JP2020005215A - ユーザ装置及び基地局装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザ装置が再送特性を示す情報を基地局装置に報告して効率の良い再送制御を実行すること。【解決手段】ユーザ装置は、基地局装置に再送特性を示すUE(User Equipment)能力を通知する通知部と、前記基地局装置から初送信号又は再送信号を受信する受信部と、HARQ(Hybrid automatic repeat request)制御を実行する制御部と、前記基地局装置にHARQ応答を送信する送信部とを有し、前記再送特性を示すUE能力は、所定の要求性能を達成する能力である。【選択図】図6

Description

本発明は、無線通信システムにおけるユーザ装置及び基地局装置に関する。
3GPP(3rd Generation Partnership Project)では、システム容量の更なる大容量化、データ伝送速度の更なる高速化、無線区間における更なる低遅延化等を実現するために、5GあるいはNR(New Radio)と呼ばれる無線通信方式(以下、当該無線通信方式を「5G」あるいは「NR」という。)の検討が進んでいる。5Gでは、10Gbps以上のスループットを実現しつつ無線区間の遅延を1ms以下にするという要求条件を満たすために、様々な無線技術の検討が行われている(例えば非特許文献1)。
NRでは、LTE(Long Term Evolution)と同様にHARQ(Hybrid automatic repeat request)が採用される(例えば非特許文献2)。また、NRにおけるレートマッチングでは、LBRM(Limited buffer rate matching)の採用が検討されている(例えば、非特許文献3)。
3GPP TS 38.300 V15.1.0(2018−03) 3GPP TS 38.321 V15.1.0(2018−03) 3GPP TS 38.212 V15.1.0(2018−03) 3GPP TS 36.101 V15.2.0(2018−04)
NRでは、Gbpsオーダのスループットが要求されるため、再送方式によっては必要となるソフトバッファのビット数が極めて大きくなる。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、ユーザ装置が再送特性を示す情報を基地局装置に報告して効率の良い再送制御を実行することを目的とする。
開示の技術によれば、基地局装置に再送特性を示すUE(User Equipment)能力を通知する通知部と、前記基地局装置から初送信号又は再送信号を受信する受信部と、HARQ(Hybrid automatic repeat request)制御を実行する制御部と、前記基地局装置にHARQ応答を送信する送信部とを有し、前記再送特性を示すUE能力は、所定の要求性能を達成する能力であるユーザ装置が提供される。
開示の技術によれば、ユーザ装置が再送特性を示す情報を基地局装置に報告して効率の良い再送制御を実行することができる。
本発明の実施の形態における無線通信システムの構成例を示す図である。 HARQ手順の例を説明するためのシーケンス図である。 レートマッチングの例を説明するための図である。 再送方式の例を説明するための図である。 再送特性を説明するための図である。 本発明の実施の形態におけるUE能力の例を説明するための図である。 本発明の実施の形態における基地局装置10の機能構成の一例を示す図である。 本発明の実施の形態におけるユーザ装置20の機能構成の一例を示す図である。 本発明の実施の形態における基地局装置10又はユーザ装置20のハードウェア構成の一例を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。なお、以下で説明する実施の形態は一例であり、本発明が適用される実施の形態は、以下の実施の形態に限られない。
本発明の実施の形態の無線通信システムの動作にあたっては、適宜、既存技術が使用される。ただし、当該既存技術は、例えば既存のLTEであるが、既存のLTEに限られない。また、本明細書で使用する用語「LTE」は、特に断らない限り、LTE−Advanced、及び、LTE−Advanced以降の方式(例:NR又は5G)を含む広い意味を有するものとする。
また、以下で説明する本発明の実施の形態では、既存のLTEで使用されているSS(Synchronization Signal)、PSS(Primary SS)、SSS(Secondary SS)、PBCH(Physical broadcast channel)、PRACH(Physical RACH)、DL(Downlink)、UL(Uplink)等の用語を使用している。これは記載の便宜上のためであり、これらと同様の信号、機能等が他の名称で呼ばれてもよい。
また、本発明の実施の形態において、複信(Duplex)方式は、TDD(Time Division Duplex)方式でもよいし、FDD(Frequency Division Duplex)方式でもよいし、又はそれ以外(例えば、Flexible Duplex等)の方式でもよい。
