JP2019536684A - ステアリングシステム - Google Patents

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Abstract

本発明は、自動車用のステアリングシステムであって、ステアリングシステムは、ステアリング伝動機構を備え、ステアリング伝動機構は、ハウジング(1)と、歯車(2)と、歯車(2)と噛み合うねじピニオン(3)と、ねじピニオン(3)を有するねじピニオン軸(4)と、を有し、ねじピニオン軸(4)は、ねじピニオン(3)の一方の側において固定式軸受(8)内に支持されており、固定式軸受(8)は、ねじピニオン軸(4)を受ける回転軸受を有し、固定式軸受(8)の回転軸受は、軸受スリーブ(15)内に収容されており、固定式軸受(8)は、さらに旋回リング(16)を有し、旋回リング(16)は、外リング(20)と内リング(17)とを有し、外リング(20)と内リング(17)とは、単数または複数のねじりウェブ(21)を介して旋回可能に結合されており、内リング(17)は、軸受スリーブ(15)に結合されているか、または軸受スリーブ(15)に組み込まれており、外リング(20)は、ハウジング(1)内に固定されて配置されており、ねじピニオン軸(4)は、ねじピニオン(3)の他方の側において浮動式軸受(10)内に支持されており、浮動式軸受(10)は、ねじピニオン軸(4)を受ける回転軸受を有し、浮動式軸受(10)の回転軸受は、ハウジング(1)内に支持された軸受ブシュ(14)内に収容されており、軸受ブシュ(14)は、ハウジング(1)内での回転軸受の半径方向の可動性を保証し、かつステアリングシステムは、連結要素(40)を介してのみ、回転駆動するようにステアリング伝動機構のねじピニオン軸(4)に接続されるステアリングモータ(6)を備える、ステアリングシステムにおいて、固定式軸受(8)の旋回リング(16)の外リング(20)および/または浮動式軸受(10)の軸受ブシュ(14)は、振動を減衰するデカップリング要素(38)を介在させてのみ、ハウジング(1)内に固定されて配置されており、かつ/または固定式軸受(8)の旋回リング(16)、浮動式軸受(10)の軸受ブシュ(14)、ねじピニオン(3)、歯車(2)および/または連結要素(40)は、少なくとも部分的に、振動を減衰する材料から形成されていることを特徴とする、自動車用のステアリングシステムに関する。このようなステアリングシステムでは、ねじピニオン軸(4)および歯車(2)の回転から生じる振動の結果としての振動励起、ひいてはハウジング(1)の音波放射ができる限り低く維持され、このことは、運転中のステアリングシステムのノイズ特性に対してポジティブに作用する。

Description

本発明は、自動車用のステアリングシステム、特にパワーステアリングシステムに関する。
大抵の自動車には、操舵時にアシストするトルクを発生させ、これにより、ドライバがステアリングコラムに加えねばならない操舵モーメントを減少させるパワーステアリングシステムが搭載される。
公知のパワーステアリングシステムは、液圧式または電気式のステアリングモータの駆動出力を変換して、例えばステアリングコラムに伝達するステアリング伝動機構を基礎としている。この種のステアリング伝動機構は、ねじ転がり運動型伝動機構(Schraubwaelzgetriebe)の形態で、特にねじ歯車伝動機構またはウォーム伝動機構として形成されていることがある。而してこの種のステアリング伝動機構は、直接的または間接的にステアリングコラムに結合されていてもよい歯車と、この歯車と噛み合う、軸を介してステアリングモータにより駆動されるピニオンとを有している。
