JP2019529024A - 患者に応じた誘導ガイド - Google Patents

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Abstract

背骨の手術で用いられる患者に応じた誘導ガイド(1)は、患者の椎骨(100)の外科手術の誘導案内を行うために近接側開口部(2a)から遠位側開口部(2b)へと延設される二つの管状案内部材(2)を有する。接触部材(15,16)は、患者の椎骨(100)の患者に応じた誘導ガイド(1)の個別の連結構成を形成するよう、患者の椎骨(100)の複数の対応する接触領域(103,102)に適合するよう設計される。前記接触部材(15,16)は、患者の椎骨(100)の椎弓板に対応する接触領域に当接するよう設計される少なくとも一ペアの第一主接触部材(15)と、患者の椎骨(100)の上側関節突起または上関節面(103)に少なくとも部分的に当接するよう設計される一ペアの第二主接触部材(16)と、を備える。前記管状案内部材(2)のそれぞれは、近接側開口部(2a)から遠位側開口部(2b)へと延びる溝(8)を有する。【選択図】図1

Description

本発明は整形外科の技術分野に関する。より詳細には、本発明は、背骨の手術において利用される患者に応じた誘導ガイドに関する。
患者に応じたガイドは、ある決められた患者のコンピュータ断層撮影画像から導出された骨解剖学的構造に適合するよう個々に設計される使い捨てのテンプレートである。穿孔や切断のような外科手術を、コンピュータ支援技術によって手術前に計画でき、その後、患者に応じたガイドによって、外科医が患者の体に計画された通りの手術を正確に再現可能となる。
患者に応じたガイドは背骨手術を含む整形外科のいくつかの分野において利用されている。
この分野においては、患者に応じたガイドが、椎弓根スクリュー(pedicle screw)の挿入の際に、スクリューがその予め計画された最適な軸に応じて挿入できるよう、外科医を支援するために主として使用される。
ただ、患者に応じたガイドを背骨の手術において他の目的にも、例えばPSO(経椎弓根的楔状骨切り術(pedicle substraction osteotomies))、椎弓切開術(laminotomy)または椎間関節切除(facectomies)の際の切断ガイドとして、利用することもできる。
患者に応じたガイドの例は、例えば欧州特許出願公開第2749235号明細書(EP2749235)、欧州特許出願公開第2502582号明細書(EP2502582)、国際特許出願公開第2013/158521号(WO2013/158521)、国際特許出願公開第2014/197844号(WO2014/197844)、あるいはさらに国際特許出願公開第2014/070889号(WO2014/070889)、国際特許出願公開第2016/07558号(2016/07558)において知られている。
背景技術において知られている通り、誘導ガイドは、支持フレームと一体的な二つ以上の管状案内部材を備える。
二つの管状案内部材は、手術前に計画された角度に応じて患者の椎骨に挿入可能な二つの椎弓根スクリューのための挿入軸を規定する。各挿入軸は、各管状案内部材の長手方向軸に対応する。このため、例えば、椎弓根スクリューを受けるよう椎弓根を準備するために、各管状案内部材は、手術器具が挿入可能な貫通軸方向空洞部を有する。この種類の手術において用いられる椎弓根スクリューの代表例は、椎弓根スクリューの全長にわたって延びる貫通軸方向空洞部を有するカニューレ挿入用椎弓根スクリュー(cannulated pedicle screw)である。
各管状案内部材の内径は、ガイドワイヤを例えばキルヒナー・ワイヤ(Kirchner wire)を挿入可能とされる。こうして、キルヒナー・ワイヤは、既知のガイドを用いて、患者の椎骨に差し込まれる。その後、カニューレ挿入用椎弓根スクリューは、キルヒナー・ワイヤに取り付けられ、前記カニューレ挿入用椎弓根スクリューのネジが形成されたシャンクの端部が椎骨と接触するまでキルヒナー・ワイヤに沿って摺動する。この時点で、外科医が、特別な器具を用いて、椎骨の内側への前記カニューレ挿入用椎弓根スクリューの挿入を開始する。