また、以下の説明において、送信ビームを用いて信号を送信する方法は、プリコーディングベクトルが乗算された(プリコーディングベクトルでプリコードされた)信号を送信するデジタルビームフォーミングであってもよいし、RF(Radio Frequency)回路内の可変移相器を用いてビームフォーミングを実現するアナログビームフォーミングであってもよい。同様に、受信ビームを用いて信号を受信する方法は、所定の重みベクトルを受信した信号に乗算するデジタルビームフォーミングであってもよいし、RF回路内の可変位相器を用いてビームフォーミングを実現するアナログビームフォーミングであってもよい。デジタルビームフォーミングとアナログビームフォーミングを組み合わせたハイブリッドビームフォーミングが適用されてもよい。また、送信ビームを用いて信号を送信することは、特定のアンテナポートで信号を送信することであってもよい。同様に、受信ビームを用いて信号を受信することは、特定のアンテナポートで信号を受信することとであってもよい。アンテナポートとは、3GPPの規格で定義されている論理アンテナポート又は物理アンテナポートを指す。
なお、送信ビーム及び受信ビームの形成方法は、上記の方法に限られない。例えば、複数アンテナを備える基地局装置10又はユーザ装置20において、それぞれのアンテナの角度を変える方法を用いてもよいし、プリコーディングベクトルを用いる方法とアンテナの角度を変える方法を組み合わせる方法を用いてもよいし、異なるアンテナパネルを切り替えて利用してもよいし、複数のアンテナパネルを合わせて使う方法を組み合わせる方法を用いてもよいし、その他の方法を用いてもよい。また、例えば、高周波数帯において、複数の互いに異なる送信ビームが使用されてもよい。複数の送信ビームが使用されることを、マルチビーム運用といい、ひとつの送信ビームが使用されることを、シングルビーム運用という。
また、本発明の実施の形態において、無線パラメータ等が「設定される」とは、所定の値が予め設定(Pre-configure)又は規定されることであってもよいし、基地局装置10又はユーザ装置20から通知される無線パラメータが設定されることであってもよい。
図1は、本発明の実施の形態における無線通信システムの構成例を示す図である。本発明の実施の形態における無線通信システムは、図1に示されるように、基地局装置10及びユーザ装置20を含む。図1には、基地局装置10及びユーザ装置20が1つずつ示されているが、これは例であり、それぞれ複数であってもよい。
基地局装置10は、1つ以上のNRセルを提供し、ユーザ装置20と無線通信を行う通信装置である。基地局装置10は、同期信号及びシステム情報をユーザ装置20に送信する。同期信号は、例えば、NR−PSS及びNR−SSSである。システム情報は、例えば、NR−PBCHにて送信される。また、システム情報は、報知情報ともいう。基地局装置10及びユーザ装置20はいずれも、ビームフォーミングを行って信号の送受信を行うことが可能である。ユーザ装置20は、スマートフォン、携帯電話機、タブレット、ウェアラブル端末、M2M(Machine-to-Machine)用通信モジュール等の無線通信機能を備えた通信装置であり、基地局装置10に無線接続し、無線通信システムにより提供される各種通信サービスを利用する。
初期アクセスの段階において、ユーザ装置20は、ランダムアクセスのプリアンブル信号を基地局装置10に送信する。当該ランダムアクセスは、基地局装置10から受信したNR−PBCHによるシステム情報に加え、NR−PDCCH(Physical downlink control channel)によってスケジューリングされたNR−PDSCH(Physical downlink shared channel)によるシステム情報であるRMSI(Remaining minimum system information)に基づいて行われる。RMSIは、例えば、RACH設定等の初期アクセスに必要な情報を含む。
ここで、例えば、PDSCHの送信において、HARQ(Hybrid automatic repeat request)による再送が、サーキュラバッファ(Circular buffer)を使用して実行される。
図2は、HARQ手順の例を説明するためのシーケンス図である。図2において、HARQ手順が適用されたPDSCHを送信する場合のユーザ装置20及び基地局装置10の動作を説明する。ステップS1において、ユーザ装置20は、UE能力報告を基地局装置10に送信する。表1は、LTEにおけるUEカテゴリごとに関連付けられるUE能力の例である。
Figure 2020005215
表1に示されるように、ソフトバッファのビット数(Total number of soft channel bits)は、UEカテゴリに関連付けられて規定される。UEカテゴリ1は250368ビット、UEカテゴリ2及びUEカテゴリ3は1237248ビット、UEカテゴリ4は1827072ビット、UEカテゴリ5は3667200ビットである。すなわち、ユーザ装置20は、UEカテゴリを示す情報を送信することで、ソフトバッファのビット数を基地局装置10に通知することができる。
ステップS2において、基地局装置10は、PDSCHをユーザ装置20に送信する。基地局装置10は、PDSCHを送信するとき、ユーザ装置20のソフトバッファのビット数を超えないようにレートマッチングを行う。
図3は、レートマッチングの例を説明するための図である。図3を用いて、LTEにおけるレートマッチング処理を説明する。
入力されるビットシーケンスである情報系列は、6144ビットごとにCRCを付与されて、1又は複数のコードブロック(Code block)に分割される。図3の例では、情報系列は、Seq.#1からSeq.#CまでのC個に分割される。図3に示されるように、各コードブロックに対して符号化率1/3のターボ符号化が行われ、「Systematic」ビット列、「Parity#1」ビット列、「Parity#2」ビット列が生成される。「Systematic」ビット列は、入力された情報系列を含むビット列であり、「Parity#1」ビット列、「Parity#2」ビット列は、入力された情報系列を含まない冗長なビット列である。