この種のステアリング伝動機構における問題は、部品公差、伝動機構要素のそれぞれ異なる熱膨張および/または摩耗に基づいて形成される伝動機構遊びにあることが判っている。特に「切り換え操舵(Wechsellenken)」時、すなわち、操向方向の切り換えを伴った直接的に連続する操舵時に、このような伝動機構遊びは、ピニオンおよび歯車の歯の向かい合う歯面の歯当たりが切り換わる結果として生じる望ましくないノイズを発生させる。
ピニオン軸の長手方向軸線に対して垂直にかつピニオンと歯車との歯列係合部に対して間隔を置いて延びる軸線回りにピニオン軸を旋回可能に支持し、単数または複数のばね要素により歯車に対して押し付けることによって、このような伝動機構遊びをできる限りなくすことが公知である。その際、ピニオン軸の旋回可能性は、通例、ピニオン軸を端部側で支持している2つの支持部の一方に組み込まれる。この支持部は、「固定式軸受」という。そして他方の端部の領域における支持部は、旋回運動により引き起こされる変位を可能とすべく、所定の遊びを有して構成されている(いわゆる「浮動式軸受」;例えば独国特許出願公開第102005035020号明細書参照)。固定式軸受は、通例、駆動側に設けられている一方、浮動式軸受は、ピニオン軸の自由端部に設けられている。その際、ピニオンを歯車に圧接させる上述の単数または複数のばね要素は、浮動式軸受に組み込まれていても、固定式軸受に組み込まれていてもよい。
このようなステアリング伝動機構のうち、弾接用のばね力を固定式軸受により発生させるステアリング伝動機構は、例えば独国特許出願公開第102009054655号明細書において公知である。このステアリング伝動機構の場合、ピニオン軸を固定式軸受の領域で受ける転がり軸受を、その外側では、旋回スリーブ内に支持している。旋回スリーブは、転がり軸受を略遊びなしに収容する軸受スリーブと、略遊びなしにステアリング伝動機構のハウジングの収容部内に保持された外リングとを有し、外リングと軸受スリーブとは、複数のねじりウェブを介して結合されており、ねじりウェブは、外リングが軸受スリーブに対して回動する際にねじられる。ステアリング伝動機構の組み立て後、ねじりウェブは、ねじられており、これにより生成される弾性的な戻し作用がピニオン軸の弾接を引き起こすようになっている。
伝動機構遊びを完全になくすことは、独国特許出願公開第102009054655号明細書に基づくステアリング伝動機構のピニオン軸の弾接をもってしても、常に可能というわけではなく、このことから結果として、ステアリング伝動機構の運転中の、完全にはなくならない伝動機構遊びに基づくノイズ発生が生じる。これには、駆動出力をピニオンから歯車に伝達する際に通例比較的大きな減速比が設けられているという事情が加わる。すなわち、このようなステアリング伝動機構は、通例、ステアリングモータ、ひいてはピニオン、およびピニオンを有するピニオン軸の比較的高い回転数に合わせて設計されており、このような比較的高い回転数は、歯列係合部と、ピニオン軸を支持するために用いられる回転支持部とにおける相応に高い局所的な速度と、これにしたがい、相応に大きなノイズ発生とに結び付いてしまう。
本発明の根底にある課題は、基本的には独国特許出願公開第102009054655号明細書において公知であるようなステアリングシステムを、運転中のノイズ発生に関して改良することである。
上記課題は、請求項1記載のステアリングシステムにより解決される。本発明に係るステアリングシステムの有利な構成は、従属請求項の対象であるかつ/または本発明の以下の説明から看取可能である。
本発明の根底にある思想は、主にまたは専ら、ノイズ発生の原因を解消しようとするのではなく、むしろ、ステアリングシステム内での、ノイズを引き起こす振動の伝播をできる限り有利な形式で制限しようとすることによって、この種のステアリングシステムの運転中のノイズ発生をできる限り低く維持することである。その際、本思想の根底には、この種のステアリングシステムの知覚可能なノイズ発生については、ハウジングを介した音波放射が主な原因であり、このような知覚可能なノイズ発生は、ハウジングが、相応の音波放射を引き起こしかねないこのような振動からできる限り切り離されると、効果的に、かつ同時に構造的に比較的簡単な形式で減じられ得るという認識がある。
