JP2020003881A - 電子記録債権の管理方法、管理装置、及びプログラム - Google Patents

電子記録債権の管理方法、管理装置、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、決済日に、債務者からファクタリング会社へ決済し、さらに、ファクタリング会社から手数料を引いたうえ真の債権者へと決済をする場合に、1段階の決済を実現することを目的の一つとする。【解決手段】電子記録債権の識別情報、譲受人の情報、決済日の情報及び分割金額に応じた金額を示す分割金額情報を受け取り、前記決済日前に分割譲渡記録を要求するために、前記識別情報、前記譲受人の情報及び前記分割金額情報に基づく金額を示す金額情報を前記サーバに送信する方法。【選択図】図6

Description

本発明は、電子記録債権の管理方法、管理装置、及びプログラムに関する。
株式会社全銀電子債権ネットワーク(でんさいネット(登録商標))がサービスを提供する「でんさい(登録商標)」がある。電子記録債権は、債権者又は債務者が、それぞれの窓口金融機関を通じて、でんさいネットに対して、発生記録、譲渡記録、割引、担保申込をすることにより決済をすることができるので、決済インフラとして利用されている。
特開2017−107367号公報
ファクタリング対象債権(割引対象債権)では、債権者をファクタリング会社に設定し、支払企業が債権の発生を行う場合がある。この場合、支払企業が、窓口金融機関を介して、でんさいネットにおける発生記録の請求をする。そして、決済日に、支払企業の決済口座からファクタリング会社の決済口座宛に振り込みが行われ、さらに、ファクタリング決済口座から手数料を引いたうえ、ファクタリングの委託をした真の債権者の決済口座宛に振り込みが行われる。
すなわち、この決済日の振り込みは、債務者からファクタリング会社へ決済し、さらに、ファクタリング会社から手数料を引いたうえ真の債権者へと決済をするという2段階の決済が必要になり、決済手続としては迂遠である。
本発明は、決済日に、債務者からファクタリング会社へ決済し、さらに、ファクタリング会社から手数料を引いたうえ真の債権者へと決済をする場合に、1段階の決済を実現することを目的の一つとする。
本発明の一実施形態によれば、電子記録債権の識別情報、譲受人の情報、決済日の情報及び分割金額に応じた金額を示す分割金額情報を受け取り、決済日より前に分割譲渡記録を要求するために、識別情報、譲受人の情報及び分割金額情報に基づく金額を示す金額情報をサーバに送信する方法が提供される。
決済日の情報を、サーバから受け取ってもよい。
決済日の情報を、譲渡人の端末装置から受け取ってもよい。
分割金額情報を、電子記録債権の管理装置が備える記憶領域から受け取ってもよい。
分割金額情報を、譲渡人の端末装置から受け取ってもよい。
電子記録債権の金額の情報と、をさらに受け取り、金額情報を、電子記録債権の金額の情報と分割金額情報とを用い、所定の演算方法に基づいて算出してもよい。
譲渡人が利用する金融機関サーバと譲受人が利用する金融機関サーバとが異なる場合に、分割譲渡記録を要求してもよい。
本発明の一実施形態によれば、電子記録債権の識別情報、譲受人の情報、決済日の情報及び分割金額に応じた金額を示す分割金額情報を受け取る受信部と、決済日前に分割譲渡記録を要求するために、識別情報、譲受人の情報及び分割金額情報に基づく金額を示す金額情報をサーバに送信する分割記録請求部と、を有する装置が提供される。
決済日の情報を、サーバから受け取ってもよい。
決済日の情報を、譲渡人の端末装置から受け取ってもよい。
分割金額情報を、電子記録債権の管理装置が備える記憶領域から受け取ってもよい。
分割金額情報を、譲渡人の端末装置から受け取ってもよい。
受信部は、電子記録債権の金額の情報と、をさらに受け取り、金額情報を、電子記録債権の金額の情報と分割金額情報とを用い、所定の演算方法に基づいて算出する算出部と、をさらに備えてもよい。
譲渡人が利用する金融機関サーバと譲受人が利用する金融機関サーバとが異なる場合に、分割譲渡記録を要求してもよい。
本発明の一実施形態によれば、コンピュータに、電子記録債権の識別情報、譲受人の情報、決済日の情報及び分割金額に応じた金額を示す分割金額情報を受け取り、決済日前に分割譲渡記録を要求するために、識別情報、譲受人の情報及び分割金額情報に基づく金額を示す金額情報をサーバに送信する処理を実行させるためのプログラムが提供される。