なお、本例ではターボ符号化を行う場合について説明しているが、符号化方式はこれに限定されない。例えば、非特許文献3に記載のLDPC(Low Density Parity check Code)符号や、ポーラー符号などを適用してもよい。
「Systematic」ビット列、「Parity#1」ビット列、「Parity#2」ビット列は、それぞれサブブロックインタリーバによってインタリーブされ、サーキュラバッファに格納される。なお「Parity#1」ビット列及び「Parity#2」ビット列は、交互にサーキュラバッファに格納される。図3に示されるRV(Redundancy version)、RV、RV、RVのいずれかが、読み出されてコードブロックとなり、CB#1からCB#Cまでが連結されて、符号語となる。サーキュラバッファから読み出されるビット長は、トランスポートブロックのペイロード及びコードブロックの分割数Cに依存する。トランスポートブロックは、入力される情報系列に対応する。
図2に戻る。ステップS2において、図3で説明したレートマッチングを行って生成された符号語が、基地局装置10からPDSCHを介してユーザ装置20に受信される。続いて、ステップS3において、ユーザ装置20は、PDSCHを介して受信されたデータを復号できなかった場合、HARQ応答として、否定的応答(NACK)を基地局装置10に送信する。続いて、ステップS4において、基地局装置10は、PDSCH再送を行う。ステップS3でNACKを受信しない場合は、ステップS4のPDSCH再送は行われなくてよい。
図4は、再送方式の例を説明するための図である。HARQにおける再送方式として、Chase combining(CC)と、Incremental redundancy(IR)とがある。IRを使用する再送方式は、Soft combiningともいう。CCは、再送時と初送時とで、同じ信号を送信し合成することでSNR(Signal to noise ratio)ゲインを得る再送方式である。IRは、再送時に初送時と異なる符号語(パリティ)を送信し復号することで、符号化ゲインを得る再送方式である。図4に示されるサーキュラバッファは、送信される符号語を模式的に示している。サーキュラバッファにおいて、初送で読み出された符号語と同じ符号語が、CCにおいて再送される。一方、サーキュラバッファにおいて、初送で読み出された符号語と、IRにおいて再送される符号語は、読み出される位置が異なる。表2は、CC及びIRの利点と欠点を示している。
Figure 2020005215
表2に示されるように、CCの長所は、初送と同じビット数のバッファをユーザ装置20側に用意しておけばよく、IRと比較してバッファを小さくすることができる。CCの短所は、高符号化率の場合に、IRと比較すると特性が悪いことである。
また、表2に示されるように、IRの長所は、特に初送が高符号化率である場合にCCよりもゲインが得られる。IRの短所は、再送のパリティビットを含めたバッファをユーザ装置20側に容易する必要があり、CCと比較してバッファが大きくなる。
ここで、他のレートマッチングの方法として、LBRM(Limited buffer rate matching)が検討されている。ユーザ装置20におけるソフトバッファのビット単価は高価であり、ソフトバッファのビット数を低下させることにより、端末製造コストを低減することができる。
一方、ソフトバッファのビット数を低下させすぎた場合、信号合成によるゲインが得られず、再送時の特性が劣化する問題がある。
図5は、再送特性を説明するための図である。HARQ再送時のゲインは、ユーザ装置20のソフトバッファ上で初送と再送の信号を合成することで得られる。MCS(Modulation and coding scheme)を固定して再送を行う場合のSNRに対するスループットは、図5に示される破線のようになる。図5に示されるように、比較的再送が発生するSNRの領域、すなわちSNRが小さい領域で、再送によるゲインが得られる。MCSを固定して再送を行わない場合のSNRに対するスループットは、図5に示される実線のようになる。スループット70%値となるSNRの領域では、再送が比較的発生しないため、再送無しと再送有りとで特性に差が生じにくい。
ここで、非特許文献4に記載されるような端末性能試験では、ある特定のSNR値におけるMCS固定時のスループットを測定する。SNR既定値#1においては、最大スループットに対して70%のスループットが達成されるかを試験する。かつ、SNR既定値#2においては、最大スループットに対して30%のスループットが達成されるかを試験する。すなわち、スループット70%値のみではなく、スループット30%値の規定を策定することで、端末の再送時の特性を確認できる。
スループット30%値の試験は、ソフトバッファ上で信号合成しないような端末は試験をパスすることができない。したがって、すべての端末はソフトバッファ上で初送と再送の信号を合成することが必要となる。ここで、NRにおいては、ピークスループットが高いため、必要となるソフトバッファの量が大きくなる。したがって、端末製造コストを低減させるためソフトバッファの量を削減した端末は、試験をパスできず製造が許容されない可能性がある。
必要となる全てのソフトバッファをユーザ装置に搭載する場合、ユーザ装置の製造コストの上昇が懸念される。一方で、必要となるソフトバッファを搭載しない場合、製造コストは低減可能であるが、再送特性が劣化する恐れがある。
