JP2020004289A - 教習予約取得装置、教習予約取得方法および教習予約取得プログラム - Google Patents

教習予約取得装置、教習予約取得方法および教習予約取得プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】教習所の技能教習の予約を自動化することで、先々の予約の空き状況や教習生の卒業までのスケジュールを明らかにして教習生の管理を容易にし、教習所の運用を効率化すると共に、教習生を予約取得の煩わしさから解放するようにする。【解決手段】記憶部106は、教習生が希望する教習コースと来校日に関する教習生情報を記憶する教習生情報記憶手段と、教習所が提供する教習スケジュールと予約枠に関する教習所情報を記憶する教習所情報記憶手段とを備え、制御部102は、教習生情報を取得して教習生情報記憶手段に記憶させる教習生情報取得部102aと、教習所情報を取得して教習所情報記憶手段に記憶させる教習所情報取得部102bと、教習生情報と教習所情報とに基づいて、教習生の来校可能日を取得する来校可能日情報取得部102cと、教習生の来校可能日に基づいて予約枠の空きに予約を取得する教習予約取得部とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、教習予約取得装置、教習予約取得方法および教習予約取得プログラムに関する。
特許文献1では、個々の教習生に合った最適で公平な履修計画表を生成するため、教習生登録を行った上で、教習所側の技能教習計画となる職員スケジュール、および、学科計画となる学科計画を参照し、教習制限となる履修不可能時限を考慮して、スケジュールを自動作成する。また、データから教習生の履修行動を予測し、教習生に合せた履修スケジュール頻度を設定する技術が開示されている。
特開2001−318585号公報
しかしながら、上記特許文献1では、技能教習の事前予約にあたって、教習生の来校スケジュールと予約枠の空き状況を考慮することで、技能教習をできるだけ効率良く連続して受けられるように優先順を設けて、予約を自動取得することができないという課題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、教習所の技能教習の予約を自動化することにより、先々の予約の空き状況や教習生の卒業までのスケジュールが明らかにして、教習生の管理を容易にし、教習所の運用を効率化すると共に、教習生を予約取得の煩わしさから解放することができる教習予約取得装置、教習予約取得方法および教習予約取得プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る教習予約取得装置は、記憶部と制御部とを備え、教習生が教習所の予約を自動で取得する教習予約取得装置であって、前記記憶部には、前記教習生が希望する教習コースと来校日に関する教習生情報を記憶する教習生情報記憶手段と、前記教習所が提供する教習スケジュールと予約枠に関する教習所情報を記憶する教習所情報記憶手段と、が格納されており、前記制御部は、前記教習生情報を取得して前記教習生情報記憶手段に記憶させる教習生情報取得手段と、前記教習所情報を取得して前記教習所情報記憶手段に記憶させる教習所情報取得手段と、前記教習生情報と前記教習所情報とに基づいて、前記教習生の来校可能日を取得する来校可能日情報取得手段と、取得した前記教習生の来校可能日に基づいて前記予約枠の空きに予約を取得する教習予約取得手段と、を備えたこと、を特徴とする。
また、本発明に係る教習予約取得装置は、前記教習生情報記憶手段には、前記教習生の所持免許と、受講を希望する教習種別と、教習車種とに基づいて受講する作業内容を設定する作業内容マスタと、前記教習生の来校可能日と希望卒業日と必要来校頻度とを設定する予約コーステーブルと、前記必要来校頻度による来校最小日と来校最大日とを設定する来校スケジュールテーブルと、前記教習生が受講する技能教習の履歴情報を記憶する技能履歴テーブルと、が格納され、前記教習所情報記憶手段には、前記作業内容毎に前記教習所で行われる教習の予約枠を設定する予約枠テーブルが格納されており、前記教習予約取得手段は、前記教習生の来校可能日に基づいて前記予約枠テーブルの技能教習の予約枠の空きに予約を取得する技能教習予約取得手段を備え、取得した技能教習の予約を前記技能履歴テーブルに格納すること、を特徴とする。
また、本発明に係る教習予約取得装置は、前記教習生情報記憶手段は、前記教習生の曜日別、時限別の来校希望度合を設定する曜日別時限可否テーブルがさらに格納されており、前記来校可能日情報取得手段は、前記教習生の来校可能日を取得する際に、前記曜日別時限可否テーブルの来校希望度合も考慮すること、を特徴とする。
また、本発明に係る教習予約取得装置は、前記記憶部には、前記予約枠の空きに予約を取得する際に、連続して教習が受けられる予約を優先させる優先順位を設定する予約優先順位テーブルがさらに格納されており、前記技能教習予約取得手段は、予約対象期間内で前記予約優先順位テーブルの優先順に従って予約を取得すること、を特徴とする。
また、本発明に係る教習予約取得装置は、前記記憶部には、前記予約優先順位テーブルの優先順で予約を取得した結果、予約候補が複数ある場合に、前記教習生の来校希望度合と予約枠の平準化のどちらを優先させるかを設定する予約判断テーブルがさらに格納されており、前記技能教習予約取得手段は、複数ある予約候補の中から前記予約判断テーブルの優先度に従って予約を取得すること、を特徴とする。