決済日の情報を、サーバから受け取ってもよい。
決済日の情報を、譲渡人の端末装置から受け取ってもよい。
分割金額情報を、電子記録債権の管理装置が備える記憶領域から受け取ってもよい。
分割金額情報を、譲渡人の端末装置から受け取ってもよい。
電子記録債権の金額の情報と、をさらに受け取り、金額情報を、電子記録債権の金額の情報と分割金額情報とを用い、所定の演算方法に基づいて算出してもよい。
譲渡人が利用する金融機関サーバと譲受人が利用する金融機関サーバとが異なる場合に、分割譲渡記録を要求してもよい。
本発明を実施することにより、決済日に、債務者からファクタリング会社へ決済し、さらに、ファクタリング会社から手数料を引いたうえ真の債権者へと決済をする場合に、1段階の決済を実現することができる。
本発明の一実施形態に係る管理装置を含むシステムの構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る管理装置の機能構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る管理装置の記憶部が有する管理テーブルを示す図である。 本発明の一実施形態に係る管理装置の処理を示す通信フロー図である。 本発明の一実施形態に係る管理装置の処理を示す通信フロー図である。 本発明の一実施形態に係る管理装置の処理を示す通信フロー図である。 本発明の一実施形態に係る管理装置の処理を示す通信フロー図である。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。以下に示す実施形態は本発明の実施形態の一例であって、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではない。
なお、本実施形態で参照する図面において、同一部分又は同様な機能を有する部分には同一の符号又は類似の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する場合がある。また、構成の一部が図面から省略されたりする場合がある。
(構成)
図1は、本発明の一実施形態に係る管理装置を含むシステムの構成を示すブロック図である。システムは、インターネット、通信回線などのネットワークNWを介して接続された、記録機関サーバDN、第1金融機関サーバB1、第2金融機関サーバB2、第3金融機関サーバB3、第1債権者c1の端末である第1債権者端末C1、第2債権者c2の端末である第2債権者端末C2、及び債務者d1の端末である債務者端末D1を有する。例えば、第1債権者c1は第2債権者c2からの委託を受けて債権回収を行う者であり、第2債権者c2が第1債権者c1に対して債権回収を委託した債権者である。
第1債権者c1は、第1債権者端末C1を利用し、第1金融機関サーバB1を介して、記録機関サーバDNと電子記録債権に関する種々の情報の送受信を行う。種々の情報の送受信は、少なくとも電子記録債権の発生記録内容を通知するための情報の受信及び電子記録債権の分割譲渡記録の請求をするための情報の送信を含む。
債務者d1は、債務者端末D1を利用し、第2金融機関サーバB2を介して、記録機関サーバDNと電子記録債権に関する種々の情報の送受信を行う。種々の情報の送受信は、少なくとも電子記録債権の発生記録の請求をするための情報の送信及び発生記録内容を通知するための情報の受信を含む。
第2債権者c1は、第2債権者端末C2を利用し、第3金融機関サーバB3を介して、記録機関サーバDNと電子記録債権に関する種々の情報の送受信を行う。種々の情報の送受信は、少なくとも電子記録債権の分割譲渡記録の請求がされたことの情報の受信を含む。なお、第2金融機関サーバB2と第3金融機関サーバB3とは、同じでもよい。
記録機関サーバDNは、電子記録債権の記録機関のサーバである。例えば、記録機関サーバDNは、でんさいネットである。第1金融機関サーバB1、第2金融機関サーバB2、及び第3金融機関サーバB3は、ネットワークNWを介して、記録機関サーバDNと接続されている。
第1金融機関サーバB1は、第1債権者c1が利用する窓口金融機関のサーバである。第1金融機関サーバB1は、後述するように、電子記録債権の管理装置MDを有する。第1債権者端末C1は、電子記録債権の管理装置MDを介して、第1金融機関サーバB1との情報通信をする。
