表示TM1に合わせて拡大して表示されている。なお、タイマ表示が「00:00」となった後、「注目」の文字表示が行われなくてもよいし、何らの演出も行われなくてもよい。
その後、図76(A9)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1が縮小して元のサイズで表示され、表示位置も元の位置(表示画面の略右側中央)に変更される。なお、タイマ予告表示TM1を縮小して表示することなくそのまま消去するようにしてもよい。
すると、図76(A10)に示すように、装飾図柄表示装置208では、中図柄に殿様のキャラクタが表された疑似連図柄が上方から下方に向けて低速で移動する表示が開始される。その後、図76(A11)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1が消去され、図76(A12)に示すように、疑似連図柄が停止表示する。これにより、疑似連が実行されることが報知されている。
なお、この演出例では、タイマ予告演出において、タイマ表示が残り3秒を示す「03:00」となった場合に、タイマ予告表示TM1を拡大表示するようにしたが、タイマ予告表示TM1を縮小表示してもよいし、枠の色を変更してもよいし、タイマ表示(数字部分)の色を変更してもよいし、タイマ予告表示TM1の形状を変化させてもよいし、タイマ予告表示TM1の向きが変更(例えば、横向きから縦向きに変更)されてもよいし、タイマ予告表示TM1が回転してもよいし、タイマ予告表示TM1の表示位置が変更されてもよいし、タイマ予告表示TM1にキャラクタや記号等の他の要素が付加されてもよいし、タイマ表示に対する時間の上乗せが行われてもよいし、タイマ表示に対する時間の短縮が行われてもよいし、タイマ表示のカウントダウンが停止するようにしてもよいし、タイマ表示のカウントダウンの速度が速くなってもよいし、タイマ表示がカウントアップ(巻き戻し)してもよいし、タイマ予告表示TM1が分裂して新たなタイマ予告表示が表示されてもよいし、複数のタイマ予告表示が表示されていた場合には、これらのタイマ予告表示が統合されて1つのタイマ予告表示に変更してもよい。
また、この演出例では、タイマ予告表示TM1のサイズを小サイズと大サイズの2つのサイズに変化するようにしたが、3つ以上のサイズに変化するようにしてもよく、例えば、タイマ表示や「注目」の文字表示を赤色で表示する場合には、タイマ予告表示TM1を中サイズで表示し、タイマ表示や「注目」の文字表示を金色で表示する場合には、タイマ予告表示TM1を大サイズで表示するようにしてもよい。これによって、例えば、大当りの信頼度に応じて表示態様を変化させることができる場合がある。
また、この演出例では、タイマ予告表示TM1のサイズを小サイズから大サイズに変化するようにしたが、例えば、小サイズから中サイズを経て大サイズに変化するようにしてもよい。例えば、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「05:00」となったときにタイマ予告表示TM1のサイズを小サイズから中サイズに変化し、「03:00」となったときに中サイズから大サイズに変化するようにしてもよい。また、小サイズから中サイズに変化するが、大サイズに変化しない場合があってもよい。
また、この演出例では、タイマ予告表示TM1のタイマ表示における残り時間が所定時間(例えば、3秒)となった場合にタイマ予告表示TM1のサイズを大サイズに変化するようにしたが、例えば、タイマ表示における残り時間が「00:00」となった場合にタイマ予告表示TM1のサイズを大サイズに変化するようにしてもよいし、「注目」の文字表示を行う場合にタイマ予告表示TM1のサイズを大サイズに変化するようにしてもよい。
また、この演出例において、タイマ予告表示TM1の枠や背景の色によって大当りの信頼度が異なるようにしてもよい(例えば、金>赤>緑>青の順で信頼度が高い等)。また、タイマ予告表示TM1の大きさによって大当りの信頼度が異なるようにしてもよい(例えば、大サイズ>中サイズ>小サイズの順で信頼度が高い等)。また、タイマ予告表示TM1の形状によって大当りの信頼度が異なるようにしてもよい。
また、例えば、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示や「注目」の文字表示の色によって大当りの信頼度が異なるようにしてもよい(例えば、金>赤>緑>青の順で信頼度が高い等)。また、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示や「注目」の文字表示の大きさによって大当りの信頼度が異なるようにしてもよい(例えば、大サイズ>中サイズ>小サイズの順で信頼度が高い等)。また、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示や「注目」の文字表示の形状によって大当りの信頼度が異なるようにしてもよい。
また、タイマ予告表示TM1の表示態様が変化した場合に或る演出が出現しやすいようにしてもよく、例えば、タイマ予告表示TM1が大サイズに変化した場合には、疑似連図柄が停止しやすいようにしてもよい。
また、この演出例において、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンが完了すると、ある特定の演出が行われるようにしたが、カウントダウンが完了しても何らの演出も行われない場合があるようにしてもよい。ここで、タイマ予告表示TM1の表示態様が変化した場合には、カウントダウンが完了した場合に或る演出が行われやすく、大当りとなりやすくなるようにしてもよい。
また、この演出例では、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンが開始した時点では、タイマ予告表示TM1を小サイズの表示態様としているが、カウントダウンの開始時点あるいはタイマ予告表示TM1の表示開始時点で大サイズの表示態様としてもよい。
また、この演出例では、タイマ予告表示TM1が大サイズに変化した場合には、タイマ表示も大サイズに変化するようにしたが、タイマ予告表示TM1の枠部分のみ大サイズに変化し、タイマ表示のサイズは変更しないようにしてもよい。また、タイマ表示のサイズを変更せず、タイマ予告表示TM1の枠部分のみ小サイズに変化するようにしてもよい。また、タイマ表示のサイズを大サイズに変化するが、タイマ予告表示TM1の枠部分のサイズは変更しないようにしてもよい。また、タイマ表示のサイズを小サイズに変化するが、タイマ予告表示TM1の枠部分のサイズは変更しないようにしてもよい。
また、タイマ予告表示TM1の枠部分や背景の色を変化させることによって表示態様を変化させるようにしてもよい。この場合、例えば、タイマ予告表示TM1の枠部分(及び/又は背景部分)の色が変化した場合には、タイマ表示の色も変化するようにしてもよい。また、タイマ予告表示TM1の枠部分(及び/又は背景部分)の色は変化するが、タイマ表示の色は変化しないようにしてもよい。また、タイマ表示の色は変化するが、タイマ予告表示TM1の枠部分(及び/又は背景部分)の色は変化しないようにしてもよい。
また、タイマ予告表示TM1の枠部分の形状を変化させることによって表示態様を変化させるようにしてもよい。この場合、例えば、タイマ予告表示TM1の枠部分の形状が変化した場合には、タイマ表示の形状(フォント)も変化するようにしてもよい。また、タイマ予告表示TM1の枠部分の形状は変化するが、タイマ表示の形状(フォント)は変化しないようにしてもよい。また、タイマ表示の形状(フォント)は変化するが、タイマ予告表示TM1の枠部分の形状は変化しないようにしてもよい。
また、タイマ予告表示TM1の枠部分がアニメーションにより形態が変化するようにしてもよい。この場合、例えば、タイマ予告表示TM1の枠部分がアニメーションにより形態が変化した場合には、タイマ表示もアニメーションにより形態が変化するようにしてもよい。また、タイマ予告表示TM1の枠部分がアニメーションにより形態が変化するが、タイマ表示は変化しないようにしてもよい。また、タイマ表示はアニメーションにより形態が変化するが、タイマ予告表示TM1の枠部分は変化しないようにしてもよい。
図76(B1)〜同図(B4)に示す演出例は、タイマ予告演出において、タイマ予告表示が拡大して表示される別の例が示されている。図76(B1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第一の保留アイコンh11が表示されるとともに、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0及びナビキャラクタYMも表示されている。また、図76(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が行われており、タイマ予告表示TM1では「00:31」が表示され、タイマ表示のカウントダウンが行われている。また、第1装飾図柄では、左図柄に「装飾7」が停止表示されており、中図柄と右図柄は変動表示中である。
その後は、図76(B2)〜同図(B3)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるカウントダウンは、タイマ表示が「00:00」となるまで継続して行われる。ここで、図76(B2)に示す装飾図柄表示装置208では、右図柄に「装飾7」が停止表示するが、タイマ予告表示TM1によってオーバーラップされている。
タイマ予告表示TM1における表示が「00:00」となり、カウントダウンが完了すると、図76(B4)に示すように、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示に換えて予告への注目を促す旨の「注目」の文字が表示される。このとき、タイマ予告表示TM1が拡大して表示され、表示位置も装飾図柄表示装置208の略中央に変更される。
この「注目」の文字は、拡大表示されたタイマ予告表示TM1に合わせて拡大して表示されている。なお、タイマ表示が「00:00」となった後、「注目」の文字表示が行われなくてもよいし、何らの演出も行われなくてもよい。このとき、第1装飾図柄は、拡大表示されたタイマ予告表示TM1にオーバーラップされており、オーバーラップされていない状態である場合よりも第1装飾図柄が視認困難とされている。このように、タイマ表示のカウントダウン中に限らず、「注目」の文字表示が行われたときにタイマ予告表示TM1が拡大表示してもよい。また、タイマ表示が「00:00」となったときにタイマ予告表示TM1が拡大表示してもよい。
図77は、タイマ予告演出の他の演出例について段階的に示す図である。
図77(A1)〜同図(A3)に示す演出例は、タイマ予告表示TM1の表示態様が変化するときに、表示態様の変化後のタイマ予告表示TM1を別の表示手段に表示する例について示している。なお、図77(A1)〜同図(A3)に示す演出例では、図49(a)に示される演出装置206において、家紋役物224Eに換えて、サブ表示装置208Sが装飾図柄表示装置208の下方に配置されている。なお、サブ表示装置208Sは、その上端部分が装飾図柄表示装置208の下端部分の少なくとも一部にオーバーラップしている。
図77(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、サブ表示装置208Sでは、ナビキャラクタYM、変動アイコンh0及び保留アイコンh11〜h14が表示可能とされている。なお、図77(A1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第一の保留アイコンh11が表示されている。一方、装飾図柄表示装置208の表示領域の右上隅部には、第2保留数表示が表示されており、この第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、図77(A1)に示すサブ表示装置208Sでは、タイマ予告演出が行われており、タイマ予告表示TM1がサブ表示装置208の中央上部に配置されている。タイマ予告表示TM1ではタイマ表示として「09:69」が表示され、カウントダウンが行われている。すなわち、この演出例では、タイマ予告表示TM1によるカウントダウンの演出が開始された際は、タイマ予告表示TM1が小サイズでサブ表示装置208Sに表示されている。なお、タイマ予告表示TM1によるカウントダウンの演出が開始された際、タイマ予告表示TM1が小サイズで装飾図柄表示装置208に表示されてもよい。
図77(A2)に示す装飾図柄表示装置208では、依然として装飾図柄の変動表示が行われている。また、サブ表示装置208Sでは、タイマ予告表示TM1においてタイマ表示のカウントダウンが継続しており、図77(A2)に示すタイミングでは、「03:01」が表示されている。
そして、図77(A3)に示すように、タイマ表示が残り3秒となった場合には、サブ表示装置208Sに表示されていたタイマ予告表示TM1が装飾図柄表示装置208に移動し、さらに、タイマ予告表示TM1が拡大して表示される。このとき、第1装飾図柄は、拡大表示されたタイマ予告表示TM1にオーバーラップされており、オーバーラップされていない状態である場合よりも第1装飾図柄が視認困難とされている。なお、タイマ予告表示TM1が拡大して表示される際に、アニメーションによる移動及び拡大表示を行うようにしてもよい。この場合、サブ表示装置208Sと装飾図柄表示装置208とに跨ってタイマ予告表示TM1が表示されるようにしてもよい。ここで、タイマ予告表示TM1がサブ表示装置208Sから装飾図柄表示装置208に完全に移動してからタイマ予告表示TM1を拡大表示してもよいし、タイマ予告表示TM1がサブ表示装置208Sから装飾図柄表示装置208に跨いで移動している間に拡大表示してもよいし、タイマ予告表示TM1がサブ表示装置208Sと装飾図柄表示装置208とに跨る前に拡大表示してもよい。なお、拡大表示のアニメーションが行われている間もカウントダウンが継続して行われるが、移動及び拡大表示のアニメーションが行われている間はカウントダウンを中断してもよい。
図77(B1)〜同図(B3)に示す演出例は、タイマ予告表示TM1の表示態様が変化するときに、表示態様の変化後のタイマ予告表示TM1を別の表示手段に表示する別の例について示している。
図77(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、サブ表示装置208Sでは、ナビキャラクタYM、変動アイコンh0及び保留アイコンh11〜h14が表示可能とされている。なお、図77(B1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第一の保留アイコンh11が表示されている。一方、装飾図柄表示装置208の表示画面の右上隅部には、第2保留数表示が表示されており、この第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、図77(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が行われており、タイマ予告表示TM1ではタイマ表示として「09:69」が表示され、カウントダウンが行われている。
図77(B2)に示す装飾図柄表示装置208では、依然として装飾図柄の変動表示が行われている。また、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、図77(B2)に示すタイミングでは、「03:01」が表示されている。また、このとき、サブ表示装置208Sが動作しており、装飾図柄表示装置208の表示画面に沿って上昇し、装飾図柄表示装置208の略中央の前面側に位置し、装飾図柄表示装置208に表示されている装飾図柄及びタイマ予告表示TM1にオーバーラップしており、オーバーラップされていない状態である場合よりも視認困難とされている。また、サブ表示装置208Sが上昇している間に、サブ表示装置208Sに表示されていた変動アイコンh0、保留アイコンh11及びナビキャラクタYMは消去されている。なお、サブ表示装置208Sに表示されていた変動アイコンh0、保留アイコンh11及びナビキャラクタYMは、サブ表示装置208Sが移動を開始する前に消去されてもよいし、サブ表示装置208Sが移動を完了した後で消去されてもよいし、サブ表示装置208Sが移動を開始するタイミングで消去されてもよいし、サブ表示装置208Sが移動を完了するタイミングで消去されてもよい。また、変動アイコンh0と保留アイコンh11のいずれか一方だけ消去されてもよい。また、サブ表示装置208Sに表示されていた変動アイコンh0、保留アイコンh11及びナビキャラクタYMを装飾図柄表示装置208に表示位置を変更するようにしてもよい。
そして、図77(B3)に示すように、タイマ表示が残り3秒となった場合には、装飾図柄表示装置208に表示されていたタイマ予告表示TM1がサブ表示装置208Sに移動し、さらに、タイマ予告表示TM1が拡大して表示される。なお、タイマ予告表示TM1が拡大して表示される際に、アニメーションによる移動及び拡大表示を行うようにしてもよい。この場合、装飾図柄表示装置208とサブ表示装置208Sととに跨ってタイマ予告表示TM1が表示されるようにしてもよい。ここで、タイマ予告表示TM1が装飾図柄表示装置208からサブ表示装置208Sに完全に移動してからタイマ予告表示TM1を拡大表示してもよいし、タイマ予告表示TM1が装飾図柄表示装置208からサブ表示装置208Sに跨いで移動している間に拡大表示してもよいし、タイマ予告表示TM1が装飾図柄表示装置208とサブ表示装置208Sとに跨る前に拡大表示してもよい。なお、拡大表示のアニメーションが行われている間もカウントダウンが継続して行われるが、移動及び拡大表示のアニメーションが行われている間はカウントダウンを中断してもよい。なお、この演出例では、タイマ予告表示TM1を拡大表示する場合に、タイマ予告表示TM1を装飾図柄表示装置208から消去してサブ表示装置208Sに表示させるようにしたが、装飾図柄表示装置208にも引き続きタイマ予告表示TM1を表示するようにしてもよい。この場合、例えば、タイマ予告表示TM1のサイズを小さくして表示するようにしてもよい。さらに、装飾図柄表示装置208とサブ表示装置208Sの両方にタイマ予告表示TM1を表示する場合、これらのタイマ予告表示TM1におけるタイマ表示を同期するようにしてもよいし、同期しないようにしてもよい。
図77(C1)〜同図(C9)に示す演出例は、タイマ予告表示TM1の変化後の表示態様の別の例について示している。図77(C1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第一の保留アイコンh11が表示されるとともに、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0及びナビキャラクタYMも表示されている。また、図76(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始されており、タイマ予告表示TM1では「09:69」が表示され、タイマ表示のカウントダウンが行われている。
図77(C2)に示すタイマ予告表示TM1ではタイマ表示のカウントダウンが継続しており、図77(C2)に示すタイミングでは、「03:01」が表示されている。
そして、図77(C3)に示すように、タイマ表示が残り3秒であることを示す「03:00」となった場合には、タイマ予告表示TM1の表示態様が変化する。変化後のタイマ予告表示TM1aは、円形のメータの内部にタイマ表示が配置された態様となっている。この円形のメータ部は、図77(C3)〜同図(C6)に示すように、時間の経過に応じて12時の位置から時計方向にゲージが減っていく態様で表示状態が変化する。なお、表示態様の変化後のタイマ予告表示TM1aは、変動アイコンh0に一部がオーバーラップされているが、変動アイコンh0がタイマ予告表示TM1aにオーバーラップされるようにしてもよい。また、タイマ予告表示TM1aは、カウントダウンが完了するまで、同じ大きさとなっているが、例えば、残り時間によって大きさを変更してもよく、例えば、残り1秒になったら円形のメータ部を拡大表示するようにしてもよい。また、表示態様の変更後のタイマ予告表示TM1aを、円形のメータ部のみから構成され、タイマ表示を行わないようにしてもよい。また、第1装飾図柄は、表示態様の変化後のタイマ予告表示TM1aにオーバーラップされており、オーバーラップされていない状態である場合よりも第1装飾図柄が視認困難とされている。なお、第1装飾図柄が表示態様が変化したタイマ予告表示TM1aにオーバーラップするようにしてもよい。また、タイマ予告表示TM1の表示態様が変化する際に、アニメーションによる変化表示を行うようにしてもよい。この場合、変化表示のアニメーションが行われている間もカウントダウンが継続して行われるが、変化表示のアニメーションが行われている間はカウントダウンを中断してもよい。また、タイマ予告表示TM1の表示態様を変化して表示する際に、タイマ表示部分は変化しないで、タイマ予告表示TM1の枠部分だけ変化するようにしてもよい。
その後は、図77(C4)〜同図(C6)に示すように、タイマ予告表示TM1aおけるカウントダウン及びゲージの減少表示は、タイマ表示が「00:00」となるまで継続して行われる。この演出例では、タイマ表示によるカウントダウンと円形のメータ部のゲージの減少表示との両方によってカウントダウンの演出が行われるようになっている。ここで、図77(C5)に示すタイミングでは、左図柄に「装飾7」が停止表示し、図77(C6)に示すタイミングでは、右図柄に「装飾7」が停止表示するが、その態様は、タイマ予告表示TM1aによって視認困難とされている。なお、装飾図柄の停止表示が行われる場合に、停止図柄がタイマ予告表示TM1aの前面側に配置されるようにしてもよい。
タイマ予告表示TM1aにおける表示が「00:00」となり、カウントダウンが完了すると、図77(C7)に示すように、タイマ予告表示TM1aでは、タイマ表示に換えて疑似連演出が行われる旨の「継続」の文字が表示される。これにより、疑似連演出が行われることが報知される。なお、「継続」以外の文字表示が行われてもよく、例えば、タイマ表示のカウントダウンが完了した結果、SPリーチに移行するような場合には、「SPリーチ」等と表示してSPリーチに移行することを報知してもよい。また、上述した実施形態のように、予告の発生に注目させるために「注目」と表示するようにしてもよい。
その後、図77(C8)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1a消去され、その後、図77(A9)に示すように、装飾図柄表示装置208では、中図柄に殿様のキャラクタが表された疑似連図柄が上方から下方に向けて低速で移動する表示が開始される。その後、疑似連図柄が停止表示して疑似連が実行される。
この演出例では、タイマ予告表示TM1aにおいて「継続」の文字を表示して疑似連演出が行われることを報知したが、例えば、「継続」の文字にクエスチョンマークを付与するなどして、疑似連演出が行われない場合があるような表示を行ってもよい。また、このような場合に、例えば、疑似連演出が行われた場合には、大当りが確定するようにしてもよい。
また、この演出例において、複数のタイマ予告表示で同じ演出を対象としたタイマ表示をそれぞれ表示している場合において、一方のタイマ予告表示を大サイズで表示するようにしてもよいし、両方のタイマ予告表示を大サイズで表示するようにしてもよい。また、一方のタイマ予告表示には、「03:00」のタイマ表示を行い、他方のタイマ予告表示には、例えば、「あと3秒」といったように大まかに表示するというように異なる表示態様でカウントダウンの表示が行われてもよい。
図78は、タイマ予告演出の他の演出例について段階的に示す図である。
図78では、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普図表示装置210、第1特図保留ランプ218、第2特図保留ランプ220、普図保留ランプ216及び第4図柄表示装置284aについて、図示を省略している。
図78(A1)〜同図(A8)に示す演出例は、タイマ予告演出において、タイマ予告表示が拡大して表示される様子が示されている。図78(A1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第一の保留アイコンh11が表示されるとともに、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0及びナビキャラクタYMも表示されている。また、図78(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始されており、タイマ予告表示TM1では「09:69」が表示され、タイマ表示のカウントダウンが行われている。
その後、図78(A2)に示す装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMによるタイマ上乗せ演出が行われている様子が示されている。すなわち、装飾図柄表示装置208では、タイマ上乗せ演出が開始されると、ナビキャラクタYMの近傍に「上乗せ」の文字が表示された吹き出しが表示され、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示に時間の上乗せが行われることが報知される。すなわち、タイマ予告演出において行われるカウントダウンの時間が延長されることが報知される。
続いて、図78(A3)に示すように、ナビキャラクタYMの吹き出しでは、上乗せされる時間を示す「+10秒」の表示が行われ、上乗せされる時間が報知されている。
その後、図78(A4)に示すように、タイマ表示が残り5秒であることを示す「05:00」になるタイミングで、タイマ予告表示TM1が拡大して表示され、表示位置も装飾図柄表示装置208の略中央に変更される。なお、この演出例では、「05:00」になると、一旦、カウントダウンが中断されるが、カウントダウンが継続して行われていてもよい。ここで、この演出例では、タイマ表示の残り時間が所定時間であることによりタイマ予告表示TM1が拡大して表示されるのではなく、タイマ表示に時間の上乗せが行われることによりタイマ予告表示TM1が拡大表示されるものである。なお、図78(A4)に示す装飾図柄表示装置208では、拡大表示されたタイマ予告表示TM1がナビキャラクタYMの吹き出しにオーバーラップされているが、ナビキャラクタYMの吹き出しが拡大されたタイマ予告表示TM1にオーバーラップされるようにしてもよい。また、タイマ予告表示TM1が拡大表示される条件が、タイマ表示における時間の上乗せに限定されず、例えば、タイマ表示における時間の短縮や、カウントダウンの停止等の際など、タイマ表示が変化する際にタイマ予告表示TM1が拡大表示するようにしてもよい。
図78(A5)に示すように、拡大表示されたタイマ予告表示TM1では、カウントアップアニメーションの表示が行われ、タイマ表示における時間が上乗せされる演出が行われている。
すると、図78(A6)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「15:00」に更新され、タイマ表示における時間に10秒が上乗せされた様子が示されている。なお、タイマ上乗せ演出が行われている間、カウントダウンの表示が停止してもよいし、カウントダウンの表示が進んでいてもよい。
その後、図78(A7)に示すように、ナビキャラクタYMの吹き出しが消去され、その後、図78(A8)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1が縮小して元のサイズで表示され、表示位置も元の位置に変更される。その後、タイマ表示のカウントダウンが再開される。
図78(B1)〜同図(B7)に示す演出例は、タイマ予告演出において、タイマ表示の時間が上乗せされる際にタイマ予告表示が拡大して表示される様子が示されている。図78(B1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第一の保留アイコンh11が表示されるとともに、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0及びナビキャラクタYMも表示されている。また、第1装飾図柄では、左図柄に「装飾7」が停止しており、右図柄に「装飾7」が停止している様子が示されている。また、図78(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が行われており、タイマ予告表示TM1ではタイマ表示のカウントダウン表示が完了しており、「00:00」が表示されている。
すると、図78(B2)に示すように、タイマ予告表示TM1が、装飾図柄表示装置208の表示画面の略中央に移動するとともに、タイマ表示に換えて予告への注目を促す旨の「注目」の文字が表示される。なお、表示位置を変更する場合に、タイマ予告表示TM1が移動するアニメーションの表示を行ってもよいし、表示位置を切り換えて表示するようにしてもよい。
その後、図78(B3)に示すように、タイマ予告表示TM1が拡大表示されるととにタイマ表示が再び行われ、タイマ表示として「00:00」が表示される。一方、装飾図柄表示装置208では、中図柄に殿様のキャラクタ表された疑似連図柄が上方から下方に向けて低速で移動する表示が行われている。この疑似連図柄による疑似連演出は、図78(B3)〜同図(B7)まで継続して行われる。
その後、図78(B4)に示すように、拡大表示されたタイマ予告表示TM1では、カウントアップアニメーションの表示が行われ、タイマ表示における時間が上乗せされる演出が行われている。
すると、図78(B5)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「15:00」に更新され、タイマ表示における時間に15秒が上乗せされた様子が示されている。
その後、図78(B6)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1が縮小して元のサイズで表示され、表示位置も元の位置(表示画面の略右側中央)に変更される。タイマ予告表示TM1では、その後、タイマ表示のカウントダウンが再開される。なお、タイマ予告表示TM1を縮小せず、そのままのサイズで表示するようにしてもよい。一方、第1装飾図柄では、中図柄に疑似連図柄が停止され、疑似連が行われることが報知される。
すると、図78(B7)に示すように、殿様のキャラクタと「継続」の文字表示とからなるカットイン表示が行われ、その後、2回目の装飾図柄の変動表示が開始される。なお、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示のカウントダウンが行われており、図78(B7)に示すタイミングでは、タイマ表示は「14:92」となっている。
図79は、タイマ予告演出の他の演出例について段階的に示す図である。
図79では、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普図表示装置210、第1特図保留ランプ218、第2特図保留ランプ220、普図保留ランプ216及び第4図柄表示装置284aについて、図示を省略している。
図79(A1)〜同図(A8)に示す演出例は、タイマ予告表示の表示態様が変化して予告のランクがアップされる際にタイマ予告表示が拡大して表示される様子が示されている。図79(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、敵役の剣豪が大きく表示され、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展した様子が示されている。また、図79(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留数が1となっており、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0も表示されている。なお、保留アイコンh11やナビキャラクタYMは、フレームアウトしており非表示とされている。また、図79(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が行われており、タイマ予告表示TM1では「20:35」が表示され、タイマ表示のカウントダウンが行われている。
続く図79(A2)に示す装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様の敵役の剣豪との決闘シーンのアニメーションの表示が開始されている。また、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、図79(A2)に示すタイミングでは「18:19」が表示されている。
図79(A3)は、決闘シーンのアニメーション表示が継続している様子が示されている。また、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、図79(A3)に示すタイミングでは「15:47」が表示されている。
その後、図79(A4)に示すように、タイマ表示が残り15秒であることを示す「15:00」になるタイミングで、タイマ予告表示TM1が拡大して表示されるとともに、タイマ予告表示TM1の枠の色が白色から赤色に変更され、さらに大当りの信頼度が高くなったことを示す「LvUP」が付記される。そして、タイマ予告表示TM1の表示位置も装飾図柄表示装置208の略中央に変更される。すなわち、タイマ予告表示TM1がランクアップしたことが示されている。なお、タイマ表示のカウントダウンは継続して行われるが、拡大表示がされている間はカウントダウンが一時中断されてもよい。ここで、この演出例では、タイマ表示の残り時間が所定時間であることによりタイマ予告表示TM1が拡大して表示されるのではなく、タイマ予告表示TM1の表示態様が大当りの信頼度の高い表示態様に変更されることによりタイマ予告表示TM1が拡大表示されるものである。
その後、図79(A5)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1が縮小して元のサイズで表示され、表示位置も元の位置(表示画面の略右側中央)に変更される。このとき、タイマ予告表示TM1の枠の色は赤色のままであるが、「LvUP」の表示は消去されている。なお、タイマ予告表示TM1を縮小せず、そのままのサイズで表示するようにしてもよい。
図79(A6)に示すように、タイマ予告表示TM1における表示が「00:00」となり、カウントダウンが完了すると、図79(A7)に示すように、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示に換えて予告への注目を促す旨の「注目」の文字が表示される。
すると、図79(A7)に示すように、装飾図柄表示装置208では、決闘シーンのアニメーション表示が大当りの信頼度が高いことを示すカットイン表示に切り換えられている様子が示されている。このカットイン表示では、姫のキャラクタとともに、大当りの信頼度が高いことを示唆する「突アツ」の文字が表示されている。さらに、図79(A7)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1がランクアップしたことを受けて、「期待大」の文字表示が付記されている。これにより、「期待大」の文字表示が付記されていないカットイン表示が表示された場合よりも大当りとなりやすくなっている。なお、「期待大」の文字表示は、タイマ予告表示TM1がランクアップした場合に必ず表示されてもよいし、表示されない場合があってもよい。また「期待大」の文字表示は、タイマ予告表示TM1がランプアップしたことを条件として表示されるものであってもよいし、タイマ予告表示TM1がランクアップしなくても表示される場合があってもよい。この演出例では、「期待大」の文字表示は、タイマ予告表示TM1がランクアップした場合の方が、ランクアップしない場合よりも表示されやすくなっている。また、図79(A7)に示される装飾図柄表示装置208では、変動アイコンh0の表示も変化して予告表示が行われている。この変動アイコンh0の表示の変化は、タイマ予告演出でカウントダウンが完了した結果行われるものであってもよいし、タイマ予告演出とは関係なく行われるものであってもよい。すなわち、タイマ予告表示TM1がランクアップした場合には、タイマ予告演出によって行われる予告とは別の予告が行われるようにしてもよい。
このように、この演出例では、タイマ予告表示TM1のランクアップが、タイマ予告演出でカウントダウンが完了した結果行われる予告が昇格していることを示すための報知であってもよいし、タイマ予告表示TM1のランクアップ自体がチャンスアップの予告として機能するようにしてもよい。また、タイマ予告表示TM1がランクアップすることで、事前に大当りの信頼度の高い予告が表示される期待度が高くなったことを報知するものであってもよい。
また、この演出例において、タイマ予告表示TM1のランクアップが、タイマ予告演出でカウントダウンが完了した結果行われる予告が昇格する可能性があることを示唆するものであるが、例えば、第1装飾図柄におけるリーチの図柄が昇格する可能性があることを示唆するものであってもよい。具体的には、例えば、確変大当りが確定しない「装飾2」でリーチとなってリーチ演出が行われている際に、タイマ予告表示TM1がランクアップすることで、大当りとなった場合は確変大当りが確定し、しかも大当りとなりやすい「装飾7」のリーチに変化する場合があるようにしてもよい。
図79(B1)〜同図(B7)に示す演出例は、タイマ予告演出が行われているときにチャンスアップメータを用いた演出が開始される様子を示している。図79(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、敵役の剣豪が大きく表示され、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展した様子が示されている。また、図79(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留数が1となっており、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0も表示されている。なお、保留アイコンh11やナビキャラクタYMは、フレームアウトしており非表示とされている。また、図79(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が行われており、タイマ予告表示TM1では「20:35」が表示され、タイマ表示のカウントダウンが行われている。
続く図79(B2)に示す装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様と敵役の剣豪との決闘シーンのアニメーションの表示が開始している。また、図79(B2)に示す装飾図柄表示装置208では、表示画面の左下隅部にチャンスアップメータCMTが表示されている。図79(B2)に示すチャンスアップメータCMTでは、開始地点SPと最終地点GPの他、第1チェックポイントCP1、第2チェックポイントCP2及び第3チェックポイントCP3が配置されている。また、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、図79(B2)に示すタイミングでは「18:19」が表示されている。
図79(B3)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニのキャラクタSBHが開始地点SPからの移動を開始している様子が示されている。また、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、図79(B3)に示すタイミングでは「15:47」が表示されている。
その後、図79(B4)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニのキャラクタSBHが第1チェックポイントCP1に到達するタイミングで、ボゥイのキャラクタBOYが表示画面の右側から出現し、左側に向かって移動する様子が示されている。すなわち、ボゥイのキャラクタBOYの出現によるチャンスアップの予告が行われている様子が示されている。一方、図79(B4)に示すように、ボゥイのキャラクタBOYが登場するときに、タイマ予告表示TM1が縮小表示され、ボゥイのキャラクタBOYを目立たせるようにしている。すなわち、タイマ予告表示TM1を縮小表示することで、ボゥイのキャラクタBOYの表示を邪魔しないようにすることができる場合があり、また、ボゥイのキャラクタBOYによるチャンスアップの予告が行われていることを容易に認識することができる場合がある。なお、タイマ予告表示TM1は、縮小表示されてもタイマ表示のカウントダウンは継続しており、図79(B4)に示すタイミングでは「15:35」が表示されている。なお、縮小表示されている間、タイマ表示のカウントダウンを中断するようにしてもよい。その後、図79(B4)〜同図(B6)に示すように、ボゥイのキャラクタBOYによるチャンスアップの予告が終了するまで、タイマ予告表示TM1の縮小表示が維持される。
そして、図79(B7)に示すように、ボゥイのキャラクタBOYによるチャンスアップの予告が終了すると、タイマ予告表示TM1が拡大して元のサイズで表示される。
この演出例では、チャンスアップの予告が行われている間、タイマ予告表示TM1を縮小表示することで、チャンスアップの予告が行われていることを報知するようにしたが、タイマ予告表示TM1の表示態様を変化させることにより、その目的を達成することができる場合がある。例えば、タイマ予告表示TM1の縮小表示の他、タイマ予告表示TM1の拡大表示や、タイマ予告表示TM1の枠あるいはタイマ表示自体の色の変化や、タイマ予告表示TM1の表示位置の変化や、タイマ予告表示TM1の形状の変化等によってタイマ予告表示TM1の表示態様の変化を行うようにしてもよい。
図80は、タイマ予告演出の他の演出例について段階的に示す図である。
図80では、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普図表示装置210、第1特図保留ランプ218、第2特図保留ランプ220、普図保留ランプ216及び第4図柄表示装置284aについて、図示を省略している。
図80(A1)〜同図(A3)に示す演出例は、スーパーリーチに移行する際に表示されていたタイマ予告表示の表示位置を変更する様子が示されている。図80(A1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0も表示されている。なお、保留アイコンh11やナビキャラクタYMは、フレームアウトしており非表示とされている。また、図80(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチに移行している様子が示されている。具体的には、左図柄と右図柄がそれぞれ左上隅部と右上隅部に移動し、これからスーパーリーチに移行することが示唆されている。また、図80(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が行われており、タイマ予告表示TM1では「21:37」が表示され、タイマ表示のカウントダウンが行われている。
図80(A2)に示す装飾図柄表示装置208では、敵役の剣豪が大きく表示されたスーパーリーチのタイトルが表示され、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展した様子が示されている。また、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、図80(A2)に示すタイミングでは「20:35」が表示されている。
続く図80(A3)に示す装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様と敵役の剣豪との決闘シーンのアニメーションが表示されている。タイマ予告表示TM1は、決闘シーンのアニメーション表示が開始されると、その表示位置を変更する。具体的には、表示画面の右端中央部分に表示されていたタイマ予告表示TM1を、表示画面の右下隅部に変更する。なお、表示位置を変更する場合に、タイマ予告表示TM1が移動するアニメーションの表示を行ってもよいし、表示位置を切り換えて表示するようにしてもよい。また、タイマ予告表示TM1の表示位置を変更した際に、例えば、図80(A3´)に示すように、タイマ予告表示TM1を縮小表示し、スーパーリーチの演出を目立たせるようにしてもよい。
なお、この演出例では、決闘シーンのアニメーション表示が開始するタイミングでタイマ予告表示TM1の表示位置を移動させるようにしたが、図80(A1)に示されるスーパーリーチに移行する演出が行われるときにタイマ予告表示TM1の表示位置を変更するようにしてもよいし、図80(A2)に示されるスーパーリーチのタイトルの表示が行われるときにタイマ予告表示TM1の表示位置を変更するようにしてもよい。また、タイマ予告表示TM1は、特定のタイミング(例えば、3秒前や0になるタイミング、タイマ予告表示TM1のチャンスアップ等)で元の位置に再度移動するように構成されていてもよいし、そのままの位置で表示されてもよい。また、タイマ予告表示TM1を縮小表示している場合も、特定のタイミング(例えば、3秒前や0になったタイミング、タイマ予告表示TM1のチャンスアップ等)で拡大表示(例えば、最初に表示された大きさの表示や、最初に表示された大きさよりも大きい表示)されるようにしてもよい。
図80(B1)〜同図(B7)に示す演出例は、演出可動体が動作する際に表示されていたタイマ予告表示の表示位置を変更する様子が示されている。図80(B1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0も表示されている。なお、保留アイコンh11やナビキャラクタYMは、フレームアウトしており非表示とされている。また、図80(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチに移行している様子が示されている。具体的には、左図柄と右図柄がそれぞれ左上隅部と右上隅部に移動し、これからスーパーリーチに移行することが示唆されている。また、図80(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が行われており、タイマ予告表示TM1では「27:37」が表示され、タイマ表示のカウントダウンが行われている。
図80(B2)では、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdが動作し、それぞれ装飾図柄表示装置208の前面側でオーバーラップしている様子が示されている。また、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、図80(B2)に示すタイミングでは「25:34」が表示されている。ここで、タイマ予告表示TM1は、第2大盤振舞役物224Gbと第4大盤振舞役物224Gdとによって少なくとも一部がオーバーラップされており、オーバーラップされていない状態である場合よりもタイマ予告表示TM1が視認困難とされている。
すると、図80(B3)に示すように、タイマ予告表示TM1は、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdにオーバーラップされない位置に表示位置を変更する。具体的には、表示画面の右端中央部分に表示されていたタイマ予告表示TM1を、表示画面の中央上端部に変更する。なお、表示位置を変更する場合に、タイマ予告表示TM1が移動するアニメーションの表示を行ってもよいし、表示位置を切り換えて表示するようにしてもよい。また、タイマ予告表示TM1の表示位置を変更した際に、タイマ予告表示TM1を縮小表示してもよい。なお、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdが動作しない場合は、表示位置を変更しなくてもよいが、表示位置を変更してもよい。
その後、図80(B4)に示すように、導光板ILの発光が行われ、導光板IL上に所定のエフェクト画像を模した模様が視認に容易な態様で現される。このとき、導光板ILが発光されることにより現れるエフェクト画像がタイマ予告表示TM1にオーバーラップされるが、これによるタイマ予告表示TM1の表示位置の変更は行わない。なお、導光板ILの発光の際に、タイマ予告表示TM1の表示位置の変更を行うようにしてもよい。
その後、図80(B5)に示すように、導光板ILの発光が終了した後、図80(B6)に示すように、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdがそれぞれ初期位置に戻る。
すると、図80(B7)に示すように、タイマ予告表示TM1の表示位置が元の位置(表示画面の右端中央部分)に変更される。タイマ予告表示TM1では、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、図80(B7)に示すタイミングでは「21:37」が表示されている。なお、タイマ予告表示TM1が元の位置に移動するタイミングと、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdが初期位置に戻る動作を開始するタイミングとが同じであってもよいし、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdが初期位置に戻る動作を開始した後で、タイマ予告表示TM1が元の位置に移動するようにしてもよいし、タイマ予告表示TM1が元の位置に移動を開始した後で、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdが初期位置に戻る動作を開始してもよい。
図80(C1)〜同図(C5)に示す演出例は、タイマ予告表示と装飾図柄の位置関係が変更する様子が示されている。図80(C1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第一の保留アイコンh11が表示されるとともに、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0及びナビキャラクタYMも表示されている。また、図80(C1)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始されており、タイマ予告表示TM1では「29:69」が表示され、タイマ表示のカウントダウンが行われている。また、このタイマ予告表示TM1は、第1装飾図柄にオーバーラップしており、オーバーラップしていない状態である場合よりも、第1装飾図柄が視認困難とされている。
図80(C2)に示す装飾図柄表示装置208では、左図柄と右図柄にそれぞれ「装飾7」が停止し、リーチ状態となった様子が示されている。また、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、図80(C2)に示すタイミングでは「22:04」が表示されている。このときも、タイマ予告表示TM1は、第1装飾図柄にオーバーラップしている。
図80(C3)に示す装飾図柄表示装置208では、リーチ演出が開始され、第1装飾図柄の左図柄と右図柄がそれぞれ左右上方に移動表示され、また、変動アイコンh0は表示されているが、ナビキャラクタYM及び保留アイコンh11がフレームアウトして非表示とされている。また、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、図80(C3)に示すタイミングでは「21:37」が表示されている。なお、このとき、タイマ予告表示TM1は、第1装飾図柄の背面側に配置され、タイマ予告表示TM1は、第1装飾図柄の右図柄にオーバーラップされている。なお、タイマ予告表示TM1が第1装飾図柄にオーバーラップするようにしてもよい。
図80(C4)に示す装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展した様子が示されている。図80(C4)に示す装飾図柄表示装置208では、敵役の剣豪の画像が大きく表示されたスーパーリーチのタイトルが表示されている。また、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、図80(C4)に示すタイミングでは「20:35」が表示されている。このときも、タイマ予告表示TM1は、第1装飾図柄にオーバーラップされている。
続く図80(C5)に示す装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様と敵役の剣豪との決闘シーンのアニメーションの表示が行われている。また、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、図80(C5)に示すタイミングでは「18:19」が表示されている。このときも、タイマ予告表示TM1は、第1装飾図柄にオーバーラップされている。また、表示画面の左下隅部では、上述したチャンスアップメータCMTが表示されており、チャンスアップメータを用いた演出が行われている。
図81は、タイマ予告演出の他の演出例について段階的に示す図である。
図81では、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普図表示装置210、第1特図保留ランプ218、第2特図保留ランプ220、普図保留ランプ216及び第4図柄表示装置284aについて、図示を省略している。
図81(A1)〜同図(A10)に示す演出例は、遊技者の操作によりタイマ予告表示の表示位置を変更する様子が示されている。図81(A1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0も表示されている。なお、保留アイコンh11やナビキャラクタYMは、フレームアウトしており非表示とされている。また、図81(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチに移行している様子が示されている。具体的には、左図柄と右図柄がそれぞれ左上隅部と右上隅部に移動し、これからスーパーリーチに移行することが示唆されている。また、図81(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が行われており、タイマ予告表示TM1では「21:37」が表示され、タイマ表示のカウントダウンが行われている。
図81(A2)に示す装飾図柄表示装置208では、敵役の剣豪が大きく表示されたスーパーリーチのタイトルが表示され、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展した様子が示されている。また、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、図81(A2)に示すタイミングでは「20:35」が表示されている。
続く図81(A3)に示す装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様の敵役の剣豪との決闘シーンのアニメーションの表示が開始されている。また、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、図81(A3)に示すタイミングでは「18:19」が表示されている。また、装飾図柄表示装置208の表示画面の右下隅部には、操作キーユニット137の下キーのアイコンとともに「タイマを縮小」の文字が表示されたガイド表示が行われており、遊技者が下キーを操作することでタイマ予告表示TM1を縮小表示することができる旨が報知されている。なお、この演出例では、決闘シーンのアニメーション表示が開始されるとガイド表示が表示されるようにしたが、タイマ予告演出が開始されたときから表示されてもよいし、リーチ状態となったときに表示されてもよい。
その後、図81(A4)に示すタイミングで操作キーユニット137の下キーが操作されると、図81(A5)に示すように、タイマ予告表示TM1は、縮小表示されるとともに、その表示位置を変更する。具体的には、表示画面の右端中央部分に表示されていたタイマ予告表示TM1を、ガイド表示の上方に変更する。このとき、タイマ予告表示TM1は縮小表示される。なお、表示位置を変更する場合に、タイマ予告表示TM1が縮小しながら移動するアニメーションの表示を行ってもよいし、表示位置を切り換えて表示するようにしてもよい。また、タイマ予告表示TM1の表示位置が変更されてから縮小表示してもよいし、縮小表示してから表示位置が変更されてもよい。また、操作キーユニット137の下キーが操作されると、タイマ予告表示TM1が非表示とされるようにしてもよい。また、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、図81(A5)に示すタイミングでは「18:00」が表示されている。また、図81(A5)に示すガイド表示では、操作キーユニット137の上キーのアイコンとともに「タイマを拡大」の文字が表示され、遊技者が上キーを操作することでタイマ予告表示TM1を拡大して元のサイズで表示され、また、表示位置も元の位置に戻る旨が報知されている。
その後、図81(A6)に示すタイミングで操作キーユニット137の上キーが操作されると、図81(A7)に示すように、タイマ予告表示TM1は、拡大表示されて元のサイズに戻るとともに、その表示位置も元の位置に戻る。また、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、図81(A7)に示すタイミングでは「17:81」が表示されている。また、図81(A7)に示すガイド表示では、操作キーユニット137の下キーのアイコンとともに「タイマを縮小」の文字が表示されたガイド表示が行われており、遊技者が下キーを操作することでタイマ予告表示TM1を縮小表示することができる旨が報知されている。なお、この演出例において、図81(A3)に示されるように、タイマ予告表示TM1がデフォルトの表示サイズでデフォルトの表示位置であるときに、操作キーユニット137の上キーが操作されると、タイマ予告表示TM1がさらに拡大して表示されるようにしてもよい。
図81(A8)に示す装飾図柄表示装置208では、決闘シーンのアニメーション表示が継続している様子が示されている。また、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、図81(A8)に示すタイミングでは「03:01」が表示されている。
そして、図81(A9)に示すように、タイマ表示が残り3秒であることを示す「03:00」となった場合には、表示画面の右下に表示されていたガイド表示が消去され、タイマ予告表示TM1の表示位置(表示サイズ)の変更ができなくなったことが示されている。なお、タイマ予告表示TM1の表示位置及び表示サイズの変更を引き続き可能としてもよい。また、タイマ表示が「03:00」となったときにタイマ予告表示TM1の表示位置が変更され、縮小表示されている場合には、このタイミングで、デフォルトの表示サイズでデフォルトの表示位置に戻るようにしてもよいし、変更された表示位置で縮小表示されたままであってもよい。
図81(A10)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「00:00」となり、カウントダウンが完了する様子が示されている。
図81(B1)〜同図(B9)に示す演出例は、タイマ予告演出の実行中にタイマ予告表示が分割して表示される様子が示されている。図81(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、敵役の剣豪が大きく表示されたスーパーリーチのタイトルが表示され、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展した様子が示されている。また、図81(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留数が1となっており、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0も表示されている。なお、保留アイコンh11やナビキャラクタYMは、フレームアウトしており非表示とされている。また、図81(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が行われており、タイマ予告表示TM1では「20:35」が表示され、タイマ表示のカウントダウンが行われている。
続く図81(B2)に示す装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様の敵役の剣豪との決闘シーンのアニメーションの表示が開始されている。また、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、図81(B2)に示すタイミングでは「18:19」が表示されている。
図81(B3)は、決闘シーンのアニメーション表示が継続している様子が示されている。また、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、図81(B3)に示すタイミングでは「15:47」が表示されている。
その後、図81(B4)に示すように、タイマ表示が残り15秒であることを示す「15:00」になるタイミングで、タイマ予告表示TM1の周囲にエフェクト画像が表示され、その後、図81(B5)に示すように、タイマ予告表示が2つに分割する。ここで、2つのタイマ予告表示のうちの左側に表示されたタイマ予告表示を左側タイマ予告表示TM1Lといい、右側に表示されたタイマ予告表示を右側タイマ予告表示TM2Rという場合がある。これらのタイマ予告表示TM1L,TM1Rにおけるタイマ表示はそれぞれ同じ時間を示しており、図81(B5)に示すタイミングでは、それぞれ「13:56」を示している。この演出例では、タイマ予告表示が2つに分割することにより、大当りの信頼度が高くなったことを示唆している。なお、タイマ予告表示が分割する数は、2つに限らず3つ以上であってもよく、分割する数が多いほど、大当りの信頼度が高くなるようにしてもよい。また、これらのタイマ予告表示TM1L,TM1Rは、枠の色が赤色に変化しているが、枠の色が変化しなくてもよく、枠の色が赤色に変化した場合の方が、枠の色が変化しない場合よりも大当りとなりやすいようにしてもよい。また、これらのタイマ予告表示TM1L,TM1Rのうちのいずれか一方の枠の色だけ赤色に変化してもよい。
その後、図81(B6)に示すように、タイマ予告表示TM1L,TM1Rにおけるタイマ表示が「00:00」となると、図81(B7)に示すように、タイマ予告表示TM1L,TM1Rでは、タイマ表示に換えて予告への注目を促す旨の「注目」の文字が表示される。すると、図81(B8)に示すように、装飾図柄表示装置208では、姫のキャラクタが「リーチを書き換えるよ」と喋っている様子を示すカットインの表示が行われている様子が示されている。このカットインの表示は、2つのタイマ予告表示TM1L,TM1Rのうちの一方のタイマ予告表示(例えば、左側タイマ予告表示TM1L)におけるタイマ表示のカウントダウンが完了したことにより行われる演出で、大当りの信頼性のより高いリーチ演出に昇格するすることを報知するものである。なお、2つのタイマ予告表示TM1L,TM1Rのうちの両方のタイマ予告表示におけるタイマ表示のカウントダウンが完了したことにより行われる演出であってもよい。
その後、図81(B9)に示す装飾図柄表示装置208では、SP剣豪リーチに発展した様子が示されている。SP剣豪リーチは、剣豪リーチが発展して移行するリーチであり、剣豪リーチからSP剣豪リーチに発展しない場合よりも大当りとなりやすいリーチ演出である。SP剣豪リーチでは、図81(B9)に示すように、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙する点では、発展前の剣豪リーチと同じであるが、主人公の殿様の助っ人としてパンダを従えている点と、背景に満月が表れている点で異なっている。さらに、図81(B9)に示す装飾図柄表示装置208では、3匹のコパンダのキャラクタによって構成されるコパンダ応援団KPDが応援している様子を示す予告表示が行われており、SP剣豪リーチの大当りに対する信頼度が飛躍的に高くなっていることを報知している。このコパンダ応援団KPDは、2つのタイマ予告表示TM1L,TM1Rのうちの他方のタイマ予告表示(例えば、右側タイマ予告表示TM1R)におけるタイマ表示のカウントダウンが完了したことにより表示される予告キャラクタである。
この演出例では、2つのタイマ予告表示のそれぞれに対応してチャンスアップの予告やリーチ演出の発展を行っているが、2つのタイマ予告表示に対応して1つの演出(リーチ演出の発展)を行い、その発展したリーチ演出の中でもチャンスアップの演出が行われているということもできる。
図82は、タイマ予告演出の他の演出例について段階的に示す図である。
図82では、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普図表示装置210、第1特図保留ランプ218、第2特図保留ランプ220、普図保留ランプ216及び第4図柄表示装置284aについて、図示を省略している。
図82(A1)〜同図(A5)に示す演出例は、複数の装飾図柄表示装置を用いたタイマ予告演出について示している。ここで、図82(A1)〜同図(A5)に示す演出例では、図49(b)に示す演出装置206を適用し、さらに、第1装飾図柄表示装置208Lの外周が装飾部材に重なっておらず、当該領域に表示される画像についても視認可能に構成されている。このとき、第1装飾図柄表示装置208Lの左右両側が、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nによって一部がオーバーラップされている。なお、家紋役物224E及び千両箱役物224Hについては、説明を容易にするために図示を省略している。
図82(A1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展し、主人公の殿様と敵役の剣豪との決闘シーンのアニメーションが行われている様子が示されている。また、図82(A1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、特図1の保留数が1となっており、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0も表示されている。なお、保留アイコンh11やナビキャラクタYMは、フレームアウトしており非表示とされている。また、第3装飾図柄表示装置208Nでは、タイマ予告演出が行われており、タイマ表示として「15:47」が表示され、タイマ表示のカウントダウンが行われている。
図82(A2)に示す第1装飾図柄表示装置208では、決闘シーンのアニメーションが継続して行われている。また、第3装飾図柄表示装置208Nでは、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、図82(A2)に示すタイミングでは「15:00」が表示されている。
その後、図82(A3)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lにおける第2装飾図柄表示装置208Mの近傍の表示領域と、第3装飾図柄表示装置208Nの近傍の表示領域に所定のエフェクト画像が表示され、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nが動作することを示唆している。また、第3装飾図柄表示装置208Nでは、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、図82(A3)に示すタイミングでは「14:50」が表示されている。
すると、図82(A4)に示すように、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nが第1装飾図柄表示装置208Lの表示画面に沿って左右に往復動する様子が示されている。このとき、第3装飾図柄表示装置208Nにおいて表示されていたタイマ表示が第2装飾図柄表示装置208Mにも表示される。すなわち、タイマ予告表示が2つに分割する様子が示されている。なお、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nの動作が完了した後で、第2装飾図柄表示装置208Mにタイマ表示が表示されるようにしてもよい。第2装飾図柄表示装置208Mに表示されたタイマ表示と第3装飾図柄表示装置208Nに表示されたタイマ表示はそれぞれ同じ時間を示しており、図82(A4)に示すタイミングでは、それぞれ「13:56」を示している。なお、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nの動作中もタイマ表示のカウントダウンは継続しているが、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nの動作中は、タイマ表示のカウントダウンが中断するようにしてもよい。この演出例では、タイマ予告表示が2つに分割することにより、大当りの信頼度が高くなったことを示唆している。なお、タイマ予告表示が分割する数は、2つに限らず3つ以上であってもよく、分割する数が多いほど、大当りの信頼度が高くなるようにしてもよい。例えば、第2装飾図柄表示装置208Mの他、第1装飾図柄表示装置208Lでもタイマ表示が行われるようにしてもよい。
その後、図82(A5)に示すように、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nは、それぞれ初期位置に戻る。また、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nでは、それぞれタイマ表示のカウントダウンが継続しており、図82(A5)に示すタイミングでは「12:19」が表示されている。
図82(B1)〜同図(B5)に示す演出例は、複数の装飾図柄表示装置を用いたタイマ予告演出について示している。ここで、図82(B1)〜同図(B5)に示す演出例では、装飾図柄表示装置208の他に、ミニ表示装置208Pが設けられている。ミニ表示装置208Pは、例えば、遊技盤200や前面枠扉106(図36参照)等の適宜の位置に設けられている。この演出例では、例えば、フルカラーLEDがマトリクス状に配置されたドットマトリクス型の表示装置を採用したが、LCDやELや7セグやランプやドラム等他の表示装置であってもよい。ミニ表示装置208Pは、シャッタ部材が設けられており、シャッタ部材を駆動することによりミニ表示装置208Pを視認容易状態と視認困難状態とに変更することができる。
図82(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展し、主人公の殿様と敵役の剣豪との決闘シーンのアニメーションが行われている様子が示されている。また、図82(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留数が1となっており、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0も表示されている。なお、保留アイコンh11やナビキャラクタYMは、フレームアウトしており非表示とされている。また、図82(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が行われており、タイマ予告表示TM1では「18:19」が表示され、タイマ表示のカウントダウンが行われている。また、ミニ表示装置208Pでもタイマ予告演出が行われており、タイマ表示として「6:19」が表示され、タイマ表示のカウントダウンが行われている。すなわち、この演出例では、2つのタイマ予告演出が並行して行われている様子が示されており、装飾図柄表示装置208におけるタイマ予告表示TM1によるタイマ予告演出においてタイマ表示が「0」となった場合にチャンスアップの予告等の演出が行われる場合があり、また、ミニ表示装置208Pにおけるタイマ予告演出においてタイマ表示が「0」となった場合にもチャンスアップの予告等の演出が行われる場合がある。
その後、図82(B2)に示すように、装飾図柄表示装置208に表示されたタイマ予告表示TM1のタイマ表示が残り15秒であることを示す「15:00」になるタイミングで、タイマ予告表示TM1の周囲にエフェクト画像が表示され、カウントダウンが中断される。一方、ミニ表示装置208Pでもタイマ表示が残り3秒であることを示す「3:00」になるタイミングでカウントダウンが中断される。
すると、図82(B3)に示すように、ミニ表示装置208Pでは、タイマ表示に換えて、ミニ表示装置208Pにおいて示されたタイマ表示の時間が、装飾図柄表示装置208に表示されたタイマ予告表示TM1のタイマ表示に上乗せされることを示す「UP」の文字が表示される。
すると、図82(B4)に示すように、装飾図柄表示装置208に表示されたタイマ予告表示TM1のタイマ表示に3秒の時間が上乗せされて「18:00」に更新される。
その後、図82(B5)に示すように、装飾図柄表示装置208におけるタイマ予告表示TM1では、タイマ表示のカウントダウンが再開される。なお、図82(B5)に示すタイミングでは、タイマ表示は「17:99」となっている。一方、ミニ表示装置208Pでは、シャッタ部材により表示画面が視認困難とされる。なお、この演出例では、装飾図柄表示装置208におけるタイマ予告表示TMのタイマ表示に時間の上乗せが行われた場合には、ミニ表示装置208Pにおけるタイマ演出は終了するようにしたが、装飾図柄表示装置208におけるタイマ予告表示TMのタイマ表示に時間の上乗せが行われた場合でも、ミニ表示装置208Pにおけるタイマ演出が終了しないで、その後、タイマ表示のカウントダウンが行われるようにしてもよい。
図83は、タイマ予告演出の他の演出例について段階的に示す図である。
図83では、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普図表示装置210、第1特図保留ランプ218、第2特図保留ランプ220、普図保留ランプ216及び第4図柄表示装置284aについて、図示を省略している。
図83(A1)〜同図(A10)に示す演出例は、タイマ予告演出が開始する前に、タイマ予告演出が開始されることを準備中である旨の表示を行うことで報知する様子について示している。図83(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、図83(A1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が3となっており、第一の保留アイコンh11〜第三の保留アイコンh13が表示されるとともに、第2保留数表示では、特図1の保留数が3であることを示す「3」が表示されている。また、変動アイコンh0及びナビキャラクタYMも表示されている。
図83(A2)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告準備演出が開始している様子が示されている。具体的には、表示画面の右側からタイマ予告表示TM1がフレームインすることにより、タイマ予告準備演出が開始される。タイマ予告準備演出は、タイマ予告演出が開始するまでの間、準備中である旨の表示を行い、遊技者に期待感を持たせるようにしたものである。図83(A2)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TM1には、何も表示されていない。なお、例えば、後述する「STANDBY」の表示が行われていてもよい。
その後、図83(A3)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1のフレームインが完了した様子が示されている。タイマ予告表示TM1のフレームインが完了すると、タイマ予告表示TM1には、タイマ予告演出の準備中である旨を示す「STANDBY」が表示され、その旨を報知している。すなわち、この演出例では、保留内でタイマ予告演出が行われることを予告する先読み予告の一態様として行われる演出である。また、「STANDBY」が表示されたタイマ予告表示TM1は、準備中表示として機能している。なお、変動中の図柄表示においてタイマ予告演出が行われることを予告する当該変動予告であってもよい。
すると、図83(A4)に示すように、「STANDBY」の文字が表示されたタイマ予告表示TM1は、その表示位置を第2保留表示部の下方の位置に変更する。このとき、タイマ予告表示TM1は、縮小表示され、ミニサイズの表示サイズとなる。なお、表示位置を変更する場合に、タイマ予告表示TM1が縮小しながら移動するアニメーションの表示を行ってもよいし、表示位置を切り換えて表示するようにしてもよい。また、タイマ予告表示TM1の表示位置が変更されてから縮小表示してもよいし、縮小表示してから表示位置が変更されてもよい。また、タイマ予告表示TM1を縮小表示しなくてもよいし、表示位置を変更しなくてもよい。
その後、図83(A5)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾3−装飾9−装飾1」のハズレの装飾図柄の組合せで停止表示されている様子が示されている。なお、このとき、「STANDBY」の文字が表示されたタイマ予告表示TM1は継続して表示されている。
続いて、図83(A6)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の最先の保留に基づいて装飾図柄の変動表示が開始している。タイマ予告表示TM1は、依然として第2保留表示部の下方での表示が維持されている。このように、タイマ予告準備演出は、複数の図柄変動表示に跨って行う場合がある演出であるということができる。
その後、図83(A7)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾4−装飾1−装飾7」のハズレの装飾図柄の組合せで停止表示されている様子が示されている。なお、このときも、「STANDBY」の文字が表示されたタイマ予告表示TM1が継続して表示されている。
続いて、図83(A8)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の最先の保留に基づいて装飾図柄の変動表示が開始している。タイマ予告表示TM1は、依然として第2保留表示部の下方での表示が維持されている。なお、今回の図柄変動表示は、先読みの対象となっていた保留に対応するものとなっている。
その後、図83(A9)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1が拡大表示されて元のサイズに戻るとともに、その表示位置も元の位置に戻り、「STANDBY」の表示からタイマ表示として「10:00」の表示に切り替わる様子が示されている。これにより、タイマ予告演出が開始されたことが報知される。なお、タイマ予告表示TM1の表示位置を変更する場合に、タイマ予告表示TM1が拡大しながら移動するアニメーションの表示を行ってもよいし、表示位置を切り換えて表示するようにしてもよい。また、タイマ予告表示TM1の表示位置が変更されてから拡大表示してもよいし、拡大表示してから表示位置が変更されてもよい。また、タイマ予告表示TM1の表示がタイマ表示に切り替わった後で、タイマ予告表示TM1の表示位置が変更されてもよいし、タイマ予告表示TM1の表示位置が変更された後で、タイマ予告表示TM1の表示がタイマ表示に切り替わるようにしてもよい。また、タイマ予告表示TM1の表示がタイマ表示に切り替わるタイミングと、タイマ予告表示TM1の表示位置の変更のタイミングとが同じであってもよい。
その後、図83(A10)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンが開始している様子が示されている。
なお、その後、例えば、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が特定の時間の表示(例えば、「03:00」)となった場合や、表示態様が変化する場合に、タイマ予告表示TM1の表示サイズを小サイズから大サイズに変更するようにしてもよい。
なお、この演出例では、タイマ予告表示TM1の表示位置を変更した後でタイマ表示のカウントダウンを開始するようにしたが、タイマ予告表示TM1において「STANDBY」の表示からタイマ表示に切り換わり、タイマ表示のカウントダウンを開始した後で、タイマ予告表示TM1の表示位置を変更するようにしてもよい。
図83(B1)〜同図(B8)に示す演出例は、先読み予告として機能する時計の予告アイコンMI1を複数ストックし、ストックされた時計の予告アイコンMI1の数だけタイマ予告演出が行われる様子について示している。図83(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、図83(A1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が3となっており、第一の保留アイコンh11〜第三の保留アイコンh13が表示されるとともに、第2保留数表示では、特図1の保留数が3であることを示す「3」が表示されている。また、変動アイコンh0及びナビキャラクタYMも表示されている。
図83(B2)に示す装飾図柄表示装置208では、左図柄に「装飾3」が停止表示する様子が示されている。この「装飾3」には、時計の予告アイコンMI1が付加されており、1つの時計の予告アイコンMI1がストックされることを示している。なお、2以上の時計の予告アイコンMI1が一度にストックされることがあってもよい。
図83(B3)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾3−装飾9−装飾1」のハズレの装飾図柄の組合せで停止表示している様子が示されている。また、第2装飾図柄の下方には、時計の予告アイコンMI1のストックされている数を示す、タイマ予告ストック表示領域TMstが表示されている。タイマ予告ストック表示領域TMstでは、1つの時計の予告アイコンMI1がストックされていることを示す「タイマ予告ストック×1」の表示が行われている。これにより、保留内にタイマ予告演出が少なくとも1回行われることが報知されている。なお、時計の予告アイコンMI1のストック数だけタイマ予告演出におけるタイマ表示に対する時間の上乗せが行われるようにしてもよい。また、時計の予告アイコンMI1のストック数に応じて、タイマ予告演出が開始されたときにおけるタイマ表示に表示する残り時間が決定されるようにしてもよい。タイマ予告ストック表示領域TMstでは、時計の予告アイコンMI1が出現する毎にストック数が加算されるようになっている。この演出例において、タイマ予告ストック表示領域TMstにおいてタイマ予告のストック数が表示された表示が、準備中表示として機能しているということができる。
図83(B4)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、ナビキャラクタYMによるナビキャラ予告も行われている様子が示されている。このナビキャラ予告では、ナビキャラクタYMの近傍に時計のアイコンとともに「get」の文字が表示された吹き出しが表示されることにより行われる。この演出例におけるナビキャラ予告は、保留内でタイマ予告演出が行われることの先読み予告として機能している。このように、1回の図柄変動表示でストックされる時計の予告アイコンMI1は、1つに限らず、2以上であってもよい。また、時計の予告アイコンMI1がストックされるときに行われる演出の態様も複数種類あってもよい。また、時計の予告アイコンMI1がストックされるときに行われる演出において、ストックされる時計の予告アイコンMI1の数は1つに限らず、2以上である場合があってもよい。
図83(B5)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾4−装飾1−装飾7」のハズレの装飾図柄の組合せで停止表示している様子が示されている。また、タイマ予告ストック表示領域TMstでは、3つの時計の予告アイコンMI1がストックされていることを示す「タイマ予告ストック×3」の表示が行われている。これにより、保留内にタイマ予告演出が少なくとも3回行われることが報知されている。
図83(B6)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。その後、図83(B7)に示す装飾図柄表示装置208では、3つストックされている時計の予告アイコンMI1のうちの1つが消化され、タイマ予告演出が開始された様子が示されている。このとき、タイマ予告表示TM1が装飾図柄表示装置208の表示画面の略中央で表示される。なお、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示として「10:00」が表示されており、カウントダウンが開始してから10秒後にチャンスアップの予告が行われる場合があることが示唆されている。また、この演出例では、時計の予告アイコンMI1を1つ消化して1つのタイマ予告演出を開始するようにしたが、2つの時計の予告アイコンMI1を消化して2つのタイマ予告演出を並行して行うようにしてもよい。また、この演出例では、時計の予告アイコンMI1を1つ消化して1つのタイマ予告演出を開始するようにしたが、例えば、図83(B7´)に示すように、時計の予告アイコンMI1を消化することなくタイマ予告演出が開始される場合があってもよい。
その後、図83(B8)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1が表示画面の略右端中央に表示位置を変更し、タイマ表示のカウントダウンが開始される。このとき、タイマ予告表示TM1を移動アニメーションにより表示位置を変更するようにしてもよい。なお、時計の予告アイコンMI1が消化されてタイマ予告表示TM1を表示する際に、装飾図柄表示装置208の略中央に表示せず、最初から表示画面の略右端中央に表示するようにしてもよい。
以上の記載では、
『 複数種類の表示を表示可能な表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208、サブ表示装置208S、第1装飾図柄表示装置208L、第2装飾図柄表示装置208M、第3装飾図柄表示装置208N、ミニ表示装置208P、POVディスプレイ224I等]を備えた遊技台であって、
前記複数種類の表示のうちの一つは、第一の表示[例えば、図57(1)に示すタイマ予告表示TM1におけるタイマ予告演出等]であり、
前記第一の表示は、或る演出[例えば、図55(11)〜同図(12)に示す疑似連演出や、図56(a5)に示す変動アイコンh0の表示態様の変化による予告表示、図56(c2)に示すレバー演出、図58(9fa´)に示すチャンス図柄としての松の図柄CCの停止表示による予告等、装飾図柄表示装置208、サブ表示装置208S、第1装飾図柄表示装置208L、第2装飾図柄表示装置208M、第3装飾図柄表示装置208N、ミニ表示装置208Pを用いた演出表示]が行われるタイミングを報知する表示であり、
前記複数種類の表示のうちの一つは、第二の表示[例えば、図57(2)〜同図(5)に示すタイマ上乗せ演出等]であり、
前記第二の表示とは、前記或る演出が開始されるタイミングが変化することを予告する表示であり[例えば、図57(2)〜同図(5)に示す、タイマ上乗せ演出における、ナビキャラクタYMの吹き出しに表示される「上乗せ」や「+10秒」の表示等]、
前記第一の表示の表示中に前記第二の表示が表示される場合がある[例えば、図57(2)〜同図(5)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるタイマ予告演出が行われているときに、タイマ上乗せ演出が行われている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
従来の遊技台によれば、表示手段に改良の余地があったが、この遊技台によれば、表示手段に特徴を持った遊技台を提供することができる。
また、この遊技台によれば、第一の表示によって、或る演出が開始されるまでの時間が報知されていたとしても、第二の表示によって報知されている時間が変化することを予告される場合があるので、或る演出が開始されるまでの時間が経過するのをただ待つだけでなく、時間が変化する可能性があるかもしれないという期待を持たせ、第一の表示も楽しむことができる場合がある。
ここで、表示手段は、複数種類の表示のみを表示可能なものであってもよいし、複数種類の表示以外にも表示可能なものがあってもよい。また、表示手段は、複数種類の表示を必ず表示するものであってもよいし、複数種類の表示を表示しない場合があってもよい。
また、表示手段は、第一の表示と第二の表示のみを表示可能なものであってもよいし、第一の表示と第二の表示以外の表示も表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、第一の表示と第二の表示を必ず表示するものであってもよいし、第一の表示と第二の表示を表示しない場合があってもよい。
また、第一の表示は、或る演出が行われるタイミングのみを報知するものであってもよいし、或る演出が行われるタイミング以外のことも報知するものであってもよい。また、第一の表示は、或る演出が行われるタイミングを必ず報知するものであってもよいし、或る演出が行われるタイミングを報知しない場合があるものであってもよい。
また、第二の表示は、或る演出が開始されるタイミングが変化することのみを予告するものであってもよいし、或る演出が開始されるタイミングが変化すること以外のことも予告するものであってもよい。また、第二の表示は、或る演出が開始されるタイミングが変化することを必ず予告するものであってもよいし、或る演出が開始されるタイミングが変化することを予告しない場合があるものであってもよい。
また、第一の表示の表示中に第二の表示がのみが表示される場合があってもよいし、第一の表示中に第二の表示以外の表示も表示される場合があってもよい。また、第一の表示の表示中に第二の表示が必ず表示されてもよいし、第一の表示の表示中に第二の表示が表示されない場合があってもよい。
なお、タイマ予告表示の開始とは、第一の表示の表示が開始されたことであってもよいし、カウントダウン表示の表示が開始されたことであってもよい(例えば、数字が表示されたら開始等)し、カウントダウン表示のカウントダウンが開始されたことであってもよい。また、タイマ予告表示の終了とは、第一の表示が非表示となったことであってもよいし、カウントダウン表示が非表示となったこと(例えば、数字が消去されて、「注目」が表示された状態も含まれる)であってもよく、カウントダウン表示によるカウントダウンが終了したことであってもよく(例えば、0が表示)、カウントダウンが終了した後で第一の表示に表示される表示(例えば、「注目」の文字表示)が非表示になったことであってもよい。
また、『 前記第二の表示が表示された後で前記第一の表示の表示態様が変化するように構成されている[例えば、図57(2)〜同図(5)に示すように、タイマ上乗せ演出が行われた後で、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が更新され、タイマ表示における時間の上乗せが行われる等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の表示の表示態様の変化に注目させることができる場合がある。
ここで、第二の表示が表示された後で第一の表示の表示態様のみが変化するように構成されてもよいし、第二の表示が表示された後で第一の表示の表示態様以外の表示の表示態様も変化するように構成されてもよい。また、第二の表示が表示された後で第一の表示の表示態様が必ず変化するように構成されてもよいし、第二の表示が表示された後で第一の表示の表示態様が変化しない場合があるように構成されてもよい。
なお、第二の表示が表示されなくても、第一の表示の表示態様が変化する場合があってもよいし、第二の表示が表示された場合にのみ第一の表示の表示態様が変化してもよい。
また、『 前記表示手段は、複数の表示手段から構成された手段であり、
前記複数の表示手段のうちの一つは、第一の表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208等]であり、
前記複数の表示手段のうちの一つは、第二の表示手段[例えば、サブ表示装置208S等]であり、
前記第一の表示は、前記第一の表示手段に表示される表示であり、
前記第二の表示は、前記第二の表示手段に表示される表示である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の表示が終了するまで第一の表示手段に遊技者の視線が集中してしまうおそれがあるが、第二の表示手段でも第二の表示を表示することにより、第一の表示手段だけに視線を集中させずに、2つの表示手段の両方に注目させることができる場合がある。
ここで、表示手段は、第一の表示手段と第二の表示手段のみから構成されてもよいし、第一の表示手段と第二の表示手段以外の表示手段も含んで構成されてもよい。また、表示手段は、第一の表示手段と第二の表示手段を必ず含んで構成されてもよいし、第一の表示手段と第二の表示手段を含まない場合があるように構成されてもよい。
また、第一の表示は、第一の表示手段にのみ表示されるものであってもよいし、第一の表示手段以外にも表示される場合があるものであってもよい。また、第一の表示は、第一の表示手段に必ず表示されるものであってもよいし、第一の表示手段に表示されない場合があってもよい。
また、第二の表示は、第二の表示手段にのみ表示されるものであってもよいし、第二の表示手段以外にも表示される場合があるものであってもよい。また、第二の表示は、第二の表示手段に必ず表示されるものであってもよいし、第二の表示手段に表示されない場合があってもよい。
また、『 前記第二の表示手段が、前記第一の表示手段よりも手前側に配置され[例えば、図61(A1)に示すように、サブ表示装置208Sは装飾図柄表示装置208よりも手前側に配置されている等]、
前記第二の表示が表示されている前記第二の表示手段によって、前記第一の表示手段がオーバーラップされる場合がある[例えば、図61(A2)〜同図(A3)に示すように、装飾図柄表示装置208がタイマ上乗せ演出が行われているサブ表示装置208Sにオーバーラップされている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第二の表示手段が第二の表示を表示中に第一の表示手段にオーバーラップする場合があることで、第二の表示を注目させ、或る演出が開始されるまでの時間が変化する可能性があることを認識させやすくすることができる場合がある。
ここで、第二の表示が表示されている第二の表示手段によって、第一の表示手段のみがオーバーラップされる場合があってもよいし、第二の表示が表示されている第二の表示手段によって、第一の表示手段以外の表示手段もオーバーラップされる場合があってもよい。また、第二の表示が表示されている第二の表示手段によって、第一の表示手段が必ずオーバーラップされてもよいし、第二の表示が表示されている第二の表示手段によって、第一の表示手段がオーバーラップされない場合があってもよい。
また、第二の表示が表示されている第二の表示手段のみによって、第一の表示手段がオーバーラップされる場合があってもよいし、第二の表示が表示されている第二の表示手段以外の表示手段によっても、第一の表示手段がオーバーラップされる場合があってもよい。
また、『 第一の位置[例えば、図61(B1)に示すサブ表示装置208Sの初期位置等]と第二の位置[例えば、図61(B3)に示すサブ表示装置208Sが装飾図柄表示装置208の略中央の前面側にオーバーラップする位置等]の間で前記第二の表示手段が移動可能に構成されており、
前記第二の表示手段は、前記第二の位置で前記第一の表示手段にオーバーラップする表示手段である[例えば、図61(B3)に示すように、サブ表示装置208Sが装飾図柄表示装置208の略中央の前面側にオーバーラップする位置では、サブ表示装置208Sが装飾図柄表示装置208にオーバーラップしている等]、
ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
ここで、第一の位置と第二の位置の間で第二の表示手段のみが移動可能に構成されてもよいし、第一の位置と第二の位置の間で第二の表示手段以外の表示手段も移動可能に構成されてもよい。また、第一の位置と第二の位置の間で第二の表示手段が必ず移動するように構成されてもよいし、第一の位置と第二の位置の間で第二の表示手段が移動しない場合があるように構成されてもよい。
また、第一の位置と第二の位置の間でのみ第二の表示手段が移動可能に構成されてもよいし、第一の位置と第二の位置の間以外にも第二の表示手段が移動可能に構成されてもよい。
また、第二の表示手段は、第二の位置でのみ第一の表示手段にオーバーラップ可能なものであってもよいし、第二の位置以外に位置でも第一の表示手段にオーバーラップ可能なものであってもよい。また、第二の表示手段は、第二の位置で必ず第一の表示手段にオーバーラップするものであってもよいし、第二の位置で第一の表示手段にオーバーラップしない場合があってもよい。
また、『 前記第一の表示は、カウントダウン表示[例えば、図55(2)〜同図(7)に示すタイマ予告表示TM1のタイマ表示におけるカウントダウンの表示等]を含む表示であり、
前記カウントダウン表示とは、前記或る演出が行われるまでのタイミングをカウントダウンにより行う表示のことである[例えば、図55(2)〜同図(7)に示すように、タイマ予告表示TM1のタイマ表示におけるカウントダウンにより、疑似連が行われるタイミングを報知している等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第一の表示は、カウントダウン表示のみを含むものであってもよいし、カウントダウン表示以外の表示も含むものであってもよい。また、第一の表示は、カウントダウン表示を必ず含むものであってもよいし、カウントダウン表示を含まない場合があってもよい。
また、カウントダウン表示は、或る演出が行われるまでのタイミングのみをカウントダウンにより行うものであってもよいし、或る演出が行われるまでのタイミング以外のタイミングもカウントダウンにより行うものであってもよい。また、カウントダウン表示は、或る演出が行われるまでのタイミングを必ずカウントダウンにより行うものであってもよいし、或る演出が行われるまでのタイミングをカウントダウンにより行わない場合があるものであってもよい。
また、『 前記第二の表示が表示されている状態でも、前記カウントダウン表示によるカウントダウンが継続される、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第二の表示が表示されている状態でも、カウントダウン表示によるカウントダウンのみが継続されてもよいし、第二の表示が表示されている状態でも、カウントダウン表示によるカウントダウン以外にも継続されるものがあってもよい。また、第二の表示が表示されている状態でも、カウントダウン表示によるカウントダウンが必ず継続されてもよいし、第二の表示が表示されている状態でも、カウントダウン表示によるカウントダウンが継続しない場合があってもよい。
また、第二の表示が表示されている状態のみでも、カウントダウン表示によるカウントダウンが継続されてもよいし、第二の表示が表示されている状態以外の状態でも、カウントダウン表示によるカウントダウンが継続されてもよい。
また、『 前記第二の表示の表示中において、前記カウントダウン表示によるカウントダウンが中断される、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第二の表示の表示中において、カウントダウン表示によるカウントダウンのみが中断されてもよいし、第二の表示の表示中において、カウントダウン表示によるカウントダウン以外のものも中断されてもよい。また、第二の表示の表示中において、カウントダウン表示によるカウントダウンが必ず中断されてもよいし、第二の表示の表示中において、カウントダウン表示によるカウントダウンが中断されない場合があってもよい。
また、第二の表示の表示中においてのみ、カウントダウン表示によるカウントダウンが中断されてもよいし、第二の表示の表示中以外においても、カウントダウン表示によるカウントダウンが中断されてもよい。
また、『 前記複数種類の表示のうちの一つは、第三の表示[例えば、図55(8)に示すタイマ予告表示TM1における「注目」の文字の表示等]であり、
前記第三の表示は、前記第一の表示とは異なる表示であり、
前記第三の表示は、前記第二の表示とは異なる表示であり、
前記第三の表示は、前記或る演出には含まれない表示であり、
前記第一の表示が0を示す表示となった場合に、前記第三の表示が表示される[例えば、図55(7)〜同図(8)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が0になると、タイマ予告表示TM1に「注目」の文字が表示される等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の表示によるカウントダウンにより第三の表示に対する期待感をより一層引き立てることができる場合がある。
ここで、第一の表示が0を示す表示となった場合に、第三の表示のみが表示されてもよいし、第一の表示が0を示す表示となった場合に、第三の表示以外の表示も表示されてもよい。また、第一の表示が0を示す表示となった場合に、第三の表示が必ず表示されてもよいし、第一の表示が0を示す表示となった場合に、第三の表示が表示されない場合があってもよい。
また、第一の表示が0を示す表示となった場合にのみ、第三の表示が表示されてもよいし、第一の表示が0を示す表示となった場合以外の場合にも、第三の表示が表示されてもよい。
また、『 前記第二の表示が表示された場合の方が、該第二の表示が表示されない場合よりも、最終的に大当り図柄が確定表示されやすい、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第二の表示が表示されることによる期待感を持たせることができる場合がある。
なお、第二の表示が表示された場合は、必ず最終的に大当り図柄が確定表示されてもよいし、第二の表示が表示された場合は、最終的に大当り図柄が確定表示されない場合があってもよい。
また、『 前記複数種類の表示のうちの一つは、第四の表示[例えば、図55(9)〜同図(12)に示す疑似連演出等]であり、
前記或る演出とは、前記第四の表示を含む演出のことであり、
前記第四の表示は、演出表示である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、或る演出は、第四の表示のみを含むものであってもよいし、第四の表示以外の表示も含むものであってもよい。また、或る演出は、第四の表示を必ず含むものであってもよいし、第四の表示を含まない場合があるものであってもよい。
また、『 複数種類の動作を実行可能な演出可動手段[例えば、家紋役物224E、千両箱役物224H、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gd、第2装飾図柄表示装置208M、第3装飾図柄表示装置208N、サブ表示装置208S、POVディスプレイ224I等]を備え、
前記複数種類の動作のうちの一つは、第一の動作[例えば、図56(d3)に示す、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdの動作等]であり、
前記或る演出とは、前記第一の動作を含む演出のことであり、
前記第一の動作は、演出動作である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、演出可動手段を用いたダイナミックな演出が可能となり、演出効果をさらに向上させることができる場合がある。
ここで、演出可動手段は、複数種類の動作のみを実行可能なものであってもよいし、複数種類の動作以外にも実行可能なものであってもよい。また、演出可能手段は、複数種類の動作を必ず実行するものであってもよいし、複数種類の動作を実行しない場合があってもよい。
また、演出可動手段は、第一の動作のみを実行可能なものであってもよいし、第一の動作以外の動作も実行可能なものであってもよい。また、演出可動手段は、第一の動作を必ず実行するものであってもよいし、第一の動作を実行しない場合があるものであってもよい。
また、或る演出は、第一の動作のみを含むものであってもよいし、第一の動作以外の動作も含むものであってもよい。また、或る演出は、第一の動作を必ず含むものであってもよいし、第一の動作を含まない場合があってもよい。
また、『 前記或る演出が行われた場合の方が、該或る演出が行われない場合よりも、最終的に大当り図柄が確定表示されやすい[例えば、図55(11)〜同図(12)に示される疑似連が開始された場合の方が、疑似連が開始されない場合よりも大当りとなりやすい等]、ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、或る演出が行われることに期待感を持たせることができる場合がある。
なお、或る演出が行われた場合は、最終的に必ず大当り図柄が確定表示されてもよいし、或る演出が行われた場合でも、最終的に大当り図柄が確定表示されない場合があってもよい。
また、『 前記複数種類の表示のうちの一つは、第五の表示[例えば、図51(9)〜同図(14)に示す会話予告や、図55(9)〜同図(12)に示す疑似連演出や、図64(4)や同図(13)に示すチャンスアップの予告表示等]であり、
前記第一の表示が表示開始されてから前記第二の表示が表示開始されるまでの期間において、前記第五の表示が表示開始される場合があり、
前記第五の表示は、予告表示であり、
前記第五の表示が表示された場合の方が、該第五の表示が表示されない場合よりも、最終的に大当り図柄が確定表示されやすい[例えば、図51(9)〜同図(14)に示す会話予告が行われた場合の方が、会話予告が行われない場合よりも大当りとなりやすい等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の表示が表示開始されてから第二の表示が表示開始されるまでの期間において第五の表示が表示されることに対する期待感を持たせることができる場合がある。
ここで、第一の表示が表示開始されてから第二の表示が表示開始されるまでの期間において、第五の表示のみが表示開始される場合があってもよいし、第一の表示が表示開始されてから第二の表示が表示開始されるまでの期間において、第五の表示以外の表示も表示開始される場合があってもよい。また、第一の表示が表示開始されてから第二の表示が表示開始されるまでの期間において、第五の表示が必ず表示開始されてもよいし、第一の表示が表示開始されてから第二の表示が表示開始されるまでの期間において、第五の表示が表示開始されない場合があってもよい。
また、第一の表示が表示開始されてから第二の表示が表示開始されるまでの期間のみにおいて、第五の表示が表示開始される場合があってもよいし、第一の表示が表示開始されてから第二の表示が表示開始されるまでの期間以外の期間においても、第五の表示が表示開始される場合があってもよい。
なお、第五の表示が表示された場合には、最終的に必ず大当り図柄が確定表示されてもよいし、第五の表示が表示された場合でも、最終的に大当り図柄が確定表示されない場合があってもよい。
また、『 前記遊技台は、ぱちんこ機である[例えば、パチンコ機100等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記遊技台は、スロットマシン[例えば、スロットマシン1000等]である、ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、以上の記載では、
『 複数種類の表示を表示可能な表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208、サブ表示装置208S、第1装飾図柄表示装置208L、第2装飾図柄表示装置208M、第3装飾図柄表示装置208N、ミニ表示装置208P、POVディスプレイ224I等]を備えた遊技台であって、
前記複数種類の表示のうちの一つは、期間表示[例えば、図68(A1)に示すチャンスアップメータCMTの表示等]であり、
前記期間表示は、リーチ演出表示が行われている期間のうちの或る期間において表示される場合がある表示であり[例えば、図64に示すように、チャンスアップメータCMTは、剣豪リーチが行われている期間において表示される場合がある等]、
前記複数種類の表示のうちの一つは、第一の演出表示[例えば、図64(18)に示す、レバー演出による予告等]であり、
前記期間表示は、第一のタイミング[例えば、図64(18)に示す、レバー演出による予告が開始されるチェックポイントCP3で示されるタイミング等]を報知する表示であり、
前記第一のタイミングとは、前記第一の演出表示の表示が開始される可能性があるタイミングのことであり、
前記期間表示の表示が開始されてから前記第一のタイミングとなる前に、該期間表示が消去される場合がある[例えば、図68(A1)〜同図(A2)に示すように、チェックポイントCP3で示すタイミングとなる前に、図68(A2)に示すカットインの表示が行われると、チャンスアップメータCMTが消去される等]、ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
従来の遊技台によれば、表示手段に改良の余地があったが、この遊技台によれば、表示手段に特徴を持った遊技台を提供することができる。
また、この遊技台によれば、期間表示の表示中は、期間表示の第一のタイミングがわかってしまうので、第一のタイミングが近くなるまで表示手段を見なくなってしまう可能性がある。ここで、第一のタイミングとなる前に期間表示が非表示となる場合がある第一のタイミングが来る前のタイミングであっても期間表示を見るために表示手段に視線を向けさせることができる場合がある。
また、この遊技台によれば、期間表示が表示されてから第一のタイミングとなるまでの間も遊技に引き込ませることができる場合がある。
ここで、表示手段は、複数種類の表示のみを表示可能なものであってもよいし、複数種類の表示以外の表示も表示可能なものであってもよい。また、複数種類の表示を必ず表示するものであってもよいし、複数種類の表示を表示しない場合があってもよい。
また、表示手段は、期間表示と第一の演出表示のみを表示可能なものであってもよいし、期間表示と第一の演出表示以外の表示も表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、期間表示と第一の演出表示を必ず表示するものであってもよいし、期間表示と第一の表示を表示しない場合があるものであってもよい。
また、期間表示は、リーチ演出表示が行われている期間のうちの或る期間においてのみ表示される場合があるものであってもよいし、リーチ演出表示が行われている期間のうちの或る期間以外の期間においても表示される場合があるものであってもよい。また、期間表示は、リーチ演出表示が行われている期間のうちの或る期間において必ず表示されるものであってもよいし、リーチ演出表示が行われている期間のうちの或る期間において表示されない場合があるものであってもよい。
また、期間表示は、第一のタイミングのみを報知するものであってもよいし、第一のタイミング以外のものも報知するものであってもよい。また、期間表示は、第一のタイミングを必ず報知するものであってもよいし、第一のタイミングを報知しない場合があってもよい。
また、期間表示の表示が開始されてから第一のタイミングとなる前に、期間表示のみが消去される場合があってもよいし、期間表示の表示が開始されてから第一のタイミングとなる前に、期間表示以外の表示も消去される場合があってもよい。また、期間表示の表示が開始されてから第一のタイミングとなる前に、期間表示が必ず消去されてもよいし、期間表示の表示が開始されてから第一のタイミングとなる前に、期間表示が消去されない場合があってもよい。
また、期間表示の表示が開始されてから第一のタイミングとなる前にのみ、期間表示が消去される場合があってもよいし、期間表示の表示が開始されてから第一のタイミングとなる前以外にも、期間表示が消去される場合があってもよい。
なお、期間表示の表示される期間は、リーチ中によらず、図柄変動表示中、大当り遊技中、デモ表示中、図柄停止表示中等であってもよい。
また、期間表示は、全てのリーチの実行中において表示されるものであってもよいし、特定のリーチの実行中にのみ表示され、他のリーチ演出の実行中では表示されないものであってもよい。例えば、期間表示は、ロングリーチのときは表示されず、SPリーチのときは表示されるものであってもよい。また、SPリーチの前半では表示されず、SPリーチの後半で表示されるものであってもよい。また、SPリーチの前半で表示され、SPリーチの後半では表示されないものであってもよい。
また、期間表示の開始とは、例えば、チャンスアップメータが表示開始されるタイミングであり、また、期間表示の終了とは、例えば、チャンスアップメータの表示が終了されるタイミングのことであってもよい。また、期間表示の開始とは、例えば、期間表示がおこなわれるリーチ演出等の演出が開始したタイミングのことであり、また、期間表示の終了とは、当該演出が終了されるタイミングのことであってもよく、チャンスアップメータが実際に表示されているか否かは問わない。また、期間表示の開始とは、チャンスアップメータにおけるキャラクタやマーカーによる進行を開始した時点のことであり、期間表示の終了とは、チャンスアップメータにおけるキャラクタやマーカーによる進行が終了した時点のことであってもよい。また、操作手段によりチャンスアップメータの表示/非表示が可能に構成されている場合において、期間表示の開始とは、操作手段によりチャンスアップメータが表示開始されたタイミングのことであり、期間表示の終了とは、操作手段によりチャンスアップメータの表示が終了されるタイミングであってもよい。
また、期間表示の開始とは、期間表示演出の開始(例えば、チャンスアップメータが表示可能であることを示唆する表示が表示)されてから、期間表示演出が終了するまで(例えば、チャンスアップメータが表示可能であることを示唆する表示が非表示となるまで、又は、チャンスアップメータが非表示となるまで)であってもよい。
また、期間表示とは、第一のタイミングに到達するまで表示されるものの他、第一のタイミングに到達する前に消去されるものも含まれる。
また、或る期間は、リーチ演出表示が行われている期間において、2以上あってもよい。このとき、期間表示は、或る期間ごとにそれぞれ開始し、終了してもよいし、2つの或る期間に跨って継続して期間表示が表示されていてもよい。この場合、第一の或る期間において、第一の期間表示が開始し、終了した後、期間表示自体は継続して表示しつつ、第二の或る期間が開始されると、新たな期間表示としての第二の期間表示が開始し、終了してもよい。
また、『 前記複数種類の表示のうちの一つは、第二の演出表示[例えば、図68(A2)に示す爺のカットインの表示や図68(A2b)に示すエフェクト画像の表示等]であり、
前記第二の演出表示は、前記第一の演出表示とは異なる表示であり、
前記第一のタイミングとなる前に前記第二の演出表示が表示される場合があり[例えば、図68(A1)〜同図(A2)及び図68(A2b)に示すように、チャンスアップメータCMTによる演出において、サボハニのキャラクタSBHが第3チェックポイントCP3に到達する前に図68(A2)に示す爺のカットインの表示や図68(A2b)に示すエフェクト画像の表示が行われる場合がある等]、
前記期間表示は、前記第二の演出表示の表示が開始されるタイミングを報知しない表示であり[例えば、図68(A1)〜同図(A2)及び同図(A2b)に示すように、チャンスアップメータCMTによる演出では、図68(A2)に示す爺のカットインの表示タイミングや図68(A2b)に示すエフェクト画像の表示を報知していない等]、
前記第二の演出表示の表示中において、前記期間表示が消去される[例えば、図68(A1)〜同図(A2)及び同図(A2b)に示すように、図68(A2)に示す爺のカットインの表示や図68(A2b)に示すエフェクト画像の表示が行われるとチャンスアップメータCMTが消去される等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、期間表示によって報知されない表示が表示されることで、第一のタイミングとなる前も第二の演出表示が表示される可能性があるので、第一のタイミングが来る前も期待を持たせることができる場合がある。
ここで、第一のタイミングとなる前に第二の演出表示のみが表示される場合があってもよいし、第一のタイミングとなる前に第二の演出表示以外の演出表示も表示される場合があってもよい。また、第一のタイミングとなる前に第二の演出表示が必ず表示されてもよいし、第一のタイミングとなる前に第二の演出表示が表示されない場合があってもよい。
また、第一のタイミングとなる前にのみ、第二の演出表示が表示される場合があってもよいし、第一のタイミングとなる前以外にも、第二の演出表示が表示される場合があってもよい。
また、期間表示は、第二の演出表示の表示が開始されるタイミングのみを報知しないものであってもよいし、第二の演出表示の表示が開始されるタイミング以外にも報知しないものがあってもよい。また、期間表示は、第二の演出表示の表示が開始されるタイミングを必ず報知しないものであってもよいし、第二の演出表示の表示が開始されるタイミングを報知する場合があってもよい。
また、第二の演出表示の表示中において、期間表示のみが消去されてもよいし、第二の演出表示の表示中において、期間表示以外の表示も消去されてもよい。また、第二の演出表示の表示中において、期間表示が必ず消去されてもよいし、第二の演出表示中において、期間表示が消去されない場合があってもよい。
また、第二の演出表示の表示中においてのみ、期間表示が消去されてもよいし、第二の演出表示の表示中以外にも、期間表示が消去されてもよい。
なお、演出表示に換えて、玉抜きエラー等のエラー報知や、発射位置を指示する報知や、プリペイドカードの抜き忘れを防止するための報知等のエラー以外の報知としてもよい。また、演出表示の態様として、LEDによる発光や演出可動手段による動作や導光板による発光により現れる表示であってもよい。
また、第二の演出表示が表示されるタイミングを期間表示によって報知してもよい。また、第二の演出表示が表示されるタイミングは、期間表示によって報知されないものであってもよい。
また、『 前記第二の演出表示は、第二の予告表示[例えば、図68(A2)に示す爺のカットインの表示や図68(A2b)に示すエフェクト画像の表示による予告表示等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一のタイミングとなる前に第二の演出表示が表示が表示されることで、第一のタイミングを待たずとも大当りとなる可能性があることを示唆できるので、第一のタイミングが来るまでの期間も遊技者に期待を持たせることができる場合がある。
また、『 前記第二の演出表示が表示された場合の方が、該第二の演出表示が表示されない場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示されやすい、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
なお、第二の演出表示が表示された場合には、最終的に必ず大当り図柄が確定表示されてもよいし、第二の演出表示が表示された場合でも、最終的に大当り図柄が確定表示されない場合があってもよい。
また、『 複数種類の動作を実行可能な演出可動手段[例えば、家紋役物224E、千両箱役物224H、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gd、第2装飾図柄表示装置208M、第3装飾図柄表示装置208N、サブ表示装置208S、POVディスプレイ224I等]を備え、
前記複数種類の動作のうちの一つは、第二の動作[例えば、図68(A3b)に示す、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdの動作等]であり、
前記第二の動作は、演出動作であり、
前記第二の演出表示[例えば、図68(A2b)に示すエフェクト画像の表示等]の表示中に、前記第二の動作が行われる場合がある、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、演出可動手段を用いたダイナミックな演出が可能となり、演出効果をさらに向上させることができる場合がある。
ここで、演出可動手段は、複数種類の動作のみを実行可能なものであってもよいし、複数種類の動作以外にも実行可能なものがあってもよい。また、演出可動手段は、複数種類の動作を必ず実行するものであってもよいし、複数種類の動作を実行しない場合があってもよい。
また、第二の演出表示の表示中に、第二の動作のみが行われる場合があってもよいし、第二の演出表示の表示中に第二の動作以外の動作も行われる場合があってもよい。また、第二の演出表示の表示中に、第二の動作が必ず行われてもよいし、第二の演出表示の表示中に、第二の動作が行われない場合があってもよい。
また、『 前記複数種類の動作のうちの一つは、第一の動作[例えば、図50(E1)〜同図(E2)に示す家紋役物224Eの動作や、図50(F1)に示す千両箱役物224Hの動作等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記期間表示が消去された後で、該期間表示が再度表示されるように構成されている[例えば、図68(A2a)〜同図(A3a)に示すように、姫のキャラクタのカットインの表示によってチャンスアップメータCMTが消去された後、決闘シーンのアニメーション表示が表示されたときにチャンスアップメータCMTが再度表示される等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、期間表示の再表示について期待を持たせることができる場合がある。
ここで、期間表示が消去された後で、期間表示のみが再度表示されるように構成されてもよいし、期間表示が消去された後で、期間表示以外の表示も再度表示されるように構成されてもよい。また、期間表示が消去された後で、期間表示が必ず再度表示されるように構成されてもよいし、期間表示が消去された後で、期間表示が再度表示されない場合があるように構成されてもよい。
また、期間表示が消去された後でのみ、期間表示が再度表示されるように構成されてもよいし、期間表示が消去された後以外でも、期間表示が再度表示されるように構成されてもよい。
また、『 前記期間表示が消去された後、前記或る期間が経過するまでは該期間表示は表示されないように構成されている[例えば、図68(A2)〜同図(A5)に示すように、爺のキャラクタのカットインの表示によってチャンスアップメータCMTが消去された後は、当該図柄変動表示ではチャンスアップメータCMTは表示されない等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、期間表示が消去された後、或る期間が経過するまでは期間表示のみが表示されないように構成されてもよいし、期間表示が消去された後、或る期間が経過するまでは期間表示以外の表示も表示されないように構成されてもよい。また、期間表示が消去された後、或る期間が経過するまでは期間表示は必ず表示されないように構成されてもよいし、期間表示が消去された後、或る期間が経過するまでは期間表示が表示される場合があるように構成されてもよい。
また、期間表示が消去された後でのみ、或る期間が経過するまでは期間表示は表示されないように構成されてもよいし、期間表示が消去された後以外でも、或る期間が経過するまでは期間表示は表示されないように構成されてもよい。
なお、リーチ演出表示が行われている期間において或る期間が複数ある場合には、第一の或る期間において期間表示が消去された後は、当該第一の或る期間においては期間表示は表示されないが、第一の或る期間の後の第二の或る期間が開始されると、期間表示が表示可能であってもよい。また、第一の或る期間において期間表示が消去された後は、当該第一の或る期間の後の第二の或る期間においても期間表示が表示されないようにしてもよいし、当該図柄変動表示が終了するまで期間表示が表示されないようにしてもよい。
また、『 前記或る期間とは、スーパーリーチの実行中の期間のことである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記複数種類の表示のうちの一つは、第三の演出表示[例えば、図64(4)に示すボゥイのキャラクタBOYの表示によるチャンプアップの予告、図64(13)に示す殿様のカットイン画像CI3の表示によるチャンスアップの予告等]であり、
前記第三の演出表示は、前記第一の演出表示とは異なる表示であり、
前記期間表示は、第二のタイミング[例えば、図64(4)に示すボゥイのキャラクタBOYの表示によるチャンプアップの予告が開始されるチェックポイントCP1で示されるタイミング、図64(13)に示す殿様のカットイン画像CI3の表示によるチャンスアップの予告が開始されるチェックポイントCP2で示されるタイミング等]も報知する場合がある表示であり、
前記第二のタイミングとは、前記第三の演出表示の表示が開始される可能性があるタイミングのことである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、期間表示は、第二のタイミングのみを報知する場合があるものであってもよいし、第二のタイミング以外のタイミングも報知する場合があるものであってもよい。また、期間表示は、第二のタイミングを必ず報知するものであってもよいし、第二のタイミングを報知しない場合があるものであってもよい。
また、第二のタイミングは、第三の演出表示の表示のみが開始される可能性があるものであってもよいし、第三の演出表示の表示以外のものも開始される可能性があるものであってもよい。また、第二のタイミングは、第三の演出表示の表示が必ず開始されるものであってもよいし、第三の演出表示の表示が開始されない場合があるものであってもよい。
なお、期間表示によって表示されるタイミングは3以上であってもよい。
また、あるリーチが発生すると必ず3回演出表示を行い、別のリーチが発生すると必ず2回演出表示を行うというように、リーチに対応して演出表示が行われるところを固定してもよいし、同じリーチであってもあるときは3回演出表示を行い、あるときは1回しか演出表示を行わないというように演出表示を行うところが変動するようにしてもよい。その場合、「たくさんタイミングを報知している」場合の方が、「あまり報知していない」場合よりも大当りとなりやすくてもよく、逆にはずれやすくなってもよい。また、大当りのなりやすさはタイミングを報知した数によって変わらなくてもよい。また、演出表示が行われた回数が多いほど大当りとなりやすいようにしてもよい。
また、第二のタイミングは、第一のタイミングの後のタイミングであってもよいし、第二のタイミングは、第一のタイミングの前のタイミングであってもよいし、第一のタイミングと第二のタイミングが同じタイミングであってもよい。
また、『 前記第一の演出表示は、第一の予告表示[例えば、図64(18)に示すレバー演出による予告等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記遊技台は、ぱちんこ機[例えば、パチンコ機100等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 複数種類の表示のうちの一の種類の表示は、第三の表示であり、
「前記第一の表示の少なくとも一部が視認困難となる場合」とは、「前記第三の表示によって前記第一の表示の少なくとも一部がオーバーラップされた場合」のことである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 表示手段は、複数の表示手段から構成された手段であり、
前記表示手段は、第一の表示手段のことであり、
前記第一の表示手段は、前記期間表示を表示する場合がある手段であり、
前記第二の表示手段は、演出動作を行う場合がある手段であり、
前記第二の表示手段によって、前記期間表示の少なくとも一部がオーバーラップされる場合がある、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、表示手段は、複数の表示手段のみから構成されたものであってもよいし、複数の表示手段以外によっても構成されたものであってもよい。また、表示手段は、複数の表示手段から必ず構成されたものであってもよいし、複数の表示手段から構成されない場合があるものであってもよい。
また、第一の表示手段は、期間表示のみを表示する場合があるものであってもよいし、期間表示以外の表示も表示する場合があるものであってもよい。また、第一の表示手段は、期間表示を必ず表示するものであってもよいし、期間表示を表示しない場合があるものであってもよい。
また、第二の表示手段は、演出動作のみを行う場合があるものであってもよいし、演出動作以外の動作も行う場合があるものであってもよい。また、第二の表示手段は、演出動作を必ず行うものであってもよいし、演出動作を行わない場合があるものであってもよい。
また、第二の表示手段によって、期間表示の少なくとも一部のみがオーバーラップされる場合があってもよいし、第二の表示手段によって、期間表示の少なくとも一部以外にもオーバーラップされる場合があってもよい。また、第二の表示手段によって、期間表示の少なくとも一部が必ずオーバーラップされる場合があってもよいし、第二の表示手段によって、期間表示の少なくとも一部がオーバーラップされない場合があってもよい。
また、以上の記載では、
『 複数種類の表示を表示可能な表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208、サブ表示装置208S、第1装飾図柄表示装置208L、第2装飾図柄表示装置208M、第3装飾図柄表示装置208N、ミニ表示装置208P、POVディスプレイ224I等]を備えた遊技台であって、
前記複数種類の表示のうちの一つは、第一の表示[例えば、図73(A1)〜同図(A9)に示すナビキャラクタYMによる演出等]であり、
前記複数種類の表示のうちの一つは、第二の表示[例えば、図73(A4)〜同図(A9)に示す会話予告における爺の会話画像CI2の表示等]であり、
前記第一の表示と前記第二の表示は、別の表示であり、
前記第一の表示の少なくとも一部の表示態様[例えば、図73(A1)に示すナビキャラクタYMの吹き出しに表示された残時間表示メータMT1の表示態様等]が第一の速度[例えば、10秒でゲージがなくなる速度等]で変化する場合があり、
前記第二の表示の少なくとも一部の表示態様[例えば、図73(A4)に示す爺の会話画像CI2における残時間表示メータMT2の表示態様等]が第二の速度[例えば、5秒でゲージがなくなる速度等]で変化する場合があり、
前記第一の速度と前記第二の速度は、異なる速度である、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
従来の遊技台によれば、表示手段に改良の余地があったが、この遊技台によれば、表示手段に特徴を持った遊技台を提供することができる。
近年は、表示手段に表示がたくさん表示されており、遊技に不慣れな遊技者やその機種を始めて遊技する遊技者は、どこに注目すればよいかわからないという問題が生じている。この遊技台では、第一の速度と第二の速度を異ならせることで、表示態様が変化する速度が速い(遅い)表示に遊技者に視線を自然と誘導させ、上記の問題を抱える遊技者も演出を楽しませることができる場合がある。
ここで、表示手段は、複数種類の表示のみを表示可能なものであってもよいし、複数種類の表示以外の表示も表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、複数種類の表示を必ず表示するものであってもよいし、複数種類の表示を表示しない場合があるものであってもよい。
また、期間表示は、リーチ演出表示が行われている期間のうちの或る期間においてのみ表示される場合があるものであってもよいし、リーチ演出表示が行われている期間のうちの或る期間以外の期間においても表示される場合があるものであってもよい。また、期間表示は、リーチ演出表示が行われている期間のうちの或る期間において必ず表示されるものであってもよいし、リーチ演出表示が行われている期間のうちの或る期間において表示されない場合があってもよい。
また、期間表示は、第一のタイミングのみを報知するものであってもよいし、第一のタイミング以外のものも報知するものであってもよい。また、期間表示は、第一のタイミングを必ず報知するものであってもよいし、第一のタイミングを報知しない場合があるものであってもよい。
また、期間表示の表示が開始されてから第一のタイミングとなる前に、期間表示のみが消去される場合があってもよいし、期間表示の表示が開始されてから第一のタイミングとなる前に、期間表示以外の表示も消去される場合があってもよい。また、期間表示の表示が開始されてから第一のタイミングとなる前に、期間表示が必ず消去される場合があってもよいし、期間表示の表示が開始されてから第一のタイミングとなる前に、期間表示が消去されない場合があってもよい。
また、期間表示の表示が開始されてから第一のタイミングとなる前にのみ、期間表示が消去される場合があってもよいし、期間表示の表示が開始されてから第一のタイミングとなる前以外にも、期間表示が消去される場合があってもよい。
また、『 前記第一の表示は、時間表示[例えば、図73(A1)に示す残時間表示メータMT1におけるゲージの表示等]を含む表示であり、
前記第二の表示は、前記時間表示[例えば、図73(A4)に示す残時間表示メータMT2におけるゲージの表示等]を含む表示であり、
前記時間表示は、或る期間[例えば、操作有効期間等]における時間の経過に応じて表示態様が変化する表示である[例えば、図73(A1)に示す残時間表示メータMT1や図73(A4)に示す残時間メータMT2は、操作有効期間が開始してからの時間に応じてゲージが減っていく等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、表示態様の変化の速度を容易に認識させることができる場合がある。
ここで、第一の表示は、時間表示のみを含むものであってもよいし、時間表示以外のものも含むものであってもよい。また、第一の表示は、時間表示を必ず含むものであってもよいし、時間表示を含まない場合があるものであってもよい。
また、第二の表示は、時間表示のみを含むものであってもよいし、時間表示以外のものも含むものであってもよい。また、第二の表示は、時間表示を必ず含むものであってもよいし、時間表示を含まない場合があるものであってもよい。
また、時間表示は、或る期間における時間の経過に応じてのみ表示態様が変化するものであってもよいし、或る期間における時間の経過以外にも応じて表示態様が変化するものであってもよい。また、時間表示は、或る期間における時間の経過に応じて必ず表示態様が変化するものであってもよいし、或る期間における時間の経過に応じて表示態様が変化しない場合があるものであってもよい。
また、『 前記第一の表示と前記第二の表示の両方が表示されている場合がある[例えば、図73(A4)〜同図(A7)に示すように、ナビキャラクタYMの吹き出しにボタン画像136a1と残時間表示メータMT1が表示された演出表示と、会話予告における爺の会話画像CI2に表示された操作促進報知画像の両方が表示されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の表示と第二の表示の両方が表示されることにより、演出を賑やかにすることができる場合がある。
ここで、第一の表示と第二の表示の両方のみが表示されている場合があってもよいし、第一の表示と第二の表示の両方以外にも表示されている場合があってもよい。また、第一の表示と第二の表示の両方が必ず表示されていてもよいし、第一の表示と第二の表示の両方が表示されない場合があってもよい。
また、『 前記複数種類の表示のうちの一つは、第三の表示[例えば、図73(A9)に示すナビキャラYMの吹き出しにおける「激熱」の文字表示等]であり、
前記複数種類の表示のうちの一つは、第四の表示[例えば、図73(A9)に示す爺の会話画像CI2における「激熱ですぞ」の文字表示等]であり、
前記第三の表示と前記第四の表示は、別の表示であり、
前記第一の表示は、第一の時間[例えば、10秒等]が経過するまで少なくとも一部の表示態様が変化可能な表示であり、
前記第二の表示は、第二の時間[例えば、5秒等]が経過するまで少なくとも一部の表示態様が変化可能な表示であり、
前記第一の表示が表示開始してから前記第一の時間が経過すると、前記第三の表示が表示される場合があり、
前記第二の表示が表示開始してから前記第二の時間が経過すると、前記第四の表示が表示される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第一の表示は、第一の時間が経過するまで少なくとも一部の表示態様のみが変化可能なものであってもよいし、第一の時間が経過するまで少なくとも一部の表示態様以外の表示態様も変化可能なものであってもよい。また、第一の表示は、第一の時間が経過するまで少なくとも一部の表示態様が必ず変化するものであってもよいし、第一の時間が経過するまで少なくとも一部の表示態様が変化しない場合があるものであってもよい。
また、第二の表示は、第二の時間が経過するまで少なくとも一部の表示態様のみが変化可能なものであってもよいし、第二の時間が経過するまで少なくとも一部の表示態様以外の表示態様も変化可能なものであってもよい。また、第二の表示は、第二の時間が経過するまで少なくとも一部の表示態様が必ず変化するものであってもよいし、第二の時間が経過するまで少なくとも一部の表示態様が変化しない場合があるものであってもよい。
また、第一の表示が表示開始してから第一の時間が経過すると、第三の表示のみが表示される場合があってもよいし、第一の表示が表示開始してから第一の時間が経過すると、第三の表示以外の表示も表示される場合があってもよい。また、第一の表示が表示開始してから第一の時間が経過すると、第三の表示が必ず表示されてもよいし、第一の表示が表示開始してから第一の時間が経過すると、第三の表示が表示されない場合があってもよい。
また、第二の表示が表示開始してから第二の時間が経過すると、第四の表示のみが表示される場合があってもよいし、第二の表示が表示開始してから第二の時間が経過すると、第四の表示以外の表示も表示される場合があってもよい。また、第二の表示が表示開始してから第二の時間が経過すると、第四の表示が必ず表示されてもよいし、第二の表示が表示開始してから第二の時間が経過すると、第四の表示が表示されない場合があってもよい。
なお、第三の表示と第四の表示が同じ表示態様であってもよいし、異なる表示態様であってもよい。
また、第三の表示と第四の表示では、第四の表示の方が大当りの信頼度が高くてもよいし、低くてもよい。また、第三の表示と第四の表示で、大当りの信頼度が同じであってもよい。
また、『 前記第一の表示は、カウントダウン表示[例えば、図75(A1)に示す第1のタイマ予告表示TM1のタイマ表示におけるカウントダウンの表示等]であり、
前記第二の表示は、前記カウントダウン表示[例えば、図75(A1)に示す第2のタイマ予告表示TM2のタイマ表示におけるカウントダウンの表示等]であり、
前記カウントダウン表示とは、或る演出[例えば、疑似連演出の表示等]が行われるまでのタイミングを報知する表示のことである[例えば、図75(A1)に示す第1のタイマ予告表示TM1及び第2のタイマ予告表示TM2は、疑似連が発生するまでの時間をカウントダウン表示により報知する等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、カウントダウン表示は、或る演出が行われるまでのタイミングのみを報知するものであってもよいし、或る演出が行われるまでのタイミング以外のものも報知するものであってもよい。また、或る演出が行われるまでのタイミングを必ず報知するものであってもよいし、或る演出が行われるまでのタイミングを報知しない場合があってもよい。
また、『 遊技者により操作が可能な操作手段[例えば、演出ボタン136(チャンスボタン136)等]を備え、
前記第一の表示は、操作有効期間表示であり、
前記第二の表示は、前記操作有効期間表示であり、
前記操作有効期間表示とは、前記操作手段の操作を有効とする期間を示す表示のことである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、操作手段は、遊技者のみにより操作が可能なものであってもよいし、遊技者以外によっても操作が可能なものであってもよい。また、操作手段は、遊技者により必ず操作されるものであってもよいし、遊技者により操作されない婆があるものであってもよい。
また、操作有効期間表示は、操作手段の操作を有効とする期間のみを示すものであってもよいし、操作手段の操作を有効とする期間以外のものも示すものであってもよいまた、操作有効期間表示は、操作手段の操作を有効とする期間を必ず示すものであってもよいし、操作手段の操作を有効とする期間を示さない場合があるものであってもよい。
また、『 前記第一の表示は、期間表示[例えば、図70(A1)に示す第1チャンスアップメータCMTa等]であり、
前記第二の表示は、前記期間表示[例えば、図70(A1)に示す第2チャンスアップメータCMTb等]であり、
前記期間表示とは、第一のタイミング[例えば、図70(A2)に示すボゥイのキャラクタBOYによるチャンスアップの予告が開始されるタイミング等]を報知する表示であり、
前記第一のタイミングとは、第一の期間[例えば、図70(A1)〜同図(A2)に示す剣豪リーチにおける決闘シーンのアニメーションが行われる期間等]において或る演出[例えば、図70(A2)に示すボゥイのキャラクタBOYによるチャンスアップの予告の表示等]が行われる可能性があるタイミングのことであり、
前記第一の期間が開始されてから終了するまでの間に、前記第一のタイミングが報知される、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、期間表示は、第一のタイミングのみを報知するものであってもよいし、第一のタイミング以外のものも報知するものであってもよい。また、期間表示は、第一のタイミングを必ず報知するものであってもよいし、第一のタイミングを報知しない場合があるものであってもよい。
また、第一のタイミングは、第一の期間において第六の表示のみが表示開始される可能性があるものであってもよいし、第一の期間において第六の表示以外の表示も表示開始される可能性があるものであってもよい。また、第一のタイミングは、第一の期間において第六の表示が必ず表示開始されるものであってもよいし、第一の期間において第六の表示が表示開始されない場合があるものであってもよい。
また、第一の期間が開始されてから終了するまでの間に、第一のタイミングのみが報知されてもよいし、第一の期間が開始されてから終了するまでの間に、第一のタイミング以外のものも報知されてもよい。また、第一の期間が開始されてから終了するまでの間に、第一のタイミングが必ず報知されてもよいし、第一の期間が開始されてから終了するまでの間に、第一のタイミングが報知されない場合があってもよい。
また、第一の期間が開始されてから終了するまでの間にのみ、第一のタイミングが報知されてもよいし、第一の期間が開始されてから終了するまでの間以外にも、第一のタイミングが報知されてもよい。
また、『 時間の経過に応じて、前記第二の表示の少なくとも一部の表示態様が前記第一の速度で変化する場合がある、
ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
ここで、時間の経過に応じて、第二の表示の少なくとも一部の表示態様が第一の速度でのみ変化する場合があってもよいし、時間の経過に応じて、第二の表示の少なくとも一部の表示態様が第一の速度以外の速度で変化する場合があってもよい。また、時間の経過に応じて、第二の表示の少なくとも一部の表示態様が第一の速度で必ず変化してもよいし、時間の経過に応じて、第二の表示の少なくとも一部の表示態様が第一の速度で変化しない場合があってもよい。
また、時間の経過に応じて、第二の表示の少なくとも一部の表示態様のみが第一の速度で変化する場合があってもよいし、時間の経過に応じて、第二の表示の少なくとも一部の表示態様以外のものが第一の速度で変化する場合があってもよい。
また、『 前記第二の表示の少なくとも一部の表示態様が前記第一の速度で変化する場合よりも、該第二の表示の少なくとも一部の表示態様が前記第二の速度で変化した場合の方が最終的に大当り図柄が確定表示されやすい、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
なお、第二の表示の少なくとも一部の表示態様が第二の速度で変化した場合には、最終的に必ず大当り図柄が確定表示されてもよいし、第二の表示の少なくとも一部の表示態様が第二の速度で変化した場合でも、最終的に大当り図柄が確定表示されない場合があってもよい。
また、『 前記第一の表示は、演出表示[例えば、図73(A1)〜同図(A9)に示すナビキャラクタYMによる演出表示等]である、
ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
また、『 前記第二の表示は、演出表示[例えば、図73(A4)〜同図(A9)に示す会話予告における爺の会話画像CI2の表示等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記遊技台は、ぱちんこ機[例えばパチンコ機100等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記遊技台は、スロットマシン[例えば、スロットマシン1000等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、以上の記載では、
『 複数種類の表示を表示可能な表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208、サブ表示装置208S、第1装飾図柄表示装置208L、第2装飾図柄表示装置208M、第3装飾図柄表示装置208N、ミニ表示装置208P、POVディスプレイ224I等]を備えた遊技台であって、
前記複数種類の表示のうちの一つは、第一の表示[例えば、図76(A1)に示すタイマ予告表示TM1等]であり、
前記第一の表示は、カウントダウン表示[例えば、図76(A1)に示すタイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンの表示等]を含む表示であり、
前記カウントダウン表示とは、或る演出が行われるまでのタイミングをカウントダウンを行うことにより報知する表示のことであり[例えば、図76(A1)〜同図(A7)に示すように、タイマ予告表示TM1のタイマ表示におけるカウントダウンにより、疑似連が行われるタイミングを報知している等]、
前記カウントダウン表示の表示中に、前記第一の表示の表示態様が第一の表示態様[例えば、図76(A1)に示されるタイマ予告表示TM1の小サイズの表示態様等]から第二の表示態様[例えば、図76(A3)に示されるタイマ予告表示TM1の大サイズの表示態様等]に変化する場合があり、
前記第一の表示態様と前記第二の表示態様は、異なる表示態様である、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
従来の遊技台によれば、表示手段に改良の余地があったが、この遊技台によれば、表示手段に特徴を持った遊技台を提供することができる。
また、この遊技台によれば、カウントダウン表示の表示態様を変化させることで演出のバリエーションが増えるので、或る演出が行われるまでの間も遊技者を楽しませることができる場合がある。
また、この遊技台によれば、カウントダウン表示の表示態様を変化させることで、カウントダウン表示自体に注目を集めることができる場合がある。
ここで、表示手段は、複数種類の表示のみを表示可能なものであってもよいし、複数種類の表示以外のものも表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、複数種類の表示を必ず表示するものであってもよいし、複数種類の表示を表示しない場合があってもよい。
また、第一の表示は、カウントダウン表示のみを含むものであってもよいし、カウントダウン表示以外の表示も含むものであってもよい。また、第一の表示は、カウントダウン表示を必ず含むものであってもよいし、カウントダウン表示を含まない場合があってよい。また、第一の表示がカウントダウン表示であってもよいし、第一の表示がカウントダウン表示でなくてもよい。
また、カウントダウン表示は、或る演出が行われるまでのタイミングをカウントダウンを行うことによってのみ報知するものであってもよいし、或る演出が行われるまでのタイミングをカウントダウンを行うこと以外によっても報知するものであってもよい。また、カウントダウン表示は、或る演出が行われるまでのタイミングをカウントダウンを行うことにより必ず報知するものであってもよいし、或る演出が行われるまでのタイミングをカウントダウンを行うことにより報知しない場合があるものであってもよい。
また、カウントダウン表示の表示中に、第一の表示の表示態様が第一の表示態様から第二の表示態様にのみ変化する場合があってもよいし、カウントダウン表示の表示中に、第一の表示の表示態様が第一の表示態様から第二の表示態様以外の表示態様にも変化する場合があってもよい。また、カウントダウン表示の表示中に、第一の表示の表示態様が第一の表示態様から第二の表示態様に必ず変化してもよいし、カウントダウン表示の表示中に、第一の表示の表示態様が第一の表示態様から第二の表示態様に変化しない場合があってもよい。
また、カウントダウン表示の表示中にのみ、第一の表示の表示態様が第一の表示態様から第二の表示態様に変化する場合があってもよいし、カウントダウン表示の表示中以外にも、第一の表示の表示態様が第一の表示態様から第二の表示態様に変化する場合があってもよい。
なお、カウントダウン表示は、タイマ表示であってもよい。
また、カウントダウン表示の開始とは、例えば、第一の表示が表示開始されるタイミングであり、また、カウントダウン表示の終了とは、例えば、第一の表示の表示が終了されるタイミングのことであってもよい。また、カウントダウン表示の開始とは、例えば、第一の表示が開始された後、カウントダウンが開始されるタイミングであり、また、カウントダウン表示の終了とは、例えば、カウントダウンが終了するタイミングであってもよい。
また、『 図柄変動表示の実行中に前記カウントダウン表示が開始され、該図柄変動表示が終了するまでに該カウントダウン表示が終了する[例えば、図55(1)〜同図(7)に示すように、タイマ予告表示TM1のタイマ表示におけるカウントダウンの表示は、図柄変動表示の実行中に開始され、当該図柄変動表示中に終了している等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、或る演出が行われるまでのタイミングを報知するカウントダウン表示が1回の図柄変動表示の実行中に完結するので、演出が冗長とならない場合がある。
ここで、図柄変動表示の実行中にカウントダウン表示が開始され、当該図柄変動表示が終了するまでにカウントダウン表示のみが終了してもよいし、図柄変動表示の実行中にカウントダウン表示が開始され、当該図柄変動表示が終了するまでにカウントダウン表示以外の表示も終了してもよい。また、図柄変動表示の実行中にカウントダウン表示が開始され、当該図柄変動表示が終了するまでにカウントダウン表示が必ず終了してもよいし、図柄変動表示の実行中にカウントダウン表示が開始され、当該図柄変動表示が終了するまでにカウントダウン表示が終了しない場合があってもよい。
また、図柄変動表示の実行中にカウントダウン表示が開始され、当該図柄変動表示が終了するまでにのみカウントダウン表示が終了してもよいし、図柄変動表示の実行中にカウントダウン表示が開始され、当該図柄変動表示が終了するまで以外にもカウントダウン表示が終了してもよい。
また、『 前記第一の表示態様とは、前記第一の表示が第一の表示サイズ[例えば、小サイズ等]で表示されている表示態様のことであり、
前記第二の表示態様とは、前記第一の表示が第二の表示サイズ[例えば、大サイズ等]で表示されている表示態様のことであり、
前記第一の表示サイズと前記第二の表示サイズでは、該第二の表示サイズの方が大きい、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、カウントダウン表示の表示サイズが大きくなることによって、カウントダウン表示に対する期待度を変化させる(表示サイズが大きくなったカウントダウン表示へ注目させる)ことができる場合がある。
ここで、第一の表示態様は、第一の表示が第一の表示サイズでのみ表示されている表示態様であってもよいし、第一の表示が第一の表示サイズ以外の表示サイズでも表示されている表示態様であってもよい。また、第一の表示態様は、第一の表示が第一の表示サイズで必ず表示されている表示態様であってもよいし、第一の表示が第一の表示サイズで表示されていない場合がある表示態様であってもよい。
また、第二の表示態様は、第一の表示が第二の表示サイズでのみ表示されている表示態様であってもよいし、第一の表示が第二の表示サイズ以外の表示サイズでも表示されている表示態様であってもよい。また、第二の表示態様は、第一の表示が第二の表示サイズで必ず表示されている表示態様であってもよいし、第一の表示が第二の表示サイズで表示されていない場合がある表示態様であってもよい。
なお、表示サイズの大きさは同じであってもよく、例えば、同じ表示サイズだが、枠や文字等の色や形状が異なってもよい。
また、第一の表示サイズが第二の表示サイズよりも大きくてもよい。
また、『 前記カウントダウン表示の表示が開始された際[例えば、図55(3)に示すように、タイマ予告表示TM1のタイマ表示におけるカウントダウンの表示が開始された際等]に、前記第一の表示が前記第一の表示態様で表示される、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、カウントダウン表示の表示が開始された際に、第一の表示が第一の表示態様でのみ表示されてもよいし、カウントダウン表示の表示が開始された際に、第一の表示が第一の表示態様以外の表示態様でも表示されてもよい。また、カウントダウン表示の表示が開始された際に、第一の表示が第一の表示態様で必ず表示されてもよいし、カウントダウン表示の表示が開始された際に、第一の表示が第一の表示態様で表示されないばあいがあってもよい。
また、カウントダウン表示の表示が開始された際にのみ、第一の表示が第一の表示態様で表示されてもよいし、カウントダウン表示の表示が開始された際以外にも、第一の表示が第一の表示態様で表示されてもよい。
また、『 前記第一の表示の表示が開始された際[例えば、図55(2)に示すように、タイマ予告表示TM1のフレームインが開始された際等]に、該第一の表示が前記第一の表示態様で表示される、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第一の表示の表示が開始された際に、第一の表示が第一の表示態様でのみ表示されてもよいし、第一の表示の表示が開始された際に、第一の表示が第一の表示態様以外の表示態様でも表示されてもよい。また、第一の表示の表示が開始された際に、第一の表示が第一の表示態様で必ず表示されてもよいし、第一の表示の表示が開始された際に、第一の表示が第一の表示態様で表示されない場合があってもよい。
また、第一の表示の表示が開始された際にのみ、第一の表示が第一の表示態様で表示されてもよいし、第一の表示の表示が開始された際以外にも、第一の表示が第一の表示態様で表示されてもよい。
また、『 前記カウントダウン表示の表示中に、前記第一の表示が前記第一の表示態様から前記第二の表示態様に必ず変化する[例えば、図76(A2)〜同図(A3)に示すように、タイマ予告表示TM1のタイマ表示におけるカウントダウンの表示の表示中に、タイマ予告表示TM1のタイマ表示が残り3秒であることを示す「03:00」となった場合に、タイマ予告表示TM1が小サイズから大サイズに変化している等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、カウントダウン表示中に表示態様が変化することに期待を持たせることができる場合がある。
ここで、カウントダウン表示の表示中に、第一の表示が第一の表示態様から第二の表示態様にのみ必ず変化してもよいし、カウントダウン表示の表示中に、第一の表示が第一の表示態様から第二の表示態様以外の表示態様にも必ず変化してもよい。また、カウントダウン表示の表示中に、第一の表示が第一の表示態様から第二の表示態様に変化しない場合があってもよい。
また、カウントダウン表示の表示中にのみ、第一の表示が第一の表示態様から第二の表示態様に必ず変化してもよいし、カウントダウン表示の表示中以外にも、第一の表示が第一の表示態様から第二の表示態様に必ず変化してもよい。
また、『 前記第一の表示が前記第一の表示態様から前記第二の表示態様に変化しない場合よりも、該第一の表示が該第一の表示態様から該第二の表示態様に変化した場合の方が最終的に大当り図柄が確定表示されやすい、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の表示が第二の表示態様に変化することに対する期待感を持たせることができる場合がある。
なお、第一の表示が第一の表示態様から第二の表示態様に変化した場合には、最終的に必ず大当り図柄が確定表示されてもよいし、第一の表示が第一の表示態様から第二の表示態様に変化した場合でも、最終的に大当り図柄が確定表示されない場合があってもよい。
また、『 前記第一の表示は、表示位置が変化する場合がある表示である[例えば、図76(A2)〜同図(A3)に示すように、タイマ予告表示TM1は、装飾図柄表示装置208の表示画面の略右側中央から略中央に表示位置が変化している等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の表示の表示位置が変化することにより、視覚的な変化を与え、演出効果が向上する場合がある。
ここで、第一の表示は、表示位置のみが変化する場合があるものであってもよいし、表示位置以外のものが変化する場合があるものであってもよい。また、第一の表示は、表示位置が必ず変化するものであってもよいし、表示位置が変化しない場合があるものであってもよい。
また、『 前記第一の表示が前記第一の表示態様から前記第二の表示態様に変化すると、該第一の表示の表示位置が変化する[例えば、図76(A2)〜同図(A3)に示すように、タイマ予告表示TM1は、小サイズから大サイズに表示サイズが変化すると、装飾図柄表示装置208の表示画面の略右側中央から略中央に表示位置が変化している等]、ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の表示の表示態様が変化するとともに、表示位置も変化するので、第一の表示により注目させることができる場合がある。
ここで、第一の表示が第一の表示態様から第二の表示態様に変化すると、第一の表示の表示位置のみが変化してもよいし、第一の表示が第一の表示態様から第二の表示態様に変化すると、第一の表示の表示位置以外のものも変化してもよい。また、第一の表示が第一の表示態様から第二の表示態様に変化すると、第一の表示の表示位置が必ず変化してもよいし、第一の表示が第一の表示態様から第二の表示態様に変化すると、第一の表示の表示位置が変化しない場合があってもよい。
また、第一の表示が第一の表示態様から第二の表示態様に変化する場合にのみ、第一の表示の表示位置が変化してもよいし、第一の表示が第一の表示態様から第二の表示態様に変化する場合以外の場合にも、第一の表示の表示位置が変化してもよい。
また、『 前記第一の表示は、移動表示[例えば、タイマ予告表示TM1の拡大表示のアニメーションの表示等]が行われる場合がある表示であり、
前記移動表示が行われることにより、前記第一の表示の表示位置が変化する[例えば、図76(A2)〜同図(A3)に示すように、タイマ予告表示TM1は、拡大表示のアニメーションにより拡大表示し、表示位置も変化する等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の表示の移動表示により視覚的な変化を与えることができるので、演出効果が向上する場合がある。
ここで、第一の表示は、移動表示のみが行われる場合があるものであってもよいし、移動表示以外の表示も行われる場合があるものであってもよい。また、第一の表示は、移動表示が必ず行われるものであってもよいし、移動表示が行われない場合があってもよい。
また、移動表示が行われることにより、第一の表示の表示位置のみが変化してもよいし、移動表示が行われることにより、第一の表示の表示位置以外のものの表示位置も変化してもよい。また、移動表示が行われることにより、第一の表示の表示位置が必ず変化してもよいし、移動表示が行われることにより、第一の表示の表示位置が変化しない場合があってもよい。
また、移動表示が行われることによってのみ、第一の表示の表示位置が変化してもよいし、移動表示が行われること以外のことによっても、第一の表示の表示位置が変化してもよい。
また、『 前記移動表示の表示中も、前記カウントダウン表示によるカウントダウンが進行する、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、移動表示の表示中も、カウントダウン表示によるカウントダウンのみが継続されてもよいし、移動表示の表示中も、カウントダウン表示によるカウントダウン以外のものも継続されてもよい。また、移動表示の表示中も、カウントダウン表示によるカウントダウンが必ず継続されてもよいし、移動表示の表示中も、カウントダウン表示によるカウントダウンが継続されない場合があってもよい。
また、移動表示の表示中にのみ、カウントダウン表示によるカウントダウンが継続されてもよいし、移動表示の表示中以外にも、カウントダウン表示によるカウントダウンが継続されてもよい。
また、『 前記移動表示の表示中において、前記カウントダウン表示によるカウントダウンが中断される、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、移動表示の表示中において、カウントダウン表示によるカウントダウンのみが中断されてもよいし、移動表示の表示中において、カウントダウン表示によるカウントダウン以外のものも中断されてもよい。また、移動表示の表示中において、カウントダウン表示によるカウントダウンが必ず中断されてもよいし、移動表示の表示中において、カウントダウン表示によるカウントダウンが中断されない場合があってもよい。
また、移動表示の表示中においてのみ、カウントダウン表示によるカウントダウンが中断されてもよいし、移動表示の表示中以外においても、カウントダウン表示によるカウントダウンが中断されてもよい。
また、『 前記カウントダウン表示は、前記或る演出が行われるまでの時間のカウントダウンを行う表示である[例えば、図76(A2)〜同図(A7)に示すように、タイマ予告表示TM1のタイマ表示におけるカウントダウンにより、疑似連が行われるタイミングを報知している等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、カウントダウン表示は、或る演出が行われるまでの時間のカウントダウンのみを行うものであってもよいし、或る演出が行われるまでの時間のカウントダウン以外も行うものであってもよい。また、カウントダウン表示は、或る演出が行われるまでの時間のカウントダウンを必ず行うものであってもよいし、或る演出が行われるまでの時間のカウントダウンを行わない場合があってもよい。
また、『 前記カウントダウン表示において0を示す表示が表示されることにより、前記或る演出が行われるタイミングとなったことが報知される[例えば、図76(A7)〜同図(A8)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が0になると、タイマ予告表示TM1に「注目」の文字が表示されて疑似連が行われることが報知される等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、カウントダウン表示において0を示す表示が表示されることにより、或る演出が行われるタイミングとなったことのみが報知されてもよいし、カウントダウン表示において0を示す表示が表示されることにより、或る演出が行われるタイミングとなったこと以外のことも報知されてもよい。また、カウントダウン表示において0を示す表示が表示されることにより、或る演出が行われるタイミングとなったことが必ず報知されてもよいし、カウントダウン表示において0を示す表示が表示されることにより、或る演出が行われるタイミングとなったことが報知されない場合があってもよい。
また、カウントダウン表示において0を示す表示が表示されることによってのみ、或る演出が行われるタイミングとなったことが報知されてもよいし、カウントダウン表示において0を示す表示が表示されること以外のことによっても、或る演出が行われるタイミングとなったことが報知されてもよい。
また、『 前記カウントダウン表示において0を示す表示が表示された後で、該カウントダウン表示が消去されるように構成されている[例えば、図76(A7)〜同図(A11)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が0になった後、タイマ予告表示TM1が消去される等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、カウントダウンが終了したらカウントダウン表示を消去することで、演出が冗長とならない場合がある。
ここで、カウントダウン表示において0を示す表示が表示された後で、カウントダウン表示のみが消去されるように構成されてもよいし、カウントダウン表示において0を示す表示が表示された後で、カウントダウン表示以外の表示も消去されるように構成されてもよい。また、カウントダウン表示において0を示す表示が表示された後で、カウントダウン表示が必ず消去されるように構成されてもよいし、カウントダウン表示において0を示す表示が表示された後で、カウントダウン表示が消去されない場合があるように構成されてもよい。
また、カウントダウン表示において0を示す表示が表示された後でのみ、カウントダウン表示が消去されるように構成されてもよいし、カウントダウン表示において0を示す表示が表示された後以外にも、カウントダウン表示が消去されるように構成されてもよい。
また、『 前記複数種類の表示のうちの一つは、第二の表示[例えば、図76(A8)に示すタイマ予告表示TM1における「注目」の文字の表示等]であり、
前記第二の表示は、前記或る演出には含まれない表示であり、
前記カウントダウン表示において0を示す表示が表示された場合に、前記第二の表示が表示された後で、該カウントダウン表示が消去されるように構成されている[例えば、図76(A7)〜同図(A11)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が0になった後、タイマ予告表示TM1ではタイマ表示に換えて「注目」の文字が表示され、その後、タイマ予告表示TM1が消去される等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、カウントダウン表示が消去されるときに第二の表示が表示されることで、カウントダウン表示の消去に対する演出効果を向上させることができる場合がある。
ここで、第二の表示は、或る演出のみには含まれないものであってもよいし、或る演出以外の演出にも含まれないものであってもよい。また、第二の表示は、或る演出には必ず含まれないものであってもよいし、ある演出に含まれる場合があるものであってもよい。また、第二の表示は、ある演出に含まれてもよい。
また、カウントダウン表示において0を示す表示が表示された場合に、第二の表示が表示された後で、カウントダウン表示のみが消去されるように構成されてもよいし、カウントダウン表示において0を示す表示が表示された場合に、第二の表示が表示された後で、カウントダウン表示以外の表示も消去されるように構成されてもよい。また、カウントダウン表示において0を示す表示が表示された場合に、第二の表示が表示された後で、カウントダウン表示が必ず消去されるように構成されてもよいし、カウントダウン表示において0を示す表示が表示された場合に、第二の表示が表示された後で、カウントダウン表示が消去されない場合があるように構成されてもよい。
また、カウントダウン表示において0を示す表示が表示された場合にのみ、第二の表示が表示された後で、カウントダウン表示が消去されるように構成されてもよいし、カウントダウン表示において0を示す表示が表示された場合以外にも、第二の表示が表示された後で、カウントダウン表示が消去されるように構成されてもよい。また、カウントダウン表示において0を示す表示が表示された場合に、第二の表示が表示された後でのみ、カウントダウン表示が消去されるように構成されてもよいし、カウントダウン表示において0を示す表示が表示された場合に、第二の表示が表示された後以外でも、カウントダウン表示が消去されるように構成されてもよい。
また、『 前記表示手段は、複数の表示手段から構成された手段であり、
前記複数の表示手段のうちの一つは、第一の表示手段[例えば、サブ表示装置208S等]であり、
前記複数の表示手段のうちの一つは、第二の表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208等]であり、
前記第一の表示態様の前記第一の表示が表示される場合には、該第一の表示が前記第一の表示手段に表示される[例えば、図77(A1)に示すように、小サイズのタイマ予告表示TM1がサブ表示装置208Sに表示されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
ここで、第一の表示態様の第一の表示が表示される場合には、第一の表示が第一の表示手段にのみ表示されてもよいし、第一の表示態様の第一の表示が表示される場合には、第一の表示が第一の表示手段以外の表示手段にも表示されてもよい。また、第一の表示態様の第一の表示が表示される場合には、第一の表示が第一の表示手段に必ず表示されてもよいし、第一の表示態様の第一の表示が表示される場合には、第一の表示が第一の表示手段に表示されない場合があってもよい。
また、第一の表示態様の第一の表示が表示される場合にのみ、第一の表示が第一の表示手段に表示されてもよいし、第一の表示態様の第一の表示が表示される場合以外の場合にも、第一の表示が第一の表示手段に表示されてもよい。
また、『 前記第一の表示手段に表示されている前記第一の表示態様の前記第一の表示が前記第二の表示態様に変化するときに、該第一の表示が前記第二の表示手段に表示される場合がある[例えば、図77(A2)〜同図(A3)に示すように、タイマ予告表示TM1が小サイズから大サイズに変化するときに、タイマ予告表示TM1が装飾図柄表示装置208に表示される等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の表示の表示態様が変化するときに表示する表示手段を変更するので、視覚的に面白く演出効果を向上することができる場合がある。
ここで、第一の表示手段に表示されている第一の表示態様の第一の表示が第二の表示態様に変化するときに、第一の表示が第二の表示手段にのみ表示される場合があってもよいし、第一の表示手段に表示されている第一の表示態様の第一の表示が第二の表示態様に変化するときに、第一の表示が第二の表示手段以外の表示手段にも表示される場合があってもよい。また、第一の表示手段に表示されている第一の表示態様の第一の表示が第二の表示態様に変化するときに、第一の表示が第二の表示手段に必ず表示される場合があってもよいし、第一の表示手段に表示されている第一の表示態様の第一の表示が第二の表示態様に変化するときに、第一の表示が第二の表示手段に表示されない場合があってもよい。
また、第一の表示手段に表示されている第一の表示態様の第一の表示が第二の表示態様に変化するときにのみ、第一の表示が第二の表示手段に表示される場合があってもよいし、第一の表示手段に表示されている第一の表示態様の第一の表示が第二の表示態様に変化するとき以外のときにも、第一の表示が第二の表示手段に表示される場合があってもよい。
また、『 前記遊技台は、ぱちんこ機[例えば、パチンコ機100等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記遊技台は、スロットマシン[例えば、スロットマシン1000等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
なお、これまでに説明したカウントダウン表示は、当該図柄変動表示の実行中でのみ行われる表示であってもよいし、先読み予告として行われる場合があってもよい。すなわち、カウントダウン表示は、当該図柄変動表示の予告としても機能するし、先読み予告としても機能する場合があるということができる。ここで、先読み予告としてのみ行われる場合があってもよい。
また、カウントダウン表示が先読み予告として行われる場合において、当該図柄変動表示と次に行われる図柄変動表示との間の期間においてカウントダウン表示が表示されてもよい。その場合において、図柄停止表示中は、カウントダウン表示による時間の報知を停止・中断・中止してもよいし(例えば、図柄の確定停止のタイミングの時間を図柄停止表示中も表示する(但し、カウントダウンをしていない)とか、時間の表記を止めてしまうとかしてもよい。図柄停止表示中もカウントダウン表示による時間の報知を継続させるようにしてもよい。また、図柄停止表示中も内部的にカウントダウンを行ってもよいが、図柄停止表示中は内部的にカウントダウンをストップさせてもよい。
また、先読み予告としてカウントダウン表示を表示する場合において、保留数によって変動時間が変化する保留(例えば、変動時間が不定の保留)が保留内にある場合には、カウントダウン表示が行われないようにしてもよい。これは、図柄変動表示時間が不定だと、どのタイミングでカウントダウンが0になるかがわからなくなってしまう可能性があるので、例えば、発生タイミングを合わせる必要が或る演出(疑似連や、リーチの発展等)のときは、当該図柄変動表示でのみ行うようにするのが好ましい。
一方、変動時間が不定の保留が保留内にある場合もカウントダウン表示が行われてもよい。この場合は、例えば、突発的に発生しても問題の生じない演出(例えば、保留アイコンの表示態様の変化、大当り中のラウンド昇格等の演出、「激アツ接近中」等のテロップ表示など先読み対象の保留の消化が終了するまでにタイマのカウントダウンが終了すれば足りるもの等)において適用することができる。また、タイミングを合わせる必要がある演出が発生するときでもあるタイミング(例えば、先読み対象となった保留の図柄変動表示の開始等)n強制的に時間を帳尻合わせするような演出を行うようにしてもよい。
また、カウントダウン表示は大当り中に表示される場合があってもよい。この場合、ラウンド間インターバルを跨いで表示を継続するようにしてもよい。ここで、大当り遊技中において、1ラウンドの期間は不定であるため、カウントダウンの時間を適宜設定することが好ましく、例えば、最終ラウンドではカウントダウン表示が発生しないようにするとか、大当り終了インターバル中(最終ラウンドが終了してから大当り終了表示期間が終了し、かつ次のタイマ割り込み(例えば、4ms)の期間)でタイマが0になるようにするとか、あるラウンドとなった場合に、強制的に帳尻合わせした時間(例えば、カウントダウン表示において0ではなくても強制的に「00:00」を表示して、演出を発生させる等)を表示するようにしてもよい。
また、一斉演出やRTCによる演出等が開始するまでの時間をカウントダウン表示によって報知するようにしてもよい。
また、表示装置は、透過液晶によって構成されてもよく、さらに、透過液晶の背面側に演出可動手段や装飾部材などの演出手段や、ドラムやLCD等の他の表示装置が配置され、透過液晶を介してこれらが視認可能となるように構成されてもよい。このとき、透過液晶を液晶シャッタによって背面側を視認可能な状態と視認困難な状態に切り換え可能に構成されてもよい。
また、カウントダウン表示による時間の報知に応じて役物といった演出可動手段の動作態様が変化したり、ランプの発光態様が変化してもよい。
また、カウントダウン表示自体に影響(例えば、タイマの加算/減算、中断、早送り/巻き戻し、カウントダウン表示の拡大/縮小、色や形状の変化等)を与える演出を行うかもしれないことを予告する表示(例えば、ミニキャラによって何かが発生するかもしれないと煽るような演出等)を行うようにしてもよい。例えば、ミニキャラが出現するとカウントダウン表示に何らかが起こる場合(実際には何も行わない場合と何かを行う場合)があり、さらに他のキャラクタが出てくると何かを必ず行うような演出を行ってもよいし、さらに他のキャラクタが出てくると何かを必ず行うような演出を行ってもよい。このとき、例えば、キャラクタの出現数が多いほど大当りとなりやすくしてもよい。
また、カウントダウン表示の表示数が多い場合には最終的に大当りとなりやすくしてもよいし、チャンスアップの予告が行われると最終的に大当りとなりやすくしてもよい。
また、チャンスアップメータについて、メータの一部又は全部を拡大/縮小したり、昇格演出(例えば、色や形状が変化したり、現在位置を示すキャラクタやマーカーが変化する等)が行われてもよい。
また、以上の記載では、
『 複数種類の表示を表示可能な画像表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208等]を備えた遊技台であって、
前記複数種類の表示のうちの一つは、第一の演出表示[例えば、図64(4)に示す、ボゥイのキャラクタBOYの出現による予告等]であり、
前記複数種類の表示のうちの一つは、期間表示[例えば、図64(2)に示すチャンスアップメータCMTの表示等]であり、
前記期間表示は、リーチ演出表示が行われている期間のうちの或る期間において表示される場合がある表示であり[例えば、図64に示すように、チャンスアップメータCMTは、剣豪リーチが行われている期間において表示される場合がある等]、
前記期間表示は、カーソル表示[例えば、図64(2)に示すサボハニのキャラクタSBH等]を含む表示であり、
前記カーソル表示が開始位置[例えば、図64(2)に示される、開始地点SPで示される位置等]から第一の位置[例えば、図64(2)に示される、第1チェックポイントCP1で示される位置等]を経て終了位置[例えば、図64(2)に示される、最終地点GPで示される位置等]まで移動することによって、前記或る期間の開始から終了までが報知されるように構成されており、
前記カーソル表示が前記第一の位置に到達することで、第一のタイミング[例えば、図64(4)に示す、ボゥイのキャラクタBOYの出現による予告が開始される第1チェックポイントCP1で示されるタイミング等]であることが報知され、
前記第一のタイミングとは、前記リーチ演出表示において前記第一の演出表示の表示が開始される可能性があるタイミングのことであり、
前記期間表示は、第一のチャンスアップ表示[例えば、図64(6)に示す、第1チェックポイントCP1の上方の「UP」の表示等]が表示される場合がある表示であり、
前記第一のタイミングで前記第一の演出表示が表示開始された場合に、前記第一の位置に対応した表示位置(以下、「第一の表示位置[例えば、図64(6)に示す、第1チェックポイントCP1の上方の「UP」の表示位置等]」という。)に前記第一のチャンスアップ表示が表示され、
前記第一のチャンスアップ表示が表示された場合において、前記カーソル表示が少なくとも前記終了位置に到達するまで、該第一のチャンスアップ表示が継続して表示されるように構成されており[例えば、図64(25)に示すように、サボハニのキャラクタSBHが最終地点GPに到達するまで、第1チェックポイントCP1の上方の「UP」の表示が継続して表示されている等]、
前記複数種類の表示のうちの一つは、第三の演出表示[例えば、図68(A2)に示す爺のカットインの表示や図68(A2b)に示すエフェクト画像の表示等]であり、
前記第三の演出表示は、前記第一の演出表示とは異なる演出表示であり、
前記期間表示の表示が開始されてから前記第一のタイミングとなる前に、前記第三の演出表示の表示が開始される場合があり[例えば、図68(A1)〜同図(A2)及び図68(A2b)に示すように、チャンスアップメータCMTによる演出において、サボハニのキャラクタSBHが第3チェックポイントCP3に到達する前に図68(A2)に示す爺のカットインの表示や図68(A2b)に示すエフェクト画像の表示が行われる場合がある等]、
前記第三の演出表示の表示中において、前記期間表示が非表示となる[例えば、図68(A1)〜同図(A2)及び同図(A2b)に示すように、図68(A2)に示す爺のカットインの表示や図68(A2b)に示すエフェクト画像の表示が行われるとチャンスアップメータCMTが消去される等]、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
また、『 前記期間表示は、第一のチェックポイント表示[例えば、図64(4)に示す、第1チェックポイントCP1の表示等]を含む表示であり、
前記第一のチェックポイント表示は、前記第一の位置を示す表示である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記第一のチェックポイント表示は、前記カーソル表示が前記終了位置に到達するまで表示される表示である[例えば、図64(2)〜同図(25)に示すように、第1チェックポイントCP1は、サボハニのキャラクタSBHが最終地点GPに到達するまで表示されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記第三の演出表示が表示された場合の方が、該第三の演出表示が表示されない場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示されやすい、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記複数種類の表示のうちの一つは、第二の演出表示[例えば、図64(18)に示す、レバー画像136Vaの表示]であり、
前記カーソル表示が前記第一の位置と第二の位置[例えば、図64(2)に示される、第3チェックポイントCP3で示される位置等]の両方を経て前記終了位置まで移動するように構成されており、
前記カーソル表示が前記第二の位置に到達することで、第二のタイミング[例えば、図64(18)に示す、レバー画像136Vaの表示が開始される第3チェックポイントCP3で示されるタイミング等]であることが報知され、
前記第二のタイミングとは、前記リーチ演出表示において前記第二の演出表示の表示が開始される可能性があるタイミングのことであり、
前記期間表示は、第二のチャンスアップ表示[例えば、図64(19)に示す、第3チェックポイントCP3の上方の「UP」の表示等]が表示される場合がある表示であり、
前記第二のタイミングで前記第二の演出表示が表示開始された場合に、前記第二の位置に対応した表示位置(以下、「第二の表示位置[例えば、図64(19)に示す、第3チェックポイントCP3の上方の「UP」の表示位置等]」という。)に前記第二のチャンスアップ表示が表示され、
前記第二のチャンスアップ表示が表示された場合には、前記カーソル表示が少なくとも前記終了位置に到達するまで、該第二のチャンスアップ表示が継続して表示されるように構成されている[例えば、図64(25)に示すように、サボハニのキャラクタSBHが最終地点GPに到達するまで、第3チェックポイントCP3の上方の「UP」の表示が継続して表示されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記第一の演出表示が表示開始された場合にのみ、前記第一のチャンスアップ表示が表示され[例えば、図64(4)〜同図(6)に示すように、ボゥイのキャラクタBOYの出現による予告が開始された場合は、第1チェックポイントCP1の上方に「UP」の表示が行われるが、図65(4a)〜同図(7a)に示すように、第1チェックポイントCP1にサボハニのキャラクタSBHが到達してもチャンスアップの予告が開始されない場合には、第1チェックポイントCP1の上方に「UP」の表示は行われない等]、
前記第二の演出表示が表示開始された場合にのみ、前記第二のチャンスアップ表示が表示される[例えば、図64(18)〜同図(19)に示すように、レバー画像136Vaの表示が開始された場合は、第3チェックポイントCP3の上方に「UP」の表示が行われるが、図65(17b)〜同図(20b)に示すように、第3チェックポイントCP3にサボハニのキャラクタSBHが到達してもレバー画像136Vaの表示が開始されない場合には、第3チェックポイントCP3の上方に「UP」の表示は行われない等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記期間表示は、第一の非チャンスアップ表示[例えば、チャンスアップの予告が行われなかったことを示す「×」の表示等]が表示される場合がある表示であり、
前記期間表示は、第二の非チャンスアップ表示[例えば、チャンスアップの予告が行われなかったことを示す「×」の表示等]が表示される場合がある表示であり、
前記第一のタイミングで前記第一の演出表示が表示開始されなかった場合に、前記第一の表示位置に前記第一の非チャンスアップ表示が表示され[例えば、図65(7a´´)に示すように、第1チェックポイントCP1においてチャンスアップの予告が行われなかった場合には、「UP」の表示に換えてチャンスアップの予告が行われなかったことを示す「×」の表示が行われる等]、
前記第二のタイミングで前記第二の演出表示が表示開始されなかった場合に、前記第二の表示位置に前記第二の非チャンスアップ表示が表示される[例えば、第3チェックポイントCP3においてチャンスアップの予告が行われなかった場合には、「UP」の表示に換えてチャンスアップの予告が行われなかったことを示す「×」の表示が行われる等]、ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記期間表示は、第二のチェックポイント表示[例えば、図64(4)に示す、第3チェックポイントCP3の表示等]を含む表示であり、
前記第二のチェックポイント表示は、前記第二の位置を示す表示である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記期間表示は、前記カーソル表示が前記終了位置に到達することで、当否判定結果が導出されることを示唆する表示を含む表示である[例えば、図64(4)に示す、第3チェックポイントCP3の表示等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記第三の演出表示が表示されて前記期間表示が非表示となった後、前記或る期間において該第三の演出表示の表示が終了すると、該期間表示が再度表示されるように構成されている[例えば、図68(A2a)〜同図(A3a)に示すように、姫のキャラクタのカットインの表示によってチャンスアップメータCMTが消去された後、姫のキャラクタのカットインの表示が終了して決闘シーンのアニメーション表示が表示されたときにチャンスアップメータCMTが再度表示される等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記期間表示が非表示となった後、前記或る期間において該期間表示は表示されないように構成されている[例えば、図68(A2)〜同図(A5)に示すように、爺のキャラクタのカットインの表示によってチャンスアップメータCMTが消去された後は、当該図柄変動表示ではチャンスアップメータCMTは表示されない等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記或る期間とは、スーパーリーチの実行中の期間のことである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
続いて、図84〜図151を用いて、これまで説明した図36に示すパチンコ機100等の遊技台に適用可能な演出の例について詳細に説明する。ここで、技術的思想としては、図84〜図151に示す技術的思想を、図36〜図83、図152〜図228に示す技術的思想に適用することは可能であり、またその逆に、図36〜図83、図152〜図228に示す技術的思想を、図84〜図151に示す技術的思想に適用することも可能である。その際、同じ符号を付しているもの同士は、同じ構成要素として取り扱える場合があり、置換することができる場合もある。
図84を用いて、主制御部300のCPU304が実行する主制御部電源投入時処理について説明する。図84(a)は主制御部電源投入時処理のフローチャートであり、図84(b)は復帰起動処理のフローチャートであり、図84(c)は初期起動処理のフローチャートである。上述したように、主制御部300には、電源が投入されると起動信号(リセット信号)を出力する起動信号出力回路(リセット信号出力回路)340を設けている。この起動信号を入力した基本回路302のCPU304は、リセット割込によりリセットスタートしてROM306に予め記憶している制御プログラムに従って主制御部メイン処理を実行する。
まずステップS101では、スタックポインタ初期設定を行う。このスタックポインタ初期設定では、CPU304のスタックポインタ(SP)へのスタック初期値の設定(仮設定)を行う。
続いて、ステップS102では、低電圧信号がオンであるか否か、すなわち、電圧監視回路338が、電源制御部660から主制御部300に供給している電源の電圧値が所定の値(本例では9V)以上であるか否かを判定する。電源の電圧値が所定値未満である場合には(ステップS102:No)、電源の電圧値が所定値以上になるまでウエイトし、所定値以上となった場合には(ステップS102:Yes)、ステップS103に進む。
ステップS103では、内部レジスタ初期設定を行う。この内部レジスタ初期設定では、WDT314の起動や、RAM308のアクセス許可や、後述する主制御部タイマ割込処理の実行周期を決める数値をタイマ回路312の各レジスタへ設定する処理や、主制御部300と払出制御部600との間のシリアル通信の初期設定や、ハードウェア乱数の最大値設定等の処理を行った後にステップS104に進む。
ステップS104では、電源基板に設けたRAMクリアスイッチ180を遊技店の店員などが操作した場合に送信されるRAMクリア信号がオン(操作があったことを示す)であるか否かを判定する。すなわちRAMクリアが必要であるか否かを判定し、RAMクリア信号がオンの場合(RAMクリアが必要な場合)には(ステップS104:Yes)、基本回路302を初期状態にすべくステップS108に進み、後述する初期起動処理を実行する。一方、RAMクリア信号がオフの場合(RAMクリアが必要でない場合)には(ステップS104:No)、ステップS105に進む。
ステップS105では、RAM308に設けた電源ステータス記憶領域に記憶した電源ステータスの情報を読み出し、この電源ステータスの情報がサスペンドを示す情報であるか否かを判定する。そして、電源ステータスの情報がサスペンドを示す情報でない場合には(ステップS105:No)、基本回路302を初期状態にすべくステップS108に進み、後述する初期起動処理を実行する。一方、電源ステータスの情報がサスペンドを示す情報である場合には(ステップS105:Yes)、ステップS106に進む。
ステップS106では、RAM308の所定の領域(例えば全ての領域)に記憶している1バイトデータを初期値が0である1バイト構成のレジスタに全て加算することによりチェックサムを算出し、算出したチェックサムの結果が特定の値(例えば0)であるか否か(チェックサムの結果が正常であるか否か)を判定する。そして、チェックサムの結果が特定の値(例えば0)の場合(チェックサムの結果が正常である場合)には(ステップS106:Yes)、電断前の状態に復帰すべくステップS107に進み復帰起動処理を実行する。一方、チェックサムの結果が特定の値(例えば0)以外である場合(チェックサムの結果が異常である場合)には(ステップS106:No)、パチンコ機100を初期状態にすべくステップS108に進み、後述する初期起動処理を実行する。
ここで、図84(b)を参照して、復帰起動処理について説明する。復帰起動処理が開始されると、ステップS201では、復帰起動時の初期設定を行う。具体的には、電源ステータスの情報に「復帰起動」を示す情報を設定する処理や、磁気検知異常フラグをオフに設定する処理や、デバイスエラー(磁気検知や入賞異常等によるエラーのフラグ)をクリアする処理や、前回デバイスエラーステータスをクリアする処理や、セキュリティ信号用のデバイスエラーステータスをクリアする処理等を行う。
続いて、ステップS202では、ステップS201で初期設定を行った記憶領域以降のアドレスを、RAMクリアを開始するアドレスとして設定した後に、復帰起動処理を終了する。
その他、復帰起動処理では、例えば、電断時にRAM308に設けられたスタックポインタ退避領域に記憶しておいたスタックポインタの値を読み出し、スタックポインタに再設定(本設定)する。また、電断時にRAM308に設けられたレジスタ退避領域に記憶しておいた各レジスタの値を読み出し、各レジスタに再設定した後、割込許可の設定を行う。以降、CPU304が、再設定後のスタックポインタやレジスタに基づいて制御プログラムを実行する結果、パチンコ機100は電源断時の状態に復帰する。また、主制御部300のRAM308には、送信情報記憶領域が設けられており、この送信情報記憶領域に、復電コマンドをセットする。この復電コマンドは、電源断時の状態に復帰したことを表すコマンドであり、後述する、主制御部300のタイマ割込処理におけるサブコマンド送信処理において、第1副制御部400へ送信される。
次に、図84(c)を参照して、初期起動処理について説明する。初期起動処理が開始されると、ステップS301では、ソフト乱数の初期設定を行う。具体的には、特図や普図の抽選で使用されるソフト乱数の初期設定を行う。
続いて、ステップS302では、ステップS301で初期設定を行った記憶領域以降のアドレスを、RAMクリアを開始するアドレスとして設定した後に、初期起動処理を終了する。
その他、初期起動処理では、例えば、割込禁止の設定、スタックポインタへのスタック初期値の設定(本設定)等を行う。さらにここで、主制御部300のRAM308に設けられた送信情報記憶領域に正常復帰コマンドをセットする。この正常復帰コマンドは、主制御部300の初期起動処理が行われたことを表すコマンドであり、復電コマンドと同じく、主制御部300のタイマ割込処理におけるコマンド設定送信処理(ステップS405)において、第1副制御部400へ送信される。
図84(a)に示すように、復帰起動処理又は初期起動処理が実行された後、ステップS109では、RAMクリア処理を行う。このRAMクリア処理では、上述したようにして設定されたRAMクリア開始アドレス以降のRAM308の記憶領域についてクリア(初期化)を行う。
続いて、ステップS110では、サブ制御関連起動設定を行う。このサブ制御関連起動設定では、第1副制御部400の起動待ちカウンタの設定等を行うとともに、本実施形態では、主制御部300から第1副制御部400にサブコマンドを3回送信する構成としているため、RAM308に記憶しているサブ制御コマンド連続送信カウンタの初期値を設定する処理等も行う。
ステップS111では、出力ポート設定を行う。この出力ポート設定では、図柄データ、発射位置指定信号、エラー状態信号、賞球信号、普図当り信号、普通電動役物(第2特図始動口232、電チュー)作動中信号、普図作動中信号、入賞容易状態信号、特図当り信号、特図小当り信号(但し、小当り搭載機種に限る)、特図変動中信号、特図変動時間短縮状態信号、特別電動役物(可変入賞口234、アタッカ)作動中信号、条件装置作動中信号、役物連続作動装置作動中信号、大入賞口ソレノイド信号、普通電動役物ソレノイド信号、図柄LEDデータ、外部端子板信号等が設定される出力ポートの設定等を行う。また、このステップS111の処理を終えた後は、主制御部メインループ処理に移行する。ここで、入賞容易状態とは、電サポ状態のことを示していてもよい。
次に、図85を用いて、主制御部300のCPU304が実行する主制御部メインループ処理について説明する。主制御部メインループ処理のフローチャートである。
主制御部300は、上述の主制御電源投入時処理の実行を終了すると、次に、この主制御部メインループ処理の実行を開始する主制御部メインループ処理のステップS401では、割込禁止の設定を行った後、ステップS402では、WDT314のカウンタの値をクリアし、WDT314による時間計測を再始動(リスタート)する。ステップS403では、基本乱数初期値更新処理を行う(ステップS403)。この基本乱数初期値更新処理では、特図決定用乱数カウンタの初期値や普図決定用乱数カウンタの初期値を生成するための初期値生成用乱数カウンタを更新する処理等を行う。初期値生成用乱数カウンタの更新は、例えば、基本乱数値として取り得る数値範囲が0〜20とすると、RAM308に設けた乱数カウンタ記憶領域から値を取得し、取得した値に1を加算してから元の乱数カウンタ記憶領域に記憶する。このとき、取得した値に1を加算した結果が21であれば0を元の乱数カウンタ記憶領域に記憶する。
ステップS404では、割込許可の設定を行った後、ステップS405では、サブコマンド送信処理を行う)。このサブコマンド送信処理では、第1副制御部400に送信すべきコマンドがあるか否かを確認し、送信すべきコマンドがある場合には当該コマンドを送信する処理等を行う。ステップS406では、その他判定乱数更新処理を行った後、ステップS407に進む。その他判定乱数更新処理では、特図変動時間判定用乱数と普図変動時間判定用乱数の更新等の処理を行う。
ステップS407では、電源制御部660から主制御部300に供給されている電源の電圧値が所定値(例えば、9V)以上であるか否かを判定し、所定値以上の場合には(ステップS407:Yes)、ステップS401に戻って主制御部メインループ処理を継続し、所定値未満の場合には(ステップS407:No)、ステップS408に進む。ステップS408では、電断処理を行う。この電断処理では、割込禁止に設定した後、電源ステータス情報を「サスペンド」に設定する。また、RAM308の所定の領域(例えば全ての領域)に記憶している1バイトデータを初期値が0である1バイト構成のレジスタに全て加算することによりチェックサムを算出してRAM308の所定の記憶領域に記憶する。その後、RAM308へのアクセスを禁止する設定を行った後に、HALT状態となる。
次に、図86を参照して、主制御部300のCPU304が実行する主制御部タイマ割込処理について説明する。図86は、主制御部タイマ割込処理のフローチャートである。
主制御部300は、所定の周期(本実施形態では約2msに1回)でタイマ割込信号を発生するタイマ回路312を備えており、このタイマ割込信号を契機として主制御部タイマ割込処理を所定の周期で開始する。ステップS501では、タイマ割込開始処理を行う。このタイマ割込処理では、CPU304の各レジスタの値をスタック領域に一時的に退避する処理等を行う。
ステップS502及びステップS503では、基本乱数初期値更新処理及び基本乱数更新処理を行う。これらの基本乱数初期値更新処理および基本乱数更新処理では、上記ステップS403で行った初期値生成用乱数カウンタの値の更新を行い、次に主制御部300で使用する、特図決定用乱数カウンタ、特図変動時間決定用乱数カウンタ、および普図変動期間決定用乱数カウンタを更新する。例えば、ある乱数値として取り得る数値範囲が0〜100とすると、RAM308に設けたその乱数値を生成するための乱数カウンタ記憶領域から値を取得し、取得した値に1を加算してから元の乱数カウンタ記憶領域に記憶する。このとき、取得した値に1を加算した結果が101であれば0を元の乱数カウンタ記憶領域に記憶する。また、取得した値に1を加算した結果、乱数カウンタが一周していると判定した場合にはそれぞれの乱数カウンタに対応する初期値生成用乱数カウンタの値を取得し、乱数カウンタの記憶領域にセットする。例えば、0〜100の数値範囲で変動する乱数カウンタから値を取得し、取得した値に1を加算した結果が、RAM308に設けた所定の初期値記憶領域に記憶している前回設定した初期値と等しい値(例えば7)である場合に、その乱数カウンタに対応する初期値生成用乱数カウンタから値を初期値として取得し、その乱数カウンタにセットすると共に、その乱数カウンタが次に1周したことを判定するために、今回設定した初期値を上述の初期値記憶領域に記憶しておく。なお、本実施形態において、特図1の乱数値を取得するためのカウンタと特図2の乱数値を取得するためのカウンタとを別に設けるようにしてもよい。
ステップS504では、割込機能限定中か否か(第1副制御部400が起動しているか否か)を判定し、割込機能限定中の場合(第1副制御部400が起動していない場合)には(ステップS504:Yes)、ステップS519に進み、割込機能限定中ではない場合(第1副制御部400が起動している場合)には(ステップS504:No)、ステップS505に進む。ここで、割込機能限定中とは、電源投入時処理のステップS110で設定された第1副制御部400の起動待ちカウンタが0になっていないことであり、すなわち、ステップS504において、第1副制御部400の起動待ちカウンタが0になっていると判定した場合には、第1副制御部400が起動したと判断して、ステップS505に進む。なお、第1副制御部400と双方向通信可能に構成されている場合には、第1副制御部400に起動しているか否かを確認するためのコマンドを送信し、第1副制御部400から確認コマンドの返信があれば第1副制御部400が起動したと判断するようにしてもよい。ステップS505では、特定のエラー(本実施形態では、磁気検知エラー)の発生中であるか否かを判定し、特定のエラーの発生中の場合には(ステップS505:Yes)、ステップS520に進み、特定のエラーの発生中ではない場合には(ステップS505:No)、ステップS506に進む。
ステップS506では、タイマ更新処理を行う。このタイマ更新処理では、普図表示装置210に図柄を変動・停止表示する時間を計時するための普図表示図柄更新タイマ、第1特図表示装置212に図柄を変動・停止表示する時間を計時するための特図1表示図柄更新タイマ、第2特図表示装置214に図柄を変動・停止表示する時間を計時するための特図2表示図柄更新タイマ、所定の入賞演出時間、所定の開放期間、所定の閉鎖時間、所定の終了演出期間などを計時するためのタイマなどを含む各種タイマを更新する。
ステップS507では、入力ポート状態更新等処理を行う。この入力ポート状態更新等処理では、I/O310の入力ポートを介して、特図始動口(第1特図始動口230、第2特図始動口232)、普図始動口228、アウト口240、可変入賞口(アタッカ)234、入賞口(一般入賞口226)などのスイッチに関する信号の入力の有無を監視し、RAM308に設けた信号状態記憶領域に記憶する。
球検出センサの検出信号を例にして説明すれば、前々回のタイマ割込処理(約4ms前)で検出した各々の球検出センサの検出信号の有無の情報を、RAM308に各々の球検出センサごとに区画して設けた前回検出信号記憶領域から読み出し、この情報をRAM308に各々の球検出センサごとに区画して設けた前々回検出信号記憶領域に記憶し、前回のタイマ割込処理(約2ms前)で検出した各々の球検出センサの検出信号の有無の情報を、RAM308に各々の球検出センサごとに区画して設けた今回検出信号記憶領域から読み出し、この情報を上述の前回検出信号記憶領域に記憶する。また、今回検出した各々の球検出センサの検出信号を、上述の今回検出信号記憶領域に記憶する。また、始動口、入賞口への入賞が異常であると判定した場合には、当該入賞は無効であるとして信号状態記憶領域に記憶した情報を消去する。
また、ステップS508では、入賞口入賞処理を行う。この入賞口入賞処理では、上述の前々回検出信号記憶領域、前回検出信号記憶領域、および今回検出信号記領域の各記憶領域に記憶した各々の球検出センサの検出信号の有無の情報を比較し、各々の球検出センサにおける過去3回分の検出信号の有無の情報が入賞判定パターン情報と一致するか否かを判定する。
一個の遊技球が一つの球検出センサを通過する間に、約2msという非常に短い間隔で起動を繰り返すこの主制御部タイマ割込処理は何回か起動する。このため、主制御部タイマ割込処理が起動する度に、上述のステップS507では、同じ遊技球が同じ球検出センサを通過したことを表す検出信号を確認することになる。この結果、上述の前々回検出信号記憶領域、前回検出信号記憶領域、および今回検出信号記領域それぞれに、同じ遊技球が同じ球検出センサを通過したことを表す検出信号が記憶される。すなわち、遊技球が球検出センサを通過し始めたときには、前々回検出信号無し、前回検出信号有り、今回検出信号有りになる。本実施形態では、球検出センサの誤検出やノイズを考慮して、検出信号が入力されてから所定時間(例えば100μs)継続して検出ありとなった場合には、入賞があったと判定する。なお、検出信号無しの後に検出信号が連続して2回記憶されている場合には、入賞があったと判定するようにしてもよい。
主制御部300のROM306には、入賞判定パターン情報(本実施形態では、前々回検出信号無し、前回検出信号有り、今回検出信号有りであることを示す情報)が記憶されている。このステップS507では、各々の球検出センサにおいて過去3回分の検出信号の有無の情報が、予め定めた入賞判定パターン情報(本実施形態では、前々回検出信号無し、前回検出信号有り、今回検出信号有りであることを示す情報)と一致した場合に、一般入賞口226、可変入賞口234、第1特図始動口230、および第2特図始動口232への入球、または普図始動口228の通過があったと判定する。すなわち、これらの入賞口226、234やこれらの始動口230、232、228への入賞があったと判定する。
例えば、一般入賞口226への入球を検出する一般入賞口センサにおいて過去3回分の検出信号の有無の情報が上述の入賞判定パターン情報と一致した場合には、一般入賞口226へ入賞があったと判定し、以降の一般入賞口226への入賞に伴う処理を行うが、過去3回分の検出信号の有無の情報が上述の入賞判定パターン情報と一致しなかった場合には、以降の一般入賞口226への入賞に伴う処理を行わずに後続の処理に分岐する。
なお、主制御部300のROM306には、入賞判定クリアパターン情報(本実施形態では、前々回検出信号有り、前回検出信号無し、今回検出信号無しであることを示す情報)が記憶されている。入賞が一度あったと判定した後は、各々の球検出センサにおいて過去3回分の検出信号の有無の情報が、その入賞判定クリアパターン情報に一致するまで入賞があったとは判定せず、入賞判定クリアパターン情報に一致すれば、次からは上記入賞判定パターン情報に一致するか否かの判定を行う。
また、ステップS508の入賞口入賞処理では、入賞口カウンタ更新処理も行う。この入賞口カウンタ更新処理では、入賞口226、可変入賞口234、特図1始動口230、特図2始動口232への入賞があった場合に、RAM308に各入賞口ごと、あるいは各始動口ごとに設けた賞球数記憶領域の値を読み出し、1を加算して、元の賞球数記憶領域に設定する。
また、ステップS508の入賞口入賞処理では、入賞受付処理も行う。この入賞受付処理では、第1特図始動口230、第2特図始動口232、普図始動口228および可変入賞口234への入賞があったか否かを、入賞判定パターン情報と一致するか否かの判定結果を用いて判定する。第1特図始動口230へ入賞があった場合且つRAM308に設けた対応する保留数記憶領域が満タンでない場合、カウンタ回路318の当選用カウンタ値記憶用レジスタから値を特図1当選乱数値として取得するとともに特図1乱数値生成用の乱数カウンタから値を特図1乱数値として取得して対応する乱数値記憶領域に格納する。
また、第2特図始動口232へ入賞があった場合且つRAM308に設けた対応する保留数記憶領域が満タンでない場合、カウンタ回路318の当選用カウンタ値記憶用レジスタから値を特図2当選乱数値として取得するとともに特図2乱数値生成用の乱数カウンタから値を特図2乱数値として取得して対応する乱数値記憶領域に格納する。普図始動口228へ入賞があった場合且つRAM308に設けた対応する保留数記憶領域が満タンでない場合、普図当選乱数値生成用の乱数カウンタから値を普図当選乱数値として取得して対応する乱数値記憶領域に格納する。可変入賞口234へ入賞があった場合には、可変入賞口用の入賞記憶領域に、可変入賞口234に球が入球したことを示す情報を格納する。なお、特図の乱数が取得された場合は、特図先読み処理(当否判定、図柄、変動時間の先読み抽選)も行う。特図先読み処理については詳しくは後述する。
ステップS509では、入賞関連エラーチェック処理を行う。この入賞関連エラーチェック処理では、入賞関連の異常を確認・監視し、処理の結果に応じて異常を設定する処理などを行う。なお、スイッチによっては、異常を検出しないものもあってもよい。ステップS510では、アウトスイッチ入力更新処理を行う。このアウトスイッチ入力更新処理では、アウト口240に設けられたセンサを通過した遊技球の数を検出し、更新する処理などを行う。このアウトスイッチの入力結果は、主に演出に使用される。
ステップS511では、シリアルコマンド管理処理を行う。このシリアルコマンド管理処理では、払出制御部600からのコマンドを受信する処理や、払出制御部600にコマンドを送信する処理などを行う。なお、主制御部300が払出制御部600に送信するコマンドとしては、電源投入後の第1副制御部400の起動待ち時間の経過後に送信される通信確認コマンド(払出制御部600との通信状態の確認、主制御部300の起動方法(初期起動、復帰起動)を通知するコマンド)や、指定賞球分の遊技球の払出しを指示する賞球数コマンドなどがある。
また、主制御部300が払出制御部600から受信するコマンドとしては、通信確認戻りコマンド(主制御部300からのコマンドを払出制御部600が受信したことを示す応答用コマンド)や、試射試験信号用のコマンド(賞球信号出力要求)や、払出系エラーの発生状況(エラーなしを含む)の情報を含むコマンドや、賞球払出動作状態コマンド(賞球の払出の動作中/非動作中を示すコマンドや、払出中であることを示す表示(LEDなど点灯・非点灯)を第1副制御部400に指示する)がある。
次いで、ステップS512では、特図1および特図2についての特図状態更新処理を行う。特図状態更新処理は、特図の処理状態に応じて次の8つの処理のうちの1つの処理を実行する。特図状態更新処理については、図87を参照して後述する。
ステップS513では、普図状態更新処理を行う。この普図状態更新処理は、普図の状態に対応する複数の処理のうちの1つの処理を行う。例えば、普図変動表示の途中(上述する普図表示図柄更新タイマの値が1以上)における普図状態更新処理では、普通図柄表示装置210を構成する7セグメントLEDの点灯と消灯を繰り返す点灯・消灯駆動制御を行う。この制御を行うことで、普通図柄表示装置210は普図の変動表示(普図変動遊技)を行う。
また、普図変動表示時間が経過したタイミング(普図表示図柄更新タイマの値が1から0になったタイミング)における普図状態更新処理では、当りフラグがオンの場合には、当たり図柄の表示態様となるように普通図柄表示装置210を構成する7セグメントLEDの点灯・消灯駆動制御を行い、当りフラグがオフの場合には、外れ図柄の表示態様となるように普通図柄表示装置210を構成する7セグメントLEDの点灯・消灯駆動制御を行う。
また、主制御部300のRAM308には、普図状態更新処理に限らず各種の処理において各種の設定を行う設定領域が用意されている。ここでは、上記点灯・消灯駆動制御を行うとともに、その設定領域に普図停止表示中であることを示す設定を行う。この制御を行うことで、普通図柄表示装置210は、当り図柄および外れ図柄のうちいずれか一方の図柄の確定表示を行う。さらにその後、所定の停止表示期間(例えば500msの間)、その表示を維持するためにRAM308に設けた普図停止時間管理用タイマの記憶領域に停止期間を示す情報を設定する。この設定により、確定表示された図柄が所定期間停止表示され、普図変動遊技の結果が遊技者に報知される。
また、普図変動遊技の結果が当りであれば、後述するように、普図当りフラグがオンされる。この普図当りフラグがオンの場合には、所定の停止表示期間が終了したタイミング(普図停止時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)における普図状態更新処理では、RAM308の設定領域に普図作動中を設定するとともに、所定の開放期間(例えば2秒間)、第2特図始動口232の羽根部材2321の開閉駆動用のソレノイド(332)に、羽根部材2321を開放状態に保持する信号を出力するとともに、RAM308に設けた羽根開放時間管理用タイマの記憶領域に開放期間を示す情報を設定する。
また、所定の開放期間が終了したタイミング(羽根開放時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する普図状態更新処理では、所定の閉鎖期間(例えば500m秒間)、羽根部材2321の開閉駆動用のソレノイド332に、羽根部材2321を閉鎖状態に保持する信号を出力するとともに、RAM308に設けた羽根閉鎖時間管理用タイマの記憶領域に閉鎖期間を示す情報を設定する。
また、所定の閉鎖期間が終了したタイミング(羽根閉鎖時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する普図状態更新処理では、RAM308の設定領域に普図非作動中を設定する。さらに、普図変動遊技の結果が外れであれば、後述するように、普図外れフラグがオンされる。この普図外れフラグがオンの場合には、上述した所定の停止表示期間が終了したタイミング(普図停止時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)における普図状態更新処理でも、RAM308の設定領域に普図非作動中を設定する。普図非作動中の場合における普図状態更新処理では、何もせずに次のステップS514に移行するようにしている。
また、ステップS513では、普図関連抽選処理も行う。この普図関連抽選処理では、普図変動遊技および第2特図始動口232の開閉制御を行っておらず(普図の状態が非作動中)、且つ、保留している普図変動遊技の数が1以上である場合に、上述の乱数値記憶領域に記憶している普図当選乱数値に基づいた乱数抽選により普図変動遊技の結果を当選とするか、不当選とするかを決定する当り判定をおこない、当選とする場合にはRAM308に設けた当りフラグにオンを設定する。不当選の場合には、当りフラグにオフを設定する。また、当り判定の結果に関わらず、次に上述の普図タイマ乱数値生成用の乱数カウンタの値を普図タイマ乱数値として取得し、取得した普図タイマ乱数値に基づいて複数の変動時間のうちから普図表示装置210に普図を変動表示する時間を1つ選択し、この変動表示時間を、普図変動表示時間として、RAM308に設けた普図変動時間記憶領域に記憶する。なお、保留している普図変動遊技の数は、RAM308に設けた普図保留数記憶領域に記憶するようにしており、当り判定をするたびに、保留している普図変動遊技の数から1を減算した値を、この普図保留数記憶領域に記憶し直すようにしている。また当り判定に使用した乱数値を消去する。
ステップS514では、デバイス監視処理を行う。このデバイス監視処理では、ステップS507において信号状態記憶領域に記憶した各種センサの信号状態を読み出して、所定のエラーの有無を監視し、所定のエラーを検出した場合に、第1副制御部400に送信すべき送信情報に、エラーの有無を示すデバイス情報を設定する。また、各種ソレノイド332を駆動して第2特図始動口232や、可変入賞口234の開閉を制御したり、表示回路324、326、330を介して普通図柄表示装置210、第1特別図柄表示装置212、第2特別図柄表示装置214、各種状態表示部328などに出力する表示データを、I/O310の出力ポートに設定する。
ステップS515では、外部出力信号管理処理を行う。この外部出力信号管理処理では、外部端子板信号を送信する準備を行う処理などを行う。ステップS516では、サブコマンド管理処理を行う。このサブコマンド管理処理では、各種のコマンドを第1副制御部400に送信する準備を行う。なお、第1副制御部400に送信する出力予定情報(サブコマンド)は、例えば16ビットで構成しており、ビット15はストローブ情報(オンの場合、データをセットしていることを示す)、ビット11〜14はコマンド種別(本実施形態では、基本コマンド、図柄変動開始コマンド、図柄変動停止コマンド、入賞演出開始コマンド、終了演出開始コマンド、大当り開始コマンド、大当りラウンド数指定コマンド、復電コマンド、RAMクリアコマンドなどコマンドの種類を特定可能な情報)、ビット0〜10はコマンドデータ(コマンド種別に対応する所定の情報)で構成している。
具体的には、ストローブ情報は上述のコマンド送信処理でオン、オフするようにしている。また、コマンド種別が図柄変動開始コマンドの場合であればコマンドデータに、15R大当りフラグの値、特図確率変動フラグの値、特図関連抽選処理で選択したタイマ番号などを示す情報を含み、図柄変動停止コマンドの場合であれば、15R大当りフラグの値、特図確率変動フラグの値などを含み、入賞演出コマンドおよび終了演出開始コマンドの場合であれば、特図確率変動フラグの値などを含み、大当りラウンド数指定コマンドの場合であれば特図確率変動フラグの値、大当りラウンド数などを含むようにしている。コマンド種別が基本コマンドを示す場合は、コマンドデータにデバイス情報、第1特図始動口230への入賞の有無、第2特図始動口232への入賞の有無、可変入賞口234への入賞の有無などを含む。本実施形態では、可変入賞口234への入賞があった場合には、大入賞口入賞コマンドが設定される。
また、上述の回転開始設定送信処理では、コマンドデータにRAM308に記憶している、15R大当りフラグの値、特図確率変動フラグの値、特図1関連抽選処理および特図2関連抽選処理で選択したタイマ番号、保留している第1特図変動遊技または第2特図変動遊技の数などを示す情報を設定する。上述の回転停止設定送信処理では、コマンドデータにRAM308に記憶している、15R大当りフラグの値、特図確率変動フラグの値などを示す情報を設定する。上述の入賞演出設定送信処理では、コマンドデータに、RAM308に記憶している、入賞演出期間中に装飾図柄表示装置208・遊技盤用ランプ442・遊技台枠用ランプ452・スピーカ120に出力する演出制御情報、特図確率変動フラグの値、保留している第1特図変動遊技または第2特図変動遊技の数などを示す情報を設定する。
また、上述の終了演出設定送信処理では、コマンドデータに、RAM308に記憶している、演出待機期間中に装飾図柄表示装置208・遊技盤用ランプ442・遊技台枠用ランプ452・スピーカ120に出力する演出制御情報、特図確率変動フラグの値、保留している第1特図変動遊技または第2特図変動遊技の数などを示す情報を設定する。上述の大入賞口開放設定送信処理では、コマンドデータにRAM308に記憶している大当りラウンド数、特図確率変動フラグの値、保留している第1特図変動遊技または第2特図変動遊技の数などを示す情報を設定する。上述の大入賞口閉鎖設定送信処理では、コマンドデータにRAM308に記憶している大当りラウンド数、特図確率変動フラグの値、保留している第1特図変動遊技または第2特図変動遊技の数などを示す情報を設定する。また、このステップS516では一般コマンド特図保留増加処理も行われる。この一般コマンド特図保留増加処理では、コマンドデータにRAM308の送信用情報記憶領域に記憶している特図識別情報(特図1または特図2を示す情報)、予告情報(事前予告情報、偽事前予告情報、または事前予告無情報のいずれか)を設定する。
第1副制御部400では、受信した出力予定情報に含まれるコマンド種別により、主制御部300における遊技制御の変化に応じた演出制御の決定が可能になるとともに、出力予定情報に含まれているコマンドデータの情報に基づいて、演出制御内容を決定することができるようになる。
ステップS517では、表示器表示設定処理を行う。この表示器表示設定処理では、普図および特図の「保留球数、図柄組合せ」、状態(電サポ中、または非電サポ中)、右打ち状態などの表示(LEDの点灯パターン)について、出力するデータを設定する処理などを行う。ステップS518では、出力管理処理を行う。この出力管理処理では、各処理で設定された制御信号をソレノイドやLEDに出力する処理や、準備されたコマンドを第1副制御部400や払出制御部600に向けて送信する処理などを行う。
ステップS519では、サブ制御起動待ちウエイト処理を行う。このサブ制御起動待ちウエイト処理では、第1副制御部400が起動して通信可能状態になるのを待つために、サブ制御の起動待ちカウンタを1つ減算し、この起動待ちカウンタが0になった場合は、所定のコマンドを送信する準備を行う。なお、所定のコマンドとしては、電源投入コマンドや、払出制御部600に関するコマンドのうちのいずれか1以上のコマンド(例えば、全エラー解除状態であることを示すコマンド、下皿満タンエラーが発生状態であることを示すコマンド、払出球数不足エラーが発生状態であることを示すエラー、主制御通信エラーコマンド(払出制御部600との通信が異常状態であることを示すコマンド)、CRユニット未接続エラーが発生状態であることを示すコマンド、発射位置コマンド(状態に応じて発射位置を報知するためのコマンド)などがある。
ステップS520では、タイマ割込終了処理を行う。このタイマ割込終了処理では、ステップS501で一時的に退避した各レジスタの値を元の各レジスタに設定したり、割込許可の設定などを行い、その後、主制御部メインループ処理に復帰する。
次に、図87を参照して、主制御部タイマ割込処理における特図状態更新処理(ステップS512)について説明する。図87は、特図状態更新処理のフローチャートである。
ステップS601では、特図処理状態アドレスの取得・保存を行い、次のステップS602では、RAM308に記憶している特図処理状態が示す値に応じた処理を実行する。具体的には、ここでは、特図処理状態が示す値に基づいて、後述する、図88(a)に示す特図関連抽選処理、図89に示す図柄変動中処理、図90に示す特図表示確定ウエイト処理、図91(a)に示す当り開始ウエイト処理、図92に示す特電役作動処理、図95に示す特電役残存球検出処理、図96に示す特電役作動終了処理、図97に示す当り終了表示ウエイト処理、のいずれかの処理を実行する。
ステップS603では、入賞容易ステータスをONに設定する。また、ステップS604では、特図処理状態の状態変化を判定し、次のステップS605では、特図処理状態の状態変化(特図処理状態が示す値の変化)の有無を判定し、特図処理状態の状態変化が無かった場合(特図処理状態が示す値が変化していない場合)には(ステップS605:No)、特図状態更新処理を終了し、特図処理状態の状態変化があった場合(特図処理状態が示す値が変化している場合)には(ステップS605:Yes)、ステップS606に進む。
ステップS606では、特図処理状態が「変動待ち状態」に設定されているか否かを判定し、該当する場合には(ステップS606:Yes)、ステップS608に進み、該当しない場合には(ステップS606:No)、ステップS607に進む。ステップS607では、特図処理状態が「当り開始表示ウエイト状態」に設定されているか否かを判定し、該当する場合には(ステップS607:Yes)、ステップS608に進み、該当しない場合には(ステップS607:No)、特図状態更新処理を終了する。
ステップS608では、サブコマンドの送信要求を設定(本実施形態では、特図および普図の遊技状態を含む遊技状態コマンドの送信要求を設定した後に、右打ち状態か否かの情報を含む発射位置コマンドの送信要求を設定)した後に特図状態更新処理を終了する。なお、サブコマンドの送信要求の順番は、本例に限定されず、送信要求の順番を逆にしてもよいし、一の処理で複数のコマンドの送信要求を一度にまとめて行ってもよい。
続いて、図88(a)を参照して特図状態更新処理について説明する。図88(a)は、特図状態更新処理において実行される特図関連抽選処理のフローチャートである。
この特図関連抽選処理は、特図状態更新処理のステップS602において、特図処理状態に設定されている情報が「変動待ち状態」を示している場合に呼び出されて実行される処理である。
特図関連抽選処理のステップS701では、RAM308に記憶している特図2保留球数を取得し、次のステップS702では、取得した特図2保留球数が0か否かを判定し、0の場合(特図2変動遊技の保留が無い場合)には(ステップS702:Yes)、ステップS703に進み、0以外の場合(特図2変動遊技の保留が有る場合)には(ステップS702:No)、特図2に関する処理を実行すべく、ステップS705に進む。
ステップS703では、RAM308に記憶している特図1保留球数を取得し、次のステップS704では、取得した特図1保留球数が0か否かを判定し、0の場合(特図1変動遊技の保留が無い場合)には(ステップS704:Yes)、特図関連抽選処理を終了し、0以外の場合(特図1変動遊技の保留が有る場合)には(ステップS704:No)、特図1に関する処理を実行すべく、ステップS705に進む。
ステップS705では、特図2に関する処理を実行する場合には、RAM308に記憶している特図2保留球数の値を1つ減算し、特図1に関する処理を実行する場合には、RAM308に記憶している特図1保留球数の値を1つ減算する。ステップS706では、特図乱数移行処理を実行する。この特図乱数移行処理では、特図2に関する処理を実行する場合には、特図2の保留2〜4に対応する乱数記憶領域に記憶している乱数値を、特図2の保留1〜3に対応する乱数記憶領域にシフトするとともに、特図2の保留4に対応する乱数記憶領域をクリアし、特図1に関する処理を実行する場合には、特図1の保留2〜4に対応する乱数記憶領域に記憶している乱数値を、特図1の保留1〜3に対応する乱数記憶領域にシフトするとともに、特図1の保留4に対応する乱数記憶領域をクリアする。このように、本実施形態における遊技台(パチンコ機)は、特図2優先変動機である。また、特図2及び特図1はそれぞれ4つまで保留を記憶することができる。
ステップS707では、特図当り抽選処理を行う。詳細は後述するが、この特図当り抽選処理では、特図2変動遊技(または、特図1変動遊技)の当否判定などを行う。ステップS708では、表示図柄抽選処理を行う。この表示図柄抽選処理では、特図2図柄決定用テーブル(または、特図1図柄決定用テーブル)を参照し、ステップS707の特図当り抽選処理の結果と乱数値に基づいて、第2特図表示装置214(または、第1特図表示装置212)に停止表示する特図表示図柄データの抽選を行う。
本実施形態のパチンコ機100では、各種のカスタマイズを行うことができる。
図98は、本実施形態のパチンコ機100で行うことができるカスタマイズの内容を示す図である。
本実施形態のパチンコ機100では、図柄変動表示が停止してから一定時間(例えば、30秒)経過しても図柄変動表示が開始されない場合は、デモンストレーションモードに移行し、装飾図柄表示装置208はデモ画面になる。なお、特図の図柄変動表示が停止してからデモンストレーションモードに移行するまでの間は、装飾図柄表示装置208に、装飾図柄の停止図柄の組合せが表示され続け、チャンスボタン136等の操作手段を操作すると、専用のアニメーションが表示される場合もある。デモ画面では、専用のアニメーションが表示されたり、装飾図柄の停止図柄の組合せ(装飾図柄がキャラクタ等の画像と文字画像(数字を含む)から構成されている場合、デモ画面では、キャラクタ等の画像のみが表示され、文字画像が非表示となっていてもよいし、キャラクタ等の画像と文字画像の両方が表示されていてもよい)が表示されたり、機種タイトルを含むムービー(なお、期待度の高い予告や期待度の高いリーチ等が紹介される演出紹介ムービーが含まれていてもよい)が表示されたりする他、メニューアイコン、音量調整アイコン、および輝度調整アイコンが表示される期間もある。なお、デモンストレーションモードに装飾図柄の停止表示の組合せが表示された状態が含まれていてもよい。
メニューアイコン、音量調整アイコン、および輝度調整アイコンが表示されている状態で、チャンスボタン136を操作すると、装飾図柄表示装置208には、オプションメニューが表示される。また、操作キーユニット137の左右キーを操作することで、装飾図柄表示装置208には、音量調整ウィンドウが表示され、スピーカ120の音量を増減させることができる。さらに、操作キーユニット137の上下キーを操作することで、装飾図柄表示装置208には、輝度調整ウィンドウが表示され、遊技盤用ランプ442または/および遊技台枠用ランプ452といったLEDの光量を増減させることができる。ここで、遊技盤用ランプ442は、図49等に示す導光板ILが含まれているが、含まれていなくてもよい。なお、音量調整ウィンドウが表示されている状態で、操作キーユニット137の上下キーを操作すれば、輝度調整ウィンドウが表示され、反対に、輝度調整ウィンドウが表示されている状態で、操作キーユニット137の左右キーを操作すれば、音量調整ウィンドウが表示される。
詳しくは後述するが、オプションメニューの中には、「デモ画面に戻る」ためのアイコンが用意されており、このアイコンにカーソルを合わせた状態で、チャンスボタン136を操作すれば、デモ画面に戻ることができる。また、特図の図柄変動表示が開始されれば、自動的にオプションメニューは終了し、装飾図柄表示装置208には、装飾図柄の変動表示が表示される。さらに、オプションメニューを表示させた状態で一定期間(例えは1分間)無操作であった場合には、自動的にデモ画面に戻る。
また、操作キーユニット137の左右キーを操作後にチャンスボタン136を押下した場合には、音量が決定され、音量調整ウィンドウからデモ画面に戻り、操作キーユニット137の上下キーを操作後にチャンスボタン136を押下した場合には、光量が決定され、輝度調整ウィンドウからデモ画面に戻る。さらに、チャンスボタン136を押下しなかった場合であっても、左右キーあるいは上下キー操作後一定期間(例えば、10秒間)経過後には、自動的にデモ画面に戻る。また、特図の図柄変動表示が開始されれば、ここでも自動的に、音量調整ウィンドウや輝度調整ウィンドウが消え、装飾図柄表示装置208には、装飾図柄の変動表示が表示される。
図98(b)は、オプションメニューの構成を示す図である。
オプションメニューでは、大まかに分けて、「演出カスタマイズ」、「キャラクタ選択」、「保留枠選択」、「保留表示選択」、「背景表示選択」を行うことが可能である。
「演出カスタマイズ」のうちの「オートボタンモード」とは、チャンスボタン136等の操作手段を操作しなくても、チャンスボタン136等の操作手段を操作した時と同じ応答演出が行われる場合があるモードのことである。なお、図98(b)の「選択肢」に記されたON/OFFは、設定/非設定や有効/無効の意味である。「長押しオート連打」とは、チャンスボタン136等の操作手段に対して長押しを行っておくだけで、長押しを行っている期間中、高速での押下を繰り返している(連打している)時と同じ応答演出を行う機能のことであり、連打の速さを選択することができる。「群予告」とは、通常予告(当該変動の予告)の一種であり、このオプションメニューでは、群予告の大当りの信頼度(期待度)を遊技者が選択することができる。例えば、群予告が表示された変動が大当りとなる可能性が信頼度100%!?よりも低いが、群予告が当該変動の予告として登場する頻度を上げたい場合は信頼度50%に設定し、群予告が当該変動の予告として登場する頻度が信頼度50%に設定した時よりも低いが、大当り濃厚(大当り確定)の予告として当該変動に表示されて欲しい場合は信頼度100%!?に設定する。「入賞音予告」は特図始動口に入賞して保留が増加した時の先読み予告の一種である。なお、入賞音予告は、当該変動の予告としてもよい。裏ボタンとは、チャンスボタン136等の操作手段の操作有効期間が開始されていること、および/または操作手段の操作有効期間中であることを報知してくれないことであるが、「裏ボタンナビ」をON(設定)しておくと、例えば、操作手段の操作有効期間にチャンスボタンランプ138が点灯したり、「操作手段を操作すると良いことがあるかもしれないよ」といった文字表示が表示されるようになる。「先読み予告なし」とは、保留アイコンの表示態様による先読み予告以外の先読み予告(例えば、可動手段(演出可動体)による先読み予告や表示手段による保留アイコン以外の先読み予告表示)全てについて行わない(「ON」に相当)ようにする設定である。「プレミアアップ」とは、大当り濃厚あるいは大当り確定の演出の出現頻度を上昇させる(「ON」に相当)ようにする設定である。「保留変化なし」とは、保留アイコンの表示態様による先読み予告を行わない(「ON」に相当)ようにする設定である。「一発告知」とは、大当り濃厚あるいは大当り確定についての特定の予告のことである(例えば、演出可動体による演出動作や、音出力手段による大当り濃厚(大当り確定)音、枠または遊技盤の一部または全部の装飾LEDによる発光演出による予告が挙げられる。)。
なお、本明細書における「大当り確定」とは、大当り確定の当該予告および/または先読み予告予告が表示された場合に、大当り確定の予告が表示された図柄変動または、先読み対象保留の図柄変動に向けて大当り確定の先読み予告が表示されると当該変動または先読み対象保留が必ず大当りとなることを示している(以下の説明においても同じ)。
また、本明細書における「大当り濃厚」とは、大当りへの期待度が高い状態のことであって、大当り濃厚の当該予告および/または先読み予告予告が表示されても、大当り濃厚の予告が表示された図柄変動または、先読み対象保留の図柄変動に向けて大当り濃厚の先読み予告が表示されてもハズレとなる場合があることを示している(以下の説明においても同じ)。また、大当り濃厚は、大当り確定のことを示していてもよい(以下の説明においても同じ)。
さらに、本明細書における「熱い」という記載も、大当りへの期待度が高い状態のことであるが、熱いの当該予告および/または先読み予告予告が表示されても、熱い予告が表示された図柄変動または、先読み対象保留の図柄変動に向けて熱いの先読み予告が表示されてもハズレとなる場合があることを示している(以下の説明においても同じ)。また、「熱い」は、大当り濃厚よりも、大当りの期待度が低いことを示してもよいし、「激熱」は、大当り濃厚、あるいは大当り確定のことを示していてもよい(以下の説明においても同じ)。
また、図98(b)中に記載のある「ダイトモ」とは、会員登録をして、インターネット回線を通じてWebサーバとアクセスをする会員サービスのことであり、経験値を貯めることでレベル(lv)が上がり、レベルに応じて種々の特典を獲得することができるといったサービスである。この「ダイトモ」の会員サービスを実行する場合には、パチンコ機100はユーザモードに設定される。パチンコ機100の中には、「ダイトモ」の会員サービスに対応していない仕様のものもある。「ダイトモ」の会員サービスに対応している仕様の機種では、ユーザモードに設定し、ダイトモのレベルが15レベルに達していれば、演出カスタマイズの一種として裏ボタンナビの設定が開放される。また、図98(b)中、「ダイトモ設定」と記されている項目は、会員登録をして、ユーザモードに設定するだけで開放される。したがって、ダイトモ入会時でレベルが0であっても、ユーザモードに設定するだけで、例えば、保留枠選択であれば、保留枠Bを使用可能になる。ここで、保留枠とは、図49等に示す第1UI部280と第2UI部281を合わせたものに相当する。なお、「初期設定」とは、ユーザモードに設定していない場合に自動的に選択されることを意味する。また、「ダイトモ」は、正式な会員登録の前に入会体験することができ、入会体験者には、お試しプレイとして、キャラクタ選択において、爺のキャラクタが使用可能になる。
また、ダイトモの上記特典の一つとして、ダイトモのレベルを上げないと選択することができない項目がある。すなわち、「キャラクタ選択」、「保留枠選択」、「保留表示選択」、「背景表示選択」のうち、「開放条件」にダイトモのレベル(lv)が表示されている項目は、表示されたレベル(lv)に到達して初めて選択することがができるようになる項目である。
図99は、会員サービスを利用していない状態におけるオプションメニュー画面の遷移図である。
操作キーユニット137の上キー又は下キーを操作することで、装飾図柄表示装置208に表示されたオプションメニュー画面では、カーソルが上下する。「演出カスタマイズ」、「キャラクタ選択」、「保留枠選択」、「保留表示選択」、「背景表示選択」、「初期化」、「デモ画面に戻る」の各項目のうち、矢印で結ばれた相互間は、操作キーユニット137の上キー又は下キーを操作することでカーソルが移動し、チャンスボタン136を押下したときにカーソルが表示されていた項目に応じた画面が表示される。すなわち、「演出カスタマイズ」の項目にカーソルを合わせてチャンスボタン136を押下すれば、装飾図柄表示装置208では、オプションメニュー画面から演出カスタマイズ画面に切り替わる。また、「デモ画面に戻る」の項目にカーソルを合わせてチャンスボタン136を押下すれば、装飾図柄表示装置208では、オプションメニュー画面からデモ画面に切り替わる。
一方、「演出カスタマイズ画面」、「キャラクタ選択画面」、「保留枠選択画面」、「保留表示選択画面」、「背景表示選択画面」、「初期化確認画面」それぞれには、“戻る”のアイコンが表示されており、その“戻る”のアイコンにカーソルを合わせてチャンスボタン136を押下すれば、オプションメニュー画面に戻ることができる。また、“戻る”のアイコンにカーソルを合わせなくても、操作キーユニット137のキャンセルキーを押下しても、オプションメニュー画面に戻ることができるようにしてもよい。
なお、この遷移図では表されていないが、特図始動口212,214に入賞があって、特図の図柄変動表示が開始されれば、オプションメニュー画面であっても、「演出カスタマイズ画面」、「キャラクタ選択画面」、「保留枠選択画面」、「保留表示選択画面」、「背景表示選択画面」、「初期化確認画面」であっても、装飾図柄の変動表示の画面に移行する。
続いて、図98及び図99を用いて説明した事項につき、具体的に、装飾図柄表示装置208における表示例を用いて説明する。
図100は、デモ画面から、オプションメニュー画面、音量調整ウィンドウ、輝度調整ウィンドウを呼び出す一例を示す図である。ここで説明する例は、「ダイトモ」の会員サービスに対応していない仕様のパチンコ機100についての例であり、図98(b)の開放条件は、無視され、最初からいずれの項目についても選択可能である。なお、以降の実施形態において、装飾図柄表示装置208に、操作キーユニットの十字キー(上キー、下キー、左キー、右キーの)の外観を示すアイコンやチャンスボタンの外観を示すアイコンが表示されている場合に、無色且つ無模様のアイコンが操作不可の操作手段を示し、それ以外の態様(有色または/および模様有り)で表示されているアイコンが操作可能な操作手段を示している。
図100(1)に示す装飾図柄表示装置208には、海の背景表示に保留枠UIが表示されており、ナビキャラクタYMも表示されている。また、第1装飾図柄(第3図柄)にも第2装飾図柄(第5図柄)にも装飾図柄のハズレの組合せ(「装飾4」−「装飾1」−「装飾7」)が表示されており、特図の図柄変動表示は停止中である。さらに、装飾図柄表示装置208の右上隅部に表示された第2保留数表示では、特図1の保留数も特図2の保留数も0である。すなわち、保留が無く、特図の停止図柄の確定表示が行われてから図柄変動表示が開始されていない状態である。この状態で、一定時間(例えば、30秒間)が経過すると、図100(1)に示す、メニューアイコンMI、音量調整アイコンVI、および輝度調整アイコンBIの表示が開始される。なお、一定時間経過前であっても、特図の停止図柄の確定表示期間が終了し、次の図柄変動表示が開始されていない状態(例えば、保留が無い状態における特図の停止図柄の確定表示期間経過直後)であれば、操作手段(例えば、チャンスボタン136や操作ユニットの十字キー等)を操作することで、これらのアイコンMI,VI,BIが表示されるようにしてもよいし、特図の停止図柄の確定表示期間が終了してから或る定まった期間(例えば、10秒間)経過したことを条件に加えて、これらのアイコンMI,VI,BIが表示されるようにしてもよい。あるいは、これらのアイコンMI,VI,BIの表示が開始されても一定期間(例えば、3秒間)は、チャンスボタン136および操作キーユニット137の十字キーを操作しても、オプションメニュー画面や音量調整ウィンドウや輝度調整ウィンドウが表示されないようにしてもよい。
また、メニューアイコンMI、音量調整アイコンVI、および輝度調整アイコンBIに、カスタマイズを行っている内容の表示(文字表示や画像表示)が含まれていてもよい。例えば、メニューアイコンMIであれば、演出カスタマイズの文字表示やアイコン表示、音量調整アイコンVIであれば音量のレベルを表すゲージの表示、輝度調整アイコンBIであれば光量のレベルを表すゲージの表示が含まれていてもよい。さらに、メニューアイコンMIに、図98(b)に示す大項目の表示(例えば、「キャラクタ選択」等)が含まれていてもよいし、図100(1)に示すように含まれていなくてもよい。
図100(2)では、操作キーユニットの下キー137dが操作される。なお、上キー137uが操作されても同じである。なお、十字キーは、無操作の状態では白色点灯であるが、押下されたキーは赤色点灯に変化するが、十字キーに装飾ランプが設けられていなくてもよい。
下キー137dが操作されたことで、図100(3)に示す装飾図柄表示装置208には、輝度調整ウィンドウBWが表示されている。輝度調整ウィンドウBWは、輝度調整アイコンBIよりも大きな表示であり、図100(3)に示す装飾図柄表示装置208では、メニューアイコンMIが消え、音量調整アイコンVIがメニューアイコンMIの位置にシフトして、輝度調整アイコンBIの4倍程度の大きさの輝度調整ウィンドウBWが表示されている。この例では、遊技盤用ランプ442または/および遊技台枠用ランプ452といったLEDの光量を5段階で調整可能であり、初期値は最も明るい5レベルである。
図100(4)では、下キー137dがもう一度操作され、同図(5)に示す輝度調整ウィンドウBWでは、一段階下がり4レベルになっている。
図100(6)では、操作キーユニット137の上キー137uが操作され、同図(7)に示す輝度調整ウィンドウBWでは、一段階上がり5レベルに戻っている。5レベルの状態で、上キー137uを操作しても、それ以上、光量は上がらない。また、1レベルの状態で、下キー137dを操作しても、それ以上、光量は下がらない。また、一定期間(例えば、10秒)何も操作をしないと、3つのアイコンMI,VI,BIが表示されたデモ画面に戻るが、上キー137d又は下キー137uを操作すると、その一定期間のカウント開始を更新することができる。すなわち、デモ画面に戻るまでの期間を延ばすことができる。なお、1レベルよりも下の0レベルまで設定可能であってもよい。この0レベルでは、LEDは消灯状態を維持することになる。
図100(8)では、操作キーユニット137の右キー137rが操作される。なお、左キー137lが操作されても同じである。
右キーが操作されたことで、図100(9)に示す装飾図柄表示装置208には、音量調整ウィンドウVWが表示されている。音量調整ウィンドウVWは、音量調整アイコンVIよりも大きな表示であり、図100(9)に示す装飾図柄表示装置208では、音量調整ウィンドウVWがメニューアイコンMI側に、音量調整アイコンVIの4倍程度まで拡大表示され、メニューアイコンMIは無くなって、輝度調整アイコンBIは表示されている。この例では、スピーカ120からの音量を5段階で調整可能であり、初期値は中間の音量の3レベルである。
図100(10)では、操作キーユニット137の右キーがもう一度操作され、同図(11)に示す音量調整ウィンドウVWでは、一段階上がり4レベルになっている。なお、最も音の大きな5レベルの状態で、右キーを操作しても、それ以上、音量は上がらない。また、1レベルの状態で、左キーを操作しても、それ以上、音量は下がらない。また、一定期間(例えば、10秒)何も操作をしないと、3つのアイコンMI,VI,BIが表示されたデモ画面に戻るが、左キー又は右キーを操作すると、デモ画面に戻るまでの期間を延ばすことができる。なお、1レベルよりも下の0レベルまで設定可能であってもよい。この0レベルでは、スピーカ120は消音(ミュート)を維持することになる。
最後の操作があってから一定期間(例えば、10秒)が経過したことにより、図100(13)に示す装飾図柄表示装置208では、3つのアイコンMI,VI,BIが表示されたデモ画面に戻っている。
図100(14)では、チャンスボタン136が操作され、チャンスボタン136が操作されたことで、図100(15)に示す装飾図柄表示装置208には、オプションメニュー画面が表示されている。なお、チャンスボタン136は、内蔵されているチャンスボタンランプ138が、押下されたことにより赤色に発光しているが、押下される前から赤色に点灯していてもよい。このオプションメニュー画面では、背景表示、保留枠UI、ナビキャラクタYM、第1装飾図柄(第3図柄)、および第2装飾図柄(第5図柄)全てが消え、「メニュー」の文字表示の下に、縦一列に上から順に、演出カスタマイズアイコン、キャラクタ選択アイコン、保留枠選択アイコン、保留表示選択アイコン、背景表示選択アイコン、初期化アイコン、およびデモ画面に戻るための戻るアイコンといった7種類のアイコンが表示されている。これら7種類のアイコンのうちのいずれか一つのアイコンの左横には、操作キーユニット137の上下キーで上下することができるカーソルアイコンcsが表示されている。図100(15)では、一番上の演出カスタマイズアイコンの左横にカーソルアイコンcsが表示され、他のアイコンが白表示であるのに対して、演出カスタマイズアイコンは赤色に点灯している。また、オプションメニュー画面では、右下に、選択操作や決定操作に用いることができる操作手段の絵柄が表示されている。すなわち、操作キーユニット137のうち、選択操作に用いられる十字キーの絵柄と、決定操作に用いられるチャンスボタン136の絵柄が表示されている。さらに、チャンスボタン136と、十字キーのうち、カーソルアイコンcsやカーソル表示の移動に用いる上下キー137u,dの絵柄は、赤色に表示されている。なお、決定操作には、チャンスボタン136とともに操作キーユニット137の決定キーも用いることができるようにしてもよいし、チャンスボタン136に代えてその決定キーを用いることができるようにしてもよい。
ここで、図100(2)〜同図(12)の、輝度調整中や音量調整中に、チャンスボタン136を操作しても、オプションメニュー画面は表示されないが、表示されるようにしてもよい。また、オプションメニュー画面表示開始時のカーソルアイコンcsの初期位置は、一番上の演出カスタマイズアイコンであってもよいし、戻るアイコンであってもよいし、その他のアイコンであってもよい。あるいは、カスタマイズを現在行っている項目のアイコンであってもよい。
図100(16)では、演出カスタマイズアイコンにカーソルアイコンcsが表示されている状態で、チャンスボタン136が押下され、図100(17)に示すように、装飾図柄表示装置208には、演出カスタマイズ画面が表示される。演出カスタマイズ画面には、5行のリストが表示され、そのリストには、図98(b)に示す演出カスタマイズにおける小項目の表示の上から5つ分(「01 オートボタンモード」〜「05 裏ボタンナビ」)と、それぞれの選択肢(例えば、「OFF ON」等)が表示されている。すなわち、5行のリストの1行につき1項目が表示されている。さらに、その下には、設定変更を保存するための確定アイコン、オプションメニュー画面に戻るための戻るアイコン、設定を一括して初期値に戻すための初期化アイコンが左側から順に横一列に配置されている。また、演出カスタマイズ画面では、カーソルアイコンに代えてカーソル表示が用いられている。演出カスタマイズ画面表示開始時のカーソル表示の初期位置は、オプションメニュー画面に戻るための戻るアイコンである。カーソル表示が表示されている戻るアイコンは、枠が強調表示され、さらに赤色に点灯表示されている。また、表示されている選択肢のうち現在設定されている選択肢も赤色に表示されている。例えば、図100(17)に示す演出カスタマイズ画面では、オートボタンモードは非設定(OFF)である。さらに、演出カスタマイズ画面の右下にも、選択操作に用いられる十字キーの絵柄と、決定操作に用いられるチャンスボタン136の絵柄が表示されている。なお、演出カスタマイズ画面では、十字キーのうち全てのキー137u,d,l,rの絵柄が、赤色に表示されている。
図100(18)では、下キー137dが操作され、カーソル表示は、オートボタンモードの項目に移動する。すなわち、図100(19)に示す演出カスタマイズ画面では、オートボタンモードの項目の枠が強調表示され、さらに、吹き出し表示が追加され、オートボタンモードの説明が表示されている。
図100(20)では、オートボタンモードの項目にカーソル表示が表示されている状態で、右キー137rが操作される。その結果、図100(21)に示すように、オートボタンモードの現在設定されている選択肢がONに変化する。すなわち、OFFからONに切り替えられた。なお、現在設定されている選択肢がOFFの状態で、左キー137lが操作された場合は、そのキー操作は無効になるが、右キー137rが操作された場合と同じ結果になってもよい。
図100(22)では、下キー137dが操作され、カーソル表示は、オートボタンモードの1つ下の項目(長押しオート連打)に移動する。すなわち、図100(23)に示す演出カスタマイズ画面では、長押しオート連打の項目の枠が強調表示され、さらに、吹き出し表示が追加され、この項目に関する説明が表示されている。なお、下キー137dではなく上キー137uが操作されると、カーソル表示は、設定変更があった場合には、確定アイコンに移動し、設定変更がなかった場合には、戻るアイコンに移動する。ただし、設定変更があってもなくても確定アイコンに移動してもよいし、あるいは戻るアイコンに移動してもよい。
その後、下キー137dが3回操作され、カーソル表示は、一番下の裏ボタンナビの項目に移動する。すなわち、図100(25)に示す演出カスタマイズ画面では、裏ボタンナビの項目の枠が強調表示され、さらに、吹き出し表示が追加され、この項目に関する説明が表示されている。
図100(26)では、さらにもう1回、下キー137dが操作され、図100(27)に示すように、5行のリストの更新が行われ、図98(b)では01であったオートボタンモードの項目が消え、代わりに新たに追加された、図98(b)では06であった先読み予告なしの項目にカーソル表示が移動している。
図100(28)では、さらに下キー137dが操作され続ける。
図101は、図100に示す例の続きを示す図である。
下キー137dの操作に合わせてリストの更新が行われ、図100(28)に続く図101(29)に示す演出カスタマイズ画面では、図98(b)における演出カスタマイズの最後の小項目である09の一発告知の項目にカーソル表示が移動している。
図101(30)に示すように、下キー137dがもう一回操作されると、図101(31)に示すように、カーソル表示は確定アイコンに移動し、確定アイコンは、枠が強調表示され、さらに赤色に点灯表示されている。
図101(32a)では、決定操作としてチャンスボタン136が操作され、同図(33a)に示す装飾図柄表示装置208では、演出カスタマイズの設定完了を報知する報知画面が、演出カスタマイズ画面に前側から重ねて表示される。なお、演出カスタマイズの設定を更新することを確認する確認画面(例えば、キャンセルアイコンと更新アイコンが表示された画面)が表示されてもよい。図101(33a)に示す報知画面には、オプションメニュー画面に戻るための戻るアイコンが表示されており、カーソル表示はそのアイコンに表示されている。
図101(34)ではチャンスボタン136が操作され、同図(35)に示すように、オプションメニュー画面に戻る。
なお、図101(33a)に示す報知画面における戻るアイコンは、演出カスタマイズ画面に戻るためのアイコンであってもよく、演出カスタマイズ画面に配置されている戻るアイコンを操作することで、オプションメニュー画面に復帰できるようにしてもよい。
オプションメニュー画面に戻った後、図101(36)に示すようにオプションメニュー画面が表示されている状態で、下キー137dが再び操作されると(同図(37)参照)、図101(38)に示すように、それまで演出カスタマイズアイコンに表示されていたカーソルアイコンcsは一つ下に移動し、今度は、キャラクタ選択アイコンの左横にカーソルアイコンcsが表示され、そのキャラクタ選択アイコンは赤色に点灯する。
図101(39)では、キャラクタ選択アイコンにカーソルアイコンcsが表示されている状態で、チャンスボタン136が押下され、図101(40)に示すように、装飾図柄表示装置208には、キャラクタ選択画面が表示される。キャラクタ選択画面にも、5行のリストが表示され、そのリストには、図98(b)に示すキャラクタ選択における選択肢の表示の上から5つ分(「01 吉宗」〜「05 ハニ」)が表示されている。すなわち、5行のリストの1行につき1項目が表示されている。図101(40)では、カーソル表示は、吉宗の項目に表示されており、キャラクタ選択画面の左側には、カーソル表示が表示されている項目のキャラクタの絵柄(ここでは吉宗の絵柄)がプレビュー表示されている。なお、73(b)に示すように、キャラクタ選択の初期設定は、吉宗であるが、この初期設定自体を無くしてしまってもよい。また、キャラクタ選択画面の右下には、オプションメニュー画面に戻るための戻るアイコンと、選択操作に用いられる十字キー(上下キー137u,dのみ赤色)の絵柄と、決定操作に用いられる赤色のチャンスボタン136の絵柄も表示されている。
ここでのキャラクタ選択で設定されたキャラクタは、常時表示されるようになったり、演出時には必ず登場するようになったり、出現頻度が他のキャラクタより高くなったりする。
図101(41)に示すように、下キー137dが一回操作されると、図101(42)に示すように、カーソル表示は、吉宗の1つ下の項目の爺に移動し、爺の絵柄がプレビュー表示されている。
図101(43)では、下キー137dがさらに5回操作され、下キー137dの操作に合わせてリストの更新が行われ、図101(44)に示すキャラクタ選択画面では、図98(b)におけるキャラクタ選択の最後の選択肢である07のコパンダの項目にカーソル表示が移動している。
図101(45)に示すように、下キー137dがもう一回操作されると、図101(46)に示すように、カーソル表示は戻るアイコンに移動し、戻るアイコンは、枠が強調表示され、さらに赤色に点灯表示されている。
ここで、チャンスボタン136ではなく、下キー137dが一回だけ操作されると(図101(47))、リストの更新が行われて、図101(48)に示すように、01の吉宗が先頭にくる最初のリストに戻り、カーソル表示はその吉宗の項目に移動している。そして、図101(49)では、チャンスボタン136が操作される。図101(50)に示すキャラクタ選択画面では、プレビュー表示が行われていた領域で、キャラクタを決定することを示すアニメーション表示が行われている。なお、キャラクタの設定を更新することを確認する確認画面(例えば、キャンセルアイコンと更新アイコンが表示された画面)が表示されてもよいが、この例では、キャラクタを決定することを示すアニメーション表示が終了すると、選択したキャラクタの設定の更新が自動的に行われ、図101(51)に示すように、オプションメニュー画面に戻る。
なお、キャラクタを決定することを示すアニメーション表示が終了してもキャラクタ選択画面のままであり、キャラクタ選択画面に配置されている戻るアイコンを操作することで、オプションメニュー画面に復帰できるようにしてもよい。
オプションメニュー画面に戻った後、オプションメニュー画面が表示されている状態で、下キー137dが再び操作されると(図101(52)参照)、図101(53)に示すように、それまでキャラクタ選択アイコンに表示されていたカーソルアイコンcsは一つ下に移動し、今度は、保留枠選択アイコンの左横にカーソルアイコンcsが表示され、その保留枠選択アイコンは赤色に点灯する。
図101(54)では、保留枠選択アイコンにカーソルアイコンcsが表示されている状態で、チャンスボタン136が押下され、図101(55)に示すように、装飾図柄表示装置208には、保留枠選択画面が表示される。保留枠選択画面にも、5行のリストが表示され、そのリストには、図98(b)に示す保留枠選択における選択肢の表示の上から5つ分(「01 保留枠A」〜「05 保留枠E」)が表示されている。すなわち、5行のリストの1行につき1項目が表示されている。図101(55)では、カーソル表示は、保留枠Aの項目に表示されており、保留枠選択画面の左側のウィンドウには、カーソル表示が表示されている項目の保留枠が保留アイコンと変動アイコンとともにプレビュー表示されている。なお、73(b)に示すように、保留枠選択の初期設定は、保留枠Aであるが、この初期設定自体を無くしてしまってもよいし、あるいはここでは選択することができない専用の保留枠を用意してもよい。また、保留枠選択画面の右下には、オプションメニュー画面に戻るための戻るアイコンと、選択操作に用いられる十字キー(上下キー137u,dのみ赤色)の絵柄と、決定操作に用いられる赤色のチャンスボタン136の絵柄も表示されている。
ここでの保留枠選択で設定された保留枠は、装飾図柄表示装置208の下部に、第1UI部280と第2UI部281として表示されるようになる。
図101(56)では、下キー137dが一回操作される。
図102は、図101に示す例の続きを示す図である。
図101(55)から続く図101(56)に示す、下キー137dの一回の操作を受けて、図102(57)に示す装飾図柄表示装置208では、カーソル表示は、保留枠Aの1つ下の項目の保留枠Bに移動し、左側のウィンドウには、保留枠Bがプレビュー表示されている。
図102(58)では、チャンスボタン136による決定操作が行われる。図102(59)に示す保留枠選択画面では、プレビュー表示が行われている左側のウィンドウを囲むようなエフェクト表示Ed1が発生し、そのエフェクト表示Ed1が消えると、選択した保留枠の設定の更新が自動的に行われ、図102(60)に示すように、オプションメニュー画面に戻る。なお、保留枠の設定を更新することを確認する確認画面(例えば、キャンセルアイコンと更新アイコンが表示された画面)が表示されてもよい。また、エフェクト表示Ed1が消えても保留枠選択画面のままであり、保留枠選択画面に配置されている戻るアイコンを操作することで、オプションメニュー画面に復帰できるようにしてもよい。
オプションメニュー画面に戻った後、オプションメニュー画面が表示されている状態で、下キー137dが再び操作されると(図102(61)参照)、図102(62)に示すように、それまで保留枠選択アイコンに表示されていたカーソルアイコンcsは一つ下に移動し、今度は、保留表示選択アイコンの左横にカーソルアイコンcsが表示され、その保留表示選択アイコンは赤色に点灯する。この状態で、チャンスボタン136が押下され、図102(63)に示すように、装飾図柄表示装置208には、保留表示選択画面が表示される。保留表示選択画面にも、5行のリストが表示され、そのリストには、図98(b)に示す保留表示選択における選択肢の表示の上から5つ分(「01 アイコンA」〜「05 アイコンE」)が表示されている。すなわち、5行のリストの1行につき1項目が表示されている。図102(63)では、カーソル表示は、アイコンAの項目に表示されており、保留表示選択画面の左側のウィンドウには、カーソル表示が表示されている項目のアイコンが保留枠とともにプレビュー表示されている。なお、73(b)に示すように、保留表示選択の初期設定は、アイコンAであるが、この初期設定自体を無くしてしまってもよいし、あるいはここでは選択することができない専用のアイコンを用意してもよい。また、保留表示選択画面の右下には、オプションメニュー画面に戻るための戻るアイコンと、選択操作に用いられる十字キー(上下キー137u,dのみ赤色)の絵柄と、決定操作に用いられる赤色のチャンスボタン136の絵柄も表示されている。
ここでの保留表示選択で設定されたアイコンは、保留枠UIに、保留アイコンh1〜h4として表示されたり、変動アイコンh0として表示されるようになる。
その後、下キー137dが二回操作され、カーソル表示は、アイコンCに移動し、左側のウィンドウには、アイコンCがプレビュー表示されている。この状態で、チャンスボタン136による決定操作が行われ、図102(65)に示す保留表示選択画面では、プレビュー表示が行われている左側のウィンドウを囲むようなエフェクト表示Ed1が再び発生し、そのエフェクト表示Ed1が消えると、選択したアイコンの設定の更新が自動的に行われ、図102(66)に示すように、オプションメニュー画面に戻る。なお、アイコンの設定を更新することを確認する確認画面(例えば、キャンセルアイコンと更新アイコンが表示された画面)が表示されてもよい。また、エフェクト表示Ed1が消えても保留表示選択画面のままであり、保留表示選択画面に配置されている戻るアイコンを操作することで、オプションメニュー画面に復帰できるようにしてもよい。
オプションメニュー画面に戻った後、オプションメニュー画面が表示されている状態で、下キー137dがまた操作されると(図102(67)参照)、図102(68)に示すように、それまで保留表示選択アイコンに表示されていたカーソルアイコンcsは一つ下に移動し、今度は、背景表示選択アイコンの左横にカーソルアイコンcsが表示され、その背景表示選択アイコンは赤色に点灯する。
図102(69)では、背景表示選択アイコンにカーソルアイコンcsが表示されている状態で、チャンスボタン136が押下され、図102(70)に示すように、装飾図柄表示装置208には、背景表示選択画面が表示される。背景表示選択画面にも、5行のリストが表示され、そのリストには、図98(b)に示す背景表示選択における5つの選択肢全て(「01 背景A」〜「05 背景E」)が表示されている。すなわち、5行のリストの1行につき1項目が表示されている。図102(70)では、カーソル表示は、背景Aの項目に表示されており、背景表示選択画面の左側のウィンドウには、カーソル表示が表示されている項目の背景がプレビュー表示されている。なお、73(b)に示すように、背景表示選択の初期設定は、背景Aであるが、この初期設定自体を無くしてしまってもよいし、あるいはここでは選択することができない専用の背景を用意してもよい。また、背景表示選択画面の右下には、オプションメニュー画面に戻るための戻るアイコンと、選択操作に用いられる十字キー(上下キー137u,dのみ赤色)の絵柄と、決定操作に用いられる赤色のチャンスボタン136の絵柄も表示されている。
ここでの背景表示選択で設定された背景は、装飾図柄表示装置208における通常状態の背景表示として表示されるようになる。ここにいう通常状態の背景表示には、先読みモードにおける背景表示や、当該変動の大当りの予告としての背景表示や、電サポ状態における背景表示は含まれない。ただし、電サポ状態における背景表示に限っては、含まれるようにしてもよい。
その後、下キー137dが四回操作され、カーソル表示は、背景Eに移動し、左側のウィンドウには、背景E(空の背景)がプレビュー表示されている。この状態で、チャンスボタン136による決定操作が行われ、図102(72)に示す保留表示選択画面では、プレビュー表示が行われている左側のウィンドウを囲むようなエフェクト表示Ed1がまた発生し、そのエフェクト表示Ed1が消えると、選択した背景の設定の更新が自動的に行われ、図102(73)に示すように、オプションメニュー画面に戻る。なお、背景の設定を更新することを確認する確認画面(例えば、キャンセルアイコンと更新アイコンが表示された画面)が表示されてもよい。また、エフェクト表示Ed1が消えても背景表示選択画面のままであり、背景表示選択画面に配置されている戻るアイコンを操作することで、オプションメニュー画面に復帰できるようにしてもよい。
オプションメニュー画面に戻った後、オプションメニュー画面が表示されている状態で、下キー137dが2回操作されると(図102(74a)参照)、図102(75)に示すように、それまで保留表示選択アイコンに表示されていたカーソルアイコンcsは一番下まで移動し、デモ画面に戻るための戻るアイコンの左横にカーソルアイコンcsが表示され、その戻るアイコンは赤色に点灯する。
図102(76)では、戻るアイコンにカーソルアイコンcsが表示されている状態で、チャンスボタン136が押下され、図102(77)に示すように、装飾図柄表示装置208には、デモ画面が表示される。ここでのデモ画面には、カスタマイズした結果が反映されている。すなわち、背景は、空の背景に変更されており、保留枠UIは、図100(1)に示す保留枠UIと異なっており、画面右上の枠RW内には、演出カスタマイズでONに設定したモード名(ここではオートボタンモード)が表示されている。なお、2つのモードをONに設定した場合には、カスタマイズの番号の若い順に交互に表示される。例えば、01のオートボタンモードと05の裏ボタンナビをONにしていたら、オートボタンモードと裏ボタンナビが画面右上の枠RW内に交互に表示される。なお、デフォルト設定と同じときは、枠RW内に表示しないようにしてもよいが、同じであっても表示してもよい。また、何の設定も行っていない場合には、枠RW内にOFFと表示してもよいし、何も表示しなくてもよい。また、信頼度の設定の群予告や、連打の速さの設定の長押しオート連打については、設定しても枠RW内に表示しないようにしてもよい。さらに、設定しているモードを細かく表示せず、例えば「演出カスタマイズ中」とだけ表示するようにしてもよい。
図102(79)には、普通図柄表示装置210、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普通図柄保留ランプ216、第1特図保留ランプ218、第2特図保留ランプ220、および第4図柄表示装置284も示されている。図102(79)に示す普通図柄表示装置210、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214のいずれも停止表示中である。また、図102(79)に示す装飾図柄表示装置208における第1装飾図柄(第3図柄)も第2装飾図柄(第5図柄)も停止表示中であり、図102(79)に示す第4図柄表示装置284も停止表示を表している。さらに、図102(79)に示す普通図柄保留ランプ216、第1特図保留ランプ218、および第2特図保留ランプ220はいずれも全て消灯しており、装飾図柄表示装置208の右上隅部に表示された第2保留数表示でも、特図1の保留数も特図2の保留数も0である。したがって、保留が無く、停止図柄の確定表示が行われてから図柄変動表示が開始されていない状態である。
図102(80)に示すタイミングで、第1特図始動口230に1球入球があり、図102(80)に示す第1特図表示装置212は、図柄変動表示を開始している。ただし、図102(80)に示す、副制御部400,500側によって制御される装飾図柄表示装置208における第1装飾図柄(第3図柄)も第2装飾図柄(第5図柄)も装飾図柄の変動表示を開始しておらず、同じく副制御部400,500側によって制御される第4図柄表示装置284も停止表示を表したままである。なお、図102(80)に示す第4図柄表示装置284は、黒い四角が第1装飾図柄(第3図柄)の停止表示中を表し、灰色の丸が第2装飾図柄の(第5図柄)の停止表示中を表し、白い四角が第1装飾図柄(第3図柄)の変動表示中を表し、白い丸が第2装飾図柄(第5図柄)の変動表示中を表す。
図102(81)に示す装飾図柄表示装置208では、第1装飾図柄は依然として停止表示したままであるが、第2装飾図柄は変動表示を開始し、右上隅部に表示された第2保留数表示では、特図1の保留数が一瞬、「1」と表示されている。
図102(82)に示す装飾図柄表示装置208では、第2保留数表示のうちの、先に一瞬「1」と表示された特図1の保留数が「0」になっている。なお、第1特図始動口230に入賞してすぐに消化されるため、第2保留数表示が一瞬たりとも「1」と表示されず、「0」のままであってもよい。
図102(83)では、第一の保留アイコンh11の増加アニメーションが開始されている。
図103は、図102に示す例の続きを示す図である。
図102(83)から続く図103(84)では、増加アニメーションが終了し、第一の保留アイコンh11が表示されている。図103(84)に示す第一の保留アイコンh11は、演出カスタマイズの保留表示選択で新たに設定されたアイコンであり、デフォルトの表示態様(菱形の無模様かつ白色の表示態様)で表示されている。
図103(85)では、未だ、第1装飾図柄の変動表示は開始されていないが、第1特図表示装置212における図柄変動表示の開始から遅れて、メニューアイコンMI、音量調整アイコンVI、および輝度調整アイコンBIといった3つのアイコンの消去が開始され、透化表示になっている。ここでの消去は、アニメーション仕立てであってもよいが、必ずしも消去アニメーションである必要はなく、図103(86)では、これら3つのアイコンMI,VI,BIの消去が完了している。
図103(87)では、第一の保留アイコンh11が、変動アイコン表示領域の台座hs0に向けて移動を開始しており、同図(88)では、第一の保留アイコンh11の移動が完了し、変動アイコン表示領域の台座hs0には、デフォルトの表示態様(菱形の無模様かつ白色の表示態様)の変動アイコンh0が表示されている。そして、図103(89)で、ようやく第1装飾図柄の変動表示が開始され、第1装飾図柄は低速変動中である。なお、第1装飾図柄の変動表示の開始にあたって詳しくは、左図柄が一番最初に変動表示を開始し、次いで中図柄が変動表示を開始し、最後に右図柄が変動表示を開始する。しかしながら、左図柄、中図柄、および右図柄の変動表示開始の順番はこの順番に限定されず、これら3つの左図柄、中図柄、および右図柄が同時に変動表示を開始するようにしてもよい。また、第1装飾図柄の変動表示が開始される前に、装飾図柄によるアニメーション(例えば、装飾図柄が一度大きく表示されてから元々の大きさに戻るアニメーションや、装飾図柄がキャラクタ等の画像と文字画像(数字を含む)から構成されている場合、第1装飾図柄の変動が開始するまでにキャラクタ等の画像がアニメーションを行う等が挙げられる)が表示されてもよい。
図103(91)では、第1装飾図柄は高速変動中になる。特図表示装置212,214における図柄変動表示が開始された後であっても、操作キーユニット137の左キー137l又は右キー137rを操作すると(図103(92)参照)、図103(93)に示すように、保留枠UIの上には音量調整用のバー表示VBが表示されている。この音量調整用のバー表示VBは、第1装飾図柄(第3図柄)の少なくとも一部、変動アイコンh0の少なくとも一部、およびナビキャラクタYMの少なくとも一部に前側から重なるように表示されている。音量調整用のバー表示VBが表示されている状態で、左キー137lを操作するとバー表示が1レベル減って音が小さくなり、右キー137rを操作するとバー表示が1レベル増えて音が大きくなり、音量調整可能である。
本実施形態では、特図表示装置212,214における図柄変動表示が開始された後であっても、音量調整のみは常時可能である。なお、音量調整が常時可能であっても、音量調整用のバー表示VBが表示されないように構成されていてもよい。また、大当り遊技中であっても、音量調整のみは常時可能である。ただし、或る期間だけ規制されていてもよい。例えば、大当り遊技の開始演出中や、ラウンド間インターバル中や、大当り遊技の終了演出中や、スーパーリーチ演出の実行中や、特図表示装置212,214における図柄の確定表示中や、装飾図柄の確定表示中や、ハズレの図柄の確定表示中や、大当り図柄の確定表示中や、電サポ(時短)状態の終了時(例えば、ST終了時)のリザルト画面(例えば、出球数又は/及び連荘数等を表示する画面)の表示中や、左右キー137l,137rを演出で使用する期間は、規制されてもよい。なお、スーパーリーチ演出が勝負演出であった場合には、勝敗の結果が報知されるまで規制され、その後は調整可能としてもよいし、3つの装飾図柄が揃って揺れ表示を開始した後は調整可能としてもよいし、スーパーリーチ演出から停止表示が行われるまでの期間は全て規制してもよい。
なお、本実施形態では、特図表示装置212,214における図柄変動表示が開始された後の音量調整は、特図低確普図低確状態に限って可能としてもよい。また、特図表示装置212,214における図柄変動表示が開始された後に、操作キーユニット137の上キー137u又は下キー137dを操作しても、光量調整は不能であるが、光量調整用のバー表示を音量調整用のバー表示VBと同様に表示し、光量調整可能としてもよいし、バー表示は行わずに光量調整可能としてもよい。さらに、特図表示装置212,214における図柄変動表示が開始された後であっても、演出カスタマイズや、キャラクタ選択等も設定可能であってもよい。
また、音量調整アイコンVI等が消えている状態、すなわち図柄変動中に、左キー137l又は右キー137rを操作した場合、本実施形態のように音量調整用のバー表示VBを表示することなく、音量調整を可能であってもよい。音量調整用のバー表示VBは、一定期間(例えば10秒間)操作しないと消去されるように構成されているが、一定期間が経過する前に再度左キー137l又は右キー137rが操作された場合は、その一定期間のカウント開始を更新することができる(すなわち、デモ画面に戻るまでの期間を延ばすことができる)ように構成されていてもよい。図柄の変動が開始されることにより音量調整アイコンVI等が消去されるアニメーションの実行中に、左キー137l又は右キー137rの操作があった場合には、消去アニメーションを途中でキャンセルして、即座に音量調整アイコンVI等を消し、代わりに音量調整用のバー表示VBを表示してもよい。あるいは、消去アニメーションをキャンセルせず、音量調整アイコンVI等を再表示してもよいし、消去アニメーションを最後まで行った後に音量調整用のバー表示VBが表示されてもよい。
さらに、特図表示装置212,214における図柄変動表示が開始された後であっても、第1装飾図柄の変動表示が開始されるまでは、3つのアイコンMI,VI,BIの表示の有無に関わらず、光量調整可能としてもよいし、演出カスタマイズや、キャラクタ選択等も設定可能としてもよい。
また、図柄変動中に音量調整および/または輝度調整が行える場合であっても、調整用のバー表示が表示されないように構成されていてもよい。
図104は、図101を用いて説明した例の変形例を示す図である。
図101(32a)に示すチャンスボタン136の操作に代えて、図104(32b)に示すように右キー137rを操作した場合には、図104(33b1)に示すように、カーソル表示は戻りアイコンに移動し、戻りアイコンは、枠が強調表示され、さらに赤色に点灯表示される。この状態で、チャンスボタン136が操作されると(図104(33b2))、オプションメニュー画面に戻るか否かの確認画面が、演出カスタマイズ画面に前側から重ねて表示される(図104(33b3))。この確認画面には、オプションメニュー画面に戻ることを了承する戻るアイコンと、オプションメニュー画面に戻ることを中止するキャンセルアイコンとが表示されており、図104(33b2)では、カーソル表示はキャンセルアイコンに表示されている。
そして、図104(33b4−1)に示すように右キー137rを操作して、カーソル表示を戻るアイコンに移動させるか(図104(33b5−1)、カーソル表示がキャンセルアイコンに表示されている状態で、図104(33b4−2)に示すようにチャンスボタン136を操作して、演出カスタマイズ画面に戻す(図104(33b5−2))ことができる。
図101(32a)に示すチャンスボタン136の操作に代えて、図104(32c)に示すように右キー137rを操作した場合には、図104(33c1)に示すように、カーソル表示は戻りアイコンに移動し、右キー137rをさらにもう1回操作すると(図104(33c2))、図104(33c3)に示すようにカーソル表示が初期化アイコンに移動する。この状態で、チャンスボタン136が操作されると(図104(33c4))、演出カスタマイズを初期化するか否かの確認画面が、演出カスタマイズ画面に前側から重ねて表示される(図104(33c5))。この確認画面には、初期化することを了承する“はいアイコン”と、初期化することを中止する“いいえアイコン”とが表示されており、図104(33c5)では、カーソル表示は“いいえアイコン”に表示されている。そして、図104(33c6−1)に示すように右キー137rを操作すると、カーソル表示が“はいアイコン”に移動し(図104(33c7−1)、この状態で、図104(33c8−1)に示すようにチャンスボタン136を操作すると、演出カスタマイズの初期化が実行される。ここでの初期化は、遊技者が演出カスタマイズで設定したこと全てについて初期値に戻される。なお、特に何も設定していないときであっても初期化を行うことは可能であるが、できないようにしてもよい。初期化が完了すると、初期化完了画面が、演出カスタマイズ画面に前側から重ねて表示される(図104(33c9−1))。続いて、チャンスボタン136が操作されると(図104(33c6−2))、初期化が反映された演出カスタマイズ画面が表示される。この例では、特に何も設定していなかったが、各項目は全て、初期値のOFFになっている。
図105は、その他の変形例を示す図である。
図102(74a)に示す下キー137dの2回操作に代えて、図105(74b1)に示すように下キー137dを1回だけ操作した場合には、図105(74b2)に示すように、カーソルアイコンcsが初期化アイコンの左横に表示され、その初期化アイコンが赤色に点灯する。
図105(74b3)では、初期化アイコンにカーソルアイコンcsが表示されている状態で、チャンスボタン136が押下され、図105(74b4)に示すように、装飾図柄表示装置208には、全ての設定を初期化するか否かの確認画面が、オプションメニュー画面に前側から重ねて表示される。この確認画面には、初期化することを了承する“はいアイコン”と、初期化することを中止する“いいえアイコン”とが表示されており、図105(74b4)では、カーソル表示は“いいえアイコン”に表示されている。
そして、図105(74b5−1)に示すように右キー137rを操作して、カーソル表示を“はいアイコン”に移動させるか(図105(74b6−1)、カーソル表示が“いいえアイコン”に表示されている状態で、図105(74b5−2)に示すようにチャンスボタン136を操作して、オプションメニュー画面に戻す(図105(74b6−2))ことができる。
図105(74b6−1)に示すようにカーソル表示が“はいアイコン”に表示されている状態でチャンスボタン136を操作すると(図105(74b7−1))、全ての設定の初期化が実行される。ここでの初期化は、遊技者が設定したことが全て初期値に戻される。なお、特に何も設定していないときであっても初期化を行うことは可能であるが、できないようにしてもよい。初期化が完了すると、初期化完了画面が、オプションメニュー画面に前側から重ねて表示される(図105(74b8−1))。続いて、チャンスボタン136が操作されると(図105(74b9−1))、図105(74b10−1)に示すようにオプションメニュー画面に戻る。
なお、遊技者が各種のカスタマイズを行ってから、オプションメニュー画面に戻さずに、一定期間(例えば5分間)、チャンスボタン136や操作キーユニット137の操作、あるいは球発射ハンドル134の操作がない場合は、各種設定を初期化してもよい。また、図105(74b6−1)の確認画面に代えて、図104(33c5)の確認画面が表示されてもよい。また、確認画面から“はいアイコン”を無くして、確認画面が表示されてから一定期間が経過したら初期化されるようにしてもよい。また、“はいアイコン”があっても、無操作の場合には、確認画面が表示されてから一定期間が経過したら初期化されるように構成してもよい。あるいは、確認画面で「初期化すること」を選んだ場合(ここでは、カーソル表示が“はいアイコン”に表示されている状態で、チャンスボタン136を操作した場合)にのみ初期化されてもよい。
また、音量調整や輝度調整についても、初期化に関しては同様であってもよく、さらには、各種設定の初期化設定と音量および/または輝度の初期化を同じタイミングで行うようにしてもよく、一方を他方よりも先に初期化するようにしてもよい。また、各種設定の初期化設定と同じタイミングで音量の初期化や輝度の初期化を行う場合には、音量の初期化や輝度の初期化については、初期化の確認画面を表示しないようにしてもよいし、各種設定、音量、および輝度すべての設定を初期化するような確認画面を表示するようにしてもよい。
さらに、演出カスタマイズの設定を初期化するかを確認する表示が図柄変動中に自動的に表示されるようにしてもよい。例えば、100変動に1回表示されたり、最後に表示されてから定まった回数の変動が行われたり、あるいは、最初に開始された変動から定まった回数の変動が行われた場合に、必ず表示されたり、ランダム(例えば表示抽選で当選した場合に)に表示されるようにしてもよい。
図105(I)〜同図(V’)は、大当りラウンド中にカスタマイズが行える例を示す図である。
この例では、例えば、1ラウンド目、または2ラウンド目に遊技者は楽曲選択を行うことができ、2ラウンド目以降の或るラウンドに到達して、次のラウンドからカスタマイズを行うことができる。ここでの或るラウンドとは、Vアタッカーに入賞可能になるラウンドのことであり、具体的には、5ラウンドである。図105(I)では、5ラウンド目の装飾図柄表示装置208が示されており、Vアタッカーへの入賞を煽るVの文字が表示されている。また、楽曲選択によって選択された楽曲のタイトルが画面左下に表示されている。
図105(II)は、Vアタッカーが閉じ、ラウンド間インターバルに相当する期間である。なお、5ラウンドと6ラウンドの間のラウンド間インターバルであっても、装飾図柄表示装置208には未だ5ラウンドと表示されている。また、アタッカーは閉じているが、右打ち報知が継続されている。
図105(III)では、アタッカーが開放を開始し、6ラウンド目が開始されている。この図105(III)に示す装飾図柄表示装置208には、演出カスタマイズを実行可能であることを報知する文字表示と、チャンスボタン136の絵柄が表示されている。すなわち、この例では、Vアタッカーに入賞可能になる5ラウンドの次のラウンドである6ラウンド目に演出カスタマイズを実行可能になる。なお、6ラウンド目に限って実行可能であってもよいし、6ラウンド目以降の複数ラウンドにわたって実行可能であってもよい。
図105(IV)では、チャンスボタン136が押下され、同図(V)に示す装飾図柄表示装置208には、図100等に示す演出カスタマイズ画面が縮小表示され、5行のリストが表示されている。
また、図105(V)の変形例として示す同図(V’)では、5行のリストのうちの1行のみ(1項目のみ)に関する表示(ここではオートボタンモードに関する表示)が表示されている。この変形例では、操作キーユニット137の上下キー137u,137dで項目をスクロールし、左右キー137l、137rで表示されている項目のON/OFFを切り替えることで、全ての演出カスタマイズを変更可能である。
なお、図105(V)の例にしても、同図(V’)の例にしても、一部の演出カスタマイズのみ変更可能であってもよい。
以上説明した例では、或るラウンド(例えば、いわゆるV確機でV入賞を行うラウンド)の次のラウンドからカスタマイズが行える。なお、V確機に限らず、或るラウンドからカスタマイズが行えてもよい。
また、大当り遊技中に楽曲選択を行うことができる期間は、カスタマイズを行うことができず、選択した楽曲が出力されるラウンドからカスタマイズを行うことができる構成であってもよい。楽曲選択は、ラウンドの途中で完了し、ラウンドの途中から選択した楽曲が出力される場合もあり、この場合には、楽曲選択を行ったラウンドであっても、選択した楽曲が出力されれば、当該ラウンド内でカスタマイズを行うことができる。
また、特定ラウンドの終了で楽曲が決定される場合もあり、この場合には、特定ラウンドが終了した以降にカスタマイズを行うことができる。細かくいえば、特定ラウンドの終了と同時からカスタマイズを行うことができてもよく、特定ラウンドの次のラウンドの開始からカスタマイズを行うことができてもよく、特定ラウンドとその次のラウンドの間のラウンド間インターバルからカスタマイズを行うことができてもよい。
さらに、カスタマイズは、大当りラウンド中はいつでも実行可能であってもよい。また、カスタマイズは、大当り遊技中はいつでも実行可能であってもよい。ここにいう大当り遊技中とは、大当り開始から大当り終了まで軒間であってラウンド中を含む期間のことである。
なお、大当り図柄が確定表示されてから1ラウンド目が開始されるまでの期間とは、主制御部300から見れば、役物連続作動装置がオフからオンになってから、特別電動役物(アタッカ)がオフからオンになるまでの間の期間であるが、大当り遊技開始演出が実行されている期間が含まれる。なお、大当り遊技開始演出で表示されたいた表示(例えば、スペシャルボーナスの表示)が1ラウンドが開始されても引き続き表示されている場合もあるが、アタッカーが最初の開放を開始するまでが1ラウンド目が開始されるまでの期間になる。また、大当り図柄の確定表示は、装飾図柄の確定表示ではなく、特図表示装置212,214における図柄の確定表示を基準にする。また、アタッカーが開放される前から右打ち報知を行う(例えば、特図1の初当りの場合や大当りする度毎)遊技台であれば、この右打ち報知が開始されたタイミングも、大当り図柄が確定表示されてから1ラウンド目が開始されるまでの期間中に含まれる。
大当り図柄が確定表示されてから1ラウンド目が開始されるまでの期間中は、カスタマイズが行えないように構成されていてもよいし、反対に行えるように構成されていてもよい。
また、最終ラウンドが終了してから最短で図柄変動が開始されるまでの期間において、カスタマイズが行えないようにしてもよい。例えば、大当り終了演出中は、カスタマイズが行えないようにしてもよい。
さらに、プリペイドカード取り忘れ警告表示中は、カスタマイズが行えないように構成されていてもよいし、反対に行えるように構成されていてもよい。
また、特定の演出中(例えば、V入賞演出や楽曲選択、確変示唆演出等々)中は、カスタマイズが行えないように構成されていてもよい。また、演出選択(例えば、楽曲選択、演出モード選択等)が行える期間において、カスタマイズが行えないように構成されていてもよい。さらに、カスタマイズで使用する操作手段を用いる演出の実行期間中も、カスタマイズが行えないように構成されていてもよいし、その演出が開始される前からカスタマイズを規制してもよい。こうすることで、カスタマイズの規制が、その演出の予告として機能する。
さらに、図105(I)〜同図(V’)に示す例とは逆に、或るラウンドに到達したら、カスタマイズが行えないように構成されていてもよい。例えば、1R〜14Rまではカスタマイズを行うことができるが、15Rになったらできなくなってもよい。あるいは、5R〜12Rまではカスタマイズを行うことができるが、13R以降はできなくなってもよい。
また、二次元コードの表示中は、カスタマイズが行えないように構成されていてもよい。例えば、大当り遊技中の或る一定期間において二次元コードが表示されている場合や、遊技者の操作によって二次元コードを表示しているとき(例えば、「ボタンを押して二次元コード表示」と表示されているときにボタン操作で二次元コードを出したとき)には、カスタマイズが行えないように構成されていてもよい。あるいは反対に、二次元コードの表示中であっても、カスタマイズが行えるように構成されていてもよい。二次元コードとカスタマイズに関する表示の全部または一部が重なる位置に表示されていてもよいし、重ならない位置に表示されていてもよい。すなわち、二次元コードの一部又は全部が、カスタマイズに関する表示の一部又は全部に前側から重なるように表示されていてもよいし、その逆に、カスタマイズに関する表示の一部又は全部が、二次元コードの一部又は全部に前側から重なるように表示されていてもよい。
なお、図105(I)〜同図(V’)では、確変領域を有する可変入賞口を備えたパチンコ機の大当り演出について説明したが、確変領域がない可変入賞口を備えたパチンコ機の大当りにも適用可能であり、V入賞することで大当りが開始するいわゆる1種2種の機種の大当りについても適用可能である。
図105(VI)〜同図(VIII)は、図柄変動表示中にカスタマイズが行える例を示す図である。
図105(VI)に示す装飾図柄表示装置208では、第1装飾図柄(第3図柄)および第2装飾図柄(第5図柄)がともに、リーチ状態ではなく、3つの装飾図柄とも高速変動中である。また、図105(VI)に示す装飾図柄表示装置208の画面右上の枠RW内には、現在、オードボタンモードがカスタマイズ設定されていることが表示されており、その下に、演出カスタマイズを実行可能であることを報知する文字表示と、チャンスボタン136の絵柄が表示されている。
図105(VII)では、チャンスボタン136が押下され、同図(VII)に示す装飾図柄表示装置208では、画面右上の枠RWが消え、代わりに、図105(V’)で示した1行のみ(1項目のみ)に関する表示(ここではオートボタンモードに関する表示)が表示されている。この例でも、操作キーユニット137の上下キー137u,137dで項目をスクロールし、左右キー137l、137rで表示されている項目のON/OFFを切り替えることで、全ての演出カスタマイズを変更可能である。
図105(IX)〜同図(XI)は、図柄変動表示中にカスタマイズが行える他の例を示す図である。
図105(IX)に示す装飾図柄表示装置208でも、第1装飾図柄(第3図柄)および第2装飾図柄(第5図柄)がともに、リーチ状態ではなく、3つの装飾図柄とも高速変動中である。さらに、図105(IX)には、装飾図柄表示装置208(第1表示装置に相当)の上に第2表示装置208Pが配置されている。第2表示装置208Pは、装飾図柄表示装置208よりも表示画面が小さなものである。なお、第2表示装置208Pは、装飾図柄表示装置208よりも前側に配置されており、図105(IX)に示す第2表示装置208Pは、初期位置にあり、昇降動作可能なものである。第2表示装置208Pは、初期位置でも、一部が装飾図柄表示装置208の一部に重なっており、初期位置から降下すると、装飾図柄表示装置208との重なり具合が大きくなる。
この第2表示装置208Pには、機種タイトルが表示されており、その機種タイトルに前側から重なるようにして、現在、オードボタンモードがカスタマイズ設定されていることを表す表示RW’が表示されている。また、その表示RW’の下に、演出カスタマイズを実行可能であることを報知する文字表示と、チャンスボタン136の絵柄が表示されている。
図105(X)では、チャンスボタン136が押下され、同図(XI)に示す第2表示装置208Pでは、全画面が、図100等に示す演出カスタマイズ画面と同じ画面に切り替わっている。なお、図100等に示す演出カスタマイズ画面の一部の内容(例えば、実行中のカスタマイズ表示)が装飾図柄表示装置208に表示され、残りの内容が第2表示装置208Pに表示されてもよい。また、図100等に示す演出カスタマイズ画面と同じ画面が、装飾図柄表示装置208と第2表示装置208Pに跨って表示されてもよい。さらに、第2表示装置208Pを用いた表示については、大当り遊技中のカスタマイズに関する表示にも適用可能である。
なお、カスタマイズは、図柄変動表示中であればいつでも実行可能であってもよい。例えば、スーパーリーチ演出の表示中であっても、カスタマイズが行えるように構成されていてもよい。あるいは反対に、スーパーリーチ演出の表示中は、カスタマイズが行えないように構成されていてもよい。ここにいうスーパーリーチ演出には、リーチ状態になってから、決闘演出等のジャッジ演出が始まるまでの煽り部分の演出や前兆演出も含まれる。例えば、リーチ状態に突入して仮定した装飾図柄の左図柄と右図柄が表示位置を変更する演出や、スーパーリーチへの発展を示唆する文字表示が行われる前の演出も含まれる。また、決闘演出等のジャッジ演出から装飾図柄の表示画面に切り替わる場合は、装飾図柄の表示画面に切り替わるまでスーパーリーチ演出に含まれる。
なお、煽り部分の演出や前兆演出でも、カスタマイズが行えるようにしてもよいし、反対に行えないようにしてもよい。また、ジャッジ演出の結果表示画面や、ジャッジ演出から装飾図柄の表示画面に切り替わった後には、カスタマイズが行えるようにしてもよいし、反対に行えないようにしてもよい。
また、複数の遊技台で実行される一斉演出中であっても、カスタマイズが行えるようにしてもよいし、反対に一斉演出中は行えないようにしてもよい。また、装飾図柄の仮停止中はカスタマイズが行えるようにしてもよいし、反対に行えないようにしてもよい。さらには、装飾図柄の仮停止中のうち、最終的に大当りになる場合に限って、カスタマイズが行えるようにしてもよいし、反対に行えないようにしてもよいし、最終的にハズレになる場合に限って、カスタマイズが行えるようにしてもよいし、反対に行えないようにしてもよい。また、保留がある状態で、図柄変動表示が終了して次の図柄変動表示が開始するまでの間についても、カスタマイズが行えるようにしてもよいし、反対に行えないようにしてもよい。また、図柄変動表示中の特定の演出の実行中(例えば、先読みモード中)は、カスタマイズが行えるようにしてもよいし、反対に行えないようにしてもよい。
さらに、図柄変動表示中にカスタマイズが行われた場合には、当該図柄変動表示から設定変更が適用されるようにしてもよいし、次の図柄変動表示から設定変更が適用されるようにしてもよい。
また、ユーザーモード(ダイトモ)の設定中に遊技者操作(例えば、チャンスボタンで表示、矢印キーで切替等)で、達成しているミッション一覧や遊技履歴(回転数、出球数、ミッションクリア数、今回プレイの大当り数、今回プレイの最大連荘回数等)を表示することができるように構成されていたり、ユーザーが設定したキャラクタや背景、保留枠、保留表示等の変更ができるように構成されていてもよい。さらにユーザーモード(ダイトモ)の設定中であって、ユーザーモード(ダイトモ)の設定中に遊技者操作(例えば、チャンスボタンで表示、矢印キーで切替等)で、達成しているミッション一覧や遊技履歴(回転数、出球数、ミッションクリア数、今回プレイの大当り数、今回プレイの最大連荘回数等)を表示することができるように構成されていたり、ユーザーが設定したキャラクタや背景、保留枠、保留表示等の変更ができるように構成されていてもよい。
また、ユーザーモードの設定中に、ミッションが達成した場合には、ミッションが達成したことを報知するアイコンが表示されてもよい。
次に、「ダイトモ」の会員サービスに対応している仕様のパチンコ機100についての例を説明する。この仕様のパチンコ機100では、図98(b)の開放条件が採用される。また、この仕様のパチンコ機100には、トップメニューが用意されている。このトップメニューは、デモ画面が表示されている状態で、チャンスボタン136を操作すると呼び出すことができる。なお、トップメニューは、デモ画面を経由しなくても、チャンスボタン136を操作するだけで呼び出すことができる場合があってもよい。あるいは、チャンスボタン136を操作しなくても、デモ画面から自動的に切り替わって表示される場合があってもよい。さらには、デモ画面をこのトップメニューに置き換えてもよい。
トップメニューには、ダイトモアイコン、機種カスタマイズアイコン、初期化アイコン、戻るアイコンが用意されている。
図106(1)は、トップメニュー画面の遷移図である。
装飾図柄表示装置208に表示されるトップメニュー画面でも、操作キーユニット137の上キー137u又は下キー137dを操作することでカーソルが上下する。「ダイトモ」、「機種カスタマイズ」、「初期化」、「デモ画面に戻る」の各項目のうち、矢印で結ばれた相互間は、操作キーユニット137の上キー又は下キーを操作することでカーソルが移動し、チャンスボタン136を押下したときにカーソルが表示されていた項目に応じた画面が表示される。すなわち、「ダイトモ」の項目にカーソルを合わせてチャンスボタン136を押下すれば、装飾図柄表示装置208では、トップメニュー画面からダイトモ画面に切り替わる。また、「デモ画面に戻る」の項目にカーソルを合わせてチャンスボタン136を押下すれば、装飾図柄表示装置208では、トップメニュー画面からデモ画面に切り替わる。
一方、「ダイトモ画面」、「機種カスタマイズ画面」、「初期化確認画面」それぞれには、“戻る”のアイコンが表示されており、その“戻る”のアイコンにカーソルを合わせてチャンスボタン136を押下すれば、トップメニュー画面に戻ることができる。また、“戻る”のアイコンにカーソルを合わせなくても、操作キーユニット137のキャンセルキーを押下しても、トップメニュー画面に戻ることができるようにしてもよい。
なお、この遷移図では表されていないが、特図始動口212,214に入賞があって、特図の図柄変動表示が開始されれば、トップメニュー画面であっても、「ダイトモ画面」、「機種カスタマイズ画面」、「初期化確認画面」であっても、装飾図柄の変動表示の画面に移行する。
図106(2)は、機種カスタマイズ画面の遷移図である。
この図106(2)に示す機種カスタマイズ画面の遷移図は、図99に示すオプションメニュー画面の遷移図と、一番下の「トップメニューに戻る」とその右横の「トップメニュー画面」を除けば同じであるため、重複する説明は省略する。「トップメニューに戻る」の項目にカーソルを合わせてチャンスボタン136を押下すれば、装飾図柄表示装置208では、機種カスタマイズ画面からトップメニュー画面に切り替わる。
図107は、ダイトモ画面の遷移図である。
ダイトモ画面でも、操作キーユニット137の上キー137u又は下キー137dを操作することでカーソルが上下する。「お試しプレイ」、「パスワード入力」、「データ保存」、「データクリア」、「クイックスタート」、「トップメニュー画面に戻る」の各項目のうち、矢印で結ばれた相互間は、操作キーユニット137の上キー又は下キーを操作することでカーソルが移動し、チャンスボタン136を押下したときにカーソルが表示されていた項目に応じた画面が表示される。すなわち、「お試しプレイ」の項目にカーソルを合わせてチャンスボタン136を押下すれば、装飾図柄表示装置208では、ダイトモ画面からお試しプレイ画面に切り替わる。お試しプレイ画面からは、十字キー137u,d,l,rの選択操作によるカーソルの移動とチャンスボタン136の決定操作によって、新規登録画面に移行したり、お試しプレイを開始するためにトップメニュー画面に戻ることができる。さらに、新規登録画面からは、十字キー137u,d,l,rの選択操作によるカーソルの移動とチャンスボタン136の決定操作によって、パスワード入力画面に移行したり、ダイトモ画面に戻ったりすることができる。
「パスワード入力」の項目にカーソルを合わせてチャンスボタン136を押下すれば、装飾図柄表示装置208では、ダイトモ画面からパスワード入力画面に切り替わる。パスワード入力画面では、正しいパスワードが入力されるまで表示が繰り返され、入力したパスワードが正しければ、一定期間経過後にダイトモモードに設定されたデモ画面に切り替わる。
「データ保存」の項目にカーソルを合わせてチャンスボタン136を押下すれば、装飾図柄表示装置208では、ダイトモ画面からデータ保存確認画面に切り替わる。データ保存確認画面では、十字キー137u,d,l,rの選択操作によるカーソルの移動とチャンスボタン136の決定操作によって「はい」が決定された場合には二次元コード発行画面に移行し、ここでも同様に「はい」が決定された場合には、二次元コードが発行され、ダイトモモードが設定されていないデモ画面に移行可能である。一方、データ保存確認画面にしても、二次元コード発行画面にしても、十字キー137u,d,l,rの選択操作によるカーソルの移動とチャンスボタン136の決定操作によって「いいえ」が決定された場合は、それぞれの表示が繰り返される。
「データクリア」の項目にカーソルを合わせてチャンスボタン136を押下すれば、装飾図柄表示装置208では、ダイトモ画面からデータクリア確認画面に切り替わる。
「クイックスタート」の項目にカーソルを合わせてチャンスボタン136を押下すれば、装飾図柄表示装置208では、ダイトモ画面からクイックスタート開始画面に切り替わる。クイックスタート開始画面では、一定期間経過後にダイトモモードに設定されたデモ画面に切り替わる。
一方、「お試しプレイ画面」、「パスワード入力画面」、「データ保存確認画面」、「データクリア確認画面」、「クイックスタート開始画面」それぞれには、“戻る”のアイコンが表示されており、その“戻る”のアイコンにカーソルを合わせてチャンスボタン136を押下すれば、ダイトモ画面に戻ることができる。また、“戻る”のアイコンにカーソルを合わせなくても、操作キーユニット137のキャンセルキーを押下しても、ダイトモ画面に戻ることができるようにしてもよい。
なお、この遷移図では表されていないが、特図始動口212,214に入賞があって、特図の図柄変動表示が開始されれば、ダイトモ画面であっても、「お試しプレ画面」等であっても、装飾図柄の変動表示の画面に移行する。
また、図107に示すかっこ書きの符号は、図108におけるかっこ書きの図番と対応付けられている。
図108は、トップメニュー画面およびダイトモ画面を示す図である。
図108(a)に示す装飾図柄表示装置208には、トップメニュー画面が表示されている。このトップメニュー画面では、背景表示、保留枠UI、ナビキャラクタYM、第1装飾図柄(第3図柄)、および第2装飾図柄(第5図柄)全てが消え、「メニュー」の文字表示の下に、縦一列に上から順に、ダイトモアイコン、機種カスタマイズアイコン、初期化アイコン、およびデモ画面に戻るための戻るアイコンといった4種類のアイコンが表示されている。また、図107(a)では、一番下の戻るアイコンの左横にカーソルアイコンcsが表示され、他のアイコンが白表示であるのに対して、戻るアイコンは赤色に点灯している。トップメニュー画面の表示が開始される際のカーソルアイコンcsの初期位置は、戻るアイコンになる。また、トップメニュー画面でも、右下に、選択操作に用いられる十字キー(上下キー137u,dのみ赤色)の絵柄と、決定操作に用いられる赤色のチャンスボタン136の絵柄が表示されている。
図108(b1)に示す装飾図柄表示装置208に表示されている画面は、同図(a)に示すトップメニュー画面において、ダイトモアイコンにカーソルアイコンcsが表示されている状態で、チャンスボタン136が押下されることで表示されたダイトモ画面である。このダイトモ画面には、「ダイトモ」の文字表示の下に、縦一列に上から順に、お試しプレイアイコン、パスワード入力アイコン、データ保存アイコン、データクリアアイコン、クイックスタートアイコン、およびトップメニュー画面に戻るための戻るアイコンといった6種類のアイコンが表示されている。また、図107(b1)では、カーソル表示が、一番上のお試しプレイアイコンに表示され、お試しプレイアイコンは、枠が強調表示され、さらに赤色に点灯表示されている。また、縦一列に配置された6種類のアイコンの右横には、吉宗のキャラクタが登場し、お試しプレイについての説明が表示されている。また、その説明の表示の下には、選択操作に用いられる十字キー(上下キー137u,dのみ赤色)の絵柄と、決定操作に用いられる赤色のチャンスボタン136の絵柄が表示されている。この状態でチャンスボタン136が押下されると、装飾図柄表示装置208には、図108(b1−1)に示すお試しプレイ画面が表示される。
図108(b1−1)に示すお試しプレイ画面では、ダイトモの入会体験の特典として、各種のカスタマイズで選択が可能になる選択肢が表示されている。その表示の下には、その下には、設定変更を保存するための確定アイコン、ダイトモ画面に戻るための戻るアイコン、お試しプレイを始める“開始するアイコン”、新規に会員登録を行う新規登録アイコンが左側から順に横一列に配置されている。カーソル表示は、“開始するアイコン”に表示されており、この位置が初期位置になる。この状態で、右キー137rを一回操作すると、カーソル表示は、“新規登録アイコン”に移動し、そでこチャンスボタン136を押下して決定操作を行うと、装飾図柄表示装置208には、図108(b1−2)に示す新規登録画面が表示される。
図108(b1−2)に示す新規登録画面には、左側に大きく二次元コードQR1が表示され、右側には、撮影機能付きの通信端末で二次元コードを読み取って、その二次元コードQR1に埋め込まれているURLのWebサイト(ダイトモサイト)にアクセスし、そこからパスワードを取得することを勧める文章が表示されている。またその文章の表示の下には、パスワード入力アイコンと、ダイトモ画面に戻るための戻るアイコンが表示されている。なお、この例では、新規登録画面は、お試しプレイ画面経由で表示されるが、お試しプレイ画面を経由しなくても表示可能にしてもよい。例えば、図108(b1)に示すダイトモ画面に、お試しプレイアイコン等とは別に、新規登録アイコンを設け、この新規登録アイコンが選択されてチャンスボタン136が操作されると、図108(b1−2)に示す新規登録画面が表示されるようにしてもよい。
図108(b2)に示すダイトモ画面では、カーソル表示が、パスワード入力アイコンに表示されており、右側には、パスワード入力についての説明が表示されている。この状態でチャンスボタン136が押下されると、装飾図柄表示装置208には、図108(b2−1)に示すパスワード入力画面が表示される。
図108(b2−1)に示すパスワード入力画面には、8ケタのパスワード入力領域pwと、その下に、アルファベット、記号、数字の文字盤kwが表示されている。パスワードを入力する者は、十字キー137u,d,l,rを用いてカーソル(灰色に表示され、図108(b2−1−1)ではTを指定中)を移動させ、カーソルによって指定した文字を、チャンスボタン136による決定操作でパスワード入力領域pwに入力する操作を、ダイトモサイトから取得したパスワードにしたがって一文字ずつ行っていく(図108(b2−1−1)参照)。文字盤kwの下には、ダイトモ画面に戻るための戻るアイコンと、パスワード入力領域pwの入力文字を消去するための消去アイコンと、パスワードの入力完了を表す完了アイコンが左側から順に横一列に配置されている。
パスワードの入力操作が終了すると、カーソル表示を完了アイコンに表示させた状態で、チャンスボタン136を操作する。パスワードの入力が間違っていれば、図108(b2−1−2)に示す入力ミスのウィンドウが表示され、このウィンドウが消えると、再度、パスワードの入力操作が可能になる。前回入力したパスワードはパスワード入力領域pwからクリアされてもよいし、そのまま残っていてもよい。また、パスワードの入力が正しければ、装飾図柄表示装置208では、図108(b2−1−3)に示す入力完了のウィンドウが一定期間表示された後、ダイトモモードに設定されたデモ画面に切り替わる。
図108(b3)に示すダイトモ画面では、カーソル表示が、データ保存アイコンに表示されており、右側には、データ保存についての説明が表示されている。この状態でチャンスボタン136が操作されると、装飾図柄表示装置208には、図108(b3−1)に示すデータ保存確認画面が表示される。なお、お試しプレイやクイックスタートが行われている場合や、パスワード入力が行われていない場合には、データ保存アイコンを選択することができないようにしたり、このデータ保存確認画面が表示されないようにしてもよいが、反対に、選択可能であってもよいし、表示可能であってもよい。
図108(b3−1)に示すデータ保存確認画面には、データを保存することを了承する“はい”アイコンと、データを保存しない“いいえ”アイコンとが表示されている。“はい”アイコンを選択して、チャンスボタン136を操作すると、二次元コードQR2がパチンコ機100によって生成され、発行される(図108(b3−2))。この二次元コードQR2には、ダイトモサイトのURLの他、遊技者のID、今回の遊技履歴情報(例えば、ゲーム回数、出球数、大当り回数、連荘数、ダイトモモードのレベル、経験値、ミッション達成情報等も含む)等が埋め込まれており、この二次元コードQR2を撮影機能付きの通信端末で読み取って、その二次元コードQR2に埋め込まれているURLのWebサイト(ダイトモサイト)にアクセスすると、データがダイトモサイトのサーバに保存される。なお、このデータ保存確認画面の右下には、終了アイコンが表示されており、二次元コードQR2の読み取りが完了した場合には、終了アイコンを選択してチャンスボタン136を操作すると、終了確認画面が表示される。
図108(b3−2−1)には、その終了確認画面が表示されており、終了することを了承する“はい”アイコンと、終了しない“いいえ”アイコンとが表示されている。“はい”アイコンを選択してチャンスボタン136を操作すると、装飾図柄表示装置208では、ダイトモモードが設定されていないデモ画面に切り替わる。
なお、二次元コードQR2に埋め込んだデータは、今回の遊技履歴情報等のデータは、二次元コードQR2の生成が終了するとパチンコ機から消去されてもよいし、図108(b3−2−1)の“はい”アイコンを選択してチャンスボタン136を操作した段階でパチンコ機100から消去されてもよいし、後述するデータクリアが行われるまで消去されなくてもよい。
図108(b4)に示すダイトモ画面では、カーソル表示が、データクリアアイコンに表示されており、右側には、データクリアについての説明が表示されている。この状態でチャンスボタン136が操作されると、装飾図柄表示装置208には、図108(b4−1)に示すデータクリア確認画面が表示される。なお、お試しプレイやクイックスタートが行われている場合や、パスワード入力が行われていない場合には、データクリアアイコンを選択することができないようにしたり、このデータクリア確認画面が表示されないようにしてもよいが、反対に、選択可能であってもよいし、表示可能であってもよい。
図108(b4−1)に示すデータクリア確認画面には、今回の遊技履歴情報等のデータを消去することを了承する“はい”アイコンと、データを消去しない“いいえ”アイコンとが表示されている。“はい”アイコンを選択して、チャンスボタン136を操作すると、データがパチンコ機から消去され、消去完了画面が表示される。
図108(b4−1−1)には、その消去完了画面が表示されており、この消去完了画面は一定期間表示されると消え、ダイトモ画面に戻る。
図108(b5)に示すダイトモ画面では、カーソル表示が、クイックスタートアイコンに表示されており、右側には、クイックスタートについての説明が表示されている。この状態でチャンスボタン136が操作されると、装飾図柄表示装置208には、図108(b5−1)に示すクイックスタート開始画面が表示される。このクイックスタート開始画面は一定期間表示されると消え、装飾図柄表示装置208では、ダイトモモードに設定されたデモ画面に切り替わる。
図108(b6)に示すダイトモ画面では、カーソル表示が、戻るアイコンに表示されており、右側には、トップメニュー画面に戻ることが表示されている。この状態でチャンスボタン136が操作されると、装飾図柄表示装置208は、トップメニュー画面に切り替わる。
図109は、機種カスタマイズ画面を示す図である。
図108(a)に示すトップメニュー画面の上から2つ目の機種カスタマイズアイコンが選択されてチャンスボタン136が操作されると、装飾図柄表示装置208には図109(c)に示す機種カスタマイズ画面が表示される。この機種カスタマイズ画面には、「機種カスタマイズ」の文字表示の下に、縦一列に上から順に、演出カスタマイズアイコン、キャラクタ選択アイコン、保留枠選択アイコン、保留表示選択アイコン、背景表示選択アイコン、初期化アイコン、およびトップメニュー画面に戻るための戻るアイコンといった7種類のアイコンが表示されている。これら7種類のアイコンのうちのいずれか一つのアイコンの左横には、カーソルアイコンcsが表示されている。図109(c)では、一番上の演出カスタマイズアイコンの左横にカーソルアイコンcsが表示され、他のアイコンが白表示であるのに対して、演出カスタマイズアイコンは赤色に点灯している。また、機種カスタマイズ画面では、右下に、選択操作に用いられる十字キーの絵柄と、決定操作に用いられるチャンスボタン136の絵柄が表示されている。さらに、チャンスボタン136と、十字キーのうち、カーソルアイコンcsやカーソル表示の移動に用いる上下キー137u,dの絵柄は、赤色に表示されている。なお、決定操作には、チャンスボタン136とともに操作キーユニット137の決定キーも用いることができるようにしてもよいし、チャンスボタン136に代えてその決定キーを用いることができるようにしてもよい。
図109(c1)には、演出カスタマイズ画面が表示されているが、図100(17)に示す演出カスタマイズ画面とは、入力音予告の選択肢と裏ボタンナビの選択肢が、未解放である点が相違する。ダイトモのパスワードが入力されていないか、開放条件を満足するレベルに到達していないと、図109(c1)に示すような画面になる。
図109(c2)には、キャラクタ選択画面が表示されているが、図101(40)に示すキャラクタ選択画面とは、吉宗の選択肢を除いて、他の選択肢が全て未解放であり、他の選択肢はどんなキャラクタであるのかさえも表示されていない点が相違する。なお、未解放の選択肢であってもキャラクタ画像の一部または全部を表示してもよいし、キャラクタの形をしたシルエット画像が表示されてもよく、選択可能なキャラクタが認識可能な表示態様(例えば、「ダイトモLv.20で姫が開放」等)を含む表示が表示されていてもよい。ここで、未解放の選択肢に関する表示については、他のカスタマイズ表示(本例では、保留枠、保留表示、背景表示)についても適用可能である。ダイトモのパスワードが入力されていないと、図109(c2)に示すような画面になる。この画面では、吉宗しか選択することができない。
一方、図109(c2’)に示すキャラクタ選択画面では、パスワード入力を行うか、お試しプレイを選択しているため、爺のキャラクタも選択可能になっている。ただし、03以降は、開放条件を満足するレベルに到達していないため、選択することができない。
図109(c3)には、保留枠選択画面が表示されているが、図101(55)に示す保留枠選択画面とは、保留枠Aの選択肢を除いて、他の選択肢が全て未解放であり、他の選択肢はどんな保留枠の名称であるのかさえも表示されていない点が相違する。ダイトモのパスワードが入力されていないと、図109(c3)に示すような画面になる。この画面では、保留枠Aしか選択することができない。
一方、図109(c3’)に示す保留枠選択画面では、パスワード入力を行っているため、保留枠Bも選択可能になっている。ただし、03以降は、開放条件を満足するレベルに到達していないため、選択することができない。
図109(c4)には、保留表示選択画面が表示されているが、図102(63)に示す保留表示選択画面とは、アイコンAの選択肢を除いて、他の選択肢が全て未解放であり、他の選択肢はどんな保留表示の名称であるのかさえも表示されていない点が相違する。ダイトモのパスワードが入力されていないと、図109(c4)に示すような画面になる。この画面では、アイコンAしか選択することができない。
一方、図109(c4’)に示す保留表示選択画面では、パスワード入力を行っているため、アイコンBも選択可能になっている。ただし、ここでも03以降は、開放条件を満足するレベルに到達していないため、選択することができない。
図109(c5)には、背景表示選択画面が表示されているが、図102(70)に示す背景表示選択画面とは、背景Aの選択肢を除いて、他の選択肢が全て未解放であり、他の選択肢はどんな背景の名称であるのかさえも表示されていない点が相違する。ダイトモのパスワードが入力されていないと、図109(c5)に示すような画面になる。この画面では、背景Aしか選択することができない。
一方、図109(c5’)に示す背景表示選択画面では、パスワード入力を行っているため、背景Bも選択可能になっている。ただし、ここでも03以降は、開放条件を満足するレベルに到達していないため、選択することができない。
図109(d1)には、全ての設定を初期化するか否かの確認画面が表示されているが、図105(74b6−1)に示す確認画面と同じであるため説明は省略する。また、図109(d2)には、初期化完了画面が表示されているが、図105(74b8−1)に示す初期化完了画面と同じであるため説明は省略する。
図109(e1)は、ダイトモモードに設定されたデモ画面の一例を示す図ある。
図109(e1)に示す装飾図柄表示装置208には、海の背景表示に保留枠UIが表示されており、ナビキャラクタYMも表示されている。また、第1装飾図柄(第3図柄)にも第2装飾図柄(第5図柄)にも装飾図柄のハズレの組合せ(「装飾4」−「装飾1」−「装飾7」)が表示されており、特図の図柄変動表示は停止中である。さらに、装飾図柄表示装置208の右上隅部に表示された第2保留数表示では、特図1の保留数も特図2の保留数も0である。すなわち、保留が無く、特図の停止図柄の確定表示が行われてから図柄変動表示が開始されていない状態である。さらに、第2保留数表示の下には、現在のダイトモモードのレベル(ここではレベル1)と、経験値(EXP)(ここでは0)が表示されている。すなわち、図109(e1)に示すダイトモモードに設定されたデモ画面は、例えば、新規登録してデモ画面に移行した直後の画面に相当する。
また、図109(e1)に示すスピーカ120からは、対応する効果音が出力されている。例えば、クイックスタートが設定されてこのデモ画面が表示された場合には、「ダイトモ開始」という音声が出力され、お試しプレイが設定されてこのデモ画面が表示された場合には、「お試しプレイ開始」という音声が出力され、パスワード入力が完了してこのデモ画面が表示された場合には、「ダイトモ開始。今日も頑張ろう」という音声が出力される。なお、対応する効果音がお試しプレイによってダイトモが開始された場合と、クイックスタートによってダイトモが開始された場合、およびパスワード入力によってダイトモが開始された場合とで異なる効果音が出力されているが、全て同じ効果音が出力されてもよく、2つの場合で同じ効果音が出力されてもよい。また、ダイトモのレベルや、前回の遊技状況等によって効果音が変わってもよい。また、機種カスタマイズを経て、この図109(e1)に示すダイトモモードに設定されたデモ画面に戻る場合は、効果音が出力されなくてもよく、専用の効果音が出力されてもよい。また、対応する効果音とともに、あるいは対応する効果音に代えて、アニメーションが表示されてもよい。効果音やアニメーションが行われているときに、図柄変動開始が開始された場合は、対応する効果音やアニメーションを途中で中断(キャンセル)してもよいが、そのまま最後まで出力してもよい。
また、クイックスタートが設定されてこのデモ画面が表示された場合や、お試しプレイが設定されてこのデモ画面が表示された場合や、パスワード入力が完了してこのデモ画面が表示された場合のうち少なくともいずれか一つの場合には、一定期間は、図108(a)に示すトップメニュー画面や、図109(c)に示す機種カスタマイズ画面を呼び出すことができないようにしてもよいし、一定期間を待つことなく図108(a)に示すトップメニュー画面や、図109(c)に示す機種カスタマイズ画面を呼び出せるように構成されていてもよい。あるいは、上記の場合の総てで、一定期間は、図108(a)に示すトップメニュー画面や、図109(c)に示す機種カスタマイズ画面を呼び出すことができないようにしてもよい。
図109(e1−1)は、同図(e1)に示すデモ画面が表示されてから一定期間経過したことによりメニューアイコンMI、音量調整アイコンVI、および輝度調整アイコンBIが追加表示された様子を示す図である。
なお、図108(a)に示すトップメニュー画面を表示してから、一定期間(例えば、1分間)は、メニューアイコンMI、音量調整アイコンVI、および輝度調整アイコンBIが追加表示されないように規制してもよい。また、この一定期間に、チャンスボタン136の操作や、十字キー137u,d,l,rの操作が行われた場合は、その操作は無効とされる。ただし、有効とされる場合があってもよい。
また、メニューアイコンMI、音量調整アイコンVI、および輝度調整アイコンBIの非表示中であっても(例えば、保留がない状態で図柄変動表示が停止した直後や停止して間もない間)、図100に示す音量調整ウィンドウVWや輝度調整ウィンドウBWは呼び出すことが可能である。また、音量調整ウィンドウVWや輝度調整ウィンドウBWを呼び出して一定期間操作がなかった場合には、図109(e1−1)に示す画面に戻るようにしてもよい。
また、保留が無い状態で、停止図柄が表示しされた場合は、一定期間、メニューアイコンMI、音量調整アイコンVI、および輝度調整アイコンBIは表示されず、また、一定期間は、図109(c)に示す機種カスタマイズ画面を呼び出すことができないようにしてもよい。
また、図108(a)に示すトップメニュー画面や、図109(c)に示す機種カスタマイズ画面を呼び出すことができない期間であっても、図100に示す音量調整ウィンドウVWや輝度調整ウィンドウBWは呼び出すことが可能であてもよい。
さらに、図100に示す音量調整ウィンドウVWや輝度調整ウィンドウBWと、図109(e1−1)に示す画面との切り替え時は、これらのウィンドウVW,BWも図109(e1−1)に示す画面もどちらも表示されない状態があり、この状態であっても、音量や輝度の調整操作は実行可能であってもよいし、実行できないように規制してもよい。
図109(e2)は、図108(b3−2)で二次元コードを発行した後に、図108(b3−2−1)を経由して表示されるデモ画面の一例を示す図ある。ここでのスピーカ120からの出力音は、「お疲れ様でした」という音声が出力される。また、このデモ画面が表示される前の状態によって、出力される効果音が変わってもよい。
図110は、変動アイコンを用いた演出の一例を示す図である。
ここで、変動アイコンh0について、もう一度まとめておく。変動アイコンh0は、保留が消化されて特図変動遊技が開始された後に表示される、当該特図変動遊技に対応するアイコン、言い換えれば、実行中の図柄変動表示に関するアイコンである。すなわち、保留アイコンが、その保留アイコンに対応した特図変動遊技の開始と同時に変動アイコンh0になる。より厳密には、始動入賞が最も古い第一の保留アイコンh11が保留アイコン表示領域HISから変動アイコン表示領域CISに移動する場合、移動中のアイコンを変動アイコンと称したり、変動アイコンが移動すると表現してもよい。あるいは、変動アイコン表示領域CISへの移動が完了した後のアイコンを変動アイコンと称してもよい。この変動アイコンh0は、保留アイコンh11とは異なる表示サイズ(保留アイコンよりも大きい表示サイズあるいは小さい表示サイズ)で表示される。これにより、変動アイコンh0と保留アイコンh11との識別が容易になる場合があるが、同じサイズであってもよい。また、変動アイコンh0は、保留アイコンh11の表示態様と関連した表示態様からなる場合がある。変動アイコンh0は、その表示態様によって当該変動の当否についての予告(当該変動予告)が可能であり、基本的には当該変動の当否結果が報知されるタイミングで消去される。したがって、変動アイコンh0は、保留に関するアイコンと見ることができ、特図変動遊技の当否結果の報知を保留しているという意味では保留アイコンの一種と考えることもできる。なお、消去タイミングは、当該変動の当否結果が報知されるタイミングよりも前のタイミングであってもよいし、同じタイミングであってもよいし、後のタイミングであってもよい。また、変動アイコンh0の表示態様は、デフォルトの表示態様(例えば、丸形の無模様かつ白色の表示態様)の他、通常予告の表示態様として複数種類用意されており、表示態様に応じて、大当りの信頼度(期待度)が異なる。大当りの信頼度が高ければ高いほど、最終的に大当り図柄が確定表示されやすくなる。なお、以降の説明では、色によって大当りの期待度の高低を表す。デフォルトの白は、変動アイコンh0の表示態様についての演出抽選にて「変化なし」が選択された場合である。デフォルトの白の変動アイコンでは大当りの期待度を予告していないが、大当りの期待度を予告してもよい(その場合、大当りの期待度が最も低いアイコンの色となる)。白点滅は、大当りの期待度が最も低い(0%又は0%以上1%未満)。通常予告の表示態様の色としては、大当りの期待度が低い順に、白点滅、青色、緑色、赤色、金色、七色に変化するいわゆるレインボーカラー(虹色)になる。金色は、大当り濃厚であり、虹色はそれよりも大当りの期待度が高く、例えば、大当り確定とまで言える場合があってもよい。なお、この色の関係は、保留アイコンによる先読み予告の表示態様の色でも同じである。以下、赤色以上といった場合は、赤色、金色、虹色のことになる。
図110(あ1)に示す装飾図柄表示装置208では、中央領域で第1装飾図柄(第3図柄)が高速変動を行っている。また、左上では第2装飾図柄(第5図柄)が変動表示を行っている。また、図110(あ1)に示す装飾図柄表示装置208の演出表示領域208dには、保留枠UIが表示されている。この保留枠UIは、保留アイコン表示領域HIS、変動アイコン表示領域CIS、演出アイコン表示領域DISを有する。変動アイコン表示領域CISは中央に設けられ、変動アイコン表示領域CISには、台座hs0が配置されている。保留アイコン表示領域HISは、変動アイコン表示領域CISの左側に設けられ、左ベースアイコンbIlの上に4つのステージ(第1ステージhs1〜第4ステージhs4)が配置されている。演出アイコン表示領域DISは、変動アイコン表示領域CISの右側に設けられ、右ベースアイコンbIrの上に、図110(あ1)では、殿様のキャラクタのナビキャラクタYMが表示されている。演出アイコン表示領域DISでは、アイコンやミニアイテム等の様々な表示が行われる。図110(あ1)に示すナビキャラクタYMは、連続する複数の図柄変動表示を跨いで表示される場合がある表示である。例えば、或る図柄変動表示の開始と同時に表示が開始され、その図柄変動表示の表示中、継続して表示されていてもよいし、一時的に消えたり、見えなくなってもよい。また、その図柄変動表示が終了し、停止表示の表示中も継続して表示されていてもよいし、一時的に消えたり、見えなくなってもよい。そして、連続して開始される次の図柄変動表示の表示中、継続して表示されていてもよいし、一時的に消えたり、見えなくなってもよい。あるいは、次の図柄変動表示の表示中に表示が終了する場合があってもよい。また、一回の図柄変動表示の表示中の全期間のうち一部又は全部の期間でしか表示されず、次の図柄変動表示の表示中には表示されない場合があってもよい。このナビキャラクタYMは、いわゆる常時表示のキャラクタということもできるが、いかなる場合であっても表示され続けるものでなくてもよい。さらに、ナビキャラクタYMは、表示が続く中で、表示態様が変化する場合がある。この点については、詳細は後述する。
また、図110(あ1)に示す装飾図柄表示装置208には、特図1の保留アイコン(第1保留アイコンh11)が第1ステージhs1に表示されている。この第1保留アイコンh11の表示態様は、デフォルトの表示態様(丸形の無模様かつ白色の表示態様)である。また、変動アイコン表示領域CISの台座hs0には、変動アイコンh0が表示されている。この変動アイコンh0の表示態様も、デフォルトの表示態様(丸形の無模様かつ白色の表示態様)である。
図110(あ2−1)では、演出アイコン表示領域DISに、変化予告表示の宝箱のアイコンI1が表示される。変化予告表示とは、その表示がなされると、他のアイコン等が変化するかもしれないことを表す予告に相当する。他のアイコン等としては、ナビキャラクタYMであったり、保留アイコンh11であったり、変動アイコンh0であったり、装飾図柄であったりする。すなわち、変化予告表示の表示が開始される前から表示されているアイコン等が変化させる対象になる。ただし、変化予告表示の表示開始と同時に表示が開始されたものや、後から表示が開始されたものであっても、変化させる対象にしてもよい。変化予告表示の表示が開始された時点では、何が変化されるか、遊技者はわかっていてもよいし、わからなくてもよい。また、何を変化させるかの示唆があってもよい。さらには、変化予告表示が表示されても、変化予告表示によっては何も変化しない、偽の予告である場合があってもよい。また、変化予告表示は変化させる対象物は一つに決まっていてもよく、必ず変化させると決まっていてもよい。
図110(あ2−1)に示す宝箱のアイコンI1は絨毯のアイコンI2に乗って出現する。この絨毯のアイコンI2は、出現時にのみ表示され、宝箱のアイコンI1が演出アイコン表示領域DISの表示位置に到達すると、その場で消えたり、画面外に飛んでいったりする。この変化予告表示のアイコンの出現タイミングとしては、第1装飾図柄が高速変動になった時、図柄変動開始時、変動アイコンh0の移動完了時、特図始動口への入賞時(保留増加時)、入賞時先読み予告の開始時、或る演出の成功時、第1装飾図柄の第1停止時、擬似連演出における仮停止時あるいは継続時(再変動開始時)、リーチ状態開始時、スーパーリーチ開始時、スーパーリーチ中等を列挙することができる。すなわち、変化予告表示のアイコンの出現タイミングとしては、上記列挙したもの総てであってもよい。一方、上記列挙したものの中でも適用されないものがあってもよい。また、宝箱のアイコンI1の表示態様も複数あってもよく、例えば、宝箱や絨毯の表示態様(大きさ、色、アニメーションの違い)によって、ナビキャラクタYM等の変化のしやすさが変化してもよい。また、絨毯のアイコンI2のように、登場時や退場時にのみ表示される演出表示について、表示態様が通常の表示態様と異なっていると、変化させる確率が高くなったり、遊技者にとって有利な状態や表示態様に変化させる確率が高くなってもよい。例えば、大当りの期待度が高い表示態様に変化させる確率が高くなってもよい。また、変化予告表示は、ナビキャラクタのみを変化させる表示であってもよいが、ナビキャラクタ以外の演出表示(保留アイコン、変動アイコン、当該変動の予告表示,先読み予告表示等)を変化させる場合があってもよい。また、ナビキャラクタ以外の演出表示(保留アイコン、変動アイコン、当該変動の予告表示(タイマ予告、会話予告、チャンスアップメータ等)、先読み予告表示(タイマ予告、先読みモード用背景表示等)等のうちの一の演出表示、複数の演出表示、または全ての演出表示)を変化させる予告表示によって、ナビキャラクタが変化されないように構成されていてもよいが、ナビキャラクタが変化される場合があってもよい。また、変化予告表示は、ナビキャラクタ以外の演出表示を変化させるよりもナビキャラクタを変化させる頻度が多いように構成されていてもよいが、逆にナビキャラクタを変化させる頻度がナビキャラクタ以外の演出表示を変化させる頻度よりも少なくてもよく、2つの頻度が同じ頻度で行われるようにしてもよい。ここで、「演出表示を変化させる予告(変化予告表示、ナビキャラクタ以外の演出表示を変化させる予告表示。以下、予告Aという。)」によって演出表示(ナビキャラクタ、ナビキャラクタ以外の演出表示)が変化される場合に、予告Aによって変化される頻度の低い演出表示が、該予告Aによって変化された場合は、予告Aによって変化される頻度が高い演出表示が該予告Aによって変化された場合よりも大当りしやすいように構成されていてもよいし、構成されていなくてもよい。
図110(あ3−1)では、絨毯のアイコンI2が消え、宝箱のアイコンI1が残っている。この宝箱のアイコンI1は、ナビキャラクタYMの右横に表示されている。図110(あ4−1)では、宝箱のアイコンI1の表示態様が変化する。すなわち、変化アニメーションが表示され、宝箱が開いて、中から、エフェクトの煙画像が出現し、その煙画像によって、ナビキャラクタYMの一部又は全部が隠され、煙画像が出現する前よりも明らかに視認困難になる。なお、ナビキャラクタYM以外のアイコン等の表示がなされている場合には、煙画像が、ナビキャラクタYM以外のアイコン等の表示の一部又は全部を前側から覆ってもよい。また、宝箱が開放しない場合があってもよい。さらには、宝箱が開放しても他の予告が行われる場合があってもよい。図110(あ5−1)では、煙画像が消失し、ナビキャラクタYMの表示態様が変化している。すなわち、ナビキャラクタYMの殿様がこれまで着ていた紺色(デフォルト色)の着物が赤色の着物に変化している。ナビキャラクタYMの殿様の着物が赤色の着物に変化したことで、当該変動で変動アイコンh0が赤色に変化しやすいことが示唆されている状態であってもよい。なお、宝箱のアイコンI1が表示された時点で、ナビキャラクタYMの表示態様が変化することが確定してもよい。また、赤色の着物以外にも、金色の着物や、虹色の着物に変化してもよい。また、白点滅、青色、緑色に変化してもよい。また、保留アイコンおよび/または変動アイコンの色に対応して、ナビキャラクタYMの表示態様が変化してもよい(例えば、保留2に緑色の保留が表示された場合は、ナビキャラクタYMが緑色の着物に変化するなど)。ここで、ナビキャラクタの色が変動アイコンおよび/または保留アイコンの色に対応している場合であって、保留アイコンおよび/または変動アイコンの表示態様が複数変化している場合は、先に消化される保留アイコンまたは変動アイコンの色とナビキャラクタの色が対応するように構成されていてもよく、後に消化される保留アイコンの色とナビキャラクタの色が対応するように構成されていてもよく、大当り期待度の高い色を優先的に表示してもよく、逆に大当り期待度の低い色を優先的に表示してもよく、保留アイコンや変動アイコンの自体の色に関係なく大当りの期待度が高い保留アイコンまたは変動アイコンの色が表示されてもよく、保留アイコンや変動アイコンの自体の色に関係なく大当りの期待度が低い保留アイコンまたは変動アイコンの色が表示されてもよく、変化している保留アイコンおよび/または変動アイコンの色が全てナビキャラクタの色に反映されていてもよく、ナビキャラクタの色が、変化している保留アイコンおよび/または変動アイコンの色の中からランダムで表示されてもよい。また、表示態様が変化したナビキャラクタYMの横には、蓋が開いたままの宝箱のアイコンI1が依然として表示されたままである。なお、この宝箱のアイコンI1は、煙画像の出現と同時に消えてもよいし、煙画像と一緒に消えてもよい。図110(あ6−1)のタイミングで宝箱のアイコンI1が消え、演出アイコン表示領域DISには、赤色の着物を着た殿様のナビキャラクタYMのみが表示されている。ここまで、第1装飾図柄は高速変動表示を続けている。
図110(あ7)では、第1装飾図柄がリーチ状態になり、左図柄、右図柄ともに「装飾7」が揺れ表示(仮停止)されている。なお、第2装飾図柄では、仮停止は行われておらず、3つの装飾図柄が変動表示を継続している。図110(あ8)では、スーパーリーチ演出(剣豪リーチ演出)に発展し、装飾図柄表示装置208の背景画面が、荒野の背景画面に変化し、仮停止している左図柄が装飾図柄表示装置208の左上へ移動し、同じく仮停止している右図柄が装飾図柄表示装置208の右上へ移動する。荒野の背景画面hには、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙している決闘シーンが表示されている。また、保留枠UIのうち、保留アイコン表示領域HISの左ベースアイコンbIlおよび4つのステージhs1〜hs4は消え、第1保留アイコンh11も消えている。また、変動アイコン表示領域CISの台座の高さが低くなってはいるものの、低くなった台座hs0’は表示されており、その上に変動アイコンh0も表示されたままである。さらに、演出アイコン表示領域DISには、右ベースアイコンbIrの上に赤色の着物を着た殿様のナビキャラクタYMが表示されている。なお、スーパーリーチ演出中は、保留枠UI全体が非表示になってもよい。すなわち、変動アイコン表示領域CISの台座hs0’および演出アイコン表示領域DISの右ベースアイコンbIrも非表示になってもよい。さらに、スーパーリーチ演出中は、変動アイコンh0及びナビキャラクタYMも非表示になってもよい。また、スーパーリーチ演出中は、ナビキャラクタYM、保留アイコン、および変動アイコンh0のうちのいずれか1つ又は2つが非表示になってもよい。さらには、スーパーリーチ演出中は、ナビキャラクタYM、保留アイコン、および変動アイコンh0総てを非表示にして、保留枠UI(左ベースアイコンbIl、4つのステージhs1〜hs4、台座hs0(hs0’)、右ベースアイコンbIr)は表示してもよいし、あるいは、この逆に、ナビキャラクタYM、保留アイコン、および変動アイコンh0総てを表示して、保留枠UIを非表示にしてもよい。
図110(あ9)では、それまで正面を向いて立っていた殿様のナビキャラクタYMが、変動アイコンh0の方を向き、刀を抜いて構えているポーズに変化する。図110(あ10)では、殿様のナビキャラクタYMの刀から波動が発振され、同図(あ11)では、それまで白色であった変動アイコンh0が赤色に変化している。上述の如く、赤色の表示態様の変動アイコンは、現在行われている図柄変動表示での大当りの期待度がかなり高いことになる。図110(あ12)では、殿様のナビキャラクタYMが正面を向いて立っている姿勢に戻っている。図110(あ12)に示す殿様のナビキャラクタYMは、赤色の着物の表示態様のままであるが、デフォルトの表示態様(紺色の着物の表示態様)に戻っていてもよい。
図110(あ13)では、図示省略したが、ボタン演出が開始される。すなわち、装飾図柄表示装置208では、ボタン画像と残時間表示メータが表示され、チャンスボタン136の操作有効期間が開始すると、遊技者によるチャンスボタン136の操作を受付可能な状態となる。残時間表示メータでは、上記操作有効期間が開始されてゲージが減っていく。その後、チャンスボタン136が上記操作有効期間内に押下されると、装飾図柄表示装置208には、殿様のカットイン画像が表示され、大当りの信頼度が高いことを報知する予告演出が行われる。殿様のカットイン画像は、決闘シーンのアニメーション表示にオーバーラップしており、殿様のカットイン画像が表示されていない場合と比べると視認困難とされている。なお、殿様のカットイン画像は、チャンスボタン136が操作されたことを条件に表示されるものであってもよいし、チャンスボタン136が操作されることなく操作有効期間が経過した場合にも表示されるものであってもよい。
その後、装飾図柄表示装置208では、殿様のカットイン画像が消去され、決闘シーンのアニメーション表示が継続し、ボタン画像と残時間表示メータが表示され、スーパーリーチに発展してから2回目のボタン演出が開始される。その後、チャンスボタン136の操作有効期間が開始すると、遊技者によるチャンスボタン136の操作を受付可能な状態となる。
残時間表示メータでは、上記操作有効期間が開始されてゲージが減っていく。なお、スーパーリーチに発展してから2回目のボタン演出における操作有効期間は、スーパーリーチに発展してから1回目のボタン演出における操作有効期間よりも短くてもよく、この場合、スーパーリーチに発展してから2回目のボタン演出における残時間表示メータにおけるゲージの減る速度がスーパーリーチに発展してから1回目のボタン演出における残時間表示メータにおけるゲージの減る速度よりも速くてもよい。また、スーパーリーチに発展してから1回目のボタン演出における操作有効期間がスーパーリーチに発展してから2回目のボタン演出における操作有効期間よりも短くてもよいし、スーパーリーチに発展してから1回目のボタン演出における操作有効期間とスーパーリーチに発展してから2回目のボタン演出における操作有効期間とが同じ長さであってもよい。
チャンスボタン136が上記操作有効期間内に押下されると、装飾図柄表示装置208では、決闘シーンのアニメーション表示からエフェクト画像の表示に切り換えられるとともに、図49(a)に示す第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdが動作し、それぞれ装飾図柄表示装置208の前面側でオーバーラップする。エフェクト画像や第1装飾図柄の左図柄及び右図柄は、それぞれ第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdによってオーバーラップされ、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdによってオーバーラップされていない状態である場合に比べると視認困難とされている。また、第2装飾図柄と第2保留数表示も、それぞれ第1大盤振舞役物224Gaと第2大盤振舞役物224Gbによって少なくとも一部がオーバーラップされ、視認困難とされている。なお、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdのうちの一部のみが動作してもよいし、全部が動作してもよく、例えば、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdの動作する数によって信頼度が異なるようにしてもよい。この第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdが動作する演出は、チャンスボタン136が操作されたことを条件に表示されるものであってもよいし、チャンスボタン136が操作されることなく操作有効期間が経過した場合にも表示されるものであってもよい。また、エフェクト画像の表示と第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdの動作のうちのいずれか一方のみが行われる場合があってもよい。また、エフェクト画像の表示と第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdの動作の両方が行われる場合は、エフェクト画像が表示された後で第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdの動作が開始されてもよいし、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdの動作が開始された後でエフェクト画像が表示されてもよいし、エフェクト画像の表示と第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdの動作が同時に開始されてもよい。また、操作有効期間内にチャンスボタン136が押下された場合に、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdが動作する演出が行われずにハズレとなる演出表示が行われてもよく、さらに、ハズレとなる演出表示が行われた後で復活演出を表示して大当りとなる演出表示が行われるようにしてもよい。なお、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdが動作する演出が開始されると、表示されていた変動アイコンh0が非表示となるが、引き続き表示してもよい。
その後、図49(a)に示す千両箱役物224Hが動作して下方に移動し、装飾図柄表示装置208及び第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdの前面側にオーバーラップする。さらに、その後、導光板ILの発光が行われる。なお、エフェクト画像の表示、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdの動作、千両箱役物224Hの動作、導光板ILの発光の開始する順序については、上述したものに限定されず、適宜に設定することができる。また、エフェクト画像の表示、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdの動作、千両箱役物224Hの動作、導光板ILの発光のうちの全部が行われてもよいし、一部が行われない場合があってもよい。
導光板ILの発光が終了した後、千両箱役物224Hは初期位置に向かって上昇を開始する。その後、エフェクト画像がフェイドアウトし、続いて、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdがそれぞれ初期位置に向かって移動を開始する。このとき、装飾図柄表示装置208では、表示が中断された決闘シーンのアニメーション表示がフェイドインしながら再開する。このとき、変動アイコンh0の表示も再開される。
その後、決闘シーンのアニメーション表示は、図110(あ14−1)まで継続する。図110(あ14−1)では、殿様と剣豪が斬り合った後の場面が表示されている。
図110(あ9)〜同図(あ12)のナビキャラクタYMのアニメーションは、変動アイコンh0の表示態様を変化させる演出(以下、「変化演出」という。)に相当する。この変化演出は、スーパーリーチ演出の一部と見ることもできるが、スーパーリーチ演出の開始を契機にして開始された、スーパーリーチ演出とは別の演出とも見ることができる。変化演出の開始タイミングとしては、スーパーリーチ演出中の他、第1装飾図柄が高速変動になった時、図柄変動開始時、変動アイコンh0の移動完了時、特図始動口への入賞時(保留増加時)、入賞時先読み予告の開始時、或る演出の成功時、第1装飾図柄の第1停止時、擬似連演出における仮停止時あるいは継続時(再変動開始時)、リーチ状態開始時、スーパーリーチ開始時等を列挙することができる。すなわち、変化演出の開始タイミングとしては、上記列挙したもの総てであってもよい。一方、上記列挙したものの中でも適用されないものがあってもよい。
また、変動アイコンh0が変化するタイミングも、スーパーリーチ演出中の他、第1装飾図柄が高速変動になった時、図柄変動開始時、変動アイコンh0の移動完了時、特図始動口への入賞時(保留増加時)、入賞時先読み予告の開始時、或る演出の成功時、第1装飾図柄の第1停止時、擬似連演出における仮停止時あるいは継続時(再変動開始時)、リーチ状態開始時、スーパーリーチ開始時等を列挙することができる。すなわち、変動アイコンh0が変化するタイミングとしては、上記列挙したもの総てであってもよい。一方、上記列挙したものの中でも適用されないものがあってもよい。さらに、変動アイコンh0が変化するタイミングは、上述したボタン演出におけるボタン有効期間中と重なってもよい。なお、スーパーリーチ演出中の或る期間以降は、変動アイコンの表示態様が変化しないようにしてもよい。ここで説明したスーパーリーチ演出も勝負演出であって、ボタン演出を含んでおり、主人公か敵のどちらかが勝利する、いわゆる最終ジャッジ演出の一種である。最終ジャッジ演出の結果が表示された以降は、変動アイコンの表示態様が変化しないようにしてもよい。また、ナビキャラクタYMによって、変動アイコンの表示態様を変化させようとするアニメーションが行われた場合は、変動アイコンh0の表示態様を必ず変化する様にしてもよいし、あるいは、失敗があるようにしてもよい。すなわち、変化演出は、変動アイコンh0の表示態様を必ず変化させる演出であってもよいし、変動アイコンh0の表示態様を変化せる場合(成功する場合)と、変化させない場合(失敗する場合)とがあってもよい。
また、ナビキャラクタYMによる変動アイコンの変化アニメーションが行われない場合があってもよい。その場合、スーパーリーチ演出の終了時に、スーパーリーチ演出の終了画面と、装飾図柄が表示された画面とがワイプによって切り替えられた後に、変動アイコンh0の表示態様が変化していてもよい。また、ナビキャラクタYMの表示態様は、ワイプによって切り替えられた後に、デフォルトの表示態様(紺色の着物の表示態様)に戻っていてもよいし、ナビキャラクタYMは次の図柄変動表示の先読み予告として、そのままの表示態様(赤色の着物の表示態様)を維持してもよい。
図110(あ15−1)では、敵役の剣豪が倒れ、主人公の殿様が勝利した場面が表示され、殿様のナビキャラクタYMも勝利のポーズをとっている。ただしまだ、中図柄は表示されておらず、同図(あ16−1)で「装飾7」の中図柄が表示されているが、赤色の変動アイコンh0は未だ表示されており、第2装飾図柄も変動表示中である。しかも、同図(あ16−1)の段階では、第1装飾図柄の各図柄(左中右図柄)はいずれも仮停止(揺れ変動)中である。なお、図110(あ15−1)では、主人公の殿様による大当り用のアニメーションが実行されてもよい。
ここで、中図柄が表示される前の図110(あ15−1)までがスーパーリーチ演出と見ることもできるが、中図柄が表示されて一応勝利が確定したように見える(あ16−1)までがスーパーリーチ演出と見ることもできるし、さらに進んで、停止表示が行われる直前までスーパーリーチ演出と見ることもできる。また、上述のごとく、ここでのスーパーリーチ演出は最終ジャッジ演出の一例に相当し、最終ジャッジ演出の結果が確定するまで(例えば、停止表示が行われる直前まで)、スーパーリーチ演出の実行中としてもよい。その後、装飾図柄表示装置208では、決闘シーンのアニメーション表示がフェイドアウトし、第1装飾図柄が「装飾7−装飾7−装飾7」の装飾図柄の組合せで揺れ変動が開始される。なお、第2装飾図柄は左図柄、中図柄、右図柄のいずれも依然として変動表示が行われている。ここでの背景は、非表示であってもよいし、スーパーリーチが行われるまでとは異なる背景画像であってもよいし、スーパーリーチが行われる前と同じ背景画像であってもよい。また、このとき、変動アイコンh0や特図1の保留アイコンは表示されていないが、変動アイコンh0や特図1の保留アイコンは表示されていてもよい。また、ナビキャラクタYMの表示も行われていないが、ナビキャラクタYMの表示が行われてもよい。
その後、不図示の第1特図表示装置212が特図Aの表示態様で表示される。なお、第1特図表示装置212は停止表示されたが、第1副制御部400は、主制御部300からの図柄変動停止コマンドを受信していない状態であるので、図柄確定停止と判断していないため、第1装飾図柄では揺れ変動が継続しており、第2装飾図柄や第4図柄表示装置284では未だ変動表示中となっている。
その後、第1副制御部400が図柄変動停止コマンドを受信すると、第1装飾図柄及び第2装飾図柄がそれぞれ「装飾7−装飾7−装飾7」の装飾図柄の組合せで停止表示するとともに、第4図柄表示装置では、図柄が停止した旨の態様での表示が行われる。
その後、大当り遊技が開始して主制御部300から第1副制御部400に入賞演出開始コマンドが送信されると、装飾図柄表示装置208では、大当り開始演出表示が開始される。
なお、スーパーリーチ中は変動アイコンh0とナビキャラクタYMの両方が表示されている。ここで、最終ジャッジ演出であるボタン演出が開始された場合、保留枠UIの一部又は全部が非表示あるいは消えるように構成されていてもよい。例えば、右ベースアイコンbIrがそれまでは表示されていたが、最終ジャッジ演出が開始されると、右ベースアイコンbIrが非表示あるいは消えるように構成されていてもよい。また、最終ジャッジ演出が開始されると、変動アイコh0が非表示あるいは消えるように構成されていてもよく、ナビキャラクタYMが非表示あるいは消えるように構成されていてもよく、変動アイコh0とナビキャラクタYMの両方が非表示あるいは消えるように構成されていてもよい。また、保留アイコンをそれまで表示している場合には、保留アイコンも最終ジャッジ演出が開始されると非表示あるいは消えるように構成されていてもよい。さらに、演出アイコン表示領域DISに表示されているその他のアイコンやミニキャラも、それまで表示している場合には、最終ジャッジ演出が開始されると非表示あるいは消えるように構成されていてもよい。
図110(あ2−1)に代えて同図(あ2−2)に示すように、殿様のナビキャラクタYMに「変化!?」といった吹き出し表示が追加される場合があったり、同図(あ2−3)に示すように、「変化準備中」といった吹き出し表示が追加される場合もある。この後、図110(あ3−1)に戻り、変化予告表示の宝箱のアイコンI1が表示される。ナビキャラクタYMの吹き出し表示は、変化予告表示の開始の予告演出(前兆演出)に相当する。すなわち、「変化!?」のようにナビキャラクタ自身が変化する可能性があることを示唆する予告であったり、「変化準備中」のようにナビキャラクタがこれから(「変化準備中」が表示された変動内または、「変化準備中」が表示された変動の次変動以降に)必ず変化することを示唆する予告であったりする。
また、図110(あ3−1)に代えて同図(あ3−2−1)に示すように、変化予告表示の宝箱のアイコンI1が一旦、演出アイコン表示領域DISに表示されながら、再び絨毯のアイコンI2が登場し、宝箱のアイコンI1がその絨毯のアイコンI2に乗って飛び去ってしまう場合もある。この場合には、ナビキャラクタYMの表示態様は変化せず、いわゆる失敗パターンに相当する。
また、図110(あ4−1)に代えて同図(あ4−2)に示すように、煙画像が赤色の場合もある。変化予告表示における変化アニメーションの種類によって、ナビキャラクタYMの変化する態様や変化しやすさを予告してもよい。図110(あ4−2)の場合は、ナビキャラクタYMが、煙と同じ色の着物を着た表示態様に変化する可能性があることが予告されている。また、変化予告表示における変化アニメーションの種類によって、当該変動または保留内の大当りの期待度を予告してもよい。
また、図110(あ5−1)に代えて同図(あ5−2)に示すように、ナビキャラクタYMの着物の色が変化するのではなく、ナビキャラクタYM自身が大きくなる場合もある。このように、ナビキャラクタYMの表示態様の変化は、色の変化の他に、大きさの変化であってもよいし、形状(例えば、ポーズ)の変化であってもよい。なお、図110(あ5−2)に示す、大きくなったナビキャラクタYMの着物の色は、紺色(デフォルト色)であってもよいが、赤色に変化していてもよい。図110(あ5−2)に示す大きくなったナビキャラクタYMの一部は、宝箱のアイコンI1の一部に前側から重なっている。なお、ナビキャラクタYMの一部が、宝箱のアイコンI1の全部に前側から重なっていてもよい。あるいは、宝箱のアイコンI1の少なくとも一部が、大きくなったナビキャラクタYMの少なくとも一部に前側から重なっていてもよい。
また、変動アイコンh0を変化させる確率、引いては大当りの期待度としては、デフォルトの色で小さい表示態様よりも、デフォルトの色で大きい表示態様の方が高く、赤色で小さい表示態様よりも、赤色で大きい表示態様の方が高くてもよい。また、大きさと色であれば、色の方が優先されてもよく、例えば、デフォルトの色で大きい表示態様よりも、赤色で小さい表示態様の方が高くてもよい。あるいは反対に、大きさの方が優先されてもよく、例えば、赤色で小さい表示態様よりも、デフォルトの色で大きい表示態様の方が高くてもよい。さらに、ナビキャラクタYMの大きさ(表示サイズ)については、大きい場合と小さい場合の他、その中間サイズ等複数のサイズがあってもよい。
なお、ナビキャラクタYMが、赤い着物を着た表示態様であるときは変動アイコンh0は赤色に変化し、金色の着物を着た表示態様であるときは、変動アイコンh0は金色に変化し、虹色の着物を着た表示態様であるときは、変動アイコンh0は虹色に変化する場合があってもよい。また、ナビキャラクタYMが、赤い着物を着た表示態様であるときは、変動アイコンh0は、大当りの期待度が赤以上の色(赤、金、虹)に変わりやすくてもよい。すなわち、変動アイコンh0の変化が成功するなら、赤以上の色に変化することが確定してもよいし、赤以上の色に変化すること自体が確定してもよい。ただし、ナビキャラクタYMが、赤い着物を着た表示態様であっても、大当りの期待度が赤より下の色(緑、青、白点滅、白)に変わってしまう場合があってもよい。さらに、ナビキャラクタYMが、プレミアの色である虹色の着物を着た表示態様であるときは、変動アイコンh0の色も必ず虹色に変化してもよい。すなわち、ナビキャラクタYMが虹色の着物を着た表示態様であるときは、ナビキャラクタYMの表示態様によって、直接的に大当りすることを報知していることになり、ナビキャラクタYMが他の色(例えば、赤)の着物を着た表示態様であるときは、変動アイコンの表示態様が変化すれば、結果的に大当りしやすいことになり、ナビキャラクタYMの表示態様によって大当りのしやすさを間接的に報知することができる。
また、ナビキャラクタYMは、表示態様が変化していないときでも、変動アイコンh0を変化させる場合があってもよい。あるいは、表示態様が変化したときのみ変動アイコンh0を変化させてもよい。さらに、主人公の殿様のキャラクタは、いわゆる常時表示のキャラクタであるが、変動アイコンh0を変化させるナビキャラクタYMは、変動アイコンh0を変化させるときのみ表示されるキャラクタであってもよい。また、予告を行うときのみ表示されるキャラクタであってもよい。さらに、上述したカスタマイズにおけるキャラクタ選択で遊技者が設定したキャラクタが、変動アイコンh0を変化させるキャラクタとして使用できるようにしてもよいし、カスタマイズにおけるキャラクタ選択で遊技者が設定したキャラクタのみが、変動アイコンh0を変化させるキャラクタとして使用できるようにしてもよい。
なお、紺色の着物は青色の着物の態様であってもよく、金色の着物の態様や虹色の着物の態様は赤色の着物の態様であってもよい(以降においても同じ)。
図111は、図110に示す例の変形例を示す図である。
図110(あ6−1)に続いて、図111(あ6−2−1)〜同図(あ6−2−3)を経て、図110(あ7)に戻るように、変化予告表示である宝箱のアイコンI1が非表示になるまで、ナビキャラクタYMは、複数回変化してもよい。図111(あ6−2−1)に示すナビキャラクタYMは赤色の着物であるが、同図111(あ6−2−2)に示すナビキャラクタYMは、金色の着物である。なお、宝箱のアイコンI1は、一度消えて、また新たに表示されてもよい。また、複数変動に亘って変化予告表示が表示されていてもよい。この場合、宝箱のアイコンI1は、開放したり閉鎖したりすることを繰り返す。
また、図110(あ6−1)に続いて、図111(あ6−3−1)〜同図(あ6−3−2)のような変化アニメーションが表示されてもよい。すなわち、変化予告表示とは別の予告(ここではUFOアイコンUFI)によって、ナビキャラクタYMがさらに昇格してもよい。図111(あ6−3−2)から続く同図(あ6−3−3a)では、飛来してきたUFOアイコンUFIから金色のビームが、赤色の着物を着たナビキャラクタYMに向けて照射され、図111(あ6−3−4a)に示すようにナビキャラクタYMは、金色の着物を着た表示態様に変化している。あるいは、図111(あ6−3−2)から続く同図(あ6−3−3b)では、飛来してきたUFOアイコンUFIから灰色のビームが、赤色の着物を着たナビキャラクタYMに向けて照射され、図111(あ6−3−4b)に示すようにナビキャラクタYMは、赤色の着物を着たまま大きくなっている。
なお、ここでは昇格について説明したが、ビームが照射されてもナビキャラクタYMに変化がない場合(いわゆる失敗パターン)があってもよく、あるいは、ビームが照射されると、デフォルトの表示態様や、青色の着物を着た表示態様や、小さくなってしまう場合(降格してしまう場合)があってもよい。
また、スーパーリーチ演出おける、殿様と剣豪が斬り合った後の場面である図110(あ14−1)に続いて、図111(あ14−2−1)が表示されてもよい。すなわち、中図柄として、左右図柄(「装飾7」)とは異なる「装飾6」が大きく表示(揺れ表示)され、続く同図(あ14−2−2)では、左図柄、中図柄、右図柄の装飾図柄総てが、通常の濃さよりも一旦薄く表示される。また、同図には、殿様が倒れたシーンが表示されている。図111(あ14−2−3)では、左図柄、中図柄、右図柄の装飾図柄総てが再び通常の濃さで表示され、同図(あ14−2−4)では、ワイプ演出が行われ、スーパーリーチの演出場面(演出表示)と、通常背景(図110(あ1)等に示す、スーパーリーチ演出の開始前の背景)との切り替えが行われる。ワイプ演出では、図111(あ14−2−5)に示すように、装飾図柄表示装置208の表示画面が一旦、無模様同一色のワイプ表示になる。このワイプ表示では、変動アイコンh0や、ナビキャラクタYMは消え、第2装飾図柄と、第2保留数表示は表示されている。また、左隅には機種タイトルが表示されている。なお、変動アイコンh0や、ナビキャラクタYMも表示されていてもよい。図111(あ14−2−6)では、ワイプアウトし、背景が通常背景に戻るとともに、ナビキャラクタYMの表示態様もデフォルトの表示態様に戻っている。なお、ナビキャラクタYMの表示態様は、ワイプ演出開始時(図111(あ14−2−4)のタイミング)でデフォルトの表示態様に戻っていてもよい。図111(あ14−2−7)では、ワイプ演出が終了し、装飾図柄表示装置208には、ハズレの組合せである「装飾7」−「装飾6」−「装飾7」が揺れ表示されている。また、保留枠UIも表示され、変動アイコンh0も第1保留アイコンh11も表示されている。図111(あ14−2−7)に示す変動アイコンh0は、赤色の表示態様のままであるが、デフォルトの表示態様に戻っていてもよく、あるいは、変動アイコンh0自身が消去されていてもよい。一方、ナビキャラクタYMの表示態様は、赤色の着物を着た表示態様のままであってもよい。なお、本例では、ナビキャラクタの表示態様が変化した状態からデフォルトの状態に戻る表示がナビキャラクタが非表示のため視認できないが、ナビキャラクタの表示態様が変化した状態からデフォルトの状態に戻る表示が視認可能であってもよい。(例えば、ナビキャラクタの表示態様が変化した状態からデフォルトの状態へ切り替わる表示や、ナビキャラクタの表示態様が変化した状態からデフォルトの状態へ戻るアニメーション表示などが挙げられる。)
なお、ワイプアウト時(図111(あ14−2−6)〜同図(あ14−2−7))に、変動アイコンh0および/またはナビキャラクタYMが表示されているが、表示されていない場合があってもよく、表示されているときは、表示されていない場合よりも、復活演出が行われやすい構成であってもよい。あるいは、表示されているときは、復活演出が必ず行われる構成であってもよく、表示されていない場合には、復活演出が行われたり、行われなかったりしてもよい。
さらに、図111(あ14−2−1)〜同図(あ14−2−3)では、保留枠UIの一部(台座hs0’や右ベースアイコンbIr)が表示されているが、保留枠UIの全部が非表示になってもよいし、一部のみが非表示になってもよい。また、変動アイコンh0が非表示になってもよいし、ナビキャラクタYMが非表示になってもよい。あるいは、変動アイコh0とナビキャラクタYMの両方が非表示になってもよい。また、保留アイコンをそれまで表示している場合には、保留アイコンも非表示になってもよい。さらに、演出アイコン表示領域DISに表示されているその他のアイコンやミニキャラも、それまで表示している場合には、非表示になってもよい。
図112は、図110に示す例の他の変形例を示す図である。
図110(あ16−1)に続いて、図112(あ16−2−1)〜同図(あ16−2−2)のような表示が行われてもよい。すなわち、図112(あ16−2−2)に示す装飾図柄表示装置208では、画面全体が薄くなり始めている。この後、再抽選演出で一度消えて、再び、図112(あ16−2−1)に示す画面(殿様勝利の画面)が表示されてもよいし、あるいは図110(あ14−2−3)に示す画面(殿様敗北の画面)が表示されてもよいし、同図(あ16−2−3)に示すような、通常背景で、装飾図柄の組合せ(大当りの組合せの場合やハズレの組合せの場合がある)が揺れ表示されている画面が表示されてもよい。
また、再表示された画面でも、ナビキャラクタYMや変動アイコンh0は表示されており、ナビキャラクタYMまたは/および変動アイコンh0の表示態様が赤い表示態様であれば、有利な大当り確定(例えば、確変大当りやラウンド数が長い大当り)が確定であってもよい。あるいは、表示態様が変化していないと、有利な大当りは確定ではないが、表示態様が昇格していると、有利な大当りが確定であってもよいし、表示態様が金色や虹色のプレミアムであると、有利な大当りが確定であってもよい。
また、図112(い1)〜同図(い12)は、ナビキャラクタYMが、複数変動を跨いで表示され、先読み予告としても機能する例を示す図である。
図112(い1)には、赤色の着物を着た表示態様のナビキャラクタYMが表示されている。また、第1装飾図柄は高速変動中であり、デフォルトの表示態様の変動アイコンh0が表示されている。さらに、特図1の保留は2つ貯まっており、第1保留アイコンh11と第2保留アイコンh12が表示されている。2つの保留アイコンh11,h12ともデフォルトの表示態様である。
図112(い2)では、図柄変動表示が停止表示し、装飾図柄表示装置208には、ハズレの装飾図柄の組合せが停止表示されている。赤色の着物を着た表示態様のナビキャラクタYMは表示されたままである。図112(い3)では、第1保留アイコンh11の保留が消化され、図柄変動表示が開始されている。次の図柄変動表示が開始されても、赤色の着物を着た表示態様のナビキャラクタYMは表示されたままである。
図112(い4−1)では、ナビキャラクタYMを用いた変動アイコンh0の変化アニメーションが開始される。すなわち、それまで正面を向いて立った姿勢(初期姿勢)であった殿様のナビキャラクタYMが、変動アイコンh0の方を向き、刀を抜いて構えているポーズに変化する。図112(15)では、殿様のナビキャラクタYMの刀から波動が発振されるが、同図(い6)では、変動アイコンh0の表示態様はデフォルトのままであり、変化演出は失敗に終わっている。図112(い7)では、図柄変動表示が停止表示し、装飾図柄表示装置208には、ハズレの装飾図柄の組合せが停止表示されている。赤色の着物を着た表示態様のナビキャラクタYMは、再び初期姿勢で表示されている。
図112(い8)では、第1保留アイコンh11の保留が消化され、図柄変動表示が再び開始されている。3回目の図柄変動表示が開始されても、赤色の着物を着た表示態様のナビキャラクタYMは表示されたままである。図112(い9)では、ナビキャラクタYMを用いた変動アイコンh0の変化アニメーションが再び開始される。図112(い11)では、それまで白色であった変動アイコンh0が赤色に変化しており、通常予告が開始されている。同図(い12)では、ナビキャラクタYMは、赤色の着物を着た表示態様のまま初期姿勢に戻っている。この後、図示省略しているが、現在行われている図柄変動表示で大当り図柄が確定表示される。
また、図112(い4−1)の代わりに同図(い4−2−1)では、ナビキャラクタYMが、図柄変動表示中に、演出アイコン表示領域DISから保留アイコン表示領域HISに移動し、同図(い4−2−2)では、保留アイコンに対する変化アニメーションが開始されている。ナビキャラクタYMの移動はアニメーションであってもよいし、瞬間的に表示位置が切り替わる態様であってもよい。また、ナビキャラクタYMが演出アイコン表示領域DISから出て行った場合には、演出アイコン表示領域DISにおいてナビキャラクタYMが表示されていた位置(初期位置)に別の表示(例えば、看板に「出張中」と記載されているアイコン表示)が表示されていてもよい。
なお、ナビキャラクタYMによる保留アイコンに対する変化演出は失敗する場合(保留アイコンの表示態様が変化しない場合)があってもよく、あるいは反対に、必ず成功(保留アイコンの表示態様が変化)してもよい。また、先読み対象の保留アイコンに対してのみ変化演出を行ってもよい。例えば、保留数が1の状態に限って、第1保留アイコンh11を対象に行われてもよいし、複数の保留アイコン(変動アイコンを含んでいてもよい)を対象に行われてもよい。さらに、ナビキャラクタYMによる保留アイコンに対する変化演出は、先読み対象保留に対して表示態様が変化するまで(成功するまで)何回でも行ってよいし、1回失敗したらもう一度行わないようにしてもよい。
また、変化演出によって、表示態様が一度変化した保留アイコンに対して、再度、変化演出を行ってもよい。これは、保留アイコンに限らず、変動アイコンh0ついても同様である。
さらに、変動アイコンh0に対する変化演出でも、ナビキャラクタYMは、演出アイコン表示領域DISから移動してもよい。また、ナビキャラクタYMは、演出アイコン表示領域DISから出ないにしても、演出アイコン表示領域DIS内で移動してもよい。さらに、ナビキャラクタYMは、保留枠UI内に限って移動可能であってもよいし、保留枠UIから外にも移動可能であってもよい。
なお、本例では、ナビキャラクタYMを用いた変動アイコンh0の変化アニメーションがナビキャラクタYMの色が赤色になった変動の次の変動から先読み対象の保留の変動まで毎変動行われているが、ナビキャラクタYMの色が赤色になった変動の次の変動から先読み対象の変動までの間に変化アニメーションを行わない変動があってもよい。また、ナビキャラクタYMが赤色になった変動も変化アニメーションがおこなわれてもよい。
図113は、ナビキャラクタYMによる保留アイコンの変化演出と変動アイコンの変化演出の組合せの例を示す図である。
図113(う1)には、デフォルトの表示態様のナビキャラクタYMが初期姿勢で表示されている。また、第1装飾図柄は高速変動中であり、デフォルトの表示態様の変動アイコンh0が表示されている。さらに、特図1の保留は2つ貯まっており、第1保留アイコンh11と第2保留アイコンh12が表示されている。2つの保留アイコンh11,h12ともデフォルトの表示態様である。
図113(う2)では、演出アイコン(ここではUFOアイコンUFI)が保留枠UI外に出現し、保留枠UIに接近してくる。なお、演出アイコンは、保留枠UI内に出現してもよい。図113(う3)に示すように、UFOアイコンUFIから白色のビームが第2保留アイコンh12に向けて照射され、同図(う4)に示すように、第2保留アイコンh12の表示態様が、デフォルトの表示態様から白点滅の表示態様に変化する。すなわち昇格演出に成功している。なお、演出アイコンは複数種類あり、出現する演出アイコンによって、昇格演出の成功確率が変わってもよい。例えば、第一の演出アイコンが出現した場合は、昇格演出に必ず成功するようにしてもよく、第二の演出アイコンが出現した場合は、昇格演出に80%以上成功するようにしてもよく、第三の演出アイコンが出現した場合は、昇格演出に50%未満しか成功しないようにしてもよい。図113(う4)では、UFOアイコンUFIは消えている。図113(う5)では、3つの装飾図柄が仮停止状態となっている。図113(う6)では、図柄変動表示が停止表示し、装飾図柄表示装置208には、ハズレの装飾図柄の組合せが停止表示されている。デフォルトの表示態様のナビキャラクタYMは、初期姿勢で表示されている。図113(う7)では、第1保留アイコンh11の保留が消化され、図柄変動表示が開始されており、同図(う8)では第1装飾図柄が高速変動中である。次の図柄変動表示が開始されても、デフォルトの表示態様のナビキャラクタYMは初期姿勢で表示されたままである。
図113(う9)では、デフォルトの表示態様のナビキャラクタYMが、弓を引くポーズに変化し、ナビキャラクタYMによる保留アイコンの昇格演出が開始される。ここでの昇格演出もアニメーション表示である。図113(う10)では、矢が発射され、矢は、変動アイコンh0を越えて飛んでいき、同図(う11)では、白点滅の表示態様である第1保留アイコンh11に命中し、同図(う12)では、第1保留アイコンh11の表示態様が、白点滅から青色の表示態様に変化し、昇格演出は成功する。なお、ここでの昇格演出も、失敗する場合(保留アイコンの表示態様が変化しない場合)があってもよく、あるいは反対に、必ず成功(保留アイコンの表示態様が変化)してもよい。また、保留数が1の状態に限って、第1保留アイコンh11を対象に行われてもよいし、複数の保留アイコン(変動アイコンを含んでいてもよい)を対象に行われてもよい。さらに、昇格演出は、先読み対象保留に対して表示態様が変化するまで(成功するまで)何回でも行ってよいし、1回失敗したらもう一度行わないようにしてもよい。また、昇格演出によって、表示態様が一度変化した保留アイコンに対して、再度、昇格演出を行ってもよい。なお、ナビキャラクタによる昇格演出は、保留アイコンが複数表示されていても、そのうちの一の保留アイコンについてのみ行われる演出であってもよい(つまり、保留の減少に伴い保留アイコンAの位置が移動しても、保留アイコンAについてのみナビキャラクタによる昇格演出がおこなわれる。)し、保留アイコン表示領域に表示されている複数の保留アイコンおよび/または変動アイコンに対して行われる演出であってもよい。図113(う13)で、ナビキャラクタYMは初期姿勢に戻り、同図(う14)では、図柄変動表示が停止表示し、装飾図柄表示装置208には、ハズレの装飾図柄の組合せが停止表示されている。デフォルトの表示態様のナビキャラクタYMは、初期姿勢で表示されている。図113(う15)では、第1保留アイコンh11の保留が消化され、図柄変動表示が開始されており、同図(う16)では第1装飾図柄が高速変動中である。次の図柄変動表示が開始されても、デフォルトの表示態様のナビキャラクタYMは初期姿勢で表示されたままである。変動アイコンh0は、先の昇格演出で青色の表示態様に変化した第1保留アイコンh11から変化したアイコンであり、同じく、青色の表示態様で台座hs0に表示されている。
図113(う17)では、演出アイコン表示領域DISに、変化予告表示の宝箱のアイコンI1が絨毯のアイコンI2に乗って出現し、同図(う18)では、絨毯のアイコンI2が消え、宝箱のアイコンI1が残る。図113(う19)では、変化アニメーションが開始され、宝箱が開いて、中から、エフェクトの煙画像が出現し、その煙画像によって、ナビキャラクタYMの一部又は全部が隠され、ナビキャラクタYMは、煙画像が出現する前よりも明らかに視認困難になる。図113(う20−1)では、煙画像が消失し、ナビキャラクタYMは、デフォルトの表示態様から赤色の着物を着た表示態様に変化している。図113(う21)のタイミングで宝箱のアイコンI1が消え、演出アイコン表示領域DISには、赤色の着物を着た殿様のナビキャラクタYMのみが表示されている。ナビキャラクタYMの表示態様の色は、現在行われている図柄変動表示の大当りの信頼度(期待度)を表すものである。あるいは、変動アイコンの表示態様の変化のしやすさ(昇格)を表すものであってもよい。さらには、ここでは保留アイコンは表示されていないが、保留アイコンが表示されている場合には、保留アイコンの表示態様の変化のしやすさ(昇格)を表すものであってもよい。
図113(う23)では、リーチ状態に突入し、同図(う24)ではスーパーリーチ演出に発展する。スーパーリーチ演出に発展すると、保留枠UIのうち、保留アイコン表示領域HISの左ベースアイコンbIlおよび4つのステージhs1〜hs4は消え、保留アイコンが残っている場合には保留アイコンも消える。また、図113(う24)に示す演出アイコン表示領域DISでは、右ベースアイコンbIrが消え、赤色の着物を着た殿様のナビキャラクタYMの足部分は消えている。また、変動アイコン表示領域CISにおける台座が沈んできてはいるものの、青色の表示態様の変動アイコンh0は表示されている。スーパーリーチ中の図113(う25)では、ナビキャラクタYMが完全に消え、低くなった台座hs0’の上に青色の表示態様の変動アイコンh0は表示されている。なお、ここでは、ナビキャラクタYMが消えてしまっているが、図110に示す例のように表示されていてもよい。また、台座hs0’および変動アイコンh0の両方が消えてもよいし、一方のみが消えてもよい。
図113(う27−1)に示す装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ演出の続きとして、荒野の背景画面hに、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙している決闘シーンが表示されている。ここでも、台座hs0’および変動アイコンh0の両方が表示されている。
図114は、図113に示す例の続きと変形例等を示す図である。
図114(う29)では、左図柄、中図柄、右図柄の装飾図柄総てが、通常の濃さよりも薄く表示されるとともに、殿様が倒れたシーンが表示されている。ここでも、台座hs0’および変動アイコンh0の両方が表示されている。図114(う30)に示す装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ演出が終了し、通常背景に戻り、第2装飾図柄および第2保留数表示と、台座hs0’および変動アイコンh0が表示されている。図114(う31)では、左図柄と右図柄の表示が復活し、今まで沈んでいた台座が、変動アイコンh0を乗せたまま上昇は始めている。図114(う32)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の組合せが揺れ表示されており、保留枠UIも再表示されている。また、ナビキャラクタYMは、デフォルトの表示態様で表示されている。
また、図113(う20−1)に代えて、図114(う20−2)では、ナビキャラクタYMが、プレミアの虹色の着物を着た表示態様に変化している。この場合は、変動アイコンh0の表示態様(色)に関係なく、ナビキャラクタYMの表示態様が虹色なので大当り確定である。なお、変動アイコンの表示態様も、赤色以上の表示態様に変化させてもよく、プレミアの虹色に変化させてもよい。また、ナビキャラクタYMが先読み予告として機能する場合には、その先読み対象の保留アイコンの表示態様も、赤色以上の表示態様に変化させてもよく、プレミアの虹色に変化させてもよい。
また、図113(う27−1)に代えて、図114(う27−2)では、演出アイコン表示領域DISに右ベースアイコンbIrが表示され、さらに、赤色の着物を着た表示態様のナビキャラクタYMが表示されている。ここで表示されているナビキャラクタYMは、表示されているだけで何もしなくてもよい。あるいは、ナビキャラクタYM自身が単独で自身の表示態様を昇格させたり、変動アイコンの表示態様を変化させたりしてもよい。あるいは、ナビキャラクタYMが他の予告表示によって変化してもよい。
ここで、演出アイコン(ここではUFOアイコンUFI)および/または変化予告表示(ここでは宝箱のアイコンI1)による予告は、1つの装飾図柄(例えば、左図柄)が仮停止表示となる前までに行われており、1つの装飾図柄が仮停止表示となった後は演出アイコンおよび/または変化予告表示による予告が行われないように構成されているが、1つの装飾図柄が仮停止状態となった後も演出アイコンおよび/または変化予告表示が行われる場合があってもよい。なお、1つの装飾図柄と記載したが複数の装飾図柄であってもよく、全ての装飾図柄であってもよい。また、図柄(特別図柄表示装置による変動表示)が完全に停止した状態では演出アイコンおよび/または変化予告表示による予告が行われないように構成されているが、行われる場合があってもよい。
図114(え1)〜同図(え4−1)は、ナビキャラクタYM自身が単独で自身の表示態様を変化させる例である。
図114(え1)には、デフォルトの表示態様のナビキャラクタYMが初期姿勢で表示されている。また、第1装飾図柄は高速変動中であり、デフォルトの表示態様の変動アイコンh0が表示されている。さらに、デフォルトの第1保留アイコンh11が表示されている。
図114(え2)では、ナビキャラクタYMのポーズが変化し、扇子を持った手を上げている。図114(え3−1)では、ナビキャラクタYM自身が、灰色の煙画像に包まれ、視認困難になり、同図(え4−1)では、赤色の着物を着た表示態様に変化している。
また、図114(え3−1)に代えて同図(え3−2)では、ナビキャラクタYM自身が、赤色の煙画像に包まれており、この後、ナビキャラクタYMは、赤色の着物を着た表示態様に変化する。このように、変化アニメーション自体が、ナビキャラクタYMが変化する表示態様(色)を予告してもよい。また、赤色の煙画像は、ナビキャラクタの変化が成功すれば赤色以上の表示態様に変更されることを予告する予告表示であってもよく、赤色以上の表示態様に変化することが確定される予告表示であってもよい。
また、図114(え3−1)に代えて同図(え3−3)では、ナビキャラクタYM自身が、虹色の煙画像に包まれており、現在行われている図柄変動表示、あるいはこの後開始される図柄変動表示で大当り確定(大当り濃厚であってもよい)になる。このように、変化アニメーション自体で通常予告あるいは先読み予告を行ってもよい。なお、虹色の煙画像は、ナビキャラクタの変化が成功すれば虹色の表示態様に変更されることを予告する表示であってもよく、この場合虹色の煙画像が表示されても虹色の煙画像が表示された図柄変動および/または保留内が大当り確定(大当り濃厚であってもよい)とならなくてもよい。
また、図114(え4−1)に代えて同図(え4−2)では、ナビキャラクタが、別のナビキャラクタに変化している。ここでは、姫のナビキャラクタに変化している。変化するキャラクタの種類は、上述したカスタマイズにおけるキャラクタ選択で遊技者が設定したキャラクタであってもよいし、カスタマイズにおけるキャラクタ選択で遊技者が設定したキャラクタのみであってもよい。
また、図114(え4−2)に代えて同図(え4−3)では、ナビキャラクタが、遊技者が選択不能なナビキャラクタ(例えば、番長のキャラクタ)に変化している。なお、番長のナビキャラクタの方が、ナビキャラクタYMよりも保留アイコンおよび/または変動アイコンの昇格演出が行われやすいように構成されていてもよいし、ナビキャラクタが変化した図柄変動および/または保留内の大当りの期待度が高いように構成されていてもよい。
なお、姫(番長)のナビキャラクタの方が、ナビキャラクタYMよりも保留アイコンおよび/または変動アイコンの昇格演出が行われやすいように構成されていてもよいし、ナビキャラクタが変化した図柄変動および/または保留内の大当りの期待度が高いように構成されていてもよいし、姫(番長)が登場する予告および/またはスーパーリーチ演出が発生しやすい(または、必ず発生する)ように構成されていてもよい。
なお、ナビキャラクタYMが別のナビキャラクタに変化する場合、遊技者が選択可能なナビキャラクタのみに変化するように構成されていてもよく、遊技者が選択不可のナビキャラクタに変化されるように構成されていてもよく、遊技者が選択可能なナビキャラクタに変更される場合と遊技者が選択不可のナビキャラクタに変更される場合の両方の場合があってもよい。遊技者が選択可能なナビキャラクタに変更される場合と遊技者が選択不可のナビキャラクタに変更される場合の両方の場合がある場合において、遊技者が選択可能なナビキャラクタよりも遊技者が選択不可のナビキャラクタの方が保留アイコンおよび/または変動アイコンの昇格演出が行われやすいように構成されていてもよいし、ナビキャラクタが変化した図柄変動および/または保留内の大当りの期待度が高いように構成されていてもよい。逆に、遊技者が選択可能なナビキャラクタに変更される場合と遊技者が選択不可のナビキャラクタに変更される場合の両方の場合がある場合において、遊技者が選択不可のナビキャラクタよりも遊技者が選択可能なナビキャラクタの方が保留アイコンおよび/または変動アイコンの昇格演出が行われやすいように構成されていてもよいし、ナビキャラクタが変化した図柄変動および/または保留内の大当りの期待度が高いように構成されていてもよい。
さらに、図114(え4−1)に代えて同図(え4−4)では、キャラクタが変化せず、自身の変化演出に失敗している。
なお、この例では、ナビキャラクタYM自身が単独で自身の表示態様を変化させる例であって、変化予告表示の宝箱のアイコンI1は絡まなかったが、変化予告表示の宝箱のアイコンI1の色によって、ナビキャラクタYMが変化する表示態様(色)を予告してもよい。例えば、赤色の宝箱のアイコンI1が出現した場合は、ナビキャラクタYMは赤色、あるいは赤色以上の表示態様に変化することが確定であってもよい。
さらに、宝箱のアイコンI1の色によって、現在行われている図柄変動表示、あるいはこの後開始される図柄変動表示における大当りの期待度を予告してもよい。すなわち、宝箱のアイコンI1の色によって、通常予告あるいは先読み予告を行ってもよい。
図115は、保留枠が一時的に視認不能になる演出例を示す図である。
図115(お1)に示す装飾図柄表示装置208には、海の背景が表示されている。また、図115(お1)に示す初期姿勢のナビキャラクタYMは、デフォルトの表示態様である。また、第1装飾図柄は高速変動中であり、デフォルトの表示態様の変動アイコンh0が表示されている。さらに、特図1の保留は2つ貯まっており、第1保留アイコンh11と第2保留アイコンh12が表示されている。2つの保留アイコンh11,h12ともデフォルトの表示態様である。
図115(お2)では、特図1の保留が増加し、第3保留アイコンh13が追加表示されている。この第3保留アイコンh13もデフォルトの表示態様である。
図115(お4)では、図柄変動表示が停止表示し、装飾図柄表示装置208には、ハズレの装飾図柄の組合せが停止表示されている。デフォルトの表示態様のナビキャラクタYMは初期姿勢で表示されたままである。また、図115(お4)に示す装飾図柄表示装置208には、海の背景が依然として表示されている。
図115(お5)では、第1保留アイコンh11の保留が消化され、図柄変動表示が開始されている。装飾図柄表示装置208では、第1装飾図柄の変動表示が開始されており、海の背景が依然として表示されている。
図115(お6)では、先読予告の一種である背景変化予告が開始される。ここでの背景変化予告の対象(先読み対象保留)は、図115(お2)のタイミングで増加した保留(このタイミングでは第2保留)になる。背景変化予告では、左右から襖の画像が出現し、襖が閉じられるアニメーションによって、表示画面全体が襖の画像になる(図115(お7)参照)。このため、保留枠UIも、保留アイコンh11,h12も、変動アイコンh0も、ナビキャラクタYMも、襖の画像によって前側からオーバーラップされ、視認不能になる。なお、襖の画像に代えて、保留枠UI、保留アイコンh11,h12、変動アイコンh0、ナビキャラクタYMの一部に前側からオーバーラップする画像が出現してもよい。あるいは、保留枠UI、保留アイコンh11,h12、変動アイコンh0、ナビキャラクタYMには、何ら画像がオーバーラップしない演出であってもよい。
なお、背景変化予告は、先読み対象保留の入賞時(図115(お2)のタイミング)で開始されてもよい。この例では、入賞した変動の次の変動中に開始されるが、次の変動に限らず、先読み対象保留の変動が終わるまでに開始されればよい。例えば、先読み対象保留の変動開始で背景変化予告と同じ背景が表示されてもよい。
また、背景変化予告では、出現画像(ここでは襖の画像)色によって、先読み対象保留の大当り期待度を表してもよく、あるいは、襖の色と同じ色のナビキャラクタYMが出現していれば、そのナビキャラクタYMが変化する予告として機能し、変化予告表示に相当する。また、襖の色が緑なら山の背景に変化するといった背景自体の予告としても機能してよい。さらに、背景変化予告は、複数種類用意されていてもよい。
図115(お8)では、襖が開き、保留枠UI、保留アイコンh11,h12、変動アイコンh0、ナビキャラクタYMが見え始め、同図(お9)では、完全に襖が開き、襖画像は消えている。背景変化予告によって、装飾図柄表示装置208の背景は、夜の背景に変化している。また、背景変化後のナビキャラクタYMは、変化した背景に依存するキャラクタに変化している。ここでは、殿様のキャラクタから、ロボットのキャラクタに変化している。なお、この例では、一種類の背景に対して一種類のキャラクタが対応しているが、一種類の背景に対して複数種類のキャラクタが対応していてもよい。
図115(お11)では、リーチ状態に突入している。また、図115(お9−1)から同図(お11)までの間に変動アイコンh0の表示態様が、デフォルトの表示態様から赤色の表示態様に変化している。なお、リーチ状態突入を契機に変動アイコンh0の表示態様が、デフォルトの表示態様から赤色の表示態様に変化してもよい。なお、保留枠UIは表示されているものの、保留アイコンh11、h12は総て消えている。その後、スーパーリーチ演出に発展し、スーパーリーチ演出の背景(ここでは荒野の背景)に変化する。図115(お13)に示す装飾図柄表示装置208には、荒野の背景で、殿様が敗北した場面が表示されている。なお、倒れた殿様に、ロボットのナビキャラクタYMがオーバーラップし、視認困難になっている。
図115(お14)では、ワイプ演出が開始され、ワイプインによって、装飾図柄表示装置208はワイプ表示になっている。図115(お15)に示すように、ここでのワイプ表示では、変動アイコンh0も、ナビキャラクタYMも消え、さらに、第2装飾図柄も、第2保留数表示も消え、左隅には機種タイトルが表示されているのみである。図115(お16)では、ワイプアウトし、背景が夜の背景に戻るとともに、ナビキャラクタYMも見え始めている。
図115(お17)では、ワイプ演出が終了し、装飾図柄表示装置208には、ハズレの組合せである「装飾7」−「装飾6」−「装飾7」が揺れ表示されている。また、保留枠UIも表示され、赤色の表示態様の変動アイコンh0も、保留アイコンh11,h12も表示が再開されている。
図115(お18)では、図柄変動表示が停止表示し、装飾図柄表示装置208には、ハズレの組合せである「装飾7」−「装飾6」−「装飾7」が停止表示されている。
その後、第1保留が消化され、ハズレの図柄が停止表示された後、図115(お20−1)に示すように、次の図柄変動表示が開始される。装飾図柄表示装置208では、第1装飾図柄の変動表示が開始されており、先読み対象保留の図柄変動が終了したが、背景は夜の背景のままである。
図115(お21)では、背景変化予告が再び開始され、左右から襖の画像が出現し、襖が閉じられるアニメーションによって、ここでも表示画面全体が襖の画像になる(図115(お22)参照)。図115(お23)では、襖が開き、保留枠UI、保留アイコンh11,h12、変動アイコンh0、ナビキャラクタYMが見え始め、同図(お24)では、完全に襖が開き、襖画像は消えている。図115(お24)に示すように、装飾図柄表示装置208の背景は、海の背景に戻っており、ナビキャラクタYMも、殿様のキャラクタに戻っている。
また、図115(お9−1)に代えて同図(お9−2)では、ロボットのナビキャラクタYMの表示態様が、デフォルトとは異なる表示態様に変化している。背景依存するキャラクタの表示態様(例えば、色、形状、大きさ等)も、大当りの信頼度に応じて変化してもよい。あるいは、元々変化していてもよい。
なお、先読み予告の背景によらず、演出背景に依存してナビキャラクタYMが変化してもよい。例えば、海岸背景、城下町背景、城内背景が順番に出現する場合に、それぞれの背景に依存するナビキャラクタYMに変化していてもよい。なお、複数種類の背景は、出現順番がランダムであってもよい。また、遊技者によって演出モードを変化させる場合も背景変化に依存してナビキャラクタYMが変化してもよい。また、演出背景に依存するナビキャラクタと異なるナビキャラクタが表示される場合があってもよい。例えば、演出背景AにおいてナビキャラクタAが表示され、演出背景BにおいてナビキャラクタBが表示される場合、演出背景AにおいてナビキャラクタBが表示される場合があってもよい。ここで、演出背景と一致しないナビキャラクタが表示された場合は、演出背景と一致するナビキャラクタが表示された場合よりも保留アイコンおよび/または変動アイコンの昇格演出が行われやすいように構成されていてもよいし、ナビキャラクタが変化した図柄変動および/または保留内の大当りの期待度が高い(または、大当り確定(大当り濃厚であってもよい))ように構成されていてもよいし、演出背景と一致しないナビキャラクタが登場する予告および/またはスーパーリーチ演出の発生頻度が高い(または、必ず発生する)ように構成されていてもよい。
あるいは逆に、背景変化が行われてもナビキャラクタYMの種類が変化しない場合があってもよいし、絶対に変化しなくてもよい。
図116は、演出アイコン表示領域DISに複数のナビキャラクタYMが出現する演出の一例を示す図である。
図116(か1)には、デフォルトの表示態様のナビキャラクタYMが初期姿勢で表示されている。また、第1装飾図柄は高速変動中であり、デフォルトの表示態様の変動アイコンh0が表示されている。さらに、デフォルトの第1保留アイコンh11が表示されている。
図116(か2−1)には、ナビキャラクタYMに、仲間を呼ぶ台詞の吹き出しが追加表示されている。この吹き出しの表示は、現在表示されている殿様のナビキャラクタYMが行う、他のキャラクタ(爺又は姫)が表示されることの予告に相当する。図116(か3−1)に示す演出アイコン表示領域DISには、殿様のナビキャラクタYMの他に、姫のナビキャラクタYM1の表示が追加され、姫を呼ぶのに成功してる。姫のキャラクタの登場は、アニメーション表示であってもよいし、瞬間的に登場する態様であってもよい。アニメーション表示の場合には、煙画像による当初はキャラクタが見えないアニメーションであってもよいし、画面の右端から歩いて登場するアニメーションであってもよい。この姫のナビキャラクタYM1もデフォルトの表示態様である。
図116(か4)では、図柄変動表示が停止表示し、装飾図柄表示装置208には、ハズレの装飾図柄の組合せが停止表示されている。ともにデフォルトの表示態様である、殿様のナビキャラクタYMと、姫のナビキャラクタYM1は、初期姿勢で表示されている。図116(か5)では、第1保留アイコンh11の保留が消化され、図柄変動表示が開始されている。次の図柄変動表示が開始されても、二人のナビキャラクタYM,YM1は表示されたままである。このように、複数のナビキャラクタの表示は、複数変動に跨ってもよい。ただし、ナビキャラクタYM1が登場した図柄変動表示で、登場したナビキャラクタYM1は消えてしまってもよい。この場合であっても、先に表示されていたナビキャラクタ(ここでは殿様のナビキャラクタYM)は、複数変動に跨って表示される。
図116(か5)では、今度は、二人のナビキャラクタYM,YM1に、爺を呼ぶ台詞の吹き出しが追加表示され、同図(か6−1)に示す演出アイコン表示領域DISには、二人のナビキャラクタYM,YM1の他に、爺のナビキャラクタYM2の表示が追加され、爺を呼ぶのに成功してる。すなわち、これで三人全員が揃ったことになる。この演出では、ナビキャラクタが一人でも多く集まる方が、変動アイコンh0が変化する確率が高くなったり、プレミア若しくはプレミアに近い色に変化させる確率が高くなったり、当該変動で大当りする期待度が高くなったり、次変動以降で大当りする期待度が高くなったりしてもよい。また、三人全員が揃った場合は、プレミアの虹色が確定したり、大当りが確定したりしてもよい。図116(か7−1)では、三人全員が揃った状態で、第1装飾図柄がリーチ状態になり、左図柄、右図柄ともに「装飾7」が揺れ表示(仮停止)されている。
また、図116(か2−1)に代えて、同図(か2−2−1)では、ナビキャラクタYM自身以外の予告が行われている。すなわち図116(か2−1)では、ナビキャラクタYMの台詞が予告になっていたが、この例では、演出アイコン表示領域DISにルーレット表示アイコンRIが追加表示され、ルーレット予告が開始されている。ここでのルーレット予告は、他のナビキャラクタの出現予告専用であってもよいし、他の予告(保留変化予告等)も行うものであってもよい。図116(か2−2)では、ルーレット表示アイコンRIに姫の文字が表示されている。この後、姫のナビキャラクタYM1が登場する場合もあるが、何のナビキャラクタも登場しない場合(いわゆる失敗の場合)があってもよいし、異なるナビキャラクタ(例えば、爺のナビキャラクタYM2)が登場する場合があってもよい。なお、ルーレット表示アイコンRIは、すでに登場しているキャラクタの文字が表示されないように構成されているが、すでに登場しているキャラクタの文字が登場するように構成されていてもよい。その場合、ルーレット表示アイコンRIに文字が表示された数に応じて同じキャラクタが複数表示されてもよく(例えば、ルーレット表示アイコンRIに姫の文字が3回停止表示されたら、姫のナビキャラが3人表示される等)、ルーレット表示アイコンRIに文字が表示された数に応じてすでに登場しているキャラクタの昇格演出が行われてもよい(例えば、ルーレット表示アイコンRIに姫の文字が3回停止表示されたら、1回目で姫が登場し、2回目で姫の着物が赤色に変化し、3回目で姫の着物が金色に変化する等)。
また、図116(か3−1)に代えて、同図(か3−2)に示すように、何のナビキャラクタも登場せず失敗する場合もある。
また、図116(か3−1)に代えて、同図(か3−3)では、姫のナビキャラクタYM1ではなく、爺のナビキャラクタYM2が登場している。このように、登場する順番は決まっておらず、隣に表示されるナビキャラクタによって、異なるアニメーションが行われてもよい。例えば、図116(か3−1)では、殿様のナビキャラクタYMは、姫のナビキャラクタYM1が来ると思っていたのに、爺のナビキャラクタYM2が来て、ビックリしているアニメーションが表示されており、姫より先に爺が来るのはプレミア演出であってもよい。またキャラクタの登場する順番によって、変動アイコンh0が変化する確率が変わったり、プレミア若しくはプレミアに近い色に変化させる確率が変わったり、当該変動で大当りする期待度が変わったり、次変動以降で大当りする期待度が変わったり、あるいは、まったくこれらに影響しなくてもよい。
また、図116(か3−1)に代えて、同図(か3−4−1)に示すように、キャラクタによって表示位置が予め定まっていてもよい。すなわち、図116(か3−4−1)に示す演出アイコン表示領域DISでは、左端に殿様のナビキャラクタYMが表示され、一人分あけて、姫のナビキャラクタYM1が表示されている。そして、図116(か3−4−3)に示す演出アイコン表示領域DISでは、一人分あけてあった位置に、爺のナビキャラクタYM2が表示されている。このように、表示位置の順番(殿様、爺、姫)が定まっている場合であっても、その順番が崩れる場合(殿、姫、爺)があってもよく、この場合には、プレミア演出(大当り確定演出)であったり、大当り濃厚であってもよい。
また、図116(か3−1)に代えて、同図(か3−5−1)に示すように、ナビキャラクタが増えた場合、増えたことを文字表示で報知(ここでは「姫ストック」)してもよいし、あるいはスピーカから音声で報知してもよいし、ランプの点滅等によって報知してもよい。また、図116(か3−5−3)では、全員集合したことを文字表示で報知している。なお、全員集合に成功した場合に、いつもは「全員集合」の文字表示であるのに対して、異なる文字表示(例えば、「激アツだ」あるいは「全員集合リーチだ」等)が表示された場合は、プレミア演出(大当り確定演出)であったり、大当り濃厚であってもよく、あるいは、特定のリーチ態様が必ず開始されるようにしてもよい。また、ここでも、文字表示の報知とともに、あるいは文字表示の報知に代えて、スピーカから音声で報知してもよいし、ランプの点滅等によって報知してもよい。
また、図116(か6−1)に代えて、同図(か6−2)に示すように、殿様、姫、爺以外のキャラクタ(ここでは、サボテンを模した埴輪のキャラクタYM3)が増えた場合、プレミア演出(大当り確定演出)であったり、大当り濃厚であってもよい。
なお、「姫」を指定して呼んだにも関わらず、「爺」が表示された場合は、プレミア演出(大当り確定演出)であったり、大当り濃厚であってもよく、「姫」を呼んでいるのに「爺」が表示される頻度の方が多ければ、呼んだとおりのキャラクタ(「姫」)がでると、大当り濃厚(または大当り確定)であってもよい。また、他のナビキャラクタを呼ぶナビキャラクタ(この例では、殿様)の表示態様によって、他のナビキャラクタが登場(ストック)しやすかったり、あるいは登場(ストック)しにくい場合があってもよい。また、他のナビキャラクタを呼ぶナビキャラクタの種類によって他のナビキャラクタが登場(ストック)しやすかったり、あるいは登場(ストック)しにくい場合があってもよい。例えば、殿様のナビキャラクタよりも、姫のナビキャラクタが呼んだ方が、他のナビキャラクタが登場(ストック)しやすくてもよい。また、登場(ストック)するキャラクタは、異なる種類のキャラクタに限らず、同じ種類のナビキャラクタであってもよい。例えば、殿様のナビキャラクタYMが複数表示される場合があってもよいし、殿様×3と表記される場合があってもよい。また、同じ種類のナビキャラクタであっても、表示態様(色、形、ポーズ、大きさ)が異なっていてもよい。さらに、キャラクタによって、表示された後に行われる演出が異なってもよい。例えば、演出アイコン表示領域DISからキャラクタが放出される演出が行われる場合には、殿様を放出すると疑似連演出開始、姫を放出すると保留が昇格、爺を放出するとタイマ予告開始であってもよい。また、複数のキャラクタを放出してもよい。さらに、複数のキャラクタを同時に放出すると、単体の放出と異なる演出を行ってもよい。例えば、殿様と姫を同時に放出すると、殿様単体よりも熱い疑似連演出が開始されてもよい。
図117は、図116に示す変形例等を示す図である。
図117(き1)には、デフォルトの表示態様の殿様のナビキャラクタYMが初期姿勢で表示されており、その右隣には、デフォルトの表示態様の姫のナビキャラクタYM1が初期姿勢で表示されている。また、姫のナビキャラクタYM1の右横には、変化予告表示の宝箱のアイコンI1が表示されている。また、第1装飾図柄は高速変動中であり、デフォルトの表示態様の変動アイコンh0が表示されている。さらに、デフォルトの第1保留アイコンh11が表示されている。
図117(き2−1)では、宝箱のアイコンI1が開き、中から、煙画像が出現し、殿様のナビキャラクタYMと姫のナビキャラクタYM1のうち、姫のナビキャラクタYM1のみが、その煙画像に包まれている。すなわち、殿様のナビキャラクタYMには煙画像は及んでいない。図117(き4)では、煙画像が消失し、姫のナビキャラクタYM1は、赤色の着物を着た表示態様に変化している。図117(き5)では、宝箱のアイコンI1が消えている。
図117(き2−1)に代えて同図(き2−2−1)では、殿様のナビキャラクタYMのポーズが変化し、扇子を持った手を上げている。図117(き2−2−2)では、殿様のナビキャラクタYMが煙画像を出現させ、姫のナビキャラクタYM1のみが、その煙画像に包まれている。図117(き2−2−3)では、煙画像が消失し、姫のナビキャラクタYM1は、赤色の着物を着た表示態様に変化している。また、殿様のナビキャラクタYMは初期姿勢に戻っている。
図117(き3−1)に代えて同図(き3−2−1)では、宝箱のアイコンI1の中から出現した煙画像が、殿様のナビキャラクタYMと姫のナビキャラクタYM1の両方のナビキャラクタを包んでいる。そして、図117(き3−2−2)では、煙画像が消失し、殿様のナビキャラクタYMも姫のナビキャラクタYM1も、赤色の着物を着た表示態様に変化している。すなわち、二人とも表示態様が変化している。ここでは、二人とも同じ色に変化しているが、異なる色に変化してもよい。例えば、片方が赤色で、もう一方が金色に変化してもよい。あるいは、煙画像に二人とも包まれるものの、一方のみ変化し、他方は、デフォルトのままであってもよい。
なお、ナビキャラクタが複数表示される場合に、一方のナビキャラクタ(例えば、姫)が昇格可能で、他方のナビキャラクタ(例えば、吉宗)が昇格不可であってもよい。また、両方のナビキャラクタが昇格可能であってもよい。その場合、或る一方のキャラクタ(例えば、姫)が変化した方が、他方のキャラクタ(例えば、吉宗)が変化した場合よりも熱くてもよく、大当りの期待度は同じであってもよい。また、両方のキャラクタが変化した方が、片方のキャラクタが変化した場合よりも熱くてもよい。また、変化態様によって片方のキャラクタが変化した方が両方のキャラクタが変化したよりも熱くてもよい。例えば、デフォルトの表示態様の殿様のナビキャラクタYMおよび虹色の着物を着た表示態様の姫のナビキャラクタYM1の組合せと、赤色の着物を着た表示態様の殿様のナビキャラクタYMおよび同じく赤色の着物を着た表示態様の姫のナビキャラクタYM1の組合せとでは、前者の組合せの方が後者の組合せよりも大当りしやすくてもよい。また、両方のキャラクタが必ず変化する様にしてもよい。その場合、同じ色に変化するように構成されていてもよいし、異なる色に変化する様に構成されていてもよい。また、変化するキャラクタによって、変化後のキャラクタが持つ意味が変わってもよい。例えば、赤色の着物を着た表示態様の殿様のナビキャラクタYMであれば、当該変動が熱く、赤色の着物を着た表示態様の姫のナビキャラクタYM1であれば、スーパーリーチに発展しやすくてもよい。また、虹色の着物を着た表示態様の殿様のナビキャラクタYMであれば、大当り確定であり、虹色の着物を着た表示態様の姫のナビキャラクタYMであれば、確変付き大当り確定(有利な大当り確定)であってもよい。
なお、本例は、常時表示されているナビキャラクタが1つで、そのナビキャラクタによって新たに別のナビキャラクタが呼び出される場合や、ナビキャラクタが常時複数表示されている場合、ナビキャラクタYMが表示されない期間があり特定タイミングで1または複数のナビキャラクタが表示される場合にも本実施例が適用可能である。
図117(く1−1)〜同図(く7)は、ナビキャラクタYMにボタン演出を絡めた演出例を示す。
図117(く1−1)には、デフォルトの表示態様の殿様のナビキャラクタYMが初期姿勢で表示されている。また、第1装飾図柄は高速変動中であり、デフォルトの表示態様の変動アイコンh0が表示されている。さらに、デフォルトの第1保留アイコンh11が表示されている。
図117(く2−1)に示すナビキャラクタYMに、ボタン表示アイコン136Dが追加される。ボタン表示アイコン136Dは吹き出しの表示態様であり、ナビキャラクタYM自身による予告に相当する。ボタン表示アイコン136Dには、チャンスボタン136の操作有効期間の残期間を表す残期間メータMTも表示されている。図117(く3)では、操作有効期間が開始され、同図(く4)では、残期間メータが少し減少している。図117(く5)では、チャンスボタン136が操作され、同図(く6)では、チャンスボタン136の操作を受けて、ナビキャラクタYMの変化アニメーションが開始され、エフェクト画像によって殿様のキャラクタが視認困難になっている。図117(く7)では、赤色の着物を着た表示態様の殿様のナビキャラクタに変化している。
図117(く1−2−1)にも、デフォルトの表示態様の殿様のナビキャラクタYMが初期姿勢で表示されているが、ここでは、ボタン表示アイコン136Dは表示されていない。すなわち、裏ボタン演出が行われており、図117(く1−2−2)で、チャンスボタン136が操作されると、同図(く1−2−3)では、チャンスボタン136の操作を受けて、ナビキャラクタYMの変化アニメーションが開始されている。このように、裏ボタン演出によってナビキャラクタの表示態様が変化してもよい。
なお、裏ボタン演出と、他のボタン演出(ボタン表示あり)と重なったときは両方変化してもよく、裏ボタン演出を優先してもよく、もう一つのボタン演出を優先させてもよい。また、裏ボタン重複時も同様であってもよい。
また、先読みボタン予告と、当該変動のボタン予告(通常予告)とが重なった場合には、先読みボタン予告を優先させてもよいし、あるいは、当該変動のボタン予告を優先させてもよい。
また、図117(く2−1)に代えて同図(く2−2)では、ナビキャラクタYMに、ボタン表示アイコン136Dが追加されるのではなく、ナビキャラクタYMから離れた位置であって、演出アイコン表示領域DIS外でもあり、保留枠UIの外でもある位置に、ボタン画像136aと残期間メータMTが表示されている。ここでの、ボタン画像136aと残期間メータMTの表示は、ナビキャラクタYM自身による予告とは異なる予告であり、この異なる予告によっても、ナビキャラクタYMの表示態様が変化してもよい。なお、ボタン画像136aと残期間メータMTの表示は、常時表示されていてもよく、有効期間が開始される前に表示されてもよい。
図118は、ナビキャラクタYMにボタン保留アイコンの演出を絡めた演出例を示す。
図118(く−3−1)には、デフォルトの表示態様の殿様のナビキャラクタYMが初期姿勢で表示されている。また、第1装飾図柄は高速変動中であり、デフォルトの表示態様の変動アイコンh0が表示されている。さらに、第1保留アイコンh11が表示されている。図118(く−3−1)に示す第1保留アイコンh11は、ボタン保留アイコンであり、白色の丸表示の上にボタン画像136aが表示されている。なお、残期間メータMTは表示されていないが、表示されてもよい。ここでのチャンスボタン136の操作有効期間は、当該変動の期間内である。図118(く1−3−2a)で、チャンスボタン136が操作されると、同図(く1−3−3a)に示すように、エフェクトの煙画像が出現し、その煙画像によって、ナビキャラクタYMの一部又は全部が隠され、煙画像が出現する前よりも明らかに視認困難になる。ここで、第1保留アイコンh11の上に表示されていたボタン画像136aが消去されており、第1保留アイコンh11は何の変化(例えば、表示態様の変化)も生じない。すなわち、ボタン保留アイコンの表示中にチャンスボタン136が表示された場合に、第1保留アイコンh11の表示態様を変化せず、ナビキャラクタYMを変化させる、ボタン保留アイコンによる変化演出に成功したパターンである。なお、操作有効期間外にチャンスボタン136を操作した場合は、ナビキャラクタおよび/またはボタン保留アイコン自体が変化しないように構成されている。ただし、図118(く1−3−3a)に示す状態を経由して、後述する同図(く1−3−4)に移行する場合もあり得る。
また、図118(く1−3−2a)で、チャンスボタン136が操作された場合、同図(く1−3−3b1)に示すように、ボタン保留アイコンについて、ボタン画像136aが消えるとともに、第1保留アイコンh11にエフェクト画像がかかり、変化アニメーションが開始される場合がある。この場合、図118(く1−3−3b2)に示すように、第1保留アイコンh11の表示態様が白色の丸表示から青色の丸表示の表示態様に変化することがある。なお、白色の丸表示の表示態様のままである場合(結局、失敗したパターン)もあり得る。また、図118(く1−3−2a)で、チャンスボタン136が操作された場合、同図(く1−3−3b1)を経由しないで、この図118(く1−3−3b2)に示すように、ボタン保留アイコンであったアイコンが、変化アニメーションを伴わず、青色の丸表示の表示態様に変化することもある。
あるいは、図118(く1−3−3b1)から、同図(く1−3−4)に示すように、第1保留アイコンh11の表示態様が白色の丸表示のまま変化しないものの、ナビキャラクタYMが、赤色の着物を着た表示態様に変化する場合もある。ここでの、ナビキャラクタYMの表示態様の変化は、図118(く1−3−3b1)を経由した場合は変化アニメーションではなく、瞬間的に表示態様が切り替わり、同図(く1−3−3a)を経由した場合は煙画像のエフェクトによる変化アニメーションが実行された後に表示される。ただし、図118(く1−3−3b1)を経由した場合に煙画像等のエフェクト画像を伴う変化アニメーションが実行されてもよい。なお、チャンスボタン136が操作された直後に変化する場合と、少し遅れて変化する場合があってもよい。また、図118(く1−3−2a)で、チャンスボタン136が操作された場合、同図(く1−3−3b1)を経由しないで、図118(く1−3−4)に示すように、ナビキャラクタYMの表示態様が変化する場合もある。
また、ボタン保留アイコンが表示されていても、チャンスボタンを操作せず(図118(く1−3−2b1))、次変動が開始されてしまった場合(第1装飾図柄の変動はまだ開始されていないが第2装飾図柄の変動は開始されている場合)には、同図(く1−3−2b2)に示すように、変動アイコンh0がボタン保留アイコンになる場合がある。この場合、次変動にボタン演出が持ち越されたことになり、操作有効期間内にチャンスボタン136を操作すると、図118(く1−3−2b3’)に示すように、ボタン画像136aが消えるとともに、ボタン画像136aが表示されていた白色の丸表示が、青色の丸表示の表示態様に変化することがある(成功パターン)。なお、変化に際しては、煙画像等のエフェクト画像を伴う変化アニメーションが実行されてもよい。また、ナビキャラクタYMの表示態様は変化していないが、変化する場合があってもよい。一方、チャンスボタン136を操作しても、変動アイコンh0について、ボタン画像136aは消えるももの、ボタン画像136aが表示されていた白色の丸表示には何の変化(例えば、表示態様の変化)も生じない場合もある。すなわち、ボタン保留アイコンからの変化演出に失敗したパターンである。なお、ナビキャラクタYMの表示態様も変化していないが、ナビキャラクタYMの表示態様は変化する場合があってもよい。なお、ボタン保留アイコンが表示されていてもチャンスボタンを操作せず、次変動が開始されてしまった場合には、ボタン保留アイコンが変化しないように構成されていてもよく、ボタン保留アイコンがチャンスボタンを操作しなくとも次変動が開始された後に自動的に変化されるように構成されていてもよい。
また、ボタン保留アイコンが表示されていても、チャンスボタンを操作せず(図118(く1−3−2b1))、次変動が開始されてしまった場合には、同図(く1−3−2b2’)に示すように、変動アイコンh0にエフェクト画像がかかり、変化アニメーションが開始される場合がある。この場合、先の図118(く1−3−2b3’)に移行する場合もあれば、図118(く1−3−2b3)に移行する場合もある。
なお、図118(く−3−1)に示すナビキャラクタYMは、デフォルトの表示態様であったが、昇格した表示態様のナビキャラクタYMであっても同じである。すなわち、図118(く1−3−4)では2回目の昇格が行われることになる。また、保留アイコンが複数ある場合には、ボタン保留アイコン以外のアイコンを変化させてもよい。また、すでに変化している保留アイコンを、ボタン保留アイコンが表示されていることによるボタンの操作で変化させてもよい。
また、保留アイコンが8個表示される場合には、例えば、N個貯まると保留アイコンが一部又は全てボタン保留アイコンに変化し、そのボタン操作に応じて保留アイコンや変動アイコン、ナビキャラクタYMが変化するように構成されていてもよい。これは、保留アイコンが4個しか表示されない場合にも、適用可能である。
図119は、ナビキャラクタYMが表示されない期間がある例を示す図である。
図119(け1)に示す装飾図柄表示装置208では、第1装飾図柄が高速変動中であり、デフォルトの表示態様の変動アイコンh0が表示されている。さらに、特図1の保留は2つ貯まっており、第1保留アイコンh11と第2保留アイコンh12が表示されている。2つの保留アイコンh11,h12ともデフォルトの表示態様である。図119(け1)に示す装飾図柄表示装置208には、ナビキャラクタYMが表示されていない。
図119(け2)では、特図1の保留が増加し、第3保留アイコンh13が追加表示されている。この第3保留アイコンh13もデフォルトの表示態様である。
図119(け3)では、図柄変動表示が停止表示し、装飾図柄表示装置208には、ハズレの装飾図柄の組合せが停止表示されている。この停止表示中も、装飾図柄表示装置208には、ナビキャラクタYMが表示されていない。
図119(け4)では、第1保留アイコンh11の保留が消化され、図柄変動表示が開始されている。装飾図柄表示装置208では、第1装飾図柄の変動表示が開始されている。また、この図柄変動表示の開始に応じて第2保留アイコンh11の表示態様が青色の表示態様に変化している。なお、図柄変動表示が開始されても、装飾図柄表示装置208には、ナビキャラクタYMが表示されていない。
図119(け5−1)に示す演出アイコン表示領域DISには、煙画像が表示され、同図(け6−1)では、煙画像が消失し、演出アイコン表示領域DISに殿様のナビキャラクタYMが表示されている。図119(け6−1)に示す殿様のナビキャラクタYMはデフォルトの表示態様である。ここで、ナビキャラクタYMは、先読み対象保留に対応する予告(先読み予告および/または当該変動の予告)である。
なお、ナビキャラクタYMの登場は、先読み対象保留の入賞時(図119(け2)のタイミング)で開始されてもよい。この例では、入賞した変動の次の変動中に開始されるが、次の変動に限らず、先読み対象保留の変動が終わるまでに開始されればよい。また、ナビキャラクタYMは、先読み対象保留があったら必ず表示されるようにしてもよいし、演出抽選に当選した場合に限って表示されるようにしてもよい。
図119(け7)では、図柄変動表示が停止表示し、装飾図柄表示装置208には、ハズレの装飾図柄の組合せが停止表示されている。ここで停止表示した図柄変動表示中に表示が開始されたデフォルトの表示態様のナビキャラクタYMは初期姿勢で表示されたままである。
次いで、次の図柄変動表示が開始され、図119(け9−1)に示す演出アイコン表示領域DISには、デフォルトの表示態様のナビキャラクタYMの横に、変化予告表示の宝箱のアイコンI1が表示されている。ナビキャラクタYMは、図110(あ4−1)に示す変化アニメーションと同じ変化アニメーションによって、表示態様が赤い着物を着た表示態様に変化している(図119(け11))。なお、変化アニメーションは実行されても、ナビキャラクタYMの表示態様はデフォルトの表示態様のままである場合があってもよい。また、宝箱のアイコンI1が出現せず、ナビキャラクタYMの表示態様が変化してもよい。すなわち、変化予告表示が行われない場合があってもよい。
図119(け13)では、先読み対象保留の変動が開始されており、青色の表示態様の変動アイコンh0が表示されている。また、赤い着物を着た表示態様のナビキャラクタYMは、この変動中も表示されている。したがって、ナビキャラクタYMは最初表示されていなかったが、表示された後は、複数変動に跨って常時表示されている。
なお、現在行われている、先読み対象保留の変動が終了すると、ナビキャラクタYMは消えてもよい。この場合、ナビキャラクタYMは、先読み対象保留の装飾図柄の変動における、3つの図柄か仮停止(揺れ表示)してから図柄停止するまでの間に消えてもよいし、1または2つの装飾図柄が仮停止(第一停止又は第二停止)したら消えてもよい。
また、ナビキャラクタYMは、図119(け7)の停止表示のタイミングで消え、変動を跨いで表示されなくてもよい。
また、図119(け5−1)に代えて、同図(け5−2)に示すように、ナビキャラクタYMが表示される場所は、演出アイコン表示領域DISだけとは限らず、保留アイコン表示領域HISに表示されてもよい。また、ナビキャラクタYMが表示される場所は、複数あってもよく、変動アイコン表示領域CISにも表示される場合があってもよい。さらに、ナビキャラクタYMは、表示される位置によって異なる演出を実行してもよい。例えば、保留アイコン表示領域HISに表示された場合には保留アイコンを変化させ、変動アイコン表示領域CISに表示された場合には変動アイコンを変化させてもよい。また、表示位置によって、変動アイコンを変化させる確率が異なってもよく、引いては、大当りの信頼度が異なってくることになってもよい。なお、ナビキャラクタYMが表示される場所は必ず一の表示領域(例えば、演出アイコン表示領域DIS、保留アイコン表示領域HIS、変動アイコン表示領域CISなど)のみであってもよい。
また、図119(け5−1)に代えて、同図(け5−3)に示すように、ナビキャラクタYMは、保留アイコン表示領域HIS内(左ベースアイコンbIl内)で移動可能であって、保留アイコンが表示されている場合には、保留アイコンの前側を移動してもよい。すなわち、保留アイコンに前側から重なるように表示される。
一方、図119(け5−1)に代えて、同図(け5−4)に示すように、ナビキャラクタYMは、保留アイコンの後ろ側を移動してもよい。すなわち、今度は、保留アイコンが、ナビキャラクタYMに前側から重なるように表示される。
なお、ナビキャラクタは、複数の表示領域(例えば、演出アイコン表示領域DIS、保留アイコン表示領域HIS、変動アイコン表示領域CISなど)を移動するアニメーションをおこなってもよい。
図120は、ナビキャラクタYMが表示されない他の期間がある例を示す図である。
図120(け6−2−1)に示す装飾図柄表示装置208には、デフォルトの表示態様のナビキャラクタYMが表示されている。また、第1装飾図柄は高速変動中であり、デフォルトの表示態様の変動アイコンh0が表示されている。さらに、特図1の保留は2つ貯まっており、第1保留アイコンh11と第2保留アイコンh12が表示されている。2つの保留アイコンh11,h12ともデフォルトの表示態様である。
その後、保留消化が続き、図120(け6−2−3a)に示す装飾図柄表示装置208では、保留がない状態で、ハズレの装飾図柄の組合せが揺れ表示されている。デフォルトの表示態様のナビキャラクタYMは表示されている。そして、図120(け6−2−4)に示す装飾図柄表示装置208では、保留がない状態で、ハズレの装飾図柄の組合せが停止表示されている。デフォルトの表示態様のナビキャラクタYMは依然として表示されている。
図120(け6−2−6)では、保留がない状態で、第1特図始動口230に入賞があり、図柄変動表示が開始され、第1装飾図柄はまだ変動を開始していないが、第2装飾図柄は変動を開始している。この時点では、デフォルトの表示態様のナビキャラクタYMは表示されている。
図120(け6−2−7)に示す装飾図柄表示装置208では、既に消化されている保留(開始された図柄変動表示の保留)を表す保留アイコンの増加アニメーションが表示されている。図120(け6−2−7)に示すナビキャラクタYMは、薄く表示されており、ナビキャラクタYMの消去アニメーションが開始されている。図120(け6−2−8)に示す装飾図柄表示装置208では、第1装飾図柄は未だ変動を開始せず、保留増加アニメーションによって増加した保留アイコンh11が、第1ステージhs1に表示されている。この段階で、ナビキャラクタYMは完全に消えている。なお実際は、図120(け6−2−6)〜同図(け6−2−8)は一瞬の間の出来事であるが、ナビキャラクタYMの消去アニメーションが行われてもよい。
装飾図柄表示装置208の表示にはタイムラグがあるものの、保留がない状態からの図柄変動表示の開始でナビキャラクタYMは消えている。ここでの消えるタイミングは、第1装飾図柄の変動表示の開始より前であってもよいし、第1装飾図柄の変動表示の開始と同時であってもよいし、第1装飾図柄の変動表示の開始より後であってもよい。また、保留増加アニメーションが行われる場合には、保留増加アニメーションの開始前であってもよいし、保留増加アニメーションの開始と同時であってもよいし、保留増加アニメーションの開始より後であってもよい。
また、図120(け6−2−3a)に代えて、同図(け6−2−3b1)に示すように、リーチ状態に突入する場合もあり、ナビキャラクタYMの表示態様は、リーチ状態中には変化しないように構成されていてもよいし、あるいは反対に、リーチ状態中に変化する場合があってもよい。また、変動アイコンの表示態様も、ナビキャラクタYMによって、リーチ状態中には変化しないように構成されていてもよいし、あるいは反対に、リーチ状態中に変化する場合があってもよい。
図120(け6−2−3b2)では、スーパーリーチ演出に発展し、同図(け6−2−3b3)では、殿様と敵役の剣豪が対峙している決闘シーンが表示されている。この図120(け6−2−3b3)でも、ナビキャラクタYMはデフォルトの表示態様のまま表示されている。
なお、ナビキャラクタYMは、スーパーリーチに発展した場合は、表示態様が昇格してもよく、反対に、スーパーリーチに発展せず、ノーマルリーチの場合には、表示態様が昇格しないように構成されていてもよい。あるいは反対に、ノーマルリーチであっても、ナビキャラクタYMは、表示態様が昇格する場合があってもよい。例えば、次変動以降の先読み予告として昇格する場合があってもよい。また、ノーマルリーチ時に中図柄に「ナビキャラ昇格」図柄が停止した場合は、表示態様が昇格する。さらに、当該変動の予告(通常予告)として表示態様が昇格する場合があってもよい。
その後、図120(け6−2−3b4)では、図111(あ14−2−4)〜同図(あ14−2−6)を用いて説明したワイプ演出等が実行され、図120(け6−2−3b5)に示す装飾図柄表示装置208には、ハズレの組合せである「装飾7」−「装飾6」−「装飾7」が揺れ表示されている。また、ナビキャラクタYMの表示態様は、デフォルトの表示態様のままである。そして、図120(け6−2−3b6)に示す装飾図柄表示装置208では、ハズレの組合せである「装飾7」−「装飾6」−「装飾7」が停止表示され、ナビキャラクタYMもデフォルトの表示態様のまま表示されている。
図120(け6−2−1)〜(け6−2−8)、(け6−2−3b1)〜(け6−2−3b6)をまとめると、先読み対象保留の図柄変動が終了し、保留が0になった場合であっても先読み対象保留に対応する予告(先読み予告および/または当該変動の予告)として表示されたナビキャラクタは非表示とならず、次の変動が開始された際に消去されている。なお、ナビキャラクタは、先読み対象保留の図柄変動が終了する前(例えば、装飾図柄が1または複数仮停止表示となる前、仮停止となったと同時、または仮停止となった後や、装飾図柄が全て(本例では左図柄、中図柄、右図柄の3つ)が仮停止表示となる前、仮停止となったと同時、仮停止となった後、図柄(特図)が停止表示となる前など)に消去されてもよいし、先読み対象保留の図柄変動が終了した後(図柄(特図)が停止表示となったと同時、または停止表示となった後)に消去されてもよい。
図121は、保留アイコンが最大8個表示される例を示すである。
図121に示す装飾図柄表示装置208の保留枠UIでは、左端に変動アイコン表示領域CISが設けられ、台座hs0が配置されている。また、右端に演出アイコン表示領域DISが設けられている。保留アイコン表示領域HISは、変動アイコン表示領域CISと演出アイコン表示領域DISの間に位置しており、ベースアイコンbImが延在している。このベースアイコンbImに8つのステージが配置され、各ステージに保留アイコンが表示される。図121(こa1)に示す装飾図柄表示装置208では、第1装飾図柄は高速変動中であり、デフォルトの表示態様の変動アイコンh0が表示されている。また、第2保留数表示には、特図1の保留数が「3」、特図2の保留数が「2」であることが表示されており、保留アイコンは全部で5個表示されている。これら5個の保留アイコンはいずれも、デフォルトの表示態様である。
図121に示す保留枠UIでは、保留が5個のときは、6個目の保留に対応するステージが1〜5個目のステージと同じ表示態様(例えば、白色)で表示され、7個目、8個目のステージhs7,hs8は異なる表示態様(例えば、灰色)で表示されている。また、保留が3つ貯まるまでは、4個目のステージまで白色で、5個目以降のステージは灰色であり、保留が4つ貯まると、5個目のステージまで白色で、6個目以降のステージは灰色になる。このように、保留数に応じてステージの表示態様が変化するが、保留数に関係なくステージは、常時同じ表示態様であってもよい。
また、図121(こa1)に示す装飾図柄表示装置208には、ナビキャラクタYMが表示されていない。
図121(こa2)では、特図2の保留が1つ増加し、同図(こa3)では保留増加アニメーションが行われ、同図(こa4)に示す装飾図柄表示装置208では、保留アイコンが6個表示されている。なお、追加された6個目の保留アイコンh6も、デフォルトの表示態様である。また、7個目のステージhs7は白色に変化し、灰色のステージは8個目のステージhs8のみになる。
図121(こa5)に示す装飾図柄表示装置208には、デフォルトの表示態様のナビキャラクタYMが出現し、「あと2個で満タン」という吹き出しが付加されている。ナビキャラクタYMは、保留がN個以上(この例では6個以上)になると出現する。
図121(こa6)では、特図1の保留が1つ増加し、同図(こa7)に示す装飾図柄表示装置208では、保留アイコンが7個表示され、デフォルトの表示態様のナビキャラクタYMに「あと1個で満タン」という吹き出しが付加されている。なお、追加された7個目の保留アイコンh7も、デフォルトの表示態様である。また、最後の8個目のステージhs8も白色に変化し、灰色のステージは消滅している。
図121(こa8)では、特図2の保留が1つ増加し、同図(こa9)に示す装飾図柄表示装置208では、保留アイコンが8個表示され、デフォルトの表示態様のナビキャラクタYMに「満タン」という吹き出しが付加されている。なお、追加された8個目の保留アイコンh8も、デフォルトの表示態様である。なお、この例では、ナビキャラクタYMは、保留数に関する報知を吹き出しを用いて行っているが、行わなくてもよい。
この例では、保留が8個貯まると(満タンになると)、ナビキャラクタYMが変化する場合がある。図121(こa10)では、ナビキャラクタYMが煙画像に包まれている。この煙画像は、ナビキャラクタYMが変化する予告に相当する。ただし、ナビキャラクタYMが煙画像に包まれても、必ず変化するとは限らず、変化しない場合があってもよい。また、煙画像自体が出現しない場合があってもよいし、煙画像は必ず出現してもよい。あるいは、保留が満タンになると、ナビキャラクタYMが必ず変化してもよい。また、ナビキャラクタYMが煙画像に包まれると、必ず変化するように構成されていてもよい。
図121(こa11)では、ナビキャラクタYMが赤い着物を着た表示態様に変化し、そのナビキャラクタYMには、「保留内が熱いぞ」という吹き出しが付加され、先読み予告が実行されている。なお、吹き出しに表示された予告は、当該変動の予告であってもよい。また、吹き出しに表示された予告によって、保留内の大当りへの期待度を予告してもよい。また、本例では保留が満タンとなった図柄変動でナビキャラクタが変化するが、保留が満タンとなった図柄変動の次変動にてナビキャラクタが変化するように構成されていてもよい。また、ナビキャラクタは図柄変動毎に変化する場合があってもよく、ナビキャラクタが変化することによってその図柄変動の予告を行ってもよい。
なお、ナビキャラクタYMの変化は、色に限らず、表示サイズやポーズや形状であってもよい。また、出現するキャラクタが複数種類あって、キャラクタによって、熱さが違ってもよい。例えば、赤い着物を着た表示態様の殿様のナビキャラクタよりも赤い着物を着た表示態様の姫のナビキャラクタの方が熱かったり、殿様のナビキャラクタよりも番長のナビキャラクタの方が熱くてもよい。
図122は、ナビキャラクタYMに普図の装飾図柄を絡めた演出例を示す。
図122(こb1)では、第1装飾図柄は高速変動中であり、デフォルトの表示態様の変動アイコンh0が表示されている。さらに、特図1の保留を表す、丸印の特図1第1保留アイコンh11が表示されている。なお、特図1第1保留アイコンh11は、デフォルトの表示態様である。また、図122(こb1)では、ナビキャラクタYMが表示されていないが、演出アイコン表示領域DISにはルーレット表示アイコンRIが表示されている。ここでのルーレット表示アイコンRIは普図の装飾図柄の変動表示を表示するものであり、出目としては、「○」,「×」の他、当該変動の特図の大当り予告としての「激アツ」も含まれている。図122(こb2)では、ルーレット表示アイコンRIに「○」が表示されており、普図抽選に当選したことが報知されている。
図122(こb3)では、演出アイコン表示領域DISに、ナビキャラクタYMが出現する。このナビキャラクタYMはデフォルトの表示態様であり、普図抽選に当選したことを契機に出現している。続く図122(こb4)では、普図抽選に当選したので、電チューが開放し、ナビキャラクタYMは、電チュー開放中であることを報知している。図122(こb5−1)では、電チューが開放中であることにより、特図2始動口232に続けて入賞があり、特図2の保留数が満タンの4つまで増える。図122(こb6−1)では、第2保留数表示には、特図1の保留数が「1」、特図2の保留数が「4」であることが表示されており、特図2の保留を表す、菱形の保留アイコンが4つ表示されている(特図2第1保留アイコンh21〜特図2第4保留アイコンh24)。なお、4つの特図2保留アイコンh21〜h24は、いずれもデフォルトの表示態様である。このパチンコ機100は、特図2優先変動機であり、保留アイコンも特図2の保留アイコンの方が特図1の保留アイコンよりも優先表示され、特図2の保留アイコンが、特図1の保留アイコンの一部に前側から重なるように表示されている。
図122(こb7)では、ナビキャラクタYMによる電チュー開放中の報知が終了し、続く同図(こb8)では、電チューの開放時間が終了したため、ルーレット表示アイコンRI自体が、下方に消えていっている。なお、特図2の保留の図柄変動表示が総て終了するまで、ルーレット表示アイコンRIは表示されていてもよい。図122(こb9)では、ルーレット表示アイコンRIが、完全に消えている。
その後、図122(こb11)では、図柄変動表示が停止表示し、装飾図柄表示装置208には、ハズレの装飾図柄の組合せが停止表示されている。デフォルトの表示態様であるナビキャラクタYMは初期姿勢で表示されている。図122(こb12)では、特図2第1保留アイコンh21の保留が消化され、図柄変動表示が開始され、同図(こb13)に示す装飾図柄表示装置208では、特図2の変動アイコンとして菱形の変動アイコンが台座hs0に表示されている。
図122(こb14)では、ナビキャラクタYMが煙画像に包まれている。この煙画像は、ナビキャラクタYMが変化する予告に相当する。ただし、ナビキャラクタYMが煙画像に包まれても、必ず変化するとは限らず、変化しない場合があってもよい。また、煙画像自体が出現しない場合があってもよいし、煙画像は必ず出現してもよい。あるいは、保留が満タンになると、ナビキャラクタYMが必ず変化してもよい。また、ナビキャラクタYMが煙画像に包まれると、必ず変化するように構成されていてもよいし、煙画像に包まれても変化しない場合があってもよい。
図122(こb15−1)では、ナビキャラクタYMが赤い着物を着た表示態様に変化し、そのナビキャラクタYMには、「この変動は熱い」という吹き出しが付加され、通常予告が実行されている。また、ナビキャラクタYMの表示態様によっても、通常予告が実行されている。
また、図122(こb15−1)に代えて、図122(こb15−2−1)では、ナビキャラクタYMはデフォルトの表示態様のままであり、変化演出は失敗している。また、ナビキャラクタYMには、「この変動は」という吹き出しが付加されている。
その後、特図2の保留消化が進み、図122(こb15−2−3)に示す装飾図柄表示装置208では、最後の特図2の図柄変動表示が行われている。ここでも、ナビキャラクタYMには、「この変動は」という吹き出しが付加されており、先の図122(こb15−2−1)から継続して、ナビキャラクタYMによる演出が行われている。図122(こb15−2−4)では、ナビキャラクタYMには、「さらばじゃ」という吹き出しが付加されており、ナビキャラクタYMによる演出が終了することが報知されている。図122(こb15−2−5)に示す装飾図柄表示装置208からは、ナビキャラクタYMが消えている。なお、熱いときは、ナビキャラクタYMは消えず、ナビキャラクタYMによる演出がさらに継続してもよいが、反対に、ナビキャラクタYMは必ず消えてもよい。また、図122(こb15−2−1)〜同図(こb15−2−4)の間にスーパーリーチ演出が開始された場合でも、ナビキャラクタYMによる演出は継続し、ナビキャラクタYMは表示され続けてもよいし、あるいは反対に、ナビキャラクタYMによる演出は終了し、ナビキャラクタYMは消えてよい。
なお、図122(こb1)〜同図(こb15−1)、同図(こb15−2−1)〜同図(こb15−2−4)にて説明したナビキャラクタYMは、当該変動の予告のみを行い、先読み予告を行わないが、先読み予告を行う場合があってもよい。
図123は、変化予告表示が待機表示される例を示す図である。
図123(さ1)に示す装飾図柄表示装置208では、第1装飾図柄が高速変動中であり、デフォルトの表示態様の変動アイコンh0が表示されている。さらに、特図1の保留は2つ貯まっており、第1保留アイコンh11と第2保留アイコンh12が表示されている。2つの保留アイコンh11,h12ともデフォルトの表示態様である。図123(さ1)に示す装飾図柄表示装置208には、ナビキャラクタYMが表示されていない。
図123(さ2)では、特図1の保留が増加し、第3保留アイコンh13、第4保留アイコンh14が追加表示されている。この第3保留アイコンh13および第4保留アイコンh14もデフォルトの表示態様である。ここで、本例では、第4保留アイコンh14が表す保留4が先読み対象保留である。
図123(さ3)では、図柄変動表示が停止表示し、装飾図柄表示装置208には、ハズレの装飾図柄の組合せが停止表示されている。この停止表示中も、装飾図柄表示装置208には、ナビキャラクタYMが表示されていない。
図123(さ4)では、第1保留アイコンh11の保留が消化され、図柄変動表示が開始されている。装飾図柄表示装置208では、第1装飾図柄の変動表示が開始されている。なお、図柄変動表示が開始されても、装飾図柄表示装置208には、ナビキャラクタYMが表示されていない。
図123(さ5)に示す演出アイコン表示領域DISでは、変化予告表示の宝箱のアイコンI1が絨毯のアイコンI2に乗って出現している。変化予告表示の宝箱のアイコンI1は、ナビキャラクタYMの表示態様を変化させる予告表示であるが、この例では、ナビキャラクタYM自体が表示されていない。ただし、変化予告表示の宝箱のアイコンI1が出現したことによって、いずれはナビキャラクタYMも出現する可能性があることが報知(予告)されていることになる。変化予告表示の宝箱のアイコンI1は、ナビキャラクタYMが出現するまで、待機表示になる。宝箱のアイコンI1の待機表示は、絨毯のアイコンI2に乗ったままでの表示になる。
図123(さ7)では、図柄変動表示が停止表示し、装飾図柄表示装置208には、ハズレの装飾図柄の組合せが停止表示されている。ナビキャラクタYMは未だ出現せず、変化予告表示の宝箱のアイコンI1は待機表示されたままである。
図123(さ8)では、第1保留アイコンh11の保留が消化され、図柄変動表示が開始されている。図柄変動表示が開始されても、ナビキャラクタYMは出現せず、変化予告表示の宝箱のアイコンI1は待機表示されたままである。
図123(さ9−1)では、図柄変動表示が停止表示し、装飾図柄表示装置208には、ハズレの装飾図柄の組合せが停止表示されている。ナビキャラクタYMは未だ出現せず、変化予告表示の宝箱のアイコンI1は待機表示されたままである。
図123(さ10−1)では、第1保留アイコンh11の保留が消化され、図柄変動表示が開始されている。図柄変動表示が開始されても、ナビキャラクタYMは出現せず、変化予告表示の宝箱のアイコンI1は待機表示されたままである。このように、宝箱のアイコンI1は待機表示は、複数変動に跨って行われる場合がある。
図123(さ11−1)に示す演出アイコン表示領域DISには、煙画像が表示され、同図(さ12)では、煙画像が消失し、演出アイコン表示領域DISに殿様のナビキャラクタYMが表示されている。図123(さ12)に示す殿様のナビキャラクタYMはデフォルトの表示態様である。なお、ここでの煙画像は、ナビキャラクタYMが出現する予告に相当する。ただし、煙画像が表示されても、ナビキャラクタYMが必ず出現するとは限らず、出現しない場合があってもよい。また、煙画像自体が表示されない場合があってもよいし、煙画像は必ず表示されてもよい。また、煙画像が表示されると、ナビキャラクタYMが必ず出現するように構成されていてもよい。
なお、ナビキャラクタYMの登場は、先読み対象保留の入賞時(図123(さ2)のタイミング)で開始されてもよい。この例では、入賞した変動の次の変動中に開始されるが、次の変動に限らず、先読み対象保留の変動が終わるまでに開始されればよい。また、ナビキャラクタYMは、先読み対象保留があったら必ず表示される様にしてもよいし、演出抽選に当選した場合に限って表示されるようにしてもよい。なお、本例では変化予告表示の宝箱のアイコンおよびナビキャラクタYMは同じ先読み対象保留(本例では、図123(さ2))に示す第4保留アイコンh14が表す保留4)について行う先読み予告であるが、変化予告表示の宝箱のアイコンとナビキャラクタYMの先読み対象保留が異なってもよい。
図123(さ12)において、殿様のナビキャラクタYMが出現すると、その後、絨毯のアイコンI2のみが消え去り、宝箱のアイコンI1は、演出アイコン表示領域DISに残る。すなわち、変化予告表示の宝箱のアイコンI1は待機表示は終了する。
図123(さ14)では、先読み対象保留の変動が開始されている。宝箱のアイコンI1を用いた変化アニメーションは、先読み対象保留の変動中に行われる。図123(さ15−1)では、宝箱が開いて、中から煙画像が出てきて、殿様のナビキャラクタYMを包み込んでいる。図123(さ16)では、煙画像が消失し、殿様のナビキャラクタYMの表示態様は、デフォルトの表示態様から赤色の着物を着た表示態様に変化している。赤色の着物を着た表示態様に変化したナビキャラクタYMは、当該変動の予告(通常予告)として機能する。
なお、宝箱のアイコンI1を用いたナビキャラクタYMの変化演出は、先読み対象保留の入賞時(図123(さ2)のタイミング)に開始されてもよい。また、ナビキャラクタYMは、先読み対象保留があったら必ず表示される様にしてもよいし、演出抽選に当選した場合に限って表示されるようにしてもよい。
また、図123(さ10−1)に代えて、同図(さ10−2−1)では、殿様のナビキャラクタYMが出現していないが、絨毯のアイコンI2が消え去り、変化予告表示の宝箱のアイコンI1は待機表示は終了している。図123(さ10−2−2)に示す演出アイコン表示領域DISには、煙画像が表示され、ここでの煙画像は、ナビキャラクタYMの表示位置を越えて変動アイコンh0まで延び、ナビキャラクタYMの表示位置および変動アイコンh0が煙画像によって前側から覆われている。図123(さ10−2−3)では、煙画像が消失し、ナビキャラクタYMは出現していないが、変動アイコンh0の表示態様が赤色の表示態様に変化している。ここで、ナビキャラクタYMが出現して、変動アイコンh0の表示態様が変化しない場合があってもよいし、ナビキャラクタYMも出現し、変動アイコンh0の表示態様も変化する場合があってもよいし、あるいは反対に、ナビキャラクタYMも出現せず、変動アイコンh0の表示態様も変化しない場合があってもよい。
また、図123(さ11−1)に代えて、同図(さ11−2)では、煙画像は表示されているものの、またナビキャラクタYMは見えていない状態で、絨毯のアイコンI2が消え去り、変化予告表示の宝箱のアイコンI1は待機表示は終了している。このように、待機表示は終了するタイミングは、ナビキャラクタYMが登場する前であってよい。また、待機表示は終了するタイミングは、ナビキャラクタYMの登場と同時であってもよい。さらには、装飾図柄の仮停止のタイミングや、装飾図柄の停止表示のタイミングや、装飾図柄の変動開始のタイミングであってもよい。なお、変化予告表示の待機表示が終了した後は、同じ先読み対象保留についてナビキャラクタが表示されないが、変化予告表示の待機表示が終了した後であっても同じ先読み対象保留についてナビキャラクタが表示される場合があってもよい(例えば、待機表示が終了した変動の次変動以降の変動や、待機表示が終了した変動内が挙げられる)。また、変化予告表示の待機表示が終了した後も同じ先読み対象保留について変化予告表示が表示されないが、同じ先読み対象保留について再度変化予告表示が表示される場合があってもよい(例えば、待機表示が終了した変動の次変動以降の変動や、待機表示が終了した変動内が挙げられる)。
さらに、図123(さ13)に代えて、同図(さ13−2−1)では、絨毯のアイコンI2が消え去り、宝箱のアイコンI1と、ナビキャラクタYMが表示されているが、同図(さ13−2−2)では、宝箱が開くこともなく、またナビキャラクタYMが変化することもなく、変動アイコンh0の表示態様を変化させることもなく、宝箱のアイコンI1とナビキャラクタYMの両方が消えている。このように、ナビキャラクタYMは登場したものの、何も起こらず、両方のアイコンが消えてしまう場合もある。この場合には、変化予告表示の宝箱のアイコンI1は偽予告であったことになる。なお、宝箱のアイコンI1とナビキャラクタYMのアイコンのうち、宝箱のアイコンI1のみが消えてしまう場合もあるし、ナビキャラクタYMのみが消えてしまう場合もある。また、両方のアイコンが消えてしまう場合には、両方同時に消えてもよいし、宝箱のアイコンI1が先に消えてもよいし、ナビキャラクタYMが先に消えてもよい。
図124は、これまで説明した保留枠とは異なる保留枠を用いた演出例を示す図である。
図124(し1)に示す保留枠UIは、演出表示領域208d全体に拡がった、クローズドタイプのものである。すなわち、これまで説明した保留枠UIと構成要素(台座hs0等)は同じであるが、図124(し1)の状態では、装飾図柄表示装置208の表示画面のうち、保留枠UIの領域と、それ以外の領域が、が左フレームUIf1、上フレームUIf2、および右フレームUIf3によってしっかりと区別され、それ以外の領域に海の背景が表示されており、保留枠UI内には、海の背景は表示されていない。なお、図124(し1)に示す保留枠UIは、左フレームUIf1、上フレームUIf2、右フレームUIf3、さらには、左ベースアイコンbIlおよび右ベースアイコンbIrは総て白色表示であり、保留枠UIは、これらの色が変化することで昇格する。
なお、図124(し1)に示す装飾図柄表示装置208では、第1装飾図柄が高速変動中であり、デフォルトの表示態様の変動アイコンh0が表示されている。ここで、第1装飾図柄よりも、保留枠UIは手前に表示されており、高速変動する装飾図柄の最下端部が、保留枠UIの上フレームUIf2によって前側からオーバラップされている。ただし、この逆で、装飾図柄が、保留枠UIを前側からオーバーラップする場合があってもよい。さらに、デフォルトの表示態様の第1保留アイコンh11が表示されている。また、演出アイコン表示領域DISには、ナビキャラクタYMが表示されている。
図124(し2−1)では、変化予告表示の宝箱のアイコンI1が絨毯のアイコンI2に乗って出現し、同図(し3)では、絨毯のアイコンI2のみが消え、宝箱のアイコンI1は、演出アイコン表示領域DISに残る。図124(し4)では、宝箱のアイコンI1が開き、中から「枠昇格」と文字表示が表示されたアイコンが出現し、保留枠UIの昇格を報知(予告)している。図124(し5)では、保留枠UIが昇格し、左フレームUIf1、上フレームUIf2、右フレームUIf3、左ベースアイコンbIl、および右ベースアイコンbIrが総て赤色表示になる。なお、「枠昇格」のアイコンが出現しても、保留枠UIは昇格しない場合もある。また、「枠昇格」のアイコンが出現すると、保留枠UIは必ず昇格してもよい。
また、図124(し2−1)に代えて、同図(し2−2−1)では、海の背景が表示されている領域に、巨大なパンダの下半身が表示される。この巨大なパンダの下半身によって、第1装飾図柄の変動表示が前側からオーバーラップされる。ただし、第2装飾図柄及び第2保留数表示は、パンダの下半身よりも前側に表示されている。この巨大なパンダは、上から下に向けて通過中であり、やがて保留枠UIの領域にも入り込み、保留枠UIの一部又は全部が、巨大なパンダによって前側からオーバーラップされる、図124(し−2−2)に示す状態では、保留枠UIの左上と右上それぞれのほんの一部が、パンダの画像にまだオーバーラップされていないが、同図(し−2−3)に示す状態では、保留枠UIの全体がパンダの画像にオーバーラップされている。画面のほぼ全体を覆うような巨大なパンダの出現は、変化予告の一種である。なお、保留枠UIは、巨大なパンダによって全体をオーバーラップされるが、巨大なパンダが保留枠UIの全体をオーバーラップしないサイズで表示されてもよい。
図124(し2−2−4)には、巨大なパンダが通過し終わった後の装飾図柄表示装置208の一態様が示されており、第1保留アイコンh11が青色の表示態様に変化(昇格)しており、ナビキャラクタYMも赤色の着物を着た表示態様に変化(昇格)しており、保留枠UIも赤色表示に昇格している。なお、変動アイコンも表示態様が変化(昇格)していてもよい。また、左フレームUIf1等、保留アイコン、変動アイコンh0、ナビキャラクタYMのうち、全部が変化してもよいし、一部のみが変化してもよい。例えば、左フレームUIf1等のみ赤色に変化して保留枠UIが昇格するだけであってもよい。あるいは、後述するように、保留枠UI外でも変化が生じてもよい。
図124(し2−2−4’)には、巨大なパンダが通過し終わった後の装飾図柄表示装置208の他の態様が示されており、保留枠UI内での変化に加えて、保留枠UI外でも変化が生じている。すなわち、第1装飾図柄の左図柄、中図柄、右図柄それぞれに付されたレベル表示Lvのレベルが上昇している。このレベルが上昇すると、リーチ演出が開始さやすくなったり、擬似連演出が開始されやすくなったり、図柄の態様が確変付き大当りの時に出現する態様の図柄に切り替わったりする。また、このレベルが高い状態でリーチ演出が開始されると大当りの期待度が高くなる。なお、背景が変化してもよい。
なお、巨大なパンダの出現が、大当り予告の場合は、パンダの画像よりも手前に表示されるようにして、第1装飾図柄が、通過するパンダの画像に前側から重なってもよいし、大当り予告であっても第1装飾図柄が、通過するパンダの画像にオーバーラップされてもよい。
また、図124(し2−1)に代えて、同図(し2−3−1)では、保留枠UIにワイプ演出用の襖画像が付加されており、同図(し2−3−1)に示す状態は、襖画像が全閉した状態(ワイプイン状態)である。一方、同図(し2−3−2)に示す状態は、襖画像が全開した状態(ワイプアウト状態)である。
図125は、これまで変化予告報知のアイコンとして使用されてきた宝箱のアイコンI1が、保留アイコンとして出現する例を示す図である。
図125(す1−1)に示す装飾図柄表示装置208では、第1装飾図柄が高速変動中であり、デフォルトの表示態様の変動アイコンh0が表示されている。また、演出アイコン表示領域DISには、ナビキャラクタYMが表示されている。さらに、第1保留アイコンh11として宝箱のアイコンが表示されている。
図125(す2−1)では、図柄変動表示が停止表示し、装飾図柄表示装置208には、ハズレの装飾図柄の組合せが停止表示されており、同図(す3)では、宝箱のアイコンの第1保留アイコンh11の保留が消化され、図柄変動表示が開始されている。宝箱のアイコンの第1保留アイコンh11は、変動アイコンh0として台座hs0に表示されているが、ここでの変動アイコンh0としても、宝箱のアイコンが表示されている。
図125(す4)では、変動アイコンh0である宝箱のアイコンの宝箱が開き、中から煙画像が出現し、その煙画像は、演出アイコン表示領域DISに表示されているナビキャラクタYMを前側から覆い、変化アニメーションが実行されている。図125(す5)では、煙画像が消失し、ナビキャラクタYMが、赤い着物を着た表示態様に変化している。この例では、変動アイコンh0によってナビキャラクタYMが変化されている。なお、煙画像は変化予告に相当するが、煙画像が、変化候補である変動アイコンh0にオーバーラップしなくてもよく、あるいは、煙画像が出現しなくてもよい。
また、図125(す1−1)に代えて同図(す1−2−1)では、デフォルトの表示態様の第2保留アイコンh12も表示されている。この第2保留アイコンh12は、宝箱のアイコンの第1保留アイコンh11によってオーバーラップされている。すなわち、大当りの期待度が相対的に高い保留アイコンの少なくとも一部が、相対的に低い保留アイコンの少なくとも一部に前側から重なっている。なお、先読み予告態様の保留アイコンの少なくとも一部が、デフォルトの表示態様の保留アイコンの少なくとも一部に前側から重なってもよい。あるいは、大当りの期待度とは関係なく、先に消化される保留アイコンの少なくとも一部が、後に消化される保留アイコンの少なくとも一部に前側から重なってもよい。図125(す1−2−2)では、第1保留アイコンh11である宝箱のアイコンの宝箱が開き、変化アニメーションが実行されている。すなわち、煙画像が出現し、その煙画像が、第2保留アイコンh12にオーバーラップしている。図125(す1−2−3)では、煙画像が消失し、煙画像がオーバーラップしていた第2保留アイコンh12の表示態様が変化している。
また、図125(す2−1)に代えて同図(す2−2−1)では、第1保留アイコンh11である宝箱のアイコンの宝箱が開き、変化アニメーションが実行されている。ここでの変化アニメーションでは、煙画像が、変動アイコンh0およびナビキャラクタYMにオーバーラップし、同図(す2−2−2)では、煙画像が消失し、変動アイコンh0もナビキャラクタYMも表示態様が変化している。ここでは、両方とも同じ赤色に変化しているが、異なる色に変化してもよい。例えば、片方が赤色で、もう一方が金色に変化してもよい。あるいは、煙画像に二人とも包まれるものの、一方のみ変化し、他方は、デフォルトのままであってもよい。
また、図125(す2−1)に代えて同図(す2−3−1)では、第1保留アイコンh11である宝箱のアイコンの宝箱が開き、ここでも変化アニメーションが実行されている。ただし、ここでの変化アニメーションは、煙画像が、変動アイコンh0およびナビキャラクタYMのうち変動アイコンh0のみにオーバーラップしている。図125(す2−3−2)では、煙画像が消失し、煙画像がオーバーラップしていた変動アイコンh0の表示態様のみが変化している。
なお、煙画像によってオーバーラップされていないアイコン(保留アイコン、変動アイコン)および/またはナビキャラクタも、煙画像が消失した後に煙画像によってオーバーラップされたアイコン(保留アイコン、変動アイコン)および/またはナビキャラクタの表示態様の変化に伴って(表示態様の変化と同時であってもよく、表示態様の変化の後であってもよい)表示態様が変化する場合があってもよい。
図126は、ナビキャラクタYMにメータ演出を絡めた演出例を示す。
図126(せ1−1)に示す装飾図柄表示装置208では、第1装飾図柄が高速変動中であり、デフォルトの表示態様の変動アイコンh0が表示されている。また、特図1の保留は2つ貯まっており、第1保留アイコンh11と第2保留アイコンh12が表示されている。2つの保留アイコンh11,h12ともデフォルトの表示態様である。さらに、演出アイコン表示領域DISには、ナビキャラクタYMが表示されており、その横には、メータ枠mfが白色の白メータ表示MWが表示されている。図126(せ1−1)に示す白メータ表示MWは、空の状態である。このメータ表示は、満タンになると、ナビキャラクタYMを昇格させる。なお、メータ枠mfの表示態様(例えば、色や枠の形状等)が変化することにより、メータの貯まりやすさを予告したり、先読み予告および/または当該変動の予告をおこなってもよい。
図126(せ2)では、第1装飾図柄における左図柄の仮停止(第1停止)が行われ、「装飾4」が揺れ表示されている。この「装飾4」の図柄には、白色のメータ上昇アイテムUpIが付加されており、図126(せ3)では、そのメータ上昇アイテムUpIが、白メータ表示MWに移動し、白メータ表示MWにオーバーラップして表示されている。図126(せ4)に示すように、白メータ表示MWに移動したメータ上昇アイテムUpIは、白メータ表示MWに取り込まれ(ストックされ)、白メータ表示MWは1レベル上昇する。なお、メータ上昇アイテムは色によってメータの上昇度が異なる。白色のメータ上昇アイテムUpIは白メータ表示MWに対して1レベルアップさせる。
図126(せ4)では、図柄変動表示が停止表示し、装飾図柄表示装置208には、ハズレの装飾図柄の組合せが停止表示され、同図(せ5−1)では、第1保留アイコンh11の保留が消化され、図柄変動表示が開始されている。装飾図柄表示装置208では、第1装飾図柄の変動表示が開始されている。
図126(せ7−1)では、白メータ表示MWの上にルーレット表示アイコンRIが出現し、ルーレット演出が開始される。ここでのルーレット演出は、必ず何かが起きる場合(ハズレ無しの場合)と何かが起きない場合(ハズレの場合)がある。何かの例としては、保留アイコン変化、通常予告(当該変動の予告)等があげられる。また、例えば、スーパーリーチの一種類として、殿スーパーリーチ、姫スーパーリーチ、爺スーパーリーチを含むキャラクタ系スーパーリーチがあった場合、上記何かの例としては、発展するスーパーリーチの種類(例えば、キャラクタ系スーパーリーチ)の予告、具体的なスーパーリーチ(例えば、殿スーパーリーチ)の予告等もあげられる。
図126(せ8)では、ルーレット表示アイコンRIに青色のメータ上昇アイテムUpIbが停止表示され、図126(せ9)では、その青色のメータ上昇アイテムUpIbが、白メータ表示MWに移動し、白メータ表示MWにオーバーラップして表示されている。図126(せ10)に示すように、白メータ表示MWに移動した青色のメータ上昇アイテムUpIbは、白メータ表示MWに取り込まれ(ストックされ)、白メータ表示MWは2レベル上昇する。青色のメータ上昇アイテムUpIbは白メータ表示MWに対して2レベルアップさせる。この結果、図126(せ10)に示す白メータ表示MWは3レベルになっている。
図126(せ11)では、図柄変動表示が停止表示し、装飾図柄表示装置208には、ハズレの装飾図柄の組合せが停止表示され、同図(せ12)では、第1保留アイコンh11の保留が消化され、図柄変動表示が開始されている。装飾図柄表示装置208では、第1装飾図柄の変動表示が開始されている。
図126(せ11)では、図柄変動表示が停止表示し、装飾図柄表示装置208には、ハズレの装飾図柄の組合せが停止表示され、同図(せ12)では、第1保留アイコンh11の保留が消化され、図柄変動表示が開始されている。装飾図柄表示装置208では、第1装飾図柄の変動表示が開始されている。
図126(せ13)に示すナビキャラクタYMに、ボタン表示アイコン136Dが追加される。ボタン表示アイコン136Dは吹き出しの表示態様であり、ナビキャラクタYM自身による予告に相当する。ボタン表示アイコン136Dには、チャンスボタン136の操作有効期間の残期間を表す残期間メータMTも表示されている。ボタン表示アイコン136Dの一部は、白メータ表示MWの一部(メータ枠mfの一部)にオーバーラップしている。なお、ボタン表示アイコン136Dが、メータ表示の全部にオーバーラップしてもよいし、メータ表示にオーバーラップしない位置に表示されてもよい。
図126(せ14)では、チャンスボタン136の操作有効期間が開始され、同図(せ15)では、残期間メータが減少している。図126(せ16)では、チャンスボタン136が操作され、同図(せ17)では、チャンスボタン136の操作を受けて、ナビキャラクタYMに、応答表示としてのメータ上昇アイコンMUIが追加される。メータ上昇アイコンMUIは吹き出しの表示態様であり、図126(せ17)に示すメータ上昇アイコンMUIには、緑色のメータ上昇アイテムUpImが表示されている。このメータ上昇アイコンMUIも、先のボタン表示アイコン136Dと同じく、白メータ表示MWの一部(メータ枠mfの一部)にオーバーラップしている。なお、メータ上昇アイコンMUIが、メータ表示の全部にオーバーラップしてもよいし、メータ表示にオーバーラップしない位置に表示されてもよい。
なお、操作有効期間内にチャンスボタン136が操作されなかった場合でも、応答表示を表示してもよいし、表示しなくてもよい。また、応答表示はメータ上昇アイコンMUI以外の表示もあり、操作有効期間内にチャンスボタン136が操作されなかった場合に、応答表示は表示されないが、特定の演出(例えば、メータ上昇アイコンMUIの表示)のみ応答表示として表示されてもよい。また、応答表示が表示されなくても、メータが増えるように構成されていてもよいし、応答表示が表示された場合のみメーターが増えて、応答表示が表示されなかった場合はメータが増えない様に構成されていてもよい。
図126(せ18)では、メータ上昇アイコンMUI中の緑色のメータ上昇アイテムUpImが、白メータ表示MWに移動し、白メータ表示MWにオーバーラップして表示されている。図126(せ19)に示すように、白メータ表示MWに移動した緑色のメータ上昇アイテムUpImは、白メータ表示MWに取り込まれ(ストックされ)、白メータ表示MWは3レベル上昇し、図126(せ19)に示す白メータ表示MWは満タンになっている。図126(せ20−1)では、白メータ表示MWが「昇格」という文字表示に変化し、不図示の変化アニメーションが開始され、同図(せ21)では、ナビキャラクタYMの表示態様が赤色の着物を着た表示態様に変化(昇格)している。ここで変化したナビキャラクタYMの着物の色は、図126(せ20−1)に示す、「昇格」という文字表示の背景色と一致しており、図126(せ20−1)の段階でナビキャラクタYMが変化する表示態様が予告されている。なお、変化アニメーションは省略されてもよい。また、同図(せ21)に示す白メータ表示は、空の状態に戻っているが、満タン状態のままであってもよい。また、メータ表示が満タンになると、ナビキャラクタYMの表示態様が必ず変化(昇格)してもよいし、変化(昇格)しない場合(失敗の場合)があってもよい。
図126(せ1−1)に代えて、同図(1−2−1)に示すように、メータ表示は常時表示されていなくてもよい。図126(せ1−2−2)に示すようにメータ表示が表示されていな状態でもメータ上昇アイテムUpIが出現する場合がある。この場合にも、メータ上昇アイテムUpIは、図126(せ1−2−3)に示すように、演出アイコン表示領域DIS内の定まった位置に移動する。そして、図126(せ1−2−4)に示すように、メータ上昇アイテムUpIの移動が完了した後にメータ表示(ここでは白メータ表示MW)が出現する。この場合、メータ上昇アイテムUpIの出現は、メータ表示が表示される予告になる。また、メータ上昇アイテムUpIの出現に応じてメータ表示が表示されてもよい。例えば、メータ上昇アイテムUpIの出現と同時であってもよいし、図126(せ1−2−2)と同図(せ1−2−3)の間のタイミングで表示されてもよい。
図126(せ1−2−5)では、メータ上昇アイテムUpIによって、白メータ表示MWが1レベルアップしている。なお、図126に示す例では、メータ表示が表示されると、その後、メータが必ず上昇しているが、メータ表示が表示されても、メータが上昇しない場合(偽に相当)があってもよいし、あるいは、メータ上昇アイテムが出現しない場合があってもよい。さらには、メータ上昇アイテムが出現してもメータが上昇しない場合があってもよい。
また、メータ表示は、メータ上昇アイテムが出現する図柄変動表示よりも前の図柄変動表示から表示されていてもよく、この場合には、メータ表示は、メータが貯まる可能性があることの先読み予告になる。あるいは、メータ表示は、メータ上昇アイテムが出現する図柄変動表示の開始と同時、またはその図柄変動中に表示されてもよく、この場合には、メータ表示は、当該変動内でメータが貯まる可能性があることの予告になる。
図127は、図126を用いて説明した例の変形例を示す図である。
図126(せ1−1)に代えて、図127(せ1−3−1)では、保留がない状態で、第1装飾図柄が高速変動中であり、空の状態の白メータ表示MWが表示されている。図126(せ1−1)に表示されていた白メータ表示MWは6レベルで満タンであったのに対して、この図127(せ1−3−1)に表示されている白メータ表示MWは5レベルで満タンである。
図127(せ1−3−3a)では、ナビキャラクタYMにメータ上昇アイコンMUIが追加される。図127(せ1−3−3a)に示すメータ上昇アイコンMUIには、金色のメータ上昇アイテムUpIgが表示されている。図127(せ1−3−4a)に示す白メータ表示MWは、金色のメータ上昇アイテムUpIgによって、一気に満タンになっている。この後、ナビキャラクタYMが変化するアニメーションが開始される。その際、メータは空の状態になってもよいし、貯まったままであってもよい。なお、メータ表示における、メータ枠mfの中で増加するメータ自身(ゲージmg)の色は青色であるが、貯まったままの状態である場合には、青色のゲージで満タン状態であってもよいし、金色のメータ上昇アイテムUpIgによって一気に満タンになったことによって、金色のゲージで満タン状態であってもよい。
一方、図127(せ1−3−3b)でも、ナビキャラクタYMにメータ上昇アイコンMUIが追加され、ここでは、虹色のメータ上昇アイテムUpInが表示されている。図127(せ1−3−4b)に示す白メータ表示MWも、虹色のメータ上昇アイテムUpInによって、一気に満タンになっている。この後、ナビキャラクタYMが変化するアニメーションが開始される。その際、メータは空の状態になってもよいし、貯まったままであってもよい。なお、貯まったままの状態である場合には、青色のゲージで満タン状態であってもよいし、虹色のメータ上昇アイテムUpInによって一気に満タンになったことによって、虹色のゲージで満タン状態であってもよい。
メータ上昇アイテムとしては、白色、青色、緑色、赤色、金色、虹色のアイテムが用意されている。これらのアイテムのうち、虹色のメータ上昇アイテムUpInと、金色のメータ上昇アイテムUpIgのみが、1個でメータを一気に5レベル上昇させるアイテムである。なお、白色のメータ上昇アイテムUpIは1レベルアップ、青色のメータ上昇アイテムUpIbは2レベルアップ、緑色のメータ上昇アイテムUpImは3レベルアップ、赤色のメータ上昇アイテムUpIrは4レベルアップさせる。
加えて、虹色のメータ上昇アイテムUpInは、大当り確定の予告としても機能する。一方、金色のメータ上昇アイテムUpIgは、そのような機能はない。したがって、虹色のメータ上昇アイテムUpIn1個でメータを満タンにした場合と、金色のメータ上昇アイテムUpIn1個でメータを満タンにした場合、あるいはその他の色(白色、青色、緑色、赤色)のメータ上昇アイテムの組合せでメータを満タンにした場合とでは、意味合いが異なる。
なお、メータ表示における、メータ枠mfの中で増加するメータ自身(ゲージ)の色は、白色、青色、緑色、赤色のメータ上昇アイテムで、メータが、上昇するときや満タンになったときには、青色のゲージであってもよい。
なお、メータ上昇アイテムの色で通常予告又は先読み予告としての機能を併せ持っていてもよい。また、色によって、大当りの期待度が表されてもよい。
また、メータ上昇アイテムの色とナビキャラクタYMの表示態様の色がリンクしている場合があってもよいし、必ずリンクしていてもよい。例えば、金色のメータ上昇アイテムUpIgが出現すると、ナビキャラクタYMも金色の着物を着た表示態様に変化しやすかったり、必ず変化したり、その逆に、ナビキャラクタYMが金色の着物を着た表示態様であると、金色のメータ上昇アイテムUpIgが出現しやすかったり、必ず出現したりしてもよい。
さらに、メータ上昇アイテムの出現の順番や色の組合せが、先読み予告として機能してもよいし、通常予告として機能してもよい。また、メータ上昇アイテムの出現の順番や色の組合せが、大当りの期待度を表してもよい。あるいは反対に、メータ上昇アイテムの出現の順番や色の組合せは、大当りの期待度とは全く無関係であってもよい。
また、この例では、メータが15(メータが3回満タン)になるまで貯まる。なお、図126の6レベルで満タンになるメータ表示では、メータが18(こちらもメータが3回満タン)になるまで貯まる。ここで、メータ上昇アイテムが表示されることでメータがオーバーフローした場合(例えば、メータが3つ貯まっているときに赤Upアイコンが表示された場合)、ナビキャラを昇格させつつ、メータを0にして貯めていない分を貯まるようにしてもよい。例えば、メータが3つ貯まっているときに赤色のメータ上昇アイテムUpItが表示されると、メータが1回満タンになって、さらにメータが2レベル貯まった状態になる。
なお、メータが2回満タンになった状態で、メータがオーバーフローしてしまった場合は、メータを満タンにして、貯まりきらなかった分をメータに表示してもよい。例えば、先読み対象変動又は当該変動が終了したらメータを0に戻してもよいし、あるいは、先読み対象変動又は当該変動に関係なく表示したままでもよい。また、貯まりきらなかった分切り捨ててもよい。例えば、メータを貯めす、その際のメータは0の状態であってもよいし、満タンの状態であってもよいし、特別な表示であってもよいし、メータ非表示であってもよい。さらには、オーバーフローしないように構成されていてもよい。例えば、すでに3つ貯まっているときは、白色のメータ上昇アイテムUpIが2個か、あるいは青色のメータ上昇アイテムUpIbが1個しか表示されないように構成されている。
図126(せ1−1)に代えて、図127(せ1−4−1)から始まる例では、同図(せ1−4−2)では、飛来してきたUFOアイコンUFIから赤色のビームが、デフォルトの表示態様のナビキャラクタYMに向けて照射され、図(せ1−4−3)に示すようにナビキャラクタYMは、赤色の着物を着た表示態様に変化し、「Up高確中」という吹き出しが付されている。この「Up高確中」によって、メータ上昇アイテムが貯まりやすい状態であることが報知されている。
なお、ナビキャラクタYMを変化させる予告の表示態様によって、「Up高確中」の報知が発生する場合があったり、必ず発生してもよい。また、ナビキャラクタYMが変化したら、必ず「Up高確中」の報知を行うようにしてもよく、「Up高確中」の報知を含む複数種類の演出表示(予告表示)を行ってもよく、「Up高確中」の報知を含む演出表示を行わないようにしてもよい。
また、ナビキャラクタYMの表示態様(色)によって、ナビキャラクタYMによって行われる演出が異なってもよい。例えば、赤のナビキャラクタYMであれば「Up高確中」の報知が行われ、金のナビキャラクタYMであれば激熱表示が表示され、虹色のナビキャラクタYMであれば鉄板表示が表示されてもよい。なお、表示態様の異なるナビキャラクタYMが同じ予告(同じ種類の予告)を行う場合があってもよい。
図126(せ5−1)に代えて、図127(せ5−2−1)では、白メータ表示MWのゲージは白点滅で1レベルであり、ナビキャラクタYMの着物は同じく白点滅している。その後、一旦メータが満タンになって、空の状態に戻った後、図127(せ5−2−3)では、ナビキャラクタYMの表示態様が緑色の着物を着た表示態様に変化し、白メータ表示MWのゲージも緑色に変化し、3レベルに上昇している。その後、再びメータが満タンになって、空の状態に戻った後、図127(せ5−2−5)では、ナビキャラクタYMの表示態様が虹色の着物を着た表示態様に変化し、白メータ表示MWのゲージも虹色に変化し、満タンになっている。このように、メータの貯まり具合とナビキャラクタYMの表示態様が一致するように構成されていてもよい。また、ゲージの色とナビキャラクタYMの色も対応していてもよい。
なお、メータが全部貯まると、大当り確定、あるいは大当りの期待度が高いパターンと、メータが貯まって放出されて演出が行われるパターンが別途用意されていてもよい。後者の例としては、例えば、メータが2レベルまで貯まっているときに放出されると、青色相当の演出が行われ、メータが4レベルまで貯まっているときに放出されると、赤色相当の演出が行われる。
図128は、図126を用いて説明した例のさらに別の変形例を示す図である。
図126(せ6−1)に代えて、図128(せ6−2)では、メータ枠mfが白色に点滅する白点滅メータ表示MW’の上に、ルーレット表示アイコンRIと、メータ上昇アイコンMUIが表示されているが、ルーレット表示アイコンRIの一部にメータ上昇アイコンMUIの一部が前側からオーバーラップしており、図128(せ6−2)に示すルーレット表示アイコンRIは、図126(せ7−1)に示すルーレット表示アイコンRIに比べて視認困難である。一方、図126(せ7−1)に示すメータ上昇アイコンMUIには、緑色のメータ上昇アイテムUpImが表示されている。なお、ルーレット表示アイコンRIの全部にメータ上昇アイコンMUIが前側からオーバーラップしてもよいし、その反対に、メータ上昇アイコンMUIの少なくとも一部にルーレット表示アイコンRIの少なくと一部が前側からオーバーラップしてもよい。なお、前側に表示する優先順位としては、ナビキャラクタYMに付加されたアイコンの方がその他のアイコンより高くてもよい。なお、本例ではルーレット表示アイコンの表示中などのメータ上昇アイコンが表示される可能性がある予告が行われる場合は、メータ枠を白色に点滅させる白点滅メータを表示させることでメータ上昇アイコンが表示される可能性があることを報知しているが、メータ上昇アイコンが表示される可能性がある予告が行われる場合であってもメータ枠により報知されない場合があってもよく、メータ枠によってメータ上昇アイコンが表示される可能性があることを報知されないように構成されていてもよい。また、メータ上昇アイコンが表示される可能性があることを報知する予告はメータ枠に限らず他の表示や演出手段によって行われてもよい。
図126(せ7−1)に代えて、図128(せ7−2)では、ルーレット表示アイコンRIに青色のメータ上昇アイテムUpIbが停止表示されている。しかしながら、依然としてメータ上昇アイコンMUIがオーバーラップしているため、視認困難である。このように、メータ上昇アイコンどうしがオーバーラップしてもよい。なお、メータ上昇アイコンどうしがオーバーラップする場合、前側に表示する優先順位は、メータ上昇アイコンの表示順であってもよいし、メータ上昇度が高い方が優先されてもよいし、メータ上昇度が低い方が優先されてもよい。また、ナビキャラクタYMには、メータ上昇アイコンは前側からオーバーラップしないが、オーバーラップする場合があってもよい。
また、図126(せ7−1)に代えて、図128(せ7−3−1)では、ルーレット表示アイコンRIの中に、メータ上昇アイコンが表示されることを報知(予告)する画像up’が表示される。ただし、この段階では、何色のメータ上昇アイコンが表示されるかは不明であり、この後、ルーレット表示アイコンRIの中に、何色かのメータ上昇アイコンが表示される。このようにして、ルーレット演出で、何色かは不明であるがメータ上昇アイコンが表示されることが報知されると、図128(せ7−3−2)に示すように、ルーレット表示アイコンRIに前側からオーバーラップするようにして、オーラが付与されたエフェクト表示Ed1が表示される。続く図128(せ7−3−3)では、エフェクト表示Ed1が変化し、青色のメータ上昇アイコンを拡大したような表示になる。この段階では、ルーレット表示アイコンRIの中に、何色のメータ上昇アイコンが表示されているのかはわからない。なお、この段階で、ルーレット表示アイコンRIの中にも、青色のメータ上昇アイコンが表示されていてもよい。
図128(せ7−3−4)では、ルーレット表示アイコンRIをオーバーラップしていた、青色のメータ上昇アイコンを拡大したような表示が、青色のメータ上昇アイコンUpIbになり、白点滅メータ表示MW’に移動し、白点滅メータ表示MW’にオーバーラップして表示されている。また、ルーレット表示アイコンRIはフェードアウトして表示が薄くなって徐々に消えていく。なお、ルーレット表示アイコンRIの中に表示されるメータ上昇アイテムは何色であったか不明のままであってもよい。この後、青色のメータ上昇アイテムUpIbは、白点滅メータ表示MW’に取り込まれ(ストックされ)、白点滅メータ表示MW’はレベルアップする。
なお、ルーレット表示アイコンRIの中に青色のメータ上昇アイテムUpIbが出現して、それが白点滅メータ表示MW’に取り込まれてもよい。この場合、ルーレット表示アイコンRIの中に、青色のメータ上昇アイテムUpIbが、エフェクト表示Ed1が表示される前に表示されていてもよいし、表示されると同時に表示されていてもよいし、表示された後に表示されていてもよい。あるいは、ルーレット表示アイコンRIの中に、青色のメータ上昇アイテムUpIbが、青色のメータ上昇アイコンを拡大したような表示が、表示される前に表示されていてもよいし、表示されると同時に表示されていてもよいし、表示された後に表示されていてもよい。
図126(せ20−1)に代えて、図128(せ−20−2−1)では、満タン状態の白メータ表示MWが、「ストック」という文字表示に一旦変化し、空の状態の白メータ表示MWに戻ると、変化予告表示の宝箱のアイコンI1が絨毯のアイコンI2に乗って出現している。この例では、メータは満タンになったものの、宝箱が開くまでナビキャラクタYMの表示態様は変化せず、ナビキャラクタYMの表示態様の変化が遅らされている。なお、宝箱のアイコンI1が開放することによりナビキャラクタYMの表示態様のみを変化させる、ナビキャラクタ以外のアイコン(保留アイコン、変動アイコン)や他の演出表示を変化させてもよい。
図129は、ナビキャラクタYMにテロップ演出を絡めた演出例を示す。
図129(そ1)に示す装飾図柄表示装置208では、第1装飾図柄が高速変動中であり、デフォルトの表示態様の変動アイコンh0が表示されている。また、特図1の保留は2つ貯まっており、第1保留アイコンh11と第2保留アイコンh12が表示されている。2つの保留アイコンh11,h12ともデフォルトの表示態様である。さらに、演出アイコン表示領域DISには、デフォルトの表示態様のナビキャラクタYMが表示されている。
図129(そ2−1)では、第1装飾図柄の上方に、テロップ表示trpが表示されている。このテロップ表示trpには、ナビキャラクタYMが変化する可能性があることが文字表示され、変化予告表示の一例に相当する。例えば、「ナビキャラ変化高確中」といった表示や、「ナビキャラ変化高確準備中」といった文字表示が、画面の右から左に向けて流される。なお、この他にも、テロップ表示trpには、無地で何も文字が表示されず、テロップ表示によって「○○高確中」、「××&○○高確中」、「○○高確準備中」、「××又は○○高確準備中」、「高確準備中」等が表示される可能性があることを事前に報知する場合があってもよい。ここで無地のテロップ表示trpが表示されても「○○高確中」、「××&○○高確中」、「○○高確準備中」、「××又は○○高確準備中」、「高確準備中」等が表示されない場合があってもよい。また、「○○高確準備中」、「××又は○○高確準備中」、「高確準備中」等を表示し、これからテロップ表示された演出について高確率状態が発生するかもしれないことを事前に報知してもよい。ここで記載した「××」や「○○」は各種演出(例えば、保留(保留アイコンおよび/または変動アイコン)変化、疑似連、期待度の高い色での予告、大当りへの期待度が高い予告(いわゆる激アツ予告)など)の名称を示している。
なお、ここで記載した演出についての高確率状態とは、テロップ表示により高確率状態と報知された予告が、テロップ表示によって高確率状態と報知されていない場合よりもテロップにて報知された演出が行われる頻度が高くなる状態を示している。つまり、図129(そ1)〜同図(そ14)、同図(そ2−2)、同図(そ2−3)、同図(そ8−2)の「ナビキャラ変化高確中」とは、テロップ表示にて「ナビキャラ変化高確中」と報知されていない場合よりもナビキャラクタの表示態様が変化しやすい状態を示している。また、前述した「○○高確準備中」、「××又は○○高確準備中」、「高確準備中」等に含まれている「高確準備中」は、テロップ表示にて報知されている演出が高確率状態にこれから(「高確準備中」を含むテロップの表示が開始された変動の次変動以降の変動または「高確準備中」を含むテロップの表示が開始された変動内)なること(または、高確率状態になる可能性があること)を報知している。
図129(そ3)では、図柄変動表示が停止表示し、装飾図柄表示装置208には、ハズレの装飾図柄の組合せが停止表示されている。なお、テロップ表示trpは、第2装飾図柄よりも手前に表示されており、第2装飾図柄の下端部が、テロップ表示trpによって前側からオーバラップされている。ただし、この逆で、第2装飾図柄が、テロップ表示trpを前側からオーバーラップする場合があってもよい。
図129(そ4)では、第1保留アイコンh11の保留が消化され、図柄変動表示が開始されている。装飾図柄表示装置208では、第1装飾図柄の変動表示が開始されている。その後、ハズレ図柄が停止表示され、図129(そ6)でも、図柄変動表示が開始されている。テロップ表示trpは、継続中である。
図129(そ7)では、ナビキャラクタYMの変化アニメーションが開始され、ナビキャラクタYMは煙画像に包まれている。図129(そ8−1)では、煙画像が消失し、ナビキャラクタYMは、赤色の着物を着た表示態様に変化している。ナビキャラクタYMの変化演出が成功しても、テロップ表示trpは、継続中である。その後、ハズレ図柄が停止表示され、図129(そ10)でも、図柄変動表示が開始され、同図(そ11)でもテロップ表示trpは依然として継続中である。
なお、変化予告表示の宝箱のアイコンI1が出現し、変化アニメーションが開始され、宝箱のアイコンI1の宝箱が開いてナビキャラクタYMが変化してもよい。この場合には、テロップ表示trpの「ナビキャラ変化高確中」といった表示は、宝箱のアイコンI1の出現、あるいは変化アニメーションの開始を予告しているといえる。
図129(そ12)では、ナビキャラクタYMの変化アニメーションが再度開始され、ナビキャラクタYMは煙画像に包まれている。図129(そ13)では、煙画像が消失し、ナビキャラクタYMは、金色の着物を着た表示態様に変化している。ナビキャラクタYMの2回目の変化演出が成功しても、テロップ表示trpは、継続中である。
テロップ表示trpの表示中は、ナビキャラクタYMの変化演出を何度行ってもよいが、テロップ表示trpの表示中にナビキャラクタYMが1回変化してしまうと、その後は、ナビキャラクタYMが変化しないように構成されていてもよい。
図129(そ14)では、リーチ状態に突入しているが、テロップ表示trpは依然として継続中である。テロップ表示trpの表示が消えるタイミングとしては、スーパーリーチ開始時(例えば、図113(う24))、装飾図柄の仮停止時(例えば、第1停止時、第2停止時、第3停止時]、図柄停止字、次変動開始時等があげられる。
なお、本例では、ナビキャラクタ自身により変化演出が行われているが、変化予告表示によってナビキャラクタが変化される場合があってもよく、変化予告表示のみによりナビキャラクタ変化されるように構成されていてもよく、ナビキャラクタ自身による変化演出のみ行われるように構成されていてもよい。
また、図129(そ2−1)に代えて、同図(そ2−2)に示すように、テロップ表示trpは上下二段で行われてもよい。そして、上のテロップ表示trpと下のテロップ表示trpとでは、異なる内容を表示してもよい。
なお、テロップ表示では、他の予告についても高確中表示を表示してもよい。同じ先読み対象保留についてであれば、表示されるタイミングは同じであってもよく、一方が他方よりも後であってもよい。また、「○○高確中」のテロップ表示が1つ出ている場合は、別の先読み対象保留についてテロップ表示が表示されないようにしてもよいし、表示される場合があってもよい。その場合、同じ予告に関するテロップ表示(例えば、「ナビキャラ高確中」)を別に表示してもよく、同じテロップ表示の表示期間が延長される様に構成されていてもよい。また、表示の開始順にテロップ表示の表示位置が決まってもよいし、テロップ毎の表示位置が固定されていてもよい。
また、図129(そ2−1)に代えて、同図(そ2−3)に示すように、上のテロップ表示trpと下のテロップ表示trpとで同じ内容を表示してもよい。すなわち、同じテロップ表示を複数表示してもよい。複数表示した方が、1つしか表示しない場合よりも、大当りの期待度が高いことをアピールすることができる場合がある。ただし、複数表示しても、1つしか表示しない場合と、実際には、大当りの期待度が同じであってもよい。また、同じテロップ表示を複数表示することを、繰り返してもよい。すなわち、テロップ表示の表示が開始される度に、同じ内容の複数のテロップ表示を表示するようにしてもよい。
また、図129(そ8−1)に代えて、同図(そ8−2)に示すように、ナビキャラクタYMの変化が行われてた場合(1又は複数回)、これ以上変化しないことを、テロップ表示trpで報知してもよい。この例では、「完了」という文字表示を表示している。しかしながら、この報知が行われていても、ナビキャラクタYMがさらに変化する場合があってもよい。
図130は、図49(b)に示す演出装置206による、ナビキャラクタYMを絡めた演出の一例を示す図である。
図130(た1a−1)には、第1装飾図柄表示装置208L、第2装飾図柄表示装置208M、第3装飾図柄表示装置208Nが示されている。なお、向かって右側の第3装飾図柄表示装置208Nで、第2装飾図柄と第2保留数表示が行われている。
図130(た1a−1)に示す中央の第1装飾図柄表示装置208Lでは、第1装飾図柄が高速変動中であり、デフォルトの表示態様の変動アイコンh0が表示されている。また、特図1の保留は4つ貯まっており、4つの保留アイコンh11〜h14が表示されている。これら4つの保留アイコンh11〜h14はいずれもデフォルトの表示態様である。さらに、演出アイコン表示領域DISには、デフォルトの表示態様のナビキャラクタYMが表示されている。
図130(た2a−1)では、第1装飾図柄がリーチ状態になり、左図柄、右図柄ともに「装飾7」が揺れ表示(仮停止)されており、同図(た3a)では、スーパーリーチ演出に移行し、第1装飾図柄表示装置208Lからは総ての表示が消えている。すなわち、第1装飾図柄、保留枠UI、保留アイコンh11〜h14、変動アイコンh0、およびナビキャラクタYMが消えている。
図130(た4a)では、第1装飾図柄表示装置208Lには、敵役の剣豪の絵柄が画面全体に表示されている。一方、第2装飾図柄表示装置208Mには、縮小表示された第1装飾図柄、変動アイコンh0、ナビキャラクタYMが表示されている。なお、変動アイコンh0とナビキャラクタYMはそれぞれ別の装飾図柄表示装置に表示されてもよい。
図130(た5a)では、3つの装飾図柄表示装置208L〜Nにわたって、スーパーリーチ演出の背景表示になる荒野の背景が表示されている。また、第1装飾図柄表示装置208Lには、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙している決闘シーンが表示されている。
ここで、図130(た1a−1)に代えて、同図(た1a−2)では、保留枠UIの一部が拡大表示されて、第2装飾図柄表示装置208Mと第1装飾図柄表示装置208Lを跨いで表示されている。すなわち、保留アイコン表示領域HISが、第2装飾図柄表示装置208Mと第1装飾図柄表示装置208Lを跨いで表示されており、変動アイコン表示領域CISは第1装飾図柄表示装置208Lの右端に表示されている。また、第1保留アイコンh11、第2保留アイコンh12は、第1装飾図柄表示装置208Lに拡大表示され、第4保留アイコンh14は、第2装飾図柄表示装置208Mに拡大表示され、第3保留アイコンh13は、第1装飾図柄表示装置208Lと第2装飾図柄表示装置208Mに跨って拡大表示されている。さらに、ナビキャラクタYMは、第3装飾図柄表示装置208Nに拡大表示されている。なお、第2装飾図柄表示装置208Mおよび第3装飾図柄表示装置208Nは表示画面を囲むフレームがあるため、このフレームが邪魔をして、跨って表示された画像を分断してしまっている。
また、ナビキャラクタYMが拡大表示された第3装飾図柄表示装置208Nには、右ベースアイコンbIrが表示されていないが、右ベースアイコンbIrも、ナビキャラクタYMと一緒に拡大表示されてもよい。
なお、図130(た1a−2)に示すように拡大表示されていなくても、複数の表示装置を跨ぐ場合があってもよい。例えば、表示当初から跨いでいるパターンや、元の位置から移動して跨いで表示されるパターンや、画像が変化して跨いで表示されるパターンや、画像が拡大していって跨いで表示されるパターンや、反対に画像が縮小していって跨いで表示されるパターン等があげられる。また、図130(た1a−2)に示すように拡大表示さると、大当りの期待度が高くなったり、保留アイコンが変化しやすくなったり、変動アイコンが変化しやすくなったり、あるいはナビキャラクタYMが変化しやすくなってもよい。また、ナビキャラクタYMが複数の表示装置を跨いで表示されてもよい。ここで、複数の表示装置を跨いで演出表示が表示されている場合であって、手前にある表示装置Aによって表示装置Bの表示領域の一部がオーバーラップされている場合に、表示装置Bにおける表示装置Aによってオーバーラップされている表示領域に表示装置Bの表示領域に表示された画像の一部が表示されていてもよい。
以上、図130(た1a−2)を用いて説明した事項は、これまで説明した演出例にも適用可能であるし、この後に説明する演出例にも適用可能である。
また、図130(た1a−1)に代えて、同図(た1a−3)では、保留枠UIの一部が移動表示されている。すなわち、演出アイコン表示領域DISが第3装飾図柄表示装置208Nに移動しており、右ベースアイコンbIrも第3装飾図柄表示装置208Nに表示されている。また、右ベースアイコンbIrの上には、ナビキャラクタYMも表示されている。
このように、ナビキャラクタYMが他の表示装置に移動すると、ナビキャラクタYMが変化しやすくなってもよいし、大当りの期待度が高くなってもよいし、他の演出の変化(例えば、保留アイコンや変動アイコンの変化等)が行われやすくなってもよい。また、ナビキャラクタYMの移動先によって、ナビキャラクタYMの変化のしやすさや、大当りの期待度の高さや、他の演出の変化(例えば、保留アイコンや変動アイコンの変化等)のしやすさが異なってもよいし、全く影響がなく同じであってもよい。例えば、第3装飾図柄表示装置208Nに移動した場合の方が、第2装飾図柄表示装置208Lに移動した場合よりも、ナビキャラクタYMが変化する確率が高くなってもよい。以上は、ナビキャラクタYMの移動について説明したが、保留アイコンが他の表示装置に移動したり、変動アイコンが他の表示装置に移動する場合でも同様である。
また、図130(た1a−3)に示す例では、保留枠Uiが分割された(割れた)と見ることもできる。すなわち、演出アイコン表示領域DISが割れて、第3装飾図柄表示装置208Nに移動しているが、第1装飾図柄表示装置208Lの別の場所に移動してもよい。
以上、図130(た1a−3)を用いて説明した事項は、これまで説明した演出例にも適用可能であるし、この後に説明する演出例にも適用可能である。
また、図130(た1a−1)に代えて、同図(た1a−4)では、ナビキャラクタYMが移動した際に分裂している。すなわち、第1装飾図柄表示装置208Lから他の表示装置に移動する場合に、2つに分裂し、第2装飾図柄表示装置208Mにも、第3装飾図柄表示装置208Nにも表示されている。これは、ナビキャラクタYMの増加と見ることもできる。
このように、ナビキャラクタYMが分裂(増加)すると、ナビキャラクタYMが変化しやすくなってもよいし、大当りの期待度が高くなってもよいし、他の演出の変化(例えば、保留アイコンや変動アイコンの変化等)が行われやすくなってもよい。
また、ナビキャラクタYMが表示される箇所には、右ベースアイコンbIrも表示されていることから、演出アイコン表示領域DISも分裂(増加)しているといえる。
以上、図130(た1a−4)を用いて説明した事項は、これまで説明した演出例にも適用可能であるし、この後に説明する演出例にも適用可能である。すなわち、他の演出例でも、ナビキャラクタYMが、分裂(増加)する場合があってもよく、必ず分裂(増加)すしてもよい。
図131は、図49(b)に示す演出装置206による、ナビキャラクタYMを絡めた他の演出の一例を示す図である。
図131(た1b)では、3つの装飾図柄表示装置208L〜Nにわたって海の背景が表示されている。また、図130(た1a−1)に示す中央の第1装飾図柄表示装置208Lでは、第1装飾図柄が高速変動中であり、デフォルトの表示態様の変動アイコンh0が表示されている。また、特図1の保留は4つ貯まっており、4つの保留アイコンh11〜h14が表示されている。これら4つの保留アイコンh11〜h14はいずれもデフォルトの表示態様である。さらに、演出アイコン表示領域DISには、デフォルトの表示態様のナビキャラクタYMが表示されている。
図131(た2b)では、ナビキャラクタYMの変化アニメーションが開始され、ナビキャラクタYMが煙画像によってオーバーラップされている。また、図131(た2b)に示す左右の第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nでは、海の背景表示が消えている。
図131(た3b)では、煙画像が消失し、演出アイコン表示領域DISから、ナビキャラクタYMがいなくなり、代わりに「捜索中」という看板のアイコンが表示されている。また、海の背景表示が消えた右側の第3装飾図柄表示装置208Nには、ナビキャラクタYMと同じキャラクタ(殿様)YM’が表示され、走っている。また、その上には、捜索中という文字表示が表示されている。同じく海の背景表示が消えた左側の第2装飾図柄表示装置208Mには、クエスチョンマークの画像とともにシルエット表示sltが表示されている。
「捜索中」という看板のアイコンは、ナビキャラクタYMの変化演出(昇格演出)に成功する可能性が高いことを表す報知であってもよい。また、看板の色が白色よりも青色の方が成功確率は高く、青色よりも赤色の方が成功確率が高い。なお、赤色であれば、昇格確定であってもよい。また、この看板は、色や表示文字等が変化してもよいが、変化しないものであってもよい。また、看板の表示態様によって、ナビキャラクタYMが変化する可能性がある表示態様を示唆していてもよい。例えば、看板が青色であれば、ナビキャラクタYMは青色の着物を着た表示態様に変化する可能性がある。
図131(た4b)では、これまで全開状態(初期状態)であった、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nが、互いに近づくように第1装飾図柄表示装置208Lの前を移動してくる。なおこの期間は、煽り演出の期間に相当する。
図131(た5b−1)では、第2装飾図柄表示装置208Mと第3装飾図柄表示装置208Nが或る位置まで移動し、停止する。ここでは、互いに接する全閉状態の位置(最大移動位置)まで移動し、停止するが、接する前の位置であってもよい。
図131(た6b−1)は、昇格成功パターンの例を示す図であり、第3装飾図柄表示装置208Nでは、走っていたキャラクタ(殿様)YM’が親指を立てたポーズをとり、その上にはレベルアップを表す文字表示が表示されている。一方、第2装飾図柄表示装置208Mでは、シルエット表示sltが実物表示に変化し、千両箱が表示されている。なお、千両箱の表示態様によって、ナビキャラクタYMが変化する可能性がある表示態様を示唆していてもよい。例えば、千両箱が青色であれば、ナビキャラクタYMは青色の着物を着た表示態様に変化する可能性がある。また、この千箱箱は、色や開閉状態等が変化してもよいが、変化しないものであってもよい。図131(た7b)では、第3装飾図柄表示装置208Nに表示されているキャラクタ(殿様)YM’が、赤い着物を着た表示態様に変化している。
そして、図131(た8b)では、第2装飾図柄表示装置208Mと第3装飾図柄表示装置208Nそれぞれが、互いに離れるように第1装飾図柄表示装置208Lの前を移動し、初期状態に復帰する。第2装飾図柄表示装置208Mと第3装飾図柄表示装置208Nそれぞれが初期状態に復帰すると、それぞれの装飾図柄表示装置208M,Nでワイプ演出が行われる。図131(た9b)に示す第2装飾図柄表示装置208Mでも第3装飾図柄表示装置208Nでもワイプインの途中であり、同図(た10b)では、ワイプインが完了し、第2装飾図柄表示装置208Mにも第3装飾図柄表示装置208Nにも、機種タイトルのみが表示されたワイプ表示が表示されている。また、図131(た10b)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、それまで看板のアイコンが表示されていた位置には、煙画像が表示されている。
図131(た11b)に示す第1装飾図柄表示装置208Lの演出アイコン表示領域DISでは、煙画像が消え、赤い着物を着た表示態様に変化したナビキャラクタYMが表示されている。また、第2装飾図柄表示装置208Mと第3装飾図柄表示装置208Nとではそれぞれワイプアウトが開始されている。なお、この例では、ワイプインのアニメーション(左右から閉じるアニメーション)と、ワイプアウトのアニメーション(内側から外側に開くアニメーション)は異なっているが、同じアニメーションであってもよい。図131(た12b)では、ワイプアウトが完了し、3つの装飾図柄表示装置208L〜Nにわたって海の背景が表示されている。なお、一の装飾図柄表示装置において、本例の3つの装飾図柄表示装置に表示された演出表示が行われてもよい。また、第2装飾図柄表示装置208Mおよび/または第3装飾図柄表示装置208Nは、液晶表示装置を含まない1または複数の演出可動体に置換可能である(例えば、演出可動体が演出動作を行うと、ナビキャラクタが昇格するような演出が挙げられる。)。
なお、この図131を用いて説明したナビキャラクタYMの変化演出(昇格演出)は、これまで説明した演出例にも適用可能であるし、この後に説明する演出例にも適用可能である。
図132は、図49(b)に示す演出装置206による、ナビキャラクタYMを絡めたさらに他の演出の一例を示す図である。
図132(た1a−3−1)に示す中央の第1装飾図柄表示装置208Lでは、第1装飾図柄が高速変動中であり、デフォルトの表示態様の変動アイコンh0が表示されている。また、特図1の保留は4つ貯まっており、4つの保留アイコンh11〜h14が表示されている。これら4つの保留アイコンh11〜h14はいずれもデフォルトの表示態様である。さらに、演出アイコン表示領域DISには、デフォルトの表示態様のナビキャラクタYMが表示されている。
図132(た1a−3−2)では、第1装飾図柄表示装置208Lに表示されていたナビキャラクタYMが、第3装飾図柄表示装置208Nに移動する移動アニメーションが表示されている。この図132(た1a−3−2)では、ナビキャラクタYMが丁度、第1装飾図柄表示装置208Lと第3装飾図柄表示装置208Nとの間に位置しており、第1装飾図柄表示装置208Lと第3装飾図柄表示装置208Nを跨いで表示されている。なお、ここでも、第3装飾図柄表示装置208Nの表示画面を囲むフレームがあるため、このフレームが邪魔をして、跨って表示されたナビキャラクタYMを分断してしまっている。図132(た1a−3−3)に示す第3装飾図柄表示装置208Nには、第1装飾図柄表示装置208Lに表示されていたときと同じ表示サイズのナビキャラクタYMが表示されている。
一方、図132(た1a−3−2’)には、第1装飾図柄表示装置208Lに表示されていたナビキャラクタYMが、第3装飾図柄表示装置208Nに移動し、第3装飾図柄表示装置208Nでは拡大表示される例が示されている。図132(た1a−3−2’)に示す第3装飾図柄表示装置208Nには、ナビキャラクタYMの右手と右足のつま先のみが表示されているが、この右手と右足のつま先は拡大表示されており、ナビキャラクタYMは、第3装飾図柄表示装置208Nに入り込んだ部分から即座に拡大表示されていく。図132(た1a−3−3’)に示す第3装飾図柄表示装置208Nには、第1装飾図柄表示装置208Lに表示されていたときよりも大きな表示サイズのナビキャラクタYMが表示されている。このようにナビキャラクタYMが拡大表示された場合は、拡大表示されなかった場合に比べて、ナビキャラクタYMが変化しやすくなってもよいし、大当りの期待度が高くなってもよいし、他の演出の変化(例えば、保留アイコンや変動アイコンの変化等)が行われやすくなってもよいし、あるいは、全く影響がなく同じであってもよい。また、ナビキャラクタYMが第3装飾図柄表示装置208Nに表示される場合には、必ず拡大表示されてもよいし、拡大表示されない場合があってもよい。
なお、この図132を用いて説明したナビキャラクタYMの移動アニメーションは、これまで説明した演出例にも適用可能であるし、この後に説明する演出例にも適用可能である。
また、図131(た8b)に代えて、図132(た5b−2)には、ナビキャラクタYMの変化演出(昇格演出)に失敗したパターンが示されている。図131(た4b)で、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nが、互いに近づくように移動を開始し、或る位置に到達する前に両者208M,208Nが停止した場合には、失敗である。途中で停止した第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nも、初期状態に復帰するが、変化演出(昇格演出)失敗の報知は、初期状態に戻ってから行われる。図132(た5b−2)に示す第3装飾図柄表示装置208Nでは、キャラクタ(殿様)YM’が後ろを向き落ち込んでいるポーズをとっている。なお、初期状態に復帰する途中で、失敗の報知を開始してもよい。あるいは、或る位置に到達する前に停止してしまった段階で失敗の報知を開始してもよい。
また、或る位置に到達する前に両者208M,208Nが停止した場合は、必ず失敗であってもよいが、ナビキャラクタYMが昇格する場合があってもよい。また、この変化演出(昇格演出)に失敗しても、他の演出によってナビキャラクタYMが昇格する場合があってもよい。このことは、これまで説明した成功と失敗に分かれる演出についても言えることである。
また、ここでの変化演出(昇格演出)に失敗すると、ナビキャラクタYMは当分の間(例えば、背景表示が変化するまでであったり、昇格失敗からN回の変動が終了するまでであったり、昇格失敗に関連する先読み対象保留の変動が終了するまで等)、変化することが規制されてもよい。
また、図131(た6b−1)に代えて、図132(た6b−2)には、或る位置(例えば、全閉状態の位置)まで第2装飾図柄表示装置208Mと第3装飾図柄表示装置208Nが移動したにも関わらず、変化演出(昇格演出)に失敗したパターンが示されている。図132(た6b−2)に示す第3装飾図柄表示装置208Nにも、先と同様に、後ろを向き落ち込んでいるポーズのキャラクタ(殿様)YM’が表示されている。また、第2装飾図柄表示装置208Mには、シルエット表示sltが実物表示に変化し、そこにはみかん箱が表示されている。
このように、第2装飾図柄表示装置208Mと第3装飾図柄表示装置208Nが或る位置まで移動しても、昇格演出に失敗する場合があってもよい。あるいは反対に、第2装飾図柄表示装置208Mと第3装飾図柄表示装置208Nが或る位置まで移動したら、ナビキャラクタYMは必ず昇格してもよい。また、図132(た6b−2)に示す状態になっても、ナビキャラクタYMは昇格する場合があってもよいし、反対に、この状態になれば、失敗確定であってもよい。
図133は、装飾図柄表示装置208(第1表示装置)の下方に第2表示装置が設けられた演出装置206による、ナビキャラクタYMを絡めた演出の一例を示す図である。
図133(た1c)に示す装飾図柄表示装置208には海の背景が表示されている。一方、装飾図柄表示装置208(第1表示装置)の下方に設けられた第2表示装置208Sには、海の背景は表示されておらず、この第2表示装置208Sに保留枠UIが表示されている。すなわち、保留アイコン表示領域HIS、変動アイコン表示領域CIS、演出アイコン表示領域DISが設けられ、変動アイコン表示領域CISには、台座hs0が配置されている。保留アイコン表示領域HISでは、ベースアイコンbInの上に4つのステージ(第1ステージhs1〜第4ステージhs4)が配置されている。また、演出アイコン表示領域DISには、デフォルトの表示態様のナビキャラクタYMが表示されている。なお、第2表示装置208Sは固定されたものであってもよく、昇降動作可能なものであってもよい。
また、図133(た1c)に示す装飾図柄表示装置208では、第1装飾図柄が高速変動中であり、デフォルトの表示態様の変動アイコンh0が第2表示装置208Sに表示されている。さらに、デフォルトの第1保留アイコンh11も第2表示装置208Sに表示されている。
図133(た2c)に示す第2表示装置208Sには、ワイプ演出用の襖画像が表示されており、同図(た3c)に示す状態は、襖画像が全閉した状態(ワイプイン状態)である。図133(た4)に示す第2表示装置208Sでは、ワイプアウトが始まり、同図(た5c)に示す第2表示装置208Sでは、襖画像が全開した状態(ワイプアウト状態)である。ワイプ演出が終了した図133(た5c)に示す第2表示装置208Sには、保留枠UIも、保留アイコンh11も、変動アイコンh0も、ナビキャラクタYMも表示されておらず、代わりに、殿様によるミニゲームのアニメーションが表示されている。すなわち、ワイプ演出によって、保留枠UIも、保留アイコンh11も、変動アイコンh0も、ナビキャラクタYMも非表示になり、ナビキャラクタYMの表示態様の変化(昇格)を賭けた(占う)ゴルフのミニゲームが開始されている。なお、同じミニゲームであっても、成功したるスーパーリーチ演出が開始されるミニゲームがあってもよい。図133(た4c)の段階では、第2表示装置208Sでミニゲームが開始されていることはわかるが、何を賭けた(占う)ミニゲームであるのかわからず、図133(た5c)の段階になるまでわからない。このため、ミニゲームについての説明(ここでは「カップに入れば吉宗昇格」)が行われるまでは少なくとも第2表示装置208Sに注目させておくことができる場合がある。
図133(た6c−1)に示す第2表示装置208Sでは、カップインに見事成功する。カップインに成功すると、再びワイプ演出が開始され、図133(た7c)では襖画像が再び閉まり始め、同図(た8c)に示す状態は、襖画像が全閉した状態(ワイプイン状態)である。図133(た9c)に示す第2表示装置208Sでは、ワイプアウトが始まり、同図(た10c)に示す第2表示装置208Sでは、襖画像が全開した状態(ワイプアウト状態)である。再度ワイプアウトした図133(た10c)に示す第2表示装置208Sでは、保留枠UI、保留アイコンh11、変動アイコンh0、及びナビキャラクタYMが表示されている。このようにワイプアウトが完了してから、第2表示装置208Sでは、ナビキャラクタYMの変化アニメーションが表示される(図133(た11c))。ここでの変化アニメーションでは、ナビキャラクタYMが煙画像によってオーバーラップされ、図133(た12c)では、煙画像が消失し、ナビキャラクタYMが赤色の着物の表示態様に変化している。
また、図133(た6c−1)に代えて同図(た6c−2)では、カップインに失敗してしまう。このように、ナビキャラクタYMの表示態様の変化(昇格)を賭けたミニゲームに失敗した場合は、ナビキャラクタYMが絶対に昇格することはなくてもよいが、昇格する場合があってもよい。また図133(た6c−1)に示すようにミニゲームに成功した場合は、ナビキャラクタYMが絶対に昇格してもよいが、昇格しない場合があってもよい。
なお、図133(た8c)からワイプアウトする際、ナビキャラクタYMが昇格する可能性を遊技者に示唆することができるワイプ演出であってもよく、あるいは、ナビキャラクタYMが変化する表示態様を示唆することができるワイプ演出であってもよい。
また、図133(た10c)でワイプアウトした時点で、すでにナビキャラクタYMが変化(昇格)していてもよい。
また、ミニゲームの実行中に第2表示装置208Sが演出動作を行ってもよい。また、成功時(本例だと図133(た6c−1))と失敗時(本例だと図133(た6c−2))や煽り演出(本例だと図133(た5c))で異なる演出動作が行われてもよい。なお、第2表示装置208Sの代わりに演出可動体による演出動作が行われてもよい。
なお、この図133を用いて説明したミニゲームは、これまで説明した演出例にも適用可能であるし、この後に説明する演出例にも適用可能である。
図134は、遊技者によって選択された演出の実行中に他の演出が実行された場合の一例を示す図である。
この説明におけるパチンコ機100では、上述したカスタマイズ設定が行われている。すなわち、図98(b)に示す「キャラクタ選択」では07の「コパンダ」が設定されており、「保留枠選択」では02の「保留枠B」が設定されており、「保留表示選択」では03の「アイコンC」が設定されており、背景表示選択では05の「背景E」が設定されている。
図134(アa1)に示す装飾図柄表示装置208には、保留枠Bの保留枠UIが表示され、その演出アイコン表示領域DISには、ナビキャラクタYMとしてコパンダが表示されている。また、特図1の保留は1つ貯まっており、アイコンCのデフォルトの表示態様である第1保留アイコンh11が表示されている。さらに、図134(アa1)に示す装飾図柄表示装置208では、背景Eの背景(空の背景)が表示されている。
図134(アa2)では、第1保留アイコンh11の保留が消化され、第1装飾図柄は高速変動中であり、アイコンCのデフォルトの表示態様である変動アイコンh0が表示されている。なお、コパンダのナビキャラクタYMも表示されている。
図134(アa3−1)では、演出アイコン表示領域DISに、変化予告表示の宝箱のアイコンI1が絨毯のアイコンI2に乗って出現し、同図(アa4−1)では、絨毯のアイコンI2が消え、宝箱のアイコンI1が残っている。図134(アa5)では、変化アニメーションが開始され、宝箱が開いて、中から、エフェクトの煙画像が出現し、その煙画像によって、ナビキャラクタYMの一部又は全部が隠され、ナビキャラクタYMは、煙画像が出現する前よりも明らかに視認困難になる。なお、変化アニメーションは、チャンスボタン136の操作によって開始されてもよい。この場合、裏ボタンであってもよいし、操作促進報知が行われてもよい。図134(アa6)では、煙画像が消失し、ナビキャラクタYMは、コパンダから番長に変化している。ナビキャラクタYMにおける番長のキャラクタは、図98(b)に示すように、遊技者によって選択できないキャラクタである。なお、遊技者によって選択可能なキャラクタ(例えば、爺や姫等)に変わる場合があってもよいし、遊技者によって選択できないキャラクタに必ず変化するようにしてもよい。
図134(アa7)では、宝箱のアイコンI1が消え、同図(ア8)では、リーチ状態に突入する。図134(アa8)に示す番長のナビキャラクタYMには、擬似連演出を示唆する「NEXT」の吹き出しアイコンが付加されている。
図134(アa9)では、第1装飾図柄の中図柄に、擬似連図柄(殿様のキャラクタの図柄)が仮停止し、同図(ア10)では、殿様のキャラクタと「継続」の文字表示とからなるカットイン表示が行われる。本実施形態では、このようにして、疑似連図柄が停止表示されることにより、疑似連が実行されることを報知する。ここで、疑似連とは、装飾図柄の変動開始及び仮停止表示を1回の特図の変動表示において複数回実行する装飾図柄の変動表示態様である。本実施形態では、疑似連が実行される回数が多いほど大当りとなりやすいように構成されている。
その後、図134(アa11)に示すように、装飾図柄表示装置208では、第1装飾図柄の変動表示が再度開始される。このとき、装飾図柄表示装置208では、疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始されたことを示す「×2」が、第1装飾図柄にオーバーラップするようにして大きく表示される。次いで、図134(アa12)に示す装飾図柄表示装置208では、「×2」の表示が縮小されて第2装飾図柄の下方に移動している。
図134(アa13)に示す番長のナビキャラクタYMには、擬似連演出を示唆する「NEXT」の吹き出しアイコンが再度付加されており、擬似連の継続にまだ期待がもてる。その後、0回、又は1回又は複数回の仮停止表示が行われた後、リーチ状態に突入し、さらにスーパーリーチ演出(剣豪リーチ演出)へと発展する。図134(アa15)に示す装飾図柄表示装置208の背景画面は、剣豪リーチ演出の背景表示である荒野の背景に変化し、その装飾図柄表示装置208には、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙している決闘シーンが表示されている。また、保留枠UIのうち、保留アイコン表示領域HISの左ベースアイコンbIlおよび4つのステージhs1〜hs4は消えている。また、変動アイコン表示領域CISの台座hs0は表示されており、その上に変動アイコンh0も表示されたままである。さらに、演出アイコン表示領域DISには、右ベースアイコンbIrの上に番長のナビキャラクタYMが表示されている。
図134(アa16)に示す番長のナビキャラクタYMには、大当りを煽る「チャンス」の吹き出しアイコンが付加されており、番長のナビキャラクタYMは、煽り演出を実行している。
図134(アa18)に示す装飾図柄表示装置208には、スーパーリーチ演出おいて、殿様と剣豪が斬り合った後の場面が表示され、ここでは、殿様が倒れており、中図柄として、左右図柄(「装飾7」)とは異なる「装飾6」が大きく表示(揺れ表示)されている。なお、変動アイコン表示領域CISの台座の高さが低くなってはいるものの、低くなった台座hs0’は表示されており、その上に変動アイコンh0も表示されたままである。また、演出アイコン表示領域DISには、番長のナビキャラクタYMも表示されたままである。その後、ワイプ演出が開始され、図134(アa19)に示す装飾図柄表示装置208ではワイプインの途中であり、同図(アa20)では、ワイプインが完了し、続いてワイプアウトが開始され、同図(アa21)では、背景Eの背景(空の背景)に戻るとともに、コパンダのナビキャラクタYMも見え始めている。図134(アa22)では、ワイプ演出が終了し、装飾図柄表示装置208には、ハズレの組合せである「装飾7」−「装飾6」−「装飾7」が揺れ表示されている。また、保留枠Bの保留枠UIも表示され、アイコンCのデフォルトの表示態様である変動アイコンh0も表示が再開されている。また、第1保留アイコンh11として青色の保留アイコン(先読み保留アイコン)が表示されている。
なお、図114(え2)〜同図(え4−1)に示すように、ナビキャラクタYM自身が単独で自身の表示態様を変化させる場合もある。この例では、変化予告表示の宝箱のアイコンI1を用いた変化アニメーションが実行されながらもハズレてしまっているが、ナビキャラクタYMの表示態様が、宝箱のアイコンI1を用いた演出によって変化した場合の方が、宝箱のアイコンI1を用いずに変化(例えば、自分自身で変化)する場合よりも、最終的に遊技者にとって有利な状態に移行されやすくてもよい。ここにいう、有利な状態とは、大当り遊技状態への移行や、さらには、出球数の多い大当り遊技状態への移行や、確変状態や電サポ状態への移行までもを含む。
本例では、保留アイコンの非表示中に保留が増加した場合であっても、保留アイコンが非表示から表示となった場合に、保留アイコンの非表示中に増加した保留に対応する保留アイコンについて先読み予告が行われる場合がある。なお、保留アイコンの非表示中に保留が増加した場合に、その保留が消化されるまで(変動アイコン表示領域に表示されるまでであってもよく、変動アイコン表示領域から消去されるまでであってもよい)保留アイコンの非表示中に増加した保留に対応する保留アイコンによる先読み予告および/または当該変動の予告を規制するように構成されていてもよいし、保留が増加した変動での対象となる保留アイコンによる先読み予告を規制し、保留が増加した変動の次変動以降から先読み予告および/または当該変動の予告が行われる場合があるように構成されていてもよい。
本例では、一の保留アイコンによる先読み予告の実行中に、他の保留アイコンによる先読み予告が行われる場合があるが、一の保留アイコンによる先読み予告の実行中に他の保留アイコンによる先読み予告が、該一の保留アイコンに対応する保留が消化されるまで(変動アイコン表示領域に表示されるまでであってもよく、変動アイコン表示領域から消去されるまでであってもよい)規制されていてもよい。
本例では、遊技者によって選択されたナビキャラクタによって当該変動の予告および/または先読み予告が行われる場合があるが、遊技者によって選択されたナビキャラによって当該変動の予告および/または先読み予告が行われないようにしてもよい。また、遊技者によって選択されたナビキャラによってチュートリアル表示が行われる場合があってもよい(例えば、吹き出しアイコンによってチュートリアル表示が行われる等)が、遊技者によって選択されたナビキャラによってチュートリアル表示が行われないようにしてもよい。また、本例では、遊技者によって選択できないナビキャラクタによって当該変動の予告および/または先読み予告が行われる場合があるが、当該変動の予告および/または先読み予告が行われなくてもよい。また、遊技者によって選択可能なナビキャラクタよりも遊技者によって選択できないナビキャラクタの方が保留アイコンおよび/または変動アイコンの昇格演出が行われやすいように構成されていてもよいし、ナビキャラクタが変化した図柄変動および/または保留内の大当りの期待度が高い(または、大当り確定(大当り濃厚であってもよい))ように構成されていてもよいし、そのナビキャラクタが登場する予告および/またはスーパーリーチ演出の発生頻度が高い(または、必ず発生する)ように構成されていてもよい。
図135は、図134に示す例の変形例を示す図である。
図134(アa3−1)に代えて、図135(アa3−2)では、宝箱のアイコンI1に代えて、導光板ILの発光によって変化予告表示を行っている。すなわち、ナビキャラクタYMが変化することを、そのナビキャラクタYMが表示された演出手段(ここでは装飾図柄表示装置208)とは別の演出手段で予告してもよい。
また、図134(アa3−1)に代えて、図135(アa3−3)では、宝箱のアイコンI1に代えて、可動手段(ここでは、家紋役物224E)の演出動作によって変化予告表示を行っている。すなわち、家紋役物224Eが、初期位置から上昇した位置まで移動して、変動アイコンh0、ナビキャラクタYMにオーバーラップする。なお、ここでは保留アイコンはないが、保留アイコンがある場合には保留アイコンにもオーバーラップする。その後、家紋役物224Eは、時計方向(図中矢印参照)に回転する。なお、家紋役物224Eは、初期位置において回転してもよい。また、家紋役物224Eが、回転とともに、あるいは、回転に換えて、振動するようにしてもよい。また、上昇のみ行い、回転及び振動を行わないようにしてもよい。また、ナビキャラクタYMをオーバーラップ中に変化させてもよく、あるいは、家紋役物224Eの演出動作の終了後、すなわち家紋役物224Eが初期位置に戻ってから変化させてもよい。また、家紋役物224Eに設けられたLEDによる発光演出によって、ナビキャラクタYMへの変化しやすさや、変化後の表示態様の色を報知してもよい。
また、図134(アa3−1)に代えて、図135(アa3−4)では、宝箱のアイコンI1に代えて、スピーカ120からの音出力で変化予告表示を行っている。なお、遊技盤用ランプ442や遊技台枠用ランプ452によって、変化予告表示を行ってもよい。
また、図134(アa4−1)に代えて、図135(アa4−2)に示すように、変化予告表示の宝箱のアイコンI1が一旦、演出アイコン表示領域DISに表示されながら、宝箱のアイコンI1が絨毯のアイコンI2に乗って飛び去ってしまう場合もある。この場合には、ナビキャラクタYMの表示態様は変化せず、いわゆる失敗パターンに相当する。
また、図134(アa6−1)に代えて、図135(アa6−2)では、宝箱のアイコンI1の宝箱が開いたにも関わらず、ナビキャラクタYMの表示態様は変化せず、これもいわゆる失敗パターンに相当する。
また、図134(アa6−1)に代えて、図135(アa6−3)では、コパンダのナビキャラクタYMが、同じコパンダでありながら、洋服の色が異なるコパンダ(ここでは、赤色の洋服のコパンダ)に変化し、ナビキャラクタYMの変化演出(昇格演出)に成功している。
また、図134(アa3−1)に代えて、図135(アb1)では、図133に示した例と同じく、装飾図柄表示装置208(第1表示装置)の下方に第2表示装置208Sが配置されており、この第2表示装置208Sに、保留アイコン表示領域HIS、変動アイコン表示領域CIS、演出アイコン表示領域DISが設けられ、変動アイコン表示領域CISには、台座hs0が配置されている。また、保留アイコン表示領域HISでは、ベースアイコンbInの上に4つのステージ(第1ステージhs1〜第4ステージhs4)が配置されている。また、演出アイコン表示領域DISには、コパンダのナビキャラクタYMが表示されている。さらに、図135(アb1)に示す装飾図柄表示装置208では、爺のキャラクタと「ナビキャラが変化」という文字表示の予告による会話予告が行われており、この会話予告によって変化予告表示が行われている。すなわち、ナビキャラクタYMが変化することが、そのナビキャラクタYMが表示された演出手段(ここでは第2表示装置208S)とは別の演出手段(ここでは、装飾図柄表示装置208)によって予告されている。図135(アb2)に示す第2表示装置208Sでは、ナビキャラクタYMが、コパンダから、遊技者によって選択できないキャラクタである番長に変化している。
また、図134(アa2)に代えて、図135(アc1)では、スピーカ120が示されている。また、遊技者が図100(9)に示す音量調整ウィンドウVWで設定した音量レベルと、図100(3)に示す輝度調整ウィンドウBWで設定した輝度(光量)レベルが、「ユーザ設定値」として装飾図柄表示装置208の左下に記されている。この例では共に3レベルである。また、この例におけるパチンコ機100では、遊技者が設定した音量や輝度が、演出に実行時に強制的に変更されて、スピーカ120から出力されたり、遊技盤用ランプ442または/および遊技台枠用ランプ452といったLEDが発光する場合があるため、「実設定値」として装飾図柄表示装置208の右下に記されている。このことは、以降の例においても同じである。図135(アc2)では、「激熱」予告が行われる可能性があることを、「激熱」予告が行われる可能性がある演出手段とは別の演出手段であるスピーカ120で報知している。この際のスピーカ120の音量(実設定値)は、ユーザ設定値に一致している。その後、図135(アc3)では、「激熱」予告が実行され、装飾図柄表示装置208には「激熱」という文字が大きく表示され、スピーカ120から音出力が行われるとともに、遊技盤用ランプ442や遊技台枠用ランプ452が発光している。「激熱」予告実行時の音量(実設定値)は、ユーザ設定値を越え、レベル5であり、輝度(実設定値)も、ユーザ設定値を越え、レベル5である。すなわち、遊技者が設定した音量レベルよりも大きな音量で出力され、遊技者が設定した輝度レベルよりも高い輝度で発光している。なお、演出実行時に、音量や輝度が、ユーザ設定値を越える他、強制的にユーザ設定値を下回る場合もある(以下、同じ)。また、音量や輝度が強制的に変化するタイミングは、この例に限定されず、例えば、激熱接近中の音が出力されるタイミングで輝度も変化してもよいし、激熱接近中の音が出力される間に音量や輝度が変化してもよい。また、或る特定の演出実行時には、音量と輝度のうち音量のみがユーザ設定値を越えて出力される場合もあれば、輝度のみがユーザ設定値を越えて発光する場合もあれば、この例のように両方が越える場合もある。
なお、音量と輝度のユーザ設定は、図100を用いて説明したような便利な音量調整ウィンドウVWや輝度調整ウィンドウBWが用意されていない遊技台であっても可能な場合があり、遊技者が音量や輝度を設定できる遊技台であればよい。また、ここにいう画像の解像度や、画像の色合い等を遊技者が設定(調整)できる場合にも、ここでの技術的思想を適用することができる(以下、同じ。)。
以上、図135を用いて説明した種々の技術的思想は、これまで説明した演出例にも適用可能であるし、この後に説明する演出例にも適用可能である。
図136は、スピーカ120から出力可能な楽曲についてまとめた表である。
ここでの例における遊技台では、スピーカ120から出力される楽曲をユーザが選択することができる場合がある。図136の表における通し番号の1〜11は、大当りの連荘回数に応じて、ユーザが選択可能になる楽曲である。例えば、大当りを15連荘しないと、楽曲「大盤振舞じゃ」は選択することができない。また、複数の楽曲が選択可能になってもよい。例えば、大当りを15連荘すると、通し番号の1〜11の総ての楽曲が選択可能になる。
また、通し番号の12の楽曲は、大当り開始インターバル中(大当り開始演出実行中)にチャンスボタン136を5回操作すると選択可能になる楽曲であり、裏ボタンナビモードに設定されている場合は、大当り開始インターバル中に、チャンスボタン136を操作することについての案内が報知されるが、裏ボタンナビモード非設定の場合は報知されない。なお、裏ボタンナビモード設定時も案内が報知されなくてもよいし、反対に裏ボタンナビモード非設定の場合にも案内が報知されてもよい。
また、通し番号の13と14の楽曲は、特定リーチで大当りした場合を条件に選択可能になる楽曲である。ここにいう「コラボSP」とは、複数のキャラクタが共演するスーパーリーチ演出(例えば、剣豪リーチにて吉宗とパンダが共演するスーパーリーチ演出など)のことであり、「SPリーチ中に楓登場で大当り」とは、スーパーリーチ中のカットイン画像でプレミアキャラクタの「楓」が登場して大当りしたことである。
図137は、図136を用いて説明した楽曲選択が行われる例を示す図である。
図137(イ1)では、確変状態(特図高確率普図高確率状態)であり、第1装飾図柄の高速変動中である。図137(イ1)に示す装飾図柄表示装置208の表示画面の右下には第2保留数表示が表示されており、特図1の保留数は3であり、特図2の保留数も3である。また、このパチンコ機100は特図2優先変動機であり、図137では、特図2の保留アイコンh21〜h23のみ図示している。これら3つの保留アイコンh21〜h23はいずれも、デフォルトの表示態様である。また、大当り3連荘目である。さらに、図137(イ1)に示す装飾図柄表示装置208の表示画面の右上の曲名表示部MNには、現在出力されている楽曲の曲名(ここではデフォルトの「そこにあるかもしれない」)が表示されており、スピーカ120からは、その曲名の楽曲が出力されている。すなわち、ここで出力されている楽曲は、確変状態中で出力されている楽曲になる。さらに、曲名表示部MNの左側には、操作キーユニット137の上下キー137u,dのアイコンが表示されており、上下キー137u,dを操作することによって楽曲選択可能なことが報知されている。また、装飾図柄表示装置208には宇宙の背景画面が表示されており、宇宙の背景画面は、確変状態用の背景画面である。
図137(イ2)では、操作キーユニット137の下キー137dが操作され、同図(イ3)では、曲名表示部MNの曲名が「メガ ギガ サマー」に変更されている。なお、楽曲選択操作から少し遅れて(例えば、500m秒)、スピーカ120から楽曲が出力されるため、曲名表示部MNの曲名と実際にスピーカ120から出力されている楽曲が異なる期間がある。なお、曲名表示部MNの曲名と実際にスピーカ120から出力されている楽曲が一致するように構成されていてもよい。図137(イ4)では、スピーカ120からも「メガ ギガ サマー」の楽曲が出力されている。楽曲変更が行われると、楽曲が先頭から出力されるが、例えば、電源投入やRTC(Real Time Clock)演出によって曲が流れるタイミングや時間が決まっている場合や前回出力されたときの続きから出力される場合には、途中から出力されてもよい。
図137(イ5)では、特図2の保留が増加し、特2は満タンになる(装飾図柄行事装置208の右下に表示されている保留数表示が4に更新されている)が、第4保留アイコンの表示開始は保留数表示が4に更新されるよりも少し遅れており、同図(イ6)では、先読み予告の表示態様(白点滅)の第4保留アイコン24が表示されている。その後、特図2の保留が3個消化され、図137(イ8)では、特図2の図柄停止が行われ、装飾図柄表示装置208には、ハズレの装飾図柄の組合せが停止表示されている。なお、特図2の残り保留数は1であり、第1保留アイコンh21は、赤色の表示態様に変化している。
図137(イ9)では、特図2の最後の保留が消化され、装飾図柄表示装置208では装飾図柄の変動表示が開始されている。図137(イ10)の状態でも、選択されている楽曲は依然として「メガ ギガ サマー」であり、同図(イ11)では、番長のキャラクタC11が出現し、楽曲変更予告が行われている。楽曲変更予告は、遊技者が選択した楽曲を他の楽曲に強制的に変更してしまう演出を含んだ大当り予告であって、通常予告であってもよいし、先読み予告に適用してもよい。本例では、楽曲変更予告が表示されたことにより、楽曲変更予告が表示された図柄変動について大当り確定(または、大当り濃厚)を予告しているが、楽曲変更予告が表示された図柄変動がはずれの場合があってもよい。例えば、登場したキャラクタの番長のテーマソングである「轟けDREAM」が出力されれば成功(大当りの期待度が高い、または大当り確定(大当り濃厚であってもよい))であるが、「轟けDREAM」が出力されない場合は失敗となり、楽曲変更予告が表示された図柄変動がはずれとなる場合があってもよい。なお、「轟けDREAM」が出力されず楽曲変更予告が失敗となった場合であっても他の演出(例えば、復活演出)によって大当りが確定されたことを報知してもよい。また、楽曲変更予告が表示されることで楽曲変更予告が表示された図柄変動の次変動以降について大当り確定(または大当り濃厚)/または楽曲変更予告以外の予告が行われた場合よりも大当りの期待度が高いことを予告する先読み予告を行ってもよい。また、楽曲変更予告が失敗した場合であっても、他の演出(例えば、復活演出)によって必ず大当り確定であることが報知されるように構成されていてもよい。ただし、楽曲変更予告は、遊技者が選択した楽曲を強制的に代えてしまうという、場合によっては遊技者にとって迷惑な演出になりかねないため、その代償として、楽曲変更予告が開始されれば大当り確定としてもよい。
図137(イ12)に示すスピーカ120からは、曲変更演出効果音が出力されている。また、スピーカ120にて出力されていた「メガ ギガ サマー」の楽曲の出力も行われていないが、「メガ ギガ サマー」の楽曲が出力されていてもよい。なお、楽曲変更予告で登場した番長のキャラクタC11は片手を上げ、その手が、曲名表示部MNの一部にオーバーラップしている。
図137(イ13)では、曲名表示部MNの曲名が「Distance」に変更されているが、スピーカ120からは何の楽曲も出力されていない。なお、図137(イ12)〜同図(イ15−1)の全ての期間または一部の期間において「メガ ギガ サマー」の楽曲の出力が同図(イ11)に引き続きそのまま出力されてもよいし、楽曲変更予告によって変更された「Distance」がスピーカ120から出力が開始されてもよい。ここで、図136に示すように、「Distance」は、「メガ ギガ サマー」の次に開放される楽曲ではなく、「轟けDREAM」とも異なる楽曲である。ただし、「Distance」は、開放順序でいえば「轟けDREAM」の一つ前の楽曲である。ここでの楽曲変更予告では、このような「Distance」の楽曲を間に挟んで、最終的に「轟けDREAM」が出力されるといった演出になる。なお、図137(イ13)の段階で曲名表示部MNに「轟けDREAM」が表示されていてもよい。
図137(イ14)では再び、スピーカ120から、曲変更演出効果音が出力され、番長のキャラクタC11は片手を上げている。曲名表示部MNの曲名が「Distance」に変更されてから一定期間がたってもスピーカ120からは「Distance」の楽曲は出力されていないが、出力されるようにしてもよい。
図137(イ15)では、曲名表示部MNの曲名が「轟けDREAM」に変更され、スピーカ120からは、また曲変更演出効果音が出力されている。曲名表示部MNに「轟けDREAM」が表示された段階で楽曲変更予告は成功としてもよく、図137(イ16)では、スピーカ120から「轟けDREAM」の楽曲が出力されている。すなわち、曲名表示部MNに「轟けDREAM」が表示されると、スピーカ120から「轟けDREAM」の楽曲が必ず出力される。なお、「轟けDREAM」が表示されても、スピーカ120から「轟けDREAM」の楽曲が出力されず失敗する場合を設けてもよい。
また、本例では、楽曲変更予告が表示されると、必ず「轟けDREAM」が出力されるが、図137(イ15)で、曲名表示部MNに、元の「メガ ギガ サマー」が表示された場合は失敗(はずれ)であり、その後スピーカ120からも「メガ ギガ サマー」が出力されてもよい。あるいは、図137(イ15)のタイミングで曲名表示部MNに、「Distance」が表示されたままである場合も失敗(はずれ)であり、その後スピーカ120からも「Distance」が出力されてもよいし、遊技者が選択していた曲名表示部MNに、元の「メガ ギガ サマー」が表示され、「メガ ギガ サマー」の楽曲の出力が開始されてもよい。
なお、図137(イ13)のタイミングで曲名表示部MNに、「Distance」が表示されるか、「メガ ギガ サマー」の次に開放される「君のカケラ」が表示されるかによって、当該変動および/または保留内の図柄変動について大当りの期待度を表してもよい。すなわち、「Distance」が表示された場合の方が、「君のカケラ」が表示された場合より、大当りの期待度が高くでもよい。
なお、楽曲変更予告による楽曲の変更回数によって当該変動および/または保留内の図柄変動について大当りの期待度を表してもよい。例えば、楽曲変更予告により楽曲が1回変更された場合よりも、楽曲が2回変更された場合の方が当該変動および/または保留内の図柄変動について大当りしやすいように構成されていてもよい。また、楽曲変更予告により特定回数(例えば、7回)楽曲が変化した場合は、当該変動および/または保留内の図柄変動が大当り確定(または大当り濃厚)であってもよい。逆に楽曲変更予告により特定回数(例えば、1回)楽曲が変化した場合はハズレ確定であってもよい。
また、図137(イ16)に示す装飾図柄表示装置208には、「轟けDREAM」のアニメーションも表示されている。そして、図137(イ19)に示す装飾図柄表示装置208には、確変付き大当りの組合せである「装飾7」−「装飾7」−「装飾7」が揺れ表示されており、同図(イ20)では、その組合せで確定表示されている。この例では、楽曲変更予告が表示されると、必ず楽曲が「轟けDREAM」に変更され、その後スピーカ120から「轟けDREAM」の楽曲が出力されて、装飾図柄表示装置208に「轟けDREAM」のアニメーション(歌詞表示を含む)が表示されて大当りとなる。なお、楽曲変更予告が表示されて、楽曲が「轟けDREAM」となっても、スピーカ120から「轟けDREAM」の楽曲が出力される、および/または、装飾図柄表示装置208に「轟けDREAM」のアニメーションが表示されない場合があるように構成されていてもよい。つまり、楽曲変更予告が表示され特定の楽曲に変更されても、次にその楽曲に対応する演出表示が行われなければハズレとなる場合があってもよい。
図138は、図137に示す例の続きを示す図である。
図138(イ21)に示す装飾図柄表示装置208には、大当り遊技の開始画面が表示され、スピーカ120からは、大当り開始BGMが出力されており、大当り開始インターバル中(大当り開始演出実行中)である。
図138(イ22)のタイミングは、1ラウンド目が開始された直後のタイミングである。この例における大当り遊技演出では、1ラウンド目と2ラウンド目が楽曲セレクト期間になる。装飾図柄表示装置208には、1ラウンド目が開始されると、自動的に楽曲セレクト画面が表示される。なお、楽曲セレクトを遊技者の意志で開始できるようにしてもよく、この場合には、チャンスボタン136の操作等で楽曲セレクト画面を呼び出すことができるようにしてもよい。なお、楽曲セレクト期間であっても、楽曲の選択が終了すれば、楽曲セレクト画面が消えて、ラウンド演出が開始される。なお、装飾図柄表示装置208には、1ラウンド目であることを表す表示(「1R」)や、出球数(賞球数)の表示(0pt)も行われている。
楽曲セレクト画面には、楽曲開放リストGRが表示されている。今回の大当りで4連荘を達成したことから、楽曲開放リストGRには、「キセキの宇宙」が新たに追加され、選択可能になっている。この「キセキの宇宙」の表示には「New」のマークが付されている。なお、本例では、新たに追加された楽曲を楽曲開放リストGRの二段目に表示するように構成されているため、すでに開放されている「そこにあるかもしれない」および「メガ ギガ サマー」が非表示となっている。ここでは、新たに開放された「キセキの宇宙」が選択されている状態であり、スピーカ120からは、「キセキの宇宙」のサビの部分が出力されている。この楽曲開放リストGRには、先の「轟けDREAM」は表示されておらず、「轟けDREAM」は選択不能である。ただし、「轟けDREAM」の演出が実行された場合は、「轟けDREAM」が開放されてもよい。この場合、「轟けDREAM」の、楽曲開放リストGRにおける表示位置は、前回までに開放された曲(「君のカケラ」)の直下の位置であってもよいし、今回開放された「キセキの宇宙」の直下の位置であってもよい。あるいは、図138に示すように開放順番が6番目の楽曲であるため、先頭の曲から数えて6曲目の位置であってもよいが、この場合には、クエスチョンマークが3つ並んだ表示に挟まれることになる。また、「轟けDREAM」の演出が実行された場合は、今回の連荘数に対応して解放される楽曲(「キセキの宇宙」)と、「轟けDREAM」の楽曲のうち、「轟けDREAM」のみが開放されてもよく、あるいは両方の楽曲が開放されてもよい。
図138(イ24)では、下キー137dを操作して、楽曲開放リストGR中の、「キセキの宇宙」の表示の下のクエスチョンマークが3つ並んだ表示にカーソルcsdが合わせられている。クエスチョンマークが3つ並んだ表示は、未解放の表示であり、曲名も不明である。すなわち、楽曲開放リストGRでは、この先、何の楽曲が開放される予定であるかは不明である。なお、図138(イ24)のタイミングでは、アタッカーに遊技球が入賞し始めている。
クエスチョンマークが3つ並んだ表示にカーソルcsdが合わせられると、自動的に下方に向けたスクロールが開始され(図138(イ25))、カーソルcsdは末尾まで行って、先頭の「そこにあるかもしれない」に戻る。なお、自動的に下方に向けたスクロールに代えて、遊技者自身の操作でスクロールするようにしてもよい。また、クエスチョンマークが3つ並んだ表示に代えて、将来開放予定の曲名を薄く表示してもよい。あるいは反対に、開放されていない曲があること自体を報知しなくてもよい。すなわち、楽曲開放リストGRには、クエスチョンマークが3つ並んだ表示自体は表示されず、開放された曲名のみが表示されていてもよい。
図138(イ27)でも、自動スクロールは終了せず、スピーカ120からは「キセキの宇宙」のサビの部分が繰り返し出力されている。なお、楽曲セレクト中は、各楽曲の一部(この例ではサビ部分)がループするように出力されるが、ループしなくてもよく、例えば、ある一定期間の出力が終わったら、次の楽曲に自動的に移ってもよいし、次が選択されるまで楽曲が出力されなくてもよい。また、各楽曲の先頭から全部を出力してもよく、楽曲の途中(例えばサビの部分)から後ろを全部出力してもよい。
図138(イ28)でも、自動スクロールは終了しておらず、カーソルcsdは先頭の「そこにあるかもしれない」に戻っていないが、スピーカ120からは、「キセキの宇宙」に代えて「そこにあるかもしれない」のサビの部分の出力が開始されている。なお、「そこにあるかもしれない」にカーソルcsdが合わせられるまで「そこにあるかもしれない」の楽曲が出力されないように構成されていてもよい。図138(イ30)には、カーソルcsdが自動スクロールによって、楽曲開放リストGRの末尾まで到達した様子が示されており、同図(イ31)では、カーソルcsdが先頭の「そこにあるかもしれない」に戻っており、自動スクロールが終了している。本来であればカーソルcsdが対象となる楽曲の表示にカーソルが合わせられた後(合わせられたと同時であってもよく、合わせられる前であってもよい)にスピーカ120から楽曲の表示に対応する楽曲の出力が開始されるが、「そこにあるかもしれない」が自動スクロールの途中で出力されているため、図138(イ31)では同図(イ30)の時点で出力されていた楽曲の続きがそのまま出力されている。なお、カーソルcsdが「そこにあるかもしれない」に合わせられた後(合わせられたと同時であってもよく、合わせられる前であってもよい)に、新たに「そこにあるかもしれない」の楽曲が「そこにあるかもしれない」のサビの部分の先頭(すなわち、楽曲セレクトで出力される楽曲の先頭)から新たに開始されてもよい。
その後、下キー137dが一回操作され、カーソルcsdは、図138(イ33)に示すように「メガ ギガ サマー」の表示に合わされる。この状態で、図138(イ34)に示すようにチャンスボタン136が操作され、「メガ ギガ サマー」に決定される。図138(イ35)に示す楽曲開放リストGRでは、決定された「メガ ギガ サマー」の表示が赤色に表示されており、スピーカ120からは楽曲決定音が出力されている。
こうして楽曲が決定されると、楽曲セレクト画面から、ラウンド演出画面に切り替わる。図137(イ36)に示す装飾図柄表示装置208には、2ラウンド目のラウンド演出画面が表示されており、装飾図柄表示装置208の左下に選択された楽曲のタイトル「メガ ギガ サマー」が表示されている。また、スピーカ120からは、「メガ ギガ サマー」の楽曲が出力されている。選択された楽曲は、ラウンド演出開始時に先頭から出力される。なお、楽曲選択時に、サビ部分だけでなく楽曲の先頭から全部出力される場合は、ラウンド演出開始時に、その続きから出力されるようにしてもよい。
また、図137(イ15−1)に代えて、図138(イ15−2−1)では、装飾図柄表示装置208ので曲名表示部MNに、「CREA」の曲名が表示されている。この曲名の楽曲は、図136に示す表に入っていない楽曲である。すなわち遊技者が選択不能な楽曲である。図137(イ15−2−2)に示すスピーカ120からは、「CREA」の楽曲が出力されており、装飾図柄表示装置208には、「CREA」のキャラクタのアニメーションが表示されるとともに、「CREA」の楽曲の歌詞も表示されている。このように、遊技者が選択不能な楽曲が出力されるようになった場合は、大当りの期待度が高い、あるいは大当り確定であってもよい。ただし、ハズレる場合を含んでいてもよい。また、その後の、遊技者による楽曲選択において、「CREA」の楽曲は、一度出力されたことから、楽曲開放リストGR中に選択可能な楽曲の一つとして追加されてもよいし、あるいは反対に、追加することが禁止されてよい。また、大当り遊技中の楽曲選択では選択可能とし、図柄変動中の楽曲選択では選択不能としてもよいし、その逆に、大当り遊技中の楽曲選択では選択不能とし、図柄変動中の楽曲選択では選択可能としてもよい。
図139は、図49(b)に示す演出装置206による演出の一例を示す図である。
図139(ウa1)に示す装飾図柄表示装置208では、第1装飾図柄が高速変動中であり、デフォルトの表示態様の変動アイコンh0が表示されている。また、特図1の保留は1つ貯まっており、デフォルトの表示態様の第1保留アイコンh11が表示されている。さらに、演出アイコン表示領域DISには、デフォルトの表示態様のナビキャラクタYMが表示されている。
また、この図139では、図135(アc1)と同様に、各図の装飾図柄表示装置208の左下に「音量」および「輝度」の「ユーザ設定値」を記し、右下に「音量」および「輝度」の「実設定値」を記している。また、実際に実行されている演出のうちの「BGM」、「SE(効果音)」、「発光」の種類も記している。
図139(ウa1)では、図柄変動用BGMが、ユーザ設定値と同じ3レベルでスピーカ120から出力されており、図柄変動用ランプパターンに従って遊技盤用ランプ442や遊技台枠用ランプ452が、ユーザ設定値と同じ3レベルの輝度で発光している。
なお、音量や輝度を強制的に実設定値にするには、演出制御データ自身が、ユーザ設定値を無視して演出データで規定した値で実行することを指示してもよいし、ユーザ設定値を無視する演出がまとめられたテーブルによって副制御部400,500側が自己管理してもよいし、主制御部300からのコマンドに基づいて管理してもよい。
図139(ウa3)では、スーパーリーチ演出(剣豪リーチ演出)に発展し、装飾図柄表示装置208で仮停止している左図柄が装飾図柄表示装置208の左上へ移動し、同じく仮停止している右図柄が装飾図柄表示装置208の右上へ移動する。図139(ウa3)では、スーパーリーチ発展用BGMが、ユーザ設定値と同じ3レベルでスピーカ120から出力されており、スーパーリーチ発展用ランプパターンに従って遊技盤用ランプ442や遊技台枠用ランプ452が、ユーザ設定値と同じ3レベルの輝度で発光している。
図139(ウa4)では、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdが動作し、それぞれ初期位置から装飾図柄表示装置208の前側に向けて進出し、装飾図柄表示装置208に前側からオーバーラップしている。この状態で、導光板ILの発光が行われ、導光板IL上に所定のエフェクト画像を模した模様が視認容易な態様で現されている。図139(ウa4)では、BGMは消え、スーパーリーチ発展時時役物可動時効果音が、ユーザ設定値と同じ3レベルでスピーカ120から出力されており、スーパーリーチ発展時役物可動時ランプパターンに従って遊技盤用ランプ442や遊技台枠用ランプ452が、ユーザ設定値と同じ3レベルの輝度で発光している。このように、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdや、導光板ILといった役物が演出動作を行っているが、音量、輝度はユーザ設定値のままである。
なお、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdは、適宜のタイミングで、初期位置に一旦戻る。
図139(ウa6)に示す装飾図柄表示装置208には、荒野の背景画面で、主人公の殿様と敵役の剣豪が決闘を行い、殿様と剣豪が斬り合った後の場面が表示されている。図139(ウa6)では、スーパーリーチ用BGMが、ユーザ設定値と同じ3レベルでスピーカ120から出力されており、スーパーリーチ用ランプパターンに従って遊技盤用ランプ442や遊技台枠用ランプ452が、ユーザ設定値と同じ3レベルの輝度で発光している。
図139(ウa7−1)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタン画像136aと残時間表示メータMTが表示され、ボタン演出が開始されている。図139(ウa8)では、チャンスボタン136の操作有効期間が開始され、同図(ウa9)では残時間表示メータMTのゲージが減っており、その後、同図(ウa10)に示すように、操作有効期間内のタイミングで、チャンスボタン136が操作される。この間(図139(ウa7−1)〜図139(ウa11−1)では、スーパーリーチ用BGMが、ユーザ設定値と同じ3レベルでスピーカ120から出力されるとともに、スーパーリーチ結果煽り用効果音も、ユーザ設定値と同じ3レベルでスピーカ120から出力されており、図柄変動用ランプパターンに従って遊技盤用ランプ442や遊技台枠用ランプ452が、ユーザ設定値と同じ3レベルの輝度で発光している。なお、ボタン演出は、音量、輝度の設定が変わる演出が開始するかもしれないといった示唆に相当する場合があってもよい。
図139(ウa10)でチャンスボタン136が操作されことに応じて、図139(ウa11−1)に示す装飾図柄表示装置208では、殿様と剣豪が斬り合った後の場面の表示からエフェクト画像Ed2の表示に切り換えられる。チャンスボタン136が操作されことに応じた図139(ウa11−1)では、BGMが消え、大当り確定効果音が、ユーザ設定値を越えて5レベルでスピーカ120から出力されており、大当り確定用ランプパターンに従って遊技盤用ランプ442や遊技台枠用ランプ452が、これもユーザ設定値を越えて5レベルの輝度で発光している。すなわち、音量、輝度ともに強制的に上がっている。
なお、操作有効期間内にチャンスボタン136が操作されなくても、図139(ウa11−1)で説明した演出は実行される。ただし、操作有効期間内にチャンスボタン136の操作がなかった場合は、一旦ハズレ図柄を仮停止して、復活演出を行うようにしてもよい。
図139(ウa12)では、再び、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdが動作し、それぞれ初期位置から装飾図柄表示装置208の前側に向けて進出し、装飾図柄表示装置208に前側からオーバーラップしている。そして、図139(ウa13)では、千両箱役物224Hが動作して初期位置から下方に移動し、装飾図柄表示装置208及び第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdの前面側でオーバーラップし、同図(ウa14)では、導光板ILの発光が再び行われ、導光板IL上に所定のエフェクト画像を模した模様が視認容易な態様で現されている。この間(図139(ウa12)〜図139(ウa14))も、図139(ウa11−1)と同じく、スピーカ120からは、大当り確定効果音が、ユーザ設定値を越えて5レベルで出力され、遊技盤用ランプ442や遊技台枠用ランプ452が、大当り確定用ランプパターンに従って、これもユーザ設定値を越えて5レベルの輝度で発光している。
なお、役物が故障等で演出動作を行わなかった場合も、音量・輝度は、ユーザ設定値から変化してもよいし、この場合は変化せずにユーザ設定値のままでもよい。
また、図139(ウa7−1)等、ボタン画像136が表示されているときに、音量や輝度が強制的に変化してもよい。すなわち、役物が動作する演出が行われる前に音量や輝度が強制的に変化してもよい。ここでの変化は、ボタン演出の結果予告(引いては大当り予告)になり、このような前変化は、大当り確定演出の一つとして取り扱ってもよい。
また、ここでは、ボタン演出におけるチャンスボタン136の操作に応じて音量や輝度が強制的に変化したが、千両箱役物224H等の役物の動作開始や、その役物の演出位置への移動完了に応じて音量や輝度を強制的に変化させてもよいし、役物の動作タイミング以外のタイミングでも音量や輝度を強制的に変化させることがあってもよい。また、1回の図柄変動で複数回、音量や輝度を強制的に変化させてもよいし、1回の図柄変動で最大1回のみ音量や輝度を強制的に変化させてもよい。また、ここでは、音量と輝度が揃って変化しているが、音量のみが変化する場合があってもよく、輝度のみが変化する場合があってもよい(以降においても同じ)。
やがて、図139(ウa15)では、導光板ILの発光が終了し、千両箱役物224Hを初期位置に戻すコマンドを副制御部400,500側が受信したことを受けて、千両箱役物224Hが上方に向けて移動を開始し、初期位置に戻っていく。ここで、スピーカ120からの大当り確定効果音が、ユーザ設定値まで引き下げられ、大当り確定用ランプパターンに従って発光している遊技盤用ランプ442や遊技台枠用ランプ452の輝度も、ユーザ設定値まで引き下げられている。これは、副制御部400,500側が、千両箱役物224Hを初期位置に戻すコマンドを受信したことによってユーザ設定値に戻っている。
次いで、図139(ウa16)に示す装飾図柄表示装置208では、エフェクト画像Ed2がフェードアウトして薄くなって徐々に消えていき、図139(ウa17)に示す装飾図柄表示装置208では、殿様と剣豪が斬り合った後の場面の表示がフェードインしてくる。また、このタイミングで第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdは初期位置に戻り始めている。この間(図139(ウa16)〜図139(ウa17))も、図139(ウa15)と同じく、スピーカ120からは、大当り確定効果音が、ユーザ設定値の音量で出力されており、大当り確定用ランプパターンに従って発光している遊技盤用ランプ442や遊技台枠用ランプ452も、ユーザ設定値の輝度で発光している。
なお、図139(ウa11−1)〜同図(ウa17)のように同じ音データおよび/または発光データである期間において、音量および/または輝度がユーザ設定値から変化し、別の音データおよび/または発光データに切り替わった際に音量および/または輝度がユーザー設定値に戻るように構成されていてもよい。逆に音データおよび/または発光データが1または複数回切り替わる期間をまたいで音量および/または輝度がユーザ設定値から変化してもよい。
図140は、図139に示す例の続きを示す図である。
図140(ウa18)に示す装飾図柄表示装置208では、殿様と剣豪が斬り合った後の場面の表示が完全に復活している。また、このタイミングでは、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdは、初期位置で停止している。図140(ウa18)では、スーパーリーチ勝利用BGMが、ユーザ設定値と同じ3レベルでスピーカ120から出力されており、スーパーリーチ勝利用ランプパターンに従って遊技盤用ランプ442や遊技台枠用ランプ452が、ユーザ設定値と同じ3レベルの輝度で発光している。なお、音量および輝度が元に戻るタイミングは、図139(ウa15)のタイミング(役物(千両箱役物224H)が演出位置から初期位置に向けて戻り始めるタイミング)に限らず、このタイミング(背景表示の切り替えタイミング)であってもよいし、決闘シーンの勝利が確定するタイミング(図140(ウa19−1)のタイミング)であってもよいし、大当りの装飾図柄の組合せが停止表示するタイミングであってもよい。
図140(ウa19−1)では、敵役の剣豪が倒れ、主人公の殿様が勝利した場面が表示され、殿様のナビキャラクタYMも勝利のポーズをとっている。図140(ウa19−1)では、スーパーリーチ勝利用BGMが、ユーザ設定値と同じ3レベルでスピーカ120から出力されるとともに、主人公の「やったぜ」という音声も、ユーザ設定値と同じ3レベルでスピーカ120から出力され、スーパーリーチ勝利用ランプパターンに従って遊技盤用ランプ442や遊技台枠用ランプ452が、ユーザ設定値と同じ3レベルの輝度で発光している。
この後、装飾図柄表示装置208では、大当りの装飾図柄の組合せが停止表示し、確定表示が行われる。
また、図139(ウa11−1)に代えて、図140(ウa11−2)では、図139(ウa10)でチャンスボタン136が操作されことに応じて、殿様と剣豪が斬り合った後の場面の表示から、中図柄として、左右図柄(「装飾7」)とは異なる図柄(「装飾6」)が大きく表示(揺れ表示)されている表示に切り換えられる。これは、ボタン演出失敗を示唆する表示であり、このときは、スーパーリーチ敗北用BGMが、ユーザ設定値と同じ3レベルでスピーカ120から出力され、スーパーリーチ敗北用ランプパターンに従って遊技盤用ランプ442や遊技台枠用ランプ452が、ユーザ設定値と同じ3レベルの輝度で発光している。このように、演出が失敗したときや、ハズレ濃厚あるいはハズレ確定のときには、音量および/または輝度をユーザ設定値から変化させなくてもよいが、音量および/または輝度をユーザ設定値から変化させてもよい。
また、図139(ウa11−1)に代えて、図140(ウa11−2’)に示す装飾図柄表示装置208の表示画面は、同図(ウa11−2)に示す装飾図柄表示装置208の表示画面と同じであるが、この例では、音量がユーザ設定値よりも低いレベルになり、輝度もユーザ設定値よりも低いレベルになっている。このように、演出が失敗したときや、ハズレ濃厚あるいはハズレ確定のときには、音量および/または輝度を低下させてもよい。また、演出が成功したときや、大当り濃厚あるいは大当り確定のときに音量および/または輝度を低下させてもよい。
図139(ウa7−1)に代えて、図140(ウa7−2−1)では、ボタン演出は開始されず、同図(ウa7−2−2)に示す装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様のキャラクタが拡大表示が表示され、勝利したことを報知している。このように、チャンスボタン136等の操作手段や、千両箱役物224H等の役物(可動手段)を用いた演出が絡まない場合であっても、特定の演出表示が表示された場合には、音量および/または輝度を強制的に変化させてもよい。また、図140(ウa7−2−3)に示す装飾図柄表示装置208では、殿様と剣豪が斬り合った後の場面の表示に戻っており、音量や輝度もユーザ設定値と同じレベルに戻っている。
なお、役物や表示に限らず、他の演出手段による演出に応じても、音量又は/および輝度を強制的に変化させることがあってもよい。ここにいう他の演出手段としては、導光板IL、バーサライタ(POVディスプレイ)、発光手段(例えば、各種ランプ)、第2表示手段(例えば、サブ液晶表示装置)等があげられ、また、特定の入賞口(例えば、一般入賞口、始動口、アタッカ)への入賞や、特定のゲートの通過に応じても、音量又は/および輝度を強制的に変化させることがあってもよい。さらに、演出用センサへの遊技球の進入時に行われる演出においても音量又は/および輝度を強制的に変化させることがあってもよい。
また、図140(ウa19−1)に代えて、同図(ウa19−2−1)から続く例では、同図(ウa19−2−1)の装飾図柄表示装置208に表示された、主人公の殿様が勝利した場面の表示が、同図(ウa19−2−3)に示すようにフェードアウトし、その後、同図(ウa19−2−4)に示すように、第1装飾図柄が「装飾7」−「装飾7」−「装飾7」の装飾図柄の組合せで揺れ表示される。この例では、図139(ウa11−1)で音量および輝度を強制的に変化させた後、その状態を図140(ウa19−2−3)まで継続し、その後、ユーザ設定値に戻る。すなわち、音量および輝度を強制的に変化させた状態を、スーパーリーチ演出が終了するまで、あるいは同じ装飾図柄が3つ並んで揺れ表示が開始されるまで継続する。また、その揺れ表示が終了するまで継続してもよい。また、最終ジャッジ演出が終了するまで、音量および輝度が強制的に変化した状態を継続してもよい。
なお、役物動作時等に音量又は/および輝度を強制的に大きくしているが、小さくしてもよい。また、ユーザー設定値が最大値又は最小値の場合、音量又は/および輝度が変化しなくてもよい。あるいは、遊技者が設定不可の音量や輝度を用意しておき、この場合には、ユーザー設定値である最大値よりも大きな値やユーザー設定値である最小値よりも小さな値に変化させてもよい。
また、輝度が高くなって、音量が低くなる場合があってもよく、反対に、音量が高くなって、輝度が低くなる場合があってもよい。また、輝度が変化して、音量が変化しない場合があってもよく、反対に、音量が変化して、輝度が変化しない場合があってもよい。また、音量又は輝度変化時に、音量又は輝度の調整(設定)画面を表示した場合、遊技者が設定した時の値のままであってもよいし、強制的に変化させている値が表示されてもよい。また、音量又は輝度変化時に、遊技者による音量又は輝度の調整が可能であってもよいし、音量又は輝度変化時は、調整不可であってもよい。
図139(ウb)は、保留アイコンの表示態様が変化する際に、音量又は/および輝度を強制的に変化させてもよい例である。この例では、第2保留アイコンh12の表示態様が変化している。なお、変動アイコンの表示態様が変化する際であってもよい。なお、音量又は/および輝度が強制的に変化されない、保留アイコン又は変動アイコンの表示態様の変化があってもよい。例えば、大当りの期待度がさほど高くない表示態様へ変化する場合は、音量又は/および輝度が強制的に変化させなくてもよい。例えば、大当りの期待度が、白点滅、青、緑、赤、金、虹色の順に上がって行く場合には、赤色以上の変化でないと、音量又は/および輝度が強制的に変化させなくてもよい。あるいは反対に、保留アイコン又は変動アイコンの表示態様が変化する際には、音量又は/および輝度を強制的に必ず変化させてもよい。
図139(ウc)は、大当りの期待度が高い演出(熱い演出)の出現時に音量又は/および輝度を強制的に変化させてもよい例である。図139(ウc)に示す装飾図柄表示装置208には、赤色の枠で囲まれた会話予告が出現している。熱い演出としては、赤、金、虹色が用いられた演出であり、この場合には、音量又は/および輝度を強制的に変化させてもよい。また、その変化量は、赤のとき(例えば、1レベルアップ)、金のとき(例えば、2レベルアップ)、虹色のとき(例えば、最大レベルまでアップ)で異なってもよいし、同じであってもよい。
図139(ウd)は、ハズレの装飾図柄が一回仮停止された後、復活演出が開始されると、音量又は/および輝度を強制的に変化させてもよい例である。図139(ウd−2)に示す装飾図柄表示装置208では、この後、ワイプ演出を伴う復活演出が実行される。この場合、結果表示よりも先に音量又は/および輝度を変化させてもよい。すなわち、復活演出の開始と同時に音量又は/および輝度を強制的に変化させてもよい。
図141は、遊技者が選択した保留枠が変更される例を示す図である。
図141及び図142におけるパチンコ機100では、上述したカスタマイズ設定が行われている。すなわち、図98(b)に示す「キャラクタ選択」では07の「コパンダ」が設定されており、「保留枠選択」では、ワイプ演出用の襖画像が付加された04の「保留枠D」が設定されており、「保留表示選択」では03の「アイコンC」が設定されており、背景表示選択では05の「背景E」が設定されている。
なお、ここでの説明では、演出で用いられる色は、大当りの期待度の高さを表し、大当りの期待度が、白点滅、青、緑、赤、金、虹色の順に上がっていく。例えば、保留アイコンや変動アイコンの表示態様としての色等があげられる。以下、大当りの期待度が高くなる方向に色が変化することを昇格と称することがある。このことは、以下の説明においても同じである。なおこのことは、これまでの説明にも適用できる。
図141(エ1)に示す装飾図柄表示装置208には、保留枠Dの保留枠UIが表示され、その演出アイコン表示領域DISには、ナビキャラクタYMとしてコパンダが表示されている。また、特図1の保留は1つ貯まっており、アイコンCのデフォルトの表示態様である第1保留アイコンh11が表示されている。さらに、図141(エ1)に示す装飾図柄表示装置208では、背景Eの背景(空の背景)が表示されている。
その後、特図1の保留が2個増加し、図141(エ3)に示す、停止表示中の装飾図柄表示装置208には、3つの保留アイコンh11〜h13が表示されている。ここで、先読み予告対象の保留は、第2保留アイコンh12の保留である。
図141(エ4)では、保留が1つ消化され、図柄変動表示が開始される。図141(エ4)に示す装飾図柄表示装置208では、第1装飾図柄はまだ変動を開始していないが、第2装飾図柄は変動を開始している。また、第1保留アイコンh11の台座hs0へ向けての移動や、保留アイコンh12,h13のシフト移動はまだ開始されていない。
図141(エ5)に示す保留枠UIでは、第1保留アイコンh11の台座hs0へ向けての移動アニメーションや、保留アイコンh12,h13のシフト移動アニメーションが開始されているが、ワイプ演出用の襖画像が左右から出現している。なお、ワイプ演出用の襖画像の出現中に第1保留アイコンh11の台座hs0へ向けての移動アニメーションや、保留アイコンh12,h13のシフト移動アニメーションは行われなくてもよい。図141(エ6)では、襖画像が全閉した状態(ワイプイン状態)であり、保留枠UIは見えなくなっている。図141(エ7)では、第1装飾図柄も変動表示を開始し、同図(エ8)では、第1装飾図柄は高速変動を行っている。この図141(エ8)でも、保留枠UIはワイプイン状態)である。
図141(エ9−1)では、ワイプアウトが開始され、ワイプ演出用の襖画像が開き始めており、同図(エ10)では、襖画像が全開した状態(ワイプアウト状態)である。ここでのワイプ演出では、保留枠が変化している。すなわち、図141(エ10)に示す保留枠UIは、遊技者がカスタマイズ設定で選択した「保留枠D」とは異なる「保留枠R」であり、周囲が赤色のフレームで囲まれている保留枠になる。「保留枠R」は、カスタマイズ設定では選択することができない保留枠であるが、選択できるようにしてもよい。なお、この赤色のフレームによって、ナビキャラクタYMの足は見えなくなっている。「保留枠R」は、保留アイコンの表示態様が変化しやすい状態にあることを報知する機能をもった保留枠であり、ナビキャラクタYMのコパンダの横には、「保留変化!?タイム」という文字表示が表示されている。なお、先読み予告対象の保留は、図141(エ4)で保留が1つ消化された関係で、第1保留アイコンh11の保留になる。ここで、「保留変化!?タイム」とは、前述した「演出についての高確率状態」に相当する。
図141(エ12)に示す装飾図柄表示装置208には、右端から爆撃機アイコンI3が登場し、保留枠UIの上を通過する。爆撃機アイコンI3は、保留アイコンに向けてミサイルを発射し、そのミサイルは、先読み予告対象の保留の第1保留アイコンh11に命中する。ミサイルが命中した第1保留アイコンh11は表示態様が変化し、図141(エ13)に示す第1保留アイコンh11は、青色の表示態様に変化し、昇格演出に成功している。なお、爆撃機アイコンI3が登場しても、ミサイルが発射されなかったり、いずれの保留アイコンや変動アイコンにもミサイルが命中しなかったり、ミサイルが命中しても表示態様が変化しなかったりする場合があってもよい。これらは総て昇格演出の失敗に相当する。
図141(エ15)ではリーチ状態になり、同図(エ16)では、第1装飾図柄の中図柄には、保留変化図柄が仮停止している。保留変化図柄は、赤色の図柄と、青色の図柄があり、赤色の保留変化図柄が仮停止すると、保留アイコンの表示態様が2段階昇格し、青色の保留変化図柄が仮停止すると、保留アイコンの表示態様が1段階昇格する。図141(エ16)には、赤色の保留変化図柄が仮停止しており、同図(エ17)では、保留変化アニメーションが開始されている。すなわち、図141(エ17)に示す第1保留アイコンh11は、エフェクト画像Ed3によって前側からオーバーラップされ、同図(エ18)では、そのエフェクト画像Ed3が消失し、第1保留アイコンh11は、赤色の表示態様に変化している。図141(エ19)に示す装飾図柄表示装置208では、これまで赤色の保留変化図柄であった中図柄が「装飾2」に変化し、「装飾1」−「装飾2」−「装飾1」の組合せが変動表示(仮停止)されている。図141(エ20)では、その装飾図柄の組合せのまま停止表示され、ハズレが確定する。
図141(エ22)では、これまで第1保留アイコン11であった赤色の保留アイコンが、台座hs0へ移動し、赤色の表示態様の変動アイコンh0として表示されている。先読み予告対象の保留が消化されても、保留枠UIには、「保留変化!?タイム」という文字表示が表示され続けている。図141(エ23)では、ナビキャラクタYMから金色の光線が変動アイコンh0に向けて照射され、同図(エ24)では、これまで赤色であった変動アイコンが金色に変化している。
図141(エ26)では、リーチ状態になり、同図(エ28)では、スーパーリーチ演出に発展している。スーパーリーチ演出では、空の背景が荒野の背景に切り替わり、決闘シーンが表示されている。スーパーリーチ状態では、保留枠UIは、台座hs0の残して残りは総て消え、保留アイコンも消えている。ただし、変動アイコンh0は消えておらず、変動アイコンh0は、台座hs0に乗った状態で表示されている。図141(エ28)に示す台座hs0は、ワイプ演出で変化する前の「保留枠D」の台座である。すなわち、元の台座である。ただし、ワイプ演出で変化した後の「保留枠R」の台座であってもよい。また、スーパーリーチ中、あるいはノーマルリーチ状態(図141(エ26))から、台座hs0や変動アイコンh0を表示しないようにしてもよい。また、保留枠UI全部、保留アイコンも表示しないようにしてもよい。さらに、スーパーリーチ演出が終了すると、保留枠UIや保留アイコン等、非表示になっていたものは表示されてもよいし、スーパーリーチ演出の終了後は保留枠Rが表示され、次の図柄変動表示の開始から保留枠Dが表示されてもよい。
なお、この例では、リーチ状態になっても、保留枠UIのフレームの色は赤色のままであったが、保留枠UIのフレームの色も変化すると、大当りの期待度が上昇するようにしてもよい。
なお、遊技者により選択された保留枠(例えば、「保留枠D」)に先読み保留アイコンが表示された場合よりも、遊技者によって選択されていない保留枠(例えば、「保留枠R」)に先読み保留アイコンが表示された場合の方が、その先読み保留アイコンに対応する図柄変動において最終的に大当り図柄態様が表示されやすいように構成されていてもよいし、遊技者により選択された保留枠(例えば、「保留枠D」)に先読み保留アイコンが表示された場合よりも、遊技者によって選択されていない保留枠(例えば、「保留枠R」)に先読み保留アイコンが表示された場合の方が、同じ先読み保留アイコンの表示態様であってもその先読み保留アイコンに対応する図柄変動において最終的に大当り図柄態様が表示されやすいように構成されていてもよい。
図142は、図141に示す例の変形例等を示す図である。
図141(エ9−1)に代えて、図142(エ9−2−1)では、保留アイコンも変動アイコンも特殊態様(キャラクタ)に一旦変化している。また、ナビキャラクタYMもパンダに変化している。この例では、この後、大当りの期待度が反映された各色の表示態様に変化する。ここで一旦表示されたキャラクタの態様によって、大当りの期待度の高い色への変化のしやすさが決まっている。
図142(エ9−2−2)では、ナビキャラクタYMのパンダとのミニゲームが行われる。ミニゲームに勝利したキャラクタが、大当りの期待度の高い色のアイコン(保留アイコン又は変動アイコン)へ変化する。爺のキャラクタは50%の確率で勝利し、姫のキャラクタは75%の確率で勝利し、殿様のキャラクタは100%の確率で勝利する。なお、殿様のキャラクタの他に、プレミアキャラクタを設けておいてもよい。プレミアキャラクタは、大当り確定の色(ここでは虹色)のアイコンに変化する。
図142(エ9−2−3)では、ミニゲームとしてジャンケンゲームが行われ、皆一斉にジャンケンを行った。その結果、爺のキャラクタが2人とも負け、殿様のキャラクタが勝利した。なお、複数のキャラクタが勝利する場合があってもよい。
図142(エ9−2−4)では、再びワイプ演出が開始され、同図(エ9−2−5)の襖画像が全閉した状態(ワイプイン状態)を経て、ワイプアウトし(同図(エ9−2−6))、同図(エ9−2−7)に示す保留枠UI内では、第2保留アイコンh12が、青色の保留アイコンに変化している。なお、保留枠UIは、「保留枠D」のままである。
図142(オ1)〜同図(オ12)には、ナビキャラクタYMおよび変化予告表示の宝箱のアイコンI1が複数変動跨いで表示される例を示す図である。
図142(オ1)に示す装飾図柄表示装置208には、保留枠Dの保留枠UIが表示され、その演出アイコン表示領域DISには、ナビキャラクタYMとしてコパンダが表示されている。また、特図1の保留は2つ貯まっており、アイコンCのデフォルトの表示態様である第1保留アイコンh11と、第2保留アイコンh12が表示されている。さらに、図142(オ1)に示す装飾図柄表示装置208では、背景Eの背景(空の背景)が表示されている。
図142(オ2)では、特図1の保留が1つ増加し、第3保留アイコンh13が増加している。ここで、先読み予告対象の保留は、この第3保留アイコンh13の保留である。図142(オ3)では、ハズレの装飾図柄の組合せが停止表示されており、同図(オ4)では、保留が1つ消化され、同図(オ4)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が開始されている。図142(オ5)では、演出アイコン表示領域DISに、変化予告表示の宝箱のアイコンI1が絨毯のアイコンI2に乗って出現する。この例では、変化予告表示の宝箱のアイコンI1が待機表示される。その後、保留が1つ消化され、先読み予告対象の保留は、第1保留アイコンh11の保留になる。図142(オ7)では、ハズレの装飾図柄の組合せが停止表示されており、演出アイコン表示領域DISには、絨毯のアイコンI2の上に乗ったまま宝箱のアイコンI1が表示され続けている。
図142(オ9)では、先読み予告対象の保留である、第1保留アイコンh11の保留が消化され、同図(オ9)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が開始されている。演出アイコン表示領域DISには、絨毯のアイコンI2の上に乗ったまま宝箱のアイコンI1が依然として表示されており、この宝箱のアイコンI1は、複数変動を跨いで表示されていることになる。図142(オ10)では、絨毯のアイコンI2が消え去り、宝箱のアイコンI1の待機表示が終了し、変化アニメーションが開始される。すなわち、図142(オ11)では、宝箱のアイコンI1の宝箱が広き、中から煙画像が出現し、ナビキャラクタYMはその煙画像に前側から覆われている。図142(オ12)では、その煙画像が消失し、上述したカスタマイズ設定で遊技者が選択したコパンダのナビキャラクタYMは番長のナビキャラクタYMに変化している。番長のナビキャラクタYMは、カスタマイズ設定では選択することができないキャラクタであるが、選択できるようにしてもよい。
なお、この例では、特図の図柄変動表示といった真の図柄変動表示を跨いで、ナビキャラクタYMの他、変化予告表示の宝箱のアイコンI1も表示されているが、擬似連演出における仮停止と再変動を跨いで、ナビキャラクタYMや変化予告表示が表示されてもよい。例えば、当該変動で変化予告表示(宝箱のアイコンI1、絨毯のアイコンI2)が表示され、疑似連3回目で、変化予告表示によって常時表示のナビキャラクタYMが変化したり、当該変動よりも前の変動で変化予告表示(宝箱のアイコンI1、絨毯のアイコンI2)が表示され、疑似連2回目まで変化予告表示が表示され続け、疑似連3回目で、変化予告表示によって常時表示のナビキャラクタYMが変化してもよい。
図143は、オートボタンモードに設定に設定されたパチンコ機における演出例を示す図である。
この例におけるパチンコ機100は、オートボタンモードに設定されおり、装飾図柄表示装置208の右上には、オートボタンモードに設定されていることが表示されている。
図143(A1)では、図柄変動表示が停止表示し、装飾図柄表示装置208には、海の背景に、ハズレの装飾図柄の組合せが停止表示されている。また、特図1の保留は1つ貯まっており、デフォルトの表示態様である第1保留アイコンh11が表示されている。なお、保留枠UIの演出アイコン表示領域DISには、ナビキャラクタYMが表示されている。また、装飾図柄表示装置208の左下には、チャンスボタン136が示されている。図143(A1)に示すチャンスボタンは通常の白色点灯を行っている。なお、本例では、チャンスボタンの操作有効期間外であってもチャンスボタンランプ138が常時点灯しているように構成されているが、チャンスボタンの操作有効期間外ではチャンスボタンランプが常時消灯状態であってもよい。
図143(A2)では、第1保留アイコンh11の保留が消化され、図柄変動表示が開始され、その後、会話予告が開始されている。会話予告が開始されると、殿様のキャラクタとともに「チャンス」という文字表示が表示された殿様の会話画像CI1が表示される。この、殿様の会話画像CI1の表示は、会話予告の第1段階となっている。その後、図143(A5−1)に示す装飾図柄表示装置208では、会話予告が更新され、殿様の会話画像CI1が縮小表示されて第2装飾図柄の表示位置の下方に表示され、爺のキャラクタとともにボタン演出画像が表示された爺の会話画像CI2が表示される。ボタン演出画像は、チャンスボタン136を操作有効期間内に押下することを促す画像であり、チャンスボタン136を模したボタン画像136aと、上記操作有効期間の残時間を表す残時間表示メータMTとによって構成されている。なお、図143(A5−1)に示すタイミングでは、操作有効期間は開始されておらず、チャンスボタン136が操作されてもこれに応じた表示は行われない。第1装飾図柄は、爺の会話画像CI2によって隠されてしまっているが、遊技者は、第4図柄表示装置284や第2装飾図柄等によって特図が変動中であることを認識することができる場合がある。なお、装飾図柄が隠されないように、装飾図柄の表示位置を爺の会話画像CI2や殿様の会話画像CI1とは重ならない位置に移動させるようにしてもよい。また、図143(A5−1)に示すように、殿様の会話画像CI1は、爺の会話画像CI2によって少なくとも一部がオーバーラップされており、オーバーラップされていない状態である場合よりも、殿様の会話画像CI1の表示態様が視認困難とされている。この例では、会話予告が行われた場合の方が、会話予告が行われない場合よりも、大当りとなりやすくなっている。また、会話予告が更新される際に殿様の会話画像CI1が縮小表示されなくてもよく、殿様の会話画像CI1が消去されてもよい。また、後から表示された会話画像が先に表示された会話画像と異なる大きさ(大きい又は小さい)であってもよく、表示されると大当りへの期待度が高い会話予告Aが、この会話予告Aよりも大当りへの期待度が低い会話予告Bと異なる大きさ(大きい又は小さい)であってもよい。
その後、図143(A6)に示すタイミングで操作有効期間が開始される。遊技者は、図143(A6)のタイミング以降にチャンスボタン136を操作することにより、操作に応じた演出を見ることができる場合がある。図143(A6)に示すチャンスボタン136は、白色で点滅を開始している。
図143(A7)のタイミングで、特図1の保留が増加する。ただし、まだこのタイミングでは保留アイコンは表示され始めていない。また、操作有効期間が開始されてから時間が経過したことで、残時間表示メータMTは少し減っている。図143(A8−1)では、第1保留アイコンが表示されている。図143(A8−1)に示す第1保留アイコンは、ボタン保留アイコンであり、白色の丸表示の上に赤色のボタン画像136aが表示されている。なお、残期間メータMTは表示されていないが、表示されてもよい。図143(A8−1)に示すチャンスボタン136は、ボタン保留アイコンの出現に応じて、青色点灯に変化するとともに振動を開始している。
図143(A10)では、会話予告におけるボタン演出の操作有効期間が開始されてから一定期間が経過する。すると、会話予告におけるボタン演出に対してオートボタンモードが機能し、図143(A11)に示すように、爺の会話画像CI2が更新され、オートボタンに対する応答表示として「夏休みまだかの〜」という文字表示が表示される。なお、ボタン保留アイコンについては、オートボタンモードが機能しておらず、遊技者がチャンスボタン136を実際に操作しないと、応答表示は表示されない。図143(A12)〜同図(A13)に示すように、ボタン保留アイコンに対する操作促進態様として、チャンスボタン136は、青色点灯しながら振動を継続している。
図143(A15)に示す装飾図柄表示装置208では、ハズレの装飾図柄の組合せが停止表示されている。また、図143(A15)に示すチャンスボタン136は、振動が終了しており、青色点灯から通常の白色点灯に戻っている。より詳細には、図143(A14)の或るタイミングで、チャンスボタン136は振動が終了し白色点灯に戻っている。これは、ボタン保留アイコンの操作有効期間が終了したことによる。ボタン保留アイコンの操作有効期間は、例えば、予め定められた有効期間が経過したことによって終了してもよいし、装飾図柄が第1停止を行ったことで終了してもよいし、装飾図柄の確定表示が行われたことで終了してもよい。ただし、第1保留アイコンh11は、未だボタン保留アイコンの表示態様である。そして、図143(A16)では、ボタン保留アイコンである第1保留アイコンh11の保留が消化され、図柄変動表示が開始される。図143(A16)に示す装飾図柄表示装置208では、第2装飾図柄が変動表示を開始しているが、第1装飾図柄はまだ変動表示を開始しておらず、ボタン保留アイコンの表示態様の第1保留アイコンh11もまだ表示されている。
図143(A17)では、保留減少アニメーションが開始され、ボタン保留アイコンの表示態様の第1保留アイコンh11が、変動アイコン表示領域CISの台座hs0に向けて移動を開始し、同図(A18)では、ボタン保留アイコンの表示態様のまま台座hs0の上に到達し、同図(A19)において、台座hs0上で変化アニメーションが開始され、同図(A20)では、青色の表示態様の変動アイコンh0に変化している。
図144は、図143に示す例の続き等を示す図である。
その後、図144(A22)で、第1装飾図柄の変動表示が開始され、同図(A23)では第1装飾図柄は高速変動を行っている。
この例では、オートボタンモードにずっと設定されているが、オートボタンモードの設定の有無に関わらず、ボタン保留アイコンに変化した図柄変動表示が確定表示されるまでにチャンスボタン136が操作されなかった場合は、保留減少アニメーションの後、自動的に表示態様が変化する。すなわち、ボタン保留アイコンの表示態様の保留アイコンである間は、チャンスボタン136の操作に応じて、青色の表示態様の保留アイコンに変化するが、保留減少アニメーションが開始されてしまうと(変動アイコンh0になったと見ることもでき、変動アイコンh0になってしまうと)、チャンスボタン136の操作に応じては表示態様は変化しない。
また、オートボタンモード中にチャンスボタン136の操作で、オートボタンモードが終了するように構成されていてもよい。その場合、残期間メータMTの表示中は、チャンスボタン136を操作しても、オートボタンモードが終了しないように構成されていてもよいし、残期間メータMTの表示中であってもチャンスボタン136を操作すると、オートボタンモードが終了してもよい。
また、チャンスボタン136の操作がなかった場合は、ボタン保留アイコンと同じ態様で変動アイコンh0が表示されてもよいし、青色の表示態様の変動アイコンh0に変化しないようにしてもよいし、デフォルトの表示態様の変動アイコンh0に変化してもよい。また、チャンスボタン136が振動を終了し白色点灯に戻っても、操作有効期間は終了していない場合があってもよい。さらに、チャンスボタン136の操作がなかった場合に青色の表示態様の変動アイコンh0に変化しないことは、オートボタンモード中であっても、非オートボタンモード中であっても同じである。ただし、変化するようにしてもよく、さらには、オートボタンモード中には変化するが、非オートボタンモード中には変化しない、あるいはその反対であってもよい。
さらに、オートボタンモードに未設定の状態において、操作有効期間内にチャンスボタン136の操作がなかった場合は、図143(A11)に示すようにな、「夏休みまだかの〜」という文字表示の爺の会話画像CI2に更新されない。ただし、更新されるようにしてもよい。
また、図143(A5−1)に代えて、図144(Aa5−2−1)では、ナビキャラクタYMに、ボタン表示アイコン136Dが追加される。ボタン表示アイコン136Dには、チャンスボタン136の操作有効期間の残期間を表す残期間メータMTも表示されている。また、図144(Aa5−2−1)には、メータ表示MW’も表示されている。ボタン表示アイコン136Dは、チャンスボタン136が操作されないと変化しない予告であり、当該変動の予告であってもよい。図144(Aa5−2−2)では、ボタン演出画像が表示された爺の会話画像CI2とともに、ボタン表示アイコン136Dが表示されている。上述のごとく、会話予告におけるボタン演出に対してオートボタンモードが機能するため、図144(Aa5−2−2)に示すボタン表示アイコン136Dは、ボタン操作しなくても変化する予告と重複している。
また、図143(A5−1)に代えて、図144(Aa5−3)では、複数のボタン演出画像(ボタン画像136a,残時間表示メータMT)が表示されている。この場合は、チャンスボタン136を複数回操作する必要が生じ、チャンスボタン136を複数回操作する必要がある演出のときもオートボタン機能が働かなくてもよい。なお、特定回数(例えば1回)操作したら、残りのボタン演出画像についてオートボタン機能が働くようにしてもよい。
また、図143(A5−1)に代えて、図144(Aa5−4)では、装飾図柄表示装置208(第1表示装置)の下方に配置された第2表示装置208Sでボタン演出画像(ボタン画像136a,残時間表示メータMT)が表示されている。図144(Aa5−4)の例では、第2表示装置208Sに表示されたボタン演出画像は一つであるが、第2表示装置208Sに表示された一又は複数のボタン演出画像には、オートボタン機能が働かないようにしてもよい。
また、図143(A5−1)に代えて、図144(Aa5−5−1)では、装飾図柄表示装置208にチャンスボタン136の連打を促す報知が行われている。図144(Aa5−5−2)では、ボタン連打演出が開始され、装飾図柄表示装置208には、ボタン演出画像(ボタン画像136a,残時間表示メータMT)と、連打メータRHMが表示されている。ボタン連打演出には、オートボタン機能が働かず、図144(Aa5−5−2)に示すチャンスボタン136は、振動を開始するとともに青色点灯に変化し、操作を促している。やがて、図144(Aa5−5−5)では、チャンスボタン136の連打が開始され、同図(Aa5−5−6)に示す連打メータRHMは上昇し、応答表示が行われている。図144(Aa5−5−5)でチャンスボタン136の連打が開始され、連打メータRHMの上昇といった応答表示も行われているが、同図(Aa5−5−6)に示すチャンスボタン136は、振動を継続するとともに青色点灯も継続している。これまでの例では、チャンスボタン136を一回操作すればよかったが、この例では、連打が必要なため、チャンスボタン136の振動と青色点灯は継続されている。なお、長押しの場合も、連打と同様にチャンスボタン136の操作が長くなるため、ここでの技術的思想を適用することができる。図144(Aa5−5−7)のタイミングは、操作有効期間が経過し、残時間表示メータMTが0になった瞬間である。チャンスボタン136の振動と青色点灯は、残時間表示メータMTが0になるまで継続する。チャンスボタン136はこの後、即座に振動を停止し、白色点灯に戻る。なお、1回以上操作した場合にオートボタン機能が働くように構成されていてもよい。また、本例では、オートボタン機能は働かないが、長押しオート連打機能は働くように構成されており、長押しを一定期間行うことで連打操作を行っているときと同じ応答表示を行うように構成されていてもよいが、オートボタン機能が働かない場合には長押しオート連打機能も働かないように構成されていてもよい。
図145は、図143に示す例の変形例を示す図である。
図143(A8−1)に代えて、図145(Aあ8−2−1)から続く例では、ボタン保留アイコンの操作有効期間が開始した後であって、会話予告におけるボタン演出に対してのオートボタン機能が働く前に、チャンスボタン136が一回操作された例である。この場合には、ボタン保留アイコンの応答演出と、会話予告におけるボタン演出の応答演出の両方が表示される。すなわち、ボタン保留アイコンの応答演出として、ボタン保留アイコンは変化し、会話予告におけるボタン演出の応答演出として、爺の会話画像CI2の更新が行われている。ボタン保留アイコンの変化は、先読み予告に相当し、会話予告における爺の会話画像CI2の更新も、先読み予告に相当する。なお、会話予告は、通常予告であってもよい。また、図143(A20)におけるボタン変動アイコンの変化は、通常予告に相当する。
なお、オートボタン機能が働かない方の応答演出のみ表示されるようにしてもよい。すなわち、ボタン保留アイコンの変化アニメーションのみ表示を行い、爺の会話画像CI2の更新は行われないようにしてもよい。あるいは反対に、オートボタン機能が働く方の応答演出のみ表示されるようにしてもよい。
また、チャンスボタン136の一回の操作では、オートボタン機能が働かない方の応答演出のみ表示され、二回目の操作で、オートボタン機能が働く方の応答演出が表示されるようにしてもよいし、その逆で、チャンスボタン136の一回の操作では、オートボタン機能が働く方の応答演出のみ表示され、二回目の操作で、オートボタン機能が働かない方の応答演出が表示されるようにしてもよい。
さらに、図145(Aあ8−2−1)〜同図(Aあ8−2−4)を用いた上記説明は、オートボタンモード設定中における説明であったが、オートボタンモード未設定中においても同様である。
また、図143(A8−1)に代えて、図145(Aa8−3)では、オートボタンモード未設定時でも、チャンスボタン136は、振動するとともに、特別色(ここでは青色)で発光する例を示す。なお、オートボタン未設定時とオートボタン設定時で異なる報知を行ってもよい。
また、図143(A8−1)に代えて、図145(Aa8−3’)では、オートボタンモード未設定時は、チャンスボタン136は、振動せず、通常色(ここでは白点滅)で発光する例を示す。
また、その他の例として、図145(Ab1)では、大当り遊技中に、装飾図柄表示装置208にチャンスボタン136の連打を促す報知がなされている。図145(Ab2)に示す装飾図柄表示装置208には、3ラウンド目の表示とともにボタン演出画像(ボタン画像136a,残時間表示メータMT)が表示されているが、大当り遊技中は、オートボタン機能を働かないようにしてもよいし、あるいは反対に、オートボタン機能が働くようにしてもよい。
図145(Ba1−1)〜同図(Ba5)は、裏ボタンに関する演出例を示す図である。図145(Ba1−1)のタイミングで、チャンスボタン136を操作すると、ナビキャラクタYMによる演出が開始される。しかしながら、チャンスボタン136は通常の白色点灯であり、振動もしておらず、裏ボタンの報知がなされていない。図145(Ba2)では、オートボタン機能が働かないボタン保留アイコン(第1保留アイコンh11)が出現したことにより、チャンスボタン136は、振動を開始するとともに青色点灯に変化し、操作を促す。図145(Ba3)では、チャンスボタン136が操作され、ボタン保留アイコンであった、第1保留アイコンh11の表示態様が変化している(図145(Ba1−5)参照)。
図145(Ba1−2)は、図145(Ba1−1)に示す状態と同じ状態であるが、唯一異なる点は、図145(Ba1−2)では、チャンスボタン136が、振動を開始するとともに青色点灯に変化し、裏ボタンを報知している点になる。
なお、これまで説明してきた操作有効期間の残期間を表す残期間メータMTについて、さらに詳述する。ここでの記載は、これまで説明した残期間メータMTが表示される演出例のいずれにも適用可能である。残期間メータMTは、時間の経過に応じて表示態様が変化する(本例では、減少表示を行う)残時間表示領域MT1と、残時間表示領域の奥にあり時間の経過に応じて表示態様が変化する(本例では増加表示を行う)経過時間表示領域MT2の2つから構成されている。ここで、残時間表示領域MT1および/または経過時間表示領域MT2の表示態様(例えば、色や形状など)がデフォルトの表示態様と異なる特別な表示態様で表示される場合があってもよい。例えば、残時間表示領域MT1の表示態様がデフォルトの色(本例では青色)ではなく赤色で表示された場合や経過時間表示領域MT2の表示態様がデフォルトの色(本例では白色)ではなく赤色で表示された場合などが挙げられる。残時間表示領域MT1が特別な表示態様で表示されている場合であって、時間の経過に伴い残時間表示領域MT1が減少表示される場合は、時間の経過に伴い特別な表示態様で表示される領域が減るので、表示手段(本例では、装飾図柄表示装置208)に注目させることができる場合がある。逆に経過時間表示領域MT2の表示態様が特別な表示態様で表示されている場合であって、時間の経過に伴い経過時間表示領域MT2の表示領域が増加表示される場合は、時間の経過に伴い特別な表示態様で表示される領域が増えるので、経過時間表示領域MT2による特別な表示態様を見たい遊技者はすぐに操作手段(本例ではチャンスボタン136等)を操作しないなど、演出の楽しみ方のバリエーションを増加させ遊技者の遊技への参加意欲を向上させることができる場合がある。なお、残時間表示領域MT1および/または経過時間表示領域MT2の表示態様は、残期間メータが最初に表示された時点で(なお、残時間表示領域MT1の場合は残時間メータが最初に表示された時点のことであってもよく、経過時間表示領域MT2の場合は、残期間表示領域MT1が減少し初めて経過時間表示領域MT2が視認可能となった時点のことであってもよい)特別な表示態様が表示されてもよいし、操作有効期間が経過してから一定期間が経過した場合にデフォルトの表示態様から特別な表示態様に変化するように構成されていてもよい。
また、これまで説明してきたナビキャラクタYMについて、さらに補足する。ここでの記載は、これまで説明したナビキャラクタYMが表示される演出例のいずれにも適用可能である。まず、ナビキャラクタによって各種予告が行われないように構成されていてもよい。また、ナビキャラクタ(以下、「ナビキャラクタA」)の表示中に、他のナビキャラクタ(以下、「ナビキャラクタB」)が表示されてもよい。その場合、先に表示されていたナビキャラクタAに後から表示されたナビキャラクタBがオーバーラップする場合があるように構成されていてもよく、逆に後から表示されたナビキャラクタBが先に表示されたナビキャラクタAにオーバーラップされてもよく、ナビキャラクタAとナビキャラクタBがそれぞれをオーバーラップしない位置に表示されてもよい。例えば、常時表示されているナビキャラクタYMを一または複数変動の間、当該変動の予告および/または先読み予告を行うナビキャラクタによってオーバーラップする場合などが挙げられる。さらに、ナビキャラによって変化予告表示が表示される可能性があることを示唆する演出表示が行われることで、変化予告表示が行われる場合があってもよい。
図146は、皿満タンエラーの発生によって報知される球抜き報知の表示と、輝度調整ウィンドウBWそれぞれの、他の表示とのオーバーラップ関係について説明する図である。
図146(α1)に示す装飾図柄表示装置208には、海の背景表示に保留枠UIが表示されており、ナビキャラクタYMも表示されている。また、第1装飾図柄(第3図柄)にも第2装飾図柄(第5図柄)にも装飾図柄のハズレの組合せ(「装飾4」−「装飾1」−「装飾7」)が表示されており、特図の図柄変動表示は停止中である。さらに、装飾図柄表示装置208の右上隅部に表示された第2保留数表示では、特図1の保留数も特図2の保留数も0である。すなわち、保留が無く、特図の停止図柄の確定表示が行われてから図柄変動表示が開始されていない状態であり、第1装飾図柄の下部に前側からオーバラップするように、メニューアイコンMI、音量調整アイコンVI、および輝度調整アイコンBIが表示されている。また、第1装飾図柄の下部に前側からオーバラップするように、「球を抜いてください」といった球抜き報知が表示されている。この球抜き報知の表示は、少し透明な表示であり、球抜き報知の表示が前側からオーバラップするように表示された場合、後ろ側の表示は少し見える状態になる。以下、前側から重なるように表示されていること、あるいは前側のレイヤに表示されていることを、単に「オーバラップする」と表現する場合がある。なお、球抜き報知の表示は、後ろ側の表示が全く見えなくなるような表示であってもよい。さらに、スピーカ120からも「球を抜いてください」といった音声が出力されている。
球抜き報知の表示は、左上の第2装飾図柄や右上の第2保留数表示とは表示位置がズレており、これらの表示にはオーバーラップしていない。球抜き報知の表示は、第2装飾図柄または/および第2保留数表示に絶対にオーバーラップしないように表示されてもよいし、オーバーラップする場合があってもよい。また、球抜き報知の表示は、現在の設定状態を報知する画面右上の枠RWとも表示位置がズレており、この枠RWにもオーバーラップしていない。球抜き報知の表示は、この枠RWに絶対にオーバーラップしないように表示されてもよいし、オーバーラップする場合があってもよい。また、球抜き報知の表示は、保留枠UIとも表示位置がズレており、この保留UIにもオーバーラップしていない。球抜き報知の表示は、この保留枠UIに絶対にオーバーラップしないように表示されてもよいし、オーバーラップする場合があってもよい。
図146(α2)では、操作キーユニットの下キーが操作され、輝度調整ウィンドウBWが表示されている。輝度調整ウィンドウBWは、球抜き報知の表示よりも後から表示されたものであるが、球抜き報知の表示が優先し、輝度調整ウィンドウBWは、球抜き報知の表示よりも後ろ側のレイヤに表示されている。すなわち、球抜き報知の表示は、輝度調整ウィンドウBWにオーバーラップしている。
やがて、図柄変動表示が開始され、輝度調整ウィンドウBWも、メニューアイコンMI、音量調整アイコンVI、および輝度調整アイコンBIも非表示になり、図146(α3)に示す装飾図柄表示装置208では、第1装飾図柄の変動表示が行われている。しかしながら、未だ球抜き操作を行わず、球抜き報知の表示は継続されている。なお、球抜き操作を行って、一旦は皿満タンエラーを解消したものの再度皿満タンエラーが発生し、球抜き報知の表示が新たに表示された場合も同様である。球抜き報知の表示は、第1装飾図柄の変動表示にオーバーラップしている。また、図146(α3)では、操作キーユニットの左右キーが操作され、保留枠UIの上には音量調整用のバー表示VBが表示されている。この音量調整用のバー表示VBは、第1装飾図柄の少なくとも一部、変動アイコンh0の少なくとも一部、およびナビキャラクタYMの少なくとも一部に前側から重なるように表示されている。なお、以下の説明で、音量調整用のバー表示VBが表示されている場合は、その都度、左右キーが操作されて表示されているものとする。また、操作キーユニットの上下キーを操作することで、輝度調整用のバー表示を表示させることができ、この輝度調整用のバー表示は音量調整用のバー表示VBと同じ位置に表示されるため、以下の音量調整用のバー表示VBについての説明は、輝度調整用のバー表示に当てはめることができる。ただし、輝度調整用のバー表示と音量調整用のバー表示VBは同時に表示されてもよい。また、音量調整用のバー表示VBにしても、輝度調整用のバー表示にしても、常時表示可能であってもよいし、一定期間に限って表示可能であってもよい。また、左右キー又は上下キーを操作している間だけ表示可能であってもよい。
また、音量調整用のバー表示VBと、球抜き報知の表示は、重ならない位置に表示されている。球抜き報知の表示は、音量調整用のバー表示VBに絶対にオーバーラップしないように表示されてもよいし、オーバーラップする場合があってもよい。
さらに、球抜き報知の表示は、保留アイコンとも変動アイコンとも表示位置がズレており、これらのアイコンにもオーバーラップしていない。球抜き報知の表示は、保留アイコンまたは/および変動アイコンに絶対にオーバーラップしないように表示されてもよいし、オーバーラップする場合があってもよい。また、球抜き報知の表示は、ナビキャラクタYMの表示とも表示位置がズレており、ナビキャラクタYMの表示にもオーバーラップしていない。球抜き報知の表示は、ナビキャラクタYMの表示に絶対にオーバーラップしないように表示されてもよいし、オーバーラップする場合があってもよい。
図146(α4)に示す装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ演出が行われており、荒野の背景での決闘シーンが表示されている。こここでも球抜き報知の表示が表示されてり、左上に移動した「装飾7」の左図柄と、右上に移動した「装飾7」の右図柄それそれに、球抜き報知の表示はオーバーラップしている。また、球抜き報知の表示は、荒野の背景での決闘シーンの表示にもオーバーラップして表示されている。なお、スーパーリーチ中でも、音量調整は可能であり、図146(α4)に示す装飾図柄表示装置208には、音量調整用のバー表示VBが表示されている。この音量調整用のバー表示VBも、荒野の背景での決闘シーンの表示にオーバーラップしている。
図146(α5)に示す装飾図柄表示装置208には、大当り遊技の開始画面が表示されているが、ここでの大当り開始演出表示にも球抜き報知の表示はオーバーラップしている。また、大当り遊技中でも、音量調整は可能であり、図146(α5)に示す装飾図柄表示装置208には、音量調整用のバー表示VBが表示されている。この音量調整用のバー表示VBも、大当り開始演出表示にオーバーラップしている。一方、球抜き報知の表示は、画面左上の右打ち示唆表示(右打ち警告とは異なる表示。前述の図53(52)のミニ右打ち表示に相当。)とは表示位置がズレており、右打ち示唆表示にオーバーラップしていない。球抜き報知の表示は、右打ち示唆表示に絶対にオーバーラップしないように表示されてもよいし、オーバーラップする場合があってもよい。右打ち示唆表示は、大当り遊技の開始画面で表示されていなくてもよい。
図146(α6)に示す装飾図柄表示装置208には、遊技者に右打ちを指示する右打ち指示画面が表示されている。本例では右打ち指示画面は、初回大当り(通常状態(特図低確普図低確状態)での大当りの状態から1回目(1連荘目)の大当りのことであるが、潜伏確変状態(特図高確普図低確)からの1回目(1連荘目)の大当りや、突然確変状態(特図高確普図高確)からの1回目(1連荘目)の大当りも含んでもよい。なお、上記に記載の潜伏確変状態および/または突然確変状態とは、通常状態から移行した状態のみを示し、確変状態や時短状態において発生したものを除いている)のみ表示されているが、大当り毎に右打ち指示画面が表示されてもよい。ここでの右打ち指示画面には、球抜き報知の表示がオーバーラップされているが、一方で右打ち示唆表示は球抜き報知の表示によってオーバーラップされていない。なお、本例では、右打ち指示画面の表示中に右打ち警告表示(前述の図52(60)の右打ち報知、後述する図151の打ち方警告の右打ち時の液晶表示に相当)が行われないが、右打ち指示画面の表示中に右打ち警告表示が行われてもよい。また、右打ち指示画面の表示中に左打ち警告表示(後述する図151の打ち方警告の左打ち時の液晶表示に相当))は表示されないが、表示される場合があってもよい。また、右打ち指示画面の表示中に右打ち示唆表示が行われているが、右打ち指示画面の表示中に右打ち示唆表示が行われなくてもよい。
図146(α7)では、1ラウンド目が開始され、ラウンド演出が表示されている。球抜き報知の表示および音量調整用のバー表示VBは、ラウンド演出の表示にオーバーラップしている。なお、球抜き報知の表示は、画面右上のラウンド数表示とは表示位置がズレており、このラウンド数表示にオーバーラップしていない。球抜き報知の表示は、ラウンド数表示に絶対にオーバーラップしないように表示されてもよいし、オーバーラップする場合があってもよい。また、球抜き報知の表示は、画面右下の出球数表示(0pt)とも表示位置がズレており、この出球数表示にオーバーラップしていない。球抜き報知の表示は、出球数表示に絶対にオーバーラップしないように表示されてもよいし、オーバーラップする場合があってもよい。
4ラウンド目の図146(α8)では、5ラウンド目において第2可変入賞口が長時間開放となってV通過しやすい状態となる大チャンスが到来するか否かを示唆する昇格演出が行われ、その結果、昇格演出に成功したことを表す成功演出が実行されている。すなわち、確変移行条件が成立しやすい大当り遊技であることが報知されている。球抜き報知の表示および音量調整用のバー表示VBは、この成功演出の表示にオーバーラップしている。また、図146(α8)に示す装飾図柄表示装置208では、星印の「VチャンスGET」の表示も表示が開始されている。球抜き報知の表示は、この星印の「VチャンスGET」の表示とは表示位置がズレており、この表示にオーバーラップしていない。球抜き報知の表示は、星印の「VチャンスGET」の表示に絶対にオーバーラップしないように表示されてもよいし、オーバーラップする場合があってもよい。
図146(α9)では、5ラウンド目が開始され、装飾図柄表示装置208では、大当り遊技の5ラウンド目であることの表示が行われるとともに、このラウンドでV通過を行わせることを促す旨の「Vを狙え」という表示が行われる。これにより、遊技者にV通過を確実に行わせることができる場合がある。球抜き報知の表示は、「Vを狙え」という表示にオーバーラップしている。
そして、図146(α10)に示すタイミングで、第2可変入賞口内の確変作動領域への遊技球の通過(V通過)があり、装飾図柄表示装置208には、確変獲得が確定した旨の報知である「V」の表示が大きく表示されている。すなわち、この確変獲得が確定した旨の報知である「V」の表示は、V通過があったことに基づいて表示されるものである。球抜き報知の表示および音量調整用のバー表示VBは、この「V」の表示にオーバーラップしている。なお、図146(α10)に示すタイミングでは、星印の「VチャンスGET」の表示が非表示になってもよい。
5ラウンド目が終了すると、図146(α11)に示すような態様で大当り遊技の終了演出が行われる。上述した大当り遊技においては、5ラウンド目にV通過したことにより、確変移行条件が成立したので、大当り遊技の終了後に一定回数の図柄変動表示が行われる間、確変状態(特図高確率普図高確率状態)に移行する。そのため、大当り遊技の終了演出では、確変状態に移行する旨を表す「吉宗RUSH突入」の表示(確変中演出)が行われる。球抜き報知の表示および音量調整用のバー表示VBは、この「吉宗RUSH突入」の表示にオーバーラップしている。なお、大当り遊技の終了演出でも、右打ち示唆表示が表示されているが、表示されなくてもよい。
図146(α12)に示す装飾図柄表示装置208には、プリペイドカード取り忘れ警告表示(前述の図53(57)の注意喚起表示に相当)が表示されている。球抜き報知の表示および音量調整用のバー表示VBは、このプリペイドカード取り忘れ警告表示にオーバーラップしている。なお、プリペイドカード取り忘れ警告表示の終了演出でも、右打ち示唆表示が表示されているが、表示されなくてもよい。
図146(α13)に示す装飾図柄表示装置208には、画面左上の右打ち示唆報知のすぐ下に大当り連荘数の表示(BONUS×3)が表示されている。また、画面右上には、曲名表示部MNが表示されるとともに、その左側には、操作キーユニットの上下キーのアイコンが表示されている。さらに、第2保留数表示は、画面右下に表示されている。
球抜き報知の表示は、大当り連荘数の表示とは表示位置がズレており、この表示にオーバーラップしていない。球抜き報知の表示は、大当り連荘数の表示に絶対にオーバーラップしないように表示されてもよいし、オーバーラップする場合があってもよい。また、球抜き報知の表示は、曲名表示部MNとも表示位置がズレており、曲名表示部MNにもオーバーラップしていない。球抜き報知の表示は、曲名表示部MNに絶対にオーバーラップしないように表示されてもよいし、オーバーラップする場合があってもよい。また、球抜き報知の表示は、上下キーのアイコンとも表示位置がズレており、上下キーのアイコンにもオーバーラップしていない。球抜き報知の表示は、上下キーのアイコンに絶対にオーバーラップしないように表示されてもよいし、オーバーラップする場合があってもよい。また、球抜き報知の表示は、画面右下の第2保留数表示とも表示位置がズレており、この第2保留数表示にもオーバーラップしていない。球抜き報知の表示は、このの第2保留数表示に絶対にオーバーラップしないように表示されてもよいし、オーバーラップする場合があってもよい。
また、図146(α13)に示す音量調整用のバー表示VBは、保留アイコンの一部にオーバーラップしているが、オーバーラップしない位置に表示されていてもよい。
また、図146(α14)では、大当り遊技の開始画面が表示され、同図(α15)に示す装飾図柄表示装置208には、図138に示す楽曲セレクト画面が表示されている。球抜き報知の表示および音量調整用のバー表示VBは、楽曲開放リストGRにオーバーラップしている。
また、図146(α16)では、楽曲選択が終了し、ラウンド演出が開始されている。図146(α16)に示す装飾図柄表示装置208の左下には、現在選択中の楽曲の曲名が表示されている。球抜き報知の表示は、曲名表示とは表示位置がズレており、この曲名表示にオーバーラップしていない。球抜き報知の表示は、曲名表示に絶対にオーバーラップしないように表示されてもよいし、オーバーラップする場合があってもよい。
また、4ラウンド目の図146(α17)では、画面右横に「次のRでVを狙え」という表示が表示されており、5ラウンド目の図146(α18)では、画面右横に「Vを狙え」という表示が表示されており、球抜き報知の表示は、画面右横に表示されたこれらの表示にオーバーラップしている。ここで、図146(α17)は、4ラウンド終了時、主制御部300の残存球検出期間終了に対応してもよい。また、図146(α18)は、5ラウンド開始時であり、主制御部300の特電役作動中信号がオフからオンになったときに対応してもよい。なおこの場合、図146(α17)と図146(α18)の間の期間は、4ラウンド終了から5ラウンド開始までのラウンド間インターバルの期間に相当し、主制御部300の特電役作動中信号がオンからオフになっている期間になる。
また、図146(α19)では、画面右横に、V通過があったことに基づく「V」の表示が表示されており、球抜き報知の表示は、この「V」の表示にオーバーラップしている。ただし、音量調整用のバー表示VBは、この「V」の表示にはオーバーラップしていない。
なお、図146(α20)は、5Rの実行中で、V通過があってから一定期間経過したときの状態であってもよいし、5ラウンド終了時(例えば、主制御部の残存球検出期間終了に対応した期間)の状態であってもよい。
その後、15ラウンドまで大当り遊技が進み(図146(α21)〜同図(23))、図146(α24)では、同図(α11)と同様に、「吉宗RUSH突入」の表示(確変中演出)が表示され、球抜き報知の表示および音量調整用のバー表示VBは、この「吉宗RUSH突入」の表示にオーバーラップしている。この図146(α24)は、ラウンド間インターバルの終了後に大当り終了表示期間が開始され表示されているものである。
なお、主制御部300からコマンドを送信し、第1副制御部400が受信して、各種制御を行う関係上、主制御部300でのタイミングと実際のタイミングはタイムラグが生じる。
また、図146では、ラウンド間インターバル中に前のラウンド表示をそのまま表示している。例えば、5ラウンドと6ラウンドの間のラウンド間インターバル中は「5R」を表示するが、ラウンド間インターバル中にラウンド表示の全部または一部を非表示にしてもよい。例えば、Rだけ表示して数字部分を非表示にしてもよい。
また、15ラウンド終了時も同様であり、ラウンド間インターバルの期間はラウンド表示を行ってもよく、非表示にしてもよい。
なお、本例では大当り中に右打ち警告表示が表示される場合があるが、一方で左打ち警告表示が表示されないが、左打ち警告表示が表示される場合があってもよいし、打ち方警告に関する報知が行われないように構成されていてもよい。
以上、球抜き報知の表示を例にあげて説明したが、ここでの説明は、球抜き報知の表示に限らず、他のエラー(例えば、図149や図150のリストに挙げた各種エラー)に関する報知の表示に適用可能である。
図147は、球抜き報知の表示例を示す図である。
図147(β)に示す球抜き報知の表示は、球抜き報知の表示の後ろ側の表示が全く見えなくなるような表示である。
図147(γ1)に示す球抜き報知の表示は、輝度調整ウィンドウBWの他に、音量調整アイコンVIにもオーバーラップしている。すなわち、図147(γ1)に示す球抜き報知の表示は、輝度調整ウィンドウBWの一部と、音量調整アイコンVIの一部にオーバーラップしている。なお、球抜き報知の表示は、輝度調整ウィンドウBWの全部にオーバーラップしてもよいし、音量調整アイコンVIの全部にオーバーラップしてもよい。また、図147(γ1)に示す球抜き報知の表示は、図146に示す球抜き報知の表示と同じく、少し透明な表示であり、後ろ側の表示が少し見える状態にある。ただし、図147(β)に示す球抜き報知の表示のように、後ろ側の表示が全く見えなくなるような表示であってもよい。
図147(γ2)に示す球抜き報知の表示は、図柄変動表示中に表示された音量調整用のバー表示VBにオーバーラップしている。この球抜き報知の表示は、ナビキャラクタYMにはオーバーラップしていないが、ナビキャラクタYMには音量調整用のバー表示VBがオーバーラップしている。また、図147(γ1)に示す球抜き報知の表示も、同図(β)に示す球抜き報知の表示のように、後ろ側の表示が全く見えなくなるような表示であってもよい(以下、同じ。)。なお、音量調整用のバーに限らず、図柄変動中に遊技者によって設定可能な機能や前述のダイトモ等に関する表示(前述の図100(V)および(V’)等に示した演出カスタマイズ画面、図137(イ1)等に示した曲名表示部MN、輝度調整用のバー、ユーザーモード(ダイトモ)の設定中であって図柄の変動状況に関わらず遊技者操作によって、達成しているミッション一覧や遊技履歴(回転数、出球数、ミッションクリア数、今回プレイの大当り数、今回プレイの最大連荘回数等)を表示する表示、ユーザーが設定したキャラクタや背景、保留枠、保留表示等の設定・変更が行える表示など)にも適用可能である。
図147(γ3−1)に示す球抜き報知の表示は、変動アイコンh0、保留アイコンh11、ナビキャラクタYMそれぞれにオーバーラップしている。そして、図147(γ3−1)に示す状態で、操作キーユニットの左右キーが操作されと、音量調整用のバー表示VBが表示されるが、同図(γ3−2)に示すように、球抜き報知の表示と音量調整用のバー表示VBとでは、球抜き報知の表示の方が優先され、前側に表示される。なお、音量調整用のバー表示VBの方が優先されて前側に表示されてもよい。また、いずれにしても、音量調整用のバー表示VBも、変動アイコンh0、およびナビキャラクタYMそれぞれにオーバーラップしており、保留アイコンh11にもオーバーラップしてもよい。
図147(γ4)では、図147(γ3−2)とは逆に、球抜き報知の表示が、音量調整用のバー表示VBにオーバーラップされている。
図147(δ3−1)には、演出アイコン表示領域DIS上にナビキャラクタYMが表示されており、同図(δ3−2)では、そのナビキャラクタYMがアニメーションによってジャンプすることで、球抜き報知の表示に重なっている。ここでは、球抜き報知の表示がナビキャラクタYMにオーバーラップしているが、ナビキャラクタYMが球抜き報知の表示の一部にオーバーラップしてもよい。また、ナビキャラクタYMは、球抜き報知の表示の全部または一部にオーバーラップされるようなアニメーションを行わないようにしてもよい。この技術的思想は、後述する他のエラーに関する表示にも適用可能である。
図147(ε)では、球抜き報知の表示が枠表示がなく、文字だけで表示されている。
図147(ζ1)は、球抜き報知の表示が、文字表示と、球排出レバー132周辺の周辺画像表示132Gとで構成されている例を示す。この周辺画像表示132Gによって、第1装飾図柄、および、メニューアイコンMI、音量調整アイコンVI、および輝度調整アイコンBIそれぞれの一部がオーバーラップされている。
図147(ζ2)では、周辺画像表示132Gが、図146(α9)に示す「Vを狙え」の文字表示と同じ文字表示にオーバーラップしてその文字表示を隠している。
図147(ζ3)では、周辺画像表示132Gが、図146(α17)に示す右側の「次のRでVを狙え」の表示と同じ表示の一部にオーバーラップしている。
図147(η1)では、周辺画像表示132Gが、「Vを狙え」の文字表示および星印の「VチャンスGET」の表示に跨ってオーバーラップしている。
図147(η2)では、周辺画像表示132Gが、右側に表示された「次のRでVを狙え」の表示にオーバーラップしていない。
図147(θ1)では、周辺画像表示132Gが、音量調整用のバー表示VBの一部にオーバーラップし、音量調整用のバー表示VBの一部を隠している。すなわち、この例では、ゲージ部分全体のみが隠されている。ただし、周辺画像表示132Gが、音量調整用のバー表示VBの全部にオーバーラップしてもよい。なお、この例では、周辺画像表示132Gが、「Vを狙え」の文字表示および星印の「VチャンスGET」の表示にはオーバーラップしていない。
図147(θ2)では、周辺画像表示132Gが、音量調整用のバー表示VBのゲージ部分全体と、右側の「次のRでVを狙え」の一部にオーバーラップしている。
図148は、複数種類のエラー表示が表示される例を示す図である。
図148に示すエラーA〜エラーEについての一例は後述する。これらエラーA〜エラーEの中に球抜き報知が含まれていてもよいし、含まれていなくてもよい。
図148(ι1)では、エラーA報知の透過性表示が表示され、スピーカ120からは、エラーA報知の警告音が出力されている。
図148(ι1’)では、エラーA報知の不透過性表示が表示されている。
図148(ι2)では、エラーA報知の透過性表示が、図147(γ3−1)と同様に、変動アイコンh0、保留アイコンh11、ナビキャラクタYMそれぞれにオーバーラップしており、その他の点については、図147(γ3−1)における説明と同様である。
図148(ι3−1)には複数種類のエラー表示(エラーA報知〜エラーE報知の透過性表示)がエラー発生順に表示されている。すなわち、新たに発生したエラーほど、下に表示され、この例では、一番最初に発生したエラーはエラーAになる。スピーカ120からは、一番新しいエラーEの警告音が出力されている。なお、表示されている総てのエラーについて発生した順番に警告音を出力してもよい。
図148(ι3−2)では、エラーEが解消されたため、エラーE報知の透過性表示が消え、スピーカ120からはエラーDの警告音が出力されている。すなわち、最後に発生したエラーが解除されると、その前に発生したエラーの警告音が出力される。
図148(ι3−2’)では、音量調整用のバー表示VBが、複数の種類のエラー表示(エラーA報知〜エラーE報知の透過性表示)の一部にオーバーラップしている。ここでは、一番下のエラーE報知の透過性表示に音量調整用のバー表示VBがオーバーラップしており、エラーEの文字表示が隠されている。なお、複数の種類のエラー表示が、音量調整用のバー表示VBにオーバーラップしてもよい。
図148(ι4−1)では、エラーABCDEの順にエラーが発生した場合に、報知すべき優先順位の高いエラーを上に表示し、スピーカ120からは、最も優先順位が高いエラーの警告音が出力される。優先順位の高いエラーとは、重要度の高いエラー(例えば、遊技店にとっての重大エラー)のことであり、具体的には、図149に記載のリストの順番であったりする。図148(ι4−1)では、エラーBが最も優先順位が高いエラーになる。
図148(ι4−2)では、エラーBが解消されたため、エラーB報知の透過性表示が消え、スピーカ120からは、これまでは2番目であったエラーEの警告音が出力されている。
図148(ι5−1)では、エラーAが発生し、エラーA報知の透過性表示が表示され、スピーカ120からは、エラーA報知の警告音が出力されている。この状態で、エラーZが発生する。エラーZは、遊技を停止させるエラーであり、図148(ι5−2)に示す装飾図柄表示装置208では、ブルースクリーンになっており、エラーZに関する表示を除いて、すべての表示が表示されなくなっている。ここにいう遊技を停止させるエラーとは、主制御部300が各種抽選を行わなくなるエラー(例えば、磁気(磁石)検知エラー)である。すなわち、主制御部300が各種抽選を行うことができなくなったり、行うことができてもあえて行わないようにするエラーである。エラーZのように装飾図柄表示装置208の表示領域全体で表示されるエラーは、遊技を停止させるエラーに限らず、例えば、後述する演出可動手段エラーや、払出動作を停止するエラーなどであってもよい。また、後述する図151のリストに記載された各種エラーの一部または全部がエラーZであってもよいが、逆に図151のリストに記載された各種エラーのうちの一部または全部のエラーはエラーZの表示態様で表示されないようにしてもよい。また、主制御部300が各種抽選を行わなくなると、副制御部400,500側にコマンドが送信されなくなるため、副制御部400,500側でも結果的に各種抽選を行わなくなる。
図148(κ1)では、エラー表示の位置が変更されている。すなわち、装飾図柄表示装置208の左端に、複数種類のエラー表示(エラーA報知〜エラーE報知の不透過性表示)がエラー発生順に表示されている。なお、図148(κ1)のエラー表示は、該エラー表示の後ろ側の表示が全く見えなくなるような表示であるが、少し透明な表示であり、球抜き報知の表示が前側からオーバラップするように表示された場合、後ろ側の表示は少し見える状態になってもよい。
図148(κ2)では、同図(κ1)に示す状態で、球抜き報知の表示が追加されている。ここで、球抜き報知のエラー(皿満タンエラー)は、複数種類のエラー(エラーA〜エラーE)には含まれていないが、複数種類のエラー(エラーA〜エラーE)に含まれていてもよい。なお、球抜き報知のエラーに代えて、発生頻度が高いエラーを、複数種類のエラー(エラーA〜エラーE)と区別して表示してもよい。
図148(κ2)に示す球抜き報知のエラーの一部は、左端に表示された複数種類のエラー表示によってオーバーラップされている。なお、球抜き報知のエラーの全部が、左端に表示された複数種類のエラー表示によってオーバーラップされていてもよい。
一方、図148(κ2)に示す球抜き報知のエラーは、左端に表示された複数種類のエラー表示にオーバーラップしている。
なお、副制御部400,500側の制御に関するエラー報知表示が、主制御部部300の制御に関するエラー報知表示によって、オーバーラップされてもよく、あるいはその逆であってもよい。例えば、打ち方警告表示が球抜き報知の表示によってオーバーラップされたり、逆に球抜き報知の表示が打ち方警告表示によってオーバーラップされることが挙げられる。また、副制御部400,500側の制御に関するエラー報知表示と、主制御部部300の制御に関するエラー報知表示が互いに重ならないような位置に、両エラー報知表示が表示されるように構成されていてもよい。
図148(λ1−1)は、図柄変動表示中であり、図柄変動表示の途中から、複数の遊技台で実行される一斉演出が開始される。図148(λ1−2)には、通常時(エラー未発生かつ第1停止前)の一斉演出の表示画面の一例を示す。図148(λ1−2)に示すように、通常時であれば、装飾図柄表示装置208の背景表示は、一斉演出の背景表示にかわる。なお、音量調整用のバー表示VBは、一斉演出の背景表示にオーバーラップして表示されてもよい。ただし、その逆であってもよい。また、エラー表示については、後述する図148(λ2’)に示す例があるが、一斉演出の背景表示にオーバーラップして表示されてもよい。ただし、その逆であってもよい。
図148(λ2)には、スーパーリーチ演出中に一斉演出が発生した場合の一例を示す。スーパーリーチ演出中は、一斉演出の表示が、装飾図柄表示装置208の表示画面中の別枠表示部OFDに表示され、遊技者は、スーパーリーチの演出を楽しむことができるとともに、一斉演出についても見ることができる。なお、第2表示装置208Sや、第2装飾図柄表示装置208M、あるいは第3装飾図柄表示装置208Nを備える遊技台であれば、それらの表示装置208S,208M,208Nに一斉演出の表示が表示されてもよい。
図148(λ2’)には、エラー報知表示中に一斉演出が発生した場合の一例を示す。ここでは、さらにスーパーリーチ演出中という状況も重なっているが、装飾図柄の第1停止前であったり、ノーマルリーチ状態中であっても同じであってもよい。一斉演出の表示は、別枠表示部OFDに表示され、複数種類のエラー表示(エラーA報知〜エラーE報知の透過性表示)が、一斉演出発生前とかわることなく表示されており、別枠表示部OFDにおける一斉演出の表示は、複数種類のエラー表示にオーバーラップされている。
なお、音量調整用のバー表示VBは、別枠表示部OFDにおける一斉演出の表示にオーバーラップしてもよい。あるいは反対に、音量調整用のバー表示VBはに、別枠表示部OFDにおける一斉演出の表示がオーバーラップしてもよい。
また、第2表示装置208Sや、第2装飾図柄表示装置208M、あるいは第3装飾図柄表示装置208Nを備える遊技台では、それらの表示装置208S,208M,208N(以下、「第二表示手段」という。)が、装飾図柄表示装置208あるいは第1装飾図柄表示装置208L(以下、「第一表示手段」という。)にオーバーラップしているとき、第二表示手段の移動に応じて、第一表示手段における表示の一部が、第二表示手段に表示される場合がある。この場合に、第二表示手段に、エラー表示が表示されてもよいし、エラー表示のみ表示されなくてもよい。
以上、図146〜図148を用いた説明の中で、「エラー」という言葉や「警告」という言葉を用いているが、両者を区別する必要はなく、エラーが発生していることの報知であったり、発生したエラーを解消するように指示していることの報知であってもよい。また、エラーと記載されているものは、警告と記載されているものよりも優先度が高く設定されていてもよい。
<エラー報知/主制御部が検出可能なエラー>
次に、図149を用いて、パチンコ機100の主制御部300が検出可能なエラーについて説明する。図149は、パチンコ機100の主制御部300が検出可能なエラーの一例を示した図である。
本例のパチンコ機100の主制御部300が検出可能なエラーとしては、磁気(磁石)検知エラー、スイッチ(センサ)未接続エラー、磁界(電波)検知エラー、スイッチ(センサ)レベル異常エラー、入賞率(一般入賞口、始動口2(電チュー)、大入賞口(アタッカー))異常エラー、大入賞口排出超過エラー、大入賞口入賞超過エラー、衝撃異常エラー、ソレノイド異常エラーなどが挙げられる。
磁気(磁石)検知エラーは、電源投入状態(PW_WATCH信号がオン)で磁気検知信号がオフからオンに変化し、その状態が所定期間(例えば、10ms)継続した場合に発生し、電源を再投入した場合に復帰するエラーである。スイッチ(センサ)未接続エラーは、電源投入状態(PW_WATCH信号がオン)で特図1・2始動口、普図始動口(ゲート)、アタッカーのいずれかが未接続(ハーネスが断線またはコネクタ抜け)の状態が所定期間(例えば、4ms)継続した場合に発生し、電源投入状態(PW_WATCH信号がオン)で未接続の装置(特図1・2始動口、普図始動口、アタッカー)が接続状態であることが検知された場合に復帰するエラーである。磁界(電波)検知エラーは、磁界(電波)検知センサにより、磁界(電波)を検知した際に発生するエラーである。
スイッチ(センサ)レベル異常エラーは、デカ玉ゴトが疑われる場合に発生するエラーである。入賞率異常エラーのうち、一般入賞口のエラーは、一般入賞口(例えば、一般入賞口226)への入賞数が異常値だった場合に発生するエラーであり、始動口2のエラーは、普通電動役物(例えば、第2特図始動口232)が未作動のときに、遊技球が所定数検知された場合に発生するエラーであり、大入賞口のエラーは、大入賞口(例えば、可変入賞口234)への入賞数が異常値だった場合に発生するエラーである。
大入賞口排出超過エラーは、確変領域有効期間中および確変領域有効期間外において、排出数>入球数となった場合に発生し、大入賞口排出超過エラーが発生した次の主制御部タイマ割り込み処理が発生した場合に復帰するエラーである。
大入賞口入賞超過エラーは、残存球検出時間の経過後(特電役作動間隔タイマが0の場合)に、入球数>排出数となった場合に発生し、入球数=排出数となった場合、あるいは電源再投入をした場合に復帰するエラーである。大入賞口入賞超過エラーの復帰処理では、確変領域関連通過数を0に設定する。
衝撃異常エラーは、スイッチ電源確認信号がOFF(=電源がON)の間、かつ確変領域(特定領域)有効期間中に、衝撃センサのレベルがOFFからONに変化し、ONである状態が所定時間(例えば、12ms)継続した場合に発生し、衝撃センサのレベルがONからOFFに変化した場合、もしくは確変領域有効期間中から確変領域有効期間外に変化した場合に復帰するエラーである。
ソレノイド異常エラーは、確変領域有効期間中に、フォトセンサが1回もOFFからONに変化する動作あるいはONからOFFに変化する動作を行わなかった場合に発生し、ソレノイド異常エラーが発生した次のタイマ割り込み処理が発生した場合に復帰するエラーである。
本例では、図149の最上段(磁気(磁石)検知エラー)は、主制御部300が動作禁止(遊技不可)となるため最優先エラーであり、以下、最下段に向かって順次エラーの優先度が低くなるが、他のエラーが最優先エラーであってもよく、優先度の高さが図149に記載のリストの順番でなくてもよい。また、各エラーの発生条件、復帰条件、主制御部300における検出時動作、主制御部300における復帰時動作の詳細は、同図に示す通りである。なお、大入賞口(アタッカー)の入賞率異常エラーの復帰条件の「当り終了表示期間が終了したとき」とは、大当りまたは小当りの終了表示期間が終了したときのことである。
<エラー報知/払出制御部が検出可能なエラー>
次に、図150を用いて、パチンコ機100の払出制御部600が検出可能なエラーについて説明する。図150は、パチンコ機100の払出制御部600が検出可能なエラーの一例を示した図である。
本例のパチンコ機100の払出制御部600が検出可能なエラーとしては、下受け皿満タンエラー(下皿満タンエラー、皿満タンエラー)、払出数不足エラー、払出個数スイッチエラー、不正払出エラー、払出超過エラー、CRユニット通信エラー、主制御通信エラー(主制御部300からの通信確認コマンドが所定時間(本例では1000ms)、受信できなかった場合のエラー)、CRユニット未接続エラー、ガラス枠開放エラー、内枠開放エラー、扉開放エラーのほか、図示しない、磁気異常エラー、外部クロック異常エラー、磁界異常エラー、スイッチレベル異常エラー、スイッチ未接続エラー、衝撃センサエラーなどが挙げられる。
また、各エラーの発生条件、復帰条件、払出装置152における払出動作、発射装置110における発射動作は、図150(a)に示す通りである。なお、同図に示す項目「発射停止」に記載の「停止する。」とは、発射許可信号をオフにすることと同義である。
図150(b)は、扉開放エラーの発生条件であるガラス枠開放エラーと内枠開放エラーの組み合わせを示した図である。扉開放エラーは、ガラス枠開放エラーおよび内枠開放エラーの少なくとも一方が発生状態の場合に、発生状態となり、ガラス枠開放エラーおよび内枠開放エラーの両方が解除状態の場合に、解除状態となるエラーである。
<エラー報知/その他の例>
なお、上述の磁気(磁石)検知エラーは、他のエラー(例えば、磁界(電波)検知エラー、スイッチ未接続エラー(主制御部が制御する装置のコネクタ抜けや断線に関するエラー)、衝撃異常エラー、払出制御通信エラー、スイッチレベル異常エラー、入賞率異常エラー、扉開放エラー、上皿満タンエラー)よりも優先度が高いエラーであってもよいが、優先度が同じであってもよい。
また、例えば、磁気(磁石)検知エラーと、優先順位の低いエラー(例えば、磁界検知エラー)が同時に発生した場合において、出力条件を先に磁界(電波)検知エラーが満たす場合は、磁界(電波)検知エラー用の動作を実行した後に、磁気(磁石)検知エラーの動作を実行するようにしてもよい。その場合、装飾図柄表示装置208や、ランプ418、532,542、スピーカ120による報知が、磁界(電波)検知エラー用から磁気(磁石)検知エラー用に報知を行う全ての装置(装飾図柄表示装置208、ランプ418、532,542、およびスピーカ120など)が切り替わる(データを上書きする)ように構成してもよく、一または複数の一部の装置のみ(例えば、スピーカ120)が上書きされ、他の一または複数の装置が磁界(電波)検知エラー用の報知を継続するようにしてもよい。
<エラー報知/報知態様の具体例>
次に、図151を用いて、エラー報知の報知態様の具体例について説明する。図151は、パチンコ機100によるエラー報知の報知態様の一例を示した図である。
図151に記載されている液晶表示とは、表示手段(本例では、装飾図柄表示装置208)によるエラー表示を示しており、『』内に記載された文字表示を表示する。ここで、表示手段によるエラー表示は、エラーが解除されるまで表示され、エラーが解除されたら非表示になるように構成されているが、エラーが解除された後も一定期間(例えば、10秒間)表示されるように構成されていてもよいし、エラーが解除されていなくてもエラー発生から一定期間(例えば、30秒間)が経過すると非表示になるように構成されていてもよい。なお、表示手段による表示は、装飾図柄表示装置208による表示に限らず、セグメントや各種ランプの点灯によるエラー表示や導光板による発光表示、POVディスプレイによる表示であってもよい。
図151に記載されている効果音とは、音出力手段(本例では、スピーカ120)による報知であってもよく、『』内を音声にて繰り返し出力する。ここで、音声による報知は、エラーが解除されるまで繰り返し出力されるように構成されているが、エラーが解除されていなくてもエラーが発生してから一定期間(例えば、30秒間)が経過したら音声が出力されないように構成されていてもよく、エラーが解除されてから一定期間(例えば、15秒間)音声が出力される様に構成されていてもよい。
図151に記載されているエラー照明LEDとは、前面枠扉106の表側(遊技者が視認可能な位置)に設けられたLEDであり、払出に関するエラーが発生した場合のみ点灯するように構成されているが、電源、主制御、サブ制御(副制御)に関する各種エラーの一部または全部で点灯するように構成されていてもよいし、一部または全部で点灯しないように構成されていてもよい。また、サブ制御に関する警告(本例では、衝撃警告、打ち方警告)では、エラー照明LEDが点灯されないように構成されているが、点灯してもよい。なお、エラー照明LEDは、常時点灯状態であってもよく、エラーが発生した場合に消灯することでエラーが発生していることを報知してもよい。図151に記載されている払出照明LEDとは、前面枠扉106の表側(遊技者が視認可能な位置)に設けられたLEDであり、払出装置152による払い出しが行われている期間において点灯し、払出装置152による払い出しが行われていない期間は消灯する。また、払出照明LEDは払出に関する一部のエラー(本例では、払出数不足エラー)の発生時にも点灯するが、払出装置152による払い出しが行われている期間においてのみ点灯してもよいし、払出に関するエラーが発生した場合に点灯するように構成されていてもよい。図151に記載されている装飾LEDとは、遊技盤200や枠(本例では、前面枠扉106の枠ランプ122。本体104(内枠)および/または外枠102に装飾LEDが設けられていてもよく、設けられていないように構成されていてもよい)に設けられたランプのことであり、各種演出に応じて発光演出を行う。また、図151に記載されている装飾LEDは、エラーの発生時に発光演出を行っていても、該発光演出を中止しエラー用の発光パターンで点灯する場合がある。(復帰時の例として、エラー中も発光演出を別のレイヤで進行させ、エラーから復帰した際にエラー復帰時点の発光演出が復帰するように構成されていてもよいが、エラーから復帰しても復帰しやすいタイミング(例えば、新たな発光演出の開始時)までは発光演出を行わないように構成されていてもよく、エラーが発生した時点の演出データから復帰するように構成されていてもよい)ここで、各種LEDが点灯することによるエラー報知は、エラーが解除されるまで点灯または点滅し、エラーが解除されたら消灯されるように構成されているが、エラーが解除された後も一定期間(例えば、10秒間)点灯または点滅するように構成されていてもよいし、エラーが解除されていなくてもエラー発生から一定期間(例えば、30秒間)が経過すると消灯するように構成されていてもよい。
本例のパチンコ機100が検出可能なエラーは、(1)払出(払出制御部600)に関するエラー、(2)電源(電源制御部660)に関するエラー、(3)主制御(主制御部300)等に関するエラー、(4)サブ制御(第1副制御部400、第2副制御部500)に関する警告、の4つに大別することができる。以下、各々について説明する。
<エラー報知/報知態様の具体例/払出に関するエラー>
最初に、払出に関するエラーについて説明する。本例の「払出(払出制御部600)に関するエラー」としては、下受け皿満タンエラー(以下、皿満タンエラーともいう。)、ガラス枠開放エラー、払出数不足エラー、払出超過エラー、不正払出エラー、払出個数スイッチエラー、主制御通信エラー、CRユニット未接続エラー、CRユニット通信エラー、扉開放エラーが挙げられる。ここで、払出エラー表示用7セグメントLEDは、払出制御基板(払出基板170)に設けられており、外枠102に対して本体104が開放された場合にのみ視認可能(透明または透過度の高い樹脂によって構成された払出基板ケース172を介して視認可能)である。
本例では、下受け皿満タンエラーが発生した場合には、発光手段(本例では、払出制御基板(払出基板170)に設けられた払出エラー表示用7セグメントLED)に、数字の「2」を表示することで発光手段による報知を行うとともに、表示手段(本例では、装飾図柄表示装置208)による報知(本例では、下受け皿満タンエラーが発生した旨の文字の表示)と、音出力手段(本例では、スピーカ120)による報知(本例では、下受け皿満タンエラーが発生した旨の効果音の出音)を行う。なお、この例では、上皿126と下皿128とを有するパチンコ機100において、下皿128が満タンの場合に、下受け皿満タンエラーが発生する場合を説明している。しかしこれに限らず、上皿126のみを有する(貯留皿が1つの)パチンコ機100の場合は、上皿126が満タンの場合にこのエラー(皿満タンエラー)が発生するようにしてもよい。
また、ガラス枠開放エラーが発生した場合には、第一の発光手段(本例では、払出制御基板(払出基板170)に設けられた払出エラー表示用7セグメントLED)に、数字の「1」を表示することで第一の発光手段による報知を行うとともに、第二の発光手段(本例では、装飾用のLED(枠ランプや盤ランプ))による報知(本例では、装飾用のLED(枠ランプや盤ランプ)の点滅)と、表示手段(本例では、装飾図柄表示装置208)による報知(本例では、ガラス枠開放エラーが発生した旨の表示)と、音出力手段(本例では、スピーカ120)による報知(本例では、ガラス枠開放エラーが発生した旨の効果音の出音)を行う。
また、扉開放エラーが発生した場合には、第一の発光手段(本例では、払出制御基板(払出基板170)に設けられた払出エラー表示用7セグメントLED)に、数字の「1」を表示することで第一の発光手段による報知を行うとともに、第二の発光手段(本例では、装飾用のLED(枠ランプや盤ランプ))による報知(本例では、装飾用のLED(枠ランプや盤ランプ)の点滅)と、表示手段(本例では、装飾図柄表示装置208)による報知(本例では、扉開放エラーが発生した旨の表示)と、音出力手段(本例では、スピーカ120)による報知(本例では、扉開放エラーが発生した旨の効果音の出音)を行う。
また、扉開放エラーの報知とは、ガラス枠開放エラーの報知のことであってもよく、ガラス枠開放エラーと内枠開放エラーの一部の報知態様(例えば、表示手段による報知)を異ならせ、他の報知を同じにしてもよく、全ての報知態様を異ならせるようにしてもよい。また、前面枠扉106を開放した場合には、遊技球の払い出しを中断するようにし、内枠を開放したときに遊技球の払い出しを継続するようにしていてもよい。
また、払出数不足エラーが発生した場合には、第一の発光手段(本例では、払出制御基板(払出基板170)に設けられた払出エラー表示用7セグメントLED)に、数字の「3」を表示することで第一の発光手段による報知を行うとともに、第三の発光手段(本例では、払出照明用のLED)による報知(本例では、払出照明用のLEDの点灯)を行う。なお、払出に関するその他のエラー報知の報知態様と、各エラーの原因、エラー中の遊技機(パチンコ機100)の状態、および、措置は、図151に示す通りである。
<エラー報知/報知態様の具体例/電源に関するエラー>
次に、電源に関するエラーについて説明する。本例の「電源(電源制御部660)に関するエラー」としては、ヒューズ切れ1、ヒューズ切れ2、ヒューズ切れ3が挙げられる。本例では、電源に関するエラーが発生した場合には、エラー報知を行わないようにしている。なお、各エラーの原因、エラー中の遊技機(パチンコ機100)の状態、および、措置は、図151に示す通りである。なお、電源に関するエラーについて、本例では報知を行っていないが、表示手段や音出力手段、各種LEDによる報知を行ってもよい。また、電源基板に電源状態確認LEDが設けられていてもよい。ここで、電源状態確認LEDは電源投入から常時点灯状態であり、エラーが発生した場合に消灯されるように構成されていてもよく、逆に電源投入から消灯状態であり、エラーが発生した場合に点灯されるように構成されていてもよい。
<エラー報知/報知態様の具体例/主制御等に関するエラー>
次に、主制御等に関するエラーについて説明する。本例の「主制御(主制御部300)等に関するエラー」としては、磁気(磁石)検知エラー、外部クロック異常エラー、磁界(電波)検知エラー、スイッチレベル異常エラー、スイッチ未接続エラー、衝撃異常エラー、入賞率異常エラー、大入賞口入賞超過エラー、大入賞口排出超過エラー、ソレノイド異常エラー(大入賞口異常エラー)が挙げられる。
本例では、磁気(磁石)検知エラーが発生した場合には、発光手段(本例では、装飾用のLED(枠ランプや盤ランプ))による報知(本例では、装飾用のLED(枠ランプや盤ランプ)の点滅)と、表示手段(本例では、装飾図柄表示装置208)による報知(本例では、磁気(磁石)検知エラーが発生した旨の文字の表示)と、音出力手段(本例では、スピーカ120)による報知(本例では、磁気(磁石)検知エラーが発生した旨の効果音の出音)を行う。
また、磁界(電波)検知エラーが発生した場合には、発光手段(本例では、装飾用のLED(枠ランプや盤ランプ))による報知(本例では、装飾用のLED(枠ランプや盤ランプ)の点滅)と、表示手段(本例では、装飾図柄表示装置208)による報知(本例では、磁界(電波)検知エラーが発生した旨の文字の表示)と、音出力手段(本例では、スピーカ120)による報知(本例では、磁界(電波)検知エラーが発生した旨の効果音の出音)を行う。また、異常が解消した場合は、30秒経過後にエラーを自動で解除する。
また、衝撃異常エラーが発生した場合には、発光手段(本例では、装飾用のLED(枠ランプや盤ランプ))による報知(本例では、装飾用のLED(枠ランプや盤ランプ)の点滅)と、表示手段(本例では、装飾図柄表示装置208)による報知(本例では、衝撃異常エラーが発生した旨の文字の表示)と、音出力手段(本例では、スピーカ120)による報知(本例では、衝撃異常エラーが発生した旨の効果音の出音)を行う。また、異常が解消した場合は、30秒経過後にエラーを自動で解除する。
また、大入賞口入賞超過エラーが発生した場合には、発光手段(本例では、装飾用のLED(枠ランプや盤ランプ))による報知(本例では、装飾用のLED(枠ランプや盤ランプ)の点滅)と、表示手段(本例では、装飾図柄表示装置208)による報知(本例では、大入賞口入賞超過エラーが発生した旨の文字の表示)と、音出力手段(本例では、スピーカ120)による報知(本例では、大入賞口入賞超過エラーが発生した旨の効果音の出音)を行う。
また、大入賞口排出超過エラーが発生した場合には、エラー報知を行わないようにしている。なお、エラー報知(発光手段(本例では、装飾用のLED(枠ランプや盤ランプ))による報知(本例では、装飾用のLED(枠ランプや盤ランプ)の点滅)と、表示手段(本例では、装飾図柄表示装置208)による報知(本例では、大入賞口排出超過エラーが発生した旨の文字の表示)と、音出力手段(本例では、スピーカ120)による報知(本例では、大入賞口排出超過エラーが発生した旨の効果音の出音))を行うようにしてもよい。
また、ソレノイド異常エラー(大入賞口異常エラー)が発生した場合には、発光手段(本例では、装飾用のLED(枠ランプや盤ランプ))による報知(本例では、装飾用のLED(枠ランプや盤ランプ)の点滅)と、表示手段(本例では、装飾図柄表示装置208)による報知(本例では、ソレノイド異常エラーが発生した旨の文字の表示)と、音出力手段(本例では、スピーカ120)による報知(本例では、ソレノイド異常エラーが発生した旨の効果音の出音)を行う。また、異常が解消した場合は、30秒経過後にエラーを自動で解除する。
なお、入賞率異常エラーは、一般入賞口(本例では、一般入賞口226)、始動口2(本例では、第2特図始動口232)および大入賞口(本例では、可変入賞口234)について同じエラー報知を行うように構成されているが、エラーが発生した入賞口によって異なるエラー報知を行ってもよい。また、入賞率エラーに対応する他のエラーとして、異常入賞エラーがある。異常入賞エラーとは、対象となる入賞口(例えば、一般入賞口226、第2特図始動口232、可変入賞口234など)に或る特定の条件下(例えば、N球発射時、大当り中以外、電サポ(普図高確状態)中以外など)で特定個数以上の入賞が検出された場合に発生するエラーである。異常入賞エラーの発生時は、入賞率異常エラーと同様の遊技機の状態、報知、措置であってもよい。
なお、主制御等に関するエラーに、扉開放エラーが含まれても良い。その場合、扉開放エラーが発生した場合には、発光手段(本例では、装飾用のLED(枠ランプや盤ランプ))による報知(本例では、装飾用のLED(枠ランプや盤ランプ)の点滅)と、表示手段(本例では、装飾図柄表示装置208)による報知(本例では、扉開放エラーが発生した旨の表示)と、音出力手段(本例では、スピーカ120)による報知(本例では、扉開放エラーが発生した旨の効果音の出音)を行う。なお、主制御等に関するその他のエラー報知の報知態様と、各エラーの原因、エラー中の遊技機(パチンコ機100)の状態、および、措置は、図151に示す通りである。
<エラー報知/報知態様の具体例/サブ制御に関する警告・エラー>
次に、サブ制御に関する警告・エラーについて説明する。本例の「サブ制御(第1副制御部400、第2副制御部500)に関する警告・エラー」としては、衝撃警告、打ち方警告、演出可動手段エラーが挙げられる。本例では、衝撃警告が発生した場合には、表示手段(本例では、装飾図柄表示装置208)による報知(本例では、衝撃警告が発生した旨の文字の表示)を行うが、発光手段による報知は行わない。
また、打ち方警告が発生した場合には、表示手段(本例では、装飾図柄表示装置208)による報知(本例では、打ち方警告が発生した旨の文字の表示)と、音出力手段(本例では、スピーカ120)による報知(本例では、打ち方警告が発生した旨の効果音の出音)を行うが、発光手段による報知は行わない。
演出可動手段エラーとは、電源投入時に各種演出可動手段(本例では、演出可動体224、遮蔽手段246、家紋役物224E、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gd及び千両箱役物224Hなどの遊技盤に設けられた演出可動手段。(本例では、前面枠扉106。本体104や外枠102に設けられていてもよい)なお、枠に演出可動手段が設けられている場合は、枠の演出可動手段を含むが、含まなくてもよい。また、枠に演出可動手段が設けられていなくてもよい)の初期動作を行った際に異常があったと判定された場合に発生するエラーである。ここで言う異常とは、初期動作が正常に行われなかった場合を示しているが、例えば、各演出可動手段の初期位置にあるセンサ(初期位置にある場合はON)がOFFの状態であり、1または複数回リトライ動作を行ってもONにならなかった場合や、センサがONの状態が継続していると判定された場合を示していてもよい。また、初期動作とは、原点復帰動作、センサチェック動作、フルストローク動作の全てまたはいずれか1つまたは2つの動作から構成されていてもよい。ここで、原点復帰動作とは、初期位置のセンサの状態を確認し、初期位置のセンサがOFF(初期位置にない)の演出可動手段のみを初期位置に戻す動作のことである。また、センサチェック動作とは、センサの故障を確認するための動作であり、センサがONからOFFへ切り替えられる最低限の動作を行う動作である。また、フルストローク動作とは、演出可動手段が動作可能な最大位置まで移動し、初期位置に戻る動作である。なお、原点復帰動作とフルストローク動作を一の動作で行ってもよい。(例えば、原点位置にない演出可動手段を初期位置に戻し、そのままフルストローク動作を行うなど)また、センサチェック動作とフルストローク動作を一の動作で行ってもよい。また、全ての演出可動手段について原点復帰動作が行われた後に、センサチェック動作および/またはフルストローク動作が予め決められた順番で行われるように構成されていてもよい。(例えば、演出可動体A→演出可動体B→演出可動体Cの順番で初期動作が行われる場合であって、演出可動体Bが初期位置にない場合は、演出可動体A〜Cについて原点復帰動作が行われた後(見た目上は、演出可動体Bについて動作)に、演出可動体A→演出可動体B→演出可動体Cの順番でセンサチェック動作および/またはフルストローク動作が行われる。)また、原点位置にない演出可動手段について初期動作で行われた後に、他の演出可動手段について初期動作を行うように構成されていてもよい。(例えば、演出可動体A→演出可動体B→演出可動体Cの順番で初期動作が行われる場合であって、演出可動体Bの初期位置のセンサがOFFの場合、演出可動体Bについて初期動作が行われ、その後に演出可動体A→演出可動体Cの初期動作が行われる。)なお、複数の演出可動手段が初期位置にないと判定した場合、優先順位の高い演出可動手段から初期動作(原点復帰動作または原点復帰動作を含む初期動作)が行われるように構成されていてもよい。
また、演出可動手段エラーは、演出可動手段のコネクタが接続が正しく接続されていない場合や演出可動手段のハーネスの断線またはコネクタの損傷などにより演出可動手段が各種回路(例えば、駆動回路422など)に正常に接続されていない状態でも発生するエラーである。なお、「演出可動手段の接続不良(配線不良)に関するエラー」と「電源投入時に各種演出可動手段の初期動作を行った際に異常があったと判定された場合に発生するエラー」を別々のエラーに分けて報知してもよい。
また、演出可動手段エラーは、後述する復帰中表示の表示中に表示される場合があるエラーであるが、復帰中表示の表示中に表示されないように構成されていてもよい。
なお、サブ制御に関するエラーは、主制御や払出に関するエラーと同じ表示態様(表示領域やフォントの大きさ、色、画像の形状、表示位置等)でエラー表示が行われてもよく、異なる表示態様でエラー表示が表示されてもよい。また、サブ制御に関する警告は、サブ制御に関するエラー表示と異なる表示態様で表示されてもよいが、同じ表示態様で表示されてもよい。また、サブ制御に関する警告は、主制御に関するエラー表示と異なる表示態様で表示されてもよいが、同じ表示態様で表示されてもよい。また、サブ制御に関する警告は、払出制御に関するエラー表示と異なる表示態様で表示されてもよいが、同じ表示態様で表示されてもよい。
また、サブ制御に関するエラー(本例では、演出可動手段エラー)で、表示手段によるエラー表示の他に、枠や遊技盤200に設けられた装飾LEDが点灯または点滅するように構成されていてもよいし、音出力手段によりエラーが報知されるように構成されてもよいし、その両方を行ってもよい。
また、サブ液晶に関するエラー報知は、遊技者による操作手段(例えば、演出ボタン136(チャンスボタン136)(チャンスボタン))の操作によってエラー報知の一部または全部が終了するように構成されていてもよい。(エラー報知の一部が終了するとは、例えば、演出可動手段エラーの発生中に演出ボタン136(チャンスボタン136)を操作した場合に、エラー表示はそのまま表示されるが、音出力手段によるエラー報知は終了し、遊技盤の装飾LEDによる点滅表示が終了し、枠の装飾LEDも一部が消灯し、他の一部による点滅がそのまま継続するなど。このように操作手段を操作することで、演出手段Aのエラー報知は継続、演出手段Bのエラー報知は終了、演出手段Cの一部が終了し、他の一部がそのまま継続する場合が考えられる。演出手段A〜Cは、音出力手段、表示手段、装飾LEDなどが該当する。)
なお、電源投入時に液晶ローディング表示を表示する場合に、液晶ローディング表示中にエラー表示が表示されないように構成されていてもよく、表示される場合があってもよい。ここで、液晶ローディング表示とは、第2副制御部500のROM506に記憶されたデータを読み込みしている状態を示す表示のことである。第2副制御部500のRON506に記憶されたデータの読み込みが完了すると、図柄停止表示(デモ画面または図柄変動表示間に表示される図柄停止表示)または復帰中表示(準備中表示)が表示される。復帰中表示は、図柄変動中や大当り中に遊技制御が復帰した場合に表示される表示であり、図柄変動中であれば図柄が停止するまで(特図表示確定タイマが0になるまで)、大当り中であれば大当りが終了するまで(当り終了表示タイマが0となるまで)表示される。なお、図柄変動中の特定のタイミング(例えば、スーパーリーチ演出の開始や3つの装飾図柄の仮停止表示など)で復帰中表示から図柄変動表示に復帰するように構成されてもよい。また、大当り中の特定のタイミング(例えば、特定のラウンドの開始または終了、大当り開始演出の開始または終了、大当り終了表示の開始または終了)で復帰中表示から各種大当り表示が表示されてもよい。ここで、復帰中表示の表示中に、上述したエラー表示の全部または一部についても表示される場合があってもよいが、他のエラー表示の全部または一部について表示されないように構成されていてもよい。また、液晶ローディング表示の表示中に上述の全てのエラー表示が表示されないように構成されているが、一部または全てのエラー表示が液晶ローディング表示の表示中に表示される場合があってもよい。
なお、変化演出表示とは、変化予告表示のことであってもよい。
なお、保留アイコンの表示態様が遊技者によってアイコンAに選択されている場合において、保留先読み予告が開始されるとアイコンAが遊技者が選択可能なアイコンB〜アイコンGに強制的に変化する場合があってもよいし、保留先読み予告が開始されるとアイコンAが遊技者が選択不可のアイコンの態様に変化する場合があってもよい。
なお、演出に関する操作手段が複数設けられていてもよい。ここで、操作手段A(例えば、チャンスボタン136)と操作手段B(レバー)が設けられている場合、操作手段Aの操作を促す画像(または、操作手段Aの外観を示す画像や「操作手段Aを押せ」等の文字表示。以下、「操作手段画像A」という。)が表示された場合の方が、操作手段Bの操作を促す画像(または、操作手段Bの外観を示す画像や「操作手段Bを押せ」等の文字表示。以下、「操作手段画像B」という。)が表示された場合よりも最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすいように構成されていてもよいが、大当り図柄態様が確定表示されやすい操作手段に関する画像が逆であってもよく、大当り図柄態様が確定表示されやすさが変わらなくてもよい。ここで、操作手段Aについてオートボタン機能が働くが操作手段Bについてはオートボタン機能が働かなくてもよく、オートボタン機能が働く操作手段が逆であってもよく、両方の操作手段についてオートボタン機能が働いてもよく、両方の操作手段についてオートボタン機能が働かなくてもよい。また、操作手段画像Bが表示された方が操作手段画像Aが表示された場合よりもナビキャラクタの表示態様の変化が成功しやすいように構成されていてもよいが、逆であってもよく、表示された操作手段画像によってナビキャラの表示態様の変化の成功度が異ならないように構成されていてもよい。(つまり、同じであってもよい。)また、操作手段画像Bが表示された方が操作手段画像Aが表示された場合よりもナビキャラクタの表示態様が大当り期待度の高い表示態様に変化しやすいように構成されていてもよいが、逆であってもよく、表示された操作手段画像によってナビキャラクタが変化しやすい表示態様が異ならないように構成されていてもよい。(つまり、同じであってもよい。)また、操作手段画像Aが表示される頻度が操作手段画像Bが表示される頻度よりも多いが、逆であってもよく、同じであってもよい。また、操作手段画像Aが操作手段画像Bに変化する演出(昇格演出または降格演出)が行われる場合があってもよい。ここで、操作手段画像Aが操作手段画像Bに昇格する期間は、操作手段Aの操作有効期間の有効期間外かつ操作手段Bの操作有効期間が開始される前であってもよく、操作手段Aの操作有効期間の期間外かつ操作手段Bの操作有効期間の期間中であってもよく、操作手段Aの操作有効期間の期間中かつ操作手段Bの操作有効期間の有効期間外であってもよく、操作手段Aの操作有効期間の期間中かつ操作手段Bの操作有効期間の期間中であってもよい。なお、操作手段画像Bから操作手段画像Aに変化する場合についても同様である。以上、ここでの説明では、操作手段Aと操作手段Bの2つの操作手段を例にあげて説明したが、操作手段は3つ以上でも同様である。
なお、遊技者によって選択可能な演出は、特図始動口、普図始動口、一般入賞口および/または演出用ゲート(ゲート内に進入し、センサ検知されても賞球が行われず、演出のみ行われるゲート)を通過したことによって得られたポイントに応じて増加する場合があってもよい。ここで、通過したことによって得られたポイント数と獲得される演出は一対一関係であってもよく、通過したことによって得られたポイントが特定のポイントになると、例えば装飾図柄表示装置208にて「これから獲得される演出を抽選する演出を行う表示(ガチャ演出)」が行われ、第1副制御部400による演出抽選により当選した演出が獲得されるように構成されていてもよい。
なお、遊技者が操作手段(例えば、チャンスボタン136)を操作することによって、ナビキャラクタの表示と非表示が切り替え可能に構成されていてもよい。ナビキャラクタの表示・非表示の切り替えは常時可能であってもよく、ナビキャラクタの表示中のみ可能であってもよく、図柄の変動開始から一定期間が経過するまで(例えば、一または複数、若しくは全ての装飾図柄が仮停止する等)可能であってもよく、スーパーリーチ演出の実行中はナビキャラクタの表示・非表示の切り替えができないように構成されていてもよく、スーパーリーチ演出の実行中ナビキャラクタの表示・非表示の切り替えができるように構成されていてもよく、図柄停止中(特図の停止中)のみ表示・非表示が切り替えられるように構成されていてもよい。
以上、本発明をパチンコ機(弾球遊技機)に適用させた例について詳細に説明したが、本発明の遊技台は、これに限るものではなく、例えば、メダルや遊技球(パチンコ球)を使用する回胴遊技機(スロットマシン)にも適用可能である。すなわち、これまでに説明したパチンコ機100は、ぱちんこ(1種+1種)であるが、他のぱちんこ(例えば、1種、2種、3種、1種+2種等)でもよく、スロット等(パロット、じゃん球)でもよい。より具体的には、メダル(遊技媒体)を投入してスタートレバーを操作することでリールを回転させるとともに、内部抽選によって役を内部決定し、ストップボタンを操作することでリールを停止させたときに、図柄表示窓上に内部決定に応じて予め定められた図柄の組み合わせが表示されると役が成立し、メダルの払い出しを伴う役が成立した場合には、規定数のメダルを払い出すなど遊技者に特典が与えられるようした回胴遊技機(スロットマシン)であってもよい。あるいは、所定数の遊技球を封入球として封入し、前記封入球を遊技領域へ発射して遊技を行い、所定の進入領域に前記封入球が入賞したことに基づいて遊技者に所定の遊技価値を付与し、前記所定の進入領域に入賞した前記封入球または入賞しなかった前記封入球を再び前記遊技領域へ発射して循環使用可能な封入球式遊技台であってもよい。
このように、本発明は、様々な種類の遊技台に適用可能であり、以下、図面を用いてさらに具体的に説明する。
以上の記載では、
『 表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208、第1装飾図柄表示装置208Lのみ、あるいは第1〜第3装飾図柄表示装置208L〜Nのうちの複数の組合せ(全部を含む)、第2表示装置208S等]を備えた遊技台であって、
前記表示手段は、複数種類の表示を表示可能な手段であり、
前記複数種類の表示のうちの一の種類の表示は、第一のアイコン[例えば、変動アイコンh0]であり、
前記第一のアイコンとは、実行中の図柄変動表示[例えば、当該図柄変動表示]に関するアイコン(以下、「変動アイコン」という。)のことであり、
前記変動アイコンは、第一の表示態様[例えば、デフォルト(白色)の表示態様]で表示される場合があるアイコンであり、
前記変動アイコンは、第二の表示態様[例えば、白色点滅、青色、緑色、赤色、金色、虹色の表示態様等]で表示される場合があるアイコンであり、
前記第二の表示態様の前記変動アイコンが表示された場合の方が、前記第一の表示態様の該変動アイコンが表示された場合よりも、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすく[例えば、大当りの期待度が高い]、
前記複数種類の表示のうちの一の種類の表示は、第二のアイコン[例えば、ナビキャラクタYMのアイコン等]であり、
前記第二のアイコンは、連続する図柄変動表示を跨いで表示される場合があるアイコンであり[例えば、図112(い1)〜同図(い12)等]、
前記第二のアイコンは、前記変動アイコンを前記第一の表示態様から前記第二の表示態様へ変化させる演出[例えば、図112(い−9)〜同図(い11)に示す演出等]に用いられる場合があるアイコンであり、
前記第二のアイコンは、第三の表示態様[例えば、デフォルトの色の着物を着た殿様の表示態様、殿様の表示態様、コパンダの表示態様]で表示される場合があるアイコンであり、
前記第二のアイコンは、第四の表示態様[例えば、白色点滅、青色、緑色、赤色、金色、虹色の着物を着た殿様の表示態様、姫の表示態様、番長の表示態様、ロボットの表示態様]で表示される場合があるアイコンであり、
前記第三の表示態様と前記第四の表示態様が異なる、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
ここで、前記変動アイコンは、前記表示手段におけるアイコン表示領域に表示される場合があるアイコンであり、前記第二のアイコンは、前記アイコン表示領域に表示される場合があるアイコンであってもよい。また、前記変動アイコンと前記第二のアイコンは、前記アイコン表示領域に同時に表示される場合があるアイコンであってもよい。すなわち、前記第二のアイコンは、第一の期間の間、前記アイコン表示領域に前記変動アイコンと同時に表示されるアイコンであってもよい。さらに、前記第二のアイコンは、前記アイコン表示領域の外に表示される場合があるアイコンであってもよい。あるいは、前記アイコン表示領域は、移動可能な表示領域であってもよいし、分割されて互いに異なる位置に移動する場合がある表示領域であってもよい。
また、「跨いで」とは、図柄の停止表示の期間(変動停止期間)を間に挟むことである。また、前記第二のアイコンは、図柄変動表示の表示中に継続して表示されるアイコンであってもよいし、途中で一旦消えるアイコンであってもよい。また、図柄の停止表示の表示中も、継続して表示されるアイコンであってもよいし、途中で一旦消えるアイコンであってもよいし、あるいは該停止表示の表示中は消え続けているアイコンであってもよい。
また、「連続する図柄変動表示を跨いで表示される場合があるアイコン」とは、「常時表示されているアイコンであり、一旦消去されて、再表示される場合があるアイコン」のことである。
また、前記第二のアイコンは、前記第三の表示態様から前記第四の表示態様へ変化する場合があってもよい。
なお、前記表示手段は、複数種類の表示を必ず表示する手段であってもよい。
また、
『 前記第二のアイコンは、一回の図柄変動表示に限って表示される場合もあるアイコンである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、前記第二のアイコンは、或る条件を満たした場合に表示されるアイコンであってもよい。ここにいう或る条件の一例として、保留n個以上であること、先読み予告が行われている保留があること、遊技者によるカスタマイズが行われていること、或る予告(例えば、タイマ予告、会話予告等)が表示されていること、前記第二のアイコンが先読み予告の予告表示であること、前記第二のアイコンがストックされていること、実行中の図柄変動表示における大当りの期待度が高いこと、予告抽選に当選したこと等を列挙することができる。すなわち、前記或る条件としては、上記列挙したもの総てであってもよい。一方、上記列挙したものの中でも適用されないものがあってもよい。
また、
『 前記第二のアイコンは、前記変動アイコンとは別のアイコンである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、
『前記複数種類の表示のうちの一の種類の表示は、変化演出表示[例えば、宝箱のアイコンI1、UFOアイコンUFI、ボタン保留アイコン、メータ表示MW,MGのアイコン、巨大なパンダ、爺のキャラクタによる「ナビキャラが変化」という文字表示を含む会話予告、襖の画像、ワイプ演出用の襖画像等]であり、
前記変化演出表示は、前記第二のアイコンを前記第三の表示態様から前記第四の表示態様へ変化させる演出[例えば、図110(あ3−1)〜同図(あ6)、図111(あ6−3−2)〜同図(あ6−3−4a)、図118(く1−3−1)〜同図(く1−3−4)、図126に示すメータ演出、図124(し2−2−1)〜同図(し2−2−3)、図135(アb1)〜(アb2)、図115(お6)〜同図(お8)、図142(エ9−2−1)等]に用いられる場合がある表示である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
すなわち、前記変化演出表示は、前記第二のアイコンが前記第三の表示態様で表示されている状態で表示される場合がある表示であり、前記変化演出表示は、前記第二のアイコンの表示態様が前記第三の表示態様から前記第四の表示態様へ変化することについての予告表示である。
また、前記変化演出表示は、前記変動アイコンの表示態様を変化させる演出に用いられる場合があるアイコンであってもよい。あるいは反対に、前記変化演出表示は、前記変動アイコンの表示態様を変化させる演出には用いられないアイコンであってもよく、この場合には、前記変化演出表示は、前記第二のアイコンの表示態様を変化させる演出にのみ用いられるアイコンであってもよい。
また、前記第二のアイコンは、前記変化演出表示が表示されると、前記第三の表示態様から前記第四の表示態様へ必ず変化するアイコンであってもよい。
また、前記変化演出表示は、前記第二のアイコンが非表示の状態でも表示される場合がある表示であってもよい。
また、
『 前記第二のアイコンは、前記変化演出表示が表示されても、表示態様が変化しない場合[例えば、図110(3−2−1)〜同図(3−2−2)、図118(く1−3−1)〜同図(く1−3−3b2)、図135(ア4−2)、図135(ア6−2)]もあるアイコンである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、
『 前記第四の表示態様の前記第二のアイコンが表示されている場合の方が、前記第三の表示態様の該第二のアイコンが表示されている場合よりも、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすい[例えば、大当りの期待度が高い]、
ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
ここで、「前記第三の表示態様の該第二のアイコンが表示されている場合」とは、「前記第三の表示態様の該第二のアイコンが表示され、該第二のアイコンが該第四の表示態様へ変化しない場合」のことであってもよい。
また、前記第二のアイコンが前記第三の表示態様で表示されている状態は、前記第二のアイコンが前記第四の表示態様で表示されている状態よりも、最終的に大当り図柄態様が確定表示されにくくてもよい。
また、
『 前記第二のアイコンは、実行中の図柄変動表示における大当りについての予告表示[例えば、図113(う20−1)、図122(こb15−1)]である場合があるアイコンである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、「前記第二のアイコンは、実行中の図柄変動表示における大当りについての予告表示である場合がある、」とは、「実行中の図柄変動表示における大当りの予告が、第二のアイコンによって行われる」ことであってもよい。
ここで、前記第三の表示態様は、デフォルトの表示態様であってもよく、前記第四の表示態様は、実行中の図柄変動表示における大当りについての予告の表示態様であってもよい。
また、
『 前記第二のアイコンは、先読み予告の予告表示[例えば、図118(け5−1)〜同図(け13)、図121(こアa11)]である場合があるアイコンである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、「前記第二のアイコンは、先読み予告の予告表示である場合がある」とは、「第二のアイコンによって先読み予告が行われる」ことであってもよい。
ここで、前記第三の表示態様は、デフォルトの表示態様であってもよく、前記第四の表示態様は、先読み予告の表示態様であってもよい。
また、前記第二のアイコンは、前記変動アイコンとしても機能するアイコンであってもよい。すなわち、この場合には、前記第一のアイコンと前記第二のアイコンとによって2種類の変動アイコンが表示されていることになる。
また、前記第二の表示態様の前記変動アイコンと、前記第四の表示態様の前記第二のアイコンの両方のアイコンが表示された場合の方が、該両方のアイコンが表示されない場合よりも、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすくてもよい。
また、前記第二の表示態様の前記変動アイコンと、前記第四の表示態様の前記第二のアイコンの両方のアイコンが表示された場合の方が、該両方のアイコンのうちのいずれか一方のアイコンのみが表示された場合よりも、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすくてもよい。
また、前記第二の表示態様の前記変動アイコンと、前記第四の表示態様の前記第二のアイコンとのうちのいずれか一方のアイコンが表示された場合の方が、いずれのアイコンも表示されない場合よりも、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすくてもよい。
また、前記第二の表示態様の前記変動アイコンと、前記第四の表示態様の前記第二のアイコンの両方のアイコンが表示された場合の方が、該両方のアイコンが表示されない場合よりも、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすくてもよい。
また、デフォルトの表示態様とは異なる表示態様(例えば、前記第二の表示態様)の前記変動アイコンと、デフォルトの表示態様(例えば、前記第三の表示態様)の前記第二のアイコンが表示されている状態の方が、デフォルトの表示態様(例えば、前記第一の表示態様)の前記変動アイコンと、デフォルトの表示態様とは異なる表示態様(例えば、前記第四の表示態様)の前記第二のアイコンが両方表示されている状態よりも、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすくてもよい。
あるいは反対に、デフォルトの表示態様とは異なる表示態様(例えば、前記第二の表示態様)の前記変動アイコンと、デフォルトの表示態様(例えば、前記第三の表示態様)の前記第二のアイコンが表示されている状態の方が、デフォルトの表示態様(例えば、前記第一の表示態様)の前記変動アイコンと、デフォルトの表示態様とは異なる表示態様(例えば、前記第四の表示態様)の前記第二のアイコンが両方表示されている状態よりも、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすくてもよい。
また、前記変動アイコンは、第五の表示態様で表示される場合があるアイコンであり、前記変動アイコンが前記第五の表示態様で表示された場合、最終的に大当り図柄態様が必ず確定表示されてもよい。また、前記第二のアイコンは、第六の表示態様で表示される場合があるアイコンであり、前記第二のアイコンが前記第六の表示態様で表示された場合、最終的に大当り図柄態様が必ず確定表示されてもよい。なお、前記変動アイコンが前記第五の表示態様で表示されているのに対して前記第二のアイコンは前記三の表示態様、あるいは前記第四の表示態様で表示されている場合があってもよい。また、前記第二のアイコンが前記第六の表示態様で表示されているのに対して前記変動アイコンは前記一の表示態様、あるいは前記第二の表示態様で表示されている場合があってもよい。
さらには、前記変動アイコンが前記第五の表示態様で表示され、前記第二のアイコンが前記第六の表示態様で表示されている場合があってもよい。この場合、例えば、有利な大当りが確定(例えば、確変付き大当り確定、長いラウンドの大当り確定)したり、レアなリーチ(例えば、全回転リーチ等)が出現しやすかったり、他のプレミア演出が出現しやすかったり、復活大当りしやすかったりしてもよい。あるいは逆に、復活大当りしにくくてもよい。また、操作手段の態様が変化(例えば、ボタンが飛び出したり、回転したり、凹んだり、内蔵ランプがレアな発光態様(例えば、七色に変化するレインボー発光態様)で発光したり)してもよい。また、演出カスタマイズの特典が手に入ったり、大当り遊技中に選択することができる演出の数が増えたり、特別なスーパーリーチが開始されたり、特別な大当りラウンド(例えば、第二のアタッカーが開放するラウンド)が開始されたりしてもよい。
また、前記変動アイコンの表示態様と、前記第二のアイコンの表示態様の組合せによって、演出の種類(例えば、スーパーリーチの種類等)が示唆される場合があってもよい。例えば、前記変動アイコンの表示態様が殿様で、前記第二のアイコンの表示態様が剣豪であった場合には、殿様と剣豪が決闘する剣豪リーチに発展することが示唆されてもよい。あるいは、前記変動アイコンの表示態様が兜で、前記第二のアイコンの表示態様が殿様であった場合には、2つのアイコンが表示されて初めて、当該変動の予告(通常予告)として機能するように構成されていてもよい。
また、前記変動アイコンの表示態様と、前記第二のアイコンの表示態様の組合せによって、大当りの信頼度(期待度)が異なってもよい。例えば、前記第一の表示態様の前記変動アイコンと、前記第四の表示態様の前記第二のアイコンの組合せと、前記第二の表示態様の前記変動アイコンと、前記第三の表示態様の前記第二のアイコンの組合せとでは、大当りの信頼度(期待度)が異なってもよい。
また、
『 前記第四の表示態様の前記第二のアイコンが表示されている場合の方が、前記第三の表示態様の該第二のアイコンが表示されている場合よりも、前記変動アイコンが前記第一の表示態様から前記第二の表示態様に変化しやすい、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、前記第一の表示態様の前記変動アイコンが前記第二の表示態様に変化する確率は、前記第四の表示態様の前記第二のアイコンによって該第一の表示態様の該変動アイコンが該第二の表示態様に変化する場合の方が、前記第三の表示態様の該第二のアイコンによって該第一の表示態様の該変動アイコンが該第二の表示態様に変化する場合よりも高くてもよい。
ここで、「前記第三の表示態様の該第二のアイコンが表示されている場合よりも」とは、「第三の表示態様の第二のアイコンによって変動アイコンを第一の表示態様から第二の表示態様へ変化させる演出が行われた場合よりも」のことであってもよい。
また、前記第四の表示態様の前記第二のアイコンが表示された場合には、前記変動アイコンが前記第一の表示態様から前記第二の表示態様に必ず変化してもよい。また、前記第三の表示態様の前記第二のアイコンが表示された場合には、前記変動アイコンが前記第一の表示態様から前記第二の表示態様に、必ず変化しなくてもよいし、変化する場合があってもよい。
また、前記第六の表示態様の前記第二のアイコンが表示された場合の方が、前記第四の表示態様の前記第二のアイコンが表示された場合よりも、前記変動アイコンが前記第五の表示態様に変化しやすくてもよい。
以上説明したように、前記第二のアイコンの表示態様が変化していると、前記変動アイコンの表示態様も変化しやすい場合があってもよいし、該変動アイコンの表示態様が必ず変化してもよい。
さらに、前記第二のアイコンの表示態様によって、変化しやすい表示態様の前記変動アイコンが異なってもよい。また、前記第二のアイコンの表示態様によって、出現しやすい予告(擬似連予告、タイマ予告、先読み予告)が変わってもよい。
また、
『 前記第二のアイコンが複数表示される場合[例えば、図116に示す例、図117(き1)〜同図(き5)に示す例等]がある、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、前記第二のアイコンが複数表示されることで、大当りしやすかったり、保留アイコンや前記変動アイコンの表示態様が変化しやすかったりしてもよい。
また、複数の前記第二のアイコンの組合せ(同じ表示態様の前記第二のアイコンの組合せや、異なる表示態様の前記第二のアイコンの組合せ)によって、大当りしやすかったり、保留アイコンや前記変動アイコンの表示態様が変化しやすかったり、出現しやすい予告(擬似連予告、タイマ予告、先読み予告)が変わったりしてもよい。
また、
『 遊技者が操作可能な位置に設けられた操作手段[例えば、チャンスボタン136等]を備え、
前記第二のアイコンは、前記操作手段が操作されると、表示態様が変化する場合[例えば、図117(く1−1)〜図117(く7)に示す例]があるアイコンである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、例えば、前記操作手段の操作に応じて、前記第三の表示態様から前記第四の表示態様に変化する場合があってもよい。
また、前記第二のアイコンは、前記操作手段に関する表示態様であり、該操作手段の操作に応じて、表示態様が変化してもよい。なお、前記操作手段に関する表示態様とは、前記操作手段を模した表示態様であってもよいし、該操作手段を操作することを促す表示態様(操作促進表示態様)であってもよいし、該操作手段の操作有効期間に関する表示態様(より具体的には、該操作有効期間の残期間の表示態様(残期間表示態様))であってもよいし、該操作手段を連想させる表示態様であってもよいし、これらの表示態様の組合せであってもよいし、これらの表示態様のうちの少なくともいずれか一つを含む表示態様であってもよい。
また、前記表示手段は、メータ表示を表示可能な手段であって、前記メータ表示の状態に応じて前記操作手段の操作が受け付けられ、該操作手段の操作が受け付けられると、前記第二のアイコンの表示態様が変化してもよい。
さらに、前記操作手段の操作有効期間であっても該操作手段を操作することを促す報知がなされない、いわゆる裏ボタン状態で、該操作手段が操作されると、前記第二のアイコンの表示態様が変化してもよい。
また、第二のアイコンは、演出モードの変更に応じて表示態様が変化してもよい。
また、第二のアイコンは、遊技者によるカスタマイズ操作で表示態様を変更することができるアイコンであってもよい。
また、
『 前記第三の表示態様は、遊技者が選択した表示態様[例えば、73(b)のキャラクタ選択]であり、
前記第四の表示態様は、遊技者が選択していない表示態様[例えば、図114(え4−3)に示す番長の表示態様]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、前記第三の表示態様は、遊技者が選択することができる表示態様であり、前記第四の表示態様は、遊技者が選択することができない表示態様であってもよいし、遊技者が選択することができる表示態様であってもよい。
また、
『 前記第二のアイコンは、他の表示による演出を伴うことなく、表示態様が変化する場合[例えば、図114(え1)〜同図(え3−1)、図117(く2−1)〜同図(く7)]があるアイコンである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、「前記第二のアイコンは、他の表示による演出を伴うことなく、表示態様が変化する場合がある」とは、「第二のアイコンによる演出によって、該第二のアイコンの表示態様が変化する場合がある」のことであってもよい。
また、
『 前記変動アイコンは、他の表示による演出を伴うことなく、表示態様が変化する場合[例えば、図125(す3)〜同図(す4)]があるアイコンである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、「前記変動アイコンは、他の表示による演出を伴うことなく、表示態様が変化する場合がある」とは、「変動アイコンによる演出によって、該変動アイコンの表示態様が変化する場合がある」のことであってもよい。
また、
『 前記複数種類の表示のうちの一の種類の表示は、第三のアイコン[例えば、保留アイコンh11〜h14等]であり、
前記第三のアイコンとは、保留球数に応じたアイコン(以下、「保留アイコン」という。)のことであり、
前記保留アイコンは、複数種類の表示態様[例えば、図98(b)の保留表示選択のアイコンA〜アイコンG、図113(う2)、同図(う3)、同図(う12)、デフォルトの表示態様、白点滅、青色、緑色、赤色、金色、虹色等]で表示される場合があるアイコンであり、
前記第二のアイコンは、前記保留アイコンとは別のアイコンである、
ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
ここで、前記保留アイコンは、前記第一の表示態様で表示される場合があるアイコンであってもよいし、前記保留アイコンは、前記第四の表示態様で表示される場合があるアイコンであってもよい。
また、
『 前記遊技台は、ぱちんこ機[例えば、パチンコ機100]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
以上の記載では、
『 表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208、第1装飾図柄表示装置208Lのみ、あるいは第1〜第3装飾図柄表示装置208L〜Nのうちの複数の組合せ(全部を含む)、第2表示装置208S等]を備えた遊技台であって、
前記表示手段は、複数種類の表示を表示可能な手段であり、
前記複数種類の表示のうちの一の種類の表示は、第一のアイコンであり、
前記第一のアイコンとは、保留表示に関するアイコン[例えば、保留アイコンh11〜h14,h21〜h24や変動アイコンh0等]のことであり、
前記第一のアイコンは、第一の表示態様[例えば、デフォルト(白色)の表示態様]で表示される場合があるアイコンであり、
前記第一のアイコンは、第二の表示態様[例えば、白色点滅、青色、緑色、赤色、金色、虹色の表示態様等]で表示される場合があるアイコンであり、
前記複数種類の表示のうちの一の種類の表示は、第二のアイコン[例えば、ナビキャラクタYMのアイコン等]であり、
前記第二のアイコンは、連続する図柄変動表示を跨いで表示される場合があるアイコンであり[例えば、図112(い1)〜同図(い12)等]、
前記第二のアイコンは、前記第一のアイコンを前記第一の表示態様から前記第二の表示態様へ変化させる演出[例えば、図112(い−9)〜同図(い11)に示す演出等]に用いられる場合があるアイコンである、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
また、
『 前記第二のアイコンは、第三の表示態様[例えば、デフォルトの色の着物を着た殿様の表示態様、殿様の表示態様、コパンダの表示態様]で表示される場合があるアイコンであり、
前記第二のアイコンは、第四の表示態様[例えば、白色点滅、青色、緑色、赤色、金色、虹色の着物を着た殿様の表示態様、姫の表示態様、番長の表示態様、ロボットの表示態様]で表示される場合があるアイコンであり、
前記第二のアイコンは、前記第三の表示態様から前記第四の表示態様に変化する場合があるアイコンである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、
『 前記第二のアイコンは、他の表示による演出を伴うことなく、表示態様が変化する場合[例えば、図114(え1)〜同図(え3−1)、図117(く2−1)〜同図(く7)]があるアイコンである、
ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
また、
『 前記第二のアイコンは、一回の図柄変動表示に限って表示される場合もあるアイコンである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、
『 前記第二のアイコンは、前記第一のアイコンとは別のアイコンである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、
『前記複数種類の表示のうちの一の種類の表示は、変化演出表示[例えば、宝箱のアイコンI1、UFOアイコンUFI、ボタン保留アイコン、メータ表示MW,MGのアイコン、巨大なパンダ、爺のキャラクタによる「ナビキャラが変化」という文字表示を含む会話予告、襖の画像、ワイプ演出用の襖画像等]であり、
前記変化演出表示は、前記第二のアイコンを前記第三の表示態様から前記第四の表示態様へ変化させる演出[例えば、図110(あ3−1)〜同図(あ6)、図111(あ6−3−2)〜同図(あ6−3−4a)、図118(く1−3−1)〜同図(く1−3−4)、図126に示すメータ演出、図124(し2−2−1)〜同図(し2−2−3)、図135(アb1)〜(アb2)、図115(お6)〜同図(お8)、図142(エ9−2−1)等]に用いられる場合がある表示である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、
『 前記第二のアイコンは、前記変化演出表示が表示されても、表示態様が変化しない場合[例えば、図110(3−2−1)〜同図(3−2−2)、図118(く1−3−1)〜同図(く1−3−3b2、図135(ア4−2)、図135(ア6−2))]もあるアイコンである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、
『 前記第二のアイコンは、実行中の図柄変動表示における大当りについての予告表示[例えば、図113(う20−1)、図122(こb15−1)]である場合があるアイコンである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、
『 前記第二のアイコンは、図118(け5−1)〜同図(け13)、先読み予告の予告表示[例えば、図121(こアa11)]である場合があるアイコンである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、
『 前記第二のアイコンが複数表示される場合[例えば、図116に示す例、図117(き1)〜同図(き5)に示す例等]がある、
ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
また、
『 遊技者が操作可能な位置に設けられた操作手段[例えば、チャンスボタン136等]を備え、
前記第二のアイコンは、前記操作手段が操作されると、表示態様が変化する場合[例えば、図117(く1−1)〜図117(く7)に示す例]があるアイコンである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、
『 前記第一のアイコンは、他の表示による演出を伴うことなく、表示態様が変化する場合[例えば、図125(す3)〜同図(す4)]があるアイコンである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、「前記第一のアイコンは、他の表示による演出を伴うことなく、表示態様が変化する場合がある」とは、「第一のアイコンによる予告によって、該第一のアイコンの表示態様が変化する場合がある」のことであってもよい。
また、
『 上に記載の「保留表示に関するアイコン」とは、「保留アイコンと変動アイコンの両方を含む概念のアイコン」のことであり、
前記保留アイコンとは、未消化の保留を表すアイコン[例えば、保留アイコンh11〜h14,h21〜h24]のことであり、
前記変動アイコンとは、消化済みの保留を表すアイコン[例えば、変動アイコンh0]のことである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、
『 上に記載の「保留表示に関するアイコン」とは、「保留アイコン」のことであり、
前記保留アイコンとは、未消化の保留を表すアイコン[例えば、保留アイコンh11〜h14,h21〜h24]のことである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
なお、上に記載の「保留表示に関するアイコン」とは、「変動アイコン」のことであり、前記変動アイコンとは、消化済みの保留を表すアイコン[例えば、変動アイコンh0]のことであってもよい。
また、
『 前記遊技台は、ぱちんこ機[例えば、パチンコ機100]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
以上の記載では、
「 演出手段[例えば、装飾図柄表示装置208、第1装飾図柄表示装置208Lのみ、あるいは第1〜第3装飾図柄表示装置208L〜Nのうちの複数の組合せ(全部を含む)、第2表示装置208S、スピーカ120、遊技盤用ランプ442、遊技台枠用ランプ452、千両箱役物224H等]と、
操作手段[例えば、チャンスボタン136、操作キーユニット137、第二チャンスボタン、レバータイプの操作手段等]と、
を備え、
前記演出手段は、複数種類の演出を実行可能な手段であり、
