JP2019529505A - 毛髪修復組成物 - Google Patents

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Abstract

本発明は、毛髪の枝毛を補修する方法であって、枝毛を有する毛髪を少なくとも1つのヒドロキシアルキル基を含有する少なくとも1つの非セルロース系多糖誘導体を含む組成物と接触させることを含み、前記非セルロース系多糖誘導体は、1.0未満のヒドロキシアルキル化度MSを有する、方法に関する。【選択図】なし

Description

本出願は、2016年10月4日出願の欧州特許出願公開第16192199.4号に対する優先権を主張するものであり、この出願の全内容は、あらゆる目的のために参照により本明細書に組み込まれる。
本発明は、枝毛を補修するためのヘアケア組成物に関し、より詳細には枝毛を補修するための薬剤としての特定の非セルロース系多糖誘導体の使用に関する。
毛髪は、角質物質であり、特に環境要因(紫外線への暴露など)、損傷処理(漂白、着色、パーマ又は熱矯正など)及び特にグルーミング処置中の機械的ストレス(例えば、頻繁なブラッシング、バックコーミング又は高いコーミング抵抗に対するコーミングによる)を含む様々なストレスを繰り返し受ける。
これは、毛髪に様々な種類の構造的損傷をもたらす。キューティクルは、持ち上げられ、個々の毛髪繊維は、多孔質になり、もつれ、よじれ、且つ/又は互いに絡み合う傾向があり得る。
毛髪の質感への影響は、例えば、湿潤時及び乾燥時の櫛通りの悪さ、静電気の増加、脆さの増加、最大引裂き力の減少並びに毛髪及び/又は枝毛の破断伸びによって顕著であり、その結果、毛髪が全体として不健康(鈍い、生気がない等)に見え、櫛で梳くことが困難であり、且つ/又はざらつきを感じる。
これらの損傷の中でも、本発明の目的は、枝毛を補修するのに有用であるヘアケア組成物に対する市場での一層高まる需要に対処することである。
従って、本発明の目的は、枝毛を補修するのに有用な成分を提供することである。
「枝毛」とは、毛髪の端部が2つ以上のシャフトに分割されている状態を意味する。
より詳細には、これは、毛髪の物理的又は化学的損傷の結果として保護キューティクルが毛髪繊維の端部から剥ぎ取られた後に進展する毛髪繊維の長手方向の枝毛として定義される。枝毛は、主にグルーミング作業中の機械的ストレス、特に過度の梳かす力によって形成される。
潤滑剤は、枝毛の形成を防止するか又は最小限にすることがすでに知られている。潤滑は、梳かす間の毛髪における摩擦を減少させ、従って毛髪が受けている研磨力の強さを減少させる。その結果、これは、梳かすプロセス中のもつれの数を減少させる。
しかしながら、本発明は、枝毛の損傷を防止しようとするものではない。
本発明は、枝毛の補修、即ち軸方向の割れへの凝集力を回復させてシャフトの損傷の領域を「埋める」物質を堆積させることによる既存の損傷の修復に関する。
従って、本発明の目的は、枝毛を補修する(即ち修復する)のに有効な成分を提供することである。
本発明の目的は、毛髪のキューティクルの損傷を修復し、且つ/又は毛髪繊維を整列させるのに更に有効である成分を提供することでもある。
本発明の意味における毛髪のキューティクルの損傷の修復は、毛髪のキューティクルを滑らかにすることを意味する。視覚効果は、例えば、走査型電子顕微鏡を介して毛髪繊維を見ることによって観察することができる。
米国特許出願公開第2005/0089494号明細書及び米国特許出願公開第2006/0251603号明細書は、ポリクォータニウム−28とメチルビニルエーテル/マレイン酸コポリマーとの特定の比での組み合わせが、枝毛を修復するのに有用な高分子電解質錯体を生成することを開示している。
しかしながら、このような高分子電解質錯体の安定性は、他の成分がヘアケア製剤に添加されるときに損なわれる場合がある。特に、帯電化合物及びポリマーは、このような高分子電解質錯体の構造を破壊する可能性があることが報告されている。