第2金融機関サーバB2は、債務者d1が利用する窓口金融機関のサーバである。第2金融機関サーバB2は、電子記録債権の管理装置を有する。債務者端末D1は、電子記録債権の管理装置を介して、第2金融機関サーバB2との情報通信をする。
第3金融機関サーバB3は、第2債権者c2が利用する窓口金融機関のサーバである。第3金融機関サーバB3は、電子記録債権の管理装置を有する。第2債権者端末C2は、電子記録債権の管理装置を介して、第3金融機関サーバB3との情報通信をする。
(管理装置の機能構成)
図2は、本発明の一実施形態に係る管理装置の機能構成を示すブロック図である。第1金融機関サーバB1の電子記録債権の管理装置MDは、通信部102、記憶部104、及び制御部106を有する。
通信部102は、他の装置と通信を行う通信モジュールである。この例では、通信は、インターネット、通信回線である。通信の対象となる他の装置は、記録機関サーバDN、第2金融機関サーバB2、第3金融機関サーバB3、及び第1債権者端末C1である。
記憶部104は、オペレーティングシステム(OS)、アプリケーションソフトウェア又はデータなどを記憶する論理記憶領域である。具体的には、CPU内部の記憶領域、主記憶装置、補助記憶装置である。記憶部104は、管理装置MDの制御部106の各種機能を実現させるアプリケーションソフトウェア及び後述する電子記録債権を管理する管理テーブルT1を記憶している。なお、管理装置MDは、外部装置として管理テーブルT1を有してもよい。
制御部106の各種機能を実現させるアプリケーションソフトウェアは、磁気記録媒体、光記録媒体、光磁気記録媒体、半導体メモリなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶した状態で提供されてもよい。また、各アプリケーションソフトウェアは、ネットワークNW経由でダウンロードされてもよい。
ここで、図3を参照して、電子記録債権を管理する管理テーブルT1を説明する。図3は、本発明の一実施形態に係る管理装置MDの記憶部104が有する管理テーブルT1を示す図である。
管理テーブルT1には、第1債権者c1の電子記録債権に関して、管理番号1〜9(識別情報)、債務者d1〜d9、債務者が利用する金融機関サーバB2、B4、及びB6がそれぞれ記録されている。また、電子記録債権の決済日、債権者c2〜c4、債権者が利用する金融機関サーバB3、B5、及びB7、第1債権者c1の手数料(第1の金額)、分割譲渡記録を請求する金額(第2の金額)がそれぞれ記録されている。
例えば、管理番号1の電子記録債権については、第1債権者端末C1から第1金融機関サーバB1に、譲受人である第2債権者c2の情報、第1債権者c1の手数料(第1の金額)の情報、及び分割譲渡記録を請求する金額(第2の金額)の情報がそれぞれ送信される。
そうすると、後述する第1金融機関サーバB1の入力部108が、記憶部104に記憶されている管理テーブルT1に対して、第2債権者c2の情報、第1債権者c1の手数料(第1の金額)の情報、及び分割譲渡記録を請求する金額(第2の金額)をそれぞれ入力する。
そして、分割請求部112が、譲受人(第2債権者c2)の情報と分割譲渡記録を請求する金額(第2の金額)の情報とを記録機関サーバDNに対して送信する。
なお、第1債権者c1の手数料(第1の金額)及び分割譲渡記録を請求する金額(第2の金額)は、所定の演算方法に基づいて第1債権者c1の手数料(第1の金額)の情報及び分割譲渡記録を請求する金額(第2の金額)の情報から算出される金額でもよい。
例えば、第1金融機関サーバB1の記憶部104が、第1債権者端末C1又は記録機関サーバDNを介して、電子記録債権の総額が100であるという情報を記憶する場合、後述する算出部110が、所定の演算方法に基づいて電子記録債権の総額のうち、10%である10を手数料(第1の金額)とし、残りの90を分割譲渡記録を請求する金額(第2の金額)としてもよい。
図2に戻って説明を続ける。制御部106は、CPU(Central Processing Unit)によりOS上でアプリケーションソフトウェアを動作させることで、各種機能を管理装置MDにおいて実現する制御モジュールである。この例では、制御部106は、入力部108、算出部110、及び分割請求部112が有する各種機能を管理装置MDにおいて実現する。
