JP2019537598A - 2−多置換芳香族環−ピリミジン系誘導体及びその調製と医学的用途 - Google Patents
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Abstract
Description
環Aは、置換または無置換の1〜3個のO、N及びSから選択されるものを含む五員または六員の複素環芳香基であり、前記置換の置換基は下記式に示されるもの及びR5基から選択され、
Bは、下記式に示されるものから選択され、
R1は、ハロゲン原子、C1−6アルキル基、ハロゲン化C1−6アルキル基、C3−6シクロアルキル基、ハロゲン化C3−6シクロアルキル基、C1−6アルコキシ基、ハロゲン化C1−6アルコキシ基、C2−6アルケニル基、C2−6ヒドロキシ基置換のアルケニル基、C2−6アルキニル基、C2−6ヒドロキシ基置換のアルキニル基、無置換または置換の五員または六員の芳香環または芳香族複素環から選択され、前記芳香族複素環は、O、N及びSから選択される1〜3個のヘテロ原子を含み、置換は、単置換、二重置換または三重置換であり、前記の置換基は、Raから選択され、好ましくは、前記芳香基または複素環芳香基は、ベンゼン環、フラン、チオフェン、ピラゾール、チアゾール、ピリミジンから選択され、
Raは、H、ハロゲン、ニトロ基、シアノ基、C1−3アルキル基、ハロゲン化C1−3アルキル基、−C(=O)ORb、−C(=O)NHRb、−NHRb、−ORb、−NHCORbから任意に選択され、Rbは、H、C1−3アルキル基、ハロゲン化C1−3アルキル基、C1−3アルコキシ基、ハロゲン化C1−3アルコキシ基、C1−7アルキルアミン基から任意に選択され、
R2は、H、−NHRc、−N(Rc)2、−ORc、−SRcから選択され、Rcは、C1−7アルキル基、ハロゲン化C1−7アルキル基、C1−7ヒドロキシアルキル基、C1−7アミンアルキル基から選択され、
R3は、ハロゲン、ニトロ基、シアノ基、C1−3アルキル基、ハロゲン化C1−3アルキル基、C1−3アルコキシ基、ハロゲン化C1−3アルコキシ基、C1−3アルキルアミノ基、ハロゲン化C1−3アルキルアミノ基から選択され、
L1は、O、S、NHから選択されるかまたは欠失され、
m=0〜2であり、
R4は、C1−7アルキル基、ハロゲン化C1−7アルキル基、ヒドロキシ置換のC1−7アルキル基、C1−7アルキルアミノ基、ハロゲン化C1−7アルキルアミノ基、C1−7アルコキシ基、ハロゲン化C1−7アルコキシ基、五員〜八員の含窒素脂肪族複素環から選択され、
R5は、ハロゲン、ニトロ基、シアノ基、トリフルオロメチル基、C1−3アルキル基、C1−3アルコキシ基、アミド基、置換アルキルアミド基から選択される。]
W、X、Y及びZは同じまたは異なって、それぞれ独立してN、C及びOから選択され、
Bは、下記式に示されるものから選択され、
R1は、ハロゲン原子、C1−6アルキル基、ハロゲン化C1−6アルキル基、C3−6シクロアルキル基、ハロゲン化C3−6シクロアルキル基、C1−6アルコキシ基、ハロゲン化C1−6アルコキシ基、C2−6アルケニル基、C2−6ヒドロキシ基置換のアルケニル基、C2−6アルキニル基、C2−6ヒドロキシ基置換のアルキニル基、無置換または置換の五員または六員の芳香環または芳香族複素環から選択され、前記芳香族複素環は、O、N及びSから選択される1〜3個のヘテロ原子を含み、置換は、単置換、二重置換または三重置換であり、前記の置換基は、Ra基から選択され、
Raは、H、ハロゲン、ニトロ基、シアノ基、C1−3アルキル基、ハロゲン化C1−3アルキル基、−C(=O)ORb、−C(=O)NHRb、−NHRb、−ORb、−NHCORbから任意に選択され、Rbは、H、C1−3アルキル基、ハロゲン化C1−3アルキル基、C1−3アルコキシ基、ハロゲン化C1−3アルコキシ基、C1−7アルキルアミン基から任意に選択され、
R2は、H、−NHRc、−N(Rc)2、−ORc、−SRcから選択され、Rcは、C1−7アルキル基、ハロゲン化C1−7アルキル基、C1−7ヒドロキシアルキル基、C1−7アルキルアミン基、C1−7アルコキシ基から選択され、
R3は、ハロゲン、ニトロ基、シアノ基、C1−3アルキル基、ハロゲン化C1−3アルキル基、C1−3アルコキシ基、ハロゲン化C1−3アルコキシ基、C1−3アルキルアミノ基、ハロゲン化C1−3アルキルアミノ基から選択され、
L1は、O、S、NHから選択されるかまたは欠失され、
m=0〜2であり、
R4は、H、C1−7アルキル基、ハロゲン化C1−7アルキル基、ヒドロキシ置換のC1−7アルキル基、C1−7アルキルアミノ基、ハロゲン化C1−7アルキルアミノ基、C1−7アルコキシ基、ハロゲン化C1−7アルコキシ基、五員〜八員の含窒素脂肪族複素環から選択され、
R5は、ハロゲン、ニトロ基、シアノ基、トリフルオロメチル基、C1−3アルキル基、C1−3アルコキシ基、アミド基、置換アルキルアミド基から選択される。]
W、X、Y及びZは同じまたは異なって、それぞれ独立してNまたはCから選択され、
Bは、下記式に示されるものから選択され、
R1は、ハロゲン原子、C1−6アルキル基、ハロゲン化C1−6アルキル基、C3−6シクロアルキル基、ハロゲン化C3−6シクロアルキル基、C1−6アルコキシ基、ハロゲン化C1−6アルコキシ基、C2−6アルケニル基、C2−6ヒドロキシ基置換のアルケニル基、C2−6アルキニル基、C2−6ヒドロキシ基置換のアルキニル基、無置換または置換の五員または六員の芳香環または芳香族複素環から選択され、前記芳香族複素環は、O、N及びSから選択される1〜3個のヘテロ原子を含み、置換は、単置換、二重置換または三重置換であり、前記の置換基は、Ra基から選択され、
Raは、H、ハロゲン、ニトロ基、シアノ基、C1−3アルキル基、ハロゲン化C1−3アルキル基、−C(=O)ORb、−C(=O)NHRb、−NHRb、−ORb、−NHCORbから任意に選択され、Rbは、H、C1−3アルキル基、ハロゲン化C1−3アルキル基、C1−3アルコキシ基、ハロゲン化C1−3アルコキシ基、C1−7アルキルアミン基から任意に選択され、
R2は、H、−NHRc、−N(Rc)2、−ORc、−SRcから選択され、Rcは、C1−7アルキル基、C1−7ヒドロキシアルキル基、C1−7アルキルアミン基から選択され、
R3は、ハロゲン、ニトロ基、シアノ基、C1−3アルキル基、ハロゲン化C1−3アルキル基、C1−3アルコキシ基、ハロゲン化C1−3アルコキシ基、C1−3アルキルアミノ基、ハロゲン化C1−3アルキルアミノ基から選択され、
L1は、O、S、NHから選択されるかまたは欠失され、
m=0〜2であり、
R4は、H、C1−7アルキル基、ハロゲン化C1−7アルキル基、ヒドロキシ置換のC1−7アルキル基、C1−7アルキルアミノ基、ハロゲン化C1−7アルキルアミノ基、C1−7アルコキシ基、ハロゲン化C1−7アルコキシ基、五員〜八員の含窒素脂肪族複素環から選択され、