米国特許第6258348号明細書は、3つのポリマー:グアー、ベタイン系ポリウレタン界面活性剤及びシリコーンポリウレタンを含む枝毛補修組成物を開示している。欧州特許第1552807号明細書に示されているように、米国特許第6258348号明細書に開示された両性又はカチオン性グアーガムは、他の開示されたポリマー置換基がないと実質的な枝毛修復を達成しない。
本出願人は、ここで、予期しないことに、特定の非セルロース系多糖誘導体が枝毛を修復するための薬剤として有用であることを発見した。
単独で使用される本発明の特定の非セルロース系多糖誘導体が実質的な枝毛補修を達成することを可能にするであろうという従来技術における示唆はなかった。
従って、本発明の主題は、毛髪の枝毛を補修する方法であって、枝毛を有する毛髪を少なくとも1つのヒドロキシアルキル基を含有する少なくとも1つの非セルロース系多糖誘導体を含む組成物と接触させることを含み、前記非セルロース系多糖誘導体は、1.0未満のヒドロキシアルキル化度MSを有する、方法である。
本発明は、少なくとも1つのヒドロキシアルキル基を含有する少なくとも1つの非セルロース系多糖誘導体を含む、枝毛を補修するためのヘアケア組成物であって、前記非セルロース系多糖誘導体は、1.0未満のヒドロキシアルキル化度MSを有する、ヘアケア組成物にも関する。
本発明は、少なくとも1つのヒドロキシアルキル基を含有する1つの非セルロース系多糖誘導体の使用であって、前記非セルロース系多糖誘導体は、枝毛を補修するための薬剤として1.0未満のヒドロキシアルキル化度MSを有する、使用にも関する。
本発明は、毛髪の枝毛を補修する方法であって、少なくとも1つのヒドロキシアルキル基を含有する1つの非セルロース系多糖誘導体を含む組成物を、枝毛を有する毛髪に塗布することを含み、前記非セルロース系多糖誘導体は、1.0未満のヒドロキシアルキル化度MSを有する、方法にも関する。
本発明の特定の非セルロース系多糖誘導体は、高い割合の枝毛補修を提供するだけでなく、例えば特に梳かすこと又はヘアスタイリング中の他のストレス要因後に耐久性のある補修を確実にするために、枝毛を閉じてリフトしたキューティクルスケールを滑らかにし得ることが判明した。
有利には、本発明の非セルロース系多糖誘導体はまた、高い電荷密度及び高分子量を有する従来のカチオン性ポリマーが使用される場合、多くの消費者が経験するべたつきのある外観若しくは感触、べたつき感、光沢の喪失及び/又は濃厚な被覆感触などの乾燥した毛髪の欠点なしに枝毛の修復及び毛髪のキューティクルの修復をもたらす。
参照により本明細書に組み込まれる特許、特許出願及び刊行物のいずれかの開示が用語を不明瞭にさせ得る程度まで本出願の記載と矛盾する場合、本記載が優先するものとする。
非セルロース系多糖誘導体
本発明の実施形態のいずれかによれば、本発明の非セルロース系多糖誘導体は、ガラクトマンナン誘導体である。
ガラクトマンナンは、マンノース単位が1−4−b−グリコシド結合で連結され、ガラクトース分岐がマンノース単位への1−6a−結合によって行われている、ガラクトース及びマンノース単位から主になる多糖である。ガラクトース又はマンノース単位(又は糖単位)の各環は、化学反応のために利用可能である3つの遊離ヒドロキシル基を有する。ガラクトマンナンは、通常、グアー、ローカストビーン、ハニーローカスト、フレームツリーなどの豆科種子の内胚乳中に見出される。
本発明の実施形態のいずれかによれば、本発明で使用される非セルロース系多糖出発原料は、グアーとしても知られるグアーガムなどのガラクトマンナンである。
本発明の一実施形態によれば、非セルロース系多糖誘導体は、グアー誘導体である。
これは、例えば、反応性基を含有する1つ以上の誘導体化剤を用いて化学的手段により修飾されているガラクトマンナンであり得る。
非セルロース系多糖誘導体は、例えば、ガラクトマンナンのヒドロキシル基と誘導体化剤の反応性官能基との間の反応によって得ることができる。
非セルロース系多糖誘導体の調製方法は、米国特許第4,663,159号明細書、同第5,473,059号明細書、同第5,387,675号明細書、同第3,472,840号明細書、同第4,031,307号明細書、同第4,959,464号明細書及び米国特許出願公開第2010/0029929号明細書に開示されており、これらの全ては、参照により本明細書に組み込まれる。