入力部108は、第1債権者端末C1から受信した第2債権者c2の情報、債務額、並びに第1債権者c1の手数料(第1の金額)の情報及び分割譲渡記録を請求する金額(第2の金額)の情報を、記憶部104が記憶する管理テーブルT1に入力する入力モジュールである。
算出部110は、記憶部104が記憶する情報に基づいて、第1債権者c1の手数料(第1の金額)の情報及び分割譲渡記録を請求する金額(第2の金額)の情報を定めるモジュールである。
分割請求部112は、記録機関サーバDNに対して、決済日より前に分割譲渡記録の請求をするモジュールである。
(管理装置の動作)
続いて、上記の管理装置の機能構成において実現される動作を、図4から図7に示す通信フローを用いて説明する。上述したアプリケーションソフトウェアにより実現される機能に基づいて、以下の通信フローが行われる。
図4は、本発明の一実施形態に係る管理装置の処理を示す通信フロー図である。以下の通信フローでは、債務者d1が第1債権者c1に対する電子記録債権の発生記録請求を行う。なお、第1債権者c1が債務者d1に対する電子記録債権の発生記録請求を行ってもよい。
債務者端末D1は、第2金融機関サーバB2に対して、電子記録債権の発生記録の請求をするための情報を送信すると(ステップS102)、図4の通信フローは開始する。なお、債務者端末D1は、第2金融機関サーバB2に対して、電子記録債権の発生記録日として先日付を入力し、発生記録の予約請求をするための情報を送信してもよい。
第2金融機関サーバB2は、電子記録債権の発生記録の請求をするための情報を受信すると、記録機関サーバDNに対して、電子記録債権の発生記録の請求をするための情報を送信する(ステップS104)。
記録機関サーバDNは、電子記録債権の発生記録の請求をするための情報を受信すると、電子記録債権の発生記録を記録原簿に記録する(ステップS106)。
記録機関サーバDNは、電子記録債権の発生記録を記録原簿に記録すると、第1金融機関サーバB1に対して、発生記録内容を通知するための情報を送信する(ステップS108)。
第1金融機関サーバB1は、発生記録内容を通知するための情報を受信すると、電子記録債権の決済日の情報を含む同情報を記憶する(ステップS110)。
第1金融機関サーバB1は、電子記録債権の決済日の情報を含む発生記録内容を通知するための情報を記憶すると、管理テーブルT1に基づいて、債権者端末C1に対して、同情報を送信する(ステップS112)。
また、記録機関サーバDNは、第2金融機関サーバB2に対して、発生記録内容を通知するための情報を送信する(ステップS114)。
第2金融機関サーバB2は、発生記録内容を通知するための情報を受信すると、債務者端末D1に対して、同情報を送信する(ステップS116)。
図5は、本発明の一実施形態に係る管理装置の処理を示す通信フロー図である。以下の通信フローは、図4以後の分割譲渡記録の請求日を特定するための通信フローである。
債務者端末D1が発生記録内容を通知するための情報を受信したのち、第1債権者端末C1は、第1金融機関サーバB1に対して、電子記録債権の識別情報、第2債権者c2の情報、第1債権者c1の手数料(第1の金額)の情報、及び分割譲渡記録を請求する金額(第2の金額)の情報を送信すると、図5のフローは開始する(ステップS118)。
第1金融機関サーバB1は、第1債権者端末C1から電子記録債権の識別情報、第2債権者c2の情報、第1債権者c1の手数料(第1の金額)の情報、及び分割譲渡記録を請求する金額(第2の金額)の情報を受信すると、決済日の情報に基づいて、決済日より前の分割譲渡記録の請求日を特定する(ステップS120)。
図6は、本発明の一実施形態に係る管理装置の処理を示す通信フロー図である。以下の通信フローは、図5以後の分割譲渡記録の請求をするための通信フローである。
第1金融機関サーバB1が、分割譲渡記録の請求日を特定したのち、電子記録債権の分割譲渡記録の請求日が到来したと判定すると、図6のフローは開始する(ステップS122)。
第1金融機関サーバB1は、電子記録債権の記録請求日が到来したと判定すると、管理テーブルT1に基づいて、記録機関サーバDNに対して、電子記録債権の識別情報、第2債権者c2の情報、第1債権者c1の手数料(第1の金額)の情報、及び分割譲渡記録を請求する金額(第2の金額)の情報を送信する(ステップS124)。
例えば、第1金融機関サーバB1は、管理テーブルT1に基づいて、記録機関サーバDNに対して、電子記録債権の識別情報、第2債権者c2の情報、第1債権者c1の手数料(第1の金額)の情報、及び分割譲渡記録を請求する金額(第2の金額)の情報を、決済日の7営業日前に送信する。