これに応じて、自動車用のステアリングシステムであって、ステアリング伝動機構を備え、ステアリング伝動機構は、ハウジングと、歯車と、歯車と噛み合うねじピニオンと、ねじピニオンを有するねじピニオン軸と、を有するステアリングシステムを形成する。
ねじピニオン軸は、ねじピニオンの一方の側において固定式軸受内に支持されており、固定式軸受は、回転軸受を有し、固定式軸受の回転軸受内にピニオン軸は、受けられている。このために回転軸受は、少なくとも内側の軸受レースと、外側の軸受レースと、場合によっては、好ましくは転がり軸受、特に玉軸受として構成されている場合、軸受レース間に配置される複数の転動要素、特に玉とを有していることができ、ピニオン軸は、回転軸受の内側の軸受レース内に受けられている。固定式軸受の回転軸受、特にその外側の軸受レースは、さらに軸受スリーブ内に収容されている。加えて固定式軸受は、旋回リングを有し、旋回リングは、外リングと内リングとを有し、外リングと内リングとは、単数または複数のねじりウェブを介して旋回可能に互いに結合されており、内リングは、軸受スリーブに結合されているか、または軸受スリーブの一体の構成部材であり、外リングは、ステアリング伝動機構のハウジング内に固定されて(少なくとも一方向、好ましくはすべての方向に関して、すなわち不動に)配置されている。
さらに本発明に係るステアリングシステムのねじピニオン軸は、ねじピニオンの他方の側において浮動式軸受内に支持されており、浮動式軸受は、回転軸受を有し、浮動式軸受の回転軸受内にピニオン軸は、受けられており、浮動式軸受の回転軸受は、ハウジング内に支持された軸受ブシュ内に収容されており、軸受ブシュは、ハウジング内での回転軸受の半径方向の可動性を保証する。浮動式軸受は、例えば独国特許出願公開第102005035020号明細書に記載の構成を有していてもよい。特に浮動式軸受の軸受ブシュは、回転軸受を収容する内ブシュと、内ブシュを包囲し、ハウジング内に固定されて配置される外ブシュとを有し、外ブシュと内ブシュとは、環状間隙を画定し、外ブシュと内ブシュとは、半径方向の少なくとも一方向で互いに相対的に可動であるように、フレキシブルな結合区間を介して互いに結合されているようにしてもよい。
本発明に係るステアリングシステムは、さらに、連結要素を介してのみ、回転駆動するようにステアリング伝動機構のねじピニオン軸に接続されるステアリングモータを備えている。ステアリングモータは、特に電気モータとして形成されていることができる。
このようなステアリングシステムは、本発明の基本思想に応じて、固定式軸受の旋回リングの外リングおよび/または軸受ブシュが、(それぞれ)振動を減衰するデカップリング要素を介在させてのみ(すなわちハウジングとの直接的な接触なしに)、ハウジング(1)内に固定されて配置されていることを特徴とする。その際、好ましくは、単数または複数の上述の振動を減衰するデカップリング要素は、少なくとも部分的に、好ましくは完全に、(少なくとも1種の)振動を減衰する材料、好ましくはプラスチック、特に熱可塑性のプラスチック、またはエラストマー(例えばゴム)から形成されているようにしてもよい。代替的または補足的に、このような要素を、振動を減衰する機能を有する構造的な手段により形成する可能性もある。
代替的または補足的に、本発明に係るステアリングシステムにおいて、固定式軸受の旋回リング、浮動式軸受の軸受ブシュ、ねじピニオン、歯車および/または連結要素は、少なくとも部分的に、(少なくとも1種の)振動を減衰する材料から形成されている。この場合も、好ましくは、振動を減衰する材料は、(熱可塑性の)プラスチックまたはエラストマーであってもよく、この場合、すべての(熱可塑性の)プラスチックおよびすべてのエラストマーは、自動車のステアリングシステムを形成する従来慣用の材料である金属、特に鋼およびアルミニウム合金と比較して良好な、振動を減衰する特性を示すことから出発する。
