JP2020003037A - Automatic transmission - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、自動変速機に関する。 The present invention relates to an automatic transmission.
従来、自動車等の車両に搭載される自動変速機にあっては、ギヤの回転によって掻き揚げられて飛散するオイルをオイルガターにより受け止めて、潤滑必要部位に導くことにより、潤滑性能を向上するようにした自動変速機が知られている(特許文献1参照)。その他、オイルポンプを用いて、潤滑必要部位にオイルを導くことにより、潤滑性能を向上するようにした変速機も知られている。 Conventionally, in an automatic transmission mounted on a vehicle such as an automobile, the lubrication performance is improved by receiving oil scattered by being lifted up by rotation of a gear by an oil gutter and guiding the oil to a portion requiring lubrication. A known automatic transmission is known (see Patent Document 1). In addition, there is also known a transmission in which lubrication performance is improved by guiding oil to a portion requiring lubrication using an oil pump.
しかしながら、特許文献1に記載のものは、ケーシング1内で上方に配置されたドライブシャフト2に配置された変速ギヤ3によって掻き揚げられてケーシング1の内壁1a付着し流れ落ちる潤滑油を、オイルガター10が受け止めるものであって、オイルガター10の捕集性能に問題があった。また、オイルポンプを設ける変速機に関しては、オイルポンプを設けることにより変速機のコスト上昇を引き起こしているという問題があった。
However, the
本発明は、上記のような事情に着目してなされたものであり、オイルポンプを設けることなく潤滑性能を向上させることができる自動変速機を提供することを目的とするものである。 The present invention has been made in view of the above circumstances, and has as its object to provide an automatic transmission that can improve lubrication performance without providing an oil pump.
本発明は、上記目的を達成するため、互いに平行に配置された入力軸およびカウンタ軸と、前記入力軸と同軸に配置された出力軸と、を含む変速機と、前記変速機を収納する変速機室を有する変速機ケースと、を備え、前記変速機室内の上部に、前記変速機のギヤが掻き上げたオイルを受け止めて潤滑必要部位に導くオイルガターが設けられた自動変速機であって、前記変速機は、前記オイルガターの直下に、リバースアイドラギヤが設けられたリバースアイドラ軸を有することを特徴とする。 In order to achieve the above object, the present invention provides a transmission including an input shaft and a counter shaft arranged in parallel with each other, and an output shaft arranged coaxially with the input shaft, and a transmission for housing the transmission. A transmission case having a gearbox, and an oil gutter provided at an upper portion of the gearbox to receive the oil scooped up by the gears of the transmission and guide the oil to a portion requiring lubrication, The transmission has a reverse idler shaft provided with a reverse idler gear immediately below the oil gutter.
このように上記の本発明によれば、オイルポンプを設けることなく潤滑性能を向上させることができる。 As described above, according to the present invention, lubrication performance can be improved without providing an oil pump.
本発明の一実施の形態に係る自動変速機は、互いに平行に配置された入力軸およびカウンタ軸と、入力軸と同軸に配置された出力軸と、を含む変速機と、変速機を収納する変速機室を有する変速機ケースと、を備え、変速機室内の上部に、変速機のギヤが掻き上げたオイルを受け止めて潤滑必要部位に導くオイルガターが設けられた自動変速機であって、変速機は、オイルガターの直下に、リバースアイドラギヤが設けられたリバースアイドラ軸を有することを特徴とする。これにより、本発明の一実施の形態に係る自動変速機は、オイルポンプを設けることなく潤滑性能を向上させることができる。 An automatic transmission according to an embodiment of the present invention houses a transmission including an input shaft and a counter shaft arranged parallel to each other, and an output shaft arranged coaxially with the input shaft, and houses the transmission. A transmission case having a transmission chamber, wherein an oil gutter is provided at an upper portion of the transmission chamber to receive oil guided by the gears of the transmission and guide the oil to a portion requiring lubrication, the automatic transmission comprising: The machine has a reverse idler shaft provided with a reverse idler gear immediately below the oil gutter. Thus, the automatic transmission according to one embodiment of the present invention can improve lubrication performance without providing an oil pump.
以下、本発明の一実施例に係る自動変速機について、図面を用いて説明する。図1から図6は、本発明に係る一実施例の自動変速機を示す図である。図1から図6において、上下前後左右方向は、車両の進行する方向を前、後退する方向を後とした場合に、車両の幅方向が左右方向、車両の高さ方向が上下方向である。また、車両の幅方向を車幅方向ともいう。 Hereinafter, an automatic transmission according to an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings. 1 to 6 are views showing an automatic transmission according to one embodiment of the present invention. 1 to 6, the up, down, front, rear, left and right directions are defined as the vehicle width direction being the left and right direction and the vehicle height direction being the up and down direction, when the traveling direction of the vehicle is the front and the retreating direction is the rear. Further, the width direction of the vehicle is also referred to as a vehicle width direction.