本発明の非セルロース系多糖誘導体は、少なくとも1つのヒドロキシアルキル基を含有する。
本発明の一実施形態によれば、ヒドロキシアルキル基は、例えば、ヒドロキシメチル基、ヒドロキシエチル基、ヒドロキシプロピル基及びヒドロキシブチル基からなる群から選択されるC〜Cヒドロキシアルキル基である。
本発明の一実施形態によれば、ヒドロキシアルキル基は、ヒドロキシプロピル基である。
本発明の実施形態のいずれかによれば、本発明の非セルロース系多糖誘導体のヒドロキシアルキル化度(モル置換又はMS)は、多糖に存在する遊離ヒドロキシル官能基の数によって消費されるアルキレンオキシド分子の数を意味する。
本発明の実施形態のいずれかによれば、本発明の非セルロース系多糖誘導体は、約0.1以上、例えば約0.2以上のヒドロキシアルキル化度(MS)を有する。
本発明の実施形態のいずれかによれば、本発明の非セルロース系多糖誘導体は、約1.0以下、例えば約0.9以下のヒドロキシアルキル化度(MS)を有する。
本発明の実施形態のいずれかによれば、本発明の非セルロース系多糖誘導体は、約0.1〜約1.0、例えば約0.2〜約0.9に含まれるヒドロキシアルキル化度(MS)を有する。
少なくとも1つのヒドロキシアルキル基を含有する本発明の非セルロース系多糖誘導体は、例えば、ヒドロキシアルキル基(例えば、ヒドロキシプロピル基)で修飾されている非セルロース系多糖誘導体を得るために、対応するアルケンオキシド(例えば、プロピレンオキシドなど)を非セルロース系多糖と反応させることによって調製することができる。
本発明の非セルロース系多糖誘導体の「平均分子量」という表現は、前記多糖誘導体の重量平均分子量を意味する。
非セルロース系多糖誘導体の平均分子量は、SEC−MALS(マルチアングル光散乱検出による検出のサイズ排除クロマトグラフィー)によって測定され得る。dn/dcについて0.140の値が分子量測定のために用いられる。Wyatt MALS検出器は、22.5KDaポリエチレングリコール標準を使用して較正される。分子量分布の全ての計算は、WyattのASTRAソフトウェアを用いて行われる。試料は、移動相(100mM Na2NO3、200ppm NaN3、20ppm pDADMAC)中の0.05%溶液として調製され、分析前に0.45μm PVDFフィルターを通して濾過される。平均分子量は、重量で表される。
本発明の実施形態のいずれかによれば、本発明の非セルロース系多糖誘導体の平均分子量は、約100,000g/モル超、例えば約150,000g/モル超、例えば約200,000g/モル超である。
本発明の実施形態のいずれかによれば、本発明の非セルロース系多糖誘導体の平均分子量は、約4,000,000g/モル未満、例えば約3,500,000g/モル未満、例えば約3,000,000g/モル未満である。
本発明の一実施形態によれば、本発明の非セルロース系多糖誘導体の平均分子量は、約100,000g/モル〜約4,000,000g/モル、例えば約100,000g/モル〜約3,000,000g/モル、例えば約150,000g/モル〜約4,000,000g/モル、例えば約150,000g/モル〜約3,000,000g/モル、例えば約200,000g/モル〜約4,000,000g/モル、例えば約200,000g/モル〜約3,000,000g/モルに含まれる。
本発明の一実施形態によれば、本発明の非セルロース系多糖誘導体の平均分子量は、約100,000g/モル〜約2,000,000g/モル、例えば約150,000g/モル〜約1,750,000g/モル、例えば約200,000g/モル〜1,500,000g/モルに含まれる。
本発明の実施形態のいずれかによれば、本発明の非セルロース系多糖誘導体は、少なくとも1つのカチオン性基を更に含有することができる。
本明細書において使用される場合、「カチオン性」という用語は、正に帯電した基だけでなく、pHに応じて正に帯電するようになり得る基も包含する。