図6は、本発明の実施の形態におけるUE能力の例を説明するための図である。ユーザ装置20が有するソフトバッファ量について、異なるソフトバッファ量に対応する複数の再送特性に係るUE能力(UE capability)を規定し、ユーザ装置20は自身の再送特性に係るUE能力をネットワークに報告する。図6の破線で示されるように、UE能力#1は再送有りでスループット30%値をSNR既定値#2で達成する能力とし、図6の点線で示されるように、UE能力#2は再送有りでスループット30%値をSNR既定値#3で達成する能力とする。ユーザ装置20は、自身が対応するUE能力#1又はUE能力#2を基地局装置10に報告する。UE能力#1は、UE能力#2と比較して、ソフトバッファ量が多い構成のユーザ装置20の能力を示す。そのため、UE能力#1が、より小さなSNR値で、スループット30%値を達成することができる。なお、UE能力として達成するスループット30%値は一例であり、例えば、スループット25%値でもよいし、スループット35%値でもよい。なお、スループット30%値を達成する3以上のSNR既定値に対して、それぞれがUE能力として定義されてもよい。なお、再送特性に係るUE能力は、ソフトバッファのサイズを示す情報を含んでもよいし、ソフトバッファのビット数を示す情報を含んでもよい。ソフトバッファのサイズを示す情報とは、例えば、「ソフトバッファ大」、「ソフトバッファ小」等、相対的なサイズを示す情報でもよい。
ここで、端末性能試験として、再送特性に係るUE能力に応じた試験を策定する。すなわち、UE能力#1を有するユーザ装置20は、スループット30%値をSNR既定値#2で達成するか否か試験される。UE能力#2を有するユーザ装置20は、スループット30%値をSNR既定値#3で達成するか否か試験される。備えるソフトバッファ量に応じて、異なる再送特性を満たす複数のUE能力が規定される。ユーザ装置20は、自身が有する再送特性に係るUE能力に対応する試験をパスすればよい。
なお、ユーザ装置20の再送特性に係るUE能力は、送信レイヤ数、変調方式又はMCSごとに規定されてもよい。また、ユーザ装置20の再送特性に係るUE能力は、レイヤ数、変調方式又はMCSのいずれかの組み合わせごとに規定されてもよい。例えば、スループット30%値をSNR既定値#2で達成するUE能力#1と、スループット30%値をSNR既定値#3で達成するUE能力#2は、下記1)−4)のように設定されるか予め規定されてもよい。
1)1レイヤ及びQPSKの場合、UE能力#1
2)4レイヤ及び64QAMの場合、UE能力#2
3)MCS#1の場合、UE能力#1
4)MCS#20の場合、UE能力#2
上記1)及び3)はコードブロックのビット数が少ない例であり、UE能力#1のソフトバッファはUE能力#2のソフトバッファよりも相対的に大きい。上記2)及び4)はコードブロックのビット数が多い例であり、UE能力#2のソフトバッファはUE能力#1のソフトバッファよりも相対的に小さい。上記の例は、ユーザ装置20が備えるソフトバッファが一定のビット数である場合、初送コードブロックの大きさによって、ソフトバッファの残り使用量が定まることに対応する。
なお、デフォルトの再送特性に係るUE能力を規定し、再送特性に係るUE能力の報告がユーザ装置20からされない場合、基地局装置10は、デフォルトの再送特性に係るUE能力を想定してもよい。例えば、スループット30%値をSNR既定値#2で達成するUE能力#1をデフォルトの再送特性に係るUE能力とし、再送特性に係るUE能力の報告がユーザ装置20からされない場合、基地局装置10は、ユーザ装置20がUE能力#1を有していると想定してもよい。また、ユーザ装置20は、自身の再送特性に係るUE能力がデフォルトの再送特性に係るUE能力と異なる場合のみ、再送特性に係るUE能力を基地局装置10に報告してもよい。
なお、基地局装置10は、ユーザ装置20の再送特性に係るUE能力に応じて再送制御を変更してもよい。例えば、下記1)−3)のように再送制御を変更してもよい。
1)再送特性に係るUE能力が少ないソフトバッファを示す場合、IRを用いると特性劣化が生じる可能性があるためCCを用いる。
2)再送特性に係るUE能力が少ないソフトバッファを示す場合、再送時の特性を向上させるため、初送よりも再送に多くのリソースを割り当てる。
3)再送特性に係るUE能力が少ないソフトバッファを示す場合、可能な限り再送が発生しないようにするため、MCSを低いものにする。
上述の実施例により、ユーザ装置20は、自身が備えるソフトバッファに応じたUE能力が規定されて、再送特性を基地局装置10に報告して効率の良い再送制御を実行することができる。また、ユーザ装置20におけるビット単価が高いソフトバッファのビット数を抑制することにより、ユーザ装置の製造コストを低減することができる。
すなわち、ユーザ装置が再送特性を示す情報を基地局装置に報告して効率の良い再送制御を実行することができる。
(装置構成)
次に、これまでに説明した処理及び動作を実行する基地局装置10及びユーザ装置20の機能構成例を説明する。基地局装置10及びユーザ装置20は上述した実施例を実施する機能を含む。ただし、基地局装置10及びユーザ装置20はそれぞれ、実施例の中の一部の機能のみを備えることとしてもよい。
<基地局装置10>
図7は、基地局装置10の機能構成の一例を示す図である。図7に示されるように、基地局装置10は、送信部110と、受信部120と、設定部130と、制御部140とを有する。図7に示される機能構成は一例に過ぎない。本発明の実施の形態に係る動作を実行できるのであれば、機能区分及び機能部の名称はどのようなものでもよい。