また、本発明に係る教習予約取得方法は、記憶部と制御部とを備え、教習生が教習所の予約を自動で取得する教習予約取得装置で実行される教習予約取得方法であって、前記記憶部には、前記教習生が希望する教習コースと来校日に関する教習生情報を記憶する教習生情報記憶手段と、前記教習所が提供する教習スケジュールと予約枠に関する教習所情報を記憶する教習所情報記憶手段と、が格納されており、前記制御部で実行される、前記教習生情報を取得して前記教習生情報記憶手段に記憶させる教習生情報取得ステップと、前記教習所情報を取得して前記教習所情報記憶手段に記憶させる教習所情報取得ステップと、前記教習生情報と前記教習所情報とに基づいて、前記教習生の来校可能日を取得する来校可能日情報取得ステップと、取得した前記教習生の来校可能日に基づいて前記予約枠の空きに予約を取得する教習予約取得ステップと、を含むこと、を特徴とする。
また、本発明に係る教習予約取得プログラムは、記憶部と制御部とを備え、教習生が教習所の予約を自動で取得する教習予約取得装置で実行させるための教習予約取得プログラムであって、前記記憶部には、前記教習生が希望する教習コースと来校日に関する教習生情報を記憶する教習生情報記憶手段と、前記教習所が提供する教習スケジュールと予約枠に関する教習所情報を記憶する教習所情報記憶手段と、が格納されており、前記制御部で実行させるための、前記教習生情報を取得して前記教習生情報記憶手段に記憶させる教習生情報取得ステップと、前記教習所情報を取得して前記教習所情報記憶手段に記憶させる教習所情報取得ステップと、前記教習生情報と前記教習所情報とに基づいて、前記教習生の来校可能日を取得する来校可能日情報取得ステップと、取得した前記教習生の来校可能日に基づいて前記予約枠の空きに予約を取得する教習予約取得ステップと、を含むこと、を特徴とする。
本発明によれば、教習所の技能教習の予約を自動化することにより、先々の予約の空き状況や教習生の卒業までのスケジュールが明らかにして、教習生の管理を容易にし、教習所の運用を効率化すると共に、教習生を予約取得の煩わしさから解放するという効果を奏する。
図1は、本実施形態に係る教習予約取得装置の構成の一例を示すブロック図である。 図2は、入校時の技能履歴テーブルの一例を示す図である。 図3は、予約枠テーブルの一例を示すフローチャートである。 図4は、予約コーステーブルの一例を示す図である。 図5は、曜日別時限可否テーブルの一例を示す図である。 図6は、来校スケジュールテーブルの一例を示す図である。 図7は、予約判断テーブルの一例を示す図である。 図8は、入校時の学科履歴テーブルの一例を示す図である。 図9は、技能教習を自動予約取得する処理の一例を示すフローチャートである。 図10は、図9で自動予約取得した後の技能履歴テーブルの一例を示す図である。 図11は、学科教習を自動予約取得する処理の一例を示すフローチャートである。 図12は、図11で自動予約取得した後の学科履歴テーブルの一例を示す図である。
本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、本発明は本実施形態により限定されるものではない。
[1.概要]
従来は、教習所の状況を考慮しながら自動予約を行う機能が存在しなかったため、教習生が自分で予約を取得するか、教習所の事務員が教習生の都合を考慮して、代わりに予約を取得する運用をしている学校が多かった。しかしながら、このような運用方法では、長期的な視点で教習生がいつ頃卒業する予定かを把握することができず、在籍教習生数を適切に管理することが困難であった。また、これにより長期的に来校しない教習生が発生するという課題があった。
そこで、本実施形態に係る教習予約取得装置は、教習所の技能教習は、1人の指導員が1人の教習生に対して教習を行うため、事前に技能教習を予約する必要がある。本発明では技能教習の予約をマスタの設定、予約の空き状況、教習生の希望卒業日、教習生が来校に都合の良い日等の情報に基づいて、自動的に予約を取得するものである。このように、自動予約を行うことによって、これまでは見えていなかった先々の予約の空き状況や教習生の卒業までのスケジュールが明らかになり、経営者にとっては入校者の管理がやり易くなる。また、教習生が自分で予約を取得する場合に、予約を取得することに煩わしさを感じて、教習課程の途中で長期的に来校しないという事象が多々生じていたが、自動的に予約を取得することによって、この点も解消される。
[2.構成]
本実施形態に係る教習予約取得装置の構成の一例について、図1〜図8を参照して説明する。図1は、本実施形態に係る教習予約取得装置の構成の一例を示すブロック図である。図2は、入校時の技能履歴テーブルの一例を示す図である。図3は、予約枠テーブルの一例を示すフローチャートである。図4は、予約コーステーブルの一例を示す図である。図5は、曜日別時限可否テーブルの一例を示す図である。図6は、来校スケジュールテーブルの一例を示す図である。図7は、予約判断テーブルの一例を示す図である。図8は、入校時の学科履歴テーブルの一例を示す図である。
教習予約取得装置100は、市販のデスクトップ型パーソナルコンピュータである。なお、教習予約取得装置100は、デスクトップ型パーソナルコンピュータのような据置型情報処理装置に限らず、市販されているノート型パーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistants)、スマートフォン、タブレット型パーソナルコンピュータなどの携帯型情報処理装置であってもよい。
教習予約取得装置100は、制御部102と通信インターフェース部104と記憶部106と入出力インターフェース部108と、を備えている。教習予約取得装置100が備えている各部は、任意の通信路を介して通信可能に接続されている。