なお、第1金融機関サーバB1は、記録機関サーバDNに対して、電子記録債権の分割譲渡記録日として先日付を入力し、分割譲渡記録の予約請求をするための情報を送信してもよい。
第1金融機関サーバB1が記録機関サーバDNに対して分割譲渡記録の請求をするための情報を送信すると、記録機関サーバDNは、電子記録債権の分割譲渡を記録原簿に記録する(ステップS126)。
なお、第1金融機関サーバB1が記録機関サーバDNに対して分割譲渡記録の請求をするための情報を送信する際に、第1債権者c1を電子記録保証人とする保証記録の請求をするための情報も併せて送信してもよい。
記録機関サーバDNは、電子記録債権の分割譲渡を記録原簿に記録すると、第1金融機関サーバB1に対して、記録内容を通知するための情報を送信する(ステップS128)。
第1金融機関サーバB1は、記録内容を通知するための情報を受信すると、管理テーブルT1に基づいて、第1債権者端末C1に対して、記録内容を送信する(ステップS130)。
また、記録機関サーバDNは、電子記録債権の譲受人である第2債権者c2が利用する第3金融機関サーバB3に対して、記録内容を通知するための情報を送信する(ステップS132)。第3金融機関サーバB3は、記録内容を通知するための情報を受信すると、第2債権者端末C2に対して、記録内容を送信する(ステップS134)。
図7は、本発明の一実施形態に係る管理装置の処理を示す通信フロー図である。以下の通信フローは、図6以後の決済の通信フローである。
記録機関サーバDNが電子記録債権の決済日の2営業日前が到来したと判定すると、図7のフローは開始する(ステップS136)。
記録機関サーバDNは、電子記録債権の決済日の2営業日前が到来したと判定すると、第2金融機関サーバB2に対して、決済情報を送信する(ステップS138)。
第2金融機関サーバB2は、債務者決済口座として記録されている口座から決済資金を引き落とし、第1債権者c1が利用する第1金融機関の債権者振込口座として記録されている口座に手数料(第1の金額)に相当する決済資金を振り込む(ステップS140)。
また、第2金融機関サーバB2は、債務者決済口座として記録されている口座から決済資金を引き落とし、第2債権者c2が利用する第3金融機関の債権者振込口座として記録されている口座に分割譲渡記録を請求する金額(第2の金額)に相当する決済資金を振り込む(ステップS142)。
このように、第1金融機関サーバB1は、電子記録債権の決済日前に、管理テーブルT1に基づいて、記録機関サーバDNに対して、第2債権者c2への分割譲渡記録の請求をするための情報を送信する。そのため、電子記録債権の決済日には、電子記録債権の第1債権者c1と債務者d1とが利用する決済口座間、第2債権者c2と債務者d1とが利用する決済口座間でそれぞれ決済が行われ、決済日に、1段階の決済を実現することができる。
また、第1債権者c1の決済口座と債務者d1及び第2債権者c2の決済口座とが異なる場合であっても、1段階での決済を実現することができる。本発明の一実施形態によれば、第2債権者c2の決済口座と債務者d1の決済口座とが同じ金融機関の決済口座である場合、同じ金融機関における決済口座間での決済という内部処理として1段階の決済を実現することができる。
さらに、第1債権者c1が電子記録債権のファクタリング会社である場合、電子記録債権を用いた資産運用及び電子記録債権の譲受人保護の観点から、電子記録債権の発生記録請求と同時にではなく、一定期間、電子記録債権を保有し、その後、真の債権者に電子記録債権を譲渡することが必要である。本発明の一実施形態によれば、一定期間、電子記録債権を保有しつつ、決済日前に、ファクタリング会社から真の債権者へ電子記録債権の譲渡記録請求をすることで、1段階の決済を実現することができる。
上述した実施形態を基にして、当業者が適宜構成要素やプロセスの追加、削除もしくは設計変更を行ったものも、本発明の要旨を備えている限り、本発明の範囲に含まれる。
DN;記録機関サーバ、B1;第1金融機関サーバ、B2;第2金融機関サーバ、B3;第3金融機関サーバ、c1;第1債権者、C1;第1債権者端末、c2;第2債権者、C2;第2債権者端末、d1〜d9;債務者、D1〜D9;債務者端末、NW;ネットワーク、T1;管理テーブル、102;通信部、104;記憶部、106;制御部、108;入力部、110;算出部、112;分割請求部