R5は、ハロゲン、ニトロ基、シアノ基、トリフルオロメチル基、C1−3アルキル基、C1−3アルコキシ基、アミド基、置換アルキルアミド基から選択される。]
W、X、Y及びZは同じまたは異なって、それぞれ独立してN、C及びOから選択され、
R1は、ハロゲン原子、C1−6アルキル基、ハロゲン化C1−6アルキル基、C3−6シクロアルキル基、ハロゲン化C3−6シクロアルキル基、C1−6アルコキシ基、ハロゲン化C1−6アルコキシ基、C2−6アルケニル基、C2−6ヒドロキシ基置換のアルケニル基、C2−6アルキニル基、C2−6ヒドロキシ基置換のアルキニル基、無置換または置換の五員または六員の芳香環または芳香族複素環から選択され、前記芳香族複素環は、O、N及びSから選択される1〜3個のヘテロ原子を含み、置換は、単置換、二重置換または三重置換であり、前記の置換基は、Ra基から選択され、
Raは、H、ハロゲン、ニトロ基、シアノ基、C1−3アルキル基、ハロゲン化C1−3アルキル基、−C(=O)ORb、−C(=O)NHRb、−NHRb、−ORb、−NHCORbから任意に選択され、Rbは、H、C1−3アルキル基、ハロゲン化C1−3アルキル基、C1−3アルコキシ基、ハロゲン化C1−3アルコキシ基、C1−7アルキルアミン基から任意に選択され、
R2は、H、−NHRc、−N(Rc)2、−ORc、−SRcから選択され、Rcは、C1−7アルキル基、C1−7ヒドロキシアルキル基、C1−7アミンアルキル基から選択され、
R3は、ハロゲン、ニトロ基、シアノ基、C1−3アルキル基、ハロゲン化C1−3アルキル基、C1−3アルコキシ基、ハロゲン化C1−3アルコキシ基、C1−3アルキルアミノ基、ハロゲン化C1−3アルキルアミノ基から選択され、
L1は、O、S、NHから選択されるかまたは欠失され、
m=0〜2であり、
R4は、H、C1−7アルキル基、ハロゲン化C1−7アルキル基、ヒドロキシ置換のC1−7アルキル基、C1−7アルキルアミノ基、ハロゲン化C1−7アルキルアミノ基、C1−7アルコキシ基、ハロゲン化C1−7アルコキシ基、五員〜八員の含窒素脂肪族複素環から選択され、
R5は、ハロゲン、ニトロ基、シアノ基、トリフルオロメチル基、C1−3アルキル基、C1−3アルコキシ基、アミド基、置換アルキルアミド基から選択される。]
N4−メチル−5−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−N2−(1−メチル−5−(ピペリジン−4−オキシ)ピラゾール−3−イル)−2,4−ジアミノピリミジン、
N4−メチル−5−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−N2−(3−(ピペリジン−4−オキシ)イソキサゾール−5−イル)−2,4−ジアミノピリミジン、
N4−メチル−5−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−N2−(1−メチル−2−(ピペリジン−4−オキシ)イミダゾール−4−イル)−2,4−ジアミノピリミジン、
N4−メチル−5−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−N2−(2−(ピペリジン−4−オキシ)イソチアゾール−5−イル)−2,4−ジアミノピリミジン、
N4−メチル−5−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−N2−(2−(ピペリジン−4−オキシ)−4,5−2H−オキサゾリン−5−イル)−2,4−ジアミノピリミジン、
N4−メチル−5−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−N2−(2−(ピペリジン−4−オキシ)チアゾール−5−イル)−2,4−ジアミノピリミジンから選択される。
W、X、Y及びZは同じまたは異なって、それぞれ独立してNまたはCから選択され、
R1は、ハロゲン原子、C1−6アルキル基、ハロゲン化C1−6アルキル基、C3−6シクロアルキル基、ハロゲン化C3−6シクロアルキル基、C1−6アルコキシ基、ハロゲン化C1−6アルコキシ基、C2−6アルケニル基、C2−6ヒドロキシ基置換のアルケニル基、C2−6アルキニル基、C2−6ヒドロキシ基置換のアルキニル基、無置換または置換の五員または六員の芳香環または芳香族複素環から選択され、前記芳香族複素環は、O、N及びSから選択される1〜3個のヘテロ原子を含み、置換は、単置換、二重置換または三重置換であり、前記の置換基は、Ra基から選択され、
Raは、H、ハロゲン、ニトロ基、シアノ基、C1−3アルキル基、ハロゲン化C1−3アルキル基、−C(=O)ORb、−C(=O)NHRb、−NHRb、−ORb、−NHCORbから任意に選択され、Rbは、H、C1−3アルキル基、ハロゲン化C1−3アルキル基、C1−3アルコキシ基、ハロゲン化C1−3アルコキシ基、C1−7アルキルアミン基から任意に選択され、
R2は、H、−NHRc、−N(Rc)2、−ORc、−SRcから選択され、Rcは、C1−7アルキル基、C1−7ヒドロキシアルキル基、C1−7アミンアルキル基から選択され、
R3は、ハロゲン、ニトロ基、シアノ基、C1−3アルキル基、ハロゲン化C1−3アルキル基、C1−3アルコキシ基、ハロゲン化C1−3アルコキシ基、C1−3アルキルアミノ基、ハロゲン化C1−3アルキルアミノ基から選択され、
L1は、O、S、NHから選択されまたは欠失され、
m=0〜2であり、
R4は、H、C1−7アルキル基、ハロゲン化C1−7アルキル基、ヒドロキシ置換のC1−7アルキル基、C1−7アルキルアミノ基、ハロゲン化C1−7アルキルアミノ基、C1−7アルコキシ基、ハロゲン化C1−7アルコキシ基、5員〜8員の含窒素脂肪族複素環から選択され、
R5は、ハロゲン、ニトロ基、シアノ基、トリフルオロメチル基、C1−3アルキル基、C1−3アルコキシ基、アミド基、置換アルキルアミド基から選択される。]
5−フェニル−N−(2−シアノ−3−(ピペリジン−3−オキシ)ピリジン−5−イル)−2−アミノピリミジン、
5−(3−フルオロフェニル)−N−(2−シアノ−3−(ピペリジン−3−オキシ)ピリジン−5−イル)−2−アミノピリミジン、
5−(4−フルオロフェニル)−N−(2−シアノ−3−(ピペリジン−3−オキシ)ピリジン−5−イル)−2−アミノピリミジン、
5−(3−メトキシフェニル)−N−(2−シアノ−3−(ピペリジン−3−オキシ)ピリジン−5−イル)−2−アミノピリミジン、
5−(4−メトキシフェニル)−N−(2−シアノ−3−(ピペリジン−3−オキシ)ピリジン−5−イル)−2−アミノピリミジン、
5−(ピリジン−3−イル)−N−(2−シアノ−3−(ピペリジン−3−オキシ)ピリジン−5−イル)−2−アミノピリミジン、
5−(ピリジン−4−イル)−N−(2−シアノ−3−(ピペリジン−3−オキシ)ピリジン−5−イル)−2−アミノピリミジン、