まず、構成を説明する。図1、図2において、車両1には自動変速機2が搭載されており、自動変速機2は、駆動力源および内燃機関としてのエンジン3に固定された状態で車両1のフロアパネル1Aの下方に縦置きに設置されている。すなわち、本実施例の車両1は、後輪駆動車両である。
First, the configuration will be described. 1 and 2, an
自動変速機2は変速機ケース4を備えており、変速機ケース4は、トルクコンバータハウジング(以下、単にトルコンハウジングという)5と、フロントケース6と、リヤケース7と、エクステンションケース8とを備えている。変速機ケース4の前端部は、図示しないボルトによってエンジン3に接続されている。変速機ケース4のうち、トルコンハウジング5を除くフロントケース6、リヤケース7及びエクステンションケース8は、変速機ケース本体40を構成する。すなわち、変速機ケース4は、トルコンハウジング5と変速機ケース本体40とからなる。
The
自動変速機2はシフトユニット100を備えており、このシフトユニット100は、自動変速機2のシフト操作およびクラッチ操作を行うように駆動する。ここで、シフト操作とは、自動変速機2の変速段を切り替える操作をいい、クラッチ操作とは、自動変速機2の摩擦クラッチ17(図3参照)を係合(接続)または開放(切断)する操作をいう。
The
図3、図4において、トルコンハウジング5にはトルクコンバータ10が収容されている。トルクコンバータ10は、エンジン3の図示しないクランク軸に連結されるフロントカバー10Aと、フロントカバー10Aに連結されたシェル10Bとを備えており、エンジン3から自動変速機2にオイルを介して動力を伝達している。
3 and 4, a
シェル10Bの内面には、図示しないポンプインペラが固定されている。シェル10Bの内部には、図示しないタービンランナがポンプインペラに対向して設置されており、タービンランナは、タービン軸11に連結されている。ポンプインペラとタービンランナとの間には図示しないステータが設置されている。
A pump impeller (not shown) is fixed to the inner surface of the
エンジン3のクランク軸が回転すると、トルクコンバータ10において、フロントカバー10A、シェル10Bおよびポンプインペラが一体で回転する。このとき、ポンプインペラの回転による遠心力によって、トルクコンバータ10の内部の流体に、ポンプインペラからタービンランナに向かう流れが生じる。ステータは、タービンランナからの流体の流れをポンプインペラの回転方向に沿うように変換する。トルクコンバータ10は、エンジン3から受け取った動力をトルク増幅作用により増幅してタービン軸11から出力する。
When the crankshaft of the
シェル10Bの外周部にはリングギヤ10Cが設けられている。リングギヤ10Cは、エンジン3の始動時に図示しないスタータのピニオンが噛み合うことにより、スタータの回転をエンジン3に伝達する。
A
トルコンハウジング5は、トルクコンバータ10を外周側から囲む周壁51と、この周壁51の内部に設けられ、トルクコンバータ10と摩擦クラッチ17の間でタービン軸11を支持する隔壁55とを有している。
The
隔壁55は、トルコンハウジング5の内部のトルコン室81とフロントケース6の内部のクラッチ室82とを区画している。タービン軸11は、隔壁55に形成された軸受部において軸受38Aを介して回転自在に支持されている。
The
トルコンハウジング5にはオイルポンプ12が収容されており、オイルポンプ12は、例えば、トロコイド式のオイルポンプから構成されている。オイルポンプ12はポンプハウジング12Aを備えており、ポンプハウジング12Aは、図示しないボルトによって隔壁55に固定された第2ポンプハウジング14と、図示しないボルトによって第2ポンプハウジング14に締結された第1ポンプハウジング13とからなる。第1ポンプハウジング13および第2ポンプハウジング14はオイルポンプ12の筐体を構成している。第1ポンプハウジング13と第2ポンプハウジング14との内部にはポンプ室15が形成されており、ポンプ室15には図示しないインナロータおよびアウタロータが設けられている。インナロータは、インペラハブを介してシェル10Bに取付けられており、シェル10Bと一体で回転する。
An
アウタロータは、インナロータの半径方向外方に設けられており、インナロータの回転に伴って回転する。トロコイド式のオイルポンプ12は、アウタロータに形成された内歯とインナロータに形成された外歯とが接触することにより、外歯と内歯との間にオイルを収容する図示しない作動室を形成する。
The outer rotor is provided radially outward of the inner rotor, and rotates with the rotation of the inner rotor. The
エンジン3の動力がフロントカバー10Aを介してインナロータに伝達されると、オイルポンプ12において、インナロータとアウタロータとが一方向に回転する。このとき、作動室の容積増加および容積減少が連続して発生することにより、オイルが作動室に吸入され、作動室からオイルが吐出される。
When the power of the
タービン軸11の後端部には円盤状のフランジ部11Aが形成されており、フランジ部11Aは、タービン軸11の前端部や中央部よりも大径に形成されている。フランジ部11Aには環状のフライホイール16が取付けられている。フライホイール16は摩擦クラッチ17の摩擦係合要素である。したがって、摩擦クラッチ17はタービン軸11に連結されている。フライホイール16は、フロントケース6に収容されている。