通信インターフェース部104は、ルータ等の通信装置および専用線等の有線又は無線の通信回線を介して、教習予約取得装置100をネットワーク300に通信可能に接続する。通信インターフェース部104は、他の装置と通信回線を介してデータを通信する機能を有する。ここで、ネットワーク300は、教習予約取得装置100とサーバ200とを相互に通信可能に接続する機能を有し、例えばインターネットやLAN(Local Area Network)等である。
記憶部106には、各種のデータベース、テーブル、およびファイルなどが格納される。記憶部106には、OS(Operating System)と協働してCPU(Central Processing Unit)に命令を与えて各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録される。記憶部106として、例えば、RAM(Random Access Memory)・ROM(Read Only Memory)等のメモリ装置、ハードディスクのような固定ディスク装置、フレキシブルディスク、および光ディスク等を用いることができる。ここで、記憶部106は、教習生情報記憶手段と教習所情報記憶手段とを含み、作業内容マスタ106a、技能履歴テーブル106b、予約枠テーブル106c、予約コーステーブル106d、曜日別時限可否テーブル106e、来校スケジュールテーブル106f、予約判断テーブル106g、予約優先順位テーブル106h、学科履歴テーブル106i等を備えている。
教習生情報記憶手段は、教習生が希望する教習コースと来校日に関する教習生情報を記憶するもので、作業内容マスタ106a、技能履歴テーブル106b、予約コーステーブル106d、曜日別時限可否テーブル106e、来校スケジュールテーブル106f等を含んでいる。
教習所情報記憶手段は、教習所が提供する教習スケジュールと予約枠に関する教習所情報を記憶するもので、予約枠テーブル106c等を含んでいる。
作業内容マスタ106aは、教習生の所持免許と、受講を希望する教習種別と、教習車種とに基づいて受講する作業内容を設定するもので、教習種別マスタ106a1、教習車種マスタ106a2、所持免許マスタ106a3を含んでいる。教習生は、入校時に教習所で順番に受講する作業内容を教習種別、教習車種、所持免許ごとに設定された作業内容マスタ106aに基づいて取得する。教習種別には、1:一般、2:審査、3:ペーパー等があり、教習車種には、普通MT(マニュアルトランスミッション)、普通AT(オートマチックトランスミッション)、大型二輪MT(マニュアルトランスミッション)等がある。所持免許には、第一種運転免許として、大型免許、中型免許、準中型免許、普通免許、大型特殊免許、大型二輪免許、普通二輪免許、小型特殊免許、原付免許、けん引免許があり、第二種運転免許として、普通第二種免許、中型第二種免許、大型第二種免許、大型特殊第二種免許、けん引第二種免許があり、その他に仮運転免許がある。
技能履歴テーブル106bは、教習生が受講する技能教習の履歴情報を記憶するものである。例えば、技能履歴テーブル106bは、図2に示すように、キー項目として“教習生番号”、“段階”、“順番”がある。“教習生番号”は、教習生を一意に認識するための番号である。“段階”は、教習の段階を意味し、1段階の作業は所内教習のみで、2段階の作業は路上での教習も含まれる。“順番”は、教習カリキュラムを受講する順番を意味し、段階毎に採番される。“作業内容”は、各教習で行う作業の内容のことで、入校時にマスタからどの作業を行うかを取得する。“予約日”は、予約を取得した日である。“予約時限”は、予約を取得した時限である。図2の技能履歴テーブル106bは、入校時のものであり、予約を取得していないため、“予約日”と“予約時限”は空欄になっているが、後述する図10の技能履歴テーブル106bは自動予約取得後のため“予約日”と“予約時限”に予約日時が記載されている。
予約枠テーブル106cは、作業内容毎に教習所で行われる教習の予約枠が設定されている。例えば、予約枠テーブル106cは、図3に示すように、キー項目として“作業内容”、“教習日”、“時限”がある。“作業内容”は、各教習で行う作業の内容のことで、予約枠は作業内容毎に保持される。“教習日”は、教習の日付のことである。“時限”は、教習の時限のことである。“予約枠”は、各作業で予約可能な予約枠数の最大値である。“予約取得数”は、各作業で教習生が予約を取得した数である。予約枠テーブル106cは、教習所が提供する教習所情報の一つである。
予約コーステーブル106dは、教習生の来校可能日と希望卒業日と必要来校頻度とが少なくとも設定されている。例えば、予約コーステーブル106dは、図4に示すように、キー項目として“教習生番号”がある。“教習生番号”は、教習生を一意に認識するための番号である。“来校可能日”は、教習生が来校可能な曜日や時間帯などであり、週単位の曜日指定だけでなく、日単位で日付指定を設定することも可能である。“希望卒業日”は、教習生が卒業を希望する日付である。“希望卒業日までの日数”は、入校日から希望卒業日までに要する日数である。“残技能教習数”は、卒業までに受講が必要な技能教習数であり、技能教習数は図2の技能履歴テーブル106bより取得する。“必要来校頻度”は、(残技能教習数/希望卒業日までの日数×2)より計算する値である。ここで(×2)としたのは、1日2時間の教習受講を想定したためで、これ以外の想定の場合、乗算値が異なる。
曜日別時限可否テーブル106eは、教習生の曜日別、時限別の来校希望度合が設定されている。例えば、曜日別時限可否テーブル106eは、図5に示すように、キー項目として“教習生番号”、“曜日”、“時限”がある。“教習生番号”は、教習生を一意に認識するための番号である。“曜日”は、月曜から日曜日までの曜日である。“時限”は、教習の時限のことである。“来校希望度合”は、ここでは0〜1までの3段階とし、0は来校希望度合が一番高い「○」であり、1は来校希望度合が中くらいの「△」であり、2は来校希望度合が一番低い「×」としたが、これよりも段階を増やす設定も可能である。