5−(チオフェン−2−イル)−N−(2−シアノ−3−(ピペリジン−3−オキシ)ピリジン−5−イル)−2−アミノピリミジン、
5−(フラン−2−イル)−N−(2−シアノ−3−(ピペリジン−3−オキシ)ピリジン−5−イル)−2−アミノピリミジン、
5−トリフルオロメチル−N−(2−シアノ−3−(ピペリジン−3−オキシ)ピリジン−5−イル)−2−アミノピリミジン、
(R)−5−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−N−(2−シアノ−3−(ピペリジン−3−オキシ)ピリジン−5−イル)−2−アミノピリミジン、
(S)−5−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−N−(2−シアノ−3−(ピペリジン−3−オキシ)ピリジン−5−イル)−2−アミノピリミジン、
4−メトキシ−5−(3−フルオロフェニル)−N−(2−シアノ−3−(ピペリジン−4−メチル)オキシピリジン−5−イル)−2−アミノピリミジン、
4−メトキシ−5−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−N−(2−シアノ−3−(ピペリジン−4−メチル)オキシピリジン−5−イル)−2−アミノピリミジン、
4−メトキシ−5−(3−フルオロフェニル)−N−(2−シアノ−3−(2−ジメチルアミノエトキシ)ピリジン−5−イル)−2−アミノピリミジン、
4−メトキシ−5−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−N−(2−シアノ−3−(2−ジメチルアミノエトキシ)ピリジン−5−イル)−2−アミノピリミジン、
4−メトキシ−5−トリフルオロメチル−N−(2−シアノ−3−(ピペリジン−4−メチル)オキシピリジン−5−イル)−2−アミノピリミジン、
N4−メチル−5−フェニル−N2−(2−シアノ−3−(ピペリジン−3−オキシ)ピリジン−5−イル)−2,4−ジアミノピリミジン、
N4−メチル−5−(3−フルオロフェニル)−N2−(2−シアノ−3−(ピペリジン−3−オキシ)ピリジン−5−イル)−2,4−ジアミノピリミジン、
N4−メチル−5−(4−フルオロフェニル)−N2−(2−シアノ−3−(ピペリジン−3−オキシ)ピリジン−5−イル)−2,4−ジアミノピリミジン、
N4−メチル−5−(2−フルオロフェニル)−N2−(2−シアノ−3−(ピペリジン−3−オキシ)ピリジン−5−イル)−2,4−ジアミノピリミジン、
N4−メチル−5−(3−メトキシフェニル)−N2−(2−シアノ−3−(ピペリジン−3−オキシ)ピリジン−5−イル)−2,4−ジアミノピリミジン、
N4−メチル−5−(4−メトキシフェニル)−N2−(2−シアノ−3−(ピペリジン−3−オキシ)ピリジン−5−イル)−2,4−ジアミノピリミジン、
N4−メチル−5−(2,4−ジメトキシフェニル)−N2−(2−シアノ−3−(ピペリジン−3−オキシ)ピリジン−5−イル)−2,4−ジアミノピリミジン、
N4−メチル−5−(ピリジン−3−イル)−N2−(2−シアノ−3−(ピペリジン−3−オキシ)ピリジン−5−イル)−2,4−ジアミノピリミジン、
N4−メチル−5−(ピリジン−4−イル)−N2−(2−シアノ−3−(ピペリジン−3−オキシ)ピリジン−5−イル)−2,4−ジアミノピリミジン、
N4−メチル−5−(チオフェン−2−イル)−N2−(2−シアノ−3−(ピペリジン−3−オキシ)ピリジン−5−イル)−2,4−ジアミノピリミジン、
N4−メチル−5−(フラン−2−イル)−N2−(2−シアノ−3−(ピペリジン−3−オキシ)ピリジン−5−イル)−2,4−ジアミノピリミジン、
N4−メチル−5−(5−クロロ−フラン−2−イル)−N2−(2−シアノ−3−(ピペリジン−3−オキシ)ピリジン−5−イル)−2,4−ジアミノピリミジン、
N4−メチル−5−(5−メトキシカルボニルチオフェン−2−イル)−N2−(2−シアノ−3−(ピペリジン−3−オキシ)ピリジン−5−イル)−2,4−ジアミノピリミジン、
N4−メチル−5−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−N2−(2−シアノ−3−(ピペリジン−3−オキシ)ピリジン−5−イル)−2,4−ジアミノピリミジン、
N4−メチル−5−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)−N2−(2−シアノ−3−(ピペリジン−3−オキシ)ピリジン−5−イル)−2,4−ジアミノピリミジン、
N4−メチル−5−トリフルオロメチル−N2−(2−シアノ−3−(ピペリジン−3−オキシ)ピリジン−5−イル)−2,4−ジアミノピリミジン、
N4−メチル−5−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−N2−(2−シアノ−3−(ピペリジン−4−メチル)オキシピリジン−5−イル)−2,4−ジアミノピリミジン、
(R)−N4−メチル−5−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−N2−(2−シアノ−3−(ピペリジン−3−オキシ)ピリジン−5−イル)−2,4−ジアミノピリミジン、
(S)−N4−メチル−5−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−N2−(2−シアノ−3−(ピペリジン−3−オキシ)ピリジン−5−イル)−2,4−ジアミノピリミジン、
(R)−N4−メチル−5−トリフルオロメチル−N2−(2−シアノ−3−(ピペリジン−3−オキシ)ピリジン−5−イル)−2,4−ジアミノピリミジン、
(S)−N4−メチル−5−トリフルオロメチル−N2−(2−シアノ−3−(ピペリジン−3−オキシ)ピリジン−5−イル)−2,4−ジアミノピリミジン、
(R)−N4−メチル−5−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−N2−(2−シアノ−3−(ピロール−3−オキシ)ピリジン−5−イル)−2,4−ジアミノピリミジン、
(S)−N4−メチル−5−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−N2−(2−シアノ−3−(ピロール−3−オキシ)ピリジン−5−イル))−2,4−ジアミノピリミジン、
N4−メチル−5−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−N2−(2−シアノ−3−(ピペリジン−4−オキシ)ピリジン−5−イル)−2,4−ジアミノピリミジン、
N4−メチル−5−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−N2−(2−シアノ−3−(2−ジメチルアミノエトキシ)ピリジン−5−イル)−2,4−ジアミノピリミジン、