本発明に係るステアリングシステムは、特にパワーステアリングシステムとして形成されていることができ、パワーステアリングシステムの場合、ステアリングモータによって、アシストするトルクを発生させることができるので、パワーステアリングシステムを有する自動車のドライバがステアリングコラムに自動車の操舵のために加えねばならない操舵モーメントは、(場合によっては一時的にゼロにまで)減じられている。これに代えて、(特にステアリングシステムあるいは自動車のいわゆるステアバイワイヤ機能のために)ステアリングモータによって(常に)、操舵のために必要なすべての操舵モーメントを発生させるように、ステアリングシステムを形成する可能性もある。
本発明は、本発明に係るステアリングシステムを備える自動車にも関する。
特に特許請求の範囲、および特許請求の範囲を一般的に説明している明細書中に含まれる不定冠詞(「ein」、「eine」、「einer」および「eines」)は、不定冠詞と解すべきであって、数詞と解すべきではない。これにより、相応にこれらの不定冠詞を伴って記したコンポーネントは、当該コンポーネントが少なくとも1つあり、それが複数あっても構わないと解すべきである。
本発明について、以下に図面に示した一実施例を基に詳しく説明する。
本発明に係るステアリングシステムのステアリング伝動機構の縦断面図である。 図1に示したステアリング伝動機構の一部区間と、本発明に係るステアリングシステムの、ステアリング伝動機構に接続されるステアリングモータの一部区間との縦断面図である。 図1に示したステアリング伝動機構の固定式軸受を前方から見た図である。 図1に示したステアリング伝動機構の浮動式軸受の軸受ブシュの横断面図である。
図1は、本発明に係るステアリングシステムのステアリング伝動機構の主要な構成部材を示している。ステアリング伝動機構は、ハウジング1を有し、ハウジング1内には、歯車2と、歯車2と噛み合うねじピニオン3とが回転可能に配置されている。ねじピニオン3と、ねじピニオン3を有するねじピニオン軸4とは、ウォームの形態で一体に形成されている。
歯車2は、ステアリング伝動機構の被動軸5(図1参照)に堅固に取り付けられている。図示の構成例では、歯車2に相対回動不能に確実に結合すべく歯列を有したこの被動軸5は、例えば少なくとも一部区間においてラックとして形成されるステアリングロッドと噛み合うことができ、これにより、ラックは、並進運動を実施し、この並進運動は、公知の形式でホイールステアリングレバー(図示せず)を介して自動車の操舵可能なホイール(図示せず)の旋回運動に変換され得る。しかし、被動軸5は、パワーステアリングシステムの、ステアリングホイールに結合されていて、ステアリングピニオンを介してステアリングロッドに作用するステアリングコラムであってもよい。
ねじピニオン軸4は、駆動側の端部を有し、駆動側の端部を介してねじピニオン軸4は、ステアリングモータ6(例えば電気モータ)の被動軸7に結合可能であるあるいは結合されている(図2参照)。この駆動側の端部の領域でねじピニオン軸4は、第1の支持部によりハウジング1内に支持されている。この支持部は、旋回軸線9(図3参照)回りのねじピニオン軸4の旋回を許容する固定式軸受8として形成されている。この旋回は、ねじピニオン軸4の、駆動側の端部とは反対側の端部の変位を引き起こす。ねじピニオン軸4は、駆動側の端部とは反対側の端部で、浮動式軸受10によりハウジング1の対応する収容部内に支持されている。この浮動式軸受10は、ねじピニオン軸4の旋回から生じるこの端部の変位を許容するように形成されている。