前記複数種類の演出のうちの一の種類の演出は、第一の演出であり、
前記複数種類の演出のうちの一の種類の演出は、第二の演出であり、
非オートボタンモードにおける第一の期間[例えば、操作有効期間]の期間中に前記操作手段の操作が行われると、前記第一の演出[例えば、図143(A11)の「夏休みはまだかの〜」の応答表示]が実行される場合があり、
オートボタンモードにおいて、前記第一の期間が開始されてから第一の時間[例えば、オートボタン機能発動時間(図143(A6)〜同図(A11)直前までの時間)]が経過すると、前記第一の演出が実行される場合があり、
前記非オートボタンモードにおける第二の期間[例えば、操作有効期間(図143(A8−1)〜同図(A14)の期間]の期間中に前記操作手段の操作が行われると、前記第二の演出[例えば、保留アイコンが青色の表示態様に変化する演出、図144(Aa5−5−6)〜同図(Aa5−5−7)の連打メータRHMが上昇する応答表示]が実行される場合があり、
前記オートボタンモード中において、前記第二の期間が開始されてから第二の時間[例えば、オートボタン機能発動時間]が経過しても、前記第二の演出が実行されず[例えば、図143の例、図144(Aa5−5−2)および同図(Aa5−5−4)の連打メータRHMの状態]、
前記オートボタンモード中において、前記第二の期間が開始されてから前記第二の時間が経過するまでに前記操作手段の操作が行われると、前記第二の演出が実行されるように構成されており、
前記操作手段の状態を第一の状態および第二の状態のうちの一方の状態[例えば、白色点灯]から他方の状態[例えば、特別色(青色)点灯]へ変化可能に構成されており、
前記オートボタンモード中における前記第二の期間の期間中において、前記操作手段の状態が前記一方の状態から前記他方の状態へ変化される場合[例えば、図143(A8−1)〜同図(A14)の場合等]がある、
ことを特徴とする遊技台。」
について説明した。
この記載の発明によれば、操作手段に特徴を持った遊技台を実現できる。より具体的には、前記オートボタンモードにおける前記第二の期間の期間中に前記操作手段の状態が変化する場合があるので、該操作手段に視線を誘導させ、該操作手段の操作を促すことができる場合がある。
ここで、オートボタンモードとは、前記操作手段の操作がなくても該操作手段の操作に応じた演出が行われる場合があるモードのことである。なお、非オートボタンモードとは、オートボタンモードに設定されていない状態のことである。
オートボタンモード中も前記操作手段の操作を受け付け(無効にしなく)てもよいし、受け付ける場合と受け付けない場合とがあってもよいし、一切受け付けなくてもよい。受け付ける場合と受け付けない場合とは、Aの演出では受け付けてBの演出では受け付けない、あるいはAの期間では受け付けてBの期間では受け付けなくてもよい。さらには、Aの操作手段(例えば、チャンスボタン136)の操作では受け付けて、Bの操作手段(例えば、操作キーユニット137、第二チャンスボタン、レバータイプの操作手段等)の操作は受け付けなくてもよい。
また、前記第二の期間の期間中において、前記操作手段以外の演出手段(例えば、表示手段による表示、可動手段、発光手段等)が変化するように構成されていてもよい。
また、
「 前記非オートボタンモード中における前記第二の期間の期間中において、前記操作手段の状態が前記一方の状態から前記他方の状態へ変化される場合[例えば、図145(Aa8―3)の場合]がある、
ことを特徴とする遊技台。」
についても説明した。
こうすることで、前記非オートボタンモード中における前記第二の期間の期間中に前記操作手段の状態が変化する場合があるので、操作手段に視線を誘導させ、操作手段の操作を促すことができる場合がある。また、オートボタンモードの設定の有無に関わらず、第二の期間の期間中においては操作手段の操作をしないと第二の演出が実行されないことに気づかせ、操作手段の操作意欲を向上させることができる場合がある。
また、
「 前記第一の期間の少なくとも一部の期間が前記第二の期間の少なくとも一部の期間と重なる場合がある[例えば、図143(A8−1)〜同図(A11)の直前、図144(Aa5−2−2)、図145(Aa8−2−1)]、
ことを特徴とする遊技台。」
についても説明した。
また、
「 前記オートボタンモードにおける前記第一の期間の少なくとも一部の期間と前記第二の期間の少なくとも一部の期間とが重なる期間[例えば、図143(A8−1)〜同図(A11)の直前までの期間、図144(Aa5−2−2)、図145(Aa8−2−1)]において、前記操作手段の操作があった場合に、前記第一の演出および前記第二の演出のうちの少なくとも一方の演出が実行される[例えば、図145(Aa8−2−3)〜同図(Aa8−2−4)]、
ことを特徴とする遊技台。」
についても説明した。
ここで、前記第一の演出および前記第二の演出のうちの両方の演出が実行されてもよいし、該第一の演出のみ実行されてもよいし、該第二の演出のみ実行されてもよい。
なお、前記第一の期間が開始されてから前記第一の時間が経過するまでに前記操作手段を操作すると、前記第一の演出および前記第二の演出の両方の演出が実行されてもよいし、該第一の演出のみが実行されてもよいし、該第二の演出のみが実行されてもよい。
例えば、前記オートボタンモード中にボタン表示が2つ表示されている場合に、一方のボタン表示はオートボタンモードの機能が働き、ボタン操作に応じて応答表示が表示され、他方のボタン表示はオートボタンモードの機能が働かず、自分でボタンを操作しなければならないといった違和感が生じ、遊技の興趣が向上する場合がある。
また、
「 前記非オートボタンモードにおける前記第一の期間の少なくとも一部の期間と前記第二の期間の少なくとも一部の期間とが重なる期間において、前記操作手段の操作があった場合に、前記第一の演出および前記第二の演出のうちの少なくとも一方の演出が実行される、ことを特徴とする遊技台。」
についても説明した。
ここで、前記第一の演出および前記第二の演出のうちの両方の演出が実行されてもよいし、該第一の演出のみ実行されてもよいし、該第二の演出のみ実行されてもよい。
また、
「 前記非オートボタンモードにおける前記第一の期間[例えば、操作有効期間]の期間中に前記操作手段の操作が行われなかった場合には、前記第一の演出が実行されない、
ことを特徴とする遊技台。」
についても説明した。
なお、前記第一の期間が終了するまでの間に操作がなくても、前記第一の演出が実行されてもよい。
また、
「 前記非オートボタンモードにおける前記第二の期間[例えば、操作有効期間]の期間中に前記操作手段の操作が行われなかった場合には、前記第二の演出が実行されない、
ことを特徴とする遊技台。」についても説明した。
なお、前記第二の期間が終了するまでの間に操作がなくても、前記第二の演出が実行されてもよい
また、
「 前記演出手段とは、画像表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208、第1装飾図柄表示装置208Lのみ、あるいは第1〜第3装飾図柄表示装置208L〜Nのうちの複数の組合せ(全部を含む)、第2表示装置208S等]のことであり、
前記複数種類の演出とは、複数種類の表示のことであり、
前記複数種類の表示のうちの一の種類の表示は、応答表示であり、
前記応答表示とは、前記操作手段の操作があった場合に表示される場合がある表示であり、
前記第一の演出とは、前記応答演出のうちの第一の応答表示[例えば、図143(A11)の「夏休みはまだかの〜」の応答表示]のことであり、
前記第二の演出とは、前記応答演出のうちの第二の応答表示[例えば、保留アイコンが青色の表示態様に変化する演出]のことである、
ことを特徴とする遊技台。」
についても説明した。
また、
「 前記複数種類の表示のうちの一の種類の表示は、操作表示であり、
前記操作表示とは、操作手段の操作に関する表示であり、
前記操作表示として第一の操作表示[例えば、図143(A5−1)等に示されているボタン演出画像(ボタン画像136a及び残時間表示メータMT)]の表示が行われている場合に前記操作手段の操作が行われると、前記第一の応答表示が表示される場合があり、
前記操作表示として第二の操作表示[例えば、図143(A8−1)等に示されているボタン画像136a]の表示が行われている場合に前記操作手段の操作が行われると、前記第二の応答表示が表示される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。」
についても説明した。
なお、前記操作表示は、前記操作手段の外観を表す画像[例えば、ボタン画像136a]を含む表示であってもよいし、前記操作手段の操作を促す表示[例えば、残時間表示メータMT、PUSHの文字表示、「押せ」の文字表示、操作方向を示す矢印の表示等]を含む表示であってもよい。
また、
「 前記第一の演出および前記第二の演出のうちの少なくとも一方は、実行中の図柄変動表示についての演出[例えば、当該図柄変動表示における大当りについての予告演出(通常予告)]である、
ことを特徴とする遊技台。」
についても説明した。
なお、前記第一の演出および前記第二の演出のうちの両方がそうあってもよいし、前記第一の演出のみがそうであってもよいし、前記第二の演出のみがそうであってもよい。
また、
「 前記第一の演出および前記第二の演出のうちの少なくとも一方は、実行中の図柄変動表示が終了し、その後に開始される図柄変動表示についての演出[例えば、次に開始される図柄変動表示であったり、次の次に開始される図柄変動表示であったり、次の次の次に開始される図柄変動表示における大当りについての予告演出(先読み予告)]である、
ことを特徴とする遊技台。」
についても説明した。
なお、前記第一の演出および前記第二の演出のうちの両方がそうあってもよいし、前記第一の演出のみがそうであってもよいし、前記第二の演出のみがそうであってもよい。
また、
「 前記第一の期間とは、前記操作手段の操作を有効とする期間(以下、「第一の操作有効期間」という。)のことであり、
前記第二の期間とは、前記操作手段の操作を有効とする期間(以下、「第二の操作有効期間」という。)のことである、
ことを特徴とする遊技台。」
についても説明した。
なお、前記第一の操作有効期間および前記第二の操作有効期間のうちの少なくともいずれか一方の操作有効期間を示すメータ表示[例えば、図143(A5−1)に示す残期間メータMTの表示]が、前記オートボタンモード中も表示されていてもよい。なお、図143(A8−1)に示すボタン保留アイコンにも、残期間メータMTの表示を加えてもよい。
また、前記メータ表示として、ゲージによる表示(増減するバー表示)であってもよいし、時間経過に応じて表示色の濃淡が変化し、例えば、残期間が無くなるとグレーアウトする表示であってもよい。
あるいは反対に、操作有効期間を示すメータが前記非オートボタンモード中にのみ表示され、前記オートボタンモード中には表示されなくてもよい。例えば、オートボタンモード中の図143(A5−1)に示す爺の会話画像CI2のうち残期間メータMTを省略し、反対に、非オートボタンモード中の図145(Aa8−3)に示すボタン保留アイコンに残期間メータMTを付加してもよい。
また、前記オートボタンモードであるか否かを問わず、前記操作有効期間を示すメータが表示される場合[例えば、図143〜図145に示す会話予告]とされない場合[例えば、図143〜図145に示すボタン変動アイコンやボタン保留アイコン]があってもよい。
また、
「 前記操作手段は、演出動作[例えば、発光、振動等]を行う場合がある手段である、ことを特徴とする遊技台。」
についても説明した。
また、前記第一の状態は、前記演出動作を行っていない状態[例えば、消灯状態や白色点灯状態、振動停止状態]であり、前記第二の状態は、演出動作を行っている状態[例えば、点灯状態や青色点灯状態、振動状態]であってもよい。
また、前記第一の状態は、前記操作手段が停止している状態のことであってもよい。
また、前記演出手段は、演出可動手段[例えば、振動子]が内部に設けられたものであり、前記演出動作は、前記演出可動手段が動作する動作[例えば、振動]のことであってもよい。
また、前記第二の状態は、変形[例えば、突出したり凹んだり)したり、前記演出可動手段が動作している状態[例えば、進出状態、後退状態、振動中状態、回転中状態、硬化状態等]であってもよい。
前記操作手段は、発光手段が設けられた手段であってもよい。
前記発光手段は、点灯、点滅、あるいは消灯といった駆動動作を実行可能な手段であり、
前記第一の状態は、前記発光手段が第一の態様で前記駆動動作を行っている状態であり、
前記第二の状態は、前記発光手段が第二の態様で前記駆動動作を行っている状態であり、
前記第一の態様と前記第二の態様は異なる態様であってもよい。
前記第一の態様は、消灯している態様であり、前記第二の態様は、点灯している態様であってもよい。
前記第一の態様は、第一の色で点灯している態様であり、前記第二の態様は、第二の色で点灯している態様であってもよい。
前記第二の態様は、点滅している態様であってもよい。
また、
「 前記遊技台は、ぱちんこ機[例えば、パチンコ機100]である、
ことを特徴とする遊技台。」
についても説明した。
また、
「 前記遊技台は、スロットマシン[例えば、スロットマシン1000]である、ことを特徴とする遊技台。」
についても説明した。
以上の記載では、
『 演出手段[例えば、装飾図柄表示装置208、第1装飾図柄表示装置208Lのみ、あるいは第1〜第3装飾図柄表示装置208L〜Nのうちの複数の組合せ(全部を含む)、第2表示装置208S、スピーカ120、遊技盤用ランプ442、遊技台枠用ランプ452、千両箱役物224H等]を備えた遊技台であって、
前記演出手段は、複数種類の演出を少なくとも実行可能な手段であり、
前記複数種類の演出のうちの一の種類の演出は、第一の演出であり、
前記第一の演出とは、遊技者によって選択された演出のこと[例えば、図98(b)の(b)キャラクタ選択の各選択肢による演出、(c)保留枠選択の各選択肢による演出、(e)保留表示選択の各選択肢による演出、(f)背景表示選択の各選択肢による演出、図136に示す曲名の楽曲出力演出]であり、
前記複数種類の演出のうちの一の種類の演出は、第二の演出[例えば、ナビキャラクタYMによる演出、楽曲出力演出、保留枠UI演出、保留演出、背景演出、]であり、
前記第一の演出の実行中において、第三の演出[例えば、宝箱のアイコンI1による変化予告、楽曲変更予告、ワイプ演出、背景変化予告等]が実行されると、該第一の演出から前記第二の演出へ変更される場合[例えば、図134(アa3−1)〜同図(アa6−1)、図137(イ11)〜同図(イ15−1)、図141に示す例、図115(お1)で遊技者によって背景Aが選択されている場合に同図(お6)〜同図(お7)の背景変化予告(ワイプ演出用の襖画像のワイプインおよびワイプアウト)を経て、同図(お8)〜同図(お21)で表示されている先読み予告の背景に変化する等]がある、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
ここで、前記第三の演出は、前記複数種類の演出のうちの一の種類の演出であって、前記演出手段で実行される演出であってもよい。あるいは、前記第三の演出は、前記演出手段(例えば、表示手段)では実行されず、該演出手段とは異なる他の演出手段(例えば、音出力手段)で実行される演出であってもよい。
また、前記第一の演出は、図柄変動表示が一定時間開始されないと移行するデモンストレーションモードで選択可能なカスタマイズ系の演出であってもよいし、図柄変動表示の実行中でも選択可能な演出であってもよい。さらに、前記第一の演出は、遊技者によって選択可能な、スーパーリーチ演出や大当り遊技中のラウンド演出であってもよい。
また、前記第三の演出は、例えば、島一斉演出等の一斉演出が開始されるまでの残り時間報知の演出であってもよい。
前記演出手段の一例として、表示手段(例えば、液晶表示装置、ドットマトリクス表示装置、7セグメント表示装置、有機EL表示装置、リール(ドラム)式表示装置、リーフ式表示装置、プラズマディスプレイ、プロジェクタ等)、発光手段、音出力手段、可動手段等を列挙することができる。また、側方から光が入射し前方に向けて発光する導光板、残像効果によって絵柄を表示可能なPOVディスプレイも一例として列挙することができる。前記演出手段としては、上記列挙したもの総てであってもよい。一方、上記列挙したものの中でも適用されないものがあってもよい。
また、前記演出手段は、発光演出を行うデバイスであってもよく、この場合は、モードによって発光態様(色、点灯パターン、発光色によって表示される発光表示等)が異なるものであってもよい。
また、
『 前記演出手段は、画像表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208、第1装飾図柄表示装置208Lのみ、あるいは第1〜第3装飾図柄表示装置208L〜Nのうちの複数の組合せ(全部を含む)、第2表示装置208S等]であり、
前記第一の演出とは、第一の演出表示[例えば、図98(b)の(b)キャラクタ選択の各選択肢による演出表示または(c)保留枠選択の各選択肢による演出表示、(e)保留表示選択の各選択肢による演出表示、(f)背景表示選択の各選択肢による演出表示、図137の曲名表示部MNに表示された図136に示す曲名]のことであり、
前記第二の演出とは、第二の演出表示[例えば、ナビキャラクタYMによる演出表示、保留枠UIによる演出表示、図137(イ13)〜同図(イ14)の曲名表示部MN「Distance」、図137(イ15−1)の曲名表示部MN「轟けDREAM」]のことである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、前記演出手段は、複数の画像表示手段であってもよい。
また、『 前記第三の演出とは、第三の演出表示[例えば、宝箱のアイコンI1、UFOアイコンUFI、ボタン保留アイコン、メータ表示MW,MGのアイコン、巨大なパンダ、爺のキャラクタによる「ナビキャラが変化」という文字表示を含む会話予告、襖の画像、ワイプ演出用の襖画像、図137(イ11)〜同図(イ15−1)の番長のキャラクタC11等]のことであり、
前記画像表示手段によって前記第三の演出表示が行われる場合がある、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、前記第三の演出表示の少なくとも一部と前記第一の演出表示の少なくとも一部が重なる場合があってもよい。すなわち、前記第三の演出表示の一部のみと前記第一の演出表示の一部のみが重なる場合があってもよいし、前記第三の演出表示の一部のみと前記第一の演出表示の全部が重なる場合があってもよいし、前記第三の演出表示の全部と前記第一の演出表示の一部のみが重なる場合があってもよいし、前記第三の演出表示の全部と前記第一の演出表示の全部が重なる場合があってもよい。また、前記第三の演出表示の少なくとも一部が、前記第一の演出表示の少なくとも一部に前側(遊技者側)から重なる場合があってもよいし、反対に、前記第一の演出表示の少なくとも一部が、前記第三の演出表示の少なくとも一部に前側(遊技者側)から重なる場合があってもよい。
また、画像表示装置には、装飾図柄の変動表示や、装飾図柄の停止表示や、保留球数に応じたアイコン(保留アイコン)や、実行中の図柄変動表示に関するアイコン(変動アイコン)が表示される場合がある。前記第三の演出表示は、装飾図柄の変動表示よりも前記第一の演出表示の近くに表示される場合があってもよいし、装飾図柄の停止表示よりも前記第一の演出表示の近くに表示される場合があってもよいし、保留アイコンよりも前記第一の演出表示の近くに表示される場合があってもよいし、変動アイコンよりも前記第一の演出表示の近くに表示される場合があってもよい。
また、
『 前記第三の演出が実行されなくても、前記第一の演出から前記第二の演出へ変更される場合がある[例えば、図114(え1)〜同図(え3−1)、図117(く2−1)〜同図(く7)]、ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、遊技者が操作可能な位置に設けられた操作手段を備え、前記第一の演出は、前記操作手段が操作されると、前記第二の演出へ変更される場合があってもよい。
また、前記第一の演出から前記第二の演出への変更は演出モードの変更であってもよく、該第一の演出は遊技者が設定した演出モードに相当し、演出モードの変更は、操作手段の操作に応じて変更が行われる場合と、例えば、先読み予告の実行開始に応じて変更が行われる場合(先読みモード(第二の演出表示に相当)への突入)とがあってもよい。
また、
『 前記第三の演出が実行されたことにより前記第一の演出から前記第二の演出に変更された場合[例えば、図134(アa4−1)〜同図(アa6−1)の場合]の方が、該第三の演出が実行されずに該第一の演出から該第二の演出に変更された場合[例えば、図114(え2)〜同図(え4−1)の場合]よりも、最終的に遊技者にとって有利な状態[例えば、大当り遊技状態、出球数の多い大当り遊技状態、確変状態、電サポ状態]に移行されやすい、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、前記第三の演出が実行されると遊技者にとって有利な状態に必ず移行する構成であってもよい。あるいは反対に、前記第三の演出が実行されても、遊技者にとって有利な状態に移行しない場合があってもよい。
また、前記有利な状態として、図柄変動表示の表示中であれば、大当り遊技状態があげられる。また、スーパーリーチ状態であってもよいし、擬似連演出状態であってもよい。一方、前記有利な状態として、大当り遊技の実行中であれば、大当り遊技の終了後における確変状態あるいは電サポ状態があげられる。また、ラウンド数が見た目上増加したラウンド昇格状態であってもよい。
また、
『 遊技者が操作可能な位置に設けられた操作手段[例えば、チャンスボタン136等]を備え、
前記操作手段の操作があった場合に、前記第一の演出が選択される場合[例えば、図101(37)〜同図(50)の場合]があり、
前記操作手段の操作があった場合に、前記第三の演出が実行される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、
『 前記第一の演出の実行中において、前記第三の演出が実行されても、該第一の演出から前記第二の演出へ変更されない場合[例えば、図110(3−2−1)〜同図(3−2−2)、図118(く1−3−1)〜同図(く1−3−3b2)、図135(ア4−2)、図135(アa6−2)の場合]がある、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
例えば、前記演出手段が表示手段である場合には、前記第三の演出が実行されても、前記第一の演出表示から前記第二の演出表示へ変更されない場合があってもよく、前記演出手段が発光手段である場合には、前記第三の演出が実行されても、前記第一の発光演出から前記第二の発光演出へ変更されない場合があってもよく、前記演出手段が音出力手段である場合には、前記第三の演出が実行されても、前記第一の音出力演出から前記第二の音出力演出へ変更されない場合があってもよく、前記演出手段が可動手段である場合には、前記第三の演出が実行されても、前記第一の動作演出から前記第二の動作演出へ変更されない場合があってもよい。
あるいは反対に、前記第一の演出の実行中において、前記第三の演出が実行されると、該第一の演出から前記第二の演出へ必ず変更されてもよい。
また、
『 前記第二の演出は、遊技者によって選択可能な演出の一つである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
あるいは反対に、前記第二の演出は、遊技者によって選択不能な演出であってもよい。
また、
『 楽曲を出力可能な音出力手段[例えば、スピーカ120]を備え、
前記演出手段は、表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208、第1装飾図柄表示装置208Lのみ、あるいは第1〜第3装飾図柄表示装置208L〜Nのうちの複数の組合せ(全部を含む)、第2表示装置208S等]であり、
前記表示手段は、楽曲表示を表示可能な手段[例えば、図137(イ15−1)の曲名表示部MNや同図(イ16)〜同図(イ18)等]であり、
前記楽曲表示とは、前記音出力手段によって出力される楽曲に関する表示[例えば、曲名や歌詞の表示]のことであり、
前記第一の演出とは、第一の楽曲表示[例えば、「メガ ギガ サマー」]のことであり、
前記第二の演出とは、第二の楽曲表示[例えば、「轟けDREAM」]のことである、ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、
『 前記第一の演出とは、第二のアイコン[例えば、ナビキャラクタYMのアイコン]が第三の表示態様[例えば、デフォルトの表示態様]で表示される演出のことであり、
前記第二の演出とは、前記第二のアイコンが第四の表示態様[例えば、白色点滅、青色、緑色、赤色、金色、虹色の着物を着た殿様の表示態様]で表示される演出のことであり、
前記第二のアイコンは、連続する図柄変動表示を跨いで表示される場合[例えば、図134(アa1)〜同図(アa2)の場合]があるアイコンであり、
前記第三の表示態様と前記第四の表示態様が異なる、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、「跨いで」とは、図柄の停止表示の期間(変動停止期間)を間に挟むことである。また、前記第二のアイコンは、図柄変動表示の表示中に継続して表示されるアイコンであってもよいし、途中で一旦消えるアイコンであってもよい。また、図柄の停止表示の表示中も、継続して表示されるアイコンであってもよいし、途中で一旦消えるアイコンであってもよいし、あるいは該停止表示の表示中は消え続けているアイコンであってもよい。
また、
『 前記演出手段は、表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208、第1装飾図柄表示装置208Lのみ、あるいは第1〜第3装飾図柄表示装置208L〜Nのうちの複数の組合せ(全部を含む)、第2表示装置208S等]であり、
前記表示手段は、複数種類のアイコンを表示可能な手段であり、
前記複数種類のアイコンのうちの一の種類のアイコンは、第一のアイコンであり、
前記複数種類のアイコンのうちの一の種類のアイコンは、第二のアイコンであり、
前記複数種類のアイコンのうちの一の種類のアイコンは、第三のアイコンであり、
前記第一のアイコンとは、実行中の図柄変動表示に関するアイコン(以下、「変動アイコン」という。)のこと[例えば、変動アイコンh0]であり、
前記第二のアイコンとは、連続する図柄変動表示を跨いで表示される場合があるアイコン[例えば、ナビキャラクタYMのアイコン]のことであり、
前記第三のアイコンとは、保留球数に応じたアイコン(以下、「保留アイコン」という。)のこと[例えば、保留アイコンh11]であり、
前記第二のアイコンは、前記変動アイコンとは異なるアイコンであり、
前記第二のアイコンは、前記保留アイコンとも異なるアイコンであり、
前記変動アイコンは、前記表示手段におけるアイコン表示領域[例えば、保留アイコン表示領域HISと変動アイコン表示領域CISと演出アイコン表示領域DISを有する保留枠UIのうちの変動アイコン表示領域CIS]に表示される場合があるアイコンであり、
前記第二のアイコンは、前記アイコン表示領域[例えば、保留枠UIのうちの演出アイコン表示領域DIS]に表示される場合があるアイコンであり、
前記保留アイコンは、前記アイコン表示領域[例えば、保留枠UIのうちの保留アイコン表示領域HIS]に表示される場合があるアイコンであり、
前記第一の演出とは、前記アイコン表示領域が第一の態様[例えば、「保留枠D」]で表示される演出のことであり、
前記第二の演出とは、前記アイコン表示領域が第二の態様[例えば、「保留枠R」]で表示される演出のことであり、
前記第一の態様と前記第二の態様が異なる、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、前記アイコン表示領域は、領域アイコンが表示されている領域であってもよいし、保留枠が表示されている領域であってもよいし、ユーザインターフェース(UI)が表示されている領域であってもよい。なお、領域アイコンは、土台アイコンであってもよいし、ステージアイコンであってもよいし、枠アイコン等であってもよい。また、領域アイコンは複数のアイコンからなるものであってもよい。また、前記アイコン表示領域は、保留アイコン表示領域、変動アイコン表示領域、第二のアイコン(たとえば、ナビキャラクタアイコン)表示領域を含む領域であってもよい。
また、前記第三の演出は、前記アイコン表示領域の態様を切り換える演出であってもよい。また、前記第三の演出は、前記アイコン表示領域に前側から重なる表示が表示される演出であってもよい。
また、
『 前記複数種類の演出のうちの一の種類の演出は、第四の演出であり、
前記第四の演出とは、前記第三の演出が実行される前に該第三の演出が実行されることについての予告演出[例えば、図129に示すテロップ表示trp]のことである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、
『 前記第三の演出は、実行中の図柄変動表示における大当りについての予告演出[例えば、宝箱アイコンの色による通常予告の演出、番長のキャラクタC11による大当り確定(または、大当り濃厚)予告]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、
『 前記第三の演出は、先読み予告の演出[例えば、宝箱アイコンの色による先読み予告の演出]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、
『 前記遊技台は、ぱちんこ機[例えば、パチンコ機100]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記遊技台は、スロットマシン[例えば、スロットマシン1000]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
なお、上記で装飾図柄の変動表示と記載のあることは、図柄(より具体的には特図)の変動表示であってもよく、装飾図柄の停止表示と記載のあることは、図柄(より具体的には特図)の停止表示であってもよい。
続いて、これまで説明した図36に示すパチンコ機100に適用可能な演出の例について図152〜図228を用いて説明する。技術的思想としては、図152〜図228に示す技術的思想を、図36〜図83、図84〜図151に示す技術的思想に適用することは可能であり、またその逆に、図36〜図83、図84〜図151に示す技術的思想を、図152〜図228に示す技術的思想に適用することも可能である。その際、同じ符号を付しているもの同士は、同じ構成要素として取り扱える場合があり、置換することができる場合もある。
以下に説明する演出の例では、表示手段(例えば、第1装飾図柄表示装置208L〜第3装飾図柄表示装置208Mのいずれか一つ又は二つ又は全部の装飾図柄表示装置)に、予告アイコン、予告表示、ミニゲームA用アイコン、ミニゲームB用アイコン、保留アイコン、変動アイコン、アイコン変化予告表示が表示される。まずは、これらについて順に説明していく。
図152は、各種予告アイコンと各種予告表示を示す図である。
図152(a)には、5種類の予告アイコンが示されている。これら5種類の予告アイコンのうち、4種類は箱形のアイコンであり、残り一種類は操作手段タイプ(ボタンタイプ)のアイコンである。
箱形のアイコンには、色が異なる、箱アイコン、赤箱アイコン、金箱アイコン、および虹箱アイコンの4種類があり、それぞれ2種類の態様(態様aと態様d)が用意されている。態様aは、箱が閉じた表示態様であり、態様dは、箱が開いた表示態様である。
なお、これまでの説明や、以降の説明では、色の違いや表示の仕方によって種類や表示態様が異なる場合がある。例えば、第1種類や第1表示態様の色は白色であり、第2種類や第2表示態様の色も白色であるが、第2種類や第2表示態様は表示の仕方が点滅(白色と他の色(例えば、背景色や黒色)との交互表示)である。なお、第1種類や第1表示態様はデフォルトの種類や表示態様に相当する。第3種類や第3表示態様の色は青色であり、第4種類や第4表示態様の色は緑色であり、第5種類や第5表示態様の色は赤色であり、第6種類や第6表示態様の色は金色であり、第7種類や第7表示態様の色は虹色である。各種アイコンや、各種表示には、第1〜第7の種類や表示態様が用意されている場合があり、各種LED等の発光手段は、第1表示態様〜第7表示態様で発光可能な場合がある。第1〜第7の種類や表示態様のうち、数字が大きな種類や表示態様ほど(第7が最も大きい)、遊技者にとって有利な表示態様に、なる場合があったり、必ずなる。例えば、数字が大きな種類や表示態様ほど、大当りの期待度(信頼度)が高いことを表していたり、或る演出が開始されやすいことを表していたりする場合がある。以下の説明では、第n表示態様から第n+1表示態様に変化することを1段上がる又は1段昇格すると言う場合がある。また、第n表示態様から第n+m表示態様に変化することを、表示態様がm段階上がる又は昇格すると言う場合がある。さらに、nの数が相対的に大きな表示態様を上の表示態様と言い、nの数が相対的に小さな表示態様を下の表示態様と言う場合がある。なお、nにしてもmにしても1以上の自然数である(以下の説明においても同じ。)。
ボタンタイプのアイコン(ボタンアイコン)は、1種類しかないが、4種類の態様(態様a、態様b、態様c、態様d)が用意されている。態様aは、チャンスボタン136を模したボタン画像のみからなる表示態様である。態様b及びcは、ボタン画像の下に、チャンスボタン136の操作有効期間の残時間を表す残時間表示メータが追加された表示態様である。態様aは、態様b及びcにはある残時間表示メータがないことから、チャンスボタン136を操作しても無効であることを表す態様である。また、態様bは、残時間表示メータが満タン表示(操作有効期間が全期間残っている表示)であり、態様cは、残時間表示メータが0表示(操作有効期間が全く残っていない表示)である。すなわち、態様bは、操作有効期間の計時(カウントダウン)開始前か、計時開始直後の態様になる。また、態様cは、チャンスボタン136を操作せずに操作有効期間が経過した時点か、経過後の態様になる。操作有効期間の計時が開始されると、第3表示態様のメータが時間の経過に応じて減り始める。態様dは、ボタン画像や操作有効期間表示を隠してしまうエフェクト画像(ここでは煙画像)の表示態様である。なお、ボタンアイコンは、箱型のアイコンと同様に種類が異なるアイコンが複数種類あってもよい。例えば、色が異なる、デフォルトのボタンアイコン、赤ボタンアイコン、金ボタンアイコン、および虹ボタンアイコンがあってもよい。
また、予告アイコンやボタンアイコンの種類は色だけに限らず、アイコンの大きさや形状が異なるアイコンがあってもよく、アイコンの大きさ、形状、色等の複数の要素のうちのいずれか二以上が組み合わされてもよい。例えば、No.1の箱アイコンの他に、宝箱アイコン、図49に示す千両箱役物224Hを模した千両箱アイコンといった種類の違うアイコンがあってもよい。また、信頼度が高くなるほどアイコンの大きさが大きくなるようにしてもよい(例えば、赤箱アイコンよりも金箱アイコンの方が大きい)。また、赤箱アイコンと金箱アイコン箱とで箱の形状が異なっていてもよい。
予告アイコンは、最初に表示開始された表示位置から、表示位置を変えて表示される場合がある。すなわち、第1ポジションから第2ポジションに移動し、第2ポジションで継続して表示(ストック)される場合がある。第2ポジションは、ストック表示位置になる。なお、表示位置を変えずに継続して表示(ストック)される場合があってもよい。態様aは、ストック開始時の態様であるが、表示開始時の態様でもある。態様dは、予告アイコンが使用された場合の態様である。すなわち、図152(a)に示す予告アイコンは、演出で使用されると、表示態様が態様dに変化する。箱形のアイコンは、予め定められたタイミングになると使用され、態様dに変化する。ボタンアイコンは、操作有効期間内にチャンスボタン136が操作されると使用され、態様dに変化する。ただし、操作有効期間内にチャンスボタン136が操作されなくても、操作有効期間が経過した以降に、ボタンアイコンは態様cから態様dに必ず変化するが、変化する場合と変化しない場合があってもよい。また、操作有効期間内にチャンスボタン136が操作されなかった場合に、ボタンアイコンが態様dに変化しなくてもよい。その場合、ボタンアイコンは消去されてもよく、態様aのまま表示され続けてもよく、態様bまたは態様cの残時間表示メータのみが非表示となった表示(周囲の縁の部分が態様aとは異なる表示)が表示されてもよく、態様dに変化するが後述する予告表示が表示されないように構成されていてもよい。また、操作有効期間内にチャンスボタン136が操作されると、一旦態様cが表示されてから、態様dが表示されてもよい。
各種類の予告アイコン毎に、出現率と信頼度が異なる。出現率は、A、B、C、Dの記載順に表示されやすい。すなわち、Aが最も表示されやすい(表示される頻度が高い)ことを表す。なお、図152(a)には示されていないが、Eが最も表示されにくい(表示される頻度が低い)ことを表す。信頼度は、大当りの信頼度を表し、アイコンが使用される図柄変動表示における大当りの信頼度(通常予告の信頼度)であったり、先読み対象の図柄変動表示における大当りの信頼度(先読み予告の信頼度)であったりする。この信頼度は、当確、A、B、C、D、E、Fの記載順に大当りしやすい。すなわち、当確が最も大当りしやすいこと(必ず大当りする=信頼度100%)を表し、Fが最も大当りしにくいことを表す。上述した第1種類や第1表示態様が表す信頼度はFになり、第2種類や第2表示態様が表す信頼度はEになり、第3種類や第3表示態様が表す信頼度はDになり、第4種類や第4表示態様が表す信頼度はCになり、第5種類や第5表示態様が表す信頼度はBになり、第6種類や第6表示態様が表す信頼度はAになり、第7種類や第7表示態様が表す信頼度は当確になる。なお、信頼度Fは、0%であってもよいし、0%より高くてもよい。仮に、信頼度Fが0%であった場合には、大当りすることを予告しているとは言えないが、この明細書では、信頼度0%のものも含めて予告と称する場合がある。
図152(b)には、31種類の予告アイコンが示されている。これら31種類の予告アイコンについての説明は、図中の演出内容の概要に記した通りであるが、この記載中、「必ず行われる」とあるのは、変形例では、「行われない場合があってもよい。」に読み替えることができる。また、「〜場合もある」や「〜場合がある」といった記載は、変形例では、「必ず〜。」に読み替えることができる。
また、「演出内容の概要」に記載されている「VS剣豪リーチ」は、図52や図110等に示す剣豪リーチであり、「全員集合リーチ」は、図116(か3−5−3)から発展する不図示のスーパーリーチである。なお、「全員集合リーチ」が行われた場合の方が「VS剣豪リーチ」が行われた場合よりもスーパーリーチが行われた図柄変動表示が大当りとなりやすいように構成されていてもよい。「千両箱(役物)」は、図49等に示す千両箱役物224Hになり、「家紋(役物)」は、図49等に示す家紋役物224Eになる。
また、図152(b)に示す31種類の予告アイコンは、予告表示としても機能する場合がある。予告表示は、予告アイコンが使用された場合に表示が開始される表示である。例えば、図152(a)に示す箱形のアイコンが態様dに変化して、中から予告表示が出現する場合がある。この場合には、箱形のアイコンが態様dに変化するまで、どのような予告表示が出現するのかがわからない。すなわち、予告アイコンと予告表示の関係が、予め一対一の関係あるいは多対一の関係に定められておらず、一対多あるいは多対多の関係になっている。ただし、予告アイコンと予告表示の関係が、予め一対一の関係あるいは多対一の関係に定められているものがあってもよい。例えば、赤箱の予告アイコンと赤変化の予告表示(No.7)が予め一対一の関係に定められており、赤箱の予告アイコンが表示された場合は、その後、必ず、赤箱の予告アイコンは態様dに変化して赤変化の予告表示が中から出現することが決まっていてもよいし、あるいは、赤箱の予告アイコンが態様dに変化する場合と、変化せずに態様aのまま消えてしまう場合があり、態様dに変化した場合には、赤変化の予告表示が必ず出現してもよい。また、予告アイコンである箱形のアイコンとして、中味が見える透明な箱形のアイコンが用意されていて、この透明な箱形のアイコンには一又は複数種類の予告表示が入っているのが見えてもよい。一種類の予告表示しか入っていない場合は、態様dに変化した場合に出現する予告表示の種類を遊技者は予め知ることができるが、複数種類の予告表示が入っている場合は、知ることができない。なお、複数種類の予告表示が入っている場合は、透明な箱の中でルーレット表示されていてもよい。また、図152(a)に示す箱形のアイコン等の“どのような予告表示が出現するのかがわからない態様の予告アイコン”によって、“予告アイコンが使用された場合に表示される可能性のある予告表示”を予告してもよい。例えば、箱の予告アイコンによって吹き出し等で「激アツ」が表示(予告)されていると、箱の予告アイコンが使用された場合に「激アツ」の予告表示が必ず表示されてもよいし、表示される場合と表示されない場合があってもよい。また、箱の予告アイコンによって吹き出しやルーレット表示等で「激アツ」と「?」が表示(予告)されていると、箱の予告アイコンが使用された場合に「激アツ」と「?」のうちのいずれか一方の予告表示が必ず表示されてもよく、両方とも表示されなくてもよく、表示されているものと異なる予告表示が表示されてもよい。このように複数の選択肢を予告アイコン(および/または予告アイコンとは異なる予告)によって事前に予告し、その中から一または複数の予告表示が表示されるように構成されていてもよい。
なお、図152(b)に示すアイコンが予告アイコンの場合は、予告アイコンと予告表示の関係が、予め一対一の関係に定められていることになり、予告アイコンが態様dに変化すれば、その予告アイコンが予告表示として機能する。予告アイコンと予告表示の違いは、予告アイコンは、或る予告の予告に相当し、予告表示は、或る予告に相当する。すなわち、予告アイコンは、予告表示の予告に相当する。
図152(b)における演出内容の概要の記載中、「表示された変動にて」とあるのは、アイコンが予告表示として機能している場合の記載であり、アイコンが予告アイコンとして機能している場合には、「予告アイコンが使用された変動にて」に読み替える。すなわち、予告表示は、表示された図柄変動表示の中で使用されるのに対し、予告アイコンは、表示された図柄変動表示より後に開始される図柄変動表示まで持ち越される場合がある。
図152(b)では、態様Aと態様Bが示されているが、予告表示として機能している場合は態様Aのみであり、予告アイコンとして機能している場合は、態様Aは、ストックされている状態における態様であり、態様Bは、予告アイコンが使用された場合の態様であり、態様Aに丸印が追加された態様になっている。予告アイコンは、一回使用されても、消えずに、再度使用可能な場合もある。この場合は、態様Aから態様Bに変化した後、再び態様Aに戻るが、態様Bで表示されている期間は、その予告アイコンの使用はできず、態様Aに戻ってから、使用可能になる。また、態様Bが用意されていない予告アイコン(No.1,27〜31)もあるが、これら予告アイコンは、使用されると消えてしまうアイコンである。
図152(b)に示す31種類の予告アイコン又は予告表示は、色違いアイコンや色違い表示があり、表示される色によって、上述の表示態様で説明したように、大当りの信頼度が異なる。すなわち、「デ」で表されたデフォルト色の「変化」(No.7)よりも、赤色(第5表示態様)の「赤変化」(No.8)の方が、大当りの信頼度は高い。
また、図152(b)には出現率も示されているが、この出現率は、図152(a)で説明した出現率と同じである。なお、No.16の「○○高確中予告」については、○○の中身によって出現率が異なる。例えば、「保留アイコン変化高確中予告」や「予告アイコンストック高確中予告」は、出現率がBである。なお、「予告アイコンストック高確中予告」は、予告アイコンストック用演出の実行中のみ表示される場合があったり、予告アイコンストック用演出が開始される前に表示される場合があったりする。また、「激アツ演出高確中予告」や「タイマ予告高確中予告」や「役物動作高確中予告」は、出現率がCになる。ただし、出現率は、○○の中身が違っても同じであってもよい。この「○○高確中予告」は、表示されていないよりも表示されている方が○○が実行されやすいが、表示されていれば○○が必ず実行されてもよい。
なお、No.2の「チャンス」アイコンやNo.3の「赤チャンス」アイコンが予告表示として機能している場合、他の予告演出によって「チャンス」と予告されても、リーチ演出が発生しない場合があるが、「チャンス」アイコンや「赤チャンス」アイコンによって「チャンス」が予告された場合は、ノーマルリーチ演出は必ず発生するように構成されていてもよい。また、他の予告演出(例えば、会話予告などの出現頻度の高い予告演出)や、予告表示による予告よりも出現頻度が高い予告演出や、図柄変動表示が短縮変動の場合に表示される予告演出によって「チャンス」と予告された場合(「チャンス?」あるいは「チャンス!?」のような確定的でない予告がされた場合も含む)よりも、「チャンス」アイコンや「赤チャンス」アイコンによって「チャンス」が予告された場合の方が、リーチ演出(ノーマルリーチ演出であってもよいしスーパーリーチ演出であってもよい)が発生しやすいように構成されていてもよいし、あるいは、両方の場合に差はなく発生確率は同じであってもよい。
図152を用いて説明した予告アイコンは、ミニゲームの演出が行われた結果、表示される場合があるアイコンである。ミニゲームは演出表示の一種であり、2種類のミニゲームが用意されている。2種類のミニゲームとしては、吉宗お宝獲得予告のミニゲーム(ミニゲームA)と、じゃんけん対決予告のミニゲーム(ミニゲームB)が用意されている。それぞれのミニゲームでは、専用のアイコンが用いられる。ミニゲームは開始条件が整えば、自動的に開始され、ミニゲームの結果は、当否判定結果や、先読みの結果に従って決められている。
図153は、ミニゲーム用アイコンを示す図である。
図153(a)には、4種類のミニゲームA用アイコンが示されている。これら4種類のミニゲームA用アイコンいずれにも、図152(a)に示す箱形のアイコンの画像(箱画像)が含まれている。「箱」アイコンには、第1表示態様の白色の箱画像、すなわち白箱の予告アイコンが含まれている。「赤箱」アイコンには、第5表示態様の赤色の箱画像、すなわち赤箱の予告アイコンが含まれている。「金箱」アイコンには、第6表示態様の金色の箱画像、すなわち金箱の予告アイコンが含まれている。「虹箱」アイコンには、第7表示態様の虹色の箱画像、すなわち虹箱の予告アイコンが含まれている。これら4種類のアイコンのうち、「虹箱」アイコンを除く残り3種類のアイコンそれぞれには、4つの態様(態様a〜態様d)が用意されており、「虹箱」アイコンには、これら4つの態様のうちの2つの態様(態様c、態様d)のみが用意されている。態様a〜態様cは、絨毯の上にそれぞれの予告アイコンが乗り、その上に、ヒットポイント(HP)のメータ表示が示された態様である。ミニゲームAでは、吉宗のキャラクタが絨毯を攻撃し、攻撃が有効であると、このヒットポイント(HP)が減少し、HPが0になると、お宝(予告アイコン)を獲得することができる。態様aのメータ表示では、第3表示態様(青色)のゲージが満タン状態であり、HPが100ポイントである。態様bのメータ表示では、第4表示態様(緑色)のゲージが半分の状態であり、HPが50ポイントである。態様cのメータ表示では、第5表示態様(赤色)のゲージが少しだけ表示された状態であり、HPが10ポイントである。そして、態様dは、HPが0になった以降に表示される態様であり、絨毯がなくなるとともにメータ表示も消え、それぞれの予告アイコンが表示され、その下に、予告アイコンを獲得したことを表す「Get!!」の文字が表示された態様である。
ミニゲームAでは、4種類のミニゲームA用アイコンが、いずれかの態様で表示が開始される。すなわち、態様aで表示が開始されると、表示開始時(登場時)の残りHPは100/100であることになり、態様bで表示が開始されると、表示開始時の残りHPは50/100であることになり、態様cで表示が開始されると、表示開始時の残りHPは10/100であることになる。図153(a)には、各態様ごとの出現率が示されているが、ここでの出現率を表すアルファベットも、図152(a)で説明した出現率を表すアルファベットと同じである。虹箱のミニゲームA用アイコンは、表示開始時から残りHPがわずかであり、お宝(予告アイコン)を必ず獲得することができるが、その他のアイコンは、お宝(予告アイコン)を、獲得することができる場合もあれば、できない場合もある。なお、虹箱のミニゲームA用アイコンは、表示が開始された図柄変動表示中に、予告アイコンを獲得することができる場合もあれば、その図柄変動表示の次に開始される図柄変動表示中に、予告アイコンを獲得することができる場合もある。ただし、予告アイコンを、表示が開始された図柄変動表示中に必ず獲得できるようにしてもよいし、あるいは、次に開始される図柄変動表示でなければ獲得することができないようにしてもよい。
図153(b)には、図柄変動表示の開始時における残りHPのポイント数と、予告アイコンの獲得確率の関係が示されている。ミニゲームA用アイコンは、連続する図柄変動表示を跨いで表示される場合がある。すなわち、表示が開始された図柄変動表示よりも後に開始される図柄変動表示まで持ち越して表示される場合がある。ミニゲームA用アイコンの表示が開始された時の態様におけるメータ表示は、絨毯への有効な攻撃が決まるたびに10ポイントずつ減っていく。したがって、虹箱のミニゲームA用アイコンは、一回有効な攻撃が決まれば、予告アイコンを獲得することができる。
ミニゲームA用アイコンの表示が開始された図柄変動表示よりも後に開始される図柄変動表示の開示時に、残りHPのポイント数が、60ポイント以上であれば、メータ表示は第3表示態様(青色)で表示され、開始された図柄変動表示中に予告アイコンを獲得することができる確率は10%である。図柄変動表示開始時に、残りHPのポイント数が、30ポイント以上50ポイント以下であれば、メータ表示は第4表示態様(緑色)で表示され、開始された図柄変動表示中に予告アイコンを獲得することができる確率は50%である。図柄変動表示開始時に、残りHPのポイント数が、10ポイントか20ポイントであれば、メータ表示は第5表示態様(赤色)で表示され、開始された図柄変動表示中に予告アイコンを獲得することができる確率は100%である。
図153(c)には、2種類のミニゲームB用の対戦相手アイコンが示されている。2種類のミニゲームB用の対戦相手アイコンのうちの一種類のアイコンは、剣豪のキャラクタアイコンであり、もう一種類のアイコンは、パンダのキャラクタアイコンである。剣豪のキャラクタアイコンの出現率はAであり、パンダのキャラクタアイコンの出現率はBである。ここでの出現率を表すアルファベットも、図152(a)で説明した出現率を表すアルファベットと同じである。したがって、パンダのキャラクタアイコンよりも剣豪のキャラクタアイコンの方が出現しやすい。じゃんけん対決予告のミニゲームBでは、或るキャラクタのアイコンと、これらの対戦相手のアイコンが、じゃんけん対決を行い、或るキャラクタが勝利した場合(対戦相手が敗北した場合)には、予告アイコンを獲得することができ、反対に、或るキャラクタが敗北した場合(対戦相手が勝利した場合)には、予告アイコンを獲得することができない。
また、対戦相手のキャラクタアイコンそれぞれには、態様a〜態様fが用意されている。態様aは、ミニゲーム開始前の態様であったり、ミニゲームが開始された後であっては、待機の態様である。態様bは、じゃんけん対決でグーを出したときの態様であり、態様cは、チョキを出したときの態様であり、態様dは、パーを出したときの態様である。また、態様eは、じゃんけん対決で対戦相手のキャラクタが敗北したとき(或るキャラクタが勝利したとき)の態様であり、態様fは、反対に、じゃんけん対決で対戦相手のキャラクタが勝利したとき(或るキャラクタが敗北したとき)の態様である。
図153(d)には、ミニゲームBにおける予告アイコンの獲得期待度が示されている。上述では、或るキャラクタとしたが、ミニゲームBでは、対戦相手のキャラクタと、じゃんけん対決するキャラクタ(上述の或るキャラクタに相当するキャラクタ)として、村人のキャラクタと、爺のキャラクタと、吉宗のキャラクタが用意されている。したがって、対戦カードとしては、図153(d)に示す6通りになり、それぞれ獲得期待度が定まっている。Aは獲得期待度が100%であることを表し、Bは80%であることを表し、Cは60%であることを表し、Dは40%であることを表し、Eは20%であることを表し、Fは10%であることを表し、Gは0%より大きく1%未満であることを表す。パンダのキャラクタアイコンは、剣豪のキャラクタアイコンよりも対戦相手のキャラクタとして出現しにくいが、予告アイコンの獲得期待度は、剣豪のキャラクタアイコンよりも高い。また、吉宗対パンダの対決になれば、予告アイコンの種類に関わらず、100%の確率で予告アイコンを獲得することができる。なお、虹箱の予告アイコンは、大当りのときのみ選択される。図153(d)中の「−」表示は、虹箱の予告アイコンが出現しないこと(獲得期待度0%)であることを表す。
図154は、保留アイコンと変動アイコンを示す図である。
保留アイコンは、未消化の図柄変動表示に関するアイコンであり、変動アイコンは、消化された図柄変動表示に関するアイコンであり、いずれのアイコンも、図柄変動表示に関するアイコンである。ここで、「○○保留の変動」とは、「○○保留に対応する図柄変動表示」のことである。
図154(a)には、保留アイコンと変動アイコンについて、種類ごとの各態様を表している。各種類のアイコンの説明は、図中の備考に記した通りであるが、No.1は、デフォルトの態様であり、No.2〜No.7は、予告態様である。すなわち、保留アイコンであれば、先読み予告の態様になり、変動アイコンであれば、通常予告の態様になる。先読み予告態様の保留アイコンは、表示開始時(始動入賞時)から表示されてもよいし、図柄変動開始時に変化することで表示されてもよいし、図柄変動表示中の演出によって変化することで表示されてもよい。通常予告態様の変動アイコンは、表示開始時(図柄変動開始に応じたタイミング)から表示されてもよいし、図柄変動表示中の演出によって変化することで表示されてもよい。
保留アイコン及び変動アイコンは、デフォルトの態様>白点滅>青>緑>赤>金>虹の順に一段階ずつ変化(ランクアップ)可能に構成されている。例えば、青保留のときにランクアップする場合には緑保留に変化する。なお、保留アイコン及び変動アイコンは、必ずしも一段階ずつ変化するものではなくてもよい。例えば、後述するアイコン変化予告表示には、アイコンの態様の変化が成功した場合に、変化対象のアイコンの態様によらず、変化する態様が予め定められたものがある(例えば、図154(b)のNo.2〜No.3、No.5〜No.6、No.8〜No.10)。デフォルトの態様のアイコン自身による変化予告が行われると、通常、白点滅にランクアップするが、デフォルトの態様のアイコンがアイコン変化予告によって変化される場合は、白点滅に変化せず、青保留にランクアップする。また、デフォルトの態様のアイコンが、No.2〜No.7、No.14〜No.19のアイコンや、後述する図164のVS表示態様や、さらに後述する図215の「SP」の文字が付されたアイコン表示態様に変化する場合があるが、No.2〜No.7のアイコンが、NO.14〜No.19のアイコンや図164に示すVS表示態様や、後述する図215に示す「SP」の文字が付されたアイコン表示態様に変化する場合はないが、変化する場合があってもよい。また、No.8〜No.13の表示態様は、入賞時からその態様で表示されることが想定されているが、他の表示態様のアイコン(例えば、No.1〜No.7及び/又はNo.14〜No.19のアイコン)から変化する場合があってもよい。また、デフォルトの態様のみ変化可能であってもよい。
変動アイコンの表示態様をどのような表示態様にするかは、当否判定結果に従って決められることであるが、当否判定の結果がハズレの場合であっても、表示態様をデフォルトの表示態様以外にする演出が実行されることがある。また、複数表示されている保留アイコンのうち、いずれの保留アイコンの表示態様をどのような表示態様にするかについては、先読みの結果に従って決められることであるが、先読みの結果がハズレの場合であっても、表示態様をデフォルトの表示態様以外にする演出が実行されることがある。また、複数の保留アイコンについて表示態様が変化する場合もある。
No.8とNo.9は、ボタン演出(例えば、ボタン予告演出)開始時または開始前、あるいはボタン演出中に表示される場合があるアイコンである。ここで、No.8の「ボタンA」の備考に記載された(1)の機能と(2)の機能について補足する。ボタンAアイコンが(1)の機能を持つ場合、ボタンAアイコンに対応する図柄変動表示が開始されるまでは、チャンスボタン136の操作が行われた場合であっても該ボタンAアイコンの表示態様が青〜虹のいずれかに変化しないように構成されおり、ボタンAアイコンに対応する図柄変動表示が開始された後(または直後あるいは同時)から操作有効期間が開始され、該操作有効期間が終了するまでの間にチャンスボタン136の操作があるか、該操作有効期間が終了すると、該ボタンAアイコンの表示態様が青〜虹のいずれかに変化するように構成されている。なお、操作有効期間中にチャンスボタン136の操作が無かった場合は、ボタンAアイコンの表示態様が変化しないように構成されていてもよい。ボタンAアイコンが(2)の機能を持つ場合、ボタンAアイコンが表示されてからボタンAアイコンに対応する図柄変動表示が開始される前(つまり、ボタンAアイコンに対応する図柄変動表示の前の図柄変動表示)までにチャンスボタン136の操作が行われた場合に、該ボタンAアイコンの表示態様が青〜虹のいずれかに変化するように構成されている。ここで、ボタンAアイコンが(2)の機能を持つ場合において、図柄停止中にチャンスボタン136を操作してもボタンAアイコンの表示態様が変化しないように構成されているが、変化する場合と変化しない場合があってもよく、必ず変化するように構成されていてもよい。また、ボタンAアイコンが(2)の機能を持つ場合において、ボタンAアイコンに対応する図柄変動表示中にも操作有効期間が設定されていてもよい。すなわち、(1)の機能と同じ機能を含んでいてもよい。No.9の「ボタンB」の備考に記載された(1)の機能と(2)の機能についても、No.8の「ボタンA」の備考に記載された(1)の機能と(2)の機能と同様である。
No.10は、タイマ演出(例えば、タイマ予告演出)開始時または開始前、あるいはタイマ予告演出中に表示される場合があるアイコンである。
No.11は、後述する図191(Ec1)〜同図(Ec8)および図191(Ec5−2−1)〜同図(Ec5−2−5)における的保留の昇格演出の開始時または開始前、あるいはその昇格演出中に表示される場合があるアイコンである。
No.12は、後述する図186(A1−2−1)〜同図(A1−2−12)におけるルーレット保留(N択保留)の演出の開始時または開始前、あるいはその演出中に表示される場合があるアイコンである。本例のルーレットアイコンは、ルーレットで止まった態様にルーレットアイコン自身が変化するが、ルーレットで止まった態様にルーレットアイコンとは別のアイコンが必ず変化するように構成されていてもよく、ルーレットアイコン自身が変化する場合とルーレットアイコンとは別のアイコンが変化する場合があってもよい。
No.13は、メータ演出の開始時または開始前、あるいはそのメータ演出中に表示される場合があるアイコンであり、保留アイコンであれば消化されるまで、変動アイコンであれば消えるまでに、メーターが減る演出が行われてメータ表示が0になれば成功であって、何らかの変化や何かが起きる。すなわち、メータ表示は、減っていくタイプのものである。なお、メータ表示が最終的に0にならなかった場合は、越後屋の画像とHPメータ画像の両方が表示された状態でそのまま表示され、HPメータ画像は、最終的な残りHPを示す状態となっている。また、保留アイコンである場合に、該保留アイコンに対応する図柄変動表示においてもメータ表示が減る演出が行われ、メータ表示が0になる場合があってもよい。また、保留アイコンである場合に、1または複数の図柄変動表示においてメータが減る演出が行われてもよく、メータが減る演出が行われる変動と、行われない変動があってもよい。また、保留アイコンとして表示された場合であっても、実際にメータが減る演出が行われるのは該保留アイコンに対応する図柄変動表示のみであってもよい。また、これまでの説明でも、メータ表示は減っていくタイプのものであったが、増えていくタイプのものであってもよい。増えていくタイプのものであれば、有効期間内にメータ表示が満タンになれば成功である。
No.14〜No.16は、図153(a)及び同図(b)を用いて説明したミニゲームAの吉宗お宝獲得予告において表示されるアイコンである。すなわち、ミニゲームAの開始時または開始前、あるいはミニゲームA中に表示される場合があるアイコンである。予告アイコンが乗った絨毯を、このアイコンを用いて攻撃する。態様aは、待機のポーズであり、態様bは構えのポーズであり、態様cは矢を発射したポーズである。No.17〜No.19は、図153(c)及び同図(d)を用いて説明したミニゲームBのじゃんけん対決予告において表示される或るアイコン(図153(c)に示す対戦相手のキャラクタアイコンと対決するキャラクタアイコン)である。すなわち、ミニゲームBの開始時または開始前、あるいはミニゲームB中に表示される場合があるアイコンである。態様aは、ミニゲーム開始前の態様であったり、ミニゲームが開始された後であっては、待機の態様である。態様bは、じゃんけん対決でグーを出したときの態様であり、態様cは、チョキを出したときの態様であり、態様dは、パーを出したときの態様である。また、態様eは、じゃんけん対決で敗北したとき(対戦相手のキャラクタが勝利したとき)の態様であり、態様fは、反対に、じゃんけん対決で勝利したとき(対戦相手のキャラクタが敗北したとき)の態様である。なお、No.14〜No.19のアイコンは、白点滅アイコンに相当する。
図154(a)に示すNo.14〜No16はミニゲームA専用のアイコンであり、No.17〜No19はミニゲームB専用のアイコンであることから、これらの専用のアイコンが登場すれば、遊技者は、ミニゲームが開始されることがわかり、これらの専用のアイコンは、ミニゲームの予告としても機能する。
また、図154(a)には、出現率と信頼度も示されているが、ここでの出現率を表すアルファベットも、図152(a)で説明した出現率を表すアルファベットと同じであり、ここでの信頼度を表す記号も、図152(a)で説明した信頼度を表す記号と同じである。
なお、この図154(a)に示した種類以外にも、保留アイコンや変動アイコンの種類はある。
図154(b)には、アイコン変化予告表示が示されている。アイコン変化予告表示は、保留アイコンや変動アイコンの態様を変化させる演出に用いられる表示である。すなわち、アイコンの態様を変化させる変化アニメーションに登場する表示である。また、保留アイコンや変動アイコンの態様を変化させようとして失敗する演出にも用いられる表示である。すなわち、アイコンの態様変化に失敗し、アイコンの態様が変化しない不変化アニメーションにも登場する表示である。各種類のアイコン変化予告表示についての説明は、図中の備考に記した通りである。
No.1〜No.16の各表示における態様aは、変化アニメーション開始時の態様(アイコン変化予告表示の表示開始時の態様であってデフォルトの態様)であり、態様bは、アイコンを変化させるときの態様である。また、No.11〜No.15の各表示における態様cは、アイコンの態様変化に成功したときの態様であり、変化アニメーションで表示される場合がある態様である。一方、No.11〜No.15の各表示における態様dは、アイコンの態様変化に失敗したときの態様であり、不変化アニメーションで表示される場合がある態様である。No.17の表示は、図124(し2−2−1)〜同図(し2−2−3)に表示された巨大なパンダの表示であり、出現時から変化時にかけて態様の変化はない。
図154(b)には、各種類の表示の出現率が示されているが、ここでの出現率を表すアルファベットも、図152(a)で説明した出現率を表すアルファベットと同じである。また、図154(b)には、態様を変化させるアイコンの種別についても記されている。すなわち、No.1〜No.10の各表示は、変動アイコンの態様を変化させる場合もあれば、保留アイコンの態様を変化させる場合もある。一方、No.11〜No.16の各表示は、変動アイコンの態様のみを変化させ、No.17のパンダの表示は、保留アイコンの態様のみを変化させる。なお、No.11〜No.16の各表示は、保留アイコンの態様のみを変化させるように変更してもよいし、変動アイコンの態様を変化させる場合もあれば、保留アイコンの態様を変化させる場合もあるように変更してもよい。また、No.17のパンダの表示は、変動アイコンの態様のみを変化させるように変更してもよいし、保留アイコンの態様を変化させる場合もあれば、変動アイコンの態様を変化させる場合もあるように変更してもよい。
また、No.1〜No.3の気球系の各表示や、No.4〜No.6の爆撃機系の各表示や、No.7〜No.10の飛空艇の各表示や、No.12〜No.15の吉宗系の各表示は、色違い表示がある。ここでの色違いは、表示される色によって、アイコンの態様変化の成功確率、すなわち、アイコンの態様変化が無い場合の確率と有る場合の確率(アイコン変化割合)が異なる場合もあれば、同じ場合もある。また、アイコンの態様変化が行われる場合であっても、表示される色によって、態様変化されるアイコンの個数が異なる場合がある。図154(b)では、アイコンの態様変化の成功確率として「アイコン変化割合」が示されるとともに、態様変化されるアイコンの個数の確率として「変化するアイコン数の確率」も示されている。例えば、No.4〜No.6の爆撃機系の各表示では、「デ」で表されたデフォルト色の表示(No.4)が、他の色の表示(No.5,6)よりも、アイコンの態様変化の成功確率は高い。しかしながら、デフォルト色の爆撃機表示(No.4)は、アイコンの表示態様を1段階しか上げることができない。すなわち、第n表示態様から第n+1表示態様に変化させる。例えば、白点滅の態様(第2表示態様)の保留アイコンの態様を変化させる場合には、青色の態様(第3表示態様)に変化させ、青色の態様(第3表示態様)の保留アイコンの態様を変化させる場合には、緑色の態様(第4表示態様)に変化させる。ただし、デフォルトの態様(第1表示態様)の保留アイコンの態様を変化させる場合に限って、青色の態様(第3表示態様)に変化させる。一方、赤色(第5表示態様)の爆撃機表示(No.5の「赤爆撃機」)は、爆撃機表示が開始されたときの保留アイコンの態様に関わらず、態様を変化させる場合には、一律に、自身と同じ表示態様(第5表示態様)に必ず変化させる。すなわち、第n表示態様から第5表示態様に必ず変化させる。例えば、デフォルトの態様(第1表示態様)の保留アイコンであっても、青色の態様(第3表示態様)の保留アイコンであっても、態様変化させる場合には、赤色の態様(第5表示態様)に必ず変化させる。また、金色(第6表示態様)の爆撃機表示(No.6の「金爆撃機」)も、爆撃機表示が開始されたときの保留アイコンの態様に関わらず、態様を変化させる場合には、一律に、自身と同じ表示態様(第6表示態様)に必ず変化させる。すなわち、第n表示態様から第6表示態様に必ず変化させる。例えば、デフォルトの態様(第1表示態様)の保留アイコンであっても、緑色の態様(第4表示態様)の保留アイコンであっても、態様変化させる場合には、金色の態様(第6表示態様)に必ず変化させる。また、「赤爆撃機」表示(No.5)は、「金爆撃機」表示(No.6)よりも、アイコンの態様変化の成功確率は高い。すなわち、No.4〜No.6の爆撃機系の表示では、表示態様が上がるほど、アイコンの態様変化の成功確率は低くなるものの、変化したアイコンに対応した図柄変動表示で大当りしやすくなる。なお、No.1〜No.3の気球系の表示でも同じである。ただし、爆撃機系の表示では、デフォルト色の表示(No.4)では、アイコンの態様変化の成功確率は100%であり、デフォルト色の爆撃機が表示されれば、アイコンの態様は必ず変化する。しかも、デフォルト色の爆撃機は、デフォルト色の爆撃機が表示される図柄変動表示の開始時点でアイコンが2つ以上表示されていれば、5%の確率で2つのアイコンの態様を変化させる。例えば、変動アイコンの態様と一つの保留アイコンの態様それぞれが変化する場合もあるし、二つの保留アイコンの態様それぞれが変化する場合もある。なお、デフォルト色の爆撃機が表示される図柄変動表示が開始されてからアイコンが2つとなった場合は、デフォルト色の爆撃機が2つアイコンを変化させることはないが、デフォルト色の爆撃機が表示される図柄変動表示が開始されてからデフォルトの色の爆撃機が表示されるまでの間に2つ目のアイコンが表示された場合は、表示されている2つのアイコンが変化する場合があってもよい。このなお書きについては、No.7〜No.10の飛空艇系の表示および/またはNo.17の「パンダ」の表示にも適用可能である。一方、気球系の表示では、デフォルト色の表示(No.1)では、アイコンの態様変化の成功確率は30%であり、アイコンの態様が変化する場合には、一つのアイコンに限って態様が変化する。
また、No.7〜No.10の飛空艇の各表示では、表示態様(表示色)に関わらず、アイコンの態様変化の成功確率は100%であり、色に関係なく飛空艇が表示されれば、アイコンの態様は必ず変化する。しかも、デフォルト色の飛空艇(No.7)は、デフォルト色の飛空艇が表示される図柄変動表示の開始時点でアイコンが2つ以上表示されていれば、50%の確率で2つのアイコンの態様を変化させる。ただし、ここでも、デフォルト色の飛空艇は、アイコンの表示態様を1段階しか上げることができない。一方、デフォルト色以外の飛空艇(No.8〜No.10)は、一つの或るアイコンの表示態様を、自身と同じ表示態様に必ず変化させる。したがって、No.7〜No.10の飛空艇の表示では、表示態様が上がるほど、変化したアイコンに対応した図柄変動表示で大当りしやすくなる。なお、アイコンが2つ以上表示されているタイミングは、デフォルト色の飛空艇が表示される図柄変動表示の開始時点に限らず、デフォルト色の飛空艇が表示された時点であってもよい(以下においても同様。)。
さらに、No.12〜No.15の吉宗の表示では、「デ」で表されたデフォルト色の表示(No.12)と赤色の表示(No.13の「赤吉宗」)ではともに、変動アイコンの態様変化の成功確率は50%である。なお、吉宗の表示の変化対象は変動アイコンに限られ、変動アイコンは一つしか表示されないため、2つ以上のアイコンの態様を変化させる場合はない。また、金色の表示(No.14の「金吉宗」)では、変動アイコンの態様変化の成功確率は25%であり、「赤吉宗」の表示よりも、成功確率が低下している。しかしながら、虹色の表示(No.15の「虹吉宗」)では、変動アイコンの態様変化の成功確率は100%であり、「金吉宗」の表示よりも、成功確率が上昇している。また、吉宗の表示でも、デフォルト色以外の吉宗(No.13〜No.15)は、変動アイコンの表示態様を、自身と同じ表示態様に変化させる。
番長の表示(No.16)では、変動アイコンの態様変化の成功確率が100%であり、この番長の表示が表示されると、変動アイコンの態様は、1段階必ず上がる。
パンダの表示(No.17)では、保留アイコンの態様変化の成功確率が100%であり、このパンダの表示が表示されると、保留アイコンの態様は、1段階必ず上がる。しかも、該パンダの表示が行われる図柄変動表示の開始時点で保留アイコンが2つ以上表示されていれば、50%の確率で2つの保留アイコンの態様を変化させる。なお、この図154(b)に示す例では、アイコンを最大2つまでしか変化させないが、3つ以上のアイコンを変化させる場合があってもよいし、数に関係なく、表示されている全ての保留アイコン、あるいは、表示されている全てのアイコンを変化させる場合があってもよい。
続いて、図152〜図154を用いて説明した各種のアイコンや表示が使用される演出について具体例を用いて説明する。
図155は、ミニゲームBにおいて勝利することで予告アイコンがストックされ、ストックした予告アイコンが使用されることで予告表示が表示されて変動アイコンの表示態様が変化する例を段階的に示した図である。
図155では、通常状態(非確変状態且つ非電サポ状態(非時短状態))であり、以降の演出例においても、特に断らない限り、通常状態における演出例である。また、図155には、3つの装飾図柄表示装置208L〜208Nのうち第1装飾図柄表示装置208Lのみを示すが、この第1装飾図柄表示装置208Lは、装飾図柄表示装置208であってもよい(以降の図においても同じ。)。
図155(あ1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、中央領域で第1装飾図柄(第3図柄)が高速変動を行っている。また、左上では第2装飾図柄(第5図柄)が変動表示を行っている。また、図155(あ1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lには、演出表示領域208dに、保留枠UIが表示されている。この保留枠UIは、保留アイコン表示領域HIS、変動アイコン表示領域CIS、演出アイコン表示領域DISを有する。変動アイコン表示領域CISは中央に設けられ、変動アイコン表示領域CISには、台座hs0が配置されている。保留アイコン表示領域HISは、変動アイコン表示領域CISの左側に設けられ、左ベースアイコンbIlの上に4つのステージ(第1ステージhs1〜第4ステージhs4)が配置されている。演出アイコン表示領域DISは、変動アイコン表示領域CISの右側に設けられ、演出アイコン表示領域DISには、右ベースアイコンbIrが配置されている。さらに、図155(あ1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、特図1の保留アイコンが第1ステージhs1と第2ステージhs2それぞれに表示されている。すなわち、第1保留アイコンh11と第2保留アイコンh12が表示されている。これらの特図1の保留アイコンh11,h12の表示態様はいずれも、図154(a)のNo.1に記したデフォルトの表示態様である。第1装飾図柄表示装置208Lの右上には、特図1及び特図2の第2保留数表示(ここでは「2」と「0」)が表示されている。また、変動アイコン表示領域CISの台座hs0の上には、変動アイコンh0が表示されている。変動アイコンh0の表示態様も、図154(a)のNo.1に記したデフォルトの表示態様である。なお、図155(あ1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lの背景画面は白一色であるが、この白一色は背景画面を図示省略していることを表している。以降の図では、背景画面が示されている場合もあるが、白一色の場合には、この図155(あ1)と同じように、背景画面が図示省略されていることを表す。
図155(あ2)では、特図1始動口230に入球があり、特図1の保留が一つ増加し、全部で3つになる。図155(あ2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lの第2保留数表示では、特図1の保留数が「3」と表示されている。
図155(あ3−1)では、第3保留アイコンh13が第3ステージhs3に表示されている。第3保留アイコンh13は、デフォルトの表示態様で増加アニメーションによって追加表示されているが、この第3保留アイコンh13が表す第3保留が先読み予告の対象保留になる。図155(あ3−1)では、これまでデフォルトの表示態様であった第1保留アイコンh11と第2保留アイコンh12がともに、図154(a)のNo.17に記した村人の種類の態様aのアイコンに変化している。なお、ここでは、デフォルトの表示態様のアイコンが村人の種類の態様aのアイコンに変化したが、先読み予告の表示態様(例えば、図154(a)のNo.3に記した青色の表示態様やNo.4に記した緑色の表示態様)のアイコンが、村人の種類のアイコンに変化してもよい。この場合、下の表示態様(例えば、第3表示態様の青色の表示態様)よりも、上の表示態様(例えば、第4表示態様の緑色の表示態様)の方が、村人の種類のアイコンよりも爺の種類のアイコンになりやすく、さらに上の表示態様(例えば、第5表示態様の赤色の表示態様)の方が、吉宗の種類のアイコンになりやすい。また、先読み予告の対象保留を表す第3保留アイコンh13は、デフォルトの表示態様であるが、この第3保留アイコンh13も、村人の種類のアイコンに変化してもよい。さらに、第1保留アイコンh11のみが、村人の種類のアイコンに変化してもよいし、第2保留アイコンh12のみが、村人の種類のアイコンに変化してもよい。すなわち、村人の種類のアイコンに変化するアイコンの個数は一個であってもよいし、複数個であってもよい。なお、第1保留アイコンh11および第2保留アイコンh12が村人の種類のアイコンに変化することで、第1保留アイコンh11および第2保留アイコンh12にそれぞれ対応する図柄変動表示においてミニゲーム(特定のミニゲーム(本例の場合、ミニゲームB)または不特定のミニゲーム(本例の場合、ミニゲームA、ミニゲームB、またはその他のミニゲーム等))が行われることを予告してもよい。また、ミニゲームBを開始する図柄変動表示(本例の場合、第1保留アイコンh11に対応する図柄変動表示)の開始と同時または開始された後(直後であってもよい)にミニゲームを行うアイコンが変化するように構成されていてもよい。
図155(あ4)では、図柄変動表示が終了し、第1装飾図柄表示装置208Lでは、中央領域で第1装飾図柄が、ハズレの装飾図柄の組み合せ(「装飾4」−「装飾1」−「装飾7」)を停止表示し、左上の第2装飾図柄も、ハズレの装飾図柄の組み合せ(「装飾4」−「装飾1」−「装飾7」)を停止表示している。
図155(あ5)では、これまで第1保留であった保留が消化され、図柄変動表示が開始されている。図155(あ5)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、中央領域の第1装飾図柄は停止表示したままであるが、左上の第2装飾図柄では、変動表示が開始され、右上の第2保留数表示では、特図1の保留数が1つ減って「2」になっている。また、これまで何も表示されていなかった、演出アイコン表示領域DISの右ベースアイコンbIrでは、ミニゲームB用の対戦相手アイコンの登場アニメーションが開始され、エフェクト画像EF1が表示されている。また、図155(あ5)では、保留アイコンの移動アニメーションも開始されている。すなわち、これまで第1ステージhs1に表示されていた村人のキャラクタの第1保留アイコンh11が、変動アイコン表示領域CISの台座hs0に向けて移動を開始し、これまで第2ステージhs2に表示されていた村人のキャラクタの第2保留アイコンh12が、第1ステージhs1に向けて移動を開始し、これまで第3ステージhs3に表示されていた、デフォルトの表示態様ではあるが先読み予告対象保留の第3保留アイコンh13が、第2ステージhs2に向けて移動を開始している。なお、対戦相手アイコンの登場アニメーションと、保留アイコンの移動アニメーションは、同時に開始されてもよいし、対戦相手アイコンの登場アニメーションの方が先に開始されてもよいし、あるいは反対に保留アイコンの移動アニメーションの方が先に開始されてもよい。
図155(あ6)でも、中央領域の第1装飾図柄は依然として停止表示したままであるが、保留アイコンの移動アニメーションは終了し、変動アイコンh0として、村人の種類の態様a(待機の態様)のアイコンが表示されている。この変動アイコンh0の村人のキャラクタは、待機アニメーション(デフォルトのアニメーション)を実行している。また、対戦相手アイコンの登場アニメーションも終了し、演出アイコン表示領域DISの右ベースアイコンbIrでは、エフェクト画像EF1が消え、対戦相手アイコンTIとして、図153(c)に示すパンタの種類の態様a(待機の態様)のアイコンが表示され、この対戦相手アイコンTIのパンダのキャラクタも、待機アニメーション(デフォルトのアニメーション)を実行している。また、対戦相手アイコンTIの右横には、第一の領域である出現領域ASが枠に囲まれて表示されている。この出現領域ASには、「景品」という文字表示が表示され、ミニゲームBのじゃんけん対決に勝利すると獲得することができる予告アイコンYIが表示されている。すなわち、予告アイコンYIの表示開始位置は、この出現領域AS内の位置になる。また、見方を変えれば、第一の領域は、ミニゲームBで獲得することができるアイコンを予告する予告領域であるともいえる。図155(あ6)に示す出現領域ASには、図152(a)に示すNo.1の「箱」の予告アイコンYIが表示されている。さらに、出現領域ASの上には、第二の領域であるストック領域SSが設けられており、図155(あ6)では点線で囲んだ領域になる。この例では、出現領域ASとストック領域SSは重なっている。なお、出現領域ASとストック領域SSが重ならないように構成されていてもよい。また、対戦相手アイコンTIの登場アニメーションと、保留アイコンの移動アニメーションは、同時に終了してもよいし、対戦相手アイコンTIの登場アニメーションの方が先に終了してもよいし、あるいは反対に保留アイコンの移動アニメーションの方が先に終了してもよい。また、対戦相手アイコンTIの登場と、予告アイコンYIの出現は、同時であってもよいし、対戦相手アイコンTIの方が先に登場してもよいし、あるいは反対に予告アイコンYIの方が先に出現してもよい。
図155(あ7)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、中央領域において、第1装飾図柄の変動表示が開始される。第1装飾図柄の変動表示が開始されると、その後に、ミニゲームBのじゃんけん対決が開始される。ミニゲームBでは、変動アイコンh0の村人のキャラクタと、対戦相手アイコンTIのパンダのキャラクタがじゃんけん対決を行い、変動アイコンh0の村人のキャラクタが勝利すれば、出現領域ASに表示されている予告アイコンYIを獲得することができる。なお、ミニゲームBのじゃんけん対決は、第1装飾図柄の変動表示の開始と同時に開始されてもよいし、第2装飾図柄の変動表示が開始されると開始されてもよい。ここでのじゃんけん対決は、村人対パンダであって、景品は「箱」の予告アイコンYIであることから、図153(d)に示す獲得期待度によれば、C(60%)の確率で獲得することができる。すなわち、60%の確率で村人が勝利する。
図155(あ8−1)では、変動アイコンh0の村人のキャラクタと、対戦相手アイコンTIのパンダのキャラクタによる、じゃんけん対決アニメーションが行われ、変動アイコンh0が、村人の種類の態様b(グーを出したときの態様)のアイコンに変化している。一方、対戦相手アイコンTIは、パンダの種類の態様c(チョキを出したときの態様)のアイコンに変化している。この結果、変動アイコンh0の村人のキャラクタの勝利となる。なお、第1保留アイコンh11は、村人の種類の態様a(待機の態様)のアイコンであり、待機アニメーションが実行されている。
図155(あ9−1)では、変動アイコンh0が、村人の種類の態様f(勝利したときの態様)のアイコンに変化し、対戦相手アイコンTIは、パンダの種類の態様e(敗北のときの態様)のアイコンに変化し、図155(あ9−1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、変動アイコンh0の村人のキャラクタが勝利したことを祝うアニメーションを実行している。なお、第1保留アイコンh11では、待機アニメーションが継続されているが、ミニゲームの結果が出た場合には、その結果に応じたアニメーションが実行されてもよい。すなわち、変動アイコンh0と同じキャラクタのアイコンに変化した保留アイコンでも、ミニゲームに勝利したことを祝うアニメーション、あるいは敗北したことを悲しむアニメーション、またはミニゲームに勝利したことを祝うアニメーションに限って実行されてもよい。また、変動アイコンh0と同じキャラクタではなく異なるキャラクタのアイコンに変化した保留アイコンでも、同様に、ミニゲームの結果に応じたアニメーションが実行されてもよい。
図155(あ10)では、変動アイコンh0の村人のキャラクタが勝利したことにより、出現領域ASに表示されていた予告アイコンYIのストックアニメーションが開始されている。すなわち、出現領域ASに表示されていた、図152(a)に示すNo.1の「箱」の予告アイコンYIが、その出現領域ASから出て、一旦大きく表示されて、ストック領域SS内の或る位置(ストック位置)まで移動し、その或る位置に表示(ストック表示)される(図155(あ11)参照)。図155(あ12)では、変動アイコンh0の村人のキャラクタが勝利したことを祝うアニメーションを継続しているが、敗れた対戦相手アイコンTIは、パンダの種類の態様a(待機の態様)のアイコンに変化し、パンダのキャラクタは、待機アニメーション(デフォルトのアニメーション)を実行している。
図155(あ13)では、図柄変動表示が終了し、第1装飾図柄表示装置208Lでは、中央領域で第1装飾図柄が、ハズレの装飾図柄の組み合せ(「装飾6」−「装飾4」−「装飾1」)を停止表示し、左上の第2装飾図柄も、ハズレの装飾図柄の同じ組み合せを停止表示している。
図155(あ14)は、停止表示中(確定表示中)であり、変動アイコンh0では、村人のキャラクタが勝利したことを祝うアニメーションを継続したまま、消去アニメーションが開始されており、変動アイコンh0の村人のキャラクタは、台座hs0の中に徐々に消えていく。図155(あ15)も、停止表示中(確定表示中)であり、変動アイコンh0が完全に消えている。
ミニゲームBは、図柄変動表示の終了と同時に終了してもよいし、第1装飾図柄の変動表示の終了と同時に終了してもよいし、第1装飾図柄の確定表示の終了と同時に終了してもよい。
図155(あ16)では、これまで第1保留であった保留が消化され、図柄変動表示が開始されている。図155(あ16)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、中央領域の第1装飾図柄は停止表示したままであるが、左上の第2装飾図柄では、変動表示が開始され、右上の第2保留数表示では、特図1の保留数が1つ減って「1」になっている。また、図155(あ16)では、保留アイコンの移動アニメーションも開始されている。すなわち、これまで第1ステージhs1に表示されていた村人のキャラクタの第1保留アイコンh11が、変動アイコン表示領域CISの台座hs0に向けて移動を開始し、これまで第2ステージhs2に表示されていた、デフォルトの表示態様ではあるが先読み予告対象保留の第2保留アイコンh12が、第1ステージhs1に向けて移動を開始している。
図155(あ17)でも、中央領域の第1装飾図柄は依然として停止表示したままであるが、保留アイコンの移動アニメーションは終了し、変動アイコンh0として、村人の種類の態様a(待機の態様)のアイコンが表示されている。また、この例では、先に対戦した相手がそのまま表示されており、対戦相手アイコンTIは、パンダのキャラクタのアイコンになる。したがって、村人対パンダになる。ただし、対決ごと(図柄変動表示ごと)に、対戦相手のキャラクタは変化してもよい。また、この例では、保留アイコンが最初に変化したキャラクタ(村人のキャラクタ)のまま対戦が行われるが、保留が消化されるたびに(シフト移動するたびに)、キャラクタが変わってもよい。例えば、村人から爺に変化し、爺から吉宗に変化したり、村人から吉宗に変化したり、あるいは爺から村人に変化する場合があってもよい。図153(d)を用いて説明したように、吉宗対パンダの対決になれば、予告アイコンの種類に関わらず、100%の確率で予告アイコンを獲得することができる。また、図155(あ17)に示す出現領域ASには、図152(a)に示すNo.2の「赤箱」の予告アイコンYIが出現している。
図155(あ18)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、中央領域において、第1装飾図柄の変動表示が開始されており、2回目となるミニゲームBのじゃんけん対決も開始されている。2回目のじゃんけん対決は、村人対パンダであって、景品は「赤箱」の予告アイコンYIであることから、図153(d)に示す獲得期待度によれば、D(40%)の確率で獲得することができる。すなわち、1回目よりも確率は低下して40%の確率で村人が勝利する。
図155(あ19−1)では、変動アイコンh0の村人のキャラクタと、対戦相手アイコンTIのパンダのキャラクタによる、じゃんけん対決アニメーションが行われ、変動アイコンh0が、村人の種類の態様b(グーを出したときの態様)のアイコンに変化している。一方、対戦相手アイコンTIは、パンダの種類の態様d(パーを出したときの態様)のアイコンに変化している。この結果、対戦相手アイコンTIのパンダのキャラクタの勝利となる。
図155(あ20)では、変動アイコンh0が、村人の種類の態様e(敗北のときの態様)のアイコンに変化し、対戦相手アイコンTIは、パンダの種類の態様f(勝利したときの態様)のアイコンに変化し、図155(あ21)に示す第1装飾図柄表示装置208Lに表示された台座hs0では、村人のキャラクタの表示態様と、デフォルトの表示態様の入替アニメーションが開始されている。すなわち、これまで変動アイコンh0の表示態様であった村人のキャラクタが徐々に消えていくのと同時に、デフォルトの表示態様のアイコンが徐々に出現してくる。言い換えれば、入替アニメーションは、変動アイコンh0の表示態様の変化アニメーションである。また、対戦相手アイコンTIは、演出アイコン表示領域DISの右ベースアイコンbIrから徐々に消えていく。さらに、じゃんけん対決に敗れたことから、出現領域ASに表示されていた「赤箱」の予告アイコンYIを獲得することができず、図155(あ21)では、出現領域ASを囲む枠とともに出現領域AS自体が、画面の右端に徐々にフェードアウトしており、「赤箱」の予告アイコンYIも画面から徐々に消えていく。図155(あ22)では、変動アイコン表示領域CISの台座hs0には、デフォルトの表示態様の変動アイコンh0が表示されており、演出アイコン表示領域DISの右ベースアイコンbIrには何も表示されていない。
図155(あ23)では、図柄変動表示が終了し、第1装飾図柄表示装置208Lでは、中央領域で第1装飾図柄が、ハズレの装飾図柄の組み合せ(「装飾4」−「装飾4」−「装飾7」)を停止表示し、左上の第2装飾図柄も、ハズレの装飾図柄の同じ組み合せを停止表示している。
図155(あ24)は、これまで第1保留であった先読み予告対象保留が消化され、先読み対象変動となる図柄変動表示が開始されている。図155(あ24)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第1装飾図柄も第2装飾図柄も変動表示を開始しており、変動アイコン表示領域CISの台座hs0には、デフォルトの表示態様の変動アイコンh0が表示されている。なお、保留アイコンは1つもなく、特図1及び特図2の第2保留数表示はともに「0」が表示されている。
図155(あ25)では、第1装飾図柄表示装置208Lにおいて、通常予告としての会話予告が開始される。なお、ミニゲームBが行われている期間は、他の演出が行われていなかったが、ミニゲームBが行われている期間であっても、会話予告等の他の演出も行われてもよい。ここでの会話予告は、図51(10)〜同図(12)に示す会話予告と同じである。すなわち、会話予告が開始されると、殿様のキャラクタとともに「チャンス」という文字表示が表示された殿様の会話画像CI1が、中央領域に表示される。この、殿様の会話画像CI1の表示は、会話予告の第1段階となっている。また、この殿様の会話画像CI1は、第1装飾図柄にオーバーラップしており、第1装飾図柄にオーバーラップしていない状態である場合よりも、第1装飾図柄が視認困難とされている。一方、殿様の会話画像CI1は、ストック表示されている予告アイコンYIにはオーバーラップせず、予告アイコンYIの方が手前に表示されている。すなわち、ストック領域で継続表示されていた予告アイコンYIは、殿様の会話画像CI1よりも前から表示されていたにも関わらず、殿様の会話画像CI1の一部に前側からオーバーラップしている。
なお、第1装飾図柄表示装置208Lの全画面を用いて行われる予告演出の表示(例えば、スーパーリーチの演出表示等)でも、予告アイコンYIは、その予告表示にオーバーラップされることなく、ストック表示され続けてもよい。あるいは反対に、全画面を用いて行われる予告演出の表示には、オーバーラップされて、一旦非表示になる期間があってもよい。例えば、予告アイコンYIが使用される予告演出の表示であれば、予告アイコンYIはオーバーラップされることなく、ストック表示され続ける。また、図103(93)等に示した図柄変動中のユーザカスタマイズの画面においても、音量調整用のバー表示VBによって、予告アイコンYIは、オーバーラップされてもよいし、あるいは反対に、音量調整用のバー表示VBにオーバーラップしてもよい。また、図149〜図151を用いて説明した各種のエラーに関する表示や警告に関する表示によって、予告アイコンYIは、オーバーラップされてもよいし、あるいは反対に、エラーに関する表示や警告に関する表示に、オーバーラップしてもよい。例えば、エラーや警告の重要度が低かったり、不正行為との関係性が低い場合には、予告アイコンYIの表示が優先され、予告アイコンYIはオーバーラップされることなく、ストック表示され続けてもよい。
図155(あ26)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、会話予告が更新されている。会話予告では、殿様の会話画像CI1が縮小表示されて第2装飾図柄の表示位置の下方に表示され、爺のキャラクタとともに操作促進報知画像が表示された爺の会話画像CI2が表示される。操作促進報知画像は、チャンスボタン136を操作有効期間内に操作することを促す画像であり、チャンスボタン136を模したボタン画像136aと、上記操作有効期間の残時間を表す残時間表示メータMTとによって構成されている。なお、図155(あ26)に示すタイミングでは、操作有効期間は開始されておらず、チャンスボタン136が操作されてもこれに応じた表示は行われない。第1装飾図柄は、爺の会話画像CI2によって隠されてしまっているが、ストック表示されている予告アイコンYIは爺の会話画像CI2よりも手前に表示されており、爺の会話画像CI2によって隠されていない。
やがて、操作有効期間が開始され、図155(あ27)に示す残時間表示メータMTは、上記操作有効期間が開始してある程度の時間が経過したときの表示態様で示されている。
図155(あ28)のタイミングは、上記操作有効期間内であり、このタイミングで、遊技者がチャンスボタン136を操作する。
図156は、図155に示す演出例の続きを段階的に示す図と、その演出例の変形例を示す図である。
図155(あ28)から続く図156(あ29)では、チャンスボタン136が上記操作有効期間内に操作されたことに応じて、爺の会話画像CI2が、操作促進報知画像から、リーチ演出が開始されることを予告する「リーチじゃ!」の文字表示に変化している。なお、「リーチじゃ!」といった予告の文字表示は、チャンスボタン136が操作されたことを条件に表示されるものであってもよいし、チャンスボタン136が操作されることなく操作有効期間が経過した場合にも表示されるものであってもよい。
図156(あ30−1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、殿様の会話画像CI1及び爺の会話画像CI2が消去されて会話予告が終了し、第1装飾図柄が視認容易になっている。
図156(あ31−1)では、リーチ演出が開始され、左図柄表示領域208aと右図柄表示領域208cそれぞれで「装飾6」が揺れ変動している。やがて、リーチ状態で、ストック表示されていた予告アイコンYIが使用される。すなわち、図156(あ32)に示すように、箱が閉じた表示態様である態様aの予告アイコンYIは、使用されると、箱が開いた表示態様である態様dに変化し、箱の中から予告表示YHが飛び出すアニメーションが表示される。ここで出現した予告表示YHは、図152(b)に示すNo.7の赤色の「赤変化」の予告表示であって、「赤変化」の予告表示は、保留アイコンや変動アイコン等の表示態様が2段階変化されることを予告する表示である。なお、予告アイコンYIが使用される前、すなわち箱が開く前に、箱が開くことを事前に予告する演出(例えば、箱がカタカタと振動するアニメーション演出等)を行ってもよい。また、このような演出を行った場合、実際に箱は、必ず開いてもよいし、開かない場合があってもよい。
図156(あ33)では、使用された予告アイコンYIが消え、赤色の「赤変化」の予告表示YHは、右図柄表示領域208cに表示されている。図156(あ34)では、その予告表示YHを用いた変動アイコン変化アニメーションが開始される。図156(あ34)では、「赤変化」の予告表示YHが、右図柄表示領域208cで光の玉YHbに変化している。図156(あ35)では、その光の玉YHbが、変動アイコンh0めがけて飛んでいき、変動アイコンh0にぶつかっている。図156(あ36)では、変動アイコン変化アニメーションが終了し、アニメーション開始前までデフォルトの表示態様であった変動アイコンh0の表示態様が、図154(a)のNo.3に記した青色の表示態様に変化している。すなわち、変動アイコンh0の表示態様が、通常予告の表示態様に変化している。
図156(あ37)に示す第1装飾図柄表示装置208Lの表示画面では、ノーマルリーチ演出の表示が表示されている。なお、青色の表示態様に変化した変動アイコンh0は表示され続けている。図156(あ38)では、ノーマルリーチ演出が終了し、中図柄表示領域208bに、「装飾6」ではない「装飾5」が揺れ変動している。すなわち、装飾図柄のハズレ図柄の組合せが揺れ変動している。
図156(あ39)では、「装飾6」−「装飾5」−「装飾6」の組合せのまま停止表示し、同図(あ40)では、確定表示される。青色の表示態様に変化した変動アイコンh0は、確定表示が開始されるまで表示され続けており、確定表示が開始されると消える。なお、変動アイコンh0の消えるタイミングは、確定表示前であってもよい。
続いて、これまで説明した、図155(あ1)〜図156(あ40)の演出例の変形例について説明する。以下、これまで説明した演出例との相違点を中心に説明し、重複する点については説明を省略する場合がある。
第1変形例は、図155(あ7)までは同じであり、図155(あ8−1)に代えて図156(あ8−2−1)に示すように、この第1変形例では、変動アイコンh0の村人のキャラクタが、グーを出したときの態様bであるのに対し、対戦相手アイコンTIのパンダのキャラクタは、パーを出したときの態様dであり、変動アイコンh0の村人のキャラクタの負けとなる。図156(あ8−2−2)では、変動アイコンh0が、村人の種類の態様e(敗北のときの態様)のアイコンに変化し、対戦相手アイコンTIは、パンダの種類の態様f(勝利したときの態様)のアイコンに変化し、負け演出(敗北したことを悲しむアニメーション)が行われている。
第1装飾図柄の変動表示中である図156(あ8−2−3)では、変動アイコンh0の村人のキャラクタが負けたことにより、出現領域ASに表示されていた予告アイコンYIが、出現領域ASから消え、変動アイコンh0の村人のキャラクタも、対戦相手アイコンTIのパンダキャラクタも、待機アニメーション(デフォルトのアニメーション)を実行している。この結果、予告アイコンYIは、ストック領域SSに表示されない。
図156(あ8−2−4)では、図柄変動表示が終了し、ハズレの装飾図柄の組み合せが停止表示され、図155(あ8−2−5)は、ハズレの装飾図柄の組み合せの停止表示中(確定表示中)であり、変動アイコンh0の村人のキャラクタは、消去アニメーションによって、台座hs0の中に徐々に消えていく。図156(あ8−2−6)も、停止表示中(確定表示中)であり、変動アイコンh0が完全に消えている。
その後、図154(あ16)〜図155(あ19−1)と同じく、2回目のじゃんけん対決が行われ、2回目のじゃんけん対決でも、変動アイコンh0の村人のキャラクタが負けてしまう。図156(あ8−2−7)では、図156(あ8−2−2)と同じく、変動アイコンh0の村人のキャラクタの負け演出が行われている。図156(あ8−2−8)では、図155(あ21)と同じく、村人のキャラクタの表示態様と、デフォルトの表示態様の入替アニメーションが開始され、対戦相手アイコンTIは、徐々に消えていく。また、出現領域ASとともに「赤箱」の予告アイコンYIも画面から徐々に消えていっている。やがて、図156(あ8−2−9)に示すように、図柄変動表示が終了し、ハズレの装飾図柄の組み合せが停止表示された後、図156(あ8−2−10)では、先読み対象変動となる図柄変動表示が開始されている。
以上説明した第1変形例は、ミニゲームBがいわゆるガセであった例になる。
続いて、第2変形例について説明する。図156(あ22)では、ストックされていた予告アイコンYIが使用されれば、予告アイコンYIは態様dに変化した(箱が開いた)が、この第2変形例では、チャンスボタン136の操作が関係してくる。
第2変形例は、図156(あ31−1)までは同じであり、図156(あ31−2−1)は、図156(あ31−1)と同じく、リーチ演出が開始された状態である。リーチ演出が開始されると、この第2変形例では、図156(あ31−2−2)に示すように、ストックされていた予告アイコンYIの左側に、操作促進報知画像が表示される。ここでの操作促進報知画像も、チャンスボタン136を操作有効期間内に操作することを促す画像であり、チャンスボタン136を模したボタン画像136aと、上記操作有効期間の残時間を表す残時間表示メータMTとによって構成されている。なお、図156(あ31−2−2)のタイミングは、操作有効期間の開始前であり、残時間表示メータMTは、操作有効期間の開始前には表示されなくてもよく、操作有効期間の開始と同時に表示されるようにしてもよい。
図156(あ31−2−3)のタイミングで、操作有効期間が開始され、図156(あ31−2−4)に示す残時間表示メータMTは、上記操作有効期間が開始してある程度の時間が経過したときの表示態様で示されている。
図156(あ31−2−5)のタイミングは、上記操作有効期間内であり、このタイミングで、遊技者がチャンスボタン136を操作する。チャンスボタン136が上記操作有効期間内に操作されたことに応じて、図156(あ31−2−6)では、箱が閉じた表示態様である態様aであった予告アイコンYIが、箱が開いた表示態様である態様dに変化し、箱の中から予告表示YHが飛び出すアニメーション(箱開放アニメーション)が表示される。以降の例は、図156(あ33)以降の例と同じである。
ここで、ボタン画像136aと残時間表示メータMTによって構成されてた操作促進報知画像は、残時間表示メータMTが0になってから非表示になってもよいし、チャンスボタン136操作時点で非表示になってもよい。また、操作促進報知画像の消去アニメーションが、箱開放アニメーションと同時に開始されたり実行されてもよいし、消去アニメーションが先に開始されたり実行されてもよいし、箱開放アニメーションが先に開始されたり実行されてもよい。
なお、予告アイコンYIの、箱が開いた表示態様である態様dへの変化は、チャンスボタン136が操作されたことを条件に実行されてもよいし、チャンスボタン136が操作されることなく操作有効期間が経過した場合にも実行されてもよい。また、チャンスボタン136が操作されることなく操作有効期間が経過した場合にも実行される構成では、チャンスボタン136が操作有効期間内に操作されたか否かで上記箱開放アニメーションを異ならせてもよい。あるいは、操作有効期間内のチャンスボタン136の操作の有無に関わらず、上記箱開放アニメーションは同じアニメーションであってもよい。さらに、予告アイコンYIの態様dへの変化は、チャンスボタン136が操作有効期間内に操作された場合にのみ実行されるようにしてもよい。
図157は、図155(あ1)〜図156(あ40)の演出例の第3変形例〜第6変形例を示す図である。
第3変形例では、予告アイコンYIが、「箱」のアイコンではなく、図152(a)に示すNo.5の「ボタン」のアイコンである。この「ボタン」のアイコンは、出現領域ASに最初から表示されてもよいし、出現領域AS内で、他のアイコンから変化したアイコンであってもよいし、ストック領域内で、他のアイコンから変化したアイコンであってもよい。
図157(あ31−3−1)に示す「ボタン」の予告アイコンYIは、残時間表示メータがないことから、チャンスボタン136を操作しても無効であることを表す態様aのアイコンである。すなわち、ボタン136aのみの態様である。
図157(あ31−3−2)では、「ボタン」の予告アイコンYIの態様が、残時間表示メータMTが加わった態様bに変化している。ただし、残時間表示メータMTは満タン表示であり、操作有効期間の開始前である。なお、残時間表示メータMTが非表示の態様であってもよい。
図157(あ31−3−3)では、操作有効期間が開始され、同図(あ31−3−4)では、残時間表示メータMTが少し減っている。
図157(あ31−3−5)のタイミングは、上記操作有効期間内であり、このタイミングで、遊技者がチャンスボタン136を操作する。チャンスボタン136が上記操作有効期間内に操作されたことに応じて、図157(あ31−3−6)では、「ボタン」の予告アイコンYIの態様が、エフェクト画像(煙画像)の表示態様に変化し、同図(あ31−3−7)では、エフェクト画像(煙画像)が消え、赤色の「赤変化」の予告表示が出現している。チャンスボタン136が操作されてからの、予告アイコンYIの態様変化は、アニメーション(操作後アニメーション)の表示である。以降の例は、図156(あ33)以降の例と同じである。
なお、「ボタン」の予告アイコンYIの、エフェクト画像(煙画像)の表示態様への変化は、チャンスボタン136が操作されたことを条件に実行されてもよいし、チャンスボタン136が操作されることなく操作有効期間が経過した場合にも実行されてもよい。また、チャンスボタン136が操作されることなく操作有効期間が経過した場合にも実行される構成では、チャンスボタン136が操作有効期間内に操作されたか否かで上記操作後アニメーションを異ならせてもよい。あるいは、操作有効期間内のチャンスボタン136の操作の有無に関わらず、上記操作後アニメーションは同じアニメーションであってもよい。さらに、予告アイコンYIの態様dへの変化は、チャンスボタン136が操作有効期間内に操作された場合にのみ実行されるようにしてもよい。
第4変形例では、予告表示が、ミニゲームの進行と並行して、変動アイコンではなく保留アイコンの表示態様を変化させる。
第4変形例は、図155(あ18)までは同じであり、図157(あ19−2−1)は、図155(あ19−1)と同じく、ミニゲームBのじゃんけん対決で、対戦相手アイコンTIのパンダのキャラクタが勝利した状態である。図157(あ19−2−2)では、ミニゲームBがまだ継続している状態で、ストック表示されていた予告アイコンYIが使用される。すなわち、箱が閉じた表示態様である態様aの予告アイコンYIは、箱が開いた表示態様である態様dに変化し、箱の中から予告表示YHが飛び出すアニメーションが表示される。ここで出現した予告表示YHは、図152(b)に示すNo.6のデフォルト色の「変化」の予告表示であり、右図柄表示領域208cに表示され、その予告表示YHを用いた保留アイコン変化アニメーションが開始される。
図157(あ19−2−3)では、図155(あ20)と同じく、変動アイコンh0の村人のキャラクタの負け演出が行われている。また、図157(あ19−2−3)では、ミニゲームBの途中に使用された予告アイコンYIがそのミニゲームBの途中で消えており、保留アイコン変化アニメーションによって、デフォルト色の「変化」の予告表示YHは、図156(あ34)に示すように、右図柄表示領域208cで光の玉YHbに変化し、その光の玉YHbが、先読み予告対象の保留を表す第1保留アイコンh11めがけて飛んでいき、第1保留アイコンh11にぶつかっている。
図157(あ19−2−4)では、ミニゲームBにおける、村人のキャラクタの負け演出が続く中、保留アイコン変化アニメーションが終了し、アニメーション開始前までデフォルトの表示態様であった第1保留アイコンh11の表示態様が、図154(a)のNo.2に記した白点滅の表示態様に変化している。すなわち、先読み予告対象の保留を表す保留アイコンh11の表示態様が、先読み予告の表示態様に変化している。その後、図155(あ21)と同じく、村人のキャラクタの表示態様と、デフォルトの表示態様の入替アニメーションが開始され、対戦相手アイコンTIは、徐々に消えていく。また、出現領域ASとともに「赤箱」の予告アイコンYIも画面から徐々に消えていっている。やがて、図柄変動表示が終了し、ハズレの装飾図柄の組み合せが停止表示された後、先読み対象変動となる図柄変動表示が開始される。
第5変形例では、予告表示が、第1装飾図柄の停止図柄の組合せ態様を変化させる。
第5変形例は、図155(あ18)までは同じであり、図157(あ19−3−1)は、図155(あ19−1)と同じく、ミニゲームBのじゃんけん対決で、対戦相手アイコンTIのパンダのキャラクタが勝利した状態である。図157(あ19−3−2)では、ミニゲームBがまだ継続している状態で、ストック表示されていた予告アイコンYIが使用される。すなわち、箱が閉じた表示態様である態様aの予告アイコンYIは、箱が開いた表示態様である態様dに変化し、箱の中から予告表示YHが飛び出すアニメーションが表示される。ここで出現した予告表示YHは、図152(b)に示すNo.12の「チャンス目」の先読み予告表示であり、右図柄表示領域208cに一旦表示される。ここでの「チャンス目」の先読み予告表示は、この後の第1装飾図柄の確定表示時にチャンス目の組み合わせが確定表示される先読み予告の発生を予告する表示である。
図157(あ19−3−3)では、使用された予告アイコンYIが消え、「チャンス目」の予告表示YHは、右図柄表示領域208cに表示されている。図157(あ19−3−4)に示すように、「チャンス目」の予告表示YHは、予告アイコンYIの箱が開いてから(出現してから)しばらくの間は、右図柄表示領域208cに表示される。一方、じゃんけん対決に敗れたことから、村人のキャラクタの表示態様と、デフォルトの表示態様の入替アニメーションが開始され、対戦相手アイコンTIは、徐々に消えていく。また、出現領域ASとともに「赤箱」の予告アイコンYIも画面から徐々に消えていっている。図157(あ19−3−5)では、第1装飾図柄の変動表示が高速変動から低速変動になる。この例では、第1装飾図柄の変動表示が低速変動になってから、チャンス目消化演出が開始されるが、「チャンス目」の予告表示YHが出現してからすぐにチャンス目消化演出が開始されてもよい。図157(あ19−3−6)に示すように、第1装飾図柄の変動表示が低速変動になってから、「チャンス目」の予告表示YHは、右図柄表示領域208cで光の玉YHbに変化している。図157(あ19−3−7)では、その光の玉YHbが、低速変動している第1装飾図柄めがけて飛んでいき、中図柄表示領域208bの装飾図柄にぶつかっている。図157(あ19−3−8)では、低速変動している3つの装飾図柄全てにエフェクト画像EF2が表示され、図157(あ19−3−9)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第1装飾図柄が、チャンス目である「装飾1」−「装飾3」−「装飾5」が揺れ変動している。なお、「装飾1」−「装飾3」−「装飾5」のチャンス目は、「装飾2」−「装飾4」−「装飾6」や「装飾3」−「装飾5」−「装飾7」のチャンス目と同じく、先読み対象変動(次の図柄変動表示)で、相対的に大当りしにくい弱チャンス目であり、相対的に大当りしやすい強チャンス目は、「装飾7」−「装飾1」−「装飾1」、「装飾3」−「装飾5」−「装飾8」、「装飾4」−「装飾2」−「装飾8」である。図157(あ19−3−10)では、「装飾1」−「装飾3」−「装飾5」のチャンス目が停止表示することを報知するエフェクト画像EF3が表示され、同図(あ19−3−11)では、「装飾1」−「装飾3」−「装飾5」のチャンス目が停止表示されている。
第6変形例では、図152(b)のNo.2の「チャンス」の予告表示YHに、図141を用いて説明した、第1装飾図柄の中図柄に保留変化図柄が仮停止する先読み予告が複合した例になる。
図157(あ19−4−1)は、ミニゲームBのじゃんけん対決で、対戦相手アイコンTIのパンダのキャラクタが勝利した状態である。図157(あ19−4−2)では、第1装飾図柄でリーチ演出が開始され、左図柄表示領域208aと右図柄表示領域208cそれぞれで「装飾6」が揺れ変動している。なお、じゃんけん対決に敗れたことから、村人のキャラクタの表示態様がデフォルトの表示態様に変化し、対戦相手アイコンTIは消えている。また、出現領域ASとともに「赤箱」の予告アイコンYIも消えている。やがて、図157(あ19−4−3)に示すように、リーチ状態で、予告アイコンYIが使用され、「チャンス」の予告表示YHが出現する。すなわち、「チャンス」の予告表示YHはリーチ開始後に出現したことになり、ここでの「チャンス」の予告表示YHは、現在行われている図柄変動表示での大当りの信頼度を上昇させる通常予告の一種に相当する。現在行われている図柄変動表示は、先読み予告対象変動の図柄変動表示よりも一回前の図柄変動表示になり、「チャンス」の予告表示YHは、先読み予告対象変動の図柄変動表示とは異なる図柄変動表示についての通常予告に相当する。「チャンス」の予告表示YHが表示された後、図157(あ19−4−4)に示すように、使用された予告アイコンYIは消える。なお、予告アイコンYIは消去アニメーションで消えていってもよいし、消去アニメーションを用いずに一瞬で消えてもよい。また、図157(あ19−4−5)では、リーチ状態のまま、「チャンス」の予告表示YHが消えている。
そして、図157(あ19−4−6)では、第1装飾図柄の中図柄に、保留変化図柄HHZが仮停止している。保留変化図柄HHZには、赤色の図柄と、青色の図柄があり、赤色の保留変化図柄が仮停止すると、表示されているいずれかの保留アイコン(ここでは第1保留アイコンh11)の表示態様が2段階昇格し、青色の保留変化図柄が仮停止すると、保留アイコンの表示態様が1段階昇格する。図157(あ19−4−6)では、青色の保留変化図柄HHZが仮停止しており、この後、図141(エ17)に示すような保留変化アニメーションが開始され、デフォルトの表示態様である第1保留アイコンh11は、第2表示態様(白点滅の表示態様)に変化する。なお、保留変化図柄HHZは、第1保留アイコンh11に関する先読み予告である。
図158は、図155(あ1)〜図156(あ40)の演出例の第7変形例〜第10変形例を示す図である。
第7変形例は、図156(あ30−1)までは同じであり、図158(あ31−4−1)は、図156(あ31−1)と同じく、先読み予告対象変動であった図柄変動表示でリーチ演出が開始されている。図158(あ31−4−2)では、リーチ開始後に、予告アイコンYIが使用され、図152(b)のNo.2の「チャンス」の予告表示YHが出現する。ここで出現した「チャンス」の予告表示YHは、先読み予告対象変動であった図柄変動表示での大当りの信頼度を上昇させる通常予告になる。なお、「チャンス」の予告表示YHが表示された後、図158(あ31−4−3)に示すように、使用された予告アイコンYIは消える。
第8変形例は、保留アイコンの一つが、対戦相手アイコンTIに変化する例である。すなわち、図158(あ3−2−1)に示すように、先読み予告の対象となる保留(第3保留)の入賞時に、先読み予告対象保留よりも前の保留を表す保留アイコンが、対戦相手アイコンTIに変化する。また、その対戦相手アイコンTIのキャラクタと戦うキャラクタ(ここでは村人のキャラクタ)にも、先読み予告対象保留よりも前の保留を表す保留アイコンが変化する。この第8変形例では、第1保留アイコンh11が対戦相手アイコンTIに変化している。すなわち、パンダのキャラクタの種類のアイコンに変化している。また、第2保留アイコンh12が、村人のキャラクタの種類のアイコンに変化している。図158(あ3−2−2)では、図柄変動表示が終了し、同図(あ3−2−3)では、保留アイコンの移動アニメーションが開始されるとともに、演出アイコン表示領域DISの右ベースアイコンbIrでは、エフェクト画像EF1が表示されている。その結果、図158(あ3−2−4)に示すように、変動アイコンh0が対戦相手アイコンTIになり、第1保留アイコンh11が、その対戦相手アイコンTIのキャラクタと戦うキャラクタ(ここでは村人のキャラクタ)のアイコンになっている。また、演出アイコン表示領域DISの右ベースアイコンbIrには、枠で囲まれた出現領域ASが出現し、中には、ミニゲームBのじゃんけん対決に勝利すると獲得することができる予告アイコンYIが表示されている。
図158(あ3−2−5)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第1装飾図柄の変動表示が開始されており、ミニゲームBのじゃんけん対決も開始されている。図158(あ3−2−6)では、変動アイコンh0である対戦相手アイコンTIのパンダのキャラクタと、第1保留アイコンh11の村人のキャラクタによる、じゃんけん対決アニメーションが行われ、第1保留アイコンh11の村人のキャラクタが勝利する。図158(あ3−2−7)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第1保留アイコンh11の村人のキャラクタが勝利したことを祝うアニメーションが開始されており、続く同図(あ3−2−8)では、出現領域ASに表示されていた予告アイコンYIのストックアニメーションが開始されている。図158(あ3−2−9)では、予告アイコンYIがストック位置に表示されている。
図158(あ3−2−10)では、ミニゲームBが終了し、保留アイコン表示領域HISの第1ステージhs1では、村人のキャラクタの表示態様と、デフォルトの表示態様の入替アニメーションが開始されている。また、変動アイコン表示領域CISの台座hs0では、パンダのキャラクタのアイコンと、デフォルトの表示態様の変動アイコンの入替アニメーションが開始されている。ここでのぞれぞれの入替アニメーションでは、村人のキャラクタやパンダのキャラクタに変化する前の表示態様に戻るアニメーションであってもよいし、変化前の表示態様とは異なる別の表示態様との入替アニメーションであってもよい。例えば、変化前がデフォルトの表示態様であっても、先読み予告あるいは通常予告の表示態様に入れ替えられてもよい。図158(あ3−2−11)では、変動アイコンh0も第1保留アイコンh11も、デフォルトの表示態様になっている。また、予告アイコンYIは、ストック表示されたままである。この予告アイコンYIは、図158(あ3−2−11)では第2保留になる保留を先読み予告対象にした予告アイコンであり、第2保留に対応する図柄変動表示の実行中に使用される。ただし、現在行われている図柄変動表示で使用されてもよいし、村人のキャラクタのアイコンであった第1保留に対応する図柄変動表示の実行中に使用されてもよい。
第9変形例は、途中まで第8変形例と同じである。すなわち、図158(あ3−2−7)までは同じであり、図158(あ3−2−8b1)も、図158(あ3−2−8)と同じである。この第9変形例では、出現領域ASから出た予告アイコンYIが、一旦大きく表示された後、ストック領域SS内に移動せずに、保留アイコン表示領域HISに移動し、それまでデフォルトの表示態様であった、先読み予告の対象保留を表す第2保留アイコンh12に置き換わって、保留アイコン表示領域HISでストック表示されるこになる(図158(あ3−2−8b2)〜同図(あ3−2−8b3)参照)。なお、第2保留アイコンh12の表示態様が、予告アイコンYIの表示態様に変化したと見ることもできる。また、出現領域ASから出た予告アイコンYIは、一旦、ストック領域SS内に移動してから、保留アイコン表示領域HISに移動してもよい。また、保留アイコン表示領域HISがストック領域SSを兼ねていてもよい。
図158(あ3−2−8b4)では、保留が消化されていき、第2保留アイコンh12に置き換わった予告アイコンYIが、変動アイコンh0になって、変動アイコン表示領域CISの台座hs0に表示されている。図158(あ3−2−8b5)では、変動アイコンh0である予告アイコンYIが、台座hs0で使用され、箱が開いた態様dに変化し、中から、図152(b)のNo.2の「チャンス」の予告表示YHが出現する。図158(あ3−2−8b5)は、リーチ開始前であるため、ここでの「チャンス」の予告表示YHは、現在行われている図柄変動表示でノーマルリーチ以上のリーチ演出が行われることを予告する表示になる。
なお、予告アイコンYIは、出現領域ASに表示されたまま、あるいは一旦、ストック領域SSに表示されてから、先読み予告対象保留の図柄変動表示中に、台座hs0に移動し、変動アイコンh0と置き換わってもよいし、先読み予告対象保留の図柄変動表示よりも前の図柄変動表示中あるいは停止表示中に、保留アイコン表示領域HISに移動して、先読み予告対象保留の保留アイコンと置き換わってもよい。
また、予告アイコンYIは、保留アイコンの状態で使用され、先読み予告の予告表示YHが出現する場合があってもよい。この場合にも、予告アイコンYIは、出現領域ASに表示されたまま、あるいは一旦、ストック領域SSに表示されてから、先読み予告対象保留の図柄変動表示よりも前の図柄変動表示中あるいは停止表示中に、保留アイコン表示領域HISに移動して、先読み予告対象保留の保留アイコンと置き換わってもよい。
第10変形例も、途中まで第8変形例と同じである。すなわち、図158(あ3−2−7)までは同じであり、図158(あ3−2−8c1)も、図158(あ3−2−8)と同じである。この第10変形例でも、出現領域ASから出た予告アイコンYIが、一旦大きく表示された後、ストック領域SS内に移動せずに、保留アイコン表示領域HISに移動する。そして、第10変形例では、ミニゲームBを行った、村人のアイコンの第1保留アイコンh11に、予告アイコンYIが置き換わる。すなわち、先読み予告対象保留を表す保留アイコンとは別の保留アイコンに置き換わる。なお、複数の予告アイコンを獲得する場合もあり、その場合には、獲得数分の保留アイコンと置き換わってもよい。すなわち、一個の予告アイコンYIが一つの保留アイコンと置き換わる構成であってもよい。あるいは、複数の予告アイコンYiが、一つの保留アイコンとまとめて置き換わり、保留アイコンに置き換わった複数個分の予告アイコンには、該複数個の個数を表す数字が示されていたり、あるいは、保留アイコンに置き換わった複数個分の予告アイコンを、該複数個の個数を表す色で表示してもよい。さらに、予告アイコンYIは、変動アイコンh0に置き換わってもよい。
図158(あ3−2−8c3)では、ミニゲームの勝利を祝うアニメーションのうちの「やったね」の文字が残っているが、村人のアイコンの第1保留アイコンh11は、予告アイコンYIに置き換わっている。なお、変動アイコンh0である対戦相手アイコンTIのパンダのキャラクタは、態様eのままであり、態様aに変化するタイミングで「やったね」の文字が消える。なお、「やったね」の文字は、村人のアイコンの第1保留アイコンh11が予告アイコンYIに置き換わると同時に消えてもよいし、村人のアイコンの第1保留アイコンh11が予告アイコンYIに置き換わる前から消えていてもよい。例えば、図158(あ3−2−8c2)のタイミングで消えてもよい。
図158(あ3−2−8c4)では、第1保留アイコンh11に置き換わった予告アイコンYIが、変動アイコンh0になって、変動アイコン表示領域CISの台座hs0に表示されている。図158(あ3−2−8c4)で行われている図柄変動表示は、先読み予告の対象変動よりも前の図柄変動表示になる。この図柄変動表示の実行中に、予告アイコンをストックするアニメーションが開始される。図158(あ3−2−8c4)に示す変動アイコンh0は、予告アイコンYIであるが、先読み予告の対象変動で使用される予告アイコンではない。ここで開始されるアニメーションでは、先読み予告の対象変動で使用される予告アイコンをストックするアニメーションになる。図158(あ3−2−8c4)に示す変動アイコンh0は、先読み予告の対象変動で使用される予告アイコンのストック確定のアイコンとして機能する。
図158(あ3−2−8c5)では、変動アイコンh0の表示態様が変化し、先読み予告の対象変動で使用される予告アイコンがストックされることを報知するエフェクト画像EF4が表示される。なお、このエフェクト画像EF4の後ろには何らかのアイコンがうっすらと見え始めている。図158(あ3−2−8c6)では、エフェクト画像EF4が変動アイコンh0から飛び出し、ストック領域SSに移動する。一方、変動アイコンh0は、デフォルトの表示態様に変化している。このデフォルトの表示態様は、変動アイコンh0が保留アイコン(第3保留アイコンh13)として表示開始されたときの表示態様である。すなわち、表示開始後に表示態様が色々と変化したが、変化する前の表示態様に戻っている。なお、変化する前の表示態様以外の表示態様で表示されてもよい。
図158(あ3−2−8c5)では、エフェクト画像EF4が、ストック領域SS内で、先読み予告の対象変動で使用される予告アイコンYIとして表示されている。
なお、図158(あ3−2−8c3)に示す第1保留アイコンh11として表示された予告アイコンYIは、変動アイコンになる前に使用されてもよい。また、第1保留アイコンh11として表示された予告アイコンYIを、先読み予告対象保留を表す第2保留アイコンh12に移動させるアニメーションを保留アイコン表示領域HIS内で行い、予告アイコンYIが使用される図柄変動表示を予告するようにしてもよい。図158(あ3−2−8c7)の後は、図155(あ22)に続く。
図159は、図155(あ1)〜図156(あ40)の演出例のその他の変形例を示す図である。
第11変形例では、変動アイコン表示領域CISと演出アイコン表示領域DISが、ミニゲーム専用の領域になっている。この第11変形例は、図155(あ2)までは同じであり、図159(あ3−3−1)では、変動アイコン表示領域CISの台座hs0が消え、変動アイコン表示領域CISと演出アイコン表示領域DISがつながっている。以下、変動アイコン表示領域CISと演出アイコン表示領域DISがつながった領域をまとめてミニゲーム専用領域MGSと称する。図159(あ3−3−1)に示すミニゲーム専用領域MGSには、第一の領域である出現領域ASが枠に囲まれて表示されている。また、ミニゲーム専用領域MGSのうちの変動アイコン表示領域CISには、対戦相手アイコンTIのパンダのキャラクタが態様aで表示されている。ここでは、現在行われている図柄変動表示に対応する変動アイコンh0は、この対戦相手アイコンTIのパンダのキャラクタに変化している。なお、出現領域ASの奥には、キャラクタが出入りする出入り口が設けられている。
図159(あ3−3−2)では、図柄変動表示が終了しているが、対戦相手アイコンTIのパンダのキャラクタは待機アニメーションによって表示され続けている。すなわち、この例では、変動アイコンh0が対戦相手アイコンTIに変化した場合は、対応する図柄変動表示が終了しても、対戦相手アイコンTIとして表示され続けることなる。言い換えれば、パンダのキャラクタのアイコンは、図柄変動表示中は、変動アイコンh0と対戦相手アイコンTIの両方の役割を担っているが、図柄変動表示が終了すると、対戦相手アイコンTIのみの役割を担うことになる。なお、パンダのキャラクタのアイコンは、対戦相手アイコンTIの役割のみを担っており、変動アイコンh0が消去された状態であってもよい。
図159(あ3−3−3)では、図柄変動表示が開始され、保留アイコン表示領域HISに表示されていた村人のキャラクタアイコンである第1保留アイコンh11が、ミニゲーム専用領域MGSに向けて移動を開始する。図159(あ3−3−4)では、今まで第1保留アイコンh11であった村人のキャラクタアイコンが、ミニゲーム専用領域MGSのうちの変動アイコン表示領域CISに変動アイコンh0として表示されている。一方、前図柄変動表示で変動アイコンであったパンダのキャラクタのアイコンは、対戦相手アイコンTIとして表示され続けており、村人対パンダのじゃんけん対決が開始される(図159(あ3−3−5))。じゃんけん対決が開始されると、出現領域ASに予告アイコンYIが出現する。なお、じゃんけん対決の開始と同時に予告アイコンYIが出現してもよいし、じゃんけん対決の開始前から予告アイコンYIが出現していてもよい。
図159(あ3−3−6)では、変動アイコンh0の村人のキャラクタが勝利し、同図(あ3−3−7)では、出現領域ASに表示されていた予告アイコンYIのストックアニメーションが開始されている。また、じゃんけん対決に勝利したことを祝うアニメーションも開始されている。図159(あ3−3−8)では、予告アイコンYIがストック領域SSに表示されており、同図(あ3−3−9)では、じゃんけん対決に勝利したことを祝うアニメーションが終了する。このアニメーションが終了すると、図159(あ3−3−10)に示すように、変動アイコンh0である村人のキャラクタのアイコンは、出現領域ASの奥に設けられた出入り口から退場し、その後、図柄変動表示が終了する(図159(あ3−3−11))。なお、変動アイコンh0である村人のキャラクタのアイコンは、図柄変動表示が終了した後に出現領域ASの奥に設けられた出入り口から退場してもよい。一方、対戦相手アイコンTIであるパンダのキャラクタのアイコンは、全てのじゃんけん対決が終了するまで表示され続ける。ただし、途中で剣豪のキャラクタのアイコンと交代する場合があってもよい。なお、村人のキャラクタのアイコンの退場タイミングは、図柄変動表示と同時であってもよい。また、じゃんけん対決がこの後も続く場合には、村人のキャラクタのアイコンは退場せずに、全てのじゃんけん対決が終了するまでミニゲーム専用領域MGSにストック表示されてもよい。なお、出入り口から対戦相手アイコンTIおよび/または退場した変動アイコンh0であるキャラクタのアイコンが入場する場合があってもよい。また、ミニゲームが終了する際に対戦相手アイコンTIが退場するアニメーションが行われてもよい。
図159(あ9−2−1)および同図(あ9−2−2)に示す変形例では、変動アイコンh0が、図154(a)のNo.19に示す吉宗のキャラクタのアイコンになっており、対戦相手アイコンTIはパンダのキャラクタのアイコンである。このため、図153(d)に示すように、100%の確率でじゃんけん対決に勝利し、しかも、この例では、大当り確定の「虹箱」の予告アイコンが出現領域ASに表示されている。図159(あ9−2−2)では、「虹箱」の予告アイコンがストック表示されたまま、図柄変動表示が終了している。「虹箱」の予告アイコンは、大当りの信頼度が当確であり、先読み予告として機能している。なお、「虹箱」の予告アイコンは、当該変動の予告として機能する場合があってもよい。
また、箱形の予告アイコンでは、箱の中に入っている予告表示(アイテム)が、「箱」よりも「赤箱」の方が、遊技者にとって有利(例えば、スーパーリーチに発展しやすい予告表示であったり、大当りの信頼度が高い予告表示)であり、「赤箱」よりも「金箱」の方が、遊技者にとって有利である。したがって、箱形の予告アイコンが表示されるだけで、その箱形の予告アイコンの色によって、予告表示が実際に出現するか否かは別として、予告表示が出現すれば、どの程度有利な予告表示であるかを予め推測することができる。また、図152(a)を用いて説明したように、箱形の予告アイコンの色によって、大当りの信頼度も決まっているため、箱形の予告アイコンの色は、大当りのしやすさと、遊技者にとって有利な予告表示の獲得のしやすさの両方を示すものである。なお、予告アイコンの表示態様によって、有利な予告表示の獲得のしやすさのみが示されてもよく、大当りのしやすさのみが示されてもよい。
図159(あ3−4)に示す変形例は、先読み予告対象保留の保留アイコンも、ミニゲームに使用される場合がある例である。すなわち、図159(あ3−4)では、先読み予告対象保留を表す第3保留アイコンh13も、村人のキャラクタのアイコンに変化しており、じゃんけん対決に参加する。その結果、じゃんけん対決に勝利すれば、先読み予告対象保留の図柄変動表示の実行中に使用される予告表示を獲得する場合がある。また、先読み予告対象保留よりも後ろの保留を表す保留アイコンも、ミニゲームに参加することができるアイコンに変化してもよい。この場合、先読み予告対象保留の保留アイコンが変動アニメーションに変化して、ミニゲームが行われた場合には、そのミニゲーム終了まで、あるいは、先読み予告対象保留の図柄変動表示が終了するまで、ミニゲームに参加することができるアイコンの態様であってもよく、その後は、元の表示態様に戻ってもよい。また、ミニゲーム(例えば、ミニゲームB)が終了した後は、該ミニゲーム(例えば、ミニゲームB)に参加することができる専用のアイコンには変化しないが、新たなミニゲーム(同じ種類のミニゲーム(例えば、ミニゲームB)であってもよいし異なる種類のミニゲーム(例えば、ミニゲームA)であってもよい)に参加することができる専用のアイコンに変化する場合があってもよい。
図159(あ3−5)に示す変形例は、ミニゲームに参加することができるアイコンとして表示される保留アイコンは、1種類のアイコンに限らない例である。すなわち、図159(あ3−4)では、第1保留アイコンh11が、爺のキャラクタの種類のアイコンで表示され、第2保留アイコンh12が、図154(a)に示すNo.18の村人のキャラクタの種類のアイコンで表示されている。
図159(あ3−6)に示す変形例は、ミニゲームに参加することができるアイコンとして表示された、先に消化される保留アイコンが、同じくミニゲームに参加することができるアイコンとして表示された、後に消化される保留アイコンに少なくとも一部がオーバーラップする場合がある例である。すなわち、図159(あ3−6)では、第1保留アイコンh11が、図154(a)に示すNo.19の吉宗キャラクタの種類のアイコンで表示され、第2保留アイコンh12も、同じ吉宗のキャラクタの種類のアイコンで表示されており、第1保留アイコンh11である吉宗のキャラクタのアイコンの後ろ足が、第21保留アイコンh12である吉宗キャラクタのアイコンの前足にオーバーラップしている。
また、このオーバーラップの関係は逆であってもよく、あるいは、大当りの信頼度が高い保留アイコンが手前に表示されるようにしてもよい。さらに、表示されている保留アイコンによって、先読み対象変動の期待度が示唆される場合があってもよい。例えば、吉宗のキャラクタの保留アイコンが一つしか表示されていない場合よりも、二つ表示されている場合の方が、先読み対象変動で大当りしやすくてもよい。
図159(あ31−5−1)〜同図(あ31−5−3)に示す変形例では、ストック表示されている予告アイコンYIにカーソルCSが使用される例である。図159(あ31−5−1)は、図156(あ31−1)と同じ状態であり、図159(あ31−5−2)では、箱が閉じた表示態様である態様aの予告アイコンYIを、カーソルCSの表示が指している。このカーソルCSの表示は、これから予告アイコンYIが使用されることを予告する表示である。図159(あ31−5−3)の後は、図156(あ33)に続く。なお、カーソルCSの表示が指した場合は、予告アイコンYIは必ず使用される構成であってもよいし、使用されない場合がある構成であってもよい。また、箱が開くことを事前に予告する演出(例えば、箱がカタカタと振動するアニメーション演出等)と、カーソルCSの表示を組み合わせて使用してもよいし、さらには、第2変形例を示す図156(あ31−2−2)のように、操作促進報知画像の表示を組み合わせて使用してもよい。
図159(あ31−5−3)では、カーソルCSの表示が消え、代わりに箱開放アニメーションが表示され、箱が開いた表示態様である態様dに変化し、箱の中から予告表示YHが飛び出してきている。
図159(あ30−2−1)〜同図(あ30−2−4)に示す変形例では、箱が開くことを事前に予告する演出が実行される例である。図159(あ30−2−1)は、図156(あ30−1)と同じ状態であり、図159(あ30−2−2)では、予告アイコンYIとして表示されている箱のアイコンがカタカタと振動するアニメーション演出が実行されている。このアニメーション演出によって、予告アイコンYIが使用されるかもしれないことを煽っている。なお、このアニメーション演出は、第1装飾図柄の変動表示において第1仮停止が行われる前から開始される。なお、第1仮停止と同時に開始されてもよいし、第1仮停止の後に開始されてもよい。また、このアニメーション演出は、リーチ演出が開始される前に開始されてもよいし、リーチ演出と同時に開始されてもよいし、リーチ演出が開始された後に開始される場合があってもよい。さらに、このアニメーション演出は、箱形の予告アイコンが使用される場合は、必ず実行されるアニメーションであってもよいし、実行されない場合があるアニメーションであってもよい。加えて、このアニメーション演出は、連続する図柄変動表示を跨いで実行されてもよい。すなわち、図柄変動停止中も実行されていてもよいし、図柄変動停止中は一旦中止し、図柄変動表示が再び開始されたらこのアニメーション演出も開始されてもよい。あるいは、このアニメーション演出は、一回の図柄変動表示の期間内で開始され終了し、連続する図柄変動表示を跨いで実行されなくてもよい。
図159(あ30−2−3)ではリーチ状態になっているが、箱のアイコンがカタカタと振動するアニメーション演出は継続されており、リーチ状態中に、このアニメーション演出から箱開放アニメーション演出に切り替わり、図159(あ30−2−4)に示す予告アイコンYIは、箱が開いた表示態様である態様dに変化し、箱の中から予告表示YHが飛び出してきている。その後、図156(あ33)に続く。
なお、箱が開くことを事前に予告する演出は、この例のようにリーチ演出を跨いで実行されてもよいし、リーチ演出を跨がなくてもよい。また、箱が開くことを事前に予告する演出が実行されれば、予告アイコンYIの箱は必ず開いてもよいし、開かない場合があってもよい。
図159(あ30−3−1)〜同図(あ30−3−4)に示す変形例では、箱が開くことを事前に予告する演出の変形例が実行される例である。この例では、箱のアイコンがカタカタと振動するアニメーション演出は、振動の大きさによって、予告アイコンYIが使用されるタイミングが近いのか遠いのかを表す。すなわち、図159(あ30−3−2)に示すように弱振動であれば、予告アイコンYIが使用されるタイミングは遠く、予告アイコンYIが使用されるタイミングが近くなると、図159(あ30−3−3)に示すように強振動に変化する。言い換えれば、使用タイミングが近づくほど振動が大きくなる。図159(あ30−3−4)では、振動が最大になったところで、予告アイコンYIの箱が開き、中から予告表示YHが飛び出してきている。その後、図156(あ33)に続く。
なお、振動の強弱で、予告アイコンYIが使用される信頼度や、中に入っている予告表示の有利度を表してもよい。すなわち、信頼度や有利度が高いほど振動が大きくなるようにしてもよい。
図159(あ30−3−4’)は、振動が最大になったにも関わらず、予告アイコンYIの箱が開かなかった例を示す。このように、箱のアイコンがカタカタと振動するアニメーション演出では、ガセの演出が行われる場合がある。ハズレの装飾図柄が停止表示すると、予告アイコンYIは消える。
続いて、予告アイコンが複数個ストックされる例を説明する。
図160は、ミニゲームBにおいて勝利することで予告アイコンが複数個ストックされ、ストックした複数個の予告アイコンが使用されることで予告表示が表示されて変動アイコンの表示態様が変化する例を段階的に示した図である。
ここでの説明は、予告アイコンが1個しかストックされなかった、図155(あ1)〜図156(あ40)の演出例との相違点を中心に説明する。
図160(い1−1)では、図155(あ4)と同じく、図柄変動表示が終了し、第1装飾図柄表示装置208Lでは、中央領域で第1装飾図柄が、ハズレの装飾図柄の組み合せ(「装飾4」−「装飾1」−「装飾7」)を停止表示し、左上の第2装飾図柄も、ハズレの装飾図柄の同じ組み合せを停止表示している。図160(い1−1)に示す第1保留アイコンh11と第2保留アイコンh12はともに、図154(a)のNo.17に記した村人の種類の態様aのアイコンに変化している。また、先読み予告の対象保留を表す第3保留アイコンh13は、デフォルトの表示態様である。
図柄変動表示が開始された後の図160(い2)では、図155(あ7)と同じく、演出アイコン表示領域DISの右ベースアイコンbIrには、対戦相手アイコンTIとしてパンタの種類の態様aのアイコンが表示され、さらに、第一の領域である出現領域ASに、「箱」の予告アイコンYIが表示されている。さらに、出現領域ASの上には、第二の領域であるストック領域SSが設けられており、図160(い1−2)では点線で囲んだ領域になる。この例におけるストック領域SSには、第1ストック位置SS1、第2ストック位置SS2、第3ストック位置SS3が設けられており、第3ストック位置SS3の一部は、出現領域ASの一部と重なっている。
図160(い3)は、図155(あ8−1)と同じく、ミニゲームBのじゃんけん対決アニメーションが行われ、変動アイコンh0の村人のキャラクタが勝利している。図160(い4)では、変動アイコンh0の村人のキャラクタが勝利したことを祝うアニメーションが実行されており、同図(い5)では、出現領域ASに表示されていた、図152(a)に示すNo.1の「箱」の予告アイコンYIが、ストック領域SS内の第1ストック位置SS1(図160(い2)参照)に表示されている。
図160(い6)は、図155(あ15)と同じく、図柄変動表示が終了し、ハズレの装飾図柄の組み合せが停止表示中(確定表示中)であり、変動アイコンh0も消えている。
図柄変動表示が開始された後の図160(い7)では、2回目となるミニゲームBのじゃんけん対決が開始されている。また、図160(い7)に示す出現領域ASには、図152(a)に示すNo.1の「箱」の予告アイコンYIが表示されている。図160(い8)では、ミニゲームBのじゃんけん対決アニメーションが行われ、変動アイコンh0の村人のキャラクタが2勝目をあげている。図160(い9)では、変動アイコンh0の村人のキャラクタが勝利したことを祝うアニメーションが実行されており、同図(い10)では、出現領域ASに表示されていた、図152(a)に示すNo.1の「箱」の予告アイコンYIが、出現領域ASから出て、一旦大きく表示されている。続く図160(い11)では、2つ目となる「箱」の予告アイコンYIが、ストック領域SS内の第2ストック位置SS2(図160(い2)参照)に表示されている。すなわち、新たにストックされる予告アイコンYIは、1つ前にストックされていた予告アイコンYIの下に表示されていく。第1ストック位置SS1と第2ストック位置SS2の間隔は、予告アイコン一個分の高さ未満の間隔である。なお、第1ストック位置SS1や第2ストック位置SS2を設けずに、空いている領域にランダムにストックしていってもよい。また、3個目の予告アイコンYIがストックされる前に、1個目の予告アイコンYI(第1ストック位置SS1にストックされていた予告アイコンYI)が使用された場合(ストック領域SSから放出された場合)に、3個目の予告アイコンYIは、第1ストック位置SS1にストックされてもよい。
図160(い12)は、図155(あ23)と同じく、図柄変動表示が終了し、ハズレの装飾図柄の組み合せが停止表示されている。図160(い13)は、図155(あ24)と同じく、先読み対象変動となる図柄変動表示が開始され、図160(い14−1)では、図155(あ25)と同じく、通常予告としての会話予告が開始される。図160(い14−1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lには、殿様の会話画像CI1が、中央領域に表示されている。ストック領域SS内の2つの予告アイコンYIは、殿様の会話画像CI1の一部に前側からオーバーラップしている。殿様の会話画像CI1が表示された後、図160(い15)に示すように、先にストックされた1個目の予告アイコンYI(第1ストック位置SS1にストックされていた予告アイコンYI)が使用され、1個目の予告アイコンYIは、箱が開いた表示態様である態様dに変化し、箱の中から「リーチ」の予告表示YHが飛び出してきている。この「リーチ」の予告表示YHも、殿様の会話画像CI1の一部に前側からオーバーラップしている。このタイミングでの「リーチ」の予告表示YHは、現在行われている図柄変動表示でノーマルリーチ以上のリーチ演出が行われることを予告する表示になる。
図160(い16)では、図155(あ26)と同じく、会話予告が更新されている。会話予告では、殿様の会話画像CI1が縮小表示されて第2装飾図柄の表示位置の下方に表示され、爺のキャラクタとともに操作促進報知画像が表示された爺の会話画像CI2が表示されている。図155(あ26)に示すタイミングでは、操作有効期間は開始されておらず、チャンスボタン136が操作されてもこれに応じた表示は行われない。箱が開いた表示態様である1個目の予告アイコンYIは、図160(い16)では、まだ消去されていないが、同図(い17)では消去されている。なお、「リーチ」の予告表示YHは表示されたままである。同図(い17)でも操作有効期間は開始されていない。このように、1個目の予告アイコンYIは、操作有効期間の開始前に消去されてもよいが、操作有効期間の開始と同時に消去されてもよく、操作有効期間が開始された後に消去されてもよい。
やがて、操作有効期間が開始され、図160(い18)に示す残時間表示メータMTは、上記操作有効期間が開始してある程度の時間が経過したときの表示態様で示されている。
図160(い19)のタイミングは、上記操作有効期間内であり、このタイミングで、遊技者がチャンスボタン136を操作する。
図160(い20)では、図155(い20)と同じく、チャンスボタン136が上記操作有効期間内に押下されたことに応じて、爺の会話画像CI2が、操作促進報知画像から、現在行われている図柄変動表示でリーチ演出が開始されることを予告する「リーチじゃ!」の文字表示に変化している。したがって、「リーチ」の予告表示YHとは別の予告(ここでは爺の会話画像CI2)によっても、同じこと(現在行われている図柄変動表示でリーチ演出が開始されること)が予告されていることになる。また、このように2種類の予告が行われる場合には、一方の予告が他方の予告よりも信頼度が高い予告であってもよい。あるいは、先に表示された「リーチ」の予告表示YHでノーマルリーチの発生を予告し、後に表示された会話予告では、スーパーリーチの発生を予告するようにしてもよい。このような時系列での予告を行うことで、演出(リーチ種別)が昇格しているように見える場合がある。あるいは反対に、先に表示された「リーチ」の予告表示YHでスーパーリーチの発生を予告し、後に表示された会話予告では、ノーマルリーチの発生を予告するようにしてもよく、こうすると、リーチ種別)が降格しているように見える場合がある。ただし、同一変動内でのリーチ演出についての予告であるため、どちらが先も良い場合もある。また、例えば、予告表示YHが「リーチ」と予告し、会話予告が、擬似連演出を予告する「継続」と表示した場合は、リーチが発生した後に擬似連予告(例えば、擬似連図柄が停止)が発生し、擬似連演出が開始されることまで予告することができる。
また、図柄変動表示中の一区切り(図柄変動開始〜擬似連用の仮停止までの期間)の中で、擬似連予告が予告表示YHと他の予告により2回行われたとしても、擬似連が1回(すなわち仮停止が1回)しか行われないように構成されていてもよいし、予告が行われた回数だけ擬似連が発生(仮停止が発生)するように構成されていてもよい。
このように、予告表示YHと他の演出による予告を組み合わせることで、一回の図柄変動表示内で、昇格演出や降格演出を行うことができる。例えば、擬似連演出では、擬似連回数が増えていくのにつれて、昇格演出を行うことができる。例えば、擬似連回数1回目の変動では第3表示態様の予告を行い、擬似連回数2回目の変動では第5表示態様の予告を行ってもよい。なお、擬似連回数2回目の変動では第3表示態様の予告を行ってもよく、さらには、降格演出として、擬似連回数2回目の変動では第2表示態様の予告を行う場合があってもよい。また、擬似連演出でない場合は、一回の図柄変動表示内で、最初に、第3表示態様の予告を行い、次に第5表示態様の予告を行ってもよいし、あるいは反対に、最初に、第5表示態様の予告を行い、次に第3表示態様の予告を行ってもよい。
なお、爺の会話画像CI2における「リーチじゃ!」といった予告の文字表示は、操作有効期間内にチャンスボタン136が操作された場合のみ表示されるものである。ただし、チャンスボタン136が操作されることなく操作有効期間が経過した場合にも表示される場合があってもよい。
図160(い22)では、図156(あ30−1)と同じく、殿様の会話画像CI1及び爺の会話画像CI2が消去されて会話予告が終了し、第1装飾図柄が視認容易になっている。なお、殿様の会話画像CI1と爺の会話画像CI2は同時に消えてもよいし、奥側に表示されていた殿様の会話画像CI1が先に消えてもよいし、手前側に表示されていた爺の会話画像CI2が先に消えてもよい。
図160(い23)では、予告通り、リーチ演出が開始され、左図柄表示領域208aと右図柄表示領域208cそれぞれで「装飾6」が揺れ変動している。やがて、リーチ状態で、2番目にストックされた予告アイコンYIが使用される。すなわち、図160(い24)に示すように、予告アイコンYIの箱が開き、中から「変化」の予告表示YHが飛び出してくる。この例では、予告アイコンYIがストックされた順番に、予告アイコンYIが使用されたが、予告アイコンYIは、ストック順に関わらず使用されてもよい。例えば、有利度が高い予告表示YHが出現する予告アイコンYIほど先に使用されてもよいし後から使用されてもよい。また、予告アイコンYIの種類に応じた信頼度が高いものほど先に使用されてもよいし、後から使用されてもよい。また、ここで、出現した「変化」の予告表示YHは、仮停止している右図柄(ここでは「装飾6」に重なっており、重ならない場合比べて視認困難になっている。ただし、「変化」の予告表示YHが右図柄に前側からオーバーラップしている。これは、第1ストック位置SS1にストックされていた予告アイコンYIから放出された予告表示YHではなく、第2ストック位置SS2にストックされていた予告アイコンY2から放出された予告表示YHであることが関係している。
図160(い25)では、使用された予告アイコンYIが消え、「変化」の予告表示YHは依然として表示されている。続く図160(い26)では、その予告表示YHを用いた変動アイコン変化アニメーションが開始される。図160(い26)では、「変化」の予告表示YHが、仮停止している右図柄にオーバーラップしている状態のまま、光の玉YHbに変化する。図160(い27)では、その光の玉YHbが、変動アイコンh0めがけて飛んでいき、変動アイコンh0にぶつかっている。ここでも、予告表示YHが放出された予告アイコンYIの位置が影響して、図156(あ34)〜同図(あ35)に示す例とは異なる位置で光の玉YHbに変化し、異なる軌跡で変動アイコンh0めがけて飛んでいっている。ただし、予告表示YHが放出される予告アイコンYIの位置が異なっても、予告表示YHは同じ位置(例えば、図156(あ32)に示す「変化」の予告表示YHの位置)に放出され、当該位置で光の玉YHbに変化し、同一の軌跡で変動アイコンh0めがけて飛んでいくようにしてもよい。
図160(い28)では、変動アイコン変化アニメーションが終了し、アニメーション開始前までデフォルトの表示態様であった変動アイコンh0の表示態様が、図154(a)のNo.2に記した白点滅の表示態様に変化している。すなわち、変動アイコンh0の表示態様が、通常予告の表示態様に変化している。その後、図160(い16)に続く。
なお、図160に示す例では、「リーチ」の予告表示YHが表示され、リーチ演出が行われることを予告し、実際にリーチ演出が開始されているが、リーチ演出が開始されない図柄変動表示よりも、リーチ演出が開始された図柄変動表示の方が、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすく、このことは、結果として、「リーチ」の予告表示YHが表示されない図柄変動表示よりも、「リーチ」の予告表示YHが表示された図柄変動表示の方が、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすいことになる。
図161は、図160に示す演出例の変形例と、吉宗お宝獲得予告のミニゲームAの演出例を示す図である。
図161(い14−2−1)〜同図(い14−2−3)に示す変形例では、図161(い14−2−1)に示す状態は、図160(い14−1)に示す状態と同じ状態であり、図161(い14−2−2)では、使用される予告アイコンYIをカーソルCSの表示が指している。ここでは、第1ストック位置SS1(図160(い2)参照)にストックされている予告アイコンYIをカーソルCSの表示が指している。なお、カーソルCSの表示も、殿様の会話画像CI1に前側からオーバーラップしている。
図161(い14−2−3)では、カーソルCSの表示は消え、それまでカーソルCSの表示が指していた、第1ストック位置SS1にストックされていた予告アイコンYIの箱が開き、箱の中から「リーチ」の予告表示YHが飛び出してきている。
なお、予告アイコンYIの箱は、チャンスボタン136の操作によって開いてもよい。この場合、チャンスボタン136の操作を促す操作促進報知画像は表示されていてもよいし、表示されず裏ボタンであってもよい。さらに、カーソルCSの表示位置を十字キー181aのうちの上下キーで操作して、予告アイコンYIを遊技者が選択可能にし、カーソルCSで選んだ予告アイコンYIが、チャンスボタン136の操作によって開くようにしてもよい。あるいは、使用されない方の予告アイコンYIをカーソルCSの表示が指してもよい。また、カーソルCSが表示される場合と、表示されない場合があってもよい。この場合、カーソルCS、が表示されない場合よりも表示される場合の方が、最終的に大当り図柄が確定表示されやすくてもよいし、あるいは反対に、最終的に大当り図柄が確定表示されにくくてもよいし、両者で差がなくてもよい。その後、図160(い16)に続く。
図161(い14−3−1)〜同図(い14−3−3)に示す変形例では、図161(い14−3−1)に示す状態は、図160(い14−1)に示す状態と同じ状態であり、図161(い14−3−2)では、カーソルCSの表示が2つ表示され、両方の予告アイコンYIをそれぞれ指している。この結果、どちらの予告アイコンYIが先に使用されるかが分からなくなっている。
図161(い14−3−3)では、2つのカーソルCSの表示は両方とも消え、第1ストック位置SS1にストックされていた予告アイコンYIの箱が開き、箱の中から「リーチ」の予告表示YHが飛び出してきている。
図161(い14−4−1)〜同図(い14−4−3)に示す変形例では、図161(い14−4−1)に示す状態は、図160(い14−1)に示す状態と同じ状態であり、図161(い14−4−2)でも、カーソルCSの表示が2つ表示され、両方の予告アイコンYIをそれぞれ指している。この例では、図161(い14−4−3)に示すように、2つのカーソルCSの表示が両方とも消えた後、それまで2つのカーソルCSの表示が指していた両方の予告アイコンYIの箱が開き、第1ストック位置SS1にストックされていた予告アイコンYIの箱の中からは「リーチ」の予告表示YHが飛び出し、第2ストック位置SS2(図160(い2)参照)にストックされていた予告アイコンYIの箱の中からは「変化」の予告表示YHが飛び出してきている。両方の予告アイコンYIの箱は、同時に開いてもよいし、ストック順に開いてもよいし、有利度が高い予告表示YHが出現する方が先に開いてもよいし後から開いてもよい。また、予告アイコンYIの種類に応じた信頼度が高いものほど先に開いてもよいし、後から開いてもよい。その後、図160(い20)のように「リーチ」の予告表示YHが消去され、一方で図160(い26)のように「変化」の予告表示YHが、仮停止している右図柄にオーバーラップしている状態のまま、光の玉YHbに変化する。その後、変動アイコン変化アニメーションが終了し、アニメーション開始前までデフォルトの表示態様であった変動アイコンh0の表示態様が、図154(a)のNo.2に記した白点滅の表示態様に変化している。なお、変動アイコン変化アニメーションの終了が「リーチ」の予告表示YHの消去よりも先であってもよく、同時に消去されてもよく、後に消去されてもよい。
図161(い1−2−1)〜同図(い1−2−4)に示す変形例では、予告アイコンYIの最大ストック数について説明する例である。
図161(い1−2−1)では、特図1の保留数は上限の4つであり、4つの保留アイコンh11〜h14が表示されている。これらの保留アイコンのうち、例えば、第3保留が先読み予告対象保留であり、第1保留アイコンh11〜第3保留アイコンh13が全て、ミニゲームに参加することができるアイコン(村人のキャラクタのアイコン)に変化している。予告アイコンYIの最大ストック数は、特図1又は特図2の最大保留数である4よりも少ない「3」(最大保留数−1)である。ただし、特図1又は特図2の最大保留数と同じ数であってもよいし、特図1の最大保留数と特図2の最大保留数を合わせた合計数と同じ数であってもよいし(例えば、8)、その合計数よりも1少ない数であってもよい。また、最大保留数よりも多くてもよいし、上記合計数よりも多くてもよい。
図161(い1−2−2)では、既に、予告アイコンYIを2つ獲得している状態で、さらにミニゲームBに勝利している。この結果、図161(い1−2−3)に示すように、3つ目となる予告アイコンYIが、出現領域ASから出て、一旦大きく表示されている。この状態で、3つ目となる拡大表示された予告アイコンYIは、第2ストック位置SS2にストックされている予告アイコンYIに前側からオーバーラップしている。この結果、第2ストック位置SS2にストックされている予告アイコンYIが一瞬、視認困難になっている。ただし、出現領域ASから出てくる予告アイコンYIの位置を、第2ストック位置SS2から離した位置にすることで、第2ストック位置SS2にストックされている予告アイコンYIにオーバーラップしないようにすることもできる。
図161(い1−2−4)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、ストック領域SSに設けられた、第1ストック位置SS1、第2ストック位置SS2、および第3ストック位置SS3(図160(い2)参照)それぞれに、予告アイコンYIが表示されている。図161(い1−2−4)に示す第3ストック位置SS3に表示された予告アイコンYIの一部は、出現領域ASの一部に前側からオーバーラップしている。
一方、図161(い1−2−4’)に示す出現領域ASの一部は、第3ストック位置SS3に表示された予告アイコンYIの一部に前側からオーバーラップしており、第3ストック位置SS3に表示された予告アイコンYIの下半分は視認困難になっている。
なお、出現領域ASにオーバーラップしたり、あるいは出現領域ASにオーバーラップされたりすることがないよういに、出現領域ASと重ならない位置に、ストック領域SSを設ければよい。例えば、第2装飾図柄表示装置208Mや第3装飾図柄表示装置208Nにストック領域SSを設けてもよい。
図161(う1)以降に示す演出例は、吉宗お宝獲得予告のミニゲームAの演出例を段階的に示す図である。
図161(う1)では、図155(あ1)と同じく、第1装飾図柄(第3図柄)が高速変動を行っている。また、第1保留アイコンh11と第2保留アイコンh12が表示されている。これらの特図1の保留アイコンh11,h12の表示態様はいずれも、図154(a)のNo.1に記したデフォルトの表示態様である。また、変動アイコンh0の表示態様も、図154(a)のNo.1に記したデフォルトの表示態様である。
図161(う2)では、図155(あ2)と同じく、特図1始動口230に入球があり、特図1の保留が一つ増加し、全部で3つになる。図161(う2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lの第2保留数表示では、特図1の保留数が「3」と表示されている。
図161(う3)では、第3保留アイコンh13が第3ステージhs3に表示されている。第3保留アイコンh13は、デフォルトの表示態様で増加アニメーションによって追加表示されているが、この第3保留アイコンh13が表す第3保留が先読み予告の対象保留になる。図156(う3)では、これまでデフォルトの表示態様であった第1保留アイコンh11と第2保留アイコンh12がともに、図154(a)のNo.14に記した吉宗(弓)の種類の態様aのアイコンに変化している。第1保留アイコンh11と第2保留アイコンh12の表示態様の変化は、先読み予告の対象保留の第3保留アイコンh13が増加表示される前に行われてもよいし、その増加表示と同時に行われてもよいし、その増加表示の後に行われてもよい。より詳細には、第3保留アイコンh13の増加アニメーションが開始される前に、第1保留アイコンh11と第2保留アイコンh12の表示態様の変化(保留アイコンの変化)が完了していてもよいし、その増加アニメーションが開始されると同時に、保留アイコンの変化が完了してもよいし、その増加アニメーションが開始された後に、保留アイコンの変化が完了してもよい。また、保留アイコンの変化が変化アニメーションで行われる場合には、その増加アニメーションが開始される前に、変化アニメーションが開始されてもよいし、その増加アニメーションと同時に、変化アニメーションが開始されてもよいし、その増加アニメーションが開始された後に、変化アニメーションが開始されてもよい。なお、第1保留アイコンh11および第2保留アイコンh12が吉宗(弓)の種類の態様aのアイコンに変化することで、第1保留アイコンh11および第2保留アイコンh12にそれぞれ対応する図柄変動表示においてミニゲーム(特定のミニゲーム(本例の場合、ミニゲームA)または不特定のミニゲーム(本例の場合、ミニゲームA、ミニゲームB、またはその他のミニゲーム等))が行われることを予告してもよい。また、ミニゲームAを開始する図柄変動表示(本例の場合、第1保留アイコンh11に対応する図柄変動表示)の開始と同時または開始された後(直後であってもよい)にミニゲームを行うアイコンが変化するように構成されていてもよい。
図161(う4)では、図柄変動表示が終了し、ハズレの装飾図柄の組み合せ(「装飾4」−「装飾1」−「装飾7」)が停止表示されている。
図161(う5)では、これまで第1保留であった保留が消化され、図柄変動表示が開始されている。図161(う5)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、中央領域の第1装飾図柄は停止表示したままであるが、左上の第2装飾図柄では、変動表示が開始され、右上の第2保留数表示では、特図1の保留数が1つ減って「2」になっている。また、これまで何も表示されていなかった、演出アイコン表示領域DISの右ベースアイコンbIrでは、図153(a)に示すミニゲームA用アイコンの登場アニメーションが開始され、画面右端にわずかにアイコンAI’が表示され始めている。また、図161(う5)では、保留アイコンの移動アニメーションも開始されている。すなわち、これまで第1ステージhs1に表示されていた吉宗(弓)のキャラクタの第1保留アイコンh11が、変動アイコン表示領域CISの台座hs0に向けて移動を開始し、これまで第2ステージhs2に表示されていた吉宗(弓)のキャラクタの第2保留アイコンh12が、第1ステージhs1に向けて移動を開始し、これまで第3ステージhs3に表示されていた、デフォルトの表示態様ではあるが先読み予告対象保留の第3保留アイコンh13が、第2ステージhs2に向けて移動を開始している。ここで、吉宗(弓)のキャラクタの第1保留アイコンh11が、変動アイコン表示領域CISの台座hs0に向けて移動を開始すると、台座hs0が少し下がる。なお、ミニゲームA用アイコンの登場アニメーションと、保留アイコンの移動アニメーションは、同時に開始されてもよいし、ミニゲームA用アイコンの登場アニメーションの方が先に開始されてもよいし、あるいは反対に保留アイコンの移動アニメーションの方が先に開始されてもよい。
図161(う6)でも、中央領域の第1装飾図柄は依然として停止表示したままであるが、保留アイコンの移動アニメーションは終了し、変動アイコンh0として、吉宗(弓)の種類の態様a(待機の態様)のアイコンが表示されている。この変動アイコンh0の吉宗(弓)のキャラクタは、待機アニメーション(デフォルトのアニメーション)を実行している。一方、ミニゲームA用アイコンの登場アニメーションは継続しており、演出アイコン表示領域DISの右ベースアイコンbIrには、絨毯の上に、第1表示態様の白色の箱画像(図152(a)に示すNo.1の「箱」の態様aの予告アイコンYI)が表示されたアイコンAI’が表示されている。このアイコンAI’は、図153(a)に示すミニゲームA用アイコンAIとは異なる。
図161(う7)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第1装飾図柄の変動表示が開始される。また、この図161(う7)では、ミニゲームA用アイコンの登場アニメーションが継続されており、この登場アニメーションの中で、アイコンAI’に、ヒットポイント(HP)のメータ表示MThが追加表示される。ただし、ここで追加表示されたメータ表示MThは空の状態(0の状態)である。
図161(う8)でも、ミニゲームA用アイコンの登場アニメーションが継続されており、ここでは、先に追加された空のメータ表示MThに、登場アニメーションの一部として、ヒットポイント(HP)が表示されるアニメーションが実行される。図161(う8)では、僅かではあるが、青色のゲージgagが見え始めている。なお、図153(b)を用いて説明したように、HPのポイント数に応じてゲージの色が変化する。ここでのアニメーションは、最初から青色のゲージであるため、HPのポイント数が60以上になることがゲージの色を見た段階で分かる。しかも、図153(a)に示すように、ミニゲームA用アイコンAIには、ゲージが満タン状態の態様aと、ゲージが半分の状態の態様bと、ゲージが少しだけの状態の態様cと、態様dしかないことから、青色のゲージgagが見えた段階で、ゲージは満タン状態まで増加することが予想できる。ここで、HPの表示が完了してから(ゲージの増加が止まってから)、ゲージの色を、そのHPのポイント数に応じた色に変化させてもよいし、ゲージの増加に合わせて、ゲージの色がその時その時のポイント数に応じた色で表されてもよい。図161(う9)では、青色のゲージgagは半分まで増加してきており、図161(う10)では、青色のゲージgagが満タンまで増加している。すなわち、残りHPのポイント数は100であり、これで、ミニゲームA用アイコンの登場アニメーションが終了する。結局、この例では、態様aの「箱」アイコンがミニゲームA用アイコンAIとして登場したことになる。
図161(う11)では、変動アイコンh0の吉宗(弓)のキャラクタの態様は、弓を構えた態様bに変化しており、第1保留アイコンh11の吉宗(弓)のキャラクタの態様も、変動アイコンh0の吉宗(弓)のキャラクタとは少し異なる、弓を構えた態様bに変化している。図161(う12)では、変動アイコンh0の吉宗(弓)のキャラクタも、第1保留アイコンh11の吉宗(弓)のキャラクタも、矢を発射し、態様cに変化している。
図161(う13)では、ミニゲームA用アイコンAIに近かった、変動アイコンh0の吉宗(弓)のキャラクタが発射した矢が、絨毯に刺さっており、第1保留アイコンh11の吉宗(弓)のキャラクタが発射した矢は、絨毯に向かって飛んでいる。図161(う14−1)では、1保留アイコンh11の吉宗(弓)のキャラクタが発射した矢も、絨毯に刺さっており、両方の矢が見事に絨毯に命中している。
図162は、吉宗お宝獲得予告のミニゲームAの演出例の続きを段階的に示す図である。
図161(う14−1)から続く図162(う15−1)では、ダメージ計算が行われ、2本の矢が刺さったことにより、ダメージが60ポイントになる。図162(う15−1)では、ダメージポイント報知(「60」という数字)が表示されており、同図(う16)では、満タン状態(100ポイント)であった青色のゲージgagが減り始めている。なお、ゲージgagが減り始めると、ダメージポイント報知の表示は薄くなり始め、徐々に消えていく。図162(う17)に示すメータ表示MThでは、ゲージgagが残り40ポイントまで減少している。ゲージgagの色は、50ポイント以下になった時点から、それまでの青色から緑色に変化する。なお、矢が絨毯に刺さった段階で、ダメージ計算を開始してもよい。すなわち、一本目の矢が絨毯に命中した図161(う13)のタイミングでダメージ計算を開始し、ゲージgagを減少させてもよい。
矢を発射した変動アイコンh0の吉宗(弓)のキャラクタも、第1保留アイコンh11の吉宗(弓)のキャラクタも、共に態様cのままで表示され続けているが、待機の態様aに変化してもよい。
図162(う18)では、図柄変動表示が終了し、第1装飾図柄表示装置208Lでは、中央領域で第1装飾図柄が、ハズレの装飾図柄の組み合せ(「装飾6」−「装飾4」−「装飾1」)を停止表示し、左上の第2装飾図柄も、ハズレの装飾図柄の同じ組み合せを停止表示している。
図162(う19)は、停止表示中(確定表示中)であり、変動アイコンh0の消去アニメーションが開始されており、変動アイコンh0の吉宗(弓)のキャラクタは、台座hs0の中に徐々に消えていく。図162(う20)も、停止表示中(確定表示中)であり、変動アイコンh0が完全に消えている。
図162(う21)では、これまで第1保留であった保留が消化され、図柄変動表示が開始されている。図162(う21)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第1装飾図柄は停止表示したままであるが、左上の第2装飾図柄では、変動表示が開始されている。矢を発射した第1保留アイコンh11の吉宗(弓)のキャラクタは、図柄変動表示が開始されると、態様cから、待機(デフォルト)の態様aに変化する。そして、図162(う22)では、保留アイコンの移動アニメーションが開始されており、これまで第1ステージhs1に表示されていた吉宗(弓)のキャラクタの第1保留アイコンh11が、変動アイコン表示領域CISの台座hs0に向けて移動を開始し、これまで第2ステージhs2に表示されていた、デフォルトの表示態様ではあるが先読み予告対象保留の第2保留アイコンh12が、第1ステージhs1に向けて移動を開始している。また、図162(う22)に示す第1装飾図柄表示装置208Lの右上の第2保留数表示では、特図1の保留数が1つ減って「1」になっている。
図162(う23)でも、第1装飾図柄は依然として停止表示したままであるが、保留アイコンの移動アニメーションは終了し、変動アイコンh0として、吉宗(弓)のキャラクタのアイコンが表示されている。図162(う24)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第1装飾図柄の変動表示が開始されており、同図(う25)では、変動アイコンh0の吉宗(弓)のキャラクタの態様は、弓を構えた態様bに変化している。図162(う26)では、変動アイコンh0の吉宗(弓)のキャラクタが、矢を発射し、態様cに変化している。図162(う27)では、変動アイコンh0の吉宗(弓)のキャラクタが発射した矢が、絨毯に刺さっており、ダメージ計算が行われ、同図(う28)では、ダメージポイント報知(「40」という数字)が表示されており、同図(う29)では、残り40ポイントであった緑色のゲージgagが減り始め、20ポイント以下になった時点から、それまでの緑色から赤色に変化している。また、ゲージgagが減り始めると、ダメージポイント報知は薄くなり始め、徐々に消えていく。図162(う30)に示すメータ表示MThでは、0ポイントまで減少し、ゲージgagが消えている。こうして、ミニゲームA開始当初は100ポイントであったヒットポイント(HP)を0ポイントまで減らすことに成功しており、お宝(予告アイコン)を獲得することができる。なお、与えたダメージ数が、残りHPのポイント数を上回ってもよい。
図162(う31)では、メータ表示MThが0になったミニゲームA用アイコンAIがエフェクト画像EF5によって覆われ、同図(う32)では、エフェクト画像EF5が消え、態様dのミニゲームA用アイコンAIが表示されている。そして、図162(う33)に示すように、態様dのミニゲームA用アイコンAIがストック領域SS(同図(う32)参照)に向けて移動を開始すると、態様dのミニゲームA用アイコンAIは、図152(a)に示すNo.1の「箱」の態様aの予告アイコンYIに変わり、図162(う34)に示すように、箱が閉じた態様aの予告アイコンYIがストック領域SSに表示される。
やがて、図162(う35)では、図柄変動表示が終了し、第1装飾図柄表示装置208Lでは、中央領域で第1装飾図柄が、ハズレの装飾図柄の組み合せ(「装飾4」−「装飾4」−「装飾7」)を停止表示し、左上の第2装飾図柄も、ハズレの装飾図柄の同じ組み合せを停止表示している。
図162(う36)〜同図(う37)は、停止表示中(確定表示中)であり、変動アイコンh0の消去アニメーションが開始されており、変動アイコンh0の吉宗(弓)のキャラクタは、台座hs0の中に徐々に消えていく。またここでは、それまで少し下がっていた台座hs0が元の高さに向けて上昇してきている。図162(う38)も、停止表示中(確定表示中)であり、変動アイコンh0が完全に消え、台座hs0は元の高さに戻っている。なお、ストック領域SSにストックされた予告アイコンYIは使用されずに、表示されている。以降、図155(あ24)に続く。なお、本例では、ヒットポイントが回復することがないが(例えば、図162(う17)では残りヒットポイントが40で、同図(う21)〜(う24)でも残りヒットポイントが40)、ヒットポイントが回復する場合があってもよい。例えば、次の図柄変動表示が開始された場合にヒットポイントが回復する場合があってもよい。
図163は、図161(う1)〜図162(う38)の演出例の第1変形例〜第3変形例の途中までを示す図である。
第1変形例は、予告アイコンの一発獲得の例であり、図161(う14−1)までは同じである。図163(う15−2−1)では、本来であれば、ダメージポイント報知が表示されるが、ここでは表示されず、同図(う15−2−2)では、メータ表示MThが満タン状態の態様aのミニゲームA用アイコンAIがエフェクト画像EF5によって覆われ、同図(う15−2−3)では、エフェクト画像EF5が消え、態様dのミニゲームA用アイコンAIが表示されている。すなわち、ダメージポイント報知の表示や、ゲージgagが減っていくアニメーション表示が省略され、一気に態様dのミニゲームA用アイコンAIが表示されている。なお、ダメージポイント報知の表示と、ゲージgagが減っていくアニメーション表示とのうち、ダメージポイント報知の表示のみが省略されてもよいし、ゲージgagが減っていくアニメーション表示のみが省略されてもよい。
図163(う15−2−4)に示すように、態様dのミニゲームA用アイコンAIがストック領域SS(同図(う15−2−3)参照)に向けて移動を開始すると、態様dのミニゲームA用アイコンAIは、図152(a)に示すNo.1の「箱」の態様aの予告アイコンYIに変わり、図163(う15−2−5)に示すように、箱が閉じた態様aの予告アイコンYIがストック領域SSに表示される。
やがて、図163(う15−2−6)では、図柄変動表示が終了し、第1装飾図柄表示装置208Lでは、中央領域で第1装飾図柄が、ハズレの装飾図柄の組み合せ(「装飾6」−「装飾4」−「装飾1」)を停止表示し、左上の第2装飾図柄も、ハズレの装飾図柄の同じ組み合せを停止表示している。
図163(う15−2−7)では、これまで第1保留であった保留が消化され、図柄変動表示が開始されている。図163(う15−2−7)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第1装飾図柄は停止表示したままであるが、左上の第2装飾図柄では、変動表示が開始されている。矢を発射した第1保留アイコンh11の吉宗(弓)のキャラクタは、図柄変動表示が開始されると、態様cから、待機(デフォルト)の態様aに変化する。そして、図163(う15−2−8)では、保留アイコンの移動アニメーションが開始されており、これまで第1ステージhs1に表示されていた吉宗(弓)のキャラクタの第1保留アイコンh11が、変動アイコン表示領域CISの台座hs0に向けて移動を開始し、これまで第2ステージhs2に表示されていた、デフォルトの表示態様ではあるが先読み予告対象保留の第2保留アイコンh12が、第1ステージhs1に向けて移動を開始している。また、演出アイコン表示領域DISの右ベースアイコンbIrでは、ミニゲームA用アイコンの登場アニメーションが再び開始され、画面右端にわずかにアイコンAI’が表示され始めている。
図163(う15−2−9)でも、中央領域の第1装飾図柄は依然として停止表示したままであるが、保留アイコンの移動アニメーションは終了し、変動アイコンh0として、吉宗(弓)の種類の態様a(待機の態様)のアイコンが表示されている。また、図163(う15−2−9)に示す第1装飾図柄表示装置208Lの右上の第2保留数表示では、特図1の保留数が1つ減って「1」になっている。さらに、ミニゲームA用アイコンの登場アニメーションは継続しており、演出アイコン表示領域DISの右ベースアイコンbIrには、絨毯の上に、第1表示態様の白色の箱画像(図152(a)に示すNo.1の「箱」の態様aの予告アイコンYI)が表示されたアイコンAI’が表示されている。図163(う15−2−10)では、ミニゲームA用アイコンの登場アニメーションが継続されており、この登場アニメーションの中で、アイコンAI’に、ヒットポイント(HP)のメータ表示MThが追加表示される。ただし、ここで追加表示されたメータ表示MThは空の状態(0の状態)である。図163(う15−2−11)でも、ミニゲームA用アイコンの登場アニメーションが継続されており、ここでは、先に追加された空のメータ表示MThに、登場アニメーションの一部として、ヒットポイント(HP)が表示されるアニメーションが実行され、青色のゲージgagが満タンまで増加している。すなわち、残りHPのポイント数は100であり、これで、ミニゲームA用アイコンの登場アニメーションが終了する。結局、ここでも、態様aの「箱」アイコンがミニゲームA用アイコンAIとして登場したことになる。
図163(う15−2−12)では、第1保留アイコンh11の吉宗(弓)のキャラクタの態様が、弓を構えた態様bに変化しており、その後、第1保留アイコンh11の吉宗(弓)のキャラクタから弓が発射される。図163(う15−2−13)では、第1保留アイコンh11の吉宗(弓)のキャラクタが発射した矢が、絨毯に刺さっており、ここでも、ダメージポイント報知の表示と、ゲージgagが減っていくアニメーション表示が省略されて、図163(う15−2−14)では、メータ表示MThが満タン状態の態様aのミニゲームA用アイコンAIがエフェクト画像EF5によって覆われ、同図(う15−2−15)では、エフェクト画像EF5が消え、一気に態様dのミニゲームA用アイコンAIが表示されている。
図163(う15−2−16)に示すように、態様dのミニゲームA用アイコンAIがストック領域SS(同図(う15−2−3)参照)に向けて移動を開始すると、態様dのミニゲームA用アイコンAIは、図152(a)に示すNo.1の「箱」の態様aの予告アイコンYIに変わり、図163(う15−2−17)に示すように、箱が閉じた態様aの予告アイコンYIが、同図(う15−2−5)で先にストックされた予告アイコンYIの下に表示される。こうして、連続して、予告アイコンの一発獲得に成功し、2つの予告アイコンYIがストックされる。
図163(う15−2−2b1)〜同図(う15−2−2b5)に示す第2変形例では、図161(う14−1)までは同じである。ここでの変形例も、予告アイコンの一発獲得の例であるが、この例では、ダメージポイント報知の表示も、ゲージgagが減っていくアニメーション表示も省略されずに実行される。図163(う15−2−2b1)では、ダメージポイント報知(「100」という赤色の数字)が表示されている。また、図163(う15−2−2b2)では、満タン状態(100ポイント)であった青色のゲージgagが減り始め、ゲージgagが残り50ポイントまで減少し、ゲージgagの色が、それまでの青色から緑色に変化し、緑色のゲージgagはさらに減少を続けている。なお、ゲージgagが減り始めると、ダメージポイント報知の表示は薄くなり始め、徐々に消えていく。
なお、ダメージポイント報知の表示や絨毯の色によって予告を行ってもよい。例えば、ダメージポイント報知の表示色が虹色だと、絨毯の上に乗っている予告アイコンが「虹箱」の予告アイコンでなくても、「虹箱」の予告アイコンを獲得することができ、「虹箱」の予告アイコンの特性から先読み対象変動の大当りが確定になる。あるいは、ダメージポイント報知の表示色が虹色であった場合の図柄変動表示は、大当り確定になってもよい。あるいは、ダメージポイントの表示色が特定の色(例えば、赤色)であった場合の方が、デフォルトの色であった場合よりも予告アイコンの獲得確率が高くてもよい。あるいは、ダメージポイントの表示色が特定の色(例えば、赤色)であった場合の図柄変動表示の方が、デフォルトの色であった場合の図柄変動表示よりも大当りとなりやすくてもよい。また、絨毯の色の場合についても同様であってもよい。
図163(う15−2−2b3)では、緑色のゲージgagが減少を続け、ゲージgagが残り20ポイントまで減少し、ゲージgagの色が、それまでの緑色から赤色に変化し、赤色のゲージgagはさらに減少を続けている。また、ダメージポイント報知の表示は、ほとんど消えかかっている。
図163(う15−2−2b3)では、緑色のゲージgagが減少を続け、ゲージgagが残り20ポイントまで減少し、ゲージgagの色が、それまでの緑色から赤色に変化し、赤色のゲージgagはさらに減少を続けている。また、ダメージポイント報知の表示は、ほとんど消えかかっている。図163(う15−2−2b4)に示すメータ表示MThでは、0ポイントまで減少し、ゲージgagが消えている。
メータ表示MThが0になると、図163(う15−2−2b5)に示すようにミニゲームA用アイコンAIがエフェクト画像EF5によって覆われ、以降は、図163(う15−2−3)等と同じになり、予告アイコンYIを獲得することができる。
第3変形例における図163(う15−3−1)〜同図(う15−3−3)までは、第1変形例における図163(う15−2−1)〜同図(う15−2−3)と同じである。この第3変形例は、次のミニゲームA用アイコンAIの出現が、第1変形例よりも早く、次変動の開始を待たずに、ミニゲームA用アイコンの登場アニメーションが再び開始される。すなわち、図163(う15−3−4)に示すように、態様dのミニゲームA用アイコンAIがストック領域SSに向けて移動を開始すると、次変動で行われるミニゲームA用のアイコンの登場アニメーションが再び開始され、画面右端にわずかにアイコンAI’が表示され始めている。そして、図163(う15−3−5)では、ストック領域SSに予告アイコンYIが表示され、演出アイコン表示領域DISの右ベースアイコンbIrには、絨毯の上に、第1表示態様の白色の箱画像(図152(a)に示すNo.1の「箱」の態様aの予告アイコンYI)が表示されたアイコンAI’が表示される。なお、予告アイコンYIのストック表示と、アイコンAI’の全体表示は、同じであってもよいし、ストック表示の方が早くてもよいし、あるいは反対に全体表示の方が早くてもよい。なお、アイコンAI’にメータ表示MThが追加されるのは、次変動が開始されてからになる。
やがて、図163(う15−3−6)では、図柄変動表示が終了し、第1装飾図柄表示装置208Lでは、中央領域で第1装飾図柄が、ハズレの装飾図柄の組み合せ(「装飾6」−「装飾4」−「装飾1」)を停止表示し、左上の第2装飾図柄も、ハズレの装飾図柄の同じ組み合せを停止表示している。
図164は、図161(う1)〜図162(う38)の演出例の第3変形例の続きと、第4変形例〜第5変形例の途中までを示す図である。
第3変形例の続きとなる図164(う15−3−7)では、停止表示中(確定表示中)であり、吉宗(弓)のキャラクタのアイコンであった変動アイコンh0が完全に消えている。
次の図柄変動表示が開始された図164(う15−3−8)では、アイコンAI’に、空の状態のHPのメータ表示MThが追加表示され、続く図164(う15−3−9)では、空のメータ表示MThに、HPが表示されるアニメーションが実行され、青色のゲージgagが満タンまで増加している。以降は、図163(う15−2−12)等と同じ流れになる。
第4変形例における図164(う15−4−1)〜同図(う15−4−5)までは、第3変形例における図163(う15−3−1)〜同図(う15−3−5)と同じである。この第4変形例では、一回の図柄変動表示内で、ミニゲームA用アイコンの登場アニメーションが複数回実行され、複数個のミニゲームA用アイコンAIが出現する。なお、ミニゲームA用アイコンAIの出現数は、予告アイコンYIの最大ストック数を上限としてもよい、最大ストック数未満であってもよいし、上記最大ストック数を越えてもよい。ただし、上記最大ストック数を越える場合は、新たな予告アイコンYIを獲得する前に、ストックしてあった予告アイコンYIが使用されるか、ガセのミニゲームAが行われ、新たな予告アイコンYIを獲得することができない。
図163(う15−4−6)では、既に1個の予告アイコンYIを獲得した図柄変動表示内で、新たなアイコンAI’に、空の状態のHPのメータ表示MThが追加表示され、続く図163(う15−4−7)では、空のメータ表示MThに、HPが表示されるアニメーションが実行され、青色のゲージgagが満タンまで増加している。図柄変動表示はまだ継続しており、図163(う15−4−8)では、これまで態様cであった、変動アイコンh0の吉宗(弓)のキャラクタも第1保留アイコンh11の吉宗(弓)のキャラクタも、ともに弓を構えた態様bに変化し、新たなミニゲームA用アイコンAIの絨毯を狙っている。この第4変形例では、一回の図柄変動表示の中で、複数回の攻撃を行うことができる。例えば、同じミニゲームA用アイコンAIについても、複数回攻撃を行うことができる。ただし、複数回攻撃を行うことができるとしても、同じミニゲームA用アイコンAIについては1回しか攻撃することができないようにしてもよい。
やがて、二人のキャラクタそれぞれから矢が発射され、図163(う15−4−9)では、変動アイコンh0の吉宗(弓)のキャラクタから発射された矢も、第1保留アイコンh11の吉宗(弓)のキャラクタから発射された矢も、絨毯に刺さっており、ダメージ計算が行われて、ダメージポイント報知(「40」という数字)が表示されており、満タン状態(100ポイント)であった青色のゲージgagが、同図(う15−4−10)では減り始めている。図163(う15−4−11)に示すメータ表示MThでは、ゲージgagの色が青色のまま残り60ポイントまで減少している。ここでは、メータ表示MThが0ポイントまで減少する前に、図163(う15−4−12)に示すように、図柄変動表示が終了してしまうが、メータ表示MThが0ポイントになって、2個目の予告アイコンYIを獲得することも可能である。また、図163(う15−4−12)に続く第1保留アイコンh11に対応する図柄変動表示において、ミニゲームAが継続しており、2個目の予告アイコンを獲得することも可能である。なお、ミニゲームA用アイコンAIの出現数について説明したのと同じように、予告アイコンYIの獲得数も、最大ストック数を基準に色々と設定することができる。すなわち、予告アイコンYIの獲得数も、最大ストック数を上限としてもよい、最大ストック数未満であってもよいし、上記最大ストック数を越えてもよい。
第5変形例は、ミニゲームAの専用領域が用意された例である。
図164(う1−2−1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、これまでは図示省略してきた背景画面が表示されている。この背景画面は、海の背景画面である。この図164(う1−2−1)では、図161(う1)と同じく、第1装飾図柄(第3図柄)が高速変動を行っている。また、第1保留アイコンh11と第2保留アイコンh12が表示されている。これらの特図1の保留アイコンh11,h12の表示態様はいずれも、図154(a)のNo.1に記したデフォルトの表示態様である。また、変動アイコンh0の表示態様も、図154(a)のNo.1に記したデフォルトの表示態様である。
図164(う1−2−1)では、図161(う2)と同じく、特図1始動口230に入球があり、特図1の保留が一つ増加し、全部で3つになる。図164(う1−2−1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lの第2保留数表示では、特図1の保留数が「3」と表示されている。
図164(う1−2−3)では、第3保留アイコンh13が第3ステージhs3に表示されている。第3保留アイコンh13は、図154(a)に示されていない表示態様の保留アイコンである。すなわち、VSと文字表示された表示態様(VS表示態様)であり、この表示態様の保留アイコンの保留より前の保留に対応した図柄変動表示で、ミニゲームAが行われることを予告する表示態様である。すなわち、第3保留アイコンh13が、VS表示態様で表示されれば、第1保留および/または第2保留に対応する図柄変動表示でミニゲームAが実行されることになる。なお、VS表示態様の保留アイコンが表示された場合は、ミニゲームAが、必ず実行されてもよいし、あるいは実行されない場合があってもよい。なお、VS表示態様の保留アイコンの保留が先読み予告の対象保留になり、VS表示態様も先読み予告の表示態様の一種である。
図164(う1−2−4)では、図柄変動表示が終了し、ハズレの装飾図柄の組み合せ(「装飾4」−「装飾1」−「装飾7」)が停止表示されている。
図164(う1−2−5)では、これまで第1保留であった保留が消化され、図柄変動表示が開始されている。図164(う1−2−5)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、中央領域の第1装飾図柄は停止表示したままであるが、左上の第2装飾図柄では、変動表示が開始され、右上の第2保留数表示では、特図1の保留数が1つ減って「2」になっている。
図164(う1−2−6)でも、中央領域の第1装飾図柄は依然として停止表示したままであるが、この図164(う1−2−6)では、ミニゲームAの専用領域出現アニメーションが開始されている。すなわち、ミニゲームAの専用領域出現アニメーションが開始されると、保留枠UIが表示されていた演出表示領域208dに、炎のエフェクト画像EF6が表示され、保留アイコンも、このエフェクト画像EF6によって覆い隠されている。図164(う1−2−7)では、炎のエフェクト画像EF6が薄くなり、エフェクト画像EF6の奥にあるアイコン等がうっすらと見え始めている。
図164(う1−2−8)では、ミニゲームAの専用領域出現アニメーションが終了し、炎のエフェクト画像EF6が完全に消え、演出表示領域208dには、保留枠UIに代わって、ミニゲームAの専用領域MSSが出現している。図164(う1−2−8)に示すミニゲームAの専用領域MSSには、2つの吉宗(弓)のアイコンYMI1,YMI2が表示されている。これら2つのアイコンYMI1,YMI2は両方とも、態様a(待機の態様)で表示されている。また、ミニゲームAの専用領域MSSの右端には、絨毯の上に予告アイコンが乗ったアイコンAI’が表示され、さらに、ヒットポイント(HP)のメータ表示MThの専用領域が設けられ、その専用領域内にメータ表示MThが表示されている。図164(う1−2−8)に示すメータ表示MThは、青色のゲージgagが満タンである。すなわち、残りHPのポイント数は100である。
図164(う1−2−9)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第1装飾図柄の変動表示が開始される。第1装飾図柄の変動表示が開始されると、ミニゲームAの専用領域MSSではミニゲームAが開始される。なお、第1装飾図柄の変動表示の開始と同時にミニゲームAが開始されてもよいし、第1装飾図柄の変動表示が開始された後にミニゲームAが開始されてもよいし、第1装飾図柄の変動表示が開始される前にミニゲームAが開始されてもよい。ミニゲームAが開始されると、ミニゲームAの専用領域MSSは一旦、ミニゲームオープニング画像で覆われる。ミニゲームオープニング画像は、半透明な画像であり、ミニゲームの対戦カードが文字表示(ここでは「吉宗」VS「絨毯」)されている。
図164(う1−2−10)では、ミニゲームオープニング画像が消え、同図(う1−2−11)では、これまで態様aであった2つのアイコンYMI1,YMI2の吉宗(弓)のキャラクタは、ともに弓を構えた態様bに変化し、ミニゲームA用アイコンAIの絨毯を狙っている。ここで、吉宗(弓)のアイコンの数が多ければ多いほど、次変動でもミニゲームAが行われる可能性が高い。この例では、吉宗(弓)のアイコンが2つ表示されているため、吉宗(弓)のアイコンが1つしか表示されていない場合よりも、次変動でもミニゲームAが行われる可能性が高い。また、吉宗(弓)のアイコンの数は、予告アイコンYiを獲得できる期待度を表していてもよい。すなわち、吉宗(弓)のアイコンの数が多ければ多いほど、予告アイコンYiを獲得できる期待度が高くなる。
あるいは、吉宗(弓)のアイコンの数は、VS表示態様の保留アイコンより前の保留アイコンの数に対応していてもよい。すなわち、VS表示態様の保留アイコンより前の保留アイコンの数が3つであれば、吉宗(弓)のアイコンの数も3つになり、この例のように、VS表示態様の保留アイコンより前の保留アイコンの数が2つであれば、吉宗(弓)のアイコンの数も2つになる。また、吉宗(弓)のアイコン一つに対して、絨毯1つ、あるいは一回の攻撃のように、VS表示態様の保留アイコンより前の保留アイコンの数に応じて対決できる回数が決まり、その回数がミニゲームAの専用領域MSSに表示されていてもよい。
やがて、2つのアイコンYMI1,YMI2それぞれから矢が発射され、図164(う1−2−12)では、2本の矢が絨毯に刺さっており、ダメージ計算が行われて、ダメージポイント報知(「40」という数字)が表示されており、満タン状態(100ポイント)であった青色のゲージgagが、同図(う1−2−13)では減り始めている。
図165は、図161(う1)〜図162(う38)の演出例の第5変形例の続きと、ストックされた予告アイコンYIが昇格する演出例を段階的に示す図である。
第5変形例の続きとなる図165(う1−2−14)では、一回の図柄変動表示中における一回の攻撃が終了したことから、「次変動に続く」といった半透明な予告画像が表示されている。ミニゲームAの専用領域MSSは一旦、この予告画像で覆われている。なお、この予告画像は表示されない場合があってもよい。
図165(う1−2−15)では、予告画像が消え、同図(う1−2−16)では、図柄変動表示が終了し、ハズレの装飾図柄の組み合せ(「装飾6」−「装飾4」−「装飾1」)が停止表示されている。
図165(う1−2−17)は、停止表示中(確定表示中)であり、絨毯から、刺さった矢が消え、同図(う1−2−18)でも、中央領域の第1装飾図柄は依然として停止表示したままであるが、これまで第1保留であった保留が消化され、図柄変動表示が開始されている。図165(う1−2−18)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、左上の第2装飾図柄では、変動表示が開始されている。
その後、2つのアイコンYMI1,YMI2それぞれから矢が発射され、図165(う1−2−19)では、2本の矢が絨毯に刺さっており、続く図165(う1−2−20)に示すメータ表示MThでは、0ポイントまで減少し、ゲージgagが消えている。メータ表示MThが0になると、図165(う1−2−21)に示すようにミニゲームA用アイコンAIがエフェクト画像EF5によって覆われる。図165(う1−2−22)では、エフェクト画像EF5が消え、態様dのミニゲームA用アイコンAIが表示されている。そして、図165(う1−2−23)に示すように、態様dのミニゲームA用アイコンAIがストック領域SS(同図(う1−2−22)参照)に向けて移動を開始すると、態様dのミニゲームA用アイコンAIは、図152(a)に示すNo.1の「箱」の態様aの予告アイコンYIに変わり、図165(う1−2−24)に示すように、箱が閉じた態様aの予告アイコンYIがストック領域SSに表示される。また、予告アイコンYIのストックが完了すると、ミニゲームAの専用領域消失アニメーションが開始される。すなわち、ミニゲームAの専用領域消失アニメーションが開始されると、ミニゲームAの専用領域MSSに、炎のエフェクト画像EF6が徐々に出現してくる。図165(う1−2−24)では、ミニゲームAの専用領域MSSが、半透明な炎のエフェクト画像EF6によって覆われており、同図(う1−2−25)では、炎のエフェクト画像EF6によって覆い隠されている。なお、予告アイコンYIのストックが完了する前に、ミニゲームAの専用領域消失アニメーションが開始されてもよい。例えば、態様dのミニゲームA用アイコンAIがストック領域SSに向けて移動を開始した直後に、ミニゲームAの専用領域消失アニメーションが開始されてもよい。また、予告アイコンYIのストックが完了すると同時に、ミニゲームAの専用領域消失アニメーションが開始されてもよい。
図165(う1−2−26)では、ミニゲームAの専用領域消失アニメーションが終了し、炎のエフェクト画像EF6が完全に消え、演出表示領域208dは、ミニゲームAの専用領域MSSが出現する前の構成に戻っている。すなわち、保留枠UIが表示されており、変動アイコン表示領域CISの台座hs0には、デフォルトの表示態様の変動アイコンh0が表示されている。このデフォルトの表示態様の変動アイコンh0は、図164(う1−2−3)〜同図(う1−2−5)に示す第2保留アイコンh12に相当する。また、変動アイコン表示領域CISの第1ステージhs1には、デフォルトの表示態様の第1保留アイコンh11が表示されている。このデフォルトの表示態様の第1保留アイコンh11が、図164(う1−2−3)〜同図(う1−2−5)に示す、VS表示態様で表示されていた第3保留アイコンh13に相当する。なお、VS表示態様で表示されていた第3保留アイコンh13に相当する第1保留アイコンh11が、VS表示態様のままで表示されていてもよいし、青色〜虹色のうちのいずれかのアイコン態様で表示されていてもよい。
なお、VS表示態様で表示されていた第3保留アイコンh13よりも後の保留(第4保留)が、先読み予告の対象保留になり、図165(う1−2−26)に示す、ストックされている予告アイコンYIを、第4保留の図柄変動表示中に使用する場合があってもよい。また、第2保留アイコンh12がVS表示態様で表示され、第2保留の図柄変動表示中までミニゲームが行われる場合があってもよい。
やがて、図165(う1−2−27)では、図柄変動表示が終了し、第1装飾図柄表示装置208Lでは、中央領域で第1装飾図柄が、ハズレの装飾図柄の組み合せ(「装飾4」−「装飾4」−「装飾7」)を停止表示し、左上の第2装飾図柄も、ハズレの装飾図柄の同じ組み合せを停止表示している。
続いて、ストックされた予告アイコンYIが昇格する演出例について説明する。
図165(え1−1)では、態様dのミニゲームA用アイコンAIが表示されている。また、変動アイコンh0は、吉宗(弓)のキャラクタのアイコンであるが、第1保留アイコンh11は、デフォルトの表示態様のアイコンである。この変形例でも、第1保留アイコンh11の保留が、先読み予告対象保留になる。また、態様dのミニゲームA用アイコンAIは、ストック領域SSに向けて移動を開始する。
図165(え2)では、態様dのミニゲームA用アイコンAIから変わった予告アイコンYIがストック領域SSにストックされている。ここでストックされている予告アイコンYIは、図152(a)に示すNo.1の「箱」の態様aの予告アイコンである。また、図柄変動表示が終了し、第1装飾図柄表示装置208Lでは、中央領域で第1装飾図柄が、ハズレの装飾図柄の組み合せ(「装飾4」−「装飾4」−「装飾7」)を停止表示し、左上の第2装飾図柄も、ハズレの装飾図柄の同じ組み合せを停止表示している。さらに、変動アイコンh0の吉宗(弓)のキャラクタは消えている。
図165(え3)では、これまで第1保留であった保留が消化され、図柄変動表示が開始されている。ここで開始された図柄変動表示は、ストック領域SSにストック表示されている予告アイコンYIが使用される図柄変動表示である。図165(え3)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第1装飾図柄は停止表示したままであるが、左上の第2装飾図柄では、変動表示が開始されている。そして、保留アイコンの移動アニメーションが開始され、図165(え4)では、これまで第1ステージhs1に表示されていた吉宗(弓)のキャラクタの第1保留アイコンh11が、変動アイコンh0として表示されている。変動アイコンh0になった吉宗(弓)のキャラクタは、態様cから待機(デフォルト)の態様aに変化している。
図165(え5)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第1装飾図柄の変動表示が開始されている。第1装飾図柄の変動表示が開始されると、ストック表示されている予告アイコンYIを昇格させるミニゲームが開始される。ここでのミニゲームは、これまで説明したミニゲームAとは少し異なり、的アイコンが落下傘にぶら下がった予告アイコン昇格専用アイコンYSIが登場する。図165(え6)では、的アイコンが落下傘にぶら下がった予告アイコン昇格専用アイコンYSIが、画面右上から降下してきており、同図(え7)に示す変動アイコンh0の吉宗(弓)のキャラクタは、弓を構えた態様bに変化して、的アイコンを狙っており、やがて、吉宗(弓)のキャラクタから矢が発射される。図165(え8)では、吉宗(弓)のキャラクタから発射された矢が、的アイコンに命中しており、ストック表示されている予告アイコンYIの昇格が確定になる。図165(え9)では、予告アイコン昇格専用アイコンYSIの横に、昇格確定を報知する「Lv.UP」の文字は表示されている。なお、変動アイコンh0の吉宗(弓)のキャラクタから発射された矢は、予告アイコン昇格専用アイコンYSIの的アイコンに、必ず命中するようになっていてもよいし、命中しない場合があってもよい。
図165(え10)では、ストック表示されていた予告アイコンYIがエフェクト画像EF7で覆われ、そのエフェクト画像EF7が消えると、予告アイコンYIは、これまでの図152(a)に示すNo.1の「箱」から、図152(a)に示すNo.2の「赤箱」の予告アイコンに昇格している(図165(え11))。
やがて、図165(え12)に示すように予告アイコン昇格専用アイコンYSIが消え、続く同図(え13)では、昇格した予告アイコンYIが使用される。すなわち、箱が閉じた表示態様である態様aの「赤箱」の予告アイコンYIは、使用されると、箱が開いた表示態様である態様dに変化し、箱の中から予告表示YHが飛び出すアニメーションが表示される。ここで出現した予告表示YHは、図152(b)に示すNo.7の赤色の「赤変化」の予告表示であって、保留アイコンや変動アイコン等の表示態様が2段階変化されることを予告する表示である。
図165(え13)では、使用された予告アイコンYIが消え、赤色の「赤変化」の予告表示YHを用いた変動アイコン変化アニメーションが開始される。図165(え14)では、赤色の「赤変化」の予告表示YHが、光の玉YHbに変化している。
図166は、ストックされた予告アイコンYIが昇格する演出例の続きと、その演出例の変形例を示す図である。
図165(え14)から続く図165(え15)では、赤色の「赤変化」の予告表示YHが変化した光の玉YHbが、吉宗(弓)のキャラクタのアイコンである変動アイコンh0めがけて飛んでいき、変動アイコンh0にぶつかり、変動アイコンh0はエフェクト画像EF8で覆われ、そのエフェクト画像EF8が消えると、変動アイコンh0は、図154(a)に示すNo.4の「緑」の変動アイコンに変化している(図165(え16))。
なお、この例では、ストック表示されている予告アイコンYIを昇格させるミニゲームが行われたが、予告アイコンをさらに獲得するミニゲームが合わせて行われてもよい。あるいは、予告アイコンYIが使用される図柄変動表示では、予告アイコンをさらに獲得するミニゲームは行われず、ストック表示されている予告アイコンYIを昇格させるミニゲームのみが行われてもよい。
また、この例では、予告アイコン昇格専用アイコンYSIといった専用アイコンが出現したが、保留アイコンが予告アイコン昇格用のアイコンに変化したり、あるいは、変動アイコンが予告アイコン昇格用のアイコンに変化する場合があってもよい。さらには、ミニゲーム用アイコンAIのような予告アイコン獲得用のアイコンが、予告アイコン昇格用のアイコンに変化する場合があってもよい。また、予告アイコン昇格専用アイコンYSIの出現は、予告アイコンが昇格するかもしれないことを予告する報知になり、予告アイコンYIを昇格させるミニゲーム自身も、予告アイコンが昇格するかもしれないことを予告する演出に相当する。そうすると、ここでは、変動アイコンh0を用いて、予告アイコンが昇格するかもしれないことを予告する演出を実行したことになるが、変動アイコンh0や保留アイコン以外を用いて予告する場合があってもよいし、必ず予告するようにしてもよい。
次に、ストックされた予告アイコンYIが昇格する演出例の変形例について説明する。
図166(え1−2−1)では、態様dのミニゲームA用アイコンAIが表示されている。なお、変動アイコンh0も、第1保留アイコンh11も、吉宗(弓)のキャラクタのアイコンである。第1保留アイコンh11の保留が、先読み予告対象保留になる。また、態様dのミニゲームA用アイコンAIは、ストック領域SSに向けて移動を開始する。
図166(え1−2−2)では、図柄変動表示が継続しており、態様dのミニゲームA用アイコンAIから変わった、「箱」の態様aの予告アイコンYIがストック領域SSにストックされている。
図166(え1−2−3)では、特図1始動口230に入球があり、特図1の保留が一つ増加し、全部で2つになる。図166(え1−2−3)に示す第1装飾図柄表示装置208Lの第2保留数表示では、特図1の保留数が「2」と表示されている。
図166(え1−2−4)では、第2保留アイコンh12が第2ステージhs2に表示されている。この、増加した第2保留を表す第2保留アイコンh12の表示態様は、吉宗(弓)のキャラクタの表示態様である。なお、現在行われている図柄変動表示に、予告アイコンを獲得するミニゲームが行われた場合は、この第2保留アイコンh12の吉宗(弓)のキャラクタは使用できないようにしてもよいし、反対に使用できるようにしてもよい。すなわち、保留増加があった図柄変動表示中には、増加した保留のアイコンを、予告アイコンを獲得するミニゲームに使用することを禁止してもよいし、禁止しなくてもよい。
図166(え1−2−5)では、ストック表示された予告アイコンYIが使用されないまま、図柄変動表示が終了し、第1装飾図柄表示装置208Lでは、中央領域で第1装飾図柄が、ハズレの装飾図柄の組み合せ(「装飾4」−「装飾4」−「装飾7」)を停止表示し、左上の第2装飾図柄も、ハズレの装飾図柄の同じ組み合せを停止表示している。さらに、変動アイコンh0の吉宗(弓)のキャラクタは消えている。
図166(え1−2−6)では、これまで第1保留であった保留が消化され、図柄変動表示が開始されている。ここで開始された図柄変動表示は、ストック領域SSにストック表示されている予告アイコンYIが使用される図柄変動表示である。図166(え1−2−6)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第1装飾図柄は停止表示したままであるが、左上の第2装飾図柄では、変動表示が開始されている。そして、保留アイコンの移動アニメーションが開始され、図166(え1−2−7)では、これまで第1ステージhs1に表示されていたデフォルトの表示態様の第1保留アイコンh11が、デフォルトの表示態様のまま変動アイコンh0として表示されている。
図166(え1−2−8)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第1装飾図柄の変動表示が開始されている。第1装飾図柄の変動表示が開始されると、ストック表示されている予告アイコンYIを昇格させるミニゲームが、この変形例でも開始される。図166(え1−2−9)では、的アイコンが落下傘にぶら下がった予告アイコン昇格専用アイコンYSIが、画面右上から降下してきており、同図(え1−2−10)に示す、この変形例では第1保留アイコンh11の吉宗(弓)のキャラクタが、弓を構えた態様bに変化して、的アイコンを狙っている。図166(え1−2−11)では、保留アイコンの吉宗(弓)のキャラクタから矢が発射され、同図(え1−2−12)では、発射された矢が、的アイコンに向かって飛んでいっている。図166(え1−2−13)では、吉宗(弓)のキャラクタから発射された矢が、的アイコンに命中しており、ストック表示されている予告アイコンYIの昇格が確定になる。図166(え1−2−14)では、予告アイコン昇格専用アイコンYSIの横に、昇格確定を報知する「Lv.UP」の文字は表示されており、図166(え1−2−15)では、ストック表示されていた予告アイコンYIがエフェクト画像EF7で覆われ、そのエフェクト画像EF7が消えると、予告アイコンYIは、これまでの「箱」から「赤箱」の予告アイコンに昇格している(図166(え1−2−16))。
図166(え1−2−17)では、リーチ演出が開始され、左図柄表示領域208aと右図柄表示領域208cそれぞれで「装飾6」が揺れ変動している。やがて、「赤箱」に昇格した予告アイコンYIが、リーチ状態で使用される。すなわち、図166(え1−2−18)に示すように、予告アイコンYIの箱が開き、中から、図152(b)に示すNo.19の「VS剣豪リーチ」の予告表示YHが飛び出してくる。「VS剣豪リーチ」の予告表示YHは、剣豪のキャラクタの顔アイコンであり、表示された変動で、VS剣豪リーチのスーパーリーチ演出が行われることを予告する表示である。図166(え1−2−19)では、使用された予告アイコンYIが消えるが、「VS剣豪リーチ」の予告表示YHは依然として表示されている。
図166(え1−2−20)では、「VS剣豪リーチ」の予告表示YHが消えているが、その予告表示YHが消えと同時に、予告通り、VS剣豪リーチのスーパーリーチ演出が開始される。なお、「VS剣豪リーチ」の予告表示YHが表示されると、VS剣豪リーチのスーパーリーチ演出が必ず開始されてもよいし、開始されない場合があってもよい。図166(え1−2−21)に示す第1装飾図柄表示装置208Lには、敵役の剣豪の画像が大きく表示されており、続く同図(え1−2−22)に示す第1装飾図柄表示装置208Lには、主人公の吉宗と敵役の剣豪との決闘シーンのアニメーションが表示されている。なお、スーパーリーチ演出が開始されると、保留枠UIは、台座hs0の一番上の板を残して全て非表示になる(消える)。また、保留アイコンも非表示になる(消える)。しかし、変動アイコンh0は消えずに、残った一番上の板の上で表示され続ける。さらに、第2装飾図柄および第2保留数表示も表示され続ける。なお、保留枠UI全体を消してもよいし、あるいは反対に保留枠UI全体を表示し続けてもよい。また、変動アイコンh0も消してもよいし、保留アイコンを表示し続けてもよい。
その後、図166(え1−2−23)に示す第1装飾図柄表示装置208Lには、吉宗が敗北したシーンとともに、中図柄としての「装飾5」が大きく表示されている。続く図166(え1−2−24)では、図111(あ14−2−4)〜図111(あ14−2−5)を用いて説明したワイプ演出と同じ演出が行われ、図166(え1−2−24)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lの表示画面が一旦、無模様同一色のワイプ表示になる。このワイプ表示によって、変動アイコンh0は消えるが、第2装飾図柄と、第2保留数表示は表示されている。また、左隅には機種タイトルが表示されている。なお、変動アイコンh0は表示されていてもよい。
143(え1−2−25)では、ワイプアウトし、背景が通常背景に戻るとともに、吉宗(弓)のキャラクタの表示態様であった第1保留アイコンh11も、デフォルトの表示態様に戻っている。ただし、第1保留アイコンh11は、消化されるまで、吉宗(弓)のキャラクタの表示態様であってもよいし、別のタイミングで表示態様が変化してもよい。
143(え1−2−26)では、「装飾6」−「装飾5」−「装飾6」の装飾図柄の組合せで停止表示している。
なお、この変形例でも、予告アイコンをさらに獲得するミニゲームが合わせて行われてもよい。あるいは、予告アイコンYIが使用される図柄変動表示では、予告アイコンをさらに獲得するミニゲームは行われず、ストック表示されている予告アイコンYIを昇格させるミニゲームのみが行われてもよい。
また、この変形例でも、保留アイコンが予告アイコン昇格用のアイコンに変化したり、あるいは、変動アイコンが予告アイコン昇格用のアイコンに変化する場合があってもよい。さらには、ミニゲーム用アイコンAIのような予告アイコン獲得用のアイコンが、予告アイコン昇格用のアイコンに変化する場合があってもよい。また、予告アイコン昇格専用アイコンYSIの出現は、予告アイコンが昇格するかもしれないことを予告する報知になり、予告アイコンYIを昇格させるミニゲーム自身も、予告アイコンが昇格するかもしれないことを予告する演出に相当する。そうすると、この変形例では、保留アイコンを用いて、予告アイコンが昇格するかもしれないことを予告する演出を実行したことになるが、変動アイコンh0や保留アイコン以外を用いて予告する場合があってもよいし、必ず予告するようにしてもよい。
図167は、予告アイコンYIからボタンの予告表示YHが出現する演出例を段階的に示す図である。
図167(おa1)では、先読み対象変動となる図柄変動表示が開始されている。図167(おa1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第1装飾図柄も第2装飾図柄も変動表示を開始しており、変動アイコン表示領域CISの台座hs0には、デフォルトの表示態様の変動アイコンh0が表示されている。なお、保留アイコンは1つもなく、特図1及び特図2の第2保留数表示はともに「0」が表示されている。また、2つの予告アイコンYIがストック表示されている。
図167(おa2)では、先にストックされた1個目の予告アイコンYI(第1ストック位置にストックされていた予告アイコンYI)が使用され、1個目の予告アイコンYIは、箱が開いた表示態様である態様dに変化し、箱の中から、図152(b)に示すNo.21の「ボタン」の予告表示YHが飛び出してきている。この「ボタン」の予告表示YHは、チャンスボタン136を模したボタン画像であり、表示された図柄変動表示で、ボタン演出が行われることを予告する表示であるが、ガセの場合もあり、表示されても、ボタン演出が実際には行われない場合もある。
図167(おa3)では、箱が開いた表示態様である1個目の予告アイコンYIが消去されているが、「ボタン」の予告表示YHは表示されたままである。続く図167(おa4)では、「ボタン」の予告表示YHが、光の玉YHbに変化し、同図(おa5)に示すように、その光の玉YHbが、演出アイコン表示領域DISの右ベースアイコンbIrの右端部分に飛んでいく。図167(おa6)では、その右端部分に、デフォルトの表示態様(第1表示態様)のボタン画像アイコン136aIが表示されている。また、そのボタン画像アイコン136aIの上には、まだボタン操作を受け付けない状態であることを表す「準備中」の文字が表示されている。したがって、このボタン画像アイコン136aIと「準備中」の文字の表示は、ボタン演出がストックされていることを表す表示でもあり、現在行われている図柄変動表示の中で、ボタン演出が行われることを予告する表示でもある。
図167(おa7)では、リーチ演出が開始され、左図柄表示領域208aと右図柄表示領域208cそれぞれで「装飾6」が揺れ変動している。図167(おa8)では、スーパーリーチ演出に移行する前に、左図柄表示領域208aで揺れ変動していた「装飾6」が第2装飾図柄の下に移動し、右図柄表示領域208cで揺れ変動していた「装飾6」が第2保留数表示の下に移動する。次いで、いままで右下隅に表示されていた、ボタン画像アイコン136aIと「準備中」の文字を、スーパーリーチ演出に移行する前に、左下隅に移動させる。図167(おa9)では、移動途中に、ボタン画像アイコン136aIと変動アイコンh0が重なっている。すなわち、ボタン画像アイコン136aIが、変動アイコンh0の奥側を通過している。この結果、ボタン画像アイコン136aIの一部に、変動アイコンh0が前側からオーバーラップしている。なお、ボタン画像アイコン136aIが、変動アイコンh0の手間側を通過するようにして、変動アイコンh0に、ボタン画像アイコン136aIの一部が前側からオーバーラップするようにしてもよい。あるいは、ボタン画像アイコン136aIと「準備中」の文字を、変動アイコンh0と重ならないように移動させてもよい。あるいは、ボタン画像アイコン136aIと「準備中」の文字を移動させるアニメーションを行わず、移動位置へ瞬間的に移動するようにしてもよい。すなわち、表示位置の瞬間的な切り替えを行ってもよい。この場合は、図167(おa9)に示すの状態はなくなる。図167(おa10)では、デフォルトの表示態様のボタン画像アイコン136aIと「準備中」の文字の、左下隅への移動が、完了している。
やがて、スーパーリーチ演出が開始され、ここではVS剣豪リーチが開始されている。図167(おa11)に示す第1装飾図柄表示装置208Lには、敵役の剣豪の画像が大きく表示されており、続く同図(おa12)に示す第1装飾図柄表示装置208Lには、主人公の吉宗と敵役の剣豪との決闘シーンのアニメーションが表示されている。
決闘シーンのアニメーションの途中では、図167(おa13)に示すように、後にストックされ、今まで残っていた2個目の予告アイコンYI(第2ストック位置にストックされていた予告アイコンYI)が使用され、中から、図152(b)に示すNo.20の「UP」の予告表示YHが飛び出してきている。この「UP」の予告表示YHは、表示された図柄変動表示で、演出が昇格することを予告する表示であり、「UP」の予告表示YHが表示されると、演出が、必ず昇格してもよいし、昇格しない場合があってもよい。「UP」の予告表示YHが表示されると、即座にその予告表示YHは使用され、図167(おa14)に示すように、ボタン画像アイコン136aIの昇格アニメーションが開始される。すなわち、この昇格アニメーションが開始されると、左下隅に表示されていた、デフォルトの表示態様(第1表示態様)のボタン画像アイコン136aIが、「準備中」の文字とともに、炎のエフェクト画像EF6’によって覆われ、視認困難になっている。図167(おa15)では、ボタン画像アイコン136aIの昇格アニメーションが終了し、炎のエフェクト画像EF6’が消え、ボタン画像アイコン136aIは、第5表示態様(赤色)のボタン画像アイコン136aIに昇格している。
決闘シーンのアニメーションは、カットイン画像CI3等が表示されながら、継続している(図167(おa16))。図167(おa17)では、ボタン画像アイコン136aIの昇格アニメーション再び開始されている。この2回目のボタン画像アイコン136aIの昇格は、何の予告も行われることなく、ボタン画像アイコン136aIが昇格する。ただし、他の予告によって、昇格が予告される場合があってもよいし、必ず予告されてもよいし、絶対に予告されなくてもよい。図167(おa17)では、第5表示態様(赤色)のボタン画像アイコン136aIが、「準備中」の文字とともに、再び、炎のエフェクト画像EF6’によって覆われ、視認困難になっている。図167(おa18)では、ボタン画像アイコン136aIの昇格アニメーションが終了し、炎のエフェクト画像EF6’が消え、ボタン画像アイコン136aIは、レバー画像アイコン139aIに昇格している。なお、パチンコ機100でも、操作レバーは不図示であるが、遊技者が操作可能な位置に操作レバーが設けられている。また、操作レバーに代えて、前後方向に回動可能な透過部191や、第2チャンスボタン137であってもよい。
図167(おa19)では、カットイン画像CI3が消え、決闘シーンのアニメーションがそろそろ終盤を迎えつつあり、ボタン演出開始の時期も近づいてきている。図167(おa20)では、レバー画像アイコン139aIが徐々に拡大されていくアニメーションが開始される。レバー画像アイコン139aIは、このアニメーションによって、レバー画像139aになる。このアニメーションが開始されると、「準備中」の文字は消え、同図(おa21)を経て、同図(おa22)では、レバー画像139aが一旦最大まで大きくなっている。その後、図167(おa23)では、レバー画像139aは少し小さくなり、操作有効期間の残時間を表す残時間表示メータMTが追加表示される。なお、図167(おa23)に示すタイミングでは、操作有効期間は開始されておらず、レバー操作されてもこれに応じた表示は行われない。やがて、ボタン演出が開始となり、操作有効期間が開始される(図167(おa24))。ここでのボタン演出は、最終ジャッジ演出の一種になる。図167(おa25)に示す残時間表示メータMTは、上記操作有効期間が開始してある程度の時間が経過したときの表示態様で示されている。
図167(おa26)のタイミングは、上記操作有効期間内であり、このタイミングで、遊技者が操作レバー139を操作する。すると、図52に示した例と同じように、図167(おa27)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、決闘シーンのアニメーション表示からエフェクト画像の表示に切り換えられるとともに、図49に示す第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdが動作し、それぞれ第1装飾図柄表示装置208Lの前面側でオーバーラップする。エフェクト画像や第1装飾図柄の左図柄及び右図柄等は、それぞれ第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdによってオーバーラップされ、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdによってオーバーラップされていない状態である場合に比べると視認困難とされている。また、第2装飾図柄と第2保留数表示も、それぞれ第1大盤振舞役物224Gaと第2大盤振舞役物224Gbによって少なくとも一部がオーバーラップされ、視認困難とされている。さらに、図49に示す千両箱役物224Hが動作して下方に移動し、第1装飾図柄表示装置208L及び第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdの前面側にオーバーラップする。加えて、導光板ILの発光も行われている。図49に示す千両箱役物224Hによる役物演出は、大当り確定演出である。
なお、図167(おa27)における各種役物等を用いた演出は、チャンスボタン136が操作されたことを条件に実行されてもよいし、チャンスボタン136が操作されることなく操作有効期間が経過した場合にも実行されてもよい。
その後、各種役物は初期位置に戻り、導光板ILの発光も終了し、第1装飾図柄表示装置208Lでは、エフェクト画像の表示から、最終ジャッジ結果の表示に切り替えられる。図167(おa28)に示す第1装飾図柄表示装置208Lには、吉宗が勝利したシーンとともに、中図柄としての「装飾6」が大きく表示されている。この後、大当り図柄が確定表示される。
図168は、ボタン演出の実行回数がストックされていく演出例を段階的に示す図である。
図168(おb1)では、VS剣豪リーチのスーパーリーチ演出が開始され、図168(おb1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lには、敵役の剣豪の画像が大きく表示されている。また、2つの予告アイコンYIがストック表示されている。続く図168(おb2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lには、主人公の吉宗と敵役の剣豪との決闘シーンのアニメーションが表示されている。また、先にストックされた1個目の予告アイコンYI(第1ストック位置にストックされていた予告アイコンYI)が使用され、1個目の予告アイコンYIは、箱が開いた表示態様である態様dに変化し、箱の中から、「ボタン」の予告表示YHが飛び出してきている。この演出例における「ボタン」の予告表示YHは、「ボタン」の予告表示YH自体がストックされることを予告する表示である。
図168(おb3)では、箱が開いた表示態様である1個目の予告アイコンYIが消去されているが、「ボタン」の予告表示YHは表示されたままである。続く図168(おb4)では、「ボタン」の予告表示YHが、光の玉YHbに変化し、同図(おa5)に示すように、その光の玉YHbが、演出アイコン表示領域DISの右ベースアイコンbIrの右端部分に飛んでいく。図167(おa6)では、その右端部分に、デフォルトの表示態様(第1表示態様)のボタン画像アイコン136aIが表示されている。また、そのボタン画像アイコン136aIの上には、ストック数を表す「×1」の文字が表示されている。一個のストックに対して、1回のボタン演出が実行される。ここでは、ボタン画像アイコン136aIをストックしていくが、要するに、ボタン演出の実行回数をストックしていることになる。
図168(おb7)では、後にストックされた2個目の予告アイコンYI(第2ストック位置にストックされていた予告アイコンYI)が使用され、箱の中から、再び、「ボタン」の予告表示YHが飛び出してきている。図168(おb8)では、箱が開いた表示態様である2個目の予告アイコンYIが消去され、さらに、「ボタン」の予告表示YHが、光の玉YHbに変化し、その光の玉YHbが、右下隅に表示されているボタン画像アイコン136aIめがけて飛んでいき、ボタン画像アイコン136aIにぶつかっている。図168(おb9)では、ボタン画像アイコン136aIの上のストック数は「×3」になっている。これは、図168(おb8)で光の玉YHbがボタン画像アイコン136aIにぶつかったときに、ボタン画像アイコン136aIが2個ストックされたことになる。上述の如く、「ボタン」の予告表示YHは、「ボタン」の予告表示YH自体がストックされることを予告する表示であって、「ボタン」の予告表示YHが表示されることで、何個のボタン画像アイコン136aIがストックされるかは予告しておらず、このように、一回の「ボタン」の予告表示YHに対して、複数のボタン画像アイコン136aIがストックされる場合がある。例えば、一回の「ボタン」の予告表示YHに対して、最大10個のボタン画像アイコン136aIがストックされるように構成してもよい。ただし、一回の「ボタン」の予告表示YHに対して1つのボタン画像アイコン136aIしかストックされないように構成してもよい。また、「ボタン」の予告表示YHの表示態様に応じて、ボタン画像アイコン136aIのストック数が決められていてもよい。例えば、第1表示態様の「ボタン」の予告表示YHでは、ボタン画像アイコン136aIのストック数は1であるが、第5表示態様の「ボタン」の予告表示YHでは、ボタン画像アイコン136aIのストック数は5であってもよい。なお、ボタン画像アイコン136aIの最大ストック数は、例えば、10個である。これを言い換えれば、ボタン演出の実行回数の最大ストック数は10回になる。
図168(おb10)では、ボタン画像アイコン136aIにエフェクト画像EF9が追加され、ボタン演出が開始されることが予告されている。図168(おb11)では、大き目のボタン画像136aが表示されている。なお、ボタン画像アイコン136aIの上のストック数は、この段階で「×3」から「×2」に減っている。その後、図168(おb12)では、ボタン画像136aが少し小さくなり、操作有効期間の残時間を表す残時間表示メータMTが追加表示されている。なお、図168(おb12)に示すタイミングでは、操作有効期間は開始されておらず、ボタン操作されてもこれに応じた表示は行われない。やがて、ボタン演出が開始となって、操作有効期間が開始される(図168(おb13))。図168(おb14)に示す残時間表示メータMTは、上記操作有効期間が開始して少し時間が経過したときの表示態様で示されている。
図168(おb15)のタイミングは、上記操作有効期間内であり、このタイミングで、遊技者がチャンスボタン136を操作する。すると、図51に示した例と同じように、図168(おb16)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、決闘シーンのアニメーション表示から非表示の画面に切り換えられるとともに、図49に示す第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdが動作し、それぞれ第1装飾図柄表示装置208Lの前面側でオーバーラップする。また、導光板ILの発光も行われている。
なお、図168(おb16)における各種役物等を用いた演出は、チャンスボタン136が操作されたことを条件に実行されてもよいし、チャンスボタン136が操作されることなく操作有効期間が経過した場合にも実行されてもよい。
図168(おb17)では、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdそれぞれは初期位置に戻り、導光板ILの発光も終了し、第1装飾図柄表示装置208Lでは、スーパーリーチ演出の昇格が行われている。すなわち、VS剣豪リーチにおいて、主人公の吉宗を助けるために、パンダが参戦することが予告されている。こうして、図168(おb18)では、パンダが参戦した状態で、決闘シーンのアニメーションは継続し、図168(おb19)では、ボタン画像アイコン136aIにエフェクト画像EF9が再び追加され、二度目のボタン演出が開始されることが予告されている。図168(おb20)では、二度目のボタン演出が開始されており、ボタン画像136aが表示されるとともに、残時間表示メータMTも表示され、操作有効期間が開始してから少し時間が経過している。また、ボタン画像アイコン136aIの上のストック数は、「×2」から「×1」に減っている。
図168(おb21)のタイミングは、上記操作有効期間内であり、このタイミングで、遊技者がチャンスボタン136を操作する。すると、図168(おb22)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lには、第6表示態様(金色)で「Go!!Go!!」と記された金カットイン画像GCTが表示され、大当りの期待度がかなり高いことが予告される。
なお、図168(おb22)における金カットイン画像GCTの表示は、チャンスボタン136が操作されたことを条件に実行されてもよいし、チャンスボタン136が操作されることなく操作有効期間が経過した場合にも実行されてもよい。
図168(おb23)では、金カットイン画像GCTが消え、決闘シーンのアニメーションに戻り、続く図168(おb24)では、決闘シーンのアニメーションがそろそろ終盤を迎えつつある。図168(おb25)では、最終ジャッジ演出が開始され、この最終ジャッジ演出の一部として、第1装飾図柄表示装置208Lには、大き目のデフォルトのボタン画像136aが表示されている。そして、図168(おb26)では、ボタン画像アイコン136aIにエフェクト画像EF9が三度追加され、三度目のボタン演出が開始されることが予告されている。図168(おb27)では、ボタン画像136aの昇格演出が行われ、大き目のデフォルトのボタン画像136aにエフェクト画像EF10が付加され、同図(おb28)では、第5表示態様(赤色)のボタン画像136に昇格している。第5表示態様(赤色)のボタン画像136に昇格したことで、大当りの期待度が一段と高まる。なお、図168(おb27)の段階で、ボタン画像アイコン136aIとストック数の表示は消えている。
図169は、ボタン演出の実行回数がストックされていく演出例の続きと、その他の演出例を示す図である。
図168(おb28)から続く図169(おb29)では、第5表示態様(赤色)のボタン画像136aが少し小さくなり、操作有効期間の残時間を表す残時間表示メータMTが追加表示されている。なお、図169(おb29)に示すタイミングでは、操作有効期間は開始されておらず、ボタン操作されてもこれに応じた表示は行われない。やがて、ボタン演出が開始となって、操作有効期間が開始される(図169(おb30))。図169(おb31))に示す残時間表示メータMTは、上記操作有効期間が開始して少し時間が経過したときの表示態様で示されている。
図169(おb32)のタイミングは、上記操作有効期間内であり、このタイミングで、遊技者がチャンスボタン136を操作する。すると、図52に示した例と同じように、図167(おa27)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、決闘シーンのアニメーション表示からエフェクト画像の表示に切り換えられるとともに、図49に示す第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdが動作し、それぞれ第1装飾図柄表示装置208Lの前面側でオーバーラップする。エフェクト画像や第1装飾図柄の左図柄及び右図柄等は、それぞれ第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdによってオーバーラップされ、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdによってオーバーラップされていない状態である場合に比べると視認困難とされている。また、第2装飾図柄と第2保留数表示も、それぞれ第1大盤振舞役物224Gaと第2大盤振舞役物224Gbによって少なくとも一部がオーバーラップされ、視認困難とされている。さらに、図49に示す千両箱役物224Hが動作して下方に移動し、第1装飾図柄表示装置208L及び第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdの前面側にオーバーラップする。加えて、導光板ILの発光も行われている。図49に示す千両箱役物224Hによる役物演出は、大当り確定演出である。
なお、図169(おb33)における各種役物等を用いた演出は、チャンスボタン136が操作されたことを条件に実行されてもよいし、チャンスボタン136が操作されることなく操作有効期間が経過した場合にも実行されてもよい。
その後、各種役物は初期位置に戻り、導光板ILの発光も終了し、第1装飾図柄表示装置208Lでは、エフェクト画像の表示から、最終ジャッジ結果の表示に切り替えられる。図169(おb34)に示す第1装飾図柄表示装置208Lには、吉宗が勝利したシーンとともに、中図柄としての「装飾6」が大きく表示されている。この後、大当り図柄が確定表示される。
なお、この例では、画面右下にストックされているボタン画像アイコン136aIが一つ消化(使用)されると、図168(おb12)等に示すように、ボタン画像136aと残時間表示メータMTを含む操作促進報知画像が表示されている。あるいは、図169(おb30)に示すように、操作促進報知画像として表示されるボタン画像136aのボタンが昇格する場合があるが、画面右下にストックされているボタン画像アイコン136aIが一つ消化(使用)された場合にボタン画像136aと残時間表示メータMTを含む操作促進報知画像が必ず表示されるように構成されてもよいし、画面右下にストックされているボタン画像アイコン136aIが一つ消化(使用)された場合に操作促進報知画像として表示されるボタン画像136aのボタンが必ず昇格するように構成されていてもよい。また、この例では、ボタン画像アイコン136aIが一つ消化(使用)されると操作促進報知画像が一つ表示されるが、ボタン画像アイコン136aIが一つ消化(使用)されると、操作促進報知画像が二つ以上表示される場合と一つ表示される場合があってもよく、二つ以上表示されるように構成されていてもよい。ここで、操作促進報知画像のボタン画像136aの昇格に合わせて、チャンスボタン136を発光させるチャンスボタンランプ138の発光色が昇格していってもよい。あるいは、操作促進報知画像のボタン画像136は昇格せず、チャンスボタンランプ138の発光色のみが昇格していってもよい。チャンスボタンランプ138の発光色は、ストックされているボタン画像アイコン136aIが一つ消化されると、デフォルト色から赤色に変化し、二つ消化されると、赤色から金色に変化してもよい。なお、チャンスボタン136の場合はチャンスボタンランプ138になるが、チャンスボタン136とは異なる操作手段(例えば、操作レバー139等)の場合であれば、それらの操作手段を発光させる発光手段の発光色が昇格していく。
なお、この例では、操作促進報知画像として、ボタン画像136aと残時間表示メータMTが表示されるが、操作促進報知画像としてボタン画像136aのみが表示されてもよく、操作促進報知画像として残時間表示メータMTのみが表示されてもよく、操作促進報知画像として「ボタンを押せ」や「PUSH」、「連打」、「長押し」などの文字表記(操作方法を指示する文字表記であってもよい。)とボタン画像136aが表示されてもよく、操作促進報知画像として該文字表記のみが表示されてもよく、操作促進報知画像として該文字表記と残時間表示メータMTが表示されてもよく、操作促進報知画像として該文字表記とボタン画像136aと残時間表示メータMTが表示されてもよい。また、操作促進報知表示として、操作手段の形状を模した画像(例えば、ボタン表示136a)、操作手段の操作有効期間の時間の経過および/または操作有効期間の残り時間を示す画像(例えば、残時間表示メータMT)、操作に関する文字表示(例えば、「ボタンを押せ」や「PUSH」、「連打」、「長押し」)および上記以外の画像表示(例えば、1または複数の「操作手段の形状を模した画像と異なるキャラクタ画像表示(操作促進報知表示としてキャラクタ画像が表示されることで、表示されない場合よりも表示された図柄変動表示が最終的に大当りとなりやすくてもよい。)」など。)のうちの一または複数の画像表示が表示されてもよい。
図169(おc1)〜同図(おc7)は、ボタン操作に応じてミニゲームが開始される第一の例を段階的に示す図である。
図169(おc1)では、中央領域の第1装飾図柄は停止表示しているが、保留アイコンの移動アニメーションは終了し、変動アイコンh0として、村人の種類の態様a(待機の態様)のアイコンが表示されている。また、第1保留アイコンh11としても、村人の種類の態様a(待機の態様)のアイコンが表示されている。さらに、第2保留アイコンh12も表示されているが、この第2保留アイコンh12は、デフォルトの表示態様で表示されている。また、演出アイコン表示領域DISの右ベースアイコンbIrには、ミニゲームB用の対戦相手アイコンとして、図153(c)に示すパンタの種類の態様a(待機の態様)のアイコンが表示され、この対戦相手アイコンTIのパンダのキャラクタも、待機アニメーション(デフォルトのアニメーション)を実行している。また、出現領域ASには、図152(a)に示すNo.1の「箱」の予告アイコンYIが表示されている。
図169(おc2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、中央領域において、第1装飾図柄の変動表示が開始される。第1装飾図柄の変動表示が開始されると、その後に、ミニゲームBのじゃんけん対決が開始される。この例では、ミニゲームBのじゃんけん対決は、チャンスボタン136の操作によって行われる。図169(おc3)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、じゃんけん対決を行う予定の、変動アイコンh0である村人のキャラクタのアイコンと、対戦相手アイコンであるパンタのキャラクタのアイコンの間に、ボタン画像136aと残時間表示メータMTを含む操作促進報知画像が表示されている。なお、図169(おc3)に示すタイミングでは、操作有効期間は開始されておらず、ボタン操作されてもこれに応じた表示は行われない。やがて、ボタン演出が開始となって、操作有効期間が開始される(図169(おc4))。図169(おc5))に示す残時間表示メータMTは、上記操作有効期間が開始して少し時間が経過したときの表示態様で示されている。
図169(おc6)のタイミングは、上記操作有効期間内であり、このタイミングで、遊技者がチャンスボタン136を操作する。すると、チャンスボタン136の操作に応じて、じゃんけん対決が開始され、じゃんけん対決アニメーションが行われる。図169(おc7)では、変動アイコンh0の村人のキャラクタが勝利している。その後、図155(あ9−1)に続く。
なお、じゃんけん対決の開始は、チャンスボタン136が操作されたことを条件に実行されてもよいし、チャンスボタン136が操作されることなく操作有効期間が経過した場合にも実行されてもよい。すなわち、チャンスボタン136が操作有効期間内に操作された場合に限って、ミニゲームが開始されてもよいし、操作有効期間内に操作されなくてもミニゲームは開始されるが、チャンスボタン136を操作有効期間内に、操作しなかった場合よりも、操作した場合の方が、ミニゲームに勝利しやすい、すなわち予告アイコンYIを獲得しやすいように構成されていてもよい。
図169(おd1)〜同図(おd7)は、ボタン操作に応じてミニゲームが開始される第二の例を段階的に示す図である。
図169(おd1)〜同図(おd2)は、予告アイコンYIがストックされている点以外は、図169(おc1)〜同図(おc2)と同じ状態である。
図169(おd3)では、ストックされていた予告アイコンYIが使用され、中から「ボタン」の予告表示YHが出現している。図169(おd4)では、使用された予告アイコンYIが消えるが、「ボタン」の予告表示YHは依然として表示されており、同図169(おd5)では、「ボタン」の予告表示YHが、じゃんけん対決を行う予定の、変動アイコンh0である村人のキャラクタのアイコンと、対戦相手アイコンであるパンタのキャラクタのアイコンの間に向けて移動してくる。図169(おd6)では、「ボタン」の予告表示YHが、変動アイコンh0である村人のキャラクタのアイコンと、対戦相手アイコンであるパンタのキャラクタのアイコンの間に位置している。
図169(おd7)では、「ボタン」の予告表示YHに、操作有効期間の残時間を表す残時間表示メータMTが追加表示されている。なお、図169(おd7)に示すタイミングでは、操作有効期間は開始されておらず、ボタン操作されてもこれに応じた表示は行われない。やがて、操作有効期間が開始され、以降は、図169(おc6)等と同じである。
図170は、予告アイコンYIから放出される予告表示YHが、放出前から分かる演出例を示す図である。
図170(かa1)では、図柄変動表示が終了し、第1装飾図柄表示装置208Lでは、中央領域で第1装飾図柄が、ハズレの装飾図柄の組み合せ(「装飾4」−「装飾1」−「装飾7」)を停止表示し、左上の第2装飾図柄も、ハズレの装飾図柄の同じ組み合せを停止表示している。図170(かa1)に示す第1保留アイコンh11は、図154(a)のNo.17に記した村人の種類の態様aのアイコンに変化している。一方、先読み予告の対象保留を表す第2保留アイコンh12は、デフォルトの表示態様である。
図170(かa2)では、これまで第1保留であった保留が消化され、図柄変動表示が開始されている。図170(かa2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、中央領域の第1装飾図柄は停止表示したままであるが、左上の第2装飾図柄では、変動表示が開始され、右上の第2保留数表示では、特図1の保留数が1つ減って「1」になっている。また、これまで何も表示されていなかった、演出アイコン表示領域DISの右ベースアイコンbIrでは、ミニゲームB用の対戦相手アイコンの登場アニメーションが開始され、エフェクト画像EF1が表示されている。また、図170(かa2)では、保留アイコンの移動アニメーションも開始されている。すなわち、これまで第1ステージhs1に表示されていた村人のキャラクタの第1保留アイコンh11が、変動アイコン表示領域CISの台座hs0に向けて移動を開始し、これまで第2ステージhs2に表示されていたデフォルトの表示態様の第2保留アイコンh12が、第1ステージhs1に向けて移動を開始している。
図170(かa3−1)でも、中央領域の第1装飾図柄は依然として停止表示したままであるが、保留アイコンの移動アニメーションは終了し、変動アイコンh0として、村人の種類の態様a(待機の態様)のアイコンが表示されている。この変動アイコンh0の村人のキャラクタは、待機アニメーション(デフォルトのアニメーション)を実行している。また、対戦相手アイコンの登場アニメーションも終了し、演出アイコン表示領域DISの右ベースアイコンbIrでは、エフェクト画像EF1が消え、対戦相手アイコンTIとして、図153(c)に示すパンタの種類の態様a(待機の態様)のアイコンが表示され、この対戦相手アイコンTIのパンダのキャラクタも、待機アニメーション(デフォルトのアニメーション)を実行している。また、出現領域ASには、図152(b)に示すNo.6の「変化」の予告アイコンYIが表示されている。なお、図152(b)に示すNo.6の「変化」は、図156等に示す例では、予告アイコンYIから放出される予告表示YHであったが、ここでは、予告アイコンYIとして取り扱われる。なお、厳密には、予告表示YHの場合は、変化の文字を囲む枠表示がないが、予告アイコンYIの場合は、その枠表示がある。「変化」の予告アイコンYIは、デフォルト色の「変化」の文字表示が行われているため、遊技者は、出現領域ASが表示された時点で、じゃんけん対決に勝利して獲得した予告アイコンから放出される予告表示YHがわかる。
図170(かa4)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、中央領域において、第1装飾図柄の変動表示が開始される。第1装飾図柄の変動表示が開始されると、その後に、ミニゲームBのじゃんけん対決が開始される。図170(かa5)では、変動アイコンh0の村人のキャラクタと、対戦相手アイコンTIのパンダのキャラクタによる、じゃんけん対決アニメーションが行われ、変動アイコンh0の村人のキャラクタが勝利している。
図170(かa7)では、変動アイコンh0の村人のキャラクタが勝利したことにより、出現領域ASに表示されていた予告アイコンYIのストックアニメーションが開始されている。すなわち、出現領域ASに表示されていた、「変化」の予告アイコンYIが、その出現領域ASから出て、一旦大きく表示され、図170(かa8)に示すように、ストック領域SSまで移動し、ストック表示される。こうしてストック表示された予告アイコンYIにも、デフォルト色の「変化」の文字表示が行われている。
図170(かa9)に示す第1装飾図柄表示装置208Lに表示された台座hs0では、村人のキャラクタの表示態様と、デフォルトの表示態様の入替アニメーションが開始されている。また、対戦相手アイコンTIは、演出アイコン表示領域DISの右ベースアイコンbIrから徐々に消えていく。さらに、空になった出現領域ASが、画面の右端に徐々にフェードアウトしている。図170(かa10)では、変動アイコン表示領域CISの台座hs0には、デフォルトの表示態様の変動アイコンh0が表示されており、演出アイコン表示領域DISの右ベースアイコンbIrには何も表示されていない。
図170(かa11)では、図柄変動表示が終了し、第1装飾図柄表示装置208Lでは、中央領域で第1装飾図柄が、ハズレの装飾図柄の組み合せ(「装飾4」−「装飾4」−「装飾7」)を停止表示し、左上の第2装飾図柄も、ハズレの装飾図柄の同じ組み合せを停止表示している。
図170(かa12)は、これまで第1保留であった先読み予告対象保留が消化され、先読み対象変動となる図柄変動表示が開始されている。図170(かa12)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第1装飾図柄も第2装飾図柄も変動表示を開始しており、変動アイコン表示領域CISの台座hs0には、デフォルトの表示態様の変動アイコンh0が表示されている。また、これまで、「変化」の予告アイコンYIはストック表示されている。
図170(かa14)では、それまでストック表示されていた「変化」の予告アイコンYIを用いた変動アイコン変化アニメーションが開始される。この変動アイコン変化アニメーションでは、図170(かa14)に示すように、「変化」の予告アイコンYIに、これから予告アイコンYIが使用されることを報知するエフェクト画像EF11が付加されている。「変化」の予告アイコンYIは、このエフェクト画像EF11が付加された段階で、「変化」の予告表示YHに相当することになる。図170(かa15)では、そのエフェクト画像EF11が付加された「変化」の予告アイコンYI(「変化」の予告表示YH)が、変動アイコンh0めがけて飛んでいき、変動アイコンh0にぶつかっている。図170(かa16)では、変動アイコン変化アニメーションが終了し、アニメーション開始前までデフォルトの表示態様であった変動アイコンh0の表示態様が、図154(a)のNo.2に記した白点滅の表示態様に変化している。
なお、この例では、「変化」の予告アイコンYIそのものが、変動アイコンh0にぶつかっていると見てもよい。
図170(かa3−2)に示す例は、出現領域ASに同じ種類の予告アイコンYIが表示されている例である。ここでは、「変化」の予告アイコンYIが3つ表示されている。
図170(かa3−3)に示す例は、出現領域ASに異なる種類の予告アイコンYIが表示されている例である。ここでは、「赤変化」の予告アイコンYIと、「激アツ」の予告アイコンYIと、「SP」の予告アイコンYIが表示されている。なお、全部異なる種類に限らず、一部異なる種類であってもよい。例えば、「変化」の予告アイコンYIと、同じく「変化」の予告アイコンYIと、「SP」の予告アイコンYIが表示されていてもよい。
図170(かb)に示す例は、ストック領域SSに、同じ種類の予告アイコンYI(ここでは、「変化」の予告アイコンYI)が複数ストックされている例である。
図170(かb)に示す例は、ストック領域SSに、異なる種類の予告アイコンYI(が複数ストックされている例である。ここでは、「赤変化」の予告アイコンYIと、「激アツ」の予告アイコンYIと、「SP」の予告アイコンYIが表示されている。なお、全部異なる種類に限らず、一部異なる種類であってもよい。例えば、「変化」の予告アイコンYIと、同じく「変化」の予告アイコンYIと、「SP」の予告アイコンYIが表示されていてもよい。なお、図152(a)に示す「箱」の予告アイコンYIと、「赤箱」の予告アイコンYIと、「ボタン」の予告アイコンYIが、ストックされる場合があってもよいし、「箱」の予告アイコンYIと、同じく「箱」の予告アイコンYIと、「金箱」の予告アイコンYIが、ストックされる場合があってもよい。
図170(かd)、同図(かe)、同図(かf)それぞれに示す例はいずれも、出現領域ASに、図152(a)に示す中身が分からない箱形の予告アイコンYIが、複数表示されている例である。図170(かd)に示す例は、出現領域ASに、図152(a)に示す「箱」の予告アイコンYIが3つ表示されている例である。すなわち、同じ種類の箱形のアイコンが表示されている。図170(かe)に示す例は、出現領域ASに、「箱」の予告アイコンYIと、同じく「箱」の予告アイコンYIと、「赤箱」の予告アイコンYIが、表示されている例である。すなわち、同じ種類の箱形のアイコンと異なる種類の箱形のアイコンが組み合わされて表示されている。図170(かf)に示す例は、出現領域ASに、「箱」の予告アイコンYIと、「赤箱」の予告アイコンYIと、「金箱」の予告アイコンYIが、表示されている例である。すなわち、全て異なる種類の箱形のアイコンが表示されている。
ここで、図170(かa3−2)、(かa3−3)、(かd)、同図(かe)、同図(かf)に示す例は、ミニゲームが成功すれば、出現領域ASに表示されている予告アイコンYIが全て獲得できる例である。なお、ミニゲームが成功すれば、出現領域ASに表示されている予告アイコンYIのうちのいずれか1つまたは2つが獲得可能に構成されていてもよい。また、出現領域ASにおいて獲得可能な予告アイコンYIを順番に表示するルーレット予告が行われ、ミニゲームが開始される前/ミニゲームの実行中/ミニゲームが成功した後のいずれかにおいて、ルーレットが停止し、獲得可能な(または獲得する)予告アイコンが確定するように構成されていてもよい。
続いて、ストックしている一の予告アイコンを複数回使用する演出例について説明する。
図171は、ストックしている一の予告アイコンを複数回使用する演出例を段階的に示す図である。
図171(ア1−1)は、第1装飾図柄(第3図柄)が高速変動中であり、デフォルトの表示態様の第1保留アイコンh11が表示されている。この第1保留アイコンh11が表す第1保留が先読み予告の対象保留になる。また、変動アイコン表示領域CISの台座hs0には、デフォルトの表示態様の変動アイコンh0が表示されており、演出アイコン表示領域DISの右ベースアイコンbIrには何も表示されていない。
図171(ア2)では、その右ベースアイコンbIrにおいて、図154(b)に示すアイコン変化予告表示の出現アニメーションが開始され、煙のようなエフェクト画像EF12が表示されている。図171(ア3)では、アイコン変化予告表示の登場アニメーションが終了し、演出アイコン表示領域DISの右ベースアイコンbIrには、図154(b)に示すNo.16の「番長」のアイコン変化予告表示IYHが表示されている。アイコン変化予告表示は、予告アイコンYIを獲得することを予告したり、アイコンの表示態様が変化することを予告したりする。ここでの「番長」のアイコン変化予告表示IYHは、予告アイコンYIを獲得することを予告する表示であり、図171(ア4)では、アイコン変化予告表示IYHの番長のキャラクタが、「箱」の予告アイコンYIを獲得したことを報知し、同図(ア5)では、「箱」の予告アイコンYIが、ストック領域SSに表示されている。すなわち、この例では、ミニゲームを行わずに予告アイコンYIを獲得している。やがて、図171(ア6)に示すように、図柄変動表示が終了し、ハズレの装飾図柄の組み合せが停止表示された後、同図(ア7)では、先読み対象変動となる図柄変動表示が開始されている。
先読み対象変動となる図柄変動表示が開始されると、図171(ア8−1)に示すように、前回の図柄変動表示でストックされた予告アイコンYIが使用され、箱が閉じた表示態様である態様aの予告アイコンYIが、箱が開いた表示態様である態様dに変化し、箱の中から予告表示YHが飛び出すアニメーションが表示される。ここで出現した予告表示YHは、図152(b)に示すNo.6のデフォルト色の「変化」の予告表示であって、保留アイコンや変動アイコン等の表示態様が1段階変化されることを予告する表示である。
これまでの演出例では、予告アイコンYIが一回使用されて、箱が開いた表示態様である態様dに変化すると、そのまま消去されていたが、この演出例では、図171(ア9)に示すように、予告アイコンYIは、箱が開いた表示態様である態様dから箱が閉じた表示態様である態様aに変化し、消去されない。予告アイコンYIの箱が閉じた態様に戻ったことは、箱が開いた図柄変動表示内、すなわち、現在行われている先読み対象変動となる図柄変動表示内で、箱が再度開く可能性があることを予告していることになる。なお、予告アイコンYIの箱が閉じた態様に戻った場合であっても、箱が、再度開かない場合があってもよく、あるいは必ず再度開いてもよい。また、連続して開かなくても(すぐに開かなくても)、先読み対象変動となる図柄変動表示が継続している中で、開く場合がある。あるいは、先読み対象変動となる図柄変動表示に関係なく特定期間(例えば、連続する図柄変動表示を跨いだ特定期間)の間に、再度開く場合がある。さらには、ここでは、再度開くことを説明したが、再度開いた場合はまた閉じて、2回より多い回数、開く場合もある。
図171(ア10)では、予告アイコンYIから放出された「変化」の予告表示YHが使用され、これまでデフォルトの表示態様(第1表示態様)であった変動アイコンの表示態様が、白点滅の表示態様(第2表示態様)に変化している。
また、図171(ア11)では、一旦、閉じた表示態様である態様aに戻った予告アイコンYIが、再度、開いた表示態様である態様dに変化し、箱の中から2つ目になる予告表示YHが放出されている。ここで放出された予告表示YHは、図152(b)に示すNo.17の「リーチ」の予告表示であって、この「リーチ」の予告表示は、表示された図柄変動表示で、ノーマルリーチ以上、又はリーチ煽り演出が行われることを予告する表示である。このように、1回目(前回)の予告表示YHの種類とは異なる種類の予告表示が出現する場合もある。ただし、同じ種類の予告表示YHが連続して出現する場合もある。また、前回あるいは一回出現した種類と異なる種類の予告表示しか出現しないように構成されていてもよいし、1回目の予告表示YHの種類と同じ種類の予告表示しか出現しないように構成されていてもよい。なお、「リーチ」の予告表示によって、ノーマルリーチが行われることを予告してもよく、その場合「リーチ」の予告表示が行われると、該予告表示が表示された図柄変動表示において、ノーマルリーチが発生することが確定することとなる。
図171(ア12)では、予告アイコンYIは、再び、箱が閉じた表示態様である態様aに変化し、消去されない。また、予告表示YHは、出現後、或る定まった表示期間を経過すると消えるが(図171(ア13))、「リーチ」の予告表示YHであれば、リーチ演出が行われる場合には、リーチ演出が開始されるまで表示され続けてもよい。
やがて、図171(ア14)に示すように、リーチ演出が開始され、左図柄表示領域208aと右図柄表示領域208cそれぞれで「装飾6」が揺れ変動している。なお、本例では、「リーチ」の予告表示YHが出現した場合に、リーチ演出が必ず行われるが、「リーチ」の予告表示YHが出現したからといって、リーチ演出が必ず行われるわけではなく、「リーチ」の予告表示YHが出現してもリーチ演出が行われずに、図柄変動表示が終了する場合もあってもよい。図171(ア15)に示す第1装飾図柄表示装置208Lの表示画面では、ノーマルリーチ演出の表示が開始されている。このノーマルリーチ演出中に、予告アイコンYIは、開いた表示態様である態様dにまた変化し、箱の中から3つ目になる予告表示YHが放出されている(図171(ア16))。ここで放出された予告表示YHは、図152(b)に示すNo.2のデフォルト色の「チャンス」の予告表示である。デフォルト色の「チャンス」の予告表示が、リーチ中に表示されると、当該変動で大当りする信頼度の上昇を予告する表示になる。ここでも、2回目(前回)の予告表示YHの種類とは異なる種類の予告表示が出現している。これは、すでにリーチ演出が開始されているため、再び「リーチ」の予告表示YHは出現させることができないからであり、このような事情がなければ、同じ種類の予告表示YHが出現してもよい。なお、リーチ演出の実行中において再び「リーチ」の予告表示YHが表示されてもよい。例えば、ノーマルリーチ中に再び「リーチ」の予告表示YHが表示された場合に、「リーチ」の予告表示YHが表示されることでスーパーリーチに発展することが予告されてもよく、その場合にスーパーリーチに必ず発展してもよく、スーパーリーチに発展する場合としない場合があってもよい。また、スーパーリーチBよりも大当りへの信頼度が低いスーパーリーチAの実行中に「リーチ」の予告表示YHが表示された場合に、スーパーリーチAからスーパーリーチBに発展することが予告されてもよく、その場合にスーパーリーチBに必ず発展してもよく、スーパーリーチBに発展する場合としない場合があってもよい。また、リーチ演出は、出現する予告表示が限定されていてもよい。なお、この例では、同一の予告アイコンYIから出てくる予告表示YHの数には上限が設けられており(例えば、最大5個まで)、その上限数までの範囲で予告表示YHが出現する。このように、上限が設けられてはいるが、同一の予告アイコンYIから出てくる予告表示YHの数が多ければ多いほど、あるいは、同一の予告アイコンYIから出てくる予告表示YHの種類が多ければ多いほど、大当りの信頼度が、高くてもよいし、逆に低くてもよいし、あるいは大当りの信頼度は数や種類に関係なくてもよい。なお、この例では、同一の予告アイコンYIから出てくる予告表示YHの上限数の方が予告アイコンYIの最大ストック数よりも多いように構成されているが、同じ数であってもよく、逆に予告アイコンYIの最大ストック数の方が同一の予告アイコンYIから出てくる予告表示YHの上限数よりも多いように構成されていてもよい。
図171(ア17)に示すように、この例では、3個目の予告表示YHを放出した予告アイコンYIは、閉じた表示態様である態様aに戻ることなく消えている。予告アイコンYIは、リーチ中に一回開くと必ず消えるように構成されていてもよい。あるいは、上限の個数まで予告表示YHを放出すると必ず消えるように構成されていてもよい。さらには、上限の個数まで予告表示YHを放出したとしても、消えずに表示され続けてもよい。これは、上限の個数まで予告表示YHを放出していなくても同じである。また、閉じた表示態様である態様aに戻って、再び開くことなく表示され続けてもよいし、開いた表示態様である態様bのまま表示され続けてもよい。
図171(ア18)では、ノーマルリーチ演出が終了し、中図柄表示領域208bに、「装飾6」ではない「装飾5」が揺れ変動している。すなわち、装飾図柄のハズレ図柄の組合せが揺れ変動している。
図171(ア19)では、「装飾6」−「装飾5」−「装飾6」の組合せのまま停止表示し、同図(ア20)では、確定表示される。青色の表示態様に変化した変動アイコンh0は、確定表示が開始されるまで表示され続けており、確定表示が開始されると消える。なお、変動アイコンh0の消えるタイミングは、確定表示前であってもよい。
ここで説明した例では、「リーチ」の予告表示YHが表示され、リーチ演出が行われることを予告し、実際にリーチ演出が開始されているが、リーチ演出が開始されない図柄変動表示よりも、リーチ演出が開始された図柄変動表示の方が、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすく、このことは、結果として、「リーチ」の予告表示YHが表示されない図柄変動表示よりも、「リーチ」の予告表示YHが表示された図柄変動表示の方が、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすいことになる。また、最初、図171(あ8−1)で「変化」の予告表示が放出され、2回目に同図(ア11)で「リーチ」の予告表示が放出されているが、この2回目に、「変化」の予告表示が放出されてもよいし、「変化」の予告表示と同じ種類の「赤変化」の予告表示(図152(b)に示すNo.7の予告表示)が放出されてもよい。
続いて、ストックされている同一の予告アイコンYIから、同じ種類の予告表示YHが複数放出される例について説明する。
図171(ア7)までは同じであり、先読み対象変動となる図柄変動表示が開始されると、図171(ア8−2−1)に示すように、ストックされている予告アイコンYIが使用され、箱が開いた表示態様である態様dに変化し、箱の中から予告表示YHが放出される。ここで放出された予告表示YHは、図152(b)に示すNo.27の「小判」の予告表示であり、この小判」の予告表示は、所定枚数(ここでは3枚)集めることができれば、スーパーリーチ演出あるいは図167(おa27)等に説明した千両箱役物の演出が行われることを予告する表示あるが、所定枚数を集めることができない場合もある。また、所定枚数を集めてもスーパーリーチ演出も千両箱役物の演出も行われない場合もある。ただし、1枚出現すれば、所定枚数必ず集めることができてもよいし、所定枚数集めれば、スーパーリーチ演出か千両箱役物の演出の少なくともどちらかの演出が必ず行われてもよい。「小判」の予告表示YHは、出現すると、第2装飾図柄表示の横の領域(小判ストック領域KS)にストック表示される(図171(ア8−2−2))。この小判ストック領域KSは、予告アイコンYIをストックするストック領域SS(図171(ア5)参照)とは異なる領域であって、これら2つの領域は一部も重なっていない。ただし、これら2つの領域は少なくとも一部が重なっていてもよく、全く同一の領域であってもよい。また、ストックされた予告アイコンYIとストックされた「小判」の予告表示YHも重ならないが、少なくとも一部が重なってよく、全部が重なることがあってもよい。
図171(ア8−2−2)に示すように、「小判」の予告表示YHを放出した予告アイコンYIは、閉じた表示態様である態様bに戻り、同図(ア8−2−3)では図柄変動表示が継続されている。なお、「小判」の予告表示YHは、一回の図柄変動表示に1枚しかストックすることができないように構成されていてもよい。
図171(ア8−2−4)では、一旦、閉じた表示態様である態様aに戻った予告アイコンYIが、再度、開いた表示態様である態様dに変化し、箱の中から2つ目になる予告表示YHが放出されている。ここで放出された予告表示YHは、「小判」の予告表示YHではなく、図152(b)に示すNo.7の「赤変化」の予告表示であって、この「赤変化」の予告表示は、保留アイコンや変動アイコン等の表示態様が2段階変化されることを予告する表示である。図171(ア8−2−5)では、予告アイコンYIは、再び、箱が閉じた表示態様である態様aに変化し、消去されない。また、「赤変化」の予告表示YHが使用され、これまでデフォルトの表示態様(第1表示態様)であった変動アイコンの表示態様が、青色の表示態様(第3表示態様)に変化している。
図171(ア8−2−6)では、予告アイコンYIが、開いた表示態様である態様dにまた変化し、箱の中から3つ目になる予告表示YHが放出されている。ここでは、「小判」の予告表示YHが2枚一気に放出されている。このように、予告表示YHは、1回の放出で複数個放出される場合もある。ただし、1回の放出で1個しか放出されないようにしてもよい。図171(ア8−2−7)では、これら2枚の「小判」の予告表示が、小判ストック領域KSにストック表示されており、図171(ア8−2−7)に示す小判ストック領域KSには、所定枚数となる3枚の「小判」の予告表示YHがストックされている。この例では、一つの予告アイコンYIから複数回(この例では2回)、「小判」の予告表示YHが放出されたが、一つの予告アイコンYIから1回しか「小判」の予告表示YHが放出されないように構成してもよい。また、一つの予告アイコンYIから「小判」の予告表示YHのみが放出されないように構成されてもよい。
図172は、ストックされている同一の予告アイコンYIから、同じ種類の予告表示YHが複数放出される例の続きと、その他の演出例を示す図である。
図171(ア8−2−7)から続く図172(ア8−2−8)では、小判ストック領域KSに、所定枚数となる3枚の「小判」の予告表示YHがストックされたことにより、これら3枚の「小判」の予告表示YHが使用されている。すなわち、所定枚数となる3枚の「小判」の予告表示YHが貯まった時点で即座に使用されている。ここでは、図152(b)に示すNo.28の「小判3枚」の予告表示YHの態様で、画面中央に比較的大きく再表示されている。No.28の「小判3枚」の予告表示YHは、スーパーリーチA、スーパーリーチB、VS剣豪リーチ、あるいは全員集合リーチ以上のスーパーリーチが行われることを予告する表示である。ただし、「小判3枚」の予告表示YHが表示されても、スーパーリーチ演出が行われない場合もあり、あるいは、「小判3枚」の予告表示YHが表示されると、スーパーリーチ演出が必ず行われてもよい。
なお、所定枚数となる3枚の「小判」の予告表示YHが貯まった時点で即座に使用されるのではなく、3枚の「小判」の予告表示YHをストックしたままの状態が継続した後で、使用されてもよい。また、「小判」の予告表示YHは、図柄変動表示を跨いでストックされることが可能であり、先読み対象の図柄変動表示までストック可能であるが、先読み対象の図柄変動表示までに3枚貯まらなかった場合には、先読み対象の図柄変動表示が終了する時点で、それまでストックされていた小判」の予告表示YHは、小判ストック領域KSから消去される。あるいは、3枚貯まらなくても別に使用される場合があってもよい。なお、「小判」の予告表示YHのストックは、図柄変動表示を跨がないように構成されていてもよく、その場合「小判」の予告表示YHがストックされた図柄変動表示が終了すると、「小判」の予告表示YHが消去されるように構成されている。
なお、図152(b)に示すNo.30の「キャラクタストック」の各予告表示(「殿」、「爺」、「姫」)についても、ここで説明した「小判」の予告表示と同様である。キャラクタの予告表示をストックする領域は、小判ストック領域KSとは別の領域として設けられていてもよいし、小判ストック領域KSと共通して設けられていてもよい。
図152(b)に示すNo.27の「小判」やNo.30の「キャラクタストック」の各アイコン(「殿」、「爺」、「姫」)は、予告表示YHとして表示された後に各ストック領域(小判ストック領域KSや不図示のキャラクタストック領域)にストックされることで、予告アイコンとして機能する。なお、予告アイコンYIから予告アイコンYIが放出され、その予告アイコンYIがストックされる場合があってもよい。すなわち、予告表示YHを介さず、予告アイコンYIのままストックされる場合があってもよい。
図172(ア8−2−9)では、「小判3枚」の予告表示YHが消え、リーチ演出が開始されてる。すなわち、左図柄表示領域208aと右図柄表示領域208cそれぞれで「装飾7」が揺れ変動している。そして、図172(ア8−2−10a)では、予告通り、VS剣豪リーチのスーパーリーチ演出が開始され、第1装飾図柄表示装置208Lには、主人公の吉宗と敵役の剣豪との決闘シーンのアニメーションが表示されている。スーパーリーチ演出が開始されても、ストック領域SSでは、予告アイコンYIのストック表示が継続しているが、スーパーリーチ演出が開始されると、消えてもよい。
スーパーリーチ演出中の図172(ア8−2−11)でも、予告アイコンYIが、開いた表示態様である態様dにまた変化し、箱の中から予告表示YHが放出されている。ここで放出された予告表示YHは、図152(b)に示すNo.4の「激アツ」の予告表示である。リーチ演出が開始された後に表示された「激アツ」の予告表示は、現在行われている図柄変動表示での大当りの信頼度をかなり上昇させる通常予告の一種に相当する。
図172(ア8−2−12)では、予告アイコンYIは、閉じた表示態様である態様aに戻ることなく消えているが、「激アツ」の予告表示YHは表示されている。しかしながら、この例では、図172(ア8−2−13)を経て、同図(ア8−2−14)に示す第1装飾図柄表示装置208Lには、吉宗が敗北したシーンとともに、中図柄としての「装飾6」が大きく表示されており、その後、「装飾7」−「装飾6」−「装飾7」のハズレの装飾図柄の組合せが確定表示される。
図172(ア8−2−10b1)〜同図(ア8−2−10b11)は、スーパーリーチ演出中のワイプ演出を跨いで予告アイコンYIが使用される例を示す図である。
図172(ア8−2−9)までは同じであり、図172(ア8−2−10b1)も図172(ア8−2−10a)と同じ状態である。続く図172(ア8−2−10b2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lには、吉宗が敗北したシーンとともに、中図柄としての「装飾6」が大きく表示されているが、ストック領域SSには、閉じた態様の予告アイコンYIが依然としてストック表示されている。
図172(ア8−2−10b3)では、ワイプ演出が開始され、同図(ア8−2−10b4)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、表示画面が一旦、無模様同一色のワイプ表示になる。このワイプ表示では、変動アイコンh0が消えるとともに、ストック表示されていた予告アイコンYIも消えるが、第2装飾図柄と、第2保留数表示は表示されている。また、左隅には機種タイトルが表示されている。図172(ア8−2−10b5)では、ワイプアウトし始め、徐々に、奥の表示が見え始めている。ここでは、揺れ変動している第1装飾図柄(「装飾7」−「装飾6」−「装飾7」)が見え始めている。続く図172(ア8−2−10b6)では、ストック領域SSに表示されている予告アイコンYIの下半分が見え始めている。遊技者は、ここで予告アイコンYIが見え始めたことにより、ワイプアウト完了後(ワイプ演出終了後)に、予告アイコンYIからさらに予告表示YHが放出されたり、図165(え10)に示したような予告アイコンYI自体の昇格を期待する。なお、ワイプアウトの段階で、予告アイコンYIが消えたままになり、再表示されない場合もある。なお、ワイプ演出の実行中もストック表示されている予告アイコンYIが表示されていてもよい。また、ワイプ演出の実行中にストック表示されている予告アイコンYIが使用され、予告表示YHが放出される場合があってもよいが、ワイプ演出の実行中に予告アイコンYIのストック表示の有無に問わず、予告アイコンが使用されないように構成されていてもよい。さらに、ここで説明した予告アイコンYIは1回以上使用されている予告アイコンYIであったが、未使用の予告アイコンYI(例えば、図155(あ11)等における予告アイコンYI)についても同様である(以下においても同じ)。
図172(ア8−2−10b7)では、ワイプアウトし、背景が通常背景に戻っているが、変動アイコンh0は、第3表示態様(青色)のままである。また、第1装飾図柄では、「装飾7」−「装飾6」−「装飾7」の組み合わせが揺れ変動している。さらに、ストック領域SSには、閉じた態様の予告アイコンYIが表示されている。なお、予告アイコンYI自体の昇格は生じていないが、例えば、「箱」の種類から「赤箱」の種類に昇格していることがあってもよい。
図172(ア8−2−10b8)では、予告アイコンYIが、開いた表示態様である態様dにまた変化し、箱の中から予告表示YHが放出されている。ここで放出された予告表示YHは、図152(b)に示すNo.5の「鉄板」の予告表示である。この「鉄板」の予告表示は、先読み対象の図柄変動表示、すなわち現在行われている図柄変動表示で、大当りが確定していることを予告する表示である。なお、ここで「変化」の予告表示が放出され、変動アイコンYIが1段階昇格し、後述する復活演出へとつながる場合があってもよい。あるいは、デフォルトの表示態様の変動アイコンであっても、「赤変化」の予告表示が放出されて、後述する復活演出へとつながる場合があってもよい。さらに、揺れ変同時における予告表示の放出は大当り確定になってもよい。
図172(ア8−2−10b9)では、予告アイコンYIは、閉じた表示態様である態様aに戻ることなく消えているが、「鉄板」の予告表示YHは表示されている。図172(ア8−2−10b10)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、復活演出が開始され、同図(ア8−2−10b11)では、「装飾7」−「装飾7」−「装飾7」の大当りの装飾図柄の組合せが揺れ表示されている。その後、この組合せのまま確定表示される。
なお、予告アイコンYIは、次変動に持ち越される場合があってもよい。また、この例のように予告アイコンがワイプ演出を跨いで表示されていても、予告アイコンが使用されずに、当該図柄変動表示終了時に非表示になる場合があってもよい。さらには、大当り演出や大当り終了後の遊技状態へ、予告アイコンYIが持ち越される場合があってもよいし、このような持ち越しは禁止してもよい。上述の如く、以上のことも、未使用の予告アイコンYI(例えば、図155(あ11)等における予告アイコンYI)についても同様である。
図172(ア1−2−1)〜同図(ア1−2−6)は、スーパーリーチ演出中のワイプ演出を跨いで予告アイコンYIが使用される他の例を示す図である。
図172(ア1−2−1)は、図171(ア1−1)と同じく、第1装飾図柄(第3図柄)が高速変動中であり、デフォルトの表示態様の第1保留アイコンh11が表示されている。この第1保留アイコンh11が表す第1保留が先読み予告の対象保留になる。また、変動アイコン表示領域CISの台座hs0には、デフォルトの表示態様の変動アイコンh0が表示されており、演出アイコン表示領域DISの右ベースアイコンbIrには何も表示されていない。
この後、図171(ア2)〜同図(ア7)および図171(ア8−2−1)〜同図(ア8−2−11)に示す演出と同じ演出が行われ、図172(ア1−2−2)では、図172(ア8−2−10b1)に示す状態と同じ状態である。その後、図172(ア8−2−10b2)に示す状態と同じ状態を経て、ワイプ演出が開始されている(図172(ア1−2−3))。ここでのワイプ演出は、図172(ア8−2−10b3)〜図172(ア8−2−10b6)に示したワイプ演出と同じである。
図172(ア1−2−4)では、ワイプ演出が終了し、背景が通常背景に戻っているが、変動アイコンh0は、第3表示態様(青色)のままである。また、第1装飾図柄では、「装飾7」−「装飾6」−「装飾7」の組合せが揺れ変動している。さらに、ストック領域SSには、閉じた態様の予告アイコンYIが表示されている。なお、予告アイコンYIは、ワイプアウトの段階で、消えたままになり、次変動が開始されると再表示されたり、あるいは大当り遊技中に再表示される場合があってもよい。なお、大当り遊技中に表示された予告アイコンYIは、使用が禁止されたり、あるいは図柄変動表示中と同じように使用されてもよい。また、そもそも、大当り遊技中は、予告アイコンYIの表示を規制(禁止)し、表示されないようにしてもよい。
図172(ア1−2−5)では、予告アイコンYIが、開いた表示態様である態様dに変化し、箱の中から予告表示YHが放出されている。ここで放出された予告表示YHは、「赤変化」の予告表示である。ここでの「赤変化」の予告表示は、図152(b)に示すNo.7の「赤変化」の予告表示とは異なり、自身の表示態様と同じ表示態様まで変化させることを予告する表示である。
図172(1−2−6)では、変動アイコンh0の表示態様に変化はなく、保留アイコンh11の表示態様が、「赤変化」の予告表示の表示態様と同じ表示態様(第5表示態様である赤色の表示態様)に変化している。すなわち、ここでは4段階昇格したことになる。この例では、復活演出が行われることなく、このまま、「装飾7」−「装飾6」−「装飾7」のハズレの装飾図柄の組合せが確定表示される。
この例によれば、先読み対象の図柄変動表示であった現在の図柄変動表示ではなく、さらなる先読み予告として、予告アイコンYIが用いられたことになる。現在の図柄変動表示よりも後ろの図柄変動表示の方が、先読みの結果、大当りの期待度が高い場合(例えば、変動時間の長い変動であればよく、大当り変動であってもハズレ変動であってもよい)には、この例のようになる場合がある。この例では、ハズレとなった第3表示態様(「青色」の表示態様)の変動アイコン(図172(1−2−6)参照)よりも、上の表示態様(ここでは第5表示態様)に保留アイコンh11の表示態様を変化させている。ただし、ハズレとなる変動アイコンの表示態様と同等の表示態様(第3表示態様)に、保留アイコンの表示態様を変化させる場合があってもよく、あるいは、ハズレとなる変動アイコンの表示態様よりも下の表示態様(例えば、第2表示態様)に、保留アイコンの表示態様を変化させる場合があってもよい。また、ハズレ変動の変動アイコンが、第3表示態様以上の場合に、この例のようになる場合があってもよいし、第3表示態様以下の場合に、この例のようになる場合があってもよく、さらには、ハズレ変動の変動アイコンの表示態様に関係なく、この例のようになる場合があってもよい。また、先読み予告は保留アイコンの表示態様変化に限らず、他の先読み予告が予告されてもよい(例えば、チャンス目、先読み背景変化(赤ステージチェンジ)等)。
なお、ここでは「赤変化」の予告表示が放出されているが、「変化」の予告表示が放出される場合があってもよい。また、変動アイコンh0の表示態様よりも上(例えば、一段又は複数段)上の表示態様(例えば、この例では青よりも一段上の緑)に変化することを予告する予告表示が放出されてもよい。
図173は、複数の予告アイコンYIがストックされた例を段階的に示す図である。
図173(ア1−3−1)は、第1装飾図柄(第3図柄)が高速変動中であり、第1保留アイコンh11および第2保留アイコンh12が表示されている。これらの保留アイコンh11,12はともに、デフォルトの表示態様である。また、デフォルトの表示態様の変動アイコンh0も表示されている。なお、演出アイコン表示領域DISの右ベースアイコンbIrには何も表示されていない。
この後、保留が消化され、特図の保留がなくなった状態における図柄変動表示中の様子を表す図173(ア1−3−2)では、ストック領域SSに、2つの予告アイコンYIがストックさている。図173(ア1−3−3)では、先にストックされた1個目の予告アイコンYIが使用され、1個目の予告アイコンYIは、箱が開いた表示態様である態様dに変化し、箱の中から「赤変化」の予告表示YHが放出されている。図173(ア1−3−4)では、予告アイコンYIは、箱が閉じた態様aに戻っている、また、「赤変化」の予告表示YHが使用され、変動アイコンh0の表示態様が、第3表示態様(「青色」の表示態様)に変化している。
続いて、図173(ア1−3−5)では、後にストックされた2個目の予告アイコンYIが使用され、2個目の予告アイコンYIは、箱が開いた表示態様である態様dに変化し、箱の中から「リーチ」の予告表示YHが放出されている。図173(ア1−3−6)では、2個目の予告アイコンYIは消え、「リーチ」の予告表示YHが表示されており、同図(ア1−3−7)では、「リーチ」の予告表示YHが消え、リーチ演出が開始され、左図柄表示領域208aと右図柄表示領域208cそれぞれで「装飾6」が揺れ変動している。図173(ア1−3−8)に示す第1装飾図柄表示装置208Lの表示画面では、ノーマルリーチ演出の表示が開始されている。このノーマルリーチ演出中に、残った予告アイコンYIは、開いた表示態様に再び変化し、箱の中から2つ目になる予告表示YHが放出されている(図173(ア1−3−9))。ここで放出された予告表示YHは、デフォルト色の「チャンス」の予告表示である。図173(ア1−3−10)では、1個目の予告アイコンYIも消え、「チャンス」の予告表示YHが表示されている。
図173(ア1−3−11)では、ノーマルリーチ演出が終了し、中図柄表示領域208bに、「装飾6」ではない「装飾5」が揺れ変動している。すなわち、装飾図柄のハズレ図柄の組合せが揺れ変動しており、その後、確定表示される。
以上説明した例では、ストック順に予告アイコンYIが使用されたが、ストック順によらずに予告アイコンYIが使用されてもよい。また、予告アイコンYIの使用回数が、先にストックされた予告アイコンYIは2回であったのに対して、後からストックされた予告アイコンYIは1回のみであった。このように、予告アイコンYIによって使用回数が異なってもよいが、同じであってもよい。なお、予告アイコンYIの使用回数が同じ場合に、予告アイコンが1個ストックされてから、複数の予告アイコンの全てが使用されるまでの期間において使用回数が同じであってもよい。例えば、先にストックされた予告アイコンが2回使用された場合には、後にストックされた予告アイコンも2回使用され、先にストックされた予告アイコンが3回使用された場合には、後にストックされた予告アイコンも3回使用される。このように、他のアイコンの使用回数に合わせてもよい。また、使用回数が予め定められていてもよい。この場合には、何個ストックされても、どの予告アイコンも予め定められた回数だけ必ず使用される。さらに、先にストックされた予告アイコンYIの方が後にストックされた予告アイコンYIよりも予告アイコンYIの使用回数が多いように構成されていてもよく、逆に少ないように構成されていてもよい。
また、最大使用回数が、予め定められていてもよいし、変化してもよい。最大使用回数が変化する場合には、遊技状態(通常状態、電サポ状態(時短状態)、確変状態))によって変化してもよいし、或る先読みゾーンの状態では最大使用回数が増加してもよい。また、或る遊技状態(例えば、通常状態。ただし、電サポ状態(時短状態)であってもよいし、確変状態であってもよい)では、予告アイコンがストックされないようにしてもよい。
図173(ア1−4−1)〜同図(ア1−4−11)は、複数の予告アイコンYIがストックされた他の例を段階的に示す図である。
図173(ア1−4−1)〜同図(ア1−4−4)は、同図(ア1−3−1)〜同図(ア1−3−4)と同じ状態であり、図173(ア1−4−5)では、先にストックされた1個目の予告アイコンYIが連続して使用されている。この結果、「リーチ」の予告表示YHが放出されている。図173(ア1−4−6)では、連続して使用された1個目の予告アイコンYIは消え、「リーチ」の予告表示YHが表示されており、同図(ア1−4−7)では、「リーチ」の予告表示YHが消え、リーチ演出が開始されている。図173(ア1−4−8)に示す第1装飾図柄表示装置208Lの表示画面では、ノーマルリーチ演出の表示が開始されており、このノーマルリーチ演出中に、これまで使用されていなっかた、後からストックされた2個目の予告アイコンYIが使用され、デフォルト色の「チャンス」の予告表示YHが放出される(図173(ア1−4−9))。図173(ア1−4−10)では、残っていた予告アイコンYIも消え、「チャンス」の予告表示YHが表示されている。
図173(ア1−4−11)では、ノーマルリーチ演出が終了し、装飾図柄のハズレ図柄の組合せが揺れ変動しており、その後、確定表示される。
この例のように、ストック順に予告アイコンYIが消えていってもよい。すなわち、先にストックされた予告アイコンYIを使い切ったら、次にストックされた予告アイコンYIの使用が開始されるように構成されていてもよい。
図174は、予告アイコンYIから放出される予告表示YHが、放出前から分かる状態で、その予告アイコンYIが複数回使用される例を示す図である。
図174(イa1)〜図174(イa3)は、図171(ア1−1)〜図171(ア3)と同じ状態であり、図174(イa4)では、演出アイコン表示領域DISの右ベースアイコンbIrに、「番長」のアイコン変化予告表示IYHが表示されている。ここでの「番長」のアイコン変化予告表示IYHも、予告アイコンYIを獲得することを予告する表示であるが、図170を用いて説明した演出例と同じく、図152(b)に示すNo.6の「変化」の予告アイコンYIが表示されている。すなわち、「番長」のアイコン変化予告表示IYHは、図152(b)に示すNo.6の「変化」の予告アイコンYIを獲得したことを表示しており、遊技者は、その表示を見るだけで(文字を読み取るだけで)、予告アイコンから放出される予告表示YHが「変化」の予告表示であることを認識する。
図174(イa5)では、「変化」の予告アイコンYIが、ストック領域SSに移動し、同図(イa6)では、そのストック領域SSに表示されている。やがて、図174(イa7)に示すように、図柄変動表示が終了し、ハズレの装飾図柄の組み合せが停止表示された後、同図(イa8)では、先読み対象変動となる図柄変動表示が開始されている。
先読み対象変動となる図柄変動表示が開始されると、図155を用いて説明したような通常予告としての会話予告が開始される。詳しい説明は、これまでの説明に譲り、ここでは簡単に説明すると、図174(イa9)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、殿様の会話画像CI1が、中央領域に表示されている。この、殿様の会話画像CI1の表示は、ストック表示されている予告アイコンYIにはオーバーラップせず、予告アイコンYIの方が手前に表示されている。図174(イa10)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、会話予告が更新され、ボタン画像136aと残時間表示メータMTとによって構成された操作促進報知画像が表示された爺の会話画像CI2が表示されている。なお、図174(イa10)に示すタイミングでは、操作有効期間は開始されておらず、チャンスボタン136が操作されてもこれに応じた表示は行われない。また、爺の会話画像CI2は、ストック表示されている予告アイコンYIからズレた位置に表示されており、両者は重なっていない。
やがて、操作有効期間が開始され、図174(イa11)に示す残時間表示メータMTは、上記操作有効期間が開始してある程度の時間が経過したときの表示態様で示されている。
図174(イa12)のタイミングは、上記操作有効期間内であり、このタイミングで、遊技者がチャンスボタン136を操作する。図174(イa13)では、チャンスボタン136が上記操作有効期間内に操作されたことに応じて、爺の会話画像CI2が、操作促進報知画像から、リーチ演出が開始されることを予告する「リーチじゃ!」の文字表示に変化している。なお、「リーチじゃ!」といった予告の文字表示は、チャンスボタン136が操作されたことを条件に表示されるものであってもよいし、チャンスボタン136が操作されることなく操作有効期間が経過した場合にも表示されるものであってもよい。
また、「リーチじゃ!」の文字表示に変化した爺の会話画像CI2が表示されている状態で、変動アイコン変化アニメーションが開始される。すなわち、図174(イa14)に示すように、「変化」の予告アイコンYIに、これから予告アイコンYIが使用されることを報知するエフェクト画像EF11が付加されている。図174(イa15)では、ストック領域SSから光の玉が変動アイコンh0めがけて飛んでいき、変動アイコンh0にぶつかっている。光の玉がぶつかった変動アイコンh0は、第2表示態様(白点滅の表示態様)に変化している。
図174(イa15)のストック領域SSに表示されている「変化」の表示は、予告表示YHに相当し、同図(イa16)では、「変化」の予告表示YHが図152(b)に示す態様bに変化している。すなわち、使用されたことを表す態様に変化している。なお、態様bの間は、予告表示YHであることから、予告アイコンYIとしての使用はできない。
図174(イa17)では、態様bの予告表示YHから予告アイコンYIに変化しており、再度の使用が可能になっている。図174(イa18)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、殿様の会話画像CI1及び爺の会話画像CI2が消去されて会話予告が終了し、第1装飾図柄が視認容易になっている。
図174(イa19)では、リーチ演出が開始され、左図柄表示領域208aと右図柄表示領域208cそれぞれで「装飾6」が揺れ変動している。図174(イa20)に示す第1装飾図柄表示装置208Lの表示画面では、ノーマルリーチ演出の表示が開始されている。このノーマルリーチ演出中に、変動アイコン変化アニメーションが開始され、予告アイコンYIには、エフェクト画像EF11が再び付加され(図174(イa21))、図174(イa22)では、ストック領域SSから光の玉が変動アイコンh0めがけて飛んでいき、変動アイコンh0にぶつかっている。光の玉がぶつかった変動アイコンh0は、今度は、第3表示態様(青色の表示態様)に変化している。
図174(イa22)のストック領域SSに表示されている「変化」の表示は、予告表示YHに相当し、同図(イa23)では、「変化」の予告表示YHが図152(b)に示す態様bに再び変化しているが、同図(イa24)では、予告アイコンYIに戻っており、再度の使用が可能になっている。また、この図174(イa24)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、スーパーリーチ発展演出が表示され、続く同図(イa25)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、VS剣豪リーチのスーパーリーチ演出が開始され、敵役の剣豪の画像が大きく表示されている。そして、図174(イa26)に示す第1装飾図柄表示装置208Lには、主人公の吉宗と敵役の剣豪との決闘シーンのアニメーションが表示されている。スーパーリーチ演出が開始されても、変動アイコンh0は表示されており、ストック領域SSには予告アイコンYIがストック表示されている。図174(イa27)に示すように、決闘シーンのアニメーションの途中で、変動アイコン変化アニメーションが開始され、予告アイコンYIに、エフェクト画像EF11がまた付加され、図174(イa28)では、ストック領域SSから光の玉が変動アイコンh0めがけて飛んでいき、変動アイコンh0にぶつかっている。
図175は、図174から続く演出例等を示す図である。
図174(イa28)から続く図175(イa29)では、変動アイコン変化アニメーションの中で、光の玉がぶつかった変動アイコンh0が、第4表示態様(緑色の表示態様)に変化している。また、「変化」の予告表示YHが態様bにまた変化しているが、図175(イa30)では、予告アイコンYIに戻っており、使用可能になっている。
図175(イa31)に示す第1装飾図柄表示装置208Lには、吉宗が敗北したシーンとともに、中図柄としての「装飾5」が大きく表示されているが、ストック領域SSには、予告アイコンYIが依然としてストック表示されている。
そして、ここでもワイプ演出が開始され(図175(イa32))、同図(イa33)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、表示画面が一旦、無模様同一色のワイプ表示になる。このワイプ表示では、変動アイコンh0が消えるとともに、ストック表示されていた予告表示YHも消える。図175(イa34)では、ワイプアウトし始め、徐々に、奥の表示が見え始めている。ここでは、揺れ変動している第1装飾図柄(「装飾6」−「装飾5」−「装飾6」)が見え始めている。続く図175(イa35)では、ストック領域SSに表示されている予告アイコンYIの下半分が見え始めている。
図175(イa36)では、ワイプアウトし、背景が通常背景に戻っているが、変動アイコンh0は、第4表示態様(緑色)のままである。また、第1装飾図柄では、「装飾6」−「装飾5」−「装飾6」の組合せが揺れ変動している。さらに、ストック領域SSには、予告アイコンYIが表示されている。
図175(イa37)では、予告アイコンYIが消えている。なお、予告アイコンYIは、ワイプ演出前に消える場合があってもよいし、ワイプアウトの段階で消えたままになりそのまま再表示されない場合があってもよいし、ワイプ演出の終了と同時に消える場合があってもよいし、スーパーリーチ演出が終了するまで消えない場合があってもよいし、確定表示されるまで消えない場合があってもよい。なお、ワイプ演出の実行中もストック表示されている予告アイコンYIが表示されていてもよい。また、ワイプ演出の実行中にストック表示されている予告アイコンYIが使用され、予告表示YHが放出される場合があってもよいが、ワイプ演出の実行中に予告アイコンYIのストック表示の有無に問わず、予告アイコンが使用されないように構成されていてもよい。
図175(イa38)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第1装飾図柄が、「装飾6」−「装飾5」−「装飾6」の組合せで確定表示されている。
続いて、複数の予告アイコンYIがストックされる例について説明する。
図174(イa6)までは同じであり、その後、図柄変動表示が終了する前までに、図152(b)に示すNo.21の「ボタン」の予告アイコンYIと、No.17の「リーチ」の予告アイコンYIを連続してストックした後、図174(イb1)に示すように、図柄変動表示が終了し、ハズレの装飾図柄の組み合せが停止表示される。その後、図174(イb2)に示すように、先読み対象変動となる図柄変動表示が開始される。この例では、表示を見るだけ、あるいは文字を読み取るだけで、予告アイコンから放出される予告表示YHが何なのかを認識することができる複数の予告アイコンを、次変動(先読み対象変動となる図柄変動表示)に持ち越している。
先読み対象変動となる図柄変動表示では、図174(イa9)〜同図(イa17)等、これまで何度も説明してきた会話予告と同じ会話予告が開始される(図175(イb3))。ここでは、会話予告の説明は、必要最小限にし、ストックされている予告アイコンYIについての説明を行う。図175(イb4)では、「変化」の予告アイコンYIと、「ボタン」の予告アイコンYIと、「リーチ」の予告アイコンYIの3つの予告アイコンYIのうち、「ボタン」の予告アイコンYIと、「リーチ」の予告アイコンYIそれぞれに、これから予告アイコンYIが使用されることを報知するエフェクト画像EF11が付加されている。図175(イb5)では、それぞれからエフェクト画像EF11が消え、態様bの「ボタン」の予告表示YHになるとともに、同じく態様bの「リーチ」の予告表示YHになる。ここで、ストック領域SSでは、互いの態様bの丸印が一部重なり合っているが、重ならないように表示されてもよい。また、ストックされた順番が早い方が、遅い方にオーバーラップされてもよいし、その逆に、遅い方が、早い方にオーバーラップされてもよい。図175(イb5)では、「ボタン」の予告表示が使用されたことから、会話予告の中で、ボタン演出が実行される。すなわち、ボタン画像136aと残時間表示メータMTとによって構成された操作促進報知画像が表示されている。図175(イb6)では、「ボタン」の予告表示YHも、「リーチ」の予告表示YHも、予告アイコンYIに戻っており、再度の使用が可能になっている。
そして、操作有効期間内に、チャンスボタン136が操作される(図175(イb7)。すると、操作促進報知画像から、「リーチ」の予告表示が使用されたことから、リーチ演出が開始されることを予告する「リーチじゃ!」の文字表示に変化している。
会話予告が終了すると、図175(イb10)では、第1装飾図柄において左図柄の第1停止が行われている。第1停止が行われると、「リーチ」の予告アイコンYIにエフェクト画像EF11が付加されている。なお、このエフェクト画像EF11は「リーチ」の予告アイコンYIに、第1停止が行われる前に付加されてもよいし、第1停止が行われるのと同時に付加されてもよいし、第1停止が行われるた後、第2停止が行われる前(すなわちリーチ状態発生前)に付加されてもよい。図175(イb11)では、エフェクト画像EF11が消え、態様bの「リーチ」の予告表示YHになっている。図175(イb12)では、第1装飾図柄において右図柄の第2停止が行われ、リーチ状態になっている。ている。
リーチ状態になると、今度は、変動アイコン変化アニメーションが開始され、図175(イb13)に示すように、「変化」の予告アイコンYIにエフェクト画像EF11が付加されている。そして、図175(イb14)では、光の玉が変動アイコンh0めがけて飛んでいき、変動アイコンh0にぶつかり、同図(イb15)では、光の玉がぶつかった変動アイコンh0が、第2表示態様(白点滅の表示態様)に変化している。また、「変化」の予告表示YHが態様bにまた変化しているが、図175(イa16)では、予告アイコンYIに戻っており、使用可能になっている。
図175(イb17)に示す第1装飾図柄表示装置208Lの表示画面では、ノーマルリーチ演出の表示が開始されている。このノーマルリーチ演出中に、変動アイコン変化アニメーションがまた開始され、「変化」の予告アイコンYIにエフェクト画像EF11が再び付加されている(図174(イb18))。
図176は、複数の予告アイコンYIがストックされる例の続きを示す図である。
図175(イb18)から続く図176(イb19)では、光の玉が変動アイコンh0めがけて飛んでいき、変動アイコンh0にぶつかり、同図(イb20)では、光の玉がぶつかった変動アイコンh0が、第3表示態様(青色の表示態様)に変化している。また、「変化」の予告表示YHが態様bにまた変化しているが、図176(イb21)では、予告アイコンYIに戻っており、使用可能になっている。また、この図176(イb21)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、スーパーリーチ発展演出が表示され、続く同図(イb22)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、VS剣豪リーチのスーパーリーチ演出が開始され、敵役の剣豪の画像が大きく表示されている。そして、図176(イb23)に示す第1装飾図柄表示装置208Lには、主人公の吉宗と敵役の剣豪との決闘シーンのアニメーションが表示されている。スーパーリーチ演出が開始されても、変動アイコンh0は表示されており、ストック領域SSには依然として3つの予告アイコンYIがストック表示されている。図176(イb24)に示すように、決闘シーンのアニメーションの途中で、「ボタン」の予告アイコンYIにエフェクト画像EF11が付加されており、続く図176(イb25)では、第1装飾図柄表示装置208Lに、チャンスボタン136を模したボタン画像136aと、操作有効期間の残時間を表す残時間表示メータMTとによって構成されている操作促進報知画像が表示されている。なお、図176(イb25)に示すタイミングでは、操作有効期間は開始されておらず、ボタン操作されてもこれに応じた表示は行われない。また、「ボタン」の予告表示YHが態様bにまた変化しているが、その後に、予告アイコンYIに戻り、使用可能になっている。やがて、ボタン演出が開始となって、操作有効期間が開始される(図176(イb26))。図176(イb27)に示す残時間表示メータMTは、上記操作有効期間が開始して少し時間が経過したときの表示態様で示されている。
図176(イb28)のタイミングは、上記操作有効期間内であり、このタイミングで、遊技者がチャンスボタン136を操作する。ここでのボタン操作は、図52(32)に示す殿様のカットイン画像CI3が出現するか否かを占う操作であり、この例では、殿様のカットイン画像CI3は出現せず、決闘シーンのアニメーションが進行するに留まる(図176(イb29)〜同図(イb31)。なお、ボタン操作に応じて、変動アイコン変化アニメーションが開始され、「変化」の予告アイコンYIにエフェクト画像EF11が付加され、変動アイコンの表示態様が変化する場合があってもよい。
図176(イb32)では、「ボタン」の予告アイコンYIにエフェクト画像EF11が再び付加されており、続く図176(イb33)では、第1装飾図柄表示装置208Lに、チャンスボタン136を模したボタン画像136aと、操作有効期間の残時間を表す残時間表示メータMTとによって構成されている操作促進報知画像が表示されている。やがて、ボタン演出が開始となって、操作有効期間が開始され、図176(イb34)に示す残時間表示メータMTは、上記操作有効期間が開始して少し時間が経過したときの表示態様で示されている。また、「ボタン」の予告表示YHが態様bにまた変化しているが(図176(イb33))、その後に、予告アイコンYIに戻り、使用可能になっている。
図176(イb35)のタイミングは、上記操作有効期間内であり、このタイミングで、遊技者がチャンスボタン136を操作する。こでのボタン演出は、最終ジャッジ演出であり、図176(イb36)に示す第1装飾図柄表示装置208Lには、吉宗が敗北したシーンとともに、中図柄としての「装飾5」が大きく表示されている。この後、第1装飾図柄表示装置208Lには、図175(イa32)以降で行われるワイプ演出が行われ、同図(イa37)のように予告アイコンYIが消去された後に、「装飾6」−「装飾5」−「装飾6」のハズレの装飾図柄の組み合わせが確定表示される。
なお、図176(イb36)に示す最終ジャッジ画面の表示は、チャンスボタン136が操作されたことを条件に実行されてもよいし、チャンスボタン136が操作されることなく操作有効期間が経過した場合にも実行されてもよい。
図177は、予告アイコンストック用のルーレット演出の例を段階的に示す図である。
図177(ウ1)に示す状態は、特図の保留がない状態であり、第1装飾図柄表示装置208Lでは、装飾図柄の変動表示が行われていない。また、図177(ウ1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lにおける、演出アイコン表示領域DISの右ベースアイコンbIrには、予告アイコンストック用のルーレットRLTが設けられている。このルーレットRLTは左と右の領域に分かれており、左側の領域には、図152(b)に示す各種の予告アイコンYIのうちのいずれか一つの予告アイコンYIの名称(アイコン名)が止まる。一方、右側の領域には、バツマーク、クエスチョンマーク、ビックリマークのいずれかが止まる。また、左側の領域にしても右側の領域にしても、複数の領域の色(例えば、白、青、緑、赤、金)が用意されており、アイコン名とマーク(記号)を組み合わせて使用される。図177(ウ1)に示すルーレット表示RLTには、左領域に、緑背景に「変化」のアイコン名が表示され、右領域に、白背景にバツマークが表示されており、この組み合わせでは、予告アイコンYIを獲得することはできない。すなわち、バツマークが表示された場合は、予告アイコンを獲得することができない。
その後、特図1始動口230に入球があり、図177(ウ2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、中央領域の第1装飾図柄は停止表示したままであるが、左上の第2装飾図柄では、変動表示が開始されている。また、変動アイコン表示領域CISの台座hs0では、変動アイコンの増加アニメーションが開始され、図177(ウ3)に示す台座hs0には、デフィルトの表示態様の変動アイコンh0が表示されている。
図柄変動表示が開始されると、予告アイコンストック用のルーレットRLTでもルーレット表示(変動表示)が開始される(図177(ウ4))。ここでは、第1装飾図柄の変動表示の開始前にルーレット表示が開始されているが、ルーレット表示の開始は、第1装飾図柄の変動表示の開始と同時であってもよいし、第1装飾図柄の変動表示の開始後であってもよい。
図177(ウ5)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、中央領域において、第1装飾図柄の変動表示が開始される。第1装飾図柄の変動表示が開始された後、ルーレットRLTの左領域の変動表示が停止し、緑背景に「リーチ」のアイコン名が表示されている(図177(ウ5))。一方、右領域の変動表示は継続している。やがて、図177(ウ7−1)に示すように、右領域の変動表示も停止し、緑背景にクエスチョンマークが表示されている。この組み合わせは、「リーチ?」という予告アイコンを獲得することができ、図177(ウ8)に示すストック領域SSには、「リーチ?」の予告アイコンYIがストックされている。「リーチ?」の予告アイコンYIは、リーチ演出が行われるかもしれない程度の弱予告のアイコンであり、「リーチ」の予告アイコンYIが使用された場合よりもリーチ演出が行われない場合が多い。
なお、「リーチ?」の予告アイコンYIが獲得されると、ルーレットRLTの表示を消してもよいが、この例では、表示し続けている。なお、この例では、ルーレットRLTの表示が左領域および右領域の変動表示が停止された状態で図柄変動表示を跨いでいるが、ルーレットRLTの表示が左領域および/または右領域の変動表示が行われた状態で図柄変動表示を跨いでもよい。また、図柄の停止表示中は、RLTの表示(左領域および/または右領域の変動表示が行われている状態や左領域および/または右領域の変動表示が停止されている状態)が表示されないように構成されていてもよい。
図177(ウ9−1)では、第1装飾図柄の第1停止が行われ、左図柄に「装飾6」が仮停止している。この図柄変動表示では、「リーチ?」の予告アイコンYIは使用されず、リーチ演出は行われないまま、図177(ウ10)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、「装飾6」−「装飾4」−「装飾1」のハズレの装飾図柄の組み合わせが揺れ変動しており、同図(ウ11)では、その組み合わせで確定表示されている。ここでは、後続の保留がないため、確定表示が行われると、「リーチ?」の予告アイコンYIは消えてしまう。ただし、後続の保留がある場合は、次変動に持ち越す場合があってもよいし、必ず持ち越されてもよい。あるいは、後続の保留がある場合でも、持ち越されなくてもよい。
なお、ルーレットの変動回数は、一回の図柄変動表示につき、ここでは1回であったが、複数回変動してもよい。また、先読み対象変動の図柄変動表示と、それより前の図柄変動表示では、一回の図柄変動表示におけるルーレットの変動回数に差を設けてもよく、例えば、先読み対象変動の図柄変動表示の方が、それより前の図柄変動表示よりも、ルーレットの変動回数を多くしてもよいし、あるいは反対に少なくしてもよい。例えば、先読み対象変動の図柄変動表示より前の図柄変動表示では、先読み予告としてルーレット表示を1回行い、先読み対象変動の図柄変動表示では、通常予告としてルーレット表示を3回行ってもよい。ただし、これらの回数は定まったものではなくてもよく、0回の場合があってもよい。
また、ここで説明したルーレット表示とは別の演出(例えば、じゃんけん対決等のミニゲーム)によっても、予告アイコンYIがストックされてもよいし、ルーレット表示が行われている間は、予告アイコンYIを獲得することが可能なミニゲーム等の演出は行われなくてもよい。また、ルーレット表示が行われた、あるいは行われる図柄変動表示では、予告アイコンYIを獲得することが可能なミニゲーム等の演出は行われなくてもよい。
続いて、リーチ煽り演出について説明する。
図177(ウ8)までは同じであり、図177(ウ9−2−1)では、「リーチ?」の予告アイコンYIに、これから予告アイコンYIが使用されることを報知するエフェクト画像EF11が付加されている。続く図177(ウ9−2−2)では、リーチ煽り演出が開始され、第1装飾図柄において煽り変動が行われる。すなわち、ここでは、第1装飾図柄における左図柄と右図柄が低速変動に切り替わり、左図柄は上回転し、右図柄は下回転し、上下方向中央位置で仮停止するかの演出が実行されている(図177(ウ9−2−3)。しかしながら、図177(ウ9−2−4)に示すように仮停止は行わず、リーチ煽り演出は失敗に終わる。なお、エフェクト画像EF11は、リーチ煽り演出が開始されると消えてしまっているが、リーチ煽り演出中、継続して「リーチ?」の予告アイコンYIに表示されていてもよい。図177(ウ9−2−5a)に示す「リーチ?」の予告アイコンYIは、使用されたことを表す丸印が示されているが、この丸印はすぐに消え、予告アイコンYIは再使用可能になる。また、図177(ウ9−2−5a)における第1装飾図柄では、3つの装飾図柄全てが低速変動になり、同図(ウ9−2−6a)では、「装飾7」−「装飾7」−「装飾8」のハズレの装飾図柄の組み合わせが揺れ変動し、その組み合わせで確定表示されている(図177(9−2−6a))が、「リーチ?」の予告アイコンYIは、装飾図柄が確定表示する前に非表示になる。
なお、この例では、予告アイコンYIに、これから予告アイコンYIが使用されることを報知するエフェクト画像EF11が付加されているが、使用開始前、あるいは使用開示時に、予告アイコンYI自体の態様が変化してもよい。例えば、予告アイコンYI自体が大きくなったり、予告アイコンYI自体がの色が変わったりしてもよい。また、使用中は、元の態様に戻してもよいし、態様が変化したままであってもよい。
次に、リーチ煽り演出の他の例について説明する。
図177(ウ9−2−4b)は、図177(ウ9−2−4a)と同じ状態であり、リーチ煽り演出に失敗した後の状態である。この例では、3つの装飾図柄全てが、このまま低速変動になるのではなく、逆に高速変動に切り替わり(図177(ウ9−2−5b)、「リーチ?」の予告アイコンYIに示されていた丸印が消えた図177(ウ9−2−6b)では再び、「リーチ?」の予告アイコンYIにエフェクト画像EF11が付加されている。続く図177(ウ9−2−7b)では、第1装飾図柄において煽り変動が再び開始され、ここでは、第1装飾図柄における左図柄と右図柄それぞれが、高速変動を続けている中図柄に向かって移動を始め、中図柄を互いに通り越すことなく、中図柄の手前で、左図柄と右図柄それぞれが拡大表示され(図177(ウ9−2−9b))、その後、仮停止が行われ、リーチ状態が成立し(図177(ウ9−2−10b))、最終的には、リーチ煽り演出は成功している。なお、図177(ウ9−2−2)から同図(ウ9−2−4a)または同図(ウ9−2−4b)で行われるリーチ煽り演出と同図(ウ9−2−5b)から同図(ウ9−2−9b)または後述する同図(ウ9−2−9b´)のリーチ煽り演出は、一連のリーチ煽り演出であってもよい。
次に、リーチ煽り演出において、煽り変動が再び開始されたにもかかわらず失敗する例について説明する。
先の図177(ウ9−2−8b)に示すように、左図柄と右図柄それぞれが、高速変動を続けている中図柄に向かって移動を始め、図177(ウ9−2−9b’1)では、左図柄も右図柄も、中図柄を互いに通り越してしまっており、(図178(ウ9−2−9b))に示すような、中図柄手前における拡大表示は行われず、結局、仮停止も行われないで、3つの装飾図柄全てが低速変動になり(図177(ウ9−2−9b’2))、同図(ウ9−2−9b’3)では、「装飾7」−「装飾7」−「装飾8」のハズレの装飾図柄の組み合わせが揺れ変動し、その組み合わせで確定表示されている。
なお、エフェクト画像EF11は、新たな煽り変動が開始される度に、「リーチ?」の予告アイコンYIに付加されているが、一連の演出としてリーチ煽り演出が事項され、エフェクト画像EF11は、最初の一回のみ、「リーチ?」の予告アイコンYIに付加されるようにしてもよい。
図178は、予告アイコンストック用のルーレットRLTを用いた他の演出と、ボタン操作を伴う演出例を示す図である。
図178(ウ9−2−4c)は、図177(ウ9−2−3)から続く例であり、リーチ煽り演出の成功例を示す。ここでは、上下方向中央で左図柄と右図柄が揃い、仮停止前に、左図柄と右図柄それぞれが拡大表示され(図178(ウ9−2−4c))、その後、仮停止が行われ、リーチ状態が成立している(図178(ウ9−2−5c))。
また、図178(ウ7−2−1)は、図177(ウ6)から続く例であり、この図178(ウ7−2−1)では、ルーレットRLTの右領域には、赤背景にビックリマークが表示されている。この結果、緑背景に「リーチ」のアイコン名と、赤背景にビックリマークの組み合わせになる。この組み合わせでは、「リーチ?」の予告アイコンYIよりも信頼度が高い「リーチ」の予告アイコンYIを獲得することができる。また、赤背景に「リーチ」のアイコン名と、緑背景にクエスチョンマークの組み合わせでは、「リーチ?」の予告アイコンYIしか獲得することができないようにしてもよいし、「リーチ」の予告アイコンYIを獲得することができるようにしてもよい。なお、赤背景に「リーチ」のアイコン名と赤背景にビックリマークが表示されて「リーチ」の予告アイコンYIを獲得した場合の方が、緑背景に「リーチ」のアイコン名と赤背景にビックリマークが表示されて「リーチ」の予告アイコンYIを獲得した場合よりも「リーチ」の予告アイコンを使用する図柄変動表示が大当りとなりやすいように構成されていてもよい。また、赤背景に「リーチ」のアイコン名と緑背景にクエスチョンマークが表示されて「リーチ」の予告アイコンYIを獲得した場合の方が、緑背景に「リーチ」のアイコン名と赤背景にクエスチョンマークが表示されて「リーチ」の予告アイコンYIを獲得した場合よりも「リーチ」の予告アイコンを使用する図柄変動表示が大当りとなりやすいように構成されていてもよい。すなわち、アイコン名が表示される背景色の方が、マーク(記号)が表示される背景色よりも大当りの信頼度に関係している。したがって、赤背景に「リーチ」のアイコン名と緑背景にビックリマークが表示されて「リーチ」の予告アイコンYIを獲得した場合の方が、緑背景に「リーチ」のアイコン名と緑背景にビックリマークが表示されて「リーチ」の予告アイコンYIを獲得した場合よりも「リーチ」の予告アイコンを使用する図柄変動表示が大当りとなりやすい。さらに、赤背景に「リーチ」のアイコン名と緑背景にビックリマークが表示されて「リーチ」の予告アイコンYIを獲得した場合と、赤背景に「リーチ」のアイコン名と緑背景にビックリマークが表示されて「リーチ」の予告アイコンYIを獲得した場合では、「リーチ」の予告アイコンを使用する図柄変動表示が大当りになるなりやすさは同じである。ただし、アイコン名が表示される背景色と、マーク(記号)が表示される背景色は、大当りの信頼度への関係性は同じであってもよい。あるいは、マーク(記号)が表示される背景色の方が、アイコン名が表示される背景色よりも大当りの信頼度に関係していてもよい。
なお、以上の説明における色の名称は表示態様で表すことができる。すなわち、「赤」は第5表示態様であり、「緑」は第4表示態様である(以下の説明においても同じ。)。
また、図178(ウ7−3−1)も、図177(ウ5)から続く例であり、この図178(ウ7−3−1)では、ルーレットRLTの左領域には、赤背景に「リーチ」のアイコン名が表示され、右領域には、赤背景にビックリマークが表示されている。この組み合わせをもって、はじめて「リーチ」の予告アイコンYIを獲得することができるようにしてもよい。すなわち、背景色が左領域も右領域もともに赤背景でなければ、「リーチ」の予告アイコンYIを獲得することができず、片方が緑背景であれば、信頼度の低い「リーチ?」の予告アイコンYIになってしまう。また、この場合において、赤背景が先に止まった方が、緑背景が先に止まった場合よりも、もう片方に赤背景が止まりやすいように構成されていてもよく、あるいは、確率的に同じであってもよい。
また、図178(ウ7−4−1)も、図177(ウ5)から続く他の例であり、この図178(ウ7−4−1)では、ルーレットRLTの左領域には、図152(a)に示す箱のアイコンが表示され、、右領域には、ストック数が表示されている。この例では、図152(a)に示す「箱」のアイコンを1個獲得することができる。なお、ストック数としては0〜3個である。また、左領域には、「箱」かバツマークのどちらかが表示され、右領域には、色(白、赤、金、虹)が表示されてもよい。この場合には、例えば、バツマークと虹であれば、箱形の予告アイコンYIを獲得することができず、「箱」と赤であれば、「赤箱」の予告アイコンYIを獲得することができる。
また、図178(ウ7−5−1)も、図177(ウ5)から続く他の例であり、この図178(ウ7−5−1)では、ルーレットRLTの左領域には、金(第6表示態様)背景に「リーチ」のアイコン名が表示され、右領域には、金背景にビックリマークが表示されている。この組み合わせでは、図178(ウ7−5−2)に示すように、金色の「リーチ」の予告アイコンYIを獲得することがきる。金色の「リーチ」の予告アイコンは、通常の「リーチ」の予告アイコンに比べて、信頼度が高い。あるいは、大当りの信頼度も高くてもよい。
なお、このように左領域と右領域がともに金背景であったとしても、左領域と右領域がともに赤背景であった場合に獲得することができる予告アイコンと同じ予告アイコンしか獲得することができないようにしつつも、先読み対象変動について金背景の方が赤背景よりも大当りしやすくてもよい。
また、ルーレットRLTの表示と、ストックされた予告アイコンYIに矛盾を生じさせてもよい。例えば、ルーレットRLTの表示は「リーチ」と「?」であるのに、予告アイコンYIは「リーチ」の予告アイコンであったり、ルーレットRLTの表示は「リーチ」と「!」であるのに、予告アイコンYIはスーパーリーチを表す「SP」の予告アイコンであったり、ルーレットRLTの表示で背景が金背景なのに、予告アイコンYIは緑表示のアイコンであったりしてもよい。このような矛盾は、矛盾が生じないよりも、最終的に大当り図柄が確定表示されやすくてもよいし、あるいは反対に、最終的にハズレ図柄が確定表示されやすくてもよい。また、ルーレットRLTの表示で背景が金背景なのに、予告アイコンYIは緑表示のアイコンであった場合等は、大当り確定であってもよい。
また、ルーレットの再変動を行ってもよい。例えば、ルーレットRLTの表示が「リーチ」と「×」で止まっても、右領域を再変動させることによって最終的に「リーチ」と「!」の組み合わせになってもよい。また、ルーレットRLTの表示が「リーチ」と「?」で止まっても、左領域を再変動させることによって最終的に「SP」と「?」の組み合わせになってもよい。さらに、ルーレットRLTの表示が、図152(a)に示す「箱」のアイコンと「×1」で止まっても、両方の領域を再変動させることによって最終的に「赤箱」のアイコンと「×2」の組み合わせになってもよい。さらに、左領域と右領域のうち一方のみが変動中で他方が停止した場合であっても、停止した他方を再変動させてもよい。
以上、ルーレット演出について説明したが、ここでの例では、アイコン名はいずれも「リーチ」であったが、図152(b)に示す各種の予告アイコンYIの名称であっても同様である。ただし、アイコン名によっては、緑色の背景色にはクエスチョンマークのみ、あるいはクエスチョンマークかバツマークのみが表示されたり、赤色及び金色の背景色にはビックリマークのみ、あるいはビックリマークかバツマークのみが表示されてもよい。さらに、図152(b)に示すNo.5やNo.23やNo.24といった大当り確定につながる予告アイコンのアイコン名は、クエスチョンマークと組み合わされることがないようにしてもよい。すなわち、「パトランプ」と「バツマーク」の組み合わせか、「パトランプ」と「ビックリマーク」の組み合わせしか表示されないようにしてもよい。また、大当りの信頼度が相対的に高くなることにつながる予告アイコンのアイコン名(例えば、No.3の「赤チャンス」やNo.4の「激アツ」やNo.5の「鉄板」のアイコン名)のときには、「ビックリマーク」のみと組み合わされてもよい。また、大当り確定につながる予告アイコンのアイコン名は、アイコン名の背景色もマーク(記号)の背景色もともに、虹色(第7表示態様)であってもよい。
また、大当り確定につながる予告アイコンのアイコン名(例えば、No.5の「鉄板」のアイコン名)の背景色によって、マーク(記号)を予告するようにしてもよい。例えば、先に止まった「鉄板」の背景色が、緑色であった場合には、バツマークの停止もあり得ることの予告になり、虹色であった場合にはビックリマークの停止が確定してもよい。
さらに、アイコン名(この例では左領域)が必ず先に停止するようにしてもよいし、あるいは反対にマーク(この例では右領域)が必ず先に停止するようにしてもよい。また、どちらが先に停止するかわからないときに、マークが先に停止する場合には、バツマークは停止しないようにしてもよい。
また、ルーレット演出において予告アイコンがストックされたら、その予告アイコンは必ず使用されるようにしてもよい。
続いて、ボタン操作を伴う演出例について説明する。
図178(エa1)は、特図の保留が無い状態で、先読み対象の図柄変動表示が行われており、ストック領域SSには、「箱」の予告アイコンYIが一つだけストックされている。図178(エa2)では、ストックされていた予告アイコンYIの左側に、操作促進報知画像が表示される。ここでの操作促進報知画像も、チャンスボタン136を操作有効期間内に操作することを促す画像であり、チャンスボタン136を模したボタン画像136aと、上記操作有効期間の残時間を表す残時間表示メータMTとによって構成されている。なお、図156(あ31−2−2)のタイミングは、操作有効期間の開始前であり、残時間表示メータMTは、操作有効期間の開始前には表示されなくてもよく、操作有効期間の開始と同時に表示されるようにしてもよい。
図178(エa3)のタイミングで、操作有効期間が開始され、同図(エa4)に示す残時間表示メータMTは、上記操作有効期間が開始してから少し時間が経過したときの表示態様で示されている。
図178(エa5)のタイミングは、上記操作有効期間内であり、このタイミングで、遊技者がチャンスボタン136を操作する。チャンスボタン136が上記操作有効期間内に操作されたことに応じて、図178(エa6)では、予告アイコンYIがエフェクト画像EF13で覆われた後、同図(エa7)に示すように、そのエフェクト画像EF13が消え、箱が閉じた表示態様である態様aであった予告アイコンYIが、箱が開いた表示態様である態様dに変化し、箱の中から「変化」の予告表示YHが飛び出すアニメーション(箱開放アニメーション)が表示される。
なお、予告アイコンYIの、箱が開いた表示態様である態様dへの変化は、チャンスボタン136が操作されたことを条件に実行されてもよいし、チャンスボタン136が操作されることなく操作有効期間が経過した場合にも実行されてもよい。
この演出例では、図178(エa8)に示すように、予告アイコンYIは、箱が開いた表示態様である態様dから箱が閉じた表示態様である態様aに変化し、消去されない。図178(エa9)では、予告アイコンYIから放出された「赤変化」の予告表示YHが使用され、これまでデフォルトの表示態様(第1表示態様)であった変動アイコンの表示態様が、青色の表示態様(第3表示態様)に変化している。
図178(エa10)では、ストックされている予告アイコンYIの左側に、操作促進報知画像が再び表示され、その後、操作有効期間が開始されて、同図(エa11)に示す残時間表示メータMTは、上記操作有効期間が開始してから少し時間が経過したときの表示態様で示されている。
図178(エa12)のタイミングは、上記操作有効期間内であり、このタイミングで、遊技者がチャンスボタン136を操作する。チャンスボタン136が上記操作有効期間内に操作されたことに応じて、図178(エa13)では、予告アイコンYIが箱が開いた態様dに変化し、中から「リーチ」の予告表示YHが放出されている。そして、図178(エa14)では、予告アイコンYIが、閉じた態様aに戻ることなく消えている。
なお、この例では、操作促進報知画像がその都度、表示されているが、操作促進報知画像が表示されず、いわゆる裏ボタン演出が行われてもよい。
図179は、ボタン操作に応じて「ボタン」の予告アイコンYIの表示態様が変化する例と、その他の例を示す図である。
図179(エb1)では、VS剣豪リーチのスーパーリーチ演出が実行されており、第1装飾図柄表示装置208Lには、主人公の吉宗と敵役の剣豪との決闘シーンのアニメーションが表示されている。また、図179(エb1)では、図152(b)に示すNo.21の「ボタン」の予告アイコンYIがストックされている。図179(エb2)では、その「ボタン」の予告アイコンYIに、エフェクト画像EF11が付加されており、図179(エb3)では、第1装飾図柄表示装置208Lの中央領域に、大きめ目にボタン画像136aが表示され、その後、ボタン画像136aは少し小さくなって、残時間表示メータMTが追加される(図179(エb4))。また、この例では、チャンスボタン136を連続操作することを要求する「連打」の文字と、吉宗と剣豪の優劣を表す対決メータMTVも表示されている。対決メータMTVは吉宗側(左側)が青メータであり、剣豪側(右側)が赤メータである。対決メータMTVの表示開始時には、青メータが半分、赤メータが半分になっている。なお、図179(エb4)に示すタイミングでは、操作有効期間は開始されておらず、ボタン操作されてもこれに応じた表示は行われない。やがて、ボタン演出が開始となって、操作有効期間が開始される(図179(エb5))。図179(エb6)に示す残時間表示メータMTは、上記操作有効期間が開始して少し時間が経過したときの表示態様で示されている。なお、対決メータMTVは、変動アイコンh0の一部によってオーバーラップされているが、変動アイコンh0をオーバーラップするように対決メータMTVが表示されてもよく、変動アイコンh0をオーバーラップしない位置に対決メータMTVが表示されてもよい。
図179(エb7)のタイミングは、上記操作有効期間内であり、このタイミングで、遊技者がチャンスボタン136を操作する。すると、図179(エb8)に示すように、「ボタン」の予告アイコンYIにエフェクト画像EF11が付加されており、予告アイコンYIの表示態様に変化が生じている。しかしながら、ここでのにエフェクト画像EF11は、これから予告アイコンYIが使用されることを報知するものではない。
連打操作を要求されていることから、図179(エb9)のタイミングでも遊技者がチャンスボタン136を操作する。すると、図179(エb10)でも、「ボタン」の予告アイコンYIにエフェクト画像EF11が付加されており、予告アイコンYIの表示態様に変化が生じている。このエフェクト画像EF11はすぐに消え(図179(エb11))、図179(エb12)のタイミングでも遊技者がチャンスボタン136を操作する。すると、図179(エb13)でも、「ボタン」の予告アイコンYIにエフェクト画像EF11が付加されており、予告アイコンYIの表示態様に変化が生じている。遊技者のボタン操作を間隔が短くなれば、予告アイコンYIへのエフェクト画像EF11の付加と消滅が高速で行われることになり、エフェクト画像EF11は常時点灯しているように見える。
チャンスボタン136の操作回数に応じて対決メータMTVの青メータは増加する。しかしながら、この対決メータMTVでは、操作有効期間が開始されると、時間の経過に応じて、剣豪の赤メータが自動的に増えてくる。この赤メータの増加スピードに負けないようにチャンスボタン136を連打すれば、赤メータの増加に青メータの増加が勝って、青メータが増えていくことになる。図179(エb13)に示すように全てが青メータになると、図179(エb13)に示すよう吉宗のカットイン画像CI3が出現する。一方、全てが赤メータになると、ここでは不図示の剣豪のカットイン画像が出現する。
なお、「ボタン」の予告アイコンYIにエフェクト画像EF11が付加されるタイミングは、チャンスボタン136が1回操作される度ではなく、対決メータMTVで青メータが1目盛り増加する度にしてもよい。
続いて、予告アイコンYIのストック数が表示される例について説明する。
図179(オa1)は、図155(あ9−1)に示す状態と同じ状態であり、変動アイコンh0の村人のキャラクタのアイコンが、対戦相手アイコンTIのパンダのキャラクタのアイコンに勝利しており、図179(オa2)では、変動アイコンh0の村人のキャラクタが勝利したことにより、出現領域ASに表示されていた予告アイコンYIのストックアニメーションが開始されている。すなわち、出現領域ASに表示されていた、図152(a)に示すNo.1の「箱」の予告アイコンYIが、その出現領域ASから出て、一旦大きく表示されている。この段階で、第1装飾図柄表示装置208Lの第2装飾図柄と第2保留数表示との間には、ストック数の表示(ここでは「ストック×1」)が開始されている。すなわち、予告アイコンYIが、ストック領域SSに到達する前に、ストック数の表示が開始されており、出現領域ASを見ただけでは、予告アイコンを何個獲得することができたか不明な場合には、ストック領域SSに予告アイコンYIが表示される前に、このストック数の表示によって獲得数を知ることができる。図179(オa3)では、予告アイコンYIがストック領域SSに表示されている。図179(オa3)では、予告アイコンYIがストック領域SSに表示されている。
この後、保留が消化され、特図の保留がなくなった状態における図柄変動表示中の様子を表す図179(オa4)では、ストック領域SSに、1つの予告アイコンYIがストックさており、ストック数の表示も「ストック×1」である。
図179(オa5)では、リーチ演出が開始され、左図柄表示領域208aと右図柄表示領域208cそれぞれで「装飾6」が揺れ変動している。やがて、リーチ状態で、ストック表示されていた予告アイコンYIが使用される。すなわち、図179(オa6)に示すように、予告アイコンYIは箱が開いた態様dに変化し、箱の中から「変化」の予告表示YHが放出されている。このように予告アイコンYIが使用されたことにより、ストック数の表示は、「ストック×0」に一旦なって(図179(オa6))から、ストック数の表示自体が消えている(図179(オa7))。その後、図156(あ33)に続く。なお、同じ予告アイコンYIが繰り返し使用される場合は、ストック数の表示は変化せず、この場合であれば「ストック×1」が表示され続ける。なお、同じ予告アイコンYIが繰り返し使用される場合であっても、一回使用されれば、ストック数の表示を一旦「ストック×0」にして、すぐに「ストック×1」に戻してもよい。なお、予告アイコンのストック数が0となった場合に「ストック×0」を表示せず図179(オa7)のようにストック数の表示自体を消去するように構成されていてもよい。
また、ストック領域SSは複数設けられていてもよい。以下に示す例では、ストック領域SSとして、右側の第1ストック領域SSRと、左側の第2ストック領域SSLの2つが設けられている。
図179(オb1)も、図155(あ9−1)に示す状態と同じ状態であり、変動アイコンh0の村人のキャラクタのアイコンが、対戦相手アイコンTIのパンダのキャラクタのアイコンに勝利しており、図179(オa2)では、予告アイコンYIのストックアニメーションが開始され、「箱」の予告アイコンYIが出現領域ASから出て、一旦大きく表示されている。その後、右側の第1ストック領域SSRと、左側の第2ストック領域SSLそれぞれに、「箱」の予告アイコンYIが1つずつストックされる(図179(オa3)。なお、一旦大きく表示された「箱」の予告アイコンYIが分裂するアニメーションが表示されてもよいが、右側の第1ストック領域SSRと、左側の第2ストック領域SSLそれぞれに、瞬間的に表示されてもよい。ここでは、獲得した予告アイコンYIの数は、あくまで1個である。
この後、保留が消化され、特図の保留がなくなった状態における図柄変動表示中の様子を表す図179(オb4)でも、左側の第1ストック領域SSLにも、右側の第2ストック領域SSRにも、「箱」の予告アイコンYIが1つずつストックされている。
図179(オb5)では、リーチ演出が開始され、左図柄表示領域208aと右図柄表示領域208cそれぞれで「装飾6」が揺れ変動している。やがて、リーチ状態で、ストック表示されていた予告アイコンYIが使用される。この際、2つの予告アイコンYIのうち片方の予告アイコンYIのみが使用されてもよい。また、どちらの予告アイコンYIが使用されるか(どちらの箱が開くか)を占う演出や、予告する演出が行われてもよい。ここでは、両方の予告アイコンYIが同時に使用される。すなわち、図179(オb6)に示すように、両方の予告アイコンYIが、箱が開いた態様dに同時に変化し、それぞれの箱の中から「変化」の予告表示YHが放出されている。そして、図179(オa7)に示すように、2つの予告アイコンYIが同時に消えている。
図180は、図179から続く演出例と、同じ予告アイコンを複数の態様で表示する例を示す図である。
図179(オb7)から続く図180(オb8)では、左右それぞれに放出された「変化」の予告表示YHが、それぞれ光の玉YHbに変化している。したがって、左と右に一つずつ光の玉YHbが表示されている。図180(オb9)では、左側の光の玉YHbも右側の光の玉YHbも、変動アイコンh0に向かって飛んでいき、変動アイコンh0で一つになって、変動アイコンh0の表示態様を変化させるようなアニメーションが表示されている。図180(オb10)に示す変動アイコンh0は、第1表示態様から第3表示態様に変化している。これは、二つ分の予告アイコンYIがもとになっていることから、2段階分変化している。なお、1段階分しか変化しないようにしてもよい。その後、図156(あ37)に続く。
なお、予告アイコンYIのストックの仕方によって、大当りの信頼度が異なってもよい。すなわち、通常はストック領域SSの定まった位置から順にストックされていく。例えば、第1ストック位置、第2ストック位置、第3ストック位置の順にストックされていく。しかしながら、この順番とは逆に、第3ストック位置、第2ストック位置、第1ストック位置の順でストックされる場合があってもよく、このような変則的な場合には、通常の場合に比べて、大当りの信頼度が高くなってもよいし、あるいは反対に低くなってもよい。また、通常は、右側の第1ストック領域SSRと、左側の第2ストック領域SSLの両方にストックされるのに対し、変則的に、一方のストック領域のみ(例えば、左側の第2ストック領域SSL)にしかストックされない場合があってもよい。このような変則的な場合にも、通常の場合に比べて、大当りの信頼度が高くなってもよいし、あるいは反対に低くなってもよい。さらには、右側の第1ストック領域SSRと、左側の第2ストック領域SSLのどちらの領域にストックされるのかによって、大当りの信頼度が異なってもよい。例えば、右側の第1ストック領域SSRの方が、通常であってり、優先される場合には、左側の第2ストック領域SSLにストックされた場合は、大当りの信頼度が高くなってもよいし、あるいは反対に低くなってもよい。
また、獲得した予告アイコンYIは「白色」の予告アイコンであっても、白色の予告アイコンYIをそれぞれの領域SSL,SSRに表示する場合に、2つとも白色の予告アイコンYIを表示する場合と、白色の予告アイコンYIと赤色の予告アイコンYIを表示する場合があってもよい。後者の場合には、獲得した予告アイコンYIから放出される予告表示YHに期待がもてる場合がある。例えば、2つとも白色の予告アイコンYIが表示されている場合には、図152(b)に示すNo.6のデフォルト色の「変化」の予告表示が放出されるが、白色の予告アイコンYIと赤色の予告アイコンYIが表示されている場合には、図152(b)に示すNo.7の赤色の「赤変化」の予告表示が放出される場合があってもよい。
図180(オc1)〜同図(オd)は、同じ予告アイコンを複数の態様で表示する例を示す図である。
図180(オc1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lには、これまでは図示省略してきた背景画面が表示され、図164(う1−2−1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lと同じく、海の背景画面が表示されている。この図180(オc1)では、演出アイコン表示領域DISの右ベースアイコンbIrに、「番長」のアイコン変化予告表示IYHが表示され、この「番長」のアイコン変化予告表示IYHは、図174(イa4)に示す「番長」のアイコン変化予告表示IYHと同じく、図152(b)に示すNo.6の「変化」の予告アイコンYIを獲得したことを表示している。
図180(オc2)では、「変化」の予告アイコンYIが、ストック領域SSに移動し、同図(オc3)では、そのストック領域SSに表示されている。また、この例では、背景画面の左側に帯アイコンOBIが表示され、その帯アイコンOBIにも、獲得した予告アイコンYIの名称(ここでは「変化」)を表示している。したがって、この例では、獲得した予告アイコンYIに関する表示が2箇所で行われている。なお、帯アイコンOBIは背景画面に表示されるアイコンであるため、いずれの表示(例えば、第1装飾図柄の表示や第2装飾図柄の表示や、ここでは不図示の第2保留アイコンh12〜第4保留アイコンh14の表示等)よりも奥側に表示されている。
やがて、図180(オc4)に示すように、図柄変動表示が終了し、ハズレの装飾図柄の組み合せが停止表示された後、同図(オc5)では、先読み対象変動となる図柄変動表示が開始されている。先読み対象変動となる図柄変動表示が開始されると、予告アイコンYIが使用される。図180(オc6−1)では、その予告アイコンYIを用いた変動アイコン変化アニメーションが開始される。すなわち、図180(オc6−1)に示すように、「変化」の予告アイコンYIにエフェクト画像EF11が付加され、同図(オc7)では、ストックされていた「変化」の予告アイコンYIが消える。続いて図180(オc8)では、ストック領域SSから光の玉が変動アイコンh0めがけて飛んでいき、変動アイコンh0にぶつかっている。光の玉がぶつかった変動アイコンh0は、図180(オc9)に示すように、第2表示態様(白点滅の表示態様)に変化している。一方、帯アイコンOBIでは何の演出も行われておらず、その帯アイコンOBIに表示された、獲得した予告アイコンYIの名称の表示にも、何の変化も生じていない。ただし、帯アイコンOBIでも変動アイコン変化アニメーション等の何らかのアニメーションが実行され、獲得した予告アイコンYIの名称の表示にも、何らかの変化(例えば、点滅表示や表示色変化等)が生じてもよい。
ストック領域SSにおける予告アイコンYIは、使用とともに早々に消えてしまっているが、帯アイコンOBIは、変動アイコンh0が実際に変化するまでは少なくとも表示されでおり、図180(オc10)に示すように、変動アイコンh0の変化後に消えている。
図180(オc6−2−1)以降に示す例は、「変化」の予告アイコンYIが再使用される例である。図180(オc6−1)から続く、同図(オc6−2−1)では、これまで予告アイコンYIであったものが、図152(b)に示す態様bの「変化」の予告表示YHに変化しているが、同図(オc6−2−2)では、予告アイコンYIに戻っており、使用可能になっている。図180(オc6−2−3)では、リーチ演出が開始され、同図(オc6−2−3)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、ノーマルリーチ演出の表示が表示されている。ノーマルリーチ演出が開始されると、海の背景画面からノーマルリーチ演出の背景画面に切り替わり、これに伴い、獲得した予告アイコンYIの名称が表示されている帯アイコンOBIが消える。一方、ノーマルリーチ演出中も、ストック領域SSに表示されている予告アイコンYIは表示され続けている。
図180(オc6−2−5)では、ノーマルリーチ演出が終了し、第1装飾図柄表示装置208Lには、海の背景画面が再び表示されており、予告アイコンYIの名称が表示された帯アイコンOBIの表示も復活している。このように、予告アイコンYIの名称が表示された帯アイコンOBIの表示は、リーチ演出を跨いで表示される。その後、装飾図柄の揺れ変動中に、言い換えれば図180(オc6−2−7)〜同図(オc6−2−8)に示す確定表示が行われる前に、帯アイコンOBIの表示は消える。また、ストック領域SSに表示されていた予告アイコンYIの表示も消える。なお、この例では、後続の保留がなく、予告アイコンYIに関する表示(帯アイコンOBIの表示、ストック領域SSの予告アイコンYIの表示)が消えたとも見ることができるが、後続の保留があっても、確定表示前に、予告アイコンYIに関する表示(帯アイコンOBIの表示、ストック領域SSの予告アイコンYIの表示)は消えてもよいし、あるいは反対に、後続の保留がある場合には、予告アイコンYIに関する表示は確定表示まで継続して表示されてもよい。
図180(オd)は、複数の予告アイコンYIがストックされている場合を示す図である。この例では、ストック領域SSの予告アイコンYIの表示の他に、帯アイコンOBIを用いた表示も行われている。すなわち、一つの予告アイコンYIにつき一つの帯アイコンOBIによる表示が行われている。
これまでの例では、帯アイコンOBIは背景表示として表示されていたが、図181(オe)に示す例では、帯アイコンOBIによって、第1装飾図柄の表示領域が狭められている。なお、第2装飾図柄の表示は、帯アイコンOBIの上部で行われている。
図181(オf)に示す例では、最大ストック数である3つの予告アイコンYIがストックされており、3つの帯アイコンOBIが表示されている関係で、第1装飾図柄の表示領域は、1/4程度に狭められており、ストック表示されている予告アイコンYIによって第1装飾図柄はオーバーラップされている。ただし、第1装飾図柄を優先させ、第1装飾図柄が予告アイコンYIにオーバーラップするようにしてもよい。なお、第2保留数表示は帯アイコンOBIにオーバーラップされていない。また、変動アイコンh0も保留アイコンh11も視認可能である。この例では、第1装飾図柄、背景表示、保留枠UIの表示、変動アイコンh0、および保留アイコンは、狭められているが、第2装飾図柄の表示、第2保留数表示、ストックされている予告アイコンYIの表示は、狭められていない。なお、帯アイコンOBIの表示によって狭められる表示の一例として、第1装飾図柄、背景表示、保留枠UIの表示、変動アイコンh0、保留アイコン、各種予告表示(例えば、前述の会話予告(殿様の会話画像CI1、爺の会話画像CI2、ミニゲーム、アイコン変化予告、タイマ予告演出、メータ表示(前述の白メータMW、後述のメータ表示MDなど))等を列挙することができる。すなわち、帯アイコンOBIの表示によって狭められる表示としては、上記列挙したもの総てであってもよい。一方、上記列挙したものの中でも適用されないものがあってもよい。また、帯アイコンOBIの表示によって狭められない表示の一例として、第2装飾図柄の表示、第2保留数表示、ストックされている予告アイコンYI、音量調整用のバー表示VB、演出カスタマイズでONに設定したモード名の表示(例えば、前述の画面右上の枠RWと枠RW内に表示されているモード名)、各種エラー表示(図149〜図151を用いて説明した各種のエラーに関する表示や警告に関する表示)、メニューアイコンMI、音量調整アイコンVI、および輝度調整アイコンBI、図109(e1)の「現在のダイトモモードのレベル(ここではレベル1)と、経験値(EXP)(ここでは0)」の表示、一斉演出の表示等を列挙することができる。すなわち、帯アイコンOBIの表示によって狭められない表示としては、上記列挙したもの総てであってもよい。一方、上記列挙したものの中でも適用されないものがあってもよい。
図181は、第1装飾図柄表示装置208Lの下方に表示手段が配置された構成による演出例等を示す図である。
これまで、第1装飾図柄表示装置208Lの中心した説明を行ってきたが、第1装飾図柄表示装置208Lに表示される内容は、第2装飾図柄表示装置208Mや第3装飾図柄表示装置208Nに表示されてもよい(以下の説明においても同じ。)。また、表示手段の配置は、横並びに限らず、縦並びでも同じである。すなわち、単にハードウェアの構成が異なるだけで、この明細書で説明する技術を適用することができないわけではなく、技術的思想としてとらえれば、表示手段の配置が横並びであっても、縦並びであっても適用可能である。以下、表示手段の縦並びの一例として、第1装飾図柄表示装置208Lの下方に表示手段が配置された例を用いて説明する。ここでは、下方に配置された表示手段を第4表示手段208M’と称して説明する。
図181(カa1)には、第1装飾図柄表示装置208Lの下方に配置された第4表示手段208M’が示されている。図181(カa1)に示す第4表示手段208M’は、初期位置にある状態である。この第4表示手段208M’は、表示画面の周囲をフレームfmで囲まれており、初期位置にある第4表示手段208M’におけるフレームfmの上縁は、第1装飾図柄表示装置208Lの下端部分に前側からオーバーラップしている。第4表示手段208M’は、第1装飾図柄表示装置208Lよりも前側(遊技者側)に配置されており、第1装飾図柄表示装置208Lの表示画面中央部分に前側からオーバーラップする動作位置(図181(カa2’)の第4表示手段208M’の位置参照)に向けて初期位置から移動可能である。すなわち、第4表示手段208M’は昇降動作可能な可動手段でもある。また、昇降動作に加えて、第2装飾図柄表示装置208M、や第3装飾図柄表示装置208Nのように左右方向に移動可能であってもよい。なお、第4表示手段208M’の変形例として、初期位置に固定配置されたものであってもよい。
図181(カa1)に示す第4表示手段208M’には、これまで第1装飾図柄表示装置208Lの演出表示領域208dに表示されていた保留枠UIと似た構成の保留枠UI’が表示されている。この保留枠UI’も、保留アイコン表示領域HIS&’、変動アイコン表示領域CIS’、演出アイコン表示領域DIS’を有する。変動アイコン表示領域CIS’には、台座hs0’が配置されている。保留アイコン表示領域HIS’は、変動アイコン表示領域CIS’の左側に設けられ、左ベースアイコンbIl’の上に4つのステージ(第1ステージhs1’〜第4ステージhs4’)が配置されている。演出アイコン表示領域DIS’は、変動アイコン表示領域CIS’の右側に設けられ、演出アイコン表示領域DIS’には、右ベースアイコンbIr’が配置されている。
また、図181(カa1)に示す第4表示手段208M’では、特図1の保留アイコンが第1ステージhs1’と第2ステージhs2’それぞれに表示されている。すなわち、第1保留アイコンh11と第2保留アイコンh12が表示されている。これらの特図1の保留アイコンh11,h12の表示態様はいずれも、図154(a)のNo.1に記したデフォルトの表示態様である。なお、第1装飾図柄表示装置208Lの右上には、特図1及び特図2の第2保留数表示(ここでは「2」と「0」)が表示されている。また、変動アイコン表示領域CIS’の台座hs0の上には、変動アイコンh0が表示されている。変動アイコンh0の表示態様も、図154(a)のNo.1に記したデフォルトの表示態様である。
さらに、図181(カa1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lには、背景画面が表示されている。この背景画面は、海の背景画面である。一方、第4表示手段208M’の背景画面は白一色であるが、この白一色は背景画面を図示省略していることを表している 図181(カa1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第1装飾図柄(第3図柄)が高速変動中である。この図181(カa1)の状態は、例えば、図155(あ1)に対応する。
図181(カa2)では、特図1始動口230に入球があり、特図1の保留が一つ増加し、全部で3つになる。図181(カa2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lの第2保留数表示では、特図1の保留数が「3」と表示されている。この特図の保留増加に合わせて、あるいはこの特図の保留増加とは無関係に、図181(カa2)に示す第4表示手段208M’では、これまでデフォルトの表示態様であった第1保留アイコンh11と第2保留アイコンh12がともに、図154(a)のNo.17に記した村人の種類の態様aのアイコンに変化している。また、第3保留アイコンh13が第3ステージhs3’に表示されている。第3保留アイコンh13は、デフォルトの表示態様で増加アニメーションによって追加表示されているが、この第3保留アイコンh13が表す第3保留が先読み予告の対象保留になる。この図181(カa2)の状態は、例えば、図155(あ3−1)に対応する。
図181(カa3)に示す第4表示手段208M’における演出アイコン表示領域DIS’の右ベースアイコンbIr’には、対戦相手アイコンTIとして、図153(c)に示すパンタの種類の態様a(待機の態様)のアイコンが表示されている。また、左上隅には、出現領域ASが枠に囲まれて表示されており、中には、図152(a)に示すNo.1の「箱」の予告アイコンYIが表示されている。この図181(カa3)の状態は、例えば、図155(あ6)に対応する。
図181(カa4)に示す第4表示手段208M’では、ミニゲームBのじゃんけん対決が行われ、変動アイコンh0の村人のキャラクタが、対戦相手アイコンTIのパンダのキャラクタに勝利しており、出現領域ASに表示されていた予告アイコンYIのストックアニメーションが開始されている。すなわち、出現領域ASに表示されていた、「箱」の予告アイコンYIが、その出現領域ASから出て、一旦大きく表示されている。この図181(カa4)の状態は、例えば、図155(あ10)に対応する。
第4表示手段208M’には、予告アイコンYIをストックしておく、ストック領域SSも用意されており、図181(カa5)に示す第4表示手段208M’では、そのストック領域SSに、予告アイコンYIが表示されている。この図181(カa5)の状態は、例えば、図155(あ11)に対応する。
図181(カa6)では、保留の消化が進み、特図の保留がなくなった状態における図柄変動表示中の様子が示されている。ここで行われている図柄変動表示は、先読み対象変動となる図柄変動表示である。なお、対戦相手アイコンTIのパンダのキャラクタも、出現領域ASも消えている。また、変動アイコンh0はデフォルト表示態様である。この図181(カa6)の状態は、例えば、図155(あ24)に対応する。
図181(カa7)では、箱が閉じた態様aの予告アイコンYIが使用され、箱が開いた態様dに変化し、箱の中から「リーチ」の予告表示YHが放出されており、同図(カa8)では、使用された予告アイコンYIが消え、「リーチ」の予告表示YHは表示されている。予告表示YHは、出現後、或る定まった表示期間を経過すると消え、図181(カa9)では、「リーチ」の予告表示YHが消えている。この後、リーチ演出が行われる場合もあれば、行われない場合もある。なお、リーチ演出が行われる場合には、「リーチ」の予告表示YHは、リーチ演出が開始されるまで表示され続けてもよい。
続いて、変形例について説明する。図181(カa4)までは同じであり、図181(カa5’)では、予告アイコンYIが、第1装飾図柄表示装置208Lのストック領域SSに表示されている。ここでの予告アイコンYIのストックアニメーションでは、第4表示手段208M’の出現領域ASに表示されていた予告アイコンYIが、第4表示手段208M’から第1装飾図柄表示装置208Lまで移動する様子のアニメーションが再生される。この際、予告アイコンYIは、第4表示手段208M’と第1装飾図柄表示装置208Lに跨って表示される期間がある。ただし、第4表示手段208M’と第1装飾図柄表示装置208Lを跨がずに、第4表示手段208M’から第1装飾図柄表示装置208Lに一気に飛び越える(瞬間移動する)ようなアニメーションであってもよい。
図181(カa2’)に示す第4表示手段208M’は、点線で示した初期位置から動作位置まで移動しており、第1装飾図柄表示装置208Lの表示画面の中央領域を前側から覆っている。第4表示手段208M’は、初期位置から、ミニゲームの開始前に移動してもよいし、ミニゲームの開始と同時に移動してもよいし、ミニゲーム中に移動してもよいし、ミニゲームで勝利した場合に限って、ミニゲーム終了後に移動してもよい。また、ミニゲームの結果が出る前に、ミニゲームの結果の予告として移動する場合があってもよい。この場合には、移動した方が、移動しないよりも、ミニゲームに勝利しやすくてもよいし、あるいは反対に勝利しにくくてもよい。なお、第4表示手段M’は、ミニゲームの実行中において一または複数の図柄変動表示を跨いで動作位置で静止状態となるように構成されていてもよい。ここで、複数の図柄変動表示を跨いでミニゲームが行われる場合に、その図柄変動表示におけるミニゲームの結果が出てから各図柄変動表示が終了するまでの間に動作位置から初期位置(または動作位置および初期位置とは異なる位置)に第4表示手段M’が移動するように構成されていてもよい。また、第4表示手段M’は、図柄停止表示中に動作位置から移動しない(つまり、動作位置にて静止状態となる)ように構成されている。ただし、第4表示手段M’は、図柄停止表示中に動作位置から移動する場合があってもよい。また、第4表示手段M’は、初期位置と最大移動位置との間で移動中であっても、図柄変動表示が確定表示している期間のうちの少なくとも一部の期間、あるいは全部の期間において、静止状態を維持するように構成されている。なお、擬似連演出における仮停止の状態や、確定表示前の揺れ変動の状態では、移動を継続してもよいし、停止してもよい。また、第4表示手段M’で装飾図柄の変動表示が行われている場合に限って、上記のように停止動作するようにしてもよい。さらに、図柄変動表示が確定表示するタイミングに合わせて、第4表示手段M’は、初期位置、あるいは最大移動位置、あるいは所定の停止位置に位置して停止するように構成されていてもよい。
図181(カb1)は、第4表示手段208M’の初期位置が、第1装飾図柄表示装置208Lの上方である例を示す。この例では、第1装飾図柄表示装置208Lに保留枠UIが表示されており、ミニゲームも第1装飾図柄表示装置208Lで行われる。図181(カb1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lにおける演出アイコン表示領域DISの右ベースアイコンbIrには、「番長」のアイコン変化予告表示IYHが表示されている。また、図181(カb1)に示す第4表示手段208M’には、背景画像が図示省略されずに表示されている。続く図181(カb2)に示す第4表示手段208M’には、ストックした予告アイコンYMの名称(ここでは「変化」)が、帯アイコンOBI’として表示されている。すなわち、予告アイコンYMがストックされると、第4表示手段208M’にもその名称が表示される。なお、表示の仕方は、帯アイコンOBI’に限らず、全画面であってもよい。
図181(カb3’)に示す例は、第4表示手段208M’から第1装飾図柄表示装置208Lにかけて帯アイコンOBI’’が表示されており、その帯アイコンOBI’’には、ストックした予告アイコンYMの名称(ここでは「変化」)が示されている。帯アイコンOBI’’における予告アイコンYMの名称は、第4表示手段208M’と第1装飾図柄表示装置208Lを跨いで表示されている。
なお、図181(カb3’)に示す例についても、図180(オe)や同図(オf)を用いて説明した、第1装飾図柄の表示領域を狭めながら帯アイコンOBIを表示する仕方を適用可能である。すなわち、帯アイコンOBI’’のうちの、第1装飾図柄表示装置208Lに表示されている部分が、第1装飾図柄の表示領域を狭めることになる。なお、第4表示手段208M’が移動し、第1装飾図柄表示装置208Lにオーバーラップする領域が拡大していく場合にも、第1装飾図柄表示装置208Lに表示されている第1装飾図柄の表示領域を、第4表示手段208M’の移動に合わせて、同様に狭めるようにしてもよい。
以上説明した第4表示手段208M’は、第2装飾図柄表示装置208Mに置き換えることもできるし、第3装飾図柄表示装置208Nに置き換えることもできるし、他の表示手段(例えば、導光板IL、後述するPOVディスプレイ224I等)にも置き換えることができる。
続いて、他の演出手段を用いた演出例について説明する。
図181(カc1)に示す状態は、図155(あ7)に示す状態と同じであり、続く図174(カc2)では、第1装飾図柄表示装置208Lの左右に、ミニゲーム専用役物225が出現している。ミニゲームBのじゃんけん対決は、変動アイコンh0の村人のキャラクタと対戦相手アイコンTIのパンダのキャラクタの表示によるだけではなく、このミニゲーム専用役物225によっても行われる。ミニゲーム専用役物225では、左側が変動アイコンh0の村人のキャラクタになり、右側が対戦相手アイコンTIのパンダのキャラクタになる。ミニゲーム専用役物225の演出動作は、じゃんけん対決アニメーションが開始された後に開始されてもよいし、じゃんけん対決アニメーションの開始と同時に開始されてもよいし、じゃんけん対決アニメーションが開始さる前から開始されていてもよい。なお、ミニゲームに勝利した場合に、その勝利を盛り上げる演出を、ミニゲーム専用役物225によって行ってもよいし、その他の可動演出手段(例えば、第4表示手段208M’や、図49に示す千両箱役物224H等)による可動演出によって行ってもよいし、発光手段による発光演出によって行ってもよい。
また、他の表示手段(例えば、第2装飾図柄表示装置208M、第3装飾図柄表示装置208N、第4表示手段208M、導光板IL、後述するPOVディスプレイ224I等)によっても、ミニゲームに関連する演出が行われてもよい。
図181(カd1)〜同図(カd5)は、POVディスプレイ224Iを用いた演出例を示す図である。
この例では、第1装飾図柄表示装置208Lよりも前側に、図50を用いて説明した、演出可動体としてのPOV(Persistence Of Vision)ディスプレイ224Iが設けられている。POVディスプレイ224Iは、バーサライタとも称され、上下方向に移動可能であって、第1装飾図柄表示装置208Lの前面側にオーバーラップ可能に構成されている。
図181(カd1)〜同図(カd3)に示す状態は、図155(あ7)〜図155(あ9−1)に示す状態と同じであり、図181(カd4)では、図155(あ9−1)に示す状態と同じ状態、すなわち、ミニゲームBのじゃんけん対決が行われ、変動アイコンh0の村人のキャラクタが、対戦相手アイコンTIのパンダのキャラクタに勝利した状態である。図181(カd4)では、第1装飾図柄表示装置208Lの前面側にPOVディスプレイ224Iが出現し、そのPOVディスプレイ224Iには、ミニゲームに勝利して獲得した予告アイコンYIの絵柄と「GET」の文字が表示されている。ここで、POVディスプレイ224Iが定速で回転している状態であっても、POVディスプレイ224Iの奥側の表示領域(第1装飾図柄表示装置208Lの表示領域)は視認可能であり、その表示領域で演出表示を行ってもよい。また、POVディスプレイ224Iが静止状態から定速状態に達するまでの加速中の状態や、定速状態から静止状態に戻るまでの減速中の状態は、定速状態よりも、上記表示領域がより見えやすく、加速中の状態や減速中の状態でも、上記表示領域で演出表示を行ってもよい。あるいは、加速中の状態や減速中の状態に限って、上記表示領域で演出表示を行ってもよい。また、加速中の状態や減速中の状態では、少なくとも上記表示領域(第1装飾図柄表示装置208Lの表示画面全域であってもよい)を暗くしてPOVディスプレイ224Iの表示を目立たせるようにしてもよい。あるいは、加速中の状態では上記表示領域に演出表示を行っておき、定速状態になったら少なくとも上記表示領域を暗くしてもよい。
図181(カd5)では、POVディスプレイ224Iは、第1装飾図柄表示装置208Lの前面側の位置から初期位置に戻っており、第1装飾図柄表示装置208Lの表示画面が視認容易になっている。
図182は、第2装飾図柄表示装置208Mと第3装飾図柄表示装置208Nを用いた演出例を示す図である。
図182(カe1)に示す状態は、図155(あ1)に示す状態と同じである。ただし、第2装飾図柄と第2保留数表示は、第2装飾図柄表示装置208Nに表示されている。図182(カe1)に示す第2装飾図柄表示装置208Mも第3装飾図柄表示装置208Nも、互いの初期位置にあり、開いた状態(離間した状態)であって、第1装飾図柄表示装置208Lの表示画面は視認可能である。
図182(カe2)に示す状態は、図155(あ3−1)に示す状態と同じであり、図182(カe3)に示す状態は、図155(あ4)に示す状態と同じである。
図182(カe4)に示す状態は、これまで第1保留であった保留が消化され、図柄変動表示が開始されている状態である。図182(カe4)に示す第1装飾図柄表示装置208Lに表示されている第1装飾図柄は停止表示したままであるが、第3装飾図柄表示装置208Nに表示されている第2装飾図柄では、変動表示が開始され、同じく第3装飾図柄表示装置208Nに表示されている第2保留数表示では、特図1の保留数が1つ減って「2」になっている。
図182(カe5)では、ミニゲームB用の対戦相手アイコンの登場アニメーションが開始されており、第2装飾図柄表示装置208Mと第3装飾図柄表示装置208Nに、エフェクト画像EF1’が分かれて表示されており、第1装飾図柄表示装置208Lには表示されていない。
図182(カe6)では、それまで初期位置にあった第2装飾図柄表示装置208Mと第3装飾図柄表示装置208Nが、互いに接近し始めており、第1装飾図柄表示装置208Lに表示されている第1装飾図柄の両端に第2装飾図柄表示装置208Mと第3装飾図柄表示装置208Nが、オーバーラップしている。
図182(カe7)では、第2装飾図柄表示装置208Mと第3装飾図柄表示装置208Nが当接し、完全に閉まった状態であり、第1装飾図柄表示装置208Lの表示画面は見えなくなっている。第2装飾図柄表示装置208Mと第3装飾図柄表示装置208Nが当接することで、これまで分かれていたエフェクト画像EF1’が一つになって表示されている。
図182(カe8)では、エフェクト画像EF1’が消え、第2装飾図柄表示装置208Mには変動アイコンh0の村人のキャラクタが表示され、第3装飾図柄表示装置208Nには対戦相手アイコンTIのパンダのキャラクタが表示されている。また、第2装飾図柄表示装置208Mの左上隅には、出現領域ASが枠に囲まれて表示されており、中には、図152(a)に示すNo.1の「箱」の予告アイコンYIが表示されている。第3装飾図柄表示装置208Nには、対戦相手アイコンTIのパンダのキャラクタの上に、ミニゲームBのじゃんけん対決の回数表示(ここでは「1回目」)が示されている。なお、ここでの回数表示は、現在の対決回数を示すものであるが、この後、じゃんけん対決が何回行われるかを予告する回数表示(例えば、「あと3回」)であってよい。この例によれば、保留アイコンが非表示になっている。
図182(カe9)に示す状態は、図155(あ3−7)に示す状態と同じであり、ミニゲームBのじゃんけん対決が開始される。
図182(カe10)に示す状態は、図155(あ9−1)に示す状態と同じであり、変動アイコンh0の村人のキャラクタが、対戦相手アイコンTIのパンダのキャラクタに勝利した状態である。
図182(カe11)に示す状態は、図155(あ10)に示す状態に相当する状態であり、予告アイコンYIのストックアニメーションが開始され、第2装飾図柄表示装置208Mと第3装飾図柄表示装置208Nを跨ぐようにして、予告アイコンYIが一旦大きく表示されている。大きく表示された予告アイコンYIの一部によって、変動アイコンh0の村人のキャラクタの一部も、対戦相手アイコンTIのパンダのキャラクタの一部も、オーバラップされている。
図182(カe12)に示す状態は、図155(あ11)に示す状態と同じ状態であり、予告アイコンYIは、第3装飾図柄表示装置208Nに設けられたストック領域SS内の第1ストック位置に表示(ストック表示)されている。なお、この例では、出現領域ASとストック領域SSは異なる図柄表示装置にて表示されているが、同じ図柄表示手段に表示されてもよい。
図182(カe13)に示す状態は、現在行われている図柄変動表示におけるミニゲームBのじゃんけん対決が終了したことにより、変動アイコンh0の村人のキャラクタは消え、対戦相手アイコンTIのパンダのキャラクタは次変動でのじゃんけん対決を待っており、待機アニメーションを実行している。なお、第1装飾図柄表示装置208Lに表示されていた変動アイコンh0はここでは見えないが、第2装飾図柄表示装置208Mと第3装飾図柄表示装置208Nが開き、第1装飾図柄表示装置208Lの表示画面が視認可能になった場合には、デフォルトの表示態様の変動アイコンh0が、変動アイコン表示領域CIS’の台座hs0の上には表示されている。
図182(カe14)に示す状態は、図柄変動表示が終了した状態であり、対戦相手アイコンTIのパンダのキャラクタは依然として待機アニメーションを継続している。やがて、次変動が開始されると、第2装飾図柄表示装置208Mには変動アイコンh0の、村人のキャラクタが表示される。なお、変動アイコンh0のキャラクタとしては、図154(a)に示すNo.18の爺のキャラクタであったり、No.19の吉宗のキャラクタであったりもする。そして、2回目のじゃんけん対決が行われる。
なお、第2装飾図柄表示装置208Mも第3装飾図柄表示装置208Nも、図柄停止表示中に動作位置から移動しない(つまり、動作位置にて静止状態となる)ように構成されている。ただし、第2装飾図柄表示装置208Mも第3装飾図柄表示装置208Nも、図柄停止表示中に動作位置から移動する場合があってもよい。また、第2装飾図柄表示装置208Mも第3装飾図柄表示装置208Nも、初期位置と最大移動位置との間で移動中であっても、図柄変動表示が確定表示している期間のうちの少なくとも一部の期間、あるいは全部の期間において、静止状態を維持するように構成されている。なお、擬似連演出における仮停止の状態や、確定表示前の揺れ変動の状態では、移動を継続してもよいし、停止してもよい。また、第2装飾図柄表示装置208Mで装飾図柄の変動表示が行われている場合に限って、あるいは第3装飾図柄表示装置208Nで装飾図柄の変動表示が行われている場合に限って、上記のように停止動作するようにしてもよい。さらに、図柄変動表示が確定表示するタイミングに合わせて、第2装飾図柄表示装置208Mや第3装飾図柄表示装置208Nは、初期位置、あるいは最大移動位置、あるいは所定の停止位置に位置して停止するように構成されていてもよい。
図182(カe15)に示す状態は、出現領域ASに、図152(a)に示すNo.2の「赤箱」の予告アイコンYIが表示されているが、2回目のじゃんけん対決で、変動アイコンh0の村人のキャラクタが、対戦相手アイコンTIのパンダのキャラクタに敗れた状態である。この図182(カe15)に示す第3装飾図柄表示装置208Nには、対戦相手アイコンTIのパンダのキャラクタの上に、ミニゲームBのじゃんけん対決の回数表示として「2回目」が示されている。
図182(カe16)では、第2装飾図柄表示装置208Mと第3装飾図柄表示装置208Nに跨るようにして、じゃんけん対決が終了したことが報知されている。図182(カe17)では、これまで閉まっていた第2装飾図柄表示装置208Mと第3装飾図柄表示装置208Nが開き始め、第1装飾図柄表示装置208Lの表示画面が見えている。図182(カe18)では、第2装飾図柄表示装置208Mも第3装飾図柄表示装置208Nも初期位置に戻っており、図182(カe18)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、「装飾4」−「装飾4」−「装飾7」のハズレの装飾図柄の組み合わせが確定表示されている。
以上説明した第2装飾図柄表示装置208Mおよび第3装飾図柄表示装置208Nは、、図181に示す第4表示手段208M’に置き換えることもできるし、他の表示手段(例えば、導光板IL、後述するPOVディスプレイ224I等)にも置き換えることができる。
また、これまでの説明では、図152(b)に示すデフォルト色の「変化」の予告表示では、表示態様のレベルを1段上げる予告の表示であり、第1表示態様(デフォルトの表示態様)で表示されていれば、第2表示態様(白点滅の表示態様)に変化することを予告し、実際にも第2表示態様(白点滅の表示態様)に変化していたが、第1表示態様(デフォルトの表示態様)で表示態様されている場合に限って、2段階上げる予告の表示とし、第3表示態様(青の表示態様)に変化させるようにしてもよい。なお、第2表示態様(白点滅の表示態様)以上で表示態様されている場合には、1段上げる予告の表示であり、実際にも1段階しか変化させないようにする。
なお、或るミニゲームの実行中において、該ミニゲームとは別の予告によって予告アイコンがストックされる場合があってもよいが、ミニゲームの実行中においては該ミニゲームとは別の予告によって予告アイコンがストックされないように構成されていてもよい。
なお、ミニゲームが発生する可能性があることを他の予告(例えば、ミニゲーム準備中表示や「ミニゲーム高確中」と記載されたテロップ表示などで)事前に報知してもよい。
なお、ミニゲームが開始される前またはミニゲームの実行中において、予告アイコンが獲得されやすい状況であることを他の予告(例えば、「予告アイコン獲得高確中」と記載されたテロップ表示などで)によって報知してもよい。ここで、予告アイコンが獲得されやすい状況とは、他の予告によって予告アイコンが獲得されやすい状況であることが報知されていない場合よりも予告アイコンが獲得されやすいことを示している。
なお、予告アイコンが或る組合せでストックされた場合(例えば、最大3つの予告アイコンがストック出来る場合において、「箱」、「赤箱」、「金箱」がストックされる組合せや「金箱」が3つストックされる組合せ)に、予告アイコンが全て消化される図柄変動表示において大当りが確定するように構成されていてもよい。この場合、予告アイコンは、先読み予告に関するアイコンとして使用される場合があってもよいし、通常予告に関するアイコンとして使用される場合があってもよい。
なお、予告アイコンを獲得するミニゲームにおいて、当該変動の予告が行われる場合があってもよい。例えば、図161(う13)等に示す絨毯は静止状態であるが、その絨毯が矢から逃げるようなアニメーションが表示された場合には、そのアニメーションの表示が、そのときに行われている図柄変動表示における大当りに関する予告(通常予告)に相当する。また、このアニメーションの表示が出現率が低い表示であれば、大当り確定の予告であってもよい。
また、図161(う13)に示す状態で、絨毯が矢から逃げるようなアニメーションが表示され、その変動でスーパーリーチ演出が行われたにも関わらず、その変動でハズレてしまった場合には、ミニゲームAは終了してしまう場合があってもよい。この場合には、第1保留アイコンh11であった吉宗(弓)のアイコンが、デフォルトの表示態様の保留アイコンに変化してもよいし、吉宗(弓)のアイコンのままであってもよい。吉宗(弓)のアイコンのままである場合には、白点滅対応(第2表示態様レベル)の保留アイコンになる。また、デフォルトの表示態様への変化タイミングは、上記スーパーリーチ中(例えば、ワイプ演出中)であってもよい。また、次変動開始時に、デフォルトの変動アイコンh0として表示されてもよい。さらに、絨毯が矢から逃げるようなアニメーションが表示されたときに変動アイコンh0であった吉宗(弓)のアイコンは、上記スーパーリーチ中(例えば、ワイプ演出中)に消えてもよいし、上記スーパーリーチ中(例えば、ワイプ演出中)に一旦消えて、デフォルトの表示態様で再表示されてもよい。
なお、予告アイコンがb個(a<b)ストックされている方が、a個(aは0以上の整数)ストックされている場合よりも予告アイコンが全て消化される図柄変動表示にて大当りとなりやすいように構成されていてもよい。
図183は、図154(b)に示すアイコン変化予告の表示を用いた演出例を段階的に示す図である。
図183(A1−1)は、特図1について第1装飾図柄(第3図柄)が高速変動中であり、特図1の第1保留アイコンh11と第2保留アイコンh12が表示されている。これら2つの保留アイコンh11,h12はともにデフォルトの表示態様(第1表示態様)で表示されている。また、変動アイコン表示領域CISの台座hs0には、デフォルトの表示態様(第1表示態様)の変動アイコンh0が表示されている。
図183(A2−1)では、図154(b)に示すNo.5の「赤爆撃機」のアイコンIHIが画面右端に登場し、アイコン変化アニメーションが開始される。すなわち、ここで表示された「赤爆撃機」のアイコンIHIがアイコン変化予告の表示に相当する。アイコン変化アニメーションでは、「赤爆撃機」のアイコンIHIが右から左に向かって飛行する間に、保留アイコンめがけて銃弾を発射する。なお、「赤爆撃機」のアイコンIHIは、目標となる保留アイコンの手前で一時停止する場合もある。また、この一時停止は、対象となるアイコンを偽装するガセの一時停止である場合もある。なお、「赤爆撃機」のアイコンIHIは、前述したストック領域SSを通過するアニメーションを行っている。ここで、予告アイコンがストックされている場合に、ストックされた予告アイコンによって「赤爆撃機」のアイコンIHIがオーバーラップされてもよく、逆に「赤爆撃機」のアイコンIHIによってストックされた予告アイコンがオーバーラップされてもよい。
図183(A3−1)では、赤色の爆撃機のアイコンRBIから赤色の銃弾アイコンBTIが発射されている。すなわち、「赤爆撃機」のアイコンIHIは、赤色の爆撃機のアイコンRBIと赤色の銃弾アイコンBTIから構成されている。ここでの目標は第1保留アイコンh11である。図183(A4−1)では、その第1保留アイコンh11に、銃弾アイコンBTIが前側からオーバーラップしている。図183(A5)では、銃弾アイコンBTIが第1保留アイコンh11に命中し、第1保留アイコンh11がエフェクト画像EF14によって覆われている。そして、図183(A6)では、エフェクト画像EF14が消え、第1保留アイコンh11が、デフォルトの表示態様から、「赤爆撃機」と同じ表示態様である赤色の表示態様(第5表示態様)へ変化している途中であり、同図(A7)において、その変化が完了している。この例では、アイコン変化アニメーションは、図183(A2−1)〜同図(A7)直前までのアニメーションになる。なお、この例では、「赤爆撃機」のアイコンIHIが画面から消え去った後に、アイコンの表示態様変化が完了しているが、「赤爆撃機」のアイコンIHIが画面から消え去る前に、アイコンの表示態様変化が完了してもよいし、「赤爆撃機」のアイコンIHIが画面から消え去るのと同時に、アイコンの表示態様変化が完了してもよい。
なお、赤色の爆撃機のアイコンRBIからは、赤色の銃弾アイコンBTIが必ず発射される構成であってもよいし、他の色の銃弾アイコンBTIが発射される構成であってもよい。この場合、爆撃機の色によって、アイコンの変化態様が決まってもよいし、銃弾の色によって、アイコンの変化態様が決まってもよい。あるいは、赤色の爆撃機のアイコンRBIから金色の銃弾アイコンBTIが発射された場合は、上位の方(ここでは金色)の色によって、アイコンの変化態様が決まってもよいし、下位の方(ここでは赤色)の色によって、アイコンの変化態様が決まってもよい。
図183(A1’)では、特図1について第1装飾図柄(第3図柄)が高速変動中であり、特図1の第1保留アイコンh11と第2保留アイコンh12が表示されている。これら2つの保留アイコンh11,h12のうち、第1保留アイコンh11は緑色の表示態様(第4表示態様)で表示されており、第2保留アイコンh12はデフォルトの表示態様(第1表示態様)で表示されている。また、変動アイコン表示領域CISの台座hs0には、デフォルトの表示態様(第1表示態様)の変動アイコンh0が表示されている。
図183(A2’)では、図154(b)に示すNo.4の「爆撃機」のアイコンIHIが画面右端に登場し(表示され)、アイコン変化アニメーションが開始される。ここでのアイコン変化アニメーションでも、先の例と同じく、銃弾アイコンBTIが第1保留アイコンh11に命中し、第1保留アイコンh11がエフェクト画像EF14によって覆われている(図183(A5’))。この例では、アイコン変化予告の表示として「爆撃機」のアイコンIHIが用いられているため、緑色の表示態様(第4表示態様)に対しては表示態様を1段階上げる。図183(A7)では、緑色の表示態様(第4表示態様)であった第1保留アイコンh11が、赤色の表示態様(第5表示態様)に変化している。なお、「爆撃機」のアイコンIHIによるアイコン変化アニメーションでは、デフォルトの表示態様(第1表示態様)の保留アイコンであれば、1回目の攻撃に限っては白点滅を飛ばして青色まで昇格させることができるが、2回目以降の攻撃では1段階ずつしか上げることができないため、赤色の表示態様(第5表示態様)の保留アイコンまで昇格させるには、合計3回の攻撃(デフォルト色→青色→緑色→赤色)が必要になる。なお、1回目の攻撃でも1段階しか上げない(つまり、デフォルト色→白点滅)ように構成されていてもよい。
図183(A3−2−1)は、図183(A2−1)から続く変形例であり、「赤爆撃機」のアイコンIHIを用いたアイコン変化アニメーションが開始されている。このアイコン変化アニメーションでは、目標は、デフォルトの表示態様で表示されている変動アイコンh0になる。図183(A3−2−3)では、銃弾アイコンBTIが変動アイコンh0に命中し、変動アイコンh0がエフェクト画像EF14によって覆われ、同図(A3−2−4)では、変動アイコンh0が、赤色の表示態様(第5表示態様)へ変化している。
なお、ここでの例は、「赤爆撃機」のアイコンIHIを用いた例であったが、図183(A2’)に示す「爆撃機」のアイコンIHIを用いたアイコン変化アニメーションでも変動アイコンh0が目標にされる場合がある。この場合、目標がデフォルトの表示態様で表示されている変動アイコンh0であれば、その変動アイコンh0は青色の表示態様に変化するが、目標が緑色の表示態様で表示されている変動アイコンh0であれば、その変動アイコンh0は赤色の表示態様に変化する。
図183(A4−2−1)は、図183(A2−1)から続く変形例であり、「赤爆撃機」のアイコンIHIを用いたアイコン変化アニメーションが開始されている。このアイコン変化アニメーションでは、図183(A4−2−1)〜同図(A4−2−3)に示すように、赤色の爆撃機のアイコンRBIが、赤色の銃弾アイコンBTIを発射してからアイコン(ここでは第1保留アイコンh11)の表示態様の変化が終了するまで、目標となる保留アイコンの手前で一時停止する。そして、赤色の爆撃機のアイコンRBIは、図183(A4−2−4)〜同図(A4−2−6)に示すように、アイコンの表示態様の変化が終了すると、画面左端に向けて飛び去っていく。
図183(A2−2−1)は、図183(A1−1)から続く変形例である。ただし、この変形例では、第1保留アイコンh11の表示態様が、白点滅の表示態様(第2表示態様)である。白点滅の表示態様は、表示開始後、表示態様が変化する可能性があることを示唆する表示態様であってもよい。すなわち、第2表示態様(白点滅の表示態様)は、第1表示態様よりも、表示開始後に表示態様が変化しやすく、第3表示態様よりも、表示開始後に表示態様が変化しやすい表示態様であってもよい。第2表示態様(白点滅の表示態様)のアイコンが表示されている状態で、図154(b)に示すアイコン変化予告の表示が表示されると(例えば、「赤爆撃機」のアイコンIHIが登場すると)、第2表示態様(白点滅の表示態様)のアイコンに注目が集まる。
図183(A2−2−2)では、第1保留アイコンh11に向けて銃弾アイコンBTIが発射され、銃弾アイコンBTIが第1保留アイコンh11に命中し、同図(A2−2−4)では、その第1保留アイコンh11が、赤色の表示態様(第5表示態様)へ変化している。
なお、第2表示態様(白点滅の表示態様)のアイコンが変化するのではなく、他のアイコン(この場合であれば、第1保留アイコンh11の隣のアイコンである第2保留アイコンh12、あるいは変動アイコンh0)が変化する場合があってもよく、あるいは、第2表示態様(白点滅の表示態様)のアイコンとともに他のアイコンも変化してもよい。また、第2表示態様のアイコンが表示されていても、アイコンの表示態様の変化が生じない場合(ガセ演出の場合)があってもよい。あるいは反対に、第2表示態様のアイコンが表示されている場合には、アイコンの表示態様の変化が必ず生じるように構成してもよい。なお、第2表示態様のアイコンが表示されている場合に、該第2表示態様のアイコンの隣のアイコン(例えば、第2表示態様のアイコンが第1保留アイコンであれば第2保留アイコン。変動アイコンであってもよい。)が変化しやすい状態であることが予告されていてもよい。ここでは、第2表示態様(白点滅の表示態様)の第1保留アイコンh11を基準に、その隣のアイコン(第2保留アイコンh12あるいは変動アイコンh0)のみが変化してもよいし、第1保留アイコンh11とともにその隣のアイコンも変化してもよいことを説明したが、第2表示態様といった汎用性のある表示態様ではなく、他の態様(例えば、戦車の態様)であってもよい。戦車の態様であれば、その戦車の主砲が向くアイコンが変化するかもしれないことを予告してもよい。また、戦車の態様に代えて、図154(a)に示す、No.10の「タイマ」の種類の表示態様であってもよく、No.8の「ボタンA」の種類の表示態様やNo.9の「ボタンB」の種類の表示態様であってもよい。
図184は、図183に示した演出例の変形例を示す図である。
図184(A3−3−1)は、図183(A2−1)から続く変形例であり、「赤爆撃機」のアイコンIHIが登場しても、アイコン変化アニメーションが開始されない例である。すなわち、この例では、「赤爆撃機」のアイコンIHIを用いた、アイコン不変化アニメーションが開始される。ここでのアイコン不変化アニメーションでは、銃弾アイコンBTIが発射されず、赤色の爆撃機のアイコンRBIが、保留枠UIの上を飛び去るだけである(図184(A3−3−1)〜同図(A3−3−3))。したがって、表示されている全ての保留アイコンの態様が変化していない。また、変動アイコンh0の態様も変化していない。なお、アイコン不変化アニメーションでは、「赤爆撃機」のアイコンIHIが途中で非表示になってもよい。
この例のように、赤色の爆撃機のアイコンRBIが素通りした場合であっても、赤色の爆撃機のアイコンRBIが登場しなかった場合に比べて、全ての保留アイコン(デフォルトの表示態様の保留アイコンも含む)が、大当りの信頼度が高い先読み予告であってもよい。また、変動アイコンh0についても同様に、大当りの信頼度が高い通常予告であってもよい。あるいは、表示されているアイコンの中に、白点滅の表示態様等の先読み予告の表示態様の保留アイコンがあれば、それらの保留アイコンが、赤色の爆撃機のアイコンRBIが登場しなかた場合に比べて、大当りの信頼度が高い先読み予告であってもよく、変動アイコンの表示態様が通常予告の表示態様であれば、変動アイコンが、赤色の爆撃機のアイコンRBIが登場しなかた場合に比べて、大当りの信頼度が高い通常予告であってもよい。
図184(A3−4−1)も、図183(A2−1)から続く変形例であり、ここでも、アイコン不変化アニメーションが実行される。このアイコン不変化アニメーションでは、赤色の爆撃機のアイコンRBIから赤色の銃弾アイコンBTIが発射されるが、銃弾アイコンBTIは、いずれのアイコンh0、h11,h12にも命中しない。すなわち、赤色の爆撃機のアイコンRBIから発射された赤色の銃弾アイコンBTIは、図184(A3−4−2)〜同図(A3−4−4)に示すように、保留アイコンの上を飛んでいって、画面外に消えたり、あるいは、保留アイコンや変動アイコンにオーバーラップするものの、そのまま斜め下に抜けていってもよい。また、発射された銃弾アイコンBTIが、目標となるアイコンとは異なるアイコンにオーバーラップするものの、エフェクト画像EF14が発生しないまま、画面外に飛んでいってしまう場合があってもよい。さらには、発射された銃弾アイコンBTIが、保留アイコンが表示されていれば保留アイコンにオーバーラップする軌跡であるが、保留アイコンが表示されていないため(図184(A3−4−3)の点線参照)、保留アイコンにオーバーラップしない(命中しない)軌跡を通って画面外に飛んでいってしまう場合があってもよい。。この図184(A3−4−4)では、表示されている全ての保留アイコンの態様が変化していない。
なお、図184(A3−4−3)では、銃弾アイコンBTIよりも赤色の爆撃機のアイコンRBIの方が、先に画面外に飛び去っているが、この逆であってもよいし、同じであってもよい。
また、図184(A3−3−1)〜同図(A3−3−3)に示す例や、図184(A3−4−1)〜同図(A3−4−4)に示す例は、「赤爆撃機」のアイコンIHIを用いた例であったが、図183(A2’)に示す「爆撃機」のアイコンIHIを用いたアイコン不変化アニメーションが実行される場合もある。さらに、図154(b)に示すNo.6の「金爆撃機」のアイコンを用いたアイコン変化アニメーションやアイコン不変化アニメーションが実行される場合もある。
また、変動アイコンh0を目標に銃弾アイコンBTIが発射されたが、その変動アイコンh0に命中せず、いずれの保留アイコンh11,h12にも命中しないアイコン不変化アニメーションが実行される場合もある。
また、「爆撃機」のアイコンIHI等のアイコン変化予告の表示が表示されても、アイコン変化予告の表示を用いたアニメーションは行われず、表示されたアイコン変化予告は、静止したままの表示を行った後、消えてもよい。さらに、「赤爆撃機」のアイコンIHIによってアイコン変化アニメーションが行われなかった場合や、「赤爆撃機」のアイコンIHIによってアイコン不変化アニメーションが行われなかった場合であっても、「赤爆撃機」のアイコンIHI表示されなかった場合よりも「赤爆撃機」のアイコンIHIが表示される図柄変動表示の開始時点で表示されているアイコンが最終的に「赤色」表示態様に変化しやすいように構成されていてもよいし、「赤爆撃機」のアイコンIHI表示されなかった場合と「赤色」表示態様の変化のしやすさが同じであってもよい。
また、アイコン変化予告の表示による保留変化が失敗しても、保留変化をしようとした対象の保留(この例では第1保留アイコンh11の保留)は、保留変化の対象にならなかった保留(この例では第2保留アイコンh12の保留)よりも、大当りしやすい保留であってもよい。また、同じ表示態様の保留アイコン(例えば、白点滅の表示態様(第2表示態様)の保留アイコン)であっても、白点滅から青に変化するのを失敗して白点滅のままである保留アイコンのほうが、保留変化の対象にならなかった白点滅の保留アイコンよりも、大当りの信頼度が高い先読み予告であってもよい。また、変動アイコンh0についても同様に、大当りの信頼度が高い通常予告であってもよい。
図184(A3−5−1)も、図183(A2−1)から続く変形例であるが、ここでは、アイコン不変化アニメーションのように見えて、最後には銃弾アイコンBTIが命中するアイコン変化アニメーションの一例である。すなわち、先のアイコン不変化アニメーションのシーン(図184(A3−4−2))と同じシーン(図184(A3−5−2)が表示されるが、銃弾アイコンBTIは戻ってきて、第1保留アイコンh11に命中し(同図184(A3−5−3)では、第1保留アイコンh11がエフェクト画像EF14によって覆われている。この後は、図183(A7)と同じである。このアイコン変化アニメーションでは、途中までアイコン不変化アニメーションと同じシーンが再生されており、銃弾アイコンBTIの軌道も、アイコン不変化アニメーションにおける銃弾アイコンBTIの軌道と途中までは一致している。ただし全く別の軌道を通って戻ってきて目標アイコンに命中してもよい。あるいは、銃弾アイコンBTIは一旦画面から消え去った後に、戻ってきて目標アイコンに命中してもよい。図184(A3−5−4)の後は、図183(A7)に続く。
図184(A3−6−1)も、図183(A2−1)から続く変形例であるが、ここでは、ボタン画像がアイコン変化予告の表示に付加され、ボタン演出との複合演出になる。
最初、赤色の爆撃機のアイコンRBIが登場し、アイコン変化アニメーションあるいはアイコン不変化アニメーションが開始される。その後、赤色の爆撃機のアイコンRBIは、目標となる保留アイコンの手前で一時停止する(図184(A3−6−1))。すると、赤色の爆撃機のアイコンRBIにボタン画像136aが付加される(図184(A3−6−2))。ここでは、操作有効期間の残時間を表す残時間表示メータMTは付加されていないが、付加されていてもよい。また、ボタン画像136aが付加された時点から操作有効期間が開始していてもよいし、しばらく経ってから開始してもよい。
図184(A3−6−3)のタイミングは、上記操作有効期間内であり、このタイミングで、遊技者がチャンスボタン136を操作する。チャンスボタン136が上記操作有効期間内に操作されたことに応じて、図184(A3−6−4)では、赤色の爆撃機のアイコンRBIから赤色の銃弾アイコンBTIが発射されている。なお、銃弾アイコンBTIの発射は、チャンスボタン136が操作されたことを条件に実行されてもよいし、チャンスボタン136が操作されることなく操作有効期間が経過した場合にも実行されてもよい。また、銃弾アイコンBTIの発射は、チャンスボタン136が操作有効期間内に操作された場合にのみ発射されてもよい。さらには、銃弾アイコンBTIの発射は、チャンスボタン136が操作があってもなくても行われるが、チャンスボタン136の操作がなかった場合は、チャンスボタン136の操作があった場合に比べて、目標のアイコンに命中しにくくてもよいし、チャンスボタン136の操作がなかった場合は、目標のアイコンに絶対に命中しなくてもよい。また、銃弾アイコンBTIが目標のアイコンに命中しなかった場合には、別のアイコン変化アニメーションあるいはアイコン不変化アニメーションが行われてもよい。
図184(A3−7−1)も、図183(A2−1)から続く変形例であるが、ここでは、第1保留アイコンh11が、ボタン画像の態様である。すなわち、図154(a)に示すNo.8の「ボタンA」のアイコンである。この「ボタンA」のアイコンは、ボタン操作によるアイコン変化予告が行われることを予告するアイコンである。続く、図184(A3−7−2)では、図184(A3−6−2)と同じく、赤色の爆撃機のアイコンRBIにボタン画像136aが付加されている。なお、ここでも残時間表示メータMTは付加されていないが、付加されていてもよい。
図184(A3−7−3)のタイミングは、上記操作有効期間内であり、このタイミングで、遊技者がチャンスボタン136を操作する。チャンスボタン136が上記操作有効期間内に操作されたことに応じて、図184(A3−7−4)では、赤色の爆撃機のアイコンRBIから赤色の銃弾アイコンBTIが発射されている。銃弾アイコンBTIは、「ボタンA」のアイコンである第1保留アイコンh11めがけて飛んでいく(図184(A3−7−5))。続く、図184(A3−7−6)では、銃弾アイコンBTIが第1保留アイコンh11に命中し、第1保留アイコンh11がエフェクト画像EF14によって覆われている。図184(A3−7−7)では、「ボタンA」のアイコンであった第1保留アイコンh11が、赤色の表示態様(第5表示態様)へ変化している。
図184(A3’−2−1)は、図183(A2’)から続く変形例である。すなわち、第1保留アイコンh11は、緑色の表示態様(第4表示態様)であり、第2保留アイコンh12は、デフォルトの表示態様(第1表示態様)である。この変形例では、図184(A3’−2−1)に示すように、白色の爆撃機のアイコンWBIが複数の白色の銃弾アイコンBTIを発射する。複数の銃弾アイコンBTIの発射は、同時であってもよいし、1発ずつ順番に発射されてもよい。ここでは2発の白色の銃弾アイコンBTIが、同時に発射されている。2発の銃弾アイコンBTIは、一部が互いに重なっている。ここでの目標のアイコンは、一つのアイコンであってもよいし、複数のアイコンであってもよい。すなわち、一発の銃弾アイコンBTIで一つの保留アイコンが攻撃される場合もあれば、複数発の銃弾アイコンBTIで一つの保留アイコンが攻撃される場合もある。この例では、第1保留アイコンh11と第2保留アイコンh12が目標のアイコンになる。第2保留アイコンh12を狙う銃弾アイコンBTIが手前に表示されており、第1保留アイコンh11を狙う銃弾アイコンBTIが奥側に表示されている。なお、この関係は逆であってもよい。また、複数の銃弾アイコンBTIが重ならないようにしてもよい。
図184(A3’−2−3)では、第1保留アイコンh11にも第2保留アイコンh12にも、銃弾アイコンBTI,BTIが一発ずつ命中し、第1保留アイコンh11も第2保留アイコンh12もそれぞれ、エフェクト画像EF14によって覆われている。図184(A3−7−7)では、緑色の表示態様(第4表示態様)であった第1保留アイコンh11が、赤色の表示態様(第5表示態様)へ変化し、デフォルトの表示態様(第1表示態様)であった第2保留アイコンh12が、青色の表示態様(第3表示態様)へ変化ている。
図185は、図183に示した演出例等の変形例を示す図である。
図185(A3−2−1)〜同図(A3−2−4)に示す演出例は、図184(A3’−2−1)〜図184(A3’−2−4)に示す演出例の変形例である。ここでは、「赤爆撃機」のアイコンIHIが登場している。また、第1保留アイコンは、白点滅の表示態様(第2表示態様)である。図185(A3−2−1)では、赤色の爆撃機のアイコンRBIが2発の赤色の銃弾アイコンBTIを発射している。発射された2発の銃弾アイコンBTIのうち1発は、第1保留アイコンh11に命中し、もう1発は、いずれのアイコンにも命中していない(図185(A3−2−3))。すなわち、先読み予告が行われている保留アイコンには命中し、先読み予告が行われていない保留アイコン(第2保留アイコンh12)には命中していない。図185(A3−2−3)では、命中した方の第1保留アイコンh11のみがエフェクト画像EF14によって覆われており、続く図185(A3−2−4)では、エフェクト画像EF14が消え、第1保留アイコンh11のみが、赤色の表示態様(第5表示態様)へ変化している。
なお、先読み予告が行われていない保留アイコンにも、銃弾アイコンBTIが命中する場合はある。また、先読み予告が行われていない保留アイコンのみに、銃弾アイコンBTIが命中する場合もある。あるいは、先読み予告が行われていない保留アイコンには、銃弾アイコンBTIが必ず命中してもよい。あるいは反対に、先読み予告が行われている保留アイコンには、銃弾アイコンBTIが必ず命中してもよい。
ここで、先読み予告が行われていない保留アイコン(第1表示態様の保留アイコン)に赤色の銃弾アイコンBTIが命中し、白点滅の表示態様(第2表示態様)である先読み予告が行われていた保留アイコンには銃弾アイコンBTIが命中しなかった場合は、先読み予告が行われていなかった保留アイコンの方が、これまで先読み予告が行われていた保留アイコンよりも、大当りの期待度が高い保留アイコンに変化したことになる。このように、表示態様が異なるアイコンに対しては、いずれのアイコンが赤色の表示態様に変化するのか、全てのアイコンが赤色の表示態様に変化するのか、あるいは、複数の赤色の銃弾アイコンBTIが発射されておきながら一つのアイコンも変化しないのか、といった色々なパターンが考えられ、煽り演出として有効に機能する場合がある。
なお、先読み予告が行われている保留アイコンの方が、先読み予告が行われていない保留アイコンよりも、銃弾アイコンBTIが命中しやすい、すなわち保留変化しやすいように構成されていてもよい。また、変動アイコンの方が、保留アイコンよりも、銃弾アイコンBTIが命中しやすい、すなわち保留変化しやすいように構成されていてもよい。
さらに、複数の銃弾アイコンBTIの発射は、図154(b)に示す「金爆撃機」のアイコンにも適用可能である。
図185(A3−8−1)も、図183(A2−1)から続く変形例であるが、ここでは、赤色の爆撃機のアイコンRBIが、変動アイコンh0の真上で一時停止する。そして、一時停止したのまま、赤色の爆撃機のアイコンRBIは、銃弾アイコンBTIを発射せず、図柄変動表示が終了する(図185(A3−8−2)。そして、次の図柄変動表示が開始されても、赤色の爆撃機のアイコンRBIは変動アイコンh0の真上で一時停止したままである。すなわち、ここでの赤色の爆撃機のアイコンRBIは、連続する図柄変動表示を跨いで表示されている。赤色の爆撃機のアイコンRBIは、次変動が開始されると、図185(A3−8−4)に示すように、第1保留アイコンh0に向けて赤色の銃弾アイコンBTIを発射する。このように、図柄変動表示を跨いだ場合は、アイコン変化に必ず成功するようにしてもよいし、図柄変動表示を跨いだ場合であっても、失敗する場合があってもよい。また、図柄変動表示を跨いだ場合は、保留アイコンはアイコン変化し、変動アイコンはアイコン変化しないようにしてもよいし、あるいはその逆に、変動アイコンはアイコン変化し、保留アイコンはアイコン変化しないようにしてもよい。
図185(A3−9−1)〜同図(A3−9−5)は、図184(A3−8−1)〜図184(A3−8−4)の変形例である。この例は、連続する図柄変動表示を跨いだ後の図柄変動表示であっても、銃弾アイコンBTIを発射する演出もしないで、「赤爆撃機」のアイコンIHIが飛び去っていく例である。
なお、連続する図柄変動表示を跨いだ後の図柄変動表示では、命中するかしないかは別として(アイコン変化するかしないかは別として)、銃弾アイコンBTIを発射する演出は必ず行われるようにしてもよい。
図185(A3−10−1)も、図183(A2−1)から続く変形例である。この例では、先読み対象変動の保留は、図185(A3−10−1)に示す第2保留アイコンh12が表す第2保留になる。保留アイコンの手前になる、変動アイコンh0の真上で一時停止した赤色の爆撃機のアイコンRBIは、その第2保留アイコンh12を目標に赤色の銃弾アイコンBTIを発射するが、命中せず(図185(A3−10−2))、図柄変動表示が終了する(図185(A3−10−3))。そして、次の図柄変動表示が開始されても、赤色の爆撃機のアイコンRBIは、変動アイコンh0の真上で一時停止しており(図185(A3−10−4)、)先読み対象変動の保留となる第1保留アイコンh11を目標に、赤色の銃弾アイコンBTIを発射するが、ここでも命中せず(図185(A3−10−5))、また図柄変動表示が終了する(図185(A3−10−6))。今度は、先読み対象変動であった保留が消化され、図柄変動表示が開始される。すなわち、ここで開始された図柄変動表示が、先読み対象変動であったことになり、変動アイコンh0を目標のアイコンとすべく、赤色の爆撃機のアイコンRBIは宙返りを行い、変動アイコンh0の手前の位置に戻り、変動アイコンh0を目標に、赤色の銃弾アイコンBTIを発射し(図185(A3−10−8))、画面左端に向かって飛び去っていく。ここで発射された銃弾アイコンBTIは、変動アイコンh0に命中し、第1保留アイコンh11がエフェクト画像EF14によって覆われている(図185(A3−10−10))。図示省略するが、変動アイコンh0は、エフェクト画像EF14が消えると、赤色の表示態様(第5表示態様)に変化している。
なお、図185(A3−10−9’)は、同図(A3−10−8)から続く変形例であるが、最終変動でも、命中しない場合がある。この結果、3回とも全て失敗したことになる。なお、この例では同じアイコンに対して赤色の爆撃機のアイコンによるアイコン不変化アニメーションが複数回行われているが、異なるアイコンに対して赤色の爆撃機アイコンによるアイコン不変化アニメーションが複数回行われてもよい。また、アイコン変化アニメーションについても、同じアイコンに対して複数回行われてもよいし、異なるアイコンに対して複数回行われてもよい。
図185(A2−3−1)は、図柄変動表示160(A1−1)から続く例であるが、アイコン変化予告の表示が複数登場してもよい。すなわち、図185(A2−3−1)では、「爆撃機」、「赤爆撃機」、「金爆撃機」といった全種類となる3種類の爆撃機のアイコンIHIが登場している。なお、登場するアイコン変化予告の表示の種類は、この例のように全部異なってもよいし、全部同じであってもよい。また、爆撃機といった系統は揃えてもよいし、揃えなくてもよい(例えば、「赤気球」、「金爆撃機」「赤飛空艇」)。
このように、複数の爆撃機のアイコンIHIが登場した場合には、全機でアイコン変化演出を行ってもよいが、図185(A2−3−2)に示すように、一機の爆撃機のアイコン(ここでは、「赤爆撃機」のアイコン)IHIのみが、アイコン変化演出を行ってもよいし、あるいは、一部となる複数の爆撃機のアイコンIHIが、アイコン変化演出を行ってもよい。
図185(A2−3−3)では、デフォルトの表示態様であった変動アイコンが、赤色の表示態様に変化しており、アイコン変化演出に成功したことになる。ただし、失敗する場合もある。また、複数の爆撃機のアイコンIHIによってアイコン変化演出を行う場合には、複数のアイコンが変化する場合があってもよいし、一のアイコンのみ変化する場合があってもよい。
また、「爆撃機」のアイコンであったり、図154(b)に示すNo.7の「飛空艇」のアイコンであったりする場合には、一機で2個のアイコンの変化を行うことができる。
図186は、図183に示した演出例等の変形例を示す図である。
図186(A1−2−1)は、特図1について第1装飾図柄(第3図柄)が高速変動中であり、特図1の第1保留アイコンh11が表示されている。この保留アイコンh11はデフォルトの表示態様(第1表示態様)で表示されている。また、変動アイコン表示領域CISの台座hs0には、デフォルトの表示態様(第1表示態様)の変動アイコンh0が表示されている。
図186(A1−2−2)では、特図1始動口230に入球があり、特図1の保留が一つ増加し、全部で2つになる。図186(A1−2−2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lの第2保留数表示では、特図1の保留数が「2」と表示されている。
図186(A1−2−3)では、第2保留アイコンh12が第2ステージhs2に表示されている。第2保留アイコンh12は、図154(a)に示すNo.12の「ルーレット」の表示態様のアイコンである。この「ルーレット」の表示態様のアイコンは、2択〜5択(青、緑、赤、金、虹)の中で選ばれたN択の表示態様が順番に切り替わって表示され、ルーレットで止まった表示態様に、この保留アイコン自身が変化する。この例では、青、緑、赤の3択であって、「青→緑→赤→青→」の順番に切り替わって表示される。すなわち、図186(A1−2−3)に示す「ルーレット」の表示態様の第2保留アイコンh12では「青色」の表示態様のアイコンが表示されており、同図(A1−2−4)に示す「ルーレット」の表示態様の第2保留アイコンh12では、「緑色」の表示態様のアイコンが表示されており、同図(A1−2−5)に示す「ルーレット」の表示態様の第2保留アイコンh12では、「赤色」の表示態様のアイコンが表示されている。以降の図面では、変動中を表す矢印のマークで表す。図186(A1−2−7)では、図柄変動表示が終了し、第1装飾図柄表示装置208Lでは、中央領域で第1装飾図柄が、ハズレの装飾図柄の組み合せ(「装飾4」−「装飾1」−「装飾7」)を停止表示し、左上の第2装飾図柄も、ハズレの装飾図柄の組み合せ(「装飾4」−「装飾1」−「装飾7」)を停止表示している。
図186(A1−2−8)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、中央領域において、第1装飾図柄の変動表示が開始されている。第1保留アイコンh11は、「ルーレット」の表示態様のアイコンである。また、この第1装飾図柄表示装置208Lには、「赤爆撃機」のアイコンIHIが表示されており、アイコン変化アニメーションが開始されている。すなわち、第1保留アイコンh11を目標に、赤色の爆撃機のアイコンRBIから赤色の銃弾アイコンBTIが発射される。
図186(A1−2−10)では、第1保留アイコンh11に、銃弾アイコンBTIが命中し、第1保留アイコンh11がエフェクト画像EF14によって覆われている。そして、図183(A1−2−11)では、エフェクト画像EF14が消え、第1保留アイコンh11では、「赤色」の表示態様のアイコンが見えている。図183(A1−2−11)に続く同図(A1−2−12)では、第1保留アイコンh11は、「赤色」の表示態様に変化している。また、「赤爆撃機」のアイコンIHIが画面左隅に消えようとしている。なお、「赤爆撃機」のアイコンIHIによってアイコン変化アニメーションが行われなかった場合や、「赤爆撃機」のアイコンIHIによってアイコン不変化アニメーションが行われなかった場合、すなわち、「赤爆撃機」を用いたアニメーションが行われなかった場合であっても、「赤爆撃機」のアイコンIHI表示されなかった場合よりも第1保留アイコンh11が「赤色」表示態様に変化しやすいように構成されていてもよいし、「赤爆撃機」のアイコンIHI表示されなかった場合と「赤色」表示態様の変化のしやすさが同じであってもよい。
図186(A1−3−1)〜同図(A1−3−7)に示す例は、図129を用いて説明したテロップ演出が実行される例である。
図186(A1−3−1)では、図柄変動表示が停止表示されており、同図(A1−3−2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、中央領域において、第1装飾図柄の変動表示が開始されている。続く図186(A1−3−3)では、テロップ演出が開始される。すなわち、第1装飾図柄の上方に、テロップ表示trpが表示されている。このテロップ表示trpには、保留アイコンの表示態様が変化する可能性が高いことが文字表示されており、アイコン変化予告の表示の一例に相当する。ここでのテロップ表示trpは、「保留変化高確中」といった文字表示が、画面の右から左に向けて流され続ける。
テロップ演出が開始された後、図186(A1−3−4)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lには、「赤爆撃機」のアイコンIHIが表示されており、アイコン変化アニメーションが開始されている。すなわち、テロップ演出が続く中、図186(A1−3−4)に示すように、第1保留アイコンh11を目標に、赤色の爆撃機のアイコンRBIから赤色の銃弾アイコンBTIが発射される。「保留変化高確中」といったテロップ表示trpが表示されている状態で、アイコン変化予告の表示としてのアイコン(ここでは「赤爆撃機」のアイコンIHI)が表示されると、「保留変化高確中」といったテロップ表示trpが表示されていない状態よりも、保留アイコンの表示態様が変化しやすいように構成されていてもよい。
図186(A1−3−7)では、第1保留アイコンh11に、銃弾アイコンBTIが命中し、第1保留アイコンh11がエフェクト画像EF14によって覆われている。やがて、エフェクト画像EF14が消えると、第1保留アイコンh11は、「赤色」の表示態様に変化している。
続いて、保留アイコンのシルエット予告が実行されている例について説明する。
図186(A1−4−1)では、図柄変動表示が終了し、第1装飾図柄表示装置208Lでは、中央領域で第1装飾図柄が、ハズレの装飾図柄の組み合せ(「装飾4」−「装飾1」−「装飾7」)を停止表示し、左上の第2装飾図柄も、ハズレの装飾図柄の組み合せ(「装飾4」−「装飾1」−「装飾7」)を停止表示している。
図186(A1−4−2)では、これまで第1保留であった保留が消化され、図柄変動表示が開始されている。図186(A1−4−3)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、中央領域の第1装飾図柄は停止表示したままであるが、左上の第2装飾図柄では、変動表示が開始され、右上の第2保留数表示では、特図1の保留数が1つ減って「2」になっている。また、保留アイコン表示領域HISおよび変動アイコン表示領域CISを覆うように、エフェクト画像EF15が発生し、保留アイコンも変動アイコンも見えなくなっている。
図186(A1−4−3)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、中央領域において、第1装飾図柄の変動表示が開始される。第1装飾図柄の変動表示が開始されると、エフェクト画像EF15が消え、保留アイコン表示領域HISおよび変動アイコン表示領域CISではシルエット予告が開始される。すなわち、保留アイコン表示領域HISおよび変動アイコン表示領域CISにわたって小屋silが出現する。この小屋silの内部の様子は、シルエット表示によって表示される。図186(A1−4−3)では、変動アイコンh0と、第1保留アイコンh11と、第2保留アイコンh12が、シルエット表示によって表示されている。シルエット表示は、アイコン等の色が、普段の色ではなく、影を表す色で表示されている。ここで開始されたシルエット予告は、保留アイコンの表示態様が変化しやすい状態であることを示す予告であったり、大当りの期待度が高い表示態様に変化する可能性がある保留アイコンが存在していることを示唆する予告であったりする。
シルエット予告が開始された後、図186(A1−4−4)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lには、「赤爆撃機」のアイコンIHIが登場し、アイコン変化アニメーションが開始される。すなわち、シルエット予告が行われている状態で、図186(A1−4−4)に示すように、赤色の爆撃機のアイコンRBIが、小屋silに近づいてくる。やがて、赤色の爆撃機のアイコンRBIは、小屋silをかすめながら通過し、通過中に、赤色の銃弾アイコンBTIを発射する。発射された銃弾アイコンBTIは、小屋の中に入ってシルエット表示によって表示される。
図186(A1−4−7)では、第1保留アイコンh11に、銃弾アイコンBTIが命中しそうな様子がシルエット表示によって表示されている。また、図186(A1−4−8)では、銃弾アイコンBTIが第1保留アイコンh11に命中し、第1保留アイコンh11がエフェクト画像EF14によって覆われている様子がシルエット表示によって表示されている。そして、図186(A1−4−9)では、第1保留アイコンh11が、「赤色」の表示態様に変化したことがわかるようにシルエット表示によって表示されている。なお、シルエット予告が終了するまでどの表示態様に変化したか分からないようにシルエット表示で表示されてもよい。
図187は、保留アイコンのシルエット予告が実行されている例の続きと、その他の演出例を示す図である。
図187(A1−4−10)では、図柄変動表示が終了し、第1装飾図柄表示装置208Lでは、中央領域で第1装飾図柄が、ハズレの装飾図柄の組み合せ(「装飾6」−「装飾4」−「装飾1」)を停止表示し、左上の第2装飾図柄も、ハズレの装飾図柄の同じ組み合せを停止表示している。
図187(A1−4−11)は、停止表示中(確定表示中)であり、変動アイコンh0が消え、同図(A1−4−12)も、停止表示中(確定表示中)であり、同図(A1−4−13)では、これまで第1保留であった保留、すなわち、「赤色」の表示態様に変化した第1保留アイコンの保留が消化され、図柄変動表示が開始されている。図187(A1−4−13)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、中央領域の第1装飾図柄は停止表示したままであるが、左上の第2装飾図柄では、変動表示が開始され、右上の第2保留数表示では、特図1の保留数が1つ減って「1」になっている。また、小屋silの中では、保留アイコンの移動アニメーションがシルエット表示で表示され、「赤色」の表示態様に変化した第1保留アイコンが、変動アイコンh0の位置に表示されていることがわかる。
図187(A1−4−14)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、中央領域において、第1装飾図柄の変動表示が開始されており、第1装飾図柄の変動表示が開始された後に、シルエット予告は終了し、図187(A1−4−15)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、赤色の表示態様に変化した変動アイコンh0が表示されている。
なお、「赤爆撃機」のアイコンIHIを用いたアイコン変化アニメーションによる演出によって、シルエット予告の演出自体も昇格する場合があってもよい。例えば、小屋silが昇格して家になって、保留アイコンが変化しやすくなったり、小屋silの色が赤色に変化して、保留アイコンの表示態様も赤色の表示態様になりやすくなってもよい。そして、シルエット予告が終了した後(小屋silが非表示となった後)、あるいは終了と同時に、保留アイコンの表示態様が変化してもよい。
図187(B1−1)〜同図(B8)は、アイコン変化予告の表示が表示されてから、そのアイコン変化予告の表示自体が昇格する例を示す図である。
図187(B1−1)は、特図1について第1装飾図柄(第3図柄)が高速変動中であり、特図1の第1保留アイコンh11と第2保留アイコンh12が表示されている。これら2つの保留アイコンh11,h12はともにデフォルトの表示態様(第1表示態様)で表示されている。また、変動アイコン表示領域CISの台座hs0には、デフォルトの表示態様(第1表示態様)の変動アイコンh0が表示されている。
図187(B2)では、アイコン変化予告の表示であるデフォルト色の「爆撃機」のアイコンIHIが画面右端に登場し(表示され)、アイコン変化アニメーションが開始される。ここでのアイコン変化アニメーションでは、「爆撃機」のアイコンIHIが、図187(B3−1)に示すように、変動アイコンh0の上で一時停止し、同図(B4)に示すように、「爆撃機」のアイコンIHIに、変化を煽る閃光表示がなされた後、「赤爆撃機」のアイコンIHIに昇格している。なお、この他にも、同じ爆撃機の系統内で昇格する場合(「爆撃機」のアイコンIHIが「金爆撃機」のアイコンIHIに昇格したり、「赤爆撃機」のアイコンIHIが「金爆撃機」のアイコンIHIに昇格したりする場合)があったり、異なる系統に変化する場合(「爆撃機」のアイコンIHIが「飛行艇」のアイコンIHIに昇格したり、「爆撃機」のアイコンIHIが「赤飛行艇」のアイコンIHIに昇格したりする場合)があってもよい。
図187(B6)では、赤色の爆撃機のアイコンRBIから赤色の銃弾アイコンBTIが発射されている。図187(B7)では、発射された銃弾アイコンBTIは、第1保留アイコンh11に命中し、第1保留アイコンh11がエフェクト画像EF14によって覆われている。そして、図187(B8)では、エフェクト画像EF14が消え、第1保留アイコンh11は、「赤色」の表示態様に変化している。
図187(B3−2−1)〜同図(B3−2−5)は、アイコン変化予告の表示自体がボタン演出によって昇格する例を示す図である。
図187(B3−2−1)は、図187(B2)から続く例であり、この図187(B3−2−1)に示す状態は、図187(B3−1)に示す状態と同じである。図187(B3−2−2)では、アイコン変化予告の表示である「爆撃機」のアイコンIHIの上にボタン画像136aが付加される。ここでは、操作有効期間の残時間を表す残時間表示メータMTは付加されていないが、付加されていてもよい。また、ボタン画像136aが付加された時点から操作有効期間が開始していてもよいし、しばらく経ってから開始してもよい。
図187(B3−2−3)のタイミングは、上記操作有効期間内であり、このタイミングで、遊技者がチャンスボタン136を操作する。チャンスボタン136が上記操作有効期間内に操作されたことに応じて、図184(B3−2−4)では、「爆撃機」のアイコンIHIに、変化を煽る閃光表示がなされた後、「赤爆撃機」のアイコンIHIに昇格している(図184(B3−2−5))。。その後、図187(B6)に続くが、保留アイコンの表示態様が変化しない場合があってもよい
なお、「爆撃機」のアイコンIHIの昇格は、チャンスボタン136が操作されたことを条件に実行されてもよいし、チャンスボタン136が操作されることなく操作有効期間が経過した場合にも実行されてもよい。また、「爆撃機」のアイコンIHIの上にボタン画像136aが付加されていたが、ボタン画像136aが付加されず、いわゆる裏ボタン演出として実行されてもよい。
図187(B3−3−1)〜同図(B3−3−5)は、アイコン変化予告の表示自体が予告アイコンYIから放出された予告表示YHによって昇格する例を示す図である。
図187(B3−3−1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、ストック領域SSに予告アイコンYIがストックされている。図187(B3−3−2)では、その予告アイコンYIが使用され、箱が開いた態様dに変化し、箱の中から、図152(b)に示すNo.20の「UP」の予告表示YHが放出されており、同図(B3−3−3)では、使用された予告アイコンYIが消え、「UP」の予告表示YHは表示されている。「UP」の予告表示YHが、光の玉YHbに変化し、図187(B3−3−4)に示すように、その光の玉YHbが、変動アイコンh0の上で一時停止している「爆撃機」のアイコンIHIめがけて飛んでいき、その「爆撃機」のアイコンIHIにぶつかる。すると、図187(B3−3−5)では、「爆撃機」のアイコンIHIが、「赤爆撃機」のアイコンIHIに昇格している。図184(B3−3−6)の後は、図187(B6)に続くが、保留アイコンの表示態様が変化しない場合があってもよい。
図188は、アイコン変化予告の表示自体が、複数変動にわたって、途中で昇格に失敗しながら昇格する例等を示す図である。
図188(B3−4−1)は、図187(B2)から続く例であり、この例では、先読み対象変動の保留は、図188(B3−4−1)に示す第2保留アイコンh12が表す第2保留になる。
図188(B3−4−1)に示す状態は、図187(B3−1)に示す状態と同じであり、アイコン変化予告の表示であるデフォルト色の「爆撃機」のアイコンIHIは、変動アイコンh0の真上で一時停止している。また、図187(B3−4−2)に示す状態は、図187(B4)に示す状態と同じであり、「爆撃機」のアイコンIHIに、変化を煽る閃光表示がなされている。この例では、ここでは昇格に失敗し、閃光表示が消えた図188(B3−4−3)では、「爆撃機」のアイコンIHIのままである。やがて、図186(B3−4−3)では、図柄変動表示が終了し、第1装飾図柄表示装置208Lでは、中央領域で第1装飾図柄が、ハズレの装飾図柄の組み合せ(「装飾4」−「装飾1」−「装飾7」)を停止表示し、左上の第2装飾図柄も、ハズレの装飾図柄の組み合せ(「装飾4」−「装飾1」−「装飾7」)を停止表示している。
そして、次の図柄変動表示が開始されても、「爆撃機」のアイコンIHIは変動アイコンh0の真上で一時停止したままである(図188(B3−4−5))。続く図188(B3−4−6)では、「爆撃機」のアイコンIHIに、変化を煽る閃光表示が再びなされ、今度は昇格に成功し、閃光表示が消えた図188(B3−4−7)では、「赤爆撃機」のアイコンIHIに昇格している。昇格に成功した赤色の爆撃機のアイコンRBIは、第1保留アイコンh0に向けて赤色の銃弾アイコンBTIを発射するものの、図188(B3−4−8)に示すようにここでは命中せず、図188(B3−4−9)では、図柄変動表示が終了し、ハズレの装飾図柄の組み合せ(「装飾6」−「装飾4」−「装飾1」)が停止表示されている。
今度は、先読み対象変動であった保留が消化され、図柄変動表示が開始される(図188(B3−4−10))。すなわち、ここで開始された図柄変動表示が、先読み対象変動であったことになり、変動アイコンh0を目標のアイコンとすべく、赤色の爆撃機のアイコンRBIは宙返りを行い、変動アイコンh0の手前の位置に戻り、変動アイコンh0を目標に、赤色の銃弾アイコンBTIを発射する(図188(B3−4−11))。その後、図183(A3−2−2)に続くが、変動アイコンの表示態様が変化しない場合があってもよい。
なお、この例では、2回目に昇格に成功しているが、昇格に成功することなく演出が終了する場合があってもよい。また、「赤爆撃機」のアイコンIHIから更に「金爆撃機」のアイコンIHIに変化してもよい。また、この例では、昇格してから銃弾アイコンBTIが発射されているが、昇格前でも銃弾アイコンBTIが発射される場合があってもよい。例えば、図188(B3−4−3)のタイミングで銃弾アイコンBTIが発射されてもよい。
図188(B1−2−1)〜同図(B1−2−10)は、タイマ予告演出を経由してアイコン変化予告の表示自体が昇格する例を示す図である。
図188(B1−2−1)は、特図1について第1装飾図柄(第3図柄)が高速変動中であり、特図1の第1保留アイコンh11と第2保留アイコンh12が表示されている。これら2つの保留アイコンh11,h12はともにデフォルトの表示態様(第1表示態様)で表示されている。また、変動アイコン表示領域CISの台座hs0には、デフォルトの表示態様(第1表示態様)の変動アイコンh0が表示されている。
図188(B1−2−2)では、タイマ予告演出が開始され、第1装飾図柄表示装置208Lの右端には、タイマ予告表示TYHが表示される。図188(B1−2−2)に示すタイマ予告表示TYHには、昇格演出開始の基準となる時間までの残時間(ここでは5秒)が表示されており、同図188(1−2−3)ではカウントダウンが開始されている。ここで開始されたタイマ予告演出は、昇格演出の予告に相当する。タイマ予告演出が開始された後、図188(B1−2−4)に示すように、アイコン変化予告の表示であるデフォルト色の「爆撃機」のアイコンIHIが表示され、変動アイコンh0の真上まで飛んできて一時停止し(図188(B1−2−5))、待機状態になる。図188(B1−2−6)に示すタイマ予告表示TYHは、残時間が無くなり(0秒になり)、続く同図(B1−2−7)では、タイマ予告表示TYHが「注目」の文字に切り替わっている。タイマ予告表示TYHの残時間が無くなる(0秒になる)と同時に、昇格演出は開始されている。なお、タイマ予告表示TYHの残時間が無くなった後で、昇格演出が開始される場合(タイムラグがある場合)があってもよい。
図188(B1−2−8)では、タイマ予告表示TYHに「注目」の文字が表示されている状態で、これまで待機状態であった「爆撃機」のアイコンIHIに、変化を煽る閃光表示が表示されている。やがて、その閃光表示が消え、閃光表示が消えた図188(B1−2−9)では、「赤爆撃機」のアイコンIHIに昇格している。タイマ予告演出経由の方が、タイマ予告演出を経由しない場合よりも、アイコン変化予告の表示自体が昇格しやすい。なお、タイマ予告演出を経由した場合には、アイコン変化予告の表示自体が必ず昇格するようにしてもよい。図188(B1−2−10)では、タイマ予告演出が終了し、タイマ予告表示TYHが非表示になっている。なお、このタイマ予告表示TYHを利用して、アイコン変化予告の表示が昇格する種類を予告してもよい。例えば、「注目」の文字表示に代えて「赤」の文字表示を行うようにしてもよい。
なお、タイマ予告表示TYHの残時間が無くなる(0秒になる)と、アイコン変化予告の表示(例えば、「爆撃機」のアイコンIHI)が登場してもよい。すなわち、タイマ予告表示TYHが、アイコン変化予告の表示が行われるかもしれない予告に相当する。またさらに、タイマ予告表示TYHの背景色等を使って、登場するアイコン変化予告の表示の色を予告してもよい。例えば、白背景であれば「爆撃機」のアイコンIHIの登場を予告しており、赤背景であれば「赤爆撃機」のアイコンIHIの登場を予告しており、金背景であれば「金爆撃機」のアイコンIHIの登場を予告してもよい。ただし、このような予告が行われなくてもよい。
また、この例は、タイマ予告演出と昇格演出が組み合わさった例であったが、両者は独立しており、タイマ予告演出開始後に、「爆撃機」のアイコンIHIが登場し、タイマ予告表示TYHの残時間が無くなっても、昇格演出が開始されず、タイマ予告表示TYHに対応した別の予告や演出が開始されてもよい。この場合、「爆撃機」のアイコンIHIの昇格演出は、タイマ予告演出とは無関係である。また、タイマ予告表示TYHの残時間が無くなるタイイミングと、「爆撃機」のアイコンIHIが保留変化させるタイミングが、偶然にも一致する場合があってもよい。
次に、メータ演出を経由してアイコン変化予告の表示自体が昇格する例について説明する。
図188(B1−3−1)は、特図1について第1装飾図柄(第3図柄)が高速変動中であり、特図1の第1保留アイコンh11と第2保留アイコンh12が表示されている。これら2つの保留アイコンh11,h12はともにデフォルトの表示態様(第1表示態様)で表示されている。また、変動アイコン表示領域CISの台座hs0には、デフォルトの表示態様(第1表示態様)の変動アイコンh0が表示されている。また、演出アイコン表示領域DISの右ベースアイコンbIrには、図126等に示すメータ表示と同様なメータ表示MDが表示されている。図188(B1−3−1)に示すメータ表示MDは、6目盛りで満タンのところ、5目盛りまで既に貯まっている状態である。このメータ表示MDは、満タンになると、アイコン変化予告の表示である「爆撃機」のアイコンIHIを昇格させる。なお、このメータ表示MDは、スーパーリーチ演出が実行されている等の特定の状態を除いて、常時表示されている表示であってもよいし、表示開始条件を満足すると表示が開始される表示であってもよい。
やがて、図188(B1−3−2)では、図柄変動表示が終了し、第1装飾図柄表示装置208Lでは、中央領域で第1装飾図柄が、ハズレの装飾図柄の組み合せ(「装飾4」−「装飾1」−「装飾7」)を停止表示し、左上の第2装飾図柄も、ハズレの装飾図柄の組み合せ(「装飾4」−「装飾1」−「装飾7」)を停止表示している。
そして、次の図柄変動表示が開始されても、右ベースアイコンbIrには、5目盛りまで貯まったメータ表示MDが表示されている(図188(B1−3−3))。次の図柄変動表示が開始されると、図188(B1−3−4)に示すように、「赤爆撃機」のアイコンIHIが画面右端に登場する。すなわち、ここで表示された「赤爆撃機」のアイコンIHIは、図152(b)に示すNo.20の「up」の予告表示YHを搭載しており、同図(B1−3−5)では、メータ表示MDの上を通過する際に、その「up」の予告表示YHを落下させ、「up」の予告表示YHはメータ表示MDに取り込まれる。その結果、図188(B1−3−6)に示すように、メータ表示MDは満タンになり、続く同図(B1−3−7)では、メータ表示MDが、「昇格」という文字表示に変化している。
図189は、メータ演出を経由してアイコン変化予告の表示自体が昇格する例の続きと、その他の演出例を示す図である。
図188(B1−3−7)から続く図189(B1−3−8)では、メータ表示MDが満タンになったことに応じて、デフォルト色の「爆撃機」のアイコンIHIに、変化を煽る閃光表示がなされ、閃光表示が消えた図189(B1−3−9)では、「赤爆撃機」のアイコンIHIに昇格している。ここで変化したアイコン変化予告の表示の色は、メータ表示MDにおける「昇格」という文字表示の背景色と一致しており、図188(B1−3−7)の段階でアイコン変化予告の表示が変化する表示態様が予告されている。続く、図189(B1−3−10)に示すメータ表示MDは、空の状態に戻っている。なお、メータ表示MDが満タンになると、アイコン変化予告の表示の表示態様が必ず変化(昇格)してもよいし、変化(昇格)しない場合(失敗の場合)があってもよい。
図188(B1−4−1)〜同図(B1−4−4)は、メータ演出におけるメータ表示が満タンになると、アイコン変化予告の表示が登場する例について説明する。
図188(B1−4−1)に示す演出アイコン表示領域DISの右ベースアイコンbIrには、メータ表示MDが表示されている。このメータ表示MDは、6目盛りで満タンのところ、5目盛りまで既に貯まっている状態である。また、図柄変動表示中の図188(B1−4−1)では、「UP」の予告表示YHが表示されている。続く図188(B1−4−2)では、その「up」の予告表示YHがメータ表示MDに取り込まれ、メータ表示MDは満タンになり、続く同図(B1−4−3)では、メータ表示MDが、赤背景の「爆撃」という表示に変化している。ここでは、アイコン変化予告の表示として、背景色の爆撃機のアイコンが登場することが予告されている。なお、金背景の「爆撃」という表示に変化すれば、「金爆撃機」のアイコンが表示される場合があり、白背景の「爆撃」という表示に変化すれば、「爆撃機」のアイコンが表示される場合がある。また、登場するアイコン変化予告の表示の予告は行われなくてもよく、この場合であっても、メータ表示MDが満タンになると、「爆撃機」のアイコン、「赤爆撃機」のアイコン、あるいは「金爆撃機」のアイコンが表示される場合がある。
そして、図189(B1−4−4)では、「赤爆撃機」のアイコンIHIが画面右端に登場している。
なお、メータ表示MDによる、アイコン変化予告の表示の出現予告が行われると、アイコン変化予告の表示が、必ず出現してもよいし、出現しない場合があってもよい。
図189(C1)〜同図(C13)は、アイコン変化予告の表示が、複数の図柄変動表示を跨いで表示される例を示す図である。
図189(C1)では、図柄変動表示が停止表示し、第1装飾図柄表示装置208Lには、ハズレの装飾図柄の組合せが停止表示されている。この停止表示中、演出アイコン表示領域DISの右ベースアイコンbIrには、何も表示されていない。
図189(C2)では、第1保留アイコンh11の保留が消化され、第1装飾図柄表示装置208Lが開始されている。第1装飾図柄表示装置208Lでは、第1装飾図柄の変動表示が開始されている。図柄変動表示が開始される時点でも、演出アイコン表示領域DISの右ベースアイコンbIrには、何も表示されていないが、第1装飾図柄の変動表示が開始されると、図189(C3)に示すように、演出アイコン表示領域DISには、煙画像が表示され、同図(C4)では、煙画像が消失し、演出アイコン表示領域DISに、図154(b)に示すNo.13の赤色の「赤吉宗」のアイコンIHIが表示されている。この「赤吉宗」のアイコンは、アイコン変化予告の表示に相当し、以下、「赤爆撃機」のアイコン等に用いた符号と同じ符号を付して説明する。「赤吉宗」のアイコンIHIは、アイコンの変化に成功すると、そのアイコンの表示態様を自身と同じ表示態様、すなわち赤色の表示態様(第5表示態様)に変化させるアイコンである。したがって、保留アイコンの表示態様を変化させるのであれば、先読み予告の予告に相当し、変動アイコンの表示態様を変化させるのであれば、通常み予告の予告に相当する。
図189(C5)では、「赤吉宗」のアイコンIHIを用いた変動アイコンh0の変化演出が開始される。すなわち、それまで、図154(b)に示すデフォルトの態様である態様(a)であった「赤吉宗」のアイコンIHIが、態様(b)に変化している。すなわち、正面を向いて立った姿勢であった「赤吉宗」のアイコンIHIが、変動アイコンh0の方を向き、刀を抜いて構え、その刀から波動が発振されている。図189(C6)でも、「赤吉宗」の刀から波動が発振されているが、変動アイコンh0の表示態様はデフォルトのままであり、同図(C7)では、「赤吉宗」のアイコンIHIは態様aに戻っており、変化アニメーションは終了している。すなわち、ここでの変化演出は失敗に終わっている。図189(C8)では、図柄変動表示が停止表示し、第1装飾図柄表示装置208Lには、ハズレの装飾図柄の組合せが停止表示されている。「赤吉宗」のアイコンIHIは、態様aのまま右ベースアイコンbIrに表示されている。
図189(C9)では、第1保留アイコンh11の保留が消化され、図柄変動表示が再び開始されている。図柄変動表示が開始されても、「赤吉宗」のアイコンIHIは、態様aのまま右ベースアイコンbIrに表示されており、連続する図柄変動表示を跨いで表示されていることになる。図189(C10)では、「赤吉宗」のアイコンIHIを用いた変動アイコンh0の変化演出として、変化アニメーションが開始される。図189(C11)では、それまでデフォルトの表示態様であった変動アイコンh0が、赤色の表示態様に変化しており、通常予告が開始されている。図189(C12−1)では、「赤吉宗」のアイコンIHIが、態様bから態様cに変化し、変化演出に成功したことをアピールしている。変化演出に成功すると、アイコン変化予告の表示であった「赤吉宗」のアイコンIHIは、右ベースアイコンbIrから消えている。
以上説明した「赤吉宗」のアイコンIHIは、図112や図119等に示された、赤色の着物を着た表示態様のナビキャラクタYMと同じであり、図112や図119等に示す演出例と、相互に適用可能である。
なお、「赤吉宗」のアイコンIHIが表示されると、アイコンの表示態様は、失敗することなく赤色の表示態様に必ず変化してもよいし、この例のように失敗することはあるが最終的には赤色の表示態様に必ず変化してもよいし、あるいは、最終的にも失敗する場合があってもよい。
図189(C12−2)は、変動アイコンh0の表示態様を赤色の表示態様に変化させることができず、最終的にも変化演出に失敗した後の様子であり、「赤吉宗」のアイコンIHIが、態様bから態様dに変化し、変化演出に失敗したことを報知している。
続いて、図154(b)に示されていないアイコン変化予告の表示を用いた例について説明する。
図189(D1)は、特図1について第1装飾図柄(第3図柄)が高速変動中であり、特図1の第1保留アイコンh11と第2保留アイコンh12が表示されている。これら2つの保留アイコンh11,h12はともにデフォルトの表示態様(第1表示態様)で表示されている。また、変動アイコン表示領域CISの台座hs0には、デフォルトの表示態様(第1表示態様)の変動アイコンh0が表示されている。
図189(D2)では、「赤雷雲」のアイコンが、保留アイコンh11,h12の上に小さく表示され始める。この「赤雷雲」のアイコンは、アイコン変化予告の表示に相当し、以下、「赤爆撃機」のアイコン等に用いた符号と同じ符号を付して説明する。「赤雷雲」のアイコンは、「赤爆撃機」のアイコンや「赤吉宗」のアイコンと同じく、アイコンの変化に成功すると、そのアイコンの表示態様を自身と同じ表示態様、すなわち赤色の表示態様(第5表示態様)に変化させるアイコンである。
「赤雷雲」のアイコンは、表示開始後に、成長アニメーションによって大きな雷雲へと成長する。なお、大きな雷雲へ成長しない場合があってもよく、この場合は、ガセの表示になり、あるいは、必ず大きな雷雲へと成長するようにしてもよい。
図189(D3)に示す「赤雷雲」のアイコンIHIは、変動アイコン表示領域CISから保留アイコン表示領域HISにかけての領域を上から覆うまでに成長しており、この「赤雷雲」のアイコンIHIの下に、変動アイコンh0も、保留アイコンh11,h12も表示されている。
図189(D4)では、「赤雷雲」のアイコンIHIから、第1保留アイコンh11に向けて雷が落ちており、続く同図(D5)では、雷が落ちた第1保留アイコンh11はエフェクト画像EF16によって覆われ、そのエフェクト画像EF16が消えた同図(D6)では、第1保留アイコンh11の表示態様に変化はなく、デフォルトの表示態様のままであり、変化演出に失敗している。「赤雷雲」のアイコンIHIは、保留アイコンあるいは変動アイコンの一又は複数のアイコンに向けて、同時にあるいは順次に雷を落とし、変化演出が成功する場合には、雷が落ちたアイコンの表示態様が、赤色の表示態様に変化する。なお、図189(D6)では、図柄変動表示が停止表示し、第1装飾図柄表示装置208Lには、ハズレの装飾図柄の組合せが停止表示されているが、「赤雷雲」のアイコンIHIは表示されている。
図189(D7)では、第1保留アイコンh11の保留が消化され、図柄変動表示が開始されている。図柄変動表示が開始されても、「赤雷雲」のアイコンIHIは表示されており、この「赤雷雲」のアイコンIHIも、連続する図柄変動表示を跨いで表示されていることになる。
図190は、図154(b)に示されていないアイコン変化予告の表示を用いた例の続きと、その他の演出例を示す図である。
図189(D7)にから続く図190(D8)では、図柄変動表示が停止表示し、第1装飾図柄表示装置208Lには、ハズレの装飾図柄の組合せが停止表示されている。ここでは、特図の保留が無くなり、次変動は入賞待ちの状態である。しかしながら、「赤雷雲」のアイコンIHIは依然として表示されている。
保留が0の状態で特図の停止図柄の確定表示が行われてから図柄変動表示が開始されていない状態で、第一の時間(例えば、30秒間)が経過すると、図柄デモが開始される(図190(D9))。この図柄デモでは、停止表示した装飾図柄の組み合わせが表示され続けている。また、背景画面は、図示省略されているが、図189(D7)の図柄変動表示から変更されることなく表示され続けている。ただし、図柄デモの背景画面に切り替わってもよい。さらに、図柄デモが開始されると、メニューアイコンMI、音量調整アイコンVI、および輝度調整アイコンBIの表示が開始される。なお、これらのアイコンMI,VI,BIの表示開始タイミングは、図柄デモの開始より前であってもよく、図柄デモの開始と同時でもよく、図柄デモの開始より後であってもよい。これらのアイコンMI,VI,BIについての詳しい説明は、図100等を用いて行われているため、ここでは省略する。
また、図190(D9)に示すように、図柄デモ中であっても、「赤雷雲」のアイコンIHIは依然として表示されている。
保留が0の状態で特図の停止図柄の確定表示が行われてから図柄変動表示が開始されていない状態で、メニューアイコンMI、音量調整アイコンVI、および輝度調整アイコンBIの表示が開始され、さらにその状態のまま第二の時間(例えば、15秒間)が経過すると、図柄デモからアニメデモに切り替わる。アニメデモが開始されると、背景画面が変化し、アニメーションのデモ画面に切り替わる(図190(D10))。このアニメーションのデモ画面に切り替わると、「赤雷雲」のアイコンIHIは非表示になる。一方、この例では、アニメーションのデモ画面に切り替わっても、メニューアイコンMI、音量調整アイコンVI、および輝度調整アイコンBIは、切り替え前と同じ位置に表示されたままである。ただし、アニメーションのデモ画面に切り替わると、これらのアイコンMI,VI,BIは表示位置が変更されてもよいし、非表示になってもよい。
なお、上記第一の時間(例えば、30秒間)が経過した時点で、アニメーションのデモ画面に切り替わってもよい。この場合には、アニメーションのデモ画面に切り替わると同時に、「赤雷雲」のアイコンIHIが非表示になってもよいし、切り替わってから上記第二の時間は表示されていてもよい。
やがて、特図1始動口230に入球があり、特図1の保留が一つ増加し、図柄変動表示が開始される。第1装飾図柄表示装置208Lでは、アニメーションのデモ画面から図190(D11)に示す表示画面に切り替わる。この結果、大きく成長した「赤雷雲」のアイコンIHIが再表示されている。ただし、上記図柄デモあるいは上記アニメデモを挟んだ場合には、「赤雷雲」のアイコンIHIが表示されないように構成されていてもよい。
図190(D8)では、同図(D11)で開始された図柄変動表示が停止表示し、第1装飾図柄表示装置208Lには、ハズレの装飾図柄の組合せが停止表示されているが、同図(D11)で開始された図柄変動表示の実行中に、特図1始動口230にもう1球入球があり、特図1の保留数が1になって、第1保留アイコンh11が表示されている。このため、すぐに次変動が開始され、ここでの図柄変動表示以降、特図1の保留が貯まり始め、連続して図柄変動表示が実行される。この間、図190(D13)に示すように、「赤雷雲」のアイコンIHIは表示され続けている。
図190(D14)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第1装飾図柄において第1停止が行われており、左図柄が揺れ変動している。「赤雷雲」のアイコンIHIは、図柄変動表示が予め定められた回数行われると、消去アニメーションが開始される。ここでの回数のカウントは、上記図柄デモあるいは上記アニメデモを挟んでも変わることはない。ただし、上記図柄デモあるいは上記アニメデモを挟むことで、上記回数がリセットされてもよい。消去アニメーションの開始タイミングは、図柄変動表示が予め定められた回数行われた次の図柄変動表示の開始と同時であってもよいし、開始後であってもよいし、第1停止が行われたタイミングであってもよい。消去アニメーションでは、「赤雷雲」のアイコンIHIが徐々に小さくなっていき、最終的には、消えてなくなる(図190(D16))。この例では結局、「赤雷雲」のアイコンIHIによる変化演出は一度も成功することなく終了している。
なお、この例では、図示省略したが、毎変動ごと、雷をいずれかのアイコンに落としている。ただし、アイコン変化が行われる場合のみ、雷を落としてもよい。また、雷雲系のアイコンの種類として、デフォルト色の雷雲のアイコンと、金色の雷雲のアイコンも用意されている。ただし、雲の色は同じにし、雷の色で種類を分けてもよい。すなわち、赤い雷が落ちたアイコンは、変化演出が成功する場合には、赤色に変化するようにしてもよい。この場合、雷が落ちるまで、アイコン変化予告の表示の種類がわからず、雷雲のアイコンに注目させることができる場合がある。また、デフォルト色の雷が落ちた場合に限って、いずれの表示態様に変化するかわからないように構成してもよい。例えば、デフォルト色のアイコンにデフォルト色の雷が落ちた場合であっても、赤色に変化する場合があってもよい。一方、その他の色(表示態様)では、雷の色(表示態様)と同じ色(表示態様)に変化するため、変化する表示態様の予告としても機能する。
図190(Ea1)〜同図(Ea9)は、「タイマ」の表示態様のアイコンとアイコン変化予告の表示を組み合わせた演出例を示す図である。
図190(Ea1)は、特図1について第1装飾図柄(第3図柄)が高速変動中であり、特図1の第1保留アイコンh11と第2保留アイコンh12が表示されている。特図1の第1保留アイコンh11は、図154(a)に示すNo.10の「タイマ」の表示態様のアイコンである。この「タイマ」の表示態様のアイコンは、タイマが0になると、アイコンが第4表示態様以上の表示態様に変化するアイコンである。ただし、タイマが0になっても変化しない場合があってもよいし、あるいはタイマが0になると必ず変化してもよい。167(Ea1)に示す「タイマ」の表示態様の第1保留アイコンh11の態様は、カウントダウン開始前の態様aである。一方、第2保留アイコンh12はデフォルトの表示態様(第1表示態様)で表示されている。また、変動アイコン表示領域CISの台座hs0には、デフォルトの表示態様(第1表示態様)の変動アイコンh0が表示されている。
図190(Ea2−1)では、図154(b)に示すNo.4のデフォルト色の「爆撃機」のアイコンに、Timerの文字が付された専用態様のアイコンが画面右端に登場している。以下、このアイコンを「タイマ作動専用爆撃機」のアイコンIHIと称する。「タイマ作動専用爆撃機」のアイコンIHIは、アイコン変化予告の表示に相当する。「タイマ作動専用爆撃機」のアイコンIHIは、保留アイコン又は変動アイコンが、「タイマ」の表示態様のアイコンで表示されている場合に登場する場合があり、「タイマ」の表示態様のアイコンで表示されている場合であっても登場しない場合もある。ただし、「タイマ」の表示態様のアイコンが表示されている場合には必ず登場するようにしてもよい。図190(Ea2−1)では、登場した「タイマ作動専用爆撃機」のアイコンIHIを用いたアイコン変化アニメーションが開始されている。なお、アイコン変化アニメーションが開始されても、第1保留アイコンh11のタイマはカウントダウンを開始せず、態様aのまま表示されている。
図190(Ea3)では、Timerの文字が付された爆撃機のアイコンTBIからデフォルト色の銃弾アイコンBTIが発射されている。ここでの目標は、「タイマ」の表示態様の第1保留アイコンh11である。なお、Timerの文字が付された爆撃機のアイコンTBIが、「タイマ」の表示態様のアイコン以外を目標にすることはないが、目標にする場合があってもよい。この場合には、銃弾アイコンBTIが命中すると、「タイマ」の表示態様に変化してもよい。
図190(Ea5)では、「タイマ」の第1保留アイコンh11に、銃弾アイコンBTIが命中し、その第1保留アイコンh11がエフェクト画像EF14によって覆われている。そして、図190(Ea6)では、エフェクト画像EF14が消え、第1保留アイコンh11が、カウントダウン開始前の態様aからカウントダウン中の態様bに変化する。すなわち、銃弾アイコンBTIが命中して始めてカウントダウンが開始される。この例では、アイコン変化アニメーションは、図190(Ea2−1)〜同図(Ea6)直前までのアニメーションになる。なお、銃弾アイコンBTIがアイコン変化予告の表示に相当するものと見ることもでき、その場合には、Timerの文字が付された爆撃機のアイコンTBIから発射されることで、表示が開始され、その後、命中して態様bへの変化が完了する直前までのアニメーションが、アイコン変化アニメーションに相当することになる。
図190(Ea7)では、「タイマ」の第1保留アイコンh11の態様が、タイマが0になった態様になり、タイマが0になると同時に、同図(Ea8)に示すように、第1保留アイコンh11は煙画像に覆われている。図190(Ea8)では、この煙画像が消え、「タイマ」の表示態様であった第1保留アイコンは、緑色の表示態様(第4表示態様)に変化している。なお、「タイマ」の保留アイコンは、「タイマ作動専用爆撃機」のアイコンIHIによって攻撃されなくても、タイマが作動開始する場合があってもよい。この場合、「タイマ作動専用爆撃機」のアイコンIHIによって作動が開始された場合よりも、大当りの信頼度が高い先読み予告であってもよく、あるいは反対に、大当りの信頼度が低い先読み予告であってもよく、大当りの信頼度は同じであってもよい。また、「タイマ」の保留アイコンは、「タイマ作動専用爆撃機」のアイコンIHIによって攻撃がされなくてもタイマが必ず作動開始してもよいし、反対に、「タイマ作動専用爆撃機」のアイコンIHIによって攻撃されない限りは、タイマが作動開始しなくてもよい。
図190(Ea2−2−1)では、「タイマ」の表示態様のアイコンが表示されている状態で、「タイマ作動専用爆撃機」のアイコンIHIではなく、汎用される「赤爆撃機」のアイコンIHIが登場している。図190(Ea2−2−2)では、「赤爆撃機」のアイコンIHIから銃弾アイコンBTIが発射されており、発射された銃弾アイコンBTIは、「タイマ」の表示態様の第1保留アイコンh11に命中する。すると、「タイマ」の第1保留アイコンh11ではカウントダウンが開始される。図190(Ea2−2−3)では、「タイマ」の第1保留アイコンh11の態様が、タイマが0になった態様になり、タイマが0になると同時に、同図(Ea2−2−4)に示すように、第1保留アイコンh11は煙画像に覆われている。この例では、タイマが0になることで、第1保留アイコンの表示態様が「赤爆撃機」のアイコンIHIの表示態様と同じ赤色の表示態様(第5表示態様)に変化することが確定する。図190(Ea2−2−5)では、煙画像が消え、「タイマ」の表示態様であった第1保留アイコンは、赤色の表示態様(第5表示態様)に変化している。
図191は、或る種類の保留アイコンとアイコン変化予告の表示を組み合わせた演出例を示す図である。
図191(Eb1)〜同図(Eb8)は、図154(a)に示されていない種類の「爆弾」の種類の保留アイコンとアイコン変化予告の表示を組み合わせた例を示す図である。
図191(Ea1)は、特図1について第1装飾図柄(第3図柄)が高速変動中であり、特図1の第1保留アイコンh11と第2保留アイコンh12が表示されている。特図1の第1保留アイコンh11は、デフォルトの表示態様(第1表示態様)で表示されている。一方、第2保留アイコンh12は、図154(a)に示されていない種類の「爆弾」の種類のアイコンになる。この「爆弾」の種類のアイコンは、爆弾が爆発するとアイコンの表示態様が変化するアイコンであり、この点では「タイマ」のアイコンと似ているが、「タイマ」のアイコンは、カウントダウンが行われて0になったらアイコンの表示態様が変化することから、表示態様の変化のタイミングがわかりやすいのに対して、「爆弾」では、いつ爆発するかがわかりにくく、その結果、表示態様の変化のタイミングもわかりにくい点で両者は異なる。「爆弾」の種類のアイコンでは、導火線が出ており、「爆弾」を額発させるには、この導火線に引火する必要がある。
図191(Eb2)では、アイコン変化予告の表示である「赤爆撃機」のアイコンIHIが画面右端に登場し、アイコン変化アニメーションが開始される。図191(Eb3)では、着火用アイコンCYIを搭載した赤色の爆撃機のアイコンRBIが、「爆弾」の第1保留アイコンh11に徐々に近づいてきており、同図(Eb4)では、第1保留アイコンh11である爆弾のアイコンの導火線めがけて着火用アイコンCYIを投下する。なお、「赤爆撃機」のアイコンIHIは、火炎放射器を固定配備したアイコンであってもよく、この場合には、銃弾アイコンBTIや着火用アイコンCYIといったような、機体から分離されるものはなくなる。「爆弾」の第1保留アイコンh11は、着火用アイコンCYIが投下されても、導火線にうまく引火する場合と、しない場合がある。図191(Eb5)に示す第1保留アイコンh11である爆弾のアイコンの導火線は、引火されており、同図(Eb6)では、導火線が燃えて短くなってきている。やがて、図191(Eb7−1)に示すように、「爆弾」の第1保留アイコンh11は爆発し、同図(Eb8)に示すように、第1保留アイコンh11は、「赤爆撃機」のアイコンIHIの表示態様と同じ赤色の表示態様に変化している。
図191(Eb7−2−1)は、同図(Eb6)から続く変形例であり、同図(Eb6)では、導火線が燃えて短くなってきているものの、図191(Eb7−2−1)では、導火線の火が途中で消えてしまっている。このため、「爆弾」の第1保留アイコンh11は爆発することがなく、表示態様の変化も起こらない。導火線の火が途中で消えてしまった「爆弾」のアイコンは、その態様のまま表示され続ける。導火線の火が途中で消えてしまった「爆弾」の態様は、第2表示態様(「白点滅」の表示態様)に相当する。図191(Eb7−2−2)では、図柄変動表示が終了し、同図(Eb7−2−3)では、導火線が途中で消えてしまった態様の「爆弾」のアイコンが変動アイコンh0として表示されている。なお、導火線が途中で消えてしまった場合であっても、次変動以降の変動で、途中で消えてしまった導火線が再び引火される場合があってもよい。図191(Eb7−2−3)に続く同図(Eb7−2−4)では、ハズレの装飾図柄の組み合わせが停止表示されている。
なお、「爆弾」のアイコン(保留アイコン又は変動アイコン)は、「赤爆撃機」のアイコンIHI等のアイコン変化予告の表示によって攻撃されなくても、導火線が自然に着火される場合があってもよい。この場合、アイコン変化予告の表示によって着火された場合よりも、大当りの信頼度が高い先読み予告であってもよく、あるいは反対に、大当りの信頼度が低い先読み予告であってもよく、大当りの信頼度は同じであってもよい。また、「爆弾」のアイコンは、アイコン変化予告の表示によって攻撃がされなくても導火線が必ず自然に着火してもよいし、反対に、アイコン変化予告の表示によって攻撃されない限りは、導火線が着火しなくてもよい。
なお、アイコン変化予告によって、アイコン(保留アイコンおよび/または変動アイコン)が図154(a)に示すNo.2〜No.19のアイコン、および前述した「爆弾」のアイコン、VS表示態様の保留アイコン、後述する「パトランプ」のアイコンに変化することを予告してもよい。
図191(Ec1)〜同図(Ec8)は、図154(a)に示すNo.11の「的」のアイコンと図154(b)に示されていない種類のアイコン変化予告の表示を組み合わせた例を示す図である。
図191(Ec1)は、特図1について第1装飾図柄(第3図柄)が高速変動中であり、特図1の第1保留アイコンh11と第2保留アイコンh12が表示されている。特図1の第1保留アイコンh11は、図154(a)に示すNo.11の「的」の表示態様のアイコンである。この「的」の表示態様のアイコンでは、的アイコンに矢が刺さらなかった場合には、図154(a)に示す態様aのままであり、その的アイコンに対応する図柄変動表示における大当りの信頼度は第2表示態様(白点滅の表示態様)のレベル程度であるが、的アイコンに矢が刺さると、図154(a)に示す態様bに変化し、その的アイコンに対応する図柄変動表示における大当りの信頼度が第6表示態様(金色の表示態様)のレベルにまで上昇する。一方、第2保留アイコンh12はデフォルトの表示態様(第1表示態様)で表示されている。また、変動アイコン表示領域CISの台座hs0には、デフォルトの表示態様(第1表示態様)の変動アイコンh0が表示されている。
図191(Ec2)では、表示画面の右上に、落下傘を背負った吉宗のアイコンYMPが登場する。この落下傘を背負った吉宗のアイコンYMPは、アイコン変化予告の表示の一種であるが、図154(b)に示されていない種類のアイコン変化予告の表示になる。図154(b)では、アイコン変化アニメーションが開始されており、落下傘を背負った吉宗のアイコンYMPにおける吉宗が、弓矢を構えて、第1保留アイコンh11である的アイコンを狙っており、同図(Ec3)では、矢のアイコンYYIが発射される。発射された矢のアイコンYYIは、第1保留アイコンh11である的アイコンに命中し、図191(Ec5−1)では、第1保留アイコンh11がエフェクト画像EF14によって覆われている。続く図191(Ec6)では、エフェクト画像EF14が消え、第1保留アイコンh11の表示態様が、図154(a)に示す態様bに変化している。この例では、第1保留アイコンh11に対応した図柄変動表示における大当りの信頼度が第6表示態様(金色の表示態様)のレベルにまで上昇している。図191(Ec7−1)では、落下傘を背負った吉宗のアイコンYMPが、第1保留アイコンh11の上を通過していき、やがて、そのアイコンTMPは、表示画面から消え去る(図191(Ec8))。
図191(Ec5−2−1)は、同図(Ec4)から続く変形例であり、同図(Ec5−2−1)では、発射された矢のアイコンYYIが、第1保留アイコンh11である的アイコンに命中しておらず、続く同図(Ec5−2−2)では、第1保留アイコンh11の表示態様が、これまでの態様のまま表示されている。そして、その後は命中したときと同じように、落下傘を背負った吉宗のアイコンYMPが、第1保留アイコンh11の上を通過していき(図191(Ec5−2−3))、やがて、そのアイコンTMPは、表示画面から消え去る(図191(Ec5−2−4))。このように、一回の図柄変動表示内で、一回失敗すると、再挑戦することはできずにそのまま終了になる。ただし、次変動で再び、落下傘を背負った吉宗のアイコンYMPが登場し、的アイコンを狙う変化演出が実行されてもよいし、別の演出によって変化演出が実行されてもよい。なお、一回の図柄変動表寺内で一回失敗しても所定の回数(例えば、再挑戦を含め2回、3回…)まで再挑戦できる場合があってもよく、一回失敗しても所定の回数まで必ず再挑戦できるように構成されていてもよい。
図192は、アイコン変化予告の表示として爆撃機系のアイコンを用いたその他の演出例を示す図である。
図192(Ed1)〜同図(Ed5)は、図154(a)に示されていない種類のアイコンと、同じく図154(b)に示されていない種類のアイコン変化予告の表示を組み合わせた例を示す図である。
図192(Ed1)は、特図1について第1装飾図柄(第3図柄)が高速変動中であり、特図1の第1保留アイコンh11と第2保留アイコンh12が表示されている。特図1の第1保留アイコンh11は、図154(a)に示されていない種類の「パトランプ」の種類のアイコンになる。この「パトランプ」の種類のアイコンは、パトランプのアイコンが作動すると、そのパトランプのアイコンに対応する図柄変動表示における大当りの信頼度が第7表示態様(虹色の表示態様)のレベル、すなわち大当り確定のレベルまで上昇する。一方、第2保留アイコンh12はデフォルトの表示態様(第1表示態様)で表示されている。また、変動アイコン表示領域CISの台座hs0には、デフォルトの表示態様(第1表示態様)の変動アイコンh0が表示されている。
また、図192(Ed1)では、図154(b)に示すNo.4のデフォルト色の「爆撃機」のアイコンに、パトランプが装着されるとともにpatの文字が付された専用態様のアイコンが画面右端に登場している。以下、このアイコンを「パトランプ作動専用爆撃機」のアイコンIHIと称する。「パトランプ作動専用爆撃機」のアイコンIHIは、アイコン変化予告の表示に相当する。「パトランプ作動専用爆撃機」のアイコンIHIは、保留アイコン又は変動アイコンが、「パトランプ」の表示態様のアイコンで表示されている場合に登場する場合があり、「パトランプ」の表示態様のアイコンで表示されている場合であっても登場しない場合もある。ただし、「パトランプ」の表示態様のアイコンが表示されている場合には必ず登場するようにしてもよい。図192(Ed1)では、登場した「パトランプ作動専用爆撃機」のアイコンIHIを用いたアイコン変化アニメーションが開始されている。
図192(Ed2)では、パトランプが装着されるとともにpatの文字が付された爆撃機のアイコンPBIからデフォルト色の銃弾アイコンBTIが、「パトランプ」の表示態様の第1保留アイコンh11を目標に、発射されている。図192(Ed3)では、銃弾アイコンBTIが「パトランプ」の第1保留アイコンh11に命中し、第1保留アイコンh11がエフェクト画像EF14によって覆われている。そして、図192(Ea4)では、エフェクト画像EF14が消え、第1保留アイコンh11のパトランプのアイコンが作動しており、第1保留が大当り確定の保留であることが報知されている。なお、「パトランプ作動専用爆撃機」のアイコンIHIは、画面左側に飛び去っており、図192(Ea5)に示す第1装飾図柄表示装置208Lには表示されていない。
図192(Fa1)〜同図(Fa5)は、可動役物等を用いて、アイコン変化予告の表示の出現予告が行われている例を示す図である。
図192(Fa1)は、特図1について第1装飾図柄(第3図柄)が高速変動中であり、特図1の第1保留アイコンh11と第2保留アイコンh12が表示されている。これら2つの保留アイコンh11,h12はともにデフォルトの表示態様(第1表示態様)で表示されている。また、変動アイコン表示領域CISの台座hs0には、デフォルトの表示態様(第1表示態様)の変動アイコンh0が表示されている。
図192(Fa2−1)では、図49等を用いて説明した、第1装飾図柄表示装置208Lの四隅に配置されている大盤振舞役物のうち、右下に配置されている第4大盤振舞役物224Gdが、初期位置から、第1装飾図柄表示装置208Lに前側からオーバーラップする位置に向けて進出し始め、第4大盤振舞役物224Gdの進出に合わせて、第1装飾図柄表示装置208Lにおける、第4大盤振舞役物224Gdにオーバーラップされた部分の周囲には、赤色のエフェクト画像EF17が表示されている。この第4大盤振舞役物224Gdの動作は、第4大盤振舞役物224Gdの付近からアイコン変化予告の表示が出現することを予告する動作になり、第1装飾図柄表示装置208Lにおけるエフェクト画像EF17の表示は、何色のアイコン変化予告の表示が出現するかについての予告になる。すなわち、アイコン変化予告の表示の出現自体を役物とエフェクト画像EF17で予告し、出現位置を役物で予告するとともに出現する表示の表示態様についてエフェクト画像EF17で予告している。
なお、役物が動作した場合の方が、しない場合よりも、アイコンの表示態様の変化が起こりやすいように構成されていてもよいが、起こりやすさは変わらなくてもよい。また、動作した役物の数に応じて、アイコンの表示態様の変化が起こりやすいように構成されていてもよいが、起こりやすさは変わらなくてもよい。
図192(Fa3)では、第4大盤振舞役物224Gdが最大進出位置まで移動し、同図(Fa4)では、最大進出位置まで移動した第4大盤振舞役物224Gdが、初期位置に向けて戻り始めている。なお、図192(Fa2)〜同図(Fa4)に示すように、第4大盤振舞役物224Gdの移動動作に合わせて、エフェクト画像EF17の表示位置も変化している。最大進出位置まで移動した第4大盤振舞役物224Gdが、初期位置に向けて後退を開始すると、その奥に、アイコン変化予告の表示としての「赤爆撃機」のアイコンIHIの表示が見え始める。こうして、「赤爆撃機」のアイコンIHIが出現し、図192(Fa5)以降は、図183(A3−1)以降と同じような演出が実行されるが、変動アイコンの表示態様が変化しない場合があってもよい。
図192(Fa2−2−1)〜同図(Fa2−2−5)は、POVディスプレイ224Iを用いて、アイコン変化予告の表示の出現予告が行われている例を示す図である。
図柄変動表示中の図192(Fa2−2−1)では、第1装飾図柄表示装置208Lの前側に、これまで初期位置にあって隠れていたPOVディスプレイ224Iが出現しており、回転動作する前の状態である。
図192(Fa2−2−2)では、第1装飾図柄表示装置208Lの前側で、POVディスプレイ224Iが回転動作を始め、定速回転に達するとPOVディスプレイ224Iには、「赤爆撃機」のアイコンIHIが表示され、「赤爆撃機」のアイコンIHIの出現が予告されている。
図192(Fa2−2−3)では、POVディスプレイ224Iは定速回転を続けており、「赤爆撃機」のアイコンIHIが表示されたままであるが、その奥側には、「赤爆撃機」のアイコンIHIの出現している。「赤爆撃機」のアイコンIHIが出現すると、POVディスプレイ224Iは回転を停止し(図192(Fa2−2−4))、初期位置に戻る(図192(Fa2−2−5))。こうして、「赤爆撃機」のアイコンIHIが出現し、図192(Fa2−2−5)以降は、図183(A3−1)以降と同じような演出が実行されるが、変動アイコンの表示態様が変化しない場合があってもよい。
なお、POVディスプレイ224Iが定速で回転している状態であっても、POVディスプレイ224Iの奥側の表示領域(第1装飾図柄表示装置208Lの表示領域)は視認可能であり、その表示領域で演出表示を行ってもよい。また、POVディスプレイ224Iが静止状態から定速状態に達するまでの加速中の状態や、定速状態から静止状態に戻るまでの減速中の状態は、定速状態よりも、上記表示領域がより見えやすく、加速中の状態や減速中の状態でも、上記表示領域で演出表示を行ってもよい。あるいは、加速中の状態や減速中の状態に限って、上記表示領域で演出表示を行ってもよい。また、加速中の状態や減速中の状態では、少なくとも上記表示領域(第1装飾図柄表示装置208Lの表示画面全域であってもよい)を暗くしてPOVディスプレイ224Iの表示を目立たせるようにしてもよい。あるいは、加速中の状態では上記表示領域に演出表示を行っておき、定速状態になったら少なくとも上記表示領域を暗くしてもよい。ここで記載したなお書きは、以降のPOVディスプレイ224Iの例についても適用可能である。
また、POVディスプレイ224Iの定速回転の終了タイミングと、「赤爆撃機」のアイコンIHIの出現タイミングは、定速回転の終了タイミングの方が早くてもよいし、アイコンの出現タイミングの方が早くてもよいし、両者は同じタイミングであってもよい。
また、ここではPOVディスプレイ224Iを用いた出現予告を説明したが、導光板ILや他の表示手段(第2装飾図柄表示装置208M、第3装飾図柄表示装置208N、、図181に示す第4表示手段208M’等)によって上記出現予告を実行してもよいし、別の予告を実行してもよい。
図193は、アイコン変化予告の表示に関する各種の予告の例等を示す図である。
図193(Fb1)〜同図(Fb9)は、アイコンの表示態様の変化の成功率を、役物演出を用いて予告する例を示す図である。
図193(Fb1)に示す状態は、図183(A1−1)に示す状態と同じであり、装飾図柄の変動表示が行われている。図193(Fb2)に示す状態は、図183(A1−2)に示す状態と同じであり、「赤爆撃機」のアイコンIHIが出現し、アイコンの表示態様の変化演出が開始されている。
図193(Fb3)では、赤色の爆撃機のアイコンRBIが銃弾アイコンBTIを発射する前に、役物演出が開始されている。ここでの役物演出は、図49等を用いて説明した、第1装飾図柄表示装置208Lの四隅に配置されている大盤振舞役物のうち、左下に配置されている第3大盤振舞役物224Gcと、右下に配置されている第4大盤振舞役物224Gdが、それぞれの初期位置から、第1装飾図柄表示装置208Lに前側からオーバーラップする位置に向けて進出し始める。この役物演出は、アイコンの表示態様が変化す直前まで続けられるが、予告として機能は、銃弾アイコンBTIを発射する前まである。この役物演出では、4つある大盤振舞役物224Ga〜224Gdのうち何個の大盤振舞役物が動作するかによって、アイコンの表示態様の変化の成功率を予告している。すなわち、4つ全てが動作すれば100%の確率で成功し、3つ動作すれば75%の確率で成功し、2つしか動作しなければ50%の確率で成功し、1つしか動作しなければ25%の確率でしか成功しないことを予告している。
なお、4つある大盤振舞役物224Ga〜224Gdのうち、第1大盤振舞役物224Gaが動作すれば最も成功確率が高く、第2大盤振舞役物224Gbが動作すれば次に成功確率が高く、第3大盤振舞役物224Gdが動作すれば三番目に成功確率が高く、第4大盤振舞役物224Geが動作すれば最も成功確率が低いようにしてもよい。あるいは、初期位置からどの位置まで進出するかによって成功確率を予告することもできる。例えば、最大進出位置に近づくほど成功確率が上がるようにしてもよい。
また、役物が動作した場合の方が、しない場合よりも、アイコンの表示態様の変化が起こりやすいように構成されていてもよいが、起こりやすさは変わらなくてもよい。また、動作した役物の数に応じて、アイコンの表示態様の変化が起こりやすいように構成されていてもよいが、起こりやすさは変わらなくてもよい。
図193(Fb8)に示すように、役物演出は、アイコンの表示態様の変化が完了すると終了する。
図193(Fc1)〜同図(Fc6)は、アイコン変化予告の表示自体の昇格を予告する例を示す図である。
図193(Fc1)では、デフォルト色の「爆撃機」のアイコンIHIが出現し、アイコンの表示態様の変化演出が開始されている。ここでは、「爆撃機」のアイコンIHIが一時停止する前に、予告演出が開始される。ここでは、図192(Fa2−1)〜同図(Fa4)に示す演出と同様に、右下に配置されている第4大盤振舞役物224Gdが、初期位置から、第1装飾図柄表示装置208Lに前側からオーバーラップする位置に向けて進出し始め、第4大盤振舞役物224Gdの進出に合わせて、第1装飾図柄表示装置208Lにおける、第4大盤振舞役物224Gdにオーバーラップされた部分の周囲には、エフェクト画像EF17が表示される。ここで、エフェクト画像EF17の表示態様が、デフォルト色の「爆撃機」のアイコンIHIが昇格する表示態様を予告していることになる。ここでは、赤色のエフェクト画像EF17が表示されており、図193(Fc5)では、「赤爆撃機」のアイコンIHIに昇格している。図193(Fc6)の後は、図187(B6)に続くが、保留アイコンの表示態様が変化しない場合があってもよい。
この例では、第4大盤振舞役物224Gdの動作は予告には関係なく、煽り演出の一種であるが、役物が動作した場合の方が、しない場合よりも、昇格が起こりやすいように構成されていてもよい。ただし、起こりやすさは変わらなくてもよい。また、動作した役物の数に応じて、昇格が起こりやすいように構成されていてもよい。すなわち、動作した役物の数が多ければ多いほど、昇格が起こりやすいように構成されていてもよい。ただし、ここでも起こりやすさは変わらなくてもよい。
図193(Fd1)〜同図(Fd6)は、POVディスプレイ224Iを用いた、アイコンの表示態様の変化演出の一例を示す図である。
図柄変動表示中の図193(Fa1)では、第1装飾図柄表示装置208Lの前側に、これまで初期位置にあって隠れていたPOVディスプレイ224Iが出現しており、回転動作する前の状態である。なお、特図1の第1保留アイコンh11と第2保留アイコンh12が表示されており、これら2つの保留アイコンh11,h12はともにデフォルトの表示態様(第1表示態様)で表示されている。
図193(Fd2)では、第1装飾図柄表示装置208Lの前側で、POVディスプレイ224Iが回転動作を始め、定速回転に達するとPOVディスプレイ224Iには、「赤色の爆撃機のアイコンRBIと、デフォルトの表示態様の第1保留アイコンh11が表示されている。なお、POVディスプレイ224Iの回転範囲は、第1保留アイコンh11の表示位置には完全にオーバーラップし、第2保留アイコンh12の表示位置には一部がオーバーラップする。
図193(Fd3)に示すPOVディスプレイ224Iには、第1保留アイコンh11を目標にして、赤色の爆撃機のアイコンRBIから赤色の銃弾アイコンBTIが発射された様子が表示されており、同図(Fd4)に示すPOVディスプレイ224Iには、銃弾アイコンBTIが第1保留アイコンh11に命中し、第1保留アイコンh11がエフェクト画像EF14によって覆われている様子が表示されている。
そして、図193(Fd5−1)に示すPOVディスプレイ224Iには、赤色の爆撃機のアイコンRBIとともに、赤色の表示態様に変化した第1保留アイコンh11が表示されている。
この例では、POVディスプレイ224Iが定速の回転動作を行っている間は、その奥側となる、第1装飾図柄表示装置208Lの表示画面は、視認可能であってもよいし、視認不可能であってもよい。POVディスプレイ224Iが定速の回転動作を行っている間に、定速回転するPOVディスプレイ224Iの裏側となる表示画面の部分に「赤爆撃機」のアイコンIHIおよび/またはエフェクト画像EF14が表示されていてよいし、表示されていなくてもよい。
図193(Fd6)では、POVディスプレイ224Iは回転を停止しており、第1装飾図柄表示装置208Lの表示画面には、赤色の表示態様の第1保留アイコンh11と、デフォルトの表示態様の第2保留アイコンh12が表示されており、「赤爆撃機」のアイコンIHIは表示されていない。ただし、「赤爆撃機」のアイコンIHIが表示されている場合があってもよい。
なお、第1保留アイコンh11の表示態様は、POVディスプレイ224Iが定速の回転動作を行っている間に変化してもよいし、POVディスプレイ224Iが定速の回転動作を停止すると同時に変化してもよいし、POVディスプレイ224Iが定速の回転動作を停止した後に変化してもよい。
また、ここではPOVディスプレイ224Iを用いた例を説明したが、導光板ILや他の表示手段(第2装飾図柄表示装置208M、第3装飾図柄表示装置208N、図181に示す第4表示手段208M’等)によって上記表示を実行してもよい。すなわち、第1装飾図柄表示装置208Lに表示されている場面の一部をPOVディスプレイ224Iに拡大表示することもでき、例えば、図193(Fd2)に示すPOVディスプレイ224Iの表示は、図183(A2−1)と同図(A3−1)の間の場面の拡大表示に相当し、図193(Fd3)に示すPOVディスプレイ224Iの表示は、図183(A3−1)場面の拡大表示に相当していてもよい。この場合、拡大表示を行うのは、POVディスプレイ224Iに限らず、第2装飾図柄表示装置208M、第3装飾図柄表示装置208N、図181に示す第4表示手段208M’や導光板IL等であってもよく、あるいは、POVディスプレイ224Iとの併用であってもよい。また、このような拡大表示は、第1装飾図柄表示装置208Lで行うことも可能である。
また、図192や図193に示す例では、アイコン変化予告の表示に関する予告であったが、予告アイコンの出現予告にも適用することができる。例えば、4つある大盤振舞役物224Ga〜224Gdのうち何個の大盤振舞役物が動作するかによって、予告アイコンが出現する確率を表してもよい(動作する役物が多い程、出現確率は高くなる)。
図194は、第1装飾図柄表示装置208Lと、他の表示手段との組み合わせの例を示す図である。
図194(Fd5−2−1)〜同図(Fd5−2−2)に示す例は、先の図193(Fd5−1)〜図193(Fd6)の変形例である。図194(Fd5−2−1)に示すPOVディスプレイ224Iの表示は、アイコン変化予告の表示(「赤爆撃機」のアイコンIHI)と、変化したアイコンの表示態様を示す表示であって、いずれのアイコンが変化したかまでを表示しているものではない。なお、図194(Fd5−2−1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第2保留アイコンh12がエフェクト画像EF14によって覆われている様子がわずかに見えている。
図194(Fd5−2−2)では、POVディスプレイ224Iは回転を停止しており、第1装飾図柄表示装置208Lの表示画面には、デフォルトの表示態様の第1保留アイコンh11と、赤色の表示態様の第2保留アイコンh12が表示されている。この例では、POVディスプレイ224Iによって、対象のアイコンまでは不明であるが、アイコンの表示態様の変化演出に成功したか否かの表示が表示されていることになる。そして、POVディスプレイ224Iによって、アイコンの表示態様の変化演出の成功が表示されると、第1装飾図柄表示装置208Lでは、対象のアイコンの表示態様が実際に変化する。
なお、POVディスプレイ224Iにおける保留アイコンの表示態様の変化の表示と、第1装飾図柄表示装置208Lにおける保留アイコンの表示態様の変化の表示は、同時に行われてもよく、逆に、第1装飾図柄表示装置208Lの方が先に行われた後にPOVディスプレイ224Iの方が行われてもよい。
また、この例は、POVディスプレイ224Iによって、対象のアイコンまでは不明であるが、アイコンの表示態様の変化演出に成功するか否かの予告としても使用可能である。
以下、図194では、第1装飾図柄表示装置208Lと、図181に示す第4表示手段208M’とを組み合わせた装置構成における演出例について説明するが、図181でも説明したように、単にハードウェアの構成が異なるだけで、この明細書で説明する技術を適用することができないわけではなく、技術的思想としてとらえれば、表示手段の配置が横並びであっても、縦並びであっても適用可能である。
図194(Fe1)〜同図(Fe6)は、第1装飾図柄表示装置208Lにおける表示は第1装飾図柄表示装置208Lの中だけで完結し、第4表示手段208M’における表示は第4表示手段208M’の中だけで完結している例を示す図である。
図194(Fe1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lの状態は、図181(カa1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lの状態と、背景画面が表示されているかいないかの違いを除けば同じである。また、図194(Fe1)に示す第4表示手段208M’の状態は、図181(カa1)に示す第4表示手段208M’の状態と同じである。
図194(Fe2−1)に示す第4表示手段208M’では、アイコン変化予告の表示としての「赤爆撃機」のアイコンIHIの先端部分が画面右端に登場しており、同図(Fe3)に示す第4表示手段208M’では、「赤爆撃機」のアイコンIHIを用いたアイコン変化アニメーションが開始されている。図194(Fe4)に示す第4表示手段208M’では、赤色の爆撃機のアイコンRBIから赤色の銃弾アイコンBTIが発射されており、同図(Fe5)に示す第4表示手段208M’では、銃弾アイコンBTIが第1保留アイコンh11に命中し、第1保留アイコンh11がエフェクト画像EF14によって覆われている。そして、図194(Fe6)に示す第4表示手段208M’では、第1保留アイコンh11の表示態様が赤色の表示態様に変化している。一方、図194(Fe1)〜同図(Fe6)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、装飾図柄の変動表示が継続して行われている。
図194(Fe2−2−1)〜同図(Fe2−2−6)は、第1装飾図柄表示装置208Lにおける表示の一部が、第4表示手段208M’に入り込む例を示す図である。
図194(Fe2−2−1)は、図194(Fe2−1)からの続きであり、同図(Fe2−2−1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、アイコン変化予告の表示としての「赤爆撃機」のアイコンIHIが画面右端に登場しており、同図(Fe2−2−2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、「赤爆撃機」のアイコンIHIを用いたアイコン変化アニメーションが開始されており、赤色の爆撃機のアイコンRBIから赤色の銃弾アイコンBTIが発射されている。図194(Fe2−2−3)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、銃弾アイコンBTIが、初期位置にある第4表示手段208M’におけるフレームfmの上縁部分にオーバーラップされている下端領域に表示されているため、一瞬見にくくなっている。図194(Fe2−2−4)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、銃弾アイコンBTIが、初期位置にある第4表示手段208M’の表示画面内に移動してきており、第4表示手段208M’には、銃弾アイコンBTIの先端部分が表示されている。なお、初期位置にある第4表示手段208M’におけるフレームfmの上縁部分にオーバーラップされて見えないが、第1装飾図柄表示装置208Lには、銃弾アイコンBTIの後端部分が表示されている。ただし、表示されていなくてもよい。図194(Fe2−2−5)に示す第4表示手段208M’では、銃弾アイコンBTIの先端部分が、変動アイコン表示領域CIS’の台座hs0’に表示されているデフォルトの表示態様(第1表示態様)の変動アイコンh0の一部にオーバーラップしている。この状況は、赤色の爆撃機のアイコンRBIが第1装飾図柄表示装置208Lに表示され、銃弾アイコンBTIが第4表示手段208M’に表示されている。図194(Fe2−2−6)に示す第4表示手段208M’では、変動アイコンh0の表示態様が赤色の表示態様に変化している。一方、図194(Fe2−2−6)に示す第1装飾図柄表示装置208Lには、「赤爆撃機」のアイコンIHIは表示されていない。
なお、表示態様が変化した変動アイコンh0が、第4表示手段208M’の表示画面の大きさを超えて拡大され、第4表示手段208M’と第1装飾図柄表示装置208Lの両方に跨って表示される場合があってもよい。また、「赤爆撃機」のアイコンIHIが第4表示手段208M’と第1装飾図柄表示装置208Lの両方に跨って表示される場合があってもよい。
図195は、第2装飾図柄表示装置208Mと第3装飾図柄表示装置208Nを用いた演出例を示す図である。
図195(Ff1)に示す状態は、図183(A1−1)に示す状態と同じである。ただし、第2装飾図柄と第2保留数表示は、第2装飾図柄表示装置208Nに表示されている。図195(Ff1)に示す第2装飾図柄表示装置208Mも第3装飾図柄表示装置208Nも、互いの初期位置にあり、開いた状態(離間した状態)であって、第1装飾図柄表示装置208Lの表示画面は視認可能である。
図195(Ff2)に示す状態は、図183(A2−1)に示す状態に相当し、ここでは、第3装飾図柄表示装置208Nに、アイコン変化予告の表示としての「赤爆撃機」のアイコンIHIが登場し始めており、同図(Ff3)に示す第3装飾図柄表示装置208Nには、「赤爆撃機」のアイコンIHI全体が表示されている。
図195(Ff4)に示す第3装飾図柄表示装置208Nでは、赤色の爆撃機のアイコンRBIが左方向に移動しており、続く同図(Ff4)に示す第3装飾図柄表示装置208Nは、赤色の爆撃機のアイコンRBIが左方向に移動する代わりに、第3装飾図柄表示装置208N自体が左方向に移動を開始している(同図(Ff5)〜Ff6))。すなわち、赤色の爆撃機のアイコンRBIの本来の移動表示に合わせて第3装飾図柄表示装置208Nが移動している。やがて、第3装飾図柄表示装置208Nは、最大移動位置に到達し、左方向にそれ以上移動することができなくなる。すると、今度は、図195(Ff7)に示すように、赤色の爆撃機のアイコンRBIが、第1装飾図柄表示装置208Lの表示画面内に移動してきており第1装飾図柄表示装置208Lには、赤色の爆撃機のアイコンRBIの先端部分が表示され、第3装飾図柄表示装置208Nには、赤色の爆撃機のアイコンRBIの後ろ側の部分が表示されている。すなわち、赤色の爆撃機のアイコンRBIは、第1装飾図柄表示装置208Lと第3装飾図柄表示装置208Nに跨って表示されている。なお、奥側となる第1装飾図柄表示装置208Lでは、赤色の爆撃機のアイコンRBIの全体が表示されていてもよい。
図195(Ff8)では、最大移動位置に到達した第3装飾図柄表示装置208Nが初期位置に向けて移動を開始しており、赤色の爆撃機のアイコンRBIの2/3程度は、第1装飾図柄表示装置208Lに表示されており、目標の第1保留アイコンh11の手前の位置に到達したことから、赤色の爆撃機のアイコンRBIから赤色の銃弾アイコンBTIが発射されている。図195(Ff9)では、第1保留アイコンh11に、銃弾アイコンBTIが前側からオーバーラップしている。また、赤色の爆撃機のアイコンRBI全体が第1装飾図柄表示装置208Lに表示されている。
図195(Ff10)では、銃弾アイコンBTIが第1保留アイコンh11に命中し、第1保留アイコンh11がエフェクト画像EF14によって覆われている。また、赤色の爆撃機のアイコンRBIは、第2装飾図柄表示装置208Mに表示されている。図195(Ff11)では、第1保留アイコンh11の表示態様が赤色の表示態様に変化している。また、赤色の爆撃機のアイコンRBIは、第2装飾図柄表示装置208Mからさらに左側に飛び去ろうとしており、図195(Ff12)では、赤色の爆撃機のアイコンRBIが第2装飾図柄表示装置208Mから消え去っている。
以上説明した例では、複数の表示手段に跨って一つの画像が表示されることはあったが、複数の表示手段に同じ画像が表示されることはない。例えば、第1装飾図柄表示装置208Lと第2装飾図柄表示装置208Mに一部が同じ画像が表示されることはないが、表示されることがあってもよい。
なお、アイコン不変化アニメーションが行われる場合であっても、第3装飾図柄表示装置208Nから第1装飾図柄表示装置208Lを経て第2装飾図柄表示装置208Mに赤色の爆撃機のアイコンRBIを表示するアニメーションが行われる場合があるが、アイコン不変化アニメーションが行われる場合は、赤色の爆撃機のアイコンRBIが、第3装飾図柄表示装置208Nのみに表示されるように構成されていてもよいし、第2装飾図柄表示装置208Mおよび第3装飾図柄表示装置208Nにのみ表示されるようにしてもよい。
図195(Fg)では、第3装飾図柄表示装置208Nに、複数のアイコン変化予告の表示として「爆撃機」のアイコンIHI,「赤爆撃機」のアイコンIHI,および「金爆撃機」のアイコンIHIが表示されている。これらの爆撃機は、図185(A2−3−1)に示した例のように一斉に移動アニメーションを開始してもよいが、ストック表示されているだけであって、一機ずつ移動アニメーションが実行されてもよい。
なお、保留アイコンや変動アイコン自身がアイコン変化予告の表示を兼ねてもよく、この場合には、自身で自身が変化することを予告したり、あるいは自身とは異なる他のアイコン(保留アイコン又は変動アイコン)が変化することを予告したりすることになる。
また、アイコン変化予告の表示が、保留されている図柄変動表示のうちのいずれかの図柄変動表示で行われること、あるいは現在行われている図柄変動表示で行われることを報知する予告表示(アイコン変化予告準備中表示)が行われてもよい。アイコン変化予告準備中表示としては、例えば、「爆撃機」のアイコンIHIの先端部分だけが画面右端に見えていたり、爆撃機」のアイコンIHIが登場し、専用のストック領域(待機領域)に待機している表示があげられる。また、図186(A1−3−3)に示すテロップ表示trpで予告してもよい。また、アイコン変化予告準備中表示は、複数個表示されていてもよい。また、アイコン変化予告の表示が複数種類ある場合において、アイコン変化予告の表示の表示態様ごとにアイコン変化予告準備中表示が表示されていてもよい。また、アイコン変化予告準備中表示のストック表示を行う専用領域があってもよい。また、アイコン変化予告準備中表示が表示される領域の少なくとも一部(全部を含む)が、アイコン変化予告の表示と重なる領域に表示されていてもよく、重ならない領域に表示されていてもよい。
また、アイコン変化予告(「爆撃機」のアイコン等の他の予告表示によるアイコン変化予告や変化するアイコン自身によるアイコン変化予告)の表示が行われる前に、当該変動の予告および/または先読み予告として、「アイコン変化予告を経て表示態様が変化するアイコン(保留アイコンおよび/または変動アイコン)」が、アイコン変化予告によって変化する表示態様とは別の表示態様(例えば、拡大表示態様等)に変化することで、アイコン変化予告によって変化するアイコンであることを予告してもよいし、「アイコン変化予告を経て表示態様が変化するアイコン」にカーソル表示等の他の表示によってそのアイコンの表示態様が変化することを示唆する表示を表示することで、アイコン変化予告によって変化するアイコンであることを予告してもよい。
また、アイコン変化予告(「爆撃機」のアイコン等の他の予告表示によるアイコン変化予告や変化するアイコン自身によるアイコン変化予告)の表示が行われた後に、当該変動が大当りであることを報知する予告(液晶表示装置などの各種表示装置による予告表示や各種ランプ(枠ランプ122、盤ランプ)による発光(色や発光パターン)、スピーカによる予告音、操作手段や各種デバイスの予告動作等)の実行中において、本明細書内で説明した各種予告が行われる場合がある。例えば、スピーカ120から当該変動の大当り確定音が出力されている状態で、変動アイコンh0の表示態様が変化する場合があってもよい。あるいは、大当り確定音が出力されている状態で、アイコン変化アニメーションが表示されてもよい。しかしながら、当該変動が大当りであることを報知する予告の実行中において該各種予告が行われないようにしてもよい。また、当該変動が大当りであることを報知する予告の実行中においてのみ行われる各種予告があってもよい。
島一斉演出の実行中に各種予告が行われないように構成されていてもよいが、行われる場合があってもよい。また、島一斉演出の実行中にのみ行われる各種予告があってもよい。
また、演出背景または演出モードによって、行われる各種予告と行われない各種予告があってもよく、逆に演出背景に依らずに必ず行われる各種演出があってもよい。例えば、海の背景画面では、アイコン変化予告(「爆撃機」のアイコン等の他の予告表示によるアイコン変化予告や変化するアイコン自身によるアイコン変化予告)の表示が表示されるが、城下町の背景画面では、アイコン変化予告の表示が表示されないようにしてもよい。また演出背景は、遊技者によって選択可能であってもよく、この場合には、アイコン変化予告の表示を表示させるか否かを選択可能であることにもなる。
以上、図152〜図154を用いて説明した各種のアイコンや表示、あるいはそれらのアイコンや表示以外のアイコンや表示を用いた演出例を説明したが、最後にまとめて、7つの演出例について説明する。
図196は、各種のアイコンや表示が使用される7つの演出例を大まかに示す図である。この図196では、演出が進んでいく様子を、図の左から右に向かって段階的に示す。また、図196にも、3つの装飾図柄表示装置208L〜208Nのうち第1装飾図柄表示装置208Lのみを示す。この第1装飾図柄表示装置208Lは、装飾図柄表示装置208であってもよい。
図196(1)及び同図(2)には、図153を用いて説明したミニゲームBの演出例が大まかに示されている。
図196(1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第1保留アイコンh11と第2保留アイコンh12が表示されている。これらの特図1の保留アイコンh11,h12の表示態様はいずれも、図154(a)のNo.1に記したデフォルトの表示態様である。第1装飾図柄表示装置208Lの右上には、特図1及び特図2の第2保留数表示(ここでは「2」と「0」)が表示されている。また、変動アイコン表示領域CISの台座hs0の上には、変動アイコンh0が表示されている。変動アイコンh0の表示態様も、図154(a)のNo.1に記したデフォルトの表示態様である。
また、図196(1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、演出アイコン表示領域DISに配置された右ベースアイコンbIrの上に、ミニゲーム専用のミニゲームウィンドゥMGWが表示され、そのミニゲームウィンドゥMGW内で、ミニゲームB(じゃんけん対決)が行われている。ミニゲームウィンドゥMGW内の左側には、吉宗のキャラクタのアイコンが表示されている。この吉宗のキャラクタのアイコンは、図154(a)に示す、保留アイコン又は変動アイコンの一種であるNo.19の「吉宗(じゃんけん)」のアイコンと同じであり、図196(1)の左側に示す第1装飾図柄表示装置208Lには、態様aの吉宗のキャラクタのアイコンが表示されている。一方、ミニゲームウィンドゥMGW内の右側には、図153(c)に示す、対戦相手としての剣豪のキャラクタのアイコンが表示されている。図196(1)の左側に示す第1装飾図柄表示装置208Lには、態様aの剣豪のキャラクタのアイコンが表示されている。図196(1)の中央に示す第1装飾図柄表示装置208Lには、図196(a)に示すNo.19の態様cのアイコンと同じ吉宗のキャラクタのアイコンと、図153(c)に示す態様dの剣豪のキャラクタのアイコンが表示されている。すなわち、このじゃんけん対決では、吉宗がチョキを出し、剣豪がパーを出したことになり、ミニゲームウィンドゥMGW内には「吉宗勝利」の文字も表示されている。図196(1)の右側に示す第1装飾図柄表示装置208Lには、図154(a)に示すNo.19の態様fのアイコンと同じ吉宗のキャラクタのアイコンが、「吉宗勝利」の文字とともに表示され、その吉宗のキャラクタのアイコンには、「保留変化」と記された吹き出しも表示され、それまでデフォルトの表示態様であった第1保留アイコンh11の表示態様が、図154(a)のNo.3に記した第3表示態様(青色の表示態様)に変化している。
図196(2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、演出アイコン表示領域DISに配置された右ベースアイコンbIrの上にミニゲームウィンドゥMGWが表示されておらず、ミニゲームB(じゃんけん対決)は、保留アイコン表示領域HISに配置された左ベースアイコンbIlの上で行われる。すなわち、保留アイコンを用いてミニゲームBが行われる。図196(2)の左側と中央それぞれに示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第1保留アイコンh11が、図153(c)に示す、対戦相手としての剣豪のキャラクタのアイコンであり、第2保留アイコンh12が、図154(c)に示す、No.19の「吉宗(じゃんけん)」のアイコンである。
図196(2)の左側に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第1保留アイコンh11が、態様aの剣豪のキャラクタのアイコンで表示され、第2保留アイコンh12が、態様aの吉宗のキャラクタのアイコンで表示されている。図196(2)の中央に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第1保留アイコンh11が、態様dの剣豪のキャラクタのアイコンで表示され、第2保留アイコンh12が、態様cの吉宗のキャラクタのアイコンで表示されている。すなわち、このじゃんけん対決では、剣豪がパーを出し、吉宗がチョキを出したことになり、吉宗が勝利したことになる。図196(2)の右側に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第2保留アイコンh12が態様fの吉宗のキャラクタのアイコンで表示されるとともに、その吉宗のキャラクタのアイコンに「保留変化」と記された吹き出しも表示されている。そして、その隣の第1保留アイコンh11は、今まで剣豪のキャラクタのアイコンであったが、図154(a)のNo.3に記した第3表示態様(青色の表示態様)に変化している。この図196(2)に示す例では、保留アイコンを用いたミニゲームBが行われ、ミニゲームBに用いられた保留アイコンの表示態様が変化している。すなわち、対戦相手のアイコンで表示されていた保留アイコンが先読み対象保留のアイコンになる。
以上説明したように、図196(2)に示すように保留アイコンでミニゲームを行う場合と、図196(1)に示すように別領域でミニゲームを行う場合があってもよい。また、ここでの例は、保留アイコンの表示態様が変化するか否かのミニゲームの例であったが、図152に示す各種の予告アイコンを取得できるか否かのミニゲームであってもよい。
図196(3)及び同図(4)には、図154(b)のNo.16の「番長」の変化予告表示BCHによって、保留アイコンの表示態様が変化することを予告する演出例が大まかに示されている。
図196(3)及び同図(4)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、特図1の保留アイコン(第1保留アイコンh11)が第1ステージhs1に表示され、変動アイコンh0が変動アイコン表示領域CISの台座hs0の上に表示されている。また、図196(3)及び同図(4)の左側に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第1保留アイコンh11も変動アイコンh0も、図154(a)のNo.1に記したデフォルトの表示態様で表示されている。さらに、図196(3)及び同図(4)の左側に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、演出アイコン表示領域DISに配置された右ベースアイコンbIrの上に、図154(b)のNo16に記された態様aの「番長」の変化予告表示BCHが表示されている。ここでの「番長」の変化予告表示BCHには、「保留変化」と記された吹き出しが付加されており、保留アイコンの表示態様が変化することが予告されている。
図196(3)の中央に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、右ベースアイコンbIrの上から「番長」の変化予告表示BCHが消え、第1保留アイコンh11の表示態様が、第3表示態様(青色の表示態様)に変化している。なお、「番長」の変化予告表示BCHが消えるタイミングと、第1保留アイコンh11の表示態様が変化するタイミングは同じであってもよいし、「番長」の変化予告表示BCHが消えるタイミングの方が早くてもよいしあるいは反対に、第1保留アイコンh11の表示態様が変化するタイミングの方が早くてもよい。
図196(4)の中央に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、右ベースアイコンbIrの上から「番長」の変化予告表示BCHは消えず、「番長」の変化予告表示BCHに付加された吹き出しが、「もう1回」と記された吹き出しに変化しており、保留アイコンの表示態様がもう一回変化することが予告されている。また、第1保留アイコンh11の表示態様が、第3表示態様(青色の表示態様)に変化している。なお、「番長」の変化予告表示BCHに付加された吹き出しが変化するタイミング(再予告の開始タイミング)と、第1保留アイコンh11の表示態様が変化するタイミングは同じであってもよいし、再予告の開始タイミングの方が早くてもよいしあるいは反対に、第1保留アイコンh11の表示態様が変化するタイミングの方が早くてもよい。図196(4)の右側に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、右ベースアイコンbIrの上から「番長」の変化予告表示BCHが消え、第1保留アイコンh11の表示態様が、第4表示態様(緑色の表示態様)に変化している。なお、この例では、一回の図柄変動表示の中で、保留アイコンの表示態様が2回変化しているが、保留アイコンの表示態様が1回変化した図柄変動表示の次の図柄変動表示で保留アイコンの表示態様が再変化する場合があってもよい。また、一回の図柄変動表示の中で、保留アイコンの表示態様が3回以上変化する場合があってもよい。さらに、図196(4)に変化予告表示BCHとして用いられた「番長」のアイコンは、再予告のために消えずに再度用いられているが、予告対象となるアイコンや表示が消えるまで(非表示になるまで)、変化予告表示は何回も使用されてもよい。例えば、予告対象となるアイコンが保留アイコンであれば、その保留アイコンが変動アイコンになるまで、さらにはその変動アイコンが消えるまで、言い換えれば、先読み対象変動の図柄変動表示が開始されるか該図柄変動表示が終了するまで、変化予告表示は使用され、表示態様が繰り返し変化していってもよい。また、予告対象となるアイコンや表示は、予告アイコンでもよく予告表示でもよく、予告アイコンや予告表示が消えるまで、予告アイコンや予告表示の表示態様が繰り返し変化していってもよい。また、変化予告表示BCHが表示されていても、保留アイコンや変動アイコンの表示態様が一つも変化しない場合があってもよい。また、図柄変動表示173(4)の中央に示す「番長」の変化予告表示BCHが表示されても、保留アイコンや変動アイコンの表示態様が再度変化しない場合があってもよい。すなわち、「番長」の変化予告表示BCHが、予告対象となるアイコンを変化させるために再度用いられなくてもよい。
図196(5)及び同図(6)には、図154(b)のNo.4及び5の爆撃機系の変化予告表示によって、保留アイコンの表示態様が変化するこを予告する演出例が大まかに示されている。
図196(5)及び同図(6)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、特図1の保留アイコン(第1保留アイコンh11)が第1ステージhs1に表示され、デフォルトの表示態様の変動アイコンh0が変動アイコン表示領域CISの台座hs0の上に表示されている。図196(5)の左側に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第1保留アイコンh11は、図154(a)のNo.4に記した第4表示態様(緑色の表示態様)で表示されている。また、図196(5)の左側に示す第1装飾図柄表示装置208Lには、図154(b)のNo.4に記したデフォルト色の「爆撃機」のアイコンIHIが登場しており、その「爆撃機」のアイコンIHIを用いたアイコン変化アニメーションが開始されている。図196(5)の中央に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第4表示態様(緑色の表示態様)の第1保留アイコンh11に向けて銃弾アイコンBTIが発射されており、発射された銃弾アイコンBTIは第1保留アイコンh11に命中し、図196(5)の右側に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第1保留アイコンh11が第5表示態様(赤色の表示態様)に変化している。デフォルト色の「爆撃機」のアイコンIHIによるアイコンの表示態様の変化では一段階しか上がらないため、第4表示態様のアイコンでなければ第5表示態様のアイコンに変化させることはできない。
一方、図196(6)の左側に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第1保留アイコンh11は、図154(a)のNo.1に記した第1表示態様(デフォルトの表示態様)で表示されている。また、この第1装飾図柄表示装置208Lには、図154(b)のNo.5に記した赤色の「赤爆撃機」のアイコンIHIが登場しており、その「赤爆撃機」のアイコンIHIを用いたアイコン変化アニメーションが開始されている。さらに、演出アイコン表示領域DISに配置された右ベースアイコンbIrの上にはチュートリアル表示が表示されている。このチュートリアル表示は、変化予告表示を用いた、アイコンの表示態様の変化演出についてのチュートリアル表示であり、変化演出が開始されるまで表示されその後は非表示になってもよいし、銃弾アイコンBTIが発射されるまで表示されその後は非表示になってもよいし、アイコンの表示態様の変化が完了するか変化失敗が確定するまで表示され続けてもよい。図196(6)の中央に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第1表示態様(デフォルトの表示態様)の第1保留アイコンh11に向けて銃弾アイコンBTIが発射されており、発射された銃弾アイコンBTIは第1保留アイコンh11に命中し、図196(6)の右側に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第1保留アイコンh11が第5表示態様(赤色の表示態様)に変化している。赤色(第5表示態様)の「赤爆撃機」のアイコンIHIによるアイコンの表示態様の変化では、変化前のアイコンの表示態様がどのレベルであっても、第5表示態様のアイコンに変化させることができる。
図196(7)には、図155(あ12)に示す状態で、皿満タンエラーが発生し、第1装飾図柄表示装置208Lには、「球を抜いてください」といったエラーメッセージ(警告メッセージ)の表示(以下、「エラー表示EWM」という。)が表示されている。このエラー表示EWMは、予告アイコンYIの少なくとも一部に前側からオーバーラップしており、予告アイコンYIの少なくとも一部を隠してしまっている。なお、エラー表示EWMは、予告アイコンYIの全部に前側からオーバーラップする場合があってもよい。また、エラー表示EWMは、予告アイコンYIが使用された後(例えば、図152(a)に示す態様dの表示)に限って、少なくとも一部に前側からオーバーラップしてもよいし、予告アイコンYIが使用される前(例えば、図152(a)に示す態様aの表示)に限って、少なくとも一部に前側からオーバーラップしてもよい。また、エラー表示EWMは、予告アイコンYIの少なくとも一部に前側から、エラー表示EWMの表示期間の、全期間にわたってオーバーラップする場合があってもよく、一部の期間(例えば、エラー表示EWMの開始後一定期間等)に限ってオーバーラップする場合があってもよい。
あるいは反対に、予告アイコンYIは、エラー表示EWMはの少なくとも一部に前側からオーバーラップする場合(例えば、エラー表示EWMの重要度が低い場合や不正行為との関係性が低い場合等)があってもよいし、このことは、予告アイコンYIが使用された後に限ってでもよく、予告アイコンYIが使用される前に限ってでもよい。また、図196(7)に示す例は、予告アイコンとの関係であるが、予告表示との関係も、ここで説明したことと同様である。
図196(8)には、図183(A2−1)に示す状態で、皿満タンエラーが発生し、第1装飾図柄表示装置208Lには、「球を抜いてください」といったエラー表示EWMが表示されている。このエラー表示EWMは、アイコンの表示態様の変化演出にはオーバーラップしていない。すなわち、エラー表示EWMは、アイコンの表示態様の変化演出に用いられるアイコン(赤色の爆撃機のアイコンRBIや銃弾アイコンBTI等)の表示位置からズレた位置に表示されている。より具体的には、エラー表示EWMは、変化予告表示と重ならない位置に表示されている。また、エラー表示EWMは、ミニゲーム(例えば、ミニゲームに登場するキャラクタのアイコンや表示)にもオーバーラップしない。
ただし、エラー表示EWMは、アイコンの表示態様の変化演出の少なくとも一部(例えば、変化予告表示の少なくとも一部)や、ミニゲームの少なくとも一部(例えば、ミニゲームに登場するキャラクタのアイコンや表示の少なくとも一部)に前側からオーバーラップする場合があってもよく、エラー表示EWMの表示期間の、全期間にわたってオーバーラップする場合があってもよく一部の期間(例えば、エラー表示EWMの開始後一定期間等)に限ってオーバーラップする場合があってもよい。
また、図196(7)および同図(8)は、「球を抜いてください」といったエラー表示EWMの例であったが、図149〜図151を用いて説明した各種のエラーに関する表示や警告に関する表示についても同様である。
なお、図152〜図196を用いて説明した遊技台(パチンコ機100)では、ハズレの場合(ガセの場合)は、1つの予告アイコンしか表示させず、大当りの場合は、遊技を盛り上げるため、複数の予告アイコンを表示させるように構成されている。
以上、図152〜図196を用いた説明は、図148等を用いて説明した一斉演出や音量調整表示(例えば、前述の音量調整用のバー表示VB)と組み合わせることができる。また、図190を用いて説明したように、メニューアイコンMI、音量調整アイコンVI、および輝度調整アイコンBIによるカスタマイズの場面とも組み合わせることができる。
また、図152〜図196を用いた説明では、パチンコ機(弾球遊技機)に適用させた例であったが、本発明の遊技台は、これに限るものではなく、例えば、メダルや遊技球(パチンコ球)を使用する回胴遊技機(スロットマシン)にも適用可能である。すなわち、これまでに説明したパチンコ機100は、ぱちんこ(1種+1種)であるが、他のぱちんこ(例えば、1種、2種、3種、1種+2種等)でもよく、スロット等(パロット、じゃん球)でもよい。より具体的には、メダル(遊技媒体)を投入してスタートレバーを操作することでリールを回転させるとともに、内部抽選によって役を内部決定し、ストップボタンを操作することでリールを停止させたときに、図柄表示窓上に内部決定に応じて予め定められた図柄の組み合わせが表示されると役が成立し、メダルの払い出しを伴う役が成立した場合には、規定数のメダルを払い出すなど遊技者に特典が与えられるようした回胴遊技機(スロットマシン)であってもよい。あるいは、所定数の遊技球を封入球として封入し、前記封入球を遊技領域へ発射して遊技を行い、所定の進入領域に前記封入球が入賞したことに基づいて遊技者に所定の遊技価値を付与し、前記所定の進入領域に入賞した前記封入球または入賞しなかった前記封入球を再び前記遊技領域へ発射して循環使用可能な封入球式遊技台であってもよい。
このように、本発明は、様々な種類の遊技台に適用可能であり、例えば、図Z101を用いて説明する封入式のパチンコ機にも適用可能である。また、図Z102を用いて説明するスロットマシンにも適用可能である。
以上の記載では、
『 表示手段[例えば、第1装飾図柄表示装置208L、第2装飾図柄表示装置208M、および第3装飾図柄表示装置208Nの全部、あるいはこれら3つの装飾図柄表示装置208L〜Nのうちのいずれか一つ、あるいは二つ、第4表示手段208M’、導光板IL、POVディスプレイ224I等]を備えた遊技台であって、
前記表示手段は、第一のアイコンが表示される場合がある手段であり、
前記第一のアイコンは、図柄変動表示に関するアイコン[例えば、保留アイコンh11〜h14、変動アイコンh0]であり、
前記表示手段は、第二のアイコンが表示される場合がある手段であり、
前記表示手段は、予告アイコン[例えば、図152(a)に示す各種の予告アイコンYI、図152(b)に示す各種の予告アイコンYI]が表示される場合がある手段であり、
前記第二のアイコンは、前記予告アイコンとは別の種類のアイコン[例えば、図153(a)に示すミニゲームA用アイコン、図153(c)に示すミニゲームB用アイコン]であり
前記予告アイコンは、表示されている数によって保留数を表すアイコンではなく、
前記表示手段は、演出表示が表示される場合がある手段であり、
前記演出表示は、表示されている前記第一のアイコンのうちのいずれかのアイコン[例えば、1又は複数(全部又は一部)のアイコン]と、前記第二のアイコンが用いられた演出の表示[例えば、ミニゲームA又はBの表示]であり、
前記演出表示が表示された後に、前記予告アイコンが表示される場合[例えば、図155(あ11)、図158(あ3−2−9)、同図(あ3−2−8c1)、同図(あ3−2−8c7)、図160(い11)、図162(う34)、図163(う15−2−17)、図165(う1−2−24)、図170(かa8)等]がある、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
この遊技台によれば、2つのアイコンが用いられた演出表示が表示されたことをきっかけに、予告アイコンの獲得有無の過程に注目させ、遊技者を楽しませることができる場合がある。
前記第一のアイコンは、保留の数に対応して表示される場合があるアイコンであってもよい。例えば、保留の数=0に対応して表示される変動アイコンであってもよいし、保留の数=1に対応して表示される第1保留アイコン、保留の数=2に対応して表示される2番目の第2保留アイコン、保留の数=3に対応して表示される3番目の第3保留アイコン、保留の数=4に対応して表示される4番目の第4保留アイコンであってもよい。また、前記予告アイコンは、上記変動アイコンや上記保留アイコンとは別の種類のアイコンであってもよい。
ここで、保留数とは、図柄変動表示の開始が保留されている数のことであり、前記第一のアイコンは、前記保留アイコンの他に、変動アイコンを一例としてあげることができる。前記変動アイコンは、実行中の図柄変動表示に関するアイコンであり、消化済みの保留を表すアイコンのことである。すなわち、未消化の保留を表す保留アイコンによって表されていた保留に対応する図柄変動表示が開始された後に、該保留アイコンは、開始された図柄変動表示に対応する変動アイコンとして表示される。
なお、表示されている前記第一のアイコンの数によって、保留数が表示される場合があり、表示されている前記予告アイコンの数によっては、保留数は表示されることはなくてもよい。
前記演出表示は、表示されている前記第一のアイコンのうちのいずれかのアイコンと、前記第二のアイコンとを用いた演出の表示であってもよい。
前記演出表示が行われると、前記予告アイコンが表示される場合があってもよい。
前記いずれかのアイコンは、一の第一のアイコンであってもよいし、複数の第一のアイコンであってもよい(例えば、表示されている全部又は一部の前記第一のアイコン)。
前記第二のアイコンは、演出用のアイコン(例えば、キャラクタのアイコン)であってもよいし、保留アイコンであってもよいし、変動アイコンであってもよい。より具体的には、上記演出用のアイコンとして、予告演出の開始を予告するアイコンであってもよく、ミニゲーム専用のアイコンであってもよいし、保留アイコンを兼ねたアイコンであってもよいし、変動アイコンを兼ねたアイコンであってもよい。
前記演出表示としては、表示されている前記第一のアイコンのうちのいずれかのアイコンと、前記第二のアイコンとを用いたミニゲームの演出があげられる。すなわち、前記いずれかのアイコンと前記第二のアイコンとを用いたミニゲームの演出が行われた結果、前記予告アイコンが表示される場合があってもよい。
「前記予告アイコンが表示される場合がある、」とは、前記予告アイコンが表示されない場合もあることを意味する。さらに、「前記予告アイコンが表示されない場合がある」には、前記予告アイコンが表示されず、該予告アイコン以外の別の表示が表示される場合があることが、含まれていてもよいし、含まれていなくてもよい。以下の説明においても、この考え方は適用される。
また、前記予告アイコンは、表示の開始がされた後、表示位置を変えて表示(ストック)される場合があってもよいし、表示位置を変えずに表示され続ける(ストックされる)場合があってもよい。例えば、表示手段には、予告アイコンの表示が開始される出現領域と、予告アイコンがストックされるストック領域が設けられており、出現領域とストック領域は異なる領域である(一部が重なっていてもよいが、全部が重なることはない)。ストック領域は、予告アイコンが表示され続ける表示領域である。予告アイコンは、出現領域からストック領域に移動し、ストック領域内で使用され、ストック領域内で消える場合もあれば、表示態様が変化する場合もある。あるいは、ストック領域から出て、消える場合もあれば、表示態様が変化する場合もある。
前記演出表示は、前記いずれかのアイコンと前記第二のアイコンとを同時に用いる演出(例えば、ミニゲーム)であってもよいし、該いずれかのアイコンと該第二のアイコンのうちのいずれか一方のアイコンを先に用いて、該一方に対する他方のアイコンを後に用いる演出(例えば、ミニゲーム)であってもよい。
また、前記予告アイコンは、表示されている前記第一のアイコンのうちのいずれかのアイコンだけが用いられた演出の表示によって、必ず表示されてもよいし、表示される場合があってもよい。また、前記予告アイコンは、前記第二のアイコンだけが用いられた演出の表示によって、必ず表示されてもよいし、表示される場合があってもよい。
また
『 前記予告アイコンとして、複数種類の予告アイコンが用意されており[例えば、図152(a)に示す各種の予告アイコンYI、図152(b)に示す各種の予告アイコンYI]、
前記表示手段は、予告表示が表示される場合がある手段であり、
前記予告表示として、複数種類の予告表示が用意されており[例えば、図152(b)に示す各種の予告表示YH]、
前記複数種類の予告表示のうちの一の種類の予告表示は、第一の予告表示[例えば、No6.「変化」の予告表示]であり、
前記複数種類の予告表示のうちの一の種類の予告表示は、第二の予告表示[例えば、No.17「リーチ」の予告表示]であり、
前記複数種類の予告アイコンのうちの或る予告アイコン[例えば、No.1「箱」の予告アイコンYI]が使用された場合に、前記第一の予告表示が表示される場合があり[例えば、図156(あ33)、図161(い14−4−3)]、
前記或る予告アイコンが使用された場合に、前記第二の予告表示が表示される場合がある[例えば、図160(い15)、図161(い14−2−3)]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、前記或る予告アイコンが使用されるまでどの予告表示が表示されるのか(前記第一の予告表示が表示されるのか、前記第二の予告表示が表示されるのか)が分からないので、該或る予告アイコンが使用されるまで注目させることができる場合ある。すなわち、予告アイコンと予告表示の関係が一対一で予め定まっておらず、遊技者は、予告アイコンの種類を見ただけでは、いずれの予告表示が表示されるのか認識することができないため、予告表示が表示されるまで、予告アイコンを興味を持って見続ける場合がある。
ここで、そもそも、前記或る予告表示が表示されるまで、前記予告表示が表示されること自体が不明であってもよい。すなわち、前記予告表示が表示される場合と、該予告表示が表示されない場合があり、どちらの場合になるか不明であってもよい。前記予告表示が表示されること自体が不明であるということは、結果として、複数種類の予告表示のうちのいずれの種類の予告表示が表示されるのかも不明であることになる。
また、前記予告アイコンとして、一種類の予告アイコンしか用意されていなくてもよい。この場合には、前記予告アイコンが使用された場合に、複数種類の予告表示のうちの或る予告表示が表示される場合があり、前記予告表示が表示されるまで、該予告表示が表示されること自体が不明であってもよい。
前記表示手段は、前記或る予告アイコンが使用された場合に、使用された該或る予告アイコンの種類に対応する種類の前記予告表示を表示可能な手段であってもよい。すなわち、予告アイコンが表示されている時点で、該予告アイコンが使用された後に表示される予告表示が複数種類の予告表示のうちのいずれの予告表示であるかが分かる態様であってもよい。要するに、予告アイコンと予告表示の関係が一対一で予め定まっている態様であってもよい。
また、「或る予告アイコンが使用された場合」とは、例えば、前記或る予告アイコンが演出で使用された場合のことであり、より具体的には、該或る予告アイコンの表示態様が変化した場合のことであったり、該或る予告アイコンが消えた場合(非表示になった場合)のことであってもよい(以下においても同じ。)。
また、前記予告表示は表示の開始がされた後、表示位置を変えて表示(ストック)される場合があってもよいし、表示位置を変えずに表示され続ける(ストックされる)場合があってもよい。
なお、複数種類の予告アイコンのうちの或る予告アイコンが使用された場合に、複数種類の予告表示のうちの一の種類の予告表示(以下、「或る予告表示」という。)が表示される場合があり、前記或る予告表示が表示されるまで、複数種類の予告表示のうちのいずれの種類の予告表示が表示されるのかが不明であってもよい。
また、前記或る予告アイコンが表示されただけでは、前記第一の予告表示が表示されることが予告されていない場合があってもよいし、前記第二の予告表示が表示されることが予告されていない場合があってもよい。あるいは反対に、前記或る予告アイコンが表示されただけで、前記第一の予告表示が表示されることが予告されている場合があってもよいし、前記第二の予告表示が表示されることが予告されている場合があってもよい。
また
『 前記第一の予告表示が表示されると、表示されている前記第一のアイコンのうちのいずれかのアイコンの表示態様が変化する場合がある[例えば、図156(あ36)の場合]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
すなわち、前記第一の予告表示は、表示されている前記第一のアイコンのうちのいずれかのアイコンの表示態様を変化させる表示であってもよい。例えば、前記第一のアイコンのうちのいずれかのアイコンの表示態様は、予告の表示態様に変化する。この場合には、前記第一の予告表示は、前記第一のアイコンによる予告の予告として機能する。
この遊技台によれば、前記演出表示が終わった後も前記第一のアイコンに注目させることができる場合がある。
ここで、「表示されている前記第一のアイコンのうちのいずれかのアイコン」とは、前記演出表示に用いられた第一のアイコンのことであってもよいし、前記演出表示に用いられていない第一のアイコンのことであってもよい。また、前記いずれかのアイコンは、複数のアイコンであってもよいし、一のアイコンであってもよい(例えば、表示されている全部又は一部の前記第一のアイコン)。
また、前記演出表示に用いられた第一のアイコンは、該演出表示を行ったままの表示態様であってもよいし、該演出表示を行った表示態様から変化した表示態様であってもよい。例えば、前記演出表示に用いられた第一のアイコンの表示態様が、前記演出表示に用いられる前の表示態様と、該演出表示を行った表示態様とで異なる場合には、該演出表示を行った後に、前の表示態様に戻る場合があってもよいし、前の表示態様に戻らずにそのままの表示態様である場合があってもよいし、該演出表示を行った表示態様からさらに別の表示態様に変化する場合があってもよい。また、前記演出表示に用いられた第一のアイコンの表示態様が、前記演出表示に用いられる前の表示態様と、該演出表示を行った表示態様で同じ場合には、該演出表示を行った後に、表示態様が変化する場合があってもよいし、変化せずに依然として同じ表示態様である場合があってもよい。以上説明したいずれの場合であっても、前記第一の予告表示が表示されると、前記演出表示に用いられた第一のアイコンの表示態様が変化する場合があってもよい。
なお、前記第一の予告表示が表示されると、表示されている前記第一のアイコンのうちのいずれかのアイコンの表示態様が必ず変化してもよいし、表示されている前記第一のアイコンのうちのいずれのアイコンの表示態様も変化しない場合があってもよい。また、前記第一の予告表示が表示されない場合よりも、該第一の予告表示が表示された場合の方が、表示されている前記第一のアイコンのうちのいずれかのアイコンの表示態様が変化しやすくてもよい。
また、前記演出表示には、複数種類の演出表示があり、表示されている前記第一のアイコンのうちのいずれかのアイコンの表示態様を変化させる種類の演出表示よりも、該いずれかのアイコンの表示態様も変化させない種類の演出表示の方が、出願頻度が高くてもよいし、反対に低くてもよいし、あるいは、両者の出現頻度は同じであってもよい。さらに、複数種類の演出表示のうちの一の種類の演出表示は、第一の演出表示であり、前記第一の演出表示が表示されない場合よりも、該第一の演出表示が表示された場合の方が、表示されている前記第一のアイコンのうちのいずれかのアイコンの表示態様が変化しやすくてもよい。
また
『 前記第二の予告表示は、該第二の予告表示が表示された図柄変動表示に関する予告[例えば、リーチが行われることの予告]を行う表示であり、
前記第二の予告表示が表示されない図柄変動表示よりも、該第二の予告表示が表示された図柄変動表示の方が、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすい、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
すなわち、前記第二の予告表示が表示されたからといって、必ずしも、最終的に大当り図柄態様が確定表示されるとは限らず、前記第二の予告表示が表示された図柄変動表示でも、最終的にハズレの図柄態様が確定表示される場合があってもよい。あるいは反対に、前記第二の予告表示(例えば、プレミア予告等)が表示されれば、該第二の予告表示が表示された図柄変動表示で、最終的に大当りの図柄態様が必ず確定表示されてもよい。
なお、前記表示手段は、第三の予告表示が表示される場合がある手段であり、前記第三の予告表示は、先読み予告を行う表示(例えば、チャンス目先読み予告等)であり、前記第三の予告表示が表示されない場合よりも、該第三の予告表示が表示された場合の方が、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすくてもよい。すなわち、前記第三の予告表示が表示されたからといって、必ずしも、最終的に大当り図柄態様が確定表示されるとは限らず、前記第三の予告表示が表示された図柄変動表示でも、最終的にハズレの図柄態様が確定表示される場合があってもよい。あるいは反対に、前記第三の予告表示が表示されれば、該第三の予告表示が表示された図柄変動表示で、最終的に大当りの図柄態様が必ず確定表示されてもよい。
また
『 前記第一のアイコンは、複数種類の表示態様[例えば、図154(a)に示すNo.1〜No.19の表示態様]のうちの一の種類の表示態様で表示開始されるアイコンであり、
前記複数種類の表示態様のうちの一の種類の表示態様は、第一の表示態様[例えば、「デフォルト」の表示態様]であり、
前記複数種類の表示態様のうちの一の種類の表示態様は、第二の表示態様[例えば、「村人」(じゃんけん)の表示態様、吉宗(弓)の表示態様]であり、
前記第二の表示態様は、前記第一の表示態様とは異なる表示態様である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
前記第一の表示態様は、デフォルトの表示態様であってもよい。また、前記第二の表示態様は、前記演出表示に用いられる表示態様であってもよい。例えば、前記演出表示に用いられる場合がある表示態様であってもよく、前記演出表示に用いられる専用の表示態様であってもよい。
また
『 前記演出表示は、表示されている前記第二の表示態様の前記第一のアイコン[例えば、「村人」(じゃんけん)の表示態様の保留アイコンあるいは変動アイコン、吉宗(弓)の表示態様の保留アイコンあるいは変動アイコン]と、前記第二のアイコン[例えば、パンダの対戦相手アイコンTI、ミニゲームA用アイコンAI]が用いられた演出の表示[例えば、図160(あ8−1)から開始されているじゃんけん対決アニメーション、図161〜図162に示す吉宗お宝獲得の表示]であり、
前記演出表示は、前記第一の表示態様の前記第一のアイコンが用いられない演出の表示である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また
『 前記第二の表示態様の前記第一のアイコンが表示されることによって、前記演出表示が表示されることが予告される、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
なお、前記演出表示が表示されることが予告されたからといって、該演出表示の表示中および/または終了後に、前記予告アイコンが表示されることまで予告するわけではない。すなわち、前記第二の表示態様の前記第一のアイコンが表示されるだけでは、前記演出表示の表示中および/または終了後に、前記予告アイコンが表示されることまで予告するわけではない。
また、前記第一のアイコンが前記第二の表示態様で表示されると、前記演出表示が表示され、前記第一のアイコンが前記第一の表示態様で表示されると、前記演出表示が表示されず、前記第一の表示態様で前記第一のアイコンが表示されたことのみによっては、前記予告アイコンが表示されることが予告されない構成であってもよい。
ここで、前記第一のアイコンが前記第二の表示態様で表示されると、前記演出表示が必ず表示されてもよいし、あるいは反対に、前記演出表示が表示されない場合があってもよい。
前記第二の表示態様で前記第一のアイコンが表示されたことのみによっては、この後、前記予告アイコンが表示されるのかが不明であってもよい。
また、前記第二の表示態様で前記第一のアイコンが表示されている場合のみ、前記第二のアイコンも表示されている場合があってもよい。
ここで、前記第二の表示態様で表示される前記第一のアイコンと前記第二のアイコンは、同時に表示開始されてもよいし、該第二の表示態様で表示される該第一のアイコンの方が先に表示開始されてもよいし、該第二のアイコンの方が先に表示開始されてもよい。
なお、前記第二の表示態様で表示される前記第一のアイコンが表示されていなくても、前記第二のアイコンが表示されている場合があってもよい。また、前記第二の表示態様で表示される前記第一のアイコンが表示されていなければ、前記第二のアイコンも表示されていない場合があってもよい。あるいは、前記第二の表示態様で表示される前記第一のアイコンが表示されていなくても、前記第二のアイコンが表示されていてもよい。
また、前記第二の表示態様で表示される前記第一のアイコンが表示されている場合のみ、前記第二のアイコンも必ず表示されていてもよい。さらに、前記第二の表示態様で表示される前記第一のアイコンが表示されている場合に、前記第二のアイコンも必ず表示されていてもよい。
さらに、前記第二のアイコンは、前記第一のアイコンが表示されていない状態では、表示されなくてもよいし、反対に表示される場合があってもよい。すなわち、前記第二のアイコンは、単体で出現するこがなくてもよいし、反対に単体で出現する場合があってもよい。
また
『 前記第一のアイコンが前記第二の表示態様で表示された後に、前記第二のアイコンの表示が開始される場合がある[例えば、図155(あ5)から開始されている対戦相手アイコンの登場アニメーション、図161(う5)から開始されているミニゲームA用アイコンの登場アニメーション]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここにいう「第二のアイコン」は、前記保留アイコンではなく、該保留アイコンを兼ねたアイコンでもなく、前記変動アイコンでもなく、該変動アイコンを兼ねたアイコンでもない。すなわち、「第二のアイコン」は、前記演出表示に用いられる表示態様(以下、「演出表示用の表示態様」という。)であってもよい。
前記第一のアイコンが前記第二の表示態様で表示された後に、前記第二のアイコンの表示が開始されない場合があってもよい。ここにいう「前記第二のアイコンの表示が開始されない場合」であっても、前記第二のアイコンの表示が、前記第一のアイコンが前記第二の表示態様で表示される前から開始されている場合や、該第一のアイコンが該第二の表示態様で表示されると同時に開始される場合がある。
前記第一のアイコンの表示態様が変化した場合(例えば、前記第二の表示態様に変化した場合)に、前記第二のアイコンが必ず表示されてもよい。あるいは、前記第二のアイコンが表示された後に、前記第二の表示態様の前記第一のアイコンが表示される場合があってもよい。
前記第二のアイコンが上記変動アイコンや上記保留アイコンの場合(上記変動アイコンや上記保留アイコンを兼ねる場合も含む)は、前記第二の表示態様の前記第一のアイコンが表示された後に前記第二のアイコンが第三の表示態様(例えば、デフォルトの表示態様)から第四の表示態様(例えば、演出表示用の表示態様)に、変化する場合があってもよいし、必ず変化してもよい。また、前記第二の表示態様の前記第一のアイコンが表示される前に前記第二のアイコンが第三の表示態様(例えば、デフォルトの表示態様)から第四の表示態様(例えば、演出表示用の表示態様)に、変化する場合があってもよいし、必ず変化してもよい。あるいは、前記第二の表示態様の前記第一のアイコンが表示されると同時に前記第二のアイコンが第三の表示態様(例えば、デフォルトの表示態様)から第四の表示態様(例えば、演出表示用の表示態様)に、変化する場合があってもよいし、必ず変化してもよい。
前記第二のアイコンが表示されるタイミングは、1パターン(例えば、第二の表示態様の前記第一のアイコンが表示された後のみ、第二の表示態様の前記第一のアイコンが表示される前のみ、あるいは第二の表示態様の前記第一のアイコンが表示されると同時のみ)しかなくてもよいし、複数パターン(例えば、第二の表示態様の前記第一のアイコンが表示された後、第二の表示態様の前記第一のアイコンが表示される前、および第二の表示態様の前記第一のアイコンが表示されると同時のうちの或る定まった2又は3の組合せ)あってもよい。
なお、前記第二の表示態様の前記第一のアイコンが表示される前に、前記第二のアイコンが表示されていてもよいし、該第二の表示態様の該第一のアイコンが表示された後に、該第二のアイコンが表示されてもよいし、該第二の表示態様の該第一のアイコンが表示されると同時に、該第二のアイコンも表示されてもよい。
また
『 前記第二の表示態様の前記第一のアイコンが複数表示される場合がある[例えば、図155(あ3−1)、図161(う3)]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
なお、前記第二の表示態様の前記第一のアイコンが1つのみ表示される場合があってもよい。また、前記第一の表示態様の前記第一のアイコンも複数表示される場合があってもよいし、1つのみ表示される場合があってもよい。さらに、前記第二のアイコンは1つのみ表示される場合があってもよいし、複数表示される場合があってもよい。
また
『 前記演出表示として、第一の演出表示が表示される場合があり、
前記演出表示として、第二の演出表示が表示される場合があり、
前記第一の演出表示が表示された後には、前記予告アイコンが表示され[例えば、図155(あ11)]、
前記第二の演出表示が表示された後には、前記予告アイコンが表示されない[例えば、図156(あ8−2−3)]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
すなわち、前記第二の演出表示は、いわゆる偽の演出表示である。
また
『 複数の予告アイコンが表示される場合がある[例えば、図160(い11)、図163(う15−2−17)]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
例えば、前記演出表示が一又は複数回表示された後に、複数の予告アイコンが表示される場合があってもよい。すなわち、複数の予告アイコンがストックされる場合があってもよい。例えば、前記演出表示が一回行われただけで、複数の予告アイコンが表示される場合があってもよいし、前記演出表示が一回行われる度に、0又は一の予告アイコンが表示され、前記演出表示が複数回行われることで、複数の予告アイコンが表示される場合があってもよい。また、前記予告アイコンは、前記演出表示以外の他の演出によっても表示(ストック)される場合があってもよい。
また
『 第一の数の予告アイコンが表示されるよりも、第二の数の予告アイコンが表示された方が、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすい場合がある、ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
前記第二の数の予告アイコンが表示された場合であっても、最終的にハズレの図柄態様が確定表示される場合があってもよい。あるいは、前記第二の数の予告アイコンが表示された場合には、最終的に大当り図柄態様が必ず確定表示されてもよい。
前記予告アイコンが第一の予告態様で表示されているよりも、該予告アイコンが第二の予告態様で表示されている方が、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすい場合があってもよい。
また
『 遊技者が操作可能な操作手段[例えば、チャンスボタン136、操作レバー139、透過部191、第2チャンスボタン137等]を備え、
前記演出表示の表示中に前記操作手段が操作されると、予告アイコンが表示される場合がある[例えば、図169(おc7)から続く図155(あ9−1)以降の流れ]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
前記操作手段が操作されなくても、予告アイコンが表示される場合があってもよいし、反対に、該操作手段が操作された場合のみ、予告アイコンが表示されてもよい。
前記演出表示の表示中に、前記操作手段の操作ができる場合とできない場合があってもよく、できない場合よりも、できた場合の方が、予告アイコンが表示されやすくてもよいし、あるいは反対に、予告アイコンが表示されにくくてもよい。また、予告アイコンが表示される確率は、できた場合とできない場合で同じであってもよい。
前記演出表示の表示中に、前記操作手段に関する表示(以下、「操作表示」という。)が表示されていてもよいし、表示されていなくてもよい。ここにいう操作表示とは、前記操作手段を模した画像を含む表示であってもよいし、該画像のみの表示であってもよいし、該操作手段の操作を促す表示(操作促進表示)を含む表示であってもよいし、該操作促進表示のみであってもよいし、該操作手段の操作有効期間を表す表示(操作有効期間表示)を含む表示であってもよいし、該操作有効期間表示のみであってもよい。さらに、前記操作表示の表示態様として、複数種類の表示態様が用意されており、該複数種類の表示態様には、前記操作手段自体の態様変更(例えば、色の変更や、突出量の変更や、形状の変更や、位置の変更や、姿勢の変更等)に対応した表示態様が含まれていてもよい。
また
『 演出可動手段[例えば、図181(カc1)]を備え、
前記演出表示の表示が開始[例えば、図181(カc2)に示すミニゲーム専用役物225]された後に前記演出可動手段が演出動作を行う場合があるように構成されており、
前記演出動作が行われると、予告アイコンが表示される場合がある[例えば、図181(カc2)]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
前記演出表示が表示された後に前記演出可動手段が演出動作を行う場合があるように構成されていてもよい。すなわち、前記演出表示の表示が終了した後に該演出可動手段が演出動作を行う場合があるように構成されていてもよい。あるいは、前記演出表示の表示中に前記演出可動手段が演出動作を行う場合があるように構成されていてもよい。
前記演出動作が行われると、該演出動作が行われなかった場合よりも予告アイコンが表示されやすい場合があってもよいが、該演出動作が行われても予告アイコンが表示されない場合があってもよい。あるいは、前記演出動作が行われると、予告アイコンが必ず表示されてもよい。
前記演出動作が行われると、先読み予告が開始される場合があってもよいし、通常予告(該演出動作が行われた際に実行されている図柄変動表示に関する予告)が開始される場合があってもよい。また、前記演出動作が行われると、該演出動作が行われなかった場合よりも先読み予告が開始されやすい場合があってもよいが、該演出動作が行われても該先読み予告が開始されない場合があってもよい。あるいは、前記演出動作が行われると、前記先読み予告が必ず表示されてもよい。さらに、前記演出動作が行われると、該演出動作が行われなかった場合よりも通常予告が開始されやすい場合があってもよいが、該演出動作が行われても該通常予告が開始されない場合があってもよい。あるいは、前記演出動作が行われると、前記通常予告が必ず表示されてもよい。
ただし、前記演出表示の表示中には、前記演出可動手段が前記演出動作を絶対行わない構成であってもよいし、該演出表示の表示とは全く関係なく該演出可動手段が該演出動作を行う場合があってもよい。
また
『 前記予告アイコンは、複数種類の予告態様[例えば、図152(a)に示す「箱」、「赤箱」、「金箱」、「虹箱」]のうちの一の種類の予告態様で表示開始されるアイコンであり、
前記予告アイコンが第一の予告態様[例えば、「箱」]で表示されているよりも、該予告アイコンが第二の予告態様[例えば、「赤箱」]で表示されている方が、該予告アイコンが使用された際に実行されている図柄変動表示において最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすい場合がある[例えば、図152(a)に示す信頼度]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
前記予告アイコンが、該予告アイコンによる予告の対象になる図柄変動表示(以下、「予告対象変動」という。)が開始される前に使用された場合、該予告アイコンによる予告は、先読み予告である場合もあれば通常予告である場合もあるが、該予告アイコンによる予告を見ただけでは、該予告が、先読み予告であったのか通常予告であったのかが不明であってもよい。
前記予告アイコンは、前記予告対象変動が終了するまでに、演出で必ず使用されてもよい。この場合も、該予告アイコンによる予告が、先読み予告として使用されてもよいし、通常予告として使用されてもよい。
前記予告アイコンが前記第一の予告態様で表示されている方が、該予告アイコンが前記第二の予告態様で表示されているよりも、前記予告表示が表示されやすい場合があってもよいし、或る表示(該予告表示とは異なる表示)が表示されやすい場合があってもよい。
また
『 前記表示手段は、変動アイコン[例えば、変動アイコンh0]が表示される場合がある手段であり、
前記変動アイコンとは、実行中の図柄変動表示に関するアイコンのことであり、
前記第二のアイコンは、前記変動アイコンとは別のアイコンである、ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また
『 前記第一のアイコンは、前記変動アイコンである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
なお、前記第一のアイコンは、前記変動アイコン専用のアイコンであってもよいし、該変動アイコンを兼ねたアイコンであってもよい。
また
『 前記表示手段は、保留アイコン[例えば、特図1の第1保留アイコンh11〜第4保留アイコンh14]が表示される場合がある手段であり、
前記保留アイコンとは、表示されている数によって保留数を表すアイコンのことであり、
前記第二のアイコンは、前記保留アイコンとは別のアイコンである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また
『 前記第一のアイコンは、前記保留アイコンである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また
『 前記遊技台は、ぱちんこ機[例えば、パチンコ機100]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
以上の記載では、
『 表示手段[例えば、第1装飾図柄表示装置208L、第2装飾図柄表示装置208M、および第3装飾図柄表示装置208Nの全部、あるいはこれら3つの装飾図柄表示装置208L〜Nのうちのいずれか一つ、あるいは二つ、第4表示手段208M’、導光板IL、POVディスプレイ224I等]を備えた遊技台であって、
前記表示手段は、保留アイコンが表示される場合がある手段であり、
前記保留アイコンとは、保留の数に対応して表示されるアイコン[例えば、特図1の第1保留アイコンh11〜第4保留アイコンh14]であり、
前記表示手段は、予告アイコンが表示される場合がある手段であり、
前記予告アイコンは、前記保留アイコンとは別の種類のアイコン[例えば、図152(a)に示す各種の予告アイコンYI、図152(b)に示す各種の予告アイコンYI]であり
前記表示手段は、予告表示[例えば、予告表示YH]が表示される場合がある手段であり、
前記予告表示として、複数種類の予告表示が用意されており[例えば、図152(b)に示す各種の予告表示YH]、
前記予告アイコンが使用された場合に、前記複数種類の予告表示のうちの一の種類の予告表示が表示される場合があり[例えば、図156(あ32)、図165(え13)、図166(え1−2−18)、図171(ア8−1)、図171(ア8−2−1)、図173(ア1−3−3)、図174(イa15)、同図(イa28)等]、
前記予告アイコンが使用されると、該予告アイコンが非表示となる場合があり[例えば、図156(あ35)、図166(え15)、図166(え1−2−20)等]、
前記予告アイコンが使用されても該予告アイコンが非表示とならずに該予告アイコンが演出で再度使用され、前記複数種類の予告表示のうちの或る予告表示が表示される場合がある[例えば、図171(ア11),同図(ア16)、図171(ア8−2−4),同図(ア8−2−6)、図173(ア1−3−9)、図174(イa28)等]、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
この遊技台によれば、前記予告アイコンが使用された後もその予告アイコンの表示状況に注目させることができ、遊技者を楽しませることができる場合がある。
「予告アイコンが使用された場合」とは、例えば、前記予告アイコンが演出で使用された場合のことであり、より具体的には、該予告アイコンの表示態様が変化した場合のことであったり、該予告アイコンが消えた場合(非表示になった場合)のことであってもよい(以下においても同じ。)。
前記予告アイコンが一回使用されると、該予告アイコンが非表示となる場合があり、前記予告アイコンが一回使用されても該予告アイコンが非表示とならずに該予告アイコンが演出で再度使用され、或る予告表示が表示される場合があってもよい。
また
『 前記予告アイコンとして、複数種類の予告アイコンが用意されており[例えば、図152(a)に示す各種の予告アイコンYI、図152(b)に示す各種の予告アイコンYI]、
前記複数種類の予告表示のうちの一の種類の予告表示は、第一の予告表示[例えば、No6.「変化」の予告表示]であり、
前記複数種類の予告表示のうちの一の種類の予告表示は、第二の予告表示[例えば、No.17「リーチ」の予告表示]であり、
前記複数種類の予告アイコンのうちの或る予告アイコン[例えば、No.1「箱」の予告アイコンYI]が使用された場合に、前記第一の予告表示が表示される場合があり[例えば、図171(ア8−1)、図173(ア1−3−3)、図174(イa15)、同図(イa28)等]、
前記或る予告アイコンが使用された場合に、前記第二の予告表示が表示される場合がある[例えば、図171(ア11)等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、前記予告アイコンが使用される前に、前記予告表示が表示されること自体が予告されなくてもよい。
また、前記予告アイコンが使用される前に、前記複数種類の予告表示のうちのいずれの種類の予告表示が表示されるのかも予告されない構成であってもよい。
また、前記或る予告アイコンが表示されただけでは、前記第一の予告表示が表示されることが予告されていない場合があってもよいし、前記第二の予告表示が表示されることが予告されていない場合があってもよい。あるいは反対に、前記或る予告アイコンが表示されただけで、前記第一の予告表示が表示されることが予告されている場合があってもよいし、前記第二の予告表示が表示されることが予告されている場合があってもよい。
また
『 前記複数種類の予告アイコンのうちの或る種類の予告アイコンが使用されると、該或る種類の予告アイコンに対応付けられた種類の予告表示が表示されるように構成されている[例えば、図152(b)に示す各種の予告アイコンYIは、図152(b)に示す各種の予告表示と一対一の関係で対応付けられている]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
前記複数種類の予告表示と前記複数種類の予告アイコンは互いに、種類ごとに対応付けられていてもよい。
前記複数種類の予告表示と前記複数種類の予告アイコンは互いに、種類ごとに、一対一で対応付けられていてもよいし、多対一で対応付けられていてもよいし、一対多で対応付けられていてもよいし、多対多で対応付けられていてもよい。
また
『 前記或る種類の予告アイコンが一回使用されても非表示にならず、該或る種類の予告アイコンが非表示になるまで該或る種類の予告アイコンが複数回使用され、該或る種類の予告アイコンに対応付けられた種類の予告表示が複数回表示される[例えば、図174(イa15)と(イa28)等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また
『 前記第二の予告表示は、該第二の予告表示が表示された図柄変動表示に関する予告[例えば、リーチが行われることの予告]を行う表示であり、
前記第二の予告表示が表示されない図柄変動表示よりも、該第二の予告表示が表示された図柄変動表示の方が、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすい、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また
『 前記予告アイコンが最初に使用された場合に表示された予告表示の種類[例えば、図152(b)に示すNo.27の「小判」の予告表示YH]と、該予告アイコンがN回目(Nは2以上の自然数)[例えば、3回目]に使用された場合に表示された予告表示の種類は同じことがある[例えば、図171(ア8−2−2)と同図(ア8−2−6)]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ただし、異なることがあってもよいし、必ず異なる種類の予告表示が表示されてもよい。あるいは反対に、必ず同じであってもよい。
また
『 遊技者が操作可能な位置に設けられた操作手段[例えば、チャンスボタン136、操作レバー139、透過部191、第2チャンスボタン137等]を備え、
前記表示手段は、操作表示が表示される場合がある手段であり、
前記操作表示とは、前記操作手段を模した画像を少なくとも含む表示[例えば、ボタン画像136aと残時間表示メータMTとによって構成された操作促進報知画像]のことであり、
予告アイコンが使用された場合[例えば、図175(イb4)]に、前記操作表示が表示される場合がある[例えば、図175(イb5)]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また
『 遊技者が操作可能な位置に設けられた操作手段[例えば、チャンスボタン136、操作レバー139、透過部191、第2チャンスボタン137等]を備え、
前記表示手段は、操作表示が表示される場合がある手段であり、
前記操作表示とは、前記操作手段を模した画像[例えば、ボタン画像136a]を少なくとも含む表示[例えば、操作促進報知画像の表示]のことであり、
前記操作表示が表示[例えば、図156(あ31−2−2)、図178(エa2)]された後に、前記予告アイコンが使用される場合がある[例えば、図156(あ31−2−6)、図178(エa7)]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
前記操作表示は、前記操作手段を模した画像のみの表示であってもよいし、該操作手段の操作を促す表示(以下、「操作促進表示」という。)も含む表示であってもよいし、該操作手段の操作有効期間を表す表示(以下、「操作有効期間表示」という。)も含む表示であってもよいし、該画像と該操作促進表示のみであってもよいし、該画像と該操作有効期間表示のみであってもよい。さらに、前記操作表示の表示態様として、複数種類の表示態様が用意されており、該複数種類の表示態様には、前記操作手段自体の態様変更(例えば、色の変更や、突出量の変更や、形状の変更や、位置の変更や、姿勢の変更等)に対応した表示態様が含まれていてもよい。
また
『 遊技者が操作可能な位置に設けられた操作手段[例えば、チャンスボタン136、操作レバー139、透過部191、第2チャンスボタン137等]を備え、
前記操作手段を操作すると[例えば、図156(あ31−2−5)、図178(エa5)]、前記予告アイコンが使用される場合がある[例えば、図156(あ31−2−6)、図178(エa7)]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また
『 遊技者が操作可能な位置に設けられた操作手段[例えば、チャンスボタン136、操作レバー139、透過部191、第2チャンスボタン137等]を備え、
前記操作手段が操作されると、予告アイコンが表示される場合がある[例えば、図169(おc7)から続く図155(あ9−1)以降の流れ]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また
『 演出可動手段[例えば、図49等に示す、家紋役物224E、千両箱役物224H]を備え、
前記予告アイコンが使用された場合に、前記予告表示として、前記演出可動手段が演出動作を行うことを予告する表示[例えば、図152(b)に示すNo.24の「千両箱役物動作」、No.25の「家紋役物動作」]が表示される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
前記演出可動手段が演出動作を行うことを予告する表示は、演出動作予告表示という。
また
『 複数の予告アイコンが表示される場合がある[例えば、図160(い11)、図163(う15−2−17)]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また
『 第一の数の予告アイコンが表示されるよりも、第二の数の予告アイコンが表示された方が、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすい場合がある、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また
『 前記予告アイコンは、複数種類の予告態様[例えば、図152(a)に示す「箱」、「赤箱」、「金箱」、「虹箱」]のうちの一の種類の予告態様で表示開始されるアイコンであり、
前記予告アイコンが第一の予告態様[例えば、「箱」]で表示されているよりも、該予告アイコンが第二の予告態様[例えば、「赤箱」]で表示されている方が、該予告アイコンが使用された際に実行されている図柄変動表示において最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすい場合がある[例えば、図152(a)に示す信頼度]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また
『 前記遊技台は、ぱちんこ機[例えば、パチンコ機100]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
以上の記載では、
『 表示手段[例えば、第1装飾図柄表示装置208L、第2装飾図柄表示装置208M、および第3装飾図柄表示装置208Nの全部、あるいはこれら3つの装飾図柄表示装置208L〜Nのうちのいずれか一つ、あるいは二つ、第4表示手段208M’、導光板IL、POVディスプレイ224I等]を備えた遊技台であって、
前記表示手段は、保留アイコンが表示される場合がある手段であり、
前記保留アイコンとは、保留の数に対応して表示されるアイコン[例えば、特図1の第1保留アイコンh11〜第4保留アイコンh14]のことであり、
前記保留アイコンは、第一のアイコン表示態様[例えば、図154(a)に示すNo.1の「デフォルト」のアイコンの表示態様、あるいはNo.2の「白点滅」のアイコンの表示態様、あるいは図186(A1−2−3)等に示す「ルーレット」の表示態様、またあるいは図154(a)に示すNo.10の「タイマ」の表示態様]で表示される場合があるアイコンであり、
前記保留アイコンは、第二のアイコン表示態様[例えば、図154(a)に示すNo.5の「赤」のアイコンの表示態様]で表示される場合があるアイコンであり、
前記第一のアイコン表示態様で表示されている保留アイコンに対応する図柄変動表示よりも、前記第二のアイコン表示態様で表示されている保留アイコンに対応する図柄変動表示の方が、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすく[例えば、図154(a)に示す信頼度]、
前記表示手段は、変化予告表示[例えば、図154(b)に示す各種のアイコン変化予告の表示]が表示される場合がある手段であり、
前記変化予告表示が用いられた第一の変化アニメーションが行われる場合があり、
前記第一の変化アニメーションは、表示されている前記保留アイコンのうちのいずれかの保留アイコンの態様を変化させるアニメーション[例えば、アイコン変化アニメーション]であり、
前記変化予告表示は、第一の変化予告態様[例えば、図154(b)に示すNo.4の「爆撃機」のアイコンの態様]で表示される場合がある表示であり、
前記変化予告表示は、第二の変化予告態様[例えば、図154(b)に示すNo.5の「赤爆撃機」のアイコンの態様]で表示される場合がある表示であり、
前記第一の変化予告態様の前記変化予告表示(以下、「第一の変化予告表示」という。)[例えば、図154(b)に示すNo.4の「爆撃機」のアイコンIHI]が表示された後で前記第一の変化アニメーションが行われる場合があり、
前記第一の変化予告表示が用いられた前記第一の変化アニメーションが行われると、表示されている保留アイコンのうちのいずれかの保留アイコンの態様が前記第二のアイコン表示態様に変化される場合があり[例えば、図184(A3’−2−4)に示す第1保留アイコンh11のように赤色の表示態様ではない青色の表示態様に変化される場合もあるが、図183(A6’)に示すように赤色の表示態様に変化される場合もある]、
前記第二の変化予告態様の前記変化予告表示(以下、「第二の変化予告表示」という。)[例えば、図154(b)に示すNo.5の「赤爆撃機」のアイコンIHI]が表示された後で前記第一の変化アニメーションが行われる場合があり、
前記第二の変化予告表示が用いられた前記第一の変化アニメーションが行われると、表示されている保留アイコンのうちのいずれかの保留アイコンの態様が前記第二のアイコン表示態様に変化される[例えば、図183(A6)、図183(A4−2−3)、図183(A2−2−4)図184(A3−5−4)、図184(A3−7−7)、図185(A3−2−4)、図187(B8)、図190(Ea2−2−5)、図193(Fd6)、図194(Fe6)、図195(Ff11)に示すように赤色の表示態様に必ず変化される]、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
前記変化予告表示が用いられた第四の変化アニメーションが行われる場合があり、前記第四の変化アニメーションは、予告アイコンの種類および/または態様を変化させるアニメーションであっってもよい。また、前記変化予告表示が用いられた第五の変化アニメーションが行われる場合があり、前記第五の変化アニメーションは、予告表示の種類および/または態様を変化させるアニメーションであっってもよい。
前記第一の変化予告表示が用いられた前記第一の変化アニメーションが行われると、表示されている保留アイコンのうちのいずれかの保留アイコンの態様が、前記第二のアイコン表示態様以外のアイコン表示態様(例えば、後述する第三〜第五のアイコン表示態様のうちの一のアイコン表示態様であったり、第六のアイコン表示態様)に変化される場合があってもよい。
第nの変化予告表示が用いられた第mの変化アニメーションとは、前記第nの変化予告表示による前記第mの変化アニメーションのことであり、また前記第nの変化予告表示が登場する前記第mの変化アニメーションのことである(nとmはいずれも1以上の自然数であり、以下においても同じ。)。
前記変化予告表示として、複数種類の変化予告表示が用意されており、前記複数種類の変化予告表示のうちの一の種類の変化予告表示は、第一の変化予告表示であり、前記複数種類の変化予告表示のうちの一の種類の変化予告表示は、第二の変化予告表示である。前記第一の変化予告表示が、前記第一の変化予告態様で表示される場合があってもよいし、前記第二の変化予告態様で表示される場合があってもよい。あるいは、前記第二の変化予告表示が、前記第一の変化予告態様で表示される場合があってもよいし、前記第二の変化予告態様で表示される場合があってもよい。さらに、前記第二の変化予告表示が表示された場合よりも、前記第一の変化予告表示が表示された場合の方が、前記第一の変化アニメーションが実行されやすくてもよい。
なおここでは、前記第一の変化アニメーションが、表示されている前記保留アイコンのうちのいずれかの保留アイコンの態様を変化させているが、前記変化予告表示が、該いずれかの保留アイコンの態様を変化させているとも解釈することができる場合がある。
前記保留アイコンのうちのいずれかの保留アイコンは、複数の保留アイコンであってもよいし、一の保留アイコンであってもよく、例えば、表示されている全部又は一部の保留アイコンであってもよい(以下においても同じ。)。
前記いずれかの保留アイコンの変化前の態様は、前記第一のアイコン表示態様であってもよいし、第三のアイコン表示態様等であってもよい。すなわち、前記いずれかの保留アイコンにおける、前記変化予告表示の表示が開始された時の態様は、デフォルトの態様とは限らない。
また、
「 表示手段を備えた遊技台であって、
前記表示手段は、保留アイコンが表示される場合がある手段であり、
前記保留アイコンとは、保留の数に対応して表示されるアイコンのことであり、
前記保留アイコンは、第一のアイコン表示態様で表示される場合があるアイコンであり、
前記保留アイコンは、第二のアイコン表示態様で表示される場合があるアイコンであり、
前記第一のアイコン表示態様で表示されている保留アイコンに対応する図柄変動表示よりも、前記第二のアイコン表示態様で表示されている保留アイコンに対応する図柄変動表示の方が、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすく、
前記表示手段は、変化予告表示が表示される場合がある手段であり、
前記変化予告表示が用いられた第一の変化アニメーションが行われる場合があり、
前記第一の変化アニメーションは、表示されている前記保留アイコンのうちのいずれかの保留アイコンの態様を変化させるアニメーションであり、
前記変化予告表示は、第一の変化予告態様で表示される場合がある表示であり、
前記変化予告表示は、第二の変化予告態様で表示される場合がある表示であり、
前記第一の変化予告態様で表示されている前記変化予告表示が用いられた前記第一の変化アニメーションよりも、前記第二の変化予告態様で表示されている該変化予告表示が用いられた該第一の変化アニメーションの方が、表示されている前記保留アイコンのうちのいずれかの保留アイコンの態様を、前記第二のアイコン表示態様に変化させやすい、
ことを特徴とする遊技台。」
であってもよい。
この遊技台によれば、前記変化予告表示の態様によって、前記保留アイコンの態様がどのような態様(ここでは第二のアイコン表示態様)に変化する可能性があるかを推測させることができ、遊技者を楽しませることができる場合がある。例えば、前記変化予告表示の態様は、前記保留アイコンの変化後の態様と関係しており、前記変化予告表示の態様が赤色の態様(ここでは第二の変化予告態様)であれば、前記保留アイコンの変化後の態様も赤色の態様(ここでは第二のアイコン表示態様)になるのではないかと推測させることができる。
なお、前記第二の変化予告態様で表示されている前記変化予告表示が用いられた前記第一の変化アニメーションでは、表示されている前記保留アイコンのうちのいずれかの保留アイコンの態様を、前記第一のアイコン表示態様および前記第二のアイコン表示態様以外の態様(例えば、第六のアイコン表示態様等)に変化させる場合があってもよいし、前記第六のアイコン表示態様に変化させるよりも前記第二のアイコン表示態様に変化させやすくてもよい。
前記第二の変化予告態様で表示されている前記変化予告表示が用いられた前記第一の変化アニメーションでは、表示されている前記保留アイコンのうちのいずれかの保留アイコンの態様を、前記第一のアイコン表示態様および前記第二のアイコン表示態様以外の態様(例えば、第七のアイコン表示態様等)に変化させる場合があってもよい。この第七のアイコン表示態様は、大当り確定の態様(プレミアの態様)であってもよい。すなわち、前記第一の変化予告態様で表示されている前記変化予告表示が用いられた前記第一の変化アニメーションでは、前記いずれかの保留アイコンの態様を、先読み予告の態様であるが大当り確定とまではいかない態様(例えば、第二のアイコン表示態様)に変化させやすいが、前記第二の変化予告態様で表示されている前記変化予告表示が用いられた前記第一の変化アニメーションでは、大当り確定の態様(プレミアの態様)に変化させる場合がある。なお、大当り確定の態様(プレミアの態様)に必ず変化させてもよい。また、第七のアイコン表示態様は本来、大当り確定の態様ではないが、大当り確定の態様として扱われる場合があってもよい。この場合には、通常時と矛盾した先読み予告になり、この矛盾がプレミアになって、大当りすることになる。
なお、前記第二のアイコン表示態様は、前記第一のアイコン表示態様とは異なる態様であってもよい。前記第一のアイコン表示態様は、デフォルトの態様であってもよい。前記デフォルトの態様とは、最も表示される頻度が高い態様のことである。前記第二のアイコン表示態様は、先読み予告の態様であってもよい。また、前記変化予告表示が、前記第一の変化予告態様で表示された場合よりも、前記第二の変化予告態様で表示された場合の方が、前記第一の変化アニメーションが実行されやすくてもよい。
また
『 前記保留アイコンは、第三のアイコン表示態様[例えば、図154(a)に示すNo.3の「青」のアイコンの表示態様]で表示される場合があるアイコンであり、
前記第三のアイコン表示態様で表示されている保留アイコンに対応する図柄変動表示よりも、前記第二のアイコン表示態様で表示されている保留アイコンに対応する図柄変動表示の方が、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすく[例えば、図154(a)に示す信頼度]、
前記第一の変化予告表示が表示されることで、該第一の変化予告表示が用いられた前記第一の変化アニメーションが行われれば、前記保留アイコンのうちのいずれかの保留アイコンの態様が前記第三のアイコン表示態様に変化される場合がある[例えば、図184(A3’−2−4)に示す第1保留アイコンh11のように青色の表示態様(第3表示態様)に変化される場合がある]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
前記第三のアイコン表示態様も、先読み予告の態様であってもよい。
前記第一のアイコン表示態様で表示されている保留アイコンに対応する図柄変動表示よりも、前記第三のアイコン表示態様で表示されている保留アイコンに対応する図柄変動表示の方が、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすくてもよい。
前記第一の変化予告表示が用いられた前記第一の変化アニメーションは、表示されている前記保留アイコンのうちのいずれかの保留アイコンを、前記第二のアイコン表示態様よりも前記第三のアイコン表示態様に変化させやすくてもよい。なお、前記第二のアイコン表示態様に変化させる確率は0%であってもよい。
また
『 前記第二の変化予告表示が用いられた前記第一の変化アニメーションが行われても、表示されている全ての保留アイコンの態様が前記第三のアイコン表示態様に変化されない[例えば、図183(A6)、図183(A4−2−3)、図183(A2−2−4)図184(A3−5−4)、図184(A3−7−7)、図185(A3−2−4)、図187(B8)、図190(Ea2−2−5)、図191(Eb8)、図193(Fd6)、図194(Fe6)、図195(Ff11)に示すように緑色の表示態様に変化された保留アイコンはない]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また
『 前記変化予告表示が用いられた第一の不変化アニメーション[例えば、アイコン不変化アニメーション]が行われる場合があり、
前記第一の変化予告表示が表示されても、該第一の変化予告表示が用いられた前記第一の不変化アニメーションが行われれば、表示されている全ての保留アイコンの態様が変化せず[例えば、]、
前記第二の変化予告表示が表示されても、該第二の変化予告表示が用いられた前記第一の不変化アニメーションが行われれば、表示されている全ての保留アイコンの態様が変化しない[例えば、図184(A3−3−3)、図184(A3−4−4)に示すように全ての保留アイコンの表示態様が変化しない]、ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また
『 前記第一の不変化アニメーションは、表示されている保留アイコンのうちのいずれかの保留アイコンの態様を、前記第二の変化予告表示によって変化させることに失敗したシーン[例えば、図184(A3−3−2)〜同図(A3−3−3)のシーン、図184(A3−4−2)〜同図(A3−4−4)のシーン]が含まれているアニメーションである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また
『 前記変化予告表示が用いられた第三の変化アニメーションが行われる場合があり、
前記第三の変化アニメーションは、途中までは前記第一の不変化アニメーション[例えば、図184(A3−4−1)〜同図(A3−4−2)]と同じアニメーションであり[例えば、図184(A3−5−1)〜同図(A3−5−2)]、
前記第三の変化アニメーションは、表示されている保留アイコンのうちのいずれかの保留アイコンの態様を、前記第二の変化予告表示によって変化させることに最終的には成功したシーン[例えば、図184(A3−5−3)〜同図(A3−5−4)のシーン]が含まれているアニメーションである、
ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
また
『 前記第一の変化アニメーションは、表示されている保留アイコンのうちのいずれかの保留アイコンの態様を、前記第二の変化予告表示によって変化させることに成功したシーン[例えば、図183(A4−1)〜同図(A5)のシーン等]が含まれているアニメーションである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、
「前記変化予告表示が用いられた第一の不変化アニメーションが行われる場合があり、
前記変化予告表示は、複数の変化予告アイコンによって構成された表示であり、
前記複数の変化予告アイコンのうちの一のアイコンは、第一の変化予告アイコンであり、
前記複数の変化予告アイコンのうちの一のアイコンは、第二の変化予告アイコンであり、
前記第一の不変化アニメーションは、表示されている前記保留アイコンのうちのいずれかの保留アイコンの態様を変化させることに失敗したシーン(以下、「第一のシーン」という。)が含まれているアニメーションであり、
前記第一のシーンは、前記第二の変化予告アイコンを用いて失敗したシーンであり、
前記第一の変化アニメーションは、表示されている前記保留アイコンのうちのいずれかの保留アイコンの態様を変化させることに成功したシーン(以下、「第二のシーン」という。)が含まれているアニメーションであり、
前記第二のシーンは、前記第二の変化予告アイコンを用いて成功したシーンである、
ことを特徴とする遊技台。」
であってもよい。
前記第一の変化アニメーションは、前記第一の変化予告アイコンが用いられた第一のシーンと、該第一の変化予告アイコンが用いられた第二のシーンとのうちのいずれか一方のシーンが表示される場合があるアニメーションであり、前記第一の不変化アニメーションも、前記第一のシーンと前記第二のシーンとのうちのいずれか一方のシーンが表示される場合があるアニメーションであり、前記第一のシーンが表示された場合よりも、前記第二のシーンが表示された場合の方が、前記成功したシーンが表示されやすくてもよい。あるいは、両場合の間に、前記成功したシーンの表示のされやすさの違いはなくてもよい。
また、前記第一の変化アニメーションは、前記第一の変化予告アイコンが用いられた第二のシーンが表示される場合があるアニメーションであり、前記第一の変化アニメーションは、前記第一の変化予告アイコンが用いられた第一のシーンが表示されることがないアニメーションであり、前記第一の不変化アニメーションは、前記第一のシーンが表示される場合があるアニメーションであり、前記第一の不変化アニメーションは、前記第二のシーンが表示されることがないアニメーションであり、前記第二のシーンが表示されると、前記成功したシーンが必ず表示され、前記第一のシーンが表示されると、前記失敗したシーンが必ず表示されてもよい。
さらには、前記第一の変化アニメーションは、前記第一の変化予告アイコンが用いられた第一のシーンと、該第一の変化予告アイコンが用いられた第二のシーンとのうちのいずれか一方のシーンが表示される場合があるアニメーションであり、前記第一の不変化アニメーションは、前記第一のシーンが表示される場合があるアニメーションであり、前記第一の不変化アニメーションは、前記第二のシーンが表示されることがないアニメーションであり、前記第二のシーンが表示されると、前記成功したシーンが必ず表示され、前記第一のシーンが表示されても、前記失敗したシーンが必ず表示されるとは限らない態様であってもよい。
或る位置に表示された前記保留アイコンに対する前記第一の変化予告アイコンを用いたシーンは、一つのみであってもよい。
また、
「 前記変化予告表示が用いられた第三の変化アニメーションが行われる場合があり、
前記第三の変化アニメーションは、途中までは前記第一の不変化アニメーションと同じアニメーションであり、
前記第三の変化アニメーションは、表示されている前記保留アイコンのうちのいずれかの保留アイコンの態様を変化させることに最終的には成功したシーン(以下、「第三のシーン」という。)が含まれているアニメーションであり、
前記第三のシーンは、前記第二の変化予告アイコンを用いて最終的には成功したシーンである、
ことを特徴とする遊技台。」
であってもよい。
前記第三の変化アニメーションは、保留アイコンの態様変化に失敗と思わせて、成功するアニメーションである。この第三の変化アニメーションは、前記第一の変化アニメーションよりも出現頻度は低い。ただし、反対に高くてもよいし、同じであってもよい。
前記第三の変化アニメーションによって前記第二のアイコン表示態様に変化した保留アイコンに対応する図柄変動表示よりも、前記第一の変化アニメーションによって該第二のアイコン表示態様に変化した保留アイコンに対応する図柄変動表示の方が、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすい(大当りの信頼度(期待度)が高い)場合があってもよいし、あるいは反対に、最終的に大当り図柄態様が確定表示されにくい(大当りの信頼度(期待度)が低い)場合があってもよいし、両者で大当りの信頼度(期待度)が同じであってもよい。
また
『 前記第一の変化予告表示が用いられた前記第一の変化アニメーションによって態様が変化した保留アイコンに対応する図柄変動表示よりも、前記第二の変化予告表示が用いられた該第一の変化アニメーションによって態様が変化した保留アイコンに対応する図柄変動表示の方が、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすい場合がある[例えば、変化前が同じデフォルトの表示態様の保留アイコンであれば、第一の変化予告表示が用いられた第一の変化アニメーションでは第3表示態様に変化するが(図184(A3’2−4)に示す第2保留アイコンh12)、第二の変化予告表示が用いられた第一の変化アニメーションでは第5表示態様に変化する(図184(A7)に示す第1保留アイコンh11)ため、図154(a)に示す信頼度]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また
『 前記第一の変化予告表示が、前記第二の変化予告表示に変化する場合がある[例えば、図187(B4)〜同図(B5)、図187(B3−2−1)〜同図(B3−2−5)、図187(B3−3−3)〜同図(B3−3−5)、図188(B1−2−5)〜同図(B1−2−9)、図188(B1−3−6)〜図189(B1−3−9)]、
ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
前記第一の変化予告態様で表示開始された前記変化予告表示の態様が、前記第二の変化予告態様に変化する場合があってもよいし、該第一の変化予告態様に変化した前記変化予告表示の態様が、前記第二の変化予告態様にさらに変化する場合があってもよい。また、前記第一の変化アニメーションの中で、該第二の変化予告態様に変化する場合があってもよいし、該第一の変化アニメーションが開始される前に、該第二の変化予告態様に変化する場合があってもよいし、該第一の変化アニメーションが終了した後に、該第二の変化予告態様に変化する場合があってもよい。
なお、前記第一の変化予告態様で表示された前記変化予告表示の態様が前記第二の変化予告態様へ変化する場合の頻度よりも、該第一の変化予告態様で表示されたまま変化しない場合の頻度の方が、高いように構成されていてもよいが、この頻度の関係は逆であってもよいし、両者の頻度は同じであってもよい。
前記第一の変化予告態様で表示された変化予告表示の態様が、他の態様へ変化しないように構成されていてもよい。
前記第二の変化予告態様で表示された変化予告表示の態様が、前記第一の変化予告態様へ、変化しないように構成されていてもよいし、あるいは反対に、変化する場合があってもよい。
前記第二の変化予告態様(例えば、赤色の態様)で表示された変化予告表示の態様が第三の変化予告態様(例えば、金色の態様や虹色の態様)へ変化する場合があってもよい。また、前記第二の変化予告態様で表示された前記変化予告表示の態様が前記第三の変化予告態様へ変化する場合の頻度よりも、該第二の変化予告態様で表示されたまま変化しない場合の頻度の方が、高いように構成されていてもよいが、この頻度の関係は逆であってもよいし、両者の頻度は同じであってもよい。
前記変化予告表示が最初から前記第二の変化予告態様で表示されている場合よりも、該変化予告表示が前記第一の変化予告態様から該第二の変化予告態様へ変化した場合の方が、表示されている前記保留アイコンのうちのいずれかの保留アイコンを前記第二のアイコン表示態様へ変化させる前記第一の変化アニメーションが実行されやすくてもよい。あるいは、その逆に、前記変化予告表示が前記第一の変化予告態様から前記第二の変化予告態様へ変化した場合よりも、該変化予告表示が最初から該第二の変化予告態様で表示されている場合の方が、表示されている前記保留アイコンのうちのいずれかの保留アイコンを前記第二のアイコン表示態様へ変化させる前記第一の変化アニメーションが実行されやすくてもよい。さらには、両方の場合で、前記いずれかの保留アイコンを前記第二のアイコン表示態様へ変化させる前記第一の変化アニメーションの実行確率に差はなく該実行確率は同じであってもよい。
最初から前記第二の変化予告態様で表示されている前記変化予告表示が用いられた前記第一の変化アニメーションによって態様が変化した保留アイコンに対応する図柄変動表示よりも、前記第一の変化予告態様から該第二の変化予告態様へ変化した該変化予告表示が用いられた該第一の変化アニメーションによって態様が変化した保留アイコンに対応する図柄変動表示の方が、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすい(大当りの信頼度(期待度)が高い)場合があってもよいし、あるいは反対に、最終的に大当り図柄態様が確定表示されにくい(大当りの信頼度(期待度)が低い)場合があってもよいし、両者で大当りの信頼度(期待度)が同じであってもよい。
また
『 前記表示手段は、変動アイコンが表示される場合がある手段であり、
前記変動アイコンとは、実行中の図柄変動表示に関するアイコン[例えば、変動アイコンh0]のことであり、
前記変化予告表示が用いられた第二の変化アニメーションが行われる場合があり、
前記第二の変化アニメーションは、前記変動アイコンの態様を変化させるアニメーション[例えば、アイコン変化アニメーション]であり、
前記第一の変化予告表示が表示されることで、該第一の変化予告表示が用いられた前記第二の変化アニメーションが行われれば、表示されている変動アイコンの態様が前記第二のアイコン表示態様に変化される場合があり、
前記第二の変化予告表示が表示されることで、該第二の変化予告表示が用いられた前記第二の変化アニメーションが行われれば、表示されている変動アイコンの態様が前記第二のアイコン表示態様に変化される[例えば、図183(A3−2−4)]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、前記変動アイコンは、消化済みの保留を表すアイコンであってもよい。
なお、前記変動アイコンは、保留の数=0に対応して表示されるアイコンと見ることもでき、広義には保留アイコンの一種であるといえるが、ここでは、保留アイコンと区別して限定する。ただし、変動アイコンの態様は、保留アイコンの態様と共通にし、第nのアイコン表示態様という。
また、これまで説明してきた「保留アイコン」は「変動アイコン」に置き換えることができ、「第一の変化アニメーション」は、「第二の変化アニメーション」に置き換えることができ、この後に説明する「保留アイコン」も「変動アイコン」に置き換えることができ、「第一の変化アニメーション」も、「第二の変化アニメーション」に置き換えることができる。これらのことは以降においても同じである。
また、前記変化予告表示が、前記第一の変化予告態様で表示された場合よりも、前記第二の変化予告態様で表示された場合の方が、前記第二の変化アニメーションが実行されやすい構成であってもよい。この構成によれば、前記第二の変化アニメーションが実行されれば、現在行われている図柄変動表示で大当りの期待を持つことができ、前記第一の変化アニメーションが実行されれば、この後に開始される図柄変動表示で大当りの期待を持つことができ、遊技者は、該第一の変化アニメーションと該第二の変化アニメーションのうちのいずれの変化アニメーションが実行されるかに興味を持ち、遊技の興趣が向上する場合がある。
また
『 前記変化予告表示が用いられた第二の不変化アニメーション[例えば、アイコン不変化アニメーション]が行われる場合があり、
前記第一の変化予告表示が表示されても、該第一の変化予告表示が用いられた前記第二の不変化アニメーションが行われれば、表示されている変動アイコンの態様が変化せず、
前記第二の変化予告表示が表示されても、該第二の変化予告表示が用いられた前記第二の不変化アニメーションが行われれば、表示されている変動アイコンの態様が変化しない[例えば、図184(A3−3−3)]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここにいう第二の不変化アニメーションは、前記変動アイコンの態様が変化しないアニメーションであり、前記変動アイコンの態様が変化することを成功と見れば、前記第二の変化アニメーションが表示された場合は成功に相当し、前記第二の不変化アニメーションが表示された場合は失敗に相当する。
また
『 遊技者が操作可能な位置に設けられた操作手段[例えば、チャンスボタン136、操作レバー139、透過部191、第2チャンスボタン137等]を備え、
前記第一の変化予告態様とは、前記操作手段に関する表示[例えば、ボタン画像136aの表示]を含む態様[例えば、図187(B3−2−2)に示す態様]のことであり、
前記第一の変化予告表示の表示中に、前記操作手段の操作があった場合に、該変化予告表示の態様が、前記第一の変化予告態様から前記第二の変化予告態様に変化する場合がある[例えば、図187(B3−2−5)]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
前記第一の変化アニメーションによって前記いずれかの保留アイコンが、第八のアイコン表示態様へ、変化する場合があってもよいし、変化する場合がなくてもよい。また、前記第二の変化アニメーションによって前記変動アイコンが、第八のアイコン表示態様へ、変化する場合があってもよいし、変化する場合がなくてもよい。ここにいう第八のアイコン表示態様とは、前記操作手段に関する表示を含む態様のことである。
前記操作手段は、操作有効期間が設定される手段であり、前記操作手段に関する表示(以下、「操作表示」という。)は、前記操作有効期間の間は少なくとも表示され、該操作有効期間内に該操作手段の操作があった場合に、前記変化予告表示の態様が、該操作に応じて、前記第一の変化予告態様から前記第二の変化予告態様に変化し、該操作有効期間内に該操作がなかった場合には、該操作有効期間が経過した以降に、該第一の変化予告態様から該第二の変化予告態様に変化してもよい。また、前記保留アイコンあるいは前記変動アイコンの態様が、該操作に応じて、前記第八のアイコン表示態様から前記第二のアイコン表示態様に変化し、該操作有効期間内に該操作がなかった場合には、該操作有効期間が経過した以降に、該第八のアイコン表示態様から該第二のアイコン表示態様に変化してもよい。
ただし、前記操作有効期間内に前記操作がなかった場合には、前記変化予告表示、前記保留アイコンあるいは前記変動アイコンの態様は、前記第二の変化予告態様あるいは前記第二のアイコン表示態様に変化しなくてもよい。若しくは、前記操作有効期間が経過したタイミングとは別のタイミングで、前記第二の変化予告態様あるいは前記第二のアイコン表示態様に変化してもよいし、前記変化予告表示は、前記第一の変化予告態様で再度、表示開始されてもよいし、前記保留アイコンあるいは前記変動アイコンは前記第八のアイコン表示態様で再度、表示開始されてもよい。また、前記変化予告表示は、前記操作があるまで、前記第一の変化予告態様で表示され続けてもよいし、前記保留アイコンあるいは前記変動アイコンは、該操作があるまで、前記第八のアイコン表示態様で表示され続けてもよい。
なお、前記操作表示は、前記操作手段を模した画像を含む表示であってもよいし、該画像のみの表示であってもよいし、該操作手段の操作を促す表示(操作促進表示)を含む表示であってもよいし、該操作促進表示のみであってもよいし、該操作手段の操作有効期間を表す表示(操作有効期間表示)を含む表示であってもよいし、該操作有効期間表示のみであってもよい。さらに、前記操作表示の表示態様として、複数種類の表示態様が用意されており、該複数種類の表示態様には、前記操作手段自体の態様変更(例えば、色の変更や、突出量の変更や、形状の変更や、位置の変更や、姿勢の変更等)に対応した表示態様が含まれていてもよい。
また、前記第一の変化予告態様で表示されている前記変化予告表示の表示中に、前記操作手段の操作があった場合に、該変化予告表示の態様が、該第一の変化予告態様から前記第二の変化予告態様に必ず変化してもよい。あるいは、該第一の変化予告態様から前記第二の変化予告態様に、変化する場合と、変化しない場合(例えば、該第一の変化予告態様のまま)があってもよい。
また
『 前記変化予告表示は、連続する図柄変動表示を跨いで表示される場合がある表示である[例えば、図185(A3−8−1)〜同図(A3−8−3)、図185(A3−9−1)〜同図(A3−9−3)]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここにいう「跨いで」とは、図柄の停止表示の期間(変動停止期間)を間に挟むことである。また、前記変化予告表示は、図柄変動表示の表示中に継続して表示される表示であってもよいし、途中で一旦消える表示であってもよい。また、図柄の停止表示の表示中も、継続して表示される表示であってもよいし、途中で一旦消える表示であってもよいし、あるいは該停止表示の表示中は消え続けている表示であってもよい。
「連続する図柄変動表示を跨いで表示される場合がある表示」とは、「常時表示されている表示」のことであるが、「一旦消去されて、再表示される場合がある表示」も含まれる。例えば、スーパーリーチ演出中は一旦消去されて、スーパーリーチ演出が終了すると再表示される場合があってもよい。
また
『 前記変化予告表示[例えば、「赤雷雲」のアイコンIHI]は、保留の数が0であって停止表示した装飾図柄が表示されている状態で少なくとも表示されている表示である[例えば、図190(D9)]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
前記変化予告表示は、保留の数が0であって停止表示した装飾図柄が表示されている状態のみで表示されている表示であってもよいし、他の状態でも表示されている表示であってもよい。
また
『 前記変化予告表示[例えば、「赤雷雲」のアイコンIHI]は、予め定められた回数の図柄変動表示の間、表示されている場合がある表示である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
前記変化予告表示は、予め定められた回数の図柄変動表示が終了すると、消える表示(非表示になる表示)であってもよい。
また
『 前記変化予告表示[例えば、「赤雷雲」のアイコンIHI]は、前記予め定められた回数の図柄変動表示の間であっても、一時的に消える場合[例えば、図190(D10)に示すアニメーションのデモ画面が表示されている場合]がある表示である、ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
例えば、前記変化予告表示は、スーパーリーチ演出の一部又は全部の期間で、一時的に消える場合があってもよいし、必ず消えてもよい。
前記変化予告表示は、例えば、ナビキャラクタ(説明表示等を行うキャラクタ)の表示であってもよい。
また、前記変化予告表示は、或る期間の間中、常時表示されている表示であってもよい。前記或る期間は、先読み予告の対象となる保留が消化されるまでの期間、あるいは先読み予告の対象となる保留に対応した図柄変動表示が終了するまでの期間であってもよいし、規定回数の図柄変動表示が終わるまでの期間であってもよい(以下、同じ)。
前記変化予告表示は、保留がない状態での図柄停止中や、デモ表示中は、非表示になってもよい。すなわち、或る期間に、保留がない状態での図柄停止中の期間や、デモ表示期間は含まれない。ただし、保留がない状態での図柄停止中でも、前記変化予告表示が表示される場合があってもよい。
前記変化予告表示は、或る期間の中で、一旦消えることがある表示であってもよい。
また
『 前記変化予告表示が表示されても、前記第一の変化アニメーションが表示されない場合[例えば、第一の不変化アニメーションや第二の変化アニメーションや第二の不変化アニメーションが表示される場合や、変化予告表示が静止したまま非表示になってしまう場合]がある、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
前記変化予告表示が表示されても、前記第二の変化アニメーションが表示されない場合があってもよい。
前記変化予告表示が表示され、前記第一の不変化アニメーションが行われる場合があり、前記第一の不変化アニメーションは、前記第一の変化アニメーションと途中まで同じアニメーションであってもよい。また、前記変化予告表示が表示され、前記第二の不変化アニメーションが行われる場合があり、前記第二の不変化アニメーションは、前記第二の変化アニメーションと途中まで同じアニメーションであってもよい。上述の如く、前記第一の不変化アニメーションが表示された場合は失敗に相当するが、途中まで(例えば、少なくとも最初の部分、あるいは前半部分や、保留アイコンの態様が変化するかしないかのシーンを除いた部分)同じアニメーションであるため、遊技者は、最初は、前記第一の変化アニメーションの表示が開始されたのか、前記第一の不変化アニメーションの表示が開始されたのかを見分けることができず、遊技の興趣が向上する場合がある。
また、前記変化予告表示が表示されても、前記第一の変化アニメーションも、前記第一の不変化アニメーションも表示されない場合があってもよい。
また
『 前記第一の変化アニメーションの表示が開始される前に、表示されている保留アイコンのうちのいずれかの保留アイコンの態様が変化しやすい状態にあることを報知する場合がある[例えば、図186(A1−3−3)に示すテロップ表示trpによる報知]、ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
前記いずれかの保留アイコンの態様が変化しやすい状態にあることの報知(以下、「変化事前報知」という。)は、前記変化予告表示が、前記第二の変化予告態様で表示された場合に報知されてもよい。例えば、前記第二の変化予告態様が、前記変化事前報知の表示を含んだ態様であってもよい。すなわち、前記変化予告表示が、前記変化事前報知を兼ねた表示であってもよい。あるいは、前記変化予告表示とは別に前記変化事前報知が行われる場合があってもよい。前記変化予告表示が行われた方が、該変化事前報知が行われないよりも、前記第一の変化アニメーションが実行されやすくてもよい。すなわち、表示されている前記保留アイコンのうちのいずれかの保留アイコンの態様が変化されやすくてもよい。あるいは反対に、実行されにくくてもよいし、実行のされやすさは同じであってもよい。
また、前記変化事前報知は、前記変化予告表示が表示されてから前記第一の変化アニメーションの表示が開始されるまでの間に、報知が開始されてもよいし、報知されてもよい。あるいは、前記変化事前報知は、前記変化予告表示が表示される前に、報知が開始されてもよいし、報知されてもよい。
また
『 前記第一の変化アニメーションは、表示されている保留アイコンのうちのいずれか複数の保留アイコンの態様を変化させる場合もあるアニメーションである[例えば、図184(A3’−2−1)〜同図(A3’−2−4)]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
前記第一の変化アニメーションは、表示されている前記保留アイコンのうちのいずれか複数の保留アイコンの態様を変化させることに成功したシーンが含まれているアニメーションであり、前記第一の不変化アニメーションは、表示されている前記保留アイコンのうちのいずれか複数の保留アイコンの態様を変化させることに失敗したシーンが含まれているアニメーションであってもよい。
前記第一の変化アニメーションと前記第一の不変化アニメーションが同時に実行され、表示されている前記保留アイコンのうちのいずれか一つ又は複数の保留アイコンの態様が変化する場合があってもよい。この場合、一又は複数の保留アイコンの態様を変化させるシーンと、一又は複数の保留アイコンの態様を変化させることに失敗したシーンが表示される場合がある。
また、前記第一の変化アニメーションは、表示されている前記保留アイコンのうちのいずれか複数の保留アイコンの態様を必ず変化させるアニメーションであってもよい。前記第一の不変化アニメーションは、表示されている前記保留アイコンのうちのいずれか複数の保留アイコンの態様を必ず変化させないアニメーションであってもよい。
また
『 前記第二の変化予告表示が表示された場合は、前記第一の変化アニメーションが必ず実行される[例えば、図154(b)に示す、アイコン変化割合が100%のNo.8の「赤飛空艇」]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
前記変化予告表示が用いられた第一の不変化アニメーションが行われる場合があってもよい。ここにいう第一の不変化アニメーションは、表示されている前記保留アイコンのうちのいずれの保留アイコンの態様も変化させないアニメーションであり、前記保留アイコンの態様が変化することを成功と見れば、前記第一の変化アニメーションが表示された場合は成功に相当し、前記第一の不変化アニメーションが表示された場合は失敗に相当する。
また、前記第一の変化アニメーションは、表示されている前記保留アイコンのうちのいずれかの保留アイコンの態様を変化させることに成功したシーンが含まれているアニメーションであり、前記第一の不変化アニメーションは、表示されている前記保留アイコンのうちのいずれかの保留アイコンの態様を変化させることに失敗したシーンが含まれているアニメーションであってもよい。
また
『 前記保留アイコンは、第四のアイコン表示態様で表示される場合があるアイコンであり、
前記第四のアイコン表示態様は、該第四のアイコン表示態様の保留アイコンの態様が変化する可能性があることを示唆する態様[例えば、図191(Eb1)等に示す「爆弾」の表示態様]であり、
前記第四のアイコン表示態様で表示されている保留アイコンの態様が、前記第二の変化予告表示が用いられた前記第一の変化アニメーションの中で、前記第二のアイコン表示態様に変化する場合がある[例えば、図191(Eb8)]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また
『 前記保留アイコンは、第五のアイコン表示態様で表示される場合があるアイコンであり、
前記第五のアイコン表示態様は、前記第四のアイコン表示態様の保留アイコンにおける態様変化が失敗したことを表す表示態様[例えば、図191(Eb7−2−1)に示す導火線の火が途中で消えてしまった「爆弾」の表示態様]であり、
前記第四のアイコン表示態様で表示されている保留アイコンの態様が、前記第二の変化予告表示が用いられた前記第一の変化アニメーションの中で、前記第五のアイコン表示態様に変化する場合がある[例えば、図191(Eb6)から続く同図(Eb7−2−1)]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
前記第四のアイコン表示態様で表示されている前記保留アイコンの態様が、前記第二の変化予告態様で表示されている前記変化予告表示が用いられた前記第一の変化アニメーションの中で、前記第一のアイコン表示態様に変化する場合があってもよい。
また、前記第四のアイコン表示態様は、前記保留アイコンの態様が変化するまでの残時間の長さを表す表示(例えば、デジタル時計表示、アナログ時計表示、バー表示等の時間経過に応じて形状や大きさや長さや色等が変化する表示)を含む態様であってもよい。←ダイナマイトは導火線の長さが変化する表示
さらに、前記第四のアイコン表示態様で表示されている前記保留アイコンでは、前記第二の変化予告態様で表示されている前記変化予告表示が用いられた前記第一の変化アニメーションが開始されたことを契機に、前記残時間が経過していく様子を表す表示(例えば、カウントダウン表示や、時間経過に応じた、形状や大きさや長さや色等の変化表示)が行われてもよい。
また
『 前記遊技台は、ぱちんこ機[例えば、パチンコ機100]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
なお、上記で装飾図柄の変動表示と記載のあることは、図柄(より具体的には特図)の変動表示であってもよく、装飾図柄の停止表示と記載のあることは、図柄(より具体的には特図)の停止表示であってもよい。
また、上記で「〜場合がある」とは、「必ず〜する」、「必ず〜される」、あるいは「必ず〜になる」等に置き換えてもよく、上記で「○○可能」とは、「必ず○○する」に置き換えてもよい。
続いて、これまで説明した図36に示すパチンコ機100に適用可能な演出の例について説明する。
以下に説明する演出の例では、表示手段(例えば、第1装飾図柄表示装置208L〜第3装飾図柄表示装置208Mのいずれか一つ又は二つ又は全部の装飾図柄表示装置)に、予告アイコン、予告表示、ミニゲームA用アイコン、ミニゲームB用アイコン、保留アイコン、変動アイコン、アイコン変化予告表示、チャンスアップメータ、タイマ予告等が表示される。まずは、これらについて順に説明していく。
まず、図197を用いて説明した各種のアイコンや表示が使用される演出について具体例を用いて説明する。
図197は、チャンスアップメータを用いた演出の一例を段階的に示した図である。
図197では、通常状態(非確変状態且つ非電サポ状態(非時短状態))であり、以降の演出例においても、特に断らない限り、通常状態における演出例である。また、図197には、3つの装飾図柄表示装置208L〜208Nのうち第1装飾図柄表示装置208Lのみを示すが、この第1装飾図柄表示装置208Lは、図38に示す装飾図柄表示装置208であってもよい(以降の図においても同じ。)。
図197(A1)〜同図(A15)に示す演出例は、チャンスアップメータが表示される前にチャンスアップメータ準備中表示が表示され、チャンスアップメータが表示されることを予告する演出が行われている様子が示されている。
図197(A1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、中央領域で第1装飾図柄が高速変動を行っている。また、左上では第2装飾図柄が変動表示を行っている。また、図197(A1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lには、演出表示領域208dに、保留枠UIが表示されている。この保留枠UIは、保留アイコン表示領域HIS、変動アイコン表示領域CIS、演出アイコン表示領域DISを有する。変動アイコン表示領域CISは中央に設けられ、変動アイコン表示領域CISには、台座hs0が配置されている。保留アイコン表示領域HISは、変動アイコン表示領域CISの左側に設けられ、左ベースアイコンbIlの上に4つのステージ(第1ステージhs1〜第4ステージhs4)が配置されている。演出アイコン表示領域DISは、変動アイコン表示領域CISの右側に設けられ、演出アイコン表示領域DISには、右ベースアイコンbIrが配置されている。さらに、図197(A1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、特図1の保留アイコンが第1ステージhs1に表示されている。すなわち、第1保留アイコンh11が表示されている。特図1の保留アイコンh11の表示態様は、図154(a)のNo.1に記したデフォルトの表示態様である。第1装飾図柄表示装置208Lの右上には、特図1及び特図2の第2保留数表示(ここでは「1」と「0」)が表示されている。また、変動アイコン表示領域CISの台座hs0の上には、変動アイコンh0が表示されている。変動アイコンh0の表示態様も、図154(a)のNo.1に記したデフォルトの表示態様である。なお、図197(A1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lの背景画面は白一色であるが、この白一色は背景画面を図示省略していることを表している。以降の図では、背景画面が示されている場合もあるが、白一色の場合には、この図197(A1)と同じように、背景画面が図示省略されていることを表す。
図197(A2)では、炎のエフェクトEF101が保留アイコン表示領域HISの全体を覆うように表示されている。これにより、チャンスアップメータ(以下、「CUM」という場合がある。)準備中表示が表示される可能性があることを予告している。なお、炎のエフェクトEF101が表示されることなくCUM準備中表示が表示される場合があってもよい。また、炎のエフェクトEF101が表示されると必ずCPU準備中表示が表示されてもよい。また、この演出例では、炎のエフェクトEF101が保留アイコン表示領域HISの全体を覆うようにしたが、保留アイコン表示領域HISの一部のみ覆うようにしてもよいし、変動アイコン表示領域CISの全体あるいは一部も覆うようにしてもよいし、演出アイコン表示領域DISの全部あるいは一部も覆うようにしてもよい。また、炎のエフェクトEF101は裏側が視認不能な不透明により表示したが、半透明により表示し、裏側に表示された画像が視認可能とされるようにしてもよい。
図197(A3)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、炎のエフェクトEF101が消去されてCUM準備中表示MTYが表示された様子が示されている。CUM準備中表示MTYには、メータの一端に開始地点SPが表示されるとともに、メータの他端に最終地点GPが表示されている。また、開始地点SPにはサボハニのキャラクタSBHが待機している様子が示されており、「STANDBY」の文字が付された吹き出しも表示されている。すなわち、チャンスアップメータが表示されることを予告している。このCUM準備中表示MTYは、チャンスアップメータの表示位置と同じ位置に表示されている。なお、この演出例では、チャンスアップメータを用いたチャンスアップメータ演出において表示されるチャンスアップポイントを報知していない様子が示されている。また、このとき、CUM準備中表示MTYにより保留アイコン表示領域HISの全部が覆われて非表示とされている一方、変動アイコン表示領域CISと演出アイコン表示領域DISは表示態様が変化せずに視認可能とされている。なお、変動アイコン表示領域CIS及び演出アイコン表示領域DISの少なくとも一方の表示態様が変化してもよい。また、この演出例では、リーチとなる前の図柄変動表示中にCUM準備中表示MTYが表示開始されたが、リーチとなった後のリーチ演出表示の表示中にCUM準備中表示MTYが表示開始される場合があってもよい。
図197(A4)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、左図柄と右図柄にそれぞれ「装飾7」が停止表示されてリーチ状態が形成され、揺れ変動表示が行われている様子が示されている。ここで、揺れ変動表示が行われている装飾図柄がCUM準備中表示の一部に重なるようにしてもよいし、装飾図柄がCUM準備中表示に重ならない位置に表示するようにしてもよい。
図197(A5)では、スーパーリーチ演出に移行する前に、左図柄表示領域208aで揺れ変動していた「装飾7」が第2装飾図柄の下に移動し、右図柄表示領域208cで揺れ変動していた「装飾7」が第2保留数表示の下に移動する。また、この演出例では、スーパーリーチ演出に移行する間もCUM準備中表示MTYも引き続き表示されている。なお、スーパーリーチ演出に移行する演出が開始されると、CUM準備中表示MTYを非表示とするようにしてもよい。また、スーパーリーチ演出に移行する演出が開始されると、CUM準備中表示MTYを表示する場合と非表示とする場合があってもよい。また、図197(A5)では、保留枠UIの下方への移動が開始されており、変動アイコン表示領域CISの台座hs0を残して表示画面の下方にフレームアウトしていく様子が示されている。図197(A6)は、変動アイコン表示領域CISの台座hs0を残した状態で保留枠UIが完全に下方にフレームアウトした様子が示されている。
図197(A7)では、VS剣豪リーチのスーパーリーチ演出が開始されている様子が示されている。このときも、CUM準備中表示MTYも引き続き表示されている。なお、ここで、CUM準備中表示MTYが表示されない場合には、チャンスアップメータ演出が行われないこととなる。なお、CUM準備中表示MTYが表示されない場合でも、チャンスアップメータ演出が行われる場合があってもよい。同図(A7)に示す第1装飾図柄表示装置208Lには、敵役の剣豪の画像が大きく表示されており、同図(A8)に示す第1装飾図柄表示装置208Lには、主人公の殿様と敵役の剣豪との決闘シーンのアニメーションが表示されている。なお、スーパーリーチ演出が開始されると、保留枠UIは、台座hs0の一番上の板を残して全て非表示になる(消える)。また、保留アイコンも非表示になる(消える)。しかし、変動アイコンh0は消えずに、残った一番上の板の上で表示され続ける。さらに、第2装飾図柄および第2保留数表示も表示され続ける。なお、保留枠UI全体を消してもよいし、あるいは反対に保留枠UI全体を表示し続けてもよい。また、変動アイコンh0も消してもよいし、保留アイコンを表示し続けてもよい。
図197(A9)では、CUM準備中表示MTYからチャンスアップメータCMTに表示が切り替わっている様子が示されている。すなわち、チャンスアップメータCMTは、スーパーリーチの序盤(導入時)に表示される表示である。チャンスアップメータCMTは、例えば、リーチ演出の進行状況を示すメータであり、開始地点SPから最終地点GPまでの間をサボハニのキャラクタSBHが移動し、その位置によって現在のリーチ演出の進行状況を概略的に報知している。チャンスアップメータCMTは、スーパーリーチのタイムラインという場合があってもよい。また、チャンスアップメータCMTは、チャンスアップメータCMTを用いた演出を説明演出という場合がある。ここで、サボハニのキャラクタSBHの進行速度は、一定ではなく、演出の進行状況により可変する場合があるが、一定であってもよい。なお、図197(A9)に示すチャンスアップメータCMTでは、第1チェックポイントCP1、第2チェックポイントCP2及び第3チェックポイントCP3が配置されている。これら第1チェックポイントCP1〜第3チェックポイントCP3は、特定の予告が発生する場合があることを示すものであり、遊技者に期待感を持たせるようにしている。すなわち、サボハニのキャラクタSBHが移動する道中で第1チェックポイントCP1〜第3チェックポイントCP3にそれぞれ到達すると、特定の予告が発生する場合がある。換言すれば、第1チェックポイントCP1〜第3チェックポイントCP3は、チャンスアップ発生箇所を示すチャンスアップポイントの表示ということができ、チャンスアップメータCMTは、リーチ中(スーパーリーチ中)のチャンスアップの発生箇所を示唆してくれるメーターの表示であるということもできる。また、最終地点GPでは、プラカードが回転表示しており、サボハニのキャラクタSBHが最終地点GPに到達することにより、大当り及びハズレのいずれかの結果が導出されることを示唆している。なお、この演出例では、決闘シーンのアニメーション表示が開始したときにチャンスアップメータCMTの表示を開始するようにしたが、図197(A7)に示されるスーパーリーチに発展した様子の表示が開始されたタイミングで表示を開始してもよいし、リーチ状態となったときに表示を開始してもよいし、リーチ状態が発生するよりも前に表示を開始してもよいし、装飾図柄の変動表示が開始されたときに表示を開始してもよい。また、各チェックポイントCP1〜CP3が表示されるタイミングは、チャンスアップメータCMTが表示される前であってもよいし、チャンスアップメータCMTが表示されるのと同時であってもよいし、チャンスアップメータCMTが表示された後であってもよい。また、プラカードが表示開始されるタイミングは、チャンスアップメータCMTが表示される前であってもよいし、チャンスアップメータCMTが表示されるのと同時であってもよいし、チャンスアップメータCMTが表示された後であってもよい。
図197(A10)は、カーソルとして機能するサボハニのキャラクタSBHが移動を開始した様子が示されている。このとき、サボハニのキャラクタSBHの近傍には、「START!!」と書かれた吹き出しが表示されることにより、サボハニのキャラクタSBHの移動開始を報知している。なお、「START!!」の吹き出しは、CUM準備中表示MTYが表示された後にチャンスアップメータCMTが表示された場合にのみ表示されてもよいし、CUM準備中表示MTYが表示されるか否かに拘らずチャンスアップメータCMTが表示された場合に必ず表示されてもよいし、表示されない場合があってもよい。また、「START!!」の吹き出しが表示されることにより、チェックポイントCP1〜CP3においてチャンスアップ予告が発生しやすいことを予告してもよい。
図197(A11)は、図64(2)に示す演出例と同じ演出例である。その後は、図64(3)〜図64(25)に示す演出が行われ、その後、図197(A12)に示す演出が行われる。
図197(A12)〜同図(A13)は、図64(26)〜同図(27)に示す演出と同様の演出が行われている。
その後、図197(A14)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、「装飾7」が3つ揃った状態で揺れ変動が行われている様子が示されている。このとき、背景が大当りとなった場合に表示される大当り専用の背景が表示されている。なお、デフォルト(通常)の背景や、先読みモード中の背景や、スーパーリーチの発展を示唆する背景等が表示されてもよく、また、リーチとなったときに表示されている背景が表示されてもよい。
その後、図197(A15)に示すように、「装飾7−装飾7−装飾7」の大当りの装飾図柄の組み合わせ(大当り図柄態様)で確定表示される。ここで、スーパーリーチ終了後は、チャンスアップメータCMTが必ず非表示とされているが、表示される場合があってもよい。この場合、大当りの装飾図柄の組み合わせ(大当り図柄態様)で停止表示されているときにチャンスアップメータCMTが表示されている場合には、確変大当りに昇格することが確定となるようにしてもよい。
この演出例では、図197(A9)に示すタイミングでCUM準備中表示からチャンスアップメータCMTに切り替わるようにしたが、これに限定されず、例えば、図柄変動表示中である図197(A3)〜同図(A4)のタイミングで切り替わってもよいし、ノーマルリーチからスーパーリーチへ移行する期間である図197(A5)〜同図(A6)のタイミングで切り替わってもよいし、スーパーリーチの開始後、スーパーリーチの実行中である図197(A7)〜同図(A13)において切り替わってもよいし、スーパーリーチ終了後に切り替わってもよい。この場合、スーパーリーチ中に発生したチャンスアップ予告の発生を事後報知する形となる。
この演出例では、チャンスアップメータCMTによる演出がスーパーリーチ演出中に行われることから、チャンスアップメータCMTによる演出が開始されることを予告するCUM準備中表示が表示されることで、リーチ演出表示が表示されることが予告されるということができる。
なお、この演出例では、全てのチェックポイントにてチャンスアップ予告が発生して大当りとなっているが、いずれか1以上のチェックポイントにてチャンスアップ予告が発生しない場合(全てのチェックポイントでチャンスアップ予告が発生しない場合や一部のチェックポイントでチャンスアップ予告が発生する場合)があっても大当りとなる場合があってもよい。例えば、図65(18b)においてレバー画像136Vaが表示されずチャンスアップ予告が発生しない場合でも、大当りとなる例が示されている。また、チェックポイントにてチャンスアップ予告が多く発生した方が、全て及び/又は一部のチェックポイントでチャンスアップ予告が発生しない場合よりも最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすいようにしてもよい。また、チャンスアップ予告の発生数と大当りのなりやすさには関係がなくてもよい。
本実施形態では、CUM準備中表示MTYが表示されてチャンスアップメータCMTが表示された場合の方が、CUM準備中表示MTYが表示されないでチャンスアップメータCMTが表示された場合よりも、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすくなっている。
図197(B1)〜同図(B8)に示す演出例は、図64(22)に続く別の演出例であり、図64(18)〜同図(22)に示すレバー演出において、遊技者により演出レバー136Vが操作されたが、演出に失敗した様子が示されている。すなわち、装飾図柄表示装置208では、中図柄に「装飾6」が表示され、「装飾7−装飾6−装飾7」のハズレの組合せとなってハズレとなることが報知される。また、チャンスアップメータCMTでは、サボハニのキャラクタSBHが最終地点GPに到達するが、プラカードはハズレとなることを示す「×」の文字が示され、サボハニのキャラクタSBHは、がっかりした表情となっている。
その後、図197(B2)に示すように、左図柄、中図柄、右図柄の装飾図柄総てが、通常の濃さよりも一旦薄く表示される。また、同図には、殿様が倒れたシーンが表示されている。図197(B3)では、左図柄、中図柄、右図柄の装飾図柄総てが再び通常の濃さで表示され、同図(B4)では、ワイプ演出が行われ、スーパーリーチの演出場面(演出表示)と、通常背景(図197(A1)等に示す、スーパーリーチ演出の開始前の背景)との切り替えが行われる。ワイプ演出では、図197(B5)に示すように、装飾図柄表示装置208の表示画面が一旦、無模様同一色のワイプ表示になる。このワイプ表示では、変動アイコンh0や、チャンスアップメータCMTは消え、第2装飾図柄と、第2保留数表示は表示されている。また、左下隅には機種タイトルが表示されている。なお、変動アイコンh0や、チャンスアップメータCMTも表示されていてもよい。図197(B6)では、ワイプアウトし、背景が通常背景に戻る様子が示されている。図197(B7)では、ワイプ演出が終了し、装飾図柄表示装置208には、ハズレの組合せである「装飾7」−「装飾6」−「装飾7」が揺れ表示され、その後、図197(B8)に示すように、ハズレの図柄態様で確定表示される。また、保留枠UIも表示され、変動アイコンh0も第1保留アイコンh11も表示されている。また、チャンスアップメータCMTは消去されている。なお、ワイプアウト時(図197(B6)〜同図(B7))に、チャンスアップメータCMT及び/又はCUM準備中表示MTYが表示される場合があってもよく、表示されているときは、表示されていない場合よりも、復活演出が行われやすい構成であってもよい。あるいは、表示されているときは、復活演出が必ず行われる構成であってもよく、表示されていない場合には、復活演出が行われたり、行われなかったりしてもよい。また、CUM準備中表示MTYが表示されている場合には、次変動以降にスーパーリーチに移行する可能性があることを示唆するようにしてもよい。
なお、この演出例では、全てのチェックポイントにてチャンスアップ予告が発生してハズレとなっているが、いずれか1以上のチェックポイントにてチャンスアップ予告が発生しない場合(全てのチェックポイントでチャンスアップ予告が発生しない場合や一部のチェックポイントでチャンスアップ予告が発生する場合)があってもハズレとなる場合があってもよい。また、チェックポイントにてチャンスアップ予告が多く発生した方が、全て及び/又は一部のチェックポイントでチャンスアップ予告が発生しない場合よりも最終的に大当り図柄態様が確定表示されにくいようにしてもよい。
なお、この演出例では、CUM準備中表示MTYが表示された場合は、必ずチャンスアップメータCMTが表示されるようにしたが、チャンスアップメータCMTが表示される場合とされない場合とがあってもよい。
また、例えば、先読み予告としてCUM準備中表示MTYが表示されているときに電断復電が発生した場合は、次変動で消去されてもよいし、次変動開始で再度表示されてもよい。また、次変動開始時のCUM準備中表示MTYの表示は、電断復電後の表示画面の復帰時点で表示されていてもよいし、表示画面が復帰してから再表示される(例えば、アニメーションによる再表示/アニメーション無)ようにしてもよい。
図198は、チャンスアップメータを用いた演出の一例を段階的に示した図である。
図198(A1)〜同図(A8)に示す演出例は、背景変化予告が行われている様子が示されている。また、図198(A1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、海の背景が表示されている。また、図198(A1)に示すタイミングでは、「装飾4−装飾1−装飾7」のハズレの装飾図柄の組み合わせで停止表示中に図柄変動表示が開始した直後の様子が示されている。このとき、第2装飾図柄が変動を開始している。
図198(A2)では、装飾図柄の変動表示が開始した様子が示されている。
図198(A3)では、予告(当該変動予告)の一種である背景変化予告が開始される。ここでの背景変化予告の対象は、実行中の図柄変動表示である。背景変化予告では、左右から襖の画像が出現し、襖が閉じられるアニメーションによって、表示画面全体が襖の画像になる(図198(A4)参照)。このため、保留枠UIも、保留アイコンh11も、変動アイコンh0も、襖の画像によって前側からオーバーラップされ、視認不能になる。なお、襖の画像に代えて、保留枠UI、保留アイコンh11、変動アイコンh0の一部に前側からオーバーラップする画像が出現してもよい。あるいは、保留枠UI、保留アイコンh11、変動アイコンh0には、何ら画像がオーバーラップしない演出であってもよい。なお、背景変化予告は、当該変動予告の他、ステージチェンジの演出、先読み予告あるいはスーパーリーチ示唆背景等への変更が行われる際に実行されることがある。
なお、背景変化予告では、出現画像(ここでは襖の画像)の表示態様(例えば、色や形状、模様等)によって、大当り期待度を表してもよい。また、襖の色が緑なら山の背景に変化するといった背景自体の予告としても機能してよい。また、襖の表示態様によって、先読みゾーンが発生することを予告してもよい。ここで、先読みゾーンとは、保留内に先読み対象の保留がある場合に、専用の先読み背景が表示される演出モードのことをいう。さらに、背景変化予告は、複数種類用意されていてもよい。
図198(A5)では、襖が開き、保留枠UI、変動アイコンh0が見え始めているが、保留アイコン表示領域HISに替えて、CUM準備中表示MTYが現れる様子が示されている。また、このとき、背景が海の背景からスーパーリーチの背景に変更されている。すなわち、スーパーリーチの背景に変更されることにより、当該変動においてスーパーリーチへ移行することを予告している。なお、先読み予告として先読み対象変動にてスーパーリーチへ移行することを予告してもよい。スーパーリーチが複数種類用意されている場合には、表示された背景に対応するスーパーリーチに必ず発展することを示唆してもよい。なお、スーパーリーチに発展しない場合があってもよいし、リーチとなったことを条件に表示された背景に対応するスーパーリーチに必ず発展することを示唆するようにしてもよい。また、別の種類のスーパーリーチに移行する場合があってもよい。
図198(A6)では、完全に襖が開き、襖画像は消えている。背景変化予告によって、第1装飾図柄表示装置208Lの背景は、スーパーリーチの背景に変化している。なお、CUM準備中表示MTYは、完全に表示されており、チャンスアップメータCMTの表示が予告されている。なお、襖画像が完全に開いた後でCUM準備中表示MTYが表示開始してもよい。また、スーパーリーチの背景が表示されてもチャンスアップメータCMTが表示されない場合があってもよいし、必ず表示されてもよい。
図198(A7)では、左図柄及び右図柄にそれぞれ「装飾7」が停止表示し、リーチ状態となった様子が示されている。
図198(A8)では、左図柄表示領域208aで揺れ変動していた「装飾7」が第2装飾図柄の下に移動し、右図柄表示領域208cで揺れ変動していた「装飾7」が第2保留数表示の下に移動している様子が示されている。また、スーパーリーチ演出に移行する間もCUM準備中表示MTYも引き続き表示されている。また、図198(A8)では、変動アイコン表示領域CISの台座hs0を残した状態で保留枠UIが完全に下方にフレームアウトした様子が示されている。この演出例は、リーチ移行演出が特殊である例を示している。なお、通常の背景が表示されたときと同じ経緯を経てスーパーリーチに移行するようにしてもよい。このときに、変動アイコンの表示領域CISが移動するアニメーションが行われる。その後、図197(A8)〜同図(A15)に示す演出が行われる。
図198(B1)〜同図(B3)は、図198(A1)〜同図(A8)を経て図197(A8)〜同図(A11)の演出を行った結果、殿様が剣豪に敗れ、中図柄に「装飾6」が表示されてハズレとなる演出例を示している。
図198(B1)は、殿様が剣豪に敗れ、中図柄に「装飾6」が表示されている様子が示されている。すなわち、第1装飾図柄表示装置208Lでは、中図柄に「装飾6」が表示され、「装飾7−装飾6−装飾7」のハズレの組合せとなってハズレとなることが報知される。また、チャンスアップメータCMTでは、サボハニのキャラクタSBHが最終地点GPに到達するが、プラカードはハズレとなることを示す「×」の文字が示され、サボハニのキャラクタSBHは、がっかりした表情となっている。その後、図197(B2)〜同図(B5)の演出が行われた後、図198(B2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、ワイプアウトし、背景が図柄変動開始時の背景である海の背景に戻る様子が示されている。図198(B3)では、ワイプ演出が終了し、装飾図柄表示装置208には、ハズレの組合せである「装飾7」−「装飾6」−「装飾7」が揺れ表示され、その後、ハズレの図柄態様で確定表示される。また、ワイプアウト後、チャンスアップメータCMTは消去されている。なお、ワイプアウト時に、背景が特殊背景(例えば、スーパーリーチの背景等)であった場合に、大当り確定とされてもよい。
図198(C1)〜同図(C7)は、CUM準備中表示MTYが、チャンスアップメータCMTによる演出の先読み予告として行われる様子が示されている。ここで、図198(C1)〜同図(C3)に示す演出は、図197(A1)〜同図(A3)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図198(C4)は、左図柄、右図柄、中図柄の順に装飾図柄が停止表示した結果、「装飾4−装飾1−装飾7」のハズレの装飾図柄の組み合わせで停止表示し、揺れ変動が行われている様子が示されている。このとき、CUM準備中表示MTYが消去されるが、表示されたままであってもよい。
その後、図198(C5)では、「装飾4−装飾1―装飾7」のハズレの装飾図柄の組み合わせで確定表示している様子が示されている。このとき、変動アイコンは消去される。このときも、CUM準備中表示MTYは非表示とされているが、装飾図柄が確定表示されている間にCUM準備中表示MTYが表示されるようにしてもよい。
その後、保留アイコンh11に対応する図柄変動表示が開始した後、図198(C6)に示すように、炎のエフェクトEF101が再表示され、保留アイコン表示領域HISの全体を覆うように表示されている。ここで、炎のエフェクトEF101が再表示される際には、前回の図柄変動表示で表示されていた態様と同じ態様で炎のエフェクトEF101が表示されてもよいし、異なる表示態様(アニメーション)で再表示されてもよく、また、アニメーションを伴うことなく炎のエフェクトEF101が表示されるようにしてもよい。その後、炎のエフェクトEF101が消去されると、図198(C7)に示すように、CUM準備中表示MTYが再び表示される。
すなわち、この演出例では、図198(C1)〜同図(C3)における炎のエフェクトEF101の表示及びCUM準備中表示MTYの表示が次変動におけるチャンスアップメータによる演出の先読み予告として機能し、図198(C6)〜同図(C7)における炎のエフェクトEF101の表示及びCUM準備中表示MTYの表示が実行中の図柄変動表示におけるチャンスアップメータによる演出の予告として機能しているということができる。
なお、この演出例では、図柄変動表示が開始する毎にCUM準備中表示MTYの表示を行ってチャンスアップメータによる演出の先読み予告(連続予告)を行ったが、例えば、チャンスアップメータによる演出が行われるまでの図柄変動表示の回数をカウントダウン(例えば、「あと2変動」、「あと1変動」などと表示)し、先読み予告の対象となった図柄変動表示となったときにチャンスアップメータが表示されるようにしてもよい。すなわち、このようなカウントダウンの表示によりCUM準備中表示MTYと同様の機能を持たせることができる場合がある。また、保留アイコンの表示態様をチャンスアップメータによる演出が行われる旨を示唆する表示態様とすることにより先読み予告を行うようにしてもよい。これによってもCUM準備中表示MTYと同様の機能を持たせることができる場合がある。そして、先読み予告の対象となった図柄変動表示となり、変動アイコンがチャンスアップメータによる演出が行われる旨を示唆する表示態様で表示されている場合において、チャンスアップメータによる演出が開始されるときに変動アイコンを消去してもよい。なお、先読み予告の対象となった図柄変動表示となり、変動アイコンがチャンスアップメータによる演出が行われる旨を示唆する表示態様で表示されている場合において、チャンスアップメータによる演出が開始されるときに変動アイコンを消去しなくてもよい。また、チャンスアップメータが表示された後やチャンスアップメータが表示されるタイミングで、変動アイコンの一部又は全部の表示態様を変化(例えば、チャンスアップメータによる演出が行われる旨を示唆する表示態様からデフォルトの表示態様に変化)させるようにしてもよい。
また、図柄変動表示が開始する毎にCUM準備中表示MTYの表示を行ってチャンスアップメータによる演出の先読み予告(連続予告)を行っている場合において、先読み予告の対象である図柄変動表示よりも前の図柄変動表示においてチャンスアップメータによる演出が開始された場合、チャンスアップメータの表示中は、CUM準備中表示MTYを表示しないようにしてもよいし、CUM準備中表示MTYを表示するようにしてもよいし、CUM準備中表示MTYを表示する場合と表示しない場合があってもよい。また、チャンスアップメータの表示中にCUM準備中表示MTYを非表示とする場合において、チャンスアップメータが表示される前にCUM準備中表示MTYの表示を非表示にするようにしてもよいし、チャンスアップメータが表示されるタイミングでCUM準備中表示MTYが非表示とされるようにしてもよい。また、チャンスアップメータの表示中もCUM準備中表示MTYが表示される場合において、CUM準備中表示MTYがチャンスアップメータと重なる位置に表示されてもよいし、重ならない位置に表示されてもよい。また、先読み予告の対象である図柄変動表示において行われるスーパーリーチの種類と、先読み予告の対象である図柄変動表示よりも前の図柄変動表示であってチャンスアップメータが表示される図柄変動表示において行われるスーパーリーチの種類とが同じであってもよいし、異なってもよいし、同じである場合と異なる場合があってもよい。
図198(D1)〜同図(D7)は、CUM準備中表示MTYが、チャンスアップメータCMTによる演出の先読み予告として行われる様子が示されている。ここで、図198(C1)〜同図(C3)に示す演出は、図197(A1)〜同図(A3)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図198(D4)〜同図(D5)では、図198(C4)〜同図(C5)は異なり、装飾図柄の揺れ変動中及び確定表示中においてもCUM準備中表示MTYが継続して表示されている様子が示されている。なお、CUM準備中表示MTYにおいてアニメーション表示が行われてもよく、この場合、図柄停止中もアニメーションが継続して行われてもよいし、図柄停止中では異なるアニメーションが行われるようにしてもよい。また、アニメーションが行われず、静止表示してもよい。
その後、保留アイコンh11に対応する図柄変動表示が開始した後は、図198(D6)〜同図(D7)に示すように、CUM準備中表示MTYが引き続き表示されている。
図199は、チャンスアップメータ準備中表示MTYの表示開始態様の一例を段階的に示した図である。
図199(A1)〜同図(A7)は、CUM準備中表示MTYが、チャンスアップメータCMTによる演出の先読み予告として行われる別の例について示されている。ここで、図199(A1)に示す演出は、図197(A1)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図199(A2)では、第1特図始動口230に遊技球が入賞して、図柄変動表示の開始が1つ保留され、保留数が2となった様子が示されている。その後、図199(A3)に示すように、第2保留アイコンh12が表示されるが、第2保留アイコンh12は、青色の表示態様で表示されており、すなわち、保留表示による先読み予告が行われている様子が示されている。なお、この演出例では、青保留による保留アイコンの表示が行われたが、他の表示態様(例えば、図154(a)に示した保留アイコンの表示態様等)による保留アイコンの表示が行われてもよいし、デフォルトの表示態様の保留アイコンが表示されてもよい。
その後、左図柄、右図柄、中図柄が停止表示すると、図199(A4)に示すように、「装飾4−装飾1−装飾7」のハズレの装飾図柄の組み合わせで確定表示されている様子が示されている。
続いて、図199(A5)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の最先の保留に基づいて装飾図柄の変動表示が開始している。その後、図199(A6)に示すように、炎のエフェクトEF101が保留アイコン表示領域HISの全体を覆うように表示されている。これにより、CUM準備中表示MTYが表示される可能性があることを予告している。その後、図199(A7)では、炎のエフェクトEF101が消去されてCUM準備中表示MTYが表示されている。
このように、この演出例では、先読み予告の対象である保留が発生したときに実行中の図柄変動表示では、CUM準備中表示MTYが表示されず、その次に開始される図柄変動表示においてCUM準備中表示MTYが表示される様子が示されている。この演出例では、CUM準備中表示MTYが先読み予告として機能しているが、先読み予告の対象である保留が1つ目の保留である場合、次に開始される図柄変動表示においてCUM準備中表示MTYが当該変動におけるチャンスアップメータCMTの予告として機能する。なお、CUM準備中表示MTYが先読み予告として機能し、当該予告としては機能しなくてもよい。また、CUM準備中表示MTYが当該予告として機能し、先読み予告としては機能しなくてもよい。また、CUM準備中表示MTYが先読み予告として機能する場合と、当該予告として機能する場合があってもよい。
場合がある。
図199(B1)〜同図(B11)は、CUM準備中表示MTYが、チャンスアップメータCMTによる演出の先読み予告として行われる別の例について示されている。
図199(B1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、中央領域で第1装飾図柄が高速変動を行っている。また、左上では第2装飾図柄が変動表示を行っている。また、図199(B1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lには、演出表示領域208dに、保留枠UIが表示されている。図199(B1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、保留が0であるので、保留アイコン表示領域HISでは保留アイコンは1つも表示されていない。第1装飾図柄表示装置208Lの右上には、特図1及び特図2の第2保留数表示(ここでは「0」と「0」)が表示されている。また、変動アイコン表示領域CISの台座hs0の上には、変動アイコンh0が表示されている。変動アイコンh0の表示態様も、図154(a)のNo.1に記したデフォルトの表示態様である。
図199(B2)では、第1特図始動口230に遊技球が入賞して、図柄変動表示の開始が1つ保留され、保留数が1となった様子が示されている。その後、図199(B3)に示すように、第1保留アイコンh11が表示されるが、第1保留アイコンh11は、青色の表示態様で表示されており、すなわち、保留表示による先読み予告が行われている様子が示されている。なお、保留アイコンが表示されずに図199(B4)に示す炎のエフェクトEF101が表示されるようにしてもよい。また、保留アイコンの増加アニメーションの実行中に図199(B4)に示す炎のエフェクトEF101が表示されるようにしてもよい。また、保留アイコンが表示されずに図199(B4)に示す炎のエフェクトEF101が表示される場合と保留アイコンが表示されてから及び/又は保留アイコンの増加アニメの実行中に図199(B4)に示す炎のエフェクトEF101が表示される場合があってもよい。
すると、図199(B4)に示すように、炎のエフェクトEF101が保留アイコン表示領域HISの全体を覆うように表示されている。これにより、CUM準備中表示MTYが表示される可能性があることを予告している。その後、図199(B5)では、炎のエフェクトEF101が消去されてCUM準備中表示MTYが表示されている。
図199(B6)は、左図柄、右図柄、中図柄の順に装飾図柄が停止表示した結果、「装飾4−装飾1−装飾7」のハズレの装飾図柄の組み合わせで停止表示し、揺れ変動が行われている様子が示されている。このとき、CUM準備中表示MTYの表示が維持されている。
その後、図199(B7)では、「装飾4−装飾1―装飾7」のハズレの装飾図柄の組み合わせで確定表示している様子が示されている。このとき、変動アイコンは消去されるが、CUM準備中表示MTYは表示されたままとなっている。
その後、第1保留アイコンh11に対応する図柄変動表示が開始されると、図199(B8)〜同図(B11)に示すように、保留消化アニメが開始され、CUM準備中表示MTYに隠されていた第1保留アイコンh11が変動アイコン表示領域CISの台座hs0の上面中央に向かって移動する変動アイコン移動アニメが行われている様子が示されている。なお、この演出例では、CUM準備中表示MTYが表示されているか否かに拘らず、同じ変動アイコン移動アニメが行われるようにしているが、CUM準備中表示MTYが表示されている場合には、異なる変動アイコン移動アニメが行われるようにしてもよく、例えば、図199(B9´)に示すように、台座hs0の中央から変動アイコンh0が沸いて出てくるアニメーションが行われるようにしてもよい。なお、CUM準備中表示MTYが表示されているか否かに拘らず、複数の変動アイコン移動アニメのうちの一のアニメが選択されて実行されるようにしてもよい。
このように、先読みの対象である図柄変動表示が保留された際に実行中の図柄変動表示においてチャンスアップメータによる演出の先読み予告としてCUM準備中表示が表示されるようにしてもよい。
図199(C1)〜同図(C4)は、CUM準備中表示MTYの表示開始アニメが行われている様子を示す図である。ここで、図199(C1)に示す演出は、図197(A1)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図199(C2)では、CUM準備中表示MTYの表示開始アニメが開始され、CUM準備中表示MTYが表示画面の下方からせり上がってくる様子が示されている。このとき、保留アイコン表示領域HISは、CUM準備中表示MTYに持ち上げられる態様で上昇する。その後、図199(C3)に示すように、保留アイコン表示領域HISは、CUM準備中表示MTYの視認性に影響を与えないように、CUM準備中表示MTYの上部に配置される。なお、図199(C3)に示すタイミングでは、特図1の保留は1つであり、第1保留アイコンh11のみが表示されているが、説明を容易にするため、第2保留アイコンh12〜第4保留アイコンh14を破線で示している。
その後、CUM準備中表示MTYの表示開始アニメが完了すると、図199(C4)に示すように、サボハニのキャラクタSBHの近傍に「STANDBY」の文字が付された吹き出しが表示され、チャンスアップメータCMTの表示を予告している。このとき、吹き出しが、保留アイコン(図199(C4)に示す例では、第2保留アイコンh12及び第3保留アイコンh13)の一部をオーバーラップするように表示されている。なお、4つの保留アイコンのうちの少なくとも1つの保留アイコンの全体が吹き出しにオーバーラップされるように表示してもよいし、4つの保留アイコン全体が吹き出しにオーバーラップされるように表示してもよい。また、この演出例では、吹き出しが保留アイコン表示領域HISの一部についてもオーバーラップするようにしているが、保留アイコン表示領域HISの全部に対してオーバーラップするようにしてもよい。
なお、図199(C3)に示すCUM準備中表示MTYに替えて、図199(C3´)に示すような態様でCUM準備中表示MTYを表示してもよい。具体的には、CUM準備中表示MTYの枠を上方に延出させ、この枠の上面で保留アイコン表示領域HISを指示するように表示するようにしてもよい。このCUM準備中表示MTYは、スーパーリーチ中において表示されるCUM準備中表示MTYとは異なる表示態様としてもよい。
図199(D1)〜同図(D2)は、例えば、図197(A1)に続く演出の一例であり、CUM準備中表示MTYの表示を予告する炎のエフェクトの別の表示例について示されている。
図199(D1)では、図197(A2)に示す炎のエフェクトEF101とは異なる大炎のエフェクトEF102が表示されている様子が示されている。この大炎のエフェクトEF102は、保留枠UI全体を視認困難に覆うように表示されるエフェクト表示である。この大炎のエフェクトEF102によってもCUM準備中表示が表示されることを予告している。なお、大炎のエフェクトEF102が表示された場合は、図197(A2)に示す炎のエフェクトEF101が表示された場合よりも大当り図柄態様が確定表示されやすいようにしてもよいし、チェックポイントでチャンスアップ予告が発生しやすいようにしてもよい。
その後、図199(D2)に示すように、大炎のエフェクトEF102が消去されると、CUM準備中表示MTYが表示される。このとき、保留枠UIは、変動アイコン表示領域CISの台座hs0を残して下方にフレームアウトしている。また、このとき、変動アイコンh0の表示態様は変化せず、デフォルトの表示態様とされているが、大炎のエフェクトEF102の表示前後で変動アイコンh0の表示態様が変化してもよい。また、大炎のエフェクトEF102の表示前後で変動アイコンh0の表示態様が必ず変化するようにしてもよい。その後は、例えば、図197(A4)〜同図(A11)に示す演出が行われた後、図64(3)〜同図(25)に示す演出が行われ、その後、図197(A12)〜同図(A15)又は図197(b1)〜同図(B8)に示す演出が行われる。
図200は、チャンスアップメータ準備中表示MTYの表示開始態様の一例を段階的に示した図である。
図200(A1)〜同図(A3)は、例えば、図197(A1)に続く演出の一例であり、炎のエフェクトEF101の表示中にCUM準備中表示をシルエット表示する演出例について示している。
図200(A1)に示す演出例は、図197(A2)に示す演出例と同じである。その後、図200(A2)では、炎のエフェクトEF101の表示中に、CUM準備中表示MTYを模したCUM準備中シルエット表示MTYaが炎のエフェクトEF101の背面側で表示される態様で表示されている。このとき、CUM準備中シルエット表示MTYaは、全体が黒色で表示されあたかもシルエットによる表示が行われている様子が示されている。このCUM準備中シルエット表示MTYaの表示もチャンスアップメータCMTによる演出が行われることの予告として機能している。なお、このCUM準備中シルエット表示MTYaの表示態様を複数種類用意しておき、表示態様が変化(昇格)することで、チャンスアップメータCMTによる演出においてチャンスアップ予告の発生率が上昇することを示唆するようにしてもよいし、大当りの信頼度が上昇することを示唆するようにしてもよい。
その後、リーチ状態が形成し、図200(A3)では、スーパーリーチに移行した様子が示されている。この間も、CUM準備中シルエット表示MTYaは継続して表示されている。なお、炎のエフェクトEF101の表示中にCUM準備中シルエット表示MTYaが消去されるようにしてもよく、この場合、例えば、CUM準備中シルエット表示MTYaが非表示となる際に消去アニメが行われるようにしてもよいし、消去アニメが行われることなく非表示とされてもよい。この後は、例えば、図197(A11)に示す演出が行われた後、図64(2)〜同図(25)に示す演出が行われ、その後、図197(A12)〜同図(A15)又は図197(B1)〜同図(B8)に示す演出が行われる。
図200(B1)〜同図(B6)は、例えば、図197(A1)に続く演出の一例であり、CUM準備中表示MTYの表示開始態様の別の演出例について示している。
図200(B1)では、ワイプ演出が開始している様子が示されている。このワイプ演出は、表示画面の左下隅部から右上隅部にかけて、あたかもカレンダーが捲られる感じの表示態様で表示画面が漸次切り替わっていく表示である。図200(B1)では、海の背景が表示されている状態においてワイプ演出が開始されるが、ワイプ演出の前後でも背景が変化していない。ところが、図200(B1)では、保留アイコン表示領域HISが表示されていた位置にCUM準備中表示MTYが表示されており、これにより、チャンスアップメータによる演出が開始されることが予告される。なお、図200(B1)に示すタイミングでは、CUM準備中表示MTYの一部が視認可能な態様で表示されている。なお、ワイプ演出の前後で背景が変更されてもよい。
その後、図200(B2)に示すタイミングでは、切替後(捲れた裏側)の表示の領域が拡大しており、CUM準備中表示MTYの大部分が視認可能とされている。なお、切替後の表示領域において、チャンスアップメータCMTに関する予告が行われてもよいし、チャンスアップメータCMTとは関係のない先読み予告あるいは当該変動予告が行われてもよい。
図200(B3)では、切替後の表示領域がさらに拡大した様子が示されている。なお、ワイプ演出において背景が捲れるとCUM準備中表示MTY以外のチャンスアップメータCMTに関する予告やチャンスアップメータCMTとは関係のない予告が一部視認可能としてもよいし、背景が捲れるとCUM準備中表示MTY及び他の予告が視認可能としてもよい。その後は、図200(B4)〜同図(B6)に示すように、背景が捲れるようにして切替後の表示領域が拡大し、図200(B6)に示すタイミングで、切替後の表示領域が全部視認可能な状態とされる。その後は、例えば、図197(A4)〜同図(A11)に示す演出が行われた後、図64(3)〜同図(25)に示す演出が行われ、その後は、図197(A12)〜同図(A15)又は図197(B1)〜同図(B8)に示す演出が行われる。なお、図200(B1)の状態において、ワイプ演出の開始前からCUM準備中表示MTYが表示されていてもよく、その場合、ワイプ演出後にCUM準備中表示MTYが引き続き同じ表示態様で表示されていてもよい。また、ワイプ演出後に後述するランクアップしたCUM準備中表示MTYが表示されていてもよい。また、ワイプ演出後にCUM準備中表示MTYが引き続き同じ表示態様で表示される場合と、ランクアップしたCUM準備中表示MTYが表示される場合があってもよい。
図200(C1)〜同図(C4)は、図197(A1)に続く演出の一例であり、CUM準備中表示MTYの表示開始態様の別の演出例について示している。
図200(C1)では、背景画面の切替演出が開始されている様子が示されている。この背景画像の切替演出は、図200(C1)に示すように、切替前の背景画像を縮小表示した後、図200(C2)に示すように、切替前の背景画像の右側が奥行方向に移動し、右側が奥行方向に向かっている態様で表示するとともに、切替後の背景画像が表示画面の右側に出現する。この切替後の背景画像は、左側が奥行方向に向かっている態様で表示されている。切替後の背景画像では、切替前の背景画像における保留アイコン表示領域HISの表示位置にCUM準備中表示MTYが表示されている様子が示されている。なお、切替前の背景画像と切替後の背景画像が並べて表示された状態で、切替後の背景画像が表示されず、切替前の背景画像が再び表示されるようにしてもよい。すなわち、CUM準備中表示MTYが表示されない場合があってもよい。この演出例では、この背景画面の切り替え演出において、CUM準備中表示MTYを表示するようにしたが、CUM準備中表示MTY以外の表示(例えば、保留アイコンの表示態様が変化する等)が切替後の背景画像において表示されるようにしてもよい。また、切替後の背景画像が予告の背景画像であってもよく、例えば、激熱予告が表示されている背景画像が表示されてもよい。
その後、図200(C3)では、切替前の背景画像が消去されるとともに、CUM準備中表示MTYを含む切替後の背景画像が正面に向いた態様で表示されている様子が示されている。このとき、切替後の背景画像は縮小表示されている。その後は、切替後の背景画像が拡大表示され、図200(C4)に示すように表示画面全体に表示され、その後は、例えば、図197(A4)〜同図(A11)に示す演出が行われた後、図64(3)〜同図(25)に示す演出が行われ、その後、図197(A12)〜同図(A15)又は図197(B1)〜同図(B8)に示す演出が行われる。
図200(D1)は、図197(A2)に続く演出の一例であり、炎のエフェクトEF101が表示されたが、CUM準備中表示MTYが表示されず、ガセの予告表示が行われた後の様子が示されている。なお、炎のエフェクトEF101が表示された場合には、必ずCUM準備中表示MTYが表示されるようにしてよい。なお、ガセの予告表示が行われた図柄変動表示はハズレ確定であってもよい。また、ガセの予告表示が行われた図柄変動表示において、大当りとなる場合があってもよい。なお、ガセの予告表示が行われた図柄変動表示が開始される時点で保留が1以上ある場合において、ガセの予告表示が行われた次の変動以降において、炎のエフェクトEF101が表示されてもよい。この場合において、先読み予告の対象となる図柄変動表示が開始されるまでガセの予告表示が行われるパターン(CUM準備中表示MTYが最後まで表示されないパターン)と、先読み予告の対象となる図柄変動表示において、最終的にCUM準備中表示MTYが表示されるパターンがあってもよい。
図200(E1)〜同図(E9)は、例えば、図197(A1)に続く演出の一例であり、タイマ予告演出が行われている様子について示している。
図200(E1)〜同図(E2)では、保留アイコン表示領域HISの下方からタイマ予告表示TMYが下方からせり上がり、タイマ予告表示TMYにより保留アイコン表示領域HISを持ち上げる様子が示されている。このとき、タイマ予告表示TMYには「STANDBY」の文字が表示され、タイマ予告の開始が保留されている様子が示されている。この演出例におけるタイマ予告表示TMYによるタイマ予告演出が行われると、保留アイコンあるいは変動アイコンが変化することが予告される。図199(C2)に示す演出例と比較すると、サボハニのキャラクタSBHが出現するかしないかによりCUM準備中表示MTYが表示されるか否かが把握できる場合がある。なお、CUM準備中表示MTYが表示されるのかタイマ予告表示TMYが表示されるのかが特定困難としてもよい。なお、CUM準備中表示MTY及びタイマ予告表示TMYが表示される前に、例えば、炎のエフェクトEF101が表示され、炎のエフェクトEF101が消去されると、CUM準備中表示MTYとタイマ予告表示TMYのいずれかが表示されるようにしてもよい。なお、この演出例におけるタイマ予告は、保留アイコン(変動アイコン)の変化を予告するものであるが、図55〜図62、図73、図75〜図83に示すようなタイマ予告が行われた結果実行されるいかなる予告演出についても行うことができることはいうまでもない。また、タイマ予告表示の表示態様は、図200に示すものに限定されず、上述したいかなるタイマ予告表示の表示態様についても適用可能である。また、この演出例において、保留アイコン表示領域HISの下方においてタイマ予告表示TMYとCUM準備中表示MTYの両方が行われる場合があってもよく、この場合、CUM準備中表示MTYが表示される領域とタイマ予告表示TMYが表示される領域とが重複して表示されてもよいし、これらが重複しないように表示されてもよい。
図200(E3)では、タイマ予告表示TMYにおける表示が「10:00」に変更され、その後、カウントダウンが開始される。すなわち、タイマ予告表示におけるカウントダウンが開始されて10秒が経過すると保留アイコン(変動アイコン)の表示態様が変化する可能性があることが示唆されている。なお、タイマ予告表示におけるカウントダウンの開始のタイミングは、上述したものに限定されず、例えば、「STANDBY」の表示から秒数表記に変更した後、しばらくカウントダウンの開始が待機されてもよい。また、タイマ予告表示TMYの表示が開始された段階から秒数表記がなされてもよく、この場合、タイマ予告表示TMYの表示アニメが完了した後でカウントダウンが開始されてもよいし、タイマ予告表示TMYの表示が開始された段階からカウントダウンが開始されてもよい。
図200(E4)は、カウントダウンが開始してから、0.01秒が経過した様子が示されている。その後、カウントダウンが開始してから10秒が経過すると、図200(E5)に示すように、タイマ表示が「00:00」となる。
すると、図200(E6)に示すように、タイマ予告表示TMYでは、「00:00」の表示から「変化!!」の文字表示に切り替わり、第1保留アイコンh11の少なくとも一部にオーバーラップするようにエフェクトEF103が表示されて保留アイコンの変化アニメが開始される。これにより、第1保留アイコンh11の表示態様が変化することが示唆される。ここで、「変化!!」の文字表示に切り替わった後で保留アイコンの変化アニメが開始されてもよいし、保留アイコンの変化アニメが開始した後で「変化!!」の表示が行われてもよいし、「変化!!」の文字表示に切り替わるタイミングで保留アイコンの変化アニメが開始されてもよい。
その後、保留アイコンの変化アニメが終了してエフェクトEF103が消去されると、図200(E7)に示すように、デフォルトの表示態様の第1保留アイコンh11が青色保留の表示態様に変化している。すなわち、保留アイコンのランクが2段階アップした様子が示されている。なお、保留アイコンの変化アニメの前後で保留アイコンのランクが1段階アップしてもよいし、3段階以上アップしてもよい。また、ランクダウンする場合があってもよい。
その後、タイマ予告表示TMYは、図200(E8)〜同図(E9)に示すように表示画面の下方にフレームアウトするフレームアウトアニメが行われる。このフレームアウトアニメにより、保留アイコン表示領域HISも下降し、デフォルトの表示位置に戻る。
なお、この演出例において、タイマ予告表示TMYとCUM準備中表示の両方が表示される場合があってもよく、例えば、タイマ予告表示TMYがさらに上方に移動表示されて、タイマ予告表示TMYの下方にCUM準備中表示MTYが表示されるようにしてもよい。また、タイマ予告演出の終了後の同一図柄変動内において再度保留アイコン表示領域HISが移動表示して、CUM準備中表示MTYが表示されてもよい。また、タイマ予告演出の終了後の次に開始される図柄変動以降に保留アイコン表示領域HISが移動表示してCUM準備中表示MTYが表示されてもよい。
図200(F1)〜同図(F2)は、例えば、図197(A2)に続く演出の一例であり、CUM準備中表示MTYの別の表示態様について示している。
図200(F1)に示す演出例は、図197(A3)に示す演出例に対応している。すなわち、この演出例では、CUM準備中表示MTYのメータ部分にチャンスアップ予告が発生する可能性のあるチェックポイント(この演出例では、第2チェックポイントCP2)の位置を、チャンスアップメータCMTが表示されるよりも前に報知している様子が示されている。この場合において、CUM準備中表示MTYにより予め報知されているチェックポイントでは、チャンスアップ予告が必ず行われるようにしてもよい。また、CUM準備中表示MTYによりチェックポイントが予め報知されている場合は、報知されていない場合よりもチャンスアップ予告が発生しやすいようにしてもよい。また、CUM準備中表示MTYにおいて、チャンスアップメータCMTにおいて表示されるチェックポイントの一部又は全部が必ず表示されてもよい。この場合、チャンスアップ予告の発生確率によりチェックポイントが表示されてもよいし、発生確率に関係なくチェックポイントが表示されてもよい。その後は、図197(A4)〜同図(A7)に示す演出が行われた後、図200(F2)に示す演出が行われる。なお、図200(F2)に示す演出は、図197(A8)に示す演出と、CUM準備中表示MTYにチェックポイントが表示されていること以外は同じであるので、説明を省略する。なお、CUM準備中表示MTYの表示開始時にチェックポイントが表示されるほか、CUM準備中表示MTYの表示開始後、所定タイミング(例えば、リーチの発生やスーパーリーチへの移行の際等)で表示するチェックポイントを増加するようにしてもよい。
図201は、チャンスアップメータ準備中表示MTYの表示態様の変形例を示す図である。
図201(A1)〜同図(A3)は、例えば、図197(A3)に続く演出の一例であり、CUM準備中表示MTYの表示中においてチェックポイントの少なくとも一部を表示し、しかもそのチェックポイントで必ずチャンスアップ予告が実行される様子が示されている。
図201(A1)に示す演出例は、図200(F1)に対応する演出例である。図201(A1)では、CUM準備中表示MTYに表示された第2チェックポイントCP2が赤色でマーキングされるとともに、予告が出現したことにより大当りの信頼度がアップしたことを示す「UP」の文字がその情報に表示されている様子が示されており、これは、図64(6)に示して上述したように、チャンスアップ予告が発生したことを報知する表示態様となっている。すなわち、この演出例では、この表示を行うことにより、チャンスアップ予告が必ず行われることを報知している。なお、実際にチャンスアップ予告が行われなくてもよく、この場合、チャンスアップ予告が行われたものとして遊技が進行するようにしてもよい。
図201(A2)に示す演出例は、図200(F2)に示す演出例に対応している。図57(A2)に示すように、スーパーリーチに移行した後も、第2チェックポイントCP2は赤色でマーキングされて表示されたままである。
その後、図201(A3)に示すように、CUM準備中表示MTYがチャンスアップメータCMTに切り替わると、表示されていなかった他のチェックポイント(第1チェックポイントCP1、第3チェックポイントCP3)が表示され、チャンスアップメータによる演出が開始される。なお、この場合において、例えば、図201(A3´)に示すように、第2チェックポイントCP2の表示をデフォルトの表示態様にクリアするようにしてもよい。図201(A3)又同図(A3´)の後、例えば、図64(3)〜同図(25)に示す演出が行われ、その後、図197(A12)〜同図(A15)又は同図(B1)〜同図(B8)に示す演出が行われる。なお、CUM準備中表示MTYによってチェックポイントの一部又は全部を表示されている場合において、表示されたチェックポイントによってチャンスアップ予告が行われなくてもよく、この場合、表示されたチェックポイントにおいてチャンスアップ予告が必ず行われてもよいし、チャンスアップ予告が行われる場合と行われない場合があってもよい。また、CUM準備中表示MTYによってチェックポイントの一部又は全部が表示されている場合において、実際にチャンスアップ予告が行われないがチャンスアップ予告が行われたものとして遊技が進行してもよく、この場合、チャンスアップが行われたものとみなされたチェックポイントはチャンスアップ予告が発生したことを報知してもよいし、報知しなくてもよいし、報知する場合と報知しない場合があってもよい。
図201(B1)は、図201(A1)に示す演出例の変形例である。図201(B1)では、CUM準備中表示MTYにおいて第2チェックポイントCP2を赤色でマーキングされた態様で表示されているが、予告が出現したことを示す「UP」の表示が行われていない例が示されている。この場合、例えば、サボハニのキャラクタSBHが第2チェックポイントCP2に到達してチャンスアップ予告が発生してから「UP」の表示が行われるようにしてもよい。
図201(C1)は、図201(A1)に示す演出例の変形例である。図201(C1)では、CUM準備中表示MTYにおいて第2チェックポイントCP2が表示されるが、赤色でマーキングされておらず、また、「UP」の文字も表示されておらず、「UP」の文字に替えて「クエスチョンマーク」が表示されている様子が示されている。これにより、チャンスアップメータCMTによる演出において、一部のチェックポイントにおいてチャンスアップ予告が発生する可能性があることを示唆している。例えば、「クエスチョンマーク」<「!」<「UP」の順でチャンスアップ予告の出現率を変化させるようにしてもよい。
図201(D1)は、図201(A1)に示す演出例の変形例である。図201(D1)では、CUM準備中表示MTYにおいて、チャンスアップメータCMTに表示されるチェックポイントの全部が表示され、チェックポイント毎に「クエスチョンマーク」、「!」、「UP」等の文字を付記してチェックポイント毎のチャンスアップ予告の発生の期待度を示唆するようにしてもよい。
図201(E1)は、図197(A3)に示す演出例の変形例である。図201(E1)では、CUM準備中表示MTYにおける吹き出しが「STANDBY」から「チャンスアップ高確中」に変化している様子が示されている。この表示が行われた場合には、チャンスアップメータCMTによる演出において各チェックポイントにおいてチャンスアップ予告が発生しやすいことが示唆される。なお、吹き出しにおいて、「STANDBY」を1回表示した後に「チャンスアップ高確中」に変化してもよいし、「STANDBY」の表示と「チャンスアップ高確中」の表示を交互に切り換えて表示してもよい。また、「STANDBY」を表示せずに「チャンスアップ高確中」の表示が表示されてもよい。
図201(F1)は、図197(A3)に示す演出例の変形例である。図201(F1)では、CUM準備中表示MTYにおける吹き出しが「STANDBY」から「チャンスアップ1回確定」に変化している様子が示されている。この表示が行われた場合には、チャンスアップメータCMTによる演出においてチャンスアップ予告が必ず1回発生することが示唆される。このように、この演出例では、チャンスアップ予告がどのチェックポイントにおいて発生するかについて特定困難な態様とされているが、チャンスアップ予告が必ずn回(この演出例では、1回)発生することを予告している。なお、必ず発生させるチャンスアップ予告の回数は、1回であってもよいし、2回以上であってもよい。また、吹き出しにおいて、「STANDBY」を1回表示した後に「チャンスアップ1回確定」に変化してもよいし、「STANDBY」の表示と「チャンスアップ1回確定」の表示を交互に切り換えて表示してもよい。また、「STANDBY」を表示せずに「チャンスアップ1回確定」の表示が表示されてもよい。
図201(G1)は、図197(A3)に示す演出例の変形例である。図201(G1)では、CUM準備中表示MTYにおける最終地点GPに「V」が表示されたプラカードが配置され、大当り確定であることを報知している。また、「V」以外にも、例えば、「発展」が表示されたプラカードが配置される場合があってもよく、この場合、スーパーリーチが発展することが確定することを報知してもよい。また、「クエスチョンマーク」が表示されたプラカードを配置することで、サボハニのキャラクタが最終地点に到達したときに何らかの演出(例えば、スーパーリーチの発展、スーパーリーチの発展を煽りつつ発展する/しないパターンの演出等)が行われることを示唆してもよい。また、プラカードにより何らかの演出が行われることが報知された場合であっても、何らの演出が行われる場合と行われない場合があってもよい。
図201(H1)は、図197(A3)に示す演出例の変形例である。図201(H1)では、CUM準備中表示MTYにおける最終地点GPに「激熱」が表示されたプラカードが配置され、(a)CUM準備中表示MTYが表示された図柄変動表示に関する予告報知が行われる場合、あるいは、(b)チャンスアップメータCMTが表示される図柄変動表示に関する先読み予告及び/又は予告報知が行われる場合があってもよい。なお、上述の(a)の場合のみ行われてもよいし、上述の(b)の場合のみ行われてもよい。
図201(I1)は、図197(A3)に示す演出例の変形例である。図201(I1)では、CUM準備中表示MTYにおける最終地点GPに「V」が表示されたプラカードが配置されるとともに、サボハニのキャラクタSBHが最終地点GPに到達している表示が行われることで、大当り確定であることを報知している。この場合、CUM準備中表示MTYからチャンスアップメータCMTに表示が切り替わった場合に、サボハニのキャラクタSBHを開始地点SPに表示されて移動表示がなされるようにしてもよいし、最終地点GPで表示されたままとされてもよい。また、プラカードに「V」が表示された場合であっても、大当りとなる場合と大当りとならない場合があってもよい。また、(a)CUM準備中表示MTYが表示された図柄変動表示に関する予告報知が行われる場合、あるいは、(b)チャンスアップメータCMTが表示される図柄変動表示に関する先読み予告及び/又は予告報知が行われる場合があってもよい。なお、上述の(a)の場合のみ行われてもよいし、上述の(b)の場合のみ行われてもよい。
図201(J1)は、図201(I1)に示す演出例の変形例であり、サボハニのキャラクタSBHが開始地点SPにも表示されている様子が示されている。すなわち、サボハニのキャラクタSBHが開始地点SPと最終地点GPの両方に配置されている様子が示されており、これにより、大当り確定であることを報知している。この場合、CUM準備中表示MTYからチャンスアップメータCMTに表示が切り替わった場合に、開始地点SPのサボハニのキャラクタSBHを移動表示させるようにしてもよいし、移動表示させないようにしてもよいし、開始地点SPのサボハニのキャラクタSBHを消去させ、最終地点GPに表示されているサボハニのキャラクタSBHのみが表示されたままとされてもよい。
図201(K1)〜同図(K2)は、例えば、図197(A2)に続く演出の一例であり、CUM準備中表示MTYの表示中も他の予告表示が行われている様子が示されている。図201(K1)は、図197(A3)に示す演出例に対応している。その後、図201(K2)に示すように、CUM準備中表示MTYの表示中に会話予告が開始している様子が示されている。会話予告が開始されると、殿様のキャラクタとともに「チャンス」という文字表示が表示された殿様の会話画像CI1が表示される。なお、CUM準備中表示TMYの表示中において、会話予告以外の予告が行われてもよいことはいうまでもない。なお、この演出例では、CUM準備中表示TMYが他の予告よりも先に開始されているが、CUM準備中表示TMYよりも必ず先に開始される他の予告(例えば、保留アイコンや変動アイコンなどのアイコンの表示態様が変化する予告や変動開始時に開始される予告など)があってもよく、CUM準備中表示TMYと必ず同時に開始される他の予告表示があってもよい。また、同じ種類の他の予告であっても、CUM準備中表示TMYよりも先に表示開始される場合と同じタイミングで表示開始される場合と後に表示開始される場合があってもよい。なお、CUM準備中表示TMYの表示中では、他の予告が行われないようにしてもよいし、複数種類の予告のうちの特定の予告のみ実行可能であり、特定の予告以外の予告については実行されないようにしてもよい。例えば、CUM準備中表示TMYの表示中では、非表示とされている保留アイコンの表示態様の変化演出が行われないようにしてもよいし、行われるようにしてもよい。具体的には、CUM準備中表示TMYの表示中において、図156や図157に示す「箱」の予告アイコンYIから「変化」の予告表示が出現し、その後に、保留アイコンや変動アイコンの表示態様を変化させる予告演出が行われてもよいし、行われないようにしてもよい。また、CUM準備中表示TMYの表示中において、図183〜図196に示す「爆撃機」のアイコンIHIによるアイコン変化予告が実行されてもよく、この場合、例えば、「爆撃機」のアイコンIHIや銃弾アイコンBTIや爆撃された保留アイコンや変動アイコンに表示されるエフェクトがCUM準備中表示TMYにオーバーラップされるように表示してもよいし、オーバーラップするように表示してもよい。
図201(L1)〜同図(L2)は、例えば、図197(A3)に続く演出の一例であり、CUM準備中表示として、CUM準備中表示MTYの一部の表示のみを表示する例を示している。図201(L1)では、CUM準備中表示MTYのうちのサボハニのキャラクタSBH及び「STANDBY」の吹き出しのみが表示されており、その他の構成については非表示とされた態様とされている。これにより、チャンスアップメータCMTの表示を予告するようにしてもよい。なお、表示する構成は上述したものに限定されず、CUM準備中表示MTYを構成する要素の一部であれば、いずれを表示してもよい。図201(L2)は、その後、スーパーリーチに移行した様子が示されている。図201(L2)に示すように、CUM準備中表示として一部の表示が行われた後、その表示態様をチャンスアップメータCMTが表示されるまで維持するようにしてもよいし、例えば、時間の経過に応じてCUM準備中表示の構成要素が付加される態様で表示態様が変化するようにしてもよい。
図201(M1)〜同図(M7)に示す演出例は、図64(3)〜同図(8)に示す演出例に対応している。すなわち、図64(3)では、チャンスアップメータCMTによる演出が開始された後、サボハニのキャラクタSBHがメータ上を進行する様子が示されているが、図201(M1)では、内部ではチャンスアップメータCMTによる演出が行われているものの、チャンスアップメータCMTは表示されず、CUM準備中表示MTYが表示されたままとなっている。その後、図64(4)に対応する図201(M2)では、ボゥイのキャラクタBOYが表示画面の左側から出現し、右側に向かって移動する様子が示されている。すなわち、ボゥイのキャラクタBOYの出現によるチャンスアップ予告が行われている様子が示されている。しかしながら、チャンスアップメータCMTが表示されておらず、CUM準備中表示MTYが表示されたままとなっているので、チャンスアップメタCMTにおける演出の進捗が認識困難とされている。また、図64(5)では、「チャンスアップ BOY通過」の文字が付記された吹き出しが表示され、チャンスアップ予告の発生を報知しているのに対し、図201(M3)では、CUM準備中表示MTYが表示されたままであるので、このような報知も行われない。その後、図64(6)に対応する図201(M4)においても、CUM準備中表示MTYは表示されたままとなっている。一方、図64(6)では、チャンスアップメータCMTにおける第1チェックポイントCP1が赤色でマーキングされるとともに、予告が出現したことにより大当りの信頼度がアップしたことを示す「UP」の文字がその上方に表示され、予告が発生したことの履歴が示される。その後、図201(M5)では、依然としてCUM準備中表示MTYが表示されたままとなっている。一方、図201(M5)に対応する図64(7)では、サボハニのキャラクタSBHが移動を開始している。その後、図201(M6)に示すように、サボハニのキャラクタSBHの吹き出しが消去され、CUM準備中表示MTYからチャンスアップメータCMTに切り替わることが示唆される。図201(M7)は、図64(8)に示す演出例に対応している。この演出例では、上述したように、内部ではチャンスアップメータCMTによる演出が行われており、第1チェックポイントCP1においてチャンスアップ予告が発生した履歴として、第1チェックポイントCP1が赤色でマーキングされるとともに、「UP」の文字も表示されている。なお、サボハニのキャラクタSBHの位置は、第2チェックポイントCP2の近傍まで到達しており、第2チェックポイントCP2に対応するチャンスアップ予告が発生する可能性があることを報知している。
このように、図201(M1)〜同図(M7)に示す演出例では、内部ではスーパーリーチの開始とともにチャンスアップメータCMTによる演出が進行しているが、表示としてはスーパーリーチが行われている途中でCUM準備中表示MTYからチャンスアップメータCMTに切り替わっている様子が示されている。このとき、CUM準備中表示MTYの表示中に発生した第1チェックポイントCP1に対応するチャンスアップ予告(ボゥイの出現)については、チャンスアップ予告が発生したとしてチャンスアップメータCMTが表示された後で履歴として表示するようにしている。なお、履歴として表示しないようにしてもよい。また、CUM準備中表示MTYからチャンスアップメータCMTに切り替わるタイミングがスーパーリーチが開始するタイミングである場合があってもよいし、スーパーリーチの途中のタイミングである場合があってもよい。スーパーリーチの開始のタイミングである場合の方が、スーパーリーチの途中のタイミングである場合よりも大当り図柄態様が確定表示されやすくしてもよいし、またその逆であってもよい。また、CUM準備中表示MTYからチャンスアップメータCMTに切り替わるタイミングが必ずスーパーリーチが開始するタイミングであってもよいし、必ずスーパーリーチの途中のタイミングであってもよい。
図202は、チャンスアップメータ準備中表示の表示態様の変形例を示す図である。
図202(A1)〜同図(A9)は、CUM準備中表示の表示態様の変形例が示されている。なお、図202(A1)〜同図(A2)に示す演出は、図197(A1)〜同図(A2)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図202(A3)では、炎のエフェクトEF101が消去されて、図197(A3)に示すCUM準備中表示MTYとは異なる態様のCUM準備中表示MTYbが表示された様子が示されている。図202(A3)に示すCUM準備中表示MTYbは、その表示位置がチャンスアップメータCMTの表示位置に重なる位置に表示されている。なお、チャンスアップメータCMTの表示位置と同じ位置に表示されてもよい。CUM準備中表示MTYbは、方形状の枠内に「メータ準備中」の文字が付された態様で表示される。その後、図202(A4)〜同図(A8)に示す演出が行われる。なお、図202(A4)〜同図(A8)に示す演出は、CUM準備中表示MTYbの表示態様が図197に示すCUM準備中表示MTYの表示態様と異なる点を除き、図197(A4)〜同図(A8)に示す演出を同じであるので、説明を省略する。
図202(A9)では、CUM準備中表示MTYbからチャンスアップメータCMTに表示が切り替わっている様子が示されている。このとき、例えば、チャンスアップメータ切替アニメにより、CUM準備中表示MTYbが消去し、チャンスアップメータCMTが出現する表示が行われてもよい。チャンスアップメータ切替アニメは、例えば、エフェクトを表示してCUM準備中表示MTYbを隠した後、エフェクトが消去されるとチャンスアップメータCMTが出現するような態様であってもよい。なお、チャンスアップメータ切替アニメを行わず、CUM準備中表示MTYbからチャンスアップメータCMTに切替表示が行われてもよい。その後は、例えば、図197(A10)〜同図(A15)に示す演出又は図197(B1)〜同図(B8)に示す演出が行われることとなる。なお、この演出例において、チャンスアップメータCMTによる演出が開始したときに、「START!!」の文字が付された吹き出しが表示されてもよいし、吹き出しが表示されなくてもよい。
図202(B1)〜同図(B5)は、図202(A3)に示すCUM準備中表示MTYbが出現する別の態様を示している。図202(B1)は、例えば、図203(A1)に続く演出である。
図202(B1)〜同図(B2)では、保留アイコン表示領域HISの下方からCUM準備中表示MTYbが下方からせり上がり、CUM準備中表示MTYbにより保留アイコン表示領域HISを持ち上げる様子が示されている。
図202(B3)では、左図柄及び右図柄に「装飾7」が停止表示してリーチ状態となった様子が示されている。
図202(B4)では、スーパーリーチ演出に移行する前に、左図柄表示領域208aで揺れ変動していた「装飾7」が第2装飾図柄の下に移動し、右図柄表示領域208cで揺れ変動していた「装飾7」が第2保留数表示の下に移動する。また、この演出例では、スーパーリーチ演出に移行する間もCUM準備中表示MTYbも引き続き表示されている。また、図202(B4)では、消去アニメが開始され、保留枠UIが下方へ移動する。このとき、保留アイコン表示領域HISは、CUM準備中表示MTYbの背面側に隠れるように下方へ移動し、その後、図202(B5)に示すように、視認困難となる。また、変動アイコン表示領域CISは、台座hs0を残して表示画面の下方にフレームアウトされる。すなわち、図202(B5)では、変動アイコン表示領域CISの台座hs0を残した状態で保留枠UIが完全に下方にフレームアウトした様子が示されている。なお、この演出例では、保留アイコンを非表示にするタイミングで消去アニメを行うようにしたが、消去アニメを行わずに保留アイコンを表示にするようにしてもよい。
図203は、チャンスアップメータ準備中表示の表示態様の変形例を示す図である。
図203(A1)〜同図(A11)は、CUM準備中表示MTYの表示位置についての変形例を示している。なお、図203(A1)に示す演出は、図197(A1)に示す演出を同じであるので、説明を省略する。
図203(A2)では、爆発のエフェクトEF104が表示画面の左側中央部分に表示され、CUM準備中表示登場アニメが開始されている様子が示されている。すなわち、この演出例では、保留アイコン表示領域HISにCUM準備中表示MTYが表示開始されず、表示画面の左側上部に表示開始される様子が示されている。なお、爆発のエフェクトEF104は、装飾図柄の一部にオーバーラップするように表示されている。また、CUM準備中表示登場アニメが行われずにCUM準備中表示MTYが出現するようにしてもよい。すなわち、爆発のエフェクトEF104が表示されることなくCUM準備中表示MTYが表示されるようにしてもよい。
すると、図203(A3)に示すように、爆発のエフェクトEF104が消去されると、CUM準備中表示MTYが出現する。このCUM準備中表示MTYの表示位置は、図197(A3)とは異なり、表示画面の左端部の略中央となっている。この演出例では、CUM準備中表示MTYの表示位置が、チャンスアップメータCMTの表示位置と異なっている様子が示されている。
図203(A4)では、左図柄及び右図柄に「装飾7」が停止表示してリーチ状態となった様子が示されている。このとき、CUM準備中表示MTYは、装飾図柄よりも手前側にオーバーラップして表示されており、CUM準備中表示MTYにより装飾図柄がオーバーラップされていない状態よりも装飾図柄が視認困難とされている。なお、CUM準備中表示MTYが装飾図柄の後側に配置され、装飾図柄にオーバーラップされるようにして表示されてもよい。また、装飾図柄と重なる位置に表示されないようにしてもよい。
図203(A5)では、スーパーリーチ演出に移行する前に、左図柄表示領域208aで揺れ変動していた「装飾7」が第2装飾図柄の下に移動し、右図柄表示領域208cで揺れ変動していた「装飾7」が第2保留数表示の下に移動する。また、この演出例では、スーパーリーチ演出に移行する間もCUM準備中表示MTYも引き続き表示されている。このとき、CUM準備中表示MTYは、装飾図柄よりも手前側にオーバーラップして表示されている。なお、図203(A4)に示すタイミングにおいて、CUM準備中表示MTYが装飾図柄よりも手前側にオーバーラップして表示されていたとしても、図203(A5)に示すタイミングでCUM準備中表示MTYが装飾図柄よりも後側にオーバーラップされて表示されてもよい。また、装飾図柄と重なる位置に表示されないようにしてもよい。また、図203(A5)では、保留枠UIの下方への移動が開始されており、変動アイコン表示領域CISの台座hs0を残して表示画面の下方にスクロールアウトしていく様子が示されている。その後、図203(A6)〜同図(A8)に示す演出が行われる。なお、図203(A6)〜同図(A8)に示す演出は、CUM準備中表示MTYの表示位置が異なる点を除き、図197(A6)〜同図(A8)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図203(A9)では、CUM準備中表示MTYが下方に移動する移動アニメが開始している様子が示されている。その後、図203(A10)に示すように、CUM準備中表示MTYが表示画面の左下隅部まで移動すると移動アニメが完了する。
すると、図203(A11)に示すように、CUM準備表示MTYからチャンスアップメータCMTに表示が切り替わる。なお、この演出例では、移動アニメが完了した後でCUM準備中表示MTYがチャンスアップメータCMTに表示が切り替わり、その後、サボハニのキャラクタSBHが移動を開始する(前者)が、CUM準備中表示MTYからチャンスアップメータCMTに切り替わると同時にサボハニのキャラクタSBHが移動を開始する(後者)ようにしてもよい。また、サボハニのキャラクタSBHが移動を開始するタイミングは、前者の場合と後者の場合があってもよく、前者のみ行うようにしてもよいし、後者のみ行うようにしてもよい。その後は、例えば、図197(A10)〜同図(A15)又は図197(B1)〜同図(B8)に示す演出が行われる。
なお、この演出例では、CUM準備中表示MTYが下方に移動する移動アニメ(下降アニメという場合もある)が完了した後でCUM準備中表示MTYからチャンスアップメータCMTに表示が切り換わり、その後、サボハニのキャラクタSBHの移動を開始するようにしたが、CUM準備中表示MTYからチャンスアップメータCMTに表示が切り換わり、サボハニのキャラクタSBHが移動を開始した後に、チャンスアップメータCMTの移動アニメが行われるようにしてもよい。
図203(B1)〜同図(B5)は、例えば、図203(A2)に続く別の演出例について示している。
図203(B1)では、図203(A3)とは異なり、CUM準備中表示MTYがチャンスアップメータCMTの大きさよりも縮小したサイズで表示されている様子が示されている。なお、チャンスアップメータCMTよりも拡大したサイズで表示されてもよい。また、CUM準備中表示MTYの表示サイズがチャンスアップメータCMTの表示サイズと同じ場合と異なる場合とがあってもよい。また、CUM準備中表示MTYの表示サイズとチャンスアップメータCMTの表示サイズが必ず同じであってもよいし、必ず異なってもよい。
図203(B2)は、縮小したサイズのCUM準備中表示MTYが表示された状態で、スーパーリーチに移行している様子が示されている。その後、図203(B3)に示すタイミングでCUM準備中表示MTYが移動する移動アニメが開始される。このとき、「STANDBY」が付された吹き出しが消去される。なお、吹き出しは、移動アニメが開始する前に消去されてもよいし、移動アニメが開始した後で消去されてもよいし、移動アニメが開始するタイミングで消去されてもよい。また、後述するように、CUM準備中表示MTYが拡大表示された後で吹き出しが消去されてもよいし、拡大表示される前に吹き出しが消去されてもよい。
図203(B4)は、移動アニメが完了し、CUM準備中表示MTYがチャンスアップメータCMTの表示位置まで移動した様子が示されている。このとき、CUM準備中表示MTYは拡大表示され、表示サイズがチャンスアップメータCMTの表示サイズと同じになる。なお、移動アニメを行わずに、表示位置を切り替えてもよく、この場合、表示位置の切替前後でCUM準備中表示MTYの表示サイズが縮小されたサイズからチャンスアップメータCMTと同じ表示サイズとなるようにしてもよい。また、移動アニメが完了した後でCUM準備中表示MTYが拡大表示するようにしてもよいし、拡大表示した後で移動アニメが開始してもよいし、移動アニメによってCUM準備中表示MTYが移動している間に漸次拡大する表示を行うようにしてもよい。移動アニメが完了し、CUM準備中表示MTYがチャンスアップメータCMTの表示位置まで移動すると、図203(B5)に示すように、CUM準備中表示MTYからチャンスアップメータCMTに切り替わり、その後、チャンスアップメータCMTによる演出が開始される。
図203(C1)〜同図(C4)は、例えば、図203(A2)に続く別の演出例について示している。
図203(C1)では、図203(A3)とは異なり、CUM準備中表示として、CUM準備中表示MTYの一部の表示のみを表示する例を示している。図203(C1)では、CUM準備中表示MTYのうちのサボハニのキャラクタSBH及び「STANDBY」の吹き出しのみが表示されており、その他の構成については非表示とされた態様とされている。これにより、チャンスアップメータCMTの表示を予告するようにしてもよい。なお、表示する構成は上述したものに限定されず、CUM準備中表示MTYを構成する要素の一部であれば、いずれを表示してもよい。
図203(C2)は、その後、スーパーリーチに移行した様子が示されている。その後、図203(C3)に示すタイミングで、CUM準備中表示からチャンスアップメータCMTに切り替わるアニメーションである切替アニメが開始される。切替アニメが開始されると、CUM準備中表示に重なるようにして爆発のエフェクトEF105が表示され、CUM準備中表示が消失する様子が表示される。
その後、爆発のエフェクトEF105が消去されると、CUM準備中表示も消去され、図203(C4)に示すように、表示画面の左下隅部にチャンスアップメータCMTが表示される。なお、切替アニメが行われることなくCUM準備中表示からチャンスアップメータCMTに切替表示されるようにしてもよいし、切替アニメが行われてCUM準備中表示からチャンスアップメータCMTに切替表示される場合と、切替アニメが行われることなくCUM準備中表示からチャンスアップメータCMTに切替表示される場合があってもよい。
図204は、チャンスアップメータ準備中表示の表示態様の変形例を示す図である。
図204(A1)〜同図(A11)は、CUM準備中表示の表示態様及び表示位置についての変形例を示している。なお、図204(A1)に示す演出は、図197(A1)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図204(A2)では、爆発のエフェクトEF106が表示画面の左側中央部分に表示され、CUM準備中表示登場アニメが開始されている様子が示されている。すなわち、この演出例では、保留アイコン表示領域HISにCUM準備中表示MTYが表示開始されず、表示画面の左側上部に表示開始される様子が示されている。さらに、この演出例では、後述するように、CUM準備中表示MTYcの表示態様が異なっている。なお、爆発のエフェクトEF106は、装飾図柄の一部にオーバーラップするように表示されている。また、CUM準備中表示登場アニメが行われずにCUM準備中表示MTYcが出現するようにしてもよい。すなわち、爆発のエフェクトEF106が表示されることなくCUM準備中表示MTYcが表示されるようにしてもよい。
図204(A3)では、CUM準備中表示MTYcが表示されている様子が示されている。このCUM準備中表示MTYcの表示態様は、図203(A3)とは異なる表示態様であり、方形状の枠内にメータ準備中の文字が表示された態様とされている。
図204(A4)では、左図柄及び右図柄に「装飾7」が停止表示してリーチ状態となった様子が示されている。このとき、CUM準備中表示MTYcは、装飾図柄よりも手前側にオーバーラップして表示されており、CUM準備中表示MTYcにより装飾図柄がオーバーラップされていない状態よりも装飾図柄が視認困難とされている。なお、CUM準備中表示MTYcが装飾図柄の後側に配置され、装飾図柄にオーバーラップされるようにして表示されてもよい。また、装飾図柄と重なる位置に表示されないようにしてもよい。その後、図204(A5)〜同図(A8)に示す演出が行われる。なお、図204(A5)〜同図(A8)に示す演出は、図203(A5)〜同図(A8)に示す演出と、CUM準備中表示MTYcの表示態様が異なっている点を除いて同じであるので、説明を省略する。
その後、図204(A9)に示すタイミングで、CUM準備中表示MTYcからチャンスアップメータCMTに切り替わるアニメーションである切替アニメが開始される。切替アニメが開始されると、CUM準備中表示MTYcに重なるようにして爆発のエフェクトEF106が表示され、CUM準備中表示MTYcが消失する様子が表示される。なお、この切替アニメの表示態様は、図204(A2)に示して上述したCUM準備中表示登場アニメと同様であるが、異なる表示態様であってもよい。また、切替アニメの表示態様とCUM準備中表示登場アニメとで同じ表示態様である場合と異なる表示態様である場合とがあってもよい。また、切替アニメを行わないようにしてもよい。
続いて、切替アニメが完了すると、図204(A10)に示すように、炎のエフェクトEF101が表示されてチャンスアップメータCMTが出現する出現アニメが開始される。なお、出現アニメを行わずにチャンスアップメータCMTを表示するようにしてもよい。また、出現アニメが行われる場合と行われない場合があってもよい。
その後、出現アニメが完了して炎のエフェクトEF101が消去されると、図204(A11)に示すように、チャンスアップメータCMTが表示され、その後、チャンスアップメータCMTによる演出が開始される。
図204(B1)〜同図(B8)は、タイマ予告表示がCUM準備中表示として機能する例を示している。
図204(B1)では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、図204(B1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第1保留アイコンh11が表示されるとともに、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコン表示領域CISでは変動アイコンh0も表示されている。また、図204(B1)では、タイマ予告演出が開始されており、例えば、タイマ予告表示TM1が表示画面の左端からフレームインし、表示画面の中央左側に表示されている。このタイマ予告表示TM1におけるタイマ表示は「60:00」となっている。タイマ予告表示TM1では、その後、タイマ表示のカウントダウンが開始される。