(R)−N4−メチル−5−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−N2−(2−シアノ−3−(1−ジメチルアミノプロピル−2−オキシ)ピリジン−5−イル)−2,4−ジアミノピリミジン、
(S)−N4−メチル−5−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−N2−(2−シアノ−3−(1−ジメチルアミノプロピル−2−オキシ)ピリジン−5−イル)−2,4−ジアミノピリミジン、
N4−メチル−5−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−N2−(2−シアノ−3−(N−メチルピペリジン−4−オキシ)ピリジン−5−イル)−2,4−ジアミノピリミジン、
N4−メチル−5−トリフルオロメチル−N2−(2−シアノ−3−(N−メチルピペリジン−4−オキシ)ピリジン−5−イル)−2,4−ジアミノピリミジン、
N4−メチル−5−(4−メチルチアゾール−2−イル)−N2−(2−シアノ−3−(ピペリジン−3−オキシ)ピリジン−5−イル)−2,4−ジアミノピリミジンから選択される、及び前記化合物の薬学的に許容可能な塩または溶媒和物である。
<方法1>:
(1)5−ブロモ−2−置換−3−ニトロピリジン(または5−ブロモ−2−シアノ−3−ニトロピリジン)は、塩基性条件下(NaH存在の条件下)で、異なる脂肪族アルコールとの置換反応によって異なる置換のピリジンフラグメントが得る;
(2)5−ブロモ−2,4−ジクロロピリミジンを出発材料として、順次にメチルエーテル化またはメチルアミン化及びアンモニア化を経て5−ブロモ−2,4−二置換ピリミジンを得るか、または、2−アミノピリミジンを原料として臭素化を経て5−ブロモ−2−アミノピリミジンを得、まず、鈴木カップリングを経て、次に、前記ピリジンフラグメントとパラジウム触媒のBuchwald−Hartwigクロスカップリング反応を発生させ、最後に、Boc保護基を脱離させ標的化合物を得るか、または、まず、2−アミノピリミジン中間体を採用し置換の5−ブロモピリジンとBuchwald−Hartwigクロスカップリングさせ、次に、鈴木カップリング反応を経て、酸性条件下でBoc保護基を脱離させ標的分子が得ることもできる; 以下の合成経路に従って化合物1−6を調製する:
(1)5−ブロモ−2−シアノ−3−ニトロピリジンは塩基性条件下(NaH存在の条件下)で、異なる脂肪族アルコールとの置換反応によって異なる置換のピリジンフラグメントが得る;
(2)2,4−ジクロロ−5−トリフルオロメチルピリミジンを出発材料として、順次にメチルエーテル化(またはメチルアミン化)及びアンモニア化を経て、2,4−二置換−5−トリフルオロメチルピリミジンを得るか、または、2−クロロ−5−トリフルオロメチルピリミジンを原料として、アンモニア化を経て、前記ピリジンフラグメントとパラジウム触媒のBuchwald−Hartwigクロスカップリング反応を発生させ、最後に、Boc保護基を脱離させ標的化合物が得る。
合成ステップは実施例1のステップ4を参照する。中間体2−15と対応するホウ酸を原料として、化合物2−21〜2−33を合成し、白色固体を得た。
合成ステップは実施例1のステップ5を参照する。中間体2−21〜2−33と2−2を原料として、化合物19〜31を合成し、白色固体を得た。
合成ステップは実施例1のステップ1を参照する。化合物1−2と類似の合成方法によって、5−ブロモ−3−ニトロ−2−シアノピリジン(化合物2−1)と対応するアルコールを原料として、化合物2−36〜2−42を合成し、生成物を得た。
合成ステップは実施例1のステップ5を参照する。2−13、2−15、2−16、2−36〜2−42それぞれと中間体2−34を原料として、化合物34−43を合成し、白色固体を得た。
合成ステップは実施例17のステップ2、実施例1のステップ2をそれぞれ参照し、化合物2−49/2−51を得た。質量分析データは、それぞれLC−MS:m/z = 194 [M+1]+;LC−MS:m/z =193 [M+1]+である。
合成ステップは実施例24のステップ1を参照する。それぞれ2−49/2−51を原料として、化合物2−50/2−52を合成し、白色固体を得た。質量分析データは、それぞれLC−MS:m/z = 194 [M+1]+;LC−MS:m/z = 193[M+1]+である。
合成ステップは実施例1のステップ5を参照する。2−16、2−13、2−35、2−44と中間体2−50/2−52をそれぞれ原料として、化合物46〜50を合成し、白色固体を得た。質量分析データは、それぞれLC−MS:m/z = 409 [M+1]+;LC−MS:m/z =394 [M+1]+;LC−MS:m/z =394 [M+1]+;LC−MS:m/z =394 [M+1]+;LC−MS:m/z =393 [M+1]+である。
スタウロスポリン(Staurosporine)を陽性対照として、ADP−Gloアッセイキットを用いてChk1酵素阻害活性(IC50)を評価した。化合物は、Chk1プロテインキナーゼに作用し、そのリン酸化基質Cdc25Cを阻害し、リン酸化過程ではATPを消費する必要がある。反応が完了された後、ADP−GloTM Reagentによって残りのATPを消費した。反応過程中で生成されたADPは、ADP−Glo Detection ReagentによってATPに変換される。ATPは、Ultra−GloTMルシフェラーゼ触媒反応の基質として機能し、光シグナルを生成する。試験化合物をDMSO中に溶解して10mMのストック溶液を作製し、試験のために特定の比率で12個の異なる濃度に希釈した。384ウェルプレートで、各ウェルに1μLの試験化合物及び2μLの2.5X Chk1キナーゼを添加した。対照群には、2μLの1X緩衝液を添加した。室温で10分間インキュベートし、2μLの2.5X基質を添加した。37℃で1時間インキュベートし、5μLのADP−GloTM Reagentを添加し、反応を停止させ、37℃で1時間インキュベートした。ADP−Glo Detection Reagent 10μLを添加し、37℃で30分間インキュベートした。各試料について3つの平行なウェルを設定し、ルミネセンス(luminescence)蛍光マイクロプレートリーダーを使用して吸光度を測定し、GraphPad Prism 5ソフトウェアを使用してデータを処理し、IC50値を計算した。
表2は化合物のChk1キナーゼに対するIC50(μM)に関するものである。
細胞株:ヒト多発性骨髄腫細胞RPMI 8226、ヒトマントル細胞リンパ腫細胞Mino、Jeko−1、ヒトリンパ腫細胞Romas、ヒト急性単球性白血病細胞MV−4−11、ヒト乳癌細胞MCF−7、ヒト肺癌細胞A549、ヒト前立腺癌細胞LnCAP、ヒト胃癌細胞BGC−823、ヒト結腸癌細胞HCT116、Colo205、ヒト卵巣癌細胞OVCAR−8試験方法:MTS方法によって、化合物の異なる腫瘍細胞株に対するインビトロ増殖阻害活性(IC50)を測定した。