送信部110は、ユーザ装置20側に送信する信号を生成し、当該信号を無線で送信する機能を含む。受信部120は、ユーザ装置20から送信された各種の信号を受信し、受信した信号から、例えばより上位のレイヤの情報を取得する機能を含む。また、送信部110は、ユーザ装置20へNR−PSS、NR−SSS、NR−PBCH、DL/UL制御信号等を送信する機能を有する。また、例えば、送信部110は、ユーザ装置20に初期アクセスに使用される情報を含む報知情報又はULスケジューリングを送信し、受信部120は、ユーザ装置20からRACHプリアンブルを受信する機能を有する。
設定部130は、予め設定される設定情報、及び、ユーザ装置20に送信する各種の設定情報を格納する。設定情報の内容は、例えば、ユーザ装置20の能力に係る情報等である。
制御部140は、実施例において説明したように、ユーザ装置20から能力に係る情報を取得する。また、制御部140は、DL又はULにおけるHARQに係る処理を実行する。
<ユーザ装置20>
図8は、ユーザ装置20の機能構成の一例を示す図である。図8に示されるように、ユーザ装置20は、送信部210と、受信部220と、設定部230と、制御部240とを有する。図8に示される機能構成は一例に過ぎない。本発明の実施の形態に係る動作を実行できるのであれば、機能区分及び機能部の名称はどのようなものでもよい。
送信部210は、送信データから送信信号を作成し、当該送信信号を無線で送信する。受信部220は、各種の信号を無線受信し、受信した物理レイヤの信号からより上位のレイヤの信号を取得する。また、受信部220は、基地局装置10から送信されるNR−PSS、NR−SSS、NR−PBCH、DL/UL制御信号等を受信する機能を有する。また、例えば、送信部210は、NR−PRACH、NR−PUSCH等を基地局装置10に送信する機能を有する。
設定部230は、受信部220により基地局装置10又はユーザ装置20から受信した各種の設定情報を格納する。また、設定部230は、予め設定される設定情報も格納する。設定情報の内容は、例えば、ユーザ装置20の能力に係る情報等である。
制御部240は、実施例において説明したように、ユーザ装置20の能力に係る情報を基地局装置10に送信する。また、制御部240は、DL又はULにおけるHARQに係る処理を実行する。制御部240における信号送信に関する機能部を送信部210に含め、制御部240における信号受信に関する機能部を受信部220に含めてもよい。
(ハードウェア構成)
上述の本発明の実施の形態の説明に用いた機能構成図(図7及び図8)は、機能単位のブロックを示している。これらの機能ブロック(構成部)は、ハードウェア及び/又はソフトウェアの任意の組み合わせによって実現される。また、各機能ブロックの実現手段は特に限定されない。すなわち、各機能ブロックは、物理的及び/又は論理的に複数要素が結合した1つの装置により実現されてもよいし、物理的及び/又は論理的に分離した2つ以上の装置を直接的及び/又は間接的に(例えば、有線及び/又は無線)で接続し、これら複数の装置により実現されてもよい。
また、例えば、本発明の一実施の形態における基地局装置10及びユーザ装置20はいずれも、本発明の実施の形態に係る処理を行うコンピュータとして機能してもよい。図9は、本発明の実施の形態に係る基地局装置10又はユーザ装置20である無線通信装置のハードウェア構成の一例を示す図である。上述の基地局装置10及びユーザ装置20はそれぞれ、物理的には、プロセッサ1001、記憶装置1002、補助記憶装置1003、通信装置1004、入力装置1005、出力装置1006、バス1007などを含むコンピュータ装置として構成されてもよい。
なお、以下の説明では、「装置」という文言は、回路、デバイス、ユニットなどに読み替えることができる。基地局装置10及びユーザ装置20のハードウェア構成は、図に示した1001〜1006で示される各装置を1つ又は複数含むように構成されてもよいし、一部の装置を含まずに構成されてもよい。
基地局装置10及びユーザ装置20における各機能は、プロセッサ1001、記憶装置1002などのハードウェア上に所定のソフトウェア(プログラム)を読み込ませることで、プロセッサ1001が演算を行い、通信装置1004による通信、記憶装置1002及び補助記憶装置1003におけるデータの読み出し及び/又は書き込みを制御することで実現される。
プロセッサ1001は、例えば、オペレーティングシステムを動作させてコンピュータ全体を制御する。プロセッサ1001は、周辺装置とのインターフェース、制御装置、演算装置、レジスタなどを含む中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)で構成されてもよい。
また、プロセッサ1001は、プログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュール又はデータを、補助記憶装置1003及び/又は通信装置1004から記憶装置1002に読み出し、これらに従って各種の処理を実行する。プログラムとしては、上述の実施の形態で説明した動作の少なくとも一部をコンピュータに実行させるプログラムが用いられる。例えば、図7に示した基地局装置10の送信部110、受信部120、設定部130、制御部140は、記憶装置1002に格納され、プロセッサ1001で動作する制御プログラムによって実現されてもよい。また、例えば、図8に示したユーザ装置20の送信部210と、受信部220と、設定部230、制御部240は、記憶装置1002に格納され、プロセッサ1001で動作する制御プログラムによって実現されてもよい。上述の各種処理は、1つのプロセッサ1001で実行される旨を説明してきたが、2以上のプロセッサ1001により同時又は逐次に実行されてもよい。プロセッサ1001は、1以上のチップで実装されてもよい。なお、プログラムは、電気通信回線を介してネットワークから送信されても良い。