固定式軸受8も、浮動式軸受10も、玉軸受11,12の形態のそれぞれ1つの回転軸受を有している。これらの玉軸受11,12の内側の軸受レース内には、ねじピニオン軸4の対応する区間が支持されている一方、玉軸受11,12の外側の軸受レースは、それぞれ1つの軸受装置13,14内に支持されている。軸受装置13,14は、他方、ハウジング1の対応する収容部内に収容されている。軸受装置13,14は、構造的に、固定式軸受8では、旋回軸線9回りのねじピニオン軸4の旋回を可能にし、浮動式軸受10では、ねじピニオン軸4の自由端部の変位を可能にするように形成されている。
このために固定式軸受8の軸受装置13は、円環形の横断面を有する軸受スリーブ15を有し、軸受スリーブ15は内側に、第1の長手方向区間において玉軸受11を収容し、第2の長手方向区間において旋回リング16の内リング17を収容している。旋回リング16の内リング17は、支持ディスク18を介在させて相対回動不能にかつ軸方向では止められて軸受スリーブ15内に支持されている。内リング17は、玉軸受11の外側の軸受レース19に支持されている。旋回リング16は、内リング17の他にさらに外リング20を有している。外リング20は、2つのねじりウェブ21(図3参照)を介して内リング17に結合されている。外リング20、内リング17およびねじりウェブ21は、好ましくは1ピースに例えばばね鋼から形成されている。
ねじピニオン軸4上での玉軸受11の軸方向の位置止めは、スラストピース22を介在させてねじ23により行われる。ねじ23は、ねじピニオン軸4の駆動側の端部に内設された雌ねじ山にねじ込まれている。ハウジング1内での旋回リング16の外リング20の軸方向の位置止めは、雄ねじ山を有するねじリング24により行われ、ねじリング24の雄ねじ山は、ハウジング1の対応する雌ねじ山にねじ込まれている。
2つのねじりウェブ21は、外リング20が内リング17に対して相対的に旋回し得る旋回中心としての旋回軸線9の位置を規定している。しかし、その際、ねじりウェブ21、ひいては旋回軸線9は、旋回リング16の中心を通っておらず、ひいてはねじピニオン軸4の横断面の中心も通っておらず、これらの中心に対して半径方向でずらされている(図3参照)。これにより旋回軸線9は、ねじピニオン軸4の長手方向軸線25と交わらない。旋回リング16の中心に対するねじりウェブ21の半径方向のずれにより、旋回軸線9は、ねじピニオン軸4の外周部近傍に移動され、これにより、ねじピニオン3と歯車2との歯係合時に生じる噛合力の結果として、この噛合力の作用線と旋回軸線9との間隔との関連で生じるあるいは生じるであろうリアクションモーメントの形成は、軽減または回避され得る。リアクションモーメントをできる限り完全に回避すべく、旋回軸線9は、歯車2およびねじピニオン3の両ピッチ円あるいは転動円の接触点に形成されている接線方向平面内に位置している。
旋回リング16のねじりウェブ21は、内リング17に対する外リング20の旋回、ひいては歯車2あるいはハウジング1に対して相対的なねじピニオン軸4の旋回を可能にするだけでなく、同時に、ねじピニオン軸4のねじピニオン3を歯車2の歯列内に押し込むばね力を発生させ、これにより、できる限り小さい伝動機構遊び、ひいては、ステアリング伝動機構の運転中の、特に「切り換え操舵(Wechsellenken)」時の少ないノイズ発生を実現することができる。このばね力は、ステアリング伝動機構の組み立て時に、ねじピニオン軸4が歯車2との接触の結果として、ねじりウェブ21の十分なねじりが得られるまで変位されることから生じ、これにより、ねじりウェブ21のねじりから結果として生じる弾性的な戻しモーメントが、ねじピニオン軸4のこの変位とは反対方向に作用し、これによりねじピニオン軸4を歯車2に向かって付勢する。