A disk-shaped
フロントケース6には摩擦クラッチ17および変速機20が収容されており、摩擦クラッチ17は、フライホイール16に軸方向に対向している。
A
フロントケース6は、摩擦クラッチ17および変速機20を外周側から囲む周壁61と、この周壁61の内部を摩擦クラッチ17が収納されるクラッチ室82と変速機20が収納される変速機室83とに区画する隔壁65と、を有する。
The
リヤケース7は、変速機20を外周側から囲む周壁71と、変速機20の回転軸を支持する隔壁75と、を有する。隔壁75はリヤケース7の後端部に形成されており、出力軸22とカウンタ軸23が貫通する開口が形成されている。エクステンションケース8は、リヤケース7の後端部に取付けられ、出力軸22から駆動力を取り出す開口を有するとともに、変速機室83の内部空間を封止している。
The
摩擦クラッチ17は、入力軸21の軸方向の前端部21aの近傍に取付けられている。入力軸21は、フロントケース6およびリヤケース7に収容されており、軸方向の前端部21aにおいて軸受38Bを介してフランジ部11Aに回転自在に支持され、軸方向の後端部21bにおいて出力軸22に回転自在に支持されている。
The
出力軸22は、入力軸21の軸方向において入力軸21の後方に入力軸21と同軸に配置されている。出力軸22は、リヤケース7の後端部の隔壁75およびエクステンションケース8において軸受38D、38Eをそれぞれ介して回転自在に支持されている。出力軸22は入力軸21に対して相対回転する。
The
摩擦クラッチ17は、入力軸21に一体回転自在、かつ入力軸21の軸方向に移動自在に設けられたクラッチディスク17Aと、クラッチディスク17Aをフライホイール16に押し付けるプレッシャプレート17Bと、プレッシャプレート17Bをフライホイール16側に付勢するダイヤフラムスプリング17Cとを備えている。
The
フロントケース6の隔壁65には、入力軸21が通過する筒状部66が形成されており、筒状部66は、隔壁65の中央付近から入力軸21の軸方向に沿って摩擦クラッチ17側に延びている。すなわち、筒状部66は隔壁65からクラッチ室82側に突出して形成されている。入力軸21は、筒状部66の内周に軸受38Cを介して支持されている。
The
筒状部66の外周部には、摩擦クラッチ17と軸方向に隣接するようにレリーズベアリング18が設けられている。レリーズベアリング18は、入力軸21の軸方向に移動してダイヤフラムスプリング17Cの半径方向内方に接触および離隔する。
A release bearing 18 is provided on the outer peripheral portion of the
レリーズベアリング18は、レリーズレバー19によって入力軸21の軸方向で前方に移動されると、ダイヤフラムスプリング17Cの径方向の内端部を前方に向かって押圧する。これにより、プレッシャプレート17Bの付勢が解除され、クラッチディスク17Aがフライホイール16に押し付けられなくなる。この結果、摩擦クラッチ17が解放され、エンジン3のクランク軸の回転が入力軸21に伝達されなくなる。
When the release bearing 18 is moved forward in the axial direction of the
レリーズベアリング18は、レリーズレバー19によって入力軸21の軸方向に対して後方に移動されると、ダイヤフラムスプリング17Cの径方向の内端部から離れる。このとき、ダイヤフラムスプリング17Cがプレッシャプレート17Bを付勢してクラッチディスク17Aをフライホイール16に押し付けることにより、フライホイール16の回転(トルクコンバータ10を介したエンジン3のクランク軸の回転)を入力軸21に伝達する。このように摩擦クラッチ17は、エンジン3のクランク軸と入力軸21との間で動力伝達状態を伝達状態または遮断状態に切り替える。
When the release bearing 18 is moved rearward in the axial direction of the
フロントケース6およびリヤケース7にはカウンタ軸23が収容されており、カウンタ軸23は、フロントケース6の隔壁65、エクステンションケース8に回転自在に支持されている。カウンタ軸23は、入力軸21および出力軸22に対して平行に延びている。
A
入力軸21には、摩擦クラッチ17側から出力軸22に向かって4速入力ギヤ24A、3速入力ギヤ24B、2速入力ギヤ24C、1速入力ギヤ24Dおよびリバース入力ギヤ24Eが設置されている。
The
4速入力ギヤ24A、3速入力ギヤ24B、2速入力ギヤ24C、1速入力ギヤ24Dおよびリバース入力ギヤ24Eは、入力軸21に相対回転自在に連結されている。
The fourth-
出力軸22の前端部には5速クラッチギヤ22Aが設けられており、5速クラッチギヤ22Aは、出力軸22の外周部に形成されたドグから構成される。
A fifth-
カウンタ軸23には、摩擦クラッチ17側から出力軸22に向かって4速カウンタギヤ26A、3速カウンタギヤ26B、2速カウンタギヤ26C、1速カウンタギヤ26Dおよびカウンタドライブギヤ26Eが設けられている。
The
4速カウンタギヤ26A、3速カウンタギヤ26B、2速カウンタギヤ26C、1速カウンタギヤ26Dおよびカウンタドライブギヤ26Eは、カウンタ軸23に固定されている。
The fourth-