図204(B2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、左図柄と右図柄にそれぞれ「装飾7」が停止表示されてリーチ状態が形成され、揺れ変動表示が行われている様子が示されている。このとき、タイマ予告表示TM1は、装飾図柄よりも手前側にオーバーラップして表示されており、タイマ予告表示TM1により装飾図柄がオーバーラップされていない状態よりも装飾図柄が視認困難とされている。なお、タイマ予告表示TM1が装飾図柄の後側に配置され、装飾図柄にオーバーラップされるようにして表示されてもよい。また、装飾図柄と重なる位置に表示されないようにしてもよい。また、このタイマ予告表示TM1が表示されている間に、本明細書に開示されている他の種類のタイマ予告表示が表示される場合があってもよい。この場合、タイマ予告表示の表示態様が図204(B2)に示されるタイマ予告表示TM1と同じであってもよいし、異なってもよい。また、タイマ予告表示TM1の表示位置は常に同じ位置に表示されるようにしてもよいし、表示位置が異なる場合があってもよい。また、タイマ予告表示TM1の表示位置によってタイマ表示のカウントダウンが「00:00」となった結果行われる予告の種類が異なってもよい(例えば、タイマ予告表示TM1が表示画面の左側に表示された場合は、このタイマ予告表示TM1がCUM準備中表示として機能し、タイマ予告表示TM1が表示画面の右側に表示された場合は、タイマ表示のカウントダウンが行われた結果、疑似連が実行されてもよい)。なお、図204(B2)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示は「15:00」となっている。
図204(B3)では、スーパーリーチ演出に移行する前に、左図柄表示領域208aで揺れ変動していた「装飾7」が第2装飾図柄の下に移動し、右図柄表示領域208cで揺れ変動していた「装飾7」が第2保留数表示の下に移動する。また、この演出例では、スーパーリーチ演出に移行する間もタイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンも引き続き表示されている。なお、スーパーリーチ演出に移行する演出が開始されると、タイマ予告表示TM1を非表示とするようにしてもよいし、表示する場合と非表示とする場合があってもよい。なお、図204(B3)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示は「10:57」となっている。また、図204(B3)では、保留枠UIの下方への移動が開始されており、変動アイコン表示領域CISの台座hs0を残して表示画面の下方にフレームアウトしていく様子が示されている。図204(B4)は、変動アイコン表示領域CISの台座hs0を残した状態で保留枠UIが完全に下方にフレームアウトした様子が示されている。なお、図204(B4)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示は「09:21」となっている。
図204(B5)では、VS剣豪リーチのスーパーリーチ演出が開始されている様子が示されている。このときも、タイマ予告表示TM1も引き続き表示されている。なお、図204(B5)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示は「05:53」となっている。同図(B5)に示す第1装飾図柄表示装置208Lには、敵役の剣豪の画像が大きく表示されており、同図(B6)に示す第1装飾図柄表示装置208Lには、主人公の殿様と敵役の剣豪との決闘シーンのアニメーションが表示されている。なお、スーパーリーチ演出が開始されると、保留枠UIは、台座hs0の一番上の板を残して全て非表示になる(消える)。また、保留アイコンも非表示になる(消える)。しかし、変動アイコンh0は消えずに、残った一番上の板の上で表示され続ける。さらに、第2装飾図柄および第2保留数表示も表示され続ける。なお、保留枠UI全体を消してもよいし、あるいは反対に保留枠UI全体を表示し続けてもよい。また、変動アイコンh0も消してもよいし、保留アイコンを表示し続けてもよい。
図204(B7)では、スーパーリーチ演出の実行中にタイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「00:00」となった様子が示されている。すると、図204(B8)に示すように、タイマ予告表示TM1からチャンスアップメータCMTに切り替わるアニメーションである切替アニメが開始される。切替アニメが開始されると、タイマ予告表示TM1に重なるようにして爆発のエフェクトEF106が表示され、CUM準備中表示が消失する様子が表示される。その後は、例えば、図204(A10)〜同図(A11)に示す演出が行われる。なお、この演出例では、タイマ予告表示TM1が表示され、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「00:00」となった場合は、必ずチャンスアップメータCMTが表示されるが、チャンスアップメータCMTは表示される場合と表示されない場合(タイマ予告表示によるガセの予告表示)があってもよい。また、タイマ予告表示TM1が表示され、タイマ予告表示TM1におけるタイマ予告表示が「00:00」となった場合に、チャンスアップメータCMTが表示される場合と他の予告が行われる場合があってもよい。
図205は、スーパーリーチ演出中にチャンスアップメータ演出が行われている様子を示す図である。ここで、図205(A1)〜同図(A5)に示す期間において行われる演出は、図197(A1)〜同図(A8)において行われる演出と同じであり、図205(A6)〜同図(A14)に示す期間において行われる演出は、図64(2)〜同図(11)において行われる演出と同じであるので、説明を省略する。
その後、図205(A15)に示すタイミングで、遊技者により演出ボタン136(チャンスボタン136)が押下されると、図205(A16)に示すように、殿様のカットイン画像(弱カットイン画像CI3b)が表示される。ここで、この演出例におけるカットイン画像CI3bは、弱カットイン画像、不図示の赤カットイン画像(弱カットイン画像及び金カットイン画像と異なる表示態様のカットイン画像)、金カットイン画像CI3の3種類があり、弱カットイン画像、赤カットイン画像、金カットイン画像の順に大当りの信頼度が高くなる。なお、大当り確定を示唆するカットイン画像が表示される場合があってもよい。この弱カットイン画像CI3bは、図64(13)に示す殿様のカットイン画像(金カットイン画像CI3)とは異なる表示態様のカットイン画像であり、金カットイン画像CI3よりも縦方向の長さが短く、緑色の枠で囲まれるとともに、「いくぜ!」の掛け声とともに剣を振りかぶる様子が示される弱カットイン画像である。この弱カットイン画像CI3bは、金カットイン画像CI3よりも信頼度は低いが大当りの信頼度が高いことを示唆しているが、信頼度に変化がないことを示唆するものであってもよい。すなわち、この演出例では、第2チェックポイントCP2において発生する可能性のある金カットイン画像CI3が表示されず、チャンスアップ予告が発生しなかった様子が示されている。そのため、図205(A17)に示すように、第2チェックポイントCP2では、赤色のマーキングが付されず、また、第2チェックポイントCP2の上方に、チャンスアップ予告が発生しなかったことを示す「×」の表示が表示され、チャンスアップ予告が発生しなかったことの履歴が示される。なお、チャンスアップ予告が発生しなかった場合にチャンスアップ予告が発生しなかったことの履歴を残さなくてもよい(例えば、図65(7a)に示すようにサボハニのキャラクタSBHが第1チェックポイントCP1をそのまま通過し、第1チェックポイントCP1におけるマーキングや「UP」の文字の表示も行われなくてもよく、図65(7a´)に示すように、第1チェックポイントCP1の表示を消去するようにしてもよい。また、チャンスアップ予告が発生しなかった場合に、履歴を残す場合と残さない場合があってもよい。このことは、本明細書に記載されたいずれの実施形態においても適用可能である。なお、図205(A16)に示されるこの弱カットイン画像CI3bは、演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作有効期間内において操作されたことを条件に表示される場合があってもよいし、演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作有効期間内において操作された場合に必ず表示されてもよい。また、図205(A16)に示されるこの弱カットイン画像CI3bは、演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作されることなく操作有効期間が経過した場合にも表示される場合があってもよいし、演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作されることなく操作有効期間が経過した場合に必ず表示されてもよいし、演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作されることなく操作有効期間が経過した場合には表示しないようにしてもよい。また、操作有効期間において演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作されると金カットイン画像CI3が表示される場合において、操作有効期間が経過すると弱カットイン画像CI3bが表示されるようにしてもよい。
その後、図205(A18)に示すタイミングで、サボハニのキャラクタSBHが第3チェックポイントCP3に到達すると、図205(A19)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、チャンスアップ予告としてのレバー画像136Vaではなく、ボタン画像136aと残時間表示メータMTが表示され、ボタン演出による予告が開始されたことを報知している。その後、図205(A20)に示すタイミングで、演出ボタン136(チャンスボタン136)の操作有効期間が開始すると、遊技者による演出ボタン136(チャンスボタン136)の操作を受付可能な状態となる。その後、図205(A21)に示すように、チャンスアップメータCMTでは、サボハニのキャラクタSBHが移動を開始しており、最終地点GPの手前に位置している。また、残時間表示メータMTでは、操作有効期間が開始されてゲージが減っている様子が示されている。なお、遊技者による演出ボタン136(チャンスボタン136)の操作が行われるか、操作有効期間が経過するまでサボハニのキャラクタSBHを第3チェックポイントCP3で停止させるようにしてもよい。この演出例では、チャンスアップ予告としてのレバー画像136Vaが表示されなかったので、チャンスアップメータCMTにおける第3チェックポイントCP3では、赤色のマーキングが付されず、また、第3チェックポイントCP3の上方に、チャンスアップ予告が発生しなかったことを示す「×」の表示が表示され、チャンスアップ予告が発生しなかったことの履歴が示される。
その後、図205(A22)に示すタイミングで、遊技者により演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作されるが、図64(23)に示されるような各種演出可動体の動作が行われず、図205(A23)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、中図柄に「装飾6」が表示され、「装飾7−装飾6−装飾7」のハズレの組合せとなってハズレとなることが報知される。また、チャンスアップメータCMTでは、サボハニのキャラクタSBHが最終地点GPに到達するが、プラカードはハズレとなることを示す「×」の文字が示され、サボハニのキャラクタSBHは、がっかりした表情となっている。
その後、図205(A24)に示すように、左図柄、中図柄、右図柄の装飾図柄総てが、通常の濃さよりも一旦薄く表示される。また、同図には、殿様が倒れたシーンが表示されている。図205(A25)では、左図柄、中図柄、右図柄の装飾図柄総てが再び通常の濃さで表示される。その後は、例えば、図197(B4)〜同図(B8)に示す演出が行われる。なお、この演出例では、第3チェックポイントCP3においてチャンスアップ予告が発生せず、ボタン画像136aが表示され、演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作されるものの、ハズレの結果が導出される様子が示されているが、この演出例において、演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作されて、図64(23)に示されるような各種演出可動体が動作し、大当りの結果が導出される場合があってもよい。また、第3チェックポイントCP3においてチャンスアップ予告が発生しなかった場合には、ハズレが確定していることを示唆していてもよい。なお、この演出例における演出が行われた場合に、最終的にハズレとなる場合と大当りとなる場合があってもよく、その場合において最終的にハズレ表示態様が表示される場合の方が、最終的に大当り表示態様が表示される場合よりもこの演出例の演出が発生しやすいように構成されていてもよい。
この演出例では、3つのチェックポイントCP1〜CP3のうち、1つだけチャンスアップ予告が行われ、その後ハズレが導出された様子が示されているが、3つのチェックポイントCP1〜CP3のいずれにおいてもチャンスアップ予告が行われ、その後ハズレが導出される場合があってもよいし、いずれのチェックポイントにおいてもチャンスアップ予告が行われずにハズレが導出される場合があってもよい。また、CUM準備中表示MTYが表示された場合には、少なくともチャンスアップ予告が1回以上は必ず行われるようにしてもよいし、CUM準備中表示MTYが表示されても1回もチャンスアップ予告が発生しない場合があってもよいし、チャンスアップ予告が1回以上発生する場合があってもよいし、全てのチェックポイントにおいて必ずチャンスアップ予告が発生するようにしてもよい。このことは、本明細書において開示されたいずれのチャンスアップ予告演出の実施例においても適用可能であることはいうまでもない。
図206は、スーパーリーチ演出中に行われるチャンスアップメータ演出の別のパターンが行われている様子を示す図である。ここで、図206(A1)〜同図(A2)に示す演出は、図205(A1)〜同図(A2)において行われる演出と同じであるので、説明を省略する。
図206(A3)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、炎のエフェクトEF101が消去されてCUM準備中表示MTYが表示された様子が示されている。この演出例では、図205(A3)に示す演出例とは異なり、サボハニのキャラクタSBHの近傍に表示された吹き出しの背景色が赤色となっており、吹き出しの背景色が白色で表示された場合よりもチャンスアップ予告が発生しやすくなっており、また、大当り図柄態様が確定表示されやすくなっている。なお、吹き出しの背景色が赤色の場合には、表示されたチェックポイント(例えば、この演出例では、3つのチェックポイントCP1〜CP3)の全てにおいてチャンスアップ予告が発生してもよいし、3つのチェックポイントのうちの1つまたは2つにおいてのみチャンスアップ予告が発生する場合があってもよい。また、吹き出しの背景色が赤色となっても、チャンスアップ予告が1度も発生しない場合があってもよい。また、吹き出しの背景色が赤色である場合には、チャンスアップメータCMTによる演出においてチャンスアップ予告が必ずn回(n=1以上)発生するようにしてもよい。また、吹き出しの背景色は、赤色や白色以外の色で表示されてもよく、例えば、虹色で表示された場合には、大当りが確定するようにしてもよい。また、この演出例では、吹き出しの背景色を変化する例を示したが、吹き出しの形状を変化させるようにしてもよい。その後は、図206(A4)〜同図(A14)に示す演出が行われる。なお、図206(A4)〜同図(A14)に示す演出は、吹き出しの背景色が異なる点を除いて、図205(A4)〜図205(A14)と同じであるので、説明を省略する。
その後、図206(A15)に示すタイミングで、遊技者により演出ボタン136(チャンスボタン136)が押下されると、図206(A16)に示すように、図64(13)に示して上述した金カットイン画像CI3が表示される。なお、本タイミングでは、演出ボタン136(チャンスボタン136)の操作があった場合にのみ弱カットイン画像CI3b、不図示の赤カットイン画像、または、金カットイン画像CI3のいずれか表示され、金カットイン画像CI3が表示された場合にのみ、金カットイン画像CI3が表示された場合又は金カットイン画像CI3が表示されなくても金カットイン画像CI3が表示されることが決定されていた場合にチャンスアップ予告が発生したことを示す報知(例えば、図206の「チャンスアップ 金カットイン」の文字が付記された吹き出し)が表示され、弱カットイン画像CI3b及び赤カットイン画像が表示されることが決定されていた場合又は表示された場合にチャンスアップが発生したことを示す報知が表示されないが、赤カットイン画像についても金カットイン画像CI3と同様に報知が行われてもよく、その場合、赤カットイン画像が表示されたことを示す報知と金カットイン画像が表示されたことを示す報知は、文字表記のみが異なり、その他の表示態様(例えば、吹き出しなど)が異なってもよい。その後、図206(A16)〜同図(A26)に示す演出が行われる。なお、図206(A16)〜同図(A26)の期間において行われる演出は、図64(13)〜同図(26)に示す演出と同様であるので、説明を省略する。その後は、例えば、図197(A13)〜同図(A15)に示す演出が行われる。なお、この演出例において、図206(A23)に示すタイミングで演出レバー136Vが操作されても、図206(A24)に示す各種演出可動体が動作せずにハズレが導出される場合があってもよく、その場合において最終的に大当り表示態様が表示される場合の方が、最終的にハズレ表示態様が表示される場合よりもこの演出例の演出が発生しやすいように構成されていてもよい。
図207は、チャンスアップメータ準備中表示の表示態様の変化演出の例について説明する図である。
図207(A1)〜同図(A3)は、図206(A3)の変形例であり、図202(A1)〜同図(A9)に示すCUM準備中表示MTYbが別の表示態様で表示されている様子を示している。
図207(A1)は、図202(A2)に続く演出である。図207(A1)では、炎のエフェクトEF101が消去されてCUM準備中表示MTYbが表示されている様子が示されている。図207(A1)に示すCUM準備中表示MTYbは、図202(A3)に示すCUM準備中表示MTYbと同じであるが、背景色が赤色となっており、CUM準備中表示MTYbの背景色が白色の場合よりもチャンスアップ予告が発生しやすくなっており、また、大当り図柄態様が確定表示されやすくなっている。なお、CUM準備中表示MTYbの背景色が赤色の場合には、表示されたチェックポイント(例えば、この演出例では、3つのチェックポイントCP1〜CP3)の全てにおいてチャンスアップ予告が発生してもよいし、3つのチェックポイントのうちの1つまたは2つにおいてのみチャンスアップ予告が発生する場合があってもよい。また、CUM準備中表示MTYbの背景色が赤色となっても、チャンスアップ予告が1度も発生しない場合があってもよい。また、CUM準備中表示MTYbの背景色が赤色である場合には、チャンスアップメータCMTによる演出においてチャンスアップ予告が必ずn回(n=1以上)発生するようにしてもよい。また、CUM準備中表示MTYbの背景色は、赤色や白色以外の色で表示されてもよく、例えば、虹色で表示された場合には、大当りが確定するようにしてもよい。また、この演出例では、CUM準備中表示MTYbの背景色を変化する例を示したが、CUM準備中表示MTYbの形状を変化させるようにしてもよい。その後は、図207(A2)〜同図(A3)に示す演出が行われる。なお、図207(A1)〜同図(A3)の期間において行われる演出は、CUM準備中表示MTYbの背景色が異なる点を除いて、図202(A3)〜同図(A9)に示す演出と同様であるので、説明を省略する。
図207(B1)〜同図(B4)は、図206(A3)の変形例であり、CUM準備中表示MTYの表示中において、吹き出しの背景色が変化する様子を示している。なお、図207(B1)に示す演出は、図197(A3)と同じであるので、説明を省略する。
図207(B2)では、CUM準備中表示MTYが表示開始された後、サボハニのキャラクタSBHが赤色の炎に包まれるエフェクトEF107の表示が行われ、CUM準備中表示MTYがランクアップすることが報知されている。すなわち、この演出例では、CUM準備中表示MTYの構成要素であるサボハニのキャラクタSBHによりCUM準備中表示MTYのランクアップの演出が行われている様子が示されている。
すると、図207(B3)に示すように、サボハニのキャラクタSBHの近傍に表示されている吹き出しの背景色が白色から赤色に変化し、CUM準備中表示MTYがランクアップしたことが報知される。なお、この演出例では、炎のエフェクトEF107の色を、ランクアップ後の吹き出しの背景色に合わせて赤色で表示したが、赤色以外の色で表示してもよい。また、炎のエフェクトEF107の表示色により、ランクアップ後のCUM準備中表示MTYのランクを予告するようにしてもよく、例えば、炎のエフェクトEF107の表示色が虹色である場合には、ランクアップ後のCUM準備中表示MTYの吹き出しの背景色も虹色に変化し、大当りが確定することが報知されるようにしてもよい。すなわち、炎のエフェクトEF107が虹色で表示された場合には、その時点で大当りが確定することが報知されてもよいということもできる。また、エフェクトEF107によるCUM準備中表示MTYのランクアップの予告が行われても、CUM準備中表示MTYがランクアップしない場合があってもよい。
その後、図207(B4)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、図206(A4)の変形例であり、左図柄と右図柄にそれぞれ「装飾7」が停止表示されてリーチ状態が形成され、揺れ変動表示が行われている様子が示されている。CUM準備中表示MTYにおける吹き出しの色は、引き続き赤色で表示されている。
図207(C1)〜同図(C6)は、CUM準備中表示MTYの表示中において、吹き出しの背景色が変化する別の演出パターンを示している。
図207(C1)は、図197(A3)に続く演出であり、予告アイコンYIがストックされている様子が示されている。この予告アイコンYIは、例えば、図155〜図182に示されるいずれの演出例により出現されるものである。
その後、図207(C2)に示すように、箱が閉じた表示態様である態様aの予告アイコンYIが使用され、箱が開いた表示態様である態様dに変化し、箱の中からランクアップを予告する「UP」の予告表示が飛び出すアニメーションが表示される。ここで出現した「UP」の表示は、CUM準備中表示MTYのランクアップを予告する表示である。なお、予告アイコンYIが使用される前、すなわち箱が開く前に、箱が開くことを事前に予告する演出(例えば、箱がカタカタと振動するアニメーション演出等)を行ってもよい。また、このような演出を行った場合、実際に箱は、必ず開いてもよいし、開かない場合があってもよい。
図207(C3)では、使用された予告アイコンYIが消え、「UP」の予告表示が右図柄表示領域208cに表示されている。図207(C4)では、その「UP」の予告表示を用いた昇格アニメが開始される。図207(C4)では、「UP」の予告表示が、右図柄表示領域208cで光の玉EF108に変化した後、CUM準備中表示MTYのサボハニのキャラクタSBHの近傍に表示されている吹き出しにめがけて飛んでいき、吹き出しにぶつかっている様子が示されている。なお、この演出例において、昇格アニメが行われることなくCUM準備中表示MTYがランクアップしてもよいし、昇格アニメが行われてCUM準備中表示MTYがランクアップする場合と、昇格アニメが行われることなくCUM準備中表示MTYがランクアップする場合とがあってもよい。このように、この演出例では、CUM準備中表示MTYの構成要素以外の要素により予告表示を行い、CUM準備中表示MTYのランクアップが行われている様子が示されている。
すると、図207(C5)に示すように、サボハニのキャラクタSBHの近傍に表示されている吹き出しの背景色が白色から赤色に変化し、CUM準備中表示MTYがランクアップしたことが報知される。なお、CUM準備中表示MTYのランクアップ後は、吹き出しの背景色が白色から赤色に変化する場合に限らず、他の色に変化する場合があってもよい。また、昇格アニメが行われたにも拘らず、CUM準備中表示MTYがランクアップしない場合があってもよい。
その後、図207(C6)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、左図柄と右図柄にそれぞれ「装飾7」が停止表示されてリーチ状態が形成され、揺れ変動表示が行われている様子が示されている。CUM準備中表示MTYにおける吹き出しの色は、引き続き赤色で表示されている。
図207(D1)〜同図(D3)は、CUM準備中表示MTYの表示中において、吹き出しの背景色が変化する別の演出パターンを示している。なお、図207(D1)に示す演出は、図197(A3)と同じであるので、説明を省略する。
図207(D2)では、CUM準備中表示MTYが表示開始された後、CUM準備中表示MTYの全体が大きな炎に包まれるエフェクトEF109の表示が行われ、CUM準備中表示MTYがランクアップすることが報知されている。すなわち、この演出例では、CUM準備中表示MTYの構成要素以外の要素により予告表示を行い、CUM準備中表示MTYのランクアップが行われている様子が示されている。
すると、図207(D3)に示すように、サボハニのキャラクタSBHの近傍に表示されている吹き出しの背景色が白色から赤色に変化し、CUM準備中表示MTYがランクアップしたことが報知される。なお、CUM準備中表示MTYのランクアップ後は、吹き出しの背景色が白色から赤色に変化する場合に限らず、他の色に変化する場合があってもよい。また、エフェクトEF109によるCUM準備中表示MTYのランクアップの予告が行われても、CUM準備中表示MTYがランクアップしない場合があってもよい。また、図207(D2´)に示すように、炎のエフェクトEF109の色を変化後のCUM準備中表示MTYの吹き出しの背景色と同じ色(この演出例では、赤色)にしてもよく、これにより、ランクアップ後のCUM準備中表示MTYのランクを予告するようにしてもよい。さらに、図207(D3´)に示すように、ランクアップ後のCUM準備中表示MTYの吹き出しの色が虹色に変化する場合があってもよく、この場合、大当り確定であることが報知される。なお、図206(A3)に示すように、CUM準備中表示MTYの吹き出しの色が最初から虹色で表示されてもよい。
図207(E1)〜同図(E6)は、CUM準備中表示MTYの表示中において、タイマ予告が行われた結果、吹き出しの背景色が変化する演出パターンを示している。なお、図207(E1)に示す演出は、図197(A3)と同じであるので、説明を省略する。
図207(E2)では、タイマ予告演出が開始されており、例えば、タイマ予告表示TM1が表示画面の右端からフレームインし、表示画面の中央右側に表示されている。このタイマ予告表示TM1におけるタイマ表示は「03:00」となっており、タイマ表示のカウントダウンが開始された後、3秒後に或る予告(この演出例では、CUM準備中表示MTYのランクアップ)が行われることが示唆されている。タイマ予告表示TM1では、その後、タイマ表示のカウントダウンが開始される。すなわち、この演出例では、CUM準備中表示MTYの構成要素以外の要素により予告表示を行い、CUM準備中表示MTYのランクアップが行われている様子が示されている。
その後、図207(E3)〜同図(E4)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるカウントダウンは、「00:00」となるまで継続して行われる。
タイマ予告表示TM1における表示が「00:00」となり、カウントダウンが完了すると、図207(E5)に示すように、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示に替えて予告への注目を促す旨の「注目」の文字が表示される。
すると、図207(E6)に示すように、サボハニのキャラクタSBHの近傍に表示されている吹き出しの背景色が白色から赤色に変化し、CUM準備中表示MTYがランクアップしたことが報知される。なお、CUM準備中表示MTYのランクアップ後は、吹き出しの背景色が白色から赤色に変化する場合に限らず、他の色に変化する場合があってもよい。
図208は、チャンスアップメータ準備中表示の表示態様の変化演出の別のパターンについて説明する図である。
図208(A1)〜同図(A7)は、CUM準備中表示MTYの表示がチャンスアップメータCMTによる演出の先読み予告であり、CUM準備中表示MTYが複数回の図柄変動に跨いで表示される場合においてランクアップする演出パターンを示している。なお、図208(A1)〜同図(A6)に示す演出は、図198(C1)〜同図(C6)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
その後、炎のエフェクトEF101が消去されると、図208(A7)に示すように、CUM準備中表示MTYが再び表示されるが、この演出例では、再表示された結果、CUM準備中表示MTYのサボハニのキャラクタSBHの近傍に表示される吹き出しの背景色が白色から赤色に変化しており、CUM準備中表示MTYがランクアップしている様子が示されている。なお、CUM準備中表示MTYのランクアップ後は、吹き出しの背景色が白色から赤色に変化する場合に限らず、他の色に変化する場合があってもよい。この演出例における吹き出しの背景色は、例えば、白色(デフォルト色)、赤色(期待度大)、虹色(大当り確定)の3種類が用意されており、再表示前と再表示後でいずれも白色で変化しないパターンと、再表示前と再表示後でいずれも赤色で変化しないパターンと、再表示前と再表示後でいずれも虹色で変化しないパターンと、再表示前は白色で再表示後は赤色に変化するパターンと、再表示前は白色で再表示後は虹色に変化するパターンと、再表示前は赤色で再表示後は虹色に変化するパターンと、第1段階では白色で表示され、第1回目の再表示後で赤色に変化し、第2回目の再表示後で虹色に変化するパターンとのいずれかの表示パターンで表示されるように構成されている。また、白色の背景色の吹き出しと赤色の背景色の吹き出しの間の期待度である表示態様の吹き出しや、赤色の背景色の吹き出しと虹色の背景色の吹き出しの間の期待度である表示態様の吹き出しが用意されてもよい。また、吹き出しの背景色が変化する可能性があることを示唆する吹き出しの表示態様(例えば、白点滅の表示態様の吹き出し)があってもよい。このことは、本明細書において記載されたいずれの実施形態においても適用可能である。
図208(B1)〜同図(B8)は、CUM準備中表示MTYの表示がチャンスアップメータCMTによる演出の先読み予告であり、CUM準備中表示MTYが複数回の図柄変動に跨いで表示される場合においてランクアップする別の演出パターンを示している。なお、図208(B1)〜同図(B6)に示す演出は、図198(D1)〜同図(D6)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図208(B7)では、保留アイコンh11に対応する図柄変動表示が開始した後、サボハニのキャラクタSBHが赤色の炎に包まれるエフェクトEF107の表示が行われ、CUM準備中表示MTYがランクアップすることが報知されている様子が示されている。なお、サボハニのキャラクタSBHが炎に包まれるエフェクトEF107が表示開始されてCUM準備中表示MTYのランクアップ演出が開始されるタイミングは、上述したものに限定されず、適宜のタイミングで開始することができ、例えば、装飾図柄の仮停止表示中であってもよいし、装飾図柄の確定表示中であってもよいし、他のリーチ演出中であってもよい。また、CUM準備中表示MTYがランクアップするタイミングも上述したいずれのタイミングであってもよい。
上述したようにしてCUM準備中表示MTYのランクアップ演出が完了すると、図208(B8)に示すように、サボハニのキャラクタSBHの近傍に表示されている吹き出しの背景色が白色から赤色に変化し、CUM準備中表示MTYがランクアップしたことが報知される。なお、この演出例では、炎のエフェクトEF107の色を、ランクアップ後の吹き出しの背景色に合わせて赤色で表示したが、赤色以外の色で表示してもよい。また、炎のエフェクトEF107の表示色により、ランクアップ後のCUM準備中表示MTYのランクを予告するようにしてもよく、例えば、炎のエフェクトEF107の表示色が虹色である場合には、ランクアップ後のCUM準備中表示MTYの吹き出しの背景色も虹色に変化し、大当りが確定することが報知されるようにしてもよい。すなわち、炎のエフェクトEF107が虹色で表示された場合には、その時点で大当りが確定することが報知されてもよいということもできる。また、エフェクトEF107によるCUM準備中表示MTYのランクアップ演出が行われても、CUM準備中表示MTYがランクアップしない場合があってもよい。
図208(C1)〜同図(C4)は、ランクアップしたCUM準備中表示MTYの別の表示態様を示している。
図208(C1)は、例えば、図197(A2)に続く演出であり、CUM準備中表示MTYが表示開始された様子が示されている。この演出例では、CUM準備中表示MTYの表示態様が、図206(A3)に示すCUM準備中表示MTYの表示態様と異なっており、CUM準備中表示MTYを構成するメータ部分の色が赤色となっており、メータ部分の色が白色の場合よりもチャンスアップ予告が発生しやすくなっており、また、大当り図柄態様が確定表示されやすくなっている。なお、メータ部分の色が赤色の場合には、表示されたチェックポイント(例えば、この演出例では、3つのチェックポイントCP1〜CP3)の全てにおいてチャンスアップ予告が発生してもよいし、3つのチェックポイントのうちの1つまたは2つにおいてのみチャンスアップ予告が発生する場合があってもよい。また、メータ部分の色が赤色となっても、チャンスアップ予告が1度も発生しない場合があってもよい。また、メータ部分の色が赤色である場合には、チャンスアップメータCMTによる演出においてチャンスアップ予告が必ずn回(n=1以上)発生するようにしてもよい。また、メータ部分の色は、赤色や白色以外の色で表示されてもよく、例えば、虹色で表示された場合には、大当りが確定するようにしてもよい。また、この演出例では、メータ部分の色を変化する例を示したが、メータ部分の形状を変化させるようにしてもよい。その後は、図208(C2)〜同図(C4)に示す演出が行われる。なお、図208(C2)〜同図(C4)に示す演出は、CUM準備中表示MTYの表示態様が上述した点で異なっている他は、図206(A4)〜同図(A6)と同じであるので、説明を省略する。なお、この演出例では、図208(C4)に示すように、CUM準備中表示MTYからチャンスアップメータCMTに切り替わると、メータ部分が白色となりデフォルトの表示態様となる。なお、チャンスアップメータCMTに切替表示された後も、メータ部分の色が赤色とされてもよい。
図208(D1)〜同図(D4)は、ランクアップしたCUM準備中表示MTYの別の表示態様を示している。
図208(D1)は、例えば、図197(A2)に続く演出であり、CUM準備中表示MTYが表示開始された様子が示されている。この演出例では、CUM準備中表示MTYの表示態様が、図206(A3)に示すCUM準備中表示MTYの表示態様と異なっており、CUM準備中表示MTYを構成するサボハニのキャラクタSBH自体の色が赤色となっており、サボハニのキャラクタSBHの色がデフォルト色である場合よりもチャンスアップ予告が発生しやすくなっており、また、大当り図柄態様が確定表示されやすくなっている。なお、サボハニのキャラクタSBHの色が赤色の場合には、表示されたチェックポイント(例えば、この演出例では、3つのチェックポイントCP1〜CP3)の全てにおいてチャンスアップ予告が発生してもよいし、3つのチェックポイントのうちの1つまたは2つにおいてのみチャンスアップ予告が発生する場合があってもよい。また、サボハニのキャラクタSBHの色が赤色となっても、チャンスアップ予告が1度も発生しない場合があってもよい。また、サボハニのキャラクタSBHの色が赤色である場合には、チャンスアップメータCMTによる演出においてチャンスアップ予告が必ずn回(n=1以上)発生するようにしてもよい。また、サボハニのキャラクタSBHの色は、赤色やデフォルト色以外の色で表示されてもよく、例えば、虹色で表示された場合には、大当りが確定するようにしてもよい。また、この演出例では、サボハニのキャラクタSBHの色を変化する例を示したが、サボハニのキャラクタSBHの形状を変化させるようにしてもよい。また、サボハニのキャラクタSBHとは別のキャラクタが表示されてもよい。その後は、図208(D2)〜同図(D4)に示す演出が行われる。なお、図208(D2)〜同図(D4)に示す演出は、CUM準備中表示MTYの表示態様が上述した点で異なっている他は、図206(A4)〜同図(A6)と同じであるので、説明を省略する。なお、この演出例では、図208(D4)に示すように、CUM準備中表示MTYからチャンスアップメータCMTに切り替わると、サボハニのキャラクタSBHの色がデフォルト色となりデフォルトの表示態様となる。なお、チャンスアップメータCMTに切替表示された後も、サボハニのキャラクタSBHの色が赤色とされてもよい。
図209は、チャンスアップメータ準備中表示の表示態様の変化演出の別のパターンについて説明する図である。
図209(A1)〜同図(A4)は、CUM準備中表示MTYの別の表示態様を示している。
図209(A1)は、例えば、図197(A2)に続く演出であり、CUM準備中表示MTYが表示開始された様子が示されている。この演出例では、CUM準備中表示MTYの表示態様が、図197(A3)に示すCUM準備中表示MTYの表示態様と異なっており、CUM準備中表示MTYを構成するサボハニのキャラクタSBHが姫のキャラクタHMEに変更されており、ハズレ図柄表示態様が確定表示される場合よりも大当り図柄表示態様が確定表示される場合の方が、サボハニのキャラクタSBHが表示される場合よりも姫のキャラクタHMEに表示されやすくなっている。なお、姫のキャラクタHMEが表示された場合には、表示されたチェックポイント(例えば、この演出例では、3つのチェックポイントCP1〜CP3)の全てにおいてチャンスアップ予告が発生してもよいし、3つのチェックポイントのうちの1つまたは2つにおいてのみチャンスアップ予告が発生する場合があってもよい。また、姫のキャラクタHMEが表示されても、チャンスアップ予告が1度も発生しない場合があってもよい。また、姫のキャラクタHMEが表示された場合には、チャンスアップメータCMTによる演出においてチャンスアップ予告が必ずn回(n=1以上)発生するようにしてもよい。また、姫のキャラクタHMEが表示された場合には、大当りが確定するようにしてもよい。また、この演出例では、サボハニのキャラクタSBHのに替えて姫のキャラクタHMEが表示される例を示したが、姫のキャラクタHMEとは別のキャラクタが表示される場合があってもよい。また、CUM準備中表示MTYにおいて表示されるキャラクタを予め遊技者が選択できるようにしてもよく、例えば、遊技者が、予め姫のキャラクタHMEが登場するように設定した場合には、CUM準備中表示MTYにおいて姫のキャラクタHMEが表示されるようにしてもよく、登場するキャラクタが選択されていない場合には、デフォルトのキャラクタとしてサボハニのキャラクタSBHが表示されるようにしてもよい。その後は、図209(A2)〜同図(A4)に示す演出が行われる。なお、図209(A2)〜同図(A4)に示す演出は、CUM準備中表示MTYの表示態様が上述した点で異なっている他は、図206(A4)〜同図(A6)と同じであるので、説明を省略する。なお、この演出例では、図209(A4)に示すように、CUM準備中表示MTYからチャンスアップメータCMTに切り替わると、姫のキャラクタHMEからサボハニのキャラクタSBHに切り替わっている。なお、チャンスアップメータCMTに切替表示された後も、引き続き姫のキャラクタHMEが表示されていてもよい。
図209(B1)〜同図(B7)は、CUM準備中表示MTYのランクアップ演出の別のパターンを示している。
図209(B1)は、例えば、図197(A2)に続く演出であり、CUM準備中表示MTYが表示開始された様子が示されている。
その後、図209(B2)では、CUM準備中表示MTYを構成するサボハニのキャラクタSBHの近傍に表示される吹き出しの近傍に小さいサイズのボタン画像136asと小さいサイズの残時間表示メータMTsとが表示開始され、演出ボタン136(チャンスボタン136)の操作を促している様子が示されている。なお、図209(B2)に示すタイミングでは、操作有効期間は未だ開始されていない。
その後、図209(B3)に示すタイミングで演出ボタン136(チャンスボタン136)の操作有効期間が開始され、図209(B4)では、操作有効期間が開始されてからの経過時間に応じて残時間表示メータMTsのゲージが減っている様子が示されている。なお、この小さいサイズのボタン画像136asを含み、複数のボタン画像が表示される場合があってもよく、この場合、演出ボタン136(チャンスボタン136)の1回の操作により、表示されているボタン画像の全てに対応する操作が受け付けられてもよいし、いずれか一つのボタン画像に対応する操作のみが受け付けられてもよい。また、先読み予告の実行に係るボタン演出と実行中の図柄変動表示の予告(以下、「当該変動予告」という場合がある)の実行に係るボタン演出とが同時に行われている場合には、演出ボタン136(チャンスボタン136)の操作により当該変動予告にかかるボタン演出に対応する演出ボタン136(チャンスボタン136)の操作を優先するようにしてもよいし、先読み予告にかかるボタン演出に対応する演出ボタン136(チャンスボタン136)の操作を優先するようにしてもよいし、1回の演出ボタン136(チャンスボタン136)の操作で、当該変動予告に係るボタン演出に対応する演出ボタン136(チャンスボタン136)の操作と先読み予告に係るボタン演出に対応する演出ボタン136(チャンスボタン136)の操作の両方が有効とされるようにしてもよい。また、先読み予告に係るボタン演出が複数同時に行われている場合において、演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作されると、いずれか一つの先読み予告に係るボタン演出に対応する演出ボタン136(チャンスボタン136)の操作のみを有効としてもよいし、実行中の複数の先読み予告に係るボタン演出に対応する演出ボタン136(チャンスボタン136)の全ての操作を有効としてもよい。また、当該変動予告に係るボタン演出が複数同時に行われている場合において、演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作されると、いずれか一つの当該変動予告に係るボタン演出に対応する演出ボタン136(チャンスボタン136)の操作のみを有効としてもよいし、実行中の複数の当該変動予告に係るボタン演出に対応する演出ボタン136(チャンスボタン136)の全ての操作を有効としてもよい。
その後、図209(B5)に示すタイミングで、遊技者により演出ボタン136(チャンスボタン136)が押下されると、図209(B6)に示すように、吹き出しが爆発するエフェクトEF110が表示される切替アニメが行われ、CUM準備中表示MTYがランクアップすることが報知されている。すなわち、この演出例では、CUM準備中表示MTYの構成要素とは別のボタン演出によりCUM準備中表示MTYのランクアップの演出が行われている様子が示されている。なお、切替アニメが行われなくてもよい。
その後、爆発のエフェクトEF110が消去されると、図209(B7)に示すように、CUM準備中表示MTYのサボハニのキャラクタSBHの近傍に表示される吹き出しの背景色が白色から赤色に変化しており、CUM準備中表示MTYがランクアップしている様子が示されている。なお、CUM準備中表示MTYのランクアップ後は、吹き出しの背景色が白色から赤色に変化する場合に限らず、他の色に変化する場合があってもよい。なお、この演出例では、操作有効期間において演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作されることによりCUM準備中表示MTYがランクアップするようにしたが、演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作されることなく操作有効期間が経過してもCUM準備中表示MTYがランクアップしてもよいし、演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作されることなく操作有効期間が経過した場合にはCUM準備中表示MTYがランクアップされなくてもよい。また、演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作されることなく操作有効期間が経過した場合にはCUM準備中表示MTYがランクアップする場合としない場合があってもよい。また、図209(B2)に示すようにボタン演出の表示が行われた場合には、必ずCUM準備中表示MTYがランクアップしてもよい。
図209(C1)〜同図(C6)は、チャンスアップメータCMTによる演出の別のパターンを示している。
図209(C1)は、例えば、図206(A5)に続く演出であり、CUM準備表示MTYからチャンスアップメータCMTに表示が切り替わっている様子が示されている。この演出例では、チャンスアップメータCMTにおいてチェックポイントが4つ配置されている点で図206(A5)に示すチャンスアップメータCMTとは異なっており、第1チェックポイントCP1と第2チェックポイントCP2との間に第4チェックポイントCP4が配置されている。すなわち、第4チェックポイントCP4にカーソルであるサボハニのキャラクタSBHが到達するとチャンスアップ予告が発生する可能性があることが報知されている。なお、CUM準備中表示MTYがランクアップされた表示態様で表示された場合には、図206(A5)に示すデフォルトの表示態様のチャンスアップメータCMTよりも、チェックポイントの数が増加したチャンスアップメータCMTが表示されやすいようにしてもよい。また、CUM準備中表示MTYがランクアップされた表示態様で表示された場合には、図206(A5)に示すデフォルトの表示態様のチャンスアップメータCMTよりも、チェックポイントの数が減少したチャンスアップメータCMTが表示されやすいようにしてもよい。また、CUM準備中表示MTYがランクアップされた表示態様で表示された場合と、CUM準備中表示MTYがデフォルトの表示態様で表示された場合とで、チャンスアップメータCMTにおけるチェックポイントの数が同じである場合があってもよい。また、CUM準備中表示MTYがランクアップされた表示態様で表示された場合には、図206(A5)に示すデフォルトの表示態様のチャンスアップメータCMTよりも、チェックポイントの数が増加したチャンスアップメータCMTが必ず表示されるようにしてもよい。また、CUM準備中表示MTYがランクアップされた表示態様で表示された場合には、図206(A5)に示すデフォルトの表示態様のチャンスアップメータCMTよりも、チェックポイントの数が減少したチャンスアップメータCMTが必ず表示されるようにしてもよい。
図209(C2)では、第1チェックポイントCP1でチャンスアップ予告が発生し、サボハニのキャラクタSBHがメータ上を進んでいる様子が示されている。
その後、図209(C3)に示すように、サボハニのキャラクタSBHが第4チェックポイントCP4に到達すると、殿様が構えている剣の刃先がキラキラと輝いているアニメーションが開始される。すなわち、この演出が第4チェックポイントCP4におけるチャンスアップ予告となっており、ハズレ図柄態様が確定表示される場合よりも大当り図柄態様が確定表示される場合の方がこのチャンスアップ予告が発生しやすくなっている。
すると、図209(C4)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニのキャラクタSBHの近傍に「チャンスアップ 切味のよい剣」の文字が付記された吹き出しが表示され、チャンスアップ予告が行われたことを報知している。なお、剣先が輝くアニメが開始するタイミングとサボハニのキャラクタSBHの吹き出しの表示開始のタイミングとが同じであってもよいし、剣先が輝くアニメが開始した後でサボハニのキャラクタSBHの吹き出しが表示されてもよいし、サボハニのキャラクタSBHの吹き出しの表示が開始された後で剣先が輝くアニメが開始されてもよい。なお、サボハニのキャラクタSBHは、剣先が輝くアニメの実行中は、第4チェックポイントCP4で停止するが、停止しないようにしてもよい。
その後、図209(C5)に示すように、チャンスアップメータCMTにおける第4チェックポイントCP4が赤色でマーキングされるとともに、予告が出現したことにより大当りの信頼度がアップしたことを示す「UP」の文字がその上方に表示され、予告が発生したことの履歴が示される。なお、「UP」の表示は、サボハニのキャラクタSBHによりオーバーラップされており、オーバーラップされていない状態である場合よりも視認困難とされている。また、発生した予告の内容を表示するようにしてもよい。
図209(C6)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニのキャラクタSBHが移動を開始した様子が示されている。このとき、「UP」の表示の一部についてオーバーラップが解消されたので、一部が視認可能とされている。
なお、この演出例において、サボハニのキャラクタSBHやチャンスアップメータCMTの表示態様がいずれもランクアップしていないデフォルトの表示態様とされているが、サボハニのキャラクタSBH及びチャンスアップメータCMTにおけるメータ部分のうちの少なくともいずれか一方がランクアップした表示態様で表示される場合があってもよい。この場合、チャンスアップメータCMTが表示開始した段階でサボハニのキャラクタSBHあるいはメータ部分がランクアップしていてもよいし、チャンスアップメータCMTが表示開始した段階ではサボハニのキャラクタSBHだけがランクアップしていて、チャンスアップメータCMTによる演出が行われている途中でメータ部分がランクアップする場合があってもよい。また、チャンスアップメータCMTが表示開始した段階ではメータ部分だけがランクアップしていて、チャンスアップメータCMTによる演出が行われている途中でサボハニのキャラクタSBHがランクアップする場合があってもよい。また、チャンスアップメータCMTが表示開始した時点でのみランクアップの表示態様で表示される場合があり、チャンスアップメータCMTによる演出が行われている最中では、ランクアップが行われないようにしてもよい。
図210は、チャンスアップメータによる演出中にチャンスアップメータがランクアップする様子を示す図である。ここで、図210(A1)〜同図(A5)に示す演出は、図205(A1)〜同図(A5)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図210(A6)では、CUM準備中表示MTYからチャンスアップメータCMTに表示が切り替わっている様子が示されている。この演出例では、CUM準備中表示MTYからチャンスアップメータCMTに表示が切り替わるタイミングで、チャンスアップメータCMTのメータ部分がデフォルト色である白色からランクアップした色である赤色で表示されている。すなわち、チャンスアップメータCMTがランクアップしている様子が示されている。これにより、各チェックポイントにおいてチャンスアップ予告が発生しやすく、また、最終的に大当り図柄態様で確定表示されやすくなることが示唆される。その後は、図210(A7)〜同図(A26)に示す演出が行われる。なお、図210(A6)及び図210(A7)におけるチャンスアップメータCMTのメータ部分の表示は、同じ表示態様となっている。また、図210(A7)〜同図(A26)に示す演出は、チャンスアップメータCMTにおけるメータ部分の色が異なる点を除いて、図206(A7)〜同図(A26)と同じであるので、説明を省略する。なお、ハズレ図柄態様が確定表示される場合よりも大当り図柄態様が確定表示される場合の方が、チャンスアップメータCMTの一部又は全部の表示態様がデフォルトの表示態様(例えば、デフォルト色、サボハニのキャラクタSBH等)よりもランクアップした表示態様(例えば、赤色、姫のキャラクタHME等)で表示されやすいように構成されていてもよい。
図211は、ランクアップしたチャンスアップメータの表示態様について説明する図である。
図211(A1)は、例えば、図210(A5)に続く演出であり、CUM準備中表示MTYからチャンスアップメータCMTに切り替わった様子が示されている。この演出例では、チャンスアップメータCMTが表示開始された段階で、サボハニのキャラクタSBH自体の色が赤色となっており、サボハニのキャラクタSBHの色がデフォルト色である場合よりもチャンスアップ予告が発生しやすくなっており、また、大当り図柄態様が確定表示されやすくなっている。すなわち、チャンスアップメータCMTがランクアップしている様子が示されている。なお、サボハニのキャラクタSBHの色が赤色の場合には、表示されたチェックポイント(例えば、この演出例では、3つのチェックポイントCP1〜CP3)の全てにおいてチャンスアップ予告が発生してもよいし、3つのチェックポイントのうちの1つまたは2つにおいてのみチャンスアップ予告が発生する場合があってもよい。また、サボハニのキャラクタSBHの色が赤色となっても、チャンスアップ予告が1度も発生しない場合があってもよい。また、サボハニのキャラクタSBHの色が赤色である場合には、チャンスアップメータCMTによる演出においてチャンスアップ予告が必ずn回(n=1以上)発生するようにしてもよい。また、サボハニのキャラクタSBHの色は、赤色やデフォルト色以外の色で表示されてもよく、例えば、虹色で表示された場合には、大当りが確定するようにしてもよい。また、この演出例では、サボハニのキャラクタSBHの色を変化する例を示したが、サボハニのキャラクタSBHの形状を変化させるようにしてもよい。また、サボハニのキャラクタSBHとは別のキャラクタが表示されてもよい。
図211(B1)は、図210(A5)に続く演出であり、ランクアップしたチャンスアップメータCMTの別の表示態様について示している。図211(B1)では、最終地点GPに配置されているプラカードの背景色がデフォルト色(例えば、白色)から赤色に変化しており、これによってもチャンスアップメータCMTがランクアップしていることを報知することができる。このとき、例えば、プラカードの特定の面(例えば、「V」や「発展」が表示された面)の背景色のみを赤色に変化させ、「×」が表示された面についてはデフォルト色で表示するようにしてもよいし、「×」が表示された面についても背景色を赤色に変化させるようにしてもよい。なお、この演出例では、最終地点GPの表示態様を変化させるようにしたが、開始地点SPの表示態様を変化させてチャンスアップメータCMTがランクアップしたことを報知するようにしてもよい。
図211(C1)は、図210(A5)に続く演出であり、ランクアップしたチャンスアップメータCMTの別の表示態様について示している。図211(C1)では、第2チェックポイントCP2がデフォルトの表示態様(方形状で白色の表示態様)とは異なる表示態様で表示されている様子が示されている。すなわち、チャンスアップメータCMTの一部又は全部の表示態様を異ならせてチャンスアップメータCMTがランクアップしていることを示唆する表示が行われている様子が示されている。この演出例では、第2チェックポイントCP2の表示態様が丸形で赤色の表示態様とされており、例えば、第2チェックポイントCP2に対応するチャンスアップ予告が必ず発生することを報知している。なお、他のチェックポイントの表示態様がランクアップした態様に変化してもよい。また、この演出例では、チェックポイントの形状および色を変化させるようにしたが、形状のみ変化してもよいし色のみが変化してもよい。
図211(D1)〜同図(D2)は、図197(A10)〜同図(A11)に示す演出に対応する演出を示しており、チャンスアップメータCMTによる演出が開始し、この演出例では、サボハニのキャラクタSBHの移動を開始することを報知する「START!!」の吹き出しの背景色が赤色となっている様子が示されており、これにより、チャンスアップメータCMTがランクアップしている様子が示唆されている。この「START!!」の吹き出しは、図211(D2)に示すように、その後消去される。この演出例では、「START!!」の吹き出しが表示されている時間が短いので、遊技者に「START!!」の表示に注目させやすくなる場合がある。なお、この演出例では、「START!!」の吹き出しが表示された後、所定時間が経過すると消去されるようにしたが、吹き出しがランクアップした表示態様である場合には、消去されないで、そのまま表示が維持されるようにしてもよい。また、この演出例では、吹き出しの背景色を変化させるようにしたが、吹き出しの文字の色が変化してもよい。また、吹き出しに表示される文字の内容が変化してもよいし、そのままの文字表記でもよい。
図211(E1)〜同図(E6)は、例えば、図210(A5)に続く別の演出例を示しており、図205(A6)〜同図(A11)に示す演出に対応している。
図211(E1)は、CUM準備中表示MTYからチャンスアップメータCMTに切り替わった様子が示されている。この演出例では、チャンスアップメータCMTを構成するサボハニのキャラクタSBHが姫のキャラクタHMEに変更されており、これにより、チャンスアップメータCMTがランクアップしていることを報知している。なお、姫のキャラクタHMEの近傍には、「START!!」の文字が表示された吹き出しがデフォルトの表示態様で表示されている。ここで、図211(E1)に示すチャンスアップメータCMTが表示される前に表示されていたCUM準備中表示MTYにおいて表示されていたキャラクタはサボハニのキャラクタSBHであってもよいし、姫のキャラクタHMEであってもよいし、その他のキャラクタであってもよい。この演出例では、CUM準備中表示MTYにおいてはサボハニのキャラクタSBHが表示されており、チャンスアップメータCMTに切り替わったときに姫のキャラクタHMEに変更された様子が示されている。その後は、図211(E2)〜同図(E6)に示す演出が行われる。なお、図211(E2)〜同図(E6)に示す演出は、チャンスアップメータCMTにおいて表示されているキャラクタが異なる点を除いて、図205(A7)〜同図(A11)と同じであるので、説明を省略する。
図211(F1)〜同図(F7)は、例えば、図210(A5)に続く別の演出例を示しており、チャンスアップメータCMTによる演出の実行中にチャンスアップメータCMTがランクアップする様子を示している。
図211(F1)は、CUM準備中表示MTYからチャンスアップメータCMTに切り替わった様子が示されている。この演出例では、予告アイコンYIがストックされている様子が示されている。この予告アイコンYIは、例えば、図155〜図182に示されるいずれの演出例により出現されるものである。
図211(F2)は、図210(A10)に対応する演出である。すなわち、図211(F1)〜同図(F2)の期間では、例えば、予告アイコンYIが表示されている点を除いて、図210(A6)〜同図(A10)に示して上述した演出が行われている。その後、図211(F3)では、第1チェックポイントCP1においてチャンスアップ予告が発生した後、演出が進行し、サボハニのキャラクタSBHが第2チェックポイントCP2に向かっている様子が示されている。
その後、図211(F4)に示すように、箱が閉じた表示態様である態様aの予告アイコンYIが使用され、箱が開いた表示態様である態様dに変化し、箱の中からランクアップを予告する「UP」の予告表示が飛び出すアニメーションが表示される。ここで出現した「UP」の表示は、チャンスアップメータCMTのランクアップを予告する表示である。なお、予告アイコンYIが使用される前、すなわち箱が開く前に、箱が開くことを事前に予告する演出(例えば、箱がカタカタと振動するアニメーション演出等)を行ってもよい。また、このような演出を行った場合、実際に箱は、必ず開いてもよいし、開かない場合があってもよい。
図211(F5)では、使用された予告アイコンYIが消え、「UP」の予告表示が右図柄表示領域208cに表示されている。図211(F5)では、その「UP」の予告表示を用いた昇格アニメが開始される。図211(F6)では、「UP」の予告表示が、右図柄表示領域208cで光の玉に変化した後、チャンスアップメータCMTにめがけて飛んでいき、チャンスアップメータCMTにぶつかっている様子が示されている。このとき、チャンスアップメータCMTの少なくとも一部を覆うように爆発のエフェクトEF111が表示される。なお、この演出例において、昇格アニメが行われることなくチャンスアップメータCMTがランクアップしてもよいし、昇格アニメが行われてチャンスアップメータがランクアップする場合と、昇格アニメが行われることなくチャンスアップメータCMTがランクアップする場合とがあってもよい。このように、この演出例では、チャンスアップメータCMTの構成要素以外の要素により予告表示を行い、チャンスアップメータCMTのランクアップが行われている様子が示されている。
すると、図211(F7)に示すように、チャンスアップメータCMTのメータ部分の色が白色から赤色に変化し、チャンスアップメータCMTがランクアップしたことが報知される。なお、チャンスアップメータCMTのランクアップ後は、メータ部分が白色から赤色に変化する場合に限らず、他の色に変化する場合があってもよい。また、昇格アニメが行われたにも拘らず、チャンスアップメータCMTがランクアップしない場合があってもよい。
図211(G1)〜同図(G7)は、例えば、図210(A5)に続く別の演出例を示しており、タイマ予告によりチャンスアップメータCMTがランクアップする様子を示している。
図211(G1)は、CUM準備中表示MTYからチャンスアップメータCMTに切り替わった様子が示されている。チャンスアップメータCMTは、デフォルトの表示態様とされている。
図211(G2)は、図210(A10)に対応する演出である。すなわち、図211(G1)〜同図(G2)の期間では、例えば、図210(A6)〜同図(A10)に示して上述した演出が行われている。その後、図211(G3)では、第1チェックポイントCP1においてチャンスアップ予告が発生した後、演出が進行し、サボハニのキャラクタSBHが第2チェックポイントCP2に向かっている様子が示されている。また、この演出例では、タイマ予告演出が開始されており、例えば、タイマ予告表示TM1が表示画面の右端からフレームインし、表示画面の中央右側に表示されている。このタイマ予告表示TM1におけるタイマ表示は「03:00」となっており、タイマ表示のカウントダウンが開始された後、3秒後に或る予告(この演出例では、チャンスアップメータCMTのランクアップ)が行われることが示唆されている。タイマ予告表示TM1では、その後、タイマ表示のカウントダウンが開始される。すなわち、この演出例では、チャンスアップメータCMTの構成要素以外の要素により予告表示を行い、チャンスアップメータCMTのランクアップが行われている様子が示されている。なお、タイマ表示のカウントダウンは、タイマ予告表示TM1が表示されてから開始されてもよいし、タイマ予告表示TM1が出現するアニメーションの実行中に開始されてもよい。
その後、図211(G4)〜同図(G5)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるカウントダウンは、「00:00」となるまで継続して行われる。
タイマ予告表示TM1における表示が「00:00」となり、カウントダウンが完了すると、図211(G6)に示すように、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示に替えて予告への注目を促す旨の「注目」の文字が表示される。なお、この演出では、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「00:00」となった後、「注目」の文字を表示した後で、チャンスアップメータCMTのランクアップを行うが、「注目」の文字を表示することなく、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「00:00」となると、チャンスアップメータCMTのランクアップが行われてもよい。また、「注目」の文字が表示されてからチャンスアップメータCMTのランクアップが行われる場合と、「注目」の文字が表示されることなくチャンスアップメータCMTのランクアップが行われる場合があってよい。
すると、図211(G7)に示すように、チャンスアップメータCMTのメータ部分の色がデフォルト色である白色から赤色に変化し、チャンスアップメータCMTがランクアップしたことが報知される。なお、チャンスアップメータCMTのランクアップ後は、メータ部分の色が白色から赤色に変化する場合に限らず、他の色に変化する場合があってもよい。
図212は、チャンスアップメータのランクアップの別のパターンについて説明する図である。
図212(A1)〜同図(A7)は、例えば、図210(A5)に続く別の演出例を示しており、チャンスアップメータCMTによる演出の実行中にチャンスアップメータCMTがランクアップする様子を示している。
図212(A1)は、CUM準備中表示MTYからチャンスアップメータCMTに切り替わった様子が示されている。このとき、チャンスアップメータCMTは、デフォルトの表示態様とされている。
図212(A2)は、図210(A10)に対応する演出である。すなわち、図212(A1)〜同図(A2)の期間では、例えば、図210(A6)〜同図(A10)に示して上述した演出が行われている。その後、図212(A3)では、第1チェックポイントCP1においてチャンスアップ予告が発生した後、演出が進行し、サボハニのキャラクタSBHが第2チェックポイントCP2に向かっている様子が示されている。
その後、図212(A4)では、サボハニのキャラクタSBHがメータ上で立ち止まり、ランクアップアニメが開始される様子が示されている。ランクアップアニメが開始されると、図212(A5)に示すように、サボハニのキャラクタSBHの全体を覆うように、スモークのエフェクトEF112が表示される。
すると、図212(A6)に示すように、チャンスアップメータCMTを構成するサボハニのキャラクタSBH自体の色がデフォルト色から赤色に変化し、チャンスアップ予告が発生しやすくなっており、また、大当り図柄態様が確定表示されやすくなっていることが示唆される。なお、サボハニのキャラクタSBHの色が赤色の場合には、表示されたチェックポイント(例えば、この演出例では、3つのチェックポイントCP1〜CP3)の全てにおいてチャンスアップ予告が発生してもよいし、3つのチェックポイントのうちの1つまたは2つにおいてのみチャンスアップ予告が発生する場合があってもよい。また、サボハニのキャラクタSBHの色が赤色となっても、チャンスアップ予告が1度も発生しない場合があってもよい。また、サボハニのキャラクタSBHの色が赤色である場合には、チャンスアップメータCMTによる演出においてチャンスアップ予告が必ずn回(n=1以上)発生するようにしてもよい。また、サボハニのキャラクタSBHの色は、赤色やデフォルト色以外の色で表示されてもよく、例えば、虹色で表示された場合には、大当りが確定するようにしてもよい。また、この演出例では、サボハニのキャラクタSBHの色を変化する例を示したが、サボハニのキャラクタSBHの形状を変化させるようにしてもよい。また、サボハニのキャラクタSBHとは別のキャラクタが表示されてもよい。その後は、図212(A7)に示すように、サボハニのキャラクタSBHがメータ上の進行を再開し、第2チェックポイントCP2に向かう。なお、この演出例において、ランクアップアニメが行われたにも拘らず、サボハニのキャラクタSBHの表示態様が変化しない場合があってもよい。
図212(B1)〜同図(B8)は、例えば、図206(A5)に続く別の演出例を示しており、チャンスアップメータCMTによる演出の実行中にチャンスアップメータCMTがランクアップする様子を示している。なお、図212(B1)〜同図(B2)に示す演出は、図212(A1)〜同図(A2)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図212(B3)は、チャンスアップメータCMTのメータ上を進行するサボハニのキャラクタSBHの近傍に「次のポイント チャンスアップ演出高確率」の文字が付された吹き出しが表示されている様子を示している。この吹き出しの表示により、サボハニのキャラクタSBHが次に到達する第2チェックポイントCP2において、チャンスアップ予告が発生しやすいことを報知している。なお、例えば、図212(B3)に示す吹き出しに替えて、図212(B3´)に示すように、「次のポイント チャンスアップ演出発生!!」の文字が付された吹き出しが表示される場合があってもよく、これにより、第2チェックポイントCP2において必ずチャンスアップ予告が発生することを報知するようにしてもよい。また、図212(B3´´)に示すように、「次のポイント チャンスアップ演出発生か」の文字が付された吹き出しが表示される場合があってもよく、この場合は、第2チェックポイントCP2において、チャンスアップ予告が発生する場合もあるが、発生しない場合もあることを示唆することができる。図212(B3´´)に示す吹き出しが表示された場合は、例えば、図212(B3)に示す吹き出しが表示された場合よりも第2チェックポイントCP2でチャンスアップ予告が発生し難いようにしてもよい。また、吹き出しに「高確率中」のみ表示することにより、特定のチェックポイントに拘らず、いずれのチェックポイントにおいてもチャンスアップ予告が発生しやすいことを示唆するようにしてもよい。なお、図212(B3)の「次のポイント チャンスアップ演出高確率」の文字が付された吹き出しのみが表示されてもよく、図212(B3´)の「次のポイント チャンスアップ演出発生!!」の文字が付された吹き出しのみが表示されてもよい。また、図212(B3)の「次のポイント チャンスアップ演出高確率」の文字が付された吹き出し及び/又は図212(B3´)の「次のポイント チャンスアップ演出発生!!」の文字が付された吹き出しが表示される場合と、図212(B3´´)の文字が付された吹き出しが表示される場合があってもよい。
すると、図212(B4)に示すように、第2チェックポイントCP2の表示態様がデフォルトの表示態様からチャンスアップの表示態様(丸形で赤色の表示態様)に変化する。すなわち、チャンスアップメータCMTの一部又は全部の表示態様を異ならせてチャンスアップメータCMTがランクアップしていることを示唆する表示が行われている様子が示されている。なお、表示態様が変化してランクアップしたチェックポイントにおいてチャンスアップ予告が必ず発生してもよい。その後、図212(B5)〜同図(B8)に示す演出が行われる。なお、図212(B5)〜同図(B8)の期間において行われる演出は、チャンスアップメータCMTの第2チェックポイントCP2の表示態様が異なっている点以外は、図206(A12)〜同図(A17)に示して上述した演出と同じであるので、説明を省略する。
図212(C1)〜同図(C6)は、例えば、図205(A24)に続く別の演出例を示しており、復活演出が行われている様子を示している。
図212(C1)は、スーパーリーチが行われた結果、殿様が剣豪に倒され、左図柄、中図柄、右図柄の装飾図柄総てが再び通常の濃さで表示された様子が示されている。
その後、図212(C2)では、最終地点GPにいるサボハニのキャラクタSBHが何かに気づく様子が示されている。すなわち、サボハニのキャラクタSBHにより復活演出が発生することを予告している。
すると、図212(C3)に示すように、姫のキャラクタとともに「頑張って!!」の文字が付された復活カットインPCIが表示され、その後、図212(C4)に示すように、大きく表示された殿様のキャラクタYMNが刀を持って出現する。このとき、殿様のキャラクタYMNは、チャンスアップメータCMTの一部の前面側に重なるように表示されており、一部が視認困難とされている。なお、殿様のキャラクタYMNの一部がチャンスアップメータCMTによってオーバーラップされ、殿様のキャラクタYMNの一部が視認困難とされてもよい。また、殿様のキャラクタYMNがチャンスアップメータCMTに重ならない位置に表示されるようにしてもよいし、殿様のキャラクタYMNとチャンスアップメータCMTとが重なる場合と重ならない場合とがあってもよい。また、殿様のキャラクタYMNが出現すると、殿様のキャラクタYMNとチャンスアップメータCMNとが必ず重なるようにしてもよい。なお、この演出例では、サボハニのキャラクタSBHにより復活演出が発生することを予告された後に復活カットインPCIが表示されているが、サボハニのキャラクタSBHによって復活演出が発生することが予告されずに復活カットインPCIが表示されてもよいし、サボハニのキャラクタSBHにより復活演出が発生することを予告してから復活演出が発生する場合と、サボハニのキャラクタSBHによる復活演出が発生することを予告せずに復活演出が発生する場合があってもよい。
その後、図212(C5)に示すように、殿様のキャラクタYMNは、表示画面の左上隅部から右下隅部にかけて刀を切り付け、停止表示している中図柄としての「装飾6」を切断する演出が行われる。
すると、図212(C6)に示すように、中図柄が「装飾6」から「装飾7」に変更され、「装飾7−装飾7−装飾7」の大当りの装飾図柄の組み合わせが導出され、大当りとなったことが報知される。このとき、チャンスアップメータCMTの最終地点GPにおけるプラカードは、「×」の表示から「V」の表示に変更され、この表示においても大当りとなったことが報知されている。
この演出例では、例えば、ハズレの装飾図柄の組み合わせが導出されたときにチャンスアップメータCMTが消去されずに表示が維持されると、復活演出が行われる様子が示されている。なお、この場合において、復活演出が行われない場合があってもよい。
図213は、ランクアップしたチャンスアップメータ準備中表示MTYがチャンスアップメータCMTに切り替わっても引き続きランクアップされた表示態様で表示されている様子を示す図である。
図213(A1)〜同図(A5)は、図210(A3)に続く演出であり、CUM準備中表示MTYを構成するメータ部分の色が赤色となっている状態でチャンスアップメータCMTに切り替わった場合に、チャンスアップメータCMTのメータ部分が引き続き赤色となっている様子を示している。なお、図213(A1)〜同図(A3)に示す演出は、図208(C1)〜同図(C3)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図213(A4)では、CUM準備中表示MTYからチャンスアップメータCMTに表示が切り替わっている様子が示されている。この演出例では、CUM準備中表示MTYからチャンスアップメータCMTに表示が切り替わってもチャンスアップメータCMTのゲージ部分は引き続き赤色となっている。すなわち、CUM準備中表示MTYがチャンスアップした場合には、チャンスアップメータCMTに表示が切り替わってもチャンスアップの状態が引き継がれる様子が示されている。その後は、図213(A5)に示す演出が行われる。なお、図213(A5)に示す演出は、図210(A7)と同じであるので、説明を省略する。
図213(B1)〜同図(B5)は、図210(A3)に続く演出であり、CUM準備中表示MTYを構成するサボハニのキャラクタSBHの色が赤色となっている状態でチャンスアップメータCMTに切り替わった場合に、チャンスアップメータCMTのサボハニのキャラクタSBHが引き続き赤色となっている様子を示している。なお、図213(B1)〜同図(B3)に示す演出は、図208(D1)〜同図(D3)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図213(B4)では、CUM準備中表示MTYからチャンスアップメータCMTに表示が切り替わっている様子が示されている。この演出例では、CUM準備中表示MTYからチャンスアップメータCMTに表示が切り替わってもチャンスアップメータCMTのサボハニのキャラクタSBHは引き続き赤色となっている。その後は、図213(B5)に示すように、サボハニのキャラクタSBHが赤色の表示態様の状態で開始地点SPからの移動を開始する。
図213(C1)〜同図(C5)は、図210(A3)に続く演出であり、CUM準備中表示MTYを構成するサボハニのキャラクタSBHに替えて姫のキャラクタHMEが表示されている状態でチャンスアップメータCMTに切り替わった場合に、チャンスアップメータCMTを構成するキャラクタも姫のキャラクタHMEとなっている様子を示している。なお、図213(C1)〜同図(C3)に示す演出は、図209(A1)〜同図(A3)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図213(C4)では、CUM準備中表示MTYからチャンスアップメータCMTに表示が切り替わっている様子が示されている。この演出例では、CUM準備中表示MTYからチャンスアップメータCMTに表示が切り替わっても表示されるキャラクタは引き続き姫のキャラクタHMEとなっている。その後は、図213(C5)に示すように、チャンスアップメータCMTを構成するキャラクタが姫のキャラクタHMEのまま、開始地点SPからの移動を開始する。
なお、図213に示す演出例は、本明細書に示すCUM準備中表示MTY及びチャンスアップメータCMTの演出例のいずれにも適用可能であることはいうまでもない。
また、本実施形態では、CUM準備中表示MTYがランクアップした場合の方が、ランクアップしていない場合よりも、チャンスアップメータCMTがランクアップしやすいように構成されている。また、CUM準備中表示MTYがランクアップしない場合は、ランクアップした場合よりも、チャンスアップメータCMTがデフォルトの表示態様で表示されやすいように構成されている。なお、最終的に大当り図柄態様が確定表示される場合の方が、最終的にハズレ図柄態様が確定表示される場合よりもCUM準備中表示MTY及び/又はチャンスアップメータCMTがランクアップしやすいように構成されてもよい。例えば、(1)CUM準備中表示MTYがデフォルトの表示態様であり、チャンスアップメータCMTがデフォルトの表示態様であるパターン、(2)CUM準備中表示MTYがデフォルトの表示態様であり、チャンスアップメータCMTがランクアップした表示態様であるパターン、(3)CUM準備中表示MTYがランクアップした表示態様であり、チャンスアップメータCMTがデフォルトの表示態様であるパターン、(4)CUM準備中表示MTYがランクアップした表示態様であり、チャンスアップメータCMTがランクアップした表示態様であるパターンが用意されている場合において、(1)のパターンで表示される場合よりも(2)のパターンで表示される場合の方が大当り図柄態様で確定表示されやすく、(3)のパターンで表示される場合よりも(4)のパターンで表示される場合の方が大当り図柄態様で確定表示されやすくてもよい。また、(2)のパターンで表示される場合よりも(3)のパターンで表示される場合の方が大当り図柄態様で確定表示されやすくてもよいし、(3)のパターンで表示される場合よりも(2)のパターンで表示される場合の方が大当り図柄態様で確定表示されやすくてもよい。また、(2)のパターンで表示される場合よりも(1)のパターンで表示される場合の方がハズレ図柄態様で確定表示されやすく、(4)のパターンで表示される場合よりも(3)のパターンで表示される場合の方がハズレ図柄態様で確定表示されやすくてもよい。また、(2)のパターンで表示される場合よりも(3)のパターンで表示される場合の方がハズレ図柄態様で確定表示されやすくてもよいし、(3)のパターンで表示される場合よりも(2)のパターンで表示される場合の方がハズレ図柄態様で確定表示されやすくてもよい。
図214は、チャンスアップメータ準備中表示が表示されることを予告する演出例を示す図である。
図214(A1)〜同図(A8)は、会話予告によりCUM準備中表示MTYの表示を予告している様子を示している。なお、図214(A1)は、図197(A1)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図214(A2)では、会話予告が開始している様子が示されている。会話予告が開始されると、殿様のキャラクタとともに「チャンス」という文字表示が表示された殿様の会話画像CI1が表示される。この、殿様の会話画像CI1の表示は、会話予告の第1段階となっている。また、この殿様の会話画像CI1は、第1装飾図柄にオーバーラップしており、第1装飾図柄にオーバーラップしていない状態である場合よりも、第1装飾図柄が視認困難とされている。
その後、図214(A3)では、会話予告が更新されている。具体的には、殿様の会話画像CI1が縮小表示されて第2装飾図柄の表示位置の下方に表示され、爺のキャラクタとともに操作促進報知画像が表示された爺の会話画像CI2が表示される。操作促進報知画像は、演出ボタン136(チャンスボタン136)を操作有効期間内に押下することを促す画像であり、演出ボタン136(チャンスボタン136)を模したボタン画像136aと、上記操作有効期間の残時間を表す残時間表示メータMTとによって構成されている。なお、図214(A3)に示すタイミングでは、操作有効期間は開始されておらず、演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作されてもこれに応じた表示は行われない。第1装飾図柄は、爺の会話画像CI2によって隠されてしまっているが、遊技者は、第4図柄表示装置284や第2装飾図柄等によって特図が変動中であることを認識することができる場合がある。なお、装飾図柄が隠されないように、装飾図柄の表示位置を爺の会話画像CI2や殿様の会話画像CI1とは重ならない位置に移動させるようにしてもよい。また、図214(A3)に示すように、殿様の会話画像CI1は、爺の会話画像CI2によって少なくとも一部がオーバーラップされており、オーバーラップされていない状態である場合よりも、殿様の会話画像CI1の表示態様が視認困難とされている。この演出例では、会話予告が行われた場合の方が、会話予告が行われない場合よりも、CUM準備中表示MTYは表示されやすくなっている。また、会話予告が更新される際に殿様の会話画像CI1が縮小表示されなくてもよく(例えば、図214(A2)と同じ大きさの表示が表示されたまま)、殿様の会話画像CI1が消去されてもよい。また、後から表示された会話画像が先に表示された会話画像と異なる大きさ(大きい又は小さい)であってもよく、表示されると大当りへの期待度が高い会話予告Aが、この会話予告Aよりも大当りへの期待度が低い会話予告Bと異なる大きさ(大きい又は小さい)であってもよい。演出ボタン136(チャンスボタン136)の操作有効期間は、その後開始される。
図214(A4)に示す残時間表示メータMTは、上記操作有効期間が開始して所定時間が経過したときの表示態様で示されており、その後、図214(A5)に示すタイミングで、遊技者が、演出ボタン136(チャンスボタン136)を押下されると、図214(A6)に示すように、爺の会話画像CI2では、操作促進報知画像に替えて「スタンバイ!!」の文字が表示される場合がある。これにより、CUM準備中表示MTYが表示されることが予告される。なお、「スタンバイ!!」といった予告の文字表示は、演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作されたことを条件に表示されるものであってもよいし、演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作されることなく操作有効期間が経過した場合には、爺の会話画像CI2による「スタンバイ!!」の文字が表示されないようにしてもよく、この場合、CUM準備中表示MTYも表示されないようにしてもよく、CUM準備中表示MTYも表示されてもよい。また、演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作されることなく操作有効期間が経過しても「スタンバイ!!」の文字が表示され、さらに、CUM準備中表示MTYも表示されるようにしてもよい。また、演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作された場合に、「スタンバイ!!」以外の文字表示や予告が行われる場合があってもよい。なお、爺の会話画像CI2によって「スタンバイ!!」の文字が表示される場合のみ、演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作されることなく操作有効期間が経過しても「スタンバイ!!」の文字が表示され、爺の会話画像CI2によって「スタンバイ!!」以外の文字表示や予告が行われる場合は操作有効期間内に演出ボタン136(チャンスボタン136)の操作があった場合のみ表示されてもよい。また、爺の会話画像CI2にお文字表示や予告によらず、演出ボタン136(チャンスボタン136)の操作があった場合にのみ爺の会話画像CI2の文字表示や予告が表示されるように構成されていてもよいし、演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作されることなく操作有効期間が経過しても爺の会話画像CI2の文字表示や予告が表示されるように構成されていてもよい。このことは、本明細書に記載されたいずれの会話予告についても適用可能である。
その後、図214(A7)に示すように、殿様の会話画像CI1及び爺の会話画像CI2が消去されて会話予告が終了し、第1装飾図柄が視認容易とされ、また、炎のエフェクトEF101が保留アイコン表示領域HISの全体を覆うように表示される。その後、図214(A8)に示すように、CUM準備中表示MTYが表示される。なお、図214(A7)〜同図(A8)に示す演出は、図197(A2)〜同図(A3)に示す演出を同じであるので、詳細な説明については省略する。
図214(B1)〜同図(B5)は、予告アイコンYIによる演出表示によりCUM準備中表示MTYの表示を予告している様子を示している。
図214(B1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、中央領域で第1装飾図柄が高速変動を行っている。また、左上では第2装飾図柄が変動表示を行っている。また、図214(B1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lには、演出表示領域208dに、保留枠UIが表示されている。この保留枠UIは、保留アイコン表示領域HIS、変動アイコン表示領域CIS、演出アイコン表示領域DISを有する。変動アイコン表示領域CISは中央に設けられ、変動アイコン表示領域CISには、台座hs0が配置されている。保留アイコン表示領域HISは、変動アイコン表示領域CISの左側に設けられ、左ベースアイコンbIlの上に4つのステージ(第1ステージhs1〜第4ステージhs4)が配置されている。演出アイコン表示領域DISは、変動アイコン表示領域CISの右側に設けられ、演出アイコン表示領域DISには、右ベースアイコンbIrが配置されている。さらに、図214(B1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、特図1の保留アイコンが第1ステージhs1に表示されている。すなわち、第1保留アイコンh11が表示されている。特図1の保留アイコンh11の表示態様は、図154(a)のNo.1に記したデフォルトの表示態様である。第1装飾図柄表示装置208Lの右上には、特図1及び特図2の第2保留数表示(ここでは「1」と「0」)が表示されている。また、変動アイコン表示領域CISの台座hs0の上には、変動アイコンh0が表示されている。変動アイコンh0の表示態様も、図154(a)のNo.1に記したデフォルトの表示態様である。また、この演出例では、例えば、図155〜図182に示して上述した要領で予告アイコンYIが出現し、表示画面の右上隅部に表示されている。
その後、図214(B2)に示すように、箱が閉じた表示態様である態様aの予告アイコンYIが使用され、箱が開いた表示態様である態様dに変化し、箱の中からサボハニの予告表示SHが飛び出すアニメーションが表示される。ここで出現したサボハニの予告表示SHは、CUM準備中表示MTYが表示されることを予告する表示である。なお、予告アイコンYIが使用される前、すなわち箱が開く前に、箱が開くことを事前に予告する演出(例えば、箱がカタカタと振動するアニメーション演出等)を行ってもよい。また、このような演出を行った場合、実際に箱は、必ず開いてもよいし、開かない場合があってもよい。
図214(B3)では、使用された予告アイコンYIが消え、サボハニの予告表示SHが右図柄表示領域208cに表示されている。
すると、図214(B4)に示すように、サボハニの予告表示SHが使用され、サボハニの予告表示SHが消去されるとともに、炎のエフェクトEF101が保留アイコン表示領域HISの全体を覆うように表示される。その後、図214(B5)に示すように、CUM準備中表示MTYが表示される。なお、図214(B4)〜同図(B5)に示す演出は、図197(A2)〜同図(A3)に示す演出を同じであるので、詳細な説明については省略する。
図214(C1)〜同図(C4)は、ナビキャラクタによる予告演出によりCUM準備中表示MTYの表示を予告している様子を示している。
図214(C1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、中央領域で第1装飾図柄が高速変動を行っている。また、左上では第2装飾図柄が変動表示を行っている。また、図214(C1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lには、演出表示領域208dに、保留枠UIが表示されている。この保留枠UIは、保留アイコン表示領域HIS、変動アイコン表示領域CIS、演出アイコン表示領域DISを有する。変動アイコン表示領域CISは中央に設けられ、変動アイコン表示領域CISには、台座hs0が配置されている。保留アイコン表示領域HISは、変動アイコン表示領域CISの左側に設けられ、左ベースアイコンbIlの上に4つのステージ(第1ステージhs1〜第4ステージhs4)が配置されている。演出アイコン表示領域DISは、変動アイコン表示領域CISの右側に設けられ、演出アイコン表示領域DISには、右ベースアイコンbIrが配置されている。さらに、図214(C1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、特図1の保留アイコンが第1ステージhs1に表示されている。すなわち、第1保留アイコンh11が表示されている。特図1の保留アイコンh11の表示態様は、図154(a)のNo.1に記したデフォルトの表示態様である。第1装飾図柄表示装置208Lの右上には、特図1及び特図2の第2保留数表示(ここでは「1」と「0」)が表示されている。また、変動アイコン表示領域CISの台座hs0の上には、変動アイコンh0が表示されている。変動アイコンh0の表示態様も、図154(a)のNo.1に記したデフォルトの表示態様である。また、この演出例では、演出アイコン表示領域DISにおいて殿様のキャラクタによるナビキャラクタYMが表示されている。このナビキャラクタYMは、遊技の進行に応じて様々な演出や予告を行うものである。
図214(C2)では、ナビキャラクタYMによるナビキャラ予告が行われている様子が示されていれる。具体的には、ナビキャラ予告が開始すると、ナビキャラクタYMの近傍に「スタンバイ!!」の文字が表示された吹き出しが表示され、CUM準備中表示MTYが表示されることを予告している。
すると、図214(C3)に示すように、ナビキャラクタYMが消去され、炎のエフェクトEF101が保留アイコン表示領域HISの全体を覆うように表示される。なお、ナビキャラクタYMが消去されなくてもよい。その後、図214(C4)に示すように、CUM準備中表示MTYが表示される。なお、図214(C3)〜同図(C4)に示す演出は、図197(A2)〜同図(A3)に示す演出を同じであるので、詳細な説明については省略する。
図214(D1)〜同図(D7)は、ミニゲームに成功した結果が表示されることによりCUM準備中表示MTYの表示を予告している様子を示している。
図214(D1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、中央領域で第1装飾図柄が高速変動を行っている。また、左上では第2装飾図柄が変動表示を行っている。また、図214(D1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lには、演出表示領域208dに、保留枠UIが表示されている。この保留枠UIは、保留アイコン表示領域HIS、変動アイコン表示領域CIS、演出アイコン表示領域DISを有する。変動アイコン表示領域CISは中央に設けられ、変動アイコン表示領域CISには、台座hs0が配置されている。保留アイコン表示領域HISは、変動アイコン表示領域CISの左側に設けられ、左ベースアイコンbIlの上に4つのステージ(第1ステージhs1〜第4ステージhs4)が配置されている。演出アイコン表示領域DISは、変動アイコン表示領域CISの右側に設けられ、演出アイコン表示領域DISには、右ベースアイコンbIrが配置されている。さらに、図214(D1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、特図1の保留アイコンが第1ステージhs1に表示されている。すなわち、第1保留アイコンh11が表示されている。特図1の保留アイコンh11の表示態様は、図154(a)のNo.1に記したデフォルトの表示態様である。第1装飾図柄表示装置208Lの右上には、特図1及び特図2の第2保留数表示(ここでは「1」と「0」)が表示されている。また、変動アイコン表示領域CISの台座hs0の上には、変動アイコンh0が表示されている。変動アイコンh0の表示態様も、図154(a)のNo.1に記したデフォルトの表示態様である。また、この演出例では、演出アイコン表示領域DISにおいてミニゲームが開始されている様子が示されている。具体的には、図214(D1)に示すように、演出アイコン表示領域DISに、方形状のミニゲーム表示領域MGDが形成され、このミニゲーム表示領域MGDでは、ミニゲームのタイトルである「じゃんけん対決」の文字と、殿様のキャラクタと剣豪のキャラクタとが対峙している様子が表示されている。すなわち、ミニゲーム表示領域MGDにおいて、じゃんけん対決のミニゲームが開始されている様子が示されている。
その後、図214(D2)では、「じゃ〜んけん」の文字が表示され、ミニゲームの結果が導出されることが報知されている。
図214(D3)では、「ぽん」の文字が表示されるとともに、殿様のキャラクタと剣豪のキャラクタがそれぞれじゃんけんのポーズをとっている様子が示されている。具体的には、殿様のキャラクタは「チョキ」を出しており、剣豪のキャラクタは「パー」を出している。したがって、殿様のキャラクタが剣豪のキャラクタに勝利した結果が導出されている。すると、図214(D4)に示すように、ミニゲーム表示領域MGDでは、殿様のキャラクタが勝利したことを示す「吉宗勝利」の文字が表示され、その後、図214(D5)に示すように、剣豪のキャラクタが消去されるとともに、殿様のキャラクタの近傍に「スタンバイ!」の文字が付された吹き出しが表示され、CUM準備中表示MTYが表示されることを予告している。
その後、図214(D6)に示すように、炎のエフェクトEF101が保留アイコン表示領域HISの全体を覆うように表示される。なお、このとき、ミニゲーム表示領域MGDは表示された状態となっているが、炎のエフェクトEF101が表示開始される前に消去されてもよいし、炎のエフェクトEF101が表示開始されるタイミングで消去されてもよいし、炎のエフェクトEF101が表示開始された後で消去されてもよい。また、ミニゲーム表示領域MGDは、CUM準備中表示MTYが表示されるまで表示されてもよい。その後、図214(D7)に示すように、CUM準備中表示MTYが表示される。なお、図214(D7)に示す演出は、図197(A3)に示す演出と同じであるので、詳細な説明については省略する。
図214(E1)〜同図(E3)は、ミニゲームに失敗した結果が表示される様子を示している。ここで、図214(E1)は、図214(D2)に続く演出である。
図214(E1)では、「ぽん」の文字が表示されるとともに、殿様のキャラクタと剣豪のキャラクタがそれぞれじゃんけんのポーズをとっている様子が示されている。この演出例では、殿様のキャラクタは「チョキ」を出しており、剣豪のキャラクタは「グー」を出している。したがって、殿様のキャラクタが剣豪のキャラクタに敗北した結果が導出されている。すると、図214(E2)に示すように、ミニゲーム表示領域MGDでは、殿様のキャラクタが敗北したことを示す「吉宗敗北」の文字が表示され、その後、図214(E3)に示すように、ミニゲーム表示領域MGDが消去され、CUM準備中表示MTYは表示されない。なお、ここで、炎のエフェクトEF101が表示されるが、CUM準備中表示MTYが表示されないアニメーションを行ってもよい。また、殿様のキャラクタが敗北したにも拘らず、炎のエフェクトEF101が表示され、その後CUM準備中表示MTYが表示される場合があってもよい。
本実施形態では、CUM準備中表示MTYの出現を予告するこれらの予告演出が行われることで、CUM準備中表示MTYの出現の予告が行われない場合よりも最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすいことを示唆している。
図215は、チャンスアップメータ準備中表示が表示されることを予告する他の演出例を示す図である。
図215(A1)〜同図(A6)は、保留変化アニメの一例が行われている様子を示している。ここで、図215(A1)は、図197(A1)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図215(A2)では、図154(b)に示すNo.4の「爆撃機」のアイコンIHIが画面右端に登場し、保留変化アニメが開始される。すなわち、ここで表示された「爆撃機」のアイコンIHIが保留変化予告の表示に相当する。保留変化アニメでは、「爆撃機」のアイコンIHIが右から左に向かって飛行する間に、保留アイコンめがけて銃弾を発射(爆撃)する。なお、「爆撃機」のアイコンIHIは、目標となる保留アイコンの手前で一時停止する場合もある。また、この一時停止は、対象となるアイコンを偽装するガセの一時停止である場合もある。また、この演出例では、「爆撃機」のアイコンIHIに「SP」の文字が付されており、保留アイコンの表示態様が変化した場合に変化後の保留アイコンの表示態様がスーパーリーチの先読み予告を示す表示態様となることが示唆されている。なお、「爆撃機」のアイコンIHIによる保留変化アニメが行われた場合には、保留アイコンに対する爆撃に成功して保留アイコンの表示態様が必ず変化してもよいし、保留アイコンに対する爆撃に失敗して保留アイコンの表示態様が変化しない場合があってもよい。
図215(A3)では、白色の爆撃機のアイコンから白色の銃弾アイコンが発射されている。すなわち、「爆撃機」のアイコンIHIは、白色の爆撃機のアイコンと白色の銃弾アイコンから構成されている。ここでの目標は第1保留アイコンh11である。図215(A4)では、その第1保留アイコンh11に、銃弾アイコンが前側からオーバーラップしている。図215(A5)では、銃弾アイコンが第1保留アイコンh11に命中し、第1保留アイコンh11がエフェクト画像EF112によって覆われている。そして、図215(A6)では、エフェクト画像EF112が消え、第1保留アイコンh11が、デフォルトの表示態様から、スーパーリーチが行われることを先読み予告する「SP」の表示態様に変化する。その結果、スーパーリーチが行われることを先読み予告することで、チャンスアップメータCMT及び/又はCUM準備中表示MTYが表示されることについても間接的に先読み予告している。なお、「SP」の表示態様に表示した第1保留アイコンh11に対応する図柄変動表示においてスーパーリーチが行われた場合でも、チャンスアップメータCMTが表示されない場合があってもよい。この演出例では、保留アイコンの表示態様を変化することにより、スーパーリーチの発生を先読み予告し、その結果として、チャンスアップメータCMTやCUM準備中表示MTYの表示についても間接的に先読み予告を行うようにしたが、保留アイコンや他の種類の先読み予告によりスーパーリーチの先読み予告を行って、チャンスアップメータCMTやCUM準備中表示MTYの表示についての間接的な先読み予告を行ってもよいし、変動アイコンや他の種類の当該変動予告により、実行中の図柄変動表示におけるスーパーリーチの予告を行って、チャンスアップメータCMTやCUM準備中表示MTYの表示についての間接的な予告を行うようにしてもよい。
図215(B1)は、会話予告においてCUM準備中表示MTYが表示されることを予告する様子を示している。図215(B1)は、例えば、図214(A2)に続く演出である。
図215(B1)では、会話予告が更新されている様子が示されている。具体的には、殿様の会話画像CI1が縮小表示されて第2装飾図柄の表示位置の下方に表示され、この演出例では、爺の会話画像CI2ではなく、サボハニのキャラクタとともに「STANDBY」の文字が表示されたサボハニの会話画像CIshが表示される。第1装飾図柄は、サボハニの会話画像CIshによって隠されてしまっているが、遊技者は、第4図柄表示装置284や第2装飾図柄等によって特図が変動中であることを認識することができる場合がある。なお、装飾図柄が隠されないように、装飾図柄の表示位置をサボハニの会話画像CIshや殿様の会話画像CI1とは重ならない位置に移動させるようにしてもよい。また、図215(B1)に示すように、殿様の会話画像CI1は、サボハニの会話画像CIshによって少なくとも一部がオーバーラップされており、オーバーラップされていない状態である場合よりも、殿様の会話画像CI1の表示態様が視認困難とされている。この演出例では、CUM準備中表示MTYを構成するサボハニのキャラクタを含むサボハニの会話画像CI1が表示されることにより、CUM準備中表示MTYが表示されることを報知している。また、会話予告が更新される際に殿様の会話画像CI1が縮小表示されなくてもよく(例えば、図214(A2)と同じ大きさの表示が表示されたまま)、殿様の会話画像CI1が消去されてもよい。また、後から表示された会話画像が先に表示された会話画像と異なる大きさ(大きい又は小さい)であってもよく、表示されると大当りへの期待度が高い会話予告Aが、この会話予告Aよりも大当りへの期待度が低い会話予告Bと異なる大きさ(大きい又は小さい)であってもよい。また、この演出例において、サボハニの会話画像CIshが表示された場合には、必ずCUM準備中表示MTYが表示されてもよいし、CUM準備中表示MTYが表示されないガセ演出である場合があってもよい。
図215(C1)〜同図(C3)は、会話予告においてCUM準備中表示MTYの表示が予告されるが、CUM準備中表示MTYが表示されないガセ予告が行われている様子を示している。なお、図215(C1)は、例えば、図214(A2)に続く演出である。
図215(C1)では、会話予告が更新されている様子が示されている。具体的には、殿様の会話画像CI1が縮小表示されて第2装飾図柄の表示位置の下方に表示され、爺の会話画像CI2が表示される。この演出例では、爺の会話画像CI2には、演出ボタン136(チャンスボタン136)aと残時間メータの表示に替えて、「スタンバイ」の文字にクエスチョンマークが付された文字表示が行われており、CUM準備中表示MTYが表示される可能性があることを示唆している。
その後、図215(C2)に示すように、殿様の会話画像CI1及び爺の会話画像CI2が消去されて会話予告が終了し、第1装飾図柄が視認容易とされ、また、炎のエフェクトEF101が保留アイコン表示領域HISの全体を覆うように表示される。しかしながら、この演出例では、その後、図215(C3)に示すように、炎のエフェクトEF101は消去されるが、CUM準備中表示MTYが表示されない。すなわち、CUM準備中表示MTYが表示されない、ガセの会話予告が行われている様子が示されている。なお、CUM準備中表示MTYが表示される場合があってもよい。また、この演出例は、先読み予告にも適用可能であり、ガセの先読み予告対象保留(結果的に、CUM準備中表示MTYを表示しない、あるいは、チャンスアップメータCMTも表示しない)やCUM準備中表示MTYを表示する先読み予告対象保留の変動まで1変動毎に実行されてもよい。
図215(D1)〜同図(D2)は、例えば、図214(A6)に続き、タイマ予告表示TM1によりタイマ予告が行われることを予告するタイマ予告の準備中表示が行われている様子を示している。
図215(D1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、中央領域で第1装飾図柄が高速変動を行っている。また、左上では第2装飾図柄が変動表示を行っている。また、図215(D1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lには、演出表示領域208dに、保留枠UIが表示されている。この保留枠UIは、保留アイコン表示領域HIS、変動アイコン表示領域CIS、演出アイコン表示領域DISを有する。変動アイコン表示領域CISは中央に設けられ、変動アイコン表示領域CISには、台座hs0が配置されている。保留アイコン表示領域HISは、変動アイコン表示領域CISの左側に設けられ、左ベースアイコンbIlの上に4つのステージ(第1ステージhs1〜第4ステージhs4)が配置されている。演出アイコン表示領域DISは、変動アイコン表示領域CISの右側に設けられ、演出アイコン表示領域DISには、右ベースアイコンbIrが配置されている。さらに、図215(D1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、特図1の保留アイコンが第1ステージhs1に表示されている。すなわち、第1保留アイコンh11が表示されている。特図1の保留アイコンh11の表示態様は、図154(a)のNo.1に記したデフォルトの表示態様である。第1装飾図柄表示装置208Lの右上には、特図1及び特図2の第2保留数表示(ここでは「1」と「0」)が表示されている。また、変動アイコン表示領域CISの台座hs0の上には、変動アイコンh0が表示されている。変動アイコンh0の表示態様も、図154(a)のNo.1に記したデフォルトの表示態様である。また、この演出例では、タイマ予告表示TM1が表示画面の右端からフレームインするアニメーション(フレームインアニメ)が行われている様子が示されている。
その後、フレームインアニメが完了すると、図215(D2)に示すように、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示が表示されず、「STANDBY」の文字が表示され、タイマ予告が開始されることの予告表示が行われている。なお、タイマ予告の開始の予告表示ではなく、CUM準備中表示MTYが表示されることを予告表示する場合があってもよい。その後は、タイマ予告表示TM1では、「STANDBY」の表示から時間の表示に切り替わり、タイマ予告が開始される。なお、会話予告表示などの他の予告表示によって「スタンバイ」が表示される予告が行われた場合に、必ずCUM準備中表示MTYが表示されてもよいし、CUM準備中表示MTYが表示される場合とタイマ予告演出の準備中表示などの他の演出の準備中である旨の準備中表示が表示される場合があってもよい。このことは、図215(E1)〜同図(E3)や、図215(F1)〜同図(F3)に示す演出例においても同様である。
図215(E1)〜同図(E3)は、炎のエフェクトEF101が表示された後、CUM準備中表示MTYが表示されず、タイマ予告が開始される様子を示している。
図215(E1)は、図197(A2)に示す演出に対応しており、炎のエフェクトEF101が保留アイコン表示領域HIS全体を覆うように表示されている様子が示されている。
その後、炎のエフェクト101が消去されると、図215(E2)〜同図(E3)に示すように、保留アイコン表示領域HISの下方からタイマ予告表示TMYが下方からせり上がり、タイマ予告表示TMYにより保留アイコン表示領域HISを持ち上げる様子が示されている。このとき、タイマ予告表示TMYには「STANDBY」の文字が表示され、タイマ予告の開始が保留されている様子が示されている。なお、図215(E2)〜同図(E3)に示す演出例は、図200(E1)〜同図(E2)と同様であるので、説明を省略する。その後は、例えば、図200(E3)以降に示す演出が行われる。この演出例では、CUM準備中表示MTYの表示を予告する炎のエフェクトEF101により、タイマ予告の開始を予告する様子が示されている。
図215(F1)〜同図(F3)は、チャンスボタン演出が行われることを予告するチャンスボタン準備中表示が表示される様子を示している。
図215(F1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、中央領域で第1装飾図柄が高速変動を行っている。また、左上では第2装飾図柄が変動表示を行っている。また、図215(F1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lには、演出表示領域208dに、保留枠UIが表示されている。この保留枠UIは、保留アイコン表示領域HIS、変動アイコン表示領域CIS、演出アイコン表示領域DISを有する。変動アイコン表示領域CISは中央に設けられ、変動アイコン表示領域CISには、台座hs0が配置されている。保留アイコン表示領域HISは、変動アイコン表示領域CISの左側に設けられ、左ベースアイコンbIlの上に4つのステージ(第1ステージhs1〜第4ステージhs4)が配置されている。演出アイコン表示領域DISは、変動アイコン表示領域CISの右側に設けられ、演出アイコン表示領域DISには、右ベースアイコンbIrが配置されている。さらに、図215(F1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、特図1の保留アイコンが第1ステージhs1に表示されている。すなわち、第1保留アイコンh11が表示されている。特図1の保留アイコンh11の表示態様は、図154(a)のNo.1に記したデフォルトの表示態様である。第1装飾図柄表示装置208Lの右上には、特図1及び特図2の第2保留数表示(ここでは「1」と「0」)が表示されている。また、変動アイコン表示領域CISの台座hs0の上には、変動アイコンh0が表示されている。変動アイコンh0の表示態様も、図154(a)のNo.1に記したデフォルトの表示態様である。また、この演出例では、演出アイコン表示領域DISにおいて光のエフェクトEF113が表示されてボタン画像表示アニメが開始されている様子が示されている。
すると、図215(F2)に示すように、光のエフェクトEF113の背面側でボタン画像136aが出現し、その後、図215(F3)に示すように、光のエフェクトEF113が消去されるとともに、演出ボタン136(チャンスボタン136)aの上方に「準備中」の文字が表示され、チャンスボタン演出が開始されることを予告(チャンスボタン演出予告)している。なお、操作有効期間は開始していないので、演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作されても何も起こらない。なお、このチャンスボタン演出予告が表示された後に、チャンスボタン演出が開始され、このチャンスボタン演出において演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作された結果CUM準備中表示MTYが表示されるようにしてもよい。また、光のエフェクトEF113が表示された後、CUM準備中表示MTYが表示されることを予告する表示が行われる場合があってもよい。
図216は、チャンスアップメータにおいて示されていないチェックポイントにおいてチャンスアップ予告が行われる演出例を示す図である。
図216(A1)〜同図(A7)は、例えば、図197(A11)に続き、チャンスアップメータCMTによる演出において、メータに示されていないチェックポイントにおいて、チャンスアップ予告(切れ味のよい剣の予告表示)が行われる様子を示している。なお、図216(A1)〜同図(A2)の期間において行われる演出は、図205(A6)〜同図(A10)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図216(A3)は、サボハニのキャラクタSBHが第1チェックポイントCP1から第2チェックポイントCP2に向かっており、第1チェックポイントCP1と第2チェックポイントCP2の略中間地点にいる様子が示されている。このとき、殿様のキャラクタが構えている刀の刃先がキラキラと輝いており、切れ味鋭い様子が示されている。すなわち、チャンスアップ予告(切れ味のよい剣のチャンスアップ予告)が行われている様子が示されている。
すると、図216(A4)に示すように、チャンスアップメータCMTのメータ部分におけるサボハニのキャラクタSBHが位置している場所でエフェクトEF114が表示され、第4チェックポイントCP4が発生するアニメーションが開始している様子が示されている。なお、エフェクトEF114が表示されることなく第4チェックポイントCP4が表示されるようにしてもよく、例えば、第4チェックポイントCP4がフェイドインするフェイドインアニメにより第4チェックポイントCP4が表示されるようにしてもよい。また、一部のチェックポイントが増加する表示を行わず、チャンスアップメータCMT全体を切り替え表示し、切り替え後のチャンスアップメータCMTに第4チェックポイントCP4が表示されるようにしてもよい。また、切れ味のよい剣のチャンスアップ予告が開始する前に第4チェックポイントCP4を表示するなどして事前報知(予告)を行うようにしてもよい。
図216(A5)では、サボハニのキャラクタSBHの近傍に「チャンスアップ 切味のよい剣」の文字が付記された吹き出しが表示され、チャンスアップ予告が行われたことを報知している。なお、剣の刃先が輝く表示が開始するタイミングとサボハニのキャラクタSBHの吹き出しの表示開始のタイミングとが同じであってもよいし、剣の刃先が輝く表示が開始した後でサボハニのキャラクタSBHの吹き出しが表示されてもよいし、サボハニのキャラクタSBHの吹き出しの表示が開始された後で剣の刃先が輝く表示が表示されてもよい。なお、サボハニのキャラクタSBHは、剣の刃先が輝く表示による予告が行われている間は、第4チェックポイントCP4で停止するが、停止しないようにしてもよい。
その後、図216(A6)に示すように、チャンスアップメータCMTにおける第4チェックポイントCP4が赤色でマーキングされるとともに、予告が出現したことにより大当りの信頼度がアップしたことを示す「UP」の文字がその上方に表示され、予告が発生したことの履歴が示される。その後、図216(A7)に示すように、サボハニのキャラクタSBHは移動を開始し、第2チェックポイントCP2に向かっていく。なお、この演出例では、チャンスアップメータCMTに示されていないチェックポイントにおいてチャンスアップ予告が行われているが、チャンスアップメータCMTに示されたチェックポイントにおいてのみチャンスアップ予告が行われるように構成されていてもよい。
図216(B1)〜同図(B7)は、チャンスアップメータCMTによる演出において、メータに示されていないチェックポイントにおいて、チャンスアップ予告(切れ味のよい剣の予告表示)が行われる別の演出パターンを示している。なお、図216(B1
)〜同図(B3)に示す演出は、図216(A1)〜同図(A3)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図216(B4)は、サボハニのキャラクタSBHの近傍に「チャンスアップ 切味のよい剣」の文字が付記された吹き出しが表示され、チャンスアップ予告が行われたことを報知している様子を示している。この演出例では、チャンスアップ予告が行われたことの報知は行うが、当該チャンスアップ予告に対応するチェックポイントの表示が行われていない。なお、チャンスアップメータCMTにおいて、予めチェックポイントが示された地点以外の地点においてチャンスアップ予告が行われた場合に、チャンスアップの発生を報知する吹き出しを表示しないようにしてもよい。
その後、図216(B5)に示すように、吹き出しが消去された後、図216(B6)に示すように、サボハニのキャラクタSBHは、第2チェックポイントCP2に向かって進行を開始する。この演出例では、チェックポイントの表示は行われないが、チャンスアップ予告が行われたタイミングに対応するメータの位置に「UP」の文字を表示しており、大当りの信頼度がアップしていることを示唆している。ここで、「UP」の表示は、サボハニのキャラクタSBHによりオーバーラップされており、オーバーラップされていない状態である場合よりも視認困難とされている。なお、「UP」の文字も表示しないようにしてもよく、例えば、チャンスアップメータCMTにおいて、予めメータ部分に表示されたチェックポイントに対応するタイミングでチャンスアップ予告が発生した場合にのみ、対応する位置に「UP」の文字を表示するようにしてもよい。
図216(B7)は、サボハニのキャラクタSBHが第2チェックポイントCP2に到達した様子が示されている。その後は、例えば、図64(9)以降に示す演出が行われる。
図217は、チャンスアップメータを用いた別の演出例について段階的に示した図である。
図217(A1)は、図197(A8)に続く別の演出例である。図217(A1)に示す演出例では、図197(A9)に示される演出例とはチャンスアップメータの表示態様が異なっている。具体的には、チャンスアップメータCMTaのゲージ部分が緑色の棒状に構成され、サボハニのキャラクタSBHに換えて、マーカーMRKaの位置により現在のリーチ演出の進行状況を概略的に報知する。このとき、ゲージ部分におけるマーカーMRKaの進行済み部分については、色が緑色から白色に変化する。また、マーカーMRKaの進行速度は、一定ではなく、演出の進行状況により可変する場合があるが、一定であってもよい。また、この演出例では、図66(2f)に示すチャンスアップメータとは異なり、第1チェックポイントCP1a〜第3チェックポイントCP3aでは、それぞれ無地の白丸の表示態様のマークが表示されている。なお、図66(2f)に示すように、マークにクエスチョンマーク等の文字や記号が付加されて表示されてもよい。この場合、例えば、「クエスチョンマーク」、「!」、「UP」の文字・記号、あるいは、チャンスアップ予告に関連する予告や、高確率状態等の文字を表示することで、チャンスアップ予告の発生しやすさを示唆するようにしてもよい。また、マーク内に「!」、「クエスチョンマーク」、「熱」などの予告表示を行い、チャンスアップ予告の発生しやすさを示唆する表示に加えて、あるいは、チャンスアップ予告の発生のしやすさの示唆とともに大当りのしやすさを予告するようにしてもよい。また、開始地点と最終地点は、チャンスアップメータCMTaのゲージ部分の始端と終端とによって示されている。
図217(A2)では、マーカーMRKaが開始地点からの移動を開始している様子が示されている。
その後、図217(A3)では、マーカーMRKaが第1チェックポイントCP1aに到達している様子が示されている。このとき、マーカーMRKaは、第1チェックポイントCP1aで停止表示される。すると、図217(A4)に示すように、ボゥイのキャラクタBOYが表示画面の左側から出現し、右側に向かって移動する様子が示されている。また、第1チェックポイントCP1aのマークが消去される。なお、マーカーMRKaが第1チェックポイントCP1aに到達するタイミングで第1チェックポイントCP1aのマークが消去されてもよいし、マーカーMRKaが第1チェックポイントCP1aに到達する前にマークが消去されてもよいし、マーカーMRKaが第1チェックポイントCP1aに到達した後でマークが消去されてもよい。また、ボゥイのキャラクタBOYが出現する前にマークが消去されてもよいし、ボゥイのキャラクタBOYが出現するタイミングでマークが消去されてもよいし、ボゥイのキャラクタBOYが出現した後でマークが消去されてもよい。
ボゥイのキャラクタBOYが出現すると、図217(A5)に示すように、マーカーMRKaの近傍に「チャンスアップ BOY通過!!」の文字が付記された吹き出しが表示され、チャンスアップ予告が行われたことを報知している。なお、マーカーMRKaは、図217(A5)〜同図(A6)に示すように、ボゥイのキャラクタBOYが出現し、少なくとも吹き出しが表示されている間は第1チェックポイントCP1aで待機している。
その後、図217(A7)〜同図(A8)では、マーカーMRKaが移動を開始した様子が示されている。このとき、第1チェックポイントCP1aにおけるマークの表示に換えて、予告が出現したことにより大当りの信頼度がアップしたことを示す「UP」の文字がゲージ部分に重ねて表示される。なお、ボゥイのキャラクタBOYは、図217(A8)に示すタイミングで表示画面の右側からフレームアウトしている。
その後、図217(A9)に示すタイミングで、マーカーMRKaが第2チェックポイントCP2aに到達すると、図217(A10)では、ボタン画像136aと残時間表示メータMTが表示され、ボタン演出が開始される。このとき、マーカーMRKaは、第2チェックポイントCP2aで停止表示される。また、図217(A10)に示すタイミングでは、演出ボタン136(チャンスボタン136)の操作有効期間は開始されておらず、演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作されても、何らの演出も行われない。その後、演出ボタン136(チャンスボタン136)の操作有効期間が開始されて、遊技者による演出ボタン136(チャンスボタン136)の操作を受付可能な状態となる。
図217(A11)に示す残時間表示メータMTでは、上記操作有効期間が開始されてゲージが減っている様子が示されており、その後、図217(A12)に示すタイミングで、遊技者が、演出ボタン136(チャンスボタン136)を押下している様子が示されている。すると、図217(A13)に示すように、弱カットイン画像CI3bが表示される。すなわち、この演出例では、第2チェックポイントCP2aにおいて発生する可能性がある金カットイン画像CI3が表示されず、チャンスアップ予告が発生しなかった様子が示されている。
すると、図217(A13)に示すように、第2チェックポイントCP2aのマークが消去されるが、ゲージ部分に「UP」の文字は表示されない。ここで、チャンスアップ予告が発生しなかったことを報知する表示を行うようにしてもよいし、行わなくてもよい。なお、マーカーMRKaが第2チェックポイントCP2aに到達するタイミングで第2チェックポイントCP2aのマークが消去されてもよいし、マーカーMRKaが第2チェックポイントCP2aに到達する前にマークが消去されてもよいし、マーカーMRKaが第2チェックポイントCP2aに到達した後でマークが消去されてもよい。また、ボタン画像136a表示される前にマークが消去されてもよいし、ボタン画像136aが表示されるタイミングでマークが消去されてもよいし、ボタン画像136aが表示された後でマークが消去されてもよい。また、演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作されるタイミングでマークが消去されてもよいし、演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作された後でマークが消去されてもよい。また、弱カットイン画像CI3bが表示される前にマークが消去されてもよいし、弱カットイン画像CI3bが表示されるタイミングでマークが消去されてもよいし、弱カットイン画像CI3bが表示された後でマークが消去されてもよい。
その後、図217(A14)に示すように、マーカーMRKaが第2チェックポイントCP2aからの移動を開始し、図217(A15)に示すように、マーカーMRKaが第3チェックポイントCP3aに到達すると、図217(A16)では、チャンスアップ予告としてのレバー画像136Vaではなく、ボタン画像136aと残時間表示メータMTが表示され、ボタン演出による予告が開始されたことを報知している。その後、演出ボタン136(チャンスボタン136)の操作有効期間が開始すると、遊技者による演出ボタン136(チャンスボタン136)の操作を受付可能な状態となる。その後、図217(A17)に示すように、チャンスアップメータCMTaでは、マーカーMRKaが移動を開始しており、最終地点の手前に位置している。また、残時間表示メータMTでは、操作有効期間が開始されてゲージが減っている様子が示されている。なお、遊技者による演出ボタン136(チャンスボタン136)の操作が行われるか、操作有効期間が経過するまでマーカーMRKaを第3チェックポイントCP3aで停止させるようにしてもよい。この演出例では、チャンスアップ予告としてのレバー画像136Vaが表示されなかったので、チャンスアップメータCMTaにおける第3チェックポイントCP3aでは、マークが消去されるとともに、ゲージ部分に「UP」の文字は表示されない。
その後、図217(A18)に示すタイミングで、遊技者により演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作されるが、図64(23)に示されるような各種演出可動体の動作が行われず、図217(A19)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、中図柄に「装飾6」が表示され、「装飾7−装飾6−装飾7」のハズレの組合せとなってハズレとなることが報知される。また、チャンスアップメータCMTaでは、マーカーMRKaが最終地点GPに到達している様子が示されている。なお、マーカーMRKaが第3チェックポイントCP3aに到達するタイミングで第3チェックポイントCP3aのマークが消去されてもよいし、マーカーMRKaが第3チェックポイントCP3aに到達する前にマークが消去されてもよいし、マーカーMRKaが第3チェックポイントCP3aに到達した後でマークが消去されてもよい。また、ボタン画像136a表示される前にマークが消去されてもよいし、ボタン画像136aが表示されるタイミングでマークが消去されてもよいし、ボタン画像136aが表示された後でマークが消去されてもよい。また、演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作されるタイミングでマークが消去されてもよいし、演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作された後でマークが消去されてもよい。また、中図柄が表示される前にマークが消去されてもよいし、中図柄が表示されるタイミングでマークが消去されてもよいし、中図柄が表示された後でマークが消去されてもよい。
その後、図217(A20)に示すように、左図柄、中図柄、右図柄の装飾図柄総てが、通常の濃さよりも一旦薄く表示される。また、同図には、殿様が倒れたシーンが表示されている。図217(A21)では、左図柄、中図柄、右図柄の装飾図柄総てが再び通常の濃さで表示される。その後は、例えば、図197(B4)〜同図(B8)に示す演出が行われる。なお、この演出例では、第3チェックポイントCP3aにおいてチャンスアップ予告が発生せず、ボタン画像136aが表示され、演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作されるが、ハズレの結果が導出される様子が示されているが、この演出例において、演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作されて、図64(23)に示されるような各種演出可動体が動作し、大当りの結果が導出される場合があってもよい。また、第3チェックポイントCP3aにおいてチャンスアップ予告が発生しなかった場合には、ハズレが確定していることを示唆していてもよい。
図217(B1)〜同図(B6)は、図217(A1)から続く別の演出パターンを示している。なお、図217(B1)に示す演出は、図217(A2)に示す演出と同じであり、また、図217(B1)に示す演出が行われてから同図(B2)に示す演出が行われる前に行われる演出は、図217(A2)〜同図(A9)に示す演出が行われる。
図217(B2)では、マーカーMRKaが第2チェックポイントCP2aに到達し、ボタン演出が開始されている様子が示されている。また、この演出例では、チャンスアップメータCMTaにおけるゲージ部分の第2チェックポイントCP2aに対応する部分に「激アツ!!!」の文字の表示のうちの「激」の部分が表示されている様子が示されている。すなわち、この演出例では、チャンスアップメータCMTaにおけるゲージ部分において、チャンスアップ予告が行われたことを示す「UP」の表示の他に、当該変動予告(「激アツ!!!」の文字の表示)が表示される場合がある様子が示されている。その後は、例えば、図217(A9)〜同図(A13)に示す演出が行われる。この間も、チャンスアップメータCMTaにおけるゲージ部分において「激アツ!!!」文字が継続して表示され、マーカーMRKaの進行に応じてゲージが緑から白色に変化していくにつれて、「激アツ!!!」の文字が徐々に表れていく。その後、図217(B3)に示すように、「激アツ!!!」の文字が完全に表れるようになる。遊技者は、これを見ることにより、大当りになることに対する期待感をより一層向上させることができる場合がある。その後は、例えば、図206(A19)〜同図(A23)に示す演出が行われる。なお、このとき、図206(A19)に示すチャンスアップメータCMTに替えて、図217(B3)に示すチャンスアップメータCMTaが表示されていることはいうまでもない。なお、図206(B2)においてチャンスアップ予告が発生した場合において、チャンスアップ予告が行われたことを示す「UP」の表示によって「激アツ!!!」の文字の一部又は全部がオーバーラップされていてもよい。
そして、レバー演出において遊技者により演出レバー136Vが操作されると、図217(B4)に示すように、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gd及び千両箱役物224Hが作動し、導光板ILの発光が行われ、第1装飾図柄表示装置208Lではエフェクト画像が表示される。すなわち、大当りとなることが報知される。このとき、チャンスアップメータCMTaは、非表示となるが、表示してもよい。
その後、導光板ILの発光が終了し、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gd及び千両箱役物224Hがそれぞれ初期位置に戻り、第1装飾図柄表示装置208Lではエフェクト画像がフェイドアウトする。このとき、第1装飾図柄表示装置208Lでは、表示が中断された決闘シーンのアニメーション表示がフェイドインしながら再開する。なお、決闘シーンのアニメーション表示のフェイドインに伴い、チャンスアップメータCMTもフェイドインするが、決闘シーンのアニメーション表示のフェイドインが完了してからチャンスアップメータCMTが再表示されるようにしてもよい。なお、この動作は、例えば、図52(38)〜同図(44)に示して上述した要領で行われる。
図217(B5)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、決闘シーンのアニメーション表示のフェイドインが完了して再開された様子が示されている。具体的には、決闘シーンのアニメーション表示では、敵役の剣豪が悶絶する表情を見せ、今にも敗れるといった様相を呈している。また、チャンスアップメータCMTaでは、マーカーMRKaが最終地点に到達している。また、この演出例では、第3チェックポイントCP3aにおいてレバー画像136Vaが表示されるチャンスアップ予告が発生したので、「UP」の文字がゲージ部分に重ねて表示されている。この演出例では、図217(B5)に示すタイミングで、マーカーMRKaのゲージ部分に表示される全容が初めて視認可能とされる様子が示されている。なお、図217(B5)に示すように、決闘シーンのアニメーション表示が再開されるタイミングでマーカーMRKaのゲージ部分における表示が消去されてもよいし、チャンスアップメータCMTa自体が消去されてもよい。このことは、ハズレの結果が導出される場合も同様である。
その後、図217(B6)では、主人公の殿様が敵役の剣豪に勝利し、中図柄に「装飾7」が表示され、大当りとなることが報知される。その後は、例えば、図197(A13)〜同図(A15)に示す演出が行われる。
図218は、チャンスアップメータを用いた演出の別のパターンについて示す図である。
図218(A1)〜同図(A6)は、図217(B1)〜同図(B6)に示す演出の別の演出パターンを示している。
図218(A1)では、マーカーMRKaが開始地点からの移動を開始している様子が示されている。この演出例では、図217(B1)に示す演出例とは異なり、ゲージ部分におけるマーカーMRKaの進行済み部分が、緑色から白色でなく、虹色に変化している様子が示されている。この虹色の表示は、大当り確定の予告表示となっており、ゲージ部分が虹色に変化することで、大当り確定であることが報知される。この演出例では、ゲージにおけるマーカーMRKaの進行済み部分が、緑色から虹色に変化している例を示したが、他の色に変化してもよく、変化する色によって大当りの信頼度が変化するようにしてもよい。例えば、マーカーMRKaの進行済み部分を、緑色から緑色に変化しないようにして、白色に変化する場合よりも大当り図柄態様が確定表示されやすいようにしてもよいし、緑色から赤色や金色に変化してもよい。また、マーカーMRKaの進行済み部分に模様が出現するようにしてもよい。また、この演出例では、マーカーMRKaの進行済み部分の表示態様で大当り予告を行っているが、例えば、チャンスアップ予告の発生のしやすさや発生回数を示唆するといったように、チャンスアップ予告に関する予告が行われてもよい。その後は、図218(A2)〜同図(A6)に示す演出が行われる。なお、図218(A2)〜同図(A6)に示す演出例は、マーカーMRKaの進行済み部分の色が異なり、また、第2チェックポイントCP2aにおいて「激アツ!!!」の文字が表示されていない点を除いて、図217(B2)〜同図(B6)に示す演出例と同じであるので、説明を省略する。
図218(B1)〜同図(B16)は、図197(A1)〜同図(A15)に示す演出の別の演出例を示しており、チャンスアップメータCMTcにおいて、チャンスアップ予告が発生するタイミングを明示しないが発生する回数を報知している様子を示している。
図218(B1)に示す演出例は、例えば、図197(A2)に続く演出であり、図197(A3)に示す演出に対応している。この演出例では、CUM準備中表示MTYaの表示態様が図197(A3)に示すCUM準備中表示MTYと異なっており、図218(B1)に示すCUM準備中表示MTYaは、図197(A3)に示すCUM準備中表示MTYよりも上方に延出し、ゲージも上方に配置されており、下方に文字情報を表示可能な情報表示領域が形成されている。なお、この情報表示領域において、チャンスアップ予告が発生する回数や大当り予告を行うようにしてもよい。その後は、図197(A3)〜同図(A7)に示す演出と同様の演出が行われる。
図218(B2)は、図197(A8)に対応する演出である。図218(B2)に示す演出は、CUM準備中表示MTYaの表示態様が異なる点を除いて図197(A8)と同様であるので、説明を省略する。
図218(B3)では、CUM準備表示MTYaからチャンスアップメータCMTcに表示が切り替わっている様子が示されている。この演出例では、チャンスアップメータCMTcのゲージ部分にチェックポイントが表示されておらず、チャンスアップ予告が発生するタイミングや発生する可能性のある回数が認識困難となっている。また、チャンスアップメータCMTcもCUM準備中表示MTYaと同様に、上方に延出しており、また、ゲージも上方に配置され、ゲージの下方に情報表示領域が形成されている。
その後、図218(B4)に示すように、チャンスアップメータCMTcの情報表示領域において「あと3か所」の文字が表示され、チャンスアップ予告の発生タイミングは明らかではないが、3回のチャンスアップ予告が行わる可能性があることが報知されている。また、図218(B4)では、カーソルとして機能するサボハニのキャラクタSBHが移動を開始した様子が示されている。このとき、サボハニのキャラクタSBHの近傍には、「START!!」と書かれた吹き出しが表示されることにより、サボハニのキャラクタSBHの移動開始を報知している。この吹き出しは、図218(B5)に示すように、その後、消去される。
その後、図218(B6)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、ボゥイのキャラクタBOYが表示画面の左側から出現し、右側に向かって移動する様子が示されている。すなわち、ボゥイのキャラクタBOYの出現によるチャンスアップ予告が行われている様子が示されている。
すると、図218(B7)では、サボハニのキャラクタSBHの近傍に「チャンスアップ BOY通過!!」の文字が付記された吹き出しが表示され、チャンスアップ予告が行われたことを報知している。すなわち、遊技者には、このタイミングが第1チェックポイントであると理解することができる場合がある。また、チャンスアップメータCMTcの情報表示領域では、「あと2か所」の文字に表示が変更され、チャンスアップ予告があと2回発生する可能性があることが報知されている。なお、ボゥイのキャラクタBOYが出現する前に情報表示領域におけるチャンスアップ予告の発生回数の表示が変更されてもよいし、ボゥイのキャラクタBOYが出現するタイミングで情報表示領域におけるチャンスアップ予告の発生回数の表示が変更されてもよいし、ボゥイのキャラクタBOYが出現した後で情報表示領域におけるチャンスアップ予告の発生回数の表示が変更されてもよい。また、サボハニのキャラクタSBHの吹き出し表示が表示される前に情報表示領域におけるチャンスアップ予告の発生回数の表示が変更されてもよいし、サボハニのキャラクタSBHの吹き出し表示が表示されるタイミングで情報表示領域におけるチャンスアップ予告の発生回数の表示が変更されてもよいし、サボハニのキャラクタSBHの吹き出し表示が表示された後で情報表示領域におけるチャンスアップ予告の発生回数の表示が変更されてもよい。
その後、図218(B8)では、チャンスアップ予告が発生したタイミングに対応する位置に赤色でマーキングされた第1チェックポイントCP1が表示されるとともに、予告が出現したことにより大当りの信頼度がアップしたことを示す「UP」の文字がその上方に表示され、チャンスアップ予告が発生したことの履歴が示される。なお、「UP」の表示は、サボハニのキャラクタSBHにより一部がオーバーラップされており、オーバーラップされていない状態である場合よりも視認困難とされている。また、発生した予告の内容を表示するようにしてもよい。
図218(B9)は、図206(A19)に対応する演出である。なお、この演出例では、特に図示しないが、2つ目のチャンスアップ予告である金カットイン画像CI3が上述した要領で表示されており、金カットイン画像CI3が表示されたタイミングに対応する位置に赤色でマーキングされた第2チェックポイントCP2及び「UP」の文字が表示され、また、チャンスアップメータCMTcの情報表示領域におけるチャンスアップ予告の発生回数の表示も「あと1か所」に変更されている。
その後、図218(B10)では、レバー画像136Vaが表示されるとともに、サボハニのキャラクタSBHの近傍に「チャンスアップ レバー」の文字が付記された吹き出しが表示され、レバー演出によるチャンスアップ予告が開始されたことを報知している。このとき、チャンスアップメータCMTcの情報表示領域では、チャンスアップ予告の発生回数の表示が「あと0か所」に変更され、これ以上のチャンスアップ予告の発生の可能性がないことが報知されている。なお、「あと0か所」と表示された後でチャンスアップ予告が発生する場合があってもよい。また、レバー画像136Vaが表示される前に情報表示領域におけるチャンスアップ予告の発生回数の表示が変更されてもよいし、レバー画像136Vaが表示されるタイミングで情報表示領域におけるチャンスアップ予告の発生回数の表示が変更されてもよいし、レバー画像136Vaが表示された後で情報表示領域におけるチャンスアップ予告の発生回数の表示が変更されてもよい。
その後、図218(B11)では、レバー画像136Vaに加えて残時間表示メータMTが表示され、レバー演出が開始される。このとき、チャンスアップ予告が発生したタイミングに対応する位置に赤色でマーキングされた第3チェックポイントCP3が表示されるとともに、予告が出現したことにより大当りの信頼度がアップしたことを示す「UP」の文字がその上方に表示され、チャンスアップ予告が発生したことの履歴が示される。このとき、チャンスアップメータCMTcの情報表示領域に表示されていた「あと0か所」というチャンスアップ予告の発生回数の表示が消去されている。なお、「あと0か所」の表示を消去させずに表示を継続するようにしてもよい。また、図218(B11)に示すタイミングでは、演出レバー136Vの操作有効期間は未だ開始していない。その後、演出レバー136Vの操作有効期間が開始して遊技者による演出レバー136Vの操作を受付可能な状態となる。
図218(B12)に示す残時間表示メータMTでは、上記操作有効期間が開始されてゲージが減っている様子が示されており、その後、図218(B13)に示すタイミングで、遊技者が、演出レバー136Vを操作すると、図218(B14)に示すように、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gd及び千両箱役物224Hが作動し、導光板ILの発光が行われ、第1装飾図柄表示装置208Lではエフェクト画像が表示される。すなわち、大当りとなることが報知される。このとき、チャンスアップメータCMTcは、非表示となるが、表示してもよい。
その後、導光板ILの発光が終了し、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gd及び千両箱役物224Hがそれぞれ初期位置に戻り、第1装飾図柄表示装置208Lではエフェクト画像がフェイドアウトする。このとき、第1装飾図柄表示装置208Lでは、表示が中断された決闘シーンのアニメーション表示がフェイドインしながら再開する。この動作は、例えば、図52(38)〜同図(44)に示して上述した要領で行われる。
図218(B15)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、決闘シーンのアニメーション表示のフェイドインが完了して再開された様子が示されている。具体的には、決闘シーンのアニメーション表示では、敵役の剣豪が悶絶する表情を見せ、今にも敗れるといった様相を呈している。また、チャンスアップメータCMTcでは、サボハニのキャラクタSBHが最終地点GPに到達し、プラカードは大当りとなることを示す「V」の文字を示している。また、情報表示領域では、「おめでとう!!」と表示されており、大当りが導出されることを祝福している。なお、「おめでとう!!」の表示を行わなくてもよい。また、ハズレの結果が導出される場合には、例えば、「残念」といった文字を表示し、遊技者を慰める表示を行うようにしてもよいし、情報表示領域に何らの表示も行わないようにしてもよい。また、例えば、図212(C1)〜同図(C6)に示されるような復活演出を行う場合には、情報表示領域に「!!!」といった表示を行い、復活演出が行われる可能性があることを示唆するようにしてもよい。
その後、図218(B16)では、主人公の殿様が敵役の剣豪に勝利し、中図柄に「装飾7」が表示され、大当りとなることが報知される。その後は、例えば、図197(A13)〜同図(A15)に示す演出が行われる。
図219は、図218に示すチャンスアップメータを用いた演出の変形例について示す図である。
図219(A1)〜同図(A3)は、図218(B1)〜同図(B2)に示すCUM準備中表示MTYaにおける情報表示領域において、チャンスアップ予告の発生回数を予告する表示を行う演出例を示している。具体的には、図219(A1)に示すCUM準備中表示MTYaでは、ゲージ部分の下方に設けられる情報表示領域に「あと3か所」の文字が表示されており、チャンスアップメータCMTcを用いた演出において、チャンスアップ予告が3回発生する可能性があることが報知されている。なお、情報表示領域において報知している回数とチャンスアップ予告の発生する回数とが必ず一致するようにしてもよいし、一致する場合と一致しない場合とがあってもよい。その後は、図219(A2)〜同図(A3)に示す演出が行われる。なお、図219(A1)〜同図(A3)に示す期間において行われる演出は、チャンスアップメータCMTcの表示態様が異なっている点を除き、図197(A3)〜同図(A8)と同様であるので、説明を省略する。
この演出例によれば、例えば、チャンスアップ予告が発生するタイミングがスーパーリーチ毎に固定されている場合には、発展するスーパーリーチの種類を推測できる場合がある。また、例えば、チャンスアップ予告が発生する回数が大当りの信頼度により異なる数で表示されるように構成されている場合には、スーパーリーチが発生する図柄変動に対する大当りの信頼度を推測することができる場合がある。
図219(B1)に示す演出は、図218(B4)に示す演出に対応している。図219(B1)では、チャンスアップメータCMTcの情報表示領域においてチャンスアップ予告の発生回数の表示が行われるのに加え、チェックポイントCP1〜CP3を表示し、チャンスアップ予告の発生タイミングを報知している。このように、チャンスアップ予告が発生するタイミングの一部又は全部がチャンスアップメータCMTcによって報知されるとともに、チャンスアップ予告の発生する回数が報知されてもよい。図218(B4)に示す表示に替えて、図219(B1)に示すような表示が行われてもよい。
図219(C1)〜同図(C4)は、チャンスアップメータCMTcの情報表示領域において、チャンスアップ予告の発生回数を表示せず、チャンスアップ予告が発生する可能性があることを予告している様子を示している。なお、この場合において、チャンスアップ予告の発生回数を表示するようにしてもよい。
図219(C1)では、カーソルとして機能するサボハニのキャラクタSBHが移動を開始した様子が示されている。このとき、サボハニのキャラクタSBHの近傍には、「START!!」と書かれた吹き出しが表示されることにより、サボハニのキャラクタSBHの移動開始を報知している。この吹き出しは、図219(C2)に示すように、その後、消去される。なお、この演出例では、図218(B4)〜同図(B5)に示す演出とは異なっており、チャンスアップメータCMTcの情報表示領域においてチャンスアップ予告の発生回数の表示が行われていない。
図219(C3)では、チャンスアップメータCMTcの情報表示領域において「そろそろBOYが登場」とともにクエスチョンマークが付された表示が行われており、第1チェックポイントCP1に対応するタイミングでボゥイのキャラクタCOYの出現によるチャンスアップ予告が発生する可能性があることを報知している。すなわち、この演出例では、タイミングが明確ではないが、チャンスアップ予告が発生する可能性があることを報知する様子が示されている。なお、特に発生するチャンスアップ予告の内容を報知せず、チャンスアップ予告が発生する可能性があることのみを報知するようにしてもよい。
その後、図219(C4)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、ボゥイのキャラクタBOYが表示画面の左側から出現し、右側に向かって移動する様子が示されている。すなわち、ボゥイのキャラクタBOYの出現によるチャンスアップ予告が行われている様子が示されている。なお、チャンスアップメータCMTcの情報表示領域において「そろそろBOYが登場」の表示が行われた場合でもボゥイのキャラクタBOYが表示されず、チャンスアップ予告が発生しないガセの予告が行われる場合があってもよい。また、ボゥイのキャラクタBOYが表示されるタイミングでボゥイのキャラクタBOYの出現によるチャンスアップ予告とは別の種類のチャンスアップ予告が発生する可能性があることを報知する場合があってもよく、この場合は、例えば、大当り確定であってもよいし、チャンスアップ予告が発生せずにガセの予告となる場合があってもよい。
図219(C5)では、サボハニのキャラクタSBHの近傍に「チャンスアップ BOY通過!!」の文字が付記された吹き出しが表示され、チャンスアップ予告が行われたことを報知している。このとき、チャンスアップメータCMTcの情報表示領域における「そろそろBOYが登場」の文字は消去されている。なお、情報表示領域における表示は、ボゥイのキャラクタBOYが表示される前に消去されてもよいし、ボゥイのキャラクタBOYが表示されるタイミングで消去されてもよいし、ボゥイのキャラクタBOYが表示された後で消去されてもよい。また、情報表示領域における表示は、サボハニのキャラクタSBHの吹き出しが表示される前に消去されてもよいし、吹き出しが表示されるタイミングで消去されてもよいし、吹き出しが表示された後で消去されてもよい。その後は、例えば、図218(B8)に示すように、第1チェックポイントCP1の表示や「UP」の表示を行い、チャンスアップ予告が発生したことの履歴を表示するようにしてもよい。なお、チャンスアップ予告が発生するタイミングの一部又は全部がチャンスアップメータCMTcによって報知されるとともに、チャンスアップメータCMTcによって報知されたタイミングに対応するチャンスアップ予告が行われる前に、この演出例のようにチャンスアップメータCMTcの情報表示領域において「そろそろBOYが登場」といったチャンスアップ予告が発生することを予告する表示が行われてもよい。つまり、チェックポイントを表示している場合に、ボゥイのキャラクタBOYが表示されるタイミングの前に「そろそろBOYが登場」が表示されてもよい。
図219(D1)〜同図(D5)は、図218(B8)に続く演出の別の演出パターンであり、チャンスアップメータCMTcによる演出においてチャンスアップ予告が発生する回数が増加することを報知する演出が行われている様子を示している。なお、図219(D1)に示す演出は、図218(B8)に示す演出を同じであるので、説明を省略する。
その後、図219(D2)では、最終地点GPに向かって進行するサボハニのキャラクタSBHの前方に煙が発生するエフェクト(煙のエフェクトEF115)が表示されている様子が示されている。
その後、煙のエフェクトEF115が消去されると、図219(D3)に示すように、チビ姫のキャラクタCHMが出現し、図219(D4)に示すように、チビ姫のキャラクタCHMの近傍に「1UP!」の文字が付された吹き出しが表示され、チャンスアップ予告が発生する回数が1回増加する可能性があることが報知されている。なお、チビ姫のキャラクタCHMによるチャンスアップ予告の発生回数を増加する演出が行われている間、サボハニのキャラクタSBHは、停止表示されているが、チビ姫のキャラクタCHMによるチャンスアップ予告の発生回数を増加する演出が行われている間も進行していてもよい。
その後、図219(D5)に示すように、チビ姫のキャラクタCHMが消去されると、チャンスアップメータCMTcの情報表示領域に表示されているチャンスアップ予告の発生回数の表示が「あと2か所」から「あと3か所」に変化し、チャンスアップ予告があと3回発生する可能性があることが報知される。なお、チビ姫のキャラクタCHMの「1UP!」の吹き出しが表示される前にチャンスアップ予告の発生回数の表示が更新されてもよいし、吹き出しが表示されるタイミングでチャンスアップ予告の発生回数の表示が更新されてもよいし、吹き出しが表示された後でチャンスアップ予告の発生回数の表示が更新されてもよい。また、チビ姫のキャラクタCHMが消去される前にチャンスアップ予告の発生回数の表示が更新されてもよいし、チビ姫のキャラクタCHMが消去されるタイミングでチャンスアップ予告の発生回数の表示が更新されてもよいし、チビ姫のキャラクタCHMが消去された後でチャンスアップ予告の発生回数の表示が更新されてもよい。また、サボハニのキャラクタSBHは、チビ姫のキャラクタCHMによるチャンスアップ予告の発生回数を増加する演出が行われている間は停止表示されていたため、実際のスーパーリーチの進捗に対し、サボハニのキャラクタSBHの位置が手前となっており、遅れているので、その後は、サボハニのキャラクタSBHが加速し、急いでいる様子を示す演出や、サボハニのキャラクタSBHをワープさせて実際のスーパーリーチの進捗に対応する位置に表示位置を変更させる等、サボハニのキャラクタSBHの表示位置の帳尻を合わせるようにしてもよいし、サボハニのキャラクタSBHの表示位置の帳尻を合わせないようにしてもよい。
この演出例では、チャンスアップメータCMTc関連の演出のみを行うチビ姫のキャラクタCHMを登場させてチャンスアップ予告の発生回数を増加する演出を行うようにしたが、チャンスアップメータCMTcを構成する他の要素(例えば、サボハニのキャラクタSBH)を用いて、例えば、上述したランクアップ演出と同じ要領でチャンスアップ予告の発生回数を増加する演出を行うようにしてもよい。また、チャンスアップメータCMTcを構成しない他の要素によってチャンスアップ予告の発生回数を増加する演出を行うようにしてもよく、例えば、上述したタイマ予告によりチャンスアップ予告の発生回数を増加するようにしてもよいし、予告アイコンYIによる演出によりチャンスアップ予告の発生回数を増加するようにしてもよいし、ミニゲームの結果によりチャンスアップ予告の発生回数を増加するようにしてもよいし、図214(C1)に示すナビキャラクタYMを用いた演出によりチャンスアップ予告の発生回数を増加するようにしてもよい。また、増加するチャンスアップ予告の発生回数は1回に限らず2回以上であってもよいし、例えば、「0UP!」などと表示され、チャンスアップ予告の発生回数が増加しないガセの演出が行われる場合があってもよい。このことは、チャンスポイントが表示されている場合にも適用可能である。
図220は、図218に示すチャンスアップメータを用いた演出の別の演出パターンについて示す図である。
図220(A1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、中央領域で第1装飾図柄が高速変動を行っている。また、左上では第2装飾図柄が変動表示を行っている。また、図220(A1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lには、演出表示領域208dに、保留枠UIが表示されている。この保留枠UIは、保留アイコン表示領域HIS、変動アイコン表示領域CIS、演出アイコン表示領域DISを有する。変動アイコン表示領域CISは中央に設けられ、変動アイコン表示領域CISには、台座hs0が配置されている。保留アイコン表示領域HISは、変動アイコン表示領域CISの左側に設けられ、左ベースアイコンbIlの上に4つのステージ(第1ステージhs1〜第4ステージhs4)が配置されている。なお、図220(A1)では、保留アイコン表示領域HISの前面側にオーバーラップするように図218(B1)に示すCUM準備中表示MTYaが表示されており、視認困難とされている。演出アイコン表示領域DISは、変動アイコン表示領域CISの右側に設けられ、演出アイコン表示領域DISには、右ベースアイコンbIrが配置されている。さらに、図220(A1)に示すタイミングでは、特図1の保留が1つであり、第2保留数表示では、「1」と「0」が表示されている。また、変動アイコン表示領域CISの台座hs0の上には、変動アイコンh0が表示されている。変動アイコンh0の表示態様は、図154(a)のNo.1に記したデフォルトの表示態様となっている。また、この演出例では、例えば、図155〜図182に示して上述した要領で予告アイコンYIが出現し、表示画面の右上隅部に表示されている。また、この演出例では、CUM準備中表示MTYaの情報表示領域に「メータ×1」の文字が表示されており、チャンスアップメータCMTcを用いた演出が1回行われることを予告している。このように、この演出例において、CUM準備中表示MTYaの情報表示領域においてメータのストック数が表示された表示が、準備中表示として機能しているということができる。
その後、図220(A2)に示すように、箱が閉じた表示態様である態様aの予告アイコンYIが使用され、箱が開いた表示態様である態様dに変化し、箱の中からランクアップを予告する「UP」の予告表示が飛び出すアニメーションが表示される。ここで出現した「UP」の予告表示は、チャンスアップメータCMTcを用いた演出の発展回数の増加を予告する表示である。なお、予告アイコンYIが使用される前、すなわち箱が開く前に、箱が開くことを事前に予告する演出(例えば、箱がカタカタと振動するアニメーション演出等)を行ってもよい。また、このような演出を行った場合、実際に箱は、必ず開いてもよいし、開かない場合があってもよい。
図220(A3)では、使用された予告アイコンYIが消え、「UP」の予告表示が右図柄表示領域208cに表示されている。図220(A4)では、その「UP」の予告表示を用いた昇格アニメが開始される。図220(A4)では、「UP」の予告表示が、右図柄表示領域208cで光の玉EF116に変化した後、CUM準備中表示MTYaの情報表示領域にめがけて飛んでいき、情報表示領域の「メータ×1」における回数を示す「1」の部分にぶつかっている様子が示されている。このとき、CUM準備中表示MTYa全体が視認困難な態様とされてもよい。このとき、「メータ×1」における「1」の部分が視認困難な態様とされている。なお、この演出例において、昇格アニメが行われることなくチャンスアップメータCMTcを用いた演出の発展回数が増加してもよいし、昇格アニメが行われてチャンスアップメータCMTcを用いた演出の発展回数が増加する場合と、昇格アニメが行われることなくチャンスアップメータCMTcを用いた演出の発展回数が増加する場合とがあってもよい。
すると、図220(A5)に示すように、情報表示領域の「メータ×1」の表示が「メータ×2」となり、チャンスアップメータCMTcを用いた演出が1回発展し、2回行われる可能性があることが報知される。その後は、図197(A3)〜同図(A7)に示す演出と同様の演出が行われる。
図220(A6)に示す演出は、図218(B2)に示す演出に対応しており、チャンスアップメータCMTcの情報表示領域における表示が異なる点を除き、演出内容は同じであるので、説明を省略する。
図220(A7)では、CUM準備表示MTYaからチャンスアップメータCMTcに表示が切り替わっている様子が示されている。この演出例では、CUM準備中表示MTYaからチャンスアップメータCMTcに切り替わっても、チャンスアップメータCMTcの情報表示領域においてチャンスアップメータCMTcを用いた演出の発展回数が引き続き表示されている。また、図220(A7)では、CUM準備中表示MTYaからチャンスアップメータCMTcに表示が切り替わるタイミングで、情報表示領域の「メータ×2」の表示が「メータ×1」となり、チャンスアップメータCMTcを用いた1回目の演出が実行開始されたことが示されている。なお、CUM準備中表示MTYaからチャンスアップメータCMTcに表示が切り替わる前に情報表示領域の「メータ×2」の表示が「メータ×1」に切り替わってもよいし、CUM準備中表示MTYaからチャンスアップメータCMTcに表示が切り替わった後で情報表示領域の「メータ×2」の表示が「メータ×1」に切り替わってもよい。また、この演出例では、図197(A9)に示す演出と同様に、第1チェックポイントCP1〜第3チェックポイントCP3が表示されており、チャンスアップ予告の表示回数と表示されるタイミングが示されている。
図220(A8)は、カーソルとして機能するサボハニのキャラクタSBHが移動を開始した様子が示されている。このとき、サボハニのキャラクタSBHの近傍には、「START!!」と書かれた吹き出しが表示されることにより、サボハニのキャラクタSBHの移動開始を報知している。なお、「START!!」の吹き出しが表示されないようにしてもよい。また、「START!!」が表示される場合とされない場合があるようにしてもよい。
その後、図220(A9)では、最終地点GPにおけるプラカードの表示が「クエスチョンマーク」で表示され、最終地点GPにサボハニのキャラクタSBHが到達すると、チャンスアップメータCMTcを用いた演出が発展する可能性があることを示唆している。その後は、例えば、図64(3)〜同図(16)に示す演出と同様の演出が行われる。
その後、図220(A10)では、図64(17)と同様の演出が行われている。なお、チャンスアップメータCMTcにおける最終地点GPにおけるプラカードの表示は、相変わらず「クエスチョンマーク」の表示となっている。
その後、図220(A11)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、レバー画像136Vaではなく、ボタン画像136aと残時間表示メータMTが表示され、チャンスアップの予告としてのレバー演出が開始されなかった様子が示されている。そのため、サボハニのキャラクタSBHの吹き出しは表示されず、また、図220(A10)〜同図(A12)に示すように、サボハニのキャラクタSBHは第3チェックポイントCP3をそのまま通過し、第3チェックポイントCP3におけるマーキングや「UP」の文字の表示も行われない。なお、図220(A11)に示すタイミングでは、演出ボタン136(チャンスボタン136)の操作有効期間は、未だ開始されていない。演出ボタン136(チャンスボタン136)の操作有効期間は、その後開始され、遊技者による演出ボタン136(チャンスボタン136)の操作を受付可能な状態となる。
その後、図220(A12)に示す残時間表示メータMTでは、上記操作有効期間が減っている様子が示されている。一方、チャンスアップメータCMTcでは、サボハニのキャラクタSBHが最終地点GP手前に位置している。
その後、上記操作有効期間内において、図220(A13)に示すタイミングで、遊技者が演出ボタン136(チャンスボタン136)を操作すると、図220(A14)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、殿様のキャラクタと敵役の剣豪が「外したか・・・」というセリフとともに、勝敗が決しない様子の表示が行われる。また、チャンスアップメータCMTcでは、最終地点GPにおけるプラカードに「発展」という文字表示が行われ、リーチ演出が発展することが報知される。これに伴い、チャンスアップメータCMTcによる演出が発展し、2回目の演出が開始されることが示唆される。
その後、図220(A15)に示される殿様のキャラクタによるカットイン画像CI4の表示が行われた後、図220(A16)に示すように、剣豪リーチにおいてパンダのキャラクタが助っ人として登場する旨の演出が開始される。また、チャンスアップメータCMTcでは、サボハニのキャラクタSBHが空飛ぶじゅうたんに乗って、開始地点SPに向かっていく様子が示されている。このとき、チャンスアップメータCMTcによる演出が発展し、2回目の演出が行われたとして、情報表示領域における「メータ×1」の表示が「メータ×0」に変化している。なお、カットイン画像CI4が表示される前に情報表示領域における表示が変化してもよいし、カットイン画像CI4が表示されるタイミングで情報表示領域における表示が変化してもよいし、カットイン画像CI4が表示された後で情報表示領域における表示が変化してもよい。また、パンダのキャラクタが助っ人として登場する旨の演出が開始する前に情報表示領域における表示が変化してもよいし、パンダのキャラクタが助っ人として登場する旨の演出が開始するタイミングで情報表示領域における表示が変化してもよいし、パンダのキャラクタが助っ人として登場する旨の演出が開始された後で情報表示領域における表示が変化してもよい。また、「メータ×0」に表示変化せず、「メータ×1」の表示を消去するようにしてもよい。
その後、図220(A16)〜同図(A18)に示すように、サボハニのキャラクタSBHが開始地点SPに向かう途上で、サボハニのキャラクタSBHによりオーバーラップさせながら、チャンスアップメータCMTcを変更する表示を行う。そのため、サボハニのキャラクタSBHの移動により、例えば、図220(A17)に示すように、変更後のチャンスアップメータCMTの一部が出現して第6チェックポイントCP6が出現し、図220(A18)に示すように、第5チェックポイントCP5が出現する。
図220(A18)では、サボハニのキャラクタSBHが再び開始地点SPに位置している様子が示されている。このとき、チャンスアップメータCMTcでは、第5チェックポイントCP5及び第6チェックポイントCP6が変化前の表示状態(赤色のマーキングが付されておらず、「UP」の文字表示も行われていない状態)となっている。そして、チャンスアップメータCMTcでは、サボハニのキャラクタSBHの移動が開始される。
その後、図220(A19)では、SP剣豪リーチに発展した様子が示されている。SP剣豪リーチは、剣豪リーチが発展して移行するリーチであり、剣豪リーチからSP剣豪リーチに発展しない場合よりも大当りとなりやすいリーチ演出である。SP剣豪リーチでは、図220(A19)に示すように、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙する点では、発展前の剣豪リーチと同じであるが、主人公の殿様の助っ人としてパンダを従えている点と、背景に満月が表れている点で異なっている。さらに、図220(A19)では、サボハニのキャラクタSBHが第5チェックポイントCP5に到達するタイミングで、3匹のコパンダのキャラクタによって構成されるコパンダ応援団KPD48が応援している様子を示すチャンスアップ予告が行われており、SP剣豪リーチの大当りに対する信頼度が飛躍的に高くなっていることを報知している。なお、コパンダ応援団KPD48は、SP剣豪リーチにおいて必ず出現するようにしてもよいし、出現しない場合があってもよい。その後は、例えば、図65(31b)〜同図(34b)に示して上述した要領で演出が行われ、さらにその後は、例えば、演出レバー136Vが操作されると、図64(24)〜同図(28)に示して上述した要領で演出が行われて、大当りとなることが報知される。なお、ハズレとなることが報知されてもよい。
この演出例では、CUM準備中表示MTYaやチャンスアップメータCMTcの構成要素とは別の要素により、チャンスアップメータCMTcを用いた演出の発展回数を増加する演出を行うようにしたが、CUM準備中表示MTYaやチャンスアップメータCMTcの構成要素(例えば、サボハニのキャラクタSBH)を用いて、チャンスアップメータCMTcを用いた演出の発展回数を増加する演出を行うようにしてもよい。また、純粋にチャンスアップメータが表示される回数をストックし、これを表示するようにしてもよい。また、この演出例では、チャンスアップメータCMTcが表示される数がスーパーリーチが発展する回数に対応する例を示したが、チャンスアップメータCMTcが装飾図柄の変動表示中に表示されたり、スーパーリーチに移行したときに表示される等、チャンスアップメータCMTcが表示開始される場面が複数ある場合にも適用することができる。また、チャンスアップメータによる演出の実行が複数ストックされたときに、全て使用される場合と一部しか使用しない場合とがあってもよいし、チャンスアップメータによる演出の実行が複数ストックされた場合に、必ず全部使用されるように構成されてもよい。
図221は、チャンスアップメータ準備中表示を用いた先読み予告の一例を段階的に示した図である。
図221(A1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、中央領域で第1装飾図柄が高速変動を行っている。また、左上では第2装飾図柄が変動表示を行っている。また、図221(A1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lには、演出表示領域208dに、保留枠UIが表示されている。この保留枠UIは、保留アイコン表示領域HIS、変動アイコン表示領域CIS、演出アイコン表示領域DISを有する。変動アイコン表示領域CISは中央に設けられ、変動アイコン表示領域CISには、台座hs0が配置されている。保留アイコン表示領域HISは、変動アイコン表示領域CISの左側に設けられ、左ベースアイコンbIlの上に4つのステージ(第1ステージhs1〜第4ステージhs4)が配置されている。演出アイコン表示領域DISは、変動アイコン表示領域CISの右側に設けられ、演出アイコン表示領域DISには、右ベースアイコンbIrが配置されている。さらに、図221(A1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、特図1の保留アイコンが第1ステージhs1及び第2ステージhs2に表示されている。すなわち、第1保留アイコンh11及び第2保留アイコンh12が表示されている。特図1の保留アイコンh11の表示態様は、図154(a)のNo.1に記したデフォルトの表示態様である。第1装飾図柄表示装置208Lの右上には、特図1及び特図2の第2保留数表示(ここでは「2」と「0」)が表示されている。また、変動アイコン表示領域CISの台座hs0の上には、変動アイコンh0が表示されている。変動アイコンh0の表示態様も、図154(a)のNo.1に記したデフォルトの表示態様である。その後は、図221(A2)〜同図(A5)に示す演出が行われる。なお、図221(A2)〜同図(A5)に示す演出は、特図1の保留数が異なる点を除き、図198(C2)〜同図(C5)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。なお、図198(D4)〜同図(D5)に示すように、図柄の仮停止表示中及び停止表示中もCUM準備中表示MTYが表示されてもよいし、図柄の仮停止表示中及び停止表示中にCUM準備中表示MTYが表示される場合と表示されない場合の両方があってもよい。このことは、図221(A10)〜同図(A11)に示す場合においても同様である。また、このことは、本明細書に記載したいずれの実施形態においても適用可能である。
図221(A6)では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11,h12の移動アニメーションが行われ、第1ステージhs1に配置されていた第1保留アイコンh11(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が変動アイコン表示領域CISの台座hs0上に移動して変動アイコンh0として表示され、第2ステージhs2に配置されていた第2保留アイコンh12が第1ステージhs1に移動して第1保留アイコンh11として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。その後は、図221(A7)〜同図(A8)に示す演出が行われる。なお、図221(A7)〜同図(A8)に示す演出は、特図1の保留数が異なる点を除き、図198(C6)〜同図(C7)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
その後、図221(A9)では、第2チェックポイントCP2に対応する位置に光のエフェクトEF117が表示され、チェックポイント出現アニメが行われている様子が示されている。
すると、図221(A10)に示すように、光のエフェクトEF117が消失し、第2チェックポイントCP2が出現する。このように、この演出例では、CUM準備中表示MTYの表示中にチャンスアップ予告が発生するタイミングを報知するチェックポイントが表示される様子が示されている。なお、この演出例では、チャンスアップメータCMTに表示されるチェックポイントのうちの一部のチェックポイント(第2チェックポイントCP2)のみをCUM準備中表示MTYに表示するようにしたが、チャンスアップメータCMTに表示されるチェックポイントのうちの全部のチェックポイント(第1チェックポイントCP1〜第3チェックポイントCP3)がCUM準備中表示MTYに表示されるようにしてもよい。また、この演出例では、CUM準備中表示MTYの構成要素(ゲージ部分)を用いてチェックポイントが出現する演出を行うようにしたが、CUM準備中表示MTYの構成要素以外の要素(例えば、上述した予告アイテムYI、ミニゲーム、タイマ予告等)を用いた演出によりチェックポイントが出現するようにしてもよい。
その後、左図柄、右図柄、中図柄の順に第1装飾図柄が停止表示し、図221(A11)に示すように、「装飾6−装飾4―装飾1」のハズレの装飾図柄の組み合わせで確定表示される。このとき、変動アイコンは消去される。また、この演出例では、装飾図柄の確定表示中は、CUM準備中表示MTYが非表示とされているが、装飾図柄が確定表示されている間にCUM準備中表示MTYが表示されるようにしてもよい。
その後、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始され、図221(A2)に示す要領で炎のエフェクトEF101が表示された後、図221(A12)に示すように、CUM準備中表示MTYが再び表示される。このとき、前回の図柄変動表示における表示態様、すなわち、第2チェックポイントCP2が表示された態様でCUM準備中表示MTYが表示される。その後は、例えば、図197(A4)〜同図(A7)に示す演出と同様の演出が行われた後、図221(A13)に示す演出が行われる。なお、図221(A13)に示す演出は、CUM準備中表示MTYの表示態様が異なる点を除いて、図197(A8)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図221(A14)では、CUM準備表示MTYからチャンスアップメータCMTに表示が切り替わっている様子が示されている。このとき、CUM準備中表示MTYにおいて非表示とされていた第1チェックポイントCP1と第3チェックポイントCP3が出現する。なお、CUM準備中表示MTYにおいて出現済みのチェックポイント(第2チェックポイントCP2)についてもこのタイミングで新たに出現する演出を行うようにしてもよい。なお、CUM準備中表示MTYからチャンスアップメータCMTに表示が切り替わる前にCUM準備中表示MTYにおいて非表示とされていたチェックポイントが出現するようにしてもよいし、CUM準備中表示MTYからチャンスアップメータCMTに表示が切り替わるタイミングでCUM準備中表示MTYにおいて非表示とされていたチェックポイントが出現するようにしてもよいし、CUM準備中表示MTYからチャンスアップメータCMTに表示が切り替わった後でCUM準備中表示MTYにおいて非表示とされていたチェックポイントが出現するようにしてもよい。その後、図221(A15)〜同図(A16)に示す演出が行われる。なお、図221(A15)〜同図(A16)に示す演出は、図197(A10)〜同図(A11)に示す演出を同じであるので、説明を省略する。
このように、この演出例では、複数回の図柄変動表示に亘ってCUM準備中表示MTYが表示される連続予告が行われ、CUM準備中表示MTYによる連続予告の実行中にCUM準備中表示MTYにおいてチェックポイントを出現する演出を行うようにしたが、CUM準備中表示MTYによる連続予告を行わず、実行中の図柄変動表示においてのみCUM準備中表示MTYが表示される演出が行われるようにしてもよい。この場合において、疑似連演出の実行中に、上述したようにしてCUM準備中表示MTYにチェックポイントが出現する演出が行われるようにしてもよい。また、CUM準備中表示MTYにおけるチェックポイントを出現する演出の他、出現したチェックポイントが消去される演出が行われる場合があってもよい。また、チェックポイントが出現する演出において、出現したチェックポイントに対応するチャンスアップ予告が必ず行われてもよいし、出現したチェックポイントに対応するチャンスアップ予告が行われないガセの演出が行われる場合があってもよい。また、チェックポイントが全部出現してもよい。このことは、図200(F1)に示す演出例や、図201(A1)〜同図(A3)、同図(B1)、同図(C1)、同図(D1)にそれぞれ示す演出例についても適用可能である。
図222は、チャンスアップメータの別の表示パターンについて説明する図である。
図222(A1)〜同図(A15)は、図197(A7)に続く別の演出例であり、チャンスアップメータCMTに、サボハニのキャラクタSBHの他、マーカーMRKbがカーソルとして表示されている様子を示している。
図222(A1)は、例えば、図197(A7)に続く演出であり、スーパーリーチ演出に移行している様子を示している。また、表示画面の左下部分には、CUM準備中表示MTYが表示されている。
その後、図222(A2)では、CUM準備表示MTYからチャンスアップメータCMTに表示が切り替わっている様子が示されている。この演出例では、カーソルとしてのサボハニのキャラクタSBHの他、サボハニのキャラクタSBHの足元に逆三角形からなるマーカーMRKbも表示されている。すなわち、スーパーリーチの進捗を2つのカーソルで表示する様子が示されている。なお、サボハニのキャラクタSBHは、マーカーMRKbに一部がオーバーラップされているが、マーカーMRKbがサボハニのキャラクタSBHにオーバーラップしない位置(例えば、ゲージの下方等)に表示するようにしてもよい。この演出例では、マーカーMRKbは、サボハニのキャラクタSBHと同期して移動している。その後、図222(A2)〜同図(A15)に示す期間では、例えば、図64(2)〜同図(26)に示す演出と同様の演出が行われる。なお、図222(A2)〜同図(A15)に示す期間において行われる演出は、チャンスアップメータCMTにマーカーMRKbが表示されている点を除いて、図64(2)〜同図(26)と同じであるので、説明を省略する。
なお、この演出例では、マーカーMRKbとサボハニのキャラクタSBHとが同期して移動しているが、例えば、ボタン演出やレバー演出の実行中にサボハニのキャラクタSBHがチェックポイントで待機するアニメーション(例えば、足踏みしているとかで進行しない状態を示すアニメーション等)が行われている間、マーカーMRKbは進行するようにし、マーカーMRKbとサボハニのキャラクタSBHとが同期して移動しない期間があってもよい。あるいは、マーカーMRKbとサボハニのキャラクタSBHのいずれか一方がスーパーリーチ演出の進捗に対応した位置に表示され、他方がスーパーリーチ演出の進捗に対応しない位置に表示される場合があってもよい。また、マーカーMRKbは、スーパーリーチ演出の進捗に対応した位置に表示され、サボハニのキャラクタSBHがチェックポイントにワープし、ワープしたチェックポイントに対応するチャンスアップ予告の発生を予告するようにしてもよい。また、或るチェックポイントでチャンスアップ予告が発生しなかった場合に、その後、サボハニのキャラクタSBHが当該発生しなかったチャンスアップ予告に対応する位置のチェックポイントにワープし、当該チェックポイントに対応するチャンスアップ予告が発生したことにして、大当りの信頼度がアップしたことを示唆するようにしてもよい。また、この演出例では、大当りとなる場合の例について説明したが、ハズレとなる場合も同様にしてマーカーMRKbの表示を行うこともできる。この場合、例えば、マーカーMRKb及び/又はサボハニのキャラクタSBH最終地点GPに到達しないで復活演出が開始する場合があってもよい。なお、この演出例では、CUM準備中表示MTYとしてサボハニのキャラクタSBHが表示されており、マーカーMRKが表示されていないが、CUM準備中表示MTYの表示中にマーカーMRKが表示されてサボハニのキャラクタSBHが表示されなくてもよく、CUM準備中表示MTYの表示中にサボハニのキャラクタSBH及びマーカMRKが表示されてもよい。さらに、(1)CUM準備中表示MTYにサボハニのキャラクタSBHのみが表示されるパターン、(2)CUM準備中表示MTYにマーカーMRKのみが表示されるパターン、(3)CUM準備中表示MTYにサボハニのキャラクタSBHとマーカーMRKの両方が表示されるパターンがある場合において、(1)の場合があってもよいし、(2)の場合があってもよいし、(3)の場合があってもよい。また、(1)の場合があってもよいし、(3)の場合があってもよい。また、(1)の場合があってよいし、(2)の場合があってもよい。
図222(B1)〜同図(B11)は、図202(A7)に続く別の演出パターンを示している。
図222(B1)〜(B2)は、例えば、図197(A7)に続く演出であり、スーパーリーチ演出に移行している様子を示している。また、表示画面の左下部分には、CUM準備中表示MTYが表示されている。
その後、図222(B3)では、CUM準備表示MTYからチャンスアップメータCMTに表示が切り替わっている様子が示されている。この演出例では、チャンスアップメータCMTにおけるゲージの構成が、図197(A9)に示すものと異なっている。具体的には、図222(B3)に示すチャンスアップメータCMTには、チェックポイントが1つ(第2チェックポイントCP2)のみ表示されており、最終地点GPaの表示態様も異なっている。すなわち、この演出例では、最終地点GPaが図柄変動表示の結果が導出されるタイミングに対応しておらず、スーパーリーチ演出の途中でチャンスアップメータCMTによる演出が開始し、終了する例を示している。換言すれば、この演出例では、スーパーリーチ演出中のある期間だけチャンスアップ予告が行われるタイミングを報知するチャンスアップメータCMTによる演出が行われる例が示されているということができる。
図222(B4)は、カーソルとして機能するサボハニのキャラクタSBHが移動を開始した様子が示されている。このとき、サボハニのキャラクタSBHの近傍には、「START!!」と書かれた吹き出しが表示されることにより、サボハニのキャラクタSBHの移動開始を報知している。このとき、ボタン画像136aと残時間表示メータMTが表示され、ボタン演出による予告が開始されたことを報知している。すなわち、この演出例では、ボタン演出の開始から終了までの期間においてチャンスアップメータCMTによる演出が行われている様子が示されている。なお、この演出例では、開始地点SPから第2チェックポイントCP2までの期間が演出ボタン136(チャンスボタン136)の操作を受け付ける操作有効期間に対応している。また、図222(B4)に示すタイミングでは、未だ操作有効期間は開始されておらず、操作有効期間は、その後開始される。
その後、図222(B5)に示す残時間表示メータMTでは、上記操作有効期間が減っている様子が示されている。一方、チャンスアップメータCMTでは、サボハニのキャラクタSBHが操作有効期間が開始されてからの時間に対応する位置まで移動している様子が示されている。
その後、図222(B6)に示すタイミングで、遊技者により演出ボタン136(チャンスボタン136)が押下されると、図222(B7)に示すように、図64(13)に示して上述した金カットイン画像CI3が表示される。このとき、サボハニのキャラクタSBHは、表示位置に拘らず、第2チェックポイントCP2まで加速移動する。なお、第2チェックポイントCP2までワープしてもよい。なお、操作有効期間が経過した場合にも金カットイン画像CI3が表示されるが、表示されないようにしてもよい。また、この演出例では、操作有効期間に演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作された場合に金カットイン画像CI3が表示されるようにしたが、例えば、サボハニのキャラクタSBHがゲージ上を進行し、チェックポイント(例えば、第2チェックポイントCP2)に到達するタイミングで演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作された場合に、金カットイン画像CI3が表示され、チェックポイントに到達するタイミングから外れたタイミングで演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作された場合には、金カットイン画像CI3が表示されないようにしてもよいし、金カットイン画像CI3に替えて、弱カットイン画像CI3bが表示されるようにしてもよい。
その後、図222(B8)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニのキャラクタSBHの近傍に「チャンスアップ 金カットイン」の文字が付記された吹き出しが表示され、金色の枠で囲まれたカットイン画像の表示による予告が行われたことを報知している。なお、サボハニのキャラクタSBHは、殿様のキャラクタ画像CI3が表示されている間も、第2チェックポイントCP2で停止するが、停止しないようにしてもよい。また、この演出例において、サボハニのキャラクタSBHが第2チェックポイントCP2に到達するタイミングとボタン演出が開始されるタイミングとが同じであってもよいし、サボハニのキャラクタSBHが第2チェックポイントCP2に到達した後でボタン演出が開始されてもよいし、ボタン演出が開始されてからサボハニのキャラクタSBHが第2チェックポイントCP2に到達してもよい。また、この演出例では、第2チェックポイントCP2によりチャンスアップ予告が発生するポイントを示しているが、最終地点GPaがチャンスアップ予告の発生するポイントして示すようにしてもよい。その場合、最終地点GPaに到達しない場合があってもよく、最終地点GPaにサボハニのキャラクタSBHが到達することでチャンスアップ予告が発生し、最終地点GPaにサボハニのキャラクタSBHが到達しない場合には、チャンスアップ予告が発生しないようにしてもよい。また、最終地点GPaに必ず到達するようにしてもよく、この場合は、サボハニのキャラクタSBHが最終地点GPaに到達すると必ずチャンスアップ予告が発生してもよいし、最終地点GPaに到達してもチャンスアップ予告が発生しない場合があってもよい。
その後、図222(B9)に示すように、チャンスアップメータCMTにおける第2チェックポイントCP2が赤色でマーキングされるとともに、予告が出現したことにより大当りの信頼度がアップしたことを示す「UP」の文字がその上方に表示され、予告が発生したことの履歴が示される。なお、「UP」の表示は、サボハニのキャラクタSBHによりオーバーラップされており、オーバーラップされていない状態である場合よりも視認困難とされている。
その後、サボハニのキャラクタSBHが移動を開始し、図222(B10)では、最終地点GPaに到達した様子が示されている。すると、図222(B11)に示すように、チャンスアップメータCMTが消去され、スーパーリーチ演出は引き続き行われる。
なお、この演出例では、スーパーリーチにおける一部の期間においてチャンスアップメータCMTによる演出を行うようにしたが、スーパーリーチ以外の期間(例えば、ノーマルリーチにおける一部の期間や、リーチ状態となっていない図柄変動表示における一部の期間において行うようにしてもよい。
図223は、別のスーパーリーチにおいて実行されるチャンスアップメータの演出例について説明する図である。
図223(A1)〜同図(A16)は、例えば、図51(24)に続く別の演出例であり、上述したスーパーリーチの一例としての剣豪リーチとは別の姫リーチの演出が行われている様子を示している。
図223(A1)は、例えば、図51(24)に続く演出であり、スーパーリーチに移行する様子が示されている。
図223(A2)では、スーパーリーチの一例である姫リーチの演出が開始された様子が示されている。具体的には、第1装飾図柄表示装置208Lでは、姫のキャラクタが歌う曲である「そこにあるかも知れない・・・」のタイトル表示が行われ、第1装飾図柄が表示画面の右下隅部に移動している様子が示されている。
その後、図223(A3)では、姫のキャラクタが登場し、踊っている様子が示されるとともに、姫のキャラクタの前面側にオーバーラップするように、表示画面の中央やや下方に帯状の歌詞表示領域LYCが左右に延在して配置されている。そして、歌詞表示領域LYCには、姫のキャラクタが歌う曲の歌詞が横書きで表示されるとともに、歌詞の下方には三角形状のマーカーMRKcが表示されており、曲の進行に合わせてマーカーMRKcが右方向へ移動するように構成されており、歌い出しのタイミング等を報知している。図223(A3)に示す歌詞表示領域LYCでは、「だけど 本当の優しさが」が表示されており、そのうちの「優」の文字が他の文字と比べて太字でかつ大きいサイズで表示されている。すなわち、この演出例では、姫のキャラクタが「優」の部分を歌うタイミングで、チャンスアップ予告が発生する可能性があることを示唆している。換言すれば、「優」の文字が上述したチャンスアップメータCMTにおけるチェックポイントの機能を有しているということができる。なお、この演出例では、歌詞によりチャンスアップ予告の発生タイミングを示唆しているが、例えば、会話予告におけるセリフにおいて特定の文字の表示態様を他の文字と異ならせてセリフに合わせた音声を出力し、セリフにおける特定の文字に対応する音声が出力されるタイミングでチャンスアップ予告が発生する可能性があることを示唆するようにしてもよい。
図223(A4)は、姫のキャラクタの歌に合わせてマーカーMRKcが移動している様子が示されている。その後、図223(A5)では、姫のキャラクタが「優」の部分を歌うタイミングで歌詞表示領域LYCの上下の枠がデフォルトの表示態様である白色から赤色に変化し、チャンスアップ予告が行われている様子が示されている。
すると、図223(A6)では、「優」の文字の近傍に「チャンスアップ 歌詞枠が赤」の文字が付記された吹き出しが表示され、チャンスアップ予告が行われたことを報知している。なお、歌詞表示領域LYCの表示態様が変化するタイミングで吹き出しが表示されてもよいし、歌詞表示領域LYCの表示態様が変化した後で吹き出しが表示されてもよいし、歌詞表示領域LYCの表示態様が変化する前に吹き出しが表示されてもよい。なお、歌詞枠が白色>赤色>金色>虹色の順にランクアップしてもよく、また、白色から金色といったように1又は2以上ランクを飛ばしてランクアップしてもよい。この場合、虹色>金色>赤色>白色の順で大当りの期待度が高くなっており、虹色の場合は大当り確定であってもよい。また、「優」などのタイミングを報知している文字によって、変化する態様を報知(例えば、「優」を赤色にする等)してもよい。また、この演出例では、チャンスアップ予告が発生するポイントが1つであるものについて説明したが、チャンスアップ予告が発生するポイントとが複数個あってもよい。また、歌詞枠の色によって同じリーチでもチャンスアップ予告が発生するポイントが変化してもよい。また、歌詞枠の色によらず、チャンスアップ予告が発生するポイントが同じであってもよい。
その後、図223(A7)では、引き続き、姫のキャラクタの歌に合わせてマーカーMRKcが移動しており、「だけど 本当の優しさが」のフレーズを歌い終えたタイミングを示している。なお、この演出例において、チャンスアップ予告が発生したことの履歴を、チャンスアップ予告が発生したときに表示されているフレーズの表示中にのみ表示するようにしたが、チャンスアップ予告が発生したときに表示されているフレーズから他のフレーズに切り替わった後も引き続きチャンスアップ予告が発生したことの履歴を表示するようにしてもよく、例えば、チャンスアップ予告が発生したフレーズを歌詞表示領域LYCとは別の表示領域に表示し、発生したチャンスアップ予告の種類を示唆するようにしてもよいし、チャンスアップ予告が発生した回数を表示するようにしてもよいし、発生したチャンスアップ予告の種類を明示的にあるいは暗示的に表示するようにしてもよい。
続いて、図223(A8)では、歌詞表示領域LYCにおける歌詞の表示が切り替わり、「そこにあるかも」のフレーズが表示されており、これらの文字はいずれも同一の表示態様とされている。
図223(A9)では、マーカーMRKcが姫のキャラクタの歌に合わせて移動しており、「そこにあるかも」のフレーズを歌い終えたタイミングを示している。
すると、図223(A10)では、ボタン画像136aと残時間表示メータMTが表示され、ボタン演出による最終ジャッジ演出が開始された様子が示されている。また、ボタン演出が開始されると、歌詞表示領域LYCはいったん消去される。なお、図223(A10)に示すタイミングでは、未だ操作有効期間は開始されておらず、操作有効期間は、その後開始される。なお、歌詞表示領域LYCがそのまま表示されてもよい。
その後、図223(A11)に示す残時間表示メータMTでは、上記操作有効期間が減っている様子が示されている。
その後、図223(A12)に示すタイミングで、遊技者により演出ボタン136(チャンスボタン136)が押下されると、図223(A13)では、歌詞表示領域LYCが再び表示されるとともに、この歌詞表示領域LYCには、「知れない」のフレーズが表示され、最終ジャッジ演出に成功した様子が示されている。その後、姫のキャラクタの歌に合わせてマーカーMRKcが移動し、図223(A14)に示すタイミングで「知れない」のフレーズが歌い終わると、マーカーMRKcも「知れない」のフレーズの右側に位置するようになる。なお、ハズレとなる場合は、演出ボタン136(チャンスボタン136)が押下されると、例えば、画面が暗転し、曲を最後まで歌うことができず、最終ジャッジ演出に失敗した演出表示が行われることとなる。
図223(A15)では、歌詞表示領域LYCが消去され、曲を歌い切った様子が示されている。その後、図223(A16)に示すように、中図柄に「装飾7」が表示され、大当りとなることが報知される。
図223(B1)〜同図(B11)は、例えば、図197(A8)に続く別の演出例を示しており、チャンスアップメータCMTによる演出の実行中にチャンスアップ予告が発生することを事前に報知する様子を示している。
図223(B1)は、例えば、図197(A8)に続く演出であり、CUM準備表示MTYからチャンスアップメータCMTに表示が切り替わっている様子が示されている。図223(B1)に示すチャンスアップメータCMTでは、第1チェックポイントCP1、第2チェックポイントCP2及び第3チェックポイントCP3が配置されている。これら第1チェックポイントCP1〜第3チェックポイントCP3は、チャンスアップ予告が発生する場合があることを示すものであり、遊技者に期待感を持たせるようにしている。すなわち、サボハニのキャラクタSBHが移動する道中で第1チェックポイントCP1〜第3チェックポイントCP3にそれぞれ到達すると、特定の予告が発生する場合がある。また、最終地点GPでは、プラカードが回転表示しており、サボハニのキャラクタSBHが最終地点GPに到達することにより、大当り及びハズレのいずれかの結果が導出されることを示唆している。また、この演出例では、ゲージ部分における第2チェックポイントCP2の上方に宝箱TRGが表示されている。この宝箱TRGは、サボハニのキャラクタSBHが近接すると開放し、チャンスアップ予告の発生を予告する可能性があることを示している。なお、図223(B1)〜同図(B2)における期間では、例えば、図64(2)〜同図(7)に示す演出と同様の演出が行われる。
図223(B3)では、サボハニのキャラクタSBHが移動を開始した後、宝箱TRGに近づいた様子が示されている。すると、図223(B4)に示すように、宝箱TRGが開放し、宝箱TRGの中から「UP」の文字が出現する。これにより、第2チェックポイントCP2において、金カットイン画像CI3の表示によるチャンスアップ予告が発生することが予告される。なお、この演出例では、サボハニのキャラクタSBHが第2チェックポイントCP2に到達する前に宝箱を開放してチャンスアップ予告の発生を予告するようにしたが、第2チェックポイントCP2に到達した場合に宝箱TRGが開放するように構成されてもよい。すなわち、宝箱TRGが第2チェックポイントCP2に出現すること自体により、チャンスアップ予告が発生しやすいことを報知してもよい。
その後、図223(B5)では、宝箱TRGが「UP」の文字とともに消去され、サボハニのキャラクタSBHが引き続き第2チェックポイントCP2に向かっている様子が示されている。その後、図223(B6)〜同図(B11)に示す演出が行われる。なお、図223(B6)〜同図(B11)の期間において行われる演出は、図64(9)〜同図(16)に示す演出と同様であるので、説明を省略する。
この演出例では、宝箱TRGが開放して「UP」の文字が出現することにより対応するチェックポイントにサボハニのキャラクタSBHが到達するタイミングでチャンスアップ予告が発生することを事前に予告するようにしたが、例えば、チャンスアップ予告の発生とともに、より信頼度の高い態様となることを予告するようにしてもよい。また、宝箱TRGが配置されたチェックポイントにサボハニのキャラクタSBHが到達するタイミングで発生する可能性があるチャンスアップ予告の内容を示唆するアイコンが宝箱TRGから出現するようにしてもよく、例えば、第1チェックポイントCP1に宝箱TRGが配置されており、その宝箱TRGが開放されると、ボゥイのキャラクタBOYの顔のアイコンが出現して、ボゥイのキャラクタBOYが出現するチャンスアップ予告が行われることを予告するようにしてもよい。
図224は、チャンスアップメータによる演出の変形例について説明する図である。
図224(A1)〜同図(A6)は、一のチェックポイントにおいて複数のチャンスアップ予告が発生する様子を示している。
図224(A1)は、例えば、図64(1)に続く演出である。なお、図224(A1)〜同図(A2)に示す演出は、図64(2)〜同図(3)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図224(A3)では、サボハニのキャラクタSBHが第1チェックポイントCP1に到達するタイミングで、ボゥイのキャラクタBOYが表示画面の左側から出現し、右側に向かって移動する様子が示されている。すなわち、ボゥイのキャラクタBOYの出現によるチャンスアップ予告が行われている様子が示されている。また、この演出例では、さらに、表示画面の右端からコパンダのキャラクタKPDが出現し、コパンダのキャラクタKPDの出現によるチャンスアップ予告も行われている。ここで、コパンダのキャラクタKPDは、スーパーリーチ演出における剣豪のキャラクタにオーバーラップしている。なお、コパンダのキャラクタKPDが剣豪のキャラクタにオーバーラップされてもよい。ここで、ボゥイのキャラクタBOYが出現した後でコパンダのキャラクタKPDが出現してもよいし、コパンダのキャラクタKPDが出現した後でボゥイのキャラクタBOYが出現してもよいし、ボゥイのキャラクタBOYとコパンダのキャラクタKPDとが同時に出現してもよい。
すると、図224(A4)では、サボハニのキャラクタSBHの近傍に「チャンスアップ BOY通過!!」の文字が付記された吹き出しが表示され、さらにその上方に「チャンスアップ コパンダ登場!!」の文字が付記された吹き出しも表示されており、第1チェックポイントCP1において2つのチャンスアップ予告が発生したことが報知されている。なお、「チャンスアップ BOY通過!!」の吹き出しと「チャンスアップ コパンダ登場!!」の吹き出しとが同時に表示されてもよいし、「チャンスアップ BOY通過!!」の吹き出しが表示された後で「チャンスアップ コパンダ登場!!」の吹き出しが表示されてもよいし、「チャンスアップ コパンダ登場!!」の吹き出しが表示された後で「チャンスアップ BOY通過!!」の吹き出しが表示されてもよい。サボハニのキャラクタSBHの吹き出しは、ボゥイのキャラクタBOYとコパンダのキャラクタKPDが出現した後に表示されてもよいし、ボゥイのキャラクタBOYとコパンダのキャラクタKPDの出現中(例えば、出現アニメの表示中)に表示されてもよいし、ボゥイのキャラクタBOYとコパンダのキャラクタKPDの出現前に表示されてもよい。また、サボハニのキャラクタSBHは、ボゥイのキャラクタBOYとコパンダのキャラクタKPDの表示による予告が行われている間は、第1チェックポイントCP1で停止するが、停止しないようにしてもよい。また、例えば、「チャンスアップ BOY通過!andコパンダ登場!!」というように一の吹き出しによってチャンスアップ予告が複数発生したことを報知してもよい。
図224(A5)は、ボゥイのキャラクタBOYとコパンダのキャラクタKPDがフレームアウトのアニメにより消去され、サボハニのキャラクタSBHの吹き出しも消去されている様子が示されている。なお、ボゥイのキャラクタBOYとコパンダのキャラクタKPDが消去された後で吹き出しが消去されてもよいし、吹き出しが消去された後でボゥイのキャラクタBOYとコパンダのキャラクタKPDが消去されてもよいし、ボゥイのキャラクタBOYとコパンダのキャラクタKPDが消去している間(フレームアウトのアニメの表示中)に吹き出しが消去されてもよい。また、サボハニのキャラクタは、チャンスアップメータCMTのゲージ上の移動を開始している。その後は、図224(A6)に示す演出が行われる。なお、図224(A6)に示す演出は、図64(8)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。その後、例えば、図64(9)以降に示す演出が行われる。なお、この演出例では、複数のチャンスアップ予告が発生してもチャンスアップ予告が発生したことを示す「UP」の文字が1つしか表示されないが、発生したチャンスアップ予告の数に対応した数の「UP」(この演出例では、2つの「UP」の表示)が表示されてもよい。
図224(B1)〜同図(B7)は、スーパーリーチ中のチャンスアップメータによる演出においてチャンスアップ予告が発生しなかったチェックポイントがあった場合に、その後、当該チェックポイントでチャンスアップ予告が行われたことにする演出例を示している。なお、図224(B1)〜同図(B2)の期間では、例えば、図205(A6)〜同図(A17)に示す演出と同様の演出が行われている。
その後、図224(B3)に示すタイミングでサボハニのキャラクタSBHの動作が停止すると、図224(B4)に示すように、一時停止のアイコンPSEがチャンスアップメータCMTの一部を前面側で重なるように表示される。すなわち、この演出例では、一時停止のアイコンPSEがチャンスアップメータCMTに重なることで、チャンスアップメータCMTによる演出が一時停止した様子が示されている。なお、チャンスアップメータCMTの構成要素の一部又は全部によって一時停止であることを表示するようにしてもよい。
すると、図224(B5)に示すように、スーパーリーチの演出が中断されて姫のキャラクタが「リーチを書き換えるよ」と喋っている様子を示すカットインが表示される。このカットインの表示は、例えば、当該図柄変動表示において行われたリーチ演出について、他の内容の演出が行われたものとすることにより、大当りの信頼度を向上させる予告である。なお、このカットインの表示は、チャンスアップメータCMTには直接的に関連しない予告であるが、チャンスアップメータCMTに直接的に関係するチャンスアップの予告であってもよい。また、この演出例では、姫のカットインの表示が表示されている期間においても、一時停止のアイコンPSEとともにチャンスアップメータCMTを表示しているが、一時停止のアイコンPSE及びチャンスアップメータCMTを非表示としてもよい。また、一時停止のアイコンPSEを表示してチャンスアップメータCMTによる演出が一時停止される前に姫のカットインの表示するようにしてもよく、この場合、例えば、姫のカットインが表示されている期間において、チャンスアップメータCMTを非表示にし、姫のカットインの表示が終了してスーパーリーチの演出が再開されるときにチャンスアップメータCMTに一時停止のアイコンPSEを表示してチャンスアップメータCMTによる演出が一時停止する演出を行うようにしてもよい。また、一時停止のアイコンPSEが表示されている期間では、スーパーリーチの演出は一時停止される一方、チャンスアップメータCMTでは演出は停止されず、サボハニのキャラクタSBHが進行するようにしてもよいし、スーパーリーチの演出は一時停止されず、チャンスアップメータCMTにおける演出が一時停止するようにしてもよい。また、姫のキャラクタによるカットインの表示が行われる場合に、一時停止のアイコンPSEが表示されて演出が一時停止する場合と一時停止を行わない場合とがあってもよく、例えば、一時停止した場合は一時停止しなかった場合よりも大当り図柄態様が確定停止しやすいようにしてもよい。また、スーパーリーチ演出の進捗がチャンスアップメータCMTにおいて示すサボハニのキャラクタSBHの位置よりも進行しており、一時停止のアイコンPSEを表示してスーパーリーチ演出を一時停止させることにより、スーパーリーチ演出の進捗とサボハニのキャラクタSBHの位置との帳尻を合わせるような演出が行われてもよい。
図224(B6)では、姫のキャラクタによるカットインの表示が終了し、中断されていたスーパーリーチの演出が再開している様子が示されている。ただし、一時停止のアイコンPSEは表示されており、チャンスアップメータCMTによる演出は一時停止したままとなっている。
その後、図224(B7)に示すように、一時停止のアイコンPSEが消去され、チャンスアップメータCMTによる演出が再開する。このとき、リーチ演出が書き換えられており、チャンスアップ予告が発生しなかった旨の表示が行われていた第2チェックポイントCP2の表示が赤色でマーキングされた態様で表示されるとともに、チャンスアップ予告が発生したことを示す「UP」の文字も表示されている。すなわち、実際には、第2チェックポイントCP2に対応するチャンスアップ予告は行われていなかったが、行われたものとして表され、大当りの信頼度が向上している様子が示されている。なお、この演出例では、一時停止のアイコンPSEがチャンスアップメータCMTにオーバーラップしている様子が示されているが、例えば、チャンスアップメータに上述した情報表示領域が設けられた場合にあっては、当該情報表示領域に「一時停止」の文字が表示されてもよいし、チャンスアップメータCMTに「一時停止」の文字のみが表示され、バーの表示やサボハニのキャラクタSBH等のチャンスアップメータCMTを構成する画像が非表示とされてもよい。
図224(C1)〜同図(C6)は、チャンスアップメータの別表示態様について示している。
図224(C1)は、例えば、図64(1)に続く別の演出パターンを示している。具体的には、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に移行すると、第1装飾図柄表示装置208Lの表示画面の下端に帯状に形成されたチャンスアップメータCMTxが左右に延在して表示される。このチャンスアップメータCMTxは、スーパーリーチの演出の進捗に応じて、開始地点SPxから最終地点GPxにかけて青色で表示されたゲージが左から右に向かって減少する態様で表示が変化する。なお、開始地点SPxの左側の領域では、「始」の文字が表示され、最終地点GPxの右側の領域では、「終」の文字が表示されており、チャンスアップメータCMTxの開始地点SPxと最終地点GPxが明示されている。また、チャンスアップメータCMTxの所定位置には、チェックポイントCPxが配置されており、後述するマーカーMRKxがチェックポイントCPxに到達するタイミングでチャンスアップ予告が行われる可能性があることを示している。なお、チェックポイントCPxは、白丸の中にクエスチョンマークが付された表示態様とされ、何らかのチャンスアップ予告が行われる可能性があることを示唆しており、遊技者に期待感を持たせることができる場合がある。なお、白丸の中にクエスチョンマークが付されていなくてもよいし、クエスチョンマークが付される場合と付されない場合とがあってもよい。また、白丸の中に、クエスチョンマークとは異なるマークや文字や記号が付されていてもよい。
図224(C2)は、チャンスアップメータCMTxによる演出が開始され、スーパーリーチの演出の進捗に応じてマーカーMRKxが開始地点SPxから最終地点GPxに向かって移動し、これに対応してゲージが減少している様子を示している。
その後、図224(C3)に示すタイミングでマーカーMRKxがチェックポイントCPxに到達すると、図224(C4)に示すように、楕円形の枠の中に「激熱」と付された吹き出しが殿様の顔の表示YSMNとともに表示され、大当りの信頼度の高いチャンスアップ予告(激熱予告)が行われる。なお、マーカーMRKxがチェックポイントCPxに到達してもチャンスアップ予告が行われない場合があってもよいし、他の種類のチャンスアップ予告が行われてもよい。また、チャンスアップ予告が行われている間は、マーカーMRKxがチェックポイントCPxの位置で待機するようにしてもよいし、待機せずに最終地点GPxに向かって進行していてもよい。
図224(C5)は、殿様の顔の表示YSMNが消去されてチャンスアップ予告が終了し、チャンスアップメータCMTxがスーパーリーチ演出の進捗に応じて進んでいる様子が示されている。
その後、図224(C6)に示すように、マーカーMRKxが最終地点GPxに到達すると、主人公の殿様が敵役の剣豪に勝利し、中図柄に「装飾7」が表示され、大当りとなることが報知される。なお、マーカーMRKxが最終地点GPxに到達すると、主人公の殿様が敵役の剣豪に敗北する表示がおこなわれる場合があってもよい。
図224(D1)〜同図(D6)は、図224(C1)〜同図(C6)に示す演出の別の演出パターンを示している。この演出例では、図224(D1)に示すように、チェックポイントCPxにおける表示が、白丸の中に「熱」の文字が付された表示態様とされ、マーカーMRKxがチェックポイントCPxに到達するタイミングで、図224(D4)に示す激熱予告が行われることを予告している。なお、他の種類のチャンスアップ予告の発生を予告するようにしてもよい。また、白丸の中に「熱」の文字が付された表示態様である場合は、チャンスアップ予告が必ず発生してもよいし、発生しない場合があってもよい。また、図224(D1´)に示すように、チェックポイントCPxの近傍に「このタイミングで「激熱」予告が発生」の文字が表示された吹き出しを表示してもよい。なお、図224(D1)〜同図(D6)に示す演出は、チェックポイントCPxの表示態様が異なる点を除き、図224(C1)〜同図(C6)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。なお、マーカーMRKxがチェックポイントCPxに到達する前に、「クエスチョンマーク」から「熱」の文字に変化する場合があってもよい。
図225は、チャンスアップメータによる演出の別の演出パターンについて説明する図である。
図225(A1)〜同図(A4)は、チャンスアップメータCMTによる演出において、チャンスアップメータCMTの構成要素を用いてチャンスアップ予告とは別の予告を行う様子を示している。
図225(A1)は、例えば、図64(2)に続く演出である。なお、図225(A1)〜同図(A2)に示す演出は、図64(3)〜同図(4)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図225(A3)では、第1チェックポイントCP1においてボゥイのキャラクタBOYが出現したので、サボハニのキャラクタSBHの近傍に「チャンスアップ BOY通過」の文字が付記された吹き出しが表示され、チャンスアップ予告が行われたことを報知している。このとき、吹き出しの背景色が赤色となっており、これにより、吹き出しの背景色がデフォルト色(白色)の場合よりも実行中の図柄変動表示において大当り図柄態様が確定表示されやすいことを示唆している。すなわち、吹き出しの背景色が赤色となることにより、予告が行われている様子が示されている。その後、図225(A4)に示す演出が行われる。なお、ハズレ図柄表示態様が確定表示される場合よりも大当り図柄表示態様が確定表示される場合の方が、吹き出しの背景色がデフォルト色(白色)よりも赤色で表示されやすいように構成されてもよい。
その後、チャンスアップ予告が終了すると、図225(A4)に示すように、第1チェックポイントCP1が赤色でマーキングされるとともに、チャンスアップ予告が発生したことにより大当りの信頼度がアップしたことを示す「UP」の文字が表示され、サボハニのキャラクタSBHが移動を開始する。
図225(B1)〜同図(B18)は、スーパーリーチ以外の図柄変動中にチャンスアップメータCMTによる演出が行われる演出例を示している。図225(B1)は、例えば、図197(A2)に続く演出例であり、図225(B1)に示す演出は、図197(3)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図225(B2)では、CUM準備中表示MTYからチャンスアップメータCMTに表示が切り替わっている様子が示されている。この演出例におけるチャンスアップメータCMTは、例えば、装飾図柄の変動表示の進行状況を示しており、開始地点SPから最終地点GPまでの間をサボハニのキャラクタSBHが移動し、その位置によって現在の装飾図柄の変動表示の進行状況を概略的に報知している。この演出例における最終地点GPでは、プラカードが「×」の表示とクエスチョンマークの表示とを含んで回転表示しており、ハズレとなるか演出が発展するかについて遊技者に期待感を持たせている。ここで、サボハニのキャラクタSBHの進行速度は、一定ではなく、演出の進行状況により可変する場合があるが、一定であってもよい。なお、図225(B2)に示すチャンスアップメータCMTでは、第1チェックポイントCP1、第2チェックポイントCP2及び第3チェックポイントCP3が配置されている。これら第1チェックポイントCP1〜第3チェックポイントCP3は、特定の予告が発生する場合があることを示すものであり、遊技者に期待感を持たせるようにしている。すなわち、サボハニのキャラクタSBHが移動する道中で第1チェックポイントCP1〜第3チェックポイントCP3にそれぞれ到達すると、特定の予告が発生する場合がある。
図225(B3)〜同図(B4)では、カーソルとして機能するサボハニのキャラクタSBHが移動を開始した様子が示されている。このとき、サボハニのキャラクタSBHの近傍には、「START!!」と書かれた吹き出しが表示されることにより、サボハニのキャラクタSBHの移動開始を報知している。
図225(B5)では、会話予告が開始している様子が示されている。会話予告が開始されると、殿様のキャラクタとともに「チャンス」という文字表示が表示された殿様の会話画像CI1が表示される。この、殿様の会話画像CI1の表示は、会話予告の第1段階となっている。また、この殿様の会話画像CI1は、第1装飾図柄にオーバーラップしており、第1装飾図柄にオーバーラップしていない状態である場合よりも、第1装飾図柄が視認困難とされている。
その後、図225(B6)では、会話予告が更新されている。具体的には、殿様の会話画像CI1が縮小表示されて第2装飾図柄の表示位置の下方に表示され、爺のキャラクタとともに操作促進報知画像が表示された爺の会話画像CI2が表示される。操作促進報知画像は、演出ボタン136(チャンスボタン136)を操作有効期間内に押下することを促す画像であり、演出ボタン136(チャンスボタン136)を模したボタン画像136aと、上記操作有効期間の残時間を表す残時間表示メータMTとによって構成されている。なお、図225(B6)に示すタイミングでは、操作有効期間は開始されておらず、演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作されてもこれに応じた表示は行われない。第1装飾図柄は、爺の会話画像CI2によって隠されてしまっているが、遊技者は、第4図柄表示装置284や第2装飾図柄等によって特図が変動中であることを認識することができる場合がある。なお、装飾図柄が隠されないように、装飾図柄の表示位置を爺の会話画像CI2や殿様の会話画像CI1とは重ならない位置に移動させるようにしてもよい。また、図225(B6)に示すように、殿様の会話画像CI1は、爺の会話画像CI2によって少なくとも一部がオーバーラップされており、オーバーラップされていない状態である場合よりも、殿様の会話画像CI1の表示態様が視認困難とされている。また、会話予告が更新される際に殿様の会話画像CI1が縮小表示されなくてもよく、また、殿様の会話画像CI1が消去されてもよい。また、後から表示された会話画像が先に表示された会話画像と異なる大きさ(大きい又は小さい)であってもよく、表示されると大当りへの期待度が高い会話予告Aが、この会話予告Aよりも大当りへの期待度が低い会話予告Bと異なる大きさ(大きい又は小さい)であってもよい。演出ボタン136(チャンスボタン136)の操作有効期間は、その後開始される。
図225(B7)に示す残時間表示メータMTは、上記操作有効期間が開始して所定時間が経過したときの表示態様で示されており、その後、遊技者により演出ボタン136(チャンスボタン136)が押下されると、図225(B8)に示すように、爺の会話画像CI2では、操作促進報知画像に替えて、その操作促進報知画像が表示されていた枠が金色に縁取られるとともに、「激アツですぞ!」の文字が表示される予告が行われる。そして、サボハニのキャラクタSBHの近傍に「チャンスアップ 金枠予告発生!!」の文字が付記された吹き出しが表示され、爺の会話画像CI2によるチャンスアップ予告が行われたことが報知される。なお、爺の会話画像CI2の表示態様が変化するタイミングで吹き出しが表示されてもよいし、爺の会話画像CI2の表示態様が変化した後で吹き出しが表示されてもよい。また、図225(B8)では、図154(b)に示すNo.6の「金爆撃機」のアイコンIHIが画面右端に登場し、保留変化アニメが開始される。すなわち、ここで表示された「金爆撃機」のアイコンIHIが保留変化予告の表示に相当する。この演出例における保留変化アニメでは、「金爆撃機」のアイコンIHIが右から左に向かって飛行する間に、変動アイコンh0めがけて銃弾を発射(爆撃)する。なお、「金爆撃機」のアイコンIHIは、目標となる変動アイコンh0の手前で一時停止する場合もある。また、この一時停止は、対象となるアイコンを偽装するガセの一時停止である場合もある。また、この演出例では、「金爆撃機」のアイコンIHIによる保留変化アニメが行われることにより、変動アイコンh0の表示態様が変化した場合に、変化後の保留アイコンの表示態様が金色の表示態様となることが示唆されている。なお、「金爆撃機」のアイコンIHIによる保留変化アニメが行われた場合には、変動アイコンh0に対する爆撃に成功して保留アイコンの表示態様が必ず変化してもよいし、変動アイコンh0に対する爆撃に失敗して変動アイコンh0の表示態様が変化しない場合があってもよい。この演出例において、爺の会話画像CI2の表示態様が変化した後で「金爆撃機」のアイコンIHIが登場して保留変化アニメが開始されてもよいし、保留変化アニメが開始された後で爺の会話画像CI2の表示態様が変化してもよい。すなわち、第1チェックポイントCP1に係るチャンスアップ予告が行われている期間と、第2チェックポイントCP2に係るチャンスアップ予告が行われている期間とが重なってもよい。また、サボハニのキャラクタSBHの吹き出しが表示された後で保留変化アニメが開始されてもよいし、保留変化アニメが開始された後で吹き出しが表示されてもよい。
その後、図225(B9)では、サボハニのキャラクタSBHが移動を開始するとともに、第1チェックポイントCP1が赤色でマーキングされ、予告が出現したことにより大当りの信頼度がアップしたことを示す「UP」の文字がその上方に表示され、チャンスアップ予告が発生したことの履歴が示されている。また、図225(B9)では、金色の爆撃機のアイコンから金色の銃弾アイコンが発射されている様子が示されている。すなわち、「金爆撃機」のアイコンIHIは、金色の爆撃機のアイコンと金色の銃弾アイコンから構成されている。ここでの目標は変動アイコンh0である。その後、図225(B10)に示すように、銃弾アイコンが変動アイコンh0に命中し、変動アイコンh0がデフォルトの表示態様から金色の表示態様に変化する。また、このとき、サボハニのキャラクタSBHは、チャンスアップメータCMTのゲージ上を進行しており、変動アイコンh0の表示態様が変化するタイミングで第2チェックポイントCP2が到達する。なお、変動アイコンh0の表示態様が変化する前にサボハニのキャラクタSBHが第2チェックポイントCP2に到達してもよいし、変動アイコンh0の表示態様が変化した後にサボハニのキャラクタSBHが第2チェックポイントCP2に到達してもよい。なお、サボハニのキャラクタSBHは、第2チェックポイントCP2で停止し、待機している。
すると、図225(B11)では、サボハニのキャラクタSBHの近傍に「チャンスアップ 金保留」の文字が付記された吹き出しが表示され、変動アイコンh0が金色の表示態様となるチャンスアップ予告が発生したことが報知されている。なお、変動アイコンh0の表示態様が変化するタイミングで吹き出しが表示されてもよいし、変動アイコンh0の表示態様が変化した後で吹き出しが表示されてもよい。
その後、図225(B12)では、サボハニのキャラクタSBHが移動を開始するとともに、第2チェックポイントCP2が赤色でマーキングされ、予告が出現したことにより大当りの信頼度がアップしたことを示す「UP」の文字がその上方に表示され、チャンスアップ予告が発生したことの履歴が示されている。
図225(B13)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、左図柄と右図柄にそれぞれ「装飾7」が停止表示されてリーチ状態が形成され、揺れ変動表示が行われている様子が示されている。ここで、揺れ変動表示が行われている装飾図柄がチャンスアップメータCMTの一部に重なるようにしてもよいし、装飾図柄がチャンスアップメータCMTに重ならない位置に表示するようにしてもよい。
図225(B14)では、スーパーリーチ演出に移行する前に、左図柄表示領域208aで揺れ変動していた「装飾7」が第2装飾図柄の下に移動し、右図柄表示領域208cで揺れ変動していた「装飾7」が第2保留数表示の下に移動した様子が示されている。このとき、サボハニのキャラクタSBHは、第3チェックポイントCP3に到達し、このタイミングで、精霊のキャラクタCLAを含む背景画像が表示される。なお、サボハニのキャラクタSBHが第3チェックポイントCP3に到達するタイミングで精霊のキャラクタCLAを含む背景画像が表示されてもよいし、サボハニのキャラクタSBHが第3チェックポイントCP3に到達した後で精霊のキャラクタCLAを含む背景画像が表示されてもよいし、精霊のキャラクタCLAを含む背景画像が表示された後でサボハニのキャラクタSBHが第3チェックポイントCP3に到達してもよい。
すると、図225(B15)では、サボハニのキャラクタSBHの近傍に「チャンスアップ クレア背景」の文字が付記された吹き出しが表示され、精霊のキャラクタCLAを含む背景画像が表示されるチャンスアップ予告が発生したことが報知されている。なお、精霊のキャラクタCLAを含む背景画像が表示されるタイミングで吹き出しが表示されてもよいし、精霊のキャラクタCLAを含む背景画像が表示された後で吹き出しが表示されてもよい。
その後、図225(B16)では、サボハニのキャラクタSBHが移動を開始するとともに、第3チェックポイントCP3が赤色でマーキングされ、予告が出現したことにより大当りの信頼度がアップしたことを示す「UP」の文字がその上方に表示され、チャンスアップ予告が発生したことの履歴が示されている。また、図225(B16)では、精霊のキャラクタCLAを含む背景画像からデフォルトの背景画像に切り替わっている。なお、スーパーリーチの背景画像が表示されるまで精霊のキャラクタCLAを含む背景画像を継続して表示してもよい。また、図225(B16)では、保留枠UIの下方への移動が開始されており、変動アイコン表示領域CISの台座hs0を残して表示画面の下方にフレームアウトしていく様子が示されている。
図225(B17)では、変動アイコン表示領域CISの台座hs0を残した状態で保留枠UIが完全に下方にフレームアウトした様子が示されている。また、図225(B17)では、サボハニのキャラクタSBHが最終地点GPに到達した様子が示されている。また、最終地点GPではプラカードが「SP」で表示された態様で表示されており、スーパーリーチに移行することが報知されている。
図225(B18)では、VS剣豪リーチのスーパーリーチ演出が開始されている様子が示されている。すると、チャンスアップメータCMTは目的を達成したとして消去される。なお、スーパーリーチに移行した後も、新たなチャンスアップメータによる演出が開始されてもよい。また、チャンスアップメータCMTは、スーパーリーチ演出が開始される前に消去されてもよいし、スーパーリーチ演出が開始された後で消去されてもよいしスーパーリーチ演出が開始されたタイミングで消去されてもよい。その後は、例えば、図64(2)以降に示す演出が行われる。この場合、必ずしもCUM準備中表示MTYが表示されなくてもよい。
図226は、確変状態において行われるチャンスアップメータによる演出の一例について説明する図である。
図226(A1)〜同図(A19)は、確変状態において先読み予告としてチャンスアップメータを用いた演出が行われる様子を示している。
図226(A1)は、大当り遊技終了後、1回目の特図2の図柄変動表示が行われている様子が示されている。図226(A1)〜同図(A19)に示す制御状態は、特図高確率普図高確率状態(電サポ付き確変状態)である。したがって、この電サポ付き確変状態における第1装飾図柄表示装置208Lでは、表示画面の中央下部に特図2の保留アイコンが表示される。図226(A1)では、特図2の保留数が4つであるので、4つの特図2の保留アイコン(第1保留アイコンh21〜第4保留アイコンh24)が横方向に並べて配置されており、左側の保留アイコンほど入賞が古い保留アイコンになる。なお、特図1の保留アイコンも表示されるようにしてもよい。また、この演出例では、電サポ付き確変状態における背景画像としてロケットが惑星に向かう演出が行われる宇宙の背景画像が表示されている。なお、この演出例では、全ての大当り遊技の終了後に50回転の電サポ付き確変状態が付与されるいわゆるST機に適用しているが、例えば、確変図柄で大当りした場合に次回の大当りが発生するまで電サポ付き確変状態となるスペックであってもよい。また、大当り遊技において可変入賞口に設けられた特定領域を通過すると所定回転(例えば、50回転)の電サポ付き確変状態が付与されるいわゆるV−ST機であってもよい。また、この演出例における遊技状態が電サポ付き確変状態ではなく、特図低確率普図高確率状態(電サポ状態)であってもよいし、特図低確率普図低確率状態であってもよい。また、第1装飾図柄表示装置208Lの表示画面の右下隅部には第2保留数表示が表示されており、特図1の保留数は3であり、特図2の保留数は4である。そして、左下隅部には第2装飾図柄が表示されており、第2装飾図柄も第1装飾図柄に合わせて変動表示が行われている。また、表示画面の左上隅部では、遊技者に遊技領域124の右側に向けて遊技球を打ち出すように指示する右打ち表示が行われるとともに、その下方には、普図低確率特図低確率状態において大当りが発生してから再度普図低確率特図低確状態となるまでに発生した大当りの回数である連荘回数が表示されており、図226(A1)に示すタイミングでは、3連荘目を示す「BONUS×3」が表示されている。また、連荘回数の表示の下方には、電サポ付き確変状態が維持される残り図柄変動回数が表示されており、図226(A1)に示すタイミングでは、残り50回を示す「あと50回」が表示されている。
また、この演出例では、第1装飾図柄表示装置208Lの右上隅部に曲名表示部MNが設けられており、現在出力されている楽曲の曲名(ここでは、デフォルトの「そこにあるかもしれない」)が表示されており、スピーカ120からは、その曲名の楽曲が出力されている。すなわち、ここで出力されている楽曲は、確変状態中で出力されている楽曲になる。さらに、曲名表示部MNの左側には、操作キーユニット137の上下キー137u,dのアイコンが表示されており、上下キー137u,dを操作することによって楽曲選択可能なことが報知されている。
図226(A2)では、特図2の図柄停止が行われ、第1装飾図柄表示装置208Lには、「装飾2−装飾3−装飾5」のハズレの装飾図柄の組合せが停止表示されている。なお、特図2の残り保留数は4であり、いずれもデフォルトの表示態様とされている。
図226(A3)では、特図2の保留が消化され、第1装飾図柄表示装置208Lでは装飾図柄の変動表示を開始している様子が示されている。図226(A3)の状態でも、選択されている楽曲は依然として「そこにあるかもしれない」である。なお、楽曲変更予告による先読み予告あるいは当該変動予告が行われてもよく、楽曲変更予告により、遊技者が選択した楽曲を他の楽曲に強制的に変更してしまう演出が行われてもよい。
図226(A4)では、先読み予告の一種である背景変化予告が開始される。この演出例における背景変化予告は、連続予告が開始されることの予告である。ここでの背景変化予告の対象(先読み対象保留)は、図226(A2)に示す第4保留アイコンhs24に対応する保留になる。背景変化予告では、左右から襖の画像(FSML,FSMR)が出現し、襖が閉じられるアニメーションによって、表示画面全体が襖の画像になる(図226(A5)参照)。このため、保留アイコンh21,h22,h23、第1装飾図柄、曲名表示部MNが、襖の画像によって前側からオーバーラップされ、視認不能になる。このとき、スピーカ120から出力されていた楽曲はフェードアウトし、その後消音状態となる。なお、楽曲のみ出力を停止し、効果音は出力されてもよい。
なお、背景変化予告は、先読み対象の保留が発生したタイミングで開始されてもよい。この例では、入賞した変動の次の変動中に開始されるが、次の変動に限らず、先読み対象保留の変動が終わるまでに開始されればよい。例えば、先読み対象保留の変動開始で背景変化予告と同じ背景が表示されてもよい。
また、背景変化予告では、出現画像(ここでは襖の画像)色によって、先読み対象保留の大当り期待度を表してもよく、例えば、襖の色が緑なら山の背景に変化するといった背景自体の予告としても機能してよい。さらに、背景変化予告は、複数種類用意されていてもよい。
図226(A6)では、襖が開くアニメーションが行われている様子が示されている。その後、図226(A7)では、完全に襖が開き、襖の画像(FSML,FSMR)は消えている。この演出例では、背景変化予告によって、連続予告が開始される。第1装飾図柄表示装置208Lでは、連続予告の演出の内容を示す「大盤振舞できるかな」のタイトルが表示されるとともに、このタイトルの上方にチャンスアップメータCMTyが表示される。この演出例におけるチャンスアップメータCMTyは、開始地点SPy及び最終地点GPyとその間に第1チェックポイントCP1y及び第2チェックポイントCP2yが配置されており、それぞれ白丸の表示態様とされ、各地点間を帯状のゲージで結ばれている。また、最終地点GPyでは、白丸の中に「!」とクエスチョンマークからなる記号が付されており、最終地点GPyに対応する図柄変動についての先読み予告が行われている。すなわち、実行中の図柄変動表示を含め、4回の図柄変動表示後に大当りか否かを報知する最終演出である最終ジャッジ演出が行われることを予告している。なお、開始地点SPyは、実行中の図柄変動表示に対応しており、第1チェックポイントCP1yは、1つ目の保留に対応する図柄変動表示に対応しており、第2チェックポイントCP2yは、2つ目の保留に対応する図柄変動表示に対応しており、最終地点GPyは、先読み予告の対象である3つ目の保留に対応する図柄変動表示に対応している。なお、各地点のうち何らの表示も行われていない地点について、別の先読み予告が行われてもよい。また、各地点の表示態様は、当該連続予告の演出の終了まで変化しないが、例えば、図柄変動表示毎に表示態様が変化するようにしてもよい。また、第1チェックポイントCP1y及び第2チェックポイントCP2yにおいて、当該チェックポイントに到達した場合にチャンスアップ予告が行われることを予告するようにしてもよい。また、最終地点GPyの白丸の中の表示は、上述したものに限定されず、例えば、大当りの信頼度に応じて表示態様を変化させてもよく、例えば、「熱」が表示された場合には、「!」とクエスチョンマークからなる記号が表示されるよりも大当りとなりやすく、「当」が表示された場合には、先読み予告の対象の図柄変動表示において大当り図柄態様が確定表示されるようにしてもよい。また、各地点の白丸の中の表示態様により、スーパーリーチへの発展のしやすさや当該変動の予告を行うようにしてもよいし、スーパーリーチの種類を予告するようにしてもよい。また、最終地点GPyだけでなく、他の地点でも白丸の中で予告表示を行ってもよく、例えば、最終地点GPyで何かしらの予告表示が行われていても、その前のチェックポイント(白丸又は何かしらかの予告表示を行っているチェックポイント)に対応する図柄変動で大当りしてもよい。
すると、図226(A8)に示すように、開始地点SPyには、カーソルとして機能する殿様のキャラクタYMyが表示される。
その後、図226(A9)では、殿様のキャラクタが千両箱を担いでおり、物乞いをする百姓に施しを与えんばかりの演出表示が行われている。その後、演出表示に進展はなく、図226(A10)に示すように、「装飾4−装飾1−装飾7」のハズレの装飾図柄の組み合わせで停止表示する。
図226(A11)では、特図2の保留が消化され、装飾図柄の変動表示が開始されている様子が示されている。第2保留表示では、特図1の保留が3を示し、特図2の保留が2を示している。また、残り図柄変動回数の表示は、「あと48回」に更新されている。このとき、チャンスアップメータCMTyにおける殿様のキャラクタYMyが開始地点SPyから第1チェックポイントCP1yに移動している。また、千両箱を担いだ殿様のキャラクタは、顔を赤らめて千両箱を百姓に投げつけようと踏ん張っている様子が示されており、大当りに対する期待感を煽っている。その後、演出表示に進展はなく、図226(A12)に示すように、「装飾6−装飾4−装飾1」のハズレの装飾図柄の組み合わせで停止表示する。
図226(A13)では、特図2の保留が消化され、装飾図柄の変動表示が開始されている様子が示されている。第2保留表示では、特図1の保留が3を示し、特図2の保留が1を示している。また、残り図柄変動回数の表示は、「あと47回」に更新されている。このとき、チャンスアップメータCMTyにおける殿様のキャラクタYMyが第1チェックポイントCP1yから第2チェックポイントCP2yに移動している。また、千両箱を担いだ殿様のキャラクタは、千両箱を百姓に向かって投げつけた様子が示されており、大当りに対する一層の期待感を煽っている。その後、演出表示に進展はなく、図226(A14)に示すように、「装飾4−装飾4−装飾7」のハズレの装飾図柄の組み合わせで停止表示する。
図226(A15)では、特図2の保留が消化され、装飾図柄の変動表示が開始されている様子が示されている。第2保留表示では、特図1の保留が3を示し、特図2の保留が0を示している。また、残り図柄変動回数の表示は、「あと46回」に更新されている。このとき、チャンスアップメータCMTyにおける殿様のキャラクタYMyが第2チェックポイントCP2yから最終地点GPyに移動しており、最終ジャッジ演出が行われる変動であることが報知される。
図226(A16)では、最終ジャッジ演出の結果、殿様が投げた千両箱が百姓に到達し、千両箱から小判が散らばっている様子が示されている。すなわち、百姓に対する施しに成功したとして大当りの結果が導出されることが報知される。なお、殿様が投げた千両箱が百姓に到達し、千両箱から小判が散らばっている様子の演出表示がチャンスアップメータCMTyと重なって表示されるようにしてもよい。その後、図226(A17)に示すように、「装飾7−装飾7−装飾7」の大当りの装飾図柄の組み合わせが導出され、揺れ変動が行われている様子が示されている。その後、図226(A18)に示すように、「装飾7−装飾7−装飾7」の大当りの装飾図柄の組み合わせ(大当り図柄態様)で確定表示される。その後、図226(A19)に示すように、大当り開始演出が行われる。この大当り開始演出では、確変大当り(特別大当り)の図柄が揃ったことにより、確変大当りによる大当り遊技が開始されることを示す「スーパー吉宗ボーナス」が表示される。
なお、この演出例において、例えば、変動パターンテーブルによってST中の50回転目〜53回転目までは、必ずこの演出が行われてもよい。
なお、この演出例では、連続予告をチャンスアップメータによる演出にて行うようにしたが、このようなチャンスアップメータによる演出はスロットマシンにも適用することができる。例えば、正しい順序(押し順)でリールを停止させることにより高配当の払い出しが得られる制御が可能なスロットマシンであって、その正しい押し順を報知する有利な遊技状態であるAT(アシストタイム)状態において、表示上のAT残りゲーム数に応じてチャンスアップメータにおいてキャラクタを進行させ、最終地点をAT残りゲーム数が0であることに対応させ、最終地点における表示により、AT状態が継続するか、あるいは、AT状態の残りゲーム数が上乗せされるかの最終ジャッジ演出が行われる可能性があることを報知してもよい。この場合、最終地点における表示態様に応じて、AT状態の継続のしやすさ、あるいは、AT状態の残りゲーム数の上乗せのしやすさ、上乗せされるゲーム数の多さ等を示唆するようにしてもよい。また、開始地点、最終地点及びその間に配置された1又は複数のチェックポイントのそれぞれにおいて、レバーONや第1停止又は第2停止のタイミングで対応する白丸において成立役を表示したり、入賞役を履歴として白丸内に表示するようにしてもよい。
このように、この演出例では、チャンスアップメータCMTyが、表示が開始されてから図柄変動毎に表示態様が変化しており、チャンスアップメータCMTyが表示されてからの時間に応じて変化しているということができる。
図226(B1)〜同図(B8)は、図226(A15)に続く演出であり、連続予告の結果、ハズレの結果が導出される様子を示している。
図226(B1)は、図226(A15)に続く演出である。なお、この演出例では、図226(A15)に示す演出が行われてから、図226(B1)に示す演出が行われるまでの間に、第2特図始動口232に遊技球が入賞し、特図2の保留が1つ増加している。図226(B1)では、ジャッジ演出の結果、殿様が千両箱を投げ損ねて百姓に到達せず、殿様の足元で千両箱がひっくり返り、殿様は意気消沈し、百姓は呆れた様子を示す演出が行われている。すなわち、百姓に対する施しに失敗したとしてハズレの結果が導出されることが報知される。その後、図226(B2)に示すように、「装飾7−装飾6−装飾7」のハズレの装飾図柄の組み合わせが導出され、揺れ変動が行われている様子が示されている。その後、図226(B3)に示すように、「装飾7−装飾6−装飾7」のハズレの装飾図柄の組み合わせで確定表示される。なお、ハズレの装飾図柄の組み合わせが導出された後、復活演出が行われて大当りの装飾図柄の組み合わせが導出される場合があってもよい。
その後、図226(B4)に示すように、特図2の保留が消化され、装飾図柄の変動表示が開始された後、図226(B5)では、背景を電サポ付き確変状態における背景に変化する背景変化演出が開始される。背景変化演出が開始されると、左右から襖の画像(FSML,FSMR)が出現し、襖が閉じられるアニメーションによって、表示画面全体が襖の画像になる(図226(B6)参照)。このため、第1装飾図柄やチャンスアップメータCMTyが襖の画像によって前側からオーバーラップされ、視認不能になる。このとき、スピーカ120から出力されていた連続予告演出用の楽曲はフェードアウトし、その後消音状態となる。なお、楽曲のみ出力を停止し、効果音は出力されてもよい。
図226(B7)では、襖が開き、第1装飾図柄の変動表示が見え始め、図226(B8)では、完全に襖が開き、襖画像は消えている。なお、このとき、特図2の保留が「0」であるため、保留アイコンは表示されていないが、特図2の保留がある場合には、襖が開くアニメの実行中に保留アイコンが見え始める。なお、襖が完全に開いた後で、保留アイコンを表示するようにしてもよい。また、図226(B8)に示すように、襖の開放後の背景画像は、城下町の背景画像となっている。なお、宇宙の背景画像となってもよい。
図227は、チャンスアップメータによる演出の予告を装飾図柄表示装置以外の表示装置にて行う例について説明する図である。
図227(A1)〜同図(A5)は、POVディスプレイ224Iを用いて、CUM準備中表示MTYの出現予告が行われている例を示す図である。
図柄変動表示中の図227(A1)では、第1装飾図柄表示装置208Lの前側に、これまで初期位置にあって隠れていたPOVディスプレイ224Iが出現しており、回転動作する前の状態(静止状態)を取っている。
図227(A2)では、第1装飾図柄表示装置208Lの前側で、POVディスプレイ224Iが回転動作を始め、定速回転に達するとPOVディスプレイ224Iに、「サボハニ」のアイコンSHが表示され、CUM準備中表示MTYの出現が予告されている。なお、POVディスプレイ224Iの加速中では、POVディスプレイ224Iのいずれの発光素子も発光していないので、第1装飾図柄表示装置208Lに表示されている第1装飾図柄の変動表示や保留枠UIが視認可能とされている。
図227(A3)では、POVディスプレイ224Iは定速回転を続けており、「サボハニ」のアイコンSHが表示されたままであるが、その奥側には、炎のエフェクトEF101が保留アイコン表示領域HISの全体を覆うように表示されている。
炎のアイコンEF101が表示されると、POVディスプレイ224Iは回転の減速動作を開始し、その後、図227(A4)に示すように、POVディスプレイ224Iは静止状態となり、その後、図227(A5)に示すように、初期位置に戻る。このとき、第1装飾図柄表示装置208Lでは、炎のエフェクトEF101が消去されてCUM準備中表示MTYが表示される。このようにして、CUM準備中表示MTYの出現が予告されるが、CUM準備中表示MTYが出現しない場合があってもよい。なお、POVディスプレイ224Iの減速動作が開始された後で炎のエフェクトEF101からCUM準備中表示MTYに表示を切り替えてもよいし、炎のエフェクトEF101からCUM準備中表示MTYに表示を切り替えた後でPOVディスプレイ224Iの減速動作が開始されてもよいし、POVディスプレイ224Iの減速動作が開始されるタイミングで炎のエフェクトEF101からCUM準備中表示MTYに表示を切り替えてもよい。
なお、POVディスプレイ224Iが定速で回転している状態であっても、POVディスプレイ224Iの奥側の表示領域(第1装飾図柄表示装置208Lの表示領域)は視認可能であり、その表示領域で演出表示を行ってもよい。また、POVディスプレイ224Iが静止状態から定速状態に達するまでの加速状態や、定速状態から静止状態に戻るまでの減速状態では、定速状態よりも、上記表示領域がより見えやすく、加速状態や減速状態でも、上記表示領域で演出表示を行ってもよい。あるいは、加速状態や減速状態に限って、上記表示領域で演出表示を行ってもよい。また、加速状態や減速状態では、少なくとも上記表示領域(第1装飾図柄表示装置208Lの表示画面全域であってもよい)を暗くしてPOVディスプレイ224Iの表示を目立たせるようにしてもよい。あるいは、加速状態では上記表示領域に演出表示を行っておき、定速状態になったら少なくとも上記表示領域を暗くしてもよい。ここで記載したなお書きは、本明細書において開示されたPOVディスプレイ224Iを用いた演出例についても適用可能である。
また、POVディスプレイ224Iの定速回転の終了タイミングと、「サボハニ」のアイコンSHの出現タイミングは、定速回転の終了タイミングの方が早くてもよいし、アイコンの出現タイミングの方が早くてもよいし、両者は同じタイミングであってもよい。
また、ここではPOVディスプレイ224Iを用いた出現予告を説明したが、導光板ILや他の表示手段(第2装飾図柄表示装置208M、第3装飾図柄表示装置208N、図181に示す第4表示手段208M’等)によって上記出現予告を実行してもよいし、別の予告を実行してもよい。
図227(B1)〜同図(B2)は、第1装飾図柄表示装置208Lの下方に表示手段が配置された構成によりチャンスアップメータによる演出が行われる演出例を示している。
これまで、第1装飾図柄表示装置208Lの中心した説明を行ってきたが、第1装飾図柄表示装置208Lに表示される内容は、第2装飾図柄表示装置208Mや第3装飾図柄表示装置208Nに表示されてもよい(本明細書における他の実施形態における説明においても同じ。)。また、表示手段の配置は、横並びに限らず、縦並びであっても適用可能である。すなわち、単にハードウェアの構成が異なるだけで、この明細書で説明する技術を適用することができないわけではなく、技術的思想としてとらえれば、表示手段の配置が横並びであっても、縦並びであっても、表示手段の数が異なっていても適用可能であることはいうまでもない。以下、表示手段の縦並びの一例として、第1装飾図柄表示装置208Lの下方に表示手段が配置された例を用いて説明する。ここでは、下方に配置された表示手段を第4表示手段208M’と称して説明する。
図227(B1)には、第1装飾図柄表示装置208Lの下方に配置された第4表示手段208M’が示されている。図227(B1)に示す第4表示手段208M’は、初期位置にある状態である。この第4表示手段208M’は、表示画面の周囲をフレームで囲まれており、初期位置にある第4表示手段208M’におけるフレームの上縁は、第1装飾図柄表示装置208Lの下端部分に前側からオーバーラップしている。第4表示手段208M’は、第1装飾図柄表示装置208Lよりも前側(遊技者側)に配置されており、第1装飾図柄表示装置208Lの表示画面中央部分に前側からオーバーラップする動作位置(例えば、図181(カa2’)に示す第4表示手段208M’の位置参照)に向けて初期位置から移動可能である。すなわち、第4表示手段208M’は昇降動作可能な可動手段でもある。また、昇降動作に加えて、第2装飾図柄表示装置208M、や第3装飾図柄表示装置208Nのように左右方向に移動可能であってもよい。なお、第4表示手段208M’の変形例として、初期位置に固定配置されたものであってもよい。
図227(B1)に示す第4表示手段208M’には、これまで第1装飾図柄表示装置208Lの演出表示領域208dに表示されていた保留枠UIと似た構成の保留枠が表示される。この保留枠も、保留アイコン表示領域、変動アイコン表示領域、演出アイコン表示領域を有する。変動アイコン表示領域には、変動アイコンが載置される台座が配置されている。保留アイコン表示領域は、変動アイコン表示領域の左側に設けられ、左ベースアイコンの上に4つのステージ(第1ステージ〜第4ステージ)が配置されている。演出アイコン表示領域は、変動アイコン表示領域の右側に設けられ、演出アイコン表示領域には、右ベースアイコンが配置される。なお、第1装飾図柄表示装置208Lの右上には、特図1及び特図2の第2保留数表示(ここでは「2」と「0」)が表示されている。この基本構成は、後述する図227(C1)〜同図(C2)においても同じである。
さらに、図227(B1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、「装飾7」でリーチとなった後、スーパーリーチ演出(剣豪リーチ)に移行した様子が示されている。一方、第4表示手段208M’では、上述したCUM準備中表示MTYが表示されており、チャンスアップメータCMTによる演出の開始を予告している。なお、このとき、変動アイコンを含み保留枠は非表示とされているが、変動アイコンを表示するようにしてもよい。また、保留枠を表示するようにしてもよい。また、第4表示装置208M’にCUM準備中表示MTYあるいはチャンスアップメータCMTが表示されている期間では、変動アイコンを第1装飾図柄表示装置208Lに表示するようにしてもよい。あるいは、保留枠を第1装飾図柄表示装置208Lに表示するようにしてもよい。
図227(B2)に示す第4表示手段208M’では、CUM準備中表示MTYからチャンスアップメータCMTに表示が切り替わっている様子が示されている。その後、チャンスアップメータCMTによる演出が第4表示手段208M’において行われる。
図227(C1)〜同図(C2)は、図203(A8)〜同図(A11)に示す演出を、第4表示手段208M’を用いて実現した例を示している。
図227(C1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、CUM準備中表示MTYが表示画面の左端部の略中央に表示されている。この演出例では、CUM準備中表示MTYの表示位置が、チャンスアップメータCMTの表示位置と異なっている様子が示されている。また、第1装飾図柄表示装置208Lでは、「装飾7」でリーチとなった後、スーパーリーチ演出(剣豪リーチ)に移行した様子が示されている。一方、第4表示手段208M’では、スーパーリーチ演出の種類を報知する「VS 剣豪リーチ」が表示されている。
その後、CUM準備中表示MTYが第4表示手段208M’に向かって下方に移動する移動アニメが第1装飾図柄表示装置208Lにおいて行われ、その後、CUM準備中表示MTYが第4表示手段208M’に表示されると移動アニメが完了する。この場合において、CUM準備中表示MTYを第1装飾図柄表示装置208Lと第4表示手段208M’との間を移動させるようにしてもよい。具体的には、CUM準備中表示MTYがこれらの表示手段を跨ぐように表示してもよいし、これらの表示手段を跨がずに表示手段間をワープするように表示してもよいし、これらの表示手段間を跨ぐ場合と跨がない場合とがあるように構成してもよい。
その後は、図227(C2)に示すように、CUM準備表示MTYからチャンスアップメータCMTに表示が切り替わる。なお、この演出例では、移動アニメが完了した後でCUM準備中表示MTYがチャンスアップメータCMTに表示が切り替わり、その後、サボハニのキャラクタSBHが移動を開始する(前者)が、CUM準備中表示MTYからチャンスアップメータCMTに切り替わると同時にサボハニのキャラクタSBHが移動を開始する(後者)ようにしてもよい。また、サボハニのキャラクタSBHが移動を開始するタイミングは、前者の場合と後者の場合があってもよく、前者のみ行うようにしてもよいし、後者のみ行うようにしてもよい。
図228は、第2装飾図柄表示装置208Mと第3装飾図柄表示装置208Nを用いた演出例を示す図である。
図228(A1)〜同図(A7)は、第1チェックポイントCP1において発生するボゥイのキャラクタBOYの出現によるチャンスアップ予告が行われている様子を示している。
図228(A1)では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展し、主人公の殿様と敵役の剣豪との決闘シーンのアニメーションが表示されている様子が示されている。このとき、第1装飾図柄表示装置208Lでは、決闘シーンのアニメーションが表示されるとともに、表示画面の左下隅部にチャンスアップメータCMTが表示されている。チャンスアップメータCMTでは、演出が開始されており、サボハニのキャラクタSBHが移動を開始している。また、表示画面の中央下部には、保留枠UIを構成する変動アイコン表示領域CISの台座hs0が表示されており、台座hs0にはデフォルトの表示態様の変動アイコンが載置されている。また、第3装飾図柄表示装置208Nでは、上部に第2装飾図柄が変動表示しているとともに、その下方には第2保留数表示(ここでは、特図1が「1」で特図2が「0」を示している)が表示されている。
図228(A2)では、第2装飾図柄表示装置208Mに、チャンスアップ予告のキャラクタとしてのボゥイのキャラクタBOYが出現し、第2装飾図柄表示装置208Mの表示画面の右端部に向かって進んでいく様子が示されている。
すると、図228(A3)に示す第2装飾図柄表示装置208Mは、ボゥイのキャラクタBOYが表示画面上で右方向に移動するのに合わせて右方向に移動を開始している様子が示されている。すなわち、ボゥイのキャラクタBOYの本来の移動表示に合わせて第2装飾図柄表示装置208Mが移動している様子が示されている。このとき、第1装飾図柄表示装置280Lにおける表示のうち、第2装飾図柄表示装置208Mに重なる部分については、その重なる部分の表示が第2装飾図柄表示装置208Mに表示される。すなわち、第1装飾図柄表示装置208Lにおいて表示されている殿様のキャラクタとチャンスアップメータCMTのうち、第2装飾図柄表示装置208Mに重なる部分については、第2装飾図柄表示装置208Mに表示されるようになる。
そして、図228(A4)に示すように、第2装飾図柄表示装置208Mの右端部が第1装飾図柄表示装置208Lの略中央となる位置まで第2装飾図柄表示装置208Mが移動し、第2装飾図柄表示装置208Mの最大移動位置に到達すると、第2装飾図柄表示装置208Mに表示されているチャンスアップメータCMTを構成するサボハニのキャラクタSBHの近傍に「チャンスアップ BOY通過!!」が付記された吹き出しが表示される。なお、第2装飾図柄表示装置208Mが最大移動位置に到達する前に吹き出しが表示されてもよいし、第2装飾図柄表示装置208Mが最大移動位置に到達した後で吹き出しが表示されてもよいし、第2装飾図柄表示装置208Mが最大移動位置に到達するタイミングで吹き出しが表示されてもよい。
その後、図228(A5)に示すように、ボゥイのキャラクタが、第2装飾図柄表示装置208Mから第1装飾図柄表示装置208Lに跨ぐようにして右方向に移動するとともに、第2装飾図柄表示装置208Mが初期位置に向けて移動を開始する。第2装飾図柄表示装置208Mの移動に伴い、第2装飾図柄表示装置208Mにおける表示のうち、第1装飾図柄表示装置208Lと重ならなくなった部分については、第2装飾図柄表示装置208Mから第1装飾図柄表示装置208Lに表示位置を移行する。なお、ボゥイのキャラクタBOYが第2装飾図柄表示装置208Mから第1装飾図柄表示装置208Lに完全に移動した後で第2装飾図柄表示装置208Mが初期位置に向けて移動を開始してもよいし、ボゥイのキャラクタBOYが第2装飾図柄表示装置208Mから第1装飾図柄表示装置208Lに完全に移動する前に第2装飾図柄表示装置208Mが初期位置に向けて移動を開始してもよいし、ボゥイのキャラクタBOYが第2装飾図柄表示装置208Mから第1装飾図柄表示装置208Lに完全に移動したタイミングで第2装飾図柄表示装置208Mが初期位置に向けて移動を開始してもよい。
図228(A6)は、第2装飾図柄表示装置208Mが初期位置に戻った様子が示されている。このとき、第2装飾図柄表示装置208Mに表示されていた殿様のキャラクタとチャンスアップメータCMTは、完全に第1装飾図柄表示装置208Lに表示されるようになる。また、ボゥイのキャラクタBOYは、引き続き表示画面の右方向に移動しており、第1装飾図柄表示装置208Lの右端部から第3装飾図柄表示装置208Nに跨って表示されるようになる。その後、第3装飾図柄表示装置208Nの右端部からフレームアウトする。
図228(A7)では、チャンスアップメータCMTにおける第1チェックポイントCP1が赤色でマーキングされるとともに、予告が出現したことにより大当りの信頼度がアップしたことを示す「UP」の文字がその上方に表示され、予告が発生したことの履歴が示される。
図228(B1)〜同図(B4)は、図228(A3)〜同図(A6)に対応する演出例であり、チャンスアップメータCMTの表示が第2装飾図柄表示装置208Mにより隠される例が示されている。なお、図228(B1)は、図228(A2)に続く演出である。
図228(B1)に示す第2装飾図柄表示装置208Mは、ボゥイのキャラクタBOYが表示画面上で右方向に移動するのに合わせて右方向に移動を開始している様子が示されている。このとき、第1装飾図柄表示装置280Lにおける表示のうち、第2装飾図柄表示装置208Mに重なる部分については、その重なる部分の表示が第2装飾図柄表示装置208Mに表示されが、チャンスアップメータCMTについては、第2装飾図柄表示装置208Mが前面側で重なっても第2装飾図柄表示装置208Mには表示されず、したがって、第1装飾図柄表示装置208Lに表示されたチャンスアップメータCMTが第2装飾図柄表示装置208Lにより隠されることとなる。その後は、図228(B2)〜同図(B4)に示す演出が行われる。なお、図228(B2)〜同図(B4)に示す演出は、チャンスアップメータCMTが第2装飾図柄表示装置208Mに表示されない点を除いて、図228(A4)〜同図(A6)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
なお、これまでの説明において、演出表示中に、例えば、図146〜図151に示すエラー、一斉演出が発生したり、音量・輝度調整が行われる場合には、図146〜図151に示して上述した要領で表示される。
以上の記載では、
『 複数種類の表示を表示可能な表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208、第1装飾図柄表示装置208L、第2装飾図柄表示装置208M、第3装飾図柄表示装置208N、第4表示手段208M’等]を備えた遊技台であって、
前記複数種類の表示のうちの一つは、期間表示[例えば、図64(2)に示すチャンスアップメータCMT等]であり、
前記複数種類の表示のうちの一つは、第一の演出表示[例えば、図64(13)に示す金カットインCI3等]であり、
前記複数種類の表示のうちの一つは、第一の予告表示[例えば、図197(3)に示すCUM準備中表示MTY等]であり、
前記期間表示は、リーチ演出表示の表示中に開始される場合がある表示であり[例えば、図197(A9)に示すように、チャンスアップメータCMTは、スーパーリーチ演出中に表示開始されている等]、
前記期間表示は、前記リーチ演出表示の表示中における第一のタイミング[例えば、サボハニのキャラクタSBHが第2チェックポイントCP2に到達するタイミング等]を報知する表示であり、
前記第一のタイミングとは、前記リーチ演出表示の表示中において、前記第一の演出表示の表示が開始される可能性があるタイミングのことであり、
前記期間表示が表示される前に前記第一の予告表示が表示される場合があり[例えば、図197(3)〜同図(A9)に示すように、CUM準備中表示MTYは、チャンスアップメータCMTが表示される前に表示されている等]、
前記第一の予告表示は、前記期間表示が表示されることを予告する表示である、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
従来の遊技台によれば、表示手段に改良の余地があったが、この遊技台によれば、表示手段に特徴を持った遊技台を提供することができる。
また、この遊技台によれば、期間表示によって或る期間が開始されることが報知される前に予告表示が表示されることで、期間表示が表示されるので、事前にある期間が開始されることが把握でき、期間表示の表示開始を見逃さないようにすることができる場合がある。
ここで、表示手段は、複数種類の表示のみを表示可能なものであってもよいし、複数種類の表示以外のものも表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、複数種類の表示を必ず表示するものであってもよいし、複数種類の表示を表示しない場合があってもよい。
また、期間表示は、リーチ演出表示の表示中にのみ開始される場合があるものであってもよいし、リーチ演出表示の表示中以外でも開始される場合があるものであってもよい。また、期間表示は、リーチ演出表示の表示中に必ず開始されるものであってもよいし、リーチ演出表示の表示中に開始されない場合があるものであってもよい。
また、期間表示は、リーチ演出表示の表示中における第一のタイミングのみを報知するものであってもよいし、リーチ演出表示の表示中における第一のタイミング以外のものも報知するものであってもよい。また、期間表示は、リーチ演出表示の表示中における第一のタイミングを必ず報知するものであってもよいし、リーチ演出表示の表示中における第一のタイミングを報知しない場合があってもよい。
また、期間表示が表示される前に第一の予告表示のみが表示される場合があってもよいし、期間表示が表示される前に第一の予告表示以外の表示も表示される場合があってもよい。また、期間表示が表示される前に第一の予告表示が必ず表示されてもよいし、期間表示が表示される前に第一の予告表示が表示されない場合があってもよい。
また、期間表示が表示される前にのみ第一の予告表示が表示される場合があってもよいし、期間表示が表示される前以外にも第一の予告表示が表示される場合があってもよい。
また、第一の予告表示は、期間表示が表示されることのみを予告するものであってもよいし、期間表示が表示されること以外のことも予告するものであってもよい。また、第一の予告表示は、期間表示が表示されることを必ず予告するものであってもよいし、期間表示が表示されることを予告しない場合があるものであってもよい。
なお、予告表示に替えて、演出可動体の動作や、スピーカによる音声出力や、発光手段による発光により予告を行うことも可能である。
また、予告表示を大当り遊技中に表示開始してもよい。
また、予告表示が期間表示の表示中に表示されてもよく、例えば、第一の演出表示が表示すること予告する予告表示として機能してもよい。
また、予告表示は、期間表示が表示された後で表示される場合があってもよく、例えば、予告表示が行われた後で期間表示が行われ、その後、予告表示が表示されるようにしてもよい。
また、予告表示は、期間表示が非表示となった後に表示されてもよく、例えば、期間表示が表示されていたことを報知する機能として表示するようにしてもよい。
なお、「複数種類の表示を表示可能な表示手段を備えた遊技台であって、
前記複数種類の表示のうちの一つは、期間表示であり、
前記複数種類の表示のうちの一つは、第一の演出表示であり、
前記複数種類の表示のうちの一つは、第一の予告表示であり、
前記期間表示は、或る期間における第一のタイミングを報知する表示であり、
前記第一のタイミングとは、前記第一の演出表示の表示が開始される可能性があるタイミングのことであり、
前記期間表示が表示される前に前記第一の予告表示が表示される場合があり、
前記第一の予告表示は、前記期間表示が表示されることを予告する表示である、
ことを特徴とする遊技台。」であってもよい。
また、「前記期間表示は、前記リーチ演出表示の表示中における第一のタイミングを報知する表示であり」は、「前記期間表示とは、チャンスアップ予告(または、チャンスアップ演出)が行われるタイミングを報知するメータ(チャンスアップタイミングメータ)の表示のことであり」であってもよい。
また、チャンスアップメータ準備中表示によってあるチャンスアップ演出が行われるタイミングが報知されることを特定できる場合として(すなわち、チャンスアップメータ準備中表示の表示態様によらず、チャンスアップメータ準備中表示が表示されただけでチャンスアップメータによって何かしらのチャンスアップポイントが報知される場合(例えば、チャンスアップ準備中表示が行われたら必ずチャンスアップメータが表示される場合や、チャンスアップメータによって必ず一回以上チャンスアップポイントを報知する場合等)として)、
(1)第一の予告表示は、期間表示によって第一のタイミングが報知されることを特定できる予告表示であってもよい。
(2)第一の予告表示は、第一のタイミングが報知される予告表示であってもよい。
(3)第一の予告表示は、第一のタイミングを含む複数の或る演出が行われるタイミングのうちの一以上のタイミングが期間表示によって報知されることが特定できる予告表示であってもよい。また、期間表示において報知されるタイミングの中で特定できないタイミングがあってもよい。
(4)第一の予告表示は、「全ての或る演出が行われるタイミング」が期間表示において報知されることを特定できる予告表示であってもよい。
(5)第一の予告表示は、「第一のタイミングを含む複数の或る演出が行われるタイミングのうちの一以上のタイミングが報知される予告表示であってもよい。また、期間表示において報知されるタイミングの中で報知されないタイミングがあってもよい。
(6)第一の予告表示は、期間表示において報知される「全ての或る演出が行われるタイミング」が報知される予告表示であってもよい。
また、チャンスアップメータ準備中表示によって或るチャンスアップ演出が行われるタイミングが報知されることを特定できない場合(例えば、チャンスアップ準備中表示にガセがある場合やチャンスアップメータが表示されても一度もチャンスアップポイントを報知しない場合等)として、
(1)第一の予告表示は、期間表示によって第一のタイミングが報知されることを特定できない予告表示であってもよい。(2)第一の予告表示は、第一のタイミングが報知されない予告表示であってもよい。
(3)第一の予告表示は、「全ての或る演出が行われるタイミング」が報知されることを期間表示において特定できない予告表示であってもよい。
(4)第一の予告表示は、期間表示において報知される「全ての或る演出が行われるタイミング」を報知されない予告表示であってもよい。
また、期間表示によって、必ず一以上の或る演出が行われるタイミングが報知されてもよい。
また、期間表示によって、一以上の或る演出が行われるタイミングが報知される場合と一度も或る演出が行われるタイミングが報知されない場合があってもよい。
また、期間表示が表示が表示されると、既にカーソル表示が動いていてもよい。
期間表示が表示された後に、カーソル表示が動いてもよい。
また、『 前記期間表示は、カーソル表示[例えば、図197(A9)に示すチャンスアップメータCMTを構成するサボハニのキャラクタSBH等]を含む表示であり、
前記期間表示は、前記リーチ演出表示の表示中における或る期間[例えば、図197(A9)〜同図(A12)に示す、スーパーリーチにおける第一のタイミングから中図柄が導出されるまでの期間等]を報知する表示であり、
前記カーソル表示が、第二の位置[例えば、図197(A9)に示すチャンスアップメータCMTにおける開始地点SP等]から第一の位置[例えば、図197(A9)に示すチャンスアップメータCMTにおける第2チェックポイントCP2等]を経て第三の位置[例えば、図197(A9)に示すチャンスアップメータCMTにおける最終地点GP等]まで移動することによって、前記或る期間の開始から終了までが報知されるように構成されており、
前記カーソル表示が前記第一の位置に到達することで、前記第一のタイミングであることが報知される、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の位置となるタイミングがわかりやすい場合がある。
ここで、期間表示は、カーソル表示のみを含むものであってもよいし、カーソル表示以外の表示も含むものであってもよい。また、期間表示は、カーソル表示を必ず含むものであってもよいし、カーソル表示を含まない場合があってもよい。
また、期間表示は、リーチ演出表示の表示中における或る期間のみを報知するものであってもよいし、リーチ演出表示の表示中における或る期間以外の期間も報知するものであってもよい。また、期間表示は、リーチ演出表示の表示中における或る期間を必ず報知するものであってもよいし、リーチ演出表示の表示中における或る期間を報知しない場合があるものであってもよい。
また、カーソル表示が、第二の位置から第一の位置を経て第三の位置まで移動することによって、或る期間の開始から終了までのみが報知されるように構成されてもよいし、カーソル表示が、第二の位置から第一の位置を経て第三の位置まで移動することによって、或る期間の開始から終了まで以外のことも報知されるように構成されてもよい。また、カーソル表示が、第二の位置から第一の位置を経て第三の位置まで移動することによって、或る期間の開始から終了までが必ず報知されるように構成されてもよいし、カーソル表示が、第二の位置から第一の位置を経て第三の位置まで移動することによって、或る期間の開始から終了までが報知されない場合があるように構成されてもよい。
また、カーソル表示が、第二の位置から第一の位置を経て第三の位置まで移動することのみによって、或る期間の開始から終了までが報知されるように構成されてもよいし、カーソル表示が、第二の位置から第一の位置を経て第三の位置まで移動すること以外のことによっても、或る期間の開始から終了までが報知されるように構成されてもよい。
また、カーソル表示が第一の位置に到達することで、第一のタイミングであることのみが報知されてもよいし、カーソル表示が第一の位置に到達することで、第一のタイミングであること以外のことも報知されてもよい。また、カーソル表示が第一の位置に到達することで、第一のタイミングであることが必ず報知されてもよいし、カーソル表示が第一の位置に到達することで、第一のタイミングであることが報知されない場合があってもよい。
また、カーソル表示が第一の位置に到達することのみで、第一のタイミングであることが報知されてもよいし、カーソル表示が第一の位置に到達すること以外のことでも、第一のタイミングであることが報知されてもよい。
なお、第一の位置と第二の位置と第三の位置の位置関係は、第一の位置>第二の位置>第三の位置であってもよいし、それ以外の位置関係であってもよく、カーソル表示が第二の位置>第一の位置>第三の位置の順で移動するように構成されていればよい。より正確に言うと、「カーソル表示が移動する際に先に到達する位置」が前、「カーソル表示が後に到達する位置」が後ろである。
また、『 前記期間表示は、チャンスアップ表示[例えば、図64(15)に示す赤色でマーキングされた第2チェックポイントCP2の表示や、チャンスアップ予告が出現したことにより大当りの信頼度がアップしたことを示す「UP」の文字の表示等]が表示される場合がある表示であり、
前記チャンスアップ表示とは、前記第一のタイミングで前記第一の演出表示の表示が開始されたことを報知する表示のことであり[例えば、図64(15)に示すように、第2チェックポイントCP2が赤色にマーキングされたり、「UP」の文字の表示が表示されることにより、第2チェックポイントCP2にサボハニのキャラクタSBHが到達したタイミングで金カットインCI3の表示によるチャンスアップ予告が表示開始されたことを報知している等]、
前記第一のタイミングで前記第一の演出表示の表示が開始された場合に、前記第一の位置に対応した表示位置に前記チャンスアップ表示が表示される[例えば、図64(15)に示すように、金カットインCI3の表示によるチャンスアップ予告が表示開始された場合に、第2チェックポイントCP2が赤色でマーキングされ、「UP」の文字が表示される等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の演出表示が表示されたことがわかりやすい場合がある。
ここで、期間表示は、チャンスアップ表示のみが表示される場合があるものであってもよいし、チャンスアップ表示以外の表示も表示される場合があるものであってもよい。また、期間表示は、チャンスアップ表示が必ず表示されるものであってもよいし、チャンスアップ表示が表示されない場合があるものであってもよい。
また、第一のタイミングで第一の演出表示の表示が開始された場合に、第一の位置に対応した表示位置にチャンスアップ表示のみが表示されてもよいし、第一のタイミングで第一の演出表示の表示が開始された場合に、第一の位置に対応した表示位置にチャンスアップ表示以外の表示も表示されてもよい。また、第一のタイミングで第一の演出表示の表示が開始された場合に、第一の位置に対応した表示位置にチャンスアップ表示が必ず表示されてもよいし、第一のタイミングで第一の演出表示の表示が開始された場合に、第一の位置に対応した表示位置にチャンスアップ表示が表示されない場合があってもよい。
また、第一のタイミングで第一の演出表示の表示が開始された場合に、第一の位置に対応した表示位置にのみチャンスアップ表示が表示されてもよいし、第一のタイミングで第一の演出表示の表示が開始された場合に、第一の位置に対応した表示位置以外の表示位置にもチャンスアップ表示が表示されてもよい。
また、第一のタイミングで第一の演出表示の表示が開始された場合にのみ、第一の位置に対応した表示位置にチャンスアップ表示が表示されてもよいし、第一のタイミングで第一の演出表示の表示が開始された場合以外の場合にも、第一の位置に対応した表示位置にチャンスアップ表示が表示されてもよい。
なお、チャンスアップ表示が表示された場合において、カーソル表示が少なくとも第三の位置に到達するまで、該チャンスアップ表示が継続して表示されるように構成されてもよいし、チャンスアップ表示が表示された場合において、カーソル表示が第三の位置に到達するよりも前に、該チャンスアップ表示がするように構成されてもよい。
また、『 前記第一の予告表示は、移動表示を行う場合がある表示である[例えば、図203(A8)〜同図(A10)に示すように、CUM準備中表示MTYが移動表示している等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の予告表示が移動表示を行う場合があることで、視線を第一の予告表示に誘導させて第一の予告表示に注目させることができる場合がある。
ここで、第一の予告表示は、移動表示のみを行う場合があるものであってもよいし、移動表示以外の表示も行う場合があるものであってもよい。また、第一の予告表示は、移動表示を必ず行うものであってもよいし、移動表示を行わない場合があるものであってもよい。
また、『 前記第一の予告表示が前記移動表示を開始した後で前記期間表示の表示が開始される[例えば、図203(A8)〜同図(A11)に示すように、CUM準備中表示MTYが移動表示した後でCUM準備中表示MTYがチャンスアップメータCMTに切り替わっている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、期間表示の表示が開始されるタイミングが把握できる場合がある。
ここで、第一の予告表示が移動表示を開始した後で期間表示の表示のみが開始されてもよいし、第一の予告表示が移動表示を開始した後で期間表示の表示以外の表示も開始されてもよい。また、第一の予告表示が移動表示を開始した後で期間表示の表示が必ず開始されてもよいし、第一の予告表示が移動表示を開始した後で期間表示の表示が開始されない場合があってもよい。
なお、期間表示が移動表示してもよい。
また、第一の予告表示の移動表示が終了した後で、或る期間が開始されたことが報知されてもよい。
また、第一の予告表示の移動表示が開始されるタイミングは適宜設定することができる。
また、『 前記移動表示により前記第一の予告表示の表示位置が変更される[例えば、図203(A8)〜同図(A10)に示すように、CUM準備中表示MTYの移動表示により、CUM準備中表示MTYの表示位置が変更されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の予告表示の表示位置の変更により、第一の予告表示の表示に変化を持たせることができる場合がある。
ここで、移動表示により第一の予告表示の表示位置のみが変更されてもよいし、移動表示により第一の予告表示の表示位置以外にも変更されるものがあってもよい。また、移動表示により第一の予告表示の表示位置が必ず変更されてもよいし、移動表示により第一の予告表示の表示位置が変更されない場合があってもよい。
また、移動表示のみにより第一の予告表示の表示位置が変更されてもよいし、移動表示以外の表示によっても第一の予告表示の表示位置が変更されてもよい。
また、『 前記第一の予告表示は、第一の表示態様[例えば、図197(A3)に示すCUM準備中表示MTYのデフォルトの表示態様等]で表示される場合がある表示であり、
前記第一の予告表示は、第二の表示態様[例えば、図206(A3)に示すCUM準備中表示MTYを構成する吹き出しの背景色が赤色である表示態様や、図213(A1)示すCUM準備中表示MTYを構成するメータ部分が赤色である表示態様や、図213(B1)に示すCUM準備中表示MTYを構成するサボハニのキャラクタSBHが赤色である表示態様や、図213(C1)に示すCUM準備中表示MTYを構成するカーソルが姫のキャラクタHMEである表示態様等]で表示される場合がある表示であり、
前記第一の表示態様と前記第二の表示態様は、異なる表示態様であり、
前記第二の表示態様で前記第一の予告表示が表示された場合の方が、前記第一の表示態様で該第一の予告表示が表示された場合よりも、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすい、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の予告表示の表示態様を見て、期間表示が表示される図柄変動表示に期待を持たせることができる場合がある。
ここで、第一の予告表示は、第一の表示態様でのみ表示される場合があるものであってもよいし、第一の表示態様以外の表示態様でも表示される場合があるものであってもよい。また、第一の予告表示は、第一の表示態様で必ず表示されるものであってもよいし、第一の表示態様で表示されない場合があるものであってもよい。
また、第一の予告表示は、第二の表示態様でのみ表示される場合があるものであってもよいし、第二の表示態様以外の表示態様でも表示される場合があるものであってもよい。また、第一の予告表示は、第二の表示態様で必ず表示されるものであってもよいし、第二の表示態様で表示されない場合があるものであってもよい。
また、第一の表示態様と第二の表示態様は、一部が異なる表示態様であってもよいし、全部が異なる表示態様であってもよい。
また、第二の表示態様で第一の予告表示が表示された場合の方が、第一の表示態様で第一の予告表示が表示された場合よりも、最終的に大当り図柄態様のみが確定表示されやすくてもよいし、第二の表示態様で第一の予告表示が表示された場合の方が、第一の表示態様で第一の予告表示が表示された場合よりも、最終的に大当り図柄態様以外の図柄態様も確定表示されやすくてもよい。また、第二の表示態様で第一の予告表示が表示された場合の方が、第一の表示態様で第一の予告表示が表示された場合よりも、最終的に大当り図柄態様が必ず確定表示されやすくてもよいし、第二の表示態様で第一の予告表示が表示された場合の方が、第一の表示態様で第一の予告表示が表示された場合よりも、最終的に大当り図柄態様が確定表示されにくい場合があってもよい。
なお、第二の表示態様で第一の予告表示が表示された場合は、最終的に大当り図柄態様が必ず確定表示されてもよいし、最終的に大当り図柄態様が確定表示されない場合があってもよい。また、第一の表示態様で第一の予告表示が表示された場合は、最終的に大当り図柄態様が必ず確定表示されないようにしてもよいし、最終的に大当り図柄態様が確定表示される場合があってもよい。
また、第一の予告表示は、一の表示態様でのみ表示されるものであってもよい。
また、第三の表示態様<第二の表示態様<第一の表示態様の順で最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすいように構成されてもよい。
また、第一の予告表示は、三以上の表示態様で表示可能に構成されてもよい。
また、第一の予告表示の表示態様によって大当り図柄態様の確定表示のされやすさが変わらなくてもよい。
また、『 前記第二の表示態様で前記第一の予告表示が表示された場合の方が、前記第一の表示態様で該第一の予告表示が表示された場合よりも、前記第一のタイミングで前記第一の演出表示の表示が開始されやすい、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の予告表示の表示態様により、第一の演出表示が表示されるか否かについて期待感を持たせることができる場合がある。
ここで、第二の表示態様で第一の予告表示が表示された場合の方が、第一の表示態様で第一の予告表示が表示された場合よりも、第一のタイミングで第一の演出表示の表示のみが開始されやすくてもよいし、第二の表示態様で第一の予告表示が表示された場合の方が、第一の表示態様で第一の予告表示が表示された場合よりも、第一のタイミングで第一の演出表示の表示以外の表示も開始されやすくてもよい。また、第二の表示態様で第一の予告表示が表示された場合の方が、第一の表示態様で第一の予告表示が表示された場合よりも、第一のタイミングで第一の演出表示の表示が必ず開始されやすくてもよいし、第二の表示態様で第一の予告表示が表示された場合の方が、第一の表示態様で第一の予告表示が表示された場合よりも、第一のタイミングで第一の演出表示の表示が開始されにくい場合があってもよい。
なお、第二の表示態様で第一の予告表示が表示された場合は、第一のタイミングで第一の演出表示の表示が必ず開始されてもよいし、第一のタイミングで第一の演出表示の表示が開始されない場合があってもよい。
また、第一の表示態様で第一の予告表示が表示された場合は、第一のタイミングで第一の演出表示の表示が必ず開始されなくてもよいし、第一のタイミングで第一の演出表示の表示が開始される場合があってもよい。
また、『 前記第一の表示態様で表示された前記第一の予告表示が、前記第二の表示態様に変化する場合がある[例えば、図207(B1)〜同図(B3)に示すように、デフォルトの表示態様で表示されているCUM準備中表示MTYが、吹き出しの背景色が赤色に変化してランクアップしている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の予告表示が第一の表示態様で表示されても第二の表示態様に変化する期待感を持たせることができる場合がある。
ここで、第一の表示態様で表示された第一の予告表示が、第二の表示態様にのみ変化する場合があってもよいし、第一の表示態様で表示された第一の予告表示が、第二の表示態様以外の表示態様にも変化する場合があってもよい。また、第一の表示態様で表示された第一の予告表示が、第二の表示態様に必ず変化してもよいし、第一の表示態様で表示された第一の予告表示が、第二の表示態様に変化しない場合があってもよい。
また、第一の表示態様で表示された第一の予告表示のみが、第二の表示態様に変化する場合があってもよいし、第一の表示態様以外の表示態様で表示された第一の予告表示も、第二の表示態様に変化する場合があってもよい。
なお、遊技者により操作が可能な操作手段の操作により、第一の予告表示の表示態様が変化してもよく、例えば、ボタン画像を含む操作促進表示が表示されて操作することにより表示態様が変化してもよいし、操作促進表示が表示されない裏ボタン操作受付状態において操作することにより表示態様が変化してもよい。
また、他の予告表示が行われた結果として、第一の予告表示の表示態様が変化してもよいし、特に予告表示等の演出が行われることなく、いきなり第一の予告表示の表示態様が変化してもよい。
また、期間表示によって第一の予告表示の表示態様が変化することが予告されてもよい。
また、変化後の第一の予告表示の表示態様が予告されてもよい。
また、『 前記期間表示は、第三の表示態様[例えば、図197(A11)に示すチャンスアップメータのデフォルトの表示態様等]で表示される場合がある表示であり、
前記期間表示は、第四の表示態様[例えば、図210(A6)に示すチャンスアップメータCMTを構成するメータ部分が赤色である表示態様や、図211(A1)に示すチャンスアップメータCMTを構成するサボハニのキャラクタSBHが赤色である表示態様や、図211(B1)に示すチャンスアップメータCMTを構成する最終地点GPにおけるプラカードの背景色が赤色である表示態様や、図211(C1)に示すチャンスアップメータCMTを構成する第2チェックポイントCP2が丸形で赤色である表示態様や、図211(D1)に示す「START!!」の吹き出しの背景色が赤色である表示態様や、図211(E1)に示すチャンスアップメータCMTを構成するカーソルとしての姫のキャラクタHMEが表示された表示態様等]で表示される場合がある表示であり、
前記第三の表示態様と前記第四の表示態様は、異なる表示態様であり、
前記第二の表示態様で前記第一の予告表示が表示された場合の方が、前記第一の表示態様で該第一の予告表示が表示された場合よりも、前記期間表示が前記第四の表示態様で表示されやすい[例えば、図213(A1)〜同図(A4)に示すように、CUM準備中表示MTYがランクアップした方が、チャンスアップメータCMTもランクアップされやすい等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台よれば、第一の予告表示の表示態様に期待感を持たせることができる場合がある。
ここで、期間表示は、第三の表示態様でのみ表示される場合があるものであってもよいし、第三の表示態様以外の表示態様でも表示される場合があるものであってもよい。また、期間表示は、第三の表示態様で必ず表示されるものであってもよいし、第三の表示態様で表示されない場合があるものであってもよい。
また、期間表示は、第四の表示態様でのみ表示される場合があるものであってもよいし、第四の表示態様以外の表示態様でも表示される場合があるものであってもよい。また、期間表示は、第四の表示態様で必ず表示されるものであってもよいし、第四の表示態様で表示されない場合があるものであってもよい。
また、第三の表示態様と第四の表示態様は、一部が異なる表示態様であってもよいし、全部が異なる表示態様であってもよい。
また、第二の表示態様で第一の予告表示が表示された場合の方が、第一の表示態様で第一の予告表示が表示された場合よりも、期間表示が第四の表示態様でのみ表示されやすくてもよいし、第二の表示態様で第一の予告表示が表示された場合の方が、第一の表示態様で第一の予告表示が表示された場合よりも、期間表示が第四の表示態様以外の表示態様も表示されやすくてもよい。また、第二の表示態様で第一の予告表示が表示された場合の方が、第一の表示態様で第一の予告表示が表示された場合よりも、期間表示が第四の表示態様で必ず表示されてもよいし、第二の表示態様で第一の予告表示が表示された場合の方が、第一の表示態様で第一の予告表示が表示された場合よりも、期間表示が第四の表示態様で表示され難い場合があってもよい。
なお、第二の表示態様で第一の予告表示が表示された場合は、期間表示が第四の表示態様で必ず表示されてもよいし、期間表示が第四の表示態様で表示されない場合があってもよい。
また、第一の表示態様で代位の予告表示が表示された場合は、期間表示が第四の表示態様で必ず表示されなくてもよいし、期間表示が第四の表示態様で表示される場合があってもよい。
また、『 前記第一の表示態様で前記第一の予告表示が表示された場合の方が、前記第二の表示態様で該第一の予告表示が表示された場合よりも、前記期間表示が前記第三の表示態様で表示されやすい、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第一の表示態様で第一の予告表示が表示された場合の方が、第二の表示態様で第一の予告表示が表示された場合よりも、期間表示が第三の表示態様でのみ表示されやすくてもよいし、第一の表示態様で第一の予告表示が表示された場合の方が、第二の表示態様で第一の予告表示が表示された場合よりも、期間表示が第三の表示態様以外の表示態様でも表示されやすくてもよい。また、第一の表示態様で第一の予告表示が表示された場合の方が、第二の表示態様で第一の予告表示が表示された場合よりも、期間表示が第三の表示態様で必ず表示されてもよいし、第一の表示態様で第一の予告表示が表示された場合の方が、第二の表示態様で第一の予告表示が表示された場合よりも、期間表示が第三の表示態様で表示されにくい場合があってもよい。
なお、第一の表示態様で第一の予告表示が表示された場合は、期間表示が第三の表示態様で必ず表示されてもよいし、期間表示が第三の表示態様で表示されない場合があってもよい。
また、第二の表示態様で第一の予告表示が表示された場合は、期間表示が第三の表示態様で必ず表示されなくてもよいし、期間表示が第三の表示態様で表示される場合があってもよい。
また、第一の予告表示の表示態様によって、期間表示の表示態様が第三の表示態様で表示されるか第四の表示態様で表示されるかわからないようにしてもよく、例えば、第一の予告の表示態様が一つである場合、期間表示の表示態様が第三の表示態様で表示されるか第四の表示態様で表示されるかはわからない。
また、『 前記第四の表示態様で前記期間表示が表示された場合の方が、前記第三の表示態様で該期間表示が表示された場合よりも、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすい、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、期間表示の表示多様が異なる場合があるので、期間表示を見ない遊技者にも予告として期間表示を注目させることができる場合がある。
ここで、第四の表示態様で期間表示が表示された場合の方が、第三の表示態様で期間表示が表示された場合よりも、最終的に大当り図柄態様のみが確定表示されやすくてもよいし、第四の表示態様で期間表示が表示された場合の方が、第三の表示態様で期間表示が表示された場合よりも、最終的に大当り図柄態様以外の図柄態様も確定表示されやすくてもよい。また、第四の表示態様で期間表示が表示された場合の方が、第三の表示態様で期間表示が表示された場合よりも、最終的に大当り図柄態様が必ず確定表示されやすくてもよいし、第四の表示態様で期間表示が表示された場合の方が、第三の表示態様で期間表示が表示された場合よりも、最終的に大当り図柄態様が確定表示されにくい場合があってもよい。
なお、第四の表示態様で期間表示が表示された場合は、最終的に大当り図柄が必ず確定表示されてもよいし、最終的に大当り図柄が確定表示されない場合があってもよい。
また、第三の表示態様で期間表示が表示された場合は、最終的に大当り図柄が必ず確定表示されなくてもよいし、最終的に大当り図柄が確定表示される場合があってもよい。
また、『 前記期間表示は、第三の表示態様[例えば、図197(A11)に示すチャンスアップメータのデフォルトの表示態様等]で表示される場合がある表示であり、
前記期間表示は、第四の表示態様[例えば、図210(A6)に示すチャンスアップメータCMTを構成するメータ部分が赤色である表示態様や、図211(A1)に示すチャンスアップメータCMTを構成するサボハニのキャラクタSBHが赤色である表示態様や、図211(B1)に示すチャンスアップメータCMTを構成する最終地点GPにおけるプラカードの背景色が赤色である表示態様や、図211(C1)に示すチャンスアップメータCMTを構成する第2チェックポイントCP2が丸形で赤色である表示態様や、図211(D1)に示す「START!!」の吹き出しの背景色が赤色である表示態様や、図211(E1)に示すチャンスアップメータCMTを構成するカーソルとしての姫のキャラクタHMEが表示された表示態様等]で表示される場合がある表示であり、
前記第三の表示態様と前記第四の表示態様は、異なる表示態様であり、
前記第四の表示態様で前記期間表示が表示された場合の方が、前記第三の表示態様で該期間表示が表示された場合よりも、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすい、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、期間表示の表示態様が異なる場合があるので、期間表示を見ない遊技者にも予告として期間表示を注目させることができる場合がある。
ここで、期間表示は、第三の表示態様でのみ表示される場合があるものであってもよいし、第三の表示態様以外の表示態様でも表示される場合があるものであってもよい。また、期間表示は、第三の表示態様で必ず表示されるものであってもよいし、第三の表示態様で表示されない場合があるものであってもよい。
また、期間表示は、第四の表示態様でのみ表示される場合があるものであってもよいし、第四の表示態様以外の表示態様でも表示される場合があるものであってもよい。また、期間表示は、第四の表示態様で必ず表示されるものであってもよいし、第四の表示態様で表示されない場合があるものであってもよい。
また、第三の表示態様と第四の表示態様は、一部が異なる表示態様であってもよいし、全部が異なる表示態様であってもよい。
また、第四の表示態様で期間表示が表示された場合の方が、第三の表示態様で期間表示が表示された場合よりも、最終的に大当り図柄態様のみが確定表示されやすくてもよいし、第四の表示態様で期間表示が表示された場合の方が、第三の表示態様で期間表示が表示された場合よりも、最終的に大当り図柄態様以外の図柄態様も確定表示されやすくてもよい。また、第四の表示態様で期間表示が表示された場合の方が、第三の表示態様で期間表示が表示された場合よりも、最終的に大当り図柄態様が必ず確定表示されやすくてもよいし、第四の表示態様で期間表示が表示された場合の方が、第三の表示態様で期間表示が表示された場合よりも、最終的に大当り図柄態様が確定表示されにくい場合があってもよい。
なお、第四の表示態様で期間表示が表示された場合は、最終的に大当り図柄が必ず確定表示されてもよいし、最終的に大当り図柄が確定表示されない場合があってもよい。
また、第三の表示態様で期間表示が表示された場合は、最終的に大当り図柄が必ず確定表示されなくてもよいし、最終的に大当り図柄が確定表示される場合があってもよい。
また、『 前記複数種類の表示のうちの一つは、第二の予告表示[例えば、図197(A2)に示す炎のエフェクトEF101の表示や、図198(A3)〜同図(A5)に示す襖演出や、図203(A2)に示す爆発のエフェクトEF104の表示や、図214(A2)〜同図(A6)に示す会話予告や、図214(B1)〜同図(B3)に示す予告アイコンYIによる予告や、図214(C1)〜同図(C2)に示すナビキャラYMによる予告や、図214(D1)〜同図(D5)に示すミニゲームによる予告等]であり、
前記第一の予告表示が表示される前に前記第二の予告表示が表示される場合があり、
前記第二の予告表示は、前記第一の予告表示が表示されることを予告する表示である、ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、段階的に視線を期間表示に注目させることができ、徐々に期待感を高めさせることができる場合がある。
ここで、第一の予告表示が表示される前に第二の予告表示のみが表示される場合があってもよいし、第一の予告表示が表示される前に第二の予告表示以外の表示も表示される場合があってもよい。また、第一の予告表示が表示される前に第二の予告表示が必ず表示されてもよいし、第一の予告表示が表示される前に第二の予告表示が表示されない場合があってもよい。
また、第二の予告表示は、第一の予告表示が表示されることのみを予告するものであってもよいし、第一の予告表示が表示されること以外のことも予告するものであってもよい。また、第二の予告表示は、第一の予告表示が表示されることを必ず予告するものであってもよいし、第一の予告表示が表示されることを予告しない場合があってもよい。
なお、第二の予告表示が表示されると必ず第一の予告表示が表示されてもよいし、第二の予告表示が表示されても第一の予告表示が表示されない場合があってもよい。
また、『 前記第二の予告表示が表示されてから前記第一の予告表示が表示された場合の方が、該第二の予告表示が表示されないで該第一の予告表示が表示された場合よりも、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすい、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第二の予告表示が表示されることに対する期待感を持たせることができる場合がある。
ここで、第二の予告表示が表示されてから第一の予告表示が表示された場合の方が、第二の予告表示が表示されないで第一の予告表示が表示された場合よりも、最終的に大当り図柄態様のみが確定表示されやすくてもよいし、第二の予告表示が表示されてから第一の予告表示が表示された場合の方が、第二の予告表示が表示されないで第一の予告表示が表示された場合よりも、最終的に大当り図柄態様以外の図柄態様も確定表示されやすくてもよい。また、第二の予告表示が表示されてから第一の予告表示が表示された場合の方が、第二の予告表示が表示されないで第一の予告表示が表示された場合よりも、最終的に大当り図柄態様が必ず確定表示されやすくてもよいし、第二の予告表示が表示されてから第一の予告表示が表示された場合の方が、第二の予告表示が表示されないで第一の予告表示が表示された場合よりも、最終的に大当り図柄態様が確定表示されにくい場合があってもよい。
なお、第二の予告表示が表示されてから第一の予告表示が表示された場合は、最終的に大当り図柄態様が必ず確定表示されてもよいし、最終的に大当り図柄態様が確定表示されない場合があってもよい。
また、第二の予告表示が表示されないで第一の予告表示が表示された場合は、最終的に大当り図柄態様が必ず確定表示されなくてもよいし、最終的に大当り図柄態様が確定表示される場合があってもよい。
また、大当り図柄態様の確定表示のされやすさは、第二の予告表示が行われても行われなくても変わらなくてもよい。
また、『 前記第一の予告表示が表示されてから前記期間表示が表示された場合の方が、該第一の予告表示が表示されないで該期間表示が表示された場合よりも、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすい、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の予告表示が表示されることに対する期待感を持たせることができる場合がある。
ここで、第一の予告表示が表示されてから期間表示が表示された場合の方が、第一の予告表示が表示されないで期間表示が表示された場合よりも、最終的に大当り図柄態様のみが確定表示されやすくてもよいし、第一の予告表示が表示されてから期間表示が表示された場合の方が、第一の予告表示が表示されないで期間表示が表示された場合よりも、最終的に大当り図柄態様以外の図柄態様も確定表示されやすくてもよい。また、第一の予告表示が表示されてから期間表示が表示された場合の方が、第一の予告表示が表示されないで期間表示が表示された場合よりも、最終的に大当り図柄態様が必ず確定表示されやすくてもよいし、第一の予告表示が表示されてから期間表示が表示された場合の方が、第一の予告表示が表示されないで期間表示が表示された場合よりも、最終的に大当り図柄態様が確定表示されない場合があってもよい。
なお、第一の予告表示が表示されてから期間表示が表示された場合は、最終的に大当り図柄態様が必ず確定表示されてもよいし、最終的に大当り図柄態様が確定表示されない場合があってもよい。
また、第一の予告表示が表示されないで期間表示が表示された場合は、最終的に大当り図柄態様が必ず確定表示されなくてもよいし、最終的に大当り図柄態様が確定表示される場合があってもよい。
また、『 前記第一の予告表示の表示態様と前記期間表示の表示態様は、少なくとも一部が同じ表示態様である[例えば、図197(A3)に示すCUM準備中表示MTYと図197(A9)に示すチャンスアップメータCMTとでは、サボハニのキャラクタSBHが配置されている点で少なくとも表示態様が同じである等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台よれば、第一の予告表示と期間表示との関連性を遊技者に想起させることができる場合がある。
ここで、第一の予告表示の表示態様と期間表示の表示態様は、一部が同じ表示態様であってもよいし、全部が同じ表示態様であってもよい。
また、『 前記第一の予告表示の表示態様と前記期間表示の表示態様は、別の表示態様である[例えば、図197(A9)に示すチャンスアップメータCMTは、ゲージにチェックポイント(第1チェックポイントCP1〜第3チェックポイントCP3が表示されている点で少なくとも図197(A3)に示すCUM準備中表示MTYと表示態様が異なっている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の予告表示と期間表示とを区別して認識しやすくなる場合がある。
ここで、第一の予告表示の表示態様と期間表示の表示態様は、一部が異なる表示態様であってもよいし、全部が異なる表示態様であってもよい。
また、『 前記第一の予告表示が表示されることによって前記期間表示が表示されることが予告されることで、前記リーチ演出表示が表示されることが予告される[例えば、図197(A3)〜同図(A9)に示すように、CUM準備中表示MTYが表示することによりチャンスアップメータCMTによる演出が行われることが予告されることで、リーチ演出表示が表示されることが予告されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の予告表示が表示されることにより大当りに対する期待感を持たせることができる場合がある。
ここで、第一の予告表示が表示されることによって期間表示が表示されることが予告されることで、リーチ演出表示が表示されることのみが予告されてもよいし、第一の予告表示が表示されることによって期間表示が表示されることが予告されることで、リーチ演出表示が表示されること以外のことも予告されてもよい。また、第一の予告表示が表示されることによって期間表示が表示されることが予告されることで、リーチ演出表示が表示されることが必ず予告されてもよいし、第一の予告表示が表示されることによって期間表示が表示されることが予告されることで、リーチ演出表示が表示されることが予告されない場合があってもよい。
また、第一の予告表示が表示されることによって期間表示が表示されることが予告されることで、リーチ演出表示のみが表示されることが予告されてもよいし、第一の予告表示が表示されることによって期間表示が表示されることが予告されることで、リーチ演出表示以外の表示も表示されることが予告されてもよい。
また、第一の予告表示が表示されることによって期間表示が表示されることが予告されることのみで、リーチ演出表示が表示されることが予告されてもよいし、第一の予告表示が表示されることによって期間表示が表示されることが予告されること以外のことでも、リーチ演出表示が表示されることが予告されてもよい。
また、第一の予告表示が表示されることによって期間表示のみが表示されることが予告されることで、リーチ演出表示が表示されることが予告されてもよいし、第一の予告表示が表示されることによって期間表示以外の表示も表示されることが予告されることで、リーチ演出表示が表示されることが予告されてもよい。
また、第一の予告表示のみが表示されることによって期間表示が表示されることが予告されることで、リーチ演出表示が表示されることが予告されてもよいし、第一の予告表示以外の予告表示が表示されることによって期間表示が表示されることが予告されることでも、リーチ演出表示が表示されることが予告されてもよい。
なお、「期間表示が表示されることが予告される場合」とは、「純粋に期間表示がこれから表示されることを予告している場合」のことであってもよいし、「期間表示がリーチ演出表示に付随する演出であり、直接的にはリーチ演出表示を予告していて、間接的に期間表示が表示されることを予告している場合」のことであってもよいし、「直接的には期間表示がこれから表示されることを予告しており、間接的にリーチ演出表示が行われることを予告している場合」のことであってもよい。
また、『 前記第一の予告表示と前記期間表示は、同じ図柄変動表示において表示開始される場合がある[例えば、図197(A3)〜同図(A9)に示すように、CUM準備中表示MTYとチャンスアップメータCMTは、同じ図柄変動表示の実行中に表示開始されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、期間表示が表示される時期が認識されやすくなる場合がある。
ここで、第一の予告表示と期間表示は、同じ図柄変動表示においてのみ表示開始される場合があってもよいし、第一の予告表示と期間表示は、異なる図柄変動表示において表示開始される場合があってもよい。また、第一の予告表示と期間表示は、同じ図柄変動表示において必ず表示開始される場合があってもよいし、第一の予告表示と期間表示は、同じ図柄変動表示において表示開始されない場合があってもよい。
なお、第一の予告表示は、装飾図柄が1個以上仮停止する前までに表示されてもよいし、装飾図柄が理知状態となる前に表示されてもよいし、リーチ演出表示が開始される前に表示されてもよいし、期間表示が表示される前に表示されてもよい。
また、第一の予告表示は、期間表示と同じ図柄変動表示にて必ず表示されてもよい。
また、第一の予告表示は、期間表示が表示される図柄変動表示と異なる図柄変動表示で表示されてもよく、例えば、期間表示が表示される図柄変動表示の前の図柄変動表示で表示されてもよいし、期間表示が表示される図柄変動表示の後の図柄変動表示で表示されてもよい。
また、『 前記第一の予告表示は、前記期間表示の表示が開始される図柄変動表示よりも前に実行される図柄変動表示において表示開始される場合がある表示である[例えば、図221(A3)〜同図(A14)に示すように、チャンスアップメータCMTによる演出が行われる図柄変動表示よりも前にCUM準備中表示MTYが表示されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の予告表示が先読み予告として機能し、後で実行される図柄変動表示に対する期待感を持たせることができる場合がある。
ここで、第一の予告表示は、期間表示の表示が開始される図柄変動表示よりも前に実行される図柄変動表示においてのみ表示開始される場合があるものであってもよいし、期間表示の表示が開始される図柄変動表示よりも前に実行される図柄変動表示以外の図柄変動表示においても表示開始される場合があるものであってもよい。また、第一の予告表示は、期間表示の表示が開始される図柄変動表示よりも前に実行される図柄変動表示において必ず表示開始されるものであってもよいし、期間表示の表示が開始される図柄変動表示よりも前に実行される図柄変動表示において表示開始されない場合があるものであってもよい。
なお、第一の予告表示は、期間表示が表示される図柄変動表示よりも前の図柄変動表示において必ず表示されてもよい。
また、第一の予告表示は、期間表示が表示される図柄変動表示と同じ図柄変動表示でも表示されてもよい。
また、第一の予告表示は、図柄停止表示中に表示される場合があってもよいし、図柄停止表示中に必ず表示されてもよい。
また、『 前記第一の予告表示は、図柄停止表示の期間中も表示される表示である[例えば、図198(D3)〜同図(D6)に示すように、CUM準備中表示MTYは図柄停止表示中も表示されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、図柄停止表示の期間中も期待感を持たせることができる場合がある。
ここで、第一の予告表示は、図柄停止表示の期間中のみ表示されるものであってもよいし、図柄停止表示の期間中以外の期間中でも表示されるものであってもよい。また、第一の予告表示は、図柄停止表示の期間中に必ず表示されるものであってもよいし、図柄停止表示の期間中に表示されない場合があるものであってもよい。
また、『 前記第一の予告表示は、図柄停止表示の期間中は非表示となる表示である[例えば、図198(C3)〜同図(D7)に示すように、CUM準備中表示MTYは図柄停止表示中は非表示とされている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、図柄停止表示の期間中は第一の予告表示が非表示となるので、遊技にメリハリをつけることができる場合がある。
ここで、第一の予告表示は、図柄停止表示の期間中のみ非表示となるものであってもよいし、図柄停止表示の期間中以外の期間中も非表示となるものであってもよい。また、第一の予告表示は、図柄停止表示の期間中は必ず非表示となるものであってもよいし、図柄停止表示の期間中でも非表示とならない場合があるものであってもよい。
なお、図柄変動表示が開始されると、第一の予告表示が再度表示されるようにしてもよい。
また、『 前記第一の予告表示は、連続予告である[例えば、図221(A1)〜同図(A16)に示すように、チャンスアップメータCMTによる演出が行われる図柄変動表示よりも前に行われる複数回の図柄変動表示のそれぞれにおいてCUM準備中表示MTYが表示される等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、連続して第一の予告表示が行われることにより、期待感を高揚させることができる場合がある。
また、『 前記第一の予告表示は、前記リーチ演出表示の表示中に表示開始される場合がある表示である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、リーチ演出表示に対する期待感を向上させることができる場合がある。
ここで、第一の予告表示は、リーチ演出表示の表示中にのみ表示開始される場合があるものであってもよいし、リーチ演出表示以外の表示の表示中にも表示開始される場合があるものであってもよい。また、第一の予告表示は、リーチ演出表示の表示中に必ず表示開始されるものであってもよいし、リーチ演出表示の表示中に表示開始されない場合があるものであってもよい。
なお、第一の予告表示は、リーチ演出表示の表示中であって或る期間が開始されるまでの間に表示される場合があってもよいし、リーチ演出表示が開始される前に表示される場合があってもよい。
また、『 前記第一の予告表示は、前記リーチ演出表示の表示が開始される前に表示開始される場合がある表示である[例えば、図197(A3)〜同図(A4)に示すように、CUM準備中表示MTYは、リーチとなる前に表示開始されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、リーチ演出表示の表示が開始する前に第一の予告表示が表示されることで、期間表示が表示されるリーチ演出表示が表示されることに対する期待感を持たせることができる。
ここで、第一の予告表示は、リーチ演出表示の表示が開始される前にのみ表示開始される場合があるものであってもよいし、リーチ演出表示の表示が開始される前以外にも表示開始される場合があるものであってもよい。また、第一の予告表示は、リーチ演出表示の表示が開始される前に必ず表示開始されるものであってもよいし、リーチ演出表示の表示が開始される前に表示開始されない場合があるものであってもよい。
なお、第一の予告表示は、リーチ演出表示の表示中に表示開始される場合があってもよいし、リーチ演出表示が開始される前に表示開始され、リーチ演出表示の表示中も表示されるようにしてもよい。
また、リーチ演出表示がノーマルリーチとスーパーリーチの組み合わせからなるものであって、第一の予告表示は、スーパーリーチが開始される前に行われるノーマルリーチの実行中に表示開始されてもよいし、リーチ演出表示が開始される前の図柄変動表示中に表示開始され、リーチ演出表示におけるノーマルリーチが実行している期間まで表示されてもよい。
また、『 前記遊技台は、ぱちんこ機[例えば、パチンコ機100等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『最終的に大当り図柄態様が確定表示されるか最終的にハズレ図柄態様が確定表示されるかは、図柄の変動開始の際に行われる大当り判定[例えば、図88(b)に示す特図当り抽選処理]によって決定されるように構成されており、前記大当り判定の結果は、前記変動アイコンの表示態様によって変化せず、前記大当りたいまよおく判定は、遊技盤に設けられた始動口[例えば、第1特図始動口230、第2特図始動口232]に遊技球が進入した場合に取得[例えば、図86に示す入賞口入賞処理(ステップS508)における入賞受付処理で取得]される乱数[例えば、特図1当選乱数値,特図1乱数値,特図2当選乱数値,特図2乱数値]を用いた大当り抽選の結果に応じて判定されるように構成されており、前記大当り抽選において大当りと判定される確率(以下、「大当り確率」という。)は、予め定められており[例えば、図45(a)に示す当否判定用高確率テーブル及び同図(b)に示す当否判定用低確率テーブルに定められており]、前記大当り確率は、前記変動アイコンの表示態様によって変化しない、ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
続いて、これまで説明した図36に示すパチンコ機100に適用可能な演出の例について図229〜図241を用いて説明する。ここで、技術的思想としては、図229〜図241に示す技術的思想を、図36〜図228に示して上述した技術的思想に適用することは可能であり、またその逆に、図36〜図228に示して上述した技術的思想を、図229〜図241に示す技術的思想に適用することも可能である。その際、同じ符号を付しているもの同士は、同じ構成要素として取り扱える場合があり、置換することができる場合もある。
図229は、演出装置206における演出表示の表示態様(色)と、本明細書および図面で使用する表記の対応関係を示すものであり、同図(a)が装飾図柄表示装置208における表示色との対応関係であり、同図(b)がフルカラーLED等の発光手段における発光色との対応関係である。
図229(a)に示すように、装飾図柄表示装置208における表示色について、装飾図柄表示装置208において「白点滅」で表示される場合を本明細書では「少点」の模様と記載し、図面上は少ない(粗い)ドット(点)のハッチングで示す。同様に、装飾図柄表示装置208において「青色」で表示される場合を本明細書では「斜線」の模様と記載し、図面上は斜線のハッチングで示し、装飾図柄表示装置208において「緑色」で表示される場合を本明細書では「ひし形」の模様と記載し、図面上はひし形のハッチングで示し、装飾図柄表示装置208において「赤色」で表示される場合を本明細書では「格子」の模様と記載し、図面上は格子のハッチングで示し、装飾図柄表示装置208において「金色」で表示される場合を本明細書では「縦線」の模様と記載し、図面上は縦線のハッチングで示し、装飾図柄表示装置208において「虹色(レインボーカラー)」で表示される場合を本明細書では「多点」の模様と記載し、図面上は多い(細かい)ドットのハッチングで示すか、あるいは「横線」の模様と記載し、図面上は横線のハッチングで示す。
また、装飾図柄表示装置208において「デフォルト(の色)」で表示される場合をこれら以外の表記(例えば、無模様かつ白色)で示す。
また、図229(b)に示すように、家紋役物224E等に内蔵されるフルカラーLED等の発光手段の発光色について、発光手段において「白点灯」で表示される場合を本明細書では「少点」の模様と記載し、図面上は少ない(粗い)ドット(点)のハッチングで示す。同様に、発光手段において「青点灯」で表示される場合を本明細書では「斜線」の模様と記載し、図面上は斜線のハッチングで示し、発光手段において「緑点灯」で表示される場合を本明細書では「ひし形」の模様と記載し、図面上はひし形のハッチングで示し、発光手段において「赤点灯」で表示される場合を本明細書では「格子」の模様と記載し、図面上は格子のハッチングで示し、発光手段において「金点灯」で表示される場合を本明細書では「縦線」の模様と記載し、図面上は縦線のハッチングで示し、発光手段において「虹点灯(レインボーフラッシュ)」で表示される場合を本明細書では「多点」の模様と記載し、図面上は多い(細かい)ドットのハッチングで示すか、あるいは「横線」の模様と記載し、図面上は横線のハッチングで示す。また、発光手段において「消灯」されている場合を明細書では「白塗り」の模様と記載し、図面上はこれら以外の表記(例えば、無模様かつ白色)で示す。
以下に説明する演出の例では、特に断らない限り、表示手段が、例えば、図49等に示す第1装飾図柄表示装置208L〜第3装飾図柄表示装置208Mによって構成され、これらのうちのいずれか一つ又は二つ又は全部の装飾図柄表示装置によって予告アイコン、予告表示、ミニゲームA用アイコン、ミニゲームB用アイコン、保留アイコン、変動アイコン、アイコン変化予告表示、チャンスアップメータ、タイマ予告等が表示される例を示す。まずは、これらについて順に説明していく。
図230は、チャンスアップメータを用いた演出の一例を段階的に示した図である。
図230(A1)〜同図(A7)に示す演出例は、図64(9)に続く演出例である。
図230(A1)は、ボタン画像136aと残時間表示メータMTが表示され、ボタン演出が開始された後、演出ボタン136の操作有効期間が開始した様子が示されている。ここで、サボハニのキャラクタSBHは、第2チェックポイントCP2に到達しており、遊技者によるボタン操作が行われるか、操作有効期間が経過するまで第2チェックポイントCP2で停止するが、停止しないようにしてもよい。
図230(A2)に示す残時間表示メータMTでは、上記操作有効期間が開始されてゲージが減っている様子が示されており、その後、図230(A3)に示すタイミングで、遊技者により、演出ボタン136が押下されると、図230(A4)に示すように、殿様のカットイン画像(金カットイン画像)CI3が表示され、大当りの信頼度が高いことを報知する予告演出が行われる。この演出例では、金カットイン画像CI3は、外枠が「縦線」の模様で表された態様とされている。この演出例において表示されるカットイン画像CI3は、図64に示す殿様のカットイン画像CI3とは表示態様が異なっており、第1装飾図柄表示装置208Lの表示画面の全体に表示される態様とされている。したがって、剣豪リーチにおける主人公の殿様と敵役の剣豪との決闘シーンのアニメーションの表示やチャンスアップメータCMTは、このカットイン画像CI3によってオーバーラップされているため、非表示とされている。すなわち、カットイン画像CI3が剣豪リーチにおける主人公の殿様と敵役の剣豪との決闘シーンのアニメーションの表示やチャンスアップメータCMTの前面側に重ねて表示されているので、剣豪リーチにおける主人公の殿様と敵役の剣豪との決闘シーンのアニメーションの表示やチャンスアップメータCMTが視認困難とされているということができる。このように、この演出例では、チャンスアップメータCMTがこのチャンスアップメータCMTの演出により出現したチャンスアップ予告の表示によりオーバーラップされる様子を示したが、チャンスアップ予告の表示がチャンスアップメータCMTによってオーバーラップされてもよい。このことは、これまでの説明において、及び、以降の説明においても適用可能である。なお、図230(A4)に示される金カットイン画像CI3に換えて、当該金カットイン画像CI3よりも信頼度の低い弱カットイン画像CI3b(図217(A13)参照)が表示されてもよい。図230(A4)に示されるこの金カットイン画像CI3は、演出ボタン136が操作有効期間内において操作されたことを条件に表示される場合があってもよいし、演出ボタン136が操作有効期間内において操作された場合に必ず表示されてもよい。また、図230(A4)に示されるこの金カットイン画像CI3は、演出ボタン136が操作されることなく操作有効期間が経過した場合にも表示される場合があってもよいし、演出ボタン136が操作されることなく操作有効期間が経過した場合に必ず表示されてもよいし、演出ボタン136が操作されることなく操作有効期間が経過した場合には表示しないようにしてもよいし、演出ボタン136が操作されることなく操作有効期間が経過した場合には金カットイン画像CI3ではなく弱カットイン画像CI3bが表示されるようにしてもよい。また、この演出例において、金カットイン画像CI3が表示されない場合には、チャンスアップメータCMTは金カットイン画像CI3により隠されず、視認可能に表示されることとなる。なお、この演出例では、金カットイン画像CI3の表示中において、金カットイン画像CI3の背面側のレイヤにおいてチャンスアップメータCMTが表示され、その状態で、チャンスアップメータCMTのカーソルとしてのサボハニのキャラクタSBHの進行が行われる表示制御を行っているが、サボハニのキャラクタSBHを進行しないようにしていもよいし、金カットイン画像CI3の背面側のレイヤでチャンスアップメータCMTを配置しない表示制御を行うようにしてもよい。
図230(A5)に示す演出は、図64(14)に示す演出に対応しており、第1装飾図柄表示装置208Lでは、本来は、サボハニのキャラクタSBHの近傍に「チャンスアップ 金カットイン」の文字が付記された吹き出しが表示されるのであるが、この演出例では、金カットイン画像CI3が表示画面の全体に表示されているため、非表示とされている。なお、演出ボタン136が操作されることなく操作有効期間が経過した場合に金カットイン画像CI3が表示されないように構成されている場合において、演出ボタン136が操作されなかった場合も、演出ボタン136が操作された場合と同じようにチャンスアップの予告が発生したことを報知するようにしてもよい。この場合では、金カットイン画像CI3によりチャンスアップメータCMTがオーバーラップされないので、チャンスアップメータCMTについては、図64(14)に示すような表示が行われることとなる。また、チャンスアップの予告が発生したことを報知しなくてもよいし、チャンスアップの予告が発生したことを一部だけ報知(例えば、吹き出しは表示しないで、「UP」の文字表示だけ行う等)してもよい。
図230(A6)に示す演出は、図64(15)に示す演出に対応しており、第1装飾図柄表示装置208Lでは、本来は、チャンスアップメータCMTにおける第2チェックポイントCP2が赤色でマーキングされるとともに、予告が出現したことにより大当りの信頼度がアップしたことを示す「UP」の文字がその上方に表示され、予告が発生したことの履歴が示されるのであるが、この演出例では、金カットイン画像CI3が表示画面の全体に表示されているため、これも非表示とされている。
図230(A7)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、金カットイン画像CI3が消去され、剣豪リーチにおける主人公の殿様と敵役の剣豪との決闘シーンのアニメーションの表示及びチャンスアップメータCMTが表示された様子が示されている。また、サボハニのキャラクタSBHが移動を開始している。その後は、例えば、図64(17)以降に示す演出が行われる。
図230(B1)〜同図(B3)は、同図(A4)〜同図(A6)に示す演出の別の演出パターンを示しており、金カットイン画像CI3が第1装飾図柄表示装置208Lの表示画面の全体ではなく、上下の各端縁部分を残して表示されている様子が示されている。
図230(B1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、金カットイン画像CI3が表示され、大当りの信頼度が高いことを報知する予告演出が行われている。この演出例では、金カットイン画像CI3が表示画面の上下端縁部分を残して表示されており、金カットイン画像CI3が表示されていない領域では、剣豪リーチにおける主人公の殿様と敵役の剣豪との決闘シーンのアニメーションの表示やチャンスアップメータCMTの一部が視認可能とされている。換言すれば、チャンスアップメータCMTは、その一部が金カットイン画像CI3により隠された状態となっているということができる。そのため、チャンスアップ予告が発生するポイントであるチェックポイントの状況(チェックポイントが塗りつぶされているか否か等)が把握できる場合がある。この演出例では、、カーソルとしてのサボハニのキャラクタSBHの様子を視認困難な態様で金カットイン画像CI3を表示するようにしたが、サボハニのキャラクタSBHの一部又は全部が視認可能とされ、チャンスアップメータCMTの演出の進行状況が把握できるようにしてもよい。また、チェックポイントに表示される「UP」の文字の一部又は全部が視認可能としてもよく、このようにすると、チャンスアップ予告が発生したか否かが把握できるようになる場合がある。また、最終地点GPの一部又は全部が視認可能としてもよい。また、ゲージの減少具合によりチャンスアップ予告の演出の進捗状況を把握する演出が行われている場合にあっては、ゲージを表示するメータの一部又は全部が視認可能とされ、進行状況を把握できるようにしてもよい。また、サボハニのキャラクタSBHの吹き出しの一部又は全部が視認可能とされ、発生したチャンスアップ予告の種類が把握できる場合があるようにしてもよいし、把握できる場合と把握できない場合とがあるようにしてもよい。なお、金カットイン画像CI3が表示されている間は、チャンスアップメータCMTを消去して非表示とされるようにしてもよい。
図230(B2)に示す演出は、同図(A5)に示す演出に対応しており、第1装飾図柄表示装置208Lでは、本来は、サボハニのキャラクタSBHの近傍に「チャンスアップ 金カットイン」の文字が付記された吹き出しが表示されるのであるが、この演出例では、金カットイン画像CI3によりオーバーラップされているため、非表示とされている。
図230(B3)に示す演出は、同図(A6)に示す演出に対応しており、第1装飾図柄表示装置208Lでは、チャンスアップメータCMTの下部が一部表示されており、チャンスアップメータCMTにおける第2チェックポイントCP2が赤色でマーキングされる様子が表示されている。しかしながら、この演出例では、チャンスアップメータCMTの上部が金カットイン画像CI3により隠されているので、予告が出現したことにより大当りの信頼度がアップしたことを示す「UP」の文字が非表示とされている。その後は、例えば、同図(A7)以降に示す演出が行われる。
図230(C1)〜同図(C6)は、図64(16)に続く演出例である。
図230(C1)に示す第1装飾図柄表示装置208では、サボハニのキャラクタSBHが第3チェックポイントCP3に到達した様子が示されている。
すると、図230(C2)に示すように、この演出例では、図64(18)に示す演出とは異なり、レバー画像136Vaではなく、デカボタン画像136aLが表示されるとともに、サボハニのキャラクタSBHの近傍に「チャンスアップ デカボタン」の文字が付記された吹き出しが表示され、信頼度の高いボタン演出による予告が開始されたことを報知している。しかしながら、この演出例では、デカボタン画像136aLが表示画面の大部分を占めて表示されており、デカボタン画像136aLにより、チャンスアップメータCMTの一部が隠されている。そのため、サボハニのキャラクタSBHの吹き出しが非表示とされ、「チャンスアップ デカボタン」の文字が表示されている様子が視認できないようになっている。また、サボハニのキャラクタSBHも一部がデカボタン画像136aLにより隠されている。なお、この場合において、チャンスアップメータCMTがデカボタン画像136aLの前面側に重ねて(オーバーラップして)表示されてもよく、この場合では、サボハニのキャラクタSBHの吹き出しが視認可能となる場合がある。また、チャンスアップメータCMTを構成する表示のうちの一部の表示のみがチャンスアップメータCMTにオーバーラップして表示されるようにしてもよく、例えば、チャンスアップメータCMTを構成するサボハニのキャラクタSBHやサボハニのキャラクタSBHの吹き出しのみがデカボタン画像136aLにオーバーラップして表示されるようにしてもよい。
その後、図230(C3)に示す装飾図柄表示装置208では、デカボタン画像136aLに加えて残時間表示メータMTが表示され、ボタン演出が開始される。このとき、残時間表示メータMTは、デカボタン画像136aLの下端部分に重ねて表示されているが、表示位置はこれに限定されず、適宜位置に配置することができる。また、この演出例における残時間表示メータMTは、同図(A1)と同じサイズとされているが、デカボタン画像136aLの大きさに対応して大きいサイズで表示してもよい。なお、デカボタン画像136aLを表示する際には残時間表示メータMTを表示されないようにしてもよいし、残時間表示メータMTを複数表示可能として、当該複数の残時間表示メータMTが同時に表示されている状態があってもよい。例えば、演出ボタン136aと残時間表示メータMTとが一体的に表示する場合にあっては、デカボタン136aLを表示する場合には、その大きさに比例して残時間表示メータMTもそのまま大きく表示されるようにしてもよく、また、ボタン画像136aと残時間表示メータMTとが別々で表示される構成にあっては、デカボタン136aLを表示する場合に、その大きさに合わせて残時間表示メータMTも大きくしてもよい。
図230(C4)では、演出ボタン136の操作有効期間が開始され、遊技者による演出ボタン136の操作を受付可能な状態となる。この時、チャンスアップメータCMTにおける第3チェックポイントCP3が赤色でマーキングされ、予告が出現したことにより大当りの信頼度がアップしたことを示す「UP」の文字がその上方に表示されるが、「UP」の文字の一部がデカボタン画像136aLに隠されており、視認困難とされている。また、チャンスアップメータCMTでは、サボハニのキャラクタSBHが移動を開始している様子が示されている。なお、遊技者による演出ボタン136の操作が行われるか、操作有効期間が経過するまでサボハニのキャラクタSBHを第3チェックポイントCP3で停止させるようにしてもよい。
図230(C5)に示す残時間表示メータMTでは、上記操作有効期間が開始されてゲージが減っている様子が示されている。一方、チャンスアップメータCMTでは、サボハニのキャラクタSBHが最終地点GP手前に位置しているが、デカボタン画像136aLによりオーバーラップされており、視認困難とされている。その後、上記操作有効期間内において、図230(C6)に示すタイミングで、遊技者により演出ボタン136が操作されると、その後は、例えば、図64(23)以降の演出が行われる。
図230(D1)〜同図(D5)は、同図(C1)に続く別の演出パターンを示している。
サボハニのキャラクタSBHが第3チェックポイントCP3に到達すると、図230(D1)に示すように、この演出例では、レバー画像136Vaの合体アニメーションが開始され、表示画面の左下及び右上からそれぞれ半透明のレバー画像136Vqが出現する。図230(D1)に示すタイミングでは、左下に表示されている半透明のレバー画像136VqがチャンスアップメータCMTに重なっており、レバー画像が半透明であることから、チャンスアップメータCMTが薄く視認することができる状態となっている。ここで、合体アニメーションは、レバー演出の導入アニメーションや、フェードインアニメーション(INアニメ)という場合がある。この半透明レバー画像136Vqは、合体することにより、レバー画像136Vaが実体化され、レバー演出が開始されることを報知するものである。一対の半透明レバー画像136Vqは、互いに近接しながら中央に向かって移動している。なお、この演出例では、2つの半透明レバー画像136Vqが合体する例について説明したが、例えば、4つの半透明のレバー画像136Vqが合体する演出が行われてもよく、この場合、2つの半透明レバー画像136Vqが合体する演出が行われる場合よりも、4つの半透明のレバー画像136Vqが合体する演出が行われた場合の方が、レバー画像136Vaが実体化されてレバー演出が開始されやすくなるようにしてもよい。なお、合体アニメーションの表示中は演出レバー136Vの操作はまだ受け付けられていない状態である。ここで、INアニメにおいて表示されるレバー画像が透明度を有していなくてもよい。
図230(D2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、一対の半透明レバー画像136Vqがさらに近接している様子が示されている。
そして、図230(D3)に示すように、一対の半透明レバー画像136Vqが重なると、図230(D4)に示すように、エフェクトEF301が表示画面の大部分を覆うように表示される。このエフェクトEF301は、一対の半透明レバー画像136Vqの全体を覆うと思に、チャンスアップメータCMTの少なくとも一部を覆っている。なお、チャンスアップメータCMTがエフェクトEF301にオーバーラップして表示されてもよい。
その後、図230(D5)に示す装飾図柄表示装置208では、エフェクトEF301が消去されてレバー画像136Vaが出現するとともに、サボハニのキャラクタSBHの近傍に「チャンスアップ レバー」の文字が付記された吹き出しが表示され、レバー演出による予告が開始されたことを報知している。なお、この演出例では、図64(18)に示す演出とは異なり、レバー画像136VaがサボハニのキャラクタSBHの吹き出しの前面側にオーバーラップするようにして表示されており、レバー画像136Vaによりオーバーラップされていない状態よりも吹き出しが視認困難とされているが、図64(18)に示す演出と同様に、レバー画像136VaがサボハニのキャラクタSBHの吹き出しにオーバーラップされて表示されるようにしてもよい。その後は、例えば、図64(19)以降に示す演出が行われる。
この演出例では、チャンスアップ予告に係る表示が表示されると、この表示によってチャンスアップメータCMTの一部又は全部が隠され、あるいは、チャンスアップメータCMTが非表示とされる例を示したが、チャンスアップ予告に係る表示によって、チャンスアップメータCMTが隠されないように(あるいは、非表示とされないように)構成されてもよい。なお、これまでに説明し、あるいは、後述するタイマ予告においても同様にすることができる。
図231は、本実施形態において行われる演出例を段階的に示した図である。
図231(A1)〜同図(A9)に示す演出例では、図49(a)に示される演出装置206において、家紋役物224Eに換えて、サブ表示装置208Sが装飾図柄表示装置208の下方に配置された構成とされている。なお、サブ表示装置208Sは、その上端が、装飾図柄表示装置208の下端よりも下方となるように配置されており、この状態では、装飾図柄表示装置208がサブ表示装置208Sにオーバーラップされていないようになっている。また、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gd、千両箱役物224Hについては、説明を容易にするために、図示を省略している。
図231(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展し、チャンスアップメータCMTにおいてサボハニのキャラクタSBHが第2チェックポイントCP2に到達してボタン演出が開始され、その後、操作有効期間が開始した様子が示されている。すなわち、図231(A1)に示す演出は、図64(10)に示す演出に対応している。また、サブ表示装置208Sでは、「vs剣豪」の文字が表示されており、スーパーリーチの種類を報知している。このとき、装飾図柄表示装置208がサブ表示装置208Sにオーバーラップしていないので、チャンスアップメータCMT及び、ボタン演出を構成するボタン画像136a及び残時間表示メータMTが視認しやすくなっている。
図231(A2)に示す残時間表示メータMTでは、上記操作有効期間が開始されてゲージが減っている様子が示されており、その後、図231(A3)に示すタイミングで、遊技者により演出ボタン136が押下操作されると、図231(A4)に示すように、サブ表示装置208Sでは、表示画面の全体に金カットイン画像CI3が表示される。また、図231(A4)では、サブ表示装置208Sが金カットイン画像CI3を表示した状態で上方に移動し、上半分が装飾図柄表示装置208の前面側にオーバーラップしている状態となっている。そのため、チャンスアップメータCMTの少なくとも一部がサブ表示装置208Sによってオーバーラップされており、オーバーラップされていない状態よりも視認困難とされている。なお、図231(A4)に示される金カットイン画像CI3に換えて、弱カットイン画像CI3bが表示される場合があってもよい。この場合、サブ表示装置208Sが上昇してもよいし、上昇しなくてもよい。また、図231(A4)に示されるこの金カットイン画像CI3は、演出ボタン136が操作有効期間内において操作されたことを条件に表示される場合があってもよいし、演出ボタン136が操作有効期間内において操作された場合に必ず表示されてもよい。また、演出ボタン136が操作有効期間内において操作された場合にサブ表示装置208Sが必ず上昇するようにしてもよいし、演出ボタン136が操作されることなく操作有効期間が経過してもサブ表示装置208Sが必ず上昇するようにしてもよい。また、演出ボタン136が操作有効期間内において操作された場合にのみサブ表示装置208Sが上昇する場合があるようにしてもよい。また、図231(A4)に示されるこの金カットイン画像CI3は、演出ボタン136が操作されることなく操作有効期間が経過した場合にも表示される場合があってもよいし、演出ボタン136が操作されることなく操作有効期間が経過した場合に必ず表示されてもよいし、演出ボタン136が操作されることなく操作有効期間が経過した場合には表示しないようにしてもよい。
その後、サブ表示装置208Sは上昇動作を継続し、図231(A5)に示すように、サブ表示装置208Sが装飾図柄表示装置208の略中央でオーバーラップする態様で停止する。このとき、サブ表示装置208Sを支持する支持部材がチャンスアップメータCMTの一部をオーバーラップしているが、サブ表示装置208Sの本体は、チャンスアップメータCMTのメータ部分にオーバーラップしておらず、サブ表示装置208Sの上昇動作中よりもチャンスアップメータCMTが視認容易とされている。すなわち、チャンスアップメータCMTは、サブ表示装置208Sの上昇動作中の方が、上昇動作の完了後よりもサブ表示装置208Sに隠される領域が多く、視認困難であるということができる。なお、上昇動作が完了して最大動作位置まで移動したサブ表示装置208SによりチャンスアップメータCMTの少なくとも一部がオーバーラップされるように構成されてもよい。また、サブ表示装置208Sの表示領域が装飾図柄表示装置208や他の演出可動体等によりオーバーラップされるように構成されてもよい。また、サブ表示装置208Sの上昇動作の完了後の方が、上昇動作中よりもサブ表示装置208Sによって隠されるチャンスアップメータCMTの領域が多くてもよい。また、装飾図柄表示装置208では、サボハニのキャラクタSBHの近傍に「チャンスアップ 金カットイン」の文字が付記された吹き出しが表示され、金カットイン画像CI3の表示による予告が行われたことを報知しているが、吹き出しの表示位置の少なくとも一部がサブ表示装置208Sに重なっており、視認困難とされている。なお、吹き出しの表示位置をサブ表示装置208Sに重ならない位置としてもよい。また、吹き出しを非表示としてもよい。
その後、図231(A6)に示すように、チャンスアップメータCMTにおける第2チェックポイントCP2が赤色でマーキングされるとともに、チャンスアップ予告が出現したことにより大当りの信頼度がアップしたことを示す「UP」の文字がその上方に表示され、チャンスアップ予告が発生したことの履歴が示される。なお、「UP」の表示は、サボハニのキャラクタSBHによりオーバーラップされており、オーバーラップされていない状態である場合よりも視認困難とされている。また、このとき、サボハニのキャラクタSBHの近傍に表示されていた吹き出しは消去されているが、吹き出しが表示されていた領域は、サブ表示装置208Sにオーバーラップされていたので、その態様は認識困難な場合がある。
図231(A7)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニのキャラクタSBHが移動を開始した様子が示されている。このとき、サブ表示装置208Sでは、金カットイン画像CI3から「vs剣豪」の文字表示に表示を切り替えた後、下降動作が開始され、図231(A7)に示すタイミングでは、サブ表示装置208Sの本体がチャンスアップメータCMTのメータ部分の少なくとも一部の前面側にオーバーラップする位置となっており、チャンスアップメータCMTが視認困難とされている。なお、サブ表示装置208Sの下降動作が開始した後に、金カットイン画像CI3から「vs剣豪」の文字表示に切り換えてもよいし、サブ表示装置208Sの下降動作が完了した後で、金カットイン画像CI3から「vs剣豪」の文字表示に切り換えてもよい。
図231(A8)では、サブ表示装置208Sの下降動作が引き続き行われている様子が示されている。このとき、チャンスアップメータCMTにおけるサボハニのキャラクタSBHの移動表示も行われている。
図231(A9)では、サブ表示装置208Sの下降動作が完了して初期位置となった様子が示されている。このとき、装飾図柄表示装置208は、サブ表示装置208Sにオーバーラップされていないので、視認容易となる場合がある。その後は、例えば、装飾図柄表示装置208において、図64(17)以降に示される演出が行われる。
このように、この演出例では、サブ表示装置208Sにチャンスアップ予告としての金カットイン画像CI3を表示する例を示したが、金カットイン画像CI3を表示する表示デバイスは、上述した装飾図柄表示装置208(第1装飾図柄表示装置208L〜第3装飾図柄表示装置208N)やサブ表示装置208Sに限らず、他の種類の表示デバイスに表示するようにしてもよく、例えば、図50(C4)に示すPOVディスプレイ224Iであってもよいし、導光板ILの発光により行うようにしてもよい。また、図49(b)に示すように、表示装置を第1装飾図柄表示装置208L、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nによって構成し、第2装飾図柄表示装置208Mと第3装飾図柄表示装置208Nとが近接する位置まで移動させて、これらの表示装置にわたって金カットイン画像CI3等のチャンスアップ予告の表示を行うようにしてもよい。ここで、近接する位置とは、2つの表示装置が接触する位置である場合であってもよいし、2つの表示装置が近づくが、間隙を有する場合であってもよい。
図231(B1)〜同図(B4)は、図55(8)に続く演出例である。
図231(B1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、タイマ予告表示TM1において「注目」の文字が表示された後、中図柄に疑似連図柄が上方から下方に向けて低速で移動する表示が行われている様子が示されている。疑似連図柄の低速移動は同図(B3)まで継続して行われるが、この演出例では、図231(B2)に示すように、図55(19)に示す演出例とは異なり、タイマ予告表示TM1は消去されず、タイマ予告表示TM1は、図231(B3)に示すように、疑似連図柄が停止表示した後、図229(B4)に示すように、殿様のキャラクタと「継続」の文字表示とからなるカットイン表示に切り換わるまで表示される。このとき、タイマ予告表示TM1が、タイマ予告が行われた結果実行される予告演出表示としての疑似連図柄によってオーバーラップされる。なお、疑似連図柄がタイマ予告表示TM1によってオーバーラップされてもよい。その後は、例えば、図55(13)以降に示される演出が行われる。なお、疑似連図柄が停止表示することなく、下方にフレームアウトする場合があってもよく、疑似連図柄が下方にフレームアウトした場合には、疑似連が開始されず、そのままハズレの装飾図柄の組合せが停止表示されてもよいし、リーチ状態となってリーチ演出が開始するようにしてもよい。このように、この演出例では、タイマ予告が行われることにより、カウントダウンが完了した後、疑似連が開始されることを予告している。
図231(C1)〜同図(C4)は、図55(6)に続く演出例である。
図231(C1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、タイマ予告表示TM1における表示が「00:00」となり、カウントダウンが完了した様子が示されている。
すると、図231(C2)に示すように、この演出例では、図55(8)に示す演出例とは異なり、殿様の顔のアップの表示YMFとともに「いくぜ!!」の文字が付された吹き出しが表示される。このとき、タイマ予告表示TM1では、引き続き「00:00」が表示されているが、吹き出しによって少なくとも一部が隠されており、視認困難とされている。なお、タイマ予告表示TM1が吹き出しをオーバーラップしてタイマ予告表示TM1を視認できる態様としてもよい。また、殿様の顔のアップの表示YMF及び吹き出しが表示されるタイミングでタイマ予告表示TM1が消去されてもよいし、タイマ予告表示TM1が消去された後で殿様の顔のアップの表示YMF及び吹き出しを表示してもよい。また、図231(C2)に示す演出例では、タイマ予告表示TM1の一部を吹き出しによって覆うようにしたが、タイマ予告表示TM1の全部を吹き出しによって覆うようにしてもよい。また、殿様の顔のアップの表示YMFによりタイマ予告表示TM1が隠されるようにしてもよい。
その後、図231(C3)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、タイマ予告表示TM1が消去される様子が示されている。
すると、図231(C4)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、中図柄に殿様のキャラクタが表された疑似連図柄が上方から下方に向けて低速で移動する表示が開始される。疑似連図柄が吹き出しと重なると、疑似連図柄は、吹き出しによって少なくとも一部が隠される。すなわち、疑似連図柄よりも殿様の顔のアップの表示YMF及び吹き出しの方が前面側に表示されている。なお、殿様の顔のアップの表示YMF及び吹き出しよりも疑似連図柄の方が前面側に表示されるようにしてもよい。その後は、例えば、図55(10)以降に示される演出が行われる。なお、この演出例では、殿様の顔のアップの表示YMFとともに表示される「いくぜ!!」の文字が付された吹き出しの表示中にタイマ予告表示TM1が消去されるが、このようにタイマ予告表示によるカウントダウンが0になった後に表示される表示の中にタイマ予告表示が消去されることは、これまでに説明したタイマ予告演出の実施形態や、以降に説明するタイマ予告演出の実施形態にも適用可能であることはいうまでもない。
図231(D1)〜同図(D3)は、同図(C2)〜同図(C4)示す演出の別の例を示している。
図231(D1)は、同図(C2)に示す演出に対応しており、第1装飾図柄表示装置208Lでは、殿様の顔のアップの表示YMF及び吹き出しの表示に換えて、カットイン画像CI7が表示されている様子が示されている。このカットイン画像CI7は、格子の模様の外枠で囲まれて方形状をなすとともに、その左下隅部に殿様の顔のアップが表示され、その近傍に「いくぜ!!」の文字が表示され、疑似連演出が開始される可能性があることを報知している。ここで、カットイン画像CI7は、タイマ予告表示TM1の全部を隠しており、タイマ予告表示TM1がカットイン画像CI7により非表示とされている。なお、カットイン画像CI7の表示態様が複数種類あり、表示態様により、タイマ予告表示TM1の一部又は全部が視認可能とされる場合があってもよい。また、カットイン画像CI7は、UI部UIにオーバーラップされるように表示され、カットイン画像CI7によりUI部UIの視認性低下を抑制している。また、UI部UIがカットイン画像CI7によってオーバーラップされ、少なくとも一部が隠される態様としてもよい。
図231(D2)は、同図(C3)に示す演出に対応しており、タイマ予告表示TM1が消去されるが、カットイン画像CI7により隠されているので、その様子は認識困難である。
図231(D3)は、同図(C4)に示す演出に対応しており、第1装飾図柄表示装置208Lでは、中図柄に疑似連図柄が上方から下方に向けて低速で移動している様子が示されている。このとき、カットイン画像CI7は、疑似連図柄をオーバーラップしており、すなわち、疑似連図柄の少なくとも一部を隠している。その後は、例えば、カットイン画像CI7が消去され、図55(10)以降に示す演出が行われる。なお、カットイン画像CI7があるタイミングでUI部UIの少なくとも一部をオーバーラップするようにしてもよい。
図232は、タイマ予告演出の一例を段階的に示した図である。
図232(A1)〜同図(A12)に示す演出例は、図55(3)に続く演出例である。
図232(A1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンが行われており、図232(A1)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TM1における表示が「05:00」となっており、カウントダウンが開始してから5秒が経過したことが示されている。
その後、図232(A2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、「ボタンSTOCK!!」の文字が表示されたカットイン画像CI8が表示されている様子が示されている。すなわち、ボタン演出の開始の契機となる予告アイテムがストックされることが報知される。このカットイン画像CI8は、表示領域の上下端縁の一部を残し、表示領域の多くを占めるように表示されている。そのため、第1装飾図柄やタイマ予告表示TM1がこのカットイン画像CI8によって隠され非表示とされている。このとき、タイマ予告表示TM1は、非表示とされているもののカウントダウンは継続して行われている。また、UI部UIは、カットイン画像CI8の前面側に表示されており、カットイン画像CI8による視認性の低下を抑制している。なお、カットイン画像CI8の表示に換えてあるいはカットイン画像CIの表示とともに、家紋役物224E等の演出可動体224や、導光板ILによる演出表示による演出を行ってもよい。このように、この演出例では、タイマ予告演出と関係しない別の演出表示によってタイマ予告表示TM1がオーバーラップされていることが示されている。なお、タイマ予告表示TM1がカットイン画像CI8の前面側に配置されるようにしてもよい。
すると、図232(A3)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、カットイン画像CI8が消去され、タイマ予告表示TM1が表示されている状態となった様子が示されている。このとき、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示は「03:91」となっている。また、タイマ予告表示TM1の下方に予告アイテムとしてのストックボタン画像136aSTが表示されているとともに、その上方に「×1」の文字が表示されており、ボタン演出が少なくとも1回行われることが予告報知されている。すなわち、ボタン演出の実行が1つストックされていることが示されている。
図232(A4)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、左図柄及び右図柄にそれぞれ「装飾7」が停止してリーチ状態となった後、タイマ予告表示TM1における表示が「00:00」となってカウントダウンが完了し、予告への注目を促す旨の「注目」の文字が表示されている様子が示されている。
すると、図232(A5)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、ストックボタン画像136aSTの周囲を囲むようにエフェクトEF302が表示され、ボタン消化アニメーションが行われている様子が示されている。このボタン消化アニメーションにより、ボタン演出が開始されることが報知される。すなわち、この演出例では、タイマ予告演出が行われた結果として予告アイテムとしてのストックボタン画像136aSTが消化されることが示されている。
その後、図232(A6)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、タイマ予告表示TM1が消去され、図232(A7)に示すように、表示画面の右下隅部に表示されていたストックボタン画像136aSTが拡大しながら中央に移動するアニメーションが表示されている。
すると、図232(A8)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、ボタン画像136aと残時間表示メータMTが表示され、ボタン演出が開始されている様子が示されている。その後、図232(A9)に示すタイミングで、演出ボタン136の操作有効期間が開始すると、遊技者による演出ボタン136の操作を受付可能な状態となる。
図232(A10)に示す残時間表示メータMTでは、上記操作有効期間が開始されてゲージが減っている様子が示されており、その後、図232(A11)に示すタイミングで、遊技者により演出ボタン136が押下操作されると、図232(A12)に示すように、殿様のキャラクタと「継続」の文字表示とからなるカットイン表示が行われる。この演出例では、このようにして、ボタン演出に成功したことにより疑似連演出が実行されることが報知されている。なお、ボタン演出に失敗する場合があってもよく、この場合には、疑似連演出が開始されず、そのままハズレの装飾図柄の組合せが停止表示されてもよいし、リーチ状態となってリーチ演出が開始するようにしてもよい。このように、この演出例では、タイマ予告演出が行われることにより、ボタン演出が開始され、このボタン演出に成功したことにより、疑似連演出が開始される様子が示されている。その後は、例えば、図55(13)以降に示す演出が行われる。
図232(B1)〜同図(B10)に示す演出例は、図55(4)に続く演出例である。
図232(B1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンが行われており、図232(B1)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TM1における表示が「00:01」となっている様子が示されている。なお、第1装飾図柄では、左図柄、中図柄及び右図柄のいずれも変動表示中となっている。
その後、この演出例では、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンが「00:01」で停止した後、図232(B2)に示すように、タイマ予告表示TM1では、「00:01」の表示に換えて、いわゆる「一時停止ボタン」のマークとともに「一時停止」の文字が付された「一時停止表示」が表示され、タイマ表示のカウントダウンが中断したことが報知されている。なお、残り時間(「00:01」)が表示されたタイマ予告表示TM1とは別途に「一時停止表示」が表示されてもよい。この場合において、「一時停止表示」をタイマ予告表示TM1の上方に配置してもよいし、タイマ予告表示TM1の一部に重ねて表示するようにしてもよい。この演出例では、その後、1回目の疑似連演出が行われ、2回目の装飾図柄の変動表示が行われる。その間も「一時停止表示」は継続して表示されている。なお、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンが中断している間、残り時間の表示と「一時停止表示」を交互に表示するようにしてもよい。
図232(B3)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、殿様のキャラクタと「継続」の文字表示とからなるカットイン表示が行われ、2回目の疑似連演出の開始を報知している。このときも、「一時停止表示」は継続して表示されている。
その後、図232(B4)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第1装飾図柄の変動表示が再度開始される。このとき、第1装飾図柄表示装置208Lでは、疑似連による3回目の装飾図柄の変動表示が開始されたことを示す「×3」が第2装飾図柄の下方に表示される。
図232(B5)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、左図柄及び右図柄にそれぞれ「装飾7」が停止してリーチ状態となった様子が示されている。なお、このときも、「一時停止表示」は継続して表示されている。
リーチ演出が開始されると、図232(B6)に示すように、第1装飾図柄の左図柄と右図柄がそれぞれ左右上方に移動表示され、UI部UIでは、変動アイコンh0を残して表示領域の下方にフレームアウトする。なお、第1装飾図柄の左図柄及び右図柄の移動表示の開始と、UI部UIのフレームアウト表示の開始とが同じタイミングであってもよいし、第1装飾図柄の左図柄及び右図柄の移動表示が開始した後で、UI部UIのフレームアウト表示が開始してもよいし、UI部UIのフレームアウト表示が開始した後で、第1装飾図柄の左図柄と右図柄の移動表示が開始してもよい。
その後、タイマ予告表示TM1では、「一時停止表示」から残り時間を示すタイマ表示に切り換わり、タイマ表示のカウントダウンが再開する。そして、図232(B7)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「00:00」となると、図232(B8)に示すように、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示に換えて予告への注目を促す旨の「注目!!」の文字が表示される。
すると、図232(B9)に示すように、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdが動作し、それぞれ第1装飾図柄表示装置208Lの前面側でオーバーラップする。第1装飾図柄の左図柄と右図柄は、それぞれ第1大盤振舞役物224Gaと第2大盤振舞役物224Gbによってオーバーラップされ、視認困難とされている。また、第2装飾図柄と第2保留数表示も、それぞれ第1大盤振舞役物224Gaと第2大盤振舞役物224Gbによって少なくとも一部がオーバーラップされ、視認困難とされている。さらに、この演出例では、「注目!!」と表示されたタイマ予告表示TM1の少なくとも一部が第2大盤振舞役物224Gbと第4大盤振舞役物224Gdによってオーバーラップされ、視認困難とされている。なお、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdのうちの一部のみが動作してもよいし、全部が動作してもよく、例えば、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdの動作する数によって信頼度が異なるようにしてもよい。また、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdが動作しない場合があってもよい。その後、図232(B10)に示すように、タイマ予告表示TM1が消去される。その後は、例えば、図51(23)以降に示す演出が行われる。
なお、この演出例では、「一時停止表示」をタイマ予告表示TM1にて表示する例を示したが、例えば、図232(C1)〜同図(C2)に示すように、タイマ表示のカウントダウンが中断されるときに、一時停止表示PAUSEをタイマ予告表示TM1とは別途に表示するようにしてもよい。図232(C1)〜同図(C2)に示す演出は、同図(B1)に続いて行われる別の演出例であって、同図(B2)〜同図(B6)において行われる演出に対応している。図232(C1)に示す一時停止表示PAUSEは、四隅が面取りされた横長方形状の表示であり、その枠内に「一時停止ボタン」のマークと「一時停止」の文字が表示された態様とされ、表示画面の中央に大きく表示されている。このとき、一時停止表示PAUSEは、タイマ予告表示TM1の少なくとも一部を隠すようにタイマ予告表示TM1にオーバーラップしており、タイマ予告表示TM1を視認困難としている。なお、一時停止表示PAUSEが表示される際に、タイマ予告予告表示TM1を移動表示し、一時停止表示PAUSEと重ならない位置に移動してもよい。その後は、例えば、同図(B7)以降に示す演出が行われる。
また、例えば、図232(D1)〜同図(D2)に示すように、タイマ表示のカウントダウンが中断されるときに、一時停止表示PAUSEを表示した後、一時停止表示PAUSEが縮小しながらタイマ予告表示TM1が表示されている位置まで移動するアニメーション表示が行われ、その後、タイマ予告表示TM1にて「一時停止表示」が行われるようにしてもよい。なお、図232(D1)〜同図(D2)に示す演出は、同図(B1)に続いて行われる別の演出例である。図232(D2)に示す演出が行われた後は、例えば、同図(B3)以降に示す演出が行われる。なお、タイマ表示のカウントダウンが再開されるタイミングとなったときに、再度、一時停止表示PAUSEが拡大表示され、その後にカウントダウンが再開されるようにしてもよい。
図233は、本実施形態において行われる演出例を段階的に示した図である。
図233(A1)〜同図(A10)に示す演出例では、図49(a)に示される演出装置206において、家紋役物224Eに換えて、サブ表示装置208Sが装飾図柄表示装置208の下方に配置された構成とされている。なお、サブ表示装置208Sは、その上端が、装飾図柄表示装置208の下端よりも下方となるように配置されており、この状態では、装飾図柄表示装置208がサブ表示装置208Sにオーバーラップされていないようになっている。また、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gd、千両箱役物224Hについては、説明を容易にするために、図示を省略している。
図233(A1)〜同図(A10)に示す演出例は、サブ表示装置208Sを用いたタイマ予告演出の一例について示している。図233(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、サブ表示装置208Sでは、ナビキャラクタYM、変動アイコンh0及び保留アイコンh11〜h14が表示可能とされている。なお、図233(A1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第一の保留アイコンh11が表示されている。この演出例では、これらをUI部という場合がある。一方、装飾図柄表示装置208の表示画面の右上隅部には、第2保留数表示が表示されており、この第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。
図233(A2)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。具体的には、表示画面の右側からタイマ予告表示TM1がフレームインすることにより、タイマ予告演出が開始される。タイマ予告表示TM1には、「10:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから10秒が経過するとある予告演出が開始されることを示唆している。この演出例では、タイマ予告表示TM1のフレームインが開始された時点でカウントダウンを開始しているが、タイマ予告表示TM1のフレームインが完了してから(すなわち、図233(A3)に示す表示となってから)カウントダウンを開始するようにしてもよい。
その後、図233(A3)〜同図(A4)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるカウントダウンは、「00:00」となるまで継続して行われる。なお、図233(A4)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「00:00」になる前に、左図柄と右図柄にそれぞれ「装飾7」が表示され、リーチ状態が形成されている。
すると、図233(A5)では、サブ表示装置208Sにおいて、UI部の表示に換えて、「いくぜ!!」という吹き出しセリフが付記された殿様のキャラクタの顔画像YMFが表示される。また、図233(A5)では、サブ表示装置208Sが初期位置から殿様のキャラクタの顔画像YMF及び吹き出しを表示した状態で上方に移動し、図233(A5)に示すタイミングでは、上半分が装飾図柄表示装置208の前面側にオーバーラップしている状態となっている。なお、サブ表示装置208Sによる上昇動作が行われない場合があってもよい。
その後、サブ表示装置208Sは上昇動作を継続し、図233(A6)に示すように、サブ表示装置208Sが装飾図柄表示装置208の略中央でオーバーラップする態様で停止する。このとき、サブ表示装置208Sの本体がタイマ予告表示TM1の少なくとも一部にオーバーラップし、タイマ予告表示TM1が視認困難とされている。なお、このとき、タイマ予告表示TM1の表示位置を、サブ表示装置208Sにオーバーラップしない位置に変更してもよい。すなわち、タイマ予告表示TM1は、サブ表示装置208Sの上昇動作の完了後の方が、上昇動作中よりもサブ表示装置208Sに隠される領域が多く、視認困難であるということができる。なお、サブ表示装置208Sの上昇動作中の方が、サブ表示装置208Sの上昇動作の完了後よりもサブ表示装置208Sによって隠されるタイマ予告表示TM1の領域が多くてもよい。その後、図233(A7)に示すように、タイマ予告表示TM1が消去される。なお、サブ表示装置208Sの最大移動位置にある場合にタイマ予告表示TM1が消去されてもよいし、サブ表示装置208Sの上昇動作中又は下降動作中にタイマ予告表示TM1が消去されてもよい。また、サブ表示装置208Sの上昇動作中又は下降動作中はタイマ予告表示TM1が消去されないようにしてもよい。
すると、図233(A8)に示すように、装飾図柄表示装置208では、中図柄に疑似連図柄が上方から下方に向けて低速で移動する表示が開始される。しかしながら、図233(A8)に示すように、サブ表示装置208Sの本体が装飾図柄表示装置の略中央の前面側に配置されているので、疑似連図柄が当該サブ表示装置208Sに重なる領域では、サブ表示装置208Sに隠され、視認困難とされる。その後、疑似連図柄が停止表示すると、サブ表示装置208Sが下降動作を開始し、図233(A9)に示すタイミングでは、疑似連図柄とサブ表示装置208Sとが重なる領域が少なくなり、疑似連図柄が視認容易となる場合がある。また、サブ表示装置208Sが下降動作を開始する際には、殿様のキャラクタの顔画像YMF及び吹き出しからUI部の表示に切り換えらえるが、サブ表示装置208Sの下降動作を開始した後でサブ表示装置208Sにおける表示を殿様のキャラクタの顔画像YMF及び吹き出しからUI部に切り換えるようにしてもよい。また、サブ表示装置208Sの下降動作が完了した後で殿様のキャラクタの顔画像YMF及び吹き出しからUI部に切り換えるようにしてもよい。
図233(A10)では、サブ表示装置208Sの下降動作が完了して初期位置となった様子が示されている。このとき、装飾図柄表示装置208は、サブ表示装置208Sにオーバーラップされていないので、視認容易となる場合がある。その後は、例えば、装飾図柄表示装置208において、図55(12)以降に示される演出が行われる。
このように、この演出例では、サブ表示装置208Sにおいて疑似連演出が行われることを報知する演出表示(殿様のキャラクタの顔画像YMF及び吹き出しの表示)をする例を示したが、この演出表示を表示する表示デバイスは、上述した装飾図柄表示装置208(第1装飾図柄表示装置208L〜第3装飾図柄表示装置208N)やサブ表示装置208Sに限らず、他の種類の表示デバイスに表示するようにしてもよく、例えば、図50(C4)に示すPOVディスプレイ224Iであってもよいし、導光板ILの発光により行うようにしてもよい。また、図49(b)に示すように、表示装置を第1装飾図柄表示装置208L、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nによって構成し、第2装飾図柄表示装置208Mと第3装飾図柄表示装置208Nとが近接する位置まで移動させて、これらの表示装置にわたって上述した演出表示を行うようにしてもよい。
図233(B1)〜同図(B13)に示す演出例は、図197(A2)に続く演出例である。この演出例は、チャンスアップメータCMTによる先読み予告が行われている様子が示されている。
図233(B1)に示すように、この演出例では、炎のエフェクトEF101が消去されると、図197(A3)とは異なり、CUM準備中表示MTYではなく、チャンスアップメータCMTが表示されている様子が示されている。すなわち、この演出例では、チャンスアップメータCMTが、リーチ演出中ではなく、通常の装飾図柄の変動表示中に表示される例が示されている。なお、図233(B1)に示すチャンスアップメータCMTでは、第1チェックポイントCP1、第2チェックポイントCP2及び第3チェックポイントCP3が配置されている。これら第1チェックポイントCP1〜第3チェックポイントCP3は、特定の予告が発生する場合があることを示すものであり、遊技者に期待感を持たせるようにしている。すなわち、サボハニのキャラクタSBHが移動する道中で第1チェックポイントCP1〜第3チェックポイントCP3にそれぞれ到達すると、特定の予告が発生する場合がある。換言すれば、第1チェックポイントCP1〜第3チェックポイントCP3は、チャンスアップ発生箇所を示すチャンスアップポイントの表示ということができ、チャンスアップメータCMTは、図柄変動表示中のチャンスアップの発生箇所を示唆してくれるメーターの表示であるということもできる。また、最終地点GPでは、プラカードが回転表示しており、サボハニのキャラクタSBHが最終地点GPに到達することにより、大当り及びハズレのいずれかの結果が導出されるか、あるいは、何らかのアツい演出行われることを示唆している。なお、チャンスアップメータCMTによる演出が開始される前にサボハニのキャラクタSBHによる「STANDBY」の吹き出しが表示されてもよい。
図233(B2)は、カーソルとして機能するサボハニのキャラクタSBHが移動を開始した様子が示されている。ここで、サボハニのキャラクタSBHの進行速度は、一定ではなく、演出の進行状況により可変する場合があるが、一定であってもよい。このとき、サボハニのキャラクタSBHの近傍には、「START!!」と書かれた吹き出しが表示されることにより、サボハニのキャラクタSBHの移動開始を報知している。なお、「START!!」の吹き出しは表示されない場合があってもよい。また、「START!!」の吹き出しが表示されることにより、チェックポイントCP1〜CP3においてチャンスアップ予告が発生しやすいことを予告してもよい。
図233(B3)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、サボハニのキャラクタSBHが開始地点SPからの移動を開始している様子が示されている。
その後、図233(B4)に示すように、サボハニのキャラクタSBHが第1チェックポイントCP1に到達すると、図233(B5)に示すように、左図柄、中図柄及び右図柄が同時に停止表示され、「装飾7−装飾1−装飾1」の装飾図柄の組み合わせで仮停止する。すなわち、先読み予告としてのチャンス目が表示されている。なお、この演出例では、複数種類のチャンス目が用意されており、特に、この「装飾7−装飾1−装飾1」の装飾図柄の組み合わせは信頼度の高い強チャンス目となっている。すなわち、この演出例では、チャンス目が出現することによるチャンスアップの予告(先読み予告)が行われていることが示されている。なお、強チャンス目に限らず、弱チャンス目が停止表示される場合があってもよい。この場合、チャンスアップとしてもよいし、チャンスアップとしなくてもよい。
すると、図233(B5)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、サボハニのキャラクタSBHの近傍に「チャンスアップ 強チャンス目!!」の文字が付記された吹き出しが表示され、チャンスアップの強チャンス目による予告が行われたことを報知している。なお、チャンス目が停止表示されるタイミングでサボハニのキャラクタSBHの吹き出しの表示が開始されてもよいし、チャンス目が停止表示した後でサボハニのキャラクタSBHの吹き出しが表示されてもよいし、サボハニのキャラクタSBHの吹き出しの表示が開始された後でチャンス目が停止表示されてもよい。なお、サボハニのキャラクタSBHは、チャンス目が表示されている間は、第1チェックポイントCP1で待機するアニメーションが行われるが、停止しないで進行するアニメーションが行われてもよい。なお、装飾図柄は「装飾7−装飾1−装飾1」の装飾図柄の組み合わせで仮停止状態が維持されている。
その後、図233(B6)に示すように、チャンスアップメータCMTにおける第1チェックポイントCP1が赤色でマーキングされるとともに、予告が出現したことにより大当りの信頼度がアップしたことを示す「UP」の文字がその上方に表示され、予告が発生したことの履歴が示される。なお、「UP」の表示は、サボハニのキャラクタSBHによりオーバーラップされており、オーバーラップされていない状態である場合よりも視認困難とされている。なお、装飾図柄は「装飾7−装飾1−装飾1」の装飾図柄の組み合わせで仮停止状態が維持されている。
図233(B7)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、サボハニのキャラクタSBHの吹き出しが消去され、「装飾7−装飾1−装飾1」の装飾図柄の組み合わせで仮停止状態が維持されている。なお、サボハニのキャラクタSBHの待機アニメーションは継続している。
その後、図233(B8)に示すタイミングで、装飾図柄が停止表示され、「装飾7−装飾1−装飾1」のハズレの装飾図柄の組み合わせで確定表示される。これに応じて、第2装飾図柄も同一の装飾図柄の組み合わせで停止表示している。なお、この演出例では、図柄の確定表示中は、チャンスアップメータCMTにおけるアニメーションが中断されるようになっており、図柄が停止表示されている状態であることが容易に認識できる場合がある。なお、サボハニのキャラクタSBHが待機状態であることを演出する待機アニメーションが行われている場合には、待機アニメーションを継続して行うようにしてもよいし、中断してもよい。このとき、プラカードでは、クエスチョンマークが付された状態で停止表示しており、サボハニのキャラクタSBHが最終地点GPに到達することにより、何らかのアツい演出行われることを示唆している。なお、最終地点GPにおけるプラカードが回転するアニメーションについては、継続して行うようにしてもよいし、中断するようにしてもよい。その後、図233(B9)に示すように、変動アイコンh0が消去される。なお、この演出例において、図柄の確定表示中においても、チャンスアップメータCMTにおけるアニメーションが中断されずに継続して行われるようにしてもよい。
図233(B10)では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11の移動アニメーションが行われ、第1ステージhs1に配置されていた第1保留アイコンh11(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が変動アイコン表示領域CISの台座hs0上に移動して変動アイコンh0として表示される。なお、この演出例では、保留アイコン表示領域に重ねてチャンスアップメータCMTが表示されているので、保留アイコンh11の移動アニメーションの一部が視認できないようになっている。なお、保留アイコンh11の移動アニメーションが行われる場合には、保留アイコンh11をチャンスアップメータCMTよりも前面側に表示し、移動アニメーションを視認可能に構成してもよい。また、第1装飾図柄表示装置208Lでは、装飾図柄の変動表示も開始されている。また、装飾図柄の変動表示が開始されると、チャンスアップメータCMTにおけるアニメーションが再開され、サボハニのキャラクタSBHも進行を再開する。
図233(B11)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、図154(b)に示すNo.6の「金爆撃機」のアイコンIHIが画面右端に登場し、保留変化アニメが開始されている様子が示されている。すなわち、ここで表示された「金爆撃機」のアイコンIHIが保留変化予告の表示に相当する。この演出例における保留変化アニメでは、「金爆撃機」のアイコンIHIが右から左に向かって飛行する間に、変動アイコンh0めがけて銃弾を発射(爆撃)する。なお、「金爆撃機」のアイコンIHIは、目標となる変動アイコンh0の手前で一時停止する場合もある。また、この一時停止は、対象となるアイコンを偽装するガセの一時停止である場合もある。また、この演出例では、「金爆撃機」のアイコンIHIによる保留変化アニメが行われることにより、変動アイコンh0の表示態様が変化した場合に、変化後の保留アイコンの表示態様が「縦線」の模様の表示態様となることが示唆されている。なお、「金爆撃機」のアイコンIHIによる保留変化アニメが行われた場合には、変動アイコンh0に対する爆撃に成功して保留アイコンの表示態様が必ず変化してもよいし、変動アイコンh0に対する爆撃に失敗して変動アイコンh0の表示態様が変化しない場合があってもよい。また、変化後の保留アイコンの表示態様が「縦線」の模様以外の表示態様となる場合があってもよい。
その後、図233(B12)では、「金爆撃機」のアイコンIHIから「縦線」の模様の銃弾アイコンが発射されている様子が示されている。すなわち、「金爆撃機」のアイコンIHIは、「縦線」の模様の爆撃機のアイコンと「縦線」の模様の銃弾アイコンから構成されている。ここでの目標は変動アイコンh0である。その後、図233(B13)に示すように、銃弾アイコンが変動アイコンh0に命中し、変動アイコンh0がデフォルトの表示態様から「縦線」の模様の表示態様に変化する。また、このとき、サボハニのキャラクタSBHは、チャンスアップメータCMTのゲージ上を進行しており、変動アイコンh0の表示態様が変化するタイミングで第2チェックポイントCP2が到達する。なお、変動アイコンh0の表示態様が変化する前にサボハニのキャラクタSBHが第2チェックポイントCP2に到達してもよいし、変動アイコンh0の表示態様が変化した後にサボハニのキャラクタSBHが第2チェックポイントCP2に到達してもよい。なお、サボハニのキャラクタSBHは、第2チェックポイントCP2で停止し、待機している。その後は、例えば、図225(B11)以降に示す演出が行われる。
図234は、本実施形態において行われる演出例を段階的に示した図である。
図234(A1)〜同図(A4)に示す演出例は、図197(A2)に続く別の演出パターンを示している。この演出例は、チャンスアップメータCMTによる先読み予告が行われている様子が示されている。
図234(A1)に示すように、この演出例では、炎のエフェクトEF101が消去されると、図197(A3)とは異なり、CUM準備中表示MTYではなく、チャンスアップメータCMTが表示されている様子が示されている。すなわち、この演出例では、チャンスアップメータCMTが、リーチ演出中ではなく、通常の装飾図柄の変動表示中に表示される例が示されている。ここで、サボハニのキャラクタSBHの進行速度は、一定ではなく、演出の進行状況により可変する場合があるが、一定であってもよい。なお、図234(A1)に示すチャンスアップメータCMTでは、第1チェックポイントCP1、第2チェックポイントCP2及び第3チェックポイントCP3が配置されている。これら第1チェックポイントCP1〜第3チェックポイントCP3は、特定の予告が発生する場合があることを示すものであり、遊技者に期待感を持たせるようにしている。また、最終地点GPでは、クエスチョンマークが付されたプラカードが停止表示しており、サボハニのキャラクタSBHが最終地点GPに到達することにより、何らかのアツい演出行われることを示唆している。このように、この演出例では、チャンスアップメータCMTによる演出が行われる図柄変動表示よりも前に行われる図柄変動表示においてチャンスアップメータCMTが表示され、このチャンスアップメータCMTでは、チャンスアップ予告が行われるタイミングを示すポイント(チェックポイントCP1〜CP3)も含めて表示されていることが示されている。なお、チャンスアップメータCMTによる演出が開始される前にサボハニのキャラクタSBHによる「STANDBY」の吹き出しが表示されてもよい。
その後、図234(A2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、左図柄、右図柄、中図柄の順に装飾図柄が停止表示した結果、「装飾4−装飾1−装飾7」のハズレの装飾図柄の組み合わせで停止表示し、揺れ変動が行われている様子が示されている。このとき、チャンスアップメータCMTによる演出は開始されておらず、待機状態とされている。
その後、図234(A3)では、「装飾4−装飾1―装飾7」のハズレの装飾図柄の組み合わせで確定表示している様子が示されている。このとき、変動アイコンh0は消去される。なお、この演出例では、図柄の停止表示中では、チャンスアップメータCMTによるアニメーションは中断されている。
その後、保留アイコンh11に対応する図柄変動表示が開始すると、図234(A4)に示すように、チャンスアップメータCMTにおけるアニメーションが再開される。具体的には、最終地点GPにおけるプラカードが回転するアニメーションが再開されている様子が示されている。その後は、例えば、図225(B3)以降に示す演出が行われる。
図234(B1)〜同図(B2)は、図233(B8)〜同図(B9)示す演出の別の例を示している。
図234(B1)は、図233(B8)に示す演出に対応しており、「装飾7−装飾1−装飾1」のハズレの装飾図柄の組み合わせで確定表示される様子が示されている。これに応じて、第2装飾図柄も同一の装飾図柄の組み合わせで停止表示している。なお、この演出例では、図柄の確定表示中は、図233(B8)に示す演出とは異なり、チャンスアップメータCMTにおけるアニメーションが中断されることなく継続して行われている様子が示されている。その後、図234(B2)に示すように、変動アイコンh0が消去される。その後は、例えば、図233(B11)以降に示す演出が行われる。
図234(C1)〜同図(C5)に示す演出例は、図55(2)に続く別の演出パターンを示している。この演出例は、タイマ予告表示TM1が表示されることによる先読み予告が行われている様子が示されている。
図234(C1)は、タイマ予告表示TM1のフレームインが完了し、表示画面の中央右端部に配置されている様子が示されている。ただし、この演出例では、図55(3)とは異なり、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示は「10:00」の状態でカウントダウンは開始されていない。すなわち、この演出例では、タイマ予告表示TM1が表示された図柄変動表示の次の図柄変動表示の実行中においてタイマ予告演出に係る予告が行われ、すなわち、タイマ予告表示TM1の表示により、タイマ予告演出の先読み予告が行われているということができる。
その後、図234(C2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、左図柄、右図柄、中図柄の順に装飾図柄が停止表示した結果、「装飾4−装飾1−装飾7」のハズレの装飾図柄の組み合わせで停止表示し、揺れ変動が行われている様子が示されている。このとき、タイマ予告表示TM1では、依然としてカウントダウンの開始が留保されており、タイマ表示は、「10:00」のままとなっている。
その後、図234(C3)では、「装飾4−装飾1―装飾7」のハズレの装飾図柄の組み合わせで確定表示している様子が示されている。このとき、変動アイコンh0は消去される。また、この演出例では、図柄停止表示中では、タイマ予告表示TM1のレイヤと装飾図柄のレイヤが変更され、タイマ予告表示TM1に優先して装飾図柄が表示されるようになる。すなわち、図柄停止表示中では、タイマ予告表示TM1が装飾図柄によってオーバーラップされ、タイマ予告表示TM1の少なくとも一部が装飾図柄により隠された態様とされる。なお、タイマ予告表示TM1が装飾図柄の停止表示時においてもそのままオーバーラップするようにしてもよい。また、この演出例では、装飾図柄の仮停止表示中は、タイマ予告表示TM1が装飾図柄をオーバーラップするようにしていたが、仮停止表示中においてもタイマ予告表示TM1が装飾図柄にオーバーラップされるようにしてもよい。
その後、保留アイコンh11に対応する図柄変動表示が開始すると、図234(C4)に示すように、タイマ予告表示TM1は、装飾図柄の手前側に表示されるようになる。なお、図234(C4)に示すタイミングでは、タイマ表示のカウントダウンは未だ開始されていない。
その後、図234(C5)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンが開始されている様子が示され、10秒後に或る予告演出が開始されることが示唆される。その後は、例えば、図55(3)以降に示す演出が行われる。
図234(D1)〜同図(D7)に示す演出例は、図55(1)に続く別の演出パターンを示している。この演出例は、タイマ予告表示TM1が表示されることによるタイマ予告演出の先読み予告が行われている様子が示されている。
図234(D1)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。具体的には、表示画面の右側からタイマ予告表示TM1がフレームインすることにより、タイマ予告演出が開始される。タイマ予告表示TM1には、「30:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから30秒が経過するとある予告演出が開始されることを示唆している。この演出例では、図55(2)とは異なり、タイマ予告表示TM1のフレームインが開始された時点ではカウントダウンを開始しておらず、タイマ表示は、「30:00」のまま維持されている。
その後、タイマ予告表示TM1のフレームインが完了すると、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンが開始され、図234(D2)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示は、「29:99」となっている。
その後、図234(D3)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、左図柄、右図柄、中図柄の順に装飾図柄が停止表示した結果、「装飾4−装飾1−装飾7」のハズレの装飾図柄の組み合わせで停止表示し、揺れ変動が行われている様子が示されている。このとき、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、図234(D3)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示は「18:57」を示している。
その後、図234(D4)に示すタイミングで、装飾図柄が停止表示され、「装飾4−装飾1―装飾7」のハズレの装飾図柄の組み合わせで確定表示している様子が示されている。これに応じて、第2装飾図柄も同一の装飾図柄の組み合わせで停止表示している。また、この演出例では、図柄停止表示中では、タイマ予告表示TM1のレイヤと装飾図柄のレイヤが変更され、タイマ予告表示TM1に優先して装飾図柄が表示されるようになる。すなわち、図柄停止表示中では、タイマ予告表示TM1が装飾図柄によってオーバーラップされ、タイマ予告表示TM1の少なくとも一部が装飾図柄により隠された態様とされる。また、この演出例では、図柄が停止表示されると、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンが中断され、これは、次の図柄変動が開始されるまで継続される。すなわち、図柄停止表示中では、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「18:00」の状態で停止表示されている。なお、図柄停止表示中においても、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンを継続してもよい。その後、図234(D5)に示すように、変動アイコンh0が消去される。
その後、保留アイコンh11に対応する図柄変動表示が開始すると、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンも再開される。そして、図234(D6)に示すように、タイマ予告表示TM1は、装飾図柄の手前側に表示されるようになる。なお、図234(D6)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示は「17:53」を示している。
その後、図234(D6)〜同図(D7)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるカウントダウンは、「00:00」となるまで継続して行われる。なお、図234(D7)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「00:00」になる前に、左図柄と右図柄にそれぞれ「装飾7」が表示され、リーチ状態が形成されている。その後は、例えば、図55(8)以降に示す演出が行われる。
図234(E1)〜同図(E3)は、同図(D4)〜同図(D6)示す演出の別の例を示している。
図234(E1)〜同図(E2)は、それぞれ同図(D4)〜(D5)に示す演出に対応しており、装飾図柄が停止表示され、「装飾4−装飾1―装飾7」のハズレの装飾図柄の組み合わせで確定表示している様子が示されている。これに応じて、第2装飾図柄も同一の装飾図柄の組み合わせで停止表示している。また、この演出例では、図234(D4)に示す演出とは異なり、図柄停止表示中においても、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンが継続して行われている。図234(E1)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示は「17:52」を示している。その後、図234(E2)に示すように、変動アイコンh0が消去される。なお、図234(E2)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示は「16:92」を示している。このように、この演出例では、図柄停止表示中においてもタイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンが継続して行われている例が示されているが、先読み予告の対象である図柄変動表示及びそれ以前に実行される図柄変動表示が保留数に応じて変動時間が変わる場合には実行しないようにしてもよいし、先読み予告の対象である図柄変動表示及びそれ以前に実行される図柄変動表示が保留数に応じて変動時間が変わる場合であっても実行するようにしてもよい。また、先読み予告の対象である図柄変動表示及びそれ以前に実行される図柄変動表示が保留数に応じて変動時間が保留数によらず決定される場合にのみ実行するようにしてもよい。
その後、保留アイコンh11に対応する図柄変動表示が開始すると、図234(E3)に示すように、タイマ予告表示TM1は、装飾図柄の手前側に表示されるようになる。なお、図234(E3)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンは継続しており、図234(E3)に示すタイミングでは、タイマ表示は「15:33」を示している。その後は、例えば、図234(D7)以降に示す演出が行われる。
図235は、本実施形態において行われる演出例を段階的に示した図である。
図235(A1)〜同図(A5)に示す演出例は、図197(A2)に続く別の演出パターンを示している。この演出例は、チャンスアップメータCMTの表示によるチャンスアップメータによる演出の先読み予告が行われている様子が示されている。
図235(A1)に示すように、この演出例では、炎のエフェクトEF101が消去されると、図197(A3)とは異なり、CUM準備中表示MTYではなく、チャンスアップメータCMTが表示されている様子が示されている。すなわち、この演出例では、チャンスアップメータCMTが、リーチ演出中ではなく、通常の装飾図柄の変動表示中に表示される例が示されている。なお、チャンスアップメータCMTではなくCUM準備中表示MTYが表示されてもよい。また、CUM準備中表示MTYが表示されてからサボハニのキャラクタSBHの移動表示が開始されるまでチャンスアップメータCMTへ切り換わらない場合があってもよい。図235(A1)に示すチャンスアップメータCMTでは、第1チェックポイントCP1、第2チェックポイントCP2及び第3チェックポイントCP3が配置されている。これら第1チェックポイントCP1〜第3チェックポイントCP3は、特定の予告が発生する場合があることを示すものであり、遊技者に期待感を持たせるようにしている。また、この演出例における最終地点GPでは、プラカードがクエスチョンマークを示して停止表示しており、サボハニのキャラクタSBHが最終地点GPに到達することにより、何らかのアツい演出行われることを示唆している。なお、チャンスアップメータCMTによる演出が開始される前にサボハニのキャラクタSBHによる「STANDBY」の吹き出しが表示されてもよい。
その後、図235(A2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、サボハニのキャラクタSBHの近傍に「次変動から開始!!」の文字が付された吹き出しが表示されている様子が示されている。すなわち、チャンスアップメータCMTによる演出が次に開始される図柄変動表示において開始されることを予告している。
その後、図235(A3)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、左図柄、右図柄、中図柄の順に装飾図柄が停止表示した結果、「装飾4−装飾1−装飾7」のハズレの装飾図柄の組み合わせで停止表示し、揺れ変動が行われている様子が示されている。このとき、チャンスアップメータCMTによる演出は開始されておらず、待機状態とされている。
その後、図235(A4)では、「装飾4−装飾1―装飾7」のハズレの装飾図柄の組み合わせで確定表示している様子が示されている。このとき、変動アイコンは消去される。なお、この演出例では、図柄の停止表示中では、チャンスアップメータCMTによるアニメーションは中断されている。
その後、保留アイコンh11に対応する図柄変動表示が開始すると、図235(A5)に示すように、チャンスアップメータCMTにおけるアニメーションが再開される。具体的には、最終地点GPにおけるプラカードが回転するアニメーションが開始されている様子が示されている。その後は、例えば、図225(B3)以降に示す演出が行われる。
図235(B1)〜同図(B3)に示す演出例は、図235(A1)に続く別の演出パターンを示している。
図235(B1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、ボタン画像136aと残時間表示メータMTを含む吹き出しがサボハニのキャラクタSBHの近傍に表示され、ボタン演出が開始されている様子が示されている。その後、図235(B2)に示すタイミングで、演出ボタン136の操作有効期間が開始され、遊技者による演出ボタン136の操作を受け付ける状態となる。その後、図235(B3)に示すタイミングで、遊技者により演出ボタン136が操作されると、例えば、図235(A2)以降に示す演出が行われる。なお、演出ボタン136が操作された場合に、ボタン演出に失敗したとして、チャンスアップメータCMTが消去される場合があってもよい。また、演出ボタン136が操作されることなく操作有効期間が経過した場合でも、図235(A2)以降に示す演出が行われてもよいし、図235(A2)以降に示す演出が行われず、例えば、チャンスアップメータCMTが消去されるようにしてもよい。また、この演出例では、チャンスアップメータCMTが表示されてから演出ボタン136が押下操作されると、吹き出しの表示を行うようにしたが、CUM準備中表示MTYが表示されているときに演出ボタン136が動作されるとチャンスアップメータCMTに変更されるようにしてもよい。
なお、サボハニのキャラクタSBHの移動表示中にサボハニのキャラクタSBHによる上述したボタン演出を行い、チャンスアップ予告が発生する可能性があることを予告したり、チャンスアップ予告が発生したことの報知を行ったり、チャンスアップ予告とは別の予告(例えば、当該変動予告や先読み予告等)や演出(例えば、会話演出やチュートリアル表示等)を行ってもよい。
図235(C1)〜同図(C9)に示す演出例は、会話予告によりチャンスアップメータによる演出の実行を予告する様子が示されている。
図235(C1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、中央領域で第1装飾図柄が高速変動を行っている。また、左上では第2装飾図柄が変動表示を行っている。また、図235(C1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lには、演出表示領域208dに、UI部UIが表示されている。このUI部UIは、保留アイコン表示領域HIS、変動アイコン表示領域CIS、演出アイコン表示領域DISを有する。変動アイコン表示領域CISは中央に設けられ、変動アイコン表示領域CISには、台座hs0が配置されている。保留アイコン表示領域HISは、変動アイコン表示領域CISの左側に設けられ、左ベースアイコンbIlの上に4つのステージ(第1ステージhs1〜第4ステージhs4)が配置されている。演出アイコン表示領域DISは、変動アイコン表示領域CISの右側に設けられ、演出アイコン表示領域DISには、右ベースアイコンbIrが配置されている。さらに、図235(C1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、特図1の保留アイコンが第1ステージhs1に表示されている。すなわち、第1保留アイコンh11が表示されている。特図1の保留アイコンh11の表示態様は、図154(a)のNo.1に記したデフォルトの表示態様である。第1装飾図柄表示装置208Lの右上には、特図1及び特図2の第2保留数表示(ここでは「1」と「0」)が表示されている。また、変動アイコン表示領域CISの台座hs0の上には、変動アイコンh0が表示されている。変動アイコンh0の表示態様も、図154(a)のNo.1に記したデフォルトの表示態様である。なお、図235(C1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lの背景画面は白一色であるが、この白一色は背景画面を図示省略していることを表している。
図235(C2)では、会話予告が開始している様子が示されている。会話予告が開始されると、殿様のキャラクタとともに「SPリーチ!」という文字表示が表示された殿様の会話画像CI1が表示され、スーパーリーチへの移行を予告している。この、殿様の会話画像CI1の表示は、会話予告の第1段階となっている。また、この殿様の会話画像CI1は、第1装飾図柄にオーバーラップしており、第1装飾図柄にオーバーラップしていない状態である場合よりも、第1装飾図柄が視認困難とされている。
その後、図235(C3)では、会話予告が更新されている。具体的には、殿様の会話画像CI1が縮小表示されて第2装飾図柄の表示位置の下方に表示され、爺のキャラクタとともに操作促進報知画像が表示された爺の会話画像CI2が表示される。操作促進報知画像は、演出ボタン136を操作有効期間内に押下することを促す画像であり、演出ボタン136を模したボタン画像136aと、上記操作有効期間の残時間を表す残時間表示メータMTとによって構成されている。なお、図235(C3)に示すタイミングでは、操作有効期間は開始されておらず、演出ボタン136が操作されてもこれに応じた表示は行われない。第1装飾図柄は、爺の会話画像CI2によって隠されてしまっているが、遊技者は、第4図柄表示装置284や第2装飾図柄等によって特図が変動中であることを認識することができる場合がある。なお、装飾図柄が隠されないように、装飾図柄の表示位置を爺の会話画像CI2や殿様の会話画像CI1とは重ならない位置に移動させるようにしてもよい。また、図235(C3)に示すように、殿様の会話画像CI1は、爺の会話画像CI2によって少なくとも一部がオーバーラップされており、オーバーラップされていない状態である場合よりも、殿様の会話画像CI1の表示態様が視認困難とされている。この演出例では、会話予告が行われた場合の方が、会話予告が行われない場合よりも、チャンスアップメータCMTによる演出が開始されやすくなっている。また、会話予告が更新される際に殿様の会話画像CI1が縮小表示されなくてもよく(例えば、図235(C2)と同じ大きさの表示が表示されたまま)、殿様の会話画像CI1が消去されてもよい。また、後から表示された会話画像が先に表示された会話画像と異なる大きさ(大きい又は小さい)であってもよく、表示されると大当りへの期待度が高い会話予告Aが、この会話予告Aよりも大当りへの期待度が低い会話予告Bと異なる大きさ(大きい又は小さい)であってもよい。演出ボタン136の操作有効期間は、その後開始される。
図235(C4)に示す残時間表示メータMTは、上記操作有効期間が開始して所定時間が経過したときの表示態様で示されており、その後、遊技者により演出ボタン136が押下操作されると、図235(C5)に示すように、爺の会話画像CI2では、操作促進報知画像に替えて「SPリーチ中はメータに注目だ!」の文字が表示される場合がある。これにより、スーパーリーチ中にチャンスアップメータCMTが表示されることが予告される。なお、「SPリーチ中はメータに注目だ!」といった予告の文字表示は、演出ボタン136が操作されたことを条件に表示されるものであってもよいし、演出ボタン136が操作されることなく操作有効期間が経過した場合には、爺の会話画像CI2による「SPリーチ中はメータに注目だ!」の文字が表示されないようにしてもよく、この場合、チャンスアップメータCMTも表示されないようにしてもよい。また反対に、チャンスアップメータCMTは表示されてもよい。また、演出ボタン136が操作されることなく操作有効期間が経過しても「SPリーチ中はメータに注目だ!」の文字が表示され、さらに、チャンスアップメータCMTも表示されるようにしてもよい。また、演出ボタン136が操作された場合に、「SPリーチ中はメータに注目だ!」以外の文字表示や予告が行われる場合があってもよい。なお、爺の会話画像CI2によって「SPリーチ中はメータに注目だ!」の文字が表示される場合のみ、演出ボタン136が操作されることなく操作有効期間が経過しても「SPリーチ中はメータに注目だ!」の文字が表示され、爺の会話画像CI2によって「SPリーチ中はメータに注目だ!」以外の文字表示や予告が行われる場合は操作有効期間内に演出ボタン136の操作があった場合のみ表示されてもよい。また、爺の会話画像CI2の文字表示や予告によらず、演出ボタン136の操作があった場合にのみ爺の会話画像CI2の文字表示や予告が表示されるように構成されていてもよいし、演出ボタン136が操作されることなく操作有効期間が経過しても爺の会話画像CI2の文字表示や予告が表示されるように構成されていてもよい。このように、この演出例では、「SPリーチ!」等の会話予告によってSPリーチに移行することが予告されており、さらに、SPリーチ中にチャンスアップメータCMTが必ず表示される場合は、間接的にチャンスアップメータCMTが表示されることを予告している様子が示されている。なお、「SPリーチ!」の表示が行われても必ずしもチャンスアップメータCMTによる演出が行われることを予告していなくてもよい(例えば、チャンスアップメータCMTを必ず表示するSPリーチと、チャンスアップメータCMTを表示しないSPリーチがある場合が考えられる)。
その後、図235(C6)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、殿様の会話画像CI1及び爺の会話画像CI2が消去されて会話予告が終了し、第1装飾図柄が視認容易とされている様子が示されている。
図235(C7)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、左図柄と右図柄にそれぞれ「装飾7」が停止表示されてリーチ状態が形成され、揺れ変動表示が行われている様子が示されている。その後は、例えば、図51(20)〜同図(21)に示す演出が行われる。
図235(C8)では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展した様子が示されている。図235(C8)に示す装飾図柄表示装置208では、敵役の剣豪が大きく表示され、続く図235(C9)に示す装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様と敵役の剣豪との決闘シーンのアニメーションが表示されている。また、図235(C9)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、表示画面の左下隅部にチャンスアップメータCMTが表示されている。図235(C9)に示すチャンスアップメータCMTでは、第1チェックポイントCP1、第2チェックポイントCP2及び第3チェックポイントCP3が配置されている。これら第1チェックポイントCP1〜第3チェックポイントCP3は、特定の予告が発生する場合があることを示すものであり、遊技者に期待感を持たせるようにしている。また、最終地点GPでは、プラカードが「×」の表示で停止表示しており、チャンスアップメータCMTによる演出が待機状態である様子が示されている。その後は、例えば、図197(A10)以降に示す演出が行われる。
図235(D1)〜同図(D8)に示す演出例は、図55(2)に続く別の演出パターンを示している。この演出例は、タイマ予告演出が行われている様子が示されている。
図235(D1)は、タイマ予告表示TM1のフレームインが完了し、表示画面の中央左端部に配置されている様子が示されている。ただし、この演出例では、図55(3)とは異なり、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示は「10:00」の状態でカウントダウンは開始されていない。すなわち、図235(D1)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンの開始が留保されている(すなわち、待機状態である)様子が示されている。また、この演出例では、タイマ予告表示TM1が上述した所定の位置にセットされると、図235(D1)〜同図(D2)に示すように、「10:00」の表示と「STANDBY」の表示との交互表示が行われる。この交互表示は、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンの開始が待機状態である期間において行われる。その後、図235(D3)に示すタイミングで、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンが開始される。
図235(D4)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンが行われている様子が示されている。図235(D4)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示は「09:99」を示しており、タイマ表示のカウントダウンが開始してから、0.01秒が経過した様子が示されている。タイマ予告表示TM1におけるカウントダウンは、「00:00」となるまで継続して行われる。その後は、例えば、左図柄及び右図柄にそれぞれ「装飾7」が停止表示してリーチ状態となり、第1装飾図柄の左図柄と右図柄がそれぞれ左右上方に移動表示され、UI部UIでは、変動アイコンh0を残して表示画面の下方にフレームアウトする。
その後、図235(D5)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「00:00」となると、図235(D6)に示すように、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示に換えて予告への注目を促す旨の「注目!!」の文字が表示される。
すると、図235(D7)に示すように、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdが動作し、それぞれ第1装飾図柄表示装置208Lの前面側でオーバーラップする。第1装飾図柄の左図柄と右図柄は、それぞれ第1大盤振舞役物224Gaと第2大盤振舞役物224Gbによってオーバーラップされ、視認困難とされている。また、第2装飾図柄と第2保留数表示も、それぞれ第1大盤振舞役物224Gaと第2大盤振舞役物224Gbによって少なくとも一部がオーバーラップされ、視認困難とされている。さらに、この演出例では、「注目!!」と表示されたタイマ予告表示TM1の少なくとも一部が第2大盤振舞役物224Gbと第4大盤振舞役物224Gdによってオーバーラップされ、視認困難とされている。なお、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdのうちの一部のみが動作してもよいし、全部が動作してもよく、例えば、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdの動作する数によって信頼度が異なるようにしてもよい。また、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdが動作しない場合があってもよい。その後、図235(D8)に示すように、タイマ予告表示TM1が消去される。その後は、例えば、図51(23)以降に示す演出が行われる。
この演出例では、タイマ予告表示TM1が表示されてからタイマ表示のカウントダウンが開始されるまで、カウントダウンが開始してから或る予告演出が行われるまでの時間を表示するようにしたが、タイマ予告表示TM1が表示されるとタイマ表示のカウントダウンが開始され、カウントダウンが開始する前にカウントダウンが開始してから或る予告演出が行われるまでの時間を表示しないようにしてもよい。
図236は、タイマ予告演出の他の演出パターンを段階的に示した図である。図236(A1)〜同図(A28)に示す演出例は、例えば、図55(1)に続く別の演出パターンを示している。
図236(A1)は、タイマ予告表示TM1のフレームインが完了し、表示画面の略中央に配置されている様子が示されている。さらに、この演出例では、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示は「00:00」の状態となっている。すなわち、この演出例では、タイマ予告表示TM1が表示されたことにより、タイマ予告演出が行われることが予告されているが、タイマ予告表示TM1の表示開始時では、カウントダウンが開始するときの残り時間を特定することができないようになっている。
すると、図236(A2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、タイマ予告表示TM1の右側に、ボタン画像136aとともに残時間表示メータMTが表示され、ボタン演出が開始されている様子が示されている。その後、演出ボタン136の操作有効期間が開始される。
図236(A3)に示す残時間表示メータMTでは、上記操作有効期間が開始されてゲージが減っている様子が示されており、その後、図236(A4)に示すタイミングで、遊技者により演出ボタン136が押下操作されると、図236(A5)に示すように、タイマ予告表示TM1において、タイマ表示の高速スクロールが開始される。すると、図236(A6)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「10:00」となり、タイマ表示のカウントダウンが開始してから、少なくとも10秒以上が経過すると、或る予告演出が開始されることが示唆される。このとき、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンは開始されていないが、開始される場合があってもよい。また、図236(A4)において演出ボタン136が押下操作されたがタイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が変化しない場合があってもよく、この場合は、タイマ予告演出が偽の予告であったとしてタイマ予告演出が終了する。
その後、図236(A7)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、タイマ予告表示TM1の右側に、ボタン画像136aとともに残時間表示メータMTが再び表示され、2回目のボタン演出が開始されている様子が示されている。その後、演出ボタン136の操作有効期間が開始される。
図236(A8)に示す残時間表示メータMTでは、上記操作有効期間が開始されてゲージが減っている様子が示されており、その後、図236(A9)に示すタイミングで、遊技者により演出ボタン136が押下操作されると、図236(A10)に示すように、タイマ予告表示TM1において、タイマ表示の高速スクロールが開始される。すると、図236(A11)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「10:00」から「20:00」に増加され、タイマ表示のカウントダウンが開始してから、少なくとも20秒以上が経過すると、或る予告演出が開始されることが示唆される。すなわち、タイマ予告演出がランクアップしている様子が示されている。このとき、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンは開始されていないが、開始される場合があってもよい。また、図236(A9)において演出ボタン136が押下操作されたがタイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が変化しない場合があってもよく、この場合は、タイマ予告演出のランクアップが行われず、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「10:00」からカウントダウンが開始されるようにしてもよい。
その後、図236(A12)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、タイマ予告表示TM1の右側に、ボタン画像136aとともに残時間表示メータMTが再び表示され、3回目のボタン演出が開始されている様子が示されている。その後、演出ボタン136の操作有効期間が開始される。
図236(A13)に示す残時間表示メータMTでは、上記操作有効期間が開始されてゲージが減っている様子が示されており、その後、図236(A14)に示すタイミングで、遊技者により演出ボタン136が押下操作されると、図236(A15)に示すように、タイマ予告表示TM1において、タイマ表示の高速スクロールが開始される。すると、図236(A16)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「20:00」から「30:00」に増加され、タイマ表示のカウントダウンが開始してから、少なくとも30秒以上が経過すると、或る予告演出が開始されることが示唆される。すなわち、タイマ予告演出がさらにランクアップしている様子が示されている。なお、図236(A14)において演出ボタン136が押下操作されたがタイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が変化しない場合があってもよく、この場合は、タイマ予告演出のランクアップが行われず、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「20:00」からカウントダウンが開始されるようにしてもよい。
この演出例では、タイマ予告演出の3段階のランクアップが行われる様子が示されており、上述したようにして3段階のランクアップが行われると、図236(A17)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、タイマ予告表示TM1の周囲を囲むようにしてエフェクトEF303が表示され、タイマ予告のランクアップ演出が完了したことを報知している。その後、エフェクトEF303は消去され、タイマ予告表示TM1が表示画面の中央右端部に移動するアニメーションが開始される。その後、図236(A18)は、タイマ予告表示TM1の移動アニメーションが完了して表示画面の中央右端部への移動が完了した様子を示している。
その後、左図柄及び右図柄にそれぞれ「装飾7」が停止してリーチ状態となった後、表示画面の中央右端部に表示されていたタイマ予告表示TM1が再び表示画面の略中央に移動する移動アニメーションが行われる。図236(A19)は、タイマ予告表示TM1の移動アニメーションが完了して表示画面の略中央への移動が完了した様子を示している。なお、タイマ予告表示TM1が他の演出例において示したようにタイマ表示のカウントダウンの実行中においても移動しなくてもよい。また、タイマ予告表示TM1が移動する場合としない場合があってもよく、例えば、タイマ予告表示TM1が移動表示することによりチャンスアップ予告として機能するようにしてもよい。タイマ予告表示TM1の移動アニメーションが完了すると、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンが開始され、30秒後に或る予告演出が開始されることが示唆される。
図236(A20)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンが行われている様子が示されており、図236(A20)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示は「29:99」となっている。
左図柄及び右図柄に「装飾7」が停止してリーチ状態となってリーチ演出が開始されると、第1装飾図柄の左図柄と右図柄がそれぞれ左右上方に移動表示され、UI部UIでは、変動アイコンh0を残して表示画面の下方にフレームアウトする。その後、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展すると、図236(A21)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、敵役の剣豪の画像が大きく表示され、続いて、図236(A22)に示すように、主人公の殿様と敵役の剣豪との決闘シーンのアニメーション表示が開始される。この間も、タイマ予告表示TM1におけるカウントダウンは継続して行われており、図236(A22)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示は「17:63」となっている。
そして、図236(A23)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「00:00」となると、図236(A24)に示すように、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示に換えて予告への注目を促す旨の「注目!!」の文字が表示される。すると、図236(A25)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、パンダのキャラクタのカットイン画像が表示画面全体に表示され、剣豪リーチにおいてパンダのキャラクタが助っ人として登場する旨の演出が開始される。その後は、例えば、図65(30b)〜同図(32b)に示す要領でSP剣豪リーチに発展する演出が行われる。すなわち、この演出例では、タイマ予告演出が行われた結果、或る予告演出としてSP剣豪リーチに発展する演出が行われた様子が示されている。
その後、図236(A26)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、「一撃」の表示とともにレバー画像136Vaが表示され、レバー演出による予告が開始されたことが報知される。なお、このとき、ボタン画像136aあるいはデカボタン画像136aLが表示されてボタン演出による予告の開始を報知する場合があってもよい。その後、図236(A27)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、レバー画像136Vaに加えて残時間表示メーターMTが表示され、演出レバー136Vの操作有効期間が開始されたことが報知される。このとき、演出レバー136Vの操作有効期間も開始される。
図236(A28)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、残時間表示メータMTにおけるゲージが減っている様子が示されている。その後は、例えば、図64(22)以降に示す演出が行われる。
図237は、本実施形態において行われる演出例を段階的に示した図である。
図237(A1)〜同図(A4)に示す演出例は、図197(A7)に続く別の演出パターンを示している。この演出例は、チャンスアップメータCMTによる演出が開始されることを事前に予告している様子が示されている。すなわち、チャンスアップメータCMTの表示態様が変化する演出が開始されることを予告している様子が示されているということもできる。なお、チャンスアップメータCMによる演出の開始を必ず毎回予告するようにしてもよいし、予告する場合としない場合とがあってもよい。
図237(A1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、主人公の殿様と敵役の剣豪との決闘シーンのアニメーションが表示されている様子が示されている。なお、スーパーリーチ演出が開始されると、UI部UIは、台座hs0の一番上の板を残して全て非表示になる(消える)。また、保留アイコンも非表示になる(消える)。しかし、変動アイコンh0は消えずに、残った一番上の板の上で表示され続ける。さらに、第2装飾図柄および第2保留数表示も表示され続ける。なお、UI部UI全体を消してもよいし、あるいは反対にUI部UI全体を表示し続けてもよい。また、変動アイコンh0も消してもよいし、保留アイコンを表示し続けてもよい。また、表示画面の左下隅部には、CUM準備中表示MTYが表示されており、サボハニのキャラクタSBHの近傍には、「STANDBY」の文字が付された吹き出しが表示されている。
図237(A2)では、CUM準備中表示MTYからチャンスアップメータCMTに表示が切り替わっている様子が示されている。なお、図237(A2)に示すチャンスアップメータCMTでは、第1チェックポイントCP1、第2チェックポイントCP2及び第3チェックポイントCP3が配置されている。これら第1チェックポイントCP1〜第3チェックポイントCP3は、特定の予告が発生する場合があることを示すものであり、遊技者に期待感を持たせるようにしている。また、最終地点GPでは、プラカードが回転表示しており、サボハニのキャラクタSBHが最終地点GPに到達することにより、大当り及びハズレのいずれかの結果が導出されることを示唆している。あるいは、激熱の演出が行われる場合があることを示唆する場合もある。なお、この演出例では、図197(A9)に示す演出とは異なり、チャンスアップメータCMTに表示が切り換わるときにサボハニのキャラクタSBHの近傍に「そろそろSTART」という文字とともにクエスチョンマークが付加されて表示された吹き出しが表示され、遊技者にチャンスアップメータCMTにおけるサボハニのキャラクタSBHがそろそろ移動を開始することを予告している。すなわち、チャンスアップメータCMTの表示態様の変化の開始を予告している。これにより、遊技者は、チャンスアップメータCMTによる演出が開始されることに対する期待感を持たせることができる場合がある。「そろそろSTART」の吹き出しが表示された後、所定時間(例えば、3秒)が経過すると、図237(A3)に示すように、当該吹き出しは消去される。なお、チャンスアップメータCMTによる演出が開始されるまで吹き出しが表示された状態が維持されてもよい。
図237(A4)は、カーソルとして機能するサボハニのキャラクタSBHが移動を開始した様子が示されている。このとき、サボハニのキャラクタSBHの近傍には、「START!!」と書かれた吹き出しが表示されることにより、サボハニのキャラクタSBHの移動開始を報知している。なお、「START!!」の吹き出しが表示されないように構成されてもよいし、表示される場合と表示されない場合があるように構成されてもよい。その後は、例えば、図197(A11)以降に示す演出が行われる。
図237(B1)〜同図(B9)に示す演出例は、図55(2)に続く別の演出パターンを示しているが、この演出例では、タイマ予告表示TM1のフレームインのアニメーションが行われている間、カウントダウンは開始していない。この演出例は、タイマ予告演出において、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンが開始されることを事前に予告している様子が示されている。すなわち、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示の表示態様が変化する演出が開始されることを予告している様子が示されているということもできる。
図237(B1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、タイマ予告表示TM1のフレームインが完了し、表示画面の中央右端部に配置されている様子が示されている。なお、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示は「10:00」の状態でカウントダウンは未だ開始されていない。
その後、図237(B2)では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展した様子が示されている。図237(B2)に示す装飾図柄表示装置208では、敵役の剣豪の画像が大きく表示され、続いて、図237(B3)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、主人公の殿様と敵役の剣豪との決闘シーンのアニメーション表示が開始される。一方、タイマ予告表示TM1におけるカウントダウンは未だ開始されていない。
そして、この演出例では、図237(B4)〜同図(B6)に示すように、タイマ予告表示TM1が上下に揺動する揺動アニメーションが行われ、遊技者にタイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンがそろそろ開始することを予告している。すなわち、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示の表示態様の変化の開始を予告している。これにより、遊技者は、タイマ予告演出におけるタイマ表示のカウントダウンが開始されることに対する期待感を持たせることができる場合がある。なお、揺動アニメーションが行われてもタイマ表示のカウントダウンが行われない偽のタイマ予告演出が行われてもよいし、揺動アニメーションが行われた場合には、必ずタイマ表示のカウントダウンが行われるようにしてもよい。
図237(B7)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンが行われている様子が示されている。図237(B7)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示は「09:99」を示しており、タイマ表示のカウントダウンが開始してから、0.01秒が経過した様子が示されている。タイマ予告表示TM1におけるカウントダウンは、図237(B7)〜同図(B8)に示すように、「00:00」となるまで継続して行われる。なお、途中でカウントダウンが中断する場合があってもよい。
その後、図237(B8)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「00:00」となると、図237(B9)に示すように、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示に換えて予告への注目を促す旨の「注目!!」の文字が表示される。その後は、例えば、図236(A25)以降に示す演出が行われる。
図237(C1)〜同図(C6)に示す演出例は、図83(A2)に続く別の演出パターンを示している。この演出例は、タイマ予告演出の準備中である旨を示す「STANDBY」の表示中にタイマ予告表示TM1を拡大表示することにより、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンが開始されることを予告している様子を示している。
図237(C1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、タイマ予告表示TM1のフレームインが完了した様子が示されている。タイマ予告表示TM1のフレームインが完了すると、タイマ予告表示TM1には、タイマ予告演出の準備中である旨を示す「STANDBY」が表示され、その旨を報知している。この演出例では、図83(A3)に示す演出例とは異なり、「STANDBY」の表示(準備中表示)が先読み予告ではなく、実行中の図柄変動表示に関する予告(当該変動予告)を行っている様子が示されている。なお、当該変動予告ではなく、先読み予告として行われてもよい。
その後、左図柄と右図柄にそれぞれ「装飾7」が停止表示されてリーチ状態が形成され、その後、さらに、図237(C2)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展した様子が示されている。続く図237(C3)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、主人公の殿様と敵役の剣豪との決闘シーンのアニメーションが表示されている。なお、この間も、タイマ予告表示TM1では、「STANDBY」の表示が継続されている。
その後、この演出例では、タイマ予告表示TM1が拡大しながら表示画面の略中央に移動するアニメーションが行われた後、タイマ予告表示TM1が図237(C4)に示すように拡大表示され、その後、図237(C5)に示すように、タイマ予告表示TM1では、「STANDBY」の表示からタイマ表示として「10:00」の表示に切り換わる。
すると、タイマ予告表示TM1は、縮小しながら表示画面の中央右端部に移動するアニメーションが行われた後、図237(C6)に示すように、タイマ予告表示TM1が表示画面の中央右端部に縮小して表示される。その後は、例えば、図237(B7)以降に示す演出と同様の演出が行われる。
なお、この演出例では、「STANDBY」が表示されたタイマ予告表示TM1が拡大表示され、タイマ表示としての「10:00」に表示が切り換わった後に縮小表示するように構成されたが、図237(C4)に示すように、「STANDBY」が表示されたタイマ予告表示TM1が拡大表示された後、図237(C5´)に示すように、タイマ表示に切り換えることなく「STANDBY」の表示のまま縮小表示し、その後、タイマ表示に切り換えるようにしてもよい。この場合において、タイマ予告表示TM1の拡大・縮小表示を1回だけ行った後にタイマ予告表示TM1を「STANDBY」からタイマ表示に切り換えてタイマ表示のカウントダウンを開始してもよいし、「STANDBY」が表示された状態でタイマ予告表示TM1の拡大・縮小表示を複数回行った後にタイマ予告表示TM1を「STANDBY」からタイマ表示に切り換えてタイマ表示のカウントダウンを開始してもよい。また、タイマ予告表示TM1の拡大・縮小表示を行うが、「STANDBY」からタイマ表示への切換表示が行われず、そのままタイマ予告表示TM1が消去される偽のタイマ予告演出が行われる場合があってもよい。また、タイマ予告表示TM1の拡大・縮小表示が行われて図柄変動表示が停止表示され、次に行われる図柄変動表示が開始されるまで「STANDBY」の表示が維持され、その後、タイマ予告表示TM1を「STANDBY」からタイマ表示に切り換えてタイマ表示のカウントダウンを開始するようにしてもよい。また、「STANDBY」が表示されたタイマ予告表示TM1が拡大してもそのままタイマ表示のカウントダウンが開始されない場合があってもよいし、「STANDBY」が表示されたタイマ予告表示TM1が拡大すると必ずタイマ表示のカウントダウンが開始されてもよい。また、「STANDBY」が表示されたタイマ予告表示TM1が必ず拡大してからタイマ表示のカウントダウンが開始されてもよい。また、「STANDBY」が表示されたタイマ予告表示TM1が拡大する場合としない場合があってもよく、例えば、タイマ予告表示TM1が拡大表示することによりチャンスアップ予告として機能するようにしてもよい。ここで、チャンスアップ予告が発生しなかった場合よりもチャンスアップ予告が発生した場合の方が、チャンスアップ予告が発生した図柄変動表示が最終的に大当り図柄表示態様が停止表示されやすいように構成されていてもよい。このことは、これまでに説明した演出例及び以降に説明する演出例についても適用することができる。
図238は、チャンスアップメータを用いた演出の一例を段階的に示した図である。なお、図238(A1)〜同図(A27)に示す演出は、図197(A3)に続く別の演出パターンを示している。
図238(A1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、炎のエフェクトEF101が表示画面の左側中央部分に表示され、CUM準備中表示登場アニメが開始されている様子が示されている。これにより、表示画面の左下隅部に表示されている1つ目のCUM準備中表示MTY1(以下、「第1CUM準備中表示MTY1」という場合がある。)に加え、2つ目のCUM準備中表示MTY2(以下、「第2CUM準備中表示MTY2」という場合がある。)が表示される可能性があることを予告している。なお、この場合において、炎のエフェクトEF101が表示されることなく第2CUM準備中表示MTY2が表示される場合があってもよい。また、炎のエフェクトEF101が表示されると必ず第2CUM準備中表示MTY2が表示されてもよい。また、炎のエフェクトEF101は、装飾図柄の一部にオーバーラップするように表示されている。
すると、図238(A2)に示すように、炎のエフェクトEF101が消去されると、当該炎のエフェクトEF101が表示されていた位置に第2CUM準備中表示MTY2が出現する。このように、この演出例では、CUM準備中表示が複数表示されている様子が示されている。なお、この演出例では、第1CUM準備中表示MTY1が表示された後で第2CUM準備中表示MTY2が表示される例を示したが第1CUM準備中表示MTY1と第2CUM準備中表示MTY2とが同時に表示されてもよい。
図238(A3)では、左図柄及び右図柄に「装飾7」が停止表示してリーチ状態が形成され、揺れ変動表示が行われている様子が示されている。その後は、例えば、図197(A5)〜同図(A6)に示す要領で演出が行われる。このとき、2つのCUM準備中表示MTY1,MTY2は、装飾図柄よりも手前側にオーバーラップして表示されており、これらのCUM準備中表示MTY1,MTY2により装飾図柄がオーバーラップされていない状態よりも装飾図柄が視認困難とされている。なお、CUM準備中表示MTY1,MTY2が装飾図柄の後側に配置され、装飾図柄にオーバーラップされるようにして表示されてもよい。また、装飾図柄と重なる位置に表示されないようにしてもよい。
図238(A4)では、VS剣豪リーチのスーパーリーチ演出が開始されている様子が示されている。このときも、CUM準備中表示MTY1,MTY2も引き続き表示されている。なお、ここで、2つのCUM準備中表示MTY1,MTY2の両方が表示されない場合には、チャンスアップメータ演出が行われないようにしてもよいし、少なくともいずれか一方が表示された場合に、チャンスアップメータ演出が行われるようにしてもよい。この場合、CUM準備中表示が1つだけ表示された場合よりも2つ表示された場合の方が最終的に大当り図柄態様で確定表示されやすいようにしてもよい。また、2つのCUM準備中表示MTY1,MTY2のいずれも表示されない場合でも、チャンスアップメータ演出が行われる場合があってもよい。同図(A4)に示す第1装飾図柄表示装置208Lには、敵役の剣豪の画像が大きく表示されており、同図(A5)に示す第1装飾図柄表示装置208Lには、主人公の殿様と敵役の剣豪との決闘シーンのアニメーションが表示されている。なお、スーパーリーチ演出が開始されると、UI部UIは、台座hs0の一番上の板を残して全て非表示になる(消える)。また、保留アイコンも非表示になる(消える)。しかし、変動アイコンh0は消えずに、残った一番上の板の上で表示され続ける。さらに、第2装飾図柄および第2保留数表示も表示され続ける。なお、UI部UI全体を消してもよいし、あるいは反対にUI部UI全体を表示し続けてもよい。また、変動アイコンh0も消してもよいし、保留アイコンを表示し続けてもよい。
図238(A6)では、第1CUM準備中表示MTY1及び第2CUM準備中表示MTY2がそれぞれ第1チャンスアップメータCMT1及び第2チャンスアップメータCMT2に表示が切り替わっている様子が示されている。この場合、第1CUM準備中表示MTY1が第1チャンスアップメータCMT1に切り換わった後で第2CUM準備中表示MTY2が第2チャンスアップメータCMT2に切り換わってもよいし、第2CUM準備中表示MTY2が第2チャンスアップメータCMT2に切り換わった後で第1CUM準備中表示MTY1が第1チャンスアップメータCMT1に切り換わってもよいし、第1CUM準備中表示MTY1が第1チャンスアップメータCMT1に切り換わるタイミングと第2CUM準備中表示MTY2が第2チャンスアップメータCMT2に切り換わるタイミングが同じであってもよい。なお、この演出例では、図197(A9)とは異なり、第1チャンスアップメータCMT1に第1チェックポイントCP1及び第3チェックポイントCP3が配置され、第2チャンスアップメータCMT2に第2チェックポイントCP2が配置された態様とされている。すなわち、第1チャンスアップメータCMT1と第2チャンスアップメータCMT2とでチャンスアップ予告が発生するタイミングを報知する位置が異なっている。なお、いずれのチャンスアップメータにいずれのチェックポイントが配置されるかは適宜設定することができる。また、いずれか一方のチャンスアップメータにのみチェックポイントが配置され、他方にはチェックポイントが配置されない場合があってもよい。また、例えば、第1チャンスアップメータCMT1と第2チャンスアップメータCMT2の両方に第3チェックポイントCP3が配置されるなど、同じチェックポイントを両方のチャンスアップメータに配置してもよい。この演出例では、第1チャンスアップメータCMT1におけるサボハニのキャラクタSBHと第2チャンスアップメータCMT2におけるサボハニのキャラクタSBHのいずれか一方がいずれかのチェックポイントに到達すると、特定の予告が発生する場合があるようになっている。また、第1チャンスアップメータCMT1の最終地点GP及び第2チャンスアップメータCMT2の最終地点GPのいずれにおいても、プラカードが回転表示しており、サボハニのキャラクタSBHが最終地点GPに到達することにより、大当り及びハズレのいずれかの結果が導出されることを示唆している。あるいは、激アツの演出に発展することを示唆してもよい。
図238(A7)は、カーソルとして機能するサボハニのキャラクタSBHが移動を開始した様子が示されている。この演出例では、第1チャンスアップメータCMT1におけるサボハニのキャラクタSBHと第2チャンスアップメータCMT2におけるサボハニのキャラクタSBHの両方が同時に移動を開始している。また、サボハニのキャラクタSBHが移動を開始する際には、それぞれサボハニのキャラクタSBHの近傍において「START!!」と書かれた吹き出しが表示される。これにより、サボハニのキャラクタSBHの移動開始を報知している。なお、「START!!」の吹き出しは、CUM準備中表示が表示された後にチャンスアップメータが表示された場合にのみ表示されてもよいし、CUM準備中表示が表示されるか否かに拘らずチャンスアップメータが表示された場合に必ず表示されてもよいし、表示されない場合があってもよい。また、「START!!」の吹き出しが表示されることにより、チェックポイントCP1〜CP3においてチャンスアップ予告が発生しやすいことを予告してもよい。さらに、この演出例では、第1チャンスアップメータCMT1におけるサボハニのキャラクタSBHと第2チャンスアップメータCMT2におけるサボハニのキャラクタSBHの両方に対してそれぞれ「START!!」の吹き出しが表示されるようにしたが、いずれか一方のみが表示されるようにしてもよい。
図238(A8)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第1チャンスアップメータCMT1のサボハニのキャラクタSBH及び第2チャンスアップメータCMT2のサボハニのキャラクタSBHの両方について、開始地点SPからの移動を開始している様子が示されている。
その後、図238(A9)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第1チャンスアップメータCMT1のサボハニのキャラクタSBHが第1チェックポイントCP1に到達するタイミングで、ボゥイのキャラクタBOYが表示画面の左側から出現し、右側に向かって移動する様子が示されている。すなわち、ボゥイのキャラクタBOYの出現によるチャンスアップ予告が行われている様子が示されている。一方、第2チャンスアップメータCMT2のサボハニのキャラクタSBHは、チャンスアップ予告が行われている間も移動しているが、チャンスアップ予告が行われている間は第2チャンスアップメータCMT2のサボハニのキャラクタSBHも停止するようにしてもよい。
すると、図238(A10)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第1チャンスアップメータCMT1のサボハニのキャラクタSBHの近傍に「チャンスアップ BOY通過」の文字が付記された吹き出しが表示され、チャンスアップのキャラクタ表示による予告が行われたことを報知している。なお、第1チャンスアップメータCMT1のサボハニのキャラクタSBHに加え、第2チャンスアップメータCMT2のサボハニのキャラクタSBHについても、吹き出しを表示するようにしてもよいし、第1チャンスアップメータCMT1のサボハニのキャラクタSBHではなく、第2チャンスアップメータCMT2のサボハニのキャラクタSBHについてのみ、吹き出しを表示するようにしてもよい。また、第1チャンスアップメータCMT1のサボハニのキャラクタSBH及び第2チャンスアップメータCMT2のサボハニのキャラクタSBHのいずれについても、吹き出しを表示しない場合があってもよい。この場合、吹き出しが表示された数が多いほど、大当りの信頼度が高くなるようにしてもよい。なお、第1チャンスアップメータCMT1のサボハニのキャラクタSBHは、ボゥイのキャラクタBOYの表示による予告が行われている間は、第1チェックポイントCP1で停止するが、停止しないようにしてもよい。
その後、図238(A11)に示すように、第1チャンスアップメータCMT1における第1チェックポイントCP1が赤色でマーキングされるとともに、予告が出現したことにより大当りの信頼度がアップしたことを示す「UP」の文字がその上方に表示され、予告が発生したことの履歴が示される。また、第1チャンスアップメータCMT1のサボハニのキャラクタSBHが移動を再開している様子が示されている。このとき、第1チャンスアップメータCMT1のサボハニのキャラクタSBHの移動速度は、第2チャンスアップメータCMT2のサボハニのキャラクタSBHと上下方向で位置が整合するように、第2チャンスアップメータCMT2のサボハニのキャラクタSBHの移動速度よりも速くなっている。すなわち、移動速度の調整がなされている。ここで、移動速度の調整が行われず、一定の移動速度で移動するようにしてもよい。なお、「UP」の表示は、第1チャンスアップメータCMT1のサボハニのキャラクタSBHによりオーバーラップされており、オーバーラップされていない状態である場合よりも視認困難とされている。また、発生した予告の内容を表示するようにしてもよい。
その後、図238(A12)に示すタイミングで、第2チャンスアップメータCMT2のサボハニのキャラクタSBHが第2チェックポイントCP2に到達すると、図238(A13)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、ボタン画像136aと残時間表示メーターMTが表示され、ボタン演出が開始される。このとき、第2チャンスアップメータCMT2は、ボタン画像136aにオーバーラップされているが、第2チャンスアップメータCMT2がボタン画像136aをオーバーラップするようにして表示してもよい。その後、演出ボタン136の操作有効期間が開始され、遊技者による演出ボタン136の操作を受付可能な状態となる。ここで、第2チャンスアップメータCMT2のサボハニのキャラクタSBHは、遊技者によるボタン操作が行われるか、操作有効期間が経過するまで第2チェックポイントCP2で停止するが、停止しないようにしてもよい。一方、第1チャンスアップメータCMT1のサボハニのキャラクタSBHは、第2チャンスアップメータCMT2のサボハニのキャラクタSBHが停止している間も移動を継続しているが、第2チャンスアップメータCMT2のサボハニのキャラクタSBHの移動停止に合わせて停止するようにしてもよい。
図238(A14)に示す残時間表示メータMTでは、上記操作有効期間が開始されてゲージが減っている様子が示されており、その後、図238(A15)に示すタイミングで、遊技者により演出ボタン136が押下されると、図238(A16)に示すように、金カットイン画像CI3が表示され、大当りの信頼度が高いことを報知する予告演出が行われる。なお、図238(A16)に示される金カットイン画像CI3に換えて、弱カットイン画像CI3bが表示される場合があってもよい。図238(A16)に示される金カットイン画像CI3は、演出ボタン136が操作有効期間内において操作されたことを条件に表示される場合があってもよいし、演出ボタン136が操作有効期間内において操作された場合に必ず表示されてもよい。また、図238(A16)に示される金カットイン画像CI3は、演出ボタン136が操作されることなく操作有効期間が経過した場合にも表示される場合があってもよいし、演出ボタン136が操作されることなく操作有効期間が経過した場合に必ず表示されてもよいし、演出ボタン136が操作されることなく操作有効期間が経過した場合には表示しないようにしてもよい。
その後、図238(A17)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第2チャンスアップメータCMT2のサボハニのキャラクタSBHの近傍に「チャンスアップ 金カットイン」の文字が付記された吹き出しが表示され、金カットイン画像CI3の表示によるチャンスアップ予告が行われたことを報知している。なお、第2チャンスアップメータCMT2のサボハニのキャラクタSBHに加え、第1チャンスアップメータCMT1のサボハニのキャラクタSBHについても、吹き出しを表示するようにしてもよいし、第2チャンスアップメータCMT2のサボハニのキャラクタSBHではなく、第1チャンスアップメータCMT1のサボハニのキャラクタSBHについてのみ、吹き出しを表示するようにしてもよい。また、第1チャンスアップメータCMT1のサボハニのキャラクタSBH及び第2チャンスアップメータCMT2のサボハニのキャラクタSBHのいずれについても、吹き出しを表示しない場合があってもよい。この場合、吹き出しが表示された数が多いほど、大当りの信頼度が高くなるようにしてもよい。なお、第2チャンスアップメータCMT2のサボハニのキャラクタSBHは、金カットイン画像CI3が表示されている間も、第2チェックポイントCP2で停止するが、停止しないようにしてもよい。また、演出ボタン136が操作されることなく操作有効期間が経過した場合に金カットイン画像CI3が表示されないように構成されている場合において、演出ボタン136が操作されなかった場合も、演出ボタン136が操作された場合と同じようにチャンスアップの予告が発生したことを報知するようにしてもよいし、チャンスアップの予告が発生したことを報知しなくてもよいし、チャンスアップの予告が発生したことを一部だけ報知(例えば、吹き出しは表示しないで、「UP」の文字表示だけ行う等)してもよい。
その後、図238(A18)に示すように、第2チャンスアップメータCMT2における第2チェックポイントCP2が赤色でマーキングされた後、金カットイン画像CI3が消去され、さらに、チャンスアップ予告が出現したことにより大当りの信頼度がアップしたことを示す「UP」の文字がその上方に表示され、チャンスアップ予告が発生したことの履歴が示される。また、第2チャンスアップメータCMT2のサボハニのキャラクタSBHが移動を再開している様子が示されている。このとき、第2チャンスアップメータCMT2のサボハニのキャラクタSBHの移動速度は、第1チャンスアップメータCMT1のサボハニのキャラクタSBHと上下方向で位置が整合するように、第1チャンスアップメータCMT1のサボハニのキャラクタSBHの移動速度よりも速くなっている。すなわち、移動速度の調整がなされている。ここで、移動速度の調整が行われず、一定の移動速度で移動するようにしてもよい。なお、「UP」の表示は、第2チャンスアップメータCMT1のサボハニのキャラクタSBHによりオーバーラップされており、オーバーラップされていない状態である場合よりも視認困難とされている。また、発生した予告の内容を表示するようにしてもよい。
その後、図238(A19)に示すタイミングで、第1チャンスアップメータCMT1のサボハニのキャラクタSBHが第3チェックポイントCP3に到達すると、図238(A20)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、レバー画像136Vaが表示されるとともに、第1チャンスアップメータCMT1のサボハニのキャラクタSBHの近傍に「チャンスアップ レバー」の文字が付記された吹き出しが表示され、レバー演出による予告が開始されたことを報知している。このとき、第1チャンスアップメータCMT1のサボハニのキャラクタSBHは、移動を停止しているが、第2チャンスアップメータCMT2のサボハニのキャラクタSBHは、停止することなく移動を継続している。なお、第1チャンスアップメータCMT1のサボハニのキャラクタSBHが移動を停止している間、第2チャンスアップメータCMT2のサボハニのキャラクタSBHも移動を停止するようにしてもよい。また、この演出例では、吹き出しの少なくとも一部がレバー画像136Vaにオーバーラップされており、レバー画像136Vaによりオーバーラップされていない場合よりも吹き出しの表示態様が視認困難とされている。なお、吹き出しがレバー画像136Vaをオーバーラップして表示してもよい。
その後、図238(A21)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、レバー画像136Vaに加えて残時間表示メーターMTが表示され、レバー演出が開始される。また、第1チャンスアップメータCMT1における第3チェックポイントCP3が赤色でマーキングされるとともに、予告が出現したことにより大当りの信頼度がアップしたことを示す「UP」の文字がその上方に表示され、予告が発生したことの履歴が示される。なお、「UP」の表示は、第1チャンスアップメータCMT1のサボハニのキャラクタSBHによりオーバーラップされており、オーバーラップされていない状態である場合よりも視認困難とされている。その後、演出レバー136Vの操作有効期間が開始され、遊技者による演出レバー136Vの操作を受付可能な状態となる。ここで、第1チャンスアップメータCMT1のサボハニのキャラクタSBHは、演出レバー136Vの操作有効期間が開始されると移動を再開するが、遊技者によるレバー操作が行われるか、操作有効期間が経過するまで第3チェックポイントCP3で停止するようにしてもよい。
図238(A22)に示す残時間表示メータMTでは、上記操作有効期間が開始されてゲージが減っている様子が示されている。一方、第1チャンスアップメータCMT1及び第2チャンスアップメータCMT2のいずれも、サボハニのキャラクタSBHが最終地点GP手前に位置している。
その後、上記操作有効期間内において、図238(A23)に示すタイミングで、遊技者により演出レバー136Vが操作されると、図238(A24)に示すように、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gd及び千両箱役物224Hが作動し、導光板ILの発光が行われ、第1装飾図柄表示装置208Lではエフェクト画像が表示される場合がある。すなわち、大当りとなることが報知される。このとき、第1チャンスアップメータCMT1及び第2チャンスアップメータCMT2は、いずれも非表示となるが、表示してもよい。なお、いずれか一方のチャンスアップメータのみ非表示とされてもよい。その後は、例えば、図64(24)に示す要領で、導光板ILの発光が終了し、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gd及び千両箱役物224Hがそれぞれ初期位置に戻り、第1装飾図柄表示装置208Lではエフェクト画像がフェイドアウトする。このとき、第1装飾図柄表示装置208Lでは、表示が中断された決闘シーンのアニメーション表示がフェイドインしながら再開する。なお、決闘シーンのアニメーション表示のフェイドインに伴い、チャンスアップメータCMT1,CMT2もフェイドインするが、決闘シーンのアニメーション表示のフェイドインが完了してからチャンスアップメータCMT1,CMT2が再表示されるようにしてもよい。
図238(A25)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、決闘シーンのアニメーション表示のフェイドインが完了して再開された様子が示されている。具体的には、決闘シーンのアニメーション表示では、敵役の剣豪が悶絶する表情を見せ、今にも敗れるといった様相を呈している。また、第1チャンスアップメータCMT1及び第2チャンスアップメータCMT2のいずれもサボハニのキャラクタSBHが最終地点GPに到達し、プラカードは大当りとなることを示す「V」の文字を示している。すなわち、この演出例では、「V」の表示が複数個所で行われている様子が示されている。
図238(A26)に示す装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪に勝利し、中図柄に「装飾7」が表示され、大当りとなることが報知される。その後は、例えば、図52(48)以降に示す演出が行われる。
なお、この演出例では、2つのチャンスアップメータに配置するチェックポイントを異ならせるようにしたが、2つのチャンスアップメータ(第1チャンスアップメータCMT1、第2チャンスアップメータCMT2)のに配するチェックポイントをそれぞれ同じとし、第1チャンスアップメータCMT1と第2チャンスアップメータCMT2とで同じ表示態様で演出するようにしてもよい。
図239は、本実施形態において行われる演出例を段階的に示した図である。
図239(A1)〜同図(A16)に示す演出例は、図238(A5)に続く別の演出パターンを示している。
図239(A1)では、図238(A5)とは異なり、第1CUM準備中表示MTY1が第1チャンスアップメータCMT1に表示が切り換わっているが、第2CUM準備中表示MTY2は表示が切り換わっておらず、準備中表示のままとなっており、サボハニのキャラクタSBHによる「STANDBY」の吹き出しの表示が継続している。第2CUM準備中表示MTY2は、図239(A12)に示すタイミングとなるまで継続して表示される。この演出例では、図197(A9)と同様、第1チャンスアップメータCMT1に第1チェックポイントCP1、第2チェックポイントCP2及び第3チェックポイントCP3が配置されている。すなわち、この演出例では、最初に第1チャンスアップメータCMT1によってチャンスアップ予告が発生するタイミングを報知している様子が示されている。なお、この場合において、第2CUM準備中表示MTY2が第2チャンスアップメータCMT2に切り換わり、第1CUM準備中表示MTY1は表示が切り換わらずに準備中表示のままとされるようにしてもよい。また、第1チャンスアップメータCMT1の最終地点GPでは、プラカードが回転表示しており、サボハニのキャラクタSBHが最終地点GPに到達することにより、激アツの演出に発展することを示唆している。あるいは、大当り又はハズレが導出されることを示唆してもよい。
図239(A2)は、第1チャンスアップメータCMTにおいて、カーソルとして機能するサボハニのキャラクタSBHが移動を開始した様子が示されている。このとき、サボハニのキャラクタSBHの近傍には、「START!!」と書かれた吹き出しが表示されることにより、サボハニのキャラクタSBHの移動開始を報知している。一方、第2CUM準備中表示MTY2では、サボハニのキャラクタSBHは開始地点SPから移動しておらず、待機したままであり、「STANDBY」の吹き出しも依然として表示されている。このように、この演出例では、先に2つのCUM準備中表示MTY1,MTY2のうち先に切り換わったチャンスアップメータによって或る予告演出が行われるタイミングの報知を開始している様子が示されている。その後は、例えば、図64(2)〜同図(16)に示す演出と同様の演出が行われる。
その後、図239(A3)に示すタイミングで、第1チャンスアップメータCMT1のサボハニのキャラクタSBHが第3チェックポイントCP3に到達すると、図239(A4)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、レバー画像136Vaではなく、ボタン画像136aと残時間表示メータMTが表示され、チャンスアップの予告としてのレバー演出が開始されなかった様子が示されている。そのため、図239(A4)に示すように、第1チャンスアップメータCMT1ではサボハニのキャラクタSBHの吹き出しは表示されず、また、図239(A4)〜同図(A5)に示すように、サボハニのキャラクタSBHは第3チェックポイントCP3をそのまま通過し、第3チェックポイントCP3におけるマーキングや「UP」の文字の表示も行われない。なお、図239(A4)では、演出ボタン136の操作有効期間が開始し、遊技者による演出ボタン136の操作を受付可能な状態となった様子が示されている。また、図239(A4)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、ボタン画像136aが第2CUM準備中表示MTY2にオーバーラップして表示されているが、ボタン画像136aが第2CUM準備中表示MTY2にオーバーラップされて表示されてもよい。
その後、図239(A5)に示す残時間表示メータMTでは、上記操作有効期間が減っている様子が示されている。一方、第1チャンスアップメータCMT1では、サボハニのキャラクタSBHが最終地点GP手前に位置している。
その後、上記操作有効期間内において、図239(A6)に示すタイミングで、遊技者により演出ボタン136が押下操作されると、図239(A7)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、殿様のキャラクタと敵役の剣豪が「外したか・・・」というセリフとともに、勝敗が決しない様子の表示が行われる。なお、この表示は、第2CUM準備中表示MTY2にオーバーラップされており、第2CUM準備中表示MTY2が表示されていない場合よりも視認困難とされている。また、第1チャンスアップメータCMT1では、最終地点GPにおけるプラカードに「発展」という文字表示が行われ、リーチ演出が発展することが報知される。
その後、図239(A8)に示される殿様のキャラクタによるカットイン画像CI4の表示が行われ、リーチ演出が発展することを報知した後、図239(A9)に示すように、剣豪リーチにおいてパンダのキャラクタが助っ人として登場する旨の演出が開始される。
すると、図239(A10)に示すように、第1チャンスアップメータCMT1が消去アニメーション(消去アニメ)により消去され、その後、第2CUM準備中表示MTY2が下方に移動するアニメーション(下降アニメ)が開始される。なお、第2CUM準備中表示MTY2の下降アニメが開始され、下降アニメの表示中に、第1チャンスアップメータCMT1の消去アニメが開始されてもよいし、第1チャンスアップメータCMT1の消去アニメが開始され、消去アニメの表示中に第2CUM準備中表示MTY2の下降アニメが開始されてもよい。また、第1チャンスアップメータCMT1の消去アニメと第2CUM準備中表示MTY2の下降アニメが同時に開始してもよい。
図239(A10)〜同図(A12)に示すように、第2CUM準備中表示MTY2が下降アニメにより表示画面の左下隅部(すなわち、第1チャンスアップメータCMT1が表示されていた位置)まで移動すると、図239(A13)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第2CUM準備中表示MTY2が第2チャンスアップメータCMT2に表示が切り換わる。第2チャンスアップメータCMT2は、図65(29b)に示す演出と同様に、第4チェックポイントCP4及び第5チェックポイントCP5が配置されており、最終地点GPでは、プラカードが「V」を示して停止表示されており、サボハニのキャラクタSBHが最終地点GPに到達すると大当りとなることが報知されている。なお、第2CUM準備中表示TMY2から第2チャンスアップメータCMT2に表示が切り換わった後に、下降アニメにより表示位置を変更するようにしてもよい。このことは、チャンスアップメータが1つだけ表示される場合にも適用することができる。また、下降アニメを行わず、表示位置を変化させないようにしてもよい。
その後、図239(A14)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、第2チャンスアップメータCMT2において、カーソルとして機能するサボハニのキャラクタSBHが移動を開始した様子が示されている。このとき、サボハニのキャラクタSBHの近傍には、「START!!」と書かれた吹き出しが表示されることにより、サボハニのキャラクタSBHの移動開始を報知している。このように、この演出例では、先に2つのCUM準備中表示MTY1,MTY2のうちの一方(第1CUM準備中表示MTY1)がチャンスアップメータ(第1チャンスアップメータCMT1)に先に切り換わり、切り換わったチャンスアップメータ(第1チャンスアップメータCMT1)によるチャンスアップメータの演出が完了した後で、他方の準備中表示(第2CUM準備中表示MTY2)がチャンスアップメータ(第2チャンスアップメータCMT2)に切り換わり、当該チャンスアップメータ(第2チャンスアップメータCMT2)によるチャンスアップメータの演出が開始している様子が示されている。第2チャンスアップメータCMT2では、第4チェックポイントCP4及び第5チェックポイントCP5が配置されており、サボハニのキャラクタSBHが各チェックポイントに到達するタイミングで或る予告演出が行われるタイミングを報知している。その後、図239(A15)に示すように、サボハニのキャラクタSBHの吹き出しが消去される。
図239(A16)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、図65に示して上述したSP剣豪リーチに発展した様子が示されている。なお、図239(A16)に示す演出は、図220(A19)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。その後は、例えば、図65(31b)以降に示す演出が行われる。
なお、この演出例では、第1チャンスアップメータCMT1が消去された後で、第2CUM準備中表示MTY2が第2チャンスアップメータCMT2に切り換わるようにしたが、第1チャンスアップメータCMT1におけるサボハニのキャラクタSBHの移動表示中に第2CUM準備中表示MTY2が第2チャンスアップメータCMT2に切り換わるようにしてもよい。この場合において、第1チャンスアップメータCMT1においてサボハニのキャラクタSBHの移動表示中に、第2チャンスアップメータCMT2においてサボハニのキャラクタSBHの移動を開始するようにしてもよい。
図239(B1)〜同図(B11)に示す演出例は、図83(A2)に続く別の演出パターンを示している。この演出例は、タイマ予告表示TM1(この演出例において、「第1タイマ予告表示TM1」という。)においてタイマ予告演出の準備中である旨を示す「STANDBY」が表示されている状態で、2つ目のタイマ予告表示(第2タイマ予告表示TM2)が表示され、この第2タイマ予告表示TM2においてもタイマ予告演出の準備中である旨の「STANDBY」が表示されることにより、2回のタイマ予告演出が開始されることを示唆している様子を示している。
図239(B1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第1タイマ予告表示TM1のフレームインが完了した様子が示されている。第1タイマ予告表示TM1のフレームインが完了すると、第1タイマ予告表示TM1には、タイマ予告演出の準備中である旨を示す「STANDBY」が表示され、その旨を報知している。この演出例では、図83(A3)に示す演出例と同様、「STANDBY」の表示(準備中表示)が先読み予告として行われている様子が示されている。なお、当該変動予告として行われてもよい。
図239(B2)は、左図柄、右図柄、中図柄の順に装飾図柄が停止表示した結果、「装飾4−装飾1−装飾7」のハズレの装飾図柄の組み合わせで停止表示し、揺れ変動が行われている様子が示されている。このとき、第1装飾図柄は、第1タイマ予告表示TM1によって少なくとも一部がオーバーラップされており、第1タイマ予告表示TM1によりオーバーラップされていない状態よりも視認困難とされている。
その後、図239(B3)では、「装飾4−装飾1―装飾7」のハズレの装飾図柄の組み合わせで確定表示している様子が示されている。このとき、変動アイコンは消去される。装飾図柄が確定表示されている間は、第1タイマ予告表示TM1は装飾図柄に少なくとも一部がオーバーラップされる。なお、装飾図柄が確定表示されている間も、装飾図柄が第1タイマ予告表示TM1にオーバーラップされるようにしてもよい。
その後、保留アイコンh11に対応する図柄変動表示が開始すると、図239(B4)に示すように、第1タイマ予告表示TM1は、第1装飾図柄の手前側に表示されるようになる。なお、図239(B4)に示すタイミングでは、第1タイマ予告表示TM1における表示は「STANDBY」のままとなっている。
その後、図239(B5)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第1タイマ予告表示TM1が下方に移動する移動アニメーションが開始されるとともに、第1タイマ予告表示TM1が表示されていた位置に第2タイマ予告表示TM2がフレームインするアニメーションが開始される。このとき、第2タイマ予告表示TM2は、第1タイマ予告表示TM1によって少なくとも一部がオーバーラップされてフレームインする。すなわち、後から表示されたタイマ予告表示の準備中表示(「STANDBY」が表示された第1タイマ予告表示TM1)が先に表示されたタイマ予告表示の準備中表示(「STANDBY」が表示された第2タイマ予告表示TM2)よりも後側に表示されている様子が示されている。なお、先に表示されたタイマ予告表示の準備中表示が後に表示されたタイマ予告表示の準備中表示よりも後側に表示されるようにしてもよい。また、第1タイマ予告表示TM1と第2タイマ予告表示TM2とが重ならないようにして表示するようにしてもよい。また、この演出例では、第1タイマ予告表示TM1の移動アニメーションと、第2タイマ予告表示TM2のフレームインのアニメーションが同時に開始されるようにしたが、第1タイマ予告表示TM1の移動アニメーションが開始した後で第2タイマ予告表示TM2のフレームインのアニメーションが開始してもよいし、第2タイマ予告表示TM2のフレームインアニメーションが開始した後で第1タイマ予告表示TM1の移動アニメーションが開始してもよい。また、第1タイマ予告表示TM1の移動アニメーションが完了した後で、第2タイマ予告表示TM2のフレームインのアニメーションが開始してもよいし、第2タイマ予告表示TM2のフレームインアニメーションが完了した後で第1タイマ予告表示TM1の移動アニメーションが開始してもよい。
図239(B6)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第1タイマ予告表示TM1の移動アニメーションと第2タイマ予告表示TM2のフレームインのアニメーションが完了した様子が示されている。すなわち、第2タイマ予告表示TM2の下方に第1タイマ予告表示TM1が表示されている。なお、この演出例では、第1タイマ予告表示TM1と第2タイマ予告表示TM2が重ならないように表示するようにしたが、第1タイマ予告表示TM1の後側に重なるようにして第2タイマ予告表示TM2を表示するようにしてもよい。この場合、第2タイマ予告表示TM2の表示位置が第1タイマ予告表示TM1の表示位置と一致するようにしてもよいし、上下方向あるいは左右方向にずれて表示してもよい。
その後、図239(B7)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第1タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンが開始されている様子が示され、10秒後に或る予告演出が開始されることが示唆される。一方、第2タイマ予告表示TM2では、準備中表示が継続しており、「STANDBY」の表示が継続している。その後は、例えば、図55(3)〜同図(8)に示す要領で演出が行われる。その間も、第2タイマ予告表示TM2では、準備中表示が継続している。なお、第1タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンは、第1タイマ予告表示TM1の移動アニメーションが完了した後で開始されてもよいし、第1タイマ予告表示TM1の移動アニメーションによる移動中に開始されてもよい。
図239(B8)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、中図柄に殿様のキャラクタが表された疑似連図柄が上方から下方に向けて低速で移動する表示が開始される。なお、第2タイマ予告表示TM2では、「STANDBY」の表示が継続している。その後、第1タイマ予告表示TM1が消去され、図239(B9)に示すように、疑似連図柄が停止表示した後、図239(B10)に示すように、殿様のキャラクタと「継続」の文字表示とからなるカットイン表示が行われる。このとき、第2タイマ予告表示TM2は、表示位置を変更することなく「STANDBY」の表示を行っている。なお、第1タイマ予告表示TM1が消去された後で、第2タイマ予告表示TM2の表示位置を変更するようにしてもよい。この場合、例えば、第2タイマ予告表示TM2の表示位置を第1タイマ予告表示TM1が表示されていた位置に移動するようにしてもよい。この演出例では、このようにして、疑似連図柄が停止表示されることにより、疑似連が実行されることを報知する。なお、疑似連図柄が停止表示することなく、下方にフレームアウトする場合があってもよく、疑似連図柄が下方にフレームアウトした場合には、疑似連が開始されず、そのままハズレの装飾図柄の組合せが停止表示されてもよいし、リーチ状態となってリーチ演出が開始するようにしてもよい。このように、この演出例では、タイマ予告が行われることにより、カウントダウンが完了した後、疑似連が開始されることを予告している。その後は、例えば、図55(13)〜同図(14)に示す要領で演出が行われる。なお、その後、1回又は複数回の疑似連演出がさらに行われてもよい。
その後、左図柄及び右図柄にそれぞれ「装飾7」が停止表示してリーチ状態となり、図239(B11)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展した様子が示されている。なお、このときも第2タイマ予告表示TM2は「STANDBY」の表示が継続している。その後は、例えば、図237(C3)以降に示す演出が行われる。
なお、この演出例では、第1タイマ予告表示TM1が表示された後で第2タイマ予告表示TM2が表示されるようにしたが、第1タイマ予告表示TM1と第2タイマ予告表示TM2が同時に表示されるようにしてもよい。また、この演出例では、先に表示された第1タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンが完了した後で、後に表示された第2タイマ予告表示TM2におけるタイマ表示のカウントダウンが開始するようにしたが、第1タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示と第2タイマ予告表示TM2におけるタイマ表示とで同時にカウントダウンを開始するようにしてもよい。この場合において、タイマ表示の示す時間が両方とも同じ(例えば、「10:00」)であり、同時にカウントダウンが完了するようにしてもよい。また、第1タイマ予告表示TM1と第2タイマ予告表示TM2とでカウントダウンの開始時のタイマ表示の示す時間が異なり、カウントダウンを同時に開始するが、カウントダウンが完了するタイミングが異なるようにしてもよい。また、先に表示された第1タイマ予告表示TM1よりも後に表示された第2タイマ予告表示TM2の方が先にタイマ表示のカウントダウンを開始してもよい。また、先に表示された第1タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンが先に開始し、カウントダウンの実行中に後に表示された第2タイマ予告表示TM2におけるタイマ表示のカウントダウンが開始し、その後、両方のタイマ予告表示TM1,TM2のカウントダウンが同時に完了するようにしてもよい。具体的には、第1タイマ予告表示TM1におけるカウントダウンの開始時のタイマ表示が「30:00」で、第2タイマ予告表示TM2におけるカウントダウンがの開始時のタイマ表示が「10:00」であり、第1タイマ予告表示TM1においてタイマ表示が「10:00」までカウントダウンしたときに、第2タイマ予告表示TM2におけるタイマ表示のカウントダウンを開始するようにしてもよい。
図240は、タイマ予告演出の一例を段階的に示した図である。
図240(A1)〜同図(A14)に示す演出は、図55(1)に続く別の演出パターンを示している。この演出例は、タイマ予告表示TM1(この演出例において、「第1タイマ予告表示TM1」という。)においてタイマ予告演出の準備中である旨を示す「STANDBY」が表示されている状態で、2つ目のタイマ予告表示(第2タイマ予告表示TM2)が表示され、この第2タイマ予告表示TM2においてもタイマ予告演出の準備中である旨の「STANDBY」が表示されることにより、2回のタイマ予告演出が開始されることを示唆している様子を示している。
図240(A1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。具体的には、表示画面の右側から第1タイマ予告表示TM1がフレームインすることにより、タイマ予告演出が開始される。この演出例では、図239(B1)に示す演出とは異なり、第1タイマ予告表示TM1のフレームインが開始される際の表示位置が異なっている。すなわち、図239(B1)に示す第1タイマ予告表示TM1の位置よりも下方の位置でフレームインする様子が示されている。なお、この演出例では、第1タイマ予告表示TM1の表示位置がこれまでに説明したタイマ予告演出におけるタイマ予告表示TM1の表示位置とは異なっているが、この演出例に示す演出が他の演出例においても適用可能であることはいうまでもない。
図240(A2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第1タイマ予告表示TM1のフレームインが完了した様子が示されている。第1タイマ予告表示TM1のフレームインが完了すると、第1タイマ予告表示TM1には、タイマ予告演出の準備中である旨を示す「STANDBY」が表示され、その旨を報知している。この演出例では、図83(A3)に示す演出例と同様、「STANDBY」の表示(準備中表示)が先読み予告として行われている様子が示されている。なお、当該変動予告として行われてもよい。
図240(A3)は、左図柄、右図柄、中図柄の順に装飾図柄が停止表示した結果、「装飾4−装飾1−装飾7」のハズレの装飾図柄の組み合わせで停止表示し、揺れ変動が行われている様子が示されている。
その後、図240(A4)では、「装飾4−装飾1―装飾7」のハズレの装飾図柄の組み合わせで確定表示している様子が示されている。このとき、変動アイコンは消去される。
その後、保留アイコンh11に対応する図柄変動表示が開始した後、図240(A5)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第1タイマ予告表示TM1の上方に第2タイマ予告表示TM2がフレームインするアニメーションが開始される。
図240(A6)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第2タイマ予告表示TM2のフレームインのアニメーションが完了した様子が示されている。すなわち、第2タイマ予告表示TM2の下方に第1タイマ予告表示TM1が表示されている。なお、この演出例では、第1タイマ予告表示TM1と第2タイマ予告表示TM2が重ならないように表示するようにしたが、第1タイマ予告表示TM1の後側に重なるようにして第2タイマ予告表示TM2を表示するようにしてもよい。この場合、第2タイマ予告表示TM2の表示位置が第1タイマ予告表示TM1の表示位置と一致するようにしてもよいし、上下方向あるいは左右方向にずれて表示してもよい。
その後、図240(A7)に示す装飾図柄表示装置208では、第1タイマ予告表示TM1が「STANDBY」の表示からタイマ表示として「10:00」の表示に切り替わる様子が示されている。これにより、タイマ予告演出が開始されたことが報知される。その後、タイマ表示のカウントダウンが開始される。一方、第2タイマ予告表示TM2では、準備中表示が継続しており、「STANDBY」の表示が継続している。その後は、例えば、図55(3)〜同図(8)に示す要領で演出が行われる。その間も、第2タイマ予告表示TM2では、準備中表示が継続している。
図240(A8)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、中図柄に殿様のキャラクタが表された疑似連図柄が上方から下方に向けて低速で移動する表示が開始される。なお、第2タイマ予告表示TM2では、「STANDBY」の表示が継続している。その後、第1タイマ予告表示TM1が消去され、図240(A9)に示すように、疑似連図柄が停止表示する。
その後、図240(A10)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第2タイマ予告表示TM2が下方に移動する移動アニメーションを開始し、第1タイマ予告表示TM1の表示位置へ移動する。その後、図240(A11)に示すように、殿様のキャラクタと「継続」の文字表示とからなるカットイン表示が行われる。このとき、第2タイマ予告表示TM2の移動アニメーションは継続している。なお、第2タイマ予告表示TM2の移動アニメーションが完了した後でカットイン表示が行われてもよい。その後、図240(A12)に示すように、第2タイマ予告表示TM2が第1タイマ予告表示TM1が表示されていた位置まで移動すると、移動アニメーションが完了する。なお、第2タイマ予告表示TM2では、「STANDBY」が継続して表示されている。その後は、例えば、図55(13)〜同図(14)に示す要領で演出が行われる。なお、その後、1回又は複数回の疑似連演出がさらに行われてもよい。また、この演出例では、第1タイマ予告表示TM1が消去された後に第2タイマ予告表示TM2が移動する様子が示されているが、第1タイマ予告表示TM1も第2タイマ予告表示TM2も表示されてから移動しないようにしてもよい。また、第1タイマ予告表示TM1と第2タイマ予告表示TM2とは重ならないように表示されてもよい。
その後、左図柄及び右図柄にそれぞれ「装飾7」が停止表示してリーチ状態となり、図240(A13)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展した様子が示されている。なお、このときも第2タイマ予告表示TM2は「STANDBY」の表示が継続している。続く図240(A14)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、主人公の殿様と敵役の剣豪との決闘シーンのアニメーションが表示されている。なお、この間も、第2タイマ予告表示TM2では、「STANDBY」の表示が継続されている。その後は、例えば、図237(C4)以降に示す演出が行われる。
図240(B1)〜同図(B8)に示す演出例は、タイマ予告演出の別の演出パターンが行われている様子が示されており、タイマ表示のカウントダウンではなく、爆弾の表示における導火線の表示態様により或る予告演出が行われるタイミングを報知している様子が示されている。
図240(B1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、図240(B1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第一の保留アイコンh11が表示されるとともに、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0及びナビキャラクタYMも表示されている。
図240(B2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。この演出例では、爆弾のタイマ表示BOMBが導火線が付加されて表示されるとともに、殿様のキャラクタBYMが登場し、導火線を延長するアニメーション(延長アニメーション)が行われている。その後、図240(B3)に示すように、延長アニメーションにより、爆弾のタイマ表示BOMBの導火線が延長された後、延長アニメーションが完了し、図240(B4)に示すように、導火線の先端が着火し、タイマ予告演出が開始される。この演出例におけるタイマ予告演出は、時間の経過に応じて導火線が短くなる態様でカウントダウンの演出が行われることで、タイマ予告演出が行われた結果として行われる或る予告演出の開始タイミングを導火線の長さで報知するようにしている。カウントダウンの演出は、図240(B4)〜同図(B6)に示すように、導火線がなくなるまで行われる。
その後、図240(B6)に示すように、導火線がなくなって導火線の先端における火花が爆弾のタイマ表示BOMBの本体に達すると、図240(B7)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、爆発のエフェクトEF304が表示画面の略中央において装飾図柄にオーバーラップするようにして表示された後、図240(B8)に示すように、表示画面の略中央に「激アツ!!」の文字が大きく表示される。すなわち、この演出例では、タイマ予告演出が行われた結果として「激アツ!!」の文字による予告表示が行われている様子が示されている。その後は、例えば、図51(16)以降に示される演出が行われる。
図240(C1)〜同図(C3)に示す演出例は、図240(B5)に続く別の演出パターンを示しており、爆弾のタイマ表示BOMBによるタイマ予告演出が偽の演出である場合の様子が示されている。
図240(B5)に示すように、爆弾のタイマ表示BOMBによるカウントダウンの演出が開始された後、導火線がある長さまで短くなると、図240(C1)に示すように、導火線の先端の火花が消化され、導火線の先端が燻っている様子が示されている。すなわち、爆弾のタイマ表示BOMBによるタイマ予告演出が開始されたが、カウントダウンの演出が完了し爆弾のタイマ表示BOMBが爆発して或る予告演出が開始する前に演出が終了してしまう偽のタイマ予告演出であったことが示唆されている。その後、図240(C2)に示すように、爆弾のタイマ表示BOMBは消去される。
その後は、左図柄、右図柄、中図柄の順に装飾図柄が停止表示した結果、「装飾4−装飾1−装飾7」のハズレの装飾図柄の組み合わせで停止表示し、揺れ変動が行われた後、図240(C3)に示すように、「装飾4−装飾1―装飾7」のハズレの装飾図柄の組み合わせで確定表示する。このとき、変動アイコンは消去される。
なお、この演出例では、爆弾のタイマ表示BOMBによるカウントダウンが行われている途中でカウントダウンの演出が終了してしまう様子を示したが、例えば、図240(D)に示す態様で偽のタイマ予告演出が行われてもよい。ここで、図240(D)に示す演出例は、図240(B6)に続く別の演出パターンを示している。この演出例では、図240(D)に示すように、導火線がなくなって導火線の先端における火花が爆弾のタイマ表示BOMBの本体に達するタイミングで導火線の先端に表示されていた火花が消化されてタイマ予告演出が不発で終わった様子が示されている。その後は、例えば、図240(C2)〜同図(C3)に示す演出が行われる。
図241は、タイマ予告演出の一例を段階的に示した図である。
図241(A1)〜同図(A3)に示す演出は、図240(B5)に続く別の演出パターンを示しており、タイマ予告演出が途中で中断するが、復活演出が行われることにより再開する様子が示されている。
図241(A1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、導火線の先端の火花が消化され、導火線の先端が燻っている様子が示されている。なお、図241(A1)に示す演出例は、図240(C1)に示す演出例と同じであるので、説明を省略する。
すると、図241(A2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、表示画面の右端部から松明のキャラクタTCが出現し、爆弾のタイマ表示BOMBの導火線の先端に向かって飛んでいる様子が示されている。その後、松明のキャラクタTCが爆弾のタイマ表示BOMBの導火線の先端に重なると、図241(A3)に示すように、導火線が再び着火する。その後は、例えば、図240(B6)以降に示す演出が行われる。このように、この演出例では、爆弾のタイマ表示BOMBの導火線が消化し、偽のタイマ予告演出であったかと思いきや、松明のキャラクタTCが出現して導火線が再度着火してタイマ予告演出が復活する様子が示されている。換言すれば、爆弾のタイマ表示BOMBによるカウントダウンの演出が途中で止まってしまっても、再度復活する場合がある様子が示されているということもできる。なお、カウントダウンが中断した後、復活する演出が行われて或る予告演出が行われた場合の方が、カウントダウンが中断することなく或る予告演出が行われた場合よりも大当り図柄態様が確定表示されやすいようにしてもよいし、カウントダウンが中断することなく或る予告演出が行われた場合の方が、カウントダウンが中断した後、復活する演出が行われて或る予告演出が行われた場合よりも大当り図柄態様が確定表示されやすいようにしてもよいし、カウントダウンが中断した後、復活する演出が行われて或る予告演出が行われた場合と、カウントダウンが中断することなく或る予告演出が行われた場合とで大当り図柄態様が確定表示されやすさが同じであってもよい。また、松明のキャラクタTCが出現しても導火線に着火せず、タイマ予告演出が再開されない演出パターンの偽のタイマ予告演出が行われる場合があってもよいし、松明のキャラクタTCが出現した場合には、必ず導火線に着火し、タイマ予告演出が再開されるようにしてもよい。
図241(B1)〜同図(B3)に示す演出は、図240(B5)に続く別の演出パターンを示しており、タイマ予告演出におけるカウントダウンの期間が上乗せされて延長される様子が示されている。
図240(B5)に示すように、爆弾のタイマ表示BOMBの導火線がある長さになると、図241(B1)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、殿様のキャラクタBYMが再び登場し、導火線をさらに長くして或る予告演出が開始されるタイミングを延ばしている様子が示されている。すなわち、この演出例では、タイマ予告演出のカウントダウンが行われている途中で或る予告演出の開始されるタイミングを導火線の延長により延ばすことで、或る予告演出が開始されるまでの時間を上乗せする様子が示されている。これにより、大当りの信頼度が向上していることを示唆することができる場合がある。なお、導火線を延長する(上乗せ)演出が行われる前に、導火線が延長される可能性があることを予告するようにしてもよい。また、この予告が偽の予告である場合があってもよい。
その後、図241(B2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、殿様のキャラクタBYMが表示画面の左側から右側に走っていくにつれて導火線が長くなり、ある長さまで導火線が延長する様子が示されている。
すると、図241(B3)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、導火線の先端が再び着火し、カウントダウンが再開する様子が示されている。その後は、例えば、図240(B5)以降に示す演出が行われる。
図241(C1)〜同図(C5)に示す演出は、図240(B1)に続く爆弾のタイマ表示BOMBによるタイマ予告演出の別の演出パターンを示している。
図241(C1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、爆弾のタイマ表示BOMBが表示されたが導火線が点火されず、タイマ予告演出が開始されることを予告する準備中表示がなされている様子が示されている。この演出例では、爆弾のタイマ表示BOMBによる準備中表示が先読み予告として機能している様子が示されている。なお、当該変動予告として機能する場合があってもよいし、先読み予告としてのみ機能する場合があってもよいし、当該変動予告としてのみ機能するように構成されてもよい。
図241(C2)は、左図柄、右図柄、中図柄の順に装飾図柄が停止表示した結果、「装飾4−装飾1−装飾7」のハズレの装飾図柄の組み合わせで停止表示し、揺れ変動が行われている様子が示されている。
その後、図241(C3)では、「装飾4−装飾1―装飾7」のハズレの装飾図柄の組み合わせで確定表示している様子が示されている。このとき、変動アイコンは消去されるが、爆弾のタイマ表示BOMBは継続して表示されている。なお、装飾図柄の停止表示中は、爆弾のタイマ表示BOMBを一時消去するようにしてもよい。
図241(C4)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、保留アイコンh11に対応する図柄変動表示が開始した様子が示されている。このとき、爆弾のタイマ表示BOMBは依然として表示された状態となっている。
その後、図241(C5)に示す演出が行われる。なお、図241(C5)に示す演出は、図240(B2)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。その後は、例えば、図240(B3)〜同図(B8)に示すようなタイマ予告演出の成功パターンや、図240(C1)〜同図(C3)に示すようなタイマ予告演出の失敗パターン(偽のタイマ予告演出)が行われる。
なお、この演出例において、爆弾のタイマ表示BOMBによる準備中表示がなされている図柄変動表示においてSPリーチが行われ、当該SPリーチで大当りとなった場合には、爆弾のタイマ表示BOMBは再表示されないようにしてもよいし、当該SPリーチが終了して通常の背景に戻った際に再表示されるようにしてもよい。また、爆弾のタイマ表示BOMBによる準備中表示がなされている図柄変動表示においてSPリーチが行われ、当該SPリーチがハズレとなった場合には、爆弾のタイマ表示BOMBは再表示されるようにしてもよいし、されないようにしてもよい。このことは、これまでに説明したタイマ予告演出の準備中表示やチャンスアップメータの準備中表示についても適用することができることはいうまでもない。
また、この演出例では、爆弾のタイマ表示BOMBによる準備中表示の表示中に殿様のキャラクタBYMの登場によりカウントダウンの演出を開始する様子が示されているが、例えば、図241(C4)に示す演出が行われた後、図241(C5)に示す演出が開始される前に、図241(D)に示すような演出が行われ、導火線が着火してカウントダウンの演出が開始する可能性があることを爆弾のタイマ表示BOMB自体によって行うようにしてもよい。具体的には、図241(C4)に示す演出が行われた後、図241(D)に示すように、爆弾のタイマ表示BOMBが振動することにより、カウントダウンの演出が開始する可能性があることを予告している。なお、爆弾のタイマ表示BOMBが振動したがカウントダウンの演出が開始せず、タイマ予告演出が終了する偽のタイマ予告演出が行われる場合があってもよいし、爆弾のタイマ表示BOMBが振動した場合には、カウントダウンの演出が必ず開始するようにしてもよい。また、爆弾のタイマ表示BOMBによる準備中表示が表示された後、カウントダウンの演出が開始される場合には、必ず爆弾のタイマ表示BOMBが振動するようにしてもよい。
また、例えば、図241(C4)に示す演出が行われた後、図241(C5)に示す演出が開始される前に、図241(E)に示すような演出が行われ、導火線が着火してカウントダウンの演出が開始する可能性があることを予告するようにしてもよい。具体的には、図241(C4)に示す演出が行われた後、図241(E)に示すように、ナビキャラクタYMの近傍に「爆弾点火!!」という文字の吹き出しが表示されることにより、カウントダウンの演出が開始する可能性があることを予告している。なお、ナビキャラクタYMの吹き出しが表示されたがカウントダウンの演出が開始せず、タイマ予告演出が終了する偽のタイマ予告演出が行われる場合があってもよいし、ナビキャラクタYMの吹き出しが表示された場合には、カウントダウンの演出が必ず開始するようにしてもよい。また、爆弾のタイマ表示BOMBによる準備中表示が表示された後、カウントダウンの演出が開始される場合には、必ずナビキャラクタYMの吹き出しが表示されるようにしてもよい。
図241(F1)〜同図(F12)に示す演出は、図241(C4)に続く爆弾のタイマ表示BOMBによるタイマ予告演出の別の演出パターンを示している。この演出例は、爆弾のタイマ表示BOMB(この演出例において、「第1爆弾タイマ表示BOMB」という。)による準備中表示が表示されている状態で、2つ目の爆弾のタイマ表示(第2爆弾タイマ表示BOMB2)が表示され、この第2爆弾タイマ表示BOMB2でも準備中表示がなされることにより、2回のタイマ予告演出が開始されることを示唆している様子を示している。
図241(F1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、ナビキャラクタYMの近傍に、爆弾の表示を含む吹き出しが表示され、第2爆弾タイマ表示BOMB2が表示されることを予告している。すなわち、この演出例では、他の種類の予告によって、準備中表示が増加することを予告している様子が示されている。なお、ナビキャラクタYMの吹き出しが表示されても第2爆弾タイマ表示BOMB2が表示されない場合があってもよいし、ナビキャラクタYMの吹き出しが表示された場合は、第2爆弾タイマ表示BOMB2が必ず表示されるようにしてもよい。
すると、図241(F2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第1爆弾タイマ表示BOMBの上方に第2爆弾タイマ表示BOMB2が出現している様子が示されている。
その後、図241(F3)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、先に表示された第1爆弾タイマ表示BOMBに係るタイマ予告演出が開始している様子が示されている。この演出例では、殿様のキャラクタBYMが登場し、第1爆弾タイマ表示BOMBの導火線を延長する延長アニメーションが行われる。すなわち、先に表示された爆弾のタイマ表示(第1爆弾タイマ表示BOMB)が先に消化される様子が示されている。なお、後に表示された爆弾のタイマ表示(第2爆弾タイマ表示BOMB2)が先に消化されるようにしてもよいし、先に表示された爆弾のタイマ表示が先に消化される場合と後に表示された爆弾のタイマ表示が先に消化される場合とがあってもよい。
その後、図240(B3)〜同図(B4)に示す要領で延長アニメーションが行われ、延長アニメーションが完了すると、図241(F4)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第1爆弾タイマ表示BOMBの導火線の先端が着火し、第1爆弾タイマ表示BOMBに係るタイマ予告演出が開始される。
図241(F5)は、第1爆弾タイマ表示BOMBに係るタイマ予告演出のカウントダウンの演出が継続している様子を示している。
その後、図241(F6)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、第1爆弾タイマ表示BOMBに係るタイマ予告演出のカウントダウンの演出が行われている状態で、殿様のキャラクタBYMが再び登場し、第2爆弾タイマ表示BOMB2の導火線を延長する延長アニメーションが行われている様子が示されている。すなわち、先に表示された爆弾のタイマ表示の消化中に後に表示された爆弾のタイマ表示が消化される様子が示されている。
その後、図240(B3)〜同図(B4)に示す要領で延長アニメーションが行われ、延長アニメーションが完了すると、図241(F7)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第2爆弾タイマ表示BOMB2の導火線の先端が着火し、第2爆弾タイマ表示BOMB2に係るタイマ予告演出が開始される。なお、第1爆弾タイマ表示BOMBでは、カウントダウンの演出が継続して行われており、時間の経過に応じて導火線が短くなる態様で表示が行われている。
その後、図241(F8)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第1爆弾タイマ表示BOMBの導火線がなくなって導火線の先端における火花が第1爆弾タイマ表示BOMBの本体に達する様子が示されている。一方、第2爆弾タイマ表示BOMB2では、時間の経過に応じて導火線が短くなる態様でのカウントダウンの演出が継続して行われている。
すると、図241(F9)に示すように、第1爆弾タイマ表示BOMBが消去されて爆発のエフェクトEF304が表示画面の略中央において装飾図柄にオーバーラップするようにして表示される。なお、第2爆弾タイマ表示BOMB2は、第1爆弾タイマ表示BOMBに係る爆発のエフェクトEF304にオーバーラップして表示され、また、カウントダウンの演出が継続している。
その後、図241(F10)に示すように、表示画面の略中央に「激アツ!!」の文字が大きく表示され、予告表示が行われている様子が示されている。すなわち、この演出例では、先に消化された第1爆弾タイマ表示BOMBに係るタイマ予告演出が行われた結果として「激アツ!!」の文字による予告表示が行われている様子が示されている。「激アツ!!」の文字はその後消去される。なお、後に表示された第2爆弾タイマ表示BOMB2は、先に消化された第1爆弾タイマ表示BOMBが消去された後も表示位置を変更しないが、第1爆弾タイマ表示BOMBが消去された後に表示位置を変更するようにしてもよい。この場合、例えば、第1爆弾タイマ表示BOMBが表示されていた位置に移動するようにしてもよい。
その後、左図柄及び右図柄に「装飾7」が停止表示してリーチ状態が形成され、揺れ変動表示が行われ、図241(F11)に示すタイミングで、第2爆弾タイマ表示BOMB2の導火線がなくなって導火線の先端における火花が第2爆弾タイマ表示BOMB2の本体に達する様子が示されている。
すると、図241(F9)に示す要領で、第2爆弾タイマ表示BOMBが消去されて爆発のエフェクトEF304が表示画面の略中央において装飾図柄にオーバーラップするようにして表示される。
その後、図241(F12)に示すように、表示画面の略中央に「鬼アツ!」の文字が大きく表示され、予告表示が行われている様子が示されている。すなわち、後に消化された第2爆弾タイマ表示BOMB2に係るタイマ予告演出が行われた結果として「鬼アツ!」の文字による予告表示が行われている様子が示されている。「鬼アツ!」の文字はその後消去される。その後は、例えば、図51(18)以降に示す演出が行われる。なお、図241(F10)に示す「激アツ!!」の文字が第2爆弾タイマ表示BOMB2が爆発するまで継続して表示され、第2爆弾タイマ表示BOMB2する際に表示される爆発のエフェクトEF304によってオーバーラップされるようにしてもよい。
なお、この演出例では、先にカウントダウンの演出が開始された第1爆弾タイマ表示BOMBが先に爆発したが、後にカウントダウンの演出が開始された第2爆弾タイマ表示BOMBが先に爆発するようにしてもよい。
以上の記載では、
『 表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208(第1装飾図柄表示装置208L)、サブ表示装置208S、第2装飾図柄表示装置208M、第3装飾図柄表示装置208N、導光板IL、POVディスプレイ224I等]を備えた遊技台であって、
前記表示手段は、第一の表示[例えば、チャンスアップメータ、タイマ予告表示等]を表示する場合がある手段であり、
前記第一の表示は、或る演出の実行が開始されるタイミングを報知する表示であり、
前記表示手段は、前記或る演出として第二の表示[例えば、図64(13)や図230(A4)に示す金カットイン画像CI3の表示、図64(18)に示すレバー画像136Vaの表示、図55(9)〜同図(12)や図231(B1)〜同図(B4)に示す疑似連演出等]を表示する場合がある手段であり、
前記第二の表示が前記第一の表示の少なくとも一部と重なる位置に表示される[例えば、図230(A4)に示すように、金カットイン画像CI3がチャンスアップメータCMTに重なっており、図231(B2)に示すように疑似連演出において表示される疑似連図柄がタイマ予告表示TM1に重なっている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
従来の遊技台によれば、表示手段に改良の余地があったが、この遊技台によれば、表示手段に特徴を持った遊技台を提供することができる。
また、この遊技台によれば、第一の表示を見ていた遊技者の視線をそのまま第二の表示に誘導させ、第二の表示が表示されたことを見逃さないようにすることができる場合がある。
ここで、表示手段は、第一の表示のみを表示する場合があるものであってもよいし、第一の表示以外の表示も表示する場合があってもよい。また、表示手段は、第一の表示を必ず表示するものであってもよいし、第一の表示を表示しない場合があるものであってもよい。
また、第一の表示は、或る演出の実行が開始されるタイミングのみを報知するものであってもよいし、或る演出の実行が開始されるタイミング以外のタイミングも報知するものであってもよい。また、第一の表示は、或る演出の実行が開始されるタイミングを必ず報知するものであってもよいし、或る演出の実行が開始されるタイミングを報知しない場合があるものであってもよい。
また、表示手段は、或る演出として第二の表示のみを表示する場合があるものであってもよいし、或る演出として第二の表示以外の表示も表示する場合があるものであってもよ。また、表示手段は、或る演出として第二の表示を必ず表示するものであってもよいし、或る演出として第二の表示を表示しない場合があるものであってもよい。
なお、或る演出とは、第二の表示のことであってもよく、例えば、タイマ予告表示におけるタイマ表示が「0」を示す表示になったら必ず特定の演出(例えば、疑似連演出)が行われるようにしてもよいし、チャンスアップメータの演出において特定のタイミング(例えば、カーソルとしてのサボハニのキャラクタが第2チェックポイントに到達するタイミング)となった場合に必ず特定の演出(例えば、金カットイン画像の表示)が行われるようにしてもよい。
また、或る演出として、第二の表示以外の表示が表示される場合があってもよく、例えば、タイマ予告表示におけるタイマ表示が「0」を示す表示になった場合に特定の演出(例えば、疑似連演出)以外の演出(例えば、大盤振舞役物が動作する演出等)が行われる場合がある等、或る演出が複数パターンあってもよいし、チャンスアップメータの演出において特定のタイミング(例えば、カーソルとしてのサボハニのキャラクタが第2チェックポイントに到達するタイミング)となった場合に特定の演出(例えば、金カットイン画像の表示)以外の演出(例えば、デカボタン画像の表示)が行われる場合がある等、或る演出が複数パターンあってもよい。
また、『 前記第一の表示は、期間表示[例えば、図230(A1)に示すチャンスアップメータCMT等]であり、
前記期間表示とは、或る期間[例えば、図64(2)〜同図(27)に示すチャンスアップメータCMTによる演出が行われている期間等]において前記第二の表示の表示が開始されるタイミングを報知する表示のことであり[例えば、図230(A1)〜同図(A4)に示すように、サボハニのキャラクタSBHが第2チェックポイントCP2に到達することで、金カットイン画像CI3が表示される可能性があるタイミングを報知している等]、
前記第一の表示の少なくとも一部[例えば、図230(A1)に示すチャンスアップメータCMTにおけるサボハニのキャラクタSBHの表示位置等]が変化する表示(以下、「変化表示」という。)が行われるように構成されており、
前記変化表示は、前記或る期間が開始されてからの時間に応じて変化する表示であり[例えば、図64(2)〜同図(27)に示すように、サボハニのキャラクタSBHが開始地点SPからの移動を開始してからの時間に応じてサボハニのキャラクタSBHの表示位置が変化している等]、
前記変化表示が行われて前記第一の表示が或る表示態様[例えば、図230(A1)に示すサボハニのキャラクタSBHが第2チェックポイントCP2に到達する表示態様等]となることによって前記第二の表示の表示が開始されるタイミングであることが報知される、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、期間表示である第一の表示の表示変化により、第二の表示の表示開始タイミングを報知するので、第二の表示の表示開始タイミングとなることに対する期待感を持たせることができる場合がある。
ここで、第一の表示は、期間表示のみを含むものであってもよいし、期間表示以外の表示も含むものであってもよい。
また、第一の表示は、或る期間において第二の表示の表示が開始されるタイミングのみを報知するものであってもよいし、或る期間において第二の表示以外の表示の表示が開始されるタイミングも報知するものであってもよい。また、第一の表示は、或る期間において第二の表示の表示が開始されるタイミングを必ず報知するものであってもよいし、或る期間において第二の表示の表示が開始されるタイミングを報知しない場合があるものであってもよい。
また、第一の表示は、或る期間においてのみ第二の表示の表示が開始されるタイミングを報知するものであってもよいし、或る期間以外の期間においても第二の表示の表示が開始されるタイミングを報知するものであってもよい。
また、変化表示が行われて第一の表示が或る表示態様となることによって第二の表示の表示が開始されるタイミングであることのみが報知されてもよいし、変化表示が行われて第一の表示が或る表示態様となることによって第二の表示の表示が開始されるタイミングであること以外のことも報知されてもよい。また、変化表示が行われて第一の表示が或る表示態様となることによって第二の表示の表示が開始されるタイミングであることが必ず報知されてもよいし、変化表示が行われて第一の表示が或る表示態様となることによって第二の表示の表示が開始されるタイミングであることが報知されない場合があってもよい。
また、変化表示が行われて第一の表示が或る表示態様となることによってのみ第二の表示の表示が開始されるタイミングであることが報知されてもよいし、変化表示が行われて第一の表示が或る表示態様となること以外のことによっても第二の表示の表示が開始されるタイミングであることが報知されてもよい。
また、『 前記第一の表示は、第三の表示[例えば、図230(A7)に示す、第2チェックポイントCP2の上方の「UP」の表示等]が含まれて表示される場合がある表示であり、
前記第二の表示が表示されると、前記第三の表示が表示される[例えば、図230(A1)〜同図(A7)に示すように、金カットイン画像CI3が表示されると第2チェックポイントCP2の上方に「UP」の表示が行われる等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第三の表示を見ることで第二の表示が表示されたことを容易に認識できる場合がある。
ここで、第一の表示は、第三の表示のみが含まれて表示される場合があるものであってもよいし、第三の表示以外の表示も含まれて表示される場合があるものであってもよい。また、第一の表示は、第三の表示が必ず含まれて表示されるものであってもよいし、第三の表示が含まれないで表示される場合があるものであってもよい。
また、第二の表示が表示されると、第三の表示のみが表示されてもよいし、第二の表示が表示されると、第三の表示以外の表示も表示されてもよい。また、第二の表示が表示されると、第三の表示が必ず表示されてもよいし、第二の表示が表示されると、第三の表示が表示されない場合があってもよい。
また、『 前記第一の表示は、タイマ表示[例えば、図55(2)や196(B1)に示すタイマ予告表示TM1、図240(B2)に示す爆弾のタイマ表示BOMB等]であり、
前記タイマ表示とは、前記第二の表示の表示が開始されるタイミングを報知する表示のことであり[例えば、図55(2)〜同図(9)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「00:00」になると疑似連演出が開始されることを報知している等]、
時間の経過に応じて前記第一の表示の少なくとも一部[例えば、図55(2)に示すタイマ予告表示TM1におけるタイマ表示等]が変化する表示(以下、「変化表示」という。)が行われるように構成されており[例えば、図55(2)〜同図(7)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンが開始してからの時間に応じてタイマ表示のカウントダウンが行われている等]、
前記変化表示が行われて前記第一の表示が或る表示態様[例えば、図55(7)に示すタイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「00:00」となる表示態様等]となった場合に、前記第二の表示の表示が開始される、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、タイマ表示である第一の表示の表示変化により、第二の表示の表示開始タイミングを報知するので、第二の表示の表示開始タイミングとなることに対する期待感を持たせることができる場合がある。
ここで、第一の表示は、タイマ表示のみを含むものであってもよいし、タイマ表示以外の表示も含むものであってもよい。
また、第一の表示は、第二の表示の表示が開始されるタイミングのみを報知するものであってもよいし、第二の表示以外の表示の表示が開始されるタイミングも報知するものであってもよい。また、第一の表示は、第二の表示の表示が開始されるタイミングを必ず報知するものであってもよいし、第二の表示の表示が開始されるタイミングを報知しない場合があるものであってもよい。
また、変化表示が行われて第一の表示が或る表示態様となった場合に、第二の表示の表示のみが開始されてもよいし、変化表示が行われて第一の表示が或る表示態様となった場合に、第二の表示以外の表示の表示が開始されてもよい。また、変化表示が行われて第一の表示が或る表示態様となった場合に、第二の表示の表示が必ず開始されてもよいし、変化表示が行われて第一の表示が或る表示態様となった場合に、第二の表示の表示が開始されない場合があってもよい。
また、変化表示が行われて第一の表示が或る表示態様となった場合にのみ、第二の表示の表示が開始されてもよいし、変化表示が行われて第一の表示が或る表示態様となった場合以外の場合にも、第二の表示の表示が開始されてもよい。
また、『 前記第一の表示は、移動表示が行われる場合がある表示であり[例えば、図83(A8)〜同図(A9)に示すように、タイマ予告表示TM1が移動表示をする場合がある、図203(A8)〜同図(A10)や図239(A10)〜同図(A12)に示すように、CUM準備中表示MTY(チャンスアップメータCMT)が移動表示する場合がある等]、
前記移動表示が行われると、前記第一の表示の表示位置が変化し[例えば、図83(A8)〜同図(A9)に示すように、タイマ予告表示TM1の移動表示が行われると表示位置が変化し、図203(A8)〜同図(A10)や図239(A10)〜同図(A12)に示すように、CUM準備中表示MTY(チャンスアップメータCMT)の移動表示が行われると表示位置が変化する等]、
前記第一の表示の表示が開始された後であって、前記変化表示が開始される前に前記移動表示が行われる場合がある、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の表示の移動表示で視線を第一の表示に注目させた状態で第一の表示による変化表示が開始され、変化表示が開始されるタイミングを見逃さないようにさせることができ、いつの間にか第二の表示が行われるタイミングとなってしまって、演出効果が低減することを防止することができる場合がある。すなわち、第二の演出が行われることに対する心の準備を持たせて、第二の表示を見逃さないようにする第一の表示に注視させることができる場合がある。
ここで、第一の表示は、移動表示のみが行われる場合があるものであってもよいし、移動表示以外の表示も行われる場合があってもよい。また、第一の表示は、移動表示が必ず行われるものであってもよいし、移動表示が行われない場合があってもよい。
また、移動表示が行われると、第一の表示の表示位置のみが変化してもよいし、移動表示が行われると、第一の表示以外の表示の表示位置も変化してもよい。また、移動表示が行われると、第一の表示の表示位置が必ず変化してもよいし、移動表示が行われると、第一の表示の表示位置が変化しない場合があってもよい。
また、移動表示が行われた場合にのみ、第一の表示の表示位置が変化してもよいし、移動表示以外の表示が行われた場合にも、第一の表示の表示位置が変化してもよい。
また、第一の表示の表示が開始された後であって、変化表示が開始される前に移動表示のみが行われる場合があってもよいし、第一の表示の表示が開始された後であって、変化表示が開始される前に移動表示以外の表示も行われる場合があってもよい。また、第一の表示の表示が開始された後であって、変化表示が開始される前に移動表示が必ず行われてもよいし、第一の表示の表示が開始された後であって、変化表示が開始される前に移動表示が行われる場合と行われない場合とがあってもよい。
また、第一の表示の表示が開始された後であって、変化表示が開始される前にのみ移動表示が行われる場合があってもよいし、第一の表示の表示が開始された後であって、変化表示が開始される前以外にも移動表示が行われる場合があってもよい。
また、『 前記第一の表示は、移動表示が行われる場合がある表示であり[例えば、図83(A8)〜同図(A9)に示すように、タイマ予告表示TM1が移動表示をする場合がある、図203(A8)〜同図(A10)や図239(A10)〜同図(A12)に示すように、CUM準備中表示MTY(チャンスアップメータCMT)が移動表示する場合がある等]、
前記移動表示が行われると、前記第一の表示の表示位置が変化し[例えば、図83(A8)〜同図(A9)に示すように、タイマ予告表示TM1の移動表示が行われると表示位置が変化し、図203(A8)〜同図(A10)や図239(A10)〜同図(A12)に示すように、CUM準備中表示MTY(チャンスアップメータCMT)の移動表示が行われると表示位置が変化する等]、
前記変化表示の実行中において前記移動表示が行われる場合がある、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の表示による変化表示の実行中に第一の表示の移動表示で視線を第一の表示に注目させることにより、いつの間にか第二の表示が行われるタイミングとなってしまって、演出効果が低減することを防止することができる場合がある。すなわち、第二の演出が行われることに対する心の準備を持たせて、第二の表示を見逃さないようにする第一の表示に注視させることができる場合がある。
ここで、第一の表示は、移動表示のみが行われる場合があるものであってもよいし、移動表示以外の表示も行われる場合があってもよい。また、第一の表示は、移動表示が必ず行われるものであってもよいし、移動表示が行われない場合があってもよい。
また、移動表示が行われると、第一の表示の表示位置のみが変化してもよいし、移動表示が行われると、第一の表示以外の表示の表示位置も変化してもよい。また、移動表示が行われると、第一の表示の表示位置が必ず変化してもよいし、移動表示が行われると、第一の表示の表示位置が変化しない場合があってもよい。
また、移動表示が行われた場合にのみ、第一の表示の表示位置が変化してもよいし、移動表示以外の表示が行われた場合にも、第一の表示の表示位置が変化してもよい。
また、変化表示の実行中において移動表示のみが行われる場合があってもよいし、変化表示の実行中において移動表示以外の表示も行われる場合があってもよい。また、変化表示の実行中において移動表示が必ず行われてもよいし、変化表示の実行中において移動表示が行われない場合があってもよい。
また、変化表示の実行中においてのみ移動表示が行われる場合があってもよいし、変化表示以外の表示の実行中においても移動表示が行われる場合があってもよい。
また、『 前記第二の表示の表示が開始されるタイミングとなった場合に、該第二の表示の表示が開始される場合があり[例えば、図55(7)〜同図(12)に示すように、タイマ予告表示TM1のタイマ表示が「00:00」になると疑似連演出が開始される場合があり、図64(8)〜同図(13)に示すように、サボハニのキャラクタSBHが第2チェックポイントCP2に到達すると金カットインCI3が表示される場合がある等]、
前記第二の表示の表示が開始されるタイミングとなった場合でも、該第二の表示の表示が開始されない場合がある[例えば、タイマ予告表示TM1のタイマ表示が「00:00」になっても疑似連演出が開始されない場合がある、図205(A11)〜同図(A16)に示すように、サボハニのキャラクタSBHが第2チェックポイントCP2に到達しても金カットインCI3が表示されない場合がある等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第二の表示の表示が開始されるタイミングとンっても第二の表示が必ずしも開始されるとは限らないので、第二の表示の表示が開始されるか否かについて期待感を持たせることができる場合がある。
ここで、第二の表示の表示が開始されるタイミングとなった場合、第二の表示の表示のみが開始される場合があってもよいし、第二の表示の表示が開始されるタイミングとなった場合、第二の表示以外の表示の表示も開始される場合があってもよい。また、第二の表示の表示が開始されるタイミングとなった場合、第二の表示の表示が必ず開始されてもよいし、第二の表示の表示が開始されるタイミングとなった場合、第二の表示の表示が開始されない場合があってもよい。
また、第二の表示の表示が開始されるタイミングとなった場合にのみ、第二の表示の表示が開始される場合があってもよいし、第二の表示の表示が開始されるタイミングとなった場合以外の場合にも、第二の表示の表示が開始される場合があってもよい。
また、第二の表示の表示が開始されるタイミングとなった場合でも、第二の表示の表示のみが開始されない場合があってもよいし、第二の表示の表示が開始されるタイミングとなった場合でも、第二の表示以外の表示も開始されない場合があってもよい。また、第二の表示の表示が開始されるタイミングとなった場合でも、第二の表示の表示が必ず開始されなくてもよいし、第二の表示の表示が開始されるタイミングとなった場合でも、第二の表示の表示が開始される場合があってもよい。
また、第二の表示の表示が開始されるタイミングとなった場合のみ、第二の表示の表示が開始されない場合があってもよいし、第二の表示の表示が開始されるタイミングとなった場合以外の場合でも、第二の表示の表示が開始されない場合があってもよい。
また、『 前記第二の表示の表示が開始されるタイミングとなった場合に、該第二の表示の表示が必ず開始される、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の表示が表示されることにより、第二の表示が表示されることに対する期待感をより向上させることができる場合がある。
ここで、第二の表示の表示が開始されるタイミングとなった場合にのみ、第二の表示の表示が必ず開始されてもよいし、第二の表示の表示が開始されるタイミングとなった場合以外にも、第二の表示の表示が必ず開始されてもよい。
また、『 前記表示手段は、第四の表示[例えば、図237(A1)に示すCUM準備中表示MTY、図237(C1)に示す「STANDBY」が表示されたタイマ予告表示TM1、図83(B3)に示すタイマ予告がストック中であることを示しているタイマ予告ストック表示領域TMst、図220(A1)に示すCUM準備中表示MTYaの情報表示領域においてメータのストック数が示されている表示等]を表示する場合がある手段であり、
前記第四の表示は、前記第一の表示が表示されることを予告する表示である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第四の表示により、第一の表示が表示されることの期待感を持たせることができる場合がある。
ここで、表示手段は、第四の表示のみを表示する場合があるものであってもよいし、第四の表示以外の表示も表示する場合があるものであってもよい。また、表示手段は、第四の表示を必ず表示するものであってもよいし、第四の表示を表示しない場合があるものであってもよい。
また、第四の表示は、第一の表示が表示されることのみを予告するものであってもよいし、第一の表示以外の表示が表示されることも予告するものであってもよい。また、第四の表示は、第一の表示が表示されることを必ず予告するものであってもよいし、第一の表示が表示されることを予告しない場合があるものであってもよい。
また、『 前記第二の表示が表示されると、該第二の表示によって前記第一の表示の少なくとも一部がオーバーラップされる[例えば、図230(A4)や同図(B1)に示すように、金カットイン画像CI3が表示されると、チャンスアップメータCMTが金カットイン画像CI3により一部又は全部がオーバーラップされる、図231(C2)や同図(D1)に示すように、疑似連演出における殿様の顔のアップの表示YMFに付された吹き出しやカットイン画像CI7によって、タイマ予告表示TM1の一部又は全部がオーバーラップされている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の表示に注目した遊技者が第二の表示に対して引き続き注目させることができる場合がある。
ここで、第二の表示が表示されると、第二の表示によって第一の表示の少なくとも一部のみがオーバーラップされてもよいし、第二の表示が表示されると、第二の表示によって第一の表示の少なくとも一部以外によってもオーバーラップされてもよい。また、第二の表示が表示されると、第二の表示によって第一の表示の少なくとも一部が必ずオーバーラップされてもよいし、第二の表示が表示されると、第二の表示によって第一の表示の少なくとも一部がオーバーラップされない場合があってもよい。
また、第二の表示が表示されると、第二の表示のみによって第一の表示の少なくとも一部がオーバーラップされてもよいし、第二の表示が表示されると、第二の表示以外の表示によっても第一の表示の少なくとも一部がオーバーラップされてもよい。
また、第二の表示のみが表示されると、第二の表示によって第一の表示の少なくとも一部がオーバーラップされてもよいし、第二の表示以外の表示が表示されても、第二の表示によって第一の表示の少なくとも一部がオーバーラップされてもよい。
なお、第二の表示が表示されると、第二の表示によって第一の表示の一部のみがオーバーラップされてもよいし、第二の表示が表示されると、第二の表示によって第一の表示の全部がオーバーラップされてもよい。
また、『 前記第二の表示が表示されると、前記第一の表示が表示されていた領域と重なる領域に該第二の表示が表示されることで、該第一の表示が非表示とされる[例えば、図230(A4)に示すように、チャンスアップメータCMTの表示位置に金カットイン画像CI3が表示されることにより、チャンスアップメータCMTが非表示とされる、図231(D1)に示すように、タイマ予告表示TM1の表示位置にカットイン画像CI7が表示されることにより、タイマ予告表示TM1が非表示とされる等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第二の表示により注目させることができる場合がある。
ここで、第二の表示が表示されると、第一の表示が表示されていた領域と重なる領域に第二の表示が表示されることで、第一の表示のみが非表示とされてもよいし、第二の表示が表示されると、第一の表示が表示されていた領域と重なる領域に第二の表示が表示されることで、第一の表示以外の表示も非表示とされてもよい。また、第二の表示が表示されると、第一の表示が表示されていた領域と重なる領域に第二の表示が表示されることで、第一の表示が必ず非表示とされてもよいし、第二の表示が表示されると、第一の表示が表示されていた領域と重なる領域に第二の表示が表示されることで、第一の表示が非表示とされない場合があってもよい。
また、『 前記表示手段は、複数の画像表示手段から構成された手段であり、
前記複数の画像表示手段のうちの一の画像表示手段は、第一の画像表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208等]であり、
前記複数の画像表示手段のうちの一の画像表示手段は、第二の画像表示手段[例えば、サブ表示装置208S等]であり、
前記第二の画像表示手段は、前記第一の画像表示手段よりも前側に設けられた手段であり、
前記第一の画像表示手段によって前記第一の表示が表示され[例えば、図231(A1)に示すように、装飾図柄表示装置208にチャンスアップメータCMTが表示されている、図233(A2)に示すように、装飾図柄表示装置208にタイマ予告表示TM1が表示されている等]、
前記第二の画像表示手段によって前記第二の表示が表示される[例えば、図231(A4)に示すように、サブ表示装置208Sに金カットイン画像CI3が表示されている、図233(A5)に示すようにサブ表示装置208Sに疑似連演出が表示されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、複数の画像表示装置により立体感のある演出が可能となる場合がある。
ここで、表示手段は、複数の画像表示手段のみから構成されたものであってもよいし、複数の画像表示手段以外の手段も含んで構成されたものであってもよい。また、表示手段は、複数の画像表示手段を含んで必ず構成されたものであってもよいし、複数の画像表示手段を含まないで構成される場合があってもよい。
また、表示手段は、第一の画像表示手段と第二の画像表示手段のみから構成されたものであってもよいし、第一の画像表示手段と第二の画像表示手段以外の画像表示手段も含んで構成されたものであってもよい。また、表示手段は、第一の画像表示手段と第二の画像表示手段を必ず含んで構成されたものであってもよいし、第一の画像表示手段と第二の画像表示手段を含まないで構成される場合があるものであってもよい。
また、第二の画像表示手段は、第一の画像表示手段よりも前側にのみ設けられたものであってもよいし、第一の画像表示手段よりも前側以外にも設けられたものであってもよい。また、第二の画像表示手段は、第一の画像表示手段よりも前側に必ず設けられたものであってもよいし、第一の画像表示手段よりも前側に設けられない場合があるものであってもよい。
また、第一の画像表示手段によって第一の表示のみが表示されてもよいし、第一の画像表示手段によって第一の表示以外の表示も表示されてもよい。また、第一の画像表示手段によって第一の表示が必ず表示されてもよいし、第一の画像表示手段によって第一の表示が表示されない場合があってもよい。
また、第二の画像表示手段によって第二の表示のみが表示されてもよいし、第二の画像表示手段によって第二の表示以外の表示も表示されてもよい。また、第二の画像表示手段によって第二の表示が必ず表示されてもよいし、第二の画像表示手段によって第二の表示が表示されない場合があってもよい。
また、『 前記第二の画像表示手段は、移動することによって位置を変更することが可能な手段であり[例えば、図231(A2)〜同図(A5)に示すように、サブ表示装置208Sは上下方向に移動することで位置の変更が可能である等]、
前記第一の画像表示手段において前記第一の表示が表示されている状態で前記第二の表示の表示が開始されるタイミングとなると、前記第二の画像表示手段が移動して、該第二の表示が前記第一の表示の少なくとも一部と重なる[例えば、図231(A2)〜同図(A5)に示すように、チャンスアップメータCMTが表示されている状態で金カットイン画像CI3が表示開始されるタイミングとなると、サブ表示装置208Sが上方に移動して、金カットイン画像CI3がチャンスアップメータCMTの一部と重なる等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第二の演出をダイナミックに行うことで、演出効果を高めることができる場合がある。
ここで、第二の画像表示手段は、移動することによってのみ位置を変更することが可能なものであってもよいし、移動すること以外のことによっても位置を変更することが可能なものであってもよい。また、第二の画像表示手段は、移動することによって必ず位置を変更するものであってもよいし、移動することによって位置を変更しない場合があるものであってもよい。
また、第一の画像表示手段において第一の表示が表示されている状態で第二の表示の表示が開始されるタイミングとなると、第二の画像表示手段が移動して、第二の表示が第一の表示の少なくとも一部のみと重なってもよいし、第一の画像表示手段において第一の表示が表示されている状態で第二の表示の表示が開始されるタイミングとなると、第二の画像表示手段が移動して、第二の表示が第一の表示の少なくとも一部以外とも重なってもよい。また、第一の画像表示手段において第一の表示が表示されている状態で第二の表示の表示が開始されるタイミングとなると、第二の画像表示手段が移動して、第二の表示が第一の表示の少なくとも一部と必ず重なってもよいし、第一の画像表示手段において第一の表示が表示されている状態で第二の表示の表示が開始されるタイミングとなると、第二の画像表示手段が移動して、第二の表示が第一の表示の少なくとも一部と重ならない場合があってもよい。
また、第一の画像表示手段において第一の表示が表示されている状態で第二の表示の表示が開始されるタイミングとなった場合にのみ、第二の画像表示手段が移動して、第二の表示が第一の表示の少なくとも一部と重なってもよいし、第一の画像表示手段において第一の表示が表示されている状態で第二の表示の表示が開始されるタイミング以外のタイミングとなった場合にも、第二の画像表示手段が移動して、第二の表示が第一の表示の少なくとも一部と重なってもよい。
なお、第一の画像表示手段において第一の表示が表示されている状態で第二の表示の表示が開始されるタイミングとなると、第二の画像表示手段が移動して、第二の表示が第一の表示の一部のみと重なってもよいし、第一の画像表示手段において第一の表示が表示されている状態で第二の表示の表示が開始されるタイミングとなると、第二の画像表示手段が移動して、第二の表示が第一の表示の全部と重なってもよい。
また、『 操作手段[例えば、演出ボタン136、演出レバー136V等]を備え、
前記第二の表示は、操作手段に関する表示である[例えば、図230(C2)に示すデカボタン画像136aL、図230(D5)に示すレバー画像136Va等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、操作手段による物理的操作を行うことができる可能性があることによる期待感を持たせることができる場合がある。
ここで、第二の表示は、操作手段のみに関するものであってもよいし、操作手段以外のものにも関するものであってもよい。また、第二の表示は、操作手段に必ず関するものであってもよいし、操作手段に関しないものである場合であってもよい。
なお、第二の表示は、操作手段の表示であってもよいし、操作手段の操作を促す表示であってもよい。
また、『 前記表示手段は、前記或る演出として第五の表示[例えば、図64(4)に示すボゥイのキャラクタBOY、図236(A25)に示すパンダのキャラクタのカットイン画像等]を表示する場合がある手段であり、
前記第五の表示は、前記第二の表示と異なる表示である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の表示における演出にバリエーションを持たせることができる場合がある。
ここで、表示手段は、或る演出として第五の表示のみを表示する場合があるものであってもよいし、或る演出として第五の表示以外の表示も表示する場合があるものであってもよい。また、表示手段は、或る演出として第五の表示を必ず表示するものであってもよいし、或る演出として第五の表示を表示しない場合があるものであってもよい。
また、第五の表示は、第二の表示のみと異なるものであってもよいし、第二の表示以外の表示とも異なるものであってもよい。また、第五の表示は、第二の表示と必ず異なるものであってもよいし、第二の表示と異ならない場合があるものであってもよい。
なお、第五の表示は、第二の表示と一部が異なるものであってもよいし、全部が異なるものであってもよい。
また、『 前記遊技台は、ぱちんこ機[例えば、パチンコ機100等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記遊技台は、スロットマシン[例えば、スロットマシン1000等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、以上の記載では、
『 表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208(第1装飾図柄表示装置208L)、サブ表示装置208S、第2装飾図柄表示装置208M、第3装飾図柄表示装置208N、導光板IL、POVディスプレイ224I等]を備えた遊技台であって、
前記表示手段は、第一の表示[例えば、チャンスアップメータ、タイマ予告表示等]を表示する場合がある手段であり、
前記第一の表示は、或る演出[例えば、図64(4)に示すボゥイのキャラクタBOYの表示、図64(13)に示す金カットイン画像CI3の表示、図64(18)に示すレバー画像136Vaの表示、図55(9)〜同図(11)に示す疑似連の演出等]の実行が開始されるタイミングを報知する表示であり、
前記第一の表示は、複数の図柄変動表示にわたって表示される場合がある表示である[例えば、図234(A1)〜同図(A4)に示すように、チャンスアップメータCMTが複数の図柄変動表示にわたって表示されている、図234(C1)〜同図(C4)に示すように、タイマ予告表示TM1が複数の図柄変動表示にわたって表示されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
従来の遊技台によれば、表示手段に改良の余地があったが、この遊技台によれば、表示手段に特徴を持った遊技台を提供することができる。
また、この遊技台によれば、複数の図柄変動表示にわたって第一の表示に注目させることができる場合がある。
ここで、表示手段は、第一の表示のみを表示する場合があるものであってもよいし、第一の表示以外の表示も表示する場合があってもよい。また、表示手段は、第一の表示を必ず表示するものであってもよいし、第一の表示を表示しない場合があるものであってもよい。
また、第一の表示は、或る演出の実行が開始されるタイミングのみを報知するものであってもよいし、或る演出の実行が開始されるタイミング以外のタイミングも報知するものであってもよい。また、第一の表示は、或る演出の実行が開始されるタイミングを必ず報知するものであってもよいし、或る演出の実行が開始されるタイミングを報知しない場合があるものであってもよい。
また、第一の表示は、複数の図柄変動表示にわたってのみ表示される場合があるものであってもよいし、複数の図柄変動表示にわたって以外にも表示される場合があるものであってもよい。また、第一の表示は、複数の図柄変動表示にわたって必ず表示されるものであってもよいし、複数の図柄変動表示にわたって表示されない場合があるものであってもよい。
また、『 前記第一の表示は、期間表示[例えば、図234(A1)に示すチャンスアップメータCMT等]であり、
前記期間表示とは、或る期間[例えば、図64(2)〜同図(27)に示すチャンスアップメータCMTによる演出が行われている期間等]において前記或る演出[例えば、図64(4)に示すボゥイのキャラクタBOYの表示、図64(13)に示す金カットイン画像CI3の表示、図64(18)に示すレバー画像136Vaの表示等]の実行が開始されるタイミングを報知する表示のことであり[例えば、図64(8)〜同図(13)に示すように、サボハニのキャラクタSBHが第2チェックポイントCP2に到達することで、金カットイン画像CI3が表示される可能性があるタイミングを報知している等]、
前記第一の表示の少なくとも一部[例えば、図234(A1)に示すチャンスアップメータCMTにおけるサボハニのキャラクタSBHの表示位置等]が変化する表示(以下、「変化表示」という。)が行われるように構成されており、
前記変化表示は、前記或る期間が開始されてからの時間に応じて変化する表示であり[例えば、図64(2)〜同図(27)に示すように、サボハニのキャラクタSBHが開始地点SPからの移動を開始してからの時間に応じてサボハニのキャラクタSBHの表示位置が変化している等]、
前記変化表示が行われて前記第一の表示が或る表示態様[例えば、図64(8)に示すサボハニのキャラクタSBHが第2チェックポイントCP2に到達する表示態様等]となることによって前記或る演出の実行が開始されるタイミングであることが報知される、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、期間表示である第一の表示の表示変化により、或る演出の実行開始タイミングを報知するので、或る演出の実行開始タイミングとなることに対する期待感を持たせることができる場合がある。
ここで、第一の表示は、期間表示のみを含むものであってもよいし、期間表示以外の表示も含むものであってもよい。
また、第一の表示は、或る期間において或る演出の実行が開始されるタイミングのみを報知するものであってもよいし、或る期間において或る演出以外の演出の実行が開始されるタイミングも報知するものであってもよい。また、第一の表示は、或る期間において或る演出の実行が開始されるタイミングを必ず報知するものであってもよいし、或る期間において或る演出の実行が開始されるタイミングを報知しない場合があるものであってもよい。
また、第一の表示は、或る期間においてのみ或る演出の実行が開始されるタイミングを報知するものであってもよいし、或る期間以外の期間においても或る演出の実行が開始されるタイミングを報知するものであってもよい。
また、変化表示が行われて第一の表示が或る表示態様となることによって或る演出の実行が開始されるタイミングであることのみが報知されてもよいし、変化表示が行われて第一の表示が或る表示態様となることによって或る演出の実行が開始されるタイミングであること以外のことも報知されてもよい。また、変化表示が行われて第一の表示が或る表示態様となることによって或る演出の実行が開始されるタイミングであることが必ず報知されてもよいし、変化表示が行われて第一の表示が或る表示態様となることによって或る演出の実行が開始されるタイミングであることが報知されない場合があってもよい。
また、変化表示が行われて第一の表示が或る表示態様となることによってのみ或る演出の実行が開始されるタイミングであることが報知されてもよいし、変化表示が行われて第一の表示が或る表示態様となること以外のことによっても或る演出の実行が開始されるタイミングであることが報知されてもよい。
また、『 前記第一の表示は、第三の表示[例えば、図64(16)に示す、第2チェックポイントCP2の上方の「UP」の表示等]が含まれて表示される場合がある表示であり、
前記或る演出が実行されると、前記第三の表示が表示される[例えば、図64(13)〜同図(16)に示すように、金カットイン画像CI3が表示されると第2チェックポイントCP2の上方に「UP」の表示が行われる等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第三の表示を見ることで或る演出が実行されたことを容易に認識できる場合がある。
ここで、第一の表示は、第三の表示のみが含まれて表示される場合があるものであってもよいし、第三の表示以外の表示も含まれて表示される場合があるものであってもよい。また、第一の表示は、第三の表示が必ず含まれて表示されるものであってもよいし、第三の表示が含まれないで表示される場合があるものであってもよい。
また、或る演出が実行されると、第三の表示のみが表示されてもよいし、或る演出が実行されると、第三の表示以外の表示も表示されてもよい。また、或る演出が実行されると、第三の表示が必ず表示されてもよいし、或る演出が実行されると、第三の表示が表示されない場合があってもよい。
また、『 前記第一の表示は、タイマ表示[例えば、図55(2)や196(B1)に示すタイマ予告表示TM1、図240(B2)に示す爆弾のタイマ表示BOMB等]であり、
前記タイマ表示とは、前記或る演出の実行が開始されるタイミングを報知する表示のことであり[例えば、図55(2)〜同図(9)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「00:00」になると疑似連演出が開始されることを報知している等]、
時間の経過に応じて前記第一の表示の少なくとも一部[例えば、図55(2)に示すタイマ予告表示TM1におけるタイマ表示等]が変化する表示(以下、「変化表示」という。)が行われるように構成されており[例えば、図55(2)〜同図(7)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンが開始してからの時間に応じてタイマ表示のカウントダウンが行われている等]、
前記変化表示が行われて前記第一の表示が或る表示態様[例えば、図55(7)に示すタイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「00:00」となる表示態様等]となった場合に、前記或る演出の実行が開始される、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、タイマ表示である第一の表示の表示変化により、或る演出の実行開始タイミングを報知するので、或る演出の実行開始タイミングとなることに対する期待感を持たせることができる場合がある。
ここで、第一の表示は、タイマ表示のみを含むものであってもよいし、タイマ表示以外の表示も含むものであってもよい。
また、第一の表示は、或る演出の実行が開始されるタイミングのみを報知するものであってもよいし、或る演出以外の演出の実行が開始されるタイミングも報知するものであってもよい。また、第一の表示は、或る演出の実行が開始されるタイミングを必ず報知するものであってもよいし、或る演出の実行が開始されるタイミングを報知しない場合があるものであってもよい。
また、変化表示が行われて第一の表示が或る表示態様となった場合に、或る演出の実行のみが開始されてもよいし、変化表示が行われて第一の表示が或る表示態様となった場合に、或る演出以外の演出の実行が開始されてもよい。また、変化表示が行われて第一の表示が或る表示態様となった場合に、或る演出の実行が必ず開始されてもよいし、変化表示が行われて第一の表示が或る表示態様となった場合に、或る演出の実行が開始されない場合があってもよい。
また、変化表示が行われて第一の表示が或る表示態様となった場合にのみ、或る演出の実行が開始されてもよいし、変化表示が行われて第一の表示が或る表示態様となった場合以外の場合にも、或る演出の実行が開始されてもよい。
また、『 前記第一の表示は、移動表示が行われる場合がある表示であり[例えば、図83(A8)〜同図(A9)に示すように、タイマ予告表示TM1が移動表示をする場合がある、図203(A8)〜同図(A10)や図239(A10)〜同図(A12)に示すように、CUM準備中表示MTY(チャンスアップメータCMT)が移動表示する場合がある等]、
前記移動表示が行われると、前記第一の表示の表示位置が変化し[例えば、図83(A8)〜同図(A9)に示すように、タイマ予告表示TM1の移動表示が行われると表示位置が変化し、図203(A8)〜同図(A10)や図239(A10)〜同図(A12)に示すように、CUM準備中表示MTY(チャンスアップメータCMT)の移動表示が行われると表示位置が変化する等]、
前記第一の表示の表示が開始された後であって、前記変化表示が開始される前に前記移動表示が行われる場合がある、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の表示の移動表示で視線を第一の表示に注目させた状態で第一の表示による変化表示が開始され、変化表示が開始されるタイミングを見逃さないようにさせることができ、いつの間にか或る演出が行われるタイミングとなってしまって、演出効果が低減することを防止することができる場合がある。すなわち、或る演出が行われることに対する心の準備を持たせて、或る演出を見逃さないようにする第一の表示に注視させることができる場合がある。
ここで、第一の表示は、移動表示のみが行われる場合があるものであってもよいし、移動表示以外の表示も行われる場合があってもよい。また、第一の表示は、移動表示が必ず行われるものであってもよいし、移動表示が行われない場合があってもよい。
また、移動表示が行われると、第一の表示の表示位置のみが変化してもよいし、移動表示が行われると、第一の表示以外の表示の表示位置も変化してもよい。また、移動表示が行われると、第一の表示の表示位置が必ず変化してもよいし、移動表示が行われると、第一の表示の表示位置が変化しない場合があってもよい。
また、移動表示が行われた場合にのみ、第一の表示の表示位置が変化してもよいし、移動表示以外の表示が行われた場合にも、第一の表示の表示位置が変化してもよい。
また、第一の表示の表示が開始された後であって、変化表示が開始される前に移動表示のみが行われる場合があってもよいし、第一の表示の表示が開始された後であって、変化表示が開始される前に移動表示以外の表示も行われる場合があってもよい。また、第一の表示の表示が開始された後であって、変化表示が開始される前に移動表示が必ず行われてもよいし、第一の表示の表示が開始された後であって、変化表示が開始される前に移動表示が行われる場合と行われない場合とがあってもよい。
また、第一の表示の表示が開始された後であって、変化表示が開始される前にのみ移動表示が行われる場合があってもよいし、第一の表示の表示が開始された後であって、変化表示が開始される前以外にも移動表示が行われる場合があってもよい。
また、『 前記第一の表示は、移動表示が行われる場合がある表示であり[例えば、図83(A8)〜同図(A9)に示すように、タイマ予告表示TM1が移動表示をする場合がある、図203(A8)〜同図(A10)や図239(A10)〜同図(A12)に示すように、CUM準備中表示MTY(チャンスアップメータCMT)が移動表示する場合がある等]、
前記移動表示が行われると、前記第一の表示の表示位置が変化し[例えば、図83(A8)〜同図(A9)に示すように、タイマ予告表示TM1の移動表示が行われると表示位置が変化し、図203(A8)〜同図(A10)や図239(A10)〜同図(A12)に示すように、CUM準備中表示MTY(チャンスアップメータCMT)の移動表示が行われると表示位置が変化する等]、
前記変化表示の実行中において前記移動表示が行われる場合がある、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の表示による変化表示の実行中に第一の表示の移動表示で視線を第一の表示に注目させることにより、いつの間に或る演出が行われるタイミングとなってしまって、演出効果が低減することを防止することができる場合がある。すなわち、或る演出が行われることに対する心の準備を持たせて、或る演出を見逃さないようにする第一の表示に注視させることができる場合がある。
ここで、第一の表示は、移動表示のみが行われる場合があるものであってもよいし、移動表示以外の表示も行われる場合があってもよい。また、第一の表示は、移動表示が必ず行われるものであってもよいし、移動表示が行われない場合があってもよい。
また、移動表示が行われると、第一の表示の表示位置のみが変化してもよいし、移動表示が行われると、第一の表示以外の表示の表示位置も変化してもよい。また、移動表示が行われると、第一の表示の表示位置が必ず変化してもよいし、移動表示が行われると、第一の表示の表示位置が変化しない場合があってもよい。
また、移動表示が行われた場合にのみ、第一の表示の表示位置が変化してもよいし、移動表示以外の表示が行われた場合にも、第一の表示の表示位置が変化してもよい。
また、変化表示の実行中において移動表示のみが行われる場合があってもよいし、変化表示の実行中において移動表示以外の表示も行われる場合があってもよい。また、変化表示の実行中において移動表示が必ず行われてもよいし、変化表示の実行中において移動表示が行われない場合があってもよい。
また、変化表示の実行中においてのみ移動表示が行われる場合があってもよいし、変化表示以外の表示の実行中においても移動表示が行われる場合があってもよい。
また、『 前記複数の図柄変動表示のうちの第一の図柄変動表示[例えば、図234(A1)〜同図(A2)に示す図柄変動表示、図234(C1)〜同図(C2)に示す図柄変動表示等]において、前記第一の表示の表示が開始され、
前記複数の図柄変動表示のうちの第二の図柄変動表示[例えば、図234(A4)に示す図柄変動表示、図234(C4)〜同図(C5)に示す図柄変動表示等]において、前記或る演出の実行が開始されるタイミングが報知され[例えば、図225(B3)〜同図(B14)に示すように、チャンスアップメータCMTにおける第3チェックポイントCP3にサボハニのキャラクタSBHが到達すると、チャンスアップの予告として精霊のキャラクタCLAが表示される場合があることが報知されている、図55(3)〜同図(12)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「00:00」になると、或る予告演出として疑似連演出が行われる場合があることが報知されている等]、
前記第一の図柄変動表示は、前記第二の図柄変動表示よりも前に行われる図柄変動表示である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第二の図柄変動表示に対する期待感を高めることができる場合がある。
ここで、第一の図柄変動表示において、第一の表示の表示のみが開始されてもよいし、第一の図柄変動表示において、第一の表示以外の表示の表示も開始されてもよい。また、第一の図柄変動表示において、第一の表示の表示が必ず開始されてもよいし、第一の図柄変動表示において、第一の表示の表示が開始されない場合があってもよい。
また、第一の図柄変動表示においてのみ、第一の表示の表示が開始されてもよいし、第一の図柄変動表示以外の図柄変動表示においても、第一の表示の表示が開始されてもよい。
また、第二の図柄変動表示において、或る演出の実行が開始されるタイミングのみが報知されてもよいし、第二の図柄変動表示において、或る演出の実行が開始されるタイミング以外のタイミングも報知されてもよい。また、第二の図柄変動表示において、或る演出の実行が開始されるタイミングが必ず報知されてもよいし、第二の図柄変動表示において、或る演出の実行が開始されるタイミングが報知されない場合があってもよい。
また、第二の図柄変動表示においてのみ、或る演出の実行が開始されるタイミングが報知されてもよいし、第二の図柄変動表示以外の図柄変動表示においても、或る演出の実行が開始されるタイミングが報知されてもよい。
また、第一の図柄変動表示は、第二の図柄変動表示よりも前にのみ行われるものであってもよいし、第二の図柄変動表示よりも前以外にも行われるものであってもよい。また、第一の図柄変動表示は、第二の図柄変動表示よりも前に必ず行われるものであってもよいし、第二の図柄変動表示よりも前に行われない場合があるものであってもよい。
また、『 前記複数の図柄変動表示のうちの第一の図柄変動表示[例えば、図234(A1)〜同図(A2)に示す図柄変動表示、図234(C1)〜同図(C2)に示す図柄変動表示等]において、前記第一の表示の表示が開始され、
前記複数の図柄変動表示のうちの第二の図柄変動表示[例えば、図234(A4)に示す図柄変動表示、図234(C4)〜同図(C5)に示す図柄変動表示等]において、前記或る演出の実行が開始されるタイミングが報知され、
前記第一の図柄変動表示は、前記第二の図柄変動表示よりも前に行われる図柄変動表示であり、
前記第二の図柄変動表示において前記変化表示の実行が開始される[例えば、図234(A1)〜図225(B4)に示すように、チャンスアップメータCMTが表示された次の図柄変動表示においてサボハニのキャラクタSBHが移動を開始している、図234(C1)〜同図(C5)に示すように、タイマ予告演出TM1が表示された次の図柄変動表示においてタイマ表示のカウントダウンを開始している等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第二の図柄変動表示において変化表示が実行されることに対する期待感を高めることができる場合がある。
ここで、第一の図柄変動表示において、第一の表示の表示のみが開始されてもよいし、第一の図柄変動表示において、第一の表示以外の表示の表示も開始されてもよい。また、第一の図柄変動表示において、第一の表示の表示が必ず開始されてもよいし、第一の図柄変動表示において、第一の表示の表示が開始されない場合があってもよい。
また、第一の図柄変動表示においてのみ、第一の表示の表示が開始されてもよいし、第一の図柄変動表示以外の図柄変動表示においても、第一の表示の表示が開始されてもよい。
また、第二の図柄変動表示において、或る演出の実行が開始されるタイミングのみが報知されてもよいし、第二の図柄変動表示において、或る演出の実行が開始されるタイミング以外のタイミングも報知されてもよい。また、第二の図柄変動表示において、或る演出の実行が開始されるタイミングが必ず報知されてもよいし、第二の図柄変動表示において、或る演出の実行が開始されるタイミングが報知されない場合があってもよい。
また、第二の図柄変動表示においてのみ、或る演出の実行が開始されるタイミングが報知されてもよいし、第二の図柄変動表示以外の図柄変動表示においても、或る演出の実行が開始されるタイミングが報知されてもよい。
また、第一の図柄変動表示は、第二の図柄変動表示よりも前にのみ行われるものであってもよいし、第二の図柄変動表示よりも前以外にも行われるものであってもよい。また、第一の図柄変動表示は、第二の図柄変動表示よりも前に必ず行われるものであってもよいし、第二の図柄変動表示よりも前に行われない場合があるものであってもよい。
また、第二の図柄変動表示において変化表示の実行のみが開始されてもよいし、第二の図柄変動表示において変化表示以外の表示又は演出の実行が開始されてもよい。また、第二の図柄変動表示において変化表示の実行が必ず開始されてもよいし、第二の図柄変動表示において変化表示の実行が開始されない場合があってもよい。
また、第二の図柄変動表示においてのみ変化表示の実行が開始されてもよいし、第二の図柄変動表示以外の図柄変動表示においても変化表示の実行が開始されてもよい。
また、『 前記複数の図柄変動表示のうちの第一の図柄変動表示[例えば、図233(B1)〜同図(B7)に示す図柄変動表示、図234(D1)〜同図(D3)に示す図柄変動表示等]において、前記第一の表示の表示が開始され、
前記複数の図柄変動表示のうちの第二の図柄変動表示[例えば、図233(B10)以降に示す図柄変動表示、図234(D6)以降に示す図柄変動表示等]において、前記或る演出の実行が開始されるタイミングが報知され、
前記第一の図柄変動表示は、前記第二の図柄変動表示よりも前に行われる図柄変動表示であり、
前記第一の図柄変動表示において前記変化表示の実行が開始される[例えば、図233(B2)に示すように、チャンスアップメータCMTが表示された図柄変動表示においてサボハニのキャラクタSBHが移動を開始している、図234(D1)〜同図(D2)に示すように、タイマ予告演出TM1が表示された図柄変動表示においてタイマ表示のカウントダウンを開始している等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第二の図柄変動表示だけでなく第一の図柄変動表示においても演出を楽しませることができる場合がある。
ここで、第一の図柄変動表示において、第一の表示の表示のみが開始されてもよいし、第一の図柄変動表示において、第一の表示以外の表示の表示も開始されてもよい。また、第一の図柄変動表示において、第一の表示の表示が必ず開始されてもよいし、第一の図柄変動表示において、第一の表示の表示が開始されない場合があってもよい。
また、第一の図柄変動表示においてのみ、第一の表示の表示が開始されてもよいし、第一の図柄変動表示以外の図柄変動表示においても、第一の表示の表示が開始されてもよい。
また、第二の図柄変動表示において、或る演出の実行が開始されるタイミングのみが報知されてもよいし、第二の図柄変動表示において、或る演出の実行が開始されるタイミング以外のタイミングも報知されてもよい。また、第二の図柄変動表示において、或る演出の実行が開始されるタイミングが必ず報知されてもよいし、第二の図柄変動表示において、或る演出の実行が開始されるタイミングが報知されない場合があってもよい。
また、第二の図柄変動表示においてのみ、或る演出の実行が開始されるタイミングが報知されてもよいし、第二の図柄変動表示以外の図柄変動表示においても、或る演出の実行が開始されるタイミングが報知されてもよい。
また、第一の図柄変動表示は、第二の図柄変動表示よりも前にのみ行われるものであってもよいし、第二の図柄変動表示よりも前以外にも行われるものであってもよい。また、第一の図柄変動表示は、第二の図柄変動表示よりも前に必ず行われるものであってもよいし、第二の図柄変動表示よりも前に行われない場合があるものであってもよい。
また、第一の図柄変動表示において変化表示の実行のみが開始されてもよいし、第一の図柄変動表示において変化表示以外の表示又は演出の実行が開始されてもよい。また、第一の図柄変動表示において変化表示の実行が必ず開始されてもよいし、第一の図柄変動表示において変化表示の実行が開始されない場合があってもよい。
また、第一の図柄変動表示においてのみ変化表示の実行が開始されてもよいし、第一の図柄変動表示以外の図柄変動表示においても変化表示の実行が開始されてもよい。
また、『 前記第一の図柄変動表示が終了してから該第一の図柄変動表示の次の図柄変動表示が開始されるまでの間において、前記変化表示が中断される[例えば、図233(B8)〜同図(B9)に示すように、図柄変動停止中はチャンスアップメータCMTにおけるサボハニのキャラクタSBHの移動が中断される、図234(D4)〜同図(D5)に示すように、図柄変動停止中はタイマ予告演出TM1のタイマ表示のカウントダウンが中断される等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、図柄変動表示が停止していることがわかりやすい場合がある。
ここで、第一の図柄変動表示が終了してから第一の図柄変動表示の次の図柄変動表示が開始されるまでの間において、変化表示のみが中断されてもよいし、第一の図柄変動表示が終了してから第一の図柄変動表示の次の図柄変動表示が開始されるまでの間において、変化表示以外の表示も中断されてもよい。また、第一の図柄変動表示が終了してから第一の図柄変動表示の次の図柄変動表示が開始されるまでの間において、変化表示が必ず中断されてもよいし、第一の図柄変動表示が終了してから第一の図柄変動表示の次の図柄変動表示が開始されるまでの間において、変化表示が中断されない場合があってもよい。
また、第一の図柄変動表示が終了してから第一の図柄変動表示の次の図柄変動表示が開始されるまでの間においてのみ、変化表示が中断されてもよいし、第一の図柄変動表示が終了してから第一の図柄変動表示の次の図柄変動表示が開始されるまでの間以外においても、変化表示が中断されてもよい。
また、『 前記第一の図柄変動表示が終了してから該第一の図柄変動表示の次の図柄変動表示が開始されるまでの間においても、前記変化表示が継続して行われる[例えば、図234(E1)〜同図(E2)に示すように、図柄変動停止中もタイマ予告表示TM1のタイマ表示のカウントダウンが継続している等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、図柄変動表示間に連続感を持たせることができる場合がある。
ここで、第一の図柄変動表示が終了してから第一の図柄変動表示の次の図柄変動表示が開始されるまでの間においても、変化表示のみが継続して行われてもよいし、第一の図柄変動表示が終了してから第一の図柄変動表示の次の図柄変動表示が開始されるまでの間においても、変化表示以外の表示又は演出が継続して行われてもよい。また、第一の図柄変動表示が終了してから第一の図柄変動表示の次の図柄変動表示が開始されるまでの間においても、変化表示が必ず継続して行われてもよいし、第一の図柄変動表示が終了してから第一の図柄変動表示の次の図柄変動表示が開始されるまでの間においても、変化表示が継続して行われない場合があってもよい。
また、第一の図柄変動表示が終了してから第一の図柄変動表示の次の図柄変動表示が開始されるまでの間においてのみ、変化表示が継続して行われてもよいし、第一の図柄変動表示が終了してから第一の図柄変動表示の次の図柄変動表示が開始されるまでの間以外においても、変化表示が継続して行われてもよい。
また、『 前記或る演出の実行が開始されるタイミングとなった場合に、該或る演出の実行が開始される場合があり[例えば、図55(7)〜同図(12)に示すように、タイマ予告表示TM1のタイマ表示が「00:00」になると疑似連演出が開始される場合があり、図64(8)〜同図(13)に示すように、サボハニのキャラクタSBHが第2チェックポイントCP2に到達すると金カットインCI3が表示される場合がある等]、
前記或る演出の実行が開始されるタイミングとなった場合でも、該或る演出の実行が開始されない場合がある[例えば、タイマ予告表示TM1のタイマ表示が「00:00」になっても疑似連演出が開始されない場合がある、図205(A11)〜同図(A16)に示すように、サボハニのキャラクタSBHが第2チェックポイントCP2に到達しても金カットインCI3が表示されない場合がある等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、或る演出の実行が開始されるタイミングとなっても或る演出が必ずしも開始されるとは限らないので、或る演出の実行が開始されるか否かについて期待感を持たせることができる場合がある。
ここで、或る演出の実行が開始されるタイミングとなった場合、或る演出の実行のみが開始される場合があってもよいし、或る演出の実行が開始されるタイミングとなった場合、或る演出以外の演出の実行も開始される場合があってもよい。また、或る演出の実行が開始されるタイミングとなった場合、或る演出の実行が必ず開始されてもよいし、或る演出の実行が開始されるタイミングとなった場合、或る演出の実行が開始されない場合があってもよい。
また、或る演出の実行が開始されるタイミングとなった場合にのみ、或る演出の実行が開始される場合があってもよいし、或る演出の実行が開始されるタイミングとなった場合以外の場合にも、或る演出の実行が開始される場合があってもよい。
また、或る演出の実行が開始されるタイミングとなった場合でも、或る演出の実行のみが開始されない場合があってもよいし、或る演出の実行が開始されるタイミングとなった場合でも、或る演出以外の演出の実行も開始されない場合があってもよい。また、或る演出の実行が開始されるタイミングとなった場合でも、或る演出の実行が必ず開始されなくてもよいし、或る演出の実行が開始されるタイミングとなった場合でも、或る演出の実行が開始される場合があってもよい。
また、或る演出の実行が開始されるタイミングとなった場合のみ、或る演出の実行が開始されない場合があってもよいし、或る演出の実行が開始されるタイミングとなった場合以外の場合でも、或る演出の実行が開始されない場合があってもよい。
また、『 前記或る演出の実行が開始されるタイミングとなった場合に、該或る演出の実行が必ず開始される、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の表示が表示されることにより、或る演出が実行されることに対する期待感をより向上させることができる場合がある。
ここで、或る演出の実行が開始されるタイミングとなった場合にのみ、或る演出の実行が必ず開始されてもよいし、或る演出の実行が開始されるタイミングとなった場合以外にも、或る演出の実行が必ず開始されてもよい。
また、『 前記表示手段は、第四の表示[例えば、図237(A1)に示すCUM準備中表示MTY、図237(C1)に示す「STANDBY」が表示されたタイマ予告表示TM1、図83(B3)に示すタイマ予告がストック中であることを示しているタイマ予告ストック表示領域TMst、図220(A1)に示すCUM準備中表示MTYaの情報表示領域においてメータのストック数が示されている表示等]を表示する場合がある手段であり、
前記第四の表示は、前記第一の表示が表示されることを予告する表示である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第四の表示により、第一の表示が表示されることの期待感を持たせることができる場合がある。
ここで、表示手段は、第四の表示のみを表示する場合があるものであってもよいし、第四の表示以外の表示も表示する場合があるものであってもよい。また、表示手段は、第四の表示を必ず表示するものであってもよいし、第四の表示を表示しない場合があるものであってもよい。
また、第四の表示は、第一の表示が表示されることのみを予告するものであってもよいし、第一の表示以外の表示が表示されることも予告するものであってもよい。また、第四の表示は、第一の表示が表示されることを必ず予告するものであってもよいし、第一の表示が表示されることを予告しない場合があるものであってもよい。
また、『 前記第四の表示は、前記第一の図柄変動表示において表示される場合がある表示である[例えば、図198(D3)に示すように、チャンスアップメータCMTによる演出が行われる図柄変動表示の前の図柄変動表示においてCUM準備中表示MTYが表示されている、図239(B1)に示すように、タイマ予告表示TM1によるタイマ表示のカウントダウンが開始される図柄変動表示の前の図柄変動表示において等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の表示が表示されることに対する期待感を向上させることができる場合がある。
ここで、第四の表示は、第一の図柄変動表示においてのみ表示される場合があるものであってもよいし、第一の図柄変動表示以外の図柄変動表示においても表示される場合があるものであってもよい。また、第四の表示は、第一の図柄変動表示において必ず表示されるものであってもよいし、第一の図柄変動表示において表示されない場合があるものであってもよい。
なお、第四の表示は、第二の図柄変動表示において表示されてもよいし、第一の図柄変動表示において必ず表示されるようにしてもよい。
また、『 前記遊技台は、ぱちんこ機[例えば、パチンコ機100等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記遊技台は、スロットマシン[例えば、スロットマシン1000等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、以上の記載では、
『 表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208(第1装飾図柄表示装置208L)、サブ表示装置208S、第2装飾図柄表示装置208M、第3装飾図柄表示装置208N、導光板IL、POVディスプレイ224I等]を備えた遊技台であって、
前記表示手段は、第一の表示[例えば、チャンスアップメータ、タイマ予告表示等]を表示する場合がある手段であり、
前記第一の表示は、或る演出の実行が開始されるタイミングを報知する表示であり、
前記第一の表示の少なくとも一部[例えば、図230(A1)に示すチャンスアップメータCMTにおけるサボハニのキャラクタSBHの表示位置、図55(2)に示すタイマ予告表示TM1におけるタイマ表示等]が変化する表示(以下、「変化表示」という。)が行われる場合があるように構成されており、
前記変化表示は、前記或る演出の実行が開始されるまでの時間に応じて変化する表示であり[例えば、図64(2)〜同図(27)に示すように、サボハニのキャラクタSBHが開始地点SPからの移動を開始してからの時間に応じてサボハニのキャラクタSBHの表示位置が変化している、図55(2)〜同図(7)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンが開始してからの時間に応じてタイマ表示のカウントダウンが行われている等]、
前記第一の表示の表示が開始された後であって、前記変化表示が開始される前に、該変化表示が開始されてから前記或る演出の実行が開始されるまでの期間を予告する表示(以下、「予告表示」という。)が表示される場合がある[例えば、図235(A2)に示すように、チャンスアップメータCMTが表示されてからサボハニのキャラクタSBHが移動を開始するまでの間において、第1チェックポイントCP1〜第3チェックポイントCP3が示され、サボハニのキャラクタSBHが移動を開始してからチャンスアップ予告が行われるまでの期間を予告している、図236(A17)に示すように、タイマ予告表示TM1が表示されてからタイマ表示のカウントダウンが開始するまでの間において、タイマ表示のカウントダウンが開始してから或る予告演出が行われるまでの期間を予告している等]、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
従来の遊技台によれば、表示手段に改良の余地があったが、この遊技台によれば、表示手段に特徴を持った遊技台を提供することができる。
また、この遊技台によれば、第一の表示の少なくとも一部の表示態様の変化が開始されるまでの間を楽しませることができ、予告表示を見ていた遊技者が第一の表示の表示態様の変化が開始されるのを見逃さないようにすることができる場合がある。
ここで、表示手段は、第一の表示のみを表示する場合があるものであってもよいし、第一の表示以外の表示も表示する場合があってもよい。また、表示手段は、第一の表示を必ず表示するものであってもよいし、第一の表示を表示しない場合があるものであってもよい。
また、第一の表示は、或る演出の実行が開始されるタイミングのみを報知するものであってもよいし、或る演出の実行が開始されるタイミング以外のタイミングも報知するものであってもよい。また、第一の表示は、或る演出の実行が開始されるタイミングを必ず報知するものであってもよいし、或る演出の実行が開始されるタイミングを報知しない場合があるものであってもよい。
また、変化表示のみが行われる場合があるように構成されてもよいし、変化表示以外の表示も行われる場合があるように構成されてもよい。また、変化表示が必ず行われるように構成されてもよいし、変化表示が行われない場合があるように構成されてもよい。
また、第一の表示の表示が開始された後であって、変化表示が開始される前に、予告表示のみが表示される場合があってもよいし、第一の表示の表示が開始された後であって、変化表示が開始される前に、予告表示以外の表示も表示される場合があってもよい。また、第一の表示の表示が開始された後であって、変化表示が開始される前に、予告表示が必ず表示されてもよいし、第一の表示の表示が開始された後であって、変化表示が開始される前に、予告表示が表示されない場合があってもよい。
また、第一の表示の表示が開始された後であって、変化表示が開始される前にのみ、予告表示が表示される場合があってもよいし、第一の表示の表示が開始された後であって、変化表示が開始される前以外にも、予告表示が表示される場合があってもよい。
また、『 前記第一の表示は、期間表示[例えば、図230(A1)に示すチャンスアップメータCMT等]であり、
前記期間表示とは、或る期間[例えば、図64(2)〜同図(27)に示すチャンスアップメータCMTによる演出が行われている期間等]において前記或る演出の実行が開始されるタイミングを報知する表示のことであり[例えば、図230(A1)〜同図(A4)に示すように、サボハニのキャラクタSBHが第2チェックポイントCP2に到達することで、金カットイン画像CI3が表示される可能性があるタイミングを報知している等]、
前記或る期間が開始されると前記変化表示が開始され[例えば、図64(3)に示すように、チャンスアップメータCMTによる演出が開始されると、サボハニのキャラクタSBHが開始地点SPからの移動を開始する等]、
前記変化表示が行われて前記第一の表示が或る表示態様[例えば、図230(A1)に示すサボハニのキャラクタSBHが第2チェックポイントCP2に到達する表示態様等]となることによって前記或る演出の実行が開始されるタイミングであることが報知される、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、期間表示である第一の表示の表示変化により、或る演出の実行開始タイミングを報知するので、或る演出の実行開始タイミングとなることに対する期待感を持たせることができる場合がある。
ここで、第一の表示は、期間表示のみを含むものであってもよいし、期間表示以外の表示も含むものであってもよい。
また、第一の表示は、或る期間において或る演出の実行が開始されるタイミングのみを報知するものであってもよいし、或る期間において或る演出以外の演出の実行が開始されるタイミングも報知するものであってもよい。また、第一の表示は、或る期間において或る演出の実行が開始されるタイミングを必ず報知するものであってもよいし、或る期間において或る演出の実行が開始されるタイミングを報知しない場合があるものであってもよい。
また、第一の表示は、或る期間においてのみ或る演出の実行が開始されるタイミングを報知するものであってもよいし、或る期間以外の期間においても或る演出の実行が開始されるタイミングを報知するものであってもよい。
また、或る期間が開始されると変化表示のみが開始されてもよいし、或る期間が開始されると変化表示以外の表示も開始されてもよい。また、或る期間が開始されると変化表示が必ず開始されてもよいし、或る期間が開始されると変化表示が開始されない場合があってもよい。
また、変化表示が行われて第一の表示が或る表示態様となることによって或る演出の実行が開始されるタイミングであることのみが報知されてもよいし、変化表示が行われて第一の表示が或る表示態様となることによって或る演出の実行が開始されるタイミングであること以外のことも報知されてもよい。また、変化表示が行われて第一の表示が或る表示態様となることによって或る演出の実行が開始されるタイミングであることが必ず報知されてもよいし、変化表示が行われて第一の表示が或る表示態様となることによって或る演出の実行が開始されるタイミングであることが報知されない場合があってもよい。
また、変化表示が行われて第一の表示が或る表示態様となることによってのみ或る演出の実行が開始されるタイミングであることが報知されてもよいし、変化表示が行われて第一の表示が或る表示態様となること以外のことによっても或る演出の実行が開始されるタイミングであることが報知されてもよい。
また、『 前記第一の表示は、第三の表示[例えば、図230(A7)に示す、第2チェックポイントCP2の上方の「UP」の表示等]が含まれて表示される場合がある表示であり、
前記或る演出が実行されると、前記第三の表示が表示される[例えば、図230(A1)〜同図(A7)に示すように、金カットイン画像CI3が表示されると第2チェックポイントCP2の上方に「UP」の表示が行われる等]、
ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
この遊技台によれば、第三の表示を見ることで或る演出が実行されたことを容易に認識できる場合がある。
ここで、第一の表示は、第三の表示のみが含まれて表示される場合があるものであってもよいし、第三の表示以外の表示も含まれて表示される場合があるものであってもよい。また、第一の表示は、第三の表示が必ず含まれて表示されるものであってもよいし、第三の表示が含まれないで表示される場合があるものであってもよい。
また、或る演出が実行されると、第三の表示のみが表示されてもよいし、或る演出が実行されると、第三の表示以外の表示も表示されてもよい。また、或る演出が実行されると、第三の表示が必ず表示されてもよいし、或る演出が実行されると、第三の表示が表示されない場合があってもよい。
また、『 前記第一の表示は、タイマ表示[例えば、図55(2)や196(B1)に示すタイマ予告表示TM1、図240(B2)に示す爆弾のタイマ表示BOMB等]であり、
前記タイマ表示とは、前記或る演出の実行が開始されるタイミングを報知する表示のことであり[例えば、図55(2)〜同図(9)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「00:00」になると疑似連演出が開始されることを報知している等]、
前記変化表示が行われて前記第一の表示が或る表示態様[例えば、図55(7)に示すタイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「00:00」となる表示態様等]となった場合に、前記或る演出の実行が開始される、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、タイマ表示である第一の表示の表示変化により、或る演出の実行開始タイミングを報知するので、或る演出の実行開始タイミングとなることに対する期待感を持たせることができる場合がある。
ここで、第一の表示は、タイマ表示のみを含むものであってもよいし、タイマ表示以外の表示も含むものであってもよい。
また、第一の表示は、或る演出の実行が開始されるタイミングのみを報知するものであってもよいし、或る演出以外の演出の実行が開始されるタイミングも報知するものであってもよい。また、第一の表示は、或る演出の実行が開始されるタイミングを必ず報知するものであってもよいし、或る演出の実行が開始されるタイミングを報知しない場合があるものであってもよい。
また、変化表示が行われて第一の表示が或る表示態様となった場合に、或る演出の実行のみが開始されてもよいし、変化表示が行われて第一の表示が或る表示態様となった場合に、或る演出以外の演出の実行が開始されてもよい。また、変化表示が行われて第一の表示が或る表示態様となった場合に、或る演出の実行が必ず開始されてもよいし、変化表示が行われて第一の表示が或る表示態様となった場合に、或る演出の実行が開始されない場合があってもよい。
また、変化表示が行われて第一の表示が或る表示態様となった場合にのみ、或る演出の実行が開始されてもよいし、変化表示が行われて第一の表示が或る表示態様となった場合以外の場合にも、或る演出の実行が開始されてもよい。
また、『 前記第一の表示の表示が開始されたときに、前記変化表示が開始されてから該第一の表示が前記或る表示態様となるまでの時間を報知する表示が前記予告表示として表示される[例えば、図234(C1)に示すように、タイマ予告表示TM1が表示されたときに、タイマ表示のカウントダウンが開始してから或る予告演出が行われるまでの期間(「10:00」)を予告している等]、
ことを特徴とする遊技台。
この遊技台によれば、第一の表示の表示が開始されたときに、第一の表示が或る表示態様となるまでの時間が認識でき、期待感を持たせることができる場合がある。
ここで、第一の表示の表示が開始されたときに、変化表示が開始されてから第一の表示が或る表示態様となるまでの時間を報知する表示のみが予告表示として表示されてもよいし、第一の表示の表示が開始されたときに、変化表示が開始されてから第一の表示が或る表示態様となるまでの時間を報知する表示以外の表示も予告表示として表示されてもよい。また、第一の表示の表示が開始されたときに、変化表示が開始されてから第一の表示が或る表示態様となるまでの時間を報知する表示が必ず予告表示として表示されてもよいし、第一の表示の表示が開始されたときに、変化表示が開始されてから第一の表示が或る表示態様となるまでの時間を報知する表示が予告表示として表示されない場合があってもよい。
また、第一の表示の表示が開始されたときに、変化表示が開始されてから第一の表示が或る表示態様となるまでの時間のみを報知する表示が予告表示として表示されてもよいし、第一の表示の表示が開始されたときに、変化表示が開始されてから第一の表示が或る表示態様となるまでの時間以外の時間も報知する表示が予告表示として表示されてもよい。
また、第一の表示の表示が開始されたときにのみ、変化表示が開始されてから第一の表示が或る表示態様となるまでの時間を報知する表示が予告表示として表示されてもよいし、第一の表示の表示が開始されたとき以外のときにも、変化表示が開始されてから第一の表示が或る表示態様となるまでの時間を報知する表示が予告表示として表示されてもよい。
また、『 前記第一の表示の表示が開始された後であって、前記変化表示が開始される前に、該変化表示が開始されてから該第一の表示が前記或る表示態様となるまでの時間を報知する表示が前記予告表示として表示される[例えば、図236(A17)に示すように、タイマ予告表示TM1が表示されてからタイマ表示のカウントダウンが開始するまでの間において、タイマ表示のカウントダウンが開始してから或る予告演出が行われるまでの期間(「30:00」)を予告している等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の表示の表示が開始されたときに、変化表示が開始されてから或る演出が行われるまでの時間がどのようなものになるのかについて、期待感を持たせることができる場合がある。
ここで、第一の表示の表示が開始された後であって、変化表示が開始される前に、変化表示が開始されてから第一の表示が或る表示態様となるまでの時間を報知する表示のみが予告表示として表示されてもよいし、第一の表示の表示が開始された後であって、変化表示が開始される前に、変化表示が開始されてから第一の表示が或る表示態様となるまでの時間を報知する表示以外の表示も予告表示として表示されてもよい。また、第一の表示の表示が開始された後であって、変化表示が開始される前に、変化表示が開始されてから第一の表示が或る表示態様となるまでの時間を報知する表示が必ず予告表示として表示されてもよいし、第一の表示の表示が開始された後であって、変化表示が開始される前に、変化表示が開始されてから第一の表示が或る表示態様となるまでの時間を報知する表示が予告表示として表示されない場合があってもよい。
また、第一の表示の表示が開始された後であって、変化表示が開始される前に、変化表示が開始されてから第一の表示が或る表示態様となるまでの時間のみを報知する表示が予告表示として表示されてもよいし、第一の表示の表示が開始された後であって、変化表示が開始される前に、変化表示が開始されてから第一の表示が或る表示態様となるまでの時間以外の時間も報知する表示が予告表示として表示されてもよい。第一の表示の表示が開始された後であって、変化表示が開始される前に、変化表示が開始されてから第一の表示が或る表示態様となるまでの時間を必ず報知する表示が予告表示として表示されてもよいし、第一の表示の表示が開始された後であって、変化表示が開始される前に、変化表示が開始されてから第一の表示が或る表示態様となるまでの時間を報知しない場合がある表示が予告表示として表示されてもよい。
また、第一の表示の表示が開始された後であって、変化表示が開始される前にのみ、変化表示が開始されてから第一の表示が或る表示態様となるまでの時間を報知する表示が予告表示として表示されてもよいし、第一の表示の表示が開始された後であって、変化表示が開始される前以外にも、変化表示が開始されてから第一の表示が或る表示態様となるまでの時間を報知する表示が予告表示として表示されてもよい。
また、『 前記第一の表示は、移動表示が行われる場合がある表示であり[例えば、図83(A8)〜同図(A9)に示すように、タイマ予告表示TM1が移動表示をする場合がある、図203(A8)〜同図(A10)や図239(A10)〜同図(A12)に示すように、CUM準備中表示MTY(チャンスアップメータCMT)が移動表示する場合がある等]、
前記移動表示が行われると、前記第一の表示の表示位置が変化し[例えば、図83(A8)〜同図(A9)に示すように、タイマ予告表示TM1の移動表示が行われると表示位置が変化し、図203(A8)〜同図(A10)や図239(A10)〜同図(A12)に示すように、CUM準備中表示MTY(チャンスアップメータCMT)の移動表示が行われると表示位置が変化する等]、
前記第一の表示の表示が開始された後であって、前記変化表示が開始される前に前記移動表示が行われる場合がある、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の表示の移動表示で視線を第一の表示に注目させた状態で第一の表示による変化表示が開始され、変化表示が開始されるタイミングを見逃さないようにさせることができ、いつの間にか或る演出が行われるタイミングとなってしまって、演出効果が低減することを防止することができる場合がある。すなわち、或る演出が行われることに対する心の準備を持たせて、或る演出を見逃さないようにする第一の表示に注視させることができる場合がある。
ここで、第一の表示は、移動表示のみが行われる場合があるものであってもよいし、移動表示以外の表示も行われる場合があってもよい。また、第一の表示は、移動表示が必ず行われるものであってもよいし、移動表示が行われない場合があってもよい。
また、移動表示が行われると、第一の表示の表示位置のみが変化してもよいし、移動表示が行われると、第一の表示以外の表示の表示位置も変化してもよい。また、移動表示が行われると、第一の表示の表示位置が必ず変化してもよいし、移動表示が行われると、第一の表示の表示位置が変化しない場合があってもよい。
また、移動表示が行われた場合にのみ、第一の表示の表示位置が変化してもよいし、移動表示以外の表示が行われた場合にも、第一の表示の表示位置が変化してもよい。
また、第一の表示の表示が開始された後であって、変化表示が開始される前に移動表示のみが行われる場合があってもよいし、第一の表示の表示が開始された後であって、変化表示が開始される前に移動表示以外の表示も行われる場合があってもよい。また、第一の表示の表示が開始された後であって、変化表示が開始される前に移動表示が必ず行われてもよいし、第一の表示の表示が開始された後であって、変化表示が開始される前に移動表示が行われる場合と行われない場合とがあってもよい。
また、第一の表示の表示が開始された後であって、変化表示が開始される前にのみ移動表示が行われる場合があってもよいし、第一の表示の表示が開始された後であって、変化表示が開始される前以外にも移動表示が行われる場合があってもよい。
また、『 前記第一の表示は、移動表示が行われる場合がある表示であり[例えば、図83(A8)〜同図(A9)に示すように、タイマ予告表示TM1が移動表示をする場合がある、図203(A8)〜同図(A10)や図239(A10)〜同図(A12)に示すように、CUM準備中表示MTY(チャンスアップメータCMT)が移動表示する場合がある等]、
前記移動表示が行われると、前記第一の表示の表示位置が変化し[例えば、図83(A8)〜同図(A9)に示すように、タイマ予告表示TM1の移動表示が行われると表示位置が変化し、図203(A8)〜同図(A10)や図239(A10)〜同図(A12)に示すように、CUM準備中表示MTY(チャンスアップメータCMT)の移動表示が行われると表示位置が変化する等]、
前記変化表示の実行中において前記移動表示が行われる場合がある、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の表示による変化表示の実行中に第一の表示の移動表示で視線を第一の表示に注目させることにより、いつの間に或る演出が行われるタイミングとなってしまって、演出効果が低減することを防止することができる場合がある。すなわち、或る演出が行われることに対する心の準備を持たせて、或る演出を見逃さないようにする第一の表示に注視させることができる場合がある。
ここで、第一の表示は、移動表示のみが行われる場合があるものであってもよいし、移動表示以外の表示も行われる場合があってもよい。また、第一の表示は、移動表示が必ず行われるものであってもよいし、移動表示が行われない場合があってもよい。
また、移動表示が行われると、第一の表示の表示位置のみが変化してもよいし、移動表示が行われると、第一の表示以外の表示の表示位置も変化してもよい。また、移動表示が行われると、第一の表示の表示位置が必ず変化してもよいし、移動表示が行われると、第一の表示の表示位置が変化しない場合があってもよい。
また、移動表示が行われた場合にのみ、第一の表示の表示位置が変化してもよいし、移動表示以外の表示が行われた場合にも、第一の表示の表示位置が変化してもよい。
また、変化表示の実行中において移動表示のみが行われる場合があってもよいし、変化表示の実行中において移動表示以外の表示も行われる場合があってもよい。また、変化表示の実行中において移動表示が必ず行われてもよいし、変化表示の実行中において移動表示が行われない場合があってもよい。
また、変化表示の実行中においてのみ移動表示が行われる場合があってもよいし、変化表示以外の表示の実行中においても移動表示が行われる場合があってもよい。
また、『 前記或る演出の実行が開始されるタイミングとなった場合に、該或る演出の実行が開始される場合があり[例えば、図55(7)〜同図(12)に示すように、タイマ予告表示TM1のタイマ表示が「00:00」になると疑似連演出が開始される場合があり、図64(8)〜同図(13)に示すように、サボハニのキャラクタSBHが第2チェックポイントCP2に到達すると金カットインCI3が表示される場合がある等]、
前記或る演出の実行が開始されるタイミングとなった場合でも、該或る演出の実行が開始されない場合がある[例えば、タイマ予告表示TM1のタイマ表示が「00:00」になっても疑似連演出が開始されない場合がある、図205(A11)〜同図(A16)に示すように、サボハニのキャラクタSBHが第2チェックポイントCP2に到達しても金カットインCI3が表示されない場合がある等]、
ことを特徴とする遊技台。
この遊技台によれば、或る演出の実行が開始されるタイミングとなっても或る演出が必ずしも開始されるとは限らないので、或る演出の実行が開始されるか否かについて期待感を持たせることができる場合がある。
ここで、或る演出の実行が開始されるタイミングとなった場合、或る演出の実行のみが開始される場合があってもよいし、或る演出の実行が開始されるタイミングとなった場合、或る演出以外の演出の実行も開始される場合があってもよい。また、或る演出の実行が開始されるタイミングとなった場合、或る演出の実行が必ず開始されてもよいし、或る演出の実行が開始されるタイミングとなった場合、或る演出の実行が開始されない場合があってもよい。
また、或る演出の実行が開始されるタイミングとなった場合にのみ、或る演出の実行が開始される場合があってもよいし、或る演出の実行が開始されるタイミングとなった場合以外の場合にも、或る演出の実行が開始される場合があってもよい。
また、或る演出の実行が開始されるタイミングとなった場合でも、或る演出の実行のみが開始されない場合があってもよいし、或る演出の実行が開始されるタイミングとなった場合でも、或る演出以外の演出の実行も開始されない場合があってもよい。また、或る演出の実行が開始されるタイミングとなった場合でも、或る演出の実行が必ず開始されなくてもよいし、或る演出の実行が開始されるタイミングとなった場合でも、或る演出の実行が開始される場合があってもよい。
また、或る演出の実行が開始されるタイミングとなった場合のみ、或る演出の実行が開始されない場合があってもよいし、或る演出の実行が開始されるタイミングとなった場合以外の場合でも、或る演出の実行が開始されない場合があってもよい。
また、『 前記或る演出の実行が開始されるタイミングとなった場合に、該或る演出の実行が必ず開始される、
ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
この遊技台によれば、第一の表示が表示されることにより、或る演出の実行されることに対する期待感をより向上させることができる場合がある。
ここで、或る演出の実行が開始されるタイミングとなった場合にのみ、或る演出の実行が必ず開始されてもよいし、或る演出の実行が開始されるタイミングとなった場合以外にも、或る演出の実行が必ず開始されてもよい。
また、『 操作手段[例えば、演出ボタン136、演出レバー136V等]を備え、
前記操作手段の操作があった場合に前記予告表示が表示される場合がある[例えば、図236(A14)に示すように、演出ボタン136が操作されると、タイマ予告表示TM1のタイマ表示が「30:00」となる等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、操作手段による操作により予告表示を認識することができ、操作手段の操作を促進することができる場合がある。
ここで、操作手段の操作があった場合に予告表示のみが表示される場合があってもよいし、操作手段の操作があった場合に予告表示以外の表示も表示される場合があってもよい。また、操作手段の操作があった場合に予告表示が必ず表示されてもよいし、操作手段の操作があった場合に予告表示が表示されない場合があってもよい。
また、操作手段の操作があった場合にのみ予告表示が表示される場合があってもよいし、操作手段の操作があった場合以外の場合にも予告表示が表示される場合があってもよい。
また、『 前記第一の表示の表示が開始された後であって、前記変化表示が開始される前に、前記予告表示が必ず表示される、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の表示の表示が開始されることにより、予告表示が表示されることに対する期待感をより向上させることができる場合がある。
ここで、第一の表示の表示が開始された後であって、変化表示が開始される前にのみ、予告表示が必ず表示されてもよいし、第一の表示の表示が開始された後であって、変化表示が開始される前以外にも、予告表示が必ず表示されてもよい。
また、『 前記第一の表示の表示が開始された後であって、前記変化表示が開始される前に、前記予告表示が表示されない場合がある、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の表示の表示についての意外性を持たせることができる場合がある。
ここで、第一の表示の表示が開始された後であって、変化表示が開始される前に、予告表示のみが表示されない場合があってもよいし、第一の表示の表示が開始された後であって、変化表示が開始される前に、予告表示以外の表示も表示されない場合があってもよい。また、第一の表示の表示が開始された後であって、変化表示が開始される前に、予告表示が必ず表示されなくてもよいし、第一の表示の表示が開始された後であって、変化表示が開始される前に、予告表示が表示される場合があってもよい。
また、第一の表示の表示が開始された後であって、変化表示が開始される前にのみ、予告表示が表示されない場合があってもよいし、第一の表示の表示が開始された後であって、変化表示が開始される前以外にも、予告表示が表示されない場合があってもよい。
また、『 前記第一の表示によって前記予告表示が行われる[例えば、図235(A2)に示すように、チャンスアップメータCMTが表示されてからサボハニのキャラクタSBHが移動を開始するまでの間において、第1チェックポイントCP1〜第3チェックポイントCP3が示され、サボハニのキャラクタSBHが移動を開始してからチャンスアップ予告が行われるまでの期間を予告している、図236(A17)に示すように、タイマ予告表示TM1が表示されてからタイマ表示のカウントダウンが開始するまでの間において、タイマ表示のカウントダウンが開始してから或る予告演出が行われるまでの期間を予告している等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の表示を見ることで変化表示が開始されてから或る演出の実行が開始されるまでの期間が予め認識できる場合がある。
ここで、第一の表示のみによって予告表示が行われてもよいし、第一の表示以外の表示によって予告表示が行われてもよい。また、第一の表示によって必ず予告表示が行われてもよいし、第一の表示によって予告表示が行われない場合があってもよい。
また、『 前記遊技台は、ぱちんこ機[例えば、パチンコ機100等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記遊技台は、スロットマシン[例えば、スロットマシン1000等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、以上の記載では、
『 表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208(第1装飾図柄表示装置208L)、サブ表示装置208S、第2装飾図柄表示装置208M、第3装飾図柄表示装置208N、導光板IL、POVディスプレイ224I等]を備えた遊技台であって、
前記表示手段は、第一の表示[例えば、チャンスアップメータ、タイマ予告表示等]を表示する場合がある手段であり、
前記第一の表示は、或る演出の実行が開始されるタイミングを報知する表示であり、
前記表示手段は、第四の表示[例えば、図238(A2)に示す第1CUM準備中表示MTY1や第2CUM準備中表示MTY2、図239(B6)に示す「STANDUP」が表示された第1タイマ予告表示TM1や第2タイマ予告表示TM2等]を表示する場合がある手段であり、
前記第四の表示は、前記第一の表示が表示されることを予告する表示であり[例えば、図238(A2)に示す第1CUM準備中表示MTY1や第2CUM準備中表示MTY2は、第1チャンスアップメータCMT1や第2チャンスアップメータCMT2の表示を予告している、図239(B6)に示す「STANDUP」が表示された第1タイマ予告表示TM1や第2タイマ予告表示TM2は、第1タイマ予告表示TM1や第2タイマ予告表示TM2にタイマ表示が表示されることを予告している等]、
前記第四の表示が複数表示される場合がある[例えば、図238(A2)に示すように、チャンスアップ準備中表示が複数(第1CUM準備中表示MTY1、第2CUM準備中表示MTY2)表示されている、図239(B6)に示す「STANDUP」が表示されたタイマ予告表示が複数(第1タイマ予告表示TM1及び第2タイマ予告表示TM2)表示されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
従来の遊技台によれば、表示手段に改良の余地があったが、この遊技台によれば、表示手段に特徴を持った遊技台を提供することができる。
また、この遊技台によれば、複数の第四の表示が表示されることで、第一の表示が表示される可能性があることを強調させることができ、第一の表示に注目させることができる場合がある。
ここで、表示手段は、第一の表示のみを表示する場合があるものであってもよいし、第一の表示以外の表示も表示する場合があってもよい。また、表示手段は、第一の表示を必ず表示するものであってもよいし、第一の表示を表示しない場合があるものであってもよい。
また、第一の表示は、或る演出の実行が開始されるタイミングのみを報知するものであってもよいし、或る演出の実行が開始されるタイミング以外のタイミングも報知するものであってもよい。また、第一の表示は、或る演出の実行が開始されるタイミングを必ず報知するものであってもよいし、或る演出の実行が開始されるタイミングを報知しない場合があるものであってもよい。
また、表示手段は、第四の表示のみを表示する場合があるものであってもよいし、第四の表示以外の表示も表示する場合があってもよい。また、表示手段は、第四の表示を必ず表示するものであってもよいし、第四の表示を表示しない場合があるものであってもよい。
また、第四の表示は、第一の表示が表示されることのみを予告するものであってもよいし、第一の表示が表示されること以外のことも予告するものであってもよい。また、第四の表示は、第一の表示が表示されることを必ず予告するものであってもよいし、第一の表示が表示されることを予告しない場合があるものであってもよい。
なお、第四の表示が必ず複数表示されてもよいし、第四の表示が複数表示しない場合があってもよい。
また、『 前記第一の表示は、期間表示[例えば、図238(A6)に示す第1チャンスアップメータCMT1及び第2チャンスアップメータCMT2等]であり、
前記期間表示とは、或る期間[例えば、図238(A7)〜同図(A26)に示す第1チャンスアップメータCMT1及び第2チャンスアップメータCMT2による演出が行われている期間等]において前記或る演出の実行が開始されるタイミングを報知する表示のことであり[例えば、図238(A12)〜同図(A16)に示すように、第2チャンスアップメータCMT2のサボハニのキャラクタSBHが第2チェックポイントCP2に到達することで、金カットイン画像CI3が表示される可能性があるタイミングを報知している等]、
前記第一の表示の少なくとも一部[例えば、図238(A6)に示す第1チャンスアップメータCMT1におけるサボハニのキャラクタSBHの表示位置や、第2チャンスアップメータCMT2におけるサボハニのキャラクタSBHの表示位置等]が変化する表示(以下、「変化表示」という。)が行われるように構成されており、
前記変化表示は、前記或る期間が開始されてからの時間に応じて変化する表示であり[例えば、図238(A7)〜同図(A25)に示すように、第1チャンスアップメータCMT1におけるサボハニのキャラクタSBH及び第2チャンスアップメータCMT2におけるサボハニのキャラクタSBHが開始地点SPからの移動を開始してからの時間に応じて各サボハニのキャラクタSBHの表示位置が変化している等]、
前記変化表示が行われて前記第一の表示が或る表示態様[例えば、図238(A12)に示す第2チャンスアップメータCMT2におけるサボハニのキャラクタSBHが第2チェックポイントCP2に到達する表示態様等]となることによって前記或る演出の実行が開始されるタイミングであることが報知される、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、期間表示である第一の表示の表示変化により、或る演出の実行開始タイミングを報知するので、或る演出の実行開始タイミングとなることに対する期待感を持たせることができる場合がある。
ここで、第一の表示は、期間表示のみを含むものであってもよいし、期間表示以外の表示も含むものであってもよい。
また、第一の表示は、或る期間において或る演出の実行が開始されるタイミングのみを報知するものであってもよいし、或る期間において或る演出以外の演出の実行が開始されるタイミングも報知するものであってもよい。また、第一の表示は、或る期間において或る演出の実行が開始されるタイミングを必ず報知するものであってもよいし、或る期間において或る演出の実行が開始されるタイミングを報知しない場合があるものであってもよい。
また、第一の表示は、或る期間においてのみ或る演出の実行が開始されるタイミングを報知するものであってもよいし、或る期間以外の期間においても或る演出の実行が開始されるタイミングを報知するものであってもよい。
また、変化表示が行われて第一の表示が或る表示態様となることによって或る演出の実行が開始されるタイミングであることのみが報知されてもよいし、変化表示が行われて第一の表示が或る表示態様となることによって或る演出の実行が開始されるタイミングであること以外のことも報知されてもよい。また、変化表示が行われて第一の表示が或る表示態様となることによって或る演出の実行が開始されるタイミングであることが必ず報知されてもよいし、変化表示が行われて第一の表示が或る表示態様となることによって或る演出の実行が開始されるタイミングであることが報知されない場合があってもよい。
また、変化表示が行われて第一の表示が或る表示態様となることによってのみ或る演出の実行が開始されるタイミングであることが報知されてもよいし、変化表示が行われて第一の表示が或る表示態様となること以外のことによっても或る演出の実行が開始されるタイミングであることが報知されてもよい。
また、『 前記第一の表示は、第三の表示[例えば、図238(A18)に示す、第2チェックポイントCP2の上方の「UP」の表示等]が含まれて表示される場合がある表示であり、
前記或る演出が実行されると、前記第三の表示が表示される[例えば、図238(A16)〜同図(A18)に示すように、金カットイン画像CI3が表示されると第2チェックポイントCP2の上方に「UP」の表示が行われる等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第三の表示を見ることで第二の表示が表示されたことを容易に認識できる場合がある。
ここで、第一の表示は、第三の表示のみが含まれて表示される場合があるものであってもよいし、第三の表示以外の表示も含まれて表示される場合があるものであってもよい。また、第一の表示は、第三の表示が必ず含まれて表示されるものであってもよいし、第三の表示が含まれないで表示される場合があるものであってもよい。
また、或る演出が実行されると、第三の表示のみが表示されてもよいし、或る演出が実行されると、第三の表示以外の表示も表示されてもよい。また、或る演出が実行されると、第三の表示が必ず表示されてもよいし、或る演出が実行されると、第三の表示が表示されない場合があってもよい。
また、『 前記第一の表示は、タイマ表示[例えば、図239(B6)に示す第1タイマ予告表示TM1及び第2タイマ予告表示TM2等]であり、
前記タイマ表示とは、前記或る演出の実行が開始されるタイミングを報知する表示のことであり[例えば、図55(2)〜同図(9)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「00:00」になると疑似連演出が開始されることを報知している等]、
時間の経過に応じて前記第一の表示の少なくとも一部[例えば、図239(B7)に示す第1タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示等]が変化する表示(以下、「変化表示」という。)が行われるように構成されており[例えば、図55(2)〜同図(7)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンが開始してからの時間に応じてタイマ表示のカウントダウンが行われている等]、
前記変化表示が行われて前記第一の表示が或る表示態様[例えば、図55(7)に示すタイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「00:00」となる表示態様等]となった場合に、前記或る演出の実行が開始される、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、タイマ表示である第一の表示の表示変化により、或る演出の実行開始タイミングを報知するので、或る演出の実行開始タイミングとなることに対する期待感を持たせることができる場合がある。
ここで、第一の表示は、タイマ表示のみを含むものであってもよいし、タイマ表示以外の表示も含むものであってもよい。
また、第一の表示は、或る演出の実行が開始されるタイミングのみを報知するものであってもよいし、或る演出以外の演出の実行が開始されるタイミングも報知するものであってもよい。また、第一の表示は、或る演出の実行が開始されるタイミングを必ず報知するものであってもよいし、或る演出の実行が開始されるタイミングを報知しない場合があるものであってもよい。
また、変化表示が行われて第一の表示が或る表示態様となった場合に、或る演出の実行のみが開始されてもよいし、変化表示が行われて第一の表示が或る表示態様となった場合に、或る演出以外の演出の実行が開始されてもよい。また、変化表示が行われて第一の表示が或る表示態様となった場合に、或る演出の実行が必ず開始されてもよいし、変化表示が行われて第一の表示が或る表示態様となった場合に、或る演出の実行が開始されない場合があってもよい。
また、変化表示が行われて第一の表示が或る表示態様となった場合にのみ、或る演出の実行が開始されてもよいし、変化表示が行われて第一の表示が或る表示態様となった場合以外の場合にも、或る演出の実行が開始されてもよい。
また、『 前記第一の表示は、移動表示が行われる場合がある表示であり[例えば、図239(B4)〜同図(B6)に示すように、第1タイマ予告表示TM1が移動表示をする場合がある、図239(A10)〜同図(A12)に示すように、第2CUM準備中表示MTY2(第2チャンスアップメータCMT2)が移動表示する場合がある等]、
前記移動表示が行われると、前記第一の表示の表示位置が変化し[例えば、図239(B4)〜同図(B6)に示すように、第1タイマ予告表示TM1の移動表示が行われると表示位置が変化し、図239(A10)〜同図(A12)に示すように、第2CUM準備中表示MTY2(第2チャンスアップメータCMT2)の移動表示が行われると表示位置が変化する等]、
前記第一の表示の表示が開始された後であって、前記変化表示が開始される前に前記移動表示が行われる場合がある、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の表示の移動表示で視線を第一の表示に注目させた状態で第一の表示による変化表示が開始され、変化表示が開始されるタイミングを見逃さないようにさせることができ、いつの間にか或る演出が行われるタイミングとなってしまって、演出効果が低減することを防止することができる場合がある。すなわち、或る演出が行われることに対する心の準備を持たせて、或る演出を見逃さないようにする第一の表示に注視させることができる場合がある。
ここで、第一の表示は、移動表示のみが行われる場合があるものであってもよいし、移動表示以外の表示も行われる場合があってもよい。また、第一の表示は、移動表示が必ず行われるものであってもよいし、移動表示が行われない場合があってもよい。
また、移動表示が行われると、第一の表示の表示位置のみが変化してもよいし、移動表示が行われると、第一の表示以外の表示の表示位置も変化してもよい。また、移動表示が行われると、第一の表示の表示位置が必ず変化してもよいし、移動表示が行われると、第一の表示の表示位置が変化しない場合があってもよい。
また、移動表示が行われた場合にのみ、第一の表示の表示位置が変化してもよいし、移動表示以外の表示が行われた場合にも、第一の表示の表示位置が変化してもよい。
また、第一の表示の表示が開始された後であって、変化表示が開始される前に移動表示のみが行われる場合があってもよいし、第一の表示の表示が開始された後であって、変化表示が開始される前に移動表示以外の表示も行われる場合があってもよい。また、第一の表示の表示が開始された後であって、変化表示が開始される前に移動表示が必ず行われてもよいし、第一の表示の表示が開始された後であって、変化表示が開始される前に移動表示が行われる場合と行われない場合とがあってもよい。
また、第一の表示の表示が開始された後であって、変化表示が開始される前にのみ移動表示が行われる場合があってもよいし、第一の表示の表示が開始された後であって、変化表示が開始される前以外にも移動表示が行われる場合があってもよい。
また、『 前記第一の表示は、移動表示が行われる場合がある表示であり[例えば、図239(B4)〜同図(B6)に示すように、第1タイマ予告表示TM1が移動表示をする場合がある、図239(A10)〜同図(A12)に示すように、第2CUM準備中表示MTY2(第2チャンスアップメータCMT2)が移動表示する場合がある等]、
前記移動表示が行われると、前記第一の表示の表示位置が変化し[例えば、図239(B4)〜同図(B6)に示すように、第1タイマ予告表示TM1の移動表示が行われると表示位置が変化し、図239(A10)〜同図(A12)に示すように、第2CUM準備中表示MTY2(第2チャンスアップメータCMT2)の移動表示が行われると表示位置が変化する等]、
前記変化表示の実行中において前記移動表示が行われる場合がある、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の表示による変化表示の実行中に第一の表示の移動表示で視線を第一の表示に注目させることにより、いつの間にか或る演出が行われるタイミングとなってしまって、演出効果が低減することを防止することができる場合がある。すなわち、或る演出が行われることに対する心の準備を持たせて、或る演出を見逃さないようにする第一の表示に注視させることができる場合がある。
ここで、第一の表示は、移動表示のみが行われる場合があるものであってもよいし、移動表示以外の表示も行われる場合があってもよい。また、第一の表示は、移動表示が必ず行われるものであってもよいし、移動表示が行われない場合があってもよい。
また、移動表示が行われると、第一の表示の表示位置のみが変化してもよいし、移動表示が行われると、第一の表示以外の表示の表示位置も変化してもよい。また、移動表示が行われると、第一の表示の表示位置が必ず変化してもよいし、移動表示が行われると、第一の表示の表示位置が変化しない場合があってもよい。
また、移動表示が行われた場合にのみ、第一の表示の表示位置が変化してもよいし、移動表示以外の表示が行われた場合にも、第一の表示の表示位置が変化してもよい。
また、変化表示の実行中において移動表示のみが行われる場合があってもよいし、変化表示の実行中において移動表示以外の表示も行われる場合があってもよい。また、変化表示の実行中において移動表示が必ず行われてもよいし、変化表示の実行中において移動表示が行われない場合があってもよい。
また、変化表示の実行中においてのみ移動表示が行われる場合があってもよいし、変化表示以外の表示の実行中においても移動表示が行われる場合があってもよい。
また、『 前記或る演出の実行が開始されるタイミングとなった場合に、該或る演出の実行が開始される場合があり[例えば、図239(B8)に示すように、第1タイマ予告表示TM1のタイマ表示が「00:00」になると疑似連演出が開始される場合があり、図238(A12)〜同図(A16)に示すように、第2チャンスアップメータCMT2のサボハニのキャラクタSBHが第2チェックポイントCP2に到達すると金カットインCI3が表示される場合がある等]、
前記或る演出の実行が開始されるタイミングとなった場合でも、該或る演出の実行が開始されない場合がある[例えば、タイマ予告表示TM1のタイマ表示が「00:00」になっても疑似連演出が開始されない場合がある、図205(A11)〜同図(A16)に示すように、サボハニのキャラクタSBHが第2チェックポイントCP2に到達しても金カットインCI3が表示されない場合がある等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、或る演出の実行が開始されるタイミングとなっても或る演出が必ずしも開始されるとは限らないので、或る演出の実行が開始されるか否かについて期待感を持たせることができる場合がある。
ここで、或る演出の実行が開始されるタイミングとなった場合、或る演出の実行のみが開始される場合があってもよいし、或る演出の実行が開始されるタイミングとなった場合、或る演出以外の演出の実行も開始される場合があってもよい。また、或る演出の実行が開始されるタイミングとなった場合、或る演出の実行が必ず開始されてもよいし、或る演出の実行が開始されるタイミングとなった場合、或る演出の実行が開始されない場合があってもよい。
また、或る演出の実行が開始されるタイミングとなった場合にのみ、或る演出の実行が開始される場合があってもよいし、或る演出の実行が開始されるタイミングとなった場合以外の場合にも、或る演出の実行が開始される場合があってもよい。
また、或る演出の実行が開始されるタイミングとなった場合でも、或る演出の実行のみが開始されない場合があってもよいし、或る演出の実行が開始されるタイミングとなった場合でも、或る演出以外の演出の実行も開始されない場合があってもよい。また、或る演出の実行が開始されるタイミングとなった場合でも、或る演出の実行が必ず開始されなくてもよいし、或る演出の実行が開始されるタイミングとなった場合でも、或る演出の実行が開始される場合があってもよい。
また、或る演出の実行が開始されるタイミングとなった場合のみ、或る演出の実行が開始されない場合があってもよいし、或る演出の実行が開始されるタイミングとなった場合以外の場合でも、或る演出の実行が開始されない場合があってもよい。
また、『 前記或る演出の実行が開始されるタイミングとなった場合に、該或る演出の実行が必ず開始される、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の表示が表示されることにより、或る演出が実行されることに対する期待感をより向上させることができる場合がある。
ここで、或る演出の実行が開始されるタイミングとなった場合にのみ、或る演出の実行が必ず開始されてもよいし、或る演出の実行が開始されるタイミングとなった場合以外にも、或る演出の実行が必ず開始されてもよい。
また、『 前記第四の表示が表示されると、前記第一の表示が必ず表示される、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第四の表示により、第一の表示が表示されることの期待感を持たせることができる場合がある。
ここで、第四の表示が表示されると、第一の表示のみが必ず表示されてもよいし、第四の表示が表示されると、第一の表示以外の表示も必ず表示されてもよい。また、第四の表示のみが表示された場合に、第一の表示が必ず表示されてもよいし、第四の表示以外の表示が表示された場合に、第一の表示が必ず表示されてもよい。
また、『 前記第四の表示が表示されると、前記第一の表示が表示される場合がある、ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第四の表示により、第一の表示が表示されるか否かについて期待感を持たせることができる場合がある。
ここで、第四の表示が表示されると、第一の表示のみが表示される場合があってもよいし、第四の表示が表示されると、第一の表示以外の表示も表示される場合があってもよい。また、第四の表示が表示されると、第一の表示が必ず表示されてもよいし、第四の表示が表示されると、第一の表示が表示されない場合があってもよい。
また、第四の表示のみが表示された場合に、第一の表示が表示される場合があってもよいし、第四の表示以外の表示が表示された場合にも、第一の表示が表示される場合があってもよい。
また、『 前記第四の表示として第一の準備中表示[例えば、図238(A2)に示す第1CUM準備中表示MTY1、図239(B6)に示す「STANDUP」が表示された第1タイマ予告表示TM1等]が表示される場合があり、
前記第四の表示として第二の準備中表示[例えば、図238(A2)に示す第2CUM準備中表示MTY2、図239(B6)に示す「STANDUP」が表示された第2タイマ予告表示TM2等]が表示される場合があり、
前記第一の準備中表示の表示中に前記第二の準備中表示の表示が開始される場合がある[例えば、図238(A1)〜同図(A2)に示すように、第1CUM準備中表示MTY1の表示中に第2CUM準備中表示MTY2の表示が開始している、図239(B4)〜同図(B5)に示すように、「STANDUP」が表示された第1タイマ予告表示TM1の表示中に「STANDUP」が表示された第2タイマ予告表示TM2の表示が開始している等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の準備中表示の表示により第二の準備中表示の表示に対する期待感を持たせることができる場合がある。
ここで、第四の表示として第一の準備中表示のみが表示される場合があってもよいし、第四の表示として第一の準備中表示以外の表示も表示される場合があってもよい。また、第四の表示として第一の準備中表示が必ず表示されてもよいし、第四の表示として第一の準備中表示が表示されない場合があってもよい。
また、第四の表示として第二の準備中表示のみが表示される場合があってもよいし、第四の表示として第二の準備中表示以外の表示も表示される場合があってもよい。また、第四の表示として第二の準備中表示が必ず表示されてもよいし、第四の表示として第二の準備中表示が表示されない場合があってもよい。
また、第一の準備中表示の表示中に第二の準備中表示の表示のみが開始される場合があってもよいし、第一の準備中表示の表示中に第二の準備中表示の表示以外の表示も開始される場合があってもよい。また、第一の準備中表示の表示中に第二の準備中表示の表示が必ず開始されてもよいし、第一の準備中表示の表示中に第二の準備中表示の表示が開始されない場合があってもよい。
また、第一の準備中表示の表示中にのみ第二の準備中表示の表示が開始される場合があってもよいし、第一の準備中表示の表示中以外にも第二の準備中表示の表示が開始される場合があってもよい。
また、『 前記第一の準備中表示が表示された後に、該第一の準備中表示に対応する第一の表示(以下、「第一の対応表示[例えば、図239(A1)に示す第1チャンスアップメータCMT1、図239(B7)に示すタイマ表示が表示された第1タイマ予告表示TM1等]」という。)が表示され、
前記第二の準備中表示が表示された後に、該第二の準備中表示に対応する第一の表示(以下、「第二の対応表示[例えば、図239(A13)に示す第2チャンスアップメータCMT2、タイマ表示が表示された第2タイマ予告表示TM2等]」という。)が表示され、
前記第一の対応表示が前記第二の対応表示よりも先に表示される[例えば、図239(A1)〜同図(A13)に示すように、第1チャンスアップメータCMT1が第2チャンスアップメータCMT2よりも先に表示されている、図239(B7)に示すように、第1タイマ予告表示TM1が第2タイマ予告表示TM2よりも先にタイマ表示が表示されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の対応表示の表示により第二の対応表示の表示に期待を持たせることができる場合がある。
ここで、第一の準備中表示が表示された後に、第一の対応表示のみが表示されてもよいし、第一の準備中表示が表示された後に、第一の対応表示以外の表示も表示されてもよい。また、第一の準備中表示が表示された後に、第一の対応表示が必ず表示されてもよいし、第一の準備中表示が表示された後に、第一の対応表示が表示されない場合があってもよい。
また、第一の準備中表示が表示された後にのみ、第一の対応表示が表示されてもよいし、第一の準備中表示が表示された後以外にも、第一の対応表示が表示されてもよい。また、第一の準備中表示のみが表示された後に、第一の対応表示が表示されてもよいし、第一の準備中表示以外の表示が表示された後にも、第一の対応表示が表示されてもよい。
また、第二の準備中表示が表示された後に、第二の対応表示のみが表示されてもよいし、第二の準備中表示が表示された後に、第二の対応表示以外の表示も表示されてもよい。また、第二の準備中表示が表示された後に、第二の対応表示が必ず表示されてもよいし、第二の準備中表示が表示された後に、第二の対応表示が表示されない場合があってもよい。
また、第二の準備中表示が表示された後にのみ、第二の対応表示が表示されてもよいし、第二の準備中表示が表示された後以外にも、第二の対応表示が表示されてもよい。また、第二の準備中表示のみが表示された後に、第二の対応表示が表示されてもよいし、第二の準備中表示以外の表示が表示された後にも、第二の対応表示が表示されてもよい。
また、第一の対応表示のみが第二の対応表示よりも先に表示されてもよいし、第一の対応表示以外の表示も第二の対応表示よりも先に表示されてもよい。また、第一の対応表示が第二の対応表示よりも必ず先に表示されてもよいし、第一の対応表示が第二の対応表示よりも先に表示されない場合があってもよい。
なお、複数の準備中表示に対して、一の対応表示(チャンスアップメータやタイマ予告表示等)が表示されてもよい。これによれば、準備中表示がたくさん表示されると、熱い対応表示が表示されるといったことが可能になる場合がある。
また、『 前記第一の準備中表示が表示された後に、該第一の準備中表示に対応する第一の表示(以下、「第一の対応表示[例えば、図239(A1)に示す第1チャンスアップメータCMT1、図239(B7)に示すタイマ表示が表示された第1タイマ予告表示TM1等]」という。)が表示され、
前記第二の準備中表示が表示された後に、該第二の準備中表示に対応する第一の表示(以下、「第二の対応表示[例えば、図239(A13)に示す第2チャンスアップメータCMT2、タイマ表示が表示された第2タイマ予告表示TM2等]」という。)が表示され、
前記第一の対応表示が前記第二の対応表示よりも先に表示される場合がある[例えば、図239(A1)〜同図(A13)に示すように、第1チャンスアップメータCMT1が第2チャンスアップメータCMT2よりも先に表示されている、図239(B7)に示すように、第1タイマ予告表示TM1が第2タイマ予告表示TM2よりも先にタイマ表示が表示されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の対応表示の表示により第二の対応表示の表示に期待を持たせることができるとともに、対応表示の表示に意外性を持たせることができる場合がある。
ここで、第一の準備中表示が表示された後に、第一の対応表示のみが表示されてもよいし、第一の準備中表示が表示された後に、第一の対応表示以外の表示も表示されてもよい。また、第一の準備中表示が表示された後に、第一の対応表示が必ず表示されてもよいし、第一の準備中表示が表示された後に、第一の対応表示が表示されない場合があってもよい。
また、第一の準備中表示が表示された後にのみ、第一の対応表示が表示されてもよいし、第一の準備中表示が表示された後以外にも、第一の対応表示が表示されてもよい。また、第一の準備中表示のみが表示された後に、第一の対応表示が表示されてもよいし、第一の準備中表示以外の表示が表示された後にも、第一の対応表示が表示されてもよい。
また、第二の準備中表示が表示された後に、第二の対応表示のみが表示されてもよいし、第二の準備中表示が表示された後に、第二の対応表示以外の表示も表示されてもよい。また、第二の準備中表示が表示された後に、第二の対応表示が必ず表示されてもよいし、第二の準備中表示が表示された後に、第二の対応表示が表示されない場合があってもよい。
また、第二の準備中表示が表示された後にのみ、第二の対応表示が表示されてもよいし、第二の準備中表示が表示された後以外にも、第二の対応表示が表示されてもよい。また、第二の準備中表示のみが表示された後に、第二の対応表示が表示されてもよいし、第二の準備中表示以外の表示が表示された後にも、第二の対応表示が表示されてもよい。
また、第一の対応表示のみが第二の対応表示よりも先に表示される場合があってもよいし、第一の対応表示以外の表示も第二の対応表示よりも先に表示される場合があってもよい。また、第一の対応表示が第二の対応表示よりも必ず先に表示されてもよいし、第一の対応表示が第二の対応表示よりも先に表示されない場合があってもよい。
また、『 前記遊技台は、ぱちんこ機[例えば、パチンコ機100等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記遊技台は、スロットマシン[例えば、スロットマシン1000等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
また、以上の記載では、
『 表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208(第1装飾図柄表示装置208L)、サブ表示装置208S、第2装飾図柄表示装置208M、第3装飾図柄表示装置208N、導光板IL、POVディスプレイ224I等]を備えた遊技台であって、
前記表示手段は、第一の表示[例えば、チャンスアップメータ、タイマ予告表示等]を表示する場合がある手段であり、
前記第一の表示は、或る演出の実行が開始されるタイミングを報知する表示であり、
前記第一の表示の少なくとも一部[例えば、図237(A4)に示すチャンスアップメータCMTにおけるサボハニのキャラクタSBHの表示位置、図237(B6)に示すタイマ予告表示TM1におけるタイマ表示等]が変化する表示(以下、「変化表示」という。)が行われる場合があり、
前記変化表示は、前記或る演出の実行が開始されるまでの時間に応じて変化する表示であり[例えば、図64(2)〜同図(27)に示すように、サボハニのキャラクタSBHが開始地点SPからの移動を開始してからの時間に応じてサボハニのキャラクタSBHの表示位置が変化している、図55(2)〜同図(7)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンが開始してからの時間に応じてタイマ表示のカウントダウンが行われている等]、
前記第一の表示の表示が開始された後であって、前記変化表示が開始される前に、該変化表示が開始されることの予告(以下、「変化予告[例えば、図237(A2)に示すチャンスアップメータCMTにおけるサボハニのキャラクタSBHの近傍に表示されている「そろそろSTART」の吹き出し、図237(B4)〜同図(B5)に示すタイマ予告表示TM1が揺動する表示や図237(C4)〜同図(C5)に示すタイマ予告表示TM1が拡大する表示等]」という。)が行われる場合がある[例えば、図237(A1)〜同図(A4)に示すように、CUM準備中表示MTYが表示された後、チャンスアップメータCMTにおけるサボハニのキャラクタSBHが移動を開始する前に、サボハニのキャラクタSBHの近傍に「そろそろSTART」の吹き出しが表示されている、図237(B1)〜同図(B6)に示すように、タイマ予告表示TM1が表示されてからタイマ表示のカウントダウンが開始する前に、タイマ予告表示TM1が揺動している等]、
ことを特徴とする遊技台。
従来の遊技台によれば、表示手段に改良の余地があったが、この遊技台によれば、表示手段に特徴を持った遊技台を提供することができる。
また、この遊技台によれば、第一の表示の少なくとも一部の表示態様の変化の開始を見逃すのを防ぐことができる場合がある。
ここで、表示手段は、第一の表示のみを表示する場合があるものであってもよいし、第一の表示以外の表示も表示する場合があってもよい。また、表示手段は、第一の表示を必ず表示するものであってもよいし、第一の表示を表示しない場合があるものであってもよい。
また、第一の表示は、或る演出の実行が開始されるタイミングのみを報知するものであってもよいし、或る演出の実行が開始されるタイミング以外のタイミングも報知するものであってもよい。また、第一の表示は、或る演出の実行が開始されるタイミングを必ず報知するものであってもよいし、或る演出の実行が開始されるタイミングを報知しない場合があるものであってもよい。
また、変化表示のみが行われる場合があってもよいし、変化表示以外の表示も行われる場合があってもよい。また、変化表示が必ず行われてもよいし、変化表示が行われない場合があってもよい。
また、第一の表示の表示が開始された後であって、変化表示が開始される前に、変化予告のみが行われる場合があってもよいし、第一の表示の表示が開始された後であって、変化表示が開始される前に、変化予告以外の演出(予告)も行われる場合があってもよい。また、第一の表示の表示が開始された後であって、変化表示が開始される前に、変化予告が必ず行われてもよいし、第一の表示の表示が開始された後であって、変化表示が開始される前に、変化予告が行われない場合があってもよい。
また、第一の表示の表示が開始された後であって、変化表示が開始される前にのみ、変化予告が行われる場合があってもよいし、第一の表示の表示が開始された後であって、変化表示が開始される前以外にも、変化予告が行われる場合があってもよい。
また、『 前記第一の表示は、期間表示[例えば、図237(A2)に示すチャンスアップメータCMT等]であり、
前記期間表示とは、或る期間[例えば、図64(2)〜同図(27)に示すチャンスアップメータCMTによる演出が行われている期間等]において前記或る演出の実行が開始されるタイミングを報知する表示のことであり[例えば、図64(8)〜同図(13)に示すように、サボハニのキャラクタSBHが第2チェックポイントCP2に到達することで、金カットイン画像CI3が表示される可能性があるタイミングを報知している等]、
前記変化表示が行われて前記第一の表示が或る表示態様[例えば、図64(8)に示すサボハニのキャラクタSBHが第2チェックポイントCP2に到達する表示態様等]となることによって前記或る演出の実行が開始されるタイミングであることが報知される、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、期間表示である第一の表示の表示変化により、或る演出の実行開始タイミングを報知するので、或る演出の実行開始タイミングとなることに対する期待感を持たせることができる場合がある。
ここで、第一の表示は、期間表示のみを含むものであってもよいし、期間表示以外の表示も含むものであってもよい。
また、第一の表示は、或る期間において或る演出の実行が開始されるタイミングのみを報知するものであってもよいし、或る期間において或る演出以外の演出の実行が開始されるタイミングも報知するものであってもよい。また、第一の表示は、或る期間において或る演出の実行が開始されるタイミングを必ず報知するものであってもよいし、或る期間において或る演出の実行が開始されるタイミングを報知しない場合があるものであってもよい。
また、第一の表示は、或る期間においてのみ或る演出の実行が開始されるタイミングを報知するものであってもよいし、或る期間以外の期間においても或る演出の実行が開始されるタイミングを報知するものであってもよい。
また、変化表示が行われて第一の表示が或る表示態様となることによって或る演出の実行が開始されるタイミングであることのみが報知されてもよいし、変化表示が行われて第一の表示が或る表示態様となることによって或る演出の実行が開始されるタイミングであること以外のことも報知されてもよい。また、変化表示が行われて第一の表示が或る表示態様となることによって或る演出の実行が開始されるタイミングであることが必ず報知されてもよいし、変化表示が行われて第一の表示が或る表示態様となることによって或る演出の実行が開始されるタイミングであることが報知されない場合があってもよい。
また、変化表示が行われて第一の表示が或る表示態様となることによってのみ或る演出の実行が開始されるタイミングであることが報知されてもよいし、変化表示が行われて第一の表示が或る表示態様となること以外のことによっても或る演出の実行が開始されるタイミングであることが報知されてもよい。
また、『 前記第一の表示は、第三の表示[例えば、図64(16)に示す、第2チェックポイントCP2の上方の「UP」の表示等]が含まれて表示される場合がある表示であり、
前記或る演出が実行されると、前記第三の表示が表示される[例えば、図64(13)〜同図(16)に示すように、金カットイン画像CI3が表示されると第2チェックポイントCP2の上方に「UP」の表示が行われる等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第三の表示を見ることで第二の表示が表示されたことを容易に認識できる場合がある。
ここで、第一の表示は、第三の表示のみが含まれて表示される場合があるものであってもよいし、第三の表示以外の表示も含まれて表示される場合があるものであってもよい。また、第一の表示は、第三の表示が必ず含まれて表示されるものであってもよいし、第三の表示が含まれないで表示される場合があるものであってもよい。
また、或る演出が実行されると、第三の表示のみが表示されてもよいし、或る演出が実行されると、第三の表示以外の表示も表示されてもよい。また、或る演出が実行されると、第三の表示が必ず表示されてもよいし、或る演出が実行されると、第三の表示が表示されない場合があってもよい。
また、『 前記第一の表示は、タイマ表示[例えば、図55(2)や図237(B1)に示すタイマ予告表示TM1、図240(B2)に示す爆弾のタイマ表示BOMB等]であり、
前記タイマ表示とは、前記或る演出の実行が開始されるタイミングを報知する表示のことであり[例えば、図55(2)〜同図(9)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「00:00」になると疑似連演出が開始されることを報知している等]、
前記変化表示が行われて前記第一の表示が或る表示態様[例えば、図237(B8)に示すタイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「00:00」となる表示態様等]となった場合に、前記或る演出の実行が開始される、
ことを特徴とする遊技台。
この遊技台によれば、タイマ表示である第一の表示の表示変化により、或る演出の実行開始タイミングを報知するので、或る演出の実行開始タイミングとなることに対する期待感を持たせることができる場合がある。
ここで、第一の表示は、タイマ表示のみを含むものであってもよいし、タイマ表示以外の表示も含むものであってもよい。
また、第一の表示は、或る演出の実行が開始されるタイミングのみを報知するものであってもよいし、或る演出以外の演出の実行が開始されるタイミングも報知するものであってもよい。また、第一の表示は、或る演出の実行が開始されるタイミングを必ず報知するものであってもよいし、或る演出の実行が開始されるタイミングを報知しない場合があるものであってもよい。
また、変化表示が行われて第一の表示が或る表示態様となった場合に、或る演出の実行のみが開始されてもよいし、変化表示が行われて第一の表示が或る表示態様となった場合に、或る演出以外の演出の実行が開始されてもよい。また、変化表示が行われて第一の表示が或る表示態様となった場合に、或る演出の実行が必ず開始されてもよいし、変化表示が行われて第一の表示が或る表示態様となった場合に、或る演出の実行が開始されない場合があってもよい。
また、変化表示が行われて第一の表示が或る表示態様となった場合にのみ、或る演出の実行が開始されてもよいし、変化表示が行われて第一の表示が或る表示態様となった場合以外の場合にも、或る演出の実行が開始されてもよい。
また、『 前記第一の表示は、移動表示が行われる場合がある表示であり[例えば、図83(A8)〜同図(A9)に示すように、タイマ予告表示TM1が移動表示をする場合がある、図203(A8)〜同図(A10)や図239(A10)〜同図(A12)に示すように、CUM準備中表示MTY(チャンスアップメータCMT)が移動表示する場合がある等]、
前記移動表示が行われると、前記第一の表示の表示位置が変化し[例えば、図83(A8)〜同図(A9)に示すように、タイマ予告表示TM1の移動表示が行われると表示位置が変化し、図203(A8)〜同図(A10)や図239(A10)〜同図(A12)に示すように、CUM準備中表示MTY(チャンスアップメータCMT)の移動表示が行われると表示位置が変化する等]、
前記第一の表示の表示が開始された後であって、前記変化表示が開始される前に前記移動表示が行われる場合がある、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の表示の移動表示で視線を第一の表示に注目させた状態で第一の表示による変化表示が開始され、変化表示が開始されるタイミングを見逃さないようにさせることができ、いつの間にか或る演出が行われるタイミングとなってしまって、演出効果が低減することを防止することができる場合がある。すなわち、或る演出が行われることに対する心の準備を持たせて、或る演出を見逃さないようにする第一の表示に注視させることができる場合がある。
ここで、第一の表示は、移動表示のみが行われる場合があるものであってもよいし、移動表示以外の表示も行われる場合があってもよい。また、第一の表示は、移動表示が必ず行われるものであってもよいし、移動表示が行われない場合があってもよい。
また、移動表示が行われると、第一の表示の表示位置のみが変化してもよいし、移動表示が行われると、第一の表示以外の表示の表示位置も変化してもよい。また、移動表示が行われると、第一の表示の表示位置が必ず変化してもよいし、移動表示が行われると、第一の表示の表示位置が変化しない場合があってもよい。
また、移動表示が行われた場合にのみ、第一の表示の表示位置が変化してもよいし、移動表示以外の表示が行われた場合にも、第一の表示の表示位置が変化してもよい。
また、第一の表示の表示が開始された後であって、変化表示が開始される前に移動表示のみが行われる場合があってもよいし、第一の表示の表示が開始された後であって、変化表示が開始される前に移動表示以外の表示も行われる場合があってもよい。また、第一の表示の表示が開始された後であって、変化表示が開始される前に移動表示が必ず行われてもよいし、第一の表示の表示が開始された後であって、変化表示が開始される前に移動表示が行われる場合と行われない場合とがあってもよい。
また、第一の表示の表示が開始された後であって、変化表示が開始される前にのみ移動表示が行われる場合があってもよいし、第一の表示の表示が開始された後であって、変化表示が開始される前以外にも移動表示が行われる場合があってもよい。
また、『 前記第一の表示は、移動表示が行われる場合がある表示であり[例えば、図83(A8)〜同図(A9)に示すように、タイマ予告表示TM1が移動表示をする場合がある、図203(A8)〜同図(A10)や図239(A10)〜同図(A12)に示すように、CUM準備中表示MTY(チャンスアップメータCMT)が移動表示する場合がある等]、
前記移動表示が行われると、前記第一の表示の表示位置が変化し[例えば、図83(A8)〜同図(A9)に示すように、タイマ予告表示TM1の移動表示が行われると表示位置が変化し、図203(A8)〜同図(A10)や図239(A10)〜同図(A12)に示すように、CUM準備中表示MTY(チャンスアップメータCMT)の移動表示が行われると表示位置が変化する等]、
前記変化表示の実行中において前記移動表示が行われる場合がある、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の表示による変化表示の実行中に第一の表示の移動表示で視線を第一の表示に注目させることにより、いつの間にか或る演出が行われるタイミングとなってしまって、演出効果が低減することを防止することができる場合がある。すなわち、或る演出が行われることに対する心の準備を持たせて、或る演出を見逃さないようにする第一の表示に注視させることができる場合がある。
ここで、第一の表示は、移動表示のみが行われる場合があるものであってもよいし、移動表示以外の表示も行われる場合があってもよい。また、第一の表示は、移動表示が必ず行われるものであってもよいし、移動表示が行われない場合があってもよい。
また、移動表示が行われると、第一の表示の表示位置のみが変化してもよいし、移動表示が行われると、第一の表示以外の表示の表示位置も変化してもよい。また、移動表示が行われると、第一の表示の表示位置が必ず変化してもよいし、移動表示が行われると、第一の表示の表示位置が変化しない場合があってもよい。
また、移動表示が行われた場合にのみ、第一の表示の表示位置が変化してもよいし、移動表示以外の表示が行われた場合にも、第一の表示の表示位置が変化してもよい。
また、変化表示の実行中において移動表示のみが行われる場合があってもよいし、変化表示の実行中において移動表示以外の表示も行われる場合があってもよい。また、変化表示の実行中において移動表示が必ず行われてもよいし、変化表示の実行中において移動表示が行われない場合があってもよい。
また、変化表示の実行中においてのみ移動表示が行われる場合があってもよいし、変化表示以外の表示の実行中においても移動表示が行われる場合があってもよい。
また、『 前記或る演出の実行が開始されるタイミングとなった場合に、該或る演出の実行が開始される場合があり[例えば、図55(7)〜同図(12)に示すように、タイマ予告表示TM1のタイマ表示が「00:00」になると疑似連演出が開始される場合があり、図64(8)〜同図(13)に示すように、サボハニのキャラクタSBHが第2チェックポイントCP2に到達すると金カットインCI3が表示される場合がある等]、
前記或る演出の実行が開始されるタイミングとなった場合でも、該或る演出の実行が開始されない場合がある[例えば、タイマ予告表示TM1のタイマ表示が「00:00」になっても疑似連演出が開始されない場合がある、図205(A11)〜同図(A16)に示すように、サボハニのキャラクタSBHが第2チェックポイントCP2に到達しても金カットインCI3が表示されない場合がある等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、或る演出の実行が開始されるタイミングとなってもある演出が必ずしも開始されるとは限らないので、或る演出の実行が開始されるか否かについて期待感を持たせることができる場合がある。
ここで、或る演出の実行が開始されるタイミングとなった場合、或る演出の実行のみが開始される場合があってもよいし、或る演出の実行が開始されるタイミングとなった場合、或る演出以外の演出の実行も開始される場合があってもよい。また、或る演出の実行が開始されるタイミングとなった場合、或る演出の実行が必ず開始されてもよいし、或る演出の実行が開始されるタイミングとなった場合、或る演出の実行が開始されない場合があってもよい。
また、或る演出の実行が開始されるタイミングとなった場合にのみ、或る演出の実行が開始される場合があってもよいし、或る演出の実行が開始されるタイミングとなった場合以外の場合にも、或る演出の実行が開始される場合があってもよい。
また、或る演出の実行が開始されるタイミングとなった場合でも、或る演出の実行のみが開始されない場合があってもよいし、或る演出の実行が開始されるタイミングとなった場合でも、或る演出以外の演出の実行も開始されない場合があってもよい。また、或る演出の実行が開始されるタイミングとなった場合でも、或る演出の実行が必ず開始されなくてもよいし、或る演出の実行が開始されるタイミングとなった場合でも、或る演出の実行が開始される場合があってもよい。
また、或る演出の実行が開始されるタイミングとなった場合のみ、或る演出の実行が開始されない場合があってもよいし、或る演出の実行が開始されるタイミングとなった場合以外の場合でも、或る演出の実行が開始されない場合があってもよい。
また、『 前記或る演出の実行が開始されるタイミングとなった場合に、該或る演出の実行が必ず開始される、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の表示が表示されることにより、或る演出が実行されることに対する期待感をより向上させることができる場合がある。
ここで、或る演出の実行が開始されるタイミングとなった場合にのみ、或る演出の実行が必ず開始されてもよいし、或る演出の実行が開始されるタイミングとなった場合以外にも、或る演出の実行が必ず開始されてもよい。
また、『 前記表示手段は、第四の表示[例えば、図237(A1)に示すCUM準備中表示MTY、図237(C1)に示す「STANDBY」が表示されたタイマ予告表示TM1、図83(B3)に示すタイマ予告がストック中であることを示しているタイマ予告ストック表示領域TMst、図220(A1)に示すCUM準備中表示MTYaの情報表示領域においてメータのストック数が示されている表示等]を表示する場合がある手段であり、
前記第四の表示は、前記第一の表示が表示されることを予告する表示である、
ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
この遊技台によれば、第四の表示により、第一の表示が表示されることの期待感を持たせることができる場合がある。
ここで、表示手段は、第四の表示のみを表示する場合があるものであってもよいし、第四の表示以外の表示も表示する場合があるものであってもよい。また、表示手段は、第四の表示を必ず表示するものであってもよいし、第四の表示を表示しない場合があるものであってもよい。
また、第四の表示は、第一の表示が表示されることのみを予告するものであってもよいし、第一の表示以外の表示が表示されることも予告するものであってもよい。また、第四の表示は、第一の表示が表示されることを必ず予告するものであってもよいし、第一の表示が表示されることを予告しない場合があるものであってもよい。
また、『 前記変化予告として予告表示を表示可能であり、
前記第一の表示によって前記予告表示が行われる[例えば、図237(A2)に示すチャンスアップメータCMTを構成しているサボハニのキャラクタSBHの近傍に表示された「そろそろSTART」の吹き出しにより予告表示を行っている、図237(B4)〜同図(B5)に示すタイマ予告表示TM1自体が揺動することにより予告表示を行っている、図237(C4)〜同図(C5)に示すタイマ予告表示TM1自体が拡大することにより予告表示を行っている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の表示により変化表示が行われることが容易に認識できる場合がある。
ここで、変化予告として予告表示のみを表示可能であってもよいし、変化予告として予告表示以外の表示も表示可能であってもよい。また、変化予告として予告表示を必ず表示してもよいし、変化予告として予告表示を表示しない場合があってもよい。
また、変化予告としてのみ予告表示を表示可能であってもよいし、変化予告以外の演出(予告)として予告表示を表示可能であってもよい。
また、第一の表示のみによって予告表示が行われてもよいし、第一の表示以外の表示によっても予告表示が行われてもよい。また、第一の表示によって必ず予告表示が行われてもよいし、第一の表示によって予告表示が行われない場合があってもよい。
また、『 偽の変化予告が実行される場合があり、
前記第一の表示の表示が開始された後で前記偽の変化予告が実行された場合に、前記変化表示が開始されない、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、変化予告が行われた場合に変化表示が開始されるかもしれないという期待感を持たせることができる場合がある。
ここで、偽の変化予告のみが実行される場合があってもよいし、偽の変化予告以外の演出(予告)も実行される場合があってもよい。また、偽の変化予告が必ず実行されてもよいし、偽の変化予告が実行されない場合があってもよい。
また、第一の表示の表示が開始された後で偽の変化予告が実行された場合に、変化表示のみが開始されなくてもよいし、第一の表示の表示が開始された後で偽の変化予告が実行された場合に、変化表示以外の表示も開始されなくてもよい。また、第一の表示の表示が開始された後で偽の変化予告が実行された場合に、変化表示が必ず開始されなくてもよいし、第一の表示の表示が開始された後で偽の変化予告が実行された場合に、変化表示が開始される場合があってもよい。
また、第一の表示の表示が開始された後で偽の変化予告が実行された場合にのみ、変化表示が開始されなくてもよいし、第一の表示の表示が開始された後で偽の変化予告が実行された場合以外の場合にも、変化表示が開始されなくてもよい。
また、『 前記第一の表示の表示が開始された後であって、前記変化表示が開始される前に、前記変化予告が行われる[例えば、図237(A1)〜同図(A4)に示すように、CUM準備中表示MTY(チャンスアップメータCMT)が表示された後、サボハニのキャラクタSBHが移動を開始する前に、「そろそろSTART」の吹き出しが表示される、図237(B1)〜同図(B6)に示すように、タイマ予告表示TM1が表示された後、タイマ表示のカウントダウンが開始される前に、タイマ予告表示TM1が揺動する等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、変化表示が開始されることが容易に認識できる場合がある。
ここで、第一の表示の表示が開始された後であって、変化表示が開始される前に、変化予告のみが行われてもよいし、第一の表示の表示が開始された後であって、変化表示が開始される前に、変化予告以外の演出(予告)が行われてもよい。また、第一の表示の表示が開始された後であって、変化表示が開始される前に、変化予告が必ず行われてもよいし、第一の表示の表示が開始された後であって、変化表示が開始される前に、変化予告が行われない場合があってもよい。
また、第一の表示の表示が開始された後であって、変化表示が開始される前にのみ、変化予告が行われてもよいし、第一の表示の表示が開始された後であって、変化表示が開始される前以外にも、変化予告が行われてもよい。
また、『 前記遊技台は、ぱちんこ機[例えば、パチンコ機100等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記遊技台は、スロットマシン[例えば、スロットマシン1000等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
続いて、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行される演出の他の具体例について、図242〜図250を参照しながら説明する。
図242〜図250は、本実施形態に適用可能なパチンコ機100の装飾図柄表示装置を中心とした演出の変形例を段階的に示す図である。なお、図242〜図250では、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普図表示装置210、第1特図保留ランプ218、第2特図保留ランプ220、普図保留ランプ216及び第4図柄表示装置284aについては、図示を省略している。また、図242〜図250では、1つの装飾図柄表示装置208を備えて構成されたパチンコ機100が示されている。なお、上述した実施形態のように、複数の装飾図柄表示装置を備えたものであってもよい。また、装飾図柄表示装置208の前面側に、上述した透明の導光板ILが配置されてもよい。
図242は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるミニゲームの演出の他の一例について段階的に示す図であり、図243は、図242に示す具体的演出例の続きを示す図である。以下の図では、括弧書きのアルファベット順に演出が進んでいく様子が示されている。
図242(a)に示す装飾図柄表示装置208には、ハズレの装飾図柄の組み合わせである「装飾1−装飾2−装飾3」が停止表示されている。また、特図1の保留を表す、1番目の特図1の保留アイコンh11はデフォルトの表示態様で表示されているが、2番目の特図1の保留アイコンh12はサボハニの表示態様で表示されており、すなわち、先読み予告の表示態様で表示されている。なお、この演出例では、特図1及び特図2の第2保留数表示や特図1及び特図2の第4図柄の表示を行っていないが、これらの表示を行うようにしてもよい。
図242(b)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化され、2番目の特図1の保留アイコンh12が1番目の特図1の保留アイコンh11として表示され、また、装飾図柄の変動表示が開始されている。このとき、保留が消化されて図柄変動表示が開始された後に、当該図柄変動表示に対応する1つの変動アイコンを装飾図柄表示装置208に表示させるようにしてもよい。変動アイコンの表示態様は、例えば、消化された保留アイコンh11の表示態様と同じであってもよいし、異なってもよい。
図242(c)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄表示領域208aに「装飾2」が停止表示される。なお、中図柄表示領域208bおよび右図柄表示領域208cでは、装飾図柄の変動表示が続いている。
図242(d)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄表示領域208cに「装飾7」が停止表示される。なお、中図柄表示領域208bでは、装飾図柄の変動表示が続いている。
図242(e)に示す装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄表示領域208bに「装飾5」が停止表示され、揺れ変動による仮停止が行われた後、「装飾2−装飾5−装飾7」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。
続いて、図242(f)では、特図1の保留が消化されて保留表示はなくなり、図示しない第1特図表示装置212が図柄変動表示を開始し、装飾図柄表示装置208でも装飾図柄の変動表示が開始されている。
その後、図242(g)に示す装飾図柄表示装置208では、ステップアップ予告が開始されている。ステップアップ予告は、複数種類の表示態様を所定の表示順序で順次切り替えて表示する予告であり、本実施形態におけるステップアップ予告では、各表示態様には、その表示態様のステップ数を表す数字が表示されている。ステップ数の数字の大小は、大当りの信頼度の高低を表す表示になる。例えば、ステップ5まで表示されると、スーパーリーチへの発展が確定し、大当りの可能性が高くなる。ただし、ステップ5まで表示されてもはずれる場合があり、信頼度は100%ではない。なお、ステップ5まで表示された場合には、最終的に大当り図柄が確定表示されるようにしてもよい。ステップ数が大きくなるにつれて、表示の大きさも大きくなる。なお、図242B(g)に示すタイミングでは、ステップ1の表示態様のステップアップ予告SU1が表示されている。このステップアップ予告SU1は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されている。そのため、装飾図柄は、ステップアップ予告SU1によってオーバーラップされていない場合よりもステップアップ予告SU1によってオーバーラップされている場合の方が視認困難となっている。
その後、図242(h)に示すタイミングで、装飾図柄表示装置208では、ステップアップ予告が更新され、ステップ2の表示態様のステップアップ予告SU2が表示されている。ここでも、ステップ2の表示態様のステップアップ予告SU2は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されている。
その後、図242(i)に示すタイミングで、装飾図柄表示装置208では、ステップアップ予告がさらに更新され、ステップ3の表示態様のステップアップ予告SU3が表示されている。ここでも、ステップ3の表示態様のステップアップ予告SU3は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されている。
その後、図242(j)に示すように、装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄表示領域208aに「装飾7」が停止表示される。なお、中図柄表示領域208bおよび右図柄表示領域208cでは、装飾図柄の変動表示が続いている。
図242(k)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄表示領域208cに「装飾7」が停止表示され、リーチ状態が形成される。このとき、装飾図柄表示装置208では、「リーチ」の表示を行い、リーチ状態となったことが報知される。なお、中図柄表示領域208bでは、装飾図柄の変動表示が続いている。
続いて、図242(l)に示すように、装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(討伐リーチ)に発展している様子が示されている。スーパーリーチ状態となると、左図柄表示領域208aおよび右図柄表示領域208cにそれぞれ表示されていた装飾図柄が、左上隅に小さく表示され、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙する画面が表示される。
その後、図242(m)に示すタイミングで、装飾図柄表示装置208では、表示領域の右下部分にミニゲームが表示されるミニゲーム表示領域MN1が形成される。このミニゲーム表示領域MN1は、スーパーリーチの演出表示の少なくとも一部にオーバーラップして表示され、ミニゲーム表示領域MN1が表示されていない場合に比べてスーパーリーチの演出表示が視認困難とされている。この演出例におけるミニゲームでは、演出ボタン136を操作有効期間において連打操作し、最終的に「大吉」を導出させることをミッションとするゲームである。すなわち、この演出例におけるミニゲームは、結果を導出するために複数回の演出ボタン136の操作を要している。図242(m)では、ミニゲームが開始される様子が示されており、ミニゲームにおける遊戯の説明が表示されている。具体的には、ボタン画像136aとともに「連打」の文字が表示され、演出ボタン136の連打操作を促している。また、その下方には、「大吉で激アツ予告かも」の文字表示が行われており、「大吉」が導出されることにより信頼度の高い予告が発生する可能性があることが予告されるという、ミッションの内容とミッション達成の結果の説明が行われている。なお、ミニゲーム表示領域MN1は、枠により区画されないものであってもよい。
その後、図242(n)に示すように、装飾図柄表示装置208のミニゲーム表示領域MN1では、ミニゲームの結果として導出される可能性のある表示である「大吉」の表示が行われる。
続いて、図242(o)に示すように、装飾図柄表示装置208のミニゲーム表示領域MN1では、ミニゲームの結果として導出される可能性のある表示である「中吉」の表示が行われる。この「中吉」の表示は、「大吉」の表示の一部にオーバーラップされている。
続いて、図242(p)に示すように、装飾図柄表示装置208のミニゲーム表示領域MN1では、ミニゲームの結果として導出される可能性のある表示である「小吉」の表示が行われる。この「小吉」の表示は、「中吉」の表示の一部にオーバーラップされている。
その後、図242(q)に示すタイミングで、装飾図柄表示装置208のミニゲーム表示領域MN1では、「小吉」の表示の下方に、ボタン画像136aとともに「連打」の文字が表示され、演出ボタン136による連打操作の受け付けが開始されたことが報知されている。
図242(r)では、遊技者により演出ボタン136の連打操作が行われている様子が示されている。
図242(r)に続く図243(a)では、遊技者により演出ボタン136の連打操作が引き続き行われている様子が示されている。演出ボタン136を所定回数操作すると、ミニゲーム表示領域MN1では、星のエフェクト画像が表示され、連打によって操作回数が増加するにつれて、その数も増加していく。なお、この演出例では、遊技者が演出ボタン136の連打を中断すると、星のエフェクト画像の数が徐々に減少していくが、減少しないようにしてもよい。図243(a)に示されるタイミングでは、ミニゲーム表示領域MN1には、星のエフェクト画像が4つ表示されている。
図243(b)では、遊技者により演出ボタン136の連打操作が引き続き行われている様子が示されている。図243(b)に示されるタイミングでは、ミニゲーム表示領域MN1に星のエフェクト画像が5つ表示され、さらに、所定回数の演出ボタン136の操作が行われたことによって「小吉」の表示が消去され、ミニゲームの結果として「中吉」又は「大吉」が導出される可能性が高くなったことが報知されている。なお、この演出例では、遊技者が演出ボタン136の連打を中断すると、いったん消去された「小吉」の表示が再び表示される場合があるが、いったん消去された場合は再び表示されないようにしてもよい。
図243(c)では、遊技者により演出ボタン136の連打操作が引き続き行われている様子が示されている。図243(c)に示されるタイミングでは、ミニゲーム表示領域MN1に表示されている星のエフェクト画像の数に変更はなく、「大吉」の表示および「中吉」の表示は引き続き行われているが、ボタン画像136と「連打」の文字の表示に換えて、「あと2秒」の文字が表示されており、操作有効期間が残り2秒であることが報知されている。
図243(d)では、遊技者により演出ボタン136の連打操作が引き続き行われている様子が示されている。図243(d)に示されるタイミングでは、ミニゲーム表示領域MN1に表示されている星のエフェクト画像の数に変更はなく、「大吉」の表示および「中吉」の表示は引き続き行われているが、操作有効期間を報知する表示が「あと1秒」とされており、操作有効期間が残り1秒であることが報知されている。
図243(e)では、遊技者により演出ボタン136の連打操作が引き続き行われている様子が示されている。図243(e)に示されるタイミングでは、ミニゲーム表示領域MN1に表示されている星のエフェクト画像の数に変更はなく、操作有効期間を報知する表示も変更はないが、所定回数の演出ボタン136の操作が行われたことによって「中吉」の表示が消去され、ミニゲームの結果として「大吉」が導出される可能性が高くなったことが報知されている。なお、この演出例では、遊技者が演出ボタン136の連打を中断すると、いったん消去された「中吉」の表示が再び表示される場合があるが、いったん消去された場合は再び表示されないようにしてもよい。
図243(f)では、遊技者による演出ボタン136の連打操作が引き続き行われた後、ミニゲーム表示領域MN1においてミニゲームの結果として「大吉」が導出された様子が示されている。すなわち、ミニゲームのミッションが達成されたことが報知される。これにより、遊技者は、激アツ予告が出現する可能性があることが報知される。なお、「大吉」の表示が導出されることにより、激アツ予告が必ず実行されることを予告報知するようにしてもよい。
続いて、図243(g)に示されるタイミングで、ミニゲーム表示領域MN1が消去されると、スーパーリーチ演出が再開される。また、図243(g)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタン予告演出が開始されており、ボタン画像136aが振動及び回転している態様で表示されるとともに、このボタン画像136aとともに「Push」の文字が表示され、演出ボタン136の1回操作を促進している様子が示されている。このとき、演出ボタン136は、例えば、カバー体の内部が回転するとともに振動している。なお、ボタン画像136aが振動のみしている態様で表示する場合があってもよいし、回転のみしている態様で表示する場合があってもよいし、振動も回転もしていない態様で表示する場合があってもよい。この演出例では、ボタン画像136aが振動及び回転している態様で表示された場合は、ボタン画像136aが振動及び回転の少なくともいずれか一方が行われていない態様で表示された場合よりも、最終的に大当り図柄が確定停止しやすいように構成されている。なお、ボタン画像136aについて振動も回転もしない態様でのみ表示するようにしてもよい。このように、本実施形態では、ミニゲームとメインの演出(装飾図柄の変動表示に関する演出)とで、演出ボタン136の操作回数が異なっているということができる。また、この演出例では、ミニゲームでは演出ボタン136の連打操作による演出を行い、メインの演出では演出ボタン136の1回操作による演出を行ったが、ミニゲームにおいてもメインの演出においても演出ボタン136の連打操作による演出が行われるようにしてもよい。
図243(h)における装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ演出が引き続き行われており、演出ボタン136の操作を促進する表示が引き続き行われている様子が示されている。ここで、操作有効期間が開始されると、「Push」の文字表示に換えて、ボタン受付時間メーターMTが表示され、操作有効期間の経過に応じてゲージが減少する態様で表示される。
そして、図243(h)に示されるように、演出ボタン136が操作されると、図243(i)に示されるように、殿様のキャラクタのアップの画像とともに、吹き出しに「勝負じゃ」という文字が配された吹き出し画像を含むカットイン画像が表示される。ここで表示されるカットイン画像は、吹き出しにおける「勝負じゃ」の文字の周囲に番長の顔が多数(例えば、9個)配されてなる強カットイン画像CI1aであり、これは、上述したミニゲームにおいて、「大吉」の表示が導出されてミッションが達成された結果に対応して表示されるものである。
一方、ミニゲームにおいて、「大吉」の表示が導出されずミッションが達成されなかった場合は、図243(i´)に示されるような弱カットイン画像CI1bが表示される。弱カットイン画像CI1bは、強カットイン画像CI1aよりもサイズが小さい画像であり、吹き出しにおける「勝負じゃ」の文字の周囲に番長の顔が配されていない画像である。なお、ミニゲームでミッションが達成されなかった場合でも強カットイン画像CI1aが表示される場合があってもよい。なお、強カットイン画像CI1aも弱カットイン画像CI1bもスーパーリーチ演出にオーバーラップしており、これらのカットイン画像が表示された場合は、これらのカットイン画像が表示されない場合よりも、スーパーリーチ演出が視認困難とされる。また、強カットイン画像CI1a及び弱カットイン画像CI1bは、装飾図柄にオーバーラップされている。
その後、図243(j)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪を倒し、勝利した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄表示領域208bに停止表示する予定の「装飾7」が表示され、「装飾7」−「装飾7」−「装飾7」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。
その後、変動時間が経過するタイミングで、図243(k)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾7−装飾7−装飾7」の装飾図柄の組み合わせが停止表示(確定表示)され、1回の特図の変動遊技が終了する。
この演出例では、ミニゲームではミッションを達成させるために演出ボタン136の連打操作を要求する一方、メインの演出では予告を出現させるために演出ボタン136の1回の操作を要求するものとしたが、ミニゲームでは演出ボタン136の1回の操作を要求し、メインの演出では、演出ボタン136の連打操作を要求するものがあってもよい。
また、この演出例のように、ミニゲームの結果が当該図柄変動表示に係る予告に関するものである場合には、ミニゲームの実行時間は、当該図柄変動表示の実行時間よりも短い実行時間となる。
図244は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるミニゲームの演出の他の一例について段階的に示す図である。以下の図では、括弧書きのアルファベット順に演出が進んでいく様子が示されている。
図244(a)は、図242(j)に続く演出であり、左図柄表示領域208a及び右図柄表示領域208cにそれぞれ「装飾7」が停止表示され、リーチ状態が形成された様子が示されている。このとき、装飾図柄表示装置208では、「リーチ」の表示を行い、リーチ状態となったことが報知される。なお、中図柄表示領域208bでは、装飾図柄の変動表示が続いている。
続いて、図244(b)に示す装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(討伐リーチ)に発展している様子が示されている。スーパーリーチ状態となると、左図柄表示領域208aおよび右図柄表示領域208cにそれぞれ表示されていた装飾図柄が、左上隅に小さく表示され、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙する画面が表示される。
その後、図244(c)に示すタイミングで、装飾図柄表示装置208では、表示領域の右下部分にミニゲーム表示領域MN1が形成される。この演出例におけるミニゲームも、図242〜図243に示して上述した要領で行われる。図244(c)では、ミニゲームが開始される様子が示されており、ミニゲームにおける遊戯の説明が表示されている。具体的には、ボタン画像136aとともに「連打」の文字が表示され、演出ボタン136の連打操作を促している。また、その下方には、「大吉で激アツ予告かも」の文字表示が行われており、「大吉」が導出されることにより信頼度の高い予告が発生する可能性があることが予告されるという、ミッションの内容とミッション達成の結果の説明が行われている。一方、メインの演出でも演出ボタンの操作を要求するボタン操作演出が開始されている。図244(c)に示される装飾図柄表示装置208では、ボタン画像136aが振動及び回転している態様で表示され、このボタン画像136aとともに「Push」の文字が表示され、演出ボタン136の1回操作を促進している様子が示されている。このとき、演出ボタン136は、例えば、カバー体の内部が回転するとともに振動している。なお、ボタン画像136aが振動のみしている態様で表示する場合があってもよいし、回転のみしている態様で表示する場合があってもよいし、振動も回転もしていない態様で表示する場合があってもよい。
その後、図244(d)に示すように、装飾図柄表示装置208のミニゲーム表示領域MN1では、ミニゲームの結果として導出される可能性のある表示である「大吉」の表示が行われる。一方、メインの演出では、メインの演出における操作有効期間が開始しておらず、ボタン受付時間メーターが表示されるが、ゲージは減少しない。これにより、ミニゲーム表示領域MN1におけるミニゲームとメインの演出とに何らかの関連性があることを示唆している。
続いて、図244(e)に示すように、装飾図柄表示装置208のミニゲーム表示領域MN1では、ミニゲームの結果として導出される可能性のある表示である「中吉」の表示が行われる。この「中吉」の表示は、「大吉」の表示の一部にオーバーラップされている。一方、メインの演出では、未だ操作有効期間が開始しておらず、ボタン受付時間メーターの表示態様は変化していない。
続いて、図244(f)に示すように、装飾図柄表示装置208のミニゲーム表示領域MN1では、ミニゲームの結果として導出される可能性のある表示である「小吉」の表示が行われる。この「小吉」の表示は、「中吉」の表示の一部にオーバーラップされている。一方、メインの演出では、相変わらず操作有効期間が開始しておらず、ボタン受付時間メーターの表示態様は変化していない。
その後、図244(g)に示すタイミングで、装飾図柄表示装置208のミニゲーム表示領域MN1では、「小吉」の表示の下方に、ボタン画像136aとともに「連打」の文字が表示され、ミニゲームにおける演出ボタン136による連打操作の受け付けが開始されたことが報知されている。そして、遊技者は、この報知を見て演出ボタン136の連打を開始している。一方、メインの演出では、未だ操作有効期間が開始しておらず、ボタン受付時間メーターの表示態様は変化していない。このように、この演出例では、ミニゲームにおける操作促進表示としてのボタン画像136aとメインの演出における操作促進表示としてのボタン画像136aとが重ねて表示されている。さらに、この演出例では、メインの演出にオーバーラップしているミニゲーム表示領域MN1におけるミニゲームに対するボタン操作が優先して受け付けられている。なお、ミニゲーム表示領域MN1にオーバーラップされているメインの演出に対するボタン操作が優先して受け付けられるようにしてもよい。
図244(h)では、遊技者により演出ボタン136の連打操作が行われている様子が示されている。ミニゲーム表示領域MN1では、演出ボタン136の操作回数に応じて星のエフェクト画像の数が増加していく様子が示されている。図244(h)に示されるタイミングでは、ミニゲーム表示領域MN1には、星のエフェクト画像が4つ表示されている。一方、メインの演出では、未だ操作有効期間が開始しておらず、ボタン受付時間メーターの表示態様は変化していない。
図244(i)では、遊技者により演出ボタン136の連打操作が引き続き行われている様子が示されている。図244(i)に示されるタイミングでは、所定回数の演出ボタン136の操作が行われたことによって「小吉」の表示が消去され、ミニゲームの結果として「中吉」又は「大吉」が導出される可能性が高くなったことが報知されている。なお、ミニゲーム表示領域MN1における星のエフェクト画像の表示数は4つのままである。一方、メインの演出では、未だ操作有効期間が開始しておらず、ボタン受付時間メーターの表示態様は変化していない。
図244(j)では、遊技者により演出ボタン136の連打操作が引き続き行われている様子が示されている。図244(j)に示されるタイミングでは、ミニゲーム表示領域MN1に星のエフェクト画像が5つ表示されている。また、ボタン画像136と「連打」の文字の表示に換えて、「あと2秒」の文字が表示されており、操作有効期間が残り2秒であることが報知されている。一方、メインの演出では、相変わらず操作有効期間が開始しておらず、ボタン受付時間メーターの表示態様は変化していない。
図244(k)では、遊技者による演出ボタン136の連打操作が中断された様子が示されている。すると、ミニゲーム表示領域MN1に表示されている星のエフェクト画像が徐々に消去されていき、図244(k)に示されるタイミングでは、ミニゲーム表示領域MN1における星のエフェクト画像の数が0となった様子が示されている。また、「大吉」の表示および「中吉」の表示は引き続き行われているが、操作有効期間を報知する表示が「あと1秒」とされており、操作有効期間が残り1秒であることが報知されている。
図244(l)は、ミニゲームにおける操作有効期間が経過し、ミニゲーム表示領域MN1においてミニゲームの結果として「中吉」が導出された様子が示されている。すなわち、ミニゲームのミッションが達成されなかったことが報知される。これは、本来、連打操作が継続して行われた場合には、「大吉」が導出されるはずであったが、演出ボタン136の操作回数が不足していることによりミッションが達成されなかったことに起因している。
その後、図244(m)に示されるように、装飾図柄表示装置208では、ミニゲームが終了してミニゲーム表示領域MN1が消去され、スーパーリーチ演出が再開し、ボタン受付時間メーターMTによるゲージの減少表示が開始される。これにより、メインの演出における演出ボタン136の操作の受け付けが開始されたことが報知される。そして、図244(n)に示されるタイミングで演出ボタン136が操作されると、図244(o)に示されるように、弱カットイン画像CI1bが表示される。これは、ミニゲームの導出結果が「大吉」でなかったことに基づいて表示されるものである。このとき、強カットイン画像CI1aが表示される場合があってもよい。なお、強カットイン画像CI1aと弱カットイン画像CI1bのいずれを表示するかを予め決定している場合において、強カットイン画像CI1aを表示することが予め決定されている場合には、図244(o´)に示されるように、ミニゲームにおける演出ボタン136の参加状況(操作状況)に拘らず、決定した通り、強カットイン画像CI1aを表示するようにしてもよい。また、弱カットイン画像CI1bを表示することが予め決定されている場合には、ミニゲームにおける演出ボタン136の参加状況(操作状況)に拘らず、「大吉」の表示が導出しないようにしてもよい。
その後、図244(p)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪を倒し、勝利した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄表示領域208bに停止表示する予定の「装飾7」が表示され、「装飾7」−「装飾7」−「装飾7」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。
その後、変動時間が経過するタイミングで、図244(q)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾7−装飾7−装飾7」の装飾図柄の組み合わせが停止表示(確定表示)され、1回の特図の変動遊技が終了する。このように、当否の結果は予め決定されており、当否の結果に対応した図柄変動表示の結果が導出されるため、その途中の演出については、適宜変更されてもよく、そのため、操作手段(演出ボタン136)の操作状況に応じて出現する予告を変更することができる。
図245は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるミニゲームの演出の他の一例について段階的に示す図である。以下の図では、括弧書きのアルファベット順に演出が進んでいく様子が示されている。
図245(a)は、図242(k)に続く演出であり、装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(討伐リーチ)に発展している様子が示されている。スーパーリーチ状態となると、左図柄表示領域208aおよび右図柄表示領域208cにそれぞれ表示されていた装飾図柄が、左上隅に小さく表示され、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙する画面が表示される。
図245(b)に示される装飾図柄表示装置208では、表示領域の右下部分にミニゲーム表示領域MN1が形成され、このミニゲーム表示領域MN1においてミニゲームが開始される様子が示されている。具体的には、ボタン画像136aとともに「push」の文字が表示され、演出ボタン136の1回操作を促している。また、その下方には、「大吉を出せ 大吉で激アツ出現」の文字表示が行われており、「大吉」が導出されることにより信頼度の高い予告が発生することが予告されるという、ミッションの内容とミッション達成の結果の説明が行われている。
その後、図245(c)に示すように、装飾図柄表示装置208のミニゲーム表示領域MN1では、ミニゲームの結果として導出される可能性のある表示である「大吉」の表示が行われる。
続いて、図245(d)に示すように、装飾図柄表示装置208のミニゲーム表示領域MN1では、ミニゲームの結果として導出される可能性のある表示である「中吉」の表示が行われる。この「中吉」の表示は、「大吉」の表示の一部にオーバーラップされている。
続いて、図245(e)に示すように、装飾図柄表示装置208のミニゲーム表示領域MN1では、ミニゲームの結果として導出される可能性のある表示である「小吉」の表示が行われる。この「小吉」の表示は、「中吉」の表示の一部にオーバーラップされている。
その後、図245(f)に示すタイミングで、装飾図柄表示装置208のミニゲーム表示領域MN1では、「大吉」、「中吉」及び「小吉」の各表示の高速ループ回転を開始する。そして、この高速ループ回転の演出が行われている下方には、ボタン画像136aとともに「push」の文字が表示され、ミニゲームにおける演出ボタン136による1回操作の受け付けが開始されたことが報知されている。一方、メインの演出では、演出ボタンの連打操作を要求するボタン操作演出が開始されている。図245(f)に示される装飾図柄表示装置208では、ボタン画像136aが振動及び回転している態様で表示され、このボタン画像136aとともに「連打」の文字が表示され、演出ボタン136の連打操作を促進している様子が示されている。このとき、演出ボタン136は、例えば、カバー体の内部が回転するとともに振動している。なお、ボタン画像136aが振動のみしている態様で表示する場合があってもよいし、回転のみしている態様で表示する場合があってもよいし、振動も回転もしていない態様で表示する場合があってもよい。このように、この演出例では、メインの演出において演出ボタン136による連打操作を要求する演出が行われ、ミニゲームにおいて演出ボタン136による1回操作を要求する演出が行われている。すなわち、メインの演出における演出ボタン136の操作を要求する回数よりもミニゲームにおける演出ボタン136の操作を要求する回数の方が少ない例が示されているということができる。また、この演出例では、ミニゲームにおける操作促進表示としてのボタン画像136aを含む演出とメインの演出における操作促進表示としてのボタン画像136aを含む演出とが重ねて表示されている。また、ミニゲームにおける操作促進表示としてのボタン画像136aとメインの演出における操作促進表示としてのボタン画像136aとが重ねて表示されてもよい。
その後、図245(g)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ボタン受付時間メーターMTによるゲージの減少表示が開始され、演出ボタン136の操作受付が開始された様子が示されている。この演出例では、メインの演出における演出ボタン136の操作の受け付けと、ミニゲームにおける演出ボタン136の操作の受け付けとが同時に行われている。なお、メインの演出における演出ボタン136の操作の受け付けが開始された後でミニゲームにおける演出ボタン136の操作の受け付けが開始されてもよいし、ミニゲームにおける演出ボタン136の操作の受け付けが開始された後でメインの演出における演出ボタン136の操作の受け付けが開始されてもよい。そして、遊技者は、これを見て演出ボタン136の連打を開始している。なお、この演出例では、メインの演出におけるボタン演出で表示されているボタン画像136aの表示態様と演出ボタン136の状態とが対応しているが、ミニゲーム表示領域MN1に表示されているボタン画像136aの表示態様と演出ボタン136の状態とが異なっている。このように、この演出例では、メインの演出とミニゲームの両方の演出に対して同じ操作手段(演出ボタン136)で操作することができる。そのため、例えば、操作の受け付けが優先される演出が連打操作を要求する演出であり、操作の受け付けが非優先である演出が1回操作を要求する演出である場合、操作手段の連打の勢いで非優先である演出について結果が導出される場合があるし、また、操作の受け付けが優先される演出が1回操作を要求する演出であり、操作の受け付けが非優先である演出が連打操作を要求する演出である場合、連打操作が最初から行われるので、優先される演出についても結果を確実に導出することができる場合がある。
すると、図245(h)に示されように、装飾図柄表示装置208のミニゲーム表示領域MN1では、演出ボタン136による1回目の操作に応答してミニゲームの結果として「大吉」が導出されている様子が示されている。そして、ミニゲームのミッションが達成された旨の「達成」の文字も表示され、その旨が報知されている。すなわち、この演出例では、メインの演出における演出ボタン136の操作の受け付けに優先してミニゲームの演出における演出ボタン136の操作が受け付けられている。一方、遊技者による演出ボタン136の連打操作は継続して行われている。