カニューレ挿入用椎弓根スクリューが骨表面と接触することを可能にするために、各管状案内部材は、内部にカニューレ挿入用椎弓根スクリューを収容するのに十分な大きさの直径を有しなければならないが、それはガイドワイヤの直径に対して明らかに大きすぎる。
このように各管状案内部材が大きすぎるので、椎骨に対してキルヒナー・ガイドワイヤを精密に位置決めできず、手術前の計画が台無しになる。
この欠点を克服するために、各管状案内部材内に挿入される複数のスリーブが備えられていた。前記各スリーブは、各管状案内部材の長手方向軸と同軸状である貫通軸方向空洞部を有する。貫通軸方向空洞部は、管状案内部材内に適合した大きさとされ、キルヒナー・ガイドワイヤを収容するよう形成される。こうして、キルヒナー・ガイドワイヤの位置決めが十分に正確となる。
しかしながら、各管状案内部材内に各スリーブを連結し、誘導ガイドを本来の場所に配置し、各キルヒナー・ガイドワイヤを挿入し、誘導ガイドを抜き取るという欠くことができない作業を外科医が行うことが必要となる。
しかしながら、実行することを困難にする、体液がある状態において行われるべき外科医に要求される工程数の増加に加えて、各キルヒナー・ガイドワイヤを配置した後に前記各ガイドワイヤに対して作業を行うのを回避しつつ前記誘導ガイドを取り外す方法のすべての既知の誘導ガイドに共通な欠点も未だ解決されていない。
実際、既知の誘導ガイドの互いに鏡像である二つの管状案内部材の共通機能は、矢状面に対して傾斜した長手方向軸を有することにある。前記傾斜した長手方向軸によって、差し込まれたとき傾斜した長手方向軸に対して平行となることになるキルヒナー・ガイドワイヤのための挿入経路が決まる。長手方向軸のこの傾斜のために、キルヒナー・ガイドワイヤが差し込まれた後ガイドワイヤがその受け部から出て来るまでの誘導ガイドの取り外しが、非常に面倒で厄介となる。
それでも、外科医にとっては不都合であるが、各案内部材の長手方向軸のこのような傾斜は、患者の骨構造に損傷を与えないためには、K−ワイヤ/椎弓根スクリューの適切な位置決めにとって重要である。したがって、誘導ガイドは各管状案内部材の動きを許容しない剛体構造を有する必要があることは明らかである。上記の点から、K−ワイヤが患者の椎骨に差し込まれるとき誘導ガイドを取り外すことは外科医にとって明らかに難しく、誘導ガイドの構造の特有な剛性によって困難さが増す。
この問題を解決するために、背景の技術において、非直線状ブリッジ等の構造を強化した誘導ガイドが提供されている。前記非直線状ブリッジは、強化作用があるが、誘導ガイドのクラニアル−カウダル方向(cranial−caudal direction)における寸法が大きく増加し、したがって、挿入のための空間が必要となる。
このため、手術部位に適切に到達するために患者が受ける傷の大きさが大きくなるとともに、小さい椎骨に例えば頚椎に手術が行われる場合には実行が困難であることが分かる。
以上のことに鑑みて、本発明の基礎となる技術的課題は、背骨の手術において用いられるタイプの患者に応じた外科的ガイドであって、ガイドワイヤを適切に差し込みその次に患者に応じた外科的ガイドを、前記外科的ガイドとガイドワイヤとの間の干渉現象を防止しながら、取り外すことができる、患者に応じた外科的ガイドを提供することにある。
具体的には、本発明が解決することを目標とする技術的課題は、患者にとってそれほど侵襲性ではなく、その挿入のために外科医が行う工程が少しですみ、したがって誤差の範囲が限定的である、迅速かつ容易に位置決めおよび取り外しが可能な、背骨の手術において用いられるタイプの、患者に応じた外科的ガイドを提供することにある。
前述の技術的課題は請求項1にかかる背骨の手術で用いられる患者に応じた誘導ガイドを用いることによって解決される。