来校スケジュールテーブル106fは、必要来校頻度による来校最小日と来校最大日とが設定されている。例えば、来校スケジュールテーブル106fは、図6に示すように、キー項目として“教習生番号”と“来校回数”がある。“教習生番号”は、教習生を一意に認識するための番号である。“来校回数”は、入校から何回目の来校かを指定する値である。“来校最小日”は、来校回数の中での最小日(図4の予約コーステーブル106dの“必要来校頻度”より取得)のことである。“来校最大日”は、来校回数の中での最大日(図4の予約コーステーブル106dの“必要来校頻度”より取得)のことである。
予約判断テーブル106gは、後述する予約優先順位テーブル106hの優先順で予約を取得した結果、予約候補が複数ある場合に、教習生の来校希望度合と予約枠の平準化のどちらを優先させるかを設定するものである。例えば、予約判断テーブル106gは、図7に示すように、“優先度”、“来校希望度合”、“予約枠”がある。“優先度”は、自動予約の優先度のことであり、数字が小さいほど優先度が高くなる。“来校希望度合”は、教習生目線での該当時限の来校希望度であり、数字が小さいほど希望度が高くなる。“予約枠”は、予約の空き状況のことであり、数字が大きいほど空きが大きいため、教習所目線としては予約を入れて数字を小さくしたい。つまり、“予約枠”が大きいところを優先して予約を入れるようにする。
予約優先順位テーブル106hは、予約枠の空きに予約を取得する際に、連続して教習が受けられる予約を優先させるための優先順位を設定する。ここでは、予約優先順位テーブル106hの構成例は図示していないが、対象期間内の教習において、以下の(1)〜(4)の優先順で技能教習の予約を取得することで、教習生ができるだけ効率良く技能教習が受けられるようになる。例えば、本実施形態の図9のステップS5では、(1)2時間連続で技能教習が可能な予約枠、(2)空き時間が1時間で技能教習が可能な予約枠、(3)同日で2時間技能教習が可能な予約枠、(4)別日で1時間ずつ技能教習が可能な予約枠、と設定した優先順を用いて技能教習の予約を取得するようにする。また、以下の(a)〜(d)の優先順で学科教習の予約を取得することにより、教習生が少ない来校日数で効率良く技術教習と学科教習を受講することが可能となる。例えば、本実施形態の図11のステップS14では、(a)技能教習の前後、または、受講対象の学科教習の前後で受講可能な学科教習、(b)技能教習、または、受講対象の学科教習との間の空き時間が1時間で受講可能な学科教習、(c)技能教習、または、受講対象の学科教習と同日で受講可能な学科教習、(d)取得できなかった場合は受講奨励日を取得しない、と設定した優先順を用いて学科教習の予約を取得するようにする。
学科履歴テーブル106iは、教習生が受講する必要のある学科教習の履歴情報を記憶するものである。例えば、学科履歴テーブル106iは、図8に示すように、キー項目として“教習生番号”、“段階”、“履修番号”がある。“教習生番号”は、教習生を一意に認識するための番号である。“段階”は、教習の段階を意味し、1段階の作業は所内教習のみで、2段階の作業は路上での教習も含まれる。“履修番号”は、学科教習の番号を意味し、段階毎に採番される。“予約奨励日”は、予約を奨励する日である。“予約奨励時限”は、予約を奨励する時限である。図8の学科履歴テーブル106iは、入校時のものであり、予約を取得していないため、“予約奨励日”と“予約奨励時限”は空欄になっているが、後述する図12の学科履歴テーブル106iは自動予約取得後のため“予約奨励日”と“予約奨励時限”に学科の予約日時が記載されている。
入出力インターフェース部108には、入力装置112および出力装置114が接続されている。出力装置114には、モニタ(家庭用テレビを含む)の他、スピーカやプリンタを用いることができる。入力装置112には、キーボード、マウス、およびマイクの他、マウスと協働してポインティングデバイス技能を実現するモニタを用いることができる。なお、以下では、出力装置114をモニタ114とし、入力装置112をキーボード112またはマウス112として記載する場合がある。
制御部102は、教習予約取得装置100を統括的に制御するCPU等である。制御部102は、OS等の制御プログラム・各種の処理手順等を規定したプログラム・所要データなどを格納するための内部メモリを有し、格納されているこれらのプログラムに基づいて種々の情報処理を実行する。ここで、制御部102は、機能概念的に、教習生情報取得手段としての教習生情報取得部102a、教習所情報取得手段としての教習所情報取得部102b、来校可能日情報取得手段としての来校可能日情報取得部102c、技能教習予約取得手段としての技能教習予約取得部102d、学科教習予約取得手段としての学科教習予約取得部102e等を備えている。
教習生情報取得部102aは、教習生情報を取得して教習生情報記憶手段に記憶させる。教習生情報取得部102aは、教習生が入校時に入力する教習生情報として、例えば、所持免許、受講を希望する教習種別、教習車種、教習生の来校可能日、希望卒業日等がある。教習生情報取得部102aは、これらの入力情報に基づいて、作業内容マスタ106aから教習生が受講する作業内容情報を取得し、技能履歴テーブル106b、予約コーステーブル106d、曜日別時限可否テーブル106e、来校スケジュールテーブル106f、学科履歴テーブル106iを作成する。
