JP2019529027A - 個人所持品を確実に保持するためのクラスプ - Google Patents

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Abstract

【解決手段】 本発明は、比較的小さい個人所持品を確実に保持するためのクラスプ装置に関する。該クラスプは、個人所持品の少なくとも一部をそれぞれ確実に保持および解除するため、デフォルト位置の閉鎖位置と開放位置との間で移動自在である。【選択図】 図1

Description

本開示は、一般的に、人体の比較的近くにある個人所持品を確実に保持するための装置およびシステムに関し、特に、眼鏡、鍵、指輪などの個人所持品を保持するためのクラスプに関する。
眼鏡、鍵、指輪などの個人所持品を身に着けている個人は、その所持品を取り外したり、取り替えたりしたいと思う場合があるが、その場合、それを容易に入手したり取り替えたりする目的で、その所持品を近くに置いておくのが望ましい場合がある。例えば、眼鏡は特定の場合にだけ使用される読書用の眼鏡、サングラス、または安全眼鏡であり、後で容易にアクセスできるように、取り外して着用者の身近に一時的に置いておきたい場合もある。通常、多くの着用者が所持品をポケットや容器内に入れたり、シャツまたはセーターの開いた部分から吊るしたりしている場合が多い。斯かる方法は、通常、個人所持品を確実に保持する方法としては安全でも便利でもない。
この概要は、選別された概念を簡略形で紹介するものであり、以下の発明を実施するための態様のセクションにおいて更に詳細が記載されるものである。当該概要は、特許請求項の主題の重要なまたは主要な特徴を特定する意図を有するものでも、特許請求項の範囲の発明特定事項の範囲を制限する目的で使用される意図を有するものでもない。
本開示は、比較的小型の個人所持品を確実に保持するためのクラスプ装置を提供する。クラスプは、個人所持品の少なくとも一部をそれぞれ確実に保持および解除するため、デフォルト位置の閉鎖位置と開放位置との間で移動自在である。
本発明の態様は、個人所持品を着用者が確実に保持するためのクラスプ(clasp)に関する。該クラスプは、第一の部材と、第一の枢動点で第一の部材に連結する第二の部材と、第二の枢動点で第一の部材に連結する第三部材と、第三枢動点で第二の部材に連結し、第四の枢動点で第三部材に連結する第四の部材とを有している。第三および第四の部材の各々は、第四の枢動点を越えて延長する延長部分をそれぞれ有している。第三および第四の部材の延長部分は、個人所持品の少なくとも一部を確実に保持および解除するため、デフォルト位置の閉鎖位置と開放位置との間で相互に移動自在でもある。
本発明の別の態様は、個人所持品を着用者が確実に保持するためのクラスプに関し、該クラスプは、一対の顎部であって、該顎部の枢動端部を中心として開放位置と閉鎖位置との間で移動自在である、前記顎部を含む。該顎部は、閉鎖位置にあるとき、前記個人所持品を確実に保持するサイズおよび形状になっている。クラスプは、顎部の枢動端部に連結するリンク機構(linkage)であって、第一の方向に操作された際に顎部を開放位置へ移動させ、第二の方向に操作された場合に顎部を閉鎖位置に移動させるように構成されている、前記リンク機構も有する。
1つの実施形態の特徴(複数も可)は、本開示または当該実施形態の性質により明示的に禁止されていない限り、たとえ記載または図示されていなくても、他の実施形態にも適用されるものである。
上述の実施形態および他の実施形態に関連付けられた詳細が以下に記載される。
以下の図面は、制限的ではなく例示的に示されるものである。簡潔性および明瞭性のため、特定の構造体が示される全図面において、その構造体の全特徴に必ずしも符号が付されているわけではない。同一の参照番号が同一の構造体を示しているとは必ずしも限らない。むしろ、同一でない参照番号の場合のように、同じ参照番号が類似の特徴または類似の機能性を有する特徴を示すのに使用されている場合もある。