本発明は、差し込まれたガイドワイヤを抜き取ることができる側方開口部を用いて、ガイドワイヤと患者に応じた誘導ガイドとの間での干渉の虞をなくすことができる。これにより、外科医が手術部位から患者に応じた誘導ガイドを抜き取るために、差し込まれたガイドワイヤに対して作業を行わなければならなくなるのを防ぐことができる。このように、差し込み後にはガイドワイヤを処理することがないので、ガイドワイヤが患者の骨から外れるのを回避することができ、再度の位置決めを行う必要がなくなるであろう。この結果、外科医の作業タスクを軽減でき、手術の危険を少なくでき、手術時間を低減できるとともに人工インプラント(prosthetic implant)を正しく位置決めできない可能性をも低減できる。
管状案内部材が側方開口部を有することにより、ガイドワイヤの正しい位置決めが可能となり、確実に患者に応じた誘導ガイドを迅速かつ容易に取り外すことができる。ガイドの構造は、少なくとも四つの載置点を有することによって、確実に患者の椎骨上に正しく精密に位置決めを行うことができる。
本発明にかかるガイドは、頸椎、胸椎、腰椎および仙骨に適している。
本発明にかかる患者に応じた誘導ガイドのさらなる特徴および利点は、限定するものではない例として説明するいくつかの実施形態の、以下の添付図面を参照してここで下に記載する説明によって、より明らかとなろう。
患者に応じた誘導ガイドの前側の斜視図である。 患者に応じた誘導ガイドの後側の斜視図である。 患者に応じた誘導ガイドの側部の斜視図である。 本発明にかかるガイドの前面図である。 本発明にかかるガイドの上面図である。
図1〜図4に、特に椎骨100の手術のために設計された、背骨の手術のための患者に応じた誘導ガイド1の例示的な実施形態を示す。
これらの図からよく分かる通り、誘導ガイド1は二つの管状案内部材2を備える。
二つの管状案内部材は支持フレーム3と一体的である。
二つの管状案内部材2は、手術前に計画された角度に応じて椎骨(好ましくは頸椎)に挿入可能なガイドワイヤまたは二つの椎弓根スクリューのための挿入軸を規定する。挿入軸は、各管状案内部材2の長手方向軸2cに対応する。したがって、二つの管状案内部材2は、手術器具を挿入できる近接側開口部2aと、患者の椎骨の付近に遠位側開口部2bと、を有する。語「近接側」および「遠位側」は、外科医を基準として用いる。
二つの管状ガイド2は、互いに傾斜しており、遠位側のある点に互いに近付き合うよう延びている対応するそれぞれの長手方向軸2cを有する。
二つの管状案内部材2の内径は、キルヒナー・ワイヤ(Kirchner wire)を挿入可能とされる。キルヒナー・ワイヤ(以下Kワイヤ)は骨内に差し込まれ、ガイド1が取り外されるとき、骨に接触するとともに内部に差し込まれるためにK−ワイヤに沿って延びるポリアキシャル・スクリュー(polyaxial screw)を案内するために用いられる。二つの管状案内部材2の内径は、ポリアキシャル・スクリューまたはバリ(Burr)などの骨切除器具を通すことが十分可能な大きさとできる。二つの管状案内部材2の内径は、3〜18mm、3〜12mm、3〜9mm、3〜6mmから選択することができる。
外科医が二つの管状案内部材2を通じて挿入された椎弓根スクリューまたはキルヒナー・ワイヤの導入点を確認することができるよう、遠位側開口部2bは、開口部を有することができる。
支持フレーム3は二つのアーム6を備える。アームのそれぞれは、各管状案内部材2に接続されるとともに、接触するようまたは接触することなく椎骨100の棘状突起101の上方に配置されるブリッジ5へと互いに近付き合うよう延びている。前記ブリッジ5は、いわゆる閉構成(図1、図2、図3に示す)とする、つまり棘状突起101を受けるためのケージを形成する構成とすることができる、または開構成とする、つまり開口ハウジング(構成を図示せず)を形成する構成とすることができる、またあるいは図4に示す半開構成とする、つまり棘状突起101を受けるための部分的なケージを形成する構成とすることができる。
図5を参照して、ブリッジ5を通る横方向中央垂直平面を規定するそれぞれのアーム6は、それぞれの管状ガイド2の長手方向軸2cを通る対応する垂直平面内に含まれている。それぞれのアーム6は、ブリッジ5の貫通中央垂直面に対して−30°と+60°の間の角度αで傾斜する。ここで、角度αの負数は、カウダル方向への傾斜として理解される数である。
図4から分かる通り、それぞれのアーム6の近接側表面6aは、ブリッジ5の最上部に接する平面Tに対して、0°と50°の間、好ましくは5°と50°の間の角度βを成す。