本発明のカチオン性非セルロース系多糖誘導体は、pH中性水性媒体中で正味の永久正電荷を前記多糖に与えるように化学的に修飾されている非セルロース系多糖である。永久に帯電されていないもの、例えば所与のpHより下でカチオン性であり、そのpHより上で中性であり得る非セルロース系多糖誘導体も本発明の範囲内に含まれる。
従って、「カチオン化剤」、「カチオン性基」及び「カチオン性部位」という用語は、アンモニウム(正電荷を有する)、更に第一級、第二級及び第三級アミン並びにそれらの前駆体(正に帯電した化合物をもたらすことができる)を含む。
本発明によれば、非セルロース系多糖は、カチオン性基を含有するように誘導体化又は変性され得る。結果として生じる化合物は、非セルロース系多糖誘導体である。
本発明の一施形態によれば、本発明の非セルロース系多糖誘導体は、任意のガラクトマンナン、例えばグアーとカチオン化剤との反応から生じ得る。
本発明のカチオン化剤は、非セルロース系多糖のヒドロキシル基との反応により、本発明による少なくとも1つのカチオン性基を含む非セルロース系多糖誘導体をもたらすことができる化合物と定義される。
本発明のカチオン化剤は、少なくとも1つのカチオン性部位を含有する化合物と定義される。カチオン化剤は、カチオン変性非セルロース系多糖をもたらすことができる薬剤を含む。
適切な誘導体化試薬の群は、エポキシ基、ハライド基、エステル基、酸無水物基又はエチレン系不飽和基などの反応性官能基と、少なくとも1つのカチオン性部位又はこのようなカチオン性部位の前駆体とを典型的に含む。
本明細書において使用される場合、「誘導体化剤」という用語は、少なくとも非セルロース系多糖にグラフトされるカチオン性部位を含有する薬剤を意味する。「誘導体化剤」という用語は、「カチオン化剤」及び「グラフト化剤」という用語を包含する。
本発明の一実施形態では、カチオン性部位は、アルキレン又はオキシアルキレン基などの二価連結基によって誘導体化剤の反応性官能基に結合され得る。適切なカチオン性部位としては、第一級、第二級若しくは第三級アミノ基又は第四級アンモニウム、スルホニウム若しくはホスフィニウム基が挙げられる。
誘導体化剤は、カチオン性窒素部位、より典型的には第四級アンモニウム部位を含有するカチオン性部位又はカチオン性部位の前駆体を含むことができる。典型的な第四級アンモニウム部位は、それぞれ対イオン、典型的にはクロリド、ブロミド又はヨージド対イオンと組み合わせて、トリメチルアンモニウム部位、トリエチルアンモニウム部位又はトリブチルアンモニウム部位などのトリアルキルアンモニウム部位、ベンジルジメチルアンモニウム部位などのアリールジアルキルアンモニウム部位、並びにピリジニウム部位及びイミダゾリン部位など、窒素原子が環構造のメンバーであるアンモニウム部位である。
本発明の一実施形態によれば、本発明のカチオン性非セルロース系多糖誘導体をもたらすカチオン化剤の例は、以下の通りである。
・2,3−エポキシプロピルトリメチルアンモニウムクロリド、2,3−エポキシプロピルトリメチルアンモニウムブロミド、2,3−エポキシプロピルトリメチルアンモニウムヨージドなどのカチオン性エポキシド、
・3−ハロゲノ−2−ヒドロキシプロピルトリメチルアンモニウムクロリド、例えば3−クロロ−2−ヒドロキシプロピルトリメチルアンモニウムクロリドなどのクロロヒドリン官能性カチオン性窒素化合物、
・トリメチルアンモニウムプロピルメタクリルアミドクロリド塩、トリメチルアンモニウムプロピルメタクリルアミドメチルスルフェート塩、ジアリルジメチルアンモニウムクロリド、ビニルベンジルトリメチルアンモニウムクロリド、N−ビニルホルムアミド、N−ビニルアセトアミド(それらの単位は重合又はグラフト化後にビニルアミン単位へ加水分解することができる)などのカチオン性モノマーのジメチルアミノプロピルメタクリルアミド(第三級アミン)前駆体などのカチオン性エチレン系不飽和モノマー又はそれらの前駆体。
本発明の一実施形態では、本発明のカチオン性非セルロース系多糖誘導体をもたらすカチオン化剤は、2,3−エポキシプロピルトリメチルアンモニウムクロリド、2,3−エポキシブチリルジメチルアンモニウムブロミド及び2,3−エポキシプロピルトリメチルアンモニウムヨージドなどのカチオン性エポキシドである。