図1は、本開示の種々の実施形態による、デフォルト位置の閉鎖位置にあるクラスプ装置およびシステムの前面図を示す。 図2は、本開示の種々の実施形態による、デフォルト位置の開放位置にあるクラスプ装置およびシステムの前面図を示す。 図3aは、本開示の種々の実施形態による、クラスプ装置およびシステムにおける、内部ばねシステムの内部前面斜視図を示す。 図3bは、本開示の種々の実施形態による、クラスプ装置およびシステムにおける、内部ばねシステムの内部側面斜視図を示す。 図4は、本開示の種々の実施形態によるベイル付きクラスプを示しており、この場合、当該装置およびシステムはネックレスに取り付けられ、眼鏡を保持している。 図5aは、本開示の種々の実施形態による、第一の例示的ベイル回転システムを有するクラスプを示す。 図5bは、本開示の種々の実施形態による、第一の例示的ベイル回転システムを有するクラスプの側面図を示す。 図5cは、本開示の種々の実施形態による、第一の例示的ベイル回転システムの平面図を示す。 図5dは、本開示の種々の実施形態による、第一の例示的ベイル回転システムを有するクラスプの更なる側面図を示す。 図6aは、本開示の種々の実施形態による、第二の例示的ベイル回転システムを有するクラスプを示す。 図6bは、本開示の種々の実施形態による、第二の例示的ベイル回転システムを有するクラスプの側面図を示す。 図6cは、本開示の種々の実施形態による、第二の例示的ベイル回転システムの平面図を示す。 図6dは、本開示の種々の実施形態による、第二の例示的ベイル回転システムを有するクラスプの更なる側面図を示す。 図7は、本開示の種々の実施形態による、別の例示的クラスプ装置およびシステムの前面図を示す。 図8は、本開示の種々の実施形態による、更なる例示的クラスプ装置およびシステムの前面図を示す。 図9は、本開示の種々の実施形態による、更なる例示的クラスプ装置およびシステムの前面図を示す。 図10は、本開示の種々の実施形態による、更なる例示的クラスプ装置およびシステムの前面図を示す。
本発明の好ましい実施形態を以下に詳細に記載し、その例を添付の図面に示す。本発明は好ましい実施形態との関連で記載されるが、斯かる実施形態に本発明を限定する意図がないことは理解されている。反対に、本発明は、特許請求の範囲において規定される本発明の要旨および範囲内に含まれる代替物、変形物、および等価物を包含することが意図されている。更に、本発明を実施するための形態において、本発明の十分な理解のため、特定の詳細事項が数多く記載されている。しかし、本発明が斯かる特定の詳細事項なしに実施できることは、当業者には明白であろう。他の例では、本発明の態様を不必要に曖昧にすることがないように、既知の方法、手順、構成要素、および回路は詳細には記載されていない。
一般的に言って、本発明の種々の実施形態が、個人所持品(複数も可)を確実に保持するため、ネックレスまたは鎖、シャツのボタンなどに取り付け可能なクラスプを提供している。個人所持品は、通常、比較的小さいサイズである。個人所持品の例には、限定されないが、眼鏡、指輪、鍵(複数も可)などが含まれる。クラスプのデフォルト位置は閉鎖位置である。クラスプは、個人所持品の少なくとも一部をそれぞれ確実に保持および解除するため、デフォルト位置の閉鎖位置と開放位置との間で移動自在である。
着用者がクラスプのリンク機構部分を押圧し該リンク機構を長く伸ばすことにより、クラスプはデフォルト位置の閉鎖位置から開放位置へ移動する。開放位置において、着用者は個人所持品の一部(例えば、眼鏡の蝶番)を挿入できる。クラスプを閉鎖すると、それは個人所持品の挿入部分(例えば、眼鏡の蝶番)の周りに確実に閉鎖される。従って、該個人所持品は体に密接して保持される。加えて、クラスプは、指輪、フック、および/またはベイル(bail)などの他の構成要素を含んでもよい。ベイルは、回転自在であるのが好ましい。
