JP2020005174A - スピーカ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】平面バッフル構造を有するスピーカ装置の低音特性を改善する。【解決手段】バッフル板12は、貫通穴を有する。スピーカユニット13は、前記バッフル板12の前記貫通穴に固定されている。前記バッフル板12は、表側及び裏側のうち、いずれか一方の面が平らであり、他方の面に凹凸を有し、これにより、前記バッフル板12の表面に沿って前記貫通穴から前記バッフル板12の外周に至るまでの距離が、表側と裏側とで異なっている。前記バッフル板12は、ハニカム構造を有するハニカム材22と、前記ハニカム材22の一方の面を閉塞する板状材21とを有し、前記ハニカム材22の他方の面が解放されていてもよい。【選択図】図2
Description
本発明は、スピーカ装置に関する。
平面バッフル構造を有するスピーカ装置が知られている。これは、平面状のバッフル板に貫通穴を設け、そこにスピーカユニットを固定することにより、振動板の正面から放射される音に、振動板の背面から放射される音が干渉するのを防ぐものである。
平面バッフル構造は、音の伸びが良いが、低音特性が悪い。バッフル板を大きくすれば、低音特性を改善できるが、スピーカ装置が大きくなってしまう。
本発明は、平面バッフル構造を有するスピーカの低音特性を改善することを目的とする。
本発明は、平面バッフル構造を有するスピーカの低音特性を改善することを目的とする。
スピーカ装置は、貫通穴を有するバッフル板と、前記バッフル板の前記貫通穴に固定されたスピーカユニットとを備える。
前記バッフル板は、表側及び裏側のうち、いずれか一方の面が平らであり、他方の面に凹凸を有し、これにより、前記バッフル板の表面に沿って前記貫通穴から前記バッフル板の外周に至るまでの距離が、表側と裏側とで異なっている。
前記バッフル板は、ハニカム構造を有するハニカム材と、前記ハニカム材の一方の面を閉塞する板状材とを有し、前記ハニカム材の他方の面が解放されていてもよい。
前記バッフル板は、表側及び裏側のうち、いずれか一方の面が平らであり、他方の面に凹凸を有し、これにより、前記バッフル板の表面に沿って前記貫通穴から前記バッフル板の外周に至るまでの距離が、表側と裏側とで異なっている。
前記バッフル板は、ハニカム構造を有するハニカム材と、前記ハニカム材の一方の面を閉塞する板状材とを有し、前記ハニカム材の他方の面が解放されていてもよい。
本発明によれば、従来よりも小さいバッフルで、従来と同等以上の低音特性を実現することができる。
図1及び2を参照すると、スピーカ装置10は、以下を有する。
<スピーカユニット13>振動板31と、電気信号を入力して前記振動板31を振動させるドライバユニット32とを有する。
<バッフル板12>前記スピーカユニット13を固定するための貫通穴を有する。
<スピーカユニット13>振動板31と、電気信号を入力して前記振動板31を振動させるドライバユニット32とを有する。
<バッフル板12>前記スピーカユニット13を固定するための貫通穴を有する。
前記バッフル板12は、以下を有する。
<ハニカム材22>ハニカム構造を有する。例えば、小さな平板状の材料を組み合わせて構成され、前記平板状の材料によって囲まれた小さな六角柱状の貫通穴を多数有し、全体として平面板状をなす。
<板状材21>平面板状であり、前記ハニカム材22の一方の面を閉塞する。なお、前記ハニカム材22の他方の面は、解放されている。すなわち、前記バッフル板12は、多数の有底穴を有する。
<ハニカム材22>ハニカム構造を有する。例えば、小さな平板状の材料を組み合わせて構成され、前記平板状の材料によって囲まれた小さな六角柱状の貫通穴を多数有し、全体として平面板状をなす。
<板状材21>平面板状であり、前記ハニカム材22の一方の面を閉塞する。なお、前記ハニカム材22の他方の面は、解放されている。すなわち、前記バッフル板12は、多数の有底穴を有する。
前記バッフル板12は、穴が開口している側の面が、前記スピーカユニット13の正面と同じ方向を向いている。なお、前記バッフル板12は、裏返しにしてもよい。すなわち、前記板状材21の側の面が、前記スピーカユニット13の正面と同じ方向を向いてもよい。
従来の平面バッフル構造を有するスピーカ装置では、振動板の背面から放射された音のうち、高音は、空気中を直進するので、正面側に回り込むことがないが、低音は、バッフル板の表面に沿って回折するので、正面側に回り込む。これが、振動板の正面から放射された音と干渉することにより、低音特性を悪化させていた。