すると、図245(i)に示すタイミングで、メインの演出における演出ボタンの連打操作に応じて、装飾図柄表示装置208では、弱カットイン画像CI1bが表示される。この演出例では、メインの演出における連打操作演出における操作有効期間中にカットイン画像が表示される様子が示されている。そして、このカットイン画像によりボタン受付時間メーターMTがオーバーラップされており、カットイン画像が表示されていない場合に比べて視認困難な状態とされている。一方、装飾図柄表示装置208の下端縁近傍には、ミニゲームにおけるミッションが達成されたことを報知する「ミッション達成中」の表示が右端から左端にかけてスクロールしている。これにより、演出ボタン136の連打操作を続けることを条件に、強カットイン画像CI1aが表示されることを報知している。なお、遊技者による演出ボタン136の連打操作は依然として継続している。
その後、遊技者による演出ボタン136の連打操作が継続して行われた結果、図245(j)に示すように、装飾図柄表示装置208では、弱カットイン画像CI1bに換えて強カットイン画像CI1aが表示されている様子が示されている。これは、上述したようにしてミニゲームにおけるミッション達成の結果として表示されるものである。なお、この演出例において、演出ボタン136の操作回数に応じて表示態様が変化する連打ゲージを表示するようにしてもよく、例えば、連打ゲージが第一の量に達すると弱カットイン画像CI1bが表示され、満タンになると強カットイン画像CI1aが表示されるようにしてもよい。このとき、強カットイン画像CI1aを表示しないことが予め決定されている場合には、いくら連打操作しても連打ゲージが満タンになることがないようにしてもよい。
上述したようにして強カットイン画像CI1aが表示されると、その後、図245(k)に示すように、装飾図柄表示装置208の下端縁近傍では、「ミッション達成中」の表示に換えて「激アツ予告出現」の表示がおこなわれ、激アツ予告である強カットイン画像CI1aが表示されたことが報知される。
一方、図245(h)に示されるように、ミニゲームのミッションが達成され、その後、図245(i´)に示されるように、演出ボタン136の連打操作により弱カットイン画像CI1bが表示されたが、その後、遊技者が連打操作を中止した場合等によって演出ボタン136の操作回数が不足している場合には、図245(j´)に示されるように、弱カットイン画像CI1bが表示されたままとなる場合がある。すなわち、この演出例のように、ミッションが達成されたにもかかわらず、演出ボタン136の操作状況によっては、激アツ予告が出現しない法則崩れが発生する場合があってもよい。なお、ミニゲームのミッションの達成に整合させるため、演出ボタン136の操作状況いかんにかかわらず、強カットイン画像CI1aが表示されるようにしてもよいし、強カットイン画像CI1aに換えて他の激アツ予告を表示するようにしてもよい。また、メインの演出において連打操作されなかった場合には、強カットイン画像CI1aも弱カットイン画像CI1bも表示しないようにしてもよい。
その後、図245(l)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪を倒し、勝利した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄表示領域208bに停止表示する予定の「装飾7」が表示され、「装飾7」−「装飾7」−「装飾7」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。
その後、変動時間が経過するタイミングで、図245(m)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾7−装飾7−装飾7」の装飾図柄の組み合わせが停止表示(確定表示)され、1回の特図の変動遊技が終了する。
このように、この演出例では、ミッションが達成されたことが強カットイン画像CI1aの表示条件の一つとなっており、演出ボタン136の操作回数が所定の回数よりも少ない場合には強カットイン画像CI1aが表示されず弱カットイン画像CI1bが表示され、演出ボタン136の操作回数が所定の回数以上となった場合には、強カットイン画像CI1aが表示されるようになっている。なお、この演出例では、強カットイン画像CI1aと弱カットイン画像CI1bのいずれを表示可能とするかを予め決定しておいて、強カットイン画像CI1aを表示可能とすると決定した場合に、ミニゲームにおいて「大吉」の表示を導出可能に構成されている。また、弱カットインCI1bのみを表示可能とすると決定した場合には、ミニゲームにおいて「大吉」の表示を導出しないように構成されている。また、この演出例では、メインの演出におけるボタン連打操作演出において、演出ボタン136が少なくとも弱カットインCI1bを表示するのに必要な回数の操作がなかった場合には、カットイン画像を表示しないようにしてもよい。また、ミニゲームにおいて演出ボタン136が操作されなかった場合には、メイン演出におけるボタン連打操作演出において演出ボタン136を連打したとしてもカットイン画像を表示しないようにしてもよいし、弱カットイン画像CI1bは表示可能であるが強カットイン画像CI1aは表示しないようにしてもよい。
図246は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるミニゲームの演出の他の一例について段階的に示す図である。以下の図では、括弧書きのアルファベット順に演出が進んでいく様子が示されている。
図246(a)は、図242(j)に続く演出であり、左図柄表示領域208a及び右図柄表示領域208cにそれぞれ「装飾7」が停止表示され、リーチ状態が形成された様子が示されている。このとき、装飾図柄表示装置208では、「リーチ」の表示を行い、リーチ状態となったことが報知される。なお、中図柄表示領域208bでは、装飾図柄の変動表示が続いている。
続いて、図246(b)に示す装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(討伐リーチ)に発展している様子が示されている。スーパーリーチ状態となると、左図柄表示領域208aおよび右図柄表示領域208cにそれぞれ表示されていた装飾図柄が、左上隅に小さく表示され、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙する画面が表示される。
その後、図246(c)に示すタイミングで、装飾図柄表示装置208では、表示領域の右下部分にミニゲーム表示領域MN1が形成される。図246(c)では、ミニゲームが開始される様子が示されており、ミニゲームにおける遊戯の説明が表示されている。具体的には、ボタン画像136aとともに「連打で大吉を出せ」の文字が表示され、演出ボタン136の連打操作を促している。なお、図246(c)に示されるミニゲーム表示領域MN1に表示されるボタン画像136aは、図242(m)に示されるミニゲーム表示領域MN1に表示されるボタン画像136aよりも大きいサイズとなっているが、同じサイズであってもよい。また、小サイズのボタン画像136aと大サイズのボタン画像136aとを選択的に表示してもよく、表示されたボタン画像136aの大きさにより、ミッション達成の信頼度を異ならせるようにしてもよい。すなわち、大サイズのボタン画像136aが表示された場合は、小サイズのボタン画像136aが表示された場合よりも、ミッション達成しやすいようにしてもよい。また、その下方には、「大吉で強カットイン発生」の文字表示が行われており、「大吉」が導出されることにより大当りの信頼度の高い強カットイン予告が発生することが予告されるという、ミッションの内容とミッション達成の結果の説明が行われている。
その後、ミニゲーム表示領域MN1に表示されたミニゲームの遊戯の説明が消去されて、図246(d)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ミニゲームの結果として導出される可能性のある表示である「大吉」、「中吉」、「小吉」の各表示がこの順番で表示され、「大吉」の表示が「中吉」の表示にオーバーラップされ、「中吉」の表示が「小吉」の表示にオーバーラップされるように表示される。
その後、図246(e)に示すタイミングで、装飾図柄表示装置208のミニゲーム表示領域MN1では、「小吉」の表示の下方に、ボタン画像136aとともに「連打」の文字が表示され、演出ボタン136による連打操作の受け付けが開始されたことが報知されている。また、ミニゲーム表示領域MN1の左側には、ボタン受付時間メーターMTが表示され、演出ボタン136の操作受付期間の経過に応じてゲージが減少する態様で表示される。この演出例では、ミニゲームに関する表示をミニゲーム表示領域MN1以外の領域においても行われている様子が示されている。
図246(f)〜同図(g)は、ミニゲームにおける演出ボタン136の操作受付期間において演出ボタン136が連打し続けている様子が示されている。ミニゲーム表示領域MN1では、演出ボタン136の連打回数に応じて星のエフェクト画像の数が増大していく。
その後、演出ボタン136の操作有効期間が経過すると、演出ボタン136の連打回数に応じた結果が導出される。図246(h)に示す例では、ミニゲームの結果として「大吉」が導出されるとともに、その下方には「ミッション達成」の文字が表示され、ミニゲームのミッションが達成されたことが報知されている。
その後、図246(i)に示す装飾図柄表示装置208では、カットイン予告として強カットイン画像CI1aが表示されている。これにより、大当りの信頼度が高いことが報知される。この強カットイン画像CI1aの表示は、上述したミニゲームの結果、「大吉」が導出されてミッションが達成された結果によるものである。
その後、図246(j)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪を倒し、勝利した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄表示領域208bに停止表示する予定の「装飾7」が表示され、「装飾7」−「装飾7」−「装飾7」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。
その後、変動時間が経過するタイミングで、図246(k)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾7−装飾7−装飾7」の装飾図柄の組み合わせが停止表示(確定表示)され、1回の特図の変動遊技が終了する。
一方、図246(e)に示されるタイミングで演出ボタン136による連打操作の受け付けが開始された後、図246(f´)〜同図(g´)に示すように、演出ボタン136の操作回数が、事前に決定された回数に満たない状態で演出ボタン136の操作有効期間が経過した場合には、図246(h´)に示すように、ミニゲーム表示領域MN1では、ミニゲームの結果として「小吉」が導出されるとともに、その下方には「ミッション失敗」の文字が表示され、ミニゲームのミッションが達成されなかったことが報知される。なお、ミニゲームの結果が当否判定の結果に基づいて予め決定されていてもよい。
その後、図246(i´)に示す装飾図柄表示装置208では、カットイン予告として弱カットイン画像CI1bが表示されている。これにより、強カットイン画像CI1aが表示される場合よりも大当りの信頼度が低いことが報知される。この弱カットイン画像CI1bの表示は、上述したミニゲームの結果、「小吉」が導出されてミッションが達成されなかった結果によるものである。
その後、図246(j´)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪に敗れ、敗北した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄表示領域208bに停止表示する予定の「装飾6」が表示され、「装飾7」−「装飾6」−「装飾7」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。
その後、変動時間が経過するタイミングで、図246(k´)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾7−装飾6−装飾7」の装飾図柄の組み合わせが停止表示(確定表示)され、1回の特図の変動遊技が終了する。
図247は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるミニゲームの演出の他の一例について段階的に示す図である。以下の図では、括弧書きのアルファベット順に演出が進んでいく様子が示されている。
図247(a)は、図242(d)に続く演出であり、装飾図柄表示装置208では、ハズレの装飾図柄の組み合わせである「装飾2−装飾5−装飾7」が停止表示されている。また、特図1の保留を表す、1番目の特図1の保留アイコンh11はサボハニの表示態様で表示されており、すなわち、先読み予告の表示態様で表示されている。
続いて、図247(b)では、特図1の保留が消化されて保留表示はなくなり、図示しない第1特図表示装置212が図柄変動表示を開始し、装飾図柄表示装置208でも装飾図柄の変動表示が開始されている。
その後、図247(c)に示される装飾図柄表示装置208では、メインの演出としてのミッションが開始された様子が示されている。具体的には、装飾図柄表示装置208の表示領域の上方に「ミッション発動」の文字が表示され、ミッションが開始されたことを報知している。また、表示領域の下端縁には、番長の顔の画像とともに「カットインを出せ」「出れば大当り」が表示され、ミッションの内容が報知されている。すなわち、ミッション中において番長の顔の画像が出現すればミッション達成となり、大当り確定となることが報知されている。
その後、図247(d)に示すように、装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄表示領域208aに「装飾7」が停止表示される。なお、中図柄表示領域208bおよび右図柄表示領域208cでは、装飾図柄の変動表示が続いている。また、装飾図柄表示装置208の表示領域の左下隅部には、ミッションが継続している旨の「ミッション中」の表示が行われている。
図247(e)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄表示領域208cに「装飾7」が停止表示され、リーチ状態が形成される。このとき、装飾図柄表示装置208では、「リーチ」の表示を行い、リーチ状態となったことが報知される。なお、中図柄表示領域208bでは、装飾図柄の変動表示が続いている。また、「ミッション中」の表示も継続して行われている。
続いて、図247(f)に示すように、装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(討伐リーチ)に発展する表示が行われる。スーパーリーチ状態となると、左図柄表示領域208aおよび右図柄表示領域208cにそれぞれ表示されていた装飾図柄が、左上隅に小さく表示され、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙する画面が表示される。なお、スーパーリーチに発展した後も、「ミッション中」の表示は継続して行われている。
その後、図247(g)に示すタイミングで、装飾図柄表示装置208では、表示領域の右下部分にミニゲーム表示領域MN1が形成され、ミニゲームが開始される様子が示されている。この演出例では、メインの演出としてのミッションと、ミニゲームにおけるミッションとが同時に行われている様子が示されている。換言すれば、メインの演出としてのミッションにミニゲームのミッションが重ねて行われている様子が示されている。ここで、この演出例では、ミッションが開始された後でミニゲームが開始されているが、ミニゲームが開始した後でミッションが開始されてもよい。なお、図247(g)〜同図(l)に示される演出は、ミッション中であることを示す「ミッション中」の表示が行われていること以外は、図246(c)〜同図(h)と同様なので、詳しい説明については省略する。なお、図247(j)〜同図(k)に示す装飾図柄表示装置208では、「ミッション中」の表示の一部がボタン受付時間メーターMTにオーバーラップされており、ボタン受付時間メーターMTにオーバーラップされていない場合よりも「ミッション中」の表示が視認困難とされている。
図247(l)に示されるように、ミニゲームの結果として「大吉」が導出され、ミッションが達成された後、図247(m)に示すタイミングで、装飾図柄表示装置208では、カットイン予告として強カットイン画像CI1aが表示される。この強カットイン画像CI1aの表示は、上述したミニゲームの結果、「大吉」が導出されてミッションが達成された結果によるものである。なお、強カットイン画像CI1aの表示中もミッションが継続しており、「ミッション中」の表示が継続して行われているが、強カットイン画像CI1aにオーバーラップされており、強カットイン画像CI1aにオーバーラップされていない場合よりも視認困難とされている。
強カットイン画像CI1aは、上述したように、「勝負じゃ」の文字の周囲に番長の顔が多数配されてなる吹き出しを含む画像である。そのため、メインの演出におけるミッションである番長の顔の出現が達成されたことにより、図247(n)に示す装飾図柄表示装置208では、「ミッション達成」の文字表示が強カットイン画像CI1aにオーバーラップして表示される。すなわち、メインの演出におけるミッションが達成されたことにより、大当りが確定することが報知されている。換言すれば、この演出例では、メインの演出におけるミッションが、強カットイン画像CI1aの出現により達成されているということができる。
その後、図247(o)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪を倒し、勝利した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄表示領域208bに停止表示する予定の「装飾7」が表示され、「装飾7」−「装飾7」−「装飾7」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。
その後、変動時間が経過するタイミングで、図247(p)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾7−装飾7−装飾7」の装飾図柄の組み合わせが停止表示(確定表示)され、1回の特図の変動遊技が終了する。
図248は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるミニゲームの演出の他の一例について段階的に示す図である。以下の図では、括弧書きのアルファベット順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図248(a)〜同図(k)は、図247(a)〜同図(k)と同様であるので、説明を省略する。
図248(l)に示されるように、ミニゲームの結果として「小吉」が導出された場合には、その下方には「ミッション失敗」の文字が表示され、ミニゲームのミッションが達成されなかったことが報知される。なお、この演出例では、当否判定の結果がハズレであり、そのため、ミニゲームのミッションが達成されると、強カットイン画像CI1aを表示しなければならなくなるので、この演出例では、ミニゲームにおける演出ボタン136の操作回数に拘らず、「大吉」以外が必ず導出されるように予め決定される。
その後、図248(m)に示すタイミングで、装飾図柄表示装置208では、カットイン予告として弱カットイン画像CI1bが表示される。この弱カットイン画像CI1bの表示は、上述したミニゲームの結果、ミッションが達成されなかったことによるものである。なお、弱カットイン画像CI1bの表示中もミッションが継続しており、「ミッション中」の表示が継続して行われているが、弱カットイン画像CI1bにオーバーラップされており、弱カットイン画像CI1bにオーバーラップされていない場合よりも視認困難とされているものの、弱カットイン画像CI1bのサイズは強カットイン画像CI1aのサイズよりも小さいので、「ミッション中」の表示は、強カットイン画像CI1aによってオーバーラップされる場合よりも弱カットイン画像CI1bにオーバーラップされた場合の方が視認しやすくなっている。
弱カットイン画像CI1bは、上述したように、番長の顔が含まれていない画像である。そのため、メインの演出におけるミッションである番長の顔の出現が達成されなかったことにより、図248(n)に示す装飾図柄表示装置208では、「ミッション失敗」の文字表示が弱カットイン画像CI1bにオーバーラップして表示される。すなわち、この演出例では、メインの演出におけるミッションが、弱カットイン画像CI1bの出現により達成されなかったということができる。
その後、図248(o)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪に敗れ、敗北した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄表示領域208bに停止表示する予定の「装飾6」が表示され、「装飾7」−「装飾6」−「装飾7」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。
その後、変動時間が経過するタイミングで、図248(p)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾7−装飾6−装飾7」の装飾図柄の組み合わせが停止表示(確定表示)され、1回の特図の変動遊技が終了する。
図249は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるミニゲームの演出の他の一例について段階的に示す図である。以下の図では、括弧書きのアルファベット順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図249(a)〜同図(i)は、図247(a)〜同図(i)と同様であるので、説明を省略する。
図249(i)に示されるタイミングでミニゲームにおける演出ボタン136による連打操作の受け付けが開始された後、図249(j)〜同図(k)に示すように、演出ボタン136の操作回数が、事前に決定された回数に満たない状態で演出ボタン136の操作有効期間が経過した場合には、図249(l)に示すように、ミニゲーム表示領域MN1では、ミニゲームの結果として「小吉」が導出されるとともに、その下方には「ミッション失敗」の文字が表示され、ミニゲームのミッションが達成されなかったことが報知される。なお、この演出例では、当否判定の結果が大当りであり、この結果に基づき、ミニゲームの結果として「大吉」を導出可能に決定されている。しかしながら、演出ボタン136の操作回数が、事前に決定された回数に満たないで操作有効期間が経過したため、「大吉」を導出せず、「小吉」が導出されることとなる。なお、ミニゲームが開始したが一度も演出ボタン136の操作がなかった場合には、「大吉」を導出可能に決定された場合であっても、ミニゲームの結果が導出されないようにしてもよい。また、「大吉」を導出可能に決定された場合には、演出ボタン136の操作回数が足りず、あるいは、演出ボタン136の操作がなかった場合でも、「大吉」を導出するようにしてもよい。
その後、図249(m)に示すタイミングで、装飾図柄表示装置208では、カットイン予告として弱カットイン画像CI1bが表示される。この弱カットイン画像CI1bの表示は、上述したミニゲームの結果、ミッションが達成されなかったことによるものである。なお、弱カットイン画像CI1bの表示中もミッションが継続しており、「ミッション中」の表示が継続して行われているが、弱カットイン画像CI1bにオーバーラップされており、弱カットイン画像CI1bにオーバーラップされていない場合よりも視認困難とされているものの、弱カットイン画像CI1bのサイズは強カットイン画像CI1aのサイズよりも小さいので、「ミッション中」の表示は、強カットイン画像CI1aによってオーバーラップされる場合よりも弱カットイン画像CI1bにオーバーラップされた場合の方が視認しやすくなっている。なお、ミッションの結果が導出されなかった場合にも、弱カットイン画像CI1bが表示されるようにしてもよい。
弱カットイン画像CI1bは、上述したように、番長の顔が含まれていない画像である。そのため、メインの演出におけるミッションである番長の顔の出現が達成されなかったことにより、図249(n)に示す装飾図柄表示装置208では、「ミッション失敗」の文字表示が弱カットイン画像CI1bにオーバーラップして表示される。すなわち、この演出例では、メインの演出におけるミッションが、弱カットイン画像CI1bの出現により達成されなかったということができる。
しかしながら、この演出例では、当否判定の結果が大当りであるので、図249(o)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪を倒し、勝利した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄表示領域208bに停止表示する予定の「装飾7」が表示され、「装飾7」−「装飾7」−「装飾7」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。
その後、変動時間が経過するタイミングで、図249(p)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾7−装飾7−装飾7」の装飾図柄の組み合わせが停止表示(確定表示)され、1回の特図の変動遊技が終了する。すなわち、この演出例では、ミニゲームにおいて演出ボタン136の操作回数が不足しており、ミニゲームのミッションは失敗となり、そのため、これに関係するメインの演出のミッションも達成できないにもかかわらず、当否判定の結果にしたがって大当り図柄が確定表示される様子が示されている。
図250は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるミニゲームの演出の他の一例について段階的に示す図である。以下の図では、括弧書きのアルファベット順に演出が進んでいく様子が示されている。図250に示される演出例では、装飾図柄表示装置208の他、演出可動体224の様子も示されている。
図250(a)は、図242(k)に続く演出であり、装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(討伐リーチ)に発展している様子が示されている。スーパーリーチ状態となると、左図柄表示領域208aおよび右図柄表示領域208cにそれぞれ表示されていた装飾図柄が、左上隅に小さく表示され、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙する画面が表示される。
その後、図250(b)に示される装飾図柄表示装置208では、メインの演出として演出ボタン136の連打操作を要求するボタン操作演出が開始されている。図250(b)に示される装飾図柄表示装置208では、ボタン画像136aが振動及び回転している態様で表示され、このボタン画像136aとともに「連打」の文字が表示され、演出ボタン136の連打操作を促進している様子が示されている。このとき、演出ボタン136は、例えば、カバー体の内部が回転するとともに振動している。
その後、図250(c)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ボタン受付時間メーターMTによるゲージの減少表示が開始され、メインの演出における演出ボタン136の操作受付が開始された様子が示されている。そして、遊技者は、これを見て演出ボタン136の連打を開始する。
その後、図250(d)に示される装飾図柄表示装置208では、表示領域の右下部分にミニゲーム表示領域MN1が形成され、このミニゲーム表示領域MN1においてミニゲームが開始される様子が示されている。具体的には、ボタン画像136aとともに「push」の文字が表示され、演出ボタン136の1回操作を促している。また、その下方には、「大吉で激アツ予告かも」の文字表示が行われており、「大吉」が導出されることにより信頼度の高い予告が発生する可能性があることが予告されるという、ミニゲームにおけるミッションの内容とミッション達成の結果の説明が行われている。このように、この演出例では、ミニゲームが開始されるよりも前にメインの演出におけるミッション演出が開始されている。なお、ボタン受付時間メーターMTは、メインの演出における演出ボタン136の操作受付期間が開始してからの時間に応じて表示態様が変化している。
その後、図250(e)に示すように、装飾図柄表示装置208のミニゲーム表示領域MN1では、ミニゲームの結果として導出される可能性のある表示である「大吉」の表示が行われる。なお、遊技者による演出ボタン136の連打操作は継続して行われている。
続いて、図250(f)に示すように、装飾図柄表示装置208のミニゲーム表示領域MN1では、ミニゲームの結果として導出される可能性のある表示である「中吉」の表示が行われる。この「中吉」の表示は、「大吉」の表示の一部にオーバーラップされている。また、図250(f)に示されるタイミングでは、演出可動体224の前腕部224bが可動し、ミニゲーム表示領域MN1にオーバーラップしている。なお、この演出例では、演出可動体224は、例えば、大当り予告として動作しているが、例えば、演出可動体224が動作することにより、ミニゲームにおけるミッション達成の可能性が高いことを予告するようにしてもよいし、メインの演出におけるミッション達成の可能性が高いことを予告するようにしてもよい。なお、遊技者による演出ボタン136の連打操作は継続して行われている。
続いて、図250(g)に示すように、装飾図柄表示装置208のミニゲーム表示領域MN1では、ミニゲームの結果として導出される可能性のある表示である「小吉」の表示が行われる。この「小吉」の表示は、「中吉」の表示の一部にオーバーラップされている。また、この「小吉」の表示は、演出可動体224の前腕部224bにオーバーラップされており、視認困難とされている。一方、メインの演出における演出ボタン136の連打操作の演出も継続して行われており、図250(g)に示す装飾図柄表示装置208では、メインの演出における演出ボタン136の連打操作に応じて、弱カットイン画像CI1bが表示される。この演出例では、メインの演出における連打操作演出における操作有効期間中にカットイン画像が表示される様子が示されている。この演出例では、弱カット画像CI1は、ボタン画像136aやボタン受付時間メーターMTにオーバーラップしないように、これらの左側に小さいサイズで表示されている。なお、遊技者による演出ボタン136の連打操作は依然として継続している。
その後、図250(h)に示すタイミングで、装飾図柄表示装置208のミニゲーム表示領域MN1では、「大吉」、「中吉」及び「小吉」の各表示の高速ループ回転を開始する。そして、この高速ループ回転の演出が行われている下方には、ボタン画像136aとともに「push」の文字が表示され、ミニゲームにおける演出ボタン136による1回操作の受け付けが開始されたことが報知されている。なお、このミニゲームの表示は、演出可動体224の上腕部224bにオーバーラップされており、視認困難となっている。一方、メインの演出では、演出ボタンの連打操作を要求するボタン操作演出が継続している。また、この演出例では、ミニゲームにおける操作促進表示としてのボタン画像136aを含む演出とメインの演出における操作促進表示としてのボタン画像136aを含む演出とが重ねて表示されている。ここでも、遊技者による演出ボタン136の連打操作は依然として継続しているが、ミニゲームにおける演出ボタン136による1回操作の受け付けが開始されると、演出ボタン136の操作がメインの演出における演出ボタン136の操作に優先してミニゲームにおける演出ボタン136の操作として受け付けられるので、例えば、一点鎖線で囲まれたタイミングで操作された演出ボタン136に応答して、ミニゲームの結果が導出されるように構成されている。なお、演出ボタン136の1回の操作でメインの演出における演出ボタン136の操作としても受け付けられ、ミニゲームにおける演出ボタン136の操作としても受け付けられるようにしてもよい。
その結果、図250(i)に示すように、装飾図柄表示装置208のミニゲーム表示領域MN1では、演出ボタン136による1回の操作に応答してミニゲームの結果として「大吉」が導出されている様子が示されている。そして、ミニゲームのミッションが達成された旨の「達成」の文字も表示され、その旨が報知されている。しかしながら、ミニゲーム表示領域MN1が演出可動体224の前腕部224bにオーバーラップされているので、「達成」の文字が視認困難とされている。なお、図250(i)に示されるタイミングでは、メインの演出における演出ボタン136の操作受付期間が経過しており、遊技者は演出ボタン136の連打操作を終了している。
その後、図250(j)に示すように、メインの演出におけるミッションが終了すると、弱カットイン画像CI1bが表示領域の中央に移動する。すなわち、弱カットイン画像CI1bの表示が、メインの演出におけるミッションの結果として導出されている。また、図250(j)に示されるタイミングでは、演出可動体224の前腕部224bは、初期位置に移動している。そのため、ミニゲーム表示領域MN1へのオーバーラップが解消し、ミニゲームのミッションが達成された旨の「達成」の文字も視認容易とされている。なお、メインの演出におけるミッションが終了して弱カットイン画像CI1bが表示領域の中央に移動するタイミングと、演出可動体224の前腕部224bが初期位置に移動するタイミングとが同じであってもよいし、メインの演出におけるミッションが終了して弱カットイン画像CI1bが表示領域の中央に移動した後で、演出可動体224の前腕部224bが初期位置に移動してもよいし、演出可動体224の前腕部224bが初期位置に移動した後で、メインの演出におけるミッションが終了して弱カットイン画像CI1bが表示領域の中央に移動してもよい。
その後、図250(k)に示される装飾図柄表示装置208では、弱カットイン画像CI1bに換えて強カットイン画像CI1aが表示されている様子が示されている。これは、上述したようにしてミニゲームにおけるミッション達成の結果として表示されるものである。ここで、強カットイン画像CI1aのサイズは、弱カットイン画像CI1bのサイズよりも大きいサイズとなっている。また、強カットイン画像CI1aは、ミニゲーム表示領域MN1の一部にオーバーラップしている。なお、弱カットイン画像CI1bが表示された場合でも、メインの演出における演出ボタン136の操作回数が不足している場合には、ミニゲームにおけるミッションが達成された場合でも、強カットイン画像CI1aの表示は行われないが、弱カットイン画像CI1bが表示された場合には、演出ボタン136の操作回数に拘らずミニゲームにおけるミッションが達成された場合には、強カットイン画像CI1aの表示を行うようにしてもよい。
その後、図250(l)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪を倒し、勝利した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄表示領域208bに停止表示する予定の「装飾7」が表示され、「装飾7」−「装飾7」−「装飾7」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。その後は、変動時間が経過するタイミングで、「装飾7−装飾7−装飾7」の装飾図柄の組み合わせが停止表示(確定表示)され、1回の特図の変動遊技が終了する。
続いて、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行される演出の他の具体例について、図251〜図255を参照しながら説明する。
図251〜図255は、本実施形態に適用可能なパチンコ機100の装飾図柄表示装置を中心とした演出の変形例を段階的に示す図である。なお、図251〜図255においても、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普図表示装置210、第1特図保留ランプ218、第2特図保留ランプ220、普図保留ランプ216及び第4図柄表示装置284aについては、図示を省略している。また、図251〜図255では、1つの装飾図柄表示装置208を備えて構成されたパチンコ機100が示されている。なお、上述した実施形態のように、複数の装飾図柄表示装置を備えたものであってもよい。また、装飾図柄表示装置208の前面側に、上述した透明の導光板ILを配置してもよい。
図251は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるミニゲームの演出の他の一例について段階的に示す図である。以下の図では、括弧書きのアルファベット順に演出が進んでいく様子が示されている。図251に示される演出例では、装飾図柄表示装置208の他、演出ボタン136と操作キーユニット137の様子も示されている。
図251(a)は、装飾図柄の変動表示中にミニゲームが開始されている様子が示されている。この演出例では、ミニゲームが領域によって区画されないで行われている。ミニゲームが開始されると、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄は、左上隅に小さく表示され、表示領域の下方左右には、右宝箱画像BXRと左宝箱画像BXLとが左右に並べて表示されている。また、表示領域の略中央には、「吉宗が出ればSPリーチ」と表示されており、宝箱から主人公の殿様が出現すると、スーパーリーチ(SPリーチ)に移行することが報知されている。また、表示領域の上方には、「十字キーで選択」「ボタンで決定」と表示されており、操作キーユニット137で宝箱を選択して演出ボタン136で選択した宝箱を開ける宝箱として決定することができることが報知されている。すなわち、この演出例では、複数の操作手段を用いたミニゲームが行われる様子が示されている。また、この演出例では、装飾図柄変動表示に関する演出よりも広い領域を使用してミニゲームが行われている様子が示されている。
その後、図251(b)に示される装飾図柄表示装置208では、演出ボタン136及び操作キーユニット137の操作受付期間が開始された様子が示されている。具体的には、装飾図柄表示装置208では、左宝箱画像BXLを囲むようにしてカーソルCSLが表示されており、このカーソルCSLに囲まれた宝箱が選択中の宝箱であることが示されている。また、表示領域の中央右側には、操作有効期間の残り時間が示されており、図251(b)に示されるタイミングでは、操作有効期間が残り3秒であることを示す「3」が表示されている。また、図251(b)では、遊技者により操作キーユニット137の右ボタンが操作されている様子も示されている。
すると、図251(c)に示される装飾図柄表示装置208では、左宝箱画像BXLを囲んでいたカーソルCSLが右宝箱画像BXRに移動し、右宝箱画像BXRを囲んでいる様子が示されている。なお、操作有効期間の残り時間の表示は「2」となっており、操作有効期間が残り2秒であることが示されている。
その後、図251(d)に示されるタイミングで、遊技者によって演出ボタン136が操作されると、図251(e)に示すように、選択された右宝箱画像BXRが開ける宝箱として決定され、右宝箱画像BXRがカーソルCSLとともに拡大表示される一方、選択されなかった左宝箱画像BXLは縮小表示される。なお、図251(d)に示される装飾図柄表示装置では、操作有効期間の残り時間の表示は「1」となっており、操作有効期間が残り1秒であることが示されている。また、遊技者によって演出ボタン136が操作されて開ける宝箱の決定操作が行われた後、操作有効期間が経過したときに開ける宝箱が確定する表示を行うようにしてもよい。また、演出ボタン136による操作が行われることなく操作有効期間が経過した場合に、カーソルCSLによって選択されている宝箱を開ける宝箱として決定するようにしてもよいし、演出ボタン136による操作が行われることなく操作有効期間が経過した場合には、いずれの宝箱も選択されず、宝箱を開けないようにしてもよい。これによれば、遊技者に対して演出ボタン136や操作キーユニット137といった操作手段に対する操作意欲を向上させることができる場合がある。
その後、図251(f)に示す装飾図柄表示装置208では、右宝箱画像BXRから主人公の殿様のキャラクタYSMが出現し、ミニゲームのミッションが達成された様子が示されている。これにより、SPリーチに移行することが予告される。なお、主人公の殿様のキャラクタYSMの出現により先読み予告が行われてもよい。
その後、図251(g)に示すように、装飾図柄表示装置208では、左図柄表示領域208aと右図柄表示領域208cにそれぞれ「装飾7」の装飾図柄が停止表示してリーチ状態が形成される。このとき、装飾図柄表示装置208では、「リーチ」の表示を行い、リーチ状態となったことが報知される。なお、中図柄表示領域208bでは、装飾図柄の変動表示が続いている。
その後、図251(h)に示され装飾図柄表示装置208では、SPリーチに発展する様子が示されている。このように、この演出例では、当否判定の結果に基づいて決定された装飾図柄の変動パターンがSPリーチに移行するものである場合には、SPリーチに移行する前に行われるミニゲームにおいて、SPリーチに移行することを予告する主人公の殿様のキャラクタYSMを表示可能に構成されている。これにより、ミニゲームで殿様のキャラクタYSMを出現させることで、SPリーチへの移行を予告することができる場合がある。
なお、この演出例において、SPリーチへの移行が予め決定されている場合は、右宝箱画像BXRと左宝箱画像BXLのいずれを選択しても殿様のキャラクタYSMが出現し、SPリーチへ移行しないことが予め決定されている場合は、右宝箱画像BXRと左宝箱画像BXLのいずれを選択しても殿様のキャラクタYSMが出現しないように構成してもよい。また、SPリーチへの移行が予め決定されていることを条件に、右宝箱画像BXRと左宝箱画像BXLのいずれを当りとするかをランダムに決定し、当りと決定された宝箱画像が選択された場合に殿様のキャラクタYSMが出現するように構成してもよい。また、SPリーチを実行可能な変動時間が選択された場合において、右宝箱画像BXRと左宝箱画像BXLのいずれを当りとするかランダムに決定し、当りと決定された宝箱画像が選択された場合に殿様のキャラクタYSMが出現するように構成し、殿様のキャラクタYSMが出現した場合には、その後、SPリーチに発展するが、殿様のキャラクタYSMが出現しなかった場合には、その後、SPリーチに発展せず、変動時間が経過するまでノーマルリーチ等のSPリーチよりも大当りの信頼度の低いリーチを行うように構成されてもよい。また、宝箱画像を選択したタイミングで殿様のキャラクタYSMを出現させるか否をランダムで抽選するようにしてもよい。また、殿様のキャラクタYSMが出現してもSPリーチに移行しない場合があってもよく、この場合は、法則崩れとして、最終的に大当り図柄が確定表示されるようにしてもよい。
図252は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるミニゲームの演出の他の一例について段階的に示す図である。以下の図では、括弧書きのアルファベット順に演出が進んでいく様子が示されている。図252に示される演出例では、装飾図柄表示装置208の他、演出ボタン136と操作キーユニット137の様子も示されている。
図252(a)は、装飾図柄の変動表示中にミニゲームが開始されている様子が示されている。ミニゲームが開始されると、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄は、左上隅に小さく表示され、表示領域の下方左右には、右宝箱画像BXRと左宝箱画像BXLとが左右に並べて表示されている。また、表示領域の略中央には、「吉宗が出ればSPリーチ」と表示されており、宝箱から主人公の殿様が出現すると、スーパーリーチ(SPリーチ)に移行することが報知されている。また、表示領域の上方には、「十字キーで選択」「ボタンで決定」と表示されており、操作キーユニット137で宝箱を選択して演出ボタン136で選択した宝箱を開ける宝箱として決定することができることが報知されている。また、図252(a)に示される装飾図柄表示装置208では、右宝箱画像BXRと左宝箱画像BXLとの間にカーソルCSLが表示されており、いずれの宝箱画像も選択されていない態様で表示されている。
その後、図252(b)に示される装飾図柄表示装置208では、演出ボタン136及び操作キーユニット137の操作受付期間が開始されて、表示領域の中央右側に、操作有効期間の残り時間が表示される。図252(b)に示されるタイミングでは、操作有効期間が残り3秒であることを示す「3」が表示されている。
図252(c)に示されるタイミングでは、演出ボタン136及び操作キーユニット137の操作受付が開始されてからいずれの操作も行われない状態で、装飾図柄表示装置208における操作有効期間の残り時間の表示が「2」となり、操作有効期間が残り2秒である様子が示されている。そのため、カーソルCSLは、未だいずれの宝箱画像も選択されておらず、右宝箱画像BXRと左宝箱画像BXLの間に位置している。
図252(d)に示されるタイミングでは、演出ボタン136及び操作キーユニット137の操作受付が開始されてからいずれの操作も行われない状態で、装飾図柄表示装置208における操作有効期間の残り時間の表示が「1」となり、操作有効期間が残り1秒である様子が示されている。そのため、カーソルCSLは、依然としていずれの宝箱画像も選択されておらず、右宝箱画像BXRと左宝箱画像BXLの間に位置している。
図252(e)に示されるタイミングでは、演出ボタン136及び操作キーユニット137の操作受付が開始されてからいずれの操作も行われない状態で、装飾図柄表示装置208における操作有効期間の残り時間の表示が「0」となり、操作有効期間が経過した様子が示されている。そのため、カーソルCSLは、依然としていずれの宝箱画像も選択されておらず、右宝箱画像BXRと左宝箱画像BXLの間に位置している。その結果、いずれの宝箱も選択されず、いずれの宝箱も開けられないまま、すなわち、ミニゲームの結果が導出されないまま、図252(f)に示すように、装飾図柄表示装置208では、リーチ状態に移行される。
この演出例において、SPリーチへの移行が予め決定されている場合は、いずれの宝箱も選択されない場合であってもSPリーチが実行されるが、装飾図柄の変動表示の結果及び変動時間は、当否判定の結果に基づいて予め決定されているので、いずれの宝箱も選択されない場合には、SPリーチを行わず、例えば、ノーマルリーチ等のSPリーチよりも大当りの信頼度の低いリーチを実行するようにしてもよい。これによれば、遊技者に対して演出ボタン136や操作キーユニット137といった操作手段に対する操作意欲を向上させることができる場合がある。
図253は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるミニゲームの演出の他の一例について段階的に示す図である。以下の図では、括弧書きのアルファベット順に演出が進んでいく様子が示されている。図253に示される演出例では、装飾図柄表示装置208の他、演出ボタン136と操作キーユニット137の様子も示されている。なお、図253(a)〜同図(d)は、図251(a)〜同図(d)と同様であるので、説明を省略する。
図253(d)に示されるタイミングで、遊技者によって演出ボタン136が操作されると、図253(e)に示すように、選択された右宝箱画像BXRが開ける宝箱として決定され、右宝箱画像BXRがカーソルCSLとともに拡大表示される一方、選択されなかった左宝箱画像BXLは縮小表示される。また、この演出例では、図253(e)に示されるように、装飾図柄表示装置208の表示領域の下方に、「遊技球が詰まっています」「係員を呼んでください」のエラー表示(エラー報知)が行われており、払出経路に遊技球が詰まっている状態である球詰まりエラーが発生していることが報知されている。具体的には、例えば、賞球あるいは貸球の払出条件が成立し、払出装置152(図37等参照)を駆動したが、遊技球の払い出しが検出されず、リトライ動作を所定回数(例えば、3回)繰り返したにもかかわらず、遊技球の払い出しが検出されなかった場合に球詰まりエラー報知が行われる。このようなエラーは、遊技を継続可能なものであるから、本実施形態では、エラー報知を行いつつも、遊技を継続させるようにしている。なお、エラー報知の対象となっているエラーの解消を検出した場合(例えば、払出装置152による遊技球の払い出しが正常に行われるようになった場合等)には、エラー報知は消去される。ここで、エラー表示が開始されるタイミングは、右宝箱画像BXRが拡大表示を開始するタイミングと同じであってもよいし、右宝箱画像BXRが拡大表示を開始するタイミングよりも後のタイミングであってもよいし、右宝箱画像BXRが拡大表示を開始するタイミングよりも前のタイミングであってもよい。
図253(f)〜同図(h)は、エラー表示が行われていることを除き、図251(f)〜同図(h)と同様であるので、説明を省略する。
このように、この演出例では、遊技が中断されないエラーであれば、ミニゲームが継続される様子が示されている。
図254は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるミニゲームの演出の他の一例について段階的に示す図である。以下の図では、括弧書きのアルファベット順に演出が進んでいく様子が示されている。図254に示される演出例では、装飾図柄表示装置208の他、演出ボタン136と操作キーユニット137の様子も示されている。なお、この演出例では、パチンコ機100の所定位置に磁力を検知する磁気検知センサが設けられており、磁気検知センサが磁力を検知すると、主制御部300に検知信号を出力する。主制御部300は、磁気検知センサからの検知信号を入力すると、磁気検知エラーが発生したと判断し、第1副制御部400に磁気検知コマンドを送信した後で、遊技を停止して不能動化する制御を行う。不能動化した後は、主制御部メイン処理(図41参照)のステップS113の初期化処理が実行されるまで復帰することができないように構成されている。一方、磁気検知コマンドを受信した第1副制御部400は、例えば、スピーカ120からエラー音を出力したり、各種ランプ418、遊技盤用ランプ532及び遊技台枠用ランプ542により所定のエラー態様によるランプの点滅を行ったり、装飾図柄表示装置208に所定のエラー表示を行ったりすることができる。ここで、図253(a)〜同図(c)は、図251(a)〜同図(c)と同様であるので、説明を省略する。
図254(c)に示される装飾図柄表示装置208では、右宝箱画像BXRを囲んでいる様子が示されている。なお、操作有効期間の残り時間の表示は「2」となっており、操作有効期間が残り2秒であることが示されている。
その後、例えば、遊技者により磁石を用いた不正が行われ、図示しない磁気検知センサがこれを検知すると、図254(d)に示すように、装飾図柄表示装置208では、無地の背景に「磁石センサエラーです」の文字を含む磁気エラー表示ERRが、例えば、図251(d)に示される表示にオーバーラップして表示され、遊技が停止する。そのため、例えば、その後、図254(d)に示すように、演出ボタン136を操作しても磁気エラー表示ERRの表示は消去されず、また、図251(d)〜同図(h)に示される演出表示が行われる予定が、これらの演出表示が視認されることなく電源が遮断されるまで磁気エラー表示ERRが継続して表示されることとなる(図254(d)〜同図(h))。図254に示される磁気エラー表示ERRは、図253に示されるエラー表示と比較すると、ミニゲームの演出にオーバーラップする面積が異なっているということができる。換言すれば、ミニゲームの演出表示は、発生したエラーの種類によって、エラー表示にオーバーラップされる面積が異なっているということもできる。
図255は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるミニゲームの演出の他の一例について段階的に示す図である。以下の図では、括弧書きのアルファベット順に演出が進んでいく様子が示されている。
図255(a)は、図242(j)に続く演出であり、左図柄表示領域208a及び右図柄表示領域208cにそれぞれ「装飾7」が停止表示され、リーチ状態が形成された様子が示されている。このとき、装飾図柄表示装置208では、「リーチ」の表示を行い、リーチ状態となったことが報知される。なお、中図柄表示領域208bでは、装飾図柄の変動表示が続いている。
続いて、図255(b)に示すように、装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチの一つであるボーリングリーチに発展する様子が示されている。ボーリングリーチは、メインの演出として行われるリーチ演出である。ボーリングリーチに移行すると、装飾図柄表示装置208では、左図柄表示領域208aおよび右図柄表示領域208cにそれぞれ表示されていた装飾図柄が左上隅に小さく表示され、ピラミッド状に整列された10本のボーリングピンに向かってボールがレーン上を転動する演出表示が行われ、表示領域の右上部分では、「ストライクで大当り」の文字が表示されており、ストライクというミッションを達成すれば大当りとなることが報知されている。
その後、図255(c)に示す装飾図柄表示装置208では、ボールが10本のボーリングピンに近接した位置まで到達し、今にもボーリングピンを倒そうとする様子が示されている。一方、図255(c)に示すように、装飾図柄表示装置208では、表示領域の右下部分にミニゲーム表示領域MN1が表示され、ボーリングリーチの演出表示の少なくとも一部にオーバーラップしている。ミニゲーム表示領域MN1では、ミニゲームの説明表示が行われている。図255(c)に示されるミニゲームの説明表示では、「ミニゲーム」の表示の下方に、サイコロの「1」の出目を示すとともに「を出せ」の表示が行われており、ミニゲームが開始された後で演出ボタン136を操作し、サイコロの「1」の出目を停止表示させるミッションが行われる旨が説明されている。
その後、図255(d)に示す装飾図柄表示装置208では、9本のボーリングピンが倒れた様子が示されている。すなわち、1本のボーリングピンが倒れずに残った様子が示されている。一方、ミニゲーム表示領域MN1では、「Push」の表示とともにボタン画像136aが表示され、ミニゲームにおける演出ボタン136の操作受付期間が開始されたことが報知されている。なお、このとき、例えば、サイコロの図柄を変動表示させるようにしてもよい。
図255(e)は、演出ボタン136が操作されて、ミニゲーム表示領域MN1においてミニゲームの結果が導出された様子が示されている。具体的には、装飾図柄表示装置208では、ボーリングリーチにおいてストライクが出なかったため、「残念」の文字が表示され、ボーリングリーチにおけるミッションが達成されず、ハズレとなることが報知される。一方、ミニゲーム表示領域MN1では、演出ボタン136が操作されたことにより、ミニゲームの結果としてサイコロの「1」の出目が停止されてミッションが達成され、その報酬として、ボーリングピンがあと1本倒れることを予告する「+1本」の表示が行われている。
その後、図255(f)に示す装飾図柄表示装置208では、ミニゲーム表示領域MN1が消去され、ミニゲームの結果として導出されたサイコロの「1」の出目とともに、ミッション達成の報酬である「+1本」の表示が行われた後、図255(g)に示すように、倒れずに残っていた1本のボーリングピンが倒れ、ストライクとなった様子が示されている。すなわち、ハズレからの復活大当りとなる演出が行われている様子が示されている。
その後、変動時間が経過するタイミングで、図255(h)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾7−装飾7−装飾7」の装飾図柄の組み合わせが停止表示(確定表示)され、1回の特図の変動遊技が終了する。
このように、この演出例では、ミニゲームの結果がメインの演出としてのリーチ演出の結果に影響を与えているということができる。
続いて、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行される演出の他の具体例について、図256〜図263を参照しながら説明する。
図256〜図263は、本実施形態に適用可能なパチンコ機100の装飾図柄表示装置を中心とした演出の変形例を段階的に示す図である。なお、図256〜図263においても、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普図表示装置210、第1特図保留ランプ218、第2特図保留ランプ220、普図保留ランプ216及び第4図柄表示装置284aについては、図示を省略している。また、図256〜図263では、1つの装飾図柄表示装置208を備えて構成されたパチンコ機100が示されている。なお、上述した実施形態のように、複数の装飾図柄表示装置を備えたものであってもよい。また、装飾図柄表示装置208の前面側に、上述した透明の導光板ILが配置されてもよい。
図256は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるミニゲームの演出の他の一例について段階的に示す図である。以下の図では、括弧書きのアルファベット順に演出が進んでいく様子が示されている。
図256(a)に示す装飾図柄表示装置208には、ハズレの装飾図柄の組み合わせである「装飾1−装飾2−装飾3」が停止表示されている。また、特図1の保留を表す、1番目の特図1の保留アイコンh11、2番目の特図1の保留アイコンh12、3番目の特図1の保留アイコンh13はいずれもデフォルトの表示態様で表示されている。また、装飾図柄表示装置208の表示領域の下端部分の右半分には、略方形状に区画された多機能表示領域MF1が形成されている。多機能表示領域MF1は、上述したチュートリアル表示や、予告表示や、ミニゲームの演出表示等を行うことができる。なお、この演出例では、特図1及び特図2の第2保留数表示や特図1及び特図2の第4図柄の表示を行っていないが、これらの表示を行うようにしてもよい。
図256(b)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化され、2番目の特図1の保留アイコンh12が1番目の特図1の保留アイコンh11として表示され、3番目の特図1の保留アイコンh13が2番目の特図1の保留アイコンh12として表示され、また、装飾図柄の変動表示が開始されている。このとき、変動アイコンを表示させるようにしてもよいことは上述した通りである。
その後、図256(c)に示す装飾図柄表示装置208では、多機能表示領域MF1において、チュートリアル表示が行われている様子が示されている。具体的には、多機能表示領域MF1において、「いろいろなタイミングでミニゲームが始まるよ」の表示が行われており、ミニゲームが開始する時期について示唆を行っている。
その後、装飾図柄表示装置208では、左図柄、右図柄、中図柄の順に装飾図柄が停止表示され、揺れ変動による仮停止が行われた後、図256(d)に示すように、「装飾2−装飾5−装飾7」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。
その後、図256(e)に示すタイミングで、特図1の保留(第1保留)が消化され、装飾図柄表示装置208では、2番目の特図1の保留アイコンh12が1番目の特図1の保留アイコンh11として表示され、また、装飾図柄の変動表示が開始されている。
その後、図256(f)に示す装飾図柄表示装置208では、多機能表示領域MF1において、チュートリアル表示が行われている様子が示されている。具体的には、多機能表示領域MF1において、「吉宗は8代将軍」の表示が行われており、主人公の殿様に関する情報の表示が行われている。
その後、図256(g)に示すタイミングとなると、多機能表示領域MF1に表示されていたチュートリアル表示が中断されて、ミニゲームが開始される。ミニゲームが開始されると、多機能表示領域MF1に、番長の顔の画像BCHとともに「サイコロゲーム」の表示が行われ、ミニゲームとしてのサイコロゲームが開始されることが報知される。
その後、図256(h)に示すように、多機能表示領域MF1では、番長の顔の画像BCHの右側にサイコロの「1」の出目を示す表示とともに「で保留1UP」の表示が行われ、ミニゲームが開始された後で演出ボタン136を操作し、サイコロの「1」の出目が停止表示すると、保留アイコンの表示態様が1段階ランクアップする旨が説明されている。すなわち、ミニゲームの結果、ミッションとしてのサイコロの「1」の出目が導出されることにより、デフォルトの表示態様の保留アイコンが先読み予告の表示態様の保留アイコンに変化することが予告されることとなる。
その後、図256(i)に示すように、多機能表示領域MF1では、ボタン画像136aとともに「押せ」の表示が行われ、ミニゲームにおける演出ボタン136の操作有効期間が開始されたことが報知されている。
その後、図256(j)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄表示領域208aに「装飾2」が停止表示される。なお、中図柄表示領域208b及び右図柄表示領域208cでは、装飾図柄の変動表示が続いている。また、多機能表示領域MF1では、ボタン受付時間メーターMTが表示されており、演出ボタン136の操作有効期間が開始されてからの時間に応じてゲージが減少する態様で表示されている。
そして、図256(j)に示されるタイミングで演出ボタン136が操作されると、図256(k)に示されるように、多機能表示領域MF1では、サイコロの図柄がミッション達成の出目である「1」の出目を示す態様で導出表示され、ミッション達成の報酬であることを示す「1UP確定」の表示が行われている。また、多機能表示領域MF1では、番長の顔の画像BCHも表示されている。また、図256(k)に示すように、装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄表示領域208cに「装飾7」が停止表示される。なお、中図柄表示領域208bでは、装飾図柄の変動表示が続いている。なお、右図柄の停止表示とミニゲームの結果の導出表示とが同じタイミングであってもよいし、右図柄が停止表示された後でミニゲームの結果が導出表示されてもよいし、ミニゲームの結果が導出表示された後で右図柄が停止表示されてもよい。
その後、図256(l)に示す装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄表示領域208bに「装飾7」が停止表示され、揺れ変動による仮停止が行われた後、「装飾2−装飾7−装飾7」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。また、多機能表示領域MF1に表示されていたミニゲームの結果は消去されており、1番目の特図1の保留アイコンh11の表示態様がデフォルトの表示態様から先読み予告の1段階目の表示態様としての円形で青色の表示態様に変更されている。この演出例においても、保留アイコンは、赤色>緑色>青色の順で大当りの信頼度が高くなっている。なお、保留アイコンの表示態様の変化と装飾図柄の確定表示とが同じタイミングであってもよいし、保留アイコンの表示態様が変化した後で装飾図柄が確定表示してもよいし、装飾図柄が確定表示した後で保留アイコンの表示態様が変化してもよい。また、ミニゲームの結果の消去のタイミングと装飾図柄の確定表示のタイミングとが同じであってもよいし、ミニゲームの結果が消去された後で装飾図柄が確定表示してもよいし、装飾図柄が確定表示した後でミニゲームの結果が消去されてもよい。
また、図256(g)〜(k)において上述したミニゲームとしてのサイコロゲームに換えて、おみくじゲームが開始される場合がある。ここで、図256(g´)は、図256(f)に続く演出の別の例である。具体的には、図256(f)に示す多機能表示領域MF1において表示されていたチュートリアル表示が中断されて、図256(g´)に示すように、多機能表示領域MF1では、ミニゲームが開始される。この演出例では、ミニゲームが開始されると、多機能表示領域MF1に、番長の顔の画像BCHとともに「おみくじゲーム」の表示が行われ、ミニゲームとしてのおみくじゲームが開始されることが報知される。なお、この演出例では、異なる種類のミニゲームが開始される場合であっても同じ番長の顔の画像BCHを表示させるようにしている。換言すれば、この演出例では、同じキャラクタ(番長の顔の画像BCH)を登場させて複数種類のミニゲームを実行可能となっている。
その後、図256(h´)に示すように、多機能表示領域MF1では、番長の顔の画像BCHの右側に「中吉」の表示とともに「で保留1UP」の表示が行われ、ミニゲームにおいて「中吉」が導出表示されると、保留アイコンの表示態様が1段階ランクアップする旨が説明されている。すなわち、ミニゲームの結果、ミッションとしての「中吉」のおみくじが導出されることにより、デフォルトの表示態様の保留アイコンが先読み予告の表示態様の保留アイコンに変化することが予告されることとなる。
その後、図256(i´)に示すように、多機能表示領域MF1では、番長の顔の画像BCHとともに宝箱の画像BXSが表示され、宝箱を開放する演出が開始される。なお、この演出例におけるミニゲームは、演出ボタン136等の操作手段による操作を行わないものとなっている。
その後、図256(j´)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄表示領域208aに「装飾2」が停止表示される。なお、中図柄表示領域208b及び右図柄表示領域208cでは、装飾図柄の変動表示が続いている。また、多機能表示領域MF1では、宝箱の画像BXSが開放した態様の表示に変化するとともに、「中吉」のおみくじが導出表示され、ミッションが達成された様子が示されている。なお、左図柄の停止表示とミニゲームの結果の導出表示とが同じタイミングであってもよいし、左図柄が停止表示した後でミニゲームの結果が導出表示されてもよいし、ミニゲームの結果が導出表示された後で左図柄が停止表示されてもよい。
その後、図256(k´)に示されるように、多機能表示領域MF1では、宝箱の画像BXSが消去されるとともに、ミッション達成の報酬であることを示す「1UP確定」の表示が行われている。また、多機能表示領域MF1では、番長の顔の画像BCHも引き続き表示されている。また、図256(k´)に示すように、装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄表示領域208cに「装飾7」が停止表示される。なお、中図柄表示領域208bでは、装飾図柄の変動表示が続いている。なお、右図柄の停止表示のタイミングとミッション達成の報酬の表示が開始されるタイミングとが同じであってもよいし、右図柄が停止表示された後でミッション達成の報酬の表示が開始されてもよいし、ミッション達成の表示が開始された後で右図柄が停止表示されてもよい。
その後、図256(l´)に示す装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄表示領域208bに「装飾7」が停止表示され、揺れ変動による仮停止が行われた後、「装飾2−装飾7−装飾7」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。また、多機能表示領域MF1に表示されていたミニゲームの結果は消去されており、1番目の特図1の保留アイコンh11の表示態様がデフォルトの表示態様から先読み予告の1段階目の表示態様としての円形で青色の表示態様に変更されている。なお、保留アイコンの表示態様の変化と装飾図柄の確定表示とが同じタイミングであってもよいし、保留アイコンの表示態様が変化した後で装飾図柄が確定表示してもよいし、装飾図柄が確定表示した後で保留アイコンの表示態様が変化してもよい。また、ミニゲームの結果の消去のタイミングと装飾図柄の確定表示のタイミングとが同じであってもよいし、ミニゲームの結果が消去された後で装飾図柄が確定表示してもよいし、装飾図柄が確定表示した後でミニゲームの結果が消去されてもよい。
このように、図256に示される演出例では、ミニゲームの開始条件が成立した場合に、種類の異なるミニゲームを行うことができるように構成された例について示されており、しかも、一方(サイコロゲーム)のミニゲームでは演出ボタン136の操作を要するものであり、他方(おみくじゲーム)のミニゲームでは操作手段によるなんらの操作を要しないものであり、さらに、いずれのミニゲームにおいても表示態様を変化させる対象が同じ(いずれも、1番目の特図1の保留アイコンh11を変化させている。)となっている。すなわち、図256では、いずれのミニゲームにおいても、結果的にメインの演出において影響を与える対象を同じとしている演出例について示されている。なお、この演出例において、サイコロゲームとおみくじゲームのいずれを実行するかについては、ランダムによって決定してもよいし、当否判定の結果に基づいて決定してもよく、例えば、サイコロゲームが実行される場合よりもおみくじゲームが実行される場合の方が、最終的に大当り図柄が確定表示されやすいように構成してもよい。
また、この演出例のように、ミニゲームにおいて、装飾図柄の変動表示の実行中に登場するキャラクタよりも小さいキャラクタ(「小キャラ」という場合がある。)や、例えば、チュートリアル表示等の演出において登場するキャラクタ(「ナビキャラ」という場合がある。)が登場する場合があってもよい。なお、これらのキャラクタは、ミニゲームが行われない場合は、チュートリアル表示や他の予告等にも表示させる構成であってもよいし、ミニゲームにおいてのみ登場する構成であってもよい。また、これらのキャラクタが常時表示されるものであってもよい。また、ミニゲームに登場するキャラクタと、装飾図柄の変動表示の実行中に登場するキャラクタとで見た目上で相違があるのが好ましく、例えば、大きさが異なってもよいし、3Dのキャラクタとデフォルメのキャラクタといったように表現上の相違があってもよい。
なお、この演出例において、おみくじゲーム(第二のミニゲーム)がサイコロゲーム(第一のミニゲーム)よりも広い領域を使用するようにしてもよい。すなわち、第二のミニゲームは、ある表示領域(第一のミニゲームが行われる多機能表示領域MF1)を少なくとも使用し、さらに別の表示領域(多機能表示領域MF1が拡大した部分の表示領域)も使用するように構成されてもよい。
図257は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるミニゲームの演出の他の一例について段階的に示す図である。以下の図では、括弧書きのアルファベット順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図257(a)〜同図(e)は、図256(a)〜同図(e)と同様であるので、説明を省略する。
図257(f)に示す装飾図柄表示装置208では、多機能表示領域MF1において、ミニゲームの開始予告の表示が行われている様子が示されている。具体的には、多機能表示領域MF1において、番長の顔の画像BCHとともに「注目」の表示が行われ、これからミニゲームが開始されることを予告している。
その後、図257(g)に示すタイミングとなると、ミニゲームが開始される。ミニゲームが開始されると、多機能表示領域MF1に、番長の顔の画像BCHとともに「サイコロゲーム」の表示が行われ、ミニゲームとしてのサイコロゲームが開始されることが報知される。
その後、図257(h)に示すように、多機能表示領域MF1では、番長の顔の画像BCHの右側にサイコロの「3」の出目を示す表示とともに「で保留3UP」の表示が行われ、ミニゲームが開始された後で演出ボタン136を操作し、サイコロの「3」の出目が停止表示すると、保留アイコンの表示態様が3段階ランクアップする旨が説明されている。すなわち、ミニゲームの結果、ミッションとしてのサイコロの「3」の出目が導出されることにより、デフォルトの表示態様の保留アイコンが先読み予告の表示態様の保留アイコンに変化することが予告されることとなる。しかも、この演出例では、ミッションの内容及びミッション達成の報酬が、図256に示されるサイコロゲームよりも有利な内容となっている。
その後、図257(i)に示すように、多機能表示領域MF1では、ボタン画像136aとともに「押せ」の表示が行われ、ミニゲームにおける演出ボタン136の操作有効期間が開始されたことが報知されている。
その後、図257(j)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄表示領域208aに「装飾2」が停止表示される。なお、中図柄表示領域208b及び右図柄表示領域208cでは、装飾図柄の変動表示が続いている。また、多機能表示領域MF1では、ボタン受付時間メーターMTが表示されており、演出ボタン136の操作有効期間が開始されてからの時間に応じてゲージが減少する態様で表示されている。
そして、図257(j)に示されるタイミングで演出ボタン136が操作されると、図257(k)に示されるように、多機能表示領域MF1では、サイコロの図柄がミッション達成の出目である「3」の出目を示す態様で導出表示され、ミッション達成の報酬であることを示す「3UP確定」の表示が行われている。また、多機能表示領域MF1では、番長の顔の画像BCHも表示されている。また、図257(k)に示すように、装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄表示領域208cに「装飾7」が停止表示される。なお、中図柄表示領域208bでは、装飾図柄の変動表示が続いている。なお、右図柄の停止表示とミニゲームの結果の導出表示とが同じタイミングであってもよいし、右図柄が停止表示された後でミニゲームの結果が導出表示されてもよいし、ミニゲームの結果が導出表示された後で右図柄が停止表示されてもよい。
その後、図257(l)に示す装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄表示領域208bに「装飾7」が停止表示され、揺れ変動による仮停止が行われた後、「装飾2−装飾7−装飾7」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。また、多機能表示領域MF1に表示されていたミニゲームの結果は消去されており、1番目の特図1の保留アイコンh11の表示態様がデフォルトの表示態様から先読み予告の3段階目の表示態様としての円形で赤色の表示態様に変更されている。なお、保留アイコンの表示態様の変化と装飾図柄の確定表示とが同じタイミングであってもよいし、保留アイコンの表示態様が変化した後で装飾図柄が確定表示してもよいし、装飾図柄が確定表示した後で保留アイコンの表示態様が変化してもよい。また、ミニゲームの結果の消去のタイミングと装飾図柄の確定表示のタイミングとが同じであってもよいし、ミニゲームの結果が消去された後で装飾図柄が確定表示してもよいし、装飾図柄が確定表示した後でミニゲームの結果が消去されてもよい。
また、サイコロゲームではなくおみくじゲームが開始される場合には、図257(g´)に示すように、多機能表示領域MF1では、ミニゲームが開始されると、多機能表示領域MF1に、番長の顔の画像BCHとともに「おみくじゲーム」の表示が行われ、ミニゲームとしてのおみくじゲームが開始されることが報知される。
その後、図257(h´)に示すように、多機能表示領域MF1では、番長の顔の画像BCHの右側に「大吉」の表示とともに「で保留3UP」の表示が行われ、ミニゲームにおいて「大吉」が導出表示されると、保留アイコンの表示態様が3段階ランクアップする旨が説明されている。すなわち、ミニゲームの結果、ミッションとしての「大吉」のおみくじが導出されることにより、デフォルトの表示態様の保留アイコンが先読み予告の表示態様の保留アイコンに変化することが予告されることとなる。しかも、この演出例では、ミッションの内容及びミッション達成の報酬が、図256に示されるおみくじゲームよりも有利な内容となっている。
その後、図257(i´)に示すように、多機能表示領域MF1では、番長の顔の画像BCHとともに宝箱の画像BXSが表示され、宝箱を開放する演出が開始される。
その後、図257(j´)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄表示領域208aに「装飾2」が停止表示される。なお、中図柄表示領域208b及び右図柄表示領域208cでは、装飾図柄の変動表示が続いている。また、多機能表示領域MF1では、宝箱の画像BXSが開放した態様の表示に変化するとともに、「大吉」のおみくじが導出表示され、ミッションが達成された様子が示されている。なお、左図柄の停止表示とミニゲームの結果の導出表示とが同じタイミングであってもよいし、左図柄が停止表示した後でミニゲームの結果が導出表示されてもよいし、ミニゲームの結果が導出表示された後で左図柄が停止表示されてもよい。
その後、図257(k´)に示されるように、多機能表示領域MF1では、宝箱の画像BXSが消去されるとともに、ミッション達成の報酬であることを示す「3UP確定」の表示が行われている。また、多機能表示領域MF1では、番長の顔の画像BCHも引き続き表示されている。また、図257(k´)に示すように、装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄表示領域208cに「装飾7」が停止表示される。なお、中図柄表示領域208bでは、装飾図柄の変動表示が続いている。なお、右図柄の停止表示のタイミングとミッション達成の報酬の表示が開始されるタイミングとが同じであってもよいし、右図柄が停止表示された後でミッション達成の報酬の表示が開始されてもよいし、ミッション達成の表示が開始された後で右図柄が停止表示されてもよい。
その後、図257(l´)に示す装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄表示領域208bに「装飾7」が停止表示され、揺れ変動による仮停止が行われた後、「装飾2−装飾7−装飾7」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。また、多機能表示領域MF1に表示されていたミニゲームの結果は消去されており、1番目の特図1の保留アイコンh11の表示態様がデフォルトの表示態様から先読み予告の3段階目の表示態様としての円形で赤色の表示態様に変更されている。なお、保留アイコンの表示態様の変化と装飾図柄の確定表示とが同じタイミングであってもよいし、保留アイコンの表示態様が変化した後で装飾図柄が確定表示してもよいし、装飾図柄が確定表示した後で保留アイコンの表示態様が変化してもよい。また、ミニゲームの結果の消去のタイミングと装飾図柄の確定表示のタイミングとが同じであってもよいし、ミニゲームの結果が消去された後で装飾図柄が確定表示してもよいし、装飾図柄が確定表示した後でミニゲームの結果が消去されてもよい。
このように、図257に示される演出例では、同じ種類のミニゲームでもミッションの内容やミッション達成の報酬を異ならせることができるように構成された例について示されている。なお、ミッションの内容を同じくしてミッション達成の報酬を異ならせるようにしてもよいし、ミッションの内容を異ならせてミッション達成の報酬を同じにしてもよい。
図258は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるミニゲームの演出の他の一例について段階的に示す図である。以下の図では、括弧書きのアルファベット順に演出が進んでいく様子が示されている。
図258(A1)〜同図(A6)は、婆モードにおいて行われる演出の一例について示しており、図258(B1)〜同図(B6)は、姫モードにおいて行われる演出の一例について示している。なお、婆モードと姫モードは、それぞれ演出モードの名称であり、各モードにおいてそれぞれモード特有の演出が行われるように構成されている。なお、例えば、婆モードと姫モードの少なくともいずれか一方が先読みモードであってもよい。また、婆モードと姫モードのいずれに移行するかについては、ランダムで決定するようにしてもよいし、遊技状態に基づいて決定されるものであってもよい。例えば、通常遊技状態(特図低確率普図低確率状態)であれば、婆モードに移行しやすく、隠れ確変状態(特図高確率普図低確率状態)であれば、姫モードに移行しやすくするなどして、遊技者に現在の遊技状態を推測可能にするようにしてもよい。
図258(A1)では、演出モードが婆モードである様子が示されている。具体的には、図258(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、表示領域の中央上部に「婆モード」の表示が行われるとともに、表示領域の左上部分に婆のキャラクタBAが表示されており、現在の演出モードが婆モードであることが報知されている。また、図258(A1)に示されるように、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、特図1の保留を表す、1番目の特図1の保留アイコンh11はデフォルトの表示態様で表示されている。また、装飾図柄表示装置208の表示領域の下端部分の右半分には、多機能表示領域MF1が形成されている。そして、多機能表示領域MF1では、ミニゲームが開始されており、番長の顔の画像BCHとともに「サイコロゲーム」の表示が行われ、ミニゲームとしてのサイコロゲームが開始されることが報知される。この演出例では、婆モードにおいては、おみくじゲームよりもサイコロゲームの方が開始されやすいように構成されている。ここで、婆モードにおいて、ミニゲームを実行する場合には、必ずサイコロゲームが開始され、おみくじゲームは開始されないようにしてもよい。なお、図258(A2)〜同図(A6)は、婆モードの表示と婆のキャラクタBAの表示が行われている以外は、図257(h)〜同図(l)と同様であるため、説明を省略する。
図258(B1)では、演出モードが姫モードである様子が示されている。具体的には、図258(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、表示領域の中央上部に「姫モード」の表示が行われるとともに、表示領域の左上部分に姫のキャラクタHM1が表示されており、現在の演出モードが姫モードであることが報知されている。また、図258(B1)に示されるように、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、特図1の保留を表す、1番目の特図1の保留アイコンh11はデフォルトの表示態様で表示されている。また、装飾図柄表示装置208の表示領域の下端部分の右半分には、多機能表示領域MF1が形成されている。そして、多機能表示領域MF1では、ミニゲームが開始されており、番長の顔の画像BCHとともに「おみくじゲーム」の表示が行われ、ミニゲームとしてのおみくじゲームが開始されることが報知される。この演出例では、姫モードにおいては、サイコロゲームよりもおみくじゲームの方が開始されやすいように構成されている。ここで、姫モードにおいて、ミニゲームを実行する場合には、必ずおみくじゲームが開始され、サイコロゲームは開始されないようにしてもよい。なお、図258(B2)〜同図(B6)は、姫モードの表示と姫のキャラクタHM1の表示が行われている以外は、図257(h´)〜同図(l´)と同様であるため、説明を省略する。
図259は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるミニゲームの演出の他の一例について段階的に示す図である。以下の図では、括弧書きのアルファベット順に演出が進んでいく様子が示されている。
図259(A1)〜同図(A6)は、婆モードにおいて行われる演出の一例について示しており、図259(B1)〜同図(B6)は、姫モードにおいて行われる演出の一例について示している。
図259(A1)では、演出モードが婆モードである様子が示されている。具体的には、図259(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、表示領域の中央上部に「婆モード」の表示が行われるとともに、表示領域の左上部分に婆のキャラクタBAが表示されており、現在の演出モードが婆モードであることが報知されている。また、図259(A1)に示されるように、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、特図1の保留を表す、1番目の特図1の保留アイコンh11はデフォルトの表示態様で表示されている。また、装飾図柄表示装置208の表示領域の下端部分の右半分には、多機能表示領域MF1が形成されている。そして、多機能表示領域MF1では、ミニゲームが開始されており、番長の顔の画像BCHとともに「サイコロゲーム」の表示が行われ、ミニゲームとしてのサイコロゲームが開始されることが報知される。この演出例では、メインの演出において実行される予告の内容に基づいて、実行するミニゲームの種類を決定している。例えば、ステップアップ予告を実行することが決定されている場合には、当該図柄変動表示においてはミニゲームとしておみくじゲームよりもサイコロゲームの方が開始されやすく、疑似連を実行することが決定されている場合には、当該図柄変動表示においてはミニゲームとしてサイコロゲームよりもおみくじゲームの方が開始されやすいように構成されている。なお、ステップアップ予告を実行することが決定されている場合には、当該図柄変動表示においてはミニゲームとしてサイコロゲームが必ず開始され、疑似連を実行することが決定されている場合には、当該図柄変動表示においてはミニゲームとしておみくじゲームが必ず開始されるように構成されてもよい。また、この演出例では、現在の演出モードに依存しないで実行するミニゲームの種類を決定しているが、演出モードに依存して実行するミニゲームの種類を決定してもよい。
その後、図259(A2)に示すように、多機能表示領域MF1では、番長の顔の画像BCHの右側にサイコロの「3」の出目を示す表示とともに「で保留3UP」の表示が行われ、ミニゲームが開始された後で演出ボタン136を操作し、サイコロの「3」の出目が停止表示すると、保留アイコンの表示態様が3段階ランクアップする旨が説明されている。また、装飾図柄表示装置208では、メインの演出として、ステップアップ予告が開始されている。図259(A2)に示すタイミングでは、ステップ1の表示態様のステップアップ予告SU1が表示されている。このステップアップ予告SU1は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されている。そのため、装飾図柄は、ステップアップ予告SU1によってオーバーラップされていない場合よりもステップアップ予告SU1によってオーバーラップされている場合の方が視認困難となっている。なお、多機能表示領域MF1におけるサイコロの「3」の出目の表示と「で保留3UP」の表示が開始されるタイミングと、ステップアップ予告SU1が表示開始されるタイミングとが同じであってもよいし、多機能表示領域MF1におけるサイコロの「3」の出目の表示と「で保留3UP」の表示が開始された後で、ステップアップ予告SU1が表示開始されてもよいし、ステップアップ予告SU1が表示開始された後で、多機能表示領域MF1におけるサイコロの「3」の出目の表示と「で保留3UP」の表示が開始されてもよい。
その後、図259(A3)に示すように、多機能表示領域MF1では、ボタン画像136aとともに「押せ」の表示が行われ、ミニゲームにおける演出ボタン136の操作有効期間が開始されたことが報知されている。また、装飾図柄表示装置208では、ステップアップ予告が更新され、ステップ2の表示態様のステップアップ予告SU2が表示されている。ここでも、ステップ2の表示態様のステップアップ予告SU2は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されている。なお、多機能表示領域MF1におけるボタン画像136aと「押せ」の表示が開始されるタイミングと、ステップアップ予告SU2が表示開始されるタイミングとが同じであってもよいし、多機能表示領域MF1におけるボタン画像136aと「押せ」の表示が開始された後で、ステップアップ予告SU2が表示開始されてもよいし、ステップアップ予告SU2が表示開始された後で、多機能表示領域MF1におけるボタン画像136aと「押せ」の表示が開始されてもよい。
その後、図259(A4)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄表示領域208aに「装飾2」が停止表示される。なお、中図柄表示領域208b及び右図柄表示領域208cでは、装飾図柄の変動表示が続いている。また、ステップアップ予告がさらに更新され、ステップ3の表示態様のステップアップ予告SU3が表示されている。ここでも、ステップ3の表示態様のステップアップ予告SU3は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されている。また、多機能表示領域MF1では、ボタン受付時間メーターMTが表示されており、演出ボタン136の操作有効期間が開始されてからの時間に応じてゲージが減少する態様で表示されている。
そして、図259(A4)に示されるタイミングで演出ボタン136が操作されると、図259(A5)に示されるように、多機能表示領域MF1では、サイコロの図柄がミッション達成の出目である「3」の出目を示す態様で導出表示され、ミッション達成の報酬であることを示す「3UP確定」の表示が行われている。また、多機能表示領域MF1では、番長の顔の画像BCHも表示されている。また、図259(A5)に示すように、装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄表示領域208cに「装飾7」が停止表示される。なお、中図柄表示領域208bでは、装飾図柄の変動表示が続いている。ここで、右図柄の停止表示とミニゲームの結果の導出表示とが同じタイミングであってもよいし、右図柄が停止表示された後でミニゲームの結果が導出表示されてもよいし、ミニゲームの結果が導出表示された後で右図柄が停止表示されてもよい。また、図259(A5)に示すように、ステップアップ予告は終了している。なお、右図柄の停止表示のタイミングとステップアップ予告の終了のタイミングとが同じであってもよいし、右図柄が停止表示した後で、ステップアップ予告が終了してもよいし、ステップアップ予告が終了した後で、右図柄が停止表示してもよい。
その後、図259(A6)に示す装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄表示領域208bに「装飾7」が停止表示され、揺れ変動による仮停止が行われた後、「装飾2−装飾7−装飾7」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。また、多機能表示領域MF1に表示されていたミニゲームの結果は消去されており、1番目の特図1の保留アイコンh11の表示態様がデフォルトの表示態様から先読み予告の3段階目の表示態様としての円形で赤色の表示態様に変更されている。なお、保留アイコンの表示態様の変化と装飾図柄の確定表示とが同じタイミングであってもよいし、保留アイコンの表示態様が変化した後で装飾図柄が確定表示してもよいし、装飾図柄が確定表示した後で保留アイコンの表示態様が変化してもよい。また、ミニゲームの結果の消去のタイミングと装飾図柄の確定表示のタイミングとが同じであってもよいし、ミニゲームの結果が消去された後で装飾図柄が確定表示してもよいし、装飾図柄が確定表示した後でミニゲームの結果が消去されてもよい。
図259(B1)では、演出モードが姫モードである様子が示されている。具体的には、図259(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、表示領域の中央上部に「姫モード」の表示が行われるとともに、表示領域の左上部分に姫のキャラクタHM1が表示されており、現在の演出モードが姫モードであることが報知されている。また、図259(B1)に示されるように、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、特図1の保留を表す、1番目の特図1の保留アイコンh11はデフォルトの表示態様で表示されている。また、装飾図柄表示装置208の表示領域の下端部分の右半分には、多機能表示領域MF1が形成されている。そして、多機能表示領域MF1では、ミニゲームが開始されており、番長の顔の画像BCHとともに「おみくじゲーム」の表示が行われ、ミニゲームとしてのおみくじゲームが開始されることが報知される。
その後、図259(B2)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾7−装飾7−装飾3」の装飾図柄の組合せで仮停止している様子が示されている。この演出例では、例えば、「装飾7」と「装飾3」のみの組合せで仮停止することにより疑似連が行われる場合があることを報知している。すなわち、「装飾7」と「装飾3」のみの装飾図柄の組合せがチャンス目となる場合がある。なお、疑似連図柄を表示させて疑似連の開始を報知するようにしてもよい。また、多機能表示領域MF1では、番長の顔の画像BCHの右側に「大吉」の表示とともに「で保留3UP」の表示が行われ、ミニゲームにおいて「大吉」が導出表示されると、保留アイコンの表示態様が3段階ランクアップする旨が説明されている。なお、多機能表示領域MF1における「大吉」の表示と「で保留3UP」の表示が開始されるタイミングと、装飾図柄の仮停止のタイミングとが同じであってもよいし、多機能表示領域MF1における「大吉」の表示と「で保留3UP」の表示が開始された後で、装飾図柄が仮停止されてもよいし、装飾図柄が仮停止された後で、多機能表示領域MF1における「大吉」の表示と「で保留3UP」の表示が開始されてもよい。
その後、図259(B3)に示すように、多機能表示領域MF1では、番長の顔の画像BCHとともに宝箱の画像BXSが表示され、宝箱を開放する演出が開始される。一方、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が開始されており、疑似連1回目の変動表示が行われている様子が示されている。ここで、疑似連が行われた回数を表示するようにしてもよい。なお、装飾図柄の変動表示(疑似連)の開始と、宝箱BXSの表示開始とが同じタイミングであってもよいし、装飾図柄の変動表示(疑似連)が開始した後で、宝箱BXSの表示が開始してもよいし、宝箱BXSの表示が開始した後で、装飾図柄の変動表示(疑似連)が開始してもよい。
その後、図259(B4)に示すように、多機能表示領域MF1では、宝箱の画像BXSが開放した態様の表示に変化するとともに、「大吉」のおみくじが導出表示され、ミッションが達成された様子が示されている。一方、装飾図柄表示装置208では、「装飾7−装飾7−装飾3」の装飾図柄の組合せで仮停止し、疑似連がさらに行われる場合があることを予告している。なお、装飾図柄の仮停止とミニゲームの結果の導出表示とが同じタイミングであってもよいし、装飾図柄が仮停止した後でミニゲームの結果が導出表示されてもよいし、ミニゲームの結果が導出表示された後で装飾図柄が仮停止してもよい。
図259(B5)に示されるように、多機能表示領域MF1では、宝箱の画像BXSが消去されるとともに、ミッション達成の報酬であることを示す「3UP確定」の表示が行われている。また、多機能表示領域MF1では、番長の顔の画像BCHも引き続き表示されている。一方、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が開始されており、疑似連2回目の変動表示が行われている様子が示されている。なお、装飾図柄の変動表示(疑似連)の開始とミッション達成の報酬の表示が開始されるタイミングとが同じであってもよいし、装飾図柄の変動表示(疑似連)が開始された後でミッション達成の報酬の表示が開始されてもよいし、ミッション達成の報酬の表示が開始された後で装飾図柄の変動表示(疑似連)が開始されてもよい。
その後、図259(B6)に示される装飾図柄表示装置208では、多機能表示領域MF1に表示されていたミニゲームの結果は消去されており、1番目の特図1の保留アイコンh11の表示態様がデフォルトの表示態様から先読み予告の3段階目の表示態様としての円形で赤色の表示態様に変更されている。一方、装飾図柄表示装置208では、「装飾7−装飾7−装飾3」の装飾図柄の組合せで確定表示し、ハズレの装飾図柄の組合せとなったことが報知されている。ここで、装飾図柄を仮停止させた後、疑似連がさらに行われるようにしてもよい。なお、保留アイコンの表示態様の変化と装飾図柄の確定表示とが同じタイミングであってもよいし、保留アイコンの表示態様が変化した後で装飾図柄が確定表示してもよいし、装飾図柄が確定表示した後で保留アイコンの表示態様が変化してもよい。また、ミニゲームの結果の消去のタイミングと装飾図柄の確定表示のタイミングとが同じであってもよいし、ミニゲームの結果が消去された後で装飾図柄が確定表示してもよいし、装飾図柄が確定表示した後でミニゲームの結果が消去されてもよい。
なお、この演出例では、ミニゲームの結果が保留アイコンの表示態様に影響するものとして説明したが、ミニゲームの結果、ミッション達成の報酬として、疑似連が行われることを予告するようにしてもよいし、疑似連が開始される回数を予告するようにしてもよいし、疑似連の回数が増加することを予告するようにしてもよい。
また、ミニゲームの結果、ミッション達成の報酬として、ステップアップ予告が行われることを予告するようにしてもよいし、ステップアップ予告において表示されるステップ数を予告するようにしてもよいし、ステップ数が増加することを予告するようにしてもよい。
図260は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるミニゲームの演出の他の一例について段階的に示す図である。以下の図では、括弧書きのアルファベット順に演出が進んでいく様子が示されている。
図260(A1)〜同図(A6)は、婆モードにおいて行われる演出の一例について示しており、図260(B1)〜同図(B6)は、姫モードにおいて行われる演出の一例について示している。
図260(A1)では、演出モードが婆モードである様子が示されている。具体的には、図260(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、表示領域の中央上部に「婆モード」の表示が行われるとともに、表示領域の左上部分に婆のキャラクタBAが表示されており、現在の演出モードが婆モードであることが報知されている。また、図260(A1)に示されるように、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、特図1の保留を表す、1番目の特図1の保留アイコンh11はデフォルトの表示態様で表示されている。また、装飾図柄表示装置208の表示領域の下端部分の右半分には、多機能表示領域MF1が形成されている。そして、多機能表示領域MF1では、ミニゲームが開始されている。この演出例では、番長の顔の画像BCHに換えてサボハニのキャラクタ画像SBHが表示されており、このサボハニのキャラクタ画像SBHとともに「サイコロゲーム」の表示が行われ、この表示により、ミニゲームとしてのサイコロゲームが開始されることが報知されている様子が示されている。サボハニのキャラクタ画像SBHは、例えば、サイコロゲームにおいてのみ表示される場合がある画像であり、おみくじゲームでは表示されないように構成されているが、おみくじゲームにおいても表示される場合があってもよい。この演出例では、番長の顔の画像BCHが表示される場合よりもサボハニのキャラクタ画像SBHが表示された場合の方が、サイコロゲームにおけるミッション達成の報酬が有利となりやすいように構成されている。すなわち、この演出例では、サボハニのキャラクタ画像SBHが表示された場合は、番長の顔の画像BCHが表示された場合よりも、ミッション達成の報酬として、保留アイコンの表示態様がデフォルトの表示態様から先読み予告の3段階目の表示態様(赤色の表示態様)となる予告が行われやすく、番長の顔の画像BCHが表示された場合は、サボハニのキャラクタ画像SBHが表示された場合よりも、ミッション達成の報酬として、保留アイコンの表示態様がデフォルトの表示態様から先読み予告の1段階目の表示態様(青色の表示態様)となる予告が行われやすい。より具体的には、サボハニのキャラクタ画像SBHが表示された場合は、番長の顔の画像BCHが表示された場合よりも、ミニゲームの結果として「3」の出目が導出されやすく、番長の顔の画像BCHが表示された場合は、サボハニのキャラクタ画像SBHが表示された場合よりも、ミニゲームの結果として「1」の出目が導出されやすい。さらに、サボハニのキャラクタ画像SBHが表示された場合は、番長の顔の画像BCHが表示された場合よりも、ミッションが達成されやすいように構成されてもよい。なお、図260(A2)〜同図(A6)は、多機能表示領域MF1に表示されている番長の顔の画像BCHがサボハニのキャラクタ画像SBHに置換されている他は、図259(A2)〜同図(A6)と同様であるため、説明を省略する。
図260(B1)では、演出モードが姫モードである様子が示されている。具体的には、図260(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、表示領域の中央上部に「姫モード」の表示が行われるとともに、表示領域の左上部分に姫のキャラクタHM1が表示されており、現在の演出モードが姫モードであることが報知されている。また、図260(B1)に示されるように、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、特図1の保留を表す、1番目の特図1の保留アイコンh11はデフォルトの表示態様で表示されている。また、装飾図柄表示装置208の表示領域の下端部分の右半分には、多機能表示領域MF1が形成されている。そして、多機能表示領域MF1では、ミニゲームが開始されている。この演出例では、番長の顔の画像BCHに換えて姫のキャラクタ画像HM2が表示されており、この姫のキャラクタ画像HM2とともに「おみくじゲーム」の表示が行われ、この表示により、ミニゲームとしてのおみくじゲームが開始されることが報知されている様子が示されている。姫のキャラクタ画像HM2は、例えば、おみくじゲームにおいてのみ表示される場合がある画像であり、サイコロゲームでは表示されないように構成されているが、サイコロゲームにおいても表示される場合があってもよい。この演出例では、番長の顔の画像BCHが表示される場合よりも姫のキャラクタ画像HM2が表示された場合の方が、おみくじゲームにおけるミッション達成の報酬が有利となりやすいように構成されている。すなわち、この演出例では、姫のキャラクタ画像HM2が表示された場合は、番長の顔の画像BCHが表示された場合よりも、ミッション達成の報酬として、保留アイコンの表示態様がデフォルトの表示態様から先読み予告の3段階目の表示態様(赤色の表示態様)となる予告が行われやすく、番長の顔の画像BCHが表示された場合は、姫のキャラクタ画像HM2が表示された場合よりも、ミッション達成の報酬として、保留アイコンの表示態様がデフォルトの表示態様から先読み予告の1段階目の表示態様(青色の表示態様)となる予告が行われやすい。より具体的には、姫のキャラクタ画像HM2が表示された場合は、番長の顔の画像BCHが表示された場合よりも、ミニゲームの結果として「大吉」が導出されやすく、番長の顔の画像BCHが表示された場合は、姫のキャラクタ画像HM2が表示された場合よりも、ミニゲームの結果として「中吉」が導出されやすい。なお、この演出例のように、ミニゲームにおいて表示されるキャラクタを演出モードに対応して表示されるキャラクタと同じにしてもよい。すなわち、この演出例では、姫モードにおいて表示されるキャラクタ(姫のキャラクタHM1)とミニゲームにおいて表示されるキャラクタ(姫のキャラクタ画像HM2)とが同じとなっている。さらに、姫のキャラクタ画像HM2が表示された場合は、番長の顔の画像BCHが表示された場合よりも、ミッションが達成されやすいように構成されてもよい。また、図260(B2)〜同図(B6)は、多機能表示領域MF1に表示されている番長の顔の画像BCHが姫のキャラクタ画像HM2に置換されている他は、図259(B2)〜同図(B6)と同様であるため、説明を省略する。
図261は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるミニゲームの演出の他の一例について段階的に示す図である。以下の図では、括弧書きのアルファベット順に演出が進んでいく様子が示されている。
図261(A1)〜同図(A6)は、通常遊技状態(特図低確率普図低確率状態)において行われる演出の一例について示しており、図261(B1)〜同図(B6)は、確変状態(特図高確率普図高確率状態)において行われる演出の一例について示している。この演出例では、現在の遊技状態によって開始されるミニゲームの種類が異なっている様子が示されている。より具体的には、通常遊技状態では、ミニゲームとしてサイコロゲームが開始されやすく、確変状態では、ミニゲームとしておみくじゲームが開始されやすくなっている。なお、通常遊技状態では、ミニゲームとしてサイコロゲームが必ず開始され、確変状態では、ミニゲームとしておみくじゲームが必ず開始されるようにしてもよい。また、遊技状態によってミニゲームの出現頻度が異なるようにしてもよく、例えば、確変状態においては、遊技者にとっては基本的に大当りを待つような感じとなるため、大当りとなるまで遊技者が暇な場合があるため、ミニゲームの発生確率を通常遊技状態に比べて高確率としてもよい。また、確変状態よりも通常遊技状態の方がミニゲームの発生確率が高確率であってもよい。また、確変状態でのみミニゲームを実行可能としてもよいし、通常遊技状態でのみミニゲームを実行可能としてもよい。また、あるミニゲームについて、確変状態よりも通常遊技状態の方が出現率が高くてもよいし、通常遊技状態よりも確変状態の方が出現率が高くてもよいし、確変状態でのみ出現する場合があってもよいし、通常遊技状態でのみ出現する場合があってもよい。また、ある予告について、確変状態よりも通常遊技状態の方が出現率が高くてもよいし、通常遊技状態よりも確変状態の方が出現率が高くてもよいし、確変状態でのみ出現する場合があってもよいし、通常遊技状態でのみ出現する場合があってもよい。
図261(A1)では、遊技状態が通常遊技状態(特図低確率普図低確率状態)である様子が示されている。具体的には、図261(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、表示領域の中央上部に「通常モード」の表示が行われており、現在の遊技状態が通常遊技状態であることが報知されている。なお、図261(A1)〜同図(A6)は、婆モードの表示と婆のキャラクタBAの表示が通常遊技状態であることを示す通常モードの表示となっていること以外は、図260(A1)〜同図(A6)と同様であるため、説明を省略する。
図261(B1)では、遊技状態が確変状態(特図高確率普図高確率状態)である様子が示されている。具体的には、図261(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、表示領域の中央上部に「確変モード」の表示が行われており、現在の遊技状態が確変状態であることが報知されている。また、装飾図柄表示装置208の表示領域の右上部分には、「右打ち」の表示が行われており、打ち方示唆表示が行われている。また、図261(B1)に示されるように、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、特図2の保留を表す、1番目の特図2の保留アイコンh21、2番目の特図2の保留アイコンh22及び3番目の特図2の保留アイコンh23はいずれもデフォルトの表示態様で表示され、表示領域の下方右側に表示されている。また、この演出例では、装飾図柄表示装置208の表示領域の下端部分の左半分に、多機能表示領域MF1が形成されている。すなわち、この演出例では、遊技状態によって多機能表示領域MF1の表示位置が変更されるように構成されている。そして、多機能表示領域MF1では、ミニゲームが開始されており、姫のキャラクタ画像HM2とともに「おみくじゲーム」の表示が行われ、ミニゲームとしてのおみくじゲームが開始されることが報知される。なお、図261(B1)〜同図(B5)は、遊技状態が姫モードの演出モードであるのが確変状態となっている点、特図1の保留表示が特図2の保留表示となっており、保留表示の数が異なっている点、保留表示の位置及び多機能表示領域MF1の表示位置が入れ替わっている点を除いて、図260(B1)〜同図(B5)と同様であるため、説明を省略する。
図261(B5)に示されるように、多機能表示領域MF1において、ミッション達成の報酬であることを示す「3UP確定」の表示が行われた後、図261(B6)に示される装飾図柄表示装置208では、多機能表示領域MF1に表示されていたミニゲームの結果は消去されており、この演出例では、2番目の特図2の保留アイコンh22の表示態様がデフォルトの表示態様から先読み予告の3段階目の表示態様としての円形で赤色の表示態様に変更されている。一方、装飾図柄表示装置208では、「装飾7−装飾7−装飾3」の装飾図柄の組合せで確定表示し、ハズレの装飾図柄の組合せとなったことが報知されている。このように、ミニゲームの結果がいずれの保留アイコンに対しても影響する場合があってもよい。
図262は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるミニゲームの演出の他の一例について段階的に示す図である。以下の図では、括弧書きのアルファベット順に演出が進んでいく様子が示されている。
図262(A1)〜同図(A6)は、多機能表示領域MF1の表示領域が拡張される例について示しており、図262(B1)〜同図(B6)は、多機能表示領域MF1が保留アイコンを表示する保留表示領域も兼用している例について示している。なお、図262は、ミニゲームとしてのサイコロゲームを例に説明したが、上述したおみくじゲームに適用することも可能である。
図262(A1)では、遊技状態が通常遊技状態(特図低確率普図低確率状態)である様子が示されている。具体的には、図261(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、表示領域の中央上部に「通常モード」の表示が行われており、現在の遊技状態が通常遊技状態であることが報知されている。また、図262(A1)に示されるように、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、特図1の保留を表す、1番目の特図1の保留アイコンh11はデフォルトの表示態様で表示されている。また、装飾図柄表示装置208の表示領域の下端部分の右半分には、多機能表示領域MF1が形成されている。そして、多機能表示領域MF1では、ミニゲームが開始されており、サボハニのキャラクタ画像SBHとともに「サイコロゲーム」の表示が行われ、ミニゲームとしてのサイコロゲームが開始されることが報知される。
その後、図262(A2)に示すように、多機能表示領域MF1が拡張表示され、領域が大きくなっている様子が示されている。この演出例では、ミニゲームが開始されると多機能表示領域MF1が拡張表示され、視認性が向上するように構成されている。また、多機能表示領域MF1では、サボハニのキャラクタ画像SBHの右側にサイコロの「3」の出目を示す表示とともに「で保留3UP」の表示が行われ、ミニゲームが開始された後で演出ボタン136を操作し、サイコロの「3」の出目が停止表示すると、保留アイコンの表示態様が3段階ランクアップする旨が説明されている。ここで、サボハニのキャラクタ画像SBHとサイコロの「3」の出目を示す表示は拡大して表示されている。また、装飾図柄表示装置208では、メインの演出として、ステップアップ予告が開始されている。図262(A2)に示すタイミングでは、ステップ1の表示態様のステップアップ予告SU1が表示されている。このステップアップ予告SU1は、多機能表示領域MF1と重なって表示されていないので、両者の視認性に影響を与えていない。なお、多機能表示領域MF1が拡張表示されるタイミングと、ステップアップ予告SU1が表示開始されるタイミングとが同じであってもよいし、多機能表示領域MF1が拡張表示された後で、ステップアップ予告SU1が表示開始されてもよいし、ステップアップ予告SU1が表示開始された後で、多機能表示領域MF1が拡張表示されてもよい。また、多機能表示領域MF1におけるサイコロの「3」の出目の表示と「で保留3UP」の表示が開始されるタイミングと、ステップアップ予告SU1が表示開始されるタイミングとが同じであってもよいし、多機能表示領域MF1におけるサイコロの「3」の出目の表示と「で保留3UP」の表示が開始された後で、ステップアップ予告SU1が表示開始されてもよいし、ステップアップ予告SU1が表示開始された後で、多機能表示領域MF1におけるサイコロの「3」の出目の表示と「で保留3UP」の表示が開始されてもよい。また、多機能表示領域MF1が拡張表示されるタイミングと、多機能表示領域MF1におけるサイコロの「3」の出目の表示と「で保留3UP」の表示が開始されるタイミングとが同じであってもよいし、多機能表示領域MF1が拡張表示された後で、多機能表示領域MF1におけるサイコロの「3」の出目の表示と「で保留3UP」の表示が開始されてもよいし、多機能表示領域MF1におけるサイコロの「3」の出目の表示と「で保留3UP」の表示が開始された後で、多機能表示領域MF1が拡張表示されてもよい。また、ミニゲームが開始される場合に多機能表示領域MF1が必ず拡張するようにしてもよいし、拡張しない場合があってもよい。また、遊技状態に応じて多機能表示領域MF1が拡張するようにしてもよく、例えば、確変状態においてミニゲームが開始される場合に多機能表示領域MF1が拡張し、通常遊技状態においてミニゲームが開始される場合には多機能表示領域MF1は拡張しないようにしてもよいし、通常遊技状態においてミニゲームが開始される場合に多機能表示領域MF1が拡張し、確変状態においてミニゲームが開始される場合には多機能表示領域MF1は拡張しないようにしてもよい。また、この演出例では、拡張した多機能表示領域MF1は装飾図柄にオーバーラップされていないが、拡張した多機能表示領域MF1が装飾図柄にオーバーラップされてもよいし、装飾図柄が拡張した多機能表示領域MF1にオーバーラップされてもよい。また、拡張していない多機能表示領域MF1が装飾図柄にオーバーラップされてもよいし、装飾図柄が拡張していない多機能表示領域MF1にオーバーラップされてもよい。
その後、図262(A3)に示すように、多機能表示領域MF1では、大きく表示されたボタン画像136aLとともに、このボタン画像136aLに重ねて「押せ」の表示が行われ、ミニゲームにおける演出ボタン136の操作有効期間が開始されたことが報知されている。また、装飾図柄表示装置208では、ステップアップ予告が更新され、ステップ2の表示態様のステップアップ予告SU2が表示されている。ここでも、ステップ2の表示態様のステップアップ予告SU2は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されている。このステップアップ予告SU2は、多機能表示領域MF1の一部にオーバーラップするようにして表示されており、多機能表示領域MF1の視認性に影響を与えている。そのため、ステップアップ予告SU2が多機能表示領域MF1にオーバーラップされている場合は、ステップアップ予告SU2が多機能表示領域MF1にオーバーラップされていない場合よりも視認性が低下する場合がある。なお、多機能表示領域MF1が拡張して表示された場合にのみステップアップ予告にオーバーラップされてもよいし、拡張して表示されていない場合にもステップアップ予告にオーバーラップされてもよい。また、多機能表示領域MF1におけるボタン画像136aLと「押せ」の表示が開始されるタイミングと、ステップアップ予告SU2が表示開始されるタイミングとが同じであってもよいし、多機能表示領域MF1におけるボタン画像136aLと「押せ」の表示が開始された後で、ステップアップ予告SU2が表示開始されてもよいし、ステップアップ予告SU2が表示開始された後で、多機能表示領域MF1におけるボタン画像136aLと「押せ」の表示が開始されてもよい。
その後、図262(A4)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄表示領域208aに「装飾2」が停止表示される。なお、中図柄表示領域208b及び右図柄表示領域208cでは、装飾図柄の変動表示が続いている。また、ステップアップ予告がさらに更新され、ステップ3の表示態様のステップアップ予告SU3が表示されている。ここでも、ステップ3の表示態様のステップアップ予告SU3は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されている。このステップアップ予告SU3も、多機能表示領域MF1の一部にオーバーラップするようにして表示されており、多機能表示領域MF1の視認性に影響を与えている。そのため、ステップアップ予告SU3が多機能表示領域MF1にオーバーラップされている場合は、ステップアップ予告SU3が多機能表示領域MF1にオーバーラップされていない場合よりも視認性が低下する場合がある。また、多機能表示領域MF1では、ボタン画像136aLの下方にボタン受付時間メーターMTが表示されており、演出ボタン136の操作有効期間が開始されてからの時間に応じてゲージが減少する態様で表示されている。なお、このボタン受付時間メーターMTも拡大して表示されている。そのため、ボタン受付時間メーターMTが拡大していない場合よりもゲージの減少速度が速くなっている。ここで、ミニゲームにおいて表示されるボタン受付時間メーターMTのゲージの減少速度の方が、メインの演出において表示されるボタン受付時間メーターMTのゲージの減少速度よりも速くなるようにしてもよいし、メインの演出において表示されるボタン受付時間メーターMTのゲージの減少速度の方が、ミニゲームにおいて表示されるボタン受付時間メーターMTのゲージの減少速度よりも速くなるようにしてもよいし、ミニゲームにおいて表示されるボタン受付時間メーターMTのゲージの減少速度と、メインの演出において表示されるボタン受付時間メーターMTのゲージの減少速度が同じ速さであってもよい。
そして、図262(A4)に示されるタイミングで演出ボタン136が操作されると、図262(A5)に示されるように、多機能表示領域MF1では、拡大したサイコロの図柄がミッション達成の出目である「3」の出目を示す態様で導出表示され、ミッション達成の報酬であることを示す「3UP確定」の表示が行われている。また、多機能表示領域MF1では、サボハニのキャラクタ画像SBHも拡大して表示されている。また、図262(A5)に示すように、装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄表示領域208cに「装飾7」が停止表示される。なお、中図柄表示領域208bでは、装飾図柄の変動表示が続いている。ここで、右図柄の停止表示とミニゲームの結果の導出表示とが同じタイミングであってもよいし、右図柄が停止表示された後でミニゲームの結果が導出表示されてもよいし、ミニゲームの結果が導出表示された後で右図柄が停止表示されてもよい。また、図262(A5)に示すように、ステップアップ予告は終了している。なお、右図柄の停止表示のタイミングとステップアップ予告の終了のタイミングとが同じであってもよいし、右図柄が停止表示した後で、ステップアップ予告が終了してもよいし、ステップアップ予告が終了した後で、右図柄が停止表示してもよい。
その後、図262(A6)に示す装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄表示領域208bに「装飾7」が停止表示され、揺れ変動による仮停止が行われた後、「装飾2−装飾7−装飾7」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。また、拡張された多機能表示領域MF1は縮小され、デフォルトのサイズに戻っている。また、多機能表示領域MF1に表示されていたミニゲームの結果は消去されており、1番目の特図1の保留アイコンh11の表示態様がデフォルトの表示態様から先読み予告の3段階目の表示態様としての円形で赤色の表示態様に変更されている。なお、保留アイコンの表示態様の変化と装飾図柄の確定表示とが同じタイミングであってもよいし、保留アイコンの表示態様が変化した後で装飾図柄が確定表示してもよいし、装飾図柄が確定表示した後で保留アイコンの表示態様が変化してもよい。また、ミニゲームの結果の消去のタイミングと装飾図柄の確定表示のタイミングとが同じであってもよいし、ミニゲームの結果が消去された後で装飾図柄が確定表示してもよいし、装飾図柄が確定表示した後でミニゲームの結果が消去されてもよい。また、多機能表示領域MF1がデフォルトのサイズに戻るタイミングとミニゲームの結果の消去のタイミングとが同じであってもよいし、多機能表示領域MF1がデフォルトのサイズに戻った後で、ミニゲームの結果が消去されてもよいし、ミニゲームの結果が消去された後で、多機能表示領域MF1がデフォルトのサイズに戻ってもよい。
図262(B1)では、遊技状態が通常遊技状態である様子が示されている。具体的には、図259(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、表示領域の中央上部に「通常モード」の表示が行われており、現在の遊技状態が通常遊技状態であることが報知されている。また、図262(B1)に示されるように、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、この演出例では、装飾図柄表示装置208の下端部分の左右両端に亘り多機能表示領域MF2が形成されている。この多機能表示領域MF2では、上述したチュートリアル表示や、予告表示や、ミニゲームの演出表示等の他にも、保留アイコンの表示も行われる。特図1の保留アイコンは、多機能表示領域MF2の左側に表示可能であり、特図2の保留アイコンは、多機能表示領域MF2の右側に表示可能である。図262(B1)に示すように、多機能表示領域MF2の左側には、特図1の保留を表す、1番目の特図1の保留アイコンh11がデフォルトの表示態様で表示されている。また、多機能表示領域MF2の右側では、特図2の保留アイコンの表示領域を利用してミニゲームが開始されており、サボハニのキャラクタ画像SBHとともに「サイコロゲーム」の表示が行われ、ミニゲームとしてのサイコロゲームが開始されることが報知される。
その後、図262(B2)に示すように、多機能表示領域MF2では、サボハニのキャラクタ画像SBHの右側にサイコロの「3」の出目を示す表示とともに「で保留3UP」の表示が行われ、ミニゲームが開始された後で演出ボタン136を操作し、サイコロの「3」の出目が停止表示すると、保留アイコンの表示態様が3段階ランクアップする旨が説明されている。また、装飾図柄表示装置208では、メインの演出として、ステップアップ予告が開始されている。図262(B2)に示すタイミングでは、ステップ1の表示態様のステップアップ予告SU1が表示されている。このステップアップ予告SU1は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されている。そのため、装飾図柄は、ステップアップ予告SU1によってオーバーラップされていない場合よりもステップアップ予告SU1によってオーバーラップされている場合の方が視認困難となっている。なお、多機能表示領域MF2におけるサイコロの「3」の出目の表示及び「で保留3UP」の表示が開始されるタイミングと、ステップアップ予告SU1が表示開始されるタイミングとが同じであってもよいし、多機能表示領域MF2におけるサイコロの「3」の出目の表示及び「で保留3UP」の表示が開始された後で、ステップアップ予告SU1が表示開始されてもよいし、ステップアップ予告SU1が表示開始された後で、多機能表示領域MF2におけるサイコロの「3」の出目の表示及び「で保留3UP」の表示が開始されてもよい。
その後、図262(B3)に示すように、多機能表示領域MF2では、ボタン画像136aとともに「押せ」の表示が行われ、ミニゲームにおける演出ボタン136の操作有効期間が開始されたことが報知されている。また、装飾図柄表示装置208では、ステップアップ予告が更新され、ステップ2の表示態様のステップアップ予告SU2が表示されている。ここでも、ステップ2の表示態様のステップアップ予告SU2は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されている。なお、多機能表示領域MF2におけるボタン画像136a及び「押せ」の表示が開始されるタイミングと、ステップアップ予告SU2が表示開始されるタイミングとが同じであってもよいし、多機能表示領域MF2におけるボタン画像136a及び「押せ」の表示が開始された後で、ステップアップ予告SU2が表示開始されてもよいし、ステップアップ予告SU2が表示開始された後で、多機能表示領域MF2におけるボタン画像136a及び「押せ」の表示が開始されてもよい。
その後、図262(B4)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄表示領域208aに「装飾2」が停止表示される。なお、中図柄表示領域208b及び右図柄表示領域208cでは、装飾図柄の変動表示が続いている。また、ステップアップ予告がさらに更新され、ステップ3の表示態様のステップアップ予告SU3が表示されている。ここでも、ステップ3の表示態様のステップアップ予告SU3は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されている。また、多機能表示領域MF1では、ボタン受付時間メーターMTが表示されており、演出ボタン136の操作有効期間が開始されてからの時間に応じてゲージが減少する態様で表示されている。
そして、図262(B4)に示されるタイミングで演出ボタン136が操作されると、図262(B5)に示されるように、多機能表示領域MF2では、サイコロの図柄がミッション達成の出目である「3」の出目を示す態様で導出表示され、ミッション達成の報酬であることを示す「3UP確定」の表示が行われている。また、多機能表示領域MF2では、サボハニのキャラクタ画像SBHも表示されている。また、図262(B5)に示すように、装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄表示領域208cに「装飾7」が停止表示される。なお、中図柄表示領域208bでは、装飾図柄の変動表示が続いている。ここで、右図柄の停止表示とミニゲームの結果の導出表示とが同じタイミングであってもよいし、右図柄が停止表示された後でミニゲームの結果が導出表示されてもよいし、ミニゲームの結果が導出表示された後で右図柄が停止表示されてもよい。また、図262(B5)に示すように、ステップアップ予告は終了している。なお、右図柄の停止表示のタイミングとステップアップ予告の終了のタイミングとが同じであってもよいし、右図柄が停止表示した後で、ステップアップ予告が終了してもよいし、ステップアップ予告が終了した後で、右図柄が停止表示してもよい。
その後、図262(B6)に示す装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄表示領域208bに「装飾7」が停止表示され、揺れ変動による仮停止が行われた後、「装飾2−装飾7−装飾7」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。また、多機能表示領域MF2に表示されていたミニゲームの結果は消去されており、1番目の特図1の保留アイコンh11の表示態様がデフォルトの表示態様から先読み予告の3段階目の表示態様としての円形で赤色の表示態様に変更されている。なお、保留アイコンの表示態様の変化と装飾図柄の確定表示とが同じタイミングであってもよいし、保留アイコンの表示態様が変化した後で装飾図柄が確定表示してもよいし、装飾図柄が確定表示した後で保留アイコンの表示態様が変化してもよい。また、ミニゲームの結果の消去のタイミングと装飾図柄の確定表示のタイミングとが同じであってもよいし、ミニゲームの結果が消去された後で装飾図柄が確定表示してもよいし、装飾図柄が確定表示した後でミニゲームの結果が消去されてもよい。
図263は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるミニゲームの演出の他の一例について段階的に示す図である。以下の図では、括弧書きのアルファベット順に演出が進んでいく様子が示されている。
図263(a)では、遊技状態が通常遊技状態である様子が示されている。具体的には、図263(a)に示す装飾図柄表示装置208では、表示領域の中央上部に「通常モード」の表示が行われており、現在の遊技状態が通常遊技状態であることが報知されている。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、特図1の保留を表す、1番目の特図1の保留アイコンh11はデフォルトtの表示態様で表示されている。また、図263(a)に示される装飾図柄表示装置208では、メインの演出としてのステップアップ予告が開始されている。図263(a)に示すタイミングでは、ステップ1の表示態様のステップアップ予告SU1が表示されている。このステップアップ予告SU1は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されている。そのため、装飾図柄は、ステップアップ予告SU1によってオーバーラップされていない場合よりもステップアップ予告SU1によってオーバーラップされている場合の方が視認困難となっている。
その後、図263(b)に示す装飾図柄表示装置208では、ステップアップ予告が更新され、ステップ2の表示態様のステップアップ予告SU2が表示されている。ここでも、ステップ2の表示態様のステップアップ予告SU2は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されている。また、装飾図柄表示装置208の表示領域の下端部分の右半分には、ミニゲーム表示領域MN2が形成される。そして、このミニゲーム表示領域MN2では、ミニゲームが開始されており、サボハニのキャラクタ画像SBHとともに「サイコロゲーム」の表示が行われ、ミニゲームとしてのサイコロゲームが開始されることが報知される。すなわち、この演出例では、ミニゲームが開始されるときに専用の領域(ミニゲーム表示領域MN2)が出現する様子が示されている。ここで、ステップアップ予告SU2が表示開始されるタイミングとミニゲームが開始されるタイミングとが同じであってもよいし、ステップアップ予告SU2が表示開始された後でミニゲームが開始されてもよいし、ミニゲームが開始された後でステップアップ予告SU2が表示開始されてもよい。
その後、図263(c)に示す装飾図柄表示装置208では、変動表示中の装飾図柄が表示領域の左上隅部に縮小して表示され、ミニゲーム表示領域MN2が消去して、ミニゲームの演出表示が装飾図柄表示装置208の表示領域の中央で大きく拡大して表示されている様子が示されている。具体的には、サボハニのキャラクタ画像SBHの右側にサイコロの「3」の出目を示す表示とともに「で保留3UP」の表示がそれぞれ大きく拡大して表示され、ミニゲームが開始された後で演出ボタン136を操作し、サイコロの「3」の出目が停止表示すると、保留アイコンの表示態様が3段階ランクアップする旨が説明されている。このように、この演出例では、ミニゲームが行われている少なくとも一部の期間で専用の領域(ミニゲーム表示領域MN2)が消去される様子が示されている。また、ステップアップ予告は、ミニゲームが開始されなかった場合には、ステップ3の表示態様のステップアップ予告SU3まで表示される予定であったが、ミニゲームの演出表示の拡大表示に伴い、途中で打ち切られている。なお、ミニゲームが開始された場合でもステップアップ予告を打ち切らないで継続して表示するようにしてもよい。この場合、例えば、ミニゲームの演出表示にオーバーラップしないように表示領域を移動するようにしてもよいし、さらに、ステップアップ予告を縮小して表示するようにしてもよい。また、ミニゲームの演出表示にステップアップ予告がオーバーラップして表示するようにしてもよいし、ステップアップ予告にミニゲームの演出表示がオーバーラップして表示するようにしてもよい。
その後、図263(d)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄表示領域208aに「装飾2」が停止表示される。なお、中図柄表示領域208b及び右図柄表示領域208cでは、装飾図柄の変動表示が続いている。また、装飾図柄表示装置208では、拡大表示されたボタン画像136aLの下方にボタン受付時間メーターMTが表示されており、演出ボタン136の操作有効期間が開始されてからの時間に応じてゲージが減少する態様で表示されている。なお、このボタン受付時間メーターMTも拡大して表示されている。ここで、ボタン画像136aL及びボタン受付時間メーターMTが表示されるタイミングと左図柄が停止表示するタイミングとが同じであってもよいし、ボタン画像136aL及びボタン受付時間メーターMTが表示された後で、左図柄が停止表示してもよいし、左図柄が停止表示した後でボタン画像136aL及びボタン受付時間メーターMTが表示されてもよい。
そして、図263(d)に示されるタイミングで演出ボタン136が操作されると、図263(e)に示す装飾図柄表示装置208では、拡大したサイコロの図柄がミッション達成の出目である「3」の出目を示す態様で導出表示される。また、このとき、装飾図柄表示装置208の表示領域の下端部分の右側に、ミニゲーム表示領域MN2が再び表示され、このミニゲーム表示領域MN2では、サイコロの図柄が「3」の出目で導出表示されたことを報知するとともに、ミッション達成の報酬であることを示す「3UP確定」の表示が行われている。また、ミニゲーム表示領域MN2では、サボハニのキャラクタ画像SBHも表示されている。また、図263(e)に示すように、装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄表示領域208cに「装飾7」が停止表示される。なお、中図柄表示領域208bでは、装飾図柄の変動表示が続いている。ここで、右図柄の停止表示とミニゲームの結果の導出表示とが同じタイミングであってもよいし、右図柄が停止表示された後でミニゲームの結果が導出表示されてもよいし、ミニゲームの結果が導出表示された後で右図柄が停止表示されてもよい。なお、ミニゲームの結果の導出表示のタイミングとミニゲーム表示領域MN2の再表示のタイミングとが同じであってもよいし、ミニゲームの結果が導出表示された後で、ミニゲーム表示領域MN2が再表示されてもよいし、ミニゲーム表示領域MN2が再表示された後で、ミニゲームの結果が導出表示されてもよい。
その後、図263(f)に示す装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄表示領域208bに「装飾7」が停止表示され、揺れ変動による仮停止が行われた後、「装飾2−装飾7−装飾7」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、装飾図柄のサイズは縮小されたサイズからデフォルトのサイズに戻り、表示位置もデフォルトの表示位置に戻っている。また、ミニゲームの終了とともに、ミニゲーム表示領域MN2も消去され、1番目の特図1の保留アイコンh11の表示態様がデフォルトの表示態様から先読み予告の3段階目の表示態様としての円形で赤色の表示態様に変更されている。なお、保留アイコンの表示態様の変化と装飾図柄の確定表示とが同じタイミングであってもよいし、保留アイコンの表示態様が変化した後で装飾図柄が確定表示してもよいし、装飾図柄が確定表示した後で保留アイコンの表示態様が変化してもよい。また、ミニゲーム表示領域MN2の消去のタイミングと装飾図柄の確定表示のタイミングとが同じであってもよいし、ミニゲーム表示領域MN2が消去された後で装飾図柄が確定表示してもよいし、装飾図柄が確定表示した後でミニゲーム表示領域MN2が消去されてもよい。また、ミニゲーム表示領域MN2が消去するタイミングと保留アイコンの表示態様が変化するタイミングとが同じであってもよいし、ミニゲーム表示領域MN2が消去した後で、保留アイコンの表示態様が変化してもよいし、保留アイコンの表示態様が変化した後で、ミニゲーム表示領域MN2が消去されてもよい。
なお、図263に示される演出例では、ミニゲームとしてサイコロゲームを例に説明したが、上述したおみくじゲームについても適用可能である。
また、上述したミニゲームとしてサイコロゲーム及びおみくじゲームを装飾図柄変動表示が行われる装飾図柄表示装置208において実行するようにしたが、装飾図柄表示装置208とは別の表示装置において実行するように構成されてもよい。
続いて、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行される演出の他の具体例について、図264〜図271を参照しながら説明する。
図264〜図271は、本実施形態に適用可能なパチンコ機100の装飾図柄表示装置を中心とした演出の変形例を段階的に示す図である。なお、図264〜図271においても、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普図表示装置210、第1特図保留ランプ218、第2特図保留ランプ220、普図保留ランプ216及び第4図柄表示装置284aについては、図示を省略している。また、図264〜図271では、1つの装飾図柄表示装置208を備えて構成されたパチンコ機100が示されている。なお、上述した実施形態のように、複数の装飾図柄表示装置を備えたものであってもよい。また、装飾図柄表示装置208の前面側には、上述した透明の導光板ILが配置されてもよい。
図264は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるミニゲームの演出の他の一例について段階的に示す図である。以下の図では、括弧書きのアルファベット順に演出が進んでいく様子が示されている。
図264(a)に示す装飾図柄表示装置208では、客待ちデモ表示が表示されている。この客待ちデモ表示は、特図の変動表示が行われていない待機状態において表示されることがある表示であり、遊技者に遊技の意欲を促進するための演出表示である。また、表示領域の下方には、客待ちデモ表示にオーバーラップするように、「プッシュボタンでメニューを表示」の表示が行われており、待機状態において演出ボタン136や操作キーユニット137の各ボタンが操作されると、メニュー画面が表示されることを報知している。
そして、図264(b)に示すタイミングで演出ボタン136が操作されると、図264(c)に示されるように、装飾図柄表示装置208では、メニュー画面が表示される。メニュー画面では、会員登録、二次元コード発行、遊技履歴、ミニゲーム、終了の各項目が縦列に並んで表示され、その下方には、方向キー操作促進画像137pとともに「選択」の文字表示が行われ、また、OKボタン操作促進画像137q及びボタン画像136aとともに「決定」の文字表示が行われており、操作キーユニット137の上ボタン137aや下ボタン137bを操作してカーソルCSLを移動させ、OKボタン137eあるいは演出ボタン136を操作することにより、カーソルCSLで指示された項目が実行されることが示されている。
ここで、「会員登録」の項目が実行されると、会員登録画面に移行する。会員登録画面では、例えば、パスワード取得ための二次元コードが表示される。この二次元コードには、運営サーバ側の、初回登録のための登録ページのURLが含まれている。本実施形態では、会員登録を行うことにより、遊技履歴を記録したり演出のカスタマイズを行う等のオリジナルモードの設定を行うことができる。遊技者は、例えば、カメラ機能とバーコードリーダ機能を有する携帯端末で、その二次元コード読み取り、初回登録ページのURLを取得する。遊技者は、取得したURLの登録ページに携帯端末からアクセスする。運営サーバは、初回登録ページにアクセスしてきた者を識別できる個人識別情報(ID)を取得し、パスワードを発行する。個人識別情報(ID)は、携帯端末固有の個体識別番号に基づく情報であったり、アクセス者に入力してもらった情報であったりする。ここで発行されるパスワードには、個人識別情報(ID)や履歴情報の初期値が含まれている。履歴情報は、ここで取得した個人識別情報に対応付けられて運営サーバに記憶される。運営サーバからパスワードが発行されると、携帯端末の表示画面にそのパスワードが表示される。
また、「二次元コード発行」の項目が実行されると、二次元コード発行画面が表示される。二次元コード発行画面では、パチンコ機100で生成された二次元コードが表示される。この二次元コードの発行は、オリジナルモードを設定した状態での遊技を終了する際に遊技者に選択してもらうことを想定して用意されている。
ここにいう二次元コードは、最大容量が2053バイト(約2KB)であり、表示上の大きさを、21×21[セル]〜177×177[セル]の範囲で4セル刻みに変更することができる。二次元コードの代表的なものとしてはQRコード(登録商標)が知られている。なお、二次元コードに代えて、一次元バーコードや暗号化された文字列であってもよい。ただし、二次元コードは、単なる文字列に比較して、内包可能な情報量が圧倒的に多い利点がある。文字列の場合には、含ませる情報量が多くなる程、文字列が増加し、人間では覚えきれない、書きとめ切れないため、二次元コードにより報知することで、負担を減らすことができる。
本実施形態では、二次元コードに、例えば、個人識別情報(ID)、今回遊技の結果及びミッション達成状況やオリジナルモードポイントの累積値を表す情報等が含まれている。また、特図始動口(230、232)への入賞回数、大当り回数、小当り回数、店舗識別用情報、遊技台固有の情報、稼働状況、エラー回数等を含めてもよい。今回遊技の結果やミッション達成状況やオリジナルモードポイントの累積値を表す情報や入賞回数等は、履歴情報に相当する。さらに、二次元コードには、運営サーバに用意された更新受付ページのURLも含まれている。
本実施形態のパチンコ機100では、二次元コードを発行すると、その二次元コードに含めた今回遊技の結果等の情報が、パチンコ機100から消去されるように構成されている。そのため、本実施形態では、二次元コードを発行する際に警告画面を表示し、今回の遊技の結果等の情報が消去されることを遊技者に警告する。
遊技者が、発行された二次元コードを携帯端末のカメラ機能を利用して撮影すると、バーコードリーダ機能が起動する。すると、携帯端末の表示画面には、運営サーバに用意された更新受付ページのアドレスを表す「http://www.〜/jp」に、二次元コードに含まれる、個人識別情報(ID)や履歴情報を表す引数が付加されたURLが表示される。遊技者が、読み取った二次元コードからバーコードリーダ機能によって変換されたURLにアクセスすると、引数部分に含まれていた個人識別情報に対応付けてこれまで運営サーバに記憶されていた履歴情報が、引数部分に含まれている履歴情報に更新される。なお、本実施形態では、二次元コードを読み取り終わった遊技者が遊技台をそのまま放置するおそれがあるため、二次元コード発行時点で遊技台が記憶している履歴情報を消去するようにしているが、これに限らず、二次元コード発行後に遊技者の操作に基づき履歴情報を消去するようにしてもよいし、遊技者が履歴情報を消去しない場合には、履歴情報を反映した遊技に戻れるように構成してもよい。
また、「遊技履歴」の項目が実行されると、例えば、今回遊技の結果及びミッション達成状況やオリジナルモードポイントの累積値を表す情報等が表示される。また、特図始動口(230、232)への入賞回数、大当り回数、小当り回数、稼働状況、エラー回数等を表示してもよい。
また、「ミニゲーム」の項目が実行されると、ミニゲームが実行される。ミニゲームの詳細については、後述する。
また、「終了」の項目が実行されると、メニュー画面の表示を終了し、客待ちデモ表示が表示される。
図264(c)に示されるように、カーソルCSLが「会員登録」を指示している状態で下ボタン137bが1回操作されると、図264(d)に示すように、カーソルCSLが「二次元コード発行」を指示し、下ボタン137bがさらに1回操作されると、図264(e)に示すように、カーソルCSLが「遊技履歴」を指示し、下ボタン137bがさらに1回操作されると、図264(f)に示すように、カーソルCSLが「ミニゲーム」を指示する。
そして、図264(f)に示すタイミングで、OKボタン137eが操作されると、図264(g)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ミニゲームが開始される。具体的には、装飾図柄表示装置208の表示領域の上部に「本日の運勢占い」というタイトルが表示され、表示領域の中央から左側にかけて4つの宝箱が配置され、表示領域の右側には、方向キー操作促進画像137pとともに「選択」の文字が表示され、その下方には、ボタン画像136aとともに「決定」の文字が表示されており、操作キーユニット137の方向キーを操作してカーソルCSLを移動させて4つの宝箱(BX1,BX2,BX3,BX4)からいずれかを指示し、演出ボタン136を操作することによりカーソルCSLで指示した宝箱を開けることができる旨が報知されている。なお、図264(g)に示されるタイミングでは、カーソルCSLは、左上の宝箱BX1を指示している。このミニゲームは、4つの宝箱から遊技者が選択し、選択した宝箱の中身を報知するものである。宝箱の中身は、運勢を示唆するおみくじ占いの結果(例えば、大吉、中吉、小吉、凶など)となっており、複数種類用意されている。さらに、この演出例では、おみくじ占いの結果とともに、一言アドバイスも付加されている。なお、これらのおみくじ占いの結果や一言アドバイスは、当否判定の結果と関係のない内容となっている。すなわち、当否判定んおけっかを少なくとも示唆するものではないものとなっている。また、各宝箱にいずれの結果を対応付けるかについては、ランダムで決定される。そのため、例えば、同じ宝箱を選択したとしても、ミニゲームの実行毎に中身が変化することとなる。すなわち、宝箱の中身(ミニゲームの結果)は、操作キーユニット137や演出ボタン136といった操作手段の操作状況に応じて変化するということができる。
その後、図264(h)に示すタイミングで、下ボタン137bが操作されると、図264(i)に示すように、カーソルCSLが左下の宝箱BX2を指示する。
そして、図264(i)に示すタイミングで、演出ボタン136が操作されると、図264(j)に示すように、装飾図柄表示装置208では、左下の宝箱BX2がカーソルCSLに囲まれた状態で拡大表示され、左上の宝箱BX1、右上の宝箱BX3及び右下の宝箱BX4は、右下部分に縮小して表示される。これにより、左下の宝箱BX2が開ける宝箱として決定されたことが報知される。
その後、図264(k)に示すように、装飾図柄表示装置208では、左下の宝箱BX2が開放し、ミニゲームの結果として、宝箱の中から婆のキャラクタBAが登場するとともに、おみくじ占いの結果として「小吉」が表示され、一言アドバイスとして「ほどほどに・・・」の表示が行われ、遊技にのめりこみすぎないように注意喚起する様子が示されている。すなわち、この演出例では、「小吉」と婆のキャラクタBAが対応付けられており、婆のキャラクタBAを見ることによっておみくじ占いの結果が「小吉」であったことが理解できる場合がある。
その後、図264(l)に示す装飾図柄表示装置208では、「他の結果はこれじゃ」という文字表示が表示され、開放しなかった宝箱の中身が報知されることを予告している。なお、図264(l)に示される文字表示の内容は、出現したキャラクタによって異なっており、例えば、後述する姫のキャラクタHM3が出現した場合は、「他の結果はこれよ」といった文字表示が表示される。
その後、図264(m)に示す装飾図柄表示装置208では、左上の宝箱BX1から姫のキャラクタHM3が登場し、右上の宝箱BX3から番長の顔の画像BCHが登場し、右下の宝箱BX4からパンダの顔の画像PNDが登場する様子が示されている。なお、姫のキャラクタHM3は、大吉に対応するキャラクタであり、番長の顔の画像BCHは、中吉に対応するキャラクタであり、パンダの顔の画像PNDは、凶に対応するキャラクタとなっている。なお、おみくじ占いの結果とキャラクタとの組み合わせは適宜に設定することができ、また、ミニゲームが行われる毎に、おみくじ占いの結果とキャラクタとの組み合わせを変更するようにしてもよい。
ミニゲームの結果として表示される宝箱の中身の他の例としては、例えば、図264(k1)に示すように、宝箱の中から姫のキャラクタHM3が登場するとともに、おみくじ占いの結果として「大吉」が表示され、一言アドバイスとして「今日は大漁の予感」の表示が行われ、大量の出玉が獲得できるかもしれないという期待感を与えるようにしたものがある。
また、図264(k2)に示すように、宝箱の中から番長の顔の画像BCHが登場するとともに、おみくじ占いの結果として「中吉」が表示され、一言アドバイスとして「粘ればなんとかなる日だ」の表示が行われ、時間をかけてじっくりと腰を据えて遊技すればいいことがあるかもしれないという期待感を与えるようにしたものもある。
また、図264(k3)に示すように、宝箱の中からパンダの顔の画像PNDが登場するとともに、おみくじ占いの結果として「凶」が表示され、一言アドバイスとして「ガウーッ」「のめりこみ危険」の表示が行われ、遊技にのめりこみすぎないように注意喚起する様子が示されたものもある。
また、例えば、パチンコ機100の第1副制御部400に接続されたDIPスイッチによる設定内容により出現可能なミニゲームの結果を用意してもよく、例えば、DIPスイッチによって、出現することにより大当りとなることが約束されるプレミア予告の出現率が高められる設定がなされた場合には、図264(k4)に示すように、「今日は大漁の予感」という一言アドバイスの表示を、「今日はプレミア予告が出やすいよ」という表示に変更するようにしてもよい。すなわち、予告の出現率の示唆など、当否判定の結果に関連する演出の説明であって、当否判定の結果に関わらない結果の表示を行う場合があってもよい。これによれば、間接的に当否判定の影響に関わっているかのように遊技者に思わせることができる場合がある。なお、予告の出現率が変更されていない場合でも、図264(k4)に示されるミニゲームの結果が表示されるようにしてもよい。このように、同じキャラクタが出現する場合でも、一言アドバイスなど、キャラクタに付加される表示が変更されてもよい。
また、この演出例において、一言アドバイスに換えて、遊技説明や機種のキャラクタの説明等のチュートリアル表示を行うようにしてもよい。
図265は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるミニゲームの演出の他の一例について段階的に示す図である。以下の図では、括弧書きのアルファベット順に演出が進んでいく様子が示されている。
図265(A1)〜同図(A6)は、図264(f)に続く演出であって、別のミニゲームの演出例について示している。すなわち、図264(f)に示すタイミングで、OKボタン137eが操作されると、図265(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、表示領域の上部に「本日の運勢占い−大吉を引け−」というタイトルが表示され、「大吉」の中身の宝箱を選択することをミッションとするミニゲームが開始される。なお、図265(A1)〜同図(A4)は、タイトルの表示が異なっていること以外は、図264(g)〜同図(j)と同様であるので、説明を省略する。
図265(A5)は、左下の宝箱BX2が開放された様子が示されている。具体的には、図265(A5)に示す装飾図柄表示装置208では、左下の宝箱が開放し、ミニゲームの結果として、宝箱の中から姫のキャラクタHM3が登場するとともに、おみくじ占いの結果として「大吉」が表示される。「大吉」が表示されたことにより、ミニゲームのミッションが達成されたため、その旨の「ミッション達成」の表示が行われている。
その後、図265(A6)に示す装飾図柄表示装置208では、「ミッション達成」の表示に換えて、一言アドバイスとして「今日は絶好調の予感」という表示が行われ、遊技者に出玉獲得の期待感を与えるようにしている。この一言アドバイスも当否判定の結果に関連しない表示ということができる。
図265(B1)〜同図(B6)も、図264(f)に続く演出であって、ミッションを達成できなかった様子が示されている。なお、図265(B1)は、図265(A1)と同様の表示となっている。
そして、図265(B2)に示すタイミングで、右ボタン137dが操作されると、図265(B3)に示すように、カーソルCSLが右上の宝箱BX3を指示する。
そして、図265(B3)に示すタイミングで、演出ボタン136が操作されると、図265(B4)に示すように、装飾図柄表示装置208では、右上の宝箱BX3がカーソルCSLに囲まれた状態で拡大表示され、左上の宝箱BX1、左下の宝箱BX2及び右下の宝箱BX4は、右下部分に縮小して表示される。これにより、右上の宝箱BX3が開ける宝箱として決定されたことが報知される。
その後、図265(B5)に示すように、装飾図柄表示装置208では、右上の宝箱BX3が開放し、ミニゲームの結果として、宝箱の中から婆のキャラクタBAが登場するとともに、おみくじ占いの結果として「小吉」が表示される。「大吉」が表示されなかったことにより、ミニゲームのミッションが達成されなかったため、その旨の「達成ならず・・・」の表示が行われている。
その後、図265(B6)に示す装飾図柄表示装置208では、「達成ならず・・・」の表示に換えて、一言アドバイスとして「ほどほどに・・・」という表示が行われ、遊技にのめりこみすぎないように注意喚起する様子が示されている。
図266は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるミニゲームの演出の他の一例について段階的に示す図である。以下の図では、括弧書きのアルファベット順に演出が進んでいく様子が示されている。
図266(a)に示す装飾図柄表示装置208では、上述した客待ちデモ表示が表示されている。
そして、図266(b)に示すタイミングで演出ボタン136が操作されると、図266(c)に示されるように、装飾図柄表示装置208では、メニュー画面が表示される。図266(c)に示されるメニュー画面では、会員登録、カスタマイズ、ミニゲーム、個人データクリア、終了の各項目が縦列に並んで表示され、その下方には、方向キー操作促進画像137pとともに「選択」の文字表示が行われ、また、OKボタン操作促進画像137q及びボタン画像136aとともに「決定」の文字表示が行われており、操作キーユニット137の上ボタン137aや下ボタン137bを操作してカーソルCSLを移動させ、OKボタン137eあるいは演出ボタン137を操作することにより、カーソルCSLで指示された項目が実行されることが示されている。
ここで、「カスタマイズ」の項目が実行されると、各種設定についてのカスタマイズができる。カスタマイズ可能な設定の詳細については、後述する。
また、「個人データクリア」の項目が実行されると、パチンコ機100から今回遊技の結果及びミッション達成状況やオリジナルモードポイントの累積値を表す情報等が消去される。このとき、誤ってデータクリアされることを防止するために警告画面の表示を経由してもよい。
そして、図266(c)に示されるように、カーソルCSLが「会員登録」を指示している状態で下ボタン137bが1回操作されると、図266(d)に示すように、カーソルCSLが「カスタマイズ」を指示する。そして、カーソルCSLが「カスタマイズ」を指示している状態でOKボタン137eが操作されると、図266(e)に示すように、カスタマイズメニュー画面に移行する。
カスタマイズメニュー画面では、オートボタンモードのオン/オフ、エコモードのオン/オフ、プレミア予告出現率の設定、チュートリアル表示のオン/オフの各種設定が縦列に並んで表示され、その下方には、方向キー操作促進画像137pとともに「選択」の文字表示が行われ、また、OKボタン操作促進画像137qとともに「決定」の文字表示が行われており、操作キーユニット137の上ボタン137aや下ボタン137bを操作してカーソルCSLを上下方向に移動し、左ボタン137c及び右ボタン137bを操作することで、カーソルCSLに指示された設定の変更を行うことができる。
ここで、「オートボタンモード」は、演出ボタン136や操作キーユニット137の各ボタンが自動で操作される演出モードである。オートボタンモードがオンに設定されると、オートボタンモードフラグがオン状態とされ、ボタン操作のタイミングを自動で判断し、操作を行う。例えば、演出ボタン136の連打操作を要求する連打操作演出が実行された場合には、適宜のタイミング毎(例えば、200ms毎)にボタン操作が自動で行われるように制御される。なお、この演出例では、「オートボタンモード」がオンに設定された場合には、各種ボタンを操作することなく、各種ボタンが自動で操作されるフルオートに設定するようにしたが、ボタンを長押しすることによりボタンの自動操作が行われる長押しオートに設定可能としてもよい。ここで、長押しオートとは、複数回の操作手段の操作を必要とする演出(ミニゲームを含む)において、操作手段による長押し操作が行われた場合に、連続的に複数回の操作がなされたこととする疑似的な操作のことである。この場合、長押しするために操作手段を操作した場合には、1回目の手動操作が行われたとして取り扱われる。例えば、上述した連打操作演出が実行された場合には、演出ボタン136を長押しすることにより、疑似的に連打操作を行うように制御される。また、フルオートとは、操作手段が操作されていない場合であっても、操作手段の操作を必要とするある演出において操作手段の操作がなされたこととする操作のことである。
また、「エコモード」は、例えば、待機状態が所定期間(例えば、30秒)維持された場合に消費電力を抑える目的で各種ランプ418を消灯する等、1又は複数の駆動装置の駆動を制限あるいは停止するモードである。本実施形態では、エコモードがオンとされた後、エコモードの開始条件が成立すると、各種ランプ418を消灯させ、装飾図柄表示装置208のバックライトの輝度を低下させる等を行う。なお、駆動を制限あるいは停止する対象のデバイスについては、適宜設定することができる。
また、「プレミア予告出現率」は、出現することにより最終的に大当り図柄が確定表示されることが確約される予告の出現率を示しており、「普通」に設定されると、第一の確率でプレミア予告が出現する通常確率用テーブルが用いられてプレミア予告の出現の抽選が行われ、「高」に設定されると、第一の確率よりも高い第二の確率でプレミア予告が出現する高確率用テーブルが用いられてプレミア予告の出現の抽選が行われるように制御される。
また、「チュートリアル」は、オフに設定されると、上述したチュートリアル表示が行われないように制御される。
図266(f)に示されるように、カーソルCSLが「オートボタンモード」を指示している状態で左ボタン137cが1回操作されると、図266(g)に示すように、「オフ」を指示していた「オートボタンモード」の設定が「オン」に変更される。
そして、図266(g)に示すように、「オートボタンモード」の設定が「オン」とされた状態でOKボタン137eが1回操作されると、「オートボタンモード」の設定が「オン」に確定される。その後、演出ボタン136が1回操作されると、図266(h)に示すように、メニュー画面に移行する。なお、「オートボタンモード」の設定が「オン」とされた状態でOKボタン137eが操作されず、演出ボタン136が操作された場合には、「オートボタンモード」の設定の結果を反映しないでメニュー画面に移行してもよいし、「オートボタンモード」の設定の結果を反映(確定)した上でメニュー画面に移行するようにしてもよい。
そして、図266(h)に示すように、カーソルCSLが「カスタマイズ」を指示している状態で下ボタン137bが1回操作されると、図266(i)に示すように、カーソルCSLが「ミニゲーム」を指示する。
そして、図266(i)に示すように、カーソルCSLが「ミニゲーム」を指示している状態でOKボタン137eが操作されると、図266(j)に示すように、ミニゲームが開始される。具体的には、装飾図柄表示装置208では、番長のキャラクタが表示されるとともに、「番長覚醒ゲーム」というミニゲームの名称が表示され、その下方には、「ボタン連打で服を破れ」というミッションが表示されている。すなわち、このミニゲームでは、演出ボタン136の操作受付期間において演出ボタン136を連打し、所定回数の演出ボタン136の操作があったことを条件としてミッションが達成された場合に、番長の服が破ける表示を行ってミッション達成を報知する。
その後、図266(k)に示すタイミングで、装飾図柄表示装置208では、番長のキャラクタとともに、ボタン画像136aとボタン受付時間メーターMTが表示され、その上方には「START」の文字表示が行われ、ミニゲームにおける演出ボタン136の操作受付期間が開始された様子が示されている。この演出例では、上述したように、「オートボタンモード」の設定が「オン」とされてフルオートに設定されているものの、ミニゲームにおいては、フルオートの設定が有効とならず、演出ボタン136の自動操作が行われないように構成されている。なお、「オートボタンモード」の設定が「オン」とされて長押しオートに設定されている場合において、演出ボタン136が長押しされた場合でも、長押しオートの設定は有効とならず、最初の1回の手動操作された分のみが有効とされ、その後は演出ボタン136の自動操作は行われない。なお、この演出例において、ボタン受付時間メーターMTの表示態様の変化速度を、図柄変動表示の実行中に行われるミニゲームにおいて表示されるボタン受付時間メーターMTの表示態様の変化速度と異ならせてもよく、例えば、この演出例のように、客待ちデモ表示中に開始可能なミニゲームにおいて表示されるボタン受付時間メーターMTの表示態様の変化速度よりも、図柄変動表示の実行中に行われるミニゲームにおいて表示されるボタン受付時間メーターMTの表示態様の変化速度の方が早くてもよいし、遅くてもよい。また、客待ちデモ表示中に開始可能なミニゲームにおいて表示されるボタン受付時間メーターMTの表示態様の変化速度と、図柄変動表示の実行中に行われるミニゲームにおいて表示されるボタン受付時間メーターMTの表示態様の変化速度とが同じであってもよい。また、この演出例では、ボタン画像136aの表示態様の数(例えば、デフォルトの表示態様の1種類)よりも、図柄変動表示の実行中に行われるミニゲームにおいて表示されるボタン画像136aの表示態様の数(例えば、デフォルトの表示態様、振動している表示態様、回転している表示態様、振動及び回転している表示態様の4種類)の方が大きくてもよいし、少なくてもよいし、客待ちデモ表示中に開始可能なミニゲームにおいて表示されるボタン画像136aの表示態様の数と、図柄変動表示の実行中に行われるミニゲームにおいて表示されるボタン画像136aの表示態様の数とが同じであってもよい。
その後、図266(l)〜同図(n)に示すように、演出ボタン136の押下操作が一度もないまま操作有効期間が経過すると、図266(o)に示すように、番長のキャラクタの表示態様は変化せず、番長のキャラクタの服を破くというミッションが達成されなかったことが示される。また、図266(o)に示される装飾図柄表示装置208では、「番長覚醒ゲーム」「終了」の表示が行われ、ミッションが終了したことが報知されている。
その後、図266(p)に示されるタイミングで、装飾図柄表示装置208では、メニュー画面に移行する。
なお、この演出例において、ミニゲームの実行に関して遊技者が選択できるような構成としてもよく、例えば、メニュー画面から移行するカスタマイズメニュー画面において、ミニゲームを実行可能とするか否かについて設定することができるようにしてもよいし、実行可能なミニゲームの種類を選択できるようにしてもよい。
また、ミニゲームの結果としてカスタマイズされた演出が実行されやすいように構成されてもよく、例えば、通常では出現率がきわめて低い演出が実行されるような構成であれば、ミニゲームへの参加意欲を向上させることができる場合がある。
図267及び図268は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるミニゲームの演出の他の一例について段階的に示す図である。以下の図では、括弧書きのアルファベット順に演出が進んでいく様子が示されている。
図267(A1)〜同図(A6)は、図266(i)に続く演出であって、演出ボタン136を遊技者が連打操作した結果、ミッションが達成された様子が示されている。なお、図267(A1)〜同図(A2)は、図266(j)〜同図(k)と同様であるので、説明を省略する。
図267(A2)に示すタイミングでミニゲームにおける演出ボタン136の操作受付期間が開始されると、遊技者によって演出ボタン136が連打される。
すると、図267(A3)に示すように、装飾図柄表示装置208では、演出ボタン136の操作回数に応じた数の星のエフェクト画像が表示される。星のエフェクト画像は、図267(A3)〜同図(A5)に示すように、操作回数が多くなるほど表示される星のエフェクト画像の数も多くなり、ミッションが達成される操作回数に近づくと、図267(A5)に示すように、サイズの大きい星のエフェクト画像が表示される。その後、さらに演出ボタン136が連打され、操作受付期間が経過するまでにミッションが達成される操作回数に達すると、図267(A6)に示す装飾図柄表示装置208では、番長のキャラクタの着ている服が破けている様子が示され、「番長覚醒」「今日は絶好調だ」の表示が行われてミッションが達成されたことが報知される。
図267(B1)〜同図(B6)は、図266(i)に続く演出であって、ミニゲームにおいて長押しオートが有効とされる例を示しており、長押しオートによる演出ボタン136の疑似的な連打操作が行われた結果、ミッションが達成された様子が示されている。なお、図267(B1)〜同図(B2)は、図266(j)〜同図(k)と同様であるので、説明を省略する。
図267(B2)に示すタイミングでミニゲームにおける演出ボタン136の操作受付期間が開始されると、遊技者によって演出ボタン136が長押しされる。
すると、図267(B3)に示すように、装飾図柄表示装置208では、演出ボタン136の押下操作に応じて、星のエフェクト画像が1つだけ表示される。しかしながら、疑似的な連打操作はまだ開始されていない。本実施形態では、長押しオートが有効とされている場合において、1回の押下操作を所望とするところ、疑似的な連打が開始されることによる誤操作を防止するため、演出ボタン136の長押しが開始されてから所定時間(例えば、500ms)経過すると疑似的な連打操作が開始されるように構成されている。この場合、長押しが開始された時点における1回の操作は受け付けられる。そのため、図267(A3)に示すタイミングにおける演出ボタン136の操作状態と比較すると、演出ボタン136の操作回数が少なく、また、星のエフェクト画像も図267(A3)に示す装飾図柄表示装置208における表示よりも少なくなっている。すなわち、遊技者による通常の連打操作が行われた場合と、長押しオートによる疑似的な連打操作が行われた場合とで、装飾図柄表示装置208における表示態様の変化の仕方が異なることがある。
演出ボタン136の長押しが開始されてから所定時間が経過して疑似的な連打操作が開始されると、図267(B4)〜同図(B5)に示すように、疑似的な操作による操作回数が多くなるほど表示される星のエフェクト画像も多くなり、ミッションが達成される操作回数に近づくと、図267(B5)に示すように、サイズの大きい星のエフェクト画像が表示される。その後、さらに演出ボタン136による疑似的な連打操作が行われ、操作受付期間が経過するまでにミッションが達成される操作回数に達すると、図267(B6)に示す装飾図柄表示装置208では、番長のキャラクタの着ている服が破けている様子が示され、「番長覚醒」「今日は絶好調だ」の表示が行われてミッションが達成されたことが報知される。
図268(C1)〜同図(C7)は、図266(i)に続く演出であって、ミニゲームにおいて長押しオートが無効とされる例を示しており、長押ししたが疑似的な連打操作が行われず、その結果、ミッションが達成されなかった様子が示されている。なお、図267(B1)〜同図(B2)は、図266(j)〜同図(k)と同様であるので、説明を省略する。
図268(C2)に示すタイミングでミニゲームにおける演出ボタン136の操作受付期間が開始されると、遊技者によって演出ボタン136が長押しされる。
すると、図268(C3)に示すように、装飾図柄表示装置208では、演出ボタン136の押下操作に応じて、星のエフェクト画像が1つだけ表示される。
しかしながら、この演出例では、長押しオートが無効とされているので、演出ボタン136の長押しが開始されてから所定時間が経過しても疑似的な連打操作が開始されない。そのため、図268(C4)に示すように、演出ボタン136の操作回数が増加しないため、星のエフェクト画像が増加しないばかりか、最後に演出ボタン136が操作されてから所定時間(例えば、2秒)が経過すると、表示されていた星のエフェクト画像の数が漸次減少し、図268(C5)に示すタイミングでは、星のエフェクト画像が完全に消去されている。その後、図268(C6)に示すように、操作受付期間が経過すると、図268(C7)に示すように、番長のキャラクタの表示態様は変化せず、番長のキャラクタの服を破くというミッションが達成されなかったことが示される。また、図268(C7)に示される装飾図柄表示装置208では、「番長覚醒ゲーム」「終了」の表示が行われ、ミッションが終了したことが報知されている。
図269は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるミニゲームの演出の他の一例について段階的に示す図である。以下の図では、括弧書きのアルファベット順に演出が進んでいく様子が示されている。図269は、1つのボタンの1回操作もしくは複数回操作を要求する演出(ミニゲームを含む)については、フルオート(もしくは、長押しオート)の機能が有効とされるが、操作キーユニット137を用いて選択することを要求する演出(ミニゲームを含む)については、フルオート(もしくは、長押しオート)の機能が無効とされる例について示されている。
図269(A1)〜同図(A6)は、図266(i)に続く演出であって、演出ボタン136を連打するミニゲームにおいてフルオートが有効とされる例を示しており、フルオートによる演出ボタン136の疑似的な連打操作が行われた結果、ミッションが達成された様子が示されている。なお、図269(A1)〜同図(A2)は、図266(j)〜同図(k)と同様であるので、説明を省略する。
図269(A2)に示すタイミングでミニゲームにおける演出ボタン136の操作受付期間が開始されると、フルオートが機能し、疑似的な連打操作が開始される。
すると、図269(A3)に示すように、装飾図柄表示装置208では、演出ボタン136の疑似的な操作回数に応じた数の星のエフェクト画像が表示される。星のエフェクト画像は、図269(A3)〜同図(A5)に示すように、疑似的な操作による操作回数が多くなるほど表示される数も多くなり、ミッションが達成される操作回数に近づくと、図269(A5)に示すように、サイズの大きい星のエフェクト画像が表示される。その後、さらに演出ボタン136の疑似的な操作が継続して行われ、操作受付期間が経過するまでにミッションが達成される操作回数に達すると、図269(A6)に示す装飾図柄表示装置208では、番長のキャラクタの着ている服が破けている様子が示され、「番長覚醒」「今日は絶好調だ」の表示が行われてミッションが達成されたことが報知される。
図269(B1)は、図264(f)に続く演出であって、別のミニゲームの演出例について示している。すなわち、ミニゲームが開始されると、図269(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、表示領域の上部に「本日の運勢占い−大吉を引け−」というタイトルが表示され、「大吉」の中身の宝箱を選択することをミッションとするミニゲームが開始される。このミニゲームは、操作キーユニット137の各ボタンを操作してカーソルCSLを移動させ、演出ボタン136を操作することにより開放する宝箱を決定するものであり、複数のボタンを操作することによりミニゲームが行われるものであるから、フルオートの機能が無効となっている。そのため、図269(B1)に示す装飾図柄表示装置208が表示された後、いずれかのボタンが操作されない限りは表示状態に何らの変化も生じないようになっている。
一方、このようなミニゲームにおいてもフルオートを機能させるようにしてもよく、例えば、図269(B1´)に示すように、ミニゲームが開始すると、すぐにフルオートが機能して演出ボタン136が疑似的に操作され、図269(B2´)に示すように、左上の宝箱が自動的に選択されてしまうこととなる。すなわち、このように操作キーユニット137の各ボタンで宝箱を選択した上で演出ボタン136で開放する宝箱を決定するようなミニゲームにおいて、フルオートを機能させると、カーソルCSLが最初に指示する宝箱が開放する宝箱として勝手に決定されてしまい、遊技者の操作意図が全く反映されない場合がある。
本実施形態では、待機状態において当否判定の結果にかかわらない結果を導出するミニゲームを行うようにしたが、例えば、RTC(Real Time Clock)により所定の時間となると開始される演出において(待機状態及び図柄変動表示中の少なくともいずれか一方において)実行されるミニゲームにおいて実行するようにしてもよいし、遊技者の暇つぶしを目的とするため、遊技状態に関係なくいつでも実行するようにしてもよい。
図270及び図271は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるミニゲームの演出の他の一例について段階的に示す図である。以下の図では、括弧書きのアルファベット順に演出が進んでいく様子が示されている。図270及び図271に示される演出例では、装飾図柄表示装置208の他、演出可動体224の様子も示されている。また、図270及び図271に示される演出例では、大当り遊技の実行中にミニゲームが開始される様子が示されている。なお、大当り遊技の実行中にミニゲームが必ず開始されるようにしてもよいし、開始されない場合があってもよい。
図270(a)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾7−装飾7−装飾7」の装飾図柄の組合せで停止表示されており、大当りとなった様子が示されている。また、特図2の保留を表す、1番目の特図2の保留アイコンh21、2番目の特図2の保留アイコンh22、3番目の特図2の保留アイコンh23、4番目の特図2の保留アイコンh24は、いずれもデフォルトの表示態様で表示されている。なお、この演出例では、特図1及び特図2の第2保留数表示や特図1及び特図2の第4図柄の表示を行っていないが、これらの表示を行うようにしてもよい。
図270(b)では、大当り遊技が開始され1ラウンド目に移行した様子が示されている。具体的には、装飾図柄表示装置208では、「大当り開始」の表示を行って大当り遊技が開始されたことを報知するとともに、表示領域の右上には、大当り遊技の1ラウンド目であることを示す「1R」の表示と、今回の大当りにおける現在の獲得賞球数を示す「0GET」の表示も行われている。なお、初回の大当りから連荘が終了するまでの総獲得賞球数を表示するようにしてもよい。また、獲得賞球数には、1ラウンドにおける可変入賞口234への入賞球数が所定数(例えば、10個)となって可変入賞口234が閉状態となる間際に入賞(オーバー入賞)した遊技球に基づく賞球数を含めるようにしてもよいし、含めないようにしてもよい。また、図270(b)に示す装飾図柄表示装置208では、子パンダのキャラクタが登場し、コミカルな動作をする演出を行い、遊技者を楽しませることができる場合がある。なお、本実施形態に係るパチンコ機100が右打ち機である場合には、右打ちを指示する右打ち報知を行うようにしてもよい。
図270(c)では、大当り遊技の5ラウンド目が行われている様子が示されている。具体的には、装飾図柄表示装置208では、表示領域の右上に、大当り遊技の5ラウンド目であることを示す「5R」の表示と、獲得賞球数を示す「735GET」の表示が行われている。この獲得賞球数は、大当りが開始してから、可変入賞口234に49球の遊技球が入賞したことによるものである。そして、図270(c)に示す装飾図柄表示装置208では、「次のラウンドでミニゲームが始まるよ」という表示が行われており、次のラウンド(6ラウンド目)でミニゲームが開始されることを予告している。
図270(d)は、6ラウンド目が開始された様子が示されている。具体期には、装飾図柄表示装置208では、表示領域の右上に、大当り遊技の6ラウンド目であることを示す「6R」の表示と、獲得賞球数を示す「750GET」の表示が行われている。この獲得賞球数は、大当りが開始してから、可変入賞口234に50球の遊技球が入賞したことによるものである。そして、図270(d)に示す装飾図柄表示装置208では、「ミニゲームが始まるよ」という表示が行われており、これからミニゲームが開始されることを予告している。
その後、図270(e)に示す装飾図柄表示装置208では、ミニゲームが開始された様子が示されている。具体的には、装飾図柄表示装置208では、番長のキャラクタが登場するとともに、サイコロの「1」の出目を示す表示と「が出れば役物動作UP」という表示が行われ、ミニゲームが開始された後で演出ボタン136を操作し、サイコロの「1」の出目が停止表示すると演出可動体224が動作する可能性が高いことが予告される旨が説明されている。また、装飾図柄表示装置208の表示領域の右上に表示されている獲得賞球数は「765GET」を示しており、可変入賞口234への51球の遊技球の入賞に基づく表示が行われている。なお、大当り遊技の実行中に演出可動体224が動作すると、保留連荘が発生することが確約される。すなわち、大当り遊技中における演出可動体224の動作は、先読み予告の一例ということができる。
その後、図270(f)に示すタイミングで、装飾図柄表示装置208では、サイコロの図柄が変動表示を開始するとともに、ボタン画像136aとボタン受付時間メーターMTが表示され、その上方には「押せ」の文字表示が行われ、ミニゲームにおける演出ボタン136の操作受付期間が開始された様子が示されている。なお、装飾図柄表示装置208の表示領域の右上に表示されている獲得賞球数は「780GET」を示しており、可変入賞口234への52球の遊技球の入賞に基づく表示が行われている。
そして、図270(g)に示すタイミングで、遊技者が演出ボタン136を操作すると、図270(h)に示すように、装飾図柄表示装置208では、サイコロの図柄が「3」の出目を示す態様で停止表示し、ミッション達成の出目とならなかったことが示されている。なお、図270(g)に示される装飾図柄表示装置208の表示領域の右上に表示されている獲得賞球数は「810GET」を示しており、図270(h)に示される装飾図柄表示装置208の表示領域の右上に表示されている獲得賞球数は「825GET」を示している。
そして、図270(i)に示す装飾図柄表示装置208では、ミニゲームの結果として導出された「3」の出目を示す表示を拡大表示するとともに、ミニゲームのミッションが達成されなかったことを報知する「残念」の表示が行われる。したがって、この演出例では、演出可動体224が動作することはなく、保留連荘が行われるか否かの報知は行われないこととなる。なお、この演出例において、先読みした結果、保留連荘となる場合には、ミニゲームにおいて必ずミッションが達成し、演出可動体224が動作するようにしてもよいし、ミッションが達成されず、演出可動体224が動作しない場合があってもよい。また、ミッションが達成された場合に演出可動体224が必ず動作するようにしてもよいし、動作しない場合があってもよい。なお、図270(i)に示す装飾図柄表示装置208の表示領域の右上に表示されている獲得賞球数は「840GET」を示しており、可変入賞口234への56球の遊技球の入賞に基づく表示が行われている。
その後、大当り遊技が終了すると、図270(j)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「大当り終了」の表示が行われ、遊技者に大当り遊技が終了したことを報知する。また、装飾図柄表示装置208の表示領域の右上には、16ラウンド目であることを示す「16R」の表示と、獲得賞球数が2400個であることを示す「2400GET」とが表示されている。
なお、この演出例のミニゲームでは、演出ボタン136の1回操作により行うものであるが、例えば、図266に示される「番長覚醒ゲーム」が開始され、ミッションが達成された場合に特典を付与(例えば、演出可動体224の動作予告)するようにしてもよい。
次に、図271を参照しながら、大当り遊技の実行中に行われるミニゲームにおいてミッションが達成された場合の様子について説明する。なお、図271(a)〜同図(d)は、図270(a)〜同図(d)と同様であるので、説明を省略する。
その後、図271(e)に示す装飾図柄表示装置208では、ミニゲームが開始された様子が示されている。具体的には、装飾図柄表示装置208では、番長のキャラクタが登場するとともに、サイコロの「1」の出目を示す表示と「が出れば役物動作UP」という表示が行われ、ミニゲームが開始された後で演出ボタン136を操作し、サイコロの「1」の出目が停止表示すると演出可動体224が動作する可能性が高いことが予告される旨が説明されている。ここで、番長のキャラクタが服が破けた態様で表示されており、ミッションが達成される可能性が高いことを示唆している。また、装飾図柄表示装置208の表示領域の右上に表示されている獲得賞球数は「765GET」を示しており、可変入賞口234への51球の遊技球の入賞に基づく表示が行われている。
その後、図271(f)に示すタイミングで、装飾図柄表示装置208では、サイコロの図柄が変動表示を開始するとともに、ボタン画像136aとボタン受付時間メーターMTが表示され、その上方には「押せ」の文字表示が行われ、ミニゲームにおける演出ボタン136の操作受付期間が開始された様子が示されている。なお、この演出例では、ボタン画像136aが回転及び振動している態様で表示されるとともに、演出ボタン136も、例えば、カバー体の内部が回転するとともに振動している。これにより、ミッションが達成される可能性が高いことを示唆している。また、装飾図柄表示装置208の表示領域の右上に表示されている獲得賞球数は「780GET」を示しており、可変入賞口234への52球の遊技球の入賞に基づく表示が行われている。
そして、図271(g)に示すタイミングで、遊技者が演出ボタン136を操作すると、図271(h)に示すように、装飾図柄表示装置208では、サイコロの図柄が「1」の出目を示す態様で停止表示し、ミッション達成の出目となったことが示されている。なお、図271(g)に示される装飾図柄表示装置208の表示領域の右上に表示されている獲得賞球数は「810GET」を示しており、図271(h)に示される装飾図柄表示装置208の表示領域の右上に表示されている獲得賞球数は「825GET」を示している。
そして、図271(i)に示す装飾図柄表示装置208では、ミニゲームの結果として導出された「1」の出目を示す表示を拡大表示するとともに、ミニゲームのミッションが達成されたことを報知する「やったぜ」の表示が行われる。また、その下方には「腕に注目」の表示が行われ、演出可動体224が動作する可能性があることが予告される。なお、図271(i)に示す装飾図柄表示装置208の表示領域の右上に表示されている獲得賞球数は「840GET」を示しており、可変入賞口234への56球の遊技球の入賞に基づく表示が行われている。
図271(j)は、7ラウンド目が開始された様子が示されている。具体期には、装飾図柄表示装置208では、表示領域の右上に、大当り遊技の7ラウンド目であることを示す「7R」の表示と、獲得賞球数を示す「900GET」の表示が行われており、大当りが開始してから可変入賞口234に60球の遊技球が入賞したことに基づく表示が行われている。
その後、図271(k)に示すタイミングで、演出可動体224の前腕部224bが動作し、この前腕部224bが装飾図柄表示装置208にオーバーラップする。これに対応して、装飾図柄表示装置208では、多数の星のエフェクト画像が表示され、演出可動体224の動作が装飾図柄表示装置208における表示に影響を与えるかのような表示が行われている。なお、装飾図柄表示装置208の表示領域の右上に表示されている獲得賞球数は「915GET」を示しており、可変入賞口234への61球の遊技球の入賞に基づく表示が行われている。
その後、図271(l)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「保留連荘確定」の表示が行われ、大当りとなる図柄変動表示が保留されていることが報知される。すなわち、演出可動体224の動作と図271(l)における「保留連荘確定」の表示により先読み予告が行われている。
なお、この演出例において、ミッションの達成により保留連荘確定であることを報知するようにしてもよい。
本実施形態では、以上説明した複数種類のミニゲームのうちの1つまたは複数を組み合わせて実行可能に構成されている。
なお、これまでに説明した実施形態において、メインの演出におけるミッションで使用されるボタン(操作手段)とミニゲームにおけるミッションで使用されるボタン(操作手段)とが異なるようにしてもよい。
また、メインの演出の結果やミニゲームの結果は、装飾図柄表示装置208により表示してもよいし、他の表示手段(例えば、ミッション専用の表示装置等)を用いて表示してもよいし、他の演出手段(例えば、演出可動体224や遮蔽装置246等の可動手段、スピーカ120等の音出力手段、各種ランプ418や遊技盤用ランプ532や遊技台枠用ランプ542等の発光手段等の他のデバイス)によって報知するようにしてもよい。
また、上述したミニゲームは、開始から終了まで一の図柄変動表示の実行中において行われるようにしてもよい、複数回の図柄変動表示に跨って実行されるようにしてもよい。
また、上述したミニゲームのように、ミニゲームが開始された場合は、必ず結果が報知される構成であるのが好ましいが、偽の予告として機能させる場合があってもよい。例えば、特図の変動表示の保留数が4つである状態の図柄変動表示では一般的に変動時間が短い場合があり、このような場合のときにミニゲームを開始したように見せかけて結果を報知せず、中断するようにしてもよい。このような構成によれば、遊技の演出を賑やかすことができる場合がある。
また、上述したミニゲームは、所定の条件が成立した場合に、中断あるいは中止する構成であってもよく、例えば、突然大当り(例えば、リーチ演出を経由せずに大当りの装飾図柄の組合せが表示される変動表示パターン等)が発生したり、RTC演出が開始したり、実行中の演出表示がワイプ等の表示に切り替わったり、扉開放エラーや磁気検知エラー等のエラーが発生した場合にミニゲームを中断するようにしてもよい。例えば、ミニゲームの実行中に突然大当りが発生してミニゲームを中断するようにした場合には、ミニゲームの結果を楽しみにしている期間にいきなり大当りとなって遊技者に意外性と喜びを与えることができる場合がある。RTC演出が開始する場合にミニゲームを中断するようにした場合には、RTC演出による他の遊技台との演出上のリンクを楽しませることができる場合がある。
また、ミニゲームが実行される表示領域が、遊技状態や演出モードやステージによって、位置や大きさが変化する構成であってもよい。
また、上述したミニゲームにおいて要求する操作態様としては、1回操作、連打操作、長押し操作、タイミング操作等、適宜の操作態様を採用することができる。これにより、遊技者の技量や遊技への参加意欲によりミニゲームの結果を変化させることができる場合がある。
また、図柄変動表示中にミニゲームが実行される場合には、リーチとなる前にミニゲームが開始されるようにしてもよい。リーチになると当該図柄変動表示の演出に注目される傾向があるため、リーチ前にミニゲームを開始することで、リーチ前における演出効果を高めることができる場合がある。
また、上述したミニゲームにおけるミッション達成の報酬としては、予告が行われることを予告するものであったが、ミニゲームにおけるミッション達成の報酬が予告あるいは先読み予告である場合があってもよい。例えば、図柄変動表示の実行中において行われるミニゲームの結果として当該変動予告あるいは先読み予告が行われ、大当り遊技の実行中において行われるミニゲームの結果として先読み予告が行われてもよい。
以上の記載では、
『 遊技者が操作可能な位置に設けられた操作手段[例えば、演出ボタン136、操作キーユニット137等]と、
複数種類の演出表示を表示可能な表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208、第1装飾図柄表示装置208L、第2装飾図柄表示装置208M、第3装飾図柄表示装置208N等等]と、
を備えた遊技台であって、
前記遊技台は、ぱちんこ機[例えば、パチンコ機100等]であり、
前記複数種類の演出表示のうちの一つは、第一の演出表示であり、
前記複数種類の演出表示のうちの一つは、第二の演出表示であり、
前記第一の演出表示は、装飾図柄変動表示に関連する演出表示[例えば、図243(g)〜同図(i)に示されるボタン予告演出等]であり、
前記第二の演出表示は、ミニゲームの演出表示[例えば、図242(m)〜図243(f)に示されるボタン予告演出等]であり、
前記第一の演出表示は、第一の操作促進表示[例えば、図243(g)〜同図(h)に示される振動及び回転しているボタン画像136aと「Push」の表示等]を含む演出表示であり、
前記第二の演出表示は、第二の操作促進表示[例えば、図242(r)〜図243(b)に示されるボタン画像136aと「連打」の表示等]を含む演出表示であり、
前記第一の操作促進表示は、前記操作手段の操作を促す表示であり、
前記第二の操作促進表示は、前記操作手段の操作を促す表示であり、
前記第一の操作促進表示と前記第二の操作促進表示は、異なる操作促進表示であり、
前記第一の演出表示は、大当り予告(以下、「第一の予告[例えば、図243(i)に示される強カットイン画像CI1aや図243(i´)に示される弱カットイン画像CI1bの表示による予告等]」という。)が実行される場合がある演出表示であり、
前記第二の演出表示は、前記第一の予告に関連する予告(以下、「第二の予告[例えば、図243(f)に示すように、「大吉」の表示によって、激アツ予告が出現する可能性があることの予告報知等]」という。)が導出される場合がある演出表示である、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
従来の遊技台によれば、表示手段に改良の余地があったが、この遊技台によれば、表示手段に特徴を持った遊技台を提供することができる。
また、従来、遊技の興趣を高めるべく、ミニゲームを行う遊技台が提供されている。しかしながら、ミニゲームには改良の余地がある。この遊技台によれば、ミニゲームに特徴を持った遊技台を提供することができる。
また、この遊技台によれば、第一の予告に影響が出る第二の予告に注目させることができる場合がある。
また、この遊技台によれば、第一の予告に辿り着くために操作手段の操作を積極的に行わせることができる場合がある。
ここで、操作手段は、遊技者が操作可能な位置にのみ設けられたものであってもよいし、遊技者が操作可能な位置以外の位置にも設けられたものであってもよい。また、操作手段は、遊技者が操作可能な位置に必ず設けられたものであってもよいし、遊技者が操作可能な位置に設けられない場合があってもよい。
また、操作手段は、遊技者のみが操作可能な位置に設けられたものであってもよいし、遊技者以外の者も操作可能な位置に設けられたものであってもよい。また、操作手段は、遊技者が必ず操作可能な位置に設けられたものであってもよいし、遊技者が操作不可能な位置に設けられる場合があってもよい。
また、表示手段は、複数種類の演出表示のみを表示可能なものであってもよいし、複数種類の演出表示以外の表示も表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、複数種類の演出表示を必ず表示するものであってもよいし、複数種類の演出表示を表示しない場合があってもよい。
また、複数種類の演出表示は、第一の演出表示と第二の演出表示のみであってもよいし、第一の演出表示と第二の演出表示以外の演出表示も含んでもよい。
また、第一の演出表示は、装飾図柄変動表示のみに関連するものであってもよいし、装飾図柄変動表示以外にも関連するものがあってもよい。また、第一の演出表示は、装飾図柄変動表示に必ず関連するものであってもよいし、装飾図柄変動表示に関連しない場合があってもよい。
また、第一の演出表示は、第一の操作促進表示のみを含むものであってもよいし、第一の操作促進表示以外の表示も含むものであってもよい。また、第一の演出表示は、第一の操作促進表示を必ず含むものであってもよいし、第一の操作促進表示を含まない場合があってもよい。
また、第二の演出表示は、第二の操作促進表示のみを含むものであってもよいし、第二の操作促進表示以外の表示も含むものであってもよい。また、第二の演出表示は、第二の操作促進表示を必ず含むものであってもよいし、第二の操作促進表示を含まない場合があってもよい。
また、第一の演出表示は、第一の予告のみが実行される場合があるものであってもよいし、第一の予告以外にも実行される場合があるものであってもよい。また、第一の演出表示は、第一の予告が必ず実行されるものであってもよいし、第一の予告が実行されない場合があってもよい。
また、第二の演出表示は、第一の予告に関連する予告のみが導出される場合があるものであってもよいし、第一の予告に関連する予告以外のものも導出される場合があるものであってもよい。また、第二の演出表示は、第一の予告に関連する予告が必ず導出されるものであってもよいし、第一の予告に関連する予告が導出されない場合があってもよい。
また、『 前記第一の演出表示と前記第二の演出表示の両方が表示されている状態(以下、「第一の状態[例えば、図244(c)〜同図(o)に示すように、ボタン予告演出とミニゲームの両方が表示されている状態等]」という。)となる場合がある、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の予告と第二の予告とに関連性があることを遊技者に抱かせることができる場合がある。
ここで、第一の状態のみとなる場合があってもよいし、第一の状態以外となる場合があってもよいし、第一の状態に必ずなってもよいし、第一の状態にならない場合があってもよい。
また、『 前記第一の状態において前記操作手段の操作があった場合には、前記第一の予告と前記第二の予告のうちの該第二の予告が実行される構成であり[例えば、図244(g)〜同図(l)に示すように、ボタン予告演出とミニゲームの両方が表示されている状態で演出ボタン136が連打操作されると、ミニゲームの結果が導出される等]、
前記第二の予告が開始された後で前記操作手段の操作があった場合には、該第二の予告に応じた前記第一の予告が実行される構成である[例えば、図244(n)に示すように、ミニゲームの結果が導出された後で演出ボタン136操作されると、同図(o)に示すように、ミニゲームの結果に応じて弱カットイン画像CI1bが表示される等]、
ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
この遊技台によれば、第一の予告に影響が出る第二の予告に注目させることができる場合がある。そのため、ミニゲームに関して積極的に操作手段を操作させることができる場合がある。
ここで、第一の状態において操作手段の操作があった場合には、第一の予告と第二の予告のうちの第二の予告のみが実行される構成であってもよいし、第一の状態において操作手段の操作があった場合には、第一の予告と第二の予告のうちの第二の予告以外の予告も実行される構成であってもよい。また、第一の状態において操作手段の操作があった場合には、第一の予告と第二の予告のうちの第二の予告が必ず実行される構成であってもよいし、第一の状態において操作手段の操作があった場合には、第一の予告と第二の予告のうちの第二の予告が実行されない場合がある構成であってもよい。
また、第一の状態において操作手段の操作があった場合にのみ、第一の予告と第二の予告のうちの第二の予告が実行される構成であってもよいし、第一の状態において操作手段の操作があった場合以外の場合にも、第一の予告と第二の予告のうちの第二の予告が実行される構成であってもよい。
また、第二の予告が開始された後で操作手段の操作があった場合には、第二の予告に応じた第一の予告のみが実行される構成であってもよいし、第二の予告が開始された後で操作手段の操作があった場合には、第二の予告に応じた第一の予告以外の予告も実行される構成であってもよい。また、第二の予告が開始された後で操作手段の操作があった場合には、第二の予告に応じた第一の予告が必ず実行される構成であってもよいし、第二の予告が開始された後で操作手段の操作があった場合には、第二の予告に応じた第一の予告が実行されない場合がある構成であってもよい。
また、第二の予告が開始された後で操作手段の操作があった場合にのみ、第二の予告に応じた第一の予告が実行される構成であってもよいし、第二の予告が開始された後で操作手段の操作があった場合以外の場合にも、第二の予告に応じた第一の予告のみが実行される構成であってもよい。
また、『 前記第一の状態において前記操作手段の操作があった場合には、前記第一の予告と前記第二の予告のうちの少なくとも該第一の予告が実行される構成であり、
前記第二の予告が実行された後で、該第二の予告に応じて実行された前記第一の予告が変化する場合がある、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第一の状態において操作手段の操作があった場合には、第一の予告と第二の予告のうちの第一の予告のみが実行される構成であってもよいし、第一の状態において操作手段の操作があった場合には、第一の予告と第二の予告のうちの第一の予告と第二の予告のみが実行される構成であってもよいし、第一の状態において操作手段の操作があった場合には、第一の予告と第二の予告のうちの第一の予告以外の予告も実行される構成であってもよいし、第一の状態において操作手段の操作があった場合には、第一の予告と第二の予告のうちの第一の予告と第二の予告以外の予告も実行される構成であってもよい。
また、第一の状態において操作手段の操作があった場合には、第一の予告と第二の予告のうちの少なくとも第一の予告が必ず実行される構成であってもよいし、第一の状態において操作手段の操作があった場合には、第一の予告と第二の予告のうちの少なくとも第一の予告が実行されない場合がある構成であってもよい。
また、第一の状態において操作手段の操作があった場合にのみ、第一の予告と第二の予告のうちの少なくとも第一の予告が実行される構成であってもよいし、第一の状態において操作手段の操作があった場合以外の場合にも、第一の予告と第二の予告のうちの少なくとも第一の予告が実行される構成であってもよい。
また、第二の予告が実行された後で、第二の予告に応じて実行された第一の予告のみが変化する場合があってもよいし、第二の予告が実行された後で、第二の予告に応じて実行された第一の予告以外の予告も変化する場合があってもよい。また、第二の予告が実行された後で、第二の予告に応じて実行された第一の予告が必ず変化してもよいし、第二の予告が実行された後で、第二の予告に応じて実行された第一の予告が変化しない場合があってもよい。
また、第二の予告が実行された後でのみ、第二の予告に応じて実行された第一の予告が変化する場合があってもよいし、第二の予告が実行された後以外でも、第二の予告に応じて実行された第一の予告が変化する場合があってもよい。
また、『 前記第一の状態において、前記第一の演出表示が前記第二の演出表示にオーバーラップされる、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の予告の予告であるミニゲーム側の演出表示に注目させ、第一の予告への期待を増大させることができる場合がある。
また、この遊技台によれば、時系列的にミニゲーム側を優先させることができる場合がある。
また、この遊技台によれば、将来に起こる可能性がある予告に影響を与える予告の方が優先表示されることで、操作手段が重なってもわかりやすい場合がある。
ここで、第一の状態において、第一の演出表示が第二の演出表示にのみオーバーラップされてもよいし、第一の状態において、第一の演出表示が第二の演出表示以外の演出表示にもオーバーラップされてもよい。また、第一の状態において、第一の演出表示が第二の演出表示に必ずオーバーラップされてもよいし、第一の状態において、第一の演出表示が第二の演出表示にオーバーラップされない場合があってもよい。
また、第一の状態においてのみ、第一の演出表示が第二の演出表示にオーバーラップされてもよいし、第一の状態以外の状態においても、第一の演出表示が第二の演出表示にオーバーラップされる場合があってもよい。
また、『 第二の有効期間[例えば、図246(e)〜同図(g)等に示される、ミニゲームにおける演出ボタン136の操作受付期間等]において前記操作手段が操作された場合に、前記第二の予告が開始される構成であり、
前記第二の演出表示は、第二の有効期間表示[例えば、図246(e)〜同図(g)等に示されるボタン受付時間メーターMT等]を含む演出表示であり、
前記第二の有効期間表示は、前記第二の有効期間の経過に応じて表示態様が変化する表示である[例えば、図246(e)〜同図(g)等に示すように、ボタン受付時間メーターMTは、操作受付時間が開始してからの時間に応じてゲージが減少する態様で表示態様が変化する等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第二の有効期間表示を行うことにより、遊技者にミニゲームの結果を早く導出させるようにすることができるため、第一の予告に注目させることができる場合がある。
ここで、第二の有効期間において操作手段が操作された場合に、第二の予告のみが開始される構成であってもよいし、第二の有効期間において操作手段が操作された場合に、第二の予告以外の予告も開始される構成であってもよい。また、第二の有効期間において操作手段が操作された場合に、第二の予告が必ず開始される構成であってもよいし、第二の有効期間において操作手段が操作された場合に、第二の予告が開始されない場合がある構成であってもよい。
また、第二の有効期間において操作手段が操作された場合にのみ、第二の予告が開始される構成であってもよいし、第二の有効期間において操作手段が操作された場合以外の場合にも、第二の予告が開始される構成であってもよい。
また、第二の演出表示は、第二の有効期間表示のみを含むものであってもよいし、第二の有効期間表示以外の表示も含むものであってもよい。また、第二の演出表示は、第二の有効期間表示を必ず含むものであってもよいし、第二の有効期間表示を含まない場合があってもよい。
また、『 前記第一の予告は、複数の態様で実行可能な予告であり、
前記複数の態様のうちの一つは、第一の態様[例えば、図244(o)に示される弱カットイン画像CI1b等]であり、
前記複数の態様のうちの一つは、第二の態様[例えば、図243(i)に示される強カットイン画像CI1a等]であり、
前記第一の態様と前記第二の態様は、異なる態様であり、
前記第一の態様で前記第一の予告が実行される場合よりも前記第二の態様で前記第一の予告が実行される場合の方が、最終的に大当り図柄が確定表示されやすいように構成されており、
前記第二の演出表示が開始された場合は、該第二の演出表示が開始されない場合よりも前記第二の態様で前記第一の予告が実行されやすい、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、ミニゲームが開始されることにより第一の予告に期待を持たせることができる場合がある。
ここで、第一の予告は、複数の態様でのみ実行可能なものであってもよいし、複数の態様以外の態様で実行可能なものであってもよい。また、第一の予告は、複数の態様で必ず実行するものであってもよいし、複数の態様で実行しない場合があってもよい。
また、第一の予告は、第一の態様と第二の態様でのみ実行可能なものであってもよいし、第一の態様と第二の態様以外の態様でも実行可能なものであってもよい。また、第一の予告は、第一の態様と第二の態様で必ず実行するものであってもよいし、第一の態様と第二の態様で実行しない場合がってもよい。
また、第一の態様で第一の予告が実行された場合は、最終的に大当り図柄が確定表示しいないように構成されてもよいし、第二の態様で第一の予告が実行された場合は、最終的に大当り図柄が必ず確定表示するように構成されてもよい。
また、第二の演出表示が開始されない場合は、第二の態様で第一の予告が実行されないように構成されてもよいし、第二の演出表示が開始された場合は、第二の態様で第一の予告が必ず実行されるように構成されてもよい。
また、『 前記第二の予告は、複数の態様で実行可能な予告であり、
前記複数の態様のうちの一つは、第三の態様[例えば、図248(l)に示される「小吉」の表示等]であり、
前記複数の態様のうちの一つは、第四の態様[例えば、図247(l)に示される「大吉」の表示等]であり、
前記第二の予告が前記第四の態様で実行された場合には、最終的に大当り図柄が確定表示されるように構成されており、
前記第一の予告が前記第二の態様[例えば、図247(n)に示される「ミッション達成」の表示等]で実行された場合に、前記第二の予告が前記第四の態様で実行されるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の予告で第二の態様となることで、最終的に大当り図柄が確定表示されることとなるので、第二の予告に対する導出結果の期待感をより向上させることができる場合がある。
ここで、第二の予告は、複数の態様でのみ実行可能なものであってもよいし、複数の態様以外の態様でも実行可能なものであってもよい。また、第二の予告は、複数の態様で必ず実行するものであってもよいし、複数の態様で実行しない場合があってもよい。
また、第二の予告は、第三の態様と第四の態様でのみ実行可能なものであってもよいし、第三の態様と第四の態様以外の態様でも実行可能なものであってもよい。また、第二の予告は、第三の態様と第四の態様で必ず実行するものであってもよいし、第三の態様と第四の態様で実行しない場合があってもよい。
また、『 前記第一の予告は、先読み予告である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 図柄変動表示の開始が保留されている数に対応する数の保留アイコンを表示可能に構成されており、
前記第一の予告は、前記保留アイコンの表示態様が変化することにより行われる予告である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、以上の記載では、
『 装飾図柄変動表示を実行可能な表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208、第1装飾図柄表示装置208L、第2装飾図柄表示装置208M、第3装飾図柄表示装置208N等]を備えた遊技台であって、
前記遊技台は、ぱちんこ機[例えば、パチンコ機100等]であり、
複数種類のミニゲームを実行可能に構成されており、
前記複数種類のミニゲームのうちの一つは、第一のミニゲーム[例えば、図256(g)〜同図(l)に示されるサイコロゲーム等]であり、
前記複数種類のミニゲームのうちの一つは、第二のミニゲーム[例えば、図256(g´)〜同図(l´)に示されるおみくじゲーム等]であり、
前記第一のミニゲームは、ある表示領域[例えば、図256(a)に示される多機能表示領域MF1等]を用いて表示されるミニゲームであり、
前記第二のミニゲームは、前記ある表示領域を用いて表示されるミニゲームであり、
前記第一のミニゲームと前記第二のミニゲームは、異なるミニゲームである、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
従来の遊技台によれば、表示手段に改良の余地があったが、この遊技台によれば、表示手段に特徴を持った遊技台を提供することができる。
また、従来、遊技の興趣を高めるべく、ミニゲームを行う遊技台が提供されている。しかしながら、ミニゲームには改良の余地がある。この遊技台によれば、ミニゲームに特徴を持った遊技台を提供することができる。
また、この遊技台によれば、ミニゲームの表示領域が「ある表示領域」に固定されるため、遊技者が理解しやすい場合がある。
ここで、表示手段は、装飾図柄変動表示のみを実行可能なものであってもよいし、装飾図柄変動表示以外の表示も実行可能なものであってもよい。また、表示手段は、装飾図柄変動表示を必ず実行するものであってもよいし、装飾図柄変動表示を実行しない場合があってもよい。
また、表示手段は、1つの表示手段により構成されるものであってもよいし、2以上の表示手段により構成されるものであってもよい。また、2以上の表示手段により構成されるものにあっては、一部の表示手段においてのみ装飾図柄変動表示が行われるものであってもよいし、全部の表示手段において装飾図柄変動表示が行われるものであってもよい。
また、複数種類のミニゲームのみを実行可能に構成されてもよいし、複数種類のミニゲーム以外のゲームも実行可能に構成されてもよい。また、複数種類のミニゲームを必ず実行するように構成されてもよいし、複数種類のミニゲームを実行しない場合があるように構成されてもよい。
また、第一のミニゲームと第二のミニゲームのみを実行可能に構成されてもよいし、第一のミニゲームと第二のミニゲーム以外のミニゲームも実行可能に構成されてもよい。また、第一のミニゲームと第二のミニゲームを必ず実行するように構成されてもよいし、第一のミニゲームと第二のミニゲームを実行しない場合があるように構成されてもよい。
また、第一のミニゲームは、ある表示領域のみを用いて表示されるものであってもよいし、ある表示領域以外の領域も用いて表示されるものであってもよい。また、第一のミニゲームは、ある表示領域を必ず用いて表示されるものであってもよいし、ある表示領域を用いないで表示されるものであってもよい。
また、第二のミニゲームは、ある表示領域のみを用いて表示されるものであってもよいし、ある表示領域以外の領域も用いて表示されるものであってもよい。また、第二のミニゲームは、ある表示領域を必ず用いて表示されるものであってもよいし、ある表示領域を用いないで表示されるものであってもよい。
また、『 複数の予告を実行可能な予告手段[例えば、装飾図柄表示装置208、第1装飾図柄表示装置208L、第2装飾図柄表示装置208M、第3装飾図柄表示装置208N等]を備え、
前記複数の予告のうちの一つは、第一の予告[例えば、図256(l)や同図(l´)に示す、保留アイコンの青色の表示態様による先読み予告等]であり、
前記第一のミニゲームは、前記第一の予告が行われることを示唆する結果(以下、「第一の結果[例えば、図256(k)に示す「1UP確定」の表示等]」という。)を導出可能なミニゲームであり、
前記第二のミニゲームは、前記第一の結果[例えば、図256(k´)に示す「1UP確定」の表示等]を導出可能なミニゲームである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、ミニゲームのバリエーションを楽しませつつ、予告等の関係は分かりやすくすることができる場合がある。
ここで、予告手段は、複数の予告のみを実行可能なものであってもよいし、複数の予告以外のものも実行可能なものであってもよい。また、予告手段は、複数の予告を必ず実行するものであってもよいし、複数の予告を実行しない場合があってもよい。
また、予告手段は、第一の予告のみを実行可能なものであってもよいし、第一の予告以外の予告も実行可能なものであってもよい。また、予告手段は、第一の予告を必ず実行するものであってもよいし、第一の予告を実行しない場合があってもよい。
また、第一のミニゲームは、第一の結果のみを導出可能なものであってもよいし、第一の結果以外の結果も導出可能なものであってもよい。また、第一のミニゲームは、第一の結果を必ず導出するものであってもよいし、第一の結果を導出しない場合があってもよい。
また、第二のミニゲームは、第一の結果のみを導出可能なものであってもよいし、第一の結果以外の結果も導出可能なものであってもよい。また、第二のミニゲームは、第一の結果を必ず導出するものであってもよいし、第一の結果を導出しない場合があってもよい。
また、『 前記複数の予告のうちの一つは、第二の予告[例えば、図257(l)や同図(l´)に示す、保留アイコンの赤色の表示態様による先読み予告等]であり、
前記第一の予告が行われた場合よりも前記第二の予告が行われた場合の方が、最終的に大当り図柄が確定表示されやすいように構成されており、
前記第一のミニゲームは、前記第二の予告が行われることを示唆する結果(以下、「第二の結果[例えば、図257(k)に示す「3UP確定」の表示等]」という。)も導出可能なミニゲームであり、
前記第二のミニゲームは、前記第二の結果[例えば、図257(k´)に示す「3UP確定」の表示等]も導出可能なミニゲームである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、ミニゲームにより第二の予告が行われることを示唆する結果が導出されることに対する期待感を向上させることができる場合がある。
ここで、予告手段は、第二の予告のみを実行可能なものであってもよいし、第二の予告以外の予告も実行可能なものであってもよい。また、予告手段は、第二の予告を必ず実行するものであってもよいし、第二の予告を実行しない場合があってもよい。
また、第一のミニゲームは、第二の結果のみを導出可能なものであってもよいし、第二の結果以外の結果も導出可能なものであってもよい。また、第一のミニゲームは、第二の結果を必ず導出するものであってもよいし、第二の結果を導出しない場合があってもよい。
また、第二のミニゲームは、第二の結果のみを導出可能なものであってもよいし、第二の結果以外の結果も導出可能なものであってもよい。また、第二のミニゲームは、第二の結果を必ず導出するものであってもよいし、第二の結果を導出しない場合があってもよい。
また、『 前記第一のミニゲームは、第一のキャラクタ[例えば、図256(g)に示す番長の顔の画像BCH等]が表示される場合があるミニゲームであり、
前記第二のミニゲームは、前記第一のキャラクタ[例えば、図256(g´)に示す番長の顔の画像BCH等]が表示される場合があるミニゲームである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、ミニゲームの種類が異なっても同じ予告が行われる場合があるので、遊技者にいろいろな期待を持たせることができる場合がある。
ここで、第一のミニゲームは、第一のキャラクタのみが表示される場合があるものであってもよいし、第一のキャラクタ以外のキャラクタも表示される場合があるものであってもよい。また、第一のミニゲームは、第一のキャラクタが必ず表示されるものであってもよいし、第一のキャラクタが表示されない場合があってもよい。
また、第二のミニゲームは、第一のキャラクタのみが表示される場合があるものであってもよいし、第一のキャラクタ以外のキャラクタも表示される場合があるものであってもよい。また、第二のミニゲームは、第一のキャラクタが必ず表示されるものであってもよいし、第一のキャラクタが表示されない場合があってもよい。
また、『 前記第一のミニゲームは、第一のキャラクタ[例えば、図256(g)に示す番長の顔の画像BCH等]が表示される場合があるミニゲームであり、
前記第二のミニゲームは、前記第一のキャラクタ[例えば、図256(g´)に示す番長の顔の画像BCH等]が表示される場合があるミニゲームであり、
前記第一のミニゲームは、第二のキャラクタ[例えば、図260(A1)に示すサボハニのキャラクタSBH等]が表示される場合もあるミニゲームであり、
前記第二のミニゲームは、第三のキャラクタ[例えば、図260(B1)に示す姫のキャラクタHM2等]が表示される場合もあるミニゲームであり、
前記第一のキャラクタと前記第二のキャラクタは、異なるキャラクタであり、
前記第一のキャラクタと前記第三のキャラクタは、異なるキャラクタであり、
前記第二のキャラクタと前記第三のキャラクタは、異なるキャラクタであり、
前記第一のミニゲームは、前記第一のキャラクタが表示される場合よりも前記第二のキャラクタが表示される場合の方が前記第二の結果が導出されやすいミニゲームであり、
前記第二のミニゲームは、前記第一のキャラクタが表示される場合よりも前記第三のキャラクタが表示される場合の方が前記第二の結果が導出されやすいミニゲームである、ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、各ミニゲームにおいても登場するキャラクタの種類によって第二の結果への期待を持たせることができる場合がある。
ここで、第一のミニゲームは、第一のキャラクタのみが表示される場合があるものであってもよいし、第一のキャラクタ以外のキャラクタも表示される場合があるものであってもよい。また、第一のミニゲームは、第一のキャラクタが必ず表示されるものであってもよいし、第一のキャラクタが表示されない場合があってもよい。
また、第二のミニゲームは、第一のキャラクタのみが表示される場合があるものであってもよいし、第一のキャラクタ以外のキャラクタも表示される場合があるものであってもよい。また、第二のミニゲームは、第一のキャラクタが必ず表示されるものであってもよいし、第一のキャラクタが表示されない場合があってもよい。
また、第一のミニゲームは、第二のキャラクタのみが表示される場合があるものであってもよいし、第二のキャラクタ以外のキャラクタも表示される場合があるものであってもよい。また、第一のミニゲームは、第二のキャラクタが必ず表示されるものであってもよいし、第二のキャラクタが表示されない場合があってもよい。
また、第二のミニゲームは、第三のキャラクタのみが表示される場合があるものであってもよいし、第三のキャラクタ以外のキャラクタも表示される場合があるものであってもよい。また、第二のミニゲームは、第三のキャラクタが必ず表示されるものであってもよいし、第三のキャラクタが表示されない場合があってもよい。
なお、第三のキャラクタと第四のキャラクタは、同じキャラクタであってもよいし、異なるキャラクタであってもよい。
また、第一のミニゲームは、第一のキャラクタが表示される場合には、第二の結果が導出されないものであってもよいし、第二のキャラクタが表示される場合には、第二の結果が必ず導出されるものであってもよい。
また、第二のミニゲームは、第一のキャラクタが表示される場合には、第二の結果が導出されないものであってもよいし、第三のキャラクタが表示される場合には、第二の結果が必ず導出されるものであってもよい。
また、『 前記表示手段は、複数種類の演出表示を表示可能な手段であり、
前記複数種類の演出表示のうちの一つは、第一の演出表示[例えば、図258(A1)〜同図(A6)に示す婆モード等]であり、
前記複数種類の演出表示のうちの一つは、第二の演出表示[例えば、図258(B1)〜同図(B6)に示す姫モード等]であり、
前記第一の演出表示は、前記装飾図柄変動表示の実行中に表示される場合がある演出表示であり[例えば、図258(A1)〜同図(A6)に示すように、婆モードは装飾図柄変動表示の実行中に表示されている等]、
前記第二の演出表示は、前記装飾図柄変動表示の実行中に表示される場合がある演出表示であり[例えば、図258(B1)〜同図(B6)に示すように、姫モードは装飾図柄変動表示の実行中に表示されている等]、
前記第一の演出表示と前記第二の演出表示は、異なる演出表示であり、
前記第一のミニゲーム[例えば、サイコロゲーム等]は、前記第二の演出表示の表示中よりも前記第一の演出表示の表示中の方が実行されやすいミニゲームであり、
前記第二のミニゲーム[例えば、おみくじゲーム等]は、前記第一の演出表示の表示中よりも前記第二の演出表示の表示中の方が実行されやすいミニゲームである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、メインで行われる演出とミニゲームとを関連付けることができる場合がある。
ここで、表示手段は、複数種類の演出表示のみを表示可能なものであってもよいし、複数種類の演出表示以外の表示も表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、複数種類の演出表示を必ず表示するものであってもよいし、複数種類の演出表示を表示しない場合があってもよい。
また、表示手段は、第一の演出表示と第二の演出表示のみを表示可能なものであってもよいし、第一の演出表示と第二の演出表示以外の演出表示も表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、第一の演出表示と第二の演出表示を必ず表示するものであってもよいし、第一の演出表示と第二の演出表示を表示しない場合があってもよい。
また、第一の演出表示は、装飾図柄変動表示の実行中にのみ表示される場合があるものであってもよいし、装飾図柄変動表示の実行中以外にも表示される場合があるものであってもよい。また、第一の演出表示は、装飾図柄変動表示の実行中に必ず表示されるものであってもよいし、装飾図柄変動表示の実行中に表示されない場合があるものであってもよい。
また、第二の演出表示は、装飾図柄変動表示の実行中にのみ表示される場合があるものであってもよいし、装飾図柄変動表示の実行中以外にも表示される場合があるものであってもよい。また、第二の演出表示は、装飾図柄変動表示の実行中に必ず表示されるものであってもよいし、装飾図柄変動表示の実行中に表示されない場合があるものであってもよい。
また、第一のミニゲームは、第二の演出表示の表示中では、実行されないものであってもよいし、第一の演出表示の表示中では、必ず実行されるものであってもよい。
また、第二のミニゲームは、第一の演出表示の表示中では、実行されないものであってもよいし、第二の演出表示の表示中では、必ず実行されるものであってもよい。
また、『 複数種類の遊技状態に移行可能に構成されており、
前記複数種類の遊技状態のうちの一つは、第一の遊技状態[例えば、通常遊技状態(特図低確率普図低確率状態)等]であり、
前記複数種類の遊技状態のうちの一つは、第二の遊技状態[例えば、確変状態(特図高確率普図高確率状態)等]であり、
前記第一の遊技状態と前記第二の遊技状態は、該第二の遊技状態の方が有利な遊技状態であり、
前記第一の遊技状態と前記第二の遊技状態とで、前記複数種類のミニゲームを実行する確率が異なる、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、遊技状態によってミニゲームの実行確率が異なるので、ミニゲームが実行されることに対する期待感を遊技状態によって変化させることができる場合がある。
ここで、複数種類の遊技状態にのみ移行可能に構成されてもよいし、複数の遊技状態以外の状態に移行可能に構成されてもよい。また、複数種類の遊技状態に必ず移行するように構成されてもよいし、複数の遊技状態に移行しない場合があってもよい。
また、第一の遊技状態と第二の遊技状態にのみ移行可能に構成されてもよいし、第一の遊技状態と第二の遊技状態以外の遊技状態にも移行可能に構成されてもよい。また、第一の遊技状態と第二の遊技状態に必ず移行するように構成されてもよいし、第一の遊技状態と第二の遊技状態に移行しない場合があってもよい。
また、第一の遊技状態と第二の遊技状態では、第一の遊技状態の方が複数種類のミニゲームを実行する確率が高確率であってもよいし、第二の遊技状態の方が複数種類のミニゲームを実行する確率が高確率であってもよい。
また、特図低確率普図低確率状態が第一の遊技状態であるのに対し、特図高確率普図低確率状態(潜伏確変を含む、以下同じ)、特図低確率普図低確率状態、特図高確率普図高確率状態の少なくともいずれか一つが第二の遊技状態であってもよいし、特図高確率状態普図低確率状態が第一の遊技状態であるのに対し、特図高確率状態普図高確率状態が第二の遊技状態であってもよいし、特図低確率普図高確率状態が第一の遊技状態であるのに対し、特図高確率普図高確率状態が第二の遊技状態であってもよい。また、特図の確率状態にかかわらず、普図低確率状態が第一の遊技状態であるのに対し、普図高確率状態が第二の遊技状態であってもよい。また、普図の確率状態にかかわらず、特図低確率状態が第一の遊技状態であるのに対し、特図高確率状態が第二の遊技状態であってもよい。
また、第一の遊技状態において複数種類のミニゲームを実行しないように構成されてもよいし、第二の遊技状態において複数種類のミニゲームを実行しないように構成されてもよい。
また、『 前記第一の遊技状態と前記第二の遊技状態とで、前記複数種類の予告を実行する確率が異なる、
ことを特徴とする遊技台。』
としてもよい。
また、『 前記第一の遊技状態と前記第二の遊技状態とで、前記第一のミニゲームを実行する確率が異なる、
ことを特徴とする遊技台。』
としてもよい。
また、『 前記第一の遊技状態と前記第二の遊技状態とで、前記第二のミニゲームを実行する確率が異なる、
ことを特徴とする遊技台。』
としてもよい。
また、『 前記第一の遊技状態と前記第二の遊技状態とで、前記第二の予告を実行する確率が異なる、
ことを特徴とする遊技台。』
としてもよい。
また、『 前記第一の遊技状態と前記第二の遊技状態とで、前記第二の予告を実行する確率が異なる、
ことを特徴とする遊技台。』
としてもよい。
また、『 複数種類の遊技状態に移行可能に構成されており、
前記複数種類の遊技状態のうちの一つは、第一の遊技状態[例えば、通常遊技状態(特図低確率普図低確率状態)等]であり、
前記複数種類の遊技状態のうちの一つは、第二の遊技状態[例えば、確変状態(特図高確率普図高確率状態)等]であり、
前記第一の遊技状態と前記第二の遊技状態は、該第二の遊技状態の方が有利な遊技状態であり、
前記第一のミニゲーム[例えば、サイコロゲーム等]は、前記第二の遊技状態である場合よりも前記第一の遊技状態である場合の方が実行されやすいミニゲームであり[例えば、図261(A1)〜同図(A6)に示すように、通常遊技状態では確変状態よりもサイコロゲームが実行されやすい等]、
前記第二のミニゲーム[例えば、おみくじゲーム等]は、前記第一の遊技状態である場合よりも前記第二の遊技状態である場合の方が実行されやすいミニゲームである[例えば、図261(B1)〜同図(B6)に示すように、確変状態では通常遊技状態よりもおみくじゲームが実行されやすい等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、遊技状態とミニゲームの種類とを関連付けることができる場合がある。
ここで、複数種類の遊技状態にのみ移行可能に構成されてもよいし、複数の遊技状態以外の状態に移行可能に構成されてもよい。また、複数種類の遊技状態に必ず移行するように構成されてもよいし、複数の遊技状態に移行しない場合があってもよい。
また、第一の遊技状態と第二の遊技状態にのみ移行可能に構成されてもよいし、第一の遊技状態と第二の遊技状態以外の遊技状態にも移行可能に構成されてもよい。また、第一の遊技状態と第二の遊技状態に必ず移行するように構成されてもよいし、第一の遊技状態と第二の遊技状態に移行しない場合があってもよい。
また、特図低確率普図低確率状態が第一の遊技状態であるのに対し、特図高確率普図低確率状態、特図低確率普図低確率状態、特図高確率普図高確率状態の少なくともいずれか一つが第二の遊技状態であってもよいし、特図高確率状態普図低確率状態が第一の遊技状態であるのに対し、特図高確率状態普図高確率状態が第二の遊技状態であってもよいし、特図低確率普図高確率状態が第一の遊技状態であるのに対し、特図高確率普図高確率状態が第二の遊技状態であってもよい。また、特図の確率状態にかかわらず、普図低確率状態が第一の遊技状態であるのに対し、普図高確率状態が第二の遊技状態であってもよい。また、普図の確率状態にかかわらず、特図低確率状態が第一の遊技状態であるのに対し、特図高確率状態が第二の遊技状態であってもよい。
また、第一のミニゲームは、第二の遊技状態である場合には、実行されないものであってもよいし、第一の遊技状態である場合には、必ず実行されるものであってもよい。
また、第二のミニゲームは、第一の遊技状態である場合には、実行されないものであってもよいし、第一の遊技状態である場合には、必ず実行されるものであってもよい。
『 前記第一の遊技状態[例えば、通常遊技状態(特図低確率普図低確率状態)等]と前記第二の遊技状態[例えば、確変状態(特図高確率普図高確率状態)等]とで、前記複数種類のミニゲームを実行する確率が異なる、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、遊技状態によってミニゲームの実行確率が異なるので、ミニゲームが実行されることに対する期待感を遊技状態によって変化させることができる場合がある。
ここで、第一の遊技状態と第二の遊技状態では、第一の遊技状態の方が複数種類のミニゲームを実行する確率が高確率であってもよいし、第二の遊技状態の方が複数種類のミニゲームを実行する確率が高確率であってもよい。
また、『 前記第一の遊技状態は、非電サポ状態[例えば、普図低確率状態等]であり、
前記第二の遊技状態は、電サポ状態[例えば、普図高確率状態等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、非電サポ状態は、特図高確率状態であってもよいし、特図低確率状態であってもよい。
また、電サポ状態は、特図高確率状態であってもよいし、特図低確率状態であってもよい。
また、『 前記ある表示領域[例えば、図256(a)に示される多機能表示領域MF1等]において前記複数種類のミニゲームのいずれも表示されていない場合に該ある表示領域において非ミニゲーム演出表示[例えば、図256(c)に示される「いろいろなタイミングでミニゲームが始まるよ」というチュートリアル表示や、同図(f)に示される「吉宗は8代将軍」というチュートリアル表示等]が表示される場合があり、
前記非ミニゲーム演出表示は、前記複数種類のミニゲームとは別の演出表示であり、
前記ある表示領域において前記複数種類のミニゲームのいずれか一つが表示開始される場合に表示中の前記非ミニゲーム演出表示が消去される[例えば、図256(f)〜同図(g)に示されるように、「吉宗は8代将軍」が表示されているときにミニゲームが開始されると「吉宗は8代将軍」の表示が消去される等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、通常時からある表示領域を用いて非ミニゲーム演出表示を行うことができるので、遊技者が注目しやすい場合がある。
ここで、ある表示領域において複数種類のミニゲームのいずれも表示されていない場合にある表示領域においてのみ非ミニゲーム演出表示が表示される場合があってもよいし、ある表示領域において複数種類のミニゲームのいずれも表示されていない場合にある表示領域以外の領域においても非ミニゲーム演出表示が表示される場合があってもよい。また、ある表示領域において複数種類のミニゲームのいずれも表示されていない場合にある表示領域において必ず非ミニゲーム演出表示が表示されてもよいし、ある表示領域において複数種類のミニゲームのいずれも表示されていない場合にある表示領域において非ミニゲーム演出表示が表示されない場合があってもよい。
また、ある表示領域において複数種類のミニゲームのいずれも表示されていない場合にのみある表示領域において非ミニゲーム演出表示が表示される場合があってもよいし、ある表示領域において複数種類のミニゲームのいずれも表示されていない場合以外の場合にもある表示領域において非ミニゲーム演出表示が表示される場合があってもよい。
また、ある表示領域において複数種類のミニゲームのいずれか一つが表示開始される場合に表示中の非ミニゲーム演出表示のみが消去されてもよいし、ある表示領域において複数種類のミニゲームのいずれか一つが表示開始される場合に表示中の非ミニゲーム演出表示以外の表示も消去されてもよい。また、ある表示領域において複数種類のミニゲームのいずれか一つが表示開始される場合に表示中の非ミニゲーム演出表示が必ず消去されてもよいし、ある表示領域において複数種類のミニゲームのいずれか一つが表示開始される場合に表示中の非ミニゲーム演出表示が消去されない場合があってもよい。
また、ある表示領域において複数種類のミニゲームのいずれか一つが表示開始される場合にのみ表示中の非ミニゲーム演出表示が消去されてもよいし、ある表示領域において複数種類のミニゲームのいずれか一つが表示開始される場合以外の場合にも表示中の非ミニゲーム演出表示が消去されてもよい。
また、ここで、非ミニゲーム演出表示に適用可能な表示としては、チュートリアル表示や、オリジナルモードのパラメータの表示(LV表示等)や、RTC開始までの残時間の表示等、適宜の表示が採用可能である。
また、『 前記ある表示領域は、枠[例えば、図242(m)に示されるミニゲーム表示領域MN1の外枠や、図246(a)に示される多機能表示領域MF1の外枠等]により区画されている領域である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、ある表示領域は、枠のみにより区画されているものであってもよいし、枠以外のものによっても区画されているものであってもよい。
また、『 前記ある表示領域は、予め定められた位置に形成された領域である[例えば、図256(a)に示すように、多機能表示領域MF1は、装飾図柄表示装置208の表示領域の下端部分の右半分に形成されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、ある表示領域は、予め定められた位置にのみ形成されたものであってもよいし、予め定められた位置以外の位置にも形成されたものであってもよい。
また、『 前記ある表示領域は、前記第一のミニゲームの開始に関連して拡張する領域であり[例えば、図262(A2)に示すように、多機能表示領域MF1は、サイコロゲームの開始に関連して拡張表示されている等]、
前記ある表示領域は、前記第二のミニゲームの開始に関連して拡張する領域である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、ある表示領域が拡張表示することにより遊技者をミニゲームに注目させることができる場合がある。
ここで、ある表示領域は、第一のミニゲームの開始に関連してのみ拡張するものであってもよいし、第一のミニゲームの開始以外にも関連して拡張するものであってもよい。また、ある表示領域は、第一のミニゲームの開始に関連して必ず拡張するものであってもよいし、第一のミニゲームの開始に関連して拡張しない場合があってもよい。
また、ある表示領域は、第二のミニゲームの開始に関連してのみ拡張するものであってもよいし、第二のミニゲームの開始以外にも関連して拡張するものであってもよい。また、ある表示領域は、第二のミニゲームの開始に関連して必ず拡張するものであってもよいし、第二のミニゲームの開始に関連して拡張しない場合があってもよい。
また、ある表示領域は、第一のミニゲームの開始に関連してのみ拡張する場合があり、第二のミニゲームの開始に関連して拡張しないように構成されてもよいし、第二のミニゲームの開始に関連してのみ拡張する場合があり、第一のミニゲームの開始に関連して拡張しないように構成されてもよい。
また、『 前記ある表示領域は、前記表示手段の表示領域に形成された領域である[例えば、図256(a)に示される多機能表示領域MF1は、装飾図柄表示装置208の表示領域上に形成されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、装飾図柄変動表示が実行される表示手段においてミニゲームが実行されるので、ミニゲームに対してより注目させることができる場合がある。
ここで、ある表示領域は、表示手段の表示領域にのみ形成されてもよいし、表示手段の表示領域以外の領域にも形成されてもよい。
また、『 前記表示手段[例えば、第1装飾図柄表示装置208L等]とは別の表示手段(以下、「第二の表示手段[例えば、第2装飾図柄表示装置208M等]」という。)を備え、
前記ある表示領域は、前記第二の表示手段の表示領域に形成された領域である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、ある表示領域は、第二の表示手段の表示領域にのみ形成されてもよいし、第二の表示手段の表示領域以外の領域にも形成されてもよい。
また、以上の記載では、
『 複数の予告を実行可能な予告手段[例えば、装飾図柄表示装置208等]と、
ミニゲームの表示を表示可能な表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208、第1装飾図柄表示装置208L、第2装飾図柄表示装置208M、第3装飾図柄表示装置208N等]と、
を備えた遊技台であって、
前記遊技台は、ぱちんこ機[例えば、パチンコ機100等]であり、
前記複数の予告のうちの一つは、第一の予告[例えば、図246(i´)に示される弱カットイン画像CI1bの表示等]であり、
前記複数の予告のうちの一つは、第二の予告[例えば、図246(i)に示される強カットイン画像CI1aの表示等]であり、
前記第一の予告が行われる場合よりも前記第二の予告が行われる場合の方が、最終的に大当り図柄が確定表示されやすいように構成されており、
前記ミニゲームは、複数の結果を導出可能なゲームであり、
前記複数の結果のうちの一つは、第一の結果[例えば、図246(h´)に示される「小吉」の表示等]であり、
前記複数の結果のうちの一つは、第二の結果[例えば、図246(h)に示される「大吉」の表示等]であり、
前記第一の結果が導出された場合よりも前記第二の結果が導出された場合の方が前記第二の予告が行われやすい、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
従来の遊技台によれば、予告手段に改良の余地があったが、この遊技台によれば、予告手段に特徴を持った遊技台を提供することができる。
また、従来、遊技の興趣を高めるべく、ミニゲームを行う遊技台が提供されている。しかしながら、ミニゲームには改良の余地がある。この遊技台によれば、ミニゲームに特徴を持った遊技台を提供することができる。
また、この遊技台によれば、第二の結果を導出させようと遊技者がミニゲームに参加(注目)する場合がある。
ここで、予告手段は、複数の予告のみを実行可能なものであってもよいし、複数の予告以外のものも実行可能なものであってもよい。また、予告手段は、複数の予告を必ず実行するものであってもよいし、複数の予告を実行しない場合があってもよい。
また、表示手段は、ミニゲームの表示のみを表示可能なものであってもよいし、ミニゲームの表示以外の表示も表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、ミニゲームの表示をかならず表示するものであってもよいし、ミニゲームの表示を表示しない場合があってもよい。
また、予告手段は、第一の予告と第二の予告のみを実行可能なものであってもよいし、第一の予告と第二の予告以外の予告も実行可能なものであってもよい。また、予告手段は、第一の予告と第二の予告を必ず実行するものであってもよいし、第一の予告と第二の予告を実行しない場合があってもよい。
また、第一の予告が行われる場合は、最終的に大当り図柄が確定表示されないように構成されてもよいし、第二の予告が行われる場合は、必ず最終的に大当り図柄が確定表示されるように構成されてもよい。
また、『 前記ミニゲームの結果が導出されるよりも前に、該ミニゲームの導出結果が前記第二の結果となることで前記第二の予告が行われやすいことが少なくとも示唆されるように構成されている[例えば、図246(c)に示されるように、ミニゲームが開始される際に、ミニゲーム表示領域MN1に「大吉で強カットイン発生」の表示が行われている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、有利な予告の発生に向けてミニゲームの動向に注目させることができる場合がある。
また、いわゆるミッションの演出をミニゲームに取り入れたことで、遊技者の達成感が得られる場面を増加させることができる場合がある。
ここで、ミニゲームの結果が導出されるよりも前に、ミニゲームの導出結果が第二の結果となることで第二の予告のみが行われやすいことが少なくとも示唆されるように構成されてもよいし、ミニゲームの結果が導出されるよりも前に、ミニゲームの導出結果が第二の結果となることで第二の予告以外の予告も行われやすいことが少なくとも示唆されるように構成されてもよい。また、ミニゲームの結果が導出されるよりも前に、ミニゲームの導出結果が第二の結果となることで第二の予告が必ず行われることが少なくとも示唆されるように構成されてもよいし、ミニゲームの結果が導出されるよりも前に、ミニゲームの導出結果が第二の結果となることで第二の予告が行われないことが少なくとも示唆される場合があるように構成されてもよい。
また、ミニゲームの結果が導出されるよりも前に、ミニゲームの導出結果が第二の結果となることで第二の予告が行われやすいことが事前報知されるように構成されてもよい。
なお、示唆の態様は、例えば、「〜に成功したら・・・」や、「〜を出せ」や、「〜が停止したら・・・」等、少なくともミッション達成の効果が示唆されるような態様であれば、いずれの態様であっても適用することができる。
また、『 前記表示手段は、複数種類の演出表示を表示可能な手段であり、
前記複数種類の演出表示のうちの一つは、第一の演出表示[例えば、図247(c)〜同図(n)に示されるミッションの演出等]であり、
前記第一の演出表示は、装飾図柄変動表示の実行中に表示される場合がある演出表示であり[例えば、図247(c)〜同図(n)に示されるミッションの演出は、装飾図柄の変動表示中に行われている等]、
前記第一の演出表示は、複数の演出結果を導出可能な演出表示であり、
前記複数の演出結果のうちの一つは、第一の演出結果[例えば、図248(n)に示される「ミッション失敗」の表示等]であり、
前記複数の演出結果のうちの一つは、第二の演出結果[例えば、図247(n)に示される「ミッション達成」の表示等]であり、
前記第一の演出表示の演出結果が導出されるよりも前に、該第一の演出表示の演出結果が前記第二の演出結果となることで大当りとなりやすいことが少なくとも示唆されるように構成されており[例えば、図247(c)に示すように、ミッションの演出が開始されると、「カットインを出せ」「出れば大当り」というミッションの内容が表示される等]、
前記ミニゲームにおいて前記第二の結果[例えば、図246(h)に示される「大吉」の表示等]が導出された場合よりも前記第一の演出表示において前記第二の演出結果[例えば、図247(n)に示される「ミッション達成」の表示等]が導出された場合の方が、最終的に大当り図柄が確定表示されやすいように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、ミニゲーム以外にもいわゆるミッション演出を取り入れたことで遊技者の達成感が得られる場面を増やすことができる場合がある。
また、この遊技台によれば、ミッションの結果に差を設けることによってミッション演出のバリエーションを増やすことができる場合がある。
また、この遊技台によれば、メインの演出のミッションとミニゲームのミッションの差を明確にできる場合がある。
ここで、表示手段は、複数種類の演出表示のみを表示可能なものであってもよいし、複数種類の演出表示以外のものも表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、複数の演出表示を必ず表示するものであってもよいし、複数の演出表示を表示しない場合があってもよい。
また、表示手段は、第一の演出表示のみを表示可能なものであってもよいし、第一の演出表示以外の演出表示も表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、第一の演出表示を必ず表示するものであってもよいし、第一の演出表示を表示しない場合があってもよい。
また、第一の演出表示は、装飾図柄変動表示の実行中にのみ表示される場合があるものであってもよいし、装飾図柄変動表示の実行中以外にも表示される場合があるものであってもよい。また、第一の演出表示は、装飾図柄変動表示の実行中に必ず表示されるものであってもよいし、装飾図柄変動表示の実行中に表示されない場合があってもよい。
また、第一の演出表示は、複数の演出結果のみを導出可能なものであってもよいし、複数の演出結果以外の結果も導出可能なものであってもよい。また、第一の演出表示は、複数の演出結果を必ず導出するものであってもよいし、複数の演出結果を導出しない場合があってもよい。
また、第一の演出表示は、第一の演出結果と第二の演出結果のみを導出可能なものであってもよいし、第一の演出結果と第二の演出結果以外の演出結果も導出可能なものであってもよい。また、第一の演出表示は、第一の演出結果と第二の演出結果を必ず導出するものであってもよいし、第一の演出結果と第二の演出結果を導出しない場合があってもよい。
また、第一の演出表示の演出結果が導出されるよりも前に、第一の演出表示の演出結果が第二の演出結果となることで大当りとなりやすいことが事前報知されるように構成されてもよい。
また、ミニゲームにおいて第二の結果が導出された場合は、最終的に大当り図柄が確定表示されないように構成されてもよいし、第一の演出表示において第二の演出結果が導出された場合は、最終的に大当り図柄が必ず確定表示するように構成されてもよい。また、ミニゲームにおいて第二の結果が導出された場合は、最終的に大当り図柄が確定表示する場合があるように構成されてもよいし、第一の演出表示において第二の演出結果が導出された場合に、最終的に大当り図柄が確定表示しない場合があるように構成されてもよい。
また、『 前記第二の演出結果が導出された場合は、最終的に大当り図柄が確定表示されるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、ミッション演出の切り分けを明確にできる場合がある。
ここで、第二の演出結果が導出された場合にのみ、最終的に大当り図柄が確定表示されるように構成されてもよいし、第二の演出結果が導出された場合以外の場合にも、最終的に大当り図柄が確定表示されるように構成されてもよい。
また、『 前記ミニゲームと前記第一の演出表示の両方が表示されている状態(以下、「第一の状態[例えば、図247(g)〜同図(l)に示すように、ミッションの演出とミニゲームの両方が表示されている状態等]」という。)となる場合がある、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、ミニゲームの結果と第一の演出表示の結果とに関連性があることを遊技者に抱かせることができる場合がある。
ここで、第一の状態のみとなる場合があってもよいし、第一の状態以外となる場合があってもよいし、第一の状態に必ずなってもよいし、第一の状態にならない場合があってもよい。
また、『 前記第一の演出表示よりも前記ミニゲームの方が先に開始される、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、ミニゲームと第一の演出表示で関連性があることを遊技者によりわかりやすく認識させることができる場合がある。
また、『 遊技者に操作可能な位置に設けられた操作手段[例えば、演出ボタン136や操作キーユニット137等]を備え、
前記ミニゲームにおいて前記操作手段が操作された場合は、該ミニゲームの結果が導出されるように構成されており[例えば、図247(g)〜同図(l)や、図248(g)〜同図(l)に示すように、ミニゲームにおいて演出ボタン136が連打操作されると「大吉」や「小吉」が導出される等]、
前記ミニゲームにおいて前記操作手段が操作されなかった場合は、該ミニゲームの結果が導出されないように構成されており、
前記ミニゲームの結果が導出されなかった場合は、前記第二の予告[例えば、図247(m)に示す強カットイン画像CI1a等]よりも前記第一の予告[例えば、図248(m)に示す弱カットイン画像CI1b等]の方が行われやすく、
前記ミニゲームの結果が導出された場合は、前記第一の予告よりも前記第二の予告の方が行われやすい、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、ミニゲームの結果が予告に影響する可能性があるので、ミニゲームの結果を導出させるために遊技者に操作手段の操作を積極的に行わせることができる場合がある。
ここで、操作手段は、遊技者が操作可能な位置にのみ設けられたものであってもよいし、遊技者が操作可能な位置以外の位置にも設けられたものであってもよい。また、操作手段は、遊技者が操作可能な位置に必ず設けられたものであってもよいし、遊技者が操作可能な位置に設けられない場合があってもよい。
また、操作手段は、遊技者のみが操作可能な位置に設けられたものであってもよいし、遊技者以外の者も操作可能な位置に設けられたものであってもよい。また、操作手段は、遊技者が必ず操作可能な位置に設けられたものであってもよいし、遊技者が操作不可能な位置に設けられる場合があってもよい。
また、ミニゲームにおいて操作手段が操作された場合にのみ、ミニゲームの結果が導出されるように構成されてもよいし、ミニゲームにおいて操作手段が操作された場合以外の場合にも、ミニゲームの結果が導出されるように構成されてもよい。また、ミニゲームにおいて操作手段が操作された場合に、必ずミニゲームの結果が導出されるように構成されてもよいし、ミニゲームにおいて操作手段が操作された場合に、ミニゲームの結果が導出されない場合があってもよい。
また、ミニゲームにおいて操作手段が操作されなかった場合にのみ、ミニゲームの結果が導出されないように構成されてもよいし、ミニゲームにおいて操作手段が操作されなかった場合以外の場合にも、ミニゲームの結果が導出されないように構成されてもよい。また、ミニゲームにおいて操作手段が操作されなかった場合に、必ずミニゲームの結果が導出されないように構成されてもよいし、ミニゲームにおいて操作手段が操作されなかった場合に、ミニゲームの結果が導出される場合があるように構成されてもよい。
また、ミニゲームの結果が導出されなかった場合にのみ、第二の予告よりも第一の予告の方が行われやすいように構成されてもよいし、ミニゲームの結果が導出されなかった場合以外の場合にも、第二の予告よりも第一の予告の方が行われやすいように構成されてもよい。また、ミニゲームの結果が導出されなかった場合に、必ず第二の予告よりも第一の予告の方が行われやすいように構成されてもよいし、ミニゲームの結果が導出sれなかった場合に、第二の予告よりも第一の予告の方が行われやすくない場合があるように構成されてもよい。
また、ミニゲームの結果が導出されなかった場合は、第二の予告が行われないように構成されてもよいし、ミニゲームの結果が導出されなかった場合は、第一の予告が必ず行われるように構成されてもよい。
また、ミニゲームの結果が導出された場合にのみ、第一の予告よりも第二の予告の方が行われやすいように構成されてもよいし、ミニゲームの結果が導出された場合以外の場合にも、第一の予告よりも第二の予告の方が行われやすいように構成されてもよい。また、ミニゲームの結果が導出された場合に、必ず第一の予告よりも第二の予告の方が行われやすいように構成されてもよいし、ミニゲームの結果が導出された場合に、第一の予告よりも第二の予告の方が行われやすくないように構成されてもよい。
また、ミニゲームの結果が導出された場合は、第一の予告が行われないように構成されてもよいし、ミニゲームの結果が導出された場合は、第二の予告が必ず行われるように構成されてもよい。
また、『 前記第二の予告が行われる予定であった場合(以下、「第一の場合」という。)であっても、前記ミニゲームの結果が導出されなかった場合は前記第一の予告が行われる[例えば、ミニゲームの結果として「大吉」を導出可能に決定されているにもかかわらずミニゲームの結果が導出されなかった場合は、図249(m)に示すように、強カットイン画像CI1aではなく、弱カットイン画像CI1bが表示される等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、ミニゲームの結果が予告に影響する可能性があるので、ミニゲームの結果を導出させるために遊技者に操作手段の操作を積極的に行わせることができる場合がある。
また、この遊技台によれば、予告は当否判定に影響するものではないので、予定と異なる予告が発生した場合でも当否判定の結果には影響がないく、強制的に予定されている予告を行う必要がない。そのため、よりよい予告を出現させるためにミニゲームに参加させることができる場合がある。
ここで、第一の場合であっても、ミニゲームの結果が導出されなかった場合にのみ第一の予告が行われるように構成されてもよいし、第一の場合であっても、ミニゲームの結果が導出されなかった場合以外の場合にも第一の予告が行われるように構成されてもよい。また、第一の場合であっても、ミニゲームの結果が導出されなかった場合は必ず第一の予告が行われるように構成されてもよいし、第一の場合であっても、ミニゲームの結果が導出されなかった場合は第一の予告が行われない場合があるように構成されてもよい。
また、『 複数種類の保留アイコンを表示可能な保留アイコン表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208、第1装飾図柄表示装置208L等]を備え、
前記複数種類の保留アイコンのうちの一つは、第一の保留アイコン[例えば、青色の表示態様の保留アイコン等]であり、
前記複数種類の保留アイコンのうちの一つは、第二の保留アイコン[例えば、緑色の表示態様の保留アイコン等]であり、
前記第一の予告は、前記第一の保留アイコンが表示されることにより行われる予告であり[例えば、青色の表示態様の保留アイコンの表示により先読み予告が行われている等]、
前記第二の予告は、前記第二の保留アイコンが表示されることにより行われる予告であり[例えば、緑色の表示態様の保留アイコンの表示により先読み予告が行われている等]、
前記ミニゲームは、前記第一の保留アイコンが表示されている状態において、ある図柄変動表示の実行中に開始される場合があり、
前記第一の場合において、前記ミニゲームの結果が導出されなかった場合は、前記第一の保留アイコンが前記第二の保留アイコンに変化せず、
前記第一の場合において、前記ミニゲームにおいて前記第二の結果が導出された場合は、前記第一の保留アイコンが前記第二の保留アイコンに変化する、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、ミニゲームを楽しみながら保留アイコンの表示態様の変化に期待させることができる場合がある。例えば、ボタン保留アイコンが表示されて操作手段の操作によりその表示態様が変化する演出が行われる従来の演出のみでは単調であったが、この遊技台によれば、保留アイコンの表示態様が変化した後、さらに変化する場合があるので、保留アイコンの変化表示における期待感をより高めることができる場合がある。
ここで、保留アイコン表示手段は、複数種類の保留アイコンのみを表示可能なものであってもよいし、複数種類の保留アイコン以外のものも表示可能なものであってもよい。また、保留アイコン表示手段は、複数種類の保留アイコンを必ず表示するものであってもよいし、複数種類の保留アイコンを表示しない場合があってもよい。
また、保留アイコン表示手段は、第一の保留アイコンと第二の保留アイコンのみを表示可能なものであってもよいし、第一の保留アイコンと第二の保留アイコン以外の保留アイコンも表示可能なものであってもよい。また、保留アイコン表示手段は、第一の保留アイコンと第二の保留アイコンを必ず表示するものであってもよいし、第一の保留アイコンと第二の保留アイコンを表示しない場合があってもよい。
また、第一の予告は、第一の保留アイコンが表示されることによってのみ行われるものであってもよいし、第一の保留アイコンが表示されること以外のことによっても行われるものであってもよい。また、第一の予告は、第一の保留アイコンが表示されることによって必ず行われるものであってもよいし、第一の保留アイコンが表示されることによって行われない場合があってもよい。
また、第二の予告は、第二の保留アイコンが表示されることによってのみ行われるものであってもよいし、第二の保留アイコンが表示されること以外のことによっても行われるものであってもよい。また、第二の予告は、第二の保留アイコンが表示されることによって必ず行われるものであってもよいし、第二の保留アイコンが表示されることによって行われない場合があってもよい。
また、ミニゲームは、第一の保留アイコンが表示されている状態において、ある図柄変動表示の実行中にのみ開始される場合があるように構成されてもよいし、第一の保留アイコンが表示されている状態において、ある図柄変動表示の実行中以外にも開始される場合があるように構成されてもよい。また、ミニゲームは、第一の保留アイコンが表示されている状態において、ある図柄変動表示の実行中に必ず開始されるように構成されてもよいし、第一の保留アイコンが表示されている状態において、ある図柄変動表示の実行中に開始されない場合があるように構成されてもよい。
また、ミニゲームは、第一の保留アイコンが表示されている状態においてのみ、ある図柄変動表示の実行中に開始される場合があるように構成されてもよいし、第一の保留アイコンが表示されている状態以外の状態においても、ある図柄変動表示の実行中に開始される場合があるように構成されてもよい。
また、第一の場合において、ミニゲームの結果が導出されなかった場合は、第一の保留アイコンが第二の保留アイコンにのみ変化しないように構成されてもよいし、第一の場合において、ミニゲームの結果が導出されなかった場合は、第一の保留アイコンが第二の保留アイコン以外の保留アイコンにも変化しないように構成されてもよい。また、第一の場合において、ミニゲームの結果が導出されなかった場合は、第一の保留アイコンが第二の保留アイコンに必ず変化しないように構成されてもよいし、第一の場合において、ミニゲームの結果が導出されなかった場合は、第一の保留アイコンが第二の保留アイコンに変化する場合があるように構成されてもよい。
また、第一の場合において、ミニゲームの結果が導出されなかった場合にのみ、第一の保留アイコンが第二の保留アイコンに変化しないように構成されてもよいし、第一の場合において、ミニゲームの結果が導出されなかった場合以外の場合にも、第一の保留アイコンが第二の保留アイコンに変化しないように構成されてもよい。また、第一の場合にのみ、ミニゲームの結果が導出されなかった場合は、第一の保留アイコンが第二の保留アイコンに変化しないように構成されてもよいし、第一の場合以外の場合にも、ミニゲームの結果が導出されなかった場合は、第一の保留アイコンが第二の保留アイコンに変化しないように構成されてもよい。
また、第一の場合において、ミニゲームにおいて第二の結果が導出された場合は、第一の保留アイコンが第二の保留アイコンにのみ変化するように構成されてもよいし、第一の場合において、ミニゲームにおいて第二の結果が導出された場合は、第一の保留アイコンが第二の保留アイコン以外の保留アイコンにも変化するように構成されてもよい。また、第一の場合において、ミニゲームにおいて第二の結果が導出された場合は、第一の保留アイコンが第二の保留アイコンに必ず変化するように構成されてもよいし、第一の場合において、ミニゲームにおいて第二の結果が導出された場合は、第一の保留アイコンが第二の保留アイコンに変化しない場合があるように構成されてもよい。
また、第一の場合において、ミニゲームにおいて第二の結果が導出された場合にのみ、第一の保留アイコンが第二の保留アイコンに変化するように構成されてもよいし、第一の場合において、ミニゲームにおいて第二の結果が導出された場合以外の場合にも、第一の保留アイコンが第二の保留アイコンに変化するように構成されてもよい。また、第一の場合においてのみ、ミニゲームにおいて第二の結果が導出された場合は、第一の保留アイコンが第二の保留アイコンに変化するように構成されてもよいし、第一の場合以外の場合においても、ミニゲームにおいて第二の結果が導出された場合は、第一の保留アイコンが第二の保留アイコンに変化するように構成されてもよい。
また、『 複数種類の保留アイコンを表示可能な保留アイコン表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208、第1装飾図柄表示装置208L等]を備え、
前記複数種類の保留アイコンのうちの一つは、第一の保留アイコン[例えば、青色の表示態様の保留アイコン等]であり、
前記複数種類の保留アイコンのうちの一つは、第二の保留アイコン[例えば、緑色の表示態様の保留アイコン等]であり、
前記第一の予告は、前記第一の保留アイコンが表示されることにより行われる予告であり[例えば青色の表示態様の保留アイコンの表示により先読み予告が行われている等]、
前記第二の予告は、前記第二の保留アイコンが表示されることにより行われる予告であり[例えば、緑色の表示態様の保留アイコンの表示により先読み予告が行われている等]、
前記ミニゲームは、前記第一の保留アイコンが表示されている状態において、ある図柄変動表示の実行中に開始される場合があり、
前記第一の場合において、前記ミニゲームにおいて前記第二の結果が導出された場合は、前記ある図柄変動表示の実行中に前記第一の保留アイコンが前記第二の保留アイコンに変化し、
前記第一の場合において、前記ミニゲームの結果が導出されなかった場合は、前記ある図柄変動表示の実行中に前記第一の保留アイコンが前記第二の保留アイコンに変化せず、該ある図柄変動表示よりも後で開始される図柄変動表示の実行中に該第一の保留アイコンから該第二の保留アイコンに変化する、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、保留アイコンの表示態様の変化のタイミングをミニゲームの参加状況によって変化させることができる場合がある。
また、この遊技台によれば、最終的にはミニゲームに参加しなかった場合でも予告と信頼度の関係を保持することができる場合がある。
ここで、保留アイコン表示手段は、複数種類の保留アイコンのみを表示可能なものであってもよいし、複数種類の保留アイコン以外のものも表示可能なものであってもよい。また、保留アイコン表示手段は、複数種類の保留アイコンを必ず表示するものであってもよいし、複数種類の保留アイコンを表示しない場合があってもよい。
また、保留アイコン表示手段は、第一の保留アイコンと第二の保留アイコンのみを表示可能なものであってもよいし、第一の保留アイコンと第二の保留アイコン以外の保留アイコンも表示可能なものであってもよい。また、保留アイコン表示手段は、第一の保留アイコンと第二の保留アイコンを必ず表示するものであってもよいし、第一の保留アイコンと第二の保留アイコンを表示しない場合があってもよい。
また、第一の予告は、第一の保留アイコンが表示されることによってのみ行われるものであってもよいし、第一の保留アイコンが表示されること以外のことによっても行われるものであってもよい。また、第一の予告は、第一の保留アイコンが表示されることによって必ず行われるものであってもよいし、第一の保留アイコンが表示されることによって行われない場合があってもよい。
また、第二の予告は、第二の保留アイコンが表示されることによってのみ行われるものであってもよいし、第二の保留アイコンが表示されること以外のことによっても行われるものであってもよい。また、第二の予告は、第二の保留アイコンが表示されることによって必ず行われるものであってもよいし、第二の保留アイコンが表示されることによって行われない場合があってもよい。
また、ミニゲームは、第一の保留アイコンが表示されている状態において、ある図柄変動表示の実行中にのみ開始される場合があるように構成されてもよいし、第一の保留アイコンが表示されている状態において、ある図柄変動表示の実行中以外にも開始される場合があるように構成されてもよい。また、ミニゲームは、第一の保留アイコンが表示されている状態において、ある図柄変動表示の実行中に必ず開始されるように構成されてもよいし、第一の保留アイコンが表示されている状態において、ある図柄変動表示の実行中に開始されない場合があるように構成されてもよい。
また、ミニゲームは、第一の保留アイコンが表示されている状態においてのみ、ある図柄変動表示の実行中に開始される場合があるように構成されてもよいし、第一の保留アイコンが表示されている状態以外の状態においても、ある図柄変動表示の実行中に開始される場合があるように構成されてもよい。
また、第一の場合において、ミニゲームにおいて第二の結果が導出された場合は、ある図柄変動表示の実行中に第一の保留アイコンが第二の保留アイコンにのみ変化するように構成されてもよいし、第一の場合において、ミニゲームにおいて第二の結果が導出された場合は、ある図柄変動表示の実行中に第一の保留アイコンが第二の保留アイコン以外の保留アイコンにも変化するように構成されてもよい。また、第一の場合において、ミニゲームにおいて第二の結果が導出された場合は、ある図柄変動表示の実行中に第一の保留アイコンが第二の保留アイコンに必ず変化するように構成されてもよいし、第一の場合において、ミニゲームにおいて第二の結果が導出された場合は、ある図柄変動表示の実行中に第一の保留アイコンが第二の保留アイコンに変化しない場合があるように構成されてもよい。
また、第一の場合において、ミニゲームにおいて第二の結果が導出された場合にのみ、ある図柄変動表示の実行中に第一の保留アイコンが第二の保留アイコンに変化するように構成されてもよいし、第一の場合において、ミニゲームにおいて第二の結果が導出された場合以外の場合にも、ある図柄変動表示の実行中に第一の保留アイコンが第二の保留アイコンに変化するように構成されてもよい。また、第一の場合においてのみ、ミニゲームにおいて第二の結果が導出された場合は、ある図柄変動表示の実行中に第一の保留アイコンが第二の保留アイコンに変化するように構成されてもよいし、第一の場合以外の場合においても、ミニゲームにおいて第二の結果が導出された場合は、ある図柄変動表示の実行中に第一の保留アイコンが第二の保留アイコンに変化するように構成されてもよい。
また、第一の場合において、ミニゲームの結果が導出されなかった場合は、ある図柄変動表示の実行中に第一の保留アイコンが第二の保留アイコンに変化せず、ある図柄変動表示よりも後で開始される図柄変動表示の実行中に第一の保留アイコンから第二の保留アイコンにのみ変化するように構成されてもよいし、第一の場合において、ミニゲームの結果が導出されなかった場合は、ある図柄変動表示の実行中に第一の保留アイコンが第二の保留アイコンに変化せず、ある図柄変動表示よりも後で開始される図柄変動表示の実行中に第一の保留アイコンから第二の保留アイコン以外の保留アイコンにも変化するように構成されてもよい。また、第一の場合において、ミニゲームの結果が導出されなかった場合は、ある図柄変動表示の実行中に第一の保留アイコンが第二の保留アイコンに変化せず、ある図柄変動表示よりも後で開始される図柄変動表示の実行中に第一の保留アイコンから第二の保留アイコンに必ず変化するように構成されてもよいし、第一の場合において、ミニゲームの結果が導出されなかった場合は、ある図柄変動表示の実行中に第一の保留アイコンが第二の保留アイコンに変化せず、ある図柄変動表示よりも後で開始される図柄変動表示の実行中に第一の保留アイコンから第二の保留アイコンに変化しない場合があるように構成されてもよい。
また、第一の場合において、ミニゲームの結果が導出されなかった場合は、ある図柄変動表示の実行中に第一の保留アイコンが第二の保留アイコンに変化せず、ある図柄変動表示よりも後で開始される図柄変動表示の実行中にのみ第一の保留アイコンから第二の保留アイコンに変化するように構成されてもよいし、第一の場合において、ミニゲームの結果が導出されなかった場合は、ある図柄変動表示の実行中に第一の保留アイコンが第二の保留アイコンに変化せず、ある図柄変動表示よりも後で開始される図柄変動表示の実行中以外にも第一の保留アイコンから第二の保留アイコンに変化するように構成されてもよい。また、第一の場合において、ミニゲームの結果が導出されなかった場合は、ある図柄変動表示の実行中に第一の保留アイコンが第二の保留アイコンに変化せず、ある図柄変動表示よりも後で開始される図柄変動表示の実行中に必ず第一の保留アイコンから第二の保留アイコンに変化するように構成されてもよい。
また、第一の場合において、ミニゲームの結果が導出されなかった場合は、ある図柄変動表示の実行中にのみ第一の保留アイコンが第二の保留アイコンに変化せず、ある図柄変動表示よりも後で開始される図柄変動表示の実行中に第一の保留アイコンから第二の保留アイコンに変化するように構成されてもよいし、第一の場合において、ミニゲームの結果が導出されなかった場合は、ある図柄変動表示の実行中以外にも第一の保留アイコンが第二の保留アイコンに変化せず、ある図柄変動表示よりも後で開始される図柄変動表示の実行中に第一の保留アイコンから第二の保留アイコンに変化するように構成されてもよい。また、第一の場合において、ミニゲームの結果が導出されなかった場合は、ある図柄変動表示の実行中に必ず第一の保留アイコンが第二の保留アイコンに変化せず、ある図柄変動表示よりも後で開始される図柄変動表示の実行中に第一の保留アイコンから第二の保留アイコンに変化するように構成されてもよい。
また、第一の場合において、ミニゲームの結果が導出されなかった場合にのみ、ある図柄変動表示の実行中に第一の保留アイコンが第二の保留アイコンに変化せず、ある図柄変動表示よりも後で開始される図柄変動表示の実行中に第一の保留アイコンから第二の保留アイコンに変化するように構成されてもよいし、第一の場合において、ミニゲームの結果が導出されなかった場合以外の場合にも、ある図柄変動表示の実行中に第一の保留アイコンが第二の保留アイコンに変化せず、ある図柄変動表示よりも後で開始される図柄変動表示の実行中に第一の保留アイコンから第二の保留アイコンに変化するように構成されてもよい。また、第一の場合においてのみ、ミニゲームの結果が導出されなかった場合は、ある図柄変動表示の実行中に第一の保留アイコンが第二の保留アイコンに変化せず、ある図柄変動表示よりも後で開始される図柄変動表示の実行中に第一の保留アイコンから第二の保留アイコンに変化するように構成されてもよいし、第一の場合以外の場合においても、ミニゲームの結果が導出されなかった場合は、ある図柄変動表示の実行中に第一の保留アイコンが第二の保留アイコンに変化せず、ある図柄変動表示よりも後で開始される図柄変動表示の実行中に第一の保留アイコンから第二の保留アイコンに変化するように構成されてもよい。
また、『 遊技者が操作可能な位置に設けられた操作手段[例えば、演出ボタン136、操作キーユニット137等]を備え、
前記操作手段の操作状況に応じて前記ミニゲームの導出結果が異なる場合がある[例えば、図247(i)〜同図(l)に示すように、演出ボタン136を連打操作し、操作回数が条件を満たした場合には、「大吉」が導出されるが、図249(i)〜同図(l)に示すように、演出ボタン136の操作回数が条件を満たさなかった場合には、「小吉」が導出される等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、操作手段の操作を楽しませることができる場合がある。
ここで、操作手段は、遊技者が操作可能な位置にのみ設けられたものであってもよいし、遊技者が操作可能な位置以外の位置にも設けられたものであってもよい。また、操作手段は、遊技者が操作可能な位置に必ず設けられたものであってもよいし、遊技者が操作可能な位置に設けられない場合があってもよい。
また、操作手段は、遊技者のみが操作可能な位置に設けられたものであってもよいし、遊技者以外の者も操作可能な位置に設けられたものであってもよい。また、操作手段は、遊技者が必ず操作可能な位置に設けられたものであってもよいし、遊技者が操作不可能な位置に設けられる場合があってもよい。
また、操作手段の操作状況に応じてミニゲームの導出結果のみが異なる場合があってもよいし、操作手段の操作状況に応じてミニゲームの導出結果以外のものも異なる場合があってもよい。また、操作手段の操作状況に応じてミニゲームの導出結果が必ず異なってもよいし、操作手段の操作状況に応じてミニゲームの導出結果が異ならない場合があってもよい。
また、『 遊技者が操作可能な位置に設けられた操作手段[例えば、演出ボタン136、操作キーユニット137等]を備え、
前記ミニゲームにおいて、前記操作手段が操作された場合と該操作手段が操作されなかった場合とで同じ結果が導出される場合がある[例えば、図248(i)〜同図(l)に示すように、「中吉」が導出されるように予め決定されている場合には、演出ボタン136を連打操作しても、操作しなくても「小吉」が導出される等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、操作手段は、遊技者が操作可能な位置にのみ設けられたものであってもよいし、遊技者が操作可能な位置以外の位置にも設けられたものであってもよい。また、操作手段は、遊技者が操作可能な位置に必ず設けられたものであってもよいし、遊技者が操作可能な位置に設けられない場合があってもよい。
また、操作手段は、遊技者のみが操作可能な位置に設けられたものであってもよいし、遊技者以外の者も操作可能な位置に設けられたものであってもよい。また、操作手段は、遊技者が必ず操作可能な位置に設けられたものであってもよいし、遊技者が操作不可能な位置に設けられる場合があってもよい。
また、ミニゲームにおいて、操作手段が操作された場合と操作手段が操作されなかった場合とで同じ結果のみが導出される場合があってもよいし、ミニゲームにおいて、操作手段が操作された場合と操作手段が操作されなかった場合とで同じ結果以外の結果も導出される場合があってもよい。ミニゲームにおいて、操作手段が操作された場合と操作手段が操作されなかった場合とで同じ結果が必ず導出されてもよいし、ミニゲームにおいて、操作手段が操作された場合と操作手段が操作されなかった場合とで同じ結果が導出されない場合があってもよい。
また、ミニゲームにおいてのみ、操作手段が操作された場合と操作手段が操作されなかった場合とで同じ結果が導出される場合があってもよいし、ミニゲーム以外においても、操作手段が操作された場合と操作手段が操作されなかった場合とで同じ結果が導出される場合があってもよい。
また、『 前記表示手段は、第一の表示手段[例えば、第1装飾図柄表示装置208L等]と第二の表示手段[例えば、第2装飾図柄表示装置208M、第3装飾図柄表示装置208N等]とを含んで構成された手段であり、
前記第一の表示手段と前記第二の表示手段は、別の表示手段である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、表示手段は、第一の表示手段と第二の表示手段のみを含んで構成されたものであってもよいし、第一の表示手段と第二の表示手段以外の表示手段も含んで構成されたものであってもよい。また、表示手段は、第一の表示手段と第二の表示手段を必ず含んで構成されたものであってもよいし、第一の表示手段と第二の表示手段を含まないで構成されたものであってもよい。
また、以上の記載では、
『 遊技者が操作可能な位置に設けられた操作手段[例えば、演出ボタン136、操作キーユニット137等]と、
表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208、第1装飾図柄表示装置208L、第2装飾図柄表示装置208M、第3装飾図柄表示装置208N等]と、
を備えた遊技台であって、
前記遊技台は、ぱちんこ機[例えば、パチンコ機100等]であり、
前記表示手段は、ミニゲーム[例えば、図264(g)〜同図(m)に示されるミニゲームや、図266(j)〜同図(o)に示されるミニゲーム等]の表示を表示可能な手段であり、
前記ミニゲームは、複数種類の結果を導出可能なゲームであり、
前記操作手段が操作されることで前記ミニゲームの結果が導出されるように構成されており[例えば、図264(g)〜同図(k)に示すように、操作キーユニット137で宝箱を選択し、演出ボタン136で選択した宝箱を決定すると、宝箱の中から婆のキャラクタBAが登場するとともに、おみくじ占いの結果として「小吉」が表示される、あるいは、図267(A1)〜同図(A6)に示すように、演出ボタン136を連打操作すると、番長のキャラクタの着ている服が破けている様子が示され、「番長覚醒」「今日は絶好調だ」の表示が行われる等]、
前記操作手段の操作状況に応じて前記複数種類の結果のうちのいずれか一つが導出されるように構成されており[例えば、図265(A1)〜同図(A6)に示すように、操作キーユニット137により左下の宝箱BX2を選択し、演出ボタン136で決定した場合には、姫のキャラクタHM3が登場するとともに、おみくじ占いの結果として「大吉」が表示されるが、図265(B1)〜同図(B6)に示すように、操作キーユニット137により右上の宝箱BX3を選択し、演出ボタン136で決定した場合には、婆のキャラクタBAが登場するとともに、おみくじ占いの結果として「小吉」が表示される、あるいは、図267(A1)〜同図(A6)に示すように、演出ボタン136を連打操作し、操作回数の条件を満たした場合は、番長のキャラクタの着ている服が破けている様子が示されて、「番長覚醒」「今日は絶好調だ」の表示が行われ、演出ボタン136を連打操作したが、操作回数の条件を満たさなかった場合は、図268(C7)に示すように、番長のキャラクタの着ている服は破けないで「番長覚醒ゲーム」が終了する等]、
前記複数種類の結果のうちの一つは、第三の結果[例えば、図264(k)に示される、婆のキャラクタBAと「小吉」の表示や、図268(C7)に示される、番長のキャラクタの着ている服が破けない表示等]であり、
前記第三の結果は、当否判定[例えば、特図の当否判定や普図の当否判定のうちの少なくともいずれかの当否判定等]の結果を少なくとも示唆するものではない結果である、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
従来の遊技台によれば、表示手段に改良の余地があったが、この遊技台によれば、表示手段に特徴を持った遊技台を提供することができる。
また、従来、遊技の興趣を高めるべく、ミニゲームを行う遊技台が提供されている。しかしながら、ミニゲームには改良の余地がある。この遊技台によれば、ミニゲームに特徴を持った遊技台を提供することができる。
また、この遊技台によれば、純粋な遊技以外に遊技者を楽しませることができる場合がある。
ここで、操作手段は、遊技者が操作可能な位置にのみ設けられたものであってもよいし、遊技者が操作可能な位置以外の位置にも設けられたものであってもよい。また、操作手段は、遊技者が操作可能な位置に必ず設けられたものであってもよいし、遊技者が操作可能な位置に設けられない場合があってもよい。
また、操作手段は、遊技者のみが操作可能な位置に設けられたものであってもよいし、遊技者以外の者も操作可能な位置に設けられたものであってもよい。また、操作手段は、遊技者が必ず操作可能な位置に設けられたものであってもよいし、遊技者が操作不可能な位置に設けられる場合があってもよい。
また、表示手段は、ミニゲームの表示のみを表示可能なものであってもよいし、ミニゲームの表示以外の表示も表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、ミニゲームの表示を必ず表示するものであってもよいし、ミニゲームの表示を表示しない場合があってもよい。
また、ミニゲームは、複数種類の結果のみを導出可能なものであってもよいし、複数種類の結果以外のものも導出可能なものであってもよい。また、ミニゲームは、複数種類の結果を必ず導出するものであってもよいし、複数種類の結果を導出しない場合があってもよい。
また、操作手段が操作されることでミニゲームの結果のみが導出されるように構成されてもよいし、操作手段が操作されることでミニゲームの結果以外のものも導出されるように構成されてもよい。また、操作手段が操作されることでミニゲームの結果が必ず導出されるように構成されてもよいし、操作手段が操作されることでミニゲームの結果が導出されない場合があるように構成されてもよい。
また、操作手段の操作状況に応じて複数種類の結果のうちのいずれか一つのみが導出されるように構成されてもよいし、操作手段の操作状況に応じて複数種類の結果のうちのいずれか一つ以外のものも導出されるように構成されてもよい。また、操作手段の操作状況に応じて複数種類の結果のうちのいずれか一つが必ず導出されるように構成されてもよいし、操作手段の操作状況に応じて複数種類の結果のうちのいずれか一つが導出されない場合があるように構成されてもよい。
また、ミニゲームは、第三の結果のみを導出可能なものであってもよいし、第三の結果以外の結果も導出可能なものであってもよい。また、ミニゲームは、第三の結果を必ず導出するものであってもよいし、第三の結果を導出しない場合があってもよい。
また、第三の結果は、当否判定の結果を示唆するものでなく、また、報知するものでもないものである。
また、『 前記ミニゲームは、前記複数種類の結果のうちのある結果を導出するためのゲームであり[例えば、図265(A1)〜同図(A6)に示されるミニゲームは、「大吉」の中身の宝箱を選択することをミッションとしている等]、
前記操作手段の操作状況によって前記ある結果が導出可能に構成されている[例えば、図265(A1)〜同図(A6)に示す場合では、操作キーユニット137により左下の宝箱BX2を選択し、演出ボタン136で決定した場合には、姫のキャラクタHM3が登場するとともに、おみくじ占いの結果として「大吉」が表示される等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、ミニゲームに対する操作手段の操作に集中させることができる場合がある。
ここで、ある結果は、1つのみであってもよいし、2つ以上であってもよい。
また、操作手段の操作状況によってある結果のみが導出可能に構成されてもよいし、操作手段の操作状況によってある結果以外の結果も導出可能に構成されてもよい。また、操作手段の操作状況によってある結果が必ず導出されるように構成されてもよいし、操作手段の操作状況によってある結果が導出されない場合があるように構成されてもよい。
また、『 装飾図柄変動表示を実行可能な装飾図柄表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208、第1装飾図柄表示装置208L、第2装飾図柄表示装置208M、第3装飾図柄表示装置208N等]を備え、
前記ミニゲームは、第一の期間[例えば、特図の変動表示が行われていない待機状態(客待ちデモ表示が表示されている状態を含む)の期間等]に開始される場合(以下、「第一の場合」という。)があるゲームであり、
前記第一の期間は、前記装飾図柄変動表示の開始が保留されていない期間[例えば、特図1及び特図2のいずれの保留も0である期間等]であり、
前記第一の期間は、前記装飾図柄変動表示が実行されていない期間[例えば、装飾図柄た停止表示されている期間等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の期間にミニゲームで楽しませることができる場合がある。
また、この遊技台によれば、ミニゲームで操作手段の操作を促すことにより本来の遊技中にも操作手段の操作を積極的に行わせることができる場合がある。
ここで、装飾図柄表示手段は、装飾図柄変動表示のみを実行可能なものであってもよいし、装飾図柄変動表示以外の表示も実行可能なものであってもよい。また、装飾図柄表示手段は、装飾図柄変動表示を必ず実行するものであってもよいし、装飾図柄変動表示を実行しない場合があってもよい。
また、ミニゲームは、第一の期間にのみ開始される場合があるものであってもよいし、第一の期間以外の期間にも開始される場合があってもよい。また、ミニゲームは、第一の期間に必ず開始されるものであってもよいし、第一の期間に開始されない場合があってもよい。
また、第一の期間は、装飾図柄変動表示の開始のみが保留されていない期間であってもよいし、装飾図柄変動表示の開始以外にも開始が保留されていないものがある期間であってもよい。
また、第一の期間は、装飾図柄変動表示のみが実行されていない期間であってもよいし、装飾図柄変動表示以外のもの(例えば、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214等)も実行されていないものがある期間であってもよい。
また、『 前記操作手段のオート操作[例えば、長押しオート、フルオート等]が実行可能に構成されており、
前記ミニゲームは、前記第一の場合では、前記オート操作が実行不能となるように構成されている[例えば、図266(g)及び同図(j)〜同図(o)に示すように、オートボタンモードがオンに設定されても、番長覚醒ゲームでは、演出ボタン136の自動操作が行われない等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の場合においては、当否判定に関係のないミニゲームであるので、オート操作を実行不能にし、遊技者に操作手段の操作を積極的に行わせることができる場合がある。
ここで、操作手段のオート操作のみが実行可能に構成されてもよいし、操作手段のオート操作以外の操作も実行可能に構成されてもよい。また、操作手段のオート操作が必ず実行されるように構成されてもよいし、操作手段のオート操作が実行されない場合があってもよい。
また、ミニゲームは、第一の場合では、オート操作のみが実行不能となるように構成されてもよいし、オート操作以外の操作も実行不能となるように構成されてもよい。また、ミニゲームは、第一の場合では、オート操作が必ず実行不能となるように構成されてもよいし、オート操作が実行不能とならない場合があるように構成されてもよい。
また、ミニゲームは、第一の場合でのみ、オート操作が実行不能となるように構成されてもよいし、第一の場合以外の場合でも、オート操作が実行不能となるように構成されてもよい。
また、『 前記ミニゲームは、第二の期間に開始される場合(以下、「第二の場合」という。)もあるゲームであり[例えば、図196(d)〜同図(l)に示されるミニゲームや、図242(m)〜図243(f)に示されるミニゲームや、図256(g)〜同図(k)に示されるミニゲームは装飾図柄の変動表示中に開始されており、図271(e)〜同図(i)に示されるミニゲームは大当り遊技の実行中に開始されている等]、
前記第二の期間は、前記第一の期間とは重ならない期間であり、
前記第二の期間は、前記装飾図柄変動表示の実行中と大当り遊技の実行中のうち少なくともいずれか一方を含む期間であり、
前記第二の場合よりも前記第一の場合の方が、前記ミニゲームにおいて前記第三の結果が導出されやすい、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、遊技中にもミニゲームで楽しませることができる場合がある。
ここで、ミニゲームは、第二の期間にのみ開始される場合があるものであってもよいし、第二の期間以外の期間にも開始される場合があってもよい。また、ミニゲームは、第二の期間に必ず開始されるものであってもよいし、第二の期間に開始されない場合があるものであってもよい。
また、第一の場合では、ミニゲームにおいて第三の結果が必ず導出されるように構成されてもよいし、第二の場合では、ミニゲームにおいて第三の結果が導出されないように構成されてもよい。
また、『 前記第一の場合と前記第二の場合とで開始される前記ミニゲームの種類が異なるように構成されている[例えば、図264(g)〜(m)に示される本日の運勢占いや図266(j)〜同図(o)に示される番長覚醒ゲームは、待機状態において開始されるミニゲームであり、図256(g)〜同図(l)に示されるサイコロゲームや図256(g´)〜同図(l´)に示されるおみくじゲームは、装飾図柄の変動表示中に開始されるミニゲームである等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、ミニゲームの種類により予告か単なる遊戯かを識別容易な場合がある。
ここで、第一の場合と第二の場合とで開始されるミニゲームの種類のみが異なるように構成されてもよいし、第一の場合と第二の場合とで開始されるミニゲームの種類以外にも異なるものがあるように構成されてもよい。また、第一の場合と第二の場合とで開始されるミニゲームの種類が必ず異なるように構成されてもよいし、第一の場合と第二の場合とで開始されるミニゲームの種類が異ならない場合があるように構成されてもよい。
また、『 前記第一の場合に開始される前記ミニゲームにおいて、第一の有効期間表示[例えば、図266(k)に示される番長覚醒ゲームにおいて表示されるボタン受付時間メーターMT等]が表示されるように構成されており、
前記第二の場合に開始される前記ミニゲームにおいて、第二の有効期間表示[例えば、図247(i)に示されるミニゲームにおいて表示されるボタン受付時間メーターMT等]が表示されるように構成されており、
前記第一の有効期間表示は、前記操作手段の操作を有効とする期間の経過に応じて表示態様が変化するメータ表示であり[例えば、図266(k)〜同図(n)に示されるように、ボタン受付時間メーターMTは、演出ボタン136の操作受付期間が開始されてからの時間に応じて表示態様が変化する等]、
前記第二の有効期間表示は、前記操作手段の操作を有効とする期間の経過に応じて表示態様が変化するメータ表示であり[例えば、図247(i)〜同図(k)に示されるように、ボタン受付時間メーターMTは、演出ボタン136の操作受付期間が開始されてからの時間に応じて表示態様が変化する等]、
前記第一の有効期間表示と前記第二の有効期間表示とで、表示態様の変化する速度が異なる、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、有効期間表示を見ることでミニゲームの種類を区別することができる場合がある。
ここで、第一の場合に開始されるミニゲームにおいて、第一の有効期間表示のみが表示されるように構成されてもよいし、第一の場合に開始されるミニゲームにおいて、第一の有効期間表示以外の有効期間表示も表示されるように構成されてもよい。また、第一の場合に開始されるミニゲームにおいて、第一の有効期間表示が必ず表示されるように構成されてもよいし、第一の場合に開始されるミニゲームにおいて、第一の有効期間表示が表示されない場合があるように構成されてもよい。
また、第一の場合に開始されるミニゲームにおいてのみ、第一の有効期間表示が表示されるように構成されてもよいし、第一の場合に開始されるミニゲーム以外のミニゲームにおいても、第一の有効期間表示が表示されるように構成されてもよい。
また、第二の場合に開始されるミニゲームにおいて、第二の有効期間表示のみが表示されるように構成されてもよいし、第二の場合に開始されるミニゲームにおいて、第二の有効期間表示以外の有効期間表示も表示されるように構成されてもよい。また、第二の場合に開始されるミニゲームにおいて、第二の有効期間表示が必ず表示されるように構成されてもよいし、第二の場合に開始されるミニゲームにおいて、第二の有効期間表示が表示されない場合があるように構成されてもよい。
また、第二の場合に開始されるミニゲームにおいてのみ、第二の有効期間表示が表示されるように構成されてもよいし、第二の場合に開始されるミニゲーム以外のミニゲームにおいても、第二の有効期間表示が表示されるように構成されてもよい。
また、第一の有効期間表示は、操作手段の操作を有効とする期間の経過に応じてのみ表示態様が変化するものであってもよいし、操作手段の操作を有効とする期間の経過以外にも応じて表示態様が変化するものであってもよい。また、第一の有効期間表示は、操作手段の操作を有効とする期間の経過に応じて必ず表示態様が変化するものであってもよいし、操作手段の操作を有効とする期間の経過に応じて表示態様が変化しない場合があるものであってもよい。
また、第二の有効期間表示は、操作手段の操作を有効とする期間の経過に応じてのみ表示態様が変化するものであってもよいし、操作手段の操作を有効とする期間の経過以外にも応じて表示態様が変化するものであってもよい。また、第二の有効期間表示は、操作手段の操作を有効とする期間の経過に応じて必ず表示態様が変化するものであってもよいし、操作手段の操作を有効とする期間の経過に応じて表示態様が変化しない場合があるものであってもよい。
また、第一の有効期間表示と第二の有効期間表示のいずれか一方が表示されないものであってもよい。
また、第一の有効期間表示と第二の有効期間表示では、第一の有効期間表示の方が表示態様の変化する速度が速くてもよいし、第二の有効期間表示の方が表示態様の変化する速度が速くてもよい。
また、第一の有効期間表示と第二の有効期間表示とで、異なる表示態様であってもよいし、同じ表示態様であってもよい。また、第一の有効期間表示と第二の有効期間表示では、第一の有効期間表示の方が大きさが大きくてもよいし、第二の有効期間表示の方が大きさが大きくてもよいし、第一の有効期間表示と第二の有効期間表示とで大きさが同じであってもよい。
また、『 前記第一の場合に開始される前記ミニゲームにおいて、第一の操作促進表示[例えば、図266(l)に示される番長覚醒ゲームにおいて表示されるボタン画像136aと「連打」の表示等]が表示されるように構成されており、
前記第二の場合に開始される前記ミニゲームにおいて、第二の操作促進表示[例えば、図247(i)に示されるミニゲームにおいて表示されるボタン画像136aと「連打」の表示等]が表示されるように構成されており、
前記第一の操作促進表示は、前記操作手段の操作を促す表示であり、
前記第二の操作促進表示は、前記操作手段の操作を促す表示であり、
前記第一の操作促進表示は、第一の数[例えば、1つ等]の表示パターン[例えば、デフォルトの表示態様等]で表示可能な表示であり、
前記第二の操作促進表示は、第二の数[例えば、2つ等]の表示パターン[例えば、デフォルトの表示態様と振動及び回転している表示態様等]で表示可能な表示であり、
前記第一の数と前記第二の数では、前記第二の数の方が大きい、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第二の場合に開始されるミニゲームにおいて、操作促進表示の表示パターンのバリエーションにより大当りへの期待感を高めることができる場合がある。
ここで、第一の場合に開始されるミニゲームにおいて、第一の操作促進表示のみが表示されるように構成されてもよいし、第一の場合に開始されるミニゲームにおいて、第一の操作促進表示以外の操作促進表示も表示されるように構成されてもよい。また、第一の場合に開始されるミニゲームにおいて、第一の操作促進表示が必ず表示されるように構成されてもよいし、第一の場合に開始されるミニゲームにおいて、第一の操作促進表示が表示されない場合があるように構成されてもよい。
また、第一の場合に開始されるミニゲームにおいてのみ、第一の操作促進表示が表示されるように構成されてもよいし、第一の場合に開始されるミニゲーム以外のミニゲームにおいても、第一の操作促進表示が表示されるように構成されてもよい。
また、第二の場合に開始されるミニゲームにおいて、第二の操作促進表示のみが表示されるように構成されてもよいし、第二の場合に開始されるミニゲームにおいて、第二の操作促進表示以外の操作促進表示も表示されるように構成されてもよい。また、第二の場合に開始されるミニゲームにおいて、第二の操作促進表示が必ず表示されるように構成されてもよいし、第二の場合に開始されるミニゲームにおいて、第二の操作促進表示が表示されない場合があるように構成されてもよい。
また、第二の場合に開始されるミニゲームにおいてのみ、第二の操作促進表示が表示されるように構成されてもよいし、第二の場合に開始されるミニゲーム以外のミニゲームにおいても、第二の操作促進表示が表示されるように構成されてもよい。
また、第一の操作促進表示は、操作手段の操作のみを促す表示であってもよいし、操作手段の操作以外のことも促す表示であってもよい。また、第一の操作促進表示は、操作手段の操作を必ず促す表示であってもよいし、操作手段の操作を促さない場合がある表示であってもよい。
また、第二の操作促進表示は、操作手段の操作のみを促す表示であってもよいし、操作手段の操作以外のことも促す表示であってもよい。また、第二の操作促進表示は、操作手段の操作を必ず促す表示であってもよいし、操作手段の操作を促さない場合がある表示であってもよい。
また、第一の操作促進表示は、第一の数の表示パターンでのみ表示可能なものであってもよいし、第一の数の表示パターン以外の表示パターンでも表示可能なものであってもよい。また、第一の操作促進表示は、第一の数の表示パターンで必ず表示するものであってもよいし、第一の数の表示パターンで表示しない場合があってもよい。
また、第二の操作促進表示は、第二の数の表示パターンでのみ表示可能なものであってもよいし、第二の数の表示パターン以外の表示パターンでも表示可能なものであってもよい。また、第二の操作促進表示は、第二の数の表示パターンで必ず表示するものであってもよいし、第二の数の表示パターンで表示しない場合があってもよい。
また、第一の数は、1であってもよいし、2以上の数であってもよい。
また、第一の操作促進表示と第二の操作促進表示とでは、第一の操作促進表示の方が大きさが大きくてもよいし、第二の操作促進表示の方が大きさが大きくてもよいし、第一の操作促進表示と第二の操作促進表示とで、大きさが同じであってもよい。
また、第一の操作促進表示と第二の操作促進表示とでは、表示態様が異なってもよいし、少なくとも一部の表示態様が同じであってもよい。
また、『 前記複数種類の結果のうちの一つは、第一の結果[例えば、図248(l)に示される「小吉」の表示等]であり、
前記第一の結果は、当否判定の結果を少なくとも示唆する結果であり[例えば、図248(l)に示される「小吉」の表示は、同図(m)に示される弱カットイン画像CI1bの表示を少なくとも示唆している等]、
前記第一の場合よりも前記第二の場合の方が、前記ミニゲームにおいて前記第一の結果が導出されやすい、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、ミニゲームは、第一の結果のみを導出可能なものであってもよいし、第一の結果以外の結果も導出可能なものであってもよい。また、ミニゲームは、第一の結果を必ず導出するものであってもよいし、第一の結果を導出しない場合があってもよい。
また、第一の結果は、当否判定の結果のみを少なくとも示唆するものであってもよいし、当否判定の結果以外のものも少なくとも示唆するものであってもよい。また、第一の結果は、当否判定の結果を少なくとも示唆を必ずするものであってもよいし、当否判定の結果を少なくとも示唆しない場合があってもよい。
また、第一の結果は、当否判定の結果を示唆するものであってもよいし、当否判定の結果を報知するものであってもよい。
また、第一の場合では、ミニゲームにおいて第一の結果が導出されないようにしてもよいし、第二の場合では、ミニゲームにおいて第一の結果が必ず導出されるようにしてもよい。
また、『 前記装飾図柄変動表示の実行中に前記ミニゲームが開始された場合において導出される前記第一の結果は、予告又は先読み予告であり[例えば、図251(a)〜同図(f)に示されるように、装飾図柄の変動表示中に行われるミニゲームでは、宝箱から主人公の殿様のキャラクタYSMが出現することにより予告あるいは先読み予告が行われる等]、
前記大当り遊技の実行中に前記ミニゲームが開始された場合において導出される前記第一の結果は、先読み予告である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、ミニゲームを予告としても機能させることができる場合がある。
また、『 前記表示手段は、複数種類の演出表示を表示可能な手段であり、
前記複数種類の演出表示のうちの一つは、第一の演出表示であり、
前記第一の演出表示は、前記装飾図柄変動表示に関連する演出表示[例えば、図244(c)〜同図(o)に示すボタン操作演出等]であり、
前記第一の演出表示は、大当り予告(以下、「第一の予告[例えば、図244(o)に示す弱カットイン画像CI1bの表示等]」という。)が実行される場合がある演出表示であり、
前記装飾図柄変動表示の実行中に前記ミニゲームが開始された場合において導出される前記第一の結果として、前記第一の予告に関連する予告が実行される場合がある[例えば、図244(c)〜同図(l)に示されるように、装飾図柄の変動表示中に開始されるミニゲームにおいて導出される「中吉」の表示は、弱カットイン画像CI1bの表示を予告している等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の予告に影響が出る第一の結果に注目させることができる場合がある。
ここで、表示手段は、複数種類の演出表示のみを表示可能なものであってもよいし、複数種類の演出表示以外の表示も表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、複数種類の演出表示を必ず表示するものであってもよいし、複数種類の演出表示を表示しない場合があってもよい。
また、第一の演出表示は、装飾図柄変動表示のみに関連するものであってもよいし、装飾図柄変動表示以外にも関連するものがあってもよい。また、第一の演出表示は、装飾図柄変動表示に必ず関連するものであってもよいし、装飾図柄変動表示に関連しない場合があってもよい。
また、第一の演出表示は、第一の予告のみが実行される場合があるものであってもよいし、第一の予告以外にも実行される場合があるものであってもよい。また、第一の演出表示は、第一の予告が必ず実行されるものであってもよいし、第一の予告が実行されない場合があってもよい。
また、装飾図柄変動表示の実行中にミニゲームが開始された場合において導出される第一の結果として、第一の予告に関連する予告のみが実行される場合があってもよいし、装飾図柄変動表示の実行中にミニゲームが開始された場合において導出される第一の結果として、第一の予告に関連する予告以外の予告も実行される場合があってもよい。また、装飾図柄変動表示の実行中にミニゲームが開始された場合において導出される第一の結果として、第一の予告に関連する予告が必ず実行されてもよいし、装飾図柄変動表示の実行中にミニゲームが開始された場合において導出される第一の結果として、第一の予告に関連する予告が実行されない場合があってもよい。
また、『 前記複数種類の結果のうちの一つは、第二の結果[例えば、図247(l)に示される「大吉」の表示等]であり、
前記第二の結果は、当否判定の結果を少なくとも示唆する結果であり[例えば、図247(l)に示される「大吉」の表示は、同図(m)に示される強カットイン画像CI1aの表示を少なくとも示唆している等]、
前記第一の場合よりも前記第二の場合の方が、前記ミニゲームにおいて前記第二の結果が導出されやすく、
前記ミニゲームの結果として前記第一の結果が導出されるよりも前記第二の結果が導出された方が、最終的に大当り図柄が確定表示されやすい、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、複数種類の結果は、第一の結果と第二の結果のみであってもよいし、第一の結果と第二の結果以外の結果も含んでもよい。
また、第二の結果は、当否判定の結果を示唆する結果であってもよいし、当否判定の結果を事前報知する結果であってもよい。
また、第一の場合では、ミニゲームにおいて第二の結果が導出しないように構成されてもよいし、第二の場合では、ミニゲームにおいて第二の結果が必ず導出するように構成されてもよい。
また、第一の結果が導出された場合は、最終的に大当り図柄が確定表示されないように構成されてもよいし、第二の結果が導出された場合は、必ず最終的に大当り図柄が確定表示されるように構成されてもよい。
また、『 前記ミニゲームは、前記第一の場合では、前記第三の結果[例えば、図264(k)、同図(k1)〜同図(k4)に示すミニゲームの結果等]のみを導出するゲームである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記複数種類の結果のうちの一つは、第四の結果[例えば、図264(k1)に示される、姫のキャラクタHM3と「大吉」の表示や、図267(A6)に示される、番長のキャラクタの着ている服が破けた態様の表示等]であり、
前記第四の結果は、当否判定[例えば、特図の当否判定や普図の当否判定のうちの少なくともいずれかの当否判定等]の結果を少なくとも示唆するものではない結果である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、ミニゲームの結果にバリエーションを持たせることができる場合がある。
また、ミニゲームは、第三の結果と第四の結果のみを導出可能なものであってもよいし、第三の結果と第四の結果以外の結果も導出可能なものであってもよい。また、ミニゲームは、第三の結果と第四の結果を必ず導出するものであってもよいし、第三の結果と第四の結果を導出しない場合があってもよい。
また、第四の結果は、当否判定の結果を示唆するものでなく、また、報知するものでもないものである。
次に、本実施形態に係るパチンコ機100において実行される演出の他の具体例について、図272〜図325を参照しながら説明する。また、以下に示す演出表示は、アニメーションにより行われてもよい。また、以下に示す実施形態は、これまでに示したいずれの実施形態においても適用可能であることはいうまでもない。
図272〜図325は、本実施形態に適用可能なパチンコ機100の装飾図柄表示装置208を中心とした演出を段階的に示す図である。なお、図272〜図325では、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普図表示装置210、第1特図保留ランプ218、第2特図保留ランプ220及び普図保留ランプ216について、図示を省略している。なお、図272〜図325では、1つの装飾図柄表示装置208を備えて構成されたパチンコ機100が示されているが、上述した実施形態のように、複数の装飾図柄表示装置を備えたものであってもよい。また、装飾図柄表示装置208の前面側に、上述した透明の導光板ILやPOVディスプレイが配置されてもよい。
図272は、本実施形態のパチンコ機の装飾図柄表示装置208を中心とした演出の一例を段階的に示す図であり、図273は、図272に示す演出の一例の続きを段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。
図272(1)に示す装飾図柄表示装置208には、「装飾2−装飾5−装飾7」の装飾図柄の組み合わせが停止表示されている。なお、ここでの背景は非表示であるが、例えば、デフォルトの背景画像が表示されている。以下の説明においても、背景が非表示の場合には、特に断らない限り、デフォルトの背景画像が表示されている。なお、デフォルトの背景画像とは異なる様々な背景画像(例えば、モードに応じた背景画像等)を表示してもよい。また、装飾図柄表示装置208の表示画面の右上隅部には第2保留数表示が表示されている。さらに、第4図柄や第2装飾図柄を表示するようにしてもよい。また、装飾図柄表示装置208の下方右側には、ナビキャラクタYMが表示されている。なお、図272(1)に示されるタイミングでは、図柄が停止表示されているため、変動アイコンh0は表示されていない。
さらに、図272に示す制御状態(遊技状態)は、特図低確率普図低確率状態である。この非電サポ状態における装飾図柄表示装置208の下方左側では、特図1の保留アイコンが表示される。なお、非電サポ状態における装飾図柄表示装置208の所定領域(例えば、表示画面の右端)に、特図2の保留アイコン表示領域が設けられてもよい。
装飾図柄表示装置208の下方左側に形成された保留アイコン表示領域には、特図1の保留を表す保留アイコンが表示される。特図1の保留数は、特図1保留ランプ218の点灯数の他、特図1の保留アイコンの数や第2保留数表示によっても表され、特図2の保留数は、特図2保留ランプ220の点灯数の他、特図2の保留アイコンの数や第2保留数表示によっても表されている。すなわち、保留アイコンは、主制御部300のRAM308に記憶されている始動情報に対応したものである。以下、最も古い始動情報(最も古い入賞)に対応した保留アイコンを第一の保留アイコン、2番目に古い始動情報に対応した保留アイコンを第二の保留アイコン・・・と称する場合がある。保留アイコン表示領域では、保留アイコンが横並びに表示され、右側の保留アイコンほど入賞が古い保留アイコンになる。
図272(1)には、保留アイコン表示領域に2つの特図1の保留アイコンh11,h12が表示されており、これら2つの特図1の保留アイコンh11,h12はいずれも、デフォルトの表示態様(丸形の無模様かつ白色の表示態様)で表示されている。すなわち、特図1のデフォルトの保留アイコンは、丸形の保留アイコンである。
一方、特図2の保留アイコンは一つも表示されていない。これは、上述のごとく、図272に示す制御状態(遊技状態)は、非電サポ状態(非時短状態)であるため、電チューが開きにくく特図2始動口232への入賞が困難な状態であるためである。
本実施形態のパチンコ機100では、制御状態(遊技状態)に応じて、特図1と特図2で入賞しやすい方の特図の保留アイコンが表示され、もう一方の特図の保留アイコンが表示されないようにしている。すなわち、制御状態が非電サポ状態である場合には、図272(1)に示すように、保留アイコン表示領域に特図1の保留アイコンが表示され、特図2の保留アイコンは表示されない。一方、制御状態が電サポ状態である場合には、反対に、特図2の保留アイコンが表示され、特図1の保留アイコンは表示されない。なお、非電サポ状態において、特図2の保留アイコンが表示されてもよいし、電サポ状態において、特図1の保留アイコンが表示されてもよい。
本実施形態では、特図の図柄変動表示の開始は、特図表示装置における変動開始→保留アイコンの移動アニメーション開始又は消去→装飾図柄の変動開始の順で行われるが、この順番は前後してもよい。
図272(2)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11〜h12の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が、装飾図柄表示装置208の中央下部に形成された変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示され、第二の保留アイコンh12が第一の保留アイコンh11の表示位置に移動して、第一の保留アイコンh11として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。変動アイコンh0の表示態様は、消化された保留アイコンh11の表示態様と同じであるが、異なってもよい。
図272(3)に示す装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMによるナビキャラ予告が行われている様子が示されていれる。すなわち、装飾図柄表示装置208では、ナビキャラ予告が開始すると、ナビキャラクタYMの近傍に「チャンス」の文字とともにクエスチョンマークが表示され、大当りとなる可能性が高いことが示唆されている。
図272(4)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図272(5)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾6」が停止表示される。なお、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図272(6)に示す装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄に疑似連図柄としてのリプレイ図柄RPが停止表示され、その後、図272(7)に示すように、ナビキャラクタYMの近傍に「継続」の文字が表示され、疑似連が行われることが報知される。
図272(8)に示す装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に「いくぜ」の文字が表示された後、疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始した様子が示されている。その後、図272(9)に示すように、ナビキャラクタYMの近傍には、疑似連により2回目の装飾図柄の変動表示が開始された回数を示す「×2」の表示が行われている。
図272(10)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図272(11)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾5」が停止表示され、リーチ状態が形成される。すると、図272(12)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に「リーチ」の表示が行われ、リーチ状態となったことが報知される。一方、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
その後、図272(13)に示すように、装飾図柄表示装置208では、サボハニのキャラクタSBHNが大量に横切るサボハニ群予告が行われている様子が示されている。このサボハニ群予告は、大当りの期待度が大きい予告である。すなわち、サボハニ群予告が行われた場合は、サボハニ群予告が行われなかった場合よりも大当り図柄が確定表示されやすいということができる。なお、本実施形態では、大当りの信頼度に応じてサボハニ群予告を複数種類設けており、サボハニのキャラクタSBHNが第二の数である強サボハニ群予告と、サボハニのキャラクタSBHNが第一の数(第二の数よりも少ない数)である弱サボハニ群予告とが実行される場合がある。図272(13)に示すサボハニ群予告は、強サボハニ群予告である。また、このとき、リーチ図柄が右上隅に小さく表示され、変動アイコン表示領域と保留アイコン表示領域が消去される。
図272(14)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニ群予告が継続して行われているとともに、ナビキャラクタYMの近傍に「SP発展」の表示が行われ、スーパーリーチに発展することが報知されている。
続いて、図272(15)に示すように、装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展し、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙する画面が表示される。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「剣豪リーチ」の文字が表示され、スーパーリーチの種類を報知している。
図272(16)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタン予告演出が開始されており、ボタン画像136aがデフォルトの態様で表示されている様子が示されている。なお、このボタン予告演出において、ボタン受付時間メータを表示して操作有効期間を報知するようにしてもよい。
その後、図272(17)に示すタイミングで演出ボタン136が操作されると、図272(18)に示すように、装飾図柄表示装置208では、殿様のキャラクタのアップの画像とともに、吹き出しに「勝負じゃ」という文字が配された吹き出し画像を含むカットイン画像が表示される。ここで表示されるカットイン画像は、吹き出しにおける「勝負じゃ」の文字の周囲に番長の顔が装飾されていない弱カットイン画像CI1bであり、強カットイン画像CI1aが表示された場合よりも大当りの信頼度が低いことを示唆している。
図272(18)に続く図273(19)に示す装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪に敗れ、敗北した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾6」が表示され、「装飾5−装飾6−装飾5」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。
その後、図273(20)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾6−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている様子が示されている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「残念」の文字が表示され、ハズレの表示結果となることが報知される。その後、図273(21)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾6−装飾5」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
図274は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるタイマ予告演出の一例について段階的に示す図であり、図275は、図274に示す演出の一例の続きを段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図274(1)〜同図(2)は、図272(1)〜同図(2)と同様であるため、説明を省略する。
図274(3)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。具体的には、例えば、フレームインアニメにより、表示画面の右側からタイマ予告表示TM1がフレームインすることにより、タイマ予告演出が開始される。このタイマ予告表示TM1の表示態様は、デフォルトの表示態様である。タイマ予告表示TM1には、「05:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから5秒が経過すると或る予告演出が開始されることを示唆している。ここで、本実施形態におけるタイマ予告表示TM1では、1秒未満の小数点以下の表示も行うことが可能に構成されている。
その後、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始され、図274(4)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TM1には、「04:25」が表示されている。すなわち、カウントダウンが開始してから、0.75秒が経過した様子が示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「疑似連かも」の文字が表示され、タイマ予告表示TMにおけるタイマ表示のカウントダウンが行われた結果、疑似連が行われる可能性があることが示唆されている。
図274(5)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、タイマ予告表示TM1では、カウントダウンが継続しており、図274(5)に示すタイミングでは、「03:96」が表示されている。
図274(6)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾6」が停止表示される。なお、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、タイマ予告表示TM1では、カウントダウンが継続しており、図274(6)に示すタイミングでは、「01:73」が表示されている。
図274(7)に示す装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄に疑似連図柄としてのリプレイ図柄RPが停止表示される。なお、タイマ予告表示TM1では、カウントダウンが依然として継続しており、図274(7)に示すタイミングでは、「00:52」が表示されている。その後、図274(8)に示すように、ナビキャラクタYMの近傍に「継続」の文字が表示され、疑似連が行われることが報知される。なお、タイマ予告表示TM1では、カウントダウンが依然として継続しており、図274(8)に示すタイミングでは、「00:10」が表示されている。
その後、図274(9)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるカウントダウンが完了し、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「00:00」となったタイミングでナビキャラクタYMの近傍に「いくぜ」の文字が表示され、疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始される。その後、図274(10)に示すように、タイマ予告表示TM1が消去され、また、ナビキャラクタYMの近傍には、疑似連により2回目の装飾図柄の変動表示が開始された回数を示す「×2」の表示が行われている。その後、図274(11)〜同図(18)に示す演出が行われる。なお、図274(11)〜同図(18)に示す演出は、図272(10)〜同図(17)と同様であるので、説明を省略する。
図274(18)に示すタイミングで演出ボタン136が操作されると、図274(18)に続く図275(19)に示すように、装飾図柄表示装置208では、殿様のキャラクタのアップの画像とともに、吹き出しに「勝負じゃ」という文字が配された吹き出し画像を含むカットイン画像が表示される。ここで表示されるカットイン画像は、吹き出しにおける「勝負じゃ」の文字の周囲に番長の顔が多数(例えば、9個)配されてなる強カットイン画像CI1aであり、弱カットイン画像CI1bが表示された場合よりも大当りの信頼度が高いことを示唆している。なお、強カットイン画像CI1aが表示された場合には、必ず大当りとなるように(最終的に大当り図柄が確定表示するように)してもよい。
その後、図275(20)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪を倒し、勝利した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾5」が表示され、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。
その後、図275(21)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている様子が示されている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「やったぜ」の文字が表示されており、大当りとなることが報知されている。その後、図275(22)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の大当りの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
このように、この演出例では、タイマ予告演出が行われて疑似連が開始された場合は、タイマ予告演出が行われて疑似連が開始されなかった場合よりも、図柄変動表示(当該図柄変動表示)において大当り図柄が確定表示されやすくなっている。なお、この演出例では、タイマ予告演出が行われて疑似連が開始されてもハズレとなる場合があるように構成されている。
図276は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるタイマ予告演出の他の例について段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図276(1)〜同図(4)は、図274(1)〜同図(4)と同様であるため、説明を省略する。
図276(5)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1におけるカウントダウンの表示中に消失アニメが開始され、タイマ予告表示TM1が消去される様子が示されている。すなわち、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンの結果、疑似連が行われるという予告が偽(ガセ)の予告であったことが報知される。換言すれば、タイマ予告表示TM1が「00:00」となる前にカウントダウンの途中で消去されて、或る演出(疑似連)が行われなかった様子が示されているということができる。本実施形態では、偽のタイマ予告演出が行われた場合よりも真のタイマ予告演出が行われた方が、最終的に大当り図柄が確定表示されやすいように構成されている。なお、本実施形態では、偽のタイマ予告演出が行われた場合でも大当りとなる場合があるように構成されている。
図276(6)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1が完全に消去された様子が示されている。これに応じて、ナビキャラクタYMの近傍には「残念」の文字が表示され、タイマ予告演出が行われた結果としての疑似連が行われないことが報知される。
図276(7)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、ナビキャラクタYMの近傍に表示されていた「残念」の文字は消去されている。
その後、第2停止が行われ、右図柄に「装飾5」が停止表示され、リーチ状態が形成されると、図276(8)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に「リーチ」の表示が行われ、リーチ状態となったことが報知される。一方、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。なお、この演出例では、タイマ予告演出による疑似連の予告は偽の予告であったが、リーチに移行したことにより、リーチの予告として機能しているということができる場合がある。
その後、図276(9)に示すように、装飾図柄表示装置208では、上述した強サボハニ群予告よりもサボハニSBHNの数が少ない弱サボハニ群予告が行われている様子が示されている。この弱サボハニ群予告は、サボハニ群予告が行われなかった場合よりは信頼度が高いが、強サボハニ群予告が行われた場合よりは信頼度は低い。
図276(10)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニ群予告が継続して行われているとともに、ナビキャラクタYMの近傍に「SP発展」の表示が行われ、スーパーリーチに発展することが報知されている。その後は、図276(11)〜同図(17)に示す演出が行われる。なお、図276(11)〜同図(17)に示す演出は、図272(15)〜図273(21)と同様であるので、説明を省略する。
図277は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるタイマ予告演出の別の表示例について段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図277(1)〜同図(6)は、図274(1)〜同図(6)と同様であるため、説明を省略する。
この演出例では、図277(6)に示すように、右図柄に「装飾6」が停止表示された後、図277(7)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「00:00」となったタイミングで第3停止が行われ、中図柄に疑似連図柄としてのリプレイ図柄RPが停止表示される。このように、疑似連図柄が停止表示するタイミングでタイマ予告表示TM1におけるカウントダウンが完了する場合があってもよい。なお、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「00:00」となってから中図柄が停止表示してもよいし、中図柄が停止表示してからタイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「00:00」となってもよいし、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「00:00」となると同時に中図柄が停止表示してもよい。
その後、図277(8)に示すタイミングでタイマ予告表示TM1が消去されるとともに、ナビキャラクタYMの近傍に「継続」の文字が表示され、疑似連が行われることが報知される。なお、タイマ予告表示TM1が消去された後で「継続」の文字が表示されてもよいし、「継続」の文字が表示された後でタイマ予告表示TM1が消去されてもよいし、タイマ予告表示TM1が消去されるタイミングと「継続」の文字が表示されるタイミングとが同じであってもよい。
その後、図277(9)に示すように、ナビキャラクタYMの近傍に「いくぜ」の文字が表示され、疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始される。
ここで、図277(7a)〜同図(9a)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「00:00」となった後、疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始するまで、タイマ予告表示TM1を消去しないで表示を維持するようにしてもよい。
また、図277(9b)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「00:00」となった後、疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始するタイミングで、タイマ予告表示TM1に「済」の文字を表示し、タイマ予告演出に成功して或る演出としての疑似連が開始されたことを報知するようにしてもよい。
また、図277(9c)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「00:00」となった後、疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始するタイミングで、タイマ予告表示TM1に「疑似連」の文字を表示し、タイマ予告演出に成功して或る演出としての疑似連が開始されたことを報知するようにしてもよい。このとき、例えば、図277(9c)に示すように、タイマ予告表示TM1に番長の顔のアイコンBCHOを表示することにより、或る演出としての疑似連が開始されたことを演出するようにしてもよい。
図278は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるタイマ予告演出の他の例について段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図278(1)〜同図(3)は、図274(1)〜同図(3)と同様であるため、説明を省略する。
図278(4)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1におけるカウントダウンが行われており、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「04:25」となっている様子が示されている。また、この演出例では、ナビキャラクタYMの近傍には、「リーチかも」の文字が表示され、リーチが発生する可能性があることが示唆されている。
図278(5)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、タイマ予告表示TM1では、カウントダウンが継続しており、図278(5)に示すタイミングでは、「03:96」が表示されている。
図278(6)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾5」が停止表示され、リーチ状態が形成される。なお、タイマ予告表示TM1では、カウントダウンが継続しており、図278(6)に示すタイミングでは、「01:73」が表示されている。
その後、図278(7)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に「リーチ」の表示が行われ、リーチ状態となったことが報知される。一方、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。なお、タイマ予告表示TM1では、カウントダウンが継続しており、図278(7)に示すタイミングでは、「00:52」が表示されている。
その後、図278(8)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるカウントダウンが完了し、タイマ表示が「00:00」となると、図278(9)に示す装飾図柄表示装置208では、強サボハニ群予告が行われる。すなわち、この演出例では、タイマ予告演出の結果として強サボハニ群予告が行われる様子が示されている。換言すれば、強サボハニ群予告は、或る演出の一例ということができる。その後、図278(10)〜同図(17)に示す演出が行われる。なお、図278(10)〜同図(17)に示す演出は、図274(15)〜図275(22)と同様であるので、説明を省略する。
このように、この演出例では、タイマ予告演出が行われて強サボハニ群予告が開始された場合は、タイマ予告演出が行われて強サボハニ群予告が開始されなかった場合よりも、図柄変動表示(当該図柄変動表示)において大当り図柄が確定表示されやすくなっている。なお、この演出例では、タイマ予告演出が行われて強サボハニ群予告が開始された場合でもハズレとなる場合があるように構成されている。
図279は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるタイマ予告演出の他の例について段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図279(1)〜同図(8)は、図278(1)〜同図(8)と同様であるため、説明を省略する。
この演出例では、図279(8)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるカウントダウンが完了し、タイマ表示が「00:00」となっても、図279(9)に示すように、何らの予告も行われない例について示されている。すなわち、この演出例では、タイマ予告表示TMにおけるタイマ表示のカウントダウンの結果、強サボハニ群予告が行われるという予告が偽(ガセ)であった偽(ガセ)の予告である様子が示されている。換言すれば、タイマ予告表示TM1が「00:00」となっても或る演出(強サボハニ群予告)が行われなかった様子が示されているということができる。
図279(10)に示す装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に「SP発展」の表示が行われ、スーパーリーチに発展することが報知されている。
続いて、図279(11)〜同図(17)に示す演出が行われる。なお、図279(11)〜同図(17)に示す演出は、図278(11)〜同図(17)と同様であるので、説明を省略する。なお、この演出例では、タイマ予告表示TM1によるタイマ予告演出が偽であって或る演出が開始されなくても大当りする場合がある例について示されているが、ハズレとなる場合もある。
図280は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるタイマ予告演出の他の例について段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図280(1)〜同図(8)は、図278(1)〜同図(8)と同様であるため、説明を省略する。
この演出例では、図280(8)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるカウントダウンが完了し、タイマ表示が「00:00」となると、図280(9)に示すように、弱サボハニ群予告が行われる。すなわち、この演出例では、タイマ予告演出の結果として或る演出とは異なる予告(弱サボハニ群予告)が行われる様子が示されている。換言すれば、タイマ予告表示TM1が「00:00」となると或る演出(強サボハニ群予告)とは別の演出(弱サボハニ群予告)が行われる様子が示されているということができ、このタイマ予告演出は、偽のタイマ予告演出ということもできる。
図280(10)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニ群予告が継続して行われているとともに、ナビキャラクタYMの近傍に「SP発展」の表示が行われ、スーパーリーチに発展することが報知されている。その後は、図280(11)〜同図(17)に示す演出が行われる。なお、図280(11)〜同図(17)に示す演出は、図278(11)〜同図(17)と同様であるので、説明を省略する。なお、この演出例でも、タイマ予告表示TM1によるタイマ予告演出が偽であって或る演出とは異なる演出が開始されても大当りする場合がある例について示されているが、ハズレとなる場合もある。
図281は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるタイマ予告演出の別の例について段階的に示す図であり、図282は、図281に示す演出の一例の続きを段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図281(1)〜同図(2)は、図272(1)〜同図(2)と同様であるため、説明を省略する。
図281(3)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。具体的には、例えば、フレームインアニメにより、表示画面の右側からタイマ予告表示TM1Aがフレームインすることにより、タイマ予告演出が開始される。このタイマ予告表示TM1Aの表示態様は、デフォルトの表示態様よりも偽のタイマ予告である可能性が低いことを示す、高信頼度表示態様である。なお、高信頼度表示態様のタイマ予告表示TM1Aが表示された場合には、カウントダウンの結果として行われる或る演出が必ず実行されるようにしてもよい。また、高信頼度表示態様のタイマ予告表示TM1Aが表示された場合は、デフォルトの表示態様のタイマ予告表示TM1が表示された場合よりも大当りの信頼度が高くなるように(大当り図柄が確定表示されやすいように)してもよい。タイマ予告表示TM1Aには、「03:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから3秒が経過すると或る予告演出が開始されることを示唆している。
その後、タイマ予告表示TM1Aにおけるタイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始され、図281(4)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TM1には、「00:24」が表示されている。すなわち、カウントダウンが開始してから、2.76秒が経過した様子が示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「保留変化」の文字とともにクエスチョンマークが表示され、タイマ予告表示TM1Aにおけるタイマ表示のカウントダウンが行われた結果、保留アイコンの表示態様が変化する可能性があることが示唆されている。すなわち、このタイマ予告演出は、先読み予告である可能性があることが示されている。
図281(5)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1Aにおけるカウントダウンが完了し、タイマ予告表示TM1Aにおけるタイマ表示が「00:00」となった様子が示されている。
すると、図281(6)に示すように、ナビキャラクタYMの近傍には、「注目」の文字が表示されるとともに、第一の保留アイコンh11において保留変化アニメが開始され、第一の保留アイコンh11の表示態様が変化する可能性があることが報知される。
すると、図281(7)に示すように、第一の保留アイコンh11の表示態様がデフォルトの表示態様からパンダの表示態様に変化し、先読みの表示態様となる。すなわち、この演出例では、タイマ予告表示TM1Aによるタイマ予告演出の結果として行われる或る演出として保留アイコンの表示態様の変化の演出が行われている例が示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「先アツ」の文字が表示され、次に開始される図柄変動表示で大当りする可能性が高いことが予告報知されている。なお、保留アイコンh11の表示態様が変化した後で「先アツ」の文字表示が行われてもよいし、「先アツ」の文字表示が行われた後で保留アイコンh11の表示態様が変化してもよいし、保留アイコンh11の表示態様が変化するタイミングで「先アツ」の文字表示が行われてもよい。
このように、この演出例では、タイマ予告演出が行われて保留アイコンの表示態様の変化の演出が開始された場合は、タイマ予告演出が行われて保留アイコンの表示態様の変化の演出が開始されなかった場合よりも、図柄変動表示(表示態様の変化の対象である保留アイコンに対応する保留に基づく図柄変動表示)において大当り図柄が確定表示されやすくなっている。
図281(8)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図281(9)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾7」が停止表示される。なお、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図281(10)に示す装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄に「装飾5」が停止表示され、その後、図281(11)に示すように、揺れ変動による仮停止が行われ、その後、図281(12)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾7−装飾7」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。また、ナビキャラクタYMの近傍に表示されていた「先アツ」の文字も消去される。
その後、図281(13)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。ここで、先読み予告の表示態様であった第一の保留アイコンh11は、表示態様を変えないで変動アイコン表示領域に移動することで当該図柄変動に関する予告表示態様である変動アイコンh0となる。
図281(14)に示す装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMによるナビキャラ予告が行われている様子が示されていれる。すなわち、装飾図柄表示装置208では、ナビキャラ予告が開始すると、ナビキャラクタYMの近傍に「熱いよ」の文字が表示され、大当りの信頼度が高いことが示唆されている。
図281(15)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1Aが表示されて、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。このタイマ予告表示TM1Aの表示態様は、高信頼度表示態様である。タイマ予告表示TM1Aには、「20:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから20秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。また、この演出例では、カウントダウンが開始される際に表示されるタイマ表示の時間が「20:00」と長い時間となっており、短い時間が表示された場合よりも大当りの信頼度が飛躍的に高まっていることも示唆されている。タイマ予告表示TM1Aにおけるカウントダウンはその後開始される。
図281(16)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、タイマ予告表示TM1Aでは、カウントダウンが継続しており、図281(16)に示すタイミングでは、「18:00」が表示されている。
図281(17)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾5」が停止表示され、リーチ状態が形成される。なお、タイマ予告表示TM1Aでは、カウントダウンが継続しており、図281(17)に示すタイミングでは、「16:75」が表示されている。
その後、図281(18)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に「リーチ」の表示が行われ、リーチ状態となったことが報知される。一方、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。なお、タイマ予告表示TM1Aでは、カウントダウンが継続しており、図281(18)に示すタイミングでは、「16:50」が表示されている。
その後、図281(18)に続く図282(19)に示すように、装飾図柄表示装置208では、強サボハニ群予告が行われている様子が示されている。また、このとき、リーチ図柄が右上隅に小さく表示される。なお、タイマ予告表示TM1Aでは、カウントダウンが継続しており、図282(19)に示すタイミングでは、「15:70」が表示されている。また、この演出例では、タイマ予告表示TM1Aが強サボハニ群予告を構成するサボハニのキャラクタSBHNによってオーバーラップされている様子が示されている。また、図282(19)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TM1Aに加え、装飾図柄表示装置208の表示画面の左上隅部に2つ目のタイマ予告表示TM1が表示開始されている。すなわち、この演出例では、タイマ予告演出において複数のタイマ予告表示が行われている例が示されている。新たに表示されたタイマ予告表示TM1の表示態様は、デフォルトの表示態様であり、このタイマ予告表示TM1には、「5:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから5秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。また、この演出例では、後から表示されたタイマ予告表示TM1の方が先に表示されたタイマ予告表示TM1Aよりも短い時間となっており、後から表示されたタイマ予告表示TM1におけるカウントダウンの方が、先に開始されたタイマ予告表示TM1Aにおけるカウントダウンよりも先に完了するようになっている。すなわち、後に表示開始されたタイマ予告表示TM1の方が先に消化されるということができる。タイマ予告表示TM1におけるカウントダウンはその後開始される。
図282(20)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニ群予告が継続して行われているとともに、ナビキャラクタYMの近傍に「SP発展」の表示が行われ、スーパーリーチに発展することが報知されている。なお、タイマ予告表示TM1Aでは、カウントダウンが継続しており、図282(20)に示すタイミングでは、「14:95」が表示されている。また、後から表示開始されたタイマ予告表示TM1もカウントダウンが継続しており、図282(20)に示すタイミングでは、「4:25」が表示されている。
続いて、図282(21)に示すように、装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展し、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙する画面が表示される。なお、タイマ予告表示TM1Aでは、カウントダウンが継続しており、図282(21)に示すタイミングでは、「10:95」が表示されている。また、後から表示開始されたタイマ予告表示TM1もカウントダウンが継続しており、図282(20)に示すタイミングでは、「1:25」が表示されている。
図282(22)に示す装飾図柄表示装置208では、後から表示開始されたタイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「0:00」となってカウントダウンが完了すると、ボタン予告演出が開始され、ボタン画像136aがデフォルトの態様で表示されている様子が示されている。このように、この演出例では、後から表示開始されたタイマ予告表示TM1によるタイマ予告演出が、先に表示開始されたタイマ予告表示TM1Aよりも先に消化される様子が示されている。なお、この演出例では、後から表示開始されたタイマ予告表示TM1によるタイマ予告演出のカウントダウンの結果行われる或る演出が、ボタン予告演出の開始自体ではなく、ボタン予告演出において演出ボタン136の操作が行われた結果開始される予告演出とされており、この演出例では、強カットイン画像CI1aが表示されることを予告するものであるが、ボタン予告演出の発生自体を予告するものであってもよい。
その後、図282(23)に示すタイミングで演出ボタン136が操作されると、図282(24)に示すように、弱カットイン画像CI1bが表示される。一方、すでにカウントダウンが完了したタイマ予告表示TM1は、演出ボタン136が操作されてカットイン画像が表示されるまで、「0:00」の表示を継続している。なお、カウントダウンが完了し、「0:00」が表示されてボタン予告演出が開始すると消去されてもよい。この演出例では、後から表示開始されたタイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンの結果、強カットイン画像CI1aの表示が行われるという予告が偽(ガセ)であった偽(ガセ)の予告である様子が示されているということができる。あるいは、この演出例では、タイマ予告演出の結果として或る演出(強カットイン画像CI1aの表示)とは異なる演出(弱カットイン画像CI1bの表示)が行われる様子が示されている。換言すれば、タイマ予告表示TM1が「0:00」となると或る演出(強カットイン画像CI1aの表示)とは別の演出(弱カットイン画像CI1bの表示)が行われる様子が示されているということができ、このタイマ予告演出は、偽のタイマ予告演出ということもできる。
図282(25)に示す装飾図柄表示装置208では、後から表示開始されたタイマ予告表示TM1が消去された様子が示されている。なお、先に表示開始されたタイマ予告表示TM1Aでは、カウントダウンが継続しており、図282(25)に示すタイミングでは、「5:10」が表示されている。
図282(26)に示す装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪に敗れ、敗北した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾6」が表示され、「装飾5−装飾6−装飾5」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。なお、タイマ予告表示TM1Aでは、カウントダウンが継続しており、図282(26)に示すタイミングでは、「3:77」が表示されている。
図282(27)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1Aの表示位置が表示画面の右側中央から左上隅部に移動する様子が示されている。なお、タイマ予告表示TM1Aでは、依然としてカウントダウンが継続しており、図282(27)に示すタイミングでは、「2:50」が表示されている。
図282(28)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾6−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている様子が示されている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「残念」の文字が表示され、ハズレの表示結果となることが報知される。一方で、タイマ予告表示TM1Aでは、依然としてカウントダウンが継続しており、図282(28)に示すタイミングでは、「1:50」が表示されている。
図282(29)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の揺れ変動が継続している間にタイマ予告表示TM1Aにおけるタイマ表示が「0:00」となってカウントダウンが完了した様子が示されている。
すると、図282(30)に示すように、装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1Aが消去され、「復活だ」の文字とともに服が破けた番長のキャラクタBC3が登場し、ナビキャラクタYMの近傍にはエクスクラメーションマークが表示されて番長のキャラクタの突然の登場に驚いている様子が示されている。そして、「装飾5」の装飾図柄が3つ表示され、「装飾5」が3つ揃って大当りとなることが報知される。すなわち、この演出例では、タイマ予告表示TM1Aによるタイマ予告演出の結果として行われる或る演出として大当りとなることを報知する復活演出が行われている例が示されている。
その後、図282(31)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている様子が示されている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「やったぜ」の文字が表示されており、大当りとなることが報知されている。その後、図282(32)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の大当りの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0と「やったぜ」の文字の表示も消去される。
このように、この演出例では、タイマ予告演出が行われて復活演出が開始された場合は、タイマ予告演出が行われて復活演出が開始されなかった場合よりも、図柄変動表示(当該図柄変動表示)において大当り図柄が確定表示されやすくなっている。
なお、この演出例では、タイマ予告表示を高信頼度表示態様で表示する場合において、タイマ表示に最初に表示する時間を「3:00」や「20:00」などとしたが、例えば、タイマ予告表示を高信頼度表示態様で表示する場合や特別表示態様で表示する場合には、タイマ表示に最初に表示する時間を、タイマ予告表示をデフォルトの表示態様で表示する場合のタイマ表示に最初に表示する時間(第一の時間)よりも長い時間(第二の時間)とするように構成されてもよい。これにより、タイマ予告表示の表示態様により、実行される或る予告表示に期待感を持たせることができるようになる場合がある。
図283は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるタイマ予告演出の他の例について段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図283(1)〜同図(2)は、図272(1)〜同図(2)と同様であるため、説明を省略する。
図283(3)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。具体的には、例えば、フレームインアニメにより、表示画面の右側からタイマ予告表示TM1がフレームインすることにより、タイマ予告演出が開始される。このタイマ予告表示TM1の表示態様は、デフォルトの表示態様である。タイマ予告表示TM1には、「03:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから3秒が経過すると或る予告演出が開始されることを示唆している。
図283(4)に示す装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に、「保留変化」の文字とともにクエスチョンマークが表示され、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンが行われた結果、保留アイコンの表示態様が変化する可能性があることが示唆されている。すなわち、このタイマ予告演出は、先読み予告である可能性があることが示されている。一方、この演出例では、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンが開始されておらず、タイマ表示は「03:00」のままとなっている。
その後、図283(5)に示すように、装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1の消失アニメが開始され、タイマ予告表示TM1が消去される様子が示されている。すなわち、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンの結果、保留アイコンの表示態様が変化する予告が偽(ガセ)である偽(ガセ)の予告であったことが報知される。換言すれば、この演出例では、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンが開始される前にタイマ予告表示TM1が消去されて、或る演出(保留アイコンの表示態様の変化演出)が行われない様子が示されているということができる。
図283(6)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1が完全に消去された様子が示されている。これに応じて、ナビキャラクタYMの近傍には「残念」の文字が表示され、タイマ予告演出が行われた結果としての保留アイコンの表示態様の変化演出が行われないことが報知される。
図283(7)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、このとき、ナビキャラクタYMの近傍に表示されていた「残念」の文字は消去されている。
図283(8)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾6」が停止表示される。なお、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図283(9)に示す装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄に「装飾6」が停止表示され、その後、図283(10)に示すように、揺れ変動による仮停止が行われ、その後、図283(11)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾6−装飾6」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
図284は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるタイマ予告演出の別の例について段階的に示す図であり、図285は、図284に示す演出の一例の続きを段階的に示す図であり、図286は、図285に示す演出の一例の続きを段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図284(1)〜同図(2)は、図272(1)〜同図(2)と同様であるため、説明を省略する。
図284(3)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。この演出例では、2つのタイマ予告表示TM1L,TM1Rがそれぞれフレームインアニメにより、表示画面の左右からそれぞれフレームインし、2つのタイマ予告演出が同時に開始される。なお、3つ以上のタイマ予告演出が同時に開始されてもよい。これら2つのタイマ予告表示TM1L,TM1Rはいずれもデフォルトの表示態様である。左側に表示されたタイマ予告表示TM1Lには、タイマ表示として「10:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから10秒が経過すると或る予告演出が開始されることを示唆している。また、右側に表示されたタイマ予告表示TM1Rには、タイマ表示として「45:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから45秒が経過すると或る予告演出が開始されることを示唆している。なお、この演出例では、2つのタイマ予告表示TM1L,TM1Rは同時にカウントダウンを開始するため、カウントダウンが開始されてから、10秒が経過したときと45秒が経過したときの両方で或る予告演出が開始されることが示唆されている。ここで、10秒が経過したときに開始される可能性がある或る予告演出と45秒が経過したときに開始される可能性がある或る予告演出とが同じであってもよいし、異なってもよい。また、右側に表示されたタイマ予告表示TM1Rには、番長の顔のアイコンBCHOが付加されており、或る予告演出として強カットイン画像CI1aが表示される可能性があることを示唆している。なお、この番長の顔のアイコンBCHOが付加されることにより、大当りの信頼度がアップしていることを報知するものであってもよい。なお、タイマ予告表示に付加されるアイコンが複数種類用意されており、付加されたアイコンの種類によって大当りの信頼度が異なるようにしてもよいし、行われる可能性がある或る予告演出の種類が異なるようにしてもよい。
その後、タイマ予告表示TM1L,TM1Rにおけるタイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始され、図284(4)に示すタイミングでは、左側に表示されたタイマ予告表示TM1Lには、「9:25」が表示されており、また、右側に表示されたタイマ予告表示TM1Rには、「44:25」が表示されている。すなわち、カウントダウンが開始してから、0.75秒が経過した様子が示されている。
図284(5)に示す装飾図柄表示装置208では、ミニゲームが開始されている様子が示されている。この演出例では、ミニゲームが開始されると、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄は、中央上部に小さく表示され、表示領域の中央の左右には、左宝箱画像BXLと右宝箱画像BXRとが左右に並べて表示され、カーソルCSLが左宝箱画像BXLを囲むようにして表示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「十字キーで選択」の文字が表示され、操作キーユニット137を操作してカーソルCSLを移動させて宝箱を選択するナビ表示が行われている。また、2つのタイマ予告表示TM1L,TM1Rでは、それぞれカウントダウンが継続しており、図284(5)に示すタイミングでは、左側に表示されたタイマ予告表示TM1Lでは、「9:00」が表示され、右側に表示されたタイマ予告表示TM1Rでは、「44:00」が表示されている。このように、この演出例では、ミニゲームの開始よりも前にタイマ予告演出によるタイマ表示のカウントダウンが開始されている。
その後、遊技者により操作キーユニット137の右ボタンが操作されると、図284(6)に示す装飾図柄表示装置208では、左宝箱画像BXLを囲んでいたカーソルCSLが右宝箱画像BXRに移動し、右宝箱画像BXRを囲んでいる様子が示されている。また、2つのタイマ予告表示TM1L,TM1Rでは、それぞれカウントダウンが継続しており、図284(6)に示すタイミングでは、左側に表示されたタイマ予告表示TM1Lでは、「8:75」が表示され、右側に表示されたタイマ予告表示TM1Rでは、「43:75」が表示されている。
その後、ミニゲームにおける操作キーユニット137の操作有効期間が経過すると、図284(7)に示される装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に「右を開けるぞ」の文字が表示され、右宝箱画像BXRが開ける宝箱として決定されたことが報知されている。また、2つのタイマ予告表示TM1L,TM1Rでは、それぞれカウントダウンが継続しており、図284(7)に示すタイミングでは、左側に表示されたタイマ予告表示TM1Lでは、「4:00」が表示され、右側に表示されたタイマ予告表示TM1Rでは、「39:00」が表示されている。
すると、図284(8)に示す装飾図柄表示装置208では、ミニゲームの結果演出が開始され、選択された右宝箱画像BXRが中央に移動表示されるとともに、選択されなかった左宝箱画像BXLは消去される。そして、ナビキャラクタYMの近傍には、「注目」の文字が表示され、宝箱の中身に注目することを注意喚起している。また、2つのタイマ予告表示TM1L,TM1Rでは、それぞれカウントダウンが継続しており、図284(8)に示すタイミングでは、左側に表示されたタイマ予告表示TM1Lでは、「3:67」が表示され、右側に表示されたタイマ予告表示TM1Rでは、「38:67」が表示されている。
その後、図284(9)に示す装飾図柄表示装置208では、右宝箱画像BXRから姫のキャラクタHMEが出現するとともに「演出発動」の文字が表示され、ミニゲームのミッションが達成された様子が示されている。これにより、左側に表示されたタイマ予告表示TM1Lに係るタイマ予告演出において、タイマ表示のカウントダウンが完了すると或る演出が行われることが確約されることが報知される。この演出例では、姫のキャラクタHMEが出現することにより、或る演出として疑似連が行われることが予告される。すなわち、この演出例では、姫のキャラクタHMEは、疑似連の予告アイテム(「予告アイコン」という場合がある。)ということができる。また、このとき、右側に表示されたタイマ予告表示TM1Rのタイマ表示が加算されており、「41:67」が表示され、カウントダウンが継続している。一方、左側に表示されたタイマ予告表示TM1Lでは、「1:67」が表示され、こちらもカウントダウンが継続している。なお、右側に表示されたタイマ予告表示TM1Rのタイマ表示の加算が行われなくてもよい。本実施形態では、このようにして、タイマ予告演出によるカウントダウンが行われ、カウントダウンが完了するまで(「0:00」になるまで)の間にミニゲームによって演出を盛り上げることができる場合がある。
その後、ミニゲームが終了し、図284(10)に示す装飾図柄表示装置208では、左側に表示されたタイマ予告表示TM1Lの上方に「演出準備中」の文字が表示され、疑似連が行われることが予告報知されている。また、ナビキャラクタYMの近傍においても、「疑似連」の文字が表示され、こちらでも疑似連が行われることの予告報知がなされている。なお、2つのタイマ予告表示TM1L,TM1Rでは、それぞれカウントダウンが継続しており、図284(10)に示すタイミングでは、左側に表示されたタイマ予告表示TM1Lでは、「1:33」が表示され、右側に表示されたタイマ予告表示TM1Rでは、「41:33」が表示されている。
図284(11)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出におけるカウントダウンが継続している様子が示されている。また、左側に表示されたタイマ予告表示TM1Lでは、姫のキャラクタHMEが付加された態様で表示され、すなわち、疑似連の予告アイテムが表示されることにより、疑似連が行われることが視覚的にわかりやすくなる場合がある。このように、この演出例では、ミニゲームの結果がアイコンとして表示されているということができる。なお、2つのタイマ予告表示TM1L,TM1Rでは、それぞれカウントダウンが継続しており、図284(11)に示すタイミングでは、左側に表示されたタイマ予告表示TM1Lでは、「1:00」が表示され、右側に表示されたタイマ予告表示TM1Rでは、「41:00」が表示されている。
その後、2つのタイマ予告表示TM1L,TM1Rにおけるカウントダウンが継続して行われ、図284(12)に示すタイミングで、左側に表示されたタイマ予告表示TM1Lのタイマ表示が「0:00」となってカウントダウンが完了すると、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−リプレイ図柄RP−装飾6」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される。なお、右側に表示されたタイマ予告表示TM1Rでは、カウントダウンが継続しており、図284(12)に示すタイミングでは、「40:00」が表示されている。
その後、図284(13)に示すように、左側に表示されていたタイマ予告表示TM1Lが消去され、疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始される。ここで、タイマ予告表示TM1Lが消去された後で疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始されてもよいし、疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始された後でタイマ予告表示TM1Lが消去されてもよいし、タイマ予告表示TM1Lが消去されるタイミングで疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始されてもよい。また、装飾図柄表示装置208の表示画面の左下隅部では、姫のキャラクタHMEが表示されており、疑似連が行われたことがアイコンの表示により報知されている。なお、右側に表示されたタイマ予告表示TM1Rでは、カウントダウンが継続しており、図284(13)に示すタイミングでは、「39:50」が表示されている。
このように、この演出例では、タイマ予告演出が行われて疑似連が開始された場合は、タイマ予告演出が行われて疑似連が開始されなかった場合よりも、図柄変動表示(当該図柄変動表示)において大当り図柄が確定表示されやすくなっている。
図284(14)に示す装飾図柄表示装置208では、表示画面の上方左側に新たなタイマ予告表示TM1Nが表示開始され、新たなタイマ予告演出が開始された様子が示されている。この新たに表示されたタイマ予告表示TM1Nの表示態様はデフォルトの表示態様とされており、例えば、フレームインアニメにより表示画面の左側からフレームインする。このタイマ予告表示TM1Nには、タイマ表示として「10:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから10秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。この演出例では、新たに表示されたタイマ予告表示TM1Nは、先にカウントダウンが開始された右側に表示されたタイマ予告表示TM1Rよりも後にカウントダウンが開始されるが、右側に表示されたタイマ予告表示TM1Rよりも早くカウントダウンが完了することとなる。なお、右側に表示されたタイマ予告表示TM1Rでは、カウントダウンが継続しており、図284(14)に示すタイミングでは、「38:15」が表示されている。
図284(15)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1N,TM1Rのそれぞれにおいてタイマ表示のカウントダウンが行われている様子が示されている。図284(15)に示すタイミングでは、左側に表示されたタイマ予告表示TM1Nには、「9:25」が表示されており、また、右側に表示されたタイマ予告表示TM1Rには、「37:40」が表示されている。すなわち、左側に表示されたタイマ予告表示TM1Nにおけるタイマ表示のカウントダウンが開始してから、0.75秒が経過した様子が示されている。
図284(16)に示す装飾図柄表示装置208では、2回目のミニゲームが開始されている様子が示されている。ミニゲームが開始されると、上述したのと同様に、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄は、中央上部に小さく表示され、表示領域の中央の左右には、左宝箱画像BXLと右宝箱画像BXRとが左右に並べて表示され、カーソルCSLが左宝箱画像BXLを囲むようにして表示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「十字キーで選択」の文字が表示されている。また、2つのタイマ予告表示TM1N,TM1Rでは、それぞれカウントダウンが継続しており、図284(16)に示すタイミングでは、左側に表示されたタイマ予告表示TM1Nでは、「9:00」が表示され、右側に表示されたタイマ予告表示TM1Rでは、「37:15」が表示されている。
その後、遊技者により操作キーユニット137の右ボタンが操作されると、図284(17)に示す装飾図柄表示装置208では、左宝箱画像BXLを囲んでいたカーソルCSLが右宝箱画像BXRに移動し、右宝箱画像BXRを囲んでいる様子が示されている。また、2つのタイマ予告表示TM1N,TM1Rでは、それぞれカウントダウンが継続しており、図284(17)に示すタイミングでは、左側に表示されたタイマ予告表示TM1Nでは、「8:75」が表示され、右側に表示されたタイマ予告表示TM1Rでは、「36:90」が表示されている。
その後、ミニゲームにおける操作キーユニット137の操作有効期間が経過すると、図284(18)に示される装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に「右を開けるぞ」の文字が表示され、右宝箱画像BXRが開ける宝箱として決定されたことが報知されている。また、2つのタイマ予告表示TM1N,TM1Rでは、それぞれカウントダウンが継続しており、図284(18)に示すタイミングでは、左側に表示されたタイマ予告表示TM1Nでは、「4:00」が表示され、右側に表示されたタイマ予告表示TM1Rでは、「32:15」が表示されている。
すると、図284(18)に続く図285(19)に示す装飾図柄表示装置208では、ミニゲームの結果演出が開始され、選択された右宝箱画像BXRが中央に移動表示されるとともに、選択されなかった左宝箱画像BXLは消去される。そして、ナビキャラクタYMの近傍には、「注目」の文字が表示されている。また、2つのタイマ予告表示TM1N,TM1Rでは、それぞれカウントダウンが継続しており、図285(19)に示すタイミングでは、左側に表示されたタイマ予告表示TM1Nでは、「3:67」が表示され、右側に表示されたタイマ予告表示TM1Rでは、「31:82」が表示されている。
その後、図285(20)に示す装飾図柄表示装置208では、右宝箱画像BXRから婆のキャラクタBBAが出現するとともに「うひひ」の文字が表示され、ミニゲームのミッションに失敗した様子が示されている。これにより、左側に表示されたタイマ予告表示TM1Nに係るタイマ予告演出が、偽のタイマ予告演出であったことが報知される。なお、2つのタイマ予告表示TM1N,TM1Rでは、それぞれカウントダウンが継続しており、図285(20)に示すタイミングでは、左側に表示されたタイマ予告表示TM1Nでは、「1:67」が表示され、右側に表示されたタイマ予告表示TM1Rでは、「29:82」が表示されている。
図285(21)に示す装飾図柄表示装置208では、左側に表示されたタイマ予告表示TM1Nにおいて消失アニメが開始され、左側に表示されたタイマ予告表示TM1Nが消去される様子が示されている。すなわち、左側に表示されたタイマ予告表示TM1Nにおけるタイマ表示のカウントダウンの結果、或る予告演出が行われるという予告が偽(ガセ)の予告であったことが報知される。換言すれば、タイマ予告表示TM1Nが「00:00」となる前にカウントダウンの途中で消去されて、或る演出が行われなかった様子が示されているということができる。なお、右側に表示されているタイマ予告表示TM1Rではカウントダウンが継続しており、図285(21)に示すタイミングでは、「29:49」が表示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「×2」の表示が行われ、疑似連による装飾図柄の変動表示の回数が2回であることが報知されている。なお、姫のキャラクタHMEが表示されている場合には、「×2」の表示が行われなくてもよい。
図285(22)に示す装飾図柄表示装置208では、左側に表示されていたタイマ予告表示TM1Nが完全に消去された様子が示されている。これに応じて、ナビキャラクタYMの近傍には「残念」の文字が表示され、タイマ予告演出が行われた結果としての疑似連が行われないことが報知される。また、右側に表示されているタイマ予告表示TM1Rではカウントダウンが継続しており、図285(22)に示すタイミングでは、「27:00」が表示されている。
図285(23)に示す装飾図柄表示装置208では、左図柄及び右図柄にそれぞれ「装飾5」が停止表示されてリーチ状態が形成され、ナビキャラクタYMの近傍に「リーチ」の表示が行われて、リーチ状態となったことが報知される。一方、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
その後、図285(24)に示すように、装飾図柄表示装置208では、強サボハニ群予告が行われている様子が示されている。このとき、リーチ図柄が右上隅に小さく表示される。また、この演出例では、タイマ予告表示TM1Rの表示位置が表示画面の右側中央から左上隅部に移動している。そして、タイマ予告表示TM1Rの少なくとも一部が強サボハニ群予告を構成するサボハニのキャラクタSBHNにオーバーラップされている。なお、タイマ予告表示TM1Rの表示位置の移動が完了した後で強サボハニ群予告が開始されてもよいし、タイマ予告表示TM1Rの表示位置の移動が完了する前に強サボハニ群予告が開始されてもよいし、タイマ予告表示TM1Rの表示位置の移動が完了したタイミングで強サボハニ群予告が開始されてもよい。また、タイマ予告表示TM1Rの表示位置の移動が開始した後で強サボハニ群予告が開始されてもよいし、強サボハニ群予告が開始した後でタイマ予告表示TM1Rの表示位置の移動が開始されてもよいし、タイマ予告表示TM1Rの表示位置の移動が開始したタイミングで強サボハニ群予告が開始されてもよい。なお、タイマ予告表示TM1Rでは、依然としてカウントダウンが継続しており、図285(24)に示すタイミングでは、「25:25」が表示されている。
図285(25)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニ群予告が継続して行われているとともに、ナビキャラクタYMの近傍に「SP発展」の表示が行われ、スーパーリーチに発展することが報知されている。なお、タイマ予告表示TM1Rでは、カウントダウンが継続しており、図285(25)に示すタイミングでは、「24:00」が表示されている。
図285(26)に示す装飾図柄表示装置208では、表示画面が暗転し、稲妻が横切るブラックアウト演出が行われている様子が示されている。また、タイマ予告表示TM1Rでは、カウントダウンが継続しており、図285(26)に示すタイミングでは、「21:70」が表示されている。
ブラックアウト演出が終了すると、図285(27)に示す装飾図柄表示装置208では、表示画面全体を用いてミニゲームが開始されている様子が示されている。具体的には、番長の顔のアイコンとともに「強カットインチャンス」の文字が表示され、あみだくじによるミニゲームが開始されている様子が示されている。そして、タイマ予告表示TM1Rに付加されていた番長の顔のアイコンBCHOが、あみだフィールドに移動し、3つの選択肢のうちの真ん中に位置している様子が示されている。すなわち、タイマ予告表示に付加されていた番長の顔のアイコンBCHOの表示は、あみだくじによるミニゲームが開始されることの予告表示ということができる。また、あみだフィールドの下方には、「選べ」の文字が表示され、操作キーユニット137を操作して番長の顔のアイコンBCHOを3つの選択肢のうちのいずれかを選択することを促している。なお、タイマ予告表示TM1Rでは、カウントダウンが継続しており、図285(27)に示すタイミングでは、「21:00」が表示されている。
その後、遊技者により操作キーユニット137の右ボタンが操作されると、図285(28)に示す装飾図柄表示装置208では、あみだフィールドにおける3つの選択肢のうちの真ん中に位置していた番長の顔のアイコンBCHOが3つの選択肢のうちの右側に移動する。また、タイマ予告表示TM1Rでは、カウントダウンが継続しており、図285(28)に示すタイミングでは、「18:70」が表示されている。
その後、遊技者により操作キーユニット137が操作されて、あみだフィールドにおける3つの選択肢のうちの左側が選択されているときに操作有効期間が経過すると、図285(29)に示すタイミングであみだくじの演出が開始される。このとき、あみだフィールドの3つの終着点には、成功であることを示す「○」と失敗であることを示す「×」の何れかがそれぞれ表示されている。具体的には、3つの終着点のうちの左側の終着点には「×」が表示され、中央の終着点には「×」が表示され、右側の終着点には「○」が表示されている。なお、「○」の表示数は2以上である場合があってもよいし、全ての終着点に「○」が表示される場合があってもよい。なお、このときも、タイマ予告表示TM1Rでは、カウントダウンが継続しており、図285(29)に示すタイミングでは、「18:22」が表示されている。
その後、図285(30)に示すように、装飾図柄表示装置208では、番長の顔のアイコンBCHOがあみだくじのルールに沿って線上を移動している様子が示されている。なお、タイマ予告表示TM1Rでは、依然としてカウントダウンが継続しており、図285(30)に示すタイミングでは、「17:55」が表示されている。
図285(31)に示す装飾図柄表示装置208では、番長の顔のアイコンBCHOが3つの終着点のうちの右側の終着点に到達した様子が示されている。すなわち、あみだくじによるミニゲームの結果が導出された様子が示されている。この演出例では、番長の顔のアイコンBCHOが「○」が表示されている右側の終着点に到達するとともに、「強カットイン確定」の文字が表示され、ミッションに成功し、強カットイン画像CI1aが表示されることが確定したことが報知されている。また、タイマ予告表示TM1Rでは、依然としてカウントダウンが継続しており、図285(31)に示すタイミングでは、「14:00」が表示されている。
続いて、図285(32)に示すように、装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展し、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙する画面が表示される。このとき、ナビキャラクタYMの表示は再開されるが、変動アイコン表示領域と保留アイコン表示領域は非表示のままとされている。そして、ナビキャラクタYMの近傍には、「剣豪リーチ」の文字が表示され、スーパーリーチの種類を報知している。また、タイマ予告表示TM1Rの表示態様がデフォルトの表示態様から高信頼度表示態様(タイマ予告表示TM1RA)に変更されている様子が示されており、大当りの信頼度が向上した様子が示されている。また、タイマ予告表示TM1RAでは、カウントダウンが継続しており、図285(32)に示すタイミングでは、「9:00」が表示されている。
図285(33)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタン予告演出が開始され、ボタン画像136aがデフォルトの態様で表示されている様子が示されている。このとき、タイマ予告表示TM1RAでは、タイマ表示が「0:00」となり、カウントダウンが完了した様子が示されている。すなわち、タイマ予告表示TM1RAに係るタイマ予告演出は、このボタン演出に関するタイマ予告演出であって、ボタン演出の結果、強カットイン画像CI1aが表示されることについてのタイマ予告演出であるということができる。この「0:00」となったタイマ予告表示TM1RAは、演出ボタン136が操作されて強カットイン画像CI1aが表示されるまで表示が維持されるが、カウントダウンが完了した後、強カットイン画像CI1aが表示される前に消去されてもよい。
図285(34)に示すタイミングで演出ボタン136が操作されると、図285(35)に示すように、装飾図柄表示装置208では、強カットイン画像CI1aが表示される。その後、タイマ予告表示TM1RAが消去される。
その後、図285(36)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪を倒し、勝利した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾5」が表示され、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。
その後、図285(36)に続く図286(37)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている様子が示されている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「やったぜ」の文字が表示されており、大当りとなることが報知されている。なお、変動アイコン表示領域と保留アイコン表示領域の表示も再開され、変動アイコンh0と保留アイコンh11が視認可能とされる。その後、図286(38)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の大当りの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
このように、この演出例では、タイマ予告演出が行われて強カットイン画像CI1aが表示された場合は、タイマ予告演出が行われて強カットイン画像CI1aが表示されなかった場合よりも、図柄変動表示(当該図柄変動表示)において大当り図柄が確定表示されやすくなっている。
なお、この演出例では、タイマ予告演出が行われて疑似連が開始され、さらに、タイマ予告演出が行われて強カットイン画像CI1aが表示されて大当り図柄が確定表示される様子が示されているが、ハズレとなる場合もあるように構成されている。
図287は、図285(24)から続く演出の別の例について段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図287(25a)〜同図(28a)は、図285(25)〜同図(28)と同様であるが、この演出例では、図287(26a)におけるブラックアウト演出において、カウントダウン表示中のタイマ予告表示TM1Rが一旦非表示とされる点で異なっている。
遊技者により操作キーユニット137が操作されて、あみだフィールドにおける3つの選択肢のうちの左側が選択されているときに操作有効期間が経過すると、図287(29a)に示すタイミングであみだくじの演出が開始される。この演出例では、このとき、あみだフィールドの3つの終着点に3つのアイコンがそれぞれ表示されている。具体的には、3つの終着点のうちの左側の終着点にはミニゲームに失敗した旨を示すパンダのアイコンが表示され、中央の終着点にはミニゲームに成功した旨を示す番長のアイコンが表示され、右側の終着点にはミニゲームに大成功した旨を示すサボハニのアイコンが表示されている。なお、パンダのアイコンが1つもない場合があってもよいし、2つであってもよいし、全部がパンダのアイコンであってもよい。また、番長のアイコンが1つもない場合があってもいし、2つであってもよいし、全部が番長のアイコンであってもよい。また、サボハニのアイコンが1つもない場合があってもよいし、2つであってもよいし、全部がサボハニのアイコンであってもよい。なお、このときも、タイマ予告表示TM1Rでは、カウントダウンが継続しており、図287(29a)に示すタイミングでは、「18:22」が表示されている。
その後、図287(30)に示すように、装飾図柄表示装置208では、番長の顔のアイコンBCHOがあみだくじのルールに沿って線上を移動している様子が示されている。なお、タイマ予告表示TM1Rでは、依然としてカウントダウンが継続しており、図287(30a)に示すタイミングでは、「17:55」が表示されている。
図287(31a)に示す装飾図柄表示装置208では、番長の顔のアイコンBCHOが3つの終着点のうちの右側の終着点に到達した様子が示されている。すなわち、あみだくじによるミニゲームの結果が導出された様子が示されている。この演出例では、番長の顔のアイコンBCHOがサボハニのアイコンが表示されている右側の終着点に到達するとともに、「最強カットイン確定」の文字が表示され、ミッションに大成功し、後述する最強カットイン画像CI1vが表示されることが確定したことが報知されている。また、タイマ予告表示TM1Rでは、依然としてカウントダウンが継続しており、図287(31a)に示すタイミングでは、「14:00」が表示されている。
続いて、図287(32a)に示すように、装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展し、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙する画面が表示される。このとき、ナビキャラクタYMの表示は再開されるが、変動アイコン表示領域と保留アイコン表示領域は非表示のままとされている。そして、ナビキャラクタYMの近傍には、「剣豪リーチ」の文字が表示され、スーパーリーチの種類を報知している。また、タイマ予告表示TM1Rの表示態様がデフォルトの表示態様から高信頼度表示態様(タイマ予告表示TM1RA)に変更されている様子が示されており、大当りの信頼度が向上した様子が示されている。さらに、この演出例では、装飾図柄表示装置208の表示画面の下方に、サボハニのキャラクタとともに「最強カットイン準備中」の文字が表示されており、最強カットイン画像CI1vが表示されることを予告報知している。また、タイマ予告表示TM1RAでは、カウントダウンが継続しており、図287(32a)に示すタイミングでは、「9:00」が表示されている。
図287(33a)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタン予告演出が開始され、ボタン画像136aがデフォルトの態様で表示されている様子が示されている。このとき、タイマ予告表示TM1RAでは、タイマ表示が「0:00」となり、カウントダウンが完了した様子が示されている。
そして、図287(34a)に示すタイミングで演出ボタン136が操作されると、図287(35a)に示すように、装飾図柄表示装置208では、最強カットイン画像CI1vが表示される。このとき、サボハニのキャラクタと「最強カットイン準備中」の文字の表示は消去されている。最強カットイン画像CI1vは、殿様のキャラクタのアップの画像とともに、吹き出しに「勝負じゃ」という文字が配された吹き出し画像を含み、さらにその周囲に多数のサボハニのキャラクタで囲まれている表示態様のカットイン画像である。この最強カットイン画像CI1vが表示された場合は、強カットイン画像CI1aが表示された場合よりも大当り図柄が確定表示されやすくなっている。なお、最強カットイン画像CI1vが表示された場合は、大当り確定とされてもよい。この演出例では、タイマ予告表示TM1RAにおけるタイマ表示のカウントダウンの結果、或る予告演出としての強カットイン画像CI1aの表示よりも有利な予告演出である最強カットイン画像CI1vの表示が行われている様子が示されている。ここで、最強カットイン画像CI1vは、或る予告演出として表示されるものであってもよいし、或る予告演出とは別の予告演出として表示されるものであってもよい。最強カットイン画像CI1vが表示された後、タイマ予告表示TM1RAは消去される。
その後、図287(36a)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪を倒し、勝利した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾5」が表示され、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。
その後、図287(37a)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている様子が示されている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「やったぜ」の文字が表示されており、大当りとなることが報知されている。なお、変動アイコン表示領域と保留アイコン表示領域の表示も再開され、変動アイコンh0と保留アイコンh11が視認可能とされる。その後、図287(38a)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の大当りの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
図288は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるタイマ予告演出の他の例について段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図288(1)〜同図(2)は、図272(1)〜同図(2)と同様であるため、説明を省略する。
図288(3)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。この演出例では、フレームインアニメにより、表示画面の左側からタイマ予告表示TM1がフレームインすることにより、タイマ予告演出が開始される。このタイマ予告表示TM1の表示態様は、デフォルトの表示態様である。タイマ予告表示TM1には、「10:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから10秒が経過すると或る予告演出が開始されることを示唆している。
図288(4)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンが開始されておらず、タイマ表示は「10:00」のままとなっている。なお、この演出例におけるタイマ予告演出は、或る予告演出として疑似連が行われる可能性があることを示すタイマ予告演出である。
図288(5)に示す装飾図柄表示装置208では、ミニゲームが開始されている様子が示されている。この演出例では、ミニゲームが開始されると、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄は、中央上部に小さく表示され、表示領域の中央の左右には、左宝箱画像BXLと右宝箱画像BXRとが左右に並べて表示され、カーソルCSLが左宝箱画像BXLを囲むようにして表示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「十字キーで選択」の文字が表示され、操作キーユニット137を操作してカーソルCSLを移動させて宝箱を選択するナビ表示が行われている。また、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示は、「10:00」のままとされており、カウントダウンは依然として開始されていない。
その後、遊技者により操作キーユニット137の右ボタンが操作されると、図288(6)に示す装飾図柄表示装置208では、左宝箱画像BXLを囲んでいたカーソルCSLが右宝箱画像BXRに移動し、右宝箱画像BXRを囲んでいる様子が示されている。また、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示は、「10:00」のままとされており、カウントダウンは依然として開始されていない。
その後、ミニゲームにおける操作キーユニット137の操作有効期間が経過すると、図288(7)に示される装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に「右を開けるぞ」の文字が表示され、右宝箱画像BXRが開ける宝箱として決定されたことが報知されている。また、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示は、「10:00」のままとされており、カウントダウンは依然として開始されていない。
すると、図288(8)に示す装飾図柄表示装置208では、ミニゲームの結果演出が開始され、選択された右宝箱画像BXRが中央に移動表示されるとともに、選択されなかった左宝箱画像BXLは消去される。そして、ナビキャラクタYMの近傍には、「注目」の文字が表示され、宝箱の中身に注目することを注意喚起している。また、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示は、「10:00」のままとされており、カウントダウンは依然として開始されていない。
その後、図288(9)に示す装飾図柄表示装置208では、右宝箱画像BXRから姫のキャラクタHMEが出現するとともに「疑似連ストック」の文字が表示され、ミニゲームのミッションが達成され、疑似連が行われることが予告報知されている。これにより、タイマ予告表示TM1に係るタイマ予告演出において、タイマ表示のカウントダウンが完了すると或る予告演出としての疑似連が行われることが確約されることが報知される。なお、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示は、「10:00」のままとされており、カウントダウンは依然として開始されていない。この演出例では、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンが開始されるよりも前にミニゲームの結果が導出表示される様子が示されている。
その後、ミニゲームが終了し、図288(10)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1の表示態様がデフォルトの表示態様から高信頼度表示態様(タイマ予告表示TM1A)に変更されている様子が示されており、大当りの信頼度が向上した様子が示されている。すなわち、この演出例では、ミニゲームに成功することで、タイマ予告表示TM1がステップアップしている様子が示されている。また、表示画面の左下には予告アイテムとしての姫のキャラクタHMEが表示されており、疑似連が行われることの予告報知がなされている。すなわち、この演出例では、ミニゲームに成功することで予告アイテムが表示される様子が示されている。なお、タイマ予告表示TM1Aにおけるタイマ表示は、「10:00」のままとされており、カウントダウンは依然として開始されていない。
その後、左図柄、右図柄、中図柄の順に装飾図柄が順次停止表示し、図288(11)に示すように、「装飾5−装飾6−装飾6」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われる。その後、図288(12)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾6−装飾6」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。なお、この演出例では、図柄の確定表示中においてもタイマ予告表示TM1Aが継続して表示されており、また、予告アイテムとしての姫のキャラクタHMEも表示されている様子が示されている。すなわち、これらの表示は、次回の図柄変動表示に跨って表示されることとなる。換言すれば、このタイマ予告表示TM1Aや姫のキャラクタHMEの表示は、疑似連演出の先読み予告として表示されているということができる。なお、タイマ予告表示TM1Aにおけるタイマ表示は、「10:00」のままとされており、カウントダウンは依然として開始されていない。
その後、図288(13)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。なお、タイマ予告表示TM1Aにおけるタイマ表示は、「10:00」のままとされており、カウントダウンは依然として開始されていない。
その後、タイマ予告表示TM1Aにおけるタイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始され、図288(14)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TM1Aには、「06:44」が表示されている。
図288(15)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、タイマ予告表示TM1では、カウントダウンが継続しており、図288(15)に示すタイミングでは、「03:96」が表示されている。
図288(16)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾6」が停止表示される。なお、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、タイマ予告表示TM1では、カウントダウンが継続しており、図288(16)に示すタイミングでは、「01:73」が表示されている。
その後、図288(17)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1Aにおけるタイマ表示が「0:00」となったタイミングで第3停止が行われ、中図柄に疑似連図柄としてのリプレイ図柄RPが停止表示される様子が示されている。その後は上述した要領で疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始されることとなる。
このように、この演出例では、タイマ予告演出が行われて疑似連が開始された場合は、タイマ予告演出が行われて疑似連が開始されなかった場合よりも、図柄変動表示(当該図柄変動表示)において大当り図柄が確定表示されやすくなっている。
図289は、図288に示すタイマ予告演出の別の例について段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図289(1)〜同図(8)は、図288(1)〜同図(8)と同様であるため、説明を省略する。
図289(9)に示す装飾図柄表示装置208では、右宝箱画像BXRから婆のキャラクタBBAが出現するとともに「うひひ」の文字が表示され、ミニゲームのミッションに失敗した様子が示されている。これにより、タイマ予告表示TM1に係るタイマ予告演出が、偽のタイマ予告演出であったことが報知される。なお、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示は、「10:00」のままとされており、カウントダウンは依然として開始されていない。
図289(10)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1において消失アニメが開始され、タイマ予告表示TM1が消去される様子が示されている。すなわち、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンの結果、或る予告演出が行われるという予告が偽(ガセ)の予告であったことが報知される。換言すれば、タイマ予告表示TM1が表示されるが、カウントダウンが開始される前に消去されて、或る演出が行われなかった様子が示されているということができる。
その後、タイマ予告表示TM1が完全に消去された後、上述したようにして左図柄、右図柄、中図柄の順に装飾図柄が順次停止表示し、図289(11)に示すように、「装飾5−装飾6−装飾6」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われる。その後、図289(12)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾6−装飾6」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。このように、この演出例では、ミニゲームに失敗したため、タイマ予告表示TM1による先読み予告が偽の予告であったために途中で終了し、結果として先読み予告が行われていない状態となった様子が示されている。
その後、図289(13)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。
図289(14)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図289(15)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾6」が停止表示される。なお、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図289(16)に示す装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄に「装飾6」が停止表示され、その後、図289(17)に示すように、揺れ変動による仮停止が行われ、その後、「装飾5−装飾6−装飾6」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。
なお、この演出例では、ミニゲームに失敗してタイマ予告演出による先読み予告が偽の予告であった場合でも、当該先読み予告の対象である図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。
図290は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるタイマ予告演出の他の例について段階的に示す図であり、図291は、図290に示す演出の一例の続きを段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図290(1)〜同図(2)は、図272(1)〜同図(2)と同様であるため、説明を省略する。
図290(3)に示す装飾図柄表示装置208では、ミニゲームが開始されている様子が示されている。この演出例では、ミニゲームが開始されると、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄は、中央上部に小さく表示され、表示領域の中央の左右には、左宝箱画像BXLと右宝箱画像BXRとが左右に並べて表示され、カーソルCSLが左宝箱画像BXLを囲むようにして表示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「十字キーで選択」の文字が表示され、操作キーユニット137を操作してカーソルCSLを移動させて宝箱を選択するナビ表示が行われている。
図290(4)に示す装飾図柄表示装置208では、ミニゲームが開始されて遊技者による選択操作を受け付けている期間においてタイマ予告演出が開始している様子が示されている。この演出例では、フレームインアニメにより、表示画面の左側からタイマ予告表示TM1がフレームインすることにより、タイマ予告演出が開始される。このタイマ予告表示TM1の表示態様は、デフォルトの表示態様である。タイマ予告表示TM1には、「10:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから10秒が経過すると或る予告演出が開始されることを示唆している。
その後、遊技者により操作キーユニット137の右ボタンが操作されると、図290(5)に示す装飾図柄表示装置208では、左宝箱画像BXLを囲んでいたカーソルCSLが右宝箱画像BXRに移動し、右宝箱画像BXRを囲んでいる様子が示されている。一方、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンが開始されておらず、タイマ表示は「10:00」のままとなっている。
その後、ミニゲームにおける操作キーユニット137の操作有効期間が経過すると、図290(6)に示される装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に「右を開けるぞ」の文字が表示され、右宝箱画像BXRが開ける宝箱として決定されたことが報知されている。また、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示は、「10:00」のままとされており、カウントダウンは依然として開始されていない。
すると、図290(7)に示す装飾図柄表示装置208では、ミニゲームの結果演出が開始され、選択された右宝箱画像BXRが中央に移動表示されるとともに、選択されなかった左宝箱画像BXLは消去される。そして、ナビキャラクタYMの近傍には、「注目」の文字が表示され、宝箱の中身に注目することを注意喚起している。また、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示は、「10:00」のままとされており、カウントダウンは依然として開始されていない。
その後、図290(8)に示す装飾図柄表示装置208では、右宝箱画像BXRから番長の顔のアイコンBCFが出現するとともに「強カットイン確定」の文字が表示され、ミニゲームのミッションが達成され、強カットイン画像CI1aが表示されることが予告報知されている。なお、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示は、「10:00」のままとされており、カウントダウンは依然として開始されていない。
その後、左図柄、右図柄、中図柄の順に装飾図柄が順次停止表示し、図290(9)に示すように、「装飾5−装飾6−装飾6」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われる。このとき、番長の顔のアイコンBCFは縮小表示されて、ナビキャラクタYMの近傍に表示(ストック)される。この、番長の顔のアイコンBCFのストックにより、強カットイン画像CI1aの先読み予告が行われることとなる。その後、図290(10)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾6−装飾6」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。なお、この演出例では、図柄の確定表示中においてもタイマ予告表示TM1が継続して表示されており、また、予告アイテムとしての番長の顔のアイコンBCFも表示されている様子が示されている。すなわち、これらの表示は、次回の図柄変動表示に跨って表示されることとなる。換言すれば、このタイマ予告表示TM1や番長の顔のアイコンBCFの表示は、先読み予告として表示されているということができる。なお、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示は、「10:00」のままとされており、カウントダウンは依然として開始されていない。
その後、図290(11)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。なお、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示は、「10:00」のままとされており、カウントダウンは依然として開始されていない。
図290(12)に示す装飾図柄表示装置208では、変動アイコンh0の表示態様がデフォルトの表示態様からパンダの表示態様に変化し、予告の表示態様となる。なお、変動アイコンh0の表示態様の変化は、例えば、保留変化アニメにより行われるが、保留変化アニメが行われずに切換表示によって表示態様が変化してもよい。その後、図290(13)に示すように、装飾図柄の変動表示が継続する。なお、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示は、「10:00」のままとされており、カウントダウンは依然として開始されていない。
その後、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始され、図290(14)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TM1には、「9:95」が表示されている。
図290(15)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1におけるカウントダウンの表示中に消失アニメが開始され、タイマ予告表示TM1が消去される様子が示されている。すなわち、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンの結果、或る予告演出が行われるという予告が偽(ガセ)の予告であったことが報知される。換言すれば、タイマ予告表示TM1が「00:00」となる前にカウントダウンの途中で消去されて、或る演出が行われなかった様子が示されているということができる。また、この演出例では、偽の予告であるタイマ予告表示TM1が複数の図柄変動表示に跨って表示されている様子が示されている。なお、この演出例におけるタイマ予告表示TM1によるタイマ予告演出は、或る予告演出として疑似連が行われることに関するタイマ予告演出であり、すなわち、タイマ予告表示TM1が消去されることにより、疑似連が行われないことが認識される場合がある。なお、タイマ予告表示TM1の消失アニメが開始される前に、その旨を演出するガセ演出を行ってもよい。
図290(16)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1が完全に消去された様子が示されている。
図290(17)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図290(18)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾5」が停止表示され、リーチ状態が形成される。すると、図290(18)に続く図291(19)に示すように、装飾図柄表示装置208では、表示画面の中央下方に「リーチ」の表示が行われ、リーチ状態となったことが報知される。一方、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
その後、図291(20)に示すように、装飾図柄表示装置208では、強サボハニ群予告が行われている様子が示されている。また、このとき、リーチ図柄が右上隅に小さく表示され、変動アイコン表示領域と保留アイコン表示領域が消去される。
図291(21)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニ群予告が継続して行われているとともに、ナビキャラクタYMの近傍に「SP発展」の表示が行われ、スーパーリーチに発展することが報知されている。ここで、番長の顔のアイコンBCFもナビキャラクタYMの近傍に表示されているので、「SP発展」の表示が番長の顔のアイコンBCFにオーバーラップされており、番長の顔のアイコンBCFが表示されていない場合よりも視認困難とされている。
続いて、図291(22)に示すように、装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展し、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙する画面が表示される。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「剣豪リーチ」の文字が表示され、スーパーリーチの種類を報知している。
図291(23)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタン予告演出が開始されており、ボタン画像136aがデフォルトの態様で表示されている様子が示されている。
その後、図291(24)に示すタイミングで演出ボタン136が操作されると、図291(25)に示すように、強カットイン画像CI1aが表示される。この強カットイン画像CI1aの表示は、ナビキャラクタYMの近傍に表示された番長の顔のアイコンBCFにより予告されていたことに対応している。すなわち、ミニゲームの結果が、後で行われる図柄変動表示において実行される予告演出の先読み予告とされている様子が示されているということができる。また、この演出例では、この強カットイン画像CI1aの表示が、ミニゲームの結果に関連しており、同時期に開始されたタイマ予告演出とは無関係である様子が示されている。すなわち、ミニゲームとタイマ予告演出とが関連していると見せかけておいて、実は強カットイン画像CI1aのミニゲームのみが真の予告演出となっている様子が示されている。
その後、図291(26)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪を倒し、勝利した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾5」が表示され、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。
その後、図291(27)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている様子が示されている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「やったぜ」の文字が表示されており、大当りとなることが報知されている。その後、図291(28)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の大当りの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
なお、この演出例において、ミニゲームの結果、番長の顔のアイコンBCFが出現して強カットイン画像CI1aが表示された場合には、番長の顔のアイコンBCFが出現して強カットイン画像CI1aが表示されなかった場合よりも大当り図柄が確定表示されやすいように構成されているが、番長の顔のアイコンBCFが出現して強カットイン画像CI1aが表示されてもハズレとなる場合があってもよい。
図292は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるタイマ予告演出の他の例について段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図292(1)〜同図(2)は、図272(1)〜同図(2)と同様であるため、説明を省略する。
図292(3)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。この演出例では、フレームインアニメにより、表示画面の右側からタイマ予告表示TM1がフレームインすることにより、タイマ予告演出が開始される。このタイマ予告表示TM1の表示態様は、デフォルトの表示態様である。タイマ予告表示TM1には、「03:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから3秒が経過すると或る予告演出が開始されることを示唆している。また、この演出例では、タイマ予告表示TM1に番長の顔のアイコンBCHOが付加されており、或る予告演出が表示される可能性が高いことを示唆している。
その後、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始され、図292(4)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TM1には、「0:24」が表示されている。すなわち、カウントダウンが開始してから、2.76秒が経過した様子が示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「保留変化」の文字の表示とともにクエスチョンマークが付加されており、タイマ予告表示TMにおけるタイマ表示のカウントダウンが行われた結果、保留アイコンの表示態様が変化する可能性があることが示唆されている。すなわち、このタイマ予告演出は、先読み予告である可能性があることが示されている。
図292(5)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1におけるカウントダウンが完了し、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「0:00」となった様子が示されている。
すると、図292(6)に示すように、ナビキャラクタYMの近傍には、「注目」の文字が表示されるとともに、第一の保留アイコンh11において保留変化アニメが開始され、第一の保留アイコンh11の表示態様が変化する可能性があることが報知される。
すると、図292(7)に示すように、第一の保留アイコンh11の表示態様がデフォルトの表示態様からパンダの表示態様に変化し、先読みの表示態様となる。すなわち、この演出例では、タイマ予告表示TM1によるタイマ予告演出の結果として行われる或る演出として保留アイコンの表示態様の変化の演出が行われている例が示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「先アツ」の文字が表示され、次に開始される図柄変動表示で大当りする可能性が高いことが予告報知されている。
このように、この演出例では、タイマ予告演出が行われて保留アイコンの表示態様の変化の演出が開始された場合は、タイマ予告演出が行われて保留アイコンの表示態様の変化の演出が開始されなかった場合よりも、図柄変動表示(表示態様の変化の対象である保留アイコンに対応する保留に基づく図柄変動表示)において大当り図柄が確定表示されやすくなっている。
図292(8)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図292(9)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾7」が停止表示される。なお、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図292(10)に示す装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄に「装飾5」が停止表示され、その後、図292(11)に示すように、揺れ変動による仮停止が行われ、その後、図292(12)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾7−装飾7」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。また、ナビキャラクタYMの近傍に表示されていた「先アツ」の文字も消去される。
図293は、図292に示すタイマ予告演出の別の例について段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図293(1)〜同図(2)は、図292(1)〜同図(2)と同様であるため、説明を省略する。
図293(3)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。この演出例では、フレームインアニメにより、表示画面の右側からタイマ予告表示TM1がフレームインすることにより、タイマ予告演出が開始される。このタイマ予告表示TM1の表示態様は、デフォルトの表示態様である。タイマ予告表示TM1には、「03:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから3秒が経過すると或る予告演出が開始されることを示唆している。また、この演出例では、タイマ予告表示TM1に番長の顔のアイコンBCHOが付加されていない点で、図292(3)に示す演出と異なっている。これにより、番長の顔のアイコンBCHOが付加された場合よりも、或る予告演出が表示される可能性が低いことが示唆されている。
その後、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始され、図293(4)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TM1には、「0:24」が表示されている。すなわち、カウントダウンが開始してから、2.76秒が経過した様子が示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「保留変化」の文字の表示とともにクエスチョンマークが付加されており、タイマ予告表示TMにおけるタイマ表示のカウントダウンが行われた結果、保留アイコンの表示態様が変化する可能性があることが示唆されている。すなわち、このタイマ予告演出は、先読み予告である可能性があることが示されている。
図293(5)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1におけるカウントダウンが完了し、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「0:00」となった様子が示されている。
すると、図293(6)に示すように、ナビキャラクタYMの近傍には、「注目」の文字が表示されるとともに、第一の保留アイコンh11において保留変化アニメが開始され、第一の保留アイコンh11の表示態様が変化する可能性があることが報知される。
しかしながら、図293(7)に示すように、この演出例では、第一の保留アイコンh11の表示態様がデフォルトの表示態様から変化していない。すなわち、この演出例では、タイマ予告表示TM1によるタイマ予告演出の結果として行われる或る演出としての保留アイコンの表示態様の変化の演出が行われない、偽のタイマ予告演出であることが示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「残念」の文字が表示され、タイマ予告演出が偽の演出であったことが報知されている。
図293(8)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図293(9)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾7」が停止表示される。なお、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。なお、このとき、ナビキャラクタYMの近傍に表示されていた「残念」の文字は消去されている。
図293(10)に示す装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄に「装飾5」が停止表示され、その後、図293(11)に示すように、揺れ変動による仮停止が行われ、その後、図293(12)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾7−装飾7」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。また、ナビキャラクタYMの近傍に表示されていた「先アツ」の文字も消去される。
図294は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるタイマ予告演出の他の例について段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図294(1)〜同図(6)は、図276(1)〜同図(6)と同様であるため、説明を省略する。
図294(6)でタイマ予告表示TM1が完全に消去された後、図294(7)に示す装飾図柄表示装置208では、消去されたタイマ予告表示TM1が復活して再表示されている様子が示されている。また、このとき、番長の顔のアイコンBCHOが付加されており、或る予告演出としての疑似連が表示される可能性が高いことを示唆している。すなわち、消失したタイマ予告表示TM1は偽のタイマ予告演出に係るタイマ予告表示TM1ではなく、真のタイマ予告表示TM1であったことが示されている。また、タイマ予告表示TM1の再表示が行われる際にタイマ予告表示TM1がステップアップしていることも示されている。また、別の観点から見れば、同じ或る演出を対象とした複数のタイマ予告演出が行われているということもできる。ここで、タイマ予告表示TM1が再表示された場合には、タイマ予告演出の結果として行われるある予告演出(疑似連)の実行が確定するようにしてもよい。また、ナビキャラクタYMの近傍にも「疑似連かも」の文字が再び表示されている。図294(7)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示として「03:00」が表示されており、3秒後に疑似連が行われる可能性があることが報知されている。
図294(8)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、タイマ予告表示TM1では、カウントダウンが継続しており、図294(8)に示すタイミングでは、「02:66」が表示されている。
図294(9)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾6」が停止表示される。なお、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、タイマ予告表示TM1では、カウントダウンが継続しており、図294(9)に示すタイミングでは、「01:23」が表示されている。
図294(10)に示す装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄に疑似連図柄としてのリプレイ図柄RPが停止表示される。なお、タイマ予告表示TM1では、カウントダウンが依然として継続しており、図294(10)に示すタイミングでは、「00:35」が表示されている。その後、図294(11)に示すように、ナビキャラクタYMの近傍に「継続」の文字が表示され、疑似連が行われることが報知される。なお、タイマ予告表示TM1では、カウントダウンが依然として継続しており、図294(11)に示すタイミングでは、「00:10」が表示されている。
その後、図294(12)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるカウントダウンが完了し、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「00:00」となったタイミングでナビキャラクタYMの近傍に「いくぜ」の文字が表示され、疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始される。その後、図294(13)に示すように、タイマ予告表示TM1が消去され、また、ナビキャラクタYMの近傍には、疑似連により2回目の装飾図柄の変動表示が開始された回数を示す「×2」の表示が行われている。
このように、この演出例では、タイマ予告演出が行われて疑似連が開始された場合は、タイマ予告演出が行われて疑似連が開始されなかった場合よりも、図柄変動表示(当該図柄変動表示)において大当り図柄が確定表示されやすくなっている。
図295は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるタイマ予告演出の他の例について段階的に示す図であり、図296は、図295に示す演出の一例の続きを段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図295(1)〜同図(2)は、図272(1)〜同図(2)と同様であるため、説明を省略する。
図295(3)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。具体的には、例えば、フレームインアニメにより、表示画面の右側からタイマ予告表示TM1がフレームインすることにより、タイマ予告演出が開始される。このタイマ予告表示TM1の表示態様は、デフォルトの表示態様である。タイマ予告表示TM1には、「25:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから25秒が経過すると或る予告演出が開始されることを示唆している。この演出例では、或る予告演出として強カットイン画像CI1aが表示される可能性があるタイマ予告演出を示している。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「SP発展でチャンス」の文字が表示されており、スーパーリーチに発展することで大当りの期待度が飛躍的に上昇することを示すミッション演出が開始されている様子も示されている。この演出例では、ミッションが達成されることにより、タイマ予告演出の結果行われる或る予告演出としての強カットイン画像CI1aの表示が行われるようになっている。したがって、スーパーリーチに移行することにより、強カットイン画像CI1aが出現することに期待を持たせることができる場合がある。
その後、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始され、図295(4)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TM1には、「23:00」が表示されている。すなわち、カウントダウンが開始してから、2秒が経過した様子が示されている。
図295(5)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、タイマ予告表示TM1では、カウントダウンが継続しており、図295(5)に示すタイミングでは、「20:00」が表示されている。
図295(6)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾5」が停止表示され、リーチ状態が形成される。すると、図295(7)に示すように、装飾図柄表示装置208では、表示画面の中央下方に「リーチ」の表示が行われ、リーチ状態となったことが報知される。一方、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、タイマ予告表示TM1では、カウントダウンが継続しており、図295(7)に示すタイミングでは、「18:50」が表示されている。
その後、図295(8)〜同図(10)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ノーマルリーチが行われ、中図柄が低速で変動している様子が示されている。なお、タイマ予告表示TM1では、依然としてカウントダウンが継続しており、図295(10)に示すタイミングでは、「15:12」が表示されている。
その後、図295(11)に示す装飾図柄表示装置208では、強サボハニ群予告が行われている様子が示されている。強サボハニ群予告は、大当りの信頼度が高い予告であり、高確率でスーパーリーチに移行する。そのため、強サボハニ群予告の発生により、ミッション達成に対する期待感が飛躍的に高まる場合がある。なお、この演出例では、このとき、リーチ図柄が左上隅に小さく表示され、変動アイコン表示領域と保留アイコン表示領域が消去される。また、図295(11)に示す演出例では、強サボハニ群予告を構成するサボハニのキャラクタSBHNがタイマ予告表示TM1にオーバーラップしているが、タイマ予告表示TM1がサボハニのキャラクタSBHNにオーバーラップされてもよい。また、タイマ予告表示TM1では、依然としてカウントダウンが継続しており、図295(11)に示すタイミングでは、「14:70」が表示されている。
図295(12)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニ群予告が継続して行われているとともに、ナビキャラクタYMの近傍に「SP発展」の表示が行われ、スーパーリーチに発展することが報知されている。これにより、ミッションが達成されることが認識される場合がある。なお、タイマ予告表示TM1では、依然としてカウントダウンが継続しており、図295(12)に示すタイミングでは、「12:90」が表示されている。
続いて、図295(13)に示すように、装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展し、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙する画面が表示される。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「タイマ注目」の文字が表示され、タイマ予告表示TM1におけるカウントダウンに注目することを促している。なお、タイマ予告表示TM1では、依然としてカウントダウンが継続しており、図295(13)に示すタイミングでは、「8:63」が表示されている。
図295(14)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1の表示態様が変化するタイマ表示ステップアップアニメが行われている。これにより、タイマ予告表示TM1の表示態様が大当りの信頼度や或る予告演出の実行確率が向上する表示態様に変化することが報知される。なお、タイマ予告表示TM1の表示態様が大当りの信頼度や或る予告演出の実行確率が低下する表示態様に変化(降格)する場合があってもよい。
すると、図295(15)に示すように、装飾図柄表示装置208では、タイマ表示ステップアップアニメが行われた結果、タイマ予告表示TM1の表示態様がデフォルトの表示態様から特別表示態様(タイマ予告表示TM1B)に変更され、ステップアップしている様子が示されており、大当りの信頼度が飛躍的に向上した様子が示されている。この特別表示態様のタイマ予告表示TM1Bは、高信頼度表示態様のタイマ予告表示よりも大当りの信頼度が高い表示態様であり、すなわち、特別表示態様のタイマ予告表示が表示された場合は、高信頼度表示態様のタイマ予告表示が表示された場合よりも大当り図柄が確定表示されやすいようになっている。なお、特別表示態様のタイマ予告表示が表示された場合は、大当り確定とされてもよい。さらに、表示態様が変更されたタイマ予告表示TM1Bには番長の顔のアイコンBCHOが付加されており、強カットイン画像CI1aが表示されることを予告している。また、タイマ予告表示TM1では、依然としてカウントダウンが継続しており、図295(15)に示すタイミングでは、「4:32」が表示されている。
そして、タイマ予告表示TM1Bにおけるタイマ表示が「0:00」となると、図295(16)に示す装飾図柄表示装置208では、強カットイン画像CI1aが表示される。すなわち、この演出例では、ミッションが達成された結果として強カットイン画像CI1aが表示されている様子が示されている。さらに、この強カットイン画像CI1aが表示されるタイミングがタイマ予告表示により報知され、したがって、この演出例では、タイマ予告演出とミッション演出とが関連して行われているということができる。
その後、図295(17)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪を倒し、勝利した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾5」が表示され、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。
その後、図295(18)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている様子が示されている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「やったぜ」の文字が表示されており、大当りとなることが報知されている。その後、図295(18)に続く図296(19)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の大当りの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
このように、この演出例では、タイマ予告演出が行われて強カットイン画像CI1aが表示された場合は、タイマ予告演出が行われて強カットイン画像CI1aが表示されなかった場合よりも、図柄変動表示(当該図柄変動表示)において大当り図柄が確定表示されやすくなっている。
図297は、図295〜図296に示すタイマ予告演出の別の例について段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図297(1)〜同図(9)は、図295(1)〜同図(9)と同様であるため、説明を省略する。
図297(10)に示す装飾図柄表示装置208では、ノーマルリーチ中に中図柄が「装飾6」で停止表示し、スーパーリーチに移行せず、「装飾5−装飾6−装飾5」のハズレの装飾図柄の組み合わせで停止表示されることが報知される。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「残念」の文字が表示され、スーパーリーチに移行しないことが報知されている。なお、タイマ予告表示TM1では、依然としてカウントダウンが継続しており、図297(10)に示すタイミングでは、「15:12」が表示されている。
図297(11)に示す装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチに移行しないことから、タイマ予告表示TM1によるタイマ予告演出は偽の予告であることが示され、タイマ予告表示TM1の消失アニメが開始される。すなわち、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンの結果、或る予告演出が行われるという予告が偽(ガセ)であったことが報知される。換言すれば、タイマ予告表示TM1が「00:00」となる前にミッションが達成されなかったためにカウントダウンの途中で消去されて、或る演出が行われなかった様子が示されているということができる。なお、この演出例におけるタイマ予告表示TM1によるタイマ予告演出は、或る予告演出として強カットイン画像CI1aが表示されることに関するタイマ予告演出であり、すなわち、タイマ予告表示TM1が消去されることにより、強カットイン画像CI1aの表示が行われないことが認識される場合がある。
そして、図297(12)に示すように、タイマ予告表示TM1が完全に消去された後、図297(13)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾6−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われ、その後、図297(14)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾6−装飾5」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
なお、この演出例において、スーパリーチに発展せず、タイマ予告演出が終了した場合でも、大当りとなる場合があってもよい。
図298は、図295〜図296に示すタイマ予告演出の別の例について段階的に示す図であり、図299は、図298に示す演出の一例の続きを段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図298(1)〜同図(2)は、図295(1)〜同図(2)と同様であるため、説明を省略する。
図298(3)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。具体的には、例えば、フレームインアニメにより、表示画面の右側からタイマ予告表示TM1がフレームインすることにより、タイマ予告演出が開始される。このタイマ予告表示TM1の表示態様は、デフォルトの表示態様である。タイマ予告表示TM1には、「5:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから5秒が経過すると或る予告演出が開始されることを示唆している。この演出例では、この点において、図295(3)に示す演出とは異なっている。この演出例では、或る予告演出として強カットイン画像CI1aが表示される可能性があるタイマ予告演出を示している。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「SP発展でチャンス」の文字が表示されており、スーパーリーチに発展することで大当りの期待度が飛躍的に上昇することを示すミッション演出が開始されている様子も示されている。この演出例では、ミッションが達成されることにより、タイマ予告演出の結果行われる或る予告演出としての強カットイン画像CI1aの表示が行われるようになっている。したがって、スーパーリーチに移行することにより、強カットイン画像CI1aが出現することに期待を持たせることができる場合がある。その後は、図298(4)〜同図(13)に示す演出が行われる。なお、図298(4)〜同図(14)に示す演出例は、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「5:00」のまま変化していない点を除いて、図295(4)〜同図(14)と同様であるので、説明を省略する。
すると、図298(15)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ表示ステップアップアニメが行われた結果、タイマ予告表示TM1の表示態様がデフォルトの表示態様から特別表示態様(タイマ予告表示TM1B)に変更され、ステップアップしている様子が示されており、大当りの信頼度が飛躍的に向上した様子が示されている。さらに、表示態様が変更されたタイマ予告表示TM1Bには番長の顔のアイコンBCHOが付加されており、強カットイン画像CI1aが表示されることを予告している。また、タイマ予告表示TM1では、依然としてカウントダウンを開始しておらず、図298(15)に示すタイミングでは、「5:00」のままとなっている。
その後、タイマ予告表示TM1Bにおけるタイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始され、図298(16)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TM1Bには、「4:11」が表示されている。このように、この演出例におけるタイマ予告演出は、開始されたときではタイマ表示のカウントダウンを開始せず、ミッションが達成された場合に、タイマ表示のカウントダウンを開始している。
そして、タイマ予告表示TM1Bにおけるタイマ表示が「0:00」となると、図298(17)に示す装飾図柄表示装置208では、強カットイン画像CI1aが表示される。すなわち、この演出例では、ミッションが達成された結果として強カットイン画像CI1aが表示されている様子が示されている。さらに、この強カットイン画像CI1aが表示されるタイミングがタイマ予告表示により報知され、したがって、この演出例では、タイマ予告演出とミッション演出とが関連して行われているということができる。
その後、図298(18)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪を倒し、勝利した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾5」が表示され、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。
その後、図298(18)に続く図299(19)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている様子が示されている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「やったぜ」の文字が表示されており、大当りとなることが報知されている。その後、図299(20)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の大当りの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
このように、この演出例では、タイマ予告演出が行われて強カットイン画像CI1aが表示された場合は、タイマ予告演出が行われて強カットイン画像CI1aが表示されなかった場合よりも、図柄変動表示(当該図柄変動表示)において大当り図柄が確定表示されやすくなっている。
図300は、図298〜図299に示すタイマ予告演出の別の例について段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図300(1)〜同図(9)は、図298(1)〜同図(9)と同様であるため、説明を省略する。
図300(10)に示す装飾図柄表示装置208では、ノーマルリーチ中に中図柄が「装飾6」で停止表示し、スーパーリーチに移行せず、「装飾5−装飾6−装飾5」のハズレの装飾図柄の組み合わせで停止表示されることが報知される。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「残念」の文字が表示され、スーパーリーチに移行しないことが報知されている。
図300(11)に示す装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチに移行しないことから、タイマ予告表示TM1によるタイマ予告演出は偽の予告であることが示され、タイマ予告表示TM1の消失アニメが開始される。すなわち、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンの結果、或る予告演出が行われるという予告が偽(ガセ)であったことが報知される。換言すれば、タイマ予告表示TM1の表示が開始されたがカウントダウンが開始される前にミッションが達成されなかったためにカウントダウンが開始される前に消去されて、或る演出が行われなかった様子が示されているということができる。なお、この演出例におけるタイマ予告表示TM1によるタイマ予告演出は、或る予告演出として強カットイン画像CI1aが表示されることに関するタイマ予告演出であり、すなわち、タイマ予告表示TM1が消去されることにより、強カットイン画像CI1aの表示が行われないことが認識される場合がある。
そして、図300(12)に示すように、タイマ予告表示TM1が完全に消去された後、図300(13)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾6−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われ、その後、図300(14)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾6−装飾5」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
図301は、図295〜図296に示すタイマ予告演出の別の例について段階的に示す図であり、図302は、図301に示す演出の一例の続きを段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図301(1)〜同図(14)は、図295(1)〜同図(14)と同様であるため、説明を省略する。
図301(15)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ表示ステップアップアニメが行われた結果、タイマ予告表示TM1の表示態様がデフォルトの表示態様から特別表示態様(タイマ予告表示TM1B)に変更され、ステップアップしている様子が示されており、大当りの信頼度が飛躍的に向上した様子が示されている。さらに、表示態様が変更されたタイマ予告表示TM1Bには番長の顔のアイコンBCHOが付加されており、強カットイン画像CI1aが表示されることを予告している。また、この演出例では、タイマ予告表示TM1Bのタイマ表示が「5:00」にリセットされている点で、図295(15)に示す演出とは異なっている。このとき、タイマ表示のカウントダウンは開始しておらず、「5:00」の表示が維持された状態となっている。このように、この演出例では、ミッションが達成され、タイマ予告表示の表示態様が変更されるタイミングでタイマ表示における時間をリセットすることで、タイマ予告表示の表示態様の変化をわかりやすくするようにしている。また、ミッションが達成された後、タイマ予告表示の表示態様を信頼度の高い表示態様にステップアップする表示を行いつつ、タイマ予告表示におけるタイマ表示を再度適正な時間にセットし直す様子が示されているということもできる。
その後、タイマ予告表示TM1Bにおけるタイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始され、図301(16)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TM1Bには、「4:32」が表示されている。その後は、図301(17)〜図302(20)に示す演出が行われる。なお、図301(17)〜図302(20)に示す演出は、図295(16)〜図296(19)に示す演出と同様であるので、説明を省略する。
図303は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるタイマ予告演出の他の例について段階的に示す図であり、図304は、図303に示す演出の一例の続きを段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図303(1)〜同図(9)は、図274(1)〜同図(9)と同様であるため、説明を省略する。
図303(10)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1におけるカウントダウンが完了したことにより、タイマ予告表示TM1を消去するために、例えば、図276(5)に示して上述したような消失アニメが行われている様子が示されている。
ところが、図303(11)に示すように、タイマ予告表示TM1は消去されていないばかりか、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が加算されており、タイマ予告表示TM1には、「22:35」が表示されている。すなわち、図303(10)において行われたアニメは、実際には、消失アニメではなく、消失アニメと同様のアニメであるタイマ予告加算アニメであったことが判明される。このように、この演出例では、同じタイマ予告表示TM1を用いて新たなタイマ予告演出が開始されているということができる。また、この演出例では、タイマ予告表示におけるタイマ表示を加算するアニメの一部と、タイマ予告表示を消去するアニメの一部とが同じであるということができる。なお、タイマ予告加算アニメと消失アニメとで全く異なるアニメーションであってもよい。
その後、図303(12)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、ナビキャラクタYMの近傍では、疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が行われていることを示す「×2」の表示が行われている。また、タイマ予告表示TM1では、カウントダウンが継続しており、図303(12)に示すタイミングでは、「20:00」が表示されている。
図303(13)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾5」が停止表示され、リーチ状態が形成される。すると、図303(14)に示すように、装飾図柄表示装置208では、表示画面の中央下方に「リーチ」の表示が行われ、リーチ状態となったことが報知される。一方、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、タイマ予告表示TM1では、カウントダウンが継続しており、図303(14)に示すタイミングでは、「18:50」が表示されている。
その後、図303(15)〜同図(17)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ノーマルリーチが行われ、中図柄が低速で変動している様子が示されている。なお、タイマ予告表示TM1では、依然としてカウントダウンが継続しており、図303(17)に示すタイミングでは、「15:12」が表示されている。
その後、図303(18)に示す装飾図柄表示装置208では、強サボハニ群予告が行われている様子が示されている。なお、この演出例では、このとき、リーチ図柄が左上隅に小さく表示され、変動アイコン表示領域と保留アイコン表示領域が消去される。また、タイマ予告表示TM1では、依然としてカウントダウンが継続しており、図303(18)に示すタイミングでは、「14:70」が表示されている。
図303(18)に続く図304(19)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニ群予告が継続して行われているとともに、ナビキャラクタYMの近傍に「SP発展」の表示が行われ、スーパーリーチに発展することが報知されている。なお、タイマ予告表示TM1では、依然としてカウントダウンが継続しており、図304(19)に示すタイミングでは、「12:90」が表示されている。
続いて、図304(20)に示すように、装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展し、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙する画面が表示される。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「タイマ注目」の文字が表示され、タイマ予告表示TM1におけるカウントダウンに注目することを促している。なお、タイマ予告表示TM1では、依然としてカウントダウンが継続しており、図304(20)に示すタイミングでは、「8:63」が表示されている。
図304(21)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1の表示態様が変化するタイマ表示ステップアップアニメが行われている。このタイマ表示ステップアップアニメのエフェクトも上述した消失アニメと同様となっている。すなわち、タイマ予告表示の表示態様を変化するアニメの一部と、タイマ予告表示を消去するアニメの一部とが同じであるということができる。なお、タイマ表示ステップアップアニメと消失アニメとが全く異なるアニメーションであってもよい。
タイマ表示ステップアップアニメが開始された後、図304(22)に示すように、装飾図柄表示装置208では、タイマ表示ステップアップアニメが行われた結果、タイマ予告表示TM1の表示態様がデフォルトの表示態様から特別表示態様(タイマ予告表示TM1B)に変更され、ステップアップしている様子が示されており、大当りの信頼度が飛躍的に向上した様子が示されている。また、表示態様が変更されたタイマ予告表示TM1Bには番長の顔のアイコンBCHOが付加されており、強カットイン画像CI1aが表示されることを予告している。なお、タイマ予告表示TM1では、カウントダウンが行われており、図304(22)に示すタイミングでは、「4:32」が表示されている。
そして、タイマ予告表示TM1Bにおけるタイマ表示が「0:00」となると、図304(23)に示す装飾図柄表示装置208では、強カットイン画像CI1aが表示される。すなわち、この演出例におけるタイマ予告表示TM1Bに係るタイマ予告演出は、或る予告演出として強カットイン画像CI1aが表示されることについてのタイマ予告演出であるということができる。
その後、図304(24)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪を倒し、勝利した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾5」が表示され、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。
その後、図304(25)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている様子が示されている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「やったぜ」の文字が表示されており、大当りとなることが報知されている。その後、図304(26)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の大当りの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
なお、この演出例では、タイマ予告演出が行われて疑似連が開始され、さらに、タイマ予告演出が行われて強カットイン画像CI1aが表示されて最終的に大当り図柄が確定表示されたが、タイマ予告演出が行われて疑似連が開始され、さらに、タイマ予告演出が行われて強カットイン画像CI1aが表示されてもハズレとなる場合があってもよい。
図305は、図303〜図304に示すタイマ予告演出の別の例について段階的に示す図であり、図306は、図305に示す演出の一例の続きを段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図305(1)〜同図(9)は、図303(1)〜同図(9)と同様であるため、説明を省略する。
図305(10)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1におけるカウントダウンが完了したことにより、タイマ予告表示TM1を消去するために、上述した消失アニメが行われている様子が示されている。この消失アニメは、図303(10)に示して上述した消失アニメと少なくとも一部が同じ表示態様とされている。これにより、タイマ予告表示が継続して表示されるか消去されるかについて期待感を持たせることができる場合がある。
図305(11)に示すように、この演出例では、タイマ予告表示TM1は完全に消去される。
その後、図305(12)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、ナビキャラクタYMの近傍では、疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が行われていることを示す「×2」の表示が行われている。
図305(13)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾5」が停止表示され、リーチ状態が形成される。すると、図305(14)に示すように、装飾図柄表示装置208では、表示画面の中央下方に「リーチ」の表示が行われ、リーチ状態となったことが報知される。一方、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
その後、図305(15)〜同図(17)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ノーマルリーチが行われ、中図柄が低速で変動している様子が示されている。
その後、図305(18)に示す装飾図柄表示装置208では、弱サボハニ群予告が行われている様子が示されている。なお、この演出例では、このとき、リーチ図柄が左上隅に小さく表示され、変動アイコン表示領域と保留アイコン表示領域が消去される。
図305(18)に続く図306(19)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニ群予告が継続して行われているとともに、ナビキャラクタYMの近傍に「SP発展」の表示が行われ、スーパーリーチに発展することが報知されている。
続いて、図306(20)に示すように、装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展し、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙する画面が表示される。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「剣豪リーチ」の文字が表示され、スーパーリーチの種類が報知されている点で、図304(20)に示す演出とは異なっている。
その後、図306(21)に示す装飾図柄表示装置208では、弱カットイン画像CI1bが表示される。
図306(22)に示す装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪に敗れ、敗北した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾6」が表示され、「装飾5−装飾6−装飾5」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。
その後、図306(23)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾6−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている様子が示されている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「残念」の文字が表示され、ハズレの表示結果となることが報知される。その後、図306(24)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾6−装飾5」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
図307は、図276に示すタイマ予告演出の別の例について段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図307(1)〜同図(4)は、図276(1)〜同図(4)と同様であるため、説明を省略する。
図307(5)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1におけるカウントダウンの表示中に消失アニメと同様の演出であるタイマ予告加算アニメが開始され、タイマ予告表示TM1に消失アニメと同様のエフェクトが表示されている様子が示されている。すなわち、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンの結果、疑似連が行われるという予告が偽(ガセ)の予告である可能性が報知される。これにより、遊技者はタイマ予告表示TM1が消去されて偽の予告であると思わせることができる場合がある。
ところが、図307(6)に示すように、タイマ予告表示TM1は消去されていないばかりか、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が加算されており、タイマ予告表示TM1には、「20:00」が表示されている。すなわち、図307(5)において行われたアニメは、実際には、消失アニメではなく、消失アニメと同様のアニメであるタイマ予告加算アニメであったことが判明される。このように、この演出例では、或る演出として疑似連が行われることを予想させておきながら、タイマ表示の加算が行われることによって、別の或る演出が行われることを認識できる場合がある。また、この演出例では、タイマ予告表示におけるタイマ表示を加算するアニメの一部と、タイマ予告表示を消去するアニメの一部とが同じであるということができる。なお、タイマ予告加算アニメと消失アニメとで全く異なるアニメーションであってもよい。
その後、図307(7)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、ナビキャラクタYMの近傍では、「熱いよ」の文字が表示されており、大当りの信頼度が高いことを報知している。また、タイマ予告表示TM1では、カウントダウンが継続しており、図307(7)に示すタイミングでは、「18:00」が表示されている。
図307(8)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾5」が停止表示され、リーチ状態が形成される。すると、図307(9)に示すように、装飾図柄表示装置208では、表示画面の中央下方に「リーチ」の表示が行われ、リーチ状態となったことが報知される。一方、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、タイマ予告表示TM1では、カウントダウンが継続しており、図307(9)に示すタイミングでは、「16:50」が表示されている。
その後、図307(10)に示すように、装飾図柄表示装置208では、弱サボハニ群予告が行われている様子が示されている。なお、この演出例では、このとき、リーチ図柄が左上隅に小さく表示され、変動アイコン表示領域と保留アイコン表示領域が消去される。また、タイマ予告表示TM1では、依然としてカウントダウンが継続しており、図307(10)に示すタイミングでは、「13:50」が表示されている。
図307(11)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニ群予告が継続して行われているとともに、ナビキャラクタYMの近傍に「SP発展」の表示が行われ、スーパーリーチに発展することが報知されている。また、タイマ予告表示TM1では、依然としてカウントダウンが継続しており、図307(11)に示すタイミングでは、「10:37」が表示されている。
続いて、図307(12)に示すように、装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展し、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙する画面が表示される。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「剣豪リーチ」の文字が表示され、スーパーリーチの種類を報知している。なお、タイマ予告表示TM1では、依然としてカウントダウンが継続しており、図307(12)に示すタイミングでは、「4:12」が表示されている。
そして、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「0:00」となると、図307(13)に示す装飾図柄表示装置208では、強カットイン画像CI1aが表示される。すなわち、この演出例におけるタイマ予告表示TM1に係るタイマ予告演出は、或る予告演出として強カットイン画像CI1aが表示されることについてのタイマ予告演出であるということができる。
このように、この演出例では、タイマ予告演出が行われて強カットイン画像CI1aが表示された場合は、タイマ予告演出が行われて強カットイン画像CI1aが表示されなかった場合よりも、図柄変動表示(当該図柄変動表示)において大当り図柄が確定表示されやすくなっている。
なお、この演出例では、タイマ表示の加算が行われ、加算後のタイマ表示に係るタイマ予告演出が行われて強カットイン画像CI1aが表示されてハズレとなったが、大当りとなる場合があってもよい。
しかしながら、図307(14)に示す装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪に敗れ、敗北した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾6」が表示され、「装飾5−装飾6−装飾5」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。このように、タイマ予告演出の結果、或る予告演出として強カットイン画像CI1aが表示された場合でもハズレの表示結果となる場合がある。
その後、図307(15)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾6−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている様子が示されている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「残念」の文字が表示され、ハズレの表示結果となることが報知される。その後、図307(16)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾6−装飾5」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
図308は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるタイマ予告演出の他の例について段階的に示す図であり、図309は、図308に示す演出の一例の続きを段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。
図308(1)に示す装飾図柄表示装置208には、「装飾2−装飾5−装飾7」の装飾図柄の組み合わせが停止表示されている。また、装飾図柄表示装置208の表示画面の右上隅部には第2保留数表示が表示されている。また、装飾図柄表示装置208の下方右側には、ナビキャラクタYMが表示されている。なお、図308(1)に示されるタイミングでは、図柄が停止表示されているため、変動アイコンh0は表示されていない。さらに、図308に示す制御状態(遊技状態)は、特図低確率普図低確率状態である。この非電サポ状態における装飾図柄表示装置208の下方左側では、特図1の保留アイコンが表示される。装飾図柄表示装置208の下方左側に形成された保留アイコン表示領域には、特図1の保留を表す保留アイコンが表示されており、保留アイコン表示領域に3つの特図1の保留アイコンh11,h12,h13が表示されている。これら3つの特図1の保留アイコンh11〜h13はいずれも、デフォルトの表示態様で表示されている。
図308(2)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11〜h13の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示され、第二の保留アイコンh12及び第三の保留アイコンh13が、第一の保留アイコンh11の表示位置及び第二の保留アイコンh12の表示位置にそれぞれ移動して、第一の保留アイコンh11及び第二の保留アイコンh12として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。変動アイコンh0の表示態様は、消化された保留アイコンh11の表示態様と同じであるが、異なってもよい。
図308(3)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。この演出例では、2つのタイマ予告表示TM1L,TM1RBがそれぞれフレームインアニメにより、表示画面の左右からそれぞれフレームインし、2つのタイマ予告演出が同時に開始される。これら2つのタイマ予告表示TM1L,TM1RBのうち、左側に表示されたタイマ予告表示TM1Lはデフォルトの表示態様であるが、右側に表示されたタイマ予告表示TM1RBは特別表示態様となっている。左側に表示されたタイマ予告表示TM1Lも、右側に表示されたタイマ予告表示TM1RBも、タイマ表示として「03:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから3秒が経過すると或る予告演出が開始されることを示唆している。また、右側に表示されたタイマ予告表示TM1Rには、番長の顔のアイコンBCHOが付加されており、或る予告演出が行われる可能性が高いことが示唆されている。また、これらのタイマ予告表示TM1L,TM1RBは、いずれもタイマ表示のカウントダウンが開始されておらず、タイマ表示はいずれも「03:00」のまま維持されている。
図308(4)に示す装飾図柄表示装置208では、ミニゲームが開始されている様子が示されている。この演出例では、ミニゲームが開始されると、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄は、中央上部に小さく表示され、表示領域の中央の左右には、左宝箱画像BXLと右宝箱画像BXRとが左右に並べて表示され、カーソルCSLが左宝箱画像BXLを囲むようにして表示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「十字キーで選択」の文字が表示され、操作キーユニット137を操作してカーソルCSLを移動させて宝箱を選択するナビ表示が行われている。そして、表示画面の略中央では、「姫出現で強タイマ発動」の文字が表示されて、宝箱から姫のキャラクタが出現することにより、2つのタイマ予告表示TM1L,TM1RBのうちの有利なタイマ予告表示である右側に表示されたタイマ予告表示TM1RBによるタイマ予告演出が行われることが報知されている。なお、2つのタイマ予告表示TM1L,TM1RBにおけるタイマ表示は、いずれも「03:00」のままとされており、カウントダウンは依然として開始されていない。
その後、遊技者により操作キーユニット137の右ボタンが操作されると、図308(5)に示す装飾図柄表示装置208では、左宝箱画像BXLを囲んでいたカーソルCSLが右宝箱画像BXRに移動し、右宝箱画像BXRを囲んでいる様子が示されている。また、2つのタイマ予告表示TM1L,TM1RBにおけるタイマ表示は、いずれも「03:00」のままとされており、カウントダウンは依然として開始されていない。
その後、ミニゲームにおける操作キーユニット137の操作有効期間が経過すると、図308(6)に示される装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に「右を開けるぞ」の文字が表示され、右宝箱画像BXRが開ける宝箱として決定されたことが報知されている。また、2つのタイマ予告表示TM1L,TM1RBにおけるタイマ表示は、いずれも「03:00」のままとされており、カウントダウンは依然として開始されていない。
すると、図308(7)に示す装飾図柄表示装置208では、ミニゲームの結果演出が開始され、選択された右宝箱画像BXRが中央に移動表示されるとともに、選択されなかった左宝箱画像BXLは消去される。そして、ナビキャラクタYMの近傍には、「注目」の文字が表示され、宝箱の中身に注目することを注意喚起している。また、2つのタイマ予告表示TM1L,TM1RBにおけるタイマ表示は、いずれも「03:00」のままとされており、カウントダウンは依然として開始されていない。
図308(8)に示す装飾図柄表示装置208では、右宝箱画像BXRから婆のキャラクタBBAが出現するとともに「悪かったのぅ」の文字が表示され、ミニゲームのミッションに失敗した様子が示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「残念」の文字が表示され、ナビキャラクタYMによってもミニゲームのミッションに失敗したことが報知されている。なお、2つのタイマ予告表示TM1L,TM1RBにおけるタイマ表示は、いずれも「03:00」のままとされており、カウントダウンは依然として開始されていない。
図308(9)に示す装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍において、「こっちじゃ」の文字が表示され、2つのタイマ予告表示TM1L,TM1RBのうちの有利なタイマ予告表示である右側に表示されたタイマ予告表示TM1RBが消去されるタイマ表示選択アニメが開始されて、タイマ予告表示TM1RBが消去される様子が示されている。すなわち、この演出例では、2つのタイマ予告表示TM1L,TM1RBのうちの有利なタイマ予告表示である右側に表示されたタイマ予告表示TM1RBに係るタイマ予告演出が少なくとも行われない様子が示されている。なお、2つのタイマ予告表示TM1L,TM1RBの両方が消去され、いずれのタイマ予告表示に係るタイマ予告演出が行われないようにしてもよい。
図308(10)に示す装飾図柄表示装置208では、右側に表示されていたタイマ予告表示TM1RBが完全に消去され、左側に表示されているタイマ予告表示TM1Lのみが表示されている様子が示されている。また、左側に表示されているタイマ予告表示TM1Lは、「03:00」のままとされており、カウントダウンは依然として開始されていない。
その後、左図柄、右図柄、中図柄の順に装飾図柄が順次停止表示し、図308(11)に示すように、「装飾5−装飾6−装飾6」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われる。その後、図308(12)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾6−装飾6」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。なお、この演出例では、図柄の確定表示中においてもタイマ予告表示TM1Lが継続して表示されている。すなわち、タイマ予告表示TM1Lは、次回の図柄変動表示に跨って表示されることとなる。なお、タイマ予告表示TM1Lにおけるタイマ表示は、「03:00」のままとされており、カウントダウンは依然として開始されていない。
その後、図308(13)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11,h12の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示され、第二の保留アイコンh12の表示位置にあった保留アイコンが第一の保留アイコンh11の表示位置に移動して第一の保留アイコンh11として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。なお、タイマ予告表示TM1Lにおけるタイマ表示は、「03:00」のままとされており、カウントダウンは依然として開始されていない。
図308(14)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1Lについての消失アニメが開始され、タイマ予告表示TM1Lが消去される様子が示されている。すなわち、この演出例では、ミニゲームで失敗したことにより、結局、2つのタイマ予告表示のいずれについてもある予告演出が行われない、偽(ガセ)の予告であった様子が示されている。
図308(15)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1が完全に消去された様子が示されている。
図308(16)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾6」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図308(17)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図308(18)に示す装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄に「装飾5」が停止表示され、その後、図308(18)に続く図309(19)に示すように、揺れ変動による仮停止が行われ、その後、図309(20)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾6−装飾5−装飾5」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
なお、この演出例において、ミニゲームに失敗していずれのタイマ予告演出について途中で終了して最終的にハズレ図柄が表示されたが、大当りとなる場合があってもよい。
図310は、図308〜図309に示すタイマ予告演出の別の例について段階的に示す図であり、図311は、図310に示す演出の一例の続きを段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図310(1)〜同図(7)は、図308(1)〜同図(7)と同様であるため、説明を省略する。
図310(8)に示す装飾図柄表示装置208では、右宝箱画像BXRから姫のキャラクタHMEが出現するとともに「期待してね」の文字が表示され、ミニゲームのミッションが達成された様子が示されている点で、図308(8)に示す演出とは異なっている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「チャンスだ」の文字が表示され、ナビキャラクタYMによってもミニゲームのミッションに成功したことが報知されている。なお、2つのタイマ予告表示TM1L,TM1RBにおけるタイマ表示は、いずれも「03:00」のままとされており、カウントダウンは依然として開始されていない。
図310(9)に示す装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍において、「こっちじゃ」の文字が表示され、2つのタイマ予告表示TM1L,TM1RBのうちの有利なタイマ予告表示でないタイマ予告表示である左側に表示されたタイマ予告表示TM1Lが消去されるタイマ表示選択アニメが開始されて、タイマ予告表示TM1Lが消去される様子が示されている。すなわち、この演出例では、2つのタイマ予告表示TM1L,TM1RBのうちの有利なタイマ予告表示である右側に表示されたタイマ予告表示TM1RBに係るタイマ予告演出が少なくとも行われる様子が示されている。そのため、図308(9)に示す演出と比較すると、或る演出が実行される可能性の高いタイマ予告演出が実行されることで、或る演出が実行されることに対する期待感を向上させることができる場合がある。なお、2つのタイマ予告表示TM1L,TM1RBの両方が消去されず、いずれのタイマ予告表示に係るタイマ予告演出も行われるようにしてもよい。
図310(10)に示す装飾図柄表示装置208では、左側に表示されていたタイマ予告表示TM1Lが完全に消去され、右側に表示されているタイマ予告表示TM1RBのみが表示されている様子が示されている。また、右側に表示されているタイマ予告表示TM1RBは、「03:00」のままとされており、カウントダウンは依然として開始されていない。
その後、左図柄、右図柄、中図柄の順に装飾図柄が順次停止表示し、図310(11)に示すように、「装飾5−装飾6−装飾6」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われる。その後、図310(12)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾6−装飾6」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。なお、この演出例では、図柄の確定表示中においてもタイマ予告表示TM1RBが継続して表示されている。すなわち、タイマ予告表示TM1RBは、次回の図柄変動表示に跨って表示されることとなる。なお、タイマ予告表示TM1RBにおけるタイマ表示は、「03:00」のままとされており、カウントダウンは依然として開始されていない。
その後、図310(13)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11,h12の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示され、第二の保留アイコンh12の表示位置にあった保留アイコンが第一の保留アイコンh11の表示位置に移動して第一の保留アイコンh11として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。なお、タイマ予告表示TM1RBにおけるタイマ表示は、「03:00」のままとされており、カウントダウンは依然として開始されていない。
その後、図310(14)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1RBは消去されず、タイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始される。ここで、図310(14)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TM1RBには、「02:76」が表示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「保留に注目」の文字が表示され、保留アイコンの表示態様が変化する可能性があるので、保留アイコンに注目すべきことを注意喚起している。
図310(15)に示す装飾図柄表示装置208では、第一の保留アイコンh11において保留変化アニメが開始され、第一の保留アイコンh11の表示態様が変化する可能性があることが報知される。なお、タイマ予告表示TM1RBでは、カウントダウンが継続しており、図310(15)に示すタイミングでは、「01:50」が表示されている。
すると、図310(16)に示すように、タイマ予告表示TM1RBにおけるタイマ表示が「00:00」となるタイミングで、第一の保留アイコンh11の表示態様がデフォルトの表示態様からサボハニの表示態様に変化し、先読みの表示態様となる。すなわち、この演出例では、タイマ予告表示TM1RBによるタイマ予告演出の結果として行われる或る演出として保留アイコンの表示態様の変化の演出が行われている例が示されている。なお、タイマ予告表示TM1RBにおけるタイマ表示が「00:00」となった後で第一の保留アイコンh11の表示態様がデフォルトの表示態様からサボハニの表示態様に変化してもよいし、第一の保留アイコンh11の表示態様がデフォルトの表示態様からサボハニの表示態様に変化した後でタイマ予告表示TM1RBにおけるタイマ表示が「00:00」となってもよいし、タイマ予告表示TM1RBにおけるタイマ表示が「00:00」となったタイミングで第一の保留アイコンh11の表示態様がデフォルトの表示態様からサボハニの表示態様に変化してもよい。なお、このサボハニの表示態様の保留アイコンは、上述したパンダの保留アイコンよりも大当りの信頼度が高い。また、サボハニの表示態様の保留アイコンが表示された場合には、当該保留アイコンに対応する図柄変動表示で大当り図柄が確定表示されるようにしてもよい。すなわち、大当り確定の先読み予告であってもよい。
このように、この演出例では、タイマ予告演出が行われて保留アイコンの表示態様の変化の演出が開始された場合は、タイマ予告演出が行われて保留アイコンの表示態様の変化の演出が開始されなかった場合よりも、図柄変動表示(表示態様の変化の対象である保留アイコンに対応する保留に基づく図柄変動表示)において大当り図柄が確定表示されやすくなっている。
図310(17)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1RBが、カウントダウンが完了したことにより消去され、その後、第1停止が行われ、左図柄に「装飾6」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図310(18)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図310(18)に続く図311(19)に示す装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄に「装飾5」が停止表示され、その後、図311(20)に示すように、揺れ変動による仮停止が行われ、その後、図311(21)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾6−装飾5−装飾5」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
図312は、図310〜図311に示すタイマ予告演出の別の例について段階的に示す図であり、図313は、図312に示す演出の一例の続きを段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図312(1)〜同図(2)は、図310(1)〜同図(2)と同様であるため、説明を省略する。
図312(3)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。この演出例では、2つのタイマ予告表示TM1L,TM1RBのうちの右側に表示されたタイマ予告表示TM1RBにおけるタイマ表示が「18:00」となっている点で異なっている他は、図310(3)に示す演出と同様である。このように、2つのタイマ予告表示TM1L,TM1RBでタイマ表示の示す時間を異ならせることで、いずれの予告演出が或る予告演出に対応しているのかをわかり難くして遊技を単調化させるのを抑制することができる場合がある。その後、図312(4)〜同図(7)に示す演出が行われる。なお、図312(4)〜同図(7)に示す演出は、図310(4)〜同図(7)に示す演出とは、右側に表示されたタイマ予告表示TM1RBのタイマ表示の示す時間が異なっていること以外は同じであるので、説明を省略する。
図312(8)に示す装飾図柄表示装置208では、右宝箱画像BXRから姫のキャラクタHMEが出現するとともに「超期待してね」の文字が表示され、ミニゲームのミッションが達成された様子が示されている。しかも、この演出例では、「超期待してね」という文字表示により、特別な特典が付与されることを示唆している点で、図310(8)に示す演出とは異なっている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「チャンスだ」の文字が表示され、ナビキャラクタYMによってもミニゲームのミッションに成功したことが報知されている。なお、2つのタイマ予告表示TM1L,TM1RBにおけるタイマ表示のうち、左側に表示されたタイマ予告表示TM1Lは、「03:00」のままとされており、右側に表示されたタイマ予告表示TM1RBは、「18:00」のままとされており、いずれもカウントダウンは開始されていない。
図312(9)に示す装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍において、「2つあるぞ」の文字が表示され、2つのタイマ予告表示TM1L,TM1RBのうちの有利なタイマ予告表示でないタイマ予告表示である左側に表示されたタイマ予告表示TM1Lが消去されるタイマ表示選択アニメが開始されて、タイマ予告表示TM1Lが消去される様子が示されている。すなわち、この演出例では、2つのタイマ予告表示TM1L,TM1RBのうちの有利なタイマ予告表示である右側に表示されたタイマ予告表示TM1RBに係るタイマ予告演出が少なくとも行われる様子が示されている。
ところが、図312(10)に示す装飾図柄表示装置208では、左側に表示されていたタイマ予告表示TM1Lは消去されず、タイマ表示選択アニメが行われた結果、左側に表示されたタイマ予告表示TM1Lの表示態様がデフォルトの表示態様から高信頼度表示態様(タイマ予告表示TM1LA)に変更され、ステップアップしている様子が示されており、或る演出が行われる可能性が向上した様子が示されている。また、ナビキャラクタの近傍には、「両方期待しろ」の文字が表示され、2つのタイマ予告表示TM1LA,TM1RBのいずれのタイマ予告演出についても期待が持たれることが示唆されている。なお、2つのタイマ予告表示TM1LA,TM1RBにおけるタイマ表示は、依然としていずれもカウントダウンを開始していない。
その後、左図柄、右図柄、中図柄の順に装飾図柄が順次停止表示し、図312(11)に示すように、「装飾5−装飾6−装飾6」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われる。その後、図312(12)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾6−装飾6」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0や、ナビキャラクタYMの近傍に表示されていた文字表示も消去される。なお、この演出例では、図柄の確定表示中においても2つのタイマ予告表示TM1LA,TM1RBが継続して表示されている。すなわち、これらのタイマ予告表示TM1LA,TM1RBは、次回の図柄変動表示に跨って表示されることとなる。なお、2つのタイマ予告表示TM1LA,TM1RBにおけるタイマ表示のうち、左側に表示されたタイマ予告表示TM1LAは、「03:00」のままとされており、右側に表示されたタイマ予告表示TM1RBは、「18:00」のままとされており、いずれもカウントダウンは開始されていない。
その後、図312(13)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11,h12の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示され、第二の保留アイコンh12の表示位置にあった保留アイコンが第一の保留アイコンh11の表示位置に移動して第一の保留アイコンh11として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。さらに、この演出例では、ナビキャラクタYMの近傍に、「左に注目」という文字が表示され、2つのタイマ予告表示TM1LA,TM1RBのうちの左側に表示されたタイマ予告表示TM1LAにけるタイマ表示のカウントダウンが開始されることを示唆している。なお、2つのタイマ予告表示TM1LA,TM1RBにおけるタイマ表示はいずれも、依然としてカウントダウンは開始されていない。
その後、図312(14)に示す装飾図柄表示装置208では、2つのタイマ予告表示TM1LA,TM1RBのうちの左側に表示されたタイマ予告表示TM1LAにおいてタイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始される。ここで、図312(14)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TM1RBには、「02:76」が表示されている。一方、右側に表示されたタイマ予告表示TM1RBは未だにカウントダウンを開始していない。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「保留に注目」の文字が表示され、保留アイコンの表示態様が変化する可能性があるので、保留アイコンに注目すべきことを注意喚起している。
図312(15)に示す装飾図柄表示装置208では、第一の保留アイコンh11において保留変化アニメが開始され、第一の保留アイコンh11の表示態様が変化する可能性があることが報知される。なお、2つのタイマ予告表示TM1LA,TM1RBのうち、左側に表示されたタイマ予告表示TM1LAでは、カウントダウンが継続しており、図312(15)に示すタイミングでは、「01:50」が表示されている。一方、右側に表示されたタイマ予告表示TM1RBは、依然としてカウントダウンを開始していない。
すると、図312(16)に示すように、左側に表示されたタイマ予告表示TM1LAにおけるタイマ表示が「00:00」となるタイミングで、第一の保留アイコンh11の表示態様がデフォルトの表示態様からサボハニの表示態様に変化し、先読みの表示態様となる。すなわち、この演出例では、左側に表示されたタイマ予告表示TM1LAによるタイマ予告演出の結果として行われる或る演出として保留アイコンの表示態様の変化の演出が行われている例が示されている。なお、タイマ予告表示TM1LAにおけるタイマ表示が「00:00」となった後で第一の保留アイコンh11の表示態様がデフォルトの表示態様からサボハニの表示態様に変化してもよいし、第一の保留アイコンh11の表示態様がデフォルトの表示態様からサボハニの表示態様に変化した後でタイマ予告表示TM1LAにおけるタイマ表示が「00:00」となってもよいし、タイマ予告表示TM1LAにおけるタイマ表示が「00:00」となったタイミングで第一の保留アイコンh11の表示態様がデフォルトの表示態様からサボハニの表示態様に変化してもよい。なお、右側に表示されたタイマ予告表示TM1RBは、依然としてカウントダウンを開始していない。
このように、この演出例では、タイマ予告演出が行われて保留アイコンの表示態様の変化の演出が開始された場合は、タイマ予告演出が行われて保留アイコンの表示態様の変化の演出が開始されなかった場合よりも、図柄変動表示(表示態様の変化の対象である保留アイコンに対応する保留に基づく図柄変動表示)において大当り図柄が確定表示されやすくなっている。
図312(17)に示す装飾図柄表示装置208では、左側に表示されていたタイマ予告表示TM1LAがカウントダウンを完了したことにより消去されている。その後、第1停止が行われ、左図柄に「装飾6」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。なお、右側に表示されたタイマ予告表示TM1RBは、まだカウントダウンを開始していない。
図312(18)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。なお、右側に表示されたタイマ予告表示TM1RBは、まだカウントダウンを開始していない。
図312(18)に続く図313(19)に示す装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄に「装飾5」が停止表示され、その後、図313(20)に示すように、揺れ変動による仮停止が行われ、その後、図313(21)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾6−装飾5−装飾5」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。なお、この演出例では、図柄の確定表示中においてもタイマ予告表示TM1RBが継続して表示されている。すなわち、このタイマ予告表示TM1RBは、3回の図柄変動表示に亘って表示されることとなる。なお、タイマ予告表示TM1RBは、「18:00」のままとされており、カウントダウンは開始されていない。
その後、図313(22)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示される。ここで、変動アイコンh0の表示態様は、消化された保留アイコンh11の表示態様と同じ、サボハニの表示態様とされている。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。なお、タイマ予告表示TM1RBは、まだカウントダウンを開始していない。
図313(23)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図313(24)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾5」が停止表示され、リーチ状態が形成される。すると、図313(25)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に「リーチ」の表示が行われ、リーチ状態となったことが報知される。一方、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。なお、タイマ予告表示TM1RBでは、依然としてカウントダウンを開始しておらず、「18:00」のままとされている。
その後、図313(26)に示す装飾図柄表示装置208では、ノーマルリーチが行われ、中図柄が低速で変動している様子が示されている。なお、タイマ予告表示TM1RBでは、依然としてカウントダウンを開始しておらず、「18:00」のままとされている。
その後、タイマ予告表示TM1RBにおけるタイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始され、図313(27)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TM1RBには、「17:75」が表示されている。
その後、図313(28)に示す装飾図柄表示装置208では、強サボハニ群予告が行われている様子が示されている。このとき、リーチ図柄は左上隅に小さく表示され、変動アイコン表示領域と保留アイコン表示領域が消去される。また、タイマ予告表示TM1RBでは、カウントダウンが継続しており、図313(28)に示すタイミングでは、「14:70」が表示されている。
図313(29)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニ群予告が継続して行われているとともに、ナビキャラクタYMの近傍に「SP発展」の表示が行われ、スーパーリーチに発展することが報知されている。なお、タイマ予告表示TM1RBでは、依然としてカウントダウンが継続しており、図313(29)に示すタイミングでは、「12:90」が表示されている。
続いて、図313(30)に示すように、装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展し、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙する画面が表示される。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「タイマ注目」の文字が表示され、タイマ予告表示TM1RBにおけるカウントダウンに注目することを促している。なお、タイマ予告表示TM1RBでは、依然としてカウントダウンが継続しており、図313(30)に示すタイミングでは、「8:63」が表示されている。
そして、タイマ予告表示TM1RBにおけるタイマ表示が「0:00」となると、図313(31)に示す装飾図柄表示装置208では、強カットイン画像CI1aが表示される。すなわち、この演出例では、タイマ予告表示TM1RBに係るタイマ予告演出が行われた結果行われる或る予告演出が強カットイン画像CI1aとなっている。
その後、図313(32)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪を倒し、勝利した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾5」が表示され、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。なお、タイマ予告表示TM1RBは、カウントダウンが完了したことにより、消去されている。
その後、図313(33)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている様子が示されている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「やったぜ」の文字が表示されており、大当りとなることが報知されている。その後、図313(34)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の大当りの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
このように、この演出例では、タイマ予告演出が行われて強カットイン画像CI1aが表示された場合は、タイマ予告演出が行われて強カットイン画像CI1aが表示されなかった場合よりも、図柄変動表示(当該図柄変動表示)において大当り図柄が確定表示されやすくなっている。
この演出例では、複数のタイマ予告演出が行われ、それぞれ別の或る演出に対応している例について示されている。
図314は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるタイマ予告演出の他の例について段階的に示す図であり、図315は、図314に示す演出の一例の続きを段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図314(1)〜同図(2)は、図308(1)〜同図(2)と同様であるため、説明を省略する。
図314(3)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。この演出例では、フレームインアニメにより、表示画面の右側からタイマ予告表示TM1がフレームインすることにより、タイマ予告演出が開始される。このタイマ予告表示TM1の表示態様は、デフォルトの表示態様である。タイマ予告表示TM1には、「03:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから3秒が経過すると或る予告演出が開始されることを示唆している。
図314(4)に示す装飾図柄表示装置208では、ミニゲームが開始されている様子が示されている。この演出例では、ミニゲームが開始されると、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄は、中央上部に小さく表示され、表示領域の中央の左右には、左宝箱画像BXLと右宝箱画像BXRとが左右に並べて表示され、カーソルCSLが左宝箱画像BXLを囲むようにして表示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「十字キーで選択」の文字が表示され、操作キーユニット137を操作してカーソルCSLを移動させて宝箱を選択するナビ表示が行われている。また、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示は、「03:00」のままとされており、カウントダウンを開始していない。
その後、遊技者により操作キーユニット137の右ボタンが操作されると、図314(5)に示す装飾図柄表示装置208では、左宝箱画像BXLを囲んでいたカーソルCSLが右宝箱画像BXRに移動し、右宝箱画像BXRを囲んでいる様子が示されている。また、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示は、「03:00」のままとされており、カウントダウンを開始していない。
その後、ミニゲームにおける操作キーユニット137の操作有効期間が経過すると、図314(6)に示される装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に「右を開けるぞ」の文字が表示され、右宝箱画像BXRが開ける宝箱として決定されたことが報知されている。また、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示は、「03:00」のままとされており、カウントダウンを開始していない。
すると、図314(7)に示す装飾図柄表示装置208では、ミニゲームの結果演出が開始され、選択された右宝箱画像BXRが中央に移動表示されるとともに、選択されなかった左宝箱画像BXLは消去される。また、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示は、「03:00」のままとされており、カウントダウンを開始していない。
その後、図314(8)に示す装飾図柄表示装置208では、右宝箱画像BXRから姫のキャラクタHMEが出現するとともに「演出発動」の文字が表示され、ミニゲームのミッションが達成された様子が示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「やったぜ」の文字が表示され、これにより、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンが開始されることが報知される。
その後、図314(9)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1においてタイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始される。ここで、図314(9)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TM1RBには、「02:75」が表示されている。
図314(10)に示す装飾図柄表示装置208では、第二の保留アイコンh12において保留変化アニメが開始され、第二の保留アイコンh12の表示態様が変化する可能性があることが報知される。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「保留に注目」の文字が表示され、保留アイコンの表示態様の変化に注目することを促している。なお、タイマ予告表示TM1では、カウントダウンが継続しており、図314(10)に示すタイミングでは、「01:75」が表示されている。
すると、図314(11)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「00:00」となるタイミングで、第二の保留アイコンh12の表示態様がデフォルトの表示態様からボタン保留の表示態様に変化し、先読みの表示態様となる。すなわち、この演出例では、タイマ予告表示TM1によるタイマ予告演出の結果として行われる或る演出として保留アイコンの表示態様の変化の演出が行われている例が示されている。なお、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「00:00」となった後で第二の保留アイコンh12の表示態様がデフォルトの表示態様からボタン保留の表示態様に変化してもよいし、第二の保留アイコンh12の表示態様がデフォルトの表示態様からボタン保留の表示態様に変化した後でタイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「00:00」となってもよいし、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「00:00」となったタイミングで第二の保留アイコンh12の表示態様がデフォルトの表示態様からボタン保留の表示態様に変化してもよい。このように、この演出例では、最初にタイマ予告表示TM1が表示開始され、その後、カウントダウンが開始されない状態でミニゲームが開始される。そして、ミニゲームの結果が成功であった場合には、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンが開始され、その後、カウントダウンが完了した(すなわち、「00:00」となった)タイミングで或る演出としての保留変化演出が行われているということができる。また、各演出の開始順序は、上述したものに限定されず、例えば、ミニゲームが開始された後でタイマ予告表示TM1が表示開始され、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンを開始した後で、ミニゲームの結果を導出し、ミニゲームの結果が成功であった場合には、カウントダウンが完了したタイミングで或る演出が行われるようにしてもよい。
このように、この演出例では、タイマ予告演出が行われて保留アイコンの表示態様の変化の演出が開始された場合は、タイマ予告演出が行われて保留アイコンの表示態様の変化の演出が開始されなかった場合よりも、図柄変動表示(表示態様の変化の対象である保留アイコンに対応する保留に基づく図柄変動表示)において大当り図柄が確定表示されやすくなっている。
図314(12)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1がカウントダウンを完了したことにより消去されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「ボタン保留」の文字が表示され、第二の保留アイコンh12がボタン保留の表示態様に変化したことが報知されている。
その後、左図柄、右図柄、中図柄の順に装飾図柄が順次停止表示し、図314(13)に示すように、「装飾5−装飾7−装飾7」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われる。その後、図314(14)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾7−装飾7」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。なお、ボタン保留の表示態様である第二の保留アイコンh12は、表示態様が変化せず、ボタン保留の表示態様のままとされている。
その後、図314(15)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11,h12の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示され、第二の保留アイコンh12の表示位置にあった保留アイコンが第一の保留アイコンh11の表示位置に移動して第一の保留アイコンh11として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。
図314(16)に示す装飾図柄表示装置208では、表示画面全体を用いてミニゲームが開始されている様子が示されている。具体的には、番長の顔のアイコンとともに「保留変化チャンス」の文字が表示され、あみだくじによるミニゲームが開始されている様子が示されている。そして、番長の顔のアイコンBCHOが、あみだフィールドに登場し、3つの選択肢のうちの真ん中に位置している様子が示されている。また、あみだフィールドの下方には、「選べ」の文字が表示され、操作キーユニット137を操作して番長の顔のアイコンBCHOを3つの選択肢のうちのいずれかを選択することを促している。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「がんばれ」の文字が表示され、遊技者を激励している様子が示されている。
その後、あみだくじによるミニゲームが開始された後で、図314(17)に示す装飾図柄表示装置208では、新たなタイマ予告演出が開始している様子が示されている。この演出例では、フレームインアニメにより、表示画面の右側から新たなタイマ予告表示TM1Nがフレームインすることにより、タイマ予告演出が開始される。このタイマ予告表示TM1Nの表示態様は、デフォルトの表示態様である。タイマ予告表示TM1Nには、「05:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから5秒が経過すると或る予告演出が開始されることを示唆している。
その後、タイマ予告表示TM1Nにおけるタイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始され、図314(18)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TM1Nには、「04:77」が表示されている。
その後、遊技者により操作キーユニット137の右ボタンが操作されると、図314(18)に続く図315(19)に示す装飾図柄表示装置208では、あみだフィールドにおける3つの選択肢のうちの真ん中に位置していた番長の顔のアイコンBCHOが3つの選択肢のうちの右側に移動する。また、タイマ予告表示TM1Nでは、カウントダウンが継続しており、図315(19)に示すタイミングでは、「04:11」が表示されている。
その後、遊技者により操作キーユニット137が操作されて、あみだフィールドにおける3つの選択肢のうちの右側が選択されているときに操作有効期間が経過すると、図315(20)に示すタイミングであみだくじの演出が開始される。このとき、あみだフィールドの3つの終着点には、ボタン保留の操作演出が開始されることとなる「押」と失敗であることを示す「×」の何れかがそれぞれ表示されている。具体的には、3つの終着点のうちの左側の終着点には「押」が表示され、中央の終着点には「×」が表示され、右側の終着点には「押」が表示されている。なお、「押」の表示数は1つである場合があってもよいし、全ての終着点に「押」が表示される場合があってもよい。なお、このときも、タイマ予告表示TM1Nでは、カウントダウンが継続しており、図315(20)に示すタイミングでは、「03:88」が表示されている。
その後、番長の顔のアイコンBCHOがあみだくじのルールに沿って線上を移動し、図315(21)に示すように、装飾図柄表示装置208では、番長の顔のアイコンBCHOが3つの終着点のうちの左側の終着点に到達した様子が示されている。すなわち、あみだくじによるミニゲームの結果が導出された様子が示されている。この演出例では、番長の顔のアイコンBCHOが「押」が表示されている右側の終着点に到達している様子が示されており、ミッションに成功し、ボタン保留の操作演出が開始されることが確定したことが報知されている。また、タイマ予告表示TM1Nでは、依然としてカウントダウンが継続しており、図315(21)に示すタイミングでは、「00:75」が表示されている。
図315(22)に示すように、ミニゲームの結果を受けて、タイマ予告表示TM1Nにおけるタイマ表示が「00:00」となるタイミングで、ボタン保留の表示態様の第一の保留アイコンh11に「押」の文字が付加され、ボタン保留の操作演出が開始されることが報知されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「よっしゃぁ」の文字が表示され、遊技者を祝福している。なお、タイマ予告表示TM1Nにおけるタイマ表示が「00:00」となった後で第一の保留アイコンh11に「押」の文字が付加されてもよいし、第一の保留アイコンh11に「押」の文字が付加された後でタイマ予告表示TM1Nにおけるタイマ表示が「00:00」となってもよいし、タイマ予告表示TM1Nにおけるタイマ表示が「00:00」となったタイミングで第一の保留アイコンh11に「押」の文字が付加されるようにしてもよい。このように、この演出例では、複数回のタイマ予告演出を行い、その結果として行われる或る予告演出がそれぞれ同じ保留アイコンに対して行われている様子が示されている。
図315(23)では、タイマ予告表示TM1Nにおけるタイマ表示が「00:00」になったことでボタン保留の操作演出に係る操作有効期間が開始されている様子が示されており、装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1Nは消去されず、「ボタン押すと保留変化」の文字が表示され、遊技の説明が行われている。
その後、演出ボタン136が操作されると、図315(24)に示すように、装飾図柄表示装置208では、第一の保留アイコンh11の表示態様がボタン保留の表示態様からサボハニの表示態様に変化し、また、タイマ予告表示TM1Nでは、「激アツ保留」の文字が表示され、第一の保留アイコンh11が高信頼度の表示態様となったことが報知されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「次熱いぜ」の文字が表示され、次回の図柄変動表示において大当りとなる期待度が高いことが示唆されている。
このように、この演出例では、タイマ予告演出が行われてボタン保留の操作演出が開始された場合は、タイマ予告演出が行われてボタン保留の操作演出が開始されなかった場合よりも、図柄変動表示(ボタン保留の保留アイコンに対応する保留に基づく図柄変動表示)において大当り図柄が確定表示されやすくなっている。
その後、左図柄、右図柄、中図柄の順に装飾図柄が順次停止表示し、図315(25)に示すように、「装飾5−装飾7−装飾7」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われる。このとき、タイマ予告表示TM1Nは消去されている。その後、図315(26)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾7−装飾7」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
図316は、図314(18)から続く演出の別の例について段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。
図314(18)に続く図316(19a)に示す装飾図柄表示装置208では、番長の顔のアイコンBCHOが、あみだフィールドにおける3つの選択肢のうちの右側に位置している様子が示されている。また、タイマ予告表示TM1Nでは、カウントダウンが継続しており、図316(19a)に示すタイミングでは、「04:11」が表示されている。
その後、遊技者により操作キーユニット137が操作されて、あみだフィールドにおける3つの選択肢のうちの右側が選択されているときに操作有効期間が経過すると、図316(20a)に示すタイミングであみだくじの演出が開始される。このとき、3つの終着点のうちの左側の終着点には「×」が表示され、中央の終着点には「×」が表示され、右側の終着点には「押」が表示されている。なお、このときも、タイマ予告表示TM1Nでは、カウントダウンが継続しており、図316(20a)に示すタイミングでは、「03:88」が表示されている。
その後、番長の顔のアイコンBCHOがあみだくじのルールに沿って線上を移動し、図316(21a)に示すように、装飾図柄表示装置208では、番長の顔のアイコンBCHOが3つの終着点のうちの左側の終着点に到達した様子が示されている。すなわち、あみだくじによるミニゲームの結果が導出された様子が示されている。この演出例では、番長の顔のアイコンBCHOが「×」が表示されている右側の終着点に到達している様子が示されており、ミッションに失敗し、ボタン保留の操作演出が開始されないことが報知される。また、タイマ予告表示TM1Nでは、依然としてカウントダウンが継続しており、図316(21a)に示すタイミングでは、「00:75」が表示されている。
図316(22a)に示すように、ミニゲームの結果を受けて、装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1Nにおけるカウントダウンの表示中に消失アニメが開始され、タイマ予告表示TM1Nが消去される様子が示されている。これに応じて、ナビキャラクタYMの近傍には「残念」の文字が表示され、タイマ予告演出が行われた結果としてのボタン保留の操作演出が行われないことが報知される。すなわち、タイマ予告表示TM1Nにおけるタイマ表示のカウントダウンの結果、ボタン保留の操作演出が行われるという予告が偽(ガセ)の予告であったことが報知される。換言すれば、タイマ予告表示TM1Nが「00:00」となる前にカウントダウンの途中で消去されて、或る演出(ボタン保留の操作演出)が行われなかった様子が示されているということができる。
図316(23a)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1Nが完全に消去された様子が示されている。
その後、図316(24a)に示す装飾図柄表示装置208では、第一の保留アイコンh11において保留変化アニメが開始され、第一の保留アイコンh11の表示態様が変化することが報知される。
すると、図316(25a)に示すように、装飾図柄表示装置208では、第一の保留アイコンh11の表示態様がボタン保留の表示態様からデフォルトの表示態様に変化する様子が示されている。すなわち、この演出例では、ミニゲームに失敗したため、ボタン保留の操作演出が行われず、不発に終わったことが示されている。なお、ボタン保留の操作演出が行われず、不発に終わった場合には、当該ボタン保留の対象の保留に基づく図柄変動表示においてハズレとなりやすいが、大当りとなる場合があってもよい。
その後、左図柄、右図柄、中図柄の順に装飾図柄が順次停止表示し、図316(26a)に示すように、「装飾5−装飾7−装飾7」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われる。その後、図316(27a)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾7−装飾7」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
図317は、図314〜図315に示すタイマ予告演出の別の例について段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図317(1)〜同図(7)は、図314(1)〜同図(7)と同様であるため、説明を省略する。
図317(8)に示す装飾図柄表示装置208では、右宝箱画像BXRから婆のキャラクタBBAが出現するとともに「うひひ」の文字が表示され、ミニゲームのミッションに失敗した様子が示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「残念」の文字が表示され、これにより、タイマ予告表示TM1に係るタイマ予告演出が、偽のタイマ予告演出であったことが報知される。なお、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示は、「03:00」のままとされており、カウントダウンは依然として開始されていない。
図317(9)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1において消失アニメが開始され、タイマ予告表示TM1が消去される様子が示されている。すなわち、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンの結果、或る予告演出が行われるという予告が偽(ガセ)の予告であったことが報知される。換言すれば、タイマ予告表示TM1が表示されるが、カウントダウンが開始される前に消去されて、或る演出が行われなかった様子が示されているということができる。
図317(10)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1が完全に消去された様子が示されている。
その後、左図柄、右図柄、中図柄の順に装飾図柄が順次停止表示し、図317(11)に示すように、「装飾5−装飾7−装飾7」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われる。その後、図317(12)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾7−装飾7」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
その後、図317(13)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11,h12の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示され、第二の保留アイコンh12の表示位置にあった保留アイコンが第一の保留アイコンh11の表示位置に移動して第一の保留アイコンh11として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。
図317(14)に示す装飾図柄表示装置208では、第一の保留アイコンh11において保留変化アニメが開始され、第一の保留アイコンh11の表示態様が変化する可能性があることが報知される。
すると、図317(15)に示すように、第一の保留アイコンh11の表示態様がデフォルトの表示態様からサボハニの表示態様に変化し、先読みの表示態様となる。この演出例では、ミニゲームの結果が失敗であり、タイマ予告演出によって或る予告演出としての保留アイコンの表示態様の変化が行われなかったが、タイマ予告演出によらずに保留アイコンの表示態様の変化が行われており、ミニゲームの結果が失敗であっても、演出の結果(保留アイコンがサボハニの保留アイコンに変化する)が同じとなる場合がある。この場合は、図314〜図315に示して上述したように、ミニゲームに成功した結果として保留アイコンの表示態様が変化した場合の方が、図317に示して上述したように、ミニゲームに失敗したが保留アイコンの表示態様が変化した場合よりも、大当りとなりやすいようにしているが、これに限定されないことはいうまでもない。
その後、左図柄、右図柄、中図柄の順に装飾図柄が順次停止表示し、図317(16)に示すように、「装飾5−装飾7−装飾7」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われる。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「次熱いぜ」の文字が表示され、次に行われる図柄変動表示において大当りとなる可能性が高いことが示唆されている。その後、図317(17)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾7−装飾7」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
図318は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるタイマ予告演出の他の例について段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図318(1)〜同図(2)は、図308(1)〜同図(2)と同様であるため、説明を省略する。
図318(3)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。この演出例では、フレームインアニメにより、表示画面の右側からタイマ予告表示TM1がフレームインすることにより、タイマ予告演出が開始される。このタイマ予告表示TM1の表示態様は、デフォルトの表示態様である。タイマ予告表示TM1には、「03:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから3秒が経過すると或る予告演出が開始されることを示唆している。
図318(4)に示す装飾図柄表示装置208では、ミニゲームが開始されている様子が示されている。この演出例では、ミニゲームが開始されると、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄は、中央上部に小さく表示され、番長のキャラクタが登場するとともに、サイコロの「1」の出目を示す表示と「が出れば保留変化」という表示が行われ、ミニゲームが開始された後でサイコロの「1」の出目が停止表示すると保留アイコンの表示態様が変化することが予告されている。なお、このミニゲームでは、演出ボタン136による操作が行われることなく結果が導出されるようになっている。
図318(5)に示す装飾図柄表示装置208では、サイコロの図柄が変動表示を開始している様子が示されている。
その後、図318(6)に示すように、装飾図柄表示装置208では、サイコロの図柄が「3」の出目を示す態様で停止表示し、ミッション達成の出目とならなかったことが示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「残念」の文字が表示され、ミニゲームに失敗したことが報知されている。すなわち、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンの結果、或る予告演出が行われるという予告が偽(ガセ)の予告であったことが報知される。換言すれば、タイマ予告表示TM1がカウントダウンを開始する前に消去されて、或る演出が行われなかった様子が示されているということができる。
その後、図318(7)に示すように、ミニゲームの結果を受けて、装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1の消失アニメが開始され、タイマ予告表示TM1が消去される様子が示されている。
図318(8)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1Nが完全に消去された様子が示されている。
その後、左図柄、右図柄、中図柄の順に装飾図柄が順次停止表示し、図318(9)に示すように、「装飾5−装飾7−装飾7」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われる。その後、図318(10)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾7−装飾7」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
なお、この演出例では、ミニゲームにおいて演出ボタン136の操作を行うことなく結果が導出するようにしたが、ミニゲームにおいて演出ボタン136の操作により結果が導出する場合があってもよく、この場合、ミニゲームにおいて演出ボタン136の操作により結果が導出される場合の方が、ミニゲームにおいて演出ボタン136の操作を行うことなく結果が導出される場合よりも、或る予告演出が行われる可能性が高いようにしてもよいし、また、大当りの信頼度が高くてもよい。
図319は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるタイマ予告演出の他の例について段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。
図319(1)に示す装飾図柄表示装置208には、「装飾2−装飾5−装飾7」の装飾図柄の組み合わせが停止表示されている。また、装飾図柄表示装置208の表示画面の右上隅部には第2保留数表示が表示されている。また、装飾図柄表示装置208の下方右側には、ナビキャラクタYMが表示されている。なお、図319(1)に示されるタイミングでは、図柄が停止表示されているため、変動アイコンh0は表示されていない。さらに、図319に示す制御状態(遊技状態)は、特図低確率普図低確率状態である。この非電サポ状態における装飾図柄表示装置208の下方左側では、特図1の保留アイコンが表示される。装飾図柄表示装置208の下方左側に形成された保留アイコン表示領域には、特図1の保留を表す保留アイコンが表示されており、保留アイコン表示領域に3つの特図1の保留アイコンh11,h12,h13が表示されている。これら3つの特図1の保留アイコンh11〜h13はいずれも、デフォルトの表示態様で表示されている。また、この演出例では、4ケタの7セグからなる7セグ表示装置SEGが示されている。この7セグ表示装置SEGは、各セグメント毎にフルカラーLEDが設けられており、各セグメント毎にフルカラーにて発光可能に構成されている。また、7セグ表示装置SEGは、例えば、前面枠扉106に設けられているが、球貯留皿付扉108や遊技盤200に設けられてもよい。なお、図319(1)に示すタイミングでは、7セグ表示装置SEGは、消灯状態とされている。
図319(2)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11〜h13の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示され、第二の保留アイコンh12及び第三の保留アイコンh13が、第一の保留アイコンh11の表示位置及び第二の保留アイコンh12の表示位置にそれぞれ移動して、第一の保留アイコンh11及び第二の保留アイコンh12として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。
図319(3)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。この演出例では、フレームインアニメにより、表示画面の右側からタイマ予告表示TM1がフレームインすることにより、タイマ予告演出が開始される。このタイマ予告表示TM1の表示態様は、デフォルトの表示態様である。タイマ予告表示TM1には、「03:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから3秒が経過すると或る予告演出が開始されることを示唆している。また、7セグ表示装置SEGにおいてもタイマ予告表示が開始されており、白色の発光態様で「0300」が表示されている。
図319(4)に示す装飾図柄表示装置208では、ミニゲームが開始されている様子が示されている。この演出例では、ミニゲームが開始されると、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄は、中央上部に小さく表示され、表示領域の中央の左右には、左宝箱画像BXLと右宝箱画像BXRとが左右に並べて表示され、カーソルCSLが左宝箱画像BXLを囲むようにして表示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「十字キーで選択」の文字が表示され、操作キーユニット137を操作してカーソルCSLを移動させて宝箱を選択するナビ表示が行われている。また、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示、及び、7セグ表示装置SEGにおけるタイマ表示は、いずれも「03:00」のままとされており、カウントダウンを開始していない。
その後、遊技者により操作キーユニット137の右ボタンが操作されると、図319(5)に示す装飾図柄表示装置208では、左宝箱画像BXLを囲んでいたカーソルCSLが右宝箱画像BXRに移動し、右宝箱画像BXRを囲んでいる様子が示されている。また、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示、及び、7セグ表示装置SEGにおけるタイマ表示は、いずれも「03:00」のままとされており、カウントダウンを開始していない。
その後、ミニゲームにおける操作キーユニット137の操作有効期間が経過すると、図319(6)に示される装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に「右を開けるぞ」の文字が表示され、右宝箱画像BXRが開ける宝箱として決定されたことが報知されている。また、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示、及び、7セグ表示装置SEGにおけるタイマ表示は、いずれも「03:00」のままとされており、カウントダウンを開始していない。
すると、図319(7)に示す装飾図柄表示装置208では、ミニゲームの結果演出が開始され、選択された右宝箱画像BXRが中央に移動表示されるとともに、選択されなかった左宝箱画像BXLは消去される。また、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示、及び、7セグ表示装置SEGにおけるタイマ表示は、いずれも「03:00」のままとされており、カウントダウンを開始していない。
その後、図319(8)に示す装飾図柄表示装置208では、右宝箱画像BXRから姫のキャラクタHMEが出現するとともに「演出発動」の文字が表示され、ミニゲームのミッションが達成された様子が示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「やったぜ」の文字が表示され、これにより、タイマ予告表示TM1及び7セグ表示装置SEGにおけるタイマ表示のカウントダウンが開始されることが報知される。
その後、図319(9)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1においてタイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始される。また、7セグ表示装置SEGにおけるタイマ表示のカウントダウンも同時に開始される。ここで、図319(9)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TM1には、「02:75」が表示されており、7セグ表示装置SEGには、「0275」が表示されている。このように、この演出例では、複数のデバイスによりそれぞれタイマ予告演出を行う様子が示されている。ここで、複数のデバイスによるタイマ予告演出が同時に行われた場合は、1つのタイマ予告表示によるタイマ予告演出が行われる場合よりも、或る演出が開始されやすくしてもよいし、大当りの信頼度が高いようにしてもよい。
図319(10)に示す装飾図柄表示装置208では、第二の保留アイコンh12において保留変化アニメが開始され、第二の保留アイコンh12の表示態様が変化する可能性があることが報知される。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「保留に注目」の文字が表示され、保留アイコンの表示態様の変化に注目することを促している。なお、タイマ予告表示TM1及び7セグ表示装置SEGでは、それぞれカウントダウンが継続しており、図314(10)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TM1においては「01:75」が表示されており、7セグ表示装置SEGにおいては「0175」が表示されている。
すると、図319(11)に示すように、タイマ予告表示TM1及び7セグ表示装置SEGにおけるタイマ表示が「00:00」となるタイミングで、第二の保留アイコンh12の表示態様がデフォルトの表示態様からボタン保留の表示態様に変化し、先読みの表示態様となる。すなわち、この演出例では、タイマ予告表示TM1及び7セグ表示装置SEGによるタイマ予告演出の結果として行われる或る演出として保留アイコンの表示態様の変化の演出が行われている例が示されている。なお、タイマ予告表示TM1及び7セグ表示装置SEGにおけるタイマ表示が「00:00」となった後で第二の保留アイコンh12の表示態様がデフォルトの表示態様からボタン保留の表示態様に変化してもよいし、第二の保留アイコンh12の表示態様がデフォルトの表示態様からボタン保留の表示態様に変化した後でタイマ予告表示TM1及び7セグ表示装置SEGにおけるタイマ表示が「00:00」となってもよいし、タイマ予告表示TM1及び7セグ表示装置SEGにおけるタイマ表示が「00:00」となったタイミングで第二の保留アイコンh12の表示態様がデフォルトの表示態様からボタン保留の表示態様に変化してもよい。この演出例では、装飾図柄表示装置208と7セグ表示装置SEGとで2つのタイマ予告表示を行うようにしたが、装飾図柄表示装置208と7セグ表示装置SEGのいずれか一方でのみタイマ予告表示を行う場合があってもよい。この場合、装飾図柄表示装置208と7セグ表示装置SEGの両方によってタイマ予告表示が行われた場合には、或る予告演出が必ず行われるようにし、装飾図柄表示装置208と7セグ表示装置SEGのうちのいずれか一方でのみタイマ予告表示が行われた場合には、或る予告演出が行われない場合があるようにしてもよい。また、3つ以上の演出表示装置によってタイマ予告表示を表示するようにしてもよく、タイマ予告表示が表示された数が多いほど、大当りの信頼度が高まるようにしてもよい。例えば、タイマ予告表示が1つである場合は、或る予告演出として弱カットイン画像CI1bが表示されやすく、タイマ予告表示が2つである場合は、或る予告演出として強カットイン画像CI1aが表示されやすく、タイマ予告表示が3つ以上である場合は、或る予告演出として最強カットイン画像CI1vが表示されやすいようにしてもよい。
図319(12)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1がカウントダウンを完了したことにより消去され、また、7セグ表示装置SEGにおけるカウントダウンも完了したことにより消灯される。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「ボタン保留」の文字が表示され、第二の保留アイコンh12がボタン保留の表示態様に変化したことが報知されている。
このように、この演出例では、タイマ予告演出が行われて保留アイコンの表示態様の変化の演出が開始された場合は、タイマ予告演出が行われて保留アイコンの表示態様の変化の演出が開始されなかった場合よりも、図柄変動表示(表示態様の変化の対象である保留アイコンに対応する保留に基づく図柄変動表示)において大当り図柄が確定表示されやすくなっている。
図320は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるタイマ予告演出の他の例について段階的に示す図であり、図321は、図320に示す演出の一例の続きを段階的に示す図であり、図322は、図321に示す演出の一例の続きを段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図320(1)〜同図(2)は、図319(1)〜同図(2)と同様であるため、説明を省略する。
図320(3)に示す装飾図柄表示装置208では、フレームインアニメにより、表示画面の右側からタイマ予告表示TM1がフレームインし、タイマ予告演出が開始された後の様子が示されている。このタイマ予告表示TM1の表示態様は、デフォルトの表示態様であり、図320(3)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TM1には、「09:75」が表示されている。この演出例では、タイマ予告表示TM1にセットされた時間は、例えば、「10:00」となっている。また、7セグ表示装置SEGでは、タイマ予告表示が開始されておらず、消灯状態とされている。
図320(4)に示す装飾図柄表示装置208では、ミニゲームが開始されている様子が示されている。この演出例では、ミニゲームが開始されると、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄は、中央上部に小さく表示され、表示領域の中央の左右には、左宝箱画像BXLと右宝箱画像BXRとが左右に並べて表示され、カーソルCSLが左宝箱画像BXLを囲むようにして表示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「十字キーで選択」の文字が表示され、操作キーユニット137を操作してカーソルCSLを移動させて宝箱を選択するナビ表示が行われている。また、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示は、カウントダウンが継続して行われており、図320(4)に示すタイミングでは、「09:50」が表示されている。
その後、遊技者により操作キーユニット137の右ボタンが操作されると、図320(5)に示す装飾図柄表示装置208では、左宝箱画像BXLを囲んでいたカーソルCSLが右宝箱画像BXRに移動し、右宝箱画像BXRを囲んでいる様子が示されている。また、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示は、カウントダウンが継続して行われており、図320(5)に示すタイミングでは、「06:11」が表示されている。このとき、7セグ表示装置SEGにおいてタイマ予告表示が開始されており、赤色の発光態様で「3000」が表示されている。ここで、7セグ表示装置SEGの発光態様が赤色である場合には、白色である場合よりもタイマ予告演出が行われた結果、或る予告演出が開始されやすくなっている。なお、この演出例では、7セグ表示装置SEGによるタイマ予告表示は、先読み予告として機能しており、タイマ予告表示TM1によるタイマ予告表示とは、或る予告演出の対象が異なっている。
その後、ミニゲームにおける操作キーユニット137の操作有効期間が経過すると、図320(6)に示される装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に「右を開けるぞ」の文字が表示され、右宝箱画像BXRが開ける宝箱として決定されたことが報知されている。また、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示は、カウントダウンが継続して行われており、図320(6)に示すタイミングでは、「04:03」が表示されている。一方、7セグ表示装置SEGでは、カウントダウンが開始しておらず、タイマ表示は「3000」が維持されている。
すると、図320(7)に示す装飾図柄表示装置208では、ミニゲームの結果演出が開始され、選択された右宝箱画像BXRが中央に移動表示されるとともに、選択されなかった左宝箱画像BXLは消去される。また、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示は、カウントダウンが継続して行われており、図320(7)に示すタイミングでは、「03:70」が表示されている。一方、7セグ表示装置SEGでは、カウントダウンが開始しておらず、タイマ表示は「3000」が維持されている。
その後、図320(8)に示す装飾図柄表示装置208では、右宝箱画像BXRから姫のキャラクタHMEが出現するとともに「演出発動」の文字が表示され、ミニゲームのミッションが達成された様子が示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「やったぜ」の文字が表示され、これにより、タイマ予告表示TM1によるタイマ予告演出の結果として行われる或る予告演出が開始されることが報知される。なお、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示は、カウントダウンが継続して行われており、図320(8)に示すタイミングでは、「03:00」が表示されている。一方、7セグ表示装置SEGでは、カウントダウンが開始しておらず、タイマ表示は「3000」が維持されている。
その後、図320(9)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が引き続き行われている様子が示されている。タイマ予告表示TM1では、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、図320(9)に示すタイミングでは、「02:75」が表示されている。一方、7セグ表示装置SEGでは、カウントダウンが開始しておらず、タイマ表示は「3000」が維持されている。
図320(10)に示す装飾図柄表示装置208では、第一の保留アイコンh11において保留変化アニメが開始され、第一の保留アイコンh11表示態様が変化する可能性があることが報知される。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「保留に注目」の文字が表示され、保留アイコンの表示態様の変化に注目することを促している。なお、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示は、カウントダウンが継続して行われており、図320(10)に示すタイミングでは、「01:75」が表示されている。一方、7セグ表示装置SEGでは、カウントダウンが開始しておらず、タイマ表示は「3000」が維持されている。
すると、図320(11)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「00:00」となるタイミングで、第一の保留アイコンh11の表示態様がデフォルトの表示態様からサボハニの表示態様に変化し、先読みの表示態様となる。すなわち、この演出例では、タイマ予告表示TM1によるタイマ予告演出の結果として行われる或る演出として保留アイコンの表示態様の変化の演出が行われている例が示されている。
このように、この演出例では、タイマ予告演出が行われて保留アイコンの表示態様の変化の演出が開始された場合は、タイマ予告演出が行われて保留アイコンの表示態様の変化の演出が開始されなかった場合よりも、図柄変動表示(表示態様の変化の対象である保留アイコンに対応する保留に基づく図柄変動表示)において大当り図柄が確定表示されやすくなっている。
図320(12)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1がカウントダウンを完了したことにより消去される。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「熱い」の文字が表示され、次に行われる図柄変動表示において大当りとなる可能性が高いことが示唆されている。
その後、左図柄、右図柄、中図柄の順に装飾図柄が順次停止表示し、図320(12)に続く図321(13)に示すように、「装飾5−装飾7−装飾7」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われる。その後、図321(14)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾7−装飾7」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、ナビキャラクタYMの近傍に表示されていた文字の表示や変動アイコンh0も消去される。なお、7セグ表示装置SEGでは、依然としてカウントダウンが開始しておらず、タイマ表示は「3000」が維持されている。
その後、図321(15)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11,h12の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示され、第二の保留アイコンh12の表示位置にあった保留アイコンが第一の保留アイコンh11の表示位置に移動して第一の保留アイコンh11として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。なお、7セグ表示装置SEGでは、依然としてカウントダウンが開始しておらず、タイマ表示は「3000」が維持されている。
その後、7セグ表示装置SEGにおけるタイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始され、図321(16)に示すタイミングでは、7セグ表示装置SEGにおけるタイマ表示は、「2978」が表示されている。
図321(17)に示す装飾図柄表示装置208では、ミニゲームが開始されている様子が示されている。ミニゲームが開始されると、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄は、中央上部に小さく表示される。具体的には、番長の顔のアイコンとともに「強カットインチャンス」の文字が表示され、あみだくじによるミニゲームが開始されている様子が示されている。そして、番長の顔のアイコンBCHOが、あみだフィールドに登場し、3つの選択肢のうちの右側に位置している様子が示されている。また、あみだフィールドの下方には、「選べ」の文字が表示され、操作キーユニット137を操作して番長の顔のアイコンBCHOを3つの選択肢のうちのいずれかを選択することを促している。なお、7セグ表示装置SEGにおけるタイマ表示は、カウントダウンが継続して行われており、図321(17)に示すタイミングでは、「2833」が表示されている。
その後、遊技者により操作キーユニット137の右ボタンが操作されると、図321(18)に示す装飾図柄表示装置208では、あみだフィールドにおける3つの選択肢のうちの右側に位置していた番長の顔のアイコンBCHOが3つの選択肢のうちの左側に移動する。なお、7セグ表示装置SEGにおけるタイマ表示は、カウントダウンが継続して行われており、図321(18)に示すタイミングでは、「2580」が表示されている。
その後、遊技者により操作キーユニット137が操作されて、あみだフィールドにおける3つの選択肢のうちの左側が選択されているときに操作有効期間が経過すると、あみだくじの演出が開始される。このとき、あみだフィールドの3つの終着点には、成功であることを示す「○」と失敗であることを示す「×」の何れかがそれぞれ表示されている。具体的には、3つの終着点のうちの左側の終着点には「×」が表示され、中央の終着点には「×」が表示され、右側の終着点には「○」が表示されている。なお、「○」の表示数は2以上である場合があってもよいし、全ての終着点に「○」が表示される場合があってもよい。その後、図321(19)に示すように、装飾図柄表示装置208では、番長の顔のアイコンBCHOがあみだくじのルールに沿って線上を移動している様子が示されている。なお、依然として7セグ表示装置SEGにおけるタイマ表示は、カウントダウンが継続して行われており、図321(19)に示すタイミングでは、「2411」が表示されている。
図321(20)に示す装飾図柄表示装置208では、番長の顔のアイコンBCHOが3つの終着点のうちの右側の終着点に到達した様子が示されている。すなわち、あみだくじによるミニゲームの結果が導出された様子が示されている。この演出例では、番長の顔のアイコンBCHOが「○」が表示されている右側の終着点に到達するとともに、ナビキャラクタYMの近傍に、「やったぜ」の文字が表示され、ミッションに成功し、強カットイン画像CI1aが表示されることが確定したことが報知されている。また、7セグ表示装置SEGにおけるタイマ表示は、カウントダウンが継続して行われており、図321(20)に示すタイミングでは、「2236」が表示されている。
その後、ミニゲームが終了し、図321(21)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が引き続き行われている。また、ナビキャラクタYMの近傍において、「激アツ待機中」の文字が表示され、大当りの信頼度の高い強カットイン画像CI1aが出現することが報知されている。また、7セグ表示装置SEGにおけるタイマ表示は、カウントダウンが継続して行われており、図321(21)に示すタイミングでは、「2185」が表示されている。
その後、左図柄、右図柄の順にそれぞれ「装飾5」が順次停止表示し、リーチ状態が形成されると、図321(22)に示すように、装飾図柄表示装置208では、表示画面の中央下方に「リーチ」の表示が行われ、リーチ状態となったことが報知される。一方、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。なお、7セグ表示装置SEGにおけるタイマ表示は、カウントダウンが継続して行われており、図321(22)に示すタイミングでは、「2005」が表示されている。
その後、図321(23)に示すように、装飾図柄表示装置208では、強サボハニ群予告が行われている様子が示されている。このとき、リーチ図柄が右上隅に小さく表示され、変動アイコン表示領域と保留アイコン表示領域が消去される。また、7セグ表示装置SEGにおけるタイマ表示は、カウントダウンが継続して行われており、図321(23)に示すタイミングでは、「1927」が表示されている。
図321(24)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニ群予告が継続して行われている。また、この演出例では、7セグ表示装置SEGにおけるタイマ表示の表示態様が赤色の表示態様から多色に変化するレインボーの表示態様に変化している。レインボーの表示態様のタイマ表示は、赤色の表示態様のタイマ表示よりも大当り図柄が確定表示されやすくなっており、また、或る演出が開始されやすくなっている。ここで、レインボーの表示態様でタイマ表示が表示された場合は、必ず大当り図柄が確定表示されるようにしてもよいし、必ず或る演出が開始するようにしてもよい。また、7セグ表示装置SEGにおけるタイマ表示は、カウントダウンが継続して行われており、図321(24)に示すタイミングでは、「1737」が表示されている。
続いて、図321(24)に続く図322(25)に示すように、装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展し、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙する画面が表示される。また、7セグ表示装置SEGにおけるタイマ表示は、カウントダウンが継続して行われており、図322(25)に示すタイミングでは、「1010」が表示されている。
図322(26)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタン連打演出が開始されており、ボタン画像136aがデフォルトの態様で表示されている様子が示されている。また、7セグ表示装置SEGにおけるタイマ表示は、カウントダウンが継続して行われており、図322(26)に示すタイミングでは、「0500」が表示されている。その後、演出ボタン136の操作有効期間が開始される。
すると、図322(27)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタン連打演出の実行中に、最強カットイン画像CI1vが表示される。この最強カットイン画像CI1vは、あみだくじによるミニゲームの結果、成功したことに対応して表示されるものであるが、この演出例では、強カットイン画像CI1aよりも有利な最強カットイン画像CI1vが表示されており、大当りの期待感が飛躍的に高まっていることが報知されている。なお、このときも遊技者による演出ボタン136の連打操作が継続して行われている。また、7セグ表示装置SEGにおけるタイマ表示は、カウントダウンが継続して行われており、図322(27)に示すタイミングでは、「0200」が表示されている。
その後、7セグ表示装置SEGにおけるタイマ表示が「0000」になるタイミングで、図322(28)に示す装飾図柄表示装置208では、服が破けた番長のキャラクタが、「プレミアだ」の文字とともに登場し、プレミア予告が行われている様子が示されている。これにより、遊技者に大当りが確定していることを報知している。このように、この演出例では、装飾図柄表示装置208において表示されたタイマ予告表示TM1によるタイマ予告演出と7セグ表示装置SEGによるタイマ予告演出とで、それぞれ対象とされる或る予告演出が異なっている様子が示されている。また、この演出例では、タイマ予告表示TM1によるタイマ予告演出は、開始から終了まで、1回の図柄変動表示において行われたが、7セグ表示装置SEGによるタイマ予告演出は、2回の図柄変動表示に跨って行わていることが示されている。なお、タイマ予告表示TM1によるタイマ予告演出と、7セグ表示装置SEGによるタイマ予告演出とで、対象とする図柄変動表示が異なってもよい。また、タイマ予告演出が、大当り遊技と大当り遊技の終了後に行われる図柄変動表示に跨って行われてもよい。また、この演出例では、7セグ表示装置SEGによるタイマ予告演出が行われた結果、或る予告演出としてのプレミア予告が行われたが、或る予告演出ではない大当りの信頼度が低い予告が行われる偽のタイマ予告演出が行われるようにしてもよい。また、或る予告演出が行われない偽のタイマ予告演出が行われるようにしてもよい。
このように、この演出例では、タイマ予告演出が行われてプレミア予告が行われた場合は、タイマ予告演出が行われてプレミア予告が行われなかった場合よりも、図柄変動表示(当該図柄変動表示)において大当り図柄が確定表示されやすくなっている。
その後、図322(29)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪を倒し、勝利した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾5」が表示され、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。このとき、7セグ表示装置SEGでは、大当りとなったことを祝福するため、全てのセグメントを使用して多色表示(レインボー表示)が行われている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「プレミア出現」の文字が表示され、プレミア予告が行われたことを報知している。
その後、図322(30)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている様子が示されている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「やったぜ」の文字が表示されており、大当りとなることが報知されている。その後、図322(31)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の大当りの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去され、7セグ表示装置SEGも消灯とされる。
図323は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行される大当り遊技における演出の一例について段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。
図323(1)に示す演出例は、例えば、図322(31)に続く演出例であり、装飾図柄表示装置208では、引き続き「装飾5−装飾5−装飾5」の大当りの装飾図柄の組合せで確定表示された様子が示されている。
図323(2)に示す装飾図柄表示装置208では、大当り遊技が開始され、大当り開始演出が行われている様子が示されている。具体的には、装飾図柄表示装置208では、大当り図柄である「装飾5」が表示画面の左上隅部に表示され、表示画面の中央では扇を持ったコパンダのキャラクタが大当りを祝福している様子が示されている。また、7セグ表示装置SEGでは、大当り遊技における装飾効果を向上させるため、全てのセグメントを使用して多色表示(レインボー表示)が行われている。なお、このときに、7セグ表示装置SEGによる特別な演出表示が行われてもよく、例えば、「7777」を表示したり、語呂合わせの数字列を表示したりしてもよい。このような表示を行って、例えば、保留内に大当りが発生する保留連荘を予告したり、大当り遊技終了後は確変状態となることを予告したりするようにしてもよい。
図323(3)に示す装飾図柄表示装置208では、3ラウンド目が開始された様子が示されている。そして、コパンダのキャラクタの右側には、「LED注目」の文字が表示され、予告演出が行われることが示唆されている。
すると、図323(4)では、7セグ表示装置SEGが前消灯し、その後、図323(5)に示すように、「ボタン連打で服を破れ」の文字の表示とともに番長のキャラクタが登場し、ミニゲームが開始される。このミニゲームでは、大当り遊技後の遊技状態に応じた結果が表示可能とされており、大当り遊技後の遊技状態が確変状態(特図高確率普図高確率状態)となる場合には、演出ボタン136を連打した結果、番長の服が破けることによりミニゲームが成功する演出が行われる場合がある。また、ミニゲームが開始されると、7セグ表示装置SEGにおいてタイマが表示され、ボタン連打演出を受け付ける操作有効期間が表示される。この演出例では、ミニゲームが開始されると、「1000」が表示され、カウントダウン(操作有効期間)が開始してから10秒間の演出ボタン136の連打を受け付けることができることが報知される。このタイマ表示は、4ラウンド目に移行して操作有効期間が開始すると、カウントダウンが開始される。なお、7セグ表示装置SEGにおけるタイマ表示の表示態様は、白色で発光する態様としているが、他の色で発光する態様であってもよく、例えば、発光色によりミニゲームに成功する信頼度が異なるようにしてもよい。また、例えば、操作有効期間に対応する10秒を示す「1000」ではなく、他の時間を示すタイマ表示(例えば、「9999」や「7777」等の特定の数字の組み合わせの表示)が行われることで、ミニゲームに必ず成功するプレミア予告が行われてもよい。
図323(6)に示す装飾図柄表示装置208では、4ラウンド目に移行している様子が示されている。4ラウンド目に移行すると、装飾図柄表示装置208では、ボタン画像136aとともに「連打」の文字が表示され、演出ボタン136の連打を促している。また、演出ボタン136の連打操作を受け付ける操作有効期間が開始され、7セグ表示装置SEGにおけるタイマ表示のカウントダウン(タイマ減算)が開始される。なお、図323(6)に示すタイミングでは、「0800」が表示されており、操作有効期間が開始されてから2秒が経過した様子が示されている。このように、この演出例では、このタイマ表示は、タイマ予告演出として機能する場合があり、タイマ予告演出とミニゲームが同時に開始されていることが示されている。なお、タイマ予告演出とミニゲームとが同時に開始されなくてもよい。
図323(7)では、遊技者による演出ボタン136の連打操作が引き続き行われている様子が示されている。このとき、7セグ表示装置SEGにおけるタイマ表示は、「0500」とされており、操作有効期間の残り時間が5秒であることが報知されている。
図323(8)に示す装飾図柄表示装置208では、「残念」「次回時短」の文字が表示され、ミニゲームに失敗した様子が示されている。これにより、当該大当り遊技の終了後は、確変状態に移行せず時短状態(特図低確率普図高確率状態)に移行することが報知されている。
図323(5a)〜同図(8a)は、図323(4)に続く別の演出例を示している。図323(5a)に示す装飾図柄表示装置208では、上述したミニゲームが開始されている様子が示されている。この演出例では、表示画面の右下隅部に姫のキャラクタHMEが表示されており、ミニゲームに成功する可能性が高いことが報知されている。また、ミニゲームが開始されると、7セグ表示装置SEGにおいてタイマ(「1000」)が表示され、ボタン連打演出を受け付ける操作有効期間が表示される。その後は、図323(6a)〜同図(7a)に示す演出が行われる。なお、図323(6a)〜同図(7a)は、図323(6)〜同図(7)と同様であるので、説明を省略する。
図323(8a)に示す装飾図柄表示装置208では、番長のキャラクタの服が破けるとともに、「番長覚醒」「次回確変」の文字が表示され、ミニゲームに成功した様子が示されている。これにより、当該大当り遊技の終了後は、確変状態に移行することが報知されている。
図324は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるタイマ予告演出においてエラー表示が表示された場合の表示例について段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。
図324(1)に示す装飾図柄表示装置208には、「装飾2−装飾5−装飾7」の装飾図柄の組み合わせが停止表示されている。また、装飾図柄表示装置208の表示画面の右上隅部には第2保留数表示が表示されている。また、装飾図柄表示装置208の下方右側には、ナビキャラクタYMが表示されている。なお、図324(1)に示されるタイミングでは、図柄が停止表示されているため、変動アイコンh0は表示されていない。
さらに、図324に示す制御状態(遊技状態)は、特図低確率普図低確率状態であり、装飾図柄表示装置208の下方左側に形成された保留アイコン表示領域には、特図1の保留を表す保留アイコンが表示される。保留アイコン表示領域には、2つの特図1の保留アイコンh11,h12が表示されており、これら2つの特図1の保留アイコンh11,h12はいずれも、デフォルトの表示態様(丸形の無模様かつ白色の表示態様)で表示されている。一方、特図2の保留アイコンは一つも表示されていない。
また、この演出例では、装飾図柄表示装置208の表示画面の中央上方に、「球を抜いてください」のエラー表示(下皿満タンエラー表示ERR1)が行われており、下皿満タンエラーが発生していることが報知されている。このようなエラーは、遊技を継続可能なものであるから、本実施形態では、エラー報知を行いつつも、遊技を継続させるようにしている。なお、エラー報知の対象となっているエラーの解消を検出した場合(例えば、下皿満タン検出スイッチがオフとなって下皿満タンエラーが解消した場合等)には、下皿満タンエラー表示ERR1は消去される。
図324(2)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11〜h12の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が、装飾図柄表示装置208の中央下部に形成された変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示され、第二の保留アイコンh12が第一の保留アイコンh11の表示位置に移動して、第一の保留アイコンh11として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。また、図324(2)に示すタイミングでは、下皿満タンエラーは解消しておらず、下皿満タンエラー表示ERR1は引き続き表示されている。
図324(3)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。具体的には、例えば、フレームインアニメにより、表示画面の右側からタイマ予告表示TM1がフレームインすることにより、タイマ予告演出が開始される。このタイマ予告表示TM1の表示態様は、デフォルトの表示態様である。タイマ予告表示TM1には、「05:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから5秒が経過すると或る予告演出が開始されることを示唆している。また、図324(3)に示すタイミングでは、下皿満タンエラーは依然として解消しておらず、下皿満タンエラー表示ERR1は引き続き表示されている。このとき、タイマ予告表示TM1が下皿満タンエラー表示ERR1によってオーバーラップされており、タイマ予告表示TM1の視認性が低下している。そのため、遊技者は、この表示状態を見て、下皿の球抜きを急ぐ場合がある。
その後、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始され、図324(4)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TM1には、「04:25」が表示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「疑似連かも」の文字が表示され、タイマ予告表示TMにおけるタイマ表示のカウントダウンが行われた結果、疑似連が行われる可能性があることが示唆されている。なお、図324(4)に示すタイミングでも、下皿満タンエラーは依然として解消しておらず、下皿満タンエラー表示ERR1は表示されており、タイマ予告表示TM1が下皿満タンエラー表示ERR1によってオーバーラップされている。
図324(5)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、タイマ予告表示TM1では、カウントダウンが継続しており、図324(5)に示すタイミングでは、「03:96」が表示されている。また、図324(5)に示すタイミングでも、下皿満タンエラーは依然として解消しておらず、下皿満タンエラー表示ERR1は表示されており、タイマ予告表示TM1が下皿満タンエラー表示ERR1によってオーバーラップされている。
図324(6)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾6」が停止表示される。なお、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、タイマ予告表示TM1では、カウントダウンが継続しており、図274(6)に示すタイミングでは、「01:73」が表示されている。なお、図324(6)に示すタイミングでは、遊技者により下皿の球抜きが行われたため、下皿満タンエラーが解消し、下皿満タンエラー表示ERR1は消去されている。その後、図324(7)〜同図(12)に示す演出が行われる。なお、図324(7)〜同図(12)に示す演出は、図274(7)〜同図(12)に示す演出を同じであるので、説明を省略する。
なお、以上説明したタイマ予告演出では、タイマ表示のカウントダウンにより或る演出が行われるまでの時間を表示するようにしたが、例えば、タイマ予告演出を行う場合に、タイマ予告表示におけるタイマ表示を「00:00」から開始させ、例えば、「「03:00」になると保留変化かも」や「「25:00」になると強カットイン発生」のような表示を行い、タイマ表示をカウントアップして指定された時間となった場合に或る演出が行われるように構成されてもよい。
また、以上説明したタイマ予告演出では、或る演出として、保留変化演出、疑似連演出、カットイン画像の表示、大当り確定報知を例として説明したが、これに限定されず、例えば、先読みモード等の特定のゾーンに突入する演出、ムービー挿入、次回予告演出等であってもよい。
また、以上説明したタイマ予告演出では、タイマ予告表示の色を変化することにより大当りの期待度が変化するようにしており、この場合に、例えば、赤>緑>黄>青>白の順で期待度が高く、また、タイマ予告表示の色が黄色以上である場合に、或る演出の開始が確定されるようにしてもよい。また、7セグ表示装置SEG等の装飾図柄表示装置208以外のデバイスで実行される場合には、或る予告演出が必ず行われるようにしてもよい。この場合、例えば、装飾図柄表示装置208に表示されたタイマ予告表示の色が青で7セグ表示装置SEGの発光色が白色である場合には、青<白の関係で大当りの期待度を持たせてもよいし、装飾図柄表示装置208におけるタイマ予告表示の色が赤であり、7セグ表示装置SEGの発光色が赤である場合には、7セグ表示装置SEGの発光色の方が大当りの信頼度を高くしてもよい。
また、例えば、装飾図柄表示装置208におけるタイマ予告表示の色が白で、7セグ表示装置SEGの発光色が黄色の場合は、7セグ表示装置SEGの発光色が赤の場合よりも大当り図柄が確定表示されやすい等、装飾図柄表示装置208におけるタイマ予告表示の色と、7セグ表示装置SEGの発光色の組み合わせで大当りの信頼度が飛躍的に向上するものがあってもよい。また、装飾図柄表示装置208におけるタイマ予告表示の色と、7セグ表示装置SEGの発光色とでそれぞれランク付けをし、ランクの和を比較して大当り信頼度が決まるようにしてもよく、例えば、白のランクが1で、黄色のランクが3で、赤のランクが5である場合、装飾図柄表示装置208におけるタイマ予告表示の色が白で、7セグ表示装置SEGの発光色が黄色の場合(前者)よりも、装飾図柄表示装置208においてはタイマ予告表示が行われておらず、7セグ表示装置SEGでのみタイマ表示が行われ、その発光色が赤の場合(後者)では、後者の方が大当りの信頼度が高いようにしてもよい。
次に、図325を参照して、タイマ予告演出が開始したときに表示されるタイマ予告表示の表示態様の一例について説明する。ここで、図325は、タイマ予告表示の表示態様について説明する図である。
図325(a)は、タイマ予告演出が開始されたときにタイマ予告表示TM1のタイマ表示として「7:77」が表示された例を示している。このタイマ表示は、大当りの装飾図柄の組み合わせである「装飾7−装飾7−装飾7」を連想させるタイマ表示であり、図325(a)に示すタイマ予告表示TM1がタイマ予告演出が開始されたときに表示された場合には、プレミアタイマ表示として、大当り確定となる予告として用いることができる。また、図325(a)に示すタイマ予告表示TM1が表示された場合には、「装飾7−装飾7−装飾7」の大当りの装飾図柄の組み合わせが導出される予告として表示されてもよいし、また、このタイマ予告表示TM1が表示された場合には、大当り遊技の終了後に確変に移行することが確定される予告や、保留連荘が発生することの予告として用いてもよい。
図325(b)は、タイマ予告演出が開始されたときにタイマ予告表示TM1のタイマ表示として「99:99」が表示された例を示している。上述した実施形態では、タイマ予告表示TM1に最初に表示される時間は、図柄の変動時間よりも短い時間とされていたが、図325(b)に示すタイマ予告表示TM1のタイマ表示は、少なくとも、表示が開始された時点から図柄の停止表示までの時間よりも長い時間とされており、変動中ではカウントダウンが完了しないと認識される時間となっている。図325(b)に示すタイマ予告表示TM1がタイマ予告演出が開始されたときに表示された場合には、プレミアタイマ表示として、大当り確定となる予告として用いることができる。また、このタイマ予告表示TM1が表示された場合には、大当り遊技の終了後に確変に移行することが確定される予告や、保留連荘が発生することの予告として用いてもよい。
また、図325(b)に示すタイマ表示は、10進数で表すことができる最大の数値であるが、図325(c)に示すように、16進数で表すことができる最大の数値を表示するようにしてもよい。これによっても、図325(b)に示すタイマ表示と同様の効果を期待できる場合がある。
図325(d)は、タイマ予告演出が開始されたときにタイマ予告表示TM1のタイマ表示として「7:58」が表示された例を示している。このタイマ表示は、愛知県の県庁所在地である「名古屋」の語呂合わせを連想させるタイマ表示であり、図325(d)に示すタイマ予告表示TM1がタイマ予告演出が開始されたときに表示された場合には、プレミアタイマ表示として、大当り確定となる予告として用いることができる。また、このタイマ予告表示TM1が表示された場合には、大当り遊技の終了後に確変に移行することが確定される予告や、保留連荘が発生することの予告として用いてもよい。
また、図325(e)は、日本でもっとも標高の高い山である「富士山」の語呂合わせを連想させるタイマ表示(「2:23」)であり、これによっても、図325(d)に示すタイマ表示と同様の効果を期待できる場合がある。なお、本実施形態では、タイマ予告演出が開始されたときに表示されるタイマ予告表示TM1のタイマ表示は、1秒未満の桁については、全て「0」が表示されているが、上記のプレミアタイマ表示では、1秒未満の桁についても表示されている点に特徴を有している。なお、プレミアタイマ表示として表示されるタイマ表示は、上記のものに限定されず、種々のものを適宜採用することができる。
図325(f)は、タイマ予告演出が開始されたときにタイマ予告表示TM1のタイマ表示として「あたり」が表示された例を示している。このタイマ表示が表示された場合には、遊技者は、大当り確定であることが容易に認識できる場合がある。図325(f)に示すタイマ予告表示TM1がタイマ予告演出が開始されたときに表示された場合には、プレミアタイマ表示として、大当り確定となる予告として用いることができる。また、このタイマ予告表示TM1が表示された場合には、大当り遊技の終了後に確変に移行することが確定される予告や、保留連荘が発生することの予告として用いてもよい。
図325(g)は、タイマ予告演出が開始されたときや、タイマ予告演出の途中で変更される場合がある表示態様のタイマ予告表示TM1を示している。図325(g)に示すタイマ予告表示TM1の表示態様は、多色に変化しながら表示されるレインボー表示態様であり、このレインボー表示態様でタイマ予告表示TM1が表示された場合には、プレミアタイマ表示として、大当り確定となる予告として用いることができる。また、このタイマ予告表示TM1が表示された場合には、大当り遊技の終了後に確変に移行することが確定される予告や、保留連荘が発生することの予告として用いてもよい。なお、プレミアタイマ表示として採用可能な表示態様はこれに限定されず、適宜の色に設定することができる。
図325(h)は、タイマ予告演出が開始されたときや、タイマ予告演出の途中で表示される場合がある表示態様のタイマ予告表示TM1を示している。図325(h)に示すタイマ予告表示TM1の表示態様は、四隅にサボハニのキャラクタSBHNが付加されてなる表示態様であり、この表示態様でタイマ予告表示TM1が表示された場合には、プレミアタイマ表示として、大当り確定となる予告として用いることができる。なお、付加するキャラクタはこれに限定されず、任意に設定することができる。また、このタイマ予告表示TM1が表示された場合には、大当り遊技の終了後に確変に移行することが確定される予告や、保留連荘が発生することの予告として用いてもよい。
その他、上述したタイマ予告表示TM1は方形状の枠内にタイマ表示を表示する構成としているが、プレミアタイマ表示として、枠の形状が異なる表示態様のタイマ予告表示TM1を表示するようにしてもよく、例えば、円形の枠内にタイマ表示を表示する態様のタイマ予告表示TM1をプレミアタイマ表示としてもよい。
また、上記に掲げたプレミアタイマ表示のタイマ予告表示TM1は、表示を開始した後、カウントダウンを行うようにしてもよいが、カウントダウンを行うことなくタイマ予告演出を終了するようにしてもよいし、カウントダウンの途中で大当り図柄が確定表示してタイマ予告演出が終了するように構成されてもよい。また、プレミアタイマ表示のタイマ予告表示TM1によるタイマ予告演出が開始された場合には、タイマ表示のカウントダウンが完了しても疑似連演出等の或る予告演出が行われないようにしてもよい。
また、本実施形態では、導出結果によりタイマ予告演出が真であるか偽であるかを報知するミニゲームについて説明したが、このミニゲームについては、上述したいずれのタイマ予告演出についても適用することができる。
次に、本実施形態に係るパチンコ機100において実行される演出の他の具体例について、図326〜図359を参照しながら説明する。また、以下に示す演出表示は、アニメーションにより行われてもよい。また、以下に示す実施形態は、これまでに示したいずれの実施形態においても適用可能であることはいうまでもない。
図326〜図359は、本実施形態に適用可能なパチンコ機100の装飾図柄表示装置を中心とした演出の変形例を段階的に示す図である。なお、図326〜図359では、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普図表示装置210、第1特図保留ランプ218、第2特図保留ランプ220及び普図保留ランプ216については、図示を省略している。また、図326〜図359では、装飾図柄表示装置を3つ横列に並べて配置した例を示している。すなわち、3つの装飾図柄表示装置のうちの中央に配置される第1装飾図柄表示装置208Lと、第1装飾図柄表示装置208Lの左側に配置される第2装飾図柄表示装置208Mと、第1装飾図柄表示装置208Lの右側に配置される第3装飾図柄表示装置208Nとにより表示が行われている。なお、第1装飾図柄表示装置208Lは、メイン表示装置という場合があり、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nは、サブ表示装置という場合があり、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nは、幅方向の長さが第1装飾図柄表示装置208Lの略半分の長さよりも短く、また、高さもわずかに短い。また、第2装飾図柄表示装置208Mは、その右端辺部分が第1装飾図柄表示装置208Lの左端辺部分の前面側に重なっており、第3装飾図柄表示装置208Nは、その左端辺部分が第1装飾図柄表示装置208Nの右端辺部分の前面側に重なっている。さらに、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nは、それぞれ第1装飾図柄表示装置208Lの表示面に沿って、互いに近接する方向にスライド移動可能に構成されている。また、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nは、互いに最も近接した状態となった場合に、第1装飾図柄表示装置208Lの表示面に沿って一体的に回転することができるように構成されている。なお、第1装飾図柄表示装置208L、第2装飾図柄表示装置208M、第3装飾図柄表示装置208Nの各名称は、各表示装置について装飾図柄が必ずしも変動表示するものではなく、便宜的に名称付けたものであり、表示装置の解釈を狭小するものではないことを念のためここに付言する。また、これらの装飾図柄表示装置(第1装飾図柄表示装置208L、第2装飾図柄表示装置208M、第3装飾図柄表示装置208N)をまとめたものを演出表示手段とし、演出表示手段は、装飾図柄の変動表示を行ったり、複数種類の演出表示を行ったりするということもできる。なお、本実施形態では、複数の装飾図柄表示装置のそれぞれに様々な画像が表示される例を示しているが、一の装飾図柄表示装置にそれらの全てを表示するように構成してもよい。また、第1装飾図柄表示装置208Lの前面側には、透明の導光板が配置されており、遊技者は導光板を介して第1装飾図柄表示装置208Lの表示状態を視認可能とされている。導光板は、透過領域に所定のレンズカットが施されている。導光板の側端部近傍の適宜位置にはLED等の発光体が設けられ、発光体からの光がレンズカット部分で前方に向けて反射することにより、透過領域が所定の模様で発光しているように見せることができるように構成されている。図326〜図359に示される実施形態では、導光板には所定のエフェクト画像を模した模様のレンズカットが施されている。なお、導光板は光を照射する分の厚みよりも光を遊技者側に向けて屈折させる領域の部分の厚みのほうが薄いように構成されている。そのため、第1装飾図柄表示装置208L、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nの表示状態が視認しやすくなる場合がある。また、導光板が可動するものであってもよい。また、導光板は、第1装飾図柄表示装置208L、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nのうちの少なくとも一つの表示装置よりも手前側に設けられていればよい。また、図326〜図359では、第4図柄表示装置284a1,284a2の様子が示されており、特図1に対応する特図1第4図柄表示装置284a1は、方形状をなしており、特図1の変動表示中では点滅し、特図1の停止表示中では、ハズレの点灯態様又は大当りの点灯態様で点灯する。また、特図2に対応する特図2第4図柄表示装置284a2は、円形状をなしており、特図2の変動表示中では点滅し、特図2の停止表示中では、ハズレの点灯態様又は大当りの点灯態様で点灯する。また、図326〜図359では、スピーカ120及び演出ボタン136,136zの様子が示されている。
図326は、本実施形態に適用可能な準備中予告演出の一例を段階的に示す図である。
図326(a)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、表示画面の下部にユーザーインタフェイス(UI)部UI3が配置されており、このUI部UI3には、その中央に変動アイコンh0が台座に載置された態様で表示されており、変動アイコンh0の左側には、4つの保留アイコンが表示可能に台座が4つ配置された保留アイコン表示領域が形成されている。図326(a)に示すタイミングでは、特図1の変動表示が2つ保留されているので、保留アイコン表示領域には、2つの保留アイコンh11,h12が表示されている。なお、変動アイコンh0及び2つの保留アイコンh11,h12は、いずれもデフォルトの表示態様(白色円形の表示態様)となっている。また、変動アイコンh0の右側には、説明表示部としてのチュートリアル表示部TT1が配置されており、遊技や演出に関する様々な情報が表示(チュートリアル表示)が行われ、その内容は適宜のタイミングで更新される。図326(a)に示されるチュートリアル表示部TT1では、「パンダは殿様の師匠」と表示されており、パンダのキャラクタと殿様のキャラクタとの関係について説明がなされている。このチュートリアル表示部TT1は、説明表示に限らず、予告表示やデモ演出表示が行われる場合があり、また、非表示とされる場合もある。ここで、チュートリアル表示として、登場するキャラクタに関する説明、予告(例えば、タイマ予告)に関する説明などが表示される。なお、チュートリアル表示の表示態様(例えば、青字で表示したり、赤字で表示したり等)によって大当り期待度を報知可能に構成してもよい。この場合においては、このチュートリアル表示を予告表示のうちの位置の予告表示としてもよい。本明細書においては、便宜上、説明している表示のことをチュートリアル表示として記載することとする。すなわち、この演出例におけるチュートリアル表示部TT1は、何かを表示する領域ということができる。また、第1装飾図柄表示装置208Lでは、装飾図柄の変動表示が行われている。なお、UI部UI3は、装飾図柄の変動表示中に優先して表示されており、装飾図柄の表示領域とは重ならない領域に設けられているが、装飾図柄の表示領域と重なってもよい。このように、UI部UI3は、保留アイコン表示領域と変動アイコン表示領域とチュートリアル表示部TT1を構成する表示枠として機能している。また、図326(a)に示すUI部UI3は、青色で表示されたデフォルトの表示態様とされており、遊技の進行に応じて表示態様が変化する場合がある。
第2装飾図柄表示装置208Mでは、表示画面の下部に、現在行われているステージ名やリーチ名を表示するための、説明表示部としてのステージ名表示部ST1が配置されている。図326(a)に示されるステージ名表示部ST1では、「城下町」と表示されており、現在のステージが城下町であることが報知されている。また、第2装飾図柄表示装置208Mの表示画面の中央部には演出ボタン136の操作の受付回数を示す受付回数表示850が表示されている。図326(a)に示す例では、「あと 0回」の文字列画像の受付回数表示850が表示されており演出ボタン136の操作の受付回数は0回である。また、受付回数表示850の下方には演出ボタン136を模したストックボタン画像852が表示されている。ストックボタン画像852には縦方向に均等な間隔で3本の線が引かれており、ストックボタン画像852は4つの領域に分割されている。これらの分割された領域の表示色を白色から例えば緑色に変更することでストックボタン画像852は、メーターとしても機能する。図326(a)に示す例では、ストックボタン画像852の4つの領域はいずれも白色で表示されおり、メーターは0である。
第3装飾図柄表示装置208Nでは、殿様のキャラクタがステージ上に乗っている様子が示されており、遊技の進行に応じて様々な動作を行っている。この殿様のキャラクタをナビキャラという場合がある。また、第3装飾図柄表示装置208Nの表示画面上部では、特図1及び特図2の第2保留数表示が表示されている。なお、殿様のキャラクタは常時表示されてもよいし、常時表示されていなくてもよい。また、ステージ名表示部ST1や殿様のキャラクタは、Ui部UI3に含まれる表示であったり、少なくとも一部がUI部UI3之前面側に重なって表示されるように構成してもよい。
また、第1装飾図柄表示装置208Lの下方には、演出可動体の一つである家紋役物224Eが配置されており、演出内容に応じて、上下方向に移動し、また、回転することができるように構成されている。また、家紋役物224Eには、内部にフルカラーLED等の発光手段が内蔵されており、演出内容に応じて様々な発光態様で発光することができる。また、第1装飾図柄表示装置208Lの上方には、演出可動体の一つである八代役物224Faと将軍役物224Fbとが配置されており、演出内容に応じてそれぞれ上下方向に移動することができるように構成されている。また、八代役物224Fa及び将軍役物224Fbはいずれも内部にフルカラーLED等の発光手段が内蔵されており、演出内容に応じて様々な発光態様で発光することができる。
図326(b)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、UI部UI3のチュートリアル表示部TT1がシャッタ画像による閉鎖動作が行われている様子が示されている。すなわち、或る領域(チュートリアル表示部TT1)での或る表示(説明表示)に換えて他の表示(「準備中」の表示)をする前の表示(シャッタ画像の表示)が行われているということができる。なお、シャッタ画像の表示中にシャッタ画像が表示される前に表示されていた文字表示の少なくとも一部が表示されてもよい。
その後、図326(c)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、シャッタ画像によりチュートリアル表示部TT1が完全に閉鎖された様子が示されている。このシャッタ画像は、後述する準備中画像RDYの表示が開始される前に表示される準備中画像予告表示ということができる。また、シャッタ画像は、チュートリアル表示部TT1において予告表示を行う場合にも表示される場合があってもよい。また、シャッタ画像を複数種類の表示態様で表示可能に構成して、シャッタ画像の表示態様によって大当り期待度が異なるように構成してもよいし、シャッタ画像の表示態様は1種類のみで表示態様のみでは大当り期待度を示さないように構成してもよい。
図326(d)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、シャッタ画像により閉鎖されていたチュートリアル表示部TT1において、シャッタ画像が開放された様子が示されている。このとき、シャッタ画像は、所定の開放アニメにより開放表示される。チュートリアル表示部TT1は、シャッタ画像が開放されると、「準備中」の文字が表示された準備中画像RDYが表示される。換言すれば、準備中画像RDYは、チュートリアル表示部TT1の表示領域に重ねて表示されており、UI部UI3にオーバーラップしているということができる。図326(d)に示すタイミングでは、準備中画像RDYの背景色が緑色とされており、すなわち、図326(d)に示す準備中画像RDYの表示態様は、デフォルトの表示態様とされている。なお、準備中画像RDYは、複数種類の表示態様に変更することができ、準備中画像RDYの表示開始時にデフォルトの表示態様とは異なる表示態様(例えば、背景色が赤色)で表示されてもよいし、デフォルトの表示態様で表示開始された後に別の表示態様に変更する場合があってもよい。また、上述のシャッタ画像を複数種類の表示態様で表示可能な構成の場合においては、準備中画像RDYの表示態様と関連性を持たせてもよい。例えば、シャッタ画像が赤色の場合には赤色の準備中画像RDYが表示される(されやすい)ように構成してもよい。この演出例では、準備中画像RDYが表示されることにより、チュートリアル表示部TT1において或る演出(例えば、タイマ予告やミニゲーム等)が行われる場合があるように構成されている。
図326(e)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、UI部UI3が青色の表示態様から金色の表示態様に変化している様子が示されている。この演出例では、UI部UI3の表示態様が金色の表示態様とされることで、保留アイコンの表示態様が変化しやすいことを示唆している。すなわち、この金色の表示態様のUI部UI3は先読み予告として機能している。このように、UI部UI3が金色の表示態様で表示された場合の方が、青色の表示態様で表示された場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示されやすいように構成されている。なお、この金色の表示態様のUI部UI3は、当該図柄変動表示の予告として機能する場合があってもよいし、保留アイコンの表示態様の変化予告としてではなく、直接的な先読み予告表示として機能する場合があってもよい。また、UI部UI3の表示態様は、表示態様が変化した保留アイコン(先読み対象の保留アイコン)が消化される以前にデフォルトの態様となるように構成してもよいし、先読み対象変動の当否結果を示す表示(例えば、大当りやハズレであることを示す装飾図柄の表示)が行われた後にデフォルトの態様となるように構成してもよい。
図326(f)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、チュートリアル表示部TT1の右上部分に忍者のキャラクタNJ4が表示されている。この忍者のキャラクタNJ4は、保留アイコンの表示態様が変化される際に表示される場合があるキャラクタである。この演出例では、忍者のキャラクタNJ4が準備中画像RDYが表示されたチュートリアル表示部TT1に重なるようにして表示されており、そのため、準備中画像RDYや忍者のキャラクタNJ4に注目させることができる場合がある。
すると、図326(g)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、保留変化アニメが開始されており、忍者のキャラクタNJ4が1つ目の保留アイコンh11に向けて手裏剣を投てきし、1つ目の保留アイコンh11に命中した様子が示されている。このとき、エフェクトEF4により、1つ目の保留アイコンh11の全体が覆われ、エフェクトEF4に覆われていない状態に比べて、視認困難状態とされている。なお、このエフェクトEF4は、対象の保留アイコンの隣の保留アイコンにも表示が及んでおり、そのため、図326(g)に示すように、1つ目の保留アイコンh11の隣に配置された2つ目の保留アイコンh12の一部もエフェクトEF4にオーバーラップされている。この演出例では、保留アイコンが変化する前に行われる保留変化アニメが、保留変化事前演出表示として機能してるということができる。なお、この保留変化事前演出表示に、忍者のキャラクタNJ4の表示が含まれていてもよく、すなわち、忍者のキャラクタNJ4の表示が開始されてから保留アイコンの表示態様が変化するまでの一連のアニメーションを保留変化事前演出表示としてもよい。また、忍者のキャラクタNJ4の表示のみを以って保留変化事前演出表示としてもよい。また、保留変化後に表示されている忍者のキャラクタNJ4の表示を保留変化事前演出表示に含めてもよいし、含めなくてもよい。なお、保留変化アニメが行われても保留アイコンの表示態様が変化しない場合があってもよい。また、忍者のキャラクタNJ4に関する演出表示の後に準備中画像RDYの表示が開始される構成であってもよい。逆に、忍者のキャラクタNJ4が準備中画像RDYを出現させる表示を行わないように構成してもよい。また、先読み態様で表示されている保留アイコンがある場合の方が、ない場合よりも、準備中画像RDYが出現しやすくなるように構成されていてもよい。この構成によれば、忍者のキャラクタNJ4が登場した後に保留アイコンが変化した状態の方が準備中画像RDYの出現に期待が持てるようになるので、忍者のキャラクタNJ4が異なる種類の予告表示(保留アイコン変化と準備中画像RDYのように対象が異なるものであったり、先読み予告と当該予告のように対象変動が異なるものであったりなど)の事前報知として機能する場合がある。
図326(h)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、エフェクトEF4が消去されて1つ目の保留アイコンh11が表示態様が変更された状態で表示されている様子が示されている。図326(h)に示す1つ目の保留アイコンh11は、デフォルトの表示態様から、赤色の表示態様に変更されている。また、家紋役物224Eも1つ目の保留アイコンh11の表示態様に合わせて、赤色に発光している。なお、1つ目の保留アイコンh11が赤色の表示態様で表示開始した後で家紋役物224Eが赤色に発光されてもよいし、家紋役物224Eが赤色に発光した後で、1つ目の保留アイコンh11が赤色の表示態様で表示開始してもよいし、1つ目の保留アイコンh11が赤色の表示態様で表示開始するタイミングで家紋役物224Eが赤色に発光してもよい。
その後、図326(i)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、保留変化アニメが終了して、忍者のキャラクタNJ4が消去される。また、装飾図柄が左図柄、右図柄、中図柄の順で順次停止表示し、「装飾3−装飾5−装飾7」のハズレの装飾図柄の組み合わせで停止表示される。この「装飾3−装飾5−装飾7」の装飾図柄の組み合わせは、ハズレの組み合わせであるが、チャンス目の組み合わせでもある。すなわち、チャンス目の組み合わせが導出表示されることにより、先読み予告が行われている。チャンス目は、保留アイコンが先読みの表示態様で表示されている場合に導出表示されやすくなっているが、保留アイコンの表示態様の如何に拘らず、チャンス目が適宜の確率で表示されるようにしてもよい。また、チャンス目が表示された場合の方が、チャンス目が表示されなかった場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示されやすいように構成されてもよい。なお、忍者のキャラクタNJ4が消去された後で、装飾図柄の停止表示が順次行われてもよいし、装飾図柄の順次停止表示が開始された後で忍者のキャラクタNJ4が消去されてもよい。また、忍者のキャラクタNJ4が消去されるタイミングで、装飾図柄の順次停止表示が開始されてもよい。なお、図326(i)に示すタイミングでは、変動アイコンh0が表示されているが、図柄が確定表示されたタイミングで変動アイコンh0が消去されるようにしてもよい。
その後、第1特図表示装置212における図柄変動が開始されると、図326(j)に示すように、保留アイコンh11,h12がそれぞれ移動アニメーションにより移動表示され、第1の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコンが変動アイコンが表示される台座の上に載置されて変動アイコンh0となり、第2の保留アイコンh12の表示位置にあった保留アイコンが第1の保留アイコンh11となり、それぞれ、対応する台座上に移動する。また、図326(j)に示される第1装飾図柄表示装置208Lでは、装飾図柄の変動表示が開始される。なお、チュートリアル表示部TT1では、準備中画像RDYが引き続き表示されており、すなわち、準備中画像RDYが複数の図柄変動表示に跨って表示されているということができる。一方、前回の図柄変動表示において表示されていた忍者のキャラクタNJ4は、複数の図柄変動表示に跨って表示されない表示であるが、複数の図柄変動表示に跨って表示される場合があってもよい。一方、第3装飾図柄表示装置208Nに表示されている殿様のキャラクタは、複数の図柄変動表示に跨って表示されるキャラクタということができる。
図326(k)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、左図柄と右図柄にそれぞれ「装飾4」が停止表示されてリーチ状態が形成されている様子が示されている。左右に表示されている「装飾4」は、それぞれ揺れ変動とされており、中図柄は高速で変動表示されている。なお、リーチ状態となる前に予告演出として表示画面が暗転し、UI部UI3が一時的に非表示とされる場合があるが、基本的にはスーパーリーチが開始されるまではUI部UI3は非表示とされないようになっている。
その後、図326(l)では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に移行する様子が示されている。具体的には、第1装飾図柄表示装置208Lで表示されていた装飾図柄は、第2装飾図柄表示装置208Mの上方で小さく表示されて変動表示が継続され、また、第1装飾図柄表示装置208Lの表示画面の左右両隅部にリーチ状態を形成している「装飾4」が表示される。これにより、「装飾4」でのリーチ状態であることが容易に認識することができる場合がある。なお、第2装飾図柄表示装置208Mにおいて表示されていた受付回数表示850とストックボタン画像852はスーパーリーチに移行するタイミングで消去される。また、第1装飾図柄表示装置208Lでは、スーパーリーチへ移行する演出表示(スーパーリーチ移行表示)が行われ、また、家紋役物224Eが上昇及び回転し、第1装飾図柄表示装置208Lの中央下部の前面側にオーバーラップしている。そのため、変動アイコンh0や一部の保留アイコン(例えば、保留アイコンh11)が家紋役物224Eによってオーバーラップされることにより視認困難とされている。また、家紋役物224Eは、準備中画像RDYの一部にもオーバーラップしている。この家紋役物224Eの上昇・回転動作により、スーパーリーチへ移行することが報知されている。なお、スーパーリーチ移行表示が開始した後で家紋役物224Eの動作を開始してもよいし、家紋役物224Eの動作が開始された後でスーパーリーチ移行表示が開始されてもよいし、スーパーリーチ移行表示が開始されたタイミングで家紋役物224Eの動作が開始されてもよい。また、この演出例では、スーパーリーチのうちの少なくとも剣豪リーチへ移行する場合には、スーパーリーチ移行表示が開始された後でUI部UI3が保留アイコンh11及びチュートリアル表示部TT1とともに下方にフレームアウトされ、非表示となる。なお、UI部UI3は、スーパーリーチ移行表示が開始される前に非表示とされてもよい。このように、この演出例では、特定のスーパーリーチへ移行する場合には、UI部UI3が非表示とされて、少なくとも保留アイコンが非表示とされることが示されている。また、SPリーチのリーチ名称(タイトル)を表示する構成であってもよく、少なくともSPリーチのリーチ名称が表示されている状態ではUI部UI3が非表示となるように構成してもよい。また、準備中画像RDYの周辺に枠を表示する構成において、その枠の表示がUI部UI3の一部であることとしてもよい。この構成においては、UI部UI3の全てが非表示とされるのではなく、UI部UI3の一部が非表示とされるといえる。また、準備中画像RDYが表示されない場合には周辺の枠の表示がなされないので、この場合にはUI部UI3の全てが非表示とされるといえる。つまり、スーパーリーチに移行する前の状態において準備中画像RDYが表示されているか否かによって、スーパーリーチ移行後のUI部UI3の非表示となる範囲が異なるように構成されているといえる。準備中画像RDYの表示で或る予告表示や或る演出の態様が特定可能に構成されていない。なお、剣豪リーチに移行してもUI部UI3が非表示とされなくてもよい。
図326(m)では、剣豪リーチが開始されている様子が示されている。なお、剣豪リーチに移行する場合には、UI部UI3は非表示とされるが、UI部UI3に表示されていた変動アイコンh0は、表示位置を下方に変更して表示が維持されている。また、チュートリアル表示部TT1に準備中画像RDYが表示されている場合には、当該準備中画像RDYのみ表示が維持され、チュートリアル表示部TT1自体はUI部UI3とともにフレームアウトされる。すなわち、準備中画像RDYは、UI部UI3が表示されている状態での表示位置と、非表示とされた後の表示位置とが同じ位置となっている。また、家紋役物224Eは、下方に移動され、初期位置に戻っている。ここで、剣豪リーチが開始してから家紋役物224Eが初期位置に戻ってもよいし、家紋役物224Eが初期位置に戻った後で剣豪リーチが開始されてもよいし、家紋役物224Eが初期位置に戻ったタイミングで剣豪リーチが開始されてもよい。
図326(n)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、準備中画像RDYがエフェクトEF5にオーバーラップされており、エフェクトEF5にオーバーラップされていない状態よりも表示状態が視認困難とされている。すなわち、準備中画像RDYの表示が終了することを報知しているということができ、また、或る予告表示が開始する前の表示が開始されているということもできる。さらには、エフェクトEF5の表示により或る予告表示そのものが開始されているということもできる。また、さらには、この演出例では、準備中画像RDYは、保留アイコンが非表示状態(UI部UI3が表示状態)であるときに表示が終了する(非表示となる)ということもできる。
図326(o)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、準備中画像RDYが表示されていた領域でミニゲームが開始されている様子が示されている。このミニゲームは、準備中画像RDYの表示が終了して開始される予告表示の一例であるが、準備中画像RDYの表示を経由することなくミニゲームが開始されてもよい。この場合、準備中画像RDYの表示を経由した場合の方が、準備中画像RDYの表示を経由しなかった場合よりも大当り図柄が確定表示されやすいようにしてもよい。なお、この演出例では、準備中画像RDYの表示が終了してミニゲームが開始されるようにしたが、準備中画像RDYの表示が終了してタイマ予告演出が開始されてもよい。また、ミニゲームやタイマ予告演出が行われずに、例えば、「鉄板」の文字が表示される等、当否判定の結果がいきなり表示されてもよい。ミニゲームが開始されると、殿様のミニキャラMC1と的TGTが表示される。的TGTは、4等分に分割された領域により構成されており、4つの領域のうちの少なくとも一つの領域(図326(o)に示す演出例では、上部の領域)が当りの領域となっており、当りの領域に矢が当たることで大当りの信頼度の高い予告が行われるようになっている。なお、当りの領域は、1つに限らず複数あってもよいし、全部の領域が当りの場合があってもよいし、全部の領域が非当り領域である場合があってもよい。また、ミニゲームやタイマ予告が複数種類ある構成において、ある種類のミニゲームやタイマ予告は、必ず準備中画像RDYの表示を経由するように構成(構成1)としてもよい。逆に、別の種類のミニゲームやタイマ予告は、準備中画像RDYの表示を経由することがないように構成(構成2)してもよい。構成1と構成2を両方備えてもよいし、いずれか一方を備えるように構成してもよい。
図326(p)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、殿様のミニキャラMC1が放った矢が的TGTの当りの領域に刺さった様子が示されている。すなわち、予告表示としてのミニゲームの結果として大成功を収めた様子が示されている。なお、ミニゲームの結果を示す表示を、図326(p)で示すカットとは別のカットで表示するように構成してもよい。なお、別のカットの表示は成否に関係なく行われてもよいし、特定の結果の場合にのみ行われるように構成してもよい。この演出例において、或る予告表示がミニゲームの場合、ミニゲームの結果表示部分が或る演出であってもよい。或る予告表示がミニゲームの場合における「鉄板」の表示は第2の或る演出としてもよいし、或る演出の後に第2の或る演出が行われるように構成してもよい。
すると、図326(q)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、方形状の背景に「鉄板」の文字が表示されてなり、反時計方向に約15度傾いた鉄板画像TPが表示される。この鉄板画像TPは、大当り確定であることを報知する予告表示である。このように、この演出例では、ミニゲームの結果に応じた予告表示が行われており、すなわち、予告表示の結果に応じた他の予告表示が行われているということができる。また、この演出例において、ミニゲームに換えてタイマ予告演出が行われた場合には、タイマ表示のカウントダウンが完了して0となった場合に行われる予告表示ということができる。また、タイマ予告演出が行われた場合は、ワンクッションおいて、カウントダウンが完了して0となった後の状態では別の予告表示が行われている状態としてもよい(例えば、カウントダウンが完了して0となる直前で別の予告表示が開始されていることも含む)。
図327は、本実施形態に適用可能な準備中予告演出の他の例を段階的に示す図である。なお、複数の他の例のうちの少なくとも一の例を備えてもよいし、逆に少なくとも一の例を備えないように構成してもよい。このことは、以下の図についても同様である。
図327(a1)は、図326(l)に続く演出である。本実施形態における説明では、図326の演出例の続きとして例示しているが、別の場面で行われる演出であってもよいし、図326の演出例の続きとしてのみ行われる演出であってもよい。このことは、以下の図についても同様である。なお、図327(a1)〜同図(a3)に示す演出は、図326(m)〜同図(o)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図327(a4)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、殿様のミニキャラMC1が放った矢が的TGTを外れ、的TGTとは異なる領域に飛んでいった様子が示されている。すなわち、予告表示としてのミニゲームに失敗した様子が表示されている。
すると、図327(a5)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、鉄板画像TPは表示されず、剣豪リーチが継続して行われている様子が示されている。この演出例では、ミニゲームの失敗か成功かの違いのみの場合には、ミニゲームに成功した場合の方が最終的に大当り図柄が確定表示されやすくなっている。なお、ミニゲームに換えてタイマ予告演出が行われてもよく、例えば、タイマ表示のカウントダウンが完了して0となっても何も表示しない偽のタイマ予告演出であってもよいし、タイマ表示のカウントダウンが完了して0となったときに、信頼度の低い演出(例えば、「チャンス」の文字がどこかで小さく表示される等)を行ってもよい。
図327(b1)も、図326(l)に続く演出である。なお、図327(b1)〜同図(b3)に示す演出は、図326(m)〜同図(o)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図327(b4)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、殿様のミニキャラMC1が放った矢が的TGTに当るが、非当り領域に刺さった様子が示されている。すなわち、この演出例では、ミニゲームに成功したが大成功ではない様子が示されている。
すると、図327(b5)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、横縞の背景上に、「チャンス」の文字と姫のキャラクタとが表示された姫のカットイン画像HCIが表示されている。この演出例では、ミニゲームに成功したか大成功であったかの比較でいえば、成功となった場合よりも大成功となった場合の方が最終的に大当り図柄が確定表示されやすくなっている。
図327(c1)も、図326(l)に続く演出である。なお、図327(c1)〜同図(c2)に示す演出は、図326(m)〜同図(n)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図327(c3)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、準備中画像RDYが表示されていた領域で、図326(o)に示すミニゲームとは別のミニゲームが開始されている様子が示されている。図327(c3)に示すミニゲームも、準備中画像RDYの表示が終了して開始される予告表示の一例である。ミニゲームが開始されると、横方向に延在する円筒状のドラムDRMが横方向を回転軸として回転を開始する。ドラムDRMの表面には複数の図柄(識別情報)が表示されており、ドラムDRMが停止表示された際に表示された識別情報により、ミニゲームの成否が表示される。この演出例では、図326(o)に示すミニゲームが開始されるよりも図327(c3)に示すミニゲームが開始された場合の方が成功しやすいように構成されているが、図326(o)に示すミニゲームの方が成功しやすいように構成されてもよい。また、図326(o)に示すミニゲームが開始されるよりも図327(c3)に示すミニゲームが開始された場合の方が最終的に大当り図柄が確定表示されやすいように構成されているが、図326(o)に示すミニゲームの方が最終的に大当り図柄が確定表示されやすいように構成されてもよい。
図327(c4)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、ドラムDRMが停止表示し、「鉄板」の文字が表示された図柄が導出され、ミニゲームに大成功した様子が示されている。
すると、図327(c5)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、鉄板画像TPが表示され、大当り確定の予告演出が行われている様子が示されている。
なお、図326に示す演出例と比較して、図326に示す演出ではミニゲームが行われたが、図327に示す演出例では、タイマ予告演出が行われてもよいし、その逆でもよい。また、両方タイマ予告演出が行われててもよく、この場合、背景色やカウントダウンを行う時間が異なるようにしてもよい。
図328は、本実施形態に適用可能な準備中予告演出の他の例を段階的に示す図である。
図328(a1)は、剣豪リーチが開始されている様子が示されている。この演出例では、図326(m)とは異なり、準備中画像RDYが表示されていない。なお、図328(a1)では、変動アイコンh0が赤色の表示態様とされており、これに応じて家紋役物224Eも赤色の発光態様とされている。
図328(a2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、ミニゲームが開始されている様子が示されている。この演出例では、準備中画像RDYの表示を経由することなくミニゲームが開始されている様子を示している。この場合、準備中画像RDYの表示を経由した場合の方が、準備中画像RDYの表示を経由しなかった場合よりも大当り図柄が確定表示されやすいようにしてもよい。
図328(a3)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、殿様のミニキャラMC1が放った矢が的TGTの当りの領域に刺さった様子が示されている。すなわち、予告表示としてのミニゲームの結果として大成功を収めた様子が示されている。
すると、図328(a4)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、予告表示としての鉄板画像TPが表示され、大当り確定であることが報知される。
このように、この演出例では、準備中画像RDYが表示されることなくミニゲームが開始される例を示したが、これはスーパーリーチ中に限って実行されるものであってもよいし、スーパーリーチ中に限らず実行されるようにしてもよいし、スーパーリーチ中であってもなくても実行可能に構成されてもよい。また、第三の表示が第一の状態で終了した後、或る予告表示(或る演出)が第一の状態から第二の状態にまたがって行われるパターンがあってもよいし、なくてもよい。また、第三の表示が第一の状態で終了した後に行われる或る予告表示(或る演出)は次変動に跨る場合があってもよい。そして、第三の表示が第二の状態で終了した後、或る予告表示(特に、或る演出)は該第二の状態で少なくとも開始し、終了してもよい。
図328(b1)は、図326(l)に続く演出である。なお、図328(b1)〜同図(b2)に示す演出は、図326(m)〜同図(n)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図328(b3)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、準備中画像RDYが表示されていた領域で、ミニゲームではなく、タイマ予告演出が開始されている様子が示されている。このタイマ予告演出も、準備中画像RDYの表示が終了して開始される予告表示の一例である。タイマ予告演出が開始されると、準備中画像RDYが表示されていた領域にタイマ表示が表示され、その後カウントダウンが開始する。カウントダウンを行った結果、0秒を示す「0:00」になると、或る予告表示が開始されるように構成されている。図328(b3)に示す演出例では、タイマ表示として「10:00」が表示され、その後、カウントダウンが開始される。なお、カウントダウンが開始された後、「0:00」となる前にタイマ予告演出が終了する偽のタイマ予告演出が開始される場合があってもよい。ここで、タイマ予告演出の他の例として図272〜図325に掲げた演出例を適宜に組合せることができる。なお、ミニゲームが開始された場合よりもタイマ予告演出が開始された場合の方が最終的に大当り図柄が確定表示されやすくしてもよいし、タイマ予告演出が開始された場合よりもミニゲームが開始された場合の方が最終的に大当り図柄が確定表示されやすくしてもよい。なお、本実施形態におけるタイマ予告演出は、カウントダウンを行った結果、0秒を示す「0:00」になった後に、タイマ表示が行われる表示領域とは異なる表示領域において或る演出表示(例えば、鉄板画像TP)を行うように構成しているが、0秒を示す「0:00」になった後に、タイマ表示が行われていた表示領域において別の演出表示(例えば、「鉄板」のような或る演出表示を特定可能な表示であったり、「チャンス」のような或る演出表示と関連する表示)を行った後に、タイマ表示が行われる表示領域とは異なる表示領域において或る演出表示(例えば、鉄板画像TP)を行うように構成してもよい。また、本実施形態におけるタイマ予告演出は、カウントダウンを行った結果、0秒を示す「0:00」まで表示するように構成していたが、1秒を示す「1」まで表示したり、あるいは、「00:01」まで表示するように構成してもよい。具体的には、タイマ表示として「10」が表示され、その後、カウントダウンが開始される。そして「1」が表示された後に、タイマ表示が行われていた表示領域において別の演出表示(例えば、「鉄板」のような或る演出表示を特定可能な表示であったり、「チャンス」のような或る演出表示と関連する表示)を行った後に、タイマ表示が行われる表示領域とは異なる表示領域において或る演出表示(例えば、鉄板画像TP)を行うように構成してもよい(ここで、カウントダウン表示は「1」の表示までのことであったり、別の演出表示が表示される直前までのことであったり、別の演出表示の表示までのことであったりしてもよい)。「1」が表示されてから別の演出表示の表示が開始されるまでの時間は、「2」が表示されてから「1」の表示が開始されるまでの時間と同じ(略同じ)であったり(つまり、「2」→「1」→「0」における「0」のタイミングで表示される)、異なってもよい。なお、或る演出表示として擬似連図柄が表示される場合には、別の演出表示として「NEXT」や「継続」を表す表示が表示されるように構成してもよい。また、準備中画像RDYの表示が終了してから直ちにタイマ表示(例えば「10:00」)が表示されるように構成しているが、準備中画像RDYの表示が終了した後、他の表示(例えば、タイマ表示を0からカウントアップする様子を表す表示であったり、「次のチャンスアップまで、あと」のようにタイマ表示と関連する表示)が表示された後にタイマ表示が表示されるように構成してもよいし、他の表示が表示されることがないように構成してもよい。
図328(b4)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、カウントダウンが行われた結果、タイマ表示が「0:00」となってカウントダウンが完了した様子が示されている。
すると、図328(b5)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、予告表示としての鉄板画像TPが表示され、大当り確定であることが報知される。すなわち、タイマ予告演出は、或る予告表示としての鉄板画像TPの表示の予告表示ということができる。なお、本実施形態に示す各演出例において、或る演出として鉄板画像TP以外の演出が行われてもよい。
図328(c1)〜同図(c3)は、図328(b2)に続く演出である。図328(c1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、準備中画像RDYが表示されていた領域で、タイマ予告演出が開始されている様子が示されている。図328(c1)に示すタイマ予告演出では、タイマ表示に加え、準備中画像RDYが表示されていた領域とは別の領域において、残時間表示メータMT4が表示されている。この残時間表示メータMT4は、タイマ表示の残時間に対応して漸次短くなるようにして表示態様が変化する。そして、残時間表示メータMT4は、タイマ表示が「0:00」になるタイミングで消失する。この演出例では、タイマ表示における数字による表示と、数字以外の他の表示態様での表示とでタイマ予告演出が行われている様子が示されている。なお、最初に残時間表示メータMT4によるメータの減少表示のみが行われ、例えば、残時間が3秒となったときにタイマ表示によるカウントダウンが開始されるようにしてもよい。この場合、タイマ表示によるカウントダウンが開始する前と開始した後とで残時間表示メータMT4の減少速度が変化してもよい。また、残時間が異なる残時間表示メータを2以上設け、それぞれ残時間に応じた長さで表示してもよいし、残時間が同じであるが長さが異なる2以上の残時間表示メータを表示してもよい。この場合、例えば、長い方の残時間表示メータの減少速度を短い方の残時間表示メータの減少速度よりも速くしてもよい。また、複数の残時間表示メータが表示された場合において、それぞれ残時間表示メータが消失したときに異なる予告表示が行われてもよい。また、同じ長さの残時間表示メータを2以上設け、それぞれの減少速度が異なるようにしてもよい。
また、この演出例において、タイマ予告演出の実行時間が延長する演出を行ってもよく、例えば、延長する場合は0の数字を消去するとともにメータが再度復活してもよい。また、メータの長さはタイマ予告の時間に応じて異なってもよい。また、メータの減少速度は、一定でなくてもよく、例えば、あるタイミングにおいては等速で減少しない場合があってもよい。また、メータを複数表示してもよく、あるメータの長さが長いが、例えば、途中から減少速度が速くなる結果、他方のメータの長さよりも短くなるようにしてもよい。また、メータの減少速度は等速でなくてもよく、例えば、数字も併せて表示する状態の方が減少速度が速くてもよいし、遅くてもよい。
図329は、本実施形態に適用可能な準備中予告演出の一例を段階的に示す図である。
図329(a1)は、剣豪リーチが開始されている様子が示されている。この演出例では、図326(m)とは異なり、準備中画像RDYが表示されていない。その後、図329(a2)〜同図(a3)に示すようにリーチ演出が行われた後、図329(a4)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、合体アニメーションが行われており、表示画面の左右上方から一対の半透明ボタン画像136qが表示されている。ここで、合体アニメーションは、ボタン演出の導入アニメーションや、フェードインアニメーション(INアニメ)という場合がある。この半透明ボタン画像136qは、合体することにより、ボタン画像136aが実体化され、ボタン予告演出が開始されることを報知するものである。ここで、導入アニメーションもボタン予告演出に含まれる場合があってもよい。一対の半透明ボタン画像136qは、互いに近接しながら中央に向かって移動している。なお、この演出例では、2つの半透明ボタン画像136qが合体する例について説明したが、例えば、4つの半透明ボタン画像136qが合体する演出が行われてもよく、この場合2つの半透明ボタン画像136qが合体する演出が行われる場合よりも、4つの半透明ボタン画像136qが合体する演出が行われた場合の方が、ボタン画像136aが実体化されてボタン予告演出が開始されやすくなるようにしてもよい。なお、合体アニメーションの表示中は演出ボタン136の操作はまだ受け付けられていない状態である。また、後述するデカボタン画像136aLが表示されてボタン予告演出が開始される場合も同じ半透明ボタン画像136qを用いて合体アニメーションが行われてもよいし、デカボタン画像136aLに対応する半透明ボタン画像により合体アニメーションが行われてもよい。
図329(a5)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、一対の半透明ボタン画像136qがさらに近接している様子が示されている。
そして、合体アニメーションが成功すると、図329(a6)に示すように、ボタン画像136aが実体化してボタン予告演出が開始される。ボタン予告演出が開始されると、演出ボタン136の操作を受け付ける状態となり、ボタン画像136aが押下される様子が示されるアニメーションとともに「押せ」の文字が表示され、さらに、ボタン画像136aの下方に残時間メータMTが表示されて操作受付期間の残り時間を報知する。また、演出ボタン136に設けられた演出ボタンランプ138も操作有効期間が開始されたことに応じて、赤色に発光する。なお、演出ボタン136の操作受付期間が開始された後でボタン予告演出が開始されてもよいし、ボタン予告演出が開始された後で演出ボタン136の操作受付期間が開始されてもよい。
図329(b1)〜同図(b6)は、図328(b1)〜同図(b5)に示す演出の変形例を示している。なお、図329(b1)〜同図(b3)に示す演出は、図328(b1)〜同図(b3)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図329(b4)は、タイマ予告演出においてタイマ表示のカウントダウンが行われているときに上述した合体アニメーションが開始している様子を示している。このとき、タイマ予告表示におけるタイマ表示は「2:00」を示しており、2秒後にタイマ予告演出に対応する予告表示が行われることが示されている。ここで、合体アニメーションによって半透明ボタン画像136qが合体するタイミングは、タイマ表示のカウントダウンが「0:00」となってカウントダウンが完了するタイミングに対応しており、すなわち、この演出例では、合体アニメーションとタイマ予告演出とによってボタン予告演出の開始を予告していることが示されている。なお、タイマ予告演出が開始してタイマ表示が表示されてもすぐにカウントダウンを開始せず、合体アニメーションの開始に合わせてタイマ表示のカウントダウンを開始してもよい。これによれば、タイマ予告演出が行われた結果実行される予告演出を容易に特定することができる場合がある。また、合体アニメーションの表示中に準備中画像RDYの表示を終了してタイマ予告演出が開始されてもよい。
図329(b5)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、一対の半透明ボタン画像136qがさらに近接し、合体が完了する直前の様子が示されている。このとき、タイマ予告表示のタイマ表示は「0:00」となり、カウントダウンが完了した様子が示されている。なお、合体アニメーションが完了した後でタイマ表示が「0:00」となるようにしてもよいし、合体アニメーションが完了するタイミングでタイマ表示が「0:00」となるようにしてもよい。
図329(b6)は、合体アニメーションが成功し、デカボタン画像136aLが実体化してボタン予告演出が開始され、操作受付状態が開始された様子が示されている。この演出例では、タイマ予告演出と合体アニメーションの両方が行われた場合の方が、タイマ予告演出と合体アニメーションのうちのいずれか一方のみが行われた場合よりも、デカボタン画像136aLが表示されやすくなっている。また、この演出例では、デカボタン画像136aLが表示されている状態で演出ボタン136が操作されると、例えば、鉄板画像TPが表示される。
図329(c1)は、図329(b3)〜同図(b6)に示す演出の変形例である。なお、図329(c1)〜同図(c2)に示す演出は、図329(b3)〜同図(b4)に示す演出と同様であるため、説明を省略する。
図329(c3)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、一対の半透明ボタン画像136qが近接して合体が完了する直前の様子が示されている。図329(c3)に示す演出例では、一対の半透明ボタン画像136qが近接すると、エフェクトEF6により、一対の半透明ボタン画像136qの少なくとも一部にオーバーラップし、オーバーラップしていない状態よりも半透明ボタン画像136qを視認困難としている。そのため、合体アニメーションに成功するか否かについて遊技者に期待感を持たせることができる場合がある。
そして、合体アニメーションが成功する場合には、図329(c4)に示すようにしてデカボタン画像136aLによるボタン予告演出が開始される。なお、図329(c4)に示す演出は、図329(b6)に示す演出と同様であるので、詳しい説明については省略する。
このように、図329に示す演出例も、スーパーリーチの実行中に準備中画像RDYが終了する例について示されている。なお、導入アニメの表示中に準備中画像RDYの表示が終了してタイマ予告が開始するパターンがあってもよいし、なくてもよい。
図330は、本実施形態に適用可能な準備中予告演出の別の例を段階的に示す図である。
図330(a)に示す第1装飾図柄表示装置では、表示画面の下部にUI部UI3が配置されており、このUI部UI3には、その中央に変動アイコンh0が台座に載置された態様で表示されており、変動アイコンh0の左側には、4つの保留アイコンが表示可能に台座が4つ配置された保留アイコン表示領域が形成されている。図330(a)に示すタイミングでは、特図1の変動表示が1つ保留されているので、保留アイコン表示領域には、1つの保留アイコンh11が表示されている。なお、変動アイコンh0は、赤色の表示態様とされており、すなわち、当該変動予告の表示態様とされており、保留アイコンh11は、デフォルトの表示態様となっている。また、変動アイコンh0の右側には、チュートリアル表示部TT1が配置されており、図330(a)に示すタイミングでは、準備中画像RDYが表示されている。この準備中画像RDYは、背景色が赤色とされており、デフォルトの表示態様である緑色の背景色である場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示されやすい。また、第1装飾図柄表示装置208Lでは、装飾図柄の変動表示が行われている。また、図330(a)に示すUI部UI3は、青色で表示されたデフォルトの表示態様とされている。
第2装飾図柄表示装置208Mでは、表示画面の下部にステージ名表示部ST1が配置されている。図330(a)に示されるステージ名表示部ST1では、「城下町」と表示されており、現在のステージが城下町であることが報知されている。また、第2装飾図柄表示装置208Mには、受付回数表示850とストックボタン画像852も表示されている。
第3装飾図柄表示装置208Nでは、殿様のキャラクタがステージ上に乗っている様子が示されており、遊技の進行に応じて様々な動作を行っている。また、第3装飾図柄表示装置208Nの表示画面上部では、特図1及び特図2の第2保留数表示が表示されている。
また、第1装飾図柄表示装置208Lの下方には、家紋役物224Eが配置されており、変動アイコンh0の表示色に合わせて、赤色の発光態様とされている。また、第1装飾図柄表示装置208Lの上方には、演出可動体の一つである八代役物224Faと将軍役物224Fbとが配置されている。
図330(b)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、準備中画像RDYがエフェクトEF5にオーバーラップされており、エフェクトEF5にオーバーラップされていない状態よりも表示状態が視認困難とされている。すなわち、準備中画像RDYの表示の終了演出が開始されている。このように、この演出例では、スーパーリーチ以外において準備中画像RDYの表示が終了している様子が示されているということができる。
すると、図330(c)に示す第1装飾図柄表示装置208では、チュートリアル表示部TT1(すなわち、準備中画像RDYが表示されていた領域)で、タイマ予告演出が開始されている様子が示されている。タイマ予告演出が開始されると、チュートリアル表示部TT1にタイマ表示が表示され、その後カウントダウンが開始する。図330(c)に示す演出例では、タイマ表示として「90:00」が表示され、その後、カウントダウンが開始される。また、タイマ表示の背景色は、準備中画像RDYの背景色に引き続いて赤色となっている。この演出例では、スーパーリーチに発展する前にタイマ予告演出が開始されている様子が示されている。そして、タイマ予告演出が開始されたときに表示されたタイマ表示が「90:00」と長い時間であり、図柄変動表示時間が長いことが推測でき、大当りに対する期待感が向上する場合がある。このように、この演出例では、表示されたタイマ表示の時間が「90:00」等の長い時間(ロングタイム)で表示された場合の方が、「10:00」等の比較的短時間で(ショートタイム)表示された場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示されやすいように構成されている。また、この演出例では、準備中画像RDYの背景色が赤色となっているため、タイマ予告演出においてタイマ表示がロングタイムとなって開始されやすくなっている。また、この演出例では、タイマ表示がロングタイムで、しかも背景が赤色となっているため、大当りの信頼度が飛躍的に向上している。
図330(d)では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に移行する様子が示されている。具体的には、第1装飾図柄表示装置208Lで表示されていた装飾図柄は、第2装飾図柄表示装置208Mの上方で小さく表示されて変動表示が継続され、また、第1装飾図柄表示装置208Lの表示画面の左右両隅部にリーチ状態を形成している「装飾4」が表示される。なお、第2装飾図柄表示装置208Mにおいて表示されていた受付回数表示850とストックボタン画像852はスーパーリーチに移行するタイミングで消去される。また、第1装飾図柄表示装置208Lでは、スーパーリーチへ移行する演出表示(スーパーリーチ移行表示)が行われ、また、家紋役物224Eが上昇及び回転し、第1装飾図柄表示装置208Lの中央下部の前面側にオーバーラップしている。そのため、変動アイコンh0や一部の保留アイコン(例えば、保留アイコンh11)が家紋役物224Eがオーバーラップされることにより視認困難とされている。また、家紋役物224Eは、タイマ表示のカウントダウン表示中のタイマ予告表示の一部にもオーバーラップしている。この家紋役物224Eの上昇・回転動作により、スーパーリーチへ移行することが報知されている。なお、図330(d)に示すタイミングでは、タイマ表示は「30:00」となっている。
図330(e)は、タイマ予告演出においてタイマ表示のカウントダウンが行われているときに上述した合体アニメーションが開始している様子を示している。このとき、タイマ予告表示におけるタイマ表示は「2:00」を示しており、2秒後にタイマ予告演出に対応する予告表示が行われることが示されている。ここでも、合体アニメーションによって半透明ボタン画像136qが合体するタイミングは、タイマ表示のカウントダウンが「0:00」となってカウントダウンが完了するタイミングに対応しており、すなわち、この演出例では、合体アニメーションとタイマ予告演出とによってボタン予告演出の開始を予告していることが示されている。
図330(f)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、一対の半透明ボタン画像136qがさらに近接し、合体が完了する直前の様子が示されている。このとき、タイマ予告表示のタイマ表示は「0:00」となり、カウントダウンが完了した様子が示されている。なお、この演出例では、タイマ予告表示の背景色が赤色となっており、デフォルトの背景色が表示された場合よりも大当り図柄が確定表示されやすくなっているが、同じであってもよい。なお、タイマ予告表示がデフォルトの背景色である場合と赤色の背景色である場合とで大当りの信頼度が同じであってもよい。
図330(g)は、合体アニメーションが成功し、デカボタン画像136aLが実体化してボタン予告演出が開始され、また、残時間メータMTが表示されて、操作受付状態が開始された様子が示されている。この演出例では、タイマ表示におけるタイマのカウントダウンを行う時間が長いほど、大当りとなりやすくしてもよい。
図331は、本実施形態に適用可能な準備中予告演出の別の例を段階的に示す図である。
図331(a1)に示す第1装飾図柄表示装置では、表示画面の下部にUI部UI3が配置されており、このUI部UI3には、その中央に変動アイコンh0が台座に載置された態様で表示されており、変動アイコンh0の左側には、4つの保留アイコンが表示可能に台座が4つ配置された保留アイコン表示領域が形成されている。図331(a1)に示すタイミングでは、特図1の変動表示が1つ保留されているので、保留アイコン表示領域には、1つの保留アイコンh11が表示されている。なお、変動アイコンh0は、赤色の表示態様とされており、すなわち、当該変動予告の表示態様とされており、保留アイコンh11は、デフォルトの表示態様となっている。なお、家紋役物224Eは、変動アイコンh0の表示色に合わせて、赤色の発光態様とされている。また、変動アイコンh0の右側には、チュートリアル表示部TT1が配置されており、図331(a1)に示すタイミングでは、準備中画像RDYが表示されている。この準備中画像RDYは、背景色が緑色とされており、デフォルトの表示態様となっている。また、第1装飾図柄表示装置208Lでは、装飾図柄の変動表示が行われている。また、図331(a1)に示すUI部UI3は、青色で表示されたデフォルトの表示態様とされている。
第2装飾図柄表示装置208Mでは、表示画面の下部にステージ名表示部ST1が配置されている。図331(a1)に示されるステージ名表示部ST1では、「城下町」と表示されており、現在のステージが城下町であることが報知されている。また、第2装飾図柄表示装置208Mには、受付回数表示850とストックボタン画像852も表示されている。
第3装飾図柄表示装置208Nでは、殿様のキャラクタがステージ上に乗っている様子が示されており、遊技の進行に応じて様々な動作を行っている。また、第3装飾図柄表示装置208Nの表示画面上部では、特図1及び特図2の第2保留数表示が表示されている。
また、第1装飾図柄表示装置208Lの下方には、家紋役物224Eが配置されており、また、第1装飾図柄表示装置208Lの上方には、演出可動体の一つである八代役物224Faと将軍役物224Fbとが配置されている。
図331(a2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、準備中画像RDYがエフェクトEF5にオーバーラップされており、エフェクトEF5にオーバーラップされていない状態よりも表示状態が視認困難とされている。
すると、図331(a3)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、準備中画像RDYが表示されていた領域でミニゲームが開始されている様子が示されている。ミニゲームが開始されると、殿様のミニキャラMC1と的TGTが表示される。的TGTは、4等分に分割された領域により構成されており、4つの領域のうちの上部の領域が当りの領域となっており、当りの領域に矢が当たることで大当りの信頼度の高い予告が行われるようになっている。この演出例では、スーパーリーチに移行するよりも前にミニゲームが行われている様子が示されている。
図331(a4)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、殿様のミニキャラMC1が放った矢が的TGTの当りの領域に刺さった様子が示されている。すなわち、予告表示としてのミニゲームの結果として大成功を収めた様子が示されている。
すると、図331(a5)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、ミニゲームに大成功したため、変動アイコンh0の表示態様が赤色の表示態様から金色の表示態様に変化し、すなわち、変動アイコンh0による予告がランクアップしている様子が示されている。また、変動アイコンh0の表示色に合わせて、家紋役物224Eも金色で発光する。なお、変動アイコンh0が赤色の表示態様から金色の表示態様に変化した後で家紋役物224Eが赤色の発光態様から金色の発光態様に変更してもよいし、家紋役物224Eが赤色の発光態様か金色の発光態様に変更した後で、変動アイコンh0が赤色の表示態様から金色の表示態様に変化してもよいし、変動アイコンh0が赤色の表示態様から金色の表示態様に変化するタイミングで、家紋役物224Eが赤色の発光態様から金色の発光態様に変更してもよい。そして、チュートリアル表示部TT1では、シャッタ画像による閉鎖動作が開始されており、表示されていたミニゲームの表示をシャッタ画像により視認不可能な状態に移行する。なお、変動アイコンh0の表示態様が変化した後でシャッタ画像による閉鎖動作が開始されてもよいし、シャッタ画像による閉鎖動作が開始した後で変動アイコンh0の表示態様が変化してもよいし、変動アイコンh0の表示態様が変化するタイミングでシャッタ画像による閉鎖動作が開始されてもよい。また、この演出例では、ミニゲームの結果として、変動アイコンh0の表示態様を変化するようにしたが、保留アイコンが変化する場合があってもよい。
その後、図331(a6)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、シャッタ画像によりチュートリアル表示部TT1が完全に閉鎖された様子が示されている。これにより、ミニゲームの表示がシャッタ画像により完全に消去される。
その後、図331(a7)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、シャッタ画像により閉鎖されていたチュートリアル表示部TT1において、シャッタ画像が開放された様子が示されている。このとき、チュートリアル表示部TT1では、何らの表示も行われていない非表示状態とされている。なお、シャッタ画像が開放されたときに、チュートリアル表示が開始されてもよいし、別の予告表示やタイマ予告表示やミニゲームが開始される場合があってもよい。また、シャッタ画像が開放された後でグレーアウトする表示を行ってもよい。
続いて、図331(b1)〜同図(b8)を参照して準備中画像RDYが表示されることなくミニゲームが開始されている様子を示す例について説明する。
図331(b1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、特図1の変動表示が1つ保留されているので、保留アイコン表示領域には、1つの保留アイコンh11が表示されている。なお、変動アイコンh0は、赤色の表示態様とされており、予告表示が行われている。また、保留アイコンh11は、デフォルトの表示態様となっている。チュートリアル表示部TT1では、「パンダは殿様の師匠」と表示されており、パンダのキャラクタと殿様のキャラクタとの関係について説明がなされている。また、第1装飾図柄表示装置208Lでは、装飾図柄の変動表示が行われている。また、図331(b1)に示すUI部UI3は、青色で表示されたデフォルトの表示態様とされている。
図331(b2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、UI部UI3のチュートリアル表示部TT1がシャッタ画像による閉鎖動作が行われている様子が示されている。これにより、チュートリアル表示部TT1で表示されていた説明表示が非表示とされていく。
その後、図331(b3)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、シャッタ画像によりチュートリアル表示部TT1が完全に閉鎖された様子が示されている。このシャッタ画像は、後述するミニゲームの表示が開始される前に表示されるミニゲーム予告表示ということができる。
図331(b4)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、シャッタ画像により閉鎖されていたチュートリアル表示部TT1において、シャッタ画像が開放された様子が示されている。このとき、シャッタ画像は、所定の開放アニメにより開放表示される。この演出例では、シャッタ画像が開放されると、チュートリアル表示部TT1においてミニゲームが開始される。すなわち、この演出例では、今まで行われていた説明表示に換えて、ミニゲームが開始する様子が示されている。また、準備中画像RDYを表示することなくミニゲームが開始する様子が示されているということもできる。その後は、図331(b4)〜同図(b8)に示す演出が行われる。なお、図331(b4)〜同図(b8)に示す演出は、図331(a3)〜同図(a7)に示す演出と同様であるため、説明を省略する。なお、ミニゲームが終了した後で、チュートリアル表示部TT1において説明表示を行うようにしてもよいし、グレーアウトする表示を行うようにしてもよい。
図332は、本実施形態に適用可能なチュートリアル表示部TT1における表示例を段階的に示す図である。
図332(a1)に示す第1装飾図柄表示装置では、表示画面の下部にUI部UI3が配置されており、このUI部UI3には、その中央に変動アイコンh0が台座に載置された態様で表示されており、変動アイコンh0の左側には、4つの保留アイコンが表示可能に台座が4つ配置された保留アイコン表示領域が形成されている。図332(a1)に示すタイミングでは、特図1の変動表示が1つ保留されているので、保留アイコン表示領域には、1つの保留アイコンh11が表示されている。なお、変動アイコンh0は、赤色の表示態様とされており、すなわち、当該変動予告の表示態様とされており、保留アイコンh11は、デフォルトの表示態様となっている。なお、家紋役物224Eは、変動アイコンh0の表示色に合わせて、赤色の発光態様とされている。また、変動アイコンh0の右側には、チュートリアル表示部TT1が配置されており、図332(a1)に示されるチュートリアル表示部TT1では、「パンダは殿様の師匠」と表示されており、パンダのキャラクタと殿様のキャラクタとの関係について説明がなされている。また、第1装飾図柄表示装置208Lでは、装飾図柄の変動表示が行われている。また、図332(a1)に示すUI部UI3は、青色で表示されたデフォルトの表示態様とされている。
第2装飾図柄表示装置208Mでは、表示画面の下部にステージ名表示部ST1が配置されている。図332(a1)に示されるステージ名表示部ST1では、「城下町」と表示されており、現在のステージが城下町であることが報知されている。また、第2装飾図柄表示装置208Mには、受付回数表示850とストックボタン画像852も表示されている。
第3装飾図柄表示装置208Nでは、殿様のキャラクタがステージ上に乗っている様子が示されており、遊技の進行に応じて様々な動作を行っている。また、第3装飾図柄表示装置208Nの表示画面上部では、特図1及び特図2の第2保留数表示が表示されている。
また、第1装飾図柄表示装置208Lの下方には、家紋役物224Eが配置されており、また、第1装飾図柄表示装置208Lの上方には、演出可動体の一つである八代役物224Faと将軍役物224Fbとが配置されている。
図332(a2)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、UI部UI3のチュートリアル表示部TT1がシャッタ画像による閉鎖動作が行われている様子が示されている。すなわち、或る領域(チュートリアル表示部TT1)での或る表示(説明表示)に換えて他の表示(予告表示)をする前の表示(シャッタ画像の表示)が行われているということができる。なお、シャッタ画像の表示中にシャッタ画像が表示される前に表示されていた文字表示の少なくとも一部が表示されてもよい。
その後、図332(a3)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、シャッタ画像によりチュートリアル表示部TT1が完全に閉鎖された様子が示されている。このシャッタ画像は、後述する予告表示が開始される前に表示される予告表示前表示ということができる。
図332(a4)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、シャッタ画像により閉鎖されていたチュートリアル表示部TT1において、シャッタ画像が開放された様子が示されている。このとき、シャッタ画像は、所定の開放アニメにより開放表示される。チュートリアル表示部TT1では、シャッタ画像が開放されると、準備中画像RDYやミニゲームやタイマ予告演出ではなく、「激熱」の文字からなる予告表示が表示されている。この「激熱」の予告表示は、ミニゲームやタイマ予告演出が行われた結果として表示される場合があってもよい。この場合、ミニゲームやタイマ予告演出が行われた結果として表示される場合の方が、ミニゲームやタイマ予告演出を経由しないで表示された場合よりも大当り図柄が確定表示されやすいようにしてもよい。また、この「激熱」の予告表示は、ミニゲームやタイマ予告演出が行われた結果としては表示されないものであってもよい。また、この演出例において、「激熱」等の予告表示を行う前にシャッタ画像によりチュートリアル表示部TT1を閉鎖する演出を行わなくてもよい。
図332(b1)〜同図(b8)は、チュートリアル表示部TT1において、予告アイコンが出現する様子を示す演出例を示している。なお、図332(b1)〜同図(b3)に示す演出は、図332(a1)〜同図(a3)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図332(b4)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、シャッタ画像により閉鎖されていたチュートリアル表示部TT1において、シャッタ画像が開放された様子が示されている。このとき、シャッタ画像は、所定の開放アニメにより開放表示される。チュートリアル表示部TT1では、シャッタ画像が開放されると、タイマ予告演出が行われることを予告するタイマ予告の予告アイコンI81が出現している様子が示されている。これにより、タイマ予告演出が行われることが予告される。なお、他の予告アイコンが出現してもよい。
その後、図332(b5)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、チュートリアル表示部TT1に表示されていたタイマ予告の予告アイコンI81がチュートリアル表示部TT1から飛び出し、拡大しながら上方に移動している様子が示されている。
図332(b6)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、チュートリアル表示部TT1において、シャッタ画像による閉鎖動作が開始される。
その後、図332(b7)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、シャッタ画像によりチュートリアル表示部TT1が完全に閉鎖された様子が示されている。これにより、チュートリアル表示部TT1における表示状態が視認困難とされる。なお、この演出例では、シャッタ画像が完全に閉鎖されるまで、タイマ予告の予告アイコンI81を表示した状態を維持し、タイマ予告の予告アイコンI81がストックされることを報知するようにしていたが、シャッタ画像による閉鎖動作が開始される際に消去するようにしてもよい。
図332(b8)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、シャッタ画像により閉鎖されていたチュートリアル表示部TT1において、シャッタ画像が開放された様子が示されている。このとき、シャッタ画像は、所定の開放アニメにより開放表示される。チュートリアル表示部TT1は、シャッタ画像が開放されると、準備中画像RDYが表示される。図332(b8)に示すタイミングでは、準備中画像RDYは、デフォルトの表示態様とされている。この準備中画像RDYは、タイマ予告の予告アイコンI81がストックされたことにより表示されたものである。すなわち、準備中画像RDYの表示によりタイマ予告演出の開始が予告されている。なお、この演出例では、タイマ予告演出の開始を予告するための準備中画像RDYの表示態様とミニゲームの開始を予告するための準備中画像RDYの表示態様とで同じとしているが、異なるようにしてもよい。また、準備中画像RDYの表示を行わずに、ミニゲームやタイマ予告演出が開始されてもよい。
図333は、本実施形態に適用可能な準備中予告演出の他の例を段階的に示す図である。ここで、第三の表示の終了タイミング、或る予告表示の開始や終了タイミング、或る演出の開始や終了タイミングが、第二の状態を細分化した状態のうちの別々の状態であってもよいし、同じ状態であってもよい。
図333(a1)は、図326(l)に続く演出である。なお、図327(a1)に示す演出は、図326(m)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。なお、図333(a1)に示す演出において、準備中画像RDYがスーパーリーチに発展した後で表示開始されてもよい。
図333(a2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、決闘シーンのアニメーションが継続しており、その後、図333(a3)に示すように、主人公の殿様が敵役の剣豪に勝利し、「装飾4−装飾4−装飾4」の装飾図柄の組合せが導出されて揺れ変動が開始される。このとき、準備中画像RDYは依然として表示された状態となっている。すなわち、大当りになることを表す表示がなされている状態において準備中画像RDYが表示されているということができる。また、大当りとなることを祝福するように、家紋役物224E、八代役物224Fa及び将軍役物224Fbが多色で発光するレインボー表示態様で発光している。
その後、図333(a4)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、準備中画像RDYがエフェクトEF5にオーバーラップされており、エフェクトEF5にオーバーラップされていない状態よりも表示状態が視認困難とされている。
すると、図333(a5)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、準備中画像RDYが表示されていた領域で、タイマ予告演出が開始されている様子が示されている。タイマ予告演出が開始されると、準備中画像RDYが表示されていた領域にタイマ表示が表示され、その後カウントダウンが開始する。カウントダウンを行った結果、0秒を示す「0:00」になると、或る予告表示が開始されるように構成されている。図333(a5)に示す演出例では、タイマ表示として「3:00」が表示され、その後、カウントダウンが開始される。なお、カウントダウンが開始された後、「0:00」となる前にタイマ予告演出が終了する偽のタイマ予告演出が開始される場合があってもよい。
図333(a6)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、カウントダウンが行われた結果、タイマ表示が「0:00」となってカウントダウンが完了した様子が示されている。
すると、図333(a7)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、タイマ表示が行われていた表示領域で「Go」の文字が表示され、或る予告演出が開始されることを報知している。なお、この「Go」の文字の表示は、行われる場合があってもよいし、行われない場合があってもよい。
図333(a8)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、大当り図柄の昇格演出が開始されている様子が示されている。すると、図333(a9)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、デカボタン画像136aLが残時間メータMTとともに表示され、演出ボタン136の操作有効期間が開始されたことが報知される。このデカボタン画像136aLの表示が或る予告演出に対応しており、すなわち、タイマ予告演出が行われた結果実行される予告演出に対応している。ここで、例えば、タイマ予告演出が行われない場合は、大当り図柄の昇格演出が開始されなくてもよいし、大当り図柄の昇格演出が開始された場合には、デカボタン画像136aLではなくデフォルトの表示態様のボタン画像136aが表示されるようにしてもよい。また、タイマ予告演出に換えてミニゲームが行われてもよい。また、タイマ予告演出やミニゲームが行われなかった場合でもデカボタン画像136aLが表示される場合があってもよい。
その後、図333(a9)に示すタイミングで演出ボタン136が操作されると、「装飾4−装飾4−装飾4」の大当りの装飾図柄の組み合わせから「装飾7−装飾7−装飾7」の大当りの装飾図柄の組み合わせに変更され、確変大当りが確定したことが報知される。すなわち、大当り図柄が昇格されたことが報知されている。
図333(b1)〜同図(b4)は、スーパーリーチにおける決闘シーンのアニメーションの継続中にタイマ予告演出によるタイマ表示のカウントダウンが開始された様子を示している。
図333(b1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、決闘シーンのアニメーションが継続している様子が示されている。このとき、タイマ予告演出が開始されており、チュートリアル表示部TT1が表示されていた表示領域にタイマ予告表示が表示されている。図333(b1)に示すタイミングでは、タイマ予告表示にはタイマ表示として「10:00」が表示されており、その後、カウントダウンが開始される。なお、カウントダウンが開始される時期は、スーパーリーチに発展する前であってもよいし、スーパーリーチに発展した後であってもよいし、スーパーリーチに発展したタイミングであってもよいし、リーチ状態に移行する前であってもよいし、リーチ状態に移行した後であって、スーパーリーチに発展する前であってもよい。
図333(b2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、ボタン予告演出が開始されており、残時間メータMTとともにデフォルトの表示態様のボタン画像136aが表示されている様子が示されている。すなわち、最終ジャッジ演出が開始されている様子が示されている。一方、タイマ予告表示では、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、図333(b2)に示すタイミングでは、タイマ表示は「9:00」を示している。すなわち、この演出例では、演出ボタン136の操作受付期間においてタイマ予告演出によるタイマ表示のカウントダウンが行われている様子が示されている。ここで、最終ジャッジ演出における演出ボタン136の操作受付期間の長さとタイマ予告演出におけるカウントダウンが行われる長さとでは、演出ボタン136の操作受付期間の方が長くなっている。
その後、図333(b3)に示すタイミングで演出ボタン136が操作されると、図333(b4)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、主人公の殿様が敵役の剣豪に勝利し、「装飾4−装飾4−装飾4」の装飾図柄の組合せが導出されて揺れ変動が開始される。一方、タイマ予告表示では、依然としてタイマ表示のカウントダウンが継続しており、すなわち、その後、大当り図柄の昇格演出が行われる可能性があることが示唆されている。なお、この演出例では、最終ジャッジ演出において演出ボタン136が操作されなかった場合であってもタイマ表示は「0:00」にならないように構成されている。これは、例えば、最終ジャッジ演出においてハズレの装飾図柄の組み合わせが表示され、その後、タイマ表示が「0:00」となったタイミングで復活演出が行われるようにしているためである。また、逆に、最終ジャッジ演出において演出ボタン136が操作されなかった場合には、カウントが0になってもよい。
図334は、本実施形態に適用可能なタイマ予告演出の一例を段階的に示す図である。なお、図334(a)に示す演出は、図332(a1)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図334(b)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、チュートリアル表示部TT1に表示されていた説明表示から準備中画像RDYに切り換えられた様子が示されている。この演出例における準備中画像RDYは、表示態様が1種類のみ用意されており、他の表示態様への変化表示は行われない。このように、この演出例では、準備中画像RDYの表示態様では大当りの信頼度がわからないようになっている。また、或る予告表示や或る演出が複数種類ある場合に、いずれの或る予告表示や或る演出が行われるのかがわからないようになっている。
図334(c)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、チュートリアル表示部TT1に表示されていた準備中画像RDYからタイマ予告表示に切り換えられ、タイマ予告演出が開始された様子が示されている。この演出例では、タイマ予告表示における背景色が複数色の中からいずれかが選択され、背景色により大当りの信頼度が示される。図334(c)に示す演出例では、タイマ予告表示の背景色は青色とされており、信頼度の低い態様となっている。また、タイマ予告表示におけるタイマ表示は「10:00」となっており、カウントダウンが開始してから10秒後に或る予告表示が表示される可能性があることが報知されている。なお、タイマ表示のカウントダウンが開始する前や開始した後で、タイマ予告表示の背景色が変化し、信頼度が途中で向上するような演出が行われてもよい。
その後、タイマ予告表示におけるタイマ表示のカウントダウンが開始し、図334(d)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、タイマ表示が「0:00」となりカウントダウンが完了した様子が示されている。また、装飾図柄が左図柄と右図柄にそれぞれ「装飾4」が停止表示されてリーチ状態となった様子が示されている。なお、タイマ表示が「0:00」となった後でリーチ状態となってもよいし、リーチ状態となった後でタイマ表示が「0:00」となってもよいし、タイマ表示が「0:00」となったタイミングでリーチ状態となってもよい。なお、この演出例では、タイマ表示のカウントダウンが0になるとスーパーリーチに発展することを表す表示と対応関係にあり、必ずスーパーリーチに発展するようになっている。
そして、タイマ表示のカウントダウンが完了すると、図334(e)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、チュートリアル表示領域TT1においてタイマ表示に換えて「Go」の文字が表示され、或る予告表示が開始されることを報知している。
すると、図334(f)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、ボタン予告演出が開始されてデフォルトのボタン画像136aが残時間メータMTとともに表示され、演出ボタン136の操作受付状態が開始された様子が示されている。また、チュートリアル表示部TT1では、「Go」の表示が消去され、非表示状態とされている。この演出例では、ボタン予告演出の開始自体は、タイマ予告演出が行われた結果開始される予告表示ではなく、ボタン予告演出において演出ボタン136が操作された結果、成功した場合に表示される予告表示がタイマ予告演出が行われた結果開始される予告表示に対応している。なお、ボタン予告演出が開始された後でチュートリアル表示部TT1が非表示状態となってもよいし、チュートリアル表示部TT1が非表示状態となった後でボタン予告演出が開始されてもよいし、ボタン予告演出が開始されたタイミングでチュートリアル表示部TT1が非表示となってもよい。「Go」の表示の後にチュートリアル表示を表示しないことで、他の演出(例えば、ボタン演出)に集中させる効果を奏する場合がある。
図334(g)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、ボタン予告演出が開始され、操作有効期間が開始されてからの時間に応じて残時間メータのゲージが減少している様子が示されている。
その後、図334(h)に示すタイミングで演出ボタン136が操作されると、ボタン予告演出に成功したとして、図334(i)に示すように、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に移行する。具体的には、第1装飾図柄表示装置208Lで表示されていた装飾図柄は、第2装飾図柄表示装置208Mの上方で小さく表示されて変動表示が継続され、また、第1装飾図柄表示装置208Lの表示画面の左右両隅部にリーチ状態を形成している「装飾4」が表示される。これにより、「装飾4」でのリーチ状態であることが容易に認識することができる場合がある。なお、第2装飾図柄表示装置208Mにおいて表示されていた受付回数表示850とストックボタン画像852はスーパーリーチに移行するタイミングで消去される。また、第1装飾図柄表示装置208Lでは、スーパーリーチへ移行する演出表示(スーパーリーチ移行表示)が行われ、また、家紋役物224Eが上昇及び回転し、第1装飾図柄表示装置208Lの中央下部の前面側にオーバーラップしている。そのため、変動アイコンh0や一部の保留アイコン(例えば、保留アイコンh11)が家紋役物224Eによってオーバーラップされることにより視認困難とされている。また、家紋役物224Eは、チュートリアル表示部TT1の一部にもオーバーラップしている。この家紋役物224Eの上昇・回転動作により、スーパーリーチへ移行することが報知されている。また、この演出例では、スーパーリーチのうちの少なくとも剣豪リーチへ移行する場合には、スーパーリーチ移行表示が開始された後でUI部UI3が保留アイコンh11及びチュートリアル表示部TT1とともに下方にフレームアウトされ、非表示となる。すなわち、この演出例では、タイマ予告演出の結果として行われる或る予告表示がスーパーリーチへの発展に対応しているということができる。
図334(j)では、剣豪リーチが開始されている様子が示されている。なお、剣豪リーチに移行する場合には、UI部UI3は非表示とされるが、UI部UI3に表示されていた変動アイコンh0は、表示位置を下方に変更して表示が維持されている。また、チュートリアル表示部TT1は、非表示であったため、チュートリアル表示部TT1がUI部UI3とともにフレームアウトされた後は、何らの表示も行われない。また、家紋役物224Eは、下方に移動され、初期位置に戻っている。
図334(k)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、姫のカットイン画像HCIが表示されている様子が示されている。この姫のカットイン画像HCIは、ボタン予告演出やタイマ予告演出やミニゲームを経由しないで突然表示されたものであって信頼度は低いものとなっているが、ボタン予告演出やタイマ予告演出あるいはミニゲームが行われた結果として表示されるようにしてもよい。また、姫のカットイン画像HCIに換えて、例えば、鉄板画像TPが表示される場合があってもよい。
図335は、本実施形態に適用可能な準備中予告演出の別の例を段階的に示す図である。なお、図335(a)〜同図(c)に示す演出は、図334(a)〜同図(c)と同じなので、説明を省略する。
図335(d)では、ナビキャラとしての殿様のキャラクタが爆弾を投てきしているアニメーションが行われている様子が示されている。具体的には、第3装飾図柄表示装置208Nに表示されている殿様のキャラクタが「まだだ」と叫びながら爆弾を投てきし、この爆弾は、第3装飾図柄表示装置208Nから第1装飾図柄表示装置208Lに亘って移動する。そして、この爆弾は、タイマ表示のカウントダウンが行われているチュートリアル表示部TT1に向かい、チュートリアル表示部TT1の上方の近傍で破裂する。
すると、図335(e)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、タイマ表示のカウントダウンが中断されて、再び、準備中画像RDYが表示されている様子が示されている。このタイマ予告演出が開始された時点では、タイマ表示が「10:00」となっており、ボタン予告演出が開始されるタイミングを報知していたが、そのタイマ予告演出が中断されたことにより、ボタン予告演出に対応するものではなかったことが認識される場合がある。なお、ナビキャラによるタイマ予告演出の中断演出が行われた場合の方が、ナビキャラによるタイマ予告演出の中断演出が行われなかった場合よりも大当り図柄が確定表示されやすくしてもよい。なお、タイマ表示のカウントダウンが中断する演出が行われた場合には、準備中画像RDYの表示に換えてタイマ表示の時間が増加してカウントアップされるまでの時間が延長されるようにしてもよいし、カウントダウンの速度が遅くなってもよい。また、例えば、タイマ予告はカウントダウンの速度が変化しないので0のタイミングを予測しやすいという利点があり、だからこそ、準備中画像RDYの終了タイミング(つまり、タイマ予告の開始タイミング)によって将来のことがわかる場合がある。
図335(f)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、ボタン予告演出が開始されてデフォルトのボタン画像136aが残時間メータMTとともに表示され、演出ボタン136の操作受付状態が開始された様子が示されている。なお、チュートリアル表示部TT1では、準備中画像RDYが引き続き表示されている。
図335(g)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、ボタン予告演出が開始され、操作有効期間が開始されてからの時間に応じて残時間メータのゲージが減少している様子が示されている。
その後、図335(h)に示すタイミングで演出ボタン136が操作されると、ボタン予告演出に成功したとして、図335(i)に示すように、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に移行する。具体的には、第1装飾図柄表示装置208Lで表示されていた装飾図柄は、第2装飾図柄表示装置208Mの上方で小さく表示されて変動表示が継続され、また、第1装飾図柄表示装置208Lの表示画面の左右両隅部にリーチ状態を形成している「装飾4」が表示される。これにより、「装飾4」でのリーチ状態であることが容易に認識することができる場合がある。なお、第2装飾図柄表示装置208Mにおいて表示されていた受付回数表示850とストックボタン画像852はスーパーリーチに移行するタイミングで消去される。また、第1装飾図柄表示装置208Lでは、スーパーリーチへ移行する演出表示(スーパーリーチ移行表示)が行われ、また、家紋役物224Eが上昇及び回転し、第1装飾図柄表示装置208Lの中央下部の前面側にオーバーラップしている。そのため、変動アイコンh0や一部の保留アイコン(例えば、保留アイコンh11)が家紋役物224Eによってオーバーラップされることにより視認困難とされている。また、家紋役物224Eは、準備中画像RDYが表示されたチュートリアル表示部TT1の一部にもオーバーラップしている。この家紋役物224Eの上昇・回転動作により、スーパーリーチへ移行することが報知されている。また、この演出例では、スーパーリーチのうちの少なくとも剣豪リーチへ移行する場合には、スーパーリーチ移行表示が開始された後でUI部UI3が保留アイコンh11及びチュートリアル表示部TT1とともに下方にフレームアウトされ、非表示となる。
図335(j)では、剣豪リーチが開始されている様子が示されている。なお、剣豪リーチに移行する場合には、UI部UI3は非表示とされるが、UI部UI3に表示されていた変動アイコンh0は、表示位置を下方に変更して表示が維持されている。また、チュートリアル表示部TT1は、UI部UI3とともに非表示とされるが、準備中画像RDYは、引き続き表示が維持されている。また、家紋役物224Eは、下方に移動され、初期位置に戻っている。
図335(k)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、準備中画像RDYからタイマ予告表示に切り替わり、タイマ予告演出が再開されている様子が示されている。具体的には、再開後のタイマ予告表示は、金色の背景色に変更されており、大当りの信頼度が向上していることが示されている。また、図335(k)では、タイマ予告表示におけるタイマ表示は「10:00」を示しており、カウントダウンが再開されてから10秒後に或る予告表示が表示される可能性があることが報知されている。すなわち、この演出例では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)中にタイマ予告演出によるタイマ表示のカウントダウンが行われている様子が示されている。なお、タイマ予告演出の開始時期は、適宜のタイミングとされており、例えば、スーパーリーチの開始前、スーパーリーチの開始後、リーチ状態となる前、リーチ状態となってからスーパーリーチが開始するよりも前等のタイミングで開始されてもよい。また、タイマ予告演出が再開されたときにおけるタイマ表示は、適宜に時間に設定することができ、例えば、中断時の時間を示す「9:00」から開始するようにしてもよい。
その後、タイマ予告表示におけるタイマ表示のカウントダウンが開始し、図335(l)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、タイマ表示が「0:00」となりカウントダウンが完了した様子が示されている。
そして、タイマ表示のカウントダウンが完了すると、図335(m)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、タイマ表示に換えて「Go」の文字が表示され、或る予告表示が開始されることを報知している。
すると、図335(n)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、予告表示としての鉄板画像TPが表示され、大当り確定であることが報知される。すなわち、タイマ予告演出は、或る予告表示としての鉄板画像TPの表示の予告表示に対応しているということができる。この演出例では、図334に示すように、タイマ予告演出に対応する予告表示がスーパーリーチへの発展ではなく、タイマ予告演出が引き延ばされた結果、スーパーリーチ中に表示されるカットイン画像の表示に対応することとなり、その結果、カットイン画像が信頼度の高いものとなっている。このように、この演出例では、スーパーリーチにおけるよいところでカウントダウンが「0:00」となり、よい演出が行われる例について示されている。また、準備中画像RDYの終了タイミング(或る予告表示の開始タイミング)が、或る変動において遅ければ遅いほど大当りの期待度が高くなるように構成されている。
図336は、本実施形態に適用可能な準備中予告演出の別の例を段階的に示す図である。なお、図336(a)に示す演出は、図334(a)と同じなので、説明を省略する。
図336(b)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、チュートリアル表示部TT1に表示されていた説明表示から準備中画像RDYに切り換えられた様子が示されている。このとき、準備中画像RDYが表示されたチュートリアル表示部TT1の上方には、「TIMER×2」の表示が行われており、タイマ予告演出が2回行われることが示されている。なお、「TIMER×2」の表示は、準備中画像RDYの表示と同時に表示されてもよいし、準備中画像RDYが表示された後で表示されてもよく、例えば、最初はタイマ予告演出が1回行われると思わせておいて、実は2回行われることを演出するようにしてもよい。なお、「TIMER×2」の表示に換えて、例えば、準備中画像RDYを2つ表示するようにしてもよい。
図336(c)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、チュートリアル表示部TT1に表示されていた準備中画像RDYからタイマ予告表示に切り換えられ、タイマ予告演出が開始された様子が示されている。タイマ予告表示の背景色は青色とされており、信頼度の低い態様となっている。なお、ここで、タイマ予告表示の背景色が緑色のデフォルトの表示態様であってもよい。また、タイマ予告表示におけるタイマ表示は「10:00」となっており、カウントダウンが開始してから10秒後に或る予告表示が表示される可能性があることが報知されている。
その後、タイマ予告表示におけるタイマ表示のカウントダウンが開始し、図336(d)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、タイマ表示が「0:00」となりカウントダウンが完了した様子が示されている。また、装飾図柄が左図柄と右図柄にそれぞれ「装飾4」が停止表示されてリーチ状態となった様子が示されている。また、タイマ表示のカウントダウンが完了すると、チュートリアル表示部TT1の上方に表示されていた「TIMER×2」の表示は消去されており、1回目のタイマ予告演出が消化されて終了したことが報知されている。なお、「TIMER×2」の表示を、タイマ表示が「0:00」となったときのエフェクトの表示により視認困難としてもよい。また、「TIMER×2」の表示を消去せず、表示したままとしてもよい。また、準備中表示が複数表示される場合には、1つ目の準備中表示が終了した後に、準備中表示に関する表示が一度非表示になる状態を設けてもよい。