4速カウンタギヤ26A、3速カウンタギヤ26B、2速カウンタギヤ26C、1速カウンタギヤ26Dは、それぞれ同一の変速段を構成する4速入力ギヤ24A、3速入力ギヤ24B、2速入力ギヤ24C、1速入力ギヤ24Dに噛み合っている。
The fourth-
カウンタドライブギヤ26Eは、カウンタドリブンギヤ27に噛み合っており、カウンタドリブンギヤ27は、出力軸22と一体で回転するように出力軸22に固定されている。
The
フロントケース6およびリヤケース7には3速−4速用の同期装置28、1速−2速用の同期装置29およびリバース−5速用の同期装置30が収容されている。
The
3速−4速用の同期装置28は、入力軸21と一体で回転可能で、かつ、入力軸21の軸方向に移動自在に設けられている。3速−4速用の同期装置28は、シフトアンドセレクト軸33が操作されたときに、いずれも図示しない3速−4速用のシフト軸、シフトヨークおよびシフトフォークを介して入力軸21の軸方向に移動される。
The third-speed / fourth-
1速−2速用の同期装置29は、入力軸21と一体で回転可能で、かつ、入力軸21の軸方向に移動自在に設けられている。1速−2速用の同期装置29は、シフトアンドセレクト軸33が操作されたときに、いずれも図示しない1速−2速用のシフト軸、シフトヨークおよびシフトフォークを介して入力軸21の軸方向に移動される。
The first-speed / second-
リバース−5速用の同期装置30は、入力軸21と一体で回転可能で、かつ、入力軸21の軸方向に移動自在に設けられている。リバース−5速用の同期装置30は、シフトアンドセレクト軸33が操作されたときに、いずれも図示しないリバース−5速用のシフト軸、シフトヨークおよびシフトフォークを介して入力軸21の軸方向に移動される。
The
3速−4速用の同期装置28は、中立位置から入力軸21の軸方向の前側に移動することにより、4速入力ギヤ24Aを入力軸21に連結して前進4速段を成立させ、入力軸21の動力を4速入力ギヤ24Aおよび4速カウンタギヤ26Aを介してカウンタ軸23に伝達する。
The third-speed / fourth-
カウンタ軸23に伝達される動力は、カウンタドライブギヤ26Eからカウンタドリブンギヤ27を介して出力軸22に伝達される。出力軸22には図示しないプロペラ軸を介していずれも図示しないディファレンシャル装置、ドライブ軸および駆動後輪が連結されている。
The power transmitted to the
これにより、出力軸22に伝達された動力は、プロペラ軸を介してディファレンシャル装置に伝達された後、ディファレンシャル装置によって左右のドライブ軸に分配され、ドライブ軸から駆動後輪に伝達される。この結果、車両1が走行される。
Thereby, the power transmitted to the
3速−4速用の同期装置28は、中立位置から入力軸21の軸方向の後側に移動することにより、3速入力ギヤ24Bを入力軸21に連結して前進3速段を成立させ、入力軸21の動力を3速入力ギヤ24Bおよび3速カウンタギヤ26Bを介してカウンタ軸23に伝達する。
The third-speed / fourth-
1速−2速用の同期装置29は、中立位置から入力軸21の軸方向の前側に移動することにより、2速入力ギヤ24Cを入力軸21に連結して前進2速段を成立させ、入力軸21の動力を2速入力ギヤ24Cおよび2速カウンタギヤ26Cを介してカウンタ軸23に伝達する。
The first-second-
1速−2速用の同期装置29は、中立位置から入力軸21の軸方向の後側に移動することにより、1速入力ギヤ24Dを入力軸21に連結して前進1速段を成立させ、入力軸21の動力を1速入力ギヤ24Dおよび1速カウンタギヤ26Dを介してカウンタ軸23に伝達する。
The first-gear second-
リバース−5速用の同期装置30は、中立位置から入力軸21の軸方向の前側に移動することにより、リバース入力ギヤ24Eを入力軸21に連結して後進段を成立させ、入力軸21の動力をリバース入力ギヤ24Eから、後述するリバースアイドラギヤ25A(図5参照、第1アイドラギヤ25B、第2アイドラギヤ25C)と、1速カウンタギヤ26Dとを介してカウンタ軸23に伝達する。このとき、カウンタ軸23は、前進時の回転方向と逆方向に回転するので、車両1が後進される。
The reverse
リバース−5速用の同期装置30は、中立位置から入力軸21の軸方向の後側に移動することにより、5速クラッチギヤ22Aを入力軸21に連結して前進5速段を成立させ、入力軸21の動力を出力軸22に直接伝達する。
The reverse fifth
フロントケース6の上部にはシフトケース9が設けられており、シフトアンドセレクト軸33は、シフトケース9の内部に設けられている。シフトアンドセレクト軸33は、入力軸21の延びる方向と直交する車幅方向に延びている。
The shift case 9 is provided above the
シフトアンドセレクト軸33は、シフトケース9に回転自在かつ、軸方向に移動自在に設けられており、その端部に連結されたシフトユニット100によって操作される。
The shift and
フロントケース6の下部にはオイルパン41が取付けられており、オイルパン41の内部には、オイルを貯留するオイル貯留室43が形成されている。オイル貯留室43は、クラッチ室82の下方に配置されている。また、オイルパン41とフロントケース6の下部との間にはバルブボディ42が収容されており、バルブボディ42は、図示しないボルトによってフロントケース6の下部に締結されている。