記憶装置1002は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、ROM(Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)、RAM(Random Access Memory)などの少なくとも1つで構成されてもよい。記憶装置1002は、レジスタ、キャッシュ、メインメモリ(主記憶装置)などと呼ばれてもよい。記憶装置1002は、本発明の一実施の形態に係る処理を実施するために実行可能なプログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュールなどを保存することができる。
補助記憶装置1003は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、CD−ROM(Compact Disc ROM)などの光ディスク、ハードディスクドライブ、フレキシブルディスク、光磁気ディスク(例えば、コンパクトディスク、デジタル多用途ディスク、Blu−ray(登録商標)ディスク)、スマートカード、フラッシュメモリ(例えば、カード、スティック、キードライブ)、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップなどの少なくとも1つで構成されてもよい。補助記憶装置1003は、補助記憶装置と呼ばれてもよい。上述の記憶媒体は、例えば、記憶装置1002及び/又は補助記憶装置1003を含むデータベース、サーバその他の適切な媒体であってもよい。
通信装置1004は、有線及び/又は無線ネットワークを介してコンピュータ間の通信を行うためのハードウェア(送受信デバイス)であり、例えばネットワークデバイス、ネットワークコントローラ、ネットワークカード、通信モジュールなどともいう。例えば、基地局装置10の送信部110及び受信部120は、通信装置1004で実現されてもよい。また、ユーザ装置20の送信部210及び受信部220は、通信装置1004で実現されてもよい。
入力装置1005は、外部からの入力を受け付ける入力デバイス(例えば、キーボード、マウス、マイクロフォン、スイッチ、ボタン、センサなど)である。出力装置1006は、外部への出力を実施する出力デバイス(例えば、ディスプレイ、スピーカー、LEDランプなど)である。なお、入力装置1005及び出力装置1006は、一体となった構成(例えば、タッチパネル)であってもよい。
また、プロセッサ1001及び記憶装置1002などの各装置は、情報を通信するためのバス1007で接続される。バス1007は、単一のバスで構成されてもよいし、装置間で異なるバスで構成されてもよい。
また、基地局装置10及びユーザ装置20はそれぞれ、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP:Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field Programmable Gate Array)などのハードウェアを含んで構成されてもよく、当該ハードウェアにより、各機能ブロックの一部又は全てが実現されてもよい。例えば、プロセッサ1001は、これらのハードウェアの少なくとも1つで実装されてもよい。
(実施の形態のまとめ)
以上、説明したように、本発明の実施の形態によれば、基地局装置に再送特性を示すUE(User Equipment)能力を通知する通知部と、前記基地局装置から初送信号又は再送信号を受信する受信部と、HARQ(Hybrid automatic repeat request)制御を実行する制御部と、前記基地局装置にHARQ応答を送信する送信部とを有し、前記再送特性を示すUE能力は、所定の要求性能を達成する能力であるユーザ装置が提供される。
上記の構成により、ユーザ装置20は、自身が備えるソフトバッファに応じたUE能力が規定されて、再送特性を基地局装置10に報告して効率の良い再送制御を実行することができる。すなわち、ユーザ装置が再送特性を示す情報を基地局装置に報告して効率の良い再送制御を実行することができる。
前記再送特性を示すUE能力は、ソフトバッファのサイズを示す情報を含んでもよい。当該構成により、ユーザ装置20は、自身が備えるソフトバッファに応じたUE能力で通信することができる。
最大スループット値に対する所定の割合のスループット値を達成する複数のSNR値それぞれが、異なる前記再送特性を示すUE能力に対応してもよい。当該構成により、ユーザ装置20は、自身が備えるソフトバッファに応じたUE能力で通信することができる。
前記再送特性を示すUE能力を、レイヤ数、変調方式又はMCS(Modulation and coding scheme)、ごとに有してもよい。当該構成により、ユーザ装置20は、変調方式又はMCSに応じたUE能力で通信することができる。
前記再送特性を示すUE能力がデフォルトの再送特性を示すUE能力である場合、前記基地局装置にUE能力を報告せず、前記再送特性を示すUE能力がデフォルト以外の再送特性を示すUE能力である場合、前記基地局装置にUE能力を報告してもよい。当該構成により、ユーザ装置20は、自身が備えるソフトバッファに応じたUE能力で通信することができる。