図1は、本発明の種々の実施形態における、デフォルト位置である閉鎖位置にあるクラスプ装置およびシステム100を示す。クラスプ100は、第一の部材(例えば、左上の部材11)、第二の部材(例えば、右上の部材12)、第三の部材(例えば、左下の部材13)、おおよび第四の部材(例えば、右下の部材14)を含む。上、下、左、および右と言う用語は、1つの実施形態との関連で例示目的のために使用されるものであり、本発明の範囲を限定する意図のないことは了解されるべきである。
左上の部材11および右上の部材12は第一の枢動点(例えば、上部枢動点またはピン15)において相互に枢動的に連結されている。左上の部材11は、第二の枢動点(例えば、左枢動点またはピン16)において左下の部材13に連結されている。右上の部材12は、第三の枢動点(例えば、右枢動点またはピン17)において右下の部材14に連結されている。加えて、左下および右下の部材は第四の枢動点(例えば、底部枢動点またはピン18)において相互に連結されている。従って、部材11〜14は、集合的に四辺形リンク機構を構成する。
デフォルト位置である閉鎖位置において、クラスプの上部分(例えば、リンク機構)はダイヤモンド形状を有していてもよい。例えば、閉鎖されたクラスプは、図1に示されるように、上部「ダイヤモンド」部分を有していてもよい。下部部材13およびl4は、それぞれ延長部分19および20を有しており、該延長部分は、底部ピン18を越えて延長し、集合的に一対の顎部を形成し、個人所持品の少なくとも一部をそれぞれ確実に保持および解除するため、デフォルト位置の閉鎖位置と開放位置との間で移動自在である。図1に示されるように、左下の部材13は底部ピン18から延びる延長部分(例えば、左底部末端19)を有し、右下の部材14も底部ピン18から延びる延長部分(例えば、右底部末端20)を有している。デフォルト位置である閉鎖位置において、底部末端19および20は、個人所持品を確実に保持するため、ともに閉鎖されたループを形成する。図1に示されるように、底部末端19および20は、閉鎖クラスプ100の底部が一般的に楕円形(例えば、35度角の楕円)を有し、底部末端が部分的に相互に重なり合うように、フック形状であってもよい。
四つの部材が一緒にねじれ形構造を形成するのが好ましい。例えば、図1に示されるように、左上の部材11および右下の部材14は、右上の部材12および左下の部材13の上(または前部)に位置する。あるいは、左上の部材および右下の部材の両方が、右上の部材および左下の部材の下(または後部)に位置していてもよい。限定されないが右上の方位の反対の方位を含む他の構成も可能であることは理解されるべきである。
いくつかの実施形態において、上部部材11および12は、クラスプをデフォルト位置の閉鎖位置方向に付勢するように、内部ばねシステム22(例えば、ワイヤフォームばね、またはねじればね)を含んでいてもよい。例えば、上部ピン15は内部ばねの中心を通過していてもよい。任意に、クラスプ100は、上部ピン15に連結された追加のリングおよび/またはシャンク構造体を含んでいてもよい。斯かる追加の構造体は、クラスプをネックレス、鎖、シャツのボタンなどに取り付けるのを助ける。
本発明によるクラスプ装置およびシステムのサイズは、保持対象の個人所持品に基づいて設計および適合されてもよい。一例として、クラスプ100の上部ダイヤモンド部分の各面は約36mmの長さを有していてもよく、底部ピン18と全クラスプ100の底部との間の長さは85mmであり、2つの底部末端19および20の間の重なり合った領域は長径約24mmの楕円形状を有していてもよい。斯かるサイズは好みに合わせて種々異なっていてもよく、あるいは比例的に拡大または縮小されてもよい。
図2は開放位置にあるクラスプ100を示している。クラスプ100の第三および第四の部材の延長部分(例えば、底部末端19および20)は、第二および第三の枢動点(例えば、左ピン16および右ピン17)に一般的に対応してリンク機構領域に適用される内側方向の力に応答し、デフォルト位置の閉鎖位置から開放位置へ移動自在である。言い換えると、クラスプの上部(例えば、上部「ダイヤモンド」または「正方形」部分の左ピンおよび右ピンに一般的に対応する領域)を着用者が押すことにより、開放位置が達成可能である。そうすることにより、リンク機構が長く伸ばされ、その結果、底部末端19および20が相互に離れることになる。従って、クラスプの底部が開放される。開放位置において、着用者は所持品の一部(例えば、眼鏡の蝶番)を挿入できる。クラスプがデフォルト位置に再び閉鎖されると、それは所持品の挿入部分の周りに確実に閉鎖される。従って、その所持品は体の近くに保たれることになる。