MV4−11細胞を5000/ウェルで96ウェルプレートに播種した。組み合わせて使用する場合、2種類の薬剤のIC50の比率に応じて薬物の割合を決定する。各薬物の濃度選択範囲は、IC20〜IC80(またはIC50の1/8、1/4、1/2、1、2及び4)である。72時間後、MTS試薬を添加して細胞生存率を検出し、薬剤を添加していない組を100%として阻害率Faを計算した。Chou−Talalay法を用いた分析のために、阻害率Fa及び対応する薬物濃度をCompuSynソフトウェアに入力し、単一濃度の薬物の組み合わせ使用におけるCI値及びFa−CI曲線を求めた。CI(combination index、組み合わせ指数)の計算式は、CI = DA / ICX,A + DB / ICX,B(A、Bは2つの異なる薬物を表す、ICX,A及びICX,Bは、2つの薬物を単独で使用した場合に成長阻害率がXに達した時の薬物濃度である、DA及びDBは、2つの薬物を組み合わせた場合に成長阻害率がXに達した時の2つの薬物の濃度である)である。結果を図1に示した。図中:CHK1阻害剤(35); FLT3 阻害剤クレノラニブ(Crenolanib)(Cre)、キザルチニブ(Quizartinib)(Qui); Akt阻害剤GSK2141795(GSK); CI =組み合わせ指数であって、ソリアーノ(Soliano)などの判断方法によれば、0.9≦CI≦1.1は重ね合わせ効果であり、0.8≦CI <0.9は低相乗効果であり、0.6≦CI <0.8は中相乗効果であり、0.4≦CI <0.6は高相乗効果であり、0.2≦である。 CI <0.4は強相乗効果である。
Claims (10)
- 一般式Iの構造を有することを特徴とする、2−多置換芳香族環−ピリミジン系誘導体、及びその光学異性体またはその薬学的に許容可能な塩または溶媒和物。
環Aは、置換または無置換の1〜3個のO、N及びSから選択されるものを含む五員または六員の複素環芳香基であり、前記置換の置換基は下記式に示されるもの及びR5基から選択され、
R1は、ハロゲン原子、C1−6アルキル基、ハロゲン化C1−6アルキル基、C3−6シクロアルキル基、ハロゲン化C3−6シクロアルキル基、C1−6アルコキシ基、ハロゲン化C1−6アルコキシ基、C2−6アルケニル基、C2−6ヒドロキシ基置換のアルケニル基、C2−6アルキニル基、C2−6ヒドロキシ基置換のアルキニル基、無置換または置換の五員または六員の芳香環または芳香族複素環から選択され、前記芳香族複素環は、O、N及びSから選択される1〜3個のヘテロ原子を含み、置換は、単置換、二重置換または三重置換であり、前記の置換基は、Ra基から選択され、
Raは、H、ハロゲン、ニトロ基、シアノ基、C1−3アルキル基、ハロゲン化C1−3アルキル基、−C(=O)ORb、−C(=O)NHRb、−NHRb、−ORb、−NHCORbから任意に選択され、Rbは、H、C1−3アルキル基、ハロゲン化C1−3アルキル基、C1−3アルコキシ基、ハロゲン化C1−3アルコキシ基、C1−7アルキルアミン基から任意に選択され、
R2は、H、−NHRc、−N(Rc)2、−ORc、−SRcから選択され、Rcは、C1−7アルキル基、ハロゲン化C1−7アルキル基、C1−7ヒドロキシアルキル基、C1−7アミンアルキル基から選択され、
R3は、ハロゲン、ニトロ基、シアノ基、C1−3アルキル基、ハロゲン化C1−3アルキル基、C1−3アルコキシ基、ハロゲン化C1−3アルコキシ基、C1−3アルキルアミノ基、ハロゲン化C1−3アルキルアミノ基から選択され、
L1は、O、S、NHから選択されるかまたは欠失され、
m=0〜2であり、
R4は、C1−7アルキル基、ハロゲン化C1−7アルキル基、ヒドロキシ置換のC1−7アルキル基、C1−7アルキルアミノ基、ハロゲン化C1−7アルキルアミノ基、C1−7アルコキシ基、ハロゲン化C1−7アルコキシ基、五員〜八員の含窒素脂肪族複素環から選択され、
R5は、ハロゲン、ニトロ基、シアノ基、トリフルオロメチル基、C1−3アルキル基、C1−3アルコキシ基、アミド基、置換アルキルアミド基から選択される。] - 一般式IIの構造を有することを特徴とする、請求項1に記載の2−多置換芳香族環−ピリミジン系誘導体、及びその光学異性体またはその薬学的に許容可能な塩または溶媒和物。
W、X、Y及びZは同じまたは異なって、それぞれ独立してN、C及びOから選択され、
Bは、下記式に示されるものから選択され、
R1は、ハロゲン原子、C1−6アルキル基、ハロゲン化C1−6アルキル基、C3−6シクロアルキル基、ハロゲン化C3−6シクロアルキル基、C1−6アルコキシ基、ハロゲン化C1−6アルコキシ基、C2−6アルケニル基、C2−6ヒドロキシ基置換のアルケニル基、C2−6アルキニル基、C2−6ヒドロキシ基置換のアルキニル基、無置換または置換の五員または六員の芳香環または芳香族複素環から選択され、前記芳香族複素環は、O、N及びSから選択される1〜3個のヘテロ原子を含み、置換は、単置換、二重置換または三重置換であり、前記の置換基は、Ra基から選択され、
Raは、H、ハロゲン、ニトロ基、シアノ基、C1−3アルキル基、ハロゲン化C1−3アルキル基、−C(=O)ORb、−C(=O)NHRb、−NHRb、−ORb、−NHCORbから任意に選択され、Rbは、H、C1−3アルキル基、ハロゲン化C1−3アルキル基、C1−3アルコキシ基、ハロゲン化C1−3アルコキシ基、C1−7アルキルアミン基から任意に選択され、
R2は、H、−NHRc、−N(Rc)2、−ORc、−SRcから選択され、Rcは、C1−7アルキル基、ハロゲン化C1−7アルキル基、C1−7ヒドロキシアルキル基、C1−7アルキルアミン基、C1−7アルコキシ基から選択され、
R3は、ハロゲン、ニトロ基、シアノ基、C1−3アルキル基、ハロゲン化C1−3アルキル基、C1−3アルコキシ基、ハロゲン化C1−3アルコキシ基、C1−3アルキルアミノ基、ハロゲン化C1−3アルキルアミノ基から選択され、
L1は、O、S、NHから選択されるかまたは欠失され、
m=0〜2であり、
R4は、H、C1−7アルキル基、ハロゲン化C1−7アルキル基、ヒドロキシ置換のC1−7アルキル基、C1−7アルキルアミノ基、ハロゲン化C1−7アルキルアミノ基、C1−7アルコキシ基、ハロゲン化C1−7アルコキシ基、五員〜八員の含窒素脂肪族複素環から選択され、
R5は、ハロゲン、ニトロ基、シアノ基、トリフルオロメチル基、C1−3アルキル基、C1−3アルコキシ基、アミド基、置換アルキルアミド基から選択される。] - 一般式IIIの構造を有することを特徴とする、請求項1に記載の2−多置換芳香族環−ピリミジン系誘導体、及びその光学異性体またはその薬学的に許容可能な塩または溶媒和物。
W、X、Y及びZは同じまたは異なって、それぞれ独立してNまたはCから選択され、