また、本発明の実施の形態によれば、ユーザ装置から再送特性を示すUE(User Equipment)能力を取得する取得部と、前記ユーザ装置に初送信号又は再送信号を送信する送信部と、HARQ(Hybrid automatic repeat request)制御を実行する制御部と、前記ユーザ装置からHARQ応答を受信する受信部とを有し、所定のSNR(Signal to noise ratio)値において、最大スループット値に対する所定の割合のスループット値を達成する前記再送特性を示すUE能力に基づいて、再送制御を変更する基地局装置が提供される。
上記の構成により、基地局装置10は、ユーザ装置20が備えるソフトバッファに応じた再送特性に係るUE能力を基地局装置10から取得して効率の良い再送制御を実行することができる。すなわち、ユーザ装置が再送特性を示す情報を基地局装置に報告して効率の良い再送制御を実行することができる。
(実施形態の補足)
以上、本発明の実施の形態を説明してきたが、開示される発明はそのような実施形態に限定されず、当業者は様々な変形例、修正例、代替例、置換例等を理解するであろう。発明の理解を促すため具体的な数値例を用いて説明がなされたが、特に断りのない限り、それらの数値は単なる一例に過ぎず適切な如何なる値が使用されてもよい。上記の説明における項目の区分けは本発明に本質的ではなく、2以上の項目に記載された事項が必要に応じて組み合わせて使用されてよいし、ある項目に記載された事項が、別の項目に記載された事項に(矛盾しない限り)適用されてよい。機能ブロック図における機能部又は処理部の境界は必ずしも物理的な部品の境界に対応するとは限らない。複数の機能部の動作が物理的には1つの部品で行われてもよいし、あるいは1つの機能部の動作が物理的には複数の部品により行われてもよい。実施の形態で述べた処理手順については、矛盾の無い限り処理の順序を入れ替えてもよい。処理説明の便宜上、基地局装置10及びユーザ装置20は機能的なブロック図を用いて説明されたが、そのような装置はハードウェアで、ソフトウェアで又はそれらの組み合わせで実現されてもよい。本発明の実施の形態に従って基地局装置10が有するプロセッサにより動作するソフトウェア及び本発明の実施の形態に従ってユーザ装置20が有するプロセッサにより動作するソフトウェアはそれぞれ、ランダムアクセスメモリ(RAM)、フラッシュメモリ、読み取り専用メモリ(ROM)、EPROM、EEPROM、レジスタ、ハードディスク(HDD)、リムーバブルディスク、CD−ROM、データベース、サーバその他の適切な如何なる記憶媒体に保存されてもよい。
また、情報の通知は、本明細書で説明した態様/実施形態に限られず、他の方法で行われてもよい。例えば、情報の通知は、物理レイヤシグナリング(例えば、DCI(Downlink Control Information)、UCI(Uplink Control Information))、上位レイヤシグナリング(例えば、RRC(Radio Resource Control)シグナリング、MAC(Medium Access Control)シグナリング、ブロードキャスト情報(MIB(Master Information Block)、SIB(System Information Block))、その他の信号又はこれらの組み合わせによって実施されてもよい。また、RRCシグナリングは、RRCメッセージと呼ばれてもよく、例えば、RRC接続セットアップ(RRC Connection Setup)メッセージ、RRC接続再構成(RRC Connection Reconfiguration)メッセージなどであってもよい。
本明細書で説明した各態様/実施形態は、LTE(Long Term Evolution)、LTE−A(LTE-Advanced)、SUPER 3G、IMT−Advanced、4G、5G、FRA(Future Radio Access)、W−CDMA(登録商標)、GSM(登録商標)、CDMA2000、UMB(Ultra Mobile Broadband)、IEEE 802.11(Wi−Fi)、IEEE 802.16(WiMAX)、IEEE 802.20、UWB(Ultra-WideBand)、Bluetooth(登録商標)、その他の適切なシステムを利用するシステム及び/又はこれらに基づいて拡張された次世代システムに適用されてもよい。
本明細書で説明した各態様/実施形態の処理手順、シーケンス、フローチャートなどは、矛盾の無い限り、順序を入れ替えてもよい。例えば、本明細書で説明した方法については、例示的な順序で様々なステップの要素を提示しており、提示した特定の順序に限定されない。
本明細書において基地局装置10によって行われるとした特定動作は、場合によってはその上位ノード(upper node)によって行われることもある。基地局装置10を有する1つ又は複数のネットワークノード(network nodes)からなるネットワークにおいて、ユーザ装置20との通信のために行われる様々な動作は、基地局装置10及び/又は基地局装置10以外の他のネットワークノード(例えば、MME又はS−GWなどが考えられるが、これらに限られない)によって行われ得ることは明らかである。上記において基地局装置10以外の他のネットワークノードが1つである場合を例示したが、複数の他のネットワークノードの組み合わせ(例えば、MME及びS−GW)であってもよい。
本明細書で説明した各態様/実施形態は単独で用いてもよいし、組み合わせて用いてもよいし、実行に伴って切り替えて用いてもよい。
ユーザ装置20は、当業者によって、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、又はいくつかの他の適切な用語で呼ばれる場合もある。