この構成により、ガイド1の安定性を向上することができる。
本発明の誘導ガイドの目的は、好ましくは頚椎に対する用途を意図したものであり、したがって、寸法を大きく低減することにある。
利用可能な空間が小さいので、占有体積を低減すると同時にガイドの安定性および構造的剛性を保証する方法を考えることが必要であった。
既知のガイドには、変形の虞がある。この変形は、スクリューの計画された位置と実際の位置との間のズレの原因となる。そのようなスクリューは不正確に配置される虞があり、患者の神経および/または骨構造をこれらの種類の適用の際にひどく損傷する虞があった。非直線状ブリッジは、二つのアームとブリッジ5によって生成されるものに加えて、K−ワイヤ/スクリュー導入点の位置における中央側方変形に関して、ガイドの安定性を向上することが知られている。
非直線状ブリッジの構成により、ガイドの撓みを防止することができ(つまり、二つの管状案内部材2の互いに近付かない)、K−ワイヤ/スクリューの位置合わせの精度が保証される。しかしながら、対照的に、非直線状ブリッジはさらに大きい体積を必要とし、頚椎への適用の場合には利用できないほど大きな寸法となっていた。
この問題を克服するために、二つのアームを、二つのアームが同一平面(coplanarity)上にある状態から上述した通り−30°と+60°の間の角度αだけ逸れたほぼ同一平面上にある構成で配置することを考え出した。
二つのアーム6のそれぞれは、平面6a〜6dによって規定される角柱形状を有する。二つのアーム6の角柱形状は、各管状案内部材2からブリッジ5に向かって広がる。特に、それぞれのアーム6は、それぞれが実質的に三角形状の近接側表面6aおよび遠位側表面6cと、それぞれが実質的に矩形形状の二つの対向する側部平面6b,6dと、を備える。遠位側表面6cは近接側表面6aの反対側である。
それぞれのアーム6は、近接側開口部2aと遠位側開口部2bとの間で、それぞれの管状案内部材2の実質的に中央部において二つの管状案内部材2に、接続される。
特に、それぞれのアーム6の二つの対向する平面6b,6dの幅Lによって、各管状案内部材2とブリッジ5との間で延設される接続部が規定されている。好ましくは、幅LはA/2より大きい。ここでAは、近接側開口部2aと遠位側開口部2bとの間の距離である。
複数の補強リブ7を、各アーム6を各管状案内部材2に接続するよう構成することができる。特に、それぞれのリブ7は、近接側開口部2aの近傍の部分からそれぞれのアーム6の近接側表面6aへと延設される。
フレーム3は、二つの管状案内部材2によって規定される内部容積空間内に収容される。
それぞれの管状案内部材2は、近接側開口部2aから遠位側開口部2bへと延びる溝8を有する。
それぞれの溝8は、対応するそれぞれの管状ガイド2の軸方向に対して平行に延びており、二つの管状のガイド2によって規定される容積空間に対して外側に向いている。
これらの溝8により、各K−ワイヤの挿入のための工程の終了時に誘導ガイドを取り外しやすくでき、位置決めした各K−ワイヤの起こりうるあらゆるズレを防止することができる。このように、前記各K−ワイヤを位置決めした後には、外科医は、椎骨に接する位置から誘導ガイドを単に持ち上げることにより、誘導ガイドを取り外すことができる。
以下に説明する通り、安定性はガイドにおける多くの接触点によってさらに保証される。
手術前の計画は、患者の三次元画像(例えばコンピュータ断層撮影画像/磁気共鳴)から得られる骨構造の三次元モデル上で、コンピュータ支援設計ツールを用いて立案される。したがって、患者の骨構造と個別に適合するよう、誘導ガイド1は設計される。
特に、誘導ガイド1の正確かつ安定な位置決めを保証するために、複数の接触部材が提供される。複数の接触部材のそれぞれは、患者の椎骨100上の対応する接触領域に適合するよう設計される。
好適には、各主接触領域は、椎弓板102と上関節突起103または上関節面(facet)とに対応する。
複数の接触部材が、椎骨100の上関節突起103または上関節面に対応する接触領域と連結されるよう構成された一ペアの第一主接触部材15を備える。