Bは、下記式に示されるものから選択され、
R1は、ハロゲン原子、C1−6アルキル基、ハロゲン化C1−6アルキル基、C3−6シクロアルキル基、ハロゲン化C3−6シクロアルキル基、C1−6アルコキシ基、ハロゲン化C1−6アルコキシ基、C2−6アルケニル基、C2−6ヒドロキシ基置換のアルケニル基、C2−6アルキニル基、C2−6ヒドロキシ基置換のアルキニル基、無置換または置換の五員または六員の芳香環または芳香族複素環から選択され、前記芳香族複素環は、O、N及びSから選択される1〜3個のヘテロ原子を含み、置換は、単置換、二重置換または三重置換であり、前記の置換基は、Ra基から選択され、
Raは、H、ハロゲン、ニトロ基、シアノ基、C1−3アルキル基、ハロゲン化C1−3アルキル基、−C(=O)ORb、−C(=O)NHRb、−NHRb、−ORb、−NHCORbから任意に選択され、Rbは、H、C1−3アルキル基、ハロゲン化C1−3アルキル基、C1−3アルコキシ基、ハロゲン化C1−3アルコキシ基、C1−7アルキルアミン基から任意に選択され、
R2は、H、−NHRc、−N(Rc)2、−ORc、−SRcから選択され、Rcは、C1−7アルキル基、ハロゲン化C1−7アルキル基、C1−7ヒドロキシアルキル基、C1−7アルキルアミン基、C1−7アルコキシ基から選択され、
R3は、ハロゲン、ニトロ基、シアノ基、C1−3アルキル基、ハロゲン化C1−3アルキル基、C1−3アルコキシ基、ハロゲン化C1−3アルコキシ基、C1−3アルキルアミノ基、ハロゲン化C1−3アルキルアミノ基から選択され、
L1は、O、S、NHから選択されるかまたは欠失され、
m=0〜2であり、
R4は、H、C1−7アルキル基、ハロゲン化C1−7アルキル基、ヒドロキシ置換のC1−7アルキル基、C1−7アルキルアミノ基、ハロゲン化C1−7アルキルアミノ基、C1−7アルコキシ基、ハロゲン化C1−7アルコキシ基、五員〜八員の含窒素脂肪族複素環から選択され、
R5は、ハロゲン、ニトロ基、シアノ基、トリフルオロメチル基、C1−3アルキル基、C1−3アルコキシ基、アミド基、置換アルキルアミド基から選択される。] - 一般式IVの構造を有することを特徴とする、請求項1に記載の2−多置換芳香族環−ピリミジン系誘導体、及びその光学異性体またはその薬学的に許容可能な塩または溶媒和物。
W、X、Y及びZは同じまたは異なって、それぞれ独立してN、C及びOから選択され、
R1は、ハロゲン原子、C1−6アルキル基、ハロゲン化C1−6アルキル基、C3−6シクロアルキル基、ハロゲン化C3−6シクロアルキル基、C1−6アルコキシ基、ハロゲン化C1−6アルコキシ基、C2−6アルケニル基、C2−6ヒドロキシ基置換のアルケニル基、C2−6アルキニル基、C2−6ヒドロキシ基置換のアルキニル基、無置換または置換の五員または六員の芳香環または芳香族複素環から選択され、前記芳香族複素環は、O、N及びSから選択される1〜3個のヘテロ原子を含み、置換は、単置換、二重置換または三重置換であり、前記の置換基は、Ra基から選択され、
Raは、H、ハロゲン、ニトロ基、シアノ基、C1−3アルキル基、ハロゲン化C1−3アルキル基、−C(=O)ORb、−C(=O)NHRb、−NHRb、−ORb、−NHCORbから任意に選択され、Rbは、H、C1−3アルキル基、ハロゲン化C1−3アルキル基、C1−3アルコキシ基、ハロゲン化C1−3アルコキシ基、C1−7アルキルアミン基から任意に選択され、
R2は、H、−NHRc、−N(Rc)2、−ORc、−SRcから選択され、Rcは、C1−7アルキル基、ハロゲン化C1−7アルキル基、C1−7ヒドロキシアルキル基、C1−7アルキルアミン基、C1−7アルコキシ基から選択され、
R3は、ハロゲン、ニトロ基、シアノ基、C1−3アルキル基、ハロゲン化C1−3アルキル基、C1−3アルコキシ基、ハロゲン化C1−3アルコキシ基、C1−3アルキルアミノ基、ハロゲン化C1−3アルキルアミノ基から選択され、
L1は、O、S、NHから選択されるかまたは欠失され、
m=0〜2であり、
R4は、H、C1−7アルキル基、ハロゲン化C1−7アルキル基、ヒドロキシ置換のC1−7アルキル基、C1−7アルキルアミノ基、ハロゲン化C1−7アルキルアミノ基、C1−7アルコキシ基、ハロゲン化C1−7アルコキシ基、五員〜八員の含窒素脂肪族複素環から選択され、
R5は、ハロゲン、ニトロ基、シアノ基、トリフルオロメチル基、C1−3アルキル基、C1−3アルコキシ基、アミド基、置換アルキルアミド基から選択される。] - 前記化合物は、
N4−メチル−5−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−N2−(1−メチル−5−(ピペリジン−4−オキシ)ピラゾール−3−イル)−2,4−ジアミノピリミジン、
N4−メチル−5−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−N2−(3−(ピペリジン−4−オキシ)イソキサゾール−5−イル)−2,4−ジアミノピリミジン、
N4−メチル−5−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−N2−(1−メチル−2−(ピペリジン−4−オキシ)イミダゾール−4−イル)−2,4−ジアミノピリミジン、
N4−メチル−5−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−N2−(2−(ピペリジン−4−オキシ)イソチアゾール−5−イル)−2,4−ジアミノピリミジン、
N4−メチル−5−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−N2−(2−(ピペリジン−4−オキシ)−4,5−2H−オキサゾリン−5−イル)−2,4−ジアミノピリミジン、
N4−メチル−5−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−N2−(2−(ピペリジン−4−オキシ)チアゾール−5−イル)−2,4−ジアミノピリミジンから選択されることを特徴とする、請求項4に記載の2−多置換芳香族環−ピリミジン系誘導体。 - 一般式Vの構造を有することを特徴とする、請求項3に記載の2−多置換芳香族環−ピリミジン系誘導体、及びその光学異性体またはその薬学的に許容可能な塩または溶媒和物。
W、X、Y及びZは同じまたは異なって、それぞれ独立してNまたはCから選択され、
R1は、ハロゲン原子、C1−6アルキル基、ハロゲン化C1−6アルキル基、C3−6シクロアルキル基、ハロゲン化C3−6シクロアルキル基、C1−6アルコキシ基、ハロゲン化C1−6アルコキシ基、C2−6アルケニル基、C2−6ヒドロキシ基置換のアルケニル基、C2−6アルキニル基、C2−6ヒドロキシ基置換のアルキニル基、無置換または置換の五員または六員の芳香環または芳香族複素環から選択され、前記芳香族複素環は、O、N及びSから選択される1〜3個のヘテロ原子を含み、置換は、単置換、二重置換または三重置換であり、前記の置換基は、Ra基から選択され、