教習所情報取得部102bは、教習所情報を取得して教習所情報記憶手段に記憶させる。教習所情報取得部102bは、教習所が提供する教習スケジュールと作業内容毎の予約枠数や残予約枠数等の教習所情報を取得して、予約枠テーブル106c等を作成する。また、教習所情報取得部102bは、教習所の運営に係る情報を取得し、それに基づいて教習予約を自動取得させる際の予約枠の優先順位を、予約判断テーブル106gや予約優先順位テーブル106hに設定する。
来校可能日情報取得部102cは、教習生情報と教習所情報とに基づいて教習生の来校可能日に関する情報を取得する。この来校可能日情報取得部102cで得られた情報は、予約コーステーブル106dなどに反映される。また、来校可能日情報取得部102cは、教習生の来校可能日を取得する際に、曜日別時限可否テーブル106eの来校希望度合を考慮しても良い。
技能教習予約取得部102dは、教習生の来校可能日に基づいて予約枠テーブル106cの技能教習の予約枠の空きに予約を自動取得する。技能教習は、1指導員に対して1教習生が受講するものであるため、事前予約が必要となる。このため、教習生が受講すべき技能教習の残予約枠数を把握し、教習生の来校可能日と照合することで、技能教習予約の自動取得が可能になる。本実施形態に係る技能教習予約取得部102dは、技能教習予約を自動取得する際に、教習生の来校可能日に空いている予約枠に予約を入れるだけでなく、教習所を管理運営する上で繁忙期と閑散期ができないように予約取得を平準化すると共に、少ない来校日数で教習生も効率良く教習が受けられるようにする必要がある。このため、技能教習予約取得部102dは、自動予約する際の予約取得基準として、事前に設定した予約判断テーブル106gや予約優先順位テーブル106hの優先順位を用いている。
学科教習予約取得部102eは、技能履歴テーブル106bから教習生が予約した技能教習の受講日時と、学科教習の講義スケジュールと、学科履歴テーブル106iから受講する必要のある学科教習の履歴情報とを取得して、教習生が技能教習で来校する日に合わせて受講可能な学科教習の受講推奨日を計算し、予約を自動取得する。学科教習は、技能教習のように1指導員に対し1教習生が受講するものではなく、1指導員に対し多数の教習生が受講可能であるため、必ずしも予約は必須ではない。しかし、学科教習を自動取得することにより、教習所側で学科教習の受講者数が事前に把握できることから、例えば人数の多い学科教習には経験豊富な指導員を割り当てるなどの運用改善が可能になる。また、技能教習予約取得部102dにより教習生の技能教習の進捗状況に加えて、学科教習予約取得部102eにより学科教習の進捗状況も教習所側で把握可能になったため、教習生がいつ頃卒業する予定かが分かり、在籍教習生数の把握と管理が適切に行えるようになった。
[3.具体例]
本実施形態の具体例について、図9〜図12を参照して、本実施形態に係る教習予約取得装置100の処理の一例について具体的に説明する。図9は、技能教習を自動予約取得する処理の一例を示すフローチャートである。図10は、図9で自動予約取得した後の技能履歴テーブルの一例を示す図である。図11は、学科教習を自動予約取得する処理の一例を示すフローチャートである。図12は、図11で自動予約取得した後の学科履歴テーブルの一例を示す図である。
[技能教習の自動予約取得機能]
自動車教習所では、教習生が技能教習を受講するために技能教習の予約を事前に取得する必要があり、これまでは教習生自らが自分の来校日と教習所側の空き予約枠とを照合して予約を取得するか、教習所の事務員が教習生の希望を確認して予約を取得するしかなかった。特に、教習所の運営では、近年の少子化と若者の車離れの影響を受け、業界内の競争が激化しているため、効率的な教習の運用が求められている。
[処理の流れ]
そこで、本実施形態に係る教習予約取得装置100は、教習生情報取得部102aにより教習生が入校時に所持免許、受講を希望する教習種別、教習車種、教習生の来校可能日、希望卒業日等を入力すると、この入力情報に基づいて、作業内容マスタ106aの教習種別マスタ106a1、教習車種マスタ106a2、所持免許マスタ106a3と照合し、教習生が受講すべき作業内容情報を取得する。
また、教習生情報取得部102aは、入力情報に基づいて図2の技能履歴テーブル106b、図4の予約コーステーブル106d、図5の曜日別時限可否テーブル106e、図6の来校スケジュールテーブル106f、図8の学科履歴テーブル106iを作成する(図9のステップS1)。
作成された技能履歴テーブル106bは、図2に示すように、教習生毎に発行された“教習生番号”に対して、取得した“作業内容”が割り振られており、技能教習を行う“順番”と、教習の“段階”とが入力されている。
教習生の入校時のアンケート情報を元に図4の予約コーステーブル106dと、図5の曜日別時限可否テーブル106eとが作成される。予約コーステーブル106dの“必要来校頻度”は、“希望卒業日”と“残技能教習数”を元に計算したもので、教習開始後にスケジュールに変更が生じた場合は、再度自動予約処理を実行すると再計算される。
一方、教習所情報取得部102bでは、教習所が提供する教習スケジュールと作業内容毎の予約枠数や残予約枠数等の教習所情報を取得し、予約枠テーブル106cを作成する(図9のステップS2)。作成された予約枠テーブル106cは、図3に示すように、技能履歴テーブル106bで割り振られた“作業内容”に相当する教習所側で実施される“教習日”と“時限”とが表示され、作業内容毎に“予約枠”の数と、既に取得されている場合は、その“予約取得数”が表示される。
来校可能日情報取得部102cは、上記ステップS1で作成された来校スケジュールテーブル106fを取得し、“来校回数(N)”に「1」をセットする(図9のステップS3)。来校スケジュールの計算は、予約コーステーブル106dの“必要来校頻度”を元に計算され、図6に示す来校スケジュールテーブル106fが作成される。来校スケジュールテーブル106fには、“来校最小日”と“来校最大日”が表示されている。