浮動式軸受10の軸受装置14は、軸受ブシュ14の形態で形成されている。軸受ブシュ14は、内ブシュ26を有し、内ブシュ26は、軸受ブシュ14の、荷重がかかっていない中立位置では、外ブシュ27内にできる限り同心に配置されている(図4参照)。内ブシュ26は、一部区間において結合区間28を介して外ブシュ27に結合されている。結合区間28の領域において、内ブシュ26と外ブシュとは、横断面あるいはラジアル断面(図4参照)内に、湾曲して延びるそれぞれ1つの突出部29,30を有し、突出部29,30は、向かい合うようにして、内ブシュ26と外ブシュ27との間に形成される環状間隙31内に突出している。その際、両突出部29,30の先端は、互いに接触している。
突出部29,30の領域で内ブシュ26と外ブシュ27とは、エラストマー被覆32により包囲されている。その際、エラストマー被覆32は、内ブシュ26および外ブシュ27の表面から張り出さないように構成されている。このために、一方では、内ブシュ26および外ブシュ27の軸方向の長さは、突出部29,30を形成する周区間において、他の周区間における軸方向の長さより短くなっている。これにより凹部(不可視)が形成され、凹部内にエラストマー被覆32の弾性的な素材が収容されている。さらに内ブシュ26はその内面に、そして外ブシュ27はその外面に、それぞれ1つの別の、軸方向で延びる凹部33,34を有し、エラストマー被覆32の素材は、同じくこれらの凹部33,34内に収容されている。環状間隙31の領域でも、突出部29,30は、(周方向)両側でエラストマー被覆32の弾性的な素材により包囲されているあるいはエラストマー被覆32の弾性的な素材内に埋設されている。エラストマー被覆32は、内ブシュ26と外ブシュ27との所定の相対可動性を本質的に妨げることなく、これらのコンポーネントを1つにまとめている。すなわち結合区間28は、小さな旋回モーメントを有する旋回継手を形成し、旋回継手は、結合区間28の領域に位置する旋回軸線回りの、内ブシュ26に対する外ブシュ27の旋回を可能にする。この旋回運動時、内ブシュ26および外ブシュ27の突出部29,30は、互いに滑動あるいは転動する一方、エラストマー被覆32は、外ブシュ27と内ブシュ26とのこの相対運動を本質的に妨げない。
軸受ブシュ14は、固定式軸受8により規定される旋回軸線9回りのねじピニオン軸4の旋回が、内ブシュ26を外ブシュ27に対して相対的に、結合区間28を通るラジアル軸線35に対して略垂直な方向で移動させるように、ステアリング伝動機構のハウジング1内に組み込まれている。これに対して、このラジアル軸線35により規定される方向では、ステアリング伝動機構の運転中、歯車2上でのねじピニオン3の振れを回避すべく、外ブシュ27に対して相対的な内ブシュ26の移動は、できる限り不可能であることが望ましい。このことは、内ブシュ26と外ブシュ27との間の間隔が、軸受ブシュ14の、結合区間28とは半径方向で反対側の周区間において、比較的小さな寸法、例えば0.1mmに制限されていることにより達成される。このことは、制限要素36により実現され、制限要素36は、半径方向で移動可能に外ブシュ27内に支持されている。制限要素36は、外ブシュ27の半径方向の幅より大きな半径方向の幅を有している。ハウジング1内にまだ組み付けられていない軸受ブシュ14の制限要素36は、外ブシュ27の外面から張り出すまで外向きに移動される。これにより、内ブシュ26の外面と制限要素36との間には、比較的大きな間隔が生じ、この比較的大きな間隔は、軸受ブシュ14の比較的簡単な組み付けを可能にする。この間隔は、ハウジング1内での浮動式軸受10の組み付けの枠内で所望の小さな寸法に減じられる。それというのも、こうして制限要素36は、ハウジング1との当接の結果、外ブシュ27の外面からもはや張り出し得ず、したがって内ブシュ26に向かって移動されている必要があるからである。