本スピーカ装置10では、前記バッフル板12の表面に沿って、前記バッフル板12の外周に至るまでの距離が、表側と裏側とで大きく異なる。このため、前記バッフル板12の表面に沿って進んだ低音は、表側と裏側とで進度が異なるので、前記バッフル板12の外周で出会っても、相殺されない。これにより、低音特性が改善される。
実験によれば、前記バッフル板12は、従来のバッフル板の約4分の1から5分の1程度の大きさで、従来のバッフル板と同程度かそれ以上の低音特性を実現することができた。
実験によれば、前記バッフル板12は、従来のバッフル板の約4分の1から5分の1程度の大きさで、従来のバッフル板と同程度かそれ以上の低音特性を実現することができた。
前記ハニカム材22の穴のピッチは、例えば15mmである。ピッチがあまり大きいと、前記バッフル板12の表側と裏側との間で貫通穴から外周に至るまでの距離の差があまり大きくならないが、ピッチがあまり小さいと、低音が穴の底を通っていかないので、適度なピッチにする必要がある。
前記ハニカム材22の材質は、特に限定しない。重量を抑えるためには、ボール紙などの紙、ポリプロピレンや繊維強化プラスチックなどのプラスチックなど、比重の軽い材質が好ましい。形状も、特に限定しない。正方形、長方形、六角形、円形、楕円形などであってもよい。全体の厚さも、特に限定しない。例えば20mmであってもよい。
更に言えば、前記バッフル板12の表側と裏側との間で貫通穴から外周に至るまでの距離の差が大きければよいので、前記バッフル板12は、一方の面が平らであり、他方の面に凹凸があればよい。例えば、片面段ボールのように、平らな板状材と、波打った板状材とを張り合わせた構造であってもよい。
10 スピーカ装置、12 バッフル板、13 スピーカユニット、21 板状材、22 ハニカム材、31 振動板、32 ドライバユニット。
Claims (2)
- 貫通穴を有するバッフル板と、
前記バッフル板の前記貫通穴に固定されたスピーカユニットと
を備え、
前記バッフル板は、表側及び裏側のうち、いずれか一方の面が平らであり、他方の面に凹凸を有し、これにより、前記バッフル板の表面に沿って前記貫通穴から前記バッフル板の外周に至るまでの距離が、表側と裏側とで異なっている、
スピーカ装置。 - 貫通穴を有するバッフル板と、
前記バッフル板の前記貫通穴に固定されたスピーカユニットと
を備え、
前記バッフル板は、
ハニカム構造を有するハニカム材と、
前記ハニカム材の一方の面を閉塞する板状材と
を有し、前記ハニカム材の他方の面が解放されている、
スピーカ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018124638A JP2020005174A (ja) | 2018-06-29 | 2018-06-29 | スピーカ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018124638A JP2020005174A (ja) | 2018-06-29 | 2018-06-29 | スピーカ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020005174A true JP2020005174A (ja) | 2020-01-09 |
Family
ID=69100551
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018124638A Pending JP2020005174A (ja) | 2018-06-29 | 2018-06-29 | スピーカ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2020005174A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11611823B2 (en) | 2020-08-07 | 2023-03-21 | Yamaha Corporation | Headphone |
-
2018
- 2018-06-29 JP JP2018124638A patent/JP2020005174A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11611823B2 (en) | 2020-08-07 | 2023-03-21 | Yamaha Corporation | Headphone |
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