An
バルブボディ42は、オイルポンプ12によってオイルパン41から吸い上げられたオイルを、トルコンハウジング5の内部を通してトルクコンバータ10に供給する。
The
トルクコンバータ10に供給されるオイルは、トルクコンバータ10の図示しないロックアップクラッチを締結または解放するオイル、あるいは、ポンプインペラからタービンランナに流れるオイルとして用いられる。
The oil supplied to the
また、バルブボディ42は、オイルポンプ12によってオイルパン41から吸い上げられたオイルを、トルコンハウジング5の内部を通して軸受38A等の潤滑が必要な部位に供給する。
Further, the
レリーズレバー19は、自動変速機2の軸方向で、レリーズベアリング18に対して摩擦クラッチ17と反対側に配置されている。すなわち、摩擦クラッチ17はレリーズベアリング18の前方に配置されているのに対し、レリーズレバー19はレリーズベアリング18の後方に配置されている。
The
レリーズレバー19は、前述のシフトユニット100に連結されており、シフトユニット100によって操作される。詳しくは、レリーズレバー19は、フロントケース6の隔壁65に取付けられた支点部材を揺動支点として揺動自在に支持されており、シフトユニット100と連結された側の端部が軸方向の一方に移動すると、レリーズベアリング18側の端部が軸方向の他方に移動する。レリーズレバー19は、本発明におけるレリーズ部材を構成している。
The
詳しくは、レリーズレバー19は、その揺動中心においてフロントケース6の隔壁65に揺動自在に支持されている。レリーズレバー19の一方の揺動端19Aはレリーズベアリング18に連結されており、レリーズレバー19の他方の揺動端19Bはシフトユニット100に連結されている。
More specifically, the
なお、本実施例では、レリーズレバー19の揺動運動によってシフトユニット100の操作力をレリーズベアリング18に伝達しているが、シフトユニット100の操作力をレリーズベアリング18に伝達するレリーズ部材としては、レリーズレバー19に限定されない。例えば、レリーズ部材として、揺動運動することなくシフトユニット100の操作力をレリーズベアリング18に伝達する部材を用いることもできる。
In this embodiment, the operating force of the
図4において、フロントケース6は、オイル貯留室43の上方に、オイル貯留室43に連続してバルブボディ42を収納するバルブボディ室84を有し、クラッチ室82とバルブボディ室84とを区画する天井壁68を有する。天井壁68の後端は隔壁65の下部に連結され、天井壁68の右端は周壁61の右側下部に連結され、天井壁68の左端は後述する縦壁69の下端に連結されている。また、天井壁68の前端は、周壁61の下部に連結されている。
In FIG. 4, the
図4、図5、図6に示すように、本実施例では、自動変速機2は、互いに平行に配置された入力軸21およびカウンタ軸23と、入力軸21と同軸に配置された出力軸22と、を含む変速機20と、変速機20を収納する変速機室83を有する変速機ケース4と、を備えている。
As shown in FIGS. 4, 5, and 6, in the present embodiment, the
さらに、変速機室83内の上部には、変速機20のギヤが掻き上げたオイルを受け止めて潤滑必要部位に導くオイルガター90が設けられている。
Further, an
本実施例では、変速機20は、オイルガター90の直下に、リバースアイドラギヤ25Aが設けられたリバースアイドラ軸25を有している。そして、カウンタ軸23は、車両の走行時に常に回転するように出力軸22との間で相互に動力を伝達しており、リバースアイドラ軸25は、車両の走行時に常に回転するようにカウンタ軸23との間で相互に動力を伝達している。つまり、本実施例では、出力軸22は車両の走行時に常に回転するように構成されており、リバースアイドラ軸25は、出力軸22が回転する時に、常に回転するようにカウンタ軸23を介して出力軸22と噛み合っている。
In this embodiment, the
図5に示すように、リバースアイドラ軸25は、その前端がフロントケース6の隔壁65、後端がリヤケース7の隔壁75に軸受を介して回転自在に軸支されている。詳細には、リバースアイドラ軸25の前端は、軸受25Dを介して、フロントケース6の隔壁65から後方に膨出する膨出部65Aの後面(後方に向いた縦壁)に形成された軸受保持部に、軸受25Dを介して軸支されている。リバースアイドラ軸25の後端は、リヤケース7の隔壁75に形成された軸受保持部に軸受25Eを介して軸支されている。膨出部65Aは、軸方向でフロントケース6とリヤケース7の合わせ面付近まで、隔壁65から後方に膨出している。また、リバースアイドラギヤ25Aは、カウンタ軸23に配置されたギヤ(1速カウンタギヤ26D)に噛み合う第1アイドラギヤ25Bと、入力軸21に配置されたギヤ(リバース入力ギヤ24E)に噛み合う第2アイドラギヤ25Cとで構成されている。
As shown in FIG. 5, the
すなわち、リバースアイドラギヤ25Aは第1アイドラギヤ25Bおよび第2アイドラギヤ25Cの総称である。第1アイドラギヤ25Bと第2アイドラギヤ25Cとは、リバースアイドラ軸25に、軸方向に隣り合って固定されている。さらに、第2アイドラギヤ25Cは第1アイドラギヤ25Bよりも大径に形成されているので、第2アイドラギヤ25Cの外周縁は、1速カウンタギヤ26Dの外周縁と軸方向から見て重なるように配置されている。つまり、1速カウンタギヤ26Dと第1アイドラギヤ25Bの噛み合い箇所の後方に第2アイドラギヤ25Cの外周縁が位置することになる。なお、図5はリバースアイドラギヤ25Aの軸心を通る鉛直断面のため、図5ではカウンタ軸23のギヤ26B、26C、26Dはその一部だけとなっている。