そして、タイマ表示のカウントダウンが完了すると、図336(e)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、チュートリアル表示領域TT1においてタイマ表示に換えて「Go」の文字が表示され、或る予告表示が開始されることを報知している。
すると、図336(f)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、ボタン予告演出が開始されてデフォルトのボタン画像136aが残時間メータMTとともに表示され、演出ボタン136の操作受付状態が開始された様子が示されている。このとき、ボタン画像136a及び残時間メータMTは、装飾図柄にオーバーラップしている。また、チュートリアル表示部TT1では、「Go」の表示が消去され、非表示状態とされている。そのため、タイマ予告演出のストックが1つもないように見える場合がある。この演出例では、ボタン予告演出の開始自体は、タイマ予告演出が行われた結果開始される予告表示ではなく、ボタン予告演出において演出ボタン136が操作された結果、成功した場合に表示される予告表示がタイマ予告演出が行われた結果開始される予告表示に対応している。
図336(g)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、ボタン予告演出が開始され、操作有効期間が開始されてからの時間に応じて残時間メータのゲージが減少している様子が示されている。このとき、チュートリアル表示部TT1において準備中画像RDYが再び表示され、2回目のタイマ予告演出が開始されることが報知されるが、準備中画像RDYの再表示時には、1回目の準備中画像RDYが表示されたときと比べて拡大して表示される。そのため、この準備中画像RDYにより、変動アイコンh0や装飾図柄の一部がオーバーラップされる場合がある。このように、準備中画像RDYが一旦非表示になって、さらにオーバーラップしたりすることで、より注目させる効果がある場合がある。
その後、図336(h)に示すタイミングで演出ボタン136が操作されると、ボタン予告演出に成功したとして、図336(i)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、スーパーリーチ移行表示が行われ、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展する。また、家紋役物224Eが上昇及び回転し、第1装飾図柄表示装置208Lの中央下部の前面側にオーバーラップする。また、家紋役物224Eは、拡大された準備中画像RDYの一部にもオーバーラップしており、家紋役物224Eにオーバーラップされていない状態よりも視認困難とされている。なお、準備中画像RDYは、拡大表示された場合にのみ家紋役物224Eにオーバーラップされ、拡大表示されていない場合にはオーバーラップされないようにしてもよい。また、スーパーリーチ移行表示が開始された後でUI部UI3が保留アイコンh11及びチュートリアル表示部TT1とともに下方にフレームアウトされ、非表示となる。すなわち、この演出例では、タイマ予告演出の結果として行われる或る予告表示がスーパーリーチへの発展に対応しているということができる。
図336(j)では、剣豪リーチが開始されている様子が示されている。なお、剣豪リーチに移行する場合には、UI部UI3は非表示とされるが、UI部UI3に表示されていた変動アイコンh0は、表示位置を下方に変更して表示が維持されている。また、チュートリアル表示部TT1は、UI部UI3とともに非表示とされるが、準備中画像RDYは、引き続き表示が維持されている。なお、準備中画像RDYは拡大表示されているため、変動アイコンh0の一部がオーバーラップされており、また、リーチ演出表示における剣豪のキャラクタもオーバーラップされている。このように、拡大表示された準備中画像RDYは、スーパーリーチの実行中においても表示される場合がある。また、家紋役物224Eは、下方に移動され、初期位置に戻っている。
図336(k)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、準備中画像RDYからタイマ予告表示に切り替わり、2回目のタイマ予告演出が開始されている様子が示されている。具体的には、開始後のタイマ予告表示は、金色の背景色に変更されており、大当りの信頼度が向上していることが示されている。また、図336(k)では、タイマ予告表示におけるタイマ表示は「3:00」を示しており、カウントダウンが開始されてから3秒後に或る予告表示が表示される可能性があることが報知されている。すなわち、この演出例では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)中にタイマ予告演出によるタイマ表示のカウントダウンが行われている様子が示されている。また、この演出例では、タイマ予告表示の大きさが拡大表示された準備中画像RDYの大きさと同じ大きさとされており、タイマ予告表示が拡大表示された場合は、拡大表示されない場合よりも大当り図柄が確定表示されやすくなっている。また、タイマ予告表示の背景色が金色の場合には、必ず拡大表示されるようにしてもよい。また、タイマ予告表示の背景色が金色以外の色であっても拡大表示される場合があってもよい。また、この演出例では、1つ目のタイマ予告演出よりも2つ目のタイマ予告演出の方が背景色が信頼度の高い色となっているが、タイマ表示の時間は短くなっている。なお、1つ目のタイマ予告演出よりも2つ目のタイマ予告演出の方がタイマ表示の時間が長くてもよい。
その後、タイマ予告表示におけるタイマ表示のカウントダウンが開始し、図336(l)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、タイマ表示が「0:00」となりカウントダウンが完了した様子が示されている。
そして、タイマ表示のカウントダウンが完了すると、図336(m)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、タイマ表示に換えて「Go」の文字が表示され、或る予告表示が開始されることを報知している。
すると、図336(n)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、予告表示としての鉄板画像TPが表示され、大当り確定であることが報知される。すなわち、2回目のタイマ予告演出は、或る予告表示としての鉄板画像TPの表示の予告表示に対応しているということができる。この演出例では、タイマ予告演出が2回行われることが予め報知されることで大当りに対する期待感を飛躍的に向上させることができる場合がある。
このように、この演出例では、準備中画像RDYが服ウ数表示された場合において、1つの準備中画像RDYが消化された場合は、同一の図柄変動表示において、全ての準備中画像RDYが消化されていることが示されている。
図337は、本実施形態に適用可能な準備中予告演出の別の例を段階的に示す図である。なお、図337(a1)〜同図(a2)に示す演出は、図333(a1)〜同図(a2)と同じなので、説明を省略する。
図337(a3)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、長押し用演出表示による長押し演出が表示開始されている様子が示されている。長押し用演出表示は、上方に殿様のキャラクタが描かれた領域が配置され、下方に剣豪のキャラクタが描かれた領域が配置されており、演出ボタン136の長押し操作の操作量に応じて、双方の領域の大きさが相対的に変動するように表示される。なお、長押し演出が開始されたときも準備中画像RDYは表示されている。なお、図337(a3)に示すタイミングでは、演出ボタン136の操作有効期間は開始されていない。
図337(a4)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、長押し演出による長押し操作の受け付けが開始された様子が示されている。すなわち、演出ボタン136の操作有効期間が開始された様子が示されている。なお、この長押し演出では、残時間ゲージMTが表示されないが表示されてもよい。また、準備中画像RDYからタイマ予告表示に切り替わり、タイマ予告演出が開始されされている様子が示されている。具体的には、タイマ予告表示は、緑色の背景色に変更されており、信頼度はそれほど高くないことが示されている。また、図337(a4)では、タイマ予告表示におけるタイマ表示は「5:00」を示しており、カウントダウンが開始されてから5秒後に或る予告表示が表示される可能性があることが報知されている。すなわち、この演出例では、操作有効期間とタイマ表示のカウントダウンの時間が一致している。なお、完全に一致していなくてもよい。なお、演出ボタン136の操作有効期間が開始された後でタイマ予告演出が開始されてもよいし、タイマ予告演出が開始された後で演出ボタン136の操作有効期間が開始されてもよいし、演出ボタン136の操作有効期間が開始されたタイミングでタイマ予告演出が開始されてもよい。
図337(a5)では、遊技者による演出ボタン136の長押し操作が行われている様子が示されている。なお、図337(a5)に示すタイミングでは、タイマ予告表示におけるタイマ表示は「4:00」となっている。
図337(a6)では、遊技者による演出ボタン136の長押し操作が引き続き行われている様子が示されている。このとき、長押し用演出表示では、上方に配置された殿様のキャラクタが描かれた領域が拡大し、その分、下方に配置された剣豪のキャラクタが描かれた領域が縮小されており、殿様のキャラクタが優勢であることが示されている。これにより、有利な結果となりやすいことが示唆されている。なお、図337(a6)に示すタイミングでは、タイマ予告表示におけるタイマ表示は「3:00」となっている。
図337(a7)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、タイマ表示が「0:00」となってカウントダウンが終了し、「Go」の文字が表示されている様子が示されている。また、長押し演出が引き続き行われており、演出ボタン136の操作有効期間も未だ継続中となっている。すなわち、「Go」の文字表示は、演出ボタン136の操作有効期間において表示されているということができる。また、長押し用演出表示では、上方に配置された殿様のキャラクタが描かれた領域がさらに拡大し、その分、下方に配置された剣豪のキャラクタが描かれた領域がさらに縮小されており、殿様のキャラクタが断然優勢であることが示されている。なお、「Go」の文字が表示された後で長押し演出が終了されてもよいし、長押し演出が終了した後で「Go」の文字が表示されるようにしてもよいし、「Go」の文字が表示されるタイミングで長押し演出が終了するようにしてもよい。また、「Go」の文字が表示された後で操作有効期間が終了してもよいし、操作有効期間が終了した後で「Go」の文字が表示されるようにしてもよいし、「Go」の文字が表示されるタイミングで操作有効期間が終了するようにしてもよい。
すると、図337(a8)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、「一撃」の文字が表示されるとともに、デカボタン画像136aLが残時間メータMTとともに表示されてボタン予告演出が開始され、操作有効期間が再度設定された様子が示されている。すなわち、このボタン予告演出は、長押し演出に続いて行われるボタン操作演出の一例ということができる。換言すれば、複数(種類)のボタン演出が連続して行われる例を示しているということができる。なお、ここで、設定される操作有効期間は、長押し演出における操作有効期間がいったん終了した後で再度設定されてもよいし、長押し演出における操作有効期間に連続して設定されるようにしてもよい。
その後、図337(a9)に示すタイミングで演出ボタン136が操作されると、図337(a10)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、主人公の殿様が敵役の剣豪に勝利し、「装飾4−装飾4−装飾4」の装飾図柄の組合せが導出されて揺れ変動が開始される。このとき、家紋役物224E、八代役物224Fa及び将軍役物224Fbでは、大当りとなることを祝福するようにレインボーの発光態様で発光する。
このように、この演出例では、長押しパートで準備中表示が終了してタイマ表示のカウントダウンが開始され、長押しパートと次のパートとの間や長押しパートの最後の方でカウントダウンが完了して「0:00」となり、次のパートで行われるボタン演出がよいものになること例について示されている。
図337(b1)〜同図(b5)は、剣豪リーチにおいて長押し演出が行われるが、タイマ予告演出が行われていない様子が示されている。
具体的には、図337(b1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、長押し用演出表示による長押し演出が開始された後、長押し操作の受け付けが開始され、また、演出ボタン136の長押し操作が行われている様子が示されている。なお、この演出例では、タイマ予告演出は行われていない。
しかしながら、この演出例では、図337(b2)に示すように、演出ボタン136の長押し操作が継続されているが、長押し用演出表示では、上方に配置された殿様のキャラクタが描かれた領域が縮小し、その分、下方に配置された剣豪のキャラクタが描かれた領域が拡大されており、殿様のキャラクタが劣勢(敵キャラである剣豪のキャラクタ優勢)であることが示されている。これにより、有利な結果となり難いことが示唆されている。
その後、図337(b3)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、「一撃」の文字が表示されるとともに、デフォルトの表示態様のボタン画像136aが残時間メータMTとともに表示されてボタン予告演出が開始され、操作有効期間が再度設定された様子が示されている。このように、長押し演出が行われるときに、タイマ予告演出が行われない場合には、デカボタン画像136aLが表示され難く、デフォルトの表示態様のボタン画像136aが表示されやすくなる。なお、長押し演出が行われるときに、タイマ予告演出が行われない場合には、デカボタン画像136aLが表示されないようにしてもよい。
その後、図337(b4)に示すタイミングで演出ボタン136が操作されると、図337(b5)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、主人公の殿様が敵役の剣豪に負け、「装飾4−装飾5−装飾4」のハズレの装飾図柄の組合せが導出されて揺れ変動が開始される。なお、ミニゲームやタイマ予告演出を経由しない場合であってもよい流れとなって大当りとなるようにしてもよい。
図338は、本実施形態に適用可能なボタン連打演出の一例を段階的に示す図である。
図338(a)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、表示画面の下部にUI部UI3が配置されており、このUI部UI3には、その中央に変動アイコンh0が台座に載置された態様で表示されており、変動アイコンh0の左側には、4つの保留アイコンが表示可能に台座が4つ配置された保留アイコン表示領域が形成されている。図338(a)に示すタイミングでは、特図1の変動表示が1つ保留されているので、保留アイコン表示領域には、1つの保留アイコンh11が表示されている。なお、変動アイコンh0及び保留アイコンh11は、いずれもデフォルトの表示態様となっている。また、変動アイコンh0の右側には、チュートリアル表示部TT1が配置されており、図338(a)に示されるチュートリアル表示部TT1では、「パンダは殿様の師匠」と表示されており、パンダのキャラクタと殿様のキャラクタとの関係について説明がなされている。また、図338(a)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、ボタン連打演出が開始されており、「ボタン連打で時間内にメーターをMAXにしろ」の説明が行われており、さらに、「用意」の文字とともにボタン画像136aが表示され、表示画面の左側には、上下方向に5つのメモリが配置されてなる操作量メータMT11が表示されている。なお、図338(a)に示すタイミングでは、演出ボタン136の連打操作の受け付け開始前、すなわち、操作有効期間の開始前であり、演出ボタンランプ138も白色で点灯している。この演出例では、ボタン画像136aの上方に表示された「用意」の表示が準備中画像RDYに相当する表示(ボタン連打演出の準備演出表示)ということができる。なお、ボタン連打演出が開始されると、第1装飾図柄表示装置208Lにおいて変動表示が行われていた装飾図柄は、第2装飾図柄表示装置208Mの上方に移動し、縮小表示されている。また、図338(a)に示すUI部UI3は、青色で表示されたデフォルトの表示態様とされている。
第2装飾図柄表示装置208Mでは、表示画面の下部にステージ名表示部ST1が配置されている。図338(a)に示されるステージ名表示部ST1では、「城下町」と表示されており、現在のステージが城下町であることが報知されている。また、第2装飾図柄表示装置208Mには、受付回数表示850とストックボタン画像852も表示されている。
第3装飾図柄表示装置208Nでは、殿様のキャラクタがステージ上に乗っている様子が示されており、遊技の進行に応じて様々な動作を行っている。また、第3装飾図柄表示装置208Nの表示画面上部では、特図1及び特図2の第2保留数表示が表示されている。
また、第1装飾図柄表示装置208Lの下方には、家紋役物224Eが配置されており、また、第1装飾図柄表示装置208Lの上方には、演出可動体の一つである八代役物224Faと将軍役物224Fbとが配置されている。
図338(b)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、演出ボタン136の連打操作の受け付けが開始された様子が示されている。具体的には、ボタン画像136aの上方に表示されていた「用意」の文字が「開始」の文字に切り替わるとともに、ボタン画像136aの下方に残時間メータMTが表示され、操作有効期間が開始されたことを報知するとともに、演出ボタンランプ138が、赤色に発光する。この演出例では、操作有効期間が開始されたタイミングでボタン連打演出(本演出)が開始されているということもできる。
図338(c)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、操作有効期間からの時間の経過に応じて残時間メータMTのゲージが減少する態様で表示され、また、ボタン画像136aの右側では、数字の表示によるカウントダウン表示が表示されている。図338(c)に示すタイミングでは、カウントダウン表示として「5」が表示され、操作有効期間が終了するまでの時間が5秒であることが報知されている。このカウントダウン表示におけるカウントダウンが完了すると或る予告演出が行われる可能性があることから、このカウントダウン表示によるカウントダウンの演出がタイマ予告演出に対応しているということもできる。
図338(d)では、遊技者による演出ボタン136の連打操作が開始された様子が示されている。なお、図338(d)に示すタイミングでは、カウントダウン表示として「4」が表示されており、操作有効期間が終了するまであと4秒であることが報知されている。
図338(e)では、遊技者による演出ボタン136の連打操作が引き続き行われており、第1装飾図柄表示装置208Lでは、連打操作の回数に応じて操作量メータMT11のメモリが赤色で1つ表示されている。なお、図338(e)に示すタイミングでは、カウントダウン表示として「3」が表示されており、操作有効期間が終了するまであと3秒であることが報知されている。
図338(f)では、遊技者による演出ボタン136の連打操作が引き続き行われており、第1装飾図柄表示装置208Lでは、操作量メータMT11のメモリが赤色で3つ表示されている様子が示されている。なお、図338(f)に示すタイミングでは、カウントダウン表示として「1」が表示されており、操作有効期間が終了するまであと1秒であることが報知されている。
図338(g)では、第1装飾図柄表示装置208Lにおけるカウントダウン表示が「0」となり、操作有効期間が終了し、遊技者による演出ボタン136の連打操作が終了した様子が示されている。なお、操作量メータMT11のメモリは赤色で3つ表示された態様となっており、すなわち、ボタン連打演出に失敗したことが示されている。なお、演出ボタンランプ138は、赤色で点灯した状態とされているが、操作有効期間が終了したタイミングで点灯状態が赤色から白色に切り替わるようにしてもよいし、操作有効期間が終了する前に演出ボタンランプ138の点灯状態が赤色から白色に切り替わるようにしてもよい。
ボタン連打演出に失敗すると、図338(h)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、「残念・・・」と表示され、ボタン連打演出に失敗したことが報知される。なお、この演出例では、タイマ予告の他にカウントダウン表示的な演出を実行可能なパチンコ機において、或る予告表示には、このカウントダウン表示的な表示は含まない場合があってもよい。
図339は、本実施形態に適用可能な準備中予告演出の別の例を段階的に示す図である。
図339(a)に示す第1装飾図柄表示装置では、表示画面の下部にUI部UI3が配置されており、このUI部UI3には、その中央に変動アイコンh0が台座に載置された態様で表示されており、変動アイコンh0の左側には、4つの保留アイコンが表示可能に台座が4つ配置された保留アイコン表示領域が形成されている。図339(a)に示すタイミングでは、特図1の変動表示が2つ保留されているので、保留アイコン表示領域には、2つの保留アイコンh11,h12が表示されている。なお、変動アイコンh0及び保留アイコンh11,h12は、いずれもデフォルトの表示態様となっている。また、変動アイコンh0の右側には、チュートリアル表示部TT1が配置されており、図339(a)に示されるチュートリアル表示部TT1では、第1準備中画像RDY1が表示されている。この第1準備中画像RDYの機能は、上述した準備中画像RDYと同様である。また、第1装飾図柄表示装置208Lでは、装飾図柄の変動表示が行われている。また、図339(a)に示すUI部UI3は、青色で表示されたデフォルトの表示態様とされている。また、この演出例では、第1準備中画像RDY1の上方に第2準備中画像RDYが表示されており、複数の準備中画像が同時に表示されている様子が示されている。第1準備中画像RDY1及び第2準備中画像RDY2は、それぞれ対応する演出(タイマ予告演出やミニゲーム等)が行われる。なお、これらの準備中画像(第1準備中画像RDY1、第2準備中画像RDY2)は、いずれも先読み予告として機能している。また、いずれの準備中画像も背景色が緑色とされておりデフォルトの表示態様となっている。また、これらの準備中画像は、同時に表示開始されてもよいし、一方が表示開始された後で他方が表示開始されるようにしてもよい。
第2装飾図柄表示装置208Mでは、表示画面の下部にステージ名表示部ST1が配置されている。図339(a)に示されるステージ名表示部ST1では、「城下町」と表示されており、現在のステージが城下町であることが報知されている。また、第2装飾図柄表示装置208Mには、受付回数表示850とストックボタン画像852も表示されている。
第3装飾図柄表示装置208Nでは、殿様のキャラクタがステージ上に乗っている様子が示されており、遊技の進行に応じて様々な動作を行っている。また、第3装飾図柄表示装置208Nの表示画面上部では、特図1及び特図2の第2保留数表示が表示されている。
図339(b)は、図339(a)に示す図柄変動表示が終了し、次の図柄変動表示が開始している様子が示されている。具体的には、第1特図表示装置212における図柄変動が開始されると、保留アイコンh11,h12がそれぞれ移動アニメーションにより移動表示され、第1の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコンが変動アイコンが表示される台座の上に載置されて変動アイコンh0となり、第2の保留アイコンh12の表示位置にあった保留アイコンが第1の保留アイコンh11となり、それぞれ、対応する台座上に移動する。また、装飾図柄の変動表示が開始されている。なお、第1準備中画像RDY1及び第2準備中画像RDY2は引き続き表示されており、すなわち、これらの準備中画像が複数の図柄変動表示に跨って表示されているということができる。
図339(c)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、チュートリアル表示部TT1に表示されていた第1準備中画像RDY1がタイマ予告表示に切り換えられ、タイマ予告演出が開始された様子が示されている。なお、第1準備中画像RDY1に対応するタイマ予告表示の背景色は緑色とされており、デフォルトの表示態様となっている。また、タイマ予告表示におけるタイマ表示は「5:00」となっており、カウントダウンが開始してから5秒後に或る予告表示が表示される可能性があることが報知されている。この演出例では、複数の準備中画像のうちの一つが発動(消化)されて演出が開始された場合は、他の全ての準備中画像も消化されるように構成されている。なお、準備中画像は1回の図柄変動表示においてすべて消化されるが、予告アイコンは次回以降の図柄変動表示まで持ち越して表示されるようにしてもよい。
図339(d)は、第1準備中画像RDY1に対応するタイマ予告表示におけるタイマ表示が「0:00」となり、カウントダウンが完了した様子が示されている。
すると、図339(e)に示すように、第1準備中画像RDY1に対応するタイマ予告表示が表示されていた領域に「Go」の文字が表示され、このタイマ予告表示に係るタイマ予告演出に対応する或る予告表示が開始されることが報知される。
図339(f)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、「Go」の文字がその表示領域とともに消去され、第2準備中画像RDY2が下方にスライド移動し、チュートリアル表示部TT1の位置まで移動する準備中画像移動アニメが行われている。また、第1準備中画像RDY1に対応するタイマ予告演出によるタイマ表示のカウントダウンが完了したことに応じた予告演出(先行開始予告演出)が開始し、忍者のキャラクタNJ4が出現している様子が示されている。ここで表示される忍者のキャラクタNJ4は、図326(f)に示して上述した保留アイコンの表示態様が変化される際に表示される場合がある忍者のキャラクタNJ4と同じであるが、別のキャラクタであってもよい。なお、この演出において、先行開始予告演出が開始した後で準備中画像移動アニメが開始してもよいし、準備中画像移動アニメが開始した後で先行開始予告演出が開始してもよいし、先行開始予告演出が開始したタイミングで準備中画像移動アニメが開始してもよい。また、図339(f)に示す忍者のキャラクタNJ4は、第2準備中画像RDY2にオーバーラップしているが、第2準備中画像RDY2にオーバーラップされてもよい。
図339(g)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、保留変化アニメが開始されており、忍者のキャラクタNJ4が変動アイコンh0に向けて手裏剣を投てきし、変動アイコンh0に命中した様子が示されている。このとき、エフェクトEF4により、変動アイコンh0の全体が覆われ、エフェクトEF4に覆われていない状態に比べて、視認困難状態とされている。
図339(h)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、保留変化アニメが行われた結果、変動アイコンh0がデフォルトの表示態様から赤色の表示態様となり、当該変動予告が開始されている。
図339(i)では、左図柄と右図柄にそれぞれ「装飾4」が停止表示されてリーチ状態となった後、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に移行する様子が示されている。具体的には、第1装飾図柄表示装置208Lで表示されていた装飾図柄は、第2装飾図柄表示装置208Mの上方で小さく表示されて変動表示が継続され、また、第1装飾図柄表示装置208Lの表示画面の左右両隅部にリーチ状態を形成している「装飾4」が表示される。なお、第2装飾図柄表示装置208Mにおいて表示されていた受付回数表示850とストックボタン画像852はスーパーリーチに移行するタイミングで消去される。また、第1装飾図柄表示装置208Lでは、スーパーリーチへ移行する演出表示(スーパーリーチ移行表示)が行われ、また、家紋役物224Eが上昇及び回転し、第1装飾図柄表示装置208Lの中央下部の前面側にオーバーラップしている。そのため、変動アイコンh0や一部の保留アイコン(例えば、保留アイコンh11)が家紋役物224Eによってオーバーラップされることにより視認困難とされている。また、家紋役物224Eは、第2準備中画像RDY2の一部にもオーバーラップしている。この家紋役物224Eの上昇・回転動作により、スーパーリーチへ移行することが報知されている。また、この演出例では、スーパーリーチ移行表示が開始された後でUI部UI3が保留アイコンh11及びチュートリアル表示部TT1とともに下方にフレームアウトされ、非表示となる。
図339(j)では、剣豪リーチが開始されている様子が示されている。なお、剣豪リーチに移行する場合には、UI部UI3は非表示とされるが、UI部UI3に表示されていた変動アイコンh0は、表示位置を下方に変更して表示が維持されている。また、チュートリアル表示部TT1は、UI部UI3とともに非表示とされるが、第2準備中画像RDY2は、引き続き表示が維持されている。また、家紋役物224Eは、下方に移動され、初期位置に戻っている。
図339(k)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第2準備中画像RDY2からタイマ予告表示に切り替わり、タイマ予告演出が開始されている様子が示されている。タイマ予告表示は金色の背景色とされており、大当りの信頼度が向上していることが示されている。また、図339(k)では、タイマ予告表示におけるタイマ表示は「10:00」を示しており、カウントダウンが再開されてから10秒後に或る予告表示が表示される可能性があることが報知されている。なお、タイマ予告表示は、表示開始時にはデフォルトの表示態様とされ、表示開始した後(例えば、カウントダウンが開始された後)で金色の背景色に変化する等の昇格表示が行われる場合があってもよい。
その後、タイマ予告表示におけるタイマ表示のカウントダウンが開始し、図339(l)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、タイマ表示が「0:00」となりカウントダウンが完了した様子が示されている。
そして、タイマ表示のカウントダウンが完了すると、図339(m)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、タイマ表示に換えて「Go」の文字が表示され、或る予告表示が開始されることを報知している。
すると、図339(n)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、予告表示としての鉄板画像TPが表示され、大当り確定であることが報知される。すなわち、第2準備画像RDY2に対応するタイマ予告演出は、或る予告表示としての鉄板画像TPの表示の予告表示に対応しているということができる。なお、この演出例では、複数の準備中画像のうちの一つが消化された後は、新たな準備中画像が表示されないが、複数の準備中画像の一つが消化された後で、新たな準備中画像が表示されるようにしてもよい。
図340は、本実施形態に適用可能な説明表示による演出の一例を段階的に示す図である。なお、図340(a1)に示す演出は、図326(a)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図340(a2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、チュートリアル表示部TT1における説明表示が、「パンダは殿様の師匠」から「殿様は八代将軍です」に変更された様子が示されている。この演出例では、チュートリアル表示部TT1にける説明表示を切り替える場合には、上述したシャッタ画像による開閉表示は行われず、説明表示間での切換表示により行われる。この演出例では、一の図柄変動表示において、説明表示を切り替える場合にシャッタ画像による開閉表示を行わず、説明表示間での切換表示を行うことが示されている。
図340(b1)〜同図(b3)は、説明表示の切り替えを行う場合にシャッタ画像による開閉表示が行われる様子を示している。なお、図340(b1)〜同図(b2)に示す演出は、図326(a)〜同図(b)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図340(b3)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、シャッタ画像によるチュートリアル表示部TT1が完全に閉鎖される前に、シャッタ画像が開放し、「殿様は八代将軍です」の説明表示が表示されている様子が示されている。すなわち、シャッタ画像による開閉表示が予告表示が行われる前兆表示ではなく、偽の前兆表示であったことが示されている。なお、ここで、シャッタ画像によりチュートリアル表示部TT1が完全に閉鎖された後でシャッタ画像が開放するようにしてもよい。このような演出が行われることにより、予告表示が開始されるのかと期待したが、予告表示が開始されず説明表示が行われたことで遊技者をがっかりさせることで、シャッタ画像の開閉表示に期待を持たせることができる場合がある。
図341は、本実施形態に適用可能な準備中予告演出の別の例を段階的に示す図である。図341(a1)〜同図(a3)は、図326(e)に続く演出の別の例について示している。なお、図341(a1)〜同図(a2)に示す演出は、図326(f)〜同図(g)に示す演出例と同じであるので、説明を省略する。
図341(a3)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、エフェクトEF4が消去されたが1つ目の保留アイコンh11の表示態様がデフォルトの表示態様のまま変化していない様子が示されている。このように、図326を参照して上述した保留変化アニメが行われても表示態様が変化しない失敗演出が行われてもよい。なお、保留変化アニメに登場するキャラクタを複数種類用意し、保留変化アニメにおいて登場するキャラクタによって保留アイコンの表示態様が変化する割合が異なるようにしてもよい。
なお、上述した保留変化アニメでは、忍者のキャラクタNJ4がUI部UI3にオーバーラップして表示されていたが、例えば、図341(b1)に示すように、UI部UI3の上方に表示させてUI部UI3にオーバーラップしないようにしてもよい。この場合、保留変化アニメにおいて、忍者のキャラクタNJ4がUI部UI3にオーバーラップする場合とオーバーラップしない場合があってもよい。
図342は、本実施形態に適用可能な準備中予告演出の別の例を段階的に示す図である。
図342(a1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、表示画面の下部にUI部UI3が配置されており、このUI部UI3には、その中央に変動アイコンh0が台座に載置された態様で表示されており、変動アイコンh0の左側には、4つの保留アイコンが表示可能に台座が4つ配置された保留アイコン表示領域が形成されている。図342(a1)に示すタイミングでは、特図1の変動表示が1つ保留されているので、保留アイコン表示領域には、1つの保留アイコンh11が表示されている。なお、変動アイコンh0及び保留アイコンh11は、いずれもデフォルトの表示態様となっている。また、変動アイコンh0の右側には、チュートリアル表示部TT1が配置されており、図342(a1)に示されるチュートリアル表示部TT1では、「パンダは殿様の師匠」と表示されており、パンダのキャラクタと殿様のキャラクタとの関係について説明がなされている。なお、この演出例において、装飾図柄は、第2装飾図柄表示装置208Mの上方に移動し、縮小表示されている。また、図342(a1)に示すUI部UI3は、青色で表示されたデフォルトの表示態様とされている。
第2装飾図柄表示装置208Mでは、表示画面の下部にステージ名表示部ST1が配置されている。図342(a1)に示されるステージ名表示部ST1では、「城下町」と表示されており、現在のステージが城下町であることが報知されている。また、第2装飾図柄表示装置208Mには、受付回数表示850とストックボタン画像852も表示されている。
第3装飾図柄表示装置208Nでは、殿様のキャラクタがステージ上に乗っている様子が示されており、遊技の進行に応じて様々な動作を行っている。また、第3装飾図柄表示装置208Nの表示画面上部では、特図1及び特図2の第2保留数表示が表示されている。
また、第1装飾図柄表示装置208Lの下方には、家紋役物224Eが配置されており、また、第1装飾図柄表示装置208Lの上方には、演出可動体の一つである八代役物224Faと将軍役物224Fbとが配置されている。
図342(a2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、ミニゲームとしてのルーレット演出が開始されている様子が示されている。このルーレット演出では、円形に形成されたルーレット盤RRが3等分され3つに区画されている。3つの区画のうちの上方には爺の領域が配置され、左下方には姫の領域が配置され、右下方にはチビ姫の領域が配置されている。ルーレット演出が開始されると、各領域についてそれぞれ赤色で点滅表示することにより変動表示を行い、最終的に赤色で点灯した領域に対応する予告表示が準備されるようになっている。なお、ルーレット演出が開始する図柄変動表示と、準備中表示等が終了する図柄変動表示が同じであってもよいし、別であってもよい。また、ルーレット演出が開始することを表す表示が行われる構成においては、該表示が行われる図柄変動表示と、準備中宇表示等が終了する図柄変動表示が同じであってもよいし、別であってもよい。上述した記載の組み合わせによって、該表示は先読み予告表示ということができる。
図342(a3)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、ルーレット演出の変動表示の結果、全ての領域が赤色で点灯した様子が示されている。すなわち、爺のキャラクタに対応する予告表示と、姫のキャラクタに対応する予告表示と、チビ姫のキャラクタに対応する予告表示がそれぞれ準備されることが報知されている。
すると、図342(a4)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、チュートリアル表示部TT1に第1準備中画像RDY1が姫のキャラクタHMEがその右上部分に付加されて表示され、表示画面の左上には、第3準備中画像RDY3が爺のキャラクタGIIが隣接するようにして表示され、第3準備中画像RDY3の下方にチビ姫のキャラクタCHMがそれぞれ表示される。すなわち、キャラクタを出現させる場合には、キャラクタに対応した位置に各キャラクタを登場するとともに、準備中画像の表示が伴う場合には、そのキャラクタに対応する位置に表示される。なお、登場するキャラクタそのものが準備中画像に相当する場合があるということもできる。また、登場するキャラクタと実行される演出との関係が1:1であってもよいし、1:N(N>1)であってもよい。また、或る演出が複数のキャラクタが消化されることにより実行される場合があってもよい(キャラクタと演出との関係が、N(N>1):1であってもよい)。
図342(a5)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、チビ姫のキャラクタCHMが上方に移動し、第3準備中画像RDY3の左下隅部分にオーバーラップしている様子が示されている。すなわち、或る予告表示が他の予告表示にオーバーラップしているということができる。これにより、チビ姫のキャラクタCHMに対応する予告表示が開始することが報知される。
図342(a6)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、チビ姫のキャラクタCHMが変動アイコンh0に向けて物体を投じるアニメーションが行われている様子が示されている。そして、物体が変動アイコンh0に到達するとエフェクトEF7が表示され、変動アイコンh0が視認困難とされる。すなわち、チビ姫のキャラクタCMHに対応する予告表示は、変動アイコンh0の表示態様の変化による予告表示である。
すると、図342(a7)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、エフェクトEF7が消去されて変動アイコンh0が視認容易な状態となる。このとき、変動アイコンh0の表示態様がデフォルトの表示態様から赤色の表示態様に変更され、変動アイコンh0による当該変動予告が開始されている様子が示されている。
図342(a8)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、爺のキャラクタGIIが振動する態様での表示が開始される。これにより、爺のキャラクタGIIに対応する予告表示が開始することが報知される。
図342(a9)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、爺のキャラクタGIIに隣接して配置された第3準備中画像RDY3が表示されていた領域でミニゲームが開始されている様子が示されている。ミニゲームが開始されると、横方向に延在する円筒状のドラムDRMが横方向を回転軸として回転を開始する。ドラムDRMの表面には複数の図柄(識別情報)が表示されており、ドラムDRMが停止表示された際に表示された識別情報により、ミニゲームの成否が表示される。
図342(a10)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、ドラムDRMが停止表示し、「激熱」の文字が表示された図柄が導出され、大当りとなる可能性が高いことが示唆されている。すなわち、ドラムDRMに「激熱」の文字が導出されることにより、当該変動予告が行われている。この演出は、何かの表示態様を変化させる演出ではなく、大当り予告を行う演出であるということができる。
図342(a11)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、姫のキャラクタHMEが振動する態様での表示が開始される。これにより、姫のキャラクタHMEに対応する予告表示が開始することが報知される。姫のキャラクタHMEはUI部UI3にオーバーラップされて表示されているので、姫のキャラクタHMEの振動表示によりUI部UI3の表示に注目させることができる場合がある。
図342(a12)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第1準備中画像RDY1が表示されていた領域で、タイマ予告演出が開始されている様子が示されている。姫のキャラクタHMEに対応する予告表示はタイマ予告演出である。タイマ予告演出が開始されると、第1準備中画像RDY1が表示されていた領域にタイマ表示が表示され、その後カウントダウンが開始する。カウントダウンを行った結果、「0:00」になると、或る予告表示が開始されるように構成されている。図342(a12)に示す演出例では、タイマ表示として「30:00」が表示され、その後、カウントダウンが開始される。
図342(a13)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、カウントダウンが行われた結果、タイマ表示が「0:00」となってカウントダウンが完了した様子が示されている。すると、姫のキャラクタHMEが上昇して第1準備中画像RDY1とは別の位置に移動し、タイマ予告演出に対応する予告表示が開始されることを報知している。すなわち、図339(m)に示して上述いた「Go」の表示と同様の演出が行われているということができる。
すると、図342(a14)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、スーパーリーチ移行表示が行われ、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展する様子が示されている。姫のキャラクタHMEに対応する予告表示は、剣豪リーチへの発展に対応している。また、図示はしないが、家紋役物224Eが上昇及び回転し、第1装飾図柄表示装置208Lの中央下部の前面側にオーバーラップする。また、この演出例では、スーパーリーチ移行表示の背景色が金色とされており、大当りの信頼度が高いことが報知されている。また、チュートリアル表示部TT1では、タイマ表示によるカウントダウンが完了したため、非表示とされている。また、スーパーリーチ移行表示が開始された後でUI部UI3が保留アイコンh11及びチュートリアル表示部TT1とともに下方にフレームアウトされ、非表示となる。
なお、この演出例では、スーパーリーチの発展前に全ての準備中画像が消化されるようにしたが、少なくとも1つがスーパーリーチ発展後に消化されるようにしてもよく、例えば、鉄板画像TPが表示されることとなるミニゲームやタイマ予告演出が行われるようにしてもよい。
図342(b1)は、図342(a2)において上述したルーレット演出において、3つの領域のうちの爺の領域だけ赤色で点灯した様子が示されている。すなわち、爺のキャラクタに対応する予告表示と、姫のキャラクタに対応する予告表示と、チビ姫のキャラクタに対応する予告表示のうちの、爺のキャラクタに対応する予告表示のみが準備されることが報知されている。
すると、図342(b2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第3準備中画像RDY3が爺のキャラクタGIIが隣接するようにして表示される。すなわち、爺のキャラクタGIIに対応した位置に爺のキャラクタGIIを登場するとともに、爺のキャラクタGIIに伴って出現する準備中画像も、爺のキャラクタGIIに隣接する位置に表示される。したがって、この演出例では、ドラムDRMによるミニゲームのみが行われることとなる。
図343は、本実施形態に適用可能な準備中予告演出の別の例を段階的に示す図である。
図343(a1)に示す演出は、図342(a3)に示す演出と同様であるが、チビ姫の領域に「×2」が表示されており、チビ姫のキャラクタCHMに対応する予告表示が2回分準備されることとなる。
すると、図343(a2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、チュートリアル表示部TT1に第1準備中画像RDY1が姫のキャラクタHMEがその右上部分に付加されて表示され、表示画面の左上には、第3準備中画像RDY3が爺のキャラクタGIIが隣接するようにして表示され、第3準備中画像RDY3の下方に2体のチビ姫のキャラクタCHM1,CHM2が表示される。なお、爺のキャラクタGIIや姫のキャラクタHMEによる演出が複数準備される場合には、例えば、1つの準備中画像に対して同じキャラクタを2体表示させるようにすることができる。具体的には、姫のキャラクタHMEによる演出が複数準備される場合には、第1準備中画像RDY1が一つ表示され、姫のキャラクタHMEが2体表示させることにより実現することができる。逆に、キャラクタが1つで準備中画像を複数表示するようにしてもよい。
図343(a3)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、2体のチビ姫のキャラクタのうちの一方のチビ姫のキャラクタCHM1が上方に移動し、第3準備中画像RDY3の左下隅部分にオーバーラップしている様子が示されている。これにより、チビ姫のキャラクタCHM1に対応する2回の予告表示のうちの1回目の予告表示が開始することが報知される。
図343(a4)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、チビ姫のキャラクタCHM1が変動アイコンh0に向けて物体を投じるアニメーションが行われている様子が示されている。そして、物体が変動アイコンh0に到達するとエフェクトEF7が表示され、変動アイコンh0が視認困難とされる。すなわち、チビ姫のキャラクタCMH1に対応する変動アイコンh0の表示態様の変化による予告表示が開始されることが報知される。
すると、図343(a5)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、エフェクトEF7が消去されて変動アイコンh0が視認容易な状態となる。このとき、変動アイコンh0の表示態様がデフォルトの表示態様から赤色の表示態様に変更され、変動アイコンh0による当該変動予告が開始されている様子が示されている。
さらに、図343(a6)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、2体のチビ姫のキャラクタのうちの他方のチビ姫のキャラクタCHM2が上方に移動し、第3準備中画像RDY3の左下隅部分にオーバーラップしている様子が示されている。これにより、チビ姫のキャラクタCHM2に対応する2回目の予告表示が開始することが報知される。
図343(a7)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、チビ姫のキャラクタCHM2が変動アイコンh0に向けて物体を投じるアニメーションが行われている様子が示されている。そして、物体が変動アイコンh0に到達するとエフェクトEF7が表示され、変動アイコンh0が視認困難とされる。すなわち、チビ姫のキャラクタCMH2に対応する変動アイコンh0の表示態様の変化により変動アイコンによる予告表示がランクアップすることが報知される。
すると、図343(a8)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、エフェクトEF7が消去されて変動アイコンh0が視認容易な状態となる。このとき、変動アイコンh0の表示態様が赤色の予告の表示態様から金色の予告の表示態様に変更され、変動アイコンh0による当該変動予告がランクアップしている様子が示されている。
図343(b1)〜同図(b4)は、図343(a3)に続く別の演出例を示している。なお、図343(b1)に示す演出は、図343(a4)に示す演出を同じであるので、説明を省略する。
図343(b2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、チビ姫のキャラクタCHM1が投じた物体が変動アイコンh0に到達してエフェクトEF7が表示された後、表示画面全体が暗転する暗転表示BLが行われ、エフェクトEF7が表示されていた部分が白色に光り、そこから水平方向に光が延びていく態様の表示が行われる。このとき、第1装飾図柄表示装置208Lに表示されていた第1準備中画像RDY1や第2準備中画像RDY3は非表示とされている。なお、変動アイコンh0の表示態様の変化表示が行われているときに、別のミニゲームが開始されている場合には、当該ミニゲームも表示画面の暗転により一時的に非表示とされるようにしてもよい。また、準備中画像が複数表示されている場合に、全部の準備中画像が一時的に非表示とされるようにしてもよいし、一部の準備中画像のみが一時的に非表示とされるようにしてもよい。このように、暗転表示BLが表示されている状態を第四の状態という場合がある。そして、この演出例において、UI部UI3とともに保留アイコンが表示されている第一の状態と、UI部UI3とともに保留アイコンが非表示とされる第二の状態との関係でいうと、第一の状態から第四の状態となり、再び第一の状態となった後に第二の状態となる場合があってもよいし、第一の状態から第二の状態となる場合があってもよいし、第一の状態から第四の状態となり、その後第二の状態となる場合があってもよい。
図343(b3)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、エフェクトEF7が表示されていた部分の光が拡大表示されている様子が示されている。
その後、暗転表示が終了すると、図343(b4)に示すように、変動アイコンh0がデフォルトの表示態様から赤色の表示態様に変化して演出が再開される。なお、図343(b4)に示す演出は、図343(a5)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図343(c1)〜同図(c3)は、図342(a6)に続く別の演出例を示している。なお、図343(c1)に示す演出は、図342(a7)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図343(c2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、爺のキャラクタGIIが振動する態様での表示が開始され、また、第3準備中画像RDY3が表示されていた領域で「Go」の文字が表示され、ミニゲームが開始されることを報知している。なお、爺のキャラクタGIIが振動を開始してから「Go」の表示が開始してもよいし、「Go」の表示が開始してから爺のキャラクタGIIが振動を開始してもよいし、爺のキャラクタGIIが振動を開始するタイミングで「Go」の表示が開始されてもよい。これにより、爺のキャラクタGIIに対応する予告表示が開始することが報知される。
図343(c3)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、爺のキャラクタGIIに隣接して配置された第3準備中画像RDY3が表示されていた領域でミニゲームが開始されている様子が示されている。この演出例では、ミニゲームが開始されると、第3準備中画像RDY3が表示されていた領域が拡大して表示画面の略中央まで移動し、ドラムDRMの回転による演出が開始される。すなわち、この演出例では、ミニゲームが行われる領域が準備中画像が表示されていた領域とは異なる領域で行われていることが示されている。なお、「Go」の表示が行われた後でミニゲームが開始された場合の方が、「Go」の表示が行われずにミニゲームが開始された場合よりも大当りとなりやすいようにしてもよい。また、ミニゲームが拡大表示されなかった場合よりも、ミニゲームが拡大表示された場合の方が大当りとなりやすいようにしてもよい。なお、準備中画像の表示からミニゲームやタイマ予告演出等が開始されるまでの間の表示も他の別の領域で行われるようにしてもよい。第三の表示と或る予告表示(或る演出)が同じ領域で行われる場合、第一の表示と第二の表示が行われる場所は別々なので、第三の表示系の表示の方がわかりやすいという効果を奏する場合がある。
図344は、本実施形態に適用可能な準備中予告演出の別の例を段階的に示す図である。ここで、左側の演出表示が行われる表示装置(表示装置1)と、右側の演出表示が行われる表示装置(表示装置2)が別々の表示装置であってもよい。その場合、表示装置2の方に第三の表示(或る予告表示)がなされる場合があってもよい。
図344(a)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、表示画面の下部にUI部UI3が配置されており、このUI部UI3には、その中央に変動アイコンh0が台座に載置された態様で表示されており、変動アイコンh0の左側には、4つの保留アイコンが表示可能に台座が4つ配置された保留アイコン表示領域が形成されている。図344(a)に示すタイミングでは、特図1の変動表示が1つ保留されているので、保留アイコン表示領域には、1つの保留アイコンh11が表示されている。なお、変動アイコンh0は、赤色の表示態様となっており、当該変動予告の表示態様とされているが、保留アイコンh11は、デフォルトの表示態様となっている。また、変動アイコンh0の右側には、チュートリアル表示部TT1が配置されており、図344(a)に示されるチュートリアル表示部TT1では、準備中画像RDYが表示されている。なお、この演出例において、装飾図柄は、第2装飾図柄表示装置208Mの上方に移動し、縮小表示されている。また、図344(a)に示すUI部UI3は、青色で表示されたデフォルトの表示態様とされている。
第2装飾図柄表示装置208Mでは、表示画面の下部にステージ名表示部ST1が配置されている。図344(a)に示されるステージ名表示部ST1では、「城下町」と表示されており、現在のステージが城下町であることが報知されている。また、第2装飾図柄表示装置208Mには、受付回数表示850とストックボタン画像852も表示されている。
第3装飾図柄表示装置208Nでは、殿様のキャラクタがステージ上に乗っている様子が示されており、遊技の進行に応じて様々な動作を行っている。また、第3装飾図柄表示装置208Nの表示画面上部では、特図1及び特図2の第2保留数表示が表示されている。
また、第1装飾図柄表示装置208Lの下方には、家紋役物224Eが配置されており、変動アイコンh0の表示色に合わせて赤色で発光している。また、第1装飾図柄表示装置208Lの上方には、演出可動体の一つである八代役物224Faと将軍役物224Fbとが配置されている。
図344(b)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、マルチチャンスアップ予告が開始されている。マルチチャンスアップ予告が開始されると、第1装飾図柄表示装置208Lの表示領域が左右2つに分割され、左側予告表示領域CULと右側予告表示領域CURとが形成される。左側予告表示領域CULでは、「全滅でチビ姫がSPリーチ参戦」の表示が行われており、チビ姫が大量の子分を全滅させることをミッションとするチビ姫無双演出が行われ、右側予告表示領域CURでは、「勝利で殿がSPリーチ参戦」の表示が行われており、爺と殿様とで飲み比べを行い、殿様が飲み比べに勝つことをミッションとする飲み比べ演出が行われる。この演出例では、チビ姫無双演出におけるミッションと飲み比べ演出におけるミッション少なくともいずれか一方のミッションが達成されるとスーパーリーチに移行し、両方のミッションが達成されると信頼度がアップするように構成されている。なお、チビ姫無双演出が開始された後で飲み比べ演出が開始されてもよいし、飲み比べ演出が開始された後でチビ姫無双演出が開始されてもよいし、両方の演出が同時に開始されてもよい。また、この演出例において、チビ姫無双演出におけるミッションと飲み比べ演出におけるミッションの少なくともいずれか一方のミッションが達成された場合には、大当りとなるようにしてもよい。
図344(c)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、チビ姫無双演出と飲み比べ演出の両方の演出の実行中に、チュートリアル表示領域TT1においてミニゲームが開始されている様子が示されている。ミニゲームが開始されると、殿様のミニキャラMC1と的TGTが表示される。的TGTは、4等分に分割された領域により構成されており、4つの領域のうちの上部の領域が当りの領域となっており、当りの領域に矢が当たることでチャンスアップ予告が行われるようになっている。なお、当りの領域は、1つに限らず複数あってもよいし、全部の領域が当りの場合があってもよいし、全部の領域が非当り領域である場合があってもよい。
図344(d)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、殿様のミニキャラMC1が放った矢が的TGTの当りの領域に刺さった様子が示されている。すなわち、予告表示としてのミニゲームに成功した様子が示されている。
すると、図344(e)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、チビ姫無双演出が行われている左側予告表示領域CULにおいて「チャンス」の文字が表示されたチャンスアップカットイン画像WCIが表示され、これによりチャンスアップカットイン画像WCIが表示された領域に対応するチビ姫無双演出におけるミッションが達成しやすくなったことが報知されている。このように、この演出例では、準備中画像RDYが表示された領域と予告表示が行われる領域とが一致しておらず、遊技者に違和感を与えて興趣を向上することができる場合がある。なお、飲み比べ演出が行われている右側予告表示領域CURにおいてチャンスアップカットイン画像WCIが表示される場合があってもよいし、左側予告表示領域CULと右側予告表示領域CURの両方でチャンスアップカットイン画像WUIが表示される場合があってもよい。なお、チュートリアル表示部TT1では、ミニゲームが終了したことにより、非表示とされている。
図344(f)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、左側予告表示領域CULに表示されたチビ姫無双演出において子分が全滅し、ミッションが達成された様子が示されている。
図344(g)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、左側予告表示領域CULにおいてチビ姫のアップの表示とともに「全滅」の文字が表示されて、チビ姫無双演出におけるミッションが達成されたことが報知されている。なお、右側予告表示領域CURでは、飲み比べ演出が続いている。
図344(h)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、右側予告表示領域CURに表示された飲み比べ演出において殿様が爺に勝ち、ミッションが達成された様子が示されている。
図344(i)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、右側予告表示領域CURにおいて殿様のアップの表示とともに「勝利」の文字が表示されて、飲み比べ演出におけるミッションが達成されたことが報知されている。
図344(j)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、剣豪リーチが開始されている様子が示されている。なお、剣豪リーチに移行する場合には、UI部UI3は非表示とされるが、UI部UI3に表示されていた変動アイコンh0は、表示位置を下方に変更して表示が維持されている。この演出例では、飲み比べ演出におけるミッションが達成されたため剣豪リーチが開始され、チビ姫無双演出におけるミッションが達成されたため、殿様の味方としてチビ姫が登場している。なお、飲み比べ演出におけるミッションが達成され、チビ姫無双演出におけるミッションに失敗した場合は、剣豪リーチに移行するが、チビ姫は登場せず、チビ姫無双演出におけるミッションが達成され、飲み比べ演出におけるミッションに失敗した場合は、チビ姫用のスーパーリーチに移行する。すなわち、この演出では、2つのミッションのそれぞれの成否によってその後に展開する演出の内容が異なるようになっている。
図344(k)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、横縞の背景上に、「チャンス」の文字と姫のキャラクタとが表示された姫のカットイン画像HCIが表示されている。これにより、大当りの信頼度が向上しているが、準備中画像RDYから開始されたミニゲームやタイマ予告演出を経由して開始された予告表示ではなく、それほど高い信頼度ではないことが示唆されている。
図345は、図344に示す演出の別の演出例を段階的に示す図である。なお、図345(a)〜同図(b)に示す演出は、図344(a)〜同図(b)に示す演出と同じなので、説明を省略する。
図345(c)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、チビ姫無双演出と飲み比べ演出の両方の演出が行われている様子が示されている。この演出例では、準備中画像RDYの表示が継続しており、ミニゲームが未だ開始されていない。すなわち、この演出例では、準備中画像RDYに対応する予告表示がスーパーリーチに移行する前では開始されない様子が示されている。この演出は、図345(c)〜同図(e)まで続いている。なお、図345(e)では、ミニゲームが成功したことに対応するチャンスアップカットイン画像WCIは表示されていない。その後は、図345(f)〜同図(j)に示す演出が行われる。なお、図345(f)〜同図(j)に示す演出は、図344(f)〜同図(j)に示す演出に対しチュートリアル表示部TT1に準備中画像RDYが表示されている点を除いて同じであるので、説明を省略する。
図345(k)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、準備中画像RDYがエフェクトEF5にオーバーラップされており、準備中画像RDYの表示が終了し、準備中画像RDYに対応する予告表示が開始されることが報知されている。
図345(l)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、準備中画像RDYが表示されていた領域でミニゲームが開始されている様子が示されている。ミニゲームが開始されると、殿様のミニキャラMC1と的TGTが表示される。的TGTは、4等分に分割された領域により構成されており、4つの領域のうちの上部の領域が当りの領域となっており、当りの領域に矢が当たることでチャンスアップ予告が行われるようになっている。なお、当りの領域は、1つに限らず複数あってもよいし、全部の領域が当りの場合があってもよいし、全部の領域が非当り領域である場合があってもよい。
図345(m)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、殿様のミニキャラMC1が放った矢が的TGTの当りの領域に刺さった様子が示されている。すなわち、予告表示としてのミニゲームに成功した様子が示されている。
すると、図345(n)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、鉄板画像TPが表示される。この鉄板画像TPは、大当り確定であることを報知する予告表示である。このように、この演出例では、スーパーリーチに移行した後でミニゲームが開始されており、スーパーリーチに移行する前にミニゲームが開始されて対応する予告表示が行われた場合よりも信頼度が高い予告表示が行われている。
図346は、本実施形態に適用可能な準備中予告演出の別の例を段階的に示す図である。なお、図346(a1)に示す演出は、図342(a1)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図346(a2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、「捕まえたらリーチ」表示が行われており、殿様が越後屋を捕まえることをミッションとする追っかけ演出が開始されている様子が示されている。追っかけ演出が開始されると、表示画面の右上部分にサブウィンドウWP3が出現し、図346(a1)において第1装飾図柄表示装置208Lで表示されていた装飾図柄の変動表示に係る表示(メイン表示)が表示されている。このように、この演出例では、或る演出が実行される前の背景において図柄変動表示の状況を把握することができる場合がある。
図346(a3)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、殿様が越後屋との距離を詰めている様子が示されている。一方、サブウィンドウWP3では、メイン表示が継続して行われている。
図346(a4)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、殿様が越後屋を捕まえ、ミッションが達成された様子が示されている。これにより、リーチとなることが報知される。なお、このとき、チュートリアル表示部TT1に準備中画像RDYを表示し、リーチ発生の準備中である旨を表示するようにしてもよい。これにより、ミッション(ミニゲーム)の結果に対応する予告表示をストック表示することで、遊技者に予告表示としてのリーチが発生することを容易に認識させることができる場合がある。
図346(a5)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、追っかけ演出が終了し、サブウィンドウWP3において表示されていたメイン表示が再び表示画面全体で表示され、その後、「装飾4」でリーチとなった様子が示されている。この演出例では、追っかけ演出におけるミッションに成功したことによりリーチが発生したことが示されている。なお、メイン表示を全画面表示する場合に、サブウィンドウWP3を拡大表示(ワイプ表示)することにより行うようにしてもよいし、切換表示してもよい。また、メイン表示が全画面表示となったときに、チュートリアル表示部TT1に準備中画像RDYが表示されてもよい。
図346(b1)〜同図(b2)は、図346(a1)〜同図(a5)において示される追っかけ演出の実行中におけるサブウィンドウの表示に関する別の演出例が示されている。
図346(b1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、表示画面の下部にUI部UI3が配置されており、このUI部UI3には、その中央に変動アイコンh0が台座に載置された態様で表示されており、変動アイコンh0の左側には、4つの保留アイコンが表示可能に台座が4つ配置された保留アイコン表示領域が形成されている。図346(b1)に示すタイミングでは、特図1の変動表示が1つ保留されているので、保留アイコン表示領域には、1つの保留アイコンh11が表示されている。なお、変動アイコンh0は、赤色の表示態様となっており、当該予告の表示態様とされているが、保留アイコンh11は、デフォルトの表示態様となっている。また、変動アイコンh0の右側には、チュートリアル表示部TT1が配置されており、図346(b1)に示されるチュートリアル表示部TT1では、第1準備中画像RDY1が表示されている。また、表示画面の左上部分には、第3準備中画像RDY3が表示されている。なお、この演出例において、装飾図柄は、第2装飾図柄表示装置208Mの上方に移動し、縮小表示されている。また、図346(b1)に示すUI部UI3は、青色で表示されたデフォルトの表示態様とされている。
第2装飾図柄表示装置208Mでは、表示画面の下部にステージ名表示部ST1が配置されている。図344(a)に示されるステージ名表示部ST1では、「城下町」と表示されており、現在のステージが城下町であることが報知されている。また、第2装飾図柄表示装置208Mには、受付回数表示850とストックボタン画像852も表示されている。
第3装飾図柄表示装置208Nでは、殿様のキャラクタがステージ上に乗っている様子が示されており、遊技の進行に応じて様々な動作を行っている。また、第3装飾図柄表示装置208Nの表示画面上部では、特図1及び特図2の第2保留数表示が表示されている。
また、第1装飾図柄表示装置208Lの下方には、家紋役物224Eが配置されており、変動アイコンh0の表示色に合わせて赤色で発光している。また、第1装飾図柄表示装置208Lの上方には、演出可動体の一つである八代役物224Faと将軍役物224Fbとが配置されている。
図346(b2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、上述した追っかけ演出が開始されている。追っかけ演出が開始されると、表示画面の右上部分にサブウィンドウWP3が出現し、図346(b1)において第1装飾図柄表示装置208Lで表示されていた装飾図柄の変動表示に係る表示(メイン表示)が表示されている。なお、第1準備中画像RDY1と第3準備中画像RDY3は、表示位置を変更せず引き続き表示されている。なお、この場合、サブウィンドウWP3には、2つの準備中画像RDY1,RDY3のうちの、チュートリアル表示部TT1に表示された第1準備中画像RDY1のみがサブウィンドウWP3に表示され、第3準備中画像RDY3はサブウィンドウWP3においては表示されていない。このように、この演出例でも、或る演出(追っかけ演出)が実行される前の背景において図柄変動表示の状況を把握することができる場合がある。なお、この演出例において、サブウィンドウWP3と準備中画像がそれぞれ重ならない位置に表示されているが、準備中画像がサブウィンドウWP3と重なって準備中画像がサブウィンドウWP3にオーバーラップするようにしてもよい。オーバーラップされるようにしてもよい。
図346(c1)〜同図(c2)は、図346(b1)〜同図(b2)に示される演出の別の例について示されている。なお、図346(c1)に示す演出は、図346(b1)に示す演出を同じであるので、説明を省略るす。
図346(c2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、上述した追っかけ演出が開始されている。追っかけ演出が開始されると、表示画面の右上部分にサブウィンドウWP3が出現し、図346(c1)において第1装飾図柄表示装置208Lで表示されていた装飾図柄の変動表示に係る表示(メイン表示)が表示されている。なお、この演出例では、第1準備中画像RDY1と第3準備中画像RDY3のうち、第3準備中画像RDY3については、表示位置を変更せず引き続き表示されているが、第1準備中画像RDY1は、メイン表示がサブウィンドウWP3に表示されるに伴い、サブウィンドウWP3においてのみ表示され、今まで表示されていた位置で表示された第1準備中画像RDY1については消去されている。
図346(d1)〜同図(d2)は、背景表示が傾いて表示された場合の準備中画像の表示態様について示されている。なお、図346(d1)に示す演出例は、図344(a)に示す演出例と同じであるので、説明を省略する。
図346(d2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、背景表示が約3/4に縮小されるとともに、縮小された背景画像が反時計方向に約10度傾くシェイクビジョン演出が行われている様子が示されている。この場合、チュートリアル表示部TT1において表示されていた準備中画像RDYは、表示態様も表示位置も変化しないで表示状態が維持されている。すなわち、準備中画像RDYは、背景表示とともに表示が傾くことはしない様子が示されている。
図347は、本実施形態に適用可能なステップアップ予告演出の一例を段階的に示す図である。なお、図347(a1)に示す演出は、図342(a1)に示す演出と同様であるので、説明を省略する。
図347(a2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、UI部UI3の下方から第1ステップアップ表示部SUAがせりあがり、UI部UI3を持ち上げるようにして表示されている様子が示されている。具体的には、第1ステップアップ表示部SUAは、UI部UI3と同じ横幅となっており、左側にステップアップ予告の第1段階であることを示す「A」の文字が表示され、その右側には、ステップアップ予告としてのミニゲームを行うするミニゲーム表示領域が形成されている。
図347(a3)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、ミニゲーム表示領域でミニゲームが開始されている様子が示されている。ミニゲームが開始されると、ミニゲーム表示領域では、「ストライクさせろ」の表示が行われ、殿様のキャラクタがボーリングの球を投球する様子を示す表示が行われる。すなわち、このミニゲームは、ボーリングゲームでストライクを取ることをミッションとするボーリングチャンスゲームである。
図347(a4)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、殿様のキャラクタがボーリングの球を投球し、ピラミッド状に配列された10本のピンに向かっていく様子が示されている。
その後、図347(a5)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、ボーリングの球がピンに衝突し、10本のピンの全てが倒れてストライクとなり、ミッションが達成された様子が示されている。
すると、図347(a6)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、チュートリアル表示部TT1に準備中画像RDYが表示され、これに対応するミニゲームあるいはタイマ予告演出が開始されることが報知される。なお、この準備中画像RDYは、背景色が緑色となっており、デフォルトの表示態様とされている。
ボーリングチャンスゲームが終了すると、図347(a7)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第1ステップアップ表示部SUAが下方に移動してフレームアウトし、UI部UI3がデフォルトの位置まで戻る。
図347(b1)〜同図(b8)は、ステップアップ予告の別の演出例について説明している。なお、図347(b1)〜同図(b2)に示す演出は、図347(a1)〜(a2)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図347(b3)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第1ステップアップ表示部SUAの下方から第2ステップアップ表示部SUBがせりあがり、UI部UI3と第1ステップアップ表示部SUAを持ち上げるようにして表示されている様子が示されている。具体的には、第2ステップアップ表示部SUBも、UI部UI3と同じ横幅となっており、左側にステップアップ予告の第2段階であることを示す「B」の文字が表示され、その右側には、ステップアップ予告としてのミニゲームを行うするミニゲーム表示領域が形成されている。なお、この演出例では、第1ステップアップ表示部SUAでミニゲームが行われるよりも、第2ステップアップ表示部SUBでミニゲームが行われた方が、ミッションに成功しやすい。また、第1ステップアップ表示部SUAでミニゲームに成功した場合よりも、第2ステップアップ表示部SUBでミニゲームが成功した場合の方が、最終的に大当り図柄が確定表示されやすい。
図347(b4)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、ミニゲーム表示領域でミニゲームが開始されている様子が示されている。ミニゲームが開始されると、ミニゲーム表示領域では、「カップインさせろ」の表示が行われ、殿様のキャラクタがパッティングをする様子を示す表示が行われる。すなわち、このミニゲームは、パットでカップインすることをミッションとするゴルフゲームである。
図347(b5)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、殿様のキャラクタがパッティングをし、ゴルフボールがカップに向かっていく様子が示されている。
その後、図347(b6)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、ゴルフボールがカップインし、ミッションが達成された様子が示されている。
すると、図347(b7)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、チュートリアル表示部TT1に準備中画像RDYが表示され、これに対応するミニゲームあるいはタイマ予告演出が開始されることが報知される。なお、この準備中画像RDYは、背景色が赤色となっており、大当りの信頼度が高いことが報知されている。
ボーリングチャンスゲームが終了すると、図347(b8)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第1ステップアップ表示部SUA及び第2ステップアップ表示部SUBが下方に移動してフレームアウトし、UI部UI3がデフォルトの位置まで戻る。
なお、この演出例では、ボーリングチャンスゲームとゴルフゲームにおいて成功した例について説明したが、例えば、ボーリングチャンスゲームにおいて、ピンが全部倒れなかった様子を示す表示を行ってミッション失敗を報知するようにしてもよいし、ゴルフゲームにおいて、カップインしなかった様子を示す表示を行ってミッション失敗を報知するようにしてもよい。また、この演出例では、ボーリングチャンスゲーム及びゴルフゲームにおいて殿様のキャラクタが登場したが、他のキャラクタが登場する場合があってもよく、例えば、姫のキャラクタが登場すると、殿様のキャラクタが登場した場合よりも大当りの信頼度が高いことを示唆するようにしてもよい。
図348は、図347に示すステップアップ予告演出の別の例について説明する図である。なお、図348(a1)に示す演出は、図347(a1)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図348(a2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、UI部UI3の下方から第1ステップアップ表示部SUAがせりあがり、UI部UI3を持ち上げるようにして表示されている様子が示されている。なお、このとき、チュートリアル表示部TT1において表示されていた説明表示と変動アイコンh0が消去されている。すなわち、この演出例では、第1ステップアップ表示部SUAが出現する際にUI部UI3におけるあるものを非表示にする様子が示されている。なお、第1ステップアップ表示部SUAが表示開始した後で説明表示が消去されてもよいし、説明表示が消去された後で第1ステップアップ表示部SUAが表示開始されてもよいし、第1ステップアップ表示部SUAが表示開始されるタイミングで説明表示が消去されてもよい。その後は、図348(a3)〜同図(a5)に示す演出が行われる。なお、図348(a3)〜同図(a5)に示す演出は、図347(a3)〜同図(a5)に示す演出と、チュートリアル表示部TT1に説明表示が行われておらず、また、変動アイコンh0が表示されていない点を除いて同じであるので、説明を省略する。
図348(a6)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、ミッションが達成された様子が引き続き示されている。
ボーリングチャンスゲームが終了すると、図348(a7)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第1ステップアップ表示部SUAが下方に移動してフレームアウトし、UI部UI3がデフォルトの位置まで戻る。なお、説明表示と変動アイコンh0は非表示のままとなっている。
すると、図348(a8)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、変動アイコンh0が赤色の表示態様で再表示されている様子が示されている。すなわち、変動アイコンh0が当該変動予告の表示態様に変化して再表示されていることが示されている。なお、変動アイコンh0の表示態様が変化して再表示する前に準備中画像RDYを表示し、ミニゲームやタイマ予告演出等を経由するようにしてもよい。
図348(b1)〜同図(b3)は、ステップアップ予告演出の別の表示態様について示されている。なお、図348(b1)に示す演出は、図348(a1)に示す演出と同じであるが、保留アイコン表示領域における4つ台座が表示されていない点で異なっている。
図348(b2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、UI部UI3の下方から第1ステップアップ表示部SUAがせりあがり、UI部UI3を持ち上げるようにして表示されている様子が示されている。なお、このとき、チュートリアル表示部TT1において表示されていた説明表示と変動アイコンh0が消去されている。また、この演出例では、保留アイコンh11がUI部UI3の上方への移動にも拘らず、表示位置が変更されず、そのため、第1ステップアップ表示部SUAのミニゲーム表示領域にオーバーラップしている様子が示されている。すなわち、第1ステップアップ表示部SUAが出現する際、UI部UI3が移動しても或る表示(保留アイコンh11)は移動しない様子が示されているということができる。
図348(b3)第1装飾図柄表示装置208Lでは、ミニゲーム表示領域でボーリングチャンスゲームが開始している様子が示されている。なお、上述したように、保留アイコンh11がミニゲーム表示領域にオーバーラップしているため、「ストライクさせろ」の文字表示の一部が隠されている。すなわち、保留アイコンh11によりミニゲームの一部が隠されているということができる。
図349は、本実施形態に適用可能なステップアップ予告演出の別の例を段階的に示す図である。
図349(a)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、表示画面の下部にUI部UI3が配置されており、このUI部UI3には、その中央に変動アイコンh0が台座に載置された態様で表示されており、変動アイコンh0の左側には、4つの保留アイコンが表示可能に台座が4つ配置された保留アイコン表示領域が形成されている。図349(a)に示すタイミングでは、特図1の変動表示が1つ保留されているので、保留アイコン表示領域には、1つの保留アイコンh11が表示されている。なお、変動アイコンh0は、赤色の表示態様となっており、当該変動予告の表示態様とされているが、保留アイコンh11は、デフォルトの表示態様となっている。また、変動アイコンh0の右側には、チュートリアル表示部TT1が配置されており、図349(a)に示されるチュートリアル表示部TT1では、非表示とされている。なお、図349(a)に示すUI部UI3は、青色で表示されたデフォルトの表示態様とされている。また、図349(a)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に移行する様子が示されている。具体的には、第1装飾図柄表示装置208Lで表示されていた装飾図柄は、第2装飾図柄表示装置208Mの上方で小さく表示されて変動表示が継続され、また、第1装飾図柄表示装置208Lの表示画面の左右両隅部にリーチ状態を形成している「装飾4」が表示される。これにより、「装飾4」でのリーチ状態であることが容易に認識することができる場合がある。また、第1装飾図柄表示装置208Lでは、スーパーリーチへ移行する演出表示(スーパーリーチ移行表示)が行われ、また、家紋役物224Eが上昇及び回転し、第1装飾図柄表示装置208Lの中央下部の前面側にオーバーラップしている。そのため、変動アイコンh0や一部の保留アイコン(例えば、保留アイコンh11)が家紋役物224Eによってオーバーラップされることにより視認困難とされている。また、家紋役物224Eは、チュートリアル表示部TT1の一部にもオーバーラップしている。この家紋役物224Eの上昇・回転動作により、スーパーリーチへ移行することが報知されている。
第2装飾図柄表示装置208Mでは、表示画面の下部にステージ名表示部ST1が配置されている。図349(a)に示されるステージ名表示部ST1では、「城下町」と表示されており、現在のステージが城下町であることが報知されている。
第3装飾図柄表示装置208Nでは、殿様のキャラクタがステージ上に乗っている様子が示されており、遊技の進行に応じて様々な動作を行っている。また、第3装飾図柄表示装置208Nの表示画面上部では、特図1及び特図2の第2保留数表示が表示されている。
また、家紋役物224Eは、変動アイコンh0の表示色に合わせて赤色で発光している。また、第1装飾図柄表示装置208Lの上方には、演出可動体の一つである八代役物224Faと将軍役物224Fbとが配置されている。
図349(b)では、家紋役物224Eが初期位置に戻った様子が示されている。
図349(c)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、UI部UI3が表示画面の下方にフレームアウトするアニメーション(UI部FOアニメ)が開始されている様子が示されている。UI部FOアニメが開始されると、保留アイコン表示領域に表示されていた保留アイコンが消去される。
その後は、図349(d)〜同図(f)に示すように、UI部UI3がUI部FOアニメによりフレームアウトする。このとき、変動アイコンh0は、UI部UI3とともにフレームアウトせず、図349(f)に示すように、表示位置を下げた状態で表示状態が維持される。
図349(g)では、剣豪リーチが開始されている様子が示されている。
図349(h)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第1ステップアップ表示部SUAがせりあがり、変動アイコンh0を持ち上げるようにして表示されている様子が示されている。すなわち、この演出例では、UI部UI3が表示されていないので、持ち上げるものはないが、変動アイコンh0は表示されているので、変動アイコンh0だけが移動している様子が示されているということができる。
図349(i)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、ミニゲーム表示領域でミニゲームとしての上述したボーリングチャンスゲームが開始されている様子が示されている。ボーリングチャンスゲームが開始されると、ミニゲーム表示領域では、「ストライクさせろ」の表示が行われ、殿様のキャラクタがボーリングの球を投球する様子を示す表示が行われる。
図349(j)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、殿様のキャラクタがボーリングの球を投球し、ピラミッド状に配列された10本のピンに向かっていく様子が示されている。
その後、図349(k)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、ボーリングの球がピンに衝突し、10本のピンの全てが倒れてストライクとなり、ミッションが達成された様子が示されている。
すると、図349(l)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、表示画面の右下隅部に準備中画像RDYが出現し、これに対応するミニゲームあるいはタイマ予告演出が開始されることが報知される。なお、この準備中画像RDYは、背景色が緑色となっており、デフォルトの表示態様とされている。また、図349(l)では、第1ステップアップ表示部SUAが下方に移動してフレームアウトする様子が示されている。このとき、準備中画像RDYは、第1ステップアップ表示部SUAにオーバーラップされており、図349(m)に示すように、第1ステップアップ表示部SUAのフレームアウトが完了するまで、少なくとも一部が視認困難とされる。
図350は、本実施形態に適用可能なステップアップ予告演出の別の例を段階的に示す図である。
図350(a1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、表示画面の下部にUI部UI3が配置されており、このUI部UI3には、その中央に変動アイコンh0が台座に載置された態様で表示されており、変動アイコンh0の左側には、4つの保留アイコンが表示可能に台座が4つ配置された保留アイコン表示領域が形成されている。図350(a1)に示すタイミングでは、特図1の変動表示が1つ保留されているので、保留アイコン表示領域には、1つの保留アイコンh11が表示されている。なお、変動アイコンh0は、赤色の表示態様となっており、当該予告の表示態様とされているが、保留アイコンh11は、デフォルトの表示態様となっている。また、変動アイコンh0の右側には、チュートリアル表示部TT1が配置されており、図350(a1)に示されるチュートリアル表示部TT1では、第1準備中画像RDY1が表示されている。なお、第1準備中画像RDY1は、背景色が緑色となっており、デフォルトの表示態様とされている。また、図350(a1)に示すUI部UI3は、青色で表示されたデフォルトの表示態様とされている。また、図350(a1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に移行する様子が示されている。具体的には、第1装飾図柄表示装置208Lで表示されていた装飾図柄は、第2装飾図柄表示装置208Mの上方で小さく表示されて変動表示が継続され、また、第1装飾図柄表示装置208Lの表示画面の左右両隅部にリーチ状態を形成している「装飾4」が表示される。これにより、「装飾4」でのリーチ状態であることが容易に認識することができる場合がある。また、第1装飾図柄表示装置208Lでは、スーパーリーチへ移行する演出表示(スーパーリーチ移行表示)が行われ、また、家紋役物224Eが上昇及び回転し、第1装飾図柄表示装置208Lの中央下部の前面側にオーバーラップしている。そのため、変動アイコンh0や一部の保留アイコン(例えば、保留アイコンh11)が家紋役物224Eによってオーバーラップされることにより視認困難とされている。また、家紋役物224Eは、チュートリアル表示部TT1の一部にもオーバーラップしている。この家紋役物224Eの上昇・回転動作により、スーパーリーチへ移行することが報知されている。この演出例では、スーパーリーチに移行する際にはすでに第1準備中画像RDY1が表示されている例が示されている。
第2装飾図柄表示装置208Mでは、表示画面の下部にステージ名表示部ST1が配置されている。図350(a1)に示されるステージ名表示部ST1では、「城下町」と表示されており、現在のステージが城下町であることが報知されている。
第3装飾図柄表示装置208Nでは、殿様のキャラクタがステージ上に乗っている様子が示されており、遊技の進行に応じて様々な動作を行っている。また、第3装飾図柄表示装置208Nの表示画面上部では、特図1及び特図2の第2保留数表示が表示されている。
また、家紋役物224Eは、変動アイコンh0の表示色に合わせて赤色で発光している。また、第1装飾図柄表示装置208Lの上方には、演出可動体の一つである八代役物224Faと将軍役物224Fbとが配置されている。
図350(a2)では、家紋役物224Eが初期位置に戻った様子が示されている。
図350(a3)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、UI部UI3が表示画面の下方にフレームアウトするアニメーション(UI部FOアニメ)が開始されている様子が示されている。UI部FOアニメが開始されると、保留アイコン表示領域に表示されていた保留アイコンが消去される。
その後は、図350(a4)〜同図(a6)に示すように、UI部UI3がUI部FOアニメによりフレームアウトする。このとき、変動アイコンh0と第1準備中画像RDY1は、UI部UI3とともにフレームアウトせず、図350(a6)に示すように、変動アイコンh0については、表示位置を下げた状態で表示状態が維持され、第1準備中画像RDY1については、表示位置が変更せずに表示状態が維持される。
図350(a7)では、剣豪リーチが開始されている様子が示されている。
図350(a8)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第1ステップアップ表示部SUAがせりあがり、変動アイコンh0を持ち上げるようにして表示されている様子が示されている。すなわち、この演出例では、UI部UI3が表示されていないので、持ち上げるものはないが、変動アイコンh0は表示されているので、変動アイコンh0だけが移動している様子が示されているということができる。また、第1準備中画像RDY1は、表示位置を変更せず、第1ステップアップ表示SUAにオーバーラップして表示される。なお、第1準備中画像RDY1が第1ステップアップ表示SUAにオーバーラップされてもよい。なお、第1ステップアップ表示部SUAがせりあがるとともに、第1準備中画像RDY1も上方に移動するようにしてもよい。
図350(a9)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、ミニゲーム表示領域でミニゲームとしての上述したボーリングチャンスゲームが開始されている様子が示されている。ボーリングチャンスゲームが開始されると、ミニゲーム表示領域では、「ストライクさせろ」の表示が行われ、殿様のキャラクタがボーリングの球を投球する様子を示す表示が行われる。しかしながら、第1ステップアップ表示SUAのミニゲーム表示領域は、第1準備中画像RDY1にオーバーラップされており、オーバーラップされていない状態よりも視認困難とされている。以下の演出についても同様である。
図350(a10)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、殿様のキャラクタがボーリングの球を投球し、ピラミッド状に配列された10本のピンに向かっていく様子が示されている。
その後、図350(a11)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、ボーリングの球がピンに衝突し、10本のピンの全てが倒れてストライクとなり、ミッションが達成された様子が示されている。
すると、図350(a12)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、表示画面の左上隅部に第3準備中画像RDY3が出現し、これに対応するミニゲームあるいはタイマ予告演出が開始されることが報知される。すなわち、或る数の準備中画像が或る領域に表示されている場合に、新たな準備中画像が表示される場合には、当該新たな準備中画像は他の領域に表示されるということができる。なお、この第3準備中画像RDY3は、背景色が緑色となっており、デフォルトの表示態様とされている。また、図350(a12)〜同図(a13)に示すように、第1ステップアップ表示部SUAが下方に移動してフレームアウトする。
図350(b1)〜同図(b2)は、UI部FOアニメの別の表示態様について示す図である。なお、図350(b1)は、図350(a3)に続く演出である。また、図346(b1)に示す演出は、図350(a4)に示す演出を同じであるので、説明を省略する。
図350(b2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、UI部FOアニメが完了した後、剣豪リーチが開始されている様子が示されている。この演出例では、UI部FOアニメによりUI部UI3がフレームアウトするが、変動アイコンh0を載置する台座のみ、表示位置を下げた態様で表示を維持されていることが示されている。すなわち、UI部UI3がフレームアウトしてもUI部UI3の一部は表示されていることが示されている。
図351は、本実施形態に適用可能な疑似連演出の一例を段階的に示す図である。
図351(a1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、表示画面の下部にUI部UI3が配置されており、このUI部UI3には、その中央に変動アイコンh0が台座に載置された態様で表示されており、変動アイコンh0の左側には、4つの保留アイコンが表示可能に台座が4つ配置された保留アイコン表示領域が形成されている。図351(a1)に示すタイミングでは、特図1の変動表示が2つ保留されているので、保留アイコン表示領域には、2つの保留アイコンh11,h12が表示されている。なお、変動アイコンh0及び保留アイコンh11,h12は、いずれもデフォルトの表示態様となっている。また、変動アイコンh0の右側には、チュートリアル表示部TT1が配置されており、図351(a1)に示されるチュートリアル表示部TT1では、準備中画像RDYが表示されている。また、第1装飾図柄表示装置208Lでは、装飾図柄の変動表示が行われている。なお、図351(a1)に示すUI部UI3は、青色で表示されたデフォルトの表示態様とされている。
第2装飾図柄表示装置208Mでは、表示画面の下部にステージ名表示部ST1が配置されている。図344(a)に示されるステージ名表示部ST1では、「城下町」と表示されており、現在のステージが城下町であることが報知されている。また、第2装飾図柄表示装置208Mには、受付回数表示850とストックボタン画像852も表示されている。
第3装飾図柄表示装置208Nでは、殿様のキャラクタがステージ上に乗っている様子が示されており、遊技の進行に応じて様々な動作を行っている。また、第3装飾図柄表示装置208Nの表示画面上部では、特図1及び特図2の第2保留数表示が表示されている。
また、第1装飾図柄表示装置208Lの下方には、家紋役物224Eが配置されており、また、第1装飾図柄表示装置208Lの上方には、演出可動体の一つである八代役物224Faと将軍役物224Fbとが配置されている。
図351(a2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、装飾図柄が左図柄、右図柄の順で順次停止表示し、左図柄に「装飾6」が、右図柄に「装飾7」がそれぞれ停止表示されている様子が示されている。なお、中図柄は変動表示中である。
図351(a3)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、中図柄の変動速度が低速となり、殿様の絵柄によって構成された疑似連図柄が表示画面の上方からスクロールインしている様子が示されている。
図351(a4)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、中図柄に疑似連図柄が一旦停止表示している様子が示されている。
すると、図351(a5)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、疑似連を開始するか否かを演出する疑似連図柄停止アニメが開始される。疑似連図柄停止アニメが開始されると、変動アイコンh0及び準備中画像RDYを残してUI部UI3がUI部FOアニメによりフレームアウトする。ここで、疑似連図柄停止アニメが開始した後でUI部FOアニメが開始されてもよいし、UI部FOアニメが開始してから疑似連図柄停止アニメが開始されてもよいし、疑似連図柄停止アニメが開始するタイミングでUI部FOアニメが開始されてもよい。また、UI部FOアニメが完了した後で疑似連図柄停止アニメが開始されてもよい。このように、この演出例では、疑似連演出煽りを行う場合や疑似連成立時などの或る状態では、UI部UI3は非表示とされる例について示されている。疑似連図柄停止アニメが開始されると、図351(a5)〜同図(a7)に示すように疑似連図柄が横方向に膨張を行う。
図351(a6)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、疑似連図柄がさらに膨張しており、左図柄と右図柄にオーバーラップしており、左図柄と右図柄が視認困難な態様とされている。
図351(a7)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、疑似連図柄がさらに膨張しており、第2装飾図柄表示装置208Mと第1装飾図柄表示装置208Lと第3装飾図柄表示装置208Nに亘って表示されている。このとき、疑似連図柄は、縦方向にも膨張しており、準備中画像RDYによって一部がオーバーラップされている。また、疑似連図柄は、第2装飾図柄表示装置208Mに表示されているステージ名表示部ST1、受付回数表示850及びストックボタン画像852にもオーバーラップされており、また、第3装飾図柄表示装置208Nに表示されている殿様のキャラクタや第2保留数表示にもオーバーラップされている。また、このとき、家紋役物224Eが上昇を開始し、疑似連図柄の一部をオーバーラップしている。
すると、図351(a8)に示すように、家紋役物224Eが回転し、スピーカ120から「ドン」という音声が出力され、疑似連が行われることが報知される。
図351(a9)は、疑似連図柄停止アニメが終了して疑似連図柄が元の表示態様で表示され、また、UI部UI3がフレームインアニメ(UI部FIアニメ)によりフレームインする様子が示されている。なお、疑似連図柄停止アニメが終了した後でUI部FIアニメが開始されてもよいし、疑似連図柄停止アニメが終了する前にUI部FIアニメが開始されてもよいし、疑似連図柄停止アニメが終了するタイミングでUI部FIアニメが開始されてもよい。なお、装飾図柄は、「装飾6−疑似連図柄−装飾7」の装飾図柄の組み合わせで揺れ変動による仮停止状態となっており、その後、疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始される。
図351(b1)〜同図(b3)は、モード移行やステージチェンジの際に行われるステチェン演出の前後の表示の一例について示されている。なお、図351(b1)に示す演出は、図351(a1)に示す演出と同様であるので、説明を省略する。
図351(b2)では、ステチェン演出が開始され、第1装飾図柄表示装置208L、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nがそれぞれ暗転表示し、第1装飾図柄表示装置208Lの略中心が光り、そこから左右方向に光線が延びていく様子が示されている。このとき、光線は、第2装飾図柄表示装置208Mや第3装飾図柄表示装置208Nに跨って表示されている。この演出例では、ステチェン演出による暗転表示の際に、UI部UI3が非表示とされる様子が示されている。また、この演出例では、ステチェン演出による暗転表示の際に、準備中画像RDYが非表示とされる様子も示されている。また、暗転表示中に準備中画像RDYが終了してミニゲームやタイマ予告演出が開始されていてもよい。
図351(b3)では、ステチェン演出が終了した様子が示されている。この演出例では、ステチェン演出の終了後は、ステチェン演出が開始する前と同じ表示が行われている。すなわち、モード移行もステージチェンジも行われない偽のステチェン演出であったことが示されている。
図352は、本実施形態に適用可能なボタン予告演出の一例を段階的に示す図である。
図352(a)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、表示画面の下部にUI部UI3が配置されており、このUI部UI3には、その中央に変動アイコンh0が台座に載置された態様で表示されており、変動アイコンh0の左側には、4つの保留アイコンが表示可能に台座が4つ配置された保留アイコン表示領域が形成されている。図352(a)に示すタイミングでは、特図1の変動表示が1つ保留されているので、保留アイコン表示領域には、1つの保留アイコンh11が表示されている。なお、変動アイコンh0は、赤色の表示態様となっており、当該変動予告の表示態様とされているが、保留アイコンh11は、デフォルトの表示態様となっている。また、変動アイコンh0の右側には、チュートリアル表示部TT1が配置されており、図352(a)に示されるチュートリアル表示部TT1では、非表示とされている。また、図352(a)に示すUI部UI3は、金色で表示された予告表示態様とされている。また、図352(a)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、剣豪リーチが開始されている様子が示されている。具体的には、第1装飾図柄表示装置208Lで表示されていた装飾図柄は、第2装飾図柄表示装置208Mの上方で小さく表示されて変動表示が継続され、また、第1装飾図柄表示装置208Lの表示画面の左右両隅部にリーチ状態を形成している「装飾4」が表示される。これにより、「装飾4」でのリーチ状態であることが容易に認識することができる場合がある。この演出例では、剣豪リーチの実行中においてもUI部UI3が表示されている例を示している。
第2装飾図柄表示装置208Mでは、ステージ名表示部ST1、受付回数表示850及びストックボタン画像852のいずれも消去されており、背景表示も剣豪リーチの背景表示とされている。
第3装飾図柄表示装置208Nでは、表示画面上部において特図1及び特図2の第2保留数表示が表示されているが、殿様のキャラクタは表示されていない。また、背景表示も剣豪リーチの背景表示とされている。
また、家紋役物224Eは、変動アイコンh0の表示色に合わせて赤色で発光している。また、第1装飾図柄表示装置208Lの上方には、演出可動体の一つである八代役物224Faと将軍役物224Fbとが配置されている。
図352(b)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、合体アニメーションが開始されており、表示画面の左右上方から一対の半透明ボタン画像136qが表示されており、互いに近接しながら中央に向かって移動している。なお、合体アニメーションの表示中は演出ボタン136の操作はまだ受け付けられていない状態である。
図352(c)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、一対の半透明ボタン画像136qが近接して合体が完了する直前の様子が示されている。図352(c)に示す演出例では、一対の半透明ボタン画像136qが近接すると、エフェクトEF6により、一対の半透明ボタン画像136qの少なくとも一部にオーバーラップし、オーバーラップしていない状態よりも半透明ボタン画像136qを視認困難としている。そのため、合体アニメーションに成功するか否かについて遊技者に期待感を持たせることができる場合がある。また、図352(c)では、UI部UI3がUI部FOアニメによりフレームアウトしている様子が示されている。なお、UI部UI3がフレームアウトした後でエフェクトEF6が表示されてもよいし、UI部UI3がフレームアウトする前にエフェクトEF6が表示されてもよいし、UI部UI3がフレームアウトするタイミングでエフェクトEF6が表示されてもよい。
図352(d)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、合体アニメーションが成功し、デカボタン画像136aLが実体化してボタン予告演出が開始され、また、残時間メータMTも表示されて操作受付状態が開始された様子が示されている。このように、この演出例では、少なくともボタン画像136a(デカボタン画像136aL)によるボタン予告演出が行われている期間ではUI部UI3が非表示とされる例が示されている。
図353は、本実施形態に適用可能な演出の一例を段階的に示す図である。
図353(a1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、表示画面の下部にUI部UI3が配置されており、このUI部UI3には、その中央に変動アイコンh0が台座に載置された態様で表示されており、変動アイコンh0の左側には、4つの保留アイコンが表示可能に台座が4つ配置された保留アイコン表示領域が形成されている。図353(a1)に示すタイミングでは、特図1の変動表示が2つ保留されているので、保留アイコン表示領域には、2つの保留アイコンh11,h12が表示されている。なお、変動アイコンh0及び保留アイコンh11,h12は、いずれもデフォルトの表示態様となっている。また、変動アイコンh0の右側には、チュートリアル表示部TT1が配置されており、図353(a1)に示されるチュートリアル表示部TT1では、「パンダは殿様の師匠」と表示されており、パンダのキャラクタと殿様のキャラクタとの関係について説明がなされている。また、図353(a1)に示すタイミングでは、第1特図表示装置212がハズレ図柄で停止表示しており、第1装飾図柄表示装置208Lでは「装飾3−装飾5−装飾6」のハズレの装飾図柄の組み合わせで停止表示している。また、特図1第4図柄284a1もハズレの表示態様で点灯している。なお、図351(a1)に示すUI部UI3は、赤色で表示された予告表示態様とされている。
第2装飾図柄表示装置208Mでは、表示画面の下部にステージ名表示部ST1が配置されている。図344(a)に示されるステージ名表示部ST1では、「城下町」と表示されており、現在のステージが城下町であることが報知されている。また、第2装飾図柄表示装置208Mには、受付回数表示850とストックボタン画像852も表示されている。
第3装飾図柄表示装置208Nでは、殿様のキャラクタがステージ上に乗っている様子が示されており、遊技の進行に応じて様々な動作を行っている。また、第3装飾図柄表示装置208Nの表示画面上部では、特図1及び特図2の第2保留数表示が表示されている。
また、第1装飾図柄表示装置208Lの下方には、家紋役物224Eが配置されており、また、第1装飾図柄表示装置208Lの上方には、演出可動体の一つである八代役物224Faと将軍役物224Fbとが配置されている。
図353(a2)では、引き続き図柄の停止表示中の様子が示されている。このとき、第1装飾図柄表示装置208Lでは、変動アイコンh0が消去されている。
その後、第1特図表示装置212における図柄変動が開始されると、図353(a3)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、UI部UI3の全部を覆うUI部ワイプ表示部WP4が表示され、バイクに乗った殿様のキャラクタがUI部ワイプ表示部WP4の左側からフレームインし、図353(a3)〜同図(a5)に示すように、右端に向けて疾走する様子が示されている。すなわち、この演出例では、UI部UI3の表示態様を予告表示態様からデフォルトの表示態様に戻すためにUI部ワイプ表示部WP4を表示し、このUI部ワイプ表示部WP4で演出表示を行うことで、UI部UI3における表示態様の変化を自然に行うことができる場合がある。なお、例えば、スーパーリーチ演出でハズレて表示を元の表示に戻す際に表示画面全体をワイプ表示部で被覆してこのワイプ表示部で演出表示を行うようにしてもよい。
図353(a6)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、UI部ワイプ表示部WP4における殿様のキャラクタによる演出が終了し、UI部ワイプ表示部WP4が消去された様子が示されている。UI部ワイプ表示部WP4が消去されてUI部UI3が表示されると、第1の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコンが変動アイコンが表示される台座の上に載置されて変動アイコンh0となり、第2の保留アイコンh12の表示位置にあった保留アイコンが第1の保留アイコンh11となり、対応する台座上に移動する。なお、チュートリアル表示部TT1では、「殿様は八代将軍です」の表示が行われており、UI部ワイプ表示部WP4の表示の前後で説明表示が変化している。
なお、この演出例において、準備中画像RDYが表示されている状態ではUI部ワイプ表示部WP4の表示が行われないようにしてもよいし、行われるようにしてもよい。準備中画像RDYが表示されている状態でUI部ワイプ表示部WP4の表示が行われる場合には、その間は準備中画像RDYは非表示とされ、その結果、いつの間にか準備中画像RDYの表示が終了してミニゲームやタイマ予告演出が開始されてもよい。
図353(b1)〜同図(b4)は、チュートリアル表示部TT1における表示の一例を示している。
図353(b1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、表示画面の下部にUI部UI3が配置されており、このUI部UI3には、その中央に変動アイコンh0が台座に載置された態様で表示されており、変動アイコンh0の左側には、4つの保留アイコンが表示可能に台座が4つ配置された保留アイコン表示領域が形成されている。図353(b1)に示すタイミングでは、特図1の変動表示が1つ保留されているので、保留アイコン表示領域には、1つの保留アイコンh11が表示されている。なお、変動アイコンh0は、金色に表示されており、当該変動予告の表示態様とされているが、保留アイコンh11は、デフォルトの表示態様となっている。また、家紋役物224Eも変動アイコンh0の表示色に合わせて金色に発光している。また、変動アイコンh0の右側には、チュートリアル表示部TT1が配置されており、図353(b1)に示されるチュートリアル表示部TT1では、非表示とされている。また、第1装飾図柄表示装置208Lでは、装飾図柄の変動表示が行われている。なお、図353(b1)に示すUI部UI3は、青色で表示されたデフォルトの表示態様とされている。
第2装飾図柄表示装置208Mでは、表示画面の下部にステージ名表示部ST1が配置されている。図353(b1)に示されるステージ名表示部ST1では、「城下町」と表示されており、現在のステージが城下町であることが報知されている。また、第2装飾図柄表示装置208Mには、受付回数表示850とストックボタン画像852も表示されている。
第3装飾図柄表示装置208Nでは、殿様のキャラクタがステージ上に乗っている様子が示されており、遊技の進行に応じて様々な動作を行っている。また、第3装飾図柄表示装置208Nの表示画面上部では、特図1及び特図2の第2保留数表示が表示されている。
また、第1装飾図柄表示装置208Lの下方には、家紋役物224Eが配置されており、また、第1装飾図柄表示装置208Lの上方には、演出可動体の一つである八代役物224Faと将軍役物224Fbとが配置されている。
図353(b2)〜同図(b4)に示す第2装飾図柄表示装置208Lでは、チュートリアル表示部TT1において、剣豪のキャラクタが下方からスクロールインし、頭頂部から足元まで視線を連続的に動かす態様で剣豪のキャラクタをスクロール表示している様子が示されている。また、図353(b4)に示すように、剣豪のキャラクタの足元まで表示された後は、足元から頭頂部まで視線を連続的に動かす態様で剣豪のキャラクタがスクロール表示される。すなわち、剣豪のキャラクタの頭頂部と足元の間の連続的なスクロール表示が往復する態様で表示される。この演出例では、チュートリアル表示部TT1において、キャラクタの一部を連続的にスクロールしながら表示することでキャラクタの全体を表示する例について示されている。
この演出例は、例えば、説明表示が再開されない状態や、保留アイコンだけ非表示にする状態(UI部UI3は表示されている状態)の場合に、UI部UI3のある部分を用いて或る表示を行う例について示されているということができる。
図354は、本実施形態に適用可能な演出の別の例を段階的に示す図である。なお、図354に示す演出例を適用可能なパチンコ機100は、例えば、1つの始動口につき第1特図始動口と第2特図始動口とに振り分けることができ、通常の遊技状態において図柄変動表示を8つ保留することが可能な、いわゆるMAX8機(8保入順機という場合もある)が挙げられる。ここでは、MAX8機を例に挙げて説明する。
図354(a1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、表示画面の下部にUI部UI3が配置されており、このUI部UI3には、その中央に変動アイコンh0が台座に載置された態様で表示されており、変動アイコンh0の左側には、8つの保留アイコンが表示可能に台座が千鳥配置にて前後に4つずつ配置された保留アイコン表示領域が形成されている。図354(a1)に示すタイミングでは、特図1及び特図2の変動表示が合計7つ保留されているので、保留アイコン表示領域には、7つの保留アイコンh1〜h7が表示されている。なお、変動アイコンh0及び保留アイコンh1〜h7は、いずれもデフォルトの表示態様となっている。また、変動アイコンh0の右側には、チュートリアル表示部TT1が配置されており、図354(a1)に示されるチュートリアル表示部TT1では、「パンダは殿様の師匠」が表示されており説明表示が行われている。なお、この演出例において、装飾図柄は、第2装飾図柄表示装置208Mの上方に移動し、縮小表示されている。また、図354(a1)に示すUI部UI3は、青色で表示されたデフォルトの表示態様とされている。
第2装飾図柄表示装置208Mでは、表示画面の下部にステージ名表示部ST1が配置されている。図354(a1)に示されるステージ名表示部ST1では、「城下町」と表示されており、現在のステージが城下町であることが報知されている。また、第2装飾図柄表示装置208Mには、受付回数表示850とストックボタン画像852も表示されている。
第3装飾図柄表示装置208Nでは、殿様のキャラクタがステージ上に乗っている様子が示されており、遊技の進行に応じて様々な動作を行っている。また、第3装飾図柄表示装置208Nの表示画面上部では、特図1及び特図2の第2保留数表示が表示されている。第2保留数表示によれば、図354(a1)に示すタイミングでは、特図1が4つ保留されており、特図2が3つ保留されていることが報知されている。
また、第1装飾図柄表示装置208Lの下方には、家紋役物224Eが配置されている。また、第1装飾図柄表示装置208Lの上方には、演出可動体の一つである八代役物224Faと将軍役物224Fbとが配置されている。
図354(a2)では、第2特図始動口に遊技球が入賞して特図1及び特図2の保留が合計で8個になった様子が示されている。具体的には、第1装飾図柄表示装置208Lでは、8つ目の保留アイコンh8を表示させる際に、すでに表示中の1つ目の保留アイコンh1〜7つ目の保留アイコンh7及び変動アイコンh0の表示態様をデフォルトの表示態様から爺の顔を模した爺の表示態様に変化している様子が示されている。また、UI部UI3もデフォルトの表示態様から、金色で表示された特別表示態様に変化している。また、スピーカ120からは、「ポン」という音声が出力され、保留が満タンとなったことが報知される。この演出例では、保留満タンとなった場合に、UI部UI3と、変動アイコンh0と保留アイコンh1〜h8を一斉に変化させる演出例について示されている。なお、この演出例において、爺の表示態様が示されている保留アイコンに対応する図柄変動表示の回数を報知するようにしてもよい。
図354(b1)では、剣豪リーチが行われている様子が示されている。図354(b1)に示す第3装飾図柄表示装置208Nでは、第2保留数表示が表示されており、第2保留数表示によれば、図354(b1)に示すタイミングでは、特図1が4つ保留されており、特図2が3つ保留されていることが報知されている。
図354(b2)では、第2特図始動口に遊技球が入賞して特図1及び特図2の保留が合計で8個になった様子が示されている。具体的には、第3装飾図柄表示装置208Nにおける第2保留数表示では、特図1が4つ保留されており、特図2が4つ保留されていることが報知され、また、スピーカ120からは、「ポン」という音声が出力され、保留が満タンとなったことが報知される。
図354(b3)では、スーパーリーチでハズレとなり、剣豪リーチの演出が終了して城下町ステージの表示に戻った様子が示されている。具体的には、第1装飾図柄表示装置208Lでは、剣豪リーチの演出が終了して城下町ステージに戻ると、「装飾4−装飾5−装飾4」のハズレの装飾図柄の組み合わせが表示されて揺れ変動による仮停止表示が行われる。また、剣豪リーチの演出の実行中に保留満タンとなったので、UI部UI3をデフォルトの表示態様から金色で表示された特別表示態様に変化し、変動アイコンh0及び保留アイコンh1〜h8の全部がデフォルトの表示態様から爺の表示態様に変化している。この演出例では、スーパーリーチによりUI部UI3が非表示とされている間に保留満タンとなった場合には、UI部UI3が再表示された際にUI部UI3、変動アイコン及び保留アイコンの表示態様を変化させる演出例について示されている。
図354(c1)〜同図(c4)は、図354(b1)〜同図(b3)に示す演出例の別の態様について説明する図である。なお、図354(c1)〜同図(c2)に示す演出は、図354(b1)〜同図(b2)に示す演出と同様であるので、説明を省略する。
図354(c3)では、スーパーリーチでハズレとなり、剣豪リーチの演出が終了して城下町ステージの表示に戻った様子が示されている。具体的には、第1装飾図柄表示装置208Lでは、剣豪リーチの演出が終了して城下町ステージに戻ると、「装飾4−装飾5−装飾4」のハズレの装飾図柄の組み合わせが表示されて揺れ変動による仮停止表示が行われる。また、この演出例では、剣豪リーチの演出の実行中に保留満タンとなったが、UI部UI3、変動アイコンh0及び保留アイコンh1〜h8の表示態様の変化を行わず、保留満タンとなった旨を示す「MAX」の文字が変動アイコンh0の上部に表示される。その後、UI部UI3、変動アイコンh0及び保留アイコンh1〜h8の表示態様が変化しない状態で図柄が確定表示される。
その後、第1特図表示装置212における図柄変動が開始されると、図354(c4)に示すように、UI部UI3がデフォルトの表示態様から金色で表示された特別表示態様に変化し、変動アイコンh0及び保留アイコンh1〜h8の全部がデフォルトの表示態様から爺の表示態様に変化する。その後、保留アイコンh1〜h8がそれぞれ移動アニメーションにより移動表示され、第1の保留アイコンh1の表示位置にあった保留アイコンが変動アイコンが表示される台座の上に載置されて変動アイコンh0となり、第2の保留アイコンh2〜第8の保留アイコンh8の表示位置にあった保留アイコンがそれぞれ第1の保留アイコンh1〜第7の保留アイコンh7となり、それぞれ、対応する台座上に移動する。また、図354(c4)に示される第1装飾図柄表示装置208Lでは、装飾図柄の変動表示が開始される。なお、チュートリアル表示部TT1では、「パンダは殿様の師匠」が表示され、説明表示が行われている。
図355は、本実施形態に適用可能な演出の別の例を段階的に示す図である。
図355(a1)〜同図(a3)及び図355(b1)〜同図(b2)に示す演出例では、UI部UI4が変動アイコン表示領域と保留アイコン表示領域とチュートリアル表示部TT4とステージ名表示部ST2とが一体となって第1装飾図柄表示装置208Lの下部に表示されている。なお、この演出例においても、スーパーリーチとなった場合は、UI部は第1装飾図柄表示装置208Lの下方にフレームアウトするようにしているが、スーパーリーチとなってもフレームアウトせずに表示したままであってもよい。なお、予告アイコンがストックされる場合には、チュートリアル表示部TT4やステージ名表示部ST2における説明表示が消去される。また、この演出例では、チュートリアル表示部TT4やステージ名表示部ST2において準備中画像を表示することができる。
図355(a1)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、表示画面の下部に方形状の枠で囲まれたUI部UI4が配置されている。図355(a1)に示されるUI部UI4は、その中央に保留アイコン表示領域が形成されている。保留アイコン表示領域は、4つの枠によって仕切られ、各枠内に保留アイコンが1つずつ表示されるように構成されている。また、UI部UI4の中央上部には、変動アイコン表示領域が形成されており、UI部UI4が構成する枠上に載置される態様で変動アイコンが表示されている。なお、図355(a1)に示すタイミングでは、特図1の変動表示が2つ保留されているので、保留アイコン表示領域には、2つの保留アイコンh11,h12が表示されている。なお、変動アイコンh0及び2つの保留アイコンh11,h12は、いずれもデフォルトの表示態様となっている。また、保留アイコン表示領域の右側には、説明表示部としてのチュートリアル表示部TT4が配置されており、保留アイコン表示領域の左側には、ステージ名表示部ST2が配置されている。チュートリアル表示部TT4及びステージ名表示部ST2の機能構成は、上述したチュートリアル表示部TT1及びステージ名表示部ST1と同様であるので、ここでの説明は省略する。なお、図355(a1)に示されるチュートリアル表示部TT4では、「予告アイコン消化で・・・」と表示されており、また、ステージ名表示部ST2では、「城下町ステージ」と表示されており、現在のステージが城下町であることが報知されている。また、第1装飾図柄表示装置208Lでは、第1装飾図柄の変動表示が行われている。
第2装飾図柄表示装置208Mでは、第2装飾図柄表示装置208Mの表示画面の上部では、第2装飾図柄の変動表示が行われている。
第3装飾図柄表示装置208Nでは、殿様のキャラクタがステージ上に乗っている様子が示されており、遊技の進行に応じて様々な動作を行っている。また、第3装飾図柄表示装置208Nの表示画面上部では、特図1及び特図2の第2保留数表示も表示されている。
また、第1装飾図柄表示装置208Lの下方には、上述した家紋役物224Eが配置されており、また、第1装飾図柄表示装置208Lの上方には、上述した八代役物224Fと将軍役物224Fbとが配置されている。
図355(a2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、チュートリアル表示部TT4に表示されていた説明表示から第1準備中画像RDY1に切り換えられた様子が示されている。第1準備中画像RDY1は、背景色が緑色とされておりデフォルトの表示態様となっている。
図355(a3)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、ステージ名表示部ST2に表示されていたステージ名の表示から第4準備中画像RDY4に切り換えられた様子が示されている。第4準備中画像RDY4は、背景色が緑色とされておりデフォルトの表示態様となっている。このように、この演出例では、複数の説明表示部分のそれぞれにおいて準備中画像を表示する例について示されている。
図355(b1)〜同図(b2)は、図355(a1)に続く別の演出例について示す図である。なお、図355(b1)に示す演出は、図355(a2)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図355(b2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、ステージ名表示部ST2に表示されていたステージ名の表示を引き続き行いながら、第4準備中画像RDY4をステージ名表示部ST2の表示枠よりも上方にずらした位置に表示している様子が示されている。すなわち、準備中画像が説明表示が表示されている領域の一部にオーバーラップしている様子が示されている。なお、このような表示態様をチュートリアル表示部TT4において適用することも可能である。
図355(c1)〜同図(c7)は、チュートリアル表示部TT1において準備中画像RDYが表示される演出の別の態様について示す図である。
図355(c1)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、表示画面の右側に爺のキャラクタGY1とともに、第3チュートリアル表示部(説明表示部)としての吹き出し部TT3が表示されている。爺のキャラクタGY1及び吹き出し部TT3は、会話演出(あるいは、セリフ演出)が行われる場合に表示される場合がある表示であり、チュートリアル表示(説明表示)や予告表示等を行う。図355(c1)に示されるタイミングでは、チビ姫のキャラクタCH1によるセリフ表示に呼応して、吹き出し部TT3には「ここじゃ」というセリフ表示がなされており、会話予告が継続している。ここで、爺のキャラクタGY1及び吹き出し部TT3は、第1装飾図柄によってオーバーラップされているが、爺のキャラクタGY1及び吹き出し部TT3が、第1装飾図柄にオーバーラップするようにしてもよい。また、爺のキャラクタGY1及び吹き出し部TT3が、第1装飾図柄にオーバーラップしない位置に配置されてもよい。また、爺のキャラクタGY1と吹き出し部TT3とが同じタイミングで表示されてもよいし、爺のキャラクタGY1が表示された後で吹き出し部TT3が表示されてもよいし、吹き出し部TT3が表示された後で爺のキャラクタGY1が表示されてもよい。また、チビ姫のキャラクタCH1及び爺のキャラクタGY1による会話予告は、演出ボタン136の操作により行われるようにしてもよい。また、チュートリアル表示部TT1では、非表示とされている。なお、チュートリアル表示部TT1が非表示となるタイミングは、爺のキャラクタGY1が表示された後のタイミングであってもしてもよいし、爺のキャラクタGY1が表示されるよりも前のタイミングであってもよい。また、チュートリアル表示部TT1の説明表示が消去されるタイミングと、爺のキャラクタGY1が表示されるタイミングとが同じタイミングであってもよい。また、この場合において、常にいずれかのタイミングで行われるように構成してもよいし、場合によってタイミングが異なるように構成されてもよい。また、複数本の矢は、第2装飾図柄表示装置208Mの右辺に刺さるように表示されている。
その後、図355(c2)に示すように、家紋役物224Eが初期位置から上昇し、第1装飾図柄表示装置208Lの前面側にオーバーラップしている様子が示されている。より具体的には、家紋役物224Eは、移動後、保留表示枠FL1を完全に覆うとともに、第1の保留アイコンh11の一部と、チュートリアル表示部TT1の一部と、吹き出し部TT2の一部をそれぞれ覆っている。
その後、図355(c3)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、保留表示枠FL1の拡張アニメーション(拡張アニメ)が行われて保留表示枠FL1が上方に拡張し、家紋役物224Eよりも上方に表れている様子が示されている。すなわち、保留表示枠FL1が家紋役物224Eにオーバーラップされていない部分が表れているということができる。また、拡張後の保留表示枠FL1は、吹き出し部TT2と重なり、吹き出し部TT2にオーバーラップするが、吹き出し部TT3とは重ならず、オーバーラップしていない。すなわち、この演出例では、後から表示されるセリフ予告(吹き出し部TT3)には保留表示枠FL1が拡張してもオーバーラップしない場合がある。このように、拡張後の保留表示枠FL1の表示態様を拡張表示態様という場合がある。なお、この演出例では、拡張前の保留表示枠FL1と拡張後の保留表示枠FL1の図を表しているが、拡張アニメは、保留表示枠FL1が段階的に拡張するものも含まれる。
その後、図355(c4)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、保留表示枠FL1の上部において、忍者のキャラクタNJ1が表れる様子が示されている。なお、忍者のキャラクタNJ1は、家紋役物224Eに一部がオーバーラップされており、家紋役物224Eに一部がオーバーラップされていない場合よりも視認困難とされている。
図355(c5)では、家紋役物224Eが初期位置に向けて下降する様子が示されている。すると、忍者のキャラクタNJ1のうち、家紋役物224Eにオーバーラップされていない部分が拡大し、視認が容易とされている。また、第1装飾図柄表示装置208Lでは、忍者のキャラクタNJ1が手裏剣SH1を投てきしている様子が示されている。この手裏剣SH1は、チュートリアル表示部TT1に向かって移動している。
その後、図355(c6)では、家紋役物224Eが初期位置に戻っている様子が示されている。また、第1装飾図柄表示装置208Lでは、手裏剣SH1が、チュートリアル表示部TT1と重なり、チュートリアル表示部TT1の一部が爆発するエフェクトEF2の表示が行われている。このエフェクトEF2は、チュートリアル表示部TT1の一部を視認困難としている。これにより、チュートリアル表示部TT1に予告表示が行われて大当りへの信頼度が高くなるかもしれないという期待感を遊技者に持たせることができる場合がある。
すると、図355(c7)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、チュートリアル表示部TT1に準備中画像RDYが表示され、これに対応するミニゲームあるいはタイマ予告演出が開始されることが報知される。この準備中画像RDYは、背景色が緑色となっており、デフォルトの表示態様とされている。なお、この演出において、準備中画像RDYに換えて、タイマ予告表示が表示されてタイマ予告演出が開始されてもよいし、ミニゲームが開始されてもよいし、予告表示が行われてもよい。
図356は、保留アイコンが収容される保留表示枠が拡張表示して保留アイコンの表示態様を変化させる演出について説明する図である。
図356(a1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、表示画面の下部にUI部UI2が配置されている。この演出例におけるUI部UI2は、左側に保留アイコン表示領域が形成されている。保留アイコン表示領域は、4つの枠によって仕切られ、それぞれ保留表示枠を構成し、各枠内に保留アイコンが1つずつ表示されるように構成されている。図356(a1)に示されるタイミングでは、保留アイコン表示領域には、4つの保留アイコンが各枠内に収容されており、第1の保留アイコンh11〜第4の保留アイコンh14のうちの第2の保留アイコンh12は、先読み予告の表示態様(例えば、青色で点灯する表示態様)であり、その他の保留アイコンは、デフォルトの表示態様とされている。また、第1の保留アイコンh11が収容されている枠の上方には、変動アイコン表示領域が形成されており、図柄変動表示中では、この変動アイコン表示領域に変動アイコンh0が表示される。ここで、変動アイコンh0が表示されている領域についてもUI部UI2に含まれるものとしてもよい。また、保留アイコン表示領域の右側には、チュートリアル表示部TT7が配置されている。図356(a1)に示されるタイミングでは、チュートリアル表示部TT7には、準備中画像RDYが表示されている。また、第1装飾図柄表示装置208Lでは、装飾図柄の変動表示が行われている。なお、変動アイコンh0及び第1の保留アイコンh11〜第4の保留アイコンh14のいずれも、装飾図柄にオーバーラップしていない。
第2装飾図柄表示装置208Mでは、表示画面の上部において、第2装飾図柄の変動表示が行われている。なお、この演出例では、ステージ名表示部ST1、受付回数表示850及びストックボタン画像852のいずれも表示されていない。
第3装飾図柄表示装置208Nでは、表示画面上部において特図1及び特図2の第2保留数表示が表示されているが、殿様のキャラクタは表示されていない。また、背景表示も剣豪リーチの背景表示とされている。
また、第1装飾図柄表示装置208Lの下方には、上述した家紋役物224Eが配置され、第1装飾図柄表示装置208Lの上方には、上述した八代役物224Faと将軍役物224Fbとが配置されている。なお、図356(a1)に示されるタイミングでは、家紋役物224Eは、第2の保留アイコンh12の表示色に合わせて、青色に発光している。
その後、図356(a2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、保留アイコン表示領域が拡大して表示されている様子が示されている。保留アイコン表示領域の拡大表示は、例えば、徐々に拡大するアニメーション表示等により行うことができる。図356(a2)に示されるタイミングでは、先読み予告の表示態様である、第2の保留アイコンh12が収容されている保留表示枠が表示画面の中央で拡大表示されている。すなわち、この演出例では、第2の保留アイコンh12が収容されている保留表示枠が拡張した態様で表示されているということができる。また、この演出例では、チュートリアル表示部TT7は、保留表示枠の拡大表示により表示画面外となってしまうが、チュートリアル表示部TT7において表示されていた準備中画像RDYは、表示位置を変更せず、チュートリアル表示部TT7とは分離されて表示画面の右下部分に表示される。なお、このとき、準備中画像RDYが保留表示枠や保留アイコンの一部にオーバーラップするようにしてもよい。なお、図356(a2)に示されるタイミングでは、第1装飾図柄は、第3装飾図柄表示装置208Nにおいて変動表示している。
その後、図356(a3)に示されるタイミングになると、青色で発光していた家紋役物224Eの発光色が緑色に変化する。すなわち、第2の保留アイコンh12の表示色が青色から緑色に変化することを予告しているということができる。
その後、図356(a4)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、拡大表示された第2の保留アイコンh12の表示色が青色から緑色に変更されている。これにより、遊技者は、第2の保留アイコンh12に対応する保留にかかる図柄変動表示に対する大当りへの期待感を高めることができる場合がある。
その後、図356(a5)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、保留アイコン表示領域が縮小してデフォルトの表示態様に戻る。保留アイコン表示領域の縮小表示は、例えば、徐々に縮小するアニメーション表示等により行うことができる。この演出例では、このようにして保留表示枠を拡張し、拡張した保留表示枠で保留アイコンの表示態様の変更演出を行うことができる。また、この演出例では、保留アイコン表示領域の縮小表示により出現するチュートリアル表示部TT7に準備中画像RDYが収容される態様で表示されるようになる。
図356(b1)〜同図(b2)は、図356(a1)〜同図(a5)に示す演出例の別の形態について示されている。なお、図356(b1)に示す演出は、図356(a1)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図356(b2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、図356(a2)に示して上述した要領で保留アイコン表示領域が拡大して表示されている様子が示されている。このとき、保留アイコン表示領域は、表示画面の下方に表示されており、拡大表示された保留アイコンとともに準備中画像RDYによってオーバーラップされている。また、図356(b2)に示す演出例では、表示画面の右上部分にサブウィンドウWP3が出現し、図356(b1)において第1装飾図柄表示装置208Lで表示されていた装飾図柄の変動表示に係る表示(メイン表示)が表示されている。なお、サブウィンドウWP3における表示では、UI部UI2は非表示とされているが、表示されていてもよい。また、このサブウィンドウWP3は、拡大表示された保留アイコン表示領域の一部にオーバーラップしている。このように、この演出例では、或る演出が実行される前の背景において図柄変動表示の状況を把握することができる場合がある。
続いて、図357〜図359を参照しながら球抜きエラーが発生した場合の警告表示の表示例について説明する。ここで、図357は、球抜きエラー表示の表示例について示す図であり、図358は、球抜きエラー表示の表示例について示す図であり、図359は、球抜きエラー表示の表示例について示す図である。なお、球抜きエラーの警告表示(以下、「球抜きエラー表示」という。)の表示位置は、一定の場所とされているが、いずれの位置を表示位置とするかは、適宜に設定可能である。以下の説明では、球抜きエラー表示の表示位置のバリエーションも含めて表示例を以下に示す。なお、この球抜きエラー表示は、球抜ボタン130が操作されて下皿満タン状態が解消されて球抜きエラーが解消された場合に消去されるようになっている。また、以下に示す演出例では、球抜きエラー表示の表示例について示すものであるが、例えば、前面枠扉106が開放されたときに発生する扉開放エラー等にも適用可能である。また、球抜きエラー表示を行っているときに、エラー音を併せて出力してもよいし、出力しないようにしてもよい。
図357(a1)〜同図(a2)に示す演出例は、例えば、図326(c)〜同図(d)に示す演出例において球抜きエラーが発生した場合の警告表示の表示例について示されている。図357(a1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、シャッタ画像により閉鎖状態とされたチュートリアル表示部TT1の一部にオーバーラップして球抜きエラー表示ERR1が表示されている様子が示されている。球抜きエラー表示ERR1では、「球を抜いてください」の表示が行われ、下皿に貯留されている遊技球を輩出して下皿満タン状態を解消させることを促している。
そして、図357(a2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、シャッタ画像が開放されて準備中画像RDYが表示されたチュートリアル表示部TT1に球抜きエラー表示ERR1の一部がオーバーラップして表示されている様子が示されている。これにより、球抜き表示を見ることで準備中画像RDYに気づくことができるようになる場合がある。また、準備中画像RDYを見ることで球抜きエラー表示ERR1に気づくことができる場合がある。また、早く球抜きをして球抜きエラー表示ERR1を消去させることで、そこで行われている演出表示を楽しませることができる場合がある。また、球抜きエラー表示ERR1と準備中画像RDYを同時に見て、準備中画像RDYの表示が終了したら球抜きをするきっかけを与えることができる場合がある。
図357(b1)〜同図(b2)に示す演出例は、例えば、図328(c1)〜同図(c2)に示す演出例において球抜きエラーが発生した場合の警告表示の表示例について示されている。図357(b1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、残時間表示メータMT4に球抜きエラー表示ERR1の一部がオーバーラップしている様子が示されている。すなわち、この演出例では、複数の表示で構成されるタイマ予告のうちの一の表示が球抜きエラー表示ERR1によりオーバーラップされているということができる。
その後、図357(b2)に示すように、タイマ表示の残時間が少なくなるに応じて残時間表示メータMT4が短くなると、球抜きエラー表示ERR1によるオーバーラップ状態が解消され、残時間表示メータMT4が視認容易な状態となる。これにより、球抜きエラー表示ERR1を見ることで残時間表示メータMT4に気づくことができるようになる場合がある。また、残時間表示メータMT4を見ることで球抜きエラー表示ERR1に気づくことができる場合がある。また、早く球抜きをして球抜きエラー表示ERR1を消去させることで、そこで行われている演出表示を楽しませることができる場合がある。また、球抜きエラー表示ERR1と残時間メータMT4を同時に見て、残時間メータMT4の表示が終了したら球抜きをするきっかけを与えることができる場合がある。
図357(c1)〜同図(c2)に示す演出例は、例えば、図329(b4)〜同図(b5)に示す演出例において球抜きエラーが発生した場合の警告表示の表示例について示されている。図357(c1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、球抜きエラー表示ERR1が敵役の剣豪のキャラクタにオーバーラップしているが、合体アニメーションに係る半透明ボタン画像136qにはオーバーラップしていない様子が示されている。なお、このときに、球抜きエラー表示ERR1が合体アニメーション中の半透明ボタン画像136qにオーバーラップしてもよい。
その後、図357(c2)に示すように、半透明ボタン画像139qが近接すると、球抜きエラー表示ERR1の一部がオーバーラップするようになる。これにより、球抜き表示を見ることで合体アニメーションに気づくことができるようになる場合がある。また、合体アニメーションを見ることで球抜きエラー表示ERR1に気づくことができる場合がある。また、早く球抜きをして球抜きエラー表示ERR1を消去させることで、そこで行われている演出表示を楽しませることができる場合がある。また、球抜きエラー表示ERR1と合体アニメーションを同時に見て、合体アニメーションの表示が終了したら球抜きをするきっかけを与えることができる場合がある。
図357(d1)〜同図(d2)に示す演出例は、例えば、図336(f)〜同図(g)に示す演出例において球抜きエラーが発生した場合の警告表示の表示例について示されている。図357(d1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、球抜きエラー表示ERR1の一部が装飾図柄の右図柄と残時間メータMTにオーバーラップするように表示されているが、チュートリアル表示部TT1を含むUI部UI3にはオーバーラップされていない。
その後、図357(d2)に示すように、チュートリアル表示部TT1において準備中画像RDYが再び表示され、2回目のタイマ予告演出が開始されることが報知されるが、準備中画像RDYの再表示時には、1回目の準備中画像RDYが表示されたときと比べて拡大して表示される。そのため、今までチュートリアル表示部TT1にオーバーラップしていなかった球抜きエラー表示ERR1の一部によって準備中画像RDYがオーバーラップされるようになる。これにより、球抜き表示を見ることで拡大された準備中画像RDYに気づくことができるようになる場合がある。また、準備中画像RDYを見ることで球抜きエラー表示ERR1に気づくことができる場合がある。また、早く球抜きをして球抜きエラー表示ERR1を消去させることで、そこで行われている演出表示を楽しませることができる場合がある。また、球抜きエラー表示ERR1と拡大された準備中画像RDYを同時に見て、準備中画像RDYの表示が終了したら球抜きをするきっかけを与えることができる場合がある。
図357(e1)〜同図(e2)に示す演出例は、例えば、図337(a5)〜同図(a6)に示す演出例において球抜きエラーが発生した場合の警告表示の表示例について示されている。図357(e1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、球抜きエラー表示ERR1の一部が剣豪のキャラクタが描かれた領域に一部がオーバーラップしているが、殿様のキャラクタが描かれた領域にはオーバーラップしていない。
その後、図357(e2)に示すように、遊技者による演出ボタン136の長押し操作が行われた結果、上方に配置された殿様のキャラクタが描かれた領域が拡大し、すると、当該殿様のキャラクタが描かれた領域に球抜きエラー表示ERR1の一部がオーバーラップするようになる。これにより、球抜き表示を見ること殿様のキャラクタと敵役の剣豪のキャラクタとの優劣に気づくことができるようになる場合がある。また、殿様のキャラクタと敵役の剣豪のキャラクタとの優劣を見ることで球抜きエラー表示ERR1に気づくことができる場合がある。また、早く球抜きをして球抜きエラー表示ERR1を消去させることで、そこで行われている演出表示を楽しませることができる場合がある。また、球抜きエラー表示ERR1及び殿様のキャラクタと敵役の剣豪のキャラクタとの優劣を同時に見て、殿様のキャラクタと敵役の剣豪のキャラクタとの優劣の表示が終了したら球抜きをするきっかけを与えることができる場合がある。
図357(f1)〜同図(f2)に示す演出例は、例えば、図339(e)〜同図(f)に示す演出例において球抜きエラーが発生した場合の警告表示の表示例について示されている。図357(f1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、球抜きエラー表示ERR1の一部が第2準備中画像RDY2にオーバーラップしている様子が示されている。一方、「Go」の文字が表示された表示領域(第1準備中画像RDYが表示されていた表示領域)にはオーバーラップしていない。
その後、図357(f2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、「Go」の文字がその表示領域とともに消去され、第2準備中画像RDY2が下方にスライド移動し、チュートリアル表示部TT1の位置まで移動する準備中画像移動アニメが行われている。また、第1準備中画像RDY1に対応するタイマ予告演出によるタイマ表示のカウントダウンが完了したことに応じた予告演出(先行開始予告演出)が開始し、忍者のキャラクタNJ4が出現している様子が示されている。このとき、球抜きエラー表示ERR1と第2準備中画像RDY2とのオーバーラップ状態は解消されている。一方、球抜きエラー表示ERR1の一部が忍者のキャラクタNJ4にオーバーラップしている。また、忍者のキャラクタNJ4に球抜きエラー表示ERR1がオーバーラップしなくてもよい。これにより、球抜きエラー表示ERR1を見ること第2準備中画像RDY2や忍者のキャラクタNJ4の表示に気づくことができるようになる場合がある。また、第2準備中画像RDY2や忍者のキャラクタNJ4を見ることで球抜きエラー表示ERR1に気づくことができる場合がある。また、早く球抜きをして球抜きエラー表示ERR1を消去させることで、そこで行われている演出表示を楽しませることができる場合がある。また、球抜きエラー表示ERR1及び第2準備中画像RDY2や忍者のキャラクタNJ4を同時に見て、第2準備中画像RDY2や忍者のキャラクタNJ4の表示が終了したら球抜きをするきっかけを与えることができる場合がある。
図358(a1)〜同図(a2)に示す演出例は、例えば、図342(a3)〜同図(a4)に示す演出例において球抜きエラーが発生した場合の警告表示の表示例について示されている。図358(a1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、球抜きエラー表示ERR1がルーレット盤RRの左側に表示されている。このとき、球抜きエラー表示ERR1は、いずれの表示に対してもオーバーラップされていない。
その後、図358(a2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、チュートリアル表示部TT1に第1準備中画像RDY1が姫のキャラクタHMEがその右上部分に付加されて表示され、表示画面の左上には、第3準備中画像RDY3が爺のキャラクタGIIが隣接するようにして表示され、第3準備中画像RDY3の下方にチビ姫のキャラクタCHMがそれぞれ表示される。このとき、球抜きエラー表示ERR1の一部がチビ姫のキャラクタCHMにオーバーラップされている。すなわち、この演出例では、複数の準備中画像のうちの一部について球抜きエラー表示ERR1の少なくとも一部がオーバーラップしている様子が示されているということができる。これにより、球抜きエラー表示ERR1を見ることで複数の準備中画像(キャラクタを含む)のうちの少なくともいずれかの表示に気づくことができるようになる場合がある。また、複数の準備中画像を見ることで球抜きエラー表示ERR1に気づくことができる場合がある。また、早く球抜きをして球抜きエラー表示ERR1を消去させることで、そこで行われている演出表示を楽しませることができる場合がある。また、球抜きエラー表示ERR1及び複数の準備中画像を同時に見て、準備中画像の表示が終了したら球抜きをするきっかけを与えることができる場合がある。
図358(b1)〜同図(b2)に示す演出例は、例えば、図342(b1)〜同図(b2)に示す演出例において球抜きエラーが発生した場合の警告表示の表示例について示されている。図358(b1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、球抜きエラー表示ERR1がルーレット盤RRの左側に表示されている。このとき、球抜きエラー表示ERR1は、いずれの表示に対してもオーバーラップされていない。
その後、図358(b2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第3準備中画像RDY3が爺のキャラクタGIIが隣接するようにして表示される。すなわち、爺のキャラクタGIIに対応した位置に爺のキャラクタGIIを登場するとともに、爺のキャラクタGIIに伴って出現する準備中画像も、爺のキャラクタGIIに隣接する位置に表示される。この場合は、図358(a2)に示す演出例とは異なり、或る演出に対応する準備中画像(チビ姫のキャラクタCHM)が表示されていないので、球抜きエラー表示ERR1は、いずれの表示に対してもオーバーラップされていない。
図358(c1)〜同図(c2)に示す演出例は、例えば、図344(b)〜同図(e)に示す演出例において球抜きエラーが発生した場合の警告表示の表示例について示されている。図358(c1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、図344(b)に示す演出において、球抜きエラー表示ERR1が左側予告表示領域CULの略中央に表示されている様子が示されている。このとき、球抜きエラー表示ERR1は、いずれの表示に対してもオーバーラップされていない。
その後、図358(c2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、図344(e)に示す演出において、チュートリアル表示部TT1に表示されていた準備中画像RDYに基づいて実行されるミニゲームに成功した結果、左側予告表示領域CULにおいてチャンスアップカットイン画像WCIが表示されている様子が示されている。このとき、球抜きエラー表示ERR1の一部が、このチャンスアップカットイン画像WCIにオーバーラップしている様子が示されている。これにより、球抜きエラー表示ERR1を見ることでチャンスアップカットイン画像WCIの表示に気づくことができるようになる場合がある。また、チャンスアップカットイン画像WCIを見ることで球抜きエラー表示ERR1に気づくことができる場合がある。また、早く球抜きをして球抜きエラー表示ERR1を消去させることで、そこで行われている演出表示を楽しませることができる場合がある。また、球抜きエラー表示ERR1及びチャンスアップカットイン画像WCIを同時に見て、チャンスアップカットイン画像WCIの表示が終了したら球抜きをするきっかけを与えることができる場合がある。
図358(d1)〜同図(d2)に示す演出例は、例えば、図346(b1)〜同図(b2)に示す演出例において球抜きエラーが発生した場合の警告表示の表示例について示されている。図358(d1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、図346(b1)に示す演出例において、球抜きエラー表示ERR1がチュートリアル表示部TT1の上方に表示されている様子が示されている。このとき、球抜きエラー表示ERR1は、いずれの表示に対してもオーバーラップされていない。
その後、図358(d2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、上述した追っかけ演出が開始されている。追っかけ演出が開始されると、表示画面の右上部分にサブウィンドウWP3が出現し、図358(d2)において第1装飾図柄表示装置208Lで表示されていた装飾図柄の変動表示に係る表示(メイン表示)が表示されている。なお、第1準備中画像RDY1と第3準備中画像RDY3は、表示位置を変更せず引き続き表示されている。なお、この場合、サブウィンドウWP3には、2つの準備中画像RDY1,RDY3のうちの、チュートリアル表示部TT1に表示された第1準備中画像RDY1のみがサブウィンドウWP3に表示され、第3準備中画像RDY3はサブウィンドウWP3においては表示されていない。このとき、球抜きエラー表示ERR1は、サブウィンドウWP3に表示されず、表示位置を変更せず引き続き表示される。なお、このとき、球抜きエラー表示ERR1の少なくとも一部がサブウィンドウWP3にオーバーラップされてもよい。
図358(e1)〜同図(e2)に示す演出例は、例えば、図346(d1)〜同図(d2)に示す演出例において球抜きエラーが発生した場合の警告表示の表示例について示されている。図358(e1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、図346(d1)に示す演出例において、球抜きエラー表示ERR1が表示画面の右上隅部に表示されている様子が示されている。このとき、球抜きエラー表示ERR1は、いずれの表示に対してもオーバーラップされていない。
その後、図358(e2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、背景表示が約3/4に縮小されるとともに、縮小された背景画像が反時計方向に約10度傾くシェイクビジョン演出が行われている様子が示されている。この場合、チュートリアル表示部TT1において表示されていた準備中画像RDYは、表示態様も表示位置も変化しないで表示状態が維持されている。すなわち、準備中画像RDYは、背景表示とともに表示が傾くことはしない様子が示されている。このとき、球抜きエラー表示ERR1は、シェイクビジョン演出が行われている場合でも表示位置は変更されず、また、傾斜もせず、表示状態が維持される。このとき、背景画像が傾斜することにより、余白部分が黒色で表される。そして、球抜きエラー表示ERR1の一部がこの余白部分に重なっており、例えば、球抜きエラー表示ERR1が黒色の文字で表示されている場合には、余白部分の色と同化され、一部が視認困難となる場合がある。
図358(f1)〜同図(f2)に示す演出例は、例えば、図347(a1)〜同図(a2)に示す演出例において球抜きエラーが発生した場合の警告表示の表示例について示されている。図358(f1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、図347(a1)に示す演出例において、球抜きエラー表示ERR1がチュートリアル表示部TT1の上方に表示されている様子が示されている。このとき、球抜きエラー表示ERR1は、いずれの表示に対してもオーバーラップされていない。
その後、図358(f2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、UI部UI3の下方から第1ステップアップ表示部SUAがせりあがり、UI部UI3を持ち上げるようにして表示されている様子が示されている。このとき、球抜きエラー表示ERR1は、UI部UI3がせりあがったことにより、チュートリアル表示部TT1に少なくとも一部がオーバーラップしている。すなわち、UI部UI3の表示領域が拡大したことにより、球抜きエラー表示ERR1がUI部UI3にオーバーラップするようになる。これにより、球抜きエラー表示ERR1を見ることで第1ステップアップ表示部SUAにおける演出の発生に気づくことができるようになる場合がある。また、UI部UI3がせりあがるのを見ることで球抜きエラー表示ERR1に気づくことができる場合がある。また、早く球抜きをして球抜きエラー表示ERR1を消去させることで、そこで行われている演出表示を楽しませることができる場合がある。また、球抜きエラー表示ERR1及び第1ステップアップ表示部SUAにおける演出を同時に見て、第1ステップアップ表示部SUAの表示が終了したら球抜きをするきっかけを与えることができる場合がある。
図359(a1)〜同図(a2)に示す演出例は、例えば、図349(d)〜同図(e)に示す演出例において球抜きエラーが発生した場合の警告表示の表示例について示されている。図359(a1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、図349(d)に示す演出例において、球抜きエラー表示ERR1の一部がチュートリアル表示部TT1の上部にオーバーラップされている様子が示されている。すなわち、この演出例では、UI部UI3がUI部FOアニメによってフレームアウトする前では、球抜きエラー表示ERR1がUI部UI3にオーバーラップする様子が示されている。
その後、図359(a2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、UI部UI3がUI部FOアニメによりフレームアウトしている様子が示されている。この演出例では、UI部FOアニメによりUI部UI3が下方にフレームアウトする途中で球抜きエラー表示ERR1のUI部UI3へのオーバーラップ状態が解消されている様子が示されている。
図359(b1)〜同図(b2)に示す演出例は、例えば、図353(a3)〜同図(a5)に示す演出例において球抜きエラーが発生した場合の警告表示の表示例について示されている。図359(b1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、図353(a3)に示す演出例において、球抜きエラー表示ERR1の一部がUI部ワイプ表示部WP4にオーバーラップしている様子が示されている。なお、このときは、UI部ワイプ表示部WP4に表示されているバイクに乗った殿様のキャラクタにはオーバーラップしていない。
その後、図359(b2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、バイクに乗った殿様のキャラクタがUI部ワイプ表示部WP4の右端部まで移動している様子が示されている。このとき、球抜きエラー表示ERR1の一部が、UI部ワイプ表示部WP3とともに、バイクに乗った殿様のキャラクタにオーバーラップしている。これにより、球抜きエラー表示ERR1を見ることでUI部ワイプ表示部WP3における演出表示に気づくことができるようになる場合がある。また、UI部ワイプ表示部WP3における演出表示を見ることで球抜きエラー表示ERR1に気づくことができる場合がある。また、早く球抜きをして球抜きエラー表示ERR1を消去させることで、そこで行われている演出表示を楽しませることができる場合がある。また、球抜きエラー表示ERR1及びUI部ワイプ表示部WP3における演出表示を同時に見て、UI部ワイプ表示部WP3における演出表示が終了したら球抜きをするきっかけを与えることができる場合がある。
図359(c1)〜同図(c2)に示す演出例は、例えば、図356(b1)〜同図(b2)に示す演出例において球抜きエラーが発生した場合の警告表示の表示例について示されている。図359(c1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、図356(b1)に示す演出例において、球抜きエラー表示ERR1が表示画面の右側に表示されており、一部が装飾図柄にオーバーラップしている様子が示されている。なお、他の表示に対してはオーバーラップしていない。
その後、図359(c2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、保留アイコン表示領域が拡大して表示されている様子が示されている。このとき、保留アイコン表示領域は、表示画面の下方に表示されており、拡大表示された保留アイコンとともに準備中画像RDYによってオーバーラップされている。また、図359(c2)に示す演出例では、表示画面の右上部分にサブウィンドウWP3が出現し、図359(c1)において第1装飾図柄表示装置208Lで表示されていた装飾図柄の変動表示に係る表示(メイン表示)が表示されている。なお、サブウィンドウWP3における表示では、UI部UI2は非表示とされている。また、このサブウィンドウWP3は、拡大表示された保留アイコン表示領域の一部にオーバーラップしている。このとき、球抜きエラー表示ERR1は、一部がサブウィンドウWP3にオーバーラップし、他の一部が保留アイコン表示領域にオーバーラップしている。なお、球抜きエラー表示ERR1は、サブウィンドウWP3には表示されておらず、表示位置が維持されている。これにより、球抜きエラー表示ERR1を見ることで拡大表示された保留アイコン表示領域における保留アイコンの表示態様の変化演出に気づくことができるようになる場合がある。また、保留アイコン表示領域における保留アイコンの表示態様の変化演出を見ることで球抜きエラー表示ERR1に気づくことができる場合がある。また、早く球抜きをして球抜きエラー表示ERR1を消去させることで、そこで行われている演出表示を楽しませることができる場合がある。また、球抜きエラー表示ERR1及び保留アイコン表示領域における保留アイコンの表示態様の変化演出を同時に見て、保留アイコン表示領域における保留アイコンの表示態様の変化演出が終了したら球抜きをするきっかけを与えることができる場合がある。
図359(d1)〜同図(d3)に示す演出例は、球抜きエラー表示ERR1の表示態様のバリエーションについて示している。
図359(d1)に示す球抜きエラー表示ERR1は、「球を抜いてください」の表示が方形状の枠で囲まれた表示態様となっており、背景が透明とされている。そのため、球抜きエラー表示ERR1が表示された場合でも、球抜きエラー表示ERR1の表示を目立たせることができるとともに、球抜きエラー表示ERR1の背面側の表示の視認性の影響を小さくすることができる場合がある。
図359(d2)に示す球抜きエラー表示ERR1は、図359(d1)に示す球抜きエラー表示ERR1と同じ態様であるが、背景が不透明とされている。そのため、球抜きエラー表示ERR1が表示された場合に、球抜きエラー表示ERR1の視認性はよくなるが、球抜きエラー表示ERR1の背面側は視認困難とされる場合がある。
図359(d3)に示す球抜きエラー表示ERR1は、図359(d2)に示す球抜きエラー表示ERR1の別の表示態様であり、黒地の背景に「球を抜いてください」の表示を白抜きで表した態様とされている。
なお、以上説明した実施形態では、第1装飾図柄表示装置208L、第2装飾図柄表示装置280M及び第3装飾図柄表示装置208Nの3つの装飾図柄表示装置を用いて説明したが、装飾図柄表示装置を1つだけ備えたパチンコ機100であっても適用可能であることはいうまでもない。また、装飾図柄表示装置が2つ設けられたパチンコ機に適用することもできるし、装飾図柄表示装置が4つ以上設けられたパチンコ機であっても適用することができる。
図360〜図406は、本実施形態に適用可能なパチンコ機100の装飾図柄表示装置208を中心とした演出を段階的に示す図である。なお、図360〜図406では、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普図表示装置210、第1特図保留ランプ218、第2特図保留ランプ220及び普図保留ランプ216について、図示を省略している。なお、図360〜図406では、1つの装飾図柄表示装置208を備えて構成されたパチンコ機100が示されているが、上述した実施形態のように、複数の装飾図柄表示装置を備えたものであってもよい。また、装飾図柄表示装置208の前面側に、上述した透明の導光板ILやPOVディスプレイが配置されてもよい。
図360は、本実施形態にかかるパチンコ機において実行されるタイマ予告演出の一例について段階的に示す図であり、図361は、図360に示す演出の一例の続きを段階的に示す図であり、図362は、図361に示す演出の一例の続きを段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。
図360(1)に示す装飾図柄表示装置208には、「装飾2−装飾5−装飾7」の装飾図柄の組み合わせが停止表示されている。なお、ここでの背景は非表示であるが、例えば、デフォルトの背景画像が表示されている。以下の説明においても、背景が非表示の場合には、特に断らない限り、デフォルトの背景画像が表示されている。なお、デフォルトの背景画像とは異なる様々な背景画像(例えば、モードに応じた背景画像等)を表示してもよい。また、装飾図柄表示装置208の表示画面の右上隅部には第2保留数表示が表示されている。さらに、第4図柄や第2装飾図柄を表示するようにしてもよい。また、装飾図柄表示装置208の下方右側には、ナビキャラクタYMが表示されている。なお、図360(1)に示されるタイミングでは、図柄が停止表示されているため、変動アイコンh0は表示されていない。
さらに、図360に示す制御状態(遊技状態)は、特図低確率普図低確率状態である。この非電サポ状態における装飾図柄表示装置208の下方左側では、特図1の保留アイコンが表示される。なお、非電サポ状態における装飾図柄表示装置208の所定領域(例えば、表示画面の右端)に、特図2の保留アイコン表示領域が設けられてもよい。
装飾図柄表示装置208の下方左側に形成された保留アイコン表示領域には、特図1の保留を表す保留アイコンが表示される。特図1の保留数は、特図1保留ランプ218の点灯数の他、特図1の保留アイコンの数や第2保留数表示によっても表され、特図2の保留数は、特図2保留ランプ220の点灯数の他、特図2の保留アイコンの数や第2保留数表示によっても表されている。すなわち、保留アイコンは、主制御部300のRAM308に記憶されている始動情報に対応したものである。以下、最も古い始動情報(最も古い入賞)に対応した保留アイコンを第一の保留アイコン、2番目に古い始動情報に対応した保留アイコンを第二の保留アイコン・・・と称する場合がある。保留アイコン表示領域では、保留アイコンが横並びに表示され、右側の保留アイコンほど入賞が古い保留アイコンになる。
図360(1)には、保留アイコン表示領域に3つの特図1の保留アイコンh11,h12,h13が表示されており、これら3つの特図1の保留アイコンh11,h12,h13はいずれも、デフォルトの表示態様(丸形の無模様かつ白色の表示態様)で表示されている。すなわち、特図1のデフォルトの保留アイコンは、丸形の保留アイコンである。
一方、特図2の保留アイコンは一つも表示されていない。これは、上述のごとく、図360に示す制御状態(遊技状態)は、非電サポ状態(非時短状態)であるため、電チューが開きにくく特図2始動口232への入賞が困難な状態であるためである。
本実施形態のパチンコ機100では、制御状態(遊技状態)に応じて、特図1と特図2で入賞しやすい方の特図の保留アイコンが表示され、もう一方の特図の保留アイコンが表示されないようにしている。すなわち、制御状態が非電サポ状態である場合には、図360(1)に示すように、保留アイコン表示領域に特図1の保留アイコンが表示され、特図2の保留アイコンは表示されない。一方、制御状態が電サポ状態である場合には、反対に、特図2の保留アイコンが表示され、特図1の保留アイコンは表示されない。なお、非電サポ状態において、特図2の保留アイコンが表示されてもよいし、電サポ状態において、特図1の保留アイコンが表示されてもよい。
本実施形態では、特図の図柄変動表示の開始は、特図表示装置における変動開始→保留アイコンの移動アニメーション開始又は消去→装飾図柄の変動開始の順で行われるが、この順番は前後してもよい。
図360(2)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11〜h13の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が、装飾図柄表示装置208の中央下部に形成された変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示され、第二の保留アイコンh12が第一の保留アイコンh11の表示位置に移動して、第一の保留アイコンh11として表示され、第三の保留アイコンh13が第二の保留アイコンh12の表示位置に移動して、第二の保留アイコンh12として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。変動アイコンh0の表示態様は、消化された保留アイコンh11の表示態様と同じであるが、異なってもよい。
図360(3)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。具体的には、例えば、フレームインアニメにより、表示画面の右側から第1タイマ予告表示TM11がフレームインすることにより、タイマ予告演出が開始される。この第1タイマ予告表示TM11の表示態様は、デフォルトの表示態様である。第1タイマ予告表示TM11には、「10:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから10秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。ここで、本実施形態における第1タイマ予告表示TM11では、1秒未満の小数点以下の表示も行うことが可能に構成されている。
その後、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始され、図360(4)に示すタイミングでは、第1タイマ予告表示TM11には、「09:75」が表示されている。すなわち、カウントダウンが開始してから、0.25秒が経過した様子が示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「タイマ発動」の文字が表示され、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示のカウントダウンが開始されたことを報知している。
その後、図360(5)に示す装飾図柄表示装置208では、2つ目のタイマ予告演出が開始している様子が示されている。具体的には、例えば、フレームインアニメにより、表示画面の左側から第2タイマ予告表示TM12がフレームインすることにより、2つ目のタイマ予告演出が開始される。この第2タイマ予告表示TM12の表示態様は、デフォルトの表示態様である。第2タイマ予告表示TM12には、「03:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから3秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。ここで、本実施形態における第2タイマ予告表示TM12では、1秒未満の小数点以下の表示も行うことが可能に構成されている。また、第1タイマ予告表示TM11では、カウントダウンが継続しており、図360(5)に示すタイミングでは、「09:00」が表示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「注目」の文字が表示され、タイマ予告演出に対する注意喚起がなされている。
その後、第2タイマ予告表示TM12におけるタイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始され、図360(6)に示すタイミングでは、第2タイマ予告表示TM12には、「01:25」が表示されている。すなわち、第2タイマ予告表示TM12におけるタイマ表示のカウントダウンが開始してから、1.75秒が経過した様子が示されている。一方、第1タイマ予告表示TM11においても、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、第1タイマ予告表示TM11には、「07:25」が表示されている。
図360(7)に示す装飾図柄表示装置208では、第2タイマ予告表示TM12におけるカウントダウンが完了し、第2タイマ予告表示TM12におけるタイマ表示が「00:00」となると、ナビキャラクタYMの近傍において、「保留に注目」の文字が表示されて、保留変化に対する注意喚起がなされるとともに、第一の保留アイコンh11において保留変化アニメが開始され、第一の保留アイコンh11の表示態様が変化する可能性があることが報知される。なお、第2タイマ予告表示TM12におけるタイマ表示が「00:00」となった後で保留変化アニメが開始されてもよいし、保留変化アニメが開始してから第2タイマ予告表示TM12におけるタイマ表示が「00:00」となってもよいし、第2タイマ予告表示TM12におけるタイマ表示が「00:00」となったタイミングで保留変化アニメが開始されてもよい。なお、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示のカウントダウンは継続しており、図360(7)に示すタイミングでは、「06:00」が表示されている。
すると、図360(8)に示すように、第一の保留アイコンh11の表示態様がデフォルトの表示態様からパンダの表示態様に変化し、先読みの表示態様となる。すなわち、この演出例では、第2タイマ予告表示TM12によるタイマ予告演出の結果として行われる或る演出として保留アイコンの表示態様の変化の演出が行われている例が示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「保留変化」の文字が表示され、保留変化による先読み予告が行われたことが報知されている。なお、保留アイコンh11の表示態様が変化した後で「保留変化」の文字表示が行われてもよいし、「保留変化」の文字表示が行われた後で保留アイコンh11の表示態様が変化してもよいし、保留アイコンh11の表示態様が変化するタイミングで「保留変化」の文字表示が行われてもよい。一方、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示のカウントダウンは依然として継続しており、図360(8)に示すタイミングでは、「05:47」が表示されている。なお、第2タイマ予告表示TM12は消去されている。ここで、第2タイマ予告表示TM12は、保留アイコンh11の表示態様が変化した後で消去されてもよいし、第2タイマ予告表示TM12が消去した後で保留アイコンh11の表示態様が変化してもよいし、第2タイマ予告表示TM12が消去されるタイミングで保留アイコンh11の表示態様が変化してもよい。
このように、この演出例では、タイマ予告演出が行われて保留アイコンの表示態様の変化の演出が開始された場合は、タイマ予告演出が行われて保留アイコンの表示態様の変化の演出が開始されなかった場合よりも、図柄変動表示(表示態様の変化の対象である保留アイコンに対応する保留に基づく図柄変動表示)において大当り図柄が確定表示されやすくなっている。
図360(9)に示す装飾図柄表示装置208では、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示のカウントダウンが継続している様子が示されており、図360(9)に示すタイミングでは、「05:11」が表示されている。また、装飾図柄表示装置208の表示画面の左上隅部では、パンダのアイコンPNDとともに、保留変化が行われたことを示す「保留変化済」の表示が行われている。このように、この演出例では、タイマ予告演出が行われた結果実行された演出(予告演出)をアイコンによって報知している様子が示されている。さらに、ナビキャラクタYMの近傍では、「まだあるぞ」の文字が表示され、タイマ予告演出による予告表示がさらに行われる可能性があることが示唆されている。
図360(10)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、第1タイマ予告表示TM11では、カウントダウンが継続しており、図360(10)に示すタイミングでは、「03:29」が表示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍では「何だ」の文字とともにクエスチョンマークが表示され、第1タイマ予告表示TM11におけるカウントダウンが完了したときに何れの予告表示が行われるかについての期待感を煽っている。
図360(11)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾6」が停止表示される。なお、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、第1タイマ予告表示TM11では、カウントダウンが継続しており、図360(11)に示すタイミングでは、「01:66」が表示されている。
図360(12)に示す装飾図柄表示装置208では、第1タイマ予告表示TM11におけるカウントダウンが完了し、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が「00:00」となったタイミングで第3停止が行われ、中図柄に疑似連図柄としてのリプレイ図柄RPが停止表示される。また、ナビキャラクタYMの近傍では、「疑似連!」の文字が表示されており、疑似連が行われることが報知されている。本実施形態では、疑似連図柄が停止表示するタイミングで第1タイマ予告表示TM11におけるカウントダウンが完了しているが、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が「00:00」となってから中図柄が停止表示してもよいし、中図柄が停止表示してから第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が「00:00」となってもよい。
このように、この演出例では、複数のタイマ予告演出の表示期間が重なっており、一方のタイマ予告表示(第2タイマ予告表示TM12)が先読み予告として機能している様子が示されている。また、この演出例では、複数のタイマ予告演出についてそれぞれタイマ予告表示が表示開始されるタイミングが異なっている様子が示されている。
その後、図360(13)に示すように、疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始される。また、ナビキャラクタYMの近傍には、疑似連により2回目の装飾図柄の変動表示が開始された回数を示す「×2」の表示が行われている。なお、このとき第1タイマ予告表示TM11は消去されている。ここで、第1タイマ予告表示TM11が消去された後で疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始されてもよいし、疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始された後で第1タイマ予告表示TM11が消去されてもよいし、第1タイマ予告表示TM11が消去されるタイミングで疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始されてもよい。
図360(14)に示す装飾図柄表示装置208では、疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。そして、装飾図柄表示装置208の表示画面の左上隅部に表示されたパンダのアイコンPNDの下方にリプレイのアイコンRPLが表示され、疑似連演出が行われたことが報知されている。
図360(15)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図360(16)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾5」が停止表示され、リーチ状態が形成される。すると、図360(17)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に「リーチ」の表示が行われ、リーチ状態となったことが報知される。一方、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
その後、図360(18)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ノーマルリーチが行われ、中図柄が低速で変動している様子が示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「SP発展でタイマ予告」の文字が表示されており、スーパーリーチに発展することでタイマ予告演出が開始されることを示すミッション演出が開始されている様子も示されている。この演出例では、ミッションが達成されることにより、タイマ予告演出が開始されて大当りの信頼度が高められる。したがって、スーパーリーチに移行することにより、タイマ予告演出が開始されることに期待を持たせることができる場合がある。
図360(18)に続く図361(19)に示す装飾図柄表示装置208では、ノーマルリーチが継続して行われている様子が示されている。
図361(20)に示す装飾図柄表示装置208では、ノーマルリーチ中に中図柄が「装飾6」で停止表示し、スーパーリーチに移行せず、「装飾5−装飾6−装飾5」のハズレの装飾図柄の組み合わせで停止表示されることが報知される。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「残念」の文字が表示され、スーパーリーチに移行しないことが報知されている。
そして、図361(21)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾6−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている。このとき、パンダのアイコンPND及びリプレイのアイコンRPLが消去され、ナビキャラクタYMの近傍に表示されていた「残念」の文字も消去されている。なお、装飾図柄の揺れ変動が開始した後でパンダのアイコンPND及びリプレイのアイコンRPLが消去されてもよいし、パンダのアイコンPND及びリプレイのアイコンRPLが消去された後で装飾図柄の揺れ変動が開始してもよいし、装飾図柄の揺れ変動が開始したタイミングでパンダのアイコンPND及びリプレイのアイコンRPLが消去されてもよい。また、パンダのアイコンPNDとリプレイのアイコンRPLは、同時に消去されてもよいし、1つずつ順次消去されてもよい。
その後、図361(22)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾6−装飾5」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
その後、図361(23)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示され、第二の保留アイコンh12が第一の保留アイコンh11の表示位置に移動して、第一の保留アイコンh11として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。ここで、先読み予告の表示態様であった第一の保留アイコンh11は、表示態様を変えないで変動アイコン表示領域に移動することで当該図柄変動に関する予告表示態様である変動アイコンh0となる。
図361(24)に示す装飾図柄表示装置208では、2つのタイマ予告演出が同時に開始している様子が示されている。この演出例では、第3タイマ予告表示TM13と第4タイマ予告表示TM14がそれぞれフレームインアニメにより、表示画面の左右からそれぞれフレームインし、2つのタイマ予告演出が同時に開始される。第3タイマ予告表示TM13及び第4タイマ予告表示TM14はいずれもデフォルトの表示態様である。表示画面の右側に表示された第3タイマ予告表示TM13には、タイマ表示として「30:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから30秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。また、表示画面の左側に表示された第4タイマ予告表示TM14には、タイマ表示として「10:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから10秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。なお、この演出例では、2つのタイマ予告表示TM13,TM14が同時にカウントダウンを開始するため、カウントダウンが開始されてから、10秒が経過したときと30秒が経過したときの両方でそれぞれ或る演出が開始されることが示唆されている。ここで、10秒が経過したときに開始される可能性がある或る演出と30秒が経過したときに開始される可能性がある或る演出とが同じであってもよいし、異なってもよい。
その後、第3タイマ予告表示TM13におけるタイマ表示及び第4タイマ予告表示におけるタイマ表示がそれぞれカウントダウン(減算表示)を開始し、図361(25)に示すタイミングでは、第3タイマ予告表示TM13には、「29:45」が表示されており、また、第4タイマ予告表示TM14には、「09:45」が表示されている。すなわち、カウントダウンが開始してから、0.55秒が経過した様子が示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「タイマに注目」の文字が表示され、タイマ予告演出に対する注意喚起がなされている。
図361(26)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、第3タイマ予告表示TM13及び第4タイマ予告表示TM14では、カウントダウンが継続しており、図361(26)に示すタイミングでは、第3タイマ予告表示TM13においては、「28:02」が表示され、第4タイマ予告表示TM14においては、「08:02」が表示されている。
図361(27)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾5」が停止表示され、リーチ状態が形成される。なお、第3タイマ予告表示TM13及び第4タイマ予告表示TM14では、カウントダウンが継続しており、図361(27)に示すタイミングでは、第3タイマ予告表示TM13においては、「27:75」が表示され、第4タイマ予告表示TM14においては、「06:75」が表示されている。
その後、図361(28)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に「リーチ」の表示が行われ、リーチ状態となったことが報知される。一方、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。なお、第3タイマ予告表示TM13及び第4タイマ予告表示TM14では、カウントダウンが継続しており、図361(28)に示すタイミングでは、第3タイマ予告表示TM13においては、「25:23」が表示され、第4タイマ予告表示TM14においては、「05:23」が表示されている。
図361(29)に示す装飾図柄表示装置208では、ノーマルリーチが開始され、中図柄が低速で変動している様子が示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「もうすぐだ」の文字が表示されており、第4タイマ予告表示TM14におけるタイマ表示がカウントアップして予告演出がもうすぐ開始される可能性があることが示唆されている。なお、第3タイマ予告表示TM13及び第4タイマ予告表示TM14では、カウントダウンが継続しており、図361(29)に示すタイミングでは、第3タイマ予告表示TM13においては、「23:16」が表示され、第4タイマ予告表示TM14においては、「03:16」が表示されている。
図361(30)に示す装飾図柄表示装置208では、ノーマルリーチが継続して行われている様子が示されている。なお、第3タイマ予告表示TM13及び第4タイマ予告表示TM14では、依然としてカウントダウンが継続しており、図361(30)に示すタイミングでは、第3タイマ予告表示TM13においては、「21:80」が表示され、第4タイマ予告表示TM14においては、「01:80」が表示されている。
その後、図361(31)に示すように、第4タイマ予告表示TM14におけるカウントダウンが完了し、タイマ表示が「00:00」となると、装飾図柄表示装置208では、サボハニのキャラクタSBHNが大量に横切るサボハニ群予告が行われる。このサボハニ群予告は、大当りの期待度が大きい予告である。すなわち、サボハニ群予告が行われた場合は、サボハニ群予告が行われなかった場合よりも大当り図柄が確定表示されやすいということができる。図361(31)に示す装飾図柄表示装置208では、強サボハニ群予告が行われている。このとき、リーチ図柄が左上隅に小さく表示され、変動アイコン表示領域と保留アイコン表示領域が消去される。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「群発生」の文字が表示されており、サボハニ群予告が行われていることが報知されている。すなわち、この演出例では、第4タイマ予告表示TM14によるタイマ予告演出の結果として強サボハニ群予告が行われる様子が示されている。換言すれば、強サボハニ群予告は、或る演出の一例ということができる。なお、第4タイマ予告表示TM14におけるタイマ表示が「00:00」となった後でサボハニ群予告が開始されてもよいし、サボハニ群予告が開始された後で第4タイマ予告表示TM14におけるタイマ表示が「00:00」となってもよいし、第4タイマ予告表示TM14におけるタイマ表示が「00:00」となるタイミングでサボハニ群予告が開始されてもよい。一方、第3タイマ予告表示TM13では、依然としてカウントダウンが継続しており、図361(31)に示すタイミングでは、「20:00」が表示されている。
図361(32)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニ群予告が継続して行われているとともに、ナビキャラクタYMの近傍に「SP発展!」の表示が行われ、スーパーリーチに発展することが報知されている。また、このとき、第4タイマ予告表示TM14は消去されている。一方、第3タイマ予告表示TM13では、依然としてカウントダウンが継続しており、図361(32)に示すタイミングでは、「18:31」が表示されている。
続いて、図361(33)に示す装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展し、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙する画面が表示される。なお、装飾図柄表示装置208の表示画面の左上隅部には、サボハニのアイコンSBHが表示されており、サボハニ群予告が実行されたことが報知されている。また、第3タイマ予告表示TM13では、カウントダウンが未だ継続しており、図361(33)に示すタイミングでは、「12:63」が表示されている。
図361(34)に示す装飾図柄表示装置208では、剣豪リーチが継続している様子が示されている。そして、ナビキャラクタYMの近傍には、「タイマ注目」の文字が表示され、第3タイマ予告表示TM13に対する注意喚起がなされている。なお、第3タイマ予告表示TM13では、カウントダウンが継続しており、図361(34)に示すタイミングでは、「11:03」が表示されている。
図361(35)に示す装飾図柄表示装置208では、第3タイマ予告表示TM13におけるカウントダウンの表示中にタイマ予告短縮アニメが開始され、第3タイマ予告表示TM13にエフェクトが表示されている様子が示されている。
その後、図361(36)に示すように、第3タイマ予告表示TM13におけるタイマ表示が減少されており、第3タイマ予告表示TM13には、「03:00」が表示されている。このように、この演出例では、タイマ表示をカウントダウンの表示中に変更することでタイマ予告演出により実行される演出の種類を予測しにくくすることができる場合がある。
その後、第3タイマ予告表示TM13におけるタイマ表示が「00:00」となると、図361(36)に続く図362(37)に示す装飾図柄表示装置208では、強カットイン画像CI1aが表示される。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「強カットイン」の文字が表示され、強カットイン画像CI1aが表示されたことを報知している。すなわち、この演出例では、強カットイン画像CI1aの表示が或る演出の一例ということができる。
このように、この演出例では、複数のタイマ予告演出の表示期間が重なっており、両方のタイマ予告表示(第3タイマ予告表示TM13、第4タイマ予告表示TM14)がいずれも実行中の図柄変動表示に関する予告(当該変動予告)として機能している様子が示されている。
その後、図362(38)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪を倒し、勝利した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾5」が表示され、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。なお、この演出例では、タイマ予告演出が行われた結果実行された演出(予告演出)をアイコンによって報知しない場合がある例について示されている。ここで、強カットイン画像CI1aの表示が実行されたされたことをアイコンによって報知するようにしてもよい。
その後、図362(39)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている様子が示されている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「やったぜ」の文字が表示されており、大当りとなることが報知されている。その後、図362(40)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の大当りの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
このように、この演出例では、タイマ予告演出が行われて強カットイン画像CI1aが表示された場合は、タイマ予告演出が行われて強カットイン画像CI1aが表示されなかった場合よりも、図柄変動表示(当該図柄変動表示)において大当り図柄が確定表示されやすくなっている。
図363は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるタイマ予告演出の一例について段階的に示す図であり、図364は、図363に示す演出の一例の続きを段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図363(1)〜同図(2)は、図360(1)〜同図(2)と同様であるため、説明を省略する。
図363(3)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。この演出例では、2つのタイマ予告表示(第1タイマ予告表示TM11、第2タイマ予告表示TM12)がそれぞれフレームインアニメにより、表示画面の左右からそれぞれフレームインし、2つのタイマ予告演出が同時に開始される。なお、3つ以上のタイマ予告演出が同時に開始されてもよい。これら2つのタイマ予告表示TM11,TM12はいずれもデフォルトの表示態様である。右側に表示された第1タイマ予告表示TM11には、タイマ表示として「16:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから16秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。また、左側に表示された第2タイマ予告表示TM12には、タイマ表示として「03:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから3秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。なお、この演出例では、2つのタイマ予告表示TM11,TM12は同時にカウントダウンを開始するため、カウントダウンが開始されてから、3秒が経過したときと16秒が経過したときの両方で或る演出が開始されることが示唆されている。ここで、3秒が経過したときに開始される可能性がある或る演出と16秒が経過したときに開始される可能性がある或る演出とが同じであってもよいし、異なってもよい。
その後、タイマ予告表示TM11,TM12におけるタイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始され、図363(4)に示すタイミングでは、第1タイマ予告表示TM11には、「14:75」が表示されており、また、第2タイマ予告表示TM12には、「01:75」が表示されている。すなわち、カウントダウンが開始してから、1.25秒が経過した様子が示されている。
その後、図363(5)に示すように、装飾図柄表示装置208では、第2タイマ予告表示TM12におけるカウントダウンが完了し、第2タイマ予告表示TM12におけるタイマ表示が「00:00」となったタイミングでナビキャラクタYMの近傍に「先読みモード突入」の文字が表示され、先読みモードが開始される様子が示されている。すなわち、この演出例では、第2タイマ予告表示TM12にかかるタイマ予告演出が行われた結果、或る演出として先読みモードが実行されることが示されている。続いて、図363(6)に示すように、第2タイマ予告表示TM12が消去され、また、装飾図柄表示装置208の表示画面の中央上部には「先読みモード」の表示が行われ、先読みモードに突入したことが報知されている。また、このとき、ナビキャラクタYMの近傍に表示されていた「先読みモード突入」の文字は消去されている。一方、第1タイマ予告表示TM11では、カウントダウンが継続しており、図363(6)に示すタイミングでは、「12:75」が表示されている。
図363(7)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。なお、第1タイマ予告表示TM11では、カウントダウンが継続しており、図363(7)に示すタイミングでは、「08:25」が表示されている。
図363(8)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾4」が停止表示される。なお、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。なお、第1タイマ予告表示TM11では、カウントダウンが継続しており、図363(8)に示すタイミングでは、「07:00」が表示されている。
図363(9)に示す装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄に「装飾4」が停止表示されて揺れ変動による仮停止が行われ、その後、図363(10)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾4−装飾4」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。なお、第1タイマ予告表示TM11では、カウントダウンが継続しており、図363(10)に示すタイミングでは、「05:25」が表示されている。
その後、図363(11)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11,h12の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示され、第二の保留アイコンh12の表示位置にあった保留アイコンが第一の保留アイコンh11の表示位置に移動して第一の保留アイコンh11して表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。なお、第1タイマ予告表示TM11では、カウントダウンが継続しており、図363(11)に示すタイミングでは、「03:25」が表示されている。なお、この図柄変動表示が開始した後も先読みモードは継続している。
図363(12)に示す装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に、「保留に注目」の文字が表示されるとともに、第一の保留アイコンh11において保留変化アニメが開始され、第一の保留アイコンh11の表示態様が変化する可能性があることが報知される。なお、第1タイマ予告表示TM11では、カウントダウンが継続しており、図363(12)に示すタイミングでは、「01:80」が表示されている。
すると、図363(13)に示すように、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が「00:00」になるタイミングで、第一の保留アイコンh11の表示態様がデフォルトの表示態様からパンダの表示態様に変化し、先読みの表示態様となる。すなわち、この演出例では、第1タイマ予告表示TM11によるタイマ予告演出の結果として行われる或る演出として保留アイコンの表示態様の変化の演出が行われている例が示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「保留変化」の文字が表示され、第一の保留アイコンh11の表示態様が変化したことが報知されている。このように、この演出例では、或るタイマ予告演出の結果として行われる先読みモードによる先読み予告に加えて、別のタイマ予告演出の結果として保留アイコンの表示態様の変化による先読み予告が行われている例が示されている。さらに、この演出例では、或るタイマ予告演出の結果として行われる先読みモードによる先読み予告と、別のタイマ予告演出の結果として行われる保留アイコンの表示態様の変化による先読み予告の対象が同じ図柄変動表示を対象として行われている例が示されている。なお、この演出例では、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が「00:00」となったタイミングで、第一の保留アイコンh11の表示態様が変化したが、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が「00:00」となった後で第一の保留アイコンh11の表示態様が変化してもよいし、第一の保留アイコンh11の表示態様が変化した後で、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が「00:00」となってもよい。その後、図363(14)に示すように、第1タイマ予告表示TM11が消去される。また、ナビキャラクタYMの近傍に表示されていた「保留変化」の文字も消去されている。
図363(15)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄及び右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図363(16)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾4」が停止表示される。なお、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図363(17)に示す装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄に「装飾4」が停止表示されて揺れ変動による仮停止が行われ、その後、図363(18)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾4−装飾4」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
図363(18)に続く図364(19)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。ここで、先読み予告の表示態様であった第一の保留アイコンh11は、表示態様を変えないで変動アイコン表示領域に移動することで当該図柄変動に関する予告表示態様である変動アイコンh0となる。なお、先読みモードはこの図柄変動表示が開始した後も継続している。
図364(20)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図364(21)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾5」が停止表示され、リーチ状態が形成される。すると、図364(22)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に「リーチ」の表示が行われ、リーチ状態となったことが報知される。一方、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
その後、図364(23)に示す装飾図柄表示装置208では、強サボハニ群予告が行われている様子が示されている。また、このとき、リーチ図柄が左上隅に小さく表示され、変動アイコン表示領域と保留アイコン表示領域が消去される。また、ナビキャラクタYMの近傍では「群発生」の文字が表示され、サボハニ群予告が行われたことが報知されている。
図364(24)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニ群予告が継続して行われているとともに、ナビキャラクタYMの近傍に「SP発展!」の表示が行われ、スーパーリーチに発展することが報知されている。
続いて、図364(25)に示すように、装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展し、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙する画面が表示される。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「剣豪リーチ」の文字が表示され、スーパーリーチの種類を報知している。
その後、図364(26)に示す装飾図柄表示装置208では、殿様のキャラクタのアップの画像とともに、吹き出しに「勝負じゃ」という文字が配された吹き出し画像を含むカットイン画像が表示される。ここで表示されるカットイン画像は、吹き出しにおける「勝負じゃ」の文字の周囲に番長の顔が配されていない弱カットイン画像CI1bであり、カットイン画像が表示されなかった場合よりも大当りの信頼度が高いが、強カットイン画像CI1aが表示された場合よりも大当りの信頼度が低いことを示唆している。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「チャンス」とともにクエスチョンマークが付加されており、大当りの期待度がアップしていることを示唆している。
その後、図364(27)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪を倒し、勝利した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾5」が表示され、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。なお、図364(27)に示すタイミングでは、特図1始動口230に遊技球の入賞が行われて特図1の保留数が1つ増加し、第2保留数表示における特図1の保留数の表示が「1」となっている。
その後、図364(28)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている様子が示されている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「やったぜ」の文字が表示されており、大当りとなることが報知されている。その後、図364(29)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の大当りの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
このように、この演出例では、複数のタイマ予告演出のタイマ予告表示が同時に開始され、両方のタイマ予告表示(第1タイマ予告表示TM11、第2タイマ予告表示TM12)がいずれも先読み予告として機能している様子が示されている。さらに、両方のタイマ予告表示(第1タイマ予告表示TM11、第2タイマ予告表示TM12)がいずれも同じ図柄変動表示を対象とした先読み予告として機能している様子も示されている。
また、この演出例では、保留変化アニメの開始タイミングが、タイマ予告表示が「00:00」となるタイミングで開始するのではなく、保留アイコンの表示態様が変化する時期に「00:00」となるようにしているので、或る演出としての保留アイコンの表示態様の変化自体がタイマ予告表示のカウントダウンの完了に整合しており、或る演出としての保留アイコンの表示態様の変化とタイマ予告演出との関係性を明確にすることができる場合がある。
なお、この演出例では、2つのタイマ予告演出のタイマ予告表示におけるカウントダウンが同時に開始されたが、第1タイマ予告表示TM11のカウントダウンの開始のタイミングを、保留アイコンの表示態様が変化する図柄変動表示が開始した後で開始するようにしてもよい。すなわち、複数のタイマ予告演出のタイマ予告表示の表示開始のタイミングは同じであるが、カウントダウンを開始するタイミングが異なっていてもよい。この場合において、それぞれ異なる図柄変動表示においてカウントダウンが開始されてもよい。
また、この演出例では、異なる図柄変動表示のそれぞれで或る演出としての先読み予告(先読みモード、先読みの表示態様による保留アイコンの表示)を開始するようにしたが、同じ図柄変動表示において各先読み予告を開始するようにしてもよい。
図365は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるタイマ予告演出の別の例について段階的に示す図であり、図366は、図365に示す演出の一例の続きを段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図365(1)〜同図(2)は、図360(1)〜同図(2)と同様であるため、説明を省略する。
図365(3)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。この演出例では、2つのタイマ予告表示(第1タイマ予告表示TM11、第2タイマ予告表示TM12)がそれぞれフレームインアニメにより、表示画面の左右からそれぞれフレームインし、2つのタイマ予告演出が同時に開始される。なお、3つ以上のタイマ予告演出が同時に開始されてもよい。これら2つのタイマ予告表示TM11,TM12はいずれもデフォルトの表示態様である。右側に表示された第1タイマ予告表示TM11には、タイマ表示として「06:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから6秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。また、左側に表示されたタイマ予告表示TM12には、タイマ表示として「10:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから10秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。なお、この演出例では、2つのタイマ予告表示TM11,TM12は同時にカウントダウンを開始するため、カウントダウンが開始されてから、6秒が経過したときと10秒が経過したときの両方で或る演出が開始されることが示唆されている。ここで、6秒が経過したときに開始される可能性がある或る演出と10秒が経過したときに開始される可能性がある或る演出とが同じであってもよいし、異なってもよい。
その後、第1タイマ予告表示TM11及び第2タイマ予告表示TM12におけるタイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始され、図365(4)に示すタイミングでは、第1タイマ予告表示TM11には、「05:75」が表示されており、また、第2タイマ予告表示TM12には、「09:75」が表示されている。すなわち、カウントダウンが開始してから、0.25秒が経過した様子が示されている。
図365(5)に示す装飾図柄表示装置208では、ミニゲームが開始されている様子が示されている。この演出例では、ミニゲームが開始されると、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄は、中央上部に小さく表示され、表示画面の中央の左右には、左宝箱画像BXLと右宝箱画像BXRとが左右に並べて表示され、カーソルCSLが左宝箱画像BXLを囲むようにして表示されている。また、表示画面の中央には、「姫出現でアイテムget」の文字が表示されており、宝箱から姫のキャラクタが出現すると予告アイテム(「予告アイコン」という場合がある。)を獲得することができることが示唆されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「十字キーで選択」の文字が表示され、操作キーユニット137を操作してカーソルCSLを移動させて宝箱を選択するナビ表示が行われている。また、2つのタイマ予告表示TM11,TM12では、それぞれカウントダウンが継続しており、図365(5)に示すタイミングでは、第1タイマ予告表示TM11では、「05:60」が表示され、第2タイマ予告表示TM12では、「09:60」が表示されている。このように、この演出例では、ミニゲームの開始よりも前にタイマ予告演出によるタイマ表示のカウントダウンが開始されている。
その後、遊技者により操作キーユニット137の右ボタンが操作されると、図365(6)に示す装飾図柄表示装置208では、左宝箱画像BXLを囲んでいたカーソルCSLが右宝箱画像BXRに移動し、右宝箱画像BXRを囲んでいる様子が示されている。また、2つのタイマ予告表示TM11,TM11では、それぞれカウントダウンが継続しており、図365(6)に示すタイミングでは、第1タイマ予告表示TM11では、「04:37」が表示され、第2タイマ予告表示TM12では、「08:37」が表示されている。
その後、ミニゲームにおける操作キーユニット137の操作有効期間が経過すると、図365(7)に示される装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に「右に決定」の文字が表示され、右宝箱画像BXRが開ける宝箱として決定されたことが報知されている。また、2つのタイマ予告表示TM11,TM12では、それぞれカウントダウンが継続しており、図365(7)に示すタイミングでは、第1タイマ予告表示TM11では、「03:00」が表示され、第2タイマ予告表示TM12では、「07:00」が表示されている。
すると、図365(8)に示す装飾図柄表示装置208では、ミニゲームの結果演出が開始され、選択された右宝箱画像BXRが中央に移動表示されるとともに、選択されなかった左宝箱画像BXLは消去される。そして、ナビキャラクタYMの近傍には、「開けるぞ」の文字が表示され、宝箱の中身に注目することを注意喚起している。また、2つのタイマ予告表示TM11,TM12では、それぞれカウントダウンが継続しており、図365(8)に示すタイミングでは、第1タイマ予告表示TM11では、「02:50」が表示され、第2タイマ予告表示TM12では、「06:50」が表示されている。
その後、図365(9)に示す装飾図柄表示装置208では、右宝箱画像BXRから姫のキャラクタHMEが出現するとともに「アイテムゲット」の文字が表示され、また、ナビキャラクタYMの近傍にも「やったぜ」の文字が表示され、ミニゲームに成功して予告アイテムを獲得したことが報知されている。これにより、第1タイマ予告表示TM11に係るタイマ予告演出において、タイマ表示のカウントダウンが完了すると或る演出が行われることが確約されることが示唆される。この演出例では、姫のキャラクタHMEが出現することにより、或る演出として予告アイテムの獲得が予告される。なお、このとき、2つのタイマ予告表示TM11,TM12では、それぞれカウントダウンが継続しており、図365(9)に示すタイミングでは、第1タイマ予告表示TM11では、「01:50」が表示され、第2タイマ予告表示TM12では、「05:50」が表示されている。本実施形態では、このようにして、タイマ予告演出によるカウントダウンが行われ、カウントダウンが完了するまで(「00:00」になるまで)の間にミニゲームによって演出を盛り上げることができる場合がある。
すると、図365(10)に示す装飾図柄表示装置208では、第1タイマ予告表示TM11のタイマ表示が「00:00」となるタイミングで、第1タイマ予告表示TM11に、スーパーリーチの予告アイテムとしての剣豪のキャラクタKNGが第1タイマ予告表示TM11に付加される。このように、スーパーリーチの予告アイテムが表示されることにより、スーパーリーチが実行されることが視覚的にわかりやすくなる場合がある。また、この演出例では、ミニゲームの結果がアイコンとして表示されているということができる。また、この演出例では、タイマ予告演出が行われた結果、或る演出として予告アイテムが表示される例について示されている。なお、第1タイマ予告表示TM11のタイマ表示が「00:00」となった後に剣豪のキャラクタKNGが表示されてもよいし、剣豪のキャラクタKNGが表示された後で第1タイマ予告表示TM11のタイマ表示が「00:00」となってもよい。なお、第2タイマ予告表示TM12ではカウントダウンが継続しており、図365(10)に示すタイミングでは、「04:00」が表示されている。
その後、図365(11)に示す装飾図柄表示装置208では、第1タイマ予告表示TM11のタイマ表示が「00:00」から「SP待機中」に変更され、この表示は、スーパーリーチが開始されるまで継続する。換言すれば、この第1タイマ予告表示TM11における「SP待機中」の表示及び予告アイテムとしての剣豪のキャラクタKNGの表示に対応するスーパーリーチが、この時点では、当該図柄変動表示において発生するのか、次回以降の図柄変動表示において発生するのかが判別困難とされている。なお、第2タイマ予告表示TM12ではカウントダウンが継続しており、図365(11)に示すタイミングでは、「03:75」が表示されている。
図365(12)に示す装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に、「保留に注目」の文字が表示されるとともに、第一の保留アイコンh11において保留変化アニメが開始され、第一の保留アイコンh11の表示態様が変化する可能性があることが報知される。なお、第2タイマ予告表示TM12では、カウントダウンが継続しており、図365(12)に示すタイミングでは、「01:80」が表示されている。
すると、図365(13)に示すように、第2タイマ予告表示TM12におけるタイマ表示が「00:00」になるタイミングで、第一の保留アイコンh11の表示態様がデフォルトの表示態様からパンダの表示態様に変化し、先読みの表示態様となる。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「保留変化」の文字が表示され、第一の保留アイコンh11の表示態様が変化したことが報知されている。
図365(14)に示す装飾図柄表示装置208では、第2タイマ予告表示TM12のタイマ表示が「00:00」から「保留変化」に変更され、さらにパンダのキャラクタPNDが付加され、保留アイコンの表示態様が変化したことを報知している様子が示されている。すなわち、この演出例では、タイマ予告表示において、タイマ予告演出が行われた結果として実行された或る演出の内容が報知されている様子が示されている。
図365(15)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄及び右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、ナビキャラクタYMの近傍に表示されていた「保留変化」の文字も消去されている。
図365(16)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾4」が停止表示される。なお、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図365(17)に示す装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄に「装飾4」が停止表示されて揺れ変動による仮停止が行われ、その後、図365(18)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾4−装飾4」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
図365(18)に続く図366(19)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11,h12の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示され、第二の保留アイコンh12の表示位置にあった保留アイコンが第一の保留アイコンの表示位置に移動して第一の保留アイコンh11として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。ここで、先読み予告の表示態様であった第一の保留アイコンh11は、表示態様を変えないで変動アイコン表示領域に移動することで当該図柄変動に関する予告表示態様である変動アイコンh0となる。なお、第2タイマ予告表示TM12は、図柄変動表示が開始されると消去されるが、剣豪のキャラクタKNGが付加されて「SP待機中」の文字が表示された第1タイマ予告表示TM11は表示が継続されている。すなわち、第1タイマ予告表示TM11にかかるタイマ予告演出は、スーパーリーチが行われることの先読み予告であったということができる。
図366(20)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には「熱いよ」の文字が表示され、大当りの信頼度が飛躍的に高まっていることが示唆されている。
図366(21)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾5」が停止表示され、リーチ状態が形成される。すると、図366(22)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に「リーチ」の表示が行われ、リーチ状態となったことが報知される。一方、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、このとき、第1タイマ予告表示TM11では、消化アニメが開始され、予告アイテムとしての剣豪のキャラクタKNGが消化されてスーパーリーチに移行することが報知される。なお、リーチ状態が形成された後で第1タイマ予告表示TM11の消化アニメが開始されてもよいし、第1タイマ予告表示TM11の消化アニメが開始された後でリーチ状態が形成されてもよいし、リーチ状態が形成されたタイミングで第1タイマ予告表示TM11の消化アニメが開始されてもよい。
その後、図366(23)に示す装飾図柄表示装置208では、強サボハニ群予告が行われている様子が示されている。また、このとき、リーチ図柄が左上隅に小さく表示され、変動アイコン表示領域と保留アイコン表示領域が消去される。また、ナビキャラクタYMの近傍では「群発生」の文字が表示され、サボハニ群予告が行われたことが報知されている。
図366(24)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニ群予告が継続して行われているとともに、ナビキャラクタYMの近傍に「SP発展!」の表示が行われ、スーパーリーチに発展することが報知されている。
続いて、図366(25)に示すように、装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展し、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙する画面が表示される。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「剣豪リーチ」の文字が表示され、スーパーリーチの種類を報知している。
その後、図366(26)に示す装飾図柄表示装置208では、強カットイン画像CI1aが表示されるとともに、ナビキャラクタYMの近傍には、「強カットイン」の文字が表示され、強カットイン画像CI1aが表示されたことを報知している。
その後、図366(27)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪を倒し、勝利した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾5」が表示され、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。
その後、図366(28)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている様子が示されている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「やったぜ」の文字が表示されており、大当りとなることが報知されている。その後、図366(29)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の大当りの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
このように、この演出例では、複数のタイマ予告演出がいずれも先読み予告として実行されている例について示されており、また、少なくとも一方のタイマ予告演出が行われた結果として実行される或る演出が当該図柄変動表示における予告であるのか、先読み予告であるのかが判別困難な態様とされている例について示されている。しかも、この演出例では、いずれのタイマ予告演出も同じ図柄変動表示を対象とした先読み予告であることが先読みの対象である図柄変動表示が行われたときに判明するので、同じ図柄変動表示を対象とした先読み予告が複合して行われることにより、大当りの期待感を飛躍的に高めることができる場合がある。
図367は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるタイマ予告演出の別の例について段階的に示す図であり、図368は、図367に示す演出の一例の続きを段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図367(1)〜同図(15)は、図365(1)〜同図(15)と同様であるため、説明を省略する。
装飾図柄の第1停止が行われた後、図367(16)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾5」が停止表示され、リーチ状態が形成される。すると、図367(17)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に「リーチ」の表示が行われ、リーチ状態となったことが報知される。一方、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
その後、図367(18)に示す装飾図柄表示装置208では、第1タイマ予告表示TM11において、消化アニメが開始され、予告アイテムとしての剣豪のキャラクタKNGが消化されてスーパーリーチに移行することが報知される。すなわち、この演出例における剣豪のキャラクタKNGは、当該図柄変動表示においてスーパーリーチが実行されることの予告として機能していたということができる。また、この演出例では、2つのタイマ予告演出のうちの少なくともいずれか一方が先読み予告として機能している例が示されている。また、この演出例では、複数のタイマ予告演出がそれぞれ行われた結果実行された或る演出が、それぞれ先読み予告なのか当該図柄変動表示における予告なのかが判別困難とされている例について示されている。
その後、図367(18)に続く図368(19)に示す装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に「SP発展!」の表示が行われ、スーパーリーチに発展することが報知されている。なお、この演出例では、サボハニ群予告は行われていない。
続いて、図368(20)に示すように、装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展し、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙する画面が表示される。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「剣豪リーチ」の文字が表示され、スーパーリーチの種類を報知している。また、第2タイマ予告表示TM12は、スーパーリーチに移行するとともにひっそりと消去される。
その後、図368(21)に示す装飾図柄表示装置208では、弱カットイン画像CI1bが表示され、ナビキャラクタYMの近傍には、「チャンス」とともにクエスチョンマークが付加されており、大当りの期待度がアップしていることを示唆している。
図368(22)に示す装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪に敗れ、敗北した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾6」が表示され、「装飾5−装飾6−装飾5」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。
その後、図368(23)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾6−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている様子が示されている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「残念」の文字が表示され、ハズレの表示結果となることが報知される。その後、図368(24)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾6−装飾5」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
このように、この演出例では、複数のタイマ予告演出の一方が先読み予告として実行され、他方が、当該図柄変動表示における予告とされており、タイマ予告演出の対象となる図柄変動表示が異なっており、したがって、タイマ予告演出の対象となった図柄変動表示のいずれについても大当りへの期待感を高めることができる場合がある。
図369は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるタイマ予告演出の別の例について段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図369(1)〜同図(2)は、図360(1)〜同図(2)と同様であるため、説明を省略する。
図369(3)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。この演出例では、2つのタイマ予告表示(第1タイマ予告表示TM11、第2タイマ予告表示TM12)がそれぞれフレームインアニメにより、表示画面の左右からそれぞれフレームインし、2つのタイマ予告演出が同時に開始される。これら2つのタイマ予告表示TM11,TM12はいずれもデフォルトの表示態様である。右側に表示された第1タイマ予告表示TM11には、タイマ表示として「06:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから6秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。また、左側に表示された第2タイマ予告表示TM12には、タイマ表示として「02:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから2秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。なお、この演出例では、2つのタイマ予告表示TM11,TM12は同時にカウントダウンを開始するため、カウントダウンが開始されてから、2秒が経過したときと6秒が経過したときの両方で或る演出が開始されることが示唆されている。
その後、タイマ予告表示TM11,TM12におけるタイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始され、図369(4)に示すタイミングでは、第1タイマ予告表示TM11には、「05:75」が表示されており、また、第2タイマ予告表示TM12には、「01:75」が表示されている。すなわち、カウントダウンが開始してから、0.25秒が経過した様子が示されている。
図369(5)に示す装飾図柄表示装置208では、第一の保留アイコンh11において保留変化アニメが開始され、第一の保留アイコンh11の表示態様が変化する可能性があることが報知される。なお、2つのタイマ予告表示TM11,TM12では、それぞれカウントダウンが継続しており、図369(5)に示すタイミングでは、第1タイマ予告表示TM11では、「05:20」が表示され、第2タイマ予告表示TM12では、「01:20」が表示されている。
すると、図369(6)に示すように、第2タイマ予告表示TM12におけるタイマ表示が「00:00」になるタイミングで、第一の保留アイコンh11の表示態様がデフォルトの表示態様からパンダの表示態様に変化し、先読みの表示態様となる。すなわち、この演出例では、第2タイマ予告表示TM12によるタイマ予告演出の結果として行われる或る演出として保留アイコンの表示態様の変化の演出が行われている例が示されている。その後、図369(7)に示すように、第2タイマ予告表示TM12では、「00:00」の表示に換えて「保留+1UP」の表示が行われ、第一の保留アイコンh11の表示態様が先読み予告の表示態様に変化したことが報知されている。なお、第1タイマ予告表示TM11ではカウントダウンが継続しており、図369(7)に示すタイミングでは、「03:10」が表示されている。
図369(8)に示す装飾図柄表示装置208では、第一の保留アイコンh11において保留変化アニメがさらに開始され、第一の保留アイコンh11の表示態様がさらに変化する可能性があることが報知される。なお、第1タイマ予告表示TM11ではカウントダウンが継続しており、図369(8)に示すタイミングでは、「01:75」が表示されている。
すると、図369(9)に示すように、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が「00:00」になるタイミングで、第一の保留アイコンh11の表示態様がパンダの表示態様から番長の表示態様に変化し、パンダの表示態様からステップアップした先読みの表示態様となる。すなわち、この演出例では、第1タイマ予告表示TM11によるタイマ予告演出の結果として行われる或る演出として、表示態様が変化した保留アイコンの表示態様をさらに変化させる演出が行われている例が示されている。また、この演出例では、2つのタイマ予告演出が行われた結果として実行される或る演出がいずれも同じ図柄変動表示に対して行われていることが示されている。なお、この演出例では、第1タイマ予告表示TM11にかかるタイマ予告演出が行われた結果として、デフォルトの表示態様から変化した保留アイコンの表示態様をさらに変化するようにしたが、変化しない場合があってもよい。また、第1タイマ予告表示TM11にかかるタイマ予告演出が行われた結果として表示態様を変化させる保留アイコンと、第2タイマ予告表示TM12にかかるタイマ予告演出が行われた結果として表示態様を変化させる保留アイコンが異なる場合があってもよい。その後、図369(10)に示すように、第1タイマ予告表示TM11では、「00:00」の表示に換えて「保留+1UP」の表示が行われ、第2タイマ予告表示TM12における報知と相俟って、第一の保留アイコンh11の表示態様が2段階に変化したことが報知されている。
図369(11)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄及び右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図369(12)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾4」が停止表示される。なお、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図369(13)に示す装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄に「装飾4」が停止表示されて揺れ変動による仮停止が行われ、その後、図369(14)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾4−装飾4」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
なお、この演出例では、同じ図柄変動表示を対象とした保留アイコンの表示態様の変化演出が行われていたが、例えば、図369(7)に続く同図(8´)に示すように、第一の保留アイコンh11に加えて第二の保留アイコンh12についても保留変化アニメが開始され、第一の保留アイコンh11と第二の保留アイコンh12の両方の表示態様が変化する可能性があることを報知するようにしてもよい。
そして、図369(9´)に示すように、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が「00:00」になるタイミングで、第一の保留アイコンh11の表示態様がパンダの表示態様から番長の表示態様に変化するとともに、第二の保留アイコンh11の表示態様がデフォルトの表示態様からパンダの表示態様に変化してもよい。すなわち、第1タイマ予告表示TM11によるタイマ予告演出の結果として行われる或る演出として、表示態様が変化した保留アイコンの表示態様をさらに変化させる演出が行われ、さらに、別の保留アイコンの表示態様を変化させる演出が行われている例が示されている。
この演出例では、同じ図柄変動表示において2つのタイマ予告演出のそれぞれの結果として保留アイコンの表示態様の変化演出を2段階で行うようにしたが、異なる図柄変動表示のそれぞれにおいて、同じ保留アイコンに対する表示態様の変化演出を行うようにしてもよい。
図370は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるタイマ予告演出の別の例について段階的に示す図であり、図371は、図370に示す演出の一例の続きを段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図370(1)〜同図(2)は、図360(1)〜同図(2)と同様であるため、説明を省略する。
図370(3)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。この演出例では、フレームインアニメにより、表示画面の右側から第1タイマ予告表示TM11がフレームインすることにより、タイマ予告演出が開始される。この第1タイマ予告表示TM11の表示態様は、デフォルトの表示態様である。第1タイマ予告表示TM11には、「10:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから10秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。また、この演出例では、第1タイマ予告表示TM11にリプレイのアイコンRPLが付加されており、或る演出として疑似連演出が開始される可能性が高いことを示唆している。このように、この演出例では、タイマ予告表示にアイコン等の識別情報を付加することによりタイマ予告演出の結果として行われる或る演出の内容を示唆している。
その後、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始され、図370(4)に示すタイミングでは、第1タイマ予告表示TM11には、「09:75」が表示されている。すなわち、カウントダウンが開始してから、0.25秒が経過した様子が示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「タイマ発動」の文字が表示され、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示のカウントダウンが開始されたことを報知している。
その後、図370(5)に示す装飾図柄表示装置208では、2つ目のタイマ予告演出が開始している様子が示されている。具体的には、例えば、フレームインアニメにより、表示画面の左側から第2タイマ予告表示TM12がフレームインすることにより、2つ目のタイマ予告演出が開始される。この第2タイマ予告表示TM12の表示態様は、デフォルトの表示態様である。第2タイマ予告表示TM12には、「04:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから4秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。また、この演出例では、第2タイマ予告表示TM12にパンダのアイコンPNDが付加されており、或る演出として保留アイコンの表示態様が変化する可能性が高いことを示唆している。また、第1タイマ予告表示TM11では、カウントダウンが継続しており、図370(5)に示すタイミングでは、「09:00」が表示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「注目」の文字が表示され、タイマ予告演出に対する注意喚起が行われている。
その後、第2タイマ予告表示TM12におけるタイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始され、図370(6)に示すタイミングでは、第2タイマ予告表示TM12には、「03:75」が表示されている。すなわち、第2タイマ予告表示TM12におけるタイマ表示のカウントダウンが開始してから、0.25秒が経過した様子が示されている。一方、第1タイマ予告表示TM11においても、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、第1タイマ予告表示TM11には、「08:75」が表示されている。
図370(7)に示す装飾図柄表示装置208では、ミニゲームが開始されている様子が示されている。この演出例では、ミニゲームが開始されると、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄は、中央上部に小さく表示され、サイコロの「1」の出目を示す表示と「で保留変化」という表示が行われ、ミニゲームが開始された後で演出ボタン136を操作し、その結果、サイコロの「1」の出目が停止表示すると保留アイコンの表示態様が変化することが予告されている。また、ナビキャラクタYMの近傍では、「ミニゲーム開始」の文字が表示されており、ミニゲームの開始が報知されている。なお、2つのタイマ予告表示TM11,TM12では、それぞれカウントダウンが継続しており、図370(7)に示すタイミングでは、第1タイマ予告表示TM11では、「08:60」が表示され、第2タイマ予告表示TM12では、「03:60」が表示されている。
その後、図370(8)に示す装飾図柄表示装置208では、サイコロの図柄の変動表示が開始され、ボタン受付時間メーターMTとともにボタン画像136aが表示されて演出ボタン136の操作の受け付けが開始されたことを報知し、遊技者に演出ボタン136の操作を促進する。ボタン受付時間メーターMTは、ミニゲームが開始してからの時間に応じてゲージが短くなるように表示態様が変化する。なお、ボタン受付時間メーターMTを表示しないようにしてもよい。なお、2つのタイマ予告表示TM11,TM12では、依然としてカウントダウンが継続しており、図370(8)に示すタイミングでは、第1タイマ予告表示TM11では、「08:12」が表示され、第2タイマ予告表示TM12では、「03:12」が表示されている。
そして、図370(9)に示されるタイミングで演出ボタン136が操作されると、図370(10)に示すように、装飾図柄表示装置208では、サイコロの図柄が停止表示する。図370(10)に示される例では、サイコロの図柄が「1」の出目を示す態様で停止表示するとともに「成功」の文字が表示され、ミニゲームにおけるミッション達成の出目となったことが報知されている。また、ナビキャラクタYMの近傍では、「やったぜ」の文字が表示され、ミニゲームに成功したことが報知されている。すなわち、このミニゲームの結果により、第2タイマ予告表示TM12にかかるタイマ予告演出の結果として実行される或る演出としての保留アイコンの表示態様の変化が行われることが確定する。なお、2つのタイマ予告表示TM11,TM12では、依然としてカウントダウンが継続しており、図370(10)に示すタイミングでは、第1タイマ予告表示TM11では、「06:00」が表示され、第2タイマ予告表示TM12では、「02:00」が表示されている。
図370(11)に示す装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に、「保留に注目」の文字が表示されるとともに、第一の保留アイコンh11において保留変化アニメが開始され、第一の保留アイコンh11の表示態様が変化することが報知される。なお、2つのタイマ予告表示TM11,TM12では、依然としてカウントダウンが継続しており、図370(11)に示すタイミングでは、第1タイマ予告表示TM11では、「05:88」が表示され、第2タイマ予告表示TM12では、「01:88」が表示されている。
すると、図370(12)に示すように、第2タイマ予告表示TM12におけるタイマ表示が「00:00」になるタイミングで、第一の保留アイコンh11の表示態様がデフォルトの表示態様から番長の表示態様に変化し、先読みの表示態様となる。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「熱いぜ」の文字が表示され、第一の保留アイコンh11が信頼度の高い表示態様に変化したことが示唆されている。なお、第1タイマ予告表示TM11では、依然としてカウントダウンが継続しており、図370(12)に示すタイミングでは「05:00」が表示されている。
図370(13)に示す装飾図柄表示装置208では、第2タイマ予告表示TM12のタイマ表示が「00:00」から「激アツ保留」に変更され、保留アイコンの表示態様が大当りの信頼度の高い表示態様に変化したことを報知している様子が示されている。なお、第1タイマ予告表示TM11では、依然としてカウントダウンが継続しており、図370(13)に示すタイミングでは「04:75」が表示されている。
図370(14)に示す装飾図柄表示装置208では、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示のカウントダウンが継続しており、図370(14)に示すタイミングでは「04:12」が表示されている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍では、「右タイマ注目」の文字が表示されており、表示画面の右側に表示されている第1タイマ予告表示TM11に対する注意喚起がなされている。
その後、図370(15)に示す装飾図柄表示装置208では、ミニゲームが開始されている様子が示されている。この演出例では、ミニゲームが開始されると、表示画面の中央の左右に、左宝箱画像BXLと右宝箱画像BXRとが左右に並べて表示され、カーソルCSLが左宝箱画像BXLを囲むようにして表示されている。また、表示画面の中央上部には、「十字キーで選択」の文字が表示されており、操作キーユニット137を操作してカーソルCSLを移動させて宝箱を選択するナビ表示が行われている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「姫を出せ」の文字が表示され、宝箱から姫のキャラクタが出現すると予告表示が行われる可能性があることが示唆されている。なお、第1タイマ予告表示TM11では、依然としてカウントダウンが継続しており、図370(15)に示すタイミングでは「04:00」が表示されている。
その後、遊技者により操作キーユニット137の右ボタンが操作されると、図370(16)に示す装飾図柄表示装置208では、左宝箱画像BXLを囲んでいたカーソルCSLが右宝箱画像BXRに移動し、右宝箱画像BXRを囲んでいる様子が示されている。また、第1タイマ予告表示TM11では、カウントダウンが継続しており、図370(16)に示すタイミングでは「02:50」が表示されている。
その後、ミニゲームにおける操作キーユニット137の操作有効期間が経過すると、図370(17)に示される装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に「右選択」の文字が表示され、右宝箱画像BXRが開ける宝箱として選択されたことが報知されている。また、選択された右宝箱画像BXRが中央に移動表示されるとともに、選択されなかった左宝箱画像BXLは消去されている。なお、第1タイマ予告表示TM11では、カウントダウンが一旦停止しており、「02:50」のままとなっているが、カウントダウンが継続して行われていてもよい。
その後、図370(18)に示す装飾図柄表示装置208では、右宝箱画像BXRから姫のキャラクタHMEが出現するとともに「疑似連よ」の文字が表示され、また、ナビキャラクタYMの近傍にも「成功」の文字が表示され、ミニゲームに成功したことが報知されている。すなわち、このミニゲームの結果により、第1タイマ予告表示TM11にかかるタイマ予告演出の結果として実行される或る演出としての疑似連演出が行われることが確定する。なお、第1タイマ予告表示TM11では、カウントダウンが再開しており、図370(18)に示すタイミングでは「01:25」が表示されている。
図370(18)に続く図371(19)に示す装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に、「疑似連だ」の文字が表示され疑似連が開始されることを予告している。また、このとき、装飾図柄が拡大し、表示画面の中央に移動表示される。なお、第1タイマ予告表示TM11では、カウントダウンが継続しており、図371(19)に示すタイミングでは「00:78」が表示されている。
すると、図371(20)に示すタイミングで第1タイマ予告表示TM11におけるカウントダウンが完了し、「00:00」が表示されると、左図柄、中図柄及び右図柄が同時に停止し、「装飾5−リプレイ図柄RP−装飾6」の装飾図柄の組み合わせが表示される。なお、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が「00:00」となった後で装飾図柄が停止表示されてもよいし、装飾図柄が停止表示された後で第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が「00:00」となってもよいし、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が「00:00」となったタイミングで装飾図柄が停止表示されてもよい。このように、この演出例では、例えば、疑似連が行われることが確定している場合では、装飾図柄を1つずつ停止表示せず、3つの図柄を同時に停止表示させることで、遊技をスムーズに進行させることができる場合がある。なお、この場合でも、装飾図柄を左図柄、右図柄、中図柄の順に1つずつ停止表示させるようにしてもよい。
その後、図371(21)に示すように、疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始される。また、第1タイマ予告表示TM11では、「00:00」の表示に換えて、疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始された回数を示す「×2」の表示が行われている。
図371(22)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図371(23)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾5」が停止表示され、リーチ状態が形成される。すると、図371(24)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に「リーチ」の表示が行われ、リーチ状態となったことが報知される。一方、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
その後、図371(25)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ノーマルリーチが行われ、中図柄が低速で変動している様子が示されている。
図371(26)に示す装飾図柄表示装置208では、ノーマルリーチが継続して行われている様子が示されている。
図371(27)に示す装飾図柄表示装置208では、ノーマルリーチ中に中図柄が「装飾6」で停止表示し、「装飾5−装飾6−装飾5」のハズレの装飾図柄の組み合わせで揺れ変動による仮停止が行われている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「残念」の文字が表示され、ハズレとなることが報知されている。
その後、図371(28)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾6−装飾5」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。また、疑似連が行われたことを報知していた第1タイマ予告表示TM11も消去される。なお、第一の保留アイコンh11の表示態様は、依然として番長の表示態様とされていることから、第2タイマ予告表示TM12では、「激アツ保留」の表示が維持されている。
このように、この演出例では、ミニゲームの結果(成功)に応じたタイマ予告が行われる様子が示されている。
図372は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるタイマ予告演出の別の例について段階的に示す図であり、図373は、図372に示す演出の一例の続きを段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図372(1)〜同図(9)は、図370(1)〜同図(9)と同様であるため、説明を省略する。
そして、図372(9)に示されるタイミングで演出ボタン136が操作されると、図372(10)に示すように、装飾図柄表示装置208では、サイコロの図柄が停止表示する。図372(10)に示される例では、サイコロの図柄が「3」の出目を示す態様で停止表示するとともに「惜しい」の文字が表示され、ミニゲームにおけるミッション達成の出目とならなかったことが報知されている。すなわち、ミッションに失敗したことが報知されている。また、ナビキャラクタYMの近傍でも、「惜しい」の文字が表示されている。すなわち、このミニゲームの結果により、第2タイマ予告表示TM12にかかるタイマ予告演出の結果として実行される或る演出としての保留アイコンの表示態様の変化が行われるが、ミニゲームに成功した場合とは異なる結果となる。なお、2つのタイマ予告表示TM11,TM12では、依然としてカウントダウンが継続しており、図372(10)に示すタイミングでは、第1タイマ予告表示TM11では、「06:00」が表示され、第2タイマ予告表示TM12では、「02:00」が表示されている。
図372(11)に示す装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に、「保留に注目」の文字が表示されるとともに、第一の保留アイコンh11において保留変化アニメが開始され、第一の保留アイコンh11の表示態様が変化することが報知される。なお、2つのタイマ予告表示TM11,TM12では、依然としてカウントダウンが継続しており、図372(11)に示すタイミングでは、第1タイマ予告表示TM11では、「05:88」が表示され、第2タイマ予告表示TM12では、「01:88」が表示されている。
すると、図372(12)に示すように、第2タイマ予告表示TM12におけるタイマ表示が「00:00」になるタイミングで、第一の保留アイコンh11の表示態様がデフォルトの表示態様からパンダの表示態様に変化し、先読みの表示態様となる。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「ちょい熱」の文字が表示され、第一の保留アイコンh11が信頼度の少し高い表示態様に変化したことが示唆されている。すなわち、番長の表示態様よりも信頼度は低いが、デフォルトの表示態様よりも信頼度が高いことが示唆されているということができる。なお、第1タイマ予告表示TM11では、依然としてカウントダウンが継続しており、図372(12)に示すタイミングでは「05:00」が表示されている。
図372(13)に示す装飾図柄表示装置208では、第2タイマ予告表示TM12のタイマ表示が「00:00」から「チャンス保留」に変更され、保留アイコンの表示態様が信頼度が少しだけ高い先読み予告の表示態様に変化したことを報知している様子が示されている。なお、第1タイマ予告表示TM11では、依然としてカウントダウンが継続しており、図372(13)に示すタイミングでは「04:75」が表示されている。
図372(14)に示す装飾図柄表示装置208では、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示のカウントダウンが継続しており、図372(14)に示すタイミングでは「04:12」が表示されている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍では、「右タイマ注目」の文字が表示されており、表示画面の右側に表示されている第1タイマ予告表示TM11に対する注意喚起がなされている。
その後、図372(15)に示す装飾図柄表示装置208では、ミニゲームが開始されている様子が示されている。なお、図372(15)〜同図(17)に示す演出例は、図370(15)〜同図(17)に示す演出例と、第一の保留アイコンh11の表示態様が異なっている点、第2タイマ予告表示TM12の表示内容が異なっている点を除いて同様であるので、説明を省略する。
図372(18)に示す装飾図柄表示装置208では、右宝箱画像BXRから婆のキャラクタBBAが出現するとともに「うひひ」の文字が表示され、また、ナビキャラクタYMの近傍にも「残念」の文字が表示され、ミニゲームに失敗したことが報知されている。すなわち、この演出例では、図370に示す演出例とは異なり、ミニゲームに失敗することにより、第1タイマ予告表示TM11にかかるタイマ予告演出が偽の予告演出であったことが示され、或る演出としての疑似連演出が行われないことが示唆されている。なお、第1タイマ予告表示TM11では、カウントダウンが再開しており、図372(18)に示すタイミングでは「01:25」が表示されている。なお、ミニゲームに失敗した場合には、疑似連演出を行う代わりにリーチ状態となってリーチ演出が行われるようにしてもよい。
図372(18)に続く図373(19)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄が拡大し、表示画面の中央に移動表示される様子が示されている。なお、第1タイマ予告表示TM11では、カウントダウンが継続しており、図373(19)に示すタイミングでは「00:78」が表示されている。
その後、図373(20)に示すタイミングで第1タイマ予告表示TM11におけるカウントダウンが完了し、「00:00」が表示されると、左図柄、中図柄及び右図柄が同時に停止し、「装飾5−装飾4−装飾4」の装飾図柄の組み合わせが表示されて揺れ変動による仮停止が行われ、その後、図373(21)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾4−装飾4」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。なお、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が「00:00」となった後で装飾図柄が停止表示されてもよいし、装飾図柄が停止表示された後で第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が「00:00」となってもよいし、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が「00:00」となったタイミングで装飾図柄が停止表示されてもよい。このように、この演出例では、例えば、疑似連が行われず、ハズレとなることが確定している場合では、装飾図柄を1つずつ停止表示せず、3つの図柄を同時に停止表示させることで、遊技をスムーズに進行させることができる場合がある。なお、この場合でも、装飾図柄を左図柄、右図柄、中図柄の順に1つずつ停止表示させるようにしてもよい。
図374は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるタイマ予告演出の別の例について段階的に示す図であり、図375は、図374に示す演出の一例の続きを段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図374(1)〜同図(2)は、図360(1)〜同図(2)と同様であるため、説明を省略する。
図374(3)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。この演出例では、フレームインアニメにより、表示画面の右側から第1タイマ予告表示TM11がフレームインすることにより、タイマ予告演出が開始される。この第1タイマ予告表示TM11の表示態様は、デフォルトの表示態様である。第1タイマ予告表示TM11には、「08:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから8秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。また、この演出例では、第1タイマ予告表示TM11にリプレイのアイコンRPLが付加されており、或る演出として疑似連が開始される可能性が高いことを示唆している。
その後、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始され、図374(4)に示すタイミングでは、第1タイマ予告表示TM11には、「07:75」が表示されている。すなわち、カウントダウンが開始してから、0.25秒が経過した様子が示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「タイマ発動」の文字が表示され、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示のカウントダウンが開始されたことを報知している。
その後、図374(5)に示す装飾図柄表示装置208では、2つ目のタイマ予告演出が開始している様子が示されている。具体的には、例えば、フレームインアニメにより、表示画面の左側から第2タイマ予告表示TM12がフレームインすることにより、2つ目のタイマ予告演出が開始される。この第2タイマ予告表示TM12の表示態様は、デフォルトの表示態様である。第2タイマ予告表示TM12には、「04:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから4秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。また、この演出例では、第2タイマ予告表示TM12にパンダのアイコンPNDが付加されており、或る演出として保留アイコンの表示態様が変化する可能性が高いことを示唆している。また、第1タイマ予告表示TM11では、カウントダウンが継続しており、図374(5)に示すタイミングでは、「07:00」が表示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「注目」の文字が表示され、タイマ予告演出に対する注意喚起がなされている。
その後、第2タイマ予告表示TM12におけるタイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始され、図374(6)に示すタイミングでは、第2タイマ予告表示TM12には、「03:75」が表示されている。すなわち、第2タイマ予告表示TM12におけるタイマ表示のカウントダウンが開始してから、0.25秒が経過した様子が示されている。一方、第1タイマ予告表示TM11においても、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、第1タイマ予告表示TM11には、「06:75」が表示されている。
図374(7)に示す装飾図柄表示装置208では、サイコロのミニゲームが開始されている様子が示されている。この演出例では、ミニゲームが開始されると、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄は、中央上部に小さく表示され、サイコロの「1」の出目を示す表示と「で保留変化」という表示が行われ、ミニゲームが開始された後で演出ボタン136を操作し、その結果、サイコロの「1」の出目が停止表示すると保留アイコンの表示態様が変化することが予告されている。また、ナビキャラクタYMの近傍では、「ミニゲーム開始」の文字が表示されており、ミニゲームの開始が報知されている。なお、2つのタイマ予告表示TM11,TM12では、それぞれカウントダウンが継続しており、図374(7)に示すタイミングでは、第1タイマ予告表示TM11では、「06:60」が表示され、第2タイマ予告表示TM12では、「03:60」が表示されている。
その後、図374(8)に示す装飾図柄表示装置208では、サイコロの図柄の変動表示が開始され、ボタン画像136aが表示されて演出ボタン136の操作の受け付けが開始されたことを報知し、遊技者に演出ボタン136の操作を促進している。なお、この演出例では、ボタン受付時間メーターMTを表示していないが、表示されてもよい。なお、2つのタイマ予告表示TM11,TM12では、カウントダウンが継続しており、図374(8)に示すタイミングでは、第1タイマ予告表示TM11では、「06:12」が表示され、第2タイマ予告表示TM12では、「03:12」が表示されている。
図374(9)〜同図(10)は、サイコロのミニゲームにおける演出ボタン136の操作有効期間が継続している様子が示されている。すなわち、サイコロのミニゲームが開始されたが演出ボタン136の操作が未だ行われていない様子が示されている。なお、2つのタイマ予告表示TM11,TM12では、カウントダウンが継続しており、図374(10)に示すタイミングでは、第1タイマ予告表示TM11では、「04:35」が表示され、第2タイマ予告表示TM12では、「01:35」が表示されている。
その後、図374(11)に示す装飾図柄表示装置208では、変動表示中のサイコロの図柄とボタン画像136aが表示画面の左下に移動する様子が示されている。これにより、実行中のサイコロのミニゲームと重複して他の演出が行われることが示唆されている。なお、2つのタイマ予告表示TM11,TM12では、依然としてカウントダウンが継続しており、図374(11)に示すタイミングでは、第1タイマ予告表示TM11では、「04:22」が表示され、第2タイマ予告表示TM12では、「01:22」が表示されている。
すると、図374(12)に示す装飾図柄表示装置208では、サイコロのミニゲームの実行中に他のミニゲーム(宝箱のミニゲーム)が開始する。宝箱のミニゲームが開始されると、表示画面の中央の左右に、左宝箱画像BXLと右宝箱画像BXRとが左右に並べて表示され、カーソルCSLが左宝箱画像BXLを囲むようにして表示されている。また、表示画面の中央上部には、「十字キーで選択」の文字が表示されており、操作キーユニット137を操作してカーソルCSLを移動させて宝箱を選択するナビ表示が行われている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「姫を出せ」の文字が表示され、宝箱から姫のキャラクタが出現すると予告表示が行われる可能性があることが示唆されている。なお、サイコロのミニゲームは継続して行われており、演出ボタン136の操作も有効とされている。また、2つのタイマ予告表示TM11,TM12では、依然としてカウントダウンが継続しており、図374(12)に示すタイミングでは、第1タイマ予告表示TM11では、「04:00」が表示され、第2タイマ予告表示TM12では、「01:00」が表示されている。
このように、この演出例では、2つのタイマ予告演出のうちの一方のタイマ予告演出に関係する一のミニゲームが行われている期間において、他のタイマ予告演出に関係する一のミニゲームが行われ、その結果として、複数のミニゲームが同時に行われている期間があることが示されている。すなわち、複数のタイマ予告演出のうちの一のタイマ予告演出に関係する一のミニゲームが行われている期間と、他のタイマ予告演出に関係する一のミニゲームが行われている期間の少なくとも一部が重なっていることが示されている。
その後、図374(13)に示すタイミングで演出ボタン136が操作されると、図374(14)に示すように、装飾図柄表示装置208では、サイコロの図柄が停止表示する。図374(14)に示される例では、サイコロの図柄が「1」の出目を示す態様で停止表示され、サイコロのミニゲームにおけるミッション達成の出目となったことが報知されている。すなわち、このミニゲームの結果により、第2タイマ予告表示TM12にかかるタイマ予告演出の結果として実行される或る演出としての保留アイコンの表示態様の変化が行われることが確定する。なお、この演出例では、ミッション達成の結果をサイコロの図柄の停止表示のみで報知するようにしたが、図370において上述した要領で「成功」の文字表示や、ナビキャラクタYMによる「やったぜ」の文字表示が行われてもよい。一方、2つのタイマ予告表示TM11,TM12では、依然としてカウントダウンが継続しており、図374(14)に示すタイミングでは、第1タイマ予告表示TM11では、「03:75」が表示され、第2タイマ予告表示TM12では、「00:75」が表示されている。また、このとき、宝箱のミニゲームも継続して行われており、操作キーユニット137の操作も有効とされている。
図374(15)に示す装飾図柄表示装置208では、第一の保留アイコンh11において保留変化アニメが開始され、第一の保留アイコンh11の表示態様が変化することが報知される。なお、2つのタイマ予告表示TM11,TM12では、カウントダウンが中断しており、図374(15)に示すタイミングでは、第1タイマ予告表示TM11では、「03:75」のままとされ、第2タイマ予告表示TM12では、「00:75」のままとされている。また、このときでも、宝箱のミニゲームは継続しており、操作キーユニット137の操作も有効とされている。
その後、2つのタイマ予告表示TM11,TM12におけるタイマ表示のカウントダウンが再開され、図374(16)に示すように、第2タイマ予告表示TM12におけるタイマ表示が「00:00」になると、第一の保留アイコンh11の表示態様がデフォルトの表示態様から番長の表示態様に変化し、信頼度の高い先読みの表示態様となる。なお、第1タイマ予告表示TM11では、カウントダウンが継続して行われ、図374(16)に示すタイミングでは、「03:00」となっている。また、このときでも、宝箱のミニゲームは継続しており、操作キーユニット137の操作も有効とされている。
図374(17)に示す装飾図柄表示装置208では、第2タイマ予告表示TM12のタイマ表示が「00:00」から「激アツ保留」に変更され、保留アイコンの表示態様が大当りの信頼度の高い表示態様に変化したことを報知している様子が示されている。なお、第1タイマ予告表示TM11では、依然としてカウントダウンが継続しており、図374(17)に示すタイミングでは「02:75」が表示されている。また、このとき、サイコロのミニゲームが終了したことに伴って、左宝箱画像BXLと右宝箱画像BXRが左側に移動している様子が示されている。また、宝箱のミニゲームは継続しており、操作キーユニット137の操作も有効とされている。その後、図374(18)〜図375(26)に示す演出が行われる。なお、図374(18)〜図375(26)に示す演出は、図370(16)〜図371(24)に示す演出と同様であるので、説明を省略する。
図375(26)に示すようにしてリーチ状態が形成された後、図375(27)に示す装飾図柄表示装置208では、強サボハニ群予告が行われる。また、このとき、リーチ図柄が左上隅に小さく表示され、変動アイコン表示領域と保留アイコン表示領域が消去される。また、ナビキャラクタYMの近傍では「群発生」の文字が表示され、サボハニ群予告が行われたことが報知されている。
図375(28)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニ群予告が継続して行われているとともに、ナビキャラクタYMの近傍に「SP発展!」の表示が行われ、スーパーリーチに発展することが報知されている。
続いて、図375(29)に示すように、装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展し、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙する画面が表示される。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「剣豪リーチ」の文字が表示され、スーパーリーチの種類を報知している。
その後、図375(30)に示す装飾図柄表示装置208では、強カットイン画像CI1aが表示される。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「強カットイン」の文字が表示されており、強カットイン画像CI1aが表示されたことが報知されている。
その後、図375(31)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪を倒し、勝利した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾5」が表示され、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。
その後、図375(32)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている様子が示されている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「やったぜ」の文字が表示されており、大当りとなることが報知されている。その後、図375(33)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の大当りの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
図376は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるタイマ予告演出の別の例について段階的に示す図であり、図377は、図376に示す演出の一例の続きを段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図376(1)〜同図(9)は、図360(1)〜同図(9)と同様であるため、説明を省略する。
図376(10)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、第1タイマ予告表示TM11では、カウントダウンが継続しており、図376(10)に示すタイミングでは、「04:29」が表示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍では「疑似連か」の文字とともにクエスチョンマークが表示され、第1タイマ予告表示TM11におけるカウントダウンが完了したときに疑似連演出が行われることに対する期待感を煽っている。
図376(11)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾6」が停止表示される。なお、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、第1タイマ予告表示TM11では、カウントダウンが継続しており、図376(11)に示すタイミングでは、「02:66」が表示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍では「否!」の文字が表示されており、第1タイマ予告表示TM11に係るタイマ予告演出の結果として行われる或る演出として疑似連が行われることを否定していることが示唆されている。
すると、図376(12)に示す装飾図柄表示装置208では、第1タイマ予告表示TM11におけるカウントダウンの表示中にタイマ予告変更アニメ(タイマ予告加算アニメ)が開始され、第1タイマ予告表示TM11にエフェクトが表示されている様子が示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍では、「群予告か」の文字とともにクエスチョンマークが付加されており、第1タイマ予告表示TM11にかかるタイマ予告演出が行われた結果として実行される或る演出として、疑似連ではなくサボハニ群予告が行われる可能性があることが示唆されている。このように、この演出例では、第1タイマ予告表示TM11にかかるタイマ予告演出の結果として行われる或る演出が疑似連ではなく他の演出である可能性が報知される。これにより、遊技者は第1タイマ予告表示TM11のカウントダウンが完了して行われる演出が、疑似連よりも大当りの信頼度が高い演出となることに期待を持たせることができる場合がある。
その後、図376(13)に示すように、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が加算され、第1タイマ予告表示TM11には、「15:03」が表示される。また、ナビキャラクタYMの近傍では「群予告」の文字ともにクエスチョンマークが付加されており、サボハニ群予告が行われる可能性が示唆されている。このように、この演出例では、或る演出として疑似連が行われることを予想させておきながら、タイマ表示の加算が行われることによって、別の或る演出が行われることを認識できる場合がある。なお、タイマ予告変更アニメが行われてもタイマ予告表示におけるタイマ表示の示す時間に変更がなく、結局、或る演出として疑似連が行われる場合があってもよい。また、この演出例では、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が加算される例について説明したが、第2タイマ予告表示TM12におけるタイマ表示が加算される場合があってもよい。また、タイマ表示が加算されるだけでなく、減算される場合があってもよい。
その後、図376(14)に示す装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄に疑似連図柄としてのリプレイ図柄RPが停止表示される。この疑似連図柄が停止表示されて開始される疑似連演出は、この演出例では、第1タイマ予告表示TM11にかかるタイマ予告演出が行われた結果として実行される或る演出とは別の演出とされている。また、ナビキャラクタYMの近傍では、図376(13)における「群予告」の表示に応答するように、「そうだ!」の文字が表示されており、第1タイマ予告表示TM11にかかるタイマ予告演出が行われた結果として実行される或る演出がサボハニ群予告であることが報知される。なお、この演出例では、或る演出が疑似連演出ではないにもかかわらず、疑似連演出が行われているが、疑似連演出が行われないようにしてもよい(ガセであってもよい)し、必ず疑似連演出が行われるようにしてもよい。また、或る演出が疑似連演出であり、さらに、タイマ表示が加算されることにより、別の演出(サボハニ群予告)も或る演出であるようにしてもよく、一のタイマ予告演出に対応する或る演出が複数であってもよい。なお、第1タイマ予告表示TM11では、カウントダウンが継続しており、図376(14)に示すタイミングでは「14:60」が表示されている。
その後、図376(15)に示すように、疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始される。また、ナビキャラクタYMの近傍には、疑似連により2回目の装飾図柄の変動表示が開始された回数を示す「×2」の表示が行われている。また、第1タイマ予告表示TM11では、カウントダウンが継続しており、図376(15)に示すタイミングでは「14:22」が表示されている。
図376(16)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、第1タイマ予告表示TM11では、カウントダウンが継続しており、図376(16)に示すタイミングでは「06:01」が表示されている。
図376(17)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾5」が停止表示され、リーチ状態が形成される。すると、図376(18)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に「リーチ」の表示が行われ、リーチ状態となったことが報知される。一方、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。なお、第1タイマ予告表示TM11では、カウントダウンが継続しており、図376(18)に示すタイミングでは「01:13」が表示されている。
その後、図376(18)に続く図377(19)に示すように、第1タイマ予告表示TM11におけるカウントダウンが完了し、タイマ表示が「00:00」となると、装飾図柄表示装置208では、強サボハニ群予告が行われる。このとき、リーチ図柄が左上隅に小さく表示され、変動アイコン表示領域と保留アイコン表示領域が消去される。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「群発生」の文字が表示されており、サボハニ群予告が行われていることが報知されている。すなわち、この演出例では、第1タイマ予告表示TM11によるタイマ予告演出の結果として疑似連ではなく強サボハニ群予告が行われる様子が示されている。なお、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が「00:00」となった後でサボハニ群予告が開始されてもよいし、サボハニ群予告が開始された後で第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が「00:00」となってもよいし、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が「00:00」となるタイミングでサボハニ群予告が開始されてもよい。また、図377(19)に示すように、サボハニ群予告が開始されると、パンダのアイコンPNDの表示が終了される。
図377(20)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニ群予告が継続して行われているとともに、ナビキャラクタYMの近傍に「SP発展!」の表示が行われ、スーパーリーチに発展することが報知されている。
続いて、図377(21)に示すように、装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展し、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙する画面が表示される。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「剣豪リーチ」の文字が表示され、スーパーリーチの種類を報知している。また、表示画面の左上隅には、サボハニのアイコンSBHが表示されており、サボハニ群予告が発生したことが報知されている。
その後、図377(22)に示す装飾図柄表示装置208では、強カットイン画像CI1aが表示されるとともに、ナビキャラクタYMの近傍には、「強カットイン」の文字が表示され、強カットイン画像CI1aが表示されたことを報知している。
その後、図377(23)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪を倒し、勝利した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾5」が表示され、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。
その後、図377(24)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている様子が示されている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「やったぜ」の文字が表示されており、大当りとなることが報知されている。その後、図377(25)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の大当りの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
図378は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるタイマ予告演出の別の例について段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図378(1)〜同図(2)は、図360(1)〜同図(2)と同様であるため、説明を省略する。
図378(3)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。この演出例では、2つのタイマ予告表示(第1タイマ予告表示TM11、第2タイマ予告表示TM12)がそれぞれフレームインアニメにより、表示画面の左右からそれぞれフレームインし、2つのタイマ予告演出が同時に開始される。これら2つのタイマ予告表示TM11,TM12はいずれもデフォルトの表示態様である。右側に表示された第1タイマ予告表示TM11には、タイマ表示として「60:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから60秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。この演出例では、第1タイマ予告表示TM11に「60:00」を表示することで、スーパーリーチの発生を示唆し、例えば、タイマ予告演出の結果として行われる或る演出がカットイン画像の表示であることを示唆している。すなわち、第1タイマ予告表示TM11にかかるタイマ予告演出は、外形的には、実行中の図柄変動表示に関する予告として機能しているように見せかけている。また、左側に表示された第2タイマ予告表示TM12には、タイマ表示として「02:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから2秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。その後、図378(4)〜同図(7)に示す演出が行われる。なお、図378(4)〜同図(7)に示す演出は、図369(4)〜同図(7)に示す演出と、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が54秒異なっている点を除いて同じであるので、説明を省略する。
図378(8)に示す装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に「タイマ注目」の文字が表示され、第1タイマ予告表示TM11に対する注意喚起がなされている。なお、第1タイマ予告表示TM11ではカウントダウンが継続しており、図378(8)に示すタイミングでは、「56:85」が表示されている。
すると、図378(9)に示す装飾図柄表示装置208では、第1タイマ予告表示TM11におけるカウントダウンの表示中にタイマ予告短縮アニメが開始され、第1タイマ予告表示TM11にエフェクトが表示されている様子が示されている。
その後、図378(10)に示すように、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が減少されており、第1タイマ予告表示TM11は、「02:00」が表示されている。このとき、第1タイマ予告表示TM11には、パンダのアイコンPNDが付加されており、或る演出として保留アイコンの表示態様が変化する可能性が高いことを示唆している。このように、この演出例では、タイマ表示をカウントダウンの表示中に変更することで、タイマ予告演出が先読み予告として実行されていると見せかけておいて、実際には、実行中の図柄変動表示の予告として実行されていたことが判明するような演出が行われている。
図378(11)に示す装飾図柄表示装置208では、第一の保留アイコンh11において保留変化アニメがさらに開始され、第一の保留アイコンh11の表示態様がさらに変化する可能性があることが報知される。なお、第1タイマ予告表示TM11ではカウントダウンが継続しており、図378(11)に示すタイミングでは、「01:20」が表示されている。
すると、図378(12)に示すように、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が「00:00」になるタイミングで、第一の保留アイコンh11の表示態様がパンダの表示態様から番長の表示態様に変化し、パンダの表示態様からステップアップした先読みの表示態様となる。すなわち、この演出例では、第1タイマ予告表示TM11によるタイマ予告演出の結果として行われる或る演出として、表示態様が変化した保留アイコンの表示態様をさらに変化させる演出が行われている例が示されている。また、この演出例では、2つのタイマ予告演出が行われた結果として実行される或る演出がいずれも同じ図柄変動表示に対して行われていることが示されている。また、この演出例では、第1タイマ予告表示TM11にかかるタイマ予告演出と第2タイマ予告表示TM12にかかるタイマ予告演出が、演出の開始当初では、それぞれ異なる図柄変動表示に対する予告演出として実行されるものと思わせておき、その後に、最初に行われた第2タイマ予告表示TM12に対応する或る演出と第1タイマ予告表示TM11に対応する或る演出とが同じ図柄変動表示を対象にしたものであることが判明されるので、遊技に意外性を持たせることができる場合がある。換言すれば、第1タイマ予告表示TM11が表示開始された時点におけるタイマ表示の示す時間から、表示開始当初では、スーパーリーチ中に行われる予告の発生を示唆していたが、タイマ表示が短縮され、しかも、保留アイコンの表示態様の変化演出により、第2タイマ予告表示TM12と同じ図柄変動表示を対象にした先読み予告が行われることで、同じ図柄変動表示に対する先読み予告が複合して行われることにより、大当りに対する期待度を飛躍的に向上させることができる場合がある。
その後、図378(13)に示すように、第1タイマ予告表示TM11では、「00:00」の表示に換えて「保留+1UP」の表示が行われ、第2タイマ予告表示TM12における報知と相俟って、第一の保留アイコンh11の表示態様が2段階に変化したことが報知されている。その後は、図378(14)〜同図(17)に示す演出が行われる。なお、図378(14)〜同図(17)に示す演出は、図369(11)〜同図(14)に示す演出と同様なので、説明を省略する。
なお、この演出例では、第1タイマ予告表示TM11にかかるタイマ予告演出と第2タイマ予告表示TM12にかかるタイマ予告演出がいずれも同じ図柄変動表示を対象とした先読み予告として機能しているが、いずれも実行中の図柄変動表示に関する予告として機能してもよい。いずれの場合であっても、同一の図柄変動表示を対象として複合した予告が行われるので、大当りの信頼度をより一層高めることができる場合がある。
また、第1タイマ予告表示TM11にかかるタイマ予告演出と第2タイマ予告表示TM12にかかるタイマ予告演出が異なる図柄変動表示を対象として実行する場合があってもよく、例えば、一方のタイマ予告演出が先読み予告として機能し、他方のタイマ予告演出が実行中の図柄変動表示に関する予告として機能してもよく、この場合は、同一の図柄変動表示を対象として複合して行われる場合よりも大当りに対する期待を分散させることができる場合がある。また、第1タイマ予告表示TM11にかかるタイマ予告演出と第2タイマ予告表示TM12にかかるタイマ予告演出の何れか一方が偽のタイマ予告演出である場合があってもよい。
図379は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるタイマ予告演出の別の例について段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図379(1)〜同図(2)は、図360(1)〜同図(2)と同様であるため、説明を省略する。
図379(3)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄が中央上部に小さく表示されている様子が示されている。
図379(4)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。この演出例では、第1タイマ予告表示TM11がフレームインアニメにより、表示画面の右からフレームインし、表示画面の中央で表示される。第1タイマ予告表示TM11はデフォルトの表示態様である。第1タイマ予告表示TM11には、タイマ表示として「60:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから60秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。
その後、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始され、図379(5)に示すタイミングでは、第1タイマ予告表示TM11には、「58:12」が表示されている。すなわち、カウントダウンが開始してから、1.88秒が経過した様子が示されている。
図379(6)に示す装飾図柄表示装置208では、第1タイマ予告表示TM11の前面側に重なる(オーバーラップする)ようにして爆弾画像BOMが表示され、爆弾演出が開始している様子が示されてる。このとき、第1タイマ予告表示TM11は、爆弾画像BOMによってオーバーラップしていない場合よりも視認困難とされている。爆弾演出が開始されると爆弾画像BOMの上端から延出した導火線に着火する表示が行われ、爆弾演出が開始してからの経過時間に応じて、導火線が短くなっていく表示が行われる。
図379(7)に示す装飾図柄表示装置208では、爆弾演出が継続している様子が示されている。図379(7)に示すタイミングでは、導火線が爆弾画像BOMの上端に到達する直前の様子が示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍では「何だ」の文字とともにクエスチョンマークが付加されており、爆弾演出が行われた結果、何らかの演出が開始されることを示唆している。
その後、図379(8)に示す装飾図柄表示装置208では、爆弾画像BOMが爆発し、エフェクト画像が第1タイマ予告表示TM11の前面側に重なるようにして表示されている様子が示されている。なお、この場合も、エフェクト画像によりオーバーラップされていることにより第1タイマ予告表示TM11が視認困難とされている。
すると、図379(9)に示す装飾図柄表示装置208では、第1タイマ予告表示TM11に加え、第2タイマ予告表示TM12が表示され、2つのタイマ予告演出が開始される様子が示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍では「タイマ増加」の文字が表示されており、2つのタイマ予告演出が開始されたことが報知されている。ここで、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示はタイマ表示がリセットされて「60:00」となり、第2タイマ予告表示TM12には、タイマ表示として「02:00」が表示されている。また、第1タイマ予告表示TM11及び第2タイマ予告表示TM12は、いずれもデフォルトの表示態様である。すなわち、この演出例では、タイマ予告演出の実行中にタイマ予告表示が分裂して表示され、新たなタイマ予告演出が開始される様子が示されている。その後は、図379(10)〜同図(12)に示す演出が行われる。なお、図379(10)〜同図(12)に示す演出は、図378(4)〜同図(6)に示す演出と同様であるので、説明を省略する。
その後、例えば、図360(9)〜図361(36)に示すような要領で、図柄変動表示が終了し、次の図柄変動表示が開始して、その後、スーパーリーチが行われた後、図379(13)に示す装飾図柄表示装置208では、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が「00:00」となるタイミングで強カットイン画像CI1aが表示される。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「強カットイン」の文字が表示され、強カットイン画像CI1aが表示されたことを報知している。すなわち、この演出例では、強カットイン画像CI1aの表示が或る予告演出の一例ということができる。その後は、図379(14)〜同図(16)に示す演出が行われる。なお、図379(14)〜同図(16)に示す演出は、図362(38)〜同図(40)に示す演出と同様であるので、説明を省略する。
図380は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるタイマ予告演出の別の例について段階的に示す図であり、図381は、図380に示す演出の一例の続きを段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図380(1)〜同図(3)は、図379(1)〜同図(3)と同様であるため、説明を省略する。
図380(4)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。この演出例では、第1タイマ予告表示TM11がフレームインアニメにより、表示画面の右からフレームインし、表示画面の中央で表示される。第1タイマ予告表示TM11はデフォルトの表示態様である。第1タイマ予告表示TM11には、タイマ表示として「03:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから3秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。
その後、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始され、図380(5)に示すタイミングでは、第1タイマ予告表示TM11には、「02:12」が表示されている。すなわち、カウントダウンが開始してから、0.88秒が経過した様子が示されている。
図380(6)に示す装飾図柄表示装置208では、第1タイマ予告表示TM11の前面側に重なる(オーバーラップする)ようにして爆弾画像BOMが表示され、爆弾演出が開始している様子が示されている。このとき、第1タイマ予告表示TM11は、爆弾画像BOMによってオーバーラップしていない場合よりも視認困難とされている。爆弾演出が開始されると爆弾画像BOMの上端から延出した導火線に着火する表示が行われ、爆弾演出が開始してからの経過時間に応じて、導火線が短くなっていく表示が行われる。
図380(7)に示す装飾図柄表示装置208では、爆弾演出が継続している様子が示されている。図380(7)に示すタイミングでは、導火線が爆弾画像BOMの上端に到達する直前の様子が示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍では「何だ」の文字とともにクエスチョンマークが付加されており、爆弾演出が行われた結果、何らかの演出が開始されることを示唆している。なお、第1タイマ予告表示TM11では、爆弾画像BOMにより視認困難とされているが、タイマ表示が「00:00」となっている。
その後、図380(8)に示す装飾図柄表示装置208では、爆弾画像BOMが爆発する様子が示されている。
すると、図380(9)に示す装飾図柄表示装置208では、第1タイマ予告表示TM11に加え、第2タイマ予告表示TM12が表示され、2つのタイマ予告演出が開始される様子が示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍では「タイマ増加」の文字が表示されており、2つのタイマ予告演出が開始されたことが報知されている。ここで、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示はタイマ表示がリセットされて「60:00」となり、第2タイマ予告表示TM12には、タイマ表示として「02:00」が表示されている。また、第1タイマ予告表示TM11及び第2タイマ予告表示TM12は、いずれもデフォルトの表示態様である。すなわち、この演出例では、第1タイマ予告表示TM11にかかるタイマ予告演出が行われた結果、或る演出として爆弾画像BOMが爆発して2つのタイマ予告演出が新たに開始する様子が示されている。
なお、この演出例において、爆弾画像BOMが爆発した後、図380(9´)に示すように、第1タイマ予告表示TM11に「SP待機中」の文字が表示されるとともに、スーパーリーチの予告アイテムとしての剣豪のキャラクタKNGが付加される演出と、第2タイマ予告表示TM12において新たなタイマ予告演出が開始される演出が行われるようにしてもよい。このとき、ナビキャラクタYMの近傍では、「アイテムゲット」の文字が表示され、予告アイテムを獲得したことが報知されている。すなわち、第1タイマ予告表示TM11にかかるタイマ予告演出が行われた結果、或る演出として2つの予告演出が行われ、一方が予告アイテムが表示される演出であり、他方が新たなタイマ予告演出が開始されるようにしてもよい。
なお、上述したように爆弾画像BOMが爆発して2つのタイマ予告演出が開始された後で下皿満タンエラーが発生した場合には、図380(9´´)に示すように、新たに表示開始された第1タイマ予告表示TM11と第2タイマ予告表示TM12の前面側に重なるように(オーバーラップするように)、「球を抜いてください」という球抜きエラー表示を表示するようにしてもよい。これによれば、タイマ予告表示を視認容易にすべく、急いで球抜きエラーを解消させることができる場合がある。なお、球抜きエラー表示が第1タイマ予告表示TM11や第2タイマ予告表示TM12にオーバーラップされるようにしてもよい。
なお、球抜きエラー表示以外にも、例えば、扉開放表示等の別のエラー表示でタイマ予告表示とオーバーラップする関係となる構成としてもよい。これは、エラー表示は遊技者にとって重要な報知内容であるため、タイマ予告表示の視認性を悪化させることでエラーが発生したことに注目させることができる場合がある。
その後、第2タイマ予告表示TM12におけるタイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始され、図380(9)に続く図381(10)に示すタイミングでは、第2タイマ予告表示TM12には、「01:50」が表示されている。一方、第1タイマ予告表示TM11では、タイマ表示のカウントダウンが開始されておらず、「60:00」の表示のままとなっている。すなわち、この演出例では、2つのタイマ予告演出のうちの一方のタイマ予告演出だけタイマ表示のカウントダウンが開始されている様子が示されている。なお、ナビキャラクタYMの近傍では、「注目」の文字が表示されており、第2タイマ予告表示TM12に対する注意喚起がなされている。
図381(11)に示す装飾図柄表示装置208では、第一の保留アイコンh11において保留変化アニメが開始され、第一の保留アイコンh11の表示態様が変化する可能性があることが報知される。なお、第2タイマ予告表示TM12では、カウントダウンが継続しており、図381(11)に示すタイミングでは、「01:11」が表示されている。一方、第1タイマ予告表示TM11では、カウントダウンは開始しておらず、タイマ表示は「60:00」のままである。
すると、図381(12)に示すように、第2タイマ予告表示TM12におけるタイマ表示が「00:00」になるタイミングで、第一の保留アイコンh11の表示態様がデフォルトの表示態様からパンダの表示態様に変化し、先読みの表示態様となる。すなわち、この演出例では、第2タイマ予告表示TM12によるタイマ予告演出の結果として行われる或る演出として保留アイコンの表示態様の変化の演出が行われている例が示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「熱い」の文字が表示され、第一の保留アイコンh11の表示態様が変化して第一の保留アイコンh11に対応する図柄変動表示に対する大当りの信頼度が向上したことを示唆している。なお、この演出例では、第2タイマ予告表示TM12におけるタイマ表示が「00:00」となったタイミングで、第一の保留アイコンh11の表示態様が変化したが、第2タイマ予告表示TM12におけるタイマ表示が「00:00」となった後で第一の保留アイコンh11の表示態様が変化してもよいし、第一の保留アイコンh11の表示態様が変化した後で、第2タイマ予告表示TM12におけるタイマ表示が「00:00」となってもよい。その後、第2タイマ予告表示TM12が消去される。一方、第1タイマ予告表示TM11では、カウントダウンは開始しておらず、タイマ表示は「60:00」のままである。
図381(13)に示す装飾図柄表示装置208では、左図柄、中図柄、右図柄がそれぞれ停止表示され、「装飾5−装飾5−装飾2」のハズレの装飾図柄の組み合わせで仮停止した後、確定表示された様子が示されている。このとき、変動アイコンh0も消去される。なお、第1タイマ予告表示TM11では、カウントダウンは開始しておらず、タイマ表示は「60:00」のままである。
その後、図381(14)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示され、第二の保留アイコンh12が第一の保留アイコンh11の表示位置に移動して、第一の保留アイコンh11として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。ここで、先読み予告の表示態様であった第一の保留アイコンh11は、表示態様を変えないで変動アイコン表示領域に移動することで当該図柄変動に関する予告表示態様である変動アイコンh0となる。
その後、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始され、図381(15)に示すタイミングでは、第1タイマ予告表示TM11には、「59:75」が表示されている。すなわち、カウントダウンが開始してから、0.25秒が経過した様子が示されている。
すなわち、この演出例では、タイマ予告演出が複数の図柄変動表示に跨って行われている様子が示されている。
図382は、本実施形態にかかるパチンコ機において実行されるタイマ予告演出の別の例について段階的に示す図であり、図383は、図382に示す演出の一例の続きを段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。
図382(1)に示す装飾図柄表示装置208には、「装飾2−装飾5−装飾7」の装飾図柄の組み合わせが停止表示されている。また、装飾図柄表示装置208の表示画面の右上隅部には第2保留数表示が表示されている。また、装飾図柄表示装置208の下方右側には、ナビキャラクタYMが表示されている。なお、図382(1)に示されるタイミングでは、図柄が停止表示されているため、変動アイコンh0は表示されていない。
さらに、図382に示す制御状態(遊技状態)は、特図低確率普図低確率状態である。この非電サポ状態における装飾図柄表示装置208の下方左側では、特図1の保留アイコンが表示される。
図382(1)には、保留アイコン表示領域に1つの特図1の保留アイコンh11が表示されており、デフォルトの表示態様で表示されている。一方、特図2の保留アイコンは一つも表示されていない。
図382(2)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が、装飾図柄表示装置208の中央下部に形成された変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。変動アイコンh0の表示態様は、消化された保留アイコンh11の表示態様と同じであるが、異なってもよい。
図382(3)では、特図1始動口230に遊技球の入賞が行われて特図1の保留数が1つ増加した様子が示されている。具体的には、装飾図柄表示装置208では、保留アイコン表示領域に特図1の保留アイコンh11が表示され、第2保留数表示における特図1の保留数の表示が「1」となる。ここで、特図1の保留アイコンh11は、1つの爆弾からなる表示態様とされており、上方には「TIMER」の文字が付加されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「タイマ保留だ」の文字が表示されている。この演出例では、爆弾の表示態様の保留アイコンが表示されることにより、タイマ予告演出の予告表示が行われている様子が示されている。
図382(4)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄及び右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図382(5)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾2」が停止表示される。なお、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図382(6)に示す装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄に「装飾6」が停止表示されて揺れ変動による仮停止が行われ、その後、図382(7)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾6−装飾2」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
その後、図382(8)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。ここで、爆弾の表示態様であった第一の保留アイコンh11は、表示態様を変えないで変動アイコン表示領域に移動することで当該図柄変動に関するタイマ予告演出の予告表示態様である変動アイコンh0となる。
図382(9)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。具体的には、例えば、フレームインアニメにより、表示画面の右側から第1タイマ予告表示TM11がフレームインすることにより、タイマ予告演出が開始される。この第1タイマ予告表示TM11の表示態様は、デフォルトの表示態様である。第1タイマ予告表示TM11には、「07:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから7秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。また、爆弾の表示態様の変動アイコンh0では、「TIMER」の表示が消去されるとともに、導火線の先頭が着火する様子が示され、また、ナビキャラクタYMの近傍では、「7秒後に何かが・・・」の文字が表示され、7秒後にタイマ予告演出が行われた結果として実行される或る演出が行われる可能性があることが示唆されている。ここで、変動アイコンh0の表示態様が変化した後で第1タイマ予告表示TM11が表示開始されてもよいし、第1タイマ予告表示TM11が表示開始された後で変動アイコンh0の表示態様が変化してもよいし、変動アイコンh0の表示態様が変化するタイミングで第1タイマ予告表示TM11が表示開始されてもよい。
その後、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始され、図382(10)に示すタイミングでは、第1タイマ予告表示TM11には、「06:36」が表示されている。すなわち、カウントダウンが開始してから、0.64秒が経過した様子が示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「注目」の文字が表示され、第1タイマ予告表示TM11に対する注意喚起がなされている。また、変動アイコンh0の導火線の長さもタイマ表示のカウントダウンが開始してからの時間に応じて短くなっている。
図382(11)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、第1タイマ予告表示TM11では、カウントダウンが継続しており、図382(11)に示すタイミングでは、「03:29」が表示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍では「何だ」の文字とともにクエスチョンマークが表示され、第1タイマ予告表示TM11におけるカウントダウンが完了したときに何れの予告表示が行われるかについての期待感を煽っている。
図382(12)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾6」が停止表示される。なお、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、第1タイマ予告表示TM11では、カウントダウンが継続しており、図382(12)に示すタイミングでは、「01:66」が表示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍では、「疑似連」の文字とともにクエスチョンマークが付加されており、第1タイマ予告表示TM11におけるカウントダウンが完了したときに疑似連演出が行われる可能性があることを示唆している。
図382(13)に示す装飾図柄表示装置208では、第1タイマ予告表示TM11におけるカウントダウンが完了し、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が「00:00」となったタイミングで第3停止が行われ、中図柄に疑似連図柄としてのリプレイ図柄RPが停止表示される。また、爆弾の表示態様である変動アイコンh0が爆発し、エフェクトが表示されている。さらに、ナビキャラクタYMの近傍では、「疑似連だ」の文字が表示されており、疑似連が行われることが報知されている。本実施形態では、疑似連図柄が停止表示するタイミングで第1タイマ予告表示TM11におけるカウントダウンが完了しているが、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が「00:00」となってから中図柄が停止表示してもよいし、中図柄が停止表示してから第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が「00:00」となってもよい。
その後、図382(14)に示すように、疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始される。このとき、変動アイコンh0の表示態様が変化し、デフォルトの表示態様となっており、さらに、変動アイコンh0には、疑似連により2回目の装飾図柄の変動表示が開始された回数を示す「2」の文字が表示されている。このように、この演出例では、タイマ予告演出が行われた結果、或る演出としての疑似連演出が行われた場合に、変動アイコンh0で疑似連演出が行われたことを報知している様子が示されている。
図382(15)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図382(16)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾5」が停止表示され、リーチ状態が形成される。すると、図382(17)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に「リーチ」の表示が行われ、リーチ状態となったことが報知される。一方、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
その後、図382(18)に示す装飾図柄表示装置208では、強サボハニ群予告が行われる。このとき、リーチ図柄が左上隅に小さく表示され、変動アイコン表示領域と保留アイコン表示領域が消去される。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「群発生」の文字が表示されており、サボハニ群予告が行われていることが報知されている。
図382(18)に続く図383(19)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニ群予告が継続して行われているとともに、ナビキャラクタYMの近傍に「SP発展!」の表示が行われ、スーパーリーチに発展することが報知されている。
続いて、図383(20)に示すように、装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展し、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙する画面が表示される。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「剣豪リーチ」の文字が表示され、スーパーリーチの種類を報知している。
その後、図383(21)に示す装飾図柄表示装置208では、強カットイン画像CI1aが表示されるとともに、ナビキャラクタYMの近傍には、「強カットイン」の文字が表示され、強カットイン画像CI1aが表示されたことを報知している。
その後、図383(22)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪を倒し、勝利した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾5」が表示され、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。
その後、図383(23)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている様子が示されている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「やったぜ」の文字が表示されており、大当りとなることが報知されている。その後、図383(24)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の大当りの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
なお、この演出例では、爆弾1つの表示につき、タイマ予告演出を1回だけ実行するようにしたが、爆弾1つの表示であっても、複数回のタイマ予告演出が実行される場合があってもよい。また、爆弾の表示態様(例えば、色や形状等)を複数種類用意し、表示態様によって実行するタイマ予告演出の回数を異ならせてもよい。この場合、表示態様に対うする回数のタイマ予告演出が行われなくてもよく、例えば、最大3回実行するところ、1回だけ実行する場合があるような構成であってもよい。
図384は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるタイマ予告演出の別の例について段階的に示す図であり、図385は、図384に示す演出の一例の続きを段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。
図384(1)に示す装飾図柄表示装置208には、「装飾2−装飾5−装飾7」の装飾図柄の組み合わせが停止表示されている。また、装飾図柄表示装置208の表示画面の右上隅部には第2保留数表示が表示されている。また、装飾図柄表示装置208の下方右側には、ナビキャラクタYMが表示されている。なお、図384(1)に示されるタイミングでは、図柄が停止表示されているため、変動アイコンh0は表示されていない。
さらに、図384に示す制御状態(遊技状態)は、特図低確率普図低確率状態である。この非電サポ状態における装飾図柄表示装置208の下方左側では、特図1の保留アイコンが表示される。
図384(1)には、保留アイコン表示領域に2つの特図1の保留アイコンh11,h12が表示されており、デフォルトの表示態様で表示されている。一方、特図2の保留アイコンは一つも表示されていない。
図384(2)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11〜h12の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が、装飾図柄表示装置208の中央下部に形成された変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示され、第二の保留アイコンh12が第一の保留アイコンh11の表示位置に移動して、第一の保留アイコンh11として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。変動アイコンh0の表示態様は、消化された保留アイコンh11の表示態様と同じであるが、異なってもよい。
図384(3)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。具体的には、例えば、フレームインアニメにより、表示画面の右側から第1タイマ予告表示TM11がフレームインすることにより、タイマ予告演出が開始される。この第1タイマ予告表示TM11の表示態様は、デフォルトの表示態様である。第1タイマ予告表示TM11には、「05:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから5秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。また、図384(3)に示す装飾図柄表示装置208では、ミニゲームも開始されている。この演出例では、ミニゲームが開始されると、装飾図柄が左上隅部に小さく表示され、サイコロの「1」の出目を示す表示と「で保留変化」という表示が行われ、ミニゲームが開始された後で演出ボタン136を操作し、その結果、サイコロの「1」の出目が停止表示すると保留アイコンの表示態様が変化することが予告されている。また、ナビキャラクタYMの近傍では、「ミニゲーム開始」の文字が表示されており、ミニゲームの開始が報知されている。なお、タイマ予告演出が開始した後でミニゲームが開始してもよいし、ミニゲームが開始した後でタイマ予告演出が開始してもよいし、タイマ予告演出が開始するタイミングとミニゲームが開始するタイミングとが同じであってもよい。
その後、図384(4)に示す装飾図柄表示装置208では、サイコロの図柄の変動表示が開始され、ボタン受付時間メーターMTとともにデカボタン画像136aLが表示されて演出ボタン136の操作の受け付けが開始されたことを報知し、また、ナビキャラクタYMの近傍には「押せ」の文字が表示され、遊技者に演出ボタン136の操作を促進する。ここで、デカボタン画像136aLが表示された場合は、通常のサイズのボタン画像136aが表示された場合よりも大当りの信頼度が高く、すなわち、大当り図柄が確定表示されやすいようになっている。また、第1タイマ予告表示TM11では、タイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始されており、図384(4)に示すタイミングでは、第1タイマ予告表示TM11には、「04:37」が表示されている。すなわち、カウントダウンが開始してから、0.63秒が経過した様子が示されている。
そして、図384(5)に示されるタイミングで演出ボタン136が操作されると、図384(6)に示すように、装飾図柄表示装置208では、サイコロの図柄が停止表示する。図384(6)に示される例では、サイコロの図柄が「1」の出目を示す態様で停止表示するとともに「よし」の文字が表示され、ミニゲームにおけるミッション達成の出目となったことが報知されている。すなわち、このミニゲームの結果により、第1タイマ予告表示TM11にかかるタイマ予告演出の結果として実行される或る演出としての保留アイコンの表示態様の変化演出が行われることが確定する。なお、第1タイマ予告表示TM11では、依然としてカウントダウンが継続しており、図384(6)に示すタイミングでは、「02:00」が表示されている。
図384(7)に示す装飾図柄表示装置208では、第一の保留アイコンh11において保留変化アニメが開始され、第一の保留アイコンh11の表示態様が変化することが報知される。なお、第1タイマ予告表示TM11では、依然としてカウントダウンが継続しており、図384(7)に示すタイミングでは、「01:25」が表示されている。
すると、図384(8)に示すように、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が「00:00」になるタイミングで、第一の保留アイコンh11の表示態様がデフォルトの表示態様から爆弾の表示態様に変化し、その上方には「TIMER」の文字が付加され、また、ナビキャラクタYMの近傍では、「タイマ保留だ」の文字が表示され、第一の保留アイコンh11が爆弾の表示態様に変化したことが報知されている。すなわち、この演出例では、第1タイマ予告表示TM11にかかるタイマ予告演出が行われた結果、或る演出としてタイマ予告演出の実行を予告する爆弾の表示態様の保留アイコンに変化する保留アイコンの表示態様の変化演出が行われている様子が示されている。また、この演出例では、図382に示す演出例とは異なり、始動入賞時に爆弾の表示態様の保留アイコンを表示するのではなく、入賞した後の図柄変動表示の実行中において爆弾の表示態様の保留アイコンに表示態様を変化する例について示されている。爆弾の表示態様の第一の保留アイコンh11には、リプレイのアイコンが表示されており、この爆弾の表示態様の第一の保留アイコンh11に関連して実行されるタイマ予告演出が行われた結果、或る演出として疑似連演出が行われる可能性があることが示唆されている。すなわち、疑似連演出の予告(先読み予告)が行われているということができる。なお、この演出例では、タイマ表示が「00:00」となったタイミングで第一の保留アイコンh11の表示態様が爆弾の表示対応に変化したが、タイマ表示が「00:00」となった後で第一の保留アイコンh11の表示態様が爆弾の表示態様に変化してもよいし、第一の保留アイコンh11の表示態様が爆弾の表示態様に変化した後でタイマ表示が「00:00」となってもよい。
図384(9)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄及び右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図384(10)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾2」が停止表示される。なお、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
その後、第3停止が行われ、中図柄に「装飾5」が停止表示されて揺れ変動による仮停止が行われ、その後、図384(11)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾2」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
その後、図384(12)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。ここで、爆弾の表示態様であった第一の保留アイコンh11は、表示態様を変えないで変動アイコン表示領域に移動することで当該図柄変動に関するタイマ予告演出の予告表示態様である変動アイコンh0となる。その後、図384(13)〜同図(17)に示す演出が行われる。なお、図384(13)〜同図(17)に示す演出は、図382(9)〜同図(13)に示す演出と、変動アイコンh0にリプレイのアイコンが表示されている点を除いて同様であるので、説明を省略する。ここで、図384(13)〜同図(17)において実行されるタイマ予告演出は、第2タイマ予告表示TM12にかかるタイマ予告演出となっている。
図384(18)に示す装飾図柄表示装置208では、爆弾表示態様である変動アイコンh0が爆発した後、表示態様がリプレイの表示態様に変化している様子が示されている。このように、この演出例では、タイマ予告演出が行われた結果、或る演出としての疑似連演出が行われた場合に、変動アイコンh0の表示態様を特定の表示態様(リプレイの表示態様)とすることで疑似連演出が行われたことを報知している様子が示されている。
その後、図384(18)に続く図385(19)に示す装飾図柄表示装置208では、疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始される。
図385(20)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図385(21)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾5」が停止表示され、リーチ状態が形成される。すると、図385(22)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に「リーチ」の表示が行われ、リーチ状態となったことが報知される。一方、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
その後、図385(23)に示す装飾図柄表示装置208では、強サボハニ群予告が行われる。このとき、リーチ図柄が左上隅に小さく表示され、保留アイコン表示領域は消去されるが、変動アイコン表示領域は変動アイコンh0とともに表示されたままとなっている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「群発生」の文字が表示されており、サボハニ群予告が行われていることが報知されている。また、この演出例では、強サボハニ群予告を構成する1体のサボハニのキャラクタが変動アイコンh0に躓き、変動アイコンh0の表示態様の変化アニメが行われている。すなわち、この演出例では、サボハニ群予告が行われることにより、変動アイコンh0に影響が与えられる場合がある様子が示されている。
すると、図385(24)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニ群予告が継続して行われるとともに、変動アイコンh0の表示態様がリプレイの表示態様から、大きく表示された爆弾の表示態様に変化し、ナビキャラクタYMの近傍には、「新タイマ!」の文字が表示されている。すなわち、変動アイコンh0により、第3タイマ予告表示TM13にかかるタイマ予告演出が開始されることの予告表示が行われている。また、この変化後の変動アイコンh0の上部には、「アツアツ」の文字が表示されており、或る演出として大当りの信頼度の高い演出が実行される可能性があることが示唆されている。そして、この変動アイコンh0には、カットインのアイコンが表示されており、実行が予告されているタイマ予告演出が行われた結果、或る演出としてカットイン画像が表示される可能性があることが示唆されている。そして、この演出例では、「アツアツ」の文字が表示されていることから、強カットイン画像CI1aが表示される可能性が高いことが予告されているということができる。
続いて、図385(25)に示すように、装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展し、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙する画面が表示される。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「剣豪リーチ」の文字が表示され、スーパーリーチの種類を報知している。なお、このとき、変動アイコンh0は消去されている。
図385(26)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。具体的には、例えば、フレームインアニメにより、表示画面の右側から第3タイマ予告表示TM13がフレームインすることにより、タイマ予告演出が開始される。この第3タイマ予告表示TM13の表示態様は、デフォルトの表示態様である。第3タイマ予告表示TM13には、「03:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから3秒が経過すると或る演出としてカットイン画像が表示されることを示唆している。
その後、第3タイマ予告表示TM13におけるタイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始され、図385(27)に示すタイミングでは、第3タイマ予告表示TM13には、「01:25」が表示されている。すなわち、カウントダウンが開始してから、1.75秒が経過した様子が示されている。
その後、第3タイマ予告表示TM13におけるタイマ表示が「0:00」となると、図385(28)に示す装飾図柄表示装置208では、強カットイン画像CI1aが表示される。すなわち、この演出例では、強カットイン画像CI1aの表示が或る予告演出の一例ということができる。
その後、図385(29)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪を倒し、勝利した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾5」が表示され、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。
その後、図385(30)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている様子が示されている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「やったぜ」の文字が表示されており、大当りとなることが報知されている。また、この演出例では、変動アイコンh0が再表示されたときに、爆弾の表示態様から強カットイン画像の表示態様に変更されており、第3タイマ予告表示TM13にかかるタイマ予告演出が行われた結果、或る演出として強カットイン画像CI1aが表示されたことが報知されている。その後、図385(31)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の大当りの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
図386は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるタイマ予告演出の別の例について段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図386(1)〜同図(12)は、図382(1)〜同図(12)と同様であるため、説明を省略する。
図386(13)に示す装飾図柄表示装置208では、第1タイマ予告表示TM11におけるカウントダウンが完了し、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が「00:00」となったタイミングで第3停止が行われ、中図柄にリプレイ図柄RPではなく、「装飾6」が停止表示され、また、ナビキャラクタYMの近傍では、「不発」の文字が表示されており、第1タイマ予告表示TM11にかかるタイマ予告演出は偽のタイマ予告演出であった様子が示されている。なお、中図柄が停止表示された後でタイマ表示が「00:00」となってもよいし、タイマ表示が「00:00」となった後で中図柄が停止表示されてもよいし、タイマ表示が「00:00」となるタイミングで中図柄が停止表示されてもよい。
そして、図386(14)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾6−装飾6」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている。このとき、第1タイマ予告表示TM11は消去されている。また、変動アイコンh0は、爆弾の表示態様からデフォルトの表示態様に変化している。
その後、図386(15)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾6−装飾6」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
この演出例では、保留アイコンが爆弾の表示態様で表示されたが、偽のタイマ予告演出が行われた例について示されているが、偽のタイマ予告演出が行われないようにしてもよく、すなわち、保留アイコンが爆弾の表示態様で表示された場合には、必ずタイマ予告演出が行われるようにしてもよい。
図387は、本実施形態にかかるパチンコ機において実行されるタイマ予告演出の別の例について段階的に示す図であり、図388は、図387に示す演出の一例の続きを段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図387(1)〜同図(2)は、図382(1)〜同図(2)と同様であるため、説明を省略する。
図387(3)では、特図1始動口230に遊技球の入賞が行われて特図1の保留数が1つ増加した様子が示されている。具体的には、装飾図柄表示装置208では、保留アイコン表示領域に特図1の保留アイコンh11が表示され、第2保留数表示における特図1の保留数の表示が「1」となる。ここで、特図1の保留アイコンh11は、3つの爆弾が一塊となって表された表示態様とされており、上方には「TIMER×3」の文字が付加されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「タイマ保留だ」の文字が表示されている。この演出例では、3つの爆弾が一塊となった表示態様の保留アイコンが表示されることにより、3回のタイマ予告演出が実行されることの予告表示が行われている様子が示されている。なお、爆弾の表示態様は、1つや3つに限らず、2つの爆弾が一塊となった表示態様で表示される場合があってもよいし、4つ以上の爆弾が一塊となった表示態様で表示される場合があってもよい。
図387(4)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄及び右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図387(5)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾2」が停止表示される。なお、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図387(6)に示す装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄に「装飾6」が停止表示されて揺れ変動による仮停止が行われ、その後、図387(7)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾6−装飾2」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
その後、図387(8)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。ここで、3つの爆弾が一塊となった表示態様の第一の保留アイコンh11は、表示態様を変えないで変動アイコン表示領域に移動することで当該図柄変動に関する3回のタイマ予告演出が実行されることの予告表示態様である変動アイコンh0となる。
図387(9)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。具体的には、例えば、フレームインアニメにより、表示画面の右側から第1タイマ予告表示TM11がフレームインすることにより、タイマ予告演出が開始される。この第1タイマ予告表示TM11の表示態様は、デフォルトの表示態様である。第1タイマ予告表示TM11には、「07:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから7秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。また、この演出例では、第1タイマ予告表示TM11にリプレイのアイコンRPLが付加されており、或る演出として疑似連が開始される可能性が高いことを示唆している。また、3つの爆弾が一塊となった表示態様の変動アイコンh0では、「TIMER×3」の表示が消去されるとともに、3つの爆弾のうちの右側に配置された爆弾の導火線の先端が着火する様子が示され、また、ナビキャラクタYMの近傍では、「7秒後に何かが・・・」の文字が表示され、7秒後にタイマ予告演出が行われた結果として或る演出が行われる可能性があることが示唆されている。また、この演出例では、では、装飾図柄が中央上部に小さく表示されている様子が示されている。ここで、変動アイコンh0の表示態様が変化した後で第1タイマ予告表示TM11が表示開始されてもよいし、第1タイマ予告表示TM11が表示開始された後で変動アイコンh0の表示態様が変化してもよいし、変動アイコンh0の表示態様が変化するタイミングで第1タイマ予告表示TM11が表示開始されてもよい。また、装飾図柄の表示位置が変更された後で第1タイマ予告表示TM11が表示開始されてもよいし、第1タイマ予告表示TM11が表示開始された後で装飾図柄の表示位置が変更されてもよいし、装飾図柄の表示位置が変更されるタイミングで第1タイマ予告表示TM11が表示開始されてもよい。
その後、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始され、図387(10)に示すタイミングでは、第1タイマ予告表示TM11には、「06:36」が表示されている。すなわち、カウントダウンが開始してから、0.64秒が経過した様子が示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「注目」の文字が表示され、第1タイマ予告表示TM11に対する注意喚起がなされている。また、変動アイコンh0における右側に配置された爆弾の導火線の長さもタイマ表示のカウントダウンが開始してからの時間に応じて短くなっている。
図387(11)に示す装飾図柄表示装置208では、2つ目のタイマ予告演出が開始している様子が示されている。具体的には、例えば、フレームインアニメにより、表示画面の左側から第2タイマ予告表示TM12がフレームインすることにより、2つ目のタイマ予告演出が開始される。この第2タイマ予告表示TM12の表示態様は、デフォルトの表示態様である。第2タイマ予告表示TM12には、「20:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから20秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。また、この演出例では、第2タイマ予告表示TM12にサボハニのアイコンSBHが付加されており、或る演出としてサボハニ群予告が開始される可能性が高いことを示唆している。また、3つの爆弾が一塊となった表示態様の変動アイコンh0では、3つの爆弾のうちの左側に配置された爆弾の導火線の先端が着火する様子が示されている。この左側に配置された爆弾の導火線の長さもタイマ表示のカウントダウンが開始してからの時間に応じて短くなっていく。また、第1タイマ予告表示TM11では、カウントダウンが継続しており、図387(11)に示すタイミングでは、「05:75」が表示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「注目」の文字が引き続き表示されており、タイマ予告演出に対する注意喚起がなされている。
その後、第2タイマ予告表示TM12におけるタイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始され、図387(12)に示すタイミングでは、第2タイマ予告表示TM12には、「19:20」が表示されている。すなわち、第2タイマ予告表示TM12におけるタイマ表示のカウントダウンが開始してから、0.8秒が経過した様子が示されている。一方、第1タイマ予告表示TM11においても、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、第1タイマ予告表示TM11には、「04:95」が表示されている。また、図387(12)に示す装飾図柄表示装置208では、ミニゲームが開始されている様子が示されている。この演出例では、ミニゲームが開始されると、表示画面の左側に宝箱画像BOXが表示されるとともに、宝箱画像BOXの右側に、サボハニのキャラクタとともに「が出たら群予告確定」の文字が表示されており、宝箱からサボハニのキャラクタSBHNが出現するとサボハニ群予告が行われることが報知されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「ミニゲームも注目」の文字が表示され、タイマ予告演出と併せてミニゲームに対する注意喚起がなされている。
図387(13)に示す装飾図柄表示装置208では、ミニゲームの結果が表示されている様子が示されている。具体的には、装飾図柄表示装置208の表示画面の左側に表示されていた宝箱画像BOXが開放し、中からサボハニのキャラクタSBHNが出現するとともに、その近傍に「成功!」の文字が表示され、また、ナビキャラクタYMの近傍では、「やったぜ」の文字が表示され、ミニゲームに成功した様子が示されている。なお、2つのタイマ予告表示TM11,TM12では、それぞれカウントダウンが継続しており、図387(13)に示すタイミングでは、第1タイマ予告表示TM11では、「03:51」が表示され、第2タイマ予告表示TM12では、「17:76」が表示されている。
すると、図387(14)に示すように、装飾図柄表示装置208では、第2タイマ予告表示TM12の表示態様がデフォルトの表示態様から高信頼度表示態様に変化し、第2タイマ予告表示TM12に付加されていたサボハニのアイコンSBHは、4つに増加する態様で表示され、サボハニ群予告が実行されることが報知される。なお、高信頼度表示態様に変化した場合には、強サボハニ群予告が必ず実行されるようにしてもよいし、弱サボハニ群予告が実行される場合があってもよいが、この演出例では、強サボハニ群予告が必ず実行される。一方、ナビキャラクタYMの近傍では、「疑似連」とともにクエスチョンマークが付加されており、第1タイマ予告表示TM11にかかるタイマ予告演出が行われた結果、或る演出として疑似連演出が行われる可能性があることが示唆されている。なお、2つのタイマ予告表示TM11,TM12では、それぞれカウントダウンが継続しており、図387(14)に示すタイミングでは、第1タイマ予告表示TM11では、「01:37」が表示され、第2タイマ予告表示TM12では、「15:62」が表示されている。
その後、図387(15)に示すタイミングで第1タイマ予告表示TM11におけるカウントダウンが完了し、「00:00」が表示されると、3つの爆弾が一塊となった表示態様の変動アイコンh0における右側の爆弾が爆発し、エフェクトが表示される。そして、左図柄、中図柄及び右図柄が同時に停止し、「装飾5−リプレイ図柄RP−装飾6」の装飾図柄の組み合わせが表示される。また、ナビキャラクタYMの近傍では、「疑似連!」の文字が表示され、疑似連演出が行われることが報知されている。なお、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が「00:00」となった後で装飾図柄が停止表示されてもよいし、装飾図柄が停止表示された後で第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が「00:00」となってもよいし、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が「00:00」となったタイミングで装飾図柄が停止表示されてもよい。一方、第2タイマ予告表示TM12では、カウントダウンが継続しており、図387(15)に示すタイミングでは、「14:25」が表示されている。
その後、図387(16)に示すように、疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始される。また、ナビキャラクタYMの近傍には、疑似連により2回目の装飾図柄の変動表示が開始された回数を示す「×2」の表示が行われている。また、装飾図柄表示装置208の表示画面の右上隅部には、第1タイマ予告表示TM11が消去されてリプレイのアイコンRPLが表示され、疑似連演出が行われたことが報知されている。なお、疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始された後でリプレイのアイコンRPLが表示開始されてもよいし、リプレイのアイコンRPLが表示開始された後で疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始されてもよいし、疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始されたタイミングでリプレイのアイコンRPLが表示開始されてもよい。また、このとき、変動アイコンh0の表示態様が右側に配置された爆弾が消去された態様に変化している。このように、この演出例では、タイマ予告演出が1回行われる毎に、爆弾が1つずつ減少する態様で表示されている。なお、第2タイマ予告表示TM12では、カウントダウンが継続しており、図387(16)に示すタイミングでは「14:00」が表示されている。
図387(17)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、第2タイマ予告表示TM12では、カウントダウンが継続しており、図387(17)に示すタイミングでは「05:22」が表示されている。
図387(18)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾5」が停止表示され、リーチ状態が形成される。すると、図387(18)に続く図388(19)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に「リーチ」の表示が行われ、リーチ状態となったことが報知される。一方、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。なお、第2タイマ予告表示TM12では、カウントダウンが継続しており、図388(19)に示すタイミングでは「02:12」が表示されている。
その後、図388(20)に示すように、第2タイマ予告表示TM12におけるカウントダウンが完了し、タイマ表示が「00:00」となると、2つの爆弾が一塊となった表示態様の変動アイコンh0における左側の爆弾が爆発し、エフェクトが表示され、また、装飾図柄表示装置208では、強サボハニ群予告が行われる。このとき、リーチ図柄が左上隅に小さく表示される。また、この演出例では、保留アイコン表示領域が消去されるが、変動アイコン表示領域は表示された状態が維持されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「群発生」の文字が表示されており、サボハニ群予告が行われていることが報知されている。すなわち、この演出例では、第2タイマ予告表示TM12によるタイマ予告演出の結果として強サボハニ群予告が行われる様子が示されている。なお、第2タイマ予告表示TM12におけるタイマ表示が「00:00」となった後でサボハニ群予告が開始されてもよいし、サボハニ群予告が開始された後で第2タイマ予告表示TM12におけるタイマ表示が「00:00」となってもよいし、第2タイマ予告表示TM12におけるタイマ表示が「00:00」となるタイミングでサボハニ群予告が開始されてもよい。
図388(21)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニ群予告が継続して行われている様子が示されている。このとき、リプレイのアイコンRPLのアイコンの下方に、サボハニのアイコンSBHが表示され、サボハニ群予告が行われたことが報知されている。また、このとき、第2タイマ予告表示TM12は消去されている。さらに、この演出例では、その後、演出表示がスーパーリーチの表示に切り換えられるため、変動アイコン表示領域に表示されていた変動アイコンh0が消去される。なお、第2タイマ予告表示TM12が消去された後で変動アイコンh0が消去されてもよいし、変動アイコンh0が消去された後で第2タイマ予告表示TM12が消去されてもよいし、第2タイマ予告表示TM12が消去されるタイミングと変動アイコンh0が消去されるタイミングが同じであってもよい。
続いて、図388(22)に示すように、装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展し、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙する画面が表示される。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「剣豪リーチ」の文字が表示され、スーパーリーチの種類を報知している。このとき、変動アイコン表示領域は消去されている。また、この演出例では、3つのうちの残り1つとなった爆弾の表示態様の変動アイコンh0に対応して、装飾図柄表示装置208の表示画面の左下隅部に爆弾のアイコンとともに「待機中」の文字が表示され、3つ目のタイマ予告演出が開始される予定であることが報知されている。このように、この演出例では、装飾図柄の変動表示中にタイマ予告演出が待機している旨の表示が行われている様子が示されている。
図388(23)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。具体的には、例えば、フレームインアニメにより、表示画面の右側から第3タイマ予告表示TM13がフレームインすることにより、タイマ予告演出が開始される。この第3タイマ予告表示TM13の表示態様は、デフォルトの表示態様である。第3タイマ予告表示TM13には、「03:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから3秒が経過すると或る演出としてカットイン画像が表示されることを示唆している。また、このとき、表示画面の左下隅部に表示されていた爆弾のアイコンは消去されている。なお、リプレイのアイコンRPLは、第3タイマ予告表示TM13の前面側にオーバーラップされており、オーバーラップされていない状態よりも視認困難とされている。
その後、第3タイマ予告表示TM13におけるタイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始され、図388(24)に示すタイミングでは、第3タイマ予告表示TM13には、「01:25」が表示されている。すなわち、カウントダウンが開始してから、1.75秒が経過した様子が示されている。
その後、第3タイマ予告表示TM13におけるタイマ表示が「00:00」となると、図388(25)に示す装飾図柄表示装置208では、強カットイン画像CI1aが表示される。すなわち、この演出例では、強カットイン画像CI1aの表示が或る演出の一例ということができる。
その後、図388(26)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪を倒し、勝利した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾5」が表示され、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。
その後、図388(27)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている様子が示されている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「やったぜ」の文字が表示されており、大当りとなることが報知されている。また、この演出例では、変動アイコンh0が再表示されたときに、爆弾の表示態様から強カットイン画像の表示態様に変更されており、第3タイマ予告表示TM13にかかるタイマ予告演出が行われた結果、或る演出として強カットイン画像CI1aが表示されたことが報知されている。その後、図388(28)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の大当りの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
この演出例では、保留アイコンにおいて表示されている爆弾の個数に対応する回数のタイマ予告演出を実行するようにしたが、保留アイコンにおいて表示されている爆弾の個数に対応する回数と同じ回数ではなく、表示された爆弾の個数がタイマ予告演出が実行される最低保証回数であってもよいし、最大実行可能回数であってもよい。
また、ミッションとして、保留アイコンにおいて表示されている爆弾の個数に対応する回数のタイマ予告演出が実行された場合(すなわち、ミッションが達成された場合)には、大当り図柄が必ず確定表示されるように構成されてもよい。
図389は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるタイマ予告演出の別の例について段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図389(1)〜同図(10)は、図382(1)〜同図(10)と同様であるため、説明を省略する。
第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が「06:36」となったタイミングで、図389(11)に示す装飾図柄表示装置208では、2つ目のタイマ予告演出が開始している様子が示されている。具体的には、例えば、フレームインアニメにより、表示画面の左側から第2タイマ予告表示TM12がフレームインすることにより、2つ目のタイマ予告演出が開始される。この第2タイマ予告表示TM12の表示態様は、デフォルトの表示態様である。第2タイマ予告表示TM12には、「02:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから2秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。
その後、第2タイマ予告表示TM12におけるタイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始され、図389(12)に示すタイミングでは、第2タイマ予告表示TM12には、「01:00」が表示されている。すなわち、第2タイマ予告表示TM12におけるタイマ表示のカウントダウンが開始してから、1秒が経過した様子が示されている。一方、第1タイマ予告表示TM11においても、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、第1タイマ予告表示TM11には、「05:36」が表示されている。また、図389(12)に示すタイミングでは、爆弾の表示態様の変動アイコンh0が、いずれのタイマ予告表示におけるタイマ表示も「00:00」となっていないにもかかわらず、爆発する演出が開始されている。
すると、図389(13)に示すように、第2タイマ予告表示TM12におけるタイマ表示が「00:00」になるタイミングで、変動アイコンh0の表示態様が爆弾の表示態様からパンダの表示態様に変化し、先読みの表示態様となる。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「アイコン変化」の文字が表示され、変動アイコンh0の表示態様が変化したことが報知されている。その後、図389(14)に示すように、第2タイマ予告表示TM12が消去される。また、ナビキャラクタYMの近傍に表示されていた「保留変化」の文字も消去されている。なお、第1タイマ予告表示TM11では、カウントダウンが継続しており、図389(14)に示すタイミングでは「04:11」が表示されている。
図389(15)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、第1タイマ予告表示TM11では、カウントダウンが継続しており、図389(15)に示すタイミングでは、「03:29」が表示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍では「何だ」の文字とともにクエスチョンマークが表示され、第1タイマ予告表示TM11におけるカウントダウンが完了したときに何れの予告表示が行われるかについての期待感を煽っている。
図389(16)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾6」が停止表示される。なお、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、第1タイマ予告表示TM11では、カウントダウンが継続しており、図389(16)に示すタイミングでは、「01:66」が表示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍では、「疑似連」の文字とともにクエスチョンマークが付加されており、第1タイマ予告表示TM11におけるカウントダウンが完了したときに疑似連演出が行われる可能性があることを示唆している。
図389(17)に示す装飾図柄表示装置208では、第1タイマ予告表示TM11におけるカウントダウンが完了し、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が「00:00」となったタイミングで第3停止が行われ、中図柄に疑似連図柄としてのリプレイ図柄RPが停止表示される。また、ナビキャラクタYMの近傍では、「疑似連!」の文字が表示されており、疑似連が行われることが報知されている。本実施形態では、疑似連図柄が停止表示するタイミングで第1タイマ予告表示TM11におけるカウントダウンが完了しているが、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が「00:00」となってから中図柄が停止表示してもよいし、中図柄が停止表示してから第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が「00:00」となってもよい。
このように、この演出例では、1回のタイマ予告演出を示唆する爆弾の表示態様の保留アイコンで複数回のタイマ予告演出が行われている様子が示されている。
図390は、本実施形態にかかるパチンコ機において実行されるタイマ予告演出の別の例について段階的に示す図であり、図391は、図390に示す演出の一例の続きを段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図390(1)〜同図(2)は、図382(1)〜同図(2)と同様であるため、説明を省略する。
図390(3)では、特図1始動口230に遊技球の入賞が行われて特図1の保留数が1つ増加した様子が示されている。具体的には、装飾図柄表示装置208では、保留アイコン表示領域に特図1の保留アイコン(第一の保留アイコン)h11が表示され、第2保留数表示における特図1の保留数の表示が「1」となる。ここで、第一の保留アイコンh11は、爆弾の表示態様とされているが、図382(3)に示すものよりもサイズが大きい大爆弾の表示態様とされている。また、この大爆弾の表示態様の第一の保留アイコンh11には、リプレイのアイコンと、サボハニのアイコンと、番長のアイコンが表示されており、この大爆弾の表示態様の第一の保留アイコンh11に関連して実行されるタイマ予告演出が行われた結果、或る演出として、疑似連演出、サボハニ群予告及びカットイン画像の表示が行われる可能性があることが示唆されている。すなわち、疑似連演出、サボハニ群予告及びカットイン画像の予告(先読み予告)が行われているということができる。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「大タイマ保留だ」の文字が表示されている。この演出例では、1つの爆弾の表示態様の保留アイコンに、或る演出として実行される演出を示すアイコンが3つ表示されることにより、3回のタイマ予告演出が実行されることの予告表示が行われている様子が示されている。なお、大爆弾の表示態様の保留アイコン(変動アイコン)に示されるアイコンの数は、1つや3つに限らず、2つアイコンが表示される態様である場合があってもよいし、4つ以上のアイコンが表示される態様である場合があってもよい。
図390(4)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄及び右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、ナビキャラクタYMの近傍では、「鬼熱」の文字が表示されており、大爆弾の表示態様である第一の保留アイコンh11にかかる図柄変動表示に対する大当りの信頼度がきわめて高いことを示唆している。
図390(5)では、特図1始動口230に遊技球の入賞が行われて特図1の保留数が1つ増加した様子が示されている。具体的には、装飾図柄表示装置208では、保留アイコン表示領域に特図1の保留アイコン(第二の保留アイコン)h12が表示され、第2保留数表示における特図1の保留数の表示が「2」となる。ここで、第二の保留アイコンh12は、一部が大爆弾の表示態様である第一の保留アイコンh11にオーバーラップされており、オーバーラップされていない状態である場合よりも視認困難とされている。また、ナビキャラクタYMの近傍では、「鬼熱待機中」の文字が表示されており、大当りの信頼度のきわめて高いことが示唆されている第一の保留アイコンh11にかかる図柄変動表示の開始が待機されていることを報知している。
その後、図390(6)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾2」が停止表示される。なお、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図390(7)に示す装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄に「装飾6」が停止表示されて揺れ変動による仮停止が行われ、その後、図390(8)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾6−装飾2」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
その後、図390(9)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11,h12の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示され、第二の保留アイコンh12の表示位置にあった保留アイコンが第一の保留アイコンh11の表示位置に移動して第一の保留アイコンh11として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。ここで、大爆弾の表示態様の第一の保留アイコンh11は、表示態様を変えないで変動アイコン表示領域に移動することで当該図柄変動に関する3回のタイマ予告演出が実行されることの予告表示態様である大爆弾の表示態様の変動アイコンh0となる。また、大爆弾の表示態様の第一の保留アイコンh11にかかる図柄変動表示が開始されたことに応じて、ナビキャラクタYMの近傍では、「鬼熱変動中」の文字が表示され、大当り予告がなされている。
図390(10)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。具体的には、例えば、フレームインアニメにより、表示画面の右側から第1タイマ予告表示TM11がフレームインすることにより、タイマ予告演出が開始される。この第1タイマ予告表示TM11の表示態様は、デフォルトの表示態様である。第1タイマ予告表示TM11には、「07:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから7秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。また、この演出例では、第1タイマ予告表示TM11にリプレイのアイコンRPLが付加されており、或る演出として疑似連演出が開始される可能性が高いことを示唆している。また、大爆弾の表示態様の変動アイコンh0では、導火線の先端が着火する様子が示され、また、ナビキャラクタYMの近傍では、「7秒後に何かが・・・」の文字が表示され、7秒後にタイマ予告演出が行われた結果として或る演出が行われる可能性があることが示唆されている。また、この演出例では、では、装飾図柄が中央上部に小さく表示されている様子が示されている。ここで、装飾図柄の表示位置が変更された後で第1タイマ予告表示TM11が表示開始されてもよいし、第1タイマ予告表示TM11が表示開始された後で装飾図柄の表示位置が変更されてもよいし、装飾図柄の表示位置が変更されるタイミングで第1タイマ予告表示TM11が表示開始されてもよい。
その後、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始され、図390(11)に示すタイミングでは、第1タイマ予告表示TM11には、「06:36」が表示されている。すなわち、カウントダウンが開始してから、0.64秒が経過した様子が示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「注目」の文字が表示され、第1タイマ予告表示TM11に対する注意喚起がなされている。また、大爆弾の表示態様の変動アイコンh0における導火線の長さは、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示のカウントダウンが開始してからの時間に応じて短くなっている。このとき、例えば、変動アイコンh0に表示されているリプレイのアイコンを点滅表示等により表示態様を変化させてリプレイのアイコンに対応するタイマ予告演出が開始していることを報知するようにしてもよい。
図390(12)に示す装飾図柄表示装置208では、2つ目のタイマ予告演出が開始している様子が示されている。具体的には、例えば、フレームインアニメにより、表示画面の左側から第2タイマ予告表示TM12がフレームインすることにより、2つ目のタイマ予告演出が開始される。この第2タイマ予告表示TM12の表示態様は、デフォルトの表示態様である。第2タイマ予告表示TM12には、「20:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから20秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。また、この演出例では、第2タイマ予告表示TM12にサボハニのアイコンSBHが付加されており、或る演出としてサボハニ群予告が開始される可能性が高いことを示唆している。また、第1タイマ予告表示TM11では、カウントダウンが継続しており、図390(12)に示すタイミングでは、「05:75」が表示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「注目」の文字が引き続き表示されており、タイマ予告演出に対する注意喚起がなされている。このとき、例えば、変動アイコンh0に表示されているサボハニのアイコンを点滅表示等により表示態様を変化させてサボハニのアイコンに対応するタイマ予告演出が開始していることを報知するようにしてもよい。
その後、第2タイマ予告表示TM12におけるタイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始され、図390(13)に示すタイミングでは、第2タイマ予告表示TM12には、「19:20」が表示されている。すなわち、第2タイマ予告表示TM12におけるタイマ表示のカウントダウンが開始してから、0.8秒が経過した様子が示されている。一方、第1タイマ予告表示TM11においても、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、第1タイマ予告表示TM11には、「04:95」が表示されている。また、図390(13)に示す装飾図柄表示装置208では、ミニゲームが開始されている様子が示されている。この演出例では、ミニゲームが開始されると、表示画面の左側に宝箱画像BOXが表示されるとともに、宝箱画像BOXの右側に、サボハニのキャラクタとともに「が出たら群予告確定」の文字が表示されており、宝箱からサボハニのキャラクタが出現するとサボハニ群予告が行われることが報知されている。ここで、大爆弾の表示態様の変動アイコンh0は、一部が「が出たら群予告確定」の文字表示にオーバーラップされているが、当該文字表示が変動アイコンh0にオーバーラップされてもよい。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「ミニゲームも注目」の文字が表示され、タイマ予告演出と併せてミニゲームに対する注意喚起がなされている。
図390(14)に示す装飾図柄表示装置208では、ミニゲームの結果が表示されている様子が示されている。具体的には、装飾図柄表示装置208の表示画面の左側に表示されていた宝箱画像BOXが開放し、中からサボハニのキャラクタが出現するとともに、その近傍に「成功!」の文字が表示され、また、ナビキャラクタYMの近傍では、「やったぜ」の文字が表示され、ミニゲームに成功した様子が示されている。なお、2つのタイマ予告表示TM11,TM12では、それぞれカウントダウンが継続しており、図390(14)に示すタイミングでは、第1タイマ予告表示TM11では、「03:51」が表示され、第2タイマ予告表示TM12では、「17:76」が表示されている。
すると、図390(15)に示すように、装飾図柄表示装置208では、第2タイマ予告表示TM12の表示態様がデフォルトの表示態様から高信頼度表示態様に変化し、第2タイマ予告表示TM12に付加されていたサボハニのアイコンSBHは、4つに増加する態様で表示され、サボハニ群予告が実行されることが報知される。なお、高信頼度表示態様に変化した場合には、強サボハニ群予告が必ず実行されるようにしてもよいし、弱サボハニ群予告が実行される場合があってもよいが、この演出例では、強サボハニ群予告が必ず実行される。また、大爆弾の表示態様の変動アイコンh0では、ミニゲームに成功してサボハニ群予告の実行が確定したため、サボハニのアイコンにオーバーラップするようにして「済」のマークが表示されている。なお、サボハニ群予告が実行された後で「済」マークが表示されるようにしてもよい。一方、ナビキャラクタYMの近傍では、「疑似連」とともにクエスチョンマークが付加されており、第1タイマ予告表示TM11にかかるタイマ予告演出が行われた結果、或る演出として疑似連演出が行われる可能性があることが示唆されている。なお、2つのタイマ予告表示TM11,TM12では、それぞれカウントダウンが継続しており、図390(15)に示すタイミングでは、第1タイマ予告表示TM11では、「01:37」が表示され、第2タイマ予告表示TM12では、「15:62」が表示されている。
その後、図390(16)に示すタイミングで第1タイマ予告表示TM11におけるカウントダウンが完了し、「00:00」が表示されると、左図柄、中図柄及び右図柄が同時に停止し、「装飾5−リプレイ図柄RP−装飾6」の装飾図柄の組み合わせが表示される。なお、大爆弾の表示態様の変動アイコンh0は、一部がリプレイ図柄RPにオーバーラップされているが、リプレイ図柄RPが変動アイコンh0にオーバーラップされてもよい。また、ナビキャラクタYMの近傍では、「疑似連!」の文字が表示され、疑似連演出が行われることが報知されている。なお、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が「00:00」となった後で装飾図柄が停止表示されてもよいし、装飾図柄が停止表示された後で第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が「00:00」となってもよいし、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が「00:00」となったタイミングで装飾図柄が停止表示されてもよい。一方、第2タイマ予告表示TM12では、カウントダウンが継続しており、図390(16)に示すタイミングでは、「14:25」が表示されている。
その後、図390(17)に示すように、疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始される。また、ナビキャラクタYMの近傍には、疑似連により2回目の装飾図柄の変動表示が開始された回数を示す「×2」の表示が行われている。また、装飾図柄表示装置208の表示画面の右上隅部には、第1タイマ予告表示TM11が消去されてリプレイのアイコンRPLが表示され、疑似連演出が行われたことが報知されている。さらに、この演出例では、タイマ予告演出が行われた結果として疑似連演出が実行されたため、大爆弾の表示態様の変動アイコンh0に表示されたリプレイのアイコンにオーバーラップするようにして「済」のマークが表示されている。なお、第2タイマ予告表示TM12では、カウントダウンが継続しており、図390(17)に示すタイミングでは「14:00」が表示されている。
図390(18)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、第2タイマ予告表示TM12では、カウントダウンが継続しており、図390(18)に示すタイミングでは「05:22」が表示されている。
図390(18)に続く図391(19)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾5」が停止表示され、リーチ状態が形成される。すると、図391(20)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に「リーチ」の表示が行われ、リーチ状態となったことが報知される。一方、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。なお、第2タイマ予告表示TM12では、カウントダウンが継続しており、図391(20)に示すタイミングでは「02:12」が表示されている。
その後、図391(21)に示すように、第2タイマ予告表示TM12におけるカウントダウンが完了し、タイマ表示が「00:00」となると、装飾図柄表示装置208では、強サボハニ群予告が行われる。このとき、リーチ図柄が左上隅に小さく表示される。また、この演出例では、保留アイコン表示領域が消去されるが、変動アイコン表示領域は表示された状態が維持されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「群発生」の文字が表示されており、サボハニ群予告が行われていることが報知されている。すなわち、この演出例では、第2タイマ予告表示TM12によるタイマ予告演出の結果として強サボハニ群予告が行われる様子が示されている。
図391(22)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニ群予告が継続して行われている様子が示されている。このとき、リプレイのアイコンRPLのアイコンの下方に、サボハニのアイコンSBHが表示され、サボハニ群予告が行われたことが報知されている。また、このとき、第2タイマ予告表示TM12は消去されている。さらに、この演出例では、その後、演出表示がスーパーリーチの表示に切り換えられるが、変動アイコンh0が大爆弾の表示態様である場合には変動アイコンh0は消去されず、スーパーリーチに移行しても表示された状態が維持されるが、変動アイコンが消去されてもよい。
続いて、図391(23)に示すように、装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展し、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙する画面が表示される。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「剣豪リーチ」の文字が表示され、スーパーリーチの種類を報知している。
図391(24)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。具体的には、例えば、フレームインアニメにより、表示画面の右側から第3タイマ予告表示TM13がフレームインすることにより、タイマ予告演出が開始される。この第3タイマ予告表示TM13の表示態様は、デフォルトの表示態様である。第3タイマ予告表示TM13には、「03:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから3秒が経過すると或る演出としてカットイン画像が表示されることを示唆している。なお、リプレイのアイコンRPLは、第3タイマ予告表示TM13の前面側にオーバーラップされており、オーバーラップされていない状態よりも視認困難とされている。
その後、第3タイマ予告表示TM13におけるタイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始され、図391(25)に示すタイミングでは、第3タイマ予告表示TM13には、「01:25」が表示されている。すなわち、カウントダウンが開始してから、1.75秒が経過した様子が示されている。
その後、第3タイマ予告表示TM13におけるタイマ表示が「00:00」となると、図391(26)に示す装飾図柄表示装置208では、強カットイン画像CI1aが表示され、その後、図391(27)に示すように、第3タイマ予告表示TM13は消去される。また、この演出例では、タイマ予告演出が行われた結果として強カットイン画像CI1aの表示が行われたため、大爆弾の表示態様の変動アイコンh0に表示された番長のアイコンにオーバーラップするようにして「済」のマークが表示されている。このように、この演出例では、強カットイン画像CI1aの表示が或る演出の一例ということができる。
その後、図391(28)に示す装飾図柄表示装置208では、大爆弾の表示態様の変動アイコンh0に示される全てのアイコンについてそれぞれ対応する演出が行われたため、変動アイコンh0が爆発する演出が開始されている。すると、図391(29)に示すように、変動アイコンh0の表示態様が大爆弾の表示態様からパンダの表示態様に変化し、変動アイコンh0による予告表示が行われる。ここで、変動アイコンh0がパンダの表示態様以外の表示態様に変化する場合があってもよく、例えば、番長の表示態様に変化した場合には、パンダの表示態様に変化した場合よりも大当り図柄が確定表示されやすくしてもよい。また、デフォルトの表示態様に変化する場合があってもよい。
その後、図391(30)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪を倒し、勝利した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾5」が表示され、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。なお、このとき、変動アイコンh0は変動アイコン表示領域とともに消去されているが、消去されないようにしてもよい。
その後、図391(31)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている様子が示されている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「やったぜ」の文字が表示されており、大当りとなることが報知されている。また、このとき、変動アイコン表示領域及び保留アイコン表示領域も再表示されている。その後、図391(32)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の大当りの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
図392は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行される保留予告演出の一例について段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図392(1)〜同図(2)は、図382(1)〜同図(2)と同様であるため、説明を省略する。
図392(3)では、特図1始動口230に遊技球の入賞が行われて特図1の保留数が1つ増加した様子が示されている。具体的には、装飾図柄表示装置208では、保留アイコン表示領域に特図1の保留アイコンh11が表示され、第2保留数表示における特図1の保留数の表示が「1」となる。ここで、特図1の保留アイコン(第一の保留アイコン)h11は、吉宗保留の表示態様とされており、先読み予告の表示態様である。この吉宗保留の表示態様で保留アイコンが表示された場合は、デフォルトの表示態様で保留アイコンが表示された場合よりも最終的に大当り図柄が確定停止しやすくなっている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「俺様登場!」の文字が表示されており、吉宗保留の表示態様による保留アイコンが表示されたことが報知されている。なお、吉宗保留の表示態様の第一の保留アイコンh11が表示開始された後で「俺様登場!」の文字の表示が開始されてもよいし、「俺様登場!」の文字の表示が開始された後で吉宗保留の表示態様の第一の保留アイコンh11が表示開始されてもよいし、吉宗保留の表示態様の第一の保留アイコンh11が表示開始されるタイミングで「俺様登場!」の文字の表示が開始されてもよい。また、殿様のキャラクタを表した吉宗保留の表示態様の他にも、例えば、爺のキャラクタを表した爺保留の表示態様や、婆のキャラクタを表した婆保留の表示態様で保留アイコンが表示されてもよく、キャラクタの種類により大当りの信頼度が異なるようにしてもよい。
図392(4)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄及び右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、ナビキャラクタYMの近傍では、「次変動期待」の文字が表示されており、吉宗保留の表示態様である第一の保留アイコンh11に対応する図柄変動表示における大当りの期待度が高いことが示唆されている。
図392(5)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾2」が停止表示される。なお、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、ナビキャラクタYMの近傍に表示されていた文字は消去されている。
図392(6)に示す装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄に「装飾2」が停止表示されて揺れ変動による仮停止が行われ、その後、図392(7)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾2−装飾2」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
その後、図392(8)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。ここで、吉宗保留の表示態様であった第一の保留アイコンh11は、表示態様を変えないで変動アイコン表示領域に移動することで当該図柄変動に関する予告表示態様である変動アイコンh0となる。また、ナビキャラクタYMの近傍では、「SP確定!」の文字が表示されており、スーパーリーチに移行することが予告報知されている。このように、吉宗保留の表示態様の保留アイコンは、大当りの先読み予告であるとともに、スーパーリーチの先読み予告として機能しているということができる。なお、図柄変動表示が開始した後で「SP確定!」の文字の表示が開始されてもよいし、図柄変動表示が開始するタイミングで「SP確定!」の文字が表示開始されてもよい。
図392(9)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図392(10)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾5」が停止表示され、リーチ状態が形成される。すると、図392(11)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に「リーチ」の表示が行われ、リーチ状態となったことが報知される。一方、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
その後、図392(12)に示すように、装飾図柄表示装置208では、上述した強サボハニ群予告よりもサボハニSBHNの数が少ない弱サボハニ群予告が行われている様子が示されている。この弱サボハニ群予告は、サボハニ群予告が行われなかった場合よりは信頼度が高いが、強サボハニ群予告が行われた場合よりは信頼度は低い。
図392(13)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニ群予告が継続して行われているとともに、ナビキャラクタYMの近傍に「SP発展」の表示が行われ、スーパーリーチに発展することが報知されている。
続いて、図392(14)に示すように、装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展し、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙する画面が表示される。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「剣豪リーチ」の文字が表示され、スーパーリーチの種類を報知している。
その後、図392(15)に示す装飾図柄表示装置208では、弱カットイン画像CI1bが表示されている様子が示されている。
図392(16)に示す装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪に敗れ、敗北した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾6」が表示され、「装飾5−装飾6−装飾5」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。
その後、図392(17)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾6−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている様子が示されている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「残念」の文字が表示され、ハズレの表示結果となることが報知される。また、変動アイコン表示領域及び保留アイコン表示領域が再表示され、吉宗保留の表示態様の変動アイコンh0も再表示されている。その後、図392(18)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾6−装飾5」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
図393は、本実施形態にかかるパチンコ機において実行されるタイマ予告演出の別の例について段階的に示す図であり、図394は、図393に示す演出の一例の続きを段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図393(1)〜同図(2)は、図382(1)〜同図(2)と同様であるため、説明を省略する。
図393(3)では、特図1始動口230に遊技球の入賞が行われて特図1の保留数が1つ増加した様子が示されている。具体的には、装飾図柄表示装置208では、保留アイコン表示領域に特図1の保留アイコンh11が表示され、第2保留数表示における特図1の保留数の表示が「1」となる。ここで、特図1の保留アイコン(第一の保留アイコン)h11は、上述した殿様のキャラクタを表した吉宗保留の表示態様と共通する表示態様であるが、爆弾を抱えている殿様のキャラクタを表した吉宗爆弾保留の表示態様とされており、タイマ予告演出の先読み予告の表示態様となっている。また、殿様のキャラクタが抱えている爆弾には「群」の文字が表示されており、タイマ予告演出が行われた結果として実行される或る演出としてサボハニ群予告が行われる可能性があることを示唆している。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「俺様登場!」の文字が表示されており、吉宗爆弾保留の表示態様による保留アイコンが表示されたことが報知されている。なお、吉宗爆弾保留の表示態様の第一の保留アイコンh11が表示開始された後で「俺様登場!」の文字の表示が開始されてもよいし、「俺様登場!」の文字の表示が開始された後で吉宗爆弾保留の表示態様の第一の保留アイコンh11が表示開始されてもよいし、吉宗爆弾保留の表示態様の第一の保留アイコンh11が表示開始されるタイミングで「俺様登場!」の文字の表示が開始されてもよい。また、殿様のキャラクタを表した吉宗爆弾保留の表示態様の他にも、例えば、爺のキャラクタを表した爺爆弾保留の表示態様や、婆のキャラクタを表した婆爆弾保留の表示態様で保留アイコンが表示されてもよく、キャラクタの種類により真のタイマ予告演出である可能性が異なるようにしてもよい。
図393(4)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄及び右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、ナビキャラクタYMの近傍では、「次変動期待」の文字が表示されており、吉宗爆弾保留の表示態様である第一の保留アイコンh11に対応する図柄変動表示における大当りの期待度が高いことが示唆されている。
図393(5)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾2」が停止表示される。なお、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、ナビキャラクタYMの近傍では、「何か」という文字が表示されており、あるメッセージの表示が開始されている様子が示されている。
図393(6)に示す装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄に「装飾2」が停止表示されて揺れ変動による仮停止が行われ、その後、図392(7)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾2−装飾2」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。また、ナビキャラクタYMの近傍では、「何か」の文字表示から「持ってるぞ」の文字表示に切り替わっており、すなわち、これらの文字表示から「何か持ってるぞ」というメッセージが表示されているということができる。このメッセージは、吉宗爆弾保留の表示態様で保留アイコンが表示されたことに対応するメッセージであり、タイマ予告演出が開始される可能性があることを示唆している。
その後、図393(8)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。ここで、吉宗爆弾保留の表示態様であった第一の保留アイコンh11は、表示態様を変えないで変動アイコン表示領域に移動することで当該図柄変動に関する予告表示態様である変動アイコンh0となる。また、ナビキャラクタYMの近傍では、「鬼熱」の文字が表示されており、吉宗爆弾保留の表示態様である変動アイコンh0にかかる当該図柄変動表示に対する大当りの信頼度がきわめて高いことを示唆している。なお、図柄変動表示が開始した後で「鬼熱」の文字の表示が開始されてもよいし、図柄変動表示が開始したタイミングで「鬼熱」の文字の表示が開始されてもよい。
図393(9)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。この演出例では、第1タイマ予告表示TM11がフレームインアニメにより、表示画面の右からフレームインし、表示画面の中央で表示される。第1タイマ予告表示TM11はデフォルトの表示態様である。第1タイマ予告表示TM11には、タイマ表示として「12:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから12秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。また、ナビキャラクタYMの近傍では、「注目」の文字が表示されており、タイマ予告演出に対する注意喚起がなされている。
その後、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始され、図393(10)に示すタイミングでは、第1タイマ予告表示TM11には、「11:86」が表示されている。すなわち、カウントダウンが開始してから、0.14秒が経過した様子が示されている。
図393(11)に示す装飾図柄表示装置208では、第1タイマ予告表示TM11において、タイマ表示から「群発生待機中」の文字表示に切換表示されている様子が示されている。このとき、「群発生待機中」の文字表示の左側にサボハニのアイコンが付加されており、タイマ予告演出が行われた結果、サボハニ群予告が実行されることが報知されている。すなわち、この演出例では、タイマ予告表示におけるタイマ表示のカウントダウンの実行中(減算中)にタイマ予告表示において説明表示(チュートリアル表示)が行われている様子が示されている。その後、図393(12)に示すように、「群発生待機中」の文字表示から再びタイマ表示に切り替わる。この演出例では、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示と「群発生待機中」の文字表示を所定時間毎(例えば、0.5秒毎)に交互に切り換えて表示する切換表示をタイマ表示のカウントダウンが開始されてから、後述するリーチ状態となるまで行われる。なお、第1タイマ予告表示TM11では、カウントダウンが継続しており、図393(12)に示すタイミングでは、「10:35」が表示されている。
図393(13)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。なお、第1タイマ予告表示TM11では、カウントダウンが継続するとともに、上述した交互表示も継続しており、図393(13)に示すタイミングでは、「04:35」が表示されている。
図393(14)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾5」が停止表示され、リーチ状態が形成される。すると、図393(15)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に「リーチ」の表示が行われ、リーチ状態となったことが報知される。一方、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。その後、図393(16)に示すタイミングで、第1タイマ予告表示TM11における交互表示は終了し、タイマ表示が継続的に表示される。なお、第1タイマ予告表示TM11では、カウントダウンが継続しており、図393(16)に示すタイミングでは、「01:35」が表示されている。
その後、図393(17)に示すように、第1タイマ予告表示TM11におけるカウントダウンが完了し、タイマ表示が「00:00」となると、装飾図柄表示装置208では、強サボハニ群予告が行われる。このとき、保留アイコン表示領域は消去されるが、変動アイコン表示領域は表示されたままであり、変動アイコンh0も継続して表示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「群発生」の文字が表示されており、サボハニ群予告が行われていることが報知されている。すなわち、この演出例では、第1タイマ予告表示TM11によるタイマ予告演出が行われた結果、或る演出としてサボハニ群予告が行われる様子が示されている。
図393(18)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニ群予告が継続して行われている様子が示されている。そして、吉宗爆弾保留の表示態様であった変動アイコンh0は、爆弾が消去された態様の吉宗保留の表示態様に変更されている。すなわち、この演出例では、当否判定の予告(先読み予告)とタイマ予告演出の予告(先読み予告)とが複合された吉宗爆弾保留の表示態様の変動アイコン(保留アイコン)が、タイマ予告演出が実行されてその機能を果たした後は、当否判定の予告(先読み予告)のみの機能を有する吉宗保留の表示態様に変更される例について示されている。また、図393(18)に示す装飾図柄表示装置208では、第1タイマ予告表示TM11も消去されている。なお、変動アイコンh0の表示態様が変化した後で第1タイマ予告表示TM11が消去されてもよいし、第1タイマ予告表示TM11が消去された後で変動アイコンh0の表示態様が変化してもよいし、変動アイコンh0の表示態様が変化するタイミングと第1タイマ予告表示TM11が消去するタイミングとが同じであってもよい。
続いて、図393(18)に続く図394(19)に示すように、装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展し、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙する画面が表示される。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「剣豪リーチ」の文字が表示され、スーパーリーチの種類を報知している。また、このとき変動アイコンh0は、変動アイコン表示領域とともに消去されている。なお、スーパーリーチに移行した後で変動アイコンh0が消去されてもよいし、変動アイコンh0が消去された後でスーパーリーチに移行してもよいし、スーパーリーチに移行するタイミングで変動アイコンh0が消去されてもよい。
その後、図394(20)に示す装飾図柄表示装置208では、強カットイン画像CI1aが表示されるとともに、ナビキャラクタYMの近傍には、「強カットイン」の文字が表示され、強カットイン画像CI1aが表示されたことを報知している。
その後、図394(21)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪を倒し、勝利した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾5」が表示され、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。
その後、図394(22)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている様子が示されている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「やったぜ」の文字が表示されており、大当りとなることが報知されている。また、変動アイコン表示領域及び保留アイコン表示領域も再表示され、変動アイコンh0も吉宗保留の表示態様で再表示されている。その後、図394(23)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の大当りの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
図395は、本実施形態にかかるパチンコ機において実行されるタイマ予告演出の別の例について段階的に示す図であり、図396は、図395に示す演出の一例の続きを段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。
図395(1)に示す装飾図柄表示装置208には、「装飾2−装飾5−装飾7」の装飾図柄の組み合わせが停止表示されている。また、装飾図柄表示装置208の表示画面の右上隅部には第2保留数表示が表示されている。また、装飾図柄表示装置208の下方右側には、ナビキャラクタYMが表示されている。なお、図395(1)に示されるタイミングでは、図柄が停止表示されているため、変動アイコンh0は表示されていない。
さらに、図395に示す制御状態(遊技状態)は、特図低確率普図低確率状態である。この非電サポ状態における装飾図柄表示装置208の下方左側では、特図1の保留アイコンが表示される。
図395(1)には、保留アイコン表示領域に2つの特図1の保留アイコンh11,h12が表示されており、デフォルトの表示態様で表示されている。一方、特図2の保留アイコンは一つも表示されていない。
図395(2)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11〜h12の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が、装飾図柄表示装置208の中央下部に形成された変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示され、第二の保留アイコンh12が第一の保留アイコンh11の表示位置に移動して、第一の保留アイコンh11として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。変動アイコンh0の表示態様は、消化された保留アイコンh11の表示態様と同じであるが、異なってもよい。
図395(3)では、特図1始動口230に遊技球の入賞が行われて特図1の保留数が1つ増加した様子が示されている。具体的には、装飾図柄表示装置208では、保留アイコン表示領域に特図1の保留アイコンh12が新たに表示され、第2保留数表示における特図1の保留数の表示が「2」となる。ここで、特図1の保留アイコンh12は、3つの爆弾が一塊となって表された表示態様とされており、上方には「TIMER×3」の文字が付加されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「タイマ保留だ」の文字が表示されている。この演出例では、図387において上述したように、3つの爆弾が一塊となった表示態様の保留アイコンが表示されることにより、3回のタイマ予告演出が実行されることの予告表示が行われている様子が示されている。
図395(4)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄及び右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図395(5)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾2」が停止表示される。なお、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図395(6)に示す装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄に「装飾6」が停止表示されて揺れ変動による仮停止が行われ、その後、図395(7)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾6−装飾2」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
その後、図395(8)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11,h12の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示され、第二の保留アイコンh12の表示位置にあった保留アイコンが第一の保留アイコンh11の表示位置に移動して第一の保留アイコンh11として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。
図387(9)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。具体的には、例えば、フレームインアニメにより、表示画面の左側から第1タイマ予告表示TM11がフレームインすることにより、タイマ予告演出が開始される。この第1タイマ予告表示TM11の表示態様は、デフォルトの表示態様である。第1タイマ予告表示TM11には、「05:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから5秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。また、この演出例では、第1タイマ予告表示TM11にサボハニのアイコンSBHが付加されており、この演出例では、後述するように、第1タイマ予告表示TM11にかかるタイマ予告演出が行われた結果、ミニゲームにおいて宝箱画像BOXからサボハニのキャラクタが出現する可能性があることを示唆している。また、3つの爆弾が一塊となった表示態様の第一の保留アイコンh11では、3つの爆弾のうちの中央に配置された爆弾の導火線の先端が着火する様子が示され、また、ナビキャラクタYMの近傍では、「5秒後に何かが・・・」の文字が表示され、5秒後にタイマ予告演出が行われた結果として或る演出が行われる可能性があることが示唆されている。また、この演出例では、では、装飾図柄が中央上部に小さく表示されている様子が示されている。ここで、第一の保留アイコンh11の表示態様が変化した後で第1タイマ予告表示TM11が表示開始されてもよいし、第1タイマ予告表示TM11が表示開始された後で第一の保留アイコンh11の表示態様が変化してもよいし、第一の保留アイコンh11の表示態様が変化するタイミングで第1タイマ予告表示TM11が表示開始されてもよい。また、装飾図柄の表示位置が変更された後で第1タイマ予告表示TM11が表示開始されてもよいし、第1タイマ予告表示TM11が表示開始された後で装飾図柄の表示位置が変更されてもよいし、装飾図柄の表示位置が変更されるタイミングで第1タイマ予告表示TM11が表示開始されてもよい。なお、この演出例では、第一の保留アイコンh11の上方に付加表示されていた「TIMER×3」の文字表示は継続して表示されている。
その後、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始され、図395(10)に示すタイミングでは、第1タイマ予告表示TM11には、「04:06」が表示されている。すなわち、カウントダウンが開始してから、0.94秒が経過した様子が示されている。また、第一の保留アイコンh11における中央に配置された爆弾の導火線の長さもタイマ表示のカウントダウンが開始してからの時間に応じて短くなっている。
図395(11)に示す装飾図柄表示装置208では、ミニゲームが開始されている様子が示されている。この演出例では、ミニゲームが開始されると、表示画面の左側に宝箱画像BOXが表示されるとともに、宝箱画像BOXの右側に、サボハニのキャラクタとともに「が出たら激アツ予告」の文字が表示されており、宝箱からサボハニのキャラクタが出現すると大当りの信頼度がきわめて高い予告が実行されることが報知されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「ミニゲーム」の文字が表示され、ミニゲームに対する注意喚起がなされている。
その後、図395(12)に示すタイミングで第1タイマ予告表示TM11におけるカウントダウンが完了し、「00:00」が表示されると、装飾図柄表示装置208では、ミニゲームの結果が表示される。具体的には、装飾図柄表示装置208の表示画面の左側に表示されていた宝箱画像BOXが中央に移動した後に開放し、中からサボハニのキャラクタSBHNが大きいサイズで出現するとともに、その近傍に「群予告確定」の文字が表示され、また、ナビキャラクタYMの近傍では、「やったぜ」の文字が表示され、ミニゲームに成功し、サボハニ群予告が実行されることが報知されている。このように、この演出例では、第1タイマ予告表示TM11にかかるタイマ予告演出が行われた結果、或る演出としてミニゲームの結果が導出される様子が示されている。また、第1タイマ予告表示TM11にかかるタイマ予告演出が行われた結果、或る演出としてサボハニ群予告が行われることの先読み予告報知が行われている様子が示されているということもできる。
すると、図395(13)に示す装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に、サボハニのアイコンSBHとともに「準備中」の文字が表示され、サボハニ群予告が行われることが予告報知されている。また、このとき、第一の保留アイコンh11は、中央に配置された爆弾が消去されて2つの爆弾が一塊となって表された態様に表示態様が変化している。ここで、サボハニのアイコンSBH及び「準備中」の文字表示が表示開始された後で第一の保留アイコンh11の表示態様が変化してもよいし、第一の保留アイコンh11の表示態様が変化した後でサボハニのアイコンSBH及び「準備中」の文字表示が表示開始されてもよいし、サボハニのアイコンSBH及び「準備中」の文字表示が表示開始されたタイミングで第一の保留アイコンh11の表示態様が変化してもよい。なお、ミニゲームに成功した場合には、強サボハニ群予告が必ず実行されるようにしてもよいし、弱サボハニ群予告が実行される場合があってもよいが、この演出例では、強サボハニ群予告が必ず実行される。
図395(14)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止から第3停止まで順次行われた後、「装飾6−装飾2−装飾5」の装飾図柄の組み合わせで揺れ変動による仮停止が行われている様子が示されている。その後、図395(15)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾6−装飾2−装飾5」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
その後、図395(16)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。ここで、上述したようにして表示態様が変化した後の第一の保留アイコンh11は、変化後の表示態様の状態で変動アイコン表示領域に移動することで当該図柄変動に関する残り2回のタイマ予告演出が実行されることの予告表示態様である変動アイコンh0となる。
図395(17)に示す装飾図柄表示装置208では、2つのタイマ予告演出が同時に開始している様子が示されている。この演出例では、第2タイマ予告表示TM12と第3タイマ予告表示TM13がそれぞれフレームインアニメにより、表示画面の左右からそれぞれフレームインし、2つのタイマ予告演出が同時に開始される。第2タイマ予告表示TM12及び第3タイマ予告表示TM13はいずれもデフォルトの表示態様である。また、表示画面の右側に表示された第2タイマ予告表示TM12には、リプレイのアイコンRPLが付加されており、表示画面の左側に表示された第3タイマ予告表示TM13には、クエスチョンマークのアイコンQSTが付加されている。そして、第2タイマ予告表示TM12には、タイマ表示として「07:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから7秒が経過すると或る演出が開始されることが示唆されており、すなわち、タイマ表示のカウントダウンが開始されてから7秒が経過すると疑似連演出が開始される可能性があることが示唆されている。また、第3タイマ予告表示TM13には、タイマ表示として「08:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから8秒が経過すると或る演出が開始されることが示唆されている。なお、第3タイマ予告表示TM13にかかるタイマ予告演出が行われた結果として実行される或る演出がいずれの演出であるかは明らかとなっていない。この演出例では、2つのタイマ予告表示TM12,TM13が同時にカウントダウンを開始するため、カウントダウンが開始されてから、7秒が経過したときと8秒が経過したときの両方でそれぞれ或る演出が開始されることが示唆されている。また、2つの爆弾が一塊となった表示態様の変動アイコンh0では、2つのタイマ予告演出の開始に応じて、2つの爆弾の両方の導火線の先頭がそれぞれ着火する様子が示されている。
その後、第2タイマ予告表示TM12におけるタイマ表示及び第3タイマ予告表示TM13におけるタイマ表示がそれぞれカウントダウン(減算表示)を開始し、図395(18)に示すタイミングでは、第2タイマ予告表示TM12には、「04:27」が表示されており、また、第3タイマ予告表示TM13には、「05:27」が表示されている。すなわち、カウントダウンが開始してから、0.73秒が経過した様子が示されている。
その後、図395(18)に続く図396(19)に示すタイミングで第2タイマ予告表示TM12におけるカウントダウンが完了し、「00:00」が表示されると、2つの爆弾が一塊となった表示態様の変動アイコンh0における両方の爆弾が爆発し、エフェクトが表示される。そして、左図柄、中図柄及び右図柄が同時に停止し、「装飾5−リプレイ図柄RP−装飾6」の装飾図柄の組み合わせが表示される。一方、第3タイマ予告表示TM13では、カウントダウンが継続しており、図396(19)に示すタイミングでは、「01:00」が表示されている。
その後、図396(20)に示すように、疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始される。また、装飾図柄表示装置208の表示画面の右上隅部には、第1タイマ予告表示TM11が消去されてリプレイのアイコンRPLが表示され、疑似連演出が行われたことが報知されている。なお、第3タイマ予告表示TM13では、カウントダウンが継続しており、図396(20)に示すタイミングでは「00:50」が表示されている。
その後、第3タイマ予告表示TM13におけるカウントダウンが完了し、「00:00」になるタイミングで、図396(21)に示す装飾図柄表示装置208では、変動アイコンh0の表示態様が2つの爆弾が一塊となった表示態様からパンダの表示態様に変化し、当該図柄変動表示に関する予告の表示態様となる。すなわち、この演出例では、第3タイマ予告表示TM13によるタイマ予告演出の結果として行われる或る演出として保留アイコンの表示態様の変化の演出が行われている例が示されている。また、この演出例では、クエスチョンマークのアイコンQSTにより或る演出の内容が明らかでなかったものが、カウントダウンが完了して或る演出が行われたことにより、初めて或る演出の内容が明らかになる様子が示されている。また、この演出例では、3つの爆弾が一塊となった表示態様で表示開始された保留アイコンが保留アイコンとして表示されているときにおいて先読み予告としてタイマ予告演出が行われるとともに、変動アイコンとして表示された後において当該図柄変動表示に関する予告としてタイマ予告演出も行われる様子が示されている。すなわち、複数回のタイマ予告演出が行われることを報知する表示態様の保留アイコンが表示された場合に、複数の図柄変動表示でそれぞれタイマ予告演出が実行される様子が示されている。具体的には、タイマ予告演出が実行された結果として行われるサボハニ群予告と疑似連演出及び変動アイコンh0の変化演出とが別の図柄変動表示で行われている様子が示されている。さらに、この演出例では、或るタイマ予告演出の結果として行われる先読み予告と、別のタイマ予告演出の結果として行われる当該図柄変動表示に関する予告の対象が同じ図柄変動表示を対象として行われている例が示されている。また、この演出例では、2つのタイマ予告演出が同時に開始されるが、それぞれのタイマ予告演出が実行された結果行われる演出の内容が異なっている様子が示されている。
その後、図396(22)に示す装飾図柄表示装置208では、第3タイマ予告表示TM13が消去され、また、リプレイのアイコンRPLの下方には、パンダのアイコンPNDが表示され、変動アイコンh0による予告報知が行われたことが報知されている。
図396(23)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図396(24)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾5」が停止表示され、リーチ状態が形成される。すると、図396(25)に示すように、装飾図柄表示装置208では、表示画面の中央上部において「リーチ」の表示が行われ、リーチ状態となったことが報知される。一方、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、ナビキャラクタYMの近傍に表示されていたサボハニのアイコンSBH及び「準備中」の表示は消去されている。
その後、図396(26)に示す装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に表示されていたサボハニのアイコンSBH及び「準備中」の表示に対応するように、強サボハニ群予告が行われる。このとき、リーチ図柄が左上隅に小さく表示される。また、この演出例では、保留アイコン表示領域が消去されるが、変動アイコン表示領域は表示された状態が維持されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「群発生」の文字が表示されており、サボハニ群予告が行われていることが報知されている。また、この演出例では、強サボハニ群予告を構成する1体のサボハニのキャラクタSBHNが変動アイコンh0に躓き、変動アイコンh0の表示態様の変化アニメが行われている。すなわち、この演出例では、サボハニ群予告が行われることにより、変動アイコンh0に影響が与えられる場合がある様子が示されている。
すると、図396(27)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニ群予告が継続して行われるとともに、変動アイコンh0の表示態様がパンダの表示態様から、大きく表示された番長の表示態様に変化し、変動アイコンh0による予告表示の態様が信頼度のより高いものにステップアップした様子が示されている。
続いて、図396(28)に示すように、装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展し、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙する画面が表示される。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「剣豪リーチ」の文字が表示され、スーパーリーチの種類を報知している。このとき、変動アイコン表示領域は消去されている。
その後、図396(29)に示す装飾図柄表示装置208では、強カットイン画像CI1aが表示されている様子が示されている。
その後、図396(30)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪を倒し、勝利した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾5」が表示され、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。
その後、図396(31)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている様子が示されている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「やったぜ」の文字が表示されており、大当りとなることが報知されている。また、変動アイコンh0も大きいサイズの番長の表示態様で再表示されている様子も示されている。その後、図396(32)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の大当りの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
図397は、本実施形態にかかるパチンコ機において実行されるタイマ予告演出の別の例について段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図397(1)〜同図(2)は、図384(1)〜同図(2)と同様であるため、説明を省略する。
図397(3)では、特図1始動口230に遊技球の入賞が行われて特図1の保留数が1つ増加した様子が示されている。具体的には、装飾図柄表示装置208では、保留アイコン表示領域に特図1の保留アイコンh12が新たに表示され、第2保留数表示における特図1の保留数の表示が「2」となる。ここで、特図1の保留アイコンh12は、ボタン保留の表示態様とされており、演出ボタン136の操作により保留アイコンの表示態様が変化する演出が開始されている。
すると、図397(4)に示す装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に、「PUSHだ」の文字が表示され、演出ボタン136の押下操作を促進する報知が行われる。
そして、図397(5)に示されるタイミングで演出ボタン136が操作されると、図397(6)に示す装飾図柄表示装置208では、第二の保留アイコンh12の表示態様がボタン保留の表示態様から爆弾の表示態様に変化し、表示態様が変化した第二の保留アイコンh12の上方にはタイマ表示が表示されている様子が示されている。すなわち、この演出例では、保留アイコンにタイマ予告表示が表示されている様子が示されている。なお、図397(6)に示す演出例では、タイマ表示として「10:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから10秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。すなわち、この演出例では、保留アイコンによりタイマ予告表示におけるタイマ表示のカウントダウンの開始時の時間(初期値)を特定可能に表示する様子が示されている。なお、この演出例では、第二の保留アイコンh12に対応する図柄変動表示が開始するまでは、カウントダウンの開始を留保するようにしているが、第二の保留アイコンh12に対応する図柄変動表示が保留されている状態、すなわち、保留アイコンとして表示されている状態においてカウントダウンを開始してもよい。この場合、例えば、第二の保留アイコンh12に対応する図柄変動表示が開始した後のタイミング等、或る演出が開始されるタイミングが特定された場合に、タイマ表示をリセットし、カウントダウンを再度開始するようにしてもよい。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「疑似連」の文字とともにクエスチョンマークが付加されており、タイマ予告演出が行われた結果、或る演出として疑似連演出が実行される可能性があることが示唆されている。なお、図397(6)に示すタイミングでは、下皿満タンエラーが発生しており、装飾図柄表示装置208では、第二の保留アイコンh12の一部の前面側に重なるように(オーバーラップするように)、「球を抜いてください」という球抜きエラー表示が表示されている。これによれば、タイマ予告表示を視認容易にすべく、急いで球抜きエラーを解消させることができる場合がある。
図397(7)に示す装飾図柄表示装置208では、同図(6)に示すタイミングから遊技が進行し、同図(6)に示す装飾図柄表示装置208における第二の保留アイコンh12にかかる保留が消化されて図柄の変動表示が開始されている様子が示されている。また、図397(7)に示す装飾図柄表示装置208では、変動アイコンh0に表示されているタイマ予告表示においてタイマ表示のカウントダウンが開始されており、図397(7)に示すタイミングでは、「07:32」が表示されている。すなわち、7.32秒後に或る演出が行われる可能性があることが示唆されている。このように、この演出例では、変動アイコンh0によってタイマ表示が行われている様子が示されている。また、変動アイコンh0が表示される変動アイコン表示領域がタイマ予告表示を表示する表示領域としても機能しているということもできる。また、ナビキャラクタYMの近傍では、「注目」文字が表示されており、タイマ予告演出に対する注意喚起が行われている。
その後、図397(8)に示すタイミングで変動アイコンh0において表示されているタイマ予告表示におけるカウントダウンが完了し、「00:00」が表示されると、「装飾5−リプレイ図柄RP−装飾6」の装飾図柄の組み合わせが表示され、疑似連演出が行われることが報知される。
また、図397(5)に示されるタイミングで演出ボタン136が操作されると、図397(6´)に示すように、タイマ表示として「30:00」が表示される場合がある様子が示されている。すなわち、図397(6´)に示す演出例では、カウントダウンが開始されてから30秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「群予告」の文字とともにクエスチョンマークが付加されており、タイマ予告演出が行われた結果、或る演出としてサボハニ群予告が実行される可能性があることが示唆されている。
図397(7´)に示す装飾図柄表示装置208では、同図(6´)に示すタイミングから遊技が進行し、同図(6´)に示す装飾図柄表示装置208における第二の保留アイコンh12にかかる保留が消化されて図柄の変動表示が開始されている様子が示されている。また、図397(7´)に示す演出例では、変動アイコンh0に表示されているタイマ予告表示におけるタイマ表示は、カウントダウン開始時のタイマ表示である「30:00」が継続して表示されており、タイマ表示のカウントダウンが開始される場合には、フレームインアニメにより、表示画面の右側から第1タイマ予告表示TM11がフレームインした後、この第1タイマ予告表示TM11においてタイマ表示のカウントダウンが行われる。すなわち、この演出例では、保留アイコン(変動アイコン)によりタイマ予告表示におけるタイマ表示のカウントダウンの開始時の時間(初期値)を特定可能に表示し、これとは別途にタイマ予告表示を表示し、当該タイマ予告表示においてタイマ表示のカウントダウンを行っている様子が示されている。なお、図397(7´)に示すタイミングでは、「27:32」が表示されており、27.32秒後に或る演出が行われる可能性があることが示唆されている。また、ナビキャラクタYMの近傍では、「注目」文字が表示されており、タイマ予告演出に対する注意喚起が行われている。
その後、図397(8´)に示すタイミングで第1タイマ予告表示TM11におけるカウントダウンが完了し、「00:00」が表示されると、装飾図柄表示装置208では、強サボハニ群予告が行われている様子が示されている。この演出例では、変動アイコン表示領域と保留アイコン表示領域は消去されず表示された状態とされている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「群発生」の文字が表示されており、サボハニ群予告が行われていることが報知されている。
このように、保留アイコンを、最初にボタン保留の表示態様で表示し、演出ボタン136の操作により爆弾の表示態様に変更するようにしてもよい。
なお、図49〜図83及び図100〜図397に示して説明した演出において、タイマ予告演出が実行された結果として行われる或る演出の種類、タイマ予告演出の演出内容、ミニゲームの内容については、図360以前の図面を参照して説明した各種の演出及び及び後述する図398〜図406を参照して説明する各種の演出を適用することができることはいうまでもない。
図398〜図406は、本実施形態にかかるパチンコ機において実行されるタイマ予告演出の演出例について説明する図である。
図398(A1)〜同図(A18)は、吉宗保留の表示態様による保留予告演出が行われている様子を示している。
図398(A1)に示す装飾図柄表示装置208には、「装飾2−装飾5−装飾7」の装飾図柄の組み合わせが停止表示されている。なお、ここでの背景は非表示であるが、例えば、デフォルトの背景画像が表示されている。以下の説明においても、背景が非表示の場合には、特に断らない限り、デフォルトの背景画像が表示されている。なお、デフォルトの背景画像とは異なる様々な背景画像(例えば、モードに応じた背景画像等)を表示してもよい。また、装飾図柄表示装置208の表示画面の右上隅部には第2保留数表示が表示されている。さらに、第4図柄や第2装飾図柄を表示するようにしてもよい。また、装飾図柄表示装置208の下方右側には、ナビキャラクタYMが表示されている。なお、図398(A1)に示されるタイミングでは、図柄が停止表示されているため、変動アイコンh0は表示されていない。
さらに、図398(A1)〜同図(A18)に示す制御状態(遊技状態)は、特図低確率普図低確率状態である。この非電サポ状態における装飾図柄表示装置208の下方左側では、特図1の保留アイコンが表示される。なお、非電サポ状態における装飾図柄表示装置208の所定領域(例えば、表示画面の右端)に、特図2の保留アイコン表示領域が設けられてもよい。
装飾図柄表示装置208の下方左側に形成された保留アイコン表示領域には、特図1の保留を表す保留アイコンが表示される。特図1の保留数は、特図1保留ランプ218の点灯数の他、特図1の保留アイコンの数や第2保留数表示によっても表され、特図2の保留数は、特図2保留ランプ220の点灯数の他、特図2の保留アイコンの数や第2保留数表示によっても表されている。すなわち、保留アイコンは、主制御部300のRAM308に記憶されている始動情報に対応したものである。以下、最も古い始動情報(最も古い入賞)に対応した保留アイコンを第一の保留アイコン、2番目に古い始動情報に対応した保留アイコンを第二の保留アイコン・・・と称する場合がある。保留アイコン表示領域では、保留アイコンが横並びに表示され、右側の保留アイコンほど入賞が古い保留アイコンになる。
図398(A1)には、保留アイコン表示領域に1つの特図1の保留アイコンh11が表示されており、この特図1の保留アイコンh11は、デフォルトの表示態様(丸形の無模様かつ白色の表示態様)で表示されている。すなわち、特図1のデフォルトの保留アイコンは、丸形で白色の保留アイコンである。
一方、特図2の保留アイコンは一つも表示されていない。これは、上述のごとく、図398(A1)に示す制御状態(遊技状態)は、非電サポ状態(非時短状態)であるため、電チューが開きにくく特図2始動口232への入賞が困難な状態であるためである。
本実施形態のパチンコ機100では、制御状態(遊技状態)に応じて、特図1と特図2で入賞しやすい方の特図の保留アイコンが表示され、もう一方の特図の保留アイコンが表示されないようにしている。すなわち、制御状態が非電サポ状態である場合には、図398(A1)に示すように、保留アイコン表示領域に特図1の保留アイコンが表示され、特図2の保留アイコンは表示されない。一方、制御状態が電サポ状態である場合には、反対に、特図2の保留アイコンが表示され、特図1の保留アイコンは表示されない。なお、非電サポ状態において、特図2の保留アイコンが表示されてもよいし、電サポ状態において、特図1の保留アイコンが表示されてもよい。
本実施形態では、特図の図柄変動表示の開始は、特図表示装置における変動開始→保留アイコンの移動アニメーション開始又は消去→装飾図柄の変動開始の順で行われるが、この順番は前後してもよい。
図398(A2)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が、装飾図柄表示装置208の中央下部に形成された変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。変動アイコンh0の表示態様は、消化された保留アイコンh11の表示態様と同じであるが、異なってもよい。
図398(A3)では、特図1始動口230に遊技球の入賞が行われて特図1の保留数が1つ増加した様子が示されている。具体的には、装飾図柄表示装置208では、保留アイコン表示領域に特図1の保留アイコンh11が表示され、第2保留数表示における特図1の保留数の表示が「1」となる。ここで、特図1の保留アイコン(第一の保留アイコン)h11は、吉宗保留の表示態様とされており、先読み予告の表示態様である。この吉宗保留の表示態様で保留アイコンが表示された場合は、デフォルトの表示態様で保留アイコンが表示された場合よりも最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすくなっている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「俺様登場!」の文字が表示されており、吉宗保留の表示態様による保留アイコンが表示されたことが報知されている。なお、吉宗保留の表示態様の第一の保留アイコンh11が表示開始された後で「俺様登場!」の文字の表示が開始されてもよいし、「俺様登場!」の文字の表示が開始された後で吉宗保留の表示態様の第一の保留アイコンh11が表示開始されてもよいし、吉宗保留の表示態様の第一の保留アイコンh11が表示開始されるタイミングで「俺様登場!」の文字の表示が開始されてもよい。また、殿様のキャラクタを表した吉宗保留の表示態様の他にも、例えば、爺のキャラクタを表した爺保留の表示態様や、婆のキャラクタを表した婆保留の表示態様で保留アイコンが表示されてもよく、キャラクタの種類により大当りの信頼度が異なるようにしてもよい。
図398(A4)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄及び右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、ナビキャラクタYMの近傍では、「次変動期待」の文字が表示されており、吉宗保留の表示態様である第一の保留アイコンh11に対応する図柄変動表示における大当りの期待度が高いことが示唆されている。
図398(A5)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾2」が停止表示される。なお、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、ナビキャラクタYMの近傍に表示されていた文字は消去されている。
図398(A6)に示す装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄に「装飾2」が停止表示されて揺れ変動による仮停止が行われ、その後、図398(A7)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾2−装飾2」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
その後、図398(A8)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。ここで、吉宗保留の表示態様であった第一の保留アイコンh11は、表示態様を変えないで変動アイコン表示領域に移動することで当該図柄変動に関する予告表示態様である変動アイコンh0となる。また、ナビキャラクタYMの近傍では、「SP確定!」の文字が表示されており、スーパーリーチに移行することが予告報知されている。このように、吉宗保留の表示態様の保留アイコンは、大当りの先読み予告であるとともに、スーパーリーチの先読み予告として機能しているということができる。なお、図柄変動表示が開始した後で「SP確定!」の文字の表示が開始されてもよいし、図柄変動表示が開始するタイミングで「SP確定!」の文字が表示開始されてもよい。
図398(A9)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図398(A10)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾5」が停止表示され、リーチ状態が形成される。すると、図398(A11)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に「リーチ」の表示が行われ、リーチ状態となったことが報知される。一方、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
その後、図398(A12)に示すように、装飾図柄表示装置208では、上述した強サボハニ群予告よりもサボハニSBHNの数が少ない弱サボハニ群予告が行われている様子が示されている。この弱サボハニ群予告は、サボハニ群予告が行われなかった場合よりは信頼度が高いが、強サボハニ群予告が行われた場合よりは信頼度は低い。
図398(A13)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニ群予告が継続して行われているとともに、ナビキャラクタYMの近傍に「SP発展」の表示が行われ、スーパーリーチに発展することが報知されている。
続いて、図398(A14)に示すように、装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展し、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙する画面が表示される。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「剣豪リーチ」の文字が表示され、スーパーリーチの種類を報知している。
その後、図398(A15)に示す装飾図柄表示装置208では、弱カットイン画像CI1bが表示されている様子が示されている。
図398(A16)に示す装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪に敗れ、敗北した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾6」が表示され、「装飾5−装飾6−装飾5」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。
その後、図398(A17)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾6−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている様子が示されている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「残念」の文字が表示され、ハズレの表示結果となることが報知される。また、変動アイコン表示領域及び保留アイコン表示領域が再表示され、吉宗保留の表示態様の変動アイコンh0も再表示されている。なお、吉宗保留の表示態様ではなく、デフォルトの表示態様で変動アイコンh0が再表示されてもよい。その後、図398(A18)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾6−装飾5」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。なお、この演出例では、ハズレの表示結果となる例が示されたが、大当りとなる場合もある。
図398(B1)〜同図(B12)は、吉宗保留の表示態様で表示された保留表示が吉宗爆弾保留の表示態様に変化する演出の一例を示している。なお、図398(B1)〜同図(B3)に示す演出は、図398(A1)〜同図(A3)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図398(B4)に示す装飾図柄表示装置208では、ミニゲームが開始されている様子が示されている。このとき、装飾図柄は、中央上部に小さく表示される。この演出例では、ミニゲームが開始されると、表示画面の左側に宝箱画像BOXが表示されるとともに、宝箱画像BOXの右側に、爆弾のアイコンBOMBとともに「が出ればタイマ予告ストックだ」の文字が表示されており、宝箱から爆弾のアイコンBOMBが出現するとタイマ予告演出の実行がストックされることが報知されている。なお、装飾図柄の表示位置が変更された後でミニゲームが開始されてもよいし、ミニゲームが開始された後で装飾図柄の表示位置が変更されてもよいし、装飾図柄の表示位置が変更されるタイミングでミニゲームが開始されてもよい。
その後、図398(B5)に示す装飾図柄表示装置208では、ミニゲームの結果が表示される。具体的には、装飾図柄表示装置208の表示画面の左側に表示されていた宝箱画像BOXが開放し、中から爆弾のアイコンBOMBが大きいサイズで出現するとともに、その近傍に「ストック確定」の文字が表示され、タイマ予告演出の実行がストックされることが報知されている。
その後、図398(B6)に示す装飾図柄表示装置208では、爆弾のアイコンBOMBが吉宗保留の表示態様で表示された第一の保留アイコンh11にぶつかり、第一の保留アイコンh11において保留変化アニメが開始され、第一の保留アイコンh11の表示態様が変化する可能性があることが報知される。
すると、図398(B7)に示すように、第一の保留アイコンh11の表示態様が吉宗保留の表示態様から吉宗爆弾保留の表示態様に変化し、タイマ予告演出の先読み予告の表示態様とされる。すなわち、吉宗爆弾保留の表示態様は、吉宗保留の表示態様に爆弾のアイコンBDが一体的に付加された表示態様とされている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「タイマ保留」の文字が表示されており、第一の保留アイコンh11が吉宗爆弾保留の表示態様に変化し、タイマ予告演出の実行がストックされたことが報知されている。なお、吉宗爆弾保留の表示態様に変化した後で「タイマ保留」の文字の表示が開始されてもよいし、「タイマ保留」の文字の表示が開始された後で第一の保留アイコンh11が吉宗爆弾保留の表示態様に変化してもよいし、第一の保留アイコンh11が吉宗爆弾保留の表示態様に変化するタイミングで「タイマ保留」の文字の表示が開始されてもよい。また、第一の保留アイコンh11の表示態様が変化する際に、殿様のキャラクタから別のキャラクタに変化してもよく、例えば、爺のキャラクタを表した爺爆弾保留の表示態様や婆のキャラクタを表した婆爆弾保留の表示態様に変化してもよい。また、殿様のキャラクタからなる吉宗保留の表示態様あるいは吉宗爆弾保留の表示態様における表示色がデフォルトの色から他の色(例えば、赤色)に変更され、大当りの信頼度がアップ(ランクアップ)するようにしてもよい。
図398(B8)に示す装飾図柄表示装置では、装飾図柄が拡大し、表示画面の中央に移動表示される様子が示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍に表示されていた「タイマ保留」の文字も消去されている。
図398(B9)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄及び右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、ナビキャラクタYMの近傍では、「次変動期待」の文字が表示されており、吉宗爆弾保留の表示態様である第一の保留アイコンh11に対応する図柄変動表示における大当りの期待度が高いことが示唆されている。
図398(B10)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾2」が停止表示される。なお、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、ナビキャラクタYMの近傍に表示されていた文字は消去されている。
図398(B11)に示す装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄に「装飾2」が停止表示されて揺れ変動による仮停止が行われ、その後、図398(B12)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾2−装飾2」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。以下、例えば、図393(8)〜図394(23)に示す演出が行われる。なお、この場合において、ハズレの結果が表示される場合もある。
このように、この演出例では、ミニゲームの結果で先読み予告の表示態様の保留アイコンがタイマ予告演出の先読み予告の表示態様に変化し、大当りに関する先読み予告に加えてタイマ予告演出が行われることの先読み予告が行われている様子が示されている。
なお、この演出例では、吉宗保留の表示態様に爆弾のアイコンBDが一体的に付加された吉宗爆弾保留の表示態様が表示される例を示したが、例えば、図398(B7´)に示すように、吉宗保留の表示態様の保留アイコンの上方に爆弾のアイコンBD´を配置して表示し、吉宗保留の表示態様の保留アイコンと離間して表示するようにしてもよい。この場合、爆弾のアイコンBD´は、第一の保留アイコンh11の表示位置に対応する位置に表示されるので、爆弾のアイコンBD´がいずれの保留アイコンに対応するものであるのかが容易に認識できる場合がある。
また、図398(B7´´)に示すように、変動アイコンh0の上方に爆弾のアイコンBD´を配置して表示するようにしてもよい。この場合、爆弾のアイコンBD´がいずれの保留アイコンあるいは変動アイコンに対応するものであるのかを分かりにくくすることができる場合がある。
また、図398(B7´´´)に示すような保留アイコンの表示態様に変化するようにしてもよい。具体的には、爆弾の表示BD´´を表示してタイマ予告演出の先読み予告の機能として発揮させるとともに、大当りに関する先読み予告として、キャラクタのアイコン(例えば、殿様のキャラクタとは別のパンダのアイコンPD)を爆弾の表示に付随して表示する態様で保留アイコンを表示するようにしてもよい。
図399(B3a)及び同図(B7a)は、それぞれ、図398(B3)及び同図(B7)の別の演出パターンを示している。すなわち、図399(B3a)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1始動口230に遊技球の入賞が行われて特図1の保留数が1つ増加すると、吉宗保留の表示態様ではなく、デフォルトの表示態様の保留アイコンとは形態が異なる表示態様で表示されている様子が示されている。なお、デフォルトの表示態様とは色が異なる表示態様であってもよく、例えば、図399(B3a)に示す例では、丸形で青色の表示態様で表示されている。これにより、大当りに関する先読み予告が行われている。なお、保留アイコンの色の変化により先読み予告を行う場合、その色により信頼度が異なるようにしてもよく、例えば、この演出例では、虹色>金色>赤色>緑色>青色の順で信頼度が高く、この場合において、虹色の場合には、大当り確定を報知するものであってもよい。その後、図398(B4)〜同図(B6)に示す要領でミニゲームが行われ、ミニゲームの結果、宝箱画像BOXの中から爆弾のアイコンBOMBが表示された場合には、図398(B7a)に示すように、図399(B3a)に示す保留アイコンの表示態様に導火線が付加されて爆弾の表示態様であるタイマ予告の表示態様に変化するようにしてもよい。この場合、保留アイコンの形態も変化してもよく、例えば、丸形に青色の表示態様から丸形に赤色の表示態様に変化するようにしてもよい。すなわち、大当りに関する先読み予告の信頼度がアップ(2段階アップ)してもよい。この場合、信頼度が1段階アップする場合があってもよいし、信頼度が2段階以上アップする場合があってもよいし、信頼度が1段階でのみアップしてもよいし、2回以上の特定の段階数だけでのみアップしてもよい。このようにして、保留アイコンにおける先読み予告の表示態様をランクアップするようにしてもよい。
図399(B3b)及び同図(B7b)は、それぞれ、図398(B3)及び同図(B7)の別の演出パターンを示している。すなわち、図399(B3b)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1始動口230に遊技球の入賞が行われて特図1の保留数が1つ増加すると、吉宗保留の表示態様ではなく、デフォルトの表示態様の保留アイコンとは形態が異なる表示態様で表示されている様子が示されている。図399(B3b)に示す例では、丸形に赤色の表示態様で表示され、大当りに関する先読み予告が行われている様子が示されている。その後、図398(B4)〜同図(B6)に示す要領でミニゲームが行われ、ミニゲームの結果、宝箱画像BOXの中から爆弾のアイコンBOMBが表示された場合には、図398(B7b)に示すように、図399(B3b)に示す保留アイコンの表示態様に導火線が付加されてタイマ保留の表示態様に変化するようにしてもよい。図399(B3b)に示す演出例では、保留アイコンの形態は変化せず、大当りに関する先読み予告の信頼度は現状維持とされている。この演出例では、大当りに関する先読み予告に加えてタイマ予告演出の先読み予告が付加されており、保留アイコンにおける先読み予告の表示態様がランクアップしているということができる。
図399(B3c)、同図(B7c)及び同図(B8c)は、それぞれ、図398(B3)、同図(B7)及び同図(B8)の別の演出パターンを示している。なお、図399(B3c)に示す演出は、図399(B3a)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。その後、図398(B4)〜同図(B6)に示す要領でミニゲームが行われ、ミニゲームの結果、宝箱画像BOXの中から爆弾のアイコンBOMBが表示された場合には、図399(B7c)に示すように、保留アイコンの表示態様は変化せず、表示画面の左上隅部に第1タイマ予告表示TM11が表示され、タイマ予告演出が開始されてもよい。このとき、第1タイマ予告表示TM11には、タイマ表示として「30:00」が表示され、カウントダウンが開始されてから30秒が経過すると或る演出が開始される場合があることを示唆している。なお、この演出例では、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示のカウントダウンは開始しておらず、第1タイマ予告表示TM11の下方に「待機中」の文字が表示され、タイマ表示のカウントダウンの開始が留保されている。このように、保留アイコン表示領域とは別の領域に、カウントダウンが行われない態様でタイマ予告表示が表示されることで本発明を実現することもできる。その後、図399(B8c)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄が拡大し、表示画面の中央に移動表示される様子が示されている。このとき、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示のカウントダウンは未だ待機中の状態とされている。なお、第1タイマ予告予告表示TM11におけるタイマ表示のカウントダウンは、先読み予告の対象である第一の保留アイコンh11に対応する図柄変動表示において開始されることとなる。
なお、この演出例では、ミニゲームが行われた結果、タイマ予告演出の予告表示を含まない表示態様(吉宗保留の表示態様や青保留の表示態様等)からタイマ予告演出の予告表示を含む表示態様(吉宗爆弾保留の表示態様や赤タイマ保留の表示態様等)に変化する様子が示されたが、上述した保留変化アニメが行われることにより保留アイコンの表示態様が変化するようにしてもよい。
図399(C1)〜図400(C23)は、本実施形態にかかるパチンコ機において実行されるタイマ予告演出の別の演出例について段階的に示す図である。なお、図399(C1)〜同図(C2)は、図398(A1)〜同図(A2)と同様であるため、説明を省略する。
図399(C3)では、特図1始動口230に遊技球の入賞が行われて特図1の保留数が1つ増加した様子が示されている。具体的には、装飾図柄表示装置208では、保留アイコン表示領域に特図1の保留アイコンh11が表示され、第2保留数表示における特図1の保留数の表示が「1」となる。ここで、特図1の保留アイコン(第一の保留アイコン)h11は、吉宗爆弾保留の表示態様とされており、タイマ予告演出の先読み予告の表示態様となっている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「俺様登場!」の文字が表示されており、吉宗爆弾保留の表示態様による保留アイコンが表示されたことが報知されている。
図399(C4)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄及び右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、ナビキャラクタYMの近傍では、「次変動期待」の文字が表示されており、吉宗爆弾保留の表示態様である第一の保留アイコンh11に対応する図柄変動表示における大当りの期待度が高いことが示唆されている。
図399(C5)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾2」が停止表示される。なお、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、ナビキャラクタYMの近傍では、「何か」という文字が表示されており、あるメッセージの表示が開始されている様子が示されている。
図399(C6)に示す装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄に「装飾2」が停止表示されて揺れ変動による仮停止が行われ、その後、図399(C7)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾2−装飾2」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。また、ナビキャラクタYMの近傍では、「何か」の文字表示から「持ってるぞ」の文字表示に切り替わっており、すなわち、これらの文字表示から「何か持ってるぞ」というメッセージが表示されているということができる。このメッセージは、吉宗爆弾保留の表示態様で保留アイコンが表示されたことに対応するメッセージであり、タイマ予告演出が開始される可能性があることを示唆している。
その後、図399(C8)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。ここで、吉宗爆弾保留の表示態様であった第一の保留アイコンh11は、表示態様を変えないで変動アイコン表示領域に移動することで当該図柄変動に関する予告表示態様である変動アイコンh0となる。また、ナビキャラクタYMの近傍では、「鬼熱」の文字が表示されており、吉宗爆弾保留の表示態様である変動アイコンh0にかかる当該図柄変動表示に対する大当りの信頼度がきわめて高いことを示唆している。なお、図柄変動表示が開始した後で「鬼熱」の文字の表示が開始されてもよいし、図柄変動表示が開始したタイミングで「鬼熱」の文字の表示が開始されてもよい。
図399(C9)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。この演出例では、第1タイマ予告表示TM11がフレームインアニメにより、表示画面の右からフレームインし、表示画面の中央で表示される。第1タイマ予告表示TM11はデフォルトの表示態様である。第1タイマ予告表示TM11には、タイマ表示として「12:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから12秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。また、ナビキャラクタYMの近傍では、「注目」の文字が表示されており、タイマ予告演出に対する注意喚起がなされている。
その後、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始され、図399(C10)に示すタイミングでは、第1タイマ予告表示TM11には、「11:86」が表示されている。すなわち、カウントダウンが開始してから、0.14秒が経過した様子が示されている。
図399(C11)に示す装飾図柄表示装置208では、第1タイマ予告表示TM11において、タイマ表示から「群発生待機中」の文字表示に切換表示されている様子が示されている。このとき、「群発生待機中」の文字表示の左側にサボハニのアイコンが付加されており、タイマ予告演出が行われた結果、サボハニ群予告が実行されることが報知されている。すなわち、この演出例では、タイマ予告表示におけるタイマ表示のカウントダウンの実行中(減算中)にタイマ予告表示において説明表示(チュートリアル表示)が行われている様子が示されている。その後、図399(C12)に示すように、「群発生待機中」の文字表示から再びタイマ表示に切り替わる。この演出例では、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示と「群発生待機中」の文字表示を所定時間毎(例えば、0.5秒毎)に交互に切り換えて表示する切換表示をタイマ表示のカウントダウンが開始されてから、後述するリーチ状態となるまで行われる。なお、第1タイマ予告表示TM11では、カウントダウンが継続しており、図399(C12)に示すタイミングでは、「10:35」が表示されている。
図399(C13)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。なお、第1タイマ予告表示TM11では、カウントダウンが継続するとともに、上述した交互表示も継続しており、図399(C13)に示すタイミングでは、「04:35」が表示されている。
図399(C14)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾5」が停止表示され、リーチ状態が形成される。すると、図399(C15)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に「リーチ」の表示が行われ、リーチ状態となったことが報知される。一方、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。その後、図399(C16)に示すタイミングで、第1タイマ予告表示TM11における交互表示は終了し、タイマ表示が継続的に表示される。なお、第1タイマ予告表示TM11では、カウントダウンが継続しており、図399(C16)に示すタイミングでは、「01:35」が表示されている。
その後、図399(C17)に示すように、第1タイマ予告表示TM11におけるカウントダウンが完了し、タイマ表示が「00:00」となると、装飾図柄表示装置208では、強サボハニ群予告が行われる。このとき、保留アイコン表示領域は消去されるが、変動アイコン表示領域は表示されたままであり、変動アイコンh0も継続して表示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「群発生」の文字が表示されており、サボハニ群予告が行われていることが報知されている。すなわち、この演出例では、第1タイマ予告表示TM11によるタイマ予告演出が行われた結果、或る演出としてサボハニ群予告が行われる様子が示されている。
図399(C18)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニ群予告が継続して行われている様子が示されている。そして、吉宗爆弾保留の表示態様であった変動アイコンh0は、爆弾が消去された態様の吉宗保留の表示態様に変更されている。すなわち、この演出例では、当否判定の予告(先読み予告)とタイマ予告演出の予告(先読み予告)とが複合された吉宗爆弾保留の表示態様の変動アイコン(保留アイコン)が、タイマ予告演出が実行されてその機能を果たした後は、当否判定の予告(先読み予告)のみの機能を有する吉宗保留の表示態様に変更される例について示されている。また、図399(C18)に示す装飾図柄表示装置208では、第1タイマ予告表示TM11も消去されている。なお、変動アイコンh0の表示態様が変化した後で第1タイマ予告表示TM11が消去されてもよいし、第1タイマ予告表示TM11が消去された後で変動アイコンh0の表示態様が変化してもよいし、変動アイコンh0の表示態様が変化するタイミングと第1タイマ予告表示TM11が消去するタイミングとが同じであってもよい。
続いて、図399(C18)に続く図400(C19)に示すように、装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展し、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙する画面が表示される。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「剣豪リーチ」の文字が表示され、スーパーリーチの種類を報知している。また、このとき変動アイコンh0は、変動アイコン表示領域とともに消去されている。なお、スーパーリーチに移行した後で変動アイコンh0が消去されてもよいし、変動アイコンh0が消去された後でスーパーリーチに移行してもよいし、スーパーリーチに移行するタイミングで変動アイコンh0が消去されてもよい。
その後、図400(C20)に示す装飾図柄表示装置208では、強カットイン画像CI1aが表示されるとともに、ナビキャラクタYMの近傍には、「強カットイン」の文字が表示され、強カットイン画像CI1aが表示されたことを報知している。
その後、図400(C21)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪を倒し、勝利した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾5」が表示され、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。
その後、図400(C22)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている様子が示されている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「やったぜ」の文字が表示されており、大当りとなることが報知されている。また、変動アイコン表示領域及び保留アイコン表示領域も再表示され、変動アイコンh0も吉宗保留の表示態様で再表示されている。その後、図400(C23)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の大当りの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
なお、この演出例では、殿様のキャラクタが爆弾を抱えた表示態様である吉宗爆弾保留を表示する様子を示したが、殿様のキャラクタが爆弾以外のもの(例えば、リプレイのアイコンやサボハニのアイコン等)を抱えた表示態様で表示し、実行される予告演出の先読み予告が行われるようにしてもよい。
図400(D1)〜同図(D18)は、本実施形態にかかるパチンコ機において実行される保留予告演出の別の例について段階的に示す図である。なお、図400(D1)〜同図(D7)は、図398(A1)〜同図(A7)と同様であるため、説明を省略する。
図400(D8)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。ここで、吉宗保留の表示態様であった第一の保留アイコンh11は、表示態様を変えないで変動アイコン表示領域に移動することで当該図柄変動に関する予告表示態様である変動アイコンh0となる。また、ナビキャラクタYMの近傍では、「鬼熱」の文字が表示されており、吉宗保留の表示態様である変動アイコンh0にかかる当該図柄変動表示に対する大当りの信頼度がきわめて高いことを示唆している。
図400(D9)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図400(D10)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾5」が停止表示され、リーチ状態が形成される。すると、図400(D11)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に「リーチ」の表示が行われ、リーチ状態となったことが報知される。一方、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
その後、図400(D12)に示すように、装飾図柄表示装置208では、弱サボハニ群予告が行われている様子が示されている。
図400(D13)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニ群予告が継続して行われているとともに、ナビキャラクタYMの近傍に「SPリーチだ」の表示が行われ、スーパーリーチに発展することが報知されている。その後は、図400(D14)〜同図(D18)に示す演出が行われる。なお、図400(D14)〜同図(D18)に示す演出は、図398(A14)〜同図(A18)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。この場合において、大当りとなる場合があってもよい。
このように、この演出例では、吉宗保留の表示態様で保留アイコンが表示された場合において、爆弾が付加された表示態様(タイマ予告演出の先読み予告の表示態様である吉宗爆弾保留の表示態様)で表示された場合の方がタイマ予告演出が行われやすく、また、吉宗保留の表示態様が表示された場合において、爆弾が付加された表示態様(吉宗爆弾保留の表示態様)で表示された場合の方が、爆弾が付加されない表示態様(吉宗保留の表示態様)で表示された場合よりも大当り図柄態様が確定表示されやすい例が示されている。
図400(E1)〜図401(E19)は、本実施形態にかかるパチンコ機において実行される保留変化演出の一例について段階的に示す図である。
図400(E1)に示す装飾図柄表示装置208には、「装飾2−装飾5−装飾7」の装飾図柄の組み合わせが停止表示されている。また、装飾図柄表示装置208の表示画面の右上隅部には第2保留数表示が表示されている。また、装飾図柄表示装置208の下方右側には、ナビキャラクタYMが表示されている。なお、図400(E1)に示されるタイミングでは、図柄が停止表示されているため、変動アイコンh0は表示されていない。
さらに、図400に示す制御状態(遊技状態)は、特図低確率普図低確率状態である。この非電サポ状態における装飾図柄表示装置208の下方左側では、特図1の保留アイコンが表示される。
図400(E1)には、保留アイコン表示領域に2つの特図1の保留アイコンh11,h12が表示されており、デフォルトの表示態様で表示されている。一方、特図2の保留アイコンは一つも表示されていない。
図400(E2)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11〜h12の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が、装飾図柄表示装置208の中央下部に形成された変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示され、第二の保留アイコンh12が第一の保留アイコンh11の表示位置に移動して、第一の保留アイコンh11として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。変動アイコンh0の表示態様は、消化された保留アイコンh11の表示態様と同じであるが、異なってもよい。
図400(E3)では、特図1始動口230に遊技球の入賞が行われて特図1の保留数が1つ増加した様子が示されている。具体的には、装飾図柄表示装置208では、保留アイコン表示領域に特図1の保留アイコンh12が新たに表示され、第2保留数表示における特図1の保留数の表示が「2」となる。ここで、特図1の保留アイコンh12は、丸形で青色の表示態様とされており、すなわち、先読み予告の表示態様で表示されている。
図400(E4)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄及び右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図400(E5)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾2」が停止表示される。なお、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図400(E6)に示す装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄に「装飾2」が停止表示されて揺れ変動による仮停止が行われ、その後、図400(E7)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾2−装飾2」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
その後、図400(E8)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示され、第二の保留アイコンh12が第一の保留アイコンh11の表示位置に移動して、第一の保留アイコンh11として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。
図400(E9)に示す装飾図柄表示装置208では、ルーレット演出が開始され、開始演出が行われている様子が示されている。この演出例では、ルーレット演出が開始されて開始演出が開始されると、第一の保留アイコンh11の上方に3つのアイコン(例えば、タイマ予告のアイコン、リプレイのアイコン、サボハニのアイコン)がトライアングル状に配置され、3つのアイコンのうちのいずれか一つが楕円形状のカーソルに囲まれた態様で表示される。図400(E9)に示すタイミングでは、カーソルがタイマ予告のアイコンを囲んでおり、これに対応して、ナビキャラクタYMの近傍には、「タイマ」の文字が表示され、ルーレット演出が行われた結果、タイマ予告のアイコンが停止してタイマ予告演出が行われる可能性があることを示唆している。
図401(E10)に示す装飾図柄表示装置208では、開始演出が引き続き行われている様子が示されている。図401(E10)に示すタイミングでは、カーソルが移動してサボハニのアイコンを囲んでおり、これに対応して、ナビキャラクタYMの近傍には、「アイコン」の文字が表示され、ルーレット演出が行われた結果、サボハニのアイコンが停止して、停止したアイコンに対応する予告演出が行われる可能性があることを示唆している。
図401(E11)に示す装飾図柄表示装置208では、引き続き開始演出が行われている様子が示されている。図401(E11)に示すタイミングでは、カーソルが移動してリプレイのアイコンを囲んでおり、これに対応して、ナビキャラクタYMの近傍には、「疑似連」の文字が表示され、ルーレット演出が行われた結果、リプレイのアイコンが停止して、疑似連演出が行われる可能性があることを示唆している。
図401(E12)に示す装飾図柄表示装置208では、開始演出が終了してカーソルが高速移動(高速変動)を開始している様子が示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍では、「何が出るか」という文字が表示され、3つのアイコンのうちのいずれが停止するかについて期待感を持たせるようにしている。
その後、図401(E13)に示す装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に、「これだ」の文字が表示されるとともに、カーソルがタイマ予告のアイコンを囲んで停止表示され、ルーレット演出の結果、タイマ予告のアイコンが導出表示されたことが報知されている。なお、「これだ」の文字が表示された後でルーレット演出の結果が導出表示されてもよいし、ルーレット演出の結果が導出表示された後で「これだ」の文字が表示されてもよいし、「これだ」の文字が表示されたタイミングでルーレット演出の結果が導出表示されてもよい。
すると、図401(E14)に示す装飾図柄表示装置208では、第一の保留アイコンh11において保留変化アニメが開始され、第一の保留アイコンh11の表示態様が変化する可能性があることが報知される。
すると、図401(E15)に示すように、第一の保留アイコンh11の表示態様が丸形で青色の表示態様(すなわち、先読み予告の表示態様)から、この先読み予告の表示態様に導火線が付加されて爆弾の表示態様に変化する。すなわち、青色で爆弾の表示態様である青色タイマ保留の表示態様に変化する。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「タイマ保留」の文字が表示され、タイマ予告演出の先読み予告が行われたことが報知されている。なお、保留アイコンh11の表示態様が変化した後で「タイマ保留」の文字表示が行われてもよいし、「タイマ保留」の文字表示が行われた後で保留アイコンh11の表示態様が変化してもよいし、保留アイコンh11の表示態様が変化するタイミングで「タイマ保留」の文字表示が行われてもよい。
図401(E16)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄及び右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図401(E17)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾2」が停止表示される。なお、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図401(E18)に示す装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄に「装飾2」が停止表示されて揺れ変動による仮停止が行われ、その後、図401(E19)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾2−装飾2」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。その後は、例えば、図382(8)以降に示す演出や、図384(12)以降に示す演出や、図386(8)以降に示す演出や、図389(8)以降に示す演出や、図390(9)以降に示す演出等が行われる。
図401(E13a)〜同図(E15a)は、図401(E13)〜同図(E15)に示す演出の別のパターンを示している。すなわち、図401(E13a)に示す装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に、「これだ」の文字が表示されるとともに、カーソルがサボハニのアイコンを囲んで停止表示され、ルーレット演出の結果、サボハニのアイコンが導出表示されたことが報知されている。
すると、図401(E14a)に示す装飾図柄表示装置208では、第一の保留アイコンh11において保留変化アニメが開始され、第一の保留アイコンh11の表示態様が変化する可能性があることが報知される。
すると、図401(E15a)に示すように、第一の保留アイコンh11の表示態様が丸形で青色の表示態様(先読み予告の表示態様)から、サボハニのキャラクタの表示態様に変化する。すなわち、サボハニ群予告の先読み予告が行われている様子が示されている。その後、サボハニのキャラクタの表示態様である第一の保留アイコンh11に対応する図柄変動表示において、強サボハニ群予告が行われる可能性があることが報知される。なお、サボハニのキャラクタの表示態様である第一の保留アイコンh11に対応する図柄変動表示において、タイマ予告演出が行われた結果、サボハニ群予告が行われてもよいし(例えば、図274〜図275に示す演出等)、タイマ予告演出が行われることなくサボハニ群予告が行われてもよい(例えば、図272〜図273に示す演出等)。また、サボハニのキャラクタの表示態様である第一の保留アイコンh11に対応する図柄変動表示において、弱サボハニ群予告が行われる場合があってもよいし、サボハニ群予告自体が行われない場合があってもよい。そして、サボハニのキャラクタの表示態様である第一の保留アイコンh11に対応する図柄変動表示では、サボハニ群予告が行われる可能性があることから、スーパーリーチへの移行に対する期待感を持たせることができる場合がある。
図401(E13b)〜同図(E15b)は、図401(E13)〜同図(E15)に示す演出の別のパターンを示している。すなわち、図401(E13b)に示す装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に、「これだ」の文字が表示されるとともに、カーソルがリプレイのアイコンを囲んで停止表示され、ルーレット演出の結果、リプレイのアイコンが導出表示されたことが報知されている。
すると、図401(E14b)に示す装飾図柄表示装置208では、第一の保留アイコンh11において保留変化アニメが開始され、第一の保留アイコンh11の表示態様が変化する可能性があることが報知される。
すると、図401(E15b)に示すように、第一の保留アイコンh11の表示態様は丸形で青色の表示態様のまま変化しないが、変動アイコンh0の上方に、リプレイのアイコンが出現する。すなわち、疑似連の先読み予告が行われている様子が示され、先読み予告の表示態様である第一の保留アイコンh11に対応する図柄変動表示において、疑似連演出が行われる可能性があることが報知される。なお、先読み予告の表示態様である第一の保留アイコンh11に対応する図柄変動表示において、タイマ予告演出が行われた結果、疑似連演出が行われてもよいし(例えば、図274〜図275に示す演出等)、タイマ予告演出が行われることなく疑似連演出が行われてもよい(例えば、図272〜図273に示す演出等)。また、先読み予告の表示態様である第一の保留アイコンh11に対応する図柄変動表示において、疑似連演出が行われない場合があってもよい。
図401(E8c)〜同図(E12c)は、図400(E7)に続く別の演出パターンを示している。なお、図401(E8c)に示す演出は、図400(E8)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図401(E9c)に示す装飾図柄表示装置208では、プレゼント保留演出が開始されている様子が示されている。プレゼント保留演出は、保留アイコン(あるいは、変動アイコン)の上方に小型の宝箱であるプチ宝箱TRGが表示され、複数種類の結果(中身あるいは選択肢)からいずれか一つが導出されて、保留アイコン(変動アイコン)の表示態様が変化する場合がある演出である。
その後、図401(E10c)に示す装飾図柄表示装置208では、プレゼント保留演出の結果が導出される様子が示されている。具体的には、プチ宝箱TRGが開放し、中からタイマ予告のアイコンが出現し、タイマ予告演出が行われる可能性があることが報知される。
すると、図401(E11c)に示す装飾図柄表示装置208では、第一の保留アイコンh11において保留変化アニメが開始され、第一の保留アイコンh11の表示態様が変化する可能性があることが報知される。
すると、図401(E12c)に示す装飾図柄表示装置208では、図401(E8c)に示す先読み予告の表示態様に導火線が付加されてタイマ保留の表示態様に変化するとともに、その色も青色から赤色に変化している様子が示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「タイマ保留」の文字が表示され、タイマ予告演出の先読み予告が行われたことが報知されている。すなわち、タイマ予告の先読み予告の付加と先読み予告のランクアップが同じ演出によって行われる様子が示されている。さらに、この演出例では、爆弾の上方に初期表示の時間として「10:00」と表示されたタイマ表示のアイコンが付加され、タイマ表示のカウントダウンが開始されてから10秒が経過すると或る演出が行われることが示唆されている。なお、図401(E12c´)に示すように、先読み予告の表示態様に導火線が付加されてタイマ予告の表示態様に変化するが、保留アイコンの色は青色のまま変化しない場合があってもよい。また、タイマ表示のカウントダウンの時間が異なる場合があってもよく、例えば、図401(E12c´´)では、初期表示の時間として「60:00」と表示されたタイマ予告のアイコンが付加され、タイマ表示のカウントダウンが開始されてから60秒が経過すると或る演出が行われることが示唆されている。この場合、例えば、保留アイコンのランクが高いほど、長い時間を示すタイマ表示のアイコンが表示されやすいようにしてもよく、具体的には、青色で保留アイコンが表示される場合よりも赤色で保留アイコンが表示された場合の方がタイマ表示が示す時間の初期表示として「10:00」よりも「60:00」の方が出現しやすいようにしてもよい。このとき、図401(E10c)に示すプチ宝箱TRGの開放シーンにおいて、出現するタイマ予告のアイコンが示す初期表示の時間と異なるようにしてもよいし(例えば、プチ宝箱TRGから「10:00」を示すタイマ予告のアイコンが出現するが、保留アイコンの表示態様の変化後では「60:00」を示すタイマ表示のアイコンが付加されてもよい)、同じようにしてもよい(例えば、プチ宝箱TRGから「60:00」を示すタイマ表示のアイコンが出現するようにしてもよい)。
なお、この演出例では、プチ宝箱TRGからタイマ予告のアイコンが出現することにより、大当りに関する先読み予告の保留アイコンにタイマ予告演出の先読み予告の機能が付加された様子を示したが、プチ宝箱TRGからタイマ予告のアイコン以外のものが出現してもよく、例えば、図401(E10c´)に示すように、プチ宝箱TRGからリプレイのアイコンが出現し、疑似連の先読み予告が行われる場合があってもよい。
このように、この演出例では、プチ宝箱TRGから出現する中身の一つ(選択肢の一つ)にタイマ予告演出に関するものが含まれていれば、図401(E9c)に示すように、保留アイコンに付随してプチ宝箱TRGが表示されている状態もタイマ予告演出の先読み予告として機能するタイマ保留の一例ということができる。
図402(F1)〜図402(F22)は、本実施形態にかかるパチンコ機において実行される保留変化演出の一例について段階的に示す図である。なお、図402(F1)〜同図(F8)は、図400(E1)〜同図(E8)と同様であるため、説明を省略する。
図402(F9)に示す装飾図柄表示装置208では、ミニゲームの一つである「吉宗カンカンゲーム」が開始している様子が示されている。「吉宗カンカンゲーム」が開始されると、ナビキャラクタYMの右側にサイコロの図柄DCが「1」の図柄で表示され、装飾図柄は、表示画面の左上隅部で縮小して表示される。また、表示画面の中央上部には、「吉宗に注目!」「連打で切り裂け」の説明表示が行われ、操作有効期間内に演出ボタン136を連打してサイコロの出目(図柄)をより有利な出目(大きい出目)にすることをミッションとし、ミッションの達成度合いに応じて、保留アイコンの表示態様がより有利な態様に変化する場合があることが示されている。具体的には、図402(F9)に示す演出例では、サイコロの出目が「1」のまま変化がない場合は、保留アイコンの表示態様が大当りに関する先読み予告で且つ青色の表示態様のまま変化せず(変化なし)、サイコロの出目が1ランクアップして「3」となった場合には、保留アイコンの表示態様は大当りに関する先読み予告の表示態様で変化はないが、保留アイコンの色が青色から赤色にランクアップ(青保留から赤保留へ変化)し、サイコロの出目が2ランクアップして「5」となった場合には、保留アイコンの表示態様は、大当りに関する先読み予告に加えてタイマ予告の先読み予告が付加され、しかも、保留アイコンの色も青色から赤色にランクアップ(青保留から赤タイマ保留へ変化)することが報知されている。
その後、図402(F10)に示す装飾図柄表示装置208では、サイコロの出目とこれに対応する結果(すなわち、変化後の保留アイコンの表示態様)を示す表示が表示画面の左側に移動して表示されるとともに、表示画面の中央では、ボタン画像136aとともに「READY」の文字が表示され、連打操作受付が開始されることが報知される。また、ナビキャラクタYMも、刀を抜く構えを行っている様子が示されている。
図402(F11)は、演出ボタン136の操作有効期間が開始された様子が示されている。操作有効期間が開始されると、ボタン画像136aに付随して表示されていた「READY」の文字が「GO!」に切り替わり、また、ボタン画像136aの下方には、残時間メータMTが表示され、連打を促進している様子が示されている。
図402(F12)は、演出ボタン136の操作有効期間において遊技者により演出ボタン136が連打操作されている様子が示されている。遊技者による演出ボタン136の連打操作に応じてナビキャラクタYMがサイコロの図柄をカンカンと斬りつけている様子が示されている。なお、残時間メータMTは、操作有効期間が開始されてからの時間に応じて、ゲージが減っていく態様で表示される。
図402(F13)は、引き続き演出ボタン136の連打操作が行われている様子が示されている。図402(F13)に示すタイミングでは、演出ボタン136の操作回数が所定回数(例えば、10回)となったため、サイコロの出目が「1」から「3」にランクアップしている。すなわち、第一の保留アイコンh11の表示態様が青保留から赤保留に変化することが確定していることが示されている。
図402(F14)は、引き続き演出ボタン136の連打操作が行われている様子が示されており、装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMがサイコロの図柄の右側に移動し、遊技者による演出ボタン136の連打操作に応じて小刀でサイコロの図柄をカンカンと斬りつけている様子が示されている。
図402(F15)は、引き続き演出ボタン136の連打操作が行われている様子が示されており、装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMがサイコロのの図柄の左側に移動し、遊技者による演出ボタン136の連打操作に応じて槍でサイコロの図柄をカンカンと突いている様子が示されている。また、ボタン画像136aに付随して表示されていた「GO!」の文字が「連打!」に切り替わり、演出ボタン136のさらなる連打操作を促している。
図402(F16)は、引き続き演出ボタン136の連打操作が行われている様子が示されている。図402(F16)に示すタイミングでは、ボタン画像136aに付随して表示されていた「連打!」の文字が「もう一息!」に切り替わり、あと少しでサイコロの出目が最高ランクである「5」となることが示唆されている。
その後、引き続き演出ボタン136の連打操作が行われた後、図402(F17)に示すタイミングでは、サイコロの出目が「3」から「5」にランクアップし、ボタン画像136aに付随して表示されていた「もう一息!」の文字が「やったぜ!」に切り替わるとともに、ボタン操作のアニメーションが終了する。すなわち、「吉宗カンカンゲーム」における連打操作により、サイコロの出目を最高ランクの「5」までランクアップさせ、所望の目的が達成されたことが示されている。なお、このとき、ナビキャラクタYMは消去されているが、表示されたままとしてもよい。
そして、図402(F18)に示す装飾図柄表示装置208では、最終的に導出された「5」を示すサイコロの目が拡大された態様で表示画面の中央に表示されるとともに、その右側には「GET!」の文字が表示されている。
すると、図402(F19)に示す装飾図柄表示装置208では、第一の保留アイコンh11において保留変化アニメが開始され、第一の保留アイコンh11の表示態様が変化する可能性があることが報知される。
すると、図402(F20)に示すように、第一の保留アイコンh11の表示態様が青保留の表示態様から、赤タイマ保留の表示態様に変化する。すなわち、大当りに関する先読み予告がランクアップするとともに、タイマ予告演出の先読み予告が付加されている様子が示されている。
その後は、左図柄、右図柄の順に停止表示された後、図402(F21)に示すように、第3停止が行われ、中図柄に「装飾2」が停止表示されて揺れ変動による仮停止が行われ、その後、図402(F22)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾2−装飾2」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。その後は、例えば、図382(8)以降に示す演出や、図384(12)以降に示す演出や、図386(8)以降に示す演出や、図389(8)以降に示す演出や、図390(9)以降に示す演出等が行われる。
なお、この演出例では、演出ボタン136の所定回数の操作が行われることにより、予め定められた結果(サイコロの出目)が導出されるように構成されているが、例えば、操作有効期間内に演出ボタン136の所定回数の操作が行われず、予め定められた結果が導出されなかった場合でも、最終的に当該予め定められた結果(サイコロの出目)が導出される(書き換えられる)ようにしてもよいし、予め定められた結果とは異なる結果(演出ボタン136の操作回数に応じた結果)が導出されるようにしてもよい。例えば、演出ボタン136の連打操作の結果、サイコロの出目がランクアップせず「1」であったが、予め定められた結果が2ランクアップである「5」の出目である場合(頑張って演出ボタン136を連打操作した場合には、サイコロの出目が「5」になる可能性がある場合)には、赤タイマ保留に対応して、当該保留アイコンに対応する図柄変動表示においてタイマ予告演出が行われるようにしてもよいし、導出結果に対応して、例えば、サイコロの出目が「1」である場合には、当該保留アイコンに対応する図柄変動表示においてタイマ予告演出が行われないようにしてもよい。
なお、この演出例では、「吉宗カンカンゲーム」が行われたことにより、保留アイコンの表示態様がランクアップする様子が示されているが、本明細書においてこれまでに示されたいずれのミニゲームによって保留アイコンの表示態様のランクアップを行うようにしてもよい。
また、この演出例では、サイコロの出目が「1」のまま変化がないまま結果が導出された場合には、保留アイコンの表示態様が青保留のままとなり、ランクアップしない例を示したが、例えば、図402(F9´)に示すように、いずれの結果が導出されても、保留アイコンの表示態様が必ずランクアップ(すなわち、「吉宗カンカンゲーム」が実行される時点で保留アイコンの表示態様の昇格が確定)する場合があってもよい。具体的には、図402(F9´)に示すように、サイコロの出目が「1」のまま変化がない場合は、デフォルトの表示態様が大当りに関する先読み予告の表示態様(青色の表示態様)に変化するとともに、タイマ予告の先読み予告が付加され(デフォルトから青タイマ保留へ変化)、サイコロの出目が1ランクアップして「3」となった場合には、保留アイコンの表示態様は、デフォルトの表示態様が大当りに関する先読み予告の表示態様に変化し、しかも保留アイコンの色も赤色となるとともに、タイマ予告の先読み予告が付加され(デフォルトから赤タイマ保留へ変化)、サイコロの出目が2ランクアップして「5」となった場合には、保留アイコンの表示態様は、デフォルトの表示態様が大当りに関する先読み予告の表示態様に変化し、しかも保留アイコンの色も赤色となるとともに、タイマ予告の先読み予告が付加され、さらに、保留アイコンの大きさが大サイズに変化(デフォルトからデカタイマ保留へ変化)することが報知されている。
図402(F8a)〜同図(F20a)は、図402(F7)に続く別の演出パターンを示している。ただし、この演出例では、図402(F3)において、保留増加したときに、青保留の表示態様ではなく青タイマ保留の表示態様で第一の保留アイコンh11が表示されたものとする。なお、図402(F8a)に示す演出は、第一の保留アイコンh11の表示態様が青タイマ保留の表示態様となっている点を除き、図402(F8)と同じであるので、説明を省略する。
図402(F9a)に示す装飾図柄表示装置208では、「吉宗カンカンゲーム」が開始している様子が示されている。図402(F9a)に示す演出例では、サイコロの出目が「1」のまま変化がない場合は、保留アイコンの表示態様は、青タイマ保留の表示態様のまま変化せず、サイコロの出目が1ランクアップして「3」となった場合には、保留アイコンの表示態様は、青タイマ保留の表示態様から赤タイマ保留の表示態様にランクアップし、サイコロの出目が2ランクアップして「5」となった場合には、保留アイコンの表示態様は、青タイマ保留の表示態様からデカタイマ保留の表示態様にランクアップすることが報知されている。なお、デカタイマ保留の表示態様は、赤タイマ保留の表示態様よりも大当りの信頼度が高い表示態様である。その後は、図402(F10)〜同図(F15)に示す要領で演出が行われる。
図402(F16a)は、引き続き演出ボタン136の連打操作が行われている様子が示されている。図402(F16a)に示すタイミングでは、ボタン画像136aに付随して表示されていた「連打!」の文字が「もう一息!」に切り替わり、あと少しでサイコロの出目が最高ランクである「5」となることが示唆されている。
しかしながら、その後、サイコロの出目が「3」から「5」にランクアップすることなく、操作有効期間が経過すると、図402(F17a)に示すように、ボタン画像136aに付随して表示されていた「もう一息!」の文字が「チャンス!」に切り替わるとともに、ボタン操作のアニメーションが終了する。すなわち、「吉宗カンカンゲーム」における連打操作により、サイコロの出目を「1」から「3」まで1ランクだけランクアップされた様子が示されている。なお、このとき、ナビキャラクタYMは表示されているが、消去されてもよい。
そして、図402(F18a)に示す装飾図柄表示装置208では、最終的に導出された「3」を示すサイコロの目が拡大された態様で表示画面の中央に表示されるとともに、その右側には「GET!」の文字が表示されている。
すると、図402(F19a)に示す装飾図柄表示装置208では、第一の保留アイコンh11において保留変化アニメが開始され、第一の保留アイコンh11の表示態様が変化する可能性があることが報知される。
すると、図402(F20a)に示すように、第一の保留アイコンh11の表示態様が青タイマ保留の表示態様から、赤タイマ保留の表示態様に変化する。すなわち、保留アイコンによるタイマ予告演出の先読み予告が行われている状態で、大当りに関する先読み予告がランクアップしている様子が示されている。換言すれば、保留アイコンによるタイマ予告演出の先読み予告が別のタイマ予告演出の先読み予告に変化する様子が示されているということもできる。その後は、例えば、図402(F21)〜同図(F22)に示す要領で演出が行われる。
なお、この演出例では、「吉宗カンカンゲーム」が行われたことにより、保留アイコンの表示態様がランクアップする様子が示されているが、本明細書においてこれまでに示されたいずれのミニゲームによって保留アイコンの表示態様のランクアップを行うようにしてもよい。
図403(F8b)〜同図(F20b)は、図402(F7)に続く別の演出パターンを示している。ただし、この演出例では、図402(F3)において、保留増加したときに、青保留の表示態様ではなく青タイマ保留の表示態様で第一の保留アイコンh11が表示されたものとする。なお、図402(F8b)に示す演出は、第一の保留アイコンh11の表示態様が青タイマ保留の表示態様となっている点を除き、図402(F8)と同じであるので、説明を省略する。
図402(F9b)に示す装飾図柄表示装置208では、「吉宗カンカンゲーム」が開始している様子が示されている。図402(F9b)に示す演出例では、サイコロの出目が「1」のまま変化がない場合は、保留アイコンの表示態様は、青タイマ保留の表示態様のまま変化せず、サイコロの出目が1ランクアップして「3」となった場合には、保留アイコンの表示態様は、青タイマ保留の表示態様から赤タイマ保留の表示態様にランクアップし、サイコロの出目が2ランクアップして「5」となった場合には、保留アイコンの表示態様は、青タイマ保留の表示態様から2つの爆弾が一塊となって表された表示態様であって、左側に配置された爆弾が青色の表示態様であり、右側に配置された爆弾が赤色の表示態様である、ダブルタイマ保留の表示態様にランクアップすることが報知されている。なお、ダブルタイマ保留の表示態様で保留アイコンが表示された場合は、少なくとも2回のタイマ予告演出が行われる可能性があることが示唆される。その後は、図402(F10)〜同図(F15)に示す要領で演出が行われる。
図402(F16b)は、引き続き演出ボタン136の連打操作が行われている様子が示されている。図402(F16b)に示すタイミングでは、ボタン画像136aに付随して表示されていた「連打!」の文字が「もう一息!」に切り替わり、あと少しでサイコロの出目が最高ランクである「5」となることが示唆されている。
その後、引き続き演出ボタン136の連打操作が行われた後、図402(F17b)に示すタイミングでは、サイコロの出目が「3」から「5」にランクアップし、ボタン画像136aに付随して表示されていた「もう一息!」の文字が「やったぜ!」に切り替わるとともに、ボタン操作のアニメーションが終了する。すなわち、「吉宗カンカンゲーム」における連打操作により、サイコロの出目を最高ランクの「5」までランクアップさせ、所望の目的が達成されたことが示されている。なお、このとき、ナビキャラクタYMは消去されているが、表示されたままとしてもよい。
そして、図402(F18b)に示す装飾図柄表示装置208では、最終的に導出された「5」を示すサイコロの目が拡大された態様で表示画面の中央に表示されるとともに、その右側には「GET!」の文字が表示されている。
すると、図402(F19b)に示す装飾図柄表示装置208では、第一の保留アイコンh11において保留変化アニメが開始され、第一の保留アイコンh11の表示態様が変化する可能性があることが報知される。
すると、図402(F20b)に示すように、第一の保留アイコンh11の表示態様が青タイマ保留の表示態様から、ダブルタイマ保留の表示態様に変化する。すなわち、大当りに関する先読み予告がランクアップするとともに、少なくとも2回のタイマ予告演出が行われることについての先読み予告が行われる様子が示されている。すなわち、タイマ予告演出の先読み予告についてもランクアップしている様子が示されている。その後は、例えば、図402(F21)〜同図(F22)に示す要領で演出が行われる。その後、第一の保留アイコンh11に対応する図柄変動表示が開始されると、例えば、図360〜図362に示す演出や、図363〜図364に示す演出等、1回の図柄変動表示において2回以上のタイマ予告演出が行われる。なお、タイマ演出により実行される或る演出としていずれの演出が実行されるかは適宜に設定することができ、すなわち、本明細書において開示されている実施形態のいずれも適用することができることはいうまでもない。なお、ダブルタイマ保留の表示態様で保留アイコン(あるいは、変動アイコン)が表示された場合でも、タイマ予告演出が1回のみ実行される場合があってもよい。
なお、この演出例において、例えば、演出ボタン136の連打操作の結果、サイコロの出目がランクアップせず「1」であったが、予め定められた結果が2ランクアップである「5」の出目である場合(頑張って演出ボタン136を連打操作した場合には、サイコロの出目が「5」になる可能性がある場合)には、ダブルタイマ保留に対応して、当該保留アイコンに対応する図柄変動表示においてタイマ予告演出が少なくとも2回行われるようにしてもよいし、導出結果に対応して、例えば、サイコロの出目が「1」である場合には、当該保留アイコンに対応する図柄変動表示においてタイマ予告演出が1回だけ行われるようにしてもよい。
なお、この演出例では、「吉宗カンカンゲーム」が行われたことにより、保留アイコンの表示態様がランクアップする様子が示されているが、本明細書においてこれまでに示されたいずれのミニゲームによって保留アイコンの表示態様のランクアップを行うようにしてもよい。
図403(F8c)〜同図(F20c)は、図402(F7)に続く別の演出パターンを示している。
図403(F8c)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始している様子が示されている。このとき、特図1の保留アイコンh11の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示され、第二の保留アイコンh12が第一の保留アイコンh11の表示位置に移動して、第一の保留アイコンh11として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。また、図403(F8c)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。この演出例では、第1タイマ予告表示TM11がフレームインアニメにより、表示画面の右からフレームインし、表示画面の右上隅部で表示される。第1タイマ予告表示TM11はデフォルトの表示態様である。第1タイマ予告表示TM11には、タイマ表示として「30:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから30秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。なお、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示のカウントダウンは、その後開始される。
その後、図402(F9c)に示す装飾図柄表示装置208では、「吉宗カンカンゲーム」が開始している様子が示されている。このとき、第1タイマ予告表示TM11は、表示画面の左上隅部に移動表示されている。なお、第1タイマ予告表示TM11は、「吉宗カンカンゲーム」が開始する前に移動表示されてもよいし、「吉宗カンカンゲーム」が開始した後で移動表示されてもよいし、「吉宗カンカンゲーム」が開始するタイミングで移動表示されてもよい。また、図402(F9c)に示すタイミングでは、第1タイマ予告表示TM11には、「27:60」が表示されている。すなわち、カウントダウンが開始してから、2.4秒が経過した様子が示されている。その他の演出については、図402(F9b)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。なお、第1タイマ予告表示TM11は、演出ボタン136の操作有効期間が開始されると、表示位置が左上隅部から再び右上隅部に移動表示するが、移動表示しなくてもよい。その後は、図402(F10)〜同図(F15)に示す要領で演出が行われた後、図403(F16c)〜同図(F19c)に示す演出が行われる。なお、図403(F16c)〜同図(F19c)に示す演出は、タイマ予告演出が継続して行われており、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示のカウントダウンが行われている点を除き、図403(F16b)〜同図(F19b)と同じであるので、説明を省略する。
図402(F20c)に示す装飾図柄表示装置208では、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が「00:00」となるタイミングで、第一の保留アイコンh11の表示態様が青タイマ保留の表示態様から、ダブルタイマ保留の表示態様に変化し、保留アイコンのランクアップが行われた様子が示されている。すなわち、大当りに関する先読み予告がランクアップするとともに、少なくとも2回のタイマ予告演出が行われることについての先読み予告が行われ、タイマ予告演出の先読み予告についてもランクアップしている様子が示されている。なお、タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が「00:00」となった後で第一の保留アイコンh11の表示態様が変化してもよいし、第一の保留アイコンh11の表示態様が変化した後でタイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が「00:00」となってもよいし、タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が「00:00」となったタイミングで第一の保留アイコンh11の表示態様が変化してもよい。その後は、例えば、図402(F21)〜同図(F22)に示す要領で演出が行われる。その後、第一の保留アイコンh11に対応する図柄変動表示が開始されると、例えば、図360〜図362に示す演出や、図363〜図364に示す演出等、1回の図柄変動表示において2回以上のタイマ予告演出が行われる。なお、タイマ演出により実行される或る演出としていずれの演出が実行されるかは適宜に設定することができ、すなわち、本明細書において開示されている実施形態のいずれも適用することができることはいうまでもない。なお、ダブルタイマ保留の表示態様で保留アイコン(あるいは、変動アイコン)が表示された場合でも、タイマ予告演出が1回のみ実行される場合があってもよい。
このように、この演出例では、タイマ予告表示が移動表示する例が示され、また、タイマ予告演出が行われた結果、或る演出として新たなタイマ予告演出の開始の予告が行われる例が示されている。
なお、この演出例では、爆弾の表示態様のタイマ保留が1つから複数個に増加する演出が行われたが、例えば、吉宗爆弾保留に含まれる爆弾の表示が吉宗カンカンゲームが行われた結果、1つから3つに増加する演出が行われてもよい。
図403(G1)〜図404(G22)は、本実施形態にかかるパチンコ機において実行される保留変化演出の別の演出パターンについて示す図である。なお、図402(G1)〜同図(G2)は、図400(E1)〜同図(E2)と同様であるため、説明を省略する。
図403(G3)では、特図1始動口230に遊技球の入賞が行われて特図1の保留数が1つ増加した様子が示されている。具体的には、装飾図柄表示装置208では、保留アイコン表示領域に特図1の保留アイコンh12が新たに表示され、第2保留数表示における特図1の保留数の表示が「2」となる。ここで、特図1の保留アイコンh12は、爆弾の表示BD´´とともにパンダのアイコンPDが付加された表示態様とされており、タイマ予告演出の先読み予告が行われるとともに、大当りに関する先読み予告として機能している。なお、パンダのアイコンPDが表示された場合の大当りの信頼度のランクは、例えば、「2」となっており、大当りの信頼度が少し高い程度とされている。その後は、図403(G4)〜同図(G8)に示す演出が行われる。なお、図403(G4)〜同図(G8)に示す演出は、第一の保留アイコンh11の表示態様が異なっている点を除き、図400(E4)〜同図(E8)に示す演出を同じであるので、説明を省略する。
図403(G9)に示す装飾図柄表示装置208では、「吉宗カンカンゲーム」が開始している様子が示されている。図403(G9)に示す演出例では、サイコロの出目が「1」のまま変化がない場合は、保留アイコンの表示態様は、大当りの信頼度が「2」であるパンダのアイコンPDのまま変化せず、サイコロの出目が1ランクアップして「3」となった場合には、保留アイコンの表示態様は、パンダのアイコンPDから殿様のアイコンTSにランクアップし、サイコロの出目が2ランクアップして「5」となった場合には、保留アイコンの表示態様は、パンダのアイコンPDからサボハニのアイコンSHにランクアップすることが報知されている。なお、殿様のアイコンTSが表示された場合の大当りの信頼度のランクは、例えば、「4」とされており、パンダのアイコンPDよりも大当りの信頼度が高くなっている。また、サボハニのアイコンSHが表示された場合の大当りの信頼度のランクは、例えば、「無限大」とされており、大当りの信頼度がきわめて高くなっている。その後は、図403(G10)〜図404(G19)に示す演出が行われる。なお、図403(G10)〜図404(G19)に示す演出は、第一の保留アイコンh11の表示態様が異なっている点を除き、図402(F10)〜同図(G19)と同じであるので、説明を省略する。なお、このとき、図403(G11)に示すように、パンダのアイコンPDは、残時間メータMTに対してオーバーラップして表示されているが、残時間メータMTによってオーバーラップされて表示されてもよい。また、図403(G18)に示すように、パンダのアイコンPDは、導出表示されたサイコロの出目にオーバーラップされるようにして表示されているが、サイコロの出目にオーバーラップして表示されてもよい。
図404(G20)に示す装飾図柄表示装置208では、第一の保留アイコンh11の表示態様が爆弾の表示BD´´にパンダのアイコンPDが付加された表示態様から、サボハニの表示態様に変化している様子が示されている。すなわち、タイマ予告演出の先読み予告の表示態様ではなくなったが、大当りに関する先読み予告についてはランクアップしている様子が示されている。
その後は、左図柄、右図柄の順に停止表示された後、図404(G21)に示すように、第3停止が行われ、中図柄に「装飾2」が停止表示されて揺れ変動による仮停止が行われ、その後、図404(G22)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾2−装飾2」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。その後は、例えば、図272〜図273等に示すように、タイマ予告演出が行われずにサボハニ群予告が行われる図柄変動表示が行われてもよいし、図278等に示すように、タイマ予告演出が行われて或る演出としてサボハニ群予告が行われる図柄変動表示が行われてもよい。また、行われるサボハニ群予告は、必ず強サボハニ群予告であってもよいし、弱サボハニ群予告が行われる場合があってもよい。
なお、この演出例では、爆弾の表示BD´´にパンダのアイコンPDが付加された表示態様からサボハニの表示態様に変化することで、タイマ予告演出の先読み予告の表示態様からタイマ予告演出の先読み予告の表示態様でない表示態様に変化したが、例えば、青タイマ保留の表示態様である保留アイコンが、吉宗カンカンゲームが行われた結果、赤保留に変化することで、タイマ予告演出の先読み予告の表示態様からタイマ予告演出の先読み予告の表示態様でない表示態様に変化し、大当りに関する先読み予告としてはランクアップするようにしてもよい。
図404(H1)〜図405(H38)は、本実施形態にかかるパチンコ機において実行されるタイマ予告演出の一例について段階的に示す図である。なお、図404(H1)〜同図(H2)は、図398(A1)〜同図(A2)と同様であるため、説明を省略する。
図404(H3)では、特図1始動口230に遊技球の入賞が行われて特図1の保留数が1つ増加した様子が示されている。具体的には、装飾図柄表示装置208では、保留アイコン表示領域に特図1の保留アイコン(第二の保留アイコン)h12が追加して表示され、第2保留数表示における特図1の保留数の表示が「2」となる。ここで、第二の保留アイコンh12は、1つの爆弾からなる表示態様とされており、上方には「TIMER」の文字が付加されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「タイマ保留だ」の文字が表示されている。この演出例では、爆弾の表示態様であるタイマ保留の表示態様の保留アイコンが表示されることにより、タイマ予告演出の予告表示(先読み予告)が行われている様子が示されている。
図404(H4)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄及び右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いてい。
図404(H5)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾2」が停止表示される。なお、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図404(H6)に示す装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄に「装飾6」が停止表示されて揺れ変動による仮停止が行われ、その後、図404(H7)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾6−装飾2」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
その後、図404(H8)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示され、第二の保留アイコンh12が第一の保留アイコンh11の表示位置に移動して、第一の保留アイコンh11として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。
図404(H9)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。具体的には、第一の保留アイコンh11における爆弾の表示の上方に表示されている「TIMER」の文字がタイマ表示に切り替わり、タイマ予告演出が開始される。第一の保留アイコンh11に表示されているタイマ表示には、「03:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから3秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。また、ナビキャラクタYMの近傍では、「タイマ開始」の文字が表示され、3秒後にタイマ予告演出が行われた結果として或る演出が行われる可能性があることが示唆されている。なお、第一の保留アイコンh11における「TIMER」の文字が「03:00」に切り替わった後で「タイマ開始」が表示されてもよいし、「タイマ開始」が表示された後で第一の保留アイコンh11における「TIMER」の文字が「03:00」に切り替わってもよいし、「タイマ開始」が表示されるタイミングで第一の保留アイコンh11における「TIMER」の文字が「03:00」に切り替わってもよい。
その後、タイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始され、図404(H10)に示すタイミングでは、タイマ表示が「02:75」示している。すなわち、カウントダウンが開始してから、0.25秒が経過した様子が示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍に表示されていた「タイマ開始」の表示が「保留に注目」に切り替わり、第一の保留アイコンh11の表示態様が変化する可能性があることが報知される。
図404(H11)に示す装飾図柄表示装置208では、殿様のキャラクタYMNが出現し、第一の保留アイコンh11に向けて弓を射っている様子が示されている。また、タイマ表示のカウントダウンは継続しており、図404(H11)に示すタイミングでは、「00:55」が表示されている。
図404(H12)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ表示のカウントダウンが完了し、タイマ表示が「00:00」となると、殿様のキャラクタYMNによって放たれた矢が第一の保留アイコンh11に命中し、保留変化アニメが開始され、第一の保留アイコンh11の表示態様が変化する可能性があることが報知される。なお、タイマ表示が「00:00」となった後で保留変化アニメが開始されてもよいし、保留変化アニメが開始してからタイマ表示が「00:00」となってもよいし、タイマ表示が「00:00」となったタイミングで保留変化アニメが開始されてもよい。
すると、図404(H13)に示すように、第一の保留アイコンh11の表示態様が1つの爆弾の表示態様から、3つの爆弾が一塊となって表された表示態様に変化し、その上方には「TIMER×3」の文字が付加されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「タイマ増加」の文字が表示され、3回のタイマ予告演出が実行されることの予告表示(先読み予告)が行われている様子が示されている。すなわち、この演出例では、タイマ予告演出が行われた結果、或る演出として、保留アイコンによって予告表示されているタイマ予告演出の実行回数が増加する様子が示されている。
図404(H14)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾2」が停止表示される。なお、中図柄及び右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図404(H15)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図404(H16)に示す装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄に「装飾6」が停止表示されて揺れ変動による仮停止が行われ、その後、図404(H17)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾2−装飾6−装飾5」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
その後、図404(H18)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。ここで、3つの爆弾が一塊となった表示態様の第一の保留アイコンh11は、表示態様を変えないで変動アイコン表示領域に移動することで当該図柄変動に関する少なくとも3回のタイマ予告演出が実行されることの予告表示態様である変動アイコンh0となる。
図404(H19)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。具体的には、例えば、フレームインアニメにより、表示画面の右側から第1タイマ予告表示TM11がフレームインすることにより、タイマ予告演出が開始される。この第1タイマ予告表示TM11の表示態様は、デフォルトの表示態様である。第1タイマ予告表示TM11には、「07:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから7秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。また、この演出例では、第1タイマ予告表示TM11にリプレイのアイコンRPLが付加されており、或る演出として疑似連が開始される可能性が高いことを示唆している。また、3つの爆弾が一塊となった表示態様の変動アイコンh0では、「TIMER×3」の表示が消去されるとともに、3つの爆弾のうちの右側に配置された爆弾の導火線の先端が着火する様子が示され、また、ナビキャラクタYMの近傍では、「7秒後に何かが・・・」の文字が表示され、7秒後にタイマ予告演出が行われた結果として或る演出が行われる可能性があることが示唆されている。また、この演出例では、装飾図柄が中央上部に小さく表示されている様子が示されている。ここで、変動アイコンh0の表示態様が変化した後で第1タイマ予告表示TM11が表示開始されてもよいし、第1タイマ予告表示TM11が表示開始された後で変動アイコンh0の表示態様が変化してもよいし、変動アイコンh0の表示態様が変化するタイミングで第1タイマ予告表示TM11が表示開始されてもよい。また、装飾図柄の表示位置が変更された後で第1タイマ予告表示TM11が表示開始されてもよいし、第1タイマ予告表示TM11が表示開始された後で装飾図柄の表示位置が変更されてもよいし、装飾図柄の表示位置が変更されるタイミングで第1タイマ予告表示TM11が表示開始されてもよい。
その後、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始され、図404(H20)に示すタイミングでは、第1タイマ予告表示TM11には、「06:36」が表示されている。すなわち、カウントダウンが開始してから、0.64秒が経過した様子が示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「注目」の文字が表示され、第1タイマ予告表示TM11に対する注意喚起がなされている。また、変動アイコンh0における右側に配置された爆弾の導火線の長さもタイマ表示のカウントダウンが開始してからの時間に応じて短くなっている。
図404(H21)に示す装飾図柄表示装置208では、2つ目のタイマ予告演出が開始している様子が示されている。具体的には、例えば、フレームインアニメにより、表示画面の左側から第2タイマ予告表示TM12がフレームインすることにより、2つ目のタイマ予告演出が開始される。この第2タイマ予告表示TM12の表示態様は、デフォルトの表示態様である。第2タイマ予告表示TM12には、「20:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから20秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。また、この演出例では、第2タイマ予告表示TM12にサボハニのアイコンSBHが付加されており、或る演出としてサボハニ群予告が開始される可能性が高いことを示唆している。また、3つの爆弾が一塊となった表示態様の変動アイコンh0では、3つの爆弾のうちの左側に配置された爆弾の導火線の先端が着火する様子が示されている。この左側に配置された爆弾の導火線の長さもタイマ表示のカウントダウンが開始してからの時間に応じて短くなっていく。また、第1タイマ予告表示TM11では、カウントダウンが継続しており、図404(H21)に示すタイミングでは、「05:75」が表示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「注目」の文字が引き続き表示されており、タイマ予告演出に対する注意喚起がなされている。
その後、第2タイマ予告表示TM12におけるタイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始され、図404(H22)に示すタイミングでは、第2タイマ予告表示TM12には、「19:20」が表示されている。すなわち、第2タイマ予告表示TM12におけるタイマ表示のカウントダウンが開始してから、0.8秒が経過した様子が示されている。一方、第1タイマ予告表示TM11においても、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、第1タイマ予告表示TM11には、「04:95」が表示されている。また、図404(H22)に示す装飾図柄表示装置208では、ミニゲームが開始されている様子が示されている。この演出例では、ミニゲームが開始されると、表示画面の左側に宝箱画像BOXが表示されるとともに、宝箱画像BOXの右側に、サボハニのキャラクタとともに「が出たら群予告確定」の文字が表示されており、宝箱からサボハニのキャラクタSBHNが出現すると強サボハニ群予告が行われることが報知されている。なお、弱サボハニ群予告も含めてサボハニ群予告が行われることを報知するようにしてもよい。また、宝箱からサボハニのキャラクタSBHNが出現しなかった場合には、第2タイマ予告表示TM12にかかるタイマ予告演出が行われた結果実行される或る演出として弱サボハニ群予告が行われるようにしてもよいし、サボハニ群予告が行われない(或る演出が実行されない。すなわち、ガセのタイマ予告演出が実行される)ようにしてもよい。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「ミニゲームも注目」の文字が表示され、タイマ予告演出と併せてミニゲームに対する注意喚起がなされている。
図404(H23)に示す装飾図柄表示装置208では、ミニゲームの結果が表示されている様子が示されている。具体的には、装飾図柄表示装置208の表示画面の左側に表示されていた宝箱画像BOXが開放し、中からサボハニのキャラクタSBHNが出現するとともに、その近傍に「成功!」の文字が表示され、また、ナビキャラクタYMの近傍では、「やったぜ」の文字が表示され、ミニゲームに成功した様子が示されている。なお、2つのタイマ予告表示TM11,TM12では、それぞれカウントダウンが継続しており、図404(H23)に示すタイミングでは、第1タイマ予告表示TM11では、「03:51」が表示され、第2タイマ予告表示TM12では、「17:76」が表示されている。
すると、図404(H24)に示すように、装飾図柄表示装置208では、第2タイマ予告表示TM12の表示態様がデフォルトの表示態様から高信頼度表示態様に変化し、第2タイマ予告表示TM12に付加されていたサボハニのアイコンSBHは、4つに増加する態様で表示され、強サボハニ群予告が実行されることが報知される。一方、ナビキャラクタYMの近傍では、「疑似連」とともにクエスチョンマークが付加されており、第1タイマ予告表示TM11にかかるタイマ予告演出が行われた結果、或る演出として疑似連演出が行われる可能性があることが示唆されている。なお、2つのタイマ予告表示TM11,TM12では、それぞれカウントダウンが継続しており、図404(H24)に示すタイミングでは、第1タイマ予告表示TM11では、「01:37」が表示され、第2タイマ予告表示TM12では、「15:62」が表示されている。
その後、図404(H25)に示すタイミングで第1タイマ予告表示TM11におけるカウントダウンが完了し、「00:00」が表示されると、3つの爆弾が一塊となった表示態様の変動アイコンh0における右側の爆弾が爆発し、エフェクトが表示される。そして、左図柄、中図柄及び右図柄が同時に停止し、「装飾5−リプレイ図柄RP−装飾6」の装飾図柄の組み合わせが表示される。また、ナビキャラクタYMの近傍では、「疑似連!」の文字が表示され、疑似連演出が行われることが報知されている。なお、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が「00:00」となった後で装飾図柄が停止表示されてもよいし、装飾図柄が停止表示された後で第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が「00:00」となってもよいし、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が「00:00」となったタイミングで装飾図柄が停止表示されてもよい。一方、第2タイマ予告表示TM12では、カウントダウンが継続しており、図404(H25)に示すタイミングでは、「14:25」が表示されている。
その後、図404(H26)に示すように、疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始される。また、ナビキャラクタYMの近傍には、疑似連により2回目の装飾図柄の変動表示が開始された回数を示す「×2」の表示が行われている。また、装飾図柄表示装置208の表示画面の右上隅部には、第1タイマ予告表示TM11が消去されてリプレイのアイコンRPLが表示され、疑似連演出が行われたことが報知されている。なお、疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始された後でリプレイのアイコンRPLが表示開始されてもよいし、リプレイのアイコンRPLが表示開始された後で疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始されてもよいし、疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始されたタイミングでリプレイのアイコンRPLが表示開始されてもよい。また、このとき、変動アイコンh0の表示態様が右側に配置された爆弾が消去された態様に変化している。このように、この演出例では、タイマ予告演出が1回行われる毎に、爆弾が1つずつ減少する態様で表示されている。なお、第2タイマ予告表示TM12では、カウントダウンが継続しており、図404(H26)に示すタイミングでは「14:00」が表示されている。
図404(H27)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、第2タイマ予告表示TM12では、カウントダウンが継続しており、図404(H27)に示すタイミングでは「05:22」が表示されている。
図404(H27)に続く図405(H28)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾5」が停止表示され、リーチ状態が形成される。すると、図405(H29)に示す装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に「リーチ」の表示が行われ、リーチ状態となったことが報知される。一方、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。なお、第2タイマ予告表示TM12では、カウントダウンが継続しており、図405(H29)に示すタイミングでは「02:12」が表示されている。
その後、図405(H30)に示すように、第2タイマ予告表示TM12におけるカウントダウンが完了し、タイマ表示が「00:00」となると、2つの爆弾が一塊となった表示態様の変動アイコンh0における左側の爆弾が爆発し、エフェクトが表示され、また、装飾図柄表示装置208では、強サボハニ群予告が行われる。このとき、リーチ図柄が左上隅に小さく表示される。また、この演出例では、保留アイコン表示領域が消去されるが、変動アイコン表示領域は表示された状態が維持されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「群発生」の文字が表示されており、サボハニ群予告が行われていることが報知されている。すなわち、この演出例では、第2タイマ予告表示TM12によるタイマ予告演出の結果として強サボハニ群予告が行われる様子が示されている。なお、第2タイマ予告表示TM12におけるタイマ表示が「00:00」となった後でサボハニ群予告が開始されてもよいし、サボハニ群予告が開始された後で第2タイマ予告表示TM12におけるタイマ表示が「00:00」となってもよいし、第2タイマ予告表示TM12におけるタイマ表示が「00:00」となるタイミングでサボハニ群予告が開始されてもよい。
図405(H31)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニ群予告が継続して行われている様子が示されている。このとき、リプレイのアイコンRPLのアイコンの下方に、サボハニのアイコンSBHが表示され、サボハニ群予告が行われたことが報知されている。また、このとき、第2タイマ予告表示TM12は消去されている。
続いて、図405(H32)に示すように、装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展し、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙する画面が表示される。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「剣豪リーチ」の文字が表示され、スーパーリーチの種類を報知している。このとき、変動アイコン表示領域は消去されている。また、この演出例では、3つのうちの残り1つとなった爆弾の表示態様の変動アイコンh0に対応して、装飾図柄表示装置208の表示画面の左下隅部に爆弾のアイコンとともに「待機中」の文字が表示され、3つ目のタイマ予告演出が開始される予定であることが報知されている。このように、この演出例では、装飾図柄の変動表示中にタイマ予告演出が待機している旨の表示が行われている様子が示されている。
図405(H33)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。具体的には、例えば、フレームインアニメにより、表示画面の右側から第3タイマ予告表示TM13がフレームインすることにより、タイマ予告演出が開始される。この第3タイマ予告表示TM13の表示態様は、デフォルトの表示態様である。第3タイマ予告表示TM13には、「03:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから3秒が経過すると或る演出としてカットイン画像が表示されることを示唆している。また、このとき、表示画面の左下隅部に表示されていた爆弾のアイコンは消去されている。なお、リプレイのアイコンRPLは、第3タイマ予告表示TM13の前面側にオーバーラップされており、オーバーラップされていない状態よりも視認困難とされている。
その後、第3タイマ予告表示TM13におけるタイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始され、図405(H34)に示すタイミングでは、第3タイマ予告表示TM13には、「01:25」が表示されている。すなわち、カウントダウンが開始してから、1.75秒が経過した様子が示されている。
その後、第3タイマ予告表示TM13におけるタイマ表示が「00:00」となると、図405(H35)に示す装飾図柄表示装置208では、強カットイン画像CI1aが表示される。すなわち、この演出例では、強カットイン画像CI1aの表示が或る演出の一例ということができる。
その後、図405(H36)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪を倒し、勝利した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾5」が表示され、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。
その後、図405(H37)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている様子が示されている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「やったぜ」の文字が表示されており、大当りとなることが報知されている。また、この演出例では、変動アイコンh0が再表示されたときに、爆弾の表示態様から強カットイン画像の表示態様に変更されており、第3タイマ予告表示TM13にかかるタイマ予告演出が行われた結果、或る演出として強カットイン画像CI1aが表示されたことが報知されている。その後、図405(H38)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の大当りの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
この演出例では、保留アイコンにおいて表示されている爆弾の個数に対応する回数のタイマ予告演出を実行するようにしたが、保留アイコンにおいて表示されている爆弾の個数に対応する回数と同じ回数ではなく、表示された爆弾の個数がタイマ予告演出が実行される最低保証回数であってもよいし、最大実行可能回数であってもよい。
なお、この演出例では、図404(H13)において、第二の保留アイコンh12の表示態様が1つの爆弾の表示態様から3つの爆弾が一塊となった表示態様に変化するようにしたが、例えば、図405(H13´)に示すように、殿様のキャラクタがさらに付加された表示態様(吉宗トリプル爆弾保留の表示態様)で表示されてもよく、すなわち、吉宗トリプル爆弾保留の表示態様は、上述した吉宗爆弾保留の表示態様よりもタイマ予告演出の実行回数が多いことを報知しており、吉宗爆弾保留の表示態様よりもランクアップした表示態様ということができる。換言すれば、キャラクタの表示態様の保留アイコン(変動アイコン)により複数回のタイマ予告演出の実行を示唆しているということができる。
また、この演出例では、タイマ予告演出が行われて実行された或る演出として、1つの爆弾の表示態様から3つの爆弾が一塊となった表示態様に変化するが、各爆弾の表示態様は、変化の前後で同じであるが、変化の前後で各爆弾の表示態様が異なるようにしてもよく、例えば、1つの爆弾の表示態様に含まれる丸形の表示部分(導火線部分を除いた部分)が、或る演出が行われる前後で、デフォルトの表示態様(丸形で白色の表示態様:ノーマルタイマ保留の表示態様)から赤保留の表示態様を含む表示態様(トリプル赤タイマ保留の表示態様)に変化してもよいし、或る演出が行われる前後で、青保留の表示態様を含む青タイマ保留の表示態様から赤保留の表示態様を含むトリプル赤タイマ保留の表示態様に変化してもよい。
図405(H7a)〜図406(H34a)は、図404(H6)に続く別の演出パターンを示している。ただし、この演出例では、図404(H3)において、保留増加したときに、1つの爆弾からなる表示態様ではなく3つの爆弾が一塊となって表された表示態様で第二の保留アイコンh12が表示されたものとする。なお、図405(H7a)〜同図(H12a)に示す演出は、第一の保留アイコンh11の表示態様が3つの爆弾が一塊となって表された表示態様となっている点を除き、図404(H7)〜同図(H12)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図405(H13a)に示す装飾図柄表示装置208では、保留変化アニメが行われた結果、第一の保留アイコンh11の表示態様が3つの爆弾が一塊となって表された表示態様から1つの爆弾の表示態様に変化し、その上方には「TIMER」の文字が付加されている。一方で、1つの爆弾の表示態様に変化したが、色がデフォルトの色(白色)から赤色に変化しており、大当りに関する先読み予告の機能も兼ね備えている。すなわち、3回のタイマ予告演出が実行されることの予告表示(先読み予告)が行われていたのが、1回のタイマ予告演出が実行されることの予告表示(先読み予告)に変更され、保留アイコンにより示唆されているタイマ予告演出の実行回数が減少するが、大当りの信頼度が向上しており、実質的にはランクアップしている様子が示されている。その後は、図405(H14a)〜同図(H18a)に示す演出が行われる。なお、図405(H14a)〜同図(H18a)に示す演出は、第一の保留アイコンh11の表示態様が異なっている点を除き、図404(H14)〜同図(H18)に示す演出を同じであるので、説明を省略する。
図405(H19a)に示す装飾図柄表示装置208では、ミニゲームが開始されている様子が示されている。この演出例では、ミニゲームが開始されると、装飾図柄が左上隅部に小さく表示され、3つの宝箱BX1〜BX3がトライアングル状に配置され、各宝箱には、中身が表示されている。すなわち、宝箱BX1には、爆弾の表示態様であるタイマ予告のアイコンが表示されており、宝箱BX2には、番長のアイコンが表示されており、宝箱BX3には、サボハニのアイコンが表示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍では、「ミニゲーム開始」の文字が表示されており、ミニゲームの開始が報知されている。
その後、図405(H20a)に示す装飾図柄表示装置208では、宝箱がシャッフルするアニメが開始され、3つの宝箱が環状に高速移動する表示が行われる様子が示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍では、「選べ」の文字が表示されており、高速移動する3つの宝箱から演出ボタン136を操作することでいずれかを選択させることを促している。
その後、図405(H21a)に示す装飾図柄表示装置208では、残時間メータMTとともにボタン画像136aが表示画面の左上に表示されて演出ボタン136の操作受付期間が開始されたことを報知し、遊技者に演出ボタン136の操作を促進する。残時間メータMTは、操作受付期間が開始してからの時間に応じてゲージが短くなるように表示態様が変化する。
図405(H22a)では、操作受付期間が開始してから所定時間(例えば、2.5秒)が経過したタイミングで演出ボタン136が操作された様子が示されている。すると、図405(H23a)に示す装飾図柄表示装置208では、3つの宝箱のうちの宝箱BX3が選択され、当該宝箱BX3が表示画面の中央で拡大表示されている様子が示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍では、「注目」の文字が表示されており、ミニゲームの結果に注目するよう促している。
その後、図405(H24a)に示す装飾図柄表示装置208では、宝箱BX3が開放され、中からサボハニのアイコンSBHNが出現する様子が示されている。すなわち、強サボハニ群予告が行われることが予告されている。キャラクタYMの近傍では、「群予告だ」の文字が表示されており、サボハニ群予告が行われることを予告している。
図405(H24a)に続く図406(H25a)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。具体的には、変動アイコンh0における爆弾の表示の上方に表示されている「TIMER」の文字がタイマ表示に切り替わり、タイマ予告演出が開始される。変動アイコンh0に表示されているタイマ表示には、「05:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから5秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。また、ナビキャラクタYMの近傍では、「タイマ発動」の文字が表示され、5秒後にタイマ予告演出が行われた結果として或る演出が行われる可能性があることが示唆されている。なお、変動アイコンh0における「TIMER」の文字が「05:00」に切り替わった後で「タイマ発動」が表示されてもよいし、「タイマ発動」が表示された後で変動アイコンh0における「TIMER」の文字が「05:00」に切り替わってもよいし、「タイマ発動」が表示されるタイミングで変動アイコンh0における「TIMER」の文字が「05:00」に切り替わってもよい。その後、タイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始される。
図406(H26a)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、タイマ表示のカウントダウンは継続しており、図406(H26a)に示すタイミングでは「03:41」が表示されている。すなわち、タイマ表示のカウントダウンが開始されてから、1.59秒が経過した様子が示されている。
図406(H27a)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾5」が停止表示され、リーチ状態が形成される。すると、図406(H28a)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に「リーチ」の表示が行われ、リーチ状態となったことが報知される。一方、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。なお、タイマ表示のカウントダウンは継続しており、図406(H28a)に示すタイミングでは「01:03」が表示されている。
その後、図406(H29a)に示すように、タイマ表示のカウントダウンが完了し、タイマ表示が「00:00」となると、装飾図柄表示装置208では、強サボハニ群予告が行われる。このとき、リーチ図柄が左上隅に小さく表示される。また、この演出例では、保留アイコン表示領域が消去されるが、変動アイコン表示領域は表示された状態が維持されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「群発生」の文字が表示されており、サボハニ群予告が行われていることが報知されている。すなわち、この演出例では、タイマ予告演出の結果、或る演出として強サボハニ群予告が行われる様子が示されている。
その後、図406(H30a)に示す装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展している様子が示されている。剣豪リーチに発展すると、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙する画面が表示される。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「剣豪リーチ」の文字が表示され、スーパーリーチの種類を報知している。
その後、図406(H31a)に示す装飾図柄表示装置208では、強カットイン画像CI1aが表示されている様子が示されている。
その後、図406(H32a)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪を倒し、勝利した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾5」が表示され、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。
その後、図406(H33a)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている様子が示されている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「やったぜ」の文字が表示されており、大当りとなることが報知されている。その後、図406(H34a)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の大当りの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
このように、この演出例では、タイマ予告演出が行われた結果として実行される或る演出として、予告されたタイマ予告演出の実行回数が減少する演出が行われている様子が示されている。また、この演出例では、複数の選択肢からいずれか一つが選択されるミニゲームにおいて、タイマ予告演出を行う選択肢が含まれている例が示されている。また、この演出例では、予告されたタイマ予告演出の実行回数は減少するが、大当りの信頼度が向上して実施的に予告の内容がランクアップする様子が示されている。
図406(H24a´)〜同図(H27a´)は、図405(H23a)に続く別の演出パターンを示している。ただし、この演出例では、図405(H23a)において、3つの宝箱のうちの宝箱BX2が選択されたものとする。
図406(H24a´)に示す装飾図柄表示装置208では、宝箱BX2開放され、中から番長のアイコンBCHOが出現する様子が示されている。すなわち、変動アイコン(あるいは、保留アイコン)の表示態様の変化が行われることが予告されている。キャラクタYMの近傍では、「アイコン変化」の文字が表示されており、変動アイコン(保留アイコン)の表示態様の変化を予告している。
図406(H25a´)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。具体的には、変動アイコンh0における爆弾の表示の上方に表示されている「TIMER」の文字がタイマ表示に切り替わり、タイマ予告演出が開始される。この演出例では、図406(H25a)に示す演出とは異なり(すなわち、宝箱からサボハニのアイコンSBHNが出現した場合とは異なり)、変動アイコンh0に表示されているタイマ表示には、「02:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから2秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。すなわち、この演出例では、タイマ予告演出が行われた結果として行われる或る演出がサボハニ群予告ではなく、変動アイコン(保留アイコン)の変化演出となっている。また、ナビキャラクタYMの近傍では、「タイマ発動」の文字が表示され、2秒後にタイマ予告演出が行われた結果として或る演出が行われる可能性があることが示唆されている。その後、タイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始される。
その後、図406(H26a´)に示すように、タイマ表示のカウントダウンが完了し、タイマ表示が「00:00」となると、装飾図柄表示装置208では、保留変化アニメが開始され、第一の保留アイコンh11の表示態様が変化する可能性があることが報知される。
その後、図406(H27a´)に示すように、変動アイコンh0の表示態様が爆弾の表示態様から番長の表示態様に変化し、信頼度の高い予告表示態様となる。
このように、この演出例では、ミニゲームにおいて選択された結果に応じてタイマ予告演出において表示されるタイマ表示の初期値が異なっている例が示されている。
なお、この演出例において、例えば、図405(H23a)で宝箱BX1が選択されてタイマ予告のアイコンが出現した場合には、爆弾の表示態様で表示されている変動アイコンがランクアップし、大当りの信頼度がアップする表示態様に変化する。
また、この演出例では、タイマ予告演出が行われた結果として、保留アイコン(変動アイコン)における爆弾の表示の増加・減少及び爆弾の表示を含む表示態様から番長の表示態様への変更が行われる様子が示されているが、例えば、保留アイコン(変動アイコン)における爆弾の表示の増加あるいは減少とともに表示態様が変更してもよい。また、この演出例では、タイマ予告演出が行われた結果として、保留アイコン(変動アイコン)において、アイコンの増加・減少及びアイコンの表示態様の変更が行われている様子が示されているが、予告アイコン(予告アイテム)の増加・減少及び予告アイコンの表示態様の変更が行われてもよい。
本実施形態では、タイマ保留の表示態様で保留アイコン(変動アイコン)が表示された場合にタイマ予告演出が行われるが、タイマ保留の表示態様で保留アイコン(変動アイコン)が表示されない場合(例えば、番長の表示態様やサボハニの表示態様やリプレイの表示態様により保留アイコン(変動アイコン)が表示された場合)でもタイマ予告演出が行われてもよい。
また、本実施形態において、タイマ予告演出が行われた結果として行われる演出として、予告演出が行われる場合があり、また、チャンスアップ演出が行われる場合がある、ということができる。ここで、「予告演出」とは、大当りとなる可能性があること、あるいは、リーチ演出(特定のリーチ演出)が行われる可能性があることを示唆する演出のことであり、例えば、カットイン予告等がある。また、「チャンスアップ演出」とは、(1)実行されることにより図柄変動表示における大当りの信頼度を向上させる特定の演出のことであり、例えば、疑似連演出等がある。あるいは、(2)予告演出であって、特定の態様で実行されることにより、図柄変動表示における大当りの信頼度をより向上させる演出のことであり、例えば、カットインの予告演出であって、通常の態様が青色の枠で表示されるものに対し、赤色の枠で表示(チャンスアップの表示態様で表示)されるもの等がある。すなわち、チャンスアップ演出とは、実行されない場合よりも実行された場合の方が、大当り図柄態様が確定表示されやすい演出のことである。
以上の記載では、
『 表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208等]を備えた遊技台であって、
前記表示手段は、タイマ表示[例えば、図274(3)に示すタイマ予告表示TM1等]を表示可能な手段であり、
前記タイマ表示は、時間の表示[例えば、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示等]を含む表示であり、
前記タイマ表示の表示が開始された後で或る演出[例えば、疑似連や、図278(9)に示す強サボハニ群予告や、図282(30)に示す復活演出や、図285(35)に示す強カットイン画像CI1aの表示や、図281(6)〜同図(7)に示す保留アイコンの表示態様の変化の演出等]が開始される場合があるように構成されており、
前記タイマ表示の表示が開始された後であっても前記或る演出が開始されない場合があるように構成されており[例えば、図276(5)〜同図(6)に示すように、タイマ予告表示TM1は表示されたが、タイマ予告表示TM1が「00:00」となる前に消去されて、或る演出が行われない等]、
前記タイマ表示の表示が開始されて前記時間の表示が或る時間[例えば、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「00:00」等]になったことに応じて前記或る演出が開始される場合があるように構成されており[例えば、図274(9)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「00:00」になると、疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始される等]、
前記タイマ表示の表示が開始されて前記或る演出が実行されない場合よりも該タイマ表示の表示が開始されて該或る演出が実行された場合の方が、図柄変動表示において大当り図柄が確定表示されやすい、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
従来から、表示手段での表示演出は多彩になる傾向にある。しかしながら、表示手段には改良の余地がある。この遊技台によれば、表示手段に特徴を持った遊技台を実現できる。
また、この遊技台によれば、タイマ表示の開始により或る演出の開始に期待を持つことができる場合がある。
ここで、表示手段は、タイマ表示のみを表示可能なものであってもよいし、タイマ表示以外の表示も表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、タイマ表示を必ず表示するものであってもよいし、タイマ表示を表示しない場合があってもよい。
また、タイマ表示は、時間の表示のみを含むものであってもよいし、時間の表示以外の表示も含むものであってもよい。また、タイマ表示は、時間の表示を必ず含むものであってもよいし、時間の表示を含まない場合があってもよい。
また、タイマ表示の表示が開始された後で或る演出のみが開始される場合があるように構成されてもよいし、タイマ表示の表示が開始された後で或る演出以外の演出も開始される場合があるように構成されてもよい。また、タイマ表示の表示が開始された後で或る演出が必ず開始されるように構成されてもよいし、タイマ表示の表示が開始された後で或る演出が開始されない場合があるように構成されてもよい。
また、タイマ表示の表示が開始された後でのみ或る演出が開始される場合があるように構成されてもよいし、タイマ表示の表示が開始された後以外でも或る演出が開始される場合があるように構成されてもよい。
また、タイマ表示の表示が開始された後であっても或る演出のみが開始されない場合があるように構成されてもよいし、タイマ表示の表示が開始された後であっても或る演出以外の演出も開始されない場合があるように構成されてもよい。また、タイマ表示の表示が開始された後であっても或る演出が必ず開始されないように構成されてもよいし、タイマ表示の表示が開始された後であっても或る演出が開始される場合があるように構成されてもよい。
また、タイマ表示の表示が開始されて時間の表示が或る時間になったことに応じて或る演出のみが開始される場合があるように構成されてもよいし、タイマ表示の表示が開始されて時間の表示が或る時間になったことに応じて或る演出以外の演出も開始される場合があるように構成されてもよい。また、タイマ表示の表示が開始されて時間の表示が或る時間になったことに応じて或る演出が必ず開始されるように構成されてもよいし、タイマ表示の表示が開始されて時間の表示が或る時間になっても或る演出が開始されない場合があるように構成されてもよい。
また、タイマ表示の表示が開始されて時間の表示が或る時間になったことのみに応じて或る演出が開始される場合があるように構成されてもよいし、タイマ表示の表示が開始されて時間の表示が或る時間になったこと以外のことにも応じて或る演出が開始される場合があるように構成されてもよい。
また、タイマ表示の表示が開始されて或る演出が実行された場合には、図柄変動表示において大当り図柄が確定表示するように構成されてもよいし、大当り図柄が確定表示しない場合があるように構成されてもよい。
また、『 前記タイマ表示の表示が開始された後であって前記時間の表示が前記或る時間に到達した場合に前記或る演出が開始される場合があり[例えば、図274(3)〜同図(9)に示すように、タイマ予告演出が開始された後、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「00:00」になると、疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始される等]、
前記タイマ表示の表示が開始された後であって前記時間の表示が前記或る時間に到達する前に該タイマ表示の表示が終了した場合には前記或る演出が開始されない[例えば、図277(3)〜同図(6)に示すように、偽のタイマ予告演出が開始された後、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「00:00」となる前に消去されると、疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始されない等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、タイマ表示が或る時間に到達することに注目させることができる場合がある。
ここで、タイマ表示の表示が開始された後であって時間の表示が或る時間に到達した場合に或る演出のみが開始される場合があってもよいし、タイマ表示の表示が開始された後であって時間の表示が或る時間に到達した場合に或る演出以外の演出も開始される場合があってもよい。また、タイマ表示の表示が開始された後であって時間の表示が或る時間に到達した場合に或る演出が必ず開始されてもよいし、タイマ表示の表示が開始された後であって時間の表示が或る時間に到達した場合に或る演出が開始されない場合があってもよい。
また、タイマ表示の表示が開始された後であって時間の表示が或る時間に到達した場合にのみ或る演出が開始される場合があってもよいし、タイマ表示の表示が開始された後であって時間の表示が或る時間に到達した場合以外の場合にも或る演出が開始される場合があってもよい。
また、タイマ表示の表示が開始された後であって時間の表示が或る時間に到達する前にタイマ表示の表示が終了した場合には或る演出のみが開始されなくてもよいし、タイマ表示の表示が開始された後であって時間の表示が或る時間に到達する前にタイマ表示の表示が終了した場合には或る演出以外の演出も開始されなくてもよい。また、タイマ表示の表示が開始された後であって時間の表示が或る時間に到達する前にタイマ表示の表示が終了した場合には或る演出が必ず開始されなくてもよいし、タイマ表示の表示が開始された後であって時間の表示が或る時間に到達する前にタイマ表示の表示が終了した場合には或る演出が開始される場合があってもよい。
また、タイマ表示の表示が開始された後であって時間の表示が或る時間に到達する前にタイマ表示の表示が終了した場合にのみ或る演出が開始されなくてもよいし、タイマ表示の表示が開始された後であって時間の表示が或る時間に到達する前にタイマ表示の表示が終了した場合以外の場合にも或る演出が開始されなくてもよい。
また、『 前記表示手段は、ミニゲーム[例えば、図288(3)〜同図(9)に示すミニゲーム等]の表示を表示可能な手段であり、
前記ミニゲームの表示の結果として第一の結果[例えば、図288(9)に示す、宝箱画像から姫のキャラクタHMEが出現する結果等]が導出された場合に前記時間の表示が前記或る時間に到達して前記或る演出が開始されるように構成されている[例えば、図288(9)に示すように、宝箱画像から姫のキャラクタHMEが出現すると、図288(17)に示すように、中図柄にリプレイ図柄RPが停止表示され、疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始される等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、タイマ予告の動向をミニゲームによって盛り上げることができる場合がある。
ここで、表示手段は、ミニゲームの表示のみを表示可能なものであってもよいし、ミニゲームの表示以外の表示も表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、ミニゲームの表示を必ず表示するものであってもよいし、ミニゲームの表示を表示しない場合があってもよい。
また、ミニゲームの表示結果として第一の結果が導出された場合に時間の表示が或る時間に到達して或る演出のみが開始されるように構成されてもよいし、ミニゲームの表示結果として第一の結果が導出された場合に時間の表示が或る時間に到達して或る演出以外の演出も開始されるように構成されてもよい。また、ミニゲームの表示結果として第一の結果が導出された場合に時間の表示が或る時間に到達して或る演出が必ず開始されるように構成されてもよいし、ミニゲームの表示結果として第一の結果が導出された場合に時間の表示が或る時間に到達して或る演出が開始されない場合があるように構成されてもよい。
また、ミニゲームの表示結果として第一の結果が導出された場合にのみ時間の表示が或る時間に到達して或る演出が開始されるように構成されてもよいし、ミニゲームの表示結果として第一の結果が導出された場合以外の場合にも時間の表示が或る時間に到達して或る演出が開始されるように構成されてもよい。
また、『 前記表示手段は、予告アイテム[例えば、図288(10)に示す、表示画面の左下に表示される姫のキャラクタHME等]を表示可能な手段であり、
前記ミニゲームの表示の結果に応じて前記予告アイテムが表示される場合があるように構成されており[例えば、図288(5)〜同図(9)に示すミニゲームにおいて宝箱画像から姫のキャラクタHMEが出現すると、図288(10)に示すように、表示画面の左下に姫のキャラクタHMEが予告アイテムとして表示される等]、
前記予告アイテムは、前記或る演出が実行されることを示唆する表示を含み[例えば、姫のキャラクタHMEが予告アイテムとして表示されることにより、疑似連が行われることが予告報知される等]、
前記予告アイテムが表示開始された後で、前記時間の表示が前記或る時間に到達して前記或る演出が開始されるように構成されており[例えば、図288(10)に示すように、姫のキャラクタHMEが予告アイテムとして表示された後で、タイマ予告表示TM1Aにおけるタイマ表示が「0:00」となったタイミングで疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始される等]、
前記予告アイテムが表示されない場合は、前記時間の表示が前記或る時間に到達して前記或る演出が開始されないように構成されている[例えば、図289(5)〜同図(9)に示すミニゲームにおいて宝箱画像から婆のキャラクタBBA(10)が出現すると、図289(10)に示すように予告アイテムが表示されず、疑似連が行われない等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、予告アイテムの表示に注目させることができる場合がある。
また、この遊技台によれば、タイマ表示による或る演出が開始されることをミニゲームに注目させつつ結果表示として予告アイコンにより認識できる場合がある。
また、この遊技台によれば、タイマ表示が或る時間に到達する(あるいは、到達しない)までの期間に演出を盛り上げることができる場合がある。
ここで、表示手段は、予告アイテムのみを表示可能なものであってもよいし、予告アイテム以外のものも表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、予告アイテムを必ず表示するものであってもよいし、予告アイテムを表示しない場合があってもよい。
また、ミニゲームの表示の結果に応じて予告アイテムのみが表示される場合があるように構成されてもよいし、ミニゲームの表示の結果に応じて予告アイテム以外のものも表示される場合があるように構成されてもよい。また、ミニゲームの表示の結果に応じて予告アイテムが必ず表示されるように構成されてもよいし、ミニゲームの表示の結果に応じて予告アイテムが表示されない場合があるように構成されてもよい。
また、予告アイテムは、或る演出が実行されることを示唆する表示のみを含んでもよいし、或る演出が実行されることを示唆する表示以外の表示も含んでもよい。また、予告アイテムは、或る演出が実行されることを示唆する表示を必ず含んでもよいし、或る演出が実行されることを示唆する表示を含まない場合があってもよい。
また、予告アイテムが表示開始された後で、時間の表示が或る時間に到達して或る演出のみが開始されるように構成されてもよいし、予告アイテムが表示開始された後で、時間の表示が或る時間に到達して或る演出以外の演出も開始されるように構成されてもよい。また、予告アイテムが表示開始された後で、時間の表示が或る時間に到達して或る演出が必ず開始されるように構成されてもよいし、予告アイテムが表示開始された後で、時間の表示が或る時間に到達して或る演出が開始されない場合があるように構成されてもよい。
また、予告アイテムが表示開始された後でのみ、時間の表示が或る時間に到達して或る演出が開始されるように構成されてもよいし、予告アイテムが表示開始された後以外にも、時間の表示が或る時間に到達して或る演出が開始されるように構成されてもよい。
また、予告アイテムが表示されない場合は、時間の表示が或る時間に到達して或る演出のみが開始されないように構成されてもよいし、予告アイテムが表示されない場合は、時間の表示が或る時間に到達して或る演出以外の演出も開始されないように構成されてもよい。また、予告アイテムが表示されない場合は、時間の表示が或る時間に到達して或る演出が必ず開始されないように構成されてもよいし、予告アイテムが表示されない場合は、時間の表示が或る時間に到達して或る演出が開始される場合があるように構成されてもよい。
また、『 前記タイマ表示の表示が開始された後、前記時間の表示の表示が変化開始する前に前記ミニゲームの表示の結果が導出されるように構成されている[例えば、図288(3)に示すように、タイマ予告表示TM1が表示された後、図288(14)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンが開始する前に、図288(9)に示すように、ミニゲームの表示の結果が導出される等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、タイマ表示は或る時間に到達していないので、ミニゲームの表示の結果に集中して注目させることができる場合がある。
また、この遊技台によれば、タイマ表示とミニゲームの関連性を印象付けることができる場合がある。
ここで、タイマ表示の表示が開始された後、時間の表示の表示が変化開始する前にミニゲームの表示の結果のみが導出されるように構成されてもよいし、タイマ表示の表示が開始された後、時間の表示の表示が変化開始する前にミニゲームの表示の結果以外のものも導出されるように構成されてもよい。また、タイマ表示の表示が開始された後、時間の表示の表示が変化開始する前にミニゲームの表示の結果が必ず導出されるように構成されてもよいし、タイマ表示の表示が開始された後、時間の表示の表示が変化開始する前にミニゲームの表示の結果が導出されない場合があるように構成されてもよい。
また、タイマ表示の表示が開始された後、時間の表示の表示が変化開始する前にのみミニゲームの表示の結果が導出されるように構成されてもよいし、タイマ表示の表示が開始された後、時間の表示の表示が変化開始する前以外にもミニゲームの表示の結果が導出されるように構成されてもよい。
また、タイマ表示の表示が開始された後にのみ、時間の表示の表示が変化開始する前にミニゲームの表示の結果が導出されるように構成されてもよいし、タイマ表示の表示が開始された後以外にも、時間の表示の表示が変化開始する前にミニゲームの表示の結果が導出されるように構成されてもよい。
また、『 前記時間の表示の表示が変化開始した後、該時間の表示が前記或る時間に到達する前に前記ミニゲームの表示の結果が導出されるように構成されている[例えば、図284(4)に示すように、タイマ予告表示TM1Lにおけるタイマ表示のカウントダウンが開始された後、図284(12)に示すタイミングでタイマ予告表示TM1Lのタイマ表示が「0:00」となってカウントダウンが完了する前に、図284(9)に示すように、ミニゲームの表示の結果が導出される等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、タイマ表示は或る時間に到達していないので、ミニゲームの票ッ時の結果に集中して注目させることができる場合がある。
ここで、時間の表示の表示が変化開始した後、時間の表示が或る時間に到達する前にミニゲームの表示の結果のみが導出されるように構成されてもよいし、時間の表示の表示が変化開始した後、時間の表示が或る時間に到達する前にミニゲームの表示の結果以外のものも導出されるように構成されてもよい。また、時間の表示の表示が変化開始した後、時間の表示が或る時間に到達する前にミニゲームの表示の結果が必ず導出されるように構成されてもよいし、時間の表示の表示が変化開始した後、時間の表示が或る時間に到達する前にミニゲームの表示の結果が導出されない場合があるように構成されてもよい。
また、時間の表示の表示が変化開始した後、時間の表示が或る時間に到達する前にのみミニゲームの表示の結果が導出されるように構成されてもよいし、時間の表示の表示が変化開始した後、時間の表示が或る時間に到達する前以外にもミニゲームの表示の結果が導出されるように構成されてもよい。
また、時間の表示の表示が変化開始した後にのみ、時間の表示が或る時間に到達する前にミニゲームの表示の結果が導出されるように構成されてもよいし、時間の表示の表示が変化開始した後以外にも、時間の表示が或る時間に到達する前にミニゲームの表示の結果が導出されるように構成されてもよい。
また、『 前記タイマ表示の表示が開始されるよりも前に前記ミニゲームの表示が開始される場合がある[例えば、図290(3)〜同図(4)に示すように、タイマ予告演出が開始する前にミニゲームが開始されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、ミニゲームの表示が開始された時点では、タイマ表示が開始されるか否かがわからないため、ミニゲームの動向に注目させることができる場合がある。
ここで、タイマ表示の表示が開始されるよりも前にミニゲームの表示のみが開始される場合があってもよいし、タイマ表示の表示が開始されるよりも前にミニゲームの表示以外の表示も開始される場合があってもよい。また、タイマ表示の表示が開始されるよりも前にミニゲームの表示が必ず開始されてもよいし、タイマ表示の表示が開始されるよりも前にミニゲームの表示が開始されない場合があってもよい。
また、タイマ表示の表示が開始されるよりも前にのみミニゲームの表示が開始される場合があってもよいし、タイマ表示の表示が開始されるよりも前以外にもミニゲームの表示が開始される場合があってもよい。
また、タイマ表示の表示のみが開始されるよりも前にミニゲームの表示が開始される場合があってもよいし、タイマ表示の表示以外の表示が開始されるよりも前にミニゲームの表示が開始される場合があってもよい。
また、『 前記ミニゲームの表示の結果として第二の結果[例えば、図290(8)に示す、宝箱画像から番長の顔のアイコンBCFが出現する結果等]が導出される場合があり、
前記第二の結果は、前記或る演出に関連しない結果である[例えば、図290(8)に示すように、宝箱画像から番長の顔のアイコンBCFが出現する結果が導出された場合は、図290(4)に示すタイマ予告演出とは関連しない、図291(25)に示す強カットイン画像CI1aが表示される等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、ミニゲームの表示の結果が或る演出に関連するか否かについて注目させることができる場合がある。
ここで、ミニゲームの表示の結果として第二の結果のみが導出される場合があってもよいし、ミニゲームの表示の結果として第二の結果以外の結果も導出される場合があってもよい。また、ミニゲームの表示の結果として第二の結果が必ず導出されてもよいし、ミニゲームの表示の結果として第二の結果が導出されない場合があってもよい。
また、第二の結果は、或る演出にのみ関連しないものであってもよいし、或る演出以外の演出にも関連しないものであってもよい。また、第二の結果は、或る演出に必ず関連しないものであってもよいし、或る演出に関連する場合があるものであってもよい。
また、『 前記或る演出として第一の予告[例えば、図281(6)〜同図(7)に示す保留アイコンの表示態様の変化の演出等]が実行される場合があり、
前記第一の予告は、先読み予告である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、タイマ表示が表示されて先読み予告が行われることについて期待を持たせることができる場合がある。
ここで、或る演出として第一の予告のみが実行される場合があってもよいし、或る演出として第一の予告以外の予告も実行される場合があってもよい。また、或る演出として第一の予告が必ず実行されてもよいし、或る演出として第一の予告が実行されない場合があってもよい。
また、『 前記或る演出として第二の予告[例えば、疑似連等]が実行される場合があり、
前記第二の予告は、実行されない場合よりも実行された場合の方が図柄変動表示の実行時間が長くなる予告である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、タイマ表示が表示されて図柄変動表示の実行時間が長くなることで大当りへの期待感を持たせることができる場合がある。
ここで、或る演出として第二の予告のみが実行される場合があってもよいし、或る演出として第二の予告以外の予告も実行される場合があってもよい。また、或る演出として第二の予告が必ず実行されてもよいし、或る演出として第二の予告が実行されない場合があってもよい。
また、第二の予告は、実行されない場合よりも実行された場合の方が図柄変動表示の実行時間のみが長くなるものであってもよいし、実行されない場合よりも実行された場合の方が図柄変動表示の実行時間以外の時間も長くなるものであってもよい。また、第二の予告は、実行されない場合よりも実行された場合の方が図柄変動表示の実行時間が必ず長くなるものであってもよいし、実行されない場合よりも実行された場合の方が図柄変動表示の実行時間が長くならない場合があってもよい。
また、『 前記或る演出として第三の予告[例えば、図285(35)に示す強カットイン画像CI1aの表示等]が実行される場合があり、
前記第三の予告は、実行されない場合よりも実行された場合の方が図柄変動表示において大当り図柄が確定表示されやすくなる予告である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、タイマ表示が表示されて大当り予告が行われることに期待感を持たせることができる場合がある。
ここで、或る演出として第三の予告のみが実行される場合があってもよいし、或る演出として第三の予告以外の予告も実行される場合があってもよい。また、或る演出として第三の予告が必ず実行されてもよいし、或る演出として第三の予告が実行されない場合があってもよい。
また、第三の予告は、実行されない場合よりも実行された場合の方が図柄変動表示において大当り図柄のみが確定表示されやすくなるものであってもよいし、実行されない場合よりも実行された場合の方が図柄変動表示において大当り図柄以外の図柄も確定表示されやすくなるものであってもよい。また、第三の予告は、実行されない場合よりも実行された場合の方が図柄変動表示において大当り図柄が必ず確定表示されるものであってもよいし、実行されない場合よりも実行された場合の方が図柄変動表示において大当り図柄が確定表示されない場合があってもよい。
また、第三の予告は、実行された場合は図柄変動表示において大当り図柄が必ず確定表示されるものであってもよいし、実行された場合は図柄変動表示において大当り図柄が確定表示されない場合があってもよい。
また、『 前記或る演出として第四の予告[例えば、図282(30)に示す復活演出等]が実行される場合があり、
前記第四の予告は、大当りとなることを報知する予告である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、タイマ表示が表示されて大当りとなることに期待感を持たせることができる場合がある。
ここで、或る演出として第四の予告のみが実行される場合があってもよいし、或る演出として第四の予告以外の予告も実行される場合があってもよい。また、或る演出として第四の予告が必ず実行されてもよいし、或る演出として第四の予告が実行されない場合があってもよい。
また、第四の予告は、大当りとなることのみを報知するものであってもよいし、大当りとなること以外にも報知するものであってもよい。また、第四の予告は、大当りとなることを必ず報知するものであってもよいし、大当りとなることを報知しない場合があってもよい。
また、『 前記表示手段は、球抜きエラー表示[例えば、図324(1)に示す下皿満タンエラー表示ERR1等]を表示可能な手段であり、
前記球抜きエラー表示は、皿満タンエラー状態[例えば、下皿満タンエラーの状態等]で表示される場合がある表示であり、
前記タイマ表示が前記球抜きエラー表示にオーバーラップされる場合があるように構成されている[例えば、図324(3)に示すように、タイマ予告表示TM1が下皿満タンエラー表示ERR1にオーバーラップされている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、タイマ表示による演出を見るために皿満タンエラー状態を早く解除させようとする意欲をもたせることができる場合がある。
ここで、表示手段は、球抜きエラー表示のみを表示可能なものであってもよいし、球抜きエラー表示以外の表示も表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、球抜きエラー表示を必ず表示するものであってもよいし、球抜きエラー表示を表示しない場合があってもよい。
また、球抜きエラー表示は、皿満タンエラー状態でのみ表示される場合があるものであってもよいし、皿満タンエラー状態以外の状態でも表示される場合があるものであってもよい。また、球抜きエラー表示は、皿満タンエラー状態で必ず表示されるものであってもよいし、皿満タンエラー状態で表示されない場合があってもよい。
また、タイマ表示が球抜きエラー表示にのみオーバーラップされる場合があるように構成されてもよいし、タイマ表示が球抜きエラー表示以外の表示にもオーバーラップされる場合があるように構成されてもよい。また、タイマ表示が球抜きエラー表示に必ずオーバーラップされるように構成されてもよいし、タイマ表示が球抜きエラー表示にオーバーラップされない場合があるように構成されてもよい。
また、『 前記タイマ表示は、複数種類の態様のうちのいずれかの態様で表示される表示であり、
前記複数種類の態様のうちの一つは、第一の態様[例えば、図283(3)に示すデフォルトの表示態様等]であり、
前記複数種類の態様のうちの一つは、第二の態様[例えば、図281(3)に示す高信頼度表示態様等]であり、
前記第一の態様と前記第二の態様は、異なる態様であり、
前記タイマ表示が前記第一の態様で表示された場合よりも該タイマ表示が前記第二の態様で表示された場合の方が、前記或る演出が開始されやすいように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、タイマ表示の態様によって或る演出が開始されることに対して期待を持たせることができる場合がある。
また、この遊技台によれば、ミニゲームが行われる場合にあっては、タイマ表示の態様によってミニゲームの成功の可能性に期待できる場合がある。すなわち、まずはミニゲームの成功に遊技者が期待することで或る演出が実行されることを期待するが、途中で表示開始されているタイマ表示の態様が間接的に先に開始されているミニゲームの表示の結果に期待を持たせることができる場合がある。つまり、後に開始された演出(タイマ表示)が先に開始された演出(ミニゲーム等)の予告として機能して遊技者に興趣を持たせることができる場合がある。
ここで、タイマ表示は、第一の態様と第二の態様でのみ表示されるものであってもよいし、第一の態様と第二の態様以外の態様でも表示されるものであってもよい。また、タイマ表示は、第一の態様と第二の態様で必ず表示されるものであってもよいし、第一の態様と第二の態様で表示されない場合があってもよい。
また、第一の態様と第二の態様は、一部が異なる態様であってもよいし、全部が異なる態様であってもよい。
また、タイマ表示が第一の態様で表示された場合よりもタイマ表示が第二の態様で表示された場合の方が、或る演出のみが開始されやすいように構成されてもよいし、タイマ表示が第一の態様で表示された場合よりもタイマ表示が第二の態様で表示された場合の方が、或る演出以外の演出も開始されやすいように構成されてもよい。また、タイマ表示が第一の態様で表示された場合よりもタイマ表示が第二の態様で表示された場合の方が、或る演出が必ず開始されるように構成されてもよいし、タイマ表示が第一の態様で表示された場合よりもタイマ表示が第二の態様で表示された場合の方が、或る演出が開始されない場合があるように構成されてもよい。
また、タイマ表示が第二の態様で表示された場合に、或る演出が必ず開始されるように構成されてもよいし、タイマ表示が第二の態様で表示された場合に、或る演出が開始されない場合があるように構成されてもよい。
なお、タイマ表示が第一の態様で表示された後で第二の態様に変化してもよいし、タイマ表示が第二の態様で表示開始された後で第一の態様に変化してもよい。また、タイマ表示が第一の態様で表示開始された場合には、第二の態様に変化しないように構成されてもよいし、タイマ表示が第二の態様で表示開始された場合には、第一の態様に変化しないように構成されてもよい。
また、『 前記複数種類の態様のうちの一つは、第三の態様[例えば、図325(a)に示す「7:77」のタイマ表示や、図325(b)に示す「99:99」のタイマ表示や、図325(g)に示すレインボー表示態様等]であり、
前記第三の態様は、前記第一の態様と異なる態様であり、
前記第三の態様は、前記第二の態様と異なる態様であり、
前記タイマ表示が前記第三の態様で表示された場合は、図柄変動表示において前記大当り図柄が確定表示されるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、タイマ表示の表示開始時点で遊技者に期待を持たせることができる場合がある。
また、この遊技台によれば、第三の態様で表示されることに対する期待感を持たせることができる場合がある。
ここで、第三の態様は、第一の態様と一部が異なるものであってもよいし、第一の態様と全部が異なるものであってもよい。
また、第三の態様は、第二の態様と一部が異なるものであってもよいし、第二の態様と全部が異なるものであってもよい。
また、タイマ表示が第三の態様で表示された場合は、図柄変動表示において大当り図柄のみが確定表示されるように構成されてもよいし、タイマ表示が第三の態様で表示された場合は、図柄変動表示において大当り図柄以外の図柄も確定表示されるように構成されてもよい。また、タイマ表示が第三の態様で表示された場合は、図柄変動表示において大当り図柄が必ず確定表示されるように構成されてもよいし、タイマ表示が第三の態様で表示された場合は、図柄変動表示において大当り図柄が確定表示されない場合があるように構成されてもよい。
また、タイマ表示が第三の態様で表示された場合にのみ、図柄変動表示において大当り図柄が確定表示されるように構成されてもよいし、タイマ表示が第三の態様で表示された場合以外の場合にも、図柄変動表示において大当り図柄が確定表示されるように構成されてもよい。
また、『 前記タイマ表示が前記第三の態様で表示された場合は、前記大当り図柄が確定表示されたことに応じて行われる大当り遊技とは別であって遊技者に有利な状態(以下、「第一の状態」という。)が付与されるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
この遊技台によれば、タイマ表示が第三の態様に対する期待感をより高めることができる場合がある。
ここで、タイマ表示が第三の態様で表示された場合は、第一の状態のみが付与されるように構成されてもよいし、タイマ表示が第三の態様で表示された場合は、第一の状態以外の状態も付与されるように構成されてもよい。また、タイマ表示が第三の態様で表示された場合は、第一の状態が必ず付与されるように構成されてもよいし、タイマ表示が第三の態様で表示された場合は、第一の状態が付与されない場合があるように構成されてもよい。
また、タイマ表示が第三の態様で表示された場合にのみ、第一の状態が付与されるように構成されてもよいし、タイマ表示が第三の態様で表示された場合以外の場合にも、第一の状態が付与されるように構成されてもよい。
また、『 前記第一の状態とは、確変状態のことである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
なお、確変状態は、電サポ状態が付与されてもよいし、電サポ状態が付与されていなくてもよい。また、確変状態は、次回の大当りまで状態が維持される確変状態であってもよいし、或る回数の図柄変動表示が行われた場合に状態が終了する確変状態(ST)であってもよい。
また、確変状態に換えて電サポ状態(特図低確率普図高確率状態)であってもよい。
また、『 前記第一の状態とは、保留連荘のことである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
なお、保留連荘は、確変大当りが確定する保留連荘であってもよいし、確変大当りでない大当りが確定する保留連荘であってもよい。
また、『 前記タイマ表示が前記第三の態様で表示された場合は、図柄変動表示において前記時間の表示の変化が行われずに前記大当り図柄が確定表示される前に該タイマ表示が消去されるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、タイマ表示が或る時間に到達しない場合であっても遊技者に期待させることができる場合がある。
ここで、タイマ表示が第三の表示で表示された場合は、図柄変動表示において時間の表示の変化が行われずに大当り図柄が確定表示される前にタイマ表示のみが消去されるように構成されてもよいし、タイマ表示が第三の表示で表示された場合は、図柄変動表示において時間の表示の変化が行われずに大当り図柄が確定表示される前にタイマ表示以外の表示も消去されるように構成されてもよい。また、タイマ表示が第三の表示で表示された場合は、図柄変動表示において時間の表示の変化が行われずに大当り図柄が確定表示される前にタイマ表示が必ず消去されるように構成されてもよいし、タイマ表示が第三の表示で表示された場合は、図柄変動表示において時間の表示の変化が行われずに大当り図柄が確定表示される前にタイマ表示が消去されない場合があるように構成されてもよい。
また、タイマ表示が第三の表示で表示された場合は、図柄変動表示において時間の表示の変化が行われずに大当り図柄が確定表示される前にのみタイマ表示が消去されるように構成されてもよいし、タイマ表示が第三の表示で表示された場合は、図柄変動表示において時間の表示の変化が行われずに大当り図柄が確定表示される前以外にもタイマ表示が消去されるように構成されてもよい。
また、タイマ表示が第三の表示で表示された場合にのみ、図柄変動表示において時間の表示の変化が行われずに大当り図柄が確定表示される前にタイマ表示が消去されるように構成されてもよいし、タイマ表示が第三の表示で表示された場合以外の場合にも、図柄変動表示において時間の表示の変化が行われずに大当り図柄が確定表示される前にタイマ表示が消去されるように構成されてもよい。
なお、時間の表示が変化して或る時間に到達する前にタイマ表示が消去されるように構成されてもよい。
また、『 前記タイマ表示が前記第三の態様で表示された場合は、前記時間の表示が前記或る時間に到達した場合であっても前記或る演出は開始されずに前記大当り図柄が確定表示されるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、或る演出が開始されない場合であっても有利な展開を期待できる場合がる。
ここで、タイマ表示が第三の態様で表示された場合は、時間の表示が或る時間に到達した場合であっても或る演出は開始されずに大当り図柄のみが確定表示されるように構成されてもよいし、タイマ表示が第三の態様で表示された場合は、時間の表示が或る時間に到達した場合であっても或る演出は開始されずに大当り図柄以外の図柄も確定表示されるように構成されてもよい。また、タイマ表示が第三の態様で表示された場合は、時間の表示が或る時間に到達した場合であっても或る演出は開始されずに大当り図柄が必ず確定表示されるように構成されてもよいし、タイマ表示が第三の態様で表示された場合は、時間の表示が或る時間に到達した場合であっても或る演出は開始されずに大当り図柄が確定表示されない場合があるように構成されてもよい。
また、タイマ表示が第三の態様で表示された場合にのみ、時間の表示が或る時間に到達した場合であっても或る演出は開始されずに大当り図柄が確定表示されるように構成されてもよい。また、タイマ表示が第三の態様で表示された場合以外の場合にも、時間の表示が或る時間に到達した場合であっても或る演出は開始されずに大当り図柄が確定表示されるように構成されてもよい。
なお、時間の表示が或る時間に到達して或る演出が開始されて大当り図柄が確定表示されるように構成されてもよい。
また、『 前記第一の態様は、前記タイマ表示において最初に表示される前記時間の表示が第一の時間となる態様[例えば、「5:00」のタイマ表示等]であり、
前記第二の態様は、前記タイマ表示において最初に表示される前記時間の表示が第二の時間となる態様[例えば、「20:00」のタイマ表示等]であり、
前記第三の態様は、前記タイマ表示において最初に表示される前記時間の表示が第三の時間となる態様[例えば、「7:77」のタイマ表示等]であり、
前記第一の時間と前記第二の時間では、前記第二の時間の方が長い時間であり、
前記第三の時間は、前記第一の時間と異なる時間であり、
前記第三の時間は、前記第二の時間と異なる時間であり、
前記第三の時間は、前記第一の状態が付与される場合にのみ表示される時間である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、タイマ表示の表示が開始されるときに表示される時間に注目させることができる場合がある。
ここで、第一の態様は、タイマ表示において最初に表示される時間の表示が第一の時間のみとなる態様であってもよいし、タイマ表示において最初に表示される時間の表示が第一の時間以外の時間にもなる態様であってもよい。また、第一の態様は、タイマ表示において最初に表示される時間の表示が第一の時間に必ずなる態様であってもよいし、タイマ表示において最初に表示される時間の表示が第一の時間にならない場合がある態様であってもよい。
また、第二の態様は、タイマ表示において最初に表示される時間の表示が第二の時間のみとなる態様であってもよいし、タイマ表示において最初に表示される時間の表示が第二の時間以外の時間にもなる態様であってもよい。また、第二の態様は、タイマ表示において最初に表示される時間の表示が第二の時間に必ずなる態様であってもよいし、タイマ表示において最初に表示される時間の表示が第二の時間とならない場合がある態様であってもよい。
また、第三の態様は、タイマ表示において最初に表示される時間の表示が第三の時間のみとなる態様であってもよいし、タイマ表示において最初に表示される時間の表示が第三の時間以外の時間にもなる態様であってもよい。また、第三の態様は、タイマ表示において最初に表示される時間の表示が第三の時間に必ずなる態様であってもよいし、タイマ表示において最初に表示される時間の表示が第三の時間とならない場合がある態様であってもよい。
また、第一の時間と第二の時間では、第二の時間の方が必ず長い時間であってもよいし、第二の時間の方が長い時間でない場合があってもよい。
また、第三の時間は、第一の時間のみと異なる時間であってもよいし、第一の時間以外の時間とも異なる時間であってもよい。また、第三の時間は、第一の時間と必ず異なる時間であってもよいし、第一の時間と同じ時間となる場合があってもよい。
また、第三の時間は、第二の時間のみと異なる時間であってもよいし、第二の時間以外の時間とも異なる時間であってもよい。また、第三の時間は、第二の時間と必ず異なる時間であってもよいし、第二の時間と同じ時間となる場合があってもよい。
また、第三の時間は、第一の状態が付与される場合以外の場合にも表示される時間であってもよいし、第一の状態が付与される場合に必ず付与される時間であってもよいし、第一の状態が付与される場合に付与されない場合がある時間であってもよい。
また、『 前記タイマ表示において最初に表示される前記時間の表示は、秒数の表示であって小数点以下の表示も表示可能に構成されており[例えば、図274(3)に示すタイマ予告表示TM1におけるタイマ表示では小数点以下も表示可能である等]、
前記タイマ表示において最初に表示される前記時間の表示としての前記第一の時間の表示は、前記小数点以下の表示が0となる時間の表示であり、
前記タイマ表示において最初に表示される前記時間の表示としての前記第二の時間の表示は、前記小数点以下の表示が0となる時間の表示であり、
前記タイマ表示において最初に表示される前記時間の表示としての前記第三の時間の表示は、前記小数点以下の表示が0以外となる時間の表示である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、遊技者が一目でプレミアタイマであることを認識できる場合がある。
ここで、タイマ表示において最初に表示される時間の表示は、秒数の表示であって小数点以下の表示のみを表示可能に構成されていてもよいし、タイマ表示において最初に表示される時間の表示は、秒数の表示であって小数点以下の表示以外の表示も表示可能に構成されていてもよい。また、タイマ表示において最初に表示される時間の表示は、秒数の表示であって小数点以下の表示を必ず表示するようにに構成されていてもよいし、タイマ表示において最初に表示される時間の表示は、秒数の表示であって小数点以下の表示を表示しない場合があるように構成されていてもよい。
また、『 前記タイマ表示において最初に表示される前記時間の表示としての前記第一の時間の表示は、該タイマ表示が予告を行う図柄変動表示の実行時間よりも短い時間の表示であり、
前記タイマ表示において最初に表示される前記時間の表示としての前記第二の時間の表示は、該タイマ表示が予告を行う図柄変動表示の実行時間よりも短い時間の表示であり、
前記タイマ表示において最初に表示される前記時間の表示としての前記第三の時間の表示は、該タイマ表示が予告を行う図柄変動表示の実行時間よりも長い時間の表示である、ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、遊技者が一目でプレミアタイマであることを認識できる場合がある。
ここで、『 前記タイマ表示において最初に表示される前記時間の表示は、秒数の表示であって小数点以下の表示も表示可能に構成されており[例えば、図274(3)に示すタイマ予告表示TM1におけるタイマ表示では小数点以下も表示可能である等]、
前記タイマ表示において最初に表示される前記時間の表示としての前記第一の時間の表示は、前記小数点以下の表示が0となる時間の表示であり、
前記タイマ表示において最初に表示される前記時間の表示としての前記第二の時間の表示は、前記小数点以下の表示が0となる時間の表示であり、
前記タイマ表示において最初に表示される前記時間の表示としての前記第三の時間の表示は、前記小数点以下の表示が0以外となる時間の表示であり、
前記タイマ表示において最初に表示される前記時間の表示としての前記第一の時間の表示は、該タイマ表示が予告を行う図柄変動表示の実行時間よりも短い時間の表示であり、
前記タイマ表示において最初に表示される前記時間の表示としての前記第二の時間の表示は、該タイマ表示が予告を行う図柄変動表示の実行時間よりも短い時間の表示であり、
前記タイマ表示において最初に表示される前記時間の表示としての前記第三の時間の表示は、該タイマ表示が予告を行う図柄変動表示の実行時間よりも長い時間の表示である、ことを特徴とする遊技台。』であってもよい。
また、『 演出表示を実行可能な演出表示手段[例えば、図319に示す7セグ表示装置SEG等]を備え、
前記演出表示手段は、前記表示手段とは別に設けられた手段であり、
前記演出表示手段は、前記タイマ表示を表示可能な手段であり、
前記表示手段と前記演出表示手段のうちのいずれか一方で前記タイマ表示を表示する場合(以下、「第一の場合[例えば、装飾図柄表示装置208と7セグ表示装置SEGのうちのいずれか一方でのみタイマ予告表示が行われている場合等]」という。)があるように構成されており、
前記表示手段と前記演出表示手段の両方で前記タイマ表示を表示する場合(以下、「第二の場合[例えば、図319(3)〜同図(12)に示すように、装飾図柄表示装置208によるタイマ予告演出と7セグ表示装置SEGにおけるタイマ予告表示の両方が行われている場合等]」という。)があるように構成されており、
前記第一の場合は、前記或る演出が開始されない場合があるように構成されており、
前記第二の場合は、前記或る演出が開始されるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、一つの或る演出に対してタイマ表示が行われる数によって或る演出の開始に期待できる場合がある。
ここで、演出表示手段は、演出表示のみを実行可能なものであってもよいし、演出表示以外の表示も実行可能なものであってもよい。また、演出表示手段は、演出表示を必ず実行するものであってもよいし、演出表示を実行しない場合があってもよい。
また、演出表示手段は、タイマ表示のみを表示可能なものであってもよいし、タイマ表示以外の表示も表示可能なものであってもよい。また、演出表示手段は、タイマ表示を必ず表示するものであってもよいし、タイマ表示を表示しない場合があってもよい。
また、第一の場合は、或る演出のみが開始されない場合があるように構成されてもよいし、第一の場合は、或る演出以外の演出も開始されない場合があるように構成されてもよい。また、第一の場合は、或る演出が必ず開始されないように構成されてもよいし、或る演出が開始される場合があるように構成されてもよい。
また、第二の場合は、或る演出のみが開始されるように構成されてもよいし、第二の場合は、或る演出以外の演出も開始されるように構成されてもよい。また、第二の場合は、或る演出が必ず開始されるように構成されてもよいし、或る演出が開始されない場合があるように構成されてもよい。
なお、演出表示手段と表示手段のうちの表示手段のみによりタイマ表示が表示された場合よりも、演出表示手段と表示手段のうちの演出表示手段のみによりタイマ表示が表示された場合の方が、最終的に大当り図柄が確定表示されやすいように構成されてもよい。また、演出表示手段と表示手段のうちの演出表示手段のみによりタイマ表示が表示された場合よりも、演出表示手段と表示手段の両方によりタイマ表示が表示された場合の方が、最終的に大当り図柄が確定表示されやすいように構成されてもよい。
また、演出表示手段と表示手段の両方によりタイマ表示が表示されている場合において、演出表示手段と表示手段のうちのいずれか一方のタイマ表示が途中で終了する場合があってもよい。
また、演出表示手段と表示手段で異なる時間の表示を行って、演出表示手段と表示手段のうちの一方のタイマ表示において或る時間に達した場合に、或る演出が開始されるように構成されてもよい。
また、『 前記タイマ表示は、前記時間の表示がカウントダウンされる表示であり[例えば、図274(3)〜同図(9)に示すように、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示のカウントダウンが行われている等]、
前記或る時間とは、0[例えば、図274(9)に示す、「00:00」のタイマ表示等]のことである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、或る時間に達したことが容易に認識できる場合がある。
なお、或る時間とは、小数点以下を含んで0であることも含んでもよく、例えば、「0.00」や「00.00」の表示であってもよいし、「0:00」や「00:00」の表示であってもよい。
以上の記載では、
『 複数種類の表示を表示可能な表示手段[例えば、第1装飾図柄表示装置208L、第2装飾図柄表示装置208M、第3装飾図柄表示装置208N等]を備えた遊技台であって、
前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第一の表示[例えば、図326(f)〜同図(g)に示す忍者のキャラクタNJ4による保留アイコンの表示態様の変化演出表示(保留変化事前演出表示)等]であり、
前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第二の表示[例えば、図326(h)に示す、赤色の表示態様の保留アイコン等]であり、
前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第三の表示[例えば、図326(d)に示す、準備中画像RDY等]であり、
前記第一の表示は、前記第二の表示に関連するキャラクタの表示であり、
前記第二の表示は、先読み予告の表示態様の保留アイコンの表示であり、
前記第三の表示は、或る予告表示[例えば、図326(o)〜同図(p)に示すミニゲームの表示等]の表示開始を待機していることを表す表示であり、
前記第一の表示の表示が開始された後で前記第二の表示の表示が開始される場合があり[例えば、図326(f)〜同図(h)に示すように、忍者のキャラクタNJ4による保留変化事前演出表示が行われた後で第1の保留アイコンh11の表示態様がデフォルトの表示態様から赤色の表示態様に変化している等]、
第一の状態において前記第三の表示が開始される場合があり[例えば、図326(d)に示すように、保留アイコンh11,h12を表示するUI部UI3が表示されている状態において準備中画像RDYの表示が開始されている等]、
前記第一の状態において表示が開始された前記第三の表示が、第二の状態において表示が終了する場合があり[例えば、図326(d)〜同図(n)に示すように、UI部UI3が表示されている状態において表示が開始された準備中画像RDYが、UI部UI3が非表示とされている状態において表示が終了している等]、
前記第二の状態において前記第三の表示の表示が終了した後で、該第二の状態において前記或る予告表示の表示が開始される場合があり[例えば、図326(n)〜同図(o)に示すように、準備中画像RDYの表示が終了した後で、UI部UI3が非表示とされている状態でミニゲームの表示が開始されている等]、
前記或る予告表示が表示された後で、或る演出[例えば、図326(q)に示す鉄板画像TPの表示等]が開始される場合があり[例えば、図326(o)〜同図(q)に示すように、ミニゲームの表示結果が大成功となると、鉄板画像TPが表示される等]、
前記或る演出は、実行中の図柄変動表示に関する予告であり[例えば、図326(q)に示す鉄板画像TPは、大当り確定であることを報知する予告表示である等]、
前記第一の状態の後で前記第二の状態となる場合があり[例えば、図326(l)〜同図(m)に示すように、剣豪リーチに移行する場合には、表示されていたUI部UI3が非表示とされる等]、
前記第一の状態は、保留アイコンが表示可能な状態のうちの一の状態であり、
前記第二の状態は、保留アイコンが表示されない状態のうちの一の状態[例えば、剣豪リーチにおいてUI部UI3が非表示とされる状態等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
従来の遊技台は表示手段には改良の余地があったが、この遊技台によれば、表示手段に特徴を持った遊技台を実現できる。
また、この遊技台によれば、予告表示よりも事前に表示される表示のうちの一つである第三の表示が保留アイコン以外の予告表示であることがわかりやすくなって当該変動に集中させて楽しませることができる場合がある。
また、この遊技台によれば、初心者に対しては、準備中表示によって当該予告なのか先読み予告なのかドキドキさせて楽しませることができ、ある程度の経験者に対しては準備中表示が当該予告に関する表示だとわかりやすくなって期待のしどころを明確にさせることができる場合がある。
また、この遊技台によれば、準備中表示の終了のタイミングによってどの予告が行われるかがわかりやすくなる場合がある。
ここで、表示手段は、複数種類の表示のみを表示可能なものであってもよいし、複数種類の表示以外の表示も表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、複数種類の表示を必ず表示するものであってもよいし、複数種類の表示を表示しない場合があってもよい。
また、第一の表示は、第二の表示にのみ関連するキャラクタの表示であってもよいし、第二の表示以外の表示にも関連するキャラクタの表示であってもよい。また、第一の表示は、第二の表示に必ず関連するキャラクタの表示であってもよいし、第二の表示に関連しない場合があるキャラクタの表示であってもよい。
また、第一の状態において第三の表示のみが開始される場合があってもよいし、第一の状態において第三の表示以外の表示も開始される場合があってもよい。また、第一の状態において第三の表示が必ず開始されてもよいし、第一の状態において第三の表示が開始されない場合があってもよい。
また、第一の状態においてのみ第三の表示が開始される場合があってもよいし、第一の状態以外の状態においても第三の表示が開始される場合があってもよい。
また、第一の状態において表示が開始された第三の表示が、第二の状態においてのみ表示が終了する場合があってもよいし、第一の状態において表示が開始された第三の表示が、第二の状態以外の状態においても表示が終了する場合があってもよい。また、第一の状態において表示が開始された第三の表示が、第二の状態において必ず表示が終了しもよいし、第一の状態において表示が開始された第三の表示が、第二の状態において表示が終了しない場合があってもよい。
また、第二の状態において第三の表示の表示が終了した後で、第二の状態において或る予告表示の表示のみが開始される場合があってもよいし、第二の状態において第三の表示の表示が終了した後で、第二の状態において或る予告表示以外の表示の表示も開始される場合があってもよい。また、第二の状態において第三の表示の表示が終了した後で、第二の状態において或る予告表示の表示が必ず開始されてもよいし、第二の状態において第三の表示の表示が終了した後で、第二の状態において或る予告表示の表示が開始されない場合があってもよい。
また、第二の状態において第三の表示の表示が終了した後でのみ、第二の状態において或る予告表示の表示が開始される場合があってもよいし、第二の状態において第三の表示の表示が終了した後以外にも、第二の状態において或る予告表示の表示が開始される場合があってもよい。
また、第二の状態において第三の表示の表示が終了した後で、第二の状態においてのみ或る予告表示の表示が開始される場合があってもよいし、第二の状態において第三の表示の表示が終了した後で、第二の状態以外の状態においても或る予告表示の表示が開始される場合があってもよい。
また、或る予告表示が表示された後で、或る演出のみが開始される場合があってもよいし、或る予告表示が表示された後で、或る演出以外の演出も開始される場合があってもよい。また、或る予告表示が表示された後で、或る演出が必ず開始されてもよいし、或る予告表示が表示された後で、或る演出が開始されない場合があってもよい。
また、或る予告表示が表示された後でのみ、或る演出が開始される場合があってもよいし、或る予告表示が表示された後以外でも、或る演出が開始される場合があってもよい。
また、或る演出は、実行中の図柄変動表示にのみ関する予告であってもよいし、実行中の図柄変動表示以外の表示にも関する予告であってもよい。また、或る演出は、実行中の図柄変動表示に必ず関する予告であってもよいし、実行中の図柄変動表示に関しない予告である場合であってもよい。
また、第一の状態の後でのみ第二の状態となる場合があってもよいし、第一の状態以外の状態の後でも第二の状態となる場合があってもよい。また、第一の状態の後で必ず第二の状態となってもよいし、第一の状態の後で第二の状態とならない場合があってもよい。
また、第一の状態は、保留アイコンのみが表示可能な状態のうちの一の状態であってもよいし、保留アイコン以外の表示も表示可能な状態のうちの一の状態であってもよい。また、第一の状態は、保留アイコンが必ず表示される状態のうちの一の状態であってもよいし、保留アイコンが表示されない場合がある状態のうちの一の状態であってもよい。
また、第二の状態は、保留アイコンのみが表示されない状態のうちの一の状態であってもよいし、保留アイコン以外の表示も表示されない状態のうちの一の状態であってもよい。また、第二の状態は、保留アイコンが必ず表示されない状態のうちの一の状態であってもよいし、保留アイコンが表示される場合がある状態のうちの一の状態であってもよい。
なお、ここで、第一の表示は、保留アイコンの表示態様の変化演出に係るキャラクタの表示であってもよいし、常時表示されるキャラクタ(ナビキャラ)の校正におけるエフェクト表示であってもよい。
また、第二の表示は、デフォルトの表示態様の保留アイコンから先読み予告の表示態様の保留アイコンに変化する表示であってもよい。
また、第三の表示は、準備中の文字表示であってもよいし、キャラクタの表示であってもよいし、予告アイテムの表示であってもよいし、タイマ予告表示におけるタイマ表示のカウントダウンの実行中の表示であってもよい。
また、或る予告表示は、タイマ予告表示におけるタイマ表示のカウントダウンの実行中の表示であってもよいし、ミニゲームであってもよいし、予告演出であってもよい。
また、『 前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第六の表示[例えば、図326(a)に示すUI部UI3等]であり、
前記第六の表示は、少なくとも保留アイコンの背面に表示される画像の表示であり、
前記第六の表示が表示されている状態で保留アイコンが表示可能に構成されており[例えば、保留アイコンはUI部UI3が表示されている状態で表示可能とされている等]、
前記第六の表示が表示されていない状態で保留アイコンが表示されないように構成されている[例えば、図326(m)に示すように、UI部UI3が非表示とされている状態では、保留アイコンは表示されない等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、保留アイコンを目立たせることができる場合がある。
ここで、第六の表示は、保留アイコンのみの背面に表示される画像の表示であってもよいし、保留アイコン以外の表示の背面にも表示される画像の表示であってもよい。また、第六の表示は、少なくとも保留アイコンの背面に必ず表示される画像の表示であってもよいし、少なくとも保留アイコンの背面に表示されない画像の表示の場合であってもよい。
また、第六の表示が表示されている状態で保留アイコンのみが表示可能に構成されていてもよいし、第六の表示が表示されている状態で保留アイコン以外の表示も表示可能に構成されていてもよい。また、第六の表示が表示されている状態で保留アイコンが必ず表示されるように構成されていてもよいし、第六の表示が表示されている状態で保留アイコンが表示されない場合があるように構成されていてもよい。
また、第六の表示が表示されている状態でのみ保留アイコンが表示可能に構成されていてもよいし、第六の表示が表示されている状態以外の状態でも保留アイコンが表示可能に構成されていてもよい。
また、第六の表示が表示されていない状態で保留アイコンのみが表示されないように構成されていてもよいし、第六の表示が表示されていない状態で保留アイコン以外の表示も表示されないように構成されていてもよい。また、第六の表示が表示されていない状態で保留アイコンが必ず表示されないように構成されていてもよいし、第六の表示が表示されていない状態で保留アイコンが表示される場合があるように構成されていてもよい。
また、第六の表示が表示されていない状態でのみ保留アイコンが表示されないように構成されていてもよいし、第六の表示が表示されていない状態以外の状態でも保留アイコンが表示されないように構成されていてもよい。
また、『 前記第一の状態において、前記第六の表示の少なくとも一部の表示が前記第三の表示にオーバーラップされて表示される場合があるように構成されており[例えば、図326(d)に示すように、準備中画像RDYはUI部UI3におけるチュートリアル表示部TT1に重ねて表示されている等]、
前記第一の状態における前記第三の表示の表示位置と前記第二の状態における該第三の表示の表示位置が同じ表示位置である[例えば、図326(d)に示す、準備中画像RDYの表示位置と、図326(m)に示す、準備中画像RDYの表示位置は同じである等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、普段目にすることが多い保留アイコン回りに第三の表示を表示することで、第三の表示が保留アイコンの表示態様の変化による先読み予告ではないことを強く印象付けるとともに、保留アイコンの表示態様の変化以外の予告が行われていることを気づかせるようにして見逃しを防止することができる場合がある。
ここで、第一の状態において第六の表示の少なくとも一部の表示が第三の表示にのみオーバーラップされて表示される場合があるように構成されてもよいし、第一の状態において第六の表示の少なくとも一部の表示が第三の表示以外の表示にもオーバーラップされて表示される場合があるように構成されてもよい。また、第一の状態において第六の表示の少なくとも一部の表示が第三の表示に必ずオーバーラップされて表示されるように構成されてもよいし、第一の状態において第六の表示の少なくとも一部の表示が第三の表示にオーバーラップされて表示されない場合があるように構成されてもよい。
また、第一の状態において第六の表示の少なくとも一部の表示のみが第三の表示にオーバーラップされて表示される場合があるように構成されてもよいし、第一の状態において第六の表示の少なくとも一部の表示以外の表示も第三の表示にオーバーラップされて表示される場合があるように構成されてもよい。
また、『 前記第六の表示は、複数種類の態様で表示可能な表示であり、
前記複数種類の態様のうちの一の態様は、第一の態様[例えば、図326(a)に示す、青色で表示されたデフォルトの表示態様等]であり、
前記複数種類の態様のうちの一の態様は、第二の態様[例えば、図326(e)に示す、金色の表示態様等]であり、
前記第六の表示が前記第一の態様から前記第二の態様に変化しなかった場合よりも、該第六の表示が該第一の態様から該第二の態様に変化した場合の方が、図柄変動表示において大当り図柄が確定表示されやすい[例えば、図326(e)に示す、UI部UI3が金色の表示態様で表示された場合には、保留アイコンの表示態様が変化しやすく、したがって、先読みの対象である保留アイコンに対応する保留に基づく図柄変動表示において大当り図柄が確定表示されやすい等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第六の表示は、第一の態様と第二の態様でのみ表示可能なものであってもよいし、第一の態様と第二の態様以外の態様でも表示可能なものであってもよい。また、第六の表示は、第一の態様と第二の態様で必ず表示されるものであってもよいし、第一の態様と第二の態様で表示されない場合があるものであってもよい。
また、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化しなかった場合よりも、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化した場合の方が、図柄変動表示において大当り図柄のみが確定表示されやすくてもよいし、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化しなかった場合よりも、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化した場合の方が、図柄変動表示において大当り図柄以外の図柄も確定表示されやすくてもよい。また、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化しなかった場合よりも、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化した場合の方が、図柄変動表示において大当り図柄が必ず確定表示されてもよいし、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化しなかった場合よりも、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化した場合の方が、図柄変動表示において大当り図柄が確定表示されない場合があってもよい。
また、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化した場合にのみ、図柄変動表示において大当り図柄が確定表示されるようにしてもよいし、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化した場合以外の場合にも、図柄変動表示において大当り図柄が確定表示されるようにしてもよい。
また、『 前記第六の表示は、複数種類の態様で表示可能な表示であり、
前記複数種類の態様のうちの一の態様は、第一の態様[例えば、図326(a)に示す、青色で表示されたデフォルトの表示態様等]であり、
前記複数種類の態様のうちの一の態様は、第二の態様[例えば、図326(e)に示す、金色の表示態様等]であり、
前記第六の表示が前記第一の態様から前記第二の態様に変化しなかった場合よりも、該第六の表示が該第一の態様から該第二の態様に変化した場合の方が、前記第二の表示の表示が開始されやすい[例えば、図326(e)に示す、UI部UI3が金色の表示態様で表示された場合には、赤色の表示態様の保留アイコンが表示されやすい等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第六の表示は、第一の態様と第二の態様でのみ表示可能なものであってもよいし、第一の態様と第二の態様以外の態様でも表示可能なものであってもよい。また、第六の表示は、第一の態様と第二の態様で必ず表示されるものであってもよいし、第一の態様と第二の態様で表示されない場合があるものであってもよい。
また、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化しなかった場合よりも、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化した場合の方が、第二の表示の表示のみが開始されやすくてもよいし、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化しなかった場合よりも、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化した場合の方が、第二の表示以外の表示表示も開始されやすくてもよい。また、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化しなかった場合よりも、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化した場合の方が、第二の表示の表示が必ず開始されてもよいし、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化しなかった場合よりも、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化した場合の方が、第二の表示の表示が開始さない場合があってもよい。
また、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化した場合にのみ、第二の表示の表示が開始されてもよいし、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化した場合以外の場合にも、第二の表示の表示が開始されやすくてもよい。
また、『 前記第一の表示の少なくとも一部が前記第六の表示にオーバーラップするように構成されている[例えば、図326(f)に示すように、忍者のキャラクタNJ4がUI部UI3にオーバーラップしている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第六の表示に着目すれば様々な情報を得ることができ、遊技をわかりやすくすることができる場合がある。
ここで、第一の表示の少なくとも一部が第六の表示にのみオーバーラップするように構成されてもよいし、第一の表示の少なくとも一部が第六の表示以外の表示にもオーバーラップするように構成されてもよい。また、第一の表示の少なくとも一部が第六の表示に必ずオーバーラップするように構成されてもよいし、第一の表示の少なくとも一部が第六の表示にオーバーラップしない場合があるように構成されてもよい。
また、第一の表示の一部のみが第六の表示にオーバーラップするように構成されてもよいし、第一の表示の全部が第六の表示にオーバーラップするように構成されてもよい。
また、『 前記第一の表示と前記第六の表示がオーバーラップしないように構成されている[例えば、図341(b1)に示すように、忍者のキャラクタNJ4はUI部UI3にオーバーラップしていない等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第六の表示に着目すれば、一見、第三の表示が保留アイコンの変化表示に関する表示のように思えるが、そうではないことがわかる場合がある。
ここで、第一の表示と第六の表示のみがオーバーラップしないように構成されていてもよいし、第一の表示と第六の表示以外の表示もオーバーラップしないように構成されていてもよい。また、第一の表示と第六の表示が必ずオーバーラップしないように構成されていてもよいし、第一の表示と第六の表示がオーバーラップする場合があるように構成されていてもよい。
また、『 或るリーチ演出[例えば、図326(m)〜同図(q)に示すスーパーリーチ(剣豪リーチ)等]を実行可能に構成されており、
前記第一の状態は、前記或るリーチ演出の実行が開始される前の状態のうちの一の状態であり[例えば、図326(m)〜同図(q)に示すスーパーリーチ(剣豪リーチ)が開始される前の状態等]、
前記第二の状態は、前記或るリーチ演出が実行されている状態[例えば、図326(m)〜同図(q)に示すスーパーリーチ(剣豪リーチ)が実行されている状態等]である、ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、或るリーチ状態であるか否かに気付きやすくなる場合がある。
ここで、或るリーチ演出のみを実行可能に構成されてもよいし、或るリーチ演出以外のリーチ演出も実行可能に構成されてもよい。また、或るリーチ演出を必ず実行するように構成されてもよいし、或るリーチ演出を実行しない場合があるように構成されてもよい。
また、第一の状態は、或るリーチ演出のみの実行が開始される前の状態のうちの一の状態であってもよいし、或るリーチ演出以外のリーチ演出の実行が開始される前の状態のうちの一の状態であってもよい。また、第一の状態は、或るリーチ演出の実行が必ず開始される前の状態のうちの一の状態であってもよいし、或るリーチ演出の実行が開始されない状態のうちの一の状態であってもよい。
また、第二の状態は、或るリーチ演出のみが実行されている状態であってもよいし、或るリーチ演出以外のリーチ演出が実行されている状態であってもよい。また、第二の状態は、或るリーチ演出が必ず実行されている状態であってもよいし、或るリーチ演出が実行されていない状態であってもよい。
また、『 前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第四の表示[例えば、図326(o)〜同図(p)に示すミニゲームの表示等]であり、
前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第五の表示[例えば、図326(q)に示す鉄板画像TPの表示等]であり、
前記或る予告表示は、前記或る演出が開始されることを予告する表示であり[例えば、図326(o)〜同図(p)に示すミニゲームにおいて、殿様のミニキャラMC1が放った矢が的TGTの当りの領域に刺さることで鉄板画像TPの表示を予告している等]、
前記或る予告表示として前記第四の表示が表示される場合があり、
前記或る演出として前記第五の表示が表示される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、或る予告表示は、或る演出が開始されることのみを予告するものであってもよいし、或る演出が開始されること以外のことも予告するものであってもよい。また、或る予告表示は、或る演出が開始されることを必ず予告するものであってもよいし、或る演出が開始されることを予告しない場合があるものであってもよい。
また、或る予告表示として第四の表示のみが表示される場合があってもよいし、或る予告表示として第四の表示以外の表示も表示される場合があってもよい。また、或る予告表示として第四の表示が必ず表示されてもよいし、或る予告表示として第四の表示が表示されない場合があってもよい。
また、或る演出として第五の表示のみが表示される場合があってもよいし、或る演出として第五の表示以外の表示も表示される場合があってもよい。また、或る演出として第五の表示が必ず表示されてもよいし、或る演出として第五の表示が表示されない場合があってもよい。
また、『 或る図柄変動表示において表示が開始された前記第三の表示が、次に開始される図柄変動表示が開始された後も継続して表示される場合がある[例えば、図326(i)〜同図(j)に示すように、準備中画像RDYが複数の図柄変動表示に跨って表示されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第三の表示によって複数変動に跨って期待感を持たせることができ、またゴールもわかりやすいので、期待感を持たせる期間が明確になる場合がある。
ここで、或る図柄変動表示において表示が開始された第三の表示が、次に開始される図柄変動表示が開始された後でのみ継続して表示される場合があってもよいし、或る図柄変動表示において表示が開始された第三の表示が、次に開始される図柄変動表示が開始された後以外にも継続して表示される場合があってもよい。また、或る図柄変動表示において表示が開始された第三の表示が、次に開始される図柄変動表示が開始された後で必ず継続して表示されてもよいし、或る図柄変動表示において表示が開始された第三の表示が、次に開始される図柄変動表示が開始された後も継続して表示されない場合があってもよい。
また、『 或る図柄変動表示において表示が開始された前記第一の表示が、次に開始される図柄変動表示が開始される前に消去される[例えば、図326(f)〜同図(h)に示すように、忍者のキャラクタNJ4は、複数の図柄変動表示に跨って表示されない等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、或る図柄変動表示において表示が開始された第一の表示が、次に開始される図柄変動表示が開始される前にのみ消去されてもよいし、或る図柄変動表示において表示が開始された第一の表示が、次に開始される図柄変動表示が開始される前以外にも消去されてもよい。また、或る図柄変動表示において表示が開始された第一の表示が、次に開始される図柄変動表示が開始される前に必ず消去されてもよいし、或る図柄変動表示において表示が開始された第一の表示が、次に開始される図柄変動表示が開始される前に消去されない場合があってもよい。
また、『 前記第三の表示が表示される領域において、前記或る演出が実行される場合がある[例えば、図332(a4)に示すように、チュートリアル表示部TT1において「激熱」の文字からなる予告表示が表示される場合がある等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第三の表示が表示される領域において、或る演出のみが実行される場合があってもよいし、第三の表示が表示される領域において、或る演出以外の演出も実行される場合があってもよい。また、第三の表示が表示される領域において、或る演出が必ず実行されてもよいし、第三の表示が表示される領域において、或る演出が実行されない場合があってもよい。
また、第三の表示が表示される領域のみにおいて、或る演出が実行される場合があってもよいし、第三の表示が表示される領域以外の領域においても、或る演出が実行される場合があってもよい。
また、『 遊技者による操作が可能な操作手段[例えば、演出ボタン136等]を備え、
前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第七の表示[例えば、図329(b6)に示すデカボタン画像136aL等]であり、
前記第七の表示は、前記操作手段の操作を促す表示であり、
前記第七の表示は、前記第三の表示が開始された後で表示が開始される表示であり[例えば、図329(b1)〜同図(b6)に示すように、デカボタン画像136aLは準備中画像RDYが表示開始された後で表示開始されている等]、
前記第七の表示の表示中に前記操作手段が操作されると前記或る演出が開始され[例えば、図329(b6)に示すデカボタン画像136aLの表示中に演出ボタン136が操作されると鉄板画像TPが表示される等]、
前記第三の表示は、前記第七の表示の表示が開始される前に表示が終了する表示である[例えば、図329(b1)〜同図(b6)に示すように、準備中画像RDYは、デカボタン画像136aLが表示開始される前に表示が終了される等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、操作手段は、遊技者のみによる操作が可能なものであってもよいし、遊技者以外の者による操作も可能なものであってもよい。また、操作手段は、遊技者により必ず操作されるものであってもよいし、遊技者により操作されない場合があるものであってもよい。
また、第七の表示は、操作手段の操作のみを促すものであってもよいし、操作手段の操作以外のものも促すものであってもよい。また、第七の表示は、操作手段の操作を必ず促すものであってもよいし、操作手段の操作を促さない場合があるものであってもよい。
また、第七の表示は、第三の表示が開始された後でのみ表示が開始されるものであってもよいし、第三の表示が開始された後以外でも表示が開始されるものであってもよい。また、第七の表示は、第三の表示が開始された後で必ず表示が開始されるものであってもよいし、第三の表示が開始された後で表示が開始されないものであってもよい。
また、第七の表示の表示中に操作手段が操作されると必ず或る演出が開始されてもよいし、第七の表示の表示中に操作手段が操作されると或る演出が開始されない場合があってもよい。また、第七の表示の表示中にのみ操作手段が操作されると或る演出が開始されてもよいし、第七の表示の表示中以外にも操作手段が操作されると或る演出が開始されてもよい。また、第七の表示のみの表示中に操作手段が操作されると或る演出が開始されてもよいし、第七の表示以外の表示も表示中に操作手段が操作されると或る演出が開始されてもよい。
また、第三の表示は、第七の表示の表示が開始される前にのみ表示が終了するものであってもよいし、第七の表示の表示が開始される前以外にも表示が終了するものであってもよい。また、第三の表示は、第七の表示の表示が開始される前に必ず表示が終了するものであってもよいし、第七の表示の表示が開始される前に表示が終了しない場合があるものであってもよい。
また、『 前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第八の表示[例えば、図329(b4)〜同図(b5)に示す合体アニメーション等]であり、
前記第八の表示は、前記第七の表示の表示が開始されることを予告する表示であり[例えば、図329(b4)〜同図(b6)に示すように、合体アニメーションによりボタン予告演出の開始を予告している、すなわち、デカボタン画像136aLの表示を予告している等]、
前記第三の表示は、前記第八の表示の表示中に表示が終了する表示である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第八の表示は、第七の表示の表示が開始されることのみを予告するものであってもよいし、第七の表示の表示が開始されること以外のことも予告するものであってもよい。また、第八の表示は、第七の表示の表示が開始されることを必ず予告するものであってもよいし、第七の表示の表示が開始されることを予告しない場合があるものであってもよい。
また、第三の表示は、第八の表示の表示中にのみ終了するものであってもよいし、第八の表示以外の表示の表示中にも終了するものであってもよい。また、第三の表示は、第八の表示の表示中に必ず終了するものであってもよいし、第八の表示の表示中に終了しない場合があるものであってもよい。
また、『 前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第九の表示[例えば、図336(a)に示す変動アイコンh0等]であり、
前記第九の表示は、変動アイコンの表示であり、
前記第三の表示が二つ表示される場合があり[例えば、図339(a)に示すように、準備中画像RDY1,RDY2が2つ表示される場合がある等]、
二つの前記第三の表示のうちの一方の表示が終了した後で他方の表示態様が変化し[例えば、図336(g)に示すように、準備中画像RDYが拡大して表示されている等]、
表示態様が変化した前記第三の表示が前記第九の表示にオーバーラップする[例えば、図336(g)に示すように、拡大表示された準備中画像RDYが変動アイコンh0にオーバーラップしている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、二つの第三の表示が表示されていることに気づきやすくなる場合がある。
ここで、第三の表示が二つのみ表示される場合があってもよいし、第三の表示が三つ以上表示される場合があってもよいし、第三の表示が一つだけ表示される場合があってもよい。
また、二つの第三の表示のうちの一方の表示が終了した後で他方の表示態様のみが変化してもよいし、二つの第三の表示のうちの一方の表示が終了した後で他方の表示態様以外のものの表示態様も変化してもよい。また、二つの第三の表示のうちの一方の表示が終了した後で他方の表示態様が必ず変化してもよいし、二つの第三の表示のうちの一方の表示が終了した後で他方の表示態様が変化しない場合があってもよい。
また、二つの第三の表示のうちの一方の表示が終了した後でのみ他方の表示態様が変化してもよいし、二つの第三の表示のうちの一方の表示が終了した後以外でも他方の表示態様が変化してもよい。
また、表示態様が変化した第三の表示が第九の表示にのみオーバーラップしてもよいし、表示態様が変化した第三の表示が第九の表示以外の表示にもオーバーラップしてもよい。また、表示態様が変化した第三の表示が第九の表示に必ずオーバーラップしてもよいし、表示態様が変化した第三の表示が第九の表示にオーバーラップしない場合があってもよい。
また、表示態様が変化した第三の表示のみが第九の表示にオーバーラップしてもよいし、表示態様が変化した第三の表示以外の表示も第九の表示にオーバーラップしてもよい。
また、『 前記第三の表示が二つ表示された場合は、一の図柄変動表示において全ての該第三の表示の表示が終了する[例えば、図336(b)〜同図(k)に示すように、2つの準備中画像RDYは、同一の図柄変動表示において全て消化されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第三の表示が二つ表示された場合は、一の図柄変動表示において全ての第三の表示の表示のみが終了してもよいし、第三の表示が二つ表示された場合は、一の図柄変動表示において全ての第三の表示以外の表示の表示も終了してもよい。また、第三の表示が二つ表示された場合は、一の図柄変動表示において全ての第三の表示の表示が必ず終了してもよいし、第三の表示が二つ表示された場合は、一の図柄変動表示において全ての第三の表示の表示が終了しない場合があってもよい。
また、第三の表示が二つ表示された場合は、一の図柄変動表示においてのみ全ての第三の表示の表示が終了してもよいし、第三の表示が二つ表示された場合は、一の図柄変動表示以外の図柄変動表示においても全ての第三の表示の表示が終了してもよい。また、第三の表示が二つ表示された場合にのみ、一の図柄変動表示において全ての第三の表示の表示が終了してもよいし、第三の表示が二つ表示された場合以外の場合も、一の図柄変動表示において全ての第三の表示の表示が終了してもよい。
また、『 前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第十の表示[例えば、図326(a)に示す、チュートリアル表示部TT1に表示された「パンダは殿様の師匠」と表示された説明表示等]であり、
前記第十の表示は、説明表示であり、
前記第十の表示は、表示される場合には前記表示手段における第一の表示領域に表示される表示であり[例えば、図326(a)に示すように、説明表示はチュートリアル表示部TT1に表示される等]、
前記第三の表示は、前記第一の表示領域に表示される場合がある表示である[例えば、図326(d)に示すように、準備中画像RDYはチュートリアル表示部TT1に表示されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第十の表示は、表示される場合には表示手段における第一の表示領域にのみ表示されるものであってもよいし、表示される場合には表示手段における第一の表示領域以外にも表示されるものであってもよい。また、表示される場合には表示手段における第一の表示領域に必ず表示されるものであってもよいし、表示される場合には表示手段における第一の表示領域に表示されない場合があるものであってもよい。
また、第三の表示は、第一の表示領域にのみ表示される場合があるものであってもよいし、第一の表示領域以外の表示領域にも表示される場合があるものであってもよい。また、第三の表示は、第一の表示領域に必ず表示されるものであってもよいし、第一の表示領域に表示されない場合があるものであってもよい。
また、『 前記遊技台は、ぱちんこ機[例えば、パチンコ機100等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
以上の記載では、
『 複数種類の表示を表示可能な表示手段[例えば、第1装飾図柄表示装置208L、第2装飾図柄表示装置208M、第3装飾図柄表示装置208N等]を備えた遊技台であって、
前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第一の表示[保留アイコンの表示態様の変化演出表示(保留変化事前演出表示)に係るキャラクタ、例えば、図326(f)〜同図(g)に示す忍者のキャラクタNJ4等]であり、
前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第二の表示[先読み予告の表示態様の保留アイコン、例えば、図326(h)に示す、赤色の表示態様の保留アイコン等]であり、
前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第三の表示[準備中表示、例えば、図326(d)に示す、準備中画像RDY等]であり、
前記第一の表示は、前記第二の表示に関連するキャラクタの表示であり、
前記第二の表示は、先読み予告の表示態様の保留アイコンの表示であり、
前記第三の表示は、或る予告表示[ミニゲームやタイマ予告、例えば、図326(o)〜同図(p)に示すミニゲームの表示や、図328(b3)〜同図(b4)に示すタイマ予告演出等]の表示開始を待機していることを表す表示であり、
前記第一の表示の表示が開始された後で前記第二の表示の表示が開始される場合があるように構成されており[キャラクタによる保留変化事前演出表示が開始された後で、保留アイコンが先読み予告の表示態様で表示される、例えば、図326(f)〜同図(h)に示すように、忍者のキャラクタNJ4による保留変化事前演出表示が行われた後で第1の保留アイコンh11の表示態様がデフォルトの表示態様から赤色の表示態様に変化している等]、
第一の状態において前記第三の表示が開始される場合があるように構成されており[保留アイコンが表示されている状態において準備中表示の表示が開始される、例えば、図326(d)に示すように、保留アイコンh11,h12を表示するUI部UI3が表示されている状態において準備中画像RDYの表示が開始されている等]、
前記第一の状態において表示が開始された前記第三の表示が、第二の状態において表示が終了する場合があるように構成されており[保留アイコンが表示されている状態において表示開始された準備中表示が、保留アイコンが非表示の状態において表示が終了する、例えば、図326(d)〜同図(n)に示すように、UI部UI3が表示されている状態において表示が開始された準備中画像RDYが、UI部UI3が非表示とされている状態において表示が終了している等]、
前記第二の状態において前記第三の表示の表示が終了した後で、該第二の状態において前記或る予告表示の表示が開始される場合があるように構成されており[保留アイコンが非表示の状態において準備中表示の表示が終了した後で、ミニゲームやタイマ予告が開始される、例えば、図326(n)〜同図(o)に示すように、準備中画像RDYの表示が終了した後で、UI部UI3が非表示とされている状態でミニゲームの表示が開始されている、あるいは、図328(b1)〜同図(b4)に示すように、準備中画像RDYの表示が終了した後で、UI部UI3が非表示とされている状態でタイマ予告演出が開始されている等]、
前記或る予告表示が表示された後で、或る演出[当該予告、例えば、図326(q)に示す鉄板画像TPの表示や、図329(c4)に示すデカボタン136aLによるボタン予告演出等]が開始されるように構成されており[ミニゲームの表示結果が大成功となったりタイマ予告でカウントダウンが完了すると当該予告が開始される、例えば、図326(o)〜同図(q)に示すように、ミニゲームの表示結果が大成功となると、鉄板画像TPが表示される、図329(c1)〜同図(c4)に示すように、タイマ予告表示におけるタイマ表示のカウントダウンが完了するとデカボタン136aLによるボタン予告演出が開始される等]、
前記或る演出は、実行中の図柄変動表示に関する予告であり、
前記第一の状態の後で前記第二の状態となる場合があるように構成されており[保留アイコンが表示可能な状態から保留アイコンが表示されない状態へ移行する場合がある、例えば、図326(l)〜同図(m)に示すように、剣豪リーチに移行する場合には、表示されていたUI部UI3が非表示とされ、保留アイコンが表示可能な状態から非表示の状態へ移行する等]、
前記第一の状態は、保留アイコンが表示可能な状態のうちの一の状態であり[例えば、剣豪リーチに移行する前のUI部UI3が表示されている状態等]、
前記第二の状態は、保留アイコンが表示されない状態のうちの一の状態である[例えば、剣豪リーチにおいてUI部UI3が非表示とされる状態等]、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
従来の遊技台は表示手段には改良の余地があったが、この遊技台によれば、表示手段に特徴を持った遊技台を実現できる。
また、この遊技台によれば、予告表示よりも事前に表示される表示のうちの一つである第三の表示が保留アイコン以外の予告表示であることがわかりやすくなって当該変動に集中させて楽しませることができる場合がある。
また、この遊技台によれば、初心者に対しては、準備中表示によって当該予告なのか先読み予告なのかドキドキさせて楽しませることができ、ある程度の経験者に対しては準備中表示が当該予告に関する表示だとわかりやすくなって期待のしどころを明確にさせることができる場合がある。
また、この遊技台によれば、準備中表示の終了のタイミングによってどの予告が行われるかがわかりやすくなる場合がある。
ここで、表示手段は、複数種類の表示のみを表示可能なものであってもよいし、複数種類の表示以外の表示も表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、複数種類の表示を必ず表示するものであってもよいし、複数種類の表示を表示しない場合があってもよい。
また、第一の表示は、第二の表示にのみ関連するキャラクタの表示であってもよいし、第二の表示以外の表示にも関連するキャラクタの表示であってもよい。また、第一の表示は、第二の表示に必ず関連するキャラクタの表示であってもよいし、第二の表示に関連しない場合があるキャラクタの表示であってもよい。
また、第一の状態において第三の表示のみが開始される場合があってもよいし、第一の状態において第三の表示以外の表示も開始される場合があってもよい。また、第一の状態において第三の表示が必ず開始されてもよいし、第一の状態において第三の表示が開始されない場合があってもよい。
また、第一の状態においてのみ第三の表示が開始される場合があってもよいし、第一の状態以外の状態においても第三の表示が開始される場合があってもよい。
また、第一の状態において表示が開始された第三の表示が、第二の状態においてのみ表示が終了する場合があってもよいし、第一の状態において表示が開始された第三の表示が、第二の状態以外の状態においても表示が終了する場合があってもよい。また、第一の状態において表示が開始された第三の表示が、第二の状態において必ず表示が終了しもよいし、第一の状態において表示が開始された第三の表示が、第二の状態において表示が終了しない場合があってもよい。
また、第二の状態において第三の表示の表示が終了した後で、第二の状態において或る予告表示の表示のみが開始される場合があってもよいし、第二の状態において第三の表示の表示が終了した後で、第二の状態において或る予告表示以外の表示の表示も開始される場合があってもよい。また、第二の状態において第三の表示の表示が終了した後で、第二の状態において或る予告表示の表示が必ず開始されてもよいし、第二の状態において第三の表示の表示が終了した後で、第二の状態において或る予告表示の表示が開始されない場合があってもよい。
また、第二の状態において第三の表示の表示が終了した後でのみ、第二の状態において或る予告表示の表示が開始される場合があってもよいし、第二の状態において第三の表示の表示が終了した後以外にも、第二の状態において或る予告表示の表示が開始される場合があってもよい。
また、第二の状態において第三の表示の表示が終了した後で、第二の状態においてのみ或る予告表示の表示が開始される場合があってもよいし、第二の状態において第三の表示の表示が終了した後で、第二の状態以外の状態においても或る予告表示の表示が開始される場合があってもよい。
また、或る予告表示が表示された後で、或る演出のみが開始される場合があってもよいし、或る予告表示が表示された後で、或る演出以外の演出も開始される場合があってもよい。また、或る予告表示が表示された後で、或る演出が必ず開始されてもよいし、或る予告表示が表示された後で、或る演出が開始されない場合があってもよい。
また、或る予告表示が表示された後でのみ、或る演出が開始される場合があってもよいし、或る予告表示が表示された後以外でも、或る演出が開始される場合があってもよい。
また、或る演出は、実行中の図柄変動表示にのみ関する予告であってもよいし、実行中の図柄変動表示以外の表示にも関する予告であってもよい。また、或る演出は、実行中の図柄変動表示に必ず関する予告であってもよいし、実行中の図柄変動表示に関しない予告である場合であってもよい。
また、第一の状態の後でのみ第二の状態となる場合があってもよいし、第一の状態以外の状態の後でも第二の状態となる場合があってもよい。また、第一の状態の後で必ず第二の状態となってもよいし、第一の状態の後で第二の状態とならない場合があってもよい。
また、第一の状態は、保留アイコンのみが表示可能な状態のうちの一の状態であってもよいし、保留アイコン以外の表示も表示可能な状態のうちの一の状態であってもよい。また、第一の状態は、保留アイコンが必ず表示される状態のうちの一の状態であってもよいし、保留アイコンが表示されない場合がある状態のうちの一の状態であってもよい。
また、第二の状態は、保留アイコンのみが表示されない状態のうちの一の状態であってもよいし、保留アイコン以外の表示も表示されない状態のうちの一の状態であってもよい。また、第二の状態は、保留アイコンが必ず表示されない状態のうちの一の状態であってもよいし、保留アイコンが表示される場合がある状態のうちの一の状態であってもよい。
なお、ここで、第一の表示は、保留アイコンの表示態様の変化演出に係るキャラクタの表示であってもよいし、常時表示されるキャラクタ(ナビキャラ)の校正におけるエフェクト表示であってもよい。
また、第二の表示は、デフォルトの表示態様の保留アイコンから先読み予告の表示態様の保留アイコンに変化する表示であってもよい。
また、第三の表示は、準備中の文字表示であってもよいし、キャラクタの表示であってもよいし、予告アイテムの表示であってもよいし、タイマ予告表示におけるタイマ表示のカウントダウンの実行中の表示であってもよい。
また、或る予告表示は、タイマ予告表示におけるタイマ表示のカウントダウンの実行中の表示であってもよいし、ミニゲームであってもよいし、予告演出であってもよい。
なお、『 第三の状態は、保留アイコンが表示可能な状態のうちの一の状態であり、
第四の状態は、保留アイコンが表示されない状態のうちの一の状態であり、
前記第三の状態は、第一の状態とは異なる状態であり、
前記第四の状態は、前記第二の状態とは異なる状態である、
ことを特徴とする遊技台。』
であってもよい。
また、『 前記第一の状態において表示が開始された前記第三の表示が、該第一の状態において表示が終了する場合がある、
ことを特徴とする遊技台。』
であってもよい。
また、『 前記第一の状態において表示が開始された前記第三の表示が、前記第三の状態において表示が終了する場合がある、
ことを特徴とする遊技台。』
であってもよい。
また、『 前記第一の状態において表示が開始された前記第三の表示が、前記第四の状態において表示が終了する場合がある、
ことを特徴とする遊技台。』
であってもよい。
また、第一の状態は、図柄変動表示(装飾図柄、特別図柄)の実行中であることを含む状態であってもよい。
また、『 前記或る予告表示が表示された後で、或る演出が開始される場合があるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。』
であってもよい。
なお、或る予告表示が真の予告表示に限らず、或る演出が開始されない偽の予告表示であってもよい。
また、或る予告表示がミニゲームである場合には、或る演出はミニゲームの結果を示す表示であってもよい。
また、キャラクタとは、人物に限らず、予告アイテム等のミニアイテム系の表示であってもよい。
また、「前記第一の表示の表示が開始された後で前記第二の表示の表示が開始される場合がある」が、「前記第一の表示の表示が開始された後で前記第二の表示の表示が開始される表示が、なされる場合がある」であってもよい。ここで、第一の表示が別場面で表示される場合があってもよいし、なくてもよい。また、第二の表示が別場面で表示される場合があってもよいし、なくてもよい。
また、「前記第一の状態の後で前記第二の状態となる場合があるように構成されており」とは、「前記第一の状態に続いて前記第二の状態となる場合があるように構成されており」のことであってもよい。
また、第一の状態の後に他の状態(例えば、第四の状態)を経ることなく第二の状態に移行する場合があってもよい。また、第一の状態の後に他の状態(例えば、第三の状態や第三の状態)を経た後に第二の状態に移行する場合があってもよい。また、一の図柄変動表示がなされている状態において、第一の状態から第二の状態に移行する場合があってもよい。
また、或る予告表示がフェードアウトしつつ、或る演出がフェードインするようにしてもよい。
また、『 前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第六の表示[保留アイコン表示領域を含む画像の表示、例えば、図326(a)に示すUI部UI3等]であり、
前記第六の表示は、少なくとも保留アイコンの背面に表示される画像の表示であり、
前記第六の表示が表示されている状態で保留アイコンが表示可能に構成されており[保留アイコンは、保留アイコン表示領域を含む画像が表示されている状態で表示可能とされている、例えば、保留アイコンはUI部UI3が表示されている状態で表示可能とされている等]、
前記第六の表示が表示されていない状態で保留アイコンが表示されないように構成されている[保留アイコン表示領域を含む画像が表示されていない状態では保留アイコンは表示されない、例えば、図326(m)に示すように、UI部UI3が非表示とされている状態では、保留アイコンは表示されない等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、保留アイコンを目立たせることができる場合がある。
ここで、第六の表示は、保留アイコンのみの背面に表示される画像の表示であってもよいし、保留アイコン以外の表示の背面にも表示される画像の表示であってもよい。また、第六の表示は、少なくとも保留アイコンの背面に必ず表示される画像の表示であってもよいし、少なくとも保留アイコンの背面に表示されない画像の表示の場合であってもよい。
また、第六の表示が表示されている状態で保留アイコンのみが表示可能に構成されていてもよいし、第六の表示が表示されている状態で保留アイコン以外の表示も表示可能に構成されていてもよい。また、第六の表示が表示されている状態で保留アイコンが必ず表示されるように構成されていてもよいし、第六の表示が表示されている状態で保留アイコンが表示されない場合があるように構成されていてもよい。
また、第六の表示が表示されている状態でのみ保留アイコンが表示可能に構成されていてもよいし、第六の表示が表示されている状態以外の状態でも保留アイコンが表示可能に構成されていてもよい。
また、第六の表示が表示されていない状態で保留アイコンのみが表示されないように構成されていてもよいし、第六の表示が表示されていない状態で保留アイコン以外の表示も表示されないように構成されていてもよい。また、第六の表示が表示されていない状態で保留アイコンが必ず表示されないように構成されていてもよいし、第六の表示が表示されていない状態で保留アイコンが表示される場合があるように構成されていてもよい。
また、第六の表示が表示されていない状態でのみ保留アイコンが表示されないように構成されていてもよいし、第六の表示が表示されていない状態以外の状態でも保留アイコンが表示されないように構成されていてもよい。
なお、第六の表示は変動中の装飾図柄にオーバーラップされない表示であってもよい。
また、第六の表示の一部の表示が第三の表示の一部の表示にオーバーラップされる構成において、第三の表示の一部とは別の部分の表示が装飾図柄にオーバーラップされてもよい。
また、第六の表示は、保留アイコンの台座の表示を含んでもよい。
また、第六の表示は、変動アイコンの台座の表示を含んでもよい。
また、第六の表示は、背景画像の表示とは別の表示であってもよい。
また、『 前記第一の状態において、前記第六の表示の少なくとも一部の表示が前記第三の表示にオーバーラップされて表示される場合があるように構成されており[保留アイコンが表示されている状態において、保留アイコン表示領域を含む画像の一部が準備中表示にオーバーラップされて表示される、例えば、図326(d)に示すように、準備中画像RDYはUI部UI3におけるチュートリアル表示部TT1に重ねて表示されている等]、
前記第一の状態における前記第三の表示の表示位置と前記第二の状態における該第三の表示の表示位置が同じ表示位置である[保留アイコンが表示されている状態における準備中表示の表示位置と保留アイコンの非表示状態における準備中表示の表示位置が同じである、例えば、図326(d)に示す、準備中画像RDYの表示位置と、図326(m)に示す、準備中画像RDYの表示位置は同じである等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、普段目にすることが多い保留アイコン回りに第三の表示を表示することで、第三の表示が保留アイコンの表示態様の変化による先読み予告ではないことを強く印象付けるとともに、保留アイコンの表示態様の変化以外の予告が行われていることを気づかせるようにして見逃しを防止することができる場合がある。
ここで、第一の状態において第六の表示の少なくとも一部の表示が第三の表示にのみオーバーラップされて表示される場合があるように構成されてもよいし、第一の状態において第六の表示の少なくとも一部の表示が第三の表示以外の表示にもオーバーラップされて表示される場合があるように構成されてもよい。また、第一の状態において第六の表示の少なくとも一部の表示が第三の表示に必ずオーバーラップされて表示されるように構成されてもよいし、第一の状態において第六の表示の少なくとも一部の表示が第三の表示にオーバーラップされて表示されない場合があるように構成されてもよい。
また、第一の状態において第六の表示の少なくとも一部の表示のみが第三の表示にオーバーラップされて表示される場合があるように構成されてもよいし、第一の状態において第六の表示の少なくとも一部の表示以外の表示も第三の表示にオーバーラップされて表示される場合があるように構成されてもよい。
また、『 前記第六の表示は、複数種類の態様で表示可能な表示であり、
前記複数種類の態様のうちの一の態様は、第一の態様[デフォルトの表示態様、例えば、図326(a)に示す、青色で表示されたデフォルトの表示態様等]であり、
前記複数種類の態様のうちの一の態様は、第二の態様[予告あるいは先読み予告の表示態様、例えば、図326(e)に示す、金色の表示態様等]であり、
前記第六の表示が前記第一の態様から前記第二の態様に変化しなかった場合よりも、該第六の表示が該第一の態様から該第二の態様に変化した場合の方が、前記第二の表示の表示が開始されやすくなるように構成されている[保留アイコン表示領域を含む画像がデフォルトの表示態様から先読み予告の表示態様に変化しなかった場合よりも、保留アイコン表示領域を含む画像がデフォルトの表示態様から先読み予告の表示態様に変化した場合の方が、先読み予告の表示態様の保留アイコンが表示されやすい、例えば、図326(e)に示す、UI部UI3が金色の表示態様で表示された場合には、赤色の表示態様の保留アイコンが表示されやすい等]、ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第六の表示は、第一の態様と第二の態様でのみ表示可能なものであってもよいし、第一の態様と第二の態様以外の態様でも表示可能なものであってもよい。また、第六の表示は、第一の態様と第二の態様で必ず表示されるものであってもよいし、第一の態様と第二の態様で表示されない場合があるものであってもよい。
また、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化しなかった場合よりも、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化した場合の方が、第二の表示の表示のみが開始されやすくてもよいし、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化しなかった場合よりも、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化した場合の方が、第二の表示以外の表示表示も開始されやすくてもよい。また、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化しなかった場合よりも、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化した場合の方が、第二の表示の表示が必ず開始されてもよいし、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化しなかった場合よりも、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化した場合の方が、第二の表示の表示が開始さない場合があってもよい。
また、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化した場合にのみ、第二の表示の表示が開始されてもよいし、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化した場合以外の場合にも、第二の表示の表示が開始されやすくてもよい。
なお、「前記第六の表示が前記第一の態様から前記第二の態様に変化しなかった場合よりも、該第六の表示が該第一の態様から該第二の態様に変化した場合の方が、前記第二の表示の表示が開始されやすくなるように構成されている」とは、「或る状態において、前記第六の表示が前記第一の態様から前記第二の態様に変化しなかった場合よりも、該第六の表示が該第一の態様から該第二の態様に変化した場合の方が、前記第二の表示の表示が開始されやすくなるように構成されている」のことであってもよい。
また、『 前記第六の表示は、複数種類の態様で表示可能な表示であり、
前記複数種類の態様のうちの一の態様は、第一の態様[デフォルトの表示態様、例えば、図326(a)に示す、青色で表示されたデフォルトの表示態様等]であり、
前記複数種類の態様のうちの一の態様は、第二の態様[予告あるいは先読み予告の表示態様、例えば、図326(e)に示す、金色の表示態様等]であり、
前記第六の表示が前記第一の態様から前記第二の態様に変化しなかった場合よりも、該第六の表示が該第一の態様から該第二の態様に変化した場合の方が、図柄変動表示において大当り図柄が確定表示されやすくなるように構成されている[保留アイコン表示領域を含む画像がデフォルトの表示態様から先読み予告の表示態様に変化しなかった場合よりも、保留アイコン表示領域を含む画像がデフォルトの表示態様から先読み予告の表示態様に変化した場合の方が、大当りとなりやすい、例えば、図326(e)に示す、UI部UI3が金色の表示態様で表示された場合には、保留アイコンの表示態様が変化しやすく、したがって、先読みの対象である保留アイコンに対応する保留に基づく図柄変動表示において大当り図柄が確定表示されやすい等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第六の表示は、第一の態様と第二の態様でのみ表示可能なものであってもよいし、第一の態様と第二の態様以外の態様でも表示可能なものであってもよい。また、第六の表示は、第一の態様と第二の態様で必ず表示されるものであってもよいし、第一の態様と第二の態様で表示されない場合があるものであってもよい。
また、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化しなかった場合よりも、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化した場合の方が、図柄変動表示において大当り図柄のみが確定表示されやすくてもよいし、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化しなかった場合よりも、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化した場合の方が、図柄変動表示において大当り図柄以外の図柄も確定表示されやすくてもよい。また、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化しなかった場合よりも、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化した場合の方が、図柄変動表示において大当り図柄が必ず確定表示されてもよいし、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化しなかった場合よりも、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化した場合の方が、図柄変動表示において大当り図柄が確定表示されない場合があってもよい。
また、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化した場合にのみ、図柄変動表示において大当り図柄が確定表示されるようにしてもよいし、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化した場合以外の場合にも、図柄変動表示において大当り図柄が確定表示されるようにしてもよい。
なお、「前記第六の表示が前記第一の態様から前記第二の態様に変化しなかった場合よりも、該第六の表示が該第一の態様から該第二の態様に変化した場合の方が、図柄変動表示において大当り図柄が確定表示されやすくなるように構成されている」とは、「或る状態において、前記第六の表示が前記第一の態様から前記第二の態様に変化しなかった場合よりも、該第六の表示が該第一の態様から該第二の態様に変化した場合の方が、図柄変動表示において大当り図柄が確定表示されやすくなるように構成されている」のことであってもよい。
また、『 前記第六の表示の少なくとも一部の表示が前記第一の表示にオーバーラップされて表示される場合があるように構成されている[保留アイコン表示領域を含む画像の少なくとも一部が保留アイコンの表示態様の変化演出表示(保留変化事前演出表示)に係るキャラクタにオーバーラップされる、例えば、図326(f)に示すように、UI部UI3の一部が忍者のキャラクタNJ4にオーバーラップされている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第六の表示に着目すれば様々な情報を得ることができ、遊技をわかりやすくすることができる場合がある。
ここで、第六の表示の少なくとも一部の表示が第一の表示のみにオーバーラップされて表示される場合があるように構成されてもよいし、第六の表示の少なくとも一部の表示が第一の表示以外の表示にもオーバーラップされて表示される場合があるように構成されてもよい。また、第六の表示の少なくとも一部の表示が第一の表示に必ずオーバーラップされて表示される場合があるように構成されてもよいし、第六の表示の少なくとも一部の表示が第一の表示にオーバーラップされて表示されない場合があるように構成されてもよい。
また、第六の表示の少なくとも一部の表示のみが第一の表示にオーバーラップされて表示される場合があるように構成されてもよいし、第六の表示の少なくとも一部の表示以外の表示も第一の表示にオーバーラップされて表示される場合があるように構成されてもよい。
また、第六の表示の一部の表示が第一の表示にオーバーラップされて表示される場合があるように構成されてもよいし、第六の表示の全部の表示が第一の表示にオーバーラップされて表示される場合があるように構成されてもよい。
また、第一の表示の少なくとも一部が第六の表示にのみオーバーラップするように構成されてもよいし、第一の表示の少なくとも一部が第六の表示以外の表示にもオーバーラップするように構成されてもよい。また、第一の表示の少なくとも一部が第六の表示に必ずオーバーラップするように構成されてもよいし、第一の表示の少なくとも一部が第六の表示にオーバーラップしない場合があるように構成されてもよい。
また、第一の表示の一部のみが第六の表示にオーバーラップするように構成されてもよいし、第一の表示の全部が第六の表示にオーバーラップするように構成されてもよい。
また、『 前記第一の表示と前記第六の表示の両方が表示されている状態において、該第六の表示が該第一の表示にオーバーラップされることなく表示される場合があるように構成されている[保留アイコン表示領域を含む画像と保留アイコンの表示態様の変化演出表示(保留変化事前演出表示)に係るキャラクタの両方が表示されている状態において、保留アイコン表示領域を含む画像が保留アイコンの表示態様の変化演出表示(保留変化事前演出表示)に係るキャラクタにオーバーラップされていない、例えば、図341(b1)に示すように、UI部UI3が忍者のキャラクタNJ4にオーバーラップされていない等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第六の表示に着目すれば、一見、第三の表示が保留アイコンの変化表示に関する表示のように思えるが、そうではないことがわかる場合がある。
ここで、第一の表示と第六の表示の両方が表示されている状態において、第六の表示が第一の表示にのみオーバーラップされることなく表示される場合があるように構成されてもよいし、第一の表示と第六の表示の両方が表示されている状態において、第六の表示が第一の表示以外の表示にもオーバーラップされることなく表示される場合があるように構成されてもよい。また、第一の表示と第六の表示の両方が表示されている状態において、第六の表示が第一の表示に必ずオーバーラップされることなく表示されるように構成されてもよいし、第一の表示と第六の表示の両方が表示されている状態において、第六の表示が第一の表示にオーバーラップされることなく表示されない場合があるように構成されてもよい。
また、第一の表示と第六の表示の両方が表示されている状態において、第六の表示のみが第一の表示にオーバーラップされることなく表示される場合があるように構成されてもよいし、第一の表示と第六の表示の両方が表示されている状態において、第六の表示以外の表示も第一の表示にオーバーラップされることなく表示される場合があるように構成されてもよい。また、第一の表示と第六の表示の両方が表示されている状態においてのみ、第六の表示が第一の表示にオーバーラップされることなく表示される場合があるように構成されてもよいし、第一の表示と第六の表示の両方が表示されている状態以外の状態においても、第六の表示が第一の表示にオーバーラップされることなく表示される場合があるように構成されてもよい。
また、第一の表示と第六の表示のみがオーバーラップしないように構成されていてもよいし、第一の表示と第六の表示以外の表示もオーバーラップしないように構成されていてもよい。また、第一の表示と第六の表示が必ずオーバーラップしないように構成されていてもよいし、第一の表示と第六の表示がオーバーラップする場合があるように構成されていてもよい。
また、『 或るリーチ演出[特定のスーパーリーチ演出、例えば、図326(m)〜同図(q)に示すスーパーリーチ(剣豪リーチ)等]を実行可能に構成されており、
前記第一の状態は、前記或るリーチ演出の実行が開始される前の状態のうちの一の状態[特定のスーパーリーチ演出が開始される前の状態、例えば、図326(m)〜同図(q)に示すスーパーリーチ(剣豪リーチ)が開始される前の状態等]であり、
前記第二の状態は、前記或るリーチ演出が実行されている状態[特定のスーパーリーチ演出が実行されている状態、例えば、図326(m)〜同図(q)に示すスーパーリーチ(剣豪リーチ)が実行されている状態等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、或るリーチ状態であるか否かに気付きやすくなる場合がある。
ここで、或るリーチ演出のみを実行可能に構成されてもよいし、或るリーチ演出以外のリーチ演出も実行可能に構成されてもよい。また、或るリーチ演出を必ず実行するように構成されてもよいし、或るリーチ演出を実行しない場合があるように構成されてもよい。
また、第一の状態は、或るリーチ演出のみの実行が開始される前の状態のうちの一の状態であってもよいし、或るリーチ演出以外のリーチ演出の実行が開始される前の状態のうちの一の状態であってもよい。また、第一の状態は、或るリーチ演出の実行が必ず開始される前の状態のうちの一の状態であってもよいし、或るリーチ演出の実行が開始されない状態のうちの一の状態であってもよい。
また、第二の状態は、或るリーチ演出のみが実行されている状態であってもよいし、或るリーチ演出以外のリーチ演出が実行されている状態であってもよい。また、第二の状態は、或るリーチ演出が必ず実行されている状態であってもよいし、或るリーチ演出が実行されていない状態であってもよい。
なお、第一の状態は、或る変動におけるSPリーチに発展する前のリーチ状態であり、第二の状態は、該或る変動におけるSPリーチ実行中の状態であってもよい。
また、第一の状態は、或る変動におけるSPリーチに発展する前の状態であって、更に、リーチ状態となる前の或る状態であり、第二の状態は、該或る変動におけるSPリーチ実行中の状態であってもよい。
すなわち、第一の状態と第二の状態とがワンセットである場合があってもよい。
また、『 前記或る予告表示は、タイマ予告表示[例えば、図329(b3)〜同図(b5)に示すタイマ予告演出の表示等]である、
ことを特徴する遊技台。』
についても説明した。
なお、タイマ予告表示は複数の態様があってもよい。ここで、態様とは、色や時間や大きさ等のうちの少なくともいずれかを含む。
また、タイマ予告表示が複数種類ある場合には、或る種類のタイマ予告表示のことであってもよい。
また、『 前記或る予告表示は、ミニゲームの表示[例えば、図326(o)〜同図(q)に示すミニゲームの表示等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
なお、ミニゲームは複数の態様があってもよい。ここで、態様とは、色や時間や大きさ等のうちの少なくともいずれかを含む。
また、ミニゲームが複数種類ある場合には、或る種類のミニゲームのことであってもよい。
また、『 前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第四の表示[当該予告の一つ、例えば、図329(b6)に示すデカボタン136aLによるボタン予告演出の表示等]であり、
前記或る演出として前記第四の表示が表示される場合があるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、或る演出として第四の表示のみが表示される場合があるように構成されてもよいし、或る演出として第四の表示以外の表示も表示される場合があるように構成されてもよい。また、或る演出として第四の表示が必ず表示されるように構成されてもよいし、或る演出として第四の表示が表示されない場合があるように構成されてもよい。
また、『 前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第五の表示[当該予告の一つ、例えば、図326(q)に示す鉄板画像TPの表示等]であり、
前記或る演出として前記第五の表示が表示される場合があるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、或る演出として第五の表示のみが表示される場合があるように構成されてもよいし、或る演出として第五の表示以外の表示も表示される場合があるように構成されてもよい。また、或る演出として第五の表示が必ず表示されるように構成されてもよいし、或る演出として第五の表示が表示されない場合があるように構成されてもよい。
なお、第四の表示と第五の表示は別の表示であってもよい。ここで、第四の表示が表示された場合よりも第五の表示が表示された場合の方が、大当り図柄が確定表示されやすくてもよいし、第五の表示が表示された場合よりも第四の表示が表示された場合の方が、大当り図柄が確定表示されやすくてもよい。