本発明によれば、カチオン性基は、非セルロース系多糖出発原料を、反応性官能基と少なくとも1つのカチオン性部位(又はカチオン性部位の前駆体)とを含む誘導体化剤と反応させることによって非セルロース系多糖に導入され得る。
本発明によれば、非セルロース系多糖誘導体中に存在するカチオン性基は、カチオン化剤との前記多糖のヒドロキシル基の反応によって非セルロース系多糖出発原料に組み込まれる。
好ましいカチオン性基は、第一級、第二級又は第三級アミノ基、第四級アンモニウム、スルホニウム又はホスフィニウム基及びそれらの混合物からなる群から選択される。特に好ましい実施形態では、カチオン性基は、それぞれ対イオン、典型的にはクロリド、ブロミド又はヨージド対イオンと組み合わせて、トリメチルアンモニウム基、トリエチルアンモニウム基、トリブチルアンモニウム基などのトリアルキルアンモニウム基、ベンジルジメチルアンモニウム基などのアリールジアルキルアンモニウム基、並びにピリジニウム基及びイミダゾリン基など、窒素原子が環構造のメンバーであるアンモニウム基から選択される。好ましくは、それぞれのカチオン性基は、少なくとも1つのカチオン電荷を含有する。
非セルロース系多糖誘導体のカチオン性度は、置換度の観点から表すことができる。
本明細書において使用される場合、「カチオン置換度」(DScat)という表現は、糖単位の1モル当たりのカチオン性基の平均モル数を意味する。(DScat)は、1H−NMR(溶媒:D2O)により測定することができる。
1H NMRスペクトルが得られると、通常、3.2〜4.3ppmである、全てのグアー単位上のアノマープロトンに対応する多重線のピークの積分が1に標準化される。対照となるピーク、グアー単位上の第四級アンモニウム基のメチルプロトンに対応するものは、約1.8ppmを中心とする。このピークは、アンモニウム官能基上に3つのメチル基が存在することを考えれば、9つのプロトンのものに積分される。従って、カチオン化剤2,3−エポキシプロピルトリメチルアンモニウムクロリドの場合について、(DScationic)の計算は、以下の通りである。
Figure 2019529505
本発明の一実施形態によれば、本発明の非セルロース系多糖誘導体は、ゼロに等しいカチオン置換度(DScat)を有する。
本発明の別の実施形態によれば、本発明の非セルロース系多糖誘導体は、約0.02以上、例えば約0.05以上、例えば約0.08以上、例えば約0.09以上、例えば約0.10以上のカチオン置換度(DScat)を有する。
本発明の実施形態のいずれかによれば、本発明の非セルロース系多糖誘導体は、約0.30以下、例えば約0.20以下、例えば0.19以下のカチオン置換度(DScat)を有する。
本発明の一実施形態によれば、本発明の非セルロース系多糖誘導体は、約0.02〜約0.30、例えば約0.05〜約0.20、例えば約0.14以下に含まれるカチオン置換度(DScat)を有する。
本発明の非セルロース系多糖誘導体のカチオン性度は、電荷密度の観点からも表され得る。カチオン置換度は、いくつかの方法によって電荷密度に換算され得る。
カチオン性非セルロース系多糖誘導体の電荷密度の好ましい計算方法は、前記多糖上の第四級アンモニウム基の当量を具体的に定量化する方法を用いる。
グアーガムを3−クロロ−2−ヒドロキシプロピルトリメチルアンモニウムクロリド又は2,3−エポキシプロピルトリメチルアンモニウムクロリドと反応させることによって得られるカチオン性グアーについて、カチオン電荷密度は、以下の式を用いてカチオン置換度から計算され得る。
Figure 2019529505
一般的に、上の式は、非セルロース系多糖にグラフトされる基に依存する。
本明細書において使用される場合、「電荷密度」という用語は、ポリマーを構成するモノマー単位上の正電荷の前記モノマー単位の分子量に対する比を意味する。電荷密度にポリマーの分子量を乗じた値が、所与のポリマー鎖上の正に帯電した部位の数を決定する。
本発明によれば、非セルロース系多糖誘導体は、約0.35〜約1.45meq/gの電荷密度を有する。
本発明の実施形態のいずれかによれば、本発明の組成物は、組成物の総重量に対して0.01〜2pbwの本発明の非セルロース系多糖誘導体を含む。