That is, the
変速機ケース4は、変速機20を外周側から囲む周壁61、71を有している。周壁61、71の側方には、周壁61、71に近接してオイルガター90が配置されている。図5に示すように、オイルガター90は、リバースアイドラ軸25に沿って前後方向に長く形成されている。オイルガター90の底面に関し、リバースアイドラギヤ25Aの上方となる底面が、前方の位置の底面よりも高い位置となっている。つまり、干渉が問題となるリバースアイドラギヤ25Aの上方位置の底面は、リバースアイドラギヤ25Aとの隙間を確保しつつ、リバースアイドラギヤ25Aによって飛散するオイルを受けられるようにより接近した高さに設定されている。そして、リバースアイドラギヤ25Aが存在しない前部は、リバースアイドラギヤ25Aの上方位置よりも低い位置に底面が設定されて、オイルガター90の内部空間を拡大してオイルの容量を増やすとともに、オイルの前方への流れを発生させている。
The
また、図6に示すように、オイルガター90は、周壁61とは反対側の側方(左側)にオイルを受けるオイル受け部91を有している。オイル受け部91は、オイルガター90の左側の壁の上端から左に延び、入力軸21の上方にまで延びている。詳細には、オイル受け部91は、入力軸21の上方に配置されたシフト軸の上方に配置され、オイルガター90から左斜め上方に延びるように形成されている。そして、オイル受け部91は、変速機室83内を飛散するオイルを受け止めてオイルガター90に導くとともに、リバースアイドラギヤ25Aによって掻き揚げられたオイルであってオイルガター90を飛び越えたオイルを捕集する。
As shown in FIG. 6, the
オイルガター90は、リバースアイドラ軸25の前側の軸受25Dにオイルを供給すべくオイルを膨出部65Aの上面65Bに滴下させている。図5に示すように、上面65Bが後ろ下がりに形成されているので、上面65Bに滴下したオイルは、軸受25Dに向かって流れ、軸受25Dの軸受保持部に形成されたオイル導入部65Cに流れ込んで軸受25Dに達する。なお、膨出部65Aの上面65Bには、オイル導入部65Cにオイルを導くように、オイルの流れを案内する溝が形成されている。オイルガター90は、オイルキャッチタンクの機能も有しており、変速機室83内の余剰なオイルを貯留するようになっている。変速機の撹拌抵抗を低減でき、車両の燃費性能を向上させることができる。
The
図6に示すように、車両の後方から見て、カウンタ軸23は入力軸21および出力軸22の下方やや右側に配置されている。また、リバースアイドラ軸25は、入力軸21および出力軸22とほぼ同等の高さの位置であって変速機室83内の右寄りに配置されている。そして、オイルガター90は、変速機室83内の右上方で周壁61、71寄りに配置され、リバースアイドラ軸25の上方やや左側に配置されている。
As shown in FIG. 6, the
なお、図6に示すように、本実施例での各軸の前進時の回転方向は、入力軸21は反時計回り(左回り)、カウンタ軸23は時計回り(右回り)、リバースアイドラ軸25は反時計回り(左回り)となっている。
As shown in FIG. 6, in the present embodiment, the rotation direction of each shaft at the time of forward movement is such that the
後進段の動力伝達経路は、入力軸21、同期装置30、リバース入力ギヤ24E、第2アイドラギヤ25C、第1アイドラギヤ25B、1速カウンタギヤ26D、カウンタドライブギヤ26E、カウンタドリブンギヤ27、出力軸22である。
The power transmission path of the reverse stage includes the
カウンタ軸23の1速カウンタギヤ26Dは、カウンタ軸23上の変速ギヤのうち最も大径のギヤであり、他の変速ギヤよりも後方に配置されている。このため、変速機室83の底部に溜まったオイルを掻き上げやすく、多量のオイルをリバースアイドラ軸25の周りに供給することができる。図6を参照して説明すると、本実施例で前進時、1速カウンタギヤ26Dは、多量のオイルを伴い時計回り(右回り)に回転する。1速カウンタギヤ26Dは第1アイドラギヤ25Bよりも先に1速入力ギヤ24Dと噛み合っており、歯面のオイルは1速入力ギヤ24Dとの噛み合いにて軸方向(前後方向)に流れ出してしまう。しかし、第1アイドラギヤ25Bは小径の為、その噛み合い部分の前後には同期装置29とリバース入力ギヤ24Eが存在し、軸方向(前後方向)に流れ出したオイルは同期装置29とリバース入力ギヤ24Eに案内されてリバースアイドラギヤ25Aに到達することができる。
The first-