図1〜2は、一対の顎部(a pair of jaws)(例えば、左側顎部19および右側顎部20)であって、当該顎部の枢動端部(例えば、ピン18)を中心として開放位置と閉鎖位置との間で移動自在である顎部と、当該顎部の枢動端部に連結するリンク機構であって、(図2に示されるように)第一の方向に操作された際に顎部を開放位置へ移動させ、(図1に示されるように)第二の方向に操作された際に顎部を閉鎖位置に移動させるように構成されているリンク機構とを有するクラスプを示している。リンク機構は四辺形リンク機構を有し、顎部は少なくともその一部を形成していてもよい。従って、着用者は、リンク機構を顎部に対して横方向に押圧または圧縮することにより該顎部を開放位置に移動させたり、リンク機構を顎部に対して長軸方向に押圧または圧縮することにより該顎部を閉鎖位置に移動させたりできる。あるいは、顎部はばねの付勢に応答して、自動的に閉鎖位置へ戻るようにしてもよい。
図3a〜3bは、種々の実施形態によるクラスプ100の内部ばねシステム22を具体的に示している。図3a〜3bに示されるように、上部部材11および12は内部チャンバを画成するような空洞であり、チャンバ内部において内部ばね(例えば、ワイヤフォームばね)23が上部ピン15に係合し巻き付いていてもよい。任意に、ばね23は延長し、他の枢動点(例えば、左ピン15および右ピン17)に係合していてもよい。あるいは、内部ばね23は、脚部であって、延長して上部11および12の長さ部分をそれぞれ押し下げ、外壁の内部表面に隣接して付勢力を与える脚部を有していてもよい。そうすることにより、内部ばねシステム22は、クラスプをデフォルト位置の閉鎖位置方向へ付勢できる。
図4は眼鏡を確実に保持するクラスプ200を示している。種々の実施形態によるクラスプは、該クラスプをネックレスや鎖に取り付けるのを改善するのに使用されるリング、留め具、および/またはベイルなどの他の構成要素を含んでいてもよい。例えば、クラスプは、他の物体の接続(ネックレスまたは鎖の挿入)用のリングに連結されていてもよい。更に、クラスプは、ネックレスまたは鎖に更に容易に取り付けたり、それから取り外したりできるように、留め具またはベイルに連結されていてもよい。図4に示されるように、クラスプ200は更にベイル30に連結されており、該ベイルは更にクラスプ200を着用者のネックレス40に取り付けている。クラスプ200の底部は眼鏡の蝶番の周りに閉鎖されており、従って、眼鏡を確実に保持している。ベイル30は固定されていてもよいし、回転自在であってもよい。
種々の実施形態において、クラスプは、着用者がクラスプを異なる角度で使用し易くなるように、回転自在なベイルを含んでいてもよい。従って、ベイルは、当該ベイルを望ましい角度範囲(例えば、ゼロ度から360度)内で回転できるような回転システムを含んでいてもよい。
図5a〜5bは、本開示の種々の実施形態による、例示的第一のベイル回転システムを有するクラスプを示している。図5a〜5bに示されるように、クラスプ300は回転自在なベイル50に連結されている。ベイル50の回転システムは、ハウジング51、チューブシース52、およびチューブシース52とハウジング51内で回転できる回転自在ピン53を有する。回転自在ピン53は、(任意に、クラスプの後側上部ピンの周りに巻き付けられた輪状構造体によって)クラスプ300に連結されているので、ピン53が回転するとクラスプ300も回転する。回転自在ピン53は、ハウジング51内で回転自在なフック形状またはコの字型の上端部を含んでいてもよい。