また、来校可能日情報取得部102cは、N回目の来校日の中で上記ステップS1で作成された予約コーステーブル106dと、ステップS2で作成された予約枠テーブル106cとを取得する(図9のステップS4)。
技能教習予約取得部102dは、対象期間の教習の空き予約枠の中から予約優先順位テーブル106hに設定された優先順で予約を取得する(図9のステップS5)。優先順の設定例としては、対象期間内の教習において、以下の(1)〜(4)の優先順で技能教習の予約を取得する。
(1)2時間連続で技能教習が可能な予約枠。
(2)空き時間が1時間で技能教習が可能な予約枠。
(3)同日で2時間技能教習が可能な予約枠。
(4)別日で1時間ずつ技能教習が可能な予約枠。
これにより、教習生ができるだけ効率良く技能教習が受けられるようになる。
ここで、予約枠の空きが「1」以上ある場合は(ステップS5でYes)、ステップS6に移行し、予約候補が複数ある場合は(ステップS6でYes)、予約判断テーブル106gに設定された優先順位で予約を取得する(ステップS7)。予約に成功した場合は、“来校回数(N)”に「1」を加算して、ステップS4に戻る(ステップS8)。また、ステップS6で、予約候補が1つしか無い場合も(ステップS6でNo)、ステップS8を経由してステップS4に戻る。
また、ステップS5において、予約枠の空きが1未満の場合、つまり予約枠が無い場合は(ステップS5でNo)、ステップS9に移行し、予約取得に失敗したとして対象期間に前後1日を加算して予約の再検索を行う場合は(ステップS9でYes)、ステップS5に戻る。再検索しない場合は処理を終了する(ステップS9でNo)。
本実施形態に係る教習予約取得装置100は、上記処理によって技能教習の予約を自動取得した後、図10の自動予約取得後の技能履歴テーブル106bに示すように、“教習番号”が「1」の教習生に対して、“段階”毎の“作業内容”と、その“順番”が示され、各技能教習の予約枠に対して、“予約日”と“予約時限”が入力され、予約が自動取得されていることがわかる。
[学科教習の自動予約取得機能]
自動車教習所の学科教習は、講義形式で実施しており、教習生が学校の講義スケジュールを確認して、技能教習の進度に合わせ、基本的には技能教習で来校する日に学科教習も受講している。これまでは、予約無しで学科教習が運用されていたが、学校の講義スケジュール、技能教習の予約取得状況、教習生の希望卒業日、来校にあたって都合の良い日等の情報から、自動的に学科受講の奨励日を計算することで、教習生に負担なく学科受講の奨励日を提案することが可能となる。
[処理の流れ]
そこで、本実施形態に係る教習予約取得装置100は、図11に示すように、学科教習予約取得部102eにより予約取得後の技能履歴テーブル106bから技能予約情報を取得する(ステップS11)。
また、学科教習予約取得部102eは、学科履歴テーブル106iより受講が必要な学科教習情報を取得する(ステップS12)。
さらに、教習所情報取得部102bは、教習所で行われる学科教習の開講時限情報を取得する(ステップS13)。
そして、学科教習予約取得部102eは、上記取得した予約取得後の技能予約情報と、受講が必要な学科教習と、学科教習の開講時限情報とに基づいて、予約優先順位テーブル106hに設定した優先順で学科受講奨励日を取得する(ステップS14)。優先順の設定例としては、下記(b)よりも(a)を優先させて予約を取得するようにし、(c)と(d)の場合は教習生の満足度を下げる可能性が高いため、教習生の来校希望度合を見直してもらうように運用することが望ましい。
(a)技能教習の前後、または、受講対象の学科教習の前後で受講可能な学科教習。
(b)技能教習、または、受講対象の学科教習との間の空き時間が1時間で受講可能な学科教習。
(c)技能教習、または、受講対象の学科教習と同日で受講可能な学科教習。
(d)取得できなかった場合は受講奨励日を取得しない。
これにより、教習生が少ない来校日数で効率良く技術教習と学科教習とを受講することが可能になる。
さらに、学科教習予約取得部102eは、上記優先順で学科受講奨励日を取得し、予約候補が複数ある場合は(ステップS15でYes)、ステップS16において開講日が前の学科教習を選択して、予約を取得する。また、予約候補が1つしか無い場合は、ステップS14で取得した学科受講奨励日を予約して終了する(ステップS15でNo)。
以上述べたように、本実施形態に係る教習予約取得装置100によれば、技能教習の予約を自動取得する際の基準として、予約優先順位テーブル106hと予約判断テーブル106gとを用いているため、教習生の来校日にできるだけ教習予約をまとめて取得できるようにしつつ、連続した予約ができない場合でも可能な限り空き時間を少なくなるようにし、教習生の希望度合と教習所側の予約枠の平準化とを調整した技能教習と学科教習の予約を自動取得することが可能になった。また、予約の自動取得を可能にしたことで、教習生や教習所の事務員の予約取得に掛かる負荷が無くなり、予約取得の煩わしさにより長期来校しなくなるという事象を解消することができる。
さらに、本実施形態に係る教習予約取得装置100によれば、教習所における繁忙期と閑散期との差をできるだけ小さくして、指導員の勤務中の空き時間を減らし、車両の保有台数を必要最低限抑制することができるため、確実に利益を確保するための効率的な教習所の運用が可能となる。
また、本実施形態に係る教習予約取得装置100によれば、教習生の卒業予定日が把握可能となり、入校者数と在籍者の管理できるようになったため、教習生数を多く入校させて予約がとれなくなる状態を未然に防ぐことができる。
[4.他の実施形態]