本実施形態において、第一主接触部材15のそれぞれは、遠位側開口部2bの近傍でそれぞれの管状案内部材2からブリッジ5の下方へと突出する接触歯を備える。これら接触歯の自由端は、患者の椎骨100の上関節突起103または上関節面に適合する形状で設計される。なお、接触歯は、管状案内部材2のカウダル/内側部分から延設されるとともに、中心面に向かってかつブリッジ5の頂部から離間する方向に向いていることを記載しておく。
図示しないさらなる実施形態においては、接触歯がなく、そして上関節突起または上関節面の解剖学的形状に整合するよう、したがって主接触部材を形成するように、遠位側開口部2bが形成される。
複数の接触部材はまた、患者の椎骨100の椎弓板102に対応する接触領域に当接するよう設計される一ペアの第二主接触部材16を備える。
それぞれの第二主接触部材16は、椎骨100の椎弓板102に当接するよう、対応するそれぞれのアーム6から延設される。好ましくは、それぞれの第二主接触部材16は、各管状案内部材2の長手方向軸2cと実質的に平行な方向に延びる平面状の、好ましくは多角形の形状を有するラメラ9を備える。好ましくは、これらのラメラ9は、5〜60mm、好ましくは5〜40mmである横方向延設部分を有する。
確実に矢状方向により大きな安定が得られるよう、それぞれの第二主接触部材16は、患者の椎骨100の椎弓板102に対応する接触領域に当接するよう設計される一ペアのピン11をさらに備える。
添付の図面から分かる通り、それぞれのピン11は、横方向に、それぞれのラメラ9から両方向に突出する。
好適には、それぞれのペアのピン11は、ピンが突出する対応するラメラ9の、アーム6とは反対にある自由基部とともに単一の支持面を規定する。
好ましくは、それぞれのピン11は、椎弓板102を覆うよう、そして誘導ガイドの、椎骨100に対するあらゆる平行移動および位置合わせ不良を回避するよう、構成される対応するそれぞれのリップ14を有する。
各ピン11とその関連するリップ14とを備えることにより、生じる接触面がより大きくなるので、組み合わせによって強化された支持が得られる。椎弓板102に載置される各第二主接触部材のラメラ16から得られる支持に加えて、複数のピンの接触が、それぞれのピンのリップ14が椎骨100の一部をより良好に覆いながら、ほとんど「へばりつく」ように、生じる。
好ましくは、それぞれのピン11の最小の寸法幅(つまり一方の管状案内部材から他方の管状案内部材に延びる方向に沿った)と、寸法高さ(近接側開口部から遠位側開口部に延びる方向)とが少なくとも3mmであり、好ましくは、少なくとも1mmだけラメラから突出する。
二つの第一主接触部材15は、二つの第二主接触部材16と同様、ブリッジ5を通る中心面に関して誘導ガイド1に対称的に配置される。ただ、患者の解剖学的構造に応じて、非対称的な配置も可能である。
再びブリッジ5を通る中心面に対して、二つの第一主接触部材15は、二つの第二主接触部材16に対して横方向かつ外側に配置される。言い換えれば、各第二主接触部材16は、ブリッジ5と各第一主接触部材15との間に配置される。
患者に応じた誘導ガイド1を使用する外科的処置は、手術前の計画と手術中の手順とを含む。
手術前の計画には、外科的部位のコンピュータ断層撮影画像/磁気共鳴を取得する第一工程と、その部位の三次元画像を再構成する第二工程と、コンピュータ支援設計ツールを用いて三次元画像に基づいて一般的な外科器具(スクリュー、K−ワイヤまたはバリ)の位置決めを計画する第三工程と、が含まれる。
スクリューの軸または切断面が特定されると、患者に応じた誘導ガイド1を設計し製造する工程が実行される。
手術中の手順を、患者に応じたガイド1に関して説明する。
ガイドが棘状突起の上部と接触しないので、手順には、靭帯を切断せず椎骨をクリーニングする工程が含まれる。棘間靱帯および/または棘上靭帯を残したままにしておけるので、ガイドをより迅速にかつ容易に挿入できる。したがって、この外科治療は患者にとってそれほど侵襲的ではなく、外科医が行う工程を少なくできることになり(軟組織をそれほど取り除かない)、その結果、誤差の範囲を低減できる。