また、第五の表示が特殊条件下でしか出現しない表示の場合、第三の表示の態様と或る予告表示の態様のうちの少なくともいずれか一方が或る態様の場合にのみ表示される場合があってもよい。
また、『 或る図柄変動表示において表示が開始された前記第三の表示が、次に開始される図柄変動表示が開始された後も継続して表示される場合があるように構成されている[ある図柄変動表示において表示が開始された準備中表示が、次の図柄変動表示が開始された後も継続して表示される、例えば、図326(i)〜同図(j)に示すように、準備中画像RDYが複数の図柄変動表示に跨って表示されている等]、
ことを特徴とする遊技台。
この遊技台によれば、第三の表示によって複数変動に跨って期待感を持たせることができ、またゴールもわかりやすいので、期待感を持たせる期間が明確になる場合がある。
ここで、或る図柄変動表示において表示が開始された第三の表示が、次に開始される図柄変動表示が開始された後でのみ継続して表示される場合があってもよいし、或る図柄変動表示において表示が開始された第三の表示が、次に開始される図柄変動表示が開始された後以外にも継続して表示される場合があってもよい。また、或る図柄変動表示において表示が開始された第三の表示が、次に開始される図柄変動表示が開始された後で必ず継続して表示されてもよいし、或る図柄変動表示において表示が開始された第三の表示が、次に開始される図柄変動表示が開始された後も継続して表示されない場合があってもよい。
また、『 或る図柄変動表示において表示が開始された前記第一の表示が、次に開始される図柄変動表示が開始される前に消去される場合があるように構成されている[ある図柄変動表示において表示が開始された保留アイコンの表示態様の変化演出表示(保留変化事前演出表示)に係るキャラクタが、次の図柄変動表示が開始される前に消去される、例えば、図326(f)〜同図(h)に示すように、忍者のキャラクタNJ4は、複数の図柄変動表示に跨って表示されない等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、或る図柄変動表示において表示が開始された第一の表示が、次に開始される図柄変動表示が開始される前にのみ消去される場合があるように構成されてもよいし、或る図柄変動表示において表示が開始された第一の表示が、次に開始される図柄変動表示が開始される前以外にも消去される場合があるように構成されてもよい。また、或る図柄変動表示において表示が開始された第一の表示が、次に開始される図柄変動表示が開始される前に必ず消去されるように構成されてもよいし、或る図柄変動表示において表示が開始された第一の表示が、次に開始される図柄変動表示が開始される前に消去されない場合があるように構成されてもよい。
なお、或る予告表示と或る演出が図柄変動表示を跨いで行われてもよいし、行われなくてもよい。また、或る予告表示と或る演出が第一状態から第二の状態(第二の状態から第一の状態)に跨いで行われてもよいし、行われなくてもよい。
また、『 前記第三の表示が表示される領域において、前記或る演出が実行される場合があるように構成されている[準備中表示が表示される領域において、当該予告が実行される、例えば、図332(a4)に示すように、準備中画像RDYが表示されるチュートリアル表示部TT1において「激熱」の文字からなる予告表示が表示される場合がある等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第三の表示が表示される領域において、或る演出のみが実行される場合があってもよいし、第三の表示が表示される領域において、或る演出以外の演出も実行される場合があってもよい。また、第三の表示が表示される領域において、或る演出が必ず実行されてもよいし、第三の表示が表示される領域において、或る演出が実行されない場合があってもよい。
また、第三の表示が表示される領域のみにおいて、或る演出が実行される場合があってもよいし、第三の表示が表示される領域以外の領域においても、或る演出が実行される場合があってもよい。
また、『 遊技者による操作が可能な操作手段[ボタンやレバー、例えば、演出ボタン136等]を備え、
前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第七の表示[ボタンやレバーの画像の表示、例えば、図329(b6)に示すデカボタン画像136aL等]であり、
前記第七の表示は、前記操作手段の操作を促す表示であり、
前記第七の表示は、前記第三の表示が開始された後で表示が開始される表示であり[ボタンやレバーの画像の表示は、準備中表示が開始された後で表示開始される、例えば、図329(b1)〜同図(b6)に示すように、デカボタン画像136aLは準備中画像RDYが表示開始された後で表示開始されている等]、
前記第七の表示の表示中に前記操作手段が操作されると前記或る演出が開始され[ボタンやレバーの画像の表示の表示中にボタン(あるいは、レバー)が操作されると当該予告が開始される、例えば、図329(b6)に示すデカボタン画像136aLの表示中に演出ボタン136が操作されると鉄板画像TPが表示される等]、
前記第三の表示は、前記第七の表示の表示が開始される前に表示が終了する表示である[準備中表示は、ボタンやレバーの画像が表示開始される前に表示が終了する、例えば、図329(b1)〜同図(b6)に示すように、準備中画像RDYは、デカボタン画像136aLが表示開始される前に表示が終了される等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、操作手段は、遊技者のみによる操作が可能なものであってもよいし、遊技者以外の者による操作も可能なものであってもよい。また、操作手段は、遊技者により必ず操作されるものであってもよいし、遊技者により操作されない場合があるものであってもよい。
また、第七の表示は、操作手段の操作のみを促すものであってもよいし、操作手段の操作以外のものも促すものであってもよい。また、第七の表示は、操作手段の操作を必ず促すものであってもよいし、操作手段の操作を促さない場合があるものであってもよい。
また、第七の表示は、第三の表示が開始された後でのみ表示が開始されるものであってもよいし、第三の表示が開始された後以外でも表示が開始されるものであってもよい。また、第七の表示は、第三の表示が開始された後で必ず表示が開始されるものであってもよいし、第三の表示が開始された後で表示が開始されないものであってもよい。
また、第七の表示の表示中に操作手段が操作されると必ず或る演出が開始されてもよいし、第七の表示の表示中に操作手段が操作されると或る演出が開始されない場合があってもよい。また、第七の表示の表示中にのみ操作手段が操作されると或る演出が開始されてもよいし、第七の表示の表示中以外にも操作手段が操作されると或る演出が開始されてもよい。また、第七の表示のみの表示中に操作手段が操作されると或る演出が開始されてもよいし、第七の表示以外の表示も表示中に操作手段が操作されると或る演出が開始されてもよい。
また、第三の表示は、第七の表示の表示が開始される前にのみ表示が終了するものであってもよいし、第七の表示の表示が開始される前以外にも表示が終了するものであってもよい。また、第三の表示は、第七の表示の表示が開始される前に必ず表示が終了するものであってもよいし、第七の表示の表示が開始される前に表示が終了しない場合があるものであってもよい。
なお、第七の表示は、通常ボタン画像とデカボタン画像のうちのデカボタン画像であってもよい。ここで、通常ボタン画像が表示された場合とデカボタン画像が表示された場合では、デカボタン画像が表示された場合の方が、大当り図柄が確定表示されやすくてもよい。
また、第七の表示は、ボタン画像の通常色とボタン画像の特別色のうちの特別色のボタン画像であってもよい。ここで、通常色のボタン画像が表示された場合と特別色のボタン画像が表示された場合とでは、特別色のボタン画像が表示された場合の方が、大当り図柄が確定表示されやすくてもよい。
また、第七の表示は、通常ボタン画像とボタンとは別の操作手段(第二のボタンやレバー等)の画像のうちの別の操作手段の画像であってもよい。ここで、通常ボタン画像が表示された場合とボタンとは別の操作手段の画像が表示された場合とでは、ボタンとは別の操作手段の画像が表示された場合の方が、大当り図柄が確定表示されやすくてもよい。
また、『 前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第八の表示[例えば、図329(b4)〜同図(b5)に示す合体アニメーション等]であり、
前記第八の表示は、前記第七の表示の表示が開始されることを予告する表示であり[例えば、図329(b4)〜同図(b6)に示すように、合体アニメーションによりボタン予告演出の開始を予告している、すなわち、デカボタン画像136aLの表示を予告している等]、
前記第三の表示は、前記第八の表示の表示中に表示が終了する表示である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第八の表示は、第七の表示の表示が開始されることのみを予告するものであってもよいし、第七の表示の表示が開始されること以外のことも予告するものであってもよい。また、第八の表示は、第七の表示の表示が開始されることを必ず予告するものであってもよいし、第七の表示の表示が開始されることを予告しない場合があるものであってもよい。
また、第三の表示は、第八の表示の表示中にのみ終了するものであってもよいし、第八の表示以外の表示の表示中にも終了するものであってもよい。また、第三の表示は、第八の表示の表示中に必ず終了するものであってもよいし、第八の表示の表示中に終了しない場合があるものであってもよい。
また、『 前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第九の表示[例えば、図336(a)に示す変動アイコンh0等]であり、
前記第九の表示は、変動アイコンの表示であり、
前記第三の表示が二つ表示される場合があり[準備中表示が2つ表示される場合がある、例えば、図339(a)に示すように、準備中画像RDY1,RDY2が2つ表示される場合がある等]、
二つの前記第三の表示のうちの一方の表示が終了した後で他方の表示態様が変化し[2つの準備中表示のうちの一方の準備中表示の表示が終了した後で他方の準備中表示の表示態様が変化する、例えば、図336(g)に示すように、準備中画像RDYが拡大して表示されている等]、
表示態様が変化した前記第三の表示が前記第九の表示にオーバーラップする[表示態様が変化した準備中表示が変動アイコンにオーバーラップする、例えば、図336(g)に示すように、拡大表示された準備中画像RDYが変動アイコンh0にオーバーラップしている等]、ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、二つの第三の表示が表示されていることに気づきやすくなる場合がある。
ここで、第三の表示が二つのみ表示される場合があってもよいし、第三の表示が三つ以上表示される場合があってもよいし、第三の表示が一つだけ表示される場合があってもよい。
また、二つの第三の表示のうちの一方の表示が終了した後で他方の表示態様のみが変化してもよいし、二つの第三の表示のうちの一方の表示が終了した後で他方の表示態様以外のものの表示態様も変化してもよい。また、二つの第三の表示のうちの一方の表示が終了した後で他方の表示態様が必ず変化してもよいし、二つの第三の表示のうちの一方の表示が終了した後で他方の表示態様が変化しない場合があってもよい。
また、二つの第三の表示のうちの一方の表示が終了した後でのみ他方の表示態様が変化してもよいし、二つの第三の表示のうちの一方の表示が終了した後以外でも他方の表示態様が変化してもよい。
また、表示態様が変化した第三の表示が第九の表示にのみオーバーラップしてもよいし、表示態様が変化した第三の表示が第九の表示以外の表示にもオーバーラップしてもよい。また、表示態様が変化した第三の表示が第九の表示に必ずオーバーラップしてもよいし、表示態様が変化した第三の表示が第九の表示にオーバーラップしない場合があってもよい。
また、表示態様が変化した第三の表示のみが第九の表示にオーバーラップしてもよいし、表示態様が変化した第三の表示以外の表示も第九の表示にオーバーラップしてもよい。
また、『 前記第三の表示が二つ表示された場合は、一の図柄変動表示において全ての該第三の表示の表示が終了するように構成されている[準備中表示が2つ表示された場合は、同一の図柄変動表示において全て消化される、例えば、図336(b)〜同図(k)に示すように、2つの準備中画像RDYは、同一の図柄変動表示において全て消化されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第三の表示が二つ表示された場合は、一の図柄変動表示において全ての第三の表示の表示のみが終了してもよいし、第三の表示が二つ表示された場合は、一の図柄変動表示において全ての第三の表示以外の表示の表示も終了してもよい。また、第三の表示が二つ表示された場合は、一の図柄変動表示において全ての第三の表示の表示が必ず終了してもよいし、第三の表示が二つ表示された場合は、一の図柄変動表示において全ての第三の表示の表示が終了しない場合があってもよい。
また、第三の表示が二つ表示された場合は、一の図柄変動表示においてのみ全ての第三の表示の表示が終了してもよいし、第三の表示が二つ表示された場合は、一の図柄変動表示以外の図柄変動表示においても全ての第三の表示の表示が終了してもよい。また、第三の表示が二つ表示された場合にのみ、一の図柄変動表示において全ての第三の表示の表示が終了してもよいし、第三の表示が二つ表示された場合以外の場合も、一の図柄変動表示において全ての第三の表示の表示が終了してもよい。
また、『 前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第十の表示[説明表示、例えば、図326(a)に示す、チュートリアル表示部TT1に表示された「パンダは殿様の師匠」と表示された説明表示等]であり、
前記第十の表示は、説明表示であり、
前記第十の表示は、表示される場合には前記表示手段における第一の表示領域に表示される表示であり[説明表示は、表示される場合には特定の表示領域に表示される、例えば、図326(a)に示すように、説明表示はチュートリアル表示部TT1に表示される等]、
前記第三の表示は、前記第一の表示領域に表示される場合がある表示である[準備中表示は、説明表示が表示される特定の表示領域に表示される、例えば、図326(d)に示すように、準備中画像RDYは説明表示が表示されるチュートリアル表示部TT1に表示されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第十の表示は、表示される場合には表示手段における第一の表示領域にのみ表示されるものであってもよいし、表示される場合には表示手段における第一の表示領域以外にも表示されるものであってもよい。また、表示される場合には表示手段における第一の表示領域に必ず表示されるものであってもよいし、表示される場合には表示手段における第一の表示領域に表示されない場合があるものであってもよい。
また、第三の表示は、第一の表示領域にのみ表示される場合があるものであってもよいし、第一の表示領域以外の表示領域にも表示される場合があるものであってもよい。また、第三の表示は、第一の表示領域に必ず表示されるものであってもよいし、第一の表示領域に表示されない場合があるものであってもよい。
また、『 「或る予告表示の表示開始を待機していることを表す表示」とは、「準備中の文字表示[例えば、図326(d)に示す準備中画像RDYにおける「準備中」の文字表示等]」のことである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第十一の表示[球抜き表示、例えば、図357(a1)に示す球抜きエラー表示ERR1等]であり、
前記第十一の表示は、遊技球を排出することを促す表示であり[例えば、球抜きエラー表示ERR1では、「球を抜いてください」の文字表示により球抜きを促している等]、
前記第三の表示と前記第十一の表示の両方が表示されている状態において、該第三の表示の少なくとも一部の表示が該第十一の表示にオーバーラップされて表示されるように構成されている[準備中表示と球抜き表示の両方が表示されている状態において、準備中表示の少なくとも一部が球抜き表示にオーバーラップされている、例えば、図357(a2)に示すように、準備中画像RDYが球抜きエラー表示ERR1にオーバーラップされている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第十一の表示は、遊技球を排出することのみを促す表示であってもよいし、遊技球を排出すること以外のことも促す表示であってもよい。また、第十一の表示は、遊技球を排出することを必ず促す表示であってもよいし、遊技球を排出することを促さない場合がある表示であってもよい。
また、第十一の表示は、遊技球のみを排出することを促す表示であってもよいし、遊技球以外のものも排出することを促す表示であってもよい。
また、第三の表示と第十一の表示の両方が表示されている状態において、第三の表示の少なくとも一部の表示が第十一の表示にのみオーバーラップされて表示されるように構成されてもよいし、第三の表示と第十一の表示の両方が表示されている状態において、第三の表示の少なくとも一部の表示が第十一の表示以外にもオーバーラップされて表示されるように構成されてもよい。また、第三の表示と第十一の表示の両方が表示されている状態において、第三の表示の少なくとも一部の表示が第十一の表示に必ずオーバーラップされて表示されるように構成されてもよいし、第三の表示と第十一の表示の両方が表示されている状態において、第三の表示の少なくとも一部の表示が第十一の表示にオーバーラップされないで表示される場合があるように構成されてもよい。
また、第三の表示と第十一の表示の両方が表示されている状態において、第三の表示の少なくとも一部の表示のみが第十一の表示にオーバーラップされて表示されるように構成されてもよいし、第三の表示と第十一の表示の両方が表示されている状態において、第三の表示の少なくとも一部の表示以外の表示も第十一の表示にオーバーラップされて表示されるように構成されてもよい。また、第三の表示と第十一の表示の両方が表示されている状態のみにおいて、第三の表示の少なくとも一部の表示が第十一の表示にオーバーラップされて表示されるように構成されてもよいし、第三の表示と第十一の表示の両方が表示されている状態以外の状態においても、第三の表示の少なくとも一部の表示が第十一の表示にオーバーラップされて表示されるように構成されてもよい。
また、第三の表示と第十一の表示の両方が表示されている状態において、第三の表示の一部の表示が第十一の表示にオーバーラップされて表示されるように構成されてもよいし、第三の表示と第十一の表示の両方が表示されている状態において、第三の表示の全部の表示が第十一の表示にオーバーラップされて表示されるように構成されてもよい。
また、『 前記或る予告表示と前記第十一の表示の両方が表示されている状態において、該或る予告表示の少なくとも一部の表示が該第十一の表示にオーバーラップされて表示されるように構成されている[ミニゲームやタイマ予告と球抜き表示の両方が表示されている状態において、ミニゲームやタイマ予告の少なくとも一部が球抜き表示にオーバーラップされている、例えば、図357(b1)に示すように、残時間表示メータMT4が球抜きエラー表示ERR1にオーバーラップされている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、或る予告表示と第十一の表示の両方が表示されている状態において、或る予告表示の少なくとも一部の表示が第十一の表示のみにオーバーラップされて表示されるように構成されてもよいし、或る予告表示と第十一の表示の両方が表示されている状態において、或る予告表示の少なくとも一部の表示が第十一の表示以外の表示にもオーバーラップされて表示されるように構成されてもよい。また、或る予告表示と第十一の表示の両方が表示されている状態において、或る予告表示の少なくとも一部の表示が第十一の表示に必ずオーバーラップされて表示されるように構成されてもよいし、或る予告表示と第十一の表示の両方が表示されている状態において、或る予告表示の少なくとも一部の表示が第十一の表示にオーバーラップされないで表示される場合があるように構成されてもよい。
また、或る予告表示と第十一の表示の両方が表示されている状態において、或る予告表示の少なくとも一部の表示のみが第十一の表示にオーバーラップされて表示されるように構成されてもよいし、或る予告表示と第十一の表示の両方が表示されている状態において、或る予告表示の少なくとも一部の表示以外の表示も第十一の表示にオーバーラップされて表示されるように構成されてもよい。また、或る予告表示と第十一の表示の両方が表示されている状態のみにおいて、或る予告表示の少なくとも一部の表示が第十一の表示にオーバーラップされて表示されるように構成されてもよいし、或る予告表示と第十一の表示の両方が表示されている状態以外の状態においても、或る予告表示の少なくとも一部の表示が第十一の表示にオーバーラップされて表示されるように構成されてもよい。
また、或る予告表示と第十一の表示の両方が表示されている状態において、或る予告表示の一部の表示が第十一の表示にオーバーラップされて表示されるように構成されてもよいし、或る予告表示と第十一の表示の両方が表示されている状態において、或る予告表示の全部の表示が第十一の表示にオーバーラップされて表示されるように構成されてもよい。
また、『 前記遊技台は、ぱちんこ機[弾球遊技機、例えば、パチンコ機100等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記遊技台は、スロットマシン[回胴式遊技機]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
なお、保留アイコンは、スロットマシンにおける或る演出の開始を保留していることを表す表示で用いられる場合があるが、この遊技台によれば、これを実現することができる。
また、以上の記載では、
『 タイマ演出を実行可能な演出手段[例えば、装飾図柄表示装置208等]と、
複数種類の保留アイコンを表示可能な表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208等]と、
を備えた遊技台であって、
前記タイマ演出は、タイマ表示の表示が開始された後で該タイマ表示が或る時間を示す表示になった場合に演出(以下、「或る演出」という。)が開始されるように構成された演出であり[例えば、図382(9)〜同図(13)に示すように、第1タイマ予告表示TM11が表示開始された後でタイマ表示が「00:00」になると、疑似連演出が開始される等]、
前記複数種類の保留アイコンのうちの一つは、第二の保留アイコン[例えば、図382(3)に示す爆弾の表示態様の保留アイコン等]であり、
前記第二の保留アイコンは、先読み予告の保留アイコンであり、
前記第二の保留アイコンは、或る図柄変動表示の実行中に前記タイマ演出が開始される場合があることを示唆する保留アイコンである[例えば、図382(3)〜同図(9)に示すように、爆弾の表示態様の保留アイコンは次に開始される図柄変動表示においてタイマ予告演出が開始されることを示唆している等]、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
従来の遊技台では、表示手段に改良の余地があったが、この遊技台によれば、表示手段に特徴を持った遊技台を提供することができる。
また、この遊技台によれば、保留アイコンにより、演出の内容(タイマ演出が行われること)まで知ることができる場合がある。
ここで、演出手段は、タイマ演出のみを実行可能なものであってもよいし、タイマ演出以外の演出も実行可能なものであってもよい。また、演出手段は、タイマ演出を必ず実行するものであってもよいし、タイマ演出を実行しない場合があってもよい。
また、表示手段は、複数種類の保留アイコンのみを表示可能なものであってもよいし、複数種類の保留アイコン以外も表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、複数種類の保留アイコンを必ず表示するものであってもよいしい、複数種類の保留アイコンを表示しない場合があってもよい。
また、タイマ演出は、タイマ表示の表示が開始された後で該タイマ表示が或る時間になった場合に或る演出のみが開始される場合があるように構成されたものであってもよいし、タイマ表示の表示が開始された後で該タイマ表示が或る時間になった場合に或る演出以外の演出も開始される場合があるように構成されたものであってもよい。また、タイマ演出は、タイマ表示の表示が開始された後で該タイマ表示が或る時間になった場合に或る演出が必ず開始されるように構成されたものであってもよいし、タイマ表示の表示が開始された後で該タイマ表示が或る時間になった場合に或る演出が開始されない場合があるように構成されたものであってもよい。
また、タイマ演出は、タイマ表示の表示が開始された後でのみ該タイマ表示が或る時間になった場合に或る演出が開始される場合があるように構成されたものであってもよいし、タイマ表示の表示が開始された後で以外にも該タイマ表示が或る時間になった場合に或る演出が開始される場合があるように構成されたものであってもよい。
また、タイマ演出は、タイマ表示の表示が開始された後で該タイマ表示が或る時間になった場合にのみ或る演出が開始される場合があるように構成されたものであってもよいし、タイマ表示の表示が開始された後で該タイマ表示が或る時間になった場合以外の場合にも或る演出が開始される場合があるように構成されたものであってもよい。
また、第二の保留アイコンは、或る図柄変動表示の実行中にタイマ演出が開始される場合があることのみを示唆するものであってもよいし、或る図柄変動表示の実行中にタイマ演出が開始される場合があること以外のことも示唆するものであってもよい。また、第二の保留アイコンは、或る図柄変動表示の実行中にタイマ演出が開始される場合があることを必ず示唆するものであってもよいし、或る図柄変動表示の実行中にタイマ演出が開始される場合があることを示唆しない場合があるものであってもよい。
以下、「少なくとも示唆」という場合には、暗示的に示唆するものの他、明示的に報知するものも含まれる。
また、第二の保留アイコンは、表示された場合にはタイマ演出が必ず開始してもよいし、例えば、第二の保留アイコンが表示されてもタイマ演出が開始されない場合があってもよく、例えば、タイマ演出が開始されない偽の第二の保留アイコンが表示される場合があってもよいし、第二の保留アイコンが表示された後、タイマ演出が開始される前に大当りとなり、当該大当りにかかる大当り遊技が終了した後でデフォルトの表示態様の保留アイコンとなって、タイマ演出が行われないような場合があってもよい。
また、『 前記第二の保留アイコンは、前記或る演出の内容を示唆する保留アイコンである[例えば、爆弾の表示態様の保留アイコンは、図384(8)に示すように、或る演出として疑似連演出が行われる可能性があることを示唆している等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、先読み予告の対象となる図柄変動表示で実行される演出内容に興味を持たせることができる場合がある。
ここで、第二の保留アイコンは、或る演出の内容のみを示唆可能なものであってもよいし、或る演出の内容以外にも示唆可能なものであってもよい。また、第二の保留アイコンは、或る演出の内容を必ず示唆するものであってもよいし、或る演出の内容を示唆しない場合があってもよい。
また、『 前記第二の保留アイコンは、第二の表示態様[例えば、図387(3)に示す、3つの爆弾が一塊となった表示態様等]で表示される場合がある保留アイコンであり、
前記第二の表示態様は、前記或る図柄変動表示の実行中に複数回の前記タイマ演出が開始されることを示唆する表示態様である[例えば、図387(3)〜図388(23)に示すように、3つの爆弾が一塊となった表示態様の保留アイコンは次に開始される図柄変動表示において3回のタイマ予告演出が開始されることを示唆している等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、1つの保留アイコンの表示で、複数回のタイマ演出が行われることに対する期待感を持たせることができる場合がある。
ここで、第二の保留アイコンは、第二の表示態様でのみ表示される場合があるものであってもよいし、第二の表示態様以外の表示態様でも表示される場合があるものであってもよい。また、第二の保留アイコンは、第二の表示態様で必ず表示されるものであってもよいし、第二の表示態様で表示されない場合があるものであってもよい。
また、第二の表示態様は、或る図柄変動表示の実行中に複数回のタイマ演出が開始されることのみを示唆するものであってもよいし、或る図柄変動表示の実行中に複数回のタイマ演出が開始されること以外のことも示唆するものであってもよい。また、第二の表示態様は、或る図柄変動表示の実行中に複数回のタイマ演出が開始されることを必ず示唆するものであってもよいし、或る図柄変動表示の実行中に複数回のタイマ演出が開始されることを示唆しない場合があってもよい。
また、第二の表示態様は、或る図柄変動表示の実行中に複数回のタイマ演出のみが開始されることを示唆するものであってもよいし、或る図柄変動表示の実行中に複数回のタイマ演出以外の演出も開始されることを示唆するものであってもよい。
また、第二の表示態様は、或る図柄変動表示の実行中にのみ複数回のタイマ演出が開始されることを示唆するものであってもよいし、或る図柄変動表示の実行中以外にも複数回のタイマ演出が開始されることを示唆するものであってもよい。
また、『 前記第二の保留アイコンは、第一の表示態様[例えば、図382(3)に示す、1つの爆弾からなる表示態様等]で表示される場合がある保留アイコンであり、
前記第一の表示態様は、前記或る図柄変動表示が終了されるまでの間に少なくとも1回の前記タイマ演出が開始されることを示唆する表示態様である[例えば、図382(3)〜同図(9)に示すように、1つの爆弾からなる表示態様の保留アイコンは次に開始される図柄変動表示において1回のタイマ予告演出が開始されることを示唆している等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、保留アイコンによりタイマ演出の回数に期待を持たせることができる場合がある。
ここで、第二の保留アイコンは、第一の表示態様でのみ表示される場合があるものであってもよいし、第一の表示態様以外の表示態様でも表示される場合があるものであってもよい。また、第二の保留アイコンは、第一の表示態様で必ず表示されるものであってもよいし、第一の表示態様で表示されない場合があるものであってもよい。
また、第一の表示態様は、或る図柄変動表示が終了されるまでの間に1回のタイマ演出が開始されることのみを示唆するものであってもよいし、或る図柄変動表示が終了されるまでの間に1回のタイマ演出が開始されること以外のことも示唆するものであってもよい。また、第一の表示態様は、或る図柄変動表示が終了されるまでの間に1回のタイマ演出が開始されることを必ず示唆するものであってもよいし、或る図柄変動表示が終了されるまでの間に1回のタイマ演出が開始されることを示唆しない場合があるものであってもよい。
また、第一の表示態様は、或る図柄変動表示が終了されるまでの間に1回のタイマ演出のみが開始されることを示唆するものであってもよいし、或る図柄変動表示が終了されるまでの間に1回のタイマ演出以外の演出も開始されることを示唆するものであってもよい。
なお、第一の表示態様よりも第二の表示態様の方が実行されるタイマ演出の回数が多いように構成されてもよい。
また、第二の保留アイコンの表示として、1回分のタイマ演出を示唆する表示パターンが複数(例えば、パターン1、パターン2等)あり、パターン1よりもパターン2の方が大当り図柄が確定表示されやすいように構成されてもよい。ここで、パターンとは、色のパターンや、大きさのパターンや、形状のパターン等が考えられる。
また、第一の表示態様であっても複数回のタイマ演出が開始される場合があってもよい。
また、『 前記複数種類の保留アイコンのうちの一つは、第三の保留アイコン[例えば、図392(3)に示す、吉宗保留の表示態様の保留アイコン等]であり、
前記第三の保留アイコンは、先読み予告の保留アイコンであり、
前記第二の保留アイコンと前記第三の保留アイコンは、別の保留アイコンであり、
前記第三の保留アイコンは、或るキャラクタ[例えば、殿様のキャラクタ等]が表示される保留アイコンであり、
前記第三の保留アイコンは、前記或る図柄変動表示の実行中に前記タイマ演出が開始される場合があることを示唆する表示を含まない保留アイコンであり[例えば、図392(3)に示すように、吉宗保留の表示態様の保留アイコンは、大当り(スーパーリーチ)の先読み予告であり、タイマ予告演出が開始されることを示唆していない等]、
前記第二の保留アイコンは、第三の表示態様[例えば、図393(3)に示す、吉宗爆弾保留の表示態様等]で表示される場合がある保留アイコンであり、
前記第三の表示態様は、前記或るキャラクタを含んで前記或る図柄変動表示の実行中に前記タイマ演出が開始されることを示唆する表示態様である[例えば、図393(3)〜同図(9)に示すように、殿様のキャラクタを含んで構成される吉宗爆弾保留の表示態様の保留アイコンは、次に開始される図柄変動表示においてタイマ予告演出が開始されることを示唆している等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、先読み予告の信頼度の期待も持たせることができる場合がある。
ここで、第三の保留アイコンは、或るキャラクタのみが表示されるものであってもよいし、或るキャラクタ以外のものも表示されるものであってもよい。また、第三の保留アイコンは、或るキャラクタが必ず表示されるものであってもよいし、或るキャラクタが表示されない場合があるものであってもよい。
また、第三の保留アイコンは、或る図柄変動表示の実行中にタイマ演出が開始される場合があることを示唆する表示のみを含まないものであってもよいし、或る図柄変動表示の実行中にタイマ演出が開始される場合があることを示唆する表示以外の表示も含まないものであってもよい。また、第三の保留アイコンは、或る図柄変動表示の実行中にタイマ演出が開始される場合があることを示唆する表示を必ず含まないものであってもよいし、或る図柄変動表示の実行中にタイマ演出が開始される場合があることを示唆する表示を含む場合があるものであってもよい。
また、第三の保留アイコンは、或る図柄変動表示の実行中にタイマ演出が開始される場合があることのみを示唆する表示を含まないものであってもよいし、或る図柄変動表示の実行中にタイマ演出が開始される場合があること以外のことも示唆する表示を含まないものであってもよい。
また、第三の保留アイコンは、或る図柄変動表示の実行中にのみタイマ演出が開始される場合があることを示唆する表示を含まないものであってもよいし、或る図柄変動表示の実行中以外にもタイマ演出が開始される場合があることを示唆する表示を含まないものであってもよい。
また、第二の保留アイコンは、第三の表示態様でのみ表示される場合があるものであってもよいし、第三の表示態様以外の表示態様でも表示される場合があるものであってもよい。また、第二の保留アイコンは、第三の表示態様で必ず表示されるものであってもよいし、第三の表示態様で表示されない場合があるものであってもよい。
また、第三の表示態様は、或るキャラクタを含んで或る図柄変動表示の実行中にタイマ演出が開始されることのみを示唆するものであってもよいし、或るキャラクタを含んで或る図柄変動表示の実行中にタイマ演出が開始されること以外のことも示唆するものであってもよい。また、第三の表示態様は、或るキャラクタを含んで或る図柄変動表示の実行中にタイマ演出が開始されることを必ず示唆するものであってもよいし、或るキャラクタを含んで或る図柄変動表示の実行中にタイマ演出が開始されることを示唆しない場合があるものであってもよい。
また、第三の表示態様は、或るキャラクタを含んで或る図柄変動表示の実行中にタイマ演出のみが開始されることを示唆するものであってもよいし、或るキャラクタを含んで或る図柄変動表示の実行中にタイマ演出以外の演出も開始されることを示唆するものであってもよい。
また、第三の表示態様は、或るキャラクタを含んで或る図柄変動表示の実行中にのみタイマ演出が開始されることを示唆するものであってもよいし、或るキャラクタを含んで或る図柄変動表示の実行中以外にもタイマ演出が開始されることを示唆するものであってもよい。
なお、或る図柄変動表示が開始されるよりも前の図柄変動表示においてタイマ演出が開始されてもよい。例えば、第二の保留アイコンが実行を示唆しているタイマ演出が或る図柄変動表示よりも前の別の図柄変動表示でも行われてもよい。これによれば、1回の図柄変動表示においてタイマ演出がまとめて行われることに期待させながら遊技に注目させることができる場合がある。
また、『 前記タイマ演出により行われた前記或る演出に関する報知を実行可能に構成されている[例えば、図387(16)に示すように、疑似連演出が行われたことをリプレイのアイコンRPLの表示により報知している等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、遊技者は或る演出の種類を把握できるようになり、それ以降において、或る演出の内容を想像しながらタイマ演出を見ることができる場合がある。
ここで、タイマ演出により行われた或る演出に関する報知のみを実行可能に構成されたものであってもよいし、タイマ演出により行われた或る演出に関する報知以外の報知も実行可能に構成されたものであってもよい。また、タイマ演出により行われた或る演出に関する報知を必ず実行するように構成されたものであってもよいし、タイマ演出により行われた或る演出に関する報知を実行しない場合があるように構成されたものであってもよい。
また、『 前記表示手段は、変動アイコン[例えば、変動アイコンh0等]を表示可能な手段であり、
保留アイコンとして表示されていた前記第二の保留アイコンが、前記或る図柄変動表示の開始に関連して変動アイコン(以下、「第一の変動アイコン」という。)として表示開始される場合があるように構成されており[例えば、図387(7)〜同図(8)に示すように、3つの爆弾が一塊となった表示態様の第一の保留アイコンh11が、次の図柄変動表示が開始すると、同じ表示態様の変動アイコンh0として表示される等]、
前記或る図柄変動表示の実行中に1回の前記タイマ演出が実行されたことに関連して前記第一の変動アイコンの表示態様が変化する表示(以下、「第一の表示[例えば、図387(9)〜同図(16)に示すように、3つの爆弾が一塊となった表示態様から2つの爆弾が一塊となった表示態様に変化する変動アイコンh0の表示等]」という。)が表示されるように構成されており[例えば、図387(8)〜同図(16)に示すように、1回のタイマ予告演出が実行されると3つの爆弾が一塊となった表示態様の変動アイコンh0は、2つの爆弾が一塊となった表示態様に変化する等]、
前記第一の表示によって表示態様が変化した後の前記第一の変動アイコンは、前記或る図柄変動表示の実行中に開始可能な前記タイマ演出の残り回数を示唆可能な変動アイコンである[例えば、図387(16)に示すように、2つの爆弾が一塊となった表示態様に変化した変動アイコンh0は、タイマ予告演出があと2回実行されることを示唆している等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、変動アイコンをタイマ演出の回数報知手段として機能させることができる場合がある。
ここで、表示手段は、変動アイコンのみを表示可能なものであってもよいし、変動アイコン以外にも表示可能なものがあってもよい。また、表示手段は、変動アイコンを必ず表示するものであってもよいし、変動アイコンを表示しない場合があってもよい。
また、保留アイコンとして表示されていた第二の保留アイコンが、第一の変動アイコンとしてのみ表示開始される場合があるように構成されてもよいし、保留アイコンとして表示されていた第二の保留アイコンが、第一の変動アイコン以外のものとしても表示開始される場合があるように構成されてもよい。また、保留アイコンとして表示されていた第二の保留アイコンが、第一の変動アイコンとして必ず表示開始されるように構成されてもよいし、保留アイコンとして表示されていた第二の保留アイコンが、第一の変動アイコンとして表示開始されない場合があるように構成されてもよい。
また、保留アイコンとして表示されていた第二の保留アイコンのみが、第一の変動アイコンとして表示開始される場合があるように構成されてもよいし、保留アイコンとして表示されていた第二の保留アイコン以外のものも、第一の変動アイコンとして表示開始される場合があるように構成されてもよい。
また、或る図柄変動表示の実行中に1回のタイマ演出が実行されたことに関連して第一の表示のみが表示されるように構成されてもよいし、或る図柄変動表示の実行中に1回のタイマ演出が実行されたことに関連して第一の表示以外の表示も表示されるように構成されてもよい。また、或る図柄変動表示の実行中に1回のタイマ演出が実行されたことに関連して第一の表示が必ず表示されるように構成されてもよいし、或る図柄変動表示の実行中に1回のタイマ演出が実行されたことに関連して第一の表示が表示されない場合があるように構成されてもよい。
また、或る図柄変動表示の実行中に1回のタイマ演出が実行されたことのみに関連して第一の表示が表示されるように構成されてもよいし、或る図柄変動表示の実行中に1回のタイマ演出が実行されたこと以外のことにも関連して第一の表示が表示されるように構成されてもよい。
また、第一の表示によって表示態様が変化した後の第一の変動アイコンは、或る図柄変動表示の実行中に開始可能なタイマ演出の残り回数のみを示唆可能なものであってもよいし、或る図柄変動表示の実行中に開始可能なタイマ演出の残り回数以外のものも示唆可能なものであってもよい。また、第一の表示によって表示態様が変化した後の第一の変動アイコンは、或る図柄変動表示の実行中に開始可能なタイマ演出の残り回数を必ず示唆するものであってもよいし、或る図柄変動表示の実行中に開始可能なタイマ演出の残り回数を示唆しない場合があるものであってもよい。
また、『 前記第二の保留アイコンは、前記タイマ表示の表示が開始された際に表示される時間を示唆可能な態様で表示される場合がある保留アイコンである[例えば、図397(6)に示す爆弾の表示態様の保留アイコンの上方にはタイマ表示が表示されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、タイマ表示における時間の初期値表示の示唆により実行される或る演出の内容を想像させることができる場合がある。
ここで、第二の保留アイコンは、タイマ表示の表示が開始された際に表示される時間が示唆可能な態様でのみ表示される場合があるものであってもよいし、タイマ表示の表示が開始された際に表示される時間が示唆可能な態様以外の態様でも表示される場合があるものであってもよい。また、第二の保留アイコンは、タイマ表示の表示が開始された際に表示される時間が示唆可能な態様で必ず表示されるものであってもよいし、タイマ表示の表示が開始された際に表示される時間が示唆可能な態様で表示されない場合があるものであってもよい。
また、第二の保留アイコンは、タイマ表示の表示が開始された際に表示される時間のみが示唆可能な態様で表示される場合があるものであってもよいし、タイマ表示の表示が開始された際に表示される時間以外の時間も示唆可能な態様で表示される場合があるものであってもよい。
また、『 複数の前記タイマ演出(以下、「複数のタイマ演出」という。)が前記或る図柄変動表示の実行中に同時に開始される場合があり[例えば、図395(17)に示すように、2つのタイマ予告演出が同時に開始されている等]、
前記複数のタイマ演出のうちの一つは、第一のタイマ演出[例えば、図395(17)に示す第2タイマ予告表示TM12にかかるタイマ予告演出等]であり、
前記複数のタイマ演出のうちの一つは、第二のタイマ演出[例えば、図395(17)に示す第3タイマ予告表示TM13にかかるタイマ予告演出等]であり、
前記第一のタイマ演出における前記タイマ表示(以下、「第一のタイマ表示[例えば、図395(17)に示す第2タイマ予告表示TM12等]」という。)の表示が開始された際に表示される時間[例えば、7秒(「07:00」)等]と、前記第二のタイマ演出における前記タイマ表示(以下、「第二のタイマ表示[例えば、図395(17)に示す第3タイマ予告表示TM13等]」という。)の表示が開始された際に表示される時間[例えば、8秒(「08:00」)等]は、異なる時間であり、
前記第一のタイマ表示が前記或る時間になった場合に前記或る演出として第一の演出[例えば、図396(19)に示す疑似連演出等]が行われる場合があり、
前記第二のタイマ表示が前記或る時間になった場合に前記或る演出として第二の演出[例えば、図396(21)に示す変動アイコンh0の表示態様の変化演出等]が行われる場合があり、
前記第一の演出と前記第二の演出は、異なる演出である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、タイマ演出の複合により複数の或る演出(予告)が行われることに期待できる場合がある。
ここで、複数のタイマ演出が或る図柄変動表示の実行中にのみ同時に開始される場合があってもよいし、複数のタイマ演出が或る図柄変動表示の実行中以外にも同時に開始される場合があってもよい。また、複数のタイマ演出が或る図柄変動表示の実行中に必ず同時に開始されてもよいし、複数のタイマ演出が或る図柄変動表示の実行中に同時に開始されない場合があってもよい。
また、複数のタイマ演出のみが或る図柄変動表示の実行中に同時に開始される場合があってもよいし、複数のタイマ演出以外の演出も或る図柄変動表示の実行中に同時に開始される場合があってもよい。
なお、複数のタイマ演出の開始時期がずれていて、それぞれのタイマ演出の実行期間の少なくとも一部が重複する場合があるように構成されてもよい。
また、第一のタイマ表示の表示が開始された際に表示される時間と、第二のタイマ表示の表示が開始された際に表示される時間は、必ず異なる時間であってもよいし、同じ時間である場合があってもよい。
また、第一のタイマ表示が或る時間になった場合に或る演出として第一の演出のみが行われる場合があってもよいし、第一のタイマ表示が或る時間になった場合に或る演出として第一の演出以外の演出も行われる場合があってもよい。また、第一のタイマ表示が或る時間になった場合に或る演出として第一の演出が必ず行われてもよいし、第一のタイマ表示が或る時間になった場合に或る演出として第一の演出が行われない場合があってもよい。
また、第一のタイマ表示が或る時間になった場合にのみ或る演出として第一の演出が行われる場合があってもよいし、第一のタイマ表示が或る時間になった場合以外にも或る演出として第一の演出が行われる場合があってもよい。
また、第二のタイマ表示が或る時間になった場合に或る演出として第二の演出のみが行われる場合があってもよいし、第二のタイマ表示が或る時間になった場合に或る演出として第二の演出以外の演出も行われる場合があってもよい。また、第二のタイマ表示が或る時間になった場合に或る演出として第二の演出が必ず行われてもよいし、第二のタイマ表示が或る時間になった場合に或る演出として第二の演出が行われない場合があってもよい。
また、第二のタイマ表示が或る時間になった場合にのみ或る演出として第二の演出が行われる場合があってもよいし、第二のタイマ表示が或る時間になった場合以外にも或る演出として第二の演出が行われる場合があってもよい。
また、第一の演出と第二の演出は、必ず異なるものであってもよいし、同じである場合があってもよい。
また、『 前記表示手段は、球抜きエラー表示[例えば、図380(9´´)に示す球抜きエラー表示等]を表示可能な手段であり、
前記球抜きエラー表示は、皿満タンエラー状態で表示される場合がある表示であり[例えば、図380(9´´)に示すように、下皿満タンエラーが発生した場合には、球抜きエラー表示が表示される等]、
前記タイマ表示と前記球抜きエラー表示のうちの一方の表示が他方の表示にオーバーラップされる場合があるように構成されている[例えば、図380(9´´)に示すように、球抜きエラー表示は、第1タイマ予告表示TM11と第2タイマ予告表示TM12の前側にオーバーラップしている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、タイマ表示により球抜き操作を急がせることができる場合がある。
ここで、表示手段は、球抜きエラー表示のみを表示可能なものであってもよいし、球抜きエラー表示以外の表示も表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、球抜きエラー表示を必ず表示するものであってもよいし、球抜きエラー表示を表示しない場合があるものであってもよい。
また、球抜きエラー表示は、皿満タンエラー状態でのみ表示される場合があるものであってもよいし、皿満タンエラー状態以外の状態でも表示される場合があるものであってもよい。また、球抜きエラー表示は、皿満タンエラー状態で必ず表示されるものであってもよいし、皿満タンエラー状態で表示されない場合があるものであってもよい。
また、タイマ表示と球抜きエラー表示のうちの一方の表示が他方の表示にのみオーバーラップされる場合があるように構成されてもよいし、タイマ表示と球抜きエラー表示のうちの一方の表示が他方の表示以外の表示にもオーバーラップされる場合があるように構成されてもよい。また、タイマ表示と球抜きエラー表示のうちの一方の表示が他方の表示に必ずオーバーラップされるように構成されてもよいし、タイマ表示と球抜きエラー表示のうちの一方の表示が他方の表示にオーバーラップされない場合があるように構成されてもよい。
また、『 前記遊技台は、ぱちんこ機[例えば、パチンコ機100等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、以上の記載では、
『 複数種類のタイマ演出を実行可能な演出手段[例えば、装飾図柄表示装置208等]を備えた遊技台であって、
前記複数種類のタイマ演出のうちの一つは、第一のタイマ演出[例えば、図360(3)〜同図(12)に示す、第1タイマ予告表示TM11にかかるタイマ予告演出等]であり、
前記複数種類のタイマ演出のうちの一つは、第二のタイマ演出[例えば、図360(5)〜同図(7)に示す、第2タイマ予告表示TM12にかかるタイマ予告演出等]であり、
前記第一のタイマ演出は、第一のタイマ表示[例えば、図360(3)に示す、第1タイマ予告表示TM11等]の表示が開始された後で該第一のタイマ表示が第一の時間を示す表示[例えば、「00:00」等]になったことに応じて第一の演出[例えば、図360(13)に示す、疑似連演出等]が開始される場合があるように構成された演出であり、
前記第二のタイマ演出は、第二のタイマ表示[例えば、図360(5)に示す、第2タイマ予告表示TM12等]の表示が開始された後で該第二のタイマ表示が第二の時間を示す表示[例えば、「00:00」等]になったことに応じて第二の演出[例えば、図360(8)に示す、保留アイコンの表示態様の変化演出等]が開始される場合があるように構成された演出であり、
或る装飾図柄変動表示の表示中において、前記第一のタイマ表示が表示されている期間[例えば、図360(3)〜同図(12)に示す期間等]と前記第二のタイマ表示が表示されている期間[例えば、図360(5)〜同図(7)に示す期間等]が重なる期間(以下、「第一の期間[例えば、図360(5)〜同図(7)に示す期間等]」という。)が生じる場合があるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
従来の遊技台は、演出手段に改良の余地があったが、この遊技台によれば、演出手段に特徴を持った遊技台を提供することができる。
また、この遊技台によれば、タイマ演出が重なって行われることで或る装飾図柄変動表示の演出を盛り上げることができる場合がある。
ここで、演出手段は、複数種類のタイマ演出のみを実行可能なものであってもよいし、複数種類のタイマ演出以外の演出も実行可能なものであってもよい。また、演出手段は、複数種類のタイマ演出を必ず実行するものであってもよいし、複数種類のタイマ演出を実行しない場合があってもよい。
また、第一のタイマ演出は、第一のタイマ表示の表示が開始された後で第一のタイマ表示が第一の時間になったことに応じて第一の演出のみが開始される場合があるように構成されたものであってもよいし、第一のタイマ表示の表示が開始された後で第一のタイマ表示が第一の時間になったことに応じて第一の演出以外の演出も開始される場合があるように構成されたものであってもよい。また、第一のタイマ演出は、第一のタイマ表示の表示が開始された後で第一のタイマ表示が第一の時間になったことに応じて第一の演出が必ず開始されるように構成されたものであってもよいし、第一のタイマ表示の表示が開始された後で第一のタイマ表示が第一の時間になったことに応じて第一の演出が開始されない場合があるように構成されたものであってもよい。
また、第一のタイマ演出は、第一のタイマ表示の表示が開始された後で第一のタイマ表示が第一の時間になったことのみに応じて第一の演出が開始される場合があるように構成されたものであってもよいし、第一のタイマ表示の表示が開始された後で第一のタイマ表示が第一の時間になったこと以外のことにも応じて第一の演出が開始される場合があるように構成されたものであってもよい。
また、第一のタイマ演出は、第一のタイマ表示の表示が開始された後でのみ第一のタイマ表示が第一の時間になったことに応じて第一の演出が開始される場合があるように構成されたものであってもよいし、第一のタイマ表示の表示が開始された後以外でも第一のタイマ表示が第一の時間になったことに応じて第一の演出が開始される場合があるように構成されたものであってもよい。
また、第二のタイマ演出は、第二のタイマ表示の表示が開始された後で第二のタイマ表示が第二の時間になったことに応じて第二の演出のみが開始される場合があるように構成されたものであってもよいし、第二のタイマ表示の表示が開始された後で第二のタイマ表示が第二の時間になったことに応じて第二の演出以外の演出も開始される場合があるように構成されたものであってもよい。また、第二のタイマ演出は、第二のタイマ表示の表示が開始された後で第二のタイマ表示が第二の時間になったことに応じて第二の演出が必ず開始されるように構成されたものであってもよいし、第二のタイマ表示の表示が開始された後で第二のタイマ表示が第二の時間になったことに応じて第二の演出が開始されない場合があるように構成されたものであってもよい。
また、第二のタイマ演出は、第二のタイマ表示の表示が開始された後で第二のタイマ表示が第二の時間になったことのみに応じて第二の演出が開始される場合があるように構成されたものであってもよいし、第二のタイマ表示の表示が開始された後で第二のタイマ表示が第二の時間になったこと以外のことにも応じて第二の演出が開始される場合があるように構成されたものであってもよい。
また、第二のタイマ演出は、第二のタイマ表示の表示が開始された後でのみ第二のタイマ表示が第二の時間になったことに応じて第二の演出が開始される場合があるように構成されたものであってもよいし、第二のタイマ表示の表示が開始された後以外でも第二のタイマ表示が第二の時間になったことに応じて第二の演出が開始される場合があるように構成されたものであってもよい。
また、或る装飾図柄変動表示の表示中において、第一の期間のみが生じる場合があるように構成されてもよいし、或る装飾図柄変動表示の表示中において、第一の期間以外の期間も生じる場合があるように構成されてもよい。また、或る装飾図柄変動表示の表示中において、第一の期間が必ず生じるように構成されてもよいし、或る装飾図柄変動表示の表示中において、第一の期間が生じない場合があるように構成されてもよい。
また、或る装飾図柄変動表示の表示中においてのみ、第一の期間が生じる場合があるように構成されてもよいし、或る装飾図柄変動表示の表示中以外においても、第一の期間が生じる場合があるように構成されてもよい。
また、『 前記第一の期間において実行中の前記第一のタイマ演出と前記第二のタイマ演出のうちの少なくとも一方のタイマ演出が先読み予告として実行される場合があるように構成されている[例えば、図360(5)〜同図(8)に示すように、第1タイマ予告表示TM11にかかるタイマ予告演出と第2タイマ予告表示TM12にかかるタイマ予告演出のうち、第2タイマ予告表示TM12にかかるタイマ予告演出は、保留アイコンの表示態様を先読み予告の表示態様にする先読み予告として実行される演出である等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、タイマ演出を先読み予告として使用することで或る装飾図柄変動表示の演出を盛り上げることができる場合がある。
ここで、第一の期間において実行中の第一のタイマ演出と第二のタイマ演出のうちの少なくともいずれか一方のタイマ演出が先読み予告としてのみ実行される場合があるように構成されてもよいし、第一の期間において実行中の第一のタイマ演出と第二のタイマ演出のうちの少なくともいずれか一方のタイマ演出が先読み予告以外のものとしても実行される場合があるように構成されてもよい。また、第一の期間において実行中の第一のタイマ演出と第二のタイマ演出のうちの少なくともいずれか一方のタイマ演出が先読み予告として必ず実行されるように構成されてもよいし、第一の期間において実行中の第一のタイマ演出と第二のタイマ演出のうちの少なくともいずれか一方のタイマ演出が先読み予告として実行されない場合があるように構成されてもよい。
また、第一の期間において実行中の第一のタイマ演出と第二のタイマ演出のうちの少なくともいずれか一方のタイマ演出のみが先読み予告として実行される場合があるように構成されてもよいし、第一の期間において実行中の第一のタイマ演出と第二のタイマ演出のうちの少なくともいずれか一方のタイマ演出以外の演出も先読み予告として実行される場合があるように構成されてもよい。
また、第一の期間において実行中の第一のタイマ演出と第二のタイマ演出のいずれか一方のタイマ演出が先読み予告として実行される場合があるように構成されてもよいし、第一の期間において実行中の第一のタイマ演出と第二のタイマ演出の両方のタイマ演出が先読み予告として実行される場合があるように構成されてもよい。
また、『 前記第一の期間において実行中の前記第一のタイマ演出と前記第二のタイマ演出のうちの一方が前記或る装飾図柄変動表示に関する予告として実行され、他方が先読み予告として実行される場合があり[例えば、図360(3)〜同図(13)に示すように、第1タイマ予告表示TM11にかかるタイマ予告演出と第2タイマ予告表示TM12にかかるタイマ予告演出のうち、第1タイマ予告表示TM11にかかるタイマ予告演出は、当該図柄変動表示の予告である疑似連演出を実行するための演出であり、第2タイマ予告表示TM12にかかるタイマ予告演出は、保留アイコンの表示態様の変化演出を実行するための演出である等]、
前記第一の期間において実行中の前記第一のタイマ演出と前記第二のタイマ演出のうちの両方が前記或る装飾図柄変動表示に関する予告として実行される場合があり[例えば、図361(24)〜図362(37)に示すように、第3タイマ予告表示TM13にかかるタイマ予告演出と第4タイマ予告表示TM14にかかるタイマ予告演出のうち、第3タイマ予告表示TM13にかかるタイマ予告演出は、予告演出としての強カットイン画像CI1aの表示を実行するための演出であり、第4タイマ予告表示TM14にかかるタイマ予告演出は、予告演出としてのサボハニ群予告を実行するための演出である等]、
前記第一の期間において実行中の前記第一のタイマ演出と前記第二のタイマ演出のうちの両方が先読み予告として実行される場合(以下、「第一の場合」という。)がある[例えば、図363(3)〜同図(13)に示すように、第1タイマ予告表示TM11にかかるタイマ予告演出と第2タイマ予告表示TM12にかかるタイマ予告演出のうち、第1タイマ予告表示TM11にかかるタイマ予告演出は、保留アイコンの表示態様の変化演出を実行するための演出であり、第2タイマ予告表示TM12にかかるタイマ予告演出は、先読みモードを開始するために実行される演出である等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、後に開始された演出が先に開始された演出の対象と同じ装飾図柄変動表示を対象とすることに期待を持たせることができる場合がある。
ここで、第一の期間において実行中の第一のタイマ演出と第二のタイマ演出のうちの一方が或る装飾図柄変動表示に関する予告としてのみ実行され、他方が先読み予告としてのみ実行される場合があってもよいし、第一の期間において実行中の第一のタイマ演出と第二のタイマ演出のうちの一方が或る装飾図柄変動表示に関する予告以外のものとしても実行され、他方が先読み予告以外のものとしても実行される場合があってもよい。また、第一の期間において実行中の第一のタイマ演出と第二のタイマ演出のうちの一方が或る装飾図柄変動表示に関する予告として必ず実行され、他方が先読み予告として必ず実行されてもよいし、第一の期間において実行中の第一のタイマ演出と第二のタイマ演出のうちの一方が或る装飾図柄変動表示に関する予告として実行されず、他方が先読み予告として実行されない場合があってもよい。
また、第一の期間において実行中の第一のタイマ演出と第二のタイマ演出のうちの両方が或る装飾図柄変動表示に関する予告としてのみ実行される場合があってもよいし、第一の期間において実行中の第一のタイマ演出と第二のタイマ演出のうちの両方が或る装飾図柄変動表示に関する予告以外のものとしても実行される場合があってもよい。また、第一の期間において実行中の第一のタイマ演出と第二のタイマ演出のうちの両方が或る装飾図柄変動表示に関する予告として必ず実行されてもよいし、第一の期間において実行中の第一のタイマ演出と第二のタイマ演出のうちの両方が或る装飾図柄変動表示に関する予告として実行されない場合があってもよい。
また、第一の期間において実行中の第一のタイマ演出と第二のタイマ演出のうちの両方が先読み予告としてのみ実行される場合があってもよいし、第一の期間において実行中の第一のタイマ演出と第二のタイマ演出のうちの両方が先読み予告以外のものとしても実行される場合があってもよい。また、第一の期間において実行中の第一のタイマ演出と第二のタイマ演出のうちの両方が先読み予告として必ず実行されてもよいし、第一の期間において実行中の第一のタイマ演出と第二のタイマ演出のうちの両方が先読み予告として実行されない場合があってもよい。
また、『 前記第一の場合において、前記或る装飾図柄変動表示の表示中に前記第一の演出[例えば、図363(6)に示す先読みモード等]が開始される場合があるように構成されており、
前記第一の場合において、前記或る装飾図柄変動表示[例えば、図363(2)〜同図う(10)に示す期間において実行される装飾図柄変動表示等]よりも後に開始される装飾図柄変動表示(以下、「第一の装飾図柄変動表示[例えば、図363(11)〜同図(18)に示す期間において実行される装飾図柄変動表示等]」という。)の表示中に前記第二の演出[例えば、図363(13)に示す、保留アイコンの表示態様の変化演出等]が開始される場合があるように構成されており、
前記第一の場合において、前記第一のタイマ演出[例えば、図363(3)〜同図(5)に示す第2タイマ予告表示TM12にかかるタイマ予告演出等]と前記第二のタイマ演出[例えば、図363(3)〜同図(13)に示す第1タイマ予告表示TM11にかかるタイマ予告演出等]は、前記第一の装飾図柄変動表示よりも後に開始される同じ装飾図柄変動表示[例えば、図364(19)〜同図(29)に示す期間において実行される装飾図柄変動表示等]を対象とした先読み予告として実行される演出である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、或る装飾図柄変動表示をタイマ演出によって盛り上げつつ、先読み予告として第一の装飾図柄変動表示に期待させることができる場合がある。
ここで、第一の場合において、或る装飾図柄変動表示の表示中に第一の演出のみが開始される場合があるように構成されてもよいし、第一の場合において、或る装飾図柄変動表示の表示中に第一の演出以外の演出も開始される場合があるように構成されてもよい。また、第一の場合において、或る装飾図柄変動表示の表示中に第一の演出が必ず開始されるように構成されてもよいし、第一の場合において、或る装飾図柄変動表示の表示中に第一の演出が開始されない場合があるように構成されてもよい。
また、第一の場合において、或る装飾図柄変動表示の表示中にのみ第一の演出が開始される場合があるように構成されてもよいし、第一の場合において、或る装飾図柄変動表示の表示中以外にも第一の演出が開始される場合があるように構成されてもよい。また、第一の場合においてのみ、或る装飾図柄変動表示の表示中に第一の演出が開始される場合があるように構成されてもよいし、第一の場合以外の場合においても、或る装飾図柄変動表示の表示中に第一の演出が開始される場合があるように構成されてもよい。
また、第一の場合において、第一の装飾図柄変動表示の表示中に第二の演出のみが開始される場合があるように構成されてもよいし、第一の場合において、第一の装飾図柄変動表示の表示中に第二の演出以外の演出も開始される場合があるように構成されてもよい。また、第一の場合において、第一の装飾図柄変動表示の表示中に第二の演出が必ず開始されるように構成されてもよいし、第一の場合において、第一の装飾図柄変動表示の表示中に第二の演出が開始されない場合があるように構成されてもよい。
また、第一の場合において、第一の装飾図柄変動表示の表示中にのみ第二の演出が開始される場合があるように構成されてもよいし、第一の場合において、第一の装飾図柄変動表示の表示中以外にも第二の演出が開始される場合があるように構成されてもよい。また、第一の場合においてのみ、第一の装飾図柄変動表示の表示中に第二の演出が開始される場合があるように構成されてもよいし、第一の場合以外の場合にも、第一の装飾図柄変動表示の表示中に第二の演出が開始される場合があるように構成されてもよい。
また、第一の場合において、第一のタイマ演出と第二のタイマ演出は、第一の装飾図柄変動表示よりも後に開始される同じ装飾図柄変動表示を対象とした先読み予告としてのみ実行されるものであってもよいし、第一の装飾図柄変動表示よりも後に開始される同じ装飾図柄変動表示を対象とした先読み予告以外のものとしても実行されるものであってもよい。また、第一の場合において、第一のタイマ演出と第二のタイマ演出は、第一の装飾図柄変動表示よりも後に開始される同じ装飾図柄変動表示を対象とした先読み予告として必ず実行されるものであってもよいし、第一の装飾図柄変動表示よりも後に開始される同じ装飾図柄変動表示を対象とした先読み予告として実行されない場合があるものであってもよい。
また、『 前記第一の場合において、前記第一の演出と前記第二の演出の少なくともいずれか一方の演出は、保留アイコンの表示態様が変化する演出である[例えば、図363(3)〜同図(13)に示す第1タイマ予告表示TM11にかかるタイマ予告演出が行われた結果として実行される或る演出は、保留アイコンの表示態様がパンダの表示態様に変化する演出である等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、一方の演出が保留変化のため、該保留変化の対象となる装飾図柄変動表示を対象として他方の演出が行われることに期待させることができる場合がある。
ここで、第一の場合において、第一の演出と第二の演出のいずれか一方の演出が、保留アイコンの表示態様が変化する演出であってもよいし、第一の場合において、第一の演出と第二の演出の両方の演出が、保留アイコンの表示態様が変化する演出であってもよい。
なお、保留アイコンの表示態様の変化演出以外の先読み予告が行われてもよい。
また、『 前記第一の演出は、保留アイコンの表示態様が変化する演出[例えば、図369(9)に示す保留アイコンの表示態様の変化演出等]であり、
前記第二の演出は、保留アイコンの表示態様が変化する演出[例えば、図369(6)に示す保留アイコンの表示態様の変化演出等]であり、
前記第一の演出と前記第二の演出のうちの一方の演出によって表示態様が変化した保留アイコンが他方の演出によってさらに変化する場合がある[例えば、図369(9)に示すように、第1タイマ予告表示TM11にかかるタイマ予告演出が行われた結果、或る演出として、パンダの表示態様の保留アイコンを番長の表示態様に変化する演出が行われている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、保留アイコンの複数段階のランクアップをタイマ演出によって盛り上げることができる場合がある。
ここで、第一の演出と第二の演出のうちの一方の演出によって表示態様が変化した保留アイコンが他方の演出によってのみさらに変化してもよいし、第一の演出と第二の演出のうちの一方の演出によって表示態様が変化した保留アイコンが他方の演出以外の演出によってもさらに変化してもよい。また、第一の演出と第二の演出のうちの一方の演出によって表示態様が変化した保留アイコンが他方の演出によって必ず変化してもよいし、第一の演出と第二の演出のうちの一方の演出によって表示態様が変化した保留アイコンが他方の演出によって変化しない場合があってもよい。
また、第一の演出と第二の演出のうちの一方の演出によって表示態様が変化した保留アイコンのみが他方の演出によってさらに変化してもよいし、第一の演出と第二の演出のうちの一方の演出によって表示態様が変化した保留アイコン以外のものも他方の演出によってさらに変化してもよい。また、第一の演出と第二の演出のうちの一方の演出のみによって表示態様が変化した保留アイコンが他方の演出によってさらに変化してもよいし、第一の演出と第二の演出のうちの一方の演出以外の演出によって表示態様が変化した保留アイコンが他方の演出によってさらに変化してもよい。
また、『 前記第一の期間において実行中の前記第一のタイマ演出にかかる前記第一の演出が開始されるタイミングと、該第一の期間において実行中の前記第二のタイマ演出にかかる前記第二の演出が開始されるタイミングが異なる場合があるように構成されている[例えば、図360(5)〜同図(13)に示すように、第1タイマ予告表示TM11にかかるタイマ予告演出により実行される疑似連演出が開始されるタイミングと、第2タイマ予告表示TM12にかかるタイマ予告演出により実行される保留アイコンの表示態様の変化演出が開始されるタイミングは異なっている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、タイマ演出にかかる演出の開始タイミングにバリエーションが持たせられる場合がある。
ここで、第一の期間において実行中の第一のタイマ演出にかかる第一の演出が開始されるタイミングと、第一の期間において実行中の第二のタイマ演出にかかる第二の演出が開始されるタイミングのみが異なる場合があるように構成されてもよいし、第一の期間において実行中の第一のタイマ演出にかかる第一の演出が開始されるタイミングと、第一の期間において実行中の第二のタイマ演出にかかる第二の演出が開始されるタイミング以外のタイミングも異なる場合があるように構成されてもよい。また、第一の期間において実行中の第一のタイマ演出にかかる第一の演出が開始されるタイミングと、第一の期間において実行中の第二のタイマ演出にかかる第二の演出が開始されるタイミングが必ず異なるように構成されてもよいし、第一の期間において実行中の第一のタイマ演出にかかる第一の演出が開始されるタイミングと、第一の期間において実行中の第二のタイマ演出にかかる第二の演出が開始されるタイミングが同じ場合があるように構成されてもよい。
また、『 前記第一の演出として第一の予告アイコン[例えば、図365(10)に示す剣豪のキャラクタKNG等]が表示される場合があるように構成されており[例えば、図365(3)〜同図(10)(図367(3)〜同図(10))に示すように、第1タイマ予告表示TM11にかかるタイマ予告演出が行われた結果、或る演出として剣豪のキャラクタKNGが表示される等]、
前記第一のタイマ演出[例えば、図367(3)〜同図(10)に示す第1タイマ予告表示TM11にかかるタイマ予告演出等]が前記或る装飾図柄変動表示に関する予告として実行される場合は、該或る装飾図柄変動表示[例えば、図367(2)〜図368(24)に示す期間において行われる装飾図柄変動表示等]の表示中に前記第一の予告アイコンが表示された後で、該或る装飾図柄変動表示の表示中に該第一の予告アイコンに応じた演出[例えば、図368(20)〜同図(22)に示すスーパーリーチ(剣豪リーチ)の演出等]が開始されるように構成されており、
前記第一のタイマ演出[例えば、図365(3)〜同図(10)に示す第1タイマ予告表示TM11にかかるタイマ予告演出等]が先読み予告として実行される場合は、前記或る装飾図柄変動表示[例えば、図365(2)〜同図(18)に示す期間において行われる装飾図柄変動表示等]の表示中に前記第一の予告アイコンが表示された後で、該或る装飾図柄変動表示よりも後に開始される装飾図柄変動表示[例えば、図366(19)〜同図(29)に示す期間において行われる装飾図柄変動表示等]の表示中に該第一の予告アイコンに応じた演出[例えば、図366(25)〜同図(27)に示すスーパーリーチ(剣豪リーチ)の演出等]が開始されるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
この遊技台によれば、第一の演出として表示された予告アイコンが予告として行われるか先読み予告として行われるか注目させることができる場合がある。
また、先に第二の演出が開始された場合は、第二の演出が予告なのか先読み予告なのかということに応じて第一の予告アイコンに応じた予告演出が第二の演出と同じ対象となる装飾図柄変動表示で開始されることに期待させることができる場合がある。
ここで、第一の演出として第一の予告アイコンのみが表示される場合があるように構成されてもよいし、第一の演出として第一の予告アイコン以外のものも表示される場合があるように構成されてもよい。また、第一の演出として第一の予告アイコンが必ず表示されるように構成されてもよいし、第一の演出として第一の予告アイコンが表示されない場合があるように構成されてもよい。
また、第一の演出としてのみ第一の予告アイコンが表示される場合があるように構成されてもよいし、第一の演出以外の演出としても第一の予告アイコンが表示される場合があるように構成されてもよい。
また、第一のタイマ演出が或る装飾図柄変動表示に関する予告として実行される場合は、或る装飾図柄変動表示の表示中に第一の予告アイコンが表示された後で、或る装飾図柄変動表示の表示中に第一の予告アイコンに応じた演出のみが開始されるように構成されてもよいし、第一のタイマ演出が或る装飾図柄変動表示に関する予告として実行される場合は、或る装飾図柄変動表示の表示中に第一の予告アイコンが表示された後で、或る装飾図柄変動表示の表示中に第一の予告アイコンに応じた演出以外の演出も開始されるように構成されてもよい。また、第一のタイマ演出が或る装飾図柄変動表示に関する予告として実行される場合は、或る装飾図柄変動表示の表示中に第一の予告アイコンが表示された後で、或る装飾図柄変動表示の表示中に第一の予告アイコンに応じた演出が必ず開始されるように構成されてもよいし、第一のタイマ演出が或る装飾図柄変動表示に関する予告として実行される場合は、或る装飾図柄変動表示の表示中に第一の予告アイコンが表示された後で、或る装飾図柄変動表示の表示中に第一の予告アイコンに応じた演出が開始されない場合があるように構成されてもよい。
また、第一のタイマ演出が或る装飾図柄変動表示に関する予告として実行される場合は、或る装飾図柄変動表示の表示中に第一の予告アイコンが表示された後で、或る装飾図柄変動表示の表示中にのみ第一の予告アイコンに応じた演出が開始されるように構成されてもよいし、第一のタイマ演出が或る装飾図柄変動表示に関する予告として実行される場合は、或る装飾図柄変動表示の表示中に第一の予告アイコンが表示された後で、或る装飾図柄変動表示の表示中以外にも第一の予告アイコンに応じた演出が開始されるように構成されてもよい。また、第一のタイマ演出が或る装飾図柄変動表示に関する予告として実行される場合は、或る装飾図柄変動表示の表示中に第一の予告アイコンが表示された後でのみ、或る装飾図柄変動表示の表示中に第一の予告アイコンに応じた演出が開始されるように構成されてもよいし、第一のタイマ演出が或る装飾図柄変動表示に関する予告として実行される場合は、或る装飾図柄変動表示の表示中に第一の予告アイコンが表示された後以外にも、或る装飾図柄変動表示の表示中に第一の予告アイコンに応じた演出が開始されるように構成されてもよい。
また、第一のタイマ演出が先読み予告として実行される場合は、或る装飾図柄変動表示の表示中に第一の予告アイコンが表示された後で、或る装飾図柄変動表示よりも後に開始される装飾図柄変動表示の表示中に第一の予告アイコンに応じた演出のみが開始されるように構成されてもよいし、第一のタイマ演出が先読み予告として実行される場合は、或る装飾図柄変動表示の表示中に第一の予告アイコンが表示された後で、或る装飾図柄変動表示よりも後に開始される装飾図柄変動表示の表示中に第一の予告アイコンに応じた演出以外の演出も開始されるように構成されてもよい。また、第一のタイマ演出が先読み予告として実行される場合は、或る装飾図柄変動表示の表示中に第一の予告アイコンが表示された後で、或る装飾図柄変動表示よりも後に開始される装飾図柄変動表示の表示中に第一の予告アイコンに応じた演出が必ず開始されるように構成されてもよいし、第一のタイマ演出が先読み予告として実行される場合は、或る装飾図柄変動表示の表示中に第一の予告アイコンが表示された後で、或る装飾図柄変動表示よりも後に開始される装飾図柄変動表示の表示中に第一の予告アイコンに応じた演出が開始されない場合があるように構成されてもよい。
また、第一のタイマ演出が先読み予告として実行される場合は、或る装飾図柄変動表示の表示中に第一の予告アイコンが表示された後で、或る装飾図柄変動表示よりも後に開始される装飾図柄変動表示の表示中にのみ第一の予告アイコンに応じた演出が開始されるように構成されてもよいし、第一のタイマ演出が先読み予告として実行される場合は、或る装飾図柄変動表示の表示中に第一の予告アイコンが表示された後で、或る装飾図柄変動表示よりも後に開始される装飾図柄変動表示の表示中以外にも第一の予告アイコンに応じた演出が開始されるように構成されてもよい。また、第一のタイマ演出が先読み予告として実行される場合は、或る装飾図柄変動表示の表示中に第一の予告アイコンが表示された後でのみ、或る装飾図柄変動表示よりも後に開始される装飾図柄変動表示の表示中に第一の予告アイコンに応じた演出が開始されるように構成されてもよいし、第一のタイマ演出が先読み予告として実行される場合は、或る装飾図柄変動表示の表示中に第一の予告アイコンが表示された後以外にも、或る装飾図柄変動表示よりも後に開始される装飾図柄変動表示の表示中に第一の予告アイコンに応じた演出が開始されるように構成されてもよい。
なお、『 前記第二の演出として第二の予告アイコンが表示される場合があるように構成されており、
前記第二のタイマ演出が前記或る装飾図柄変動表示に関する予告として実行される場合は、該或る装飾図柄変動表示の表示中に前記第二の予告アイコンが表示された後で、該或る装飾図柄変動表示の表示中に該第二の予告アイコンに応じた演出が開始されるように構成されており、
前記第二のタイマ演出が先読み予告として実行される場合は、前記或る装飾図柄変動表示の表示中に前記第二の予告アイコンが表示された後で、該或る装飾図柄変動表示よりも後に開始される装飾図柄変動表示の表示中に該第二の予告アイコンに応じた演出が開始されるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。』
としてもよい。
また、第一の演出と第二の演出のいずれか一方が或る装飾図柄変動表示に関する予告であり、他方が先読み予告である場合に、第一の演出として表示される予告アイコンと第二の演出として表示される予告アイコンが同じ予告アイコンであってもよい。
また、『 複数種類のミニゲームを実行可能に構成されており、
前記複数種類のミニゲームのうちの一つは、第一のミニゲーム[例えば、図370(15)〜同図(18)に示す宝箱のミニゲーム等]であり、
前記複数種類のミニゲームのうちの一つは、第二のミニゲーム[例えば、図370(7)〜同図(10)に示すサイコロのミニゲーム等]であり、
前記第一のミニゲームは、前記第一のタイマ表示[例えば、図370(3)に示す第1タイマ予告表示TM11等]が前記第一の時間[例えば、「00:00」等]になる前に結果が導出されるミニゲームであり[例えば、図370(15)〜同図(18)に示す宝箱のミニゲームは、第1タイマ予告表示TM11のタイマ表示が「00:00」となる前に結果が導出されている等]、
前記第二のミニゲームは、前記第二のタイマ表示[例えば、図370(5)に示す第2タイマ予告表示TM12等]が前記第二の時間[例えば、「00:00」等]になる前に結果が導出されるミニゲームであり[例えば、図370(7)〜同図(10)に示すサイコロのミニゲームは、第2タイマ予告表示TM12のタイマ表示が「00:00」となる前に結果が導出されている等]、
前記第一の演出が前記第一のミニゲームの結果に応じた演出となるように構成されており[例えば、図370(15)〜同図(18)に示す宝箱のミニゲームの結果が成功の結果となった場合は、図371(21)に示す疑似連演出が、第1タイマ予告表示TM11にかかるタイマ予告演出の結果として行われる或る演出として実行される等]、
前記第二の演出が前記第二のミニゲームの結果に応じた演出となるように構成されている[例えば、図370(7)〜同図(10)に示すサイコロのミニゲームの結果が成功の結果となった場合は、図370(12)に示す保留アイコンが番長の表示態様に変化する演出が、第2タイマ予告表示TM12にかかるタイマ予告演出の結果として行われる或る演出として実行される等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、単にタイマ表示の時間を待つだけでなく、その間にミニゲームの結果に注目させることができる場合がある。
ここで、複数種類のミニゲームのみを実行可能に構成されていてもよいし、複数種類のミニゲーム以外のものも実行可能に構成されていてもよい。また、複数種類のミニゲームを必ず実行するように構成されていてもよいし、複数種類のミニゲームを実行しない場合があるように構成されていてもよい。
また、第一のミニゲームは、第一のタイマ表示が第一の時間になる前に結果のみが導出されるものであってもよいし、第一のタイマ表示が第一の時間になる前に結果以外のものも導出されるものであってもよい。また、第一のミニゲームは、第一のタイマ表示が第一の時間になる前に結果が必ず導出されるものであってもよいし、第一のタイマ表示が第一の時間になる前に結果が導出されない場合があるものであってもよい。
また、第一のミニゲームは、第一のタイマ表示が第一の時間になる前にのみ結果が導出されるものであってもよいし、第一のタイマ表示が第一の時間になる前以外にも結果が導出されるものであってもよい。
また、第二のミニゲームは、第二のタイマ表示が第二の時間になる前に結果のみが導出されるものであってもよいし、第二のタイマ表示が第二の時間になる前に結果以外のものも導出されるものであってもよい。また、第二のミニゲームは、第二のタイマ表示が第二の時間になる前に結果が必ず導出されるものであってもよいし、第二のタイマ表示が第二の時間になる前に結果が導出されない場合があるものであってもよい。
また、第二のミニゲームは、第二のタイマ表示が第二の時間になる前にのみ結果が導出されるものであってもよいし、第二のタイマ表示が第二の時間になる前以外にも結果が導出されるものであってもよい。
また、第一の演出が第一のミニゲームの結果のみに応じた演出となるように構成されてもよいし、第一の演出が第一のミニゲームの結果以外の結果に応じた演出となるように構成されてもよい。また、第一の演出が第一のミニゲームの結果に必ず応じた演出となるように構成されてもよいし、第一の演出が第一のミニゲームの結果に応じた演出とならない場合があるように構成されてもよい。
また、第二の演出が第二のミニゲームの結果のみに応じた演出となるように構成されてもよいし、第二の演出が第二のミニゲームの結果以外の結果に応じた演出となるように構成されてもよい。また、第二の演出が第二のミニゲームの結果に必ず応じた演出となるように構成されてもよいし、第二の演出が第二のミニゲームの結果に応じた演出とならない場合があるように構成されてもよい。
なお、ミニゲームの種類は第一のタイマ演出と第二のタイマ演出で同じであってもよいし、異なっていてもよい。また、ミニゲームの開始順序と種類が対応付けされるように構成されてもよい。
また、ミニゲームの実行中に第一の演出又は第二の演出の示唆を行うように構成されてもよく、例えば、ミニゲームが成功した場合に保留アイコンの表示態様の変化演出が行われることが示唆されるといったような演出を行うようにしてもよい。
また、『 前記第一のミニゲームの結果が第一の結果となる場合に前記第一の演出が第一の態様で行われるように構成されており[例えば、図370(15)〜同図(18)に示す宝箱のミニゲームの結果が成功の結果となった場合は、図371(21)に示す疑似連演出が、第1タイマ予告表示TM11にかかるタイマ予告演出の結果として行われる或る演出として実行される等]、
前記第一のミニゲームの結果が第三の結果となる場合に前記第一の演出が第三の態様で行われるように構成されており[例えば、図372(15)〜同図(18)に示す宝箱のミニゲームの結果が失敗の結果となった場合は、図373(20)に示すハズレの演出が、第1タイマ予告表示TM11にかかるタイマ予告演出の結果として行われる或る演出として実行される等]、
前記第二のミニゲームの結果が第二の結果となる場合に前記第二の演出が第二の態様で行われるように構成されており[例えば、図370(7)〜同図(10)に示すサイコロのミニゲームの結果が成功の結果となった場合は、図370(12)に示す保留アイコンが番長の表示態様に変化する演出が、第2タイマ予告表示TM12にかかるタイマ予告演出の結果として行われる或る演出として実行される等]、
前記第二のミニゲームの結果が第四の結果となる場合に前記第二の演出が第四の態様で行われるように構成されている[例えば、図372(7)〜同図(10)に示すサイコロのミニゲームの結果が失敗の結果となった場合は、図372(12)に示す保留アイコンがパンダの表示態様に変化する演出が、第2タイマ予告表示TM12にかかるタイマ予告演出の結果として行われる或る演出として実行される等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、ミニゲームとタイマ演出とのコンビネーションによる演出のバリエーションが増加して興趣を高めることができる場合がある。
ここで、第一のミニゲームの結果が第一の結果となる場合に第一の演出が第一の態様でのみ行われるように構成されてもよいし、第一のミニゲームの結果が第一の結果となる場合に第一の演出が第一の態様以外の態様でも行われるように構成されてもよい。また、第一のミニゲームの結果が第一の結果となる場合に第一の演出が第一の態様で必ず行われるように構成されてもよいし、第一のミニゲームの結果が第一の結果となる場合に第一の演出が第一の態様で行われない場合があるように構成されてもよい。
また、第一のミニゲームの結果が第一の結果となる場合に第一の演出のみが第一の態様で行われるように構成されてもよいし、第一のミニゲームの結果が第一の結果となる場合に第一の演出以外の演出も第一の態様で行われるように構成されてもよい。また、第一のミニゲームの結果が第一の結果となる場合にのみ第一の演出が第一の態様で行われるように構成されてもよいし、第一のミニゲームの結果が第一の結果となる場合以外の場合にも第一の演出が第一の態様で行われるように構成されてもよい。
また、第一のミニゲームの結果が第三の結果となる場合に第一の演出が第三の態様でのみ行われるように構成されてもよいし、第一のミニゲームの結果が第三の結果となる場合に第一の演出が第三の態様以外の態様でも行われるように構成されてもよい。また、第一のミニゲームの結果が第三の結果となる場合に第一の演出が第三の態様で必ず行われるように構成されてもよいし、第一のミニゲームの結果が第三の結果となる場合に第一の演出が第三の態様で行われない場合があるように構成されてもよい。
また、第一のミニゲームの結果が第三の結果となる場合に第一の演出のみが第三の態様で行われるように構成されてもよいし、第一のミニゲームの結果が第三の結果となる場合に第一の演出以外の演出も第三の態様で行われるように構成されてもよい。また、第一のミニゲームの結果が第三の結果となる場合にのみ第一の演出が第三の態様で行われるように構成されてもよいし、第一のミニゲームの結果が第三の結果となる場合以外の場合にも第一の演出が第三の態様で行われるように構成されてもよい。
また、第二のミニゲームの結果が第二の結果となる場合に第二の演出が第二の態様でのみ行われるように構成されてもよいし、第二のミニゲームの結果が第二の結果となる場合に第二の演出が第二の態様以外の態様でも行われるように構成されてもよい。また、第二のミニゲームの結果が第二の結果となる場合に第二の演出が第二の態様で必ず行われるように構成されてもよいし、第二のミニゲームの結果が第二の結果となる場合に第二の演出が第二の態様で行われない場合があるように構成されてもよい。
また、第二のミニゲームの結果が第二の結果となる場合に第二の演出のみが第二の態様で行われるように構成されてもよいし、第二のミニゲームの結果が第二の結果となる場合に第二の演出以外の演出も第二の態様で行われるように構成されてもよい。また、第二のミニゲームの結果が第二の結果となる場合にのみ第二の演出が第二の態様で行われるように構成されてもよいし、第二のミニゲームの結果が第二の結果となる場合以外の場合にも第二の演出が第二の態様で行われるように構成されてもよい。
また、第二のミニゲームの結果が第四の結果となる場合に第二の演出が第四の態様でのみ行われるように構成されてもよいし、第二のミニゲームの結果が第四の結果となる場合に第二の演出が第四の態様以外の態様でも行われるように構成されてもよい。また、第二のミニゲームの結果が第四の結果となる場合に第二の演出が第四の態様で必ず行われるように構成されてもよいし、第二のミニゲームの結果が第四の結果となる場合に第二の演出が第四の態様で行われない場合があるように構成されてもよい。
また、第二のミニゲームの結果が第四の結果となる場合に第二の演出のみが第四の態様で行われるように構成されてもよいし、第二のミニゲームの結果が第四の結果となる場合に第二の演出以外の演出も第四の態様で行われるように構成されてもよい。また、第二のミニゲームの結果が第四の結果となる場合にのみ第二の演出が第四の態様で行われるように構成されてもよいし、第二のミニゲームの結果が第四の結果となる場合以外の場合にも第二の演出が第四の態様で行われるように構成されてもよい。
なお、『 前記複数種類のミニゲームのうちの一つは、第三のミニゲームであり、
前記第三のミニゲームの結果が第五の結果となる場合に第三の演出が第五の態様で行われるように構成されており、
前記第三のミニゲームの結果が第六の結果となる場合に前記第三の演出が第六の態様で行われるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。』
としてもよい。
また、『 前記第一のタイマ表示[例えば、図376(3)に示す、第1タイマ予告表示TM11等]の時間表示[例えば、「10:00」等]は、前記第一の時間となるまでの時間[例えば、10秒等]を示す表示であり、
前記第一のタイマ表示の時間表示が前記第一の時間となる前に変更される場合があるように構成されている[例えば、図376(3)において「10:00」と表示された第1タイマ予告表示TM11は、図376(12)〜同図(13)に示すように、「00:00」になる前にタイマ表示に示す時間が加算されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一のタイマ演出の態様を変化させる演出として機能させ、遊技者に期待を持たせることができる場合がある。
ここで、第一のタイマ表示の時間表示は、第一の時間となるまでの時間のみを示すものであってもよいし、第一の時間となるまでの時間以外の時間も示すものであってもよい。また、第一のタイマ表示の時間表示は、第一の時間となるまでの時間を必ず示すものであってもよいし、第一の時間となるまでの時間を示さない場合があるものであってもよい。
また、第一のタイマ表示の時間表示が第一の時間となる前にのみ変更される場合があるように構成されてもよいし、第一のタイマ表示の時間表示が第一の時間となる前以外にも変更される場合があるように構成されてもよい。また、第一のタイマ表示の時間表示が第一の時間となる前に必ず変更されるように構成されてもよいし、第一のタイマ表示の時間表示が第一の時間となる前に変更されない場合があるように構成されてもよい。
また、第一のタイマ表示の時間表示のみが第一の時間となる前に変更される場合があるように構成されてもよいし、第一のタイマ表示の時間表示以外の時間表示も第一の時間となる前に変更される場合があるように構成されてもよい。
また、『 前記第二のタイマ表示の時間表示は、前記第二の時間となるまでの時間を示す表示であり、
前記第二のタイマ表示の時間表示が前記第二の時間となる前に変更される場合があるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第二のタイマ演出の態様を変化させる演出として機能させ、遊技者に期待を持たせることができる場合がある。
ここで、第二のタイマ表示の時間表示は、第二の時間となるまでの時間のみを示すものであってもよいし、第二の時間となるまでの時間以外の時間も示すものであってもよい。また、第二のタイマ表示の時間表示は、第二の時間となるまでの時間を必ず示すものであってもよいし、第二の時間となるまでの時間を示さない場合があるものであってもよい。
また、第二のタイマ表示の時間表示が第二の時間となる前にのみ変更される場合があるように構成されてもよいし、第二のタイマ表示の時間表示が第二の時間となる前以外にも変更される場合があるように構成されてもよい。また、第二のタイマ表示の時間表示が第二の時間となる前に必ず変更されるように構成されてもよいし、第二のタイマ表示の時間表示が第二の時間となる前に変更されない場合があるように構成されてもよい。
また、第二のタイマ表示の時間表示のみが第二の時間となる前に変更される場合があるように構成されてもよいし、第二のタイマ表示の時間表示以外の時間表示も第二の時間となる前に変更される場合があるように構成されてもよい。
また、『 前記或る装飾図柄変動表示[例えば、図360(2)〜図361(22)に示す期間において行われる装飾図柄変動表示等]の表示中に前記第一のタイマ表示[例えば、図360(3)に示す第1タイマ予告表示TM11等]が前記第一の時間になる場合があるように構成されており[例えば、図360(3)に示す第1タイマ予告表示TM11は、同図(12)に示すタイミングで「00:00」が表示される等]、
前記或る装飾図柄変動表示の表示中に前記第二のタイマ表示[例えば、図360(5)に示す第2タイマ予告表示TM12等]が前記第二の時間になる場合があるように構成されている[例えば、図360(5)に示す第2タイマ予告表示TM12は、同図(7)に示すタイミングで「00:00」が表示される等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、或る装飾図柄変動表示の表示中に第一のタイマ表示のみが第一の時間になる場合があるように構成されてもよいし、或る装飾図柄変動表示の表示中に第一のタイマ表示以外の表示も第一の時間になる場合があるように構成されてもよい。また、或る装飾図柄変動表示の表示中に第一のタイマ表示が必ず第一の時間になるように構成されてもよいし、或る装飾図柄変動表示の表示中に第一のタイマ表示が第一の時間にならない場合があるように構成されてもよい。
また、或る装飾図柄変動表示の表示中にのみ第一のタイマ表示が第一の時間になる場合があるように構成されてもよいし、或る装飾図柄変動表示の表示中以外にも第一のタイマ表示が第一の時間になる場合があるように構成されてもよい。
また、或る装飾図柄変動表示の表示中に第二のタイマ表示のみが第二の時間になる場合があるように構成されてもよいし、或る装飾図柄変動表示の表示中に第二のタイマ表示以外の表示も第二の時間になる場合があるように構成されてもよい。また、或る装飾図柄変動表示の表示中に第二のタイマ表示が必ず第二の時間になるように構成されてもよいし、或る装飾図柄変動表示の表示中に第二のタイマ表示が第二の時間にならない場合があるように構成されてもよい。
また、或る装飾図柄変動表示の表示中にのみ第二のタイマ表示が第二の時間になる場合があるように構成されてもよいし、或る装飾図柄変動表示の表示中以外にも第二のタイマ表示が第二の時間になる場合があるように構成されてもよい。
また、『 前記第一のタイマ表示の表示が開始されるタイミングと前記第二のタイマ表示の表示が開始されるタイミングが異なる場合がある[例えば、第1タイマ予告表示TM11は、図360(3)に示すタイミングで表示開始され、第2タイマ予告表示TM12は、図360(5)に示すタイミングで表示開始されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
この遊技台によれば、タイマ表示の開始タイミングが多様化するので、興趣を高めることができる場合がある。
ここで、第一のタイマ表示の表示が開始されるタイミングと第二のタイマ表示の表示が開始されるタイミングのみが異なる場合があってもよいし、第一のタイマ表示の表示が開始されるタイミングと第二のタイマ表示の表示が開始されるタイミング以外のタイミングも異なる場合があってもよい。また、第一のタイマ表示の表示が開始されるタイミングと第二のタイマ表示の表示が開始されるタイミングが必ず異なってもよいし、第一のタイマ表示の表示が開始されるタイミングと第二のタイマ表示の表示が開始されるタイミングが同じである場合があってもよい。
また、『 前記第一のタイマ表示の表示が開始された際に表示される時間表示と前記第二のタイマ表示の表示が開始された際に表示される時間表示が異なる場合がある[例えば、第1タイマ予告表示TM11は、図360(3)に示すように、表示開始された際には「10:00」が表示されており、第2タイマ予告表示TM12は、図360(5)に示すように、表示開始された際には「03:00」が表示されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、タイマ表示が開始された際に表示される時間が多様化するので、興趣を高めることができる場合がある。
ここで、第一のタイマ表示の表示が開始された際に表示される時間表示と第二のタイマ表示の表示が開始された際に表示される時間表示のみが異なる場合があってもよいし、第一のタイマ表示の表示が開始された際に表示される時間表示と第二のタイマ表示の表示が開始された際に表示される時間表示以外の時間表示も異なる場合があってもよい。また、第一のタイマ表示の表示が開始された際に表示される時間表示と第二のタイマ表示の表示が開始された際に表示される時間表示が必ず異なってもよいし、第一のタイマ表示の表示が開始された際に表示される時間表示と第二のタイマ表示の表示が開始された際に表示される時間表示が同じである場合があってもよい。
また、『 前記第一の時間と前記第二の時間は、同じ時間[例えば、「00:00」等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、演出の開始タイミングが容易に認識できる場合がある。
なお、第一の時間と第二の時間が異なる時間であってもよい。
また、『 前記第一の時間は、0であり、
前記第二の時間は、0である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、演出の開始タイミングがより容易に把握することができる場合がある。
なお、第一の時間が0以外であってもよい。また、第二の時間が0以外であってもよい。
また、『 球抜きエラー表示[例えば、図380(9´´)に示す球抜きエラー表示等]を表示可能に構成されており、
前記球抜きエラー表示は、皿満タンエラー状態で表示される場合がある表示であり[例えば、図380(9´´)に示すように、下皿満タンエラーが発生した場合には、球抜きエラー表示が表示される等]、
前記第一のタイマ表示と前記第二のタイマ表示の少なくともいずれか一方の表示が前記球抜きエラー表示にオーバーラップされる場合があるように構成されている[例えば、図380(9´´)に示すように、球抜きエラー表示は、第1タイマ予告表示TM11と第2タイマ予告表示TM12の前側にオーバーラップしている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、タイマ表示により球抜き操作を急がせることができる場合がある。
ここで、球抜きエラー表示のみを表示可能に構成されてもよいし、球抜きエラー表示以外の表示も表示可能に構成されてもよい。また、球抜きエラー表示を必ず表示するように構成されてもよいし、球抜きエラー表示を表示しない場合があるように構成されてもよい。
また、球抜きエラー表示は、皿満タンエラー状態でのみ表示される場合があるものであってもよいし、皿満タンエラー状態以外の状態でも表示される場合があるものであってもよい。また、球抜きエラー表示は、皿満タンエラー状態で必ず表示されるものであってもよいし、皿満タンエラー状態で表示されない場合があるものであってもよい。
また、第一のタイマ表示と第二のタイマ表示の少なくともいずれか一方の表示が球抜きエラー表示にのみオーバーラップされる場合があるように構成されてもよいし、第一のタイマ表示と第二のタイマ表示の少なくともいずれか一方の表示が球抜きエラー表示以外の表示にもオーバーラップされる場合があるように構成されてもよい。また、第一のタイマ表示と第二のタイマ表示の少なくともいずれか一方の表示が球抜きエラー表示に必ずオーバーラップされるように構成されてもよいし、第一のタイマ表示と第二のタイマ表示の少なくともいずれか一方の表示が球抜きエラー表示にオーバーラップされない場合があるように構成されてもよい。
また、第一のタイマ表示と第二のタイマ表示のいずれか一方の表示のみが球抜きエラー表示にオーバーラップされる場合があるように構成されてもよいし、第一のタイマ表示と第二のタイマ表示の両方の表示が球抜きエラー表示にオーバーラップされる場合があるように構成されてもよい。
また、『 前記演出手段は、表示手段である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記遊技台は、ぱちんこ機[例えば、パチンコ機100等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、以上の記載では、
『 タイマ演出[例えば、図393(9)〜同図(17)に示すタイマ予告演出等]を実行可能な演出手段[例えば、装飾図柄表示装置208等]と、
複数種類の予告表示を表示可能な表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208等]と、を備えた遊技台であって、
前記タイマ演出は、タイマ表示の表示が開始された後で該タイマ表示が或る時間を示す表示になった場合に或る演出[例えば、図393(17)に示す強サボハニ群予告等]が開始されるように構成された演出であり[例えば、図393(9)〜同図(17)に示すように、第1タイマ予告表示TM11が表示開始された後でタイマ表示が「00:00」になると、強サボハニ群予告が開始される等]、
前記複数種類の予告表示のうちの一つは、第一の予告表示[例えば、図393(3)に示す吉宗爆弾保留の表示態様の保留アイコンによる先読み予告(当該変動予告)や、図402(F20)に示す赤タイマ保留の表示態様の保留アイコンによる先読み予告(当該変動予告)等]であり、
前記複数種類の予告表示のうちの一つは、第二の予告表示[例えば、図392(3)に示す吉宗保留の表示態様の保留アイコンによる先読み予告(当該変動予告)や、図402(F9)に示す赤保留の表示態様の保留アイコンによる先読み予告(当該変動予告)等]であり、
前記第一の予告表示は、或る種類の予告の表示[例えば、殿様のキャラクタが表示されることによる予告の表示や、丸形で表示された保留アイコンの色が変化することによる予告の表示等]が含まれることにより予告として表示される予告表示であり[例えば、図393(3)に示すように、殿様のキャラクタを含んで構成される吉宗爆弾保留の表示態様の保留アイコン(変動アイコン)は、対応する図柄変動表示において大当りとなる可能性があることを予告しており、図402(F20)に示すように、丸形で赤色の表示を含んで構成される赤タイマ保留の表示態様の保留アイコン(変動アイコン)は、対応する図柄変動表示において大当りとなる可能性があることを予告している等]、
前記第二の予告表示は、前記或る種類の予告の表示が含まれることにより予告として表示される予告表示であり[例えば、図392(3)に示すように、殿様のキャラクタを含んで構成される吉宗保留の表示態様の保留アイコン(変動アイコン)は、対応する図柄変動表示において大当りとなる可能性があることを予告しており、図402(F9)に示すように、丸形で赤色の表示を含んで構成される赤保留の表示態様の保留アイコン(変動アイコン)は、対応する図柄変動表示において大当りとなる可能性があることを予告している等]、
前記第一の予告表示は、前記タイマ演出が開始される場合があることを示唆する表示(以下、「第一の表示[例えば、図393(3)に示す、吉宗爆弾保留の表示態様の保留アイコンに含まれる爆弾の表示や、図402(F20)に示す赤タイマ保留の表示態様の保留アイコンに含まれる導火線の表示等]」という。)を含む予告表示であり、
前記第二の予告表示は、前記第一の表示を含まない予告表示である、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
従来の遊技台によれば、表示手段に改良の余地があったが、この遊技台によれば、表示手段に特徴を持った遊技台を提供することができる。
また、この遊技台によれば、大当りの期待度が同じでもタイマ演出の開始に期待を増幅できる場合がある。
また、この遊技台によれば、タイマ演出の実行に伴い、実行される演出を予想して楽しませることができる場合がある。
ここで、演出手段は、タイマ演出のみを実行可能なものであってもよいし、タイマ演出以外の演出も実行可能なものであってもよい。また、演出手段は、タイマ演出を必ず実行するものであってもよいし、タイマ演出を実行しない場合があるものであってもよい。
また、表示手段は、複数種類の予告表示のみを表示可能なものであってもよいし、複数種類の予告表示以外のものも表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、複数種類の予告表示を必ず表示するものであってもよいし、複数種類の予告表示を表示しない場合があるものであってもよい。
また、タイマ演出は、タイマ表示の表示が開始された後でタイマ表示が或る時間を示す表示になった場合に或る演出のみが開始されるように構成されたものであってもよいし、タイマ表示の表示が開始された後でタイマ表示が或る時間を示す表示になった場合に或る演出以外の演出も開始されるように構成されたものであってもよい。また、タイマ演出は、タイマ表示の表示が開始された後でタイマ表示が或る時間を示す表示になった場合に或る演出が必ず開始されるように構成されたものであってもよいし、タイマ表示の表示が開始された後でタイマ表示が或る時間を示す表示になった場合に或る演出が開始されない場合があるように構成されたものであってもよい。
また、タイマ演出は、タイマ表示の表示が開始された後でタイマ表示が或る時間を示す表示になった場合にのみ或る演出が開始されるように構成されたものであってもよいし、タイマ表示の表示が開始された後でタイマ表示が或る時間を示す表示になった場合以外の場合にも或る演出が開始されるように構成されたものであってもよい。
また、表示手段は、第一の予告表示のみを表示可能なものであってもよいし、第一の予告表示以外の予告表示も表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、第一の予告表示を必ず表示するものであってもよいし、第一の予告表示を表示しない場合があるものであってもよい。
また、表示手段は、第二の予告表示のみを表示可能なものであってもよいし、第二の予告表示以外の予告表示も表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、第二の予告表示を必ず表示するものであってもよいし、第二の予告表示を表示しない場合があるものであってもよい。
また、第一の予告表示は、或る種類の予告の表示が含まれることにより予告としてのみ表示されるものであってもよいし、或る種類の予告の表示が含まれることにより予告以外のものとしても表示されるものであってもよい。また、第一の予告表示は、或る種類の予告の表示が含まれることにより予告として必ず表示されるものであってもよいし、或る種類の予告の表示が含まれることにより予告として表示されない場合があるものであってもよい。
また、第一の予告表示は、或る種類の予告の表示のみが含まれることにより予告として表示されるものであってもよいし、或る種類の予告の表示以外の表示も含まれることにより予告として表示されるものであってもよい。また、第一の予告表示は、或る種類の予告の表示が必ず含まれることにより予告として表示されるものであってもよいし、或る種類の予告の表示が含まれないで予告として表示される場合があるものであってもよい。
また、第二の予告表示は、或る種類の予告の表示が含まれることにより予告としてのみ表示されるものであってもよいし、或る種類の予告の表示が含まれることにより予告以外のものとしても表示されるものであってもよい。また、第二の予告表示は、或る種類の予告の表示が含まれることにより予告として必ず表示されるものであってもよいし、或る種類の予告の表示が含まれることにより予告として表示されない場合があるものであってもよい。
また、第二の予告表示は、或る種類の予告の表示のみが含まれることにより予告として表示されるものであってもよいし、或る種類の予告の表示以外の表示も含まれることにより予告として表示されるものであってもよい。また、第二の予告表示は、或る種類の予告の表示が必ず含まれることにより予告として表示されるものであってもよいし、或る種類の予告の表示が含まれないで予告として表示される場合があるものであってもよい。
ここで、「予告」とは、「当該変動予告」と「先読み予告」の両方が含まれる概念である。
また、第一の表示は、タイマ演出が開始される場合があることのみを示唆するものであってもよいし、タイマ演出が開始される場合以外の場合があることも示唆するものであってもよい。また、第一の表示は、タイマ演出が開始される場合があることを必ず示唆するものであってもよいし、タイマ演出が開始される場合があることを示唆しない場合があるものであってもよい。
なお、第一の表示は、タイマ演出が(必ず)開始されることを示唆するものであってもよいし、タイマ演出が(必ず)開始されること以外のことも示唆するものであってもよい。また、第一の表示は、タイマ演出が(必ず)開始されることを必ず示唆するものであってもよいし、タイマ演出が(必ず)開始されることを示唆しない場合があるものであってもよい。
また、第一の予告表示は、第一の表示のみを含むものであってもよいし、第一の表示以外の表示も含むものであってもよい。また、第一の予告表示は、第一の表示を必ず含むものであってもよいし、第一の表示を含まない場合があるものであってもよい。
また、第二の予告表示は、第一の表示のみを含まないものであってもよいし、第一の表示以外の表示も含まないものであってもよい。また、第二の予告表示は、第一の表示を必ず含まないものであってもよいし、第一の表示を含む場合があるものであってもよい。
なお、第一の予告表示に含まれる第一の表示の表示態様と、第二の予告表示に含まれる第一の表示の表示態様が同じであってもよいし、異なっていてもよい。すなわち、第一の表示としての機能が共通していれば、本発明に含まれるものとする。また、第一の予告表示に含まれる第一の表示と、第二の予告表示に含まれる第一の表示とで機能が異なる場合があってもよい。
また、『 前記或る種類の予告の表示とは、アイコンによる予告の表示のことであり、
前記アイコンとは、保留アイコン又は変動アイコンのことであり、
前記第一の予告表示は、前記アイコンと、該アイコンに対応して表示される前記第一の表示を含んで構成された予告表示である[例えば、図393(3)に示すように、吉宗爆弾保留の表示態様の保留アイコン(変動アイコン)は、殿様のキャラクタに爆弾の表示が付加されて構成されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、保留アイコンや変動アイコンは、先読み予告の対象となる図柄変動表示が特定しやすく遊技者がわかりやすい場合がある。
ここで、第一の予告表示は、アイコンと、該アイコンに対応して表示される第一の表示のみを含んで構成されたものであってもよいし、アイコンと、該アイコンに対応して表示される第一の表示以外の表示も含んで構成されたものであってもよい。また、第一の予告表示は、アイコンと、該アイコンに対応して表示される第一の表示を必ず含んで構成されたものであってもよいし、アイコンと、該アイコンに対応して表示される第一の表示を含まないで構成される場合があるものであってもよい。
なお、アイコンは、保留アイコン、変動アイコン以外にも予告アイコンである場合があってもよい。
また、変動アイコンにより先読み予告が行われる場合があってもよい。すなわち、保留アイコン及び変動アイコンのいずれにおいて或る種類の予告の表示が表示されたとしても表示開始された時点で図柄変動表示の保留があるかないか(保留が1以上あるか、0であるか)の相異でしかないため、変動アイコンによる或る種類の予告の表示が先読み予告であるとして考えることも可能である。例えば、一般的には、第一の予告表示における或る種類の予告の表示が保留アイコンの場合は先読み予告であり、変動アイコンの場合は当該変動予告である場合が多いが、図柄変動表示の保留が0である場合において、始動入賞した場合、当否判定が行われるよりも前に先読みを行い、その結果として変動アイコンによる或る種類の予告の表示が行われる場合があり、そのような場合では、当該変動予告ではなく、先読み予告として機能しているということができる場合がある。
また、『 前記第一の予告表示は、前記アイコンと前記第一の表示が一体的に表示された予告表示である[例えば、図393(3)に示すように、吉宗爆弾保留の表示態様の保留アイコン(変動アイコン)は、殿様のキャラクタに爆弾の表示が一体的に付加された表示態様とされている等]、
ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
この遊技台によれば、タイマ演出を行う表示であるか否かがわかりやすい場合がある。
また、この遊技台によれば、予告の対象変動となる図柄変動表示がわかりやすい場合がある。
ここで、第一の予告表示は、アイコンと第一の表示のみが一体的で表示されたものであってもよいし、アイコンと第一の表示とこれら以外の表示も含めて一体的で表示されたものであってもよい。また、第一の予告表示は、アイコンと第一の表示が必ず一体的で表示されたものであってもよいし、アイコンと第一の表示が一体的で表示されない場合があるものであってもよい。
また、『 前記第一の予告表示は、前記アイコンと前記第一の表示が別体で表示される予告表示である[例えば、図398(B7´)に示す保留アイコンは、殿様のキャラクタの上方に爆弾のアイコンBD´を配置して構成された表示態様とされている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、アイコンによる予告と追加された予告がそれぞれわかりやすい場合がある。
ここで、第一の予告表示は、アイコンと第一の表示のみが別体で表示されるものであってもよいし、アイコンと第一の表示とこれら以外の表示も含めて別体で表示されたものであってもよい。また、第一の予告表示は、アイコンと第一の表示が必ず別体で表示されたものであってもよいし、アイコンと第一の表示が別体で表示されない場合があるものであってもよい。
また、『 前記アイコンがデフォルトの表示態様で表示可能に構成されている[例えば、図393(1)に示すように、第一の保留アイコンh11は、デフォルトの表示態様(丸形で白色の表示態様)で表示されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、予告の表示態様がわかりやすい場合がある。
ここで、アイコンがデフォルトの表示態様でのみ表示可能に構成されてもよいし、アイコンがデフォルトの表示態様以外の表示態様でも表示可能に構成されてもよい。また、アイコンがデフォルトの表示態様で必ず表示されるように構成されてもよいし、アイコンがデフォルトの表示態様で表示されない場合があるように構成されてもよい。
また、『 前記アイコンの色の変化により前記或る種類の予告の表示の表示が行われる[例えば、図400(E3)に示すように、第二の保留アイコンh12が丸形で青色の表示態様で表示することにより先読み予告が行われている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、予告の表示態様がわかりやすい場合がある。
ここで、アイコンの色の変化のみにより或る種類の予告の表示の表示が行われてもよいし、アイコンの色の変化以外の変化により或る種類の予告の表示の表示が行われる場合があってもよい。また、アイコンの色に変化により必ず或る種類の予告の表示の表示が行われてもよいし、アイコンの色の変化により或る種類の予告の表示の表示が行われない場合があってもよい。
また、『 前記第二の予告表示は、前記或る種類の予告の表示とは別の種類の予告の表示を含む場合がある予告表示である[例えば、吉宗保留の表示態様の保留アイコンにおける殿様のキャラクタが疑似連のアイコンやサボハニのアイコンを抱えて疑似連やサボハニ群予告の先読み予告が行われる場合がある等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第二の予告表示が表示された場合でもタイマ演出以外について期待を持たせることができる場合がある。
ここで、第二の予告表示は、或る種類の予告の表示とは別の種類の予告の表示のみを含む場合があるものであってもよいし、或る種類の予告の表示とは別の種類の予告の表示以外の表示も含む場合があるものであってもよい。また、第二の予告表示は、或る種類の予告の表示とは別の種類の予告の表示を必ず含むものであってもよいし、或る種類の予告の表示とは別の種類の予告の表示を含まない場合があるものであってもよい。
また、『 前記或る種類の予告の表示は、複数の態様のうちの一の態様で表示可能に構成された表示であり、
前記複数の態様のうちの一つは、第一の態様[例えば、図402(F9)に示す丸形で青色の表示態様等]であり、
前記複数の態様のうちの一つは、第二の態様[例えば、図402(F9)に示す丸形で赤色の表示態様等]であり、
前記或る種類の予告の表示が前記第一の態様で表示された場合よりも前記第二の態様で表示された場合の方が、或る図柄変動表示において大当り図柄態様が確定表示されやすいように構成されており、
前記第一の予告表示における前記或る種類の予告の表示の態様と前記第二の予告表示における該或る種類の予告の表示の態様が同じ態様である場合(以下、「第一の場合[例えば、赤タイマ保留の表示態様の保留アイコンも赤保留の表示態様の保留アイコンも、丸形で赤色の表示が含まれている等]」という。)があるように構成されており、
前記第一の場合において、前記第二の予告表示が表示された場合よりも前記第一の予告表示が表示された場合の方が、前記タイマ演出が開始されやすいように構成されている、ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、或る種類の予告の表示の表示態様により、大当りに対する期待感を持たせることができるとともに、タイマ演出が開始されることに対する期待感を持たせることもできる場合がある。
ここで、或る種類の予告の表示は、複数の態様のうちの一の態様でのみ表示可能に構成されたものであってもよいし、複数の態様のうちの一の態様以外の態様でも表示可能に構成されたものであってもよい。また、或る種類の予告の表示は、複数の態様のうちの一の態様で必ず表示されるように構成されたものであってもよいし、複数の態様のうちの一の態様で表示されない場合があるように構成されたものであってもよい。
また、或る種類の予告の表示は、第一の態様でのみ表示可能に構成されたものであってもよいし、第一の態様以外の態様でも表示可能に構成されたものであってもよい。また、或る種類の予告の表示は、第一の態様で必ず表示されるように構成されたものであってもよいし、第一の態様で表示されない場合があるように構成されたものであってもよい。
また、或る種類の予告の表示は、第二の態様でのみ表示可能に構成されたものであってもよいし、第二の態様以外の態様でも表示可能に構成されたものであってもよい。また、或る種類の予告の表示は、第二の態様で必ず表示されるように構成されたものであってもよいし、第二の態様で表示されない場合があるように構成されたものであってもよい。
また、或る種類の予告の表示が第一の態様で表示された場合よりも第二の態様で表示された場合の方が、或る図柄変動表示において大当り図柄態様のみが確定表示されやすいように構成されてもよいし、或る種類の予告の表示が第一の態様で表示された場合よりも第二の態様で表示された場合の方が、或る図柄変動表示において大当り図柄態様以外の図柄態様も確定表示されやすいように構成されてもよい。また、或る種類の予告の表示が第一の態様で表示された場合よりも第二の態様で表示された場合の方が、或る図柄変動表示において大当り図柄態様が必ず確定表示されやすいように構成されてもよいし、或る種類の予告の表示が第一の態様で表示された場合よりも第二の態様で表示された場合の方が、或る図柄変動表示において大当り図柄態様が確定表示されやすくない場合があるように構成されてもよい。
また、或る種類の予告の表示が第一の態様で表示された場合よりも第二の態様で表示された場合の方が、或る図柄変動表示においてのみ大当り図柄態様が確定表示されやすいように構成されてもよいし、或る種類の予告の表示が第一の態様で表示された場合よりも第二の態様で表示された場合の方が、或る図柄変動表示以外の図柄変動表示においても大当り図柄態様が確定表示されやすいように構成されてもよい。
また、或る種類の予告の表示が第一の態様で表示された場合よりも第二の態様で表示された場合のみの方が、或る図柄変動表示において大当り図柄態様が確定表示されやすいように構成されてもよいし、或る種類の予告の表示が第一の態様で表示された場合よりも第二の態様で表示された場合以外の場合でも、或る図柄変動表示において大当り図柄態様が確定表示されやすいように構成されてもよい。
また、或る種類の予告の表示が第二の態様で表示された場合は、或る図柄変動表示において大当り図柄態様が必ず確定表示されるように構成されてもよい。また、或る種類の予告の表示が第一の態様で表示された場合は、或る図柄変動表示において大当り図柄が必ず確定表示されないように構成されてもよい。
また、第一の予告表示における或る種類の予告の表示の態様と第二の予告表示における或る種類の予告の表示の態様が同じ態様である場合のみがあるように構成されてもよいし、第一の予告表示における或る種類の予告の表示の態様と第二の予告表示における或る種類の予告の表示の態様が同じ態様である場合以外の場合もあるように構成されてもよい。また、第一の予告表示における或る種類の予告の表示の態様と第二の予告表示における或る種類の予告の表示の態様が同じ態様である場合が必ずあるように構成されてもよいし、第一の予告表示における或る種類の予告の表示の態様と第二の予告表示における或る種類の予告の表示の態様が同じ態様である場合がない場合があるように構成されてもよい。
また、第一の場合において、第二の予告表示が表示された場合よりも第一の予告表示が表示された場合の方が、タイマ演出のみが開始されやすいように構成されてもよいし、第一の場合において、第二の予告表示が表示された場合よりも第一の予告表示が表示された場合の方が、タイマ演出以外の演出も開始されやすいように構成されてもよい。また、第一の場合において、第二の予告表示が表示された場合よりも第一の予告表示が表示された場合の方が、タイマ演出が必ず開始されやすいように構成されてもよいし、第一の場合において、第二の予告表示が表示された場合よりも第一の予告表示が表示された場合の方が、タイマ演出が開始されにくい場合があるように構成されてもよい。
第一の場合においてのみ、第二の予告表示が表示された場合よりも第一の予告表示が表示された場合の方が、タイマ演出が開始されやすいように構成されてもよいし、第一の場合以外の場合においても、第二の予告表示が表示された場合よりも第一の予告表示が表示された場合の方が、タイマ演出が開始されやすいように構成されてもよい。
また、第一の場合において、第一の予告表示が表示された場合は、タイマ演出が必ず開始されるように構成されてもよい。また、第一の場合において、第二の予告表示が表示された場合は、タイマ演出が必ず開始されないように構成されてもよい。
また、『 前記第二の予告表示が表示された後で、該第二の予告表示が前記第一の予告表示に変化する場合がある[例えば、図398(B3)〜同図(B7)に示すように、第一の保留アイコンh11の表示態様が、吉宗保留の表示態様から吉宗爆弾保留の表示態様に変化している等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第二の予告表示が表示された場合でも第一の予告表示に変化することに対する期待感を持たせることができる場合がある。
ここで、第二の予告表示が表示された後で、第二の予告表示が第一の予告表示にのみ変化する場合があってもよいし、第二の予告表示が表示された後で、第二の予告表示が第一の予告表示以外の表示に変化する場合があってもよい。また、第二の予告表示が表示された後で、第二の予告表示が第一の予告表示に必ず変化してもよいし、第二の予告表示が表示された後で、第二の予告表示が第一の予告表示に変化しない場合があってもよい。
また、第二の予告表示が表示された後でのみ、第二の予告表示が第一の予告表示に変化する場合があってもよいし、第二の予告表示が表示された後以外でも、第二の予告表示が第一の予告表示に変化する場合があってもよい。
また、『 前記表示手段は、変化演出表示[例えば、図398(B4)〜同図(B5)に示すミニゲームの表示や、図400(E9)〜図401(E13)に示すルーレット演出の表示や、図402(F9)〜同図(F18)に示す吉宗カンカンゲームの表示や、保留変化アニメ等]を表示可能な手段であり、
前記第二の予告表示が表示された後で前記変化演出表示が表示されると、該第二の予告表示が前記第一の予告表示に変化する場合がある、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、変化演出表示により、第二の予告表示が第一の予告表示に変化する期待感を持たせることができる場合がある。
ここで、表示手段は、変化演出表示のみを表示可能なものであってもよいし、変化演出表示以外の表示も表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、変化演出表示を必ず表示するものであってもよいし、変化演出表示を表示しない場合があるものであってもよい。
また、第二の予告表示が表示された後で変化演出表示が表示されると、第二の予告表示が第一の予告表示にのみ変化する場合があってもよいし、第二の予告表示が表示された後で変化演出表示が表示されると、第二の予告表示が第一の予告表示以外の表示に変化する場合があってもよい。また、第二の予告表示が表示された後で変化演出表示が表示されると、第二の予告表示が第一の予告表示に必ず変化してもよいし、第二の予告表示が表示された後で変化演出表示が表示されると、第二の予告表示が第一の予告表示に変化しない場合があってもよい。
また、第二の予告表示が表示された後で変化演出表示が表示された場合にのみ、第二の予告表示が第一の予告表示に変化する場合があってもよいし、第二の予告表示が表示された後で変化演出表示が表示された場合以外の場合にも、第二の予告表示が第一の予告表示に変化する場合があってもよい。
なお、対象の保留とは異なる保留の保留アイコンにおける変化演出表示等によって対象の保留の保留アイコンの表示態様が変化してもよい。
また、『 前記変化演出表示は、ミニゲーム[例えば、図402(F9)〜同図(F18)に示す吉宗カンカンゲームの表示等]を含む表示であり、
前記ミニゲームが行われた結果、第一の結果[例えば、サイコロの出目が「5」となる表示結果等]が導出されると、前記第二の予告表示が前記第一の予告表示に変化するように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、ミニゲームが行われることにより、第一の予告表示に変化することに対する期待感を持たせることができる場合がある。
ここで、変化演出表示は、ミニゲームのみを含むものであってもよいし、ミニゲーム以外の表示も含むものであってもよい。また、変化演出表示は、ミニゲームを必ず含むものであってもよいし、ミニゲームを含まない場合があるものであってもよい。
また、ミニゲームが行われた結果、第一の結果が導出されると、第二の予告表示が第一の予告表示にのみ変化するように構成されていてもよいし、ミニゲームが行われた結果、第一の結果が導出されると、第二の予告表示が第一の予告表示以外の表示に変化する場合があるように構成されていてもよい。また、ミニゲームが行われた結果、第一の結果が導出されると、第二の予告表示が第一の予告表示に必ず変化するように構成されていてもよいし、ミニゲームが行われた結果、第一の結果が導出されると、第二の予告表示が第一の予告表示に変化しない場合があるように構成されていてもよい。
また、ミニゲームが行われた結果、第一の結果が導出された場合にのみ、第二の予告表示が第一の予告表示に変化するように構成されていてもよいし、ミニゲームが行われた結果、第一の結果が導出された場合以外の場合にも、第二の予告表示が第一の予告表示に変化するように構成されていてもよい。
また、『 前記表示手段は、選択演出表示[例えば、図400(E9)〜図401(E13)に示すルーレット演出の表示等]を表示可能な手段であり、
前記選択演出表示とは、複数の選択肢からいずれか一つを選択する演出の表示のことであり、
前記複数の選択肢のうちの一つに第一の選択肢[例えば、図400(E9)に示すタイマ予告のアイコン等]が含まれる場合があり、
前記第二の予告表示の表示中に前記選択演出表示が表示される場合があり[例えば、図400(E9)に示すように、第一の保留アイコンh11が青保留の表示態様で表示中にルーレット演出の表示が開始されている等]、
前記選択演出表示が表示された結果、前記第一の選択肢が選択された場合に、前記第二の予告表示が前記第一の予告表示に変化するように構成されている[例えば、図401(E13)〜同図(E14)に示すように、ルーレット演出が行われた結果、タイマ予告のアイコンが導出表示されると、第一の保留アイコンh11が青保留の表示態様から青タイマ保留の表示態様に変化する等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、選択演出表示において第一の選択肢が選択されることに対する期待感を持たせることができる場合がある。
ここで、表示手段は、選択演出表示のみを表示可能なものであってもよいし、選択演出表示以外の表示も表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、選択演出表示を必ず表示するものであってもよいし、選択演出表示を表示しない場合があるものであってもよい。
また、複数の選択肢のうちの一つに第一の選択肢のみが含まれる場合があってもよいし、複数の選択肢のうちの一つに第一の選択肢以外の選択肢も含まれる場合がってもよい。また、複数の選択肢のうちの一つに第一の選択肢が必ず含まれてもよいし、複数の選択肢のうちの一つに第一の選択肢が含まれない場合があってもよい。
また、第二の予告表示の表示中に選択演出表示のみが表示される場合があってもよいし、第二の予告表示の表示中に選択演出表示以外の表示も表示される場合があってもよい。また、第二の予告表示の表示中に選択演出表示が必ず表示されてもよいし、第二の予告表示の表示中に選択演出表示が表示されない場合があってもよい。
また、第二の予告表示の表示中にのみ選択演出表示が表示される場合があってもよいし、第二の予告表示以外の表示の表示中にも選択演出表示が表示される場合があってもよい。
また、『 前記複数の選択肢のうちの一つに第二の選択肢[例えば、図400(E9)に示すサボハニのアイコン等]が含まれる場合があり、
前記選択演出表示が表示された結果、前記第二の選択肢が選択されると、前記第二の予告表示の表示態様が別の表示態様に変化するように構成されている[例えば、図401(E13a)〜同図(E14a)に示すように、ルーレット演出が行われた結果、サボハニのアイコンが導出表示されると、第一の保留アイコンh11が青保留の表示態様からサボハニの表示態様に変化する等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第二の予告表示自体に対する期待感を向上させることができる場合がある。
ここで、複数の選択肢のうちの一つに第二の選択肢のみが含まれる場合があってもよいし、複数の選択肢のうちの一つに第二の選択肢以外の選択肢も含まれる場合がってもよい。また、複数の選択肢のうちの一つに第二の選択肢が必ず含まれてもよいし、複数の選択肢のうちの一つに第二の選択肢が含まれない場合があってもよい。
また、選択演出表示が表示された結果、第二の選択肢が選択されると、第二の予告表示の表示態様が別の表示態様にのみ変化するように構成されてもよいし、選択演出表示が表示された結果、第二の選択肢が選択されると、第二の予告表示の表示態様が別の表示態様以外の表示態様に変化する場合があるように構成されてもよい。また、選択演出表示が表示された結果、第二の選択肢が選択されると、第二の予告表示の表示態様が別の表示態様に必ず変化するように構成されてもよいし、選択演出表示が表示された結果、第二の選択肢が選択されると、第二の予告表示の表示態様が別の表示態様に変化しない場合があるように構成されてもよい。
また、選択演出表示が表示された結果、第二の選択肢のみが選択されると、第二の予告表示の表示態様が別の表示態様に変化するように構成されてもよいし、選択演出表示が表示された結果、第二の選択肢以外の選択肢が選択されても、第二の予告表示の表示態様が別の表示態様に変化する場合があるように構成されてもよい。
また、『 前記或る種類の予告の表示がキャラクタによる表示[例えば、図392(3)に示す殿様のキャラクタによる表示等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、装飾効果を向上させることができる場合がある。
ここで、或る種類の予告の表示がキャラクタのみによる表示であってもよいし、或る種類の予告の表示がキャラクタ以外の表示も含む表示であってもよい。また、或る種類の予告の表示がキャラクタを必ず含む表示であってもよいし、或る種類の予告の表示がキャラクタを含まない表示である場合があってもよい。
また、『 前記第一の表示は、前記タイマ演出が開始されることを示唆する表示である[例えば、図393(3)〜同図(9)に示すように、吉宗爆弾保留の表示態様の保留アイコンは、爆弾の表示が含まれていることにより、タイマ予告演出が開始されることを示唆している等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の表示により、タイマ演出が開始されることに対する期待感をより一層高めることができる場合がある。
ここで、第一の表示は、タイマ演出が開始されることのみを示唆するものであってもよいし、タイマ演出が開始されること以外のことも示唆するものであってもよい。また、第一の表示は、タイマ演出が開始されることを必ず示唆するものであってもよいし、タイマ演出が開始されることを示唆しない場合があるものであってもよい。
また、以上の記載では、
『 タイマ演出[例えば、図393(9)〜同図(17)に示すタイマ予告演出等]を実行可能な演出手段[例えば、装飾図柄表示装置208等]と、
複数種類の予告表示を表示可能な表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208等]と、を備えた遊技台であって、
前記タイマ演出は、タイマ表示の表示が開始された後で該タイマ表示が或る時間を示す表示になった場合に或る演出[例えば、図393(17)に示す強サボハニ群予告等]が開始されるように構成された演出であり[例えば、図393(9)〜同図(17)に示すように、第1タイマ予告表示TM11が表示開始された後でタイマ表示が「00:00」になると、強サボハニ群予告が開始される等]、
前記複数種類の予告表示のうちの一つは、第一の予告表示[例えば、図401(E12c´)に示す青タイマ保留の表示態様の保留アイコンによる先読み予告(当該変動予告)等]であり、
前記複数種類の予告表示のうちの一つは、第二の予告表示[例えば、図401(E12c´´)に示す赤タイマ保留の表示態様の保留アイコンによる先読み予告(当該変動予告)等]であり、
前記第一の予告表示は、或る種類の予告の表示[例えば、丸形で表示された保留アイコンの色が変化することによる予告の表示等]が含まれることにより先読み予告として表示される予告表示であり[例えば、図401(E12c´)に示すように、丸形で青色の表示を含んで構成される青タイマ保留の表示態様の保留アイコン(変動アイコン)は、対応する図柄変動表示において大当りとなる可能性があることを予告している等]、
前記第二の予告表示は、前記或る種類の予告の表示が含まれることにより先読み予告として表示される予告表示であり[例えば、図401(E12c´´)に示すように、丸形で赤色の表示を含んで構成される赤タイマ保留の表示態様の保留アイコン(変動アイコン)は、対応する図柄変動表示において大当りとなる可能性があることを予告している等]、
前記第一の予告表示は、前記タイマ演出が開始されることを示唆する表示[例えば、図401(E12c´)に示す青タイマ保留の表示態様の保留アイコンに含まれる導火線の表示等]を含む予告表示であり、
前記第二の予告表示は、前記タイマ演出が開始されることを示唆する表示[例えば、図401(E12c´´)に示す赤タイマ保留の表示態様の保留アイコンに含まれる導火線の表示等]を含む予告表示であり、
前記第一の予告表示における前記或る種類の予告の表示の態様と前記第二の予告表示における該或る種類の予告の表示の態様が異なっており、
前記第一の予告表示が表示されて前記タイマ演出が開始される場合の前記タイマ表示の初期表示は、第一の時間であり[例えば、図401(E12c´)に示すように、保留アイコンが青タイマ保留の表示態様で表示された場合には、タイマ表示の初期表示として「10:00」が表示される等]、
前記第二の予告表示が表示されて前記タイマ演出が開始される場合の前記タイマ表示の初期表示は、第二の時間であり[例えば、図401(E12c´´)に示すように、保留アイコンが赤タイマ保留の表示態様で表示された場合には、タイマ表示の初期表示として「60:00」が表示される等]、
前記第二の時間よりも前記第一の時間の方が長い時間が選択されやすいように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
従来の遊技台によれば、表示手段に改良の余地があったが、この遊技台によれば、表示手段に特徴を持った遊技台を提供することができる。
また、この遊技台によれば、大当りの期待度が同じでもタイマ演出の開始に期待を増幅できる場合がある。
また、この遊技台によれば、タイマ演出の実行に伴い、実行される演出の内容を予想して楽しませることができる場合がある。
ここで、演出手段は、タイマ演出のみを実行可能なものであってもよいし、タイマ演出以外の演出も実行可能なものであってもよい。また、演出手段は、タイマ演出を必ず実行するものであってもよいし、タイマ演出を実行しない場合があるものであってもよい。
また、表示手段は、複数種類の予告表示のみを表示可能なものであってもよいし、複数種類の予告表示以外のものも表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、複数種類の予告表示を必ず表示するものであってもよいし、複数種類の予告表示を表示しない場合があるものであってもよい。
また、タイマ演出は、タイマ表示の表示が開始された後でタイマ表示が或る時間を示す表示になった場合に或る演出のみが開始されるように構成されたものであってもよいし、タイマ表示の表示が開始された後でタイマ表示が或る時間を示す表示になった場合に或る演出以外の演出も開始されるように構成されたものであってもよい。また、タイマ演出は、タイマ表示の表示が開始された後でタイマ表示が或る時間を示す表示になった場合に或る演出が必ず開始されるように構成されたものであってもよいし、タイマ表示の表示が開始された後でタイマ表示が或る時間を示す表示になった場合に或る演出が開始されない場合があるように構成されたものであってもよい。
また、タイマ演出は、タイマ表示の表示が開始された後でタイマ表示が或る時間を示す表示になった場合にのみ或る演出が開始されるように構成されたものであってもよいし、タイマ表示の表示が開始された後でタイマ表示が或る時間を示す表示になった場合以外の場合にも或る演出が開始されるように構成されたものであってもよい。
また、表示手段は、第一の予告表示のみを表示可能なものであってもよいし、第一の予告表示以外の予告表示も表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、第一の予告表示を必ず表示するものであってもよいし、第一の予告表示を表示しない場合があるものであってもよい。
また、表示手段は、第二の予告表示のみを表示可能なものであってもよいし、第二の予告表示以外の予告表示も表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、第二の予告表示を必ず表示するものであってもよいし、第二の予告表示を表示しない場合があるものであってもよい。
また、第一の予告表示は、或る種類の予告の表示が含まれることにより先読み予告としてのみ表示されるものであってもよいし、或る種類の予告の表示が含まれることにより先読み予告以外のものとしても表示されるものであってもよい。また、第一の予告表示は、或る種類の予告の表示が含まれることにより先読み予告として必ず表示されるものであってもよいし、或る種類の予告の表示が含まれることにより先読み予告として表示されない場合があるものであってもよい。
また、第一の予告表示は、或る種類の予告の表示のみが含まれることにより先読み予告として表示されるものであってもよいし、或る種類の予告の表示以外の表示も含まれることにより先読み予告として表示されるものであってもよい。また、第一の予告表示は、或る種類の予告の表示が必ず含まれることにより先読み予告として表示されるものであってもよいし、或る種類の予告の表示が含まれないで先読み予告として表示される場合があるものであってもよい。
また、第二の予告表示は、或る種類の予告の表示が含まれることにより先読み予告としてのみ表示されるものであってもよいし、或る種類の予告の表示が含まれることにより先読み予告以外のものとしても表示されるものであってもよい。また、第二の予告表示は、或る種類の予告の表示が含まれることにより先読み予告として必ず表示されるものであってもよいし、或る種類の予告の表示が含まれることにより先読み予告として表示されない場合があるものであってもよい。
また、第二の予告表示は、或る種類の予告の表示のみが含まれることにより先読み予告として表示されるものであってもよいし、或る種類の予告の表示以外の表示も含まれることにより先読み予告として表示されるものであってもよい。また、第二の予告表示は、或る種類の予告の表示が必ず含まれることにより先読み予告として表示されるものであってもよいし、或る種類の予告の表示が含まれないで先読み予告として表示される場合があるものであってもよい。
また、第一の予告表示は、タイマ演出が開始されることを示唆する表示のみを含むものであってもよいし、タイマ演出が開始されることを示唆する表示以外の表示も含むものであってもよい。また、第一の予告表示は、タイマ演出が開始されることを示唆する表示を必ず含むものであってもよいし、タイマ演出が開始されることを示唆する表示を含まない場合があるものであってもよい。
なお、第一の予告表示は、タイマ演出が(必ず)開始されることを示唆する表示を含むものであってもよい。
また、第二の予告表示は、タイマ演出が開始されることを示唆する表示のみを含むものであってもよいし、タイマ演出が開始されることを示唆する表示以外の表示も含むものであってもよい。また、第二の予告表示は、タイマ演出が開始されることを示唆する表示を必ず含むものであってもよいし、タイマ演出が開始されることを示唆する表示を含まない場合があるものであってもよい。
なお、第二の予告表示は、タイマ演出が(必ず)開始されることを示唆する表示を含むものであってもよい。
また、第一の予告表示における或る種類の予告の表示の態様と、第二の予告表示における或る種類の予告の表示の態様のみが異なっていてもよいし、第一の予告表示における或る種類の予告の表示の態様と、第二の予告表示における或る種類の予告の表示の態様以外の態様も異なっていてもよい。また、第一の予告表示における或る種類の予告の表示の態様と、第二の予告表示における或る種類の予告の表示の態様が必ず異なっていてもよいし、第一の予告表示における或る種類の予告の表示の態様と、第二の予告表示における或る種類の予告の表示の態様が異ならない場合があってもよい。
第一の予告表示が表示されてタイマ演出が開始される場合のタイマ表示の初期表示は、第一の時間のみであってもよいし、第一の時間以外の時間であってもよい。また、第一の予告表示が表示されてタイマ演出が開始される場合のタイマ表示の初期表示は、必ず第一の時間であってもよいし、第一の時間でない場合があってもよい。
第二の予告表示が表示されてタイマ演出が開始される場合のタイマ表示の初期表示は、第二の時間のみであってもよいし、第二の時間以外の時間であってもよい。また、第二の予告表示が表示されてタイマ演出が開始される場合のタイマ表示の初期表示は、必ず第二の時間であってもよいし、第二の時間でない場合があってもよい。
また、第二の時間よりも第一の時間の方が長い時間のみが選択されやすいように構成されてもよいし、第二の時間よりも第一の時間の方が長い時間以外の時間も選択されやすいように構成されてもよい。また、第二の時間よりも第一の時間の方が長い時間が必ず選択されるように構成されてもよいし、第二の時間よりも第一の時間の方が長い時間が選択されない場合があるように構成されてもよい。
また、『 前記或る演出は、予告演出[例えば、図405(H35)に示す強カットインの予告等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、或る演出が行われることに対する期待感を向上させることができる場合がある。
ここで、或る演出は、予告演出のみを含むものであってもよいし、予告演出以外の演出も含むものであってもよい。また、或る演出は、予告演出を必ず含むものであってもよいし、予告演出を含まない場合があるものであってもよい。
また、『 前記或る演出は、チャンスアップ演出[例えば、図404(H25)〜同図(H26)に示す疑似連演出等]であり、
前記チャンスアップ演出とは、実行されない場合よりも実行された場合の方が、大当り図柄態様が確定表示されやすい演出のことである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、或る演出が行われることで大当りに対する期待感を向上させることができる場合がある。
ここで、或る演出は、チャンスアップ演出のみを含むものであってもよいし、チャンスアップ演出以外の演出も含むものであってもよい。また、或る演出は、チャンスアップ演出を必ず含むものであってもよいし、チャンスアップ演出を含まない場合があるものであってもよい。
また、『 前記遊技台は、ぱちんこ機[例えば、パチンコ機100等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、以上の記載では、
『 タイマ演出[例えば、図393(9)〜同図(17)に示すタイマ予告演出等]を実行可能な演出手段[例えば、装飾図柄表示装置208等]と、
複数種類の予告表示を表示可能な表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208等]と、を備えた遊技台であって、
前記タイマ演出は、タイマ表示の表示が開始された後で該タイマ表示が或る時間を示す表示になった場合に演出(以下、「或る演出[例えば、図393(17)に示す強サボハニ群予告等]」という。)が開始されるように構成された演出であり[例えば、図393(9)〜同図(17)に示すように、第1タイマ予告表示TM11が表示開始された後でタイマ表示が「00:00」になると、強サボハニ群予告が開始される等]、
前記複数種類の予告表示のうちの一つは、第一の予告表示[例えば、図393(3)に示す吉宗爆弾保留の表示態様の保留アイコンによる先読み予告(当該変動予告)や、図402(F20)に示す赤タイマ保留の表示態様の保留アイコンによる先読み予告(当該変動予告)等]であり、
前記第一の予告表示は、或る種類の予告の表示[例えば、殿様のキャラクタが表示されることによる予告の表示や、丸形で表示された保留アイコンの色が変化することによる予告の表示等]が含まれることにより予告として表示される予告表示であり[例えば、図393(3)に示すように、殿様のキャラクタを含んで構成される吉宗爆弾保留の表示態様の保留アイコン(変動アイコン)は、対応する図柄変動表示において大当りとなる可能性があることを予告しており、図402(F20)に示すように、丸形で赤色の表示を含んで構成される赤タイマ保留の表示態様の保留アイコン(変動アイコン)は、対応する図柄変動表示において大当りとなる可能性があることを予告している等]、
前記第一の予告表示は、前記タイマ演出が開始される場合があることを示唆する表示(以下、「第一の表示[例えば、図393(3)に示す、吉宗爆弾保留の表示態様の保留アイコンに含まれる爆弾の表示や、図402(F20)に示す赤タイマ保留の表示態様の保留アイコンに含まれる導火線の表示等]」という。)を含む予告表示であり、
或るキャラクタ[例えば、図402(F9)に示すナビキャラクタYM等]を用いた演出(以下、「第一の演出[例えば、図402(F9)〜同図(F18)に示す吉宗カンカンゲーム等]」という。)が実行されることにより、表示されていた前記複数種類の予告表示のうちの一の予告表示(以下、「或る予告表示[例えば、図402(F9)に示す青保留の表示態様の第一の保留アイコンh11等]」という。)が前記第一の予告表示[例えば、図402(F20)に示す赤タイマ保留の表示態様の第一の保留アイコンh11等]として表示される場合があるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
従来の遊技台によれば、表示手段に改良の余地があったが、この遊技台によれば、表示手段に特徴を持った遊技台を提供することができる。
また、この遊技台によれば、大当りの期待度が同じでもタイマ演出の開始に期待を増幅できる場合がある。
また、この遊技台によれば、タイマ演出の実行に伴い、実行される演出を予想して楽しませることができる場合がある。
ここで、演出手段は、タイマ演出のみを実行可能なものであってもよいし、タイマ演出以外の演出も実行可能なものであってもよい。また、演出手段は、タイマ演出を必ず実行するものであってもよいし、タイマ演出を実行しない場合があるものであってもよい。
また、表示手段は、複数種類の予告表示のみを表示可能なものであってもよいし、複数種類の予告表示以外のものも表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、複数種類の予告表示を必ず表示するものであってもよいし、複数種類の予告表示を表示しない場合があるものであってもよい。
また、タイマ演出は、タイマ表示の表示が開始された後でタイマ表示が或る時間を示す表示になった場合に或る演出のみが開始されるように構成されたものであってもよいし、タイマ表示の表示が開始された後でタイマ表示が或る時間を示す表示になった場合に或る演出以外の演出も開始されるように構成されたものであってもよい。また、タイマ演出は、タイマ表示の表示が開始された後でタイマ表示が或る時間を示す表示になった場合に或る演出が必ず開始されるように構成されたものであってもよいし、タイマ表示の表示が開始された後でタイマ表示が或る時間を示す表示になった場合に或る演出が開始されない場合があるように構成されたものであってもよい。
また、タイマ演出は、タイマ表示の表示が開始された後でタイマ表示が或る時間を示す表示になった場合にのみ或る演出が開始されるように構成されたものであってもよいし、タイマ表示の表示が開始された後でタイマ表示が或る時間を示す表示になった場合以外の場合にも或る演出が開始されるように構成されたものであってもよい。
また、表示手段は、第一の予告表示のみを表示可能なものであってもよいし、第一の予告表示以外の予告表示も表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、第一の予告表示を必ず表示するものであってもよいし、第一の予告表示を表示しない場合があるものであってもよい。
また、第一の予告表示は、或る種類の予告の表示が含まれることにより予告としてのみ表示されるものであってもよいし、或る種類の予告の表示が含まれることにより予告以外のものとしても表示されるものであってもよい。また、第一の予告表示は、或る種類の予告の表示が含まれることにより予告として必ず表示されるものであってもよいし、或る種類の予告の表示が含まれることにより予告として表示されない場合があるものであってもよい。
また、第一の予告表示は、或る種類の予告の表示のみが含まれることにより予告として表示されるものであってもよいし、或る種類の予告の表示以外の表示も含まれることにより予告として表示されるものであってもよい。また、第一の予告表示は、或る種類の予告の表示が必ず含まれることにより予告として表示されるものであってもよいし、或る種類の予告の表示が含まれないで予告として表示される場合があるものであってもよい。
ここで、「予告」とは、「当該変動予告」と「先読み予告」の両方が含まれる概念である。
また、第一の表示は、タイマ演出が開始される場合があることのみを示唆するものであってもよいし、タイマ演出が開始される場合以外の場合があることも示唆するものであってもよい。また、第一の表示は、タイマ演出が開始される場合があることを必ず示唆するものであってもよいし、タイマ演出が開始される場合があることを示唆しない場合があるものであってもよい。
なお、第一の表示は、タイマ演出が(必ず)開始されることを示唆するものであってもよいし、タイマ演出が(必ず)開始されること以外のことも示唆するものであってもよい。また、第一の表示は、タイマ演出が(必ず)開始されることを必ず示唆するものであってもよいし、タイマ演出が(必ず)開始されることを示唆しない場合があるものであってもよい。
また、第一の予告表示は、第一の表示のみを含むものであってもよいし、第一の表示以外の表示も含むものであってもよい。また、第一の予告表示は、第一の表示を必ず含むものであってもよいし、第一の表示を含まない場合があるものであってもよい。
また、第一の演出が実行されることにより、表示されていた或る予告表示が第一の予告表示としてのみ表示される場合があるように構成されてもいてもよいし、第一の演出が実行されることにより、表示されていた或る予告表示が第一の予告表示以外の予告表示としても表示される場合があるように構成されてもいてもよい。また、第一の演出が実行されることにより、表示されていた或る予告表示が第一の予告表示として必ず表示されるように構成されてもいてもよいし、第一の演出が実行されることにより、表示されていた或る予告表示が第一の予告表示として表示されない場合があるように構成されてもいてもよい。
また、第一の演出が実行されることにより、表示されていた或る予告表示のみが第一の予告表示として表示される場合があるように構成されてもいてもよいし、第一の演出が実行されることにより、表示されていた或る予告表示以外の予告表示が第一の予告表示として表示される場合があるように構成されてもいてもよい。
また、第一の演出が実行されることによってのみ、表示されていた或る予告表示が第一の予告表示として表示される場合があるように構成されてもいてもよいし、第一の演出以外の演出が実行されることによっても、表示されていた或る予告表示が第一の予告表示として表示される場合があるように構成されてもいてもよい。
また、『 前記複数種類の予告表示のうちの一つは、第二の予告表示[例えば、図392(3)に示す吉宗保留の表示態様の保留アイコンによる先読み予告(当該変動予告)や、図402(F9)に示す赤保留の表示態様の保留アイコンによる先読み予告(当該変動予告)等]であり、
前記第二の予告表示は、前記或る種類の予告の表示が含まれることにより予告として表示される予告表示であり[例えば、図392(3)に示すように、殿様のキャラクタを含んで構成される吉宗保留の表示態様の保留アイコン(変動アイコン)は、対応する図柄変動表示において大当りとなる可能性があることを予告しており、図402(F9)に示すように、丸形で赤色の表示を含んで構成される赤保留の表示態様の保留アイコン(変動アイコン)は、対応する図柄変動表示において大当りとなる可能性があることを予告している等]、
前記第二の予告表示は、前記第一の表示を含まない予告表示であり、
前記第一の演出が実行されることにより、表示されていた前記第二の予告表示が前記第一の予告表示に変化する場合があるように構成されている[例えば、図402(F9)〜同図(F20)に示すように、吉宗カンカンゲームが実行されることにより、表示されていた青保留の表示態様の第一の保留アイコンh11が赤タイマ保留の表示態様に変化する等]、ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、タイマ演出の開始を示唆しない先読み予告であっても第一の演出が実行された場合に第一の予告表示に変化する場合があるので期待を持たせることができる場合がある。
ここで、表示手段は、第二の予告表示のみを表示可能なものであってもよいし、第二の予告表示以外の予告表示も表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、第二の予告表示を必ず表示するものであってもよいし、第二の予告表示を表示しない場合があるものであってもよい。
また、第二の予告表示は、或る種類の予告の表示が含まれることにより予告としてのみ表示されるものであってもよいし、或る種類の予告の表示が含まれることにより予告以外のものとしても表示されるものであってもよい。また、第二の予告表示は、或る種類の予告の表示が含まれることにより予告として必ず表示されるものであってもよいし、或る種類の予告の表示が含まれることにより予告として表示されない場合があるものであってもよい。
また、第二の予告表示は、或る種類の予告の表示のみが含まれることにより予告として表示されるものであってもよいし、或る種類の予告の表示以外の表示も含まれることにより予告として表示されるものであってもよい。また、第二の予告表示は、或る種類の予告の表示が必ず含まれることにより予告として表示されるものであってもよいし、或る種類の予告の表示が含まれないで予告として表示される場合があるものであってもよい。
ここで、「予告」とは、「当該変動予告」と「先読み予告」の両方が含まれる概念である。
また、第二の予告表示は、第一の表示のみを含まないものであってもよいし、第一の表示以外の表示も含まないものであってもよい。また、第二の予告表示は、第一の表示を必ず含まないものであってもよいし、第一の表示を含む場合があるものであってもよい。
また、第一の演出が実行されることにより、表示されていた第二の予告表示が第一の予告表示にのみ変化する場合があるように構成されていてもよいし、第一の演出が実行されることにより、表示されていた第二の予告表示が第一の予告表示以外の予告表示にも変化する場合があるように構成されていてもよい。また、第一の演出が実行されることにより、表示されていた第二の予告表示が第一の予告表示に必ず変化するように構成されていてもよいし、第一の演出が実行されることにより、表示されていた第二の予告表示が第一の予告表示に変化しない場合があるように構成されていてもよい。
また、第一の演出が実行されることにより、表示されていた第二の予告表示のみが第一の予告表示に変化する場合があるように構成されていてもよいし、第一の演出が実行されることにより、表示されていた第二の予告表示以外の予告表示も第一の予告表示に変化する場合があるように構成されていてもよい。
また、第一の演出が実行されることによってのみ、表示されていた第二の予告表示が第一の予告表示に変化する場合があるように構成されていてもよいし、第一の演出以外の演出が実行されることによっても、表示されていた第二の予告表示が第一の予告表示に変化する場合があるように構成されていてもよい。
また、『 前記第二の予告表示は、前記或る種類の予告の表示とは別の種類の予告の表示を含む場合がある予告表示である[例えば、図392(3)に示す吉宗保留の表示態様の保留アイコン(変動アイコン)は、サボハニのアイコンやリプレイのアイコンが付加されて表示される場合がある等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第二の予告表示が表示された場合でもタイマ演出以外について期待を持たせることができる場合がある。
ここで、第二の予告表示は、或る種類の予告の表示とは別の種類の予告の表示のみを含む場合があるものであってもよいし、或る種類の予告の表示とは別の種類の予告の表示以外の表示も含む場合があるものであってもよい。また、第二の予告表示は、或る種類の予告の表示とは別の種類の予告の表示を必ず含むものであってもよいし、或る種類の予告の表示とは別の種類の予告の表示を含まない場合があるものであってもよい。
また、『 前記第一の演出が実行されることにより、表示されていた前記第一の予告表示の表示態様が、別の第一の予告表示の表示態様に変化する場合があるように構成されている[例えば、図402(F8a)〜同図(F20a)に示すように、吉宗カンカンゲームが実行されることにより、表示されていた青タイマ保留の表示態様の第一の保留アイコンh11が赤タイマ保留の表示態様に変化する等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の予告表示のグレードアップに期待できる場合がある。
ここで、第一の演出が実行されることにより、表示されていた第一の予告表示の表示態様が、別の第一の予告表示の表示態様にのみ変化する場合があるように構成されていてもよいし、第一の演出が実行されることにより、表示されていた第一の予告表示の表示態様が、別の第一の予告表示の表示態様以外の表示態様に変化する場合があるように構成されていてもよい。また、第一の演出が実行されることにより、表示されていた第一の予告表示の表示態様が、別の第一の予告表示の表示態様に必ず変化するように構成されていてもよいし、第一の演出が実行されることにより、表示されていた第一の予告表示の表示態様が、別の第一の予告表示の表示態様に変化しない場合があるように構成されていてもよい。
また、第一の演出が実行されることにより、表示されていた第一の予告表示の表示態様のみが、別の第一の予告表示の表示態様に変化する場合があるように構成されていてもよいし、第一の演出が実行されることにより、表示されていた第一の予告表示の表示態様以外の予告表示の表示態様が、別の第一の予告表示の表示態様に変化する場合があるように構成されていてもよい。
また、第一の演出が実行されることによってのみ、表示されていた第一の予告表示の表示態様が、別の第一の予告表示の表示態様に変化する場合があるように構成されていてもよいし、第一の演出以外の演出が実行されることによっても、表示されていた第一の予告表示の表示態様が、別の第一の予告表示の表示態様に変化する場合があるように構成されていてもよい。
なお、第一の演出が実行されることにより、表示されていた第一の予告表示のうちの或る種類の予告の表示の表示態様が変化してもよいし、第一の表示の表示態様が変化してもよいし、或る種類の予告の表示の表示態様と第一の表示の表示態様の両方が変化してもよい。
また、『 前記或る種類の予告の表示は、複数の態様のうちの一の態様で表示可能に構成された表示であり、
前記複数の態様のうちの一つは、第一の態様[例えば、丸形で青色の態様等]であり、
前記複数の態様のうちの一つは、第二の態様[例えば、丸形で赤色の態様等]であり、
前記第一の態様の前記或る種類の予告の表示が含まれる前記第一の予告表示[例えば、図402(F8a)に示す青タイマ保留の表示態様の保留アイコン等]が表示された場合よりも前記第二の態様の該或る種類の予告の表示が含まれる該第一の予告表示[例えば、図402(F20a)に示す赤タイマ保留の表示態様の保留アイコン等]が表示された場合の方が、或る図柄変動表示において大当り図柄態様が確定表示されやすいように構成されており、
前記第一の演出が実行されることにより、表示されていた前記第一の予告表示における前記或る種類の予告の表示が前記第一の態様から前記第二の態様に変化する場合があるように構成されている[例えば、図402(F8a)〜同図(F20a)に示すように、吉宗カンカンゲームが実行されることにより、表示されていた青タイマ保留の表示態様の第一の保留アイコンh11が赤タイマ保留の表示態様に変化する等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、グレードアップしたことがわかりやすい場合がある。
ここで、或る種類の予告の表示は、複数の態様のうちの一の態様でのみ表示可能に構成されたものであってもよいし、複数の態様のうちの一の態様以外の態様でも表示可能に構成されたものであってもよい。また、或る種類の予告の表示は、複数の態様のうちの一の態様で必ず表示されるように構成されたものであってもよいし、複数の態様のうちの一の態様で表示されない場合があるように構成されたものであってもよい。
また、或る種類の予告の表示は、第一の態様でのみ表示可能に構成されたものであってもよいし、第一の態様以外の態様でも表示可能に構成されたものであってもよい。また、或る種類の予告の表示は、第一の態様で必ず表示されるように構成されたものであってもよいし、第一の態様で表示されない場合があるように構成されたものであってもよい。
また、或る種類の予告の表示は、第二の態様でのみ表示可能に構成されたものであってもよいし、第二の態様以外の態様でも表示可能に構成されたものであってもよい。また、或る種類の予告の表示は、第二の態様で必ず表示されるように構成されたものであってもよいし、第二の態様で表示されない場合があるように構成されたものであってもよい。
また、第一の態様の或る種類の予告の表示が含まれる第一の予告表示が表示された場合よりも第二の態様の或る種類の予告の表示が含まれる第一の予告表示が表示された場合の方が、或る図柄変動表示において大当り図柄態様のみが確定表示されやすいように構成されてもよいし、第一の態様の或る種類の予告の表示が含まれる第一の予告表示が表示された場合よりも第二の態様の或る種類の予告の表示が含まれる第一の予告表示が表示された場合の方が、或る図柄変動表示において大当り図柄態様以外の図柄態様も確定表示されやすいように構成されてもよい。また、第一の態様の或る種類の予告の表示が含まれる第一の予告表示が表示された場合よりも第二の態様の或る種類の予告の表示が含まれる第一の予告表示が表示された場合の方が、或る図柄変動表示において大当り図柄態様が必ず確定表示されやすいように構成されてもよいし、第一の態様の或る種類の予告の表示が含まれる第一の予告表示が表示された場合よりも第二の態様の或る種類の予告の表示が含まれる第一の予告表示が表示された場合の方が、或る図柄変動表示において大当り図柄態様が確定表示されやすくない場合があるように構成されてもよい。
また、第一の態様の或る種類の予告の表示が含まれる第一の予告表示が表示された場合よりも第二の態様の或る種類の予告の表示が含まれる第一の予告表示が表示された場合の方が、或る図柄変動表示においてのみ大当り図柄態様が確定表示されやすいように構成されてもよいし、第一の態様の或る種類の予告の表示が含まれる第一の予告表示が表示された場合よりも第二の態様の或る種類の予告の表示が含まれる第一の予告表示が表示された場合の方が、或る図柄変動表示以外の図柄変動表示においても大当り図柄態様が確定表示されやすいように構成されてもよい。
また、第二の態様の或る種類の予告の表示が含まれる第一の予告表示が表示された場合は、或る図柄変動表示において大当り図柄態様が必ず確定表示されるように構成されてもよい。また、第一の態様の或る種類の予告の表示が含まれる第一の予告表示が表示された場合は、或る図柄変動表示において大当り図柄態様が必ず確定表示されないように構成されてもよい。
また、第一の演出が実行されることにより、表示されていた第一の予告表示における或る種類の予告の表示が第一の態様から第二の態様にのみ変化する場合があるように構成されてもよいし、第一の演出が実行されることにより、表示されていた第一の予告表示における或る種類の予告の表示が第一の態様から第二の態様以外の態様にも変化する場合があるように構成されてもよい。また、第一の演出が実行されることにより、表示されていた第一の予告表示における或る種類の予告の表示が第一の態様から第二の態様に必ず変化するように構成されてもよいし、第一の演出が実行されることにより、表示されていた第一の予告表示における或る種類の予告の表示が第一の態様から第二の態様に変化しない場合があるように構成されてもよい。
また、第一の演出が実行されることにより、表示されていた第一の予告表示における或る種類の予告の表示のみが第一の態様から第二の態様に変化する場合があるように構成されてもよいし、第一の演出が実行されることにより、表示されていた第一の予告表示における或る種類の予告の表示以外の表示も第一の態様から第二の態様に変化する場合があるように構成されてもよい。
また、第一の演出が実行されることによってのみ、表示されていた第一の予告表示における或る種類の予告の表示が第一の態様から第二の態様に変化する場合があるように構成されてもよいし、第一の演出以外の演出が実行されることによっても、表示されていた第一の予告表示における或る種類の予告の表示が第一の態様から第二の態様に変化する場合があるように構成されてもよい。
なお、「前記第一の態様の前記或る種類の予告の表示が含まれる前記第一の予告表示が表示された場合よりも前記第二の態様の該或る種類の予告の表示が含まれる該第一の予告表示が表示された場合の方が、或る図柄変動表示において大当り図柄態様が確定表示されやすいように構成されており」は、「前記第一の態様の前記或る種類の予告の表示が含まれる前記第二の予告表示が表示された場合よりも前記第二の態様の該或る種類の予告の表示が含まれる該第二の予告表示が表示された場合の方が、或る図柄変動表示において大当り図柄態様が確定表示されやすいように構成されており」であってもよい。また、「前記第一の態様の前記或る種類の予告の表示が含まれる複数の予告表示が表示された場合よりも前記第二の態様の該或る種類の予告の表示が含まれる複数の予告表示が表示された場合の方が、或る図柄変動表示において大当り図柄態様が確定表示されやすいように構成されており」であってもよい。
また、『 前記第一の表示は、1回又は複数回の前記タイマ演出が開始される場合があることを示唆する表示であり[例えば、図398(B7)や図405(H13´)に示す吉宗爆弾保留の表示態様の保留アイコンに含まれる爆弾の数によりタイマ予告演出が開始される回数を示唆している等]、
前記第一の演出が実行されることにより、該第一の演出の実行前に表示されていた前記第一の予告表示における前記第一の表示が示唆する前記タイマ演出の実行回数と該第一の演出が実行された後に表示される該第一の予告表示における該第一の表示が示唆する該タイマ演出の実行回数が異なる場合がある[例えば、吉宗カンカンゲームが実行されることにより、吉宗爆弾保留に含まれる爆弾の表示が1つから3つに増加し、1回のタイマ予告演出の実行を示唆していたのが、3回のタイマ予告演出の実行を示唆するようになる等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、タイマ演出の増加に期待させることができる場合がある。
また、この遊技台によれば、タイマ演出の残り保証回数をわかりやすく報知できる場合がある。
ここで、第一の表示は、1回又は複数回のタイマ演出が開始される場合があることのみを示唆する表示であってもよいし、1回又は複数回のタイマ演出が開始される場合があること以外のことも示唆する表示であってもよい。また、第一の表示は、1回又は複数回のタイマ演出が開始される場合があることを必ず示唆する表示であってもよいし、1回又は複数回のタイマ演出が開始される場合があることを示唆しない場合がある表示であってもよい。
また、第一の演出が実行されることにより、第一の演出の実行前に表示されていた第一の予告表示における第一の表示が示唆するタイマ演出の実行回数と第一の演出が実行された後に表示される第一の予告表示における第一の表示が示唆するタイマ演出の実行回数のみが異なる場合があってもよいし、第一の演出が実行されることにより、第一の演出の実行前に表示されていた第一の予告表示における第一の表示が示唆するタイマ演出の実行回数と第一の演出が実行された後に表示される第一の予告表示における第一の表示が示唆するタイマ演出の実行回数以外のものも異なる場合があってもよい。また、第一の演出が実行されることにより、第一の演出の実行前に表示されていた第一の予告表示における第一の表示が示唆するタイマ演出の実行回数と第一の演出が実行された後に表示される第一の予告表示における第一の表示が示唆するタイマ演出の実行回数が必ず異なってもよいし、第一の演出が実行されることにより、第一の演出の実行前に表示されていた第一の予告表示における第一の表示が示唆するタイマ演出の実行回数と第一の演出が実行された後に表示される第一の予告表示における第一の表示が示唆するタイマ演出の実行回数が異ならない場合があってもよい。
また、第一の演出が実行されることによってのみ、第一の演出の実行前に表示されていた第一の予告表示における第一の表示が示唆するタイマ演出の実行回数と第一の演出が実行された後に表示される第一の予告表示における第一の表示が示唆するタイマ演出の実行回数が異なる場合があってもよいし、第一の演出以外の演出が実行されることによっても、第一の演出の実行前に表示されていた第一の予告表示における第一の表示が示唆するタイマ演出の実行回数と第一の演出が実行された後に表示される第一の予告表示における第一の表示が示唆するタイマ演出の実行回数が異なる場合があってもよい。
また、『 前記タイマ演出の実行中に前記第一の演出が開始される場合がある[例えば、図403(F8c)〜同図(F9c)に示すように、タイマ予告演出の実行中に吉宗カンカンゲームが開始されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、タイマ演出が実行されることにより第一の演出が開始されることの期待感を持たせることができる場合がある。
ここで、タイマ演出の実行中に第一の演出のみが開始される場合があってもよいし、タイマ演出の実行中に第一の演出以外の演出も開始される場合があってもよい。また、タイマ演出の実行中に第一の演出が必ず開始されてもよいし、タイマ演出の実行中に第一の演出が開始されない場合があってもよい。
また、タイマ演出の実行中にのみ第一の演出が開始される場合があってもよいし、タイマ演出の実行中以外においても第一の演出が開始される場合があってもよい。
また、『 前記或る種類の予告の表示とは、アイコンによる予告の表示のことであり、
前記アイコンとは、保留アイコン又は変動アイコンのことであり、
前記第一の予告表示は、前記アイコンと、該アイコンに対応して表示される前記第一の表示を含んで構成された予告表示である[例えば、図393(3)に示すように、吉宗爆弾保留の表示態様の保留アイコン(変動アイコン)は、保留アイコン(変動アイコン)に爆弾の表示が付加されて構成されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、保留アイコンや変動アイコンは、先読み予告の対象となる図柄変動表示が特定しやすく遊技者がわかりやすい場合がある。
ここで、第一の予告表示は、アイコンと、該アイコンに対応して表示される第一の表示のみを含んで構成されたものであってもよいし、アイコンと、該アイコンに対応して表示される第一の表示以外の表示も含んで構成されたものであってもよい。また、第一の予告表示は、アイコンと、該アイコンに対応して表示される第一の表示を必ず含んで構成されたものであってもよいし、アイコンと、該アイコンに対応して表示される第一の表示を含まないで構成される場合があるものであってもよい。
なお、アイコンは、保留アイコン、変動アイコン以外にも予告アイコンである場合があってもよい。
また、変動アイコンにより先読み予告が行われる場合があってもよい。すなわち、保留アイコン及び変動アイコンのいずれにおいて或る種類の予告の表示が表示されたとしても表示開始された時点で図柄変動表示の保留があるかないか(保留が1以上あるか、0であるか)の相異でしかないため、変動アイコンによる或る種類の予告の表示が先読み予告であるとして考えることも可能である。例えば、一般的には、第一の予告表示における或る種類の予告の表示が保留アイコンの場合は先読み予告であり、変動アイコンの場合は当該変動予告である場合が多いが、図柄変動表示の保留が0である場合において、始動入賞した場合、当否判定が行われるよりも前に先読みを行い、その結果として変動アイコンによる或る種類の予告の表示が行われる場合があり、そのような場合では、当該変動予告ではなく、先読み予告として機能しているということができる場合がある。
また、『 前記第一の予告表示は、前記アイコンと前記第一の表示が一体的に表示された予告表示である[例えば、図393(3)に示すように、吉宗爆弾保留の表示態様の保留アイコン(変動アイコン)は、殿様のキャラクタの表示態様の保留アイコン(変動アイコン)に爆弾の表示が一体的に付加されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、タイマ演出を行う表示であるか否かがわかりやすい場合がある。
また、この遊技台によれば、予告の対象変動となる図柄変動表示がわかりやすい場合がある。
ここで、第一の予告表示は、アイコンと第一の表示のみが一体的で表示されたものであってもよいし、アイコンと第一の表示とこれら以外の表示も含めて一体的で表示されたものであってもよい。また、第一の予告表示は、アイコンと第一の表示が必ず一体的で表示されたものであってもよいし、アイコンと第一の表示が一体的で表示されない場合があるものであってもよい。
また、『 前記第一の予告表示は、前記アイコンと前記第一の表示が別体で表示される予告表示である[例えば、図398(B7´)に示す保留アイコンは、吉宗保留の表示態様である保留アイコン(変動アイコン)の上方に爆弾のアイコンBD´を配置して構成されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、アイコンによる予告と追加された予告がそれぞれわかりやすい場合がある。
ここで、第一の予告表示は、アイコンと第一の表示のみが別体で表示されるものであってもよいし、アイコンと第一の表示とこれら以外の表示も含めて別体で表示されたものであってもよい。また、第一の予告表示は、アイコンと第一の表示が必ず別体で表示されたものであってもよいし、アイコンと第一の表示が別体で表示されない場合があるものであってもよい。
また、『 前記アイコンがデフォルトの表示態様で表示可能に構成されている[例えば、図393(1)に示すように、第一の保留アイコンh11は、デフォルトの表示態様(丸形で白色の表示態様)で表示されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、予告の表示態様がわかりやすい場合がある。
ここで、アイコンがデフォルトの表示態様でのみ表示可能に構成されてもよいし、アイコンがデフォルトの表示態様以外の表示態様でも表示可能に構成されてもよい。また、アイコンがデフォルトの表示態様で必ず表示されるように構成されてもよいし、アイコンがデフォルトの表示態様で表示されない場合があるように構成されてもよい。
また、『 前記アイコンの色の変化により前記或る種類の予告の表示の表示が行われる[例えば、図400(E3)に示すように、第二の保留アイコンh12が丸形で青色の表示態様で表示することにより先読み予告が行われている等]、ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、予告の表示態様がわかりやすい場合がある。
ここで、アイコンの色の変化のみにより或る種類の予告の表示の表示が行われてもよいし、アイコンの色の変化以外の変化により或る種類の予告の表示の表示が行われる場合があってもよい。また、アイコンの色に変化により必ず或る種類の予告の表示の表示が行われてもよいし、アイコンの色の変化により或る種類の予告の表示の表示が行われない場合があってもよい。
また、『 前記第一の演出は、複数の結果のうちの一の結果が導出される演出であり[例えば、図402(F9)に示すように吉宗カンカンゲームでは、サイコロの「1」の出目とサイコロの「3」の出目とサイコロの「5」の出目のいずれかが導出される等]、
前記複数の結果のうちの一つは、第一の結果[例えば、図402(F18)に示すサイコロの「5」の出目等]であり、
前記第一の演出が行われた結果、前記第一の結果が導出されると、表示されていた前記或る予告表示が前記第一の予告表示として表示されるように構成されている[例えば、図402(F18)〜同図(F20)に示すように、吉宗カンカンゲームにおいてサイコロの出目が「5」となると、第一の保留アイコンh11の表示態様が青保留の表示態様から赤タイマ保留の表示態様に変化する等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の結果が導出されることに対する期待感を持たせることができる場合がある。
ここで、第一の演出は、複数の結果のうちの一の結果のみが導出されるものであってもよいし、複数の結果のうちの一の結果以外の結果も導出されるものであってもよい。また、第一の演出は、複数の結果のうちの一の結果が必ず導出されるものであってもよいし、複数の結果のうちの一の結果が導出されない場合があるものであってもよい。
また、第一の演出は、第一の結果のみが導出されるものであってもよいし、第一の結果以外の結果も導出されるものであってもよい。また、第一の演出は、第一の結果が必ず導出されるものであってもよいし、第一の結果が導出されない場合があるものであってもよい。
また、第一の演出が行われた結果、第一の結果が導出された場合に、表示されていた或る予告表示が第一の予告表示としてのみ表示されるように構成されてもよいし、第一の演出が行われた結果、第一の結果が導出された場合に、表示されていた或る予告表示が第一の予告表示以外の予告表示としても表示されるように構成されてもよい。また、第一の演出が行われた結果、第一の結果が導出された場合に、表示されていた或る予告表示が第一の予告表示として必ず表示されるように構成されてもよいし、第一の演出が行われた結果、第一の結果が導出された場合に、表示されていた或る予告表示が第一の予告表示として表示されない場合があるように構成されてもよい。
また、第一の演出が行われた結果、第一の結果が導出された場合に、表示されていた或る予告表示のみが第一の予告表示として表示されるように構成されてもよいし、第一の演出が行われた結果、第一の結果が導出された場合に、表示されていた或る予告表示以外の予告表示が第一の予告表示として表示されるように構成されてもよい。
また、第一の演出が行われた結果、第一の結果が導出された場合にのみ、表示されていた或る予告表示が第一の予告表示として表示されるように構成されてもよいし、第一の演出が行われた結果、第一の結果が導出された場合以外の場合にも、表示されていた或る予告表示が第一の予告表示として表示されるように構成されてもよい。
また、『 前記或る種類の予告の表示がキャラクタによる表示[例えば、図392(3)に示す殿様のキャラクタによる表示等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、装飾効果を向上させることができる場合がある。
ここで、或る種類の予告の表示がキャラクタのみによる表示であってもよいし、或る種類の予告の表示がキャラクタ以外の表示も含む表示であってもよい。また、或る種類の予告の表示がキャラクタを必ず含む表示であってもよいし、或る種類の予告の表示がキャラクタを含まない表示である場合があってもよい。
また、『 前記第一の表示は、前記タイマ演出が開始されることを示唆する表示である[例えば、図393(3)〜同図(9)に示すように、吉宗爆弾保留の表示態様の保留アイコンは、爆弾の表示が含まれていることにより、タイマ予告演出が開始されることを示唆している等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の表示により、タイマ演出が開始されることに対する期待感をより一層高めることができる場合がある。
ここで、第一の表示は、タイマ演出が開始されることのみを示唆するものであってもよいし、タイマ演出が開始されること以外のことも示唆するものであってもよい。また、第一の表示は、タイマ演出が開始されることを必ず示唆するものであってもよいし、タイマ演出が開始されることを示唆しない場合があるものであってもよい。
また、以上の記載では、
『 タイマ演出[例えば、図393(9)〜同図(17)に示すタイマ予告演出等]を実行可能な演出手段[例えば、装飾図柄表示装置208等]と、
複数種類の予告表示を表示可能な表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208等]と、を備えた遊技台であって、
前記タイマ演出は、タイマ表示の表示が開始された後で該タイマ表示が或る時間を示す表示になった場合に演出(以下、「或る演出[例えば、図393(17)に示す強サボハニ群予告等]」という。)が開始されるように構成された演出であり[例えば、図393(9)〜同図(17)に示すように、第1タイマ予告表示TM11が表示開始された後でタイマ表示が「00:00」になると、強サボハニ群予告が開始される等]、
前記複数種類の予告表示のうちの一つは、第一の予告表示[例えば、図393(3)に示す吉宗爆弾保留の表示態様の保留アイコンによる先読み予告(当該変動予告)や、図402(F20)に示す赤タイマ保留の表示態様の保留アイコンによる先読み予告(当該変動予告)等]であり、
前記複数種類の予告表示のうちの一つは、第二の予告表示[例えば、図392(3)に示す吉宗保留の表示態様の保留アイコンによる先読み予告(当該変動予告)や、図402(F9)に示す赤保留の表示態様の保留アイコンによる先読み予告(当該変動予告)等]であり、
前記第一の予告表示は、或る種類の予告の表示[例えば、殿様のキャラクタが表示されることによる予告の表示や、丸形で表示された保留アイコンの色が変化することによる予告の表示等]が含まれることにより予告として表示される予告表示であり[例えば、図393(3)に示すように、殿様のキャラクタを含んで構成される吉宗爆弾保留の表示態様の保留アイコン(変動アイコン)は、対応する図柄変動表示において大当りとなる可能性があることを予告しており、図402(F20)に示すように、丸形で赤色の表示を含んで構成される赤タイマ保留の表示態様の保留アイコン(変動アイコン)は、対応する図柄変動表示において大当りとなる可能性があることを予告している等]、
前記第二の予告表示は、前記或る種類の予告の表示が含まれることにより予告として表示される予告表示であり[例えば、図392(3)に示すように、殿様のキャラクタを含んで構成される吉宗保留の表示態様の保留アイコン(変動アイコン)は、対応する図柄変動表示において大当りとなる可能性があることを予告しており、図402(F9)に示すように、丸形で赤色の表示を含んで構成される赤保留の表示態様の保留アイコン(変動アイコン)は、対応する図柄変動表示において大当りとなる可能性があることを予告している等]、
前記第一の予告表示は、前記タイマ演出が開始される場合があることを示唆する表示(以下、「第一の表示[例えば、図393(3)に示す、吉宗爆弾保留の表示態様の保留アイコンに含まれる爆弾の表示や、図402(F20)に示す赤タイマ保留の表示態様の保留アイコンに含まれる導火線の表示等]」という。)を含む予告表示であり、
前記第二の予告表示は、前記第一の表示を含まない予告表示であり、
前記第一の予告表示が表示されている状態で前記或る演出が開始されるように構成されており[例えば、図406(H28a)〜同図(H29a)に示すように、タイマ保留の表示態様で変動アイコンh0が表示されている状態で強サボハニ群予告が開始されている等]、
或るキャラクタを用いた演出が実行されることにより、表示されていた前記第一の予告表示が前記第二の予告表示として表示される場合があるように構成されている[例えば、図403(G9)〜図404(G20)に示すように、パンダのアイコンPDが付加されたタイマ保留の表示態様の第一の保留アイコンh11が吉宗カンカンゲームが行われた結果、サボハニの表示態様に変化している等]、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
従来の遊技台によれば、表示手段に改良の余地があったが、この遊技台によれば、表示手段に特徴を持った遊技台を提供することができる。
また、この遊技台によれば、大当りの期待度が同じでもタイマ演出の開始に期待を増幅できる場合がある。
また、この遊技台によれば、タイマ演出の実行に伴い、実行される演出を予想して楽しませることができる場合がある。
ここで、演出手段は、タイマ演出のみを実行可能なものであってもよいし、タイマ演出以外の演出も実行可能なものであってもよい。また、演出手段は、タイマ演出を必ず実行するものであってもよいし、タイマ演出を実行しない場合があるものであってもよい。
また、表示手段は、複数種類の表示のみを表示可能なものであってもよいし、複数種類の表示以外のものも表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、複数種類の表示を必ず表示するものであってもよいし、複数種類の表示を表示しない場合があるものであってもよい。
また、タイマ演出は、タイマ表示の表示が開始された後でタイマ表示が或る時間を示す表示になった場合に或る演出のみが開始されるように構成されたものであってもよいし、タイマ表示の表示が開始された後でタイマ表示が或る時間を示す表示になった場合に或る演出以外の演出も開始されるように構成されたものであってもよい。また、タイマ演出は、タイマ表示の表示が開始された後でタイマ表示が或る時間を示す表示になった場合に或る演出が必ず開始されるように構成されたものであってもよいし、タイマ表示の表示が開始された後でタイマ表示が或る時間を示す表示になった場合に或る演出が開始されない場合があるように構成されたものであってもよい。
また、タイマ演出は、タイマ表示の表示が開始された後でタイマ表示が或る時間を示す表示になった場合にのみ或る演出が開始されるように構成されたものであってもよいし、タイマ表示の表示が開始された後でタイマ表示が或る時間を示す表示になった場合以外の場合にも或る演出が開始されるように構成されたものであってもよい。
また、表示手段は、第一の予告表示のみを表示可能なものであってもよいし、第一の予告表示以外の予告表示も表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、第一の予告表示を必ず表示するものであってもよいし、第一の予告表示を表示しない場合があるものであってもよい。
また、表示手段は、第二の予告表示のみを表示可能なものであってもよいし、第二の予告表示以外の予告表示も表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、第二の予告表示を必ず表示するものであってもよいし、第二の予告表示を表示しない場合があるものであってもよい。
また、第一の予告表示は、或る種類の予告の表示が含まれることにより予告としてのみ表示されるものであってもよいし、或る種類の予告の表示が含まれることにより予告以外のものとしても表示されるものであってもよい。また、第一の予告表示は、或る種類の予告の表示が含まれることにより予告として必ず表示されるものであってもよいし、或る種類の予告の表示が含まれることにより予告として表示されない場合があるものであってもよい。
また、第一の予告表示は、或る種類の予告の表示のみが含まれることにより予告として表示されるものであってもよいし、或る種類の予告の表示以外の表示も含まれることにより予告として表示されるものであってもよい。また、第一の予告表示は、或る種類の予告の表示が必ず含まれることにより予告として表示されるものであってもよいし、或る種類の予告の表示が含まれないで予告として表示される場合があるものであってもよい。
また、第二の予告表示は、或る種類の予告の表示が含まれることにより予告としてのみ表示されるものであってもよいし、或る種類の予告の表示が含まれることにより予告以外のものとしても表示されるものであってもよい。また、第二の予告表示は、或る種類の予告の表示が含まれることにより予告として必ず表示されるものであってもよいし、或る種類の予告の表示が含まれることにより予告として表示されない場合があるものであってもよい。
また、第二の予告表示は、或る種類の予告の表示のみが含まれることにより予告として表示されるものであってもよいし、或る種類の予告の表示以外の表示も含まれることにより予告として表示されるものであってもよい。また、第二の予告表示は、或る種類の予告の表示が必ず含まれることにより予告として表示されるものであってもよいし、或る種類の予告の表示が含まれないで予告として表示される場合があるものであってもよい。
ここで、「予告」とは、「当該変動予告」と「先読み予告」の両方が含まれる概念である。
また、第一の表示は、タイマ演出が開始される場合があることのみを示唆するものであってもよいし、タイマ演出が開始される場合以外の場合があることも示唆するものであってもよい。また、第一の表示は、タイマ演出が開始される場合があることを必ず示唆するものであってもよいし、タイマ演出が開始される場合があることを示唆しない場合があるものであってもよい。
なお、第一の表示は、タイマ演出が(必ず)開始されることを示唆するものであってもよいし、タイマ演出が(必ず)開始されること以外のことも示唆するものであってもよい。また、第一の表示は、タイマ演出が(必ず)開始されることを必ず示唆するものであってもよいし、タイマ演出が(必ず)開始されることを示唆しない場合があるものであってもよい。
また、第一の予告表示は、第一の表示のみを含むものであってもよいし、第一の表示以外の表示も含むものであってもよい。また、第一の予告表示は、第一の表示を必ず含むものであってもよいし、第一の表示を含まない場合があるものであってもよい。
また、第二の予告表示は、第一の表示のみを含まないものであってもよいし、第一の表示以外の表示も含まないものであってもよい。また、第二の予告表示は、第一の表示を必ず含まないものであってもよいし、第一の表示を含む場合があるものであってもよい。
なお、第一の予告表示に含まれる第一の表示の表示態様と、第二の予告表示に含まれる第一の表示の表示態様が同じであってもよいし、異なっていてもよい。すなわち、第一の表示としての機能が共通していれば、本発明に含まれるものとする。また、第一の予告表示に含まれる第一の表示と、第二の予告表示に含まれる第一の表示とで機能が異なる場合があってもよい。
また、第一の予告表示が表示されている状態で或る演出のみが開始されるように構成されてもよいし、第一の予告表示が表示されている状態で或る演出以外の演出も開始されるように構成されてもよい。また、第一の予告表示が表示されている状態で或る演出が必ず開始されるように構成されてもよいし、第一の予告表示が表示されている状態で或る演出が開始されない場合があるように構成されてもよい。
また、第一の予告表示が表示されている状態でのみ或る演出が開始されるように構成されてもよいし、第一の予告表示が表示されている状態以外の状態でも或る演出が開始されるように構成されてもよい。
また、或るキャラクタを用いた演出が実行されることにより、表示されていた第一の予告表示が第二の予告表示としてのみ表示される場合があるように構成されてもよいし、或るキャラクタを用いた演出が実行されることにより、表示されていた第一の予告表示が第二の予告表示以外の予告表示としても表示される場合があるように構成されてもよい。また、或るキャラクタを用いた演出が実行されることにより、表示されていた第一の予告表示が第二の予告表示として必ず表示されるように構成されてもよいし、或るキャラクタを用いた演出が実行されることにより、表示されていた第一の予告表示が第二の予告表示として表示されない場合があるように構成されてもよい。
また、或るキャラクタを用いた演出が実行されることにより、表示されていた第一の予告表示のみが第二の予告表示として表示される場合があるように構成されてもよいし、或るキャラクタを用いた演出が実行されることにより、表示されていた第一の予告表示以外の予告表示も第二の予告表示として表示される場合があるように構成されてもよい。
また、或るキャラクタを用いた演出が実行されることによってのみ、表示されていた第一の予告表示が第二の予告表示として表示される場合があるように構成されてもよいし、或るキャラクタを用いた演出以外の演出が実行されることによっても、表示されていた第一の予告表示が第二の予告表示として表示される場合があるように構成されてもよい。
また、『 前記或る演出は、予告演出[例えば、図405(H35)に示す強カットインの予告等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、或る演出が行われることに対する期待感を向上させることができる場合がある。
ここで、或る演出は、予告演出のみを含むものであってもよいし、予告演出以外の演出も含むものであってもよい。また、或る演出は、予告演出を必ず含むものであってもよいし、予告演出を含まない場合があるものであってもよい。
また、『 前記或る演出は、チャンスアップ演出[例えば、図404(H25)〜同図(H26)に示す疑似連演出等]であり、
前記チャンスアップ演出とは、実行されない場合よりも実行された場合の方が、大当り図柄態様が確定表示されやすい演出のことである、
ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
この遊技台によれば、或る演出が行われることで大当りに対する期待感を向上させることができる場合がある。
ここで、或る演出は、チャンスアップ演出のみを含むものであってもよいし、チャンスアップ演出以外の演出も含むものであってもよい。また、或る演出は、チャンスアップ演出を必ず含むものであってもよいし、チャンスアップ演出を含まない場合があるものであってもよい。
また、『 前記遊技台は、ぱちんこ機[例えば、パチンコ機100等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、以上の記載では、
『 タイマ演出[例えば、図393(9)〜同図(17)に示すタイマ予告演出等]を実行可能な演出手段[例えば、装飾図柄表示装置208等]と、
複数種類の予告表示を表示可能な表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208等]と、を備えた遊技台であって、
前記タイマ演出は、タイマ表示の表示が開始された後で該タイマ表示が或る時間を示す表示になった場合に演出(以下、「或る演出[例えば、図393(17)に示す強サボハニ群予告や、図404(H12)あるいは図405(H12a)に示す保留変化アニメ等]」という。)が開始されるように構成された演出であり[例えば、図393(9)〜同図(17)に示すように、第1タイマ予告表示TM11が表示開始された後でタイマ表示が「00:00」になると、強サボハニ群予告が開始される等]、
前記複数種類の予告表示のうちの一つは、第二の予告表示[例えば、図393(3)に示す吉宗爆弾保留の表示態様の保留アイコンによる先読み予告(当該変動予告)や、図404(H3)に示す1つの爆弾の表示態様の保留アイコンによる先読み予告(当該変動予告)等]であり、
前記複数種類の予告表示のうちの一つは、第三の予告表示[例えば、図393(18)に示す吉宗保留の表示態様の保留アイコンによる先読み予告(当該変動予告)や、図404(H13)に示す3つの爆弾が一塊となって表された表示態様の保留アイコンによる先読み予告(当該変動予告)等]であり、
前記第二の予告表示は、少なくとも1回の前記タイマ演出が開始される場合があることを示唆する表示を含む予告表示であり[例えば、図393(3)に示す吉宗爆弾保留の表示態様の保留アイコンによる先読み予告(当該変動予告)や、図404(H3)に示す1つの爆弾の表示態様の保留アイコンによる先読み予告(当該変動予告)は、少なくとも1回のタイマ予告演出が開始されることを示唆している等]、
前記第三の予告表示は、前記タイマ演出が実行されたことに関連して前記第二の予告表示から変化して表示される場合がある予告表示である[例えば、図393(18)に示す吉宗保留の表示態様の保留アイコンによる先読み予告(当該変動予告)や、図404(H13)に示す3つの爆弾が一塊となって表された表示態様の保留アイコンによる先読み予告(当該変動予告)は、タイマ予告演出が行われたことに関連して変化して表示されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
従来の遊技台によれば、表示手段に改良の余地があったが、この遊技台によれば、表示手段に特徴を持った遊技台を提供することができる。
また、この遊技台によれば、或る演出に期待しながら予告表示の変化にも注目させることができる場合がある。
ここで、演出手段は、タイマ演出のみを実行可能なものであってもよいし、タイマ演出以外の演出も実行可能なものであってもよい。また、演出手段は、タイマ演出を必ず実行するものであってもよいし、タイマ演出を実行しない場合があるものであってもよい。
また、表示手段は、複数種類の予告表示のみを表示可能なものであってもよいし、複数種類の予告表示以外のものも表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、複数種類の予告表示を必ず表示するものであってもよいし、複数種類の予告表示を表示しない場合があるものであってもよい。
また、タイマ演出は、タイマ表示の表示が開始された後でタイマ表示が或る時間を示す表示になった場合に或る演出のみが開始されるように構成されたものであってもよいし、タイマ表示の表示が開始された後でタイマ表示が或る時間を示す表示になった場合に或る演出以外の演出も開始されるように構成されたものであってもよい。また、タイマ演出は、タイマ表示の表示が開始された後でタイマ表示が或る時間を示す表示になった場合に或る演出が必ず開始されるように構成されたものであってもよいし、タイマ表示の表示が開始された後でタイマ表示が或る時間を示す表示になった場合に或る演出が開始されない場合があるように構成されたものであってもよい。
また、タイマ演出は、タイマ表示の表示が開始された後でタイマ表示が或る時間を示す表示になった場合にのみ或る演出が開始されるように構成されたものであってもよいし、タイマ表示の表示が開始された後でタイマ表示が或る時間を示す表示になった場合以外の場合にも或る演出が開始されるように構成されたものであってもよい。
また、表示手段は、第二の予告表示のみを表示可能なものであってもよいし、第二の予告表示以外の予告表示も表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、第二の予告表示を必ず表示するものであってもよいし、第二の予告表示を表示しない場合があるものであってもよい。
また、表示手段は、第三の予告表示のみを表示可能なものであってもよいし、第三の予告表示以外の予告表示も表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、第三の予告表示を必ず表示するものであってもよいし、第三の予告表示を表示しない場合があるものであってもよい。
また、第二の予告表示は、少なくとも1回のタイマ演出が開始される場合があることを示唆する表示のみを含むものであってもよいし、少なくとも1回のタイマ演出が開始される場合があることを示唆する表示以外の表示も含むものであってもよい。また、第二の予告表示は、少なくとも1回のタイマ演出が開始される場合があることを示唆する表示を必ず含むものであってもよいし、少なくとも1回のタイマ演出が開始される場合があることを示唆する表示を含まない場合があるものであってもよい。
また、第二の予告表示は、少なくとも1回のタイマ演出が開始される場合があることのみを示唆する表示を含むものであってもよいし、少なくとも1回のタイマ演出が開始される場合があること以外のことも示唆する表示を含むものであってもよい。また、第二の予告表示は、少なくとも1回のタイマ演出が開始される場合があることを必ず示唆する表示を含むものであってもよいし、少なくとも1回のタイマ演出が開始される場合があることを示唆しない表示を含む場合があるものであってもよい。
また、第二の予告表示は、少なくとも1回のタイマ演出のみが開始される場合があることを示唆する表示を含むものであってもよいし、少なくとも1回のタイマ演出以外の演出も開始される場合があることを示唆する表示を含むものであってもよい。また、第二の予告表示は、少なくとも1回のタイマ演出が必ず開始されることを示唆する表示を含むものであってもよいし、少なくとも1回のタイマ演出が開始されない場合があることを示唆する表示を含むものであってもよい。
また、第三の予告表示は、タイマ演出が実行されたことに関連して第二の予告表示のみから変化して表示される場合があるものであってもよいし、タイマ演出が実行されたことに関連して第二の予告表示以外の予告表示から変化して表示される場合もあるものであってもよい。また、第三の予告表示は、タイマ演出が実行されたことに関連して第二の予告表示から必ず変化して表示されるものであってもよいし、タイマ演出が実行されたことに関連して第二の予告表示から変化しないで表示される場合があるものであってもよい。
また、第三の予告表示は、タイマ演出が実行されたことのみに関連して第二の予告表示から変化して表示される場合があるものであってもよいし、タイマ演出が実行されたこと以外のことにも関連して第二の予告表示から変化して表示される場合があるものであってもよい。
また、第三の予告表示は、タイマ演出のみが実行されたことに関連して第二の予告表示から変化して表示される場合があるものであってもよいし、タイマ演出以外の演出が実行されたことに関連して第二の予告表示から変化して表示される場合があるものであってもよい。
また、『 前記第二の予告表示は、第二の回数[例えば、1回等]の前記タイマ演出が開始される場合があることを示唆する表示を含む予告表示であり[例えば、図393(3)に示す吉宗爆弾保留の表示態様の保留アイコンによる先読み予告(当該変動予告)や、図404(H3)に示す1つの爆弾の表示態様の保留アイコンによる先読み予告(当該変動予告)は、少なくとも1回のタイマ予告演出が開始されることを示唆している等]、
前記第三の予告表示は、第三の回数[例えば、0回あるいは3回等]の前記タイマ演出が開始される場合があることを示唆する表示を含む予告表示であり[例えば、図393(18)に示す吉宗保留の表示態様の保留アイコンによる先読み予告(当該変動予告)は、爆弾の表示を備えておらず、タイマ予告演出を行う予告としては機能しておらず(すなわち、0回のタイマ予告演出が開始される場合があることを示唆している)、図404(H13)に示す3つの爆弾が一塊となって表された表示態様の保留アイコンによる先読み予告(当該変動予告)は、少なくとも3回のタイマ予告演出が開始されることを示唆している等]、
前記第二の回数と前記第三の回数は異なる回数である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、タイマ演出が開始される回数の変化に注目する場合がある。
ここで、第二の予告表示は、第二の回数のタイマ演出が開始される場合があることを示唆する表示のみを含むものであってもよいし、第二の回数のタイマ演出が開始される場合があることを示唆する表示以外の表示も含むものであってもよい。また、第二の予告表示は、第二の回数のタイマ演出が開始される場合があることを示唆する表示を必ず含むものであってもよいし、第二の回数のタイマ演出が開始される場合があることを示唆する表示を含まない場合があるものであってもよい。
また、第二の予告表示は、第二の回数のタイマ演出が開始される場合があることのみを示唆する表示を含むものであってもよいし、第二の回数のタイマ演出が開始される場合があること以外のことも示唆する表示を含むものであってもよい。また、第二の予告表示は、第二の回数のタイマ演出が開始される場合があることを必ず示唆する表示を含むものであってもよいし、第二の回数のタイマ演出が開始される場合があることを示唆しない場合がある表示を含むものであってもよい。
また、第二の予告表示は、第二の回数のタイマ演出のみが開始される場合があることを示唆する表示を含むものであってもよいし、第二の回数のタイマ演出以外の演出も開始される場合があることを示唆する表示を含むものであってもよい。また、第二の予告表示は、第二の回数のタイマ演出が必ず開始されることを示唆する表示を含むものであってもよいし、第二の回数のタイマ演出が開始されない場合があることを示唆する表示を含むものであってもよい。
ここで、第三の予告表示は、第三の回数のタイマ演出が開始される場合があることを示唆する表示のみを含むものであってもよいし、第三の回数のタイマ演出が開始される場合があることを示唆する表示以外の表示も含むものであってもよい。また、第三の予告表示は、第三の回数のタイマ演出が開始される場合があることを示唆する表示を必ず含むものであってもよいし、第三の回数のタイマ演出が開始される場合があることを示唆する表示を含まない場合があるものであってもよい。
また、第三の予告表示は、第三の回数のタイマ演出が開始される場合があることのみを示唆する表示を含むものであってもよいし、第三の回数のタイマ演出が開始される場合があること以外のことも示唆する表示を含むものであってもよい。また、第三の予告表示は、第三の回数のタイマ演出が開始される場合があることを必ず示唆する表示を含むものであってもよいし、第三の回数のタイマ演出が開始される場合があることを示唆しない場合がある表示を含むものであってもよい。
また、第三の予告表示は、第三の回数のタイマ演出のみが開始される場合があることを示唆する表示を含むものであってもよいし、第三の回数のタイマ演出以外の演出も開始される場合があることを示唆する表示を含むものであってもよい。また、第三の予告表示は、第三の回数のタイマ演出が必ず開始されることを示唆する表示を含むものであってもよいし、第三の回数のタイマ演出が開始されない場合があることを示唆する表示を含むものであってもよい。
また、第二の回数と第三の回数は、常に異なる回数であってもよいし、同じ回数である場合があってもよい。
また、『 前記或る演出[例えば、図393(17)に示す強サボハニ群予告や、図405(H12a)に示す保留変化アニメ等]は、前記第二の予告表示から前記第三の予告表示に変化する演出であり、
前記第三の回数[例えば、0回あるいは1回等]よりも前記第二の回数[例えば、1回あるいは3回等]の方が多い回数である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、或る演出に期待しながらタイマ演出の残り回数に注目できる場合がある。
ここで、或る演出は、第二の予告表示から第三の予告表示にのみ変化するものであってもよいし、第二の予告表示から第三の予告表示以外の予告表示にも変化するものであってもよい。また、或る演出は、第二の予告表示から第三の予告表示に必ず変化するものであってもよいし、第二の予告表示から第三の予告表示に変化しない場合があるものであってもよい。
また、第三の回数よりも第二の回数の方が常に多くてもよいし、同じ回数である場合があってもよいし、第三の回数よりも第二の回数の方が少ない回数である場合があってもよい。
また、『 前記或る演出[例えば、図404(H12)に示す保留変化アニメ等]は、前記第二の予告表示から前記第三の予告表示に変化する演出であり、
前記第二の回数[例えば、1回等]よりも前記第三の回数[例えば、3回等]の方が多い回数である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、或る演出の結果として、タイマ演出の回数増加にも期待できる場合がある。
また、或る演出は、疑似連やカットインなど所定のタイミングでタイマ表示が或る時間を示すことが一般的であるが、タイマ演出自体の回数変化に使用する場合、タイミングの制約が少ない。そのため、この遊技台では、タイマ表示が或る時間を示すタイミング(すなわち、或る演出が開始され得るタイミング)にバリエーションを持たせることができるため、タイマ演出に対する興趣が向上する場合がある。
ここで、或る演出は、第二の予告表示から第三の予告表示にのみ変化するものであってもよいし、第二の予告表示から第三の予告表示以外の予告表示にも変化するものであってもよい。また、或る演出は、第二の予告表示から第三の予告表示に必ず変化するものであってもよいし、第二の予告表示から第三の予告表示に変化しない場合があるものであってもよい。
また、第二の回数よりも第三の回数の方が常に多くてもよいし、第二の回数よりも第三の回数の方が少ない回数である場合があってもよい。また、第二の回数と第三の回数が同じ場合があってもよく、例えば、タイマ演出が実行されて回数が1回消化され、或る演出として、タイマ演出が1回開始されることを示唆する表示を行うような、いわゆるHOLD演出のようなものを行ってもよい。
また、『 前記第二の予告表示は、或る種類の予告の表示[例えば、爆弾の表示等]が含まれて表示される予告表示であり[例えば、図405(H7a)に示すように、デフォルト色の3つの爆弾の表示含んで構成された表示態様の保留アイコン(変動アイコン)は、対応する図柄変動表示における予告表示をしている等]、
前記第三の予告表示は、前記或る種類の予告表示が含まれて表示される予告表示であり[例えば、図405(H13a)に示すように、赤色の爆弾の表示含んで構成された表示態様の保留アイコン(変動アイコン)は、対応する図柄変動表示における予告表示をしている等]、
前記或る種類の予告の表示は、複数の態様のうちの一の態様で表示可能に構成された表示であり、
前記複数の態様のうちの一つは、第二の態様[例えば、図405(H7a)に示すデフォルト色の爆弾の表示等]であり、
前記複数の態様のうちの一つは、第三の態様[例えば、図405(H13a)に示す赤色の爆弾の表示等]であり、
前記第二の態様と前記第三の態様は、異なる態様であり、
前記タイマ演出が実行されたことに関連して、前記第二の態様による前記或る種類の予告の表示を含む前記第二の予告表示から前記第三の態様による該或る種類の予告の表示を含む前記第三の予告表示に変化して表示される場合があるように構成されている[例えば、図405(H8a)〜同図(H13a)に示すように、タイマ予告演出が行われたことにより、デフォルト色の3つの爆弾の表示を含む保留アイコンから赤色の爆弾の表示を含む保留アイコンに表示が変化している等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第二の予告表示から第三の予告表示に変化する際にランクアップすることに期待感を持たせることができる場合がある。
また、第二の予告表示は、或る種類の予告の表示のみが含まれて表示されるものであってもよいし、或る種類の予告の表示以外の表示も含まれて表示されるものであってもよい。また、第二の予告表示は、或る種類の予告の表示が必ず含まれて表示されるものであってもよいし、或る種類の予告の表示が含まれないで表示される場合があるものであってもよい。
また、第三の予告表示は、或る種類の予告の表示のみが含まれて表示されるものであってもよいし、或る種類の予告の表示以外の表示も含まれて表示されるものであってもよい。また、第三の予告表示は、或る種類の予告の表示が必ず含まれて表示されるものであってもよいし、或る種類の予告の表示が含まれないで表示される場合があるものであってもよい。
また、或る種類の予告の表示は、複数の態様のうちの一の態様でのみ表示可能に構成されたものであってもよいし、複数の態様のうちの一の態様以外の態様でも表示可能に構成されたものであってもよい。また、或る種類の予告の表示は、複数の態様のうちの一の態様で必ず表示するように構成されたものであってもよいし、複数の態様のうちの一の態様で表示しない場合があるように構成されたものであってもよい。
また、或る種類の予告の表示は、第二の態様でのみ表示可能に構成されたものであってもよいし、第二の態様以外の態様でも表示可能に構成されたものであってもよい。また、或る種類の予告の表示は、第二の態様で必ず表示されるように構成されたものであってもよいし、第二の態様で表示されない場合があるように構成されたものであってもよい。
また、或る種類の予告の表示は、第三の態様でのみ表示可能に構成されたものであってもよいし、第三の態様以外の態様でも表示可能に構成されたものであってもよい。また、或る種類の予告の表示は、第三の態様で必ず表示されるように構成されたものであってもよいし、第三の態様で表示されない場合があるように構成されたものであってもよい。
また、タイマ演出が実行されたことに関連して、第二の態様による或る種類の予告の表示を含む第二の予告表示から第三の態様による或る種類の予告の表示を含む第三の予告表示にのみ変化して表示される場合があるように構成されてもよいし、タイマ演出が実行されたことに関連して、第二の態様による或る種類の予告の表示を含む第二の予告表示から第三の態様による或る種類の予告の表示を含む第三の予告表示以外の予告表示にも変化して表示される場合があるように構成されてもよい。また、タイマ演出が実行されたことに関連して、第二の態様による或る種類の予告の表示を含む第二の予告表示から第三の態様による或る種類の予告の表示を含む第三の予告表示に必ず変化して表示されるように構成されてもよいし、タイマ演出が実行されたことに関連して、第二の態様による或る種類の予告の表示を含む第二の予告表示から第三の態様による或る種類の予告の表示を含む第三の予告表示に変化しないで表示される場合があるように構成されてもよい。
また、タイマ演出が実行されたことに関連して、第二の態様による或る種類の予告の表示を含む第二の予告表示から第三の態様による或る種類の予告の表示のみを含む第三の予告表示に変化して表示される場合があるように構成されてもよいし、タイマ演出が実行されたことに関連して、第二の態様による或る種類の予告の表示を含む第二の予告表示から第三の態様による或る種類の予告の表示以外の表示も含む第三の予告表示に変化して表示される場合があるように構成されてもよい。また、タイマ演出が実行されたことに関連して、第二の態様による或る種類の予告の表示を含む第二の予告表示から第三の態様による或る種類の予告の表示を必ず含む第三の予告表示に変化して表示される場合があるように構成されてもよいし、タイマ演出が実行されたことに関連して、第二の態様による或る種類の予告の表示を含む第二の予告表示から第三の態様による或る種類の予告の表示を含まない第三の予告表示に変化して表示される場合があるように構成されてもよい。
また、タイマ演出が実行されたことに関連して、第二の態様による或る種類の予告の表示を含む第二の予告表示のみから第三の態様による或る種類の予告の表示を含む第三の予告表示に変化して表示される場合があるように構成されてもよいし、タイマ演出が実行されたことに関連して、第二の態様による或る種類の予告の表示を含む第二の予告表示以外の予告表示から第三の態様による或る種類の予告の表示を含む第三の予告表示に変化して表示される場合があるように構成されてもよい。
また、タイマ演出が実行されたことに関連して、第二の態様による或る種類の予告の表示のみを含む第二の予告表示から第三の態様による或る種類の予告の表示を含む第三の予告表示に変化して表示される場合があるように構成されてもよいし、タイマ演出が実行されたことに関連して、第二の態様による或る種類の予告の表示以外の表示も含む第二の予告表示から第三の態様による或る種類の予告の表示を含む第三の予告表示に変化して表示される場合があるように構成されてもよい。また、タイマ演出が実行されたことに関連して、第二の態様による或る種類の予告の表示を必ず含む第二の予告表示から第三の態様による或る種類の予告の表示を含む第三の予告表示に変化して表示される場合があるように構成されてもよいし、タイマ演出が実行されたことに関連して、第二の態様による或る種類の予告の表示を含まない第二の予告表示から第三の態様による或る種類の予告の表示を含む第三の予告表示に変化して表示される場合があるように構成されてもよい。
また、タイマ演出が実行されたことに関連してのみ、第二の態様による或る種類の予告の表示を含む第二の予告表示から第三の態様による或る種類の予告の表示を含む第三の予告表示に変化して表示される場合があるように構成されてもよいし、タイマ演出が実行されたこと以外のことにも関連して、第二の態様による或る種類の予告の表示を含む第二の予告表示から第三の態様による或る種類の予告の表示を含む第三の予告表示に変化して表示される場合があるように構成されてもよい。
また、『 前記第三の予告表示は、アイコン[例えば、保留アイコン、変動アイコン、予告アイコン等]による予告の表示が含まれる予告表示であり、
前記第三の予告表示は、前記タイマ演出が実行されたことに関連して前記第二の予告表示から前記アイコンの変化[例えば、図406(H25a´)〜同図(H27a´)に示すように、タイマ予告演出が行われたことによりタイマ予告の表示態様から番長の表示態様に変化している等]及び増減[例えば、図404(H9)〜同図(H13)に示すように、タイマ予告演出が行われたことにより爆弾の数が増加している、あるいは、図405(H9a)〜同図(H13a)に示すように、タイマ予告演出が行われたことにより爆弾の数が減少している等]の少なくともいずれか一方が行われて表示される予告表示である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、タイマ演出が行われることによるアイコンの変化に期待を持たせることができる場合がある。
ここで、第三の予告表示は、アイコンによる予告の表示のみが含まれるものであってもよいし、アイコンによる予告の表示以外の表示も含まれるものであってもよい。また、第三の予告表示は、アイコンによる予告の表示が必ず含まれるものであってもよいし、アイコンによる予告の表示が含まれない場合があるものであってもよい。
また、第三の予告表示は、タイマ演出が実行されたことに関連して第二の予告表示からアイコンの変化及び増減の少なくともいずれか一方のみが行われて表示されるものであってもよいし、タイマ演出が実行されたことに関連して第二の予告表示からアイコンの変化及び増減の少なくともいずれか一方以外のことも行われて表示されるものであってもよい。また、第三の予告表示は、タイマ演出が実行されたことに関連して第二の予告表示からアイコンの変化及び増減の少なくともいずれか一方が必ず行われて表示されるものであってもよいし、タイマ演出が実行されたことに関連して第二の予告表示からアイコンの変化及び増減の少なくともいずれか一方が行われないで表示される場合があるものであってもよい。
また、第三の予告表示は、タイマ演出が実行されたことのみに関連して第二の予告表示からアイコンの変化及び増減の少なくともいずれか一方が行われて表示されるものであってもよいし、タイマ演出が実行されたこと以外のことにも関連して第二の予告表示からアイコンの変化及び増減の少なくともいずれか一方が行われて表示されるものであってもよい。
なお、第三の予告表示は、タイマ演出が実行されたことに関連して第二の予告表示からアイコンの変化のみが行われて表示されるものであってもよい。また、第三の予告表示は、タイマ演出が実行されたことに関連して第二の予告表示からアイコンの増加のみが行われて表示されるものであってもよい。また、第三の予告表示は、タイマ演出が実行されたことに関連して第二の予告表示からアイコンの減少のみが行われて表示されるものであってもよい。
また、『 前記アイコンは、或る図柄変動表示に対応して表示されるアイコンである、ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、或る図柄変動表示に対する期待感を向上させることができる場合がある。
ここで、アイコンは、或る図柄変動表示にのみ対応して表示されるものであってもよいし、或る図柄変動表示以外のものにも対応して表示されるものであってもよい。また、アイコンは、或る図柄変動表示に必ず対応して表示されるものであってもよいし、或る図柄変動表示に対応しないで表示される場合があるものであってもよい。
また、『 前記アイコンとは、保留アイコン、変動アイコン又は予告アイコンのことである、ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 1回の図柄変動表示の実行中において複数回の前記タイマ演出を実行可能に構成されている[例えば、図404(H8)〜図405(H38)に示すように、1回の図柄変動表示の実行中において3回のタイマ予告演出が実行されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、1回の図柄変動表示の実行中においてタイマ演出が複数回行われることに対する期待感を持たせることができる場合がある。
ここで、1回の図柄変動表示の実行中において複数回のタイマ演出のみを実行可能に構成されていてもよいし、1回の図柄変動表示の実行中において複数回のタイマ演出以外の演出も実行可能に構成されていてもよい。また、1回の図柄変動表示の実行中において複数回のタイマ演出を必ず実行するように構成されていてもよいし、1回の図柄変動表示の実行中において複数回のタイマ演出を実行しない場合があるように構成されていてもよい。
また、1回の図柄変動表示の実行中においてのみ複数回のタイマ演出を実行可能に構成されていてもよいし、1回の図柄変動表示の実行中以外においても複数回のタイマ演出を実行可能に構成されていてもよい。
また、『 前記第二の予告表示は、少なくとも1回の前記タイマ演出が開始されることを示唆する表示を含む予告表示である[例えば、図393(3)に示す吉宗爆弾保留の表示態様の保留アイコンによる先読み予告(当該変動予告)や、図404(H3)に示す1つの爆弾の表示態様の保留アイコンによる先読み予告(当該変動予告)は、少なくとも1回のタイマ予告演出が開始されることを示唆している等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第二の予告表示により、タイマ演出が開始されることに対する期待感をより一層高めることができる場合がある。
ここで、第二の予告表示は、少なくとも1回のタイマ演出が開始されることのみを示唆するものであってもよいし、少なくとも1回のタイマ演出が開始されること以外のことも示唆するものであってもよい。また、第二の予告表示は、少なくとも1回のタイマ演出が開始されることを必ず示唆するものであってもよいし、少なくとも1回のタイマ演出が開始されることを示唆しない場合があるものであってもよい。
また、『 前記遊技台は、ぱちんこ機[例えば、パチンコ機100等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
図407〜図418は、本実施形態に適用可能なパチンコ機100の装飾図柄表示装置208を中心とした演出を段階的に示す図である。なお、図407〜図418では、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普図表示装置210、第1特図保留ランプ218、第2特図保留ランプ220及び普図保留ランプ216について、図示を省略している。なお、図407〜図418では、1つの装飾図柄表示装置208を備えて構成されたパチンコ機100が示されているが、上述した実施形態のように、複数の装飾図柄表示装置を備えたものであってもよい。また、装飾図柄表示装置208の前面側に、上述した透明の導光板ILやPOVディスプレイが配置されてもよい。
図407は、本実施形態にかかるパチンコ機において実行されるタイマ予告演出の一例について段階的に示す図である。
図407(A1)〜同図(A18)に示す演出例は、タイマ予告演出が行われた結果として、ボタン演出が開始されている様子を示している。
図407(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、中央領域で第1装飾図柄が「装飾4−装飾1−装飾7」の装飾図柄の組み合わせが停止表示されている。また、左上では第2装飾図柄も「装飾4−装飾1−装飾7」の装飾図柄の組み合わせで停止表示されている。また、図407(A1)に示す装飾図柄表示装置208には、演出表示領域208dに、保留枠UIが表示されている。この保留枠UIは、保留アイコン表示領域HIS、変動アイコン表示領域CIS、演出アイコン表示領域DISを有する。変動アイコン表示領域CISは中央に設けられ、変動アイコン表示領域CISには、台座hs0が配置されている。保留アイコン表示領域HISは、変動アイコン表示領域CISの左側に設けられ、左ベースアイコンbIlの上に4つのステージ(第1ステージhs1〜第4ステージhs4)が配置されている。演出アイコン表示領域DISは、変動アイコン表示領域CISの右側に設けられ、演出アイコン表示領域DISには、右ベースアイコンbIrが配置されている。さらに、図407(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留アイコンが第1ステージhs1及び第2ステージhs2に表示されている。すなわち、第1保留アイコンh11及び第2保留アイコンh12が表示されている。特図1の保留アイコンh11,h12の表示態様は、図154(a)のNo.1に記したデフォルトの表示態様である。装飾図柄表示装置208の右上には、特図1及び特図2の第2保留数表示(ここでは「2」と「0」)が表示されている。また、図407(A1)に示すタイミングでは、図柄停止中であるので、変動アイコン表示領域CISの台座hs0の上には、変動アイコンh0は非表示とされている。なお、図407(A1)に示す装飾図柄表示装置208の背景画面は白一色であるが、この白一色は背景画面を図示省略していることを表している。以降の図では、背景画面が示されている場合もあるが、白一色の場合には、この図407(A1)と同じように、背景画面が図示省略されていることを表す。
さらに、図407(A1)に示す制御状態(遊技状態)は、特図低確率普図低確率状態である。この非電サポ状態における装飾図柄表示装置208の下方左側では、特図1の保留アイコンが表示される。なお、非電サポ状態における装飾図柄表示装置208の所定領域(例えば、表示画面の右端)に、特図2の保留アイコン表示領域が設けられてもよい。
本実施形態のパチンコ機100では、制御状態(遊技状態)に応じて、特図1と特図2で入賞しやすい方の特図の保留アイコンが表示され、もう一方の特図の保留アイコンが表示されないようにしている。すなわち、制御状態が非電サポ状態である場合には、図407(A1)に示すように、保留アイコン表示領域に特図1の保留アイコンが表示され、特図2の保留アイコンは表示されない。一方、制御状態が電サポ状態である場合には、反対に、特図2の保留アイコンが表示され、特図1の保留アイコンは表示されない。なお、非電サポ状態において、特図2の保留アイコンが表示されてもよいし、電サポ状態において、特図1の保留アイコンが表示されてもよい。
本実施形態では、特図の図柄変動表示の開始は、特図表示装置における変動開始→保留アイコンの移動アニメーション開始又は消去→装飾図柄の変動開始の順で行われるが、この順番は前後してもよい。
図407(A2)では、第1保留アイコンh11に対応する図柄変動表示が開始されている様子が示されている。すると、保留消化アニメが開始され、第1保留アイコンh11が変動アイコン表示領域CISの台座hs0の上面中央に向かって移動する変動アイコン移動アニメが行われ、第1保留アイコンh11が変動アイコンh0として表示される。このとき、変動アイコンh0の表示態様は変化せず、デフォルトの表示態様とされている。また、第2保留アイコンh12も第1ステージhs1に移動し、第1保留アイコンh11として表示される。なお、図407(A2)に示すタイミングでは、第2装飾図柄は変動表示を開始しているが、第1装飾図柄は未だ変動表示を開始していない。
図407(A3)に示す装飾図柄表示装置208では、中央領域で第1装飾図柄が高速変動を行っている様子が示されている。
その後、図407(A4)に示す装飾図柄表示装置208では、演出アイコン表示領域DISにおいて閃光のエフェクトEF401が表示され、タイマボタンの登場アニメが開始されている様子が示されている。
すると、図407(A5)に示すように、閃光のエフェクトEF401が消去された後、ボタンタイマ予告表示BTM1が表示される。ボタンタイマ予告表示BTM1は、演出ボタン136の形状を模したボタンアイコンとともに時間を示す「10:00」のタイマ表示がその上方に表示され、タイマ予告演出(ボタンタイマ予告演出)が開始することを報知している。すなわち、この演出例では、カウントダウンが開始してから10秒が経過すると、ボタン演出が開始されることを示唆している。なお、この演出例では、ボタンタイマ予告演出を行う場合に、タイマボタンの登場アニメが必ず行われるようにしたが、ボタンタイマ予告演出を行う場合に、タイマボタンの登場アニメが行われないようにしてもよいし、行う場合と行われない場合とがあってもよい。また、タイマボタンの登場アニメが行われるが、ボタンタイマ予告演出が開始されずに別の予告演出が開始される場合があってもよい。また、この演出例では、タイマ表示を「10:00」と一旦停止表示した状態で表示開始した後にカウントダウンを開始するようにしたが、タイマ表示の一旦停止表示を行わず、ボタンタイマ予告演出が開始するとカウントダウンも開始するように構成されてもよい。
図407(A6)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ表示のカウントダウンが開始しており、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるタイマ表示が「09:99」を示している様子が示されている。
図407(A7)に示す装飾図柄表示装置208では、左図柄と右図柄にそれぞれ「装飾7」が停止表示されてリーチ状態が形成され、揺れ変動表示が行われている様子が示されている。また、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるタイマ表示は「00:01」を示している。
そして、図407(A8)に示すように、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるタイマ表示が「00:00」となると、図407(A9)に示すように、タイマ表示が消去され、ボタンアイコンが発光するエフェクトEF402がボタンアイコンの周囲に表示され、操作表示のINアニメが開始される。
その後、図407(A10)に示すように、エフェクトEF402が消去された後、図407(A11)〜同図(A12)に示すように、ボタンアイコンが装飾図柄表示装置208の表示画面の中央に向かって移動する。
すると、図407(A13)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタンアイコンが拡大表示され、操作表示のINアニメが終了する。この演出例では、このようにして、ボタン演出が開始されることが予告される。なお、この演出例では、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるタイマ表示が「00:00」となると、操作表示のINアニメを行った後に、ボタン演出を開始するようにしたが、INアニメを行うことなくボタン演出が開始されるようにしてもよい。また、この演出例では、図407(A9)に示す状態から操作表示のINアニメを開始するものとしたが、図407(A9)〜同図(A10)に示す演出は、INアニメの開始を注目するための事前報知であって、実際のINアニメは図407(A11)から開始する構成であってもよい。また、操作表示のINアニメの開始タイミングは上述したものに限定されず、適宜のタイミングにて設定することができる。また、INアニメの態様は、この演出例に示されたものに限らず、上述した他の種類のINアニメや、以下の例に示すINアニメを採用してもよい。
図407(A14)に示す装飾図柄表示装置208では、拡大表示されたボタンアイコンが縮小表示してボタン画像136aに変化するとともに、ボタン画像136aの下方に残時間表示メータMTが表示され、ボタン演出による予告が開始されたことを報知している。すなわち、ボタンタイマ予告演出によるボタン演出が開始されたことが報知されている。その後、演出ボタン136の操作有効期間が開始され、残時間表示メータMTのゲージが減少する表示も開始される。なお、この演出例では、ボタンタイマ予告演出に関してボタン演出が行われる場合に、演出ボタン136の態様が例えば、デフォルトの態様(青色で発光)であればデフォルトの表示態様でボタン画像136aが表示され、赤ボタンの態様(赤色で発光)であれば赤色の表示態様でボタン画像136aが表示されるようにしている。この場合、赤色の表示態様でボタン画像136aが表示された場合の方が、大当り図柄態様が最終的に確定表示されやすくなっていてもよい。また、演出ボタン136の発光態様とボタン画像136aの表示態様が一致していなくてもよい。例えば、演出ボタン136が赤色で発光しているのに対し、キャラクタの図柄が描いてあるボタン画像が表示される態様であってもよいし、演出ボタン136が白色で発光しているのに対し、ボタン画像136aが赤色で表示(後述する赤ボタン画像136aRが表示)されてもよい。また、例えば、演出ボタン136が赤色で発光しているのに対し、デフォルトの表示態様のボタン画像136aが表示されたり、演出ボタン136が白色で発光しているのに対し、赤ボタン画像136aRが表示され、演出が整合しないことによる信頼度の高い予告演出が行われるようにしてもよい。また、演出ボタン136の発光態様と表示されるボタン画像136aの表示態様が必ず対応している関係になって演出されるようにしてもよく、例えば、演出ボタン136が赤色で発光する場合に赤ボタン画像136aRが表示され、演出ボタン136が赤色で発光する場合にボタン画像がキャラクタ柄で表示されるようにしてもよい。
図407(A15)に示す装飾図柄表示装置208では、残時間表示メータMTのゲージが減っている様子が示されており、演出ボタン136の操作有効期間であることが示されている。その後、図407(A16)に示すタイミングで、遊技者により演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作されると、図407(A17)に示す装飾図柄表示装置208では、表示画面の右側領域に「チャンス」の文字が付されたプラカードを持った殿様のキャラクタが登場し、予告が行われている様子が示されている。このように、この演出例では、タイマ予告演出が行われてタイマ表示のカウントダウンが「00:00」になった結果として、ボタン演出が開始され、このボタン演出において演出ボタン136が操作された結果、或る演出(この演出例では、殿様のキャラクタが登場する予告演出)が行われている様子が示されている。なお、このプラカードを持った殿様のキャラクタの表示による予告は、後述する図408(A14)に示す、精霊のキャラクタCLAを含む背景画像が表示されることによる予告よりも信頼度が低いが、例えば、プラカードの文字により大当りの信頼度が変化してもよく、「チャンス」の他、「激アツ」や「鉄板」等が表示される場合があり、同じプラカードを持った殿様のキャラクタの表示による予告でも大当りの信頼度が異なるようにしてもよい。また、この演出例において、操作有効期間において演出ボタン136が操作された場合に、予告演出が行われるようにしたが、演出ボタン136が操作されることなく操作有効期間が経過した場合には、予告演出が行われないようにしてもよいし、行われるようにしてもよいし、行われる場合と行われない場合とがあってもよい。また、プラカードを持った殿様のキャラクタの表示による予告以外の予告が行われてもよく、例えば、精霊のキャラクタCLAを含む背景画像が表示されることによる予告等が行われる場合があってもよい。また、演出ボタン136が操作されても予告演出が発生しない場合があってもよい。この場合、例えば、ボタン画像136aが消去されるボタン消去アニメのみが行われるようにしてもよいし、ボタン消去アニメを行わず、1フレームで消去される表示態様としてもよい。
図407(A18)では、敵役の剣豪の画像が大きく表示され、VS剣豪リーチのスーパーリーチ(SPリーチ)演出が開始されている様子が示されている。その後は、例えば、図52(27)以降に示す演出が行われる。
なお、この演出例では、図407(A8)においてボタンタイマ予告演出におけるタイマ表示が「00:00」となると、INアニメを行った後にボタン演出を開始するようにしたが、INアニメを省略し、図407(A8)に示す演出が行われた後は、図407(A14)に示す演出がいきなり開始するようにしてもよいし、図407(A9)に示す演出が行われた後にいきなり図407(A14)に示す演出が開始するようにしても負い。
図408は、ボタンタイマ予告演出の別の演出パターンについて段階的に示す図である。
図408(A1)〜同図(A14)は、ボタンタイマ予告演出におけるタイマ表示の初期値が、図407に示すボタンタイマ予告演出におけるタイマ表示の初期値よりも長い場合の様子を示している。なお、図408(A1)は、図407(A4)から続く演出である。
図408(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、閃光のエフェクトEF401が消去された後にボタンタイマ予告表示BTM1が表示されている様子が示されている。図408(A1)に示すボタンタイマ予告表示BTM1では、図407に示す演出例とは異なり、タイマ表示の初期値が「60:00」となっており、カウントダウンが開始してから60秒が経過すると、ボタン演出が開始されることを示唆している。
図408(A2)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ表示のカウントダウンが開始しており、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるタイマ表示が「59:99」を示している様子が示されている。その後、この演出例では、1回の疑似連演出が行われ、2回の装飾図柄の変動表示が行われる。
図408(A3)に示す装飾図柄表示装置208では、2回目の疑似連演出が開始されている様子が示されている。すると、図408(A4)に示すように、2回目の疑似連演出に基づく3回目の装飾図柄の変動表示が開始される。そのため、表示画面の左上隅部にはその旨を示す「×3」の表示がなされている。なお、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるタイマ表示のカウントダウンは上述した演出が行われている間も継続しており、図408(A4)に示すタイミングでは、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるタイマ表示は「21:28」を示している。
図408(A5)に示す装飾図柄表示装置208では、左図柄と右図柄にそれぞれ「装飾7」が停止表示されてリーチ状態が形成され、揺れ変動表示が行われている様子が示されている。また、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるタイマ表示は「00:01」を示している。
そして、図408(A6)に示すように、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるタイマ表示が「00:00」となると、ボタンアイコンが発光するエフェクトEF402が表示されて操作表示のINアニメが開始される。
その後、図408(A7)に示すように、エフェクトEF402が消去された後、図408(A8)〜同図(A9)に示すように、ボタンアイコンが装飾図柄表示装置208の表示画面の中央に向かって移動する。
すると、図408(A10)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタンアイコンが拡大表示され、操作表示のINアニメが終了する。
続いて、図408(A11)に示す装飾図柄表示装置208では、拡大表示されたボタンアイコンが縮小表示してボタン画像に変化するとともに、ボタン画像の下方に残時間表示メータMTが表示され、ボタン演出による予告が開始されたことを報知している。すなわち、タイマ予告演出によるボタン演出が開始されたことが報知されている。ここで、この演出例では、ボタン画像の表示態様がデフォルトのボタン画像136aではなく、赤ボタン画像136aRが表示される。すなわち、この演出例では、操作表示のINアニメにおいては、ボタンアイコンの表示態様がデフォルトの表示態様とされていたが、ボタン画像が表示されるタイミングでデフォルトの表示態様であるボタン画像136aに換えて、ランクアップした態様の赤ボタン画像136aRが表示されている様子が示されている。なお、操作表示のINアニメにおいてボタンアイコンの表示態様を赤ボタンの表示態様に変化するようにしてもよい。また、操作表示のINアニメにおいては、ボタンアイコンの表示態様がデフォルトの表示態様で表示され、赤ボタンの表示態様には変化しないようにしてもよい。また、この演出例において、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるタイマ表示が「00:00」となったときにボタンアイコンの表示を赤ボタンの表示態様に変化するようにしてもよい。ボタンアイコンの表示態様がデフォルトの表示態様から赤ボタンの表示態様に変化するタイミングは上述したものに限定されず、適宜のタイミングとすることができる。また、ボタンタイマ予告表示BTM1の表示開始時点でボタンアイコンを赤ボタンの表示態様で表示するようにしてもよい。また、赤ボタンの表示態様は、デフォルトの表示態様よりも出現頻度は低く、また、赤ボタンの表示態様でボタンアイコンやボタン画像(赤ボタン画像136aR)が表示された場合の方が、赤ボタンの表示態様でボタンアイコンやボタン画像が表示されなかった場合よりも最終的に大当り図柄態様で停止表示されやすいようにしてもよい。その後、演出ボタン136の操作有効期間が開始され、残時間表示メータMTのゲージが減少する表示も開始される。なお、この演出例において、ボタンタイマ予告演出におけるタイマ表示が示す初期値が一定時間以上(例えば、「60:00」以上)である場合には、必ず赤ボタン画像136aRが表示されるようにしてもよいし、デフォルトの表示態様であるボタン画像136aが表示される場合があってもよいが、赤ボタン画像136aRの方が表示されやすいようにしてもよい。
図408(A12)に示す装飾図柄表示装置208では、残時間表示メータMTのゲージが減っている様子が示されており、演出ボタン136の操作有効期間であることが示されている。その後、図408(A13)に示すタイミングで、遊技者により演出ボタン136が操作されると、図408(A14)に示す装飾図柄表示装置208では、精霊のキャラクタCLAを含む背景画像が表示され、大当りの信頼度の高い予告表示が行われる。このように、この演出例では、タイマ予告演出が行われてタイマ表示のカウントダウンが「00:00」になった結果としてボタン演出が開始され、このボタン演出において演出ボタン136が操作された結果、或る演出(この演出例では、精霊のキャラクタCLAを含む背景画像の表示)が行われている様子が示されている。なお、この演出例において、操作有効期間において演出ボタン136が操作された場合に、予告演出が行われるようにしたが、演出ボタン136が操作されることなく操作有効期間が経過した場合には、予告演出が行われないようにしてもよいし、行われるようにしてもよいし、行われる場合と行われない場合があってもよい。その後は、例えば、図407(A18)以降に示す演出が行われる。なお、この演出例において、タイマ表示の初期値の長さが異なっても実行される或る演出が同じ演出であってもよく、例えば、タイマ表示の初期値が「30:00」であり、タイマ表示のカウントダウンが完了して開始されたボタン演出において演出ボタン136が操作された場合に精霊のキャラクタCLAを含む背景画像が表示されてもよいし、タイマ表示の初期値が「60:00」であり、タイマ表示のカウントダウンが完了して開始されたボタン演出において演出ボタン136が操作された場合にも精霊のキャラクタCLAを含む背景画像が表示されてもよい。また、タイマ表示の初期値の長さが異なっている場合に、或る演出として同じ演出が行われる場合と、同じ演出が行われない場合とがあってもよい。
なお、この演出例では、図407(A5)に示されるタイマ表示の初期値が「10:00」であるボタンタイマ予告表示BTM1の方が、図408(A1)に示されるタイマ表示の初期値が「60:00」であるボタンタイマ予告表示BTM1よりも図柄変動表示が開始してから早いタイミングでカウントダウンが開始するように構成されているが、これに限定されず、例えば、タイマ表示の初期値が「10:00」であるボタンタイマ予告表示とタイマ表示の初期値が「60:00」であるボタンタイマ予告表示が同時にカウントダウンを開始してもよいし、タイマ表示の初期値が「60:00」であるボタンタイマ予告表示のカウントダウンが開始した後にタイマ表示の初期値が「10:00」であるボタンタイマ予告表示のカウントダウンが開始してもよいし、タイマ表示の初期値が「60:00」であるボタンタイマ予告表示のカウントダウンが完了して「00:00」になった後に、タイマ表示の初期値が「10:00」であるボタンタイマ予告表示のカウントダウンが完了して「00:00」になってもよい(例えば、タイマ表示の初期値が「60:00」であるボタンタイマ予告表示のタイマ表示が「02:00」のときにタイマ表示の初期値が「10:00」であるボタンタイマ予告表示のカウントダウンが開始してもよいし、タイマ表示の初期値が「60:00」であるボタンタイマ予告表示のカウントダウンが完了してタイマ表示が「00:00」になった後にタイマ表示の初期値が「10:00」であるボタンタイマ予告表示のカウントダウンが開始してもよい。)し、タイマ表示の初期値が「60:00」であるボタンタイマ予告表示のカウントダウンが開始された後にタイマ表示の初期値が「10:00」であるボタンタイマ予告表示のカウントダウンが開始され、両者のカウントダウンが同時に完了して「00:00」になるようにしてもよい。
図408(B1)〜同図(B5)は、図408(A1)〜同図(A14)に示すボタンタイマ予告演出の別の演出パターンを示している。なお、図408(B1)は、図407(A4)から続く演出である。
図408(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、閃光のエフェクトEF401が消去された後にボタンタイマ予告表示BTM1が表示されている様子が示されている。図408(B1)に示すボタンタイマ予告表示BTM1では、図408(A1)に示す演出例とは異なり、ボタンタイマ予告表示BTM1のボタンアイコンの表示態様がデフォルトの表示態様ではなく赤ボタンの表示態様となっている。すなわち、この演出例では、ボタンタイマ予告演出が開始された時点でボタンタイマ予告表示BTM1において赤ボタンの表示態様でボタンアイコンが表示されている様子が示されている。また、タイマ表示の初期値が「60:00」となっており、カウントダウンが開始してから60秒が経過すると、ボタン演出が開始されることを示唆している。その後は、図408(B2)〜同図(B5)に示す演出が行われる。なお、図408(B2)〜同図(B5)の期間において行われる演出は、図408(A2)〜同図(A10)に示す期間において行われる演出と同様の演出が行われるが、この間も、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるボタンアイコンの表示態様は赤ボタンの表示態様となっている。図408(B5)に示す演出が行われた後は、例えば、図408(A11)以降に示す演出が行われる。
なお、この演出例では、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるボタンアイコンの表示態様が赤ボタンの表示態様のままとされ、その後、ボタン演出において赤ボタン画像136aRを表示する様子が示されているが、例えば、ボタンアイコンの表示態様が赤ボタンの表示態様からデフォルトの表示態様に変化(ランクダウン)する場合があってもよいし、ボタンタイマ予告演出の開始時にはボタンアイコンの表示態様が赤ボタンの表示態様とされていたが、ボタン演出が行われる際にデフォルトの表示態様であるボタン画像136aが表示されてランクダウンする演出が行われる場合があってもよい。また、ボタンアイコンがデフォルトの表示態様あるいは赤ボタンの表示態様である場合に、レバー136Vの形状を模したレバーアイコンに変化してランクアップするようにしてもよい。
図408(C1)〜同図(C3)は、図408(A8)〜同図(A10)に示す操作表示のINアニメの別の演出パターンを示している。なお、図408(C1)は、図408(A7)から続く演出である。
図408(C1)に示す装飾図柄表示装置208では、操作表示のINアニメの別の演出パターン(合体INアニメ)が開始している様子が示されている。この合体INアニメが開始されると、半透明で表示された赤ボタンの表示態様のボタンアイコン136qLが表示画面の左端部から出現し、同じく半透明で表示されたデフォルトの表示態様のボタンアイコン136qRが表示画面の右端部から出現し、互いに近接するように表示画面の中央に向かっている様子が示されている。この演出例では、半透明で表示するボタンアイコンとして、赤ボタンの表示態様とデフォルトの表示態様の両方を表示することで、赤ボタン画像136aRとデフォルトの表示態様のボタン画像136aのいずれかが表示される可能性があることを示唆している。なお、この演出例に示す合体INアニメの表示中においても、演出アイコン表示領域DISにボタンタイマ予告表示BTM1がそのまま表示され、合体INアニメの終了後にボタンタイマ予告表示BTM1が消去されるようにしてもよい。また、半透明で表示するボタンアイコンとして、赤ボタンの表示態様とデフォルトの表示態様のボタン画像136aの両方を表示することで、赤ボタン画像136aRが表示されることが確定していることを示唆していてもよいし、デフォルトの表示態様のボタン画像136aが表示されることが確定していてもよい。
図408(C2)に示す装飾図柄表示装置208では、半透明で表示された赤ボタンの表示態様のボタンアイコン136qLと、半透明で表示されたデフォルトの表示態様のボタンアイコン136qRが表示画面の中央で重なっている様子が示されている。すると、図408(C3)に示すように、破裂するエフェクトEF403が表示され、その後は、例えば、図407(A14)以降に示す演出や、図408(A11)以降に示す演出が行われる。
図409は、ボタンタイマ予告演出の別の演出パターンについて段階的に示す図である。
図409(A1)〜同図(A15)は、SPリーチの実行中にボタンタイマ予告演出が行われている様子を示している。なお、図409(A1)は、例えば、図52(26)から続く演出である。
図409(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様と敵役の剣豪との決闘シーンのアニメーションが表示されている。なお、本実施形態において説明するボタンタイマ予告演出は、装飾図柄変動表示中においてのみ実行されている様子を示す演出例やSPリーチ中においてのみ実行されている様子を示す演出例が示される場合があるが、装飾図柄変動表示中やSPリーチ中以外の場面でも実行される場合があってもよいことはいうまでもなく、例えば、ノーマルリーチ演出の実行中であったり、大当り遊技中であっても行われる場合があってもよいし、大当り遊技と当該大当り遊技の前後において行われる図柄変動表示中にまたがって実行される場合があってもよい。
図409(A2)に示す装飾図柄表示装置208では、表示画面の右下隅部において閃光のエフェクトEF401が表示され、タイマボタンの登場アニメが開始されている様子が示されている。
すると、図409(A3)に示すように、閃光のエフェクトEF401が消去された後、ボタンタイマ予告表示BTM1が表示されている様子が示されている。ボタンタイマ予告表示BTM1は、ボタンアイコンとともに時間を示す「10:00」のタイマ表示がその上方に表示され、ボタンタイマ予告演出が開始することを報知している。
図409(A4)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ表示のカウントダウンが開始しており、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるタイマ表示が「09:99」を示している様子が示されている。
その後、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるタイマ表示のカウントダウンが継続して行われており、図409(A5)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるタイマ表示は「00:01」を示している。
そして、図409(A6)に示すように、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるタイマ表示が「00:00」となると、タイマ表示が消去され、ボタンアイコンが発光するエフェクトEF402がボタンアイコンの周囲に表示され、操作表示のINアニメが開始される。その後、図409(A7)に示すように、エフェクトEF402が消去された後、図409(A8)〜同図(A10)に示すように、ボタンアイコンが装飾図柄表示装置208の表示画面の中央に向かって移動する。
すると、図409(A11)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタンアイコンが拡大表示され、操作表示のINアニメが終了する。この演出例では、このようにして、ボタン演出が開始されることが予告される。
図409(A12)に示す装飾図柄表示装置208では、拡大表示されたボタンアイコンが縮小表示してデフォルトの表示態様であるボタン画像136aに変化するとともに、ボタン画像136aの下方に残時間表示メータMTが表示され、ボタン演出による予告が開始されたことを報知している。すなわち、ボタンタイマ予告演出によるボタン演出が開始されたことが報知されている。その後、演出ボタン136の操作有効期間が開始され、残時間表示メータMTのゲージが減少する表示も開始される。
図409(A13)に示す装飾図柄表示装置208では、残時間表示メータMTのゲージが減っている様子が示されており、演出ボタン136の操作有効期間であることが示されている。その後、図409(A14)に示すタイミングで、遊技者により演出ボタン136が操作されると、図409(A15)に示す装飾図柄表示装置208では、殿様のカットイン画像(弱カットイン画像CI3b)が表示される。この演出例では、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるタイマ表示の初期値が「10:00」と短い時間であったため、信頼度の高くない演出が出やすい様子が示されている。ここで、この演出例におけるカットイン画像CI3bは、弱カットイン画像、不図示の赤カットイン画像(弱カットイン画像及び金カットイン画像と異なる表示態様のカットイン画像)、金カットイン画像CI3の3種類があり、弱カットイン画像、赤カットイン画像、金カットイン画像の順に大当りの信頼度が高くなっていく。なお、大当り確定を示唆するカットイン画像が表示される場合があってもよい。その後は、例えば、図52(33)以降に示す演出が行われる。
図409(B1)〜同図(B11)は、SPリーチの実行中に行われるボタンタイマ予告演出の別の演出パターンを示している。なお、図409(B1)は、例えば、図409(A2)から続く演出である。
図409(B1)に示すように、閃光のエフェクトEF401が消去された後、ボタンタイマ予告表示BTM1が表示されている様子が示されている。ボタンタイマ予告表示BTM1は、ボタンアイコンとともに時間を示す「60:00」のタイマ表示がその上方に表示され、ボタンタイマ予告演出が開始することを報知している。すなわち、この演出例では、図407(A3)に示すタイマ表示の初期値よりも長い時間が表示されている。
図409(B2)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ表示のカウントダウンが開始しており、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるタイマ表示が「59:99」を示している様子が示されている。
その後、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるタイマ表示のカウントダウンが継続して行われており、図409(B3)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるタイマ表示は「00:01」を示している。
そして、図409(B4)に示すように、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるタイマ表示が「00:00」となると、タイマ表示が消去される。その後は、ボタンアイコンが発光するエフェクトEF402がボタンアイコンの周囲に表示され、操作表示のINアニメが開始される。その後、エフェクトEF402が消去された後、図409(B5)〜同図(B6)に示すように、ボタンアイコンが装飾図柄表示装置208の表示画面の中央に向かって移動する。
すると、図409(B7)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタンアイコンが拡大表示され、操作表示のINアニメが終了する。この演出例では、このようにして、ボタン演出が開始されることが予告される。
続いて、図409(B8)に示す装飾図柄表示装置208では、拡大表示されたボタンアイコンが縮小表示してボタン画像に変化するとともに、ボタン画像の下方に残時間表示メータMTが表示され、ボタン演出による予告が開始されたことを報知している。すなわち、ボタンタイマ予告演出によるボタン演出が開始されたことが報知されている。ここで、この演出例では、ボタン画像の表示態様がデフォルトのボタン画像136aではなく、赤ボタン画像136aRが表示され、ランクアップした様子が示されている。この演出例では、ボタンタイマ予告演出におけるタイマ表示が示す初期値が「60:00」であるので、赤ボタン画像136aRが表示されやすくなっている様子が示されている。
図409(B9)に示す装飾図柄表示装置208では、残時間表示メータMTのゲージが減っている様子が示されており、演出ボタン136の操作有効期間であることが示されている。その後、図409(B10)に示すタイミングで、遊技者により演出ボタン136が操作されると、図409(B11)に示すように、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gd及び千両箱役物224Hが作動し、導光板ILの発光が行われ、第1装飾図柄表示装置208Lではエフェクト画像が表示される場合がある。すなわち、大当りとなることが報知される。その後は、例えば、図64(24)に示す要領で、導光板ILの発光が終了し、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gd及び千両箱役物224Hがそれぞれ初期位置に戻り、第1装飾図柄表示装置208Lではエフェクト画像がフェイドアウトする。このとき、第1装飾図柄表示装置208Lでは、表示が中断された決闘シーンのアニメーション表示がフェイドインしながら再開する。このように、この演出例では、ボタンタイマ予告演出が行われてタイマ表示のカウントダウンが「00:00」になった結果として、ボタン演出が開始され、このボタン演出において演出ボタン136が操作された結果、或る演出(この演出例では、役物動作による演出)が行われている様子が示されている。なお、この演出例において、操作有効期間において演出ボタン136が操作された場合に、予告演出が行われるようにしたが、演出ボタン136が操作されることなく操作有効期間が経過した場合には、予告演出が行われないようにしてもよいし、行われるようにしてもよいし、行われる場合と行われない場合があってもよい。このことは、これまでに説明した演出例においても適用可能であり、以下に説明する演出例においても適用可能であることはいうまでもない。また、ボタンタイマ予告表示が表示されたあとで赤ボタン画像136aRが表示された場合は、必ず大当りとなってもよいし、必ずハズレとなってもよいし、大当りとなる場合とはずれとなる場合とがあってもよい。また、ボタンタイマ予告表示自体により大当り確定を示唆するようにしてもよい。このような演出は、当否判定結果に応じた演出抽選によって演出の内容が決定されるものである。
図409(C1)〜同図(C2)は、図409(B8)〜同図(B9)に示す演出の別の演出パターンを示している。なお、図409(C1)は、例えば、図409(B7)から続く演出である。
図409(C1)に示す装飾図柄表示装置208では、拡大表示されたボタンアイコンが縮小表示してボタン画像136aに変化するとともに、ボタン画像136aの下方に残時間表示メータMTが表示され、ボタン演出による予告が開始されたことを報知している。すなわち、ボタンタイマ予告演出によるボタン演出が開始されたことが報知されている。ここで、この演出例では、ボタン画像の表示態様が図409(B8)に示す演出例とは異なり、デフォルトのボタン画像136aで表示される様子が示されている。この演出例では、ボタンタイマ予告演出におけるタイマ表示が示す初期値が「60:00」であるが、赤ボタン画像136aRではなく、デフォルトの表示態様であるボタン画像136aが表示される場合がある様子が示されている。このように、ボタンタイマ予告演出におけるタイマ表示が示す初期値が「60:00」であってもデフォルトの表示態様であるボタン画像136aが表示されてもよい。また、ボタンタイマ予告演出におけるタイマ表示が示す初期値が「60:00」である場合には、必ず赤ボタン画像136aRが表示されるようにしてもよい。図409(C2)に示す装飾図柄表示装置208では、残時間表示メータMTのゲージが減っている様子が示されており、演出ボタン136の操作有効期間であることが示されている。その後は、例えば、図409(B10)以降に示す演出が行われる。
図410は、ボタンタイマ予告演出の別の演出パターンについて段階的に示す図である。
図410(A1)〜同図(A8)では、図408(A1)〜同図(A14)に示す演出とは異なり、ボタンタイマ予告演出におけるボタンタイマ予告表示の表示態様がボタンアイコンではなくレバーアイコンとなっている様子が示されている。なお、図410(A1)は、図407(A4)から続く演出である。
図410(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、閃光のエフェクトEF401が消去された後にボタンタイマ予告表示BTM1ではなくレバータイマ予告表示LTM1が表示されている様子が示されている。レバータイマ予告表示LTM1は、演出レバー136Vの形状を模したレバーアイコンとともに時間を示す「60:00」のタイマ表示がその上方に表示され、タイマ予告演出(レバータイマ予告演出)が開始することを報知している。すなわち、この演出例では、カウントダウンが開始してから60秒が経過すると、レバー演出が開始されることを示唆している。このレバータイマ予告表示LTM1によるレバータイマ予告演出は、ボタンタイマ予告演出がランクアップした演出であり、レバータイマ予告演出が実行された場合の方が、ボタンタイマ予告演出が実行された場合よりも大当り図柄態様が確定表示されやすいようになっている。その後、ボタンタイマ予告表示BTM1がレバータイマ予告表示LTM1に変更されている点を除き、図408(A2)〜同図(A5)と同様の演出が行われる。なお、レバータイマ予告表示LTM1が表示されている間に演出レバー136Vが操作されても或る演出は開始されない。
図410(A2)に示す装飾図柄表示装置208では、レバータイマ予告表示LTM1におけるタイマ表示が「00:00」になった様子が示されている。すると、レバーアイコンが発光するエフェクトEF402が表示されて操作表示のINアニメが開始される。
その後、図410(A3)に示すように、エフェクトEF402が消去された後、図410(A4)に示すように、レバーアイコンが装飾図柄表示装置208の表示画面の中央に向かって移動する。
すると、図410(A5)に示す装飾図柄表示装置208では、レバーアイコンが拡大表示され、操作表示のINアニメが終了する。
続いて、図410(A6)に示す装飾図柄表示装置208では、拡大表示されたレバーアイコンが縮小表示してレバー画像136Vaに変化するとともに、レバー画像136Vaの下方に残時間表示メータMTが表示され、レバー演出による予告が開始されたことを報知している。すなわち、タイマ予告演出によるレバー演出が開始されたことが報知されている。その後、演出レバー136Vの操作有効期間が開始され、残時間表示メータMTのゲージが減少する表示も開始される。なお、この演出例では、レバータイマ予告表示LTM1におけるタイマ表示のカウントダウンが完了すると、レバー画像136Vaが必ず表示されるように構成されているが、表示されない場合があってもよい。
図410(A7)に示す装飾図柄表示装置208では、残時間表示メータMTのゲージが減っている様子が示されており、演出レバー136Vの操作有効期間であることが示されている。その後、図410(A8)に示すタイミングで、遊技者により演出レバー136Vが操作されると、例えば、図408(A14)以降に示す演出が行われる。
なお、この演出例では、ボタン演出においてレバー画像136Vaが表示された場合の方が、ボタン画像136aが表示された場合よりも、最終的に大当り図柄態様が停止表示されやすいように構成されている。また、レバー画像136Vaが表示された場合は、必ず大当りとなってもよいし、必ずはずれとなってもよいし、大当りとなる場合とはずれとなる場合とがあってもよい。
図410(B1)〜同図(B4)は、図407(A4)〜同図(A12)に示すボタンタイマ予告演出の別の演出パターンを示している。なお、図410(B1)は、図407(A3)から続く演出である。
図410(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、表示画面の中央において大サイズの閃光のエフェクトEF404が表示され、タイマボタンの登場アニメが開始されている様子が示されている。
すると、図410(B2)に示すように、閃光のエフェクトEF404が消去された後、表示画面の中央では、ボタンタイマ予告表示BTM1が表示されている様子が示されている。このボタンタイマ予告表示BTM1は、図407(A5)に示すものよりも大サイズで表示されている。すなわち、この演出例では、ボタン演出が開始されてボタン画像136aが表示される位置で、しかもボタン画像136aと略同じ大きさでボタンタイマ予告表示BTM1が表示されている様子が示されている。ここで、ボタン画像136aの大きさとボタンタイマ予告表示BTM1におけるボタンの画像が同じ大きさであってもよいし、異なる大きさであってもよい。また、ボタン画像136aの表示位置とボタンタイマ予告表示BTM1の表示位置が同じであってもよいし、略同じであってもよいし、異なってもよい。この演出例においても、ボタンタイマ予告表示BTM1は、演出ボタン136の形状を模したボタンアイコンとともに時間を示す「10:00」のタイマ表示がその上方に表示され、ボタンタイマ予告演出が開始することを報知している。すなわち、この演出例では、カウントダウンが開始してから10秒が経過すると、ボタン演出が開始されることを示唆している。その後、ボタンタイマ予告表示BTM1では、タイマ表示のカウントダウンが開始する。
図410(B3)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるタイマ表示が「00:01」を示している様子が示されている。
そして、図410(B4)に示すように、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるタイマ表示が「00:00」となると、その後は、例えば、図407(A13)以降に示す演出あるいは同図(A14)以降に示す演出が行われる。なお、この演出例において、タイマ表示が「00:00」となった後に、例えば、「PUSH!」等の表示がされることで、演出ボタン136の操作が有効となる状態であることを示唆するようにしてもよい。その際、残時間表示メータMTが表示されてもよいし、表示されなくてもよい。また、ボタン画像136aを表示せずに、「PUSH!」や「押せ!」等の表示と残時間表示メータMTを表示する態様であってもよい。
図410(C1)〜同図(C4)は、図407(A4)〜同図(A12)に示すボタンタイマ予告演出におけるタイマ表示のカウントダウンが一時中断する様子を示している。なお、図410(C1)は、図407(A7)から続く演出である。
図410(C1)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるタイマ表示が「00:01」から「一時停止」の表示に切り換わり、タイマ表示のカウントダウンが一時停止(一時中断)している様子が示されている。そして、このとき、中図柄に疑似連図柄が上方から下方に向けて低速で移動する表示が行われている様子が示されている。疑似連図柄の低速移動は同図(C3)まで継続して行われるが、この間もボタンタイマ予告表示BTM1は消去されず、ボタンタイマ予告表示BTM1はタイマ表示が「一時停止」を表示したまま継続して表示される。
その後、図410(C3)に示すように、疑似連図柄が停止表示した後、図410(C4)に示すように、殿様のキャラクタと「継続」の文字表示とからなるカットイン表示が表示され、1回目の疑似連演出が開始されることが報知される。その後、例えば、疑似連演出がさらにもう1回行われた後、例えば、図408(A5)以降に示す演出が行われる。なお、この演出例では、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるタイマ表示が「00:01」のようにボタン演出が開始されるまでの残り時間があることを示す表示が表示されているときにカウントダウンを一時停止する様子を示したが、タイマ表示が「00:00」のようにボタン演出が開始されるまでの残り時間がないことを示す表示が表示されているときに「一時停止」の表示に切り換え、ボタン演出の開始を遅延させる演出を行うようにしてもよい。
図410(D1)〜同図(D2)は、図408(A11)〜同図(A12)に示すボタン演出の別の演出パターンが行われている様子を示している。なお、図410(D1)は、図408(A10)から続く演出である。
図410(D1)に示す装飾図柄表示装置208では、拡大表示されたボタンアイコンが縮小表示される際に、赤ボタン画像136aRに換えてデカボタン画像136aLが残時間表示メータMTとともに表示されている様子が示されている。すなわち、この演出例では、タイマボタン予告表示BTM1において表示されていたボタンアイコンとは異なる表示態様のボタン画像(デカボタン画像136aL)が表示される様子が示されている。なお、デカボタン画像136aLが表示されることをボタンアイコンによる表示及び/又は操作表示のINアニメにより示唆するようにしてもよい。その後、演出ボタン136の操作有効期間が開始され、残時間表示メータMTのゲージが減少する表示も開始される。なお、この演出例では、赤ボタン画像136aRが表示される場合よりもデカボタン画像136aLが表示された場合の方が最終的に大当り図柄態様が停止表示されやすいようにされているが、赤ボタン画像136aRが表示された場合の方が最終的に大当り図柄態様が停止表示されやすいようにしてもよいし、両者のいずれが表示されても大当り図柄態様の停止表示のされやすさに差がなくてもよい。また、デカボタン画像136aLが表示された場合には、例えば、「PUSH!」や「押せ!」等の操作を促進する文字表示を行い、残時間表示メータMTを表示しないようにしてもよい。
図410(D2)に示す装飾図柄表示装置208では、残時間表示メータMTのゲージが減っている様子が示されており、演出ボタン136の操作有効期間であることが示されている。その後は、例えば、図408(A13)以降に示す演出が行われる。
図410(E1)〜同図(E3)では、図407(A5)〜同図(A8)に示すボタンタイマ予告演出におけるタイマ表示のカウントダウンにおいてタイマの上乗せが行われる演出パターンが行われている様子が示されている。なお、図410(E1)は、図407(A8)から続く演出である。
この演出例では、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるタイマ表示が「00:00」となると、図410(E1)に示すように、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるボタンアイコンの上方に表示されているタイマ表示が「否!!」に変更され、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるタイマ表示のカウントダウンの終了を否定している。すなわち、タイマ表示のタイマが上乗せしてカウントダウンが継続することを示唆している。なお、別の予告演出によってボタンタイマ予告表示BTM1におけるタイマ表示のタイマの上乗せを示唆する演出が行われてもよい。また、この演出例では、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるタイマ表示が「00:00」となった後でタイマ表示が「否!!」の表示に変更するようにしたが、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるタイマ表示が「00:01」のようにボタン演出が開始されるまでの残り時間があることを示す表示が表示されているときにタイマ表示が「否!!」の表示に変更するようにしてもよい。
すると、図410(E2)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるタイマ表示が高速変動表示し、その後、図410(E3)に示すように、新たなタイマが表示される。すなわち、この演出例では、45秒の上乗せが行われ、その結果、タイマ表示として「45:00」が表示されている様子が示されている。なお、この上乗せ演出は、1回だけ行われてもよいし、複数回行われてもよい。また、タイマの上乗せに限らず、タイマ表示のカウントダウンの途中で同様の演出によるタイマの減少が行われてもよく、タイマ表示が「00:00」となると上乗せ演出が行われる場合とタイマ表示のカウントダウンの途中で上乗せ演出が行われる場合とがあってもよい。その場合に、上乗せ演出が行われるタイミングによって上乗せ演出が異なってもよく、同じであってもよい。またその場合に、上乗せ演出が行われるタイミングによって、大当りへの信頼度が異なってもよく、同じであってもよい。その後は、タイマ表示のカウントダウンが引き続き行われ、その後、例えば、図408(A5)以降に示す演出が行われる。
図411は、ボタンタイマ予告演出の別の演出パターンについて段階的に示す図である。
図411(A1)〜同図(A5)は、図407(A12)に続く別の演出パターンであり、ボタンアイコンを拡大する際にレバーアイコンに差し替わってレバー演出が行われる様子を示している。なお、図411(A1)は、図407(A12)から続く演出である。
図411(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、操作表示のINアニメにおいてボタンアイコンが拡大表示される際に、レバーアイコンに差し替えられている様子が示されている。すなわち、ボタンタイマ予告演出がレバータイマ予告演出にランクアップした様子が示されている。このように、操作表示のINアニメの途中で他の種類の操作表示に変化するようなアニメーションが行われてもよい。なお、この演出例では、変動アイコンh0がレバー画像136Vaや残時間表示メータMTと重なる位置に表示されているが、変動アイコンh0がレバー画像136Vaや残時間表示メータMTにオーバーラップするように表示してもよいし、オーバーラップされるように表示してもよい。また、変動アイコンh0がレバー画像136Vaや残時間表示メータMTとは重ならない位置に表示されてもよいし、重なる位chに表示されてもよい。このことは、これまでに説明した演出例においても、以下に説明する演出例においても適用可能であることはいうまでもない。
続いて、図411(A2)に示す装飾図柄表示装置208では、拡大表示されたレバーアイコンが縮小表示してレバー画像136Vaに変化するとともに、レバー画像136Vaの下方に残時間表示メータMTが表示され、レバー演出による予告が開始されたことを報知している。すなわち、レバータイマ予告演出によるレバー演出が開始されたことが報知されている。その後、演出レバー136Vの操作有効期間が開始され、残時間表示メータMTのゲージが減少する表示も開始される。
図411(A3)に示す装飾図柄表示装置208では、残時間表示メータMTのゲージが減っている様子が示されており、演出レバー136Vの操作有効期間であることが示されている。その後、図411(A4)に示すタイミングで、遊技者により演出レバー136Vが操作されると、図411(A5)に示す装飾図柄表示装置208では、精霊のキャラクタCLAを含む背景画像が表示され、大当りの信頼度の高い予告表示が行われている様子が示されている。なお、演出レバー136Vの操作有効期間において演出ボタン136が操作されても精霊のキャラクタCLAを含む背景画像は表示されないが、表示されるようにしてもよい。その後は、例えば、図407(A18)以降に示す演出が行われる。
図411(B)は、図411(A1)〜同図(A3)に示すボタンタイマ予告演出からレバータイマ予告演出にランクアップする別の態様を示している。図411(B)は、図407(A13)に続く演出であり、ボタンアイコンが拡大表示して操作表示のINアニメが終了した後、拡大表示されたボタンアイコンが縮小表示してボタン画像136aに変化するタイミングで、当該ボタン画像136aがレバー画像136Vaに差し替えられている様子が示されている。このように、操作表示のINアニメが終了した後で操作表示としてレバー画像136Vaが表示されるようにしてもよい。なお、図411(B)に示す演出が行われた後は、例えば、図411(A3)以降に示す演出が行われる。
図411(C1)〜同図(C3)は、図408(C1)〜同図(C3)に示す操作表示のINアニメ(合体INアニメ)の別の演出パターンを示している。なお、図411(C1)は、例えば、図407(A9)から続く演出である。
図411(C1)に示す装飾図柄表示装置208では、合体INアニメの別の演出パターンが開始している様子が示されている。この演出例における合体INアニメが開始されると、半透明で表示された演出レバーの表示態様のボタンアイコン136qLが表示画面の左端部から出現し、同じく半透明で表示されたデフォルトの表示態様のボタンアイコン136qRが表示画面の右端部から出現し、互いに近接するように表示画面の中央に向かっている様子が示されている。この演出例では、半透明で表示するボタンアイコンとして、演出レバーの表示態様とデフォルトの演出ボタンの表示態様の両方を表示することで、レバー画像136Vaとデフォルトの表示態様のボタン画像136aのいずれかが表示される可能性があることを示唆している。なお、半透明で表示するボタンアイコンとして、演出レバーの表示態様のボタンアイコン136qLとデフォルトの表示態様のボタンアイコン136qRの両方を表示することで、レバー画像136Vaが表示されることが確定していることを示唆していてもよいし、デフォルトの表示態様のボタン画像136aが表示されることが確定していてもよい。
図411(C2)に示す装飾図柄表示装置208では、半透明で表示された演出レバーの表示態様のボタンアイコン136qLと、半透明で表示されたデフォルトの表示態様のボタンアイコン136qRが表示画面の中央で重なっている様子が示されている。すると、図411(C3)に示すように、破裂するエフェクトEF403が表示され、その後は、例えば、図407(A14)以降に示す演出や、図411(A2)以降に示す演出が行われる。
図411(D1)〜同図(D6)は、図408(C1)〜同図(C3)に示す操作表示のINアニメ(合体INアニメ)の別の演出パターンを示している。なお、図411(D1)は、例えば、図407(A9)から続く演出である。
図411(D1)に示す装飾図柄表示装置208では、合体INアニメの別の演出パターンが開始している様子が示されている。この演出例における合体INアニメが開始されると、半透明で表示された赤ボタンの表示態様のボタンアイコン136qLが表示画面の左端部から出現し、同じく半透明で表示されたデフォルトの表示態様のボタンアイコン136qRが表示画面の右端部から出現し、さらに、同じく半透明で表示された演出レバーの表示態様のボタンアイコン136qCが表示画面の上端部から出現し、それぞれ互いに近接するように表示画面の中央に向かっている様子が示されている。この演出例では、半透明で表示するボタンアイコンとして、演出レバーの表示態様と赤ボタンの表示態様とデフォルトの演出ボタンの表示態様の3つを表示することで、レバー画像136Vaと赤ボタン画像136aRとデフォルトの表示態様のボタン画像136aのいずれかが表示される可能性があることを示唆している。このように、合体INアニメにおいて、3以上のレバー画像及びボタン画像を表示してこれらのうちのいずれかの表示態様の操作表示が表示されることを示唆するようにしてもよい。なお、この演出例では、操作デバイスが演出ボタン136及び演出レバー136Vの2種類であるが、3種類以上ある場合についても適用することができる。なお、半透明で表示するボタンアイコンとして、演出レバーの表示態様と赤ボタンの表示態様とデフォルトの演出ボタンの表示態様の3つを表示することで、レバー画像136Vaが表示されることが確定していることを示唆していてもよいし、赤ボタン画像136aRが表示されることが確定していることを示唆していてもよいし、デフォルトの表示態様のボタン画像136aが表示されることが確定していてもよい。また、レバー画像136Va、赤ボタン画像136aR及びデフォルトの表示態様のボタン画像136aのうちの2つの画像が表示されることが確定してもよい。
図411(D2)に示す装飾図柄表示装置208では、半透明で表示された赤ボタンの表示態様のボタンアイコン136qLと、半透明で表示されたデフォルトの表示態様のボタンアイコン136qRと、半透明で表示された演出レバーの表示態様のボタンアイコン136qCとが表示画面の中央で重なっている様子が示されている。すると、図411(D3)に示すように、破裂するエフェクトEF403が表示される。
すると、図411(D4)に示す装飾図柄表示装置208では、赤ボタン画像136aRが表示されている様子が示されている。なお、例えば、図407(A14)以降に示す演出や、図411(A2)以降に示す演出が行われる場合があってもよい。その後、演出ボタン136の操作有効期間が開始され、残時間表示メータMTのゲージが減少する表示も開始される。
図411(D5)に示す装飾図柄表示装置208では、残時間表示メータMTのゲージが減っている様子が示されており、演出ボタン136の操作有効期間であることが示されている。その後、図411(D6)に示すタイミングで、遊技者により演出ボタン136が操作されると、例えば、図411(A5)以降に示す演出が行われる。
図411(E1)〜同図(E4)は、図408(C1)〜同図(C3)に示す操作表示のINアニメ(合体INアニメ)の別の演出パターンを示している。なお、図411(E1)は、例えば、図407(A9)から続く演出である。
図411(E1)に示す装飾図柄表示装置208では、合体INアニメが開始している様子が示されている。この合体INアニメが開始されると、半透明で表示された赤ボタンの表示態様のボタンアイコン136qLが表示画面の左端部から出現し、同じく半透明で表示されたデフォルトの表示態様のボタンアイコン136qRが表示画面の右端部から出現し、互いに近接するように表示画面の中央に向かっている様子が示されている。この演出例では、半透明で表示するボタンアイコンとして、赤ボタンの表示態様とデフォルトの表示態様の両方を表示することで、赤ボタン画像136aRとデフォルトの表示態様のボタン画像136aのいずれかが表示される可能性があることを示唆している。
図411(E2)に示す装飾図柄表示装置208では、半透明で表示された赤ボタンの表示態様のボタンアイコン136qLと、半透明で表示されたデフォルトの表示態様のボタンアイコン136qRが表示画面の中央で重なっている様子が示されている。すると、破裂するエフェクトEF403が表示される。
すると、図411(E3)に示すように、この演出例では、半透明で表示されたいずれの表示態様のボタンアイコンに対応するボタン画像の表示ではなく、デカボタン画像136aLが残時間表示メータMTとともに表示されている様子が示されている。すなわち、この演出例では、合体INアニメにおいて示唆されていない操作表示(デカボタン画像136aL)が表示されている様子が示されている。なお、この場合において、半透明で表示されたいずれの表示態様のボタンアイコンとは異なるレバー画像137Vaが表示される場合があってもよい。その後、演出ボタン136の操作有効期間が開始され、残時間表示メータMTのゲージが減少する表示も開始される。
図411(E4)に示す装飾図柄表示装置208では、残時間表示メータMTのゲージが減っている様子が示されており、演出ボタン136の操作有効期間であることが示されている。その後は、例えば、図411(A5)以降に示す演出が行われる。
なお、この演出例において実行される合体INアニメで表示されるボタンアイコンの組み合わせは上述したものに限定されず、例えば、
(1)デフォルトの表示態様のボタンアイコン+デフォルトの表示態様のボタンアイコンの組み合わせでは、デフォルトの表示態様のボタン画像136a又はデカボタン画像136aLが表示されてもよく、必ずボタン画像136aが表示されてもよいし、ボタン画像136aが表示される場合とデカボタン画像136aLが表示される場合があってもよい。
(2)デフォルトの表示態様のボタンアイコン+赤ボタンの表示態様のボタンアイコンの組み合わせでは、デフォルトの表示態様のボタン画像136a又は赤ボタン画像136aRが表示されてもよく、必ず赤ボタン画像136aRが表示されてもよいし、ボタン画像136aが表示される場合と赤ボタン画像136aRが表示される場合があってもよいし、ボタン画像136aが表示される場合とデカボタン画像136aLが表示される場合があってもよいし、赤ボタン画像136aRが表示される場合とデカボタン画像136aLが表示される場合があってもよいし、ボタン画像136aが表示される場合とデカボタン画像136aLが表示される場合と赤ボタン画像136aRが表示される場合があってもよい。
(3)デフォルトの表示態様のボタンアイコン+デカボタンの表示態様のボタンアイコンの組み合わせでは、必ずデカボタン画像136aLが表示されてもよいし、ボタン画像136aが表示される場合とデカボタン画像136aLが表示される場合があってもよい。(4)デフォルトの表示態様のボタンアイコン+演出レバーの表示態様のボタンアイコンの組み合わせでは、必ずレバー画像136Vaが表示されてもよいし、ボタン画像136aが表示される場合とレバー画像136Vaが表示される場合があってもよい。
(5)赤ボタンの表示態様のボタンアイコン+赤ボタンの表示態様のボタンアイコンの組み合わせでは、赤ボタン画像136aR又はデカボタン画像136aLが表示されてもよく、必ず赤ボタン画像136aRが表示されてもよいし、赤ボタン画像136aRが表示される場合とデカボタン画像136aLが表示される場合があってもよいし、赤ボタン画像136aRが表示される場合とデカボタン画像136aLが表示される場合とレバー画像136Vaが表示される場合があってもよい。
(6)赤ボタンの表示態様のボタンアイコン+デカボタンの表示態様のボタンアイコンの組み合わせでは、赤ボタン画像136aR又はデカボタン画像136aLが表示されてもよく、必ず赤ボタン画像136aRが表示されてもよいし、必ずデカボタン画像136aLが表示されてもよいし、赤ボタン画像136aRが表示される場合とデカボタン画像136aLが表示される場合があってもよい。
(7)赤ボタンの表示態様のボタンアイコン+演出レバーの表示態様のボタンアイコンの組み合わせでは、赤ボタン画像136aR又はレバー画像136Vaが表示されてもよく、必ず赤ボタン画像136aRが表示されてもよいし、必ずレバー画像136Vaが表示されてもよいし、赤ボタン画像136aRが表示される場合とレバー画像136Vaが表示される場合があってもよい。
(8)デカボタンの表示態様のボタンアイコン+デカボタンの表示態様のボタンアイコンの組み合わせでは、必ずデカボタン画像136aLが表示されてもよいし、デカボタン画像136aLが表示される場合とレバー画像136Vaが表示される場合があってもよい。
(9)デカボタンの表示態様のボタンアイコン+演出レバーの表示態様のボタンアイコンの組み合わせでは、必ずデカボタン画像136aLが表示されてもよいし、必ずレバー画像136Vaが表示されてもよいし、デカボタン画像136aLが表示される場合とレバー画像136Vaが表示される場合があってもよい。
(10)演出レバーの表示態様のボタンアイコン+演出レバーの表示態様のボタンアイコンの組み合わせでは、必ずレバー画像136Vaが表示されてもよいし、レバー画像136Vaが表示される場合とデカボタン画像136aLが表示される場合があってもよい。(99)また、レバー画像136Vaよりもさらにサイズの大きいデカレバー画像を表示するようにしてもよい。
(100)上記は、2つの半透明のボタンアイコンの組み合わせについて記載したが、半透明のボタンアイコンを3つ以上出現させる場合において、表示されるボタン画像やレバー画像の表示態様は適宜に設定することができる。
(101)さらに、左端部から出現するボタンアイコンの種類と右端部から出現するボタンアイコンの種類とが入れ替わった場合に、出現するボタン画像やレバー画像の態様や出現割合が異なってもよい。
また、本実施形態では、レバー画像136Va>デカボタン画像136aL>赤ボタン画像136aR>ボタン画像136a(デフォルト)の順に大当りの信頼度が高くなっているがこれに限定されない。
図412は、ボタンタイマ予告演出の別の演出パターンについて段階的に示す図である。
図412(A1)〜同図(A6)は、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるタイマ表示のカウントダウンの実行中に演出ボタン136が操作された場合に行われる演出の内容を示している。なお、図412(A1)は、図409(A2)から続く演出である。
図412(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、閃光のエフェクトEF401が消去された後、ボタンタイマ予告表示BTM1が表示されている様子が示されている。ボタンタイマ予告表示BTM1は、ボタンアイコンとともに時間を示す「30:00」のタイマ表示がその上方に表示され、ボタンタイマ予告演出が開始することを報知している。
図412(A2)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ表示のカウントダウンが開始しており、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるタイマ表示が「29:99」を示している様子が示されている。
その後、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるタイマ表示のカウントダウンが継続して行われており、図412(A3)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるタイマ表示は「19:57」を示している。
そして、このタイミングで、図412(A4)に示すように、演出ボタン136が操作されると、図412(A5)に示すように、ボタンタイマ予告表示BTM1のボタンアイコンの周りが白色に発光する態様の表示である発光エフェクトEF405が所定時間(例えば、0.1秒)表示され、演出ボタン136が操作されたことを報知している。なお、このとき、発光エフェクトEF405の表示色が異なる場合があってもよく、この場合、例えば、実行中の図柄変動表示に対する大当り予告として機能する場合がある。具体的には、例えば、発光色が赤>緑>青>白の順に大当りの期待度が高くなるようにしてもよい。また、発光エフェクトEF405の発光色が1種類のみ(例えば、白色のみ)であってもよく、演出ボタン136を操作しても発光色が変わらないようにしてもよい。また、演出ボタン136の1回目の操作から白以外の色(例えば、青色からスタート)で表示してもよい。また、演出ボタン136の1回目の操作では、必ず白色(デフォルト色)から表示されるようにしてもよい。また、途中で発光色の段階を飛ばすようにしてもよく、例えば、白色で発光していた後に赤色で発光するようにしてもよい。また、必ず、白色>青色>緑色>赤色の順で発光色が変化するようにしてもよい。また、大当り確定の色(例えば、虹色等)で発光する場合があってもよく、例えば、赤色で発光していた後に虹色で発光するようにしてもよいし、白色で発光していた後に虹色で発光するようにしてもよい。また、発光エフェクトEF405の発光色に合わせた色でチャンスボタンランプ138を発光させるようにしてもよいし、発光エフェクトEF405の発光色に合わせた色で遊技盤用ランプ442や遊技台枠用ランプ452を発光させるようにしてもよい。この場合において、発光エフェクトEF405の発光色と各種ランプの発光色が異なってもよいし、同じであってもよいし、同じである場合と異なる場合とがあってもよい。発光エフェクトEF405の発光色と各種ランプの発光色が同じである場合と異なる場合とがある場合において、同じである場合の方が異なる場合よりも大当りの信頼度が高くてもよいし、異なる場合の方が同じである場合よりも大当りの信頼度が高くでもよい。また、発光エフェクトEF405の発光色に応じた効果音をスピーカ120から出力するようにしていもよい。また、発光エフェクトEF405の発光色に対応する動作にて演出可動体224を動作させるようにしてもよい。また、発光エフェクトEF405の発光色が、あるランク以上の色(例えば、赤色以上(赤色又は虹色))である場合に、他の演出手段(例えば、スピーカ120、演出可動体224、各種ランプ442,452による演出が行われるようにしてもよい。この場合において、発光エフェクトEF405の発光色と各種ランプの発光色が異なってもよいし、同じであってもよいし、同じである場合と異なる場合とがあってもよい。発光エフェクトEF405の発光色と各種ランプの発光色が同じである場合と異なる場合とがある場合において、同じである場合の方が異なる場合よりも大当りの信頼度が高くてもよいし、異なる場合の方が同じである場合よりも大当りの信頼度が高くでもよい。また、発光エフェクトEF405が、大当り確定の色で発光した場合に、他の演出手段(例えば、スピーカ120)による演出(例えば、大当り確定音の出力)が行われてもよい。このことは、これまでに説明した演出例においても、以降に説明する演出例においても適用可能であることはいうまでもない。
その後、発光エフェクトEF405の表示時間が経過すると、図412(A6)に示すように、発光エフェクトEF405は消去される。その後は、例えば、図409(A5)以降に示す演出が行われる。
図412(B1)〜同図(B7)は、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるタイマ表示のカウントダウンの実行中に演出ボタン136が連打操作された場合に行われる演出の内容を示している。なお、図412(B1)は、図412(A6)から続く演出である。
図412(B1)は、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるタイマ表示のカウントダウンの実行中に演出ボタン136が連打操作されている様子が示されている。図412(B1)では、連打により演出ボタン136が10回操作された様子が示されている。
すると、図412(B2)に示す装飾図柄表示装置208では、発光エフェクトEF405の発光色が白色から青色に変化している様子が示されている。なお、演出ボタン136が所定回数(例えば、10回)操作された場合でも発光エフェクトEF405の発光色が白色から青色に変化しない場合があってもよい。すなわち、発光エフェクトEF405の発光色が変化するか否かについては、実行中の図柄変動表示における大当りの信頼度によって決定され、発光色が変化するほど大当りの信頼度が高いということができる場合がある。
図412(B3)は、演出ボタン136がさらに連打操作されている様子が示されている。図412(B3)では、連打により演出ボタン136がさらに10回操作された様子が示されている。
すると、図412(B4)に示す装飾図柄表示装置208では、発光エフェクトEF405の発光色が青色から緑色に変化している様子が示されている。なお、この場合も、発光エフェクトEF405の発光色が青色から緑色に変化しない場合があってもよい。
図412(B5)は、演出ボタン136がさらに連打操作されている様子が示されている。図412(B5)では、連打により演出ボタン136がさらに10回操作された様子が示されている。
すると、図412(B6)に示す装飾図柄表示装置208では、発光エフェクトEF405の発光色が緑色から赤色に変化している様子が示されている。なお、この場合も、発光エフェクトEF405の発光色が緑色から赤色に変化しない場合があってもよい。
その後、発光エフェクトEF405の表示時間が経過すると、図412(B7)に示すように、発光エフェクトEF405は消去される。その後は、例えば、図409(A5)以降に示す演出が行われる。
このように、この演出例では、演出ボタン136の操作回数に応じて発光エフェクトEF405の発光色を変化させることにより、大当り予告を行っている。なお、この演出例では、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるタイマ表示のカウントダウンの実行中に演出ボタン136の連打操作を行い、その操作回数により発光エフェクトEF405の表示色を変化させるようにしたが、連打操作に換えて長押し操作を行い、長押しした時間に応じて発光エフェクトEF405の表示色を変化させるようにしてもよい。また、演出ボタン136の操作回数により発光エフェクトEF405の表示色の変化とともに、演出ボタン136の発光色も変化させるようにしてもよい。また、発光色が変化するまでの演出ボタン136の操作回数は演出抽選によって決定してもよく、例えば、白色に発光している場合に、演出ボタン136が1回操作しただけで青色に変化する場合があってもよいし、10回操作すると青色に変化する場合があってもよい。また、発光色が変化するまでの演出ボタン136の操作回数が常に一定であってもよい。また、最終的に赤色に変化する場合と青色まで変化可能の場合とで発光エフェクトEF405の色が変化するトリガーとなる操作回数が変化するようにしてもよい。また、演出ボタン136の操作に応じて、他のランプ(例えば、枠ランプの一部又は全部、チャンスボタンランプ138、遊技盤のランプの一部又は全部)の発光態様も変化してもよい。また、発光エフェクトEF405とランプの発光色とが一致するようにしてもよい。また、発光エフェクトEF405の発光色とランプの発光色とが異なってもよい。
また、この演出例では、発光エフェクトEF405の発光色の変化により大当り予告を行うようにしたが、例えば、ボタンタイマ予告演出が行われた結果として実行されるボタン演出において、ボタン操作により実行される演出がより大当りの信頼度の高い演出が行われることを発光エフェクトEF405の発光色により示唆するようにしてもよい。例えば、発光エフェクトEF405の発光色が赤色まで変化した場合には、ボタン演出におけるボタン操作により役物による予告が行われるようにしてもよい。
図412(C1)〜同図(C8)は、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるタイマ表示のカウントダウンの実行中に演出ボタン136が操作された場合に行われる演出の別のパターンを示している。なお、図412(C1)は、図412(A4)から続く演出である。
ボタンタイマ予告表示BTM1におけるタイマ表示のカウントダウンの実行中に演出ボタン136が操作されると、図412(C1)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタンタイマ予告表示BTM1の全体を覆うように炎のエフェクトEF406が表示される昇格アニメが開始されている様子が示されている。なお、昇格アニメを行わないようにしてもよい。
すると、図412(C2)に示すように、炎のエフェクトEF406が消去されると、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるボタンアイコンの表示態様がデフォルトの表示態様から赤ボタンの表示態様に変化している様子が示されている。すなわち、この演出は、ボタンタイマ予告表示BTM1のランクアップを行う裏ボタン演出ということができる。なお、この演出例では、裏ボタンの操作を受け付ける期間が設定されており、裏ボタン操作受付期間内に演出ボタン136の操作がなかった場合には、ボタンアイコンの表示態様が変化しなくてもよいし、裏ボタン操作受付期間が終了するとボタンアイコンの表示態様が変化してもよいし、操作表示のINアニメの際にボタンアイコンの表示態様が変化してもよいし、INアニメが終了してボタン画像136aが表示されるタイミングで赤ボタン画像136aRに差し替わるようにしてもよい。
その後、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるタイマ表示のカウントダウンが継続して行われており、図412(C3)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるタイマ表示は「00:01」を示している。
そして、図412(C4)に示すように、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるタイマ表示が「00:00」となると、タイマ表示が消去される。その後は、ボタンアイコンが発光するエフェクトEF402がボタンアイコンの周囲に表示され、操作表示のINアニメが開始される。その後、エフェクトEF402が消去された後、図412(C5)〜同図(C7)に示すように、ボタンアイコンが装飾図柄表示装置208の表示画面の中央に向かって移動する。
すると、図412(C8)に示す装飾図柄表示装置208では、赤ボタンの表示態様のボタンアイコンが拡大表示され、操作表示のINアニメが終了する。この演出例では、このようにして、ボタン演出が開始されることが予告される。その後は、例えば、図409(B8)以降に示す演出が行われる。なお、エフェクトEF402が赤色になるとボタンタイマ予告表示BTM1におけるボタンのアイコンの表示色も赤色にランクアップしてもよい。また、ボタンタイマ予告表示BTM1のボタンアイコンの表示態様が赤ボタンの表示態様となった後にさらに演出ボタン136が操作されるとボタンアイコンの表示態様がさらに変化する場合があってもよく、例えば、赤ボタンの表示態様から金ボタンの表示態様や虹ボタンの表示態様に変化する場合があってもよい。ここで、本実施形態において表示されるボタンタイマ予告表示BTM1のボタンアイコンの表示対応は、デフォルトの表示態様、赤ボタンの表示態様の他、例えば、金ボタンの表示態様や虹ボタンの表示態様が表示されてもよい。
図412(D1)〜同図(D3)は、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるタイマ表示のカウントダウンの実行中にボタン演出が開始され、このボタン演出において演出ボタン136が操作されることによりボタンタイマ予告表示BTM1がランクアップする演出例を示している。なお、図412(D1)は、図412(A2)から続く演出である。
図412(D1)に示す装飾図柄表示装置では、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるタイマ表示のカウントダウンが継続して行われており、図412(D1)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるタイマ表示は「20:24」を示している。
すると、図412(D2)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタンタイマ予告表示BTM1の左側に小さいサイズのボタン画像136aとその下方に残時間表示メータMTが表示されている様子が示されている。すなわち、ボタン演出が開始されることが報知されている。その後、演出ボタン136の操作有効期間が開始され、残時間表示メータMTのゲージが減少する表示も開始される。
図412(D3)に示す装飾図柄表示装置208では、残時間表示メータMTのゲージが減っている様子が示されており、演出ボタン136の操作有効期間であることが示されている。その後、図412(A4)に示す態様で演出ボタン136が操作されると、その後は、例えば、図412(C1)以降に示す演出が行われる(ボタンタイマ予告表示BTM1がランクアップする)場合がある。なお、操作有効期間内に演出ボタン136の操作がなかった場合には、ボタンタイマ予告表示BTM1のランクアップが行われないようにしてもよいし、操作有効期間が経過したときにランクアップが行われる場合があるようにしてもよいし、操作有効期間が経過したときにランクアップが必ず行われるようにしてもよい。
また、ボタン演出が開始されると、図412(D2)〜同図(D3)に換えて、図412(E)に示すように、操作有効期間においてボタンタイマ予告表示BTM1に重ねて「PUSH!」の文字を表示し、演出ボタン136の操作を促進するようにしてもよい。すなわち、ボタンタイマ予告表示BTM1自体によって演出ボタン136の操作を促すようにしてもよい。この場合において、演出ボタン136の発光態様を変化(例えば、白点滅の発光態様で発光)させて演出ボタン136の操作を促すようにしてもよい。
図413は、ボタンタイマ予告演出においてミニゲームが実行される演出パターンについて段階的に示す図である。
図413(A1)〜同図(A18)は、ボタンタイマ予告演出の実行中に最終的に表示されるボタン画像(あるいは、レバー画像)の種類をミニゲームにより選択している様子を示している。なお、図413(A1)は、図409(A2)から続く演出である。
閃光のエフェクトEF401が消去されると、図413(A1)に示すように、ミニゲームボタンタイマ予告表示MTM1が表示されてミニゲームの開始を演出している。すなわち、ミニゲームボタンタイマ予告表示MTM1が表示されてミニゲームが開始されると、図413(A1)に示すように、表示画面の右下隅部において、最初に演出レバー136Vを模したレバーアイコンが表示される。その後、図413(A2)に示すように、レバーアイコンに重なるようにして赤ボタンの表示態様のボタンアイコンが表示される。その後、図413(A3)に示すように、赤ボタンの表示態様のボタンアイコンに重なるようにしてデフォルトの表示態様のボタンアイコンが表示される。このように、ボタンタイマ予告表示BMT1が行われた結果として表示されるボタン画像(レバー画像)を複数種類の中からミニゲームの結果により選択する。なお、ルーレット保留や選択保留のようなボタンタイマ予告表示を表示するようにしてもよい。この場合、例えば、遊技者の操作で決定してもよいし、或るタイミングで勝手に決定してもよい。
その後、図413(A4)に示す装飾図柄表示装置208では、ミニゲームボタンタイマ予告表示MTM1の上部に時間を示す「30:00」のタイマ表示が表示され、さらに、ミニゲームボタンタイマ予告表示MTM1に重ねて「PUSH!!」の文字が表示され、演出ボタン136の連打操作を促している様子が示されている。なお、操作有効期間は、その後開始される。
図413(A5)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ表示のカウントダウンが開始しており、ミニゲームボタンタイマ予告表示MTM1におけるタイマ表示が「29:99」を示している様子が示されている。なお、操作有効期間の開始タイミングとミニゲームボタンタイマ予告表示MTM1におけるタイマ表示のカウントダウンのタイミングは同じであってもよいし、操作有効期間の開始タイミングの方が早くてもよいし、タイマ表示のカウントダウンの開始タイミングの方が早くてもよい。
操作有効期間が開始された後、図413(A6)に示す態様で演出ボタン136の連打が開始され、規定回数(例えば、10回)の演出ボタン136が操作されると、図413(A7)に示すように、ミニゲームボタンタイマ予告表示MTM1では、殿様のキャラクタが出現し、3つのボタンアイコン(レバーアイコン、赤ボタンの表示態様のボタンアイコン、デフォルトの表示態様のボタンアイコン)のうちの、デフォルトの表示態様のボタンアイコンを斬りつけ、ボタンタイマ予告演出が行われた結果としてデフォルトの表示態様であるボタン画像136aの出現を否定する演出が行われる場合がある。すると、図413(A8)に示すように、ミニゲームボタンタイマ予告表示MTM1では、デフォルトの表示態様のボタンアイコンが消去され、赤ボタンの表示態様のボタンアイコンが最前面側に出現する。なお、タイマ表示のカウントダウンは継続しており、図413(A8)に示すタイミングでは、タイマ表示は「24:55」を示している。
さらに、図413(A9)に示すように、継続して演出ボタン136の連打操作が行われ、さらに規定回数(例えば、10回)の演出ボタン136が操作されると、図413(A10)に示すように、ミニゲームボタンタイマ予告表示MTM1では、殿様のキャラクタが再び出現し、今度は、2つのボタンアイコン(レバーアイコン、赤ボタンの表示態様のボタンアイコン)のうちの、赤ボタンの表示態様のボタンアイコンを斬りつけ、ボタンタイマ予告演出が行われた結果として赤ボタン画像136aRの出現を否定する演出が行われる場合がある。すると、図413(A11)に示すように、ミニゲームボタンタイマ予告表示MTM1では、赤ボタンの表示態様のボタンアイコンが消去され、レバーアイコンが最前面側に出現する。なお、タイマ表示のカウントダウンは継続しており、図413(A11)に示すタイミングでは、タイマ表示は「12:31」を示している。なお、ミニゲームの最終形態としてレバーアイコンのみが残った場合には、ミニゲームに成功したとして「PUSH!!」の文字は非表示とされるが、表示されたままとしてもよい。
その後、ミニゲームボタンタイマ予告表示MTM1におけるタイマ表示のカウントダウンが継続して行われており、図413(A12)に示す装飾図柄表示装置208では、ミニゲームボタンタイマ予告表示MTM1におけるタイマ表示は「00:01」を示している。
そして、図413(A13)に示すように、ミニゲームボタンタイマ予告表示MTM1におけるタイマ表示が「00:00」となると、タイマ表示が消去され、レバーアイコンが発光するエフェクトEF402がボタンアイコンの周囲に表示され、操作表示のINアニメが開始される。その後、図413(A14)に示すように、エフェクトEF402が消去された後、図413(A15)に示すように、レバーアイコンが装飾図柄表示装置208の表示画面の中央に向かって移動する。
すると、図413(A16)に示す装飾図柄表示装置208では、レバーアイコンが拡大表示され、操作表示のINアニメが終了する。
続いて、図413(A17)に示す装飾図柄表示装置208では、拡大表示されたレバーアイコンが縮小表示してレバー画像136Vaに変化するとともに、レバー画像136Vaの下方に残時間表示メータMTが表示され、レバー演出による予告が開始されたことを報知している。すなわち、ボタンタイマ予告演出によるレバー演出が開始されたことが報知されている。その後、演出レバー136Vの操作有効期間が開始され、残時間表示メータMTのゲージが減少する表示も開始される。なお、演出ボタン136を操作しなかった場合や操作回数が足らずにレバーアイコンまで行きつかなかった場合も、タイマ表示が「00:00」になるとレバー画像136Vaが表示されてもよい。例えば、ボタンアイコンが表示された状態でタイマ表示が「00:00」になった場合だと操作表示のINアニメが図413(A14)〜同図(A15)に示すレバー画像によるINアニメでなくてもよく、図413(B2)〜同図(B4)に示すINアニメで同図(B5)に示す表示が行われた後にレバー画像136Vaが表示されるようにしてもよい。また、演出ボタン136が操作されなかった場合や操作回数が足らずにレバーアイコンまで行きつかなかった場合に、レバー画像136Vaが表示されず、表示されているボタンアイコンに対応した表示が表示されるようにしてもよい。
図413(A18)に示す装飾図柄表示装置208では、残時間表示メータMTのゲージが減っている様子が示されており、演出レバー136Vの操作有効期間であることが示されている。その後は、演出レバー136Vが操作されると、例えば、図409(B11)以降に示す演出が行われる。
図413(B1)〜同図(B5)は、ボタンタイマ予告演出の実行中に最終的に表示されるボタン画像(あるいは、レバー画像)の種類をミニゲームにより選択する別の演出パターンが行われている様子を示している。なお、図413(B1)は、図413(A6)から続く演出である。
図413(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、演出ボタン136の連打操作が行われたにもかかわらず、デフォルトの表示態様のボタンアイコンを斬りつけることができないまま、タイマ表示が「00:00」となった様子が示されている。これにより、ミニゲームボタンタイマ予告表示MTM1において3つのボタンアイコン(レバーアイコン、赤ボタンの表示態様のボタンアイコン、デフォルトの表示態様のボタンアイコン)が残り、これらのうちのいずれかがボタンタイマ予告演出が行われた結果表示される操作表示となることが報知される。実際には、演出抽選により、デフォルトの表示態様であるボタン画像136aが操作表示として表示されることが決定された場合には、演出ボタン136を何回操作してもデフォルトの表示態様のボタンアイコンは消去されないようになっている。また、演出抽選により赤ボタン画像136aRが操作表示として表示されることが決定された場合には、デフォルトの表示態様のボタンアイコンは消去される場合があるが、赤ボタンの表示態様のボタンアイコンは消去されない。なお、演出抽選によりレバー画像136Vaや赤ボタン画像136aRが操作表示として表示される場合であっても、デフォルトの表示態様のボタンアイコンが消去されない場合があってもよい。
そして、ミニゲームボタンタイマ予告表示MTM1におけるタイマ表示が「00:00」となると、タイマ表示が消去され、ボタンアイコンが発光するエフェクトEF402がボタンアイコンの周囲に表示され、操作表示のINアニメが開始される。その後、図413(B2)に示すように、エフェクトEF402が消去された後、図413(B3)〜同図(B4)に示すように、3つのボタンアイコンのうちのデフォルトの表示態様のボタンアイコンが装飾図柄表示装置208の表示画面の中央に向かって移動する。
すると、図413(B5)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタンアイコンが拡大表示され、操作表示のINアニメが終了する。この演出例では、このようにして、ボタン演出が開始されることが予告される。その後は、例えば、図409(A12)以降に示す演出が行われる。
図414は、ボタンタイマ予告演出の別の演出パターンについて段階的に示す図である。
図414(A1)〜同図(A5)では、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるタイマ表示のカウントダウンの実行中にボタンタイマ予告表示BTM1がランクアップする様子が示されている。なお、図414(A1)は、図409(A2)から続く演出である。また、図414(A1)〜同図(A3)に示す演出は、図412(A1)〜同図(A3)に示す演出と同じなので、説明を省略する。
図414(A4)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタンタイマ予告表示BTM1の全体を覆うように炎のエフェクトEF406が表示される昇格アニメが開始されている様子が示されている。なお、昇格アニメが行われたが、ボタンタイマ予告表示BMT1のランクアップが行われないガセの昇格アニメが行われる場合があってもよい。また、昇格アニメの表示態様により、ボタンタイマ予告表示BTM1のランクアップのしやすさを示唆するようにしてもよく、例えば、炎のエフェクトEF406が赤色である赤昇格アニメが行われた場合には、ボタンタイマ予告表示BTM1が必ずランクアップするようにしてもよい。また、昇格アニメが行われる際にステップアップするか否かを煽る煽り演出が行われてもよい。また、他の予告演出によりボタンタイマ予告表示BTM1がランクアップする場合があってもよい。このことは、これまでに説明したタイマ予告演出や、以下に説明するタイマ予告演出においても適用可能であることはいうまでもない。
その後、図414(A5)に示すように、炎のエフェクトEF406が消去されると、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるボタンアイコンの表示態様がデフォルトの表示態様から赤ボタンの表示態様に変化している様子が示されている。なお、赤ボタンの表示態様の他にもレバーアイコンの表示態様にステップアップする場合があってもよい。その後は、例えば、図412(C3)以降に示す演出が行われる。なお、ボタンアイコンの表示態様がデフォルトの表示態様から赤ボタンの表示態様となった後、レバータイマ予告表示にランクアップしてもよいし、デフォルトの表示態様のボタンタイマ予告表示からレバータイマ予告表示にランクアップしてもよい。
なお、この演出例において、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるボタンアイコンの表示態様がデフォルトの表示態様から赤ボタンの表示態様に変化した場合の方が、ボタンアイコンの表示態様がデフォルトの表示態様から変化しなかった場合よりも、最終的に大当り図柄態様が停止表示されやすいように構成されている。
図414(B1)〜同図(B3)は、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるタイマ表示のカウントダウンの実行中にボタンタイマ予告表示BTM1がさらにランクアップする様子を示している。なお、図414(B1)は、図414(A5)から続く演出である。
図414(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタンタイマ予告表示BTM1においてタイマ表示のカウントダウンが継続して行われており、図414(B1)に示すタイミングでは、タイマ表示は「11:57」を示している。また、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるボタンアイコンは、赤ボタンの表示態様とされている。
その後、図414(B2)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタンタイマ予告表示BTM1の全体を覆うように炎のエフェクトEF406が表示され、2回目の昇格アニメが開始されている様子が示されている
その後、図414(B3)に示すように、炎のエフェクトEF406が消去されると、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるボタンアイコンの表示態様が赤ボタンの表示態様からレバーアイコンに変化している様子が示されている。その後は、例えば、図413(A12)以降に示す演出が行われる。
図414(C1)〜同図(C4)は、ボタンタイマ予告表示BTM1が表示開始された後、タイマ表示のカウントダウンが開始する前に準備中である旨を表示し、ボタンタイマ予告演出の開始を予告している様子を示している。なお、図414(C1)は、図409(A2)から続く演出である。
図414(C1)に示す装飾図柄表示装置208では、閃光のエフェクトEF401が消去された後、ボタンタイマ予告表示BTM1が表示されている様子が示されている。この演出例では、ボタンアイコンとともに時間を示す「10:00」のタイマ表示が表示されず、ボタンタイマ予告演出が開始することを示唆する「準備中」の表示がなされている。
図414(C2)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタンタイマ予告表示BTM1において「準備中」が表示されてから所定時間(例えば、10秒)が経過した様子が示されている。このときもボタンタイマ予告表示BTM1では、「準備中」の表示が引き続き行われている。
その後、ボタンタイマ予告演出の開始タイミングとなると、図414(C3)に示すように、タイマ表示が「準備中」の表示から時間を示す「30:00」の表示に切り換わり、その後、カウントダウンが開始される。
図414(C4)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ表示のカウントダウンが開始しており、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるタイマ表示が「29:99」を示している様子が示されている。その後は、例えば、図409(A5)以降に示す演出が行われる。
なお、この演出例では、タイマ予告演出が開始することを示唆するためにタイマ表示において時間の表示に換えて「準備中」の表示を行うようにしたが、例えば、図414(C1)〜同図(C2)に示す演出に換えて図414(D1)〜同図(D2)に示すように、「STANDBY」の文字を表示するようにしてもよい。また、いうまでもないが、これまでに説明した実施形態やこれ以降に説明する実施形態において、タイマ予告演出が開始することを示唆するための予告表示(準備中表示)を行うものについても適用することができる。
図414(E1)〜同図(E4)は、ボタンタイマ予告表示BTM1において準備中である旨の表示中に、ボタンタイマ予告表示BTM1がランクアップする様子を示している。なお、図414(E1)は、図414(C2)から続く演出である。
図414(E1)に示す装飾図柄表示装置208では、「準備中」の表示がなされているボタンタイマ予告表示BTM1の全体を覆うように炎のエフェクトEF406が表示される昇格アニメが開始されている様子が示されている。なお、昇格アニメが行われたが、ボタンタイマ予告表示BTM1のランクアップが行われないガセの昇格アニメが行われる場合があってもよい。また、昇格アニメの表示態様により、ボタンタイマ予告表示BTM1のランクアップのしやすさを示唆するようにしてもよく、例えば、炎のエフェクトEF406が赤色である赤昇格アニメが行われた場合には、ボタンタイマ予告表示BTM1が必ずランクアップするようにしてもよい。また、昇格アニメが行われる際にステップアップするか否かを煽る煽り演出が行われてもよい。また、他の予告演出によりボタンタイマ予告表示BTM1がランクアップする場合があってもよい。
すると、図414(E2)に示すように、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるボタンアコンの表示態様がデフォルトの表示態様から赤ボタンの表示態様に変化し、ランクアップしている様子が示されている。
その後、ボタンタイマ予告演出の開始タイミングとなると、図414(E3)に示すように、タイマ表示が「準備中」の表示から時間を示す「30:00」の表示に切り換わり、その後、カウントダウンが開始される。
図414(E4)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ表示のカウントダウンが開始しており、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるタイマ表示が「29:99」を示している様子が示されている。その後は、例えば、図412(C3)以降に示す演出が行われる。
なお、この演出例では、ボタンタイマ予告表示BTM1において「準備中」の表示を行うことにより、ボタンタイマ予告演出の開始を示唆するようにしたが、例えば、図414(F1)〜同図(F2)に示すように、ボタンタイマ予告表示BTM1が上下に揺動する揺動アニメを行い、遊技者にボタンタイマ予告表示BTM1におけるタイマ表示のカウントダウンがそろそろ開始することを予告するようにしてもよい。これにより、遊技者は、ボタンタイマ予告演出におけるタイマ表示のカウントダウンが開始されることに対する期待感を持たせることができる場合がある。なお、揺動アニメが行われてもタイマ表示のカウントダウンが行われない偽のボタンタイマ予告演出が行われてもよいし、揺動アニメが行われた場合には、必ずタイマ表示のカウントダウンが行われるようにしてもよい。なお、図414(F2)に示す演出が行われた後は、例えば、図414(C3)以降に示す演出が行われる。また、いうまでもないが、これまでに説明した実施形態やこれ以降に説明する演出例における態様の揺動アニメについても適用することも可能である。
図415は、ボタンタイマ予告演出の別の演出パターンについて段階的に示す図である。
図415(A1)〜同図(A3)は、ボタンタイマ予告表示BTM1において準備中である表示を行っているときに、タイマ表示に切り換わる演出が行われる様子を示している。なお、図415(A1)は、図414(C2)から続く演出である。
図415(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタンタイマ予告表示BTM1が表示されており、このボタンタイマ予告表示BMT1では、ボタンアイコンの上方に「準備中」の表示がなされている。そして、図415(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、10tの鉄槌を持ったチビ姫のキャラクタCHMが登場し、ボタンタイマ予告表示BTM1に殴り掛からんとする様子が示されている。
図415(A2)は、チビ姫のキャラクタCHMがボタンタイマ予告表示BTM1に殴り掛かった後の様子が示されている。チビ姫のキャラクタCHMがボタンタイマ予告表示BTM1に殴り掛かる回数は1回でも複数回でもよいし、滅多打ちしてもよい。
すると、図415(A3)に示すように、ボタンタイマ予告表示BTM1の全体を覆うように、炸裂するエフェクトEF407が表示される。その後は、例えば、図414(C3)以降に示す演出が行われる。あるいは、エフェクトEF407が消失すると、ボタンタイマ予告表示BTM1も消失するガセ演出が行われる場合があってもよい。
図415(B1)〜同図(B5)は、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるタイマ表示のカウントダウンが開始する前に、ボタンタイマ予告表示BTM1の表示位置が変更される様子を示している。なお、図415(B1)は、図414(C2)から続く演出である。
この演出例では、ボタンタイマ予告表示BTM1において「準備中」の表示からタイマ表示に変化する際に、ボタンタイマ予告表示BTM1が表示画面の中央に移動する移動アニメが開始される。その後、図415(B1)に示すように、ボタンタイマ予告表示BTM1のボタンアイコンが表示画面の中央まで移動すると、図415(B2)に示すように、ボタンアイコンが拡大表示するとともに、その上方に時間を示す「30:00」のタイマ表示が表示され、その後、カウントダウンが開始される。すなわち、この演出例では、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるタイマ表示のカウントダウンが開始する前にボタンタイマ予告表示BTM1が移動表示する様子が示されている。また、この演出例では、操作表示としてのボタン画像136aと略同じ大きさで表示されているが、拡大せずに図415(B1)に示す大きさでタイマ表示のカウントダウンが行われてもよいし、ボタン画像136aとは異なる大きさでボタンアイコンを表示してタイマ表示のカウントダウンが行われてもよい。
図415(B3)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ表示のカウントダウンが開始しており、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるタイマ表示が「29:99」を示している様子が示されている。
その後、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるタイマ表示のカウントダウンが継続して行われており、図415(B4)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるタイマ表示は「00:01」を示している。
そして、図415(B5)に示すように、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるタイマ表示が「00:00」となると、その後は、例えば、図409(A11)以降に示す演出あるいは同図(A12)以降に示す演出が行われる。
また、図415(B1)では、ボタンタイマ予告表示BTM1が表示画面の中央に移動表示する際に「準備中」の表示を消去するようにしたが、図415(C1)に示すように、「準備中」の表示を表示したままボタンタイマ予告表示BTM1を表示画面の中央に移動させ、その後、図415(C2)に示すように、ボタンタイマ予告表示BTM1を拡大表示した後に、図415(B2)以降に示す演出が行われるようにしてもよい。この場合において、ボタンタイマ予告表示BTM1の移動表示中に「準備中」の表示が消去されるようにしてもよい。また、ボタンタイマ予告表示BTM1の移動表示を行うことなく、ボタンタイマ予告表示BTM1の表示位置を変更するようにしてもよい。
図415(D1)〜同図(D16)は、ボタンタイマ予告表示が複数表示され、それぞれにおいて「準備中」の表示が行われる様子を示している。なお、図415(D1)は、図414(C1)から続く演出である。なお、この演出例は、これまでに説明した複数のタイマ予告表示のそれぞれにおいて準備中表示が行われる演出例についても適用可能であることはいうまでもない。
図415(D1)に示す装飾図柄表示装置208では、表示画面の右下隅部に表示されている「準備中」の表示が行われているボタンタイマ予告表示BTM1の上方に、閃光のエフェクトEF401が表示され、ボタンタイマ予告表示がさらに表示されることが示唆されている。
すると、図415(D2)に示すように、閃光のエフェクトEF401が消去された後、ボタンタイマ予告表示BTM2が表示されている様子が示されている。新たに表示されたボタンタイマ予告表示BTM2も、タイマ表示ではなく「準備中」の表示が行われ、ボタンタイマ予告演出が開始されることを予告している。
その後、第一のボタンタイマ予告演出の開始タイミングとなると、図415(D3)に示すように、上下に表示された2つのボタンタイマ予告表示のうちの下方に表示されたボタンタイマ予告表示BTM1におけるタイマ表示が「準備中」の表示から時間を示す「10:00」の表示に切り換わり、その後、カウントダウンが開始される。
図415(D4)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ表示のカウントダウンが開始しており、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるタイマ表示が「00:99」を示している様子が示されている。
そして、図415(D5)に示すように、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるタイマ表示が「00:00」となると、図415(D6)に示すように、タイマ表示が消去され、操作表示のINアニメが開始される。このとき、INアニメの開始前にボタンアイコンが発光するエフェクトEF402がボタンアイコンの周囲に表示されてもよい。その後、図415(D7)〜同図(D9)に示すように、ボタンタイマ予告表示BTM1に係るボタンアイコンが装飾図柄表示装置208の表示画面の中央に向かって移動する。また、このとき、ボタンタイマ予告表示BTM2は、ボタンタイマ予告表示BTM1のINアニメ中に、下方へ移動し、ボタンタイマ予告表示BTM1が表示されていた位置まで移動する。
すると、図415(D10)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタンアイコンが拡大表示され、操作表示のINアニメが終了し、ボタン演出が開始されることが予告される。
図415(D11)に示す装飾図柄表示装置208では、拡大表示されたボタンアイコンが縮小表示してデフォルトの表示態様であるボタン画像136aに変化するとともに、ボタン画像136aの下方に残時間表示メータMTが表示され、ボタン演出による予告が開始されたことを報知している。すなわち、ボタンタイマ予告演出によるボタン演出が開始されたことが報知されている。その後、演出ボタン136の操作有効期間が開始され、残時間表示メータMTのゲージが減少する表示も開始される。
図415(D12)に示す装飾図柄表示装置208では、残時間表示メータMTのゲージが減っている様子が示されており、演出ボタン136の操作有効期間であることが示されている。その後、図415(D13)に示すタイミングで、遊技者により演出ボタン136が操作されると、図415(D14)に示す装飾図柄表示装置208では、弱カットイン画像CI3bが表示され、その後、図415(D15)に示すように、弱カットイン画像CI3bが消去される。なお、このとき、第二のボタンタイマ予告表示BTM2は、「準備中」の表示のままとなっている。
その後、第二のボタンタイマ予告演出の開始タイミングとなると、図415(D16)に示すように、ボタンタイマ予告表示BTM2におけるタイマ表示が「準備中」の表示から時間を示す「30:00」の表示に切り換わり、その後、カウントダウンが開始される。その後は、例えば、図409(B3)以降に示す演出が行われる。なお、一方のボタンタイマ予告表示におけるタイマ表示のカウントダウンが行われている途中で他方のボタンタイマ予告表示のタイマ表示のカウントダウンを開始してもよいし、一方のボタンタイマ予告表示におけるタイマ表示のカウントダウンが行われている途中で他方のボタンタイマ予告表示におけるタイマ表示のカウントダウンが完了した場合に、その一方のボタンタイマ予告表示におけるタイマ表示のカウントダウンを行ったまま下方に移動するアニメーションを行うようにしてもよいし、カウントダウンを中断して下方に移動してもよい。また、タイマ表示のカウントダウンの中断・移動に関わらず、移動後にタイマ表示に表示された残り時間の帳尻合わせをするようにしてもよい。このことは、これまでに説明した演出例においても、以降に説明する実施形態についても適用可能であることはいうまでもない。また、準備中表示がカウントダウンを開始することなく図柄変動表示が終了し、次の図柄変動表示に跨る場合があってもよい。
図416は、ボタンタイマ予告演出の別の演出パターンについて段階的に示す図である。
図416(A1)〜同図(A15)は、図415(D1)〜同図(D16)に示す演出の別のパターンを示しており、第二のボタンタイマ予告演出に対応する第二のボタンタイマ予告表示BTM2に換えてレバータイマ予告表示LTM2が出現する様子を示している。なお、第一のボタンタイマ予告表示BTM1及び/又は第二のボタンタイマ予告表示BTM2においてデフォルトの表示態様のボタンアイコンに換えて赤ボタンの表示態様のボタンアイコンやデカボタンの表示態様のボタンアイコンが表示される場合があってもよい。ここで、図416(A1)は、図415(D1)から続く演出である。なお、図416(A1)〜同図(A15)に示す演出は、第二のボタンタイマ予告表示BTM2がレバータイマ予告表示LTM2に変更されている点を除き、図415(D2)〜同図(D16)と同じであるので、説明を省略する。また、図416(A15)の演出が行われた後は、例えば、図413(A12)以降に示す演出が行われる。この場合において第一のボタンタイマ予告表示BTM1が必ず先に消化されてもいし、レバータイマ予告表示LMT2が必ず先に消化されてもよい。また、第一のボタンタイマ予告表示BTM1が先に消化される場合があってもよいしレバータイマ予告表示LMT2が先に消化される場合があってもよい。このことは、これまでに説明した演出例おいても、これ以降に説明する演出例においても適用可能であることはいうまでもない。また、準備中表示を行ったままタイマ表示のカウントダウンを開始することなく図柄変動表示が終了し、次に介意される図柄変動表示まで準備中表示が持ち越すようにしてもよい。このことも、これまでに説明した演出例おいても、これ以降に説明する演出例においても適用可能であることはいうまでもない。
図416(B1)〜同図(B10)に示す演出例では、ボタンタイマ予告演出の別の演出パターンが行われている様子が示されており、タイマ表示のカウントダウンではなく、爆弾の表示における導火線の表示態様によりボタン演出が開始されるタイミングを報知している様子が示されている。なお、図416(B1)は、図240(B1)から続く演出である。
図416(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタンタイマ予告演出が開始している様子が示されている。この演出例では、爆弾のタイマ表示BOMBが導火線が付加されて表示されるとともに、殿様のキャラクタBYMが登場し、導火線を延長するアニメーション(延長アニメーション)が行われている。なお、この演出例では、爆弾のタイマ表示BOMBにボタンのアイコンも表示されており、爆弾のタイマ表示BOMBが爆発するとボタン演出が開始されることを示唆している。その後、図416(B2)に示すように、延長アニメーションにより、爆弾のタイマ表示BOMBの導火線が延長された後、延長アニメーションが完了し、図416(B3)に示すように、導火線の先端が着火し、ボタンタイマ予告演出が開始される。この演出例におけるボタンタイマ予告演出は、時間の経過に応じて導火線が短くなる態様でカウントダウンの演出が行われることで、ボタンタイマ予告演出が行われた結果として実行されるボタン演出の開始タイミングを導火線の長さで報知するようにしている。カウントダウンの演出は、図416(B3)〜同図(B5)に示すように、導火線がなくなるまで行われる。
その後、図416(B5)に示すように、導火線がなくなって導火線の先端における火花が爆弾のタイマ表示BOMBの本体に達すると、図416(B6)に示すように、装飾図柄表示装置208では、爆発のエフェクトEF304が表示画面の略中央において装飾図柄にオーバーラップするようにして表示された後、図416(B7)に示すように、デフォルトの表示態様であるボタン画像136aとともに残時間表示メータMTが表示され、ボタン演出による予告が開始されたことが報知される。すなわち、ボタンタイマ予告演出によるボタン演出が開始されたことが報知されている。その後、演出ボタン136の操作有効期間が開始され、残時間表示メータMTのゲージが減少する表示も開始される。
図416(B8)に示す装飾図柄表示装置208では、残時間表示メータMTのゲージが減っている様子が示されており、演出ボタン136の操作有効期間であることが示されている。その後、図416(B9)に示すタイミングで、遊技者により演出ボタン136が操作されると、図416(B10)に示す装飾図柄表示装置208では、表示画面の略中央に「激アツ!!」の文字が大きく表示される。すなわち、この演出例では、ボタンタイマ予告演出にかかるボタン演出が行われた結果として「激アツ!!」の文字による予告表示が行われている様子が示されている。その後は、例えば、図51(16)以降に示される演出が行われる。
なお、この演出例は、これまでに説明した爆弾のタイマ表示BOMBを用いたタイマ予告演出のいずれについても適用することができることはいうまでもない。また、後述するボタンタイマ予告演出とは別のタイマ予告演出の例と同様に、演出ボタン136の操作を示唆していない爆弾のタイマ表示BOMBが表示された場合についても同様に適用することができる。また、これまでに説明した演出との組み合わせについても適宜行うことができる。
図417は、ボタンタイマ予告演出の別の演出パターンについて段階的に示す図である。
図417(A1)〜同図(A9)に示す演出例は、ボタンタイマ予告演出が行われてボタン演出が行われた結果新たなボタンタイマ予告演出が開始される様子が示されている。なお、図417(A1)は、例えば、図409(A2)から続く演出である。また、図417(A1)〜同図(A5)の期間における演出は、図409(A3)〜同図(A13)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
演出ボタン136の操作有効期間において、図417(A6)に示すタイミングで、遊技者により演出ボタン136が操作されると、図417(A7)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタン画像136aに換えて、新たなボタンタイマ予告表示BTM2が、表示画面の中央に表示される様子が示されている。このボタンタイマ予告表示BTM2は、図417(A1)に示すものよりも大サイズで表示されている。すなわち、この演出例では、ボタン演出が行われてボタン画像136aが表示されていた位置で、しかもボタン画像136aと略同じ大きさでボタンタイマ予告表示BTM2が表示されている様子が示されている。この演出例においても、ボタンタイマ予告表示BTM2は、演出ボタン136の形状を模したボタンアイコンとともに時間を示す「30:00」のタイマ表示がその上方に表示され、ボタンタイマ予告演出が開始することを報知している。なお、この演出例では、ボタンタイマ予告演出が行われてボタン演出が行われた結果、新たなボタンタイマ予告表示BTM2が表示されて、新たなボタンタイマ予告演出が行われる例を示したが、ボタンタイマ予告表示BTM2に換えて、例えば、図236に示すようなタイマ予告表示TMが表示されてもよい。また、ボタンタイマ予告演出ではなく、上述したタイマ予告演出においてタイマ予告表示TM1のタイマ表示のカウントダウンが行われた結果(さらには、「注目!」と表示された後)、タイマ予告演出(あるいは、ボタンタイマ予告演出)が行われるようにしてもよい。
その後、装飾図柄表示装置208の表示画面の中央で表示されていたボタンタイマ予告表示BTM2はいったん消去され、図417(A8)に示す装飾図柄表示装置208では、表示画面の右下隅部において閃光のエフェクトEF401が表示され、タイマボタンの登場アニメが開始されている様子が示されている。
すると、図417(A9)に示すように、閃光のエフェクトEF401が消去された後、消去されたボタンタイマ予告表示BTM2が縮小して表示されている様子が示されている。ボタンタイマ予告表示BTM2は、ボタンアイコンとともに時間を示す「30:00」のタイマ表示がその上方に表示され、ボタンタイマ予告演出が開始することを報知している。その後は、例えば、図409(B3)以降に示される演出が行われる。
図417(B1)〜同図(B5)に示す演出例は、タイマ予告演出が行われた結果として実行される或る予告演出としてボタン演出が開始される様子が示されている。なお、図417(B1)は、例えば、図409(A2)から続く演出である。
図417(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。具体的には、表示領域の右側からタイマ予告表示TM1がフレームインすることにより、タイマ予告演出が開始される。タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示では「10:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから10秒が経過すると或る予告演出が開始されることを示唆している。
図417(B2)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ表示のカウントダウンが開始しており、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「09:99」を示している様子が示されている。
そして、図417(B3)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「00:00」となると、図417(B4)に示す装飾図柄表示装置208では、爆発のエフェクトEF407が表示画面の略中央に表示される。その後、図417(B5)に示す装飾図柄表示装置208では、拡大表示されたボタンアイコンが表示され、ボタン演出が開始されることが予告される。その後は、例えば、図409(A12)以降に示す演出が行われる。
なお、この演出例では、タイマ予告演出が行われた結果、或る予告演出としてボタン演出が行われた例を示したが、他の予告(例えば、「いくぜ!」の表示や、「激アツ!」の表示等)が行われてもよい。また、この演出例において、タイマ予告演出が行われた結果、ボタン演出が必ず行われてもよい。
また、この演出例では、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「00:00」となると、爆発のエフェクトEF407が表示され、その後にボタンアイコンが表示する様子が示されているが、例えば、図417(B3)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「00:00」となると、図417(C)に示すように、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示に換えて予告への注目を促す旨の「注目!!」の文字が表示されるようにしてもよい。この「注目!!」の文字が表示された後は、ボタンアイコンが表示されてボタン演出が必ず開始するようにしてもよいし、「注目!!」の文字が表示された後に、ボタン演出が開始される場合と開始されない場合があってもよい。なお、図417(C)に示す演出が行われた後は、例えば、図236(A25)以降に示す演出や、図417(B4)以降に示す演出や、図417(B5)以降に示す演出等が行われる。なお、この場合において、必ずボタン演出が表示されてもよいし、ボタン演出が表示される場合とボタン演出とは別の演出が表示される場合があってもよい。
また、図417(C)に示す「注目!!」の表示に換えて、図417(D1)〜同図(D2)に示す演出が行われてもよい。すなわち、図417(B3)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「00:00」となると、図417(D1)に示すように、殿様の顔のアップの表示YMFとともに「いくぜ!!」の文字が付された吹き出しが表示される。このとき、タイマ予告表示TM1では、引き続き「00:00」が表示されているが、吹き出しによって少なくとも一部が隠されており、視認困難とされている。なお、タイマ予告表示TM1が吹き出しをオーバーラップしてタイマ予告表示TM1を視認できる態様としてもよい。また、殿様の顔のアップの表示YMF及び吹き出しが表示されるタイミングでタイマ予告表示TM1が消去されてもよいし、タイマ予告表示TM1が消去された後で殿様の顔のアップの表示YMF及び吹き出しを表示してもよい。また、図417(D1)に示す演出例では、タイマ予告表示TM1の一部を吹き出しによって覆うようにしたが、タイマ予告表示TM1の全部を吹き出しによって覆うようにしてもよい。また、殿様の顔のアップの表示YMFによりタイマ予告表示TM1が隠されるようにしてもよい。その後、図417(D2)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1が消去される。その後は、例えば、図236(A25)以降に示す演出や、図417(B4)以降に示す演出や、図427(B5)以降に示す演出等が行われる。なお、2以上の演出表示が行われる場合において、一方の演出表示が他方の演出表示にオーバーラップされることは、これまでに説明した演出例やこれ以降に示す演出例において適宜に行われる場合がある。
図417(E1)〜同図(E4)に示す演出例は、ボタンタイマ予告表示の別の表示態様について示している。なお、図417(E1)は、例えば、図409(A2)から続く演出である。
図417(E1)に示す装飾図柄表示装置208では、閃光のエフェクトEF401が消去された後、ボタンタイマ予告表示BTM1が表示されている様子が示されている。この演出例におけるボタンタイマ予告表示BTM1は、ボタンアイコンとともに時間を示す「10:00」のタイマ表示がボタンアイコンに重畳して表示され、ボタンタイマ予告演出が開始することを報知している。図417(E1)に示すボタンタイマ予告表示BTM1の表示態様は、他のボタンタイマ予告演出を行う演出例についても適用可能である。
図417(E2)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ表示のカウントダウンが開始しており、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるタイマ表示が「09:99」を示している様子が示されている。
その後、図417(E3)に示すように、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるタイマ表示が「00:00」となると、タイマ表示が消去され、操作表示のINアニメが開始される。なお、タイマ表示が表示されたままINアニメが行われてもよい。
図417(F1)〜同図(F2)に示す演出例は、ボタンタイマ予告表示の別の表示態様を示している。なお、図417(F1)は、例えば、図409(A3)から続く演出である。
図417(F1)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタンタイマ予告表示BTM1が拡大して表示された様子が示されている。その後タイマ表示のカウントダウンが開始される。なお、ボタンタイマ予告表示BTM1が拡大表示した場合の方が、拡大表示しなかった場合よりも最終的に大当り図柄態様が停止表示されやすいように構成されてもよい。また、ボタンタイマ予告表示BTM1が拡大表示するタイミングは、この演出例において示したものに限らず、適宜のタイミングで行うことができる。
その後、図417(F2)に示すように、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるタイマ表示が「00:00」となると、タイマ表示が消去され、操作表示のINアニメが行われた後、操作表示としてデフォルトの表示態様であるボタン画像136a、赤ボタン画像136aR、レバー画像136Va又はデカボタン画像136aLが表示されてボタン演出が開始される。
図418は、ボタンタイマ予告演出の別の演出パターンについて段階的に示す図である。
図418(A1)〜同図(A3)は、図414(C1)〜同図(C3)に示すボタンタイマ予告表示BTM1の別の表示態様について示している。なお、図418(A1)は、図409(A2)から続く演出である。
図418(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、閃光のエフェクトEF401が消去された後、ボタンタイマ予告表示BTM1が表示されている様子が示されている。この演出例では、ボタンアイコンとともに時間を示す「10:00」のタイマ表示が表示されず、ボタンタイマ予告演出が開始することを示唆する「準備中」の表示がなされており、この「準備中」の表示は、ボタンアイコンに重畳して表示されている。なお、図418(A1)〜同図(A3)に示す演出は、ボタンタイマ予告表示BTM1のボタンアイコンに「準備中」の表示及びタイマ表示が重畳して表示されている点を除き、図414(C1)〜同図(C3)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。図414(C3)に示す演出が行われた後は、例えば、図417(E2)以降に示す演出が行われる。
図418(B1)〜同図(B3)は、図414(C1)〜同図(C3)に示すボタンタイマ予告表示BTM1の別の表示態様について示している。なお、図418(B1)は、図409(A2)から続く演出である。
図418(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、閃光のエフェクトEF401が消去された後、ボタンタイマ予告表示BTM1が表示されている様子が示されている。この演出例では、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるボタンアイコンの上方に「準備中」の表示が行われるとともに、時間を示す「10:00」のタイマ表示がボタンアイコンに重畳して表示されている。この演出例によれば、「準備中」の表示の表示中に何秒のタイマであるかを容易に把握することができる場合がある。また、この場合において、「準備中」の表示中にボタンアイコンに表示されたタイマの秒数を上乗せしたり減少させたり、ボタンタイマ予告表示BTM1をランクアップする演出が行われるようにしてもよい。なお、このような演出は、他の演出例においても適用可能であることはいうまでもない。
図418(B2)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタンタイマ予告表示BTM1において「準備中」が表示されてから所定時間(例えば、10秒)が経過した様子が示されている。このときもボタンタイマ予告表示BTM1では、「準備中」の表示が引き続き行われており、また、ボタンアイコンにおけるタイマ表示も「10:00」のままとなっている。
その後、ボタンタイマ予告演出の開始タイミングとなると、図418(B3)に示すように、「準備中」の表示が消去され、その後、カウントダウンが開始される。その後は、例えば、図417(E2)以降に示す演出が行われる。
図418(C1)〜同図(C3)は、ボタンタイマ予告表示BTM1にタイマ表示が表示されてもすぐにはカウントダウンを開始せず、準備中であることを演出する様子を示している。なお、図418(C1)は、例えば、図409(A2)から続く演出である。
図418(C1)に示す装飾図柄表示装置208では、閃光のエフェクトEF401が消去された後、ボタンタイマ予告表示BTM1が表示されている様子が示されている。この演出例では、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるボタンアイコンの上方にタイマ表示として「10:00」が表示されている。なお、この演出例では、タイマ表示が表示されてから所定時間(例えば、10秒)はカウントダウンが開始されない。
図418(C2)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタンタイマ予告表示BTM1において「10:00」が表示されてから所定時間(例えば、10秒)が経過した様子が示されている。このときもタイマ表示は「10:00」が表示されたままとなっている。なお、タイマ表示が「10:00」の状態で表示が継続している期間において、例えば、上述した様々な演出が行われてもよく、例えば、ボタンタイマ予告表示BTM1を揺動表示するようにしてもよい。その後、タイマ表示のカウントダウンが開始する。
図418(C3)は、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるタイマ表示のカウントダウンが開始してから10秒が経過した様子が示されている。その後は、例えば、図409(B5)以降に示す演出が行われる。この演出例のように、ボタンタイマ予告表示BTM1が表示されてから一定時間経過した後にタイマ表示のカウントダウンを行うことは、これまでに説明した演出例についてもこれ以降に説明する演出例についても適用可能であることはいうまでもない。
図418(D1)〜同図(D8)は、装飾図柄の変動表示中にボタンタイマ予告演出が開始され、SPリーチに移行するまで継続し、SPリーチ中にボタンタイマ予告演出に係るボタン演出が行われている様子を示している。なお、図418(D1)は、例えば、図407(A4)から続く演出である。
図418(D1)に示す装飾図柄表示装置208では、閃光のエフェクトEF401が消去された後、ボタンタイマ予告表示BTM1が表示されている様子が示されている。ボタンタイマ予告表示BTM1は、演出ボタン136の形状を模したボタンアイコンとともに時間を示す「90:00」のタイマ表示がその上方に表示され、タイマ予告演出(ボタンタイマ予告演出)が開始することを報知している。すなわち、この演出例では、カウントダウンが開始してから90秒が経過すると、ボタン演出が開始されることを示唆している。
図418(D2)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ表示のカウントダウンが開始しており、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるタイマ表示が「89:99」を示している様子が示されている。
図418(D3)に示す装飾図柄表示装置208は、リーチ演出を経由してSPリーチに移行する様子が示されている。このとき、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるタイマ表示は「31:48」を示している。なお、この演出例では、図418(D3)に示すタイミングにおいてボタンタイマ予告表示BTM1におけるタイマ表示の表示色が変化しているが、変化しないで常に一定の色であってもよい。また、タイマ表示の表示色が背景色に合わせて変化してもよいし、遊技の進行に応じて変化するようにしてもよい。また、タイマ表示の表示色が変化することで、ボタンタイマ予告表示BTM1によるタイマ予告演出がチャンスアップするようにしてもよい。ある一定の期間においてタイマ表示の表示色を変化させてタイマ予告演出のチャンスアップを演出する場合は、チャンスアップ演出が行われるタイミングを知っている遊技者だけが当該演出を楽しむことができる場合がある。
図418(D4)に示す装飾図柄表示装置208では、SPリーチのアニメーションが行われている様子が示されている。なお、図418(D4)に示すタイミングでは、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるタイマ表示が「00:00」となり、すると、タイマ表示が消去され、上述した要領で操作表示のINアニメが開始される。
図418(D5)に示す装飾図柄表示装置208では、拡大表示されたボタンアイコンが縮小表示してデフォルトの表示態様であるボタン画像136aに変化するとともに、ボタン画像136aの下方に残時間表示メータMTが表示され、ボタン演出による予告が開始されたことを報知している。すなわち、ボタンタイマ予告演出によるボタン演出が開始されたことが報知されている。その後、演出ボタン136の操作有効期間が開始され、残時間表示メータMTのゲージが減少する表示も開始される。
図418(D6)に示す装飾図柄表示装置208では、残時間表示メータMTのゲージが減っている様子が示されており、演出ボタン136の操作有効期間であることが示されている。その後、図418(D7)に示すタイミングで、遊技者により演出ボタン136が操作されると、図418(D8)に示す装飾図柄表示装置208では、金カットイン画像CI3が表示される。この演出例では、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるタイマ表示の初期値が「90:00」と長い時間であったため、信頼度の高い演出が出やすい様子が示されている。ここで、弱カットイン画像や赤カットイン画像が表示される場合があってもよい。その後は、例えば、図52(33)以降に示す演出が行われる。なお、図52(33)以外の演出例に続く場合もある。
図418(E1)〜同図(E7)は、複数の図柄変動表示に跨ってボタンタイマ予告演出が行われている様子を示している。なお、図418(E1)は、例えば、図407(A3)から続く演出である。
図418(E1)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示中において、第1特図始動口230に遊技球が入球し、保留が1つ増加した様子が示されている。
その後、図418(E2)に示す装飾図柄表示装置208では、演出アイコン表示領域DISにおいて閃光のエフェクトEF401が表示され、タイマボタンの登場アニメが開始されている様子が示されている。
すると、図418(E3)に示すように、閃光のエフェクトEF401が消去された後、ボタンタイマ予告表示BTM1が表示されている様子が示されている。ボタンタイマ予告表示BTM1は、演出ボタン136の形状を模したボタンアイコンとともに準備中である旨を示す「準備中」の表示がその上方に表示され、ボタンタイマ予告演出の開始を予告している。
その後、図418(E4)に示す装飾図柄表示装置208では、左図柄、右図柄、中図柄の順に装飾図柄が停止表示した結果、「装飾4−装飾1−装飾7」のハズレの装飾図柄の組み合わせで停止表示し、揺れ変動が行われている様子が示されている。このとき、ボタンタイマ予告表示BTM1では、依然として「準備中」の表示が継続している。
その後、図418(E5)では、「装飾4−装飾1―装飾7」のハズレの装飾図柄の組み合わせで確定表示している様子が示されている。このとき、変動アイコンh0は消去される。
その後、図418(E6)に示す装飾図柄表示装置208では、保留アイコンh11に対応する図柄変動表示が開始している様子が示されている。その後、ボタンタイマ予告演出の開始タイミングとなると、図418(E7)に示すように、タイマ表示が「準備中」の表示から時間を示す「10:00」の表示に切り換わり、その後、カウントダウンが開始される。その後は、例えば、図407(A6)以降に示す演出が行われる。
なお、この演出例では、ボタンタイマ予告表示BTM1において「準備中」の表示が行われている間に図柄変動表示を跨いだ例を示したが、タイマ表示のカウントダウンが行われている間に図柄変動表示を跨ぐ場合があってもよい。なお、他の演出例に続く場合もある。
以上の記載によれば、
『 表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208等]と、
操作手段[例えば、演出ボタン136等]と、
を備えた遊技台であって、
前記表示手段は、操作表示[例えば、図409(A12)に示すボタン画像136aの表示等]が表示される場合がある手段であり、
前記操作表示とは、前記操作手段による操作が有効であることを表す表示のことであり、
前記表示手段は、タイマ表示[例えば、図409(A3)に示すボタンタイマ予告表示BTM1等]が表示される場合がある手段であり、
前記タイマ表示とは、前記操作表示が表示されるタイミングを予告する表示のことであり[例えば、図409(A3)に示すボタンタイマ予告表示BTM1は、タイマ表示のカウントダウンが開始してから10秒後にボタン演出が開始することを予告している等]、
前記タイマ表示は、前記操作表示の表示が開始されるまでの時間の経過に応じて表示態様が変化する表示であり[例えば、図409(A3)〜同図(A6)に示すように、ボタンタイマ予告表示BTM1は、カウントダウンが開始してからボタン演出が開始されるタイミングを示す「00:00」となるまでタイマ表示のカウントダウンが行われる等]、
前記タイマ表示が表示された後で該タイマ表示が或る表示態様となった場合(以下、「第一の場合[例えば、図409(A3)〜同図(A6)に示すように、ボタンタイマ予告表示BTM1が表示された後でボタンタイマ予告表示BTM1におけるタイマ表示が「00:00」となった場合等]」という。)に、前記操作表示が表示されることがあり、
前記操作表示の表示が開始された後で前記操作手段が操作されると、或る演出が実行される場合があり[例えば、図409(A12)〜同図(A15)に示すように、ボタン画像136aが表示された後で演出ボタン136が操作されると、弱カットイン画像CI3bが表示されている等]、
前記タイマ表示の表示中に前記操作手段が操作されても、前記或る演出の実行が開始されない[例えば、図412(A1)〜同図(A6)に示すように、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるタイマ表示のカウントダウン中において演出ボタン136が操作されても、弱カットイン画像CI3bは表示されない等]、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
従来の遊技台によれば、表示手段に改良の余地があったが、この遊技台によれば、表示手段に特徴を持った遊技台を提供することができる。
また、この遊技台によれば、操作表示が表示されるタイミングを見逃さないようにさせ、演出効果を高めることができる場合がある。
ここで、表示手段は、操作表示のみが表示される場合があるものであってもよいし、操作表示以外の表示も表示される場合があるものであってもよい。また、表示手段は、操作表示が必ず表示されるものであってもよいし、操作表示が表示されない場合があるものであってもよい。
また、操作表示は、操作手段による操作が有効であることのみを表すものであってもよいし、操作手段による操作が有効であること以外のことも表すものであってもよい。また、操作表示は、操作手段による操作が有効であることを必ず表すものであってもよいし、操作手段による操作が有効であることを表さない場合があるものであってもよい。また、操作表示は、操作手段の操作を有効とする期間が開始する前に表示され、該操作表示が表示された後に操作手段を操作を有効とする期間が開始されるように構成されていてもよい。
また、操作有効期間の期間中に操作があった場合に、該操作有効期間が終了するように構成されてもよい(例えば、1回押し/ボタン1つに対して1つのタイマ予告表示が表示されている場合の場合等)。このことは、これまでに説明した実施形態は、これ以降に説明する実施形態についても適用可能である。
また、操作有効期間の期間中に操作があっても予め設定された操作有効期間が終了するまでは有効期間が終了するまでは有効期間が終了しないように構成されていてもよい(例えば、複数回押し、連打、長押し等)。このことは、これまでに説明した実施形態は、これ以降に説明する実施形態についても適用可能である。
また、操作有効期間の期間が終了するまでの間に操作手段の操作がなかった場合も操作に応じて表示される表示が表示されるように構成されてもよい。このことは、これまでに説明した実施形態は、これ以降に説明する実施形態についても適用可能である。
また、装飾図柄が停止表示(または、図柄のみが停止表示)及び保留表示領域、(表示されている場合には)常駐表示キャラクタ等が表示されているときとアニメ(例えば、機種タイトルを含むムービー等)が表示されている場合があって、アニメデモの表示空に装飾図柄の停止表示や保留表示領域等が表示されないように構成されていてもよい。
また、表示手段は、タイマ表示のみが表示される場合があるものであってもよいし、タイマ表示以外の表示も表示される場合があるものであってもよい。また、表示手段は、タイマ表示が必ず表示されるものであってもよいし、タイマ表示が表示されない場合があるものであってもよい。
また、タイマ表示は、操作表示が表示されるタイミングのみを予告するものであってもよいし、操作表示が表示されるタイミング以外のタイミングも予告するものであってもよい。また、タイマ表示は、操作表示が表示されるタイミングを必ず予告するものであってもよいし、操作表示が表示されるタイミングを予告しない場合があるものであってもよい。
また、タイマ表示は、操作表示の表示が開始されるまでの時間の経過に応じてのみ表示態様が変化するものであってもよいし操作表示の表示が開始されるまでの時間の経過以外のことにも応じて表示態様が変化するものであってもよい。また、タイマ表示は、操作表示の表示が開始されるまでの時間の経過に応じて必ず表示態様が変化するものであってもよいし、操作表示の表示が開始されるまでの時間の経過に応じて表示態様が変化しない場合があるものであってもよい。
また、第一の場合にのみ、操作表示が表示される場合があってもよいし、第一の場合以外の場合にも、操作表示が表示される場合があってもよい。また、第一の場合に、操作表示が必ず表示されてもよいし、第一にお場合に、操作表示が表示されない場合があってもよい。
また、操作表示の表示が開始された後で操作手段が操作されると、或る演出のみが実行される場合があってもよいし、操作表示の表示が開始された後で操作手段が操作されると、或る演出以外の演出も実行される場合があってもよい。また、操作表示の表示が開始された後で操作手段が操作されると、或る演出が必ず実行されてもよいし、操作表示の表示が開始された後で操作手段が操作されると、或る演出が実行されない場合があってもよい。
また、操作表示の表示が開始された後で操作手段が操作された場合にのみ、或る演出が実行される場合があってもよいし、操作表示の表示が開始された後で操作手段が操作された場合以外の場合にも、或る演出が実行される場合があってもよい。
また、操作表示の表示が開始された後でのみ操作手段が操作されると、或る演出が実行される場合があってもよいし、操作表示の表示が開始された後以外でも操作手段が操作されると、或る演出が実行される場合があってもよい。
また、タイマ表示の表示中に操作手段が操作されても、或る演出の実行のみが開始されなくてもよいし、タイマ表示の表示中に操作手段が操作されても、或る演出以外の演出も実行が開始されなくてもよい。また、タイマ表示の表示中に操作手段が操作されても、或る演出の実行が必ず開始されなくてもよいし、タイマ表示の表示中に操作手段が操作されても、或る演出の実行が開始される場合があってもよい。
また、タイマ表示の表示中に操作手段が操作された場合にのみ、或る演出の実行が開始されなくてもよいし、タイマ表示の表示中に操作手段が操作された場合以外の場合にも、或る演出の実行が開始されなくてもよい。
また、タイマ表示の表示中にのみ操作手段が操作されても、或る演出の実行が開始されなくてもよいし、タイマ表示の表示中以外に操作手段が操作されても、或る演出の実行が開始されなくてもよい。
なお、タイマ表示は、操作手段の外観の画像を含んで構成された表示であってもよい。
また、操作表示は、操作手段の外観の画像を含んで構成された表示であってもよい。
また、操作表示の表示中であって、操作手段の操作を有効とする期間(操作有効期間)において操作手段を操作すると、或る演出が実行されてもよい。
また、タイマ表示が表示された後に、操作表示が必ず表示されてもよい。
また、タイマ表示が表示された後に、操作表示が表示される場合と表示されない場合があってもよい。
また、操作表示は、操作手段の操作を促す表示のことであってもよい。これによれば、操作表示が表示されるタイミングを逃さないようにさせ、操作手段の操作意欲を向上させることができる場合がある。
また、操作表示の表示の開始に関連して、タイマ表示が或る表示態様になる場合があってもよい。
また、「前記タイマ表示の表示中に前記操作手段が操作されても、前記或る演出の実行が開始されない」は、「前記タイマ表示が表示されてから該タイマ表示が前記或る表示態様となるまでの間に前記操作手段が操作されても、前記或る演出の実行が開始されない」であってもよい。
操作表示が表示されるタイミングは、操作表示のINアニメの部分を含んでもよい。
また、『 前記タイマ表示として、第一のタイマ表示[例えば、図407(A5)に示すタイマ表示の初期値が「10:00」であるボタンタイマ予告表示BTM1等]が表示される場合があり、
前記第一のタイマ表示の表示態様の変化が開始されてから、第一の時間[例えば、10秒等]が経過すると、前記操作表示が第一の表示態様で表示される場合があり[例えば、図407(A14)に示すように、デフォルトの表示態様でのボタン画像136aが表示されている等]、
前記タイマ表示として、第二のタイマ表示[例えば、図408(A1)に示すタイマ表示の初期値が「60:00」であるボタンタイマ予告表示BTM1等]が表示される場合があり、
前記第二のタイマ表示の表示態様の変化が開始されてから、第二の時間[例えば、60秒等]が経過すると、前記操作表示が第二の表示態様で表示される場合があり[例えば、図408(A11)に示すように、赤ボタンの表示態様での赤ボタン画像136aRが表示されている等]、
前記第一の時間よりも前記第二の時間の方が長い、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、タイマの長さによって操作表示の表示態様が異なる場合があるので、遊技者にタイマ表示と操作表示の両方に注目させることができる場合がある。
ここで、タイマ表示として、第一のタイマ表示のみが表示される場合があってもよいし、タイマ表示として、第一のタイマ表示以外の表示も表示される場合があってもよい。また、タイマ表示として、第一のタイマ表示が必ず表示されてもよいし、タイマ表示として、第一のタイマ表示が表示されない場合があってもよい。
また、第一のタイマ表示の表示態様の変化が開始されてから、第一の時間が経過すると、操作表示が第一の表示態様でのみ表示される場合があってもよいし、第一のタイマ表示の表示態様の変化が開始されてから、第一の時間が経過すると、操作表示が第一の表示態様以外の表示態様でも表示される場合があってもよい。また、第一のタイマ表示の表示態様の変化が開始されてから、第一の時間が経過すると、操作表示が第一の表示態様で必ず表示されてもよいし、第一のタイマ表示の表示態様の変化が開始されてから、第一の時間が経過すると、操作表示が第一の表示態様で表示されない場合があってもよい。
また、第一のタイマ表示の表示態様の変化が開始されてから、第一の時間が経過した場合にのみ、操作表示が第一の表示態様で表示される場合があってもよいし、第一のタイマ表示の表示態様の変化が開始されてから、第一の時間が経過した場合以外の場合にも、操作表示が第一の表示態様で表示される場合があってもよい。
また、タイマ表示として、第二のタイマ表示のみが表示される場合があってもよいし、タイマ表示として、第二のタイマ表示以外の表示も表示される場合があってもよい。また、タイマ表示として、第二のタイマ表示が必ず表示されてもよいし、タイマ表示として、第二のタイマ表示が表示されない場合があってもよい。
また、第二のタイマ表示の表示態様の変化が開始されてから、第二の時間が経過すると、操作表示が第二の表示態様でのみ表示される場合があってもよいし、第二のタイマ表示の表示態様の変化が開始されてから、第二の時間が経過すると、操作表示が第二の表示態様以外の表示態様でも表示される場合があってもよい。また、第二のタイマ表示の表示態様の変化が開始されてから、第二の時間が経過すると、操作表示が第二の表示態様で必ず表示されてもよいし、第二のタイマ表示の表示態様の変化が開始されてから、第二の時間が経過すると、操作表示が第二の表示態様で表示されない場合があってもよい。
また、第二のタイマ表示の表示態様の変化が開始されてから、第二の時間が経過した場合にのみ、操作表示が第二の表示態様で表示される場合があってもよいし、第二のタイマ表示の表示態様の変化が開始されてから、第二の時間が経過した場合以外の場合にも、操作表示が第二の表示態様で表示される場合があってもよい。
また、第一の時間よりも第二の時間の方が必ず長くてもよいし、第一の時間よりも第二の時間の方が短い場合があってもよいし、第一の時間と第二の時間が同じの場合があってもよい。
なお、第一の時間が経過すると、第二の表示態様の操作表示が表示される場合があってもよい。
また、第一の時間が経過すると、第一の表示態様の操作表示が必ず表示されてもよい。
また、第一の時間が経過しても、操作表示が表示されない場合があってもよい。
また、第二の時間が経過すると、第一の表示態様の操作表示が表示される場合があってもよい。
また、第二の時間が経過すると、第二の表示態様の操作表示が必ず表示されてもよい。
また、第二の時間が経過しても、操作表示が表示されない場合があってもよい。
また、『 前記第一の表示態様で前記操作表示が表示された場合よりも前記第二の表示態様で該操作表示が表示された場合の方が、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすい、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第二の表示態様の操作表示が表示されることに対する期待感を持たせることができる場合がある。
ここで、第二の表示態様で操作表示が表示された場合は、最終的に大当り図柄態様が必ず確定表示されてもよいし、第二の表示態様で操作表示が表示された場合は、最終的にはずれ図柄態様が確定表示される場合があってもよい。また、第一の表示態様で操作表示が表示された場合は、最終的にはずれ図柄態様が必ず確定表示されてもよいし、第一の表示態様で操作表示が表示された場合は、最終的に大当り図柄態様が確定表示される場合があってもよい。
また、『 前記第二のタイマ表示よりも前記第一のタイマ表示の方が、或る図柄変動表示が開始された後、表示態様の変化が早く開始される[例えば、図407(A5)に示すタイマ表示の初期値が「10:00」であるボタンタイマ予告表示BTM1の方が、図408(A1)に示すタイマ表示の初期値が「60:00」であるボタンタイマ予告表示BTM1よりも、図柄変動表示が開始してから早くカウントダウンが開始する等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、タイマ表示の変化開始のタイミングにバリエーションを持たせることができる場合がある。
ここで、第二のタイマ表示よりも第一のタイマ表示の方が、或る図柄変動表示が開始された後、表示態様の変化のみが早く開始されてもよいし、第二のタイマ表示よりも第一のタイマ表示の方が、或る図柄変動表示が開始された後、表示態様の変化以外にも早く開始されるものがあってもよい。また、第二のタイマ表示よりも第一のタイマ表示の方が、或る図柄変動表示が開始された後、表示態様の変化が必ず早く開始されてもよいし、第二のタイマ表示よりも第一のタイマ表示の方が、或る図柄変動表示が開始された後、表示態様の変化が早く開始されない場合があってもよい。
また、第二のタイマ表示よりも第一のタイマ表示の方が、或る図柄変動表示が開始された後でのみ、表示態様の変化が早く開始されてもよいし、第二のタイマ表示よりも第一のタイマ表示の方が、或る図柄変動表示が開始された後以外にも、表示態様の変化が早く開始されてもよい。
なお、第二のタイマ表示の方が第一のタイマ表示よりも先に表示態様の一部の変化が開始されてもよい。
また、『 第二の操作手段[例えば、演出レバー136V等]を備え、
前記操作手段とは、第一の操作手段[例えば、演出ボタン136等]のことであり、
前記操作表示とは、第一の操作表示[例えば、図409(A12)に示すボタン画像136aの表示等]のことであり、
前記表示手段は、第二の操作表示[例えば、図413(A17)に示すレバー画像136Vaの表示等]が表示される場合がある手段であり、
前記第二の操作表示とは、前記第二の操作手段による操作が有効であることを表す表示のことであり、
前記第一の場合に、前記第二の操作表示が表示されることがあり[例えば、図410(A1)〜同図(A6)に示すように、レバータイマ予告表示LTM1が表示された後でレバータイマ予告表示LTM1におけるタイマ表示が「00:00」となった場合に、レバー画像136Vaが表示される等]、
前記第二の操作表示の表示が開始された後で前記第二の操作手段が操作されると、前記或る演出が実行される場合がある[例えば、図410(A6)〜同図(A8)及び図408(A14)に示すように、レバー画像136Vaが表示された後で演出レバー136Vが操作されると、精霊のキャラクタCLAを含む背景画像が表示される等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、タイマ表示に注目していた遊技者を驚かせることができ、遊技の興趣を向上させることができる場合がある。
また、この遊技台によれば、操作表示が表示されるまで遊技者に緊張感を持たせるkとができ、遊技の興趣を向上させることができる場合がある。
ここで、表示手段は、第二の操作表示のみが表示される場合があるものであってもよいし、第二の操作表示以外の表示も表示される場合があるものであってもよい。また、表示手段は、第二の操作表示が必ず表示されるものであってもよいし、第二の操作表示が表示されない場合があるものであってもよい。
また、第二の操作表示は、第二の操作手段による操作が有効であることのみを表すものであってもよいし、第二の操作手段による操作が有効であること以外のことも表すものであってもよい。また、第二の操作表示は、第二の操作手段による操作が有効であることを必ず表すものであってもよいし、第二の操作手段による操作が有効であることを表さない場合があるものであってもよい。
また、第一の場合に、第二の操作表示のみが表示されることがあってもよいし、第一の場合に、第二の操作表示以外の表示も表示されることがあってもよい。また、第一の場合に、第二の操作表示が必ず表示されてもよいし、第一の場合に、第二の操作表示が表示されない場合があってもよい。
また、第二の操作表示の表示が開始された後で第二の操作手段が操作されると、或る演出のみが実行される場合があってもよいし、第二の操作表示の表示が開始された後で第二の操作手段が操作されると、或る演出以外のものも実行される場合があってもよい。また、第二の操作表示の表示が開始された後で第二の操作手段が操作されると、或る演出が必ず実行されてもよいし、第二の操作表示の表示が開始された後で第二の操作手段が操作されると、或る演出が実行されない場合があってもよい。
また、第二の操作表示の表示が開始された後で第二の操作手段が操作された場合にのみ、或る演出が実行される場合があってもよいし、第二の操作表示の表示が開始された後で第二の操作手段が操作された場合以外の場合にも、或る演出が実行される場合があってもよい。
なお、タイマ表示の表示中において、操作表示が表示されるまでの或る時間が経過すると、第一の操作表示が必ず表示されてもよい。
また、第二の操作表示は、第二の操作手段の外観の画像を含んで構成された表示であってもよい。
また、第二の操作表示は、第二の操作手段の操作を促す表示のことであってもよい。これによれば、遊技者に第二の操作手段の操作が促される可能性があるので、操作表示が表示されるまでタイマ予告に緊張感をもって注目させることができる場合がある。
また、『 前記第一の場合に前記第一の操作表示が表示された場合よりも、該第一の場合に前記第二の操作表示が表示された場合の方が、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすい、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の場合に第二の操作表示が表示されることに対する期待感を持たせることができる場合がある。
ここで、第一の場合に第二の操作表示が表示された場合は、最終的に大当り図柄貸与いうが必ず確定表示されてもよいし、第一の場合に第二の操作表示が表示された場合は、最終的にはずれ図柄態様が確定表示される場合があってもよい。また、第一の場合に第一の操作表示が表示された場合は、最終的にはずれ図柄態様が必ず確定表示されてもよいし、第一の場合に第一の操作表示が表示された場合は、最終的に大当り図柄態様が確定表示される場合があってもよい。
また、『 前記第一の場合において、前記第二の操作表示の表示が開始された後で、前記第二の操作手段の操作を有効とする期間(以下、「第二の操作有効期間」という。)が開始され[例えば、図410(A1)〜同図(A6)に示すように、レバータイマ予告表示LTM1が表示された後でレバータイマ予告表示LTM1におけるタイマ表示が「00:00」となった場合において、レバー画像136Vaが表示開始された後で、演出レバー136Vの操作有効期間が開始される等]、
前記第二の操作有効期間において、前記第一の操作手段の操作があっても前記或る演出が開始されない[例えば、図411(A2)〜同図(A5)に示すように、演出レバー136Vの操作有効期間において、演出ボタン136が操作されても精霊のキャラクタCLAを含む背景画像は表示されない等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、遊技者に誤った操作による演出が行われないことで、混乱させることを防止することができる場合がある。
ここで、第一の場合において、第二の操作表示の表示が開始された後で第二の操作有効期間のみが開始されてもよいし、第一の場合において、第二の操作表示の表示が開始された後で第二の操作有効期間以外の期間も開始されてもよい。また、第一の場合において、第二の操作表示の表示が開始された後で第二の操作有効期間が必ず開始されてもよいし、第一の場合において、第二の操作表示の表示が開始された後で第二の操作有効期間が開始されない場合があってもよい。
また、第一の場合において、第二の操作表示の表示が開始された後でのみ第二の操作有効期間が開始されてもよいし、第一の場合において、第二の操作表示の表示が開始された後以外でも第二の操作有効期間が開始されてもよい。
また、第一の場合においてのみ、第二の操作表示の表示が開始された後で第二の操作有効期間が開始されてもよいし、第一の場合以外の場合においても、第二の操作表示の表示が開始された後で第二の操作有効期間が開始されてもよい。
また、第二の操作有効期間において、第一の操作手段の操作があっても或る演出のみが開始されなくてもよいし、第二の操作有効期間において、第一の操作手段の操作があっても或る演出以外の演出も開始されなくてもよい。また、第二の操作有効期間において、第一の操作手段の操作があっても或る演出が必ず開始されなくてもよいし、第二の操作有効期間において、第一の操作手段の操作があっても或る演出が開始される場合があってもよい。
また、第二の操作有効期間においてのみ、第一の操作手段の操作があっても或る演出が開始されなくてもよいし、第二の操作有効期間以外の期間においても、第一の操作手段の操作があっても或る演出が開始されなくてもよい。
なお、第二の操作有効期間は、第二の操作手段の操作のみが有効となる期間であってもよい。これによれば、予め第一の操作手段の操作の準備を行っていた遊技者も、操作表示が表示されるまで気を抜かせないようにすることができる場合がある。
また、第二の操作手段の操作を有効とする期間(第二の操作有効期間)において、第一の操作手段の操作があった場合に、操作が有効となるように構成されてもよい。
また、『 前記タイマ表示の表示中に前記操作手段の操作があったことに応じて、反応表示[例えば、図412(A5)に示す発光エフェクトEF405等]を表示する場合がある[例えば、図412(A3)〜同図(A5)に示すように、ボタンタイマ予告表示BTM1の表示中に演出ボタン136が操作されると発光エフェクトEF405が表示される等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、操作表示が表示されるまで間を持たせることができる場合がある。
また、この遊技台によれば、操作手段の操作意欲を向上させることができる場合がある。
ここで、タイマ表示の表示中に操作手段の操作があったことに応じて、反応表示のみを表示する場合があってもよいし、タイマ表示の表示中に操作手段の操作があったことに応じて、反応表示以外の表示も表示する場合があってもよい。また、タイマ表示の表示中に操作手段の操作があったことに応じて、反応表示を必ず表示してもよいし、タイマ表示の表示中に操作手段の操作があったことに応じて、反応表示を表示しない場合があってもよい。
また、タイマ表示の表示中に操作手段の操作があったことに応じてのみ、反応表示を表示する場合があってもよいし、タイマ表示の表示中に操作手段の操作があったこと以外のことにも応じて、反応表示を表示する場合があってもよい。
また、タイマ表示の表示中にのみ操作手段の操作があったことに応じて、反応表示を表示する場合があってもよいし、タイマ表示以外の表示の表示中にも操作手段の操作があったことに応じて、反応表示を表示する場合があってもよい。
ここで、反応表示とは、タイマ表示そのものの表示態様が変化するものであってもよいし、タイマ表示とは別の何かの表示の表示態様が変化するものであってもよい。
なお、タイマ表示によって操作手段の操作が促されるように構成されてもよい。
また、タイマ表示とは別に操作表示が表示されるように構成されてもよい。
また、反応表示が裏ボタンによるものであってもよい。
また、『 前記反応表示は、前記タイマ表示の表示態様の変化により行われる表示のことであり[例えば、図412(A5)に示すように、発光エフェクトEF405はボタンタイマ予告表示BTM1の表示態様を変化する態様で表示される等]、
前記反応表示は、前記操作表示が表示されるまでの時間の経過に応じた表示態様での表示とは別の表示である[例えば、図412(A5)に示す発光エフェクトEF405は、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるタイマ表示のカウントダウンの表示とは別の表示である等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、タイマ表示の表示にバリエーションを持たせることができる場合がある。
また、『 前記タイマ表示は、前記操作表示が表示されるまでの時間の経過に応じて表示態様の変化が行われている期間において、第三の表示態様[例えば、図414(A1)に示すデフォルトの表示態様のボタンアイコンを含むボタンタイマ予告表示BTM1の表示態様等]から第四の表示態様[例えば、図414(A5)に示す赤ボタンの表示態様のボタンアイコンを含むボタンタイマ予告表示BTM1の表示態様等]に変化する場合がある表示である[例えば、図414(A2)〜同図(A5)に示すように、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるタイマ表示のカウントダウン中にボタンアイコンの表示態様がデフォルトの表示態様から赤ボタンの表示態様に変化している等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、タイマ表示の表示中に表示態様が変化する場合があるので、操作表示が表示されるまでの期間においてもタイマ表示を注目させることができる場合がある。
ここで、タイマ表示は、操作表示が表示されるまでの時間の経過に応じて表示態様の変化が行われている期間において、第三の表示態様から第四の表示態様にのみ変化する場合があるものであってもよいし、操作表示が表示されるまでの時間の経過に応じて表示態様の変化が行われている期間において、第三の表示態様から第四の表示態様以外の表示態様にも変化する場合があるものであってもよい。また、タイマ表示は、操作表示が表示されるまでの時間の経過に応じて表示態様の変化が行われている期間において、第三の表示態様から第四の表示態様に必ず変化するものであってもよいし、操作表示が表示されるまでの時間の経過に応じて表示態様の変化が行われている期間において、第三の表示態様から第四の表示態様に変化しない場合があるものであってもよい。
また、タイマ表示は、操作表示が表示されるまでの時間の経過に応じて表示態様の変化が行われている期間においてのみ、第三の表示態様から第四の表示態様に変化する場合があるものであってもよいし、操作表示が表示されるまでの時間の経過に応じて表示態様の変化が行われている期間以外の期間においても、第三の表示態様から第四の表示態様に変化する場合があるものであってもよい。
なお、タイマ表示が最初から第四の表示態様で表示される場合があってもよい。
また、『 前記タイマ表示が前記第三の表示態様から前記第四の表示態様に変化しなかった場合よりも、該第三の表示態様から該第四の表示態様に変化した場合の方が、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすい、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、タイマ表示が第四の表示態様に変化することに対する期待感を持たせることができる場合がある。
ここで、タイマ表示が第三の表示態様から第四の表示態様に変化した場合は、最終的に大当り図柄態様が必ず確定表示されてもよいし、タイマ表示が第三の表示態様から第四の表示態様に変化した場合は、最終的にはずれ図柄態様が確定表示される場合があってもよい。また、タイマ表示が第三の表示態様から第四の表示態様に変化しなかった場合は、最終的にはずれ図柄態様が必ず確定表示されてもよいし、タイマ表示が第三の表示態様から第四の表示態様に変化しなかった場合は、最終的に大当り図柄が確定表示される場合があってもよい。
また、『 前記表示手段は、予告表示[例えば、図414(C1)に示すボタンタイマ予告表示BTM1のボタンアイコンの上方に表示された「準備中」の表示等]が表示される場合がある手段であり、
前記予告表示とは、前記タイマ表示が表示されることを予告する表示のことである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、タイマ表示が表示されることに対する期待感を持たせることができる場合がある。
ここで、表示手段は、予告表示のみが表示される場合があるものであってもよいし、予告表示以外の表示も表示される場合があるものであってもよい。また、表示手段は、予告表示が必ず表示されるものであってもよいし、予告表示が表示されない場合があるものであってもよい。
また、予告表示は、タイマ表示が表示されることのみを予告するものであってもよいし、タイマ表示が表示されること以外のことも予告するものであってもよい。また、予告表示は、タイマ表示が表示されることを必ず予告するものであってもよいし、タイマ表示が表示されることを予告しない場合があるものであってもよい。
なお、予告表示が表示された後にタイマ表示が必ず表示されてもよい。
また、予告表示が表示された後にタイマ表示が表示される場合と表示されない場合があってもよい。
また、予告表示は、操作手段の外観の画像を含む表示であってもよい。
また、予告表示は、実行中の図柄変動表示に関する予告(当該変動予告)であってもよい。
また、予告表示は、先読み予告であってもよい。
また、『 最終的に大当り図柄態様が確定表示されるか最終的にハズレ図柄態様が確定表示されるかは、図柄の変動開始の際に行われる大当り判定によって決定されるように構成されており、
前記大当り判定の結果は、前記タイマ表示の表示態様によって変化せず、
前記大当り判定は、遊技盤に設けられた始動口に遊技球が進入した場合に取得される乱数を用いた大当り抽選の結果に応じて判定されるように構成されており、
前記大当り抽選において大当りと判定される確率(以下、「大当り確率」という。)は、予め定められており、
前記大当り確率は、前記タイマ表示の表示態様によって変化しない、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
なお、タイマ表示と操作表示の表示位置が異なってもよし、同じであってもよい。
また、タイマ表示が複数表示されてもよく、この場合において、タイマ表示の消化順序は、タイマ表示が表示開始された順序であってもよいし、タイマ表示が表示開始された順序でなくてもよい。
また、複数のボタン演出が重複して行われ、操作有効期間が重複するような場合は、ボタンタイマ予告演出に係るボタン演出における操作有効期間を優先にしてもよいし、ボタンタイマ予告演出に係るボタン演出における操作有効期間を非優先にしてもよい。また、ボタン保留が含まれる場合には、ボタン保留における操作有効期間を優先にしてもよい。また、当該変動予告に係るボタン演出と先読み予告に係るボタン演出とが重複して行われ、操作有効期間が重複するような場合は、当該変動予告に係るボタン演出における操作有効期間を優先にしてもよいし、先読み予告に係るボタン演出における操作有効期間を優先にしてもよい。
また、タイマ表示が移動した後にタイマ表示のカウントダウンを開始してもよい。
また、タイマ表示のカウントダウンを一時停止するようにしてもよい。
また、複数の図柄変動表示に跨ってボタンタイマ予告演出が行われる場合があってもよいし、複数の図柄変動表示に跨ってボタンタイマ予告演出が行われないようにしてもよい。
また、『 第二の操作手段[例えば、演出レバー136V等]を備え、
前記操作手段とは、第一の操作手段[例えば、演出ボタン136等]のことであり、
前記操作表示とは、第一の操作表示[例えば、ボタン画像136a等]のことであり、
前記タイマ表示とは、第三のタイマ表示[例えば、ボタンタイマ予告表示BTM1等]のことであり、
前記表示手段は、第二の操作表示[例えば、レバー画像136Va等]が表示される場合がある手段であり、
前記第二の操作表示とは、前記第二の操作手段による操作が有効であることを表す表示のことであり、
前記表示手段は、第四のタイマ表示[例えば、図410(A1)に示すレバータイマ予告表示LTM1等]が表示される場合がある手段であり、
前記第四のタイマ表示とは、前記第二の操作表示が表示されるタイミングを予告する表示のことであり[例えば、図410(A1)に示すレバータイマ予告表示LTM1は、タイマ表示のカウントダウンが開始してから60秒後にレバー演出が開始することを予告している等]、
前記第四のタイマ表示は、前記第二の操作表示の表示が開始されるまでの時間の経過に応じて表示態様が変化する表示であり[例えば、図410(A1)〜同図(A2)に示すように、レバータイマ予告表示LTM1は、カウントダウンが開始してからボタン演出が開始されるタイミングを示す「00:00」となるまでタイマ表示のカウントダウンが行われる等]、
前記第四のタイマ表示が表示された後で該第四のタイマ表示が或る表示態様となった場合(以下、「第二の場合[例えば、図410(A1)〜同図(A2)に示すように、レバータイマ予告表示LTM1が表示された後でレバータイマ予告表示LTM1におけるタイマ表示が「00:00」となった場合等]」という。)に、前記第二の操作表示が表示されることがあり、
前記第二の操作表示の表示が開始された後で前記第二の操作手段が操作されると、前記或る演出が実行される場合があり[例えば、図410(A6)〜同図(A8)及び図408(A14)に示すように、レバー画像136Vaが表示された後で演出レバー136Vが操作されると、精霊のキャラクタCLAを含む背景画像が表示されている等]、
前記第四のタイマ表示の表示中に前記第二の操作手段が操作されても、前記或る演出の実行が開始されない[例えば、図410(A1)〜同図(A2)に示すように、レバータイマ予告表示LTM1におけるタイマ表示のカウントダウン中において演出レバー136Vが操作されても、精霊のキャラクタCLAを含む背景画像は表示されない等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第二の操作表示が表示されるタイミングを見逃さないようにさせ、演出効果を高めることができる場合がある。
この遊技台によれば、タイマ表示に注目していた遊技者を驚かせることができ、遊技の興趣を向上させることができる場合がある。
また、この遊技台によれば、操作表示が表示されるまで遊技者に緊張感を持たせるkとができ、遊技の興趣を向上させることができる場合がある。
ここで、表示手段は、第二の操作表示のみが表示される場合があるものであってもよいし、第二の操作表示以外の表示も表示される場合があるものであってもよい。また、表示手段は、第二の操作表示が必ず表示されるものであってもよいし、第二の操作表示が表示されない場合があるものであってもよい。
また、第二の操作表示は、第二の操作手段による操作が有効であることのみを表すものであってもよいし、第二の操作手段による操作が有効であること以外のことも表すものであってもよい。また、第二の操作表示は、第二の操作手段による操作が有効であることを必ず表すものであってもよいし、第二の操作手段による操作が有効であることを表さない場合があるものであってもよい。
また、表示手段は、第四のタイマ表示がのみ表示される場合があるものであってもよいし、第四のタイマ表示以外の表示も表示される場合があるものであってもよい。また、表示手段は、第四のタイマ表示が必ず表示されるものであってもよい。また、第四のタイマ表示が表示されない場合があるものであってもよい。
また、第四のタイマ表示は、第二の操作表示が表示されるタイミングのみを予告するものであってもよいし、第二の操作表示が表示されるタイミング以外のタイミングも予告するものであってもよい。また、第四のタイマ表示は、第二の操作表示が表示されるタイミングを必ず予告するものであってもよいし、第二の操作表示が表示されるタイミングを予告しない場合があるものであってもよい。
また、第四のタイマ表示は、第二の操作表示の表示が開始されるまでの時間の経過に応じてのみ表示態様が変化するものであってもよいし、第二の操作表示の表示が開始されるまでの時間の経過以外のことにも応じて表示態様が変化するものであってもよい。また、第四のタイマ表示は、第二の操作表示の表示が開始されるまでの時間の経過に応じて必ず表示態様が変化するものであってもよいし、第二の操作表示の表示が開始されるまでの時間の経過に応じて表示態様が変化しない場合があるものであってもよい。
また、第二の場合にのみ、第二の操作表示が表示される場合があってもよいし、第二の場合以外の場合にも、第二の操作表示が表示される場合があってもよい。また、第二の場合に、第二の操作表示が必ず表示されてもよいし、第二の場合に、第二の操作表示が表示されない場合があってもよい。
また、第二の操作表示の表示が開始された後で第二の操作手段が操作されると、或る演出のみが実行される場合があってもよいし、第二の操作表示の表示が開始された後で第二の操作手段が操作されると、或る演出以外の演出も実行される場合があってもよい。また、第二の操作表示の表示が開始された後で第二の操作手段が操作されると、或る演出が必ず実行されてもよいし、第二の操作表示の表示が開始された後で第二の操作手段が操作されると、或る演出が実行されない場合があってもよい。
また、第二の操作表示の表示が開始された後で第二の操作手段が操作された場合にのみ、或る演出が実行される場合があってもよいし、第二の操作表示の表示が開始された後で第二の操作手段が操作された場合以外の場合にも、或る演出が実行される場合があってもよい。
また、第二の操作表示の表示が開始された後でのみ第二の操作手段が操作されると、或る演出が実行される場合があってもよいし、第二の操作表示の表示が開始された後以外でも第二の操作手段が操作されると、或る演出が実行される場合があってもよい。
また、第四のタイマ表示の表示中に第二の操作手段が操作されても、或る演出の実行のみが開始されなくてもよいし、第四のタイマ表示の表示中に第二の操作手段が操作されても、或る演出以外の演出も実行が開始されなくてもよい。また、第四のタイマ表示の表示中に第二の操作手段が操作されても、或る演出の実行が必ず開始されなくてもよいし、第四のタイマ表示の表示中に第二の操作手段が操作されても、或る演出の実行が開始される場合があってもよい。
また、第四のタイマ表示の表示中に第二の操作手段が操作された場合にのみ、或る演出の実行が開始されなくてもよいし、第四のタイマ表示の表示中に第二の操作手段が操作された場合以外の場合にも、或る演出の実行が開始されなくてもよい。
また、第四のタイマ表示の表示中にのみ第二の操作手段が操作されても、或る演出の実行が開始されなくてもよいし、第四のタイマ表示の表示中以外に第二の操作手段が操作されても、或る演出の実行が開始されなくてもよい。
また、『 前記第二の場合に、前記第二の操作表示が必ず表示されるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記遊技台は、ぱちんこ機[例えば、パチンコ機100等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記遊技台は、スロットマシン[例えば、スロットマシン1000等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
図419は、本実施形態において実行される装飾図柄の変動表示の流れについて説明するタイミングチャートであって、同図(a)は、リーチ状態となることなくはずれとなる装飾図柄の変動表示の流れについて説明するタイミングチャートであり、同図(b)は、リーチ状態となった後に大当り又ははずれとなる装飾図柄の変動表示の流れについて説明するタイミングチャートである。
図419(a)は、装飾図柄の変動表示の開始(変動開始)の後、装飾図柄の第一停止、装飾図柄の第二停止、装飾図柄の第三停止を経て、装飾図柄が確定停止する流れを示している。なお、以下の説明において、装飾図柄の停止順序は、原則として左図柄、右図柄、中図柄の順としているが、これに限定されない。また、予告(当該変動予告や先読み予告)、ミニゲーム及び疑似連等の演出、あるいは、保留数に応じて第一停止と第二停止が同時に行われる場合があってもよいし、第一停止、第二停止及び第三停止が同時に行われる場合があってもよい。ここで、変動開始から第一停止までの期間、第一停止から第二停止までの期間、第二停止から第三停止までの期間、及び、第三停止から確定停止までの期間をそれぞれ「(11)」の期間で表すことができる場合がある。以下の説明では、リーチ状態となることなくはずれとなる演出例において行われる演出について、図面中の枝番として「図XX(A(11)−1)」、「図XX(A(11)−2)」・・・等を用いる場合がある。また、図419(a)に示すタイミングチャートにおいて各種演出として組合せ可能な演出は「(11)」で示す期間に行うことができる場合がある(例えば、ガセ予告等)。また、第二停止から第三停止までの期間や、第三停止から確定停止までの期間において、疑似連のガセ演出や、同色(同種)図柄停止によるチャンス目告知(先読み予告)等を行うこともできる場合がある。このことは、これまでに説明した実施形態の各演出例においても適用可能な概念である。
図419(b)は、装飾図柄の変動表示の開始(変動開始)の後、リーチ状態の形成、スーパーリーチ(SPリーチ)への移行、リーチ演出の結果導出を経て、装飾図柄がはずれ又は大当りの態様で確定停止し、その後、大当り遊技が終了するまでの流れを示している。ここで、変動開始からリーチ状態が形成されるまでの期間を「(1)」の期間で表し、リーチ状態が形成されてからSPリーチに移行するまでの期間を「(2)」の期間で表し、SPリーチに移行してからリーチ演出の結果が導出されるまでの期間を「(3)」の期間で表し、リーチ演出の結果が導出されてから確定停止までの期間を「(4)」の期間で表し、確定停止から大当り遊技の終了までの期間を「(5)」の期間で表すことができる場合がある。以下の説明では、リーチ状態となった後に大当り又ははずれとなる演出例において行われる演出について、図面中の枝番として「図XX(A(2)−1)」、「図XX(A(2)−2)」、「図XX(A(3)−1)」、「図XX(A(3)−2)」・・・等を用いる場合がある。また、本実施形態における説明において、「(1)」の期間では、ミニゲームや先読み予告等を含む各種予告や、疑似連等の演出が行われる場合があり、「(2)」の期間では、ノーマルリーチやカットイン画像の表示による予告や群予告等が行われる場合があり、「(3)」の期間では、SPリーチ中のチャンスアップ予告やカットイン画像の表示による予告等が行われる場合があり、「(4)」の期間では、揺れ変動、復活大当り演出、ワイプ表示等が行われる場合があり、「(5)」の期間では、大当り遊技中の演出が行われ、また、大当り遊技中における確変報知や保留連荘報知等が行われる場合がある。なお、上述した実施形態及び以下に説明する実施形態において、実行された各予告や演出は、当該予告や演出が実行された期間以外の期間において行われるように構成されてもよい。また、これらの予告や演出が複合して行われる場合があるように構成されてもよく、この場合、一方の予告(演出)が他方の予告(演出)にオーバーラップされる場合があってもよい。また、これまでに説明した実施形態及び以下に説明する実施形態において、同じ枝番で記載されている部分については、適宜置き換え可能である。
図420〜図442は、本実施形態に適用可能なパチンコ機100の装飾図柄表示装置208を中心とした演出を段階的に示す図である。なお、図420〜図442では、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普図表示装置210、第1特図保留ランプ218、第2特図保留ランプ220及び普図保留ランプ216について、図示を省略している。なお、図420〜図442では、1つの装飾図柄表示装置208を備えて構成されたパチンコ機100が示されているが、上述した実施形態のように、複数の装飾図柄表示装置を備えたものであってもよい。また、装飾図柄表示装置208の前面側に、上述した透明の導光板ILやPOVディスプレイが配置されてもよい。
図420〜図442は、本実施形態にかかるパチンコ機において実行されるタイマ予告演出の一例について段階的に示す図である。
図420(A(1)−1)〜図421(A(4)−66)は、装飾図柄の変動表示中に加え、大当り遊技中にもタイマ予告演出が実行されている様子を示している。
図420(A(1)−1)に示す装飾図柄表示装置208には、「装飾2−装飾5−装飾7」の装飾図柄の組み合わせが停止表示されている。すなわち、変動開始前の様子が示されている。なお、ここでの背景は非表示であるが、例えば、デフォルトの背景画像が表示されている。以下の説明においても、背景が非表示の場合には、特に断らない限り、デフォルトの背景画像が表示されている。なお、デフォルトの背景画像とは異なる様々な背景画像(例えば、モードに応じた背景画像等)を表示してもよい。また、装飾図柄表示装置208の表示画面の右上隅部には第2保留数表示が表示されている。さらに、第4図柄や第2装飾図柄を表示するようにしてもよい。また、装飾図柄表示装置208の下方右側には、ナビキャラクタYMが表示されている。なお、図420(A(1)−1)に示されるタイミングでは、図柄が停止表示されているため、変動アイコンh0は表示されていない。
さらに、図420に示す制御状態(遊技状態)は、特図低確率普図低確率状態(非電サポ状態)である。この非電サポ状態における装飾図柄表示装置208の下方左側では、特図1の保留アイコンが表示される。なお、非電サポ状態における装飾図柄表示装置208の所定領域(例えば、表示画面の右端)に、特図2の保留アイコン表示領域が設けられてもよい。
装飾図柄表示装置208の下方左側に形成された保留アイコン表示領域には、特図1の保留を表す保留アイコンが表示される。特図1の保留数は、特図1保留ランプ218の点灯数の他、特図1の保留アイコンの数や第2保留数表示によっても表され、特図2の保留数は、特図2保留ランプ220の点灯数の他、特図2の保留アイコンの数や第2保留数表示によっても表されている。すなわち、保留アイコンは、主制御部300のRAM308に記憶されている始動情報に対応したものである。以下、最も古い始動情報(最も古い入賞)に対応した保留アイコンを第一の保留アイコン、2番目に古い始動情報に対応した保留アイコンを第二の保留アイコン・・・と称する場合がある。保留アイコン表示領域では、保留アイコンが横並びに表示され、右側の保留アイコンほど入賞が古い保留アイコンになる。
図420(A(1)−1)には、保留アイコン表示領域に3つの特図1の保留アイコンh11,h12,h13が表示されており、これら3つの特図1の保留アイコンh11,h12,h13はいずれも、デフォルトの表示態様(丸形の無模様かつ白色の表示態様)で表示されている。すなわち、特図1のデフォルトの保留アイコンは、丸形の保留アイコンである。
一方、特図2の保留アイコンは一つも表示されていない。これは、上述のごとく、図420に示す制御状態(遊技状態)は、非電サポ状態(非時短状態)であるため、電チューが開きにくく特図2始動口232への入賞が困難な状態であるためである。
本実施形態のパチンコ機100では、制御状態(遊技状態)に応じて、特図1と特図2で入賞しやすい方の特図の保留アイコンが表示され、もう一方の特図の保留アイコンが表示されないようにしている。すなわち、制御状態が非電サポ状態である場合には、図420(A(1)−1)に示すように、保留アイコン表示領域に特図1の保留アイコンが表示され、特図2の保留アイコンは表示されない。一方、制御状態が電サポ状態である場合には、反対に、特図2の保留アイコンが表示され、特図1の保留アイコンは表示されない。なお、非電サポ状態において、特図2の保留アイコンが表示されてもよいし、電サポ状態において、特図1の保留アイコンが表示されてもよい。
本実施形態では、特図の図柄変動表示の開始は、特図表示装置における変動開始→保留アイコンの移動アニメーション開始又は消去→装飾図柄の変動開始の順で行われるが、この順番は前後してもよい。このことは、以下の説明においても同様である。
図420(A(1)−2)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11〜h13の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が、装飾図柄表示装置208の中央下部に形成された変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示され、第二の保留アイコンh12が第一の保留アイコンh11の表示位置に移動して、第一の保留アイコンh11として表示され、第三の保留アイコンh13が第二の保留アイコンh12の表示位置に移動して、第二の保留アイコンh12として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。変動アイコンh0の表示態様は、消化された保留アイコンh11の表示態様と同じであるが、異なってもよい。
図420(A(1)−3)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。具体的には、例えば、フレームインアニメにより、表示画面の右側から第1タイマ予告表示TM11がフレームインすることにより、タイマ予告演出が開始される。この第1タイマ予告表示TM11の表示態様は、デフォルトの表示態様である。第1タイマ予告表示TM11には、「10:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから10秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。ここで、本実施形態における第1タイマ予告表示TM11では、1秒未満の小数点以下の表示も行うことが可能に構成されている。
その後、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始され、図420(A(1)−4)に示すタイミングでは、第1タイマ予告表示TM11には、「09:75」が表示されている。すなわち、カウントダウンが開始してから、0.25秒が経過した様子が示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「タイマ発動」の文字が表示され、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示のカウントダウンが開始されたことを報知している。
その後、図420(A(1)−5)に示す装飾図柄表示装置208では、2つ目のタイマ予告演出が開始している様子が示されている。具体的には、例えば、フレームインアニメにより、表示画面の左側から第2タイマ予告表示TM12がフレームインすることにより、2つ目のタイマ予告演出が開始される。この第2タイマ予告表示TM12の表示態様は、デフォルトの表示態様である。第2タイマ予告表示TM12には、「03:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから3秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。ここで、本実施形態における第2タイマ予告表示TM12では、1秒未満の小数点以下の表示も行うことが可能に構成されている。また、第1タイマ予告表示TM11では、カウントダウンが継続しており、図420(A(1)−5)に示すタイミングでは、「09:00」が表示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「注目」の文字が表示され、タイマ予告演出に対する注意喚起がなされている。
その後、第2タイマ予告表示TM12におけるタイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始され、図420(A(1)−6)に示すタイミングでは、第2タイマ予告表示TM12には、「01:25」が表示されている。すなわち、第2タイマ予告表示TM12におけるタイマ表示のカウントダウンが開始してから、1.75秒が経過した様子が示されている。一方、第1タイマ予告表示TM11においても、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、第1タイマ予告表示TM11には、「07:25」が表示されている。
図420(A(1)−7)に示す装飾図柄表示装置208では、第2タイマ予告表示TM12におけるカウントダウンが完了し、第2タイマ予告表示TM12におけるタイマ表示が「00:00」となると、ナビキャラクタYMの近傍において、「保留に注目」の文字が表示されて、保留変化に対する注意喚起がなされるとともに、第一の保留アイコンh11において保留変化アニメが開始され、第一の保留アイコンh11の表示態様が変化する可能性があることが報知される。なお、第2タイマ予告表示TM12におけるタイマ表示が「00:00」となった後で保留変化アニメが開始されてもよいし、保留変化アニメが開始してから第2タイマ予告表示TM12におけるタイマ表示が「00:00」となってもよいし、第2タイマ予告表示TM12におけるタイマ表示が「00:00」となったタイミングで保留変化アニメが開始されてもよい。なお、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示のカウントダウンは継続しており、図420(A(1)−7)に示すタイミングでは、「06:00」が表示されている。
すると、図420(A(1)−8)に示すように、第一の保留アイコンh11の表示態様がデフォルトの表示態様から爆弾の表示態様に変化し、その上方には「TIMER」の文字が付加され、また、ナビキャラクタYMの近傍では、「保留変化」の文字が表示され、第一の保留アイコンh11が爆弾の表示態様に変化する先読み予告が行われたことが報知されている。すなわち、この演出例では、第2タイマ予告表示TM12にかかるタイマ予告演出が行われた結果、或る演出としてタイマ予告演出の実行を予告する爆弾の表示態様の保留アイコンに変化する保留アイコンの表示態様の変化演出が行われている様子が示されている。なお、保留アイコンh11の表示態様が変化した後で「保留変化」の文字表示が行われてもよいし、「保留変化」の文字表示が行われた後で保留アイコンh11の表示態様が変化してもよいし、保留アイコンh11の表示態様が変化するタイミングで「保留変化」の文字表示が行われてもよい。一方、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示のカウントダウンは依然として継続しており、図420(A(1)−8)に示すタイミングでは、「05:75」が表示されている。なお、第2タイマ予告表示TM12は消去されている。ここで、第2タイマ予告表示TM12は、保留アイコンh11の表示態様が変化した後で消去されてもよいし、第2タイマ予告表示TM12が消去した後で保留アイコンh11の表示態様が変化してもよいし、第2タイマ予告表示TM12が消去されるタイミングで保留アイコンh11の表示態様が変化してもよい。
図420(A(1)−9)に示す装飾図柄表示装置208では、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示のカウントダウンが継続している様子が示されており、図420(A(1)−9)に示すタイミングでは、「05:11」が表示されている。また、装飾図柄表示装置208の表示画面の左上隅部では、爆弾のアイコンBOMとともに「ストック」の文字表示が行われ、タイマ予告演出が開始される可能性があることを報知している。このように、この演出例では、タイマ予告演出が行われた結果実行された演出(予告演出)をアイコンによって報知している様子が示されている。さらに、ナビキャラクタYMの近傍では、「まだあるぞ」の文字が表示され、タイマ予告演出による予告表示がさらに行われる可能性があることが示唆されている。
図420(A(1)−10)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、第1タイマ予告表示TM11では、カウントダウンが継続しており、図420(A(1)−10)に示すタイミングでは、「03:29」が表示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍では「何だ」の文字とともにクエスチョンマークが表示され、第1タイマ予告表示TM11におけるカウントダウンが完了したときに何れの予告表示が行われるかについての期待感を煽っている。
図420(A(1)−11)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾6」が停止表示される。なお、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、第1タイマ予告表示TM11では、カウントダウンが継続しており、図420(A(1)−11)に示すタイミングでは、「01:66」が表示されている。
図420(A(1)−12)に示す装飾図柄表示装置208では、第1タイマ予告表示TM11におけるカウントダウンが完了し、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が「00:00」となったタイミングで第3停止が行われ、中図柄に疑似連図柄としてのリプレイ図柄RPが停止表示される。また、ナビキャラクタYMの近傍では、「疑似連!」の文字が表示されており、疑似連が行われることが報知されている。本実施形態では、疑似連図柄が停止表示するタイミングで第1タイマ予告表示TM11におけるカウントダウンが完了しているが、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が「00:00」となってから中図柄が停止表示してもよいし、中図柄が停止表示してから第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が「00:00」となってもよい。
このように、この演出例では、複数のタイマ予告演出の表示期間が重なっており、一方のタイマ予告表示(第2タイマ予告表示TM12)が先読み予告として機能している様子が示されている。また、この演出例では、複数のタイマ予告演出についてそれぞれタイマ予告表示が表示開始されるタイミングが異なっている様子が示されている。
その後、図420(A(1)−13)に示すように、疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始される。また、ナビキャラクタYMの近傍には、疑似連により2回目の装飾図柄の変動表示が開始された回数を示す「×2」の表示が行われている。なお、このとき第1タイマ予告表示TM11は消去されている。ここで、第1タイマ予告表示TM11が消去された後で疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始されてもよいし、疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始された後で第1タイマ予告表示TM11が消去されてもよいし、第1タイマ予告表示TM11が消去されるタイミングで疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始されてもよい。
図420(A(1)−14)に示す装飾図柄表示装置208では、疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。そして、装飾図柄表示装置208の表示画面の左上隅部に表示された爆弾のアイコンBOMの下方にリプレイのアイコンRPLが表示され、疑似連演出が行われたことが報知されている。
図420(A(1)−15)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図420(A(1)−16)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾5」が停止表示され、リーチ状態が形成される。すると、図420(A(2)−17)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に「リーチ」の表示が行われ、リーチ状態となったことが報知される。一方、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
その後、図420(A(2)−18)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ノーマルリーチが行われ、中図柄が低速で変動している様子が示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「SP発展でタイマ予告」の文字が表示されており、スーパーリーチに発展することでタイマ予告演出が開始されることを示すミッション演出が開始されている様子も示されている。この演出例では、ミッションが達成されることにより、タイマ予告演出が開始されて大当りの信頼度が高められる。したがって、スーパーリーチに移行することにより、タイマ予告演出が開始されることに期待を持たせることができる場合がある。
図420(A(2)−19)に示す装飾図柄表示装置208では、ノーマルリーチが継続して行われている様子が示されている。
図420(A(3)−20)に示す装飾図柄表示装置208では、ノーマルリーチ中に中図柄が「装飾6」で停止表示し、スーパーリーチに移行せず、「装飾5−装飾6−装飾5」のハズレの装飾図柄の組み合わせで停止表示されることが報知される。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「残念」の文字が表示され、スーパーリーチに移行しないことが報知されている。
そして、図420(A(3)−21)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾6−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている。このとき、リプレイのアイコンRPLが消去される。一方、爆弾のアイコンBOMは依然として表示されている。なお、装飾図柄の揺れ変動が開始した後でリプレイのアイコンRPLが消去されてもよいし、リプレイのアイコンRPLが消去された後で装飾図柄の揺れ変動が開始してもよいし、装飾図柄の揺れ変動が開始したタイミングでリプレイのアイコンRPLが消去されてもよい。
その後、図420(A(4)−22)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾6−装飾5」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
その後、図420(A(1)−23)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示され、第二の保留アイコンh12が第一の保留アイコンh11の表示位置に移動して、第一の保留アイコンh11として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。ここで、爆弾の表示態様であった第一の保留アイコンh11は、表示態様を変えないで変動アイコン表示領域に移動することで当該図柄変動に関する予告表示態様である変動アイコンh0となる。すなわち、変動アイコンh0により、タイマ予告演出が開始されることを予告報知している。
図420(A(1)−24)に示す装飾図柄表示装置208では、変動アイコンh0の表示に対応し、表示画面の中央上部に「ストック発動」の文字が表示されて、2つのタイマ予告演出が同時に開始している様子が示されている。このとき、爆弾のアイコンBOMは消去されている。すなわち、この演出例では、1つの爆弾のアイコンBOM、あるいは、爆弾の表示態様の変動アイコンh0の表示により、複数のタイマ予告演出が開始している様子が示されている。なお、「ストック発動」の文字が表示されてから2つのタイマ予告演出が開始してもよいし、2つのタイマ予告演出が開始した後で「ストック発動」の文字が表示されてもよいし、「ストック発動」の文字が表示されるタイミングで2つのタイマ予告演出が開始してもよい。この演出例では、第3タイマ予告表示TM13と第4タイマ予告表示TM14がそれぞれフレームインアニメにより、表示画面の左右からそれぞれフレームインし、2つのタイマ予告演出が同時に開始される。第3タイマ予告表示TM13及び第4タイマ予告表示TM14はいずれもデフォルトの表示態様である。表示画面の右側に表示された第3タイマ予告表示TM13には、タイマ表示として「30:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから30秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。また、表示画面の左側に表示された第4タイマ予告表示TM14には、タイマ表示として「10:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから10秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。なお、この演出例では、2つのタイマ予告表示TM13,TM14が同時にカウントダウンを開始するため、カウントダウンが開始されてから、10秒が経過したときと30秒が経過したときの両方でそれぞれ或る演出が開始されることが示唆されている。ここで、10秒が経過したときに開始される可能性がある或る演出と30秒が経過したときに開始される可能性がある或る演出とが同じであってもよいし、異なってもよい。
その後、第3タイマ予告表示TM13におけるタイマ表示及び第4タイマ予告表示TM14におけるタイマ表示がそれぞれカウントダウン(減算表示)を開始し、図420(A(1)−25)に示すタイミングでは、第3タイマ予告表示TM13には、「29:45」が表示されており、また、第4タイマ予告表示TM14には、「09:45」が表示されている。すなわち、カウントダウンが開始してから、0.55秒が経過した様子が示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「タイマ注目」の文字が表示され、タイマ予告演出に対する注意喚起がなされている。また、この演出例では、変動アイコンh0において変化アニメが開始され、変動アイコンh0の表示態様が変化する可能性があることが報知される。
すると、図420(A(1)−26)に示すように、変動アイコンh0の表示態様が爆弾の表示態様からパンダの表示態様に変化し、予告の表示態様となる。一方、第3タイマ予告表示TM13及び第4タイマ予告表示TM14におけるタイマ表示のカウントダウンは依然として継続しており、図420(A(1)−26)に示すタイミングでは、第3タイマ予告表示TM13では「09:10」が表示されており、第4タイマ予告表示TM14では「29:15」が表示されている。
図420(A(1)−27)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、第3タイマ予告表示TM13及び第4タイマ予告表示TM14では、カウントダウンが継続しており、図420(A(1)−27)に示すタイミングでは、第3タイマ予告表示TM13においては、「28:02」が表示され、第4タイマ予告表示TM14においては、「08:02」が表示されている。
図420(A(1)−28)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾5」が停止表示され、リーチ状態が形成される。なお、第3タイマ予告表示TM13及び第4タイマ予告表示TM14では、カウントダウンが継続しており、図420(A(1)−28)に示すタイミングでは、第3タイマ予告表示TM13においては、「26:75」が表示され、第4タイマ予告表示TM14においては、「06:75」が表示されている。
その後、図420(A(2)−29)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に「リーチ」の表示が行われ、リーチ状態となったことが報知される。一方、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。なお、第3タイマ予告表示TM13及び第4タイマ予告表示TM14では、カウントダウンが継続しており、図420(A(2)−29)に示すタイミングでは、第3タイマ予告表示TM13においては、「25:23」が表示され、第4タイマ予告表示TM14においては、「05:23」が表示されている。
図420(A(2)−30)に示す装飾図柄表示装置208では、ノーマルリーチが開始され、中図柄が低速で変動している様子が示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「もうすぐだ」の文字が表示されており、第4タイマ予告表示TM14におけるタイマ表示が「00:00」となって予告演出がもうすぐ開始される可能性があることが示唆されている。なお、第3タイマ予告表示TM13及び第4タイマ予告表示TM14では、カウントダウンが継続しており、図420(A(2)−30)に示すタイミングでは、第3タイマ予告表示TM13においては、「23:16」が表示され、第4タイマ予告表示TM14においては、「03:16」が表示されている。
図420(A(2)−31)に示す装飾図柄表示装置208では、ノーマルリーチが継続して行われている様子が示されている。なお、第3タイマ予告表示TM13及び第4タイマ予告表示TM14では、依然としてカウントダウンが継続しており、図420(A(2)−31)に示すタイミングでは、第3タイマ予告表示TM13においては、「21:80」が表示され、第4タイマ予告表示TM14においては、「01:80」が表示されている。
その後、図420(A(2)−32)に示すように、第4タイマ予告表示TM14におけるカウントダウンが完了し、タイマ表示が「00:00」となると、装飾図柄表示装置208では、サボハニのキャラクタSBHNが大量に横切るサボハニ群予告が行われる。このサボハニ群予告は、大当りの期待度が大きい予告である。すなわち、サボハニ群予告が行われた場合は、サボハニ群予告が行われなかった場合よりも大当り図柄が確定表示されやすいということができる。図420(A(2)−32)に示す装飾図柄表示装置208では、強サボハニ群予告が行われている。このとき、リーチ図柄が左上隅に小さく表示され、変動アイコン表示領域と保留アイコン表示領域が消去される。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「群発生」の文字が表示されており、サボハニ群予告が行われていることが報知されている。すなわち、この演出例では、第4タイマ予告表示TM14によるタイマ予告演出の結果として強サボハニ群予告が行われる様子が示されている。換言すれば、強サボハニ群予告は、或る演出の一例ということができる。なお、第4タイマ予告表示TM14におけるタイマ表示が「00:00」となった後でサボハニ群予告が開始されてもよいし、サボハニ群予告が開始された後で第4タイマ予告表示TM14におけるタイマ表示が「00:00」となってもよいし、第4タイマ予告表示TM14におけるタイマ表示が「00:00」となるタイミングでサボハニ群予告が開始されてもよい。一方、第3タイマ予告表示TM13では、依然としてカウントダウンが継続しており、図420(A(2)−32)に示すタイミングでは、「20:00」が表示されている。
図420(A(2)−33)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニ群予告が継続して行われているとともに、ナビキャラクタYMの近傍に「SP発展!」の表示が行われ、スーパーリーチに発展することが報知されている。また、このとき、第4タイマ予告表示TM14は消去されている。一方、第3タイマ予告表示TM13では、依然としてカウントダウンが継続しており、図420(A(2)−33)に示すタイミングでは、「18:31」が表示されている。
続いて、図420(A(3)−34)に示す装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展し、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙する画面が表示される。なお、装飾図柄表示装置208の表示画面の左上隅部には、サボハニのアイコンSBHが表示されており、サボハニ群予告が実行されたことが報知されている。また、第3タイマ予告表示TM13では、カウントダウンが未だ継続しており、図420(A(3)−34)に示すタイミングでは、「12:63」が表示されている。
図420(A(3)−35)に示す装飾図柄表示装置208では、剣豪リーチが継続している様子が示されている。そして、ナビキャラクタYMの近傍には、「タイマ注目」の文字が表示され、第3タイマ予告表示TM13に対する注意喚起がなされている。なお、第3タイマ予告表示TM13では、カウントダウンが継続しており、図420(A(3)−35)に示すタイミングでは、「11:03」が表示されている。
図420(A(3)−36)に示す装飾図柄表示装置208では、第3タイマ予告表示TM13におけるカウントダウンの表示中にタイマ予告短縮アニメが開始され、第3タイマ予告表示TM13にエフェクトが表示されている様子が示されている。
その後、図420(A(3)−36)に続く図421(A(3)−37)に示すように、第3タイマ予告表示TM13におけるタイマ表示が減少されており、第3タイマ予告表示TM13には、「03:00」が表示されている。このように、この演出例では、タイマ表示をカウントダウンの表示中に変更することでタイマ予告演出により実行される演出の種類を予測しにくくすることができる場合がある。
その後、第3タイマ予告表示TM13におけるタイマ表示が「00:00」となると、図421(A(3)−38)に示す装飾図柄表示装置208では、強カットイン画像CI1aが表示される。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「強カットイン」の文字が表示され、強カットイン画像CI1aが表示されたことを報知している。すなわち、この演出例では、強カットイン画像CI1aの表示が或る演出の一例ということができる。
このように、この演出例では、複数のタイマ予告演出の表示期間が重なっており、両方のタイマ予告表示(第3タイマ予告表示TM13、第4タイマ予告表示TM14)がいずれも実行中の図柄変動表示に関する予告(当該変動予告)として機能している様子が示されている。
その後、図421(A(3)−39)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪を倒し、勝利した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾5」が表示され、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。
その後、図421(A(4)−40)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている様子が示されている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「やったぜ」の文字が表示されており、大当りとなることが報知されている。その後、図421(A(4)−41)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の大当りの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
このように、この演出例では、タイマ予告演出が行われて強カットイン画像CI1aが表示された場合は、タイマ予告演出が行われて強カットイン画像CI1aが表示されなかった場合よりも、図柄変動表示(当該図柄変動表示)において大当り図柄が確定表示されやすくなっている。
図421(A(5)−42)に示す装飾図柄表示装置208では、大当り開始演出が行われている様子が示されている。大当り開始演出が開始されると、ウェディングドレス姿のマチ子先生(ウェディングマチ子先生)のキャラクタMCKが4匹のコパンダとともに大当りを祝福する演出が行われる。また、大当り開始演出が開始すると、表示画面の右上隅部には、遊技者に右打ちを促進する右打ち表示が表示される。
図421(A(5)−43)では、大当り遊技が開始され、1ラウンド目に移行した様子が示されている。この演出例では、大当り遊技中に演出の紹介を行う演出が行われ、1ラウンド目では、コパンダのキャラクタとともに「次ラウンドから演出紹介」の文字が表示され、その旨が報知されている。
図421(A(5)−44)では、2ラウンド目に移行した様子が示されている。2ラウンド目に移行すると、装飾図柄表示装置208では、サボハニのアイコンとともに「が出ると・・・」の文字表示が行われ、その後、図421(A(5)−45)に示すように、強サボハニ群予告のデモ表示とともにこれに重ねて「群予告に期待!」の文字を表示し、サボハニ群予告の説明が行われる。
図421(A(5)−46)では、3ラウンド目に移行した様子が示されている。3ラウンド目に移行すると、装飾図柄表示装置208では、爆弾のアイコンとともに「が出ると・・・」の文字表示が行われ、その後、図421(A(5)−47)に示すように、タイマ予告演出のデモ表示とともに、「タイマ予告が発動するぞ」の文字を表示し、タイマ予告演出の説明が行われる。
図421(A(5)−48)では、4ラウンド目に移行した様子が示されている。この演出例では、4ラウンド目に移行すると、コパンダのキャラクタとともに「注目!」の文字が表示され、タイマ予告演出が開始されることを示唆している。すなわち、この演出例では、大当り遊技中にタイマ予告演出が行われる様子が示されている。
すると、図421(A(5)−49)に示す装飾図柄表示装置208では、第1大当り中タイマ予告表示TM21が表示画面の中央下方に表示されるとともに、その上方に「タイマ発動!」の文字が表示され、タイマ予告演出が開始されたことを報知している。ここで、第1大当り中タイマ予告表示TM21はデフォルトの表示態様である。第1大当り中タイマ予告表示TM21には、タイマ表示として、1ラウンドにおける可変入賞口234の最大開放時間である29秒よりも短い3秒を示す「03:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから3秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。
その後、図421(A(5)−50)に示す装飾図柄表示装置208では、「タイマ発動!」の文字がコパンダのキャラクタとともに消去され、第1大当り中タイマ予告表示TM21が表示画面の略中央に移動しながら拡大表示される。その後、第1大当り中タイマ予告表示TM21においてタイマ表示のカウントダウン(タイマ減算)が開始される。
図421(A(5)−51)に示す装飾図柄表示装置208では、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示のカウントダウンが継続しており、図421(A(5)−51)に示すタイミングでは、「02:66」が表示されている。
図421(A(5)−52)に示す装飾図柄表示装置208では、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示のカウントダウンが引き続き行われており、図421(A(5)−52)に示すタイミングでは、「00:35」が表示されている。
その後、図421(A(5)−53)に示すように、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示のカウントダウンが完了し、タイマ表示が「00:00」となると、図421(A(5)−54)に示す装飾図柄表示装置208では、家紋のキャラクタCMONが出現する様子が示されている。そして、図421(A(5)−55)に示す装飾図柄表示装置208では、家紋のキャラクタとともに「保留連チャン確定」の文字が表示され、実行が保留されている(保留中の)図柄変動表示において大当りとなる図柄変動表示が含まれていることが告知される。このように、この演出例では、第1大当り中タイマ予告表示TM21によるタイマ予告演出が行われた結果、或る演出として保留連チャン告知演出が行われる様子が示されている。なお、家紋のキャラクタCMONの出現ではなく、家紋役物224Eが動作することにより保留連チャンを告知してもよい。
このようにして保留連チャン告知演出が終了すると、図421(A(5)−56)に示す装飾図柄表示装置208では、コパンダのキャラクタが再び出現するとともに「次ランド演出紹介続き」の文字が表示され、タイマ予告演出が行われたことによって中断されていた演出説明の続きが開始されることが報知される。また、表示画面の左下隅部には、家紋のキャラクタCMONが出現して保留連チャン確定の報知が行われたことを示す家紋のアイコンCMNが表示されている。このように、この演出例では、大当り遊技の1ラウンドにおいてタイマ予告演出が開始し、タイマ予告演出が行われた結果として或る演出が行われた様子が示されている。
図421(A(5)−57)では、5ラウンド目に移行した様子が示されている。5ラウンド目に移行すると、装飾図柄表示装置208では、リプレイのアイコンとともに「が出ると・・・」の文字表示が行われ、その後、図421(A(5)−58)に示すように、「NEXT」の文字が付されたリプレイのアイコンとともに、「疑似連だ」の文字を表示し、疑似連演出の説明が行われる。
図421(A(5)−59)では、16ラウンド目に移行した様子が示されている。16ラウンド目に移行すると、コパンダのキャラクタが再度出現するとともに「最終ラウンド」の文字が表示され、遊技者に最終ラウンドであることを報知している。
図421(A(5)−60)では、16ラウンド目が終了し、大当り終了演出が開始されている。すると、図421(A(5)−61)に示すように、装飾図柄表示装置208では、表示画面の上方から家紋のキャラクタCMONが再び現れ、ここでも保留連チャンが行われることの報知が行われている。
図421(A(1)−62)は、大当り遊技が終了し、確変状態(電サポ状態)に移行した様子が示されている。このとき、保留は消化されておらず、装飾図柄は「装飾5−装飾5−装飾5」の大当りの組み合わせで停止表示されている。
図421(A(1)−63)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が、変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。
すると、図421(A(1)−64)に示す装飾図柄表示装置208では、表示画面の上方から家紋のキャラクタCMONが降臨し、大当り確定であることが報知される。その後、図421(A(1)−65)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われる。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「やったぜ」の文字が表示されており、大当りとなることが報知されている。その後、図421(A(4)−66)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の大当りの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
このように、この演出例では、大当り遊技中にタイマ予告演出が実行される様子が示されている。
また、この演出例では、大当り遊技における1ラウンド中においてタイマ予告演出が開始し、タイマ予告演出が行われた結果として実行される或る演出が行われている様子が示されている。そして、この演出例では、或る演出として保留連チャン告知演出が行われている様子が示されている。
なお、タイマ予告表示におけるタイマ表示のカウントダウンが行われて「00:00」となった場合に、新たなタイマ予告演出が開始してもよい。
また、タイマ予告演出が開始することを示す爆弾のアイコンBOMの表示や、爆弾の表示態様の保留アイコンの表示により、1回のタイマ予告演出が開始することを示唆してもよいし、2回以上のタイマ予告演出の開始を示唆する場合があってもよい。
また、この演出例では、開始が保留されている図柄変動表示において大当りとなる図柄変動表示が含まれている場合に上述した保留連チャン告知演出を行うようにしたが、更に、その図柄変動表示が、例えば、超短縮変動(例えば、リーチなし変動や全図柄同時停止変動等)が実行されることを先読みにより判定したことを条件に保留連チャン告知演出を行うようにしてもよく、また、変動時間やリーチの種類等に依存した形限定の保留連チャン報知を行ってもよいし、大当りという広い概念での保留連チャン報知であってもよい。
また、この演出例では、特図1における先読み予告として保留連チャン告知演出を行ったが、特図2についても同様に行うこともできる。
また、大当り遊技中に行われる演出説明によって紹介される演出内容は、上述したものに限定されず、他の演出内容であってもよい。
また、タイマ予告演出が開始されるラウンドは、上述したものに限定されず、適宜のラウンドで開始することができる。また、1回の大当りにおいて複数回のタイマ予告演出が行われてもよい。
図422(B(1)−1)〜同図(B(4)−36)は、大当り遊技中に実行されるタイマ予告演出の別の演出パターンを示している。
図422(B(1)−1)に示す装飾図柄表示装置208には、「装飾2−装飾5−装飾7」の装飾図柄の組み合わせが停止表示されている。すなわち、変動開始前の様子が示されている。また、装飾図柄表示装置208の下方右側には、ナビキャラクタYMが表示されている。なお、図422(B(1)−1)に示されるタイミングでは、図柄が停止表示されているため、変動アイコンh0は表示されていない。さらに、図422に示す制御状態(遊技状態)は、特図高確率普図高確率状態(電サポ付き確変状態)である。この電サポ付き確変状態における装飾図柄表示装置208の下方左側では、特図2の保留アイコンが表示される。装飾図柄表示装置208の下方左側に形成された保留アイコン表示領域には、特図2の保留を表す保留アイコンが表示される。また、図422における遊技状態は電サポ状態であるので、装飾図柄表示装置208の表示画面の右上隅部には右打ち促進表示が表示されている。
図422(B(1)−1)では、保留アイコン表示領域に3つの特図2の保留アイコンh21,h22,h23が表示されており、これら3つの特図2の保留アイコンh21,h22,h23はいずれも、デフォルトの表示態様(丸形の無模様かつ白色の表示態様)で表示されている。すなわち、特図2のデフォルトの保留アイコンも、丸形の保留アイコンである。
図422(B(1)−2)に示す装飾図柄表示装置208では、特図2の保留(第1保留)が消化されて特図2の図柄変動表示が開始され、第2特図表示装置214における図柄変動表示が開始される。また、特図2の保留アイコンh21〜h23の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh21の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が、変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示され、第二の保留アイコンh22が第一の保留アイコンh21の表示位置に移動して、第一の保留アイコンh21として表示され、第三の保留アイコンh23が第二の保留アイコンh22の表示位置に移動して、第二の保留アイコンh22として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。変動アイコンh0の表示態様は、消化された保留アイコンh21の表示態様と同じであるが、異なってもよい。
図422(B(1)−3)では、特図2始動口232に遊技球の入賞が行われて特図2の保留数が1つ増加した様子が示されている。具体的には、装飾図柄表示装置208では、保留アイコン表示領域に特図2の保留アイコンh23が新たに表示され、第2保留数表示における特図2の保留数の表示が「3」となる。ここで、特図2の保留アイコンh23は、デフォルトの表示態様で表示されている。
図422(B(4)−4)に示す装飾図柄表示装置208では、左図柄、中図柄、右図柄が同時に停止し、「装飾6−装飾6−装飾2」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている。その後、図422(B(4)−5)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾6−装飾6−装飾2」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
その後、図422(B(1)−6)に示す装飾図柄表示装置208では、特図2の保留(第1保留)が消化されて特図2の図柄変動表示が開始され、第2特図表示装置214における図柄変動表示が開始される。また、特図2の保留アイコンh21の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh21の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示され、第二の保留アイコンh22が第一の保留アイコンh21の表示位置に移動して、第一の保留アイコンh21として表示され、第三の保留アイコンh23が第二の保留アイコンh22の表示位置に移動して、第二の保留アイコンh22として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。
すると、図422(B(1)−7)に示す装飾図柄表示装置208では、表示画面の上方から家紋のキャラクタCMONが降臨し、大当り確定であることが報知される。その後、図422(B(4)−8)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われる。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「やったぜ」の文字が表示されており、大当りとなることが報知されている。その後、図422(B(4)−9)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の大当りの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。その後、大当りが発生し、図422(B(5)−10)〜同図(B(5)−15)に示す演出が行われる。なお、図422(B(5)−10)〜同図(B(5)−15)に示す演出は、図421(A(5)−42)〜同図(A(5)−47)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図422(B(5)−16)では、4ラウンド目に移行した様子が示されている。この演出例では、4ラウンド目に移行すると、コパンダのキャラクタとともに「注目!」の文字が表示され、タイマ予告演出が開始されることを示唆している。
すると、図422(B(5)−17)に示す装飾図柄表示装置208では、第1大当り中タイマ予告表示TM21が表示画面の中央下方に表示されるとともに、その上方に「タイマ発動!」の文字が表示され、タイマ予告演出が開始されたことを報知している。ここで、第1大当り中タイマ予告表示TM21はデフォルトの表示態様である。第1大当り中タイマ予告表示TM21には、図421(A(5)−49)に示すタイマ表示とは異なり、タイマ表示の初期値として「30:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから30秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。
その後、図422(B(5)−18)に示す装飾図柄表示装置208では、「タイマ発動!」の文字がコパンダのキャラクタとともに消去され、第1大当り中タイマ予告表示TM21が表示画面の略中央に移動しながら拡大表示される。その後、第1大当り中タイマ予告表示TM21においてタイマ表示のカウントダウン(タイマ減算)が開始される。
図422(B(5)−19)に示す装飾図柄表示装置208では、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示のカウントダウンが継続しており、図422(B(5)−19)に示すタイミングでは、「29:66」が表示されている。
図422(B(5)−20)に示す装飾図柄表示装置208では、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示のカウントダウンが引き続き行われており、図422(B(5)−20)に示すタイミングでは、「13:75」が表示されている。
図422(B(5)−21)では、5ラウンド目に移行した様子が示されている。この演出例では、タイマ予告演出が複数ラウンドに跨いで引き続き行われている様子が示されている。すなわち、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示のカウントダウンが4ラウンド目から5ラウンド目に移行しても引き続き行われている様子が示されている。なお、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示は、図422(B(5)−21)に示すタイミングでは、「12:96」が表示されている。
図422(B(5)−22)に示す装飾図柄表示装置208では、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示のカウントダウンが引き続き行われており、図422(B(5)−22)に示すタイミングでは、「00:35」が表示されている。
その後、図422(B(5)−23)に示すように、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示のカウントダウンが完了し、タイマ表示が「00:00」となると、図422(B(5)−24)に示す装飾図柄表示装置208では、家紋のキャラクタCMONが出現する様子が示されている。そして、図422(B(5)−25)に示す装飾図柄表示装置208では、家紋のキャラクタとともに「保留連チャン確定」の文字が表示され、実行が保留されている(保留中の)図柄変動表示において大当りとなる図柄変動表示が含まれていることが告知される。
このようにして保留連チャン告知演出が終了すると、図422(B(5)−26)に示す装飾図柄表示装置208では、コパンダのキャラクタが再び出現するとともに「次ラウンド演出紹介続き」の文字が表示され、タイマ予告演出が行われたことによって中断されていた演出説明の続きが開始されることが報知される。また、表示画面の左下隅部には、家紋のキャラクタCMONが出現して保留連チャン確定の報知が行われたことを示す家紋のアイコンCMNが表示されている。このように、この演出例では、大当り遊技の複数ラウンドにわたってタイマ予告演出が行われている様子が示されている。
図422(B(5)−27)では、6ラウンド目に移行した様子が示されている。6ラウンド目に移行すると、装飾図柄表示装置208では、リプレイのアイコンとともに「が出ると・・・」の文字表示が行われ、その後、図422(B(5)−28)に示すように、「NEXT」の文字が付されたリプレイのアイコンとともに、「疑似連だ」の文字を表示し、疑似連演出の説明が行われる。このように、この演出例では、タイマ予告演出が複数ラウンドに跨って行われたため、演出説明の続きが開始されるラウンドが図421に示す演出例とは異なっている。すなわち、タイマ予告演出が行われた期間により、演出説明の内容と当該演出説明を行うラウンドとの対応関係が異なる場合があることが示されている。その後は、図422(B(5)−29)〜同図(B(4)−36)に示す演出が行われる。なお、図422(B(5)−29)〜同図(B(4)−36)に示す演出は、保留表示が異なっている点を除き、図421(A(5)−59)〜同図(A(4)−66)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図423(C(5)−1)〜同図(C(4)−28)は、大当り遊技中に実行されるタイマ予告演出の別の演出パターンについて示している。なお、図423(C(5)−1)は、図422(B(4)−9)に示す演出に続く演出であり、大当りが発生し、大当り開始演出が行われている様子を示している。その後、図423(C(5)−1)〜同図(C(5)−10)に示す演出が行われる。ここで、図423(C(5)−1)〜同図(C(5)−10)に示す演出は、図422(B(5)−10)〜同図(B(5)−19)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図423(C(5)−11)に示す装飾図柄表示装置208では、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示のカウントダウンが引き続き行われており、図423(C(5)−11)に示すタイミングでは、「19:75」が表示されている。
図423(C(5)−12)では、5ラウンド目に移行した様子が示されている。この演出例では、タイマ予告演出が複数ラウンドに跨いで引き続き行われている様子が示されている。すなわち、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示のカウントダウンが4ラウンド目から5ラウンド目に移行しても引き続き行われている様子が示されている。なお、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示は、図423(C(5)−12)に示すタイミングでは、「18:86」が表示されている。
図423(C(5)−13)に示す装飾図柄表示装置208では、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示のカウントダウンが引き続き行われており、図423(C(5)−13)に示すタイミングでは、「07:21」が表示されている。
図423(C(5)−14)では、6ラウンド目に移行した様子が示されている。この演出例では、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示のカウントダウンが5ラウンド目から6ラウンド目に移行しても引き続き行われている様子が示されている。すなわち、この演出例では、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示のカウントダウンが4ラウンド目から6ラウンド目にかけて行われる場合があることが示されている。これは、遊技者の技量等により、ラウンド遊技の消化時間の相異に起因している。なお、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示は、図423(C(5)−14)に示すタイミングでは、「04:21」が表示されている。
その後、図423(C(5)−15)に示すように、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示のカウントダウンが完了し、タイマ表示が「00:00」となると、図423(C(5)−16)に示す装飾図柄表示装置208では、家紋のキャラクタCMONが出現する様子が示されている。そして、図423(C(5)−17)に示す装飾図柄表示装置208では、家紋のキャラクタとともに「保留連チャン確定」の文字が表示され、実行が保留されている(保留中の)図柄変動表示において大当りとなる図柄変動表示が含まれていることが告知される。
このようにして保留連チャン告知演出が終了すると、図423(C(5)−18)に示す装飾図柄表示装置208では、コパンダのキャラクタが再び出現するとともに「次ラウンド演出紹介続き」の文字が表示され、タイマ予告演出が行われたことによって中断されていた演出説明の続きが開始されることが報知される。また、表示画面の左下隅部には、家紋のキャラクタCMONが出現して保留連チャン確定の報知が行われたことを示す家紋のアイコンCMNが表示されている。このように、この演出例では、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示の初期値が同じであっても、タイマ表示のカウントダウンが終了する際に実行中のラウンドが異なる場合がある様子が示されている。なお、タイマ表示のカウントダウンが終了して或る演出が開始するタイミングは、ラウンド中に限らず、例えば、ラウンド間インターバルである場合もあり、この場合は、ラウンド間インターバルにおいて或る演出が行われるが、次のラウンドが開始した後で或る演出が開始するようにしてもよい。
図423(C(5)−19)では、7ラウンド目に移行した様子が示されている。7ラウンド目に移行すると、装飾図柄表示装置208では、リプレイのアイコンとともに「が出ると・・・」の文字表示が行われ、その後、図423(C(5)−20)に示すように、「NEXT」の文字が付されたリプレイのアイコンとともに、「疑似連だ」の文字を表示し、疑似連演出の説明が行われる。このように、この演出例では、タイマ予告演出が3ラウンドにわたって行われたため、演出説明の続きが開始されるラウンドが図421や図422に示す演出例とは異なっている。その後は、図423(C(5)−21)〜同図(C(4)−28)に示す演出が行われる。なお、図423(C(5)−21)〜同図(C(4)−28)に示す演出は、図422(B(5)−29)〜同図(B(4)−36)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図424(D(5)−1)〜同図(D(4)−17)は、大当り遊技中にタイマ予告が実行されない演出パターンについて示している。なお、図424(D(5)−1)は、図422(B(4)−9)に示す演出に続く演出であり、大当りが発生し、大当り開始演出が行われている様子を示している。その後、図424(D(5)−1)〜同図(C(5)−6)に示す演出が行われる。ここで、図424(D(5)−1)〜同図(D(5)−6)に示す演出は、図422(B(5)−10)〜同図(B(5)−15)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図424(D(5)−7)では、4ラウンド目に移行した様子が示されている。この演出例では、4ラウンド目に移行しても、タイマ予告演出が開始されず、演出説明が引き続き行われている様子が示されている。すなわち、この演出例では、4ラウンド目に移行すると、装飾図柄表示装置208では、リプレイのアイコンとともに「が出ると・・・」の文字表示が行われ、その後、図424(D(5)−8)に示すように、「NEXT」の文字が付されたリプレイのアイコンとともに、「疑似連だ」の文字を表示し、疑似連演出の説明が行われる。このように、この演出例では、タイマ予告演出が行われなかったため、疑似連演出の説明が行われるラウンドが図421〜図423に示す演出例とは異なっている。
図424(D(5)−9)では、16ラウンド目に移行した様子が示されている。16ラウンド目に移行すると、コパンダのキャラクタが再度出現するとともに「最終ラウンド」の文字が表示され、遊技者に最終ラウンドであることを報知している。
図424(D(5)−10)では、16ラウンド目が終了し、大当り終了演出が開始されている。すると、この演出例では、図424(D(5)−11)に示すように、装飾図柄表示装置208では、4人の爺のキャラクタがVフォーメーションを組む態様での表示である爺Vフォーメーション表示GYVが表示され、保留連チャンが行われることの報知が行われている。すなわち、家紋のキャラクタCMONの出現とは別の態様での保留連チャン告知が行われている様子が示されている。なお、図424(D(5)−11´)に示すように、家紋のキャラクタCMONが出現する場合があってもよい。その後、図424(D(5)−12)に示す装飾図柄表示装置208では、爺Vフォーメーション表示GYVの表示を受けて、「もう一回」の文字が表示され、保留連チャンが発生することを報知している。その後、大当り遊技が終了すると、図424(D(1)−13)〜同図(D(4)−17)に示す演出が行われる。なお、図424(D(1)−13)〜同図(D(4)−17)に示す演出は、図422(B(1)−32)〜同図(B(4)−36)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
このように、この演出例では、タイマ予告演出が行われた結果、或る演出として行われる保留連チャン告知(家紋のキャラクタCMONの表示)と、タイマ予告演出とは別途の演出としての保留連チャン告知(爺Vフォーメーション表示GYVによる表示)とで態様が異なっている様子が示されている。
また、この演出例では、複数種類の保留連チャン告知を実行可能としたが、このうちの少なくとも一つの保留連チャン告知の態様が、例えば、図49(a)や同図(b)に示す遊技盤構成である場合に、演出可動体による可動演出による告知であってもよいし、音声による告知であってもよいし、発光体による告知であってもよいし、これらの一部又は全部の組み合わせによる告知であってもよい。
図424(E(5)−1)〜図425(E(1)−18)は、大当り遊技中に実行されるタイマ予告演出の別の演出パターンについて示している。なお、図424(E(5)−1)は、図421(A(4)−41)に示す演出に続く演出であり、大当りが発生し、大当り開始演出が行われている様子を示している。ただし、この演出例では、「装飾2」が3つ揃って大当りとなったものとする。その後、図424(E(5)−1)〜図425(E(5)−12)に示す演出が行われる。ここで、図424(E(5)−1)〜図425(E(5)−12)に示す演出は、図421(A(5)−42)〜同図(A(5)−53)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図425(E(5)−12)に示すように、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示のカウントダウンが完了し、タイマ表示が「00:00」となると、図425(E(5)−13)に示す装飾図柄表示装置208では、家紋のキャラクタCMONではなく、学ラン(服)を着用した番長のキャラクタTDRが出現する様子が示されている。そして、図425(E(5)−14)に示す装飾図柄表示装置208では、番長のキャラクタTDRの服が破けて裸になる態様に表示が変化するとともに、「確変だ」の文字が表示され、大当り終了後の遊技状態が特図高確率普図高確率(すなわち、電サポ付き確変状態)に移行することが報知される。このように、この演出例では、第1大当り中タイマ予告表示TM21によるタイマ予告演出が行われた結果、或る演出として確変報知演出が行われる様子が示されている。その後は、最終ラウンドである16ラウンド目まで、上述した要領で演出説明の続きが行われる。
図425(E(5)−15)では、16ラウンド目に移行した様子が示されている。16ラウンド目に移行すると、コパンダのキャラクタが再度出現するとともに「最終ラウンド」の文字が表示され、遊技者に最終ラウンドであることを報知している。なお、表示画面の左下隅部には、番長のキャラクタTDRが出現して確変確定の報知が行われたことを示す番長のアイコンTDRKが表示されている。
図425(E(5)−16)では、16ラウンド目が終了し、大当り終了演出が開始されている。すると、図425(E(5)−17)に示す装飾図柄表示装置208では、「次回確変」の文字表示とともに番長のキャラクタTDRが再び現れ、ここでも確変状態に移行することの報知が行われている。
図425(E(1)−18)は、大当り遊技が終了し、確変状態(電サポ状態)に移行した様子が示されている。このとき、保留は消化されておらず、装飾図柄は「装飾2−装飾2−装飾2」の大当りの組み合わせで停止表示されている。
なお、この演出例では、タイマ予告演出が行われた結果、或る演出として確変確定報知を行うようにしたが、タイマ予告演出が行われることなく確変確定報知を行う場合があってもよい。
図425(F(5)−1)〜図426(F(1)−29)は、大当り遊技中に実行されるタイマ予告演出の別の演出パターンについて示している。なお、図425(F(5)−1)は、図421(A(4)−41)に示す演出に続く演出であり、大当りが発生し、大当り開始演出が行われている様子を示している。ただし、この演出例では、「装飾2」が3つ揃って大当りとなったものとする。なお、この演出例における大当りは、ランクアップボーナスであり、大当り時においては、4ラウンド、8ラウンド、12ラウンド、16ラウンドのいずれの大当りであるかが認識困難な態様で報知する大当りである。そして、その後、図425(F(5)−1)〜図425(F(5)−12)に示す演出が行われる。ここで、図425(F(5)−1)〜図425(F(5)−12)に示す演出は、図421(A(5)−42)〜同図(A(5)−53)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図425(F(5)−12)に示すように、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示のカウントダウンが完了し、タイマ表示が「00:00」となると、図425(F(5)−13)に示す装飾図柄表示装置208では、殿様のキャラクタHSGが出現し、大当り遊技が5ラウンド目以降に継続するか、4ラウンド目で終了するかの煽り演出が開始されている様子が示されている。その結果、図425(F(5)−14)に示す装飾図柄表示装置208では、殿様のキャラクタHSGがいきり立つ表情を見せるとともに、「まだまだ続くぞ」の文字が表示され、大当り遊技が5ラウンド目以降に継続することが報知される。すなわち、ラウンド継続演出が行われている様子が示されている。このように、この演出例では、第1大当り中タイマ予告表示TM21によるタイマ予告演出が行われた結果、或る演出としてラウンド継続演出が行われる様子が示されている。
図425(F(5)−15)では、5ラウンド目に移行した様子が示されている。5ラウンド目に移行すると、装飾図柄表示装置208では、リプレイのアイコンとともに「が出ると・・・」の文字表示が行われ、その後、図425(F(5)−16)に示すように、「NEXT」の文字が付されたリプレイのアイコンとともに、「疑似連だ」の文字を表示し、疑似連演出の説明が行われる。
図425(F(5)−17)では、8ラウンド目に移行した様子が示されている。この演出例では、8ラウンド目に移行すると、コパンダのキャラクタとともに「注目!」の文字が表示され、その後、図425(F(5)−18)に示すように、「ラウンド継続チャンス」の文字が表示される。すなわち、この演出例では、8ラウンド目において、9ラウンド目以降に継続するか、8ラウンド目で終了するかを煽るラウンドジャッジ演出が開始されることを報知している。そして、ラウンドジャッジ演出が開始されると、図425(F(5)−19)に示す装飾図柄表示装置208では、殿様のキャラクタHSGが出現し、大当り遊技が9ラウンド目以降に継続するか、8ラウンド目で終了するかの煽り演出が開始されている様子が示されている。その結果、図425(F(5)−20)に示す装飾図柄表示装置208では、殿様のキャラクタHSGがいきり立つ表情を見せるとともに、「まだまだ続くぞ」の文字が表示され、大当り遊技が9ラウンド目以降に継続することが報知される。すなわち、ラウンド継続演出が行われている様子が示されている。このように、この演出例では、タイマ予告演出を経由しないでラウンド継続演出が行われる場合があることが示されている。
図425(F(5)−21)では、9ラウンド目に移行した様子が示されている。9ラウンド目に移行すると、装飾図柄表示装置208では、説明表示としてのタイマ予告表示とともに「タイマ表示の時間が・・・」の文字表示が行われ、その後、図425(F(5)−22)に示すように、タイマ予告表示の初期値としての「77:77」の表示とともに「で超激アツ」の文字を表示し、信頼度の極めて高いタイマ予告演出の説明が行われる。
図425(F(5)−23)では、12ラウンド目に移行した様子が示されている。この演出例では、12ラウンド目に移行すると、コパンダのキャラクタとともに「注目!」の文字が表示され、その後、図425(F(5)−24)に示すように、「ラウンド継続チャンス」の文字が表示される。すなわち、この演出例では、12ラウンド目において、13ラウンド目以降に継続するか、12ラウンド目で終了するかを煽るラウンドジャッジ演出が開始されることを報知している。そして、ラウンドジャッジ演出が開始されると、図425(F(5)−25)に示す装飾図柄表示装置208では、殿様のキャラクタHSGが出現し、大当り遊技が13ラウンド目以降に継続するか、12ラウンド目で終了するかの煽り演出が開始されている様子が示されている。その結果、図425(F(5)−26)に示す装飾図柄表示装置208では、殿様のキャラクタHGSがくたばる態様で表示されるとともに、「残念!」の文字が表示され、大当り遊技が12ラウンド目で終了することが報知される。なお、復活演出が行われ、13ラウンド目以降に継続することを報知する場合があってもよい。
図425(F(5)−27)では、12ラウンド目が終了し、大当り終了演出が開始されている。すると、図425(F(5)−27)に続く図426(F(5)−28)に示す装飾図柄表示装置208では、「次回右打ち」の文字が表示され、大当り遊技の終了後は特図低確率普図高確率状態(すなわち、時短状態)に移行することの報知が行われている。
図426(F(1)−29)は、大当り遊技が終了し、時短状態(電サポ状態)に移行した様子が示されている。このとき、保留は消化されておらず、装飾図柄は「装飾2−装飾2−装飾2」の大当りの組み合わせで停止表示されている。
このように、この演出例では、大当り遊技中においてタイマ予告演出が行われ、その結果、或る演出として保留連チャン告知以外の遊技者に有利な確定報知(確変報知やラウンド継続報知等)が行われている様子が示されている。
なお、以上に説明した演出例において、1回の大当り遊技において、或る演出の種類の異なる複数のタイマ予告演出が行われてもよい。例えば、1回の大当り遊技において、第一のタイマ予告演出が行われ、その結果、或る演出として保留連チャン告知を行い、その後に第二のタイマ予告演出が行われ、その結果、或る演出として確変確定報知を行うようにしてもよい。
図426(G(5)−1)〜図428(G(5)−64)は、実行が保留された図柄変動表示において大当りとなる図柄変動表示が複数含まれている場合における演出例について示している。なお、図426(G(5)−1)は、図422(B(4)−9)に示す演出に続く演出であり、大当りが発生し、大当り開始演出が行われている様子を示している。その後、図426(G(5)−1)〜図426(G(5)−21)に示す演出が行われる。ここで、図426(G(5)−1)〜図426(G(5)−21)に示す演出は、図422(B(5)−10)〜同図(B(5)−30)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図426(G(5)−21)では、16ラウンド目が終了し、大当り終了演出が開始されている。すると、この演出例では、図426(G(5)−22)に示すように、家紋のキャラクタCMONが出現せず、爺Vフォーメーション表示GYVが表示されている様子が示されている。この爺Vフォーメーション表示GYVの表示は、大当り遊技中において出現した家紋のキャラクタCMONに応じた表示とは別の表示であり、すなわち、家紋のキャラクタCMONの出現により告知された保留連チャンのイベントとは別に保留連チャンのイベントが発生することを報知している。つまり、今回の大当りを含めて3連チャンの大当りが確定していることを報知している。なお、この場合において、爺Vフォーメーション表示GYVに換えて家紋のキャラクタCMONを出現するようにしてもよい。その後、大当り遊技が終了すると、図426(G(1)−23)〜同図(G(4)−27)に示す演出が行われる。なお、図426(G(1)−23)〜同図(G(4)−27)に示す演出は、図422(B(1)−32)〜同図(B(4)−36)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図426(G(4)−27)に続く図427(G(5)−28)に示す装飾図柄表示装置208では、2連チャン目の大当りに係る大当り開始演出が行われている様子が示されている。大当り開始演出が開始されると、ウェディングマチ子先生のキャラクタMCKが4匹のコパンダとともに大当りを祝福する演出が行われる。また、この演出例では、大当り開始演出が開始すると、表示画面の左上隅部に、爺VアイコンGVが表示されており、開始が保留されている図柄変動表示において大当りとなる図柄変動表示がもう1つ含まれていることを報知している。なお、今回の大当りは、前回の大当り遊技において実行されたタイマ予告演出が行われた結果、或る演出として実行された家紋のキャラクタCMONの出現に対応するものである。その後は、図427(G(5)−29)〜同図(G(5)−37)に示す演出が行われる。ここで、図427(G(5)−29)〜同図(G(5)−37)に示す演出は、爺VアイコンGVが表示されている点と、特図2の保留数が異なる点を除き、図424(D(5)−2)〜同図(D(5)−10)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図427(G(5)−37)では、16ラウンド目が終了し、大当り終了演出が開始されている。すると、この演出例では、爺VアイコンGVの表示により、既に保留連チャン告知が行われているので、図427(G(5)−38)に示すように、「もう一回」の文字が表示され、保留連チャンが発生することを報知している。
図427(G(1)−39)は、大当り遊技が終了し、確変状態(電サポ状態)に移行した様子が示されている。このとき、保留は消化されておらず、装飾図柄は「装飾5−装飾5−装飾5」の大当りの組み合わせで停止表示されている。
図427(G(1)−40)に示す装飾図柄表示装置208では、特図2の保留(第1保留)が消化されて特図2の図柄変動表示が開始され、第2特図表示装置214における図柄変動表示が開始される。また、特図2の保留アイコンh21の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh21の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が、変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。
図427(G(1)−41)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。具体的には、例えば、フレームインアニメにより、表示画面の左側からタイマ予告表示TM11がフレームインすることにより、タイマ予告演出が開始される。このタイマ予告表示TM11の表示態様は、デフォルトの表示態様である。タイマ予告表示TM11には、「05:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから5秒が経過すると或る予告演出が開始されることを示唆している。
その後、タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示のカウントダウンが開始され、図427(G(1)−42)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TM11には、「04:25」が表示されている。すなわち、カウントダウンが開始してから、0.75秒が経過した様子が示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「疑似連かも」の文字が表示され、タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示のカウントダウンが行われた結果、疑似連が行われる可能性があることが示唆されている。
図427(G(1)−43)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、タイマ予告表示TM11では、カウントダウンが継続しており、図427(G(1)−43)に示すタイミングでは、「03:96」が表示されている。
図427(G(1)−44)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾6」が停止表示される。なお、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、タイマ予告表示TM11では、カウントダウンが継続しており、図427(G(1)−44)に示すタイミングでは、「01:73」が表示されている。
図427(G(1)−45)に示す装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄に疑似連図柄としてのリプレイ図柄RPが停止表示される。なお、タイマ予告表示TM11では、カウントダウンが依然として継続しており、図427(G(1)−45)に示すタイミングでは、「00:52」が表示されている。その後、図427(G(1)−46)に示すように、ナビキャラクタYMの近傍に「継続!」の文字が表示され、疑似連演出が行われることが報知される。なお、タイマ予告表示TM11では、カウントダウンが依然として継続しており、図427(G(1)−46)に示すタイミングでは、「00:10」が表示されている。
その後、図427(G(1)−47)に示すように、タイマ予告表示TM11におけるカウントダウンが完了し、タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が「00:00」となったタイミングでナビキャラクタYMの近傍に「いくぜ」の文字が表示され、疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始される。
図427(G(1)−48)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM11におけるカウントダウンが完了したことにより、タイマ予告表示TM11を消去するために、タイマ予告表示の消失アニメが行われている様子が示されている。
ところが、図427(G(1)−49)に示すように、タイマ予告表示TM11は消去されていないばかりか、タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が加算されており、タイマ予告表示TM11には、「22:35」が表示されている。このとき、タイマ予告表示TM11の外枠の表示態様が赤色に変化し、タイマ表示が加算されたことを報知している。このタイマ予告表示TM11は、その後、デフォルトの表示態様に戻るが、表示態様が変化したままであってもよい。このように、図427(G(1)−48)において行われたアニメは、実際には、消失アニメではなく、消失アニメと同様のアニメであるタイマ予告加算アニメであったことが判明される。このように、この演出例では、同じタイマ予告表示TM11を用いて新たなタイマ予告演出が開始されているということができる。また、この演出例では、タイマ予告表示におけるタイマ表示を加算するアニメの一部と、タイマ予告表示を消去するアニメの一部とが同じであるということができる。なお、タイマ予告加算アニメと消失アニメとで全く異なるアニメーションであってもよい。
その後、図427(G(1)−50)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、ナビキャラクタYMの近傍では、疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が行われていることを示す「×2」の表示が行われている。また、タイマ予告表示TM11では、カウントダウンが継続しており、図427(G(1)−50)に示すタイミングでは、「20:00」が表示されている。
図427(G(1)−51)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾5」が停止表示され、リーチ状態が形成される。すると、図427(G(2)−52)に示すように、装飾図柄表示装置208では、表示画面の中央下方に「リーチ」の表示が行われ、リーチ状態となったことが報知される。一方、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、タイマ予告表示TM11では、カウントダウンが継続しており、図427(G(2)−52)に示すタイミングでは、「18:50」が表示されている。
その後、図427(G(2)−53)〜同図(G(1)−54)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ノーマルリーチが行われ、中図柄が低速で変動している様子が示されている。なお、タイマ予告表示TM11では、依然としてカウントダウンが継続しており、図427(G(2)−54)に示すタイミングでは、「16:55」が表示されている。
その後、図427(G(2)−55)に示す装飾図柄表示装置208では、ノーマルリーチの実行中に爺Vフォーメーション表示GYVが表示され、大当り確定予告が行われている様子が示されている。このとき、タイマ予告表示TM11では、依然としてカウントダウンが継続しており、図427(G(2)−55)に示すタイミングでは、「15:12」が表示されているが、爺Vフォーメーション表示GYVにより一部がオーバーラップされており、爺Vフォーメーション表示GYVが表示されていない場合よりも視認困難とされている。なお、爺Vフォーメーション表示GYVがタイマ予告表示TM11にオーバーラップされてもよい。
その後、この演出例では、図427(G(2)−56)に示すように、サボハニ群予告に換えて、多数の越後屋のキャラクタECGが殿様のキャラクタに追い回される態様の予告演出である越後屋群予告が行われている様子が示されている。この越後屋群予告は、プレミア予告の一例であり、越後屋群予告の出現により大当り確定が報知される。なお、このとき、リーチ図柄が左上隅に小さく表示され、変動アイコン表示領域と保留アイコン表示領域が消去される。また、タイマ予告表示TM11では、依然としてカウントダウンが継続しており、図427(G(2)−56)に示すタイミングでは、「14:70」が表示されている。
図427(G(2)−57)に示す装飾図柄表示装置208では、越後屋のキャラクタECGが殿様のキャラクタに捕らえられた様子を示す捕縛のカットイン画像HBKが表示されている様子が示されている。この捕縛のカットイン画像HBKにより、タイマ予告表示TM11の一部がオーバーラップされており、捕縛のカットイン画像HBKが表示されていない場合よりも視認困難とされている。なお、捕縛のカットイン画像HBKがタイマ予告表示TM11にオーバーラップされてもよい。また、ナビキャラクタYMの近傍に「SP発展!」の表示が行われ、スーパーリーチに発展することが報知されている。なお、タイマ予告表示TM11では、依然としてカウントダウンが継続しており、図427(G(2)−57)に示すタイミングでは、「12:90」が表示されている。
続いて、図427(G(3)−58)に示すように、装飾図柄表示装置208では、SPリーチ(剣豪リーチ)に発展し、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙する画面が表示される。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「タイマ注目」の文字が表示され、タイマ予告表示TM11におけるカウントダウンに注目することを促している。なお、タイマ予告表示TM11では、依然としてカウントダウンが継続しており、図427(G(3)−58)に示すタイミングでは、「8:63」が表示されている。
図427(G(3)−59)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM11の表示態様が変化するタイマ表示ステップアップアニメが行われている。このタイマ表示ステップアップアニメのエフェクトも上述した消失アニメと同様の表示となっている。すなわち、タイマ予告表示の表示態様を変化するアニメの一部と、タイマ予告表示を消去するアニメの一部とが同じであるということができる。なお、タイマ表示ステップアップアニメと消失アニメとが全く異なるアニメーションであってもよい。
タイマ表示ステップアップアニメが開始された後、図427(G(3)−60)に示すように、装飾図柄表示装置208では、タイマ表示ステップアップアニメが行われた結果、タイマ予告表示TM11の表示態様がデフォルトの表示態様から特別表示態様(タイマ予告表示TM11B)に変更され、ステップアップしている様子が示されており、大当りの信頼度が飛躍的に向上した様子が示されている。また、表示態様が変更されたタイマ予告表示TM11Bには番長の顔のアイコンBCHOが付加されており、強カットイン画像CI1aが表示されることを予告している。なお、タイマ予告表示TM11Bでは、カウントダウンが行われており、図427(G(3)−60)に示すタイミングでは、「4:32」が表示されている。
そして、タイマ予告表示TM11Bにおけるタイマ表示が「0:00」となると、図427(G(3)−61)に示す装飾図柄表示装置208では、強カットイン画像CI1aが表示される。すなわち、この演出例におけるタイマ予告表示TM11Bに係るタイマ予告演出は、或る予告演出として強カットイン画像CI1aが表示されることについてのタイマ予告演出であるということができる。
その後、図427(G(3)−62)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪を倒し、勝利した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾5」が表示され、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。
その後、図427(G(4)−63)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている様子が示されている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「やったぜ」の文字が表示されており、大当りとなることが報知されている。その後、図427(G(4)−63)に続く図428(G(5)−64)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の大当りの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
このように、この演出例では、タイマ予告演出において行われる保留連チャン告知とタイマ予告演出によらないで行われる保留連チャン告知の両方が行われて、保留連チャンが2回発生することを報知している様子が示されている。
また、この演出例では、タイマ予告表示が他の予告表示にオーバーラップされてタイマ予告表示の少なくとも一部の視認性が低下している様子が示されている。なお、タイマ予告表示が演出可動体によりオーバーラップされる場合があってもよい。
また、この演出例では、サボハニ群予告に換えて、大当り確定を報知する越後屋群予告が行われている様子が示されている。
また、この演出例では、特図1の図柄変動表示中に限らず、特図2の図柄変動表示中においてタイマ予告演出が行われている様子が示されている。
図428(H(5)−1)〜図429(H(1)−40)は、大当り遊技中に実行されるタイマ予告演出においてボタンストックが行われ、当該大当り遊技中にボタンストックの数に応じたミニゲームが行われる様子を示している。なお、図428(H(5)−1)は、図421(A(4)−41)に示す演出に続く演出であり、大当りが発生し、大当り開始演出が行われている様子を示している。その後、図428(H(5)−1)〜図428(H(5)−12)に示す演出が行われる。ここで、図428(H(5)−1)〜図428(H(5)−12)に示す演出は、図421(A(5)−42)〜同図(A(5)−53)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図428(H(5)−12)に示すように、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示のカウントダウンが完了し、タイマ表示が「00:00」となると、図428(H(5)−13)に示す装飾図柄表示装置208では、家紋のキャラクタCMONではなく、ボタン画像136aが出現するとともに、「×1ストック」の文字が表示され、大当り遊技中にボタン演出が少なくとも1回行われることが告知される。このように、この演出例では、第1大当り中タイマ予告表示TM21によるタイマ予告演出が行われた結果、或る演出としてボタン演出が行われることを予告するボタンストック告知演出が行われる様子が示されている。なお、このボタン画像136aは、デフォルトの表示態様とされており、ボタン演出における信頼度は低いものとされている。その後、図428(H(5)−14)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタンアイコンとともに「×1」の文字が表示画面の左上部に表示され、ボタン演出が少なくとも1回行われることを報知している。
図428(H(5)−15)では、8ラウンド目に移行した様子が示されている。その後、図428(H(5)−16)に示す装飾図柄表示装置208では、コパンダのキャラクタとともに「注目!」の文字が表示され、タイマ予告演出が開始されることを示唆している。すなわち、この演出例では、大当り遊技中に複数回のタイマ予告演出が行われる様子が示されている。
すると、図428(H(5)−17)に示す装飾図柄表示装置208では、第2大当り中タイマ予告表示TM22が表示画面の中央下方に表示されるとともに、その上方に「タイマ発動!」の文字が表示され、2回目のタイマ予告演出が開始されたことを報知している。ここで、第2大当り中タイマ予告表示TM22はデフォルトの表示態様よりも高信頼度である特別表示態様となっている。第2大当り中タイマ予告表示TM22には、タイマ表示として「05:55」が表示されており、カウントダウンが開始されてから5.55秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。この演出例では、第2大当り中タイマ予告表示TM22のタイマ表示の初期値について「5」が3つ揃った態様とされており、特典が付加されることに対する信頼度がより一層増すことができる場合がある。
その後、図428(H(5)−18)に示す装飾図柄表示装置208では、第2大当り中タイマ予告表示TM22が表示画面の略中央に移動しながら拡大表示される。その後、第2大当り中タイマ予告表示TM22においてタイマ表示のカウントダウン(タイマ減算)が開始される。
図428(H(5)−19)に示す装飾図柄表示装置208では、第2大当り中タイマ予告表示TM22におけるタイマ表示のカウントダウンが継続しており、図428(H(5)−19)に示すタイミングでは、「04:85」が表示されている。
その後、図428(H(5)−20)に示すように、第2大当り中タイマ予告表示TM22におけるタイマ表示のカウントダウンが完了し、タイマ表示が「00:00」となると、図428(H(5)−21)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタン画像が振動・回転する態様である振動・回転ボタン画像136aVが出現するとともに、「×1ストック」の文字が表示され、大当り遊技中にボタン演出が少なくともさらに1回追加して行われることが告知される。このように、この演出例では、第2大当り中タイマ予告表示TM22によるタイマ予告演出が行われた結果、或る演出としてボタン演出が行われることを予告するボタンストック告知演出が行われる様子が示されている。なお、この振動・回転ボタン画像136aVは、デフォルトの表示態様よりも高信頼度とされている。その後、図428(H(5)−22)に示す装飾図柄表示装置208では、デフォルトの表示態様のボタンアイコンの下方に、この振動・回転ボタンアイコンが「×1」の文字とともに表示され、これらのボタンアイコンによりボタン演出が少なくとも2回行われることを報知している。
図428(H(5)−23)では、12ラウンド目に移行した様子が示されている。その後、図428(H(5)−24)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタン演出のミニゲームが開始されている様子が示されている。この演出例では、ミニゲームが開始されると、表示画面の中央に宝箱画像BOXが表示されるとともに、宝箱画像BOXの上方に、番長の顔のアイコンとともに「ボタンPUSHで」「が出たら確変だ」の文字が表示されており、宝箱から番長の顔が出現すると大当り遊技後の遊技状態が確変状態となることが報知されている。
その後、図428(H(5)−25)に示す装飾図柄表示装置208では、2つのボタンアイコンのうちの最初に出現したデフォルトの表示態様のボタンアイコンが消化される様子を示す消化アニメが行われ、その後、図428(H(5)−26)に示すように、デフォルトの表示態様のボタン画像136aとともに残時間表示メータMTが表示され、「押せ!」の文字が表示され、演出ボタン136の操作を促している。残時間表示メータMTは、操作有効期間が開始してからの時間に応じてゲージが減少する態様で表示態様が変化する。なお、図428(H(5)−26)に示すタイミングでは、操作有効期間はまだ開始されておらず、演出ボタン136が操作されても、有効とは取り扱われない。操作有効期間は、その後、開始される。
その後、演出ボタン136の操作有効期間が開始された後、図428(H(5)−27)に示すタイミングで、演出ボタン136が操作されると、図428(H(5)−27)に続く図429(H(5)−28)に示す装飾図柄表示装置208では、宝箱画像BOXからパンダの顔PNDが出現するとともに「チャンス」の文字が表示され、ミニゲームに失敗した様子が示されている。ただし、パンダの顔PNDの出現により、特典が付与されることについては否定されていないので、信頼度は低いが、依然として特典の付与に対する期待感を維持させることができる場合がある。その後、ボタン演出のミニゲームが終了すると、図429(H(5)−29)に示すように、大当り遊技における演出が再開される。
図429(H(5)−30)では、14ラウンド目に移行した様子が示されている。その後、図429(H(5)−31)に示す装飾図柄表示装置208では、2回目のボタン演出のミニゲームが開始されている様子が示されている。この演出例では、ミニゲームが開始されると、図428(H(5)−24)に示して上述した要領で、表示画面の中央に宝箱画像BOXが表示されるとともに、宝箱画像BOXの上方に、番長の顔のアイコンとともに「ボタンPUSHで」「が出たら確変だ」の文字が表示されており、宝箱から番長の顔が出現すると大当り遊技後の遊技状態が確変状態となることが報知されている。さらに、図429(H(5)−31)に示す装飾図柄表示装置208では、ストックされているボタンアイコンが残り1つとなっているのに対応して、「ラストチャンス」の文字も表示されている。
その後、図429(H(5)−32)に示す装飾図柄表示装置208では、最後に残ったボタンアイコンが消化される様子を示す消化アニメが行われ、その後、図429(H(5)−33)に示すように、振動・回転ボタン画像136aVとともに残時間表示メータMTが表示され、「押せ!」の文字が表示され、演出ボタン136の操作を促している。このとき、演出ボタン136も振動及び回転動作が行われているが、行われなくてもよい。残時間表示メータMTは、操作有効期間が開始してからの時間に応じてゲージが減少する態様で表示態様が変化する。なお、図429(H(5)−33)に示すタイミングでは、操作有効期間はまだ開始されておらず、演出ボタン136が操作されても、有効とは取り扱われない。操作有効期間は、その後、開始される。
その後、演出ボタン136の操作有効期間が開始された後、図429(H(5)−34)に示すタイミングで、演出ボタン136が操作されると、図429(H(5)−35)に示す装飾図柄表示装置208では、宝箱画像BOXから番長の顔TRFが出現するとともに「確変!」の文字が表示され、大当り遊技の終了後は確変状態に移行することを報知している。その後、ボタン演出のミニゲームが終了すると、図429(H(5)−36)に示すように、大当り遊技における演出が再開される。このとき、表示画面の左下隅部には、番長の顔のアイコンTDRFが「次回確変」の文字とともに表示され、大当り遊技の終了後に確変状態へ移行することを報知している。
図429(H(5)−37)では、16ラウンド目に移行した様子が示されている。16ラウンド目に移行すると、コパンダのキャラクタが再度出現するとともに「最終ラウンド」の文字が表示され、遊技者に最終ラウンドであることを報知している。
図429(H(5)−38)では、16ラウンド目が終了し、大当り終了演出が開始されている。この演出例では、大当り終了演出が開始されると、コパンダのキャラクタと表示画面の左下方に表示されている番長の顔のアイコンTDRFが消去するアニメーションが行われ、その後、図429(H(5)−39)に示すように、「次回確変」の文字表示とともに番長のキャラクタTDRが現れ、ここでも確変状態に移行することの報知が行われている。
図429(H(1)−40)は、大当り遊技が終了し、確変状態に移行した様子が示されている。このとき、保留は消化されておらず、装飾図柄は「装飾5−装飾5−装飾5」の大当りの組み合わせで停止表示されている。
このように、この演出例では、タイマ予告演出が行われた結果、或る演出として或る演出(ボタン演出のミニゲーム)の実行をストックする演出が行われている様子が示されている。
また、この演出例では、タイマ予告演出が行われた結果、或る演出として、何かしらかの特典が付与される可能性があることを示唆するチャンス系の演出が行われる様子が示されている。
なお、この演出例では、タイマ予告演出が行われた結果、或る演出としてボタンストックが行われ、当該大当り遊技中にその数に応じた回数のボタン演出のミニゲームを行うようにしたが、当該大当り遊技の終了後の図柄変動表示中においてボタンストックに対応するボタン演出のミニゲームが行われてもよい。
また、この演出例では、大当り遊技中にタイマ予告演出が行われ、その結果実行される或る演出としてボタンストック演出が行われているが、大当り遊技の開始前の図柄変動表示中にタイマ予告演出が開始され、大当り遊技中に当該タイマ予告演出に係るボタンストック演出が行われてもよいし、大当り遊技中にタイマ予告演出が開始され、大当り遊技終了後に実行される図柄変動表示中に当該タイマ予告演出に係るボタンストック演出が行われてもよい。また、大当り遊技の開始前の図柄変動表示中にタイマ予告演出が開始され、大当り遊技中も当該タイマ予告演出が継続して行われ、その後、大当り遊技終了後に実行される図柄変動表示中に当該タイマ予告演出に係るボタンストック演出が行われてもよい。
図429(I(5)−1)〜図430(I(1)−31)は、大当り遊技中に実行されるタイマ予告演出においてボタンストックが行われ、当該大当り遊技中にボタンストックの数に応じたミニゲームが行われる別の演出パターンを示している。なお、図429(I(5)−1)は、図421(A(4)−41)に示す演出に続く演出であり、大当りが発生し、大当り開始演出が行われている様子を示している。その後、図429(I(5)−1)〜図429(I(5)−16)に示す演出が行われる。ここで、図429(I(5)−1)〜図429(H(5)−16)に示す演出は、図418(H(5)−1)〜同図(H(5)−16)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図429(I(5)−17)に示す装飾図柄表示装置208では、第2大当り中タイマ予告表示TM22が表示画面の中央下方に表示されるとともに、その上方に「タイマ発動!」の文字が表示され、2回目のタイマ予告演出が開始されたことを報知している。ここで、第2大当り中タイマ予告表示TM22はデフォルトの表示態様となっている。第2大当り中タイマ予告表示TM22には、タイマ表示として「03:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから3秒が経過すると或る演出が開始される場合があることを示唆している。
その後、図429(I(5)−18)に示す装飾図柄表示装置208では、第2大当り中タイマ予告表示TM22が表示画面の略中央に移動しながら拡大表示される。その後、第2大当り中タイマ予告表示TM22においてタイマ表示のカウントダウン(タイマ減算)が開始される。
図429(I(5)−18)に続く図430(I(5)−19)に示す装飾図柄表示装置208では、第2大当り中タイマ予告表示TM22におけるタイマ表示のカウントダウンが継続しており、図430(I(5)−19)に示すタイミングでは、「02:77」が表示されている。
図430(I(5)−20)に示す装飾図柄表示装置208では、第2大当り中タイマ予告表示TM22におけるカウントダウンの表示中に消失アニメが開始され、第2大当り中タイマ予告表示TM22が消去される様子が示されている。すなわち、第2大当り中タイマ予告表示TM22におけるタイマ表示のカウントダウンの結果、或る演出が行われるという予告が偽(ガセ)の予告であったことが報知される。換言すれば、第2大当り中タイマ予告表示TM22が「00:00」となる前にカウントダウンの途中で消去されて、或る演出(ボタンストック)が行われなかった様子が示されているということができる。
消失アニメが完了すると、図430(I(5)−21)に示す装飾図柄表示装置208では、婆のキャラクタBBAが出現するとともに「ヒヒヒ 残念」の文字が表示され、タイマ予告演出がガセの演出であり、ボタンストックが行われなかったことが報知される。
図430(I(5)−22)では、14ラウンド目に移行した様子が示されている。その後、図430(I(5)−23)〜同図(I(5)−27)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタン演出のミニゲームが開始されている様子が示されている。なお、図430(I(5)−23)〜同図(I(5)−27)に示す演出は、図428(H(5)−24)〜図429(H(5)−28)に示す演出と同じ要領で行われているので、説明を省略する。
図430(I(5)−28)では、16ラウンド目に移行した様子が示されている。16ラウンド目に移行すると、コパンダのキャラクタが再度出現するとともに「最終ラウンド」の文字が表示され、遊技者に最終ラウンドであることを報知している。
図430(I(5)−29)では、16ラウンド目が終了し、大当り終了演出が開始されている。この演出例では、コパンダによる大当り終了演出に換えて、学ラン(服)を着用した番長のキャラクタTDRが出現する様子が示されている。そして、図430(I(5)−30)に示す装飾図柄表示装置208では、番長のキャラクタTDRの服が破けて裸になる態様に表示が変化するとともに、「次回確変」の文字が表示され、大当り終了後の遊技状態が確変状態となることが報知される。なお、この演出例では、番長のキャラクタTDRが出現した時点で大当り遊技後に確変状態に移行することを確定報知するようにしているが、番長のキャラクタTDRが出現した時点では確変状態に移行することが確定されず、服が破けて裸になる態様に変化した場合に確変状態に移行することが確定するようにしてもよい。
図430(I(1)−31)は、大当り遊技が終了し、確変状態に移行した様子が示されている。このとき、保留は消化されておらず、装飾図柄は「装飾5−装飾5−装飾5」の大当りの組み合わせで停止表示されている。
このように、この演出例では、タイマ予告演出が行われた結果実行される或る演出として、特典が付与される可能性を示唆する演出が行われる一方で、遊技者に有利な特典が付与されることを告知する演出(確変確定演出)は、タイマ予告演出が行われることなく実行されている様子が示されている。
また、この演出例では、1回の大当り遊技においてタイマ予告演出が行われた場合であっても、タイマ予告演出が行われることなく遊技者に有利な特典が付与されることを確定的に告知する演出が実行されている様子が示されている。
また、本実施形態では、タイマ予告演出が行われることなく保留連チャン報知や確変確定演出が行われる場合があるが、タイマ予告演出が行われない場合には、保留連チャン報知よりも確変確定演出の方が実行されやすいように構成されているが、保留連荘報知の方が実行されやすいように構成されてもよい。
また、この演出例では、タイマ予告演出が行われた結果実行される或る演出としてボタンストック演出が行われ、ストックされたボタンの数だけボタン演出のミニゲームが行われる例を示したが、例えば、第2特図始動口232への複数球入賞のミッションが行われた場合において、1球あるいは所定数(例えば、3球)入賞すると、ボタン演出のミニゲームが行われるようにしてもよい。
図430(J(1)−1)〜図432(J(1)−67)は、装飾図柄の変動表示中に開始したタイマ予告演出が大当り遊技に移行した後も継続し、当該大当り遊技の実行中において或る演出が行われる様子を示している。ここで、図430(J(1)−1)〜図431(J(4)−22)に示す演出は、図420(A(1)−1)〜同図(A(4)−22)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図431(J(1)−23)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示され、第二の保留アイコンh12が第一の保留アイコンh11の表示位置に移動して、第一の保留アイコンh11として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。ここで、爆弾の表示態様であった第一の保留アイコンh11は、表示態様を変えないで変動アイコン表示領域に移動することで当該図柄変動に関する予告表示態様である変動アイコンh0となる。すなわち、変動アイコンh0により、タイマ予告演出が開始されることを予告報知している。なお、今回の図柄変動表示は、大当りとなる図柄変動表示であり、変動時間は30秒である。
図431(J(1)−24)に示す装飾図柄表示装置208では、変動アイコンh0の表示に対応し、表示画面の中央上部に「ストック発動」の文字が表示されて、2つのタイマ予告演出が同時に開始している様子が示されている。このとき、爆弾のアイコンBOMは消去されている。この演出例では、第3タイマ予告表示TM13と第4タイマ予告表示TM14がそれぞれフレームインアニメにより、表示画面の左右からそれぞれフレームインし、2つのタイマ予告演出が同時に開始される。第3タイマ予告表示TM13及び第4タイマ予告表示TM14はいずれもデフォルトの表示態様である。表示画面の右側に表示された第3タイマ予告表示TM13には、タイマ表示として「90:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから90秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。すなわち、今回の図柄変動表示の変動時間よりも長い時間がタイマ表示の初期値に設定されている様子が示されている。また、表示画面の左側に表示された第4タイマ予告表示TM14には、タイマ表示として「10:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから10秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。なお、この演出例では、2つのタイマ予告表示TM13,TM14が同時にカウントダウンを開始するため、カウントダウンが開始されてから、10秒が経過したときと90秒が経過したときの両方でそれぞれ或る演出が開始されることが示唆されている。ここで、10秒が経過したときに開始される可能性がある或る演出と90秒が経過したときに開始される可能性がある或る演出とが同じであってもよいし、異なってもよい。その後は、図420(A(1)−25)〜同図(A(3)−34)に示して上述した要領で、図431(J(1)−25)〜同図(J(3)−34)に示す演出が行われる。なお、図431(J(1)−25)〜同図(J(3)−34)に示す演出は、第3タイマ予告表示TM13のタイマ表示の示す時間が異なっている点を除き、図420(A(1)−25)〜同図(A(3)−34)と同様であるので、説明を省略する。
図431(J(3)−35)に示す装飾図柄表示装置208では、強カットイン画像CI1aが表示される。図421(A(3)−38)において表示される強カットイン画像CI1aは、タイマ予告演出が行われた結果、或る演出として表示されたものであるが、この演出例では、タイマ予告演出が行われた結果として実行される或る演出とは別の演出として表示される様子が示されている。すなわち、強カットイン画像CI1aは、タイマ予告演出が行われることなく表示される場合があることが示されている。なお、第3タイマ予告表示TM13では、タイマ表示のカウントダウンが継続して行われており、図431(J(3)−35)に示すタイミングでは、「68:88」が表示されている。
その後、図431(J(3)−36)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪を倒し、勝利した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾5」が表示され、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。また、第3タイマ予告表示TM13では、タイマ表示のカウントダウンが依然として継続しており、図431(J(3)−36)に示すタイミングでは、「66:21」が表示されている。
その後、図431(J(4)−37)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている様子が示されている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「やったぜ」の文字が表示されており、大当りとなることが報知されている。また、このとき、第3タイマ予告表示TM13の表示位置が右上隅部から左上隅部に移動している。第3タイマ予告表示TM13の移動は、移動アニメにより行われてもよいし、切換表示により行われてもよい。なお、第3タイマ予告表示TM13では、タイマ表示のカウントダウンが継続して行われており、図431(J(4)−37)に示すタイミングでは、「64:30」が表示されている。
その後、図431(J(4)−38)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の大当りの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。また、第3タイマ予告表示TM13では、タイマ表示のカウントダウンが依然として継続しており、図431(J(4)−38)に示すタイミングでは、「62:30」が表示されている。なお、装飾図柄の確定表示中は、タイマ表示のカウントダウンを一時中断するようにしてもよい。
図431(J(5)−39)に示す装飾図柄表示装置208では、大当り開始演出が行われている様子が示されている。大当り開始演出が開始されると、ウェディングマチ子先生のキャラクタMCKが4匹のコパンダとともに大当りを祝福する演出が行われる。また、大当り開始演出が開始すると、表示画面の右上隅部には、遊技者に右打ちを促進する右打ち表示が表示される。また、この演出例では、今回の大当り遊技が開始する前から行われていた第3タイマ予告表示TM13に係るタイマ予告演出が大当り遊技が開始した後も継続して行われており、図431(J(5)−39)に示すタイミングでは、「62:11」が表示されている。すなわち、この演出例では、図柄変動表示中に開始したタイマ予告演出が大当り遊技に移行した後も継続している様子が示されている。なお、この演出例では、大当り開始演出が開始されるタイミングで第3タイマ予告表示TM13がやや下方に移動している。
図431(J(5)−40)では、大当り遊技が開始され、1ラウンド目に移行した様子が示されている。この演出例では、大当り遊技中に演出の紹介を行う演出が行われ、1ラウンド目では、コパンダのキャラクタとともに「次ラウンドから演出紹介」の文字が表示され、その旨が報知されている。なお、このとき、大当り遊技中の演出に登場するコパンダのキャラクタにより、第3タイマ予告表示TM13がオーバーラップされており、一部が視認困難とされているが、コパンダのキャラクタが第3タイマ予告表示TM13にオーバーラップされてもよい。また、第3タイマ予告表示TM13では、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、図431(J(5)−40)に示すタイミングでは、「60:37」が表示されている。
図431(J(5)−41)では、2ラウンド目に移行した様子が示されている。2ラウンド目に移行すると、装飾図柄表示装置208では、サボハニのアイコンとともに「が出ると・・・」の文字表示が行われ、その後、図431(J(5)−42)に示すように、強サボハニ群予告のデモ表示とともにこれに重ねて「群予告に期待!」の文字を表示し、サボハニ群予告の説明が行われる。なお、第3タイマ予告表示TM13では、タイマ表示のカウントダウンが依然として継続しており、図431(J(5)−42)に示すタイミングでは、「44:24」が表示されている。また、図431(J(5)−41)及び同図(J(5)−42)において、第3タイマ予告表示TM13が、演出説明において登場するサボハニのキャラクタによりオーバーラップされており、第3タイマ予告表示TM13の一部が視認困難とされている。なお、ここで、演出説明において登場するサボハニのキャラクタが第3タイマ予告表示TM13にオーバーラップされてもよい。
図431(J(5)−43)では、4ラウンド目に移行した様子が示されている。4ラウンド目に移行すると、装飾図柄表示装置208では、リプレイのアイコンとともに「が出ると・・・」の文字表示が行われ、その後、図431(J(5)−44)に示すように、「NEXT」の文字が付されたリプレイのアイコンとともに、「疑似連だ」の文字を表示し、疑似連演出の説明が行われる。なお、第3タイマ予告表示TM13では、タイマ表示のカウントダウンが依然として継続しており、図431(J(5)−44)に示すタイミングでは、「06:33」が表示されているが、第3タイマ予告表示TM13は、リプレイのアイコンにより少なくとも一部がオーバーラップされており、第3タイマ予告表示TM13の一部が視認困難とされている。なお、ここで、リプレイのアイコンが第3タイマ予告表示TM13にオーバーラップされてもよい。
その後、第3タイマ予告表示TM13におけるタイマ表示が「01:00」となると、図431(J(5)−45)に示す装飾図柄表示装置208では、第3タイマ予告表示TM13の表示位置が表示画面の中央下部に移動するとともに、リプレイのアイコンの前面側に表示されるようになり、タイマ表示における残り時間が視認容易となる様子が示されている。
その後、第3タイマ予告表示TM13におけるタイマ表示が「00:00」となると、図431(J(5)−45)に続く図432(J(5)−46)に示す装飾図柄表示装置208では、タバコを燻らす劇画調の爺のキャラクタのカットイン画像(劇画爺画像)565Gが表示される。このとき、劇画爺画像565Gは、第3タイマ予告表示TM13の背面側に表示されている。すると、図432(J(5)−47)に示すように、第3タイマ予告表示TM13では、タイマ表示に換えて、「確変か」の文字表示が行われる。すなわち、タイマ表示の領域を用いて予告表示が行われている様子が示されている。
続いて、図432(J(5)−48)に示すように、第3タイマ予告表示TM13では、「そうだ!」の文字表示に切り換えられる。すなわち、大当り遊技の終了後は確変状態に移行することを報知している。なお、図432(J(5)−48)では、劇画爺画像565Gによる演出の実行中において、4ラウンド目から5ラウンド目に移行している様子が示されている。
さらに続いて、図432(J(5)−49)に示すように、第3タイマ予告表示TM13では、「それだけか」の文字表示に切り換えられ、確変状態の他にも遊技者に有利な特典が付与される可能性があることを示唆している。
すると、図432(J(5)−50)に示すように、第3タイマ予告表示TM13では、「否!」の文字表示に切り換えられる。すなわち、確変状態の他にも遊技者に何らかの有利な特典が付与されることが確定していることを報知している。
その後、図432(J(5)−51)に示すように、第3タイマ予告表示TM13では、「保留内激アツ」の文字表示に切り換えられ、確変状態の他、実行が保留されている図柄変動表示において大当りとなる図柄変動表示が含まれている(すなわち、保留連チャンが発生する)ことを報知している。すなわち、この演出例では、タイマ予告演出が行われた結果、或る演出として劇画爺画像565Gによる演出表示が行われる様子が示されている。
なお、劇画爺画像565Gによる演出は、大当り遊技後の遊技状態が確変状態であり、且つ、保留連チャンが発生する場合に実行されるが、さらに、保留連チャンによる大当りが確変大当りである場合にのみ実行されるようにしてもよい。
上述したようにして劇画爺画像565Gによる演出が終了すると、図432(J(5)−52)に示す装飾図柄表示装置208では、特大家紋のキャラクタBCMNが出現する。この特大家紋のキャラクタBCMNの出現により、確変状態への移行と保留連チャンの発生を報知している。
図432(J(5)−53)では、6ラウンド目に移行した様子が示されている。6ラウンド目に移行すると、服が破けた番長のキャラクタTDRが登場し、大当り遊技の終了後に確変状態に移行することを報知している。また、表示画面の左下隅部には、特大家紋のキャラクタBCMNが出現して保留連チャン確定の報知が行われたことを示す家紋のアイコンCMNが表示されている。この演出は、図432(J(5)−53)〜同図(J(5)−54)に示すように、16ラウンド目が終了するまで継続して行われる。
図432(J(5)−55)では、16ラウンド目が終了し、大当り終了演出が開始されている。この演出例では、大当り終了演出が開始されても番長のキャラクタTDRが引き続き表示されており、さらに、「次回確変」の文字が表示され、確変状態に移行することの報知が行われる。その後、図432(J(5)−56)に示すように、装飾図柄表示装置208では、表示画面の上方から家紋のキャラクタCMONが再び現れ、保留連チャンが行われることの報知も行われる。すると、この演出例では、図432(J(5)−57)に示すように、番長のキャラクタTDRとともに表示されていた「次回確変」の文字が「次回大当り」に切り換わる様子が示されている。その後、大当り遊技が終了すると、図432(J(1)−58)〜同図(J(4)−62)に示す演出が行われる。なお、図432(J(1)−58)〜同図(J(4)−62)に示す演出は、図421(A(1)−62)〜同図(A(4)−66)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図432(J(5)−63)に示す装飾図柄表示装置208では、保留連チャンによる2回目の大当りに係る大当り開始演出が行われている様子が示されている。大当り開始演出が開始されると、ウェディングマチ子先生のキャラクタMCKが4匹のコパンダとともに大当りを祝福する演出が行われる。
図432(J(5)−64)では、大当り遊技が開始され、1ラウンド目に移行した様子が示されている。この演出例では、服が破けた番長のキャラクタTDRが1ラウンド目から登場し、今回の大当りが確変大当りであることが報知されている。この演出は、16ラウンド目が開始するまで継続して行われる。なお、上述したように、ラウンド遊技中に演出説明が行われてもよい。
図432(J(5)−65)では、16ラウンド目に移行した様子が示されている。16ラウンド目に移行すると、「確変大当りだ」の文字が番長のキャラクタTDRに付加して表示され、確変大当りであることが報知される。
図432(J(5)−66)では、16ラウンド目が終了し、大当り終了演出が開始されている。この演出例では、大当り終了演出が開始されても番長のキャラクタTDRが引き続き表示されており、さらに、「次回確変」の文字が表示され、確変状態に移行することの報知が行われる。
図432(J(1)−67)は、大当り遊技が終了し、確変状態(電サポ状態)に移行した様子が示されている。このとき、保留は消化されておらず、装飾図柄は「装飾5−装飾5−装飾5」の大当りの組み合わせで停止表示されている。
このように、この演出例では、図柄変動表示と大当り遊技に跨ってタイマ予告演出が行われている様子が示されている。
また、この演出例では、タイマ予告表示が他の演出表示にオーバーラップされ、少なくとも一部が視認困難とされる場合があることが示されている。
また、この演出例では、タイマ予告演出が行われた結果実行される或る演出において、複数の有利な特典が付与されることを示唆している様子が示されている。
また、この演出例では、図柄変動表示を実行する時間である変動時間よりも長い時間がタイマ表示の初期値として表示される場合がある様子が示されている。
また、この演出例では、物理的に計算して大当り遊技中に確実にタイマ表示が「00:00」となるようにタイマ表示の初期値が設定されている様子が示されており、例えば、タイマ予告表示におけるタイマ表示の初期値の示す時間が、変動時間よりも長く、大当り遊技における最短の時間(例えば、16ラウンド10カウントのパチンコ機において、発射した球がすべてアタッカに入賞した場合には、最短で約1分30秒)が経過するまでの時間に設定されている様子が示されている。
図432(K(5)−1)〜図433(K(4)−30)は、大当り遊技中にタイマ予告演出が開始されるが、当該大当り遊技中にタイマ予告演出が終了せず、その後に開始される図柄変動表示においてタイマ予告演出に係る或る演出が行われる様子を示している。なお、図432(K(5)−1)は、図422(B(4)−9)に示す演出に続く演出であり、大当りが発生し、大当り開始演出が行われている様子を示している。その後、図432(K(5)−1)〜同図(K(5)−6)に示す演出が行われる。ここで、図432(K(5)−1)〜同図(K(5)−6)に示す演出は、図422(B(5)−10)〜同図(B(5)−15)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図432(K(5)−7)では、15ラウンド目に移行した様子が示されている。この演出例では、15ラウンド目に移行すると、コパンダのキャラクタとともに「注目!」の文字が表示され、タイマ予告演出が開始されることを示唆している。
すると、図432(K(5)−8)に示す装飾図柄表示装置208では、第1大当り中タイマ予告表示TM21が表示画面の中央下方に表示されるとともに、その上方に「タイマ発動!」の文字が表示され、タイマ予告演出が開始されたことを報知している。ここで、第1大当り中タイマ予告表示TM21はデフォルトの表示態様である。第1大当り中タイマ予告表示TM21には、タイマ表示の初期値として「40:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから40秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。すなわち、この演出例では、タイマ表示のカウントダウンが開始してから40秒以内に大当り遊技が終了する可能性があり、タイマ予告演出が行われた結果実行される或る演出が大当り遊技中に行われない可能性があることを示している。すなわち、大当り遊技が早く消化された場合には、或る演出が大当り遊技中に行われない場合がある。
その後、図432(K(5)−9)に示す装飾図柄表示装置208では、第1大当り中タイマ予告表示TM21が表示画面の略中央に移動しながら拡大表示される。その後、第1大当り中タイマ予告表示TM21においてタイマ表示のカウントダウン(タイマ減算)が開始される。
図432(K(5)−9)に続く図433(K(5)−10)に示す装飾図柄表示装置208では、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示のカウントダウンが継続しており、図433(K(5)−10)に示すタイミングでは、「39:52」が表示されている。
図433(K(5)−11)では、16ラウンド目に移行した様子が示されている。この演出例では、タイマ予告演出が複数ラウンドに跨いで引き続き行われている様子が示されている。すなわち、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示のカウントダウンが15ラウンド目から16ラウンド目に移行しても引き続き行われている様子が示されている。なお、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示は、図433(K(5)−11)に示すタイミングでは、「24:33」が表示されている。
図433(K(5)−12)では、16ラウンド目が終了し、大当り終了演出が開始されている。しかしながら、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示のカウントダウンは継続しており、図433(K(5)−12)に示すタイミングでは、「10:03」が表示されている。すなわち、この演出例では、16ラウンド目が終了して大当り遊技が終了したあともタイマ予告演出が引き続き行われている様子が示されている。その後、図433(K(5)−13)に示す装飾図柄表示装置208では、「次回電サポ」の文字が表示され、大当り遊技の終了後は特図低確率普図高確率状態(すなわち、時短状態)に移行することの報知が行われている。なお、図433(K(5)−13)に示すタイミングでは、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示は「08:77」が表示されている。
図433(K(1)−14)は、大当り遊技が終了し、電サポ状態に移行した様子が示されている。このとき、保留は消化されておらず、装飾図柄は「装飾5−装飾5−装飾5」の大当りの組み合わせで停止表示されている。なお、図433(K(1)−14)では、特図2の保留が2つあり、第一の保留アイコンh21及び第二の保留アイコンh22が表示されている。また、この演出例では、大当り遊技が終了し、遊技状態が電サポ状態に移行した後も第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示のカウントダウンは継続しており、図433(K(1)−14)に示すタイミングでは、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示は「06:10」が表示されている。また、この演出例では、大当り遊技が終了して遊技状態が移行すると、第1大当り中タイマ予告表示TM21が縮小されながら表示画面の左上隅部に移動表示する。
図433(K(1)−15)に示す装飾図柄表示装置208では、特図2の保留(第1保留)が消化されて特図2の図柄変動表示が開始され、第2特図表示装置214における図柄変動表示が開始される。また、特図2の保留アイコンh21の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh21の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が、変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示され、第二の保留アイコンh22が第一の保留アイコンh21の表示位置に移動して、第一の保留アイコンh21として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。また、第1大当り中タイマ予告表示TM21では、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、図433(K(1)−15)に示すタイミングでは、「05:35」が表示されている。
図433(K(1)−16)に示す装飾図柄表示装置208では、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示のカウントダウンが継続している様子が示されており、図433(K(1)−16)に示すタイミングでは、「03:00」が表示されている。一方、ナビキャラクタYMの近傍では、「タイマ注目」の文字が表示され、タイマ予告演出が行われた結果、或る演出が実行される可能性があることを示唆している。
図433(K(1)−17)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、第1大当り中タイマ予告表示TM21では、カウントダウンが継続しており、図433(K(1)−17)に示すタイミングでは、「01:06」が表示されている。
その後、図433(K(1)−18)に示すように、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示のカウントダウンが完了し、タイマ表示が「00:00」となると、図433(K(1)−19)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄にオーバーラップするようにして家紋のキャラクタCMONが出現するとともに、ナビキャラクタYMの近傍に「家紋降臨」の文字が表示され、大当り確定報知が行われている様子が示されている。すなわち、実行中の図柄変動表示が大当りとなる図柄変動表示であることが報知されている。また、このとき、第1大当り中タイマ予告表示TM21は消去されている。なお、このとき、右図柄が低速変動しており、「装飾5」で停止表示されることが示されている。このように、この演出例では、大当り遊技中において開始されたタイマ予告演出が当該大当り遊技の終了以降も継続し、その後に実行される図柄変動表示においてタイマ予告演出が行われた結果実行される或る演出として、家紋のキャラクタCMONの表示による大当り確定報知が行われている様子が示されている。
その後、図433(K(1)−20)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾5」が停止表示され、リーチ状態が形成される。なお、このとき、ナビキャラクタYMの近傍には「大当りだ」の文字が表示され、大当り確定報知が行われている。その後、図433(K(2)−21)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に「リーチ」の文字が表示され、リーチ状態となったことが報知される。一方、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。その後、家紋のキャラクタCMONは消去される。
その後、図433(K(2)−22)〜同図(K(1)−23)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ノーマルリーチが行われ、中図柄が低速で変動している様子が示されている。
その後、図433(K(2)−24)に示す装飾図柄表示装置208では、越後屋群予告が行われている様子が示されている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍に「プレミア出現」の文字が表示され、プレミア予告が行われていることが報知されている。また、このとき、リーチ図柄が左上隅に小さく表示され、変動アイコン表示領域と保留アイコン表示領域が消去される。
図433(K(2)−25)に示す装飾図柄表示装置208では、捕縛のカットイン画像HBKが表示されている様子が示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍に「SP発展!」の表示が行われ、スーパーリーチに発展することが報知されている。
続いて、図433(K(3)−26)に示すように、装飾図柄表示装置208では、SPリーチ(剣豪リーチ)に発展し、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙する画面が表示される。
図433(K(3)−27)に示す装飾図柄表示装置208では、強カットイン画像CI1aが表示される。また、ナビキャラクタYMの近傍にも「強カットイン」の文字が表示され、実行された予告の内容が報知されている。この演出例における今日カットイン画像CI1aの表示は、タイマ予告演出が行われた結果として実行される或る演出とは別の演出として実行されるものである。
その後、図433(K(3)−28)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪を倒し、勝利した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾5」が表示され、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。
その後、図433(K(4)−29)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている様子が示されている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「やったぜ」の文字が表示されており、大当りとなることが報知されている。その後、図433(K(4)−30)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の大当りの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
このように、この演出例では、大当り遊技中と当該大当り遊技の終了後の図柄変動表示の表示中とに跨ってタイマ予告演出が行われている様子が示されている。
図433(L(5)−1)〜図434(L(4)−30)は、図432(K(5)−1)〜図433(K(4)−30)に示す演出の別のパターンを示している。ここで、図433(L(5)−1)〜図434(L(5)−10)に示す演出は、図432(K(5)−1)〜図433(K(5)−10)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図434(L(5)−11)では、16ラウンド目に移行した様子が示されている。なお、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示は、図434(L(5)−11)に示すタイミングでは、「12:52」が表示されている。
図434(L(5)−12)は、16ラウンド目が引き続き行われている様子が示されている。このとき、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示のカウントダウンが完了し、「00:00」となった様子が示されている。この演出例では、15ラウンド目から16ラウンド目における大当り遊技の消化が、図432(K(5)−8)〜図433(K(5)−11)に示す演出例よりも長い時間かかっており、大当り遊技が終了するまでに第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示のカウントダウンが完了した様子が示されている。
すると、図434(L(5)−13)に示す装飾図柄表示装置208では、家紋のキャラクタCMONが出現する。すなわち、この演出例では、大当り遊技が終了するまでに、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示のカウントダウンが完了し、或る演出として家紋のキャラクタCMONの表示による保留連チャン告知が行われている様子が示されている。その後、図434(L(5)−14)に示す装飾図柄表示装置208では、家紋のアイコンCMNとともに、「保留内超激熱」の文字が表示され、保留連チャンが行われることを示唆している。
図434(L(5)−15)では、16ラウンド目が終了し、大当り終了演出が開始されている。すると、図434(L(5)−16)に示す装飾図柄表示装置208では、大当り遊技中に保留連チャン告知が行われたことに対応して、「次回連チャン」の文字が表示され、ここでも保留連チャンが行われることの報知が行われる。その後は、図434(L(1)−17)〜同図(L(4)−30)に示す演出が行われる。なお、図434(L(1)−17)〜同図(L(4)−30)に示す演出では、大当り遊技中にタイマ予告演出が完了し、すでに保留連チャン告知が行われたため、図423(K(1)−14)〜同図(K(4)−30)に示すように、図柄変動表示中にタイマ予告演出は行われない。換言すれば、図434(L(1)−17)〜同図(L(4)−30)に示す演出は、タイマ予告演出が行われていないことを除き、図423(K(1)−14)〜同図(K(4)−30)に示す演出と同じ演出が行われている。そのため、図434(L(1)−17)〜同図(L(4)−30)に示す演出については、説明を省略する。
このように、この演出例では、タイマ予告演出の内容が同じであっても、遊技の進行状況の違い(大当り遊技の消化速度)によって、大当り遊技中にタイマ予告演出が完了する場合と、大当り遊技終了後に行われる図柄変動表示中に完了する場合とがあることが示されている。
図435(M(1)−1)〜図436(M(11)−68)は、大当りとなる図柄変動表示中にタイマ予告演出が開始されるが、当該図柄変動表示中及びその後に開始される大当り遊技中においても当該タイマ予告演出が終了せず、その後に開始される図柄変動表示においてタイマ予告演出に係る或る演出が行われる様子を示している。なお、図435(M(1)−1)〜図436(M(5)−42)に示す演出は、図430(J(1)−1)〜図431(J(5)−42)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図436(M(5)−43)では、4ラウンド目に移行した様子が示されている。4ラウンド目に移行すると、装飾図柄表示装置208では、リプレイのアイコンとともに「が出ると・・・」の文字表示が行われ、疑似連演出の説明が開始される。ところが、図436(M(5)−44)に示す装飾図柄表示装置208では、疑似連演出の説明が中断され、サムアップポーズをした殿様のキャラクタHSGが登場するとともに、「緊急告知!」の文字が表示される。なお、第3タイマ予告表示TM13では、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、図436(M(5)−44)に示すタイミングでは、「09:31」が表示されている。
すると、図436(M(5)−45)に示す装飾図柄表示装置208では、「タイマ延長」の文字が表示されるとともに、第3タイマ予告表示TM13におけるタイマ表示のカウントダウンの表示中にタイマ予告加算アニメが開始される様子が示されている。これにより、遊技者は第3タイマ予告表示TM13におけるタイマ表示が加算されることに期待を持たせることができる場合がある。
タイマ予告加算アニメが終了すると、図436(M(5)−46)に示す装飾図柄表示装置208では、第3タイマ予告表示TM13におけるタイマ表示が「99:99」に更新されている様子が示されている。
図436(M(5)−47)では、5ラウンド目に移行した様子が示されている。5ラウンド目に移行すると、装飾図柄表示装置208では、中断された疑似連演出の説明が再開され、リプレイのアイコンとともに「が出ると・・・」の文字表示が行われ、その後、図436(M(5)−48)に示すように、「NEXT」の文字が付されたリプレイのアイコンとともに、「疑似連だ」の文字を表示し、疑似連演出の説明が行われる。なお、第3タイマ予告表示TM13では、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、図436(M(5)−48)に示すタイミングでは、「90:26」が表示されている。ただし、第3タイマ予告表示TM13は、疑似連演出の説明に係る疑似連のアイコンに少なくとも一部がオーバーラップされており、第3タイマ予告表示TM13が視認困難とされている。
図436(M(5)−49)では、9ラウンド目に移行した様子が示されている。すると、図436(M(5)−50)に示す装飾図柄表示装置208では、サムアップポーズをした殿様のキャラクタHSGが再び登場するとともに、「緊急告知!」の文字が表示される。なお、第3タイマ予告表示TM13では、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、図436(M(5)−50)に示すタイミングでは、「13:58」が表示されている。なお、図436(M(5)−48)〜同図(M(5)−49)では、5ラウンド目から9ラウンド目の間に特図2始動口232に2つの遊技球が入賞しており、特図2の保留が2つ増加している。
すると、図436(M(5)−51)に示す装飾図柄表示装置208では、「タイマ延長」の文字が表示されるとともに、第3タイマ予告表示TM13におけるタイマ表示のカウントダウンの表示中にタイマ予告加算アニメが開始される様子が示されている。これにより、遊技者は第3タイマ予告表示TM13におけるタイマ表示がさらに加算されることに期待を持たせることができる場合がある。
タイマ予告加算アニメが終了すると、図436(M(5)−52)に示す装飾図柄表示装置208では、第3タイマ予告表示TM13におけるタイマ表示が無限大を示す表示に更新されている様子が示されている。すなわち、タイマ表示が無限大を示す表示に更新されることで、タイマ予告演出が延長される様子が示されている。このとき、第3タイマ予告表示TM13におけるタイマ表示のカウントダウンは一時中断されることとなる。
図436(M(5)−53)では、10ラウンド目に移行した様子が示されている。第3タイマ予告表示TM13におけるタイマ表示は、無限大を示す表示のまま変化していない。この状態は、図436(M(5)−54)に示すように、16ラウンド目が終了するまで継続される。
図436(M(5)−55)では、16ラウンド目が終了し、大当り終了演出が開始されている。ここでも、殿様のキャラクタHSGは表示されており、また、第3タイマ予告表示TM13も無限大を示す表示のままである。そして、大当り終了演出が開始されると、「タイマは・・・」の文字が表示され、第3タイマ予告表示TM13の表示が変化することを予告している。
すると、図436(M(5)−56)に示す装飾図柄表示装置208では、第3タイマ予告表示TM13におけるタイマ表示が「10:00」に変化し、タイマ表示のカウントダウンが再開してから10秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。また、このとき、「次回電サポ」の文字が表示され、大当り遊技後の遊技状態が特図低確率普図高確率状態(時短状態)であることが報知される。実際には、後述するように、大当り遊技後の遊技状態は、特図高確率普図高確率状態(確変状態)となるのであるが、ここでは、確変状態となることの報知は行わず、時短状態であることを報知し、いわゆる潜確状態に移行することとなる。
図436(M(11)−57)は、大当り遊技が終了し、電サポ状態(潜確状態)に移行した様子が示されている。このとき、保留は消化されておらず、装飾図柄は「装飾5−装飾5−装飾5」の大当りの組み合わせで停止表示されている。なお、第3タイマ予告表示TM13におけるタイマ表示ではカウントダウンは再開しておらず、「10:00」の表示のままとなっている。
図436(M(11)−58)に示す装飾図柄表示装置208では、特図2の保留(第1保留)が消化されて特図2の図柄変動表示が開始され、第2特図表示装置214における図柄変動表示が開始される。また、特図2の保留アイコンh21,h22の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh21の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が、変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示され、第二の保留アイコンh22が第一の保留アイコンh21の表示位置に移動して、第一の保留アイコンh21として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。第3タイマ予告表示TM13では、未だタイマ表示のカウントダウンは開始しておらず、「10:00」のままとなっているが、その後、カウントダウンが開始する。
図436(M(11)−59)では、第3タイマ予告表示TM13におけるタイマ表示が継続している様子が示されており、図436(M(11)−59)に示すタイミングでは、第3タイマ予告表示TM13には、「09:77」が表示されている。すなわち、カウントダウンが再開してから、0.23秒が経過した様子が示されている。
図436(M(11)−59)〜同図(M(11)−60)では、特図2始動口232に2つの遊技球が入賞し、特図2の保留数が2つ増加した様子が示されている。ここで、特図2の保留アイコンh22,h23はいずれもデフォルトの表示態様とされている。なお、第3タイマ予告表示TM13では、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、図436(M(11)−60)に示すタイミングでは、「07:44」が表示されている。
図436(M(11)−61)に示す装飾図柄表示装置208では、左図柄、中図柄、右図柄が同時に停止し、「装飾4−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている。その後、図436(M(11)−62)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾4−装飾5−装飾5」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。また、このときも第3タイマ予告表示TM13では、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、図436(M(11)−62)に示すタイミングでは、「02:75」が表示されている。
その後、図436(M(11)−63)に示す装飾図柄表示装置208では、特図2の保留(第1保留)が消化されて特図2の図柄変動表示が開始され、第2特図表示装置214における図柄変動表示が開始される。また、特図2の保留アイコンh21の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh21の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示され、第二の保留アイコンh22が第一の保留アイコンh21の表示位置に移動して、第一の保留アイコンh21として表示され、第三の保留アイコンh23が第二の保留アイコンh22の表示位置に移動して、第二の保留アイコンh22として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。また、このときも第3タイマ予告表示TM13では、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、図436(M(11)−63)に示すタイミングでは、「02:54」が表示されている。
図436(M(11)−64)に示す装飾図柄表示装置208では、第3タイマ予告表示TM13におけるカウントダウンが完了し、第3タイマ予告表示TM13におけるタイマ表示が「00:00」となった様子が示されている。すると、図436(M(11)−65)に示すように、第3タイマ予告表示TM13では、タイマ表示が表示されていた領域において「確変確定」の文字が表示される。すなわち、現在の遊技状態が時短状態ではなく、確変状態であったことが報知される。このように、この演出例では、タイマ予告演出が行われた結果実行される或る演出として確変報知が行われている様子が示されている。
その後、図436(M(11)−66)に示す装飾図柄表示装置208では、第3タイマ予告表示TM13が消去されるとともに、表示画面の中央上部に「確変中」の文字が表示され、遊技状態が確変状態であることが報知される。
図436(M(11)−67)に示す装飾図柄表示装置208では、左図柄、中図柄、右図柄が同時に停止し、「装飾4−装飾4−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている。その後、図436(M(11)−68)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾4−装飾4−装飾5」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
このように、この演出例では、大当り遊技の前後で行われる図柄変動表示も含めてタイマ予告演出が行われている様子が示されている。
また、この演出例では、タイマ予告演出の実行中において、タイマ表示のカウントダウンが所定の表示(例えば、無限大の表示)を行うことにより一時停止し、その後再開する様子が示されている。
また、この演出例では、タイマ予告演出の実行中において、タイマ表示に示す時間が加算される様子が示されている。
また、この演出例では、大当り遊技終了後の遊技状態が確変状態であるか否かについて報知しない場合(いわゆる「潜確」となる場合)があるゲーム性を有するパチンコ機において、タイマ予告演出が行われた結果実行される或る演出として確変状態であることを報知する様子が示されている。
また、この演出例では、タイマ予告演出が大当り遊技とその前後に行われる図柄変動表示に跨る場合に、タイマ予告表示の表示位置が変化されやすい(移動表示されやすい)ことが示されている。
また、この演出例では、例えば、図436(M(5)−55)に示すように、長いタイマ表示(無限大の表示)が表示された方が或る演出の内容に期待を持たせることができる場合があることが示されている。これにより、長いタイマ表示が行われることについて遊技者に期待させることができる場合がある。
なお、本実施形態において、小当り遊技を実行可能なパチンコ機では、このようなタイマ予告演出が小当りとなる図柄変動表示では行われず、大当りとなる図柄変動表示において行われるように構成されてもよい。
図437(N(5)−1)〜同図(N(11)−11)は、図435(M(1)−1)〜図436(M(11)−68)に示すタイマ予告演出の別の演出パターンを示している。なお、図437(N(5)−1)は、図436(M(5)−54)に示す演出に続く演出であり、16ラウンド目が終了して大当り終了演出が開始されている様子を示している。なお、図437(N(5)−1)に示す演出例では、図436(M(5)−55)に示す演出例とは、保留数が異なっており、図437(N(5)−1)に示す演出における保留数は、特図1が0で、特図2が1となっている。
図437(N(5)−1)では、16ラウンド目が終了し、大当り終了演出が開始されている様子が示されている。ここでも、殿様のキャラクタHSGは表示されており、また、第3タイマ予告表示TM13も無限大を示す表示のままである。そして、大当り終了演出が開始されると、「タイマは・・・」の文字が表示され、第3タイマ予告表示TM13の表示が変化することを予告している。
すると、図437(N(5)−2)に示す装飾図柄表示装置208では、第3タイマ予告表示TM13におけるタイマ表示が「30:00」に変化し、タイマ表示のカウントダウンが再開してから30秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。また、このとき、「次回電サポ」の文字が表示され、大当り遊技後の遊技状態が特図低確率普図高確率状態(時短状態)であることが報知される。
図437(N(11)−3)は、大当り遊技が終了し、電サポ状態(潜確状態)に移行した様子が示されている。このとき、保留は消化されておらず、装飾図柄は「装飾5−装飾5−装飾5」の大当りの組み合わせで停止表示されている。なお、第3タイマ予告表示TM13におけるタイマ表示ではカウントダウンは再開しておらず、「10:00」の表示のままとなっている。
図437(N(11)−4)に示す装飾図柄表示装置208では、特図2の保留(第1保留)が消化されて特図2の図柄変動表示が開始され、第2特図表示装置214における図柄変動表示が開始される。また、特図2の保留アイコンh21の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh21の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が、変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。第3タイマ予告表示TM13では、未だタイマ表示のカウントダウンは開始しておらず、「30:00」のままとなっているが、その後、カウントダウンが開始する。
図437(N(11)−5)では、第3タイマ予告表示TM13におけるタイマ表示が継続している様子が示されており、図437(N(11)−5)に示すタイミングでは、第3タイマ予告表示TM13には、「29:77」が表示されている。すなわち、カウントダウンが再開してから、0.23秒が経過した様子が示されている。
図437(N(11)−6)に示す装飾図柄表示装置208では、左図柄、中図柄、右図柄が同時に停止し、「装飾4−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている。その後、図437(N(11)−7)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾4−装飾5−装飾5」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。また、このときも第3タイマ予告表示TM13では、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、図437(N(11)−7)に示すタイミングでは、「21:45」が表示されている。この演出例では、図437(N(11)−7)に示すタイミングにおいて、特図1及び特図2のいずれも保留が0となっているため、待機状態となる。
図437(N(11)−8)に示す装飾図柄表示装置208では、待機状態のまま第3タイマ予告表示TM13におけるタイマ表示のカウントダウンが行われている様子が示されている。図437(N(11)−8)に示すタイミングでは、「20:19」が表示されている。
図437(N(11)−9)に示す装飾図柄表示装置208では、待機状態のまま第3タイマ予告表示TM13におけるカウントダウンが完了し、第3タイマ予告表示TM13におけるタイマ表示が「00:00」となった様子が示されている。すると、図437(N(11)−10)に示すように、第3タイマ予告表示TM13では、タイマ表示が表示されていた領域において「確変確定」の文字が表示される。すなわち、現在の遊技状態が時短状態ではなく、確変状態であったことが報知される。このように、この演出例では、図柄変動表示が行われておらず、しかも保留も0である場合においても、タイマ予告表示におけるタイマ表示のカウントダウンが完了した場合には、或る演出として確変報知が行われている様子が示されている。
その後、図437(N(11)−11)に示す装飾図柄表示装置208では、第3タイマ予告表示TM13が消去されるとともに、表示画面の中央上部に「確変中」の文字が表示され、遊技状態が確変状態であることが報知される。
図437(O(5)−1)〜同図(O(99)−13)は、図437(N(5)−1)〜同図(N(11)−11)に示すタイマ予告演出の別の例を示している。ここで、図437(O(5)−1)〜同図(O(11)−8)に示す演出は、図437(N(5)−1)〜同図(N(11)−8)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
待機状態となってから所定時間(例えば、7秒)が経過すると、図437(O(99)−9)に示す装飾図柄表示装置208では、客待ちデモ表示が表示される様子が示されている。このときも、タイマ予告表示TM13におけるタイマ表示のカウントダウンは継続しており、図437(O(99)−9)に示すタイミングでは、「14:19」が表示されている。なお、このとき、客待ちデモ表示がタイマ予告表示TM13にオーバーラップされているが、タイマ予告表示TM13が客待ちデモ表示にオーバーラップされてもよい。また、待機状態となってから客待ちデモ表示が開始されるまでの時間は上述したものに限定されず、適宜の時間に設定することができる。
図437(O(99)−10)に示す装飾図柄表示装置208では、客待ちデモ表示が表示された状態で第3タイマ予告表示TM13におけるカウントダウンが完了し、第3タイマ予告表示TM13におけるタイマ表示が「00:00」となった様子が示されている。すると、図437(O(99)−11)に示す装飾図柄表示装置208では、客待ちデモ表示から装飾図柄が停止表示された状態を示す表示に戻り、また、第3タイマ予告表示TM13では、タイマ表示が表示されていた領域において「確変確定」の文字が表示される。すなわち、現在の遊技状態が時短状態ではなく、確変状態であったことが報知される。このように、この演出例では、客待ちデモ表示中にタイマ予告表示におけるタイマ表示のカウントダウンが完了した場合には、客待ちデモ表示から装飾図柄が停止表示された状態を示す表示に復帰し、或る演出として確変報知が行われている様子が示されている。
その後、図437(O(99)−12)に示す装飾図柄表示装置208では、第3タイマ予告表示TM13が消去されるとともに、表示画面の中央上部に「確変中」の文字が表示され、遊技状態が確変状態であることが報知される。
さらにその後、所定時間(例えば、7秒)が経過すると、図437(O(99)−13)に示す装飾図柄表示装置208では、客待ちデモ表示が再び表示される様子が示されている。
図438(P(5)−1)〜同図(P(99)−12)は、図437(O(5)−1)〜同図(O(99)−13)に示すタイマ予告演出の別の例を示している。ここで、図438(P(5)−1)〜同図(P(99)−10)に示す演出は、図437(O(5)−1)〜同図(O(99)−10)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図438(P(99)−10)に示すように、客待ちデモ表示が表示された状態で第3タイマ予告表示TM13におけるカウントダウンが完了し、第3タイマ予告表示TM13におけるタイマ表示が「00:00」となると、この演出例では、図438(P(99)−11)に示すように、客待ちデモ表示を表示した状態で第3タイマ予告表示TM13に「確変確定」の文字が表示される。すなわち、現在の遊技状態が時短状態ではなく、確変状態であったことが報知される。このように、この演出例では、客待ちデモ表示中にタイマ予告表示におけるタイマ表示のカウントダウンが完了した場合には、客待ちデモ表示を表示した状態で、或る演出として確変報知が行われている様子が示されている。
その後、図438(P(99)−12)に示す装飾図柄表示装置208では、客待ちデモ表示が引き続き表示された状態で、第3タイマ予告表示TM13が消去されるとともに、表示画面の中央上部に「確変中」の文字が表示され、遊技状態が確変状態であることが報知される。
図438(Q(5)−1)〜同図(Q(11)−16)は、図437(O(5)−1)〜同図(O(99)−13)に示すタイマ予告演出の別の例を示している。ここで、図438(Q(5)−1)〜同図(Q(99)−10)に示す演出は、図437(O(5)−1)〜同図(O(99)−10)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図438(Q(99)−10)に示すように、客待ちデモ表示が表示された状態で第3タイマ予告表示TM13におけるカウントダウンが完了し、第3タイマ予告表示TM13におけるタイマ表示が「00:00」となると、この演出例では、図438(Q(99)−11)に示すように、タイマ予告演出が行われた結果実行される或る演出の実行の開始が留保され、タイマ表示が「00:00」の状態で待機される。すなわち、この演出例では、待機状態においては、第3タイマ予告表示TM13におけるタイマ表示のカウントダウンが完了してタイマ表示が「00:00」となっても、或る演出の実行の開始が留保される様子が示されている。
その後、客待ちデモ表示が終了すると、図438(Q(11)−12)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄が停止表示された状態を示す表示に戻る様子が示されている。しかしながら、この場合においても、或る演出の実行の開始が留保され、第3タイマ予告表示TM13におけるタイマ表示は「00:00」となったままである。
その後、特図2始動口232に遊技球が入賞すると、図438(Q(11)−13)に示すように、特図2の図柄変動表示が開始され、第2特図表示装置214における図柄変動表示が開始される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。
すると、図438(Q(11)−14)に示す装飾図柄表示装置208では、第3タイマ予告表示TM13におけるタイマ表示が変化することを示唆する変化アニメが開始され、変化アニメが完了すると、図438(Q(11)−15)に示すように、第3タイマ予告表示TM13では、タイマ表示に換えて「確変確定」の文字が表示され、現在の遊技状態が時短状態ではなく、確変状態であったことが報知される。このように、この演出例では、図柄変動表示が行われていない待機状態においてタイマ予告表示におけるタイマ表示のカウントダウンが完了した場合には、図柄変動表示の開始を待って、或る演出として確変報知が行われる様子が示されている。換言すれば、タイマ予告演出におけるタイマ表示が「00:00」になったときに客待ちデモ表示の表示中あるいは装飾図柄が停止表示されている待機状態の表示中である場合には、図柄変動表示が開始されるまで或る演出を遅延させて実行していることが示されているということができる。
その後、図438(Q(11)−16)に示す装飾図柄表示装置208では、第3タイマ予告表示TM13が消去されるとともに、表示画面の中央上部に「確変中」の文字が表示され、遊技状態が確変状態であることが報知される。
図439(R(5)−1)〜同図(R(4)−25)は、大当り遊技中にミッションが開始され、ミッションが達成されるとタイマ予告演出が開始される演出パターンが行われている様子を示している。なお、図439(R(5)−1)は、図422(B(4)−9)に示す演出に続く演出であり、大当りが発生し、大当り開始演出が行われている様子を示している。ただし、この演出例では、「装飾2」が3つ揃って大当りとなったものとし、大当りが発生したときの保留数が特図1が0で特図2が4つであったものとする。その後、図439(R(5)−1)〜同図(R(5)−6)に示す演出が行われる。ここで、図439(R(5)−1)〜同図(R(5)−6)に示す演出は、図424(E(5)−1)〜同図(E(5)−6)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図439(R(5)−7)では、4ラウンド目に移行した様子が示されている。この演出例では、4ラウンド目に移行すると、杖を持った神様のキャラクタKGGが登場するとともに、「緊急ミッション」「電チューに3球入賞させろ」の文字が表示され、ミッション演出が開始されることを報知している。このミッション演出では、大当り遊技中に特図2始動口232へ遊技球を3つ入賞させることをミッションの目的とし、ミッションが達成されると、タイマ予告演出が開始されるように構成されている。その後、図439(R(5)−8)に示すように、ミッション演出が開始される。ミッション演出が開始されると、装飾図柄表示装置208では、表示画面の中央上方に「電チューに3球入賞させろ」の文字が表示されるとともに、その下方に「あと3球」の文字が表示され、ミッション達成までの残りノルマが表示される。
図439(R(5)−9)では、6ラウンド目が行われている様子が示されている。図439(R(5)−9)に示すタイミングでは、特図2始動口232に遊技球が1つ入賞したので、ミッション達成までの残りノルマの表示が「あと2球」に更新されている。
図439(R(5)−10)では、7ラウンド目が行われている様子が示されている。図439(R(5)−10)に示すタイミングでは、特図2始動口232に遊技球がさらに1つ入賞したので、ミッション達成までの残りノルマの表示が「あと1球」に更新されている。
図439(R(5)−11)では、10ラウンド目が行われている様子が示されている。図439(R(5)−11)に示すタイミングでは、特図2始動口232に遊技球がさらに1つ入賞したので、ミッションが達成され、「ミッション達成」の文字が表示される。
すると、図439(R(5)−12)に示す装飾図柄表示装置208では、第1大当り中タイマ予告表示TM21が表示画面の中央に表示されるとともに、その下方に「30秒後に期待せよ」の文字が表示され、ミッションの達成によるタイマ予告演出が開始されたことを報知している。ここで、第1大当り中タイマ予告表示TM21はデフォルトの表示態様である。第1大当り中タイマ予告表示TM21には、タイマ表示の初期値として「30:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから30秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。その後、第1大当り中タイマ予告表示TM21においてタイマ表示のカウントダウン(タイマ減算)が開始される。
図439(R(5)−13)に示す装飾図柄表示装置208では、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示のカウントダウンが継続しており、図439(R(5)−13)に示すタイミングでは、「29:76」が表示されている。
図439(R(5)−14)では、11ラウンド目に移行した様子が示されている。なお、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示のカウントダウンは依然として継続しており、図439(R(5)−14)に示すタイミングでは、「12:92」が表示されている。
その後、図439(R(5)−15)に示すように、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示のカウントダウンが完了し、タイマ表示が「00:00」となると、図439(R(5)−16)に示す装飾図柄表示装置208では、家紋のキャラクタCMONが出現する様子が示されている。そして、図439(R(5)−17)に示す装飾図柄表示装置208では、家紋のキャラクタとともに「保留連チャン確定」の文字が表示され、実行が保留されている(保留中の)図柄変動表示において大当りとなる図柄変動表示が含まれていることが告知される。その後は、図439(R(5)−18)〜同図(R(4)−25)に示す演出が行われる。なお、図439(R(5)−18)〜同図(R(4)−25)に示す演出は、特図2の保留数が異なっている点を除き、図439(B(5)−29)〜同図(B(4)−36)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
なお、この演出例では、大当り遊技中において特図2始動口242への所定数の入賞によりミッションが達成されるミッション演出を行ったが、ミッション達成の条件は上述したものに限定されず、例えば、1ラウンドにおける規定個数(例えば、10個)を超えるの可変入賞口234への遊技球の入賞(オーバー入賞)があった場合にミッションが達成するようにしてもよい。この場合、オーバー入賞の個数が所定数(例えば、3個)であった場合にミッションが達成するようにしてもよい。また、1ラウンドにおけるラウンドの消化速度が所定時間以内(例えば、10秒以内)である場合にミッションが達成するようにしてもよい。また、ボタン連打演出やボタン長押し演出やボタン1回押し演出に成功したことをミッション達成の条件としてもよい。また、ミニゲームを行い、ミニゲームの結果が或る結果(例えば、成功の結果)となったことをミッション達成の条件としてもよい。
図439(S(5)−1)〜図440(S(4)−24)は、大当り遊技中にミッションが開始され、ミッションが達成されるとタイマ予告演出が開始される別の演出パターンが行われている様子を示している。なお、図439(S(5)−1)〜同図(S(5)−9)に示す演出は、図439(R(5)−1)〜同図(R(5)−9)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図439(S(5)−9)に続く図440(S(5)−10)では、11ラウンド目が行われている様子が示されている。図440(S(5)−10)に示すタイミングでは、特図2始動口232に遊技球がさらに1つ入賞したので、ミッション達成までの残りノルマの表示が「あと1球」に更新されている。
図440(S(5)−11)では、15ラウンド目が行われている様子が示されている。図440(S(5)−11)に示すタイミングでは、特図2始動口232に遊技球がさらに1つ入賞したので、ミッションが達成され、「ミッション達成」の文字が表示される。
すると、図440(S(5)−12)に示す装飾図柄表示装置208では、第1大当り中タイマ予告表示TM21が表示画面の中央に表示されるとともに、その下方に「30秒後に期待せよ」の文字が表示され、ミッションの達成によるタイマ予告演出が開始されたことを報知している。ここで、第1大当り中タイマ予告表示TM21はデフォルトの表示態様である。第1大当り中タイマ予告表示TM21には、タイマ表示の初期値として「30:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから30秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。その後、第1大当り中タイマ予告表示TM21においてタイマ表示のカウントダウン(タイマ減算)が開始される。
図440(S(5)−13)に示す装飾図柄表示装置208では、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示のカウントダウンが継続しており、図440(S(5)−13)に示すタイミングでは、「29:76」が表示されている。
図440(S(5)−14)では、16ラウンド目が行われている様子が示されている。すなわち、最終ラウンドが行われている様子が示されている。このとき、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示のカウントダウンは依然として継続しており、図440(S(5)−14)に示すタイミングでは、「15:31」が表示されている。
図440(S(5)−15)では、16ラウンド目が終了し、大当り終了演出が開始されている。しかしながら、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示のカウントダウンは継続しており、図440(S(5)−15)に示すタイミングでは、「12:09」が表示されている。すなわち、この演出例では、16ラウンド目が終了して大当り遊技が終了したあともタイマ予告演出が引き続き行われている様子が示されている。なお、この演出例では、大当り終了演出が開始されると、第1大当り中タイマ予告表示TM21の表示位置が表示画面の左下隅部に移動している。その後、図440(S(5)−16)に示す装飾図柄表示装置208では、「次回電サポ」の文字が表示され、大当り遊技の終了後は特図低確率普図高確率状態(すなわち、時短状態)に移行することの報知が行われている。なお、図440(S(5)−16)に示すタイミングでは、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示は「10:88」が表示されている。
図440(S(1)−17)は、大当り遊技が終了し、電サポ状態に移行した様子が示されている。このとき、保留は消化されておらず、装飾図柄は「装飾5−装飾5−装飾5」の大当りの組み合わせで停止表示されている。なお、図440(S(1)−17)では、特図2の保留が4つあり、第一の保留アイコンh21〜第四の保留アイコンh24が表示されている。また、この演出例では、大当り遊技が終了し、遊技状態が電サポ状態に移行した後も第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示のカウントダウンは継続しており、図440(S(1)−17)に示すタイミングでは、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示は「09:10」が表示されている。また、この演出例では、大当り遊技が終了して遊技状態が移行すると、第1大当り中タイマ予告表示TM21が表示画面の左上隅部に移動表示する。
図440(S(1)−18)に示す装飾図柄表示装置208では、特図2の保留(第1保留)が消化されて特図2の図柄変動表示が開始され、第2特図表示装置214における図柄変動表示が開始される。また、特図2の保留アイコンh21の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh21の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が、変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示され、第二の保留アイコンh22が第一の保留アイコンh21の表示位置に移動して、第一の保留アイコンh21として表示され、第三の保留アイコンh23が第二の保留アイコンh22の表示位置に移動して、第二の保留アイコンh22として表示され、第四の保留アイコンh24が第三の保留アイコンh23の表示位置に移動して、第三の保留アイコンh23として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。また、第1大当り中タイマ予告表示TM21では、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、図440(S(1)−18)に示すタイミングでは、「08:85」が表示されている。
図440(S(1)−19)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、第1大当り中タイマ予告表示TM21では、カウントダウンが継続しており、図440(S(1)−19)に示すタイミングでは、「01:85」が表示されている。
その後、図440(S(1)−20)に示す装飾図柄表示装置208では、右図柄が低速変動しており「装飾5」が停止表示されることが示されている。このとき、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示のカウントダウンが完了し、タイマ表示が「00:00」となる。すると、図440(S(1)−21)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄にオーバーラップするようにして爺Vフォーメーション表示GYVが出現し、大当り確定報知が行われている様子が示されている。すなわち、実行中の図柄変動表示が大当りとなる図柄変動表示であることが報知されている。また、このとき、第1大当り中タイマ予告表示TM21は消去されている。なお、このとき、右図柄が依然として低速変動している。このように、この演出例では、ミッション達成により大当り遊技中において開始されたタイマ予告演出が当該大当り遊技の終了以降も継続し、その後に実行される図柄変動表示においてタイマ予告演出が行われた結果実行される或る演出として、爺Vフォーメーション表示GYVの表示による大当り確定報知が行われている様子が示されている。その後は、図440(S(1)−22)に示すように、第2停止が行われ、右図柄に「装飾5」が停止表示され、リーチ状態となる。なお、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図440(S(4)−23)に示す装飾図柄表示装置208では、リーチ演出が行われることなく第3停止が行われ、中図柄に「装飾5」が停止表示されて「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている様子が示されている。その後、図440(S(4)−24)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の大当りの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
このように、この演出例では、大当り遊技におけるミッション演出においてミッションが達成された時期により、大当り遊技中に開始したタイマ予告演出が大当り遊技の終了後に開始される図柄変動表示にまで跨って行われている様子が示されている。
また、この演出例では、ミッションが達成されて開始したタイマ予告演出におけるタイマ表示のカウントダウンが完了した時期に応じて或る演出の態様が異なっている様子が示されている。具体的には、ミッションが達成されて開始したタイマ予告表示におけるタイマ表示のカウントダウンが大当り遊技中に完了した場合には、家紋のキャラクタCMONが出現し、大当り遊技中に完了せず、大当り遊技後の図柄変動表示中に完了した場合には、爺Vフォーメーション表示GYVが表示される。
図440(T(5)−1)〜同図(T(4)−18)は、大当り遊技中にミッションが開始され、ミッションに失敗してタイマ予告演出が開始されない様子を示している。なお、図440(T(5)−1)〜同図(T(5)−9)に示す演出は、図439(R(5)−1)〜同図(R(5)−9)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図440(T(5)−10)では、14ラウンド目が行われている様子が示されている。図440(T(5)−10)に示すタイミングでは、特図2始動口232に遊技球がさらに1つ入賞したので、ミッション達成までの残りノルマの表示が「あと1球」に更新されている。
図440(T(5)−11)では、16ラウンド目(最終ラウンド)が行われている様子が示されている。なお、ミッションの達成度合いは、依然として特図2始動口242へのあと1球の入賞を残しており、ミッション達成までの残りノルマの表示は「あと1球」のままとなっている。
その後、図440(T(5)−12)に示す装飾図柄表示装置208では、16ラウンド目が終了した際の様子が示されている。しかしながら、16ラウンド目が終了するまでに特図2始動口242への3つの遊技球の入賞というミッションが達成できなかったため、「ミッション達成ならず」「残念」の文字が表示され、タイマ予告演出が開始されない様子が示されている。
図440(T(5)−13)では、16ラウンド目が終了し、大当り終了演出が開始されている。その後、図440(T(5)−14)に示す装飾図柄表示装置208では、「次回電サポ」の文字が表示され、大当り遊技の終了後は特図低確率普図高確率状態(すなわち、時短状態)に移行することの報知が行われている。
この演出例では、ミッションが達成されなかったためにタイマ予告演出が開始されず、その結果として保留連チャン告知が行われなかったが、実際には、図439(R(5)−1)〜同図(R(4)−25)に示して上述した演出例と同じく、特図2の第一保留が大当りとなる図柄変動表示となっている。そのため、大当り遊技が終了すると、図440(T(1)−15)〜同図(T(4)−18)に示す演出が行われる。すなわち、図柄変動表示中に家紋のキャラクタCMONが出現しないことを除き、装飾図柄の変動パターンは、図439(R(1)−21)〜同図(R(4)−25)に示して上述したのと同様の要領で行われることとなる。したがって、図440(T(1)−15)〜同図(T(4)−18)に示す演出については説明を省略する。
図441(U(5)−1)〜同図(U(5)−6)は、大当り遊技中おけるタイマ予告演出が行われた結果、或る演出として選択可能な楽曲が増えるイベントが発生する様子が示されている。なお、図441(U(5)−1)は、例えば、図421(A(4)−41)に示す演出に続く演出であり、大当りが発生し、大当り開始演出が行われている様子を示している。ただし、この演出例では、「装飾2」が3つ揃って大当りとなったものとする。
図441(U(5)−2)では、大当り遊技が開始され、1ラウンド目に移行した様子が示されている。この演出例では、演出説明が開始されず、第1大当り中タイマ予告表示TM21が表示画面の中央上方に表示されるとともに、その下方に「タイマ発動」の文字が表示され、タイマ予告演出が開始されたことを報知している。ここで、第1大当り中タイマ予告表示TM21はデフォルトの表示態様である。第1大当り中タイマ予告表示TM21には、タイマ表示として「10:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから10秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。その後、第1大当り中タイマ予告表示TM21においてタイマ表示のカウントダウン(タイマ減算)が開始される。
図441(U(5)−3)に示す装飾図柄表示装置208では、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示のカウントダウンが継続しており、図441(U(5)−3)に示すタイミングでは、「09:77」が表示されている。
その後、図441(U(5)−4)に示すように、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示のカウントダウンが完了し、タイマ表示が「00:00」となると、図441(U(5)−5)に示す装飾図柄表示装置208では、姫のキャラクタが出現するとともに、第1大当り中タイマ予告表示TM21では、タイマ表示に換えて「新曲get」の文字が表示され、例えば、大当り遊技中に流れる曲のラインナップが増加することが報知されている。すなわち、大当り遊技中に遊技者が流したい曲のラインナップが増加することが報知されている。
図441(U(5)−6)では、2ラウンド目に移行した様子が示されている。2ラウンド目に移行すると、第1大当り中タイマ予告表示TM21には、ラインナップに増加される曲の曲名が表示される。このように、この演出例では、タイマ予告演出が行われた結果実行される或る演出として、曲目の増加が行われている様子が示されている。
このように、この演出例では、タイマ予告演出が行われた結果実行される或る演出として、保留連チャンが発生することの告知や確変大当りであることの報知等のように、遊技者の利益に直接関係する内容を予告ないし報知する演出を行うものの他、遊技者の利益には関係ないが、演出効果を盛り上げるための特典を付与する演出が行われている様子が示されている。
なお、この演出例では、タイマ予告演出が行われた結果実行される或る演出として曲目を増加する演出が行われたが、例えば、出現の制限が解除されるプレミア演出を増加させる演出が行われてもよいし、出現が開放されるキャラクタを増加させる演出が行われてもよい。
図441(V(5)−1)〜同図(V(5)−14)は、大当り遊技中にミッションが開始され、制限時間内にミッションが達成されると或る特典を報知する様子を示している。なお、図441(V(5)−1)は、図422(B(4)−9)に示す演出に続く演出であり、大当りが発生し、大当り開始演出が行われている様子を示している。ただし、この演出例では、「装飾2」が3つ揃って大当りとなったものとし、大当りが発生したときの保留数が特図1が0で特図2が4つであったものとする。その後、図441(V(5)−1)〜同図(V(5)−6)に示す演出が行われる。ここで、図441(V(5)−1)〜同図(V(5)−6)に示す演出は、図439(R(5)−1)〜同図(R(5)−6)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図441(V(5)−7)では、4ラウンド目に移行した様子が示されている。この演出例では、4ラウンド目に移行すると、杖を持った神様のキャラクタKGGが登場するとともに、「緊急ミッション」「30秒以内に電チューに入賞させろ」の文字が表示され、ミッション演出が開始されることを報知している。このミッション演出では、ミッションが開始してから所定時間(30秒)以内に特図2始動口232へ遊技球を1つ入賞させることをミッションの目的とし、ミッションが達成されると、或る演出が開始されるように構成されている。その後、図439(R(5)−8)に示すように、ミッション演出が開始される。ミッション演出が開始されると、装飾図柄表示装置208では、表示画面の中央上方に「30秒以内に電チューに入賞させろ」の文字が表示されるとともに、その下方に第1大当りタイマ予告表示TM21が表示され、この第1大当りタイマ予告表示TM21にはタイマ表示の初期表示として「30:00」の文字が表示され、その後、タイマ表示のカウントダウン(タイマ減算)が開始される。
図441(V(5)−9)に示す装飾図柄表示装置208では、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示のカウントダウンが継続しており、図441(V(5)−9)に示すタイミングでは、「29:76」が表示されている。
図441(V(5)−10)では、5ラウンド目が行われている様子が示している。図441(V(5)−10)に示すタイミングでは、特図2始動口232に遊技球が1つ入賞したので、ミッション達成となり、その旨を示す「達成!」の文字が表示される。なお、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示は「13:44」が表示されている。
すると、図441(V(5)−11)に示すように、第1大当り中タイマ予告表示TM21では、タイマ表示に換えて「注目」の文字が表示され、その後、図441(V(5)−13)に示す装飾図柄表示装置208では、家紋のキャラクタCMONが出現する様子が示されている。そして、図441(V(5)−14)に示す装飾図柄表示装置208では、家紋のキャラクタとともに「保留連チャン確定」の文字が表示され、実行が保留されている(保留中の)図柄変動表示において大当りとなる図柄変動表示が含まれていることが告知される。
このように、この演出例では、タイマ予告演出で使用されるタイマ予告表示をミッションの残時間を示す表示として用いる場合があることが示されている。
なお、この演出例では、ミッションが達成されると、タイマ予告表示におけるタイマ表示のカウントダウンを中止して家紋のキャラクタCMONを表示するようにしたが、例えば、ミッションが達成されてもすぐには家紋のキャラクタCMONを表示せず、例えば、図441(V(5)−11´)〜同図(V(5)−14´)に示すように、タイマ表示のカウントダウンが完了した後で家紋のキャラクタCMONを表示するようにしてもよい。
具体的には、図441(V(5)−11´)は、図441(V(5)−10)に続く演出であり、この演出例では、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示のカウントダウンを中止せずに継続して行われており、図441(V(5)−11´)に示すタイミングでは、「13:11」が表示されている。そして、第1大当り中タイマ予告表示TM21の上方では、「タイマ0で・・・」の文字が表示され、タイマ表示のカウントダウンが完了したときに何らかの演出(或る演出)が行われることを示唆している。
その後、図441(V(5)−12´)に示すように、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示のカウントダウンが完了し、タイマ表示が「00:00」となると、図441(V(5)−13´)に示す装飾図柄表示装置208では、家紋のキャラクタCMONが出現する様子が示されている。そして、図441(V(5)−14´)に示す装飾図柄表示装置208では、家紋のキャラクタとともに「保留連チャン確定」の文字が表示され、実行が保留されている(保留中の)図柄変動表示において大当りとなる図柄変動表示が含まれていることが告知される。
このように、この演出例では、ミッション達成後にそのままタイマ予告表示におけるタイマ表示のカウントダウンを継続し、カウントダウンが完了してタイマ表示が「00:00」となった場合に、或る演出として家紋のキャラクタCMONを表示し、保留連チャン発生の告知を行う様子が示されている。
図442(X(5)−1)〜同図(X(5)−11)は、大当り遊技中にミッションが開始され、制限時間内にミッションが達成されず、何らの特典も得られない様子を示している。ここで、図442(X(5)−1)〜同図(X(5)−9)に示す演出は、図441(V(5)−1)〜同図(V(5)−9)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図442(X(5)−10)では、5ラウンド目が行われている様子が示している。この演出例では、5ラウンド目の遊技の実行中において、ミッションが開始してから特図2始動口232に遊技球が1つも入賞することなく、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示のカウントダウンが完了し、タイマ表示が「00:00」となった様子が示されている。そのため、第1大当り中タイマ予告表示TM21の上方には「残念」の文字が表示され、ミッションに失敗したことを報知している。
すると、図442(X(5)−11)に示すように、第1大当り中タイマ予告表示TM21が消去され、コパンダのキャラクタともに「次ラウンドから演出紹介」の文字が表示され、ミッション演出が行われたことによって中断されていた演出説明の続きが開始されることが報知される。
このように、この演出例では、ミッション演出におけるミッションにおいてタイマ予告表示におけるタイマ表示のカウントダウンが完了するまでにミッションが達成しなかった場合には、或る演出が行われることなくタイマ予告表示が消去され、ミッション演出が終了する様子が示されている。
図442(Y(5)−1)〜同図(Y(5)−3)は、図441(V(5)−10)に続く演出の変形例を示している。なお、図442(Y(5)−1)〜同図(Y(5)−3)に示す演出例では、装飾図柄表示装置208の下方にサブ表示装置208Sが配置されており、遊技の進行に応じて表示状態が変化したり、移動して位置を変更することが可能に構成されている。なお、このような構成は、これまでに説明した他の実施形態においても適用可能である。
図442(Y(5)−1)では、5ラウンド目が行われている様子が示されている。図442(Y(5)−1)に示す第1大当り中タイマ予告表示TM21では、ミッションが達成されたので、タイマ表示に換えて「注目」の文字が表示されている様子が示されている。なお、第1大当り中タイマ予告表示TM21の上方には「達成!」の文字が表示されており、ミッションの達成を報知している。
すると、図442(Y(5)−2)に示すように、装飾図柄表示装置208の下方に配置されていたサブ表示装置208Sが上昇し、装飾図柄表示装置208の略中央の前面側に重なる位置まで移動している様子が示されている。すなわち、装飾図柄表示装置208は、少なくとも一部がサブ表示装置208Sにオーバーラップされており、オーバーラップされていない状態よりも装飾図柄表示装置208の表示状態が視認困難とされている。そして、サブ表示装置208Sでは、バイクに乗った殿様のキャラクタとともに「保留内超激アツ」の文字が表示され、保留連チャンが発生する可能性が高いことが示唆されている。
その後は、図442(Y(5)−3)に示すように、サブ表示装置208Sが下降を開始し、基準位置まで戻る様子が示されている。また、装飾図柄表示装置208では、第1大当り中タイマ予告表示TM21が消去され、コパンダのキャラクタともに「次ラウンドから演出紹介」の文字が表示され、ミッション演出が行われたことによって中断されていた演出説明の続きが開始されることが報知される。
このように、この演出例では、ミッションが達成されると、或る演出としてサブ表示装置208S等の可動体が動作する様子が示されている。
なお、この演出例において、可動体の一例としてサブ表示装置208Sを適用して説明したが、例えば、図49に示す各種の演出可動体のうちの一つ又は二以上を動作するようにしてもよい。
なお、この演出例では、ミッションとして第2特図始動口232への所定数の入賞をその目的とするものを示したが、これまでに説明したミニゲームやミッションの内容をこの演出例に適用することも可能である。また、これ以外にも、例えば、遊技盤に配置され、遊技球が通過可能な演出用ゲートを通過することをミッションの目的としてもよいし、演出ボタン136の連打や長押しによりミッションの目的を達成可能に構成されたものであってもよい。
また、本実施形態において、タイマ予告演出が行われた結果実行される或る演出として演出可動体(例えば、図49に示す各種の演出可動体)のうちの一つ又は二以上を動作してもよい。この場合において、例えば、タイマ予告表示におけるタイマ表示が「00:00」となって或る演出可動体(第一の演出可動体)を動作させる場合に、他の或る演出可動体(第二の演出可動体)が動作中である場合には、第一の演出可動体と第二の演出可動体との干渉を回避するために、第二の演出可動体の動作が完了した後で第一の演出可動体を動作させて、或る演出の開始を遅延させるようにしてもよい。
また、本実施形態では、タイマ予告演出においてタイマ予告表示におけるタイマ表示が「00:00」となった場合に或る演出として予め定められた演出が行われるように構成されているが、或る演出が複数あって、タイマ表示が「00:00」となった場合にいずれかを択一的に選択して実行されるような構成を備えてもよく、例えば、タイマ表示が「00:00」となると、保留連チャン報知演出と確変報知のいずれの演出を行うかを選択でき、選択された演出について、実行される場合があるように構成されてもよい。このように構成した場合、タイマ表示が「00:00」となってもいずれの特典が報知されるかが特定困難であるので、演出に期待感を持たせることができる場合がある。
また、タイマ予告演出が行われた結果実行される或る演出の内容が、複数種類の中から条件に応じてランダムで選択されるものであってもよく、その中に曲目の増加報知等、遊技の特典に直接関係しないものを含むようにしてもよく、このようにすることでタイマ演出の幅を広げることができる場合がある。また、タイマ予告演出の出現頻度を向上させて特典の価値を緩和させることができる場合がある。
また、例えば、タイマ予告表示の表示中に下皿満タンエラーが発生した場合には、球抜き表示がタイマ予告表示にオーバーラップするように表示するようにしてもよい。このようにすることで、タイマ予告表示が或る時間を示すか注目するので、遊技者に球抜き操作を促進させることができる場合がある。球抜き表示の表示例は、これまでに説明したいずれの表示態様についても適用可能である。
また、上述した実施形態における、タイマ予告表示が他の演出表示にオーバーラップされる演出例において、他の演出表示がタイマ予告表示にオーバーラップされるように構成されてもよい。また、上述した実施形態における、他の演出表示がタイマ予告表示にオーバーラップされる演出例において、タイマ予告表示が他の演出表示にオーバーラップされるように構成されてもよい。
以上の記載では、
『 タイマ演出[例えば、図421(A(5)−49)〜同図(A(5)−55)に示す第1大当り中タイマ予告表示TM21に係るタイマ予告演出等]を実行可能な演出手段[例えば、装飾図柄表示装置208等]を備えた遊技台であって、
前記タイマ演出は、タイマ表示[例えば、図421(A(5)−49)に示す第1大当り中タイマ予告表示TM21等]の表示が開始された後で該タイマ表示が或る時間を示す表示[例えば、「00:00」等]になった場合に或る演出[例えば、図421(A(5)−54)に示す家紋のキャラクタCMONの出現による保留連チャン告知演出等]が開始されるように構成された演出であり、
大当り遊技の実行中において前記タイマ演出の少なくとも一部が行われる場合があるように構成されている[例えば、図421(A(5)−49)〜同図(A(5)−55)に示す第1大当り中タイマ予告表示TM21に係るタイマ予告演出は、大当り遊技中に行われている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
従来の遊技台によれば、演出手段に改良の余地があったが、この遊技台によれば、演出手段に特徴を持った遊技台を提供することができる。
また、この遊技台によれば、大当り遊技中にもタイマ演出に期待を持つことができる場合がある。
ここで、演出手段は、タイマ演出のみを実行可能なものであってもよいし、タイマ演出以外の演出も実行可能なものであってもよい。また、演出手段は、タイマ演出を必ず実行するものであってもよいし、タイマ演出を実行しない場合があるものであってもよい。
また、タイマ演出は、タイマ表示の表示が開始された後でタイマ表示が或る時間を示す表示になった場合に或る演出のみが開始されるように構成されたものであってもよいし、タイマ表示の表示が開始された後でタイマ表示が或る時間を示す表示になった場合に或る演出以外の演出も開始されるように構成されたものであってもよい。また、タイマ演出は、タイマ表示の表示が開始された後でタイマ表示が或る時間を示す表示になった場合に或る演出が必ず開始されるように構成されたものであってもよいし、タイマ表示の表示が開始された後でタイマ表示が或る時間を示す表示になった場合に或る演出が開始されない場合があるように構成されたものであってもよい。
また、タイマ演出は、タイマ表示の表示が開始された後でタイマ表示が或る時間を示す表示になった場合にのみ或る演出が開始されるように構成されたものであってもよいし、タイマ表示の表示が開始された後でタイマ表示が或る時間を示す表示になった場合以外の場合にも或る演出が開始されるように構成されたものであってもよい。
大当り遊技の実行中においてタイマ演出の少なくとも一部のみが行われる場合があるように構成されてもよいし、大当り遊技の実行中においてタイマ演出の少なくとも一部以外の演出も行われる場合があるように構成されてもよい。また、大当り遊技の実行中においてタイマ演出の少なくとも一部が必ず行われるように構成されてもよいし、大当り遊技の実行中においてタイマ演出の少なくとも一部が行われない場合があるように構成されてもよい。
また、大当り遊技の実行中においてタイマ演出の一部のみが行われる場合があるように構成されてもよいし、大当り遊技の実行中においてタイマ演出の全部が行われる場合があるように構成されてもよい。
なお、タイマ演出のうちの或る演出のみが大当り遊技の実行中に行われてもよいし、大当り遊技の終了後に実行される図柄変動表示の実行中に行われてもよい。
また、『 前記大当り遊技の開始前に行われる図柄変動表示の実行中に前記タイマ表示が表示されて、該大当り遊技の実行中に該タイマ表示が前記或る時間を示す表示になる場合があるように構成されている[例えば、図431(J(1)−24)〜図432(J(5)−52)に示すように、大当りとなる図柄変動表示中に第3タイマ予告表示TM13に係るタイマ予告演出が開始され、当該タイマ予告演出が行われた結果実行される或る演出としての劇画爺画像565Gによる演出表示が大当り遊技中に行われている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、タイマ表示が或る時間を示すことに注目させることができる場合がある。
また、この遊技台によれば、タイマ表示が或る時間となる前に大当りが発生することで意外性を付与できるとともに、図柄変動表示の実行中に開始されたタイマ演出で大当り中の別の得点に期待を持たせることができる場合がある。
ここで、大当り遊技の開始前に行われる図柄変動表示の実行中にタイマ表示が表示されて、大当り遊技の実行中にのみタイマ表示が或る時間を示す表示になる場合があるように構成されてもよいし、大当り遊技の開始前に行われる図柄変動表示の実行中にタイマ表示が表示されて、大当り遊技以外の遊技の実行中にもタイマ表示が或る時間を示す表示になる場合があるように構成されてもよい。また、大当り遊技の開始前に行われる図柄変動表示の実行中にタイマ表示が表示されて、大当り遊技の実行中にタイマ表示が必ず或る時間を示す表示になるように構成されてもよいし、大当り遊技の開始前に行われる図柄変動表示の実行中にタイマ表示が表示されて、大当り遊技の実行中にタイマ表示が或る時間を示す表示にならない場合があるように構成されてもよい。
また、大当り遊技の開始前に行われる図柄変動表示の実行中にタイマ表示のみが表示されて、大当り遊技の実行中にタイマ表示が或る時間を示す表示になる場合があるように構成されてもよいし、大当り遊技の開始前に行われる図柄変動表示の実行中にタイマ表示以外の表示も表示されて、大当り遊技の実行中にタイマ表示が或る時間を示す表示になる場合があるように構成されてもよい。
また、大当り遊技の開始前に行われる図柄変動表示の実行中にのみタイマ表示が表示されて、大当り遊技の実行中にタイマ表示が或る時間を示す表示になる場合があるように構成されてもよいし、大当り遊技の開始前に行われる図柄変動表示の実行中以外にもタイマ表示が表示されて、大当り遊技の実行中にタイマ表示が或る時間を示す表示になる場合があるように構成されてもよい。
なお、タイマ演出が大当り遊技の開始前及び該大当り遊技の終了後の少なくともいずれか一方に実行される図柄変動表示と該大当り遊技にわたって実行されることを特徴とする遊技台であってもよい。
また、『 前記大当り遊技の実行中に前記タイマ表示が表示されて、該大当り遊技が終了した後に実行される図柄変動表示の実行中に前記或る時間を示す表示になる場合があるように構成されている[例えば、図432(K(5)−8)〜図433(K(1)−19)に示すように、大当り遊技中に第1大当り中タイマ予告表示TM21に係るタイマ予告演出が開始され、当該タイマ予告演出が行われた結果実行される或る演出としての家紋のキャラクタCMONの出現による大当り確定報知の演出が大当り遊技の終了後に行われる図柄変動表示中に行われている等]、ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、大当り中の先読み予告としてタイマ表示を表示できる場合がある。
ここで、大当り遊技の実行中にタイマ表示が表示されて、大当り遊技が終了した後に実行される図柄変動表示の実行中にのみ或る時間を示す表示になる場合があるように構成されてもよいし、大当り遊技の実行中にタイマ表示が表示されて、大当り遊技が終了した後に実行される図柄変動表示の実行中以外にも或る時間を示す表示になる場合があるように構成されてもよい。また、大当り遊技の実行中にタイマ表示が表示されて、大当り遊技が終了した後に実行される図柄変動表示の実行中に必ず或る時間を示す表示になるように構成されてもよいし、大当り遊技の実行中にタイマ表示が表示されて、大当り遊技が終了した後に実行される図柄変動表示の実行中に或る時間を示す表示にならない場合があるように構成されてもよい。
また、大当り遊技の実行中にのみタイマ表示が表示されて、大当り遊技が終了した後に実行される図柄変動表示の実行中に或る時間を示す表示になる場合があるように構成されてもよいし、大当り遊技以外の遊技の実行中にもタイマ表示が表示されて、大当り遊技が終了した後に実行される図柄変動表示の実行中に或る時間を示す表示になる場合があるように構成されてもよい。
また、大当り遊技の実行中にタイマ表示のみが表示されて、大当り遊技が終了した後に実行される図柄変動表示の実行中に或る時間を示す表示になる場合があるように構成されてもよいし、大当り遊技の実行中にタイマ表示以外の表示も表示されて、大当り遊技が終了した後に実行される図柄変動表示の実行中に或る時間を示す表示になる場合があるように構成されてもよい。
また、『 前記タイマ演出は、遊技に関する或る条件が達成された場合に実行を開始する場合がある演出であり[例えば、図439(R(5)−7)〜同図(R(5)−12)に示すように、大当り遊技中に特図2始動口232へ遊技球を3つ入賞させるミッションが達成されると第1大当り中タイマ予告表示TM21に係るタイマ予告演出が開始される等]、
前記或る条件が達成されたタイミングに応じて前記大当り遊技が終了した後に実行される図柄変動表示の実行中に前記或る時間を示す表示になる場合があるように構成されており[例えば、図440(S(5)−12)〜同図(S(5)−21)に示すように、ミッションが達成されたタイミングにより、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示のカウントダウンが大当り遊技終了後の図柄変動表示中に完了してタイマ表示が「00:00」となり、当該図柄変動表示中に爺Vフォーメーション表示GYVの表示による大当り確定報知が行われる等]、
前記或る条件が達成されたタイミングに応じて前記大当り遊技の実行中に前記或る時間を示す表示になる場合があるように構成されている[例えば、図439(R(5)−12)〜同図(R(5)−16)に示すように、ミッションが達成されたタイミングにより、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示のカウントダウンが大当り遊技中に完了してタイマ表示が「00:00」となり、当該大当り遊技中に家紋のキャラクタCMONの表示による保留連チャン報知が行われる等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、タイマ演出を開始させる意欲を持たせることができる場合がある。
ここで、タイマ演出は、遊技に関する或る条件が達成された場合にのみ実行を開始する場合があるものであってもよいし、遊技に関する或る条件が達成された場合以外にも実行を開始する場合があるものであってもよい。また、タイマ演出は、遊技に関する或る条件が達成された場合に必ず実行を開始するものであってもよいし、遊技に関する或る条件が達成された場合に実行を開始しない場合があるものであってもよい。
また、或る条件が達成されたタイミングに応じて大当り遊技が終了した後に実行される図柄変動表示の実行中にのみ或る時間を示す表示になる場合があるように構成されてもよいし、或る条件が達成されたタイミングに応じて大当り遊技が終了した後に実行される図柄変動表示の実行中以外にも或る時間を示す表示になる場合があるように構成されてもよい。また、或る条件が達成されたタイミングに応じて大当り遊技が終了した後に実行される図柄変動表示の実行中に必ず或る時間を示す表示になるように構成されてもよいし、或る条件が達成されたタイミングに応じて大当り遊技が終了した後に実行される図柄変動表示の実行中に或る時間を示す表示にならない場合があるように構成されてもよい。
また、或る条件が達成されたタイミングに応じてのみ大当り遊技が終了した後に実行される図柄変動表示の実行中に或る時間を示す表示になる場合があるように構成されてもよいし、或る条件が達成されたタイミング以外のタイミングに応じて大当り遊技が終了した後に実行される図柄変動表示の実行中に或る時間を示す表示になる場合があるように構成されてもよい。
また、或る条件が達成されたタイミングに応じて大当り遊技の実行中にのみ或る時間を示す表示になる場合があるように構成されてもよいし、或る条件が達成されたタイミングに応じて大当り遊技以外の遊技の実行中にも或る時間を示す表示になる場合があるように構成されてもよい。また、或る条件が達成されたタイミングに応じて大当り遊技の実行中に必ず或る時間を示す表示になるように構成されてもよいし、或る条件が達成されたタイミングに応じて大当り遊技の実行中に或る時間を示す表示にならない場合があるように構成されてもよい。
また、或る条件が達成されたタイミングに応じてのみ大当り遊技の実行中に或る時間を示す表示になる場合があるように構成されてもよいし、或る条件が達成されたタイミング以外のタイミングに応じて大当り遊技の実行中に或る時間を示す表示になる場合があるように構成されてもよい。
また、『 前記或る演出として、前記大当り遊技が終了した後の遊技状態を示唆する演出(以下、「第十一の演出[例えば、図425(E(5)−13)〜同図(E(5)−14)に示す確変報知演出等]」という。)が実行される場合があり[例えば、図424(E(5)−8)〜図425(E(5)−14)に示すように、第1大当り中タイマ予告表示TM21に係るタイマ予告演出が行われた結果実行される或る演出として番長のキャラクタTDRが出現することにより大当り遊技終了後に確変遊技状態に移行することを示唆している等]、
前記或る演出として、実行が保留されている図柄変動表示に大当りとなる図柄変動表示が含まれていることを報知する演出(以下、「第十二の演出[例えば、図421(A(5)−54)〜同図(A(5)−55)に示す保留連チャン告知演出等]」という。)が実行される場合があり[例えば、図421(A(5)−49)〜同図(A(5)−55)に示すように、第1大当り中タイマ予告表示TM21に係るタイマ予告演出が行われた結果実行される或る演出として家紋のキャラクタCMONが出現することにより保留連チャンが発生することを報知している等]、
前記或る演出は、前記タイマ表示が前記或る時間を示す表示とならない場合であっても実行される場合があるように構成された演出であり[例えば、図424(D(5)−11´)や図430(I(5)−29)〜同図(I(5)−30)に示すように、タイマ予告演出が行われることなく家紋のキャラクタCMONの出現による保留連チャン報知や番長のキャラクタTDRの出現による確変遊技状態に移行する旨の報知が行われる場合がある等]、
前記大当り遊技の実行中において前記タイマ表示が前記或る時間を示す表示とならない場合に、前記第十二の演出よりも前記第十一の演出の方が実行されやすいように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、いわゆる保留連チャンは、報知しなくても実際に大当りするが、いわゆる確変報知は遊技状態の報知として重要であるため、大当り遊技の実行中に報知した方がわかりやすい場合がある。
ここで、或る演出として第十一の演出のみが実行される場合があってもよいし、或る演出として第十一の演出以外の演出も実行される場合があってもよい。また、或る演出として第十一の演出が必ず実行されてもよいし、或る演出として第十一の演出が実行されない場合があってもよい。
また、或る演出として第十二の演出のみが実行される場合があってもよいし、或る演出として第十二の演出以外の演出も実行される場合があってもよい。また、或る演出として第十二の演出が必ず実行されてもよいし、或る演出として第十二の演出が実行されない場合があってもよい。
また、或る演出は、タイマ表示が或る時間を示す表示とならない場合であっても実行される場合があるようにのみ構成されたものであってもよいし、タイマ表示が或る時間を示す表示とならない場合以外の場合であっても実行される場合があるように構成されたものであってもよい。また、或る演出は、タイマ表示が或る時間を示す表示とならない場合であっても必ず実行されるように構成されたものであってもよいし、タイマ表示が或る時間を示す表示とならない場合であっても実行されない場合があるように構成されたものであってもよい。
また、大当り遊技の実行中においてタイマ表示が或る時間を示す表示とならない場合にのみ、第十二の演出よりも第十一の演出の方が実行されやすいように構成されてもよいし、大当り遊技の実行中においてタイマ表示が或る時間を示す表示とならない場合以外にも、第十二の演出よりも第十一の演出の方が実行されやすいように構成されてもよい。また、大当り遊技の実行中においてタイマ表示が或る時間を示す表示とならない場合に、第十二の演出よりも第十一の演出の方が必ず実行されやすいように構成されてもよいし、大当り遊技の実行中においてタイマ表示が或る時間を示す表示とならない場合に、第十二の演出よりも第十一の演出の方が実行されにくい場合があるように構成されてもよい。
また、大当り遊技の実行中においてタイマ表示が或る時間を示す表示とならない場合に、第十一の演出が必ず実行されるように構成されてもよいし、大当り遊技の実行中においてタイマ表示が或る時間を示す表示とならない場合に、第十二の演出が実行されないように構成されてもよい。
また、『 前記タイマ表示が前記或る時間を示す表示になって前記或る演出が開始される場合(以下、「第一の場合[例えば、図421(A(5)−49)〜同図(A(5)−55)に示すように、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示のカウントダウンが完了し、タイマ表示が「00:00」になって保留連チャン告知演出が行われる場合等]」という。)があり、
前記タイマ表示の表示が行われずに前記或る演出が開始される場合(以下、「第二の場合[例えば、図424(D(5)−11)に示すように、タイマ予告演出が行われることなく保留連チャン告知演出が行われる場合等]」という。)があり、
前記第一の場合における前記或る演出は、第一の態様で実行される演出(以下、「第一の演出[例えば、図421(A(5)−54)〜同図(A(5)−55)に示す家紋のキャラクタCMONの表示による保留連チャン告知演出等]」という。)であり、
前記第二の場合における前記或る演出は、第二の態様で実行される場合がある演出(以下、「第二の演出[例えば、図424(D(5)−11)に示す爺Vフォーメーション表示GYVの表示による保留連チャン告知演出等]」という。)であり、
前記第一の態様と前記第二の態様は、異なる態様であり、
前記第一の演出が行われることにより示唆される種類と前記第二の演出が行われることにより示唆される種類は、同じ種類である[例えば、図421(A(5)−54)〜同図(A(5)−55)に示す家紋のキャラクタCMONの表示も、、図424(D(5)−11)に示す爺Vフォーメーション表示GYVの表示も、保留連チャン告知演出である等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、或る演出のバリエーションを増加させることができる場合がある。
ここで、第一の場合における或る演出は、第一の演出のみであってもよいし、第一の演出以外の演出であってもよい。また、第一の場合における或る演出は、必ず第一の演出であってもよいし、第一の演出でない場合があってもよい。
また、第二の場合における或る演出は、第二の演出のみであってもよいし、第二の演出以外の演出であってもよい。また、第二の場合における或る演出は、必ず第二の演出であってもよいし、第二の演出でない場合があってもよい。
なお、第一の場合における或る演出と第二の場合における或る演出が同じ演出(第一の演出又は第二の演出)であってもよい。
また、第一の態様と第二の態様は、一部が異なる態様であってもよいし、全部が異なる態様であってもよい。
また、第一の演出が行われることにより示唆される種類と第二の演出が行われることにより示唆される種類は、必ず同じ種類であってもよいし、違う種類である場合があってもよい。
また、『 前記第二の演出が開始可能なタイミングよりも前記第一の演出が開始可能なタイミングの方が早くなりやすいように構成されている[例えば、図424(D(5)−11)に示す爺Vフォーメーション表示GYVの表示による保留連チャン告知演出は、大当り終了演出中に開始されるが、図421(A(5)−54)〜同図(A(5)−55)に示す家紋のキャラクタCMONの表示による保留連チャン告知演出は、大当り遊技のラウンド中に開始されやすい等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、タイマ演出の出現に期待させつつ救済的にタイマ演出を経由しないで或る演出が実行されることについても期待させることができる場合がある。
また、この遊技台によれば、時間表示を長く持つことができる場合がある。
ここで、第二の演出が開始可能なタイミングよりも第一の演出が開始可能なタイミングの方が必ず早くなるように構成されてもよいし、第一の演出が開始可能なタイミングよりも第二の演出が開始可能なタイミングの方が必ず遅くなるように構成されてもよい。
また、第一の演出が開始された場合は、第二の演出が開始されないように構成されてもよいし、第二の演出が開始される場合は、第一の演出が開始されないように構成されてもよい。
また、第二の演出が開始可能なタイミングと第一の演出が開始可能なタイミングが同じ場合があるように構成されてもよいし、第二の演出が開始可能なタイミングよりも第一の演出が開始可能なタイミングの方が遅い場合が或るように構成されてもよい。
また、『 前記第二の場合において、前記第二の演出として前記第一の態様で前記或る演出が実行される場合があり[例えば、図424(D(5)−11´)に示すように、タイマ予告演出が行われることなく家紋のキャラクタCMONの表示による保留連チャン告知演出が行われる場合がある等]、
前記第一の場合において前記第一の演出として前記第一の態様で前記或る演出が実行されるタイミングと、前記第二の場合において前記第二の演出として前記第一の態様で前記或る演出が実行されるタイミングが異なる[例えば、図421(A(5)−49)〜同図(A(5)−54)に示すように、タイマ予告演出が行われた結果実行される或る演出としての家紋のキャラクタCMONの表示による保留連チャン告知演出は、大当り遊技のラウンド中に開始されるが、図424(D(5)−11´)に示すように、タイマ予告演出を経由しないで実行される家紋のキャラクタCMONの表示による保留連チャン告知演出は、大当り終了演出中に開始される等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、タイマ演出が開始されなくても第一の演出に期待を持たせることができる場合がある。
ここで、第二の場合において、第二の演出として第一の態様で或る演出のみが実行される場合があってもよいし、第二の場合において、第二の演出として第一の態様で或る演出以外の演出も実行される場合があってもよい。また、第二の場合において、第二の演出として第一の態様で或る演出が必ず実行されてもよいし、第二の場合において、第二の演出として第一の態様で或る演出が実行されない場合があってもよい。
また、第二の場合において、第二の演出として第一の態様のみで或る演出が実行される場合があってもよいし、第二の場合において、第二の演出として第一の態様以外の態様で或る演出が実行される場合があってもよい。
また、第二の場合において、第二の演出としてのみ第一の態様で或る演出が実行される場合があってもよいし、第二の場合において、第二の演出以外の演出として第一の態様で或る演出が実行される場合があってもよい。
また、第二の場合においてのみ、第二の演出として第一の態様で或る演出が実行される場合があってもよいし、第二の場合以外の場合においても、第二の演出として第一の態様で或る演出が実行される場合があってもよい。
また、第一の場合において第一の演出として第一の態様で或る演出が実行されるタイミングと、第二の場合において第二の演出として第一の態様で或る演出が実行されるタイミングのみが異なってもよいし、第一の場合において第一の演出として第一の態様で或る演出が実行されるタイミングと、第二の場合において第二の演出として第一の態様で或る演出が実行されるタイミング以外のタイミングが異なってもよい。また、第一の場合において第一の演出として第一の態様で或る演出が実行されるタイミングと、第二の場合において第二の演出として第一の態様で或る演出が実行されるタイミングが必ず異なってもよいし、第一の場合において第一の演出として第一の態様で或る演出が実行されるタイミングと、第二の場合において第二の演出として第一の態様で或る演出が実行されるタイミングが同じ場合があってもよい。
また、『 前記或る演出は、遊技者に有利な特典が付与されることを報知する確定演出である[例えば、図421(A(5)−54)〜同図(A(5)−55)に示すように、家紋のキャラクタCMONの表示により、保留連チャンが発生することを告知している、あるいは、図425(E(5)−13)〜同図(E(5)−14)に示すように、番長のキャラクタTDRの出現により、確変確定を報知している等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、或る演出が行われることにより、どのような特典が付与されるのかが容易に認識でき安心して遊技を行うことができる場合がある。
ここで、或る演出は、遊技者に有利な特典が付与されることのみを報知するものであってもよいし、遊技者に有利な特典が付与されること以外のことも報知するものであってもよい。また、或る演出は、遊技者に有利な特典が付与されることを必ず報知するものであってもよいし、遊技者に有利な特典が付与されることを報知しない場合があるものであってもよい。
なお、遊技者に有利な特典としては、例えば、確変確定報知、時短回数の報知、大当り遊技におけるラウンド数アップの報知のうちのいずれか一つ又は二以上のものを含むものが挙げられるが、これらに限定されない。
また、『 前記或る演出は、遊技者に有利な特典が付与されることを報知する確定演出[例えば、図421(A(5)−54)〜同図(A(5)−55)に示す、家紋のキャラクタCMONの表示による保留連チャン告知演出等]であり、
前記確定演出は、実行が保留されている図柄変動表示(以下、「保留図柄変動表示」という。)に大当りとなる図柄変動表示が含まれていることを報知する演出であり、
前記保留図柄変動表示に含まれている大当りとなる図柄変動表示の数が一の場合は、前記第一の演出と前記第二の演出のうちの一方の演出を実行する場合があるように構成されており[例えば、1回の保留連チャンが発生することを報知する場合は、図421(A(5)−49)〜同図(A(5)−55)に示すように、第1タイマ予告表示TM21にかかるタイマ予告演出が行われ、その結果或る演出として家紋のキャラクタCMONの表示による保留連チャン告知演出が行われるか、図424(D(5)−11)に示すように、大当り終了演出において爺Vフォーメーション表示GYVの表示による保留連チャン告知演出が行われる等]、
前記保留図柄変動表示に含まれている大当りとなる図柄変動表示の数が二以上の場合は、前記第一の演出と前記第二の演出の両方の演出を実行する場合があるように構成されている[例えば、2回の保留連チャンが発生することを報知する場合は、図426(G(5)−6)〜同図(G(5)−16)に示すように、最初に、第1タイマ予告表示TM21にかかるタイマ予告演出を行い、その結果或る演出として家紋のキャラクタCMONの表示による保留連チャン告知演出を行い、その後、図426(G(5)−22)に示すように、大当り終了演出において爺Vフォーメーション表示GYVの表示による保留連チャン告知演出を行う等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、演出の紛らわしさを解消しつつ、第一の演出と第二の演出の両方実行された場合の期待感を大きく持たせることができる場合がある。
ここで、或る演出は、遊技者に有利な特典が付与されることのみを報知するものであってもよいし、遊技者に有利な特典が付与されること以外のことも報知するものであってもよい。また、或る演出は、遊技者に有利な特典が付与されることを必ず報知するものであってもよいし、遊技者に有利な特典が付与されることを報知しない場合があるものであってもよい。
また、確定演出は、保留図柄変動表示に大当りとなる図柄変動表示が含まれていることのみを報知するものであってもよいし、保留図柄変動表示に大当りとなる図柄変動表示が含まれていること以外のことも報知するものであってもよい。また、確定演出は、保留図柄変動表示に大当りとなる図柄変動表示が含まれていることを必ず報知するものであってもよいし、保留図柄変動表示に大当りとなる図柄変動表示が含まれていることを報知しない場合があるものであってもよい。
また、保留図柄変動表示に含まれている大当りとなる図柄変動表示の数が一の場合は、第一の演出と第二の演出のうちの一方の演出のみを実行する場合があるように構成されてもよいし、保留図柄変動表示に含まれている大当りとなる図柄変動表示の数が一の場合は、第一の演出と第二の演出のうちの一方の演出以外の演出を実行する場合があるように構成されてもよい。また、保留図柄変動表示に含まれている大当りとなる図柄変動表示の数が一の場合は、第一の演出と第二の演出のうちの一方の演出を必ず実行するように構成されてもよいし、保留図柄変動表示に含まれている大当りとなる図柄変動表示の数が一の場合は、第一の演出と第二の演出のうちの一方の演出を実行しない場合があるように構成されてもよい。
また、保留図柄変動表示に含まれている大当りとなる図柄変動表示の数が一の場合は、第一の演出のみを実行する場合があるように構成されてもよいし、保留図柄変動表示に含まれている大当りとなる図柄変動表示の数が一の場合は、第一の演出を必ず実行するように構成されてもよい。また、保留図柄変動表示に含まれている大当りとなる図柄変動表示の数が一の場合は、第二の演出のみを実行する場合があるように構成されてもよいし、保留図柄変動表示に含まれている大当りとなる図柄変動表示の数が一の場合は、第二の演出を必ず実行するように構成されてもよい。
また、保留図柄変動表示に含まれている大当りとなる図柄変動表示の数が一の場合は、第一の演出を実行しないように構成されてもよいし、保留図柄変動表示に含まれている大当りとなる図柄変動表示の数が一の場合は、第二の演出を実行しないように構成されてもよい。
また、保留図柄変動表示に含まれている大当りとなる図柄変動表示の数が二以上の場合は、第一の演出と第二の演出の両方の演出のみを実行する場合があるように構成されてもよいし、保留図柄変動表示に含まれている大当りとなる図柄変動表示の数が二以上の場合は、第一の演出と第二の演出の両方の演出以外の演出を実行する場合があるように構成されてもよい。また、保留図柄変動表示に含まれている大当りとなる図柄変動表示の数が二以上の場合は、第一の演出と第二の演出の両方の演出を必ず実行するように構成されてもよいし、保留図柄変動表示に含まれている大当りとなる図柄変動表示の数が二以上の場合は、第一の演出と第二の演出の両方の演出を実行しない場合があるように構成されてもよい。
また、保留図柄変動表示に含まれている大当りとなる図柄変動表示の数が二以上の場合は、第一の演出のみを実行する場合があるように構成されてもよいし、保留図柄変動表示に含まれている大当りとなる図柄変動表示の数が二以上の場合は、第一の演出を必ず実行するように構成されてもよい。また、保留図柄変動表示に含まれている大当りとなる図柄変動表示の数が二以上の場合は、第二の演出のみを実行する場合があるように構成されてもよいし、保留図柄変動表示に含まれている大当りとなる図柄変動表示の数が二以上の場合は、第二の演出を必ず実行するように構成されてもよい。
また、保留図柄変動表示に含まれている大当りとなる図柄変動表示の数が二以上の場合は、第一の演出を実行しないように構成されてもよいし、保留図柄変動表示に含まれている大当りとなる図柄変動表示の数が二以上の場合は、第二の演出を実行しないように構成されてもよい。
なお、保留図柄変動表示に含まれている大当りとなる図柄変動表示の数が一の場合に、第一の演出のみを実行するようにしてもよいし、第一の演出も第二の演出も実行しないようにしてもよい。
また、保留図柄変動表示に含まれている大当りとなる図柄変動表示の数が二以上の場合に、第一の演出よりも第二の演出の方が実行されやすいようにしてもよいし、第二の演出よりも第一の演出の方が実行されやすいようにしてもよいし、第二の演出のみが実行される場合があるようにしてもよいし、第一の演出のみが実行される場合があるようにしてもよいし、第一の演出も第二の演出も実行しない場合があるようにしてもよい。
また、第一の演出が行われた場合は二つ以上の保留連チャンが発生し、第二の演出が行われた場合は一つのみ保留連チャンが発生するようにしてもよい。
また、タイマ演出が行われて第一の演出が開始された場合の方が、タイマ演出が行われずに第一の演出が開始された場合よりも二以上の保留連チャンが発生しやすいようにしてもよいし、タイマ演出が行われずに第一の演出が開始された場合の方が、タイマ演出が行われて第一の演出が開始された場合よりも二以上の保留連チャンが発生しやすいようにしてもよい。
また、タイマ演出が行われて第二の演出が開始された場合の方が、タイマ演出が行われずに第二の演出が開始された場合よりも二以上の保留連チャンが発生しやすいようにしてもよいし、タイマ演出が行われずに第二の演出が開始された場合の方が、タイマ演出が行われて第二の演出が開始された場合よりも二以上の保留連チャンが発生しやすいようにしてもよい。
また、『 複数のラウンド遊技[例えば、16ラウンドの遊技等]により前記大当り遊技が構成されるものであり、
前記タイマ演出は、前記複数のラウンド遊技のうちの一のラウンド遊技において実行される場合がある演出である[例えば、図421(A(5)−49)〜同図(A(5)−55)に示すように、第1大当り中タイマ予告表示TM21に係るタイマ予告演出が、4ラウンド目が開始してから開始され、4ラウンド目の実行中に終了する場合がある等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、大当り中にタイマ演出を確実に見せることができる場合がある。
ここで、複数のラウンド遊技による大当り遊技によってのみ構成されてもよいし、一のラウンド遊技による大当り遊技が含まれて構成されてもよい。
また、タイマ演出は、複数のラウンド遊技のうちの一のラウンド遊技においてのみ実行される場合があるものであってもよいし、複数のラウンド遊技のうちの一のラウンド遊技以外においても実行される場合があるものであってもよい。また、タイマ演出は、複数のラウンド遊技のうちの一のラウンド遊技において必ず実行されるものであってもよいし、複数のラウンド遊技のうちの一のラウンド遊技において実行されない場合があるものであってもよい。
また、『 複数のラウンド遊技により前記大当り遊技が構成されるものであり、
前記タイマ演出は、前記複数のラウンド遊技のうちの二以上のラウンド遊技にまたがって実行される場合がある演出である[例えば、図422(B(5)−17)〜同図(B(5)−25)に示すように、第1大当り中タイマ予告表示TM21に係るタイマ予告演出が、4ラウンド目から5ラウンド目に跨って行われる場合がある等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても異説明した。
この遊技台によれば、タイマ演出を長時間楽しませることができる場合がある。
ここで、複数のラウンド遊技による大当り遊技によってのみ構成されてもよいし、一のラウンド遊技による大当り遊技が含まれて構成されてもよい。
また、タイマ演出は、複数のラウンド遊技のうちの二以上のラウンド遊技にまたがってのみ実行される場合があるものであってもよいし、複数のラウンド遊技のうちの二以上のラウンド遊技以外にもまたがって実行される場合があるものであってもよい。また、複数のラウンド遊技のうちの二以上のラウンド遊技にまたがって必ず実行されるものであってもよいし、複数のラウンド遊技のうちの二以上のラウンド遊技にまたがって実行されない場合があるものであってもよい。
また、『 前記タイマ表示は、初期値を表示した後で該初期値から減算表示されて前記或る時間を示す表示が表示されるように構成された表示であり[例えば、図422(B(5)−17)〜同図(B(5)−23)に示すように、第1大当り中タイマ予告表示TM21ではタイマ表示の初期値として「30:00」を表示した後、「00:00」となるまでカウントダウンを行う等]、
前記或る時間を示す表示は、前記タイマ表示が0となる時間を示す表示[例えば、図422(B(5)−23)に示す、第1大当り中タイマ予告表示TM21における「00:00」のタイマ表示等]であり、
或るタイマ演出(以下、「第一のタイマ演出[例えば、図422(B(5)−17)〜同図(B(5)−25)又は図423(C(5)−8)〜同図(B(5)−17)に示す第1大当り中タイマ予告表示TM21にかかるタイマ予告演出等]」という。)の実行中において表示される前記タイマ表示は、前記初期値として第一の時間[例えば、30秒等]を示す表示[例えば、図422(B(5)−17)に示す、第1大当り中タイマ予告表示TM21における「30:00」のタイマ表示等]であり、
前記第一のタイマ演出は、前記複数のラウンド遊技のうちの第一の回数[例えば、「2」等]のラウンド遊技にまたがって実行される場合がある演出であり[例えば、図422(B(5)−17)〜同図(B(5)−25)に示す場合では、4ラウンド目に開始した第1大当り中タイマ予告表示TM21に係るタイマ予告演出が5ラウンド目に跨って行われている等]、
前記第一のタイマ演出は、前記複数のラウンド遊技のうちの第二の回数[例えば、「3」等]のラウンド遊技にまたがって実行される場合がある演出であり[例えば、図423(C(5)−8)〜同図(C(5)−17)に示す場合では、4ラウンド目に開始した第1大当り中タイマ予告表示TM21に係るタイマ予告演出が6ラウンド目まで跨って行われている等]、
前記第二の回数は、前記第一の回数よりも多い回数であり、
前記第一の回数は、一回又は複数回である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、同じタイマ演出でも遊技の状況(可変入賞口への遊技球の入賞や大当りの種類等)によってまたがるラウンド数が異なるため演出のバリエーションを増やすことができる場合がある。
また、従来の遊技台は、大当り遊技の実行中の演出は、ラウンド遊技と関係しているものが主流であったが、この遊技台によれば、経過時間に応じて行われるタイマ演出を取り入れたことで大当り遊技の興趣が向上する場合がある。
ここで、タイマ表示は、初期値を表示した後で初期値から減算表示されて或る時間を示す表示のみが表示されるように構成されたものであってもよいし、初期値を表示した後で初期値から減算表示されて或る時間を示す表示以外の表示も表示されるように構成されたものであってもよい。また、タイマ表示は、初期値を表示した後で初期値から減算表示されて或る時間を示す表示が必ず表示されるように構成されたものであってもよいし、初期値を表示した後で初期値から減算表示されて或る時間を示す表示が表示されない場合があるように構成されたものであってもよい。
また、タイマ表示は、初期値を表示した後でのみ初期値から減算表示されて或る時間を示す表示が表示されるように構成されたものであってもよいし、初期値を表示した後以外でも初期値から減算表示されて或る時間を示す表示が表示されるように構成されたものであってもよい。
また、或る時間を示す表示は、タイマ表示が0となる時間のみを示すものであってもよいし、或る時間を示す表示は、タイマ表示が0となる時間以外のことも示すものであってもよい。また、或る時間を示す表示は、タイマ表示が0となる時間を必ず示すものであってもよいし、或る時間を示す表示は、タイマ表示が0となる時間を示さない場合があるものであってもよい。
また、第一のタイマ演出の実行中において表示されるタイマ表示は、初期値として第一の時間のみを示すものであってもよいし、初期値として第一の時間以外の時間も示すものであってもよい。また、第一のタイマ演出の実行中において表示されるタイマ表示は、初期値として第一の時間を必ず示すものであってもよいし、初期値として第一の時間を示さない場合があるものであってもよい。
また、第一のタイマ演出は、複数のラウンド遊技のうちの第一の回数のラウンド遊技にのみまたがって実行される場合があるものであってもよいし、複数のラウンド遊技のうちの第一の回数のラウンド遊技以外にもまたがって実行される場合があるものであってもよい。また、第一のタイマ演出は、複数のラウンド遊技のうちの第一の回数のラウンド遊技に必ずまたがって実行されるものであってもよいし、複数のラウンド遊技のうちの第一の回数のラウンド遊技にまたがって実行されない場合があるものであってもよい。
また、第一のタイマ演出は、複数のラウンド遊技のうちの第二の回数のラウンド遊技にのみまたがって実行される場合があるものであってもよいし、複数のラウンド遊技のうちの第二の回数のラウンド遊技以外にもまたがって実行される場合があるものであってもよい。また、第一のタイマ演出は、複数のラウンド遊技のうちの第二の回数のラウンド遊技に必ずまたがって実行されるものであってもよいし、複数のラウンド遊技のうちの第二の回数のラウンド遊技にまたがって実行されない場合があるものであってもよい。
また、第二の回数は、第一の回数よりも必ず多い回数であってもよいし、第一の回数と同じ回数であってもよいし、第一の回数よりも少ない回数である場合があってもよい。
また、第一の回数は、必ず一回であってもよいし、必ず複数回であってもよい。
なお、ラウンド遊技は、時間の経過(例えば、29秒の経過)と或る個数(例えば、10個)の可変入賞口への遊技球の入賞のうちのいずれか一方の条件を満たした場合に終了するものである。
また、『 一のラウンド遊技は、第二の時間[例えば、29秒等]が経過した場合に終了するように構成されており、
前記タイマ表示は、初期値を表示した後で該初期値から減算表示されて前記或る時間を示す表示が表示されるように構成された表示であり[例えば、図421(A(5)−49)〜同図(A(5)−53)に示すように、第1大当り中タイマ予告表示TM21ではタイマ表示の初期値として「03:00」を表示した後、「00:00」となるまでカウントダウンを行う等]、
前記或る時間を示す表示は、前記タイマ表示が0となる時間を示す表示であり[例えば、図421(A(5)−53)に示す、第1大当り中タイマ予告表示TM21における「00:00」のタイマ表示等]、
前記初期値として第三の時間[例えば、3秒等]を示す表示[例えば、図421(A(5)−49)に示す、第1大当り中タイマ予告表示TM21における「03:00」のタイマ表示等]が表示される場合があり、
前記第三の時間は、前記第二の時間よりも短い、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、タイマ演出を一回のラウンド遊技中に実行できる場合がある。
ここで、一のラウンド遊技は、第二の時間が経過した場合にのみ終了するように構成されてもよいし、第二の時間が経過した場合以外の場合にも終了するように構成されてもよい。また、一のラウンド遊技は、第二の時間が経過した場合に必ず終了するように構成されてもよいし、第二の時間が経過した場合に終了しない場合があるように構成されてもよい。
また、タイマ表示は、初期値を表示した後で初期値から減算表示されて或る時間を示す表示のみが表示されるように構成されたものであってもよいし、初期値を表示した後で初期値から減算表示されて或る時間を示す表示以外の表示も表示されるように構成されたものであってもよい。また、タイマ表示は、初期値を表示した後で初期値から減算表示されて或る時間を示す表示が必ず表示されるように構成されたものであってもよいし、初期値を表示した後で初期値から減算表示されて或る時間を示す表示が表示されない場合があるように構成されたものであってもよい。
また、タイマ表示は、初期値を表示した後でのみ初期値から減算表示されて或る時間を示す表示が表示されるように構成されたものであってもよいし、初期値を表示した後以外でも初期値から減算表示されて或る時間を示す表示が表示されるように構成されたものであってもよい。
また、或る時間を示す表示は、タイマ表示が0となる時間のみを示すものであってもよいし、或る時間を示す表示は、タイマ表示が0となる時間以外のことも示すものであってもよい。また、或る時間を示す表示は、タイマ表示が0となる時間を必ず示すものであってもよいし、或る時間を示す表示は、タイマ表示が0となる時間を示さない場合があるものであってもよい。
また、初期値として第三の時間のみが表示される場合があってもよいし、初期値として第三の時間以外の時間が表示される場合があってもよい。また、初期値として第三の時間が必ず表示されてもよいし、初期値として第三の時間が表示されない場合があってもよい。
なお、第三の時間は、第二の時間よりも必ず短くてもよいし、第二の時間と同じである場合があってもよいし、第二の時間よりも長い場合があってもよい。
また、『 一回の図柄変動表示において前記タイマ演出が実行される場合(以下、「第三の場合[例えば、図420(A(1)−24)〜同図(A(2)−33)に示すように、一の図柄変動表示において開始されて終了する第4タイマ予告表示TM14によるタイマ予告演出が行われる場合等]」という。)があるように構成されており、
前記第三の場合における前記或る演出は、実行中の図柄変動表示に関する予告演出[例えば、図420(A(2)−32)〜同図(A(2)−33)に示す強サボハニ群予告等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、タイマ演出のバリエーションが増えるので演出効果が向上する場合がある。
ここで、第三の場合のみがあるように構成されてもよいし、第三の場合以外の場合もあるように構成されてもよい。また、第三の場合が必ずあるように構成されてもよいし、第三の場合がない場合があるように構成されてもよい。また、第三の場合がないように構成されてもよい。
また、第三の場合における或る演出は、実行中の図柄変動表示のみに関する予告演出であってもよいし、実行中の図柄変動表示以外に関する予告演出であってもよい。また、第三の場合における或る演出は、実行中の図柄変動表示に必ず関する予告演出であってもよいし、実行中の図柄変動表示に関しない場合がある予告演出であってもよい。
なお、第三の場合における或る演出は、先読み予告であってもよい。
また、『 タイマ演出[例えば、図428(H(5)−8)〜同図(H(5)−13)に示す第1大当り中タイマ予告表示TM21に係るタイマ予告演出等]を実行可能な演出手段[例えば、装飾図柄表示装置208等]を備えた遊技台であって、
前記タイマ演出は、タイマ表示[例えば、図428(H(5)−8)に示す第1大当り中タイマ予告表示TM21等]の表示が開始された後で該タイマ表示が或る時間を示す表示[例えば、「00:00」等]になった場合に或る演出[例えば、図428(H(5)−13)に示すボタンストック告知演出等]が開始されるように構成された演出であり、
大当り遊技の実行中において前記タイマ演出の少なくとも一部が行われる場合があるように構成されており[例えば、図428(H(5)−8)〜同図(H(5)−13)に示す第1大当り中タイマ予告表示TM21に係るタイマ予告演出は、大当り遊技中に行われている等]、
前記大当り遊技の実行中に遊技者に有利な特典が付与されることを示唆する演出(以下、「第三の演出[例えば、図428(H(5)−24)〜図429(H(5)−28)に示すボタン演出のミニゲーム等]」という。)が実行される場合があるように構成されており、
前記第三の演出は、前記或る演出が少なくとも1回以上実行された場合に実行される場合がある演出である[例えば、図428(H(5)−24)〜図429(H(5)−28)に示すボタン演出のミニゲームは、タイマ予告演出が行われた結果実行される或る演出としてのボタンストック告知演出が行われた場合に実行される等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
従来の遊技台によれば、演出手段に改良の余地があったが、この遊技台によれば、演出手段に特徴を持った遊技台を提供することができる。
また、この遊技台によれば、大当り遊技中にもタイマ演出に期待を持つことができる場合がある。
ここで、演出手段は、タイマ演出のみを実行可能なものであってもよいし、タイマ演出以外の演出も実行可能なものであってもよい。また、演出手段は、タイマ演出を必ず実行するものであってもよいし、タイマ演出を実行しない場合があるものであってもよい。
また、タイマ演出は、タイマ表示の表示が開始された後でタイマ表示が或る時間を示す表示になった場合に或る演出のみが開始されるように構成されたものであってもよいし、タイマ表示の表示が開始された後でタイマ表示が或る時間を示す表示になった場合に或る演出以外の演出も開始されるように構成されたものであってもよい。また、タイマ演出は、タイマ表示の表示が開始された後でタイマ表示が或る時間を示す表示になった場合に或る演出が必ず開始されるように構成されたものであってもよいし、タイマ表示の表示が開始された後でタイマ表示が或る時間を示す表示になった場合に或る演出が開始されない場合があるように構成されたものであってもよい。
また、タイマ演出は、タイマ表示の表示が開始された後でタイマ表示が或る時間を示す表示になった場合にのみ或る演出が開始されるように構成されたものであってもよいし、タイマ表示の表示が開始された後でタイマ表示が或る時間を示す表示になった場合以外の場合にも或る演出が開始されるように構成されたものであってもよい。
大当り遊技の実行中においてタイマ演出の少なくとも一部のみが行われる場合があるように構成されてもよいし、大当り遊技の実行中においてタイマ演出の少なくとも一部以外の演出も行われる場合があるように構成されてもよい。また、大当り遊技の実行中においてタイマ演出の少なくとも一部が必ず行われるように構成されてもよいし、大当り遊技の実行中においてタイマ演出の少なくとも一部が行われない場合があるように構成されてもよい。
また、大当り遊技の実行中においてタイマ演出の一部のみが行われる場合があるように構成されてもよいし、大当り遊技の実行中においてタイマ演出の全部が行われる場合があるように構成されてもよい。
また、大当り遊技の実行中に第三の演出のみが実行される場合があるように構成されてもよいし、大当り遊技の実行中に第三の演出以外の演出が実行される場合があるように構成されてもよい。また、大当り遊技の実行中に第三の演出が必ず実行されるように構成されてもよいし、大当り遊技の実行中に第三の演出が実行されない場合があるように構成されてもよい。
また、大当り遊技の実行中にのみ第三の演出が実行される場合があるように構成されてもよいし、大当り遊技以外の遊技の実行中にも第三の演出が実行される場合があるように構成されてもよい。
また、第三の演出は、或る演出が少なくとも1回以上実行された場合にのみ実行される場合があるものであってもよいし、或る演出が少なくとも1回以上実行された場合以外の場合にも実行される場合があるものであってもよい。また、第三の演出は、或る演出が少なくとも1回以上実行された場合に必ず実行される場合があるものであってもよいし、或る演出が少なくとも1回以上実行された場合に実行されない場合があるものであってもよい。
また、第三の演出は、或る演出が1回実行された場合に実行される場合があるものであってもよいし、或る演出が複数回実行された場合に実行される場合があるものであってもよい。
なお、タイマ演出のうちの或る演出のみが大当り遊技の実行中に行われてもよいし、大当り遊技の終了後に実行される図柄変動表示の実行中に行われてもよい。
また、『 前記演出手段は、表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208等]である、ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、視覚的な演出効果を向上させることができる場合がある。
ここで、演出手段は、表示手段のみからなるものであってもよいし、表示手段以外の手段も含まれてもよい。また、演出手段は、表示手段を必ず含むものであってもよいし、表示手段を含まない場合があるものであってもよい。
また、『 前記遊技台は、ぱちんこ機[例えば、パチンコ機100等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 タイマ演出[例えば、図435(M(1)−24)〜図436(M(11)−65)に示す第3タイマ予告表示TM13に係るタイマ予告演出等]を実行可能な演出手段[例えば、装飾図柄表示装置208等]を備えた遊技台であって、
前記タイマ演出は、タイマ表示[例えば、図435(M(1)−24)に示す第3タイマ予告表示TM13等]の表示が開始された後で該タイマ表示が或る時間を示す表示[例えば、「00:00」等]になった場合に演出(以下、「或る演出[例えば、図436(M(11)−65)に示す確変報知等]」という。)が開始されるように構成された演出であり、
少なくとも或る図柄変動表示(以下、「第一の図柄変動表示[例えば、図437(N(11)−4)〜同図(N(11)−7)の期間において実行される図柄変動表示等]」という。)の実行中に前記タイマ演出が行われて、該第一の図柄変動表示が終了した後に新たな図柄変動表示が行われていない期間[例えば、図437(N(11)−8)〜同図(N(11)−11)に示す待機状態の期間等]において前記或る演出が行われる場合がある、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
続いて、図110や図112等に示す例を殿様のキャラクタのナビキャラクタYMを用いた演出例についてさらに説明する。このナビキャラクタYMは、演出アイコンの一種である。
図443〜図453は、本実施形態に適用可能なパチンコ機100の装飾図柄表示装置208を中心とした変化演出を段階的に示す図である。図443〜図453に示す演出例は、一台のパチンコ機100で実行される演出の例であり、図443〜図453に示す演出例を実行可能なパチンコ機100は、他の図面に示す各種の演出も実行可能である。さらに、図443〜図453では、装飾図柄表示装置208に代えて、3つの装飾図柄表示装置208L〜Nのうちの第1装飾図柄表示装置208Lを用いてもよく、この場合には、第2装飾図柄表示装置208Mおよび第3装飾図柄表示装置208Nは図示省略されていることになる。また、図443〜図453では、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普図表示装置210、第1特図保留ランプ218、第2特図保留ランプ220及び普図保留ランプ216について、図示を省略している。また、装飾図柄表示装置208の前面側に、透明の導光板ILやPOVディスプレイが配置されてもよい。
図443〜図453に示す符号は、これまで用いた符号と同じ符号が使用されている場合には、共通の構成要素を表す。また、異なる符号が使用されている場合であっても、技術的思想としては共通する場合もある。すなわち、技術的思想としては、図84〜図228に示す技術的思想やその他の図面に示す技術的思想を、図443〜図453に示す技術的思想に適用することは可能であり、またその逆に、図443〜図453に示す技術的思想を、図84〜図228に示す技術的思想やその他の図面に示す技術的思想に適用することも可能である。その際、同じ符号を付しているもの同士は、同じ構成要素として取り扱える場合があり、置換することができる場合もある。
なお、図443〜図453における説明は、この明細書のいずれの演出例にも適用できるが、図84〜図228を用いて説明した演出例への適用が好ましく、図84〜図151に示す演出例への適用がより好ましい。
図443は、殿様のキャラクタのナビキャラクタYMが、変動アイコンh0に対してアクションを起こしているいくつかの例を示す図である。
図443の左端に示す例では、まず、同図(a)において、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が終了し、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾2」−「装飾3」−「装飾2」)が停止表示されている。なお、図443(a)に示す装飾図柄表示装置208の左上には、第2装飾図柄が停止表示されている。
また、図443(a)に示す装飾図柄表示装置208の演出表示領域208dには、保留枠UIが表示されている。この保留枠UIは、保留アイコン表示領域HIS、変動アイコン表示領域CIS、演出アイコン表示領域DISを有する。変動アイコン表示領域CISは中央に設けられ、変動アイコン表示領域CISには、台座hs0が配置されている。保留アイコン表示領域HISは、変動アイコン表示領域CISの左側に設けられ、左ベースアイコンbIlの上に4つのステージ(第1ステージhs1〜第4ステージhs4)が配置されている。演出アイコン表示領域DISは、変動アイコン表示領域CISの右側に設けられ、右ベースアイコンbIrの上に、図443(a)では、殿様のキャラクタのナビキャラクタYMが表示されている。演出アイコン表示領域DISでは、アイコンやミニアイテム等の様々な表示が行われる。図443(a)に示すナビキャラクタYMは、青色の着物を着た表示態様で表示されている。すなわち、少なくとも一部が青色で表示されている。言い換えれば、全部が青色で表示されていてもよいし、一部(例えば、着物の部分)のみが青色で表示されていてもよい。このナビキャラクタYMは、連続する複数の図柄変動表示を跨いで表示される場合がある表示である。さらに、ナビキャラクタYMは、表示が続く中で、表示態様が変化する場合がある。この点については、詳細は後述する。
また、図443(a)では、特図1の保留数が4であり、特図1の第1保留アイコンh11、第2保留アイコンh12、第3保留アイコンh13、第4保留アイコンh14が表示されている。いずれの保留アイコンも、デフォルト(白色)の表示態様である。すなわち、いずれの保留アイコンも、少なくとも一部が白色で表示されている。言い換えれば、全部が白色で表示されていてもよいし、一部(例えば、黒い縁の線より内側の領域)のみが白色で表示されていてもよい。なお、図443(a)に示す装飾図柄表示装置208の右上には、第2保留数表示が表示されており、特図1の保留数が4であって、特図2の保留数が0であることが報知されている。
さらに、図443(a)は、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾2」−「装飾3」−「装飾2」)が停止表示された直後の状態であり、変動アイコンh0も表示されたままである。この変動アイコンh0は、ハズレの装飾図柄の組合せが確定表示されるタイミングで消える。なお、確定表示されるタイミングであっても、ナビキャラクタYMの表示は消えず、確定表示中もナビキャラクタYMは表示され続ける。
図443(b)では、特図1の保留が消化され、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が開始されており、特図1の保留アイコンの移動アニメーションは完了している。この結果、保留アイコン表示領域HISには、第1保留アイコンh11、第2保留アイコンh12、および第3保留アイコンh13の3つの保留アイコンが表示され、変動アイコン表示領域CISには、それまで第1保留アイコンh11であったアイコンが変動アイコンh0として表示されている。いずれの保留アイコンh1〜h3も、変動アイコンh0も、デフォルト(白色)の表示態様である。この変動アイコンも、少なくとも一部が白色で表示されている。言い換えれば、全部が白色で表示されていてもよいし、一部(例えば、黒い縁の線より内側の領域)のみが白色で表示されていてもよい。なお、図443(b)に示す装飾図柄表示装置208の右上に表示された第2保留数表示では、特図1の保留数が3であって、特図2の保留数が0であることが報知されている。さらに、演出アイコン表示領域DISには、青色の着物を着た表示態様のナビキャラクタYMが継続して表示されており、このナビキャラクタYMは、連続する図柄変動表示を跨いで表示されていることになる。ナビキャラクタYMはこれまで、正面を向いた初期姿勢で表示されている。なお、ナビキャラクタYMは待機アニメーション(例えば、ある動作を繰り返すアニメーション)を行いながら表示され続けていてもよい。
図443(c)では、初期姿勢であったナビキャラクタYMが、アイコン変化アニメーションを開始し、変動アイコンh0の方を向き、刀を抜いて振りかざしているポーズに変化する。続く図443(d)では、殿様のナビキャラクタYMの刀から波動が発振され、同図(e)では、変動アイコンh0の少なくとも一部が、煙画像のエフェクト画像Eh0によって覆われ、変動アイコンh0は、覆われる前より視認困難になっている。なお、変動アイコンh0は、一部のみがエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよい。図443(f)では、エフェクト画像Eh0が消え、エフェクト画像Eh0に覆われる前まではデフォルト(白色)の表示態様であった変動アイコンh0が、ナビキャラクタYMの着物と同じ表示態様である青色の表示態様に変化している。また、図443(e)に示すエフェクト画像Eh0は、ナビキャラクタYMの着物と同じ表示態様であり、変動アイコンh0は、エフェクト画像Eh0と同じ態様に変化したことにもなる。この例では、ナビキャラクタYMの表示態様、あるいはエフェクト画像Eh0の表示態様が、変化後の変動アイコンh0の表示態様を示唆(予告)するものとなっている。ただし、エフェクト画像Eh0の態様は、アイコン変化後の態様と異なる態様(例えば、白色や赤色等)であってもよい。図443(g)に示すナビキャラクタYMは、初期姿勢に戻っている。なお、図443(f)に示すナビキャラクタYMの刀から波動は消えているが、波動が依然として発振されていてもよいし、あるいは、ナビキャラクタYMは、図443(f)のタイミング(エフェクト画像Eh0が消えたタイミング)で初期姿勢に戻ってもよい。
以上説明したアイコン変化アニメーションは、図443(c)から開始され、同図(g)の直前(初期姿勢に戻る直前)で終了したとみてもよいし、波動が発振されている間(同図(d)〜同図(e))のみ行われているアニメーションとみてもよいし、エフェクト画像Eh0が表示されている間のみ行われているアニメーションとみてもよい。
変動アイコンの表示態様が変化したことにより、現在行われている装飾図柄の変動表示における大当りの予告(通常予告)が行われたことになるが、図443(h)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が終了し、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾4」−「装飾5」−「装飾5」)が停止表示されている。したがって、ここでの通常予告は偽予告であったことになる。装飾図柄の変動表示が停止表示した時点では、表示態様が変化した変動アイコンh0は表示されたままであり、ナビキャラクタYMも表示され続けている。なお、表示態様が変化した変動アイコンh0は、真の予告であった場合よりも、偽の予告であった場合の方が、早く消えてもよい。
以上説明した図443の左端に示す例では、第Aの色(青色)の第Aの演出アイコン(殿様のナビキャラクタYMのアイコン)が、デフォルトの表示態様の変動アイコンを、第Aの色に第Aの頻度(確率)で変化させる例である。
続いて、図443の左から2番目に示す例について、図443の左端に示す例との相違点を中心に説明し、重複する説明は省略する場合がある。なお、以降の説明においても、図443の左端に示す例と重複する説明は省略する場合があるが、図443の左端に示す例における説明が当てはまる。図443の左から2番目に示す例では、同図(A)〜同図(D)までは、先に説明した同図(a)〜同図(d)と同じであり、青色の着物を着た表示態様の殿様のナビキャラクタYMが、デフォルト(白色)の表示態様の変動アイコンh0の方を向き、刀を抜いて振りかざしているポーズに変化し、ナビキャラクタYMの刀から波動が発振されている。続く、図443(E)では、変動アイコンh0の少なくとも一部が、赤色の煙画像であるエフェクト画像Eh0によって覆われ、変動アイコンh0は、覆われる前より視認困難になっている。なお、変動アイコンh0は、一部のみがエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよい。図443(F)では、エフェクト画像Eh0が消え、エフェクト画像Eh0に覆われる前まではデフォルト(白色)の表示態様であった変動アイコンh0が、エフェクト画像Eh0の態様と同じ態様である赤色の表示態様に変化している。赤色の表示態様に変化した変動アイコンh0は、少なくとも一部が赤色で表示されている。言い換えれば、全部が赤色で表示されていてもよいし、一部(例えば、黒い縁の線より内側の領域)のみが赤色で表示されていてもよい。変動アイコンh0は、エフェクト画像Eh0と同じ態様に変化したことになり、エフェクト画像Eh0の表示態様が、変化後の変動アイコンh0の表示態様を示唆(予告)するものとなっている。一方、変化後の変動アイコンh0の態様(赤色の態様)は、ナビキャラクタYMの着物の態様(青色の態様)とは異なっている。この例でも、図443(H)に示す装飾図柄表示装置208では、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾4」−「装飾5」−「装飾5」)が停止表示されており、表示態様が変化した変動アイコンh0による通常予告は、偽予告であったことになる。
以上説明した図443の左から2番目に示す例では、第Aの色(青色)の第Aの演出アイコン(殿様のナビキャラクタYMのアイコン)が、デフォルトの表示態様の変動アイコンを、第Bの色(赤色)に第Bの頻度(確率)で変化させる例である。ここで、図443の左端に示す例における上記第Aの頻度と、この第Bの頻度との関係は、第Bの頻度よりも第Aの頻度の方が高くてもよいし、第Aの頻度よりも第Bの頻度の方が高くてもよいし、第Aの頻度と第Bの頻度は同じであってもよい。
続いて、図443の左から3番目に示す例について、図443の左端に示す例との相違点を中心に説明し、重複する説明は省略する場合がある。図443の左から3番目に示す例でも、同図(ア)〜同図(エ)までは、先に説明した同図(a)〜同図(d)と同じであり、青色の着物を着た表示態様の殿様のナビキャラクタYMが、デフォルト(白色)の表示態様の変動アイコンh0の方を向き、刀を抜いて振りかざしているポーズに変化し、ナビキャラクタYMの刀から波動が発振されている。続く、図443(オ)では、変動アイコンh0の少なくとも一部が、ナビキャラクタYMの着物の態様と同じ青色の煙画像であるエフェクト画像Eh0によって覆われ、変動アイコンh0は、覆われる前より視認困難になっている。なお、変動アイコンh0は、一部のみがエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよい。図443(カ)では、エフェクト画像Eh0が消えているが、この例では、変動アイコンh0の表示態様に変化はなく、変動アイコンh0は、デフォルト(白色)の表示態様のままである。このように、アイコンが、エフェクト画像Eh0によって覆われても、変化する場合ばかりではなく、変化しない場合があってもよい。アイコン変化アニメーションのうち、アイコンの表示態様が変化するアニメーションを成功アニメとし、アイコンの表示態様が変化しないアニメーションを失敗アニメと分類することもできる。ただし、アイコンがエフェクト画像Eh0によって覆われた場合には、覆われたアイコンの表示態様は必ず変化するようにしてもよい。なお、この例でも、図443(ク)に示す装飾図柄表示装置208では、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾4」−「装飾5」−「装飾5」)が停止表示されているが、そもそも、変動アイコンh0の表示態様を用いた通常予告は行われておらず、図443(カ)の段階で変動アイコンh0の表示態様が変化しなかった時点で、遊技者の大当りへの期待度は低くなっている。ただし、変動アイコンh0の表示態様が変化しなかった場合であっても、大当りする場合があってもよい。
続いて、図443の右端の上半分に示す例について、図443の左端に示す例との相違点を中心に説明し、重複する説明は省略する場合がある。左端に示す図443(c)では、変動アイコンh0はデフォルト(白色)の表示態様であったが、青色の表示態様である場合もあり得る。この例では、図443(c)に示す変動アイコンh0の表示態様が青色の表示態様であった場合の例であり、図443(d1)では、青色の着物を着た表示態様の殿様のナビキャラクタYMが、青色の表示態様の変動アイコンh0に向かって刀を振りかざし、その刀からは波動が発振されている。すなわち、図443(d1)に示す変動アイコンh0は、少なくとも一部が青色で表示されている。言い換えれば、全部が青色で表示されていてもよいし、一部(例えば、黒い縁の線より内側の領域)のみが青色で表示されていてもよい。続く、図443(e1)では、変動アイコンh0の少なくとも一部が、ナビキャラクタYMの着物の態様と同じであり、変動アイコンh0の表示態様とも同じである青色の煙画像であるエフェクト画像Eh0によって覆われ、変動アイコンh0は、覆われる前より視認困難になっている。なお、変動アイコンh0は、一部のみがエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよい。図443(f1)では、エフェクト画像Eh0が消え、エフェクト画像Eh0に覆われる前までは青色の表示態様であった変動アイコンh0が、赤色の表示態様に変化している。すなわち、変動アイコンh0は、エフェクト画像Eh0とも、ナビキャラクタYMの着物の態様(青色の態様)とも異なる態様に変化している。この例でも、この後、ハズレの装飾図柄の組合せが停止表示され、表示態様が変化した変動アイコンh0による通常予告は、偽予告であったことになる。
続いて、図443の右端の下半分に示す例について、図443の左端に示す例との相違点を中心に説明し、重複する説明は省略する場合がある。左端に示す図443(c)では、変動アイコンh0はデフォルト(白色)の表示態様であったが、青色の表示態様である場合もあり得る。また、殿様のナビキャラクタYMは、青色の着物を着た表示態様であったが、赤色の着物を着た表示態様である場合もあり得る。この例では、図443(c)に示す変動アイコンh0の表示態様が青色の表示態様であり、殿様のナビキャラクタYMが赤色の着物を着た表示態様であった場合の例であり、図443(d2)では、赤色の着物を着た表示態様の殿様のナビキャラクタYMが、青色の表示態様の変動アイコンh0に向かって刀を振りかざし、その刀からは波動が発振されている。すなわち、図443(d2)に示すナビキャラクタYMは、少なくとも一部が赤色で表示されている。言い換えれば、全部が赤色で表示されていてもよいし、一部(例えば、着物の部分)のみが赤色で表示されていてもよい。続く、図443(e2)では、変動アイコンh0の少なくとも一部が、変動アイコンh0の表示態様と同じである青色の煙画像であるエフェクト画像Eh0によって覆われ、変動アイコンh0は、覆われる前より視認困難になっている。なお、変動アイコンh0は、一部のみがエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよい。図443(f2)では、エフェクト画像Eh0が消えているが、この例では、変動アイコンh0の表示態様に変化はなく、変動アイコンh0は、青色の表示態様のままである。変動アイコンh0は、エフェクト画像Eh0と同じ態様であり、変動アイコンh0の表示態様が変化しないことを、エフェクト画像Eh0の表示態様が示唆(予告)するものとなっている。
以上、図443を用いて説明した例はいずれも、変動アイコンh0を対象にした例であったが、保留アイコンを対象にした場合も同じである。
また、態様としては、白色、青色、赤色を例にあげて説明したが、その他の色や模様等であってもよい。すなわち、遊技者の有利度や大当りの期待度を表す態様として、複数種類の態様が用意されている。例えば、最も低い態様が、白色や無模様の態様(第Aの態様)であり、青色や斜線模様の態様(第Bの態様)、緑色やひし形模様の態様(第Cの態様)、赤色や格子模様の態様(第Dの態様)、金色や縦線模様の態様(第Eの態様)の順に高くなっていき、虹色や横線模様の態様(第Fの態様)が最も高い態様になる。変動アイコン、保留アイコン、ナビキャラクタYM、エフェクト画像Eh0それぞれに、複数種類の態様が用意されているが、それぞれの態様は、図443を用いて説明した態様に限定されることはない。すなわち、図443を用いて説明した例における白色は、青色に置き換えてもよい。例えば、白色の表示態様であった変動アイコンh0は、青色の表示態様であってもよいし、緑色の表示態様であってもよい。さらには、白色の表示態様であった変動アイコンh0は、赤色の表示態様であってもよいし、金色の表示態様であってもよいし、虹色の表示態様であってもよい。また、図443を用いて説明した例における青色は、白色や緑色に置き換えてもよい。例えば、青色の着物を着た表示態様であった殿様のナビキャラクタYMは、白色の着物を着た表示態様であってもよいし、緑色の着物を着た表示態様であってもよく、青色の表示態様であったエフェクト画像Eh0は、白色の表示態様であってもよいし、緑色の表示態様であってもよい。あるいは、青色の着物を着た表示態様であった殿様のナビキャラクタYMは、赤色の着物を着た表示態様であってもよいし、金色の着物を着た表示態様であってもよいし、虹色の着物を着た表示態様であってもよく、青色の表示態様であったエフェクト画像Eh0は、赤色の表示態様であってもよいし、金色の表示態様であってもよいし、虹色の表示態様であってもよい。なお、態様を大きく分けると、緑色やひし形模様の態様(第Cの態様)以下の態様(第Aの態様,第Bの態様,第Cの態様のグループである第1グループ)と、赤色や格子模様の態様(第Dの態様)以上の態様(第Dの態様,第Eの態様,第Fの態様のグループである第2グループ)とに分けることができる。ここで、第1グループ内に属する態様を、第2グループに属する態様に変更することはできないようにするとともに、第2グループ内に属する態様を、第1グループに属する態様に変更することもできないようにする一方で、第1グループ内での態様の入れ替えは可能にするとともに、第2グループ内での態様の入れ替えも可能にしてもよい。さらに、色や模様の他、遊技者の有利度や大当りの期待度は、大きさや数の違い等によって表されてもよい。また、遊技者の有利度とは、有利な制御状態(例えば、確変状態または/および時短状態)になりやすいことであったり、プレミア演出が開始されやすいことであったり、大当り確定演出が開始されやすいことであってもよい。また、大当りに直接つながらなくても、大当りに間接的につながる演出が実行されやすいことも含まれる。例えば、大当りの信頼度の高いSPリーチ演出が開始されたり、大当りの信頼度の高い別の予告が出現しやすくてもよい。この段落で説明した態様に関する事項は、これ以前の例においても、これ以降の例においても同様である。
さらに、それぞれのアイコンにおける態様は、そのアイコン全体(全領域)の態様であってもよいし、そのアイコンの一部(部分領域)のみの態様であってもよい。
また、図443を用いて説明した例ではいずれも、表示態様が変化した変動アイコンh0による通常予告は、偽の予告であったが、大当りとなって真の予告であってもよい。
図444は、赤色の着物を着たナビキャラクタYMが変動アイコンh0に対してアクションを起こしているいくつかの例を示す図である。
図444の左端に示す例について、図443の左端に示す例との相違点を中心に説明し、重複する説明は省略する場合がある。図444(a)に示す装飾図柄表示装置208の演出アイコン表示領域DISには、赤色の着物を着たナビキャラクタYMが表示されている。
図444(b)では、装飾図柄の変動表示が開始されており、同図(c)では、それまで初期姿勢であったナビキャラクタYMが、白色の表示態様の変動アイコンh0の方を向き、刀を抜いて振りかざしているポーズに変化する。続く図444(d)では、殿様のナビキャラクタYMの刀から波動が発振され、同図(e)では、変動アイコンh0の少なくとも一部が、青色の煙画像のエフェクト画像Eh0によって覆われ、変動アイコンh0は、覆われる前より視認困難になっている。なお、変動アイコンh0は、一部のみがエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよい。図444(f)では、エフェクト画像Eh0が消え、エフェクト画像Eh0に覆われる前まではデフォルト(白色)の表示態様であった変動アイコンh0が、エフェクト画像Eh0の態様と同じ態様である青色の表示態様に変化している。この例では、エフェクト画像Eh0の表示態様が、変化後の変動アイコンh0の表示態様を示唆(予告)するものとなっている。この例でも、この後、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾4」−「装飾5」−「装飾5」)が停止表示され、表示態様が変化した変動アイコンh0による通常予告は、偽予告であったことになる。
以上説明した図444の左端に示す例では、第Bの色(赤色)の第Aの演出アイコン(殿様のナビキャラクタYMのアイコン)が、デフォルトの表示態様の変動アイコンを、第Aの色(青色)に第Cの頻度(確率)で変化させる例である。
続いて、図444の左から2番目に示す例について、図444の左端に示す例との相違点を中心に説明し、重複する説明は省略する場合がある。図444の左から2番目に示す例では、同図(A)〜同図(D)までは、先に説明した同図(a)〜同図(d)と同じであり、青色の着物を着た表示態様の殿様のナビキャラクタYMが、デフォルト(白色)の表示態様の変動アイコンh0の方を向き、刀を抜いて振りかざしているポーズに変化し、ナビキャラクタYMの刀から波動が発振されている。続く、図444(E)では、変動アイコンh0の少なくとも一部が、赤色の煙画像であるエフェクト画像Eh0によって覆われ、変動アイコンh0は、覆われる前より視認困難になっている。なお、変動アイコンh0は、一部のみがエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよい。図444(F)では、エフェクト画像Eh0が消え、エフェクト画像Eh0に覆われる前まではデフォルト(白色)の表示態様であった変動アイコンh0が、赤色の表示態様に変化している。すなわち、変動アイコンh0は、ナビキャラクタYMの着物と同じ表示態様に変化したことになり、また、エフェクト画像Eh0と同じ態様に変化したことにもなる。この例では、ナビキャラクタYMの表示態様、あるいはエフェクト画像Eh0の表示態様が、変化後の変動アイコンh0の表示態様を示唆(予告)するものとなっている。この例でも、図444(H)に示す装飾図柄表示装置208では、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾4」−「装飾5」−「装飾5」)が停止表示されており、表示態様が変化した変動アイコンh0による通常予告は、偽予告であったことになる。