本発明は、上述した実施形態以外にも、特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施形態にて実施されてよいものである。
例えば、実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。
また、本明細書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各処理の登録データや検索条件等のパラメータを含む情報、画面例、データベース構成については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、教習予約取得装置100に関して、図示の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。
例えば、教習予約取得装置100が備える処理機能、特に制御部102にて行われる各処理機能については、その全部または任意の一部を、CPUおよび当該CPUにて解釈実行されるプログラムにて実現してもよく、また、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現してもよい。尚、プログラムは、本実施形態で説明した処理を情報処理装置に実行させるためのプログラム化された命令を含む一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されており、必要に応じて教習予約取得装置100に機械的に読み取られる。すなわち、ROMまたはHDD(Hard Disk Drive)などの記憶部などには、OSと協働してCPUに命令を与え、各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録されている。このコンピュータプログラムは、RAMにロードされることによって実行され、CPUと協働して制御部102を構成する。
また、このコンピュータプログラムは、教習予約取得装置100に対して任意のネットワークを介して接続されたアプリケーションプログラムサーバに記憶されていてもよく、必要に応じてその全部または一部をダウンロードすることも可能である。
また、本実施形態で説明した処理を実行するためのプログラムを、一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納してもよく、また、プログラム製品として構成することもできる。ここで、この「記録媒体」とは、メモリーカード、USB(Universal Serial Bus)メモリ、SD(Secure Digital)カード、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(登録商標)(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)、CD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)、MO(Magneto−Optical disk)、DVD(Digital Versatile Disk)、および、Blu−ray(登録商標) Disc等の任意の「可搬用の物理媒体」を含むものとする。
また、「プログラム」とは、任意の言語または記述方法にて記述されたデータ処理方法であり、ソースコードまたはバイナリコード等の形式を問わない。なお、「プログラム」は必ずしも単一的に構成されるものに限られず、複数のモジュールやライブラリとして分散構成されるものや、OSに代表される別個のプログラムと協働してその機能を達成するものをも含む。なお、実施形態に示した各装置において記録媒体を読み取るための具体的な構成および読み取り手順ならびに読み取り後のインストール手順等については、周知の構成や手順を用いることができる。
記憶部106に格納される各種のデータベース等は、RAM、ROM等のメモリ装置、ハードディスク等の固定ディスク装置、フレキシブルディスク、および、光ディスク等のストレージ手段であり、各種処理やウェブサイト提供に用いる各種のプログラム、テーブル、データベース、および、ウェブページ用ファイル等を格納する。
また、教習予約取得装置100は、既知のパーソナルコンピュータまたはワークステーション等の情報処理装置として構成してもよく、また、任意の周辺装置が接続された当該情報処理装置として構成してもよい。また、教習予約取得装置100は、当該情報処理装置に本実施形態で説明した処理を実現させるソフトウェア(プログラムまたはデータ等を含む)を実装することにより実現してもよい。
さらに、装置の分散・統合の具体的形態は図示するものに限られず、その全部または一部を、各種の付加等に応じてまたは機能付加に応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。すなわち、上述した実施形態を任意に組み合わせて実施してもよく、実施形態を選択的に実施してもよい。
本発明は、教習所などの業界において適用可能であり、特に、繁忙期と閑散期との差を少なくして、教習所を効率的に運用することが可能な予約システムとして有用である。
100 教習予約取得装置
102 制御部
102a 教習生情報取得部
102b 教習所情報取得部
102c 来校可能日情報取得部
102d 技能教習予約取得部
102e 学科教習予約取得部
104 通信インターフェース部
106 記憶部
106a 作業内容マスタ
106a1 教習種別マスタ
106a2 教習車種マスタ
106a3 所持免許マスタ
106b 技能履歴テーブル
106c 予約枠テーブル
106d 予約コーステーブル
106e 曜日別時限可否テーブル
106f 来校スケジュールテーブル
106g 予約判断テーブル
106h 予約優先順位テーブル
106i 学科履歴テーブル