本発明の組成物は、これらの非セルロース系多糖誘導体の少なくとも1つが本発明の非セルロース系多糖誘導体であることを条件として、2つ以上の異なる非セルロース系多糖誘導体の混合物も含むことができる。
一実施形態では、本発明の主題は、先に定義したような少なくとも1つの非セルロース系多糖誘導体を含み、枝毛補修剤として作用する他のいかなる成分も含まない枝毛補修用ヘアケア組成物である。
換言すれば、一実施形態では、本発明の枝毛補修用ヘアケア組成物は、枝毛補修のための唯一の薬剤として、先に定義したような非セルロース系多糖誘導体を含み、その目的のための他の成分を含まない(0pbw)。
有利には、本発明の特定の非セルロース系多糖誘導体は、帯電した毛髪有益剤を含む広範囲の他の毛髪有益剤と組み合わせることができる。従って、本発明の特定の非セルロース系多糖誘導体と、更なる望ましい特性を提供する他のヘアケア成分との安定した組み合わせを含む、枝毛を補修するためのヘアケア組成物を調製することが可能である。
有利には、本発明の特定の非セルロース系多糖誘導体は、リンスオフ又はリーブオンヘアケア組成物に配合することができる。枝毛補修における性能は、両方の製剤において満足のいくものである。
本発明の実施形態のいずれかによれば、本発明の非セルロース系多糖誘導体を含むヘアケア組成物は、リンスオフ型又はリーブオン型の製品として配合することができる。
本明細書において使用される場合、「リンスオフ組成物」という表現は、塗布後に毛髪から洗い流される組成物を意味する。逆に、「リーブオン組成物」という表現は、塗布後に毛髪から洗い流されない組成物を意味する。
リンスオフ製品の非限定的な例としては、シャンプー、コンディショナー、ストレートヘアアイロン、パーマネントウェーブ及びヘアカラー(パーマネント、セミパーマネント及びテンポラリーヘアカラーを含む)が挙げられる。
リーブオン型のヘアケア製品は、これらに限定されないが、セッティングローション、セラム、ヘアスプレー、ムース、ヘアラッカー、ヘアジェル、ヘアワックス、スタイリングクリーム、ポマード及びトニックなどの代表例が挙げられる。本明細書において使用される場合、「ヘアスプレー」という用語は、それが加圧されているか又は加圧されていないかにかかわらず、任意の噴霧(スプレー)フォーマットで送達されるヘアケア製品を意味することが言及される。
以下の非限定的な種類のヘアケア及び/又はヘアスタイリングベースのエンドユーザー製剤、例えば2イン1シャンプー、リーブオン及びリンスオフコンディショナー、ヘアパーマ製品、整髪料、パーマネントヘア染色システム、ヘアスタイリングムース、セミパーマネントヘア染色システム、テンポラリーヘア染色システム、ヘアブリーチ剤、パーマネントヘアウェーブシステム、ヘアセッティング製剤、無着色ヘア製剤、ヘアフリッツ−コントロールジェル、ヘアリーブインコンディショナー、ヘアデタングル製品、ヘア固定剤、ヘアコンディショニングミスト、ヘアケアポンプスプレー及び他の非エアロゾルスプレー、ヘアキューティクルコートにおける本発明の非セルロース系多糖誘導体を使用することも考えられる。
本発明による特定の非セルロース系多糖誘導体を使用する場合に達成される改善された枝毛補修は、ヘアケア組成物の化学成分の供給者によって使用されるコミュニケーションツール、例えばアニメーション又は映画、プレゼンテーション、リーフレット、チラシ、ポスター、技術データシート、処方集、紙及びウェブサイトを含むあらゆる支援物において強調され得る。これは、完全若しくは半完全組成物又は組成物を調製するために使用される特定の成分に関連し得る。本発明による特定の非セルロース系多糖誘導体を使用する場合に達成される改良された枝毛補修は、ヘアケア組成物を販売するのに使用されるコミュニケーションツール、例えば商業的主張、ラベル、組成物に関連する文書、コマーシャル、商業的主張を裏付ける科学的検討、紙、ラベル、ウェブサイト、映画又はアニメーションを含むあらゆる支援物において同様に強調され得る。商業的主張の例としては、枝毛のキュア、毛髪の重度の修復、枝毛シール等を挙げることができる。映画又はアニメーションは、例えば、枝毛を有する毛髪繊維(又はその表示)及び毛髪繊維の処理に取り組み、枝毛を補修(即ち修復)する製品(又はその表示)を示すことができる。