Claims (21)

  1. 電子記録債権の識別情報、譲受人の情報、決済日の情報及び分割金額に応じた金額を示す分割金額情報を受け取り、
    前記決済日前に分割譲渡記録を要求するために、前記識別情報、前記譲受人の情報及び前記分割金額情報に基づく金額を示す金額情報をサーバに送信する方法。
  2. 前記決済日の情報を、前記サーバから受け取る、請求項1に記載の方法。
  3. 前記決済日の情報を、譲渡人の端末装置から受け取る、請求項1に記載の方法。
  4. 前記分割金額情報を、電子記録債権の管理装置が備える記憶領域から受け取る、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の方法。
  5. 前記分割金額情報を、譲渡人の端末装置から受け取る、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の方法。
  6. 前記電子記録債権の金額の情報と、をさらに受け取り、
    前記金額情報を、前記電子記録債権の金額の情報と前記分割金額情報とを用い、所定の演算方法に基づいて算出する、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の方法。
  7. 譲渡人が利用する金融機関サーバと前記譲受人が利用する金融機関サーバとが異なる場合に、前記分割譲渡記録を要求する、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の方法。
  8. 電子記録債権の識別情報、譲受人の情報、決済日の情報及び分割金額に応じた金額を示す分割金額情報を受け取る受信部と、
    前記決済日前に分割譲渡記録を要求するために、前記識別情報、前記譲受人の情報及び前記分割金額情報に基づく金額を示す金額情報をサーバに送信する分割記録請求部とを有する装置。
  9. 前記決済日の情報を、前記サーバから受け取る、請求項8に記載の装置。
  10. 前記決済日の情報を、譲渡人の端末装置から受け取る、請求項8に記載の装置。
  11. 前記分割金額情報を、前記電子記録債権の管理装置が備える記憶領域から受け取る、請求項8から請求項10のいずれか1項に記載の装置。
  12. 前記分割金額情報を、譲渡人の端末装置から受け取る、請求項8から請求項10のいずれか1項に記載の装置。
  13. 前記受信部は、前記電子記録債権の金額の情報と、をさらに受け取り、
    前記金額情報を、前記電子記録債権の金額の情報と前記分割金額情報とを用い、所定の演算方法に基づいて算出する算出部と、
    をさらに備える、請求項8から請求項12のいずれか1項に記載の装置。
  14. 譲渡人が利用する金融機関サーバと前記譲受人が利用する金融機関サーバとが異なる場合に、前記分割譲渡記録を要求する、請求項8から請求項13のいずれか1項に記載の装置。
  15. コンピュータに、
    電子記録債権の識別情報、譲受人の情報、決済日の情報及び分割金額に応じた金額を示す分割金額情報を受け取り、
    前記決済日前に分割譲渡記録を要求するために、前記識別情報、前記譲受人の情報及び前記分割金額情報に基づく金額を示す金額情報をサーバに送信する処理を実行させるためのプログラム。
  16. 前記決済日の情報を、前記サーバから受け取る、請求項15に記載のプログラム。
  17. 前記決済日の情報を、譲渡人の端末装置から受け取る、請求項15に記載のプログラム。
  18. 前記分割金額情報を、前記電子記録債権の管理装置が備える記憶領域から受け取る、請求項15から請求項17のいずれか1項に記載のプログラム。
  19. 前記分割金額情報を、譲渡人の端末装置から受け取る、請求項15から請求項17のいずれか1項に記載のプログラム。
  20. 前記電子記録債権の金額の情報と、をさらに受け取り、
    前記金額情報を、前記電子記録債権の金額の情報と前記分割金額情報とを用い、所定の演算方法に基づいて算出する、請求項15から請求項19のいずれか1項に記載のプログラム。
  21. 譲渡人が利用する金融機関サーバと前記譲受人が利用する金融機関サーバとが異なる場合に、前記分割譲渡記録を要求する、請求項15から請求項20のいずれか1項に記載のプログラム。
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