基地局装置10は、当業者によって、NB(NodeB)、eNB(evolved NodeB)、gNB、ベースステーション(Base Station)、又はいくつかの他の適切な用語で呼ばれる場合もある。
本明細書で使用する「判断(determining)」、「決定(determining)」という用語は、多種多様な動作を包含する場合がある。「判断」、「決定」は、例えば、判定(judging)、計算(calculating)、算出(computing)、処理(processing)、導出(deriving)、調査(investigating)、探索(looking up)(例えば、テーブル、データベース又は別のデータ構造での探索)、確認(ascertaining)した事を「判断」「決定」したとみなす事などを含み得る。また、「判断」、「決定」は、受信(receiving)(例えば、情報を受信すること)、送信(transmitting)(例えば、情報を送信すること)、入力(input)、出力(output)、アクセス(accessing)(例えば、メモリ中のデータにアクセスすること)した事を「判断」「決定」したとみなす事などを含み得る。また、「判断」、「決定」は、解決(resolving)、選択(selecting)、選定(choosing)、確立(establishing)、比較(comparing)などした事を「判断」「決定」したとみなす事を含み得る。つまり、「判断」「決定」は、何らかの動作を「判断」「決定」したとみなす事を含み得る。
本明細書で使用する「に基づいて」という記載は、別段に明記されていない限り、「のみに基づいて」を意味しない。言い換えれば、「に基づいて」という記載は、「のみに基づいて」と「に少なくとも基づいて」の両方を意味する。
「含む(include)」、「含んでいる(including)」、及びそれらの変形が、本明細書あるいは特許請求の範囲で使用されている限り、これら用語は、用語「備える(comprising)」と同様に、包括的であることが意図される。さらに、本明細書あるいは特許請求の範囲において使用されている用語「又は(or)」は、排他的論理和ではないことが意図される。
本開示の全体において、例えば、英語でのa、an及びtheのように、翻訳により冠詞が追加された場合、これらの冠詞は、文脈から明らかにそうではないことが示されていなければ、複数のものを含み得る。
なお、本発明の実施の形態において、制御部240は、通知部又は制御部の一例である。制御部140は、取得部又は制御部の一例である。
以上、本発明について詳細に説明したが、当業者にとっては、本発明が本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本発明は、特許請求の範囲の記載により定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。したがって、本明細書の記載は、例示説明を目的とするものであり、本発明に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
10 基地局装置
110 送信部
120 受信部
130 設定部
140 制御部
20 ユーザ装置
210 送信部
220 受信部
230 設定部
240 制御部
1001 プロセッサ
1002 記憶装置
1003 補助記憶装置
1004 通信装置
1005 入力装置
1006 出力装置

Claims (6)

  1. 基地局装置に再送特性を示すUE(User Equipment)能力を通知する通知部と、
    前記基地局装置から初送信号又は再送信号を受信する受信部と、
    HARQ(Hybrid automatic repeat request)制御を実行する制御部と、
    前記基地局装置にHARQ応答を送信する送信部とを有し、
    前記再送特性を示すUE能力は、所定の要求性能を達成する能力であるユーザ装置。
  2. 前記再送特性を示すUE能力は、ソフトバッファのサイズを示す情報を含む請求項1記載のユーザ装置。
  3. 最大スループット値に対する所定の割合のスループット値を達成する複数のSNR(Signal to noise ratio)値それぞれが、異なる前記再送特性を示すUE能力に対応する請求項1記載のユーザ装置。
  4. 前記再送特性を示すUE能力を、レイヤ数、変調方式又はMCS(Modulation and coding scheme)、ごとに有する請求項1記載のユーザ装置。
  5. 前記再送特性を示すUE能力がデフォルトの再送特性を示すUE能力である場合、前記基地局装置にUE能力を報告せず、前記再送特性を示すUE能力がデフォルト以外の再送特性を示すUE能力である場合、前記基地局装置にUE能力を報告する請求項1記載のユーザ装置。
  6. ユーザ装置から再送特性を示すUE(User Equipment)能力を取得する取得部と、
    前記ユーザ装置に初送信号又は再送信号を送信する送信部と、
    HARQ(Hybrid automatic repeat request)制御を実行する制御部と、
    前記ユーザ装置からHARQ応答を受信する受信部とを有し、
    所定のSNR(Signal to noise ratio)値において、最大スループット値に対する所定の割合のスループット値を達成する前記再送特性を示すUE能力に基づいて、再送制御を変更する基地局装置。
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