108 入出力インターフェース部
112 入力装置(キーボード)
114 出力装置(モニタ)
200 サーバ
300 ネットワーク

Claims (7)

  1. 記憶部と制御部とを備え、教習生が教習所の予約を自動で取得する教習予約取得装置であって、
    前記記憶部には、
    前記教習生が希望する教習コースと来校日に関する教習生情報を記憶する教習生情報記憶手段と、
    前記教習所が提供する教習スケジュールと予約枠に関する教習所情報を記憶する教習所情報記憶手段と、
    が格納されており、
    前記制御部は、
    前記教習生情報を取得して前記教習生情報記憶手段に記憶させる教習生情報取得手段と、
    前記教習所情報を取得して前記教習所情報記憶手段に記憶させる教習所情報取得手段と、
    前記教習生情報と前記教習所情報とに基づいて、前記教習生の来校可能日を取得する来校可能日情報取得手段と、
    取得した前記教習生の来校可能日に基づいて前記予約枠の空きに予約を取得する教習予約取得手段と、
    を備えたこと、
    を特徴とする教習予約取得装置。
  2. 前記教習生情報記憶手段には、
    前記教習生の所持免許と、受講を希望する教習種別と、教習車種とに基づいて受講する作業内容を設定する作業内容マスタと、
    前記教習生の来校可能日と希望卒業日と必要来校頻度とを設定する予約コーステーブルと、
    前記必要来校頻度による来校最小日と来校最大日とを設定する来校スケジュールテーブルと、
    前記教習生が受講する技能教習の履歴情報を記憶する技能履歴テーブルと、
    が格納され、
    前記教習所情報記憶手段には、
    前記作業内容毎に前記教習所で行われる教習の予約枠を設定する予約枠テーブル
    が格納されており、
    前記教習予約取得手段は、
    前記教習生の来校可能日に基づいて前記予約枠テーブルの技能教習の予約枠の空きに予約を取得する技能教習予約取得手段
    を備え、取得した技能教習の予約を前記技能履歴テーブルに格納すること、
    を特徴とする請求項1に記載の教習予約取得装置。
  3. 前記教習生情報記憶手段は、
    前記教習生の曜日別、時限別の来校希望度合を設定する曜日別時限可否テーブル
    がさらに格納されており、
    前記来校可能日情報取得手段は、
    前記教習生の来校可能日を取得する際に、前記曜日別時限可否テーブルの来校希望度合も考慮すること、
    を特徴とする請求項1または2に記載の教習予約取得装置。
  4. 前記記憶部には、
    前記予約枠の空きに予約を取得する際に、連続して教習が受けられる予約を優先させる優先順位を設定する予約優先順位テーブル
    がさらに格納されており、
    前記技能教習予約取得手段は、
    予約対象期間内で前記予約優先順位テーブルの優先順に従って予約を取得すること、
    を特徴とする請求項2に記載の教習予約取得装置。
  5. 前記記憶部には、
    前記予約優先順位テーブルの優先順で予約を取得した結果、予約候補が複数ある場合に、前記教習生の来校希望度合と予約枠の平準化のどちらを優先させるかを設定する予約判断テーブル
    がさらに格納されており、
    前記技能教習予約取得手段は、
    複数ある予約候補の中から前記予約判断テーブルの優先度に従って予約を取得すること、
    を特徴とする請求項4に記載の教習予約取得装置。
  6. 記憶部と制御部とを備え、教習生が教習所の予約を自動で取得する教習予約取得装置で実行される教習予約取得方法であって、
    前記記憶部には、
    前記教習生が希望する教習コースと来校日に関する教習生情報を記憶する教習生情報記憶手段と、
    前記教習所が提供する教習スケジュールと予約枠に関する教習所情報を記憶する教習所情報記憶手段と、
    が格納されており、
    前記制御部で実行される、
    前記教習生情報を取得して前記教習生情報記憶手段に記憶させる教習生情報取得ステップと、
    前記教習所情報を取得して前記教習所情報記憶手段に記憶させる教習所情報取得ステップと、
    前記教習生情報と前記教習所情報とに基づいて、前記教習生の来校可能日を取得する来校可能日情報取得ステップと、
    取得した前記教習生の来校可能日に基づいて前記予約枠の空きに予約を取得する教習予約取得ステップと、
    を含むこと、
    を特徴とする教習予約取得方法。
  7. 記憶部と制御部とを備え、教習生が教習所の予約を自動で取得する教習予約取得装置で実行させるための教習予約取得プログラムであって、
    前記記憶部には、
    前記教習生が希望する教習コースと来校日に関する教習生情報を記憶する教習生情報記憶手段と、
    前記教習所が提供する教習スケジュールと予約枠に関する教習所情報を記憶する教習所情報記憶手段と、
    が格納されており、
    前記制御部で実行させるための、
    前記教習生情報を取得して前記教習生情報記憶手段に記憶させる教習生情報取得ステップと、
    前記教習所情報を取得して前記教習所情報記憶手段に記憶させる教習所情報取得ステップと、
    前記教習生情報と前記教習所情報とに基づいて、前記教習生の来校可能日を取得する来校可能日情報取得ステップと、
    取得した前記教習生の来校可能日に基づいて前記予約枠の空きに予約を取得する教習予約取得ステップと、
    を含むこと、
    を特徴とする教習予約取得プログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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