以上説明した図444の左から2番目に示す例では、第Bの色(赤色)の第Aの演出アイコン(殿様のナビキャラクタYMのアイコン)が、デフォルトの表示態様の変動アイコンを、第Bの色(赤色)に第Dの頻度(確率)で変化させる例である。なお、デフォルトの表示態様の変動アイコンh0ではなく、例えば、緑色の表示態様の変動アイコンh0であってもよい。この場合には、第Bの色(赤色)の第Aの演出アイコン(殿様のナビキャラクタYMのアイコン)が、第Cの色(緑色)の表示態様の変動アイコンを、第Bの色(赤色)に第Dの頻度(確率)で変化させる例になる。
続いて、図444の左から3番目に示す例について、図444の左端に示す例との相違点を中心に説明し、重複する説明は省略する場合がある。図444の左から3番目に示す例でも、同図(ア)〜同図(エ)までは、先に説明した同図(a)〜同図(d)と同じであり、赤色の着物を着た表示態様の殿様のナビキャラクタYMが、デフォルト(白色)の表示態様の変動アイコンh0の方を向き、刀を抜いて振りかざしているポーズに変化し、ナビキャラクタYMの刀から波動が発振されている。続く、図444(オ)では、変動アイコンh0の少なくとも一部が、金色の煙画像であるエフェクト画像Eh0によって覆われ、変動アイコンh0は、覆われる前より視認困難になっている。なお、変動アイコンh0は、一部のみがエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよい。図444(カ)では、エフェクト画像Eh0が消え、エフェクト画像Eh0に覆われる前まではデフォルト(白色)の表示態様であった変動アイコンh0が、エフェクト画像Eh0と同じ表示態様である金色の表示態様に変化している。この例では、エフェクト画像Eh0の表示態様が、変化後の変動アイコンh0の表示態様を示唆(予告)するものとなっている。この例でも、図444(H)に示す装飾図柄表示装置208では、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾4」−「装飾5」−「装飾5」)が停止表示されており、表示態様が変化した変動アイコンh0による通常予告は、偽予告であったことになる。
以上説明した図444の左から3番目に示す例では、第Bの色(赤色)の第Aの演出アイコン(殿様のナビキャラクタYMのアイコン)が、デフォルトの表示態様の変動アイコンを、第Cの色(金色)に第Eの頻度(確率)で変化させる例である。ここで、図444の左端に示す例における上記第Cの頻度と、図444の左から2番目に示す例における上記第Dの頻度と、この第Eの頻度との関係は、第Dの頻度>第Eの頻度>第Cの頻度の関係であってもよい。あるいは、第Dの頻度<第Eの頻度であってもよいし、第Dの頻度=第Eの頻度であってもよい。また、第Cの頻度は0でもよい。
さらには、第Dの頻度>図443の左から2番目に示す例における上記第Bの頻度であってもよいし、図443の左端に示す例における上記第Aの頻度>第Cの頻度であってもよい。
次に、図444の右端に示す例について、図444の左端に示す例との相違点を中心に説明し、重複する説明は省略する場合がある。図444の右端に示す例でも、同図(あ)〜同図(え)までは、先に説明した同図(a)〜同図(d)と同じであり、赤色の着物を着た表示態様の殿様のナビキャラクタYMが、デフォルト(白色)の表示態様の変動アイコンh0の方を向き、刀を抜いて振りかざしているポーズに変化し、ナビキャラクタYMの刀から波動が発振されている。続く、図444(お)では、変動アイコンh0の少なくとも一部が、赤色の煙画像であるエフェクト画像Eh0によって覆われ、変動アイコンh0は、覆われる前より視認困難になっている。なお、変動アイコンh0は、一部のみがエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよい。図444(か)では、エフェクト画像Eh0が消えているが、この例では、変動アイコンh0の表示態様に変化はなく、変動アイコンh0は、白色の表示態様のままである。なお、この例でも、図444(く)に示す装飾図柄表示装置208では、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾4」−「装飾5」−「装飾5」)が停止表示されているが、そもそも、変動アイコンh0の表示態様を用いた通常予告は行われておらず、図444(か)の段階で変動アイコンh0の表示態様が変化しなかった時点で、遊技者の大当りへの期待度は低くなっている。ただし、変動アイコンh0の表示態様が変化しなかった場合であっても、大当りする場合があってもよい。
以上、図444を用いて説明した例はいずれも、変動アイコンh0を対象にした例であったが、保留アイコンを対象にした場合も同じである。また、態様としては、白色、青色、赤色、金色を例にあげて説明したが、その他の色や模様等であってもよい。また、変動アイコン、保留アイコン、ナビキャラクタYM、エフェクト画像Eh0それぞれの態様は、図444を用いて説明した態様に限定されることはない。例えば、白色の表示態様であった変動アイコンh0は、青色の表示態様であってもよいし、緑色の表示態様であってもよいし、あるいは、赤色の表示態様であってもよいし、金色の表示態様であってもよいし、虹色の表示態様であってもよい。また、赤色の着物を着た表示態様であった殿様のナビキャラクタYMは、金色の着物を着た表示態様であってもよいし、虹色の着物を着た表示態様であってもよいし、あるいは白色の着物を着た表示態様であってもよいし、青色の着物を着た表示態様であってもよいし、緑色の着物を着た表示態様であってもよい。
また、図444を用いて説明したいずれの例においても、表示態様が変化した変動アイコンh0による通常予告は、偽の予告であったが、大当りとなって真の予告であってもよい。
図445は、ナビキャラクタYMが表示されていなくてもアイコンの表示態様が変化するいくつかの例を示す図である。
図445の左端に示す例では、まず、同図(a)において、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾2」−「装飾3」−「装飾2」)が停止表示されている状態で、特図1の保留数は2であり、特図1の第1保留アイコンh11と第2保留アイコンh12が表示されている。いずれの保留アイコンも、デフォルト(白色)の表示態様である。なお、図445(a)に示す装飾図柄表示装置208の右上には、第2保留数表示が表示されており、特図1の保留数が2であって、特図2の保留数が0であることが報知されている。また、この図445(a)は、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾2」−「装飾3」−「装飾2」)が停止表示された直後の状態であり、変動アイコンh0も表示されたままである。
図445(b)では、特図1の保留が消化され、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が開始されており、特図1の保留アイコンの移動アニメーションは完了している。この結果、保留アイコン表示領域HISには、第1保留アイコンh11のみが表示され、変動アイコン表示領域CISには、変動アイコンh0が表示されている。保留アイコンh1と変動アイコンh0いずれのアイコンも、デフォルト(白色)の表示態様である。なお、図445(b)に示す装飾図柄表示装置208の右上に表示された第2保留数表示では、特図1の保留数が1であって、特図2の保留数が0であることが報知されている。なお、演出アイコン表示領域DISには、何のアイコンも表示されていない。
図445(c)では、アイコン変化アニメーションが開始され、変動アイコンh0の少なくとも一部が、青色のエフェクト画像Eh0によって覆われ、変動アイコンh0は、覆われる前より視認困難になっている。なお、変動アイコンh0は、一部のみがエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよい。
図445(d)では、エフェクト画像Eh0が消え、エフェクト画像Eh0に覆われる前まではデフォルト(白色)の表示態様であった変動アイコンh0が、エフェクト画像Eh0の態様と同じ態様である青色の表示態様に変化している。この例では、エフェクト画像Eh0の表示態様が、変化後の変動アイコンh0の表示態様を示唆(予告)するものとなっている。ただし、エフェクト画像Eh0の態様は、アイコン変化後の態様と異なる態様(例えば、白色や赤色等)であってもよい。
図445(e)に示す装飾図柄表示装置208では、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾4」−「装飾5」−「装飾5」)が停止表示されており、表示態様が変化した変動アイコンh0による通常予告は、偽予告であったことになる。
以上説明した図445の左端に示す例では、デフォルトの表示態様の変動アイコンが第Aの色(青色)に第Fの頻度(確率)で変化する例である。
続いて、図445の左から2番目に示す例について、図445の左端に示す例との相違点を中心に説明し、重複する説明は省略する場合がある。図445の左から2番目に示す例では、同図(A)〜同図(B)までは、先に説明した同図(a)〜同図(b)と同じであり、デフォルト(白色)の表示態様の変動アイコンh0が表示されている。続く、図445(C)では、演出アイコン表示領域DISに何のアイコンも表示されていない状態で、アイコン変化アニメーションが開始され、変動アイコンh0の少なくとも一部が、赤色の煙画像であるエフェクト画像Eh0によって覆われ、変動アイコンh0は、覆われる前より視認困難になっている。なお、変動アイコンh0は、一部のみがエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよい。図445(D)では、エフェクト画像Eh0が消え、エフェクト画像Eh0に覆われる前まではデフォルト(白色)の表示態様であった変動アイコンh0が、エフェクト画像Eh0の態様と同じ態様である赤色の表示態様に変化している。この例でも、エフェクト画像Eh0の表示態様が、変化後の変動アイコンh0の表示態様を示唆(予告)するものとなっている。また、図445(E)に示す装飾図柄表示装置208では、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾4」−「装飾5」−「装飾5」)が停止表示されており、表示態様が変化した変動アイコンh0による通常予告は、偽予告であったことになる。
以上説明した図445の左から2番目に示す例では、デフォルトの表示態様の変動アイコンが第Bの色(赤色)に第Gの頻度(確率)で変化する例である。
次に、その下に示す例について説明する。図445(B’)には、青色の表示態様の変動アイコンh0が表示されており、続く、同図(C’)では、アイコン変化アニメーションが開始され、変動アイコンh0の少なくとも一部が、赤色の煙画像であるエフェクト画像Eh0によって覆われ、変動アイコンh0は、覆われる前より視認困難になっている。なお、変動アイコンh0は、一部のみがエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよい。図445(D’)では、エフェクト画像Eh0が消え、エフェクト画像Eh0に覆われる前までは青色の表示態様であった変動アイコンh0が、エフェクト画像Eh0の態様と同じ態様である赤色の表示態様に変化している。この例でも、エフェクト画像Eh0の表示態様が、変化後の変動アイコンh0の表示態様を示唆(予告)するものとなっている。この例でも、この後、ハズレの装飾図柄の組合せが停止表示され、表示態様が変化した変動アイコンh0による通常予告は、偽予告であったことになる。
続いて、図445の左から3番目に示す例について、図445の左端に示す例との相違点を中心に説明し、重複する説明は省略する場合がある。図445の左から3番目に示す例でも、同図(ア)〜同図(イ)までは、先に説明した同図(a)〜同図(b)と同じであり、デフォルト(白色)の表示態様の変動アイコンh0が表示されている。続く、図445(ウ)では、変動アイコンh0の少なくとも一部が、金色の煙画像であるエフェクト画像Eh0によって覆われ、変動アイコンh0は、覆われる前より視認困難になっている。なお、変動アイコンh0は、一部のみがエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよい。図445(エ)では、エフェクト画像Eh0が消え、エフェクト画像Eh0に覆われる前まではデフォルト(白色)の表示態様であった変動アイコンh0が、エフェクト画像Eh0と同じ表示態様である金色の表示態様に変化している。この例でも、エフェクト画像Eh0の表示態様が、変化後の変動アイコンh0の表示態様を示唆(予告)するものとなっている。また、図445(オ)に示す装飾図柄表示装置208では、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾4」−「装飾5」−「装飾5」)が停止表示されており、表示態様が変化した変動アイコンh0による通常予告は、偽予告であったことになる。
以上説明した図445の左から3番目に示す例では、デフォルトの表示態様の変動アイコンが第Cの色(金色)に第Hの頻度(確率)で変化する例である。ここで、図445の左端に示す例における上記第Fの頻度と、図445の左から2番目に示す例における上記第Gの頻度と、この第Hの頻度との関係は、第Fの頻度>第Gの頻度>第Hの頻度の関係であってもよい。
次に、図445の右端に示す例について、図445の左端に示す例との相違点を中心に説明し、重複する説明は省略する場合がある。図445の右端に示す例でも、同図(あ)〜同図(い)までは、先に説明した同図(a)〜同図(c)と同じであり、デフォルト(白色)の表示態様の変動アイコンh0が表示されている。続く、図445(う)では、変動アイコンh0の少なくとも一部が、白色の煙画像であるエフェクト画像Eh0によって覆われ、変動アイコンh0は、覆われる前より視認困難になっている。なお、変動アイコンh0は、一部のみがエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよい。図445(え)では、エフェクト画像Eh0が消えているが、この例では、変動アイコンh0の表示態様に変化はなく、変動アイコンh0は、白色の表示態様のままである。なお、この例でも、図445(お)に示す装飾図柄表示装置208では、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾4」−「装飾5」−「装飾5」)が停止表示されているが、そもそも、変動アイコンh0の表示態様を用いた通常予告は行われておらず、図445(え)の段階で変動アイコンh0の表示態様が変化しなかった時点で、遊技者の大当りへの期待度は低くなっている。ただし、変動アイコンh0の表示態様が変化しなかった場合であっても、大当りする場合があってもよい。
以上、図445を用いて説明した例はいずれも、変動アイコンh0を対象にした例であったが、保留アイコンを対象にした場合も同じである。また、態様としては、白色、青色、赤色、金色を例にあげて説明したが、その他の色や模様等であってもよい。また、変動アイコンやエフェクト画像Eh0それぞれの態様は、図445を用いて説明した態様に限定されることはない。例えば、青色の表示態様であった変動アイコンh0は、緑色の表示態様であってもよいし、白色の表示態様であってもよいし、あるいは赤色の表示態様であってもよいし、金色の表示態様であってもよいし、虹色の表示態様であってもよい。また、金色の表示態様であったエフェクト画像Eh0は、虹色の表示態様であってもよく、この場合には、変化後の変動アイコンh0の表示態様は、金色の表示態様であってもよいし、虹色の表示態様であってもよい。さらには、金色の表示態様であったエフェクト画像Eh0は、赤色の表示態様であってもよく、あるいは白色の表示態様であってもよく、青色の表示態様であってもよく、緑色の表示態様であってもよい。
また、図445を用いて説明したいずれの例においても、表示態様が変化した変動アイコンh0による通常予告は、偽の予告であったが、大当りとなって真の予告であってもよい。
図446は、装飾図柄の1回の変動表示の中で、ナビキャラクタYMが変動アイコンh0に対して複数回のアクションを起こしているいくつかの例を示す図である。
図446の左半分に示す例では、まず、同図(a)において、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾2」−「装飾3」−「装飾2」)が停止表示されている状態で、特図1の保留数は4であり、特図1の4つの保留アイコンh11〜h14が表示されている。いずれの保留アイコンも、デフォルト(白色)の表示態様である。なお、図446(a)に示す装飾図柄表示装置208の右上には、第2保留数表示が表示されており、特図1の保留数が4であって、特図2の保留数が0であることが報知されている。また、この図446(a)は、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾2」−「装飾3」−「装飾2」)が停止表示された直後の状態であり、変動アイコンh0も表示されたままである。さらに、演出アイコン表示領域DISでは、右ベースアイコンbIrの上に、赤色の着物を着た表示態様のナビキャラクタYMが初期姿勢で表示されている。
図446(b)では、特図1の保留が消化され、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が開始されており、特図1の保留アイコンの移動アニメーションは完了している。この結果、保留アイコン表示領域HISには、第1保留アイコンh11、第2保留アイコンh12、および第3保留アイコンh13といった3つの保留アイコンが表示され、変動アイコン表示領域CISには、変動アイコンh0が表示されている。3つの保留アイコンにしても変動アイコンh0にしても、いずれもデフォルト(白色)の表示態様である。なお、図446(b)に示す装飾図柄表示装置208の右上に表示された第2保留数表示では、特図1の保留数が3であって、特図2の保留数が0であることが報知されている。また、演出アイコン表示領域DISには、赤色の着物を着た表示態様のナビキャラクタYMが初期姿勢のまま継続して表示されており、このナビキャラクタYMは、連続する図柄変動表示を跨いで表示されていることになる。なお、ナビキャラクタYMは待機アニメーション(例えば、ある動作を繰り返すアニメーション)を行いながら表示され続けていてもよい。
図446(c)では、初期姿勢であったナビキャラクタYMが、アイコン変化アニメーションを開始し、変動アイコンh0の方を向き、刀を抜いて振りかざしているポーズに変化する。続く図446(d)では、殿様のナビキャラクタYMの刀から波動が発振され、同図(e)では、変動アイコンh0の少なくとも一部が、赤色の煙画像のエフェクト画像Eh0によって覆われ、変動アイコンh0は、覆われる前より視認困難になっている。なお、変動アイコンh0は、一部のみがエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよい。図446(f)では、エフェクト画像Eh0が消え、エフェクト画像Eh0に覆われる前まではデフォルト(白色)の表示態様であった変動アイコンh0が、ナビキャラクタYMの着物と同じ表示態様である赤色の表示態様に変化している。すなわち、図446(e)に示すエフェクト画像Eh0は、ナビキャラクタYMの着物と同じ表示態様であり、変動アイコンh0は、エフェクト画像Eh0と同じ態様に変化したことになる。この例では、ナビキャラクタYMの表示態様、あるいはエフェクト画像Eh0の表示態様が、変化後の変動アイコンh0の表示態様を示唆(予告)するものとなっている。ただし、エフェクト画像Eh0の態様は、アイコン変化後の態様と異なる態様(例えば、白色や青色や金色等)であってもよい。図446(g)に示すナビキャラクタYMは、初期姿勢に戻っている。なお、図446(f)に示すナビキャラクタYMの刀から波動は消えているが、波動が依然として発振されていてもよいし、あるいは、ナビキャラクタYMは、図446(f)のタイミング(エフェクト画像Eh0が消えたタイミング)で初期姿勢に戻ってもよい。
以上説明したアイコン変化アニメーションは、図446(c)から開始され、同図(g)の直前(初期姿勢に戻る直前)で終了したとみてもよいし、波動が発振されている間(同図(d)〜同図(e))のみ行われているアニメーションとみてもよいし、エフェクト画像Eh0が表示されている間のみ行われているアニメーションとみてもよい。
図446(h)に示す装飾図柄表示装置208では、変動表示する装飾図柄の第1停止が行われ、左図柄表示領域208aでは、「装飾4」が仮停止している。すなわち、「装飾4」が揺れ変動を開始している。なお、演出アイコン表示領域DISには、赤色の着物を着た表示態様のナビキャラクタYMが初期姿勢のまま継続して表示されている。
図446(i)に示す装飾図柄表示装置208では、変動表示する装飾図柄の第2停止が行われ、右図柄表示領域208cでは、「装飾4」が仮停止し、リーチ状態が形成されており、続く同図(j)では、「リーチ」の文字表示が表示されている。すなわち、左図柄表示領域208aで揺れ変動中の「装飾4」、高速で変動表示を続ける中図柄表示領域208b、および右図柄表示領域208cで揺れ変動中の「装飾4」に、前側(遊技者側)からオーバーラップするように、「リーチ」の文字表示が表示され、この「リーチ」の文字表示が表示される前よりも、各図柄表示領域208a〜cにおける表示が視認困難になっている。なお、演出アイコン表示領域DISには、赤色の着物を着た表示態様のナビキャラクタYMが初期姿勢のまま依然として表示されている。
図446(k)では、リーチ状態の中、2回目のアイコン変化アニメーションが開始され、赤色の着物を着た表示態様のナビキャラクタYMが、赤色の表示態様の変動アイコンh0に向かって刀を振りかざし、同図(l)では、その刀から波動が発振されている。続く、図446(m)では、変動アイコンh0の少なくとも一部が、金色の煙画像であるエフェクト画像Eh0によって覆われ、変動アイコンh0は、覆われる前より視認困難になっている。なお、変動アイコンh0は、一部のみがエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよい。図446(n)では、エフェクト画像Eh0が消え、エフェクト画像Eh0に覆われる前までは赤色の表示態様であった変動アイコンh0が、今回のエフェクト画像Eh0と同じ態様である金色の表示態様に変化している。この2回目でも、エフェクト画像Eh0の表示態様が、変化後の変動アイコンh0の表示態様を示唆(予告)するものとなっている。ただし、エフェクト画像Eh0の態様は、アイコン変化後の態様と異なる態様(例えば、変化前の変動アイコンh0の表示態様と同じ態様(ここでは赤色))であってもよい。図446(o)に示すナビキャラクタYMは、初期姿勢に戻っている。
以上説明した2回目のアイコン変化アニメーションは、図446(k)から開始され、同図(o)の直前(初期姿勢に戻る直前)で終了したとみてもよいし、波動が発振されている間(同図(l)〜同図(m))のみ行われているアニメーションとみてもよいし、エフェクト画像Eh0が表示されている間のみ行われているアニメーションとみてもよい。
図446(p)に示す装飾図柄表示装置208では、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾4」−「装飾5」−「装飾4」)が停止表示されており、表示態様が変化した変動アイコンh0による通常予告は、偽予告であったことになる。
以上説明した例では、1回目のアイコン変化アニメーションは、装飾図柄の変動表示開始後であってリーチ状態になる前、あるいは第1停止が行われる前に開始され、2回目のアイコン変化アニメーションは、リーチ状態になった後、すなわちリーチ状態中に開始されている。アイコン変化アニメーションの開始タイミング、すなわちアイコン変化演出の開始タイミングは、この例に限らず、装飾図柄の変動表示開始時であってもよく、擬似連演出を示す表示(擬似連図柄)が表示された時であってもよいし、タイマ予告のタイマが0になった時であってもよいし、チャンスボタン136等の操作手段の操作時であってもよいし、装飾図柄の変動表示が終了した時(停止表示時)であってもよい。また、「リーチ」の文字表示が表示されている期間や、スーパーリーチ中や、3つの装飾図柄の揺れ変動中や、チャンスボタン136等の操作手段を用いた操作演出(ボタン演出等)の開始後や、家紋役物224E、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gd、千両箱役物224Hといった演出可動手段の動作中や動作後等であってもよい。ここで説明したアイコン変化演出の開始タイミングについては、これ以前に説明したアイコン変化演出についても同様であり、これ以降に説明するアイコン変化演出についても同様である。
また、図446の左半分に示す例では、2回のアイコン変化アニメーションのうち、1回目のアイコン変化アニメーションは、アイコンの表示態様が変化する成功アニメであり、2回目のアイコン変化アニメーションも同じく、アイコンの表示態様が変化する成功アニメであった。すなわち、装飾図柄の1回の変動表示の中で、成功アニメが連続する例であった。
また、ナビキャラクタYMが消えずに表示され続けることから、ここで説明したアイコン変化アニメーションは2回ではなく1回であるとみることもできる。すなわち、図446(c)から開始され、同図(o)の直前(初期姿勢に戻る直前)で終了したとみることもできる。なお、ナビキャラクタYMが、図446(g)〜同図(j)の間で一旦消える場合があってもよい。例えば、ナビキャラクタYMが、図446(g)で一旦消えたり、あるいは同図(g)の直後に一旦消え、同図(k)の直前で再表示されたり、同図(k)で再表示されてもよく、この場合には、2回のアイコン変化アニメーションの区切りが明確になる。
図446の右半分に示す例について、同図の左半分に示す例との相違点を中心に説明し、重複する説明は省略する場合がある。図446の右半分に示す例では、同図(A)〜同図(D)までは、先に説明した同図(a)〜同図(d)と同じであり、赤色の着物を着た表示態様の殿様のナビキャラクタYMが、デフォルト(白色)の表示態様の変動アイコンh0の方を向き、刀を抜いて振りかざしているポーズに変化し、ナビキャラクタYMの刀から波動が発振されている。続く、図446(E)では、変動アイコンh0の少なくとも一部が、白色の煙画像であるエフェクト画像Eh0によって覆われ、変動アイコンh0は、覆われる前より視認困難になっている。なお、変動アイコンh0は、一部のみがエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよい。図446(F)では、エフェクト画像Eh0が消えているが、この例では、変動アイコンh0の表示態様に変化はなく、変動アイコンh0は、白色の表示態様のままである。図446(G)に示すナビキャラクタYMは、初期姿勢に戻っている。
図446(H)〜同図(L)までは、変動アイコンh0の表示態様が、赤色の表示態様ではなく白色の表示態様である点を除いて、先に説明した同図(h)〜同図(l)と同じであり、リーチ状態になった後で、赤色の着物を着た表示態様の殿様のナビキャラクタYMが、白色の表示態様の変動アイコンh0の方を向き、刀を抜いて振りかざしているポーズに変化し、ナビキャラクタYMの刀から波動が発振されている。続く、図446(M)では、変動アイコンh0の少なくとも一部が、再び、白色の煙画像であるエフェクト画像Eh0によって覆われ、変動アイコンh0は、覆われる前より視認困難になっている。なお、変動アイコンh0は、一部のみがエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよい。図446(N)では、エフェクト画像Eh0が消えているが、ここでも、変動アイコンh0の表示態様に変化はなく、変動アイコンh0は、白色の表示態様のままである。図446(O)に示すナビキャラクタYMは、初期姿勢に戻っている。なお、この例でも、図446(P)に示す装飾図柄表示装置208では、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾4」−「装飾5」−「装飾4」)が停止表示されているが、そもそも、変動アイコンh0の表示態様を用いた通常予告は行われていない。ただし、変動アイコンh0の表示態様が変化しなかった場合であっても、大当りする場合があってもよい。
以上説明した2回のアイコン変化アニメーションともに、アイコンの表示態様が変化しない失敗アニメであった。すなわち、装飾図柄の1回の変動表示の中で、失敗アニメが連続する例であった。なお、ここでも、ナビキャラクタYMが消えずに表示され続けることから、アイコン変化アニメーションは2回ではなく1回であるとみることもできる。
図447は、装飾図柄の1回の変動表示の中で、ナビキャラクタYMが変動アイコンh0に対して複数回のアクションを起こしている、図446に示す例とは別の例を示す図である。
図447の左半分に示す例について、図446の左半分に示す例との相違点を中心に説明し、重複する説明は省略する場合がある。図447の左半分に示す例では、同図(a)〜同図(d)までは、先に説明した図446(a)〜同図(d)と同じであり、赤色の着物を着た表示態様の殿様のナビキャラクタYMが、デフォルト(白色)の表示態様の変動アイコンh0の方を向き、刀を抜いて振りかざしているポーズに変化し、ナビキャラクタYMの刀から波動が発振されている。続く、図447(e)では、変動アイコンh0の少なくとも一部が、白色の煙画像であるエフェクト画像Eh0によって覆われ、変動アイコンh0は、覆われる前より視認困難になっている。なお、変動アイコンh0は、一部のみがエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよい。図447(f)では、エフェクト画像Eh0が消えているが、この例では、変動アイコンh0の表示態様に変化はなく、変動アイコンh0は、白色の表示態様のままである。図447(g)に示すナビキャラクタYMは、初期姿勢に戻っている。
図447(h)〜同図(l)までは、変動アイコンh0の表示態様が、赤色の表示態様ではなく白色の表示態様である点を除いて、先に説明した図446(h)〜同図(l)と同じであり、リーチ状態になった後で、赤色の着物を着た表示態様の殿様のナビキャラクタYMが、白色の表示態様の変動アイコンh0の方を向き、刀を抜いて振りかざしているポーズに変化し、ナビキャラクタYMの刀から波動が発振されている。続く、図447(m)では、変動アイコンh0の少なくとも一部が、金色の煙画像であるエフェクト画像Eh0によって覆われ、変動アイコンh0は、覆われる前より視認困難になっている。なお、変動アイコンh0は、一部のみがエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよい。図447(n)では、エフェクト画像Eh0が消え、エフェクト画像Eh0に覆われる前まではデフォルト(白色)の表示態様であった変動アイコンh0が、エフェクト画像Eh0と同じ態様である金色の表示態様に変化している。この2回目のアイコン変化アニメーションでは、エフェクト画像Eh0の表示態様が、変化後の変動アイコンh0の表示態様を示唆(予告)するものとなっている。ただし、エフェクト画像Eh0の態様は、アイコン変化後の態様と異なる態様(例えば、青色や赤色等)であってもよい。図447(o)に示すナビキャラクタYMは、初期姿勢に戻っている。
図447(p)に示す装飾図柄表示装置208では、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾4」−「装飾5」−「装飾4」)が停止表示されており、表示態様が変化した変動アイコンh0による通常予告は、偽予告であったことになる。
以上説明した2回のアイコン変化アニメーションのうち、1回目のアイコン変化アニメーションでは、アイコンの表示態様が変化しない失敗アニメであったのに対し、2回目のアイコン変化アニメーションは、アイコンの表示態様が変化する成功アニメであった。すなわち、装飾図柄の1回の変動表示の中で、先に失敗アニメが表示された後、成功アニメが表示される例であった。なお、ここでも、ナビキャラクタYMが消えずに表示され続けることから、アイコン変化アニメーションは2回ではなく1回であるとみることもできる。
図447の右半分に示す例について、同図の左半分に示す例との相違点を中心に説明し、重複する説明は省略する場合がある。図447の右半分に示す例では、同図(A)〜同図(D)までは、先に説明した同図(a)〜同図(d)と同じであり、赤色の着物を着た表示態様の殿様のナビキャラクタYMが、デフォルト(白色)の表示態様の変動アイコンh0の方を向き、刀を抜いて振りかざしているポーズに変化し、ナビキャラクタYMの刀から波動が発振されている。続く、図447(E)では、変動アイコンh0の少なくとも一部が、赤色の煙画像であるエフェクト画像Eh0によって覆われ、変動アイコンh0は、覆われる前より視認困難になっている。なお、変動アイコンh0は、一部のみがエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよい。図447(F)では、エフェクト画像Eh0が消え、エフェクト画像Eh0に覆われる前まではデフォルト(白色)の表示態様であった変動アイコンh0が、エフェクト画像Eh0と同じ態様である赤色の表示態様に変化している。ここでのアイコン変化アニメーションでは、エフェクト画像Eh0の表示態様が、変化後の変動アイコンh0の表示態様を示唆(予告)するものとなっている。ただし、エフェクト画像Eh0の態様は、アイコン変化後の態様と異なる態様(例えば、緑色や金色や虹色等)であってもよい。図447(G)に示すナビキャラクタYMは、初期姿勢に戻っている。
図447(H)〜同図(L)までは、先に説明した同図(h)〜同図(l)と同じであり、リーチ状態になった後で、赤色の着物を着た表示態様の殿様のナビキャラクタYMが、赤色の表示態様の変動アイコンh0の方を向き、刀を抜いて振りかざしているポーズに変化し、ナビキャラクタYMの刀から波動が発振されている。続く、図447(M)では、変動アイコンh0の少なくとも一部が、再び、白色の煙画像であるエフェクト画像Eh0によって覆われ、変動アイコンh0は、覆われる前より視認困難になっている。なお、変動アイコンh0は、一部のみがエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよい。図447(N)では、エフェクト画像Eh0が消えているが、変動アイコンh0の表示態様に変化はなく、変動アイコンh0は、赤色の表示態様のままである。図447(O)に示すナビキャラクタYMは、初期姿勢に戻っている。なお、この例でも、図447(P)に示す装飾図柄表示装置208では、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾4」−「装飾5」−「装飾4」)が停止表示されており、表示態様が変化した変動アイコンh0による通常予告は、偽予告であったことになる。
以上説明した2回のアイコン変化アニメーションのうち、1回目のアイコン変化アニメーションでは、アイコンの表示態様が変化する成功アニメであったのに対し、2回目のアイコン変化アニメーションは、アイコンの表示態様が変化しない失敗アニメであった。すなわち、装飾図柄の1回の変動表示の中で、先に成功アニメが表示された後、失敗アニメが表示される例であった。なお、ここでも、ナビキャラクタYMが消えずに表示され続けることから、アイコン変化アニメーションは2回ではなく1回であるとみることもできる。
以上、図446及び図447に示す例では、態様としては、白色、赤色、金色を例にあげて説明したが、その他の色や模様等であってもよい。また、変動アイコン、ナビキャラクタYM、エフェクト画像Eh0それぞれの態様は、図446及び図447を用いて説明した態様に限定されることはない。例えば、白色の表示態様であった変動アイコンh0は、青色の表示態様であってもよいし、緑色の表示態様であってもよいし、あるいは赤色の表示態様であってもよいし、金色の表示態様であってもよいし、虹色の表示態様であってもよい。また、赤色の着物を着た表示態様であった殿様のナビキャラクタYMは、金色の着物を着た表示態様であってもよいし、虹色の着物を着た表示態様であってもよいし、あるいは白色の着物を着た表示態様であってもよいし、青色の着物を着た表示態様であってもよいし、緑色の着物を着た表示態様であってもよい。
また、図446及び図447を用いて説明したいずれの例においても、表示態様が変化した変動アイコンh0による通常予告は、偽の予告であったが、大当りとなって真の予告であってもよい。ここで、図446及び図447を用いて説明した例をまとめると、装飾図柄の1回の変動表示の中で、図446の左半分に示す例である、成功アニメが連続する例(以下、「連続成功例」という。)、図446の右半分に示す例である、失敗アニメが連続する例(以下、「連続失敗例」という。)、図447の左半分に示す例である、先に失敗アニメが表示された後、成功アニメが表示される例(以下、「失敗成功例」という。)、図447の右半分に示す例である、先に成功アニメが表示された後、失敗アニメが表示される例(以下、「成功失敗例」という。)があり、大当りのしやすさ、すなわち最終的に大当り図柄が確定表示される確率は、連続成功例が行われた場合が最も高く、次いで、失敗成功例が行われた場合が高く、次いで、成功失敗例が行われた場合が高く、連続失敗例が行われた場合が最も低い(連続成功例>失敗成功例>成功失敗例>連続失敗例)。なお、連続失敗例が行われた場合は、必ずハズレになってもよいし(大当り確率が0%)、大当りする場合があってもよい(大当り確率が0%よりは高い)。
また、図446及び図447を用いて説明したいずれの例でも、装飾図柄の1回の変動表示の中でアイコン変化アニメーションは2回しか行われていないが、装飾図柄の1回の変動表示の中で、アイコン変化アニメーションが3回以上行われてもよい。
さらに、表示態様の変化に失敗の場合には、デフォルト色である白色の煙画像のエフェクト画像Eh0が必ず表示されてもよいし、反対に、白色の煙画像のエフェクト画像Eh0が表示されても表示態様の変化に成功する場合があってもよい。
図448は、アイコン変化演出の2つの例を示す図である。
図448の左半分に示す例は、図445を用いて説明した、ナビキャラクタYMが表示されていなくても行われるアイコン変化演出と、ナビキャラクタYMを用いたアイコン変化演出が、装飾図柄の1回の変動表示の中で行われる例である。
まず、図448(a)において、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾2」−「装飾3」−「装飾2」)が停止表示されている状態で、特図1の保留数は2であり、特図1の第1保留アイコンh11と第2保留アイコンh12が表示されている。いずれの保留アイコンも、デフォルト(白色)の表示態様である。なお、図448(a)に示す装飾図柄表示装置208の右上には、第2保留数表示が表示されており、特図1の保留数が2であって、特図2の保留数が0であることが報知されている。また、この図448(a)は、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾2」−「装飾3」−「装飾2」)が停止表示された直後の状態であり、変動アイコンh0も表示されたままである。
図448(b)では、特図1の保留が消化され、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が開始されており、特図1の保留アイコンの移動アニメーションは完了している。この結果、保留アイコン表示領域HISには、第1保留アイコンh11のみが表示され、変動アイコン表示領域CISには、変動アイコンh0が表示されている。保留アイコンh1と変動アイコンh0いずれのアイコンも、デフォルト(白色)の表示態様である。なお、図448(b)に示す装飾図柄表示装置208の右上に表示された第2保留数表示では、特図1の保留数が1であって、特図2の保留数が0であることが報知されている。なお、演出アイコン表示領域DISには、何のアイコンも表示されていない。
図448(c)では、アイコン変化アニメーションが開始され、変動アイコンh0の少なくとも一部が、赤色のエフェクト画像Eh0によって覆われ、変動アイコンh0は、覆われる前より視認困難になっている。なお、変動アイコンh0は、一部のみがエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよい。
図448(d)では、エフェクト画像Eh0が消え、エフェクト画像Eh0に覆われる前まではデフォルト(白色)の表示態様であった変動アイコンh0が、エフェクト画像Eh0の態様と同じ態様である赤色の表示態様に変化している。この例では、エフェクト画像Eh0の表示態様が、変化後の変動アイコンh0の表示態様を示唆(予告)するものとなっている。ただし、エフェクト画像Eh0の態様は、アイコン変化後の態様と異なる態様(例えば、白色や金色等)であってもよい。この例では、演出アイコン表示領域DISには、何のアイコンも表示されておらず、ナビキャラクタYMも表示されていないが、ナビキャラクタYMが表示されている場合であっても、装飾図柄の変動表示中における或る期間(例えば、スーパーリーチ中の期間、表示画面が真っ暗になる暗転表示中の期間、他の表示(予告表示やエラー表示)にナビキャラクタYMの表示がオーバーラップされている期間)は、ナビキャラクタYMが非表示や見えなくなっている場合があり、このような場合でも、図448(c)に示すようなアイコン変化アニメーションが実行される場合がある。
図448(e)では、特図1始動口230に1球の入球があり、特図1の保留数が1つ増加する。図448(f)に示す装飾図柄表示装置208では、保留アイコンの増加アニメーションが完了し、第2保留アイコンh12が追加表示されている。また、右上の第2保留数表示では、特図1の保留数が2であって、特図2の保留数が0であることが報知されている。
図448(g)では、特図1始動口230にさらに1球の入球があり、特図1の保留数が1つ増加する。図448(h)に示す装飾図柄表示装置208では、保留アイコンの増加アニメーションが完了し、第3保留アイコンh13が追加表示されている。また、右上の第2保留数表示では、特図1の保留数が3であって、特図2の保留数が0であることが報知されている。さらに、この例では、保留数に応じてナビキャラクタYMが出現したり消えたりする。すなわち、保留数がN(ここではN=3)になるとナビキャラクタYMが出現し(表示が開始され)、保留数がM(ここではM=2)になるとナビキャラクタYMが消える(表示が終了する)。ナビキャラクタYMのこの条件におけるNとMの関係は、N>Mの関係にあればよく、N=4、M=1等であってもよい。なお、これまでの例においてもこの条件を適用することができ、これ以降の例についても、この条件を適用することができるが、適用しなくてもよい。図448(h)では、演出アイコン表示領域DISにおける右ベースアイコンbIrの上に、赤色の着物を着た表示態様の殿様のナビキャラクタYMが初期姿勢で出現している。そして、そのナビキャラクタYMには、「あと1個で保留満タン」という吹き出しの表示が付されている。また、図448(h)では、変動表示する装飾図柄の第1停止が行われ、左図柄表示領域208aでは、「装飾4」が仮停止している。ナビキャラクタYMは、装飾図柄の第1停止に応じて出現する場合があってもよいし、第2停止に応じて出現する場合があってもよい。さらには、ナビキャラクタYMは、装飾図柄の変動表示開始後であってリーチ状態になる前、あるいは第1停止が行われる前に出現したり、リーチ状態になった後、すなわちリーチ状態中に出現してもよい。また、装飾図柄の変動表示開始時に出現してもよいし、擬似連演出を示す表示(擬似連図柄)が表示された時の出現してもよいし、タイマ予告のタイマが0になった時に出現してもよいし、チャンスボタン136等の操作手段の操作時に出現してもよいし、装飾図柄の変動表示が終了した時(停止表示時)に出現してもよい。また、「リーチ」の文字表示が表示されている期間や、スーパーリーチ中や、3つの装飾図柄の揺れ変動中や、チャンスボタン136等の操作手段を用いた操作演出(ボタン演出等)の開始後や、家紋役物224E、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gd、千両箱役物224Hといった演出可動手段の動作中や動作後等に出現してもよい。ここで説明したナビキャラクタYMの出現タイミングについては、これ以前に説明した例についても適用可能であり、これ以降に説明する例についても適用可能である。
図448(i)に示す装飾図柄表示装置208では、変動表示する装飾図柄の第2停止が行われ、右図柄表示領域208cでは、「装飾4」が仮停止し、リーチ状態が形成されており、続く同図(j)では、「リーチ」の文字表示が表示されている。すなわち、左図柄表示領域208aで揺れ変動中の「装飾4」、高速で変動表示を続ける中図柄表示領域208b、および右図柄表示領域208cで揺れ変動中の「装飾4」に、前側(遊技者側)からオーバーラップするように、「リーチ」の文字表示が表示され、この「リーチ」の文字表示が表示される前よりも、各図柄表示領域208a〜cにおける表示が視認困難になっている。なお、演出アイコン表示領域DISには、赤色の着物を着た表示態様のナビキャラクタYMが初期姿勢のまま表示されている。
図448(k)では、リーチ状態の中、2回目のアイコン変化アニメーションが開始され、赤色の着物を着た表示態様のナビキャラクタYMが、赤色の表示態様の変動アイコンh0に向かって刀を振りかざし、同図(l)では、その刀から波動が発振されている。続く、図448(m)では、変動アイコンh0の少なくとも一部が、金色の煙画像であるエフェクト画像Eh0によって覆われ、変動アイコンh0は、覆われる前より視認困難になっている。なお、変動アイコンh0は、一部のみがエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよい。図448(n)では、エフェクト画像Eh0が消え、エフェクト画像Eh0に覆われる前までは赤色の表示態様であった変動アイコンh0が、今回のエフェクト画像Eh0と同じ態様である金色の表示態様に変化している。この2回目でも、エフェクト画像Eh0の表示態様が、変化後の変動アイコンh0の表示態様を示唆(予告)するものとなっている。ただし、エフェクト画像Eh0の態様は、アイコン変化後の態様と異なる態様(例えば、変化前の変動アイコンh0の表示態様と同じ態様(ここでは赤色))であってもよい。図448(o)に示すナビキャラクタYMは、初期姿勢に戻っている。
図448(p)に示す装飾図柄表示装置208では、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾4」−「装飾5」−「装飾4」)が停止表示されており、表示態様が変化した変動アイコンh0による通常予告は、偽予告であったことになる。
なお、この図448の左半分に示す例では、ナビキャラクタYMが表示されていなくても行われるアイコン変化演出は、一回の変化しか行われていないが、複数回の変化が行われてもよく、また、ナビキャラクタYMを用いたアイコン変化演出でも、一回の変化しか行われていないが、複数回の変化が行われてもよい。
図448の右半分に示す例は、ナビキャラクタYMを用いたアイコン変化アニメーションが、装飾図柄の1回の変動表示の中で2回行われるが、1回目と2回目とでは、ナビキャラクタYMの表示態様が異なっている例である。
まず、図448(A)において、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾2」−「装飾3」−「装飾2」)が停止表示されている状態で、特図1の保留数は4であり、4つの保留アイコンh11〜h14が表示されている。いずれの保留アイコンも、デフォルト(白色)の表示態様である。なお、図448(A)に示す装飾図柄表示装置208の右上には、第2保留数表示が表示されており、特図1の保留数が4であって、特図2の保留数が0であることが報知されている。また、この図448(A)は、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾2」−「装飾3」−「装飾2」)が停止表示された直後の状態であり、変動アイコンh0も表示されたままである。さらに、演出アイコン表示領域DISでは、右ベースアイコンbIrの上に、青色の着物を着た表示態様のナビキャラクタYMが初期姿勢で表示されている。
図448(B)では、特図1の保留が消化され、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が開始されており、特図1の保留アイコンの移動アニメーションは完了している。この結果、保留アイコン表示領域HISには、第1保留アイコンh11、第2保留アイコンh12、および第3保留アイコンh13といった3つの保留アイコンが表示され、変動アイコン表示領域CISには、変動アイコンh0が表示されている。3つの保留アイコンにしても変動アイコンh0にしても、いずれもデフォルト(白色)の表示態様である。なお、図448(B)に示す装飾図柄表示装置208の右上に表示された第2保留数表示では、特図1の保留数が3であって、特図2の保留数が0であることが報知されている。また、演出アイコン表示領域DISには、青色の着物を着た表示態様のナビキャラクタYMが初期姿勢のまま継続して表示されており、このナビキャラクタYMは、連続する図柄変動表示を跨いで表示されていることになる。なお、ナビキャラクタYMは待機アニメーション(例えば、ある動作を繰り返すアニメーション)を行いながら表示され続けていてもよい。
図448(C)では、初期姿勢であったナビキャラクタYMが、アイコン変化アニメーションを開始し、変動アイコンh0の方を向き、刀を抜いて振りかざしているポーズに変化する。続く図448(D)では、殿様のナビキャラクタYMの刀から波動が発振され、同図(E)では、変動アイコンh0の少なくとも一部が、ナビキャラクタYMの着物の態様と同じ青色の煙画像であるエフェクト画像Eh0によって覆われ、変動アイコンh0は、覆われる前より視認困難になっている。なお、変動アイコンh0は、一部のみがエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよい。図448(F)では、エフェクト画像Eh0が消え、エフェクト画像Eh0に覆われる前まではデフォルト(白色)の表示態様であった変動アイコンh0が、ナビキャラクタYMの着物と同じ表示態様である青色の表示態様に変化している。なお、変動アイコンh0は、エフェクト画像Eh0と同じ態様に変化したことにもなる。この例では、ナビキャラクタYMの表示態様、あるいはエフェクト画像Eh0の表示態様が、変化後の変動アイコンh0の表示態様を示唆(予告)するものとなっている。ただし、エフェクト画像Eh0の態様は、アイコン変化後の態様と異なる態様(例えば、白色や赤色等)であってもよい。図448(G)に示すナビキャラクタYMは、初期姿勢に戻っている。なお、図448(F)に示すナビキャラクタYMの刀から波動は消えているが、波動が依然として発振されていてもよいし、あるいは、ナビキャラクタYMは、図448(F)のタイミング(エフェクト画像Eh0が消えたタイミング)で初期姿勢に戻ってもよい。
以上説明したアイコン変化アニメーションは、図448(C)から開始され、同図(G)の直前(初期姿勢に戻る直前)で終了したとみてもよいし、波動が発振されている間(同図(D)〜同図(E))のみ行われているアニメーションとみてもよいし、エフェクト画像Eh0が表示されている間のみ行われているアニメーションとみてもよい。
図448(H)に示す装飾図柄表示装置208では、変動表示する装飾図柄の第1停止が行われ、左図柄表示領域208aでは、「装飾4」が仮停止している。すなわち、「装飾4」が揺れ変動を開始している。この図448(H)では、ナビキャラクタYMが、赤色の煙画像であるエフェクト画像EYMによって覆われ、ナビキャラクタYMは、覆われる前より視認困難になっている。なお、ナビキャラクタYM0は、一部のみがエフェクト画像EYMによって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像EYMによって覆われていてもよい。図448(I)では、エフェクト画像EYMが消え、エフェクト画像EYMに覆われる前までは青色の着物を着た表示態様であったナビキャラクタYMが、エフェクト画像Eh0と同じ態様である赤色の表示態様に変化している。演出アイコンであるナビキャラクタYMの変化演出は、装飾図柄の第1停止に応じて開始されてもよいし、第2停止に応じて開始される場合があってもよい。さらには、その変化演出は、装飾図柄の変動表示開始後であってリーチ状態になる前、あるいは第1停止が行われる前に開始されたり、リーチ状態になった後、すなわちリーチ状態中に開始されてもよい。また、装飾図柄の変動表示開始に合わせて開始されてもよいし、擬似連演出を示す表示(擬似連図柄)が表示された時に開始されてもよいし、タイマ予告のタイマが0になった時に開始されてもよいし、チャンスボタン136等の操作手段の操作時に開始されてもよいし、装飾図柄の変動表示が終了した時(停止表示時)に開始されてもよい。また、「リーチ」の文字表示が表示されている期間や、スーパーリーチ中や、3つの装飾図柄の揺れ変動中や、チャンスボタン136等の操作手段を用いた操作演出(ボタン演出等)の開始後や、家紋役物224E、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gd、千両箱役物224Hといった演出可動手段の動作中や動作後等に開始されてもよい。ここで説明した演出アイコン(ここではナビキャラクタYM)の変化演出の開始タイミングについては、これ以前に説明した例についても適用可能であり、これ以降に説明する例についても適用可能である。
また、図448(I)に示す装飾図柄表示装置208では、変動表示する装飾図柄の第2停止が行われ、右図柄表示領域208cでは、「装飾4」が仮停止し、リーチ状態が形成されており、続く同図(J)では、「リーチ」の文字表示が表示されている。すなわち、左図柄表示領域208aで揺れ変動中の「装飾4」、高速で変動表示を続ける中図柄表示領域208b、および右図柄表示領域208cで揺れ変動中の「装飾4」に、前側(遊技者側)からオーバーラップするように、「リーチ」の文字表示が表示され、この「リーチ」の文字表示が表示される前よりも、各図柄表示領域208a〜cにおける表示が視認困難になっている。なお、演出アイコン表示領域DISには、赤色の着物を着た表示態様に変化したナビキャラクタYMが初期姿勢のまま表示されている。
図448(K)では、リーチ状態の中、2回目のアイコン変化アニメーションが開始され、赤色の着物を着た表示態様のナビキャラクタYMが、青色の表示態様の変動アイコンh0に向かって刀を振りかざし、同図(L)では、その刀から波動が発振されている。続く、図448(M)では、変動アイコンh0の少なくとも一部が、ナビキャラクタYMの着物の変化した態様と同じ赤色の煙画像であるエフェクト画像Eh0によって覆われ、変動アイコンh0は、覆われる前より視認困難になっている。なお、変動アイコンh0は、一部のみがエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよい。図448(N)では、エフェクト画像Eh0が消え、エフェクト画像Eh0に覆われる前までは青色の表示態様であった変動アイコンh0が、ナビキャラクタYMの着物と同じ表示態様である赤色の表示態様に変化している。なお、変動アイコンh0は、エフェクト画像Eh0と同じ態様に変化したことにもなる。この2回目でも、ナビキャラクタYMの表示態様、あるいはエフェクト画像Eh0の表示態様が、変化後の変動アイコンh0の表示態様を示唆(予告)するものとなっている。ただし、エフェクト画像Eh0の態様は、アイコン変化後の態様と異なる態様(例えば、変化前の変動アイコンh0の表示態様と同じ態様(ここでは青色))であってもよい。図448(O)に示すナビキャラクタYMは、初期姿勢に戻っている。
以上説明した2回目のアイコン変化アニメーションは、図448(K)から開始され、同図(O)の直前(初期姿勢に戻る直前)で終了したとみてもよいし、波動が発振されている間(同図(L)〜同図(M))のみ行われているアニメーションとみてもよいし、エフェクト画像Eh0が表示されている間のみ行われているアニメーションとみてもよい。
なお、演出アイコン(ここではナビキャラクタYM)の変化演出が行われ、演出アイコンの表示態様が変化した場合には、変動アイコンh0(あるいは保留アイコン)の表示態様の変化演出が必ず行われるようにしてもよい。さらに、変化した演出アイコンの表示態様と同じ表示態様に、変動アイコンh0(あるいは保留アイコン)の表示態様が必ず変化するようにしてもよい。
図448(P)に示す装飾図柄表示装置208では、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾4」−「装飾5」−「装飾4」)が停止表示されており、表示態様が変化した変動アイコンh0による通常予告は、偽予告であったことになる。
以上説明した例では、装飾図柄の1回の変動表示の中で、第Aの表示態様の演出アイコンによるアイコン変化演出と、第Bの表示態様の演出アイコンによるアイコン変化演出が行われている。なお、この図448の右半分に示す例では、第Aの表示態様の演出アイコンによるアイコン変化演出は、一回の変化しか行われていないが、複数回の変化が行われてもよく、また、第Bの表示態様の演出アイコンによるアイコン変化演出でも、一回の変化しか行われていないが、複数回の変化が行われてもよい。
この図448を用いて説明した例は、変動アイコンh0を対象にした例であったが、保留アイコンを対象にした場合も同じである。また、態様としては、白色、青色、赤色、金色を例にあげて説明したが、その他の色や模様等であってもよい。また、変動アイコン、保留アイコン、ナビキャラクタYM、エフェクト画像Eh0それぞれの態様は、図448を用いて説明した態様に限定されることはない。例えば、白色の表示態様であった変動アイコンh0は、青色の表示態様であってもよいし、緑色の表示態様であってもよいし、あるいは赤色の表示態様であってもよいし、金色の表示態様であってもよいし、虹色の表示態様であってもよい。また、青色の着物を着た表示態様であった殿様のナビキャラクタYMは、白色の着物を着た表示態様であってもよいし、緑色の着物を着た表示態様であってもよいし、あるいは赤色の着物を着た表示態様であってもよいし、金色の着物を着た表示態様であってもよいし、虹色の着物を着た表示態様であってもよい。さらに、赤色の着物を着た表示態様であった殿様のナビキャラクタYMは、金色の着物を着た表示態様であってもよいし、虹色の着物を着た表示態様であってもよいし、あるいは白色の着物を着た表示態様であってもよいし、青色の着物を着た表示態様であってもよいし、緑色の着物を着た表示態様であってもよい。
図449は、装飾図柄の1回の変動表示の中で、ナビキャラクタYMが保留アイコンに対して複数回のアクションを起こしているいくつかの例を示す図である。
図449の左半分に示す例では、まず、同図(a)において、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾2」−「装飾3」−「装飾2」)が停止表示されている状態で、特図1の保留数は4であり、特図1の4つの保留アイコンh11〜h14が表示されている。いずれの保留アイコンも、デフォルト(白色)の表示態様である。なお、図449(a)に示す装飾図柄表示装置208の右上には、第2保留数表示が表示されており、特図1の保留数が4であって、特図2の保留数が0であることが報知されている。また、この図449(a)は、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾2」−「装飾3」−「装飾2」)が停止表示された直後の状態であり、変動アイコンh0も表示されたままである。さらに、演出アイコン表示領域DISでは、右ベースアイコンbIrの上に、赤色の着物を着た表示態様のナビキャラクタYMが初期姿勢で表示されている。
図449(b)では、特図1の保留が消化され、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が開始されており、特図1の保留アイコンの移動アニメーションは完了している。この結果、保留アイコン表示領域HISには、第1保留アイコンh11、第2保留アイコンh12、および第3保留アイコンh13といった3つの保留アイコンが表示され、変動アイコン表示領域CISには、変動アイコンh0が表示されている。3つの保留アイコンにしても変動アイコンh0にしても、いずれもデフォルト(白色)の表示態様である。なお、図449(b)に示す装飾図柄表示装置208の右上に表示された第2保留数表示では、特図1の保留数が3であって、特図2の保留数が0であることが報知されている。また、演出アイコン表示領域DISには、赤色の着物を着た表示態様のナビキャラクタYMが初期姿勢のまま継続して表示されており、このナビキャラクタYMは、連続する図柄変動表示を跨いで表示されていることになる。なお、ナビキャラクタYMは待機アニメーション(例えば、ある動作を繰り返すアニメーション)を行いながら表示され続けていてもよい。
図449(c)では、初期姿勢であったナビキャラクタYMが、アイコン変化アニメーションを開始し、左側を向き、刀を抜いて振りかざしているポーズに変化する。続く図449(d)では、殿様のナビキャラクタYMの刀から波動が発振されている。この波動は、変動アイコンh0を通過して、第1保留アイコンh11の手前にまで及んでいる。図449(e)では、第1変動アイコンh11の少なくとも一部が、赤色の煙画像のエフェクト画像Eh1によって覆われ、第1変動アイコンh11は、覆われる前より視認困難になっている。なお、第1保留アイコンh11は、一部のみがエフェクト画像Eh1によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh1によって覆われていてもよい。また、エフェクト画像Eh1は、他のアイコン(変動アイコンや他の保留アイコン)の少なくとも一部までもオーバーラップするものであってもよい。図449(f)では、エフェクト画像Eh1が消え、エフェクト画像Eh1に覆われる前まではデフォルト(白色)の表示態様であった第1保留アイコンh11が、ナビキャラクタYMの着物と同じ表示態様である赤色の表示態様に変化している。なお、第1保留アイコンh11は、エフェクト画像Eh1と同じ態様に変化したことにもなる。この例では、ナビキャラクタYMの表示態様、あるいはエフェクト画像Eh1の表示態様が、変化後の第1保留アイコンh11の表示態様を示唆(予告)するものとなっている。ただし、エフェクト画像Eh1の態様は、アイコン変化後の態様と異なる態様(例えば、白色や青色や金色等)であってもよい。図449(g)に示すナビキャラクタYMは、初期姿勢に戻っている。なお、図449(f)に示すナビキャラクタYMの刀から波動は消えているが、波動が依然として発振されていてもよいし、あるいは、ナビキャラクタYMは、図449(f)のタイミング(エフェクト画像Eh1が消えたタイミング)で初期姿勢に戻ってもよい。
以上説明したアイコン変化アニメーションは、図449(c)から開始され、同図(g)の直前(初期姿勢に戻る直前)で終了したとみてもよいし、波動が発振されている間(同図(d)〜同図(e))のみ行われているアニメーションとみてもよいし、エフェクト画像Eh1が表示されている間のみ行われているアニメーションとみてもよい。
図449(h)に示す装飾図柄表示装置208では、変動表示する装飾図柄の第1停止が行われ、左図柄表示領域208aでは、「装飾4」が仮停止している。すなわち、「装飾4」が揺れ変動を開始している。なお、演出アイコン表示領域DISには、赤色の着物を着た表示態様のナビキャラクタYMが初期姿勢のまま継続して表示されている。
図449(i)に示す装飾図柄表示装置208では、変動表示する装飾図柄の第2停止が行われ、右図柄表示領域208cでは、「装飾4」が仮停止し、リーチ状態が形成されており、続く同図(j)では、「リーチ」の文字表示が表示されている。すなわち、左図柄表示領域208aで揺れ変動中の「装飾4」、高速で変動表示を続ける中図柄表示領域208b、および右図柄表示領域208cで揺れ変動中の「装飾4」に、前側(遊技者側)からオーバーラップするように、「リーチ」の文字表示が表示され、この「リーチ」の文字表示が表示される前よりも、各図柄表示領域208a〜cにおける表示が視認困難になっている。なお、演出アイコン表示領域DISには、赤色の着物を着た表示態様のナビキャラクタYMが初期姿勢のまま依然として表示されている。
図449(k)では、リーチ状態の中、2回目のアイコン変化アニメーションが開始され、赤色の着物を着た表示態様のナビキャラクタYMが、左側に向かって刀を振りかざし、同図(l)では、その刀から波動が発振されている。ここでの波動も、変動アイコンh0を通過して、第1保留アイコンh11の手前にまで及んでいる。続く、図449(m)では、第1保留アイコンh11の少なくとも一部が、金色の煙画像であるエフェクト画像Eh1によって覆われ、第1変動アイコンh11は、覆われる前より視認困難になっている。なお、第1保留アイコンh11は、一部のみがエフェクト画像Eh1によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh1によって覆われていてもよい。また、エフェクト画像Eh1は、他のアイコン(変動アイコンや他の保留アイコン)の少なくとも一部までもオーバーラップするものであってもよい。図449(n)では、エフェクト画像Eh1が消え、エフェクト画像Eh1に覆われる前までは赤色の表示態様であった第1保留アイコンh11が、今回のエフェクト画像Eh1と同じ態様である金色の表示態様に変化している。この2回目でも、エフェクト画像Eh1の表示態様が、変化後の第1保留アイコンh11の表示態様を示唆(予告)するものとなっている。ただし、エフェクト画像Eh1の態様は、アイコン変化後の態様と異なる態様(例えば、変化前の第1保留アイコンh11の表示態様と同じ態様(ここでは赤色))であってもよい。図449(o)に示すナビキャラクタYMは、初期姿勢に戻っている。
以上説明した2回目のアイコン変化アニメーションは、図449(k)から開始され、同図(o)の直前(初期姿勢に戻る直前)で終了したとみてもよいし、波動が発振されている間(同図(l)〜同図(m))のみ行われているアニメーションとみてもよいし、エフェクト画像Eh1が表示されている間のみ行われているアニメーションとみてもよい。
図449(p)に示す装飾図柄表示装置208では、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾4」−「装飾5」−「装飾4」)が停止表示されているが、第1保留が消化されて行われる装飾図柄の変動表示(次に開始される装飾図柄の変動表示)で大当りする場合がある。すなわち、表示態様が変化した第1保留アイコンh11による先読み予告が真の予告であったことになる場合がある。
この図449の左半分に示す例では、2回のアイコン変化アニメーションのうち、1回目のアイコン変化アニメーションは、保留アイコンの表示態様が変化する成功アニメであり、2回目のアイコン変化アニメーションも同じく、保留アイコンの表示態様が変化する成功アニメであった。すなわち、装飾図柄の1回の変動表示の中で、成功アニメが連続する例であった。
また、ナビキャラクタYMが消えずに表示され続けることから、ここで説明したアイコン変化アニメーションは2回ではなく1回であるとみることもできる。すなわち、図449(c)から開始され、同図(o)の直前(初期姿勢に戻る直前)で終了したとみることもできる。なお、ナビキャラクタYMが、図449(g)〜同図(j)の間で一旦消える場合があってもよい。例えば、ナビキャラクタYMが、図449(g)で一旦消えたり、あるいは同図(g)の直後に一旦消え、同図(k)の直前で再表示されたり、同図(k)で再表示されてもよく、この場合には、2回のアイコン変化アニメーションの区切りが明確になる。
図449の右半分に示す例について、同図の左半分に示す例との相違点を中心に説明し、重複する説明は省略する場合がある。図449の右半分に示す例では、同図(A)〜同図(D)までは、先に説明した同図(a)〜同図(d)と同じであり、赤色の着物を着た表示態様の殿様のナビキャラクタYMが、左側を向き、刀を抜いて振りかざしているポーズに変化し、ナビキャラクタYMの刀から波動が発振されている。この波動は、変動アイコンh0を通過して、第1保留アイコンh11の手前にまで及んでいる。続く、図449(E)では、第1保留アイコンh11の少なくとも一部が、白色の煙画像であるエフェクト画像Eh1によって覆われ、第1変動アイコンh11は、覆われる前より視認困難になっている。なお、第1保留アイコンh11は、一部のみがエフェクト画像Eh1によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh1によって覆われていてもよい。また、エフェクト画像Eh1は、他のアイコン(変動アイコンや他の保留アイコン)の少なくとも一部までもオーバーラップするものであってもよい。図449(F)では、エフェクト画像Eh1が消えているが、この例では、第1保留アイコンh11の表示態様に変化はなく、第1保留アイコンh11は、白色の表示態様のままである。図449(G)に示すナビキャラクタYMは、初期姿勢に戻っている。
図449(H)〜同図(L)までは、第1保留アイコンh11の表示態様が、赤色の表示態様ではなく白色の表示態様である点を除いて、先に説明した同図(h)〜同図(l)と同じであり、リーチ状態になった後で、赤色の着物を着た表示態様の殿様のナビキャラクタYMが、左側を向き、刀を抜いて振りかざしているポーズに変化し、ナビキャラクタYMの刀から波動が発振されている。ここでの波動も、変動アイコンh0を通過して、第1保留アイコンh11の手前にまで及んでいる。続く、図449(M)では、第1保留アイコンh11の少なくとも一部が、再び、白色の煙画像であるエフェクト画像Eh1によって覆われ、第1変動アイコンh11は、覆われる前より視認困難になっている。なお、第1保留アイコンh11は、一部のみがエフェクト画像Eh1によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh1によって覆われていてもよい。また、エフェクト画像Eh1は、他のアイコン(変動アイコンや他の保留アイコン)の少なくとも一部までもオーバーラップするものであってもよい。図449(N)では、エフェクト画像Eh1が消えているが、ここでも、第1保留アイコンh11の表示態様に変化はなく、第1保留アイコンh11は、白色の表示態様のままである。図449(O)に示すナビキャラクタYMは、初期姿勢に戻っている。なお、この例でも、図449(P)に示す装飾図柄表示装置208では、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾4」−「装飾5」−「装飾4」)が停止表示されており、第1保留が消化されて行われる装飾図柄の変動表示(次に開始される装飾図柄の変動表示)でもハズレの場合もあれば、大当りする場合もある。ただし、表示態様がデフォルトの表示態様から変化しなかったことで、第1保留アイコンh11による先読み予告が行われていないことになり、次の装飾図柄の変動表示では、大当りするよりもハズレの可能性が高い。
以上説明した2回のアイコン変化アニメーションともに、保留アイコンの表示態様が変化しない失敗アニメであった。すなわち、装飾図柄の1回の変動表示の中で、失敗アニメが連続する例であった。なお、ここでも、ナビキャラクタYMが消えずに表示され続けることから、アイコン変化アニメーションは2回ではなく1回であるとみることもできる。
図450は、装飾図柄の1回の変動表示の中で、ナビキャラクタYMが保留アイコンに対して複数回のアクションを起こしている、図449に示す例とは別の例を示す図である。
図450の左半分に示す例について、図449の左半分に示す例との相違点を中心に説明し、重複する説明は省略する場合がある。図450の左半分に示す例では、同図(a)〜同図(d)までは、先に説明した図449(a)〜同図(d)と同じであり、赤色の着物を着た表示態様の殿様のナビキャラクタYMが、左側を向き、刀を抜いて振りかざしているポーズに変化し、ナビキャラクタYMの刀から、変動アイコンh0を通過して第1保留アイコンh11の手前にまで及ぶ波動が発振されている。続く、図450(e)では、第1保留アイコンh11の少なくとも一部が、白色の煙画像であるエフェクト画像Eh1によって覆われ、第1変動アイコンh11は、覆われる前より視認困難になっている。なお、第1保留アイコンh11は、一部のみがエフェクト画像Eh1によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh1によって覆われていてもよい。また、エフェクト画像Eh1は、他のアイコン(変動アイコンや他の保留アイコン)の少なくとも一部までもオーバーラップするものであってもよい。図450(f)では、エフェクト画像Eh1が消えているが、この例では、第1保留アイコンh11の表示態様に変化はなく、第1保留アイコンh11は、白色の表示態様のままである。図450(g)に示すナビキャラクタYMは、初期姿勢に戻っている。
図450(h)〜同図(l)までは、第1保留アイコンh11の表示態様が、赤色の表示態様ではなく白色の表示態様である点を除いて、先に説明した図449(h)〜同図(l)と同じであり、リーチ状態になった後で、赤色の着物を着た表示態様の殿様のナビキャラクタYMが、左側を向き、刀を抜いて振りかざしているポーズに変化し、ナビキャラクタYMの刀から、変動アイコンh0を通過して第1保留アイコンh11の手前にまで及ぶ波動が発振されている。続く、図450(m)では、第1保留アイコンh11の少なくとも一部が、金色の煙画像であるエフェクト画像Eh1によって覆われ、第1変動アイコンh11は、覆われる前より視認困難になっている。なお、第1保留アイコンh11は、一部のみがエフェクト画像Eh1によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh1によって覆われていてもよい。また、エフェクト画像Eh1は、他のアイコン(変動アイコンや他の保留アイコン)の少なくとも一部までもオーバーラップするものであってもよい。図450(n)では、エフェクト画像Eh1が消え、エフェクト画像Eh1に覆われる前まではデフォルト(白色)の表示態様であった第1保留アイコンh11が、エフェクト画像Eh1と同じ態様である金色の表示態様に変化している。この2回目のアイコン変化アニメーションでは、エフェクト画像Eh1の表示態様が、変化後の第1保留アイコンh11の表示態様を示唆(予告)するものとなっている。ただし、エフェクト画像Eh1の態様は、アイコン変化後の態様と異なる態様(例えば、青色や赤色等)であってもよい。図450(o)に示すナビキャラクタYMは、初期姿勢に戻っている。
図450(p)に示す装飾図柄表示装置208では、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾4」−「装飾5」−「装飾4」)が停止表示されているが、第1保留が消化されて行われる装飾図柄の変動表示(次に開始される装飾図柄の変動表示)で大当りする場合がある。すなわち、表示態様が変化した第1保留アイコンh11による先読み予告が真の予告であったことになる場合がある。
以上説明した2回のアイコン変化アニメーションのうち、1回目のアイコン変化アニメーションでは、保留アイコンの表示態様が変化しない失敗アニメであったのに対し、2回目のアイコン変化アニメーションは、保留アイコンの表示態様が変化する成功アニメであった。すなわち、装飾図柄の1回の変動表示の中で、先に失敗アニメが表示された後、成功アニメが表示される例であった。なお、ここでも、ナビキャラクタYMが消えずに表示され続けることから、アイコン変化アニメーションは2回ではなく1回であるとみることもできる。
図450の右半分に示す例について、同図の左半分に示す例との相違点を中心に説明し、重複する説明は省略する場合がある。図450の右半分に示す例では、同図(A)〜同図(D)までは、先に説明した同図(a)〜同図(d)と同じであり、赤色の着物を着た表示態様の殿様のナビキャラクタYMが、左側を向き、刀を抜いて振りかざしているポーズに変化し、ナビキャラクタYMの刀から、変動アイコンh0を通過して第1保留アイコンh11の手前にまで及ぶ波動が発振されている。続く、図450(E)では、第1保留アイコンh11の少なくとも一部が、赤色の煙画像であるエフェクト画像Eh1によって覆われ、第1変動アイコンh11は、覆われる前より視認困難になっている。なお、第1保留アイコンh11は、一部のみがエフェクト画像Eh1によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh1によって覆われていてもよい。また、エフェクト画像Eh1は、他のアイコン(変動アイコンや他の保留アイコン)の少なくとも一部までもオーバーラップするものであってもよい。図450(F)では、エフェクト画像Eh1が消え、エフェクト画像Eh1に覆われる前まではデフォルト(白色)の表示態様であった第1保留アイコンh11が、エフェクト画像Eh1と同じ態様である赤色の表示態様に変化している。ここでのアイコン変化アニメーションでは、エフェクト画像Eh1の表示態様が、変化後の第1保留アイコンh11の表示態様を示唆(予告)するものとなっている。ただし、エフェクト画像Eh1の態様は、アイコン変化後の態様と異なる態様(例えば、緑色や金色や虹色等)であってもよい。図450(G)に示すナビキャラクタYMは、初期姿勢に戻っている。
図450(H)〜同図(L)までは、先に説明した同図(h)〜同図(l)と同じであり、リーチ状態になった後で、赤色の着物を着た表示態様の殿様のナビキャラクタYMが、左側を向き、刀を抜いて振りかざしているポーズに変化し、ナビキャラクタYMの刀から、変動アイコンh0を通過して第1保留アイコンh11の手前にまで及ぶ波動が発振されている。続く、図450(M)では、第1保留アイコンh11の少なくとも一部が、再び、白色の煙画像であるエフェクト画像Eh1によって覆われ、第1変動アイコンh11は、覆われる前より視認困難になっている。なお、第1保留アイコンh11は、一部のみがエフェクト画像Eh1によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh1によって覆われていてもよい。また、エフェクト画像Eh1は、他のアイコン(変動アイコンや他の保留アイコン)の少なくとも一部までもオーバーラップするものであってもよい。図450(N)では、エフェクト画像Eh1が消えているが、第1保留アイコンh11の表示態様に変化はなく、第1保留アイコンh11は、赤色の表示態様のままである。図450(O)に示すナビキャラクタYMは、初期姿勢に戻っている。なお、この例でも、図450(P)に示す装飾図柄表示装置208では、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾4」−「装飾5」−「装飾4」)が停止表示されているが、第1保留が消化されて行われる装飾図柄の変動表示(次に開始される装飾図柄の変動表示)で大当りする場合がある。すなわち、表示態様が変化した第1保留アイコンh11による先読み予告が真の予告であったことになる場合がある。
以上説明した2回のアイコン変化アニメーションのうち、1回目のアイコン変化アニメーションでは、保留アイコンの表示態様が変化する成功アニメであったのに対し、2回目のアイコン変化アニメーションは、保留アイコンの表示態様が変化しない失敗アニメであった。すなわち、装飾図柄の1回の変動表示の中で、先に成功アニメが表示された後、失敗アニメが表示される例であった。なお、ここでも、ナビキャラクタYMが消えずに表示され続けることから、アイコン変化アニメーションは2回ではなく1回であるとみることもできる。
以上、図449及び図450に示すでは、態様としては、白色、赤色、金色を例にあげて説明したが、その他の色や模様等であってもよい。また、保留アイコン、ナビキャラクタYM、エフェクト画像Eh1それぞれの態様は、図449及び図450を用いて説明した態様に限定されることはない。例えば、白色の表示態様であった保留アイコンは、青色の表示態様であってもよいし、緑色の表示態様であってもよいし、あるいは赤色の表示態様であってもよいし、金色の表示態様であってもよいし、虹色の表示態様であってもよい。また、赤色の着物を着た表示態様であった殿様のナビキャラクタYMは、金色の着物を着た表示態様であってもよいし、虹色の着物を着た表示態様であってもよいし、あるいは白色の着物を着た表示態様であってもよいし、青色の着物を着た表示態様であってもよいし、緑色の着物を着た表示態様であってもよい。さらに、保留アイコンは、第1保留アイコンh11に限らず、第2保留アイコンh12、第3保留アイコンh13、第4保留アイコンh14の表示態様が変化する場合もある。さらには、複数の保留アイコンの表示態様や、変動アイコンh0の表示態様と一又は複数の保留アイコンの表示態様が変化する場合もある。
また、図449及び図450を用いて説明したいずれの例においても、表示態様が変化した保留アイコンによる先読み予告は、偽の予告であったり、真の予告であったりする。ここで、図449及び図450を用いて説明した例をまとめると、装飾図柄の1回の変動表示の中で、図449の左半分に示す例である、成功アニメが連続する例(以下、「連続成功例」という。)、図449の右半分に示す例である、失敗アニメが連続する例(以下、「連続失敗例」という。)、図450の左半分に示す例である、先に失敗アニメが表示された後、成功アニメが表示される例(以下、「失敗成功例」という。)、図451の右半分に示す例である、先に成功アニメが表示された後、失敗アニメが表示される例(以下、「成功失敗例」という。)があり、大当りのしやすさ、すなわち最終的に大当り図柄が確定表示される確率は、連続成功例が行われた場合が最も高く、次いで、失敗成功例が行われた場合が高く、次いで、成功失敗例が行われた場合が高く、連続失敗例が行われた場合が最も低い(連続成功例>失敗成功例>成功失敗例>連続失敗例)。なお、連続失敗例が行われた場合は、必ずハズレになってもよいし(大当り確率が0%)、大当りする場合があってもよい(大当り確率が0%よりは高い)。
また、図449及び図450を用いて説明したいずれの例でも、装飾図柄の1回の変動表示の中でアイコン変化アニメーションは2回しか行われていないが、装飾図柄の1回の変動表示の中で、アイコン変化アニメーションが3回以上行われてもよい。
図451は、装飾図柄の複数回の変動表示の中で、ナビキャラクタYMが保留アイコンに対して複数回のアクションを起こしているいくつかの例を示す図である。
図451の左半分に示す例では、まず、同図(a)において、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾2」−「装飾3」−「装飾2」)が停止表示されている状態で、特図1の保留数は4であり、特図1の4つの保留アイコンh11〜h14が表示されている。いずれの保留アイコンも、デフォルト(白色)の表示態様である。なお、図451(a)に示す装飾図柄表示装置208の右上には、第2保留数表示が表示されており、特図1の保留数が4であって、特図2の保留数が0であることが報知されている。また、この図451(a)は、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾2」−「装飾3」−「装飾2」)が停止表示された直後の状態であり、変動アイコンh0も表示されたままである。さらに、演出アイコン表示領域DISでは、右ベースアイコンbIrの上に、赤色の着物を着た表示態様のナビキャラクタYMが初期姿勢で表示されている。
図451(b)では、特図1の保留が消化され、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が開始されており、特図1の保留アイコンの移動アニメーションは完了している。この結果、保留アイコン表示領域HISには、第1保留アイコンh11、第2保留アイコンh12、および第3保留アイコンh13といった3つの保留アイコンが表示され、変動アイコン表示領域CISには、変動アイコンh0が表示されている。3つの保留アイコンにしても変動アイコンh0にしても、いずれもデフォルト(白色)の表示態様である。なお、図451(b)に示す装飾図柄表示装置208の右上に表示された第2保留数表示では、特図1の保留数が3であって、特図2の保留数が0であることが報知されている。また、演出アイコン表示領域DISには、赤色の着物を着た表示態様のナビキャラクタYMが初期姿勢のまま継続して表示されており、このナビキャラクタYMは、連続する図柄変動表示を跨いで表示されていることになる。なお、ナビキャラクタYMは待機アニメーション(例えば、ある動作を繰り返すアニメーション)を行いながら表示され続けていてもよい。
図451(c)では、初期姿勢であったナビキャラクタYMが、アイコン変化アニメーションを開始し、左側を向き、刀を抜いて振りかざしているポーズに変化する。続く図451(d)では、殿様のナビキャラクタYMの刀から波動が発振されている。この波動は、変動アイコンh0を通過し、さらに第1保留アイコンh11も通過して、第2保留アイコンh12の手前にまで及んでいる。図451(e)では、第2変動アイコンh12の少なくとも一部が、赤色の煙画像のエフェクト画像Eh2によって覆われ、第2変動アイコンh12は、覆われる前より視認困難になっている。なお、第2保留アイコンh12は、一部のみがエフェクト画像Eh2によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh2によって覆われていてもよい。また、エフェクト画像Eh2は、他のアイコン(変動アイコンや他の保留アイコン)の少なくとも一部までもオーバーラップするものであってもよい。図451(f)では、エフェクト画像Eh2が消え、エフェクト画像Eh2に覆われる前まではデフォルト(白色)の表示態様であった第2保留アイコンh12が、ナビキャラクタYMの着物と同じ表示態様である赤色の表示態様に変化している。なお、第2保留アイコンh12は、エフェクト画像Eh2と同じ態様に変化したことにもなる。この例では、ナビキャラクタYMの表示態様、あるいはエフェクト画像Eh2の表示態様が、変化後の第2保留アイコンh12の表示態様を示唆(予告)するものとなっている。ただし、エフェクト画像Eh2の態様は、アイコン変化後の態様と異なる態様(例えば、白色や青色や金色等)であってもよい。図451(g)に示すナビキャラクタYMは、初期姿勢に戻っている。なお、図451(f)に示すナビキャラクタYMの刀から波動は消えているが、波動が依然として発振されていてもよいし、あるいは、ナビキャラクタYMは、図451(f)のタイミング(エフェクト画像Eh2が消えたタイミング)で初期姿勢に戻ってもよい。
以上説明したアイコン変化アニメーションは、図451(c)から開始され、同図(g)の直前(初期姿勢に戻る直前)で終了したとみてもよいし、波動が発振されている間(同図(d)〜同図(e))のみ行われているアニメーションとみてもよいし、エフェクト画像Eh2が表示されている間のみ行われているアニメーションとみてもよい。
図451(h)に示す装飾図柄表示装置208では、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾4」−「装飾4」−「装飾5」)が停止表示されている。
続く図451(i)では、特図1の保留が消化され、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が開始されており、特図1の保留アイコンの移動アニメーションは完了している。この結果、保留アイコン表示領域HISには、第1保留アイコンh11および第2保留アイコンh12といった2つの保留アイコンが表示され、変動アイコン表示領域CISには、変動アイコンh0が表示されている。第1保留アイコンh11は、先の変動で表示態様が変化したアイコンであり、赤色の表示態様で表示されている。なお、図451(i)に示す装飾図柄表示装置208の右上に表示された第2保留数表示では、特図1の保留数が2であって、特図2の保留数が0であることが報知されている。保留数が2になると、ナビキャラクタYMの表示は消える。図451(i)に示す演出アイコン表示領域DISには、何のアイコンも表示されていない。
図451(j)〜同図(l)までは、装飾図柄の変動表示が継続し、図451(m)では、ナビキャラクタYMの表示が消えたままの状態で、2回目のアイコン変化アニメーションが開始されている。この図451(m)では、赤色の表示態様の第1保留アイコンh11の少なくとも一部は、金色の煙画像であるエフェクト画像Eh1によって覆われ、第1変動アイコンh11は、覆われる前より視認困難になっている。なお、第1保留アイコンh11は、一部のみがエフェクト画像Eh1によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh1によって覆われていてもよい。図451(n)では、エフェクト画像Eh1が消え、エフェクト画像Eh1に覆われる前までは赤色の表示態様であった第1保留アイコンh11が、今回のエフェクト画像Eh1と同じ態様である金色の表示態様に変化している。この2回目でも、エフェクト画像Eh1の表示態様が、変化後の第1保留アイコンh11の表示態様を示唆(予告)するものとなっている。ただし、エフェクト画像Eh1の態様は、アイコン変化後の態様と異なる態様(例えば、変化前の第1保留アイコンh11の表示態様と同じ態様(ここでは赤色))であってもよい。図451(o)に示すように装飾図柄の変動表示はしばらく続く。
図451(p)に示す装飾図柄表示装置208では、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾4」−「装飾5」−「装飾4」)が停止表示されているが、第1保留が消化されて行われる装飾図柄の変動表示(次に開始される装飾図柄の変動表示)で大当りする場合がある。すなわち、表示態様が変化した第1保留アイコンh11による先読み予告が真の予告であったことになる場合がある。
この図451の左半分に示す例では、2回のアイコン変化アニメーションのうち、1回目のアイコン変化アニメーションは、保留アイコンの表示態様が変化する成功アニメであり、2回目のアイコン変化アニメーションも同じく、保留アイコンの表示態様が変化する成功アニメであった。すなわち、装飾図柄の複数回の変動表示の中で、成功アニメが連続する例であった。また、アイコン変化アニメーションによって表示態様が変化する保留アイコンは、同じ保留を表す保留アイコンであったが、異なる保留を表す保留アイコンであってもよい(以降の例においても同じ)。例えば、2回目のアイコン変化アニメーションでは、図451(f)では第3保留アイコンh12であった同図(m)に示す第2保留アイコンh12の表示態様が変化してもよい。
図451の右半分に示す例について、同図の左半分に示す例との相違点を中心に説明し、重複する説明は省略する場合がある。図451の右半分に示す例では、同図(A)〜同図(D)までは、先に説明した同図(a)〜同図(d)と同じであり、赤色の着物を着た表示態様の殿様のナビキャラクタYMが、左側を向き、刀を抜いて振りかざしているポーズに変化し、ナビキャラクタYMの刀から波動が発振されている。ここでの波動も、変動アイコンh0を通過し、さらに第1保留アイコンh11も通過して、第2保留アイコンh12の手前にまで及んでいる。続く、図451(E)では、第2保留アイコンh12の少なくとも一部が、白色の煙画像であるエフェクト画像Eh2によって覆われ、第2変動アイコンh12は、覆われる前より視認困難になっている。なお、第2保留アイコンh12は、一部のみがエフェクト画像Eh2によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh2によって覆われていてもよい。図451(F)では、エフェクト画像Eh2が消えているが、この例では、第2保留アイコンh12の表示態様に変化はなく、第2保留アイコンh12は、白色の表示態様のままである。図451(G)に示すナビキャラクタYMは、初期姿勢に戻っている。
図451(H)に示す装飾図柄表示装置208では、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾4」−「装飾4」−「装飾5」)が停止表示されている。
続く図451(I)では、特図1の保留が消化され、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が開始されており、特図1の保留アイコンの移動アニメーションは完了している。この結果、保留アイコン表示領域HISには、第1保留アイコンh11と第2保留アイコンh12の2つの保留アイコンが表示され、変動アイコン表示領域CISには、変動アイコンh0が表示されている。2つの保留アイコンにしても変動アイコンh0にしても、いずれもデフォルト(白色)の表示態様である。また、保留数が2になったことで、ナビキャラクタYMの表示は消え、図451(I)に示す演出アイコン表示領域DISには、何のアイコンも表示されていない。
図451(J)〜同図(L)までは、第1保留アイコンh11の表示態様が、赤色の表示態様ではなく白色の表示態様である点を除いて、先に説明した同図(j)〜同図(l)と同じであり、ナビキャラクタYMの表示が消えた状態で、装飾図柄の変動表示が継続しており、図451(M)では、その状態のまま、2回目のアイコン変化アニメーションが開始されている。この図451(M)では、白色の表示態様の第1保留アイコンh11の少なくとも一部が、白色の煙画像であるエフェクト画像Eh1によって覆われ、第1変動アイコンh11は、覆われる前より視認困難になっている。なお、第1保留アイコンh11は、一部のみがエフェクト画像Eh1によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh1によって覆われていてもよい。図451(N)では、エフェクト画像Eh1が消えているが、ここでも、第1保留アイコンh11の表示態様に変化はなく、第1保留アイコンh11は、白色の表示態様のままである。図451(O)に示すように装飾図柄の変動表示はしばらく続く。
図451(P)に示す装飾図柄表示装置208では、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾4」−「装飾5」−「装飾4」)が停止表示されており、第1保留が消化されて行われる装飾図柄の変動表示(次に開始される装飾図柄の変動表示)でもハズレの場合もあれば、大当りする場合もある。ただし、表示態様がデフォルトの表示態様から変化しなかったことで、第1保留アイコンh11による先読み予告が行われていないことになり、次の装飾図柄の変動表示では、大当りするよりもハズレの可能性が高い。
以上説明した2回のアイコン変化アニメーションともに、保留アイコンの表示態様が変化しない失敗アニメであった。すなわち、装飾図柄の1回の変動表示の中で、失敗アニメが連続する例であった。
図452は、装飾図柄の複数回の変動表示の中で、ナビキャラクタYMが保留アイコンに対して複数回のアクションを起こしている、図451に示す例とは別の例を示す図である。
図452の左半分に示す例について、図451の左半分に示す例との相違点を中心に説明し、重複する説明は省略する場合がある。図452の左半分に示す例では、同図(a)〜同図(d)までは、先に説明した図451(a)〜同図(d)と同じであり、赤色の着物を着た表示態様の殿様のナビキャラクタYMが、左側を向き、刀を抜いて振りかざしているポーズに変化し、ナビキャラクタYMの刀から、変動アイコンh0を通過しさらに第1保留アイコンh11も通過して第2保留アイコンh12の手前にまで及ぶ波動が発振されている。続く、図452(e)では、第2保留アイコンh12の少なくとも一部が、白色の煙画像であるエフェクト画像Eh2によって覆われ、第2変動アイコンh12は、覆われる前より視認困難になっている。なお、第2保留アイコンh12は、一部のみがエフェクト画像Eh2によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh2によって覆われていてもよい。図452(f)では、エフェクト画像Eh2が消えているが、この例では、第2保留アイコンh12の表示態様に変化はなく、第2保留アイコンh12は、白色の表示態様のままである。図452(g)に示すナビキャラクタYMは、初期姿勢に戻っている。
図452(h)に示す装飾図柄表示装置208では、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾4」−「装飾4」−「装飾5」)が停止表示されている。
続く図452(i)では、特図1の保留が消化され、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が開始されており、特図1の保留アイコンの移動アニメーションは完了している。この結果、保留アイコン表示領域HISには、第1保留アイコンh11と第2保留アイコンh12の2つの保留アイコンが表示され、変動アイコン表示領域CISには、変動アイコンh0が表示されている。2つの保留アイコンにしても変動アイコンh0にしても、いずれもデフォルト(白色)の表示態様である。また、保留数が2になったことで、ナビキャラクタYMの表示は消え、図451(I)に示す演出アイコン表示領域DISには、何のアイコンも表示されていない。
続く図452(j)〜同図(l)までは、第1保留アイコンh11の表示態様が、赤色の表示態様ではなく白色の表示態様である点を除いて、先に説明した図451(i)〜同図(l)と同じであり、ナビキャラクタYMの表示が消えた状態で、装飾図柄の変動表示が継続しており、図452(m)では、その状態のまま、2回目のアイコン変化アニメーションが開始されている。この図452(m)では、白色の表示態様の第1保留アイコンh11の少なくとも一部は、白色の煙画像であるエフェクト画像Eh1によって覆われ、第1変動アイコンh11は、覆われる前より視認困難になっている。なお、第1保留アイコンh11は、一部のみがエフェクト画像Eh1によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh1によって覆われていてもよい。図452(n)では、エフェクト画像Eh1が消え、エフェクト画像Eh1に覆われる前まではデフォルト(白色)の表示態様であった第1保留アイコンh11が、エフェクト画像Eh1と同じ態様である金色の表示態様に変化している。この2回目のアイコン変化アニメーションでは、エフェクト画像Eh1の表示態様が、変化後の第1保留アイコンh11の表示態様を示唆(予告)するものとなっている。ただし、エフェクト画像Eh1の態様は、アイコン変化後の態様と異なる態様(例えば、青色や赤色等)であってもよい。図452(o)に示すように装飾図柄の変動表示はしばらく続く。
図452(p)に示す装飾図柄表示装置208では、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾4」−「装飾5」−「装飾4」)が停止表示されているが、第1保留が消化されて行われる装飾図柄の変動表示(次に開始される装飾図柄の変動表示)で大当りする場合がある。すなわち、表示態様が変化した第1保留アイコンh11による先読み予告が真の予告であったことになる場合がある。
以上説明した2回のアイコン変化アニメーションのうち、1回目のアイコン変化アニメーションでは、保留アイコンの表示態様が変化しない失敗アニメであったのに対し、2回目のアイコン変化アニメーションは、保留アイコンの表示態様が変化する成功アニメであった。すなわち、装飾図柄の1回の変動表示の中で、先に失敗アニメが表示された後、成功アニメが表示される例であった。
図452の右半分に示す例について、図451の左半分に示す例との相違点を中心に説明し、重複する説明は省略する場合がある。図452の右半分に示す例では、同図(A)〜同図(D)までは、先に説明した図451(a)〜同図(d)と同じであり、赤色の着物を着た表示態様の殿様のナビキャラクタYMが、左側を向き、刀を抜いて振りかざしているポーズに変化し、ナビキャラクタYMの刀から、変動アイコンh0を通過しさらに第1保留アイコンh11も通過して第2保留アイコンh12の手前にまで及ぶ波動が発振されている。続く、図452(E)では、第2保留アイコンh12の少なくとも一部が、赤色の煙画像であるエフェクト画像Eh2によって覆われ、第2変動アイコンh12は、覆われる前より視認困難になっている。なお、第2保留アイコンh12は、一部のみがエフェクト画像Eh2によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh2によって覆われていてもよい。図452(F)では、エフェクト画像Eh2が消え、エフェクト画像Eh2に覆われる前まではデフォルト(白色)の表示態様であった第2保留アイコンh12が、エフェクト画像Eh2と同じ態様である赤色の表示態様に変化している。ここでのアイコン変化アニメーションでは、エフェクト画像Eh2の表示態様が、変化後の第2保留アイコンh12の表示態様を示唆(予告)するものとなっている。ただし、エフェクト画像Eh2の態様は、アイコン変化後の態様と異なる態様(例えば、緑色や金色や虹色等)であってもよい。図452(G)に示すナビキャラクタYMは、初期姿勢に戻っている。
図452(H)に示す装飾図柄表示装置208では、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾4」−「装飾4」−「装飾5」)が停止表示されている。
続く図452(I)では、特図1の保留が消化され、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が開始されており、特図1の保留アイコンの移動アニメーションは完了している。この結果、保留アイコン表示領域HISには、第1保留アイコンh11と第2保留アイコンh12の2つの保留アイコンが表示され、変動アイコン表示領域CISには、変動アイコンh0が表示されている。第1保留アイコンh11は、先の変動で表示態様が変化したアイコンであり、赤色の表示態様で表示されている。また、保留数が2になったことで、ナビキャラクタYMの表示は消え、図452(I)に示す演出アイコン表示領域DISには、何のアイコンも表示されていない。
続く図452(J)〜同図(L)までは、先に説明した図451(i)〜同図(l)と同じであり、ナビキャラクタYMの表示が消えた状態で、装飾図柄の変動表示が継続しており、図452(M)では、その状態のまま、2回目のアイコン変化アニメーションが開始されている。この図452(M)では、赤色の表示態様の第1保留アイコンh11の少なくとも一部は、白色の煙画像であるエフェクト画像Eh1によって覆われ、第1変動アイコンh11は、覆われる前より視認困難になっている。なお、第1保留アイコンh11は、一部のみがエフェクト画像Eh1によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh1によって覆われていてもよい。図452(N)では、エフェクト画像Eh1が消えているが、ここでは、第1保留アイコンh11の表示態様に変化はなく、第1保留アイコンh11は、白色の表示態様のままである。図452(O)に示すように装飾図柄の変動表示はしばらく続く。
図452(p)に示す装飾図柄表示装置208では、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾4」−「装飾5」−「装飾4」)が停止表示されているが、第1保留が消化されて行われる装飾図柄の変動表示(次に開始される装飾図柄の変動表示)で大当りする場合がある。すなわち、表示態様が変化した第1保留アイコンh11による先読み予告が真の予告であったことになる場合がある。
以上説明した2回のアイコン変化アニメーションのうち、1回目のアイコン変化アニメーションでは、保留アイコンの表示態様が変化する成功アニメであったのに対し、2回目のアイコン変化アニメーションは、保留アイコンの表示態様が変化しない失敗アニメであった。すなわち、装飾図柄の1回の変動表示の中で、先に成功アニメが表示された後、失敗アニメが表示される例であった。
以上、図451及び図452に示すでは、態様としては、白色、赤色、金色を例にあげて説明したが、その他の色や模様等であってもよい。また、保留アイコン、ナビキャラクタYM、エフェクト画像Eh1それぞれの態様は、図451及び図452を用いて説明した態様に限定されることはない。例えば、白色の表示態様であった保留アイコンは、青色の表示態様であってもよいし、緑色の表示態様であってもよいし、あるいは赤色の表示態様であってもよいし、金色の表示態様であってもよいし、虹色の表示態様であってもよい。また、赤色の着物を着た表示態様であった殿様のナビキャラクタYMは、金色の着物を着た表示態様であってもよいし、虹色の着物を着た表示態様であってもよいし、あるいは白色の着物を着た表示態様であってもよいし、青色の着物を着た表示態様であってもよいし、緑色の着物を着た表示態様であってもよい。さらに、保留アイコンは、第1保留アイコンh11に限らず、第2保留アイコンh12、第3保留アイコンh13、第4保留アイコンh14の表示態様が変化する場合もある。さらには、複数の保留アイコンの表示態様や、変動アイコンh0の表示態様と一又は複数の保留アイコンの表示態様が変化する場合もある。
また、図451及び図452を用いて説明したいずれの例においても、表示態様が変化した保留アイコンによる先読み予告は、偽の予告であったり、真の予告であったりする。ここで、図451及び図452を用いて説明した例をまとめると、装飾図柄の複数回の変動表示の中で、図451の左半分に示す例である、成功アニメが連続する例(以下、「連続成功例」という。)、図451の右半分に示す例である、失敗アニメが連続する例(以下、「連続失敗例」という。)、図452の左半分に示す例である、先に失敗アニメが表示された後、成功アニメが表示される例(以下、「失敗成功例」という。)、図452の右半分に示す例である、先に成功アニメが表示された後、失敗アニメが表示される例(以下、「成功失敗例」という。)があり、大当りのしやすさ、すなわち最終的に大当り図柄が確定表示される確率は、連続成功例が行われた場合が最も高く、次いで、失敗成功例が行われた場合が高く、次いで、成功失敗例が行われた場合が高く、連続失敗例が行われた場合が最も低い(連続成功例>失敗成功例>成功失敗例>連続失敗例)。なお、連続失敗例が行われた場合は、必ずハズレになってもよいし(大当り確率が0%)、大当りする場合があってもよい(大当り確率が0%よりは高い)。
また、図451及び図452を用いて説明したいずれの例でも、装飾図柄の1回の変動表示の中でアイコン変化アニメーションは1回しか行われていないが、装飾図柄の1回の変動表示の中で、アイコン変化アニメーションが複数回行われてもよい。すなわち、装飾図柄の1回の変動表示の中で、アイコン変化アニメーションが複数回行われ、さらに、装飾図柄の複数回の変動表示の中で、アイコン変化アニメーションが複数回行われる場合があってもよい。
図453は、アイコン変化アニメーションの2つの例を示す図である。
図453の左半分に示す例は、アイコン変化アニメーションの変化対象となるアイコンを認識しやすい例である。
まず、図453(a)において、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾2」−「装飾3」−「装飾2」)が停止表示されている状態で、特図1の保留数は4であり、特図1の4つの保留アイコンh11〜h14が表示されている。いずれの保留アイコンも、デフォルト(白色)の表示態様である。なお、図453(a)に示す装飾図柄表示装置208の右上には、第2保留数表示が表示されており、特図1の保留数が4であって、特図2の保留数が0であることが報知されている。また、この図453(a)は、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾2」−「装飾3」−「装飾2」)が停止表示された直後の状態であり、変動アイコンh0も表示されたままである。さらに、演出アイコン表示領域DISでは、右ベースアイコンbIrの上に、青色の着物を着た表示態様のナビキャラクタYMが初期姿勢で表示されている。
図453(b)では、特図1の保留が消化され、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が開始されており、特図1の保留アイコンの移動アニメーションは完了している。この結果、保留アイコン表示領域HISには、第1保留アイコンh11、第2保留アイコンh12、および第3保留アイコンh13といった3つの保留アイコンが表示され、変動アイコン表示領域CISには、変動アイコンh0が表示されている。3つの保留アイコンにしても変動アイコンh0にしても、いずれもデフォルト(白色)の表示態様である。なお、図448(b)に示す装飾図柄表示装置208の右上に表示された第2保留数表示では、特図1の保留数が3であって、特図2の保留数が0であることが報知されている。また、演出アイコン表示領域DISには、青色の着物を着た表示態様のナビキャラクタYMが初期姿勢のまま継続して表示されており、このナビキャラクタYMは、連続する図柄変動表示を跨いで表示されていることになる。なお、ナビキャラクタYMは待機アニメーション(例えば、ある動作を繰り返すアニメーション)を行いながら表示され続けていてもよい。
図453(c)では、初期姿勢であったナビキャラクタYMが、アイコン変化アニメーションを開始し、左側を向き、刀を抜いて振りかざしているポーズに変化する。続く図453(d)では、青色の着物を着た表示態様のナビキャラクタYMの刀から波動が発振されている。ここでの波動は、変動アイコンh0および第1保留アイコンh11を回避するようにして、第2保留アイコンh12の手前にまで及んでいる。さらに、剣先から第2保留アイコンh12に向かって矢印も延びている。図451(d)に示す波動は、変動アイコンh0を通過し、さらに第1保留アイコンh11も通過しているため、変動アイコンh0が変化対象ともみれるし、第1保留アイコンh11も変化対象ともみれる。一方、図453(d)に示す波動は、変動アイコンh0および第1保留アイコンh11を回避しているためそのようなことはなく、しかも、矢印の表示によって、第2保留アイコンh12が変化対象であることがより明確になっている。
図453(e)では、第2保留アイコンh12の少なくとも一部が、赤色の煙画像のエフェクト画像Eh2によって覆われ、第2変動アイコンh12は、覆われる前より視認困難になっている。なお、第2保留アイコンh12は、一部のみがエフェクト画像Eh2によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh2によって覆われていてもよい。また、エフェクト画像Eh2は、他のアイコン(変動アイコンや他の保留アイコン)の少なくとも一部までもオーバーラップするものであってもよい。
図453(f)では、エフェクト画像Eh2が消え、エフェクト画像Eh2に覆われる前まではデフォルト(白色)の表示態様であった第2保留アイコンh12が、エフェクト画像Eh2の態様と同じ態様である赤色の表示態様に変化している。この例では、エフェクト画像Eh2の表示態様が、変化後の第2保留アイコンh12の表示態様を示唆(予告)するものとなっている。ただし、エフェクト画像Eh2の態様は、アイコン変化後の態様と異なる態様(例えば、白色や金色等)であってもよい。その後、ナビキャラクタYMは、初期姿勢に戻る。なお、図453(f)に示すナビキャラクタYMの刀から波動は消えているが、波動が依然として発振されていてもよいし、あるいは、ナビキャラクタYMは、図453(f)のタイミング(エフェクト画像Eh2が消えたタイミング)で初期姿勢に戻ってもよい。
図453(g)では、特図1始動口230に1球の入球があり、特図1の保留数が1つ増加する。図453(h)に示す装飾図柄表示装置208では、保留アイコンの増加アニメーションが完了し、第4保留アイコンh14が追加表示されている。また、右上の第2保留数表示では、特図1の保留数が4であって、特図2の保留数が0であることが報知されている。また、図453(h)に示す装飾図柄表示装置208では、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾4」−「装飾4」−「装飾5」)が停止表示されている。
続く図453(i)では、特図1の保留が消化され、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が開始されており、特図1の保留アイコンの移動アニメーションは完了している。この結果、保留アイコン表示領域HISには、第1保留アイコンh11、第2保留アイコンh12、第3保留アイコンh13といった3つの保留アイコンが表示され、変動アイコン表示領域CISには、変動アイコンh0が表示されている。第1保留アイコンh11は、先の変動で表示態様が変化したアイコンであり、赤色の表示態様で表示されている。また、演出アイコン表示領域DISには、青色の着物を着た表示態様のナビキャラクタYMが初期姿勢のまま継続して表示されており、このナビキャラクタYMは、連続する図柄変動表示を跨いで表示されていることになる。
図453(j)では、装飾図柄の変動表示が続き、同図(k)では、2回目のアイコン変化アニメーションが開始され、初期姿勢であったナビキャラクタYMが、左側を向き、刀を抜いて振りかざしているポーズに変化する。続く図453(l)では、青色の着物を着た表示態様のナビキャラクタYMの刀から波動が発振されている。ここでの波動は、変動アイコンh0を回避するようにして、第1保留アイコンh11の手前にまで及んでいる。さらに、剣先から第1保留アイコンh11に向かって矢印も延びている。図453(l)に示す波動も、変動アイコンh0を回避しているため、変動アイコンh0が変化対象とみられることはなく、しかも、矢印の表示によって、第1保留アイコンh11が変化対象であることがより明確になっている。
図453(m)では、第1保留アイコンh11の少なくとも一部が、金色の煙画像のエフェクト画像Eh1によって覆われ、第1変動アイコンh11は、覆われる前より視認困難になっている。なお、第1保留アイコンh11は、一部のみがエフェクト画像Eh1によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh1によって覆われていてもよい。また、エフェクト画像Eh1は、他のアイコン(変動アイコンや他の保留アイコン)の少なくとも一部までもオーバーラップするものであってもよい。
図453(n)では、エフェクト画像Eh1が消え、エフェクト画像Eh1に覆われる前までは赤色の表示態様であった第1保留アイコンh11が、エフェクト画像Eh1の態様と同じ態様である金色の表示態様に変化している。この例では、エフェクト画像Eh1の表示態様が、変化後の第1保留アイコンh11の表示態様を示唆(予告)するものとなっている。ただし、エフェクト画像Eh1の態様は、アイコン変化後の態様と異なる態様(例えば、白色や赤色等)であってもよい。図453(o)に示すナビキャラクタYMは、初期姿勢に戻っている。
図453(p)に示す装飾図柄表示装置208では、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾4」−「装飾5」−「装飾4」)が停止表示されているが、第1保留が消化されて行われる装飾図柄の変動表示(次に開始される装飾図柄の変動表示)で大当りする場合がある。すなわち、表示態様が変化した第1保留アイコンh11による先読み予告が真の予告であったことになる場合がある。
この図453の左半分に示す例では、第Aの表示態様(青色の着物を着た表示態様)の演出アイコン(ナビキャラクタYM)は、図451等に示す第Bの表示態様(赤色の着物を着た表示態様)の演出アイコン(ナビキャラクタYM)よりも、変化対象となるアイコンを認識しやすい例である。
図453の右半分に示す例は、表示態様が変化した保留アイコンが変動アイコンになって再び表示態様が変化する例である。
まず、図453(A)において、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾2」−「装飾3」−「装飾2」)が停止表示されている状態で、特図1の保留数は4であり、特図1の4つの保留アイコンh11〜h14が表示されている。いずれの保留アイコンも、デフォルト(白色)の表示態様である。なお、図453(A)に示す装飾図柄表示装置208の右上には、第2保留数表示が表示されており、特図1の保留数が4であって、特図2の保留数が0であることが報知されている。また、この図453(A)は、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾2」−「装飾3」−「装飾2」)が停止表示された直後の状態であり、変動アイコンh0も表示されたままである。さらに、演出アイコン表示領域DISでは、右ベースアイコンbIrの上に、赤色の着物を着た表示態様のナビキャラクタYMが初期姿勢で表示されている。
図453(B)では、特図1の保留が消化され、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が開始されており、特図1の保留アイコンの移動アニメーションは完了している。この結果、保留アイコン表示領域HISには、第1保留アイコンh11、第2保留アイコンh12、および第3保留アイコンh13といった3つの保留アイコンが表示され、変動アイコン表示領域CISには、変動アイコンh0が表示されている。3つの保留アイコンにしても変動アイコンh0にしても、いずれもデフォルト(白色)の表示態様である。なお、図453(B)に示す装飾図柄表示装置208の右上に表示された第2保留数表示では、特図1の保留数が3であって、特図2の保留数が0であることが報知されている。また、演出アイコン表示領域DISには、赤色の着物を着た表示態様のナビキャラクタYMが初期姿勢のまま継続して表示されており、このナビキャラクタYMは、連続する図柄変動表示を跨いで表示されていることになる。なお、ナビキャラクタYMは待機アニメーション(例えば、ある動作を繰り返すアニメーション)を行いながら表示され続けていてもよい。
図453(C)では、初期姿勢であったナビキャラクタYMが、アイコン変化アニメーションを開始し、左側を向き、刀を抜いて振りかざしているポーズに変化する。続く図453(D)では、赤色の着物を着た表示態様のナビキャラクタYMの刀から波動が発振されている。ここでの波動は、変動アイコンh0を通過して、第1保留アイコンh11の手前にまで及んでいる。図453(E)では、第1保留アイコンh11の少なくとも一部が、赤色の煙画像のエフェクト画像Eh1によって覆われ、第1変動アイコンh11は、覆われる前より視認困難になっている。なお、第1保留アイコンh11は、一部のみがエフェクト画像Eh2によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh1によって覆われていてもよい。また、エフェクト画像Eh1は、他のアイコン(変動アイコンや他の保留アイコン)の少なくとも一部までもオーバーラップするものであってもよい。
図453(F)では、エフェクト画像Eh1が消え、エフェクト画像Eh1に覆われる前まではデフォルト(白色)の表示態様であった第1保留アイコンh11が、ナビキャラクタYMの着物と同じ表示態様である赤色の表示態様に変化している。なお、第1保留アイコンh11は、エフェクト画像Eh1と同じ態様に変化したことにもなる。この例では、ナビキャラクタYMの表示態様、あるいはエフェクト画像Eh1の表示態様が、変化後の第1保留アイコンh11の表示態様を示唆(予告)するものとなっている。ただし、エフェクト画像Eh1の態様は、アイコン変化後の態様と異なる態様(例えば、白色や青色や金色等)であってもよい。その後、ナビキャラクタYMは、初期姿勢に戻る。なお、図453(F)に示すナビキャラクタYMの刀から波動は消えているが、波動が依然として発振されていてもよいし、あるいは、ナビキャラクタYMは、図453(F)のタイミング(エフェクト画像Eh1が消えたタイミング)で初期姿勢に戻ってもよい。
図453(G)では、特図1始動口230に1球の入球があり、特図1の保留数が1つ増加する。図453(H)に示す装飾図柄表示装置208では、保留アイコンの増加アニメーションが完了し、第4保留アイコンh14が追加表示されている。また、右上の第2保留数表示では、特図1の保留数が4であって、特図2の保留数が0であることが報知されている。また、図453(H)に示す装飾図柄表示装置208では、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾4」−「装飾4」−「装飾5」)が停止表示されている。
続く図453(I)では、特図1の保留が消化され、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が開始されており、特図1の保留アイコンの移動アニメーションは完了している。この結果、保留アイコン表示領域HISには、第1保留アイコンh11、第2保留アイコンh12、第3保留アイコンh13といった3つの保留アイコンが表示され、変動アイコン表示領域CISには、変動アイコンh0が表示されている。変動アイコンh0は、先の変動で表示態様が変化した第1保留アイコンh11が変化したアイコンであり、赤色の表示態様で表示されている。また、演出アイコン表示領域DISには、赤色の着物を着た表示態様のナビキャラクタYMが初期姿勢のまま継続して表示されており、このナビキャラクタYMは、連続する図柄変動表示を跨いで表示されていることになる。
図453(J)に示す装飾図柄表示装置208では、リーチ状態が形成されており、「リーチ」の文字表示が表示されている。すなわち、左図柄表示領域208aで揺れ変動中の「装飾4」、高速で変動表示を続ける中図柄表示領域208b、および右図柄表示領域208cで揺れ変動中の「装飾4」に、前側(遊技者側)からオーバーラップするように、「リーチ」の文字表示が表示され、この「リーチ」の文字表示が表示される前よりも、各図柄表示領域208a〜cにおける表示が視認困難になっている。なお、演出アイコン表示領域DISには、赤色の着物を着た表示態様に変化したナビキャラクタYMが初期姿勢のまま表示されている。
図453(K)では、リーチ状態の中、2回目のアイコン変化アニメーションが開始され、赤色の着物を着た表示態様のナビキャラクタYMが、赤色の表示態様の変動アイコンh0に向かって刀を振りかざし、同図(L)では、その刀から波動が発振されている。続く、図453(M)では、変動アイコンh0の少なくとも一部が、金色の煙画像であるエフェクト画像Eh0によって覆われ、変動アイコンh0は、覆われる前より視認困難になっている。なお、変動アイコンh0は、一部のみがエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよい。図453(N)では、エフェクト画像Eh0が消え、エフェクト画像Eh0に覆われる前までは赤色の表示態様であった変動アイコンh0が、エフェクト画像Eh0の態様と同じ態様である金色の表示態様に変化している。この例では、エフェクト画像Eh0の表示態様が、変化後の変動アイコンh0の表示態様を示唆(予告)するものとなっている。ただし、エフェクト画像Eh0の態様は、アイコン変化後の態様と異なる態様(例えば、白色や赤色等)であってもよい。図453(O)に示すナビキャラクタYMは、初期姿勢に戻っている。
図453(P)に示す装飾図柄表示装置208では、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾4」−「装飾5」−「装飾4」)が停止表示されており、表示態様が変化した変動アイコンh0による通常予告は、偽予告であったことになる。
なお、この図453の右半分に示す例では、アイコン変化演出は、保留アイコンに対しては1回しか行われていないが、複数回行われてもよい。また、アイコン変化演出は、変動アイコンに対しても1回しか行われていないが、複数回行われてもよい。すなわち、或る保留アイコンに対してアイコン変化演出が1又は複数回行われた後に、該保留アイコンが変動アイコンとなり、該変動アイコンに対してもアイコン変化演出が1又は複数回行われる場合があってもよい。
以上の説明では、ナビキャラクタYMは、保留数がN(ここではN=3)になると出現し、保留数がM(ここではM=2)になると消えることについて説明したが、ナビキャラクタYMは、常時表示であってもよい。ただし、常時表示とはいっても、装飾図柄の変動表示中の或る期間は、ナビキャラクタYMは消えていたり、見えなくなっていてもよい。例えば、スーパーリーチ中の期間、表示画面が真っ暗になる暗転表示中の期間、他の表示(予告表示やエラー表示)にナビキャラクタYMの表示がオーバーラップされている期間等では、ナビキャラクタYMは消えていたり、見えなくなっている場合があってもよい。また、大当り遊技中も表示されていてもよいし、あるいは大当り遊技中は表示されないようにしてもよい。さらに、特図の保留数が0で図柄変動表示(装飾図柄の変動表示)が終了した場合、デモンストレーション表示(以下、「デモ表示」という。)が表示される。すなわち、デモ表示とは、保留の数が0であって、特別図柄表示が停止表示されている状態で表示される場合がある表示である。デモ表示は、装飾図柄が停止表示されている図柄デモ表示や、遊技台のタイトル等を含むアニメーションが表示されている動画デモ表示があげられる。なお、動画デモ表示に代えて静止画デモ表示が表示されてもよい。これらのデモ表示においても、ナビキャラクタYMは表示される場合がある。また、デモ表示の表示期間には、全ての表示態様のナビキャラクタYMが表示可能であってもよいし、上記第1グループに属する表示態様のナビキャラクタYMしか表示されなくてもよい。すなわち、白色、青色、緑色の表示態様のナビキャラクタYMしか表示されなくてもよい。あるいは、デモ表示の表示期間には、白色の表示態様のナビキャラクタYMしか表示されなくてもよいし、青色の表示態様のナビキャラクタYMしか表示されなくてもよいし、緑色の表示態様のナビキャラクタYMしか表示されなくてもよい。さらにまた、赤色の表示態様のナビキャラクタYMしか表示されなくてもよい。
また、演出アイコンとして殿様のキャラクタのナビキャラクタYMを用いた演出例に限って説明したが、演出アイコンは、殿様のキャラクタのナビキャラクタYMには限定されず、図141等に示す爆撃機アイコンI3であってもよく、さらには、図154(b)に示す各種のアイコン変化予告のアイコンであってもよい。
また、変化対象のアイコンとしては、変動アイコンであってもよいし、保留アイコンであってもよい。保留アイコンである場合には、第1保留アイコンであってもよいし、第2保留アイコンであってもよいし、第3保留アイコンであってもよいし、第4保留アイコンであってもよい。さらに、変化対象のアイコンの態様の種類は、図154(a)に示す保留アイコンや変動アイコンの種類であってもよい。
以上の記載では、
『 表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208、第1装飾図柄表示装置208Lのみ、あるいは第1〜第3装飾図柄表示装置208L〜Nのうちの複数の組合せ(全部を含む)、第2表示装置208S等]を備えた遊技台であって、
前記表示手段は、或るアイコン[例えば、変動アイコンh0あるいは保留アイコンh11〜h14]が表示される場合がある手段であり、
前記或るアイコンとは、図柄変動表示に関するアイコンのことであり、
前記或るアイコンは、第一の表示態様[例えば、青色の表示態様]で表示される場合があるアイコンであり、
前記或るアイコンは、第二の表示態様で[例えば、赤色の表示態様]表示される場合があるアイコンであり、
前記第二の表示態様[例えば、赤色の表示態様]の或るアイコンが表示された場合の方が、前記第一の表示態様[例えば、青色の表示態様]の或るアイコンが表示された場合よりも、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすく[例えば、大当りの期待度が高い]、
前記表示手段は、演出アイコンが表示される場合がある手段であり、
前記演出アイコンは、前記或るアイコンとは別のアイコン[例えば、ナビキャラクタYMのアイコン等]であり、
前記演出アイコンは、第四の表示態様[例えば、赤色の着物を着た殿様の表示態様]で表示される場合があるアイコンであり、
前記第四の表示態様の演出アイコンによって前記第一の表示態様の或るアイコンを変化させる演出が行われると、該或るアイコンの表示態様が前記第二の表示態様へ変化する場合[例えば、図448(N)]があり、
前記第四の表示態様の演出アイコンは、或る態様[例えば、赤色]で表示される領域[例えば、着物の領域]を含むアイコンであり、
前記第二の表示態様の或るアイコンは、前記或る態様[例えば、赤色]で表示される領域[例えば、縁の線より内側の領域]を含むアイコンであり、
前記第四の表示態様の演出アイコンによって前記第一の表示態様の或るアイコンを変化させる演出が行われても、該或るアイコンの表示態様が前記第二の表示態様へ変化しない場合[例えば、図443(f2)]もある、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
この遊技台によれば、第二の表示態様へ変化するだろうと予想する遊技者の該予想と異なる結果を表示することで遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
ここで、或る態様は、色、模様、大きさ、形、キャラクタの種類、キャラクタの全部又は一部のうち、一つだけであってもよいし、これら全ての組み合わせであってもよいし、一部の組み合わせであってもよい。
また、前記第四の表示態様の演出アイコンは、前記或る態様で表示される領域が一部であってもよいし、全部が前記或る態様で表示される領域であってもよい。
また、前記第二の表示態様の或るアイコンは、前記或る色で表示される領域が一部であってもよいし、全部が前記或る態様で表示される領域であってもよい。
なお、前記表示手段は、或るアイコンが必ず表示される手段であってもよい。また、前記表示手段は、演出アイコンが必ず表示される手段であってもよい。また、前記第四の表示態様の演出アイコンによって前記第一の表示態様の或るアイコンを変化させる演出が行われると、該或るアイコンの表示態様が前記第二の表示態様へ必ず変化してもよい。
以上の記載では、
『 表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208、第1装飾図柄表示装置208Lのみ、あるいは第1〜第3装飾図柄表示装置208L〜Nのうちの複数の組合せ(全部を含む)、第2表示装置208S等]を備えた遊技台であって、
前記表示手段は、或るアイコン[例えば、変動アイコンh0あるいは保留アイコンh11〜h14]が表示される場合がある手段であり、
前記或るアイコンとは、図柄変動表示に関するアイコンのことであり、
前記或るアイコンは、第一の表示態様[例えば、青色の表示態様]で表示される場合があるアイコンであり、
前記或るアイコンは、第二の表示態様[例えば、赤色の表示態様]で表示される場合があるアイコンであり、
前記第二の表示態様[例えば、赤色の表示態様]の或るアイコンが表示された場合の方が、前記第一の表示態様[例えば、青色の表示態様]の或るアイコンが表示された場合よりも、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすく[例えば、大当りの期待度が高い]、
前記表示手段は、演出アイコンが表示される場合がある手段であり、
前記演出アイコンは、前記或るアイコンとは別のアイコン[例えば、ナビキャラクタYMのアイコン等]であり、
前記演出アイコンは、第四の表示態様[例えば、赤色の着物を着た殿様の表示態様]で表示される場合があるアイコンであり、
前記第四の表示態様の演出アイコンによって前記第一の表示態様の或るアイコンを変化させる演出が行われると、該或るアイコンの表示態様が前記第二の表示態様へ変化する場合[例えば、図448(N)]があり、
前記第四の表示態様の演出アイコンは、或る態様[例えば、赤色]で表示される領域[例えば、着物の領域]を含むアイコンであり、
前記第二の表示態様の或るアイコンは、前記或る態様[例えば、赤色]で表示される領域[例えば、縁の線より内側の領域]を含むアイコンであり、
前記演出アイコンが表示されていない期間において前記第一の表示態様の或るアイコンが変化する演出が行われると、該或るアイコンの表示態様が前記第二の表示態様へ変化する場合[例えば、図445(D’)]がある、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
この遊技台によれば、演出アイコンによる変化演出が行われなくても第二の表示態様の或るアイコンが表示される場合があり、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
ここで、或る態様は、色、模様、大きさ、形、キャラクタの種類、キャラクタの全部又は一部のうち、一つだけであってもよいし、これら全ての組み合わせであってもよいし、一部の組み合わせであってもよい。
なお、前記表示手段は、或るアイコンが必ず表示される手段であってもよい。また、前記表示手段は、演出アイコンが必ず表示される手段であってもよい。また、前記第四の表示態様の演出アイコンによって前記第一の表示態様の或るアイコンを変化させる演出が行われると、該或るアイコンの表示態様が前記第二の表示態様へ必ず変化してもよい。また、前記演出アイコンが表示されていない期間において前記第一の表示態様の或るアイコンが変化する演出が行われると、該或るアイコンの表示態様が前記第二の表示態様へ必ず変化してもよい。
また、
『 前記演出アイコンは、第三の表示態様[例えば、青色の着物を着た殿様の表示態様]で表示される場合があるアイコンであり、
前記或るアイコンは、デフォルトの表示態様[例えば、白色の表示態様]で表示される場合があるアイコンであり、
前記デフォルトの表示態様は、前記第一の表示態様とは異なる表示態様であり、
前記デフォルトの表示態様は、前記第二の表示態様とは異なる表示態様であり、
前記デフォルトの表示態様は、前記或るアイコンの全ての表示態様の中で、表示される可能性が最も高い表示態様であり、
前記第三の表示態様の演出アイコンによって、前記デフォルトの表示態様の或るアイコンを変化させる演出が行われると、該或るアイコンの表示態様が前記第一の表示態様へ第一の頻度[例えば、第Aの頻度(第Aの確率)]で変化し[例えば、図443(a)〜同図(h)]、
前記第三の表示態様の演出アイコンによって、前記デフォルトの表示態様の或るアイコンを変化させる演出が行われると、該或るアイコンの表示態様が前記第二の表示態様へ第二の頻度[例えば、第Bの頻度(第Bの確率)]で変化し[例えば、図443(A)〜同図(H)]、
前記第二の頻度よりも前記第一の頻度の方が高い、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここにいう頻度とは、確率であってもよい(以下、同じ。)。
以上の記載では、
『 表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208、第1装飾図柄表示装置208Lのみ、あるいは第1〜第3装飾図柄表示装置208L〜Nのうちの複数の組合せ(全部を含む)、第2表示装置208S等]を備えた遊技台であって、
前記表示手段は、或るアイコン[例えば、変動アイコンh0あるいは保留アイコンh11〜h14]が表示される場合がある手段であり、
前記或るアイコンとは、図柄変動表示に関するアイコンのことであり、
前記或るアイコンは、第一の表示態様[例えば、青色の表示態様]で表示される場合があるアイコンであり、
前記或るアイコンは、第二の表示態様[例えば、赤色の表示態様]で表示される場合があるアイコンであり、
前記第二の表示態様[例えば、赤色の表示態様]の或るアイコンが表示された場合の方が、前記第一の表示態様[例えば、青色の表示態様]の或るアイコンが表示された場合よりも、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすく[例えば、大当りの期待度が高い]、
前記表示手段は、演出アイコンが表示される場合がある手段であり、
前記演出アイコンは、前記或るアイコンとは別のアイコン[例えば、ナビキャラクタYMのアイコン等]であり、
前記演出アイコンは、第三の表示態様[例えば、青色の着物を着た殿様の表示態様]で表示される場合があるアイコンであり、
前記演出アイコンは、第四の表示態様[例えば、赤色の着物を着た殿様の表示態様]で表示される場合があるアイコンであり、
前記第三の表示態様と前記第四の表示態様は異なる表示態様であり、
前記第四の表示態様の演出アイコンによって前記第一の表示態様の或るアイコンを変化させる演出が行われると、該或るアイコンの表示態様が前記第二の表示態様へ変化する場合[例えば、図448(N)]があり、
前記第四の表示態様の演出アイコンは、或る態様[例えば、赤色]で表示される領域[例えば、着物の領域]を含むアイコンであり、
前記第二の表示態様の或るアイコンは、前記或る態様[例えば、赤色]で表示される領域[例えば、縁の線より内側の領域]を含むアイコンであり、
前記第三の表示態様の演出アイコンによって前記第一の表示態様の或るアイコンを変化させる演出が行われると、該或るアイコンの表示態様が前記第二の表示態様へ変化する場合[例えば、図443(f1)]がある、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
この遊技台によれば、第三の表示態様の演出アイコンによる変化演出からでも第二の表示態様の或るアイコンが表示される場合があることで、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
また、或る態様は、色、模様、大きさ、形、キャラクタの種類、キャラクタの全部又は一部のうち、一つだけであってもよいし、これら全ての組み合わせであってもよいし、一部の組み合わせであってもよい。
なお、前記表示手段は、或るアイコンが必ず表示される手段であってもよい。また、前記表示手段は、演出アイコンが必ず表示される手段であってもよい。また、前記第四の表示態様の演出アイコンによって前記第一の表示態様の或るアイコンを変化させる演出が行われると、該或るアイコンの表示態様が前記第二の表示態様へ必ず変化してもよい。また、前記第三の表示態様の演出アイコンによって前記第一の表示態様の或るアイコンを変化させる演出が行われると、該或るアイコンの表示態様が前記第二の表示態様へ必ず変化してもよい。
また、
『 前記或るアイコンは、デフォルトの表示態様[例えば、白色の表示態様]で表示される場合があるアイコンであり、
前記デフォルトの表示態様は、前記第一の表示態様とは異なる表示態様であり、
前記デフォルトの表示態様は、前記第二の表示態様とは異なる表示態様であり、
前記デフォルトの表示態様は、前記或るアイコンの全ての表示態様の中で、表示される可能性が最も高い表示態様であり、
前記第三の表示態様の演出アイコンによって、前記デフォルトの表示態様の或るアイコンを変化させる演出が行われると、該或るアイコンの表示態様が前記第一の表示態様へ第一の頻度[例えば、第Aの頻度(第Aの確率)]で変化し[例えば、図443(a)〜同図(h)]、
前記第三の表示態様の演出アイコンによって、前記デフォルトの表示態様の或るアイコンを変化させる演出が行われると、該或るアイコンの表示態様が前記第二の表示態様へ第二の頻度[例えば、第Bの頻度(第Bの確率)]で変化し[例えば、図443(A)〜同図(H)]、
前記第二の頻度よりも前記第一の頻度の方が高い、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記或るアイコンは、第五の表示態様で表示される場合があるアイコンであり、
前記第五の表示態様[例えば、金色の表示態様]の或るアイコンが表示された場合の方が、前記第二の表示態様[例えば、赤色の表示態様]の或るアイコンが表示された場合よりも、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすく[例えば、大当りの期待度が高い]、
前記第四の表示態様の演出アイコンによって、前記デフォルトの表示態様の或るアイコンを変化させる演出が行われると、該或るアイコンの表示態様が前記第一の表示態様へ第三の頻度[例えば、第Cの頻度(第Cの確率)]で変化し[例えば、図444(a)〜同図(h)]、
前記第四の表示態様の演出アイコンによって、前記デフォルトの表示態様の或るアイコンを変化させる演出が行われると、該或るアイコンの表示態様が前記第二の表示態様へ第四の頻度[例えば、第Dの頻度(第Dの確率)]で変化し[例えば、図444(A)〜同図(H)]、
前記第四の表示態様の演出アイコンによって、前記デフォルトの表示態様の或るアイコンを変化させる演出が行われると、該或るアイコンの表示態様が前記第五の表示態様へ第五の頻度[例えば、第Eの頻度(第Eの確率)]で変化し[例えば、図444(ア)〜同図(ク)]、
前記第三の頻度よりも前記第五の頻度の方が高く、
前記第五の頻度よりも前記第四の頻度の方が高い、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、
『 前記第三の頻度は、0である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、
『 前記第二の頻度よりも前記第四の頻度の方が高い、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、
『 前記第三の頻度よりも前記第一の頻度の方が高い、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、
『 前記或るアイコンは、前記演出アイコンが表示されていなくても、前記デフォルトの表示態様から前記第一の表示態様へ第六の頻度[例えば、第Fの頻度(第Fの確率)]で変化し[例えば、図445(a)〜同図(e)]、
前記或るアイコンは、前記演出アイコンが表示されていなくても、前記デフォルトの表示態様から前記第二の表示態様へ第七の頻度[例えば、第Gの頻度(第Gの確率)]で変化し[例えば、図445(A)〜同図(E)]、
前記或るアイコンは、前記演出アイコンが表示されていなくても、前記デフォルトの表示態様から前記第五の表示態様へ第八の頻度[例えば、第Hの頻度(第Hの確率)]で変化し[例えば、図445(ア)〜同図(オ)]、
前記第八の頻度よりも前記第七の頻度の方が高く、
前記第七の頻度よりも前記第六の頻度の方が高い、
ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
また、
『 前記或るアイコンは、複数表示される場合があるアイコン[例えば、保留アイコンh11〜h14]であり、
前記演出アイコンによって前記或るアイコンを変化させる演出では、該或るアイコンが複数表示されている場合に、変化対象となる或るアイコンの表示態様を変化させ、
前記第四の表示態様の演出アイコンによって前記或るアイコンを変化させる演出よりも、前記第三の表示態様の演出アイコンによって該或るアイコンを変化させる演出の方が、前記変化対象となる或るアイコンが、複数表示されている或るアイコンのうちのいずれの或るアイコンであるかを認識しやすい[例えば、図α11(d)や同図(l)に示す波動と矢印]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、前記変化対象となる或るアイコンは、一個であってもよいし、複数個であってもよい。
また、
『 前記表示手段は、デモンストレーション表示(以下、「デモ表示」という。)が表示される場合がある手段であり、
前記デモ表示とは、保留の数が0であって、特別図柄表示[例えば、第1特図表示装置212あるいは第2特図表示装置214における図柄変動表示]が停止表示されている状態で表示される場合がある表示であり、
前記第三の表示態様の演出アイコンが前記デモ表示の表示期間に表示される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、前記デモ表示は、装飾図柄が停止表示されている図柄デモ表示や、遊技台のタイトル等を含むアニメーションが表示されている動画デモ表示があげられる。なお、動画デモ表示に代えて静止画デモ表示が表示されてもよい。
また、前記第三の表示態様と前記第四の表示態様の違いは、表示される台詞が異なることによる違いではなく、前記第三の表示態様と前記第四の表示態様の違いは、台詞の有無による違いでもなくてもよい。
まお、前記表示手段は、デモンストレーション表示(以下、「デモ表示」という。)が必ず表示される手段であってもよい。また、前記デモ表示とは、保留の数が0であって、特別図柄表示が停止表示されている状態で必ず表示される表示であってもよい。また、前記第三の表示態様の演出アイコンが前記デモ表示の表示期間に必ず表示されてもよい。
また、
『 前記表示手段は、変化演出表示[例えば、宝箱のアイコンI1、UFOアイコンUFI、ボタン保留アイコン、メータ表示MW,MGのアイコン、巨大なパンダ、爺のキャラクタによる「ナビキャラが変化」が表示される場合がある手段であり、
前記第三の表示態様の演出アイコンが表示された後に、前記変化演出表示が表示される場合があり、
前記第三の表示態様の演出アイコンの表示中において、前記変化演出表示を用いた第一の変化アニメーションが行われると、該演出アイコンが前記第四の表示態様に変化し[例えば、図110(あ3−1)〜同図(あ6−1)、図111(あ6−3−2)〜同図(あ6−3−4a)、図118(く1−3−1)〜同図(く1−3−4)、図126に示すメータ演出、図124(し2−2−1)〜同図(し2−2−3)]、
前記第三の表示態様の演出アイコンの表示中において、前記変化演出表示を用いた第二の変化アニメーションが行われると、該演出アイコンの表示態様が変化しない[例えば、図110(あ3−2−1)〜同図(あ3−2−2)、図118(く1−3−1)〜同図(く1−3−3b2)]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
なお、前記表示手段は、変化演出表示が必ず表示される手段であってもよい。また、前記第三の表示態様の演出アイコンが表示された後に、前記変化演出表示が必ず表示されてもよい。
また、
『 装飾図柄の一回の変動表示の表示中に、前記第三の表示態様の演出アイコンによる演出によって、前記或るアイコンの表示態様が一又は複数回変化し、該変動表示の表示中に、前記第四の表示態様の演出アイコンによる演出によって、該或るアイコンの表示態様が一又は複数回変化する場合がある[例えば、図448(A)〜同図(P)]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、
『 装飾図柄の一回の変動表示の表示中に、前記演出アイコンによる演出によって、前記或るアイコンの表示態様が複数回変化する場合がある[例えば、図446(a)〜同図(p)]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、
『 装飾図柄の一回の変動表示の表示中に、前記演出アイコンが表示されている状態で、前記或るアイコンの表示態様の変化に1回目も2回目も成功し、該変動表示が終了する場合(以下、「第一の場合」という。)があり[例えば、図446(a)〜同図(p)]、
装飾図柄の一回の変動表示の表示中に、前記演出アイコンが表示されている状態で、前記或るアイコンの表示態様の変化に1回目は失敗して2回目に成功し、該変動表示が終了する場合(以下、「第二の場合」という。)もあり[例えば、図447(a)〜同図(p)]、
装飾図柄の一回の変動表示の表示中に、前記演出アイコンが表示されている状態で、前記或るアイコンの表示態様の変化に1回目に成功して2回目は失敗し、該変動表示が終了する場合(以下、「第三の場合」という。)もあり[例えば、図447(A)〜同図(P)]、
装飾図柄の一回の変動表示の表示中に、前記演出アイコンが表示されている状態で、前記或るアイコンの表示態様の変化に1回目も2回目も失敗し、該変動表示が終了する場合(以下、「第四の場合」という。)もあり[例えば、図446(A)〜同図(P)]、
前記第三の場合の方が、前記第四の場合よりも、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすく[例えば、当該変動表示あるいはその後の変動表示で大当りしやすく]、
前記第二の場合の方が、前記第三の場合よりも、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすく[例えば、当該変動表示あるいはその後の変動表示で大当りしやすく]、
前記第一の場合の方が、前記第二の場合よりも、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすい[例えば、当該変動表示あるいはその後の変動表示で大当りしやすい]、ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここでの遊技台の記載は、装飾図柄の一回の変動表示の表示中に、前記演出アイコンが表示されている状態で、前記或るアイコンの表示態様の変化が2回のみ行われた場合の大当りのしやすさについての限定になる。
また、
『 装飾図柄の一回の変動表示の表示中に、前記演出アイコンが表示されている状態で前記或るアイコンの表示態様が一又は複数回変化し、該変動表示の表示中に、該演出アイコンが表示されていない状態で該或るアイコンの表示態様が一又は複数回変化する場合がある[例えば、図448(a)〜同図(p)]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、
『 前記或る態様とは、或る色[例えば、赤色]のことであり、
前記第四の表示態様の演出アイコンは、前記或る色で表示される領域[例えば、着物の領域]を含むアイコンであり、
前記第二の表示態様の或るアイコンは、前記或る色で表示される領域[例えば、縁の線より内側の領域]を含むアイコンである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、前記第四の表示態様の演出アイコンは、前記或る色で表示される領域が一部であってもよいし、全部が前記或る色で表示される領域であってもよい。また、前記第二の表示態様の或るアイコンは、前記或る色で表示される領域が一部であってもよいし、全部が前記或る色で表示される領域であってもよい。
また、
『 前記演出アイコンは、連続する図柄変動表示にわたって表示される場合があるアイコンである[例えば、図112(い1)〜同図(い12)、図453に示す例等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
なお、前記演出アイコンは、連続する図柄変動表示にわたって必ず表示されるアイコンであってもよい。
また、
『 前記表示手段は、第三の変化アニメーションが表示される場合がある手段であり、
前記第三の変化アニメーションは、他のアイコン[例えば、図113(う17)等に示す宝箱のアイコンI1]による演出を伴うことなく、前記演出アイコンの表示態様を変化させる演出を行うアニメーションであり、
前記第三の変化アニメーションは、前記或る態様[例えば、赤色]のエフェクト画像[例えば、煙画像]が少なくとも表示されるアニメーション[例えば、図114(え2)〜同図(え3−2)]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
なお、前記表示手段は、第三の変化アニメーションが必ず表示される手段であってもよい。また、前記第三の変化アニメーションは、前記或る態様のエフェクト画像のみが表示されるアニメーションであってもよいし、前記或る態様のエフェクト画像の他にも画像等が表示されるアニメーションであってもよい。
また、
『 前記或るアイコンは、第六の表示態様[例えば、緑色の表示態様]で表示される場合があるアイコンであり、
前記第四の表示態様[例えば、赤色の着物を着た殿様の表示態様]で表示された演出アイコン[例えば、ナビキャラクタYMのアイコン等]によって前記第六の表示態様の或るアイコンを変化させる演出が行われると、該或るアイコンの表示態様が前記第二の表示態様[例えば、赤色の表示態様]へ変化する場合がある[例えば、図444(F)]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
なお、前記第四の表示態様で表示された演出アイコンによって前記第六の表示態様の或るアイコンを変化させる演出が行われると、該或るアイコンの表示態様が前記第二の表示態様へ必ず変化してもよい。
また、
『 前記表示手段は、第四の変化アニメーションが表示される場合がある手段であり、
前記第四の変化アニメーションは、前記或るアイコンの表示態様を変化させる演出を行うアニメーション[例えば、図112(い9)〜同図(い11)、図443(c)〜同図(f)、図443(C)〜同図(F)等]であり、
前記表示手段は、不変化アニメーションが表示される場合がある手段であり、
前記不変化アニメーションは、前記或るアイコンの表示態様を変化させない演出を行うアニメーション[例えば、図112(い4−1)〜同図(い6)、図443(ウ)〜同図(カ)等]である、
ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
なお、前記表示手段は、第四の変化アニメーションが必ず表示される手段であってもよい。また、前記表示手段は、不変化アニメーションが必ず表示される手段であってもよい。
また、
『 前記表示手段は、変動アイコン[例えば、変動アイコンh0]が表示される場合がある手段であり、
前記変動アイコンとは、実行中の図柄変動表示に関するアイコンのことであり、
前記或るアイコンは、前記変動アイコンである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
なお、前記表示手段は、変動アイコンが必ず表示される手段であってもよい。
また、
『 前記表示手段は、保留アイコン[例えば、保留アイコンh11〜h14]が表示される場合がある手段であり、
前記保留アイコンとは、後に開始される図柄変動表示に関するアイコンのことであり、
前記保留アイコンとは、保留の数に対応して表示されるアイコンのことであり、
前記或るアイコンは、前記保留アイコンである、ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
なお、前記表示手段は、保留アイコンが必ず表示される手段であってもよい。
また、
『 前記遊技台は、ぱちんこ機[例えば、パチンコ機100]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
以上の記載では、
『 表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208、第1装飾図柄表示装置208Lのみ、あるいは第1〜第3装飾図柄表示装置208L〜Nのうちの複数の組合せ(全部を含む)、第2表示装置208S等]を備えた遊技台であって、
前記表示手段は、変動アイコン[例えば、変動アイコンh0]が表示される場合がある手段であり、
前記表示手段は、保留アイコン[例えば、保留アイコンh11〜h14]が表示される場合がある手段であり、
前記変動アイコンとは、実行中の図柄変動表示に関するアイコンのことであり、
前記保留アイコンとは、後に開始される図柄変動表示に関するアイコンのことであり、
前記保留アイコンとは、保留の数に対応して表示されるアイコンのことであり、
前記変動アイコンは、第一の表示態様[例えば、青色の表示態様]で表示される場合があるアイコンであり、
前記変動アイコンは、第二の表示態様[例えば、赤色の表示態様]で表示される場合があるアイコンであり、
前記第二の表示態様[例えば、赤色の表示態様]の変動アイコンが表示された場合の方が、前記第一の表示態様[例えば、青色の表示態様]の変動アイコンが表示された場合よりも、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすく[例えば、大当りの期待度が高い]、
前記表示手段は、演出アイコンが表示される場合がある手段であり、
前記演出アイコンは、前記変動アイコンとは別のアイコン[例えば、ナビキャラクタYMのアイコン等]であり、
前記演出アイコンは、前記保留アイコンとは別のアイコンであり、
前記演出アイコンは、第四の表示態様[例えば、赤色の着物を着た殿様の表示態様]で表示される場合があるアイコンであり、
前記第四の表示態様の演出アイコンによって前記第一の表示態様の変動アイコンを変化させる演出が行われると、該変動アイコンの表示態様が前記第二の表示態様へ変化する場合[例えば、図448(N)]があり、
前記第四の表示態様の演出アイコンは、或る態様[例えば、赤色]で表示される領域[例えば、着物の領域]を含むアイコンであり、
前記第二の表示態様の変動アイコンは、前記或る態様[例えば、赤色]で表示される領域[例えば、縁の線より内側の領域]を含むアイコンであり、
前記第四の表示態様の演出アイコンによって保留アイコンを変化させる演出が行われると、該保留アイコンの表示態様が、前記或る態様で表示された領域を含む表示態様へ変化する場合[例えば、図449(f)]がある、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
この遊技台によれば、保留アイコンの変化後に、前記或る態様で表示された領域を含む表示態様の保留アイコンが表示される場合があり、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
ここで、或る態様は、色、模様、大きさ、形、キャラクタの種類、キャラクタの全部又は一部のうち、一つだけであってもよいし、これら全ての組み合わせであってもよいし、一部の組み合わせであってもよい。
なお、前記表示手段は、変動アイコンが必ず表示される手段であってもよい。また、前記表示手段は、保留アイコンが必ず表示される手段であってもよい。また、前記表示手段は、演出アイコンが必ず表示される手段であってもよい。また、前記第四の表示態様の演出アイコンによって前記第一の表示態様の変動アイコンを変化させる演出が行われると、該変動アイコンの表示態様が前記第二の表示態様へ必ず変化してもよい。また、前記第四の表示態様の演出アイコンによって保留アイコンを変化させる演出が行われると、該保留アイコンの表示態様が、前記或る態様で表示された領域を含む表示態様へ必ず変化してもよい。
また、
『 前記演出アイコンは、第三の表示態様[例えば、青色の着物を着た殿様の表示態様]で表示される場合があるアイコンであり、
前記変動アイコンは、デフォルトの表示態様[例えば、白色の表示態様]で表示される場合があるアイコンであり、
前記デフォルトの表示態様は、前記第一の表示態様とは異なる表示態様であり、
前記デフォルトの表示態様は、前記第二の表示態様とは異なる表示態様であり、
前記デフォルトの表示態様は、前記変動アイコンの全ての表示態様の中で、表示される可能性が最も高い表示態様であり、
前記第三の表示態様の演出アイコンによって、前記デフォルトの表示態様の変動アイコンを変化させる演出が行われると、該変動アイコンの表示態様が前記第一の表示態様へ第一の頻度[例えば、第Aの頻度(第Aの確率)]で変化し[例えば、図443(a)〜同図(h)]、
前記第三の表示態様の演出アイコンによって、前記デフォルトの表示態様の変動アイコンを変化させる演出が行われると、該変動アイコンの表示態様が前記第二の表示態様へ第二の頻度[例えば、第Bの頻度(第Bの確率)]で変化し[例えば、図443(A)〜同図(H)]、
前記第二の頻度よりも前記第一の頻度の方が高い、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、
『 前記変動アイコンは、第五の表示態様で表示される場合があるアイコンであり、
前記第五の表示態様[例えば、金色の表示態様]の変動アイコンが表示された場合の方が、前記第二の表示態様[例えば、赤色の表示態様]の変動アイコンが表示された場合よりも、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすく[例えば、大当りの期待度が高い]、
前記第四の表示態様の演出アイコンによって、前記デフォルトの表示態様の変動アイコンを変化させる演出が行われると、該変動アイコンの表示態様が前記第一の表示態様へ第三の頻度[例えば、第Cの頻度(第Cの確率)]で変化し[例えば、図444(a)〜同図(h)]、
前記第四の表示態様の演出アイコンによって、前記デフォルトの表示態様の変動アイコンを変化させる演出が行われると、該変動アイコンの表示態様が前記第二の表示態様へ第四の頻度[例えば、第Dの頻度(第Dの確率)]で変化し[例えば、図444(A)〜同図(H)]、
前記第四の表示態様の演出アイコンによって、前記デフォルトの表示態様の変動アイコンを変化させる演出が行われると、該変動アイコンの表示態様が前記第五の表示態様へ第五の頻度[例えば、第Eの頻度(第Eの確率)]で変化し[例えば、図444(ア)〜同図(ク)]、
前記第三の頻度よりも前記第五の頻度の方が高く、
前記第五の頻度よりも前記第四の頻度の方が高い、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、
『 前記第三の頻度は、0である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、
『 前記第二の頻度よりも前記第四の頻度の方が高い、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、
『 前記第三の頻度よりも前記第一の頻度の方が高い、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、
『 前記変動アイコンは、前記演出アイコンが表示されていなくても、前記デフォルトの表示態様から前記第一の表示態様へ第六の頻度[例えば、第Fの頻度(第Fの確率)]で変化し[例えば、図445(a)〜同図(e)]、
前記変動アイコンは、前記演出アイコンが表示されていなくても、前記デフォルトの表示態様から前記第二の表示態様へ第七の頻度[例えば、第Gの頻度(第Gの確率)]で変化し[例えば、図445(A)〜同図(E)]、
前記変動アイコンは、前記演出アイコンが表示されていなくても、前記デフォルトの表示態様から前記第五の表示態様へ第八の頻度[例えば、第Hの頻度(第Hの確率)]で変化し[例えば、図445(ア)〜同図(オ)]、
前記第八の頻度よりも前記第七の頻度の方が高く、
前記第七の頻度よりも前記第六の頻度の方が高い、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、
『 前記変動アイコンは、複数表示される場合があるアイコン[例えば、保留アイコンh11〜h14]であり、
前記演出アイコンによって前記変動アイコンを変化させる演出では、該変動アイコンが複数表示されている場合に、変化対象となる変動アイコンの表示態様を変化させ、
前記第四の表示態様の演出アイコンによって前記変動アイコンを変化させる演出よりも、前記第三の表示態様の演出アイコンによって該変動アイコンを変化させる演出の方が、前記変化対象となる変動アイコンが、複数表示されている変動アイコンのうちのいずれの変動アイコンであるかを認識しやすい[例えば、図α11(d)や同図(l)に示す波動と矢印]、
ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
また、
『 前記表示手段は、デモンストレーション表示(以下、「デモ表示」という。)が表示される場合がある手段であり、
前記デモ表示とは、保留の数が0であって、特別図柄表示[例えば、第1特図表示装置212あるいは第2特図表示装置214における図柄変動表示]が停止表示されている状態で表示される場合がある表示であり、
前記第三の表示態様の演出アイコンが前記デモ表示の表示期間に表示される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、前記デモ表示は、装飾図柄が停止表示されている図柄デモ表示や、遊技台のタイトル等を含むアニメーションが表示されている動画デモ表示があげられる。なお、動画デモ表示に代えて静止画デモ表示が表示されてもよい。
また、前記第三の表示態様と前記第四の表示態様の違いは、表示される台詞が異なることによる違いではなく、前記第三の表示態様と前記第四の表示態様の違いは、台詞の有無による違いでもなくてもよい。
まお、前記表示手段は、デモンストレーション表示(以下、「デモ表示」という。)が必ず表示される手段であってもよい。また、前記デモ表示とは、保留の数が0であって、特別図柄表示が停止表示されている状態で必ず表示される表示であってもよい。また、前記第三の表示態様の演出アイコンが前記デモ表示の表示期間に必ず表示されてもよい。
また、
『 前記表示手段は、変化演出表示[例えば、宝箱のアイコンI1、UFOアイコンUFI、ボタン保留アイコン、メータ表示MW,MGのアイコン、巨大なパンダ、爺のキャラクタによる「ナビキャラが変化」が表示される場合がある手段であり、
前記第三の表示態様の演出アイコンが表示された後に、前記変化演出表示が表示される場合があり、
前記第三の表示態様の演出アイコンの表示中において、前記変化演出表示を用いた第一の変化アニメーションが行われると、該演出アイコンが前記第四の表示態様に変化し[例えば、図110(あ3−1)〜同図(あ6−1)、図111(あ6−3−2)〜同図(あ6−3−4a)、図118(く1−3−1)〜同図(く1−3−4)、図126に示すメータ演出、図124(し2−2−1)〜同図(し2−2−3)]、
前記第三の表示態様の演出アイコンの表示中において、前記変化演出表示を用いた第二の変化アニメーションが行われると、該演出アイコンの表示態様が変化しない[例えば、図110(あ3−2−1)〜同図(あ3−2−2)、図118(く1−3−1)〜同図(く1−3−3b2)]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
なお、前記表示手段は、変化演出表示が必ず表示される手段であってもよい。また、前記第三の表示態様の演出アイコンが表示された後に、前記変化演出表示が必ず表示されてもよい。
また、
『 装飾図柄の一回の変動表示の表示中に、前記第三の表示態様の演出アイコンによる演出によって、前記変動アイコンの表示態様が一又は複数回変化し、該変動表示の表示中に、前記第四の表示態様の演出アイコンによる演出によって、該変動アイコンの表示態様が一又は複数回変化する場合がある[例えば、図448(A)〜同図(P)]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、
『 装飾図柄の一回の変動表示の表示中に、前記演出アイコンによる演出によって、前記変動アイコンの表示態様が複数回変化する場合がある[例えば、図446(a)〜同図(p)]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、
『 装飾図柄の一回の変動表示の表示中に、前記演出アイコンが表示されている状態で、前記変動アイコンの表示態様の変化に1回目も2回目も成功し、該変動表示が終了する場合(以下、「第一の場合」という。)があり[例えば、図446(a)〜同図(p)]、
装飾図柄の一回の変動表示の表示中に、前記演出アイコンが表示されている状態で、前記変動アイコンの表示態様の変化に1回目は失敗して2回目に成功し、該変動表示が終了する場合(以下、「第二の場合」という。)もあり[例えば、図447(a)〜同図(p)]、
装飾図柄の一回の変動表示の表示中に、前記演出アイコンが表示されている状態で、前記変動アイコンの表示態様の変化に1回目に成功して2回目は失敗し、該変動表示が終了する場合(以下、「第三の場合」という。)もあり[例えば、図447(A)〜同図(P)]、
装飾図柄の一回の変動表示の表示中に、前記演出アイコンが表示されている状態で、前記変動アイコンの表示態様の変化に1回目も2回目も失敗し、該変動表示が終了する場合(以下、「第四の場合」という。)もあり[例えば、図446(A)〜同図(P)]、
前記第三の場合の方が、前記第四の場合よりも、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすく[例えば、当該変動表示あるいはその後の変動表示で大当りしやすく]、
前記第二の場合の方が、前記第三の場合よりも、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすく[例えば、当該変動表示あるいはその後の変動表示で大当りしやすく]、
前記第一の場合の方が、前記第二の場合よりも、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすい[例えば、当該変動表示あるいはその後の変動表示で大当りしやすい]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここでの遊技台の記載は、装飾図柄の一回の変動表示の表示中に、前記演出アイコンが表示されている状態で、前記変動アイコンの表示態様の変化が2回のみ行われた場合の大当りのしやすさについての限定になる。
また、
『 装飾図柄の一回の変動表示の表示中に、前記演出アイコンが表示されている状態で前記変動アイコンの表示態様が一又は複数回変化し、該変動表示の表示中に、該演出アイコンが表示されていない状態で該変動アイコンの表示態様が一又は複数回変化する場合がある[例えば、図448(a)〜同図(p)]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記或る態様とは、或る色[例えば、赤色]のことであり、
前記第四の表示態様の演出アイコンは、前記或る色で表示される領域[例えば、着物の領域]を含むアイコンであり、
前記第二の表示態様の変動アイコンは、前記或る色で表示される領域[例えば、縁の線より内側の領域]を含むアイコンである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、前記第四の表示態様の演出アイコンは、前記或る色で表示される領域が一部であってもよいし、全部が前記或る色で表示される領域であってもよい。また、前記第二の表示態様の変動アイコンは、前記或る色で表示される領域が一部であってもよいし、全部が前記或る色で表示される領域であってもよい。
また、前記或る態様とは、或るキャラクタを用いた表示態様のことであってもよいし、或る種類の絵柄を用いた表示態様のことであってもよい。
また、
『 前記演出アイコンは、連続する図柄変動表示にわたって表示される場合があるアイコンである[例えば、図112(い1)〜同図(い12)、図453に示す例等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
なお、前記演出アイコンは、連続する図柄変動表示にわたって必ず表示されるアイコンであってもよい。
また、
『 前記表示手段は、第三の変化アニメーションが表示される場合がある手段であり、
前記第三の変化アニメーションは、他のアイコン[例えば、図113(う17)等に示す宝箱のアイコンI1]による演出を伴うことなく、前記演出アイコンの表示態様を変化させる演出を行うアニメーションであり、
前記第三の変化アニメーションは、前記或る態様[例えば、赤色]のエフェクト画像[例えば、煙画像]が少なくとも表示されるアニメーション[例えば、図114(え2)〜同図(え3−2)]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
なお、前記表示手段は、第三の変化アニメーションが必ず表示される手段であってもよい。また、前記第三の変化アニメーションは、前記或る態様のエフェクト画像のみが表示されるアニメーションであってもよいし、前記或る態様のエフェクト画像の他にも画像等が表示されるアニメーションであってもよい。
また、
『 前記変動アイコンは、第六の表示態様[例えば、緑色の表示態様]で表示される場合があるアイコンであり、
前記第四の表示態様[例えば、赤色の着物を着た殿様の表示態様]で表示された演出アイコン[例えば、ナビキャラクタYMのアイコン等]によって前記第六の表示態様の変動アイコンを変化させる演出が行われると、該変動アイコンの表示態様が前記第二の表示態様[例えば、赤色の表示態様]へ変化する場合がある[例えば、図444(F)]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
なお、前記第四の表示態様で表示された演出アイコンによって前記第六の表示態様の変動アイコンを変化させる演出が行われると、該変動アイコンの表示態様が前記第二の表示態様へ必ず変化してもよい。
また、
『 前記表示手段は、第四の変化アニメーションが表示される場合がある手段であり、
前記第四の変化アニメーションは、前記変動アイコンの表示態様を変化させる演出を行うアニメーション[例えば、図112(い9)〜同図(い11)、図443(c)〜同図(f)、図443(C)〜同図(F)等]であり、
前記表示手段は、不変化アニメーションが表示される場合がある手段であり、
前記不変化アニメーションは、前記変動アイコンの表示態様を変化させない演出を行うアニメーション[例えば、図112(い4−1)〜同図(い6)、図443(ウ)〜同図(カ)等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
なお、前記表示手段は、第四の変化アニメーションが必ず表示される手段であってもよい。また、前記表示手段は、不変化アニメーションが必ず表示される手段であってもよい。
また、
『 前記遊技台は、ぱちんこ機[例えば、パチンコ機100]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
次に、アイコン変化演出についてさらに説明を続ける。ここにいうアイコン変化演出は、図154(a)に示す各種の保留アイコンや変動アイコンの他、演出アイコン表示領域DISに表示されるミニアイテムのアイコン(例えば、図126等に示すメータ上昇アイテムUpIのアイコン)等や、図152(a)に示す各種のアイコンや、図153に示すミニゲームのアイコンや、図154(b)に示す各種のアイコン変化予告のアイコンを変化させる演出である。
図454は、本実施形態において実行される装飾図柄の変動表示の流れについて説明するタイミングチャートであって、同図(a)は、リーチ状態となることなくはずれとなる装飾図柄の変動表示の流れについて説明するタイミングチャートであり、同図(b)は、リーチ状態となった後に大当り又ははずれとなる装飾図柄の変動表示の流れについて説明するタイミングチャートである。
図454(a)は、装飾図柄の変動表示の開始(変動開始)の後、装飾図柄の第一停止、装飾図柄の第二停止、装飾図柄の第三停止を経て、装飾図柄が確定停止する流れを示している。なお、以下の説明において、装飾図柄の停止順序は、原則として左図柄、右図柄、中図柄の順としているが、これに限定されない。また、予告(当該変動予告や先読み予告)、ミニゲーム及び疑似連等の演出、あるいは、保留数に応じて第一停止と第二停止が同時に行われる場合があってもよいし、第一停止、第二停止及び第三停止が同時に行われる場合があってもよい。ここで、変動開始から第一停止までの期間、第一停止から第二停止までの期間、第二停止から第三停止までの期間、及び、第三停止から確定停止までの期間をそれぞれ「(11)」の期間で表すことができる場合がある。以下の説明では、リーチ状態となることなくはずれとなる演出例において行われる演出について、図面中の枝番として「図XX(11)−1」、「図XX(11)−2」・・・等を用いる場合があり、これらの枝番が付された例どうしは相互に置き換えが可能である。また、図454(a)に示すタイミングチャートにおいて各種演出として組合せ可能な演出は「(11)」で示す期間に行うことができる場合がある(例えば、ガセ予告等)。また、第二停止から第三停止までの期間や、第三停止から確定停止までの期間において、疑似連のガセ演出や、同色(同種)図柄停止によるチャンス目告知(先読み予告)等を行うこともできる場合がある。このことは、これまでに説明した実施形態の各演出例においても適用可能な概念である。
図454(b)は、装飾図柄の変動表示の開始(変動開始)の後、リーチ状態の形成、スーパーリーチ(SPリーチ)への移行、リーチ演出の結果導出を経て、装飾図柄がはずれ又は大当りの態様で確定停止し、その後、大当り遊技が終了するまでの流れを示している。ここで、変動開始からリーチ状態が形成されるまでの期間を「(1)」の期間で表し、リーチ状態が形成されてからSPリーチに移行するまでの期間を「(2)」の期間で表し、SPリーチに移行してからリーチ演出の結果が導出されるまでの期間を「(3)」の期間で表し、リーチ演出の結果が導出されてから確定停止までの期間を「(4)」の期間で表し、確定停止から大当り遊技の終了までの期間を「(5)」の期間で表すことができる場合がある。以下の説明では、リーチ状態となった後に大当り又ははずれとなる演出例において行われる演出について、図面中の枝番として「図XX(2)−1」、「図XX(2)−2」、「図XX(3)−1」、「図XX(3)−2」・・・等を用いる場合があり、これらの枝番が付された例どうしは相互に置き換えが可能である。また、本実施形態における説明において、「(1)」の期間では、ミニゲームや先読み予告等を含む各種予告や、疑似連等の演出が行われる場合があり、「(2)」の期間では、ノーマルリーチやカットイン画像の表示による予告や群予告等が行われる場合があり、「(3)」の期間では、SPリーチ中のチャンスアップ予告やカットイン画像の表示による予告等が行われる場合があり、「(4)」の期間では、揺れ変動、復活大当り演出、ワイプ表示等が行われる場合があり、「(5)」の期間では、大当り遊技中の演出が行われ、また、大当り遊技中における確変報知や保留連荘報知等が行われる場合がある。なお、上述した実施形態及び以下に説明する実施形態において、実行された各予告や演出は、当該予告や演出が実行された期間以外の期間において行われるように構成されてもよい。また、これらの予告や演出が複合して行われる場合があるように構成されてもよく、この場合、一方の予告(演出)が他方の予告(演出)にオーバーラップされる場合があってもよい。また、これまでに説明した実施形態及び以下に説明する実施形態において、同じ枝番で記載されている部分については、適宜置き換え可能である。
図455〜図460は、本実施形態に適用可能なパチンコ機100の第1装飾図柄表示装置208Lを中心とした変化演出を段階的に示す図である。図455〜図460に示す変化演出は、一台のパチンコ機100で実行される演出であり、図455〜図460に示す変化演出を実行可能なパチンコ機100は、他の図面に示す各種の演出も実行可能である。さらに、図455〜図460では、第2第1装飾図柄表示装置208LMおよび第3第1装飾図柄表示装置208LNも設けられているもののこれらは図示省略しているが、図455〜図460に示す演出例は、第2第1装飾図柄表示装置208LMおよび第3第1装飾図柄表示装置208LNが設けられていないパチンコ機100における演出例であってもよい。また、図455〜図460では、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普図表示装置210、第1特図保留ランプ218、第2特図保留ランプ220及び普図保留ランプ216について、図示を省略している。また、第1装飾図柄表示装置208Lの前面側に、透明の導光板ILやPOVディスプレイが配置されてもよい。
図455〜図460に示す符号は、これまで用いた符号と同じ符号が使用されている場合には、共通の構成要素を表す。また、異なる符号が使用されている場合であっても、技術的思想としては共通する場合もある。すなわち、技術的思想としては、図84〜図228に示す技術的思想やその他の図面に示す技術的思想を、図455〜図460に示す技術的思想に適用することは可能であり、またその逆に、図455〜図460に示す技術的思想を、図84〜図228に示す技術的思想やその他の図面に示す技術的思想に適用することも可能である。その際、同じ符号を付しているもの同士は、同じ構成要素として取り扱える場合があり、置換することができる場合もある。
なお、図454〜図460における説明は、この明細書のいずれの演出例にも適用できるが、図84〜図228を用いて説明した演出例への適用が好ましく、図152〜図228に示す演出例への適用がより好ましい。
図455は、デフォルトの表示態様の忍者のナビキャラクタNJが、保留アイコンに対してアクションを起こしている例を示す図である。
まず、図455(a)において、第1装飾図柄表示装置208Lでは、装飾図柄の変動表示が終了し、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾2」−「装飾5」−「装飾7」)が停止表示されている。なお、図α(a)に示す第1装飾図柄表示装置208Lの左上には、第2装飾図柄が表示されていないが、表示されていてもよい。
また、図455(a)に示す第1装飾図柄表示装置208Lの演出表示領域208dには、保留枠UIが表示されている。この保留枠UIは、保留アイコン表示領域HIS、変動アイコン表示領域CIS、演出アイコン表示領域DISを有する。変動アイコン表示領域CISは中央に設けられ、変動アイコン表示領域CISには、台座hs0が配置されている。保留アイコン表示領域HISは、変動アイコン表示領域CISの左側に設けられ、左ベースアイコンbIlの上に4つのステージ(第1ステージhs1〜第4ステージhs4)が配置されている。演出アイコン表示領域DISは、変動アイコン表示領域CISの右側に設けられ、右ベースアイコンbIrの上に、アイコンやミニアイテム等の様々な表示が行われるが、図455(a)では、忍者のナビキャラクタNJが表示されている。ナビキャラクタも、演出アイコンの表示の一種であり、アイコン変化予告表示の一種でもある。ナビキャラクタは、いずれかのアイコンが変化する場合があることを予告する表示でもあるし、このナビキャラクタを用いたアニメーションによって、いずれかのアイコンが実際に変化する場合もある。
図455(a)に示す忍者のナビキャラクタNJは、デフォルトの表示態様で表示されており、連続する複数の図柄変動表示を跨いで表示される場合がある。忍者のナビキャラクタNJには複数種類の表示態様が用意されており、デフォルトの表示態様は、全ての表示態様の中でも最も表示される可能性が高い表示態様である。ここでは、デフォルトの表示態様は、白色の表示態様であり、以下、白色の表示態様と称する場合がある。また、上記複数種類の表示態様としては、遊技者の有利度や大当りの期待度を表す態様として、白色や無模様の態様(第Aの態様)、青色や斜線模様の態様(第Bの態様)、緑色やひし形模様の態様(第Cの態様)、赤色や格子模様の態様(第Dの態様)、金色や縦線模様の態様(第Eの態様)、虹色や横線模様の態様(第Fの態様)が用意されている。これらの態様の中で、遊技者の有利度や大当りの期待度が最も低い態様が、第Aの態様であり、第Bの態様、第Cの態様、第Dの態様、第Eの態様の順に高くなっていき、第Fの態様が遊技者の有利度や大当りの期待度が最も高い態様になる。なお、ここにいう遊技者の有利度とは、有利な制御状態(例えば、確変状態または/および時短状態)になりやすいことであったり、プレミア演出が開始されやすいことであったり、大当り確定演出が開始されやすいことであってもよい。また、大当りに直接つながらなくても、大当りに間接的につながる演出が実行されやすいことも含まれる。例えば、大当りの信頼度の高いSPリーチ演出が開始されたり、大当りの信頼度の高い別の予告が出現しやすくてもよい。さらに、色や模様の他、遊技者の有利度や大当りの期待度は、大きさや数の違い等によって表されてもよい。
さらに、忍者のナビキャラクタNJは、表示が続く中で、表示態様が変化する場合がある。この点については、詳細は後述する。
また、図455(a)では、特図1の保留数も特図2の保留数も0であり、保留アイコンも変動アイコンも表示されていない。したがって、白色の忍者のナビキャラクタNJは、装飾図柄の変動表示が行われていない期間であっても表示される場合があり、また保留の数が0の期間であっても表示される場合がある。なお、その他の表示態様(例えば、赤色の表示態様等)の忍者のナビキャラクタNJであっても、装飾図柄の変動表示が行われていない期間に表示される場合もあれば、保留の数が0の期間に表示される場合もある。あるいは、デフォルトの表示態様である白色の忍者のナビキャラクタNJに限って、保留の数が0の期間に表示される場合があるようにしてもよい。この場合には、保留の数が1以上で、装飾図柄の変動表示が行われていない期間(停止表示や確定表示の期間)には、デフォルトの表示態様以外の表示態様の忍者のナビキャラクタNJも表示される場合がある。また、装飾図柄の変動表示が行われていない期間は、保留数に関係なく、デフォルトの表示態様である白色の忍者のナビキャラクタNJに限って表示される場合があるようにしてもよい。
また、図455(0)−1に示す第1装飾図柄表示装置208Lの右上には、第2保留数表示が表示されており、特図1の保留数も特図2の保留数も0であることが報知されている。
図455(11)−1では、特図1始動口230に1球の入球があり、特図1の保留数が1つ増加する。図455(11)−1に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、保留アイコンの増加アニメーションが完了し、デフォルト(白色)の表示態様の第1保留アイコンh11が一瞬だけ表示されている。また、右上の第2保留数表示では、特図1の保留数が一瞬だけ1になる。図455(11)−2では、特図1の図柄変動表示が開始され、第1装飾図柄表示装置208Lでは、装飾図柄の変動表示が開始されている。保留数が0の状態から装飾図柄の変動表示が開始されると、忍者のナビキャラクタNJには、「いらっしゃい」というメッセージ表示が付加され、変動開始が祝福される。また、図455(11)−2では、特図1の保留アイコンの移動アニメーションは完了しており、変動アイコン表示領域CISには、先に一瞬表示された第1保留アイコンh11であったアイコンが変動アイコンh0として表示されている。この変動アイコンh0も、デフォルト(白色)の表示態様である。
図455(11)−3では、特図1始動口230に再び1球の入球があり、特図1の保留数が1つ増加する。図455(11)−3に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、保留アイコンの増加アニメーションが完了し、第1保留アイコンh11が表示されている。また、右上の第2保留数表示では、特図1の保留数が1になっている。図455(11)−2で開始された装飾図柄の変動表示の表示中に、特図1始動口230への入球が続けておこり、図455(11)−4に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、保留アイコンの増加アニメーションが完了し、4つの保留アイコン(第1保留アイコンh11〜第4保留アイコンh14)が表示され、右上の第2保留数表示では、特図1の保留数が4になっている。さらに、忍者のナビキャラクタNJには、「保留MAX」というメッセージ表示が付加されている。4つの保留アイコンはいずれも、デフォルト(白色)の表示態様の保留アイコンである。
図455(11)−5に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、変動表示する装飾図柄の第1停止が行われ、左図柄表示領域208aでは、「装飾7」が仮停止している。すなわち、「装飾7」が揺れ変動を開始している。なお、演出アイコン表示領域DISには、白色の忍者のナビキャラクタNJが継続して表示されている。
図455(11)−6に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、変動表示する装飾図柄の第2停止が行われ、右図柄表示領域208cでは、「装飾2」が仮停止し、リーチ状態は形成されず、続く同図(11)−7では、第3停止が行われ、ハズレの装飾図柄の組合せである「装飾7」−「装飾2」−「装飾2」が揺れ変動している。そして、図455(11)−8では、「装飾7」−「装飾2」−「装飾2」の装飾図柄の組合せの確定表示が行われる。
続く図455(11)−1では、特図1の保留が消化され、第1装飾図柄表示装置208Lでは、装飾図柄の変動表示が開始されており、特図1の保留アイコンの移動アニメーションは完了している。この結果、保留アイコン表示領域HISには、第1保留アイコンh11、第2保留アイコンh12、および第3保留アイコンh13の3つの保留アイコンが表示され、変動アイコン表示領域CISには、それまで第1保留アイコンh11であったアイコンが変動アイコンh0として表示されている。いずれの保留アイコンh11〜h13も、変動アイコンh0も、デフォルト(白色)の表示態様である。なお、右上の第2保留数表示では、特図1の保留数が3であって、特図2の保留数が0であることが報知されている。さらに、演出アイコン表示領域DISには、白色の忍者のナビキャラクタNJが継続して表示されており、このナビキャラクタは、連続する図柄変動表示を跨いで表示されていることになる。忍者のナビキャラクタNJはこれまで、正面を向いた初期姿勢で表示されているが、忍者のナビキャラクタNJは待機アニメーション(例えば、ある動作を繰り返すアニメーション)を行いながら表示され続けていてもよい。
続く図455(11)−2では、忍者のナビキャラクタNJに「おいらに注目」というメッセージ表示が付加され、アイコン変化演出が開始される。すなわち、ここでのアイコン変化演出の開始タイミングは、装飾図柄の変動表示の開始後になるが、装飾図柄の変動表示の開始と同時であってもよい。また、装飾図柄の変動表示の開始後であって、装飾図柄の変動表示の第1停止前であるともいえるし、装飾図柄の変動表示の開始後であって、リーチ演出開始前であるともいえる。このアイコン変化演出は、白色の忍者のナビキャラクタNJを用いたアニメーションであり、次の図455(11)−3では、それまで演出アイコン表示領域DISに表示されていた白色の忍者のナビキャラクタNJが、左上隅に移動し、続く同図(11)−4では、白色の忍者のナビキャラクタNJが、演出表示領域208dに向けて3つの手裏剣を投げつけている。なお、手裏剣の態様は、忍者のナビキャラクタNJの表示態様と異なる態様であるが、同じ態様(ここでは白色)であってもよい。図455(11)−5では、3つの手裏剣が、演出表示領域208dのうちの保留アイコン表示領域HISに到達し、保留アイコン表示領域HISが、閃光のエフェクト画像EHIによって覆われている。この結果、3つの保留アイコンh11〜h13も白色の閃光のエフェクト画像EHIによって覆われ、3つの保留アイコンh11〜h13は、覆われる前より視認困難になっている。なお、3つの保留アイコンh11〜h13は、一部のみがエフェクト画像EHIによって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像EHIによって覆われていてもよい。なお、閃光のエフェクト画像EHIの態様は、忍者のナビキャラクタNJの表示態様と同じ(ここでは白色)であってもよい。また、閃光のエフェクト画像EHIは、保留アイコン表示領域HISの他に、変動アイコン表示領域CISまでも覆うものであって、変動アイコンh0までもが視認困難になってもよい。あるいは、閃光のエフェクト画像EHIは、3つの保留アイコンh11〜h13および変動アイコンh0のうちいずれか一つのアイコンのみを覆うものであってもよい。図455(11)−6では、エフェクト画像EHIが消えているが、この例では、3つの保留アイコンh11〜h13のうちのいずれの保留アイコンの表示態様にも変化はなく、3つの保留アイコンh11〜h13は全て、デフォルト(白色)の表示態様のままである。このように、アイコンが、エフェクト画像EHIによって覆われても、変化する場合ばかりではなく、変化しない場合があってもよい。アイコン変化アニメーションのうち、アイコンの表示態様が変化するアニメーションを成功アニメとし、アイコンの表示態様が変化しないアニメーションを失敗アニメと分類することもできる。ただし、アイコンがエフェクト画像EHIによって覆われた場合には、覆われたアイコンの表示態様は必ず変化するようにしてもよい。また、手裏剣が、全く見当違いの所へ飛んでいったり、途中で消えてしまったり、あるいは演出表示領域208d内に到達しても、エフェクト画像EHIが発生しない場合があってもよく、この場合も失敗アニメになる。ただし、アイコンがエフェクト画像EHIに覆われなくても変化する場合があってもよく、アイコンが変化すれば成功アニメになる。
図455(11)−7では、それまで左上隅に移動していた白色の忍者のナビキャラクタNJが、演出アイコン表示領域DISに戻っており、右ベースアイコンbIrの上で、「すまねぇ」という失敗メッセージの表示が付加されている。アイコン変化演出(白色の忍者のナビキャラクタNJを用いたアニメーション)は、図455(11)−2〜図455(11)−7の期間で行われる演出であるが、演出アイコン表示領域DISから移動している間(同図(11)−3〜同図(11)−6)のみ行われている演出とみてもよいし、手裏剣が投げられてからエフェクト画像EHIが消えるまでの間(同図(11)−4〜同図(11)−6の直前)のみ行われている演出とみてもよいし、エフェクト画像EHIが表示されている間のみ行われている演出とみてもよい。
図455(11)−8に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、変動表示する装飾図柄の第1停止が行われ、左図柄表示領域208aでは、「装飾7」が仮停止し、同図(11)−6に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第2停止が行われ、右図柄表示領域208cでは、「装飾2」が仮停止し、ここでもリーチ状態は形成されず、続く同図(11)−7では、第3停止が行われ、ハズレの装飾図柄の組合せである「装飾7」−「装飾2」−「装飾2」が揺れ変動している。そして、図455(11)−11では、「装飾7」−「装飾2」−「装飾2」の装飾図柄の組合せの確定表示が行われる。
続く図455(1)−1では、特図1の保留が消化され、第1装飾図柄表示装置208Lでは、装飾図柄の変動表示が再び開始されており、特図1の保留アイコンの移動アニメーションは完了している。この結果、保留アイコン表示領域HISには、第1保留アイコンh11と第2保留アイコンh12の2つの保留アイコンが表示され、変動アイコン表示領域CISには、それまで第1保留アイコンh11であったアイコンが変動アイコンh0として表示されている。2つの保留アイコンh11,h12も、変動アイコンh0も、デフォルト(白色)の表示態様である。なお、右上の第2保留数表示では、特図1の保留数が2であって、特図2の保留数が0であることが報知されている。さらに、演出アイコン表示領域DISには、白色の忍者のナビキャラクタNJが依然として表示されている。
図455(1)−2に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、変動表示する装飾図柄の第1停止が行われ、左図柄表示領域208aでは、「装飾2」が仮停止し、同図(1)−3に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第2停止が行われ、右図柄表示領域208cでは、「装飾2」が仮停止し、リーチ状態が形成される。図455(2)−1に示す忍者のナビキャラクタNJには、「リーチ」というメッセージ表示が付加されている。
しかしながら、図455(4)−1に示すように、第3停止では、「装飾2」ではなく「装飾3」が仮停止し、ハズレの装飾図柄の組合せである「装飾2」−「装飾3」−「装飾2」が揺れ変動している。そして、図455(4)−2では、「装飾2」−「装飾3」−「装飾2」の装飾図柄の組合せの確定表示が行われる。
ここで、保留アイコンにも、忍者のナビキャラクタNJと同様、複数種類の表示態様が用意されており、デフォルト(白色)の表示態様は、全ての表示態様の中でも最も表示される可能性が高い表示態様である。また、保留アイコンにおける複数種類の表示態様としては、先読み予告の表示態様として、白色や無模様の態様(第Aの態様)、青色や斜線模様の態様(第Bの態様)、緑色やひし形模様の態様(第Cの態様)、赤色や格子模様の態様(第Dの態様)、金色や縦線模様の態様(第Eの態様)、虹色や横線模様の態様(第Fの態様)が用意されている。これらの態様の中で、大当りの期待度(信頼度)が最も低い態様が、第Aの態様であり、第Bの態様、第Cの態様、第Dの態様、第Eの態様の順に高くなっていき、第Fの態様が大当りの期待度が最も高い態様(例えば、大当り確定の態様)になる。
図455の右端に示す同図(11)−6’は、同図(11)−5に示すエフェクト画像EHIが消えた後の、同図(11)−6とは別の例であり、3つの保留アイコンh11〜h13のうち、第1保留アイコンh11のみが、デフォルト(白色)の表示態様から青色の表示態様に変化している。すなわち、図455(11)−6’に示す例は、成功アニメの例になるが、赤色の表示態様に変化した場合よりも、大当りの期待度(信頼度)は低い。
また、図455の右端に示す同図(11)−6’’も、同図(11)−5に示すエフェクト画像EHIが消えた後の、同図(11)−6とも、同図(11)−6’とも別の例であり、3つの保留アイコンh11〜h13のうち、第1保留アイコンh11のみが、デフォルト(白色)の表示態様から赤色の表示態様に変化している。すなわち、この図455(11)−6’’に示す例も、成功アニメの例になり、青色の表示態様に変化した場合(同図(11)−6’の場合)よりも、大当りの期待度(信頼度)は高いが、100%ではない。
以上説明したように、デフォルトの表示態様の忍者のナビキャラクタNJを用いたアニメーションであるアイコン変化演出では、アイコンの変化に成功する場合もあれば失敗する場合もある。なお、青色(第Bの態様)の忍者のナビキャラクタNJを用いたアニメーションであるアイコン変化演出では、白色(第Aの態様)の忍者のナビキャラクタNJを用いたアニメーションであるアイコン変化演出よりも、アイコンの変化に成功する確率が高くなり、緑色(第Cの態様)の忍者のナビキャラクタNJを用いたアニメーションであるアイコン変化演出では、青色(第Bの態様)の忍者のナビキャラクタNJを用いたアニメーションであるアイコン変化演出よりも、アイコンの変化に成功する確率がさらに高くなる。
なお、変動アイコンh0にも同様に、上記Aの態様〜上記Eの態様と同じ複数種類の表示態様が用意されている。変動アイコンh0における表示態様においても、デフォルト(白色)の表示態様は、全ての表示態様の中でも最も表示される可能性が高い表示態様である。また、各表示態様は、現在行われている変動表示における大当りに関する予告(いわゆる通常予告)の表示態様であり、大当りの期待度(信頼度)を表している。すなわち、大当りの期待度(信頼度)が最も低い態様が、第Aの態様であり、第Bの態様、第Cの態様、第Dの態様、第Eの態様の順に高くなっていき、第Fの態様が大当りの期待度が最も高い態様(例えば、大当り確定の態様)になる。
図456は、赤色の忍者のナビキャラクタNJが、保留アイコンに対してアクションを起こしている例を示す図である。
以下、図455に示す例との相違点を中心に説明し、重複する説明は省略する場合がある。
図456(0)−1〜同図における左から2列目における(11)−3までは、先に説明した同図455(0)−1〜同図における左から2列目における(11)−3までと同じであり、3つの保留アイコンh11〜h13はいずれも、デフォルト(白色)の表示態様であり、変動アイコンh0も、デフォルト(白色)の表示態様である。また、図456(11)−2では、白色の忍者のナビキャラクタNJに「おいらに注目」というメッセージ表示が付加され、アイコン変化演出が開始され、次の図456(11)−3では、白色の忍者のナビキャラクタNJが、左上隅に移動している。
図456(11)−4では、左上に移動した白色の忍者のナビキャラクタNJの少なくとも一部が、エフェクト画像EIHによって覆われ、ナビキャラクタは、覆われる前より視認困難になっている。なお、ナビキャラクタは、一部のみがエフェクト画像EIHによって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像EIHによって覆われていてもよい。図456(11)−5では、エフェクト画像EIHが消え、エフェクト画像EIHに覆われる前までは白色の表示態様であった忍者のナビキャラクタNJが、赤色の表示態様に変化している。なお、エフェクト画像EIHの態様は、変化後のナビキャラクタNJの表示態様と異なっているが、同じ態様(ここでは赤色)であってもよい。
続く図456(11)−6では、赤色の忍者のナビキャラクタNJが、演出表示領域208dに向けて3つの手裏剣を投げつけている。なお、手裏剣の態様は、忍者のナビキャラクタNJの表示態様と同じ(ここでは赤色)であってもよい。図456(11)−7では、3つの手裏剣が、演出表示領域208dのうちの保留アイコン表示領域HISに到達し、保留アイコン表示領域HISが、閃光のエフェクト画像EHIによって覆われている。この結果、3つの保留アイコンh11〜h13も白色の閃光のエフェクト画像EHIによって覆われ、3つの保留アイコンh11〜h13は、覆われる前より視認困難になっている。なお、3つの保留アイコンh11〜h13は、一部のみがエフェクト画像EHIによって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像EHIによって覆われていてもよい。なお、閃光のエフェクト画像EHIの態様は、忍者のナビキャラクタNJの表示態様と異なっているが、同じ態様(ここでは赤色)であってもよい。また、閃光のエフェクト画像EHIは、保留アイコン表示領域HISの他に、変動アイコン表示領域CISまでも覆うものであって、変動アイコンh0までもが視認困難になってもよい。あるいは、閃光のエフェクト画像EHIは、3つの保留アイコンh11〜h13および変動アイコンh0のうちいずれか一つのアイコンのみを覆うものであってもよい。図456(11)−8では、エフェクト画像EHIが消え、3つの保留アイコンh11〜h13のうち、第1保留アイコンh11のみが、デフォルト(白色)の表示態様から赤色の表示態様に変化している。すなわち、赤色の忍者のナビキャラクタNJを用いたアニメーションは成功アニメである。赤色の忍者のナビキャラクタNJを用いたアニメーションは、保留アイコンおよび変動アイコンのうちの一又は複数のアイコンを必ず変化させる成功アニメである。ここで、変化させる態様(変化後の態様)は、ナビキャラクタNJと同じ態様、すなわち赤色に予め定まっていてもよいし、変化後の態様までは予め定まっていなくてもよい。ただし、大当りの信頼度が上昇する態様に変化させる。したがって、大当り確定の虹色の態様に変化させる場合があってもよい。また、赤色の忍者のナビキャラクタNJを用いたアニメーションでは、アイコンを覆うエフェクト画像EHIの態様と同じ態様に必ず変化させるようにしてもよい。なお、赤色の忍者のナビキャラクタNJを用いたアニメーションであっても、失敗アニメとなる(アイコンの態様が変化しない)場合をあえて設けてもよい。
図456(11)−9では、それまで左上隅に移動していた赤色の忍者のナビキャラクタNJが、演出アイコン表示領域DISに戻っており、右ベースアイコンbIrの上で、「やったぜ」という成功メッセージの表示が付加されている。この例では、アイコン変化演出の中で、ナビキャラクタの変化演出も行われている。なお、アイコン変化演出と、ナビキャラクタの変化演出とを分けて考えることもでき、この場合には、ナビキャラクタの変化演出は、図456(11)−3〜同図(11)−5になり、アイコン変化演出は、図456(11)−6〜同図(11)−9になる。また、ナビキャラクタの変化演出は、演出アイコン表示領域DIS内で行われる場合があってもよいし、あるいは反対に、演出アイコン表示領域DIS内では行われないようにしてもよい。
図456(11)−10〜同図(11)−13までは、忍者のナビキャラクタNJが赤色の表示態様であることと、第1保留アイコンh11の表示態様も赤色の表示態様であることを除けば、先に説明した同図455(11)−8〜同図(11)−11までと同じであり、ハズレの装飾図柄の組合せである「装飾7」−「装飾2」−「装飾2」が確定表示される。
続く図456(1)−1では、特図1の保留が消化され、第1装飾図柄表示装置208Lでは、装飾図柄の変動表示が再び開始されており、特図1の保留アイコンの移動アニメーションは完了している。この結果、保留アイコン表示領域HISには、第1保留アイコンh11と第2保留アイコンh12の2つの保留アイコンが表示され、変動アイコン表示領域CISには、それまで赤色の第1保留アイコンh11であったアイコンが変動アイコンh0として表示されている。図456(1)−1には、赤色の変動アイコンh0が表示されているが、この赤色の変動アイコンh0は、図455(1)−1に示すデフォルトの表示態様の変動アイコンh0よりも大きく、保留アイコンよりも大きい。なお、2つの保留アイコンh11,h12はデフォルト(白色)の表示態様である。また、演出アイコン表示領域DISには、赤色の忍者のナビキャラクタNJが依然として表示されている。
図456(1)−2に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、変動表示する装飾図柄の第1停止が行われ、左図柄表示領域208aでは、「装飾2」が仮停止し、同図(11)−3に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第2停止が行われ、右図柄表示領域208cでは、「装飾2」が仮停止し、リーチ状態が形成される。図455(2)−1に示す赤色の忍者のナビキャラクタNJには、「リーチ」というメッセージ表示ではなく赤色の「激熱」というメッセージ表示が付加されている。
その後、図456(2)−2に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、サボハニ群予告が開始され、演出アイコン表示領域DISに表示されている赤色の忍者のナビキャラクタNJの少なくとも一部には、サボハニがオーバーラップしている。なお、ナビキャラクタにはサボハニがオーバーラップせず、サボハニの少なくとも一部にナビキャラクタがオーバーラップしてもよい。また、「激熱」のメッセージ表示の少なくとも一部に、サボハニがオーバーラップしてもよいし、反対に、サボハニの少なくとも一部に、「激熱」のメッセージ表示がオーバーラップしてもよい。続く図456(2)−3では、赤色の忍者のナビキャラクタNJに、赤色の「SP発展だ」というメッセージ表示が付加され、スーパーリーチに発展することが報知されている。また、サボハニ群予告が開始されると、装飾図柄の表示は、第2保留数表示の下に縮小表示される。なお、この例では、サボハニ群予告が開始されても、保留アイコンや変動アイコンやナビキャラクタは消えずに残っているが、サボハニ群予告が開始されると、第1ステージhs1〜第4ステージhs4とともに保留アイコンの表示が消え、台座hs0とともに変動アイコンh0も消えてもよい。また、ナビキャラクタも消える場合があってもよい。さらには、保留アイコン等は消えても、ナビキャラクタだけは継続して表示されるようにしてもよい。
続いて、図456(3)−1に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展し、主人公の吉宗と敵役の剣豪が対峙する画面が表示される。また、赤色の忍者のナビキャラクタNJには、「剣豪リーチ」というメッセージ表示が付加されている。なお、敵役の剣豪の少なくとも一部が、赤色の忍者のナビキャラクタNJにオーバーラップされているが、ナビキャラクタNJの少なくとも一部が敵役の剣豪にオーバーラップされる場合があってもよい。
スーパーリーチに発展したことを契機に、図456(3)−2に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lには、チャンスボタン136を模した大きな画像であるデカボタン画像136abが表示される。このデカボタン画像136abは、スーパーリーチの演出表示として表示されている、対峙する吉宗と剣豪の全部にオーバーラップしており、吉宗と剣豪が見えなくなっている。また、デカボタン画像136abは、赤色の忍者のナビキャラクタNJの少なくとも一部にもオーバーラップしており、ナビキャラクタは、オーバーラップされる前に比べて視認困難になっている。さらに、デカボタン画像136abは、赤色の変動アイコンh0の少なくとも一部にもオーバーラップしており、変動アイコンh0は、オーバーラップされる前に比べて視認困難になっている。また、デカボタン画像136abには、操作を促進する「押」の文字が、デカボタン画像136abの大きさに合わせて大きく表示されている。さらに、赤色の忍者のナビキャラクタNJには、「剣豪リーチ」のメッセージ表示に代わって「デカボタンだ」というメッセージ表示が付加されている。
図456(3)−3では、チャンスボタン136が操作される。すると、図456(3)−4に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、デカボタン画像136abが消え、強カットイン画像CIsの表示に切り替わる。この強カットイン画像CIsは、赤色の忍者のナビキャラクタNJの少なくとも一部にもオーバーラップしており、ナビキャラクタNJは、オーバーラップされる前に比べて視認困難になっている。さらに、強カットイン画像CIsは、赤色の変動アイコンh0の少なくとも一部にもオーバーラップしており、変動アイコンh0は、オーバーラップされる前に比べて視認困難になっている。また、赤色の忍者のナビキャラクタNJには、「デカボタンだ」のメッセージ表示に代わって「強カットインだ」というメッセージ表示が付加されているが、「剣豪リーチ」のメッセージ表示が再度付加されてもよい。
なお、通常は、チャンスボタン136の操作を受け付ける操作有効期間が設けられており、その操作有効期間内にチャンスボタン136が操作された場合に限って応答演出(ここでは強カットイン画像CIsの表示)が行われるようにしてもよいし、操作有効期間内にチャンスボタン136が操作されなかった場合でも、操作有効期間経過以降に応答演出と同じ演出、あるいは応答演出とは異なる演出が行われるようにしてもよい。
その後、図456(3)−5に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、主人公の吉宗が敵役の剣豪を倒したシーンが「勝ち」の文字とともに表示されており、その第1装飾図柄表示装置208Lの略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾2」が表示され、「装飾2−装飾2−装飾2」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。
図456(4)−1に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第2保留数表示の下に縮小表示されていた装飾図柄の表示が復帰表示される。すなわち、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、および右図柄表示領域208cにおいて、「装飾2−装飾2−装飾2」の装飾図柄の組合せが揺れ変動による仮停止の状態で表示されている。なお、赤色の忍者のナビキャラクタNJには、何のメッセージ表示も付加されていないが、「大当りだ」というメッセージ表示が付加されてもよい。なお、保留アイコンや変動アイコンが消えていた場合は、このタイミングで復帰表示される。
図456(4)−2に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、「装飾2−装飾2−装飾2」の大当りの装飾図柄の組合せが確定表示されている。この確定表示のタイミングで赤色の変動アイコンh0が消去される。なお、赤色の変動アイコンh0は、真の予告であったことになる。また、赤色の忍者のナビキャラクタNJは、白色の忍者のナビキャラクタNJに戻っている。すなわち、この例では、表示態様が変化したアイコン(図456(11)−8のタイミングでは第1保留アイコンh11)に対応した、図456(1)−1で開始された変動表示が終了するまで、赤色の忍者のナビキャラクタNJは表示され続け、対応した変動表示が終了して確定表示されると、赤色の忍者のナビキャラクタNJはデフォルトの表示態様に戻る。
図457は、アイコン変化予告表示の選択と態様変化の例を示す図である。
図457の左端に示す例は、デモ表示中からアイコン変化予告表示の種類を選択する例であり、同図(0)−1では、特図の保留数が0の状態で装飾図柄の変動表示が終了し、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾2」−「装飾5」−「装飾7」)が停止表示されている。また、図457(0)−1に示す演出アイコン表示領域DISにおける右ベースアイコンbIrの上には、殿様のナビキャラクタYMが表示されている。図457(0)−1に示す殿様のナビキャラクタYMは、デフォルトの表示態様で表示されている。
特図の保留が0の状態で特図の停止図柄の確定表示が行われてから一定時間(例えば、30秒間)が経過するまでに新たな図柄変動表示が開始されないと、第1装飾図柄表示装置208Lには、デモンストレーション表示が表示される。デモンストレーション表示には、図柄変動表示が行われていた背景画面のまま、停止表示した装飾図柄の組み合わせが表示され続ける図柄デモ表示と、停止表示した装飾図柄の組み合わせが消えるとともに図柄変動表示が行われていた背景画面から切り替わって専用のアニメーションが表示されるアニメデモ表示とがある。なお、図柄デモ表示でも、専用の背景画面が表示されてもよい。図457(0)−2に示す第1装飾図柄表示装置208Lには、アニメデモ表示が表示されているが、図柄デモ表示を経由してアニメデモ表示が表示されてもよいし、図柄デモ表示を経由せずにアニメデモ表示が表示されてもよい。図457(0)−2に示すアニメデモ表示では、パチンコ機の機種タイトルが大きく表示されたアニメーションが表示され、下部には、チャンスボタン136を操作するとメニュー画面が表示されることが報知されている。
図457(0)−3では、チャンスボタン136が操作され、第1装飾図柄表示装置208Lには、メニュー画面が表示されている。このメニュー画面は、図100(15)に示すオプションメニュー画面と同じである。図457(0)−3では、一番上の演出カスタマイズアイコンの左横にカーソルアイコンcsが表示され、他のアイコンが白表示であるのに対して、演出カスタマイズアイコンは赤色に点灯している。また、オプションメニュー画面では、右下に、選択操作や決定操作に用いることができる操作手段の絵柄が表示されている。すなわち、操作キーユニット137のうち、選択操作に用いられる十字キーの絵柄と、決定操作に用いられるチャンスボタン136の絵柄が表示されている。さらに、チャンスボタン136と、十字キーのうち、カーソルアイコンcsやカーソル表示の移動に用いる上下キー137u,dの絵柄は、赤色に表示されている。なお、決定操作には、チャンスボタン136とともに操作キーユニット137の決定キーも用いることができるようにしてもよいし、チャンスボタン136に代えてその決定キーを用いることができるようにしてもよい。
メニュー画面が表示されている状態で、下キー137dを1回操作すると、図457(0)−4に示すように、それまで演出カスタマイズアイコンに表示されていたカーソルアイコンcsは一つ下に移動し、今度は、キャラクタ選択アイコンの左横にカーソルアイコンcsが表示され、そのキャラクタ選択アイコンは赤色に点灯する。キャラクタ選択アイコンにカーソルアイコンcsが表示されている状態で、チャンスボタン136が押下されると、図457(0)−5に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lには、キャラクタ選択画面が表示される。図457(0)−5に示すキャラクタ選択画面では、殿様のキャラクタと、番長のキャラクタと、忍者のキャラクタが、いずれもデフォルトの表示態様で表示されており、現在選択されている殿様のキャラクタに、選択枠CFが表示されている。右キー137rを2回操作すると、選択枠CFが移動し、忍者のキャラクタに選択枠CFが表示される。この状態で、チャンスボタン136が押下されると、図457(0)−7に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lには、キャラクタ選択決定画面が表示され、同図(0)−6に示す3つのキャラクタのうち忍者のキャラクタのみが大きく表示され、大き目の「おいらにまかせろ」のメッセージ表示が付加されている。その後、第1装飾図柄表示装置208Lの表示画面は、アニメデモ表示が表示される前の画面に一旦戻り、図457(0)−8に示す演出アイコン表示領域DISにおける右ベースアイコンbIrの上には、白色の忍者のナビキャラクタNJが、「よろしく」のメッセージ表示が付加された状態で表示されている。
なお、遊技者によるキャラクタの選択では、キャラクタの種類を選択することはできるが、個々のキャラクタの表示態様までは選択することができず、各キャラクタの表示態様は、デフォルトの表示態様になる。ただし、図457(0)−5に示すキャラクタ選択画面で、デフォルトの表示態様とは異なる態様のキャラクタが自動的に表示され、そのキャラクタを選ぶと、デフォルトの表示態様とは異なる態様で最初から演出アイコン表示領域DISに表示されるようにしてもよいし、キャラクタ選択画面ではデフォルトの表示態様であったキャラクタが、図457(0)−7に示すキャラクタ選択決定画面に切り替わると、デフォルトの表示態様とは異なる態様のキャラクタに自動的に変化し、デフォルトの表示態様とは異なる態様で最初から演出アイコン表示領域DISに表示されるようにしてもよいし、キャラクタ選択決定画面まではデフォルトの表示態様であったキャラクタが、演出アイコン表示領域DISに表示されると、デフォルトの表示態様とは異なる態様のキャラクタに自動的に変化する場合があってもよい。これらの場合は、演出に関する抽選によって内部的に表示態様が決定されていることになる。
図457の左から2番目に示す例は、装飾図柄の変動表示中からアイコン変化予告表示の種類を選択する例であり、同図における左から2列目の(0)−1でも、特図の保留数が0の状態で装飾図柄の変動表示が終了し、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾2」−「装飾5」−「装飾7」)が停止表示されている。また、ここでの演出アイコン表示領域DISにおける右ベースアイコンbIrの上には、白色の忍者のナビキャラクタNJが表示されている。この図457における2列目の(0)−1〜同図(11)−2までは、図455(0)−1〜同図(11)−2までと同じであり、1球の始動入賞があり、装飾図柄の変動表示が開始されている。ただし、図457(11)−2に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、十字キーを操作することでナビキャラクタのキャラクタを変更することができる旨のチュートリアル表示が表示されている。
図457(11)−3では、十字キーが操作され、演出アイコン表示領域DISにおける右ベースアイコンbIrの上には、デフォルトの表示態様の番長のナビキャラクタBCが表示されている。この状態で、チャンスボタン136が押下されると、ナビキャラクタとして番長のキャラクタに決定され、番長のナビキャラクタBCに「よっしゃぁ」のメッセージ表示が付加される。
図457(11)−4に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、変動表示する装飾図柄の第1停止が行われ、左図柄表示領域208aでは、「装飾7」が仮停止している。この例では、変動中における十字キー操作によるナビキャラクタのキャラクタ変更は、装飾図柄の変動表示で第1停止が行われるまで可能であり、それまでは上記チュートリアル表示が表示されているが、第1停止が行われると、上記チュートリアル表示は消える。なお、変動中における十字キー操作によるナビキャラクタのキャラクタ変更は、第2停止が行われるまで可能であってもよいし、リーチ状態に移行するまで可能であってもよいし、変動表示の開始から一定期間の間は可能であってもよいし、装飾図柄の変動表示が終了するまで可能であってもよい。
図457(11)−5に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第2停止が行われ、右図柄表示領域208cでは、「装飾2」が仮停止し、ここでもリーチ状態は形成されず、続く同図(11)−6では、第3停止が行われ、ハズレの装飾図柄の組合せである「装飾7」−「装飾2」−「装飾2」が揺れ変動している。そして、図457(11)−7では、「装飾7」−「装飾2」−「装飾2」の装飾図柄の組合せの確定表示が行われる。
図457における左から3列目以降に示す例は、ナビキャラクタの変化演出の例を示す図である。この例でも、特図の保留数が0の状態で装飾図柄の変動表示が終了し、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾2」−「装飾5」−「装飾7」)が停止表示されている。また、ここでの演出アイコン表示領域DISにおける右ベースアイコンbIrの上には、白色の忍者のナビキャラクタNJが表示されている。この図457における3列目の(0)−1〜同図における4列目(右端)の(11)−10までは、図455(0)−1〜同図における2列目の(11)−2までと同じであり、装飾図柄の変動表示が1回行われ、さらに2回目の装飾図柄の変動表示が開始され、いずれもデフォルト(白色)の表示態様の3つの保留アイコンh11〜h13が表示されている。また、図457(11)−10では、演出アイコン表示領域DISにおける右ベースアイコンbIrの上に、白色の忍者のナビキャラクタNJが表示され、「おいらに注目」というメッセージ表示が付加されている。ここでは、保留アイコンや変動アイコンを対象にしたアイコン変化演出ではなく、忍者のナビキャラクタNJを対象にした変化演出が開始されている。
図457(11)−11では、白色の忍者のナビキャラクタNJが、左上隅に移動せず、演出アイコン表示領域DISにおける右ベースアイコンbIrの上で、忍者のナビキャラクタNJの少なくとも一部が、エフェクト画像EIHによって覆われ、ナビキャラクタNJは、覆われる前より視認困難になっている。なお、ナビキャラクタNJは、一部のみがエフェクト画像EIHによって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像EIHによって覆われていてもよい。図457(11)−12では、エフェクト画像EIHが消え、エフェクト画像EIHに覆われる前までは白色の表示態様であった忍者のナビキャラクタNJが、演出アイコン表示領域DISにおける右ベースアイコンbIrの上で、赤色の表示態様に変化している。なお、エフェクト画像EIHの態様は、変化後のナビキャラクタNJの表示態様と同じ(ここでは赤色)であってもよい。赤色の表示態様に変化したナビキャラクタNJには、「アツいぜ」といったメッセージ表示が付加されている。
図457(11)−13に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、変動表示する装飾図柄の第1停止が行われ、左図柄表示領域208aでは、「装飾7」が仮停止し、同図(11)−14では、第2停止が行われ、右図柄表示領域208cでは、「装飾2」が仮停止し、ここでもリーチ状態は形成されず、続く同図(11)−15では、第3停止が行われ、ハズレの装飾図柄の組合せである「装飾7」−「装飾2」−「装飾2」が揺れ変動している。そして、図457(11)−16では、「装飾7」−「装飾2」−「装飾2」の装飾図柄の組合せの確定表示が行われる。この例では、ナビキャラクタを対象にした変化演出が行われた変動表示では、保留アイコンや変動アイコンを対象にしたアイコン変化演出が開始されなかったことになる。
続く図457(1)−1では、特図1の保留が消化され、第1装飾図柄表示装置208Lでは、装飾図柄の変動表示が再び開始されており、特図1の保留アイコンの移動アニメーションは完了している。この結果、保留アイコン表示領域HISには、第1保留アイコンh11と第2保留アイコンh12の2つの保留アイコンが表示され、変動アイコン表示領域CISには変動アイコンh0が表示されている。第1保留アイコンh11にしても第2保留アイコンh12にしても変動アイコンh0にしても、表示態様はデフォルト(白色)の表示態様である。また、演出アイコン表示領域DISには、赤色の忍者のナビキャラクタNJが継続して表示されている。
図458は、図457における左から3列目以降に示す例の続きと、ナビキャラクタの変化演出のさらに他の例を示す図である。
図457(1)−1から続く、図458(1)−2では、アイコン変化演出が開始され、次の図456(11)−3では、赤色の忍者のナビキャラクタNJが、演出アイコン表示領域DISから左上隅に移動している。
図458(1)−4では、左上に移動した赤色の忍者のナビキャラクタNJが、演出表示領域208dに向けて3つの手裏剣を投げつけている。なお、手裏剣の態様は、忍者のナビキャラクタNJの表示態様と同じ(ここでは赤色)であってもよい。図458(1)−4では、3つの手裏剣が、演出表示領域208dのうちの保留アイコン表示領域HISに到達し、保留アイコン表示領域HISおよび変動アイコン表示領域CISそれぞれの領域の少なくとも一部が、閃光のエフェクト画像EHIによって覆われている。この結果、2つの保留アイコンh11〜h13および変動アイコンh0それぞれのアイコンの少なくとも一部が、閃光のエフェクト画像EHIによって覆われ、それぞれのアイコンh11,h12,h0は、覆われる前より視認困難になっている。なお、これら3つのアイコンh11,h12,h0は、一部のみがエフェクト画像EHIによって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像EHIによって覆われていてもよい。なお、閃光のエフェクト画像EHIの態様は、忍者のナビキャラクタNJの表示態様と同じ(ここでは赤色)であってもよい。なお、閃光のエフェクト画像EHIは、保留アイコン表示領域HISと変動アイコン表示領域CISのうち変動アイコン表示領域CISのみを覆うものであって、変動アイコンh0のみが視認困難になってもよい。図458(1)−5では、エフェクト画像EHIが消え、3つのアイコンh11,h12,h0のうち、変動アイコンh0のみが、デフォルト(白色)の表示態様から赤色の表示態様に変化し、大きさも大きくなっている。なお、大きさはそのままで色のみ変化してもよいし、反対に色は同じで大きさだけ大きくなってもよい。ここでの、赤色の忍者のナビキャラクタNJを用いたアニメーションは成功アニメである。図458(1)−6では、それまで左上隅に移動していた赤色の忍者のナビキャラクタNJが、演出アイコン表示領域DISに戻っており、右ベースアイコンbIrの上で、「やったぜ」という成功メッセージの表示が付加されている。
図458(1)7−10〜同図(4)−2までは、先に説明した図456(1)−2〜同図(4)−2までと同じであり、リーチ状態になってサボハニ群予告が行われ、次いで、スーパーリーチに発展して剣豪リーチ中にデカボタン演出が行われ、最終的に、大当りの装飾図柄の組合せである「装飾2」−「装飾2」−「装飾2」が確定表示される。赤色の表示態様であった忍者のナビキャラクタNJは、この確定表示のタイミングで白色の表示態様に戻っている。
図458における左から3列目以降に示す例は、ナビキャラクタの変化演出の他の例を示す図である。この例でも、特図の保留数が0の状態で装飾図柄の変動表示が終了し、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾2」−「装飾5」−「装飾7」)が停止表示されている。また、ここでの演出アイコン表示領域DISにおける右ベースアイコンbIrの上には、白色の忍者のナビキャラクタNJが表示されている。この図458における3列目の(0)−1〜同図における4列目(右端)の(11)−4までは、図456(0)−1〜同図における2列目の(11)−4までと同じであり、装飾図柄の変動表示が1回行われ、さらに2回目の装飾図柄の変動表示が開始され、いずれもデフォルト(白色)の表示態様の3つの保留アイコンh11〜h13が表示されている。また、図458(11)−2では、演出アイコン表示領域DISにおける右ベースアイコンbIrの上に、白色の忍者のナビキャラクタNJが一体だけ表示され、「おいらに注目」というメッセージ表示が付加されている。続く、図458(11)−3では、その一体の白色の忍者のナビキャラクタNJが、演出アイコン表示領域DISから左上隅に移動している。
図458(11)−4では、左上に移動した白色の忍者のナビキャラクタNJの少なくとも一部が、3つのエフェクト画像EIHによって覆われ、ナビキャラクタNJは、覆われる前より視認困難になっている。なお、ナビキャラクタNJは、一部のみがエフェクト画像EIHによって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像EIHによって覆われていてもよい。図458(11)−5では、3つのエフェクト画像EIHが消え、エフェクト画像EIHに覆われる前までは一体の白色の表示態様であった忍者のナビキャラクタNJが、色は同じ白色であるものの三体に増加している。すなわち、特図の保留の数と同じ数の白色の忍者のナビキャラクタNJが表示されている。なお、エフェクト画像EIHの数も特図の保留の数と同じ数である。
続く図458(11)−6では、三体の白色の忍者のナビキャラクタNJそれぞれが、演出表示領域208dに向けて一つずつ手裏剣を投げつけ、合計3つの手裏剣が演出表示領域208dに向けて飛んで行っている。なお、手裏剣の態様は、忍者のナビキャラクタNJの表示態様と同じ(ここでは白色)であってもよい。図458(11)−7では、3つの手裏剣が、演出表示領域208dのうちの保留アイコン表示領域HISに到達し、保留アイコン表示領域HISが、閃光のエフェクト画像EHIによって覆われている。この結果、3つの保留アイコンh11〜h13も白色の閃光のエフェクト画像EHIによって覆われ、3つの保留アイコンh11〜h13は、覆われる前より視認困難になっている。なお、3つの保留アイコンh11〜h13は、一部のみがエフェクト画像EHIによって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像EHIによって覆われていてもよい。なお、閃光のエフェクト画像EHIの態様は、忍者のナビキャラクタNJの表示態様と同じ(ここでは白色)であってもよい。また、閃光のエフェクト画像EHIは、保留アイコン表示領域HISの他に、変動アイコン表示領域CISまでも覆うものであって、変動アイコンh0までもが視認困難になってもよい。あるいは、閃光のエフェクト画像EHIは、3つの保留アイコンh11〜h13および変動アイコンh0のうちいずれか一つのアイコンのみを覆うものであってもよい。
図458(11)−8では、エフェクト画像EHIが消え、3つの保留アイコンh11〜h13のうち、第1保留アイコンh11のみが、デフォルト(白色)の表示態様から赤色の表示態様に変化している。すなわち、白色の忍者のナビキャラクタNJを用いたアニメーションは成功アニメである。また、図458(11)−8では、三体の白色の忍者のナビキャラクタNJそれぞれの少なくとも一部が、3つ以上の多数のエフェクト画像EIHによって覆われ、三体の白色の忍者のナビキャラクタNJそれぞれは、覆われる前より視認困難になっている。なお、三体の白色の忍者のナビキャラクタNJそれぞれは、一部のみがエフェクト画像EIHによって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像EIHによって覆われていてもよい。図458(11)−9では、多数のエフェクト画像EIHが消え、左上隅に表示されていた三体の白色の忍者のナビキャラクタNJもいなくなり、演出アイコン表示領域DISの右ベースアイコンbIrには、一体の白色の忍者のナビキャラクタNJが表示されており、右ベースアイコンbIrの上で、「やったぜ」という成功メッセージの表示が付加されている。なお、三体の白色の忍者のナビキャラクタNJのうち、一体のみが赤色の忍者のナビキャラクタNJであってもよい。しかもその赤色の忍者のナビキャラクタNJの位置は、変化した保留アイコンの位置に応じた右端であってもよく、こうすることで、ナビキャラクタNJの態様と表示位置で変化対象となるアイコンと、変化後の表示態様を、ナビキャラクタNJによって示唆(予告)することができる。
この例でも、アイコン変化演出の中で、ナビキャラクタの変化演出も行われており、アイコン変化演出と、ナビキャラクタの変化演出とを分けて考えることもでき、この場合には、ナビキャラクタの変化演出は、図458(11)−3〜同図(11)−5になり、アイコン変化演出は、図458(11)−6〜同図(11)−9になる。また、この例では、図458(11)−9では、三体の白色の忍者のナビキャラクタNJから一体の白色の忍者のナビキャラクタNJに戻っているが、三体の白色の忍者のナビキャラクタNJがそのまま、演出アイコン表示領域DISの右ベースアイコンbIrの上に表示され続けてもよい。
図459は、図458における左から3列目以降に示す例の続きと、他の演出例を示す図である。
図458(11)−9から続く図459(11)−10に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、変動表示する装飾図柄の第1停止が行われ、左図柄表示領域208aでは、「装飾7」が仮停止し、同図(11)−11では、第2停止が行われ、右図柄表示領域208cでは、「装飾2」が仮停止し、ここでもリーチ状態は形成されず、続く同図(11)−12では、第3停止が行われ、ハズレの装飾図柄の組合せである「装飾7」−「装飾2」−「装飾2」が揺れ変動している。そして、図459(11)−13では、「装飾7」−「装飾2」−「装飾2」の装飾図柄の組合せの確定表示が行われる。この例では、ナビキャラクタを対象にした変化演出が行われた変動表示内で、保留アイコンや変動アイコンを対象にしたアイコン変化演出も行われたことになる。
図459における左から2列目に示す例は、ナビキャラクタの変化演出の他の例を示す図である。図459(11)−4’は、図458(11)−3から続く、図458(11)−4とは異なる例であり、左上に移動した白色の忍者のナビキャラクタNJの少なくとも一部が、複数のエフェクト画像EIHによって覆われ、ナビキャラクタは、覆われる前より視認困難になっている。なお、ナビキャラクタは、一部のみがエフェクト画像EIHによって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像EIHによって覆われていてもよい。図459(11)−5’では、複数のエフェクト画像EIH全部が消え、赤色の表示態様に変化するとともに表示サイズも大きくなったナビキャラクタが表示されている。なおここでは、複数の態様(色と大きさ)が同時に変化しているが、複数の態様(色と大きさ)がタイミングを異ならして変化する場合があってもよい。また、忍者のナビキャラクタNJは、白色のまま表示サイズのみが大きく変化してもよい。また、表示サイズの大きさは、大当りの期待度(信頼度)に対応しており、大きければ大きいほど、大当りの期待度(信頼度)が高くなる。
続く図459(11)−6’では、赤色の大きな忍者のナビキャラクタNJが、演出表示領域208dに向けて手裏剣を投げつけている。なお、手裏剣の態様は、忍者のナビキャラクタNJの表示態様と同じ(ここでは赤色)であってもよい。図459(11)−7では、3つの手裏剣が、演出表示領域208dのうちの保留アイコン表示領域HISに到達し、保留アイコン表示領域HISが、閃光のエフェクト画像EHIによって覆われている。この結果、3つの保留アイコンh11〜h13も白色の閃光のエフェクト画像EHIによって覆われ、3つの保留アイコンh11〜h13は、覆われる前より視認困難になっている。なお、3つの保留アイコンh11〜h13は、一部のみがエフェクト画像EHIによって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像EHIによって覆われていてもよい。なお、閃光のエフェクト画像EHIの態様は、忍者のナビキャラクタNJの表示態様と同じ(ここでは赤色)であってもよい。
図459(11)−8’では、エフェクト画像EHIが消え、3つの保留アイコンh11〜h13のうち、第1保留アイコンh11のみが、デフォルト(白色)の表示態様から、忍者のナビキャラクタNJの表示態様と同じ赤色の表示態様に変化している。また、図459(11)−8では、赤色の大きな忍者のナビキャラクタNJが、多数のエフェクト画像EIHによって覆われ、そのナビキャラクタは、覆われる前より視認困難になっている。なお、赤色の大きな忍者のナビキャラクタNJは、一部のみがエフェクト画像EIHによって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像EIHによって覆われていてもよい。図459(11)−9’では、多数のエフェクト画像EIHが消え、左上隅に表示されていた赤色の大きな忍者のナビキャラクタNJもいなくなり、演出アイコン表示領域DISの右ベースアイコンbIrには、元のサイズに戻った白色の忍者のナビキャラクタNJが表示されており、右ベースアイコンbIrの上で、「やったぜ」という成功メッセージの表示が付加されている。
図459における左から3列目以降に示す例は、ナビキャラクタを用いた予告アニメーションの一例を示す図である。この図459における左から3列目の(11)−1〜同図(1)−3までは、特図1の保留の数が4から3に減少するのではなく、3から2に減少する点を除いて、図458における3列目下端の(11)−8〜図458における4列目の(11)−2までと同じであり、図459(1)−1に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、装飾図柄の変動表示が開始され、いずれもデフォルト(白色)の表示態様の2つの保留アイコンh11,h12が表示されている。また、図459(1)−2では、演出アイコン表示領域DISにおける右ベースアイコンbIrの上に、「おいらに注目」というメッセージ表示が付加された、白色の忍者のナビキャラクタNJが表示されている。
続く図459(1)−3では、その白色の忍者のナビキャラクタNJが、演出アイコン表示領域DISから左上隅に移動し、同図(1)−4では、ミニゲームが開始される。すなわち、左上隅に移動した白色の忍者のナビキャラクタNJに、チャンスボタン136を押下してサイコロの3の目が出たら大当りの可能性が高いことを表す大き目のメッセージ表示が付加されている。続いて、図459(1)−5では、チャンスボタン136を模したボタン画像136aと、チャンスボタン136の操作有効期間の残期間を表す残期間メータMTが表示され、ボタン演出が開始されている。また、図459(1)−5に示す白色の忍者のナビキャラクタNJには、チャンスボタン136の押下を促す「押せ」のメッセージ表示が付加されている。そして、チャンスボタン136の操作有効期間が開始され、図459(1)−6では、残時間表示メータMTのゲージが減っており、チャンスボタン136が操作有効期間内に操作される。すると、図459(1)−7に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lには、サイコロの3の目の画像が表示され、白色の忍者のナビキャラクタNJには、「よっしゃあ」のメッセージ表示がまずは付加され、その後に「激熱」のメッセージ表示が付加される(図459(1)−8)。この例では、ミニゲームに当たったことになる。図459(11)−9では、サイコロの3の目の画像が消え、左上隅に表示されていた白色の忍者のナビキャラクタNJが、演出アイコン表示領域DISの右ベースアイコンbIr上に戻っている。演出アイコン表示領域DISに戻った忍者のナビキャラクタNJには、「激熱」のメッセージ表示が付加されている。以上説明した、図459(1)−4〜同図(1)−9までの白色の忍者のナビキャラクタNJを用いたアニメーションは、アイコンを変化させるアニメーションではなく、現在行われている装飾図柄の変動表示における大当りに関する予告アニメーションである。ここでは、サイコロの3の目の画像が表示されたことにより、大当りの可能性が高いことが予告されており、ミニゲームによる予告アニメーションである。
図459(1)−10に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、変動表示する装飾図柄の第1停止が行われ、左図柄表示領域208aでは、「装飾2」が仮停止し、同図(1)−11に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第2停止が行われ、右図柄表示領域208cでは、「装飾2」が仮停止し、リーチ状態が形成される。
その後、図459(2)−2に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、サボハニ群予告が開始される。サボハニ群予告が開始される前、あるいはサボハニ群予告の開始と同時、さらには、サボハニ群予告の開始後に、ナビキャラクタの変化演出が演出アイコン表示領域DISの右ベースアイコンbIr上で行われ、それまで白色の表示態様であった忍者のナビキャラクタNJが、赤色の表示態様に変化している。ナビキャラクタの変化は、ミニゲームで当たった場合に行われてもよいし、ミニゲームの結果とは無関係に行われてもよい。また、それまでデフォルトの表示態様であった変動アイコンh0の表示態様も変化し、図459(2)−2に示す変動アイコンh0の表示態様は、キャラクタがオートバイに乗った絵柄に赤文字のVが組み合わさった表示態様に変化している。変動アイコンの表示態様の変化も、ミニゲームで当たった場合に行われてもよいし、ミニゲームの結果とは無関係に行われてもよい。また、図459(2)−2では、右ベースアイコンbIr上に、赤色の「アイコン変化」というメッセージ表示が付加されている。変動アイコンh0の表示態様の変化タイミングは、ナビキャラクタの変化演出の終了後であるが、ナビキャラクタの変化演出の開始前であってもよいし、ナビキャラクタの変化演出の実行中であってもよい。
図459(2)−2に示すように、演出アイコン表示領域DISに表示されている赤色の忍者のナビキャラクタNJの少なくとも一部には、サボハニがオーバーラップしている。なお、ナビキャラクタにはサボハニがオーバーラップせず、サボハニの少なくとも一部にナビキャラクタがオーバーラップしてもよい。また、サボハニの少なくとも一部に、「アイコン変化」のメッセージ表示がオーバーラップしているが、反対に、「アイコン変化」のメッセージ表示の少なくとも一部に、サボハニがオーバーラップしてもよい。また、表示態様が変化した変動アイコンh0とサボハニは重なっていないが、変動アイコンh0の少なくとも一部に、サボハニがオーバーラップしてもよいし、反対に、サボハニの少なくとも一部に、変動アイコンh0がオーバーラップしてもよい。なお、サボハニ群予告が開始されると、装飾図柄の表示は、第2保留数表示の下に縮小表示されている。
続く図459(2)−3では、赤色の忍者のナビキャラクタNJに、赤色の「プレミア」というメッセージ表示が付加され、プレミア演出が開始されることが報知されている。図459(3)−1に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、プレミア演出よりも先にスーパーリーチ(剣豪リーチ)演出が開始され、主人公の吉宗と敵役の剣豪が対峙する画面が表示されている。また、赤色の忍者のナビキャラクタNJには、「剣豪リーチ」というメッセージ表示が付加されている。なお、敵役の剣豪の少なくとも一部が、赤色の忍者のナビキャラクタNJにオーバーラップされているが、ナビキャラクタNJの少なくとも一部が敵役の剣豪にオーバーラップされる場合があってもよい。また、表示態様が変化した変動アイコンh0の少なくとも一部が、敵役の剣豪にオーバーラップされているが、敵役の剣豪の少なくとも一部が、変動アイコンh0にオーバーラップされてもよい。
図459(3)−2に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、剣豪リーチ演出の途中からプレミア演出が開始されている。ここでのプレミア演出は、先ほど、表示態様が変化した変動アイコンh0が拡大表示される演出であり、キャラクタがオートバイに乗った絵柄に赤文字のVが組み合わさった画像が画面中央に大きく表示され、主人公の吉宗と敵役の剣豪が切り合う場面に、その画像がオーバーラップして、剣豪リーチ演出の表示は、オーバーラップされる前に比べて視認困難になっている。プレミア演出が行われたことで、大当り確定あるいはほぼ確定になる。
プレミア演出が終了すると、これまで画面中央に大きく表示されていた画像が縮小表示されて変動アイコンh0として再表示される(図459(3)−5)。また、第1装飾図柄表示装置208Lでは、主人公の吉宗が敵役の剣豪を倒したシーンが「勝ち」の文字とともに表示されており、その第1装飾図柄表示装置208Lの略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾2」が表示され、「装飾2−装飾2−装飾2」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。再表示された変動アイコンh0の少なくとも一部は、中図柄に停止表示する予定の「装飾2」の表示にオーバーラップされている。
図460は、図459における左から3列目以降に示す例の続きを示す図である。
図459(3)−5から続く図460(4)−1に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第2保留数表示の下に縮小表示されていた装飾図柄の表示が復帰表示される。すなわち、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、および右図柄表示領域208cにおいて、「装飾2−装飾2−装飾2」の装飾図柄の組合せが揺れ変動による仮停止の状態で表示されている。なお、赤色の忍者のナビキャラクタNJには、何のメッセージ表示も付加されていないが、「大当りだ」というメッセージ表示が付加されてもよい。また、変動アイコンh0も表示されている。
図460(4)−2に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、「装飾2−装飾2−装飾2」の大当りの装飾図柄の組合せが確定表示されている。この確定表示のタイミングで変動アイコンh0が消去される。また、赤色の忍者のナビキャラクタNJは、白色の忍者のナビキャラクタNJに戻っている。
なお、図459(1)−4〜同図(1)−9では、白色の忍者のナビキャラクタNJを用いつつも、アイコンを変化させるアニメーションではなく、ミニゲームによる予告アニメーションが実行されているが、アイコンを変化させるアニメーションでも、成功する場合と失敗する場合があるミニゲームが行われてもよい。すなわち、ミニゲームに成功すれば、白色の忍者のナビキャラクタNJが赤色の忍者のナビキャラクタNJに変化し、ミニゲームに失敗すれば、白色の忍者のナビキャラクタNJが赤色の忍者のナビキャラクタNJに変化せず、白色の忍者のナビキャラクタNJは白色の忍者のナビキャラクタNJのままである。
ここで、実行され得るアニメーションについてまとめると、白色の忍者のナビキャラクタNJを用いたアニメであって、変動アイコンや保留アイコンを、デフォルトの態様から予告態様に変化させる場合があるアニメ(第Aのアニメ)と、そもそも態様変化とは全く関係ないアニメ(例えば、予告アニメ等)であって、結果としてデフォルトの態様から予告態様に変化させることはないアニメとなるアニメ(第Bのアニメ)に分類することができる。また、赤色の忍者のナビキャラクタNJを用いたアニメであって、変動アイコンや保留アイコンを、デフォルトの態様から予告態様に必ず変化させるアニメ(第Cのアニメ)と、そもそも態様変化とは全く関係ないアニメ(例えば、予告アニメ等)であって、結果としてデフォルトの態様から予告態様に変化させることはないアニメとなるアニメ(第Dのアニメ)に分類することもできる。さらに、ナビキャラクタの表示態様を変化させることに、成功するアニメ(第Eのアニメ)と、失敗するアニメ(第Fのアニメ)に分類することもできる。また、同じ予告アニメであっても、ナビキャラクタの表示態様を変化させることがない予告アニメ(第Gのアニメ)と、変動アイコンや保留アイコンの表示態様を変化させることがない予告アニメ(第Hのアニメ)に分類することもできる。さらに、ナビキャラクタを用いずに、変動アイコンや保留アイコンを、デフォルトの態様から予告態様に変化させる場合があるアニメ(第Iのアニメ)もあげられる。この第Iのアニメとしては、例えば、図445(a)〜同図(e)に示すアニメや、図445(A)〜同図(E)に示すアニメや、図445(ア)〜同図(オ)に示すアニメのように、変動アイコンh0の表示態様が変化するアニメが該当する。
ここで、第Gのアニメと第Eのアニメは、白色(デフォルト)の忍者のナビキャラクタNJが用いられている点が共通したアニメであってもよいし、一部(例えば、はじめの部分を含む一部)が同じ態様で行われるアニメであってもよい。また、第Gのアニメは、変動アイコンや保留アイコンを、デフォルトの態様から予告態様に変化させることもないアニメであってもよい。
また、第Cのアニメと第Dのアニメは、赤色の忍者のナビキャラクタNJが用いられている点が共通したアニメであってもよいし、その他にも、背景画像や、一部のシーンが共通していてもよいし、赤色の忍者のナビキャラクタNJとは別に表示される表示(例えば、キャラクタやアイコン)について、種類や色や形や大きさが共通していてもよい。
また、第Cのアニメと第Dのアニメは、一部が同じ態様で行われるアニメであってもよい。また、第Cのアニメと第Dのアニメは、はじめの部分を含む一部が同じ態様で行われるアニメであって、途中から異なる態様で行われるアニメであってもよい。
また、第Aのアニメと第Cのアニメは、ナビキャラクタが用いられている点が共通したアニメであってもよいし、その他にも、背景画像や、一部のシーンが共通していてもよいし、ナビキャラクタとは別に表示される表示(例えば、キャラクタやアイコン)について、種類や色や形や大きさが共通していてもよい。
また、第Aのアニメと第Cのアニメは、一部が同じ態様で行われるアニメであってもよい。また、第Aのアニメと第Cのアニメは、はじめの部分を含む一部が同じ態様で行われるアニメであって、途中から異なる態様で行われるアニメであってもよい。
また、第Dのアニメと前記第Hのアニメは、或る事項が共通したアニメであってもよい。すなわち、少なくとも、ナビキャラクタが表示される点で共通していてもよい。その他にも、背景画像や、一部のシーンが共通していてもよいし、ナビキャラクタとは別に表示される表示(例えば、キャラクタやアイコン)について、種類や色や形や大きさが共通していてもよい。
また、第Dのアニメと第Hのアニメは、一部が同じ態様で行われるアニメであってもよい。また、第Dのアニメと第Hのアニメは、はじめの部分を含む一部が同じ態様で行われるアニメであって、途中から異なる態様で行われるアニメであってもよい。
さらに、図455〜図460における保留アイコンを変化させる例は、保留アイコンに代えて変動アイコンを変化させてもよいし、図455〜図460における変動アイコンを変化させる例は、変動アイコンに代えて保留アイコンを変化させてもよい。
また、図455〜図460に示すいずれの例も、演出アイコン表示領域DISに表示されるミニアイテムのアイコン(例えば、図126等に示すメータ上昇アイテムUpIのアイコン)等を変化させる例ではなかったが、保留アイコンや変動アイコンに代えて、ミニアイテムのアイコン等、様々なアイコン(図152(a)に示す各種のアイコンや、図153に示すミニゲームのアイコンや、図154(b)に示す各種のアイコン変化予告のアイコン)を変化させる場合があってもよい。
以上の記載では、
『 複数種類のアイコンを表示可能な表示手段を備えた遊技台であって、
前記複数種類のアイコンのうちの一つは、第一のアイコン[例えば、白色(デフォルト)の保留アイコンh11、あるいは白色(デフォルト)の変動アイコンh0、さらには白色のメータ上昇アイテムUpIのアイコン]であり、
前記複数種類のアイコンのうちの一つは、第二のアイコン[例えば、赤色(先読み予告態様)の保留アイコンh11、あるいは赤色の変動アイコンh0、さらには赤色のメータ上昇アイテムUpIrのアイコン]であり、
前記表示手段は、第一の態様[例えば、白色(デフォルト)の態様]の或る表示(以下、「第一の表示」という。)[例えば、白色(デフォルト)の忍者のナビキャラクタNJ]を用いた第一のアニメを表示可能な手段であり、
前記表示手段は、第二の態様[例えば、赤色の態様]の前記或る表示[例えば、赤色の忍者のナビキャラクタNJ]を用いた第二のアニメを表示可能な手段であり、
前記第一の表示は、装飾図柄変動表示が行われていない期間[例えば、停止表示中やデモ中や大当り遊技中の期間]に表示される場合がある表示であり、
前記第一のアニメは、表示されている前記第一のアイコンを前記第二のアイコンに変化させる場合があるアニメ[例えば、図455(11)−2〜同図(11)−6’’〜同図(11)−7に示すアイコン変化アニメーション、図458(11)−2〜同図(11)−9に示すアイコン変化アニメーション]であり、
前記第二のアニメは、表示されている前記第一のアイコンを前記第二のアイコンに変化させるアニメ[例えば、図456(11)−2〜同図(11)−9に示すアイコン変化アニメーション、図458(1)−2〜同図(1)−6に示すアイコン変化アニメーション]であり、
前記或る表示は、複数種類の表示の中から遊技者により選択された[例えば、図457(0)−5〜同図(0)−8]表示である、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
この遊技台によれば、遊技者が選択した表示で予告が行われることで遊技者を楽しませることができる。
ここで、前記第一のアニメは、表示されている前記第一のアイコンを前記第二のアイコンに変化させない場合もあるアニメであり、前記第二のアニメは、表示されている前記第一のアイコンを前記第二のアイコンに必ず変化させるアニメである。
なお、前記表示手段は、複数種類のアイコンを必ず表示する手段であってもよい。前記表示手段は、前記第一のアニメを必ず表示する手段であってもよく、前記第二のアニメを必ず表示する手段であってもよい。前記第一の表示は、装飾図柄変動表示が行われていない期間に必ず表示される表示であってもよい。
また、
『 前記第一の態様は、デフォルトの態様であり、
前記第一の態様は、前記或る表示における、前記第二の態様を含む他の態様よりも、表示される可能性が最も高い態様であり、
遊技者が前記或る表示を選択した場合、前記第一の表示が表示される[例えば、図457(0)−6〜同図(0)−8]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、
『 前記或る表示は、装飾図柄変動表示が行われている期間であっても選択可能な場合がある表示である[例えば、図457(11)−2〜同図(11)−3]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
例えば、装飾図柄変動表示が開始されてからリーチ状態になる前の期間には常に選択可能であるが、リーチ状態になった以降の期間では選択不能であってもよい。
また、前記或る表示は、装飾図柄変動表示が行われている期間であっても選択可能な表示であってよい。すなわち、装飾図柄変動表示が行われている全期間にわたっていつでも選択可能であってもよい。さらには、前記或る表示は、常に選択可能な表示であってもよい。
なお、前記或る表示は、装飾図柄変動表示が行われている期間に必ず選択される表示であってもよい。
また、
『 前記或る表示は、或る条件が成立した場合のみ選択可能な表示であり、
前記或る条件は、デモンストレーション表示の表示中[例えば、図457(0)−2]であるといった条件である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、前記或る条件として、複数の条件が用意されていてもよい。例えば、デモンストレーション表示の表示中であるといった条件の他に、或る大当り遊技中(例えば、確変付き大当り遊技中や、確変無し大当り遊技中や、ラウンド中や、ラウンド間インターバル中)であるといった条件であってもよく、装飾図柄変動表示の累積実行回数が或る回数に達したという条件であってもよく、装飾図柄変動表示の実行回数が大当り遊技をはさまずに或る回数に達したという条件であってもよい。
また、前記或る条件として、一つの条件しか用意されていなくてもよい。この一つの条件としては、前記デモンストレーション表示の表示中であるといった条件であってもよいし、或る大当り遊技中であるといった条件であってもよいし、装飾図柄変動表示の累積実行回数が或る回数に達したという条件であってもよいし、装飾図柄変動表示の実行回数が大当り遊技をはさまずに或る回数に達したという条件であってもよい。
また、前記デモンストレーション表示は、装飾図柄変動表示が行われていない状態で表示される表示である。より具体的には、特図の保留が無い状態で、装飾図柄の停止表示が表示されてから予め定められた時間が経過すると開始される表示であって、装飾図柄が停止表示されている図柄デモ表示や、遊技台のタイトル等を含むアニメーションが表示されている動画デモ表示があげられる。なお、動画デモ表示に代えて静止画デモ表示が表示されてもよい。
なお、前記或る表示は、或る条件が成立した場合のみ必ず選択される表示であってもよい。
以上の記載では、
『 複数種類のアイコンを表示可能な表示手段を備えた遊技台であって、
前記複数種類のアイコンのうちの一つは、第一のアイコン[例えば、白色(デフォルト)の保留アイコンh11、あるいは白色(デフォルト)の変動アイコンh0、さらには白色のメータ上昇アイテムUpIのアイコン]であり、
前記複数種類のアイコンのうちの一つは、第二のアイコン[例えば、赤色(先読み予告態様)の保留アイコンh11、あるいは赤色の変動アイコンh0、さらには赤色のメータ上昇アイテムUpIrのアイコン]であり、
前記表示手段は、第一の態様[例えば、白色(デフォルト)の態様]の或る表示(以下、「第一の表示」という。)[例えば、白色(デフォルト)の忍者のナビキャラクタNJ]を用いた第一のアニメを表示可能な手段であり、
前記表示手段は、第二の態様[例えば、赤色の態様]の前記或る表示(以下、「第二の表示」という。)[例えば、赤色の忍者のナビキャラクタNJ]を用いた第二のアニメを表示可能な手段であり、
前記表示手段は、前記第一の表示を前記第二の表示に変化させる第三のアニメ[例えば、図456(11)−4〜同図(11)−5に示すキャラ変化アニメーション、図457(11)−11〜同図(11)−12に示すキャラ変化アニメーション、図458(11)−4〜同図(11)−5に示すキャラ変化アニメーション、図459(11)−4’〜同図(11)−5’に示すキャラ変化アニメーション]を表示可能な手段であり、
前記第一の表示は、装飾図柄変動表示が行われていない期間[例えば、停止表示中やデモ中や大当り遊技中の期間]に表示される場合がある表示であり、
前記第一のアニメは、表示されている前記第一のアイコンを前記第二のアイコンに変化させる場合があるアニメ[例えば、図455(11)−2〜同図(11)−6’’〜同図(11)−7に示すアイコン変化アニメーション、図458(11)−2〜同図(11)−9に示すアイコン変化アニメーション]であり、
前記第二のアニメは、表示されている前記第一のアイコンを前記第二のアイコンに変化させるアニメ[例えば、図456(11)−2〜同図(11)−9に示すアイコン変化アニメーション、図458(1)−2〜同図(1)−6に示すアイコン変化アニメーション、図458(11)−2〜同図(11)−9に示すアイコン変化アニメーション、図459(11)−4’〜同図(11)−9’に示すアイコン変化アニメーション]であり、
前記第二のアニメは、前記第三のアニメの表示が開始された後で表示が開始される場合があるアニメ[例えば、図458(1)−2〜同図(1)−6に示すアイコン変化アニメーション]である、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
この遊技台によれば、前記或る表示に注目させることができる。
ここで、前記第一のアニメは、表示されている前記第一のアイコンを前記第二のアイコンに変化させない場合もあるアニメであり、前記第二のアニメは、表示されている前記第一のアイコンを前記第二のアイコンに必ず変化させるアニメである。
また、前記第二の表示は、前記第三のアニメによって、前記第一の表示から変化する場合の他、最初から表示される場合があってもよい。すなわち、前記或る表示は、前記第二の態様で出現(表示開始)する場合があってもよい。
また、前記第二のアニメは、前記第三のアニメの表示が開始された後で表示が必ず開始されるアニメであってもよい。
また、前記第二のアニメは、前記第三のアニメの表示が開始される前から表示が開始される場合があってもよい。この場合には、前記第一の表示が表示されており、先に表示が開始されていた前記第二のアニメの前記第二の表示とは別の第二の表示に前記第三のアニメによって該第一の表示が変化させられる場合があってもよい。
また、前記第一の表示は、前記第三のアニメの表示が開始された後で表示が開始される場合があってもよい。この場合には、前記第一の表示が表示されてから、該第一の表示を前記第二の表示に変化させるシーンが表示される。また、前記第一の表示は、前記第三のアニメの表示と同時に表示が開始される場合があってもよいし、前記第三のアニメの表示が開始される前から表示されている場合があってもよい。
なお、前記表示手段は、複数種類のアイコンを必ず表示する手段であってもよい。また、前記表示手段は、前記第一のアニメを必ず表示する手段であってもよく、前記第二のアニメを必ず表示する手段であってもよい。さらに、前記第一の表示は、装飾図柄変動表示が行われていない期間に必ず表示される表示であってもよい。
また、
『 前記第三のアニメは、前記第二のアニメの表示が開始される装飾図柄変動表示[例えば、図456(11)−1〜同図(11)−13に示す装飾図柄変動表示、図458(11)−1〜図459(11)−13に示す装飾図柄変動表示、図459(11)−4’〜同図(11)−9’に示す装飾図柄変動表示と同じ装飾図柄変動表示において表示が開始される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
なお、前記第三のアニメは、前記第二のアニメの表示が開始される装飾図柄変動表示と同じ装飾図柄変動表示において表示が必ず開始されてもよい。
また、
『 前記第三のアニメは、前記第二のアニメの表示が開始される装飾図柄変動表示[例えば、図457(1)−1〜図458(4)−2に示す装飾図柄変動表示]と異なる装飾図柄変動表示[例えば、図457(11)−9〜同図(11)−16に示す装飾図柄変動表示]において表示が開始される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
例えば、前記第三のアニメは、前記第二のアニメの表示が開始される装飾図柄変動表示よりも前の装飾図柄変動表示において表示が開始される場合があってもよく、前記第三のアニメにおける前記第二の表示に変化させるシーンと、前記第二のアニメは、同じ装飾図柄変動表示において表示される場合があってもよいし、異なる装飾図柄変動表示において表示される場合があってもよい。
なお、前記第三のアニメは、前記第二のアニメの表示が開始される装飾図柄変動表示と異なる装飾図柄変動表示において表示が必ず開始されてもよい。
また、
『 前記第三のアニメは、成功する場合と失敗する場合とがあるミニゲームが行われ、該ミニゲームで成功し、前記第一の表示を前記第二の表示に変化させるアニメであり、
前記表示手段は、第四のアニメを表示可能な手段であり、
前記第四のアニメは、前記ミニゲームが行われ、該ミニゲームで失敗し、前記第一の表示が前記第二の表示に変化しないアニメである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
なお、前記表示手段は、第四のアニメを必ず表示する手段であってもよい。
また、
『 前記表示手段は、第五のアニメを表示可能な手段であり、
前記第五のアニメは、前記第一の表示を前記第二の表示に変化させることがないアニメであり、
前記第五のアニメは、予告に関するアニメ[例えば、図459(1)−2〜同図(1)−9に示すアニメ]であり、
前記第五のアニメと前記第三のアニメは、或る事項[例えば、白色(デフォルト)の忍者のナビキャラクタNJが用いられている点]が共通したアニメである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、前記第五のアニメは、表示されている前記第一のアイコンを前記第二のアイコンに変化させることがないアニメであってもよい。
また、「或る事項」の一例として、登場するキャラクタや、背景画像や、一部のシーンや、色や形や大きさが同じ表示等があげられる。
また、前記第五のアニメと前記第三のアニメは、一部が同じ態様で行われるアニメであってもよい。また、前記第五のアニメと前記第三のアニメは、はじめの部分を含む一部が同じ態様で行われるアニメであって、途中から異なる態様で行われるアニメであってもよい。
また、ここにいう「予告」とは、大当りに関する予告であってもよい。また、大当りに直接つながらなくても、大当りに間接的につながる演出が実行されることについての予告(例えば、タイマ予告等)であってもよい。ここでの「演出」としては、大当りの信頼度の高いSPリーチ演出であってもよい。すなわち、ここにいう「予告」は、大当りに関する予告の予告であってもよい。
なお、前記表示手段は、第五のアニメを必ず表示する手段であってもよい。
以上の記載では、
『 複数種類のアイコンを表示可能な表示手段を備えた遊技台であって、
前記複数種類のアイコンのうちの一つは、第一のアイコン[例えば、白色(デフォルト)の保留アイコンh11、あるいは白色(デフォルト)の変動アイコンh0、さらには白色のメータ上昇アイテムUpIのアイコン]であり、
前記複数種類のアイコンのうちの一つは、第二のアイコン[例えば、赤色(先読み予告態様)の保留アイコンh11、あるいは赤色の変動アイコンh0、さらには赤色のメータ上昇アイテムUpIrのアイコン]であり、
前記表示手段は、第一の態様[例えば、白色(デフォルト)の態様]の或る表示(以下、「第一の表示」という。)[例えば、白色(デフォルト)の忍者のナビキャラクタNJ]を用いた第一のアニメを表示可能な手段であり、
前記表示手段は、第二の態様[例えば、赤色の態様]の前記或る表示(以下、「第二の表示」という。)[例えば、赤色の忍者のナビキャラクタNJ]を用いた第二のアニメを表示可能な手段であり、
前記第一の表示は、装飾図柄変動表示が行われていない期間[例えば、停止表示中やデモ中や大当り遊技中の期間]に表示される場合がある表示であり、
前記第一のアニメは、表示されている前記第一のアイコンを前記第二のアイコンに変化させる場合があるアニメ[例えば、図455(11)−2〜同図(11)−6’’〜同図(11)−7に示すアイコン変化アニメーション、図458(11)−2〜同図(11)−9に示すアイコン変化アニメーション]であり、
前記第二のアニメは、表示されている前記第一のアイコンを前記第二のアイコンに変化させるアニメ[例えば、図456(11)−2〜同図(11)−9に示すアイコン変化アニメーション、図458(1)−2〜同図(1)−6に示すアイコン変化アニメーション]であり、
前記表示手段は、前記第一の表示を用いた第六のアニメを表示可能な手段であり、
前記第六のアニメは、表示されている前記第一のアイコンを前記第二のアイコンに変化させることがないアニメであり、
前記第六のアニメは、予告に関するアニメ[例えば、図459(1)−2〜同図(1)−9に示すアニメ]である、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
ここで、前記第六のアニメは、前記第一の表示を用いたアニメであるが、その第一の表示が前記第二の表示に変化することがないアニメであってもよい。
また、ここにいう「予告」とは、大当りに関する予告であってもよい。また、大当りに直接つながらなくても、大当りに間接的につながる演出が実行されることについての予告(例えば、タイマ予告等)であってもよい。ここでの「演出」としては、大当りの信頼度の高いSPリーチ演出であってもよい。すなわち、ここにいう「予告」は、大当りに関する予告の予告であってもよい。
また、前記第六のアニメは、予告に関するアニメではなく、チュートリアルに関するアニメであってもよい。例えば、演出について説明するアニメであったり、操作方法(例えば、左打ちや右打ちといった打ち方等)について説明するアニメであってもよい。
また、前記第六のアニメと前記第一のアニメは、或る事項が共通したアニメである。すなわち、少なくとも、「第一の表示」が表示される点で共通している。その他にも、背景画像や、一部のシーンが共通していてもよいし、「第一の表示」とは別に表示される表示(例えば、キャラクタやアイコン)について、種類や色や形や大きさが共通していてもよい。
また、前記第六のアニメと前記第一のアニメは、一部が同じ態様で行われるアニメであってもよい。また、前記第六のアニメと前記第一のアニメは、はじめの部分を含む一部が同じ態様で行われるアニメであって、途中から異なる態様で行われるアニメであってもよい。
なお、前記表示手段は、複数種類のアイコンを必ず表示する手段であってもよい。前記表示手段は、前記第一のアニメを必ず表示する手段であってもよく、前記第二のアニメを必ず表示する手段であってもよい。前記第一の表示は、装飾図柄変動表示が行われていない期間に必ず表示される表示であってもよい。前記表示手段は、前記第一の表示を用いた第六のアニメを必ず表示する手段であってもよい。
また、
『 前記表示手段は、前記第二の表示を用いた第七のアニメを表示可能な手段であり、
前記第七のアニメは、表示されている前記第一のアイコンを前記第二のアイコンに変化させることがないアニメであり、
前記第七のアニメは、予告に関するアニメであり、
前記第六のアニメよりも前記第七のアニメの方が表示されやすいアニメである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、前記第七のアニメと前記第二のアニメは、或る事項が共通したアニメである。すなわち、少なくとも、「第二の表示」が表示される点で共通している。その他にも、背景画像や、一部のシーンが共通していてもよいし、「第二の表示」とは別に表示される表示(例えば、キャラクタやアイコン)について、種類や色や形や大きさが共通していてもよい。
また、前記第七のアニメと前記第二のアニメは、一部が同じ態様で行われるアニメであってもよい。また、前記第七のアニメと前記第二のアニメは、はじめの部分を含む一部が同じ態様で行われるアニメであって、途中から異なる態様で行われるアニメであってもよい。
また、記第一のアニメと前記第二のアニメは、或る事項が共通したアニメである。すなわち、少なくとも、「或る表示」が表示される点で共通している。その他にも、背景画像や、一部のシーンが共通していてもよいし、「或る表示」とは別に表示される表示(例えば、キャラクタやアイコン)について、種類や色や形や大きさが共通していてもよい。
また、前記第一のアニメと前記第二のアニメは、一部が同じ態様で行われるアニメであってもよい。また、前記第一のアニメと前記第二のアニメは、はじめの部分を含む一部が同じ態様で行われるアニメであって、途中から異なる態様で行われるアニメであってもよい。
また、前記第六のアニメと前記第七のアニメは、或る事項が共通したアニメである。すなわち、少なくとも、「或る表示」が表示される点で共通している。その他にも、背景画像や、一部のシーンが共通していてもよいし、「或る表示」とは別に表示される表示(例えば、キャラクタやアイコン)について、種類や色や形や大きさが共通していてもよい。
また、前記第六のアニメと前記第七のアニメは、一部が同じ態様で行われるアニメであってもよい。また、前記第六のアニメと前記第七のアニメは、はじめの部分を含む一部が同じ態様で行われるアニメであって、途中から異なる態様で行われるアニメであってもよい。
なお、前記表示手段は、前記第二の表示を用いた第七のアニメを必ず表示する手段であってもよい。
以上の記載では、
『 複数種類のアイコンを表示可能な表示手段を備えた遊技台であって、
前記複数種類のアイコンのうちの一つは、第一のアイコン[例えば、白色(デフォルト)の保留アイコンh11、あるいは白色(デフォルト)の変動アイコンh0、さらには白色のメータ上昇アイテムUpIのアイコン]であり、
前記複数種類のアイコンのうちの一つは、第二のアイコン[例えば、赤色(先読み予告態様)の保留アイコンh11、あるいは赤色の変動アイコンh0、さらには赤色のメータ上昇アイテムUpIrのアイコン]であり、
前記表示手段は、第一の態様[例えば、白色(デフォルト)の態様]の或る表示(以下、「第一の表示」という。)[例えば、白色(デフォルト)の忍者のナビキャラクタNJ]を用いた第一のアニメを表示可能な手段であり、
前記表示手段は、第二の態様[例えば、赤色の態様]の前記或る表示[例えば、赤色の忍者のナビキャラクタNJ]を用いた第二のアニメを表示可能な手段であり、
前記第一の表示は、装飾図柄変動表示が行われていない期間[例えば、停止表示中やデモ中や大当り遊技中の期間]に表示される場合がある表示であり、
前記第一のアニメは、表示されている前記第一のアイコンを前記第二のアイコンに変化させる場合があるアニメ[例えば、図455(11)−2〜同図(11)−6’’〜同図(11)−7に示すアイコン変化アニメーション、図458(11)−2〜同図(11)−9に示すアイコン変化アニメーション]であり、
前記第二のアニメは、表示されている前記第一のアイコンを前記第二のアイコンに変化させるアニメ[例えば、図456(11)−2〜同図(11)−9に示すアイコン変化アニメーション、図458(1)−2〜同図(1)−6に示すアイコン変化アニメーション]であり、
前記表示手段は、前記或る表示を用いない第八のアニメを表示可能な手段であり、
前記第八のアニメは、表示されている前記第一のアイコンを前記第二のアイコンに変化させるアニメ[例えば、図445(a)〜同図(e)に示すアニメや、図445(A)〜同図(E)に示すアニメや、図445(ア)〜同図(オ)に示すアニメ]である、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
ここで、前記第八のアニメは、表示されている前記第一のアイコンを前記第二のアイコンに必ず変化させるアニメであるが、この第八のアニメが、表示されている前記第一のアイコンを前記第二のアイコンに変化させる場合と変化させない場合とがあるアニメであってもよい。
なお、前記表示手段は、複数種類のアイコンを必ず表示する手段であってもよい。前記表示手段は、前記第一のアニメを必ず表示する手段であってもよく、前記第二のアニメを必ず表示する手段であってもよい。前記第一の表示は、装飾図柄変動表示が行われていない期間に必ず表示される表示であってもよい。前記表示手段は、前記或る表示を用いない第八のアニメを必ず表示する手段であってもよい。
また、
『 前記第一のアイコンとして、1又は複数のアイコンが表示される場合があり、
前記第二のアイコンとして、1又は複数のアイコンが表示される場合があり、
前記第二のアイコンは、前記第一のアイコンよりも、大当りに関する予告としての信頼度が高いアイコンである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、前記第一のアニメは、表示されている複数の前記第一のアイコンを前記第二のアイコンに変化させる場合があるアニメである場合もあり、前記第二のアニメは、表示されている複数の前記第一のアイコンを前記第二のアイコンに変化させるアニメである場合もある。
なお、前記第一のアイコンとして、1又は複数のアイコンが必ず表示され、前記第二のアイコンとして、1又は複数のアイコンが必ず表示されてもよい。
また、
『 前記複数種類のアイコンのうちの一つは、第三のアイコン[例えば、青色(先読み予告態様)の保留アイコンh11、あるいは青色の変動アイコンh0、さらには青色のメータ上昇アイテムUpIbのアイコン]であり、
前記第三のアイコンとして、1又は複数のアイコンが表示される場合があり、
前記第三のアイコンは、前記第一のアイコンよりも、大当りに関する予告としての信頼度が高いアイコンであり、
前記第二のアイコンは、前記第三のアイコンよりも、大当りに関する予告としての信頼度が高いアイコンであり、
前記第一のアニメは、表示されている前記第一のアイコンを前記第三のアイコンに変化させる場合があるアニメ[例えば、図455(11)−2〜同図(11)−6’〜同図(11)−7に示すアイコン変化アニメーション]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
なお、前記第三のアイコンとして、1又は複数のアイコンが必ず表示されてもよい。また、前記第一のアニメは、表示されている前記第一のアイコンを前記第三のアイコンに必ず変化させるアニメであってもよい。
また、
『 前記第二のアニメは、表示されている前記第一のアイコンを前記第三のアイコンに変化させることがないアニメである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、
『 前記表示手段は、前記第一の表示を用いた第一の不変化アニメを表示可能な手段であり、
前記第一の不変化アニメは、前記第一の表示が表示されるものの、表示されている前記第一のアイコンを前記第二のアイコンに変化させることに失敗するアニメ[例えば、図455(11)−2〜同図(11)−6〜同図(11)−7に示すアイコン変化失敗アニメーション]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、前記第一のアニメは、表示されている前記第一のアイコンを前記第二のアイコンに変化させることに成功するシーンを含んでいる場合があるアニメであり、前記第二のアニメは、表示されている前記第一のアイコンを前記第二のアイコンに変化させることに成功するシーンを含んでいるアニメである。
なお、前記表示手段は、前記第一の表示を用いた第一の不変化アニメを必ず表示する手段であってもよい。
また、
『 前記第一の不変化アニメは、途中まで[例えば、図455(11)−2〜同図(11)−5]は前記第一のアニメと同じアニメである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、前記表示手段は、前記第二の表示を用いた第二の不変化アニメを表示可能な手段であり、前記第二の不変化アニメは、前記第二の表示が表示されるものの、表示されている前記第一のアイコンを前記第二のアイコンに変化させることに失敗するアニメであってもよい。またさらには、前記第二の不変化アニメは、途中までは前記第二のアニメと同じアニメであってもよい。
あるいは反対に、前記第二の表示が表示された場合は、前記第二のアニメが必ず表示されてもよい。すなわち、前記第二の表示が表示された場合は、前記第一のアイコンが前記第二のアイコンに必ず変化してもよい。
また、前記第一の表示が表示されても、前記第一のアニメが表示されない場合があってもよく、前記第二の表示が表示されても、前記第二のアニメが表示されない場合があってもよい。
また、失敗するアニメとは、エフェクト表示が表示されるアニメであって、そのエフェクト表示が表示されたにもかかわらず、表示態様が変化していなかったというアニメであってもよい。すなわち、エフェクト表示が表示されずに、前記第一のアイコンが前記第二のアイコンに変化しないアニメは除かれてもよい。ただし、失敗するアニメに、エフェクト表示が表示されずに、前記第一のアイコンが前記第二のアイコンに変化しないアニメが含まれる場合があってもよい。
についても説明した。
また、
『 前記表示手段は、保留アイコンが表示される場合がある手段であり、
前記保留アイコンとは、保留の数に対応して表示されるアイコンのことであり、
前記第一のアイコンは、第一の保留アイコン[例えば、図455(11)−1等に示す白色(デフォルト)の保留アイコンh1]であり、
前記第二のアイコンは、第二の保留アイコン[例えば、図456(11)−8等に示す赤色(先読み予告態様)の保留アイコンh1]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、
『 前記表示手段は、変動アイコンが表示される場合がある手段であり、
前記変動アイコンとは、実行中の装飾図柄変動表示に関するアイコンのことであり、
前記第一のアイコンは、第一の変動アイコン[例えば、図458(1)−2等に示す白色(デフォルト)の変動アイコンh0]であり、
前記第二のアイコンは、第二の変動アイコン[例えば、図458(1)−5等に示す赤色の変動アイコンh0]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記第一のアニメによって変化した第二のアイコンに対応する装飾図柄変動表示よりも、前記第二のアニメによって変化した第二のアイコンに対応する装飾図柄変動表示の方が、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすい場合がある、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、前記第一のアニメによって変化した第二のアイコンに対応する装飾図柄変動表示よりも、前記第二のアニメによって変化した第二のアイコンに対応する装飾図柄変動表示の方が、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすくてもよい。
また、
『 前記第一の表示は、連続する複数回の装飾図柄変動表示に跨って表示される場合がある表示である[例えば、図455(0)−1〜同図(4)−2]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、前記第一の表示は、予め定められた回数の装飾図柄変動表示の間、表示されている場合がある表示であってもよいし、前記予め定められた回数の装飾図柄の変動表示の間であっても、一時的に消える場合がある表示であってもよい。
また、前記第二の表示は、連続する複数回の装飾図柄変動表示に跨って表示される場合がある表示であってもよい。また、前記第二の表示は、予め定められた回数の装飾図柄変動表示の間、表示されている場合がある表示であってもよいし、前記予め定められた回数の装飾図柄の変動表示の間であっても、一時的に消える場合がある表示であってもよい。
また、前記或る表示は、連続する複数回の装飾図柄変動表示に跨って表示される場合がある表示であってもよい。また、前記或る表示は、予め定められた回数の装飾図柄変動表示の間、表示されている場合がある表示であってもよいし、前記予め定められた回数の装飾図柄の変動表示の間であっても、一時的に消える場合がある表示であってもよい。
なお、前記第一の表示は、連続する複数回の装飾図柄変動表示に必ず跨って表示される表示であってもよい。
また、
『 或る期間において、前記第一の表示が表示されている場合があり、
前記或る期間とは、装飾図柄が停止表示しており保留の数が0の期間のこと[例えば、図457(0)−1,同図(0)−8]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、或る期間において、前記第二の表示が表示されている場合があり、前記或る期間とは、装飾図柄が停止表示しており保留の数が0の期間のことであってもよい。
なお、前記或る期間において、前記第一の表示が必ず表示されていてもよい。
また、
『 前記第一の態様と前記第二の態様とは、色、模様、大きさ、および形のうち一つ以上が異なる態様である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
したがって、色、模様、大きさ、および形のうち、一つしか異ならない態様であってもよいし、全部が異なる態様であってもよいし、2つ又は3つの組み合わせが異なる態様であってもよい。
また、
『 前記遊技台は、ぱちんこ機[例えば、パチンコ機100]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、遊技者が操作可能な位置に設けられた操作手段を備え、前記第一の態様とは、前記操作手段に関する表示を含む態様のことであり、前記第一の表示の表示中に、前記操作手段の操作があった場合に、該第一の表示から前記第二の表示に変化する場合があってもよい。
また、前記第一のアニメの表示が開始される前に、表示されている前記第一のアイコンが変化しやすい状態にあることを報知する場合があってもよい。
また、前記複数種類のアイコンのうちの一つは、第四のアイコンであり、前記第四のアイコンは、自身が変化する可能性があることを示唆する表示態様のアイコンであり、前記第四のアイコンが、前記或る表示を用いたアニメの中で、前記第二のアイコンに変化する場合があってもよい。なお、前記或る表示を用いたアニメは、第一のアニメであってもよいし、第二のアニメであってもよいし、それ以外のアニメであってもよい。
また、前記複数種類のアイコンのうちの一つは、第五のアイコンであり、前記第五のアイコンは、前記第四のアイコンが変化することに失敗したことを表す表示態様のアイコンであり、前記第四のアイコンが、前記或る表示を用いたアニメの中で、前記第五のアイコンに変化する場合があってもよい。なお、前記或る表示を用いたアニメは、第一のアニメであってもよいし、第二のアニメであってもよいし、それ以外のアニメであってもよい。
なお、前記表示手段は、前記第二の表示を用いた第二の不変化アニメを表示可能な手段であり、前記第二の不変化アニメは、前記第二の表示が表示されるものの、表示されている前記第一のアイコンを前記第二のアイコンに変化させることに失敗するアニメであってもよい。
ここで、反対に、前記第二の表示が表示された場合は、前記第二のアニメが必ず表示されてもよい。すなわち、前記第二の表示が表示された場合は、前記第一のアイコンが前記第二のアイコンに必ず変化してもよい。
また、前記第一の表示が表示されても、前記第一のアニメが表示されない場合があってもよく、前記第二の表示が表示されても、前記第二のアニメが表示されない場合があってもよい。
また、前記第二の不変化アニメは、途中までは前記第二のアニメと同じアニメであってもよい。
さらに、本実施形態によるパチンコ機100において実行される演出の他の具体例について、図461〜図480を用いて説明する。なお、図461〜図480に示す符号は、原則として図461〜図480に示す実施例の説明にのみ用いることとし、重複する符号が他の図面に示されている場合であっても、図461〜図480に示す符号を優先する。
まず、図461(1)を用いて、本例のパチンコ機100の装飾図柄表示装置208での演出表示について説明する。装飾図柄表示装置208の表示領域の左端には、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。特図1保留数aa1は特図1の保留数を数字で表す表示であり、特図2保留数aa3は特図2の保留数を数字で表す表示であり、普図保留数aa5は普図の保留数を数字で表す表示である。また、装飾図柄表示装置208の表示領域の右下角部には変動アイコンを表示可能な変動アイコン表示領域cが設けられている。変動アイコン表示領域cの右側は、保留アイコン表示領域であり、図461(1)に示す例では、特図1保留アイコンa1、a2、a3、a4と、特図2保留アイコンb1、b2、b3がこの順で左方から交互になるように横方向に並んで表示されている。本例のパチンコ機100は、特図1始動口と特図2始動口に遊技球が交互に入賞する機構が遊技盤に設けられており、入賞順に保留が消化される入賞順変動機である。また、装飾図柄表示装置208の表示領域の右下角部には横長長方形の表示領域dが設けられている。表示領域dには、チュートリアル表示や、メッセージ表示等が表示され、特に表示すべき内容がない場合には、「準備中」の文字列画像が表示される。
次に、図461(1)〜(38)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図461(1)〜(38)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図461(1)は、特図変動遊技が非実行中である状態を示している。図柄表示領域208a〜208cには、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾4−装飾8」が停止表示されている。
図461(2)は、不図示の特図1表示装置212により特図1変動遊技が開始されたことに伴い、装飾図柄の変動表示、第4図柄の変動表示が開始された状態を示している。また、当該特図1変動遊技の開始に伴い、保留アイコン減少アニメーションが実行され、保留アイコン表示領域に表示されていた特図1保留アイコンa1が変動アイコンc1となって変動アイコン表示領域cに移動し、特図1保留アイコンa2〜a4、特図2保留アイコンb1〜b3が左方に移動する。
図461(3)は、チャンスボタン136の外観を模したボタン画像f1と、チャンスボタン136の操作が有効となる操作有効期間を示すメータ画像f2が表示された状態を示している。ボタン画像f1、メータ画像f2は、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す表示である。
図461(4)は、操作有効期間が開始された状態を示している。メータ画像f2が示す操作有効期間の残り時間が減少している。
図461(5)は、遊技者がチャンスボタン136を操作している状態を示している。本例では、チャンスボタン136は1回押下される。本例では、操作有効期間中にチャンスボタン136が1回押下されると、会話予告表示が表示開始される。なお、操作有効期間中にチャンスボタン136が1回も押下されない場合には、会話予告表示が表示開始されてもよいし、所定の確率で会話予告表示が表示開始されなくてもよい。
図461(6)は、会話予告表示が開始された状態を示している。本例の会話予告表示では、まず、爺のキャラクタ画像(以下、「爺」と称する)g2が表示される。爺g2は、装飾図柄表示装置208の表示領域の右端上方から出現する。
図461(7)は、爺g2が左方に移動している状態を示している。
図461(8)は、爺g2が左方に移動している状態を示している。
図461(9)は、爺g2が左方に移動中に爺g2が殿のキャラクタ画像(以下、「殿」と称する)g1に変化した状態を示している。殿g1は左方に移動している。
図461(10)は、殿g1が停止した状態を示している。図461(6)〜(10)に示すように、装飾図柄表示装置208は、キャラクタの移動アニメーションを表示可能である。本例のキャラクタの移動アニメーションは、殿g1と爺g2と含む表示である。
図461(11)は、「殿」の文字画像を含むキャラクタ名表示(以下、「キャラ名表示」と称する)h1が表示開始された状態を示している。キャラ名表示h1は、装飾図柄表示装置208の表示領域の右端上方から出現する。キャラ名表示h1は左方に移動している。
図461(12)は、吹き出し表示i1が表示開始された状態を示している。吹き出し表示i1は、装飾図柄表示装置208の表示領域の右端中央から出現する。吹き出し表示i1は左方に移動している。
図461(13)は、キャラ名表示h1と吹き出し表示i1が左方に移動している状態を示している。
図461(14)は、キャラ名表示h1と吹き出し表示i1が左方に移動している状態を示している。
図461(15)は、キャラ名表示h1と吹き出し表示i1が停止した状態を示している。キャラ名表示h1は、殿g1の上方で停止し、吹き出し表示i1は、殿g1の右側近傍で停止する。
図461(16)は、吹き出し表示i1内に、殿g1のセリフ(台詞)であるセリフ表示が表示開始された状態を示している。セリフ表示は、文字列画像の左側から表示開始される。図461(16)では、「午」の文字画像が表示されている。
図461(17)は、吹き出し表示i1内に、セリフ表示が表示されている状態を示している。図461(17)では、「午前の」の文字列画像が表示されている。
図461(18)は、吹き出し表示i1内に、セリフ表示が表示されている状態を示している。図461(18)では、「午前の天気は」の文字列画像が表示されている。
図461(19)は、吹き出し表示i1内のセリフ表示の表示が完了した状態を示している。吹き出し表示i内には、セリフ表示として「午前の天気は」の文字列画像と「太陽のマーク」の記号が表示されている。
図461(20)は、チャンスボタン136の外観を模したボタン画像f1と、チャンスボタン136の操作が有効となる操作有効期間を示すメータ画像f2が表示された状態を示している。
図461(21)は、操作有効期間が開始された状態を示している。メータ画像f2が示す操作有効期間の残り時間が減少している。
図461(22)は、遊技者がチャンスボタン136を操作している状態を示している。本例では、チャンスボタン136は1回押下される。本例では、操作有効期間中にチャンスボタン136が1回押下されると、会話予告表示が継続して開始される。なお、操作有効期間中にチャンスボタン136が1回も押下されない場合には、会話予告表示が継続して表示されてもよいし、所定の確率で会話予告表示が継続せずに終了してもよい。
図461(23)は、会話予告表示が継続された状態を示している。本例では、まず、会話予告表示が継続されると、爺g2が表示される。爺g2は、装飾図柄表示装置208の表示領域の左端下方から出現する。
図461(24)は、爺g2が右方に移動している状態を示している。
図461(25)は、爺g2が右方に移動している状態を示している。
図461(26)は、爺g2が右方に移動している状態を示している。
図461(27)は、爺g2が停止した状態を示している。
図461(28)は、「爺」の文字画像を含むキャラ名h2が表示開始された状態を示している。キャラ名表示h2は、装飾図柄表示装置208の表示領域の左端中央から出現する。キャラ名表示h2は右方に移動している。
図461(29)は、吹き出し表示i2が表示開始された状態を示している。吹き出し表示i2は、装飾図柄表示装置208の表示領域の左端下方から出現する。吹き出し表示i2は右方に移動している。
図461(30)は、キャラ名表示h2と吹き出し表示i2が右方に移動している状態を示している。
図461(31)は、キャラ名表示h2と吹き出し表示i2が右方に移動している状態を示している。
図461(32)は、キャラ名表示h2と吹き出し表示i2が停止した状態を示している。キャラ名表示h2は、爺g2の上方で停止し、吹き出し表示i2は、爺g2の左側近傍で停止する。
図461(33)は、吹き出し表示i2内に、爺g2のセリフ(台詞)であるセリフ表示が表示開始された状態を示している。セリフ表示は、文字列画像の左側から表示開始される。図461(33)では、「お」の文字画像が表示されている。
図461(34)は、吹き出し表示i2内に、セリフ表示が表示されている状態を示している。図461(34)では、「お昼の」の文字列画像が表示されている。
図461(35)は、吹き出し表示i2内に、セリフ表示が表示されている状態を示している。図461(35)では、「お昼の天気は」の文字列画像が表示されている。
図461(36)は、吹き出し表示i2内のセリフ表示の表示が完了した状態を示している。吹き出し表示i2内には、セリフ表示として「お昼の天気は」の文字画像と「曇りのマーク」の記号が表示されている。
図461(37)は、会話予告表示が終了した後に、左図柄表示領域208aに「装飾7」が仮停止表示された状態を示している。
図461(38)は、会話予告表示が終了した後に、右図柄表示領域208cに「装飾7」が仮停止表示された状態を示している。以降の図示は省略するが、本例では、この後「装飾7」でのリーチ演出が開始される。なお、会話予告表示の終了後には、リーチ演出が開始されない場合もある。
本例のパチンコ機100の装飾図柄表示装置208は、第一の表示(図461(19)に示す1回目のセリフ予告表示)と第二の表示(図461(36)に示す2回目のセリフ予告表示)を表示可能である。第一の表示は、図461(19)で表示されている、殿g1と、吹き出し表示i1と、吹き出し表示i1内のセリフ表示と、キャラ名表示h1とを含んでいる。第二の表示は、図461(36)で表示されている、爺g2と、吹き出し表示i2と、吹き出し表示i2内のセリフ表示と、キャラ名表示h2とを含んでいる。第一の表示と第二の表示とで、第一の会話予告表示が表示される。また、本例の第一の表示と第二の表示は当該変動の予告表示である。また、本例では、図461(6)〜(8)で爺g2が表示された後に第一の表示が表示される。第一の表示の表示よりも前に爺g2が表示される場合がある。本例のパチンコ機100によれば、爺g2を含む第二の表示が表示されることを予告することで、遊技者は第二の表示が表示されるかもしれないと期待することができ、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
次に、図462(1)〜(38)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図462(1)〜(38)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図462(1)〜(5)に示す状態は、図461(1)〜(5)に示す状態と同じであるのでその説明は省略する。
図462(6)は、会話予告表示が開始された状態を示している。本例の会話予告表示では、まず、殿g1が表示される。殿g1は、装飾図柄表示装置208の表示領域の右端上方から出現する。
図462(7)〜(10)は、殿g1が左方に移動している状態を示している。
図462(10)〜(38)に示す状態は、図461(10)〜(38)に示す状態と同じであるのでその説明は省略する。本例では、図462(19)で殿のセリフ表示が表示される前には最初から殿g1が表示され、爺g2等の他のキャラクタが表示されない。このように、第一の表示の表示よりも前に爺g2が表示されない場合がある。
次に、図463(1)〜(38)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図463(1)〜(38)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図463(1)〜(22)に示す状態は、図461(1)〜(22)に示す状態と同じであるのでその説明は省略する。
図463(23)は、会話予告表示が継続された状態を示している。本例では、まず、会話予告表示が継続されると、姫のキャラクタ画像(以下、「姫」と称する)g3が表示される。姫g3は、装飾図柄表示装置208の表示領域の左端下方から出現する。
図463(24)は、姫g3が右方に移動している状態を示している。
図463(25)は、姫g3が右方に移動している状態を示している。
図463(26)は、姫g3が右方に移動中に、姫g3が爺g2に変化した状態を示している。爺g2は右方に移動している。
図463(27)〜(38)に示す状態は、図461(27)〜(38)に示す状態と同じであるのでその説明は省略する。本例では、姫g3は、図463(36)に示す第二の表示には登場しないキャラクタである。本例のパチンコ機100によれば、図463(36)に示す第二の表示に登場しない姫g3を表示するガセ予告を行うことで第二の表示が表示されたときにキャラクタが異なることで遊技者の意表を突くことができ、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
次に、図464(1)〜(38)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図464(1)〜(38)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図464(1)〜(5)に示す状態は、図461(1)〜(5)に示す状態と同じであるのでその説明は省略する。
図464(6)は、会話予告表示が開始された状態を示している。本例の会話予告表示では、まず、姫g3が表示される。姫g3は、装飾図柄表示装置208の表示領域の右端上方から出現する。
図464(7)は、姫g3が左方に移動している状態を示している。
図464(8)は、姫g3が左方に移動している状態を示している。
図464(9)は、姫g3が左方に移動中に、姫g3が殿g1に変化した状態を示している。殿g1は左方に移動している。
図464(10)〜(38)に示す状態は、図461(10)〜(38)に示す状態と同じであるのでその説明は省略する。本例では、姫g3は、図464(10)に示す第一の表示には登場しないキャラクタである。本例のパチンコ機100によれば、図464(10)に示す第一の表示に登場しない姫g3を表示するガセ予告を行うことで第一の表示が表示されたときにキャラクタが異なることで遊技者の意表を突くことができ、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
次に、図465(1)〜(38)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図465(1)〜(38)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図465(1)〜(25)に示す状態は、図461(1)〜(25)に示す状態と同じであるのでその説明は省略する。
図465(26)は、爺g2が右方に移動中に、爺g2が姫g3に変化した状態を示している。姫g3は右方に移動している。
図465(27)は、姫g3が停止した状態を示している。
図465(28)は、「姫」の文字画像を含むキャラ名h3が表示開始された状態を示している。キャラ名表示h3は、装飾図柄表示装置208の表示領域の左端中央から出現する。キャラ名表示h3は右方に移動している。
図465(29)は、吹き出し表示i3が表示開始された状態を示している。吹き出し表示i3は、装飾図柄表示装置208の表示領域の左端下方から出現する。吹き出し表示i3は右方に移動している。
図465(30)は、キャラ名表示h3と吹き出し表示i3が右方に移動している状態を示している。
図465(31)は、キャラ名表示h3と吹き出し表示i3が右方に移動している状態を示している。
図465(32)は、キャラ名表示h3と吹き出し表示i3が停止した状態を示している。キャラ名表示h3は、姫g3の上方で停止し、吹き出し表示i3は、姫g3の左側近傍で停止する。
図465(33)は、吹き出し表示i3内に、姫g3のセリフ(台詞)であるセリフ表示が表示開始された状態を示している。セリフ表示は、文字列画像の左側から表示開始される。図465(33)では、「午後」の文字画像が表示されている。
図465(34)は、吹き出し表示i3内に、セリフ表示が表示されている状態を示している。図465(34)では、「午後の天気は」の文字列画像が表示されている。
図465(35)は、吹き出し表示i3内に、セリフ表示が表示されている状態を示している。図465(35)では、「午後の天気は」の文字列画像が表示されている。
図465(36)は、吹き出し表示i3内のセリフ表示の表示が完了した状態を示している。吹き出し表示i3内には、セリフ表示として「午後の天気は」の文字画像と「雨のマーク」の記号が表示されている。
図465(37)、(38)に示す状態は、図461(37)、(38)に示す状態と同じであるのでその説明は省略する。本例のパチンコ機100の装飾図柄表示装置208は、第一の表示(図465(19)に示す1回目のセリフ予告表示)と第二の表示(図465(36)に示す2回目のセリフ予告表示)を表示可能である。第一の表示は、図465(19)で表示されている、殿g1と、吹き出し表示i1と、吹き出し表示i1内のセリフ表示と、キャラ名表示h1とを含んでいる。第二の表示は、図465(36)で表示されている、姫g3と、吹き出し表示i3と、吹き出し表示i3内のセリフ表示と、キャラ名表示h3とを含んでいる。第一の表示と第二の表示とで、第一の会話予告表示が表示される。また、本例の第一の表示と第二の表示は当該変動の予告表示である。また、本例では、図465(6)〜(8)で爺g2が表示された後に図465(23)〜(25)で爺g2が表示されているが、爺g2は、図465(36)に示す会話予告表示には登場しないガセ予告である。本例のパチンコ機100によれば、会話予告表示に登場しない爺g2を表示するガセ予告を行うことで会話予告表示が表示されたときのキャラクタを異ならせて遊技者の意表を突くことができ、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
次に、図466(1)〜(38)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図466(1)〜(38)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図466(1)〜(5)に示す状態は、図461(1)〜(5)に示す状態と同じであるのでその説明は省略する。
図466(6)は、会話予告表示が開始された状態を示している。本例の会話予告表示では、まず、爺g2が表示される。爺g2は、装飾図柄表示装置208の表示領域の右端上方から出現する。
図466(7)は、爺g2が左方に移動している状態を示している。
図466(8)は、爺g2が左方に移動中に、爺g2が姫g3に変化した状態を示している。姫g3は左方に移動している。
図466(9)は、姫g3が左方に移動中に、姫g3が殿g1に変化した状態を示している。殿g1は左方に移動している。
図466(10)〜(38)に示す状態は、図461(10)〜(38)に示す状態と同じであるのでその説明は省略する。本例では、図466(6)〜(10)に示すように、キャラクタの移動アニメーション中(移動表示中)にキャラクタ画像が2回変化し、3つのキャラクタ画像の移動表示が表示される。なお、本例では、爺g2、姫g3、殿g1の順に表示されているが、姫g3、爺g2、殿g1の順に表示されてもよい。また、キャラクタ画像の移動表示中に表示されるキャラクタ画像は4つ以上であってもよい。
次に、図467(1)〜(38)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図467(1)〜(38)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図467(1)〜(5)に示す状態は、図461(1)〜(5)に示す状態と同じであるのでその説明は省略する。
図467(6)は、会話予告表示が開始された状態を示している。本例の会話予告表示では、まず、殿g1が表示される。殿g1は、装飾図柄表示装置208の表示領域の右端上方から出現する。
図467(7)は、殿g1が左方に移動中に、殿g1が爺g2に変化した状態を示している。爺g2は左方に移動している。
図467(8)は、爺g2が左方に移動中に、爺g2が姫g3に変化した状態を示している。姫g3は左方に移動している。
図467(9)は、姫g3が左方に移動中に、姫g3が殿g1に変化した状態を示している。殿g1は左方に移動している。
図467(10)〜(38)に示す状態は、図461(10)〜(38)に示す状態と同じであるのでその説明は省略する。本例では、図467(6)〜(10)に示すように、キャラクタの移動アニメーション表示中にキャラクタ画像が、殿g1、爺g2、姫g3、殿g1の順に3つのキャラクタが一巡するように表示される。なお、キャラクタの移動アニメーション表示中に、4つ以上のキャラクタが一巡するように表示されてもよいし、一巡半してもよい。また、図467(23)〜(27)に示すキャラクタの移動アニメーション表示中に複数のキャラクタ画像が一巡するように表示されてもよい。
次に、図468(1)〜(38)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図467(1)〜(38)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図467(1)〜(5)に示す状態は、図461(1)〜(5)に示す状態と同じであるのでその説明は省略する。
図468(6)は、会話予告表示が開始された状態を示している。本例の会話予告表示では、まず、殿g1が表示される。殿g1は、装飾図柄表示装置208の表示領域の右端上方から出現する。
図468(7)は、殿g1が左方に移動中に、殿g1が爺g2に変化した状態を示している。爺g2は左方に移動している。なお、図468(6)に示す殿g1の全体が表示されてない時点で殿g1が爺g2に変化してもよい。
図468(8)は、爺g2が左方に移動中に、爺g2が姫g3に変化した状態を示している。姫g3は左方に移動している。
図468(9)は、姫g3が左方に移動中に、姫g3が爺g2に変化した状態を示している。殿g1は左方に移動している。
図468(10)は、爺g2が左方に移動中に、爺g2が殿g1に変化した後に殿g1が停止した状態を示している。なお、爺g2が停止した後または停止と同時に殿g1に変化してもよい。
図468(11)〜(38)に示す状態は、図461(11)〜(38)に示す状態と同じであるのでその説明は省略する。本例では、図468(6)〜(10)に示すように、キャラクタの移動アニメーション表示中にキャラクタ画像が、殿g1、爺g2、姫g3、爺g2、殿g1の順に3つのキャラクタが一巡するように表示される。キャラクタは、殿g1、爺g2、姫g3の順に変化した後、姫g3、爺g2、殿g1の順のように逆回りに変化してもよい。なお、キャラクタの移動アニメーション表示中に、4つ以上のキャラクタが一巡し、当該一巡と逆回りに変化するように表示されてもよい。また、図468(23)〜(27)に示すキャラクタの移動アニメーション表示中に図468(6)〜(10)に示すようなキャラクタが変化する表示が表示されてもよい。
次に、図469(1)〜(38)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図469(1)〜(38)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図469(1)〜(5)に示す状態は、図461(1)〜(5)に示す状態と同じであるのでその説明は省略する。
図469(6)は、会話予告表示が開始された状態を示している。本例の会話予告表示では、まず、爺g2が表示される。爺g2は、装飾図柄表示装置208の表示領域の右端上方から出現する。
図469(7)は、爺g2が左方に移動中に、爺g2の表情が変化するアニメーションが表示された状態を示している。このように、爺g2の移動アニメーション中に爺g2の態様が変化するアニメーションが表示されてもよい。
図469(8)は、爺g2が左方に移動中に、爺g2が殿g1に変化した状態を示している。殿g1は左方に移動している。
図469(9)は、殿g1が左方に移動中に、殿g1の表情が変化するアニメーションが表示された状態を示している。このように、殿g1の移動アニメーション中に殿1の態様が変化するアニメーションが表示されてもよい。
図469(10)は、殿g1の表情が変化した後に殿g1が停止した状態を示している。なお、殿g1が停止した後または停止と同時に殿g1の表情が変化するアニメーションが表示されてもよい。また本例では、キャラクタの移動アニメーションにおいて、爺g2の表示期間よりも図469(19)に示す会話予告で表示される殿g1の表示期間の方が長い。このように、キャラクタの移動アニメーションにおいて、会話予告表示で表示されるキャラクタの表示期間が最も長くてもよい。
図469(11)〜(22)に示す状態は、図461(11)〜(22)に示す状態と同じであるのでその説明は省略する。
図469(23)は、会話予告表示が継続された状態を示している。本例では、まず、会話予告表示が継続されると、爺g2が表示される。爺g2は、装飾図柄表示装置208の表示領域の左端下方から出現する。
図469(24)は、爺g2が右方に移動中に、爺g2の表情が変化するアニメーションが表示された状態を示している。このように、爺g2の移動アニメーション中に爺g2の態様が変化するアニメーションが表示されてもよい。
図469(25)は、爺g2が右方に移動中に、爺g2の表情が変化するアニメーションが表示された状態を示している。このように、爺g2の移動アニメーション中に爺g2の態様が変化するアニメーションが表示されてもよい。
図469(26)は、爺g2が右方に移動中に、爺g2の表情が変化するアニメーションが表示された状態を示している。このように、殿g1の移動アニメーション中に殿1の態様が変化するアニメーションが表示されてもよい。
図469(27)は、爺g2が停止した状態を示している。なお、爺g2が停止した後または停止と同時に爺g2の表情が変化するアニメーションが表示されてもよい。
図469(28)〜(38)に示す状態は、図461(38)〜(38)に示す状態と同じであるのでその説明は省略する。本例のように、キャラクタの移動アニメーションの表示中にキャラクタの態様(例えば、表情)が変化する表示が表示されてもよい。
次に、図470(1)〜(40)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図470(1)〜(40)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図470(1)に示す状態は、図464(36)に示す状態と同じであるのでその説明は省略する。
図470(2)は、左図柄表示領域208aに「装飾7」が仮停止表示された状態を示している。
図470(3)は、右図柄表示領域208cに「装飾8」が仮停止表示された状態を示している。
図470(4)は、中図柄表示領域208aに疑似連の装飾図柄が仮停止表示された状態を示している。疑似連の装飾図柄は、疑似連の演出表示が行われる場合に表示される。疑似連は、1回の特図変動遊技中に装飾図柄の変動表示が複数回行われたかのような疑似変動を行う演出であり、当該変動の予告演出である。疑似連の装飾図柄が表示された後に装飾図柄の変動表示の2回目(疑似連の2回目)が開始される。
図470(5)は、疑似連の2回目が開始された状態を示している。また、可動体700が上方に移動して停止している。また、疑似連の2回目の実行中には、表示領域dに「×2」と表示され、疑似連の2回目が実行されていることが報知される。
図470(6)は、チャンスボタン136の外観を模したボタン画像f1と、チャンスボタン136の操作が有効となる操作有効期間を示すメータ画像f2が表示された状態を示している。ボタン画像f1、メータ画像f2は、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す表示である。
図470(7)は、操作有効期間が開始された状態を示している。メータ画像f2が示す操作有効期間の残り時間が減少している。
図470(8)は、遊技者がチャンスボタン136を操作している状態を示している。本例では、チャンスボタン136は1回押下される。本例では、操作有効期間中にチャンスボタン136が1回押下されると、2回目の会話予告表示が表示開始される。なお、1回目の会話予告表示は、図470(1)に示す会話予告表示である。なお、操作有効期間中にチャンスボタン136が1回も押下されない場合には、2回目の会話予告表示が表示開始されてもよいし、所定の確率で2回目の会話予告表示が表示開始されなくてもよい。
図470(9)は、2回目の会話予告表示が開始された状態を示している。本例の会話予告表示では、まず、姫g3が表示される。姫g3は、装飾図柄表示装置208の表示領域の右端上方から出現する。
図470(10)は、姫g3が左方に移動している状態を示している。
図470(11)は、姫g3が左方に移動している状態を示している。
図470(12)は、姫g3が左方に移動している状態を示している。
図470(13)は、姫g3が停止した状態を示している。なお、図470(9)〜(13)に示すキャラクタの移動アニメーションは、図461(6)〜(10)、図463(6)〜(10)、図464(6)〜(10)、図465(6)〜(10)、図466(6)〜(10)、図467(6)〜(10)、図468(6)〜(10)、図469(6)〜(10)に示すアニメーションと同様のアニメーションが表示されてもよい。
図470(14)は、キャラ名表示h3が表示開始された状態を示している。キャラ名表示h3は、装飾図柄表示装置208の表示領域の右端上方から出現する。キャラ名表示h3は左方に移動している。
図470(15)は、吹き出し表示i3が表示開始された状態を示している。吹き出し表示i3は、装飾図柄表示装置208の表示領域の右端中央から出現する。吹き出し表示i3は左方に移動している。
図470(16)は、キャラ名表示h3と吹き出し表示i3が左方に移動している状態を示している。
図470(17)は、キャラ名表示h3と吹き出し表示i3が左方に移動している状態を示している。
図470(18)は、キャラ名表示h3と吹き出し表示i3が停止した状態を示している。キャラ名表示h3は、姫g3の上方で停止し、吹き出し表示i3は、姫g3の右側近傍で停止する。
図470(19)は、吹き出し表示i3内に、姫g3のセリフ(台詞)であるセリフ表示が表示開始された状態を示している。セリフ表示は、文字列画像の左側から表示開始される。図470(19)では、「午」の文字画像が表示されている。
図470(20)は、吹き出し表示i3内に、セリフ表示が表示されている状態を示している。図470(21)では、「午後の」の文字列画像が表示されている。
図470(21)は、吹き出し表示i3内に、セリフ表示が表示されている状態を示している。図470(21)では、「午後の天気は」の文字列画像が表示されている。
図470(22)は、吹き出し表示i3内のセリフ表示の表示が完了した状態を示している。吹き出し表示i3内には、セリフ表示として「午後の天気は」の文字列画像と「雨のマーク」の記号が表示されている。
図470(23)は、チャンスボタン136の外観を模したボタン画像f1と、チャンスボタン136の操作が有効となる操作有効期間を示すメータ画像f2が表示された状態を示している。
図470(24)は、操作有効期間が開始された状態を示している。メータ画像f2が示す操作有効期間の残り時間が減少している。
図470(25)は、遊技者がチャンスボタン136を操作している状態を示している。本例では、チャンスボタン136は1回押下される。本例では、操作有効期間中にチャンスボタン136が1回押下されると、会話予告表示が継続して開始される。なお、操作有効期間中にチャンスボタン136が1回も押下されない場合には、会話予告表示が継続して表示されてもよいし、所定の確率で会話予告表示が継続せずに終了してもよい。
図470(26)は、会話予告表示が継続された状態を示している。本例では、まず、会話予告表示が継続されると、爺g2が表示される。爺g2は、装飾図柄表示装置208の表示領域の左端下方から出現する。
図470(27)は、爺g2が右方に移動している状態を示している。
図470(28)は、爺g2が右方に移動している状態を示している。
図470(29)は、爺g2が右方に移動している状態を示している。
図470(30)は、爺g2が停止した状態を示している。
図470(31)は、「爺」の文字画像を含むキャラ名h2が表示開始された状態を示している。キャラ名表示h2は、装飾図柄表示装置208の表示領域の左端中央から出現する。キャラ名表示h2は右方に移動している。
図470(32)は、吹き出し表示i2が表示開始された状態を示している。吹き出し表示i2は、装飾図柄表示装置208の表示領域の左端下方から出現する。吹き出し表示i2は右方に移動している。
図470(33)は、キャラ名表示h2と吹き出し表示i2が右方に移動している状態を示している。
図470(34)は、キャラ名表示h2と吹き出し表示i2が右方に移動している状態を示している。
図470(35)は、キャラ名表示h2と吹き出し表示i2が停止した状態を示している。キャラ名表示h2は、爺g2の上方で停止し、吹き出し表示i2は、爺g2の左側近傍で停止する。
図470(36)は、吹き出し表示i2内に、爺g2のセリフ(台詞)であるセリフ表示が表示開始された状態を示している。セリフ表示は、文字列画像の左側から表示開始される。図470(36)では、「お」の文字画像が表示されている。
図470(37)は、吹き出し表示i2内に、セリフ表示が表示されている状態を示している。図470(37)では、「お昼の」の文字列画像が表示されている。
図470(38)は、吹き出し表示i2内に、セリフ表示が表示されている状態を示している。図470(38)では、「お昼の天気は」の文字列画像が表示されている。
図470(39)は、吹き出し表示i2内のセリフ表示の表示が完了した状態を示している。吹き出し表示i2内には、セリフ表示として「お昼の天気は」の文字画像と「曇りのマーク」の記号が表示されている。また、吹き出し表示i2の態様が白色から青色に変化しており、キャラ名表示h2の態様が白色から青色に変化している。大当り信頼度は、白色よりも青色の方が高く設定されている。このように、2回目の会話予告表示では、大当り信頼度の高い表示を表示してもよい。
図470(40)は、会話予告表示が終了した後に、左右図柄表示領域208a、208cに「装飾7」が仮停止表示された状態を示している。以降の図示は省略するが、本例では、この後「装飾7」でのリーチ演出が開始される。
本例では、図470(1)に示す1回目の会話予告表示(第一の会話予告表示)が表示された後に、図470(39)に示すように2回目の会話予告表示(第二の会話予告表示)が表示されている。このように、1回の特図変動遊技内で複数回の会話予告表示が表示されてもよい。なお、会話予告表示の回数が多いほど大当り信頼度が高く設定されていてもよい。
次に、図471(1)〜(38)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図471(1)〜(38)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図471(1)〜(15)に示す状態は、図461(1)〜(15)に示す状態と同じであるのでその説明は省略する。
図471(16)〜(18)は、セリフ表示の移動表示(移動アニメーション)が表示されている状態を示している。セリフ表示は、装飾図柄表示装置208の表示領域右端から左方の吹き出し表示h1内に向かって移動している。このように、セリフ表示の移動アニメーションが表示されてもよい。
図471(19)は、セリフ表示が吹き出し表示h1内で停止した状態を示している。
図471(20)〜(32)に示す状態は、図461(20)〜(32)に示す状態と同じであるのでその説明は省略する。
図471(33)〜(35)は、セリフ表示の移動表示(移動アニメーション)が表示されている状態を示している。セリフ表示は、装飾図柄表示装置208の表示領域左端から左方の吹き出し表示h2内に向かって移動している。このように、セリフ表示の移動アニメーションが表示されてもよい。
図471(36)は、セリフ表示が吹き出し表示h1内で停止した状態を示している。
図471(37)、(38)に示す状態は、図461(37)、(38)に示す状態と同じであるのでその説明は省略する。本例では、セリフ表示の移動アニメーションが表示される。このように、セリフ表示の移動アニメーションが表示されてもよい。
次に、図472(1)〜(38)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図472(1)〜(38)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図472(1)〜(5)に示す状態は、図461(1)〜(5)に示す状態と同じであるのでその説明は省略する。
図472(6)は、会話予告表示が開始された状態を示している。本例の会話予告表示では、爺g2が表示される。爺g2は、装飾図柄表示装置208の表示領域の右端下方から出現する。
図472(7)は、爺g2が左方に移動している状態を示している。
図472(8)は、爺g2が左方に移動している状態を示している。
図472(9)は、爺g2が左方に移動中に爺g2が殿のキャラクタ画像(以下、「殿」と称する)g1に変化した状態を示している。殿g1は左方に移動している。
図472(10)は、殿g1が停止した状態を示している。図472(6)〜(10)に示すように、装飾図柄表示装置208は、キャラクタの移動アニメーションを表示可能である。本例のキャラクタの移動アニメーションは、殿g1と爺g2と含む表示である。
図472(11)は、「殿」の文字画像を含むキャラクタ名表示(以下、「キャラ名表示」と称する)h1が表示開始された状態を示している。キャラ名表示h1は、装飾図柄表示装置208の表示領域の右端中央から出現する。キャラ名表示h1は左方に移動している。
図472(12)は、吹き出し表示i1が表示開始された状態を示している。吹き出し表示i1は、装飾図柄表示装置208の表示領域の右端下方から出現する。吹き出し表示i1は左方に移動している。
図472(13)は、キャラ名表示h1と吹き出し表示i1が左方に移動している状態を示している。
図472(14)は、キャラ名表示h1と吹き出し表示i1が左方に移動している状態を示している。
図472(15)は、キャラ名表示h1と吹き出し表示i1が停止した状態を示している。キャラ名表示h1は、殿g1の上方で停止し、吹き出し表示i1は、殿g1の右側近傍で停止する。
図472(16)は、吹き出し表示i1内に、殿g1のセリフ(台詞)であるセリフ表示が表示開始された状態を示している。セリフ表示は、文字列画像の左側から表示開始される。図472(16)では、「午」の文字画像が表示されている。
図472(17)は、吹き出し表示i1内に、セリフ表示が表示されている状態を示している。図472(17)では、「午前の」の文字列画像が表示されている。
図472(18)は、吹き出し表示i1内に、セリフ表示が表示されている状態を示している。図472(18)では、「午前の天気は」の文字列画像が表示されている。
図472(19)は、吹き出し表示i1内のセリフ表示の表示が完了した状態を示している。吹き出し表示i内には、セリフ表示として「午前の天気は」の文字列画像と「太陽のマーク」の記号が表示されている。本例では、図461(19)と比較して、殿g1、キャラ名表示h1、吹き出し表示h1、セリフ表示が装飾図柄表示装置208の表示領域の下方に表示される。
図472(20)は、チャンスボタン136の外観を模したボタン画像f1と、チャンスボタン136の操作が有効となる操作有効期間を示すメータ画像f2が表示された状態を示している。ボタン画像f1とメータ画像f2は、吹き出し表示h1の一部(第一の表示の一部)にオーバーラップして表示される。
図472(21)は、操作有効期間が開始された状態を示している。メータ画像f2が示す操作有効期間の残り時間が減少している。
図472(22)は、遊技者がチャンスボタン136を操作している状態を示している。本例では、チャンスボタン136は1回押下される。本例では、操作有効期間中にチャンスボタン136が1回押下されると、会話予告表示が継続して開始される。なお、操作有効期間中にチャンスボタン136が1回も押下されない場合には、会話予告表示が継続して表示されてもよいし、所定の確率で会話予告表示が継続せずに終了してもよい。
図472(23)は、会話予告表示が継続された状態を示している。本例では、まず、会話予告表示が継続されると、爺g2が表示される。爺g2は、装飾図柄表示装置208の表示領域の左端下方から出現する。また、爺g2の出現と同時に、殿g1、キャラ名表示h1、吹き出し表示h1、セリフ表示が上方に移動するアニメーションが表示される。なお、当該アニメーションの開始タイミングは、爺g2の出現前でもよいし、爺g2の出現後でもよい。
図472(24)は、爺g2が右方に移動し、殿g1、キャラ名表示h1、吹き出し表示h1、セリフ表示が上方に移動している状態を示している。また、爺g2が殿g1および吹き出し表示h1の一部にオーバーラップして表示されている。
図472(25)は、爺g2が右方に移動し、殿g1、キャラ名表示h1、吹き出し表示h1、セリフ表示が上方に移動している状態を示している。
図472(26)は、爺g2が右方に移動し、殿g1、キャラ名表示h1、吹き出し表示h1、セリフ表示が上方に移動している状態を示している。
図472(27)は、爺g2が停止し、殿g1、キャラ名表示h1、吹き出し表示h1、セリフ表示が停止した状態を示している。
図472(28)〜(38)に示す状態は、図461(28)〜(38)に示す状態と同じであるのでその説明は省略する。本例では、会話予告表示のうちの爺g2等の第二の表示の表示開始時に殿j1等の第一の表示が移動するアニメーションが表示される。
次に、図473(1)〜(38)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図473(1)〜(38)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図473(1)〜(22)に示す状態は、図472(1)〜(22)に示す状態と同じであるのでその説明は省略する。
図473(23)は、会話予告表示が継続された状態を示している。本例では、まず、会話予告表示が継続されると、爺g2が表示される。爺g2は、装飾図柄表示装置208の表示領域の左端下方から出現する。また、爺g2の出現と同時に、殿g1、キャラ名表示h1、吹き出し表示h1、セリフ表示が上方に移動するアニメーションが表示される。なお、当該アニメーションの開始タイミングは、爺g2の出現前でもよいし、爺g2の出現後でもよい。
図473(24)は、爺g2が右方に移動し、殿g1、キャラ名表示h1、吹き出し表示h1、セリフ表示が上方に移動している状態を示している。また、爺g2が殿g1および吹き出し表示h1の一部にオーバーラップして表示されている。
図473(25)は、爺g2が右方に移動し、殿g1、キャラ名表示h1、吹き出し表示h1、セリフ表示が上方に移動している状態を示している。
図473(26)は、爺g2が右方に移動し、殿g1、キャラ名表示h1、吹き出し表示h1、セリフ表示が停止した状態を示している。
図473(27)は、爺g2が停止した状態を示している。
図473(28)〜(32)に示す状態は、図461(28)〜(32)に示す状態と同様に、キャラ名表示h2、吹き出し表示i2が左方に移動するアニメーションが表示されるが、本例では、キャラ名表示h2、吹き出し表示i2が殿g1、キャラ名表示h1、吹き出し表示h1、セリフ表示にオーバーラップして表示される。本例では、会話予告表示のうちの爺g2等の第二の表示の移動するアニメーションが殿j1等の第一の表示にオーバーラップして表示される。
図473(32)〜(35)は、図461(32)〜(35)に示す状態と同様に、吹き出し表示h2内にセリフ表示が表示されている状態を示している。
図473(36)は、吹き出し表示i2内のセリフ表示の表示が完了した状態を示している。吹き出し表示i2内には、セリフ表示として「お昼の天気は」の文字画像と「曇りのマーク」の記号が表示されている。本例では、吹き出し表示h2および吹き出し表示h2内のセリフ表示が吹き出し表示h1および吹き出し表示h1内のセリフ表示が内にオーバーラップして表示される。
図473(37)、(38)に示す状態は、図473(37)、(38)に示す状態と同じであるのでその説明は省略する。本例では、会話予告表示のうちの爺g2等の第二の表示が殿j1等の第一の表示にオーバーラップして表示される。
次に、図474(1)〜(38)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図474(1)〜(38)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図474(1)〜(5)に示す状態は、図461(1)〜(5)に示す状態と同じであるのでその説明は省略する。
図474(6)〜(10)は、図461(6)〜(10)と同様にキャラクタの移動アニメーションが表示されている状態を示している。本例では、図461(6)〜(10)に示す例よりも爺g2、殿g1の表示サイズが大きいサイズで表示されている。
図474(11)〜(19)は、図461(11)〜(19)と同様にキャラ名表示h1、吹き出し表示h1、セリフ表示が表示されている状態を示している。本例では、図461(11)〜(19)に示す例よりもキャラ名表示h1、吹き出し表示h1、セリフ表示の表示サイズが大きいサイズで表示されている。
図474(20)は、チャンスボタン136の外観を模したボタン画像f1と、チャンスボタン136の操作が有効となる操作有効期間を示すメータ画像f2が表示された状態を示している。ボタン画像f1は、吹き出し表示h1の一部(第一の表示の一部)にオーバーラップして表示される。
図474(21)は、操作有効期間が開始された状態を示している。メータ画像f2が示す操作有効期間の残り時間が減少している。
図474(22)は、遊技者がチャンスボタン136を操作している状態を示している。本例では、チャンスボタン136は1回押下される。本例では、操作有効期間中にチャンスボタン136が1回押下されると、会話予告表示が継続して開始される。なお、操作有効期間中にチャンスボタン136が1回も押下されない場合には、会話予告表示が継続して表示されてもよいし、所定の確率で会話予告表示が継続せずに終了してもよい。
図474(23)は、会話予告表示が継続された状態を示している。本例では、まず、会話予告表示が継続されると、爺g2が表示される。爺g2は、装飾図柄表示装置208の表示領域の左端下方から出現する。また、爺g2の出現と同時に、殿g1、キャラ名表示h1、吹き出し表示h1、セリフ表示の表示サイズが縮小されるアニメーションが表示される。なお、当該アニメーションの開始タイミングは、爺g2の出現前でもよいし、爺g2の出現後でもよい。
図474(24)は、爺g2が右方に移動し、殿g1、キャラ名表示h1、吹き出し表示h1、セリフ表示の表示サイズが縮小されるアニメーションが表示されている状態を示している。
図474(25)は、爺g2が右方に移動し、殿g1、キャラ名表示h1、吹き出し表示h1、セリフ表示の表示サイズが縮小されるアニメーションが表示されている状態を示している。
図474(26)は、爺g2が右方に移動し、殿g1、キャラ名表示h1、吹き出し表示h1、セリフ表示の表示サイズが縮小されるアニメーションが表示されている状態を示している。
図474(27)は、爺g2が停止し、殿g1、キャラ名表示h1、吹き出し表示h1、セリフ表示の表示サイズが縮小されるアニメーションが終了した状態を示している。殿g1、キャラ名表示h1、吹き出し表示h1、セリフ表示の表示サイズは、図461(6)〜(36)に示す例と同じになる。
図474(28)〜(38)に示す状態は、図461(28)〜(38)に示す状態と同じであるのでその説明は省略する。本例では、会話予告表示のうちの殿g1等の第一の表示が爺g2等の第二の表示が表示開始されるまで拡大して表示され、爺g2の移動アニメーション中に殿g1等の第一の表示が縮小表示される。なお、図474(36)に示す状態で、吹き出し表示h1の一部が吹き出し表示h2の一部にオーバーラップして表示されてもよく、この場合には、吹き出し表示h1の表示サイズが吹き出し表示h2の一部にオーバーラップされる表示サイズであってもよい。
次に、図475(1)〜(38)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図475(1)〜(38)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図475(1)〜(38)では、図472(1)〜(38)に示す会話予告表示と同じ演出が行われている。このため、本例での会話予告表示の詳細な説明は省略する。
図475(1)は、図472(1)と同じ状態を示している。
図475(2)は、タイマ予告表示jが表示開始された状態を示している。タイマ予告表示jは、横長長方形状の枠内に「注目!」の文字列画像が表示されている。タイマ予告表示jは所定時間のカウントダウン表示を行い、カウントダウンで0秒となると所定の演出(例えば、可動体の動作や所定の予告表示)が行われる。カウントダウンが開始される前には、タイマ予告表示j内には「注目!」の文字列画像が表示される。
図475(3)、(4)は、タイマ予告表示jが表示されている点を除いて、図472(3)、(4)と同じ状態を示している。
図475(5)は、図472(5)と同じ状態を示している。
図475(6)は、図472(6)と同様に会話予告表示が開始された状態を示している。本例では、会話予告表示の開始とともにタイマ予告表示jのカウントダウン表示も開始される。本例では、40秒のカウントダウン表示が行われる。
図475(6)〜(19)は、図472(6)〜(19)と同様に会話予告表示が表示され、本例では、さらに、タイマ予告表示jのカウントダウン表示も表示されている。タイマ予告表示jは、図475(6)〜(19)に示すように、殿g1、爺g2のキャラクタや、キャラ名表示h1、吹き出し表示i1、セリフ表示にオーバーラップして表示される。例えば、図475(14)以降では、キャラ名表示h1の全体がタイマ予告表示jにオーバーラップして表示されており、キャラ名表示h1が視認不可能となっている。
図475(20)、(21)は、タイマ予告表示jが表示されている点を除いて、図472(20)、(21)と同じ状態を示している。
図475(22)は、図472(5)と同じ状態を示している。
図475(23)は、図472(23)と同様に会話予告表示が継続された状態を示している。また、図472(23)では、タイマ予告表示jのカウントダウン表示の残り時間が36.99秒になっている。
図475(24)〜(36)は、図472(24)〜(36)と同様に会話予告表示が表示され、本例では、さらに、タイマ予告表示jのカウントダウン表示も表示されている。タイマ予告表示jは、図475(24)〜(36)に示すように、爺g2のキャラクタや、キャラ名表示h2、吹き出し表示i2、セリフ表示にオーバーラップして表示される。例えば、図475(30)では、キャラ名表示h2の全体がタイマ予告表示jにオーバーラップして表示されており、キャラ名表示h2が視認不可能となっている。
図475(37)、(38)は、タイマ予告表示jが表示されている点を除いて、図472(37)、(38)と同じ状態を示している。このように、会話予告表示とともにタイマ予告表示jが表示されてもよい。タイマ予告表示jに代えて、他の表示(球抜きエラー表示や扉開放エラー表示、他の予告表示、保留アイコンの変化演出表示)等が表示されてもよい。また、タイマ予告表示jに示すように、図475(6)〜(10)に示すキャラクタの移動アニメーションの表示期間の長さは、図475(19)〜(36)に示す殿g1、キャラ名表示h1、吹き出し表示i1、セリフ予告表示を含む会話予告表示の表示期間の長さよりも短い。
次に、図476(1)〜(38)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図476(1)〜(38)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図475(1)〜(38)では、図472(1)〜(38)に示す会話予告表示と同じ演出が行われている。このため、本例での会話予告表示の詳細な説明は省略する。
図476(1)は、図472(1)と同じ状態を示している。
図476(2)は、可動体kが装飾図柄表示装置208の表示領域前方の位置に移動した状態を示している。本例では、会話予告表示の表示開始前に可動体kの移動が行われる。可動体kは、装飾図柄表示装置208の表示領域前方で上下左右などを往復する移動を行ってもよいし、振動動作を行ってもよい。本例では、図柄変動表示の開始からリーチ演出の開始までの間、可動体kが装飾図柄表示装置208の前方に位置している。
図476(3)、(4)は、可動体kが装飾図柄表示装置208の前方に位置している点を除いて、図472(3)、(4)と同じ状態を示している。また、図475(3)、(4)では、ボタン画像f1の全体が可動体kにより隠されている。
図476(5)は、図472(5)と同じ状態を示している。
図476(6)〜(19)は、図472(6)〜(19)と同様に会話予告表示が表示され、本例では、可動体kにより殿g1、爺g2のキャラクタや、キャラ名表示h1、吹き出し表示i1、セリフ表示の少なくとも一部が遊技者から視認不能となる。
図476(20)、(21)は、可動体kが装飾図柄表示装置208の前方に位置している点を除いて、図472(3)、(4)と同じ状態を示している。また、図476(20)、(21)では、ボタン画像f1の全体が可動体kにより隠されている。
図476(22)は、図472(22)と同じ状態を示している。
図476(23)は、図472(23)と同様に会話予告表示が継続された状態を示している。図476(24)〜(36)は、図472(24)〜(36)と同様に会話予告表示が表示され、本例では、可動体kにより殿g1、爺g2のキャラクタや、キャラ名表示h1、h2、吹き出し表示i1、i2、セリフ表示の少なくとも一部が遊技者から視認不能となる。
図476(37)は、可動体kが装飾図柄表示装置208の前方に位置している点を除いて、図472(37)と同じ状態を示している。図476(38)は、リーチ演出が開始された状態を示している。リーチ演出が開始されると可動体kは装飾図柄表示装置208の前方の位置から移動して初期位置に復帰する。このように、会話予告表示とともに可動体kの移動演出が行われてもよい。
次に、図477(1)〜(38)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図477(1)〜(38)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図477(1)〜(38)では、図472(1)〜(38)に示す会話予告表示と同じ演出が行われている。このため、本例での会話予告表示の詳細な説明は省略する。
図477(1)は、図472(1)と同じ状態を示している。
図477(2)は、装飾図柄表示装置208の前方に配置された導光板により模様表示mが表示された状態を示している。本例のパチンコ機100は、装飾図柄表示装置208の前方に導光板が配置されており、当該導光板の発光により模様表示mを表示可能である。模様表示mは、図477(2)〜(37)に示すように、装飾図柄表示装置208での表示にオーバーラップして表示される。例えば、図477(36)に示すように、模様表示mは、殿g1等の第一の表示、爺g2等の第二の表示にオーバーラップして表示される。
図477(38)は、リーチ演出が開始された状態を示している。リーチ演出が開始されると模様表示mは消去される。このように、会話予告表示とともに導光板による表示が表示されてもよい。
次に、図478(1)〜(38)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図478(1)〜(38)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図478(1)〜(5)は、図461(1)〜(5)に示す状態と同じ状態を示しているのでその説明は省略する。
図478(6)は、会話予告表示が開始された状態を示している。本例の会話予告表示では、キャラクタ画像が正方形の枠内に表示され、正方形の枠内が所定色で表示される。正方形の枠内の色は、大当り信頼度の低い順から、白色、青色、緑色に設定されている。図478(6)では、爺g2を囲む正方形の枠内は白色で表示されている。なお、本例の会話予告表示は、キャラクタが正方形の枠内に表示される以外の点は、図461に示す会話予告表示と同じである。
図478(7)は、爺g2が左方に移動している状態を示している。爺g2を囲む正方形の枠内は青色で表示されている。
図478(8)は、爺g2が左方に移動している状態を示している。爺g2を囲む正方形の枠内は緑色で表示されている。
図478(9)は、爺g2が左方に移動中に爺g2が殿g1に変化した状態を示している。殿g1は左方に移動している。殿g1を囲む正方形の枠内は青色で表示されている。
図478(10)は、殿g1が停止した状態を示している。図479(6)〜(10)に示すように、装飾図柄表示装置208は、キャラクタの移動アニメーションを表示可能である。本例のキャラクタの移動アニメーションは、殿g1と爺g2と含む表示である。殿g1を囲む正方形の枠内は白色で表示されている。このように、キャラクタを囲む正方形の枠内は白色、青色、緑色、青色、白色の順で変化する。なお、この色の変化の順が任意に設定可能である。なお、この色の変化は、キャラクタの移動アニメーション中に行われる。
図478(11)〜(21)に示す状態は、殿g1が正方形の枠内に囲まれて表示されており、当該枠内が白色である点を除いて、図461(11)〜(21)に示す状態とおなじあるので、その説明は省略する。
図478(22)は、遊技者がチャンスボタン136を操作している状態を示している。
図478(23)は、会話予告表示が継続された状態を示している。本例では、まず、会話予告表示が継続されると、爺g2が表示される。爺g2は、装飾図柄表示装置208の表示領域の左端下方から出現する。また、爺g2を囲む正方形の枠内は白色で表示されている。
図478(24)は、爺g2が右方に移動している状態を示している。爺g2を囲む正方形の枠内は青色で表示されている。
図478(25)は、爺g2が右方に移動している状態を示している。爺g2を囲む正方形の枠内は緑色で表示されている。
図478(26)は、爺g2が右方に移動している状態を示している。爺g2を囲む正方形の枠内は青色で表示されている。
図478(27)は、爺g2が停止した状態を示している。爺g2を囲む正方形の枠内は青色で表示されている。
図478(28)〜(36)に示す状態は、爺g2が正方形の枠内に囲まれて表示されており、当該枠内が青色である点を除いて、図461(28)〜(36)に示す状態と同じあるので、その説明は省略する。
図478(37)、(38)は、図461(37)、(38)と同じ状態を示している。本例では、会話予告表示のキャラクタが枠内に表示され、当該枠内が所定色で表示される。当該枠内の色により大当り信頼度が設定されている。
次に、図479(a1)〜(a20)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図479(a1)〜(a20)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図479(a1)〜(a5)は、図461(1)〜(5)に示す状態と同じ状態を示しているのでその説明は省略する。
図479(a6)は、会話予告表示が開始された状態を示している。本例の会話予告表示では、キャラクタとキャラ名表示とが同時に表示開始される。図479(a6)では、爺g2と、キャラ名表示h1とが左方に移動している。キャラ名表示は、キャラクタと異なり、当初から会話予告表示のキャラクタ名が表示される。
図479(a7)は、爺g2、キャラ名表示h1が左方に移動している状態を示している。また、吹き出し表示i1が表示開始されている。
図479(a8)は、爺g2、キャラ名表示h1、吹き出し表示i1が左方に移動している状態を示している。
図479(a9)は、爺g2が左方に移動中に爺g2が殿g1に変化した状態を示している。殿g1、キャラ名表示h1、吹き出し表示i1は左方に移動している。
図479(a10)は、殿g1、キャラ名表示h1、吹き出し表示i1が停止した状態を示している。このように、会話予告表示では、キャラクタの移動アニメーション中に、キャラ名表示h1や吹き出し表示i1の移動アニメーションが表示されてもよい。
図479(a11)〜(a13)は、図461(20)〜(22)に示す状態と同じ状態を示している。
図479(a14)は、会話予告表示が継続された状態を示している。本例の会話予告表示では、キャラクタとキャラ名表示とが同時に表示開始される。図479(a12)では、爺g2と、キャラ名表示h2とが左方に移動している。
図479(a15)は、爺g2、キャラ名表示h2が右方に移動している状態を示している。
図479(a16)は、爺g2、キャラ名表示h2が右方に移動している状態を示している。また、吹き出し表示i2が表示開始されている。
図479(a17)は、爺g2、キャラ名表示h2、吹き出し表示i2が右方に移動している状態を示している。
図479(a18)は、爺g2、キャラ名表示h2、吹き出し表示i2が停止した状態を示している。このように、会話予告表示では、キャラクタの移動アニメーション中に、キャラ名表示h2や吹き出し表示i2の移動アニメーションが表示されてもよい。
図479(a19)、(a20)は、図461(37)、(38)に示す状態と同じ状態を示している。本例のように、キャラクタの移動アニメーション中に、キャラ名表示や吹き出し表示の移動アニメーションが表示されてもよい。また、吹き出し表示i1、i2は表示開始当初からセリフ表示を含んでいてもよい。
次に、図479(b1)〜(b20)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図479(b1)〜(b20)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図479(b1)〜(b5)は、図461(1)〜(5)に示す状態と同じ状態を示しているのでその説明は省略する。
図479(b6)は、会話予告表示が開始された状態を示している。本例の会話予告表示では、キャラクタとキャラ名表示とが同時に表示開始される。図479(b6)では、爺g2と、キャラ名表示h1とが左方に移動している。キャラ名表示は、キャラクタと異なり、当初から会話予告表示のキャラクタ名が表示される。また、本例では、キャラクタの下方に3つの正方形画像が横方向に並んで表示される。3つの正方形画像は、内部が白色、青色、緑色でそれぞれ表示される。図479(b6)に示す時点では、左方の正方形画像と、真中の正方形画像の一部とが表示されている。左方の正方形画像は白色であり、真中の正方形画像は青色である。これらの正方形画像もキャラクタとともに左方に移動する。
図479(b7)は、爺g2、キャラ名表示h1が左方に移動している状態を示している。図479(b7)に示す時点では、左方の正方形画像と、真中の正方形画像と、右方の正方形画像の一部が表示されている。左方の正方形画像は青色であり、真中の正方形画像は緑色であり、右方の正方形画像は白色である。これらの正方形画像は、移動しながら表示色が変化する。
図479(b8)は、爺g2、キャラ名表示h1、吹き出し表示i1が左方に移動している状態を示している。図479(b8)に示す時点では、左方の正方形画像は緑色であり、真中の正方形画像は白色であり、右方の正方形画像は青色である。
図479(b9)は、爺g2が左方に移動中に爺g2が殿g1に変化した状態を示している。殿g1、キャラ名表示h1、吹き出し表示i1は左方に移動している。図479(b9)に示す時点では、左方の正方形画像は白色であり、真中の正方形画像は青色であり、右方の正方形画像は緑色である。
図479(b10)は、殿g1、キャラ名表示h1、吹き出し表示i1が停止した状態を示している。また、殿g1は枠内が白色の枠表示に囲まれて表示されている。このように、会話予告表示では、キャラクタの移動アニメーション中に表示されていた3つ正方形うちのいずれかの色でキャラクタを囲む枠が表示される。キャラクタを囲む枠内の表示色は、大当り信頼度の低い順に、白色、青色、緑色である。
図479(b11)〜(b13)は、図461(20)〜(22)に示す状態と同じ状態を示している。
図479(b14)は、会話予告表示が継続された状態を示している。本例の会話予告表示では、キャラクタとキャラ名表示とが同時に表示開始される。図479(b12)では、爺g2と、キャラ名表示h2とが左方に移動している。キャラ名表示h2内は青色で表示されている。また、本例では、キャラクタの下方に3つの正方形画像が横方向に並んで表示される。3つの正方形画像は、内部が白色、青色、緑色でそれぞれ表示される。図479(b14)に示す時点では、右方の正方形画像と、真中の正方形画像の一部とが表示されている。右方の正方形画像は緑色であり、真中の正方形画像は白色である。これらの正方形画像もキャラクタとともに右方に移動する。
図479(b15)は、爺g2、キャラ名表示h2が右方に移動している状態を示している。図479(b7)に示す時点では、右方の正方形画像と、真中の正方形画像と、左方の正方形画像の一部が表示されている。右方の正方形画像は白色であり、真中の正方形画像は緑色であり、左方の正方形画像は青色である。これらの正方形画像は、移動しながら表示色が変化する。
図479(b16)は、爺g2、キャラ名表示h2が右方に移動している状態を示している。また、吹き出し表示i2が表示開始されている。吹き出し表示i2内は青色で表示されている。図479(b16)に示す時点では、右方の正方形画像は青色であり、真中の正方形画像は白色であり、左方の正方形画像は緑色である。これらの正方形画像は、移動しながら表示色が変化する。
図479(b17)は、爺g2、キャラ名表示h2、吹き出し表示i2が右方に移動している状態を示している。図479(b17)に示す時点では、右方の正方形画像は緑色であり、真中の正方形画像は青色であり、左方の正方形画像は白色である。
図479(b18)は、爺g2、キャラ名表示h2、吹き出し表示i2が停止した状態を示している。また、爺g2は枠内が青色の枠表示に囲まれて表示されている。また、キャラ名表示h2、吹き出し表示i2内も青色で表示されている。これらの表示色は、大当り信頼度の低い順に、白色、青色、緑色である。
図479(b19)、(b20)は、図461(37)、(38)に示す状態と同じ状態を示している。キャラクタの移動アニメーション中に表示されている3つの正方形画像は、キャラクタが停止後に囲まれる枠内の表示色の候補表示である。本例のように、キャラクタが停止後に囲まれる枠内の表示色の候補がキャラクタの移動アニメーション中に表示されてもよい。
次に、図480(a1)〜(a5)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図480(a1)〜(a5)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図480(a1)〜(a5)は、図461(6)〜(10)等に示すキャラクタの移動アニメーションを示している。
図480(a1)は、キャラクタの移動アニメーションが開始された状態を示している。爺g2が出現して左方に移動している。
図480(a2)は、キャラクタの移動アニメーションが表示されている状態を示している。爺g2が左方に移動している。
図480(a3)は、キャラクタの移動アニメーションが表示されている状態を示している。爺g2の左方への移動中に、殿g1が表示されている。殿g1は、爺g2の左方に表示され、爺g2に一部がオーバーラップして表示されている。また、殿g1は、例えば、透過率が50%で表示されている。殿g1と爺g2は共に左方に移動する。
図480(a4)は、キャラクタの移動アニメーションが表示されている状態を示している。爺g2に一部は殿g1にオーバーラップして表示されている。また、爺g2は、例えば、透過率が50%で表示されている。殿g1と爺g2は共に左方に移動する。
図480(a5)は、キャラクタの移動アニメーションが終了した状態を示している。爺g2は、移動アニメーション終了時に消去される。
本例のように、キャラクタの移動アニメーション中にキャラクタが増加してもよい。本例では、キャラクタは1つ増加しているが2つ以上であってもよい。また、キャラクタの移動アニメーション中にキャラクタが透過率1〜99%で表示されてもよい。また、一のキャラクタが他のキャラクタの全体にオーバーラップして表示されてもよい。
次に、図480(b1)〜(b5)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図480(b1)〜(b5)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図480(b1)〜(b5)は、図461(6)〜(10)等に示すキャラクタの移動アニメーションを示している。
図480(b1)は、キャラクタの移動アニメーションが開始された状態を示している。殿g1と爺g2が出現して左方に移動している。殿g1は、爺g2の左方に表示され、爺g2に一部がオーバーラップして表示されている。
図480(b2)は、キャラクタの移動アニメーションが表示されている状態を示している。殿g1、爺g2が左方に移動している。爺g2の一部は殿g1にオーバーラップして表示されている。
図480(b3)は、キャラクタの移動アニメーションが表示されている状態を示している。殿g1、爺g2が左方に移動している。殿g1の一部は爺g2にオーバーラップして表示されている。
図480(a4)は、キャラクタの移動アニメーションが表示されている状態を示している。殿g1、爺g2が左方に移動している。爺g2の一部は殿g1にオーバーラップして表示されている。
図480(a5)は、キャラクタの移動アニメーションが終了した状態を示している。爺g2は、移動アニメーション終了時に消去される。
本例のように、キャラクタの移動アニメーションの当初から複数のキャラクタが表示されてもよい。一のキャラクタと他のキャラクタとで、オーバーラップするキャラクタが交互に変化してもよい。
次に、図480(c1)〜(c5)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図480(c1)〜(c5)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図480(c1)〜(c5)は、図461(6)〜(10)等に示すキャラクタの移動アニメーションを示している。
図480(c1)は、キャラクタの移動アニメーションが開始された状態を示している。殿g1と爺g2と姫g3が出現して左方に移動している。
図480(c2)は、キャラクタの移動アニメーションが表示されている状態を示している。姫g3が消去されている。
図480(c3)は、キャラクタの移動アニメーションが表示されている状態を示している。爺g2が消去されている。
図480(c4)は、キャラクタの移動アニメーションが表示されている状態を示している。殿g1が左方に移動している。
図480(a5)は、キャラクタの移動アニメーションが終了した状態を示している。爺g2は、移動アニメーション終了時に消去される。
本例のように、キャラクタの移動アニメーションの当初から複数のキャラクタが表示されており、キャラクタの移動アニメーション中に1つずつキャラクタが消去され、最後に一のキャラクタが残るようにしてもよい。
次に、図480(d1)〜(d5)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図480(d1)〜(d5)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図480(d1)〜(d5)は、図461(6)〜(10)等に示すキャラクタの移動アニメーションを示している。
図480(d1)は、キャラクタの移動アニメーションが開始された状態を示している。殿g1と爺g2と姫g3が出現して左方に移動している。
図480(d2)は、キャラクタの移動アニメーションが表示されている状態を示している。殿g1に代わってチビ姫g4が表示され、姫g3に代わって忍者g5が表示されている。なお、キャラクタは当初から全部代わっていてもよいし、複数回変化して、当初のキャラクタが再度表示されてもよい。
図480(d3)は、キャラクタの移動アニメーションが表示されている状態を示している。忍者g4が消去されている。
図480(d4)は、キャラクタの移動アニメーションが表示されている状態を示している。爺g2が消去されている。
図480(a5)は、キャラクタの移動アニメーションが終了した状態を示している。チビ姫g4が停止している。
本例のように、キャラクタの移動アニメーションの当初から複数のキャラクタが表示されており、キャラクタの移動アニメーション中に1つのキャラクタに代わって別のキャラクタが表示され、次いで、順次キャラクタが消去され、最後に一のキャラクタが残るようにしてもよい。また、キャラクタは一度に複数消去されてもよい。
図480(e)は、演出制御処理で実行する会話予告表示を決定する際に用いられるテーブルを示している。例えば、図461に示す会話予告が「会話予告1」であり、図462に示す会話予告は「会話予告2」である。パチンコ機100は、複数の会話予告の中から任意の会話予告を選択して実行することができる。また、例えば、「会話予告1」と「会話予告2」のように複数の会話予告を組み合わせて実行することもできる。また、パチンコ機100は、本例の会話予告表示中に、セリフ予告表示を表示可能であり、また、本例の会話予告表示とセリフ予告表示とを組み合わせて表示可能である。
また、パチンコ機100は、図480(e)の会話演出決定用テーブルの「***」で図示省略した複数の演出のうちのいずれかが選択された場合に、1の会話予告のうちの第一の吹き出し表示として、図461〜図480までのいずれかの吹き出し表示を表示した後に、第二の吹き出し表示として、図461〜図480までのいずれかの吹き出し表示を表示することが可能である。また、パチンコ機100は、図480(e)の会話演出決定用テーブルの「***」で図示省略した複数の演出のうちのいずれかが選択された場合に、1の会話予告のうちの第一の吹き出し表示として、図461〜図480までのいずれかの吹き出し表示の複数の要素を組み合わせた吹き出し表示を表示した後に、第二の吹き出し表示として、図461〜図480までのいずれかの吹き出し表示の複数の要素を組み合わせた吹き出し表示を表示することが可能である。また、パチンコ機100は、図480(e)の会話演出決定用テーブルの「***」で図示省略した複数の演出のうちのいずれかが選択された場合に、1の会話予告として3以上の吹き出し表示を表示可能である。また、パチンコ機100は、図480(e)の会話演出決定用テーブルの「***」で図示省略した複数の演出のうちのいずれかが選択された場合に、1回の図柄変動表示の期間に2回または3回以上の会話予告を表示可能である。また、パチンコ機100は、吹き出し表示の表示中や会話予告の実行中に、実施形態や図面に記載の他の演出表示やエラー表示や可動体の演出動作の実行条件が成立した場合に該表示や該動作を実行可能である。
本例によるパチンコ機100は、図461等に示す会話予告表示を表示可能である。本例によるパチンコ機100は、セリフ予告表示を表示可能である。例えば、会話予告表示の表示中や、会話予告表示と同一の図柄変動表示内で図461に示す会話予告表示を表示してもよい。
本例によるパチンコ機100は、図461等に示す会話予告表示を表示可能である。本例によるパチンコ機100は、準備中予告演出や、タイマ予告演出を実行可能である。例えば、会話予告表示の表示中や、会話予告表示と同一の図柄変動表示内で準備中予告演出やタイマ予告演出を実行してもよい。
本例によるパチンコ機100は、図461等に示す会話予告表示を表示可能である。本例によるパチンコ機100は、図482に示すメータ増加演出とアイテム付与演出を実行可能である。例えば、会話予告表示の表示中や、会話予告表示と同一の図柄変動表示内でメータ増加演出とアイテム付与演出を実行してもよい。
本例によるパチンコ機100は、図461に示す吹き出し表示i1内の文字表示が移動表示される会話予告表示を表示可能である。本例によるパチンコ機100は、図543に示す演出表示の態様で会話予告表示を表示可能である。例えば、図543(k)に示す吹き出し表示f4のように、図543(b)、(e)等に示す吹き出し表示f1、f2と表示サイズが異なる(表示サイズが小さい、表示サイズが大きい)吹き出し表示を表示して会話予告表示を表示してもよい。なお、図543に示す吹き出し表示f1は、図461に示す吹き出し表示i1に相当し、図543に示す吹き出し表示f2は、図461に示す吹き出し表示i2に相当する。
本例によるパチンコ機100は、図461に示す吹き出し表示i1内の文字表示が移動表示される会話予告表示を表示可能である。本例によるパチンコ機100は、図543に示す演出表示の態様で会話予告表示を表示可能である。例えば、図543(b)〜(f)に示すように、吹き出し表示f1、f2が上に向けて移動する移動アニメーションにおいて、吹き出し表示f1の移動距離の方が吹き出し表示f2の移動距離より長いようにして会話予告表示を表示してもよい。なお、図543に示す吹き出し表示f1は、図461に示す吹き出し表示i1に相当し、図543に示す吹き出し表示f2は、図461に示す吹き出し表示i2に相当する。
本例によるパチンコ機100は、図461に示す吹き出し表示i1内の文字表示が移動表示される会話予告表示を表示可能である。本例によるパチンコ機100は、図543に示す演出表示の態様で会話予告表示を表示可能である。例えば、吹き出し表示f2が上に向けて移動する移動アニメーションを図543(e)に示す時点で終了し、吹き出し表示f2の一部が他の表示にオーバーラップして表示されるようにして会話予告表示を表示してもよい。なお、図543に示す吹き出し表示f1は、図461に示す吹き出し表示i1に相当し、図543に示す吹き出し表示f2は、図461に示す吹き出し表示i2に相当する。パチンコ機100は、図461に示す吹き出し表示i1または吹き出し表示i2の少なくとも一方を別の表示にオーバーラップして表示される位置で停止させて表示して会話予告表示を表示してもよい。
本例によるパチンコ機100は、図461に示す吹き出し表示i1内の文字表示が移動表示される会話予告表示を表示可能である。本例によるパチンコ機100は、図543に示す演出表示の態様で会話予告表示を表示可能である。例えば、図543(b)〜(f)に示すように吹き出し表示f1、f2の表示開始の際には吹き出し表示f1、f2が上に向けて移動する移動アニメーションを行い、図543(r)〜(t)に示すように、吹き出し表示f1、f2の表示終了の際には吹き出し表示f1、f2が右方に向かって移動する移動アニメーションを行うように、吹き出し表示の表示開始の際と表示終了の際とで吹き出し表示の移動方向を異ならせてもよい。パチンコ機100は、図461に示す吹き出し表示i1または吹き出し表示i2の少なくとも一方を表示開始の際と表示終了の際とで移動方向を異ならせてもよい。
本例によるパチンコ機100は、図461等に示す会話予告表示を表示可能である。本例によるパチンコ機100は、疑似連演出を実行可能である。例えば、会話予告表示の表示中や、会話予告表示と同一の図柄変動表示内で疑似連演出を実行してもよい。
次に、以上説明したパチンコ機100の特徴的構成について再度図461乃至図480を参照しつつ説明する。
(B1)
複数の表示を表示可能な表示手段(例えば、装飾図柄表示装置208)を備えた遊技台であって、
前記複数の表示のうちの一の表示は、第一の表示(例えば、図461(19)に示す会話予告表示)であり、
前記複数の表示のうちの一の表示は、第二の表示(例えば、図461(36)に示す会話予告表示)であり、
前記第一の表示は、第一の台詞(例えば、午前の天気は「晴れマーク」)を含む表示であり、
前記第一の表示は、第一のキャラクタ(例えば、殿g1)を含む表示であり、
前記第二の表示は、第二の台詞(例えば、お昼の天気は「曇マーク」)を含む表示であり、
前記第二の表示は、第二のキャラクタ(例えば、爺g2)を含む表示であり、
前記第一の表示が表示された後に前記第二の表示が表示される場合があり、
前記第一の表示の表示よりも前に前記第二のキャラクタが表示される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
当該構成を備えた遊技台によれば、第二のキャラクタを含む第二の表示が表示されることを予告することで、遊技者は第二の表示が表示されるかもしれないと期待することができ、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
(B2)
上記B1に記載の遊技台であって、
前記第一の表示の表示よりも前に第三のキャラクタ(例えば、姫g3)が表示される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
当該構成による遊技台によれば、第一の表示に登場しないキャラクタを表示するガセ予告を行うことで第一の表示が表示されたときのキャラクタを異ならせて遊技者の意表を突くことができ、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
(B3)
上記B2に記載の遊技台であって、
前記複数の表示のうちの一の表示は、第三の表示(例えば、図470()に示す会話予告表示)であり、
前記第三の表示は、第三の台詞(例えば、午後の天気は「雨マーク」)を含む表示であり、
前記第三の表示は、前記第三のキャラクタ(例えば、姫g3)を含む表示であり、
前記第二の表示が表示された後に前記第三の表示が表示される場合がある(例えば、図470(9)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
第三のキャラクタを第二の表示でなく第三の表示で登場させることで遊技者の意表を突くことができ、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
(B4)
上記B3に記載の遊技台であって、
前記複数の表示のうちの一の表示は、第一の会話予告表示(例えば、図470(1)に示す会話予告)であり、
前記複数の表示のうちの一の表示は、第二の会話予告表示(例えば、図470(39)に示す会話予告)であり、
前記第一の会話予告表示は、前記第一の表示を含む表示であり、
前記第一の会話予告表示は、前記第二の表示を含む表示であり、
前記第二の会話予告表示は、前記第三の表示を含む表示である、
ことを特徴とする遊技台。
当該構成を備えた遊技台によれば、第一の会話予告表示で登場した第三のキャラクタを第二の会話予告表示で登場させることで遊技者の意表を突くことができ、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
(B5)
上記B4に記載の遊技台であって、
一の或る図柄変動表示が表示されている期間において、前記第一の会話予告表示が表示された後に前記第二の会話予告表示が表示される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
当該構成を備えた遊技台によれば、第一の会話予告表示で登場した第三のキャラクタを第二の会話予告表示で登場させることで遊技者の意表を突くことができ、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
(B6)
上記B1乃至B5のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記複数の表示のうちの一の表示は、第一のアニメーション表示(例えば、キャラクタの移動アニメーション)であり、
前記第一の表示の表示よりも前に前記第一のアニメーション表示が表示され、
前記第一のアニメーション表示は、キャラクタの移動表示を含む表示であり、
前記第一のアニメーション表示は、前記第一のキャラクタを含む表示であり、
前記第一のアニメーション表示は、前記第二のキャラクタを含む場合がある表示である、
ことを特徴とする遊技台。
当該構成を備えた遊技台によれば、第一のアニメーション表示で第二のキャラクタが表示されるため、第一の表示が第二のキャラクタによって行われるかもしれないと遊技者に期待させることができる場合がある。
(B7)
上記B6に記載の遊技台であって、
前記第一のアニメーション表示の表示期間のうちの或るタイミングにおいて、前記第一のキャラクタと前記第二のキャラクタが同時に表示される、
ことを特徴とする遊技台。
当該構成を備えた遊技台によれば、第一の表示がどのキャラクタで表示されるのかについて遊技者に推理させて楽しませることができる場合がある。
(B8)
上記B6またはB7に記載の遊技台であって、
前記第一のアニメーション表示において、前記第二のキャラクタの表示開始が前記第一のキャラクタの表示開始よりも前である、
ことを特徴とする遊技台。
当該構成を備えた遊技台によれば、第一の表示が第二のキャラクタで表示されると遊技者に思わせて楽しませることができる場合がある。
(B9)
上記B6乃至B8のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記複数の表示のうちの一の表示は、第二のアニメーション表示(例えば、キャラクタの移動アニメーション)であり、
前記第二の表示の表示よりも前に前記第二のアニメーション表示が表示され、
前記第二のアニメーション表示は、キャラクタの移動表示を含む表示であり、
前記第二のアニメーション表示は、前記第二のキャラクタを含む表示であり、
前記第二のアニメーション表示は、前記第一のキャラクタを含まない表示である、ことを特徴とする遊技台。
当該構成を備えた遊技台によれば、第一の表示で登場したキャラクタを登場させて遊技者が興醒めすることなく遊技させることができる場合がある。
(B10)
上記B9に記載の遊技台であって、
前記第二のアニメーション表示におけるキャラクタの数は、前記第一のアニメーション表示におけるキャラクタの数よりも少ない、
ことを特徴とする遊技台。
当該構成を備えた遊技台によれば、第二の表示におけるキャラクタの候補を少なくすることで遊技者によるキャラクタの予想の的中率を上げて遊技者を楽しませることができる場合がある。
(B11)
上記B9またはB10に記載の遊技台であって、
前記第二のアニメーション表示において最初の表示されるキャラクタは、前記第一のアニメーション表示において最初に表示されるキャラクタとは異なる、
ことを特徴とする遊技台。
第二の表示におけるキャラクタの候補を少なくすることで遊技者によるキャラクタの予想の的中率を上げて遊技者を楽しませることができる場合がある。
(B12)
上記B9乃至B11のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一のアニメーション表示の表示期間の長さは、前記第一の表示の表示期間の長さよりも短い、
ことを特徴とする遊技台。
(B13)
上記B1乃至B12のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一の表示とは、第一の色(例えば、白色)を含む表示であり、
前記第二の表示とは、第二の色(例えば、青色)を含む表示であり、
前記第一の色における信頼度は、前記第二の色における信頼度とは異なる信頼度であり、
前記第一の表示の表示よりも前に前記第二の色を含む表示が表示される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
当該構成を備えた遊技台によれば、第二の表示の信頼度を予告することで第二の表示が表示されたときの信頼度に期待することができ、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
(B14)
上記B13に記載の遊技台であって、
前記第二の色における信頼度は、前記第一の色における信頼度よりも高い信頼度である、
ことを特徴とする遊技台。
当該構成を備えた遊技台によれば、後に表示される第二の表示の信頼度を高めることで第二の表示が表示されることについて遊技者に期待させることができる場合がある。
(B15)
上記B1乃至B14のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一の表示の表示よりも前に前記第一の台詞が表示される、
ことを特徴とする遊技台。
当該構成を備えた遊技台によれば、第一の表示の表示よりも前に第二のキャラクタが表示されたとしても第一の台詞によって第一のキャラクタが登場すると遊技者に期待させることができる場合がある。
(B16)
上記B1乃至B15のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一の表示は、第一の名称(例えば、「殿」)を含む表示であり、
前記第一の名称とは、前記第一のキャラクタの名称のことであり、
前記第一の表示の表示よりも前に前記第一の名称が表示される、
ことを特徴とする遊技台。
当該構成を備えた遊技台によれば、第一の表示の表示よりも前に第二のキャラクタが表示されたとしても第一の名称によって第一のキャラクタが登場すると遊技者に期待させることができる場合がある。
(B17)
上記B1乃至B16のいずれか一項に記載の遊技台であって、
遊技者が操作可能な操作手段(例えば、チャンスボタン136)を備え、
前記第一の表示の表示中に前記操作手段が操作された場合に前記第二の表示が表示される、
ことを特徴とする遊技台。
(B18)
上記B1乃至B17のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一の表示が表示された後に前記第二の表示が表示される、
ことを特徴とする遊技台。
(B19)
上記B1乃至B18のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記表示手段にオーバーラップする位置に移動可能な可動体(例えば、可動体k)を備え、
前記第一の表示と前記第二の表示のうちの少なくともいずれかに前記可動体がオーバーラップする場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(B20)
上記B1乃至B19のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一の表示と前記第二の表示のうちの少なくともいずれか一方の表示に或る表示がオーバーラップする場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(B21)
上記B1乃至B20のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、ぱちんこ機(例えば、パチンコ機100)である、
ことを特徴とする遊技台。
(B22)
上記B1乃至B20のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、スロットマシン(例えば、スロットマシン1000、2000)である、
ことを特徴とする遊技台。
前記第一の表示が他の表示にオーバーラップされる場合があり、前記第一の表示が前記第二のアニメーションによってオーバーラップされる面積は、該第一の表示が前記第二の表示によってオーバーラップされる面積よりも大きくてもよい。この場合、第二のアニメーション中は第一の表示に大きくオーバーラップすることで第二のアニメーションに注目させることができ、第二の表示の表示中は第一の表示との関連性を確保することができる場合がある。
前記第一の台詞が前記第二のアニメーションによってオーバーラップされる面積は、該第一の台詞が前記第二の表示によってオーバーラップされる面積よりも大きくてもよい。この場合、第二のアニメーション中は第一の台詞に大きくオーバーラップすることで第二のアニメーションに注目させることができ、第二の表示の表示中は第一の台詞との関連性を確保することができる場合がある。
会話予告の台詞が不一致な場合があってもよい。
第一のアニメーションにおいて複数のキャラクタが順番に表示開始され、該第一のアニメーションにおいて或るキャラクタが複数回表示されてもよい。
第一のアニメーションにおいて複数のキャラクタが順番に表示開始され、該第一のアニメーションにおいて該順番が一周してもよい。
第一のアニメーションにおいて複数のキャラクタが順番に表示開始され、該第一のアニメーションにおいて該順番が或るタイミングで巻き戻ってもよい。
第一のアニメーションにおいて複数のキャラクタが順番に表示開始され、該第一のアニメーションにおいて各キャラクタがアニメーションを行ってもよい。
第一のアニメーションにおいて複数のキャラクタが同時に表示され、該第一のアニメーションにおいてキャラクタの数が増加または減少してもよい。
第一のアニメーションにおいて複数のキャラクタが同時に表示され、該第一のアニメーションにおいて或るキャラクタが変化してもよい。
第一のアニメーションにおいて複数のキャラクタが同時に表示され、該第一のアニメーションにおいてキャラクタが一または複数毎に減少した後に第一の表示が表示されてもよい。
第二の表示の表示後に第二のキャラクタに対応したリーチ演出に移行してもよい。
疑似変動表示毎に会話予告表示が行われ、第一の疑似変動表示において第一の会話予告表示が行われ、該第一の疑似変動表示の後の第二の疑似変動表示において第二の会話予告表示が行われてもよい。
疑似変動表示毎に可動体が動作し、第一の会話予告表示の一部が可動体にオーバーラップされ、第二の会話予告表示の一部が可動体にオーバーラップされてもよい。
第一の会話予告表示の一部がタイマ予告表示にオーバーラップされ、第二の会話予告表示の一部が該タイマ予告表示にオーバーラップされてもよい。
次に、図481乃至図505を用いて、本実施形態によるパチンコ機100において実行される演出の他の具体例について説明する。なお、図481〜図505に示す符号は、原則として図481〜図505に示す実施例の説明にのみ用いることとし、重複する符号が他の図面に示されている場合であっても、図481〜図505に示す符号を優先する。
<アイテムの種類>
次に、図481を用いて、本実施形態に係るパチンコ機100が有するアイテムの種類について説明する。図481は、アイテムの一例を示した図である。
ここで、アイテムとは、パチンコ機100が遊技者に付与することが可能な特典、装備、機能等の総称であり、本実施形態に係るアイテムは、カスタムアイテムと非カスタムアイテムの2種類に大別することができる。カスタムアイテムは、遊技者が自らの好みに応じて、パチンコ機の表示、音声、機能、各種確率等を改造(カスタマイズ)することができるアイテムである。また、非カスタムアイテムは、パチンコ機100の表示、音声、機能、各種確率等を改造(カスタマイズ)することはできないが、遊技者に所定の利益が付与されるアイテムである。
パチンコ機100は、アイテムごとに設定されたアイテム付与条件が成立した場合に、当該アイテムを遊技者に付与するように構成されている。カスタムアイテムが付与された場合には、遊技者は、後述する演出カスタマイズ画面(図490(q)等参照)を用いて、付与されたカスタムアイテムの設定操作を行うことで、パチンコ機100の表示、音声、機能、各種確率等を自らの好みに応じて改造(カスタマイズ)することが可能である。また、非カスタムアイテムが付与された場合には、遊技者は、アイテムを通じて所定の利益(例えば、予告、先読み予告、チュートリアル表示等の遊技者にとって有利な利益)を得ることが可能である。
図481に示す例では、例えば、アイテムA(通常BGMカスタム1)、アイテムB(通常BGMカスタム2)、または、アイテムC(通常BGMカスタム3)のアイテム付与条件が成立し、当該アイテムが付与された場合には、パチンコ機100における通常遊技中の背景音(BGM)を自らの好みに応じて改造(カスタマイズ)することが可能である。また、アイテムD(保留台座カスタム1)、アイテムE(保留台座カスタム2)、または、アイテムF(保留台座カスタム3)のアイテム付与条件が成立し、当該アイテムが付与された場合には、パチンコ機100における保留アイコン(保留表示)の表示の一部(本例では、保留アイコンの下に表示される台座の画像)を、自らの好みに応じて改造(カスタマイズ)することが可能である。
また、「熱」のアイテム付与条件が成立し、当該アイテムが付与された場合には、当該変動の結果が「熱い(期待度が高い)」ことを示す予告1が行われることで、遊技者は、当該変動の当選結果に関する情報(例えば、当該特図変動遊技の当選結果が当りであること、または、当りの可能性が高いこと等の情報)を得ることができる。また、「激熱」のアイテム付与条件が成立し、当該アイテムが付与された場合には、当該変動の結果が「激熱なこと(期待度が極めて高いこと)」を示す予告2が行われることで、遊技者は、当該変動の当選結果に関する情報(例えば、当該特図変動遊技の当選結果が大当りであること、または、大当りの可能性が高いこと等の情報)を得ることができる。
<メータ増加演出とアイテム付与演出>
次に、メータ増加演出とアイテム付与演出について説明する。ここで、メータ増加演出とは、メータ増加用進入口227に球が進入したことに関連して実行される演出であり、本実施形態では、所定数(本例では、10個)のゲージ(目盛り)を有するメータを表示し、メータ増加用進入口227に球が1個、進入するたびにメータのゲージを1個ずつ消灯する(減らす)表示を行う(詳細は後述)。
このようなメータ増加演出を実行することで、遊技者は、メータ増加用進入口227に進入した球の数や、メータのゲージが満タンになったか否か(メータ増加用進入口227に所定数(本例では10個)の球が進入したか否か)を把握することが可能となる。なお、メータ増加演出の態様は本例に限定されず、例えば、メータ増加用進入口227に球が1個、進入するたびにメータのゲージを1個ずつ点灯する(増やす)表示を行ってもよい。
また、アイテム付与演出とは、アイテムの付与に関連して実行される演出であり、本実施形態では、メータのゲージが満タンになった場合(メータ増加用進入口227に所定数(本例では10個)の球が進入した場合)にアイテム付与条件が成立したと判定し、装飾図柄表示装置208を用いて、アイテムが付与されたことや、当該アイテムの種類等を報知する表示等を行う(詳細は後述)。このようなアイテム付与演出を実行することで、遊技者は、アイテムが付与されたことや、当該アイテムの種類等を把握することが可能となる。なお、アイテム付与条件や、アイテム付与演出の態様は本例に限定されず、例えば、すでに獲得済みのアイテムの数や種類を表示してもよいし、アイテムが特別であること(レアなアイテムであること)を表示してもよい。
<メータ増加演出とアイテム付与演出/実施例1>
次に、図482を用いて、実施例1に係るメータ増加演出とアイテム付与演出について説明する。図482は、実施例1に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。
本実施例1は、図柄変動中にアイテム付与条件が成立したこと(メータのゲージが満タンになったこと)に基づいてアイテム付与演出を開始する例である。図482(a)に示す遊技状態は、特図の変動遊技を実行している状態(図柄変動中)である。また、本例では、保留されている特図変動遊技があり、装飾図柄表示装置208の左側の表示領域では、特図1変動遊技の保留数が3、特図2変動遊技の保留数が3、普図変動遊技の保留数が0であることが数字で示されている。また、装飾図柄表示装置208の下側の表示領域では、6個の保留アイコンPIの表示により、特図変動遊技(特図1変動遊技と特図2変動遊技)の保留数が6であることが示されているとともに、9個のゲージが消灯され、1個のゲージGGが点灯したメータ増加演出により、メータ増加用進入口227に9個の球が進入したこと(あと1個の球が進入すればゲージが満タンになること)を報知している。さらに、装飾図柄表示装置208の下側の表示領域では、「アイテム未設定」の文字表示CD1を行うことで、遊技者によってカスタムアイテムの設定がされていないことが示されている。
このような図柄変動中において、図482(b)に示すように、メータ増加用進入口227に1個の球が進入した場合、続く図482(c)に示すように、点灯していた1つのゲージを消灯することで10個の全てのゲージが消灯するメータ増加演出を実行した後、図482(d)に示すように、メータの表示に代えて「満タン」の文字表示CD2を行うメータ増加演出を実行することで、メータ増加用進入口227に所定数(本例では10個)の球が進入し、アイテム付与条件が成立したことを報知する。
続く図482(e)に示す状態は、アイテム付与演出を開始した状態である。本例に係るアイテム付与演出では、アイテム付与条件が成立したことを契機として、図482(e)〜同図(g)に示す期間に亘って、カプセルの外観を模した画像CGを段階的に拡大表示しながら、装飾図柄表示装置208の下側の表示領域から中央まで移動させるアニメーション表示を行い、図482(h)に示すように、カプセルを模した画像CGの内部からアイテムに関する情報が出現するアニメーション表示を行った後、図482(i)に示すように、アイテムに関する情報として、アイテム名(本例では、アイテムA)INの表示とアイテムの説明IT(本例では、アイテムAの説明(図において内容は省略))の表示を行う。
なお、本例では、アイテム付与演出に関連する表示を、装飾図柄の変動表示よりも手前に表示することで、アイテム付与演出に関連する表示の少なくとも一部を、装飾図柄の変動表示の少なくとも一部にオーバーラップさせている。このような構成とすれば、アイテム付与演出の視認性が阻害されることがないため、獲得したアイテムに関する情報を遊技者に的確に知らせることができる上に、装飾図柄の変動表示の視認性を一時的に低下させることで演出効果を高めることができる場合がある。
続く図482(j)に示す状態は、アイテム付与演出に加えてボタン演出を開始した状態である。本例では、アイテム付与演出においてアイテムに関する情報(本例では、アイテム名とアイテムの説明)を表示したことを契機として、図482(j)〜同図(m)に示す期間に亘って、ボタン演出を行う。
なお、本例では、ボタン演出に関連する表示を、アイテム付与演出に関する表示や装飾図柄の変動表示よりも手前に表示することで、ボタン演出に関連する表示の少なくとも一部を、アイテム付与演出に関する表示や装飾図柄の変動表示の少なくとも一部にオーバーラップさせている。このような構成とすれば、ボタン演出の視認性が阻害されることがないため、操作手段による操作やその有効時間を遊技者に的確に知らせることができる上に、装飾図柄の変動表示やアイテム付与演出の視認性を一時的に低下させることで演出効果を高めることができる場合がある。
このボタン演出では、複数の選択肢から特定の選択(本例では、獲得したアイテムをセットするか否かの選択)が可能な選択表示SGと、操作の受付が有効なチャンスボタン136の外観を模した画像とチャンスボタン136の押下操作を促す文字列(本例では、PUSH)とを含むボタン画像BG1と、図示しない上下左右の方向キーのうち、操作の受付が有効な左右キーの外観を模したボタン画像BG2と、操作手段(本例では、チャンスボタン136と左右キー)による操作の受付が有効な期間を示すメータ表示からなる操作有効期間表示TGの表示を行う。
このようなボタン演出中において「はい」の選択肢が仮選択された状態で、図482(l)に示すように、チャンスボタン136の押下操作を受け付けた場合、図482(m)に示すように、「はい」の選択肢をハイライト表示することで、「はい」の選択が確定したこと(獲得したアイテムをセットする選択がなされたこと)を報知する。
続く図482(n)に示す状態は、ボタン演出を終了し、アイテム付与演出を再開した状態である。再開後のアイテム付与演出では、ボタン演出において複数の選択肢から特定の選択(本例では、獲得したアイテムをセットする選択)がされたことを契機として、図482(n)〜同図(p)に示す期間に亘って、アイテム名を含む画像を段階的に縮小表示しながら、装飾図柄表示装置208の中央から下側の表示領域まで移動させるアニメーション表示を行った後、「アイテム未設定」の文字表示CD1に代えて「アイテムA設定中」の文字表示CD3を行うことで、遊技者によってカスタムアイテムとしてアイテムAが設定されたことが示されている。
<メータ増加演出とアイテム付与演出/実施例2>
次に、図483を用いて、実施例2に係るメータ増加演出とアイテム付与演出について説明する。図483は、実施例2に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。
本実施例2は、SP(スーパー)リーチ変動中にアイテム付与条件が成立したこと(メータのゲージが満タンになったこと)に基づいてアイテム付与演出を開始する例である。本実施例2では、図483(a)〜同図(b)に示す期間に亘って、特図の変動遊技が、通常の図柄変動からSPリーチ変動に発展し、続く図483(c)〜同図(r)に示す期間に亘って、SPリーチ変動に加えてSPリーチ演出を実行している。
このようなSPリーチ変動中において、図483(d)に示すように、メータ増加用進入口227に1個の球が進入した場合、続く図483(e)に示すように、点灯していた1つのゲージを消灯することで10個の全てのゲージが消灯するメータ増加演出を実行した後、図483(f)に示すように、メータの表示に代えて「満タン」の文字表示CD2を行うメータ増加演出を実行することで、メータ増加用進入口227に所定数(本例では10個)の球が進入し、アイテム付与条件が成立したことを報知する。
なお、以降のメータ増加演出、アイテム付与演出、および、ボタン演出の演出態様は、SPリーチ変動中であることを除いて上記実施例1と同じであるため、図483において同じ符号を付すとともに、その説明は省略するが、図483(h)〜同図(q)に示す期間に亘って、アイテム付与演出に関する表示を、SPリーチ演出に関する表示やメータよりも手前に表示することで、アイテム付与演出に関する表示の少なくとも一部を、SPリーチ演出に関する表示やメータの少なくとも一部にオーバーラップさせている。このような構成とすれば、アイテム付与演出の視認性が阻害されることがないため、獲得したアイテムに関する情報を遊技者に的確に知らせることができる上に、SPリーチ演出やメータの視認性を一時的に低下させることで演出効果を高めることができる場合がある。
また、図483(k)〜同図(o)に示す期間に亘って、装飾図柄の変動表示を、アイテム付与演出に関する表示よりも手前に表示することで、装飾図柄の変動表示の少なくとも一部を、アイテム付与演出に関する表示の少なくとも一部にオーバーラップさせている。このような構成とすれば、装飾図柄の変動表示の視認性が阻害されることがないため、変動遊技の経過を遊技者に的確に知らせることができる上に、アイテム付与演出の視認性を一時的に低下させることで演出効果を高めることができる場合がある。
さらに、続く図483(l)〜同図(o)に示す期間に亘って、ボタン演出に関連する表示と装飾図柄の変動表示を、SPリーチ演出やアイテム付与演出に関する表示よりも手前に表示することで、ボタン演出に関連する表示と装飾図柄の変動表示の少なくとも一部を、SPリーチ演出やアイテム付与演出に関する表示の少なくとも一部にオーバーラップさせている。このような構成とすれば、装飾図柄の変動表示やボタン演出の視認性が阻害されることがないため、変動遊技の経過や操作手段による操作やその有効時間を遊技者に的確に知らせることができる上に、SPリーチ演出やアイテム付与演出の視認性を一時的に低下させることで演出効果を高めることができる場合がある。
<メータ増加演出とアイテム付与演出/実施例3>
次に、図484を用いて、実施例3に係るメータ増加演出とアイテム付与演出について説明する。図484は、実施例3に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。
本実施例3は、非図柄変動中(図柄の停止表示中)にアイテム付与条件が成立したこと(メータのゲージが満タンになったこと)に基づいてアイテム付与演出を開始する例である。図484(a)に示す遊技状態は、特図の変動遊技を実行していない状態(非図柄変動中)である。本例では、保留されている特図変動遊技が無く、装飾図柄表示装置208の左側の表示領域では、特図1変動遊技の保留数が0、特図2変動遊技の保留数が0、普図変動遊技の保留数が0であることが数字で示されている。また、装飾図柄表示装置208の下側の表示領域では、保留アイコンPIを表示しないことにより、特図変動遊技(特図1変動遊技と特図2変動遊技)の保留数が0であることが示されているとともに、9個のゲージが消灯され、1個のゲージGGが点灯したメータ増加演出により、メータ増加用進入口227に9個の球が進入したこと(あと1個の球が進入すればゲージが満タンになること)を報知している。さらに、装飾図柄表示装置208の下側の表示領域では、「アイテム未設定」の文字表示CD1を行うことで、遊技者によってカスタムアイテムの設定がされていないことが示されている。
このような非図柄変動中において、図484(b)に示すように、メータ増加用進入口227に1個の球が進入した場合、続く図484(c)に示すように、点灯していた1つのゲージを消灯することで10個の全てのゲージが消灯するメータ増加演出を実行した後、図484(d)に示すように、メータの表示に代えて「満タン」の文字表示CD2を行うメータ増加演出を実行することで、メータ増加用進入口227に所定数(本例では10個)の球が進入し、アイテム付与条件が成立したことを報知する。
なお、以降のメータ増加演出、アイテム付与演出、および、ボタン演出の演出態様は、SPリーチ変動中であることを除いて上記実施例1と同じであるため、図484において同じ符号を付すとともに、その説明は省略するが、図484(j)〜同図(m)に示す期間に亘って、アイテム付与演出に関連する表示を、装飾図柄の停止表示よりも手前に表示することで、アイテム付与演出に関連する表示の少なくとも一部を、装飾図柄の停止表示の少なくとも一部にオーバーラップさせている。このような構成とすれば、アイテム付与演出の視認性が阻害されることがないため、獲得したアイテムに関する情報を遊技者に的確に知らせることができる上に、装飾図柄の変動停止の視認性を一時的に低下させることで演出効果を高めることができる場合がある。
<メータ増加演出とアイテム付与演出/実施例4>
次に、図485を用いて、実施例4に係るメータ増加演出とアイテム付与演出について説明する。図485は、実施例4に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。
本実施例4は、非図柄変動中(図柄の停止表示中)にアイテム付与条件が成立したこと(メータのゲージが満タンになったこと)に基づいて、図柄変動中にアイテム付与演出を開始する例である。図485(a)に示す非図柄変動中において、図485(b)に示すように、メータ増加用進入口227に1個の球が進入し、続く図485(c)では、点灯していた2つのゲージのうちの1つを消灯するメータ増加演出を実行している。続いて、図485(c)に示す非図柄変動中において、図485(d)に示すように、始動口(本例では、第1特図始動口230)に球が入球したことに基づいて、続く図485(e)では、図柄変動表示を開始している。
このような図柄変動中において、図485(f)に示すように、メータ増加用進入口227に1個の球が進入した場合、続く図485(g)に示すように、点灯していた1つのゲージを消灯することで10個の全てのゲージが消灯するメータ増加演出を実行した後、図485(h)に示すように、メータの表示に代えて「満タン」の文字表示CD2を行うメータ増加演出を実行することで、メータ増加用進入口227に所定数(本例では10個)の球が進入し、アイテム付与条件が成立したことを報知する。
続く図485(e)に示す状態は、アイテム付与演出を開始した状態である。本例に係るアイテム付与演出では、アイテム付与条件が成立したことを契機として、図485(i)〜同図(k)に示す期間に亘って、カプセルの外観を模した画像CGを段階的に拡大表示しながら、装飾図柄表示装置208の下側の表示領域から中央まで移動させるアニメーション表示を行い、図485(l)に示すように、カプセルを模した画像CGの内部からアイテムに関する情報が出現するアニメーション表示を行った後、図485(m)に示すように、「熱」の文字表示を含むアイテム画像IGの表示を行う。このアイテム画像IGは、非カスタムアイテムである「熱」のアイテム付与条件が成立し、当該特図変動遊技の結果が「熱い(期待度が高い)」こと(当該特図変動遊技の当選結果が当りであること、または、当りの可能性が高いこと)を示している。
なお、本例では、アイテム付与演出に関連する表示を、装飾図柄の変動表示よりも手前に表示することで、アイテム付与演出に関連する表示の少なくとも一部を、装飾図柄の変動表示の少なくとも一部にオーバーラップさせている。このような構成とすれば、アイテム付与演出の視認性が阻害されることがないため、獲得したアイテムに関する情報を遊技者に的確に知らせることができる上に、装飾図柄の変動表示の視認性を一時的に低下させることで演出効果を高めることができる場合がある。
続く図485(n)に示す状態では、アイテム付与演出を終了するとともに、SPリーチを開始している。このように、SPリーチの開始前にアイテム付与演出に関連する表示を消去するように構成すれば、SPリーチの視認性が阻害されることがないため、変動遊技の経過を遊技者に的確に知らせることができる場合がある。
<メータ増加演出とアイテム付与演出/実施例5>
次に、図486を用いて、実施例5に係るメータ増加演出とアイテム付与演出について説明する。図486は、実施例5に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。
本実施例5は、保留数が満タンの状態における図柄変動中にメータ増加用進入口227に球が進入したことに基づいて増加モード(2倍モード)に移行した後、アイテム付与条件が成立したこと(メータのゲージが満タンになったこと)に基づいてアイテム付与演出を開始する例である。
図486(a)に示す遊技状態は、特図の変動遊技を実行している状態(図柄変動中)である。本例では、保留されている特図変動遊技があり、装飾図柄表示装置208の左側の表示領域では、特図1変動遊技の保留数が3、特図2変動遊技の保留数が4、普図変動遊技の保留数が0であることが数字で示されている。また、装飾図柄表示装置208の下側の表示領域では、7個の保留アイコンPIの表示により、特図変動遊技(特図1変動遊技と特図2変動遊技)の保留数が7であることが示されているとともに、6個のゲージが消灯され、4個のゲージGGが点灯したメータ増加演出により、メータ増加用進入口227に6個の球が進入したこと(あと4個の球が進入すればゲージが満タンになること)を報知している。さらに、装飾図柄表示装置208の下側の表示領域では、「アイテム未設定」の文字表示CD1を行うことで、遊技者によってカスタムアイテムの設定がされていないことが示されている。
このような図柄変動中において、図486(b)に示すように、メータ増加用進入口227に1個の球が進入した場合、続く図486(c)に示すように、点灯していた4つのゲージのうちの1つを消灯するメータ増加演出を実行している。続いて、図486(c)に示す図柄変動中において、図486(d)に示すように、始動口(本例では、第1特図始動口230)に球が入球し、続く図486(e)に示すように、装飾図柄表示装置208の左側の表示領域では、特図1変動遊技の保留数が3から4に増加したことが数字で示されているとともに、装飾図柄表示装置208の下側の表示領域では、8個の保留アイコンPIの表示により、特図変動遊技(特図1変動遊技と特図2変動遊技)の保留数が7から8に増加して満タンになったことが示されている。
本例では、特図変動遊技(特図1変動遊技と特図2変動遊技)の保留数が満タン(本例では8)になった場合に、メータ増加演出が増加モードに移行するように構成している。ここで、メータ増加演出の増加モードとは、メータ増加用進入口227に1個の球が進入するたびに、メータのゲージをN倍(Nは2以上の正の整数)で進行させるモードのことであり、本例では、Nを2に設定し、2倍モードと称している。
図486(f)に示す状態は、メータ増加演出が増加モード(2倍モード)に移行した状態である。この増加モードに置いて、図486(g)に示すように、メータ増加用進入口227に1個の球が進入した場合、続く図486(h)に示すように、点灯していた3つのゲージのうちの2つを消灯するメータ増加演出を実行する。また、図486(i)に示すように、さらに、メータ増加用進入口227に1個の球が進入した場合、続く図486(j)に示すように、点灯していた1つのゲージを消灯することで10個の全てのゲージが消灯するメータ増加演出を実行するとともに、もう1つのゲージを消去する権利を次遊技以降に持ち越すことができるように構成している。以降のメータ増加演出、アイテム付与演出、および、ボタン演出の演出態様は、メータ増加演出が増加モード(2倍モード)であることを除いて上記実施例1と同じであるため、図486において同じ符号を付すとともに、その説明は省略する。
なお、本例では、保留数が満タンの状態における図柄変動中にメータ増加用進入口227に球が進入したことに基づいて増加モード(2倍モード)に移行する例を示したが、他の条件が成立した場合に増加モードに移行するように構成してもよいし、増加モードは、2倍モードに限定されるものではない。また、アイテム付与条件が成立した場合(メータのゲージが満タンになった場合)には、メータのゲージを消去する権利を次遊技以降に持ち越せるように構成したが、持ち越せないように構成してもよいし、持ち越しができる遊技数を可変にしてもよい。
<メータ増加演出とアイテム付与演出/実施例6>
次に、図487を用いて、実施例6に係るメータ増加演出とアイテム付与演出について説明する。図487は、実施例6に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。
本実施例6は、図柄変動中にアイテム付与条件が成立したこと(メータのゲージが満タンになったこと)に基づいてアイテム付与演出を開始し、このアイテム付与演出において複数のアイテム(本例では、2種類のカスタムアイテム)を付与する例である。なお、メータ増加演出、アイテム付与演出、および、ボタン演出の演出態様は、アイテム付与演出において複数のアイテムを付与することを除いて上記実施例1と同じであるため、図487において同じ符号を付すとともに、その説明は省略する。
本例に係るアイテム付与演出では、図487(h)に示すように、カプセルを模した画像CGの内部から2種類のアイテムに関する情報が出現するアニメーション表示を行った後、図487(i)に示すように、2種類のアイテムに関する情報として、アイテム名(本例では、アイテムA、アイテムB)IN1、IN2の表示とアイテムの説明(本例では、アイテムAとアイテムBの説明(図において内容は省略))IT1、IT2の表示を行う。なお、アイテム付与演出において付与するアイテムは3種類以上であってもよい。
続く図487(j)に示す状態は、アイテム付与演出に加えてボタン演出を開始した状態である。本例に係るボタン演出では、複数の選択肢から特定の選択(本例では、獲得したアイテムAまたはアイテムBをセットするか否かの選択)が可能な選択表示SGと、操作の受付が有効なチャンスボタン136の外観を模した画像とチャンスボタン136の押下操作を促す文字列(本例では、PUSH)とを含むボタン画像BG1と、図示しない上下左右の方向キーのうち、操作の受付が有効な左右キーの外観を模したボタン画像BG2と、操作手段(本例では、チャンスボタン136と左右キー)による操作の受付が有効な期間を示すメータ表示からなる操作有効期間表示TGの表示を行う。
このようなボタン演出中において「アイテムA」の選択肢が仮選択された状態で、図487(l)に示すように、チャンスボタン136の押下操作を受け付けた場合、図487(m)に示すように、「アイテムA」の選択肢をハイライト表示することで、「アイテムA」の選択が確定したこと(獲得したアイテムAとアイテムBのうち、アイテムAをセットする選択がなされたこと)を報知する。
続く図487(n)に示す状態は、ボタン演出を終了し、アイテム付与演出を再開した状態である。再開後のアイテム付与演出では、ボタン演出において複数の選択肢から特定の選択(本例では、獲得したアイテムAとアイテムBのうち、アイテムAをセットする選択)がされたことを契機として、図487(n)〜同図(p)に示す期間に亘って、アイテム名を含む画像を段階的に縮小表示しながら、装飾図柄表示装置208の中央から下側の表示領域まで移動させるアニメーション表示を行った後、「アイテム未設定」の文字表示CD1に代えて「アイテムA設定中」の文字表示CD3を行うことで、遊技者によってカスタムアイテムとしてアイテムAが設定されたことが示されている。
<メータ増加演出とアイテム付与演出/実施例7>
次に、図488を用いて、実施例7に係るメータ増加演出とアイテム付与演出について説明する。図488は、実施例7に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。
本実施例7は、図柄変動中にアイテム付与条件が成立したこと(メータのゲージが満タンになったこと)に基づいてアイテム付与演出を開始し、このアイテム付与演出において複数のアイテム(本例では、カスタムアイテムと非カスタムアイテム)を付与する例である。なお、メータ増加演出、アイテム付与演出、および、ボタン演出の演出態様は、アイテム付与演出において複数のアイテムを付与することを除いて上記実施例1と同じであるため、図488において同じ符号を付すとともに、その説明は省略する。
本例に係るアイテム付与演出では、図488(h)に示すように、カプセルを模した画像CGの内部から2種類のアイテムに関する情報が出現するアニメーション表示を行った後、図488(i)に示すように、2種類のアイテムに関する情報として、アイテム名(本例では、アイテムA)INの表示とアイテムの説明(本例では、アイテムAの説明(内容は省略))IT1の表示と、「熱」の文字表示を含むアイテム画像IGの表示を行う。なお、アイテム付与演出において付与する非カスタムアイテムは、図481を用いて説明した他の非カスタムアイテム(例えば、保留変化、機種説明1〜3、ハズレ等)であってもよい。
続く図488(j)に示す状態は、アイテム付与演出に加えてボタン演出を開始した状態である。以降のアイテム付与演出、および、ボタン演出の演出態様は、上記実施例1と同じであるため、図488において同じ符号を付すとともに、その説明は省略する。
<デモ画面>
次に、図489〜図491を用いて、パチンコ機100におけるデモ画面について説明する。図489は、パチンコ機100における画面の遷移の一例を示した遷移図であり、図490は、画面遷移の一例を時系列で示した図であり、図491は、メニュー画面において各種メニューが選択された場合の画面遷移の一例を示した図である。
本実施形態に係るパチンコ機100は、装飾図柄表示装置208を用いて、図489(a)に示すような、デモ画面、メニュー画面、音量調整画面、輝度調整画面、図柄変動表示、が少なくとも表示可能に構成されている。デモ画面は、非図柄変動中において所定の時間(例えば、30秒)の経過を検出した場合等に表示が開始される画面であり、本例では、メニュー画面、音量調整画面、または、輝度調整画面に遷移することが可能なトップメニュー画面を表示する。このデモ画面の表示中に第一の操作手段(本例では、チャンスボタン136)の操作を受け付けた場合には、各種メニューの選択が可能なメニュー画面の表示を開始する。
また、デモ画面(または、輝度調整画面)の表示中に第二の操作手段(本例では、右キー)または第三の操作手段(本例では、左キー)の操作を受け付けた場合には、スピーカ120等の音量の調整が可能な音量調整画面の表示を開始し、デモ画面(または、音量調整画面)の表示中に第四の操作手段(本例では、上キー)または第五の操作手段(本例では、下キー)の操作を受け付けた場合には、各種ランプ418や装飾図柄表示装置208等の輝度の調整が可能な輝度調整画面の表示を開始する。
また、音量調整画面の表示中に第二の操作手段(本例では、右キー)の操作を受け付けた場合には、音量を1段階上げるとともに音量が1段階上がったことを示唆するメータ表示を実行し、音量調整画面の表示中に第三の操作手段(本例では、左キー)の操作を受け付けた場合には、音量を1段階下げるとともに音量が1段階下がったことを示唆するメータ表示を実行する。輝度調整画面の表示中に第四の操作手段(本例では、上キー)の操作を受け付けた場合には、輝度を1段階上げるとともに輝度が1段階上がったことを示唆するメータ表示を実行し、輝度調整画面の表示中に第五の操作手段(本例では、下キー)の操作を受け付けた場合には、輝度を1段階下げるとともに輝度が1段階下がったことを示唆するメータ表示を実行する。
さらに、これらのメニュー画面、音量調整画面、または、輝度調整画面の表示中において所定の時間(例えば、30秒)の経過を検出した場合等にはデモ画面の表示を開始し、図柄変動表示の開始条件が成立した場合等には図柄変動表示を開始する。
<デモ画面/メニュー画面>
図489(b)は、メニュー画面の遷移の一例を示した遷移図である。本例に係るメニュー画面は、演出カスタマイズ、携帯端末連動サービス、初期化、デモ画面に戻る、の4つのメニューで構成されており、それぞれのメニューが選択された場合に、演出カスタマイズ画面、携帯端末連動サービス画面、初期化確認画面、デモ画面に遷移するように構成されている。
例えば、図490に示す例では、図490(a)に示す非図柄変動中において所定の時間(30秒)の経過を検出したことから、図490(b)に示すデモ画面(トップメニュー画面)の表示を開始し、このデモ画面の表示中に、図490(c)に示すように、第五の操作手段(本例では、下キー161d)の操作を受け付けたことから、図490(d)に示す輝度調整画面の表示を開始している。
続けて、この輝度調整画面の表示中に、図490(e)に示すように、第五の操作手段(本例では、下キー161d)の操作を受け付けたことから、図490(f)に示すように、輝度を1段階下げるとともに輝度が1段階下がったことを示唆するメータ表示を実行し、続く図490(g)に示すように、第四の操作手段(本例では、上キー161c)の操作を受け付けたことから、図490(h)に示すように、輝度を1段階上げるとともに輝度が1段階上がったことを示唆するメータ表示を実行している。
続けて、この輝度調整画面の表示中に、図490(i)に示すように、第二の操作手段(本例では、右キー161a)の操作を受け付けたことから、輝度調整画面に代えて、図490(j)に示す音量調整画面の表示を開始している。また、この音量調整画面の表示中に、図490(k)に示すように、第二の操作手段(本例では、右キー161a)の操作を受け付けたことから、図490(l)に示すように、音量を1段階上げるとともに音量が1段階下がったことを示唆するメータ表示を実行している。
続けて、図490(l)に示す音量調整画面の表示中において所定の時間(30秒)の経過を検出したことから、図490(m)に示すデモ画面(トップメニュー画面)の表示を開始し、このデモ画面の表示中に、図490(n)に示すように、第一の操作手段(本例では、チャンスボタン136)の操作を受け付けたことから、図490(o)に示すメニュー画面の表示を開始している。
続けて、このメニュー画面において演出カスタマイズのメニューが仮選択された状態で、図490(p)に示すように、第一の操作手段(本例では、チャンスボタン136)の操作を受け付けたことから、演出カスタマイズ画面の表示を開始している。また、図490(q)に示す演出カスタマイズ画面の表示中に、図490(r)に示すように、第二の操作手段(本例では、右キー161a)の操作を受け付けたことから、ハイライト表示を、次に選択が可能なアイテム(本例では、アイテムP)に移動する表示を行い、アイテムPが仮選択された状態で、図490(t)に示すように、第一の操作手段(本例では、チャンスボタン136)の操作を受け付けたことから、アイテムPに対応するカスタマイズを有効にするとともに、装飾図柄表示装置208の下方の表示領域において「アイテムP設定中」の文字表示を行うことで、遊技者によってカスタムアイテムとしてアイテムPが設定されたことが示されている。
<デモ画面/メニュー画面/携帯端末連動サービス画面>
図489(c)は、携帯端末連動サービス画面の遷移の一例を示した遷移図である。本例に係る携帯端末連動サービス画面は、お試しプレイ、パスワード入力、データ保存、データクリア、クイックスタート、メニュー画面に戻る、の6つのメニューで構成されている。
例えば、図491(b)に示すメニュー画面において、携帯端末連動サービスのメニューが選択された場合には、図491(b1)に示す携帯端末連動サービス画面の表示を開始し、この携帯端末連動サービス画面において、お試しプレイのメニューが選択された場合には、図491(b1−1)に示す、お試しプレイ画面の表示を開始した後、このお試しプレイ画面において新規登録が選択された場合には、図491(b1−2)に示す新規登録画面の表示を開始する。
また、図491(b2)に示す携帯端末連動サービス画面において、パスワード入力のメニューが選択された場合には、図491(b2−1),同図(b2−1−1)に示すようなパスワード入力画面の表示を開始し、このパスワード入力画面において、誤ったパスワードが入力された場合には、図491(b2−1−2)に示すような、パスワードの入力ミスを報知する画面の表示を開始する一方、正しいパスワードが入力された場合には、図491(b2−1−3)に示すような、パスワードの入力完了を報知する画面の表示を開始する。
また、図491(b3)に示す携帯端末連動サービス画面において、データ保存のメニューが選択された場合には、図491(b3−1)に示すような確認画面の表示を開始し、この確認画面において「はい」が選択された場合には、図491(b3−2)に示すような二次元コード表示画面の表示を開始し、この二次元コード表示画面の表示中に「終了」が選択された場合には、図491(b3−2−1)に示すような確認画面の表示を開始する。
また、図491(b4)に示す携帯端末連動サービス画面において、データクリアのメニューが選択された場合には、図491(b4−1)に示すような確認画面の表示を開始し、この確認画面において「はい」が選択された場合には、図491(b4−1−1)に示すような完了画面の表示を開始する。また、図491(b5)に示す携帯端末連動サービス画面において、クイックスタートのメニューが選択された場合には、図491(b5−1)に示すような開始画面の表示を開始し、図491(b6)に示す携帯端末連動サービス画面において、メニュー画面に戻る、のメニューが選択された場合には、トップメニューの表示を開始する。
<メータ増加演出とアイテム付与演出/実施例8>
次に、図492を用いて、実施例8に係るメータ増加演出とアイテム付与演出について説明する。図492は、実施例8に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。
本実施例8は、デモ画面(トップメニュー画面)の表示中にアイテム付与条件が成立したこと(メータのゲージが満タンになったこと)に基づいてアイテム付与演出を開始する例である。図492(a)に示す遊技状態は、非図柄変動中にデモ画面(トップメニュー画面)を表示している状態である。また、本例では、保留されている特図変動遊技が無く、装飾図柄表示装置208の左側の表示領域では、特図1変動遊技の保留数が0、特図2変動遊技の保留数が0、普図変動遊技の保留数が0であることが数字で示されている。また、装飾図柄表示装置208の下側の表示領域では、保留アイコンPIを表示しないことにより、特図変動遊技(特図1変動遊技と特図2変動遊技)の保留数が0であることが示されているとともに、9個のゲージが消灯され、1個のゲージGGが点灯したメータ増加演出により、メータ増加用進入口227に9個の球が進入したこと(あと1個の球が進入すればゲージが満タンになること)を報知している。さらに、装飾図柄表示装置208の下側の表示領域では、「アイテム未設定」の文字表示CD1を行うことで、遊技者によってカスタムアイテムの設定がされていないことが示されている。
このようなデモ画面(トップメニュー画面)の表示中において、図492(b)に示すように、メータ増加用進入口227に1個の球が進入した場合、続く図492(c)に示すように、点灯していた1つのゲージを消灯することで10個の全てのゲージが消灯するメータ増加演出を実行した後、図492(d)に示すように、メータの表示に代えて「満タン」の文字表示CD2を行うメータ増加演出を実行することで、メータ増加用進入口227に所定数(本例では10個)の球が進入し、アイテム付与条件が成立したことを報知する。
なお、以降のメータ増加演出、アイテム付与演出、および、ボタン演出の演出態様は、デモ画面(トップメニュー画面)の表示中であることを除いて上記実施例1と同じであるため、図492において同じ符号を付すとともに、その説明は省略するが、図492(e)〜同図(n)に示す期間に亘って、アイテム付与演出に関連する表示を、デモ画面(トップメニュー画面)に関する表示よりも手前に表示することで、アイテム付与演出に関連する表示の少なくとも一部を、デモ演出に(トップメニュー画面)関する表示の少なくとも一部にオーバーラップさせている。このような構成とすれば、アイテム付与演出の視認性が阻害されることがないため、アイテムが付与されたことや、付与されたアイテムに関する情報を遊技者に的確に知らせることができる上に、デモ画面(トップメニュー画面)の視認性を一時的に低下させることで演出効果を高めることができる場合がある。
また、本例では、図492(l)に示すタイミングでチャンスボタン136による操作を受け付けているが、デモ画面(トップメニュー画面)に関する表示よりも、ボタン演出に関する表示を手前に表示させていることから、デモ画面(トップメニュー画面)に関する操作(本例では、メニュー選択、音量調整、または、輝度調整を行うための操作)よりも、ボタン演出に関する操作(本例では、遊技者が獲得したアイテムの設定するための操作)を優先して受け付けるように構成している。
よって、図492(l)に示すタイミング(ボタン演出がデモ画面(トップメニュー画面)よりも手前に表示されているタイミング)でチャンスボタン136による操作を受け付けた場合には、ボタン演出に関する操作(本例では、遊技者が獲得したアイテムの設定するための操作)を受け付けたものとして、対応する処理を行うが、図492(n)に示すタイミング(ボタン演出が表示されておらずデモ画面(トップメニュー画面)が表示されているタイミング)でチャンスボタン136による操作を受け付けた場合には、デモ画面(トップメニュー画面)に関する操作(本例では、メニュー選択、音量調整、または、輝度調整を行うための操作)を受け付けたものとして、対応する処理を行う。なお、図492(l)に示すタイミング(ボタン演出がデモ画面(トップメニュー画面)よりも手前に表示されているタイミング)でチャンスボタン136による操作を受け付けた場合であっても、デモ画面(トップメニュー画面)に関する操作(本例では、メニュー選択、音量調整、または、輝度調整を行うための操作)を受け付けたものとして、対応する処理を行うように構成してもよい。
<メータ増加演出とアイテム付与演出/実施例9>
次に、図493を用いて、実施例9に係るメータ増加演出とアイテム付与演出について説明する。図493は、実施例9に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。
本実施例9は、図489や図490を用いて説明したメニュー画面の表示中にアイテム付与条件が成立したこと(メータのゲージが満タンになったこと)に基づいてアイテム付与演出を開始する例である。なお、メータ増加演出、アイテム付与演出、および、ボタン演出の演出態様は、メニュー画面の表示中であることを除いて上記実施例8と同じであるため、図493において同じ符号を付すとともに、その説明は省略するが、本例では、図493(e)〜同図(n)に示す期間に亘って、アイテム付与演出に関連する表示を、メニュー画面に関する表示よりも手前に表示することで、アイテム付与演出に関連する表示の少なくとも一部を、メニュー画面に関する表示の少なくとも一部にオーバーラップさせている。このような構成とすれば、アイテム付与演出の視認性が阻害されることがないため、アイテムが付与されたことや、付与されたアイテムに関する情報を遊技者に的確に知らせることができる上に、メニュー画面の視認性を一時的に低下させることで演出効果を高めることができる場合がある。
また、本例では、図493(l)に示すタイミングでチャンスボタン136による操作を受け付けているが、メニュー画面に関する表示よりも、ボタン演出に関する表示を手前に表示させていることから、メニュー画面に関する操作(本例では、携帯端末連動サービス等のメニュー選択を行うための操作)よりも、ボタン演出に関する操作(本例では、遊技者が獲得したアイテムの設定するための操作)を優先して受け付けるように構成している。
よって、図493(l)に示すタイミング(ボタン演出がメニュー画面よりも手前に表示されているタイミング)でチャンスボタン136による操作を受け付けた場合には、ボタン演出に関する操作(本例では、遊技者が獲得したアイテムの設定するための操作)を受け付けたものとして、対応する処理を行うが、図493(n)に示すタイミング(ボタン演出が表示されておらずメニュー画面が表示されているタイミング)でチャンスボタン136による操作を受け付けた場合には、メニュー画面に関する操作(本例では、携帯端末連動サービス等のメニュー選択を行うための操作)を受け付けたものとして、対応する処理を行う。なお、図493(l)に示すタイミング(ボタン演出がメニュー画面よりも手前に表示されているタイミング)でチャンスボタン136による操作を受け付けた場合であっても、メニュー画面に関する操作(本例では、携帯端末連動サービス等のメニュー選択を行うための操作)を受け付けたものとして、対応する処理を行うように構成してもよい。
<メータ増加演出とアイテム付与演出/実施例10>
次に、図494を用いて、実施例10に係るメータ増加演出とアイテム付与演出について説明する。図494は、実施例10に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。
本実施例10は、図489や図490を用いて説明した音量調整画面の表示中にアイテム付与条件が成立したこと(メータのゲージが満タンになったこと)に基づいてアイテム付与演出を開始する例である。なお、メータ増加演出、アイテム付与演出、および、ボタン演出の演出態様は、音量調整の表示中であることを除いて上記実施例8と同じであるため、図494において同じ符号を付すとともに、その説明は省略するが、本例では、図494(e)〜同図(n)に示す期間に亘って、アイテム付与演出に関連する表示を、音量調整に関する表示よりも手前に表示することで、アイテム付与演出に関連する表示の少なくとも一部を、音量調整に関する表示の少なくとも一部にオーバーラップさせている。このような構成とすれば、アイテム付与演出の視認性が阻害されることがないため、アイテムが付与されたことや、付与されたアイテムに関する情報を遊技者に的確に知らせることができる上に、音量調整の視認性を一時的に低下させることで演出効果を高めることができる場合がある。
また、本例では、図494(l)に示すタイミングでチャンスボタン136による操作を受け付けているが、音量調整に関する表示よりも、ボタン演出に関する表示を手前に表示させていることから、音量調整に関する操作(本例では、音量を調整するための操作)よりも、ボタン演出に関する操作(本例では、遊技者が獲得したアイテムの設定するための操作)を優先して受け付けるように構成している。
よって、図494(l)に示すタイミング(ボタン演出が音量調整よりも手前に表示されているタイミング)でチャンスボタン136による操作を受け付けた場合には、ボタン演出に関する操作(本例では、遊技者が獲得したアイテムの設定するための操作)を受け付けたものとして、対応する処理を行うが、図494(n)に示すタイミング(ボタン演出が表示されておらず音量調整が表示されているタイミング)でチャンスボタン136による操作を受け付けた場合には、音量調整に関する操作(本例では、音量を調整するための操作)を受け付けたものとして、対応する処理を行う。なお、図494(l)に示すタイミング(ボタン演出が音量調整よりも手前に表示されているタイミング)でチャンスボタン136による操作を受け付けた場合であっても、音量調整に関する操作(本例では、音量調整を行うための操作)を受け付けたものとして、対応する処理を行うように構成してもよい。
<メータ増加演出とアイテム付与演出/実施例11>
次に、図495を用いて、実施例11に係るメータ増加演出とアイテム付与演出について説明する。図495は、実施例11に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。
本実施例11は、図491を用いて説明した二次元コード表示画面の表示中にアイテム付与条件が成立したこと(メータのゲージが満タンになったこと)に基づいてアイテム付与演出を開始する例である。なお、メータ増加演出、アイテム付与演出、および、ボタン演出の演出態様は、二次元コード表示画面の表示中であることを除いて上記実施例8と同じであるため、図495において同じ符号を付すとともに、その説明は省略するが、本例では、図495(g)〜同図(n)に示す期間に亘って、アイテム付与演出に関連する表示を、二次元コード表示画面に関する表示よりも手前に表示することで、アイテム付与演出に関連する表示の少なくとも一部を、二次元コードの少なくとも一部にオーバーラップさせている。このような構成とすれば、アイテム付与演出の視認性が阻害されることがないため、アイテムが付与されたことや、付与されたアイテムに関する情報を遊技者に的確に知らせることができる上に、二次元コードの視認性を一時的に低下させることで演出効果を高めることができる場合がある。
また、本例では、図495(l)に示すタイミングでチャンスボタン136による操作を受け付けているが、二次元コードよりも、ボタン演出に関する表示を手前に表示させていることから、二次元コードに関する操作(本例では、二次元コード表示画面を終了させるための操作)よりも、ボタン演出に関する操作(本例では、遊技者が獲得したアイテムの設定するための操作)を優先して受け付けるように構成している。
よって、図495(l)に示すタイミング(ボタン演出が二次元コードよりも手前に表示されているタイミング)でチャンスボタン136による操作を受け付けた場合には、ボタン演出に関する操作(本例では、遊技者が獲得したアイテムの設定するための操作)を受け付けたものとして、対応する処理を行うが、図495(n)に示すタイミング(ボタン演出が表示されておらず二次元コードが表示されているタイミング)でチャンスボタン136による操作を受け付けた場合には、二次元コードに関する操作(本例では、二次元コード表示画面を終了させるための操作)を受け付けたものとして、対応する処理を行う。なお、図495(l)に示すタイミング(ボタン演出が二次元コード表示画面よりも手前に表示されているタイミング)でチャンスボタン136による操作を受け付けた場合であっても、二次元コードに関する操作(本例では、二次元コード表示画面を終了させるための操作)を受け付けたものとして、対応する処理を行うように構成してもよい。
<メータ増加演出とアイテム付与演出/実施例12>
次に、図496を用いて、実施例12に係るメータ増加演出とアイテム付与演出について説明する。図496は、実施例12に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。
本実施例12は、図489や図490を用いて説明した演出カスタマイズ画面の表示中にアイテム付与条件が成立したこと(メータのゲージが満タンになったこと)に基づいてアイテム付与演出を開始した後、演出カスタマイズ画面を用いてアイテムを設定する例である。なお、メータ増加演出、アイテム付与演出、および、ボタン演出の演出態様は、演出カスタマイズ画面の表示中であることを除いて上記実施例8と同じであるため、図496において同じ符号を付すとともに、その説明は省略するが、本例では、図496(e)〜同図(o)に示す期間に亘って、アイテム付与演出に関連する表示を、演出カスタマイズ画面に関する表示よりも手前に表示することで、アイテム付与演出に関連する表示の少なくとも一部を、演出カスタマイズ画面の少なくとも一部にオーバーラップさせている。このような構成とすれば、アイテム付与演出の視認性が阻害されることがないため、アイテムが付与されたことや、付与されたアイテムに関する情報を遊技者に的確に知らせることができる上に、演出カスタマイズ画面の視認性を一時的に低下させることで演出効果を高めることができる場合がある。
また、本例では、図496(l)に示すタイミングでチャンスボタン136による操作を受け付けているが、演出カスタマイズ画面よりも、ボタン演出に関する表示を手前に表示させていることから、演出カスタマイズ画面に関する操作(本例では、演出カスタマイズ画面において、設定するアイテムを決定する操作)よりも、ボタン演出に関する操作(本例では、遊技者が獲得したアイテムの設定するための操作)を優先して受け付けるように構成している。
よって、図496(l)に示すタイミング(ボタン演出が演出カスタマイズ画面よりも手前に表示されているタイミング)でチャンスボタン136による操作を受け付けた場合には、ボタン演出に関する操作(本例では、遊技者が獲得したアイテムの設定するための操作)を受け付けたものとして、対応する処理を行うが、図496(n)に示すタイミング(ボタン演出が表示されておらず演出カスタマイズ画面が表示されているタイミング)でチャンスボタン136による操作を受け付けた場合には、演出カスタマイズ画面に関する操作(本例では、演出カスタマイズ画面において、設定するアイテムを決定する操作)を受け付けたものとして、対応する処理を行う。なお、図496(l)に示すタイミング(ボタン演出が演出カスタマイズ画面よりも手前に表示されているタイミング)でチャンスボタン136による操作を受け付けた場合であっても、演出カスタマイズ画面に関する操作(本例では、演出カスタマイズ画面において、設定するアイテムを決定する操作)を受け付けたものとして、対応する処理を行うように構成してもよい。
また、本例では、ボタン演出中において「はい」の選択肢が仮選択された状態で、図496(l)に示すように、チャンスボタン136の押下操作を受け付け、図496(m)に示すように、「はい」の選択肢をハイライト表示した場合であっても、獲得したアイテムを即座にセットする処理は行わず、図496(q)〜同図(u)に示すように、改めてメニュー画面において携帯端末連動サービス画面が選択され、図496(v)に示すように、演出カスタマイズ画面が表示された場合に、アイテム付与演出において獲得したアイテム(本例では、アイテムA)が設定可能になるように構成している。
<メータ増加演出とアイテム付与演出/実施例13>
次に、図497を用いて、実施例13に係るメータ増加演出とアイテム付与演出について説明する。図497は、実施例13に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。
本実施例13は、図489や図490を用いて説明した演出カスタマイズ画面の表示中にアイテム付与条件が成立したこと(メータのゲージが満タンになったこと)に基づいてアイテム付与演出を開始した後、ボタン演出における操作によって即座にアイテムを設定する例である。
メータ増加演出、アイテム付与演出、および、ボタン演出の演出態様は、上記実施例12と同じであるため、図497において同じ符号を付すとともに、その説明は省略するが、本例では、図497(j)〜同図(k)に示すボタン演出中において「はい」の選択肢が仮選択された状態で、図497(l)に示すように、チャンスボタン136の押下操作を受け付けた場合、図497(m)に示すように、「はい」の選択肢をハイライト表示することで、「はい」の選択が確定したこと(獲得したアイテムAをセットする選択がなされたこと)を報知する。演出カスタマイズ画面を表示中にアイテムを獲得した場合は、図497(i)に示すように、表示中の演出カスタマイズ画面において、選択可能なアイテムとして、アイテムAを追加表示する。
<メータ増加演出とアイテム付与演出/実施例14>
次に、図498を用いて、実施例14に係るメータ増加演出とアイテム付与演出について説明する。図498は、実施例14に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。
本実施例14は、図489や図490を用いて説明した演出カスタマイズ画面の表示中にアイテム付与条件が成立したこと(メータのゲージが満タンになったこと)に基づいてアイテム付与演出を開始した後、演出カスタマイズ画面を用いてアイテムを設定する点は、図496を用いて説明した実施例12と同じであるが、本例では、演出カスタマイズ画面を、アイテム付与演出に関する表示よりも手前に表示することで、演出カスタマイズ画面の少なくとも一部を、アイテム付与演出に関する表示の少なくとも一部(本例では、メータの全てのゲージ)にオーバーラップさせている。
このような構成とすれば、演出カスタマイズ演出の視認性が阻害されることがないため、獲得したアイテムに関する情報を遊技者に的確に知らせることができる上に、アイテム付与演出の視認性を一時的に低下させることで演出効果を高めることができる場合がある。なお、演出カスタマイズ画面の少なくとも一部を、アイテム付与演出に関する表示の少なくとも一部にオーバーラップさせないように構成してもよい。
<メータ増加演出とアイテム付与演出/実施例15>
次に、図499を用いて、実施例15に係るメータ増加演出とアイテム付与演出について説明する。図499は、実施例15に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。
本実施例15は、図489や図490を用いて説明した演出カスタマイズ画面の表示中にアイテム付与条件が成立したこと(メータのゲージが満タンになったこと)に基づいてアイテム付与演出を開始した後、演出カスタマイズ画面の表示中に図柄変動表示が開始された場合であってもアイテム付与演出を継続する例である。なお、メータ増加演出、アイテム付与演出、および、ボタン演出の演出態様は、演出カスタマイズ画面の表示中であることを除いて上記実施例12と同じであるため、図499において同じ符号を付すとともに、その説明は省略する。
本例では、図499(k)に示すアイテム付与演出中において、図499(l)に示すように、始動口(本例では、第1特図始動口230)に球が入球したことから、続く図499(m)では、図柄変動表示を開始しているが、アイテム付与演出を継続している。このような構成とすれば、アイテム付与演出が遊技者の予期しないタイミングで中止されてしまうことがなく、遊技者の遊技意欲を阻害することがない。
<メータ増加演出とアイテム付与演出/実施例16>
次に、図500を用いて、実施例16に係るメータ増加演出とアイテム付与演出について説明する。図500は、実施例16に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。
本実施例16は、図柄変動中にアイテム付与条件が成立したこと(メータのゲージが満タンになったこと)に基づいてアイテム付与演出を開始する点は、図482を用いて説明した実施例1と同じであるが、本例では、当該変動と次回の変動の2回の変動に跨ってアイテムを表示している。
具体的には、図500(k)に示すアイテム付与演出の実行中に当該変動が終了し、図柄の停止表示を行った後、続く図500(l)に示すように、特図2の保留に基づいて新たな変動遊技を開始している。そして、アイテム付与条件が成立した図柄変動に続く次の図柄変動においてもボタン演出を継続し、図500(m)に示すように、チャンスボタン136の押下操作を受け付けたことに基づいて、ボタン演出を終了し、アイテム付与演出を再開し、遊技者が獲得したアイテムを表示している。本例のように、複数の図柄変動に跨ってアイテムの表示を可能とすれば、図柄変動の停止や開始に伴ってアイテム付与演出が中断されてしまうようなことがなく、遊技者の遊技意欲を持続できる場合がある。なお、アイテムの表示を継続する図柄変動は2回に限定されず、3回以上であってもよいし、連続した図柄変動でなくてもよい。
<メータ増加演出とアイテム付与演出/実施例17>
次に、図501を用いて、実施例17に係るメータ増加演出とアイテム付与演出について説明する。図501は、実施例17に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。
本実施例17は、図柄変動中にアイテム付与条件が成立したこと(メータのゲージが満タンになったこと)に基づいてアイテム付与演出を開始する点は、図482を用いて説明した実施例1と同じであるが、本例では、アイテム付与演出の実行中にもメータ増加用進入口227への球の進入を検出可能であり、球の進入を検出した場合にメータ増加演出を実行している。
具体的には、図500(j)に示すアイテム付与演出の実行中に、図500(k)に示すように、メータ増加用進入口227への球の進入を検出したため、続く図500(l)に示すように、アイテム付与演出によるアイテムの表示中に、メータのゲージを進行させるメータ増加演出を開始している。本例のように、アイテムの表示中にメータの増加を可能とすれば、遊技者の遊技意欲をさらに高めることができる場合がある。なお、アイテムの表示中のメータの増加を可能とすることに加えて、アイテム付与条件の成立が可能であってもよく(メータのゲージが満タンになることが可能であってもよく)、この場合、アイテム付与の権利を次遊技以降に持ち越しできるように構成してもよい。
<メータ増加演出とアイテム付与演出/実施例18>
次に、図502を用いて、実施例18に係るメータ増加演出とアイテム付与演出について説明する。図502は、実施例18に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。
本実施例18は、図柄変動中にアイテム付与条件が成立したこと(メータのゲージが満タンになったこと)に基づいてミニゲームを実行し、当該ミニゲームが終了した後にアイテム付与演出を開始する。図502(e)はミニゲームを開始した状態である。本例では、メータのゲージを表示する表示領域を拡大し、拡大後の表示領域において、あみだくじを実行するように構成している。なお、ミニゲームは、他の種類のゲームであってもよいことは言うまでもない。
本例のあみだくじにおけるキャラのスタート位置は、予め定めた位置であってもよいし、抽選によって決定してもよいし、遊技者の選択操作に基づいて決定してもよく、遊技者の選択操作に関わらず結果が予め定められていてもよい。また、あみだくじの結果の「×」の符号は、はずれ、カプセルを模した画像は、アイテムの獲得、Eの文字は、アイテムEを獲得することを意味しており、Eの文字に到達する場合は獲得するアイテムを予告するように構成している。なお、カプセルを模した画像の柄や色が通常とは異なる場合は、特定のアイテムの出現率が高くてもよいし、ミニゲームの種類は複数あってもよく、ミニゲームの種類によってアイテムの獲得のし易さや特定アイテムの出現率が異なっていてもよい。
本例では、ミニゲーム(あみだくじ)の結果がカプセルを模した画像であったことから、当該画像を用いたアイテム付与演出を開始し、遊技者が獲得したアイテムを表示している。本例のような構成とすれば、アイテム付与条件が成立してからアイテムが表示されるまでの期間について遊技者を飽きさせることなく、楽しませることができる場合がある。
<メータ増加演出とアイテム付与演出/変形例1>
次に、図503を用いて、変形例1に係るメータ増加演出とアイテム付与演出について説明する。図503は、変形例1に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。
上記実施形態では、「メータ増加用進入口227への球の進入」をメータ増加演出の契機としたが、本発明は、これに限定されるものではなく、「メータ増加用進入口227への球の進入」以外の条件をメータ増加演出の契機としてもよい。したがって、例えば、図503(a)〜同図(b)に示すように、非図柄変動中に始動口(本例では、第1特図始動口230)に球が入球した場合にメータ増加演出を実行してもよいし、図503(c)〜同図(e)に示すように、図柄変動中に始動口(本例では、第1特図始動口230)に球が入球した場合にメータ増加演出を実行してもよい。
また、図503(e)〜同図(g)に示すように、変動遊技の先読み結果に基づいて、第一の表示態様の保留アイコンPI1を第二の表示態様の保留アイコンPI2に変化させた場合にメータ増加演出を実行してもよいし、図503(i)〜同図(l)に示すように、疑似連を実行した場合にメータ増加演出を実行してもよい。
また、図503(m)〜同図(o)に示すように、ボタン演出の実行中に操作手段(本例では、チャンスボタン136)による操作を受け付けた場合にメータ増加演出を実行してもよいし、図503(p)に示すように、リーチを実行した場合にメータ増加演出を実行してもよいし、図503(q)に示すように、SPリーチやSPリーチ演出を実行した場合にメータ増加演出を実行してもよいし、図503(r)に示すように、予告表示(本例では、姫のキャラクタ画像の表示)を実行した場合にメータ増加演出を実行してもよい。
<メータ増加演出とアイテム付与演出/変形例2>
次に、図504を用いて、変形例2に係るメータ増加演出とアイテム付与演出について説明する。図504は、変形例2に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。
図489や図490を用いて説明した音量調整画面の表示中にアイテム付与条件が成立したこと(メータのゲージが満タンになったこと)に基づいてアイテム付与演出を開始する点は、図494を用いて説明した実施例10と同じであるが、本例では、ボタン演出に関する表示よりも、音量調整に関する表示を手前に表示させている場合であっても、音量調整に関する操作(本例では、音量を調整するための操作)よりも、ボタン演出に関する操作(本例では、遊技者が獲得したアイテムの設定するための操作)を優先して受け付けるように構成している。
具体的には、図504(c)に示す音量調整画面の表示中において、図504(d)に示すように、メータ増加用進入口227に1個の球が進入した場合、続く図504(e)に示すように、点灯していた1つのゲージを消灯することで10個の全てのゲージが消灯するメータ増加演出を実行した後、図504(f)に示すように、メータの表示に代えて「満タン」の文字表示CD2を行うメータ増加演出を実行することで、メータ増加用進入口227に所定数(本例では10個)の球が進入し、アイテム付与条件が成立したことを報知する。
続く図504(g)に示す状態は、アイテム付与演出を開始した状態である。本例に係るアイテム付与演出では、アイテム付与条件が成立したことを契機として、図504(g)〜同図(i)に示す期間に亘って、カプセルの外観を模した画像CGを段階的に拡大表示しながら、装飾図柄表示装置208の下側の表示領域から中央まで移動させるアニメーション表示を行い、図504(j)に示すように、カプセルを模した画像CGの内部からアイテムに関する情報が出現するアニメーション表示を行った後、図504(k)に示すように、アイテムに関する情報として、アイテム名(本例では、アイテムA)INの表示とアイテムの説明IT(本例では、アイテムAの説明(内容は省略))の表示を行う。
なお、本例では、アイテム付与演出に関連する表示を、音量調画面の表示よりも奥側に表示することで、音量調画面の表示の少なくとも一部を、アイテム付与演出に関連する表示の少なくとも一部にオーバーラップさせている。このような構成とすれば、音量調整画面の視認性が阻害されることがないため、音量調整に関する情報を遊技者に的確に知らせることができる上に、アイテム付与演出の視認性を一時的に低下させることで演出効果を高めることができる場合がある。
また、本例では、ボタン演出に関する表示よりも、音量調整に関する表示を手前に表示させているが、図504(n)に示すように、第二の操作手段(本例では、右キー161a)の操作を受け付けた場合には、音量を1段階上げる処理を実行することなく、ボタン演出中において「はい」と「いいえ」の仮選択を切り替える表示を実行し、第三の操作手段(本例では、左キー161b)の操作を受け付けた場合には、音量を1段階下げる処理を実行することなく、ボタン演出中において「はい」と「いいえ」の仮選択を切り替える表示を実行する。
また、ボタン演出中において「はい」の選択肢が仮選択された状態で、図504(r)に示すように、チャンスボタン136の押下操作を受け付けた場合、ボタン演出を終了した後、図504(s)〜同図(u)に示す期間に亘って、アイテム名を段階的に縮小表示しながら、装飾図柄表示装置208の中央から下側の表示領域まで移動させるアニメーション表示を行った後、「アイテム未設定」の文字表示CD1に代えて「アイテムA設定中」の文字表示CD3を行う。
<メータ増加演出とアイテム付与演出/変形例3>
次に、図505を用いて、変形例3に係るメータ増加演出とアイテム付与演出について説明する。図505は、変形例3に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。
上記実施形態では、「メータ増加用進入口227への球の進入」をアイテム付与の成立条件としたが、本発明は、これに限定されるものではなく、「メータ増加用進入口227への球の進入」以外の条件をアイテム付与の成立条件としてもよい。したがって、例えば、図505(a)〜同図(c)に示すように、可変入賞口234に進入した球の累積数(例えば、大当り遊技中における累計獲得球数)が所定数(本例では、10000球)を超えた場合にアイテムを付与してもよいし、図505(d)〜同図(h)に示すように、操作手段によって特定の操作を受け付けた場合(本例では、上キー161c→右キー161a→下キー161d→左キー161bの順番で操作を受け付けた場合)にアイテムを付与してもよい。
以上説明したように、本実施形態に係る遊技台(例えば、図36に示すパチンコ機100)は、表示手段(例えば、装飾図柄表示装置208)を備えた遊技台であって、前記表示手段は、演出設定表示(例えば、図496に示す演出カスタマイズ画面、図494に示す音量調整画面、図490に示す輝度調整画面)を表示可能な手段であり、前記演出設定表示とは、1または複数の設定(例えば、図496に示すアイテムの設定、図493に示す音量の設定、図490に示す輝度の設定)を含む表示のことであり、前記演出設定表示の表示中において、表示中の該演出設定表示とは別に、1の設定(例えば、図494や図496に示すアイテムAの設定)を含む表示(以下、「第一の表示」という。例えば、図494や図496に示す、アイテムを付与したことを示唆する表示(アイテム名INの表示とアイテムの説明ITの表示))を前記表示手段に表示可能である、ことを特徴とする遊技台である。
本実施形態に係る遊技台によれば、演出設定表示の表示中において、該表示中の演出設定表示とは別に、1の設定を含む第一の表示を表示可能であるため、演出設定表示の表示中であっても遊技者を楽しませることができる場合がある。
また、数または量が増加または減少する表示を表示可能なカウント表示手段(例えば、図482(a)等に示すメータのゲージGG)を備え、前記カウント表示手段の表示が或るカウント表示(以下、「第一のカウント表示」という。例えば、図482(c)等に示す、10個の全てのゲージが消灯する表示や、図482(d)等に示す「満タン」の文字表示CD2)となった場合に、前記第一の表示が前記表示手段に表示され、前記カウント表示手段による表示は、非図柄変動表示の期間に変化可能な表示であってもよい。
このような構成とすれば、非図柄変動表示中にカウント表示手段の表示が変化するので遊技者を飽きさせることなく遊技させることができる場合がある。また、変動遊技の保留が無くなっても遊技者を興醒めさせない場合がある。
また、前記カウント表示手段の表示が前記第一のカウント表示となった場合に、前記第一の表示とは異なる第二の表示が前記表示手段に表示され、前記第二の表示とは、予告を示す表示(例えば、図485(m)等に示す「熱」の文字表示を含むアイテム画像IGの表示)のことであってもよい。
このような構成とすれば、設定を含む表示以外の表示が表示されることにより、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
また、前記カウント表示手段の表示が前記第一のカウント表示となった場合に、ミニゲーム(例えば、図502に示すミニゲーム)が実行された後に前記第一の表示が前記表示手段に表示されてもよい。
このような構成とすれば、第一の表示が表示されるまでの期間について遊技者を楽しませることができる場合がある。
また、操作手段(例えば、図482(l)等に示すチャンスボタン136)を備え、前記表示手段は、前記第一の表示の表示中に、前記操作手段に関する表示(以下、「第一の操作表示」という。例えば、図482(j)等に示すボタン演出)を表示可能な手段であり、前記第一の操作表示とは、前記操作手段の有効期間表示(例えば、図482(j)等に示す操作有効期間表示TG)を含む表示であってもよい。
このような構成とすれば、第一の表示の表示中も遊技者が操作手段を操作して参加でき、遊技者の介入度合いを高めることができ、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
また、前記演出設定表示と前記第一の表示の表示中に図柄変動表示が開始されると、該演出設定表示が消去されるものであってもよい。
このような構成とすれば、第一の表示を演出設定表示よりも長く表示して遊技者にアピールすることができ、遊技者の遊技意欲を高めることができる場合がある。
また、前記第一の表示が前記表示手段に表示されると、前記演出設定表示において選択可能な設定(例えば、図496に示すアイテムの設定)が増加するものであってもよい。
このような構成とすれば、遊技者による選択肢を増やすことができ、遊技者の遊技意欲を高めることができる場合がある。
また、図505(o)〜同図(r)に示すように、前記演出設定表示(例えば、演出カスタマイズ画面)の表示中において、所定の遊技領域に球が進入した場合(例えば、メータ増加用進入口に球が入球した場合、始動口や入賞口に球が入球した場合)に、該表示中の演出設定表示とは別に、前記第一の表示(例えば、遊技者がアイテムAを獲得したことを示唆する表示)を前記表示手段に表示可能であって、前記演出設定表示における1または複数の設定に、前記第一の表示に対応する設定(例えば、アイテムA)を追加して前記表示手段に表示可能なものであってもよい。
なお、本発明に係る遊技台の構成は、上記実施形態に係るパチンコ機100の構成に限定されるものではなく、例えば、非図柄変動中に出現したアイテムの表示中に、図柄変動が開始した場合であっても、該アイテムを消去しなくてもよい。また、カスタム表示とアイテムを表示中に、図柄の変動が開始した場合であっても、該アイテムを消去せずにカスタム表示のみを消去してもよい。また、カスタム表示の表示中はメータが視認し難い(または、視認不可能)であっても、メータが満タンになった場合にはアイテムを出現させてもよい。また、非図柄変動中にメータが満タンになった後にアイテムを出現させてもよい。
また、一部を非図柄変動中に貯めたメータが、図柄変動中に満タンになった後に信頼度を示すアイテムを出現させてもよい。また、信頼度を示すアイテム(熱、激熱など)は、非図柄変動時よりも図柄変動時に出現させ易くしてもよいし、非図柄変動時に出現させなくてもよい。また、非図柄変動中にボタン有効メータ(操作有効期間表示)を表示してもよい。また、デモ画面の表示をキャンセルして(または、キャンセルすることなく)アイテムを表示してもよいし、メニュー表示をキャンセルして(または、キャンセルすることなく)アイテムを表示してもよいし、二次元コードの表示をキャンセルして(または、キャンセルすることなく)アイテムを表示してもよい。
また、球通過以外の契機でメータが貯まってもよい。また、メータの増加量が通常時よりも増加する増加モードがあってもよい。また、この場合、保留満タンまたは電サポ終了で増加モードに移行するように構成してもよい。また、メータ満タンでミニゲーム後にアイテムが出現させてもよい。また、SPリーチ中であってもアイテムが出現する演出を行ってもよい。また、リーチのボタン演出の期間とカスタマイズ可否のボタン演出の期間が重なってもよく、一方よりも他方の演出にボタンが有効となってもよい。また、出現するアイテムが遊技状態やステージ毎やタイミングによって変化してもよい。
また、カスタマイズ画面の表示中にアイテムを出現させた場合に、カスタマイズ画面における「?」の表示を変化(アイテムを追加表示)させてもよいし、変化させずにカスタマイズ画面を再表示させた場合に、カスタマイズ画面における「?」の表示を変化させていてもよい。また、出現するアイテムの予告を行ってもよく、メータの色が通常時と違うと特定のアイテムが出現し易くしてもよく、時間経過で色を変化させてもよい。また、アイテムが複数変動に跨がって表示されてもよいし、アイテムの表示中にメータが貯まってもよいし、1種類の契機でメータが満タンになるように構成してもよい。
また、装飾図柄表示装置208以外の他の表示デバイス(例えば、他の液晶表示装置、1または複数の単色またはフルカラーのLED、ドットマトリクス表示装置、7セグメント表示装置、有機EL(ElectroLuminescence)表示装置、リール(ドラム)式表示装置、リーフ式表示装置、プラズマディスプレイ、またはプロジェクタ)のみでメータ表示を行ってもよく、装飾図柄表示装置208と他の表示デバイスでそれぞれメータ表示を行ってもよく(例えば、メータ増加用進入口227へ球が進入すると装飾図柄表示装置208のメータ表示と他の表示デバイスのメータ表示が同じ増加量だけ増加する)、装飾図柄表示装置208と他の表示デバイスで1つのメータ表示を行うカウント表示手段としてもよい。
また、本発明に係る遊技台は、パチンコ機に限定されるものではなく、例えば、複数種類の図柄が施された複数のリールと、リールの回転を指示するためのスタートレバーと、各々のリールに対応して設けられ、リールの回転を個別に停止させるための停止ボタンと、複数種類の役の内部当選の当否を抽選により判定する抽選手段と、抽選手段の抽選結果に基づいてリールの回転の停止に関する停止制御を行うリール停止制御手段と、抽選手段の抽選結果に基づいて停止されたリールによって表示される図柄組合せが、内部当選した役に対応して予め定めた図柄組合せであるか否かの判定をする判定手段と、図柄の停止態様が所定の入賞態様である場合、所定の入賞態様に対応する遊技媒体を払出す遊技媒体払出処理を行う払出制御手段と、を備えたスロットマシンなどにも好適である。
また、本発明に係る遊技台は、封入式遊技機に適用することもできる。ここで、「封入式遊技機」は、遊技機内に封入された遊技球を循環使用するものである。また、主制御部、第1副制御部、および第2副制御部をワンチップで構成してもよいし、主制御部と第1副制御部で双方向の通信が可能に構成してもよい。また、主制御部と第1副制御部で双方向の通信を可能とする一方で、第1副制御部から第2副制御部への通信は一方向の通信としてもよい。
次に、図506乃至図559を用いて、本実施形態によるパチンコ機100において実行される演出の他の具体例について説明する。なお、図506〜図559に示す符号は、原則として図506〜図559に示す実施例の説明にのみ用いることとし、重複する符号が他の図面に示されている場合であっても、図506〜図559に示す符号を優先する。
次に、図506乃至図508を用いて、可動体1、および可動体2を用いた演出例を説明する。
図506は、可動体1、および可動体2を用いた演出例を段階的に示している。
図506(a)は、可動体1、2が装飾図柄表示装置208の上方の初期位置に位置している状態を示している。可動体1、2のそれぞれが初期位置に位置する場合は、可動体1が可動体2にオーバーラップしている。このため、可動体1、2のそれぞれが初期位置に位置する場合は、遊技者からは可動体2が可動体1によって視認し難くなっている。可動体1、2は、発光手段(例えば、複数のLED)を備えた可動体であり、演出に合わせて様々な発光パターンで発光することができる可動体である。図506(a)は、可動体1、2の発光手段が発光していない状態を示している。装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の中央下の領域は、変動アイコン表示を表示する領域であり、変動アイコン表示の表示領域には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示の表示領域の左方は、特図1保留アイコン表示領域であり、特図1保留アイコン表示領域には、商人のキャラクタ態様をした保留アイコンab1、デフォルト態様の保留アイコンab2、ab3が表示されている。商人のキャラクタ態様をした保留アイコンは、先読み予告として用いられる保留アイコンである。また、変動アイコン表示の表示領域の右方は、特図2保留アイコン表示領域であり、特図2保留アイコン表示領域には、デフォルト態様の保留アイコンac1が表示されている。なお、図506乃至図508において、可動体1、2に備えられている発光手段が発光している場合は、薄墨色で表し、発光手段が発光していない場合は、白色で表している。
装飾図柄表示装置208における表示は、複数のレイヤーにより構成されている。最奥のレイヤーでは、装飾図柄の変動表示が行われている。最前のレイヤーでは、「球を抜いてください」の文字列による球抜きエラー表示h111が表示されている。装飾図柄が表示されるレイヤーと球抜きエラー表示h111が表示されるレイヤーの間のレイヤーには、チャンスボタン136を模したボタン予告表示h110、チャンスボタン136の操作有効期限をゲージで表す操作有効期限表示h112、および「殿」キャラクタと「リーチになったらチャンス!」の吹き出しによる予告表示(またはチュートリアル表示)h113が表示されている。
図506(a)に続く、図506(b)は、可動体1、2が初期位置に位置たままで、それぞれの発光手段が発光している状態を示している。
図506(b)に続く、図506(c)は、可動体1が初期位置から装飾図柄表示装置208の略中央前方に移動し、可動体2は初期位置に位置している状態を示している。可動体1が装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置することで、可動体1が装飾図柄の一部、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6の一部、ボタン予告表示h110の一部、球抜きエラー表示h111の一部、操作有効期限表示h112、および予告表示(またはチュートリアル表示)h113の一部にオーバーラップしている。なお、可動体1が装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置することで、可動体1がこれら以外の表示にオーバーラップする場合があってもよいし、これらの表示のうちのいずれか一の表示にオーバーラップしない場合があってもよい。
図506(c)に続く、図506(d)は、可動体1が装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置して、変形動作が行われている途中の状態を示している。可動体1の可動部11が初期姿勢から右回りに約30°回転し、可動部12が初期姿勢から左回りに約30°回転し、可動部14が下方に移動している。
図506(d)に続く、図506(e)は、可動体1が装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置して、変形動作が完了した状態を示している。可動体1の可動部11が初期姿勢から右回りに約120°回転し、可動部12が初期姿勢から左回りに約120°回転し、可動部14が下方に移動している。可動体1が変形することで、新たに、保留アイコンab1〜ab3の一部、変動アイコンad1の一部、保留アイコンac1の一部、ボタン予告表示h110の他の一部、および球抜きエラー表示h111の他の一部等が可動体1によってオーバーラップされている。なお、可動体1が装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置で変形することで、可動体1がこれら以外の表示にオーバーラップする場合があってもよいし、これらの表示のうちのいずれか一の表示にオーバーラップしない場合があってもよい。
図506(e)に続く、図506(f)は、可動体1が変形前の形状に戻る動作を行った後に初期位置に移動して、可動体1、2のそれぞれの発光手段を消灯した状態を示している。
このように、本演出例では、初期位置の状態で前後方向に重なる位置に位置している可動体1と可動体2において、前側にある可動体1のみが装飾図柄表示装置208の前方に落下して変形する動作が行われる例である。本演出例は、先読み予告として行われてもよいし、当該変動の予告として行われてもよい。本演出例が行われる場合は、本演出例が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成される場合があってもよい。
図507は、可動体1および可動体2を用いた演出例を段階的に示している。
図507(a)は、可動体1、2が装飾図柄表示装置208の上方の初期位置に位置している状態を示している。可動体1、2のそれぞれが初期位置に位置する場合は、可動体1が可動体2にオーバーラップしている。このため、可動体1、2のそれぞれが初期位置に位置する場合は、遊技者からは可動体2が可動体1によって視認し難くなっている。可動体1、2は、発光手段(例えば、複数のLED)を備えた可動体であり、演出に合わせて様々な発光パターンで発光することができる可動体である。図507(a)は、可動体1、2の発光手段が発光していない状態を示している。装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の中央下の領域は、変動アイコン表示を表示する領域であり、変動アイコン表示の表示領域には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示の表示領域の左方は、特図1保留アイコン表示領域であり、特図1保留アイコン表示領域には、商人のキャラクタ態様をした保留アイコンab1、デフォルト態様の保留アイコンab2、ab3が表示されている。商人のキャラクタ態様をした保留アイコンは、先読み予告として用いられる保留アイコンである。また、変動アイコン表示の表示領域の右方は、特図2保留アイコン表示領域であり、特図2保留アイコン表示領域には、デフォルト態様の保留アイコンac1が表示されている。
装飾図柄表示装置208における表示は、複数のレイヤーにより構成されている。最奥のレイヤーでは、装飾図柄の変動表示が行われている。最前のレイヤーでは、「球を抜いてください」の文字列による球抜きエラー表示h111が表示されている。装飾図柄が表示されるレイヤーと球抜きエラー表示h111が表示されるレイヤーの間のレイヤーには、チャンスボタン136を模したボタン予告表示h110、チャンスボタン136の操作有効期限をゲージで表す操作有効期限表示h112、および「殿」キャラクタと「リーチになったらチャンス!」の吹き出しによる予告表示(またはチュートリアル表示)h113が表示されている。
図507(a)に続く、図507(b)は、可動体1、2が初期位置に位置たままで、それぞれの発光手段が発光している状態を示している。
図507(b)に続く、図507(c)は、可動体2が初期位置から装飾図柄表示装置208の略中央前方に移動し、可動体1は初期位置に位置している状態を示している。可動体2が装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置することで、可動体2が装飾図柄の一部、特図2保留数aa3の一部、特図2の第4図柄aa4、ボタン予告表示h110の一部、球抜きエラー表示h111、操作有効期限表示h112、および予告表示(またはチュートリアル表示)h113の一部にオーバーラップしている。なお、可動体2が装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置することで、可動体2がこれら以外の表示にオーバーラップする場合があってもよいし、これらの表示のうちのいずれか一の表示にオーバーラップしない場合があってもよい。
図507(c)に続く、図507(d)は、可動体2が装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置して、変形動作が行われている途中の状態を示している。可動体2の一対の可動部23のそれぞれが初期姿勢から右回りに約70°回転している。
図507(d)に続く、図507(e)は、可動体2が装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置して、変形動作が完了した状態を示している。可動体2の一対の可動部23のそれぞれが初期姿勢から右回りに約90°回転している。可動体2が変形することで、新たに、保留アイコンab1、ab2の一部、ボタン予告表示h110の他の一部が可動体2によってオーバーラップされている。なお、可動体2が装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置で変形することで、可動体2がこれら以外の表示にオーバーラップする場合があってもよいし、これらの表示のうちのいずれか一の表示にオーバーラップしない場合があってもよい。
図507(e)に続く、図507(f)は、可動体2が変形前の形状に戻る動作を行った後に初期位置に移動して、可動体1、2のそれぞれの発光手段を消灯した状態を示している。
このように、本演出例では、初期位置の状態で前後方向に重なる位置に位置している可動体1と可動体2において、後側にある可動体2のみが装飾図柄表示装置208の前方に落下して変形する動作が行われる例である。本演出例は、先読み予告として行われてもよいし、当該変動の予告として行われてもよい。本演出例が行われる場合は、本演出例が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成される場合があってもよい。本演出例が行われる場合は、図506に示した演出例が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成される場合があってもよいし、本演出例が行われる場合よりも図506に示した演出例が行われる場合の方が、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成される場合があってもよい。
図508は、可動体1および可動体2を用いた演出例を段階的に示している。
図508(a)は、可動体1、2が装飾図柄表示装置208の上方の初期位置に位置している状態を示している。可動体1、2のそれぞれが初期位置に位置する場合は、可動体1が可動体2にオーバーラップしている。このため、可動体1、2のそれぞれが初期位置に位置する場合は、遊技者からは可動体2が可動体1によって視認し難くなっている。可動体1、2は、発光手段(例えば、複数のLED)を備えた可動体であり、演出に合わせて様々な発光パターンで発光することができる可動体である。図508(a)は、可動体1、2の発光手段が発光していない状態を示している。装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の中央下の領域は、変動アイコン表示を表示する領域であり、変動アイコン表示の表示領域には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示の表示領域の左方は、特図1保留アイコン表示領域であり、特図1保留アイコン表示領域には、商人のキャラクタ態様をした保留アイコンab1、デフォルト態様の保留アイコンab2、ab3が表示されている。商人のキャラクタ態様をした保留アイコンは、先読み予告として用いられる保留アイコンである。また、変動アイコン表示の表示領域の右方は、特図2保留アイコン表示領域であり、特図2保留アイコン表示領域には、デフォルト態様の保留アイコンac1が表示されている。
装飾図柄表示装置208における表示は、複数のレイヤーにより構成されている。最奥のレイヤーでは、装飾図柄の変動表示が行われている。最前のレイヤーでは、「球を抜いてください」の文字列による球抜きエラー表示h111が表示されている。装飾図柄が表示されるレイヤーと球抜きエラー表示h111が表示されるレイヤーの間のレイヤーには、チャンスボタン136を模したボタン予告表示h110、チャンスボタン136の操作有効期限をゲージで表す操作有効期限表示h112、および「殿」キャラクタと「リーチになったらチャンス!」の吹き出しによる予告表示(またはチュートリアル表示)h113が表示されている。
図508(a)に続く、図508(b)は、可動体1、2が初期位置に位置したままで、それぞれの発光手段が発光している状態を示している。
図508(b)に続く、図508(c)は、可動体1、2が同時に初期位置から移動を開始して、同時に装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置した状態を示している。可動体1、2が装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置することで、可動体1や可動体2が装飾図柄の一部、特図2保留数aa3の一部、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6の一部、ボタン予告表示h110の一部、球抜きエラー表示h111、操作有効期限表示h112、および予告表示(またはチュートリアル表示)h113の一部にオーバーラップしている。また、可動体1、2が装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置することで、可動体1や可動体2がこれら以外の表示にオーバーラップする場合があってもよいし、これらの表示のうちのいずれか一の表示にオーバーラップしない場合があってもよい。なお、可動体1と可動体2の移動開始のタイミングが異なる場合があってもよい。また、可動体1と可動体2の移動開始のタイミングを異ならせても移動終了のタイミングが同じになる場合があってもよいし、可動体1と可動体2の移動開始のタイミングを同じにしても移動終了のタイミングが異なる場合があってもよい。
図508(c)に続く、図508(d)は、可動体1、2が装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置して、変形動作が行われている途中の状態を示している。可動体1の可動部11が初期姿勢から右回りに約30°回転し、可動部12が初期姿勢から左回りに約30°回転し、可動部14が下方に移動し、可動体2の一対の可動部23のそれぞれが初期姿勢から右回りに約70°回転している。なお、可動体1と可動体2の変形動作の開始のタイミングが異なる場合があってもよい。
図508(d)に続く、図508(e)は、可動体1、2が装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置して、変形動作が同時に終了した状態を示している。可動体1の可動部11が初期姿勢から右回りに約120°回転し、可動部12が初期姿勢から左回りに約120°回転し、可動部14が下方に移動し、可動体2の一対の可動部23のそれぞれが初期姿勢から右回りに約90°回転している。可動体1、2が変形することで、新たに、保留アイコンab1〜ab3の一部、変動アイコンad1の一部、保留アイコンac1の一部、ボタン予告表示h110の他の一部、および球抜きエラー表示h111の他の一部が可動体1や可動体2によってオーバーラップされている。また、可動体1、2が装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置で変形することで、可動体1や可動体2がこれら以外の表示にオーバーラップする場合があってもよいし、これらの表示のうちのいずれか一の表示にオーバーラップしない場合があってもよい。なお、可動体1と可動体2の変形動作の終了のタイミングが異なる場合があってもよい。
図508(e)に続く、図508(f)は、可動体1、2が変形前の形状に戻る動作を同時に行った後に、同時に初期位置に移動開始、および移動終了して、可動体1、2のそれぞれの発光手段を同時に消灯した状態を示している。なお、可動体1と可動体2が変形前の形状に戻る動作は、別々のタイミングで開始される場合があってもよいし、別々のタイミングで終了される場合があってもよい。また、可動体1と可動体2の変形前の形状に戻る動作の開始のタイミングを異ならせても終了のタイミングが同じになる場合があってもよいし、可動体1と可動体2の変形前の形状に戻る動作の開始のタイミングを同じにしても終了のタイミングが異なる場合があってもよい。また、可動体1と可動体2の初期位置への移動開始のタイミングが異なる場合があってもよいし、可動体1と可動体2の初期位置への移動開始のタイミングが異なる場合があってもよい。また、可動体1と可動体2の初期位置への移動開始のタイミングを異ならせても移動終了のタイミングを同じになる場合があってもよいし、可動体1と可動体2の初期位置への移動開始のタイミングを同じにしても移動終了のタイミングが異なる場合があってもよい。可動体1、2のそれぞれの発光手段が別々のタイミングで消灯する場合があってもよい。
このように、本演出例では、初期位置の状態で前後方向に重なる位置に位置している可動体1と可動体2において、両方の可動体が装飾図柄表示装置208の前方に同時に落下して同時に変形する動作が行われる例である。本演出例は、先読み予告として行われてもよいし、当該変動の予告として行われてもよい。本演出例が行われる場合は、本演出例が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成される場合があってもよい。本演出例が行われる場合は、図506に示した演出例や図507に示した演出例が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成される場合があってもよいし、本演出例が行われる場合よりも図506に示した演出例や図507に示した演出例が行われる場合の方が、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成される場合があってもよい。
次に、図509乃至図517を用いて、可動体90、および可動体90を用いた演出例を説明する。
図509を用いて、可動体90を説明する。図509(a)は、可動体90の略示正面図であり、図509(b)は、可動体90の略示左側面図である。
可動体90は、可動体90a、可動体90aの左下に設けられた可動体90b、可動体90bを動作させるためのモータm1と回転軸d1、可動体90aの右下に設けられた可動体90c、および可動体90cを動作させるためのモータm2と回転軸d2を有している。可動体90aは、板状の横長長方形の基板取付ベース部90a1、LED基板90a2、およびカバー部90a3を有している。可動体90bは、板状の扇形の基板取付ベース部90b1、LED基板90b2、およびカバー部90b3を有し、可動体90cは、板状の扇形の基板取付ベース90c1、LED基板90c2、およびカバー部90c3を有している。
可動体90aのLED基板90a2には、発光ダイオードa11〜a35が3行6列の配列に整列して設けられている(ただし、2行1列目、3行1列目、2行6列目、および3行6列目には発光ダイオードが設けられていない)。可動体90bのLED基板90b2には、円弧部分の外周に沿うように、発光ダイオードb1〜b4が設けられ、可動体90cのLED基板90c2には、円弧部分の外周に沿うように、発光ダイオードc1〜c4が設けられている。発光ダイオード(a11〜c4)は、全てが単色(同色、または異色)の発光ダイオードで構成されてもよいし、一部が単色の発光ダイオードで他の一部がフルカラーLEDであってもよいし、全てがフルカラーLEDで構成されてもよい。また、可動体90aに搭載する発光ダイオード(a11〜c4)には、発光ダイオード以外の光源を用いてもよい。
図510を用いて、可動体90の初期動作を説明する。図510(a)〜(g)は、パチンコ機100の電源投入時等に行われる可動体90の初期動作を段階的に示している。なお、図510乃至図516において、可動体90a、90b、および90cに搭載されている発光ダイオードが消灯している場合を白色で表し、点灯している場合を薄墨色で表している。また、図510乃至図516において、カバー部90a3、90b3、90c3の図示を省略している。
図510(a)は、可動体90が初期位置に位置し、可動体90a、90b、および90cに搭載されている発光ダイオードが消灯している状態を示している。可動体90は、両端に設けられたアーム部によって上下方向の移動が可能となっている。可動体90の両端に設けられたアーム部は、透明、半透明、または有色であってもよいし、発光ダイードを配置することで発光可能であってもよい。アーム部の後方には、可動体90に接続されるケーブルを遊技者から視認できないように配置してもよい。また、装飾図柄表示装置208には、「準備中」の文字列が表示されている。
図510(a)に続く、図510(b)は、可動体90が移動して装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置し、可動体90a、90b、および90cに搭載されている全ての発光ダイオードが点灯している状態を示している。また、「準備中」の文字列の表示が可動体90によってオーバーラップされている。
図510(b)に続く、図510(c)は、可動体90に設けられた可動体90b、90cのそれぞれが回転する動作が行われた状態を示している。可動体90bは、左回りに約60°回転し、可動体90cは、右回りに約60°回転している。また、可動体90b、90cが回転することで、可動体90b、90cによってオーバーラップされていた発光ダイードのうちの一部の発光ダイオードa32〜a35が視認可能となっている。
図510(c)に続く、図510(d)は、可動体90に設けられた可動体90b、90cのそれぞれが同時に回転する動作が行われた状態を示している。可動体90bは、初期姿勢から左回りに90°回転し、可動体90cは、初期姿勢から右回りに90°回転している。また、可動体90b、90cが回転することで、可動体90aに搭載されている全ての発光ダイオードa11〜a35が視認可能になっている。
図510(d)に続く、図510(e)は、可動体90に設けられた全ての発光ダイードを消灯して、可動体90b、90cのそれぞれが元の姿勢に戻る回転動作が行われた状態を示している。可動体90bは、図510(d)の姿勢から右回りに約30°回転し、可動体90cは、図510(d)の姿勢から左回りに約30°回転している。
図510(e)に続く、図510(f)は、可動体90b、90cのそれぞれが元の姿勢に戻った状態を示している。可動体90bは、図510(d)の姿勢から右回りに90°回転し、可動体90cは、図510(d)の姿勢から左回りに90°回転している。
図510(f)に続く、図510(g)は、可動体90が初期位置に移動した状態を示している。
図511を用いて、可動体90の演出例の一例を説明する。図511(a)〜(n)は、可動体90を用いた演出例を段階的に示している。
図511(a)は、可動体90が初期位置に位置し、可動体90a、90b、および90cに搭載されている発光ダイオードが消灯している状態を示している。装飾図柄表示装置208には、装飾図柄変動表示が表示されている。
図511(a)に続く、図511(b)は、可動体90が移動して装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置してから、可動体90に搭載されている全ての発光ダイオードが点灯した状態を示している。なお、可動体90の移動前に可動体90に搭載されている全ての発光ダイオードが点灯する場合があってもよいし、可動体90の移動中に可動体90に搭載されている全ての発光ダイオードが点灯する場合があってもよいし、可動体90aに搭載されている発光ダイオードのうち可動体90b、90cによってオーバーラップされている発光ダイオード(発光ダイオードa22、a25、a32、a33、a34、およびa35)は消灯していてもよい。
図511(b)に続く、図511(c)は、可動体90に設けられた可動体90b、90cのそれぞれが同時に回転する動作が行われた状態を示している。可動体90bは、左回りに約60°回転し、可動体90cは、右回りに約60°回転している。また、可動体90b、90cが回転することで、可動体90b、90cによってオーバーラップされていた発光ダイードのうちの一部の発光ダイオードa32〜a35の光が視認可能となっている。
図511(c)に続く、図511(d)は、可動体90に設けられた可動体90b、90cのそれぞれが回転する動作が行われた状態を示している。可動体90bは、初期姿勢から左回りに90°回転し、可動体90cは、初期姿勢から右回りに90°回転している。また、可動体90b、90cが回転することで、可動体90aに搭載されている全ての発光ダイオードa11〜a35の光が視認可能になっている。
図511(d)に続く、図511(e)は、可動体90に設けられた全ての発光ダイードを消灯して、可動体90b、90cのそれぞれが元の姿勢に戻る回転動作が行われた状態を示している。可動体90bは、図511(d)の姿勢から右回りに約30°回転し、可動体90cは、図511(d)の姿勢から左回りに約30°回転している。
図511(e)に続く、図511(f)は、可動体90b、90cのそれぞれが元の姿勢に戻った状態を示している。可動体90bは、図511(d)の姿勢から右回りに90°回転し、可動体90cは、図511(d)の姿勢から左回りに90°回転している。
図511(f)に続く、図511(g)は、可動体90が初期位置に移動した状態を示している。
図511(g)に続く、図511(h)は、可動体90が初期位置から移動して装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置して、可動体90に搭載されている全ての発光ダイオードが点灯した状態を示している。なお、可動体90の移動前に可動体90に搭載されている全ての発光ダイオードが点灯する場合があってもよいし、可動体90の移動中に可動体90に搭載されている全ての発光ダイオードが点灯する場合があってもよいし、可動体90aに搭載されている発光ダイオードのうち可動体90b、90cによってオーバーラップされている発光ダイオード(発光ダイオードa22、a25、a32、a33、a34、およびa35)は消灯していてもよい。
図511(h)に続く、図511(i)は、可動体90に設けられた可動体90bのみが右回りに約60°回転している。可動体90bが回転することで、可動体90bによってオーバーラップされていた発光ダイードのうちの一部の発光ダイオード(発光ダイオードa32、a33)の光が視認可能となっている。
図511(i)に続く、図511(j)は、可動体90に設けられた可動体90bのみが初期姿勢から左回りに90°回転している。また、可動体90bが回転することで、可動体90bによってオーバーラップされていた発光ダイードのうちの全部の発光ダイオード(発光ダイオードa22、a32、a33)の光が視認可能となっている。
図511(j)に続く、図511(k)は、可動体90に設けられた可動体90cのみが右回りに約60°回転している。可動体90cが回転することで、可動体90cによってオーバーラップされていた発光ダイードのうちの一部の発光ダイオード(発光ダイオードa34、a35)の光が視認可能となっている。
図511(k)に続く、図511(l)は、可動体90に設けられた可動体90cのみが初期姿勢から右回りに90°回転している。また、可動体90cが回転することで、可動体90cによってオーバーラップされていた発光ダイードのうちの全部の発光ダイオード(発光ダイオードa25、a34、a35)の光が視認可能になり、可動体90に設けられた全ての発光ダイオードの光が視認可能となっている。
図511(l)に続く、図511(m)は、可動体90に設けられた全ての発光ダイオードを消灯してから、可動体90b、90cのそれぞれが元の姿勢に同時に戻った状態を示している。可動体90bは、図511(l)の姿勢から右回りに90°回転し、可動体90cは、図511(l)の姿勢から左回りに90°回転している。なお、可動体90b、90cのそれぞれが元の姿勢に同時に戻った後に、可動体90に設けられた全ての発光ダイオードを消灯してもよいし、可動体90b、90cのそれぞれが元の姿勢に戻っている最中に可動体90に設けられた全ての発光ダイオードを消灯してもよい。また、図511(i)〜(l)における可動体90b、90cの動作を戻すように、可動体90b、90cのそれぞれが元の姿勢に戻る場合があってもよい。
図511(m)に続く、図511(n)は、可動体90が初期位置に移動し、装飾図柄表示装置において、装飾7のリーチ演出が開始された状態を示している。装飾7のリーチ演出は、可動体90が初期位置への移動開始前に開始されてもよいし、可動体90が初期位置への移動中に開始されてもよいし、可動体90が初期位置への移動後に開始されてもよい。
このように、本演出例は、当該変動の予告として用いられる演出であるが、先読み予告の演出としても用いられる場合があってもよい。本演出例が行われる場合は、本演出例が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成される場合があってもよい。本演出例が行われる場合は、図512乃至図515に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
図512を用いて、図509に示す可動体90の変形例を用いた演出例の一例を説明する。図512(a)〜(n)は、可動体90の変形例を用いた演出例を段階的に示している。可動体90の本変形例では、可動体90b、90cが可動体90aにおいて上下方向に移動するように構成されている。
図512(a)は、可動体90の変形例が初期位置に位置し、可動体90a、90b、および90cに搭載されている発光ダイオードが消灯している状態を示している。装飾図柄表示装置208には、装飾図柄変動表示が表示されている。
図512(a)に続く、図512(b)は、可動体90が移動して装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置してから、可動体90に搭載されている全ての発光ダイオードが点灯した状態を示している。なお、可動体90の移動前に可動体90に搭載されている全ての発光ダイオードが点灯する場合があってもよいし、可動体90の移動中に可動体90に搭載されている全ての発光ダイオードが点灯する場合があってもよいし、可動体90aに搭載されている発光ダイオードのうち可動体90b、90cによってオーバーラップされている発光ダイオード(発光ダイオードa22、a25、a32、a33、a34、およびa35)は消灯していてもよい。
図512(b)に続く、図512(c)は、可動体90に設けられた可動体90b、90cのそれぞれが同時に上方に移動する動作が行われた状態を示している。可動体90b、90cが移動することで、可動体90b、90cによってオーバーラップされていた発光ダイードのうちの一部の発光ダイオードa32〜a35の光が視認可能となっている。なお、可動体90b、90cは、別々のタイミングで移動する場合があってもよい。
図512(c)に続く、図512(d)は、可動体90に設けられた可動体90b、90cのそれぞれが同時に更に上方に移動して目的位置で停止した状態を示している。可動体90b、90cが上方に移動することで、可動体90aに搭載されている発光ダイオードa11〜a16が可動体90b、90cによってオーバーラップされると共に、可動体90aに搭載されている発光ダイオードa22〜a35の光が視認可能になっている。
図512(d)に続く、図512(e)は、可動体90に設けられた全ての発光ダイードを消灯して、可動体90b、90cのそれぞれが同時に下方に移動している状態を示している。可動体90b、90cの移動によって、発光ダイオードa22〜a25が可動体90b、90cによってオーバーラップされると共に、発光ダイオードa13、a14が視認可能になっている。
図512(e)に続く、図512(f)は、可動体90b、90cのそれぞれが同時に元の位置に戻った状態を示している。なお、可動体90b、90cのそれぞれが別々のタイミングで元の位置に戻る場合があってもよい。
図512(f)に続く、図512(g)は、可動体90が初期位置に移動した状態を示している。
図512(g)に続く、図512(h)は、可動体90が初期位置から移動して装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置して、可動体90に搭載されている全ての発光ダイオードが点灯した状態を示している。なお、可動体90の移動前に可動体90に搭載されている全ての発光ダイオードが点灯する場合があってもよいし、可動体90の移動中に可動体90に搭載されている全ての発光ダイオードが点灯する場合があってもよいし、可動体90aに搭載されている発光ダイオードのうち可動体90b、90cによってオーバーラップされている発光ダイオード(発光ダイオードa22、a25、a32、a33、a34、およびa35)は消灯していてもよい。
図512(h)に続く、図512(i)は、可動体90に設けられた可動体90bのみ上方に移動することで、可動体90bによってオーバーラップされていた発光ダイードのうちの一部の発光ダイオード(発光ダイオードa32、a33)の光が視認可能となると共に、発光ダイオードa11、a12が可動体90bによってオーバーラップされている。
図512(i)に続く、図512(j)は、可動体90に設けられた可動体90bのみが上方に移動して、目的位置で停止した状態を示している。可動体90bcが上方に移動することで、可動体90aに搭載されている発光ダイオードa11〜a13が可動体90bによってオーバーラップされると共に、可動体90aに搭載されている発光ダイオードa22、a23の光が視認可能になっている。
図512(j)に続く、図512(k)は、可動体90に設けられた可動体90cのみ上方に移動することで、可動体90cによってオーバーラップされていた発光ダイードのうちの一部の発光ダイオード(発光ダイオードa34、a35)の光が視認可能となると共に、発光ダイオードa15、a16が可動体90cによってオーバーラップされている。
図512(k)に続く、図512(l)は、可動体90に設けられた可動体90cのみが上方に移動して、目的位置で停止した状態を示している。可動体90cが上方に移動することで、可動体90aに搭載されている発光ダイオードa14〜a16が可動体90cによってオーバーラップされると共に、可動体90aに搭載されている発光ダイオードa24、a25の光が視認可能になっている。
図512(l)に続く、図512(m)は、可動体90に設けられた全ての発光ダイオードを消灯してから、可動体90b、90cのそれぞれが元の位置に同時に戻った状態を示している。なお、可動体90b、90cのそれぞれが元の位置に同時に戻った後に、可動体90に設けられた全ての発光ダイオードを消灯してもよいし、可動体90b、90cのそれぞれが元の位置に戻っている最中に可動体90に設けられた全ての発光ダイオードを消灯してもよい。また、図512(i)〜(l)における可動体90b、90cの動作を戻すように、可動体90b、90cのそれぞれが元の位置に戻る場合があってもよい。
図512(m)に続く、図512(n)は、可動体90が初期位置に移動し、装飾図柄表示装置において、装飾7のリーチ演出が開始された状態を示している。装飾7のリーチ演出は、可動体90が初期位置への移動開始前に開始されてもよいし、可動体90が初期位置への移動中に開始されてもよいし、可動体90が初期位置への移動後に開始されてもよい。
このように、本演出例は、当該変動の予告として用いられる演出であるが、先読み予告の演出としても用いられる場合があってもよい。本演出例が行われる場合は、本演出例が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成される場合があってもよい。本演出例が行われる場合は、図511乃至図515に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
図513を用いて、図509に示す可動体90の変形例を用いた演出例の一例を説明する。図513(a)〜(n)は、可動体90の変形例を用いた演出例を段階的に示している。可動体90の本変形例では、可動体90b、90cが可動体90aの後側に設けられている。
図513(a)は、可動体90の変形例が初期位置に位置し、可動体90a、90b、および90cに搭載されている発光ダイオードが消灯している状態を示している。装飾図柄表示装置208には、装飾図柄変動表示が表示されている。
図513(a)に続く、図513(b)は、可動体90が移動して装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置してから、可動体90に搭載されている全ての発光ダイオードが点灯した状態を示している。なお、可動体90の移動前に可動体90に搭載されている全ての発光ダイオードが点灯する場合があってもよいし、可動体90の移動中に可動体90に搭載されている全ての発光ダイオードが点灯する場合があってもよいし、可動体90b、90cに搭載されている発光ダイオード(発光ダイオードb1〜b3、c1〜c3)は消灯していてもよい。
図513(b)に続く、図513(c)は、可動体90に設けられた可動体90b、90cのそれぞれが同時に回転する動作が行われた状態を示している。可動体90bは、左回りに約60°回転し、可動体90cは、右回りに約60°回転している。また、可動体90b、90cが回転することで、可動体90b、90cの発光ダイードのうちの一部の発光ダイオード(発光ダイオードb1、b2、c1、c2)の光が視認可能となっている。
図513(c)に続く、図513(d)は、可動体90に設けられた可動体90b、90cのそれぞれが回転する動作が行われた状態を示している。可動体90bは、初期姿勢から左回りに90°回転し、可動体90cは、初期姿勢から右回りに90°回転している。また、可動体90b、90cが回転することで、可動体90b、90cに搭載されている全ての発光ダイオードの光が視認可能となっている。
図513(d)に続く、図513(e)は、可動体90に設けられた全ての発光ダイードを消灯して、可動体90b、90cのそれぞれが元の姿勢に戻る回転動作が行われた状態を示している。可動体90bは、図511(d)の姿勢から右回りに約30°回転し、可動体90cは、図513(d)の姿勢から左回りに約30°回転している。
図513(e)に続く、図513(f)は、可動体90b、90cのそれぞれが元の姿勢に戻った状態を示している。可動体90bは、図511(d)の姿勢から右回りに90°回転し、可動体90cは、図513(d)の姿勢から左回りに90°回転している。
図513(f)に続く、図513(g)は、可動体90が初期位置に移動した状態を示している。
図513(g)に続く、図513(h)は、可動体90が初期位置から移動して装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置して、可動体90に搭載されている全ての発光ダイオードが点灯した状態を示している。なお、可動体90の移動前に可動体90に搭載されている全ての発光ダイオードが点灯する場合があってもよいし、可動体90の移動中に可動体90に搭載されている全ての発光ダイオードが点灯する場合があってもよいし、可動体90b、90cに搭載されている発光ダイオード(発光ダイオードb1〜b4、c1〜c4)は消灯していてもよい。
図513(h)に続く、図513(i)は、可動体90に設けられた可動体90bのみが左回りに約60°回転している。可動体90bが回転することで、可動体90bに搭載されている発光ダイオードb1、b2の光が視認可能となっている。
図513(i)に続く、図513(j)は、可動体90に設けられた可動体90bのみが初期姿勢から左回りに90°回転している。また、可動体90bが回転することで、可動体90bに搭載されている発光ダイードのうちの全ての発光ダイオードb1〜b3の光が視認可能となっている。
図513(j)に続く、図513(k)は、可動体90に設けられた可動体90cのみが右回りに約60°回転している。可動体90cが回転することで、可動体90cに搭載されている発光ダイオードb1、b2の光が視認可能となっている。
図513(k)に続く、図513(l)は、可動体90に設けられた可動体90cのみが初期姿勢から右回りに90°回転している。また、可動体90cが回転することで、可動体90cに搭載されている全ての発光ダイードc1〜c3の光が視認可能となっている。
図513(l)に続く、図513(m)は、可動体90に設けられた全ての発光ダイオードを消灯してから、可動体90b、90cのそれぞれが元の姿勢に同時に戻った状態を示している。可動体90bは、図513(d)の姿勢から右回りに90°回転し、可動体90cは、図513(d)の姿勢から左回りに90°回転している。なお、可動体90b、90cのそれぞれが元の姿勢に同時に戻った後に、可動体90に設けられた全ての発光ダイオードを消灯してもよいし、可動体90b、90cのそれぞれが元の姿勢に戻っている最中に可動体90に設けられた全ての発光ダイオードを消灯してもよい。また、図513(i)〜(l)における可動体90b、90cの動作を戻すように、可動体90b、90cのそれぞれが元の姿勢に戻る場合があってもよい。
図513(m)に続く、図513(n)は、可動体90が初期位置に移動し、装飾図柄表示装置において、装飾7のリーチ演出が開始された状態を示している。装飾7のリーチ演出は、可動体90が初期位置への移動開始前に開始されてもよいし、可動体90が初期位置への移動中に開始されてもよいし、可動体90が初期位置への移動後に開始されてもよい。
このように、本演出例は、当該変動の予告として用いられる演出であるが、先読み予告の演出としても用いられる場合があってもよい。本演出例が行われる場合は、本演出例が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成される場合があってもよい。本演出例が行われる場合は、図511乃至図515に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
図514を用いて、図509に示す可動体90を用いた演出例を説明する。図514(a)〜(l)は、可動体90を用いた演出例を示している。
図514(a)は、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄変動表示が表示されている。装飾図柄表示装置208の略中央前方には、全ての発光ダイオードの光が視認可能な状態の可動体90が位置している。また、装飾図柄の一部、デフォルト態様の保留アイコンa1の一部、先読み予告態様の保留アイコンa2の一部、変動アイコンad1の一部が可動体90によってオーバーラップされている。
図514(a)に続く、図514(b)は、装飾図柄表示装置208において「装飾5−装飾6−装飾5」の確定表示が表示されている。装飾図柄表示装置208の略中央前方には、全ての発光ダイオードの光が視認可能な状態の可動体90が位置している。また、装飾図柄の一部、先読み予告態様の保留アイコンa2の一部、変動アイコンad2の一部が可動体90によってオーバーラップされている。
図514(b)に続く、図514(c)は、装飾図柄表示装置208において、先読み予告態様の保留アイコンa2の消化による装飾図柄変動表示が表示されている。装飾図柄表示装置208では、「ボタンを押せ!」の文字列の表示の一部、ボタン予告表示h110、操作有効期限表示h112が表示され、ボタン操作の予告演出が行われている。装飾図柄表示装置208の略中央前方には、全ての発光ダイオードの光が視認可能な状態の可動体90が位置している。また、装飾図柄の一部、商人のキャラクタ態様の変動アイコンad3の一部、「ボタンを押せ!」の文字列の表示の一部、ボタン予告表示h110、操作有効期限表示h112が可動体90によってオーバーラップされている。
図514(c)に続く、図514(d)は、遊技者が操作有効期限内にチャンスボタン136を操作することで、左図柄表示領域208aに「装飾7」が仮停止表示され、太陽の画像が表示されている。装飾図柄表示装置208の略中央前方には、全ての発光ダイオードの光が視認可能な状態の可動体90が位置している。また、装飾図柄の一部、商人のキャラクタ態様の変動アイコンad1の一部、太陽の画像の一部が可動体90によってオーバーラップされている。
図514(d)に続く、図514(e)は、遊技者が操作有効期限内にチャンスボタン136を操作することで、右図柄表示領域208cに「装飾7」が仮停止表示され、リーチ演出が開始されている。装飾図柄表示装置208の略中央前方には、全ての発光ダイオードの光が視認可能な状態の可動体90が位置している。また、装飾図柄の一部、商人のキャラクタ態様の変動アイコンad1の一部が可動体90によってオーバーラップされている。
図514(e)に続く、図514(f)は、装飾図柄表示装置208において、「勝負じゃ!」の文字列を表示した殿のキャラクタ表示によるSPリーチ演出表示が開始され、装飾図柄表示装置208の右上に装飾図柄変動表示が縮小表示されている。装飾図柄表示装置208の略中央前方には、全ての発光ダイオードの光が視認可能な状態の可動体90が位置している。また、殿のキャラクタ表示によるSPリーチ演出表示の一部が可動体90によってオーバーラップされている。
図514(f)に続く、図514(g)は、装飾図柄表示装置208において、SPリーチ演出が終了して、装飾図柄表示装置208の右上に「装飾7−装飾7−装飾7」の装飾図柄の組み合わせが縮小して仮停止表示がされている。装飾図柄表示装置208において、「勝ち」の文字列と殿のキャラと敵キャラクタの対決シーンが終了して殿のキャラが勝った演出表示がされている。装飾図柄表示装置208の略中央前方には、全ての発光ダイオードの光が視認可能な状態の可動体90が位置している。また、殿のキャラが勝った演出表示の一部が可動体90によってオーバーラップされている。
図514(g)に続く、図514(h)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾7−装飾7−装飾7」の停止表示がされている。装飾図柄表示装置208の略中央前方には、全ての発光ダイオードの光が視認可能な状態の可動体90が位置している。また、装飾図柄の一部が可動体90によってオーバーラップされている。
図514(h)に続く、図514(i)は、装飾図柄表示装置208において、15R特別大当り遊技の1R目の大当り遊技演出表示が表示されている。装飾図柄表示装置208の左上には、大当りの停止図柄である「装飾7」が表示され、右上にはラウンド数を示す「1R」の文字列が表示され、その左方に大当り遊技中における払い出し数の合計を示す「80球」の文字列、および右下に大当り回数を示す「大当り回数:1」の文字列が表示されている。装飾図柄表示装置208の略中央前方には、全ての発光ダイオードの光が視認可能な状態の可動体90が位置している。また、1R目の大当り遊技演出表示の一部が可動体90によってオーバーラップされている。
図514(i)に続く、図514(j)は、装飾図柄表示装置208において、15R特別大当り遊技が終了して「Dito」の文字列が表示されている。装飾図柄表示装置208の略中央前方には、全ての発光ダイオードの光が視認可能な状態の可動体90が位置している。また、「Dito」の文字列の一部が可動体90によってオーバーラップされている。
図514(j)に続く、図514(k)は、大当り遊技終了後の電サポ状態に移行している。装飾図柄表示装置208において、装飾図柄変動表示と「右打ちしてね!」の文字列と右打ちをすることをわかりやすく示す絵柄と変動アイコンad4と特図2保留アイコンac1が表示されている。装飾図柄表示装置208の略中央前方には、全ての発光ダイオードの光が視認可能な状態の可動体90が位置している。また、装飾図柄変動表示の一部と「右打ちしてね!」の文字列の一部と右打ちをすることをわかりやすく示す絵柄の一部と変動アイコンad4の一部と特図2保留アイコンac1の一部が可動体90によってオーバーラップされている。
図514(k)に続く、図514(l)は、電サポ状態が継続している。装飾図柄表示装置208において、装飾図柄変動表示と「扉開放エラー」の文字列と「球満タンエラー」の文字列と変動アイコンad5と先読み予告態様の特図2保留アイコンac2が表示されている。装飾図柄表示装置208の略中央前方には、全ての発光ダイオードの光が視認可能な状態の可動体90が位置している。また、装飾図柄変動表示の一部と「扉開放エラー」の文字列の一部と「球満タンエラー」の文字列の一部と変動アイコンad5の一部と先読み予告態様の特図2保留アイコンac2の一部が可動体90によってオーバーラップされている。
本演出例に示すように、様々な演出や遊技状態において、装飾図柄表示装置208の略中央前方に可動体90が位置する場合がある。可動体90によって上記に示した表示の全てがオーバーラップされる場合があってもよいし、可動体90によってオーバーラップされていた表示がオーバーラップされない場合があってもよい。
図515を用いて、図509に示す可動体90を用いた演出例を説明する。
図515(a)は、ボタン操作の予告演出のチャンスボタン136の操作有効期間において、遊技者がチャンスボタン136を押下することで、図511に示す可動体90による予告演出が行われた状態を示している。なお、チャンスボタン136の操作有効期間内において遊技者がチャンスボタン136を操作しなかった場合でもチャンスボタン136の操作有効期間の終了後に図511に示す可動体90による予告演出が行われてもよい。なお、図515(a)に示す一連の演出は、当該変動の予告として用いられてもよいし、先読み予告として用いられてもよい。また、図515(a)に示す一連の演出が行われる場合は、図515(a)に示す一連の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。本演出例が行われる場合は、図511乃至図515に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
図515(b)は、カウントダウンの予告演出によるカウントダウンの終了後に、図511に示す可動体90による予告演出が行われた状態を示している。なお、図515(b)に示す一連の演出は、当該変動の予告として用いられてもよいし、先読み予告として用いられてもよい。また、図515(b)に示す一連の演出が行われる場合は、図515(b)に示す一連の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、図515(b)に示す一連の演出が行われる場合は、図515(a)に示す一連の演出が行われる場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、図515(a)に示す一連の演出が行われる場合は、図515(b)に示す一連の演出が行われる場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。本演出例が行われる場合は、図511乃至図515に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
図516を用いて、図509に示す可動体90の初期位置における見え方の変形例について説明する。なお、可動体90は、遊技釘を有する遊技板125より後方に位置している。
図516(a)は、可動体90の初期位置において、構造体30aの後方に位置している例である。構造体30aは、平板状の形状を有し、略中心部に横長長方形状の開口部を備えている。構造体30aは、不透明部材で構成されている。可動体90が初期位置に位置している場合は、構造体30aの開口部を介して、可動体90の可動体90aの一部、可動体90bの一部、可動体90cの一部が視認可能となっている。なお、可動体90a〜90cのうちのいずれか一の可動体の一部が視認可能で他の可動体は視認不可能となる場合があってもよいし、可動体90a〜90cのうちのいずれか二の可動体の一部が視認可能で他の一の可動体は視認不可能となる場合があってもよい。
図516(b)は、可動体90の初期位置において、構造体30bの後方に位置している例である。構造体30bは、平板状の形状を有し、略中央部に縦長長方形状の切り欠き部を備えている。構造体30bは、不透明部材で構成されている。可動体90が初期位置に位置している場合は、構造体30bの切り欠き部を介して、可動体90の可動体90aの一部、可動体90bの一部、可動体90cの一部が視認可能となっている。なお、可動体90a〜90cのうちのいずれか一の可動体の一部が視認可能で他の可動体は視認不可能となる場合があってもよいし、可動体90a〜90cのうちのいずれか二の可動体の一部が視認可能で他の一の可動体は視認不可能となる場合があってもよい。
図516(c)は、可動体90の初期位置において、構造体30cの後方に位置している例である。構造体30cは、不透明部材で構成されている。可動体90が初期位置に位置している場合は、構造体30cにオーバーラップされているため、可動体90は遊技者から視認不可能となっている。なお、構造体30cに透過液晶デバイスを配置することで、透過液晶デバイスにおける表示中よりも非表示中に構造体30cの後方に位置している可動体90を視認し易くしてもよい。
図517を用いて、図509に示す可動体90の位置や移動動作の変形例について説明する。
図517(a)は、液晶表示装置a208、可動体90、および発光パネルユニット919を左側面から見た概略図である。本例では、可動体90が液晶表示装置a208の前方で、かつ発光パネルユニット919の後方で上下方向に移動する例である。なお、液晶表示装置a208や発光パネルユニット919は、上下方向に移動可能であってもよいし、左右方向に移動可能であってもよいし、回転可能であってもよい。
図517(b)は、透過液晶表示装置b208、可動体90を左側面から見た概略図である。本例は、可動体90が透過液晶表示装置b208の後方で上下方向に移動する例である。なお、透過液晶表示装置b208は、上下方向に移動可能であってもよいし、左右方向に移動可能であってもよいし、回転可能であってもよい。
図517(c)は、可動液晶表示装置c208、可動体90を左側面から見た概略図である。本例は、可動体90が可動液晶表示装置c208の後方、および前方で上下方向に移動する例である。図517(c)における左側の図は、可動体90および可動液晶表示装置c208が初期位置に位置している場合の可動体90の移動方向を示している。可動体90および可動液晶表示装置c208が初期位置に位置している場合においては、可動体90は可動液晶表示装置c208の後方に位置し、可動体90は上下方向にのみ移動可能である。図517(c)における真ん中の図は、可動液晶表示装置c208が下方に移動した状態を示している。図517(c)における右側の図は、可動液晶表示装置c208が下方に移動した後に、可動体90が可動液晶表示装置c208の前方に移動した状態を示している。可動体90が可動液晶表示装置c208の前方に位置している場合には、可動体90は上下方向に移動可能となる。なお、可動液晶表示装置c208は、左右方向に移動可能であってもよいし、回転可能であってもよい。
次に、図518乃至図528を用いて、構造体247を用いた演出例を説明する。図518乃至図528の演出例に用いられる構造体247は、正面の形状が略円形状で表面に家紋の模様が施された構造体であり、上下方向の移動が可能である。また、図518乃至図527において、左側の図は、装飾図柄表示装置208と構造体247の状態を示し、真ん中の図は、左側の図の状態における装飾図柄表示装置208を、構造体247を透かして見た場合を示している。右側の図は、装飾図柄表示装置208に表示された所定のキャラクタ表示(例えば、サボハニのキャラクタ表示SBや太陽の表示su1)が遊技者の目線の角度によって見えているかどうかを判断するための概略図である。図中において、遊技者が所定のキャラクタ表示を視認できる目線を○で表し、遊技者が所定のキャラクタ表示を視認できない目線を×で表している。なお、本例の構造体247の形状や配置位置は、構造体247の後方に表示される所定のキャラクタを所定の目線の角度(例えば、一般的な座高(例えば、座高が70cm〜100cm)の遊技者の通常の遊技姿勢における目線の角度)では、視認できないように計算して設計される場合があってもよい。また、本例に用いられる装飾図柄表示装置208は、可動液晶表示装置であってもよいし、透過液晶表示装置であってもよい。
図518は、構造体247を用いた演出例を段階的に示している。図518(a)の左側の図は、装飾図柄表示装置208の下部の前方に構造体247が位置している状態を示している。装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域であり、変動アイコン表示領域には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域であり、特図1保留アイコンa1〜a4と特図2保留アイコンb1〜b4が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。また、図518(a)は、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄の変動表示が行われている状態を示している。
図518(a)に続く、図518(b)は、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄変動表示の表示中に、構造体247にオーバーラップされる位置にサボハニのキャラクタ表示SBが、画面の下から登場するように表示されている。サボハニのキャラクタ表示SBは、当該変動の予告として用いられる表示である。図518(b)の状態において、構造体247を略正面から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBを視認できないのに対して、略斜め上から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBの一部を視認できている。なお、本例、および以下に示す例の遊技者の目線の説明において、略正面とは、水平方向を0°とした場合に目線の角度が±約10°の範囲内を略正面と規定し、略斜め上とは、目線の角度が+約20°以上を略斜め上と規定し、略斜め下とは、目線の角度が−約20°以下を略斜め下と規定するが、本開示は必ずしもこれらに限定されるものではない。遊技者の目線の説明において、略斜め上とは略正面よりも目線の位置が高ければよいし、略斜め下とは略正面よりも目線の位置が低ければよい。
図518(b)に続く、図518(c)は、装飾図柄表示装置208において、構造体247にオーバーラップされる位置に、サボハニのキャラクタ表示SBの全体が表示されている。図518(c)の状態において、構造体247を略正面から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBを視認できないのに対して、略斜め上から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBの少なくとも一部を視認できている。
図518(c)に続く、図518(d)は、装飾図柄表示装置208において、サボハニのキャラクタ表示SBが上方に移動するアニメーション表示が表示された状態を示している。サボハニのキャラクタ表示SBの上半身の部分が、構造体247の上端の位置よりも上方に表示され、特図2保留アイコンb3にオーバーラップするように表示されている。図518(d)の状態において、構造体247を略正面から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBの一部を視認でき、略斜め上から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBの全体を視認できている。
図518(d)に続く、図518(e)は、装飾図柄表示装置208において、サボハニのキャラクタ表示SBがさらに上方に移動するアニメーション表示が表示された状態を示している。サボハニのキャラクタ表示SBが、構造体247の上方に位置する画面の略中央に表示され、中装飾図柄の一部にオーバーラップするように表示されている。
このように、本例は、当該変動の予告に用いられるサボハニのキャラクタ表示SBが構造体247にオーバーラップされる位置からオーバーラップされない位置に移動表示を行う例である。また、本例は、先読み予告として行われてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。本例の演出が行われる場合は、図519乃至図527に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。なお、構造体247にオーバーラップされる位置に表示したサボハニのキャラクタ表示SBを移動表示しないで、装飾図柄表示装置208が上方向、下方向、左方向、右方向、回転のうちの少なくともいずれか一、または複数の移動が行われることで略正面から見ている遊技者がサボハニのキャラクタ表示SBの少なくとも一部を視認可能となる場合があってもよいし、構造体247にオーバーラップされる位置に表示したサボハニのキャラクタ表示SBを移動表示しつつも、装飾図柄表示装置208が上方向、下方向、左方向、右方向、回転のうちの少なくともいずれか一、または複数の移動が行われることで略正面から見ている遊技者がサボハニのキャラクタ表示SBの少なくとも一部を視認可能となる場合があってもよい。
図519は、構造体247を用いた演出例を段階的に示している。図519(a)の左側の図は、装飾図柄表示装置208の下部の前方に構造体247が位置している状態を示している。装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域であり、変動アイコン表示領域には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域であり、特図1保留アイコンa1〜a4と特図2保留アイコンb1〜b4が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。また、図519(a)は、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄の変動表示が行われている状態を示している。
図519(a)に続く、図519(b)は、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄変動表示の表示中に、構造体247にオーバーラップされる位置にサボハニのキャラクタ表示SBの全体が、画面の下から登場するように表示されている。サボハニのキャラクタ表示SBは、当該変動の予告として用いられる表示である。図519(b)の状態において、構造体247を略正面から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBを視認できないのに対して、略斜め上から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBの少なくとも一部を視認できている。
図519(b)に続く、図519(c)は、装飾図柄表示装置208において、サボハニのキャラクタ表示SBがさらに上方に移動するアニメーション表示が表示された状態を示している。サボハニのキャラクタ表示SBが、構造体247の上方に位置する画面の略中央に表示され、中装飾図柄の一部にオーバーラップするように表示されている。
図519(c)に続く、図519(d)は、装飾図柄表示装置208において、サボハニのキャラクタ表示SBが下方に移動するアニメーション表示が表示された状態を示している。サボハニのキャラクタ表示SBの下半分が、構造体247にオーバーラップされる位置に表示され、特図2保留アイコンb3にオーバーラップするように表示されている。図519(d)の状態において、構造体247を略正面から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBの一部を視認でき、略斜め上から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBの全体を視認できている。
図519(d)に続く、図519(e)は、装飾図柄表示装置208において、サボハニのキャラクタ表示SBが下方に移動するアニメーション表示が表示された状態を示している。サボハニのキャラクタ表示SBの全体が、構造体247にオーバーラップされる位置に表示されている。図519(e)の状態において、構造体247を略正面から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBを視認できないのに対して、略斜め上から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBの少なくとも一部を視認できている。
このように、本例は、当該変動の予告に用いられるサボハニのキャラクタ表示SBが構造体247にオーバーラップされる位置からオーバーラップされない位置に移動表示を行った後に再び、構造体247にオーバーラップされる位置に移動表示を行う例である。また、本例は、先読み予告として行われてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。本例の演出が行われる場合は、図518乃至図527に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
図520は、構造体247、および構造体50tを用いた演出例を段階的に示している。構造体50tは、不透明な薄板状で構成された構造体であり、表面には遊技台のタイトルが表示されている。図520(a)の左側の図は、装飾図柄表示装置208の下部の前方に構造体247、および上部の前方に構造体50tが位置している状態を示している。装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域であり、変動アイコン表示領域には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域であり、特図1保留アイコンa1〜a4と特図2保留アイコンb1〜b4が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。また、図520(a)は、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄の変動表示が行われている状態を示している。
図520(a)に続く、図520(b)は、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄変動表示の表示中に、構造体247にオーバーラップされる位置にサボハニのキャラクタ表示SBの全体が、画面の下から登場するように表示されている。サボハニのキャラクタ表示SBは、当該変動の予告として用いられる表示である。図520(b)の状態において、構造体247を略正面から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBを視認できないのに対して、略斜め上から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBの少なくとも一部を視認できている。
図520(b)に続く、図520(c)は、装飾図柄表示装置208において、サボハニのキャラクタ表示SBがさらに上方に移動するアニメーション表示が表示された状態を示している。サボハニのキャラクタ表示SBが、構造体247の上方に位置する画面の略中央に表示され、中装飾図柄の一部にオーバーラップするように表示されている。
図520(c)に続く、図520(d)は、装飾図柄表示装置208において、サボハニのキャラクタ表示SBがさらに上方に移動するアニメーション表示が表示された状態を示している。サボハニのキャラクタ表示SBの上半分が、構造体50tにオーバーラップされる位置に表示され、中装飾図柄の一部にオーバーラップするように表示されている。
図520(d)に続く、図520(e)は、装飾図柄表示装置208において、サボハニのキャラクタ表示SBがさらに上方に移動するアニメーション表示が表示された状態を示している。サボハニのキャラクタ表示SBの全体が、構造体50tにオーバーラップされる位置に表示され、中装飾図柄の一部にオーバーラップするように表示されている。図520(d)の状態において、構造体50tを略正面から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBを視認できないのに対して、略斜め下から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBの少なくとも一部を視認できている。
このように、本例は、当該変動の予告に用いられるサボハニのキャラクタ表示SBが構造体247にオーバーラップされる位置からオーバーラップされない位置に移動表示を行った後に構造体50tにオーバーラップされる位置に移動表示を行う例である。また、本例は、先読み予告として行われてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。本例の演出が行われる場合は、図518乃至図528に示した他の演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
図521は、構造体247を用いた演出例を段階的に示している。図521(a)の左側の図は、装飾図柄表示装置208の下部の前方に構造体247が位置している状態を示している。装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域であり、変動アイコン表示領域には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域であり、特図1保留アイコンa1〜a4と特図2保留アイコンb1〜b4が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。また、図521(a)は、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄の変動表示が行われている状態を示している。
図521(a)に続く、図521(b)は、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄変動表示の表示中に、サボハニのキャラクタ表示SBの全体が画面の左下から登場するように表示されている。サボハニのキャラクタ表示SBは、変動アイコンad1の一部にオーバーラップするように表示されている。
図521(b)に続く、図521(c)は、装飾図柄表示装置208において、サボハニのキャラクタ表示SBがさらに右方に移動するアニメーション表示が表示された状態を示している。サボハニのキャラクタ表示SBの右下部が、構造体247にオーバーラップされる位置に表示されている。
図521(c)に続く、図521(d)は、装飾図柄表示装置208において、サボハニのキャラクタ表示SBがさらに右方に移動するアニメーション表示が表示された状態を示している。サボハニのキャラクタ表示SBの全体が、構造体247にオーバーラップされる位置に表示されている。図521(d)の状態において、構造体247を略正面から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBを視認できないのに対して、略斜め上から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBの少なくとも一部を視認できている。
図521(d)に続く、図521(e)は、装飾図柄表示装置208において、サボハニのキャラクタ表示SBが更に右方に移動するアニメーション表示が表示された状態を示している。サボハニのキャラクタ表示SBの全体が、構造体247にオーバーラップされない位置に表示されている。
このように、本例は、当該変動の予告に用いられるサボハニのキャラクタ表示SBが構造体247にオーバーラップされない位置からオーバーラップされる位置に移動表示を行った後に構造体247にオーバーラップされない位置に移動表示を行う例である。また、本例は、先読み予告として行われてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。本例の演出が行われる場合は、図518乃至図528に示した他の演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
図522は、構造体247を用いた演出例を段階的に示している。図522(a)の左側の図は、装飾図柄表示装置208の下部の前方に構造体247が位置している状態を示している。装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域であり、変動アイコン表示領域には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域であり、特図1保留アイコンa1〜a4と特図2保留アイコンb1〜b4が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。また、図522(a)は、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄の変動表示が行われている状態を示している。
図522(a)に続く、図522(b)は、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄変動表示の表示中に、サボハニのキャラクタ表示SBの全体が画面の左下から登場するように表示されている。サボハニのキャラクタ表示SBは、変動アイコンad1の一部にオーバーラップするように表示されている。また、本例のサボハニのキャラクタ表示SBは、図521等で示したサボハニのキャラクタ表示SBよりも大きい表示である。
図522(b)に続く、図522(c)は、装飾図柄表示装置208において、サボハニのキャラクタ表示SBがさらに右方に移動するアニメーション表示が表示された状態を示している。サボハニのキャラクタ表示SBの右下部が、構造体247にオーバーラップされる位置に表示され、サボハニのキャラクタ表示SBの略上半分が特図1保留アイコンa3の一部にオーバーラップするように表示されている。
図522(c)に続く、図522(d)は、装飾図柄表示装置208において、サボハニのキャラクタ表示SBがさらに右方に移動するアニメーション表示が表示された状態を示している。サボハニのキャラクタ表示SBの略下半分が、構造体247にオーバーラップされる位置に表示されている。図522(d)の状態において、構造体247を略正面から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBの略上半分を視認でき、略斜め上から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBの少なくとも一部を視認できている。
図522(d)に続く、図522(e)は、装飾図柄表示装置208において、サボハニのキャラクタ表示SBが更に右方に移動するアニメーション表示が表示された状態を示している。サボハニのキャラクタ表示SBの全体が、構造体247にオーバーラップされない位置に表示されている。
このように、本例は、当該変動の予告に用いられるサボハニのキャラクタ表示SBが構造体247にオーバーラップされない位置からサボハニのキャラクタ表示SBの一部がオーバーラップされる位置に移動表示を行った後に構造体247にオーバーラップされない位置に移動表示を行う例であり、サボハニのキャラクタ表示SBの一部は、常に略正面の目線の遊技者から視認可能となる演出例である。また、本例は、先読み予告として行われてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。本例の演出が行われる場合は、図518乃至図528に示した他の演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
図523は、構造体247を用いた演出例を段階的に示している。図523(a)の左側の図は、装飾図柄表示装置208の下部の前方に構造体247が位置している状態を示している。装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域であり、変動アイコン表示領域には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域であり、特図1保留アイコンa1〜a4と特図2保留アイコンb1〜b4が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。また、図523(a)は、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄の変動表示が行われている状態を示している。
図523(a)に続く、図523(b)は、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄変動表示の表示中に、構造体247にオーバーラップされる位置にサボハニのキャラクタ表示SBの全体が、画面の下から登場するように表示されている。サボハニのキャラクタ表示SBは、当該変動の予告として用いられる表示である。図523(b)の状態において、構造体247を略正面から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBを視認できないのに対して、略斜め上から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBの少なくとも一部を視認できている。
図523(b)に続く、図523(c)は、装飾図柄表示装置208において、構造体247にオーバーラップされる位置に太陽の表示su1の全体が、画面の下から登場するように表示されている。太陽の表示su1は、当該変動の予告として用いられる表示である。図523(c)の状態において、構造体247を略正面から見ている遊技者は、太陽の表示su1およびサボハニのキャラクタ表示SBを視認できないのに対して、略斜め上から見ている遊技者は、太陽の表示su1の少なくとも一部およびサボハニのキャラクタ表示SBの少なくとも一部を視認できている。
図523(c)に続く、図523(d)は、装飾図柄表示装置208において、サボハニのキャラクタ表示SBが太陽の表示su1を上に投げるアニメーション表示が表示され、太陽の表示su1が上方に移動するアニメーション表示が表示された状態を示している。太陽の表示su1の略上半分が、構造体247にオーバーラップされない位置に表示され、特図1保留アイコンa3の一部にオーバーラップするように表示されている。
図523(d)に続く、図523(e)は、装飾図柄表示装置208において、サボハニのキャラクタ表示SBが、構造体247にオーバーラップされる位置に表示されたまま、太陽の表示su1が上方に移動するアニメーション表示が表示された状態を示している。太陽の表示su1は、構造体247の上方に位置する画面の略中央に表示され、中装飾図柄の一部にオーバーラップするように表示されている。
このように、本例は、当該変動の予告に用いられるサボハニのキャラクタ表示SBと太陽の表示su1が構造体247にオーバーラップされる位置に表示されてから、太陽の表示su1のみが構造体247にオーバーラップされない位置に移動表示を行う例である。また、本例は、先読み予告として行われてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。本例の演出が行われる場合は、図518乃至図528に示した他の演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
図524は、構造体247を用いた演出例を段階的に示している。図524(a)の左側の図は、装飾図柄表示装置208の下部の前方に構造体247が位置している状態を示している。装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域であり、変動アイコン表示領域には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域であり、特図1保留アイコンa1〜a4と特図2保留アイコンb1〜b4が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。また、図524(a)は、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄の変動表示が行われている状態を示している。
図524(a)に続く、図524(b)は、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄変動表示の表示中に、構造体247にオーバーラップされる位置にサボハニのキャラクタ表示SBの全体と太陽の表示su1の全体が、画面の下から登場するように表示されている。サボハニのキャラクタ表示SBと太陽の表示su1は、当該変動の予告として用いられる表示である。図524(b)の状態において、構造体247を略正面から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBと太陽の表示su1を視認できないのに対して、略斜め上から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBの少なくとも一部と太陽の表示su1の少なくとも一部を視認できている。
図524(b)に続く、図524(c)は、装飾図柄表示装置208において、サボハニのキャラクタ表示SBと太陽の表示su1が上方に移動するアニメーション表示が表示された状態を示している。サボハニのキャラクタ表示SBと太陽の表示su1が、構造体247の上方に位置する画面の略中央に表示され、中装飾図柄の一部にオーバーラップするように表示されている。
図524(c)に続く、図524(d)は、装飾図柄表示装置208において、太陽の表示su1のみが下方に移動するアニメーション表示が表示された状態を示している。太陽の表示su1の略下半分が、構造体247にオーバーラップされる位置に表示され、特図2保留アイコンa3にオーバーラップするように表示されている。図524(d)の状態において、構造体247を略正面から見ている遊技者は、太陽の表示su1の一部を視認でき、略斜め上から見ている遊技者は、太陽の表示su1の全体を視認できている。
図524(d)に続く、図524(e)は、装飾図柄表示装置208において、サボハニのキャラクタ表示SBが、構造体247にオーバーラップされない位置に表示されたまま、太陽の表示su1が更に下方に移動するアニメーション表示が表示された状態を示している。太陽の表示su1は、構造体247にオーバーラップされる位置で表示されている。構造体247を略正面から見ている遊技者は、太陽の表示su1を視認できないのに対して、略斜め上から見ている遊技者は、太陽の表示su1の少なくとも一部を視認できている。
このように、本例は、当該変動の予告に用いられるサボハニのキャラクタ表示SBと太陽の表示su1が構造体247にオーバーラップされる位置に表示されてから、サボハニのキャラクタ表示SBと太陽の表示su1が構造体247にオーバーラップされない位置に移動表示を行い、その後に太陽の表示su1のみを構造体247にオーバーラップされる位置に移動表示を行う例である。また、本例は、先読み予告として行われてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。本例の演出が行われる場合は、図518乃至図528に示した他の演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
図525は、構造体247を用いた演出例を段階的に示している。図525(a)の左側の図は、装飾図柄表示装置208の下部の前方に構造体247が位置している状態を示している。装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域であり、変動アイコン表示領域には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域であり、特図1保留アイコンa1〜a4と特図2保留アイコンb1〜b4が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。また、図525(a)は、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄の変動表示が行われ、エフェクト画像ef1が構造体247から放射線状にはみ出るように表示されている。エフェクト画像ef1は、当該変動の予告として用いられるサボハニのキャラクタ表示SBを覆うエフェクト画像でありサボハニのキャラクタ表示SBに付随する表示である。
図525(a)に続く、図525(b)は、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄変動表示の表示中に、構造体247にオーバーラップされる位置にサボハニのキャラクタ表示SBの略上半分が、画面の下から登場するように表示され、エフェクト画像ef1は画面の下から登場するように上方に移動表示されている。図525(b)の状態において、構造体247を略正面から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBを視認できないもののエフェクト画像ef1の一部が視認できるのに対して、略斜め上から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBの少なくとも一部とエフェクト画像ef1の一部を視認できている。
図525(b)に続く、図525(c)は、装飾図柄表示装置208において、構造体247にオーバーラップされる位置に、サボハニのキャラクタ表示SBの全体が表示され、エフェクト画像ef1は画面の下から登場するように上方に移動表示されている。図525(c)の状態において、構造体247を略正面から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBを視認できないのに対して、略斜め上から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBの少なくとも一部を視認できている。
図525(c)に続く、図525(d)は、装飾図柄表示装置208において、サボハニのキャラクタ表示SBとエフェクト画像ef1が上方に移動するアニメーション表示が表示された状態を示している。サボハニのキャラクタ表示SBの略上半身の部分が、構造体247の上端の位置よりも上方に表示され、特図2保留アイコンb3にオーバーラップするように表示されている。図518(d)の状態において、構造体247を略正面から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBの一部を視認でき、略斜め上から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBの全体を視認できている。
図525(d)に続く、図525(e)は、装飾図柄表示装置208において、サボハニのキャラクタ表示SBとエフェクト画像ef1がさらに上方に移動するアニメーション表示が表示された状態を示している。サボハニのキャラクタ表示SBとエフェクト画像ef1が、構造体247の上方に位置する画面の略中央に表示され、中装飾図柄の一部にオーバーラップするように表示されている。
このように、本例は、当該変動の予告に用いられるサボハニのキャラクタ表示SBが構造体247にオーバーラップされる位置からオーバーラップされない位置に移動表示を行う例であるが、サボハニのキャラクタ表示SBが構造体247にオーバーラップされる位置に表示される前に、サボハニのキャラクタ表示SBに付随するエフェクト画像ef1が構造体247にオーバーラップされない位置に表示される例である。また、本例は、先読み予告として行われてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。本例の演出が行われる場合は、図518乃至図528に示した他の演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
図526は、構造体247を用いた3つの演出例を示している。図526(a)の左側の図は、装飾図柄表示装置208の下部の前方に構造体247が位置している状態を示している。装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域であり、変動アイコン表示領域には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域であり、特図1保留アイコンa1〜a4と特図2保留アイコンb1〜b4が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。また、図526(a)は、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄の変動表示が行われ、殿のキャラクタ表示h113と「キャラを見つけたらチャンス!」の文字列の吹き出し表示h114が装飾図柄の一部にオーバーラップするように表示されている。「キャラを見つけたらチャンス!」の文字列の吹き出し表示h114は、サボハニのキャラクタ表示SBが出現することを予告する表示であり、サボハニのキャラクタ表示SBは当該変動の予告として用いられる表示である。
図526(a)に続く、図526(b)は、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄変動表示の表示中に、構造体247にオーバーラップされる位置にサボハニのキャラクタ表示SBの全体が、画面の下から登場するように表示されている。また、吹き出し表示h114には、「キャラ出現中!」の文字列が表示されている。「キャラ出現中!」の文字列は、サボハニのキャラクタ表示SBの出現前に表示されてもよいし、出現と同時に表示されてもよいし、出現後に表示されてもよい。図526(b)の状態において、構造体247を略正面から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBを視認できないのに対して、略斜め上から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBの少なくとも一部を視認できている。
図526(b)に続く、図526(c)は、装飾図柄表示装置208において、構造体247にオーバーラップされる位置に表示されたサボハニのキャラクタ表示SBが拡大表示されている。また、吹き出し表示h114には、「キャラ拡大中!」の文字列が表示されている。「キャラ拡大中!」の文字列は、サボハニのキャラクタ表示SBの拡大開始前に表示されてもよいし、拡大開始と同時に表示されてもよいし、拡大開始後に表示されてもよい。図525(c)の状態において、構造体247を略正面から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBの一部を視認できている。
このように、本例は、当該変動の予告に用いられるサボハニのキャラクタ表示SBを構造体247にオーバーラップされる位置に表示する前に、サボハニのキャラクタ表示SBが表示されることを予告する表示を行い、サボハニのキャラクタ表示SBを構造体247にオーバーラップされる位置に表示した後は、サボハニのキャラクタ表示SBが表示されていることを知らせる表示を行い、構造体247にオーバーラップされる位置に表示されたサボハニのキャラクタ表示SBが拡大表示され、サボハニのキャラクタ表示SBが拡大表示されていることを知らせる表示を行う例である。また、本例は、先読み予告として行われてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。本例の演出が行われる場合は、図518乃至図528に示した他の演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。また、拡大されるサボハニのキャラクタ表示SBの大きさが大きいほど、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
図526(A)の左側の図は、装飾図柄表示装置208の下部の前方に構造体247が位置している状態を示している。図526(A)は、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄変動表示が行われ、構造体247にオーバーラップされる位置に、当該変動の予告表示となるサボハニ1のキャラクタ表示SB1とサボハニ2のキャラクタ表示SB2が表示されている。図526(A)の状態において、構造体247を略正面から見ている遊技者は、サボハニ1のキャラクタ表示SB1およびサボハニ2のキャラクタ表示SB2を視認できないのに対して、略斜め上から見ている遊技者は、サボハニ1のキャラクタ表示SB1の少なくとも一部、およびサボハニ2のキャラクタ表示SB2の少なくとも一部を視認できている。
このように、本例は、当該変動の予告に用いられるサボハニ1のキャラクタ表示SB1と当該変動の予告に用いられるサボハニ2のキャラクタ表示SB2を構造体247にオーバーラップされる位置に表示する例である。また、本例は、先読み予告として行われてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。本例の演出が行われる場合は、図518乃至図528に示した他の演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。また、構造体247にオーバーラップされる位置に表示される予告表示の数が多いほど、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
図526(あ)の左側の図は、装飾図柄表示装置208の下部の前方に構造体247が位置し、装飾図柄表示装置208の上部の前方に構造体50tが位置している状態を示している。図526(あ)は、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄変動表示が行われ、構造体247にオーバーラップされる位置に、当該変動の予告表示となるサボハニ1のキャラクタ表示SB1が表示され、構造体50tにオーバーラップされる位置に、当該変動の予告表示となるサボハニ2のキャラクタ表示SB2が表示されている。図526(あ)の状態において、構造体247を略正面から見ている遊技者は、サボハニ1のキャラクタ表示SB1およびサボハニ2のキャラクタ表示SB2を視認できないのに対して、略斜め上から見ている遊技者は、サボハニ1のキャラクタ表示SB1の少なくとも一部を視認でき、略斜め下から見ている遊技者は、サボハニ2のキャラクタ表示SB2の少なくとも一部を視認できる。
このように、本例は、当該変動の予告に用いられるサボハニ1のキャラクタ表示SB1を構造体247にオーバーラップされる位置に表示し、当該変動の予告に用いられるサボハニ2のキャラクタ表示SB2を構造体50tにオーバーラップされる位置に表示する例である。また、本例は、先読み予告として行われてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。本例の演出が行われる場合は、図518乃至図528に示した他の演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。また、複数の構造体にオーバーラップされる位置に表示される予告表示の数が多いほど、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
図527は、構造体247を用いた演出例を段階的に示している。図527(a)の左側の図は、装飾図柄表示装置208の下部の前方に構造体247が位置している状態を示している。装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域であり、変動アイコン表示領域には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域であり、特図1保留アイコンa1〜a4と特図2保留アイコンb1〜b4が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。また、図527(a)は、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄の変動表示が行われている状態を示している。
図527(a)に続く、図527(b)は、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄変動表示の表示中に、構造体247にオーバーラップされる位置にサボハニのキャラクタ表示SBの全体が、画面の下から登場するように表示されている。サボハニのキャラクタ表示SBは、当該変動の予告として用いられる表示である。図527(b)の状態において、構造体247を略正面から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBを視認できないのに対して、略斜め上から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBの少なくとも一部を視認できている。
図527(b)に続く、図527(c)は、装飾図柄表示装置208において、サボハニのキャラクタ表示SBがさらに上方に移動するアニメーション表示が表示された状態を示している。サボハニのキャラクタ表示SBが、構造体247の上方に位置する画面の略中央に表示され、中装飾図柄の一部にオーバーラップするように表示されている。
図527(c)に続く、図527(d)は、構造体247が上方に移動して、画面の略中央に表示されているサボハニのキャラクタ表示SBにオーバーラップする位置に位置している状態を示している。図527(d)の状態において、構造体247を略正面から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBを視認できないが、略斜め下から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBの少なくとも一部を視認できている。
このように、本例は、当該変動の予告に用いられるサボハニのキャラクタ表示SBを構造体247にオーバーラップされる位置に表示した後に構造体247にオーバーラップされない位置に移動表示し、その後に構造体247を移動させて、サボハニのキャラクタ表示SBが構造体247によってオーバーラップされる例である。また、本例は、先読み予告として行われてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。本例の演出が行われる場合は、図518乃至図528に示した他の演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。なお、本例では予告表示となるサボハニのキャラクタ表示SBの移動表示に遅れて、構造体247の移動が行われるが、サボハニのキャラクタ表示SBの移動表示に合わせて、常にサボハニのキャラクタ表示SBにオーバーラップするように構造体247の移動が行われてもよいし、構造体247の移動を先に行い、遅れてサボハニのキャラクタ表示SBの移動表示が行われてもよい。
図528は、構造体247を用いた演出例を示している。図528(a)は、エフェクト画像ef1とサボハニのキャラクタ表示SBが構造体247にオーバーラップされる位置に表示した状態を示している。サボハニのキャラクタ表示SBは、当該変動の予告として用いられる表示である。図528(b)は、構造体247を左斜め上から右下に向けて視認している。正面から構造体247を視認している遊技者は、エフェクト画像ef1の一部が視認できるもののサボハニのキャラクタ表示SBが視認できていない。一方、図528(b)に示すように、構造体247を左斜め上から右下に向けて視認している遊技者は、エフェクト画像ef1の一部とサボハニのキャラクタ表示SBの略全体が視認できている。このように、エフェクト画像ef1を表示することで、正面から視認している遊技者の目線を変えさせることができる。また、本例の演出は先読み予告として行われる場合があってもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。本例の演出が行われる場合は、図518乃至図527に示した他の演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
次に、図529乃至図538を用いて、保留アイコンや変動アイコンを用いた演出例を説明する。なお、図529乃至図538の図中の矢印は、保留アイコンや変動アイコンの軌跡と移動の方向を説明するためのものであるが、装飾図柄表示装置208に保留アイコンや変動アイコンの軌跡と移動の方向を示す表示として表示される場合があってもよい。
図529は、保留アイコンを用いた演出例の2例を段階的に示している。図529は、図529(a)〜(g)の後に図529(h)、(i)の演出を行うパターン1の例と図529(a)〜(g)の後に図529(j)、(k)の演出を行うパターン2の例を示している。
<パターン1の例>
以下、本演出例のパターン1の例を図529(a)〜(i)を用いて説明する。図529(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1、a2と特図2保留アイコンb1、b2が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図529(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図529(a)に続く、図529(b)は、装飾図柄表示装置208において、デフォルト態様の特図1保留アイコンa3の増加アニメーションが表示されている状態を示している。
図529(b)に続く、図529(c)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3の増加アニメーションが終了するのに並列して、デフォルト態様の特図2保留アイコンb3の増加アニメーションが表示されている状態を示している。
図529(c)に続く、図529(d)は、装飾図柄表示装置208において、特図2保留アイコンb3の増加アニメーションが終了した状態を示している。
図529(d)に続く、図529(e)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が表示された状態を示している。
図529(e)に続く、図529(f)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に特図1保留アイコンa3が特図1、2保留アイコン表示領域280abから飛び出して、予告表示m1として移動する移動アニメーションを表示している状態を示している。予告表示m1と特図1保留アイコンa3は、同じ表示態様である。また、特図1、2保留アイコン表示領域280abの特図1保留アイコンa3を表示していた台座には、保留アイコンを表示していない。本例では、予告表示m1は、擬似連続予告の演出に用いられる予告表示であるが、擬似連続予告が行われることを示唆する予告表示であってもよいし、当該変動の予告として用いられる表示であってもよい。また、予告表示m1は、操作演出表示が行われることを予告する予告表示であってもよいし、SPリーチ演出が行われことの予告表示であってもよい。
図529(f)に続く、図529(g)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に、予告表示m1が、中図柄表示領域208bに仮停止表示している「装飾4」に衝突する衝突アニメーションが表示された状態を示している。なお、予告表示m1は、左図柄表示領域208aに仮停止表示している「装飾4」に衝突する場合があってもよいし、右図柄表示領域208cに仮停止表示している「装飾5」に衝突する場合があってもよい、左、中、右図柄表示領域208a、208b、208cに仮停止表示している全ての装飾図柄に衝突する場合があってもよい。
図529(g)に続く、図529(h)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3が表示されていた位置(台座)に戻る予告表示m1の移動アニメーションが表示され、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が終了して装飾図柄変動表示が再表示されている状態を示している。チュートリアル表示領域tu1には、2回目の疑似変動が行われていることを示す「×2」の文字列が表示されている。なお、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始前に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始の際に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始後に、装飾図柄変動表示が再開されてもよい。
図529(h)に続く、図529(i)は、装飾図柄表示装置208において、予告表示m1が特図1保留アイコンa3として、移動前の位置に戻る移動アニメーションが終了した状態を示している。
<パターン2の例>
以下、本演出例のパターン2の例を図529(j)、(k)を用いて説明する。
図529(a)〜(g)に続く、図529(j)は、装飾図柄表示装置208において、図529(g)で示した予告表示m1の衝突アニメーションが終了して、予告表示m1が消去され、特図1保留アイコンa3が表示されていた台座に特図1保留アイコンa3が再登場する保留アイコン再登場アニメーションが表示されている。また、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が終了して装飾図柄変動表示が再表示されている状態を示している。チュートリアル表示領域tu1には、2回目の疑似変動が行われていることを示す「×2」の文字列が表示されている。なお、予告表示m1の消去前に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m1の消去の際に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m1の消去後に、装飾図柄変動表示が再開されてもよい。また、予告表示m1の消去のタイミングで特図1保留アイコンa3の再登場アニメーションが開始されてもよいし、予告表示m1の消去前に特図1保留アイコンa3の再登場アニメーションが開始されてもよいし、予告表示m1の消去後に特図1保留アイコンa3の再登場アニメーションが開始されてもよい。
図529(j)に続く、図529(k)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3の再登場アニメーションが終了して、特図1保留アイコンa3が移動前の位置で表示された状態を示している。
このように、本例は、はずれ図柄の仮停止表示中に所定の保留アイコンが予告表示として装飾図柄の中図柄に衝突することで、装飾図柄変動表示が再変動する擬似連続予告が行われる例である。本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図529乃至図538に示す他の演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。なお、擬似連続予告に用いる保留アイコンが表示されていない場合は、変動アイコンを予告表示m1として用いる場合があってもよい。
図530は、保留アイコンを用いた演出例の2例を段階的に示している。図530は、図530(a)〜(g)の後に図530(h)〜(j)の演出を行うパターン1の例と図530(a)〜(g)の後に図530(k)〜(m)の演出を行うパターン2の例を示している。
<パターン1の例>
以下、本演出例のパターン1の例を図530(a)〜(j)を用いて説明する。図530(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1、a2と特図2保留アイコンb1、b2が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図530(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図530(a)に続く、図530(b)は、装飾図柄表示装置208において、デフォルト態様の保留アイコンa3の増加アニメーションが表示されている状態を示している。
図530(b)に続く、図530(c)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3の増加アニメーションが終了するのに並列して、デフォルト態様の特図2保留アイコンb3の増加アニメーションが表示されている状態を示している。
図530(c)に続く、図530(d)は、装飾図柄表示装置208において、特図2保留アイコンb3の増加アニメーションが終了した状態を示している。
図530(d)に続く、図530(e)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が表示された状態を示している。
図530(e)に続く、図530(f)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に特図1保留アイコンa3が特図1、2保留アイコン表示領域280abから飛び出して、予告表示m1として移動する移動アニメーションを表示している状態を示している。予告表示m1と特図1保留アイコンa3は、同じ表示態様である。直近において、特図1保留アイコンa3を表示していた台座には、特図1保留アイコンa3として「外出中」の文字列が表示された縦長長方形状の保留アイコン(以下、「外出中保留アイコン」と称する場合がある。)が表示されている。なお、外出中保留アイコンに代えて、色を薄くしたデフォルト形状の保留アイコンを用いる場合があってもよい。
図530(f)に続く、図530(g)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に、予告表示m1が、中図柄表示領域208bに仮停止表示している「装飾4」に衝突する衝突アニメーションが表示された状態を示している。なお、予告表示m1は、左図柄表示領域208aに仮停止表示している「装飾4」に衝突する場合があってもよいし、右図柄表示領域208cに仮停止表示している「装飾5」に衝突する場合があってもよい、左、中、右図柄表示領域208a、208b、208cに仮停止表示している全ての装飾図柄に衝突する場合があってもよい。
図530(g)に続く、図530(h)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3が表示されていた台座に戻る予告表示m1の移動アニメーションが表示され、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が終了して装飾図柄変動表示が再表示されている状態を示している。チュートリアル表示領域tu1には、2回目の疑似変動が行われていることを示す「×2」の文字列が表示されている。なお、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始前に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始の際に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始後に、装飾図柄変動表示が再開されてもよい。
図530(h)に続く、図530(i)は、装飾図柄表示装置208において、予告表示m1が特図1保留アイコンa3として、移動前の台座に戻る移動アニメーションが終了し、当該台座には、外出中保留アイコンにオーバーラップするように、予告表示m1と同じ態様の保留アイコンが表示されている。
図530(i)に続く、図530(j)は、装飾図柄表示装置208において、外出中保留アイコンが消去される。
<パターン2の例>
以下、本演出例のパターン2の例を図530(k)〜(m)を用いて説明する。
図530(a)〜(g)に続く、図530(k)は、装飾図柄表示装置208において、図530(g)で示した予告表示m1の衝突アニメーションが終了して、予告表示m1が消去される。外出中保留アイコンが表示されている台座では、予告表示m1の態様(デフォルト態様)の保留アイコンが外出中保留アイコンにオーバーラップして再登場する保留アイコン再登場アニメーションが表示されている。また、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が終了して装飾図柄変動表示が再表示されている状態を示している。チュートリアル表示領域tu1には、2回目の疑似変動が行われていることを示す「×2」の文字列が表示されている。なお、予告表示m1の消去前に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m1の消去の際に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m1の消去後に、装飾図柄変動表示が再開されてもよい。また、予告表示m1の消去のタイミングで特図1保留アイコンa3の再登場アニメーションが表示されてもよいし、予告表示m1の消去前に特図1保留アイコンa3の再登場アニメーションが表示されてもよいし、予告表示m1の消去後に特図1保留アイコンa3の再登場アニメーションが表示されてもよい。
図530(k)に続く、図530(l)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3の再登場アニメーションが終了して、デフォルト態様の特図1保留アイコンa3が移動前の台座で表示された状態を示している。図530(m)は、外出中保留アイコンが消去された状態を示している。
このように、本例は、はずれ図柄の仮停止表示中に所定の保留アイコンが予告表示として装飾図柄の中図柄に衝突することで、装飾図柄変動表示が再変動する擬似連続予告が行われる例において、移動中の保留アイコンに代わって別の態様の保留アイコンを仮表示する例である。本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図529乃至図538に示す他の演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
図531は、保留アイコンを用いた演出例の2例を段階的に示している。図531は、図531(a)〜(g)の後に図531(h)、(i)の演出を行うパターン1の例と図531(a)〜(g)の後に図531(j)、(k)の演出を行うパターン2の例を示している。
<パターン1の例>
以下、本演出例のパターン1の例を図531(a)〜(i)を用いて説明する。図531(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1、a2と特図2保留アイコンb1、b2が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図531(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図531(a)に続く、図531(b)は、装飾図柄表示装置208において、デフォルト態様の特図1保留アイコンa3の増加アニメーションが表示されている状態を示している。
図531(b)に続く、図531(c)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3の増加アニメーションが終了するのに並列して、デフォルト態様の特図2保留アイコンb3の増加アニメーションが表示されている状態を示している。
図531(c)に続く、図531(d)は、装飾図柄表示装置208において、特図2保留アイコンb3の増加アニメーションが終了した状態を示している。
図531(d)に続く、図531(e)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が表示された状態を示している。
図531(e)に続く、図531(f)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に特図1保留アイコンa3が特図1、2保留アイコン表示領域280abから飛び出して、予告表示m1として移動する移動アニメーションを表示している状態を示している。予告表示m1と特図1保留アイコンa3は、同じ表示態様である。また、特図2保留アイコンb3が特図1保留アイコンa3表示していた台座に一時的に移動する保留アイコン仮移動アニメーションが表示されている。また、本例では、予告表示m1は、擬似連続予告の演出に用いられる予告表示であるが、擬似連続予告が行われることを示唆する予告表示であってもよいし、当該変動の予告として用いられる表示であってもよい。
図531(f)に続く、図531(g)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に、予告表示m1が、中図柄表示領域208bに仮停止表示している「装飾4」に衝突する衝突アニメーションが表示された状態を示している。また、特図1、2保留アイコン表示領域280abでは、保留アイコン仮移動アニメーションが継続して表示され、直近において特図1保留アイコンa3が表示されていた台座に特図2保留アイコンb3が一時的に表示されている。なお、予告表示m1は、左図柄表示領域208aに仮停止表示している「装飾4」に衝突する場合があってもよいし、右図柄表示領域208cに仮停止表示している「装飾5」に衝突する場合があってもよい、左、中、右図柄表示領域208a、208b、208cに仮停止表示している全ての装飾図柄に衝突する場合があってもよい。
図531(g)に続く、図531(h)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3が表示されていた位置(台座)に戻る予告表示m1の移動アニメーションが表示され、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が終了して装飾図柄変動表示が再表示されている状態を示している。また、特図1、2保留アイコン表示領域208abでは、保留アイコン仮移動アニメーションが継続して表示され、特図2保留アイコンb3が元の台座に移動している。また、チュートリアル表示領域tu1には、2回目の疑似変動が行われていることを示す「×2」の文字列が表示されている。なお、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始前に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始の際に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始後に、装飾図柄変動表示が再開されてもよい。
図531(h)に続く、図531(i)は、装飾図柄表示装置208において、予告表示m1が特図1保留アイコンa3として、移動前の位置に戻る移動アニメーションが終了して、特図1保留アイコンa3が移動前の位置で表示された状態を示している。また、特図2保留アイコンb3の保留アイコン仮移動アニメーションが終了して、特図2保留アイコンb3が移動前の位置で表示されている。
<パターン2の例>
以下、本演出例のパターン2の例を図531(j)、(k)を用いて説明する。
図531(a)〜(g)に続く、図531(j)は、装飾図柄表示装置208において、図531(g)で示した予告表示m1の衝突アニメーションが終了して、予告表示m1が消去され、特図2保留アイコンb3が一時的に表示されてる台座に特図1保留アイコンa3が再登場する保留アイコン再登場アニメーションと特図2保留アイコンb3が元の台座に向かって移動する保留アイコン仮移動アニメーションが表示されている。本例では、保留アイコン再登場アニメーションで登場する保留アイコンが特図2保留アイコンb3にオーバーラップするように表示されるが、特図2保留アイコンb3が保留アイコン再登場アニメーションで登場する保留アイコンにオーバーラップするように表示されてもよい。また、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が終了して装飾図柄変動表示が再表示されている状態を示している。チュートリアル表示領域tu1には、2回目の疑似変動が行われていることを示す「×2」の文字列が表示されている。なお、予告表示m1の消去前に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m1の消去の際に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m1の消去後に、装飾図柄変動表示が再開されてもよい。また、予告表示m1の消去のタイミングで特図1保留アイコンa3の再登場アニメーションが開始されてもよいし、予告表示m1の消去前に特図1保留アイコンa3の再登場アニメーションが開始されてもよいし、予告表示m1の消去後に特図1保留アイコンa3の再登場アニメーションが開始されてもよい。
図531(j)に続く、図531(k)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3の再登場アニメーションが終了して、特図1保留アイコンa3が移動前の位置で表示され、特図2保留アイコンb3の保留アイコン仮移動アニメーションが終了して、特図2保留アイコンb3が移動前の位置で表示されている。
このように、本例は、はずれ図柄の仮停止表示中に所定の保留アイコンが予告表示として装飾図柄の中図柄に衝突することで、装飾図柄変動表示が再変動する擬似連続予告が行われる例において、移動中の保留アイコンに代わって右隣りにある保留アイコンを仮表示し、移動中の保留アイコンが元の位置に戻る際には、仮表示した保留アイコンが元の位置に戻る例である。本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図529乃至図538に示す他の演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
図532は、保留アイコンを用いた演出例の2例を段階的に示している。図532は、図532(a)〜(g)の後に図529(h)、(i)の演出を行うパターン1の例と図532(a)〜(g)の後に図529(j)、(k)の演出を行うパターン2の例を示している。
<パターン1の例>
以下、本演出例のパターン1の例を図532(a)〜(i)を用いて説明する。図532(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1、a2と特図2保留アイコンb1、b2が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図532(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図532(a)に続く、図532(b)は、装飾図柄表示装置208において、デフォルト態様の特図1保留アイコンa3の増加アニメーションが表示されている状態を示している。
図532(b)に続く、図532(c)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3の増加アニメーションが終了するのに並列して、デフォルト態様の特図2保留アイコンb3の増加アニメーションが表示されている状態を示している。
図532(c)に続く、図532(d)は、装飾図柄表示装置208において、特図2保留アイコンb3の増加アニメーションが終了した状態を示している。
図532(d)に続く、図532(e)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が表示された状態を示している。
図532(e)に続く、図532(f)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に特図1保留アイコンa3が特図1、2保留アイコン表示領域280abから飛び出して、予告表示m1として移動する移動アニメーションを表示している状態を示している。予告表示m1と特図1保留アイコンa3は、同じ表示態様である。また、特図1、2保留アイコン表示領域280abの特図1保留アイコンa3を表示していた台座には、保留アイコンを表示していない。本例では、予告表示m1は、ガセの予告表示である。
図532(f)に続く、図532(g)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に、予告表示m1が、中図柄表示領域208bに仮停止表示している「装飾4」に衝突する衝突アニメーションが表示された状態を示している。なお、予告表示m1は、左図柄表示領域208aに仮停止表示している「装飾4」に衝突する場合があってもよいし、右図柄表示領域208cに仮停止表示している「装飾5」に衝突する場合があってもよい、左、中、右図柄表示領域208a、208b、208cに仮停止表示している全ての装飾図柄に衝突する場合があってもよい。
図532(g)に続く、図532(h)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3が表示されていた位置(台座)に戻る予告表示m1の移動アニメーションが表示され、「装飾4−装飾4−装飾5」の停止表示が表示されている状態を示している。チュートリアル表示領域tu1には、「準備中」の文字列が表示されたままである。
図532(h)に続く、図532(i)は、装飾図柄表示装置208において、予告表示m1が特図1保留アイコンa3として、移動前の位置に戻る移動アニメーションが終了した状態を示している。
<パターン2の例>
以下、本演出例のパターン2の例を図532(j)、(k)を用いて説明する。
図532(a)〜(g)に続く、図532(j)は、装飾図柄表示装置208において、図532(g)で示した予告表示m1の衝突アニメーションが終了して、予告表示m1が消去され、直近において、特図1保留アイコンa3が表示されていた台座に特図1保留アイコンa3が再登場する保留アイコン再登場アニメーションが表示されている。また、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の停止表示が表示され、チュートリアル表示領域tu1には、「準備中」の文字列が表示されたままである。
図532(j)に続く、図532(k)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3の再登場アニメーションが終了して、特図1保留アイコンa3が移動前の位置で表示された状態を示している。
このように、本例は、はずれ図柄の仮停止表示中に所定の保留アイコンがガセ予告表示として装飾図柄の中図柄に衝突することで、装飾図柄変動表示が再変動する擬似連続予告が行われない例である。
図533は、保留アイコンを用いた演出例を段階的に示している。
図533(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1、a2と特図2保留アイコンb1、b2が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図533(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図533(a)に続く、図533(b)は、装飾図柄表示装置208において、デフォルト態様の特図1保留アイコンa3の増加アニメーションが表示されている状態を示している。
図533(b)に続く、図533(c)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3の増加アニメーションが終了するのに並列して、デフォルト態様の特図2保留アイコンb3の増加アニメーションが表示されている状態を示している。
図533(c)に続く、図533(d)は、装飾図柄表示装置208において、特図2保留アイコンb3の増加アニメーションが終了した状態を示している。
図533(d)に続く、図533(e)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が表示された状態を示している。
図533(e)に続く、図533(f)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に特図1保留アイコンa3が特図1、2保留アイコン表示領域280abから飛び出して、予告表示m1として移動する移動アニメーションを表示している状態を示している。予告表示m1と特図1保留アイコンa3は、同じ表示態様である。また、特図1、2保留アイコン表示領域280abの特図1保留アイコンa3を表示していた台座には、保留アイコンを表示していない。本例では、予告表示m1は、擬似連続予告の演出に用いられる予告表示であるが、擬似連続予告が行われることを示唆する予告表示であってもよいし、当該変動の予告として用いられる表示であってもよい。
図533(f)に続く、図533(g)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に、予告表示m1が、中図柄表示領域208bに仮停止表示している「装飾4」に衝突する衝突アニメーションが表示された状態を示している。なお、予告表示m1は、左図柄表示領域208aに仮停止表示している「装飾4」に衝突する場合があってもよいし、右図柄表示領域208cに仮停止表示している「装飾5」に衝突する場合があってもよい、左、中、右図柄表示領域208a、208b、208cに仮停止表示している全ての装飾図柄に衝突する場合があってもよい。
図533(g)に続く、図533(h)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3が表示されていた位置(台座)に戻る予告表示m1の移動アニメーションが表示され、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が終了して装飾図柄変動表示が再表示されている状態を示している。チュートリアル表示領域tu1には、2回目の疑似変動が行われていることを示す「×2」の文字列が表示されている。なお、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始前に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始の際に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始後に、装飾図柄変動表示が再開されてもよい。
図533(h)に続く、図533(i)は、装飾図柄表示装置208において、予告表示m1が特図1保留アイコンa3として、移動前の位置に戻る移動アニメーションが終了した状態を示している。
図533(i)に続く、図533(j)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が表示された状態を示している。
図533(j)に続く、図533(k)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に特図1保留アイコンa3が特図1、2保留アイコン表示領域280abから飛び出して、予告表示m1として移動する移動アニメーションを表示している状態を示している。予告表示m1と特図1保留アイコンa3は、同じ表示態様である。また、特図1、2保留アイコン表示領域280abの特図1保留アイコンa3を表示していた台座には、保留アイコンを表示していない。
図533(k)に続く、図533(l)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に、予告表示m1が、中図柄表示領域208bに仮停止表示している「装飾4」に衝突する衝突アニメーションが表示された状態を示している。なお、予告表示m1は、左図柄表示領域208aに仮停止表示している「装飾4」に衝突する場合があってもよいし、右図柄表示領域208cに仮停止表示している「装飾5」に衝突する場合があってもよい、左、中、右図柄表示領域208a、208b、208cに仮停止表示している全ての装飾図柄に衝突する場合があってもよい。
図533(l)に続く、図533(m)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3が表示されていた位置(台座)に戻る予告表示m1の再移動アニメーションが表示され、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が終了して装飾図柄変動表示が再々表示されている状態を示している。チュートリアル表示領域tu1には、3回目の疑似変動が行われていることを示す「×3」の文字列が表示されている。なお、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始前に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始の際に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始後に、装飾図柄変動表示が再開されてもよい。
図533(m)に続く、図533(n)は、装飾図柄表示装置208において、予告表示m1が特図1保留アイコンa3として、移動前の位置に戻る再移動アニメーションが終了した状態を示している。
このように、本例は、はずれ図柄の仮停止表示中に所定の保留アイコンが予告表示として装飾図柄の中図柄に衝突することで、装飾図柄変動表示が再変動する擬似連続予告を複数回連続して行う例である。本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図529乃至図538に示す他の演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。なお、擬似連続予告に用いる保留アイコンが表示されていない場合は、変動アイコンを予告表示m1として用いる場合があってもよい。
図534は、保留アイコンを用いた演出例を段階的に示している。
図534(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1、a2と特図2保留アイコンb1、b2が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図534(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図534(a)に続く、図534(b)は、装飾図柄表示装置208において、デフォルト態様の特図1保留アイコンa3の増加アニメーションが表示されている状態を示している。
図534(b)に続く、図534(c)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3の増加アニメーションが終了するのに並列して、デフォルト態様の特図2保留アイコンb3の増加アニメーションが表示されている状態を示している。
図534(c)に続く、図534(d)は、装飾図柄表示装置208において、特図2保留アイコンb3の増加アニメーションが終了した状態を示している。
図534(d)に続く、図534(e)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が表示された状態を示している。
図534(e)に続く、図534(f)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に特図1保留アイコンa3が特図1、2保留アイコン表示領域280abから飛び出して、予告表示m1として移動する移動アニメーションを表示している状態を示している。予告表示m1と特図1保留アイコンa3は、同じ表示態様である。また、特図1、2保留アイコン表示領域280abの特図1保留アイコンa3を表示していた台座には、保留アイコンを表示していない。本例では、予告表示m1は、擬似連続予告の演出に用いられる予告表示であるが、擬似連続予告が行われることを示唆する予告表示であってもよいし、当該変動の予告として用いられる表示であってもよい。
図534(f)に続く、図534(g)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に、予告表示m1が、中図柄表示領域208bに仮停止表示している「装飾4」に衝突する衝突アニメーションが表示された状態を示している。なお、予告表示m1は、左図柄表示領域208aに仮停止表示している「装飾4」に衝突する場合があってもよいし、右図柄表示領域208cに仮停止表示している「装飾5」に衝突する場合があってもよい、左、中、右図柄表示領域208a、208b、208cに仮停止表示している全ての装飾図柄に衝突する場合があってもよい。
図534(g)に続く、図534(h)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3が表示されていた位置(台座)に戻る予告表示m1の移動アニメーションが表示され、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が終了して装飾図柄変動表示が再表示されている状態を示している。チュートリアル表示領域tu1には、2回目の疑似変動が行われていることを示す「×2」の文字列が表示されている。なお、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始前に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始の際に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始後に、装飾図柄変動表示が再開されてもよい。
図534(h)に続く、図534(i)は、装飾図柄表示装置208において、予告表示m1が特図1保留アイコンa3として、移動前の位置に戻る移動アニメーションが終了した状態を示している。
図534(i)に続く、図534(j)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が表示された状態を示している。
図534(j)に続く、図534(k)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に特図2保留アイコンb3が特図1、2保留アイコン表示領域280abから飛び出して、予告表示m1として移動する移動アニメーションを表示している状態を示している。予告表示m1と特図2保留アイコンb3は、同じ表示態様である。また、特図1、2保留アイコン表示領域280abの特図2保留アイコンb3を表示していた台座には、保留アイコンを表示していない。
図534(k)に続く、図534(l)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に、予告表示m1が、中図柄表示領域208bに仮停止表示している「装飾4」に衝突する衝突アニメーションが表示された状態を示している。なお、予告表示m1は、左図柄表示領域208aに仮停止表示している「装飾4」に衝突する場合があってもよいし、右図柄表示領域208cに仮停止表示している「装飾5」に衝突する場合があってもよい、左、中、右図柄表示領域208a、208b、208cに仮停止表示している全ての装飾図柄に衝突する場合があってもよい。
図534(l)に続く、図534(m)は、装飾図柄表示装置208において、特図2保留アイコンb3が表示されていた位置(台座)に戻る予告表示m1の再移動アニメーションが表示され、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が終了して装飾図柄変動表示が再々表示されている状態を示している。チュートリアル表示領域tu1には、3回目の疑似変動が行われていることを示す「×3」の文字列が表示されている。なお、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始前に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始の際に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始後に、装飾図柄変動表示が再開されてもよい。
図534(m)に続く、図534(n)は、装飾図柄表示装置208において、予告表示m1が特図2保留アイコンb3として、移動前の位置に戻る再移動アニメーションが終了した状態を示している。
このように、本例は、1回の変動において、2の異なる保留アイコンを予告表示m1として用いる擬似連続予告を複数回行う例である。本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図529乃至図538に示す他の演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。なお、擬似連続予告に用いる保留アイコンが足りていない場合は、変動アイコンを予告表示m1として用いる場合があってもよい。
図535は、保留アイコンを用いた演出例を段階的に示している。
図535(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1、a2と特図2保留アイコンb1、b2が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図535(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図535(a)に続く、図535(b)は、装飾図柄表示装置208において、デフォルト態様の特図1保留アイコンa3の増加アニメーションが表示されている状態を示している。
図535(b)に続く、図535(c)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3の増加アニメーションが終了するのに並列して、デフォルト態様の特図2保留アイコンb3の増加アニメーションが表示されている状態を示している。
図535(c)に続く、図535(d)は、装飾図柄表示装置208において、特図2保留アイコンb3の増加アニメーションが終了した状態を示している。
図535(d)に続く、図535(e)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が表示された状態を示している。
図535(e)に続く、図535(f)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に特図1保留アイコンa3が特図1、2保留アイコン表示領域280abから飛び出して、予告表示m1として移動する移動アニメーションを表示している状態を示している。予告表示m1と特図1保留アイコンa3は、同じ表示態様である。また、特図1、2保留アイコン表示領域280abの特図1保留アイコンa3を表示していた台座には、保留アイコンを表示していない。本例では、予告表示m1は、擬似連続予告の演出に用いられる予告表示であるが、擬似連続予告が行われることを示唆する予告表示であってもよいし、当該変動の予告として用いられる表示であってもよい。
図535(f)に続く、図535(g)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に、予告表示m1が、中図柄表示領域208bに仮停止表示している「装飾4」に衝突する衝突アニメーションが表示された状態を示している。なお、予告表示m1は、左図柄表示領域208aに仮停止表示している「装飾4」に衝突する場合があってもよいし、右図柄表示領域208cに仮停止表示している「装飾5」に衝突する場合があってもよい、左、中、右図柄表示領域208a、208b、208cに仮停止表示している全ての装飾図柄に衝突する場合があってもよい。
図535(g)に続く、図535(h)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3が表示されていた位置(台座)に戻る予告表示m1の移動アニメーションが表示され、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が終了して装飾図柄変動表示が再表示されている状態を示している。チュートリアル表示領域tu1には、「準備中」の文字列が表示されたままである。なお、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始前に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始の際に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始後に、装飾図柄変動表示が再開されてもよい。
図535(h)に続く、図535(i)は、装飾図柄表示装置208において、予告表示m1が特図1保留アイコンa3として、移動前の位置に戻る移動アニメーションが終了した状態を示している。
図535(i)に続く、図535(j)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4」によるリーチ演出が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、「リーチ!」の文字列が表示されている。
このように、本例は、はずれ図柄の仮停止表示中に所定の保留アイコンが予告表示として装飾図柄の中図柄に衝突することで、装飾図柄変動表示が再変動してリーチ演出が開始される例である。本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図529乃至図538に示す他の演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
図536は、変動アイコンを用いた演出例を段階的に示している。
図536(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1、a2と特図2保留アイコンb1、b2が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図536(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図536(a)に続く、図536(b)は、装飾図柄表示装置208において、デフォルト態様の特図1保留アイコンa3の増加アニメーションが表示されている状態を示している。
図536(b)に続く、図536(c)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3の増加アニメーションが終了するのに並列して、デフォルト態様の特図2保留アイコンb3の増加アニメーションが表示されている状態を示している。
図536(c)に続く、図536(d)は、装飾図柄表示装置208において、特図2保留アイコンb3の増加アニメーションが終了した状態を示している。
図536(d)に続く、図536(e)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が表示された状態を示している。
図536(e)に続く、図536(f)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に変動アイコンad1が変動アイコン表示領域280から飛び出して、予告表示m2として移動する移動アニメーションを表示している状態を示している。予告表示m2と特変動アイコンad1は、同じ表示態様である。また、変動アイコン表示領域280の台座には、変動アイコンを表示していない。本例では、予告表示m2は、擬似連続予告の演出に用いられる予告表示であるが、擬似連続予告が行われることを示唆する予告表示であってもよいし、先読み予告として用いられる表示であってもよい。
図536(f)に続く、図536(g)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に、予告表示m2が、中図柄表示領域208bに仮停止表示している「装飾4」に衝突する衝突アニメーションが表示された状態を示している。なお、予告表示m2は、左図柄表示領域208aに仮停止表示している「装飾4」に衝突する場合があってもよいし、右図柄表示領域208cに仮停止表示している「装飾5」に衝突する場合があってもよい、左、中、右図柄表示領域208a、208b、208cに仮停止表示している全ての装飾図柄に衝突する場合があってもよい。
図536(g)に続く、図536(h)は、装飾図柄表示装置208において、変動アイコン表示領域280の位置(台座)に戻る予告表示m2の移動アニメーションが表示され、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が終了して装飾図柄変動表示が再表示されている状態を示している。チュートリアル表示領域tu1には、2回目の疑似変動が行われていることを示す「×2」の文字列が表示されている。なお、予告表示m2の当該移動アニメーションの開始前に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m2の当該移動アニメーションの開始の際に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m2の当該移動アニメーションの開始後に、装飾図柄変動表示が再開されてもよい。
図536(h)に続く、図536(i)は、装飾図柄表示装置208において、予告表示m2が変動アイコンad1として、変動アイコン表示領域280の位置に戻る移動アニメーションが終了した状態を示している。
このように、本例は、はずれ図柄の仮停止表示中に変動アイコンが予告表示として装飾図柄の中図柄に衝突することで、装飾図柄変動表示が再変動する擬似連続予告が行われる例である。本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図529乃至図538に示す他の演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。なお、デフォルト態様の変動アイコンのみならず、デフォルト態様以外の態様の変動アイコンが本例の予告表示m2として用いられる場合があってもよい
図537は、保留アイコンを用いた演出例を段階的に示している。
図537(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1、a2と特図2保留アイコンb1、b2が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図537(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図537(a)に続く、図537(b)は、装飾図柄表示装置208において、デフォルト態様の特図1保留アイコンa3の増加アニメーションが表示されている状態を示している。
図537(b)に続く、図537(c)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3の増加アニメーションが終了するのに並列して、デフォルト態様の特図2保留アイコンb3の増加アニメーションが表示されている状態を示している。
図537(c)に続く、図537(d)は、装飾図柄表示装置208において、特図2保留アイコンb3の増加アニメーションが終了した状態を示している。
図537(d)に続く、図537(e)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が表示された状態を示している。
図537(e)に続く、図537(f)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に特図1保留アイコンa3が特図1、2保留アイコン表示領域280abから飛び出して、予告表示m1として移動する移動アニメーションを表示している状態を示している。予告表示m1と特図1保留アイコンa3は、同じ表示態様である。また、特図1、2保留アイコン表示領域280abの特図1保留アイコンa3を表示していた台座には、保留アイコンを表示していない。本例では、予告表示m1は、先読み予告として用いられる表示である。
図537(f)に続く、図537(g)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に、予告表示m1が、中図柄表示領域208bに仮停止表示している「装飾4」に衝突する衝突アニメーションが表示された状態を示している。なお、予告表示m1は、左図柄表示領域208aに仮停止表示している「装飾4」に衝突する場合があってもよいし、右図柄表示領域208cに仮停止表示している「装飾5」に衝突する場合があってもよい、左、中、右図柄表示領域208a、208b、208cに仮停止表示している全ての装飾図柄に衝突する場合があってもよい。
図537(g)に続く、図537(h)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3が表示されていた位置(台座)に戻る予告表示m1の移動アニメーションが表示され、「装飾4−装飾4−装飾5」の停止表示が表示されている状態を示している。
図537(h)に続く、図537(i)は、装飾図柄表示装置208において、予告表示m1が特図1保留アイコンa3として、移動前の位置に戻る移動アニメーションが終了した状態を示している。
図537(i)に続く、図537(j)は、次の図柄変動が実行された状態を示している。装飾図柄表示装置208では、装飾図柄変動表示が表示され、保留アイコンが左に移動する保留アイコンの移動アニメーションと保留アイコンが変動アイコン表示領域208に移動する保留・変動アイコン移動アニメーションが終了している。
図537(j)に続く、図537(k)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾2−装飾2−装飾3」の仮停止表示が表示された状態を示している。
図537(k)に続く、図537(l)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾2−装飾2−装飾3」の仮停止表示の表示中に特図1保留アイコンa3が特図1、2保留アイコン表示領域280abから飛び出して、予告表示m1として移動する移動アニメーションを表示している状態を示している。予告表示m1と特図1保留アイコンa3は、同じ表示態様である。また、特図1、2保留アイコン表示領域280abの特図1保留アイコンa3を表示していた台座には、保留アイコンを表示していない。
図537(l)に続く、図537(m)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾2−装飾2−装飾3」の仮停止表示の表示中に、予告表示m1が、中図柄表示領域208bに仮停止表示している「装飾2」に衝突する衝突アニメーションが表示された状態を示している。なお、予告表示m1は、左図柄表示領域208aに仮停止表示している「装飾2」に衝突する場合があってもよいし、右図柄表示領域208cに仮停止表示している「装飾3」に衝突する場合があってもよい、左、中、右図柄表示領域208a、208b、208cに仮停止表示している全ての装飾図柄に衝突する場合があってもよい。
図537(m)に続く、図537(n)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3が表示されていた位置(台座)に戻る予告表示m1の移動アニメーションが表示され、「装飾2−装飾2−装飾3」の停止表示が表示されている状態を示している。
図537(n)に続く、図537(o)は、装飾図柄表示装置208において、予告表示m1が特図1保留アイコンa3として、移動前の位置に戻る移動アニメーションが終了した状態を示している。
図537(o)に続く、図537(p)は、次の図柄変動が実行された状態を示している。装飾図柄表示装置208では、装飾図柄変動表示が表示され、保留アイコンが左に移動する保留アイコンの移動アニメーションと保留アイコンが変動アイコン表示領域208に移動する保留・変動アイコン間移動アニメーションが終了している。
図537(p)に続く、図537(q)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾7−装飾7−装飾8」の仮停止表示が表示された状態を示している。
図537(q)に続く、図537(r)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾7−装飾7−装飾8」の仮停止表示の表示中に特図1保留アイコンa3が特図1、2保留アイコン表示領域280abから飛び出して、予告表示m1として移動する移動アニメーションを表示している状態を示している。予告表示m1と特図1保留アイコンa3は、同じ表示態様であり、当該変動の予告として用いられる。また、特図1、2保留アイコン表示領域280abの特図1保留アイコンa3を表示していた台座には、保留アイコンを表示していない。
図537(r)に続く、図537(s)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾7−装飾7−装飾8」の仮停止表示の表示中に、予告表示m1が、中図柄表示領域208bに仮停止表示している「装飾7」に衝突する衝突アニメーションが表示された状態を示している。なお、予告表示m1は、左図柄表示領域208aに仮停止表示している「装飾7」に衝突する場合があってもよいし、右図柄表示領域208cに仮停止表示している「装飾8」に衝突する場合があってもよい、左、中、右図柄表示領域208a、208b、208cに仮停止表示している全ての装飾図柄に衝突する場合があってもよい。
図537(s)に続く、図537(t)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3が表示されていた位置(台座)に戻る予告表示m1の移動アニメーションが表示され、「装飾2−装飾2−装飾3」の仮停止表示を終了して装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図537(t)に続く、図537(u)は、装飾図柄表示装置208において、予告表示m1が特図1保留アイコンa3として、移動前の位置に戻る移動アニメーションが終了し、「装飾7」のリーチ演出が行われ御。
このように、本例は、はずれ図柄の仮停止表示中に所定の保留アイコンが予告表示として装飾図柄の中図柄に衝突する連続予告を複数の変動に亘って行い、リーチ演出に発展する例である。本例における1回目と2回目に登場する予告表示は、先読み予告として用いられ、3回目に登場する予告表示は、当該変動の予告として用いられる。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図529乃至図538に示す他の演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
図538は、保留アイコンを用いた演出例を段階的に示している。
図538(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1、a2と特図2保留アイコンb1、b2が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。また、特図2保留アイコンb2は、殿のキャラクタの態様をした保留アイコンである。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図538(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。なお、殿のキャラクタの態様をした保留アイコンは、先読み予告として用いられる場合があってもよい。
図538(a)に続く、図538(b)は、装飾図柄表示装置208において、殿のキャラクタの態様をした特図1保留アイコンa3の増加アニメーションが表示されている状態を示している。
図538(b)に続く、図538(c)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3の増加アニメーションが終了するのに並列して、殿のキャラクタの態様をした特図2保留アイコンb3の増加アニメーションが表示されている状態を示している。
図538(c)に続く、図538(d)は、装飾図柄表示装置208において、特図2保留アイコンb3の増加アニメーションが終了した状態を示している。
図538(d)に続く、図538(e)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が表示された状態を示している。
図538(e)に続く、図538(f)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に、特図2保留アイコンb2が特図1、2保留アイコン表示領域280abから飛び出して予告表示c1として移動し、特図1保留アイコンa3が特図1、2保留アイコン表示領域280abから飛び出して予告表示c2として移動し、特図2保留アイコンb3が特図1、2保留アイコン表示領域280abから飛び出して予告表示c3として移動する移動アニメーションが表示されている。予告表示c1〜c3、特図2保留アイコンb2、b3、および特図1保留アイコンa3の全てが同じ表示態様である。また、特図1、2保留アイコン表示領域280abの特図2保留アイコンb2、b3、特図1保留アイコンa3を表示していた台座には、保留アイコンを表示していない。本例では、予告表示c1〜c3は、当該変動の予告として用いられる表示であるが、擬似連続予告の演出に用いられる予告表示であってもよいし、擬似連続予告が行われることを示唆する予告表示であってもよいし、先読み予告と兼用される場合があってもよい。
図538(f)に続く、図538(g)は、装飾図柄表示装置208において、予告表示c1が予告表示c1’に変化し、予告表示c2が予告表示c2’に変化し、予告表示c3が予告表示c3’に変化した状態を示している。予告表示c1’〜c3’は、いずれも同じ表示態様であり、大きく表示された殿のキャラクタが日本刀を抜いて戦っている表示態様をしている。装飾図柄表示措置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に、予告表示c1’が左図柄表示領域208aに仮停止表示している「装飾4」と戦い、予告表示c2’が左図柄表示領域208bに仮停止表示している「装飾4」と戦い、予告表示c3’が右図柄表示領域208cに仮停止表示している「装飾5」と戦う戦闘アニメーションが表示されている。
図538(g)に続く、図538(h)は、装飾図柄表示装置208において、予告表示c1’がc1に、予告表示c2’がc2に、予告表示c3’がc3に変化しながら、予告表示c1が特図2保留アイコンb2を表示していた位置に、予告表示c2が特図1保留アイコンa3を表示していた位置に、予告表示c3が特図2保留アイコンb3を表示していた位置に戻る予告表示c1〜c3の移動アニメーションが表示され、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が終了して装飾図柄変動表示が再表示されている状態を示している。
図538(h)に続く、図538(i)は、装飾図柄表示装置208において、予告表示c1が特図2保留アイコンb2として移動前の位置に戻り、予告表示c2が特図1保留アイコンa3として移動前の位置に戻り、予告表示c3が特図2保留アイコンb3として移動前の位置に戻る移動アニメーションが終了している。また、装飾図柄表示装置208において、「装飾7」のリーチ演出が実行されている。
このように、本例は、はずれ図柄の仮停止表示中に複数の保留アイコンが複数の予告表示として複数の装飾図柄に衝突することで、装飾図柄変動表示が再変動してリーチ演出が開始される例である。本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図529乃至図537に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。なお、本例の予告表示として用いる保留アイコンの数が足りない場合は、変動アイコンを予告表示として用いる場合があってもよい。
次に、図539乃至図559を用いて、吹き出し表示の演出例を説明する。
図539(a)〜(c)は、吹き出し表示を用いた演出例を段階的に示している。
図539(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1〜a3と特図2保留アイコンb1〜b3が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図535(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図539(a)は、画面の略中央に殿のキャラクタによる吹き出し表示f1が表示されている。吹き出し表示f1は、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像と「午前の天気は」の文字列と晴れマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。吹き出し表示f1は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されている。
図539(a)に続く、図539(b)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1の上方にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図539(b)に続く、図539(c)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、爺のキャラクタによる吹き出し表示f2が吹き出し表示f1の上方に表示された状態を示している。吹き出し表示f2は、爺のキャラクタの顔画像と爺のキャラクタの顔画像の上に表示されている「爺」の文字画像と「お昼の天気は」の文字列と曇りマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。なお、吹き出し表示f1の横幅と吹き出し表示f2の横幅は同じであり、吹き出し表示f1の高さと吹き出し表示f2の高さは同じとなるように構成されているが、横幅と高さがそれぞれ異なる場合があってもよいし、横幅のみが異なる場合があってもよいし、高さのみが異なる場合があってもよい。以下の説明における吹き出し表示f1、f2においても同様である。
次に、図540を用いて、吹き出し表示の演出例を説明する。
図540(a)〜(i)は、吹き出し表示を用いた演出例を段階的に示している。
図540(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1〜a3と特図2保留アイコンb1〜b3が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図540(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図540(a)に続く、図540(b)は、画面の左端から殿のキャラクタによる吹き出し表示f1が登場するように表示されている。吹き出し表示f1は、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像と「午前の天気は」の文字列と晴れマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。吹き出し表示f1は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されると共に、普図保留数aa5、および普図の第4図柄aa6にオーバーラップされている。
図540(b)に続く、図540(c)は、装飾図柄表示装置208において、画面左端から登場した吹き出し表示f1が左から右に向けて移動する移動アニメーションが表示され、画面略中央で停止して表示された状態を示している。なお、吹き出し表示f1は、画面略中央で停止表示される直前の状態までは、吹き出し部に表示されている文字列と晴れマークの絵柄を表示しない(吹き出し部の枠のみが表示されている)で、画面略中央で停止表示した後に文字列と晴れマークの絵柄を文字列の先頭から順番に表示するようにしてもよいし、文字列と晴れマークの絵柄の全部が一度に表示されてもよい。また、他の吹き出し表示においても同様の構成であってもよい。
図540(c)に続く、図540(d)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1の上方にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図540(d)に続く、図540(e)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、爺のキャラクタによる吹き出し表示f2が画面右端から登場するように表示されている。吹き出し表示f2は、爺のキャラクタの顔画像と爺のキャラクタの顔画像の上に表示されている「爺」の文字画像と「お昼の天気は」の文字列と曇りマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。また、本例では、吹き出し表示f2は吹き出し表示f1よりも優先される表示である。このため、吹き出し表示f1とf2が重なる場合には、吹き出し表示f2が吹き出し表示f1にオーバーラップするように表示される。本例では、吹き出し表示f1の晴れマークの絵柄の一部が吹き出し表示f2の吹き出し部分にオーバーラップされる場合があるが、晴れマークの絵柄以外の部分が吹き出し表示f2にオーバーラップされてもよい。
図540(e)は、吹き出し表示f2の登場により、吹き出し表示f1は上方に移動する移動アニメーションが行われた状態を示している。本例では、吹き出し表示f1は上方に移動する移動アニメーションと吹き出し表示f2が左方に向けて移動する移動アニメーションが同時に行われる。
図540(e)に続く、図540(f)は、画面右端から登場した吹き出し表示f2が左に向けて移動する移動アニメーションが行われて、画面略中央で表示され、吹き出しf1が上方に移動する移動アニメーションが行われて、画面略中央上部で表示された状態を示している。
図540(f)に続く、図540(g)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1と吹き出し表示f2にオーバーラップする位置にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図540(g)に続く、図540(h)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、姫のキャラクタによる吹き出し表示f3が画面左端から登場するように表示されている。吹き出し表示f3とは、姫のキャラクタの顔画像と姫のキャラクタの顔画像の上に表示されている「姫」の文字画像と「午後の天気は」の文字列と雨マークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。また、本例では、吹き出し表示f3は吹き出し表示f2よりも優先される表示である。このため、吹き出し表示f3とf2が重なる場合には、吹き出し表示f3が吹き出し表示f2にオーバーラップするように表示される。本例では、吹き出し表示f2の吹き出し部の文字列が吹き出し表示f3の吹き出し部分にオーバーラップされる場合があるが、吹き出し部の文字列以外の部分が吹き出し表示f3にオーバーラップされてもよい。なお、吹き出し表示f3の横幅は、吹き出し表示f1、f2の横幅と同じであり、吹き出し表示f3の高さは、吹き出し表示f1、f2の高さと同じであるが、横幅と高さがそれぞれ異なる場合があってもよいし、横幅のみが異なる場合があってもよいし、高さのみが異なる場合があってもよい。以下の説明における吹き出し表示f1〜f3においても同様である。
また、図540(h)は、吹き出し表示f3の登場により、吹き出し表示f1と吹き出し表示f2は上方に移動する移動アニメーションが行われ、吹き出し表示f1は画面上端から出て行くように消去される状態を示している。本例では、吹き出し表示f1、f2が上方に移動する移動アニメーションと吹き出し表示f3が右方に向けて移動する移動アニメーションが同時に行われる。
図540(h)に続く、図540(i)は、画面左端から登場した吹き出し表示f3が右に向けて移動する移動アニメーションが行われて、画面略中央で表示され、吹き出しf2が上方に移動する移動アニメーションが行われて、画面略中央上部で表示され、吹き出し表示f1は画面上端から出ていくように消去された状態を示している。また、このコマの後、爺のキャラクタの吹き出し表示f2と姫のキャラクタの吹き出し表示f3は、吹き出し表示f2を消去した後に吹き出し表示f3が消去されてもよいし、吹き出し表示f2と吹き出し表示f3が同時に消去されてもよいし、吹き出し表示f3を消去した後に吹き出し表示f2が消去されてもよい。また、吹き出し表示f2、および吹き出し表示f3のうちの少なくとも一つは、装飾図柄変動表示におけるリーチ図柄が表示される前に消去されてもよいし、擬似連続表示のn回目(nは任意の数)を開始するよりも前に消去されてもよいし、仮停止表示を表示する前に消去されてもよい。吹き出し表示f2と吹き出し表示f3は、その場で即パッと消去されてもよいし、その場でだんだん薄くなってフェードアウトするように消去されてもよいし、殿のキャラクタの吹き出し表示f1と同じで上方に移動する移動アニメーションを表示した後に画面上端から出ていくように消去されてもよいし、それぞれの登場時の方向から出ていくように消去されてもよい。以降の図面において説明する吹き出し表示においても同様であってもよい。
本例の演出は、先読み予告として用いられてもよいし、当該変動の予告として用いられてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図539乃至図559に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。なお、本例および以降の図面において説明する吹き出し表示は、吹き出し表示の各構成(天気マーク(晴れマーク、曇りマーク、雨マーク)の絵柄、文字列の表示、枠、キャラクタの名前の表示、キャラクタの顔画像)のそれぞれにおいて、各構成のうちの少なくとも一部がアニメーション表示されてもよいし、一部のみがアニメーション表示されてもよいし、全部がアニメーション表示されてもよい。例えば、晴れマークの絵柄が回転するアニメーション表示を表示してもよいし、文字列の表示が点滅するアニメーション表示を表示してもよいし、キャラクタが口パクするアニメーション表示を表示してもよいし、晴れマークの絵柄が回転するアニメーション表示と文字列の表示が点滅するアニメーション表示とキャラクタが口パクするアニメーション表示のうちの1または複数を表示しながら吹き出し表示全体が移動表示してもよい。また、文字列の表示を先頭の文字から順番に表示するようにして文字列の表示の文字数が増加している期間にキャラクタが口パクするアニメーション表示を表示してもよい。吹き出し表示の各構成のアニメーション表示は、アニメーション表示の先頭から最後までの動作が繋がった繰り返し可能なアニメーション表示であってもよい。例えば、回転して元の姿勢に戻る1つのアニメーション表示を繰り返してもよいし、拡大または縮小した後に元の大きさに戻る1つのアニメーション表示を繰り返してもよいし、位置を移動した後に元の位置に戻る1つのアニメーション表示を繰り返してもよいし、点滅する1つのアニメーション表示を繰り返してもよいし、光沢表示が移動または変化する1つのアニメーション表示を繰り返してもよい。また、吹き出し表示の各構成のうちの少なくとも一のアニメーション表示の一部が吹き出し表示の各構成の他のアニメーションの一部にオーバーラップしてもよい。また、吹き出し表示は本例に限らず、吹き出し表示の各構成のそれぞれについて一部が透明または半透明でもよいし、一部のみが透明または半透明でもよいし、全部が半透明でもよい。
次に、図541を用いて、吹き出し表示の演出例を説明する。
図541(a)〜(m)は、吹き出し表示を用いた演出例を段階的に示している。
図541(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1〜a3と特図2保留アイコンb1〜b3が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図541(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図541(a)に続く、図541(b)は、画面の左端から殿のキャラクタによる吹き出し表示f1が登場するように表示されている。吹き出し表示f1は、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像と「午前の天気は」の文字列と晴れマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。吹き出し表示f1は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されると共に、普図保留数aa5、および普図の第4図柄aa6にオーバーラップされている。
図541(b)に続く、図541(c)は、装飾図柄表示装置208において、画面左端から登場した吹き出し表示f1が左から右に向けて移動する移動アニメーションが表示され、画面略中央で停止して表示された状態を示している。
図541(c)に続く、図541(d)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1の上方にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図541(d)に続く、図541(e)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、吹き出し表示f1が上方に移動する移動アニメーションが開始される。
図541(e)に続く、図541(f)は、吹き出し表示f1の上方に移動する移動アニメーションを一旦中断して、画面上部で吹き出し表示f1が停止表示されている。
図541(f)に続く、図541(g)は、吹き出し表示f1の移動アニメーションの中断後に爺のキャラクタによる吹き出し表示f2が画面右端から登場するように表示されている。吹き出し表示f2は、爺のキャラクタの顔画像と爺のキャラクタの顔画像の上に表示されている「爺」の文字画像と「お昼の天気は」の文字列と曇りマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。
図541(g)に続く、図541(h)は、画面右端から登場した吹き出し表示f2が左に向けて移動する移動アニメーションが行われて、画面略中央で表示された状態を示している。
図541(h)に続く、図541(i)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1と吹き出し表示f2にオーバーラップする位置にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図541(i)に続く、図541(j)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、吹き出し表示f1、f2が同じ速度で上方に移動する移動アニメーションが行われている状態を示している。また、吹き出し表示f1は、画面上端から出ていくように消去される。
図541(j)に続く、図541(k)は、画面上端から吹き出し表示f1が消去されれ、吹き出し表示f2の上方に移動する移動アニメーションを一旦中断して、画面上部で吹き出し表示f2が停止表示されている。
図541(k)に続く、図541(l)は、姫のキャラクタによる吹き出し表示f3が画面左端から登場するように表示されている。吹き出し表示f3とは、姫のキャラクタの顔画像と姫のキャラクタの顔画像の上に表示されている「姫」の文字画像と「午後の天気は」の文字列と雨マークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。
図541(l)に続く、図541(m)は、画面左端から登場した吹き出し表示f3が右に向けて移動する移動アニメーションが行われて、画面略中央で表示された状態を示している。
本例の演出は、先読み予告として用いられてもよいし、当該変動の予告として用いられてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図539乃至図559に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
次に、図542を用いて、吹き出し表示の演出例を説明する。
図542(a)〜(m)は、吹き出し表示を用いた演出例を段階的に示している。
図542(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1〜a3と特図2保留アイコンb1〜b3が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図542(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図542(a)に続く、図542(b)は、画面の左端から殿のキャラクタによる吹き出し表示f1が登場するように表示されている。吹き出し表示f1は、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像と「午前の天気は」の文字列と晴れマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。吹き出し表示f1は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されると共に、普図保留数aa5、および普図の第4図柄aa6にオーバーラップされている。
図542(b)に続く、図542(c)は、装飾図柄表示装置208において、画面左端から登場した吹き出し表示f1が左から右に向けて移動する移動アニメーションが表示され、画面略中央で停止して表示された状態を示している。
図542(c)に続く、図542(d)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1の上方にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図542(d)に続く、図542(e)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、爺のキャラクタによる吹き出し表示f2が画面右端から登場するように表示されている。吹き出し表示f2は、爺のキャラクタの顔画像と爺のキャラクタの顔画像の上に表示されている「爺」の文字画像と「お昼の天気は」の文字列と曇りマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。また、本例では、吹き出し表示f2は吹き出し表示f1よりも優先される表示である。このため、吹き出し表示f1とf2が重なる場合には、吹き出し表示f2が吹き出し表示f1にオーバーラップするように表示される。
図542(e)に続く、図542(f)は、画面右端から登場した吹き出し表示f2が左に向けて移動する移動アニメーションが行われて、画面略中央で停止表示された状態を示している。吹き出し表示f2が停止表示する位置は、吹き出し表示f2の吹き出し部分が吹き出し表示1の吹き出し部分とぴったり重なる位置である。吹き出し表示f2は、吹き出し表示f1よりも優先される表示であるため、吹き出し表示f1の吹き出し部分に表示されている「午前の天気は」の文字列と晴れマークの絵柄や吹き出し部分の枠の部分は、吹き出し表示f2の吹き出し部分に隠れるが、殿のキャラクタの顔画像と「殿」の文字画像は、吹き出し表示f2に隠れていない。
図542(f)に続く、図542(g)は、吹き出し表示f2の左に向けて移動する移動アニメーションが終了した後に、吹き出し表示f1が上方に移動する移動アニメーションが開始される。図542(g)では、吹き出し表示f1が上方に移動することで、吹き出し表示f2の吹き出し部によって隠されていた「午前の天気は」の文字列と晴れマークの絵柄や吹き出し部分の枠の部分の略上半分が視認できる。なお、図542(f)と図542(g)の間の或るタイミングにおいて、吹き出し表示f1の吹き出し部は、晴れマークの絵柄の一部が表示されて、文字列が表示されていない状態となる。
図542(g)に続く、図542(h)は、吹き出し表示f1の上方に移動する移動アニメーションを一旦中断して、画面上部で吹き出し表示f1が停止表示されている。
図542(h)に続く、図542(i)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1と吹き出し表示f2にオーバーラップする位置にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図542(i)に続く、図542(j)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、姫のキャラクタによる吹き出し表示f3が画面左端から登場するように表示されている。吹き出し表示f3とは、姫のキャラクタの顔画像と姫のキャラクタの顔画像の上に表示されている「姫」の文字画像と「午後の天気は」の文字列と雨マークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。また、本例では、吹き出し表示f3は吹き出し表示f2よりも優先される表示である。このため、吹き出し表示f2とf3が重なる場合には、吹き出し表示f3が吹き出し表示f2にオーバーラップするように表示される。
図542(j)に続く、図542(k)は、画面左端から登場した吹き出し表示f3が右に向けて移動する移動アニメーションが行われて、画面略中央で停止表示された状態を示している。吹き出し表示f3が停止表示する位置は、吹き出し表示f3の吹き出し部分が吹き出し表示2の吹き出し部分とぴったり重なる位置である。吹き出し表示f3は、吹き出し表示f2よりも優先される表示であるため、吹き出し表示f2の吹き出し部分に表示されている「午前の天気は」の文字列と曇りマークの絵柄や吹き出し部分の枠の部分は、吹き出し表示f3の吹き出し部分に隠れるが、爺のキャラクタの顔画像と「爺」の文字画像は、吹き出し表示f3に隠れていない。
図542(k)に続く、図542(l)は、吹き出し表示f1、f2が同じ速度で上方に移動する移動アニメーションが行われている状態を示している。図542(l)では、吹き出し表示f2が上方に移動することで、吹き出し表示f3の吹き出し部によって隠されていた「午前の天気は」の文字列と曇りマークの絵柄や吹き出し部分の枠の部分の略上半分が視認できる。また、吹き出し表示f1は、画面上端から出ていくように消去される。
図542(l)に続く、図541(m)は、画面上端から吹き出し表示f1が消去され、吹き出し表示f2の上方に移動する移動アニメーションを一旦中断して、画面上部で吹き出し表示f2が停止表示されている。
本例の演出は、先読み予告として用いられてもよいし、当該変動の予告として用いられてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図539乃至図559に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
次に、図543を用いて、吹き出し表示の演出例の2例を説明する。図543は、図543(a)〜(m)の後に図543(n)〜(q)の演出を行うパターン1の例と図543(a)〜(m)の後に図543(r)〜(t)の演出を行うパターン2の例を示している。
<パターン1の例>
図543(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1〜a3と特図2保留アイコンb1〜b3が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図543(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図543(a)に続く、図543(b)は、画面の下部(特図1、2保留アイコン表示領域208abと演出表示領域の境目部)から殿のキャラクタによる吹き出し表示f1が登場するように表示されている。吹き出し表示f1は、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像と「午前の天気は」の文字列と晴れマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。吹き出し表示f1は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されている。
図543(b)に続く、図543(c)は、装飾図柄表示装置208において、画面下部から登場した吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが表示され、画面略中央で停止して表示された状態を示している。
図543(c)に続く、図543(d)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1の上方にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図543(d)に続く、図543(e)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが再開されると共に、爺のキャラクタによる吹き出し表示f2が画面下部から登場するように表示されている。吹き出し表示f2は、爺のキャラクタの顔画像と爺のキャラクタの顔画像の上に表示されている「爺」の文字画像と「お昼の天気は」の文字列と曇りマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。
図543(e)に続く、図543(f)は、吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが行われると共に、画面下部から登場した吹き出し表示f2が上に向けて移動する移動アニメーションが行われて、吹き出し表示f1が画面上部で停止表示され、吹き出し表示f2は、画面略中央で停止表示された状態を示している。吹き出し表示f2が停止表示する位置は、吹き出し表示f1がこの前に停止表示していた位置である。また、吹き出し表示f1の移動の速度と吹き出し表示f2の移動の速度は同じとなるように構成されているが、異なるように構成されてもよい。このように、本例では、登場する吹き出し表示は上に向けてスクロール表示されるように構成されている。
図543(f)に続く、図543(g)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1と吹き出し表示f2のスクロール表示を一旦中断して、吹き出し表示f1と吹き出し表示f2にオーバーラップする位置にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図543(g)に続く、図543(h)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、吹き出し表示f1、f2が同じ速度で上方に移動する移動アニメーションが行われるのと同時に、姫のキャラクタによる吹き出し表示f3が画面下部から登場するように表示されている。吹き出し表示f3とは、姫のキャラクタの顔画像と姫のキャラクタの顔画像の上に表示されている「姫」の文字画像と「午後の天気は」の文字列と雨マークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。また、吹き出し表示f1は、画面上端から出ていくように消去される。
図543(h)に続く、図543(i)は、吹き出し表示f2が上に向けて移動する移動アニメーションが行われると共に、画面下部から登場した吹き出し表示f3が上に向けて移動する移動アニメーションが行われて、吹き出し表示f2が画面上部で停止表示され、吹き出し表示f3は、画面略中央で停止表示された状態を示している。吹き出し表示f3が停止表示する位置は、吹き出し表示f2がこの前に停止表示していた位置である。また、吹き出し表示f2の移動の速度と吹き出し表示f3の移動の速度は同じとなるように構成されているが、異なるように構成されてもよい。
図543(i)に続く、図543(j)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f2と吹き出し表示f3にオーバーラップする位置にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図543(j)に続く、図543(k)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、吹き出し表示f2、f3が同じ速度で上方に移動する移動アニメーションが行われるのと同時に、サボハニのキャラクタによる吹き出し表示f4が画面下部から登場するように表示されている。吹き出し表示f4とは、サボハニのキャラクタ画像とサボハニのキャラクタ画像にオーバーラップされる位置に表示されている「ハニー」の文字画像と「リーチになったらリャンス」の文字列と模様が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。また、吹き出し表示f4の吹き出し部の高さは、吹き出し表示f1等の吹き出し部の略半分となるように構成されている。
図543(k)に続く、図543(l)は、吹き出し表示f2〜f4のスクロール表示を一旦中断した状態を示している。画面下部より登場した吹き出し部f4が登場しきった位置で停止表示され、吹き出し表示f3の上への移動も一旦中断して停止表示されている。また、吹き出し表示f2の略下半分が画面上端で停止表示されている。
図543(l)に続く、図543(m)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f2にオーバーラップする位置にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図543(m)に続く、図543(n)は、吹き出し表示f2〜f4のスクロール表示が再開されると共に、画面下部より吹き出し表示f5が登場するように表示された状態を示している。吹き出し表示f5とは、疾風のキャラクタの顔画像と疾風のキャラクタの顔画像の上に表示されている「疾風」の文字画像と「激熱」の文字列と模様が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。また、吹き出し表示f5の吹き出し部の高さは、吹き出し表示f1等の吹き出し部の略2倍となるように構成されている。
図543(n)に続く、図543(o)は、吹き出し表示f3〜f5のスクロール表示が行われて、吹き出し表示f3が画面上端から出ていくように消去される。
図543(o)に続く、図543(p)は、吹き出し表示f4、f5のスクロール表示が行われて、吹き出し表示f4が画面上端から出ていくように消去される。
図543(p)に続く、図543(q)は、吹き出し表示f5のスクロール表示が中断、または終了して、吹き出し表示f5の停止表示がされた状態を示している。装飾図柄表示装置208には、吹き出し表示f5の全体が表示されている。この後、吹き出し表示f5を消去すると共にリーチ演出が開始される場合があってもよいし、保留アイコンや変動アイコンが変化するアニメーションが行われる場合があってもよい。
<パターン2の例>
図543(a)〜(m)に続く、図543(r)は、画面左端から吹き出し表示f5が登場するように表示されると共に、図543(m)において停止表示していた吹き出し表示f2〜f3を右方向に同時に移動させる移動アニメーションが表示された状態を示している。即ち、本例では、吹き出し表示f1〜f4を上に向けて順番にスクロール表示する演出の後に吹き出し表示f2〜f5を右に向けてスクロール表示する演出が行われる例である。
図543(r)に続く、図543(s)は、吹き出し表示f2〜f5の右に向けてスクロール表示が行われて、吹き出し表示f2〜f3が画面右端から同時に出ていくように消去される。
図543(s)に続く、図543(t)は、吹き出し表示f5のスクロール表示が中断、または終了して、吹き出し表示f5の停止表示がされた状態を示している。装飾図柄表示装置208には、吹き出し表示f5の全体が表示されている。この後、吹き出し表示f5を消去すると共にリーチ演出が開始される場合があってもよいし、保留アイコンや変動アイコンが変化するアニメーションが行われる場合があってもよい。
本例の演出は、先読み予告として用いられてもよいし、当該変動の予告として用いられてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図539乃至図559に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。また、本例のパターン1の例が行われる場合は、本例のパターン2の例が行われる場合よりも、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例のパターン2の例が行われる場合は、本例のパターン1の例が行われる場合よりも、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
次に、図544を用いて、吹き出し表示の演出例の2例を説明する。図544は、図544(a)〜(j)の後に図544(k)、(l)の演出を行うパターン1の例と図544(a)〜(j)の後に図544(m)、(n)の演出を行うパターン2の例を示している。
<パターン1の例>
図544(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1〜a3と特図2保留アイコンb1〜b3が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図544(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図544(a)に続く、図544(b)は、画面の下部(特図1、2保留アイコン表示領域208abと演出表示領域の境目部)から殿のキャラクタによる吹き出し表示f1が登場するように表示されている。吹き出し表示f1は、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像と「午前の天気は」の文字列と晴れマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。吹き出し表示f1は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されている。
図544(b)に続く、図544(c)は、装飾図柄表示装置208において、画面下部から登場した吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが表示され、画面略中央で停止して表示された状態を示している。
図544(c)に続く、図544(d)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1の上方にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図544(d)に続く、図544(e)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが再開されると共に、爺のキャラクタによる吹き出し表示f2が画面下部から登場するように表示されている。吹き出し表示f2は、爺のキャラクタの顔画像と爺のキャラクタの顔画像の上に表示されている「爺」の文字画像と「お昼の天気は」の文字列と曇りマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。
図544(e)に続く、図544(f)は、吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが行われると共に、画面下部から登場した吹き出し表示f2が上に向けて移動する移動アニメーションが行われて、吹き出し表示f1が画面上部で停止表示され、吹き出し表示f2は、画面略中央で停止表示された状態を示している。吹き出し表示f2が停止表示する位置は、吹き出し表示f1がこの前に停止表示していた位置である。また、吹き出し表示f1の移動の速度と吹き出し表示f2の移動の速度は同じとなるように構成されているが、異なるように構成されてもよい。このように、本例では、登場する吹き出し表示は上に向けてスクロール表示されるように構成されている。
図544(f)に続く、図544(g)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1と吹き出し表示f2のスクロール表示を一旦中断して、吹き出し表示f1と吹き出し表示f2にオーバーラップする位置にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図544(g)に続く、図544(h)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、吹き出し表示f1、f2が同じ速度で上方に移動する移動アニメーションが行われるのと同時に、姫のキャラクタによる吹き出し表示f3が画面下部から登場するように表示されている。吹き出し表示f3とは、姫のキャラクタの顔画像と姫のキャラクタの顔画像の上に表示されている「姫」の文字画像と「午後の天気は」の文字列と雨マークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。また、吹き出し表示f1は、画面上端から出ていくように消去される。
図544(h)に続く、図544(i)は、吹き出し表示f2が上に向けて移動する移動アニメーションが行われると共に、画面下部から登場した吹き出し表示f3が上に向けて移動する移動アニメーションが行われて、吹き出し表示f2が画面上部で停止表示され、吹き出し表示f3は、画面略中央で停止表示された状態を示している。吹き出し表示f3が停止表示する位置は、吹き出し表示f2がこの前に停止表示していた位置である。また、吹き出し表示f2の移動の速度と吹き出し表示f3の移動の速度は同じとなるように構成されているが、異なるように構成されてもよい。
図544(i)に続く、図544(j)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f2と吹き出し表示f3にオーバーラップする位置にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図544(j)に続く、図544(k)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、消去された吹き出し表示f1が画面上端から登場するように表示され、吹き出し表示f1〜f3が下に向いてスクロール表示される。
図544(k)に続く、図544(l)は、吹き出し表示f1、f2のスクロール表示を一旦中断または終了した状態を示している。画面上部より再登場した吹き出し表示f1が画面略上部の位置で停止表示され、吹き出し表示f2が画面略中央で停止表示されている。この後、吹き出し表示f1、f2を消去すると共にリーチ演出が開始される場合があってもよいし、保留アイコンや変動アイコンが変化するアニメーションが行われる場合があってもよい。
<パターン2の例>
図544(a)〜(j)に続く、図544(m)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、画面上端から吹き出し表示f1’が登場するように表示されると共に、吹き出し表示f1’、f2、f3が下に向いてスクロール表示される。吹き出し表示f1’は、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像と「疑似連チャンス!」の文字列と模様が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。
図544(m)に続く、図544(n)は、吹き出し表示f1’、f2のスクロール表示を一旦中断または終了した状態を示している。画面上部より登場した吹き出し表示f1’が画面略上部の位置で停止表示され、吹き出し表示f2が画面略中央で停止表示されている。この後、吹き出し表示f1’、f2を消去すると共に、擬似連続予告演出やリーチ演出が開始される場合があってもよいし、保留アイコンや変動アイコンが変化するアニメーションが行われる場合があってもよい。
本例の演出は、先読み予告として用いられてもよいし、当該変動の予告として用いられてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図539乃至図559に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。また、本例のパターン1の例が行われる場合は、本例のパターン2の例が行われる場合よりも、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例のパターン2の例が行われる場合は、本例のパターン1の例が行われる場合よりも、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
次に、図545を用いて、吹き出し表示の演出例を説明する。
図545(a)〜(i)は、吹き出し表示を用いた演出例を段階的に示している。
図545(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1〜a3と特図2保留アイコンb1〜b3が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図545(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図545(a)に続く、図545(b)は、画面の下部(特図1、2保留アイコン表示領域208abと演出表示領域の境目部)から殿のキャラクタによる吹き出し表示f1’が登場するように表示されている。吹き出し表示f1’は、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像と「疑似連チャンス!」の文字列と模様が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。吹き出し表示f1’は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されている。
図545(b)に続く、図545(c)は、装飾図柄表示装置208において、画面下部から登場した吹き出し表示f1’が上に向けて移動する移動アニメーションが表示され、画面略中央で停止して表示された状態を示している。
図545(c)に続く、図545(d)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1’の上方にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図545(d)に続く、図545(e)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、吹き出し表示f1’が上に向けて移動する移動アニメーションが再開されると共に、爺のキャラクタによる吹き出し表示f2が画面下部から登場するように表示されている。吹き出し表示f2は、爺のキャラクタの顔画像と爺のキャラクタの顔画像の上に表示されている「爺」の文字画像と「お昼の天気は」の文字列と曇りマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。
図545(e)に続く、図545(f)は、吹き出し表示f1’が上に向けて移動する移動アニメーションが行われると共に、画面下部から登場した吹き出し表示f2が上に向けて移動する移動アニメーションが行われて、吹き出し表示f1’が画面上部で停止表示され、吹き出し表示f2は、画面略中央で停止表示された状態を示している。吹き出し表示f2が停止表示する位置は、吹き出し表示f1’がこの前に停止表示していた位置である。また、吹き出し表示f1’の移動の速度と吹き出し表示f2の移動の速度は同じとなるように構成されているが、異なるように構成されてもよい。このように、本例では、登場する吹き出し表示は上に向けてスクロール表示されるように構成されている。
図545(f)に続く、図545(g)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1’と吹き出し表示f2のスクロール表示を一旦中断して、吹き出し表示f1’と吹き出し表示f2にオーバーラップする位置にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図545(g)に続く、図545(h)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、吹き出し表示f1’を停止表示したままで、f2が上方に移動する移動アニメーションが行われるのと同時に、姫のキャラクタによる吹き出し表示f3が画面下部から登場するように表示されている。吹き出し表示f3とは、姫のキャラクタの顔画像と姫のキャラクタの顔画像の上に表示されている「姫」の文字画像と「午後の天気は」の文字列と雨マークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。また、吹き出し表示f1’が表示されている位置より上に、吹き出し表示f2が表示されず消去されるように構成されている。また、吹き出し表示f1’を吹き出し表示f2よりも優先させて表示させることで、吹き出し表示f2が吹き出し表示f1の後方をスクロール表示で移動している際には、吹き出し表示f2のうちの吹き出し表示f1’がオーバーラップしている部分が表示されないように構成されてもよい。この場合においては、吹き出し表示f2のうちの爺のキャラクタの顔画像と爺の文字画像は、吹き出し表示f1’にオーバーラップされないため、画面上端の位置までスクロー表示される。このように、本例では大当り信頼度の高い吹き出し表示が登場した場合には、大当り信頼度の低い方の吹き出しを優先させて消去することで、信頼度の高い吹き出し表示を画面に残すように構成されている。
図545(h)に続く、図545(i)は、吹き出し表示f1’を停止表示したままで、画面下部から登場した吹き出し表示f3が上に向けて移動する移動アニメーションが行われて、吹き出し表示f3が、画面略中央で停止表示された状態を示している。吹き出し表示f3が停止表示する位置は、吹き出し表示f2がこの前に停止表示していた位置である。この後、吹き出し表示f1’、f3を消去すると共にリーチ演出が開始される場合があってもよいし、保留アイコンや変動アイコンが変化するアニメーションが行われる場合があってもよい。
本例の演出は、先読み予告として用いられてもよいし、当該変動の予告として用いられてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図539乃至図559に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
次に、図546を用いて、吹き出し表示の演出例を説明する。
図546(a)〜(i)は、吹き出し表示を用いた演出例を段階的に示している。
図546(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1〜a3と特図2保留アイコンb1〜b3が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図546(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図546(a)に続く、図546(b)は、画面の下部(特図1、2保留アイコン表示領域208abと演出表示領域の境目部)から殿のキャラクタによる吹き出し表示f1’が登場するように表示されている。吹き出し表示f1は、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像と「午前の天気は」の文字列と晴れマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。吹き出し表示f1は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されている。
図546(b)に続く、図546(c)は、装飾図柄表示装置208において、画面下部から登場した吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが表示され、画面略中央で停止して表示された状態を示している。
図546(c)に続く、図546(d)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1の上方にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図546(d)に続く、図546(e)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、爺のキャラクタによる吹き出し表示f2が画面下部から登場するように表示されてから、吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが再開される。吹き出し表示f2は、爺のキャラクタの顔画像と爺のキャラクタの顔画像の上に表示されている「爺」の文字画像と「お昼の天気は」の文字列と曇りマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。本例では、爺のキャラクタによる吹き出し表示f2が画面下部から登場するように表示されてから吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが行われるため、吹き出し表示f2が吹き出し表示f1の略下半分にオーバーラップするように表示される。
図546(e)に続く、図546(f)は、吹き出し表示f1の略下半分が吹き出し表示f2にオーバーラップされている状態で、共に上に向けて移動する移動アニメーションが行われている。このように、本例では、登場する吹き出し表示は上に向けてスクロール表示されるように構成されている。
図546(f)に続く、図546(g)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1、f2のスクロール表示を一旦中断して、吹き出し表示f1と吹き出し表示f2にオーバーラップする位置にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図546(g)に続く、図546(h)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、吹き出し表示f1、f2を停止表示したままで、姫のキャラクタによる吹き出し表示f3が画面下部から登場するように表示されている。吹き出し表示f3とは、姫のキャラクタの顔画像と姫のキャラクタの顔画像の上に表示されている「姫」の文字画像と「午後の天気は」の文字列と雨マークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。また、吹き出し表示f3が吹き出し表示f2の略下半分にオーバーラップするように表示される。本例では、吹き出し表示1の吹き出し部分(「今日の天気は」の文字列や晴れマークの絵柄や吹き出し部の枠部分)の一部が吹き出し表示f2の吹き出し部分(「今日の天気は」の文字列や曇りマークの絵柄や吹き出し部の枠部分)の一部にオーバーラップして、吹き出し表示2の吹き出し部分(「今日の天気は」の文字列や曇りマークの絵柄や吹き出し部の枠部分)の一部が吹き出し表示f3の吹き出し部分(「今日の天気は」の文字列や雨マークの絵柄や吹き出し部の枠部分)の一部にオーバーラップするように構成されているがこれ以外の場合があってもよい。例えば、各キャラクタの顔画像がオーバーラップする場合があってもよいし、各キャラクタの名前の文字画像がオーバーラップする場合があってもよいし、吹き出し部にキャラクタの顔画像がオーバーラップする場合があってもよいし、キャラクタの顔画像に吹き出し部がオーバーラップする場合があってもよいし、吹き出し部にキャラクタの名前の文字画像がオーバーラップする場合があってもよい。
図546(h)に続く、図546(i)は、吹き出し表示f1〜f3を上に向けて移動する移動アニメーションが行われて、吹き出し部f1の上端と吹き出し部f3の下端が画面に収まる位置で、吹き出し表示f1〜f3の移動アニメーションを中断または終了した状態を示している。この後、吹き出し表示f1〜f3を消去すると共にリーチ演出が開始される場合があってもよいし、保留アイコンや変動アイコンが変化するアニメーションが行われる場合があってもよい。また、本例では2つの吹き出し表示を重ねる構成であるが、2以上の吹き出し表示を重ねる場合があってもよいし、例えば、重ねられた吹き出し表示の数が多くなるほど、大当りの信頼度が高くなる場合があってもよい。また、本例では、各吹き出し表示の重なり具合を均等となるように構成されているが、各吹き出し表示の重なり具合を均等とならないように構成されてもよい。例えば、吹き出し表示f1とf2の重なる面積は、吹き出し表示f2とf3の重なる面積よりも小さくなる場合があってもよいし、大きくなる場合があってもよい。また、吹き出し表示f1とf2が重なり、吹き出し表示f2とf3が重ならない場合があってもよいし、吹き出し表示f1とf2が重ならないで、吹き出し表示f2とf3が重なる場合があってもよい。
本例の演出は、先読み予告として用いられてもよいし、当該変動の予告として用いられてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図539乃至図559に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
次に、図547を用いて、吹き出し表示の演出例を説明する。
図547(a)〜(i)は、吹き出し表示を用いた演出例を段階的に示している。
図547(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1〜a3と特図2保留アイコンb1〜b3が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図547(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図547(a)に続く、図547(b)は、画面の下部(特図1、2保留アイコン表示領域208abと演出表示領域の境目部)から殿のキャラクタによる吹き出し表示f1が登場するように表示されている。吹き出し表示f1は、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像と「午前の天気は」の文字列と晴れマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。吹き出し表示f1は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されている。
図547(b)に続く、図547(c)は、装飾図柄表示装置208において、画面下部から登場した吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが表示され、画面略中央で停止して表示された状態を示している。
図547(c)に続く、図547(d)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1の上方にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図547(d)に続く、図547(e)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、爺のキャラクタによる吹き出し表示f2が画面下部から登場するように表示されると共に、吹き出し表示f1が縮小してから上方に移動するアニメーションが表示される。また、吹き出し表示f1は、上方に移動しながら徐々に縮小する場合があってもよい。なお、吹き出し表示の縮小具合は本例に限らず、吹き出し表示の各構成(天気の絵柄、文字、枠、キャラクタの名前、キャラクタの顔画像)のそれぞれについて一部が縮小してもよいし、一部のみが縮小してもよいし、全部が縮小してもよいし、各構成毎に縮小率が異なるように縮小してもよい。
図547(e)に続く、図547(f)は、吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが行われると共に、画面下部から登場した吹き出し表示f2が上に向けて移動する移動アニメーションが行われて、吹き出し表示f1が画面上部で停止表示され、吹き出し表示f2は、画面略中央で停止表示された状態を示している。吹き出し表示f2が停止表示する位置は、吹き出し表示f1がこの前に停止表示していた位置である。また、吹き出し表示f1の移動の速度と吹き出し表示f2の移動の速度は同じとなるように構成されているが、異なるように構成されてもよい。このように、本例では、登場する吹き出し表示は上に向けてスクロール表示されるように構成されている。
図547(f)に続く、図547(g)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1、f2のスクロール表示を一旦中断して、吹き出し表示f1と吹き出し表示f2にオーバーラップする位置にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図547(g)に続く、図547(h)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、姫のキャラクタによる吹き出し表示f3が画面下部から登場するように表示されると共に、吹き出し表示f1と吹き出し表示f2が上方に移動するアニメーションが表示される。また、吹き出し表示f2は上方に移動する前に縮小表示されるように構成されているが、吹き出し表示f2は、上方に移動しながら徐々に縮小する場合があってもよい。なお、吹き出し表示f2の縮小具合は吹き出し表示f1の縮小具合と同じであってもよいし、異なっていてもよい。また、吹き出し表示f1、およびf2のうちのいずれか一方が他方よりも大きくまたは小さく縮小される場合があってもよいし、一方と他方で縮小する構成が異なっていてもよい。
図547(h)に続く、図547(i)は、吹き出し表示f2、f3の上に向けて移動するアニメーションを中断、または終了して停止表示をした状態を示している。この後、吹き出し表示f2、f3を消去すると共にリーチ演出が開始される場合があってもよいし、保留アイコンや変動アイコンが変化するアニメーションが行われる場合があってもよい。
本例の演出は、先読み予告として用いられてもよいし、当該変動の予告として用いられてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図539乃至図559に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
次に、図548を用いて、吹き出し表示の演出例を説明する。
図548(a)〜(k)は、吹き出し表示を用いた演出例を段階的に示している。
図548(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1〜a3と特図2保留アイコンb1〜b3が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図548(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図548(a)に続く、図548(b)は、画面の下部(特図1、2保留アイコン表示領域208abと演出表示領域の境目部)から殿のキャラクタによる吹き出し表示f1が登場するように表示されている。吹き出し表示f1は、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像と「午前の天気は」の文字列と晴れマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。吹き出し表示f1は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されている。
図548(b)に続く、図548(c)は、装飾図柄表示装置208において、画面下部から登場した吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが表示され、画面略中央で停止して表示された状態を示している。
図548(c)に続く、図548(d)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1の上方にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図548(d)に続く、図548(e)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、殿のキャラクタによる吹き出し表示f1’が画面下部から登場するように表示されると共に、吹き出し表示f1が上方に移動するアニメーションが表示される。吹き出し表示f1’は、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像と「疑似連チャンス!」の文字列と模様が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。
図548(e)に続く、図548(f)は、吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが行われると共に、画面下部から登場した吹き出し表示f1’が上に向けて移動する移動アニメーションが行われて、吹き出し表示f1が画面上部で停止表示され、吹き出し表示f1’は、画面略中央で停止表示された状態を示している。吹き出し表示f1’が停止表示する位置は、吹き出し表示f1がこの前に停止表示していた位置である。また、吹き出し表示f1の移動の速度と吹き出し表示f1’の移動の速度は同じとなるように構成されているが、異なるように構成されてもよい。このように、本例では、登場する吹き出し表示は上に向けてスクロール表示されるように構成されている。