軸受ブシュ14の外ブシュ27は、さらに弾性的なストッパ要素37も有し、ストッパ要素37は、一方向(図1で見て上方)へのねじピニオン軸4の旋回時の内ブシュ26の運動を制限する。
固定式軸受8を用いた歯車2に対するねじピニオン軸4の弾接にもかかわらず、かつこれにより達成可能な、できる限り小さな伝動機構遊びにもかかわらず、ステアリング伝動機構の運転中のノイズ発生は、完全には防止され得ない。すなわち、このようなノイズ発生は、付加的に、ステアリング伝動機構のコンポーネントの、運転のために必要な相対運動や、特に玉軸受11,12の玉の転走、そしてねじピニオン3および歯車2の歯の、周期的に変化する係合に基づいていることもある。
運転中のステアリング伝動機構、およびステアリング伝動機構を備えるステアリングシステムのできる限りポジティブな、あるいは低いノイズ特性を実現すべく、本発明により、この相対運動により発生される物体振動の、例えばアルミニウムからなるハウジング1への伝達をできる限り低く維持することが試みられている。これにより、それに基づく振動励起、ひいてはハウジング1の音波放射は、低く維持することができる。
このために、一方では、歯車2全体、または少なくともその歯をプラスチックから形成するか、または少なくともプラスチックによりコーティングしている。
さらに浮動式軸受10の軸受ブシュ14を少なくとも部分的にプラスチックから、特に内ブシュ26および/または外ブシュ27を部分的にまたは完全にプラスチックから形成している。
ねじピニオン軸4および歯車2の回転運動の結果としてのハウジング1の振動励起を回避あるいは低く維持する別の手段として、旋回リング16の外リング20を、複数の部分からなる、振動を減衰するデカップリング要素38を介在させてのみ、ハウジング1内に固定して配置し、このデカップリング要素38をプラスチックまたはエラストマーから形成している。
最後に、ステアリングモータ6の被動軸7、あるいはこの被動軸7の自由端部に結合されるアダプタピース39は、同じくプラスチックまたはエラストマーから形成されている連結要素40を介在させて、ねじピニオン軸4に、あるいは歯列41を介して相対回動不能にねじピニオン軸4の隣接する端部に結合されるスラストピース22に、回転駆動するようにあるいは相対回動不能に結合されている。アダプタピース39とスラストピース22との間の間隙42は、これらのコンポーネント間の直接的な接触を防止し、その結果、ステアリングモータ6の被動軸7とねじピニオン軸4との間の回転駆動する結合は、連結要素40の介在下でのみ提供されている。
本発明の手段により、ねじピニオン軸4および歯車2の回転に基づいて生じる物体振動をハウジング1に伝達するすべての経路が、少なくとも一部区間において、振動を減衰するプラスチックまたはエラストマーから形成されているので、これに起因するハウジング1の振動励起と、これに基づくハウジング1の音波放射とは、低く維持され得る。その際、ステアリングシステムのノイズ特性に関する可能な範囲で最良の作用は、これらの手段がすべて実施されたときに実現され得る。しかし、これらの手段を個別的にのみ実施することも可能である。ただし、この場合は、実現される作用が最適でないこともある。
1 ハウジング
2 歯車
3 ねじピニオン
4 ねじピニオン軸
5 ステアリング伝動機構の被動軸
6 ステアリングモータ
7 ステアリングモータの被動軸
8 固定式軸受
9 旋回軸線
10 浮動式軸受
11 固定式軸受の玉軸受
12 浮動式軸受の玉軸受
13 固定式軸受の軸受装置
14 浮動式軸受の軸受装置/軸受ブシュ
15 軸受スリーブ
16 旋回リング
17 旋回リングの内リング
18 支持ディスク
19 固定式軸受の玉軸受の外側の軸受レース
20 旋回リングの外リング
21 ねじりウェブ
22 スラストピース
23 ねじ
24 ねじリング
25 ねじピニオン軸/固定式軸受の玉軸受の長手方向軸線
26 軸受ブシュの内ブシュ