ここで、以下の非限定的な実施例により、本発明を更に詳細に説明する。略語は、当技術分野における通常の意味を有する。「q.s.」として示されている水の量は、「完全に100pbwにするために必要とされる量」であることが意図される。
全ての原料は、調合物全体の重量パーセントで及び活性原料のレベルとして表す。
次のクレンジング組成物を調製した。
Figure 2019529505
(a)Rhodiaから入手可能である、2,000,000g/モル〜3,000,000g/モルの分子量及び0.1〜1.0のヒドロキシアルキル化度を有するヒドロキシプロピルグアー。
(b)Rhodiaから入手可能である、1,000,000g/モル〜2,000,000g/モルの分子量及び0.1〜1.0のヒドロキシアルキル化度を有するヒドロキシプロピルグアー。
(c)Rhodiaから入手可能である、2,000,000g/モル未満の分子量、0.15未満のカチオン置換度及び0.1〜1.0のヒドロキシアルキル化度を有するヒドロキシプロピルグアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド。
(d)Rhodiaから入手可能である、2,000,000g/モル〜3,000,000g/モルの分子量を有し、1.0を超えるヒドロキシアルキル化度を有するヒドロキシプロピルグアー。
(e)1,500,000g/モルを超える分子量を有し、約0.15のカチオン置換度を有するグアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド。
製剤手順
カチオン性グアー誘導体を水中に分散させる。グリセリン及びパンテノールを加える。pHを4.5〜5に調整する。保存料を加えてpHを4.7に調整する。エタノールを加えてpH(≦5)を確認する。水を加えてqsp100にする。
毛髪房の性能の評価
毛髪房は、Kerling Internationalから購入した。以下の特徴を有するヨーロッパの天然人毛:カラー5/0。全長19cm、17cmの自由毛髪。幅2.5センチ。重さ4gの自由毛髪。
ヘアトリートメントプロトコール
流水下で1分間毛髪房を濡らす(又はいくつかの毛髪の束を使用している場合には水に10分間浸す)。毛髪房全体に3mlの10pbw活性ナトリウムジエトキシル化ドデシル硫酸(SLE2S)溶液を塗布する。片側30秒ずつで1分間シャンプーする。1分間濯ぐ。人差し指と中指との間を絞る。中程度の歯の櫛に続いて細かい歯の櫛を使用して絡み合わせる。一晩、環境制御された室内に置く(RH=50%±10、T=23℃)。
枝毛を得るためのヘアダメージプロトコール
カスタムメイドの繰り返しグルーミング装置が使用される。装置は、10のコンパートメントからなり、10本の毛髪房を同時に梳かすことができる。1コンパートメント当たり4つの櫛が90°の角度で取り付けられており、まさに1回転で毛髪房を3回梳くことができる。壊れた破片を収集するために収集用引き出しをそれぞれの毛髪房の下に置く。全ての実験を、温度及び湿度が制御された条件下において、環境制御された室内で行った(RH=50%±10、T=23℃)。
枝毛を形成するために、前処理された毛髪房は、19rpmで7.5時間中に繰り返しグルーミングを受ける。
修復された枝毛の割合の測定
全ての手順は、環境制御された室内で行われる(RH=50%±10、T=23℃)。前述のプロトコールに従って前処理した後に損傷を受けた4gの毛髪房を使用する。全てが枝毛を有する10本の毛髪繊維を選択し、10本の繊維キットを得るためにスコッチテープでそれらをともに接着する。点灯している拡大鏡下で枝毛を数える。高精度の天秤における0.5ml容量の使い捨てトランスファーピペットドロッパーを用いて、プラスチック秤量カップ中の2mgの製品(それぞれ製剤1、製剤2又は比較製剤)を秤量する。それらを枝毛に密接に保持することによって10本の繊維を集め、最大量を収集するために製品にそれらを浸す。製品が吸収されるまで、指で枝毛において(先端に向かって最後の約1センチで)製品を広げる。もう一度繊維を滑らかにし、10本の繊維キットをオーブンに1分間入れる。必要に応じて、一度滑らかにして繊維を整列させ、点灯している拡大鏡下で残っている枝毛を数える。