図5c〜5dを参照すると、ハウジング51は、回転自在ピン53を選択的に着座可能にする1若しくはそれ以上の凹部またはディンプルをその内側底部壁に含んでいてもよい。例えば、図示された実施形態において、ハウジング51は、等間隔で配置された4つのディンプル55を有している。回転自在ピン53は、ディンプル55に選択的に着座させるための玉56をその上端部に有していてもよい。従って、ピン53が回転すると、玉56は斯かるディンプル55の内外に選択的に移動する。
あるいは、図6a〜6dは、本開示の種々の実施形態による、例示的第二のベイル回転システムを有するクラスプを示している。図6a〜6dに示されるように、クラスプ400は回転自在ベイル60に連結されている。ベイル60の回転システムは、円筒形状のハウジング61および該ハウジング内の回転自在ピン62を有している。回転自在ピン62は、(任意に、クラスプの後側上部ピンの周りに巻き付けられた輪状構造体によって)クラスプ400に連結されている。更に、図6c〜6dに示されるように、ハウジング61はその内側壁に1若しくはそれ以上の凹部63を含み、回転自在ピン62は、凹部63に対応する1若しくはそれ以上の突起部64をその側壁に含んでいてもよい。種々の実施形態において、突起部64はピン62に対して半径方向に移動自在である。更に、突起部64は、対応するばねによって、ピン62から離れる方向に付勢されていてもよい。従って、回転力がピン62に加わると、ハウジング61の内壁はばね63の付勢力を相殺し、凹部63に着座していた全ての突起部64をピン62の方向へ半径方向に移動させ、それにより回転を可能にする。
図7〜10は、本発明によるクラスプの更なる例を示す。本発明によるクラスプ装置及びシステムの形状は、保持対象の個人所持品に基づいて設計および適合されてよい。例えば、図7は底端部71および72を有するクラスプ500を示す。底端部71および72はフック形状を有しており、従って、閉鎖したクラスプ500の底部は、クラスプ100よりも一般的に狭い楕円形状を有しており、底端部71および72は部分的に相互に重なり合っていてもよい。
図8〜10は、デフォルト位置の閉鎖位置において一般的に四辺形の底部を有するクラスプを示す。図8に示すように、閉鎖したクラスプ600の底部は一般的に菱形形状を有しており、2つの底端部73および74は部分的に相互に重なり合っている。図9に示すように、閉鎖したクラスプ700は「凧」形状を有しており、底端部75および76は部分的に相互に重なり合っている。図10に示すように、閉鎖したクラスプ800はプリズムまたはひっくり返った凧形状を有しており、底端部77および78は部分的に相互に重なり合っている。
開示された実施形態の上述の記載は、当業者が本発明を実施または使用するのを可能にするように提供されている。斯かる実施形態への種々の変形は当業者には容易に想到できるものであり、本明細書に規定される一般原理は、本発明の精神または範囲から逸脱することなく他の実施形態へも適用可能である。従って、本発明は、本明細書に示される実施形態に限定されるものではなく、本明細書に開示された原理および新規な特徴に合致する最大範囲が与えられるべきものである。

Claims (21)

  1. 個人所持品を着用者が確実に保持するためのクラスプであって、
    第一の部材と、
    第一の枢動点で前記第一の部材に連結する第二の部材と、
    第二の枢動点で前記第一の部材に連結する第三の部材と、
    第三の枢動点で前記第二の部材に連結し、第四の枢動点で前記第三の部材に連結する第四の部材とを有し、
    前記第三および第四の部材の各々は、前記第四の枢動点を越えて延長する延長部分をそれぞれ有しており、
    前記第三および第四の部材の前記延長部分は、前記個人所持品の少なくとも一部を確実に保持および解除するため、デフォルト位置である閉鎖位置と、開放位置との間で相互に移動自在である、
    クラスプ。
  2. 請求項1記載のクラスプにおいて、前記第一および第二の部材は内部ばねを有するものである、クラスプ。