27 軸受ブシュの外ブシュ
28 軸受ブシュの結合区間
29 内ブシュの突出部
30 外ブシュの突出部
31 内ブシュと外ブシュとの間の環状間隙
32 軸受ブシュのエラストマー被覆
33 外ブシュの凹部
34 内ブシュの凹部
35 軸受ブシュの結合区間を通るラジアル軸線
36 制限要素
37 ストッパ要素
38 デカップリング要素
39 アダプタピース
40 連結要素
41 歯列
42 間隙

Claims (3)

  1. 自動車用のステアリングシステムであって、
    前記ステアリングシステムは、ステアリング伝動機構を備え、
    前記ステアリング伝動機構は、
    ハウジング(1)と、
    歯車(2)と、
    前記歯車(2)と噛み合うねじピニオン(3)と、
    前記ねじピニオン(3)を有するねじピニオン軸(4)と、
    を有し、
    前記ねじピニオン軸(4)は、前記ねじピニオン(3)の一方の側において固定式軸受(8)内に支持されており、前記固定式軸受(8)は、前記ねじピニオン軸(4)を受ける回転軸受を有し、前記固定式軸受(8)の前記回転軸受は、軸受スリーブ(15)内に収容されており、前記固定式軸受(8)は、さらに旋回リング(16)を有し、前記旋回リング(16)は、外リング(20)と内リング(17)とを有し、前記外リング(20)と前記内リング(17)とは、単数または複数のねじりウェブ(21)を介して旋回可能に互いに結合されており、前記内リング(17)は、前記軸受スリーブ(15)に結合されているか、または前記軸受スリーブ(15)に組み込まれており、前記外リング(20)は、前記ハウジング(1)内に固定されて配置されており、
    前記ねじピニオン軸(4)は、前記ねじピニオン(3)の他方の側において浮動式軸受(10)内に支持されており、前記浮動式軸受(10)は、前記ねじピニオン軸(4)を受ける回転軸受を有し、前記浮動式軸受(10)の前記回転軸受は、前記ハウジング(1)内に支持された軸受ブシュ(14)内に収容されており、前記軸受ブシュ(14)は、前記ハウジング(1)内での前記回転軸受の半径方向の可動性を保証し、かつ
    前記ステアリングシステムは、連結要素(40)を介してのみ、回転駆動するように前記ステアリング伝動機構の前記ねじピニオン軸(4)に接続されるステアリングモータ(6)を備える、
    ステアリングシステムにおいて、
    前記固定式軸受(8)の前記旋回リング(16)の前記外リング(20)および/または前記浮動式軸受(10)の前記軸受ブシュ(14)は、振動を減衰するデカップリング要素(38)を介在させてのみ、前記ハウジング(1)内に固定されて配置されており、かつ/または
    前記固定式軸受(8)の前記旋回リング(16)、前記浮動式軸受(10)の前記軸受ブシュ(14)、前記ねじピニオン(3)、前記歯車(2)および/または前記連結要素(40)は、少なくとも部分的に、振動を減衰する材料から形成されている、
    ことを特徴とする、自動車用のステアリングシステム。
  2. 前記浮動式軸受(10)の前記軸受ブシュ(14)は、前記回転軸受を収容する内ブシュ(26)と、前記内ブシュ(26)を包囲し、前記ハウジング内に固定されて配置される外ブシュ(27)とを有し、前記外ブシュ(27)と前記内ブシュ(26)とは、環状間隙(31)を画定し、前記外ブシュ(27)と前記内ブシュ(26)とは、半径方向の少なくとも一方向で互いに相対的に可動であるように、フレキシブルな結合区間(28)を介して互いに結合されていることを特徴とする、請求項1記載のステアリングシステム。
  3. 前記振動を減衰する材料は、プラスチックまたはエラストマーであることを特徴とする、請求項1または2記載のステアリングシステム。
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