Raは、H、ハロゲン、ニトロ基、シアノ基、C1−3アルキル基、ハロゲン化C1−3アルキル基、−C(=O)ORb、−C(=O)NHRb、−NHRb、−ORb、−NHCORbから任意に選択され、Rbは、H、C1−3アルキル基、ハロゲン化C1−3アルキル基、C1−3アルコキシ基、ハロゲン化C1−3アルコキシ基、C1−7アルキルアミン基から任意に選択され、
R2は、H、−NHRc、−N(Rc)2、−ORc、−SRcから選択され、Rcは、C1−7アルキル基、ハロゲン化C1−7アルキル基、C1−7ヒドロキシアルキル基、C1−7アルキルアミン基、C1−7アルコキシ基から選択され、
R3は、ハロゲン、ニトロ基、シアノ基、C1−3アルキル基、ハロゲン化C1−3アルキル基、C1−3アルコキシ基、ハロゲン化C1−3アルコキシ基、C1−3アルキルアミノ基、ハロゲン化C1−3アルキルアミノ基から選択され、
L1は、O、S、NHから選択されまたは欠失され、
m=0〜2であり、
R4は、H、C1−7アルキル基、ハロゲン化C1−7アルキル基、ヒドロキシ置換のC1−7アルキル基、C1−7アルキルアミノ基、ハロゲン化C1−7アルキルアミノ基、C1−7アルコキシ基、ハロゲン化C1−7アルコキシ基、5員〜8員の含窒素脂肪族複素環から選択され、
R5は、ハロゲン、ニトロ基、シアノ基、トリフルオロメチル基、C1−3アルキル基、C1−3アルコキシ基、アミド基、置換アルキルアミド基から選択される。] - 前記化合物は、
5−フェニル−N−(2−シアノ−3−(ピペリジン−3−オキシ)ピリジン−5−イル)−2−アミノピリミジン、
5−(3−フルオロフェニル)−N−(2−シアノ−3−(ピペリジン−3−オキシ)ピリジン−5−イル)−2−アミノピリミジン、
5−(4−フルオロフェニル)−N−(2−シアノ−3−(ピペリジン−3−オキシ)ピリジン−5−イル)−2−アミノピリミジン、
5−(3−メトキシフェニル)−N−(2−シアノ−3−(ピペリジン−3−オキシ)ピリジン−5−イル)−2−アミノピリミジン、
5−(4−メトキシフェニル)−N−(2−シアノ−3−(ピペリジン−3−オキシ)ピリジン−5−イル)−2−アミノピリミジン、
5−(ピリジン−3−イル)−N−(2−シアノ−3−(ピペリジン−3−オキシ)ピリジン−5−イル)−2−アミノピリミジン、
5−(ピリジン−4−イル)−N−(2−シアノ−3−(ピペリジン−3−オキシ)ピリジン−5−イル)−2−アミノピリミジン、
5−(チオフェン−2−イル)−N−(2−シアノ−3−(ピペリジン−3−オキシ)ピリジン−5−イル)−2−アミノピリミジン、
5−(フラン−2−イル)−N−(2−シアノ−3−(ピペリジン−3−オキシ)ピリジン−5−イル)−2−アミノピリミジン、
5−トリフルオロメチル−N−(2−シアノ−3−(ピペリジン−3−オキシ)ピリジン−5−イル)−2−アミノピリミジン、
(R)−5−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−N−(2−シアノ−3−(ピペリジン−3−オキシ)ピリジン−5−イル)−2−アミノピリミジン、
(S)−5−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−N−(2−シアノ−3−(ピペリジン−3−オキシ)ピリジン−5−イル)−2−アミノピリミジン、
4−メトキシ−5−(3−フルオロフェニル)−N−(2−シアノ−3−(ピペリジン−4−メチル)オキシピリジン−5−イル)−2−アミノピリミジン、
4−メトキシ−5−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−N−(2−シアノ−3−(ピペリジン−4−メチル)オキシピリジン−5−イル)−2−アミノピリミジン、
4−メトキシ−5−(3−フルオロフェニル)−N−(2−シアノ−3−(2−ジメチルアミノエトキシ)ピリジン−5−イル)−2−アミノピリミジン、
4−メトキシ−5−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−N−(2−シアノ−3−(2−ジメチルアミノエトキシ)ピリジン−5−イル)−2−アミノピリミジン、
4−メトキシ−5−トリフルオロメチル−N−(2−シアノ−3−(ピペリジン−4−メチル)オキシピリジン−5−イル)−2−アミノピリミジン、
N4−メチル−5−フェニル−N2−(2−シアノ−3−(ピペリジン−3−オキシ)ピリジン−5−イル)−2,4−ジアミノピリミジン、
N4−メチル−5−(3−フルオロフェニル)−N2−(2−シアノ−3−(ピペリジン−3−オキシ)ピリジン−5−イル)−2,4−ジアミノピリミジン、
N4−メチル−5−(4−フルオロフェニル)−N2−(2−シアノ−3−(ピペリジン−3−オキシ)ピリジン−5−イル)−2,4−ジアミノピリミジン、
N4−メチル−5−(2−フルオロフェニル)−N2−(2−シアノ−3−(ピペリジン−3−オキシ)ピリジン−5−イル)−2,4−ジアミノピリミジン、
N4−メチル−5−(3−メトキシフェニル)−N2−(2−シアノ−3−(ピペリジン−3−オキシ)ピリジン−5−イル)−2,4−ジアミノピリミジン、
N4−メチル−5−(4−メトキシフェニル)−N2−(2−シアノ−3−(ピペリジン−3−オキシ)ピリジン−5−イル)−2,4−ジアミノピリミジン、
N4−メチル−5−(2,4−ジメトキシフェニル)−N2−(2−シアノ−3−(ピペリジン−3−オキシ)ピリジン−5−イル)−2,4−ジアミノピリミジン、
N4−メチル−5−(ピリジン−3−イル)−N2−(2−シアノ−3−(ピペリジン−3−オキシ)ピリジン−5−イル)−2,4−ジアミノピリミジン、
N4−メチル−5−(ピリジン−4−イル)−N2−(2−シアノ−3−(ピペリジン−3−オキシ)ピリジン−5−イル)−2,4−ジアミノピリミジン、
N4−メチル−5−(チオフェン−2−イル)−N2−(2−シアノ−3−(ピペリジン−3−オキシ)ピリジン−5−イル)−2,4−ジアミノピリミジン、
N4−メチル−5−(フラン−2−イル)−N2−(2−シアノ−3−(ピペリジン−3−オキシ)ピリジン−5−イル)−2,4−ジアミノピリミジン、
N4−メチル−5−(5−クロロ−フラン−2−イル)−N2−(2−シアノ−3−(ピペリジン−3−オキシ)ピリジン−5−イル)−2,4−ジアミノピリミジン、
N4−メチル−5−(5−メトキシカルボニルチオフェン−2−イル)−N2−(2−シアノ−3−(ピペリジン−3−オキシ)ピリジン−5−イル)−2,4−ジアミノピリミジン、
N4−メチル−5−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−N2−(2−シアノ−3−(ピペリジン−3−オキシ)ピリジン−5−イル)−2,4−ジアミノピリミジン、