第2アイドラギヤ25Cは、第1アイドラギヤ25Bよりも大径に形成されており、第1アイドラギヤ25Bよりも後方で近接した位置に配置されているので、1速カウンタギヤ26Dによって供給されるオイルをより多く受け取ることができる。さらに、第2アイドラギヤ25Cは、その外周が変速機ケース4の周壁61に近接していることと、図5に示すように、周壁61が第2アイドラギヤ25Cの外周に向かって下方となるように斜面に形成されているので、1速カウンタギヤ26Dによって供給されるオイルをより多く掻き上げることができる。図6において、リバースアイドラ軸25は、車両の前進時に反時計回り(左回り)となっており、リバースアイドラギヤ25Aによって周壁71に沿って上方に向かって流れるオイル流れを形成することができる。このオイル流れは、オイルガター90の右側の壁と周壁71に案内されてオイルガター90の右側の壁と周壁71の間を通過して、オイルガター90の上方に到達する。オイルガター90の上方に位置する変速機ケース4の内面が、オイルを案内する周壁71から屈曲して略水平に形成されていることから、この部分にてオイルの流れが滞り、滞留したオイルは下方のオイルガター90やオイル受け部91に落下して、オイルガター90の内部に供給される。
The second idler gear 25C is formed to have a larger diameter than the
次に、上記のように構成された自動変速機2の効果を説明する。
Next, effects of the
本実施例では、変速機20は、互いに平行に配置された入力軸21およびカウンタ軸23と、入力軸21と同軸に配置された出力軸22と、を含んでいる。変速機ケース4は、変速機20を収納する変速機室83を有している。変速機室83内の上部には、変速機20のギヤが掻き上げたオイルを受け止めて潤滑必要部位に導くオイルガター90が設けられている。
In this embodiment, the
そして、変速機20は、オイルガター90の直下に、リバースアイドラギヤ25Aが設けられたリバースアイドラ軸25を有している。
The
これにより、オイルガター90の直下にリバースアイドラギヤ25Aを配置したので、リバースアイドラギヤ25Aの回転により飛散するオイルをオイルガター90で受け止めることができ、受け止めたオイルをリバースアイドラ軸25の軸受や再びリバースアイドラギヤ25Aに供給できるので、リバースアイドラギヤ25Aの潤滑性能を向上させることができる。この結果、オイルポンプを設けることなく潤滑性能を向上させることができる。
Thus, since the
また、本実施例では、カウンタ軸23は、車両の走行時に常に回転するように出力軸22との間で相互に動力を伝達しており、リバースアイドラ軸25は、車両1の走行時に常に回転するようにカウンタ軸23との間で相互に動力を伝達している。
Further, in the present embodiment, the
これにより、リバースアイドラ軸25のリバースアイドラギヤ25Aが回転する機会が増え、より多くのオイルをオイルガター90に供給することができ、潤滑性能を向上させることができる。特に、後退走行中だけでなく前進走行時にも回転するリバースアイドラ軸25では、潤滑性能を向上させることは重要である。
This increases the chance that the
リバースアイドラギヤ25Aは、カウンタ軸23に配置されたギヤに噛み合う第1アイドラギヤ25Bと、入力軸21に配置されたギヤに噛み合う第2アイドラギヤ25Cとで構成されている。第1アイドラギヤ25Bと第2アイドラギヤ25Cとは、リバースアイドラ軸25に、軸方方向に隣り合って固定されている。
The
これにより、隣り合う第1アイドラギヤ25Bと第2アイドラギヤ25Cとが回転することにより、より多くのオイルを掻き上げてオイルガター90に供給することができ、潤滑性能を向上させることができる。
Thus, by rotating the adjacent
変速機ケース4は、変速機20を外周側から囲む周壁61、71を有し、周壁61、71の側方に近接してオイルガター90が配置されている。そして、オイルガター90は、周壁61、71とは反対側の側方にオイルを受けるオイル受け部91を有する。
The
これにより、オイルガター90は、周壁61側からオイルガター90の上方を通過したオイルを、オイル受け部91により受け止めて取り込むことができる。このため、より多くのオイルをオイルガター90に供給することができ、潤滑性能を向上させることができる。
Thus, the
本発明の実施例を開示したが、当業者によっては本発明の範囲を逸脱することなく変更が加えられうることは明白である。すべてのこのような修正及び等価物が次の請求項に含まれることが意図されている。 While embodiments of the present invention have been disclosed, it will be apparent that modifications may be made by those skilled in the art without departing from the scope of the invention. All such modifications and equivalents are intended to be included in the following claims.
2...自動変速機、4...変速機ケース、20...変速機、21...入力軸、22...出力軸、23...カウンタ軸、25...リバースアイドラ軸、25A...リバースアイドラギヤ、25B...第1アイドラギヤ、25C...第2アイドラギヤ、61...周壁、83...変速機室、90...オイルガター、91...オイル受け部 2 ... automatic transmission, 4 ... transmission case, 20 ... transmission, 21 ... input shaft, 22 ... output shaft, 23 ... counter shaft, 25 ... reverse idler Shaft, 25A ... reverse idler gear, 25B ... first idler gear, 25C ... second idler gear, 61 ... peripheral wall, 83 ... transmission room, 90 ... oil gutter, 91 ... Oil receiver