修復された枝毛のパーセント(修復の%)は、次のように計算した。
Figure 2019529505
結果は、次の通りであった。
Figure 2019529505
本発明による特定の非セルロース系多糖誘導体を含む製剤1、製剤2及び製剤3は、比較製剤(本発明の範囲外の従来技術の非セルロース系多糖を含む)及び対照製剤(枝毛を補修するための薬剤として特に作用する成分を含まない)と比較して著しく改善された枝毛補修を示す。
これらの実施例は、本発明による特定の非セルロース系多糖誘導体、即ち少なくとも1つのヒドロキシアルキル基を含有する非セルロース系多糖誘導体であって、前記非セルロース系多糖誘導体が1.0未満のヒドロキシアルキル化度MSを有する、非セルロース系多糖誘導体が枝毛の補修において非常に有効であることを示す。

Claims (15)

  1. 毛髪の枝毛を補修する方法であって、枝毛を有する毛髪を少なくとも1つのヒドロキシアルキル基を含有する少なくとも1つの非セルロース系多糖誘導体を含む組成物と接触させることを含み、前記非セルロース系多糖誘導体は、1.0未満のヒドロキシアルキル化度MSを有する、方法。
  2. 前記非セルロース系多糖誘導体は、ガラクトマンナン誘導体である、請求項1に記載の方法。
  3. 前記非セルロース系多糖誘導体は、グアー誘導体である、請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記ヒドロキシアルキル基は、例えば、ヒドロキシメチル基、ヒドロキシエチル基、ヒドロキシプロピル基及びヒドロキシブチル基からなる群から選択されるC〜Cヒドロキシアルキル基である、請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記ヒドロキシアルキル基は、ヒドロキシプロピル基である、請求項4に記載の方法。
  6. 前記非セルロース系多糖誘導体は、約0.1〜約1.0、例えば約0.2〜約0.9に含まれるヒドロキシアルキル化度を有する、請求項1〜5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 前記非セルロース系多糖誘導体は、約100,000g/モル〜約4,000,000g/モル、例えば約150,000g/モル〜約4,000,000g/モル、例えば約200,000g/モル〜4,000,000g/モルに含まれる平均分子量を有する、請求項1〜6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 前記非セルロース系多糖誘導体は、少なくとも1つのカチオン性基を更に含有する、請求項1〜7のいずれか一項に記載の方法。
  9. 前記カチオン性基は、第一級、第二級又は第三級アミノ基、第四級アンモニウム、スルホニウム又はホスフィニウム基及びそれらの混合物からなる群から選択される、請求項8に記載の方法。
  10. 前記非セルロース系多糖誘導体は、約0.02〜約0.30、例えば約0.05〜約0.20に含まれるカチオン置換度DScatを有する、請求項8又は9に記載の方法。
  11. 組成物は、組成物の総重量に対して0.01〜2pbwの前記非セルロース系多糖誘導体を含む、請求項1〜10のいずれか一項に記載の方法。
  12. 請求項1〜10のいずれか一項に記載の少なくとも1つのヒドロキシアルキル基を含有する少なくとも1つの非セルロース系多糖誘導体を含む、枝毛を補修するためのヘアケア組成物。
  13. リーブオン組成物である、請求項12に記載の組成物。
  14. リンスオフ組成物である、請求項12に記載の組成物。
  15. 枝毛を修復するための薬剤としての、請求項1〜10のいずれか一項に記載の少なくとも1つのヒドロキシアルキル基を含有する1つの非セルロース系多糖誘導体の使用。
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