N4−メチル−5−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)−N2−(2−シアノ−3−(ピペリジン−3−オキシ)ピリジン−5−イル)−2,4−ジアミノピリミジン、
N4−メチル−5−トリフルオロメチル−N2−(2−シアノ−3−(ピペリジン−3−オキシ)ピリジン−5−イル)−2,4−ジアミノピリミジン、
N4−メチル−5−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−N2−(2−シアノ−3−(ピペリジン−4−メチル)オキシピリジン−5−イル)−2,4−ジアミノピリミジン、
(R)−N4−メチル−5−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−N2−(2−シアノ−3−(ピペリジン−3−オキシ)ピリジン−5−イル)−2,4−ジアミノピリミジン、
(S)−N4−メチル−5−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−N2−(2−シアノ−3−(ピペリジン−3−オキシ)ピリジン−5−イル)−2,4−ジアミノピリミジン、
(R)−N4−メチル−5−トリフルオロメチル−N2−(2−シアノ−3−(ピペリジン−3−オキシ)ピリジン−5−イル)−2,4−ジアミノピリミジン、
(S)−N4−メチル−5−トリフルオロメチル−N2−(2−シアノ−3−(ピペリジン−3−オキシ)ピリジン−5−イル)−2,4−ジアミノピリミジン、
(R)−N4−メチル−5−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−N2−(2−シアノ−3−(ピロール−3−オキシ)ピリジン−5−イル)−2,4−ジアミノピリミジン、
(S)−N4−メチル−5−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−N2−(2−シアノ−3−(ピロール−3−オキシ)ピリジン−5−イル))−2,4−ジアミノピリミジン、
N4−メチル−5−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−N2−(2−シアノ−3−(ピペリジン−4−オキシ)ピリジン−5−イル)−2,4−ジアミノピリミジン、
N4−メチル−5−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−N2−(2−シアノ−3−(2−ジメチルアミノエトキシ)ピリジン−5−イル)−2,4−ジアミノピリミジン、
(R)−N4−メチル−5−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−N2−(2−シアノ−3−(1−ジメチルアミノプロピル−2−オキシ)ピリジン−5−イル)−2,4−ジアミノピリミジン、
(S)−N4−メチル−5−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−N2−(2−シアノ−3−(1−ジメチルアミノプロピル−2−オキシ)ピリジン−5−イル)−2,4−ジアミノピリミジン、
N4−メチル−5−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−N2−(2−シアノ−3−(N−メチルピペリジン−4−オキシ)ピリジン−5−イル)−2,4−ジアミノピリミジン、
N4−メチル−5−トリフルオロメチル−N2−(2−シアノ−3−(N−メチルピペリジン−4−オキシ)ピリジン−5−イル)−2,4−ジアミノピリミジン、
N4−メチル−5−(4−メチルチアゾール−2−イル)−N2−(2−シアノ−3−(ピペリジン−3−オキシ)ピリジン−5−イル)−2,4−ジアミノピリミジンから選択されることを特徴とする、請求項6に記載の2−多置換芳香族環−ピリミジン系誘導体、及びその光学異性体またはその薬学的に許容可能な塩または溶媒和物。 - <方法1>:
(1)5−ブロモ−2−置換−3−ニトロピリジン(または5−ブロモ−2−シアノ−3−ニトロピリジン)は、NaH存在の条件下で、異なる脂肪族アルコールとの置換反応によって異なる置換のピリジンフラグメントが得る;
(2)5−ブロモ−2,4−ジクロロピリミジンを出発材料として、順次にメチルエーテル化またはメチルアミン化及びアンモニア化を経て5−ブロモ−2,4−二置換ピリミジンを得るか、または、2−アミノピリミジンを原料として臭素化を経て5−ブロモ−2−アミノピリミジンを得、まず、鈴木カップリングを経て、次に、前記ピリジンフラグメントとパラジウム触媒のBuchwald−Hartwigクロスカップリング反応を発生させ、最後に、Boc保護基を脱離させ標的化合物を得るか、または、まず、2−アミノピリミジン中間体を採用し置換の5−ブロモピリジンとBuchwald−Hartwigクロスカップリングさせ、次に、鈴木カップリング反応を経て、酸性条件下でBoc保護基を脱離させ標的分子が得る;
<方法2>:
(1)5−ブロモ−2−シアノ−3−ニトロピリジンは塩基性条件下(NaH存在の条件下)で、異なる脂肪族アルコールとの置換反応によって異なる置換のピリジンフラグメントが得る;
(2)2,4−ジクロロ−5−トリフルオロメチルピリミジンを出発材料として、順次にメチルエーテル化またはメチルアミン化及びアンモニア化を経て、2,4−二置換−5−トリフルオロメチルピリミジンを得るか、または、2−クロロ−5−トリフルオロメチルピリミジンを原料として、アンモニア化を経て、前記ピリジンフラグメントとパラジウム触媒のBuchwald−Hartwigクロスカップリング反応を発生させ、最後に、Boc保護基を脱離させ標的化合物が得る、ことによって達成されることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか一項に記載の2−多置換芳香族環−ピリミジン系誘導体の調製方法。 - 腫瘍は、乳癌、肺癌、前立腺癌、胃癌、大腸乳癌、直腸癌、腎臓癌、膵臓癌、白血病、神経芽細胞腫、神経膠腫、頭頸部癌、卵巣癌、骨髄腫、メラノーマ、非ホジキンリンパ腫を含み、
前記2−多置換芳香族環−ピリミジン系誘導体は、その光学異性体またはその薬学的に許容可能な塩または溶媒和物を含むことを特徴とする、
抗腫瘍薬の調製における請求項1〜7のいずれか一項に記載の2−多置換芳香族環−ピリミジン系誘導体の応用。 - 薬物は、2−多置換芳香族環−ピリミジン系誘導体の単独及び/または他の放射線治療薬物との組み合わせて調製され、
2−多置換芳香族環−ピリミジン系誘導体は、その光学異性体またはその薬学的に許容可能な塩または溶媒和物を含むことを特徴とする、
Chk1を介して引き起こされる疾患の薬物の調製における請求項1〜7のいずれか一項に記載の2−多置換芳香族環−ピリミジン系誘導体の応用。
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