Claims (4)
前記変速機を収納する変速機室を有する変速機ケースと、を備え、
前記変速機室内の上部に、前記変速機のギヤが掻き上げたオイルを受け止めて潤滑必要部位に導くオイルガターが設けられた自動変速機であって、
前記変速機は、前記オイルガターの直下に、リバースアイドラギヤが設けられたリバースアイドラ軸を有することを特徴とする自動変速機。 A transmission including an input shaft and a counter shaft arranged in parallel with each other, and an output shaft arranged coaxially with the input shaft;
A transmission case having a transmission room for housing the transmission,
An automatic transmission in which an oil gutter is provided at an upper portion of the transmission chamber to receive oil scooped up by gears of the transmission and guide the oil to a portion requiring lubrication,
The automatic transmission according to claim 1, wherein the transmission has a reverse idler shaft provided with a reverse idler gear immediately below the oil gutter.
前記リバースアイドラ軸は、車両の走行時に常に回転するように前記カウンタ軸との間で相互に動力を伝達していることを特徴とする請求項1に記載の自動変速機。 The counter shaft is mutually transmitting power between the output shaft and the output shaft so that the counter shaft always rotates during traveling of the vehicle,
2. The automatic transmission according to claim 1, wherein the reverse idler shaft transmits power to and from the counter shaft such that the reverse idler shaft always rotates during traveling of the vehicle. 3.
前記カウンタ軸に配置されたギヤに噛み合う第1アイドラギヤと、
前記入力軸に配置されたギヤに噛み合う第2アイドラギヤとで構成され、
前記第1アイドラギヤと前記第2アイドラギヤとは、前記リバースアイドラ軸に軸方向に隣り合って固定されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の自動変速機。 The reverse idler gear,
A first idler gear meshing with a gear disposed on the counter shaft;
A second idler gear meshing with a gear disposed on the input shaft,
3. The automatic transmission according to claim 1, wherein the first idler gear and the second idler gear are fixed adjacent to the reverse idler shaft in an axial direction. 4.
前記周壁の側方に近接して前記オイルガターが配置され、
前記オイルガターは、前記周壁とは反対側の側方にオイルを受けるオイル受け部を有することを特徴とする請求項1から請求項3の何れか1項に記載の自動変速機。 The transmission case has a peripheral wall surrounding the transmission from an outer peripheral side,
The oil gutter is arranged near the side of the peripheral wall,
4. The automatic transmission according to claim 1, wherein the oil gutter has an oil receiving portion that receives oil on a side opposite to the peripheral wall. 5.
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