図548(f)に続く、図548(g)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1、f1’のスクロール表示を一旦中断して、吹き出し表示f1と吹き出し表示f1’にオーバーラップする位置にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図548(g)に続く、図548(h)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、吹き出し表示f1のみが上方に移動するアニメーションが表示され、吹き出し表示f1が画面上端から出ていくように消去される。また、吹き出し表示f1’が吹き出し表示f1aに変化するアニメーションが行われる。当該アニメーションでは、吹き出し表示f1’の吹き出し部が拡大して、吹き出し部の文字列が徐々に消えていくにつれて、代わりに吹き出し表示f1aの吹き出し部の文字列が浮かんでくるように構成されている。また、吹き出し表示f1aは、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像と「SPリーチ確定」の文字列と模様が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。吹き出し表示f1aの吹き出し部の高さは、吹き出し表示f1の吹き出し部の高さの略2倍である。なお、本例では古い吹き出し表示f1は、新しい吹き出し表示f1’の変化に応じて、上に移動して消去されるように構成されているが、例えば、左右方向のいずれかに移動して消去されてもよいし、移動せずに変化した吹き出し表示f1aによってオーバーラップされてもよいし、その場でフェードアウトするように消去されてもよい。
図548(h)に続く、図548(i)は、吹き出し表示f1aが画面の枠内に収まるように停止表示されている。
図548(i)に続く、図548(j)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1aにオーバーラップする位置にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図548(j)に続く、図548(k)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、「SPリーチ確定」の文字列を消去して「全回転リーチ確定」の文字列を表示している。「全回転リーチ確定」の文字列は、吹き出し表示f1aの吹き出し部からはみ出る様に表示される。「全回転リーチ確定」の文字列は、装飾図柄や殿のキャラクタ画像や保留アイコンや変動アイコンや特図1保留数aa1や特図1の第4図柄aa2や特図2保留数aa3や特図2の第4図柄aa4や普図保留数aa5や普図の第4図柄aa6等の表示やチュートリアル表示領域tu1の文字列の表示、またはこれら以外の表示にオーバーラップする場合があってもよい。
本例の演出は、先読み予告として用いられてもよいし、当該変動の予告として用いられてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図539乃至図559に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。この後、吹き出し表示f1aを消去すると共にSPリーチ演出や全回転リーチ演出が開始される場合があってもよいし、保留アイコンや変動アイコンが変化するアニメーションが行われる場合があってもよい。
本例の演出は、先読み予告として用いられてもよいし、当該変動の予告として用いられてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図539乃至図559に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
次に、図549を用いて、吹き出し表示の演出例を説明する。
図549(a)〜(i)は、吹き出し表示を用いた演出例を段階的に示している。
図549(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1〜a3と特図2保留アイコンb1〜b3が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図549(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図549(a)に続く、図549(b)は、画面の下部(特図1、2保留アイコン表示領域208abと演出表示領域の境目部)から殿のキャラクタによる吹き出し表示f1が登場するように表示されている。吹き出し表示f1は、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像と「午前の天気は」の文字列と晴れマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。吹き出し表示f1は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されている。また、画面の左端から姫のキャラクタ表示m3が登場するように表示されている。姫のキャラクタ表示m3は、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6にオーバーラップされている。
図549(b)に続く、図549(c)は、装飾図柄表示装置208において、画面下部から登場した吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが表示され、画面略中央で停止して表示された状態を示している。また、姫のキャラクタm3は右方に移動するアニメーションが表示され、姫のキャラクタm3は、吹き出し表示f1の殿のキャラクタの顔画像の一部にオーバーラップするように表示されている。
図549(c)に続く、図549(d)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1の上方にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。また、姫のキャラクタm3は右方に移動するアニメーションが表示され、姫のキャラクタm3は、吹き出し表示f1の殿のキャラクタの顔画像の略全体、および「殿」の文字画像の略全体にオーバーラップするように表示されている。なお、遊技者がチャンスボタン136を押下するまで、吹き出し表示f1が停止している場合は、姫のキャラクタm3も右方向の移動を停止するように構成されてもよい。
図549(d)に続く、図549(e)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが再開されると共に、爺のキャラクタによる吹き出し表示f2が画面下部から登場するように表示されている。吹き出し表示f2は、爺のキャラクタの顔画像と爺のキャラクタの顔画像の上に表示されている「爺」の文字画像と「お昼の天気は」の文字列と曇りマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。また、姫のキャラクタm3は右方に移動するアニメーションが表示され、姫のキャラクタm3は、吹き出し表示f1の吹き出し部の左部の文字部分、および吹き出し表示f2の吹き出し部の左部の文字部分にオーバーラップするように表示されている。
図549(e)に続く、図549(f)は、吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが行われると共に、画面下部から登場した吹き出し表示f2が上に向けて移動する移動アニメーションが行われて、吹き出し表示f1が画面上部で停止表示され、吹き出し表示f2は、画面略中央で停止表示された状態を示している。吹き出し表示f2が停止表示する位置は、吹き出し表示f1がこの前に停止表示していた位置である。また、吹き出し表示f1の移動の速度と吹き出し表示f2の移動の速度は同じとなるように構成されているが、異なるように構成されてもよい。このように、本例では、登場する吹き出し表示は上に向けてスクロール表示されるように構成されている。また、姫のキャラクタm3は右方に移動するアニメーションが表示され、姫のキャラクタm3は、吹き出し表示f1の吹き出し部の中部の文字部分、および吹き出し表示f2の吹き出し部の中部の文字部分にオーバーラップするように表示されている。
図549(f)に続く、図549(g)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1と吹き出し表示f2のスクロール表示を一旦中断して、吹き出し表示f1と吹き出し表示f2にオーバーラップする位置にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。また、姫のキャラクタm3は右方に移動するアニメーションが表示され、姫のキャラクタm3は、吹き出し表示f1の吹き出し部の右部の文字部分と晴れマークの絵柄部分、および吹き出し表示f2の吹き出し部の右部の文字部分と曇りマークの絵柄部分にオーバーラップするように表示されている。また、姫のキャラクタm3は、ボタン予告表示h110の一部および操作有効期限表示h112の一部にオーバーラップされるように表示されている。
図549(g)に続く、図549(h)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、吹き出し表示f1、f2が同じ速度で上方に移動する移動アニメーションが行われるのと同時に、姫のキャラクタによる吹き出し表示f3が画面下部から登場するように表示されている。吹き出し表示f3とは、姫のキャラクタの顔画像と姫のキャラクタの顔画像の上に表示されている「姫」の文字画像と「午後の天気は」の文字列と雨マークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。また、吹き出し表示f1は、画面上端から出ていくように消去される。また、姫のキャラクタm3は右方に移動するアニメーションが表示され、姫のキャラクタm3は、吹き出し表示f2の吹き出し部の右部の曇りマークの絵柄部分と吹き出し表示f3の吹き出し部の右部の雨マークの絵柄部分、および爺のキャラクタの顔画像の一部にオーバーラップするように表示されている。
図549(h)に続く、図549(i)は、吹き出し表示f2が上に向けて移動する移動アニメーションが行われると共に、画面下部から登場した吹き出し表示f3が上に向けて移動する移動アニメーションが行われて、吹き出し表示f2が画面上部で停止表示され、吹き出し表示f3は、画面略中央で停止表示された状態を示している。吹き出し表示f3が停止表示する位置は、吹き出し表示f2がこの前に停止表示していた位置である。また、吹き出し表示f2の移動の速度と吹き出し表示f3の移動の速度は同じとなるように構成されているが、異なるように構成されてもよい。また、姫のキャラクタm3は右方に移動するアニメーションが表示され、画面右端から出ていくように消去される。姫のキャラクタm3の一部は、爺のキャラクタの顔画像の一部にオーバーラップするように表示されている。この後、吹き出し表示f2、f3を消去すると共にリーチ演出が開始される場合があってもよいし、保留アイコンや変動アイコンが変化するアニメーションが行われる場合があってもよい。
本例の演出は、先読み予告として用いられてもよいし、当該変動の予告として用いられてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図539乃至図559に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
次に、図550を用いて、吹き出し表示の演出例を説明する。
図550(a)〜(i)は、吹き出し表示を用いた演出例を段階的に示している。
図550(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1〜a3と特図2保留アイコンb1〜b3が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図550(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図550(a)に続く、図550(b)は、画面の下部(特図1、2保留アイコン表示領域208abと演出表示領域の境目部)から殿のキャラクタによる吹き出し表示f1が登場するように表示されている。吹き出し表示f1は、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像と「午前の天気は」の文字列と晴れマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。吹き出し表示f1は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されている。また、装飾図柄表示装置208の略中央前方に構造体247が移動してきた状態を示している。構造体247によって吹き出し表示f1の枠部分が視認し難くなっている。
図550(b)に続く、図550(c)は、装飾図柄表示装置208において、画面下部から登場した吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが表示され、画面略中央で停止して表示された状態を示している。また、装飾図柄表示装置208の略中央前方に構造体247が位置している。構造体247によって吹き出し表示f1の枠部分、文字列部分、および晴れマークの絵柄の一部が視認し難くなっている。
図550(c)に続く、図550(d)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1の上方にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している 図550(d)に続く、図550(e)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが再開されると共に、爺のキャラクタによる吹き出し表示f2が画面下部から登場するように表示されている。吹き出し表示f2は、爺のキャラクタの顔画像と爺のキャラクタの顔画像の上に表示されている「爺」の文字画像と「お昼の天気は」の文字列と曇りマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。また、装飾図柄表示装置208の略中央前方に構造体247が位置している。構造体247によって吹き出し表示f1の枠部分、文字列部分、および晴れマークの絵柄の一部が視認し難くなっている。
図550(e)に続く、図550(f)は、吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが行われると共に、画面下部から登場した吹き出し表示f2が上に向けて移動する移動アニメーションが行われて、吹き出し表示f1が画面上部で停止表示され、吹き出し表示f2は、画面略中央で停止表示された状態を示している。吹き出し表示f2が停止表示する位置は、吹き出し表示f1がこの前に停止表示していた位置である。また、吹き出し表示f1の移動の速度と吹き出し表示f2の移動の速度は同じとなるように構成されているが、異なるように構成されてもよい。このように、本例では、登場する吹き出し表示は上に向けてスクロール表示されるように構成されている。また、装飾図柄表示装置208の略中央前方に構造体247が位置している。構造体247によって吹き出し表示f1、f2の枠部分、文字列部分、および晴れマーク、曇りマークの絵柄の一部が視認し難くなっている。
図550(f)に続く、図550(g)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1と吹き出し表示f2のスクロール表示を一旦中断して、吹き出し表示f1と吹き出し表示f2にオーバーラップする位置にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。また、装飾図柄表示装置208の略中央前方に構造体247が位置している。構造体247によって吹き出し表示f1、f2の枠部分、文字列部分、晴れマーク、曇りマークの絵柄の一部、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が視認し難くなっている。
図550(g)に続く、図550(h)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、吹き出し表示f1、f2が同じ速度で上方に移動する移動アニメーションが行われるのと同時に、姫のキャラクタによる吹き出し表示f3が画面下部から登場するように表示されている。吹き出し表示f3とは、姫のキャラクタの顔画像と姫のキャラクタの顔画像の上に表示されている「姫」の文字画像と「午後の天気は」の文字列と雨マークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。また、吹き出し表示f1は、画面上端から出ていくように消去される。また、装飾図柄表示装置208の略中央前方に構造体247が位置している。構造体247によって吹き出し表示f2の枠部分、文字列部分、曇りマークの絵柄の一部、吹き出し表示f3の枠部分の一部が視認し難くなっている。
図550(h)に続く、図550(i)は、吹き出し表示f2が上に向けて移動する移動アニメーションが行われると共に、画面下部から登場した吹き出し表示f3が上に向けて移動する移動アニメーションが行われて、吹き出し表示f2が画面上部で停止表示され、吹き出し表示f3は、画面略中央で停止表示された状態を示している。吹き出し表示f3が停止表示する位置は、吹き出し表示f2がこの前に停止表示していた位置である。また、吹き出し表示f2の移動の速度と吹き出し表示f3の移動の速度は同じとなるように構成されているが、異なるように構成されてもよい。また、装飾図柄表示装置208の略中央前方に構造体247が位置している。構造体247によって吹き出し表示f2、f3の枠部分、文字列部分、曇りマーク、雨マークの絵柄の一部が視認し難くなっている。
本例は、構造体247が装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置している間に、吹き出し表示が移動するように構成されているが、構造体247が初期位置に位置している間にのみ、吹き出し表示が移動するように構成されてもよいし、構造体247が装飾図柄表示装置208の画面にオーバーラップしている間に吹き出し表示が移動するように構成されてもよい。
本例の演出は、先読み予告として用いられてもよいし、当該変動の予告として用いられてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図539乃至図559に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
次に、図551を用いて、吹き出し表示の演出例を説明する。
図551(a)〜(i)は、吹き出し表示を用いた演出例を段階的に示している。
図551(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1〜a3と特図2保留アイコンb1〜b3が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図551(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図551(a)に続く、図551(b)は、画面の下部(特図1、2保留アイコン表示領域208abと演出表示領域の境目部)から殿のキャラクタによる吹き出し表示f1が登場するように表示されている。吹き出し表示f1は、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像と「午前の天気は」の文字列と晴れマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。吹き出し表示f1は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されている。また、装飾図柄表示装置208の前方にある発光パネルに笑顔のキャラクタの発光表示が行われている。当該発光により、吹き出し表示f1の枠部分、文字列部分、および晴れマークの絵柄の一部が視認し難くなっている。
図551(b)に続く、図551(c)は、装飾図柄表示装置208において、画面下部から登場した吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが表示され、画面略中央で停止して表示された状態を示している。また、装飾図柄表示装置208の前方にある発光パネルによる発光表示が行われている。当該発光により、吹き出し表示f1の枠部分、文字列部分、および晴れマークの絵柄の一部が視認し難くなっている。
図551(c)に続く、図551(d)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1の上方にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。また、装飾図柄表示装置208の前方にある発光パネルによる発光表示が行われている。当該発光により、吹き出し表示f1の枠部分、文字列部分、晴れマークの絵柄の一部、およびボタン予告表示h110、操作有効期限表示h112が視認し難くなっている。
図551(d)に続く、図551(e)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが再開されると共に、爺のキャラクタによる吹き出し表示f2が画面下部から登場するように表示されている。吹き出し表示f2は、爺のキャラクタの顔画像と爺のキャラクタの顔画像の上に表示されている「爺」の文字画像と「お昼の天気は」の文字列と曇りマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。また、装飾図柄表示装置208の前方にある発光パネルによる発光表示が行われている。当該発光により、吹き出し表示f1、f2の枠部分、文字列部分、晴れマーク、曇りマークの絵柄の一部が視認し難くなっている。
図551(e)に続く、図551(f)は、吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが行われると共に、画面下部から登場した吹き出し表示f2が上に向けて移動する移動アニメーションが行われて、吹き出し表示f1が画面上部で停止表示され、吹き出し表示f2は、画面略中央で停止表示された状態を示している。吹き出し表示f2が停止表示する位置は、吹き出し表示f1がこの前に停止表示していた位置である。また、吹き出し表示f1の移動の速度と吹き出し表示f2の移動の速度は同じとなるように構成されているが、異なるように構成されてもよい。このように、本例では、登場する吹き出し表示は上に向けてスクロール表示されるように構成されている。また、装飾図柄表示装置208の前方にある発光パネルによる発光表示が行われている。当該発光により、吹き出し表示f1、f2の枠部分、文字列部分、晴れマーク、曇りマークの絵柄の一部が視認し難くなっている。
図551(f)に続く、図551(g)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1と吹き出し表示f2のスクロール表示を一旦中断して、吹き出し表示f1と吹き出し表示f2にオーバーラップする位置にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。また、装飾図柄表示装置208の前方にある発光パネルによる発光表示が行われている。当該発光により、吹き出し表示f1、f2の枠部分、文字列部分、晴れマーク、曇りマークの絵柄の一部、およびボタン予告表示h110、操作有効期限表示h112が視認し難くなっている。
図551(g)に続く、図551(h)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、吹き出し表示f1、f2が同じ速度で上方に移動する移動アニメーションが行われるのと同時に、姫のキャラクタによる吹き出し表示f3が画面下部から登場するように表示されている。吹き出し表示f3とは、姫のキャラクタの顔画像と姫のキャラクタの顔画像の上に表示されている「姫」の文字画像と「午後の天気は」の文字列と雨マークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。また、吹き出し表示f1は、画面上端から出ていくように消去される。また、装飾図柄表示装置208の前方にある発光パネルによる発光表示が行われている。当該発光により、吹き出し表示f2、f3の枠部分、文字列部分、曇りマーク、雨マークの絵柄の一部、およびボタン予告表示h110、操作有効期限表示h112が視認し難くなっている。
図551(h)に続く、図551(i)は、吹き出し表示f2が上に向けて移動する移動アニメーションが行われると共に、画面下部から登場した吹き出し表示f3が上に向けて移動する移動アニメーションが行われて、吹き出し表示f2が画面上部で停止表示され、吹き出し表示f3は、画面略中央で停止表示された状態を示している。吹き出し表示f3が停止表示する位置は、吹き出し表示f2がこの前に停止表示していた位置である。また、吹き出し表示f2の移動の速度と吹き出し表示f3の移動の速度は同じとなるように構成されているが、異なるように構成されてもよい。また、装飾図柄表示装置208の前方にある発光パネルによる発光表示が行われている。当該発光により、吹き出し表示f2、f3の枠部分、文字列部分、曇りマーク、雨マークの絵柄の一部が視認し難くなっている。
本例は、装飾図柄表示装置208の前方に位置する発光パネルによる発光表示がされている際に、吹き出し表示が移動するように構成されているが、発光パネルによる発光表示していない間にのみ、吹き出し表示が移動するように構成されてもよい。
本例の演出は、先読み予告として用いられてもよいし、当該変動の予告として用いられてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図539乃至図559に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
次に、図552を用いて、吹き出し表示の演出例を説明する。
図552(a)〜(i)は、吹き出し表示を用いた演出例を段階的に示している。
図552(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1〜a3と特図2保留アイコンb1〜b3が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図552(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図552(a)に続く、図552(b)は、画面の下部(特図1、2保留アイコン表示領域208abと演出表示領域の境目部)から殿のキャラクタによる吹き出し表示f1が登場するように表示されている。吹き出し表示f1は、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像と「午前の天気は」の文字列と晴れマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。吹き出し表示f1は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されている。また、装飾図柄表示装置208の略中央に第一の表示が行われている。第一の表示は、吹き出し表示f1の枠部分にオーバーラップしている。
図552(b)に続く、図552(c)は、装飾図柄表示装置208において、画面下部から登場した吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが表示され、画面略中央で停止して表示された状態を示している。また、装飾図柄表示装置208の略中央に第一の表示が行われている。第一の表示は、吹き出し表示f1の枠部分の一部、文字列部分の全部、天気のマークの絵柄の一部、殿のキャラクタの顔画像の一部、「殿」の文字の全部にオーバーラップしている。
図552(c)に続く、図552(d)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1の上方にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。また、装飾図柄表示装置208の略中央に第一の表示が行われている。第一の表示は、吹き出し表示f1の枠部分の一部、文字列部分の全部、天気のマークの絵柄の一部、殿のキャラクタの顔画像の一部、「殿」の文字の全部にオーバーラップしている。
図552(d)に続く、図552(e)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが再開されると共に、爺のキャラクタによる吹き出し表示f2が画面下部から登場するように表示されている。吹き出し表示f2は、爺のキャラクタの顔画像と爺のキャラクタの顔画像の上に表示されている「爺」の文字画像と「お昼の天気は」の文字列と曇りマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。また、装飾図柄表示装置208の略中央に第一の表示が行われている。第一の表示は、吹き出し表示f1の吹き出し部の略全部、殿のキャラクタの顔画像の一部、「殿」の文字の一部、吹き出し表示f2の枠部分の一部にオーバーラップしている。
図552(e)に続く、図552(f)は、吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが行われると共に、画面下部から登場した吹き出し表示f2が上に向けて移動する移動アニメーションが行われて、吹き出し表示f1が画面上部で停止表示され、吹き出し表示f2は、画面略中央で停止表示された状態を示している。吹き出し表示f2が停止表示する位置は、吹き出し表示f1がこの前に停止表示していた位置である。また、吹き出し表示f1の移動の速度と吹き出し表示f2の移動の速度は同じとなるように構成されているが、異なるように構成されてもよい。このように、本例では、登場する吹き出し表示は上に向けてスクロール表示されるように構成されている。また、装飾図柄表示装置208の略中央に第一の表示が行われている。第一の表示は、吹き出し表示f1の枠部分の一部、晴れのマークの絵柄の一部、殿のキャラクタの顔画像の一部、吹き出し表示f2の吹き出し部の略全体、爺のキャラクタの顔画像の一部にオーバーラップしている。
図552(f)に続く、図552(g)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1と吹き出し表示f2のスクロール表示を一旦中断して、吹き出し表示f1と吹き出し表示f2にオーバーラップする位置にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。また、装飾図柄表示装置208の略中央に第一の表示が行われている。第一の表示は、吹き出し表示f1の枠部分の一部、晴れマークの絵柄の一部、吹き出し表示f2の吹き出し部の略全体の部分、爺のキャラクタの顔画像の一部、およびボタン予告表示h110、操作有効期限表示h112の全部にオーバーラップしている。
図552(g)に続く、図552(h)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、吹き出し表示f1、f2が同じ速度で上方に移動する移動アニメーションが行われるのと同時に、姫のキャラクタによる吹き出し表示f3が画面下部から登場するように表示されている。吹き出し表示f3とは、姫のキャラクタの顔画像と姫のキャラクタの顔画像の上に表示されている「姫」の文字画像と「午後の天気は」の文字列と雨マークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。また、吹き出し表示f1は、画面上端から出ていくように消去される。また、装飾図柄表示装置208の略中央に第一の表示が行われている。第一の表示は、吹き出し表示f2の吹き出し部の略全体、爺のキャラクタの顔画像の一部、吹き出し表示f3の枠部分の一部、「姫」の文字画像の一部にオーバーラップしている。
図552(h)に続く、図552(i)は、吹き出し表示f2が上に向けて移動する移動アニメーションが行われると共に、画面下部から登場した吹き出し表示f3が上に向けて移動する移動アニメーションが行われて、吹き出し表示f2が画面上部で停止表示され、吹き出し表示f3は、画面略中央で停止表示された状態を示している。吹き出し表示f3が停止表示する位置は、吹き出し表示f2がこの前に停止表示していた位置である。また、吹き出し表示f2の移動の速度と吹き出し表示f3の移動の速度は同じとなるように構成されているが、異なるように構成されてもよい。また、装飾図柄表示装置208の略中央に第一の表示が行われている。第一の表示は、吹き出し表示f2の枠部分の一部、曇りマークの絵柄の一部、爺のキャラクタの顔画像の一部、吹き出し表示f3の枠部分の一部、文字列全体、雨マークの絵柄の一部、姫のキャラクタの顔画像の一部「姫」の文字画像の全部にオーバーラップしている。
本例は、装飾図柄表示装置208に第一の表示が表示されている際に、吹き出し表示が移動するように構成されているが、第一の表示を表示していない間にのみ、吹き出し表示が移動するように構成されてもよい。また、第一の表示は、保留表示、保留アイコン、変動アイコン、予告アイコン、アイコン領域表示、装飾図柄、第四図柄、ミニ装飾図柄、予告表示、先読み予告表示、チュートリアル表示、疑似連表示、リーチ表示、右打ち表示、左打ち表示、キャラクタ表示、背景表示、大当り表示、ラウンド表示、ビッグボーナス表示、AR表示、RT表示、連荘回数表示、獲得球数表示、獲得枚数表示、音量調整表示、光量調整表示、ボタン押下表示、エラー表示、球抜き表示、扉開放表示、異常発生表示のうちの少なくともいずれかであってもよい。
本例の演出は、先読み予告として用いられてもよいし、当該変動の予告として用いられてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図539乃至図559に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
次に、図553を用いて、吹き出し表示の演出例を説明する。
図553(a)〜(h)は、吹き出し表示を用いた演出例を段階的に示している。
図553(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1〜a3と特図2保留アイコンb1〜b3が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図553(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図553(a)に続く、図553(b)は、画面の下部(特図1、2保留アイコン表示領域208abと演出表示領域の境目部)から殿のキャラクタによる吹き出し表示f1’が登場するように表示されている。吹き出し表示f1’とは、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像と「疑似連チャンス!」の文字列と模様が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。吹き出し表示f1’は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されている。
図553(b)に続く、図553(c)は、装飾図柄表示装置208において、画面下部から登場した吹き出し表示f1’が上に向けて移動する移動アニメーションが表示され、画面略中央で停止して表示された状態を示している。また、特図1、2保留アイコン表示領域280abには、特図1保留アイコンa4が新たに表示されている。
図553(c)に続く、図553(d)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1’の上方にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図553(d)に続く、図553(e)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、爺のキャラクタによる吹き出し表示f2’が画面下部から登場するように表示されると共に、吹き出し表示f1’が上方に移動するアニメーションが表示される。吹き出し表示f2’は、爺のキャラクタの顔画像と爺のキャラクタの顔画像の上に表示されている「爺」の文字画像と「保留変化じゃ」の文字列と曇りマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。
図553(e)に続く、図553(f)は、吹き出し表示f1’が上に向けて移動する移動アニメーションが行われると共に、画面下部から登場した吹き出し表示f2’が上に向けて移動する移動アニメーションが行われて、吹き出し表示f1’が画面上部で停止表示され、吹き出し表示f2’は、画面略中央で停止表示された状態を示している。吹き出し表示f2’が停止表示する位置は、吹き出し表示f1’がこの前に停止表示していた位置である。また、吹き出し表示f1’の移動の速度と吹き出し表示f2’の移動の速度は同じとなるように構成されているが、異なるように構成されてもよい。
図553(f)に続く、図553(g)は、吹き出し表示f2’に表示されている曇りマークの絵柄が特図1、2保留アイコン表示領域280abに向かって移動している状態を示している。
図553(g)に続く、図553(h)は、吹き出し表示f2’に表示されていた曇りマークの絵柄が、デフォルト態様の特図1保留アイコンa4に置き換わって特図1保留アイコンa4として表示されている。この後、吹き出し表示f1’、f2’を消去すると共にSPリーチ演出や全回転リーチ演出が開始される場合があってもよいし、保留アイコンや変動アイコンが変化するアニメーションが行われる場合があってもよい。
本例の演出は、吹き出し表示f1’と吹き出し表示f2’による連続した予告が行われる例である。吹き出し表示f1’は、当該変動の予告に用いられ、吹き出し表示f2’は、先読み予告に用いられる。また、本例では、吹き出し表示の吹き出し部の内側に表示されていた曇りマークの絵柄を移動させて保留アイコンとして表示させる例であるが、吹き出し部の外に表示している当該変動や先読みに用いられる予告アイコンを吹き出し部の内側に移動させて表示してもよく、また吹き出し部の内側に表示されていたアイコンを当該予告アイコンで上書きする表示を行ってもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図539乃至図559に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
次に、図554を用いて、吹き出し表示の演出例を説明する。
図554(a)〜(i)は、吹き出し表示を用いた演出例を段階的に示している。また、図554〜図556においては、装飾図柄表示装置208の左側にサブ液晶a208、右側にサブ液晶b208が設けられている。
図554(a)は、サブ液晶a208に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1〜a3と特図2保留アイコンb1〜b3が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図554(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図554(a)に続く、図554(b)は、装飾図柄表示装置208の画面の下部(特図1、2保留アイコン表示領域208abと演出表示領域の境目部)から殿のキャラクタによる吹き出し表示f1の一部が登場するように表示されるのと同時に、サブ液晶a208の画面の下部(特図1、2保留アイコン表示領域208abと演出表示領域の境目部と同じ高さの部分)から吹き出し表示f1の他の一部が登場するように表示されている。吹き出し表示f1の一部は、「午前の天気は」の文字列と晴れマークの絵柄が表示されている吹き出し部であり、吹き出し表示f1の他の一部は、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像、および吹き出し部の一部が該当する。
図554(b)に続く、図554(c)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1の一部と、サブ液晶a208において、吹き出し表示f1の他の一部が、同時に上に向けて移動する移動アニメーションが表示され、装飾図柄表示装置208やサブ液晶a208の画面略中央で停止して表示された状態を示している。
図554(c)に続く、図554(d)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1の上方にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図554(d)に続く、図554(e)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、装飾図柄表示装置208において、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、爺のキャラクタによる吹き出し表示f2の一部が画面下部から登場するように表示されると共に、吹き出し表示f1の一部が上方に移動するアニメーションが表示される。また、サブ液晶b208において、サブ液晶b208の画面の下部(特図1、2保留アイコン表示領域208abと演出表示領域の境目部と同じ高さの部分)から吹き出し表示f2の他の一部が登場するように表示されている。吹き出し表示f2の一部は、「午前の天気は」の文字列と曇りマークの絵柄が表示されている吹き出し部であり、吹き出し表示f2の他の一部は、爺のキャラクタの顔画像と爺のキャラクタの顔画像の上に表示されている「爺」の文字画像、および吹き出し部の一部が該当する。
図554(e)に続く、図554(f)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1の一部が上に向けて移動する移動アニメーションが行われると共に、画面下部から登場した吹き出し表示f2の一部が上に向けて移動する移動アニメーションが行われて、吹き出し表示f1の一部が画面上部で停止表示され、吹き出し表示f2の一部は、画面略中央で停止表示された状態を示している。吹き出し表示f2の一部が停止表示する位置は、吹き出し表示f1の一部がこの前に停止表示していた位置である。また、吹き出し表示f1の移動の速度と吹き出し表示f2の移動の速度は同じとなるように構成されているが、異なるように構成されてもよい。また、サブ液晶a208において、吹き出し表示f1の他の一部が上に向けて移動する移動アニメーションが行われて画面上部で停止表示すると共に、サブ液晶b208において、吹き出し表示f2の他の一部が上に向けて移動する移動アニメーションが行われ画面下部で停止表示する。
図554(f)に続く、図554(g)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1の一部とf2の一部にオーバーラップする位置にボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示されている。
図554(g)に続く、図554(h)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、装飾図柄表示装置208において、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、吹き出し表示f2の一部が上方に移動するアニメーションが表示されると共に、吹き出し表示f3の一部が画面下部から登場するように表示される。また、サブ液晶b208において、吹き出し表示f1の他の一部が画面上端から出ていくように消去され、吹き出し表示f3が画面下部から登場するように表示されている。また、サブ液晶c208において、吹き出し表示f2の他の一部が上方に移動するアニメーションが表示される。吹き出し表示f3の一部は、「午後の天気は」の文字列と雨マークの絵柄が表示されている吹き出し部であり、吹き出し表示f3の他の一部は、姫のキャラクタの顔画像と姫のキャラクタの顔画像の上に表示されている「姫」の文字画像、および吹き出し部の一部が該当する。
図554(h)に続く、図554(i)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f2の一部が上に向けて移動する移動アニメーションが行われると共に、画面下部から登場した吹き出し表示f3の一部が上に向けて移動する移動アニメーションが行われて、吹き出し表示f2の一部が画面上部で停止表示され、吹き出し表示f3の一部は、画面略中央で停止表示された状態を示している。吹き出し表示f2の一部が停止表示する位置は、吹き出し表示f1の一部がこの前に停止表示していた位置である。また、吹き出し表示f2の移動の速度と吹き出し表示f3の移動の速度は同じとなるように構成されているが、異なるように構成されてもよい。また、サブ液晶b208において、吹き出し表示f2の他の一部が上に向けて移動する移動アニメーションが行われて画面上部で停止表示すると共に、サブ液晶a208において、吹き出し表示f3の他の一部が上に向けて移動する移動アニメーションが行われ画面略中央部で停止表示する。
本例の演出は、先読み予告として用いられてもよいし、当該変動の予告として用いられてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図539乃至図559に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
次に、図555を用いて、吹き出し表示の演出例を説明する。
図555(a)〜(i)は、吹き出し表示を用いた演出例を段階的に示している。
図555(a)は、サブ液晶a208に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1〜a3と特図2保留アイコンb1〜b3が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図555(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図555(a)に続く、図555(b)は、装飾図柄表示装置208の画面の下部(特図1、2保留アイコン表示領域208abと演出表示領域の境目部)から殿のキャラクタによる吹き出し表示f1が登場するように表示されている。吹き出し表示f1は、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像と「午前の天気は」の文字列と晴れマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。吹き出し表示f1は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されている。
図555(b)に続く、図555(c)は、装飾図柄表示装置208において、画面下部から登場した吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが表示され、画面略中央で停止して表示された状態を示している。
図555(c)に続く、図555(d)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1の上方にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図555(d)に続く、図555(e)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、爺のキャラクタによる吹き出し表示f2が画面下部から登場するように表示されると共に、吹き出し表示f1が上方に移動するアニメーションが表示される。
図555(e)に続く、図555(f)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが行われると共に、画面下部から登場した吹き出し表示f2が上に向けて移動する移動アニメーションが行われて、吹き出し表示f1が画面上部で停止表示され、吹き出し表示f2は、画面略中央で停止表示された状態を示している。吹き出し表示f2が停止表示する位置は、吹き出し表示f1がこの前に停止表示していた位置である。また、吹き出し表示f1の移動の速度と吹き出し表示f2の移動の速度は同じとなるように構成されているが、異なるように構成されてもよい。このように、本例では、登場する吹き出し表示は上に向けてスクロール表示されるように構成されている。
図555(f)に続く、装飾図柄表示装置208において、図555(g)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1、f2のスクロール表示を一旦中断して、吹き出し表示f1と吹き出し表示f2にオーバーラップする位置にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図555(g)に続く、図555(h)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、装飾図柄表示装置208において、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、姫のキャラクタによる吹き出し表示f3が画面下部から登場するように表示されると共に、吹き出し表示f2が上方に移動するアニメーションが表示される。また、サブ液晶b208の上端から、既に消去した吹き出し表示f1がサブ液晶b208の大きさに合わせて縮小されて登場するように表示される。
図555(h)に続く、図555(i)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f2、f3の上に向けて移動するアニメーションが継続して行われ、サブ液晶b208において、吹き出し表示f1が下方に移動するアニメーションが行われ、サブ液晶b208の下部に吹き出し表示が貯まるように表示されている。このように、本例の演出は、装飾図柄表示装置208において消去した吹き出し表示をサブ液晶b208に貯める演出である。サブ液晶b208が吹き出し表示でいっぱいになると古い吹き出し表示から消去するようにしてもよいし、新しい吹き出し表示を消去するようにしてもよいし、全ての吹き出し表示を消去するようにしてもよいし、半分の吹き出し表示を消去するようにしてもよい。
本例の演出は、先読み予告として用いられてもよいし、当該変動の予告として用いられてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図539乃至図559に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。また、本例では、サブ液晶b208に表示する吹き出し表示f1は、装飾図柄表示装置208に表示する吹き出し表示f1より小さくなるように構成されているが、サブ液晶b208に表示する吹き出し表示f1が装飾図柄表示装置208に表示する吹き出し表示f1より大きくなるように構成されてもよいし、同じ大きさとなるように構成されてもよい。
次に、図556を用いて、吹き出し表示の演出例を説明する。
図556(a)〜(m)は、吹き出し表示を用いた演出例を段階的に示している。
図556(a)は、サブ液晶a208に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1〜a3と特図2保留アイコンb1〜b3が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図556(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図556(a)に続く、図556(b)は、サブ液晶b208の画面の下部(特図1、2保留アイコン表示領域208abと演出表示領域の境目部と同じ高さ)から殿のキャラクタによる吹き出し表示f1が登場するように表示されている。吹き出し表示f1は、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像と「午前の天気は」の文字列と晴れマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。
図556(b)に続く、図556(c)は、サブ液晶b208において、画面下部から登場した吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが表示された状態を示している。
図556(c)に続く、図556(d)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾3−装飾8−装飾4」の停止表示をした状態を示している。また、停止表示の表示中は、サブ液晶b208の吹き出し表示f1の移動も停止している。
図556(d)に続く、図556(e)は、次の変動が開始され、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄変動表示が表示されている。また、サブ液晶b208では、吹き出し表示f1の移動アニメーションが開始されている。
図556(e)に続く、図556(f)は、サブ液晶b208において、吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが行われると共に、画面下部から登場した吹き出し表示f2が上に向けて移動する移動アニメーションが行われている。このように、本例では、登場する吹き出し表示は上に向けてスクロール表示されるように構成されている。
図556(f)に続く、図556(g)は、サブ液晶b208において、吹き出し表示f1、f2のスクロール表示が継続して行われている。
図556(g)に続く、図556(h)は、サブ液晶b208において、吹き出し表示f1、f2のスクロール表示が継続して行われている。
図556(h)に続く、図556(i)は、装飾図柄表示装置208で「装飾2−装飾8−装飾9」の停止表示をした状態を示している。図556(h)では、装飾図柄の停止表示中でも、サブ液晶b208において、吹き出し表示f1、f2のスクロール表示が継続して行われ、画面の下部から吹き出し表示f3が登場するように表示されている。
図556(i)に続く、図556(j)は、次の変動が開始され、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄変動表示が表示され、サブ液晶b208において、吹き出し表示f1〜f3のスクロール表示が継続して行われている。
図556(j)に続く、図556(k)は、サブ液晶b208において、吹き出し表示f1〜f3のスクロール表示が継続して行われ、画面の下部から吹き出し表示f6が登場するように表示されている。吹き出し表示f6は、ちび姫のキャラクタの顔画像とちび姫のキャラクタの顔画像の上に表示されている「ちび姫」の文字画像と「夕方の天気は」、「リーチかな?」の文字列と晴れマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。本例の吹き出し表示f6は、当該変動においてリーチが行われることの予告として用いられる表示である。
図556(k)に続く、図556(l)は、サブ液晶b208において、吹き出し表示f1〜f3、およびf6のスクロール表示が継続して行われ、吹き出し表示f1が画面上端から消去され、画面下部から登場した吹き出し表示f6の全体が表示された段階で、吹き出し表示f2、f3、f6のスクロール表示を中断、または終了している。
図556(l)に続く、図556(m)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4」のリーチ演出が行われている状態を示している。このように、本例は、複数の変動を跨いで、吹き出し表示が表示され続ける例である。また、装飾図柄の停止表示中であっても、サブ液晶によって吹き出し表示の演出を継続して行う場合がある。
本例の演出は、先読み予告として用いられてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図539乃至図559に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
図557は、保留アイコンを用いた演出例の2例を段階的に示している。図557は、図557(a)〜(h)の後に図557(i)〜(k)の演出を行うパターン1の例と図557(a)〜(h)の後に図557(i’)〜(l’)の演出を行うパターン2の例を示している。
<パターン1の例>
以下、本演出例のパターン1の例を図557(a)〜(k)を用いて説明する。
図557(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1〜a3と特図2保留アイコンb1〜b3が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図557(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図557(a)に続く、図557(b)は、画面の下部(特図1、2保留アイコン表示領域208abと演出表示領域の境目部)から殿のキャラクタによる吹き出し表示f1が登場するように表示されている。吹き出し表示f1は、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像と「午前の天気は」の文字列と晴れマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。吹き出し表示f1は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されている。
図557(b)に続く、図557(c)は、装飾図柄表示装置208において、画面下部から登場した吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが表示され、画面略中央で停止して表示された状態を示している。
図557(c)に続く、図557(d)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1の上方にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図557(d)に続く、図557(e)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、2つ目の吹き出し表示f1が画面下部から登場するように表示されると共に、2つの吹き出し表示f1が上方に移動するアニメーションが表示される。なお、3つ以上同じ吹き出し表示が連続する場合があってもよい。
図557(e)に続く、図557(f)は、両方の吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが行われる。このように、本例では、登場する吹き出し表示は上に向けてスクロール表示されるように構成されている。
図557(f)に続く、図557(g)は、装飾図柄表示装置208において、両吹き出し表示f1のスクロール表示を一旦中断して、両吹き出し表示f1にオーバーラップする位置にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図557(g)に続く、図557(h)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、両吹き出し表示f1が上方に移動するアニメーションが表示され、両吹き出し表示f1が画面上端から出ていくように消去される直前である。また、画面下部から吹き出し表示f1bが登場するように表示される。吹き出し表示f1bは、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像と「総て人の上にたつ時は、愚なるも智あるさまに見え、下にいるものは、智あるも愚に見ゆるものなり。」の文字列と模様が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。また、吹き出し表示f1bの吹き出し部は、装飾図柄表示装置208の一画面に収まらない大きさである。
図557(h)に続く、図557(i)は、吹き出し表示f1bの上端が画面上端に位置している状態を示している。
図557(i)に続く、図557(j)は、吹き出し表示f1bのスクロール表示が行われている状態を示す。
図557(j)に続く、図557(k)は、吹き出し表示f1bの下端が視認されるまで、吹き出し表示f1bのスクロール表示が行われた状態を示している。
<パターン2の例>
以下、本演出例のパターン2の例を図557(i’)〜(l’)を用いて説明する。
図557(a)〜(h)に続く、図557(i’)は、吹き出し部f1bのスクロール表示が一旦停止している状態を示している。なお、吹き出し部f1bのスクロール表示はが1回または複数回停止する場合があってもよい。
図557(i’)に続く、図557(j’)は、装飾図柄表示装置208に、チャンスボタン136を模したボタン予告表示h110、チャンスボタン136の操作有効期限をゲージで表す操作有効期限表示h112が表示された状態を示している。
図557(j’)に続く、図557(k’)は、チャンスボタン136の操作有効期限内に遊技者がチャンスボタン136押下することで、停止していた吹き出し部f1bのスクロール表示が再開される。
図557(k’)に続く、図557(l’)は、吹き出し表示f1bの下端が視認されるまで、吹き出し表示f1bのスクロール表示が行われた状態を示している。この後、吹き出し表示f1bを消去すると共にSPリーチ演出や全回転リーチ演出が開始される場合があってもよいし、保留アイコンや変動アイコンが変化するアニメーションが行われる場合があってもよい。また、吹き出し表示f1bのスクロール表示が停止するたびにボタン予告演出が行われる場合があってもよいし、ボタン予告演出が行われない場合があってもよい。吹き出し表示f1bのスクロール表示において、「総て人の上にたつ時は、愚なるも智あるさまに見え、下にいるものは、智あるも愚に見ゆるものなり。」の文字列の全てがスクロール表示される場合と全てがスクロール表示されない場合があってもよい。当該文字列が全てスクロール表示される場合は、当該文字列が全てスクロール表示されない場合と比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
本例の演出は、先読み予告として用いられてもよいし、当該変動の予告として用いられてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図539乃至図559に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
次に、図558を用いて、吹き出し表示の演出例を説明する。
図558(a)〜(g)は、吹き出し表示を用いた演出例を段階的に示している。
図558(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1〜a3と特図2保留アイコンb1〜b3が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図558(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図558(a)に続く、図558(b)は、画面の右上および右下から2つの吹き出し表示f1が同時に登場するように表示され、同じスピードで左方に移動するアニメーションが表示されている。吹き出し表示f1は、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像と「午前の天気は」の文字列と晴れマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。吹き出し表示f1は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されている。なお、同時に3つ以上の同じ吹き出し表示が登場してもよい。
図558(b)に続く、図558(c)は、装飾図柄表示装置208において、画面右端から、吹き出し表示f2、f3が同時に登場するように表示され、同じスピードで左方に移動するアニメーションが表示されている。なお、同時に2つ以上の異なる吹き出し表示が登場する場合があってもよい。また、上と下の吹き出し表示f1は、同じ速度で左方に移動するアニメーションが開始されている。
図558(c)に続く、図558(d)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1〜f3が同じ速度で左方に移動するアニメーションが行われている。
図558(d)に続く、図558(e)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1〜f3が同じ速度で左方に移動するアニメーションが行われている。
図558(e)に続く、図558(f)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1〜f3が同じ速度で左方に移動するアニメーションが行われ、登場した順番に左端から出ていくように消去される直前の状態である。また、本例では全ての吹き出し表示が同じ方向に同じ速度で移動するアニメーションが行われるが、吹き出し表示のそれぞれが異なる方向に異なる速度で移動するアニメーションが行われてもよい。また、当該変動の予告や先読み予告に用いられる吹き出し表示については、当該変動の予告や先読み予告に用いられない予告とは、異なる方向に移動させる場合があってもよいし、異なる速度で移動させる場合があってもよい。
図558(f)に続く、図558(g)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1〜f3が同じ速度で左方に移動するアニメーションが行われ、登場した順番に左端から出ていくように消去された後の状態を示している。この後、SPリーチ演出や全回転リーチ演出が開始される場合があってもよいし、保留アイコンや変動アイコンが変化するアニメーションが行われる場合があってもよい。なお、本例では、同時に表示開始した上の吹き出し表示f1と下の吹き出し表示f1が同時に表示終了しているが、上の吹き出し表示f1と下の吹き出し表示f1のうちの一方が他方よりも先に表示終了するようにしてもよいし、上の吹き出し表示f1と下の吹き出し表示f1のうちの一方が他方より移動速度が速くてもよい。また、同時に表示開始した吹き出し表示f2と吹き出し表示f3が同時に表示終了しているが、吹き出し表示f2と吹き出し表示f3のうちの一方が他方よりも先に表示終了するようにしてもよいし、吹き出し表示f2と吹き出し表示f3のうちの一方が他方より移動速度が速くてもよい。
本例の演出は、先読み予告として用いられてもよいし、当該変動の予告として用いられてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図539乃至図559に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
次に、図559を用いて、吹き出し表示の演出例の2例を説明する。
図559(a)は、吹き出し表示f1が表示されている状態で吹き出し表示f2を表示した場合の演出例である。図559(a)の右側は、吹き出し表示f2を吹き出し表示f1にオーバーラップする位置に表示する際に、吹き出し表示f1を移動させない例である。本例では、吹き出し表示f1は吹き出し表示f2にオーバーラップされているため、吹き出し表示f1に表示されたキャラクタのセリフと吹き出し表示f2に表示されたキャラクタのセリフを同時に視認できない。
図559(b)は、吹き出し表示f1が表示されている状態で吹き出し表示f2を表示した場合の演出例である。図559(b)の右側は、吹き出し表示f2を吹き出し表示f1にオーバーラップする位置に表示する際に、吹き出し表示f1を上方へ移動させる例である。吹き出し表示f1を上方に移動させることで、吹き出し表示f1に表示されたキャラクタのセリフと吹き出し表示f2に表示されたキャラクタのセリフを同時に視認することができる場合がある。
次に、以上説明した一実施の形態によるパチンコ機100の特徴的構成について説明する。
(e1)
第一の可動手段(例えば、可動体90a)と(例えば、図509参照)、
第二の可動手段(例えば、可動体90b)と(例えば、図509参照)、
第一の発光手段(例えば、発光ダイオードa22、a32、a33)と(例えば、図509参照)、
第二の発光手段(例えば、発光ダイオードa11〜a16、a23、a24)と(例えば、図509参照)、
を備えた遊技台であって、
前記第一の可動手段は、前記第二の可動手段を有する手段であり(例えば、図509参照)、
前記第一の可動手段は、前記第一の発光手段を有する手段であり(例えば、図509参照)、
前記第一の可動手段は、前記第二の発光手段を有する手段であり(例えば、図509参照)、
第一の状態において、前記第一の発光手段と前記第二の発光手段のうちの一方は前記第二の可動手段と重なり(例えば、図510(b)参照)、
第二の状態において、前記第一の発光手段と前記第二の発光手段の両方は前記第二の可動手段と重ならず(例えば、図510(d)参照)、
前記第一の発光手段の発光態様は、前記第一の状態と前記第二の状態の両方で同じ発光態様であり(例えば、図510(b)、(d)参照)、
前記第二の発光手段の発光態様は、前記第一の状態と前記第二の状態の両方で同じ発光態様である(例えば、図510(b)、(d)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
第一の発光手段と第二の発光手段の見え方を変化させることができ、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
(e2)
e1に記載の遊技台であって、
前記第一の状態において、前記第一の発光手段が発光可能であり(例えば、図510(b)参照)、
前記第一の状態において、前記第一の発光手段が前記第二の可動手段にオーバーラップされる(例えば、図510(b)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(e3)
e1またはe2に記載の遊技台であって、
前記第一の発光手段は、構造体(例えば、構造体30c)にオーバーラップされる場合がある手段である(例えば、図516(c)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(e4)
e1乃至e3のいずれか一項に記載の遊技台であって、
初期状態において、前記第一の発光手段が前記第二の可動手段と重なる(例えば、図510(a)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(e5)
e1乃至e4のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一の発光手段は、初期状態から少なくとも前記第一の状態を経て前記第二の状態に移行可能な手段である(例えば、図510(a)〜(d)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(e6)
e1乃至e5のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一の可動手段は、第三の発光手段(例えば、発光ダイオードa25、a33、a34)を有する手段であり、
前記第一の可動手段は、第三の可動手段(例えば、可動体90c)を有する手段であり(例えば、図509参照)、
前記第一の状態において、前記第三の発光手段が前記第三の可動手段と重なり(例えば、図510(b)参照)、
前記第二の状態において、前記第三の発光手段が前記第三の可動手段と重ならない(例えば、図510(d)参照)、ことを特徴とする遊技台。
(e7)
e1乃至e6のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第二の可動手段は、発光基板(例えば、LED基板90b2)を有する手段であり(例えば、図509参照)、
初期状態において、前記第一の発光手段が前記発光基板と重なる(例えば、図510(a)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(e8)
e7に記載の遊技台であって、
前記第一の状態において、前記第一の発光手段が前記発光基板と重なる場合がある(例えば、図510(d)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(e9)
e1乃至e8のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一の可動手段は、カバー(例えば、カバー部90a3)を有する手段であり(例えば、図509(b)参照)、
初期状態において、前記第一の発光手段が前記カバーと重なる手段である(例えば、図510(a)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(e10)
e1乃至e9のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一の状態とは、前記第一の可動手段の動作中のうちの或るタイミングにおける状態である(例えば、図510(b)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(e11)
e1乃至e10のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第二の状態とは、前記第一の可動手段の非動作中における状態である(例えば、図510(c)〜(e)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(e12)
e1乃至e11のいずれか一項に記載の遊技台であって、
基板(例えば、LED基板90a2)を備え(例えば、図509(b)参照)、
前記基板は、前記第一の発光手段と前記第二の発光手段の両方を有する基板であり(例えば、図509(b)参照)、
前記第一の可動手段は、前記基板を有する手段である(例えば、図509(b)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(e13)
e1乃至e12のいずれか一項に記載の遊技台であって、
遊技釘を有する遊技板(例えば、遊技板125)を備え、
前記第一の可動手段は、前記遊技板よりも後方で動作可能な手段である(例えば、図516参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(e14)
e1乃至e13のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、ぱちんこ機(例えば、パチンコ機100)である、
ことを特徴とする遊技台。
(e15)
e1乃至e13のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、スロットマシン(例えば、スロットマシン1000)である、
ことを特徴とする遊技台。
・第一の発光手段の発光態様は、第一の状態と第二の状態の両方で同じ発光態様であってもよく、第二の発光手段の発光態様は、第一の状態と第二の状態の両方で同じ発光態様であってもよい。
・第一の発光手段と第二の発光手段は、第一のカバーに覆われる手段であってもよい。
・初期状態において、第一の可動手段と第二の可動手段のうちの一方の少なくとも一部が構造体にオーバーラップされてもよい。
・初期状態において、第一の可動手段と第二の可動手段のうちの他方の少なくとも一部が構造体にオーバーラップされてもよい。
・第一の発光手段の発光態様は、第一の状態と第二の状態で異なる発光態様であってもよいし、一方は非発光であってもよい。
・第二の発光手段の発光態様は、第一の状態と第二の状態で異なる発光態様であってもよいし、一方は非発光であってもよい。
・第一の発光手段と第二の発光手段が別々のカバーに覆われてもよい。
・第一の発光手段と第二の発光手段は、第二の可動手段が有してもよい。
・第二の可動手段は、第一の可動手段よりも後方に位置してもよい。
・第二の発光手段は、初期状態と第一の状態と第二の状態において第二の可動手段と重ならない手段であってもよい。
・第一の発光手段と第二の発光手段の両方はフルカラーLEDであってもよいし、両方が単色LEDであってもよいし、一方が単色LEDで他方がフルカラーLEDでもよいし、一方が高輝度LEDで他方が普通のLEDであってもよい。
・移動可能な表示手段を備え、表示手段が移動後に該表示手段の後方から前方に第一の可動手段が移動してもよい。
・透過液晶表示装置を備え、第一の可動手段は透過液晶表示装置の後方で動作してもよい。
・模様を発光可能な透明パネルを備え、第一の可動手段は透明パネルの後方で動作してもよい。
・カウント予告のカウント後に第一の可動手段と第二の可動手段の少なくとも一方が動作してもよい。
・可動物の動作を示唆する保留アイコンの消化に応じて第一の可動手段と第二の可動手段の少なくとも一方が動作してもよい。・可動物の動作を示唆する予告の後に第一の可動手段と第二の可動手段の少なくとも一方が動作してもよい。
・第一の可動手段の動作と第二の可動手段の動作と第一の発光手段の発光と第二の発光手段の発光は、予告として行われてもよいし、先読み予告として行われてもよい。
(f1)
第一の可動手段(例えば、可動体90a)と(例えば、図509参照)、
第二の可動手段(例えば、可動体90b)と(例えば、図509参照)、
第一の発光手段(例えば、発光ダイオードa22、a32、a33)と(例えば、図509参照)、
第二の発光手段(例えば、発光ダイオードa11〜a16、a23、a24)と(例えば、図509参照)、
を備えた遊技台であって、
前記第一の可動手段は、前記第二の可動手段を有する手段であり(例えば、図509参照)、
前記第一の可動手段は、前記第一の発光手段を有する手段であり(例えば、図509参照)、
前記第一の可動手段は、前記第二の発光手段を有する手段であり(例えば、図509参照)、
第一の状態において、前記第一の発光手段と前記第二の発光手段のうちの一方は前記第二の可動手段と重なり(例えば、図510(b)参照)、
第二の状態において、前記第一の発光手段と前記第二の発光手段の両方は前記第二の可動手段と重ならず(例えば、図510(d)参照)、
前記第一の発光手段は、第一のカバー(例えば、カバー部90a3)に覆われる手段であり(例えば、図509(b)参照)、
前記第二の発光手段は、前記第一のカバーに覆われる手段である(例えば、図509(b)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
第一の発光手段と第二の発光手段の見え方を変化させることができ、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
(f2)
f1に記載の遊技台であって、
前記第一の状態において、前記第一の発光手段が発光可能であり(例えば、図510(b)参照)、
前記第一の状態において、前記第一の発光手段が前記第二の可動手段にオーバーラップされる(例えば、図510(b)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(f3)
f1またはf2に記載の遊技台であって、
前記第一の発光手段は、構造体(例えば、構造体30c)にオーバーラップされる場合がある手段である(例えば、図516(c)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(f4)
f1乃至f3のいずれか一項に記載の遊技台であって、
初期状態において、前記第一の発光手段が前記第二の可動手段と重なる(例えば、図510(a)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(f5)
f1乃至f4のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一の発光手段は、初期状態から少なくとも前記第一の状態を経て前記第二の状態に移行可能な手段である(例えば、図510(a)〜(d)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(f6)
f1乃至f5のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一の可動手段は、第三の発光手段(例えば、発光ダイオードa25、a33、a34)を有する手段であり、
前記第一の可動手段は、第三の可動手段(例えば、可動体90c)を有する手段であり(例えば、図509参照)、
前記第一の状態において、前記第三の発光手段が前記第三の可動手段と重なり(例えば、図510(b)参照)、
前記第二の状態において、前記第三の発光手段が前記第三の可動手段と重ならない(例えば、図510(d)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(f7)
f1乃至f6のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第二の可動手段は、発光基板(例えば、LED基板90b2)を有する手段であり(例えば、図509参照)、
初期状態において、前記第一の発光手段が前記発光基板と重なる(例えば、図510(a)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(f8)
f7に記載の遊技台であって、
前記第一の状態において、前記第一の発光手段が前記発光基板と重なる場合がある(例えば、図510(d)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(f9)
f1乃至f8のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一の可動手段は、第二のカバー(例えば、カバー部90b3)を有する手段であり(例えば、図509(b)参照)、
初期状態において、前記第一の発光手段が前記第二のカバーと重なる手段である(例えば、図510(a)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(f10)
f1乃至f9のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一の状態とは、前記第一の可動手段の動作中のうちの或るタイミングにおける状態である(例えば、図510(b)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(f11)
f1乃至f10のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第二の状態とは、前記第一の可動手段の非動作中における状態である(例えば、図510(c)〜(e)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(f12)
f1乃至f11のいずれか一項に記載の遊技台であって、
基板(例えば、LED基板90a2)を備え(例えば、図509(b)参照)、
前記基板は、前記第一の発光手段と前記第二の発光手段の両方を有する基板であり(例えば、図509(b)参照)、
前記第一の可動手段は、前記基板を有する手段である(例えば、図509(b)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(f13)
f1乃至f12のいずれか一項に記載の遊技台であって、
遊技釘を有する遊技板(例えば、遊技板125)を備え、
前記第一の可動手段は、前記遊技板よりも後方で動作可能な手段である(例えば、図516参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(f14)
f1乃至f13のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、ぱちんこ機(例えば、パチンコ機100)である、
ことを特徴とする遊技台。
(f15)
f1乃至f13のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、スロットマシン(例えば、スロットマシン1000)である、
ことを特徴とする遊技台。
・第一の発光手段の発光態様は、第一の状態と第二の状態の両方で同じ発光態様であってもよく、第二の発光手段の発光態様は、第一の状態と第二の状態の両方で同じ発光態様であってもよい。
・第一の発光手段と第二の発光手段は、第一のカバーに覆われる手段であってもよい。・初期状態において、第一の可動手段と第二の可動手段のうちの一方の少なくとも一部が構造体にオーバーラップされてもよい。
・初期状態において、第一の可動手段と第二の可動手段のうちの他方の少なくとも一部が構造体にオーバーラップされてもよい。
・第一の発光手段の発光態様は、第一の状態と第二の状態で異なる発光態様であってもよいし、一方は非発光であってもよい。
・第二の発光手段の発光態様は、第一の状態と第二の状態で異なる発光態様であってもよいし、一方は非発光であってもよい。
・第一の発光手段と第二の発光手段が別々のカバーに覆われてもよい。
・第一の発光手段と第二の発光手段は、第二の可動手段が有してもよい。
・第二の可動手段は、第一の可動手段よりも後方に位置してもよい。
・第二の発光手段は、初期状態と第一の状態と第二の状態において第二の可動手段と重ならない手段であってもよい。
・第一の発光手段と第二の発光手段の両方はフルカラーLEDであってもよいし、両方が単色LEDであってもよいし、一方が単色LEDで他方がフルカラーLEDでもよいし、一方が高輝度LEDで他方が普通のLEDであってもよい。
・移動可能な表示手段を備え、表示手段が移動後に該表示手段の後方から前方に第一の可動手段が移動してもよい。
・透過液晶表示装置を備え、第一の可動手段は透過液晶表示装置の後方で動作してもよい。
・模様を発光可能な透明パネルを備え、第一の可動手段は透明パネルの後方で動作してもよい。
・カウント予告のカウント後に第一の可動手段と第二の可動手段の少なくとも一方が動作してもよい。
・可動物の動作を示唆する保留アイコンの消化に応じて第一の可動手段と第二の可動手段の少なくとも一方が動作してもよい。
・可動物の動作を示唆する予告の後に第一の可動手段と第二の可動手段の少なくとも一方が動作してもよい。
・第一の可動手段の動作と第二の可動手段の動作と第一の発光手段の発光と第二の発光手段の発光は、予告として行われてもよいし、先読み予告として行われてもよい。
(g1)
第一の可動手段(例えば、可動体1)と、
第二の可動手段(例えば、可動体1)と、
を備えた遊技台であって、
前記第一の可動手段は、第一の動作(例えば、下方に移動する動作)を実行可能な手段であり(例えば、図506(c)参照)、
前記第二の可動手段は、第二の動作(例えば、下方に移動する動作)を実行可能な手段であり(例えば、図507(c)参照)、
前記第二の可動手段の初期位置は、前記第一の可動手段の初期位置の後方に位置し(例えば、図506(a)参照)、
前記第二の動作を実行した前記第二の可動手段の位置は、前記第一の動作を実行した前記第一の可動手段の後方に位置する(例えば、図508(c)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
第二の可動手段の見え方を第一の可動手段との位置関係によって変化させることができ、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
(g2)
g1に記載の遊技台であって、
前記第一の動作における前記第一の可動手段が移動する向きは、前記第二の動作における前記第二の可動手段が移動する向きと同じ向きである(例えば、図508(c)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
第二の動作の実行中も第二の可動手段の見え方を変化させることができる場合がある。(g3)
g1またはg2に記載の遊技台であって、
前記第一の可動手段の少なくとも一部と前記第二の可動手段の一部が前後方向に重なった状態において、該第二の可動手段の他の一部が前方から視認可能である、
ことを特徴とする遊技台。
第二の可動手段の見え方を変化させることができる場合がある。
(g4)
g1乃至g3のいずれか一項に記載の遊技台であって、
表示手段(例えば、装飾図柄表示装置208)を備え、
前記表示手段の位置は、前記第二の動作を実行した前記第二の可動手段の位置の後方に位置する(例えば、図508(c)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
表示手段の見え方を変化させることができる場合がある。
(g5)
g4に記載の遊技台であって、
前記表示手段は、第一のエラー表示(例えば、「球を抜いて下さい」の文字列の表示)を表示可能な手段であり(例えば、図508(b)参照)、
前記第一のエラー表示の少なくとも一部は、前記第一の可動手段と前記第二の可動手段の少なくとも一方によってオーバーラップされる場合がある(例えば、図508(c)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
第一のエラー表示の見え方を変化させることができる場合がある。
(g6)
g5に記載の遊技台であって、
前記第一のエラー表示とは、球抜き表示のことである(例えば、図508(b)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
球抜き表示の見え方を変化させることができる場合がある。
(g7)
g1乃至g6のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、ぱちんこ機(例えば、パチンコ機100)である、
ことを特徴とする遊技台。
(g8)
g1乃至g5のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、スロットマシン(例えば、スロットマシン1000)である、
ことを特徴とする遊技台。
・第一の動作における前記第一の可動手段が移動する向きは、上向きや左向きや右向きや下向きであってもよく、第一の動作は落下であってもよく、前後方向の成分や左右方向の成分や上下方向の成分の少なくともいずれかを含む向きであってもよい。
・第二の動作における前記第二の可動手段が移動する向きは、上向きや左向きや右向きや下向きであってもよく、第一の動作は落下であってもよく、前後方向の成分や左右方向の成分や上下方向の成分の少なくともいずれかを含む向きであってもよい。・第一の動作と第二の動作の両方が同時に実行されてもよく、一方が実行された後に他方が実行されてもよく、一方または他方のみ実行されてもよい。
・第一の動作と第二の動作の両方が実行された後、第一の可動手段と第二の可動手段の両方が同時に初期位置に戻ってもよく、一方が戻った後に他方が戻ってもよい。
・第一の可動手段と第二の可動手段のうちの一方が動作して初期位置に戻っている間に他方が動作してもよい。
・第一の動作中に第二の可動手段のLEDは発光演出を行ってもよく、第一の可動手段のLEDと同じ発光演出を行ってもよい。
・第二の動作中に第一の可動手段のLEDは発光演出を行ってもよく、第二の可動手段のLEDと同じ発光演出を行ってもよい。
・第一の可動手段が第二の可動手段の前方に位置する場合でも第二の可動手段のLEDは発光演出を行ってもよく、第一の可動手段のLEDと同じ発光演出を行ってもよい。
(h1)
第一の可動手段(例えば、可動体90a)と(例えば、図509参照)、
第二の可動手段(例えば、可動体90b)と(例えば、図509参照)、
第一の発光手段(例えば、発光ダイオードa22、a32、a33)と(例えば、図509参照)、
第二の発光手段(例えば、発光ダイオードa11〜a16、a23、a24)と(例えば、図509参照)、
を備えた遊技台であって、
前記第一の可動手段は、前記第二の可動手段を有する手段であり(例えば、図509参照)、
前記第一の可動手段は、前記第一の発光手段を有する手段であり(例えば、図509参照)、
前記第一の可動手段は、前記第二の発光手段を有する手段であり(例えば、図509参照)、
第一の状態において、前記第一の発光手段と前記第二の発光手段のうちの一方は前記第二の可動手段と重なり(例えば、図510(b)参照)、
第二の状態において、前記第一の発光手段と前記第二の発光手段の両方は前記第二の可動手段と重ならず(例えば、図510(d)参照)、
初期状態において、前記第一の可動手段と前記第二の可動手段のうちの一方の少なくとも一部が構造体(例えば、構造体30a)にオーバーラップされる(例えば、図516(a)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
第一の発光手段と第二の発光手段の見え方を変化させることができ、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
(h2)
h1に記載の遊技台であって、
前記第一の状態において、前記第一の発光手段が発光可能であり(例えば、図510(b)参照)、
前記第一の状態において、前記第一の発光手段が前記第二の可動手段にオーバーラップされる(例えば、図510(b)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(h3)
h1またはh2に記載の遊技台であって、
前記第一の発光手段は、構造体(例えば、構造体30c)にオーバーラップされる場合がある手段である(例えば、図516(c)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(h4)
h1乃至h3のいずれか一項に記載の遊技台であって、
初期状態において、前記第一の発光手段が前記第二の可動手段と重なる(例えば、図510(a)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(h5)
h1乃至h4のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一の発光手段は、初期状態から少なくとも前記第一の状態を経て前記第二の状態に移行可能な手段である(例えば、図510(a)〜(d)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(h6)
h1乃至h5のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一の可動手段は、第三の発光手段(例えば、発光ダイオードa25、a33、a34)を有する手段であり、
前記第一の可動手段は、第三の可動手段(例えば、可動体90c)を有する手段であり(例えば、図509参照)、
前記第一の状態において、前記第三の発光手段が前記第三の可動手段と重なり(例えば、図510(b)参照)、
前記第二の状態において、前記第三の発光手段が前記第三の可動手段と重ならない(例えば、図510(d)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(h7)
h1乃至h6のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第二の可動手段は、発光基板(例えば、LED基板90b2)を有する手段であり(例えば、図509参照)、
初期状態において、前記第一の発光手段が前記発光基板と重なる(例えば、図510(a)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(h8)
h7に記載の遊技台であって、
前記第一の状態において、前記第一の発光手段が前記発光基板と重なる場合がある(例えば、図510(d)参照)、
ことを特徴とする遊技台。(h9)
h1乃至h8のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一の可動手段は、カバー(例えば、カバー部90a3)を有する手段であり、
初期状態において、前記第一の発光手段が前記カバーと重なる手段である(例えば、図510(a)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(h10)
h1乃至h9のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一の状態とは、前記第一の可動手段の動作中のうちの或るタイミングにおける状態である(例えば、図510(b)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(h11)
h1乃至h10のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第二の状態とは、前記第一の可動手段の非動作中における状態である(例えば、図510(c)〜(e)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(h12)
h1乃至h11のいずれか一項に記載の遊技台であって、
基板(例えば、LED基板90a2)を備え(例えば、図509(b)参照)、
前記基板は、前記第一の発光手段と前記第二の発光手段の両方を有する基板であり(例えば、図509(b)参照)、
前記第一の可動手段は、前記基板を有する手段である(例えば、図509(b)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(h13)
h1乃至h12のいずれか一項に記載の遊技台であって、
遊技釘を有する遊技板(例えば、遊技板125)を備え、
前記第一の可動手段は、前記遊技板よりも後方で動作可能な手段である(例えば、図516参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(h14)
h1乃至h13のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、ぱちんこ機(例えば、パチンコ機100)である、
ことを特徴とする遊技台。
(h15)
h1乃至h13のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、スロットマシン(例えば、スロットマシン1000)である、
ことを特徴とする遊技台。
・第一の発光手段の発光態様は、第一の状態と第二の状態の両方で同じ発光態様であってもよく、第二の発光手段の発光態様は、第一の状態と第二の状態の両方で同じ発光態様であってもよい。
・第一の発光手段と第二の発光手段は、第一のカバーに覆われる手段であってもよい。
・初期状態において、第一の可動手段と第二の可動手段のうちの一方の少なくとも一部が構造体にオーバーラップされてもよい。
・初期状態において、第一の可動手段と第二の可動手段のうちの他方の少なくとも一部が構造体にオーバーラップされてもよい。
・第一の発光手段の発光態様は、第一の状態と第二の状態で異なる発光態様であってもよいし、一方は非発光であってもよい。
・第二の発光手段の発光態様は、第一の状態と第二の状態で異なる発光態様であってもよいし、一方は非発光であってもよい。・第一の発光手段と第二の発光手段が別々のカバーに覆われてもよい。
・第一の発光手段と第二の発光手段は、第二の可動手段が有してもよい。
・第二の可動手段は、第一の可動手段よりも後方に位置してもよい。
・第二の発光手段は、初期状態と第一の状態と第二の状態において第二の可動手段と重ならない手段であってもよい。
・第一の発光手段と第二の発光手段の両方はフルカラーLEDであってもよいし、両方が単色LEDであってもよいし、一方が単色LEDで他方がフルカラーLEDでもよいし、一方が高輝度LEDで他方が普通のLEDであってもよい。
・移動可能な表示手段を備え、表示手段が移動後に該表示手段の後方から前方に第一の可動手段が移動してもよい。
・透過液晶表示装置を備え、第一の可動手段は透過液晶表示装置の後方で動作してもよい。
・模様を発光可能な透明パネルを備え、第一の可動手段は透明パネルの後方で動作してもよい。
・カウント予告のカウント後に第一の可動手段と第二の可動手段の少なくとも一方が動作してもよい。
・可動物の動作を示唆する保留アイコンの消化に応じて第一の可動手段と第二の可動手段の少なくとも一方が動作してもよい。・可動物の動作を示唆する予告の後に第一の可動手段と第二の可動手段の少なくとも一方が動作してもよい。
・第一の可動手段の動作と第二の可動手段の動作と第一の発光手段の発光と第二の発光手段の発光は、予告として行われてもよいし、先読み予告として行われてもよい。
(i1)
表示手段(例えば、装飾図柄表示装置208)と、
構造体(例えば、構造体247)と、
を備えた遊技台であって、
前記表示手段は、第一の位置(例えば、表示領域の中央下部)に第一の表示(例えば、サボハニのキャラクタ表示SB)を表示可能な手段であり(例えば、図518(c)参照)、
前記構造体の少なくとも一部は、前記表示手段の一部にオーバーラップする位置に位置し(例えば、図518参照)、
前記第一の位置に表示された前記第一の表示は、前記構造体にオーバーラップされる場合がある表示である(例えば、図518(c)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
遊技者に遊技台を観る方向を変えて遊技する楽しさを提供でき、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
(i2)
i1に記載の遊技台であって、
前記構造体は、移動可能な構造体であり(例えば、図527参照)、
前記第一の位置に表示された前記第一の表示は、前記構造体の移動後に該構造体にオーバーラップされない表示である、
ことを特徴とする遊技台。
第一の表示の見え方を変化させることができ、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
(i3)
i1またはi2に記載の遊技台であって、
前記表示手段は、移動可能な表示手段であり、
前記第一の位置に表示された前記第一の表示は、前記表示手段の移動後に前記構造体にオーバーラップされない表示である、ことを特徴とする遊技台。
第一の表示の見え方を変化させることができ、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
(i4)
i1乃至i3のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記表示手段は、第二の位置(例えば、表示領域の中央部)に前記第一の表示を表示可能な手段であり、
前記第二の位置に表示された前記第一の表示は、前記構造体にオーバーラップされない表示である(例えば、図518(e)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
第一の表示の見え方を変化させることができ、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
(i5)
i4に記載の遊技台であって、
前記第一の表示が前記第一の位置に表示された後に前記第二の位置に表示される場合がある(例えば、図518参照)、
ことを特徴とする遊技台。
第一の表示の見え方を変化させることができ、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
(i6)
i1乃至i5のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一の表示は、予告表示である(例えば、図518参照)、
ことを特徴とする遊技台。
予告表示の見え方を変化させることができ、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
(i7)
i1乃至i6のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、ぱちんこ機(例えば、パチンコ機100)である、
ことを特徴とする遊技台。
(i8)
i1乃至i6のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、スロットマシン(例えば、スロットマシン1000)である、
ことを特徴とする遊技台。
・第一の表示は、先読み予告表示であってもよいし、文字を含む表示であってもよいし、アイコン表示であってもよいし、保留アイコン表示であってもよいし、変動アイコン表示であってもよいし、キャラクタ表示であってもよいし、エラー表示であってもよい。
・第二の位置に表示された第一の表示が構造体にオーバーラップされる場合があってもよい。
・第二の位置に表示された第一の表示が表示手段の移動後に構造体にオーバーラップされる場合があってもよい。
・構造体は、表示手段を備えてもよく、LED基板を備えてもよく、移動可能であってもよい。
・表示手段は、移動可能であってもよい。
・構造体は、透過液晶装置であってもよく、透過液晶表示の表示中に後方で第一の表示をおこなってもよい。
・構造体は、発光パネルであってもよく、発光パネルの発光表示中に後方で第一の表示をおこなってもよい。
(図面)
・予告表示が構造体にオーバーラップされる第一の位置からオーバーラップされない第二の位置に移動する例
・予告表示が構造体にオーバーラップされる第一の位置からオーバーラップされない第二の位置に移動後に再び第一の位置に移動する例
・予告表示が構造体にオーバーラップされる第一の位置からオーバーラップされない第二の位置に移動後に他の構造体にオーバーラップされる第三の位置に移動
・予告表示が構造体にオーバーラップされない第四の位置からオーバーラップされる第一の位置に移動後にオーバーラップされない第五の位置に移動する例
・予告表示が常に一部見える例
・予告表示が構造体にオーバーラップされる第一の位置に表示され、他の予告表示がオーバーラップされない第二の位置に移動する例
・予告表示が第二の位置に表示され、他の予告表示が第一の位置に移動する例
・予告表示が構造体にオーバーラップされる第一の位置からオーバーラップされない第二の位置に移動し、エフェクト表示が先に見える例
・予告表示が構造体にオーバーラップされる第一の位置に表示される前に予告表示の予告を行う例、予告表示が拡大して見える例
・予告表示を第二の位置に表示し、構造体の移動または表示手段の移動によって第二の位置の予告表示が隠れる例
(j1)
装飾図柄変動表示を表示可能な表示手段(例えば、装飾図柄表示装置208)を備えた遊技台であって、
前記表示手段は、複数のアイコンを表示可能な手段であり、
前記複数のアイコンのうちの一つは、保留アイコンであり、
前記装飾図柄変動表示の表示中に、前記アイコンによるアニメーション(以下、「第一のアニメーション」(例えば、予告表示m1の移動アニメーション)という。)を表示する場合があり、
前記第一のアニメーションの表示後に前記装飾図柄変動表示において第一の演出表示(例えば、擬似連続変動の演出)が行われる場合がある(例えば、図529参照)、
ことを特徴とする遊技台。
装飾図柄変動表示に遊技者の注目を集めることができ、遊技者の興趣を向上できる場合がある。
(j2)
j1に記載の遊技台であって、
前記表示手段は、前記保留アイコンを変動アイコンとして表示可能な手段である、
ことを特徴とする遊技台。
保留アイコンや変動アイコンの挙動を楽しむことができる場合がある。
(j3)
j1またはj2に記載の遊技台であって、
前記第一のアニメーションとは、前記アイコンの変化表示を含むアニメーションのことである(例えば、図538(f)、(g)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
アイコンの挙動を楽しむことができる場合がある。
(j4)
j1乃至j3のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一のアニメーションとは、前記アイコンの移動表示を含むアニメーションのことである(例えば、図529(f)〜(i)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
アイコンの挙動を楽しむことができる場合がある。
(j5)
j1乃至j4のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一のアニメーションとは、前記アイコンの減少表示を含むアニメーションのことである(例えば、図529(f)、(g)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
アイコンの挙動を楽しむことができる場合がある。
(j6)
j1乃至j5のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一のアニメーションとは、前記アイコンの増加表示を含むアニメーションのことである(例えば、図529(j)、(k)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
アイコンの挙動を楽しむことができる場合がある。
(j7)
j6に記載の遊技台であって、
1つの前記アイコンにおける増加表示が複数回表示される場合がある(例えば、図533参照)、
ことを特徴とする遊技台。
1つのアイコンの挙動をより楽しむことができる場合がある。
(j8)
j1乃至j7のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一の演出表示とは、前記装飾図柄変動表示における疑似連続変動表示のことである(例えば、図529(h)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
装飾図柄変動表示に遊技者の注目を集めることができる場合がある。
(j9)
j1乃至j8のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一の演出表示とは、前記装飾図柄変動表示におけるリーチ変動表示のことである(例えば、図535(j)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
装飾図柄変動表示に遊技者の注目を集めることができる場合がある。
(j10)
j1乃至j9のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一の演出表示とは、前記装飾図柄変動表示における操作演出表示のことである、ことを特徴とする遊技台。
装飾図柄変動表示に遊技者の注目を集めることができる場合がある。
(j11)
j1乃至j10のいずれか一項に記載の遊技台であって、
アイコン表示領域(例えば、特図1、2保留アイコン表示領域208ab)に前記アイコンが表示されている際に前記第一のアニメーションが表示され(例えば、図530(f)参照)、
前記第一のアニメーションの表示期間の少なくとも一部の期間に、前記アイコン表示領域に他の表示(例えば、「準備中」の文字列が表示されたアイコン)が表示される場合がある(例えば、図530(g)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
アイコン表示領域の表示に遊技者の注目を集めることができる場合がある。
(j12)
j1乃至j11のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記装飾図柄変動表示の表示中に、2以上の前記アイコンによるアニメーション(以下、「第二のアニメーション」という。)を表示する場合があり(例えば、図538(f)参照)、
前記第二のアニメーションの表示後に前記装飾図柄変動表示において前記第一の演出表示が行われる場合がある(例えば、図538(h)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
2以上のアイコンの挙動をより楽しむことができる場合がある。
(j13)
j1乃至j12のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、ぱちんこ機(例えば、パチンコ機100)である、
ことを特徴とする遊技台。
・アイコンが移動して元のアイコン表示領域には何も表示されなくてもよいし、仮のアイコン表示が代わりに表示されてもよいし、他のアイコンが移動されて(詰めて)表示されてもよい。
・アイコンが移動した後に元のアイコン表示領域に再度表示(戻り表示)される場合、増加表示を行ってもよいし、他のアイコン表示に重なるように表示してもよいし、他のアイコン表示を退かすように表示してもよい。
・第一のアニメーション後に装飾図柄が変化してもよいし、消去(破壊)されてもよいし、揺れ変動表示から変動表示に移行してもよいし、中図柄に特殊図柄を仮停止してもよい。
・第一のアニメーションの後に第一の演出表示が行われなくてもよい。
・1回の装飾図柄変動表示の間に複数回の第一のアニメーションを行ってもよい。
・複数回の装飾図柄変動表示の間に1つのアイコンで複数回の第一のアニメーションを行ってもよい。
・期待度の高いアイコンのほうが期待度の低いアイコンよりも第一のアニメーションを行い易くてもよいし、逆でもよい。
・保留満タンの場合のほうが保留非満タンの場合よりも第一のアニメーションを行い易くてもよいし逆でもよい。
・第一のアニメーションが行われることを示唆する予告表示を行ってもよい。
・第一のアニメーションの開始時期を示唆するカウント予告表示(タイマ演出)を行ってもよい。
・保留アイコンや変動アイコンとは異なるアイコン(ミニアイテム)を消化した場合に第一のアニメーションを行ってもよい。
・ミニゲームの結果が第一の結果である場合に第一のアニメーションを行ってもよい。
(図面)
・図529乃至図538は、はずれ図柄の揺れ変動中に保留アイコンが装飾図柄の中図柄にぶつかって装飾図柄変動表示が再変動(疑似連)する例である。
・図530は、保留アイコンが移動中に仮のアイコンを保留の台座に表示する例である。・図531は、保留アイコンが移動中に後ろの保留アイコンが詰めて戻ってくるときに元の位置に戻る例である。
・図532は、保留アイコンがぶつかっても発展しないガセ演出の例である。・図533は、1回の変動で同じ保留アイコンが複数回第一のアニメーションを行う例である。
・図534は、1回の変動で異なる保留アイコンが第一のアニメーションを行う例である。
・図535は、保留アイコンの第一のアニメーション後にリーチとなる例である。
・図536は、変動アイコンが装飾図柄の中図柄にぶつかる例である。
・図537は、同じ保留アイコンが複数変動に亘ってぶつかってリーチに発展する例である。
・図538は、複数の保留アイコンが装飾図柄に同時にぶつかってリーチとなる例である。
(k1)
表示手段(例えば、装飾図柄表示装置208)を備えた遊技台であって、
前記表示手段は、複数の表示を表示可能な手段であり、
前記複数の表示のうちの一の表示は、第一の吹き出し表示(例えば、吹き出し表示f1)であり(例えば、図540(f)参照)、
前記複数の表示のうちの一の表示は、第二の吹き出し表示(例えば、吹き出し表示f2)であり(例えば、図540(f)参照)、
第一の表示領域に前記第一の吹き出し表示を表示中に、前記第二の吹き出し表示が表示開始される場合があり(例えば、図540(e)参照)、
前記第一の表示領域の少なくとも一部と前記第二の吹き出し表示の少なくとも一部が重なる場合がある(例えば、図540(e)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
遊技者が視線を変化させずに第二の吹き出し表示を視認可能となるので遊技に集中でき、遊技者の興趣を向上させることができる。
(k2)
k1に記載の遊技台であって、
前記表示手段は、前記第一の吹き出し表示の移動アニメーション(以下、「第一の移動アニメーション」(例えば、上方への移動アニメーション)という。)を表示可能な手段であり(例えば、図540(d)、(e)参照)、
前記第一の表示領域に前記第一の吹き出し表示が表示された後に、前記第一の移動アニメーションが表示される場合がある(例えば、図540(d)、(e)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
第一の吹き出し表示の移動先に遊技者の興味を引きつけることができる場合がある。
(k3)
k2に記載の遊技台であって、
前記表示手段は、前記第二の吹き出し表示の移動アニメーション(以下、「第二の移動アニメーション」(例えば、左方に移動する移動アニメーション)という。)を表示可能な手段であり、
前記第二の移動アニメーションが表示された後に、前記第二の吹き出し表示が表示される(例えば、図540(f)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
第二の吹き出し表示の移動先に遊技者の興味を引きつけることができる場合がある。
(k4)
k2またはk3に記載の遊技台であって、
前記第一の吹き出し表示の他の移動アニメーション(以下、「第三の移動アニメーション」(例えば、右方に移動する移動アニメーション)という。)の表示後に前記第一の表示領域に該第一の吹き出し表示が表示され(例えば、図540(b)、(c)参照)、
前記第一の移動アニメーションと前記第三の移動アニメーションは前記第一の吹き出し表示の移動する向きが異なる場合がある(例えば、図540参照)、
ことを特徴とする遊技台。
移動アニメーションによって移動する向きを異ならせることで遊技者の期待感を高めることができる場合がある。
(k5)
k1乃至k4のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一の吹き出し表示の少なくとも一部と前記第二の吹き出し表示の少なくとも一部が重なる場合がある(例えば、図540(e)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
第一の吹き出し表示と第二の吹き出し表示の両方に遊技者の興味を引きつけることができる場合がある。
(k6)
k1乃至k5のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一の吹き出し表示の少なくとも一部が前記第二の吹き出し表示の少なくとも一部にオーバーラップされる場合がある(例えば、図540(e)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
手前の第二の吹き出し表示に遊技者の興味を引きつけることができる場合がある。
(k7)
k1乃至k6のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一の吹き出し表示は、キャラクタ(例えば、殿のキャラクタ)を含む表示であり、
前記第二の吹き出し表示は、キャラクタ(例えば、殿のキャラクタ)を含む表示であり、
前記第一の吹き出し表示のキャラクタと前記第二の吹き出し表示のキャラクタが同じ場合がある(例えば、図557(f)、(g)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
同じキャラクタの吹き出し表示が連続して表示されることで遊技者の期待感を高めることができる場合がある。
(k8)
k1乃至k7のいずれか一項に記載の遊技台であって、
操作手段(例えば、チャンスボタン136)を備え、
前記第一の吹き出し表示が表示された後に前記操作手段が操作された場合に、前記第二の吹き出し表示が表示開始される場合がある(例えば、図540(d)、(e)参照)、ことを特徴とする遊技台。
遊技者の遊技への参加意欲を高めることができる場合がある。
(k9)
k1乃至k8のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、ぱちんこ機(例えば、パチンコ機100)である、
ことを特徴とする遊技台。
(k10)
k1乃至k8のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、スロットマシン(例えば、スロットマシン1000)である、
ことを特徴とする遊技台。
・吹き出し表示は、他の表示(例えば、予告、エラー表示、球抜き表示)にオーバーラップされている間に移動表示してもよいし消えてもよい。
・吹き出し表示は、移動表示後に一部が消えてもよいし、2以上の吹き出し表示が消えてもよいし、2以上の吹き出し表示が同時または順番にきえてもよい。
・吹き出し表示の大きさは、第一の吹き出し表示と同じでもよいし、2倍でもよいし、半分でもよい。
・吹き出し表示が消えた後に再表示されてもよい(消去アニメーションを行った後に消去アニメーションの逆再生や登場アニメーションを行ってもよい)。
・再表示された吹き出し表示の一部が変化していてもよい(色が赤色や金色や虹色に変化してもよい、文字が期待度の高い文字に変化してもよい)。
・新しい吹き出し表示を表示する際に、期待度の高い吹き出し表示は残って他の吹き出し表示(期待度の低い吹き出し表示)が優先的に消えてもよい。
・吹き出し表示が拡大する表示を行ってもよいし、吹き出し表示の文字が吹き出し表示の枠からはみ出す表示を行ってもよい。
・吹き出し表示が操作手段の操作によらずに消えてもよい。
・吹き出し表示の移動アニメーションの間にキャラクタのアニメーションを行ってもよい。
・複数変動に亘って吹き出し表示を表示してもよい。・吹き出し表示で先読み予告を行ってもよい。
・第二の表示手段で吹き出し表示をおこなってもよいし、表示手段と第二の表示手段に跨って吹き出し表示を行ってもよいし、表示手段と第二の表示手段のうちの一方から他方に吹き出し表示が移動する表示を行ってもよいし、表示手段と第二の表示手段のうちの一方に吹き出し表示を表示し他方に対応するキャラクタを表示してもよい。
(図面)
図539は、会話予告の一例である。
図540は、会話予告の例・登場アニメが横移動、新しい吹き出し登場時のアニメは縦移動(新しい吹き出しのアニメと古い吹き出しのアニメが同時)である。
図541は、会話予告の例・登場アニメが横移動、新しい吹き出し登場時のアニメは縦移動(タイミングの変形例・古い吹き出しのアニメ後に新しい吹き出しのアニメ)の例である。
図542は、会話予告の例・登場アニメが横移動、新しい吹き出し登場時のアニメは縦移動(タイミングの変形例・新しい吹き出しのアニメ後に古い吹き出しのアニメ)の例である。
図543は、会話予告の例・登場アニメが縦移動の例・吹き出しの大きさが通常・半分・2倍と異なる例である。
図544は、会話予告の例・消えたキャラが戻ってくる例・戻ったら内容が変化している例である。
図545は、会話予告の例・特定の吹き出し(例えば、期待度の高い吹き出し)は消去されない例である。
図546は、会話予告の例・吹き出しが重なる例である。
図547は、会話予告の例・古い吹き出しが縮小される例である。
図548は、会話予告の例・同じキャラの吹き出しが連続する例・吹き出しが拡大する例・吹き出しの内容が吹き出しからはみ出す例である。
図549は、会話予告の例・予告キャラが移動中に吹き出しが移動する例である。
図550は、会話予告の例・可動体が動作した状態で吹き出しが移動する例である。
図551は、会話予告の例・表示装置の前の発光パネルが発光した状態で吹き出しが移動する例である。
図552は、会話予告の例・第一の表示が表示された状態で吹き出しが移動する例である。
図553は、会話予告の例・吹き出しが先読み予告(保留アイコンを先読みアイコンに変化する)例である。図554は、会話予告の例・キャラと吹き出しが別々の表示手段に表示される例である。図555は、会話予告の例・吹き出しが他の表示手段に移動する例である。
図556は、会話予告の例・吹き出しが複数変動に亘って表示される例である。
(l1)
表示手段(例えば、装飾図柄表示装置208)を備えた遊技台であって、
前記表示手段は、複数の表示を表示可能な手段であり、
前記複数の表示のうちの一の表示は、第一の吹き出し表示(例えば、吹き出し表示f1)であり(例えば、図540(f)参照)、
前記複数の表示のうちの一の表示は、第二の吹き出し表示(例えば、吹き出し表示f2)であり(例えば、図540(f)参照)、
第一の表示領域に前記第一の吹き出し表示を表示中に、前記第二の吹き出し表示が表示開始される場合があり(例えば、図540(e)参照)、
前記第二の吹き出し表示を表示中に、前記第一の吹き出し表示が第二の表示領域に表示される場合がある(例えば、図540(e)、(f)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
第二の吹き出し表示を表示中も第一の吹き出し表示を別の表示領域に表示することで2つの吹き出し表示の関連性を遊技者が把握し易くなるので遊技に集中でき、遊技者の興趣を向上させることができる。
(l2)
l1に記載の遊技台であって、
前記表示手段は、前記第一の吹き出し表示の移動アニメーション(以下、「第一の移動アニメーション」(例えば、上方への移動アニメーション)という。)を表示可能な手段であり(例えば、図540(d)、(e)参照)、
前記第一の表示領域に前記第一の吹き出し表示が表示された後に、前記第一の移動アニメーションが表示される場合がある(例えば、図540(d)、(e)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
第一の吹き出し表示の移動先に遊技者の興味を引きつけることができる場合がある。
(l3)
l1またはl2に記載の遊技台であって、
前記表示手段は、前記第二の吹き出し表示の移動アニメーション(以下、「第二の移動アニメーション」(例えば、左方に移動する移動アニメーション)という。)を表示可能な手段であり、
前記第二の移動アニメーションが表示された後に、前記第二の吹き出し表示が表示される(例えば、図540(f)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
第二の吹き出し表示の移動先に遊技者の興味を引きつけることができる場合がある。
(l4)
l1乃至l3のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一の吹き出し表示の少なくとも一部と前記第二の吹き出し表示の少なくとも一部が重なる場合がある(例えば、図540(e)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
第一の吹き出し表示と第二の吹き出し表示の両方に遊技者の興味を引きつけることができる場合がある。
(l5)
l1乃至l4のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一の吹き出し表示の少なくとも一部が前記第二の吹き出し表示の少なくとも一部にオーバーラップされる場合がある(例えば、図540(e)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
手前の第二の吹き出し表示に遊技者の興味を引きつけることができる場合がある。
(l6)
l1乃至l5のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一の吹き出し表示は、キャラクタ(例えば、殿のキャラクタ)を含む表示であり、
前記第二の吹き出し表示は、キャラクタ(例えば、殿のキャラクタ)を含む表示であり、
前記第一の吹き出し表示のキャラクタと前記第二の吹き出し表示のキャラクタが同じ場合がある(例えば、図557(f)、(g)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
同じキャラクタの吹き出し表示が連続して表示されることで遊技者の期待感を高めることができる場合がある。
(l7)
l1乃至l6のいずれか一項に記載の遊技台であって、
操作手段(例えば、チャンスボタン136)を備え、
前記第一の吹き出し表示が表示された後に前記操作手段が操作された場合に、前記第二の吹き出し表示が表示開始される場合がある(例えば、図540(d)、(e)参照)、ことを特徴とする遊技台。
遊技者の遊技への参加意欲を高めることができる場合がある。
(l8)
l1乃至l7のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記複数の表示のうちの一の表示は、第三の吹き出し表示(例えば、吹き出し表示f5)であり(例えば、図543(q)参照)、
前記第一の表示領域に前記第一の吹き出し表示を表示中に、前記第三の吹き出し表示が表示開始される場合があり(例えば、図543(n)参照)、
前記第一の吹き出し表示の幅と前記第二の吹き出し表示の幅は同じであり、
前記第一の吹き出し表示の幅と前記第三の吹き出し表示の幅は異なる(例えば、図543(q)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
吹き出し表示の幅を異ならせることで遊技者の期待感を高めることができる場合がある。
(l9)
l1乃至l8のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、ぱちんこ機(例えば、パチンコ機100)である、
ことを特徴とする遊技台。
(l10)
l1乃至l8のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、スロットマシン(例えば、スロットマシン1000)である、
ことを特徴とする遊技台。
・吹き出し表示は、他の表示(例えば、予告、エラー表示、球抜き表示)にオーバーラップされている間に移動表示してもよいし消えてもよい。
・吹き出し表示は、移動表示後に一部が消えてもよいし、2以上の吹き出し表示が消えてもよいし、2以上の吹き出し表示が同時または順番にきえてもよい。
・吹き出し表示の大きさは、第一の吹き出し表示と同じでもよいし、2倍でもよいし、半分でもよい。
・吹き出し表示が消えた後に再表示されてもよい(消去アニメーションを行った後に消去アニメーションの逆再生や登場アニメーションを行ってもよい)。
・再表示された吹き出し表示の一部が変化していてもよい(色が赤色や金色や虹色に変化してもよい、文字が期待度の高い文字に変化してもよい)。
・新しい吹き出し表示を表示する際に、期待度の高い吹き出し表示は残って他の吹き出し表示(期待度の低い吹き出し表示)が優先的に消えてもよい。
・吹き出し表示が拡大する表示を行ってもよいし、吹き出し表示の文字が吹き出し表示の枠からはみ出す表示を行ってもよい。
・吹き出し表示が操作手段の操作によらずに消えてもよい。
・吹き出し表示の移動アニメーションの間にキャラクタのアニメーションを行ってもよい。
・複数変動に亘って吹き出し表示を表示してもよい。
・吹き出し表示で先読み予告を行ってもよい。
・第二の表示手段で吹き出し表示をおこなってもよいし、表示手段と第二の表示手段に跨って吹き出し表示を行ってもよいし、表示手段と第二の表示手段のうちの一方から他方に吹き出し表示が移動する表示を行ってもよいし、表示手段と第二の表示手段のうちの一方に吹き出し表示を表示し他方に対応するキャラクタを表示してもよい。
各事象(各演出)は、直列的に実行可能であってもよいし並列的に実行可能であってもよい。
なお、各事象(各演出)は、或る事象(或る演出)の一部または全部と、他の事象(他の演出)の一部または全部の組み合わせが可能である。
各事象(各演出)は、直列的に実行される場合もあれば並列的に実行される場合があってもよい。
各事象(各演出)は、直列的に実行される場合があるのみであってもよい。
各事象(各演出)は、並列的に実行される場合があるのみであってもよい。
ここで、直列的に実行とは、或る事象(或る演出)が終了してから他の事象(他の演出)が開始すること、また、並列的に実行とは、或る事象(或る演出)と他の事象(他の演出)が同時に行われている状態があればよく、或る事象(或る演出)の開始タイミングと終了タイミング、他の事象(他の演出)の開始タイミングと終了タイミングについての組み合わせは適宜可能である。
また、各事象(各演出)は、或る状態でのみ並列的および/または直列的に実行可能であるように構成してもよいし、状態で区別することなく実行可能に構成してもよい。
或る状態は、遊技者操作によって移行する状態であってもよいし、遊技者操作によらずに移行する状態であってもよい(例えば、遊技者操作の後に遊技者操作によらずに移行する場合には、最終的な契機のことでもよいし、最初の契機のことであってもよい。)。
ここで、「遊技者操作によらずに移行する」とは、抽選に基づいて移行するものであってもよいし、制御状態に対応して移行する状態であってもよいし、両方の組み合わせであってもよい。
ここで、「抽選」とは、遊技者に対する有利度に関連する抽選であってもよいし、遊技者に対する有利度に関連しない抽選であってもよい。
ここで、「制御状態」とは、遊技者に対する有利度に関連する状態であってもよいし、遊技者に対する有利度に関連しない状態であってもよい(例えば、制御状態1と制御状態2とで、遊技者に対する有利度が異なっていたり、異ならない状態であったりしてもよい。)。
遊技者に対する有利度が異なる状態について具体的に説明すると、制御状態1と制御状態2がある場合において、制御状態Nに滞在していること自体で有利度が異なる場合、滞在していること自体では有利度が異ならず、滞在後の状態に有利度の差異がある場合があり、そのいずれであってもよい。
各図(各事象(各演出))の説明の際に用いている画像は、説明のための画像であり、当然、他の画像であってもよい、例えば、殿様(男性キャラ)の画像を姫様(女性キャラ)の画像に置き換えることも可能である。
また、或る演出を説明する画像と、他の演出を説明する画像が同じ画像である場合であっても、他の演出を説明する画像を他の画像と置き換えたうえで、或る演出と他の演出を並列的および/または直列的に実行することも可能である。
また、或る演出を説明する画像と、他の演出を説明する画像が同じ画像である場合に、並列的および/または直列的に実行することを可能とせず、択一的に実行するものとしてもよい。
なお、画像が同一の場合の他、タイミングが同一(例えば、共にスーパーリーチ演出中)、場所が同一(例えば、共に保留表示領域)の場合などがあるが、この場合にも同様である。
具体的には、タイミングが同一の場合であっても、例えばスーパーリーチの前半と後半とで直列的に実行したりしてもよく、場所が同一の場合であっても、異なる場所で並列的に実行したり、同じ場所でスーパーリーチの前半後半とで直列的に実行してもよい。
各事象(各演出)は、或る手段(演出手段)によって実現されるものである。
或る手段(演出手段)は、複数の装置(複数の演出装置)で構成されるものであってもよい。
複数の装置(複数の演出装置)の夫々で行われる各事象(各演出)が一の装置(演出装置)で行われてもよい。
一の装置(演出装置)で行われる各事象(各演出)が複数の装置(複数の演出装置)で行われてもよい。
なお、装置(演出装置)としては、装飾図柄表示装置208、第1装飾図柄表示装置208L、第2装飾図柄表示装置208M、第3装飾図柄表示装置208N等の表示装置、可動体700、702等の可動体が挙げられる。
また、各事象(各演出)について、一の装置(演出装置)を例に挙げて説明している場合があり、例えば、報知であれば、報知が可能な他の装置(演出装置)に適用が可能である。
また、例えば報知であれば、複数の装置(複数の演出装置)で実現可能に構成してもよい。
また、複数の装置(複数の演出装置)で実現可能に構成した場合において、或る報知の特性の一部または全部を複数の装置(複数の演出装置)の夫々に適用してもよい。
各事象(各演出)における各構成は例示しているに過ぎない場合があり、各事象(各演出)のうちの一方のみしか或る構成が備えていない場合であっても、他方にその構成を補完したうえで組み合わせが可能であったり、一方にのみ備えられた或る構成を削除したうえで組み合わせが可能であったりしてもよい。
また、構成の相違により、組み合わせを否定するものであってもよい。
以下、これまでに説明したことも含めて付記する。
(付記1)
画像表示手段を備えた遊技台であって、
前記画像表示手段は、複数種類の表示を表示可能な表示手段であり、
前記複数種類の表示のうちの一の種類の表示は、第一の表示であり、
前記第一の表示は、或る演出が行われるまでの時間を報知する表示であり、
前記複数種類の表示のうちの一の種類の表示は、第二の表示であり、
前記第二の表示は、前記或る演出が開始されるまでの時間が変化することを予告する場合がある表示であり、
前記第一の表示の表示中に前記第二の表示が表示される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
ここで、「或る演出」とは、表示、演出可動手段(サブ液晶、バーサライタ、導光板等の画像表示手段を含む)による演出であってもよい。
(付記2)
付記1に記載の遊技台であって、
前記第二の表示が表示される場合において、該第二の表示が表示された後に前記第一の表示の表示態様が変化するように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。
ここで、第二の表示が表示されなくても、第一の表示の表示態様が変化する場合があってもよい。また、第二の表示が表示された場合のみ第一の表示の表示態様が変化してもよい。
(付記3)
付記1又は2に記載の遊技台であって、
前記画像表示手段は、複数の画像表示手段から構成された手段であり、
前記複数の画像表示手段のうちの一の画像表示手段は、第一の画像表示手段であり、
前記複数の画像表示手段のうちの一の画像表示手段は、第二の画像表示手段であり、
前記第二の画像表示手段が、前記第一の画像表示手段よりも手前にあるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。
(付記4)
付記3に記載の遊技台であって、
前記第二の画像表示手段において、前記第二の表示が表示される場合があり、
前記第二の表示が表示されている前記第二の画像表示手段によって、前記第一の画像表示手段がオーバーラップされる場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記5)
付記1乃至4のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
第二の表示が表示されている場合も、第一の表示によって報知される時間が進んでいる、
ことを特徴とする遊技台。
(付記6)
付記1乃至5のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
タイマが0になった後に、第二の表示とは別の表示が表示される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記7)
付記1乃至6のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
第二の表示が表示された方が、表示されない場合よりも大当りしやすい、
ことを特徴とする遊技台。
(付記8)
付記1乃至7のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
複数種類の表示のうちの一の種類の表示は、第三の表示であり、
前記或る演出とは、前記画像表示手段によって表示される前記第三の表示のことであり、
前記代サインの表示とは、演出表示のことである、
ことを特徴とする遊技台。
(付記9)
付記1乃至7のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
演出可動手段を備え、
前記演出可動手段は、複数種類の動作を実行可能な手段であり、
前記複数種類の動作のうちの一の種類の動作は、演出動作であり、
前記或る演出とは、演出可動手段による演出動作のことである、
ことを特徴とする遊技台。
ここで、演出動作以外の動作が実行されてもよく、演出動作以外の動作として、例えば、電源投入時の動作、初期位置戻し動作、あるいは、退避動作がある。また、演出可動手段は、遊技盤に設けられたものに限定されず、例えば、枠(前扉)に設けられたものであってもよい。
(付記10)
付記1乃至9のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記或る演出が発生した場合の方が、発生しない場合よりも大当りしやすい、
ことを特徴とする遊技台。
(付記11)
付記1乃至10のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記第一の表示が表示されてから前記第二の表示が表示されるまでの間に熱い演出表示が表示される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記12)
付記1乃至11のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、ぱちんこ機である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記13)
付記1乃至11のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、スロットマシンである、
ことを特徴とする遊技台。
(付記14)
画像表示手段を備えた遊技台であって、
前記画像表示手段は、複数種類の表示を表示可能な手段であり、
前記複数種類の表示のうちの一の種類の表示は、第一の演出表示であり、
前記複数種類の表示のうちの一の種類の表示は、第二の演出表示であり、
前記期間表示は、リーチ中の或る期間において表示される表示であり、
前記期間表示は、前記第一の演出表示が表示される可能性があるタイミング(以下、「第一のタイミング」という。)を報知する表示であり、
前記第一のタイミングとなる前に、前記期間表示が消去される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
ここで、期間表示の表示される期間は、リーチ中に限らず、変動中、大当り中であってもよい。また、リーチ中であっても、第一のリーチでは表示されるが第二のリーチでは表示されないものであってもよい。
(付記15)
付記14に記載の遊技台であって、
前記複数種類の表示のうちの一の種類の表示は、第三の演出表示であり、
前記期間表示によって前記第三の演出表示が表示されるタイミングが報知されない場合があり、
前記第三の演出表示の表示中において、前記期間表示が非表示となる、
ことを特徴とする遊技台。
ここで、演出表示以外にも、例えば、玉抜きエラー等のエラー報知、発射位置を指示する報知や、プリペイドカードの抜き忘れ防止報知等のエラー以外の報知、LEDによる発光、役物による演出動作が行われてもよい。また、第三の表示が表示されるタイミングを期間表示によって報知してもよい。また、第三の表示が表示されるタイミングは、期間表示によって報知されなくてもよい。
(付記16)
付記15に記載の遊技台であって、
前記第三の演出表示は、当否判定の結果が大当りとなる図柄変動(以下、「大当り図柄変動」という。)において表示される場合がある演出表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記17)
付記16に記載の遊技台であって、
前記第三の演出表示は、当否判定の結果がはずれとなる図柄変動(以下、「ハズレ図柄変動」という。)において表示される場合がある演出表示であり、
前記ハズレ図柄変動よりも前記大当り図柄変動の方が前記第三の演出表示が表示される頻度が高いように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。
(付記18)
付記15乃至17のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
演出可動手段を備え、
前記演出可動手段は、演出動作を行う場合がある手段であり、
前記第三の演出表示の表示中に、前記電出可動手段が前記演出動作を行う場合がある、ことを特徴とする遊技台。
(付記19)
付記14乃至18のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記期間表示が非表示になった後、該期間表示が視認容易な状態になる、ことを特徴とする遊技台。
(付記20)
付記14乃至19のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記リーチ中の或る期間が終了するまで前記期間表示が非表示となる、
ことを特徴とする遊技台。
(付記21)
付記14乃至19のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記期間表示は、前記リーチ中の或る期間に必ず表示される表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記22)
付記14乃至21のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記期間表示は、第二の演出表示を表示するタイミング(以下、「第二のタイミング」という。)を報知する表示である、
ことを特徴とする遊技台。
ここで、期間表示によって表示されるタイミングは3回以上であってもよい。また、あるリーチが発生すると必ず3回、別のリーチが発生すると必ず2回チャンスアップを報知するというように、リーチに対応してチャンスアップを報知する箇所が固定されてもよいし、同じリーチであるときは3回報知し、あるときは1回しか報知しないというようにチャンスアップを報知する箇所が変動するようにしてもよい。その場合、「たくさんタイミングを報知している」場合の方が、「あまり報知していない」場合よりも大当りとなりやすくてもよいし、はずれやすくなっていてもよい。また、大当りのなりやすさはタイミングを報知した数によって変動しなくてもよい。また、チャンスアップが発生した数が多いほど大当りとなりやすいようにしてもよいし、チャンスアップが発生した数が少ないほど大当りとなりやすいようにしてもよい。
(付記23)
付記14乃至22のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記画像表示手段は、複数の画像表示手段から構成された手段であり、
前記複数の画像表示手段のうちの一の画像表示手段は、第一の画像表示手段であり、
前記複数の画像表示手段のうちの一の画像表示手段は、第二の画像表示手段であり、
前記第一の画像表示手段は、前記期間表示を表示する場合がある画像表示手段であり、
前記第二の画像表示手段は、演出動作を行う場合がある画像表示手段であり、
前記第二の画像表示手段によって、前記期間表示の少なくとも一部がオーバーラップされる場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記24)
付記14乃至23のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、ぱちんこ機である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記25)
画像表示手段を備えた遊技台であって、
前記画像表示手段は、複数種類の表示を表示可能な手段であり、
前記複数種類の表示のうちの一の種類の表示は、第一の演出表示であり、
前記複数種類の表示のうちの一の種類の表示は、第二の演出表示であり、
前記複数種類の表示のうちの一の種類の表示は、第三の表示であり、
前記期間表示は、リーチ中の或る期間において表示される表示であり、
前記期間表示は、前記第一の演出表示が表示される可能性があるタイミング(以下、「第一のタイミング」という。)を報知する表示であり、
前記第一のタイミングとなる前に、前記第三の表示によって、前記第一の演出表示の少なくとも一部がオーバーラップされる場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記26)
表示手段を備えた遊技台であって、
前記表示手段は、第一の表示を表示可能な手段であり、
時間の経過に応じて、前記第一の表示の少なくとも一部の表示態様が第一の速度で変化し、
前記表示手段は、第二の表示を表示可能な手段であり、
時間の経過に応じて、前記第二の表示の少なくとも一部の表示態様が第二の速度で変化し、
前記第一の速度と前記第二の速度が異なる、
ことを特徴とする遊技台。
(付記27)
付記26に記載の遊技台であって、
前記表示手段は、複数種類の表示を表示可能な手段であり、
前記複数種類の表示のうちの一の種類の表示は、時間表示であり、
前記時間表示とは、或る期間内における時間の経過に応じて該時間表示の少なくとも一部の表示態様が変化する表示のことであり、
前記時間表示のうちの一の表示は、前記第一の表示であり、
前記時間表示のうちの一の表示は、前記第二の表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記28)
付記26又は27に記載の遊技台であって、
前記第一の表示の表示中に前記第二の表示が表示される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記29)
付記26乃至28のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記第一の表示は、第一の時間が経過するまで表示態様が変化する表示であり、
前記第二の表示は、第二の時間が経過するまで表示態様が変化する表示であり、
前記第一の時間が経過すると、第三の表示が表示され、
前記第二の時間が経過すると、第四の表示が表示される、
ことを特徴とする遊技台。
ここで、第三の表示と第四の表示とが同じであってもよいし、異なってもよい。また、第三の表示の方が第四の表示よりも信頼度が高くてもよいし、第四の表示の方が第三の表示よりも信頼度が高くてもよい。
(付記30)
付記26乃至29のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記複数種類の表示のうちの一の種類の表示は、第一の種類の表示であり、
前記第一の種類の表示として、前記第一の表示及び前記第二の表示がある、ことを特徴とする遊技台。
ここで、第一の表示と第二の表示は異なる種類の表示であってもよい。
(付記31)
付記30に記載の遊技台であって、
前記第一の種類の表示とは、タイマ予告表示のことであり、
前記複数種類の表示のうちの一の種類の表示は、第一の演出表示であり、
前記タイマ予告表示とは、前記第一の演出表示が表示されるまでの時間を報知する表示のことである、
ことを特徴とする遊技台。
(付記32)
付記30に記載の遊技台であって、
操作手段を備え、
前記第一の種類の表示とは、操作有効期間表示のことであり、
前記操作有効期間表示とは、前記操作手段の操作を有効とする期間を示す表示のことである、
ことを特徴とする遊技台。
(付記33)
付記30に記載の遊技台であって、
前記第一の種類の表示とは、期間表示のことであり、
前記複数種類の表示のうちの一の種類の表示は、第二の演出表示であり、
前記期間表示とは、第一の期間において前記第二の演出表示が表示される可能性があるタイミング(以下、「第一のタイミング」という。)を報知する場合がある表示のことであり、
前記第一の期間が開始されてから終了するまでの間に、前記第一のタイミングが報知される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記34)
付記26乃至33のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、ぱちんこ機である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記35)
表示手段を備えた遊技台であって、
前記表示手段は、複数種類の表示を表示可能な手段であり、
前記複数種類の表示のうちの一の種類の表示は、カウントダウン表示であり、
前記カウントダウン表示とは、或る演出が行われるまでの時間の報知(以下、「時間報知」という。)が実行される場合がある演出であり、
前記カウントダウン表示によって前記時間報知が実行されている場合に、該カウントダウン表示の表示態様が第一の表示態様で表示される場合があり、
前記カウントガウン表示によって前記時間報知が実行されている場合に、該カウントダウン表示が前記第一の表示態様から第二の表示態様に変化する場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記36)
付記35に記載の遊技台であって、
前記第一の表示態様とは、前記カウントダウン表示が第一の表示サイズで表示されている表示態様のことであり、
前記第二の表示態様とは、前記カウントダウン表示が第二の表示サイズで表示されている表示態様のことであり、
前記第二の表示サイズが前記第一の表示サイズよりも大きい、
ことを特徴とする遊技台。
(付記37)
付記35又は36に記載の遊技台であって、
前記カウントダウン表示の表示が開始した際に、該カウントダウン表示が第一の表示態様で表示される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記38)
付記35乃至37のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記カウントダウン表示が表示されると、前記第一の表示態様から前記第二の表示態様へ必ず変化する、
ことを特徴とする遊技台。
(付記39)
付記35乃至37のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記第一の表示態様のままで表示されるよりも、前記第二の表示態様に変化した場合の方が最終的に大当り図柄が確定表示されやすい、
ことを特徴とする遊技台。
(付記40)
付記35乃至39のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
一回の図柄変動表示の期間内で前記カウントダウン表示の開始と終了が行われる、
ことを特徴とする遊技台。
(付記41)
付記35乃至40のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記カウントダウン表示が前記第一の表示態様から前記第二の表示態様へ変化すると、該カウントダウン表示が移動する、
ことを特徴とする遊技台。
(付記42)
付記41に記載の遊技台であって、
前記カウントダウン表示の移動中も該カウントダウン表示による前記時間報知を継続する、
ことを特徴とする遊技台。
(付記43)
付記41に記載の遊技台であって、
前記カウントダウン表示の移動中は該カウントダウン表示による前記時間報知を中断する、
ことを特徴とする遊技台。
(付記44)
付記35乃至43のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記或る演出が行われるまでの時間が0になると、前記カウントダウン表示による該或る演出が行われるまでの時間が0であることを示す報知が行われ、
前記カウントダウン表示によって前記或る演出が行われるまでの時間が0であることを示す報知が行われた後に、該カウントダウン表示が消去されるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。
(付記45)
付記44に記載の遊技台であって、
前記或る演出が行われるまでの時間が0になると、特定表示を表示してから非表示になる、
ことを特徴とする遊技台。
(付記46)
付記35乃至45のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記第二の表示態様へ変化しない場合もある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記47)
付記35乃至46のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記表示手段は、複数の表示手段から構成されており、
前記複数の表示手段のうちの一の表示手段は、第一の表示手段であり、
前記複数の表示手段のうちの一の表示手段は、第二の表示手段であり、
前記第一の表示手段によって前記第一の表示態様の前記カウントダウン表示が表示される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記48)
付記47に記載の遊技台であって、
前記第二の表示手段によって前記第二の表示手段のカウントダウン表示が表示される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記49)
付記35乃至48のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、ぱちんこ機である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記50)
付記35乃至48のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、スロットマシンである、
ことを特徴とする遊技台。
(付記51)
複数種類の表示を表示可能な表示手段を備えた遊技台であって、
前記複数種類の表示のうちの一つは、第一の表示であり、
前記第一の表示は、期間表示であり、
前記第一の表示は、リーチ演出表示が行われている期間のうちの或る期間において表示される場合がある表示であり、
前記複数種類の表示のうちの一つは、第二の表示であり、
前記第二の表示は、予告表示であり、
前記第一の表示は、第一のタイミングを報知する表示であり、
前記第一のタイミングとは、前記第二の表示が表示開始される可能性があるタイミングのことであり、
前記第一の表示が表示開始されてから前記第一のタイミングとなる前に、該第一の表示が消去される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記52)
付記51に記載の遊技台であって、
前記複数種類の表示のうちの一つは、第三の表示であり、
前記第三の表示は、演出表示であり、
前記第三の表示は、前記第二の表示とは異なる表示であり、
前記第一のタイミングとなる前に前記第三の表示が表示される場合があり、
前記第一の表示は、前記第三の表示が表示開始されるタイミングを報知しない表示であり、
前記第三の表示の表示中では、前記第一の表示が消去される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記53)
付記52に記載の遊技台であって、
前記第三の表示は、予告表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記54)
付記53に記載の遊技台であって、
前記第三の表示が表示された場合の方が、該第三の表示が表示されない場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示されやすい、
ことを特徴とする遊技台。
(付記55)
付記52乃至54のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
複数種類の動作を実行可能な演出可動手段を備え、
前記複数種類の動作のうちの一つは、第一の動作であり、
前記第一の動作は、演出動作であり、
前記第三の表示の表示中に、前記第一の動作が行われる場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記56)
付記51乃至55のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記第一の表示が消去された後で、該第一の表示が再度表示されるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。
(付記57)
付記51乃至55に記載の遊技台であって、
前記第一の表示が消去された後、前記或る期間が経過するまでは該第一の表示は表示されないように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。
(付記58)
付記51乃至55のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記第一の表示が消去された後、前記或る期間が経過するまでに該第一の表示が再動表示されるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。
(付記59)
付記51乃至58のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記或る期間とは、スーパーリーチの実行中の期間のことである、
ことを特徴とする遊技台。
(付記60)
付記51乃至59のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記複数種類の表示のうちの一つは、第四の表示であり、
前記第四の表示は、演出表示であり、
前記第四の表示は、前記第二の表示とは異なる表示であり、
前記第一の表示は、第二のタイミングも報知する場合がある表示であり、
前記第二のタイミングとは、前記第四の表示が表示開始される可能性があるタイミングのことである、
ことを特徴とする遊技台。
(付記61)
付記51乃至60のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、ぱちんこ機である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記62)
複数種類の表示を表示可能な表示手段を備えた遊技台であって、
前記複数種類の表示のうちの一つは、第一の表示であり、
前記第一の表示は、カウントダウン表示を含む表示であり、
前記カウントダウン表示は、タイミング報知を含む場合がある表示であり、
前記タイミング報知とは、或る演出が行われるタイミングを前記カウントダウン表示の表示を更新することにより行わう報知のことであり、
前記カウントダウン表示の表示中に、前記第一の表示の表示態様が第一の表示態様から第二の表示態様に変化する場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記63)
付記62に記載の遊技台であって、
前記第一の表示態様と前記第二の表示態様は、異なる表示態様である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記64)
付記63に記載の遊技台であって、
前記第一の表示態様とは、前記第一の表示が第一の表示サイズで表示されている表示態様のことであり、
前記第二の表示態様とは、前記第一の表示が第二の表示サイズで表示されている表示態様のことであり、
前記第一の表示サイズと前記第二の表示サイズでは、該第二の表示サイズの方が大きい、
ことを特徴とする遊技台。
(付記65)
付記62乃至64のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記カウントダウン表示の表示が開始した際に、前記第一の表示が前記第一の表示態様で表示される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記66)
付記62乃至65のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記カウントダウン表示の表示中に、前記第一の表示が前記第一の表示態様から前記第二の表示態様に必ず変化する、
ことを特徴とする遊技台。
(付記67)
付記62乃至65のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記第一の表示が前記第一の表示態様から前記第二の表示態様に変化しない場合よりも、該第一の表示が該第一の表示態様から該第二の表示態様に変化した場合の方が最終的に大当り図柄が確定表示されやすい、
ことを特徴とする遊技台。
(付記68)
付記62乃至67のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
一回の図柄変動表示の実行中に前記第一の表示の表示が開始され、終了される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記69)
付記62乃至68のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記第一の表示は、表示位置が変化する場合がある表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記70)
付記69に記載の遊技台であって、
前記第一の表示が前記第一の表示態様から前記第二の表示態様に変化すると、該第一の表示の表示位置が変化する、
ことを特徴とする遊技台。
ここで、前記第一の表示態様の前記第一の表示が第一の位置に表示され、前記第二の表示態様の前記第一の表示が第二の位置に表示される、ことを特徴とする遊技台であってもよい。
(付記71)
付記69又は70に記載の遊技台であって、
前記第一の表示は、移動表示する場合がある表示であり、
前記移動表示により、前記第一の表示の表示位置が変化する、
ことを特徴とする遊技台。
(付記72)
付記71に記載の遊技台であって、
前記移動表示の表示中も、前記カウントダウン表示の更新表示を継続する、
ことを特徴とする遊技台。
(付記73)
付記71に記載の遊技台であって、
前記移動表示の表示中では、前記カウントダウン表示の更新表示が中断される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記74)
付記62乃至73のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記カウントダウン表示は、時間のカウントダウンの表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記75)
付記74に記載の遊技台であって、
前記タイミング報知は、前記カウントダウン表示において0を示す表示が表示されることにより、前記或る演出が行われるタイミングとなったことを報知する報知である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記76)
付記74又は75に記載の遊技台であって、
前記カウントダウン表示において0を示す表示が表示された後で、該カウントダウン表示が消去されるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。
(付記77)
付記76に記載の遊技台であって、
前記複数種類の表示のうちの一つは、第二の表示であり、
前記第二の表示は、前記或る演出には含まれない表示であり、
前記カウントダウン表示において0を示す表示が表示された場合に、前記第二の表示が表示された後で、該カウントダウン表示が消去されるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。
(付記78)
付記62乃至77のうちいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記表示手段は、複数の表示手段から構成された手段であり、
前記複数の表示手段のうちの一つは、第一の表示手段であり、
前記複数の表示手段のうちの一つは、第二の表示手段であり、
前記第一の表示態様の前記第一の表示が表示される場合には、該第一の表示が前記第一の表示手段に表示される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記79)
付記78に記載の遊技台であって、
前記第二の表示態様の前記第一の表示が、前記第二の表示手段に表示される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記80)
付記62乃至79のうちいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、ぱちんこ機である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記81)
付記62乃至79のうちいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、スロットマシンである、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A1)
表示手段を備えた遊技台であって、
前記表示手段は、複数種類のメータ表示を表示可能な手段であり、
前記複数種類のメータ表示うちの一のメータ表示は、第一のメータ表示であり、
前記複数種類のメータ表示うちの一のメータ表示は、第四のメータ表示であり、
前記第一のメータ表示は、複数種類の状態を持つ表示であり、
前記第一のメータ表示における前記複数種類の状態のうちの一の状態は第一の状態であり、
前記第一のメータ表示における前記複数種類の状態のうちの一の状態は第三の状態であり、
前記第一のメータ表示は、前記第一の状態から前記第三の状態へ変化する場合がある表示であり、
前記第四のメータ表示は、複数種類の状態を持つ表示であり、
前記第四のメータ表示における前記複数種類の状態のうちの一の状態は第四の状態であり、
前記第四のメータ表示における前記複数種類の状態のうちの一の状態は第六の状態であり、
前記第四のメータ表示は、前記第四の状態から前記第六の状態に変化する場合がある表示であり、
前記第一のメータ表示が前記第一の状態から前記第三の状態に変化した場合は、該第一のメータ表示が該第一の状態から該第三の状態に変化しなかった場合よりも、大当りの期待度が高く、
前記第四のメータ表示が前記第四の状態から前記第六の状態に変化した場合は、該第四のメータ表示が該第四の状態から該第六の状態に変化しなかった場合よりも、大当りの期待度が高い、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A2)
付記A1に記載の遊技台において、
前記第四のメータ表示が前記第四の状態から前記第六の状態に変化する期待度は、前記第一のメータ表示が前記第一の状態から前記第三の状態に変化する期待度よりも高い、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A3)
付記A1又はA2に記載の遊技台であって、
前記表示手段は、装飾図柄を表示可能な手段であって、
前記第一のメータ表示は、前記装飾図柄の停止中に表示される場合がある表示である、ことを特徴とする遊技台。
(付記A4)
付記A1乃至A3のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記第四のメータ表示は、前記第四の状態で表示開始される表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A5)
付記A1乃至A4のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記第一のメータ表示における前記複数の状態のうちの一の状態は、第二の状態であり、
前記第一のメータ表示は、前記第一の状態から前記第二の状態に変化する場合がある表示であり、
前記第一のメータ表示は、前記第二の状態から前記第三の状態に変化する場合がある表示であり、
前記第一のメータ表示は、前記第一の状態で表示開始される場合がある表示であり、
前記第一のメータ表示は、前記第二の状態で表示開始される場合がある表示であり、
前記第一のメータ表示が、前記第一の状態で表示開始された場合よりも、前記第二の状態で表示開始された場合のほうが大当りの期待度が高い、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A6)
付記A1乃至A5のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記複数種類の表示のうち、一の表示は第一のアイコンであり、
前記第一のメータ表示は、前記第一のアイコンが第一の回数表示されることによって、前記第一の状態から前記第三の状態へと変化する表示であり、
前記第四のメータ表示は、前記第一のアイコンが第二の回数表示されることによって、前記第四の状態から前記第六の状態へと変化する表示であり、
前記第二の回数は、前記第一の回数よりも少ない回数である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A7)
付記A1乃至A6のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記複数の表示のうち一の表示は、大当り表示であり、
前記第一のメータ表示における前記第三の状態は、該第三の状態が表示された前記装飾図柄の変動において前記大当り表示が表示されることを示す表示の状態であり、
前記第四のメータ表示における前記第六の状態は、該第六の状態が表示された前記装飾図柄の変動において前記大当り表示が表示されることを示す表示の状態である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A8)
付記A7に記載の遊技台であって、
前記第一のメータ表示の前記第二の状態は、該第二の状態が表示された前記装飾図柄の変動において前記大当り表示が表示される場合があることを示す表示の状態であり、
前記第四のメータ表示の前記第五の状態は、該第五の状態が表示された前記装飾図柄の変動において前記大当り表示が表示される場合があることを示す表示の状態であり、
前記第二の状態よりも前記第五の状態が表示されている場合の方が、前記大当り表示が表示されやすい、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A9)
付記A1乃至A8のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記複数種類の演出のうちの一の演出は、擬似連演出であり、
前記擬似連予告は、前記第一のメータ表示が前記第三の状態へ変化すると表示開始される場合がある表示であり、
前記擬似連予告は、前記第四のメータ表示が前記第六の状態へ変化すると表示開始される場合がある表示である、ことを特徴とする遊技台。
(付記A10)
付記A1乃至A9のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記複数種類の表示のうちの一の表示は、前記操作手段の操作促進表示であり、
前記操作促進表示は、前記第一のメータ表示が前記第三の状態へ変化すると表示開始される場合がある表示であり、
前記操作促進表示は、前記第四のメータ表示が前記第六の状態へ変化すると表示開始される場合がある表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A11)
付記A1乃至A10のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記表示手段は複数種類の演出を表示可能な手段であって、
前記複数種類の演出のうちの一の演出は、或る演出であり、
前記或る演出は、該或る演出が表示された前記装飾図柄の変動において、前記大当り表示が表示されやすい演出であり、
前記或る演出は、前記第一のメータ表示が前記第三の状態へ変化すると表示開始される場合がある演出であり、
前記或る演出は、前記第四のメータ表示が前記第六の状態へ変化すると表示開始される場合がある演出である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A12)
複数種類の表示を表示可能な表示手段を備えた遊技台であって、
前記複数種類の表示のうちの一つは、期間表示であり、
前記複数種類の表示のうちの一つは、第一の演出表示であり、
前記複数種類の表示のうちの一つは、予告表示であり、
前記期間表示は、リーチ演出表示が行われる期間における或る期間の開始を報知する表示であり、
前記期間表示は、前記リーチ演出表示の表示中において、第一のタイミングを報知する表示であり、
前記第一のタイミングとは、前記リーチ演出表示の表示中において、前記第一の演出表示が開始される可能性があるタイミングのことであり、
前記予告表示とは、前記期間表示によって前記第一のタイミングが報知されることを予告する表示のことであり、
前記期間表示によって前記或る期間の開始が報知される前に、前記予告表示が表示される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A13)
付記A12に記載の遊技台であって、
前記期間表示は、カーソル表示を含む表示であり、
前記カーソル表示が、第二の位置(開始位置)から第一の位置を経て第三の位置(終了位置)まで移動することによって、前記第一の期間の開始から終了までが報知されるように構成されており、
前記第二の位置は、前記第一の位置よりも前の位置であり、
前記第一の位置は、前記第三の位置よりも前の位置であり、
前記カーソル表示が前記第一の位置に到達することで、前記第一のタイミングであることが報知される、ことを特徴とする遊技台。
(付記A14)
付記A13に記載の遊技台であって、
前記期間表示は、チャンスアップ表示(第一のチャンスアップ表示)が表示される場合がある表示であり、
前記チャンスアップ表示とは、前記第一のタイミングにおいて前記第一の演出表示が開始されたことを報知する表示であり、
前記第一のタイミングにおいて前記第一の演出表示の表示が開始された場合に、前記第一の位置に対応した表示位置に前記チャンスアップ表示が表示される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A15)
付記A12乃至A14のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記期間表示は、移動表示を行う場合がある表示である、
ことを長とする遊技台。
(付記A16)
付記A15に記載の遊技台であって、
前記期間表示によって或る期間の開始が報知される前に前記移動表示が行われる、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A17)
付記A15又はA16に記載の遊技台であって、
前記移動表示が行われると、前記期間表示の表示位置が変化する、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A18)
付記A12乃至A17のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記予告表示は、複数の表示態様で表示される場合があり、
前記複数の表示態様のうちの一の表示態様は、第一の表示態様であり、
前記複数の表示態様のうちの一の表示態様は、第二の表示態様であり、
前記予告表示が前記第二の表示態様で表示された場合の方が、前記第一の表示態様で表示された場合よりも最終的に(前記期間表示が表示される図柄変動表示にて)大当り図柄態様が確定表示されやすい、ことを特徴とする遊技台。
(付記A19)
付記A18に記載の遊技台であって、
前記予告表示が前記第二の表示態様で表示された場合の方が、前記第一の表示態様で表示された場合よりも、前記第一のタイミングとなった場合に、前記第一の演出表示が開始されやすい、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A20)
付記A18又はA19に記載の遊技台であって、
前記第一の表示態様で表示された前記予告表示が、前記第二の表示態様に変化する場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A21)
付記A12乃至A20のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記期間表示は、複数の表示態様で表示される場合があり、
前記複数の表示態様のうちの一の表示態様は、第三の表示態様(例えば、デフォメータ)であり、
前記複数の表示態様のうちの一の表示態様は、第四の表示態様(例えば、赤メータ)であり、
前記期間表示が前記第四の表示態様で表示された場合の方が、前記第三の表示態様で表示された場合よりも最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすい、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A22)
付記A21に記載の遊技台であって、
前記予告表示の表示態様によって、前記期間表示の表示態様が前記第三の表示態様で表示されるか前記第四の表示態様で表示されるかわからない、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A23)
付記A21又はA22に記載の遊技台であって、
前記予告表示が前記第二の表示態様で表示された場合の方が、該予告表示が前記第一の表示態様で表示された場合よりも前記期間表示が前記第四の表示態様で表示されやすい、ことを特徴とする遊技台。
(付記A24)
付記A21乃至A23のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記予告表示が前記第一の表示態様で表示された場合の方が、該予告表示が前記第二の表示態様で表示された場合よりも前記期間表示が前記第三の表示態様で表示されやすい、ことを特徴とする遊技台。
(付記A25)
付記A12乃至A24のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記複数種類の表示のうちの一つは、第二の予告表示であり、
前記予告表示は、第一の予告表示であり、
前記第二の予告表示によって、前記第一の予告表示が表示されることが予告される場合がある、ことを特徴とする遊技台。
(付記A26)
付記A25に記載の遊技台であって、
前記第二の予告表示によって前記第一の予告表示が予告された方がされてない場合よりも前記期間表示が表示される図柄変動表示が大当りになりやすい、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A27)
付記A12乃至A26のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記期間表示が表示される前に前記予告表示が表示された場合の方が、該期間表示が表示される前に該予告表示が表示されない場合よりも最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすい、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A28)
付記A12乃至A27のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記予告表示は、前記期間表示の少なくとも一部によって行われる表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A29)
付記A12乃至A27のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記予告表示は、前記期間表示と別の表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A30)
付記A12乃至A29のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記予告表示によって前記リーチ演出表示が表示されることが予告されることで、前記期間表示が表示されることが予告される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A31)
付記A12乃至A30のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記予告表示は、前記期間表示と同じ図柄変動表示にて行われる場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A32)
付記A12乃至A31のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記予告表示は、前記期間表示が行われる図柄変動表示よりも前の図柄変動表示にてお行われる場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A33)
付記A12乃至A32のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記予告表示は、図柄停止表示が行われている期間も表示される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A34)
付記A12乃至A32のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記予告表示は、図柄停止表示が行われている期間に非表示となる、ことを特徴とする遊技台。
(付記A35)
付記A12乃至A34のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記予告表示は、前記リーチ演出表示の表示中に表示される場合がある表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A36)
前記予告表示は、前記リーチ演出表示が開始される前に表示される場合がある表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A37)
表示手段を備えた遊技台であって、
前記表示手段は、第一の表示を表示する場合がある手段であり、
前記第一の表示とは、或る演出が開始される場合があるタイミングを報知する表示のことであり、
前記表示手段は、或る演出として第Aの表示が表示される場合がある手段であり、
前記第Aの表示が開始されるタイミング(以下、「第Aのタイミング」という。)において、該第Aの表示が前記第一の表示の少なくとも一部と重なる位置に表示される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
ここで、或る演出とは、第Aの表示のことであってもよい。また、或る演出として第Pの表示の表示が開始される場合があってもよい。
(付記A38)
付記A37に記載の遊技台であって、
前記第一の表示は、期間表示のことであり、
前記期間表示は、或る期間において前記第Aの表示が表示される可能性のあるタイミングを報知する表示であり、
或る期間の時間の経過に応じて、前記期間表示の少なくとも一部の表示態様が変化し、
前記期間表示の少なくとも一部の表示態様の変化中において、前記第Aの表示が開始されるタイミングが報知される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A39)
付記A38に記載の遊技台であって、
前記期間表示は、第Bの表示が表示される場合がある表示であり、
前記第Aのタイミングにおいて前記第Aの表示が表示されると、前記第Bの表示が表示される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A40)
付記A37に記載の遊技台であって、
前記第一の表示は、タイマ表示のことであり、
前記タイマ表示は、前記第Aの表示が表示されるタイミングを報知する表示であり、
時間の経過に応じて、前記タイマ表示の少なくとも一部の表示態様が変化し、
前記タイマ表示の少なくとも一部の表示態様の変化が終了すると、前記第Aの表示が表示される、ことを特徴とする遊技台。
(付記A41)
付記A37乃至A40のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記第Aのタイミングとなった場合に、前記第Aの表示が表示される場合があり、
前記第Aのタイミングとなった場合に、前記第Aの表示が表示されない場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A42)
付記A37乃至A40のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記第Aのタイミングとなった場合に、前記第Aの表示が必ず表示される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A43)
付記A37乃至A42のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記表示手段は、第二の表示を表示する場合がある手段であり、
前記第二の表示は、前記第一の表示が表示されることを予告する表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A44)
付記A37乃至A43のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記第一の表示は、移動表示が行われる場合がある表示であり、
前記移動表示が行われると、前記第一の表示の表示位置が変化する、
ことを特徴とする遊技台。
ここで、必ず移動表示が行われてもよいし、移動表示が行われる場合と行われない場合があってもよい。
(付記A45)
付記A44に記載の遊技台であって、
時間の経過に応じて、前記第一の表示の少なくとも一部の表示態様が変化する場合があるように構成されており、
前記第一の表示が表示された後であって、該第一の表示の少なくとも一部の表示態様の変化が行われる前に前記移動表示が行われる場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A46)
付記A44に記載の遊技台であって、
時間の経過に応じて、前記第一の表示の少なくとも一部の表示態様が変化する場合があるように構成されており、
前記第一の表示の少なくとも一部の表示態様の変化中において、前記移動表示が行われる場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A47)
付記A37乃至A46のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記第Aのタイミングとなって前記第Aの表示が表示されると、前記第Aの表示によって前記第一の表示の少なくとも一部がオーバーラップされる、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A48)
付記A37乃至A47のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記第Aのタイミングとなって前記第Aの表示が表示されると、前記第一の表示が非表示となり、該第一の表示が表示されていた領域の少なくとも一部に重なる領域に該第Aの表示が表示される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A49)
付記A37乃至A48のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記表示手段は、複数の画像表示手段から構成された手段であり、
前記複数種類の画像表示手段のうちの一の画像表示手段は、第一の画像表示手段であり、
前記複数種類の画像表示手段のうちの一の画像表示手段は、第二の画像表示手段であり、
前記第二の画像表示手段は、前記第一の画像表示手段よりも前側に設けられた手段であり、
前記第一の画像表示手段によって前記第一の表示が表示され、
前記第二の画像表示手段によって前記第Aの表示が表示される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A50)
付記A49に記載の遊技台であって、
前記第二の画像表示手段は、演出動作を行う場合がある手段であり、
前記第一の画像表示手段によって前記第一の表示が表示されている場合に前記第Aのタイミングとなると、前記第二の画像表示手段が前期演出動作を行う場合があるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A51)
付記A37乃至A50のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
操作手段を備え、
前記第Aの表示とは、前記操作手段に関する表示のことである、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A52)
付記A37乃至A51のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記表示手段は、或る演出として第Cの表示が表示される場合がある手段であり、
前記第Cの表示が開始されるタイミング(以下、「第Cのタイミング」という。)において、該第Cの表示が表示される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A53)
付記A37乃至A52のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、ぱちんこ機である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A54)
付記A37乃至A52のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、スロットマシンである、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A55)
表示手段を備えた遊技台であって、
前記表示手段は、第一の表示を表示する場合がある手段であり、
前記第一の表示とは、或る演出が開始されるタイミングを報知する表示のことであり、
前記第一の表示は、複数の図柄変動表示にわたって表示される場合がある表示である、ことを特徴とする遊技台。
(付記A56)
付記A55に記載の遊技台であって、
前記第一の表示は、期間表示のことであり、
前記期間表示は、或る期間において或る演出が開始される可能性のあるタイミング(以下、「或るタイミング」という。)を報知する表示であり、
或る期間の時間の経過に応じて、前記期間表示の少なくとも一部の表示態様が変化し、
前記期間表示の少なくとも一部の表示態様の変化中において、前記或る演出が開始されるタイミングが報知される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A57)
付記A56に記載の遊技台であって、
前記期間表示は、第Bの表示が表示される場合がある表示であり、
前記或るタイミングにおいて前記或る演出が開始されると、前記第Bの表示が表示される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A58)
付記A55に記載の遊技台であって、
前記第一の表示は、タイマ表示のことであり、
前記タイマ表示は、前記或るタイミングを報知する表示であり、
時間の経過に応じて、前記タイマ表示の少なくとも一部の表示態様が変化し、
前記タイマ表示の少なくとも一部の表示態様の変化が終了すると、前記或る演出が開始される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A59)
付記A55乃至A58のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記或るタイミングとなった場合に、前記或る演出が開始される場合があり、
前記或るタイミングとなった場合に、前記或る演出が開始されない場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A60)
付記A55乃至A58のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記或るタイミングとなった場合に、前記或る演出が必ず開始される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A61)
付記A55乃至A60のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記表示手段は、第二の表示を表示する場合がある手段であり、
前記第二の表示は、前記第一の表示が表示されることを予告する表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A62)
付記A55乃至A61のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記第一の表示は、移動表示が行われる場合がある表示であり、
前記移動表示が行われると、前記第一の表示の表示位置が変化する、
ことを特徴とする遊技台。
ここで、必ず移動表示が行われてもよいし、移動表示が行われる場合と行われない場合があってもよい。
(付記A63)
付記A62に記載の遊技台であって、
時間の経過に応じて、前記第一の表示の少なくとも一部の表示態様が変化する場合があるように構成されており、
前記第一の表示が表示された後であって、該第一の表示の少なくとも一部の表示態様の変化が行われる前に前記移動表示が行われる場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A64)
付記A62に記載の遊技台であって、
時間の経過に応じて、前記第一の表示の少なくとも一部の表示態様が変化する場合があるように構成されており、
前記第一の表示の少なくとも一部の表示態様の変化中において、前記移動表示が行われる場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A65)
付記A55乃至A64のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記複数の図柄変動表示のうちの第一の図柄変動表示において、前記第一の表示の表示が開始しされ、
前記複数の図柄変動表示のうちの第二の図柄変動表示において、前記或る演出が開始されるタイミングが報知され、
前記第一の図柄変動表示は、前記第二の図柄変動表示よりも前に行われる図柄変動表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A66)
付記A65に記載の遊技台であって、
或る期間における時間の経過に応じて、前記第一の表示の少なくとも一部の表示態様が変化するように構成されており、
前記第二の図柄変動表示において、前記或る期間が開始され、
前記第一の図柄変動表示において、前記第一の表示の表示態様が変化しないように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A67)
付記A65に記載の遊技台であって、
或る期間における時間の経過に応じて、前記第一の表示の少なくとも一部の表示態様が変化するように構成されており、
前記第一の図柄変動表示において、前記或る期間が開始される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A68)
付記A67に記載の遊技台であって、
前記第一の図柄変動表示が終了してから該図柄変動表示の次の図柄変動表示が開始されるまでの間において、前記第一の表示の表示態様の変化が行われない、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A68)
付記A67に記載の遊技台であって、
前記第一の図柄変動表示が終了してから該図柄変動表示の次の図柄変動表示が開始されるまでの間において、前記第一の表示の少なくとも一部の表示態様の変化が行われる場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A69)
付記A65に記載の遊技台であって、
前記表示手段は、第二の表示を表示する場合がある手段であり、
前記第二の表示は、前記第一の表示が表示されることを予告する表示であり、
前記第二の表示は、前記第一の図柄変動表示において表示される場合がある表示である、
ことを特徴とする遊技台。
ここで、前記第二の表示は、前記第二の図柄変動表示において表示されてもよい。また、前記第二の表示は、前記第一の図柄変動表示において必ず表示されてもよい。
(付記A70)
付記A55乃至A69のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、ぱちんこ機である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A71)
付記A55乃至A69のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、スロットマシンである、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A72)
表示手段を備えた遊技台であって、
前記表示手段は、第一の表示を表示する場合がある手段であり、
前記第一の表示とは、或る演出が開始される場合があるタイミング(以下、「あるタイミング」という。)を報知する表示のことであり、
前記或る演出が開始されるまでの時間の経過に応じて、前記第一の表示の少なくとも一部の表示態様が変化する場合があり、
前記或る演出が開始されるまでの時間の経過に応じた前記第一の表示の少なくとも一部の表示態様の変化が行われる前に、該第一の表示によって予告表示が行われる場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A73)
付記A72に記載の遊技台であって、
前記第一の表示は、期間表示のことであり、
前記期間表示は、前記或るタイミングを報知する表示であり、
或る期間の時間の経過に応じて、前記期間表示の少なくとも一部の表示態様が変化し、
前記期間表示の少なくとも一部の表示態様の変化中において、前記或るタイミングが報知される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A74)
付記A73に記載の遊技台であって、
前記期間表示は、第Bの表示が表示される場合がある表示であり、
前記或るタイミングにおいて前記或る演出が開始されると、前記第Bの表示が表示される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A75)
付記A72に記載の遊技台であって、
前記第一の表示は、タイマ表示のことであり、
前記タイマ表示は、前記或るタイミングを報知する表示であり、
時間の経過に応じて、前記タイマ表示の少なくとも一部の表示態様が変化し、
前記タイマ表示の少なくとも一部の表示態様の変化が終了すると、前記或る演出が開始される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A76)
付記A72乃至A75のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記或るタイミングとなった場合に、前記或る演出が開始される場合があり、
前記或るタイミングとなった場合に、前記或る演出が開始されない場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A77)
付記A72乃至A75のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記或るタイミングとなった場合に、前記或る演出が必ず開始される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A78)
付記A72乃至A77のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記表示手段は、第二の表示を表示する場合がある手段であり、
前記第二の表示は、前記第一の表示が表示されることを予告する表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A79)
付記A72乃至A78のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記第一の表示は、移動表示が行われる場合がある表示であり、
前記移動表示が行われると、前記第一の表示の表示位置が変化する、
ことを特徴とする遊技台。
ここで、必ず移動表示が行われてもよいし、移動表示が行われる場合と行われない場合があってもよい。
(付記A80)
付記A79に記載の遊技台であって、
前記第一の表示が表示された後であって、該第一の表示の少なくとも一部の表示態様の変化が行われる前に前記移動表示が行われる場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A81)
付記A79に記載の遊技台であって、
前記第一の表示の少なくとも一部の表示態様の変化中において、前記移動表示が行われる場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A82)
付記A72乃至A81のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記予告表示は、前記第一の表示によって表示される前記或る演出が開始されるまでの時間を予告する表示である、ことを特徴とする遊技台。
(付記A83)
付記A72乃至A82のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
操作手段を備え、
前記予告表示は、前記操作手段に関する表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A84)
付記A72乃至A83のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記予告表示が行われた後に、前記第一の表示によって前記或る演出が開始されるまでの時間が報知される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A85)
付記A72乃至A84のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記或る演出が開始されるまでの時間の経過に応じた前記第一の表示の少なくとも一部の表示態様の変化が行われる前に、該第一の表示によって予告表示が必ず行われる、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A86)
付記A72乃至A85のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記第一の表示が表示されると、前記或る演出が開始されるまでの時間の経過に応じた前記第一の表示の少なくとも一部の表示態様の変化が開始される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A87)
付記A72乃至A86のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、ぱちんこ機である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A88)
付記A72乃至A86のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、スロットマシンである、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A89)
表示手段を備えた遊技台であって、
前記表示手段は、第一の表示が表示される場合がある手段であり、
前記第一の表示とは、或る演出が開始される場合があるタイミング(以下、「或るタイミング」という。)を報知する表示のことであり、
前記表示手段は、第二の表示が表示される場合がある手段であり、
前記第二の表示は、前記第一の表示が表示されることを予告する表示であり、
複数の前記第二の表示(以下、「複数の第二の表示」という。)が表示される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A90)
付記A89に記載の遊技台であって、
前記第一の表示は、期間表示のことであり、
前記期間表示は、或る期間において前記或るタイミングを報知する表示であり、
或る期間の時間の経過に応じて、前記期間表示の少なくとも一部の表示態様が変化し、
前記期間表示の少なくとも一部の表示態様の変化中において、前記或るタイミングが報知される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A91)
付記A90に記載の遊技台であって、
前記期間表示は、第Bの表示が表示される場合がある表示であり、
前記或るタイミングにおいて前記或る演出が開始されると、前記第Bの表示が表示される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A91)
付記A89に記載の遊技台であって、
前記第一の表示は、タイマ表示のことであり、
前記タイマ表示は、前記或るタイミングを報知する表示であり、
時間の経過に応じて、前記タイマ表示の少なくとも一部の表示態様が変化し、
前記タイマ表示の少なくとも一部の表示態様の変化が終了すると、前記或る演出が開始される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A92)
付記A89乃至A91のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記或るタイミングとなった場合に、前記或る演出が開始される場合があり、
前記或るのタイミングとなった場合に、前記或る演出が開始されない場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A93)
付記A89乃至A91のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記或るタイミングとなった場合に、前記或る演出が必ず開始される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A94)
付記A89乃至A93のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記第一の表示は、移動表示が行われる場合がある表示であり、
前記移動表示が行われると、前記第一の表示の表示位置が変化する、
ことを特徴とする遊技台。
ここで、必ず移動表示が行われてもよいし、移動表示が行われる場合と行われない場合があってもよい。
(付記A95)
付記A94に記載の遊技台であって、
時間の経過に応じて、前記第一の表示の少なくとも一部の表示態様が変化する場合があるように構成されており、
前記第一の表示が表示された後であって、該第一の表示の少なくとも一部の表示態様の変化が行われる前に前記移動表示が行われる場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A96)
付記A94に記載の遊技台であって、
時間の経過に応じて、前記第一の表示の少なくとも一部の表示態様が変化する場合があるように構成されており、
前記第一の表示の少なくとも一部の表示態様の変化中において、前記移動表示が行われる場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A97)
付記A89乃至A96のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記第二の表示が表示されると、前記第一の表示が必ず表示される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A98)
付記A89乃至A96のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記第二の表示が表示されると、前記第一の表示が表示される場合があり、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A99)
付記A89乃至A98のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記第二の表示とは、準備中表示のことであり、
前記複数のぢ兄の表示とは、複数の準備中表示のことであり、
前記複数の準備中表示のうちの一の表示は、第一の準備中表示であり、
前記複数の準備中表示のうちの一の表示は、第二の準備中表示であり、
前記第一の準備中表示は、前記第二の準備中表示よりも先に表示された表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A100)
付記A99に記載の遊技台であって、
前記第一の準備中表示が表示された後に、該第一の準備中表示に対応するタイマ表示(以下、「第一のタイマ表示」という。)が表示され、
前記第二の準備中表示が表示された後に、該第二の準備中表示に対応するタイマ表示(以下、「第二のタイマ表示」という。)が表示され、
前記第一のタイマ表示が前記第二のタイマ表示よりも先に表示されるように構成されている、ことを特徴とする遊技台。
ここで、複数の準備中表示に対して、一のタイマ予告が表示されてもよい。
(付記A101)
付記A99に記載の遊技台であって、
前記第一の準備中表示が表示された後に、該第一の準備中表示に対応するタイマ表示(以下、「第一のタイマ表示」という。)が表示され、
前記第二の準備中表示が表示された後に、該第二の準備中表示に対応するタイマ表示(以下、「第二のタイマ表示」という。)が表示され、
前記第一のタイマ表示が前記第二のタイマ表示よりも先に表示される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A102)
付記A89乃至A101のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、ぱちんこ機である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A103)
付記A89乃至A101のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、スロットマシンである、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A104)
表示手段を備えた遊技台であって、
前記表示手段は、第一の表示を表示する場合がある手段であり、
前記第一の表示とは、或る演出が開始されるタイミングを報知する表示のことであり、
前記或る演出が開始されるまでの時間の経過に応じて、前記第一の表示の少なくとも一部の表示態様が変化する場合があり、
前記或る演出が開始されるまでの時間の経過に応じた前記第一の表示の少なくとも一部の表示態様の変化が行われる前に、予告が行われる場合があり、
前記予告とは、前記第一の表示の少なくとも一部の表示態様の変化が開始されることを予告する予告のことである、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A105)
付記A104に記載の遊技台であって、
前記第一の表示は、期間表示のことであり、
前記期間表示は、或る期間において前記或る演出が開始される可能性のあるタイミング(以下、「或るタイミング」という。)を報知する表示であり、
前記期間表示の少なくとも一部の表示態様の変化中において、前記或る演出が開始されるタイミングが報知される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A106)
付記A105に記載の遊技台であって、
前記期間表示は、第Bの表示が表示される場合がある表示であり、
前記或るタイミングにおいて前記或る演出が開始されると、前記第Bの表示が表示される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A107)
付記A104に記載の遊技台であって、
前記第一の表示は、タイマ表示のことであり、
前記タイマ表示は、前記或る演出が開始されるタイミング(以下、「或るタイミング」という。)を報知する表示であり、
前記タイマ表示の少なくとも一部の表示態様の変化が終了すると、前記或る演出が開始される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A108)
付記A104乃至A107のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記或るタイミングとなった場合に、前記或る演出が開始される場合があり、
前記或るタイミングとなった場合に、前記或る演出が開始されない場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A109)
付記A104乃至A107のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記或るタイミングとなった場合に、前記或る演出が必ず開始される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A110)
付記A104乃至A109うちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記表示手段は、第二の表示を表示する場合がある手段であり、
前記第二の表示は、前記第一の表示が表示されることを予告する表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A111)
付記A104乃至A110のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記第一の表示は、移動表示が行われる場合がある表示であり、
前記移動表示が行われると、前記第一の表示の表示位置が変化する、
ことを特徴とする遊技台。
ここで、必ず移動表示が行われてもよいし、移動表示が行われる場合と行われない場合があってもよい。
(付記A112)
付記A111に記載の遊技台であって、
前記第一の表示が表示された後であって、該第一の表示の少なくとも一部の表示態様の変化が行われる前に前記移動表示が行われる場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A113)
付記A111に記載の遊技台であって、
前記第一の表示の少なくとも一部の表示態様の変化中において、前記移動表示が行われる場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A114)
付記A104乃至A113のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記予告は、前記第一の表示による予告表示のことである、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A115)
付記104乃至A114のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記或る演出が開始されるまでの時間の経過に応じた前記第一の表示の少なくとも一部の表示態様の変化が行われる前に、偽予告が行われる場合があり、
前記偽予告が行われても、前記第一の表示の少なくとも一部の表示態様の変化が開始されない、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A116)
付記104乃至A115のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記或る演出が開始されるまでの時間の経過に応じた前記第一の表示の少なくとも一部の表示態様の変化が行われる前に、予告が行われるように構成されている、ことを特徴とする遊技台。
(付記A117)
付記A104乃至A116のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、ぱちんこ機である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A118)
付記A104乃至A116のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、スロットマシンである、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A119)
タイマ演出を実行可能な演出手段を備えた遊技台であって、
前記タイマ演出は、タイマ表示の表示が開始された後で該タイマ表示が或る時間を示す表示になった場合に演出(以下、「或る演出」という。)が開始されるように構成された演出であり、
大当り遊技の実行中において前記タイマ演出の少なくとも一部が行われる場合がるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A120)
付記A119に記載の遊技台であって、
複数のラウンド遊技により前記大当り遊技が構成されるものであり、
前記タイマ演出は、一回のラウンド遊技において実行される場合がある演出である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A121)
付記A119に記載の遊技台であって、
複数のラウンド遊技により前記大当り遊技が構成されるものであり、
前記タイマ演出は、二回以上のラウンド遊技にまたがって実行される場合がある演出である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A122)
付記A120又はA121に記載の遊技台であって、
前記タイマ表示は、初期値を表示した後で該初期値から減算表示されて前記或る時間を示すように構成された表示であり、
前記或る時間を示す表示は、前記タイマ表示が0となる時間を示す表示であり、
或るタイマ演出(以下、「第一のタイマ演出」という。)における前記タイマ表示は、前記初期値として第一の時間を示すものであり、
前記第一のタイマ演出は、第一の回数のラウンド遊技にまたがって実行される場合があり、
前記第一のタイマ演出は、第二の回数のラウンド遊技にまたがって実行される場合があり、
前記第二の回数は、前記第一の回数よりも多い回数であり、
前記第一の回数は、一回又は複数回である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A123)
付記A120又はA121に記載の遊技台であって、
一のラウンド遊技は、第一の時間が経過した場合に終了するように構成されており、
前記タイマ表示は、初期値を表示した後で該初期値から減算表示されて前記或る時間を示すように構成された表示であり、
前記或る時間を示す表示は、前記タイマ表示が0となる時間を示す表示であり、
前記初期値として第二の時間が表示される場合があり、
前記第二の時間は、前記第一の時間よりも短い、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A124)
付記A119乃至A123のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記或る演出は、前記タイマ表示の表示が行われずに開始される場合(以下、「第一の場合」という。)がある演出であり、
前記或る演出は、前記タイマ表示が或る時間を示す表示になって開始される場合(以下、「第二の場合」という。)がある演出であり、
前記第一の場合における前記或る演出は、第一の態様で実行される演出(以下、「第一の演出」という。)であり、
前記第二の場合における前記或る演出は、第二の態様で実行される場合がある演出(以下、「第二の演出」という。)であり、
前記第一の態様と前記第二の態様は、異なる態様である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A125)
付記A124に記載の遊技台であって、
前記第一の演出が開始可能なタイミングよりも前記第二の演出が開始可能なタイミングの方が早くなりやすいように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A126)
付記A124又はA125に記載の遊技台であって、
前記第二の場合における前記或る演出として前記第一の演出が実行される場合があり、
前記第二の場合において、前記第一の演出が実行されるタイミングと前記第二の演出が実行されるタイミングが異なる、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A127)
付記A119乃至A126に記載の遊技台であって、
前記或る演出は、遊技者に有利な特典が付与されることを報知する確定演出である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A128)
付記A124乃至A126のうちいずれか一を引用する付記A127に記載の遊技台であって、
前記確定演出は、保留内に大当りとなる図柄変動表示が含まれていることを報知する演出であり、
保留内に含まれている大当りとなる図柄変動表示の数が一つの場合は、前記第一の演出と前記第二の演出のうちの一方の演出を実行する場合があるように構成されており、
保留内に含まれている大当りとなる図柄変動表示の数が二つ以上の場合は、前記第一の演出と前記第二の演出の両方の演出を実行する場合があるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A129)
付記A124乃至A126のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記或る演出は、遊戯者に有利な特典が付与される可能性があることを示唆する演出であり、
前記第一の演出よりも前記第二の演出の方が遊技者に有利な特典が付与される可能性が高く構成されており、
前記第一の演出は、遊技者に有利な特典が付与されることを報知する確定演出として行われる場合(以下、「第一の場合」という。)があり、
前記第一の演出は、前記確定演出ではない場合(以下、「第二の場合」という。)があり、
前記第二の演出は、遊技者に有利な特典が付与されることを報知する確定演出であり、
前記第一の場合よりも前記第二の場合の方が、前記第二の演出が実行されやすいように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A130)
付記A119乃至A129のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記タイマ表示は、前記大当り遊技の開始前に行われる図柄変動表示の実行中に表示されて、大当り遊技の実行中に該タイマ表示が前記或る時間を示す表示になる場合があるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A131)
付記A130に記載の遊技台であって、
前記タイマ演出は、一回の図柄変動表示において実行される場合(以下、「第三の場合」という。)があるように構成されており、
前記第三の場合における前記或る演出は、実行中の前記図柄変動表示に関する予告演出である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A132)
付記A119に記載の遊技台であって、
前記タイマ表示は、前記大当り遊技の実行中に表示されて、該大当り遊技が終了した後に実行される図柄変動表示の実行中に前記或る時間を示す表示になる場合があるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A133)
付記A132に記載の遊技台であって、
前記タイマ表示は、遊技に関する或る条件が達成された場合に前記或る時間を示すために表示変化を開始するように構成されており、
前記或る条件が達成されたタイミングに応じて前記大当り遊技が終了した後に実行される図柄変動表示の実行中に前記或る時間を示す表示になる場合があるように構成されており、
前記或る条件が達成されたタイミングに応じて前記大当り遊技の実行中に前記或る時間を示す表示になる場合があるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A134)
付記A119、A132又はA133に記載の遊技台であって、
前記或る演出として、前記大当り遊技が終了した後の遊技状態を示唆する演出(以下、「第十一の演出」という。)が実行される場合があり、
前記或る演出として、保留内に大当りとなる図柄変動表示が含まれていることを報知する演出(以下、「第十二の演出」という。)が実行される場合があり、
前記或る演出は、前記タイマ表示が前記或る時間を示さない場合であっても実行される場合があるように構成されており、
前記大当り遊技の実行中において前記タイマ表示が前記或る時間を示さない場合に、前記第十二の演出よりも前記第十一の演出の方が実行されやすいように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A135)
タイマ演出を実行可能な演出手段を備えた遊技台であって、
前記タイマ演出は、タイマ表示の表示が開始された後で該タイマ表示が或る時間を示す表示になった場合に演出(以下、「或る演出」という。)が開始されるように構成された演出であり、
大当り遊技の実行中において前記タイマ演出の少なくとも一部が行われる場合があるように構成されており、
前記大当り遊技の実行中に遊技者に有利な特典が付与されることを示唆する演出(以下、「第四の演出」という。)が実行される場合があるように構成されており、
前記第四の演出は、前記或る演出が少なくとも1回以上実行された場合に実行される場合がある演出である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A136)
付記A119乃至A135のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記演出手段とは、表示手段のことである、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A137)
付記A119乃至A136のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、ぱちんこ機である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A138)
付記A119乃至A137のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記或る時間とは、タイマの残時間が0を示す時間のことである、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A139)
付記A119乃至A138のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記或る演出は、大当り遊技の実行中におけるインターバルにおいても実行可能な演出である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A140)
タイマ演出を実行可能な演出手段を備えた遊技台であって、
前記タイマ演出は、タイマ表示の表示が開始された後で該タイマ表示が或る時間を示す表示になった場合に演出(以下、「或る演出」という。)が開始されるように構成された演出であり、
少なくとも図柄変動表示の実行中にタイマ演出が行われて、該図柄変動表示が終了した後に新たな図柄変動表示が行われていない期間に前記或る演出が行われ場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A141)
表示手段と、
操作手段と、
を備えた遊技台であって、
前記表示手段は、操作表示が表示される場合がある手段であり、
前記操作表示とは、前記操作手段に関する表示のことであり、
前記表示手段は、タイマ表示が表示される場合がある手段であり、
前記タイマ表示とは、前記操作表示が表示されるタイミングを予告する表示のことであり、
前記タイマ表示は、前記操作表示が表示されるまでの時間の経過に応じて該タイマ表示の少なくとも一部の表示が変化する表示であり、
前記タイマ表示が表示された後に、前記操作表示が表示される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A142)
付記A141に記載の遊技台であって、
前記タイマ表示として、第一のタイマ表示が表示される場合があり、
前記第一のタイマ表示の少なくとも一部の表示の変化が開始されてから、或る時間として第一の時間が経過すると、第一の表示態様の前記操作表示が表示される場合があり、
前記タイマ表示として、第二のタイマ表示が表示される場合があり、
前記第二のタイマ表示の少なくとも一部の表示の変化が開始されてから、或る時間として第二の時間が経過すると、第二の表示態様の前記操作表示が表示される場合があり、
前記第一の時間よりも前記第二の時間の方が長い、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A143)
付記A141又はA142に記載の遊技台であって、
第二の操作手段を備え、
前記操作手段とは、第一の操作手段のことであり、
前記操作表示とは、第一の操作表示のことであり、
前記表示手段は、第二の操作表示が表示される場合がある表示であり、
前記第二の操作表示とは、前記第二の操作手段に関する表示のことであり、
前記タイマ表示の表示中において、前記操作表示が表示されるまでの或る時間が経過すると、前記第二の操作表示が表示される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A144)
付記A141乃至A143のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記タイマ表示の表示中において前記操作手段の操作があった場合に、該タイマ表示の表示態様が変化する場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A145)
付記A141乃至A144のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記タイマ表示による前記操作表示が表示されるまでの或る時間の経過に応じた表示態様の変化が行われている場合において、該タイマ表示の表示態様が変化する場合がある、ことを特徴とする遊技台。
(付記A146)
付記A141乃至A145のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記表示手段は、予告表示が表示される場合がある手段であり、
前記予告表示とは、前記タイマ予告が表示されることを予告する表示のことである、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A147)
付記A141乃至146のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
最終的に大当り図柄態様が確定表示されるか最終的にハズレ図柄態様が確定表示されるかは、図柄の変動開始の際に行われる大当り判定によって決定されるように構成されており、
前記大当り判定の結果は、前記操作表示の表示態様によって変化せず、
前記大当り判定は、遊技盤に設けられた始動口に遊技球が進入した場合に取得される乱数を用いた大当り抽選の結果に応じて判定されるように構成されており、
前記大当り抽選において大当りと判定される確率(以下、「大当り確率」という。)は、予め定められており、
前記大当り確率は、前記操作表示の表示態様によって変化しない、
ことを特徴とする遊技台。
次に、本実施の形態のパチンコ機100において実行される演出の具体例について図560〜図587を用いて説明する。図560〜図587に示すパチンコ機100は、図1〜図5に示す構成や、図9〜図12に示すテーブルを備え、図6〜図8(a)、図13、図14に示す制御を実行可能である。なお、図560〜図587に示す符号は、原則として図560〜図587に示す実施例の説明にのみ用いることとし、重複する符号が他の図面に示されている場合であっても、図560〜図587に示す符号を優先する。
まず、図560〜図587に示すパチンコ機100の構成について図560(2)を参照しつつ説明する。図560(2)及び後述する各図は、中央に装飾図柄表示装置208を示している。図560(2)に示す例では、装飾図柄表示装置208の図柄表示領域208a〜208cに「装飾2−装飾4−装飾5」が仮停止表示(揺れ変動表示)されている。図560〜図587において、偶数の装飾図柄(「装飾2」、「装飾4」、「装飾6」、「装飾8」、「装飾10」)は縦長長方形状の枠表示に囲まれて表示され、当該枠表示内の表示色は態様3(例えば、青色(図560〜図587では右上がりハッチングで示す))である。また、図560〜図587において、奇数の装飾図柄(「装飾1」、「装飾3」、「装飾5」、「装飾7」、「装飾9」)は縦長長方形状の枠表示に囲まれて表示され、当該枠表示内の表示色は態様5(例えば、赤色(図560〜図587では格子状ハッチングで示す))である。また、奇数の装飾図柄を囲む枠表示は、当該枠表示よりも表示サイズが大きく、枠内にキャラクタ画像を含む縦長の枠表示内にそれぞれの右下角が一致するように表示される。例えば、図560(2)に示すように、「装飾7」は、吉宗のキャラクタ画像を含む枠表示内に表示される。パチンコ機100は、図柄表示領域208a〜208cに表示する3つの装飾図柄を囲む枠表示内を、例えば、態様3(青色)または態様5(赤色)で表示することにより、特図変動遊技の当否を所定の大当り信頼度(期待度)で先読み予告を実行することが可能であり、奇数の装飾図柄を囲む枠表示内にキャラクタ画像を表示可能である。3つの装飾図柄を囲む枠表示内が青色で表示される先読み予告の表示は青色のチャンス目の先読み予告の表示であり、3つの装飾図柄を囲む枠表示内が赤色で表示される先読み予告の表示は赤色のチャンス目の先読み予告の表示である。チャンス目の先読み予告における大当り信頼度(期待度)は、青色より赤色の方が高く設定されている。なお、パチンコ機100は、装飾図柄自体を赤色または青色で表示してチャンス目の先読み予告を実行してもよい。また、奇数の装飾図柄は、キャラクタ画像を含んでいてもよい。
装飾図柄表示装置208の表示領域下部の表示領域(ユーザーインターフェース)UIが設けられている。表示領域UIには、例えば、遊技者に報知する遊技情報(例えば、保留数や当該変動の予告や先読み予告やチュートリアル等)が表示される。表示領域UIの態様は、例えば、態様3〜態様7の5種類の態様が設けられている。表示領域UIの態様により、実行中の特図変動遊技対する予告(当該変動の予告)または先読み予告が行われる場合がある。これらの態様は、大当り信頼度の低い順に、態様3(例えば、青色)、態様4(例えば、緑色)、態様5(例えば、赤色)、態様6(例えば、金色)、態様7(例えば、虹色)となっている。態様3は、表示領域UIのデフォルトの態様である。
また、表示領域UIの左側には、変動アイコンを表示可能な変動アイコン表示領域eが設けられている。保留が消化されて特図変動遊技が開始されると、当該特図変動遊技に対応する保留アイコンが変動アイコンとなる。変動アイコンは、実行中の図柄変動表示に関するアイコンである。変動アイコンは、変動アイコン表示領域e内に表示された円柱状の台座画像(台)の上面上に載置されるように表示される。変動アイコンの表示態様(態様)を変化させることにより、当該特図変動遊技の当否を所定の大当り信頼度で当該変動の予告を実行することが可能である。
変動アイコン表示領域eの右方には特図1保留アイコン表示領域fが設けられている。特図1保留アイコン表示領域fには、特図1の保留数に応じた数の特図1の保留アイコンが表示可能である。パチンコ機100は、特図1保留アイコン表示領域fに特図1の保留アイコンの個数によって特図1変動遊技の保留数を報知することが可能であるとともに、各保留アイコンの態様によって当該保留に係る特図1変動遊技の当否を所定の大当り信頼度で先読み予告を実行することが可能である。特図1保留アイコン表示領域fは、左から右に向かって、第1領域、第2領域、第3領域、第4領域の4つの領域に大まかに分かれている。第1領域〜第4領域の各領域下部には、特図1の保留アイコンの表示位置を示す楕円形状の台座画像f1〜f4が表示されている。第1〜第4の各領域は、それぞれ1番目〜4番目の保留順位に対応している。第1領域には最先の(最も過去に記憶された)保留に対応する特図1の保留アイコンが表示され、同様に第2〜第4領域には2〜4番目の保留に対応する特図1の保留アイコンがそれぞれ表示される。図560(2)に示す例では、特図1の保留数が2個であり、特図1保留アイコン表示領域fの第1領域、第2領域に保留アイコンg1、g2がそれぞれ表示されている。保留アイコンg1、g2は、台座画像f1、f2上端部にオーバーラップして表示されている。また、図560(2)に示す例では、保留アイコンg1、g2は、円形であり、態様1(例えば、白色(図560〜図587ではドットハッチングで示す))で表示されている。態様1は保留アイコン及び変動アイコン(以下、保留アイコンと変動アイコンを纏めて単に「アイコン」と称する場合がある)のデフォルトの態様であって、複数の態様のうちの最も大当り信頼度が低い態様である。なお、デフォルトの態様は特図1先読み結果が「未判定」である保留に対応する保留アイコンの態様としてもよく、この場合のデフォルトの態様の信頼度は設定されない。なお、保留アイコンは、保留に関するアイコンである。
変動アイコン及び保留アイコンの態様は、例えば、態様1〜態様7の7種類の態様が設けられている。これらの態様は、大当り信頼度の低い順に、態様1(例えば、白色)、態様2(例えば、白色点滅)、態様3(例えば、青色)、態様4(例えば、緑色)、態様5(例えば、赤色)、態様6(例えば、金色)、態様7(例えば、虹色)となっている。このため、例えば、態様1のアイコンに対応する装飾図柄の変動表示よりも、態様3のアイコンに対応する装飾図柄の変動表示の方が、大当り図柄態様が確定表示されやすくなっている。なお、態様7は、アイコンの対応する装飾図柄の変動表示で大当り図柄態様が確定表示される場合にのみ表示される。
なお、変動アイコン表示領域eの右方には特図2保留アイコン表示領域が設けられてもよい。特図2保留アイコン表示領域には、特図2の保留数に応じた数の特図2の保留アイコンが表示可能である。また、特図2保留アイコン表示領域は、特図1保留アイコン表示領域fの上方や下方や右方のいずれかに設けられてもよい。なお、図16(1)に示すように、表示領域UIの中央に変動アイコン表示領域eが設けられ、表示領域UIの左側に特図1保留アイコン表示領域fが設けられ、表示領域UIの右側に特図2保留アイコン表示領域が設けられていてもよい。
また、図560(2)に示すように、装飾図柄表装置208の表示領域U1の右側(特図1保留アイコン表示領域の右方)には、横長長方形状の表示領域jが設けられている。装飾図柄表示装置208は、表示領域jからキャラクタ画像やアイテム画像等が出現する表示(例えば、アニメーション表示等)を表示可能である。また、表示領域jには、チュートリアル表示や説明表示やセリフ予告表示が表示される場合がある。
また、図560(2)に示すように、装飾図柄表示装置208の表示領域の右上角部には第五図柄を表示可能な第五図柄表示領域hが設けられている。第五図柄は、左図柄、中図柄、及び右図柄の3つの図柄を組み合わせて表示される。特図1または特図2変動遊技の実行中は、第五図柄の左中右の各図柄が「1」→「2」→「3」→・・・→「9」→「0」→「1」→・・・の順番で切り替わる第五図柄の変動表示が実行される。図560(2)に示す例では、第五図柄の変動表示が実行されている。図中、第五図柄表示領域h内に図示する下向きの矢印は第五図柄の変動表示が表示されている状態を表している。第五図柄では、装飾図柄と同様に、左図柄、中図柄及び右図柄の3つの図柄が停止表示されて特図変動遊技の当否判定結果を報知することが可能である。
また、図560(2)に示すように、装飾図柄表示装置208の表示領域の右上角部には、保留数表示領域kが設けられている。保留数表示領域kでは、数字表示により特図1と特図2の保留数が表示される。保留数表示領域kの左側に特図1の保留数が表示され、保留数表示領域kの右側に特図2の保留数が表示される。図560(2)に示す例では、特図1の保留数が2個であり、特図2の保留数が0個であるので、保留数表示領域kの左側には「2」が表示され、保留数表示領域kの右側には「0」が表示されている。
また、図560(2)に示すように、装飾図柄表示装置208の表示領域の左上角部には、太陽の絵柄の画像が表示されている。太陽の絵柄の画像は、演出ステージが晴れステージである場合に表示される背景表示の一部である。装飾図柄表示装置208は、演出ステージに対応する背景表示を表示可能である。
また、図560(2)及び後述する各図では、一点鎖線で区切った紙面上の領域にパチンコ機100の構成のうち実施例の説明に必要な構成を抜き出して図示している。図560(2)及び後述する各図では一定鎖線で区切った紙面上の領域に、スピーカ120と、可動体700と、可動体702と、チャンスボタン136と、チャンスボタン704と、設定操作部137と、第四図柄ランプi1、i2とを模式的に図示している。パチンコ機100は、可動手段として、可動体700と、可動体702とを有している。可動体700、702の詳細については後述する。
スピーカ120からは遊技中において所定のBGM(バックグラウンドミュージック)が出力されている。チャンスボタン704は、前面枠扉106の前面側に配置され、遊技者が操作可能な操作手段である。第四図柄ランプi1、i2は、第四図柄を報知するランプであり、例えば、図3に示す遊技盤200の盤上の所定箇所に配置される。第四図柄は、特図変動遊技が実行中であるか否かを示す図柄である。第四図柄ランプi1は、正方形状の外観形状を有しており、特図1用の第四図柄を報知する。第四図柄ランプi2は、円形状の外観形状を有しており、特図2用の第四図柄を報知する。第四図柄ランプi1は、特図1変動遊技の実行中には点灯時に白色となる点滅をし、特図1変動遊技の非実行中には消灯する。同様に、第四図柄ランプi2は、特図2変動遊技の実行中には点灯時に白色となる点滅をし、特図2変動遊技の非実行中には消灯する。なお、第四図柄は装飾図柄表示装置208で表示されてもよい。
また、図560(1)の中央下端部に図示する下向きの矢印は、図560(1)に示す状態と図560(2)に示す状態とが時系列的に続いていることを示している。後述する各図においても、各図の中央下端部に図示する下向きの矢印は、次の図と時系列的に続いていることを示している。
次に、図560(1)〜(14)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図560(1)〜(14)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図560(1)は時間の経過を表している。図560(2)〜(14)に示す演出例は、例えば、後述する図563(9)に示す状態から引き続いて実行可能である。
図560(2)は、特図1変動遊技の実行中に図柄表示領域208a〜208cに「装飾2−装飾4−装飾5」が仮停止表示された状態を示している。また、第五図柄表示領域hでは、第五図柄の変動表示が実行されている。また、変動アイコン表示領域eには変動アイコンe1が表示されている。変動アイコンe1は態様1である。また、特図1の保留数が2であり、特図2の保留数が0であるので、特図1保留アイコン表示領域fに保留アイコンg1、g2が表示され、特図2保留アイコン表示領域は設けられておらず、保留数表示領域kには「2 0」の数字が表示されている。保留アイコンg1、g2は態様1である。また、表示領域jには「パンダは殿様の師匠」の文字列画像が表示されている。当該文字列画像は、キャラクタを説明する説明表示である。
図560(3)は、吉宗のキャラクタ画像(以下、「吉宗」と称する。)m1が右図柄表示領域208cに表示されている「装飾5」を別の装飾図柄に変化させる変化演出が開始された状態を示している。装飾図柄の仮停止表示中において一つだけ奇数のまたは偶数の装飾図柄が表示されている場合に、当該奇数または偶数の装飾図柄を吉宗m1等のキャラクタ画像が押すアニメーションを含む変化演出が開始される場合がある。成功パターンの変化演出では、変化演出終了後にチャンス目の装飾図柄が表示され、失敗パターンの変化演出終了後には装飾図柄が確定表示される。
図560(4)は、チャンス目の先読み予告表示が開始された状態を示している。図560(3)に示した吉宗m1が「装飾5」を押すアニメーションを含む変化演出は成功パターンであり、右図柄表示領域208cでは「装飾5」に代わって「装飾6」が仮停止表示される。これにより、「装飾2−装飾4−装飾6」の装飾図柄の組み合わせの青色のチャンス目の先読み予告表示が開始される。また、青色のチャンス目の先読み予告表示の表示中には、装飾図柄表示装置208の横長長方形状の表示領域の端部に横長長方形枠状のエフェクト表示n1が表示される。エフェクト表示n1は、態様3(青色)であり、チャンス目の先読み予告と同じ色で表示される。エフェクト表示n1は、先読み予告の表示である。なお、エフェクト表示n1は、チャンス目の先読み予告表示が表示開始されるのと同時に表示されてもよいし、チャンス目の先読み予告表示が表示開始される前に表示開始されてもよいし、チャンス目の先読み予告表示が表示開始された後に表示開始されてもよい。
本例では、チャンス目の表示前に非チャンス目(例えば、「装飾2−装飾4−装飾5」)が仮停止表示された後にチャンス目に変化させる変化演出が行われる。なお、チャンス目の表示前に非チャンス目が仮停止表示された後に、チャンス目に変化させる変化演出が必ず行われてもよいし、当該変化演出が行われない場合があってもよい。また、本例の吉宗m1は、チャンス目の表示に関する表示であり、チャンス目に変化させる変化演出に関する表示である。なお、吉宗m1は、右図柄表示領域208cに「装飾6」が表示開始されるのと同時に消去されてもよいし、右図柄表示領域208cに「装飾6」が表示開始された後に消去されてもよいし、右図柄表示領域208cに「装飾6」が表示開始される直前に消去されてもよい。
図560(5)は、図560(4)での全画面の表示が変形した態様で表示される変形表示o1のアニメーション(以下、「変形表示o1のアニメ」と称する)が表示開始された状態を示している。本例では、図560(4)に示す表示が表示されている状態で変形表示o1のアニメが開始される。変形表示o1は、図560(4)に示す状態での装飾図柄表示装置208の背景画像を含む画面全体の表示を縦横の縮尺比を変更して縮小変形した表示である。変形表示o1は、チャンス目の表示の際に表示開始される。図560(5)に示すアニメのシーンでは、変形表示o1は、左方が奥まっているような態様である。また、本例の変形表示o1は、第五図柄表示領域h及び保留数表示領域kを含んでいない。なお、変形表示o1の表示開始が変形表示o1のアニメの開始であり、変形表示o1のアニメは、チャンス目の表示が開始された後に開始されてもよいし、チャンス目の表示が開始されるのと同時に開始されてもよい。なお、変形表示o1は、図560(4)に示す画面全体の表示と縦横比が同じの当該画面全体の表示の縮小表示であってもよい。また、図560(5)に示すシーンでは、保留アイコンg2の方が保留アイコンg1よりも表示サイズが大きい。
図560(6)は、変形表示o1のアニメが表示されている状態を示している。図560(6)に示すアニメのシーンでは、変形表示o1は、図560(5)に示す態様から左上方がさらに奥まっているような態様となっている。
図560(7)は、変形表示o1のアニメが表示されている状態を示している。図560(7)に示すアニメのシーンでは、変形表示o1は、図560(5)に示す態様と同じ態様となっている。
図560(8)は、変形表示o1のアニメが表示されている状態を示している。図560(8)に示すアニメのシーンでは、変形表示o1は、右方が奥まっているような態様となっている。図560(8)に示すシーンでは、保留アイコンg1の方が保留アイコンg2よりも表示サイズが大きい。
図560(9)は、変形表示o1のアニメが表示されている状態を示している。図560(9)に示すアニメのシーンでは、変形表示o1は、図560(5)に示す態様と同じ態様となっている。
図560(10)は、変形表示o1のアニメが表示されている状態を示している。図560(10)に示すアニメのシーンでは、変形表示o1は、図560(6)に示す態様と同じ態様となっている。
図560(11)は、変形表示o1のアニメが表示されている状態を示している。図560(11)に示すアニメのシーンでは、変形表示o1は、図560(5)に示す態様と同じ態様となっている。また、変化表示o1のアニメは、台座画像f1〜f4の表示サイズが異なる複数のシーンを含んでいる。
図560(12)は、変形表示o1のアニメが終了した状態を示している。装飾図柄表示装置208の全画面の表示は、変形表示o1のアニメが開始される直前である図560(4)に示す状態と同じとなる。
図560(13)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。図柄表示領域208a〜208cには、特図1変動遊技の当否判定結果がはずれであったことを示す、はずれの場合の図柄組合せ「装飾2−装飾4−装飾6」が停止表示(確定表示、本停止表示)されている。また、第五図柄表示領域hには、「2−4−6」の組み合わせの第五図柄が停止表示されている。また、装飾図柄が停止表示される前にエフェクト表示n1は消去される。なお、エフェクト表示n1は、装飾図柄の停止表示と同時に消去されてもよいし、装飾図柄の停止表示中に消去されてもよい。また、装飾図柄の停止表示中に変動アイコンe1が消去されている。なお、装飾図柄の停止表示開始と同時に変動アイコンは消去されてもよい。また、表示領域jでは、説明表示が消去され、戸の画像が表示される。
図560(14)は、図示は省略するが演出が引き続き実行されることを示している。図560(13)の後に、例えば、後述する図563(22)〜図565(21)に示す演出が実行される。
本例のパチンコ機100の装飾図柄表示装置208は、画面全体に亘って表示していた或る表示(例えば、図560(4)等に示す画面全体の表示)を変形した態様の変形表示o1を表示可能である。変形表示o1のアニメは、複数のシーンを含んでいる。なお、変形表示o1は、画面全体に亘って表示されている表示に対応する表示が変形するものであってもよい。また、チャンス目の表示が開始されると必ず変形表示o1のアニメが開始されてもよい。なお、変形表示に含まれない表示は、変形表示の表示中であっても変形しない。
次に、図560(15)〜(28)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図560(15)〜(28)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図560(15)は時間の経過を表している。図560(15)〜(28)に示す演出例は、例えば、後述する図563(9)に示す状態から引き続いて実行可能である。
図560(16)は、特図1変動遊技の実行中に図柄表示領域208a〜208cに「装飾2−装飾4−装飾5」が仮停止表示された状態を示している。また、第五図柄表示領域hでは、第五図柄の変動表示が実行されている。また、変動アイコン表示領域eには変動アイコンe1が表示されている。変動アイコンe1は態様1である。また、特図1の保留数が2であり、特図2の保留数が0であるので、特図1保留アイコン表示領域fに保留アイコンg1、g2が表示され、特図2保留アイコン表示領域は設けられておらず、保留数表示領域kには「2 0」の数字が表示されている。保留アイコンg1、g2は態様1である。また、表示領域jには「パンダは殿様の師匠」の文字列画像が表示されている。当該文字列画像は、キャラクタを説明する説明表示である。
図560(17)は、吉宗m1が右図柄表示領域208cに表示されている「装飾5」を別の装飾図柄に変化させる変化演出が開始された状態を示している。
図560(18)は、チャンス目の先読み予告表示が開始された状態を示している。図560(17)に示した吉宗m1が「装飾5」を押すアニメーションを含む変化演出は成功パターンであり、右図柄表示領域208cでは「装飾5」に代わって「装飾6」が仮停止表示される。これにより、「装飾2−装飾4−装飾6」の装飾図柄の組み合わせの青色のチャンス目の先読み予告表示が開始される。また、青色のチャンス目の先読み予告表示の表示中には、装飾図柄表示装置208の横長長方形状の表示領域の端部に横長長方形枠状のエフェクト表示n1が表示される。エフェクト表示n1は、態様3(青色)であり、チャンス目の先読み予告と同じ色で表示される。エフェクト表示n1は、先読み予告の表示である。本例では、チャンス目の表示前に非チャンス目(例えば、「装飾2−装飾4−装飾5」)が仮停止表示された後にチャンス目に変化させる変化演出が行われる。なお、チャンス目の組合せの装飾図柄は、必ずはずれ図柄態様である。
また、図560(18)では、装飾図柄表示装置208の表示領域左寄りに音量表示p1が表示開始されている。音量表示p1は、設定操作部137の上下ボタンや左右ボタンが押下されると表示開始される。音量表示p1は、左端に表示された「音量」の文字列画像と、当該文字列画像の右方に表示されたメーター表示とを含んでいる。メーター表示は、横一列に並んだ5つの縦長長方形状のゲージ画像を含んでおり、音量が5段階のうち何段階であるかを示している。最少の音量は「1」であり、最大の音量は「5」である。設定操作部137の上ボタンまたは右ボタンが1回押下される毎に音量が1段階毎に大きくなり、設定操作部137の下ボタンまたは左ボタンが1回押下される毎に音量が1段階毎に小さくなる。なお、音量変更用の専用の操作手段を設けてもよい。音量が「1」である場合には、メーター表示の最左端のゲージ画像のみが所定色で表示され、メーター表示の残りのゲージ画像の枠が点線で表示され当該枠内が奥側の表示が視認可能な透過状態で表示される。音量が「2」である場合には、メーター表示の左側から2つのゲージ画像が所定色で表示され、メーター表示の残りのゲージ画像の枠が点線で表示され当該枠内が奥側の表示が視認可能な透過状態で表示される。音量が「3」である場合には、メーター表示の左側から3つのゲージ画像が所定色で表示され、メーター表示の残りのゲージ画像の枠が点線で表示され当該枠内が奥側の表示が視認可能な透過状態で表示される。音量が「4」である場合には、メーター表示の左側から4つのゲージ画像が所定色で表示され、メーター表示の最右端のゲージ画像の枠が点線で表示され当該枠内が奥側の表示が視認可能な透過状態で表示される。音量が「5」である場合には、メーター表示の全てのゲージ画像が所定色で表示される。図560(18)に示す状態では、音量は「3」である。画面全体に亘って表示される画像は、背景表示を含む表示に対応する画像の一部に音量表示p1に対応する画像の一部が重なっている。
図560(19)は、変形表示o1のアニメが表示開始された状態を示している。本例では、図560(18)に示す表示が表示されている状態で変形表示o1のアニメが開始される。変形表示o1は、図560(18)に示す状態での装飾図柄表示装置208の背景画像を含む画面全体の表示を縦横の縮尺比を変更して縮小変形した表示である。図560(18)に示すアニメのシーンでは、変形表示o1は、左方が奥まっているような態様である。また、変形表示o1には音量表示p1は含まれておらず、音量表示p1の一部は変形表示o1にオーバーラップして表示される。これにより、音量表示p1を見やすくすることができる。また、本例の変形表示o1は、第五図柄表示領域h及び保留数表示領域kを含んでいない。
図560(20)は、変形表示o1のアニメが表示されている状態を示している。図560(20)に示すアニメのシーンでは、変形表示o1は、図560(19)に示す態様から左上方がさらに奥まっているような態様となっている。また、図560(20)に示す変形表示o1は音量表示p1にオーバーラップされていない。このように、音量表示p1が変形表示o1にオーバーラップしないシーンが変形表示o1のアニメに含まれる。なお、変化表示o1のアニメには、音量表示p1の全体が変化表示o1にオーバーラップするシーンが含まれていてもよい。変化表示o1のアニメには、音量表示p1の少なくとも一部が変化表示o1にオーバーラップするシーンが含まれてもよい。
図560(21)は、変形表示o1のアニメが表示されている状態を示している。図560(21)に示すアニメのシーンでは、変形表示o1は、図560(19)に示す態様と同じ態様となっており、音量表示p1は、変形表示o1にオーバーラップしている。
図560(22)は、変形表示o1のアニメが表示されている状態を示している。図560(22)に示すアニメのシーンでは、変形表示o1は、右方が奥まっているような態様となっており、音量表示p1は、変形表示o1にオーバーラップしている。
図560(23)は、変形表示o1のアニメが表示されている状態を示している。図560(23)に示すアニメのシーンでは、変形表示o1は、図560(19)に示す態様と同じ態様となっており、音量表示p1は、変形表示o1にオーバーラップしている。
図560(24)は、変形表示o1のアニメが表示されている状態を示している。図560(24)に示すアニメのシーンでは、変形表示o1は、図560(20)に示す態様と同じ態様となっており、音量表示p1は、変形表示o1にオーバーラップしていない。
図560(25)は、変形表示o1のアニメが表示されている状態を示している。図560(25)に示すアニメのシーンでは、変形表示o1は、図560(19)に示す態様と同じ態様となっており、音量表示p1は、変形表示o1にオーバーラップしている。
また、音量が「4」以上である場合には、音量表示p1のメーター表示の左から4つ目のゲージ画像が所定色で表示され、図560(19)、(25)に示すシーンでは、音量表示p1の左から4つ目のゲージ画像が左図柄表示領域208aの「装飾2」にオーバーラップする。このように、変化表示o1のアニメには、音量表示p1の一部がチャンス目の表示の少なくとも一部にオーバーラップするシーンが含まる場合がある。これにより、チャンス目の一部を見えなくして、見えない箇所を見ようとする遊技者に当該チャンス目を注目させたり、チャンス目に気付かせやすくさせたりすることができる。また、変化表示o1のアニメでは、音量が大きい方が音量表示p1がチャンス目にオーバーラップする時間が長くなる。
図560(26)は、変形表示o1のアニメが終了した状態を示している。装飾図柄表示装置208の全画面の表示は、変形表示o1のアニメが開始される直前である図560(18)に示す状態と同じとなる。また、音量表示p1が消去されている。音量表示p1は、設定操作部137の上下左右ボタンのいずれかが最後に押下されてから約2秒後に消去される。なお、変形表示o1のアニメの表示時間は、2秒未満である。
図560(27)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。図柄表示領域208a〜208cには、特図1変動遊技の当否判定結果がはずれであったことを示す、はずれの場合の図柄組合せ「装飾2−装飾4−装飾6」が停止表示(確定表示、本停止表示)されている。また、第五図柄表示領域hには、「2−4−6」の組み合わせの第五図柄が停止表示されている。また、装飾図柄が停止表示される前にエフェクト表示n1は消去される。なお、エフェクト表示n1は、装飾図柄の停止表示と同時に消去されてもよいし、装飾図柄の停止表示中に消去されてもよい。また、装飾図柄の停止表示中に変動アイコンe1が消去されている。また、表示領域jでは、説明表示が消去され、戸の画像が表示される。
図560(28)は、図示は省略するが演出が引き続き実行されることを示している。図560(27)の後に、例えば、後述する図563(22)〜図565(21)に示す演出が実行される。
本例のパチンコ機100の装飾図柄表示装置208は、画面全体に亘って表示していた或る表示(例えば、図560(4)等に示す画面全体の表示)を変形した態様の変形表示o1を表示可能である。変形表示o1のアニメは、複数のシーンを含んでいる。複数のシーンのうちの一のシーンは、図560(19)に示す第一のシーンである。変形表示o1が表示されている状態において表示されている音量表示p1が第一のシーンにおいて変形されることなく表示される。本例のパチンコ機100によれば、音量表示p1を遊技者に見え易くすることができる。なお、音量表示p1も変形表示o1に含まれて変形した態様で表示されてもよい。
また、複数のシーンのうちの一のシーンは、図560(22)に示す変形表示o1が表示されている第二のシーンである。図560(22)に示す第二のシーンは、図560(19)に示す第一のシーンよりも後のシーンである。第一のシーンにおける保留アイコンg1の大きさに対する第二のシーンにおける保留アイコンg1の大きさの比と、第一のシーンにおける変動アイコンe1の大きさに対する第二のシーンにおける変動アイコンe1の大きさの比が異なる。また、第一のシーンにおける保留アイコンg1の大きさに対する第二のシーンにおける保留アイコンg1の大きさの比と、第一のシーンにおける保留アイコンg2の大きさに対する第二のシーンにおける保留アイコンg2の大きさの比が異なる。また、第二のシーンの表示時間よりも前記第一のシーンの表示時間の方が長くてもよいし、第一のシーンの表示時間よりも第二のシーンの表示時間の方が長くてもよい。
また、第一のシーンにおける保留アイコンg1、g2は、音量表示p1と重なり、第二のシーンにおける変動アイコンe1は、音量表示p1と重ならなくてもよい。この場合、第二のシーンにおける保留アイコンg1、g2と音量表示p1が重なる領域よりも、第一のシーンにおける保留アイコンg1、g2と音量表示p1が重なる領域の方が大きくてもよい。
また、第二のシーンにおける保留アイコンg1、g2の表示の表示位置と変形表示o1の表示の表示位置よりも、第一のシーンにおける保留アイコンg1、g2と変形表示o1の表示位置の方が近くてもよい。
また、音量表示p1に代わって皿満タンエラー表示やボタン画像が表示されていてもよい。音量表示p1は、設定操作部137に関する表示であり、皿満タンエラー表示は、球排出レバー132に関する表示であり、ボタン画像は、チャンスボタン136に関する表示である。また、設定操作部137、球排出レバー132及びチャンスボタン136は操作手段である。また、音量表示p1及び皿満タンエラー表示の両方の表示が表示されている状態において、変化表示のアニメが表示される場合があり、当該状態において、皿満タンエラー表示は変形表示にオーバーラップされるが、音量表示p1は、皿満タンエラー表示にオーバーラップされない。
また、変形表示o1に含まれず、変形表示o1が表示されている状態で変形されない表示には、音量表示p1、第五図柄表示領域h及び第五図柄(ミニ装飾図柄)、保留数表示領域k及びその中の数字による保留数表示が含まれる。なお、第四図柄が装飾図柄表示装置208で表示される場合には、第四図柄は、変形表示o1に含まれず、変形表示o1が表示されている状態で変形されない表示であってもよい。
また、音量表示p1と共に、または、音量表示p1に加えて扉開放エラー等のエラーを報知するエラー表示や下皿128が満タンであることを報知する皿満タンエラー表示が表示される場合がある。エラー表示や皿満タンエラー表示は、変形表示o1に含まれず、変形表示o1が表示されている状態で変形されない表示である。これにより、変形表示o1が表示されている状態でエラー表示や皿満タンエラー表示を目立たせることができる。
次に、図561(1)〜(14)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図561(1)〜(14)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図561(1)は時間の経過を表している。図560(2)〜(14)に示す演出例は、例えば、後述する図563(9)に示す状態から引き続いて実行可能である。
図561(2)は、特図1変動遊技の実行中に図柄表示領域208a〜208cに「装飾2−装飾4−装飾5」が仮停止表示された状態を示している。また、第五図柄表示領域hでは、第五図柄の変動表示が実行されている。また、変動アイコン表示領域eには変動アイコンe1が表示されている。変動アイコンe1は態様1である。また、特図1の保留数が2であり、特図2の保留数が0であるので、特図1保留アイコン表示領域fに保留アイコンg1、g2が表示され、特図2保留アイコン表示領域は設けられておらず、保留数表示領域kには「2 0」の数字が表示されている。保留アイコンg1、g2は態様1である。また、表示領域jには「パンダは殿様の師匠」の文字列画像が表示されている。当該文字列画像は、キャラクタを説明する説明表示である。
図561(3)は、吉宗m1が右図柄表示領域208cに表示されている「装飾5」を別の装飾図柄に変化させる変化演出が開始された状態を示している。本例では、チャンス目の表示前に非チャンス目(例えば、「装飾2−装飾4−装飾5」)が仮停止表示された後にチャンス目に変化させる変化演出が行われる。
図561(4)は、チャンス目の先読み予告表示が開始された状態を示している。図561(3)に示した吉宗m1が「装飾5」を押すアニメーションを含む変化演出は成功パターンであり、右図柄表示領域208cでは「装飾5」に代わって「装飾6」が仮停止表示される。これにより、「装飾2−装飾4−装飾6」の装飾図柄の組み合わせの青色のチャンス目の先読み予告表示が開始される。また、青色のチャンス目の先読み予告表示の表示中には、装飾図柄表示装置208の横長長方形状の表示領域の端部に横長長方形枠状のエフェクト表示n1が表示される。エフェクト表示n1は、態様3(青色)であり、チャンス目の先読み予告と同じ色で表示される。エフェクト表示n1は、先読み予告の表示である。
図561(5)は、変形表示o1のアニメが表示開始された状態を示している。本例では、図561(4)に示す表示が表示されている状態で変形表示o1のアニメが開始される。変形表示o1は、図561(4)に示す状態での装飾図柄表示装置208の背景画像を含む画面全体の表示を縦横の縮尺比を変更して縮小変形した表示である。変形表示o1は、チャンス目の表示の際に表示開始される。図561(5)に示すアニメのシーンでは、変形表示o1は、左方が奥まっているような態様である。また、本例の変形表示o1は、第五図柄表示領域h及び保留数表示領域kを含んでいる。なお、第四図柄が装飾図柄表示装置208で表示される場合には、変形表示o1に第四図柄が含まれていてもよい。
図561(6)は、変形表示o1のアニメが表示されている状態を示している。図561(6)に示すアニメのシーンでは、変形表示o1は、図561(5)に示す態様から左上方がさらに奥まっているような態様となっている。
図561(7)は、変形表示o1のアニメが表示されている状態を示している。図561(7)に示すアニメのシーンでは、変形表示o1は、図561(5)に示す態様と同じ態様となっている。
図561(8)は、変形表示o1のアニメが表示されている状態を示している。図561(8)に示すアニメのシーンでは、変形表示o1は、右方が奥まっているような態様となっている。
図561(9)は、変形表示o1のアニメが表示されている状態を示している。図561(9)に示すアニメのシーンでは、変形表示o1は、図561(5)に示す態様と同じ態様となっている。
図561(10)は、変形表示o1のアニメが表示されている状態を示している。図561(10)に示すアニメのシーンでは、変形表示o1は、図561(6)に示す態様と同じ態様となっている。
図561(11)は、変形表示o1のアニメが表示されている状態を示している。図561(11)に示すアニメのシーンでは、変形表示o1は、図561(5)に示す態様と同じ態様となっている。
図561(12)は、変形表示o1のアニメが終了した状態を示している。装飾図柄表示装置208の全画面の表示は、変形表示o1のアニメが開始される直前である図561(4)に示す状態と同じとなる。
図561(13)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。図柄表示領域208a〜208cには、特図1変動遊技の当否判定結果がはずれであったことを示す、はずれの場合の図柄組合せ「装飾2−装飾4−装飾6」が停止表示(確定表示、本停止表示)されている。また、第五図柄表示領域hには、「2−4−6」の組み合わせの第五図柄が停止表示されている。また、装飾図柄が停止表示される前にエフェクト表示n1は消去される。なお、エフェクト表示n1は、装飾図柄の停止表示と同時に消去されてもよいし、装飾図柄の停止表示中に消去されてもよい。また、装飾図柄の停止表示中に変動アイコンe1が消去されている。また、表示領域jでは、説明表示が消去され、戸の画像が表示される。
図561(14)は、図示は省略するが演出が引き続き実行されることを示している。図561(13)の後に、例えば、後述する図563(22)〜図565(21)に示す演出が実行される。
本例のパチンコ機100の装飾図柄表示装置208は、画面全体に亘って表示していた或る表示(例えば、図561(4)等に示す画面全体の表示)を変形した態様の変形表示o1を表示可能である。変形表示o1のアニメは、複数のシーンを含んでいる。また、本例の変形表示o1は、第五図柄(ミニ装飾図柄)及び保留数表示領域kの保留数表示を含んでいる。
次に、図561(15)〜(28)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図561(15)〜(28)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図561(15)は時間の経過を表している。図561(15)〜(28)に示す演出例は、例えば、後述する図563(9)に示す状態から引き続いて実行可能である。
図561(16)は、特図1変動遊技の実行中に図柄表示領域208a〜208cに「装飾2−装飾4−装飾5」が仮停止表示された状態を示している。また、第五図柄表示領域hでは、第五図柄の変動表示が実行されている。また、変動アイコン表示領域eには変動アイコンe1が表示されている。変動アイコンe1は態様1である。また、特図1の保留数が2であり、特図2の保留数が0であるので、特図1保留アイコン表示領域fに保留アイコンg1、g2が表示され、特図2保留アイコン表示領域は設けられておらず、保留数表示領域kには「2 0」の数字が表示されている。保留アイコンg1、g2は態様1である。また、表示領域jには「パンダは殿様の師匠」の文字列画像が表示されている。当該文字列画像は、キャラクタを説明する説明表示である。
図561(17)は、吉宗m1が右図柄表示領域208cに表示されている「装飾5」を別の装飾図柄に変化させる変化演出が開始された状態を示している。本例では、チャンス目の表示前に非チャンス目(例えば、「装飾2−装飾4−装飾5」)が仮停止表示された後にチャンス目に変化させる変化演出が行われる。
図561(18)は、チャンス目の先読み予告表示が開始された状態を示している。図561(17)に示した吉宗m1が「装飾5」を押すアニメーションを含む変化演出は成功パターンであり、右図柄表示領域208cでは「装飾5」に代わって「装飾6」が仮停止表示される。これにより、「装飾2−装飾4−装飾6」の装飾図柄の組み合わせの青色のチャンス目の先読み予告表示が開始される。また、青色のチャンス目の先読み予告表示の表示中には、装飾図柄表示装置208の横長長方形状の表示領域の端部に横長長方形枠状のエフェクト表示n1が表示される。エフェクト表示n1は、態様3(青色)であり、チャンス目の先読み予告と同じ色で表示される。エフェクト表示n1は、先読み予告の表示である。また、図561(18)では、装飾図柄表示装置208の表示領域左寄りに音量表示p1が表示開始されている。
図561(19)は、変形表示o1のアニメが表示開始された状態を示している。本例では、図561(18)に示す表示が表示されている状態で変形表示o1のアニメが開始される。変形表示o1は、図561(18)に示す状態での装飾図柄表示装置208の背景画像を含む画面全体の表示を縦横の縮尺比を変更して縮小変形した表示である。図561(18)に示すアニメのシーンでは、変形表示o1は、左方が奥まっているような態様である。変形表示o1には音量表示p1は含まれておらず、音量表示p1の一部は変形表示o1にオーバーラップして表示される。これにより、音量表示p1を見やすくすることができる。また、本例の変形表示o1は、第五図柄表示領域h及び保留数表示領域kを含んでいる。
図561(20)は、変形表示o1のアニメが表示されている状態を示している。図561(20)に示すアニメのシーンでは、変形表示o1は、図561(19)に示す態様から左上方がさらに奥まっているような態様となっている。また、図561(20)に示す変形表示o1は音量表示p1にオーバーラップされていない。このように、音量表示p1が変形表示o1にオーバーラップしないシーンが変形表示o1のアニメに含まれる。なお、変化表示o1のアニメには、音量表示p1の全体が変化表示o1にオーバーラップするシーンが含まれていてもよい。変化表示o1のアニメには、音量表示p1の少なくとも一部が変化表示o1にオーバーラップするシーンが含まれていてもよい。
図561(21)は、変形表示o1のアニメが表示されている状態を示している。図560(21)に示すアニメのシーンでは、変形表示o1は、図561(19)に示す態様と同じ態様となっており、音量表示p1は、変形表示o1にオーバーラップしている。
図561(22)は、変形表示o1のアニメが表示されている状態を示している。図561(22)に示すアニメのシーンでは、変形表示o1は、右方が奥まっているような態様となっており、音量表示p1は、変形表示o1にオーバーラップしている。
図561(23)は、変形表示o1のアニメが表示されている状態を示している。図561(23)に示すアニメのシーンでは、変形表示o1は、図561(19)に示す態様と同じ態様となっており、音量表示p1は、変形表示o1にオーバーラップしている。
図561(24)は、変形表示o1のアニメが表示されている状態を示している。図561(24)に示すアニメのシーンでは、変形表示o1は、図561(20)に示す態様と同じ態様となっており、音量表示p1は、変形表示o1にオーバーラップしていない。
図561(25)は、変形表示o1のアニメが表示されている状態を示している。図561(25)に示すアニメのシーンでは、変形表示o1は、図561(19)に示す態様と同じ態様となっており、音量表示p1は、変形表示o1にオーバーラップしている。
また、音量が「4」以上である場合には、音量表示p1のメーター表示の左から4つ目のゲージ画像が所定色で表示され、図561(19)、(25)に示すシーンでは、音量表示p1の左から4つ目のゲージ画像が左図柄表示領域208aの「装飾2」にオーバーラップする。このように、変化表示o1のアニメには、音量表示p1の一部がチャンス目の表示の少なくとも一部にオーバーラップするシーンが含まる場合がある。これにより、チャンス目の一部を見えなくして、見えない箇所を見ようとする遊技者に当該チャンス目を注目させたり、チャンス目に気付かせやすくさせたりすることができる。また、変化表示o1のアニメでは、音量が大きい方が音量表示p1がチャンス目にオーバーラップする時間が長く。
図561(26)は、変形表示o1のアニメが終了した状態を示している。装飾図柄表示装置208の全画面の表示は、変形表示o1のアニメが開始される直前である図561(18)に示す状態と同じとなる。また、音量表示p1が消去されている。音量表示p1は、設定操作部137の上下左右ボタンのいずれかが最後に押下されてから約2秒後に消去される。なお、変形表示o1のアニメの表示時間は、2秒未満である。
図561(27)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。図柄表示領域208a〜208cには、特図1変動遊技の当否判定結果がはずれであったことを示す、はずれの場合の図柄組合せ「装飾2−装飾4−装飾6」が停止表示(確定表示、本停止表示)されている。また、第五図柄表示領域hには、「2−4−6」の組み合わせの第五図柄が停止表示されている。また、装飾図柄が停止表示される前にエフェクト表示n1は消去される。なお、エフェクト表示n1は、装飾図柄の停止表示と同時に消去されてもよいし、装飾図柄の停止表示中に消去されてもよい。また、装飾図柄の停止表示中に変動アイコンe1が消去されている。また、表示領域jでは、説明表示が消去され、戸の画像が表示される。
図561(28)は、図示は省略するが演出が引き続き実行されることを示している。図561(27)の後に、例えば、後述する図563(22)〜図565(21)に示す演出が実行される。
本例のパチンコ機100の装飾図柄表示装置208は、画面全体に亘って表示していた或る表示(例えば、図561(4)等に示す画面全体の表示)を変形した態様の変形表示o1を表示可能である。本例の変形表示o1は、第五図柄及び保留数表示領域kの保留数表示を含んでいる。
また、図560(18)〜(25)、図561(18)〜(25)では、音量表示p1が表示されているが、音量表示p1と同じ表示位置に当該変動の予告表示や皿満タンエラー表示が表示される場合がある。当該変動の予告表示や皿満タンエラー表示は、変形表示o1に含まれず、変形表示o1のアニメの表示中も変形されることなく表示される。
また、変形表示o1は、エフェクト表示n1を含んでいる。図560(18)、図561(18)に示す画面全体の表示と音量表示p1の両方が表示されている状態において、音量表示p1とエフェクト表示n1が重なる場合はなく、図560(19)〜(25)、図561(19)〜(25)に示すように、変形表示o1のアニメの表示と音量表示p1の両方が表示されている状態において、音量表示p1とエフェクト表示n1が重なる場合がある。
また、変形表示o1のアニメの表示中に音量表示p1と中図柄の「装飾4」とが重なる場合があってもよい。例えば、図560(18)、図561(18)に示す状態において、音量表示p1と中図柄の表示が重なる場合はなく、図560(19)〜(25)、図561(19)〜(25)に示す変形表示o1のアニメの表示と音量表示p1の両方が表示されている状態において、音量表示p1とエフェクト表示n1が重なり且つ音量表示p1と中図柄が重ならない場合があり、図560(19)〜(25)、図561(19)〜(25)に示す変形表示o1の表示と音量表示p1の両方が表示されている状態において、音量表示p1と中図柄の表示が重なり且つ音量表示p1とエフェクト表示n1の表示が重ならない場合があってもよい。図560(18)、図561(18)に示す状態において、音量表示p1と或る表示(例えば、左図柄や説明表示やキャラクタ画像)が重なる場合はなく、図560(19)〜(25)、図561(19)〜(25)に示す変形表示o1のアニメの表示と音量表示p1の両方が表示されている状態において、音量表示p1とエフェクト表示n1が重なり且つ音量表示p1と当該或る表示が重ならない場合があり、図560(19)〜(25)、図561(19)〜(25)に示す変形表示o1の表示と音量表示p1の両方が表示されている状態において、音量表示p1と当該或る表示が重なり且つ音量表示p1とエフェクト表示n1の表示が重ならない場合があってもよい。
次に、図562を用いて、装飾図柄表示装置208、可動体700、702について説明する。図562(1)は、本実施の形態によるパチンコ機100が備える装飾図柄表示装置208、可動体700、702の前後方向の位置関係を表す図である。これ以降、パチンコ機100を例えば島設備に設置した場合に、当該パチンコ機100と対面する遊技者側を「前」(前方、前側、前面等)とし、その逆を「後」(後、後側、後面等)とする。また、パチンコ機100を例えば島設備に設置した場合に、遊技者から見て鉛直上方を「上」(上方、上側、上部、上端等)とし、その逆を「下」(下方、下側、下部、下端等)とする。また、パチンコ機100を例えば島設備に設置した場合に、遊技者から見て水平左方を「左」(左方、左側、左端等)とし、その逆を「右」(右方、右側、右端等)とする。
図562(1)は、装飾図柄表示装置208、可動体700、702を前方右上から後方左下に見た状態を示している。装飾図柄表示装置208、可動体700、702の前後関係の位置は、後側から、装飾図柄表示装置208、可動体702、可動体700の順である。可動体700、702は、図3に示す遊技盤200の演出装置206内に配置されている。
また、図562(1)に示すように、可動体702は、可動部702a、702bを有している。可動部702aは可動体702の左側に配置されており、可動部702bは可動体702の右側に配置されている。可動部702aは、横長長方形状の平板を有し、当該平板の面が前後方向に伸びる仮想直線に対して直交するように配置されている。同様に、横長長方形状の平板を有し、当該平板の面が前後方向に伸びる仮想直線に対して直交するように配置されている。可動部702aの平板面にはパチンコ機100の機種名等の一部(本例では、「八代」)が表記されており、演出可動体702bの平板面にはパチンコ機100の機種名等の一部(本例では、「将軍」)が表記されている。また、可動部702a、702bの平板面には、フルカラーLEDが配置されており、可動体702は複数色に発光可能である。図562(1)に示す状態では、可動体702は、態様1(白色)に発光している。また、初期位置に位置する可動部702aの右端部と、初期位置に位置する可動部702bの左端部とは接しており、可動部702aは初期位置から左方に移動可能であり、可動部702bは初期位置から右方に移動可能である。可動部702a、702bの駆動源には、例えば、ステッピングモータが用いられる。図562(1)に示す状態では、可動部702aは移動範囲の左端に位置しており、可動部702bは移動範囲の右端に位置している。
可動部700は、円形状を有し、表面が前後方向に伸びる仮想直線に対して直交するように配置されている。可動体700の表面には家紋の装飾が施されている。また、可動体700は、フルカラーLEDを有しており、複数色に発光可能である。図562(1)に示す状態では、可動体700は、態様1に発光している。
可動体700、702の駆動制御(移動制御)は図4に示す第2副制御部500により実行される。また、可動体700、702に設けられたLEDの発光制御は図4に示す第2副制御部500により実行される。
次に、図562(2)を用いて装飾図柄表示装置208の視認可能な表示領域と可動体706a〜706dについて説明する。図562(2)は、装飾図柄表示装置208、センターユニット705、可動体706a〜706dを前方右上から後方左下に見た状態を示している。装飾図柄表示装置208、センターユニット705、可動体706a〜706bの前後関係の位置は、後側から、装飾図柄表示装置208、センターユニット705、可動体706a〜706dの順である。センターユニット705、可動体706a〜706dは、図3に示す遊技盤200の演出装置206内に配置されている。なお、可動体706a〜706dの前側に可動体702、700が配置されている。
センターユニット705は、演出装置206に配置されている装飾部である。センターユニット705には、内部に横長長方形状の開口部705aが設けられている。遊技者は、センターユニット705の開口部705aを介して装飾図柄表示装置208の表示領域を視認可能である。
センターユニット705は、装飾図柄表示装置208の前側に装飾図柄表示装置208に隣接配置されている。このため、センターユニット705の開口部705a以外と前後方向で重なる装飾図柄表示装置208の表示領域は遊技者側から視認不能となる。遊技者側からは開口部705aと略同じ大きさ形状の装飾図柄表示装置208の表示領域208’を視認することができ、表示領域208’の外側は視認不能となる。例えば、図560(4)等で外周に表示されているエフェクト表示n1は、表示領域208a’の外側に亘って表示されているが、表示領域208’の内側の部分のみが視認可能となっている。図560(5)等で画面全体の表示が縮小されている変形表示o1の表示開始により、図560(4)では表示領域208’の外側に表示されていたエフェクト表示n1の部分も表示領域208’内に表示されることになり視認可能となる。このように、エフェクト表示n1の外側の部分は、変形表示o1が表示されている状態で視認可能となる。なお、後述するエフェクト表示n2についての同様に、変形表示o2の表示開始により、図563(26)では表示領域208’の外側に表示されていたエフェクト表示n3の部分も表示領域208’内に表示されることになり視認可能となる。
前後方向に見て、センターユニット705にオーバーラップされている装飾図柄表示装置208の表示領域は、他の表示領域(表示領域208a’)よりも視認困難であったり視認不能であったりする。センターユニット705にオーバーラップされていた表示領域に表示されていた表示は、装飾図柄表示装置208の画面全体の表示の縮小表示や変形表示の際に、遊技者から見えるようになる。例えば、図560(5)〜(11)、(19)〜(25)装飾図柄表示装置208における表示領域のうちの端部の表示領域はセンターユニット705によってオーバーラップされており、エフェクト表示n1の外側の部分は、当該端部の表示領域に表示され、変形表示o1は、エフェクト表示n1の外側の部分が変形された態様の表示を含み、当該端部の表示領域を含まない表示領域において表示される。
可動体706a〜706dは、センターユニット705の前側に配置されている。可動体706a〜706dは、横長長方形状の平板を有しており、当該平板が前後方向に伸びる仮想直線に対して直交するように配置されている。また、前後方向に見て、可動体706aは装飾図柄表示装置208の表示領域左上角部と重なる位置に配置され、可動体706bは装飾図柄表示装置208の表示領域右上角部と重なる位置に配置され、可動体706cは装飾図柄表示装置208の表示領域右下角部と重なる位置に配置され、可動体706aは装飾図柄表示装置208の表示領域左下角部と重なる位置に配置されている。また、可動部706a〜706dの平板面には、フルカラーLEDが配置されており、可動体706a〜706dは複数色に発光可能である。図562(2)に示す状態では、可動体706a〜706dは、態様1(白色)に発光している。
また、可動体706a〜706dは、装飾図柄表示装置208の表示画面前方であって当該表示画面に平行な平面内を回転動作可能である。可動部706a〜706dの駆動源には、例えば、ステッピングモータが用いられる。可動体706aは、左端部の一点が固定されており、当該一点を回転軸として回転動作が可能である。可動体706bは、右端部の一点が固定されており、当該一点を回転軸として回転動作が可能である。可動体706cは、右端部の一点が固定されており、当該一点を回転軸として回転動作が可能である。可動体706dは、左端部の一点が固定されており、当該一点を回転軸として回転動作が可能である。図中、点線で示す横長長方形図は、可動体706a〜706dの初期位置をそれぞれ示している。図562(2)に示す状態では、可動体706aは初期位置から右回りに45度回転しており、可動体706bは初期位置から左回りに45度回転しており、可動体706cは初期位置から右回りに45度回転しており、可動体706dは初期位置から左回りに45度回転している。
次に、図562(3)、(4)を用いて、可動体700の動作について説明する。図562(3)は、可動体700が初期位置に位置している状態を示している。可動体700の初期位置は、装飾図柄表示装置208の下方である。可動体700は、例えば、ステッピングモータ等で駆動されて、装飾図柄表示装置208の表示画面前方であって当該表示画面に平行な平面内を上下方向に移動可能である。
図562(4)は、可動体700が上方に移動した状態を示している。可動体700の下方に図示する上向き矢印は、可動体700の軌跡及び移動方向を表している。また、図中の下方に示す円形図は、可動体700の初期位置を表している。図562(4)に示す状態では、可動体700は、移動範囲の上端に位置している。なお、可動体700は、図562(4)での位置よりも上方に移動可能であってもよい。
次に、図562(5)〜(7)を用いて、可動体702の動作について説明する。図562(5)は、可動体702が初期位置に位置している状態を示している。図562(5)に示す状態では、可動部702a、702bは初期位置に位置しており、可動部702aの右端部と可動部702bの左端部とは接している。可動体702の初期位置は、装飾図柄表示装置208の上方である。可動体702は、例えば、ステッピングモータ等で駆動されて、装飾図柄表示装置208の表示画面前方であって当該表示画面に平行な平面内を上下方向に移動可能である。
図562(6)は、可動体702が下方に移動した状態を示している。可動体702の下方に図示する下向き矢印は、可動体702の軌跡及び移動方向を表している。また、図中の上方に示す長方形図は、可動体702の初期位置を表している。図562(6)に示す状態では、可動体702は、移動範囲の下端に位置している。なお、可動体702は、図562(6)での位置よりも下方に移動可能であってもよい。
図562(7)は、可動部702aが左方に移動し、可動部702bが右方に移動した状態を示している。可動部702aに重ねて図示する左向き矢印は可動部702aの軌跡及び移動方向を表しており、可動部702aに重ねて図示する左向き矢印は可動部702aの軌跡及び移動方向を表している。図562(7)に示す状態では、可動部702aは移動範囲の左端に位置しており、可動部702bは移動範囲の右端に位置している。また、図562(7)に示す状態では、可動部702aの初期位置からの移動長さと、可動部702bの初期位置からの移動長さは、同じ長さである。なお、可動部702aは図562(7)での位置よりも左方に移動可能であってもよいし、可動部702bは図562(7)での位置よりも右方に移動可能であってもよい。
図562(8)は、可動体700、702が初期位置から始動した状態を示している。図中、下方に図示する円形図は可動体700の初期位置を表し、上方に図示する長方形図は可動体702の初期位置を表している。図562(8)に示す状態では、可動体700は移動範囲の最上方に位置で停止しており、可動体702は移動範囲の最下方の位置で停止している。また、可動体702aは移動範囲の左端に位置しており、可動体702bは移動範囲の右端に位置している。
次に、図562(9)を用いて装飾図柄表示装置208の表示について説明する。図562(9)は、特図1変動遊技の実行中の装飾図柄表示装置208の表示例を示している。図柄表示領域208a〜208bでは装飾図柄の変動表示が表示されており、第五図柄表示領域hでは第五図柄の変動表示が表示されている。変動アイコン表示領域eには、態様1の変動アイコンe0が表示されており、特図1保留アイコン表示領域fには態様1の保留アイコンg1、g2、g3が表示されている。保留数表示領域kには、「3 0」の数字画像が表示されている。特図1の保留数は3個であり、特図2の保留数は0個である。なお、図560及び以下では、特図1変動遊技の実行に関連して行われる演出例について説明するが、これらの演出は特図2変動遊技の実行に関連して行われてもよい。また、パチンコ機100は、可動体700、702以外にも可動体を有していてもよい。これらの可動体には、液晶表示装置などの表示装置が配置されていてもよい。
次に、図563(1)〜565(22)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図563(1)〜(28)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図563(1)は、特図1変動遊技の実行中を示している。図柄表示領域208a〜208cでは装飾図柄の変動表示が実行されており、第五図柄表示領域hでは、第五図柄の変動表示が実行されている。また、変動アイコン表示領域eには変動アイコンe1が表示されている。変動アイコンe1は態様1である。また、特図1の保留数が3であり、特図2の保留数が0であるので、特図1保留アイコン表示領域fに保留アイコンg1、g2、g3が表示され、特図2保留アイコン表示領域は設けられておらず、保留数表示領域kには「3 0」の数字が表示されている。保留アイコンg1、g2、g3は態様1である。また、表示領域jには戸の絵柄の画像が表示されている。
図563(2)は、左図柄表示領域208aに「装飾2」が上下に微小に揺れる態様で仮停止表示(揺れ変動表示)された状態を示している。図中、「装飾2」の左上及び右下に図示する2本の波線は、「装飾2」が上下に微小に揺れていることを表している。
図563(3)は、右図柄表示領域208cに「装飾4」が上下に微小に揺れる態様で仮停止表示された状態を示している。図中、「装飾4」の左上及び右下に図示する2本の波線は、「装飾4」が上下に微小に揺れていることを表している。
図563(4)は、中図柄表示領域208bに「装飾7」が上下に微小に揺れる態様で仮停止表示された状態を示している。図中、「装飾7」の左上及び右下に図示する2本の波線は、「装飾7」が上下に微小に揺れていることを表している。「装飾7」を囲む枠表示内には殿のキャラクタ画像が表示されている。図柄表示領域208a〜208cにはずれ図柄態様である「装飾2−装飾7−装飾4」が仮停止表示される。
図563(5)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技の当否判定結果ははずれ(「特図G」)である。図柄表示領域208a〜208cには、特図1変動遊技の当否判定結果がはずれであったことを示す、はずれ図柄態様である「装飾2−装飾7−装飾4」が停止表示されている。また、第五図柄表示領域hには、「2−7−4」の組み合わせの第五図柄が停止表示されている。
図563(6)は、不図示の特図1表示装置212により特図1変動遊技が開始されたことに伴い、装飾図柄の変動表示、第四図柄、及び第五図柄の変動表示が開始された状態を示している。また、当該特図1変動遊技の開始に伴い、保留アイコン減少アニメが実行され特図1保留アイコン表示領域fの第1領域に表示されていた保留アイコンg1が変動アイコンe2となって変動アイコン表示領域eに移動し、保留アイコン移動アニメが実行され、特図1保留アイコン表示領域fの第2領域に表示されていた保留アイコンg2が特図1保留アイコン表示領域fの第1領域に移動し、特図1保留アイコン表示領域fの第3領域に表示されていた保留アイコンg3が特図1保留アイコン表示領域fの第2領域に移動する。図563(6)に示す状態では、保留アイコン減少アニメ及び保留アイコン移動アニメの表示中であり、変動アイコンe1及び保留アイコンg2、g3は移動中である。図中、変動アイコンe1及び保留アイコンg2、g3の右下に図示する矢印は、変動アイコンe1及び保留アイコンg2、g3の移動方向及び移動軌跡を示している。また、変動アイコンは、移動中に徐々に拡大される。
図563(7)は、保留アイコン減少アニメ及び保留アイコン移動アニメが終了した状態を示している。変動アイコンは、保留アイコンよりも大きい表示サイズで表示される。また、表示領域jの戸が左右に開くアニメーションが表示されている。表示領域jにはデフォルト状態では戸の画像が表示され、表示領域jに説明表示やキャラクタ画像等を表示開始する際に、左右の戸が開くアニメーションが表示される。
図563(8)は、左図柄表示領域208aに「装飾2」が上下に微小に揺れる態様で仮停止表示された状態を示している。また、表示領域jに表示されていた戸が完全に開いている。
図563(9)は、右図柄表示領域208cに「装飾5」が上下に微小に揺れる態様で仮停止表示された状態を示している。「装飾5」を囲む枠表示内には爺のキャラクタ画像が表示されている。
図563(10)は、中図柄表示領域208bに「装飾4」が上下に微小に揺れる態様で仮停止表示された状態を示している。図柄表示領域208a〜208cにはずれ図柄態様である「装飾2−装飾4−装飾5」が仮停止表示される。また、表示領域jには「パンダは殿様の師匠」の文字列画像が表示されている。当該文字列画像は、キャラクタを説明する説明表示である。
図563(11)は、吉宗m1が右図柄表示領域208cに表示されている「装飾5」を別の装飾図柄に変化させる変化演出が開始された状態を示している。装飾図柄の仮停止表示中において一つだけ奇数のまたは偶数の装飾図柄が表示されている場合に、当該奇数または偶数の装飾図柄を吉宗m1等のキャラクタ画像が押すアニメーションを含む変化演出が開始される場合がある。成功パターンの変化演出では、変化演出終了後にチャンス目の装飾図柄が表示され、失敗パターンの変化演出終了後には装飾図柄が確定表示される。
図563(12)は、チャンス目の先読み予告表示が開始された状態を示している。図563(11)に示した吉宗m1が「装飾5」を押すアニメーションを含む変化演出は成功パターンであり、右図柄表示領域208cでは「装飾5」に代わって「装飾6」が仮停止表示される。これにより、「装飾2−装飾4−装飾6」の装飾図柄の組み合わせの青色のチャンス目の先読み予告表示が開始される。また、青色のチャンス目の先読み予告表示の表示中には、装飾図柄表示装置208の横長長方形状の表示領域の端部に横長長方形枠状のエフェクト表示n1が表示される。エフェクト表示n1は、態様3(青色)であり、チャンス目の先読み予告と同じ色で表示される。エフェクト表示n1は、先読み予告の表示である。なお、エフェクト表示n1は、チャンス目の先読み予告表示が表示開始されるのと同時に表示されてもよいし、チャンス目の先読み予告表示が表示開始される前に表示開始されてもよいし、チャンス目の先読み予告表示が表示開始された後に表示開始されてもよい。
本例では、チャンス目の表示前に非チャンス目(例えば、「装飾2−装飾4−装飾5」)が仮停止表示された後にチャンス目に変化させる変化演出が行われる。なお、チャンス目の表示前に非チャンス目が仮停止表示された後に、チャンス目に変化させる変化演出が必ず行われてもよいし、当該変化演出が行われない場合があってもよい。また、本例の吉宗m1は、チャンス目の表示に関する表示であり、チャンス目に変化させる変化演出に関する表示である。なお、吉宗m1は、右図柄表示領域208cに「装飾6」が表示開始されるのと同時に消去されてもよいし、右図柄表示領域208cに「装飾6」が表示開始された後に消去されてもよいし、右図柄表示領域208cに「装飾6」が表示開始される直前に消去されてもよい。
図563(13)は、変形表示o1のアニメが表示開始された状態を示している。本例では、図563(12)に示す表示が表示されている状態で変形表示o1のアニメが開始される。変形表示o1は、図560(12)に示す状態での装飾図柄表示装置208の背景画像を含む画面全体の表示を縦横の縮尺比を変更して縮小変形した表示である。変形表示o1は、チャンス目の表示の際に表示開始される。図563(13)に示すアニメのシーンでは、変形表示o1は、左方が奥まっているような態様である。また、本例の変形表示o1は、第五図柄表示領域h及び保留数表示領域kを含んでいない。なお、変形表示o1の表示開始が変形表示o1のアニメの開始であり、変形表示o1のアニメは、チャンス目の表示が開始された後に表示開始されてもよいし、チャンス目の表示が開始されたのと同時に開始されてもよい。なお、変形表示o1は、図563(12)に示す画面全体の表示と縦横比が同じの当該画面全体の表示の縮小表示であってもよい。
図563(14)は、変形表示o1のアニメが表示されている状態を示している。図563(14)に示すアニメのシーンでは、変形表示o1は、図563(13)に示す態様から左上方がさらに奥まっているような態様となっている。
図563(15)は、変形表示o1のアニメが表示されている状態を示している。図563(15)に示すアニメのシーンでは、変形表示o1は、図563(13)に示す態様と同じ態様となっている。
図563(16)は、変形表示o1のアニメが表示されている状態を示している。図563(16)に示すアニメのシーンでは、変形表示o1は、右方が奥まっているような態様となっている。
図563(17)は、変形表示o1のアニメが表示されている状態を示している。図563(17)に示すアニメのシーンでは、変形表示o1は、図563(13)に示す態様と同じ態様となっている。
図563(18)は、変形表示o1のアニメが表示されている状態を示している。図563(18)に示すアニメのシーンでは、変形表示o1は、図563(14)に示す態様と同じ態様となっている。
図563(19)は、変形表示o1のアニメが表示されている状態を示している。図563(19)に示すアニメのシーンでは、変形表示o1は、図563(13)に示す態様と同じ態様となっている。
図563(20)は、変形表示o1のアニメが終了した状態を示している。装飾図柄表示装置208の全画面の表示は、変形表示o1のアニメが開始される直前である図563(12)に示す状態と同じとなる。
図563(21)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。図柄表示領域208a〜208cには、特図1変動遊技の当否判定結果がはずれであったことを示す、はずれの場合の図柄組合せ「装飾2−装飾4−装飾6」が停止表示(確定表示、本停止表示)されている。また、第五図柄表示領域hには、「2−4−6」の組み合わせの第五図柄が停止表示されている。また、装飾図柄が停止表示される前にエフェクト表示n1は消去される。なお、エフェクト表示n1は、装飾図柄の停止表示と同時に消去されてもよいし、装飾図柄の停止表示中に消去されてもよい。また、装飾図柄の停止表示中に変動アイコンe2が消去されている。なお、装飾図柄の停止表示開始と同時に変動アイコンは消去されてもよい。また、表示領域jでは、説明表示が消去され、戸の画像が表示される。表示領域jでは、図柄変動表示の終了時に説明表示も終了される。
図563(22)は、不図示の特図1表示装置212により特図1変動遊技が開始されたことに伴い、装飾図柄の変動表示、第四図柄、及び第五図柄の変動表示が開始された状態を示している。また、当該特図1変動遊技の開始に伴い、保留アイコン減少アニメが実行され特図1保留アイコン表示領域fの第1領域に表示されていた保留アイコンg2が変動アイコンe3となって変動アイコン表示領域eに移動し、保留アイコン移動アニメが実行され、特図1保留アイコン表示領域fの第2領域に表示されていた保留アイコンg3が特図1保留アイコン表示領域fの第1領域に移動する。図563(22)に示す状態では、保留アイコン減少アニメ及び保留アイコン移動アニメの表示中であり、変動アイコンe3及び保留アイコンg3は移動中である。図中、変動アイコンe3及び保留アイコンg3の右下に図示する矢印は、変動アイコンe1及び保留アイコンg3の移動方向及び移動軌跡を示している。
図563(23)は、保留アイコン減少アニメ及び保留アイコン移動アニメが終了した状態を示している。変動アイコンは、保留アイコンよりも大きい表示サイズで表示される。また、表示領域jの戸が左右に開くアニメーションが表示されている。表示領域jにはデフォルト状態では戸の画像が表示され、表示領域jに説明表示やキャラクタ画像等を表示開始する際に、左右の戸が開くアニメーションが表示される。
図563(24)は、左図柄表示領域208aに「装飾3」が上下に微小に揺れる態様で仮停止表示された状態を示している。また、表示領域jに表示されていた戸が完全に開いている。「装飾3」を囲む枠表示内には姫のキャラクタ画像が表示されている。
図563(25)は、右図柄表示領域208cに「装飾7」が上下に微小に揺れる態様で仮停止表示された状態を示している。また、表示領域jには「殿様は八代将軍です」の文字列画像が表示されている。当該文字列画像は、キャラクタを説明する説明表示である。図柄変動表示毎に説明表示やチュートリアル表示やセリフ予告表示等の表示内容が変更されてもよい。
図563(26)は、中図柄表示領域208bに「装飾5」が上下に微小に揺れる態様で仮停止表示された状態を示している。図柄表示領域208a〜208cには「装飾3−装飾5−装飾7」が仮停止表示される。「装飾3−装飾5−装飾7」は、赤色のチャンス目の先読み予告表示である。赤色のチャンス目は、青色のチャンス目よりも大当り信頼度が高い。また、赤色のチャンス目の先読み予告表示の表示中には、装飾図柄表示装置208の横長長方形状の表示領域の端部に横長長方形枠状のエフェクト表示n2が表示される。エフェクト表示n2は、態様5(赤色)であり、チャンス目の先読み予告と同じ色で表示される。エフェクト表示n2は、先読み予告の表示である。エフェクト表示n2はエフェクトn1よりも大当り信頼度が高い。
また、図563(26)では、装飾図柄表示装置208の表示領域左寄りに音量表示p1が表示開始されている。音量表示p1は、設定操作部137の上下ボタンや左右ボタンが押下されると表示開始される。図563(26)に示す状態では、音量は「3」である。
図563(27)は、図563(26)での全画面の表示が変形した態様で表示される変形表示o2のアニメーション(以下、「変形表示o2のアニメ」と称する)が表示開始された状態を示している。本例では、図560(26)に示す表示が表示されている状態で変形表示o2のアニメが開始される。変形表示o2は、図560(26)に示す状態での装飾図柄表示装置208の背景画像を含む画面全体の表示を縦横の縮尺比を変更して縮小変形した表示である。図560(27)に示すアニメのシーンでは、変形表示o2は、左方が奥まっているような態様である。また、図563(26)に示す状態では、図562(2)に示すセンターユニット705にオーバーラップされることで視認不能であったエフェクト画像n2の外側は変形表示o2が表示開始されたことにより視認可能となる。また、変形表示o2には音量表示p1は含まれておらず、音量表示p1の一部は変形表示o2にオーバーラップして表示される。これにより、音量表示p1を見やすくすることができる。また、本例の変形表示o2は、第五図柄表示領域h及び保留数表示領域kを含んでいない。変形表示o2は、第五図柄表示領域h及び保留数表示領域kを含んでいてもよい。
図563(28)は、変形表示o2のアニメが表示されている状態を示している。図563(28)に示すアニメのシーンでは、変形表示o2は、図563(27)に示す態様から左上方がさらに奥まっているような態様となっている。また、図563(28)に示す変形表示o2は音量表示p1にオーバーラップされていない。このように、音量表示p1が変形表示o2にオーバーラップしないシーンが変形表示o2のアニメに含まれる。なお、変化表示o2のアニメには、音量表示p1の全体が変化表示o2にオーバーラップするシーンが含まれていてもよい。変化表示o2のアニメには、音量表示p1の少なくとも一部が変化表示o2にオーバーラップするシーンが含まれてもよい。
図564(1)は、図563(28)から引き続き状態を示している。図564(1)では、変形表示o2のアニメが表示されている。図564(1)に示すアニメのシーンでは、変形表示o2は、図563(27)に示す態様と同じ態様となっており、音量表示p1は、変形表示o2にオーバーラップしている。
図564(2)は、変形表示o2のアニメが表示されている状態を示している。図564(2)に示すアニメのシーンでは、変形表示o2は、右方が奥まっているような態様となっており、音量表示p1は、変形表示o2にオーバーラップしている。
図564(3)は、変形表示o2のアニメが表示されている状態を示している。図564(3)に示すアニメのシーンでは、変形表示o2は、図563(27)に示す態様と同じ態様となっており、音量表示p1は、変形表示o2にオーバーラップしている。
図564(4)は、変形表示o2のアニメが表示されている状態を示している。図564(4)に示すアニメのシーンでは、変形表示o2は、図563(28)に示す態様と同じ態様となっており、音量表示p1は、変形表示o2にオーバーラップしていない。
図564(5)は、変形表示o2のアニメが表示されている状態を示している。図560(25)に示すアニメのシーンでは、変形表示o2は、図563(27)に示す態様と同じ態様となっており、音量表示p1は、変形表示o2にオーバーラップしている。
また、音量が「4」以上である場合には、音量表示p1のメーター表示の左から4つ目のゲージ画像が所定色で表示され、図563(27)、図563(1)、(5)に示すシーンでは、音量表示p1の左から4つ目のゲージ画像が左図柄表示領域208aの「装飾3」にオーバーラップする。このように、変化表示o2のアニメには、音量表示p1の一部がチャンス目の表示の少なくとも一部にオーバーラップするシーンが含まる場合がある。これにより、チャンス目の一部を見えなくして、見えない箇所を見ようとする遊技者に当該チャンス目を注目させたり、チャンス目に気付かせやすくさせたりすることができる。また、変化表示o2のアニメでは、音量が大きい方が音量表示p1がチャンス目にオーバーラップする時間が長くなる。また、変形表示o2の開始前では音量表示p1と左の装飾図柄とがオーバーラップして左の装飾図柄が認識不能となる場合がある。変形表示o2の表示中は音量表示p1と左の装飾図柄とがオーバーラップする期間としない期間とがあるので、音量表示p1の表示中であっても左の装飾図柄が視認できる期間があり、左の装飾図柄に「装飾2」または「装飾3」のいずれかが表示されていることが認識可能である。
図564(6)は、変形表示o2のアニメが終了した状態を示している。装飾図柄表示装置208の全画面の表示は、変形表示o2のアニメが開始される直前である図563(26)に示す状態と同じとなる。また、音量表示p1が消去されている。音量表示p1は、設定操作部137の上下左右ボタンのいずれかが最後に押下されてから約2秒後に消去される。なお、変形表示o2のアニメの表示時間は、2秒未満である。
図564(7)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。図柄表示領域208a〜208cには、特図1変動遊技の当否判定結果がはずれであったことを示す、はずれの場合の図柄組合せ「装飾3−装飾5−装飾7」が停止表示(確定表示、本停止表示)されている。また、第五図柄表示領域hには、「3−5−7」の組み合わせの第五図柄が停止表示されている。また、装飾図柄が停止表示される前にエフェクト表示n2は消去される。なお、エフェクト表示n2は、装飾図柄の停止表示と同時に消去されてもよいし、装飾図柄の停止表示中に消去されてもよい。また、装飾図柄の停止表示中に変動アイコンe3が消去されている。また、表示領域jでは、説明表示が消去され、戸の画像が表示される。
図564(8)は、不図示の特図1表示装置212により特図1変動遊技が開始されたことに伴い、装飾図柄の変動表示、第四図柄、及び第五図柄の変動表示が開始された状態を示している。また、当該特図1変動遊技の開始に伴い、保留アイコン減少アニメが実行され特図1保留アイコン表示領域fの第1領域に表示されていた保留アイコンg3が変動アイコンe4となって変動アイコン表示領域eに移動する。図564(8)に示す状態では、保留アイコン減少アニメの表示中であり、変動アイコンe4は移動中である。図中、変動アイコンe4の右下に図示する矢印は、変動アイコンe4の移動方向及び移動軌跡を示している。また、変動アイコンは、移動中に徐々に拡大される。
図564(9)は、保留アイコン減少アニメが終了した状態を示している。変動アイコンは、保留アイコンよりも大きい表示サイズで表示される。また、表示領域jの戸が左右に開くアニメーションが表示されている。表示領域jにはデフォルト状態では戸の画像が表示され、表示領域jに説明表示やキャラクタ画像等を表示開始する際に、左右の戸が開くアニメーションが表示される。
図564(10)は、左図柄表示領域208aに「装飾6」が上下に微小に揺れる態様で仮停止表示された状態を示している。また、表示領域jに表示されていた戸が完全に開いている。
図564(11)は、右図柄表示領域208cに「装飾6」が上下に微小に揺れる態様で仮停止表示された状態を示している。表示領域jには、「共闘は熱いぞ」の文字画像が表示されている。当該文字画像は、演出の説明表示である。なお、当該文字列画像は、セリフ予告表示であって、当該変動の予告表示であってもよい。
図564(12)は、ノーマルリーチ演出が開始された状態を示している。ノーマルリーチ演出中及び後述するスーパーリーチ演出中では、図柄表示領域208a〜208は縮小される。
図564(13)は、装飾図柄表示装置208の表示領域の中央に酒樽画像が表示された状態を示している。本例では、酒樽画像、敵のキャラクタ画像(以下、「敵」と称する)、ボスのキャラクタ画像(以下、「ボス」と称する)がこの順に表示される。酒樽画像の確定表示が行われた場合には、酒飲み比べのノーマルリーチ演出が開始されることが示唆される。敵の確定表示が行われた場合には、敵せん滅のノーマルリーチ演出が開始されることが示唆される。ボスの確定表示が行われた場合には、ボス対決のノーマルリーチ演出が開始されることが示唆される。
図564(14)は、酒樽画像の確定表示が行われずに、敵が装飾図柄表示装置208の表示領域の中央に表示された状態を示している。
図564(15)は、敵の確定表示が行われずに、ボスが装飾図柄表示装置208の表示領域の中央に表示された状態を示している。
図564(16)は、ボスの確定表示が行われた状態を示している。装飾図柄表示装置208の表示領域の中央上部には、長方形状の枠表示内に「ボス対決リーチ」の文字列画像が表されており、当該枠表示に一部がオーバーラップされてボスが表示されている。また、表示領域jでは、「共闘は熱いぞ」の文字列画像が消去されて、戸画像が表示されている。
図564(17)は、ボス対決リーチが開始された状態を示している。装飾図柄表示装置208の表示領域の上部には「〜ボスに勝利で発展だ〜」の文字列画像が表示されており、ボス対決リーチでボスに勝利するとスーパーリーチ演出が開始されることが示唆されている。また、装飾図柄表示装置208の表示領域左側にチャンスボタン136の外観を模したボタン画像q1と、その下方にチャンスボタン136の操作有効期間の残り時間を表すメーター画像q2とが表示開始されている。また、ボタン画像q1は態様5(赤色)で表示され、チャンスボタン136が態様5に発光して、チャンスボタン136の押下が促される。また、ボタン画像q1の上方には「連打」の文字列画像が表示開始されている。ボタン画像q1、メーター画像q2、及び「連打」の文字列画像により、ボタン操作演出が実行される。ボタン操作演出は、チャンスボタン136等の操作手段を操作することを遊技者に報知する演出である。本例のボタン操作演出は、チャンスボタン136を連打することを遊技者に報知する演出である。ボス対決リーチのノーマルリーチ演出では、ボタン操作演出が実行される。また、遊技者により設定操作部137が操作されたことによって、音量表示p1が表示開始されている。現在の音量は「3」である。音量表示p1は、「連打」の文字列画像の一部と、ボタン画像q1の一部にオーバーラップして表示されている。このため、「連打」の文字列画像が視認困難となっている。
図564(18)は、図564(17)での全画面の表示が変形した態様で表示される変形表示o3のアニメーション(以下、「変形表示o3のアニメ」と称する)が表示開始された状態を示している。本例では、図564(17)に示す表示が表示されている状態で変形表示o3のアニメが開始される。変形表示o3は、図564(18)に示す状態での装飾図柄表示装置208の背景画像を含む画面全体の表示を縦横の縮尺比を変更して縮小変形した表示である。図564(18)に示すアニメのシーンでは、変形表示o3は、左方が奥まっているような態様である。本例では、変形表示o3はボタン操作演出の実行に合わせて表示開始され、変形表示o3のアニメはチャンスボタン136の操作有効期間の開始と同時に開始される。より具体的には、変形表示o3のアニメは操作有効期間の残り時間を表すメーター画像q2の減少表示開始と同時に開始される。なお、変形表示o3のアニメは、メーター画像q2の減少表示の開始直前に開始されてもよいし、変形表示o3のアニメは、メーター画像q2の減少表示の開始後に開始されてもよい。なお、変形表示o3の表示開始が変形表示o3のアニメの開始である。なお、変形表示o3は、図564(17)に示す画面全体の表示と縦横比が同じの当該画面全体の表示の縮小表示であってもよい。
また、変形表示o3には、ボタン画像q1、メーター画像q2及び「連打」の文字列画像のボタン操作演出の表示が含まれている。また、図564(18)では、遊技者によりチャンスボタン136が押下され、操作応答表示としてのエフェクト画像q3が表示されている。エフェクト画像q3は、変形表示o3に含まれており、ボタン操作演出の表示である。本例では、変形表示o3のアニメの実行により、ボタン画像q1、メーター画像q2、「連打」の文字列画像、エフェクト画像q3の表示位置が移動する。また、変形表示o3は、第五図柄表示領域h及び保留数表示領域kを含んでいない。
また、図564(18)に示す変形表示o3のアニメのシーンでは、ボタン画像q1及び「連打」の文字列画像が音量表示q1の左から5つ目のゲージと重なるが、5つ目のゲージ画像は枠以外が透明であるため、当該シーンでは、「連打」の文字列画像が視認可能であるため、連打のボタン操作演出が実行されていることを遊技者が認識可能である。ボタン操作演出には、連打を報知するボタン操作演出以外に、単発押しや長押しを報知する演出がある。単発押しのボタン操作演出実行時にはボタン画像の上方に「押せ」の文字列画像が表示され、長押しのボタン操作演出実行時には長押しの文字列画像が表示される。これらの文字列画像は、「連打」の文字列画像と同様に、図564(17)に示す状態では、音量表示p1が表示されると視認困難となり場合がある。このため、いずれのボタン操作演出が実行されているか認識困難となる場合があるが、本例では、変形表示o3のアニメには、これらの文字列画像が視認可能となるシーンが含まれているので、音量表示p1の表示中であっても変形表示o3のアニメによりいずれのボタン操作演出が実行されているかが認識可能となる場合がある。また、音量表示p1と同じ位置に扉開放エラーを報知するエラー画像や皿満タンエラー画像が表示される場合がある。本例では、ボタン操作演出の実行中にエラー画像や皿満タンエラー画像が表示された場合であっても、変形表示o3のアニメにはこれらの文字列画像が視認可能となるシーンが含まれているので、エラー画像や皿満タンエラー画像の表示中であっても変形表示o3のアニメによりいずれのボタン操作演出が実行されているかが認識可能となる場合がある。
図564(19)は、変形表示o3のアニメが表示されている状態を示している。図564(19)に示すアニメのシーンでは、変形表示o3は、図564(18)に示す態様から左方がさらに奥まっているような態様となっている。また、音量表示p1とボタン操作演出の表示がオーバーラップしていない。また、遊技者によりチャンスボタン136が押下され、操作応答表示としてのエフェクト画像q3が表示されている。
図564(20)は、変形表示o3のアニメが表示されている状態を示している。図564(20)に示すアニメのシーンでは、変形表示o3は、図564(18)に示す態様と同じ態様となっている。また、ボタン操作演出の「連」の文字画像が音量表示q1の左から5つ目のゲージと重なるが、5つ目のゲージ画像は枠以外が透明であるため、当該シーンでは、「連打」の文字列画像が視認可能である。また、遊技者によりチャンスボタン136が押下され、操作応答表示としてのエフェクト画像q3が表示されている。
図564(21)は、変形表示o3のアニメが表示されている状態を示している。図564(21)に示すアニメのシーンでは、変形表示o3は、右方が奥まっているような態様となっている。また、ボタン操作演出の「連打」の文字列画像が音量表示q1の左から4つ目のゲージと重なるが、4つ目のゲージ画像は枠以外が透明であるため、当該シーンでは、「連打」の文字列画像が視認可能である。また、遊技者によりチャンスボタン136が押下され、操作応答表示としてのエフェクト画像q3が表示されている。
図564(22)は、変形表示o3のアニメが表示されている状態を示している。図564(22)に示すアニメのシーンでは、変形表示o3は、図564(21)に示す態様よりも右方がさらに奥まっているような態様となっている。また、ボタン操作演出の「連打」の文字列画像が音量表示q1の左から4つ目のゲージと重なるが、4つ目のゲージ画像は枠以外が透明であるため、当該シーンでは、「連打」の文字列画像が視認可能である。また、遊技者によりチャンスボタン136が押下され、操作応答表示としてのエフェクト画像q3が表示されている。
図564(23)は、変形表示o3のアニメが表示されている状態を示している。図564(23)に示すアニメのシーンでは、変形表示o3は、図564(21)に示す態様と同じ態様となっている。また、ボタン操作演出の「連打」の文字列画像が音量表示q1の左から4つ目のゲージと重なるが、4つ目のゲージ画像は枠以外が透明であるため、当該シーンでは、「連打」の文字列画像が視認可能である。また、遊技者によりチャンスボタン136が押下され、操作応答表示としてのエフェクト画像q3が表示されている。
図564(24)は、変形表示o3のアニメが表示されている状態を示している。図564(24)に示すアニメのシーンでは、変形表示o3は、図564(17)に示す全画面表示から縦横の縮尺比が変化して縮小した態様となっている。また、操作有効期間が終了し、ボタン画像q1、メーター画像q2及び「連打」の文字列画像のボタン操作演出の表示が消去されて、ボタン操作演出が終了されている。また、本例では、ボス対決リーチで勝利しており、装飾図柄表示装置208の表示領域の中央上部には「勝利」の文字列画像が表示されており、その下方には敗れたボスが表示されている。本例のボス対決リーチは成功パターンであり、成功パターン時には、変形表示o3のアニメの後半において、図564(18)〜(23)に示すシーンと異なる縮尺の変形表示o3が表示される。具体的には、図564(18)〜(23)のボス対決リーチの結果が表示される前までは、左辺と右辺の縮尺比が異なる変形表示o3が表示され、図564(24)、(25)のボス対決リーチが成功パターンである結果が表示された後では、左辺と右辺の縮尺比が同じ変形表示o3が表示される。ボス対決リーチの成功パターンでは、変形の種類が異なる変形表示が突如割り込んだりする。
図564(25)は、変形表示o3のアニメが表示されている状態を示している。図564(25)に示すアニメのシーンでは、変形表示o3は、図564(24)に示す態様から縦横に拡大した態様となっている。
図564(26)は、変形表示o3のアニメが終了した状態を示している。装飾図柄表示装置208の表示領域の中央上部には「勝利」の文字列画像が表示されており、その下方には敗れたボスが表示されている。
図564(27)は、新たなボタン操作演出の開始演出が開始された状態を示している。本例のボタン演出の開始演出では、装飾図柄表示装置208の表示領域に波状のエフェクト画像が4つ表示される。また、本例のボタン操作演出の開始に伴い、図柄表示領域208a〜208c、表示領域UI、表示領域j、全ての保留アイコン及び変動アイコンは消去される。
図564(28)は、ボタン画像q1と、その下方にメーター画像q2と、その上方に「押せ!!」の文字列画像が表示されて単発押しのボタン操作演出が開始された状態を示している。また、ボタン画像q1は態様5(赤色)で表示されている。
図565(1)は、図564(28)から引き続き状態を示している。図565(1)では、操作有効期間が開始されており、メーター画像q2の減少表示が開始されている。
図565(2)は、操作有効期間中にチャンスボタン136が押下された直後の状態を示している。本例では、単発押しのボタン操作演出中にチャンスボタン136が押下されると、可動体700が、態様5に発光し、上方に移動して停止する。また、単発押しのボタン操作演出では、操作有効期間中にチャンスボタン136が1回押下されると、当該操作有効期間の終了となる。
図565(3)は、可動体702が下方に移動し、可動部702a、702bが左右に移動した状態を示している。本例では、強ボタン演出中にチャンスボタン136が押下されると、可動体702が、態様5に発光して下方に移動して停止する。
図565(4)は、可動体700、702が初期位置に移動した後に、スーパーリーチ演出の剣豪リーチが開始された状態を示している。可動体700、702は初期位置に移動した後に態様1の点灯となる。剣豪リーチ演出では、装飾図柄表示装置208の表示領域の背景画像が夜となり、当該表示領域の左上方に三日月の画像が表示される。また、装飾図柄表示装置208の表示領域の中央上部には、長方形状の枠表示内に「剣豪リーチ」の文字列画像が表されており、その下方左側には殿が表示され、その下方右側には剣豪のキャラクタ画像(以下、「剣豪」と称する)が表示されている。また、スーパーリーチ演出の開始に伴い、図柄表示領域208a〜208cでの表示が再開される。
図565(5)は、剣豪のリーチ演出が行われている状態を示している。
図565(6)は、吹き出し表示が表示された状態を示している。吹き出し表示は、殿及び剣豪の下方に横長長方形状で表示されており、態様1の態様である。吹き出し表示内には、剣豪のセリフ表示として「[剣豪]ふふふ」の文字列画像が表示されている。
図565(7)は、吹き出し表示が表示された状態を示している。吹き出し表示は、殿及び剣豪の下方に横長長方形状で表示されており、態様1の態様である。吹き出し表示内には、殿のセリフ表示として「[殿]成敗してくれる」の文字列画像が表示されている。
図565(8)は、殿と剣豪が斬り合うアニメーションが表示された状態を示している。また、遊技者により設定操作部137が操作されたことにより音量表示p1の表示が開始される。
図565(9)は、図565(8)での全画面の表示が変形した態様で表示される変形表示o4のアニメーション(以下、「変形表示o4のアニメ」と称する)が表示開始された状態を示している。本例では、図565(8)に示す表示が表示されている状態で変形表示o4のアニメが開始される。変形表示o4は、図565(8)に示す状態での装飾図柄表示装置208の背景画像を含む画面全体の表示を縦横の縮尺比を変更して縮小変形した表示である。図565(9)に示すアニメのシーンでは、変形表示o4は、左上方が奥まっているような態様である。本例では、変形表示o4は殿と剣豪が斬り合うアニメーションに合わせて表示開始される。変形表示o4の表示開始が変形表示o4のアニメの開始である。
また、図565(9)では、可動体706dが初期位置から左回りに45度回転して、可動体706dが装飾図柄表示装置208にオーバーラップしている。可動体706dが初期位置から回転開始するのが動作開始であり、可動体706dが45度回転して停止するのが動作完了である。図中、可動体706dの右下方に示す左回り向きの矢印は、可動体706dの回転方向を表している。可動体706dは、変形表示o4の表示開始により薄墨色となった装飾図柄表示装置208の表示領域208eにオーバーラップしている。表示領域208eは、変形表示o3の表示開始により空いた領域である。本例では、変形表示o4のアニメが開始された後に可動体706dが動作しているが、変形表示o4のアニメの開始と同時に可動体706dが動作開始してもよいし、変形表示o4のアニメの開始と同時に可動体706dが動作完了してもよいし、変形表示o4のアニメの開始前に可動体706dが動作開始してもよいし、変形表示o4のアニメの開始前に可動体706dが動作完了してもよい。なお、図565(9)で可動体706dが動作した方が可動体706dが動作しないよりも大当り信頼度が高く設定されている。また、可動体906dはは、音量表示p1にオーバーラップする位置に移動可能であってもよい。
図565(10)は、装飾図柄表示装置208の表示領域左下方に「激熱」の文字列画像を含む予告表示r1が表示された状態を示している。予告表示r1は、当該変動の予告表示であり、変形表示o3の表示開始により空いた表示領域208eに表示される。本例では、可動体706dが動作した後に予告表示r1が表示開始されているが、可動体706dの動作開始と同時に予告表示r1が表示開始されてもよいし、可動体706dの動作中に予告表示r1が表示開始されてもよいし、可動体706dの動作完了と同時に予告表示r1が表示開始されてもよい。なお、図565(10)で予告表示r1が表示された方が予告表示r1が表示されないよりも大当り信頼度が高く設定されている。また、音量表示p1と予告表示r1の両方が表示されている状態において、音量表示p1と予告表示r1が重なって表示されてもよい。また、皿満タンエラー表示や他の予告表示や後述するタイマ予告表示r7と予告表示r1の両方が表示されている状態において満タンエラー表示や他の予告表示やタイマ予告表示r7と予告表示r1が重なって表示されてもよい。
図565(11)は、変形表示o4のアニメが終了した状態を示している。装飾図柄表示装置208の全画面の表示は、変形表示o4のアニメが開始される直前である図565(8)に示す状態と同じとなる。また、音量表示p1が消去されている。音量表示p1は、設定操作部137の上下左右ボタンのいずれかが最後に押下されてから約2秒後に消去される。なお、変形表示o4のアニメの表示時間は、2秒未満である。
図565(12)は、殿と剣豪が斬り合ったアニメーションが表示された状態を示している。
図565(13)は、ボタン導入アニメーションが表示開始された状態を示している。ボタン導入アニメーションは、チャンスボタン136の操作有効期間が開始される前に表示される場合がある演出表示である。本例のボタン導入アニメーションでは、例えば透過率50%のボタン画像q4、q5が装飾図柄表示装置208の表示領域左右から表示領域中央に向かって移動するアニメーションが表示される。
図565(14)は、ボタン導入アニメーションが表示されている状態を示している。ボタン画像q4、q5は装飾図柄表示装置208の表示領域中央付近まで移動している。本例のボタン導入アニメーションは、ボタン画像q4、q5が完全に重なり合うと終了する。
図565(15)は、ボタン導入アニメーションが終了した状態を示している。ボタン画像q4、q5が重なり合った後、通常のボタン画像q1よりも表示サイズの大きなボタン画像(以下、「デカボタン画像」と称する)q6とその下方にメーター画像q2が表示される。また、ボタン画像の上部には下向き矢印画像と「押せ!!」の文字列画像が表示され、チャンスボタン136が態様5に発光して、チャンスボタン136の押下が促される。また、ボタン画像q6は態様5の態様で表示されている。なお、デカボタン画像q6やボタン画像q1は、当該変動の予告表示であってもよく、デカボタン画像q6の方がボタン画像q1よりも大当り信頼度が高く設定されていてもよい。また、変形表示o4のアニメが実行された方が、変形表示o4のアニメが実行されなかったよりも、同一の図柄変動表示内でデカボタン画像q6が表示されやすくてもよい。また、ボタン導入アニメーションが実行された方が、ボタン導入アニメーションが実行されなかったよりも、同一の図柄変動表示内でデカボタン画像q6が表示されやすくてもよい。
図565(16)は、チャンスボタン136の操作有効期間が開始された状態を示している。メーター画像q2のメーターが減少している。
図565(17)は、チャンスボタン136が操作有効期間中に1回押下された直後の状態を示している。本例では、操作有効期間にチャンスボタン136が1回押下されると、デカボタン画像q6及びメーター画像q2が消去され、剣豪リーチの結果が表示される。本例では、殿が剣豪に勝利するので、装飾図柄表示装置208の表示領域には殿が勝利し、剣豪が倒れるアニメーションが表示される。本例の操作有効期間中にチャンスボタン136が1回押下されると、当該操作有効期間の終了となる。また、図565(17)では、装飾図柄表示装置208の表示領域左上角部に「祝」の文字画像を含む祝福画像r2が表示されている。祝福画像r2は、三日月の画像に代わって表示される。祝福画像r2は、当該図柄変動表示の結果が大当りであることを示唆する表示である。なお、本例では、保留数表示領域kに祝福画像r2がオーバーラップされているが、祝福画像r2が保留数表示領域kにオーバーラップしてもよいし、祝福画像r2は保留数表示領域kに重ならない表示領域に表示されてもよい。
図565(18)は、殿及び剣豪の画像の消去後に可動体700が、態様7(例えば、虹色)に発光し、上方に移動して停止した状態を示している。本例では、殿及び剣豪の画像が消去されると、可動体700が移動する演出が実行される。なお、殿及び剣豪の画像が消去されると同時に可動体700が移動開始してもよい。なお、殿及び剣豪の画像の消去と同時に図柄表示領域208a〜208cが一旦消去される。
図565(19)は、可動体702が、態様7に発光し、下方に移動し、可動部702a、702bが左右に移動した状態を示している。本例では、殿及び剣豪の画像が消去されると、可動体702が移動する演出が実行される。
図565(20)は、可動体700、702が初期位置に移動した後に、図柄表示領域208a〜208cでの装飾図柄の変動表示の表示が再開された状態を示している。図柄表示領域208a〜208cに大当り図柄態様である「装飾6−装飾6−装飾6」が仮停止表示される。また、殿及び剣豪の画像が再表示されている。
図565(21)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技の当否判定結果は大当り(「特図B」)である。図柄表示領域208a〜208cには、特図1変動遊技の当否判定結果が大当りであったことを示す、大当り図柄態様である「装飾6−装飾6−装飾6」が停止表示されている。また、第五図柄表示領域hには、「6−6−6」の組み合わせの第五図柄が停止表示されている。
図565(22)は、図示は省略するが演出が引き続き実行されることを示している。例えば、図565(22)の後に、大当り遊技が実行される。
次に、図565(23)〜(26)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図565(23)〜(26)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。
図565(23)は、図565(8)と同様に、剣豪リーチの演出中に音量表示p1が表示されている状態を示している。現在の音量は「3」である。また、可動体706dが初期位置から左回りに45度回転して、可動体706dが装飾図柄表示装置208にオーバーラップしている。
図565(24)は、変形表示o4のアニメが表示開始された状態を示している。
図565(25)は、装飾図柄表示装置208の表示領域左下方に予告表示r1が表示された状態を示している。予告表示r1は、変形表示o3の表示開始により空いた表示領域208eに表示される。
図565(26)は、図示は省略するが演出が引き続き実行されることを示している。例えば、図565(25)の後に、例えば、図565(11)〜(21)に示す演出例が実行される。
本例では、可動体706dの動作完了後に変形表示o4のアニメが表示開始され、次いで、予告表示r1が表示される。なお、可動体706dの動作中に変形表示o4のアニメが表示開始されてもよい。可動体706dの動作は、変形表示o4のアニメが開始されることの予告であってもよい。また、可動体706dの動作と変形表示o4により、予告表示r1に遊技者を注目させることができる。
次に、図566(1)〜(6)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図566(1)〜(6)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図566(1)は時間の経過を表している。図566(2)〜(6)に示す演出例は、例えば、図563(7)に示す状態から引き続いて実行可能である。
図566(2)は、左図柄表示領域208aに「装飾2」が上下に微小に揺れる態様で仮停止表示された状態を示している。また、表示領域jに表示されていた戸が完全に開いている。
図566(3)は、右図柄表示領域208cに「装飾6」が上下に微小に揺れる態様で仮停止表示された状態を示している。また、表示領域jには「パンダは殿様の師匠」の文字列画像が表示されている。当該文字列画像は、キャラクタを説明する説明表示である。
図566(4)は、中図柄表示領域208bに「装飾4」が上下に微小に揺れる態様で仮停止表示された状態を示している。図柄表示領域208a〜208cにはずれ図柄態様である「装飾2−装飾4−装飾6」が仮停止表示される。これにより、「装飾2−装飾4−装飾6」の装飾図柄の組み合わせの青色のチャンス目の先読み予告表示が開始される。また、装飾図柄表示装置208の表示領域の端部には、エフェクト表示n1が表示開始されている。また、表示領域jには「パンダは殿様の師匠」の文字列画像が表示されている。当該文字列画像は、キャラクタを説明する説明表示である。また、装飾図柄表示装置208の表示領域左寄りに音量表示p1が表示開始されている。現在の音量は「3」である。
図566(5)は、変形表示o1のアニメが表示開始された状態を示している。
図566(6)は、図示は省略するが演出が引き続き実行されることを示している。図566(5)の後に、例えば、図563(14)〜図565(21)に示す演出例が実行される。
本例では、図560(3)等に示す右の装飾図柄を変化させる変化演出が実行されずにチャンス目の先読み予告が表示開始される。このように、チャンス目の先読み予告の実行の際には、当該変化演出が実行されなくてもよい。
次に、図566(7)〜(12)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図566(7)〜(12)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図566(7)は時間の経過を表している。図566(8)〜(12)に示す演出例は、例えば、図563(7)に示す状態から引き続いて実行可能である。
図566(8)は、左図柄表示領域208aに「装飾2」が上下に微小に揺れる態様で仮停止表示された状態を示している。また、表示領域jに表示されていた戸が完全に開いている。
図566(9)は、右図柄表示領域208cに「装飾5」が上下に微小に揺れる態様で仮停止表示された状態を示している。また、表示領域jには「パンダは殿様の師匠」の文字列画像が表示されている。当該文字列画像は、キャラクタを説明する説明表示である。
図566(10)は、中図柄表示領域208bに「装飾4」が上下に微小に揺れる態様で仮停止表示された状態を示している。図柄表示領域208a〜208cにはずれ図柄態様である「装飾2−装飾4−装飾5」が仮停止表示される。
図566(11)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。図柄表示領域208a〜208cには、特図1変動遊技の当否判定結果がはずれであったことを示す、はずれの場合の図柄組合せ「装飾2−装飾4−装飾5」が停止表示(確定表示、本停止表示)されている。また、第五図柄表示領域hには、「2−4−5」の組み合わせの第五図柄が停止表示されている。また、装飾図柄の停止表示中に変動アイコンe1が消去されている。また、表示領域jでは、説明表示が消去され、戸の画像が表示される。表示領域jでは、図柄変動表示の終了時に説明表示も終了される。
図566(12)は、図示は省略するが演出が引き続き実行されることを示している。図566(11)の後に、例えば、図563(22)〜図565(21)に示す演出例が実行される。
本例では、図566(3)等に示す右の装飾図柄を変化させる変化演出が実行されず、チャンス目の先読み予告も実行されない。
次に、図567(1)〜(13)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図567(1)〜(13)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図567(1)は時間の経過を表している。図567(2)〜(13)に示す演出例は、例えば、図564(15)に示す状態から引き続いて実行可能である。
図567(2)は、ボスの確定表示が行われた状態を示している。装飾図柄表示装置208の表示領域の中央上部には、長方形状の枠表示内に「ボス対決リーチ」の文字列画像が表されており、当該枠表示に一部がオーバーラップされてボスが表示されている。
図567(3)は、ボス対決リーチが開始された状態を示している。装飾図柄表示装置208の表示領域の上部には「〜ボスに勝利で発展だ〜」の文字列画像が表示されており、ボス対決リーチでボスに勝利するとスーパーリーチ演出が開始されることが示唆されている。また、装飾図柄表示装置208の表示領域左側にボタン画像q1と、その下方にメーター画像q2とが表示開始されている。また、ボタン画像q1は態様5(赤色)で表示され、チャンスボタン136が態様5に発光して、チャンスボタン136の押下が促される。また、ボタン画像q1の上方には「連打」の文字列画像が表示開始されている。ボタン画像q1、メーター画像q2、及び「連打」の文字列画像により、ボタン操作演出が実行される。ボタン操作演出は、チャンスボタン136等の操作手段を操作することを遊技者に報知する演出である。本例のボタン操作演出は、チャンスボタン136を連打することを遊技者に報知する演出である。ボス対決リーチのノーマルリーチ演出では、ボタン操作演出が実行される。また、遊技者により設定操作部137が操作されたことによって、音量表示p1が表示開始されている。現在の音量は「3」である。音量表示p1は、「連打」の文字列画像の一部と、ボタン画像q1の一部にオーバーラップして表示されている。このため、「連打」の文字列画像が視認困難となっている。
図567(4)は、変形表示o3のアニメが表示開始された状態を示している。本例では、図567(3)に示す表示が表示されている状態で変形表示o3のアニメが開始される。変形表示o3は、図567(3)に示す状態での装飾図柄表示装置208の背景画像を含む画面全体の表示を縦横の縮尺比を変更して縮小変形した表示である。図567(4)に示すアニメのシーンでは、変形表示o3は、左方が奥まっているような態様である。本例では、変形表示o3はボタン操作演出の実行に合わせて表示開始され、変形表示o3のアニメはチャンスボタン136の操作有効期間の開始と同時に開始される。より具体的には、変形表示o3のアニメは操作有効期間の残り時間を表すメーター画像q2の減少表示開始と同時に開始される。なお、変形表示o3のアニメは、メーター画像q2の減少表示の開始直前に開始されてもよいし、変形表示o3のアニメは、メーター画像q2の減少表示の開始後に開始されてもよい。なお、変形表示o3の表示開始が変形表示o3のアニメの開始である。なお、変形表示o3は、図567(3)に示す画面全体の表示と縦横比が同じの当該画面全体の表示の縮小表示であってもよい。
また、変形表示o3には、ボタン画像q1、メーター画像q2及び「連打」の文字列画像のボタン操作演出の表示が含まれている。また、図567(4)では、遊技者によりチャンスボタン136が押下され、操作応答表示としてのエフェクト画像q3が表示されている。エフェクト画像q3は、変形表示o3に含まれており、ボタン操作演出の表示である。本例では、変形表示o3のアニメの実行により、ボタン画像q1、メーター画像q2、「連打」の文字列画像、エフェクト画像q3の表示位置が移動する。また、変形表示o3は、第五図柄表示領域h及び保留数表示領域kを含んでいない。
また、図567(4)に示す変形表示o3のアニメのシーンでは、ボタン画像q1及び「連打」の文字列画像が音量表示q1の左から5つ目のゲージと重なるが、5つ目のゲージ画像は枠以外が透明であるため、当該シーンでは、「連打」の文字列画像が視認可能であるため、連打のボタン操作演出が実行されていることを遊技者が認識可能である。ボタン操作演出には、連打を報知するボタン操作演出以外に、単発押しや長押しを報知する演出がある。単発押しのボタン操作演出実行時にはボタン画像の上方に「押せ」の文字列画像が表示され、長押しのボタン操作演出実行時には長押しの文字列画像が表示される。これらの文字列画像は、「連打」の文字列画像と同様に、図567(3)に示す状態では、音量表示p1が表示されると視認困難となり場合がある。このため、いずれのボタン操作演出が実行されているか認識困難となる場合があるが、本例では、変形表示o3のアニメには、これらの文字列画像が視認可能となるシーンが含まれているので、音量表示p1の表示中であっても変形表示o3のアニメによりいずれのボタン操作演出が実行されているかが認識可能となる場合がある。また、音量表示p1と同じ位置に扉開放エラーを報知するエラー画像や皿満タンエラー画像が表示される場合がある。本例では、ボタン操作演出の実行中にエラー画像や皿満タンエラー画像が表示された場合であっても、変形表示o3のアニメにはこれらの文字列画像が視認可能となるシーンが含まれているので、エラー画像や皿満タンエラー画像の表示中であっても変形表示o3のアニメによりいずれのボタン操作演出が実行されているかが認識可能となる場合がある。
図567(5)は、変形表示o3のアニメが表示されている状態を示している。図567(5)に示すアニメのシーンでは、変形表示o3は、図567(4)に示す態様から左方がさらに奥まっているような態様となっている。また、音量表示p1とボタン操作演出の表示がオーバーラップしていない。また、遊技者によりチャンスボタン136が押下され、操作応答表示としてのエフェクト画像q3が表示されている。
図567(6)は、変形表示o3のアニメが表示されている状態を示している。図567(6)に示すアニメのシーンでは、変形表示o3は、図567(4)に示す態様と同じ態様となっている。また、ボタン操作演出の「連」の文字画像が音量表示q1の左から5つ目のゲージと重なるが、5つ目のゲージ画像は枠以外が透明であるため、当該シーンでは、「連打」の文字列画像が視認可能である。また、遊技者によりチャンスボタン136が押下され、操作応答表示としてのエフェクト画像q3が表示されている。
図567(7)は、変形表示o3のアニメが表示されている状態を示している。図567(7)に示すアニメのシーンでは、変形表示o3は、右方が奥まっているような態様となっている。また、ボタン操作演出の「連打」の文字列画像が音量表示q1の左から4つ目のゲージと重なるが、4つ目のゲージ画像は枠以外が透明であるため、当該シーンでは、「連打」の文字列画像が視認可能である。また、遊技者によりチャンスボタン136が押下され、操作応答表示としてのエフェクト画像q3が表示されている。
図567(8)は、変形表示o3のアニメが表示されている状態を示している。図567(8)に示すアニメのシーンでは、変形表示o3は、図567(7)に示す態様と同じ態様となっている。また、ボタン操作演出の「連打」の文字列画像が音量表示q1の左から4つ目のゲージと重なるが、4つ目のゲージ画像は枠以外が透明であるため、当該シーンでは、「連打」の文字列画像が視認可能である。また、遊技者によりチャンスボタン136が押下され、操作応答表示としてのエフェクト画像q3が表示されている。
図567(9)は、変形表示o3のアニメが表示されている状態を示している。図567(9)に示すアニメのシーンでは、変形表示o3は、図567(4)に示す態様と同じ態様となっている。また、ボタン操作演出の「連打」の文字列画像が音量表示q1の左から5つ目のゲージと重なるが、5つ目のゲージ画像は枠以外が透明であるため、当該シーンでは、「連打」の文字列画像が視認可能である。また、遊技者によりチャンスボタン136が押下され、操作応答表示としてのエフェクト画像q3が表示されている。
図567(10)は、変形表示o3のアニメが終了した状態を示している。装飾図柄表示装置208の表示領域の中央上部には「敗北」の文字列画像が表示されており、その下方には勝利したボスが表示されている。また、操作有効期間が終了し、ボタン画像q1、メーター画像q2及び「連打」の文字列画像のボタン操作演出の表示が消去されて、ボタン操作演出が終了されている。ボス対決リーチは、図564(16)〜(26)に示す勝利するパターンの方が、図567(2)〜(10)に示す敗北するパターンよりも大当り信頼度が高く設定されている。また、ボス対決リーチは、図564(18)〜(25)に示す勝利するパターンの変形表示o3のアニメと、図567(4)〜(9)に示す敗北するパターンの変形表示o3のアニメとは、表示時間及び態様とが異なる。例えば、敗北するパターンでは、図564(22)〜(24)に示すシーンが含まれず、敗北するパターンの方が勝利するパターンよりも変形表示o3のアニメの表示時間が短くなっている。
図567(11)は、ボス対決リーチが終了し、図柄表示領域208a〜208cに「装飾6−装飾8−装飾6」が仮停止表示された状態を示している。
図567(12)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。図柄表示領域208a〜208cには、特図1変動遊技の当否判定結果がはずれであったことを示す、はずれの場合の図柄組合せ「装飾6−装飾8−装飾6」が停止表示(確定表示、本停止表示)されている。また、第五図柄表示領域hには、「6−8−6」の組み合わせの第五図柄が停止表示されている。なお、装飾図柄の停止表示開始と同時に変動アイコンは消去されてもよい。
図567(13)は、図示は省略するが演出が引き続き実行されることを示している。図567(12)の後に、例えば、デモ演出や次に開始される特図変動遊技の演出が実行される。
次に、図567(14)〜(20)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図567(14)〜(20)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図567(14)は時間の経過を表している。図567(15)〜(20)に示す演出例は、例えば、図564(15)に示す状態から引き続いて実行可能である。
図567(15)は、ボスの確定表示が行われた状態を示している。装飾図柄表示装置208の表示領域の中央上部には、長方形状の枠表示内に「ボス対決リーチ」の文字列画像が表されており、当該枠表示に一部がオーバーラップされてボスが表示されている。
図567(16)は、ボス対決リーチが開始された状態を示している。装飾図柄表示装置208の表示領域の上部には「〜ボスに勝利で発展だ〜」の文字列画像が表示されており、ボス対決リーチでボスに勝利するとスーパーリーチ演出が開始されることが示唆されている。また、装飾図柄表示装置208の表示領域左側にボタン画像q1と、その下方にメーター画像q2とが表示開始されている。また、ボタン画像q1は態様5(赤色)で表示され、チャンスボタン136が態様5に発光して、チャンスボタン136の押下が促される。また、ボタン画像q1の上方には「連打」の文字列画像が表示開始されている。ボタン画像q1、メーター画像q2、及び「連打」の文字列画像により、ボタン操作演出が実行される。ボタン操作演出は、チャンスボタン136等の操作手段を操作することを遊技者に報知する演出である。本例のボタン操作演出は、チャンスボタン136を連打することを遊技者に報知する演出である。ボス対決リーチのノーマルリーチ演出では、ボタン操作演出が実行される。また、遊技者により設定操作部137が操作されたことによって、音量表示p1が表示開始されている。現在の音量は「3」である。音量表示p1は、「連打」の文字列画像の一部と、ボタン画像q1の一部にオーバーラップして表示されている。このため、「連打」の文字列画像が視認困難となっている。
図567(17)は、変形表示o3のアニメが表示開始された状態を示している。本例では、図567(16)に示す表示が表示されている状態で変形表示o3のアニメが開始される。変形表示o3は、図567(16)に示す状態での装飾図柄表示装置208の背景画像を含む画面全体の表示を縦横の縮尺比を変更して縮小変形した表示である。図567(17)に示すアニメのシーンでは、変形表示o3は、左方が奥まっているような態様である。本例では、チャンスボタン136が連打されると、変形表示o3のアニメが実行される。
図567(18)は、チャンスボタン136の連打が一旦中断された状態を示している。本例では、チャンスボタン136の連打が中断されると変形表示o3のアニメが中断され、図567(16)に示す状態と同じである変形表示o3のアニメの開始前の表示状態となる。また、設定操作部137の確定ボタンが押下されたことにより、音量表示p1は消去されている。音量表示p1は、設定操作部137の確定ボタンが押下されると消去されてもよい。
図567(19)は、チャンスボタン136の連打が再開されたことにより、変形表示o3のアニメが再開された状態を示している。図567(19)に示すアニメのシーンでは、変形表示o3は、図567(4)、(17)に示すシーンと同じ態様である。本例では、チャンスボタン136の連打が再開されると、変形表示o3のアニメが最初から再開される。
図567(20)は、図示は省略するが演出が引き続き実行されることを示している。図567(19)の後に、例えば、図564(20)〜図565(21)に示す演出例や図567(4)〜(12)に示す演出例が実行される。
本例のボス対決リーチでは、チャンスボタン136の操作に応じて変形表示o3のアニメが実行される。変形表示o3のアニメはチャンスボタン136の操作を止めると中断されるので、変形表示o3のアニメの表示中にチャンスボタン136ではなく設定操作部137を操作して音量や輝度を設定しようとしている遊技者に今はチャンスボタン136を操作することが優先であることを気付かせ、変形表示o3のアニメを楽しませることができる。なお、変形表示o3のアニメは、チャンスボタン136の長押し操作や連打操作等の操作に応じて実行されてもよい。
次に、図567(21)〜(27)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図567(21)〜(27)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図567(21)は時間の経過を表している。図567(22)〜(27)に示す演出例は、例えば、図564(15)に示す状態から引き続いて実行可能である。
図567(22)は、ボスの確定表示が行われた状態を示している。装飾図柄表示装置208の表示領域の中央上部には、長方形状の枠表示内に「ボス対決リーチ」の文字列画像が表されており、当該枠表示に一部がオーバーラップされてボスが表示されている。
図567(23)は、ボス対決リーチが開始された状態を示している。装飾図柄表示装置208の表示領域の上部には「〜ボスに勝利で発展だ〜」の文字列画像が表示されており、ボス対決リーチでボスに勝利するとスーパーリーチ演出が開始されることが示唆されている。また、装飾図柄表示装置208の表示領域左側にボタン画像q1と、その下方にメーター画像q2とが表示開始されている。また、ボタン画像q1は態様5(赤色)で表示され、チャンスボタン136が態様5に発光して、チャンスボタン136の押下が促される。また、ボタン画像q1の上方には「連打」の文字列画像が表示開始されている。ボタン画像q1、メーター画像q2、及び「連打」の文字列画像により、ボタン操作演出が実行される。ボタン操作演出は、チャンスボタン136等の操作手段を操作することを遊技者に報知する演出である。本例のボタン操作演出は、チャンスボタン136を連打することを遊技者に報知する演出である。ボス対決リーチのノーマルリーチ演出では、ボタン操作演出が実行される。また、遊技者により設定操作部137が操作されたことによって、音量表示p1が表示開始されている。現在の音量は「3」である。音量表示p1は、「連打」の文字列画像の一部と、ボタン画像q1の一部にオーバーラップして表示されている。このため、「連打」の文字列画像が視認困難となっている。
図567(24)は、変形表示o3のアニメが表示開始された状態を示している。本例では、図567(23)に示す表示が表示されている状態で変形表示o3のアニメが開始される。変形表示o3は、図567(23)に示す状態での装飾図柄表示装置208の背景画像を含む画面全体の表示を縦横の縮尺比を変更して縮小変形した表示である。図567(24)に示すアニメのシーンでは、変形表示o3は、左方が奥まっているような態様である。本例では、チャンスボタン136が連打されると、変形表示o3のアニメが実行される。
図567(25)は、チャンスボタン136の連打が一旦中断された状態を示している。本例では、チャンスボタン136の連打が中断されると変形表示o3のアニメが中断され、図567(23)に示す状態と同じである変形表示o3のアニメの開始前の表示状態となる。また、設定操作部137の確定ボタンが押下されたことにより、音量表示p1は消去されている。音量表示p1は、設定操作部137の確定ボタンが押下されると消去されてもよい。
図567(26)は、チャンスボタン136の連打が再開されたことにより、変形表示o3のアニメが再開された状態を示している。図567(19)に示すアニメのシーンでは、変形表示o3は、図567(5)に示すシーンと同じ態様である。本例では、チャンスボタン136の連打が再開されると、変形表示o3のアニメが続きから再開される。
図567(27)は、図示は省略するが演出が引き続き実行されることを示している。図567(26)の後に、例えば、図564(20)〜図565(21)に示す演出例や図567(4)〜(12)に示す演出例が実行される。
本例のボス対決リーチでは、チャンスボタン136の操作に応じて変形表示o3のアニメが実行される。変形表示o3のアニメはチャンスボタン136の操作を止めると中断されるので、変形表示o3のアニメの表示中にチャンスボタン136ではなく設定操作部137を操作して音量や輝度を設定しようとしている遊技者に今はチャンスボタン136を操作することが優先であることを気付かせ、変形表示o3のアニメを楽しませることができる。なお、変形表示o3のアニメは、チャンスボタン136の長押し操作や連打操作等の操作に応じて実行されてもよい。
次に、図568(1)〜(14)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図568(1)〜(14)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図568(1)は時間の経過を表している。図568(2)〜(14)に示す演出例は、例えば、図564(15)に示す状態から引き続いて実行可能である。
図568(2)は、ボスの確定表示が行われた状態を示している。装飾図柄表示装置208の表示領域の中央上部には、長方形状の枠表示内に「ボス対決リーチ」の文字列画像が表されており、当該枠表示に一部がオーバーラップされてボスが表示されている。
図568(3)は、ボス対決リーチが開始された状態を示している。装飾図柄表示装置208の表示領域の上部には「〜ボスに勝利で発展だ〜」の文字列画像が表示されており、ボス対決リーチでボスに勝利するとスーパーリーチ演出が開始されることが示唆されている。また、装飾図柄表示装置208の表示領域左側にボタン画像q1と、その下方にメーター画像q2とが表示開始されている。また、ボタン画像q1は態様5(赤色)で表示され、チャンスボタン136が態様5に発光して、チャンスボタン136の押下が促される。また、ボタン画像q1の上方には「連打」の文字列画像が表示開始されている。ボタン画像q1、メーター画像q2、及び「連打」の文字列画像により、ボタン操作演出が実行される。ボタン操作演出は、チャンスボタン136等の操作手段を操作することを遊技者に報知する演出である。本例のボタン操作演出は、チャンスボタン136を連打することを遊技者に報知する演出である。ボス対決リーチのノーマルリーチ演出では、ボタン操作演出が実行される。また、遊技者により設定操作部137が操作されたことによって、音量表示p1が表示開始されている。現在の音量は「3」である。音量表示p1は、「連打」の文字列画像の一部と、ボタン画像q1の一部にオーバーラップして表示されている。このため、「連打」の文字列画像が視認困難となっている。
図568(4)は、変形表示o3のアニメが表示開始された状態を示している。本例では、図568(3)に示す表示が表示されている状態で変形表示o3のアニメが開始される。変形表示o3は、図568(3)に示す状態での装飾図柄表示装置208の背景画像を含む画面全体の表示を縦横の縮尺比を変更して縮小変形した表示である。図568(4)に示すアニメのシーンでは、変形表示o3は、左方が奥まっているような態様である。本例では、変形表示o3はボタン操作演出の実行に合わせて表示開始され、変形表示o3のアニメはチャンスボタン136の操作有効期間の開始と同時に開始される。より具体的には、変形表示o3のアニメは操作有効期間の残り時間を表すメーター画像q2の減少表示開始と同時に開始される。なお、変形表示o3のアニメは、メーター画像q2の減少表示の開始直前に開始されてもよいし、変形表示o3のアニメは、メーター画像q2の減少表示の開始後に開始されてもよい。なお、変形表示o3の表示開始が変形表示o3のアニメの開始である。なお、変形表示o3は、図568(3)に示す画面全体の表示と縦横比が同じの当該画面全体の表示の縮小表示であってもよい。
また、変形表示o3には、ボタン画像q1、メーター画像q2及び「連打」の文字列画像のボタン操作演出の表示が含まれていない。このように、ボタン操作演出の表示が変形表示o3に含まれない場合がある。例えば、遊技者に操作手段137の操作を促すボタン操作演出の表示や、球排出レバー132の操作を促す表示が変形表示に含まれない場合がある。また、図568(4)では、遊技者によりチャンスボタン136が押下され、操作応答表示としてのエフェクト画像q3が表示されている。エフェクト画像q3は、変形表示o3に含まれている。このように、ボタン操作演出の応答表示は変形表示に含まれる場合がある。また、変形表示o3は、第五図柄表示領域h及び保留数表示領域kを含んでいない。
図568(5)は、変形表示o3のアニメが表示されている状態を示している。図568(5)に示すアニメのシーンでは、変形表示o3は、図568(4)に示す態様から左方がさらに奥まっているような態様となっている。また、遊技者によりチャンスボタン136が押下され、操作応答表示としてのエフェクト画像q3が表示されている。
図568(6)は、変形表示o3のアニメが表示されている状態を示している。図568(6)に示すアニメのシーンでは、変形表示o3は、図568(4)に示す態様と同じ態様となっている。また、遊技者によりチャンスボタン136が押下され、操作応答表示としてのエフェクト画像q3が表示されている。
図568(7)は、変形表示o3のアニメが表示されている状態を示している。図568(7)に示すアニメのシーンでは、変形表示o3は、右方が奥まっているような態様となっている。また、遊技者によりチャンスボタン136が押下され、操作応答表示としてのエフェクト画像q3が表示されている。
図568(8)は、変形表示o3のアニメが表示されている状態を示している。図567(8)に示すアニメのシーンでは、変形表示o3は、右方がさらに奥まっているような態様となっている。また、遊技者によりチャンスボタン136が押下され、操作応答表示としてのエフェクト画像q3が表示されている。
図568(9)は、変形表示o3のアニメが表示されている状態を示している。図567(9)に示すアニメのシーンでは、変形表示o3は、図568(7)に示す態様と同じ態様となっている。また、遊技者によりチャンスボタン136が押下され、操作応答表示としてのエフェクト画像q3が表示されている。
図568(10)は、変形表示o3のアニメが表示されている状態を示している。図567(9)に示すアニメのシーンでは、変形表示o3は、図568(4)に示す態様と同じ態様となっている。また、遊技者によりチャンスボタン136が押下され、操作応答表示としてのエフェクト画像q3が表示されている。
図568(11)は、変形表示o3のアニメが終了した状態を示している。装飾図柄表示装置208の表示領域の中央上部には「敗北」の文字列画像が表示されており、その下方には勝利したボスが表示されている。また、操作有効期間が終了し、ボタン画像q1、メーター画像q2及び「連打」の文字列画像のボタン操作演出の表示が消去されて、ボタン操作演出が終了されている。
図568(12)は、ボス対決リーチが終了し、図柄表示領域208a〜208cに「装飾6−装飾8−装飾6」が仮停止表示された状態を示している。
図568(13)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。図柄表示領域208a〜208cには、特図1変動遊技の当否判定結果がはずれであったことを示す、はずれの場合の図柄組合せ「装飾6−装飾8−装飾6」が停止表示(確定表示、本停止表示)されている。また、第五図柄表示領域hには、「6−8−6」の組み合わせの第五図柄が停止表示されている。なお、装飾図柄の停止表示開始と同時に変動アイコンは消去されてもよい。
図568(14)は、図示は省略するが演出が引き続き実行されることを示している。図568(13)の後に、例えば、デモ演出や次に開始される特図変動遊技の演出が実行される。本例では、ボタン操作演出のボタン画像q1等が変形表示o3に含まれないので、変形表示o3の開始により薄墨色となった表示領域にボタン画像q1が表示されることで、ボタン画像q1を目立たせて遊技者に気付かせやすくすることができる。
次に、図568(15)〜(28)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図568(15)〜(28)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図568(15)は時間の経過を表している。図568(16)〜(28)に示す演出例は、例えば、図564(15)に示す状態から引き続いて実行可能である。
図568(16)は、ボスの確定表示が行われた状態を示している。装飾図柄表示装置208の表示領域の中央上部には、長方形状の枠表示内に「ボス対決リーチ」の文字列画像が表されており、当該枠表示に一部がオーバーラップされてボスが表示されている。
図568(17)は、ボス対決リーチが開始された状態を示している。装飾図柄表示装置208の表示領域の上部には「〜ボスに勝利で発展だ〜」の文字列画像が表示されており、ボス対決リーチでボスに勝利するとスーパーリーチ演出が開始されることが示唆されている。また、装飾図柄表示装置208の表示領域左側にボタン画像q1と、その下方にメーター画像q2とが表示開始されている。また、ボタン画像q1は態様5(赤色)で表示され、チャンスボタン136が態様5に発光して、チャンスボタン136の押下が促される。また、ボタン画像q1の上方には「連打」の文字列画像が表示開始されている。ボタン画像q1、メーター画像q2、及び「連打」の文字列画像により、ボタン操作演出が実行される。ボタン操作演出は、チャンスボタン136等の操作手段を操作することを遊技者に報知する演出である。本例のボタン操作演出は、チャンスボタン136を連打することを遊技者に報知する演出である。ボス対決リーチのノーマルリーチ演出では、ボタン操作演出が実行される。
図568(18)〜(24)は、ボス対決リーチが実行されている状態を示している。本例のボス対決リーチでは、変形表示o3のアニメは表示されない。ボス対決リーチでは、変形表示o3のアニメが表示された方が、変形表示o3のアニメが表示されないよりも大当り信頼度が高く設定されている。
図568(25)は、ボス対決リーチで敗北した上体を示している。装飾図柄表示装置208の表示領域の中央上部には「敗北」の文字列画像が表示されており、その下方には勝利したボスが表示されている。また、操作有効期間が終了し、ボタン画像q1、メーター画像q2及び「連打」の文字列画像のボタン操作演出の表示が消去されて、ボタン操作演出が終了されている。
図568(26)は、ボス対決リーチが終了し、図柄表示領域208a〜208cに「装飾6−装飾8−装飾6」が仮停止表示された状態を示している。
図568(27)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。図柄表示領域208a〜208cには、特図1変動遊技の当否判定結果がはずれであったことを示す、はずれの場合の図柄組合せ「装飾6−装飾8−装飾6」が停止表示(確定表示、本停止表示)されている。また、第五図柄表示領域hには、「6−8−6」の組み合わせの第五図柄が停止表示されている。なお、装飾図柄の停止表示開始と同時に変動アイコンは消去されてもよい。
図568(28)は、図示は省略するが演出が引き続き実行されることを示している。図568(27)の後に、例えば、デモ演出や次に開始される特図変動遊技の演出が実行される。本例では、ボタン操作演出中に変形表示o3のアニメが表示されない。ボタン操作演出中に変形表示のアニメが表示された方が変形表示のアニメが表示されないよりもボタン画像q1を目立たせて遊技者に気付かせやすくすることができる。また、同様に、音量表示p1の表示中に変形表示のアニメが表示された方が変形表示のアニメが表示されないよりも音量表示p1を目立たせて遊技者に気付かせやすくすることができる。
次に、図569(1)〜(5)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図569(1)〜(5)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図569(1)は時間の経過を表している。図569(1)〜(5)に示す演出例は、例えば、図564(15)に示す状態から引き続いて実行可能である。
図569(2)は、ボスの確定表示が行われた状態を示している。装飾図柄表示装置208の表示領域の中央上部には、長方形状の枠表示内に「ボス対決リーチ」の文字列画像が表されており、当該枠表示に一部がオーバーラップされてボスが表示されている。
図569(3)は、ボス対決リーチが開始された状態を示している。装飾図柄表示装置208の表示領域の上部には「〜ボスに勝利で発展だ〜」の文字列画像が表示されており、ボス対決リーチでボスに勝利するとスーパーリーチ演出が開始されることが示唆されている。
図569(4)は、変形表示o3のアニメが表示開始された状態を示している。本例では、図569(3)に示す表示が表示されている状態で変形表示o3のアニメが開始される。変形表示o3は、図569(3)に示す状態での装飾図柄表示装置208の背景画像を含む画面全体の表示を縦横の縮尺比を変更して縮小変形した表示である。図569(4)に示すアニメのシーンでは、変形表示o3は、左方が奥まっているような態様である。また、変形表示o3内の左側にボタン画像q1と、その下方にメーター画像q2とが表示開始されている。本例では、変形表示o3のアニメの表示開始後にボタン画像q1及びメーター画像q2が表示されてチャンスボタン136の操作有効期間が開始される。なお、変形表示o3のアニメの表示開始と同時にボタン画像q1及びメーター画像q2が表示開始されてもよい。
図569(5)は、図示は省略するが演出が引き続き実行されることを示している。図569(4)の後に、例えば、図564(20)〜図565(21)に示す演出例や図567(4)〜(12)に示す演出例が実行される。
次に、図569(6)〜(10)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図569(6)〜(10)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図569(1)は時間の経過を表している。図569(7)〜(10)に示す演出例は、例えば、図564(15)に示す状態から引き続いて実行可能である。
図569(7)は、ボスの確定表示が行われた状態を示している。装飾図柄表示装置208の表示領域の中央上部には、長方形状の枠表示内に「ボス対決リーチ」の文字列画像が表されており、当該枠表示に一部がオーバーラップされてボスが表示されている。
図569(8)は、ボス対決リーチが開始された状態を示している。装飾図柄表示装置208の表示領域の上部には「〜ボスに勝利で発展だ〜」の文字列画像が表示されており、ボス対決リーチでボスに勝利するとスーパーリーチ演出が開始されることが示唆されている。また、装飾図柄表示装置208の表示領域左側にボタン画像q1と、その下方にメーター画像q2とが表示開始されている。また、ボタン画像q1は態様5(赤色)で表示され、チャンスボタン136が態様5に発光して、チャンスボタン136の押下が促される。また、ボタン画像q1の上方には「連打」の文字列画像が表示開始されている。ボタン画像q1、メーター画像q2、及び「連打」の文字列画像により、ボタン操作演出が実行される。ボタン操作演出は、チャンスボタン136等の操作手段を操作することを遊技者に報知する演出である。本例のボタン操作演出は、チャンスボタン136を連打することを遊技者に報知する演出である。ボス対決リーチのノーマルリーチ演出では、ボタン操作演出が実行される。また、遊技者により設定操作部137が操作されたことによって、音量表示p1が表示開始されている。現在の音量は「3」である。音量表示p1は、「連打」の文字列画像の一部と、ボタン画像q1の一部にオーバーラップして表示されている。このため、「連打」の文字列画像が視認困難となっている。
図569(9)は、変形表示o3のアニメが表示開始された状態を示している。本例では、図569(8)に示す表示が表示されている状態で変形表示o3のアニメが開始される。変形表示o3は、図569(8)に示す状態での装飾図柄表示装置208の背景画像を含む画面全体の表示を縦横の縮尺比を変更して縮小変形した表示である。図569(9)に示すアニメのシーンでは、変形表示o3は、左方が奥まっているような態様である。本例では、変形表示o3はボタン操作演出の実行に合わせて表示開始され、変形表示o3のアニメはチャンスボタン136の操作有効期間の開始と同時に開始される。
また、変形表示o3には、ボタン画像q1、メーター画像q2及び「連打」の文字列画像のボタン操作演出の表示が含まれている。また、図569(9)では、遊技者によりチャンスボタン136が押下され、操作応答表示としてのエフェクト画像q7が表示されている。エフェクト画像q7は、変形表示o3に含まれておらず。ボタン操作演出の表示である。本例では、エフェクト画像q7は、装飾図柄表示装置208の前方に配置された導光板(不図示)に表示される。装飾図柄表示装置208の前方には、透明の導光板(イルミパネル)が配置されており、遊技者は導光板を介して装飾図柄表示装置208の表示領域を視認することができる。導光板には所定のレンズカットが施されており、導光板ILの側端部近傍の所定位置にはLED等の発光源が設けられ、発光源からの光がレンズカット部分で前方に向けて反射することにより、導光板に所定の模様や絵柄を表示することができる。
図569(10)は、図示は省略するが演出が引き続き実行されることを示している。図569(9)の後に、例えば、図564(20)〜図565(21)に示す演出例や図567(4)〜(12)に示す演出例が実行される。
次に、図570(1)〜(16)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図570(1)〜(16)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図570(1)は時間の経過を表している。図570(2)〜(16)に示す演出例は、例えば、図565(7)に示す状態から引き続いて実行可能である。
図570(2)は、殿と剣豪が斬り合うアニメーションが表示された状態を示している。また、遊技者により設定操作部137が操作されたことにより音量表示p1の表示が開始される。
図570(3)は、図570(2)での全画面の表示が変形した態様で表示される変形表示o5のアニメーション(以下、「変形表示o5のアニメ」と称する)が表示開始された状態を示している。本例では、図570(2)に示す表示が表示されている状態で変形表示o5のアニメが開始される。変形表示o5は、図570(2)に示す状態での装飾図柄表示装置208の背景画像を含む画面全体の表示を縦横の縮尺比を変更して縮小変形した表示である。図570(3)に示すアニメのシーンでは、変形表示o1は、右上方が奥まっているような態様である。本例では、変形表示o5は殿と剣豪が斬り合うアニメーションに合わせて表示開始される。変形表示o5の表示開始が変形表示o5のアニメの開始である。
また、図570(3)では、装飾図柄表示装置208の表示領域右下角部に「チャンス」の文字列画像を含む予告表示r3が表示されている。予告表示r3は、変形表示o5の表示開始により薄墨色となった表示領域208eに表示される。なお、予告表示r3は、当該変動の予告表示であり、予告表示r1よりも大当り信頼度が低く設定されている。また、音量表示p1と予告表示r3の両方が表示されている状態において、音量表示p1と予告表示r3が重なって表示されてもよい。また、皿満タンエラー表示や他の予告表示や後述するタイマ予告表示r7と予告表示r3の両方が表示されている状態において満タンエラー表示や他の予告表示やタイマ予告表示r7と予告表示r3が重なって表示されてもよい。
図570(4)は、変形表示o5のアニメが終了した状態を示している。装飾図柄表示装置208の全画面の表示は、変形表示o5のアニメが開始される直前である図570(1)に示す状態と同じとなる。また、音量表示p1が消去されている。音量表示p1は、設定操作部137の上下左右ボタンのいずれかが最後に押下されてから約2秒後に消去される。なお、変形表示o4のアニメの表示時間は、2秒未満である。
図570(5)は、殿と剣豪が斬り合ったアニメーションが表示された状態を示している。
図570(6)は、ボタン導入アニメーションが表示開始された状態を示している。ボタン導入アニメーションは、チャンスボタン136の操作有効期間が開始される前に表示される場合がある演出表示である。本例のボタン導入アニメーションでは、例えば透過率50%のボタン画像q4、q5が装飾図柄表示装置208の表示領域左右から表示領域中央に向かって移動するアニメーションが表示される。
図570(7)は、ボタン導入アニメーションが表示されている状態を示している。ボタン画像q4、q5は装飾図柄表示装置208の表示領域中央付近まで移動している。本例のボタン導入アニメーションは、ボタン画像q4、q5が完全に重なり合うと終了する。
図570(8)は、ボタン導入アニメーションが終了した状態を示している。ボタン画像q4、q5が重なり合った後、ボタン画像q1とその下方にメーター画像q2が表示される。
図570(9)は、チャンスボタン136の操作有効期間が開始された状態を示している。メーター画像q2のメーターが減少している。
図570(10)は、チャンスボタン136が操作有効期間中に1回押下された直後の状態を示している。本例では、操作有効期間にチャンスボタン136が1回押下されると、ボタン画像q1及びメーター画像q2が消去され、剣豪リーチの結果が表示される。本例では、殿が剣豪に敗北するので、装飾図柄表示装置208の表示領域には殿が倒れ、剣豪が勝利するアニメーションが表示される。本例の操作有効期間中にチャンスボタン136が1回押下されると、当該操作有効期間の終了となる。また、図柄表示領域208a〜208cには「装飾6−装飾7−装飾6」が仮停止表示される。
図570(11)は、図柄表示領域208a〜208cの縮小が終了し、図柄表示領域208a〜208cにはずれ図柄態様である「装飾6−装飾7−装飾6」が仮停止表示されている状態を示している。
図570(12)は、ワイプ演出表示が表示されている状態を示している。本例のワイプ演出表示は、装飾図柄表示装置208の表示領域の第五図柄表示領域h及び保留数表示領域k以外をぬぐい消すようにワイプ表示が表示される。また、本例のワイプ表示は、バイクに乗った殿と、「CR XXXX(例えば、パチンコ機100のタイトル名)」の文字列画像を含んでいる。
図570(13)は、ワイプ演出表示が表示されている状態を示している。ワイプ演出表示中では、バイクに乗った殿が左方から右方に移動するアニメーションが表示される。
図570(14)は、ワイプ演出表示が終了した状態を示している。ワイプ表示の消去がワイプ演出表示の終了である。装飾図柄表示装置208の図柄表示領域208a〜208cには、「装飾6−装飾7−装飾6」が仮停止表示されている。また、装飾図柄表示装置208の表示領域には、太陽の絵柄の画像と、晴れステージに対応する背景画像が表示される。
図570(15)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技の当否判定結果ははずれ(「特図G」)である。図柄表示領域208a〜208cには、特図1変動遊技の当否判定結果がはずれであったことを示す、はずれ図柄態様である「装飾6−装飾7−装飾6」が停止表示されている。また、第五図柄表示領域hには、「6−7−6」の組み合わせの第五図柄が停止表示されている。なお、装飾図柄の停止表示開始と同時に変動アイコンは消去されてもよい。
図570(16)は、図示は省略するが演出が引き続き実行されることを示している。図570(15)の後に、例えば、デモ演出や次に開始される特図変動遊技の演出が実行される。本例では、変形表示o5の表示中に予告表示r3が表示される。一方、図565(10)では、変形表示4の表示中に予告表示r1が表示される。変形表示の態様によって異なる予告表示が表示されてもよい。また、変形表示の態様によって可動体が動作しない場合もある。
次に、図570(17)〜(21)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図570(17)〜(21)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図570(17)は時間の経過を表している。図570(18)〜(21)に示す演出例は、例えば、図565(7)に示す状態から引き続いて実行可能である。
図570(18)は、殿と剣豪が斬り合うアニメーションが表示された状態を示している。また、遊技者により設定操作部137が操作されたことにより音量表示p1の表示が開始される。
図570(19)は、殿と剣豪が斬り合ったアニメーションが表示された状態を示している。
図570(20)は、ボタン導入アニメーションが表示開始された状態を示している。ボタン導入アニメーションは、チャンスボタン136の操作有効期間が開始される前に表示される場合がある演出表示である。本例のボタン導入アニメーションでは、例えば透過率50%のボタン画像q4、q5が装飾図柄表示装置208の表示領域左右から表示領域中央に向かって移動するアニメーションが表示される。
図570(21)は、図示は省略するが演出が引き続き実行されることを示している。図570(20)の後に、例えば、デモ演出や次に開始される特図変動遊技の演出が実行される。本例では、剣豪リーチ中に変形表示が表示されない。剣豪リーチは、変形表示が表示された方が、変形表示が表示されないよりも、大当り信頼度が高く設定されている。
次に、図571(1)〜(6)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図570(1)〜(6)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図571(1)は時間の経過を表している。図571(2)〜(6)に示す演出例は、例えば、図565(7)に示す状態から引き続いて実行可能である。
図571(2)は、殿と剣豪が斬り合うアニメーションが表示された状態を示している。また、遊技者により設定操作部137が操作されたことにより音量表示p1の表示が開始される。
図571(3)は、図571(1)での全画面の表示が変形した態様で表示される変形表示o6のアニメーション(以下、「変形表示o6のアニメ」と称する)が表示開始された状態を示している。本例では、図571(3)に示す表示が表示されている状態で変形表示o6のアニメが開始される。変形表示o6は、図571(3)に示す状態での装飾図柄表示装置208の背景画像を含む画面全体の表示を縦横の縮尺比を変更して縮小変形した表示である。図571(3)に示すアニメのシーンでは、変形表示o6は、右上方が奥まっているような態様である。本例では、変形表示o6は殿と剣豪が斬り合うアニメーションに合わせて表示開始される。変形表示o6の表示開始が変形表示o6のアニメの開始である。
また、図571(3)では、装飾図柄表示装置208の表示領域右下角部に「チャンス」の文字列画像を含む予告表示r3が表示されている。予告表示r3は、変形表示o6の表示開始により薄墨色となった表示領域208eに表示される。
図571(4)は、変形表示o6のアニメが表示されている状態を示している。図571(4)に示すシーンでは、変形表示o6の態様は、図571(3)に示す態様と同じ態様である。
また、図571(4)では、可動体706dが初期位置から左回りに45度回転して、可動体706dが装飾図柄表示装置208にオーバーラップしている。可動体706dが初期位置から回転開始するのが動作開始であり、可動体706dが45度回転して停止するのが動作完了である。図中、可動体706dの右下方に示す左回り向きの矢印は、可動体706dの回転方向を表している。可動体706dは、変形表示o6の表示開始により薄墨色となった装飾図柄表示装置208の表示領域208eにオーバーラップしている。
図571(5)は、変形表示o6のアニメが表示されている状態を示している。図571(5)に示すシーンでは、変形表示o6は、左上方が奥まっているような態様となっている。また、装飾図柄表示装置208の表示領域左下方に「激熱」の文字列画像を含む予告表示r1が表示された状態を示している。予告表示r1は、当該変動の予告表示であり、変形表示o6の表示開始により空いた表示領域208eに表示される。また、予告表示r1の表示開始の際に予告表示r3は消去される。
図571(6)は、図示は省略するが演出が引き続き実行されることを示している。図571(5)の後に、例えば、図565(11)〜(21)に示す演出例が実行される。本例の変形表示o6態様は、開始当初では図570(3)に示す変形表示o5の態様(右側が奥まっているような態様)と同じであり、その後、図565(9)、(10)に示す変形表示o4の態様(左側が奥まっているような態様)と同じになる。変形表示o5は、変形表示o4よりも大当り信頼度が低く設定されている。このように、変形表示の開始当初は相対的に大当り信頼度の低い変形表示o5の態様で表示し、その後に相対的に大当り信頼度の高い変形表示o4の態様で表示してもよい。
次に、図571(7)〜(13)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図571(7)〜(13)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図571(7)は時間の経過を表している。図571(8)〜(13)に示す演出例は、例えば、図565(7)に示す状態から引き続いて実行可能である。
図571(8)は、殿と剣豪が斬り合うアニメーションが表示された状態を示している。また、遊技者により設定操作部137が操作されたことにより音量表示p1の表示が開始される。
図571(9)は、変形表示o6のアニメが表示開始された状態を示している。本例では、図571(8)に示す表示が表示されている状態で変形表示o6のアニメが開始される。変形表示o6は、図571(8)に示す状態での装飾図柄表示装置208の背景画像を含む画面全体の表示を縦横の縮尺比を変更して縮小変形した表示である。図571(9)に示すアニメのシーンでは、変形表示o6は、右上方が奥まっているような態様である。本例では、変形表示o6は殿と剣豪が斬り合うアニメーションに合わせて表示開始される。変形表示o6の表示開始が変形表示o6のアニメの開始である。
また、図571(9)では、装飾図柄表示装置208の表示領域右下角部に「チャンス」の文字列画像を含む予告表示r3が表示されている。予告表示r3は、変形表示o6の表示開始により薄墨色となった表示領域208eに表示される。
図571(10)は、変形表示o6のアニメが表示されている状態を示している。図571(4)に示すシーンでは、変形表示o6の態様は、図571(9)に示す態様と同じ態様である。
また、図571(10)では、可動体706dが初期位置から左回りに45度回転して、可動体706dが装飾図柄表示装置208にオーバーラップしている。可動体706dが初期位置から回転開始するのが動作開始であり、可動体706dが45度回転して停止するのが動作完了である。図中、可動体706dの右下方に示す左回り向きの矢印は、可動体706dの回転方向を表している。可動体706dは、変形表示o4の表示開始により薄墨色となった装飾図柄表示装置208の表示領域208eにオーバーラップしている。
図571(11)は、変形表示o6のアニメの表示中に、変形表示o6の左下角部が消去された状態を示している。変形表示o6の左下角部が消去されたことにより、装飾図柄表示装置208の表示領域左下角部の表示領域208eが広くなる。
図571(12)は、装飾図柄表示装置208の表示領域左下方に「激熱」の文字列画像を含む予告表示r1が表示された状態を示している。予告表示r1は、当該変動の予告表示であり、変形表示o6の左下角部が消去されたことにより広くなった表示領域208eの左下方に表示される。
図571(13)は、図示は省略するが演出が引き続き実行されることを示している。図571(12)の後に、例えば、図565(11)〜(21)に示す演出例が実行される。本例の変形表示o6の開始当初は、図570(3)に示す相対的に大当り信頼度が低い変形表示o5の態様と同じである。本例では、大当り信頼度の低いパターンの演出であると見せかけて、図571(11)に示すように変形表示の画像の一部を消去し、この消去によって現れた表示領域に相対的に大当り信頼度が高い予告表示r1を表示する。なお、予告表示r1の表示開始の際に予告表示r3は消去されてもよい。
次に、図572(1)〜(14)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図572(1)〜(14)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図572(1)は時間の経過を表している。図572(2)〜(14)に示す演出例は、例えば、図565(18)に示す状態から引き続いて実行可能である。
図572(2)は、チャンスボタン136が操作有効期間中に1回押下された直後の状態を示している。本例では、操作有効期間にチャンスボタン136が1回押下されると、剣豪リーチの結果が表示される。本例では、殿が剣豪に敗北するので、装飾図柄表示装置208の表示領域には殿が倒れ、剣豪が勝利するアニメーションが表示される。また、図柄表示領域208a〜208cには「装飾6−装飾7−装飾6」が仮停止表示される。
図572(3)は、図柄表示領域208a〜208cの縮小が終了し、図柄表示領域208a〜208cにはずれ図柄態様である「装飾6−装飾7−装飾6」が仮停止表示されている状態を示している。
図572(4)は、ワイプ演出表示が表示されている状態を示している。本例のワイプ演出表示は、装飾図柄表示装置208の表示領域の第五図柄表示領域h及び保留数表示領域k以外をぬぐい消すようにワイプ表示が表示される。また、本例のワイプ表示は、バイクに乗った殿と、「CR XXXX(例えば、パチンコ機100のタイトル名)」の文字列画像を含んでいる。
図572(5)は、ワイプ演出表示が表示されている状態を示している。ワイプ演出表示中では、バイクに乗った殿が左方から右方に移動するアニメーションが表示される。
図572(6)は、ワイプ演出表示が終了した状態を示している。ワイプ表示の消去がワイプ演出表示の終了である。装飾図柄表示装置208の図柄表示領域208a〜208cには、「装飾6−装飾7−装飾6」が仮停止表示されている。また、装飾図柄表示装置208の表示領域には、太陽の絵柄の画像と、晴れステージに対応する背景画像が表示される。また、音量表示p1が表示開始されている。現在の音量は「3」である。
図572(7)は、図572(7)での全画面の表示が変形した態様で表示される変形表示o7のアニメーション(以下、「変形表示o7のアニメ」と称する)が表示開始された状態を示している。本例では、図572(6)に示す表示が表示されている状態で変形表示o7のアニメが開始される。変形表示o7は、図572(6)に示す状態での装飾図柄表示装置208の背景画像を含む画面全体の表示を縦横の縮尺比を変更して縮小変形した表示である。図572(7)に示すアニメのシーンでは、変形表示o7は、左方が奥まっているような態様である。また、本例の変形表示o7は、音量表示p1、第五図柄表示領域h及び保留数表示領域kを含んでいない。なお、変形表示o7の表示開始が変形表示o7のアニメの開始である。変形表示o7は、図572(6)に示す画面全体の表示と縦横比が同じの当該画面全体の表示の縮小表示であってもよい。
図572(8)は、変形表示o7のアニメが表示されている状態を示している。図572(8)に示すアニメのシーンでは、変形表示o7は、図572(7)に示す態様から左上方がさらに奥まっているような態様となっている。
図572(9)は、変形表示o7のアニメが終了した後に、姫のキャラクタ画像(以下、「姫」と称する)を含むカットイン画像r4が表示された状態を示している。カットイン画像r4は、図柄表示領域208a〜208cにオーバーラップして表示される。本例では、変形表示o7のアニメの終了後にカットイン画像r4が表示開始されているが、変形表示o7のアニメの表示中にカットイン画像r4が表示開始されてもよい。この場合、変形表示o7にカットイン画像r4が含まれていてもよい。なお、カットイン画像r4は、大当り当選時に、はずれの場合の演出パターンの後に大当り当選した場合の演出を実行する場合の復活演出の一部である。また、カットイン画像r4にオーバーラップして音量表示p1が表示されている。これにより、復活演出中であっても音量の変更操作が可能である。
図572(10)は、カットイン画像r4が消去された後に、可動体700が、態様7(例えば、虹色)に発光し、上方に移動して停止した状態を示している。本例では、カットイン画像r4が消去されると、可動体700が移動する演出が実行される。なお、カットイン画像r4が消去されると同時に可動体700が移動開始してもよい。なお、カットイン画像r4の消去の際に図柄表示領域208a〜208cが左下方に縮小され、祝福画像r2が表示される。また、音量表示p1が消去されている。
図572(11)は、可動体702が、態様7に発光し、下方に移動し、可動部702a、702bが左右に移動した状態を示している。本例では、カットイン画像r4が消去されると、可動体702が移動する演出が実行される。
図572(12)は、可動体700、702が初期位置に移動した後に、図柄表示領域208a〜208cの縮小表示が終了された状態を示している。図柄表示領域208a〜208cに大当り図柄態様である「装飾6−装飾6−装飾6」が仮停止表示される。また、殿及び剣豪の画像が再表示され、勝利した殿と倒れた剣豪が表示されている。
図572(13)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技の当否判定結果は大当り(「特図B」)である。図柄表示領域208a〜208cには、特図1変動遊技の当否判定結果が大当りであったことを示す、大当り図柄態様である「装飾6−装飾6−装飾6」が停止表示されている。また、第五図柄表示領域hには、「6−6−6」の組み合わせの第五図柄が停止表示されている。
図572(14)は、図示は省略するが演出が引き続き実行されることを示している。例えば、図572(13)の後に、大当り遊技が実行される。本例では、変形表示o7のアニメは、復活演出の一部として実行される。このように、ワイプ表示後の変形表示は、復活演出の一部であってもよい。本例の復活演出は、図572(7)〜(12)に示す演出である。
次に、図572(15)〜(20)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図572(15)〜(20)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図572(15)は時間の経過を表している。図572(15)〜(20)に示す演出例は、例えば、図572(3)に示す状態から引き続いて実行可能である。
図572(16)は、ワイプ演出表示が表示されている状態を示している。本例のワイプ演出表示は、装飾図柄表示装置208の表示領域の第五図柄表示領域h及び保留数表示領域k以外をぬぐい消すようにワイプ表示が表示される。また、本例のワイプ表示は、バイクに乗った殿と、「CR XXXX(例えば、パチンコ機100のタイトル名)」の文字列画像を含んでいる。また、音量表示p1が表示されている。現在の音量は「3」である。
図572(17)は、ワイプ演出表示中に、図572(16)での全画面の表示が変形した態様で表示される変形表示o8のアニメーション(以下、「変形表示o8のアニメ」と称する)が表示開始された状態を示している。本例では、図572(16)に示す表示が表示されている状態で変形表示o8のアニメが開始される。変形表示o8は、図572(16)に示す状態での装飾図柄表示装置208の背景画像を含む画面全体の表示を縦横の縮尺比を変更して縮小変形した表示であり、ワイプ演出表示を含んでいる。図572(17)に示すアニメのシーンでは、変形表示o8は、左方が奥まっているような態様である。また、本例の変形表示o8は、音量表示p1、第五図柄表示領域h及び保留数表示領域kを含んでいない。なお、変形表示o8の表示開始が変形表示o8のアニメの開始である。変形表示o8は、図572(6)に示す画面全体の表示と縦横比が同じの当該画面全体の表示の縮小表示であってもよい。
図572(18)は、変形表示o8のアニメが表示されている状態を示している。図572(18)に示すアニメのシーンでは、変形表示o8は、図572(17)に示す態様から左上方がさらに奥まっているような態様となっている。
図572(19)は、変形表示o8のアニメが終了した後に、姫を含むカットイン画像r4が表示された状態を示している。カットイン画像r4は、図柄表示領域208a〜208cにオーバーラップして表示される。
図572(20)は、図示は省略するが演出が引き続き実行されることを示している。図572(19)の後に、例えば、図572(10)〜(13)に示す演出を実行可能である。本例では、変形表示o8のアニメは、ワイプ演出表示中に実行される。このように、変形表示は、ワイプ演出表示を含んでいてもよい。
次に、図572(21)〜(27)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図572(21)〜(27)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図572(21)は時間の経過を表している。例えば、図572(22)〜(27)に示す演出例は、例えば、図572(3)に示す状態から引き続いて実行可能である。
図572(22)は、ワイプ演出表示の表示中に変形表示o8のアニメが開始された状態を示している。
図572(23)は、変形表示o8のアニメが表示されている状態を示している。図572(23)に示すアニメのシーンでは、変形表示o8は、図572(22)に示す態様から左上方がさらに奥まっているような態様となっている。
図572(24)は、変形表示o8のアニメの表示中にカットイン画像r4が表示された状態を示している。カットイン画像r4は変形表示o8に含まれている。このように、変形表示o8の表示中にカットイン画像r4が表示開始されてもよい。
図572(25)は、変形表示o8のアニメの表示中にカットイン画像r4が表示されている状態を示している。図572(25)に示すアニメのシーンでは、変形表示o8は、図572(24)に示す態様から左上方が手前に近づいたような態様であり、図572(22)に示す態様と同じとなっている。
図572(26)は、変形表示o8のアニメが終了した後に、姫を含むカットイン画像r4が表示されている状態を示している。
図572(27)は、図示は省略するが演出が引き続き実行されることを示している。例えば、図572(26)の後に、図572(10)〜(13)に示す演出を実行可能である。本例では、変形表示o8は、ワイプ演出表示とカットイン画像r4を含んでいる。本例では、ワイプ演出表示(ハズレワイプ)を変形表示させつつ、変形表示中に復活演出表示(図572(24)、(25)に示すカットイン画像r4)に切り替えた後、通常の画面表示(図572(26))に戻る。
次に、図573(1)〜(4)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図573(1)〜(4)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図573(1)は時間の経過を表している。図573(2)〜(4)に示す演出例は、例えば、図565(14)に示す状態から引き続いて実行可能である。
図573(2)は、ボタン導入アニメーションが終了した後、通常のボタン画像q1よりも縦長のボタン画像(以下、「サプライズボタン画像」と称する)q8とその下方にメーター画像q2が表示される。また、ボタン画像の上部には下向き矢印画像と「押せ!!」の文字列画像が表示され、チャンス136が上方に突出し、また、チャンスボタン136が態様5に発光して、チャンスボタン136の押下が促される。サプライズボタン画像q8は、チャンスボタン136が上方が突出した状態に対応する態様のボタン画像である。また、サプライズボタン画像q8は態様5の態様で表示されている。なお、サプライズボタン画像q8やデカボタン画像q6やボタン画像q1は、当該変動の予告表示であってもよく、サプライズボタン画像の方がデカボタン画像q6よりも大当り信頼度が高く設定されていてもよい。
図573(3)は、チャンスボタン136の操作有効期間が開始された状態を示している。メーター画像q2のメーターが減少している。
図573(4)は、図示は省略するが演出が引き続き実行されることを示している。例えば、図573(3)の後に、図565(17)〜(21)に示す演出を実行可能である。
次に、図573(5)〜(10)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図573(5)〜(10)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図573(5)は時間の経過を表している。図573(6)〜(10)に示す演出例は、例えば、図565(3)に示す状態から引き続いて実行可能である。
図573(6)は、スーパーリーチ演出の剣豪リーチが開始された状態を示している。剣豪リーチ演出では、装飾図柄表示装置208の表示領域の背景画像が夜となり、当該表示領域の左上方に三日月の画像が表示される。また、装飾図柄表示装置208の表示領域の中央上部には、長方形状の枠表示内に「剣豪リーチ」の文字列画像が表されており、左側には殿が表示され、右側には剣豪が表示されている。また、図柄表示領域208a〜208cが右上角部で縮小表示される。
図573(7)は、剣豪のリーチ演出の実行中に吹き出し表示が表示された状態を示している。吹き出し表示は、殿及び剣豪の下方に横長長方形状で表示されており、態様1の態様である。吹き出し表示内には、剣豪のセリフ表示として「[剣豪]ふふふ」の文字列画像が表示されている。
図573(8)は、吹き出し表示が表示された状態を示している。吹き出し表示は、殿及び剣豪の下方に横長長方形状で表示されており、態様1の態様である。吹き出し表示内には、殿のセリフ表示として「[殿]成敗してくれる」の文字列画像が表示されている。
図573(9)は、殿と剣豪が斬り合うアニメーションが表示された状態を示している。
図573(10)は、図示は省略するが演出が引き続き実行されることを示している。例えば、図573(10)の後に、図565(9)〜(21)に示す演出を実行可能である。剣豪リーチは、図573(6)〜(9)に示す態様で実行されてもよい。
次に、図573(11)〜(16)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図573(11)〜(16)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図573(11)は時間の経過を表している。図573(12)〜(16)に示す演出例は、例えば、図565(3)に示す状態から引き続いて実行可能である。
図573(12)は、スーパーリーチ演出の剣豪リーチが開始された状態を示している。剣豪リーチ演出では、装飾図柄表示装置208の表示領域の背景画像が夜となり、当該表示領域の左上方に三日月の画像が表示される。また、装飾図柄表示装置208の表示領域の中央上部には、長方形状の枠表示内に「剣豪リーチ」の文字列画像が表されており、左側には殿が表示され、右側には剣豪が表示されている。また、図柄表示領域208a〜208cが右上角部で縮小表示される。また、音量表示p1が表示されている。現在の音量は「3」である。
図573(13)は、図573での全画面の表示が変形した態様で表示される変形表示o9のアニメーション(以下、「変形表示o9のアニメ」と称する)が表示開始された状態を示している。本例では、図573(12)に示す表示が表示されている状態で変形表示o9のアニメが開始される。変形表示o8は、図573(12)に示す状態での装飾図柄表示装置208の背景画像を含む画面全体の表示を縦横の縮尺比を変更して縮小変形した表示であり、殿及び剣豪を含んでいる。図573(13)に示すアニメのシーンでは、変形表示o9は、左方が奥まっているような態様である。また、本例の変形表示o9は、音量表示p1、第五図柄表示領域h及び保留数表示領域kを含んでいない。なお、変形表示o9の表示開始が変形表示o9のアニメの開始である。変形表示o9は、図572(6)に示す画面全体の表示と縦横比が同じの当該画面全体の表示の縮小表示であってもよい。
また、図573(13)では、吹き出し表示が表示されている。吹き出し表示は、変形表示o9に含まれておらず、変形表示o9にオーバーラップして表示されている。吹き出し表示内には、剣豪のセリフ表示として「[剣豪]ふふふ」の文字列画像が表示されている。図573(13)に示すシーンでは、剣豪の方が殿よりも大きな表示サイズで表示され、剣豪の方が殿よりも手前に位置するように表示されている。このシーンのタイミングで、吹き出し表示内に剣豪のセリフが表示されるので、吹き出し表示内のセリフが剣豪のものであることを認識しやすくなる。
図573(14)は、変形表示o9のアニメが表示されている状態を示している。図573(14)に示すアニメのシーンでは、変形表示o9は、右上方が奥まっているような態様となっている。また、図573(14)では、吹き出し表示が表示されている。吹き出し表示は、変形表示o9に含まれておらず、変形表示o9にオーバーラップして表示されている。吹き出し表示内には、殿のセリフ表示として「[殿]成敗してくれる」の文字列画像が表示されている。図573(14)に示すシーンでは、殿の方が剣豪よりも大きな表示サイズで表示され、殿の方が剣豪よりも手前に位置するように表示されている。このシーンのタイミングで、吹き出し表示内に殿のセリフが表示されるので、吹き出し表示内のセリフが殿のものであることを認識しやすくなる。
図573(15)は、変形表示o9の表示終了後に殿と剣豪が斬り合うアニメーションが表示された状態を示している。
図573(16)は、図示は省略するが演出が引き続き実行されることを示している。例えば、図573(15)の後に、図565(9)〜(21)に示す演出を実行可能である。剣豪リーチは、図573(12)〜(15)に示す態様で実行されてもよい。図573(12)〜(15)に示す演出では、セリフが変形表示せず、変形表示内のキャラクタ画像が当該セリフと対応するように表示される。なお、セリフ以外の文字列画像が変形表示に含まれなくてもよく、予告表示(予告表示r1、r3)やチュートリアル表示や説明表示やシステムに関する表示(例えば、エラー表示)等が変形表示等に含まれなくてもよい。例えば、或る表示領域で説明表示と予告表示を行う場合があり、説明表示と予告表示は変形表示に含まれなくてもよい。これにより、遊技者に確実に伝えたい説明表示や予告表示やエラー表示を分かり易く表示することができる。
次に、図574(1)〜(12)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図574(1)〜(12)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図574(1)は時間の経過を表している。図574(2)〜(12)に示す演出例は、例えば、図565(19)に示す状態から引き続いて実行可能である。
図574(2)は、剣豪リーチで殿が剣豪に勝利した後、図柄表示領域208a〜208cに「装飾6−装飾6−装飾6」が仮停止表示された状態を示している。装飾図柄表示装置208の表示領域左上角部には、祝福画像r2が表示されている。
図574(3)は、図柄昇格チャレンジの演出が開始された状態を示している。装飾図柄表示装置208の表示領域上側には「〜図柄昇格チャレンジ〜」の文字列画像が表示されている。本例では、「装飾6−装飾6−装飾6」の組合せ(図柄表示態様)は、15Rであり、大当り遊技後に特図低確普図高確の大当り(以下、「15R通常大当り」と称する)に対応している。図柄昇格チャレンジが行われ、特図変動遊技の結果が、15Rであり、大当り遊技後に特図高確普図高確率の大当り(以下、「15R特別大当り」と称する)に当選している場合には、15R特別大当りに対応する「装飾7−装飾7−装飾7」の組合せが表示される。また、音量表示p1が表示されている。現在の音量は「3」である。
図574(4)は、図柄昇格チャレンジの演出が実行されている状態を示している。装飾図柄表示装置208の表示領域には、3つの変形表示t1、t2、t3が表示されている。変形表示t1〜t3は、図574(3)に示す状態での装飾図柄表示装置208の背景画像を含む画面全体の表示を縦横の縮尺比を変更して縮小変形した表示であり、左方が奥まっているような態様である。変形表示t1は、15R通常大当りに対応する組合せの「装飾5−装飾5−装飾5」を含んでいる。変形表示t2は、15R通常大当りに対応する組合せの「装飾6−装飾6−装飾6」を含んでいる。変形表示t3は、15R特別大当りに対応する組合せの「装飾7−装飾7−装飾7」を含んでいる。本例の図柄昇格チャレンジの演出では、変形表示t1〜t3のいずれかが選択される。また、装飾図柄表示装置208の表示領域中央部には、「ボタン連打で図柄を昇格させろ」の文字列画像が表示されており、ボタン連打のボタン操作演出が開始されることが示唆されている。なお、変形表示t1〜t3は音量表示p1を含んでいない。また、変形表示t1〜t3の態様が変化する複数のシーンを含むアニメが図574(3)に示す表示が表示されている状態で開始されてもよい。
図574(5)は、装飾図柄表示装置208の表示領域中央にボタン画像q1と、その下方にメーター画像q2とが表示開始された状態を示している。また、ボタン画像q1は態様5(赤色)で表示され、チャンスボタン136が態様5に発光して、チャンスボタン136の押下が促される。また、ボタン画像q1の上方には「押せ!!」の文字列画像が表示開始されている。ボタン画像q1、メーター画像q2、及び「押せ!!」の文字列画像により、ボタン操作演出が実行される。チャンスボタン136が押下されることにより、図柄昇格チャレンジの演出が進行される。
図574(6)は、チャンスボタン136の操作有効期間が開始された状態を示している。メーター画像q2のメーターが減少(減少表示)している。
図574(7)は、変形表示t1が消去された状態を示している。変形表示t1の消去は、チャンスボタン136が押下されたことによる応答表示である。
図574(8)は、変形表示t2が消去された状態を示している。変形表示t2の消去は、チャンスボタン136が押下されたことによる応答表示である。本例では、15R特別大当りに当選しているので、15R通常大当りの装飾図柄の組合せを含む変形表示t1、t2は消去され、15R特別大当りの装飾図柄の組合せを含む変形表示t3だけが残る。また、操作有効期間が終了すると、ボタン画像q1及びメーター画像q2は消去される。
図574(9)は、残った変形表示t3が徐々に拡大されている状態を示している。
図574(10)は、変形表示t3が徐々に拡大されて全画面に表示された状態を示している。変形表示のいずれか1つが拡大された全画面に表示されると図柄昇格チャレンジの演出は終了する。本例の図柄昇格チャレンジは成功パターンである。図柄表示領域208a〜208cには15R特別大当りの組合せの「装飾7−装飾7−装飾7」が表示される。「装飾7」は、殿のキャラクタ画像を含んでいてもよい。また、音量表示p1は消去されている。
図574(11)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技の当否判定結果は大当り(15R特別大当り)である。図柄表示領域208a〜208cには、特図1変動遊技の当否判定結果が大当りであったことを示す、大当り図柄態様である「装飾7−装飾7−装飾7」が停止表示されている。また、第五図柄表示領域hには、「7−7−7」の組み合わせの第五図柄が停止表示されている。
図574(12)は、図示は省略するが演出が引き続き実行されることを示している。例えば、図574(11)の後に、大当り遊技演出が実行される。
次に、図574(13)〜(24)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図574(13)〜(24)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図574(13)は時間の経過を表している。図574(14)〜(24)に示す演出例は、例えば、図574(4)に示す状態から引き続いて実行可能である。
図574(14)は、変形表示t1〜t3が表示されて図柄昇格チャレンジの演出が実行されており、装飾図柄表示装置208の表示領域中央にボタン画像q1と、その下方にメーター画像q2とが表示開始された状態を示している。また、ボタン画像q1は態様5(赤色)で表示され、チャンスボタン136が態様5に発光して、チャンスボタン136の押下が促される。また、ボタン画像q1の上方には「押せ!!」の文字列画像が表示開始されている。ボタン画像q1、メーター画像q2、及び「押せ!!」の文字列画像により、ボタン操作演出が実行される。チャンスボタン136が押下されることにより、図柄昇格チャレンジの演出が進行される。
図574(15)は、チャンスボタン136の操作有効期間が開始された状態を示している。メーター画像q2のメーターが減少(減少表示)している。
図574(16)は、変形表示t1が消去された状態を示している。変形表示t1の消去は、チャンスボタン136が押下されたことによる応答表示である。
図574(17)は、変形表示t2が消去されずに表示され続けている状態を示している。本例では、15R通常大当りに当選しているので、15R通常大当りの装飾図柄の組合せを含む変形表示t2が選択される。
図574(18)は、時間の経過を表している。
図574(19)は、操作有効期間が終了した状態を示している。本例では、15R通常大当りの装飾図柄の組合せを含む変形表示t2が選択されるので、操作有効期間中にチャンスボタン136を押下しても変形表示t2は消去されない。
図574(20)は、ボタン画像q1及びメーター画像q2が消去された状態を示している。
図574(21)は、変形表示t3が消去された後に変形表示t2が徐々に拡大されている状態を示している。
図574(22)は、変形表示t2が徐々に拡大されて全画面に表示された状態を示している。変形表示のいずれか1つが拡大された全画面に表示されると図柄昇格チャレンジの演出は終了する。本例の図柄昇格チャレンジの演出は失敗パターンである。図柄表示領域208a〜208cには15R通常大当りの組合せの「装飾6−装飾6−装飾6」が表示される。また、音量表示p1は消去されている。
図574(23)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技の当否判定結果は大当り(15R通常大当り)である。図柄表示領域208a〜208cには、特図1変動遊技の当否判定結果が大当りであったことを示す、大当り図柄態様である「装飾6−装飾6−装飾6」が停止表示されている。また、第五図柄表示領域hには、「6−6−6」の組み合わせの第五図柄が停止表示されている。
図574(24)は、図示は省略するが演出が引き続き実行されることを示している。例えば、図574(23)の後に、大当り遊技演出が実行される。
図574(4)〜(9)、(14)〜(21)に示す図柄昇格チャレンジの演出では、キャラクタ画像や矢の画像やアイコン等の或る画像が、変形表示t1〜t3を左から突き破り、突き破られた変形表示は消去され、或る画像が突き破らずに止まった変形表示が選択されてもよい。また、変形表示t1が消去された後に、変形表示t2は変形表示t1が表示されていた領域に移動してもよい。移動した変形表示は拡大されたり縮尺比が異なっていたりしてもよい。これにより、変形表示t1の表示中は変形表示t1に音量表示p1がオーバーラップし、変形表示t1の消去後は変形表示t2に音量表示p1がオーバーラップする。オーバーラップされた変形表示t1、t2は視認性が低下する。また、変形表示t1、t2は15R通常大当りの図柄組合せを含んでおり、変形表示t3は15R特別大当りの図柄組合せを含んでいるので、変形表示t1、t2の方が変形表示t3よりも遊技者にとって不利な表示である。このため、音量表示p1により相対的に不利な変形表示t1、t2の視認性を低下させることで、遊技者の期待感を増大することができる。また、音量表示p1に代わって、球抜きエラー表示や、扉開放等のエラー表示や、チュートリアル表示や、説明表示や、予告表示が変形表示t1、t2にオーバーラップしてもよい。
次に、図575(1)〜(8)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図575(1)〜(8)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図575(1)は時間の経過を表している。図575(1)〜(8)に示す演出例は、例えば、図564(9)に示す状態から引き続いて実行可能である。
図575(2)は、特図1変動遊技が実行されている状態を示している。また、音量表示p1が表示されている。現在の音量は「3」である。また、表示領域jには、「パンダは殿様の師匠」の説明表示が表示されている、
図575(3)は、変形表示t4が表示開始された状態を示している。変形表示t4は、図575(2)に示す状態での装飾図柄表示装置208の背景画像を含む画面全体の表示の縦横比を維持しつつ縮小した表示である。なお、変形表示t4は、画面全体の表示の縦横比が変更されていてもよい。なお、変形表示t4は、音量表示p1を含んでいない。また、変形表示t4や、後述する変形表示t5、t6の態様が変化する複数のシーンを含むアニメが図575(2)に示す表示が表示されている状態で開始されてもよい。
図575(4)は、左方が奥まったような態様の変形表示t5と、その奥側に左方が奥まったような態様の変形表示t6が表示された状態を示している。変形表示t5と変形表示t6は重なって表示される。変形表示t5は、変形表示t4の縦横比が変化した表示である。変形表示t6は、図575(2)に示す状態での装飾図柄表示装置208の背景画像を含む画面全体の表示を縦横比を変化させて縮小した表示である。また、変形表示t5と変形表示t6とは、左辺が一致して表示されて、左開きの書籍のような態様で表示される。また、変形表示t6の表示領域に対応する領域には、「殿様は八代将軍です」の説明表示が表示されている。なお、変形表示t5、t6は、音量表示p1を含んでいない。
図575(5)は、変形表示t5が徐々に縮小されながら書籍の頁のような変形表示t5が徐々に開いていくアニメーションが表示されている状態を示している。
図575(6)は、変形表示t5が消去されて変形表示t6だけが残った状態を示している。その後、変形表示t6は、徐々に拡大される。
図575(7)は、変形表示t6が徐々に拡大されて全画面に表示された状態を示している。表示領域jには、「殿様は八代将軍です」の説明表示が表示されている。変形表示t6の全画面表示が変形表示の終了である。
図575(8)は、図示は省略するが演出が引き続き実行されることを示している。例えば、図575(7)の後に、図564(10)〜図565(21)に示す演出を実行可能である。本例の図575(3)〜(6)に示す演出は、表示領域jに表示される説明表示の切り替え演出として実行される。変形表示t5が選択された場合には説明表示として「パンダは殿様の師匠」が選択され、変形表示t6が選択された場合には説明表示として「殿様は八代将軍です」が選択さる。このように、変形表示の演出は、説明表示やチュートリアル表示やセリフ予告表示の切り替え演出しとして実行されてもよい。また、変形表示の演出は、背景表示や演出ステージや演出モードの切り替え演出として実行されてもよい。
次に、図575(9)〜(17)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図575(9)〜(17)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図575(9)は時間の経過を表している。図575(10)〜(17)に示す演出例は、例えば、図564(9)に示す状態から引き続いて実行可能である。
図575(10)は、特図1変動遊技が実行されている状態を示している。また、音量表示p1が表示されている。現在の音量は「3」である。また、表示領域jには、「パンダは殿様の師匠」の説明表示が表示されている、
図575(11)は、変形表示t4が表示開始された状態を示している。変形表示t4は、図575(10)に示す状態での装飾図柄表示装置208の背景画像を含む画面全体の表示の縦横比を維持しつつ縮小した表示である。なお、変形表示t4は、画面全体の表示の縦横比が変更されていてもよい。なお、変形表示t4は、音量表示p1を含んでいない。また、変形表示t4や、後述する変形表示t5、t6の態様が変化する複数のシーンを含むアニメが図575(10)に示す表示が表示されている状態で開始されてもよい。
図575(12)は、左方が奥まったような態様の変形表示t5と、その奥側に左方が奥まったような態様の変形表示t6が表示された状態を示している。変形表示t5と変形表示t6は重なって表示される。変形表示t5は、変形表示t4の縦横比が変化した表示である。変形表示t6は、図575(10)に示す状態での装飾図柄表示装置208の背景画像を含む画面全体の表示を縦横比を変化させて縮小した表示である。また、変形表示t5と変形表示t6とは、左辺が一致して表示されて、左開きの書籍のような態様で表示される。また、変形表示t6の表示領域に対応する領域には、「殿様は八代将軍です」の説明表示が表示されている。なお、変形表示t5、t6は、音量表示p1を含んでいない。
図575(13)は、変形表示t5が徐々に縮小されながら書籍の頁のような変形表示t5が徐々に開いていくアニメーションが表示されている状態を示している。
図575(14)は、変形表示t5が徐々に拡大されて、図575(12)に示す表示態様に戻った状態を示している。
図575(15)は、変形表示t6が消去された後、変形表示t5が徐々に拡大されている状態を示している。図575(15)に示す変形表示t5は、図575(11)に示す変形表示t4と同じである。
図575(16)は、変形表示t5が全画面に表示された状態を示している。表示領域jには、「パンダは殿様の師匠」の説明表示が表示されている。変形表示t5の全画面表示が変形表示の終了である。
図575(17)は、図示は省略するが演出が引き続き実行されることを示している。例えば、図575(16)の後に、図564(10)〜図565(21)に示す演出を実行可能である。本例の図575(11)〜(15)に示す演出は、表示領域jに表示される説明表示の切り替えに用いられる。本例では、図575(10)での説明表示の内容と、図575(16)での説明表示の内容とは同じであり、実際に説明表示が切り替わらない失敗パターンとして実行される。このように、変形表示の演出は、説明表示やチュートリアル表示やセリフ予告表示が実際に切り替わらない失敗パターンの演出として実行されてもよい。また、変形表示の演出は、背景表示や演出ステージや演出モードが実際に切り替わらない失敗パターンの演出として実行されてもよい。
次に、図576(1)〜(7)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図576(1)〜(7)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図576(1)は時間の経過を表している。図576(1)〜(7)に示す演出例は、例えば、図563(1)に示す状態から引き続いて実行可能である。
図576(2)は、特図1変動遊技が実行されている状態を示している。演出ステージは、殿ZONE(殿ゾーン)であり、装飾図柄表示装置208の表示領域上端には殿ZONEに対応する「〜殿ZONE〜」の文字列画像が表示されている。当該文字列画像を囲む長方形状の枠は、殿ZONEに対応する画像であり、態様4(図中、クロスハッチングで示す(緑))で表示されている。また、装飾図柄表示装置208の表示領域には、殿ZONEに対応する背景画像と、雲の画像と、雨の画像とが表示されている。また、音量表示p1が表示されており、音量は「3」である。
図576(3)は、変形表示t7が表示開始された状態を示している。図576(3)での変形表示t7は、図576(2)に示す状態での装飾図柄表示装置208の背景画像を含む画面全体の表示の縦横比を維持しつつ縮小した表示である。なお、変形表示t7は、画面全体の表示の縦横比が変更されていてもよい。変形表示t7は、音量表示p1を含んでいない。また、変形表示t7や、後述する変形表示t8の態様が変化する複数のシーンを含むアニメが図576(2)に示す表示が表示されている状態で開始されてもよい。
図576(4)は、変形表示t7が左方に移動して左方が奥まった態様となり、次いで、装飾図柄表示装置208の表示領域右方に右方が奥まった態様の変形表示t8が表示された状態を示している。変形表示t8は、音量表示p1を含んでおらず、超殿ZONE(超殿ゾーン)に対応する背景画像等を含み、図576(2)に示す状態での装飾図柄表示装置208の画面全体の表示の縦横比を変化させ縮小した表示である。変形表示t7、t8により、ステージがチェンジする際のステージチェンジ演出が実行される。
図576(5)は、変形表示t7が消去された後、変形表示t8が徐々に拡大されている状態を示している。図576(5)に示す変形表示t8の表示サイズは、図576(2)に示す変形表示t7の表示サイズと同じである。
図576(6)は、変形表示t8が全画面に表示された状態を示している。変形表示t8には、超殿ZONEに対応する画像として、「〜超殿ZONE〜」の文字列画像と、当該文字列画像を囲む態様5(赤)の画像と、背景画像と、雲の画像と、雷の画像とが表示されている。なお、変形表示t8の全画面表示が、変形表示の終了であり、ステージチェンジ演出の終了である。なお、超殿ZONEの方が殿ZONEよりも大当り信頼度の高い演出ステージであってもよい。
図576(7)は、図示は省略するが演出が引き続き実行されることを示している。例えば、図576(6)の後に、図563(2)〜図565(21)に示す演出を実行可能である。本例では、変形表示t7、t8により、ステージ移行(ステージチェンジ)の演出が実行される。本例では、殿ZONEから超殿ZONEに移行するので、ステージ移行の演出は成功パターンである。なお、図16(20)、(21)に示す表示領域UIの表示態様が変化する演出として本例のような演出が実行されてもよい。この場合には、変形表示t7が態様3の表示領域UIを含み、変形表示t8が態様4の表示領域UIを含んでいればよい。また、図576(4)に示すように、音量表示p1は、選択されるとステージが移行しない変形表示t7にオーバーラップし、選択されるとステージが移行する変形表示t8にオーバーラップしていない。オーバーラップされた変形表示t7は視認性が低下する。このため、音量表示p1によりステージが移行しない選択肢である変形表示t7の視認性を低下させることで、ステージが移行する選択肢である変形表示t8を注目させて、ステージ移行への遊技者の期待感を増大することができる。
次に、図576(8)〜(14)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図576(8)〜(14)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図576(8)は時間の経過を表している。図576(9)〜(14)に示す演出例は、例えば、図563(1)に示す状態から引き続いて実行可能である。
図576(9)は、特図1変動遊技が実行されている状態を示している。演出ステージは、殿ZONE(殿ゾーン)であり、装飾図柄表示装置208の表示領域上端には殿ZONEに対応する「〜殿ZONE〜」の文字列画像が表示されている。当該文字列画像を囲む長方形状の枠は、殿ZONEに対応する画像であり、態様4(緑)で表示されている。また、装飾図柄表示装置208の表示領域には、殿ZONEに対応する背景画像と、雲の画像と、雨の画像とが表示されている。また、音量表示p1が表示されており、音量は「3」である。
図576(10)は、変形表示t7が表示開始された状態を示している。図576(10)での変形表示t7は、図576(9)に示す状態での装飾図柄表示装置208の背景画像を含む画面全体の表示の縦横比を維持しつつ縮小した表示である。なお、変形表示t7は、画面全体の表示の縦横比が変更されていてもよい。変形表示t7は、音量表示p1を含んでいない。また、変形表示t7や、後述する変形表示t8の態様が変化する複数のシーンを含むアニメが図576(2)に示す表示が表示されている状態で開始されてもよい。
図576(11)は、変形表示t7が左方に移動して左方が奥まった態様となり、次いで、装飾図柄表示装置208の表示領域右方に右方が奥まった態様の変形表示t8が表示された状態を示している。変形表示t8は、音量表示p1を含んでおらず、超殿ZONE(超殿ゾーン)に対応する背景画像等を含み、図576(9)に示す状態での装飾図柄表示装置208の画面全体の表示の縦横比を変化させ縮小した表示である。変形表示t7、t8により、ステージがチェンジする際のステージチェンジ演出が実行される。
図576(12)は、変形表示t8が消去された後、変形表示t7が徐々に拡大されている状態を示している。図576(12)に示す変形表示t7の表示サイズは、図576(10)に示す変形表示t7の表示サイズと同じである。
図576(13)は、変形表示t7が全画面に表示された状態を示している。変形表示t7には、殿ZONEに対応する画像として、「〜殿ZONE〜」の文字列画像と、当該文字列画像を囲む態様4の画像と、背景画像と、雲の画像と、雷の画像とが表示されている。なお、変形表示t7の全画面表示が、変形表示の終了であり、ステージチェンジ演出の終了である。なお、超殿ZONEの方が殿ZONEよりも大当り信頼度の高い演出ステージであってもよい。
図576(14)は、図示は省略するが演出が引き続き実行されることを示している。例えば、図576(13)の後に、図563(2)〜図565(21)に示す演出を実行可能である。本例では、変形表示t7、t8により、ステージ移行(ステージチェンジ)の演出が実行される。本例では、殿ZONEから超殿ZONEに移行しないので、ステージ移行の演出は失敗パターンである。
次に、図576(15)〜(19)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図576(15)〜(19)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図576(15)は時間の経過を表している。図576(16)〜(19)に示す演出例は、例えば、図563(1)に示す状態から引き続いて実行可能である。
図576(16)は、特図1変動遊技が実行されている状態を示している。演出ステージは、殿ZONE(殿ゾーン)であり、装飾図柄表示装置208の表示領域上端には殿ZONEに対応する「〜殿ZONE〜」の文字列画像が表示されている。当該文字列画像を囲む長方形状の枠は、殿ZONEに対応する画像であり、態様4(緑)で表示されている。また、装飾図柄表示装置208の表示領域には、殿ZONEに対応する背景画像と、雲の画像と、雨の画像とが表示されている。また、音量表示p1が表示されており、音量は「3」である。
図576(17)は、変形表示t7が表示開始された状態を示している。図576(17)での変形表示t7は、図576(16)に示す状態での装飾図柄表示装置208の背景画像を含む画面全体の表示の縦横比を維持しつつ縮小した表示である。なお、変形表示t7は、画面全体の表示の縦横比が変更されていてもよい。変形表示t7は、音量表示p1を含んでいない。また、変形表示t7や、後述する変形表示t8の態様が変化する複数のシーンを含むアニメが図576(16)に示す表示が表示されている状態で開始されてもよい。
図576(18)は、変形表示t7が縮小しながら左方に移動して左方が奥まった態様となり、次いで、装飾図柄表示装置208の表示領域右方に左方が奥まった態様の変形表示t8が表示された状態を示している。変形表示t8は、音量表示p1を含んでおらず、超殿ZONE(超殿ゾーン)に対応する背景画像等を含み、図576(16)に示す状態での装飾図柄表示装置208の画面全体の表示の縦横比を変化させ縮小した表示である。変形表示t7、t8により、ステージがチェンジする際のステージチェンジ演出が実行される。
図576(19)は、図示は省略するが演出が引き続き実行されることを示している。例えば、図576(18)の後に、図576(5)、(12)に示す演出を実行可能である。本例では、変形表示t7、t8の態様が、図576(4)、(11)と異なっている。本例では、変形表示t7をより縮小して音量表示p1にオーバーラップさせることで、ステージが移行しない場合の選択肢である変形表示t7の視認性をより低下させ、ステージが移行するかもしれない期待感を遊技者に与えることができる。
次に、図577(1)〜(10)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図577(1)〜(10)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図577(1)は時間の経過を表している。図577(2)〜(10)に示す演出例は、例えば、図563(1)に示す状態から引き続いて実行可能である。
図577(2)は、特図1変動遊技が実行されている状態を示している。変動アイコン表示領域eには、態様1の変動アイコンe1が表示されている。また、特図1の保留数は4個であるので、特図1保留アイコン表示領域fには、保留アイコンg1〜g4の4個の保留アイコンが表示されている。保留アイコンg1〜g3は、態様1であり、保留アイコンg2は態様2(白色点滅)である。
図577(3)は、時間の経過を表している。図577(2)で実行されていた特図1変動遊技は、終了し、当否判定結果ははずれである。
図577(4)は、図577(2)で実行されていた特図1変動遊技の次の特図1変動遊技が実行されている状態を示している。保留アイコンg1は変動アイコンe2となって変動アイコン表示領域eに表示されており、特図1保留アイコン表示領域fには、保留アイコンg2〜g4が表示されている。また、音量表示p1が表示されており、音量は「3」である。
図577(5)は、図577(4)での全画面の表示が変形した態様で表示される変形表示o10のアニメーション(以下、「変形表示o10のアニメ」と称する)が表示開始された状態を示している。本例では、図577(4)に示す表示が表示されている状態で変形表示o10のアニメが開始される。変形表示o10は、図577(4)に示す状態での装飾図柄表示装置208の背景画像を含む画面全体の表示を縦横の縮尺比を変更して縮小変形した表示である。図577(5)に示すアニメのシーンでは、変形表示o10は、右方が下になり左方が上になるように傾いており、上方が奥まっているような態様である。変形表示o10は、音量表示p1を含まない。また、変形表示o10の表示開始が変形表示o10のアニメの開始である。なお、変形表示o10は、開始当初及び終了直前以外は、図577(5)に示す態様のままで表示されてもよい。
図577(6)は、変形表示o10のアニメの表示中に保留アイコンの態様を変化させる変化演出が開始された状態を示している。本例の変化演出は、雷の絵柄の画像(以下、「雷」と称する)r4が表示された後に変化対象の保留アイコンの態様が変化する。保留アイコンg4が変化対象である。また、変化演出に含まれる雷r4は、変形表示o10には含まれない。
図577(7)は、雷r4が消去された後、エフェクト画像r5が保留アイコンg4にオーバーラップして表示された状態を示している。エフェクト画像r5の表示により、保留アイコンg4は視認不能となっている。
図577(8)は、エフェクト画像r5が消去された状態を示している。エフェクト画像r5の消去により、保留アイコンg4が再度視認可能となる。保留アイコンg4は、態様5に変化している。エフェクト画像r5の消去が変化演出の終了である。
図577(9)は、変形表示o10のアニメが終了した状態を示している。装飾図柄表示装置208の全画面の表示は、変形表示o10のアニメが開始される直前である図577(4)に示す状態と同じとなる。また、音量表示p1が消去されている。
図577(10)は、図示は省略するが演出が引き続き実行されることを示している。例えば、図577(9)の後に、図563(2)〜図565(21)に示す演出を実行可能である。本例の保留アイコンの変化演出は、実際に変化対象の保留アイコンの態様が変化する成功パターンである。また、変形表示の表示中に保留アイコンや変動アイコンの変化演出が実行されてもよい。本例のように、変形表示を含む変化演出では、変形表示に含まれる変化対象の画像(保留アイコンg4)に関する表示(雷r4)が、変形表示が表示されている表示領域外に表示される。このように、変化演出に関する画像(雷r4)は、変形表示が表示されている表示領域外に表示されてもよい。また、変化演出に関する画像は、装飾図柄表示装置208の前方に配置された導光板に表示されてもよいし、遊技盤200や前面枠扉106に配置されたLEDランプの発光に置き換えられてもよい。なお、変化演出の対象は変動アイコンであってもよい。
次に、図577(11)〜(17)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図577(11)〜(17)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図577(11)は時間の経過を表している。図577(12)〜(17)に示す演出例は、例えば、図577(4)に示す状態から引き続いて実行可能である。
図577(12)は、特図1変動遊技が実行されている状態を示している。変動アイコン表示領域eには、態様1の変動アイコンe1が表示されている。また、特図1の保留数は3個であるので、特図1保留アイコン表示領域fには、保留アイコンg2〜g4の3個の保留アイコンが表示されている。保留アイコンg2、g3は、態様1であり、保留アイコンg2は態様2(白色点滅)である。
図577(13)は、変形表示o10のアニメが表示開始された状態を示している。本例では、図577(12)に示す表示が表示されている状態で変形表示o10のアニメが開始される。変形表示o10は、図577(12)に示す状態での装飾図柄表示装置208の背景画像を含む画面全体の表示を縦横の縮尺比を変更して縮小変形した表示である。図577(13)に示すアニメのシーンでは、変形表示o10は、右方が下になり左方が上になるように傾いており、上方が奥まっているような態様である。変形表示o10は、音量表示p1を含まない。また、変形表示o10の表示開始が変形表示o10のアニメの開始である。なお、変形表示o10は、開始当初及び終了直前以外は、図577(13)に示す態様のままで表示されてもよい。
図577(14)は、変形表示o10のアニメの表示中に保留アイコンの態様を変化させる変化演出が開始された状態を示している。また、変化演出に含まれる雷r4は、変形表示o10には含まれない。
図577(15)は、雷r4が消去された後、エフェクト画像r5が表示開始されない状態を示している。本例の保留アイコンの変化演出は、実際に変化対象の保留アイコンの態様が変化しない失敗パターンである。失敗パターンの場合、雷r4の消去が変化演出の終了である。
図577(16)は、変形表示o10のアニメが終了した状態を示している。装飾図柄表示装置208の全画面の表示は、変形表示o10のアニメが開始される直前である図577(12)に示す状態と同じとなる。また、音量表示p1が消去されている。
図577(17)は、図示は省略するが演出が引き続き実行されることを示している。例えば、図577(16)の後に、図563(2)〜図565(21)に示す演出を実行可能である。なお、変化演出の対象は変動アイコンであってもよい。
次に、図578(1)〜(9)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図578(1)〜(9)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図578(1)は時間の経過を表している。図578(2)〜(9)に示す演出例は、例えば、図560(13)に示す状態から引き続いて実行可能である。
図578(2)は、特図1変動遊技が実行されている状態を示している。変動アイコン表示領域208eには、態様1の変動アイコンe2が表示されている。また、特図1の保留数は1個であるので、特図1保留アイコン表示領域に保留アイコンg2が1個表示されている。保留アイコンg2は、態様2である。
図578(3)は、アイコンの表示態様を変化させる変化演出が開始された状態を示している。当該変化演出では、表示領域jの戸が開くアニメーションが表示される。
図578(4)は、表示領域jの戸が完全に開いた後、殿s1が表示された状態を示している。なお、殿s1の表示開始が変化演出の開始であってもよい。
図578(5)は、殿s1が変化対象であるアイコンに向かって矢を射るアニメーション(変化アニメ)が開始された状態を示している。
図578(6)は、殿s1が矢の画像(以下「矢」と称する)s2を放った状態を示している。矢s1は、変化対象である保留アイコンg2に向かって移動表示されている。
図578(7)は、矢s2が保留アイコンg2に刺さった後、矢s2が消去され、エフェクト画像r5が保留アイコンg2にオーバーラップして表示された状態を示している。エフェクト画像r5の表示により保留アイコンg2が視認不能となる。
図578(8)は、エフェクト画像r5が消去された状態を示している。エフェクト画像r5の消去により保留アイコンg2が再度視認可能となる。保留アイコンg2は態様5に変化している。エフェクト画像r5の消去が変化演出の終了である。また、本例の変化演出は、アイコンの態様が変化する成功パターンである。
図578(9)は、図示は省略するが演出が引き続き実行されることを示している。例えば、図578(8)の後に、図563(8)〜図565(21)に示す演出を実行可能である。なお、変形表示o1〜o10の表示中に図578(3)〜(8)に示す変化演出が実行されてもよいし、当該変化演出の実行中に変形表示o1〜o10が表示されてもよい。なお、変化演出の対象は変動アイコンであってもよい。
次に、図578(10)〜(14)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図578(10)〜(14)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図578(10)は時間の経過を表している。図578(11)〜(14)に示す演出例は、例えば、図578(4)に示す状態から引き続いて実行可能である。
図578(11)は、変化演出の実行中に、殿s1が変化対象であるアイコンに向かって矢s2を射るアニメーション(変化アニメ)が開始された状態を示している。
図578(12)は、変化演出の実行中に、矢s2が、保留アイコンg2を通過した後、変動アイコンe2にオーバーラップして表示されている状態を示している。
図578(13)は、矢s2がいずれのアイコンにも刺さらずに、全てのアイコンを通過した後、吉宗s1が消去された状態を示している。矢s2がいずれのアイコンにも刺さらなかった変化演出は、失敗パターンである。この場合、吉宗s1の消去が変化演出の終了である。
図578(14)は、図示は省略するが演出が引き続き実行されることを示している。例えば、図578(13)の後に、図563(8)〜図565(21)に示す演出を実行可能である。なお、変形表示o1〜o10の表示中に図578(11)〜(13)に示す変化演出が実行されてもよいし、当該変化演出の実行中に変形表示o1〜o10が表示されてもよい。なお、変化演出の対象は変動アイコンであってもよい。
次に、図578(15)〜(22)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図578(15)〜(22)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図578(15)は時間の経過を表している。図578(16)〜(22)に示す演出例は、例えば、図560(13)に示す状態から引き続いて実行可能である。
図578(16)は、特図1変動遊技が実行されている状態を示している。変動アイコン表示領域208eには、態様1の変動アイコンe2が表示されている。また、特図1の保留数は1個であるので、特図1保留アイコン表示領域に保留アイコンg2が1個表示されている。保留アイコンg2は、態様2である。
図578(17)は、アイコンの態様が変化する変化演出が開始された状態を示している。本例の変化演出の対象は、保留アイコンg2である。本例の変化演出は、対象のアイコンが拡大される。対象である保留アイコンg2が徐々に拡大されながら表示領域の中央に向かって移動している。
図578(18)は、拡大された保留アイコンg2が表示領域の中央で停止した後、表示サイズの大きな殿s3が表示された状態を示している。本例の変化演出では、殿s3が保留アイコンg2を切る態様の変化アニメーションが表示される。
図578(19)は、殿s3が保留アイコンg2を切る態様の変化アニメーションが表示され後に、保留アイコンg2が態様5に変化した状態を示している。本例では、保留アイコンg2の態様が変化した後に殿s3が消去されるが、殿s3が消去された後に保留アイコンg2の態様が変化してもよい。本例の変化演出は、対象のアイコンが変化する成功パターンである。
図578(20)は、保留アイコンg2がもとの表示位置(特図1保留アイコン表示領域fの第1領域)に移動表示されている状態を示している。保留アイコンg2は、移動しながらもとの表示サイズに徐々に戻っている。
図578(21)は、保留アイコンg2の移動表示が終了した状態を示している。保留アイコンg2は元の表示位置で停止している。本例の変化演出は、対象のアイコンがもとの位置に移動完了すると終了する。
図578(22)は、図示は省略するが演出が引き続き実行されることを示している。例えば、図578(21)の後に、図563(8)〜図565(21)に示す演出を実行可能である。なお、変形表示o1〜o10の表示中に図578(17)〜(21)に示す変化演出が実行されてもよいし、当該変化演出の実行中に変形表示o1〜o10が表示されてもよい。
本例のパチンコ機100は、保留アイコンの表示態様を変化させる本例の変化演出(図578(17)〜(21)に示す変化演出)を実行可能である。本例の変化演出は複数のシーンを含む或る変化アニメーションの表示を含み、変化アニメーションは図578(17)〜(20)に示す保留アイコンが拡大されて表示されるシーンを含んでいる。本例の或る変化演出では、図578(18)、(19)に示すように、対象のアイコンが相対的に大きな表示サイズで表示される。変形表示o1〜o10の終了直前には、保留アイコンや変動アイコンが変形表示の中で相対的に拡大して表示されており、変形表示の終了直前に本例の変化演出が実行されているかのように見せることができる。なお、変化演出の対象は変動アイコンであってもよい。
また、複数の保留アイコンが表示されている状態において図578(17)〜(21)に示す変化演出が実行される場合がある。この場合、変化対象である保留アイコン(本例では、保留アイコンg2)のみが拡大されて他の保留アイコンは拡大されて表示されることはなく、変化対象である保留アイコンの表示サイズよりも他の保留アイコンの表示サイズの方が表示サイズが大きくなることはない。また、変化演出のアニメーションは、台座画像f1〜f4の表示サイズが変化しない。
次に、図578(23)〜(28)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図578(23)〜(28)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図578(23)は時間の経過を表している。図578(24)〜(28)に示す演出例は、例えば、図578(17)に示す状態から引き続いて実行可能である。
図578(24)は、保留アイコンg2の態様が変化する変化演出が実行されている状態を示している。本例の変化演出では、殿s3が拡大された保留アイコンg2を切る態様の変化アニメーションが表示される。
図578(25)は、殿s3が保留アイコンg2を切る態様の変化アニメーションが表示され後、保留アイコンg2の態様が変化しない状態を示している。本例の変化演出は、対象のアイコンが変化しない失敗パターンである。
図578(26)は、保留アイコンg2がもとの表示位置(特図1保留アイコン表示領域fの第1領域)に移動表示されている状態を示している。保留アイコンg2は、移動しながらもとの表示サイズに徐々に戻っている。
図578(27)は、保留アイコンg2の移動表示が終了した状態を示している。保留アイコンg2は元の表示位置で停止している。本例の変化演出は、対象のアイコンがもとの位置に移動完了すると終了する。
図578(28)は、図示は省略するが演出が引き続き実行されることを示している。例えば、図578(27)の後に、図563(8)〜図565(21)に示す演出を実行可能である。なお、変形表示o1〜o10の表示中に図578(24)〜(27)に示す変化演出が実行されてもよいし、当該変化演出の実行中に変形表示o1〜o10が表示されてもよい。
次に、図579(1)〜(28)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図579(1)〜(28)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図579(1)は時間の経過を表している。図579(2)〜(28)に示す演出例は、例えば、図563(21)に示す状態から引き続いて実行可能である。
図579(2)は、特図1変動遊技が開始された後に、保留アイコン減少アニメーション及び保留アイコン移動アニメーションが表示されている状態を示している。保留アイコン減少アニメーションでは、特図1保留アイコン表示領域fの第1領域に表示されていた保留アイコンが変動アイコンe3となって変動アイコン表示領域eに移動表示される。保留アイコン移動アニメーションでは、特図1保留アイコン表示領域fの第2領域に表示されていた保留アイコンg3が特図1保留アイコン表示領域fの第1領域に移動表示される。
図579(3)は、保留アイコン減少アニメーション及び保留アイコン移動アニメーションが終了した状態を示している。変動アイコンe3は、変動アイコン表示領域eへの移動を完了しており、保留アイコンg3は、特図1保留アイコン表示領域fの第1領域への移動を完了している。
図579(4)は、表示領域jの戸が開くアニメーションが表示された状態を示している。
図579(5)は、表示領域jの戸が完全に開いた状態を示している。
図579(6)は、表示領域jからタイマ予告表示r7が出現し、タイマ予告表示r7が装飾図柄表示装置208の表示領域の左下方に表示された状態を示している。タイマ予告表示r7が出現した後に、表示領域jでは戸が閉まるアニメーションが表示される。タイマ予告表示r7は、或る演出が開始されるまでのカウントダウン表示をする表示である。カウントダウン開始前では、タイマ予告表示r7には、「準備中」の文字列画像が含まれており、カウントダウン開始前であることが報知されている。
図579(7)は、時間の経過を表している。
図579(8)は、図柄表示領域208a〜208cに「装飾3−装飾5−装飾7」が仮停止表示された状態を示している。「装飾3−装飾5−装飾7」は、赤色のチャンス目表示である。また、音量表示p1が表示されており、音量は「3」である。音量表示p1はタイマ予告表示r7にオーバーラップして表示されている。また、タイマ予告表示r7は、仮停止表示されている「装飾3」にオーバーラップして表示される。また、赤色のチャンス目の先読み予告表示の表示中には、装飾図柄表示装置208の横長長方形状の表示領域の端部に横長長方形枠状のエフェクト表示n2が表示される。エフェクト表示n2は、態様5(赤色)であり、チャンス目の先読み予告と同じ色で表示される。
図579(9)は、変形表示o2のアニメが開始された状態を示している。本例の変形表示o2は、タイマ予告表示r7を含んでいる。カウントダウン前のタイマ予告表示r7は変形表示に含まれる。
図579(10)〜(15)は、図563(28)〜図564(5)と同様に、変形表示o2のアニメが表示されている状態を示している。
図579(16)は、変形表示o2のアニメが終了した状態を示している。装飾図柄表示装置208の全画面の表示は、変形表示o2のアニメが開始される直前である図579(8)に示す状態と同じとなる。また、音量表示p1が消去されている。
図579(17)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。図柄表示領域208a〜208cには、特図1変動遊技の当否判定結果がはずれであったことを示す、はずれの場合の図柄組合せ「装飾3−装飾5−装飾7」が停止表示(確定表示、本停止表示)されている。また、第五図柄表示領域hには、「3−5−7」の組み合わせの第五図柄が停止表示されている。また、装飾図柄が停止表示される前にエフェクト表示n2は消去される。また、装飾図柄の停止表示中は、装飾図柄(本例では、「装飾3」)がタイマ予告表示r7にオーバーラップする。なお、エフェクト表示n2は、装飾図柄の停止表示と同時に消去されてもよいし、装飾図柄の停止表示中に消去されてもよい。また、装飾図柄の停止表示中に変動アイコンe3が消去される。
図579(18)は、不図示の特図1表示装置212により特図1変動遊技が開始されたことに伴い、装飾図柄の変動表示、第四図柄、及び第五図柄の変動表示が開始された状態を示している。また、当該特図1変動遊技の開始に伴い、保留アイコン減少アニメが実行され特図1保留アイコン表示領域fの第1領域に表示されていた保留アイコンg3が変動アイコンe4となって変動アイコン表示領域eに移動する。図579(18)に示す状態では、保留アイコン減少アニメの表示中であり、変動アイコンe4は移動中である。図中、変動アイコンe4の右下に図示する矢印は、変動アイコンe4の移動方向及び移動軌跡を示している。また、変動アイコンは、移動中に徐々に拡大される。また、装飾図柄の変動表示中は、タイマ予告表示r7が装飾図柄(本例では、「左図柄」)にオーバーラップする。
図579(19)は、保留アイコン減少アニメが終了した状態を示している。変動アイコンは、保留アイコンよりも大きい表示サイズで表示される。また、表示領域jの戸が左右に開くアニメーションが表示されている。表示領域jにはデフォルト状態では戸の画像が表示され、表示領域jに説明表示やキャラクタ画像等を表示開始する際に、左右の戸が開くアニメーションが表示される。また、タイマ予告表示r7によるカウントダウン表示開始直前となり、タイマ予告表示r7が右下方に移動して表示サイズが大きくなる。
図579(20)は、タイマ予告表示r7によるカウントガウン表示が開始された状態を示している。タイマ予告表示r7では、「99:99」と表示され、99秒99後に或る演出が開始されることが報知される。本例での或る演出は、後述する図579(26)で開始される剣豪リーチである。また、表示領域jに表示されていた戸が完全に開いている。
図579(21)左図柄表示領域208aに「装飾6」が上下に微小に揺れる態様で仮停止表示された状態を示している。タイマ予告表示r7では、「98:50」と表示され、98秒50後に或る演出が開始されることが報知される。
図579(22)は、時間の経過を表している。
図579(23)は、ボス対決リーチが開始された状態を示している。また、装飾図柄表示装置208の表示領域左側にボタン画像q1と、その下方にメーター画像q2とが表示開始されている。また、ボタン画像q1は態様5(赤色)で表示され、チャンスボタン136が態様5に発光して、チャンスボタン136の押下が促される。また、ボタン画像q1の上方には「連打」の文字列画像が表示開始されている。ボス対決リーチのノーマルリーチ演出では、連打のボタン操作演出が実行される。また、遊技者により設定操作部137が操作されたことによって、音量表示p1が表示開始されている。現在の音量は「3」である。音量表示p1は、「連打」の文字列画像の一部と、ボタン画像q1の一部にオーバーラップして表示されている。このため、「連打」の文字列画像が視認困難となっている。また、タイマ予告表示r7では、「12:50」と表示され、12秒50後に或る演出が開始さることが報知されているが、タイマ予告表示r7は、ボタン画像q1及びメーター画像q2にオーバーラップされるため、視認困難となっている。
図579(24)は変形表示o3のアニメが表示開始された状態を示している。カウントダウン表示開始後のタイマ予告表示r7は変形表示o3に含まれず変形しない。このように、カウントダウン表示開始後のタイマ予告表示r7は変形表示に含まれない。また、カウントダウン表示開始後のタイマ予告表示r7は、変形表示o3にオーバーラップして表示される。このため、変形表示の表示中(変形表示o3のアニメの表示中)では、タイマ予告表示r7が見えやすくなる。
図579(25)は、時間の経過を表している。
図579(26)は、スーパーリーチ演出の剣豪リーチが開始された状態を示している。また、タイマ予告表示r7では、「00:00」と表示されており、カウントダウン表示の残り時間が0秒となって、或る演出である剣豪リーチが開始されることが報知されている。
図579(27)は、剣豪のリーチ演出が行われている状態を示している。タイマ予告表示r7では、「GO!!」と表示されており、剣豪リーチの実行中であることが報知されている。
図579(28)は、図示は省略するが演出が引き続き実行されることを示している。例えば、図579(27)の後に、図565(6)〜(21)に示す演出を実行可能である。タイマ予告表示r7は、作動前(カウントダウン表示開始前)では変形表示に含まれて変形し、作動後(カウントダウン表示開始後)では変形表示に含まれず変形しない。なお、タイマ予告表示r7は、実行中の図柄変動表示での或る演出開始までの時間を表示する場合には当該変動の予告表示として表示され、開始が保留されている図柄変動表示での或る演出開始までの時間を表示する場合には先読み予告の表示として表示される。先読み予告表示として表示されている場合には変形表示に含まれて変形し、当該変動の予告表示として表示されている場合には変形表示に含まれず変形しなくてもよい。同様に、先読み予告表示は変形表示に含まれて変形し、当該変動の予告表示は変形表示に含まれず変形しなくてもよい。なお、作動後のタイマ予告表示r7は、変形表示に含まれて、変形された態様で表示されてもよい。
次に、図580(1)〜(9)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図580(1)〜(9)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図580(1)は時間の経過を表している。図580(2)〜(9)に示す演出例は、例えば、図563(25)に示す状態から引き続いて実行可能である。
図580(2)は、図柄表示領域208a〜208cに「装飾3−装飾5−装飾7」が仮停止表示された状態を示している。「装飾3−装飾5−装飾7」は、赤色のチャンス目表示である。また、音量表示p1が表示されており、音量は「3」である。長方形状の表示領域の端部に横長長方形枠状のエフェクト表示n2が表示される。また、装飾図柄表示装置208の表示領域左下方には、態様5のボタン画像q1が表示され、その上方に「準備中」の文字列画像が表示されている。このボタン画像q1は、チャンスボタン136の操作有効期間の開始(ボタン操作演出の開始)が保留されていることを示す表示である。このように、操作有効期間の開始の保留中に表示されるボタン画像q1は、ボタンアイテムのストックとして表示され、予告アイテム(予告アイコン)であり、ボタンアイテムである。このボタン画像q1が消化されると、チャンスボタン136の操作有効期間が開始される。
図580(3)は、変形表示o2のアニメが開始された状態を示している。本例の変形表示o2は、ボタン画像q1及び「準備中」の文字列画像を含んでいる。このように、操作有効期間の開始が保留されている期間のボタン画像q1は変形表示に含まれて変形する。なお、操作有効期間中のボタン画像q1は変形表示に含まれなくてもよい。
図580(4)は、時間の経過を表している。
図580(5)は、ボスの確定表示が行われた状態を示している。装飾図柄表示装置208の表示領域の中央上部には、長方形状の枠表示内に「ボス対決リーチ」の文字列画像が表されており、当該枠表示に一部がオーバーラップされてボスが表示されている。
図580(6)は、ボス対決リーチが開始された状態を示している。また、ボタン画像q1及び「準備中」の文字列画像が発光態様に変化して、操作有効期間が開始されることが示唆されている。
図580(7)は、ボタン画像q1及び「準備中」の文字列画像が消去されて、代わって、デカボタン画像q6、メーター画像q1及び「連打」の文字列画像が表示開始された状態を示している。本例では、ストックされていたボタン画像q1が消化されて消去されると、デカボタン画像q6が表示開始される。なお、操作有効期間の開始は、デカボタン画像q6が表示開始されるのと同時であってもよいし、デカボタン画像q6が表示開始された直後であってもよい。
図580(8)は、変形表示o3のアニメが表示開始された状態を示している。また、デカボタン画像q6、メーター画像q2及び「連打」の文字列画像は、変形表示o3に含まれない。また、音量表示p1が表示され、音量は「3」である。音量表示p1はデカボタン画像q6にオーバーラップして表示される。
図580(9)は、図示は省略するが演出が引き続き実行されることを示している。例えば、図580(8)の後に、図564(24)〜図565(21)に示す演出を実行可能である。本例では、操作有効期間の開始後にデカボタン画像q6が表示されるが、ボタン画像q1が表示されてもよい。ボタン画像q1は、デカボタン画像q6よりも大当り信頼度が低くてもよい。また、デカボタン画像q6に代えてサプライズボタン画像q8が表示されてもよい。
次に、図580(10)〜(13)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図580(10)〜(13)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図580(10)は時間の経過を表している。図580(11)〜(13)に示す演出例は、例えば、図563(25)に示す状態から引き続いて実行可能である。
図580(11)は、図柄表示領域208a〜208cに「装飾3−装飾5−装飾7」が仮停止表示された状態を示している。「装飾3−装飾5−装飾7」は、赤色のチャンス目表示である。また、音量表示p1が表示されており、音量は「3」である。長方形状の表示領域の端部に横長長方形枠状のエフェクト表示n2が表示される。また、特図1保留アイコン表示領域fの第1領域には、保留アイコンg3が表示されている。保留アイコンg3は、チャンスボタン136の外観を模した態様であり、ボタン保留アイコンである。ボタン保留アイコンは、チャンスボタン136が押下されると、別の予告態様に変化する保留アイコンである。
図580(12)は、変形表示o2のアニメが開始された状態を示している。本例の変形表示o2は、保留アイコンg3を含んでおり、保留アイコンg3は変形して表示される。
図580(13)は、図示は省略するが演出が引き続き実行されることを示している。例えば、図580(12)の後に、図564(28)〜図565(21)に示す演出を実行可能である。ボタン保留アイコンである保留アイコンg3は、チャンスボタン136の押下を促す表示である。チャンスボタン136の押下を促す表示は、変形表示に含まれる場合がある。なお、ボタン保留アイコンの表示中は操作有効期間中である。パチンコ機100では、操作を促す或る表示(ボタン保留アイコン)は変形表示に含まれ、操作を促す他の表示(図580(8)に示すデカボタン画像q6、サプライズボタン画像q8、図568(4)〜(10)に示すボタン画像q1)は変形表示に含まれない場合がある。
次に、図581(1)〜(7)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図581(1)〜(7)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図581(1)は時間の経過を表している。図581(2)〜(9)に示す演出例は、例えば、図563(7)に示す状態から引き続いて実行可能である。
図581(2)は、特図1変動遊技が実行されている状態を示している。変動アイコン表示領域eには、態様1の変動アイコンe2が表示されている。また、特図1の保留数は2個であるので、特図1保留アイコン表示領域fには、態様1の保留アイコンg2、g3が表示されている。
図581(3)は、特図1始動口230に遊技球が1個入賞して、特図1の保留数が3個になった後に、当該入賞に係る保留アイコンg4が表示開始された状態を示している。当該入賞に係る保留アイコンg4は、当初から態様1ではなく予告態様の態様5で表示される。入賞に係る保留アイコンが当初からデフォルトの態様ではなく予告態様で表示される演出とは、入賞時保留変化演出という。入賞時保留変化演出は、図8に示す特図先読み処理により先読み結果に基づいた図13に示す演出制御処理(ステップS409)内での抽選処理により実行が決定される。本例の入賞時保留変化演出では、保留アイコンg4が表示開始されている特図1保留アイコン表示領域fの第3領域に稲妻の画像(以下、「稲妻」と称する)r7が落ちるアニメーションが表示される。また、保留アイコンg4が表示サイズが徐々に大きくなる態様で保留アイコン増加アニメーションが表示されている。
図581(4)は、保留アイコンg4の表示サイズが徐々に大きくなっている状態を示している。
図581(5)は、保留アイコンg4が所定の表示サイズになった状態を示している。
図581(6)は、入賞時保留変化演出が終了した状態を示している。保留アイコンg4が所定のサイズになると保留アイコン増加アニメーションが終了し、次いで、稲妻r8が消去される。稲妻r8の消去が入賞時保留変化演出の終了である。
図581(7)は、図示は省略するが演出が引き続き実行されることを示している。例えば、図581(6)の後に、図563(8)〜図565(21)に示す演出を実行可能である。本例のように、入賞時保留変化演出が実行される場合がある。
次に、図581(8)〜(17)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図581(8)〜(17)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図581(8)は時間の経過を表している。図581(8)〜(17)に示す演出例は、例えば、図563(11)に示す状態から引き続いて実行可能である。
図581(9)は、チャンス目の先読み予告表示が開始された状態を示している。図柄表示領域208a〜208cには、「装飾2−装飾4−装飾6」の装飾図柄の組み合わせの青色のチャンス目の先読み予告表示が開始される。また、青色のチャンス目の先読み予告表示の表示中には、装飾図柄表示装置208の横長長方形状の表示領域の端部に横長長方形枠状のエフェクト表示n1が表示される。また、音量表示p1が表示されており、音量は「3」である。また、変動アイコン表示領域eには、態様1の変動アイコンe2が表示されている。また、特図1の保留数は2個であるので、特図1保留アイコン表示領域fには、態様1の保留アイコンg2、g3が表示されている。
図581(10)は、変形表示o1のアニメが表示開始された状態を示している。
図581(11)は、変形表示o1のアニメの表示中に入賞時保留変化演出が開始された状態を示している。本例では、変化表示o1のアニメの表示中に特図1始動口230に遊技球が1個入賞し、入賞に係る保留アイコンg4の表示開始時に入賞時保留変化演出が実行される。保留アイコンg4は、変形表示o1に含まれており、変形して表示され、表示位置も変化する。入賞時保留変化演出の稲妻r8は、変形表示o1に含まれず、変形表示o1にオーバーラップし、変形表示の非実行時での保留アイコンg4の表示位置(本例では、特図1保留アイコン表示領域fの第3領域)に向かって落ちるように表示される。このように、変化演出の表示が変形表示に含まれない場合には、変化対象の保留アイコンからずれて変化演出の表示が表示される場合がある。
図581(12)、(13)は、変形表示o1のアニメの表示中に入賞時保留変化演出が実行されている状態を示している。
図581(14)は、変形表示o1のアニメの表示中に保留アイコン増加アニメーション及び入賞時保留変化演出が終了した状態を示している。
図581(15)は、時間の経過を表している。
図581(16)は、変形表示o1のアニメが終了した状態を示している。特図1保留アイコン表示領域fの第3領域には保留アイコンg4が表示されている。
図581(17)は、図示は省略するが演出が引き続き実行されることを示している。例えば、図581(16)の後に、図563(21)〜図565(21)に示す演出を実行可能である。本例のように、変形表示の表示中に保留アイコン増加アニメーションや入賞時保留変化演出等の変化演出が実行される場合がある。
次に、図582(1)〜(7)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図582(1)〜(7)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図582(1)は時間の経過を表している。図582(2)〜(7)に示す演出例は、例えば、図578(5)に示す状態から引き続いて実行可能である。
図582(2)は、図578(5)での全画面の表示が変形した態様で表示される変形表示o11のアニメーション(以下、「変形表示o11のアニメ」と称する)が表示開始された状態を示している。本例では、図578(5)に示す表示が表示されている状態で変形表示o11のアニメが開始される。変形表示o11は、図578(5)に示す状態での装飾図柄表示装置208の背景画像を含む画面全体の表示を縦横の縮尺比を変更して縮小変形した表示である。図582(2)に示すアニメのシーンでは、変形表示o11は、右方が奥まっているような態様である。変形表示o11は、音量表示p1を含まない。また、変形表示o11は、態様1の変動アイコンe2及び保留アイコンg2を含んでいる。また、変形表示o11の表示開始が変形表示o11のアニメの開始である。なお、変形表示o11のアニメは、図578(2)〜(4)に示す表示が表示されている状態で開始されてもよい。
本例では、アイコンの態様が変化する変化演出の実行中に変形表示o11のアニメが開始される。変形表示o11には、変化演出のキャラクタ画像である殿s1が含まれており、殿s1が変形して表示される。また、本例の変化演出の対象は、変動アイコンe2である。変動アイコンe2は、変形表示o11に含まれており、図578(2)に示すシーンでは、変形表示o11の中では相対的に大きな表示サイズで表示されている。変形表示o11により変化対象のアイコンである変動アイコンe2を目立たせて注目させることができる。なお、本例では、変化演出の実行中に変形表示o11のアニメが開始されているが、変形表示o11のアニメの開始後に変化演出が開始されてもよい。
図582(3)は、変形表示o11のアニメが表示されている状態を示している。図582(3)に示すアニメのシーンでは、変形表示o11は、図582(2)に示す態様から右方がさらに奥まっているような態様となっている。また、変化演出では、矢s2が移動表示されている。矢s2は、変形表示o11に含まれており、変形して表示される。
図582(4)は、変形表示o11のアニメが表示されている状態を示している。図582(4)に示すアニメのシーンでは、変形表示o11は、図582(4)に示す態様と同じ態様となっている。また、変化演出では、矢s2が変化対象である変動アイコンe2に刺さった後、エフェクト画像r5が変動アイコンe2にオーバーラップして表示されている。エフェクト画像r5により、変動アイコンe2が視認不能となる。また、エフェクト画像r5は、変形表示o11に含まれており、変形して表示される。
図582(5)は、変形表示o11のアニメが表示されている状態を示している。図582(5)に示すアニメのシーンでは、変形表示o11は、図582(3)に示す態様と同じ態様となっている。また、変化演出では、エフェクト画像r5が消去されており、変動アイコンe2が再度視認可能となる。変動アイコンe2は、態様5に変化している。
図582(6)は、変形表示o11のアニメが終了した状態を示している。装飾図柄表示装置208の全画面の表示は、変形表示o11のアニメが開始される直前である図578(5)に示す状態と同じとなる。
図582(7)は、図示は省略するが演出が引き続き実行されることを示している。例えば、図582(6)の後に、図563(8)〜図565(21)に示す演出を実行可能である。本例の変化演出の対象は変動アイコンであるが、変化演出の対象は保留アイコンであってもよい。
次に、図582(8)〜(11)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図582(8)〜(11)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図582(8)は時間の経過を表している。図582(8)〜(11)に示す演出例は、例えば、図578(5)に示す状態から引き続いて実行可能である。
図582(9)は、アイコンの態様が変化する変化演出が実行されている状態を示している。表示領域jには変化演出のキャラクタ画像である殿s1が表示されている。
図582(10)は、図582(9)での全画面の表示が変形した態様で表示される変形表示o12のアニメーション(以下、「変形表示o12のアニメ」と称する)が表示開始された状態を示している。本例では、図582(9)に示す表示が表示されている状態で変形表示o12のアニメが開始される。変形表示o12は、図582(9)に示す状態での装飾図柄表示装置208の背景画像を含む画面全体の表示を縦横の縮尺比を変更して縮小変形した表示である。図582(10)に示すアニメのシーンでは、変形表示o12は、右方が奥まっているような態様である。変形表示o12は、殿s1及び音量表示p1を含まない。また、変形表示o12は、態様1の変動アイコンe2及び保留アイコンg2を含んでいる。また、変形表示o12の表示開始が変形表示o12のアニメの開始である。
図582(11)は、図示は省略するが演出が引き続き実行されることを示している。例えば、図582(10)の後に、変化演出が継続して実行される。変化演出の矢s2は、変形表示o12に含まれておらず、変化対象のアイコンが変形表示o12のアニメの開始前に表示されていた所定位置(図582(9)での変動アイコン表示領域eや特図1保留アイコン表示領域fの第1領域等)に向かって移動表示され、変形表示o12に含まれる変化対象のアイコンに向かって移動表示されない。これにより、変形表示o12のアニメの表示中に変化演出の表示(矢s2)を目立たせることができる。なお、本例の変化演出の対象は変動アイコンまたは保留アイコンのいずれであってもよい。
次に、図582(12)〜(16)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図582(12)〜(16)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図582(12)は時間の経過を表している。図582(13)〜(16)に示す演出例は、例えば、図560(13)に示す状態から引き続いて実行可能である。
図582(13)は、特図1変動遊技が実行されている状態を示している。変動アイコン表示領域eには態様1の変動アイコンe2が表示されている。特図1保留アイコン表示領域fには態様1の保留アイコンg2が表示されている。また、音量表示p1が表示されており、音量は「3」である。また、装飾図柄表示装置208の表示領域左方には、宝箱の絵柄の画像(以下「宝箱」と称する)u1が表示され、同表示領域右方には、宝箱u2が表示されている。遊技者は、設定操作部137の左右ボタンを操作することにより、宝箱u1、u2を選択することができる。また、宝箱u1は、音量表示p1にオーバーラップされている。
図582(14)は、図582(13)での全画面の表示が変形した態様で表示される変形表示o13のアニメーション(以下、「変形表示o13のアニメ」と称する)が表示開始された状態を示している。本例では、図582(13)に示す表示が表示されている状態で変形表示o13のアニメが開始される。変形表示o13は、図582(13)に示す状態での装飾図柄表示装置208の背景画像を含む画面全体の表示を縦横の縮尺比を変更して縮小変形した表示である。また、遊技者の手を模した画像(以下、「手」と称する)u3が表示されている。宝箱u1、u2、手u3は、変形表示o3に含まれており、変形して表示される。遊技者は、設定操作部137の左右ボタンを押下することで手u3を左右に移動表示させ、選択肢である宝箱u1、u2のいずれかを選択することができる。図578(14)では、宝箱u1の下方に手u3が表示されており、宝箱u1が表示されている。宝箱u1が選択されている場合には、変形表示o13は、宝箱u1が表示されている左方側が手前となり、右方側が奥まっているような態様となる。宝箱u1、u2、手u3は、選択演出であり、選択肢を選択させるボタン操作演出である。
図582(15)は、変形表示o13のアニメが実行されている状態を示している。図582(14)に示す状態から遊技者により設定操作部137の右ボタンが操作されると、手u3が右方に移動表示されて、宝箱u2が選択される。宝箱u2が選択されている場合には、変形表示o13は、宝箱u2が表示されている右方側が手前となり、左方側が奥まっているような態様となる。
図582(16)は、図示は省略するが演出が引き続き実行されることを示している。例えば、図582(15)の後に、図563(8)〜図565(21)に示す演出を実行可能である。本例では、遊技者の操作手段の操作に関連する選択演出において、操作に応じて変形表示の態様が変化する。本例と、図564(18)〜(23)に示す連打のボタン操作演出との違いは、本例のボタン操作演出が選択演出であることと、選択対象の表示に関連した変形表示が表示されることである。
次に、図582(17)〜(23)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図582(17)〜(23)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図582(17)は時間の経過を表している。図582(18)〜(23)に示す演出例は、例えば、図563(12)に示す状態から引き続いて実行可能である。
図582(18)〜(22)は、変形表示o1のアニメが表示開始された状態を示している。また、本例では、装飾図柄表示装置208の表示領域中央下部にエラー表示r10が表示されている。エラー表示r10は、例えば、下皿128が満タンであることを報知する皿満タンエラー表示や、前面枠扉106が開放している場合の扉開放エラーを報知する表示や、異常入賞や不正入賞を報知する表示や、磁気検出や磁界検出を報知する表示等、パチンコ機で生じるエラーを報知する表示が該当する。エラー表示r10は、変形表示o1にオーバーラップして表示さている。また、エラー表示r10は、変形表示o1に含まれておらず変形して表示されない。
変形表示の表示中にエラー表示r10が表示される場合がある。エラー表示r10は、変形表示に含まれないので変形して表示されず、エラー表示r10の表示内容(例えば、「扉開放エラー」等のエラー内容を報知する文字列画像)が変形して表示されないので、エラーの内容を遊技者に分かり易く伝えることができる。また、エラー表示r10は、変形表示が表示されている表示領域内に収まるが変形されないので、変形表示が表示されている表示領域内に視線を向けたままエラー表示r10を遊技者に気付かせることができる。
図582(23)は、図示は省略するが演出が引き続き実行されることを示している。例えば、図582(22)の後に、図563(19)〜図565(21)に示す演出を実行可能である。
図560〜図582では、変形表示の表示中に音量表示p1が表示されているが、音量表示p1は変形表示に含まれず変形して表示されない。なお、音量表示p1以外にも、常時表示されるキャラクタ画像や、ボタン画像が変形表示に含まれず、変形して表示されなくてもよい。
次に、図583(1)〜(15)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図583(1)〜(15)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図583(1)は時間の経過を表している。図583(2)〜(15)に示す演出例は、例えば、図560(3)に示す状態から引き続いて実行可能である。
図583(2)は、図柄表示領域208a〜208cに「装飾2−装飾4−装飾6」が表示されて、青色のチャンス目の先読み予告表示が開始された状態を示している。また、青色のチャンス目の先読み予告表示の表示中には、装飾図柄表示装置208の横長長方形状の表示領域の端部に横長長方形枠状のエフェクト表示n1が表示される。また、変動アイコン表示領域eには態様1の変動アイコンが表示されており、特図1保留アイコン表示領域fには態様1の保留アイコンg1、g2が表示されている。
図583(3)は、変形表示o1のアニメが表示開始された状態を示している。本例では、図583(2)に示す表示が表示されている状態で変形表示o1のアニメが開始される。本例の変形表示o1は、図583(2)に示す状態での装飾図柄表示装置208の背景画像を含む画面全体の表示を縦横の縮尺比を変更して縮小変形した表示である。変形表示o1は、チャンス目の表示の際に表示開始される。図583(5)に示すアニメのシーンでは、変形表示o1は、左方が奥まっているような態様である。また、本例の変形表示o1は、第五図柄表示領域h及び保留数表示領域kを含んでいない。また、変形表示o1には、変動アイコン表示領域e、変動アイコン表示領域eの台座画像、特図1保留アイコン表示領域f、特図1保留アイコン表示領域fの台座画像、保留アイコンg1、g2も含まれている。これらの変形表示o1に含まれる表示は、変形して表示される。
図583(4)は、変形表示o1のアニメが表示されている状態を示している。図583(4)に示すアニメのシーンでは、変形表示o1は、図583(3)に示す態様から左上方がさらに奥まっているような態様となっており、縮小されている。
図583(5)は、変形表示o1のアニメが表示されている状態を示している。図583(5)に示すアニメのシーンでは、変形表示o1は、図583(4)に示す態様から左上方がさらに奥まっているような態様となっており、縮小され、左上方に移動している。
図583(6)は、変形表示o1のアニメが表示されている状態を示している。図583(6)に示すアニメのシーンでは、変形表示o1は、図583(4)に示す態様と同じである。変形表示o1のアニメ、保留アイコンg1、g2の表示サイズがそれぞれ異なる複数のシーンを含んでいる。
図583(7)は、変形表示o1の中から、特図1保留アイコン表示領域fの第1領域〜第3領域と、当該第1領域及び第2領域に表示されている保留アイコンg1、g2が抜き出されて拡大して表示された状態を示している。図583(7)では、アイコンの表示態様が変化する変化演出が開始される。本例の変化演出は、変化表示o1のアニメとは異なる変化アニメを含んでる。図583(8)〜(12)では変化アニメが表示される。また、本例の変化演出の対象は、保留アイコンg2である。なお、変化演出の対象は変動アイコンであってもよく、この場合は、変動アイコン表示領域と変動アイコンが抜き出して拡大されて表示される。
図583(8)は、変化アニメが開始されて、特図1保留アイコン表示領域f及び保留アイコンg1、g2が拡大されている状態を示している。
図583(9)は、特図1保留アイコン表示領域f及び保留アイコンg1、g2が拡大されている状態を示している。また、可動体706cが左回りに45度回転して、装飾図柄表示装置208の前方に移動している。本例の可動体706cは、棒状の形状を有しており、変化演出の対象である保留アイコンg2を指し示すように、保留アイコンg2にオーバーラップする位置に移動する。
図583(10)は、保留アイコンg2の態様が態様1から態様5に変化した状態を示している。
図583(11)は、可動体706cが初期位置に復帰した状態を示している。可動体706cの初期位置への復帰が変化演出の終了であってもよい。
図583(12)は、特図1保留アイコン表示領域f及び保留アイコンg1、g2が縮小している状態を示している。特図1保留アイコン表示領域f及び保留アイコンg1、g2が図583(7)に示す状態になった後、変化演出が終了する。変化演出の終了後は、変形表示o1のアニメの表示が、再開されてもよいし、再開されずに終了されてもよい。
図583(13)は、時間の経過を表している。
図583(14)は、変形表示o1のアニメの表示開始前の図583(2)に示す状態に表示が復帰した状態を示している。保留アイコンg2は、態様5で表示されている。
図583(15)は、図示は省略するが演出が引き続き実行されることを示している。例えば、図583(14)の後に、図563(21)〜図565(21)に示す演出を実行可能である。また、背景表示を含む変形表示o1では保留アイコンが小サイズで表示され、可動体706c手段が動作して変形表示o1とオーバーラップし、変形表示o1のうちの或る部分(少なくとも保留アイコンg2を含み、特図1保留アイコン表示領域fの台座画像も含んでもよいし、他の保留アイコン(左隣のみ、両隣)を含んでもよい)が拡大した態様の表示になる。可動体706cが変化対象の保留アイコンg2に刺さっているような演出(可動体706cの一部を模した画像と可動体706cによって表現される演出(可動体706cが、移動する際に、縮んでいる状態で変形表示o1にオーバーラップする)が実行された後、保留アイコンの表示態様が変化し、元の保留アイコン表示サイズに戻る。表示サイズが戻る際は変形表示o1を経ることなく、縮小しながら通常の全画面表示に戻る。また、変化演出の変化アニメが表示されている状態において音量表示p1や予告表示や皿満タンエラー表示を表示可能であり、音量表示p1や予告表示や皿満タンエラー表示が表示されている状態において変化アニメの表示が開始される場合であっても、音量表示p1、予告表示、皿満タンエラー表示は拡大されることなく表示される。
また、図583(2)に示す保留アイコンg1、g2の縦横比と図583(3)〜(6)に示す変形表示o1における保留アイコンg1、g2の縦横比は、異なる。また、変化アニメの表示が開始される前の保留アイコンの縦横比と図583(8)〜(12)に示す保留アイコンの拡大シーンにおける保留アイコンの縦横比は、同じである。
次に、図583(16)〜(20)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図583(16)〜(20)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図583(16)は時間の経過を表している。図583(17)〜(20)に示す演出例は、例えば、図560(7)に示す状態から引き続いて実行可能である。
図583(17)は、特図1変動遊技が実行されている状態を示している。変動アイコン表示領域eには態様1の変動アイコンe2が表示されている。特図1保留アイコン表示領域fには態様1の保留アイコンg2、g3が表示されている。また、表示領域jは白色で表示されている。
図583(18)は、表示領域jが拡大して表示された状態を示している。拡大された表示領域jには、「チャンス!!」の文字列画像を含む予告表示r12が表示される。予告表示r12は当該変動の予告表示である。
図583(19)は、表示領域jがさらに拡大して表示された状態を示している。さらに拡大された表示領域jには、「激アツ」の文字列画像を含む予告表示r13が表示される。予告表示r13は当該変動の予告表示である。予告表示r13は表示領域jから上部がはみ出している。なお、予告表示r13の方が予告表示r12よりも大当り信頼度が高く設定されていてもよい。
図583(20)は、図示は省略するが演出が引き続き実行されることを示している。例えば、図583(19)の後に、図563(8)〜図565(21)に示す演出を実行可能である。表示領域jの文字列画像が表示される領域(パネル部、インフォメーション部、説明表示部)に説明表示が表示される場合があり、当該領域が拡大されてその内部に予告表示r12が表示され、さらに拡大されて予告表示r13が表示される。また、変形表示のアニメ(例えば、変形表示o1〜o13のアニメ)が表示されている状態において、予告表示r12、r13の表示が開始されることはない。
次に、図584、図585を用いて、本実施の形態のパチンコ機100の装飾図柄表示装置208の表示制御について説明する。図584(1)は、装飾図柄表示装置208での表示例を示し、図584(2)は、図584(1)に示す表示例でのレイヤーを示している。
図584(1)に示すように、装飾図柄表示装置208の表示領域右上角部には第五図柄表示領域hが表示され、同表示領域左上角部には保留数表示領域kが表示され、図柄表示装置208a〜208cには「装飾3−装飾5−装飾7」が表示され、同表示領域の下部には表示領域UIが表示され、表示領域UIには、変動アイコン表示領域e、特図1保留アイコン表示領域f、表示領域jが表示され、同表示領域左方下部にはタイマ予告表示r7が表示されている。また、エフェクト表示n1も表示されている。
図584(2)は、図584(1)に示す表示例でのレイヤーを示している。図584(2)に示すように、各レイヤーは、手前側から奥側に向かって、レイヤーLO1、レイヤーLO2、レイヤーLO3、レイヤーLO4、レイヤーLO5、レイヤーLO6の順に配置されている。レイヤーLO1には、第五図柄表示領域h及び保留数表示領域kが含まれる。レイヤーLO1は最前面に配置される。レイヤーLO1の1つ奥側に配置されるレイヤーLO2には、確定表示中の図柄変動表示領域208a〜208cが含まれる。レイヤーLO2の1つ奥側に配置されるレイヤーLO3には、表示領域UI、変動アイコン表示領域e、変動アイコンe1、特図1保留アイコン表示領域f、保留アイコンg1、表示領域j、エフェクト表示n1が含まれる。なお、エフェクト表示n2が表示される場合には、エフェクト表示n2もレイヤーLO3に含まれる。レイヤーLO3の1つ奥側に配置されるレイヤーLO4には、タイマ予告表示r6が含まれる。なお、図584(1)では表示されていないが、ボタン画像q1、メーター画像q2、「連打!!」の文字列画像及びボタン画像q1を指す下向き矢印画像、並びに、音量表示p1もレイヤーLO4に含まれる。レイヤーLO4の1つ奥側に配置されるレイヤーLO5には、仮停止表示中を含む図柄変動表示中の図柄変動表示領域208a〜208cが含まれる。最後方のレイヤーLO6には、背景画像が含まれる。なお、各レイヤーに含まる表示は、遊技状態や演出状態により手前に来る順番が異なってもよい。
次に、図585を用いて、装飾図柄表示装置208に画像を表示するためのフレームバッファについて説明する。図585は、図585(1)に示す表示例の次に図585(7)に示す表示例を表示する際における制御処理をフレームバッファを用いて説明する図である。
本例では、図585の左から2列目に示すFB(フレームバッファ)1と、図585の左から3列目に示すFB2とを交互に切換えて画面表示を行っている。例えば、FB2の表示中にFB1に次に表示する画像を書き込んでいる。
図585の左から4列目にはUB(ユーザーバッファ)1と、UB2とを示している。UB1、UB2は、変形表示(本例では、変形表示o2)に対応する画像だけを展開して、UB2に展開した画像をFB1、2に画像を書き込む。
図585(1)に示す表示の次に図585(7)に示す表示を表示する場合、図585(2)〜(6)に示す順のタイミングでFB1、FB2への画像の書き込み、UB1、UB2での画像の展開が行われる。
まず、図585(2)で変形表示を表示するかどうかの判定を行い、変形表示を表示する場合に所定のレイヤーをピックアップしてUB1に展開する。
次に、図585(3)で展開した画像データを所定の画像変換を行い、画像変換結果をUB2に展開する。
次に、図585(4)でUB2に画像データが展開されているかどうかの判定を行い、UB2に画像が展開されている場合には該画像データをFB1に書き込む。
次に、図585(5)で所定のマット画像のデータをFB1に書き込む(このマット画像のデータは(3)のタイミングでUB2に展開してもよい)。
次に、図585(6)で他のレイヤーの画像をFB1に書き込み、次に画面に表示させる画像の生成を完了させる。
次に、図585(7)で、FBの切替タイミングであることを判定し、切替タイミングである場合にFB1の内容に基づいて画面表示を行い、そして次の画面表示のためにFB2をクリアする。
このように、図585(1)に示す表示の次に図585(7)に示す表示を表示する場合には、図585(2)〜(3)に示すタイミングでFB2に画像を書き込み、図585(2)に示すタイミングでUB1に画像を展開し、図585(3)に示すタイミングでUB2に画像を展開し、図585(4)〜(6)に示すタイミングでUB2に添加した画像をFB2へ画像を書き込んでいる。
次いで、ここまで説明した演出例や新たな演出例について、抽象化した図586、図587を用いて説明する。なお、図586、図587で示す変形表示ox、oy、oz、ox1〜ox3のアニメは、装飾図柄が仮停止表示中に開始される場合や装飾図柄の変動表示中に開始される場合があってもよい。また、図560〜図587に示す演出例では、液晶画面の巨大化やチャンス演出表示が巨大化した液晶画面のあらゆる箇所で表示される場合においても、チャンス演出表示の見逃しを防止することができる場合がある。
図586、図587に示す四角で囲まれたA、B、Cの文字画像の表示(以下、それぞれを「画像Aの表示」、「画像Bの表示」、「画像Cの表示」と称する。)は、演出表示領域208dに表示されている表示(画像)を抽象化して表現するものであり、画像Aの表示〜画像Cの表示には、これまでに説明した表示のうちのいずれか一の表示(画像)が対応し、さらに、これまでに説明していない表示(画像)が対応してもよい。
画像Aの表示は、音量表示、球抜き表示、通常状態において右打ちした場合(通常状態において、右側の遊技領域に設けられている普図ゲートに遊技球が進入した場合)に表示される「ハンドルを左にもどして下さい」の表示、入賞時に表示が開始される先読み予告や当該変動の予告の表示(例えば、先読み予告態様の保留アイコン、タイマ予告の表示、チャンス目の先読み予告の表示、表示領域UIの表示態様による先読み予告表示や当該変動の予告表示、キャラクタによる先読み予告表示や当該変動の予告表示、「激熱」の文字列画像を含む予告表示r1、ボタン画像q1の表示、q6の表示、祝福画像r2の表示、エフェクト表示n1)、遊技者が設定可能な演出カスタムの表示(オートボタンモードであることを示す表示、演出モード(モードによって、或る予告表示の頻度が異なったり、先読み予告の頻度が異なったり)を示す表示、ナビキャラの表示等)が対応する。
また、画像Aの表示は、後述するスロットマシン1000の液晶表示装置等の電子画像表示装置に表示される、リール回転開始後から所定時間リールを停止させなかった場合に表示される「停止ボタンを押してください」、「リールを止めてください」のような、停止ボタン操作を促す表示も対応する。なお、画像Aの表示には、当否判定に関連しない表示(例えば、音量表示、球抜き表示、通常状態において右打ちした場合(通常状態において、右側の遊技領域に設けられている普図ゲートに遊技球が進入した場合)に表示される「ハンドルを左にもどして下さい」の表示、遊技者が設定可能な演出カスタムの表示(オートボタンモードであることを示す表示、演出モード(モードによって、或る予告表示の頻度が異なったり、先読み予告の頻度が異なったり)を示す表示、ナビキャラの表示)が対応し、当否判定に関連する表示が対応しない場合があってもよい。画像Aの表示に対応するのはこれらのうちの少なくとも任意の表示のみが該当し、これら以外の表示は該当しない場合があってもよい。また、画像Aの表示は、画像Bの表示と画像Cの表示を含んだ表示の変形表示を開始するアニメーションの実行中に表示開始可能な画像である。また、画像Aの表示は、後述する変形表示ox、oy、oz、ox1〜ox3のアニメの実行中に表示開始可能である。
画像Bの表示と画像Cの表示は、予告画像の表示(先読み予告表示や当該変動の予告表示)が対応する場合がある。画像Bの表示と画像Cの表示に対応する表示としては、例えば、上述の画像Aの表示で示した予告表示や先読み予告表の他、チャンス目を構成する或る装飾図柄、チャンス目の種類に応じたエフェクト表示(例えば、期待度が高くない偶数は青、期待度が高い奇数は赤)、予告アイテム(或る演出の開始(必ず、可能性がある)がストックされていることを示す表示(アイコン等))、現在の演出モード(例えば昼っぽい背景よりも夕方や夜っぽい背景の方が期待度が高かったりする場合における、背景表示に対応する文字表示、先読み演出モードの種類毎に対応する文字表示)を示す表示、チャンスであることを表す帯状の表示がある。画像Bの表示と画像Cの表示に対応するのはこれらのうちの少なくとも任意の表示のみが該当し、これら以外の表示は該当しない場合があってもよい。
また、画像Bの表示と画像Cの表示は、数を表す表示が対応する場合があってもよい。画像Bの表示と画像Cの表示に対応する表示としては、例えば、保留アイコン全体を捉えて保留数を表す表示、保留アイコンとは別の保留数を示す表示(数字)、擬似連の回数を示す表示、ステップアップ演出における現在のステップ数を示す表示(1変動のなかでステップアップするもの、複数変動のなかでステップアップするもの)、予告アイテム全体を捉えて予告アイテム数を表す表示、電サポ回数(ST残回数、時短残回数)を示す表示、連荘回数を示す表示、賞球数(連荘における総獲得賞球数)、タイマ予告、パスワード入力で設定可能な個別のIDに関するレベルの表示や経験値の表示等がある。また、画像Bの表示と画像Cの表示には、スロットマシン1000の液晶表示装置等の電子画像表示装置に表示される、チャンスゾーンの残ゲーム数、ART(AT)残ゲーム数、獲得可能な枚数を表す残枚数、或る起点からのゲーム数(電源投入後、ボーナスやART終了時にリセットされる)、遊技結果に応じて貯まるポイント数(小役に応じて増加されるポイント数が異なったりする)も対応する。画像Bの表示と画像Cの表示に対応するのはこれらのうちの少なくとも任意の表示のみが該当し、これら以外の表示は該当しない場合があってもよい。
次に、図586(1)〜(4)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図586(1)〜(4)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図586(4)は時間の経過を表している。
図586(1)は、演出表示領域208dの全体に亘って、画像Bの表示と画像Cの表示を含む第一の表示が表示され、演出表示領域208dの中央に第一の表示に含まれない画像Aの表示が表示された状態を示している。第一の表示には、任意の背景画像の表示(不図示)や装飾図柄の仮停止表示(不図示)や変動表示(不図示)、保留アイコン(不図示)や変動アイコン(不図示)やチュートリアル(不図示)が表示される表示領域UI(不図示)が表示されてもよいし、図560(4)、(18)、図561(4)、(18)、図563(12)、(26)、図564(17)、図565(8)、図570(2)、図571(2)、(8)、図572(6)、図572(16)、図572(12)、図577(4)、(12)、図582(9)、(13)等に示す、音量表示p1を除く画面全体の表示が対応してもよい。
画像Aの表示には、図560等に示す音量表示p1や図568等に示すボタン画像q1、メーター画像q2、及び「連打」の文字列画像や、図565に示す「激熱」の文字列画像を含む予告表示r1や、図570等に示す「チャンス」の文字列画像を含む予告表示r3や、図573に示す剣豪のセリフ表示として「[剣豪]ふふふ」の文字列画像が表示された吹き出し表示や、図574に示す「ボタン連打で図柄を昇格させろ」の文字列画像や、図577に示す変化対象の保留アイコンの態様が変化する変化演出に含まれる雷r4や、図579に示すタイマ予告表示r7や、図581に示す入賞時保留変化演出の稲妻r8等の第三の表示が対応する。
画像Bの表示には、任意の背景画像の表示(不図示)や装飾図柄の仮停止表示(不図示)や変動表示(不図示)、保留アイコン(不図示)や変動アイコン(不図示)やチュートリアル(不図示)が表示される表示領域UI(不図示)や、図560(4)、(18)、図561(4)、(18)、図563(12)、(26)、図564(17)、図565(8)、図570(2)、図571(2)、(8)、図572(6)、図572(16)、図572(12)、図577(4)、(12)、図582(9)、(13)等に示す、音量表示p1を除く画面全体の表示のうちのいずれか一の表示となる第四の表示が対応する。
画像Cの表示には、任意の背景画像の表示(不図示)や装飾図柄の仮停止表示(不図示)や変動表示(不図示)、保留アイコン(不図示)や変動アイコン(不図示)やチュートリアル(不図示)が表示される表示領域UI(不図示)や、図560(4)、(18)、図561(4)、(18)、図563(12)、(26)、図564(17)、図565(8)、図570(2)、図571(2)、(8)、図572(6)、図572(16)、図572(12)、図577(4)、(12)、図582(9)、(13)等に示す、音量表示p1を除く画面全体の表示のうちのいずれか一の表示となる第六の表示が対応する。なお、画像Cの表示は、チャンス目を構成する仮停止表示中の装飾図柄のみが対応してもよい。
図586(2)は、図586(1)での第一の表示(画像Bの表示と画像Cの表示を含む(画像Aの表示は含まない)表示)が変形した態様の第二の表示である変形表示oxのアニメーション(以下、「変形表示oxのアニメ」と称する)が表示開始された状態を示している。本例では、図586(1)に示す表示が表示されている状態で変形表示oxのアニメが開始される。変形表示oxは、図586(1)に示す状態の第一の表示を縦横の縮尺比を変更して縮小変形した表示である。変形表示oxは、チャンス目の装飾図柄が仮停止表示された際に表示開始される場合がある。図586(2)に示すアニメのシーンでは、変形表示oxは、左方が奥まっているような態様であり、第一の表示と異なり、画像Bの表示は、変形し、さらに表示位置が変化して、第五の表示として表示される。また、画像Cの表示は、変形し、さらに表示位置が変化して、第七の表示として表示される。また、図586(2)に示すアニメのシーンでは、画像Aの表示は、画像Bの表示の一部にオーバーラップし、画像Cの表示にはオーバーラップしていない。また、縮小変形表示された変形表示oxの外側には、図586(1)では表示されていない単色で構成された背景画像が表示されている。
図586(3)は、図586(2)での変形表示oxのアニメが継続して実行された状態を示している。図586(3)に示すアニメのシーンでは、変形表示oxは、右方が奥まっているような態様であり、第一の表示と異なり、第五の表示としての画像Bの表示と第七の表示としての画像Cの表示は、表示位置が変化し、変形して表示される。また、図586(3)に示すアニメのシーンでは、画像Aの表示は、画像Cの表示の一部にオーバーラップし、画像Bの表示にはオーバーラップしていない。また、縮小変形表示された変形表示oxの外側には単色で構成された背景画像が表示されている。
本例では、変形表示oxのアニメを実行することで、画像Bの表示と画像Cの表示が第一の表示及び第二の表示に含まれない画像Aの表示にオーバーラップされる。また、遊技者は、変形表示oxのアニメの実行中に変形表示されていない第三の表示に注目することになる。このため、液晶表示装置を大型化させた場合において、目立ち難い画像Bの表示と画像Cの表示をそれぞれが離れた位置に表示しても、視野が狭くなりがちな遊技者に、変形表示oxを楽しませつつも、画像Bの表示と画像Cの表示の見逃しを防止することができる場合がある。
次に、図586(5)〜(6)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図586(5)〜(6)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。
図586(5)は、演出表示領域208dの中央の目立つ位置に画像Aの表示を表示し、画像Aの表示の左上方に画像Bの表示を表示し、画像Aの表示の右上方に画像Cの表示を表示した状態の演出例を示している。画像Bの表示が演出表示領域208dの左上隅付近に表示され、画像Cの表示が演出表示領域208dの右上隅付近に表示されている。
図586(6)は、図586(5)に示す状態から画像Bの表示と画像Cの表示が移動するアニメーションが実行され、画像Bの表示を画像Aの表示の上方に表示し、画像Cの表示を画像Aの表示位置について画像Bの表示位置と対称になる画像Aの表示の下方に表示した状態を示している。また、画像Bの表示と画像Cの表示が移動するアニメーションの実行中に画像Aの表示は停止して表示される。画像Bの表示と画像Cの表示が移動するアニメーションは、停止表示された画像Aの表示を中心として画像Bの表示と画像Cの表示が移動する態様のアニメーションである。
本例では、それぞれが離れた位置に表示されている画像Bの表示と画像Cの表示を画面中央の目立つ位置に表示されている画像Aの表示を中心として、画像Bの表示と画像Cの表示を移動させるアニメーションを実行することで、狭い領域を見ている遊技者であっても、画像Bの表示と画像Bの表示から遠い位置に表示されている画像Cの表示の見逃しを防止することができる場合がある。
次に、図586(7)〜(10)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図586(7)〜(10)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図586(10)は時間の経過を表している。
図586(7)は、特図変動遊技が終了し、演出表示領域208dの全体に亘って、画像Bの表示と画像Cの表示を含む(画像Aの表示は含まない)演出表示が表示され、演出表示領域208dの中央に画像Aの表示が表示された状態を示している。画像Bの表示と画像Cの表示を含む演出表示には、任意の背景画像の表示(不図示)や装飾図柄の停止表示(不図示)等が含まれてもよい。
画像Bの表示と画像Cの表示を含む(画像Aの表示は含まない)演出表示の下方の表示領域UIには、変動アイコン表示領域e、保留アイコン表示領域f1〜f4が表示され、保留アイコン表示領域f1、f2に保留アイコンg1、g2が表示されている。また、表示領域UIは、態様3(例えば、青色)で表示されている。
図586(8)は、次の特図変動遊技が開始した後に表示領域UIに表示された保留アイコンg1、g2の移動アニメーションを開始した状態を示している。また、図586(8)は、図586(7)での画像Bの表示と画像Cの表示を含む(画像Aの表示は含まない)演出表示が変形した態様で表示される変形表示oxのアニメが表示開始された状態を示している。変形表示oxは、図586(7)に示す状態の画像Bの表示と画像Cの表示を含む(画像Aの表示は含まない)演出表示を縦横の縮尺比を変更して縮小変形した表示である。図586(8)に示すアニメのシーンでは、変形表示oxは、左方が奥まっているような態様であり、画像Bの表示と画像Cの表示は、変形し、さらに表示位置が変化して表示される。また、図586(8)に示すアニメのシーンでは、画像Aの表示は、画像Bの表示の一部にオーバーラップし、画像Cの表示にはオーバーラップしていない。また、縮小変形表示された変形表示oxの外側には単色で構成された背景画像が表示されている。
図586(8)は、保留アイコンg1、g2の移動アニメーションの実行に合せて、変形表示oxを左方が奥まっているような態様で表示させている。変形表示oxを左方が奥まっているような態様で表示することで、保留アイコンg1、g2の背後に単色の背景画像が表示されるため、単色の背景画像とのコントラストによって、保留アイコンg1、g2の移動アニメーションを色彩的に目立たせることができる。また、このタイミングで保留アイコンg1、g2の表示態様を変更させてもよい。
図586(9)は、保留アイコンg1、g2の移動アニメーションが終了し、保留アイコンg1が変動アイコンe1として表示され、保留アイコンg2が保留アイコン表示領域f1に表示された状態を示している。また、図586(9)は、図586(8)での変形表示oxのアニメを継続した状態を示している。図586(9)に示すアニメのシーンでは、変形表示oxは、右方が奥まっているような態様であり、画像Bの表示と画像Cの表示は、変形し、さらに表示位置が変化して表示される。また、図586(9)に示すアニメのシーンでは、画像Aの表示は、画像Cの表示の一部にオーバーラップし、画像Bの表示にはオーバーラップしていない。また、縮小変形表示された変形表示oxの外側には単色で構成された背景画像が表示されている。また、保留アイコンg1、g2の移動アニメーションの終了に合せて、変形表示oxを右方が奥まっているような態様で表示させている。
本例では、表示領域UIに表示された保留アイコンの移動アニメーションを実行している際に、保留アイコンや変動アイコンの背後に変形表示oxの外側の単色の背景画像が表示されるように、変形表示oxのアニメを実行している。このため、保留アイコンの移動アニメーションを単色の背景画像によって目立たせるため、表示領域UIに表示された保留アイコンや変動アイコンに関連する表示を変形表示oxに含ませていない。また、画像Aの表示を保留アイコンの移動方向に平行する方向に表示させることで、変形表示oxのアニメの表示中であっても、横方向に移動する保留アイコンを視認し易くさせることができる場合がある。
次に、図586(11)〜(16)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図586(11)〜(16)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図586(13)、(16)は時間の経過を表している。
図586(11)は、特図変動遊技の実行中に、演出表示領域208dの全体に亘って、画像Bの表示と画像Cの表示を含む(画像Aの表示は含まない)演出表示が表示され、演出表示領域208dの中央に画像Aの表示が表示された状態を示している。画像Bの表示と画像Cの表示を含む(画像Aの表示は含まない)演出表示には、任意の背景画像の表示(不図示)や装飾図柄の停止表示(不図示)等が含まれてもよい。
画像Bの表示と画像Cの表示を含む(画像Aの表示は含まない)演出表示の下方の表示領域UIには、変動アイコン表示領域e、保留アイコン表示領域f1〜f4が表示され、保留アイコン表示領域f1、f2に保留アイコンg1、g2が表示され、変動アイコン表示領域eに変動アイコンe1が表示されている。また、表示領域UIは、態様3(例えば、青色)で表示される。
図586(12)は、図586(11)での画像Bの表示と画像Cの表示、及び表示領域UIに表示された保留アイコンや変動アイコンに関連する表示を含む(画像Aの表示は含まない)演出表示が変形した態様で表示される変形表示oyのアニメが表示開始された状態を示している。変形表示oyは、図586(11)に示す状態の画像Bの表示と画像Cの表示、及び表示領域UIに表示された保留アイコンや変動アイコンに関連する表示を含む(画像Aの表示は含まない)演出表示を縦横の縮尺比を変更して縮小変形した表示である。図586(12)に示すアニメのシーンでは、変形表示oyは、左方が奥まっているような態様であり、画像Bの表示と画像Cの表示、表示領域UIに表示された保留アイコンや変動アイコンに関連する表示は、変形し、さらに表示位置が変化して表示される。また、図586(12)に示すアニメのシーンでは、画像Aの表示は、画像Bの表示の一部にオーバーラップし、画像Cの表示にはオーバーラップしていない。また、縮小変形表示された変形表示oyの外側には単色で構成された背景画像が表示されている。
図586(13)は、時間の経過を表し、継続して変形表示oyのアニメが実行された状態を示している。
図586(14)は、変形表示oyのアニメが終了した後に、所定の演出が行われ、表示領域UIが態様3(デフォルト態様)から態様4(例えば、緑色)に変化した状態を示している。また、表示領域UIは、図586(12)に示した状態よりも上方にせり出す態様である。また、画像Bの表示と画像Cの表示、及び表示領域UIに表示された保留アイコンや変動アイコンに関連する表示を含む(画像Aの表示は含まない)演出表示が変形した態様で表示される変形表示oyのアニメを表示した後には必ず表示領域UIが態様3から態様4に変化してもよいし、変形表示oyのアニメの表示中に表示領域UIが態様3から態様4に変化する場合があってもよい。また、本例では、表示領域UIはデフォルト態様から上方にせり出す態様に変化する場合があるが、単に色や模様がデフォルト態様から変化する場合があってもよい。なお、表示領域UIの表示態様によって、当該変動の予告を行ってもよいし、先読み予告を行ってもよい。
図586(15)は、図586(14)での画像Bの表示と画像Cの表示を含む(画像Aの表示は含まない)演出表示が変形した態様で表示される変形表示oxのアニメが表示開始された状態を示している。変形表示oxは、図586(14)に示す状態の画像Bの表示と画像Cの表示を含む(画像Aの表示は含まない)演出表示を縦横の縮尺比を変更して縮小変形した表示である。図586(15)に示すアニメのシーンでは、変形表示oxは、左方が奥まっているような態様であり、画像Bの表示と画像Cの表示は、変形し、さらに表示位置が変化して表示される。また、図586(15)に示すアニメのシーンでは、画像Aの表示は、画像Bの表示の一部にオーバーラップし、画像Cの表示にはオーバーラップしていない。画像Bの表示と画像Cの表示を含む(画像Aの表示は含まない)演出表示の一部は、態様4で表示された表示領域UIによってオーバーラップされている。また、縮小変形表示された変形表示oxの外側には単色で構成された背景画像が表示されている。
本例において、図560(2)等に示す保留数表示領域kを表示してもよい。この場合において、保留数表示領域kの表示は変形表示ox、oyに含めてもよいし、含めなくてもよい。
本例では、表示領域UIの表示態様によって大当り信頼度を異ならせる場合において、デフォルトの態様の表示領域UIの表示は、縮小変形表示された変形表示oyに含まれ、デフォルトの表示態様よりも大当り信頼度の高い表示態様の表示領域UIは、縮小変形表示された変形表示oxに含まれないようにしている。このように、デフォルトの表示態様の表示領域UIは、縮小変形表示し、大当り信頼度の高い表示態様の表示領域UIは、縮小変形表示させないことで、遊技者に、大当り信頼度の高い表示態様の表示領域UIが表示されることに特別感を持たせることができる場合がある。また、反対に、デフォルトの態様の表示領域UIは、縮小変形表示された変形表示oyに含まないようにし、デフォルトの表示態様よりも大当り信頼度の高い表示態様の表示領域UIは、縮小変形表示された変形表示oxに含まれるようにしてもよい。
次に、図586(17)〜(19)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の図586(11)〜(13)に示した演出例の変形例を説明する。図586(17)〜(19)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示し、図586(11)〜(13)に代えて行われる演出例である。図586(19)は時間の経過を表している。
図586(17)は、特図変動遊技の実行中に、演出表示領域208dの全体に亘って、画像Bの表示と画像Cの表示を含む(画像Aの表示は含まない)演出表示が表示され、演出表示領域208dの中央に画像Aの表示が表示された状態を示している。画像Bの表示と画像Cの表示を含む(画像Aの表示は含まない)演出表示には、任意の背景画像の表示(不図示)や装飾図柄の停止表示(不図示)等が含まれてもよい。
画像Bの表示と画像Cの表示を含む(画像Aの表示は含まない)演出表示の下方の表示領域UIには、変動アイコン表示領域e、保留アイコン表示領域f1〜f4が表示され、保留アイコン表示領域f1、f2に保留アイコンg1、g2が表示され、変動アイコン表示領域eに変動アイコンe1が表示されている。また、表示領域UIは、態様3(例えば、青色)で表示される。
図586(18)は、図586(17)での画像Bの表示と画像Cの表示を含む(画像Aの表示は含まない)演出表示が変形した態様で表示される変形表示oxのアニメが表示開始されると伴に、表示領域UIの表示が消去された状態を示している。変形表示oxは、図586(17)に示す状態の画像Bの表示と画像Cの表示を含む(画像Aの表示は含まない)演出表示を縦横の縮尺比を変更して縮小変形した表示である。図586(18)に示すアニメのシーンでは、変形表示oxは、左方が奥まっているような態様であり、画像Bの表示と画像Cの表示は、変形し、さらに表示位置が変化して表示される。また、図586(18)に示すアニメのシーンでは、画像Aの表示は、画像Bの表示の一部にオーバーラップし、画像Cの表示にはオーバーラップしていない。また、縮小変形表示された変形表示oxの外側には単色で構成された背景画像が表示されている。
本変形例においても、図560(2)等に示す保留数表示領域kを表示してもよい。この場合において、保留数表示領域kの表示は変形表示ox、oyに含めてもよいし、含めなくてもよい。
本変形例では、デフォルトの態様の表示領域UIの表示は、縮小変形表示された変形表示oxに含まれず、変形表示oxのアニメの表示中は、デフォルトの態様の表示領域UIを表示していない。デフォルトの態様の表示領域UIを表示しないことで、遊技者をより変形表示oxのアニメの演出に注目させることができる場合がある。
次に、図586(20)〜(22)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図586(20)〜(22)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図586(22)は時間の経過を表している。
図586(20)は、特図変動遊技の実行中の演出表示領域208dと表示領域UIを示している。表示領域UIは、デフォルトの態様で表示され、保留アイコンg1、g2、及び変動アイコンe1が表示されている。
図586(21)は、特図始動口入賞時に保留アイコンg3が新たに表示され、保留アイコンg3が態様4(例えば、緑色)の先読み態様に変化した状態を示している。なお、保留アイコンg3は、出現時から態様4の先読み予告態様で表示されてもよい。また、態様4の先読み予告態様の保留アイコンg3が表示されたことに伴い、演出表示領域208dに帯状の表示部に「〜CHANCE〜CHANCE〜CHANCE〜CHANCE〜」の文字画像が表示された予告表示oh1、oh2が表示される。
本例では、画像Bの表示に予告表示oh1が対応し、画像Cの表示に予告表示oh2が対応する。また、画像Aの表示を画面中央に停止して表示させることで、予告表示oh1、oh2を目立たせるようにしてもよい。また、図586(21)の後に、図586(1)〜(4)、図586(5)〜(6)、図586(8)〜(10)、図586(12)〜(16)やその変形例(図586(17)〜(16))に示した演出が行われてもよいし、これらの演出は、先読み予告態様で表示された保留アイコンg3に対応する特図変動遊技が開始されるまで行われる場合があってもよい。
本例では、画像Bの表示に予告表示oh1が対応し、画像Cの表示に予告表示oh2が対応することで、画像Bの表示と画像Cの表示を含む(画像Aの表示は含まない)演出表示が変形した態様で表示される変形表示ox、oyを表示している最中であっても、保留アイコンg3が先読み予告態様であることを遊技者に気付かせることができる場合がある。なお、画像Bの表示と画像Cの表示を含む(画像Aの表示は含まない)演出表示が変形した態様で表示される変形表示ox、oyに、表示領域UIにおける保留アイコンや変動アイコンに関連する表示を含ませてもよいし、含ませない場合があってもよい。
次に、図587(1)〜(6)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図587(1)〜(6)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図587(3)、(6)は時間の経過を表している。
図587(1)は、特図変動遊技の実行中に、演出表示領域208dの全体に亘って、画像Bの表示と画像Cの表示、及び装飾図柄表示領域208a〜208cに表示された装飾図柄を含む(画像Aの表示は含まない)演出表示が表示され、演出表示領域208dの中央に画像Aの表示が表示された状態を示している。画像Bの表示と画像Cの表示、及び装飾図柄表示領域208a〜208cに表示された装飾図柄を含む(画像Aの表示は含まない)演出表示には、任意の背景画像の表示(不図示)等が含まれてもよい。また、装飾図柄の一部は、画像Aの表示によってオーバーラップされている。
図587(2)は、図587(1)での画像Bの表示と画像Cの表示、及び装飾図柄表示領域208a〜208cに表示された装飾図柄を含む(画像Aの表示は含まない)演出表示が変形した態様で表示される変形表示ozのアニメが表示開始された状態を示している。変形表示ozは、図587(1)に示す状態の画像Bの表示と画像Cの表示、及び装飾図柄表示領域208a〜208cに表示された装飾図柄を含む(画像Aの表示は含まない)演出表示を縦横の縮尺比を変更して縮小変形した表示である。図587(2)に示すアニメのシーンでは、変形表示ozは、左方が奥まっているような態様であり、画像Bの表示と画像Cの表示は、変形し、さらに表示位置が変化して表示される。また、図587(2)に示すアニメのシーンでは、画像Aの表示は、画像Bの表示の一部にオーバーラップし、画像Cの表示にはオーバーラップしていない。また、縮小変形表示された変形表示ozの外側には単色で構成された背景画像が表示されている。
図587(4)は、図587(1)とは別の特図変動遊技が実行された場合の演出例を示している。図587(4)は、図587(1)とは装飾図柄の変動表示の表示態様が異なる演出表示が行われた状態を示している。
図587(4)は、演出表示領域208dの全体に亘って、画像Bの表示と画像Cの表示を含む(画像Aの表示は含まない)演出表示が表示され、演出表示領域208dの中央に画像Aの表示が表示された状態を示している。画像Bの表示と画像Cの表示を含む(画像Aの表示は含まない)演出表示には、任意の背景画像の表示(不図示)等が含まれてもよい。また、演出表示領域208dの下方に装飾図柄表示領域208a〜208dが新たに設けられ、装飾図柄の変動表示が実行されている。演出表示領域208dの下方に設けられた装飾図柄表示領域208a〜208dは、大当り信頼度に合せて表示態様が変化する。図587(4)に示す状態では、装飾図柄表示領域208a〜208dは、態様3(例えば、青色)で表示される。
図587(5)は、図587(4)での画像Bの表示と画像Cの表示を含む(画像Aの表示は含まない)演出表示が変形した態様で表示される変形表示oxのアニメが表示開始された状態を示している。変形表示oxは、図587(4)に示す状態の画像Bの表示と画像Cの表示を含む(画像Aの表示は含まない)演出表示を縦横の縮尺比を変更して縮小変形した表示である。図587(5)に示すアニメのシーンでは、変形表示oxは、左方が奥まっているような態様であり、画像Bの表示と画像Cの表示は、変形し、さらに表示位置が変化して表示される。また、図587(5)に示すアニメのシーンでは、画像Aの表示は、画像Bの表示の一部にオーバーラップし、画像Cの表示にはオーバーラップしていない。画像Bの表示と画像Cの表示を含む(画像Aの表示は含まない)演出表示の一部は、態様3で表示された装飾図柄表示領域208a〜208cによってオーバーラップされている。また、縮小変形表示された変形表示oxの外側には単色で構成された背景画像が表示されている。
本例では、装飾図柄の変動表示の表示態様が通常の状態と異なる状態となる。装飾図柄の変動表示の表示態様が通常の状態と異なる状態は、単に演出モードが異なる場合(遊技状態は同じ)や遊技状態が異なる場合によっても現れる。また、複数変動にまたがる予告演出時(先読み予告モードの予告演出時)に現れる場合もある。本例では、通常の状態の装飾図柄の変動表示は、変形表示ozに含まれ、通常の状態と異なる状態の装飾図柄の変動表示及びこれに関連する表示(例えば、図587(4)に示す状態の装飾図柄表示領域208a〜208cに関連する表示)は、変形表示oxに含まれない。このため、遊技者は、変形表示oxのアニメが行われている場合でも、装飾図柄の変動表示が変形や縮小表示されることがないため、安心して装飾図柄の変動表示を視認することができる場合がある。なお、図587(5)に示す態様3で表示された装飾図柄表示領域208a〜208cは、変形表示oxの背面側に表示されてもよい。
次に、図587(7)〜(10)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図587(7)〜(10)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図587(10)は時間の経過を表している。また、本例では、装飾図柄表示装置208の液晶画面と並行して可動体702が配置される。
図587(7)は、特図変動遊技の実行中に、演出表示領域208dの全体に亘って、画像Bの表示と画像Cの表示を含む(画像Aの表示は含まない)演出表示が表示され、演出表示領域208dの中央に画像Aの表示が表示された状態を示している。画像Bの表示と画像Cの表示を含む(画像Aの表示は含まない)演出表示には、装飾図柄や任意の背景画像の表示(不図示)等が含まれてもよい。
図587(8)は、図587(7)での画像Bの表示と画像Cの表示を含む(画像Aの表示は含まない)演出表示が変形した態様で表示される変形表示oxのアニメが表示開始された状態を示している。変形表示oxは、図587(7)に示す状態の画像Bの表示と画像Cの表示を含む(画像Aの表示は含まない)演出表示を縦横の縮尺比を変更して縮小変形した表示である。図587(8)に示すアニメのシーンでは、変形表示oxは、左方が奥まっているような態様であり、画像Bの表示と画像Cの表示は、変形し、さらに表示位置が変化して表示される。また、図587(8)に示すアニメのシーンでは、画像Aの表示は、画像Bの表示の一部にオーバーラップし、画像Cの表示にはオーバーラップしていない。また、縮小変形表示された変形表示oxの外側には単色で構成された背景画像が表示されている。
また、図587(8)は、変形表示oxの下側部分の傾斜に合せるように可動体702が右下方に傾斜した状態を示している。
図587(9)は、図587(8)での変形表示oxのアニメを継続した状態を示している。図587(9)に示すアニメのシーンでは、変形表示oxは、右方が奥まっているような態様であり、画像Bの表示と画像Cの表示は、変形し、さらに表示位置が変化して表示される。また、図587(9)に示すアニメのシーンでは、画像Aの表示は、画像Cの表示の一部にオーバーラップし、画像Bの表示にはオーバーラップしていない。また、縮小変形表示された変形表示oxの外側には単色で構成された背景画像が表示されている。
また、図587(9)は、変形表示oxの下側部分の傾斜に合せるように可動体702が左下方に傾斜した状態を示している。
本例では、液晶画面と並行に配置されている可動体702が設けられ、変形表示oxのアニメの実行時に可動する。可動体702の可動によって、可動体702の一部は、正面視において、装飾図柄表示装置208の画面に重ならない位置から装飾図柄表示装置208の画面の一部に重なる位置に移動する場合がある。可動体702の可動は、変形表示oxの傾斜角度の表示状態に合せて傾斜する。このため、変形表示oxのアニメの実行中に、可動体702の一部と装飾図柄表示装置208の画面の一部の重なる領域が大きくなる。また、可動体702は複数の可動部を含み(例えば、「八」「代」「将」「軍」が個別に作動可能)、変形表示oxのアニメの実行中に「八」「代」の可動部が上方に移動することで変形表示oxのアニメの臨場感をアップさせることもできる場合がある。また、本例では、変形表示oxに合せて可動体702の一部が演出表示領域208dに重なるように可動するため、画像Bの表示と画像Cの表示の見逃しを防止することもできる場合がある。
次に、図587(11)〜(14)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図587(12)〜(14)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図587(11)は、装飾図柄表示装置208の液晶画面の前方で移動する可動体710を説明する図である。
可動体710は、左可動部710a及び右可動部710bで構成されるフレーム状の可動体である。液晶表示装置208の左方に左可動部710aが格納され、液晶表示装置208の右方に右可動部710bが格納される。図587(11)に示す矢印は、左可動部710a及び右可動部710bの移動方向を示している。左可動部710aが右方にスライド移動し、同時に右可動部710bが左方にスライド移動して、画面中央で衝突することで長方形状のフレームが形成される。なお、左可動部710aと右可動部710bは、繋がっていなくてもよい。また、左可動部710a及び右可動部710bには複数の色のLEDを設けるようにして、大当り信頼度に合せた態様で発光させてもよい。
図587(12)は、特図変動遊技の実行中に、演出表示領域208dの全体に亘って、画像Bの表示と画像Cの表示を含む(画像Aの表示は含まない)演出表示が表示され、演出表示領域208dの中央に画像Aの表示が表示された状態を示している。画像Bの表示と画像Cの表示を含む(画像Aの表示は含まない)演出表示には、装飾図柄や任意の背景画像の表示(不図示)等が含まれてもよい。
図587(13)は、左可動部710a及び右可動部710bが移動し、画面前方で長方形状のフレームが形成された状態を示している。また、左可動部710a及び右可動部710bによるフレームの形成に伴い、画像Bの表示と画像Cの表示を含む(画像Aの表示は含まない)演出表示が当該フレームに収まる大きさに縮小表示する変形表示ox1のアニメが表示開始される。また、本例では、変形表示ox1が表示された状態では、画像Aの表示が変形表示ox1にオーバーラップされるが、画像Aの表示が変形表示ox1にオーバーラップしてもよい。また、縮小表示された変形表示ox1の外側には単色で構成された背景画像が表示されている。また、画像Aの表示の一部がフレームからはみ出すように可動体710によってフレームが形成される。
図587(14)は、図587(13)での変形表示ox1を更に変形した変形表示ox2のアニメが表示開始された状態を示している。変形表示ox2は、図587(13)に示す状態の変形表示ox1を縦横の縮尺比を変更して縮小変形した表示である。図587(14)に示すアニメのシーンでは、変形表示ox2は、左方が奥まっているような態様であり、画像Bの表示と画像Cの表示は、変形し、さらに表示位置が変化して表示される。また、図587(14)に示すアニメのシーンでは、画像Aの表示は、画像Bの表示の一部にオーバーラップし、画像Cの表示にはオーバーラップしていない。また、縮小変形表示された変形表示ox2の外側には単色で構成された背景画像が表示されている。また、変形表示ox2は、可動体710によって形成されたフレーム内に収まるように表示される。
本例では、可動体710によってフレームが形成され、そのフレーム内に収まるように変形表示ox2が表示されるため、それぞれが離れた位置で表示されている画像Bの表示と画像Cの表示の見逃しを防止することができる場合がある。
次に、図587(15)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の図587(12)〜(14)の後に行われる演出について説明する。
図587(15)は、図587(14)で表示された変形表示ox2を拡大した変形表示ox3のアニメが表示開始された状態を示している。変形表示ox3は、可動体710によって形成されたフレームからはみ出すように表示される。変形表示ox3の一部をフレームからはみ出すように表示させることで、演出の臨場感が高まる場合がある。また、図587(15)に示すアニメのシーンでは、画像Bの一部が可動体710の左可動部710aにオーバーラップされるように表示され、画像Cの一部が可動体710の右可動部710bにオーバーラップされるように表示される。また、縮小変形表示された変形表示ox2の外側には単色で構成された背景画像が表示されている。
本例では、可動体710によってフレームが形成され、そのフレームからはみ出すように変形表示ox3及び画像Aの表示が表示されるため、遊技者は、画像Aの表示やフレームに気付きやすくなるため、画像Aの表示に気付いた遊技者は、フレームにオーバーラップされている画像Bの表示と画像Cの表示にも気付きやすくなり、それぞれが離れた位置で表示されている画像Bの表示と画像Cの表示の見逃しを防止することができる場合がある。
次に、以上説明した一実施の形態によるパチンコ機100の特徴的構成について再度図1〜図15、図560〜図587を参照しつつ説明する。
(M1)
表示手段(例えば、装飾図柄表示装置208)を備えた遊技台であって、
前記表示手段は、画面全体に亘って或る表示(以下、「第一の表示(例えば、図560(4)、(18)、図561(4)、(18)、図563(12)、(26)、図564(17)、図565(8)、図570(2)、図571(2)、(8)、図572(6)、図572(16)、図572(12)、図577(4)、(12)、図582(9)、(13)等に示す、音量表示p1を除く画面全体の表示)」という。)を表示可能な手段であり、
前記第一の表示は、或る背景表示(例えば、晴れの背景表示)を含む表示であり、
前記第一の表示が表示されている状態の後に或るアニメーション(以下、「第一のアニメ(例えば、図560(5)〜(11)、(19)〜(25)に示す変形表示o1のアニメ)」という。)の表示が開始される場合があり、
前記第一のアニメは、前記第一の表示が変形(例えば、第一の表示に対応する画像が変形)された態様の表示(以下、「第二の表示(例えば、変形表示o1〜o13)」という。)が表示されるシーンを含むアニメであり、
前記表示手段は、第三の表示(例えば、音量表示p1、予告表示、皿満タンエラー表示、タイマ予告表示r7)を表示可能な手段であり、
前記第三の表示とは、前記第一の表示に含まれない或る表示のことであり、
前記第一の表示が表示されている状態(例えば、図560(18)に示す状態)においても前記第一のアニメが表示されている状態(例えば、図560(19)〜(25)に示す状態)においても前記第三の表示を表示可能であり、
前記第一の表示の表示が開始してから前記第一のアニメの表示が終了するまでの期間に亘って前記第三の表示が表示される場合において、該第一のアニメの表示が表示されている状態であっても該第三の表示は変形されることなく表示される(例えば、図560(18)〜(26)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
当該構成を備えた遊技台によれば、第三の表示を遊技者に見え易くすることができる。また、第三の表示は変形されないので遊技者に第三の表示を分かり易くし、また、変形されない第三の表示が表示されていることによって第一の表示が変形していることを遊技者に分かり易くすることができる。また、第三の表示が大当り信頼度の高い当該変動の予告表示であり、第二の表示が大当り信頼度の低い先読み予告表示を含む場合には、大当り信頼度の高い当該変動の予告表示と大当り信頼度の低い先読み予告表示を混同させ、本当に大当り信頼度の高い予告表示は高頻度で出現させることができないが、これらを混同させることで大当り信頼度の高い予告表示の出現頻度が高いように錯覚させ、大当りへの期待感を高めることができる。第三の表示と第二の表示は、変形する変形しないによって区別が可能なので、打ち込んでいために第三の表示と第二の表示を区別できる遊技者を優遇し、優越感に浸らせて楽しませることができる。
(M2)
M1に記載の遊技台であって、
前記第一の表示は、第四の表示(例えば、エフェクト表示n1)を含む表示であり、
前記第二の表示は、前記第四の表示が変形された態様の表示(以下、「第五の表示(例えば、図560(19)〜(25)に示すエフェクト表示n1)」という。)を含む表示であり、
前記第一の表示と前記第三の表示の両方が表示されている状態において、該第三の表示と前記第四の表示が重なる場合はなく(例えば、図560(18)参照)、
前記第一のアニメの表示と前記第三の表示の両方が表示されている状態において、該第三の表示と前記第五の表示が重なる場合がある(例えば、図560(19)〜(25)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(M3)
M2に記載の遊技台であって、
前記第一の表示は、第六の表示(例えば、中図柄)を含む表示であり、
前記第二の表示は、前記第六の表示が変形された態様の表示(以下、「第七の表示(例えば、図560(19)〜(25)、図561(19)〜(25)に示す中図柄の「装飾4」)」という。)を含む表示であり、
前記第一の表示と前記第三の表示の両方が表示されている状態において、該第三の表示と前記第六の表示が重なる場合はなく、
前記第一のアニメの表示と前記第三の表示の両方が表示されている状態において、該第三の表示と前記第五の表示が重なり且つ該第三の表示と前記第七の表示が重ならない場合があり、
前記第一のアニメの表示と前記第三の表示の両方が表示されている状態において、該第三の表示と前記第七の表示が重なり且つ該第三の表示と前記第五の表示が重ならない場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(M4)
M1乃至M3のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第三の表示は、実行中の図柄変動表示に対応する予告表示(例えば、当該変動の予告表示)である、
ことを特徴とする遊技台。
(M5)
M1乃至M3のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記表示手段は、タイマ予告表示(例えば、タイマ予告表示r7)を表示可能な手段であり、
前記第三の表示は、作動前の前記タイマ予告表示(例えば、図579(6)、(8)〜(20)に示すタイマ予告表示)であり、
作動後の前記タイマ予告表示は、変形された態様で表示される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(M6)
M1乃至M5のいずれか一項に記載の遊技台であって、
第一の操作手段(例えば、設定操作部137)を備え、
前記第一の操作手段の操作があると、表示されている前記第三の表示(例えば、音量表示p1)の表示態様が変化する場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(M7)
M6に記載の遊技台であって、
前記第三の表示は、音量を表すメーター表示(例えば、音量表示p1のメーター表示)である、
ことを特徴とする遊技台。
(M8)
M1乃至M3のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第三の表示は、皿満タンエラー表示であり、
皿満タンエラーが解消されると、表示されている前記第三の表示が消去される、
ことを特徴とする遊技台。
(M9)
M1乃至M8のいずれか一項に記載の遊技台であって、
第二の操作手段(例えば、チャンスボタン136)を備え、
前記表示手段は、前記第二の操作手段の操作を促す表示(以下、「第八の表示(例えば、ボタン画像q1、メーター画像q2)」という。)を表示可能な手段であり、
前記第一の表示は前記第八の表示を含む表示であり、
前記第二の表示は、前記第八の表示が変形された態様の表示(以下、「第九の表示(例えば、図564(18)〜(23)に示すボタン画像q1やメーター画像q2)」という。)を含む表示であり、
前記第一のアニメは、前記第九の表示の表示位置がそれぞれ異なる複数のシーンを含むアニメである(例えば、図564(18)〜(23)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(M10)
M1乃至M9のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一の表示の表示サイズよりも前記第二の表示の表示サイズの方が表示サイズが小さく、
前記第二の表示が表示される表示領域(以下、「第一の表示領域」という。)と、該第一の表示領域とは異なる表示領域(以下、「第二の表示領域(例えば、表示領域208e)」という。)の両方の表示領域に跨って前記第三の表示が表示される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(M11)
M10のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第二の表示が表示されている状態においてのみ、前記第二の表示領域に或る予告表示(例えば、予告表示r1、r3)が表示される場合があり(例えば、図565(10)、図570(3)参照)、
前記第三の表示と前記或る予告表示の両方が表示されている状態において、該第三の表示と該或る予告表示が重なって表示される、
ことを特徴とする遊技台。
(M12)
M1乃至M11のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一の表示は、保留アイコン(例えば、図583(2)〜(14)に示す保留アイコンg1、g2)を含む表示であり、
前記第二の表示は、前記第一の表示における保留アイコンが変形された態様の保留アイコンを含む表示であり(例えば、図583(3)〜(6)参照)、
前記第一のアニメは、前記第二の表示における保留アイコンの表示サイズがそれぞれ異なる複数のシーンを含むアニメであり(例えば、図583(3)〜(6)参照)、
前記表示手段は、保留アイコンの表示態様を変化させる或る変化演出表示(例えば、図583(7)〜(12)に示す変化演出)を表示可能な手段であり、
前記或る変化演出表示は、前記第一のアニメとは別の或るアニメーション(以下、「第二のアニメ(例えば、図583(8)〜(12)に示す変化アニメ)」という。)の表示を含む演出表示であり、
前記第二のアニメは、保留アイコンが拡大されて表示される或るシーン(以下、「拡大シーン(例えば、図583(8)〜(12)に示すシーン)」という。)を含むアニメであり、
保留アイコンは複数種類の表示態様で表示される場合があり、
前記複数種類の表示態様のうちの一の表示態様は、或る表示態様(以下、「第一の表示態様(例えば、態様1)」という。)であり、
前記複数種類の表示態様のうちの一の表示態様は、前記第一の表示態様とは別の或る表示態様(以下、「第二の表示態様(例えば、態様5)」という。)であり、
前記第一の表示態様の保留アイコンに対応する図柄変動表示よりも前記第二の表示態様の保留アイコンに対応する図柄変動表示の方が、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすく、
前記第一の表示における或る保留アイコン(例えば、保留アイコンg1)であって前記第一のアニメの表示が終了した後も前記第一の表示態様で表示される保留アイコンに対応する図柄変動表示よりも、前記或る変化演出表示の表示によって表示態様が前記第二の表示態様に変化した保留アイコン(例えば、保留アイコンg2)に対応する図柄変動表示の方が、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすく、
前記第二のアニメが表示されている状態において前記第三の表示を表示可能であり、
前記第三の表示が表示されている状態において前記第二のアニメの表示が開始される場合であっても、前記第三の表示は拡大されることなく表示される、
ことを特徴とする遊技台。
(M13)
M12に記載の遊技台であって、
前記第一の表示における保留アイコンの縦横比(例えば、図583(2)に示す保留アイコンg1、g2の縦横比)と前記第二の表示における保留アイコンの縦横比(例えば、図583(3)〜(6)に示す保留アイコンg1、g2の縦横比)は、異なる縦横比であり、
前記第二のアニメの表示が開始される前の保留アイコンの縦横比(例えば、図583(7)に示す保留アイコンg1、g2の縦横比)と前記拡大シーンにおける該保留アイコンの縦横比(例えば、図583(9)〜(12)に示す保留アイコンg1、g2の縦横比)は、同じ縦横比である、
ことを特徴とする遊技台。
(M14)
M12またはM13に記載の遊技台であって、
前記第一の表示は、複数の保留アイコン(保留アイコンg1、g2)を含む表示であり、
前記複数の保留アイコンのうちの一の保留アイコン(以下、「第一の保留アイコン(例えば、図560(2)に示す保留アイコンg1)」という。)の表示サイズと該複数の保留アイコンのうちの該第一の保留アイコンとは別の一の保留アイコン(以下、「第二の保留アイコン(例えば、図560(2)に示す保留アイコンg2)」という。)の表示サイズは、同じ表示サイズであり、
前記第二の表示(例えば、変形表示o1)は、前記第一の保留アイコンが変形された態様の保留アイコン(以下、「第三の保留アイコン(例えば、図560(5)〜(11)に示す保留アイコンg1)」という。)と前記第二の保留アイコンが変形された態様の保留アイコン(以下、「第四の保留アイコン(例えば、図560(5)〜(11)に示す保留アイコンg2)」という。)を含む表示であり、
前記複数のシーンのうちの一のシーンは、第一のシーン(例えば、図560(5)に示すシーン)であり、
前記複数のシーンのうちの一のシーンは、第二のシーン(例えば、図560(8)に示すシーン)であり、
前記第一のシーンにおける前記第三の保留アイコンの表示サイズよりも該第一のシーンにおける前記第四の保留アイコンの表示サイズの方が、表示サイズが大きく(例えば、図560(5)参照)、
前記第二のシーンにおける前記第四の保留アイコンの表示サイズよりも該第二のシーンにおける前記第三の保留アイコンの表示サイズの方が、表示サイズが大きく(例えば、図560(8)参照)、
複数の保留アイコンが表示されている状態において前記第二のアニメ(例えば、図578(18)に示す変化演出のアニメ)が表示される場合において(例えば、図578(18)に示す場合)、該複数の保留アイコンのうちの一の保留アイコン(以下、「第五の保留アイコン(例えば、図578(18)に示す保留アイコンg2)」という。)のみが拡大されて他の保留アイコン(以下、「第六の保留アイコン」という。)は拡大されて表示されることはなく、該第五の保留アイコンの表示サイズよりも前記第六の保留アイコンの表示サイズの方が表示サイズが大きくなることはない、
ことを特徴とする遊技台。
(M15)
M12乃至M14のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記表示手段は、保留アイコンに対応する台座画像(例えば、台座画像f1〜f4)を表示可能な手段であり、
前記第一のアニメは、前記台座画像の表示サイズがそれぞれ異なる複数のシーンを含むアニメであり(例えば、図560(5)〜(11)参照)、
前記第二のアニメは、前記台座画像の表示サイズがそれぞれ異なる複数のシーンを含まないアニメである(例えば、図578(17)〜(21)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(M16)
M1乃至M15のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記表示手段は、変動アイコンを表示可能な手段であり、
前記変動アイコンは、実行中の図柄変動表示に関するアイコンであり、
前記図柄変動表示が開始されると、保留アイコンとして表示されていたアイコンが拡大するシーンを含む表示を経て変動アイコンとして表示される、
ことを特徴とする遊技台。
(M17)
M1乃至M16のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記表示手段は、説明表示を表示可能な手段であり、
前記説明表示は、或る表示領域(例えば、表示領域j)に表示される表示であり、
拡大された前記或る表示領域に予告表示(例えば、図583(18)に示す予告表示r12、図583(19)に示す予告表示r13)が表示される場合があり、
前記第一のアニメが表示されている状態において、前記予告表示の表示が開始されることがない、
ことを特徴とする遊技台。
(M18)
M1乃至M17のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記表示手段における表示領域のうちの一部分の表示領域(以下、「部分表示領域」という。)が或る構造物(例えば、センターユニット705)によってオーバーラップされており、
前記第一の表示の或る部分の表示(以下、「或る部分表示」という。)は、前記部分表示領域に表示され、
前記第二の表示は、前記或る部分表示が変形された態様の表示を含む表示であり、
前記第二の表示は、前記部分表示領域を含まない表示領域において表示される表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(M19)
M1乃至M18のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、ぱちんこ機(例えば、パチンコ機100)である、
ことを特徴とする遊技台。
(M20)
表示手段(例えば、装飾図柄表示装置208)を備えた遊技台であって、
前記表示手段は、画面全体に亘って或る表示(以下、「第一の表示(例えば、図560(4)、(18)、図561(4)、(18)、図563(12)、(26)、図564(17)、図565(8)、図570(2)、図571(2)、(8)、図572(6)、図572(16)、図572(12)、図577(4)、(12)、図582(9)、(13)等に示す、音量表示p1を除く画面全体の表示)」という。)を表示可能な手段であり、
前記第一の表示は、或る背景表示(例えば、晴れの背景表示)を含む表示であり、
前記第一の表示が表示されている状態の後に或るアニメーション(以下、「第一のアニメ(例えば、図560(5)〜(11)、(19)〜(25)に示す変形表示o1のアニメ)」という。)の表示が開始される場合があり、
前記第一のアニメは、前記第一の表示が変形(例えば、第一の表示に対応する画像が変形)された態様の表示(以下、「第二の表示(例えば、変形表示o1〜o13)」という。)が表示されるシーンを含むアニメであり、
前記表示手段は、第三の表示(例えば、音量表示p1、予告表示、皿満タンエラー表示、タイマ予告表示r7)を表示可能な手段であり、
前記第三の表示とは、前記第一の表示に含まれない或る表示のことであり、
前記第一の表示が表示されている状態(例えば、図560(18)に示す状態)においても前記第一のアニメが表示されている状態(例えば、図560(19)〜(25)に示す状態)においても前記第三の表示を表示可能であり、
前記第一の表示の表示が開始してから前記第一のアニメの表示が終了するまでの期間に亘って前記第三の表示が表示される場合において、該第一のアニメの表示が表示されている状態であっても該第三の表示は変形されることなく且つ表示位置が変化されることなく表示され(例えば、図560(18)〜(26)参照)、
前記第一の表示は、第四の表示(例えば、図560(18)に示すエフェクト表示n1)を含む表示であり、
前記第一の表示が表示されている状態において、前記第四の表示は表示位置が変化されることなく表示され、
前記第二の表示は、前記第四の表示が変形された態様の表示(以下、「第五の表示(例えば、図560(19)〜(25)に示すエフェクト表示n1)」という。)を含む表示であり、
前記第一のアニメが表示されている状態において、前記第五の表示は表示位置が変化されて表示され、
前記第一の表示は、第六の表示(例えば、図560(18)〜(26)に示すチャンス目を構成する仮停止表示中の中図柄(装飾4))を含む表示であり、
前記第一の表示が表示されている状態において、前記第六の表示は表示が切り替わらず且つ表示位置が変化されることなく表示され(例えば、図560(18)参照)、
前記第二の表示は、前記第六の表示が変形された態様の表示(以下、「第七の表示(例えば、図560(19)〜(25)に示す変形表示o1に含まれるチャンス目を構成する仮停止表示中の中図柄(装飾4))」という。)を含む表示であり、
前記第一のアニメが表示されている状態において、前記第七の表示は表示が切り替わらず且つ表示位置が変化されて表示され(例えば、図560(19)〜(25)参照)、
前記第一のアニメの表示と前記第三の表示の両方が表示されている状態において、該第三の表示と前記第五の表示が重なり且つ該第三の表示と前記第七の表示が重ならない場合があり、
前記第一のアニメの表示と前記第三の表示の両方が表示されている状態において、該第三の表示と前記第七の表示が重なり且つ該第三の表示と前記第五の表示が重ならない場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(M21)
M20に記載の遊技台であって、
前記第三の表示は、実行中の図柄変動表示に対応する予告表示(例えば、当該変動の予告表示)である、
ことを特徴とする遊技台。
(M22)
M20に記載の遊技台であって、
第一の操作手段(例えば、設定操作部137)を備え、
前記第一の操作手段の操作があると、表示されている前記第三の表示(例えば、音量表示p1)の表示態様が変化する場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(M23)
M22に記載の遊技台であって、
前記第三の表示は、音量を表すメーター表示(例えば、音量表示p1のメーター表示)である、
ことを特徴とする遊技台。
(M24)
M20に記載の遊技台であって、
前記第三の表示は、皿満タンエラー表示(例えば、図582(18)〜(22)に示すエラー表示r10)であり、
皿満タンエラーが解消されると、表示されている前記第三の表示が消去される、
ことを特徴とする遊技台。
(M25)
M20乃至M24のいずれか一項に記載の遊技台であって、
第二の操作手段(例えば、チャンスボタン136)を備え、
前記表示手段は、前記第二の操作手段の操作を促す表示(以下、「第八の表示(例えば、ボタン画像q1、メーター画像q2)」という。)を表示可能な手段であり、
前記第一の表示は、前記第八の表示を含む表示であり、
前記第二の表示は、前記第八の表示が変形された態様の表示(以下、「第九の表示(例えば、図564(18)〜(23)に示すボタン画像q1やメーター画像q2)」という。)を含む表示であり、
前記第一のアニメは、前記第九の表示の表示位置がそれぞれ異なる複数のシーンを含むアニメである(例えば、図564(18)〜(23)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(M26)
M20乃至M25のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一の表示の表示サイズよりも前記第二の表示の表示サイズの方が表示サイズが小さく、
前記第二の表示が表示される表示領域(以下、「第一の表示領域」という。)と、該第一の表示領域とは異なる表示領域(以下、「第二の表示領域(例えば、表示領域208e)」という。)の両方の表示領域に跨って前記第三の表示が表示される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(M27)
M26に記載の遊技台であって、
前記第二の表示が表示されている状態においてのみ、前記第二の表示領域に或る予告表示(例えば、予告表示r1、r3)が表示される場合があり(例えば、図565(10)、図570(3)参照)、
前記第三の表示と前記或る予告表示の両方が表示されている状態において、該第三の表示と該或る予告表示が重なって表示される、
ことを特徴とする遊技台。
(M28)
M20乃至M27のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一の表示は、保留アイコン(例えば、図583(2)〜(14)に示す保留アイコンg1、g2)を含む表示であり、
前記第二の表示は、前記第一の表示における保留アイコンが変形された態様の保留アイコンを含む表示であり(例えば、図583(3)〜(6)参照)、
前記第一のアニメは、前記第二の表示における保留アイコンの表示サイズがそれぞれ異なる複数のシーンを含むアニメであり(例えば、図583(3)〜(6)参照)、
前記表示手段は、保留アイコンの表示態様を変化させる或る変化演出表示(例えば、図583(7)〜(12)に示す変化演出)を表示可能な手段であり、
前記或る変化演出表示は、前記第一のアニメとは別の或るアニメーション(以下、「第二のアニメ(例えば、図583(8)〜(12)に示す変化アニメ)」という。)の表示を含む演出表示であり、
前記第二のアニメは、保留アイコンが拡大されて表示される或るシーン(以下、「拡大シーン(例えば、図583(8)〜(12)に示すシーン)」という。)を含むアニメであり、
保留アイコンは、複数種類の表示態様で表示される場合があり、
前記複数種類の表示態様のうちの一の表示態様は、或る表示態様(以下、「第一の表示態様(例えば、態様1)」という。)であり、
前記複数種類の表示態様のうちの一の表示態様は、前記第一の表示態様とは別の或る表示態様(以下、「第二の表示態様(例えば、態様5)」という。)であり、
前記第一の表示態様の保留アイコンに対応する図柄変動表示よりも前記第二の表示態様の保留アイコンに対応する図柄変動表示の方が、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすく、
前記第一の表示における或る保留アイコン(例えば、保留アイコンg1)であって前記第一のアニメの表示が終了した後も前記第一の表示態様で表示される保留アイコンに対応する図柄変動表示よりも、前記或る変化演出表示の表示によって表示態様が前記第二の表示態様に変化した保留アイコン(例えば、保留アイコンg2)に対応する図柄変動表示の方が、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすく、
前記第二のアニメが表示されている状態において前記第三の表示を表示可能であり、
前記第三の表示が表示されている状態において前記第二のアニメの表示が開始される場合であっても、前記第三の表示は拡大されることなく表示される、
ことを特徴とする遊技台。
(M29)
M28に記載の遊技台であって、
前記第一の表示における保留アイコンの縦横比(例えば、図583(2)に示す保留アイコンg1、g2の縦横比)と前記第二の表示における保留アイコンの縦横比(例えば、図583(3)〜(6)に示す保留アイコンg1、g2の縦横比)は、異なる縦横比であり、
前記第二のアニメの表示が開始される前の保留アイコンの縦横比(例えば、図583(7)に示す保留アイコンg1、g2の縦横比)と前記拡大シーンにおける該保留アイコンの縦横比(例えば、図583(9)〜(12)に示す保留アイコンg1、g2の縦横比)は、同じ縦横比である、
ことを特徴とする遊技台。
(M30)
M28またはM29に記載の遊技台であって、
前記第一の表示は、複数の保留アイコン(保留アイコンg1、g2)を含む表示であり、
前記複数の保留アイコンのうちの一の保留アイコン(以下、「第一の保留アイコン(例えば、図560(2)に示す保留アイコンg1)」という。)の表示サイズと該複数の保留アイコンのうちの該第一の保留アイコンとは別の一の保留アイコン(以下、「第二の保留アイコン(例えば、図560(2)に示す保留アイコンg2)」という。)の表示サイズは、同じ表示サイズであり、
前記第二の表示(例えば、変形表示o1)は、前記第一の保留アイコンが変形された態様の保留アイコン(以下、「第三の保留アイコン(例えば、図560(5)〜(11)に示す保留アイコンg1)」という。)と前記第二の保留アイコンが変形された態様の保留アイコン(以下、「第四の保留アイコン(例えば、図560(5)〜(11)に示す保留アイコンg2)」という。)を含む表示であり、
前記複数のシーンのうちの一のシーンは、第一のシーン(例えば、図560(5)に示すシーン)であり、
前記複数のシーンのうちの一のシーンは、第二のシーン(例えば、図560(8)に示すシーン)であり、
前記第一のシーンにおける前記第三の保留アイコンの表示サイズよりも該第一のシーンにおける前記第四の保留アイコンの表示サイズの方が、表示サイズが大きく(例えば、図560(5)参照)、
前記第二のシーンにおける前記第四の保留アイコンの表示サイズよりも該第二のシーンにおける前記第三の保留アイコンの表示サイズの方が、表示サイズが大きく(例えば、図560(8)参照)、
複数の保留アイコンが表示されている状態において前記第二のアニメ(例えば、図578(18)に示す変化演出のアニメ)が表示される場合(例えば、図578(18)に示す場合)において、該複数の保留アイコンのうちの一の保留アイコン(以下、「第五の保留アイコン(例えば、図578(18)に示す保留アイコンg2)」という。)のみが拡大されて他の保留アイコン(以下、「第六の保留アイコン」という。)は拡大されて表示されることはなく、該第五の保留アイコンの表示サイズよりも前記第六の保留アイコンの表示サイズの方が表示サイズが大きくなることはない、
ことを特徴とする遊技台。
(M31)
M28乃至M30のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記表示手段は、保留アイコンに対応する台座画像(例えば、台座画像f1〜f4)を表示可能な手段であり、
前記第一のアニメは、前記台座画像の表示サイズがそれぞれ異なる複数のシーンを含むアニメであり(例えば、図560(5)〜(11)参照)、
前記第二のアニメは、前記台座画像の表示サイズがそれぞれ異なる複数のシーンを含まないアニメである(例えば、図578(17)〜(21)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(M32)
M20乃至M31のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記表示手段は、変動アイコン(例えば、変動アイコンe1〜e4)を表示可能な手段であり、
前記変動アイコンは、実行中の図柄変動表示に関するアイコンであり、
前記図柄変動表示が開始されると、保留アイコン(例えば、図563(1)〜(5)に示す保留アイコンg1)として表示されていたアイコンが拡大するシーン(例えば、図563(6)、(7)に示すシーン)を含む表示を経て変動アイコン(例えば、図563(7)に示す変動アイコンe2)として表示される、
ことを特徴とする遊技台。
(M33)
M20乃至M32のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記表示手段は、説明表示を表示可能な手段であり、
前記説明表示は、或る表示領域(例えば、表示領域j)に表示される表示であり、
拡大された前記或る表示領域に予告表示(例えば、図583(18)に示す予告表示r12、図583(19)に示す予告表示r13)が表示される場合があり、
前記第一のアニメが表示されている状態において、前記予告表示の表示が開始されることがない、
ことを特徴とする遊技台。
(M34)
M20乃至M33のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記表示手段における表示領域のうちの一部分の表示領域(以下、「部分表示領域」という。)が或る構造物(例えば、センターユニット705)によってオーバーラップされており、
前記第一の表示の或る部分の表示(以下、「或る部分表示」という。)は、前記部分表示領域に表示され、
前記第二の表示は、前記或る部分表示が変形された態様の表示を含む表示であり、
前記第二の表示は、前記部分表示領域を含まない表示領域において表示される表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(M35)
M20乃至M34のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、ぱちんこ機(例えば、パチンコ機100)である、
ことを特徴とする遊技台。
(N1)
表示手段(例えば、装飾図柄表示装置208)を備えた遊技台であって、
前記表示手段は、画面全体に亘って或る表示(以下、「第一の表示(例えば、図560(4)、(18)等に示す画面全体の表示)」という。)を表示可能な手段であり、
前記第一の表示は、或る背景表示(例えば、晴れの背景表示)を含む表示であり、
前記表示手段は、前記第一の表示を変形(例えば、第一の表示に対応する画像が変形)した態様の表示(以下、「第二の表示(例えば、図560(5)、(19)に示す変形表示o1、変形表示o1〜o13の左方が奥まっているような態様の表示)」という。)を表示可能な手段であり、
前記表示手段は、複数のシーンを含む或るアニメーション(以下、「或るアニメ(例えば、図560(5)〜(11)、(19)〜(25)に示す変形表示o1のアニメ)」という。)を表示可能な手段であり、
前記第一の表示が表示されている状態(以下、「第一の状態」という。)において、前記或るアニメの表示が開始される場合があり、
前記複数のシーンのうちの一のシーンは、前記第二の表示が表示されているシーン(以下、「第一のシーン(例えば、図560(5)、(19)等に示すシーン)」という。)であり、
前記表示手段は、第三の表示(例えば、音量表示p1、皿満タンエラー表示)を表示可能な手段であり、
前記第一の状態において表示されている前記第三の表示が、前記第一のシーンにおいて変形されることなく表示される場合がある(例えば、図560(19)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
当該構成を備えた遊技台によれば、第三の表示を遊技者に見え易くすることができる。また、第三の表示が大当り信頼度の高い当該変動の予告表示であり、第二の表示が大当り信頼度の低い先読み予告表示を含む場合には、大当り信頼度の高い当該変動の予告表示と大当り信頼度の低い先読み予告表示を混同させ、本当に大当り信頼度の高い予告表示は高頻度で出現させることができないが、これらを混同させることで大当り信頼度の高い予告表示の出現頻度が高いように錯覚させ、大当りへの期待感を高めることができる。第三の表示と第二の表示は、変形する変形しないによって区別が可能なので、打ち込んでいために第三の表示と第二の表示を区別できる遊技者を優遇し、優越感に浸らせて楽しませることができる。
(N2)
N1に記載の遊技台であって、
前記表示手段は、保留アイコンを表示可能な手段であり、
前記複数のシーンのうちの一のシーンは、前記第二の表示とは別の、前記第一の表示が変形した態様の表示(以下、「第四の表示(例えば、図560(8)、(22)に示す変形表示o1、変形表示o1〜o13の右方が奥まっているような態様の表示)」という。)が表示されているシーン(以下、「第二のシーン(例えば、図560(8)、(22)等に示すシーン)」という。)であり、
前記第一のシーンにおける保留アイコンと、前記第二のシーンにおける該保留アイコンとは、異なる大きさであり、
前記表示手段は、保留アイコンの表示態様を変化させる或る変化演出表示(例えば、図578(17)〜(21)に示す変化演出表示、図583(7)〜(12)に示す変化演出表示)を表示可能な手段であり、
前記或る変化演出表示は、複数のシーンを含む或る変化アニメーション(以下、「或る変化アニメ」という。)の表示を含む演出であり、
前記或る変化アニメは、保留アイコンが拡大されて表示されるシーン(以下、「第三のシーン」という。)を含むアニメである、
ことを特徴とする遊技台。
当該構成を備えた遊技台によれば、保留アイコンの大きさが変化する或るアニメを或る変化アニメと錯覚させて、或るアニメと或る変化アニメとの一体感を高めこれらのアニメの出現頻度が高いように錯覚させるこができる。
(N3)
N2に記載の遊技台であって、
前記第一のシーンにおいて、保留アイコン(例えば、図560(5)に示す保留アイコンg1)の縦横比が変化しており、
前記第二のシーンにおいて、保留アイコン(例えば、図560(8)に示す保留アイコンg1)の縦横比が変化しており、
前記第三のシーンにおいて、保留アイコン(例えば、図578(18)、(19)に示す保留アイコンg2)の縦横比が変化しておらず、
前記或る変化アニメの開始前に第一の表示態様(例えば、態様1)で表示されており、該或る変化アニメの終了後に該第一の表示態様とは異なる第二の表示態様(例えば、態様5)で表示された保留アイコンに対応する図柄変動表示の方が、前記或るアニメの終了後も該第一の表示態様で表示されている保留アイコンに対応する図柄変動表示よりも、大当り図柄態様が確定表示されやすい、
ことを特徴とする遊技台。
当該構成を備えた遊技台によれば、或る変化アニメの方が或るアニメよりも大当り信頼度が高いことを見分けやすくすることができ、期待する図柄変動表示を分かり易くすることができる。
(N4)
N3に記載の遊技台であって、
前記或るアニメの開始前に前記第一の表示態様(例えば、態様1)で表示されていた保留アイコンが、該或るアニメの終了後に前記第二の表示態様(例えば、態様5)に変化する場合があり、
前記第三のシーンにおいて、保留アイコンが前記第一の表示態様から前記第二の表示態様に変化する場合がある(例えば、図578(19)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(N5)
N2乃至N4のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記表示手段は、複数の保留アイコンを表示可能な手段であり、
前記複数の保留アイコンのうちの一の保留アイコンは、第一の保留アイコン(例えば、図560(5)、(8)に示す保留アイコンg1)であり、
前記複数の保留アイコンのうちの一の保留アイコンは、第二の保留アイコン(例えば、図560(5)、(8)に示す保留アイコンg2)であり、
前記第一のシーンにおいて、前記第二の保留アイコンの方が前記第一の保留アイコンよりも大きく、
前記第二のシーンにおいて、前記第一の保留アイコンの方が前記第二の保留アイコンよりも大きく、
前記複数の保留アイコンのうちの一の保留アイコンは、第三の保留アイコンであり、
前記複数の保留アイコンのうちの一の保留アイコンは、第四の保留アイコン(例えば、図578(18)、(19)に示す保留アイコンg2)であり、
前記或る変化アニメにおいて、前記第四の保留アイコンの方が前記第三の保留アイコンよりも大きい、
ことを特徴とする遊技台。
当該構成を備えた遊技台によれば、変化演出表示では期待すべき対象の保留アイコンを分かり易くすることができる。
(N6)
N2乃至N5のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記表示手段は、保留アイコンに対応する台座画像を表示可能な手段であり、
前記第一のシーンにおける前記台座画像と、前記第二のシーンにおける該台座画像とは、異なる大きさであり、
前記或る変化アニメの表示中において、前記台座画像の大きさは変化しない(例えば、図578(18)、(19)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(N7)
N2乃至N6のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記表示手段は、保留アイコンの表示態様を変化させる前記或る変化演出表示(以下、「第一の変化演出表示」という。)とは異なる変化演出(以下、「第二の変化演出表示(例えば、図577(5)〜(8)、図582(2)〜(6)に示す変化演出)」という。)を表示可能な手段であり、
前記第一の変化演出表示は、前記或るアニメ(例えば、変形表示のアニメ)を含まない表示であり、
前記第二の変化演出表示は、前記或るアニメ(例えば、変形表示のアニメ)を含む表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(N8)
N2乃至N7のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記表示手段は、説明表示(例えば、パンダは殿様の師匠や、殿は八代将軍です)を表示可能な手段であり、
前記説明表示は、或る表示領域(例えば、表示領域j)に表示される表示であり、
拡大された前記或る表示領域に予告表示(例えば、予告表示r12、r13)が表示される場合があり、
前記第二の表示及び前記第四の表示は、前記或る表示領域を含む表示であり、
前記或るアニメの表示中において、前記或る表示領域に前記予告表示が表示されない、ことを特徴とする遊技台。
当該構成を備えた遊技台によれば、或る表示領域の大きさが変化する或るアニメを予告表示が表示される場合と錯覚させて、或るアニメと予告表示との一体感を高めこれらの演出表示が高いように錯覚させるこができる。また、説明表示に注目している初心者の遊技者に対して、さらに、或るアニメと予告表示を混同させることができる。
(N9)
N2乃至N8のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第三の表示は、実行中の図柄変動表示に対する予告表示(例えば、予告表示r1、r3)であり、
前記第二の表示及び前記第四の表示の両方の表示は、保留アイコンを含む表示であり、
前記第一のシーン及び前記第二のシーンの両方のシーンにおいて、保留アイコンが変形される、
ことを特徴とする遊技台。
当該構成を備えた遊技台によれば、期待する図柄変動表示が先の図柄変動表示ではなく、当該変動であることを明確にすることができる。
(N10)
N2乃至N9のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記表示手段は、タイマ予告表示(例えば、タイマ予告表示r7)を表示可能な手段であり、
作動前の前記タイマ予告表示は、前記第二の表示及び前記第四の表示の両方の表示に含まれない表示であり、
作動後の前記タイマ予告表示は、前記第二の表示及び前記第四の表示の両方の表示に含まれる表示であり、
前記第一のシーン及び前記第二のシーンの両方のシーンにおいて、前記タイマ予告表示が変形される、
ことを特徴とする遊技台。
(N11)
N2乃至N10のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記表示手段は、変動アイコンを表示可能な手段であり、
前記変動アイコンは、実行中の図柄変動表示に関するアイコンであり、
前記図柄変動表示が開始されると、保留アイコンとして表示されていたアイコンが拡大するシーンを含む表示を経て変動アイコンとして表示される(例えば、図563(6)、(7)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
当該構成を備えた遊技台によれば、変化表示が複数回の変動表示に跨って行われる連続予告と思わせることで期待度を高めることができる。
(N12)
N2乃至N11のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一の表示が表示される図柄変動表示(例えば、チャンス目表示が表示される装飾図柄の変動表示)において、大当り図柄態様(例えば、「装飾7−装飾7−装飾7」や「装飾6−装飾6−装飾6」)が確定表示されない、
ことを特徴とする遊技台。
(N13)
上記N2乃至N12に記載の遊技台であって、
前記第二のシーンは、前記第一のシーンよりも後のシーンであり、
前記第一の表示は、第五の表示(例えば、保留アイコン)を含む表示であり、
前記第一の表示は、第六の表示(例えば、保留アイコンや変動アイコン)を含む表示であり、
前記第一のシーンにおける前記第五の表示の大きさに対する前記第二のシーンにおける前記第五の表示の大きさの比と、前記第一のシーンにおける前記第六の表示の大きさに対する前記第二のシーンにおける前記第六の表示の大きさの比が異なる、
ことを特徴とする遊技台。
第二の表示に含まれる第五の表示と第六の表示の変形度合いが異なる。
第二の表示における第五の表示の表示サイズよりも、第二の表示における前記第六の表示の表示サイズの方が大きく、第四の表示における第六の表示の表示サイズよりも、第四の表示における前記第五の表示の表示サイズの方が大きい。
(N14)
上記N13に記載の遊技台であって、
前記第二のシーンの表示時間よりも前記第一のシーンの表示時間の方が長いこと
を特徴とする遊技台。
(N15)
上記N13に記載の遊技台であって、
前記第一のシーンの表示時間よりも前記第二のシーンの表示時間の方が長いこと
を特徴とする遊技台。
(N16)
上記N13乃至N15のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第五の表示は、保留アイコン(例えば、図560(2)〜(13)、(16)〜(27)に示す保留アイコンg1)の表示であり、
前記第六の表示は、保留アイコン(例えば、図560(2)〜(13)、(16)〜(27)に示す保留アイコンg2)の表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(N17)
上記N13乃至N15のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第五の表示は、保留アイコン(例えば、図560(2)〜(13)、(16)〜(27)に示す保留アイコンg1、g2)の表示であり、
前記第六の表示は、変動アイコン(例えば、図560(2)〜(13)、(16)〜(27)に示す変動アイコンe1)の表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(N18)
上記N13乃至N17のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一のシーンにおける前記第五の表示は、前記第三の表示と重なり、
前記第二のシーンにおける前記第五の表示は、前記第三の表示と重ならない、
ことを特徴とする遊技台。
(N19)
上記N13乃至N18のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第二のシーンにおける前記第五の表示と前記第三の表示が重なる領域よりも、前記第一のシーンにおける前記第五の表示と前記第二の表示が重なる領域の方が大きい、
ことを特徴とする遊技台。
(N20)
上記N13乃至N19のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第二のシーンにおける前記第五の表示の表示位置と前記第二の表示の表示位置よりも、前記第一のシーンにおける前記第五の表示と前記第二の表示の表示位置の方が近い、ことを特徴とする遊技台。
(N21)
上記N13乃至N20のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一の表示における前記第五の表示は、前記第三の表示と重ならず、
前記第一のシーンにおける前記第五の表示は、前記第三の表示と重なる、
ことを特徴とする遊技台。
(N22)
上記N13乃至N21のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第三の表示は、操作に関する或る表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(N23)
上記N13乃至N22のいずれか一項に記載の遊技台であって、
操作手段(例えば、チャンスボタン136、設定操作部137)を備え、
前記操作手段の操作があると、表示されている前記第三の表示の表示態様が変化する場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(N24)
上記N13乃至N23のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第三の表示は、音量を表すメーター表示(例えば、音量表示p1)である、
ことを特徴とする遊技台。
(N25)
上記N13乃至N22のいずれか一項に記載の遊技台であって、
操作手段(例えば、球排出レバー132)を備え、
前記第三の表示は、皿満タンエラー表示であり、
前記操作手段の操作により皿満タンエラーが解消されると、表示されている前記第三の表示が消去される、
ことを特徴とする遊技台。
(N26)
上記N13乃至N22のいずれか一項に記載の遊技台であって、
操作手段(例えば、設定操作部137)を備え、
前記第三の表示は、音量を表すメーター表示(例えば、音量表示p1)であり、
前記表示手段は、第七の表示(例えば、皿満タンエラー表示)を表示可能な手段であり、
前記第三の表示は、皿満タンエラー表示であり、
前記操作手段の操作により皿満タンエラーが解消されると、表示されている前記第七の表示が消去され、
前記第三の表示及び前記第七の表示の両方の表示が表示されている状態(以下、「第二の状態」という。)において、前記或るアニメが表示される場合があり、
前記第二の状態において、前記第七の表示は前記第二の表示にオーバーラップされるが、前記第三の表示は、該第二の表示にオーバーラップされない、
ことを特徴とする遊技台。
(N27)
上記N13乃至N22のいずれか一項に記載の遊技台であって、
操作手段(例えば、チャンスボタン136)を備え、
前記表示手段は、前記操作手段の外観を模した表示(以下、「第八の表示(例えば、図564(17)〜(23)に示すボタン画像q1)」という。)を表示可能な手段であり、
前記第一の表示(例えば、図564(17)に示す画面全体の表示)は、前記第八の表示を含む表示であり、
前記第二の表示(例えば、図564(18)〜(23)に示す変形表示o3)は、前記第八の表示を含む表示であり、
前記第二の表示に含まれる前記第八の表示は変形した態様であり、
前記或るアニメが表示されると、前記第八の表示の表示位置が変化すること
を特徴とする遊技台。
(N28)
上記N13乃至N27のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第二の表示が表示される表示領域(以下、「第一の表示領域」という。)と、該第一の表示領域とは異なる表示領域(以下、「第二の表示領域」という。)に跨って前記第三の表示が表示される場合がある(例えば、図560(19)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(N29)
上記N28に記載の遊技台であって、
前記第二の表示領域(例えば、表示領域208e)に、或る予告表示(例えば、図565(10)に示す予告表示r1、図570(3)に示す予告表示r3)が表示される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(N30)
上記N1乃至N29のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記表示手段は、第九の表示(例えば、エフェクト表示n1、n2)を表示可能な手段であり、
前記第一の状態において前記第九の表示の一部(エフェクト表示n1、n2の外側)が視認不能であり、
前記或るアニメの表示開始により、前記第九の表示の全体が視認可能になる、
ことを特徴とする遊技台。
(N31)
上記N1乃至N30のいずれか一項に記載の遊技台であって、
可動手段(例えば、可動体706d)を備え、
前記可動手段は、前記表示手段の前方を移動可能な手段であり、
前記或るアニメ(例えば、変形表示o4のアニメ)の表示中において、前記可動手段が動作し(例えば、図565(9)参照)、
前記可動手段は、前記第三の表示にオーバーラップする位置に移動可能である、
ことを特徴とする遊技台。
(N32)
上記N1乃至N31のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、ぱちんこ機(例えば、パチンコ機100)である、
ことを特徴とする遊技台。
変形表示o1〜o13に含まれる表示は変形して表示され、変形表示o1〜o13に含まれない表示は変形して表示されない。
変形表示の外側の背景画像は、単色でもよいし、複数色でもよい、黒、グレー等、明度が低い色であってもよい。
音量表示p1に代えて輝度を調節するメーター画像を含む輝度表示が表示されてもよい。
また、図560〜図585では、装飾図柄表示装置208の表示領域の左下角部に変動アイコンが表示され、その右方に保留アイコンが表示されているが、図16等に示すように装飾図柄表示装置208の表示領域中央部下方に変動アイコンが表示され、その左方に保留アイコンが表示されてもよく、この状態で変形表示が表示されてもよい。
(O1)
表示手段(例えば、装飾図柄表示装置208)を備えた遊技台であって、
前記表示手段は、画面全体に亘って或る表示(以下、「第一の表示(例えば、画像Bの表示と画像Cの表示を含む演出表示)」という。)を表示可能な手段であり(例えば、図586(1)参照)、
前記第一の表示は、或る背景表示を含む表示であり(例えば、段落「11274」参照)、
前記第一の表示が表示されている状態の後に或るアニメーション(以下、「第一のアニメ(例えば、変形表示oxのアニメ)」という。)の表示が開始される場合があり、
前記第一のアニメは、前記第一の表示が変形された態様の表示(以下、「第二の表示(例えば、変形表示ox)」という。)が表示されるシーンを含むアニメであり(例えば、図586(2)、(3)参照)、
前記表示手段は、第三の表示(例えば、画像Aの表示)を表示可能な手段であり、
前記第三の表示とは、前記第一の表示に含まれない或る表示のことであり、
前記第一の表示が表示されている状態においても前記第一のアニメが表示されている状態においても前記第三の表示を表示可能であり(例えば、図586(1)〜(3)参照)、
前記第一の表示の表示が開始してから前記第一のアニメの表示が終了するまでの期間に亘って前記第三の表示が表示される場合において、該第一のアニメの表示が表示されている状態であっても該第三の表示は変形されることなく且つ表示位置が変化されることなく表示され(例えば、図586(2)、(3)参照)、
前記第一の表示は、第四の表示(例えば、画像Bの表示)を含む表示であり、
前記第一の表示が表示されている状態において、前記第四の表示は表示位置が変化されることなく表示され(例えば、図586(1)参照)、
前記第二の表示は、前記第四の表示が変形された態様の表示(以下、「第五の表示(例えば、変形後の画像Bの表示)」という。)を含む表示であり(例えば、図586(2)参照)、
前記第一のアニメが表示されている状態において、前記第五の表示は表示位置が変化されて表示され(例えば、図586(2)参照)、
前記第一の表示は、第六の表示(例えば、画像Cの表示)を含む表示であり、
前記第一の表示が表示されている状態において、前記第六の表示は表示位置が変化されることなく表示され(例えば、図586(1)参照)、
前記第二の表示は、前記第六の表示が変形された態様の表示(以下、「第七の表示(例えば、変形後の画像Cの表示)」という。)を含む表示であり(例えば、図586(2)参照)、
前記第一のアニメが表示されている状態において、前記第七の表示は表示位置が変化されて表示され(例えば、図586(2)参照)、
前記第一のアニメの表示と前記第三の表示の両方が表示されている状態において、該第三の表示と前記第五の表示が重なり且つ該第三の表示と前記第七の表示が重ならない場合があり(例えば、図586(2)参照)、
前記第一のアニメの表示と前記第三の表示の両方が表示されている状態において、該第三の表示と前記第七の表示が重なり且つ該第三の表示と前記第五の表示が重ならない場合があり(例えば、図586(3)参照)、
前記第一のアニメの表示が表示されている状態において、前記第三の表示の表示が開始可能である(例えば、段落「11270」参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(O2)
O1に記載の遊技台であって、
前記第三の表示は、実行中の図柄変動表示に対応する予告表示(例えば、当該変動の予告表示)である、
ことを特徴とする遊技台。
(O3)
O1に記載の遊技台であって、
操作手段(例えば、設定操作部137)を備え、
前記操作手段の操作があると、表示されている前記第三の表示(例えば、音量表示p1)の表示態様が変化する場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(O4)
O3に記載の遊技台であって、
前記第三の表示は、音量を表すメーター表示(例えば、音量表示p1のメーター表示)である、
ことを特徴とする遊技台。
(O5)
O1に記載の遊技台であって、
前記第三の表示は、皿満タンエラー表示(例えば、図582(18)〜(22)に示すエラー表示r10)であり、
皿満タンエラーが解消されると、表示されている前記第三の表示が消去される、
ことを特徴とする遊技台。
(O6)
O1乃至O5のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一の表示の表示サイズよりも前記第二の表示の表示サイズの方が表示サイズが小さく、
前記第二の表示が表示される表示領域(以下、「第一の表示領域」という。)と、該第一の表示領域とは異なる表示領域(以下、「第二の表示領域(例えば、表示領域208e)」という。)の両方の表示領域に跨って前記第三の表示が表示される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(O7)
O6に記載の遊技台であって、
前記第二の表示が表示されている状態においてのみ、前記第二の表示領域に或る予告表示(例えば、予告表示r1、r3)が表示される場合があり(例えば、図565(10)、図570(3)参照)、
前記第三の表示と前記或る予告表示の両方が表示されている状態において、該第三の表示と該或る予告表示が重なって表示される、
ことを特徴とする遊技台。
(O8)
O1乃至O7のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第六の表示(例えば、仮停止表示中の装飾図柄の表示)は、前記第一の表示が表示されている状態において、表示が切りかわらずに表示され、
前記第七の表示(例えば、変形後の仮停止表示中の装飾図柄の表示)は、前記第一のアニメが表示されている状態において、表示が切りかわらずに表示される、
ことを特徴とする遊技台。
(O9)
O1乃至O8のいずれか一項に記載の遊技台であって、
保留アイコンは、複数種類の表示態様で表示される場合があり、
前記複数種類の表示態様のうちの一の表示態様は、或る表示態様(以下、「第一の表示態様」という。)であり、
前記複数種類の表示態様のうちの一の表示態様は、前記第一の表示態様とは別の或る表示態様(以下、「第二の表示態様」という。)であり、
前記第一の表示態様の保留アイコンに対応する図柄変動表示よりも前記第二の表示態様の保留アイコンに対応する図柄変動表示の方が、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすく、
前記第二の表示は、保留アイコンを含む表示であり、
前記第一のアニメが表示されている際に前記第一の表示態様の保留アイコンが前記第二の表示態様の保留アイコンに変化する場合がある(例えば、図577(6)〜(8)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(O10)
O1乃至O9のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、ぱちんこ機(例えば、パチンコ機100)である、
ことを特徴とする遊技台。
(P1)
表示手段(例えば、装飾図柄表示装置208)を備えた遊技台であって、
前記表示手段は、画面全体に亘って或る表示(以下、「第一の表示(例えば、画像Bの表示と画像Cの表示を含む演出表示)」という。)を表示可能な手段であり(例えば、図586(1)参照)、
前記第一の表示は、或る背景表示を含む表示であり(例えば、段落「11274」参照)、
前記第一の表示が表示されている状態の後に或るアニメーション(以下、「第一のアニメ(例えば、変形表示oxのアニメ)」という。)の表示が開始される場合があり、
前記第一のアニメは、前記第一の表示が変形された態様の表示(以下、「第二の表示(例えば、変形表示ox)」という。)が表示されるシーンを含むアニメであり(例えば、図586(2)、(3)参照)、
前記表示手段は、第三の表示(例えば、画像Aの表示)を表示可能な手段であり、
前記第三の表示とは、前記第一の表示に含まれない或る表示のことであり、
前記第一の表示が表示されている状態においても前記第一のアニメが表示されている状態においても前記第三の表示を表示可能であり(例えば、図586(1)〜(3)参照)、
前記第一の表示の表示が開始してから前記第一のアニメの表示が終了するまでの期間に亘って前記第三の表示が表示される場合において、該第一のアニメの表示が表示されている状態であっても該第三の表示は変形されることなく且つ表示位置が変化されることなく表示され(例えば、図586(2)、(3)参照)、
前記第一の表示は、第四の表示(例えば、画像Bの表示)を含む表示であり、
前記第一の表示が表示されている状態において、前記第四の表示は表示位置が変化されることなく表示され(例えば、図586(1)参照)、
前記第二の表示は、前記第四の表示が変形された態様の表示(以下、「第五の表示(例えば、変形後の画像Bの表示)」という。)を含む表示であり(例えば、図586(2)参照)、
前記第一のアニメが表示されている状態において、前記第五の表示は表示位置が変化されて表示され(例えば、図586(2)参照)、
前記第一の表示は、第六の表示(例えば、画像Cの表示)を含む表示であり、
前記第一の表示が表示されている状態において、前記第六の表示は表示位置が変化されることなく表示され(例えば、図586(1)参照)、
前記第二の表示は、前記第六の表示が変形された態様の表示(以下、「第七の表示(例えば、変形後の画像Cの表示)」という。)を含む表示であり(例えば、図586(2)参照)、
前記第一のアニメが表示されている状態において、前記第七の表示は表示位置が変化されて表示され(例えば、図586(2)参照)、
前記第一のアニメの表示と前記第三の表示の両方が表示されている状態において、該第三の表示と前記第五の表示が重なり且つ該第三の表示と前記第七の表示が重ならない場合があり(例えば、図586(2)参照)、
前記第一のアニメの表示と前記第三の表示の両方が表示されている状態において、該第三の表示と前記第七の表示が重なり且つ該第三の表示と前記第五の表示が重ならない場合があり(例えば、図586(3)参照)、
前記第三の表示は、当否に関する内容を含まない或る表示(例えば、音量表示p1やエラー表示r10)である、
ことを特徴とする遊技台。
(P2)
P1に記載の遊技台であって、
操作手段(例えば、設定操作部137)を備え、
前記操作手段の操作があると、表示されている前記第三の表示(例えば、音量表示p1)の表示態様が変化する場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(P3)
P2に記載の遊技台であって、
前記第三の表示は、音量を表すメーター表示(例えば、音量表示p1のメーター表示)である、
ことを特徴とする遊技台。
(P4)
P1に記載の遊技台であって、
前記第三の表示は、皿満タンエラー表示(例えば、図582(18)〜(22)に示すエラー表示r10)であり、
皿満タンエラーが解消されると、表示されている前記第三の表示が消去される、
ことを特徴とする遊技台。
(P5)
P1乃至P4のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一の表示の表示サイズよりも前記第二の表示の表示サイズの方が表示サイズが小さく、
前記第二の表示が表示される表示領域(以下、「第一の表示領域」という。)と、該第一の表示領域とは異なる表示領域(以下、「第二の表示領域(例えば、表示領域208e)」という。)の両方の表示領域に跨って前記第三の表示が表示される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(P6)
P5に記載の遊技台であって、
前記第二の表示が表示されている状態においてのみ、前記第二の表示領域に或る予告表示(例えば、予告表示r1、r3)が表示される場合があり(例えば、図565(10)、図570(3)参照)、
前記第三の表示と前記或る予告表示の両方が表示されている状態において、該第三の表示と該或る予告表示が重なって表示される、
ことを特徴とする遊技台。
(P7)
P1乃至P6のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第六の表示(例えば、仮停止表示中の装飾図柄の表示)は、前記第一の表示が表示されている状態において、表示が切りかわらずに表示され、
前記第七の表示(例えば、変形後の仮停止表示中の装飾図柄の表示)は、前記第一のアニメが表示されている状態において、表示が切りかわらずに表示される、
ことを特徴とする遊技台。
(P8)
P1乃至P7のいずれか一項に記載の遊技台であって、
保留アイコンは、複数種類の表示態様で表示される場合があり、
前記複数種類の表示態様のうちの一の表示態様は、或る表示態様(以下、「第一の表示態様」という。)であり、
前記複数種類の表示態様のうちの一の表示態様は、前記第一の表示態様とは別の或る表示態様(以下、「第二の表示態様」という。)であり、
前記第一の表示態様の保留アイコンに対応する図柄変動表示よりも前記第二の表示態様の保留アイコンに対応する図柄変動表示の方が、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすく、
前記第二の表示は、保留アイコンを含む表示であり、
前記第一のアニメが表示されている際に前記第一の表示態様の保留アイコンが前記第二の表示態様の保留アイコンに変化する場合がある(例えば、図577(6)〜(8)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(P9)
P1乃至P8のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、ぱちんこ機(例えば、パチンコ機100)である、
ことを特徴とする遊技台。
(Q1)
表示手段(例えば、装飾図柄表示装置208)を備えた遊技台であって、
前記表示手段は、画面全体に亘って或る表示(以下、「第一の表示(例えば、画像Bの表示と画像Cの表示を含む演出表示)」という。)を表示可能な手段であり(例えば、図586(1)参照)、
前記第一の表示は、或る背景表示を含む表示であり(例えば、段落「11274」参照)、
前記第一の表示が表示されている状態の後に或るアニメーション(以下、「第一のアニメ(例えば、変形表示oxのアニメ)」という。)の表示が開始される場合があり、
前記第一のアニメは、前記第一の表示が変形された態様の表示(以下、「第二の表示(例えば、変形表示ox)」という。)が表示されるシーンを含むアニメであり(例えば、図586(2)、(3)参照)、
前記表示手段は、第三の表示(例えば、画像Aの表示)を表示可能な手段であり、
前記第三の表示とは、前記第一の表示に含まれない或る表示のことであり、
前記第一の表示が表示されている状態においても前記第一のアニメが表示されている状態においても前記第三の表示を表示可能であり(例えば、図586(1)〜(3)参照)、
前記第一の表示の表示が開始してから前記第一のアニメの表示が終了するまでの期間に亘って前記第三の表示が表示される場合において、該第一のアニメの表示が表示されている状態であっても該第三の表示は変形されることなく且つ表示位置が変化されることなく表示され(例えば、図586(2)、(3)参照)、
前記第一の表示は、第四の表示(例えば、画像Bの表示)を含む表示であり、
前記第一の表示が表示されている状態において、前記第四の表示は表示位置が変化されることなく表示され(例えば、図586(1)参照)、
前記第二の表示は、前記第四の表示が変形された態様の表示(以下、「第五の表示(例えば、変形後の画像Bの表示)」という。)を含む表示であり(例えば、図586(2)参照)、
前記第一のアニメが表示されている状態において、前記第五の表示は表示位置が変化されて表示され(例えば、図586(2)参照)、
前記第一の表示は、第六の表示(例えば、画像Cの表示)を含む表示であり、
前記第一の表示が表示されている状態において、前記第六の表示は表示位置が変化されることなく表示され(例えば、図586(1)参照)、
前記第二の表示は、前記第六の表示が変形された態様の表示(以下、「第七の表示(例えば、変形後の画像Cの表示)」という。)を含む表示であり(例えば、図586(2)参照)、
前記第一のアニメが表示されている状態において、前記第七の表示は表示位置が変化されて表示され(例えば、図586(2)参照)、
前記第一のアニメの表示と前記第三の表示の両方が表示されている状態において、該第三の表示と前記第五の表示が重なり且つ該第三の表示と前記第七の表示が重ならない場合があり(例えば、図586(2)参照)、
前記第一のアニメの表示と前記第三の表示の両方が表示されている状態において、該第三の表示と前記第七の表示が重なり且つ該第三の表示と前記第五の表示が重ならない場合があり(例えば、図586(3)参照)、
前記第四の表示は、或る予告表示である(例えば、段落「11271」参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(Q2)
Q1に記載の遊技台であって、
前記第三の表示は、実行中の図柄変動表示に対応する予告表示(例えば、当該変動の予告表示)である、
ことを特徴とする遊技台。
(Q3)
Q1に記載の遊技台であって、
操作手段(例えば、設定操作部137)を備え、
前記操作手段の操作があると、表示されている前記第三の表示(例えば、音量表示p1)の表示態様が変化する場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(Q4)
Q3に記載の遊技台であって、
前記第三の表示は、音量を表すメーター表示(例えば、音量表示p1のメーター表示)である、
ことを特徴とする遊技台。
(Q5)
Q1に記載の遊技台であって、
前記第三の表示は、皿満タンエラー表示(例えば、図582(18)〜(22)に示すエラー表示r10)であり、
皿満タンエラーが解消されると、表示されている前記第三の表示が消去される、
ことを特徴とする遊技台。
(Q6)
Q1乃至Q5のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一の表示の表示サイズよりも前記第二の表示の表示サイズの方が表示サイズが小さく、
前記第二の表示が表示される表示領域(以下、「第一の表示領域」という。)と、該第一の表示領域とは異なる表示領域(以下、「第二の表示領域(例えば、表示領域208e)」という。)の両方の表示領域に跨って前記第三の表示が表示される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(Q7)
Q6に記載の遊技台であって、
前記第二の表示が表示されている状態においてのみ、前記第二の表示領域に或る予告表示(例えば、予告表示r1、r3)が表示される場合があり(例えば、図565(10)、図570(3)参照)、
前記第三の表示と前記或る予告表示の両方が表示されている状態において、該第三の表示と該或る予告表示が重なって表示される、
ことを特徴とする遊技台。
(Q8)
Q1乃至Q7のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第六の表示(例えば、仮停止表示中の装飾図柄の表示)は、前記第一の表示が表示されている状態において、表示が切りかわらずに表示され、
前記第七の表示(例えば、変形後の仮停止表示中の装飾図柄の表示)は、前記第一のアニメが表示されている状態において、表示が切りかわらずに表示される、
ことを特徴とする遊技台。
(Q9)
Q1乃至Q8のいずれか一項に記載の遊技台であって、
保留アイコンは、複数種類の表示態様で表示される場合があり、
前記複数種類の表示態様のうちの一の表示態様は、或る表示態様(以下、「第一の表示態様」という。)であり、
前記複数種類の表示態様のうちの一の表示態様は、前記第一の表示態様とは別の或る表示態様(以下、「第二の表示態様」という。)であり、
前記第一の表示態様の保留アイコンに対応する図柄変動表示よりも前記第二の表示態様の保留アイコンに対応する図柄変動表示の方が、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすく、
前記第二の表示は、保留アイコンを含む表示であり、
前記第一のアニメが表示されている際に前記第一の表示態様の保留アイコンが前記第二の表示態様の保留アイコンに変化する場合がある(例えば、図577(6)〜(8)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(Q10)
Q1乃至Q9のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、ぱちんこ機(例えば、パチンコ機100)である、
ことを特徴とする遊技台。
(R1)
表示手段(例えば、装飾図柄表示装置208)を備えた遊技台であって、
前記表示手段は、画面全体に亘って或る表示(以下、「第一の表示(例えば、画像Bの表示と画像Cの表示を含む演出表示)」という。)を表示可能な手段であり(例えば、図586(1)参照)、
前記第一の表示は、或る背景表示を含む表示であり(例えば、段落「11274」参照)、
前記第一の表示が表示されている状態の後に或るアニメーション(以下、「第一のアニメ(例えば、変形表示oxのアニメ)」という。)の表示が開始される場合があり、
前記第一のアニメは、前記第一の表示が変形された態様の表示(以下、「第二の表示(例えば、変形表示ox)」という。)が表示されるシーンを含むアニメであり(例えば、図586(2)、(3)参照)、
前記表示手段は、第三の表示(例えば、画像Aの表示)を表示可能な手段であり、
前記第三の表示とは、前記第一の表示に含まれない或る表示のことであり、
前記第一の表示が表示されている状態においても前記第一のアニメが表示されている状態においても前記第三の表示を表示可能であり(例えば、図586(1)〜(3)参照)、
前記第一の表示の表示が開始してから前記第一のアニメの表示が終了するまでの期間に亘って前記第三の表示が表示される場合において、該第一のアニメの表示が表示されている状態であっても該第三の表示は変形されることなく且つ表示位置が変化されることなく表示され(例えば、図586(2)、(3)参照)、
前記第一の表示は、第四の表示(例えば、画像Bの表示)を含む表示であり、
前記第一の表示が表示されている状態において、前記第四の表示は表示位置が変化されることなく表示され(例えば、図586(1)参照)、
前記第二の表示は、前記第四の表示が変形された態様の表示(以下、「第五の表示(例えば、変形後の画像Bの表示)」という。)を含む表示であり(例えば、図586(2)参照)、
前記第一のアニメが表示されている状態において、前記第五の表示は表示位置が変化されて表示され(例えば、図586(2)参照)、
前記第一の表示は、第六の表示(例えば、画像Cの表示)を含む表示であり、
前記第一の表示が表示されている状態において、前記第六の表示は表示位置が変化されることなく表示され(例えば、図586(1)参照)、
前記第二の表示は、前記第六の表示が変形された態様の表示(以下、「第七の表示(例えば、変形後の画像Cの表示)」という。)を含む表示であり(例えば、図586(2)参照)、
前記第一のアニメが表示されている状態において、前記第七の表示は表示位置が変化されて表示され(例えば、図586(2)参照)、
前記第一のアニメの表示と前記第三の表示の両方が表示されている状態において、該第三の表示と前記第五の表示が重なり且つ該第三の表示と前記第七の表示が重ならない場合があり(例えば、図586(2)参照)、
前記第一のアニメの表示と前記第三の表示の両方が表示されている状態において、該第三の表示と前記第七の表示が重なり且つ該第三の表示と前記第五の表示が重ならない場合があり(例えば、図586(3)参照)、
前記第四の表示は、数を表す或る表示(例えば、保留アイコン全体を捉えて保留数を表す表示、保留アイコンとは別の保留数を示す数字、擬似連の回数を示す表示、ステップアップ演出における現在のステップ数を示す表示(1変動のなかでステップアップするもの、複数変動のなかでステップアップするもの)、予告アイテム全体を捉えて予告アイテム数を表す表示、電サポ回数(ST残回数、時短残回数)を示す表示、連荘回数を示す表示、賞球数(連荘における総獲得賞球数)、タイマ予告、パスワード入力で設定可能な個別のIDに関するレベルの表示や経験値の表示等がある。また、画像Bの表示と画像Cの表示には、スロットマシン1000の液晶表示装置等の電子画像表示装置に表示される、チャンスゾーンの残ゲーム数、ART(AT)残ゲーム数、獲得可能な枚数を表す残枚数、或る起点からのゲーム数(電源投入後、ボーナスやART終了時にリセットされる)、遊技結果に応じて貯まるポイント数(小役に応じて増加されるポイント数が異なったりする)の表示)である(例えば、段落「11272」参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(R2)
R1に記載の遊技台であって、
前記第三の表示は、実行中の図柄変動表示に対応する予告表示(例えば、当該変動の予告表示)である、
ことを特徴とする遊技台。
(R3)
R1に記載の遊技台であって、
操作手段(例えば、設定操作部137)を備え、
前記操作手段の操作があると、表示されている前記第三の表示(例えば、音量表示p1)の表示態様が変化する場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(R4)
R3に記載の遊技台であって、
前記第三の表示は、音量を表すメーター表示(例えば、音量表示p1のメーター表示)である、
ことを特徴とする遊技台。
(R5)
R1に記載の遊技台であって、
前記第三の表示は、皿満タンエラー表示(例えば、図582(18)〜(22)に示すエラー表示r10)であり、
皿満タンエラーが解消されると、表示されている前記第三の表示が消去される、
ことを特徴とする遊技台。
(R6)
R1乃至R5のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一の表示の表示サイズよりも前記第二の表示の表示サイズの方が表示サイズが小さく、
前記第二の表示が表示される表示領域(以下、「第一の表示領域」という。)と、該第一の表示領域とは異なる表示領域(以下、「第二の表示領域(例えば、表示領域208e)」という。)の両方の表示領域に跨って前記第三の表示が表示される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(R7)
R6に記載の遊技台であって、
前記第二の表示が表示されている状態においてのみ、前記第二の表示領域に或る予告表示(例えば、予告表示r1、r3)が表示される場合があり(例えば、図565(10)、図570(3)参照)、
前記第三の表示と前記或る予告表示の両方が表示されている状態において、該第三の表示と該或る予告表示が重なって表示される、
ことを特徴とする遊技台。
(R8)
R1乃至R7のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第六の表示(例えば、仮停止表示中の装飾図柄の表示)は、前記第一の表示が表示されている状態において、表示が切りかわらずに表示され、
前記第七の表示(例えば、変形後の仮停止表示中の装飾図柄の表示)は、前記第一のアニメが表示されている状態において、表示が切りかわらずに表示される、
ことを特徴とする遊技台。
(R9)
R1乃至R8のいずれか一項に記載の遊技台であって、
保留アイコンは、複数種類の表示態様で表示される場合があり、
前記複数種類の表示態様のうちの一の表示態様は、或る表示態様(以下、「第一の表示態様」という。)であり、
前記複数種類の表示態様のうちの一の表示態様は、前記第一の表示態様とは別の或る表示態様(以下、「第二の表示態様」という。)であり、
前記第一の表示態様の保留アイコンに対応する図柄変動表示よりも前記第二の表示態様の保留アイコンに対応する図柄変動表示の方が、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすく、
前記第二の表示は、保留アイコンを含む表示であり、
前記第一のアニメが表示されている際に前記第一の表示態様の保留アイコンが前記第二の表示態様の保留アイコンに変化する場合がある(例えば、図577(6)〜(8)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(R10)
R1乃至R9のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、ぱちんこ機(例えば、パチンコ機100)である、
ことを特徴とする遊技台。
上記実施の形態による本発明は以下のようにまとめられる。
(付記m1)
表示手段を備えた遊技台であって、
前記表示手段は、画面全体に亘って或る表示(以下、「第一の表示」という。)を表示可能な手段であり、
前記第一の表示は、或る背景表示を含む表示であり、
前記第一の表示が表示されている状態の後に或るアニメーション(以下、「第一のアニメ」という。)の表示が開始される場合があり、
前記第一のアニメは、前記第一の表示が変形された態様の表示(以下、「第二の表示」という。)が表示されるシーンを含むアニメであり、
前記表示手段は、第三の表示を表示可能な手段であり、
前記第三の表示とは、前記第一の表示に含まれない或る表示のことであり、
前記第一の表示が表示されている状態においても前記第一のアニメが表示されている状態においても前記第三の表示を表示可能であり、
前記第一の表示の表示が開始してから前記第一のアニメの表示が終了するまでの期間に亘って前記第三の表示が表示される場合において、該第一のアニメの表示が表示されている状態であっても該第三の表示は変形されることなく表示される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記m2)
付記m1に記載の遊技台であって、
前記第一の表示は、第四の表示を含む表示であり、
前記第二の表示は、前記第四の表示が変形された態様の表示(以下、「第五の表示」という。)を含む表示であり、
前記第一の表示と前記第三の表示の両方が表示されている状態において、該第三の表示と前記第四の表示が重なる場合はなく、
前記第一のアニメの表示と前記第三の表示の両方が表示されている状態において、該第三の表示と前記第五の表示が重なる場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記m3)
付記m2に記載の遊技台であって、
前記第一の表示は、第六の表示を含む表示であり、
前記第二の表示は、前記第六の表示が変形された態様の表示(以下、「第七の表示」という。)を含む表示であり、
前記第一の表示と前記第三の表示の両方が表示されている状態において、該第三の表示と前記第六の表示が重なる場合はなく、
前記第一のアニメの表示と前記第三の表示の両方が表示されている状態において、該第三の表示と前記第五の表示が重なり且つ該第三の表示と前記第七の表示が重ならない場合があり、
前記第一のアニメの表示と前記第三の表示の両方が表示されている状態において、該第三の表示と前記第七の表示が重なり且つ該第三の表示と前記第五の表示が重ならない場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記m4)
付記m1乃至3のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第三の表示は、実行中の図柄変動表示に対応する予告表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記m5)
付記m1乃至m3のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記表示手段は、タイマ予告表示を表示可能な手段であり、
前記第三の表示は、作動前の前記タイマ予告表示であり、
作動後の前記タイマ予告表示は、変形された態様で表示される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記m6)
付記m1乃至m5のいずれか一項に記載の遊技台であって、
第一の操作手段を備え、
前記第一の操作手段の操作があると、表示されている前記第三の表示の表示態様が変化する場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記m7)
付記m6に記載の遊技台であって、
前記第三の表示は、音量を表すメーター表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記m8)
付記m1乃至m3のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第三の表示は、皿満タンエラー表示であり、
皿満タンエラーが解消されると、表示されている前記第三の表示が消去される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記m9)
付記m1乃至m8のいずれか一項に記載の遊技台であって、
第二の操作手段を備え、
前記表示手段は、前記第二の操作手段の操作を促す表示(以下、「第八の表示」という。)を表示可能な手段であり、
前記第一の表示は前記第八の表示を含む表示であり、
前記第二の表示は、前記第八の表示が変形された態様の表示(以下、「第九の表示」という。)を含む表示であり、
前記第一のアニメは、前記第九の表示の表示位置がそれぞれ異なる複数のシーンを含むアニメである、
ことを特徴とする遊技台。
(付記m10)
付記m1乃至m9のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一の表示の表示サイズよりも前記第二の表示の表示サイズの方が表示サイズが小さく、
前記第二の表示が表示される表示領域(以下、「第一の表示領域」という。)と、該第一の表示領域とは異なる表示領域(以下、「第二の表示領域」という。)の両方の表示領域に跨って前記第三の表示が表示される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記m11)
付記m10のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第二の表示が表示されている状態においてのみ、前記第二の表示領域に或る予告表示が表示される場合があり、
前記第三の表示と前記或る予告表示の両方が表示されている状態において、該第三の表示と該或る予告表示が重なって表示される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記m12)
付記m1乃至m11のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一の表示は、保留アイコンを含む表示であり、
前記第二の表示は、前記第一の表示における保留アイコンが変形された態様の保留アイコンを含む表示であり、
前記第一のアニメは、前記第二の表示における保留アイコンの表示サイズがそれぞれ異なる複数のシーンを含むアニメであり、
前記表示手段は、保留アイコンの表示態様を変化させる或る変化演出表示を表示可能な手段であり、
前記或る変化演出表示は、前記第一のアニメとは別の或るアニメーション(以下、「第二のアニメ」という。)の表示を含む演出表示であり、
前記第二のアニメは、保留アイコンが拡大されて表示される或るシーン(以下、「拡大シーン」という。)を含むアニメであり、
保留アイコンは複数種類の表示態様で表示される場合があり、
前記複数種類の表示態様のうちの一の表示態様は、或る表示態様(以下、「第一の表示態様」という。)であり、
前記複数種類の表示態様のうちの一の表示態様は、前記第一の表示態様とは別の或る表示態様(以下、「第二の表示態様」という。)であり、
前記第一の表示態様の保留アイコンに対応する図柄変動表示よりも前記第二の表示態様の保留アイコンに対応する図柄変動表示の方が、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすく、
前記第一の表示における或る保留アイコンであって前記第一のアニメの表示が終了した後も前記第一の表示態様で表示される保留アイコンに対応する図柄変動表示よりも、前記或る変化演出表示の表示によって表示態様が前記第二の表示態様に変化した保留アイコンに対応する図柄変動表示の方が、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすく、
前記第二のアニメが表示されている状態において前記第三の表示を表示可能であり、
前記第三の表示が表示されている状態において前記第二のアニメの表示が開始される場合であっても、前記第三の表示は拡大されることなく表示される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記m13)
付記m12に記載の遊技台であって、
前記第一の表示における保留アイコンの縦横比と前記第二の表示における保留アイコンの縦横比は、異なる縦横比であり、
前記第二のアニメの表示が開始される前の保留アイコンの縦横比と前記拡大シーンにおける該保留アイコンの縦横比は、同じ縦横比である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記m14)
付記m12またはm13に記載の遊技台であって、
前記第一の表示は、複数の保留アイコンを含む表示であり、
前記複数の保留アイコンのうちの一の保留アイコン(以下、「第一の保留アイコン」という。)の表示サイズと該複数の保留アイコンのうちの該第一の保留アイコンとは別の一の保留アイコン(以下、「第二の保留アイコン」という。)の表示サイズは、同じ表示サイズであり、
前記第二の表示は、前記第一の保留アイコンが変形された態様の保留アイコン(以下、「第三の保留アイコン」という。)と前記第二の保留アイコンが変形された態様の保留アイコン(以下、「第四の保留アイコン」という。)を含む表示であり、
前記複数のシーンのうちの一のシーンは、第一のシーンであり、
前記複数のシーンのうちの一のシーンは、第二のシーンであり、
前記第一のシーンにおける前記第三の保留アイコンの表示サイズよりも該第一のシーンにおける前記第四の保留アイコンの表示サイズの方が、表示サイズが大きく、
前記第二のシーンにおける前記第四の保留アイコンの表示サイズよりも該第二のシーンにおける前記第三の保留アイコンの表示サイズの方が、表示サイズが大きく、
複数の保留アイコンが表示されている状態において前記第二のアニメが表示される場合において、該複数の保留アイコンのうちの一の保留アイコン(以下、「第五の保留アイコン」という。)のみが拡大されて他の保留アイコン(以下、「第六の保留アイコン」という。)は拡大されて表示されることはなく、該第五の保留アイコンの表示サイズよりも前記第六の保留アイコンの表示サイズの方が表示サイズが大きくなることはない、
ことを特徴とする遊技台。
(付記m15)
付記m12乃至m14のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記表示手段は、保留アイコンに対応する台座画像を表示可能な手段であり、
前記第一のアニメは、前記台座画像の表示サイズがそれぞれ異なる複数のシーンを含むアニメであり、
前記第二のアニメは、前記台座画像の表示サイズがそれぞれ異なる複数のシーンを含まないアニメである、
ことを特徴とする遊技台。
(付記m16)
付記m1乃至m15のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記表示手段は、変動アイコンを表示可能な手段であり、
前記変動アイコンは、実行中の図柄変動表示に関するアイコンであり、
前記図柄変動表示が開始されると、保留アイコンとして表示されていたアイコンが拡大するシーンを含む表示を経て変動アイコンとして表示される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記m17)
付記m1乃至m16のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記表示手段は、説明表示を表示可能な手段であり、
前記説明表示は、或る表示領域に表示される表示であり、
拡大された前記或る表示領域に予告表示が表示される場合があり、
前記第一のアニメが表示されている状態において、前記予告表示の表示が開始されることがない、
ことを特徴とする遊技台。
(付記m18)
付記m1乃至m17のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記表示手段における表示領域のうちの一部分の表示領域(以下、「部分表示領域」という。)が或る構造物によってオーバーラップされており、
前記第一の表示の或る部分の表示(以下、「或る部分表示」という。)は、前記部分表示領域に表示され、
前記第二の表示は、前記或る部分表示が変形された態様の表示を含む表示であり、
前記第二の表示は、前記部分表示領域を含まない表示領域において表示される表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記m19)
付記m1乃至m18のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、ぱちんこ機である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記m20)
表示手段を備えた遊技台であって、
前記表示手段は、画面全体に亘って或る表示(以下、「第一の表示」という。)を表示可能な手段であり、
前記第一の表示は、或る背景表示を含む表示であり、
前記第一の表示が表示されている状態の後に或るアニメーション(以下、「第一のアニメ」という。)の表示が開始される場合があり、
前記第一のアニメは、前記第一の表示が変形された態様の表示(以下、「第二の表示」という。)が表示されるシーンを含むアニメであり、
前記表示手段は、第三の表示を表示可能な手段であり、
前記第三の表示とは、前記第一の表示に含まれない或る表示のことであり、
前記第一の表示が表示されている状態においても前記第一のアニメが表示されている状態においても前記第三の表示を表示可能であり、
前記第一の表示の表示が開始してから前記第一のアニメの表示が終了するまでの期間に亘って前記第三の表示が表示される場合において、該第一のアニメの表示が表示されている状態であっても該第三の表示は変形されることなく且つ表示位置が変化されることなく表示され、
前記第一の表示は、第四の表示を含む表示であり、
前記第一の表示が表示されている状態において、前記第四の表示は表示位置が変化されることなく表示され、
前記第二の表示は、前記第四の表示が変形された態様の表示(以下、「第五の表示」という。)を含む表示であり、
前記第一のアニメが表示されている状態において、前記第五の表示は表示位置が変化されて表示され、
前記第一の表示は、第六の表示を含む表示であり、
前記第一の表示が表示されている状態において、前記第六の表示は表示が切り替わらず且つ表示位置が変化されることなく表示され、
前記第二の表示は、前記第六の表示が変形された態様の表示(以下、「第七の表示」という。)を含む表示であり、
前記第一のアニメが表示されている状態において、前記第七の表示は表示が切り替わらず且つ表示位置が変化されて表示され、
前記第一のアニメの表示と前記第三の表示の両方が表示されている状態において、該第三の表示と前記第五の表示が重なり且つ該第三の表示と前記第七の表示が重ならない場合があり、
前記第一のアニメの表示と前記第三の表示の両方が表示されている状態において、該第三の表示と前記第七の表示が重なり且つ該第三の表示と前記第五の表示が重ならない場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記m21)
付記m20に記載の遊技台であって、
前記第三の表示は、実行中の図柄変動表示に対応する予告表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記m22)
付記m20に記載の遊技台であって、
第一の操作手段を備え、
前記第一の操作手段の操作があると、表示されている前記第三の表示の表示態様が変化する場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記m23)
付記m22に記載の遊技台であって、
前記第三の表示は、音量を表すメーター表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記m24)
付記m20に記載の遊技台であって、
前記第三の表示は、皿満タンエラー表示であり、
皿満タンエラーが解消されると、表示されている前記第三の表示が消去される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記m25)
付記m20乃至m24のいずれか一項に記載の遊技台であって、
第二の操作手段を備え、
前記表示手段は、前記第二の操作手段の操作を促す表示(以下、「第八の表示」という。)を表示可能な手段であり、
前記第一の表示は、前記第八の表示を含む表示であり、
前記第二の表示は、前記第八の表示が変形された態様の表示(以下、「第九の表示」という。)を含む表示であり、
前記第一のアニメは、前記第九の表示の表示位置がそれぞれ異なる複数のシーンを含むアニメである、
ことを特徴とする遊技台。
(付記m26)
付記m20乃至m25のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一の表示の表示サイズよりも前記第二の表示の表示サイズの方が表示サイズが小さく、
前記第二の表示が表示される表示領域(以下、「第一の表示領域」という。)と、該第一の表示領域とは異なる表示領域(以下、「第二の表示領域」という。)の両方の表示領域に跨って前記第三の表示が表示される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記m27)
付記m26に記載の遊技台であって、
前記第二の表示が表示されている状態においてのみ、前記第二の表示領域に或る予告表示が表示される場合があり、
前記第三の表示と前記或る予告表示の両方が表示されている状態において、該第三の表示と該或る予告表示が重なって表示される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記m28)
付記m20乃至m27のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一の表示は、保留アイコンを含む表示であり、
前記第二の表示は、前記第一の表示における保留アイコンが変形された態様の保留アイコンを含む表示であり、
前記第一のアニメは、前記第二の表示における保留アイコンの表示サイズがそれぞれ異なる複数のシーンを含むアニメであり、
前記表示手段は、保留アイコンの表示態様を変化させる或る変化演出表示を表示可能な手段であり、
前記或る変化演出表示は、前記第一のアニメとは別の或るアニメーション(以下、「第二のアニメ」という。)の表示を含む演出表示であり、
前記第二のアニメは、保留アイコンが拡大されて表示される或るシーン(以下、「拡大シーン」という。)を含むアニメであり、
保留アイコンは、複数種類の表示態様で表示される場合があり、
前記複数種類の表示態様のうちの一の表示態様は、或る表示態様(以下、「第一の表示態様」という。)であり、
前記複数種類の表示態様のうちの一の表示態様は、前記第一の表示態様とは別の或る表示態様(以下、「第二の表示態様」という。)であり、
前記第一の表示態様の保留アイコンに対応する図柄変動表示よりも前記第二の表示態様の保留アイコンに対応する図柄変動表示の方が、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすく、
前記第一の表示における或る保留アイコンであって前記第一のアニメの表示が終了した後も前記第一の表示態様で表示される保留アイコンに対応する図柄変動表示よりも、前記或る変化演出表示の表示によって表示態様が前記第二の表示態様に変化した保留アイコンに対応する図柄変動表示の方が、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすく、
前記第二のアニメが表示されている状態において前記第三の表示を表示可能であり、
前記第三の表示が表示されている状態において前記第二のアニメの表示が開始される場合であっても、前記第三の表示は拡大されることなく表示される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記m29)
付記m28に記載の遊技台であって、
前記第一の表示における保留アイコンの縦横比と前記第二の表示における保留アイコンの縦横比は、異なる縦横比であり、
前記第二のアニメの表示が開始される前の保留アイコンの縦横比と前記拡大シーンにおける該保留アイコンの縦横比は、同じ縦横比である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記m30)
付記m28またはm29に記載の遊技台であって、
前記第一の表示は、複数の保留アイコンを含む表示であり、
前記複数の保留アイコンのうちの一の保留アイコン(以下、「第一の保留アイコン」という。)の表示サイズと該複数の保留アイコンのうちの該第一の保留アイコンとは別の一の保留アイコン(以下、「第二の保留アイコン」という。)の表示サイズは、同じ表示サイズであり、
前記第二の表示は、前記第一の保留アイコンが変形された態様の保留アイコン(以下、「第三の保留アイコン」という。)と前記第二の保留アイコンが変形された態様の保留アイコン(以下、「第四の保留アイコン」という。)を含む表示であり、
前記複数のシーンのうちの一のシーンは、第一のシーンであり、
前記複数のシーンのうちの一のシーンは、第二のシーンであり、
前記第一のシーンにおける前記第三の保留アイコンの表示サイズよりも該第一のシーンにおける前記第四の保留アイコンの表示サイズの方が、表示サイズが大きく、
前記第二のシーンにおける前記第四の保留アイコンの表示サイズよりも該第二のシーンにおける前記第三の保留アイコンの表示サイズの方が、表示サイズが大きく、
複数の保留アイコンが表示されている状態において前記第二のアニメが表示される場合において、該複数の保留アイコンのうちの一の保留アイコン(以下、「第五の保留アイコン」という。)のみが拡大されて他の保留アイコン(以下、「第六の保留アイコン」という。)は拡大されて表示されることはなく、該第五の保留アイコンの表示サイズよりも前記第六の保留アイコンの表示サイズの方が表示サイズが大きくなることはない、
ことを特徴とする遊技台。
(付記m31)
付記m28乃至m30のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記表示手段は、保留アイコンに対応する台座画像を表示可能な手段であり、
前記第一のアニメは、前記台座画像の表示サイズがそれぞれ異なる複数のシーンを含むアニメであり、
前記第二のアニメは、前記台座画像の表示サイズがそれぞれ異なる複数のシーンを含まないアニメである、
ことを特徴とする遊技台。
(付記m32)
付記m20乃至m31のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記表示手段は、変動アイコンを表示可能な手段であり、
前記変動アイコンは、実行中の図柄変動表示に関するアイコンであり、
前記図柄変動表示が開始されると、保留アイコンとして表示されていたアイコンが拡大するシーンを含む表示を経て変動アイコンとして表示される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記m33)
付記m20乃至m32のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記表示手段は、説明表示を表示可能な手段であり、
前記説明表示は、或る表示領域に表示される表示であり、
拡大された前記或る表示領域に予告表示が表示される場合があり、
前記第一のアニメが表示されている状態において、前記予告表示の表示が開始されることがない、
ことを特徴とする遊技台。
(付記m34)
付記m20乃至m33のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記表示手段における表示領域のうちの一部分の表示領域(以下、「部分表示領域」という。)が或る構造物によってオーバーラップされており、
前記第一の表示の或る部分の表示(以下、「或る部分表示」という。)は、前記部分表示領域に表示され、
前記第二の表示は、前記或る部分表示が変形された態様の表示を含む表示であり、
前記第二の表示は、前記部分表示領域を含まない表示領域において表示される表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記m35)
付記m20乃至m34のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、ぱちんこ機である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記o1)
表示手段を備えた遊技台であって、
前記表示手段は、画面全体に亘って或る表示(以下、「第一の表示」という。)を表示可能な手段であり、
前記第一の表示は、或る背景表示を含む表示であり、
前記第一の表示が表示されている状態の後に或るアニメーション(以下、「第一のアニメ」という。)の表示が開始される場合があり、
前記第一のアニメは、前記第一の表示が変形された態様の表示(以下、「第二の表示」という。)が表示されるシーンを含むアニメであり、
前記表示手段は、第三の表示を表示可能な手段であり、
前記第三の表示とは、前記第一の表示に含まれない或る表示のことであり、
前記第一の表示が表示されている状態においても前記第一のアニメが表示されている状態においても前記第三の表示を表示可能であり、
前記第一の表示の表示が開始してから前記第一のアニメの表示が終了するまでの期間に亘って前記第三の表示が表示される場合において、該第一のアニメの表示が表示されている状態であっても該第三の表示は変形されることなく且つ表示位置が変化されることなく表示され、
前記第一の表示は、第四の表示を含む表示であり、
前記第一の表示が表示されている状態において、前記第四の表示は表示位置が変化されることなく表示され、
前記第二の表示は、前記第四の表示が変形された態様の表示(以下、「第五の表示」という。)を含む表示であり、
前記第一のアニメが表示されている状態において、前記第五の表示は表示位置が変化されて表示され、
前記第一の表示は、第六の表示を含む表示であり、
前記第一の表示が表示されている状態において、前記第六の表示は表示位置が変化されることなく表示され、
前記第二の表示は、前記第六の表示が変形された態様の表示(以下、「第七の表示」という。)を含む表示であり、
前記第一のアニメが表示されている状態において、前記第七の表示は表示位置が変化されて表示され、
前記第一のアニメの表示と前記第三の表示の両方が表示されている状態において、該第三の表示と前記第五の表示が重なり且つ該第三の表示と前記第七の表示が重ならない場合があり、
前記第一のアニメの表示と前記第三の表示の両方が表示されている状態において、該第三の表示と前記第七の表示が重なり且つ該第三の表示と前記第五の表示が重ならない場合があり、
前記第一のアニメの表示が表示されている状態において、前記第三の表示の表示が開始可能である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記o2)
付記o1に記載の遊技台であって、
前記第三の表示は、実行中の図柄変動表示に対応する予告表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記o3)
付記o1に記載の遊技台であって、
操作手段を備え、
前記操作手段の操作があると、表示されている前記第三の表示の表示態様が変化する場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記o4)
付記o3に記載の遊技台であって、
前記第三の表示は、音量を表すメーター表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記o5)
付記o1に記載の遊技台であって、
前記第三の表示は、皿満タンエラー表示であり、
皿満タンエラーが解消されると、表示されている前記第三の表示が消去される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記o6)
付記o1乃至o5のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一の表示の表示サイズよりも前記第二の表示の表示サイズの方が表示サイズが小さく、
前記第二の表示が表示される表示領域(以下、「第一の表示領域」という。)と、該第一の表示領域とは異なる表示領域(以下、「第二の表示領域」という。)の両方の表示領域に跨って前記第三の表示が表示される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記o7)
付記o6に記載の遊技台であって、
前記第二の表示が表示されている状態においてのみ、前記第二の表示領域に或る予告表示が表示される場合があり、
前記第三の表示と前記或る予告表示の両方が表示されている状態において、該第三の表示と該或る予告表示が重なって表示される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記o8)
付記o1乃至o7のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第六の表示は、前記第一の表示が表示されている状態において、表示が切りかわらずに表示され、
前記第七の表示は、前記第一のアニメが表示されている状態において、表示が切りかわらずに表示される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記o9)
付記o1乃至o8のいずれか一項に記載の遊技台であって、
保留アイコンは、複数種類の表示態様で表示される場合があり、
前記複数種類の表示態様のうちの一の表示態様は、或る表示態様(以下、「第一の表示態様」という。)であり、
前記複数種類の表示態様のうちの一の表示態様は、前記第一の表示態様とは別の或る表示態様(以下、「第二の表示態様」という。)であり、
前記第一の表示態様の保留アイコンに対応する図柄変動表示よりも前記第二の表示態様の保留アイコンに対応する図柄変動表示の方が、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすく、
前記第二の表示は、保留アイコンを含む表示であり、
前記第一のアニメが表示されている際に前記第一の表示態様の保留アイコンが前記第二の表示態様の保留アイコンに変化する場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記o10)
付記o1乃至o9のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、ぱちんこ機である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記p1)
表示手段を備えた遊技台であって、
前記表示手段は、画面全体に亘って或る表示(以下、「第一の表示」という。)を表示可能な手段であり、
前記第一の表示は、或る背景表示を含む表示であり、
前記第一の表示が表示されている状態の後に或るアニメーション(以下、「第一のアニメ」という。)の表示が開始される場合があり、
前記第一のアニメは、前記第一の表示が変形された態様の表示(以下、「第二の表示」という。)が表示されるシーンを含むアニメであり、
前記表示手段は、第三の表示を表示可能な手段であり、
前記第三の表示とは、前記第一の表示に含まれない或る表示のことであり、
前記第一の表示が表示されている状態においても前記第一のアニメが表示されている状態においても前記第三の表示を表示可能であり、
前記第一の表示の表示が開始してから前記第一のアニメの表示が終了するまでの期間に亘って前記第三の表示が表示される場合において、該第一のアニメの表示が表示されている状態であっても該第三の表示は変形されることなく且つ表示位置が変化されることなく表示され、
前記第一の表示は、第四の表示を含む表示であり、
前記第一の表示が表示されている状態において、前記第四の表示は表示位置が変化されることなく表示され、
前記第二の表示は、前記第四の表示が変形された態様の表示(以下、「第五の表示」という。)を含む表示であり、
前記第一のアニメが表示されている状態において、前記第五の表示は表示位置が変化されて表示され、
前記第一の表示は、第六の表示を含む表示であり、
前記第一の表示が表示されている状態において、前記第六の表示は表示位置が変化されることなく表示され、
前記第二の表示は、前記第六の表示が変形された態様の表示(以下、「第七の表示」という。)を含む表示であり、
前記第一のアニメが表示されている状態において、前記第七の表示は表示位置が変化されて表示され、
前記第一のアニメの表示と前記第三の表示の両方が表示されている状態において、該第三の表示と前記第五の表示が重なり且つ該第三の表示と前記第七の表示が重ならない場合があり、
前記第一のアニメの表示と前記第三の表示の両方が表示されている状態において、該第三の表示と前記第七の表示が重なり且つ該第三の表示と前記第五の表示が重ならない場合があり、
前記第三の表示は、当否に関する内容を含まない或る表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記p2)
付記p1に記載の遊技台であって、
操作手段を備え、
前記操作手段の操作があると、表示されている前記第三の表示の表示態様が変化する場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記p3)
付記p2に記載の遊技台であって、
前記第三の表示は、音量を表すメーター表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記p4)
付記p1に記載の遊技台であって、
前記第三の表示は、皿満タンエラー表示であり、
皿満タンエラーが解消されると、表示されている前記第三の表示が消去される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記p5)
付記p1乃至4のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一の表示の表示サイズよりも前記第二の表示の表示サイズの方が表示サイズが小さく、
前記第二の表示が表示される表示領域(以下、「第一の表示領域」という。)と、該第一の表示領域とは異なる表示領域(以下、「第二の表示領域」という。)の両方の表示領域に跨って前記第三の表示が表示される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記p6)
付記p5に記載の遊技台であって、
前記第二の表示が表示されている状態においてのみ、前記第二の表示領域に或る予告表示が表示される場合があり、
前記第三の表示と前記或る予告表示の両方が表示されている状態において、該第三の表示と該或る予告表示が重なって表示される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記p7)
付記p1乃至p6のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第六の表示は、前記第一の表示が表示されている状態において、表示が切りかわらずに表示され、
前記第七の表示は、前記第一のアニメが表示されている状態において、表示が切りかわらずに表示される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記p8)
付記p1乃至p7のいずれか一項に記載の遊技台であって、
保留アイコンは、複数種類の表示態様で表示される場合があり、
前記複数種類の表示態様のうちの一の表示態様は、或る表示態様(以下、「第一の表示態様」という。)であり、
前記複数種類の表示態様のうちの一の表示態様は、前記第一の表示態様とは別の或る表示態様(以下、「第二の表示態様」という。)であり、
前記第一の表示態様の保留アイコンに対応する図柄変動表示よりも前記第二の表示態様の保留アイコンに対応する図柄変動表示の方が、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすく、
前記第二の表示は、保留アイコンを含む表示であり、
前記第一のアニメが表示されている際に前記第一の表示態様の保留アイコンが前記第二の表示態様の保留アイコンに変化する場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記p9)
付記p1乃至p8のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、ぱちんこ機である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記q1)
表示手段を備えた遊技台であって、
前記表示手段は、画面全体に亘って或る表示(以下、「第一の表示」という。)を表示可能な手段であり、
前記第一の表示は、或る背景表示を含む表示であり、
前記第一の表示が表示されている状態の後に或るアニメーション(以下、「第一のアニメ」という。)の表示が開始される場合があり、
前記第一のアニメは、前記第一の表示が変形された態様の表示(以下、「第二の表示」という。)が表示されるシーンを含むアニメであり、
前記表示手段は、第三の表示を表示可能な手段であり、
前記第三の表示とは、前記第一の表示に含まれない或る表示のことであり、
前記第一の表示が表示されている状態においても前記第一のアニメが表示されている状態においても前記第三の表示を表示可能であり、
前記第一の表示の表示が開始してから前記第一のアニメの表示が終了するまでの期間に亘って前記第三の表示が表示される場合において、該第一のアニメの表示が表示されている状態であっても該第三の表示は変形されることなく且つ表示位置が変化されることなく表示され、
前記第一の表示は、第四の表示を含む表示であり、
前記第一の表示が表示されている状態において、前記第四の表示は表示位置が変化されることなく表示され、
前記第二の表示は、前記第四の表示が変形された態様の表示(以下、「第五の表示」という。)を含む表示であり、
前記第一のアニメが表示されている状態において、前記第五の表示は表示位置が変化されて表示され、
前記第一の表示は、第六の表示を含む表示であり、
前記第一の表示が表示されている状態において、前記第六の表示は表示位置が変化されることなく表示され、
前記第二の表示は、前記第六の表示が変形された態様の表示(以下、「第七の表示」という。)を含む表示であり、
前記第一のアニメが表示されている状態において、前記第七の表示は表示位置が変化されて表示され、
前記第一のアニメの表示と前記第三の表示の両方が表示されている状態において、該第三の表示と前記第五の表示が重なり且つ該第三の表示と前記第七の表示が重ならない場合があり、
前記第一のアニメの表示と前記第三の表示の両方が表示されている状態において、該第三の表示と前記第七の表示が重なり且つ該第三の表示と前記第五の表示が重ならない場合があり、
前記第四の表示は、或る予告表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記q2)
付記q1に記載の遊技台であって、
前記第三の表示は、実行中の図柄変動表示に対応する予告表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記q3)
付記q1に記載の遊技台であって、
操作手段を備え、
前記操作手段の操作があると、表示されている前記第三の表示の表示態様が変化する場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記q4)
付記q3に記載の遊技台であって、
前記第三の表示は、音量を表すメーター表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記q5)
付記q1に記載の遊技台であって、
前記第三の表示は、皿満タンエラー表示であり、
皿満タンエラーが解消されると、表示されている前記第三の表示が消去される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記q6)
付記q1乃至q5のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一の表示の表示サイズよりも前記第二の表示の表示サイズの方が表示サイズが小さく、
前記第二の表示が表示される表示領域(以下、「第一の表示領域」という。)と、該第一の表示領域とは異なる表示領域(以下、「第二の表示領域」という。)の両方の表示領域に跨って前記第三の表示が表示される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記q7)
付記q6に記載の遊技台であって、
前記第二の表示が表示されている状態においてのみ、前記第二の表示領域に或る予告表示が表示される場合があり、
前記第三の表示と前記或る予告表示の両方が表示されている状態において、該第三の表示と該或る予告表示が重なって表示される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記q8)
付記q1乃至q7のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第六の表示は、前記第一の表示が表示されている状態において、表示が切りかわらずに表示され、
前記第七の表示は、前記第一のアニメが表示されている状態において、表示が切りかわらずに表示される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記q9)
付記q1乃至q8のいずれか一項に記載の遊技台であって、
保留アイコンは、複数種類の表示態様で表示される場合があり、
前記複数種類の表示態様のうちの一の表示態様は、或る表示態様(以下、「第一の表示態様」という。)であり、
前記複数種類の表示態様のうちの一の表示態様は、前記第一の表示態様とは別の或る表示態様(以下、「第二の表示態様」という。)であり、
前記第一の表示態様の保留アイコンに対応する図柄変動表示よりも前記第二の表示態様の保留アイコンに対応する図柄変動表示の方が、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすく、
前記第二の表示は、保留アイコンを含む表示であり、
前記第一のアニメが表示されている際に前記第一の表示態様の保留アイコンが前記第二の表示態様の保留アイコンに変化する場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記q10)
付記q1乃至q9のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、ぱちんこ機である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記r1)
表示手段を備えた遊技台であって、
前記表示手段は、画面全体に亘って或る表示(以下、「第一の表示」という。)を表示可能な手段であり、
前記第一の表示は、或る背景表示を含む表示であり、
前記第一の表示が表示されている状態の後に或るアニメーション(以下、「第一のアニメ」という。)の表示が開始される場合があり、
前記第一のアニメは、前記第一の表示が変形された態様の表示(以下、「第二の表示」という。)が表示されるシーンを含むアニメであり、
前記表示手段は、第三の表示を表示可能な手段であり、
前記第三の表示とは、前記第一の表示に含まれない或る表示のことであり、
前記第一の表示が表示されている状態においても前記第一のアニメが表示されている状態においても前記第三の表示を表示可能であり、
前記第一の表示の表示が開始してから前記第一のアニメの表示が終了するまでの期間に亘って前記第三の表示が表示される場合において、該第一のアニメの表示が表示されている状態であっても該第三の表示は変形されることなく且つ表示位置が変化されることなく表示され、
前記第一の表示は、第四の表示を含む表示であり、
前記第一の表示が表示されている状態において、前記第四の表示は表示位置が変化されることなく表示され、
前記第二の表示は、前記第四の表示が変形された態様の表示(以下、「第五の表示」という。)を含む表示であり、
前記第一のアニメが表示されている状態において、前記第五の表示は表示位置が変化されて表示され、
前記第一の表示は、第六の表示を含む表示であり、
前記第一の表示が表示されている状態において、前記第六の表示は表示位置が変化されることなく表示され、
前記第二の表示は、前記第六の表示が変形された態様の表示(以下、「第七の表示」という。)を含む表示であり、
前記第一のアニメが表示されている状態において、前記第七の表示は表示位置が変化されて表示され、
前記第一のアニメの表示と前記第三の表示の両方が表示されている状態において、該第三の表示と前記第五の表示が重なり且つ該第三の表示と前記第七の表示が重ならない場合があり、
前記第一のアニメの表示と前記第三の表示の両方が表示されている状態において、該第三の表示と前記第七の表示が重なり且つ該第三の表示と前記第五の表示が重ならない場合があり、
前記第四の表示は、数を表す或る表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記r2)
付記r1に記載の遊技台であって、
前記第三の表示は、実行中の図柄変動表示に対応する予告表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記r3)
付記r1に記載の遊技台であって、
操作手段を備え、
前記操作手段の操作があると、表示されている前記第三の表示の表示態様が変化する場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記r4)
付記r3に記載の遊技台であって、
前記第三の表示は、音量を表すメーター表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記r5)
付記r1に記載の遊技台であって、
前記第三の表示は、皿満タンエラー表示であり、
皿満タンエラーが解消されると、表示されている前記第三の表示が消去される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記r6)
付記r1乃至r5のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一の表示の表示サイズよりも前記第二の表示の表示サイズの方が表示サイズが小さく、
前記第二の表示が表示される表示領域(以下、「第一の表示領域」という。)と、該第一の表示領域とは異なる表示領域(以下、「第二の表示領域」という。)の両方の表示領域に跨って前記第三の表示が表示される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記r7)
付記r6に記載の遊技台であって、
前記第二の表示が表示されている状態においてのみ、前記第二の表示領域に或る予告表示が表示される場合があり、
前記第三の表示と前記或る予告表示の両方が表示されている状態において、該第三の表示と該或る予告表示が重なって表示される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記r8)
付記r1乃至r7のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第六の表示は、前記第一の表示が表示されている状態において、表示が切りかわらずに表示され、
前記第七の表示は、前記第一のアニメが表示されている状態において、表示が切りかわらずに表示される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記r9)
付記r1乃至r8のいずれか一項に記載の遊技台であって、
保留アイコンは、複数種類の表示態様で表示される場合があり、
前記複数種類の表示態様のうちの一の表示態様は、或る表示態様(以下、「第一の表示態様」という。)であり、
前記複数種類の表示態様のうちの一の表示態様は、前記第一の表示態様とは別の或る表示態様(以下、「第二の表示態様」という。)であり、
前記第一の表示態様の保留アイコンに対応する図柄変動表示よりも前記第二の表示態様の保留アイコンに対応する図柄変動表示の方が、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすく、
前記第二の表示は、保留アイコンを含む表示であり、
前記第一のアニメが表示されている際に前記第一の表示態様の保留アイコンが前記第二の表示態様の保留アイコンに変化する場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記r10)
付記r1乃至r9のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、ぱちんこ機である、
ことを特徴とする遊技台。
なお、上記で装飾図柄の変動表示と記載のあることは、図柄(より具体的には特図)の変動表示であってもよく、装飾図柄の停止表示と記載のあることは、図柄(より具体的には特図)の停止表示であってもよい。
また、上記で「〜場合がある」とは、「必ず〜する」、「必ず〜される」、あるいは「必ず〜になる」等に置き換えてもよく、上記で「○○可能」とは、「必ず○○する」に置き換えてもよい。
図588は、本発明を適用可能な封入式のパチンコ機の正面図である。
図588に示す封入式のパチンコ機900では、所定数の遊技媒体(例えば、遊技球)を遊技台内部で循環させる。すなわち、発射手段901から遊技領域902に発射された遊技媒体が、遊技領域902から排出されて再び発射手段901へ供給可能としている。また、遊技媒体の数(賞球、貸球、総持玉数等)の情報や、その他の情報を表示する表示手段903が遊技台前面の遊技領域902の下方に配設されており、図36に示す上皿126や下皿128は設けられていない。
なお、図36に示して上述したパチンコ機100の上皿126に上述した表示手段903がさらに設けられた態様を採用してもよく、さらに、この表示手段903にタッチパネルが設けられた態様であってもよい。すなわち、表示手段903に設けられたタッチパネルが操作手段として機能することができる。そして、タッチパネルによる1回のタッチ操作、連打操作あるいは長押し操作により、演出ボタン136の操作に係る演出が実行されてもよいし、長押しオート連打機能が有効な状態である場合には、タッチパネルが継続してタッチされ続けている状態で、タッチパネルに対する疑似的な連打操作が行われるように構成されてもよい。また、長押しオート連打機能を有効な状態にしないように構成されてもよい。また、一部の演出において、長押しオート連打機能を有効な状態にしてもよい。換言すれば、タッチパネルにおいて長押しオート連打機能を作動させてもよいし、作動しないようにしてもよいし、作動させる演出が多いように構成されてもよいし、少ないように構成されてもよい。また、タッチパネルに対する連打操作による演出が複数あり、タッチパネルで行う場合には、長押しオート連打機能が有効な状態とならないことが多いように構成されてもよいし、少ないように構成されてもよい。
以上説明したように、図588に示すパチンコ機900は、球を封入し、封入した球をパチンコ機内で循環させて使用するものであって、封入した球を発射球として使用し、球の払出はクレジットによって実行されるものであってもよい。
次に、図589を用いて本発明に適用可能な遊技台としてのスロットマシン(回胴遊技機)について説明する。ここで、図589は、本発明に適用可能なスロットマシン1000を正面側(遊技者側)から見た外観斜視図である。
図589に示すスロットマシン1000は、本体1001と、本体1001の正面に取付けられ、本体1001に対して開閉可能な前面扉1002と、を備える。本体1001の中央内部には、(図589において図示省略)外周面に複数種類の図柄が配置されたリールが3個(左リール1010、中リール1011、右リール1012)収納され、スロットマシン1000の内部で回転できるように構成されている。これらのリール1010〜1012はステッピングモータ等の駆動手段により回転駆動される。
本実施例において、各図柄は帯状部材に等間隔で適当数印刷され、この帯状部材が所定の円形筒状の枠材に貼り付けられて各リール1010〜1012が構成されている。リール1010〜1012上の図柄は、遊技者から見ると、図柄表示窓1013から縦方向に概ね3つ表示され、合計9つの図柄が見えるようになっている。そして、各リール1010〜1012を回転させることにより、遊技者から見える図柄の組み合せが変動することとなる。つまり、各リール1010〜1012は複数種類の図柄の組合せを変動可能に表示する表示手段として機能する。なお、このような表示手段としてはリール以外にも液晶表示装置等の電子画像表示装置も採用できる。また、本実施形態では、3個のリールをスロットマシン1000の中央内部に備えているが、リールの数やリールの設置位置はこれに限定されるものではない。
各々のリール1010〜1012の背面には、図柄表示窓1013に表示される個々の図柄を照明するためのリールバックライト(図示省略)が配置されている。リールバックライトは、各々の図柄ごとに遮蔽されて個々の図柄を均等に照射できるようにすることが望ましい。なお、スロットマシン1000内部において各々のリール1010〜1012の近傍には、投光部と受光部から成る光学式センサ(図示省略)が設けられており、この光学式センサの投光部と受光部の間をリールに設けられた一定の長さの遮光片が通過するように構成されている。このセンサの検出結果に基づいてリール上の図柄の回転方向の位置を判断し、目的とする図柄が入賞ライン上に表示されるようにリール1010〜1012を停止させる。
入賞ライン表示ランプ1020は、有効となる入賞ライン1014を示すランプである。有効となる入賞ラインは、遊技媒体としてベットされたメダルの数によって予め定まっている。入賞ライン1014は5ラインあり、例えば、メダルが1枚ベットされた場合、中段の水平入賞ラインが有効となり、メダルが2枚ベットされた場合、上段水平入賞ラインと下段水平入賞ラインが追加された3本が有効となり、メダルが3枚ベットされた場合、右下り入賞ラインと右上り入賞ラインが追加された5ラインが入賞ラインとして有効になる。なお、入賞ライン1014の数については5ラインに限定されるものではなく、また、例えば、メダルが1枚ベットされた場合に、中段の水平入賞ライン、上段水平入賞ライン、下段水平入賞ライン、右下り入賞ラインおよび右上り入賞ラインの5ラインを入賞ラインとして有効としてもよい。以下、有効となる入賞ラインを有効ラインと呼ぶ場合がある。
告知ランプ1023は、例えば、後述する内部抽選において特定の入賞役(具体的には、ボーナス)に内部当選していること、または、ボーナス遊技中であることを遊技者に知らせるランプである。遊技メダル投入可能ランプ1024は、遊技者が遊技メダルを投入可能であることを知らせるためのランプである。再遊技ランプ1022は、前回の遊技において入賞役の一つである再遊技に入賞した場合に、今回の遊技が再遊技可能であること(メダルの投入が不要であること)を遊技者に知らせるランプである。リールパネルランプ1028は演出用のランプである。
メダル投入ボタン1030〜1032は、スロットマシン1000に電子的に貯留されているメダル(クレジットと言う)を所定の枚数分投入するためのボタンである。本実施例においては、メダル投入ボタン1030が押下される毎に1枚ずつ最大3枚まで投入され、メダル投入ボタン1031が押下されると2枚投入され、メダル投入ボタン1032が押下されると3枚投入されるようになっている。以下、メダル投入ボタン1032はMAXメダル投入ボタンとも言う。なお、遊技メダル投入ランプ1029は、投入されたメダル数に応じた数のランプを点灯させ、規定枚数のメダルの投入があった場合、遊技の開始操作が可能な状態であることを知らせる遊技開始ランプ1021が点灯する。
メダル投入口1041は、遊技を開始するに当たって遊技者がメダルを投入するための投入口である。すなわち、メダルの投入は、メダル投入ボタン1030〜1032により電子的に投入することもできるし、メダル投入口1041から実際のメダルを投入(投入操作)することもでき、投入とは両者を含む意味である。貯留枚数表示器1025は、スロットマシン1000に電子的に貯留されているメダルの枚数を表示するための表示器である。遊技情報表示器126は、各種の内部情報(例えば、ボーナス遊技中のメダル払出枚数)を数値で表示するための表示器である。払出枚数表示器1027は、何らかの入賞役に入賞した結果、遊技者に払出されるメダルの枚数を表示するための表示器である。本実施形態においては、貯留枚数表示器1025、遊技情報表示器1026、および払出枚数表示器1027は7セグメント(SEG)表示器で構成されている。
スタートレバー1035は、リール1010〜1012の回転を開始させるためのレバー型のスイッチである。即ち、メダル投入口1041に所望するメダル枚数を投入するか、メダル投入ボタン1030〜1032を操作して、スタートレバー1035を操作すると、リール1010〜1012が回転を開始することとなる。スタートレバー1035に対する操作を遊技の開始操作と言う。
ストップボタンユニット1036には、操作手段の一例としてのストップボタン1037〜1039が設けられている。ストップボタン1037〜1039は、スタートレバー1035の操作によって回転を開始したリール1010〜1012を個別に停止させるためのボタン型のスイッチであり、各リール1010〜1012に対応づけられている。以下、ストップボタン1037〜1039に対する操作を停止操作と言い、最初の停止操作を第1停止操作、次の停止操作を第2停止操作、最後の停止操作を第3停止操作という。また、第1停止操作の対象となるリールを第1停止リール、第2停止操作の対象となるリールを第2停止リール、第3停止操作の対象となるリールを第3停止リールという。なお、各ストップボタン1037〜1039の内部に発光体を設けてもよく、ストップボタン1037〜1039の操作が可能である場合、該発光体を点灯させて遊技者に知らせることもできる。
メダル返却ボタン1033は、投入されたメダルが詰まった場合に押下してメダルを取り除くためのボタンである。精算ボタン1034は、スロットマシン1000に電子的に貯留されたメダル、ベットされたメダルを精算し、メダル払出口1055から排出するためのボタンである。ドアキー孔1040は、スロットマシン1000の前面扉1002のロックを解除するためのキーを挿入する孔である。メダル払出口1055は、メダルを払出すための払出口である。
メダル投入ボタン1032の右側には、操作手段の一例としてのチャンスボタン1100が設けられている。チャンスボタン1100は、リール1010〜1012の動作に関連する操作が可能であったり、液晶表示装置1057の表示に関連する操作が可能であったりする。また、チャンスボタン1100は、上記実施例によるパチンコ機100と同様に複数の状態を取ることが可能であり、チャンスボタン1100の操作有効期間中に状態変化可能であってもよい。
情報表示ボタンユニット1050には、情報表示ボタン1046が設けられている。情報表示ボタン1046は、例えば、ユーザメニュー(例えば、遊技者個人の遊技履歴情報を設定するためのメニュー)を呼び出すための操作ボタンであり、複数のボタンから構成されている。本実施形態では、情報表示ボタン1046は、操作手段に相当する。
ストップボタンユニット1036の下部には、機種名の表示と各種証紙の貼付とを行うタイトルパネル1062が設けられており、タイトルパネルランプ1064は、タイトルパネル1062を点灯するランプである。タイトルパネル1062の下部には、メダル払出口1055、メダルの受皿1061が設けられている。
音孔1081はスロットマシン1000内部に設けられているスピーカの音を外部に出力するための孔である。前面扉1002の左右各部に設けられたサイドランプ1044は遊技を盛り上げるための装飾用のランプである。前面扉1002の上部には演出装置1060が配設されており、演出装置1060の上部には音孔1043が設けられている。この演出装置1060は、水平方向に開閉自在な2枚の右シャッタ1063a、左シャッタ1063bからなるシャッタ(遮蔽装置)1063と、このシャッタ1063の奥側に配設された液晶表示装置1057(図示省略、演出画像表示装置)を備えており、右シャッタ1063a、左シャッタ1063bが液晶表示装置1057の手前で水平方向外側に開くと液晶表示装置1057(図示省略)の表示画面がスロットマシン1000正面(遊技者側)に出現する構造となっている。
なお、液晶表示装置でなくとも、種々の演出画像や種々の遊技情報を表示可能に構成されていればよく、例えば、複数セグメントディスプレイ(7セグディスプレイ)、ドットマトリクスディスプレイ、有機ELディスプレイ、プラズマディスプレイ、リール(ドラム)、或いは、プロジェクタとスクリーンとからなる表示装置等でもよい。また、表示画面は、方形をなし、その全体を遊技者が視認可能に構成されている。本実施形態の場合、表示画面は長方形であるが、正方形でもよい。また、表示画面の周縁に不図示の装飾物を設けて、表示画面の周縁の一部が該装飾物に隠れる結果、表示画面が異形に見えるようにすることもできる。表示画面は本実施形態の場合、平坦面であるが、曲面をなしていてもよい。
本発明に係る遊技台は図590(a)に示す、「紙幣投入口2002に紙幣を投入し、ベット2004およびスタート2006操作に基づいて抽選を実行し、抽選結果を抽選結果表示装置2008で表示し、当選時には特典コイン数を残クレジット数に加算し、キャッシュアウト2009が選択された場合には、レシート発行機2010から残クレジット数に対応するコードが記載されたレシートを発行するカジノマシン2000」であってもよい。
さらには、同図(b)に示すように、本発明を実現する電子データを記憶する記憶部を備えている携帯電話機3000、同図(c)に示すように、本発明を実現する電子データを記憶する記憶部を備えているポータブルゲーム機4000、本発明を実現する電子データを記憶する記憶部を備えている家庭用テレビゲーム機5000、に適用してもよい。
より具体的には、同図(b)における携帯電話機3000は、遊技者によって操作される操作部と、ゲームに関するデータを携帯電話回線を通じで取得するデータ取得部と、取得したゲームに関するデータ(本発明を実現する電子データ)を記憶する記憶部と、記憶部に記憶したデータと操作部の操作とに基づいてゲームの制御を行う制御部を備えている。
同図(c)におけるポータブルゲーム機4000は、遊技者によって操作される操作部と、ゲームに関するデータを所定の記憶媒体(DVD等)から取得するデータ取得部と、取得したゲームに関するデータ(本発明を実現する電子データ)を記憶する記憶部と、記憶部に記憶したデータと操作部の操作とに基づいてゲームの制御を行う制御部を備えている。同図(d)における家庭用テレビゲーム機5000は、遊技者によって操作される操作部と、ゲームに関するデータを所定の記憶媒体(DVD等)から取得するデータ取得部と、取得したゲームに関するデータ(本発明を実現する電子データ)を記憶する記憶部と、記憶部に記憶したデータと操作部の操作とに基づいてゲームの制御を行う制御部を備えている。
さらには、同図(e)に示すように、本発明を実現する電子データを記憶したデータサーバ6000に適用してもよい。このデータサーバ6000からインターネット回線を介して同図(d)に示す家庭用テレビゲーム機5000に本発明を実現する電子データをダウンロードするような場合がある。
また、パチンコ機等の実機の動作を家庭用ゲーム機用として擬似的に実行するようなゲームプログラムにおいても、本発明を適用してゲームを実行することができる。その場合、ゲームプログラムを記録する記録媒体は、DVD−ROM、CD−ROM、FD(フレキシブルディスク)、その他任意の記録媒体を利用できる。
さらに、本発明は、遊技台としてパチンコ機およびスロットマシンを例にあげたが、これに限るものではなく、アレンジボール遊技機や、じゃん球遊技機、スマートボール等に適用してもよい。
また、本発明の実施の形態に記載された作用および効果は、本発明から生じる最も好適な作用および効果を列挙したに過ぎず、本発明による作用および効果は、本発明の実施の形態に記載されたものに限定されるものではない。なお、以上説明した、実施形態や実施例や変形例や各種の例や付記等の記載それぞれにのみ含まれている構成要件であっても、その構成要件を他の、実施形態や実施例や変形例や各種の例や付記等に適用してもよい。すなわち、適用させることを妨げる要因がない限りは、実施形態や実施例や変形例や各種の例や付記等の記載それぞれにのみ含まれている構成要件を他の、実施形態や実施例や変形例や各種の例や付記等に適用しても、一つのまとまりのある技術的思想として成り立つ。
100 パチンコ機
136 チャンスボタン
208 装飾図柄表示装置
224 演出可動体
226 一般入賞口
228、229 普図始動口
230 特図1始動口
232 特図2始動口
232a 羽根部材
234 可変入賞口
234a 扉部材
300 主制御部
400 第1副制御部
500 第2副制御部

Claims (10)

  1. 表示手段を備えた遊技台であって、
    前記表示手段は、画面全体に亘って或る表示(以下、「第一の表示」という。)を表示可能な手段であり、
    前記第一の表示は、或る背景表示を含む表示であり、
    前記第一の表示が表示されている状態の後に或るアニメーション(以下、「第一のアニメ」という。)の表示が開始される場合があり、
    前記第一のアニメは、前記第一の表示が変形された態様の表示(以下、「第二の表示」という。)が表示されるシーンを含むアニメであり、
    前記表示手段は、第三の表示を表示可能な手段であり、
    前記第三の表示とは、前記第一の表示に含まれない或る表示のことであり、
    前記第一の表示が表示されている状態においても前記第一のアニメが表示されている状態においても前記第三の表示を表示可能であり、
    前記第一の表示の表示が開始してから前記第一のアニメの表示が終了するまでの期間に亘って前記第三の表示が表示される場合において、該第一のアニメの表示が表示されている状態であっても該第三の表示は変形されることなく且つ表示位置が変化されることなく表示され、
    前記第一の表示は、第四の表示を含む表示であり、
    前記第一の表示が表示されている状態において、前記第四の表示は表示位置が変化されることなく表示され、
    前記第二の表示は、前記第四の表示が変形された態様の表示(以下、「第五の表示」という。)を含む表示であり、
    前記第一のアニメが表示されている状態において、前記第五の表示は表示位置が変化されて表示され、
    前記第一の表示は、第六の表示を含む表示であり、
    前記第一の表示が表示されている状態において、前記第六の表示は表示位置が変化されることなく表示され、
    前記第二の表示は、前記第六の表示が変形された態様の表示(以下、「第七の表示」という。)を含む表示であり、
    前記第一のアニメが表示されている状態において、前記第七の表示は表示位置が変化されて表示され、
    前記第一のアニメの表示と前記第三の表示の両方が表示されている状態において、該第三の表示と前記第五の表示が重なり且つ該第三の表示と前記第七の表示が重ならない場合があり、
    前記第一のアニメの表示と前記第三の表示の両方が表示されている状態において、該第三の表示と前記第七の表示が重なり且つ該第三の表示と前記第五の表示が重ならない場合があり、
    前記第一のアニメの表示が表示されている状態において、前記第三の表示の表示が開始可能である、
    ことを特徴とする遊技台。
  2. 請求項1に記載の遊技台であって、
    前記第三の表示は、実行中の図柄変動表示に対応する予告表示である、
    ことを特徴とする遊技台。
  3. 請求項1に記載の遊技台であって、
    操作手段を備え、
    前記操作手段の操作があると、表示されている前記第三の表示の表示態様が変化する場合がある、
    ことを特徴とする遊技台。
  4. 請求項3に記載の遊技台であって、
    前記第三の表示は、音量を表すメーター表示である、
    ことを特徴とする遊技台。
  5. 請求項1に記載の遊技台であって、
    前記第三の表示は、皿満タンエラー表示であり、
    皿満タンエラーが解消されると、表示されている前記第三の表示が消去される、
    ことを特徴とする遊技台。
  6. 請求項1乃至5のいずれか一項に記載の遊技台であって、
    前記第一の表示の表示サイズよりも前記第二の表示の表示サイズの方が表示サイズが小さく、
    前記第二の表示が表示される表示領域(以下、「第一の表示領域」という。)と、該第一の表示領域とは異なる表示領域(以下、「第二の表示領域」という。)の両方の表示領域に跨って前記第三の表示が表示される場合がある、
    ことを特徴とする遊技台。
  7. 請求項6に記載の遊技台であって、
    前記第二の表示が表示されている状態においてのみ、前記第二の表示領域に或る予告表示が表示される場合があり、
    前記第三の表示と前記或る予告表示の両方が表示されている状態において、該第三の表示と該或る予告表示が重なって表示される、
    ことを特徴とする遊技台。
  8. 請求項1乃至7のいずれか一項に記載の遊技台であって、
    前記第六の表示は、前記第一の表示が表示されている状態において、表示が切りかわらずに表示され、
    前記第七の表示は、前記第一のアニメが表示されている状態において、表示が切りかわらずに表示される、
    ことを特徴とする遊技台。
  9. 請求項1乃至8のいずれか一項に記載の遊技台であって、
    保留アイコンは、複数種類の表示態様で表示される場合があり、
    前記複数種類の表示態様のうちの一の表示態様は、或る表示態様(以下、「第一の表示態様」という。)であり、
    前記複数種類の表示態様のうちの一の表示態様は、前記第一の表示態様とは別の或る表示態様(以下、「第二の表示態様」という。)であり、
    前記第一の表示態様の保留アイコンに対応する図柄変動表示よりも前記第二の表示態様の保留アイコンに対応する図柄変動表示の方が、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすく、
    前記第二の表示は、保留アイコンを含む表示であり、
    前記第一のアニメが表示されている際に前記第一の表示態様の保留アイコンが前記第二の表示態様の保留アイコンに変化する場合がある、
    ことを特徴とする遊技台。
  10. 請求項1乃至9のいずれか一項に記載の遊技台であって、
    前記遊技台は、ぱちんこ機である、
    ことを特徴とする遊技台。
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