  3. 請求項1記載のクラスプにおいて、前記第三および第四の部材の前記延長部分は、デフォルト位置の閉鎖位置にあるときループを形成して前記個人所持品を確実に保持するように構成されるものである、クラスプ。
  4. 請求項3記載のクラスプにおいて、前記ループは略楕円形または略四辺形である、クラスプ。
  5. 請求項3記載のクラスプにおいて、前記第三および第四の部材の前記延長部分は、前記閉鎖位置にあるとき部分的に相互に重なり合っているものである、クラスプ。
  6. 請求項1記載のクラスプにおいて、前記第一および第二の部材並びに前記第三および第四の部材の一部は、四辺形のリンク機構を形成するように配置されるものである、クラスプ。
  7. 請求項6記載のクラスプにおいて、前記第三および第四の部材の前記延長部分は、前記第二および第三の枢動点に概ね対応する前記リンク機構の領域に加えられる内側方向の力に応答して、前記デフォルト位置の閉鎖位置から前記開放位置へ移動するものである、クラスプ。
  8. 請求項1記載のクラスプにおいて、前記クラスプは、前記第三および第四の部材の前記延長部分の反対側の端部において、ネックレスまたは鎖に取り付け可能である、クラスプ。
  9. 請求項1記載のクラスプにおいて、さらに、前記第一の枢動点において前記クラスプに連結されたリング、フック、またはベイルを有するものである、クラスプ。
  10. 請求項10記載のクラスプにおいて、前記ベイルは回転自在である、クラスプ。
  11. 請求項11記載のクラスプにおいて、前記ベイルは、ハウジングと、前記ハウジングの底部中心から延長するチューブシースと、前記チューブシースおよび前記ハウジング内部に配置された回転自在なピンとを有するものである、クラスプ。
  12. 請求項12記載のクラスプにおいて、前記ベイルは、前記回転自在なピンを前記第一の枢動点に連結するリングを有するものである、クラスプ。
  13. 請求項12記載のクラスプにおいて、前記ハウジングは前記ハウジングの内部底壁に1若しくはそれ以上の凹部を有し、前記回転自在なピンは、前記ハウジング内で回転自在であり、前記凹部内外へ選択的に移動自在なフック形状の端部を含むものである、クラスプ。
  14. 請求項11記載のクラスプにおいて、前記ベイルは、円筒形のハウジングおよびその中に配置された回転自在なピンを有するものである、クラスプ。
  15. 請求項15記載のクラスプにおいて、前記ベイルは、前記回転自在なピンを前記第一の枢動点に連結するリングを有するものである、クラスプ。
  16. 請求項16記載のクラスプにおいて、前記ハウジングの内部壁は凹部を含み、前記回転自在なピンは前記凹部に対応する突起部を有するものである、クラスプ。
  17. 請求項1記載のクラスプにおいて、前記個人所持品は、眼鏡、鍵、または指輪を含むものであるクラスプ。
  18. 個人所持品を着用者が確実に保持するためのクラスプであって、
    一対の顎部であって、該顎部の枢動端部を中心として開放位置と閉鎖位置との間で移動自在であり、前記閉鎖位置にあるとき、前記個人所持品を確実に保持するサイズおよび形状になっているものである、前記顎部と、
    前記顎部の前記枢動端部に連結するリンク機構であって、第一の方向に操作された際に前記顎部を前記開放位置へ移動させ、第二の方向に操作された際に前記顎部を前記閉鎖位置に移動させるように構成されている、前記リンク機構とを有するものである、
    クラスプ。
  19. 請求項19記載のクラスプにおいて、前記顎部が前記開放位置にあるとき、前記リンク機構が前記顎部に対して横方向に圧縮されるものである、クラスプ。
  20. 請求項20記載のクラスプにおいて、前記顎部が前記閉鎖位置にある場合に、前記リンク機構が前記顎部に対して長軸方向に圧縮されるものである、クラスプ。
  21. 請求項19記載のクラスプにおいて、前記リンク機構は四辺形リンク機構を有し、前記顎部は少なくともその一部を形成するものであるクラスプ。
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