次に、クリーンな椎骨にガイドを連結する工程が含まれる。なお、連結に先立って、各案内部材2の正確な位置と並びを、椎骨の実際の大きさの三次元モデルで確認しておくことができることを記載しておく。
連結後、二つのオウル(awl)が各管状案内部材2へ挿入される。各オウルの取り外しの後、外科医は各椎弓根スクリューの導入点を確認することができる。次の工程において、椎骨の椎弓根(pedicle)を、案内部材2に挿入されたプローブまたはドリルで開く。外科医は、処置を行いやすくするためにフィラー(feeler)を用いることもできる。最後に、プローブまたはドリルを取り外した後、各椎弓根スクリューを、各管状案内部材2を通じてネジ回しを用いて挿入することができる。
他の方法において、アダプタ・スリーブが各管状案内部材2の上に被せられ、各椎弓根スクリューを直接固定する代わりに二つのキルヒナー・ワイヤが椎骨に挿入される。誘導ガイドの取り外し後、各キルヒナー・ワイヤが、カニューレ挿入用椎弓根スクリューの挿入を案内するために用いられる。
各管状ガイド2に沿って各側方溝8が形成されることにより、各K−ワイヤの安定と正しい位置決めとを損なうことなく、誘導ガイドを迅速かつ安全に取り外すことができる。
明らかに、当業者は、特定ニーズに適うよう、上述した誘導ガイドに変形および変更を行うことは容易に分かるであろう。そのような変形および変更も、添付の特許請求の範囲に記載した保護の権利の範囲内とできる。
欧州特許出願公開第2749235号明細書(EP2749235) 欧州特許出願公開第2502582号明細書(EP2502582) 国際特許出願公開第2013/158521号(WO2013/158521) 国際特許出願公開第2014/197844号(WO2014/197844) 国際特許出願公開第2014/070889号(WO2014/070889) 国際特許出願公開第2016/07558号(2016/07558)

Claims (12)

  1. 支持フレーム(3)と一体的であるとともに、患者の椎骨(100)の外科手術の誘導案内を行うために近接側開口部(2a)から遠位側開口部(2b)へと延設される二つの管状案内部材(2)と、
    前記患者の椎骨(100)への前記患者に応じた誘導ガイド(1)の個別の連結構成を規定するよう、前記患者の椎骨(100)の複数の対応する接触領域(103,102)に適合するよう設計される複数の接触部材(15,16)と、
    を備える、背骨の手術において用いられる患者に応じた誘導ガイド(1)であって、
    前記複数の接触部材(15,16)が、
    前記患者の椎骨(100)の椎弓板に対応する接触領域に当接するよう設計される少なくとも一ペアの第一主接触部材(15)と、
    前記患者の椎骨(100)の上側関節突起または上関節面(103)に少なくとも部分的に当接するよう設計される一ペアの第二主接触部材(16)と、
    を備えている患者に応じた誘導ガイドにおいて、
    前記二つの管状案内部材(2)のそれぞれは、前記近接側開口部(2a)から前記遠位側開口部(2b)へと延びる溝(8)を有する、患者に応じた誘導ガイド。
  2. 請求項1に記載の患者に応じた誘導ガイド(1)において、それぞれの溝(8)は、対応するそれぞれの前記管状ガイド(2)の軸方向に対して平行に延びており、前記二つの管状ガイド(2)によって規定される容積空間に対して外側に向いている患者に応じた誘導ガイド。
  3. 請求項1に記載の患者に応じた誘導ガイド(1)において、前記支持フレーム(3)は二つのアーム(6)を備えており、該アームのそれぞれは管状案内部材(2)に接続されるとともに、前記患者の椎骨(100)の棘状突起(101)の上方に配置されるブリッジ(5)へと互いに近付き合うよう延びている患者に応じた誘導ガイド。
  4. 請求項3に記載の患者に応じた誘導ガイド(1)において、前記第一主接触部材(15)のそれぞれは、前記遠位側開口部(2b)の近傍の前記管状案内部材(2)から突出する接触歯を備える患者に応じた誘導ガイド。
  5. 請求項3または4に記載の患者に応じた誘導ガイド(1)において、それぞれのアーム(6)から、前記椎骨(100)の椎弓板(102)に当接する対応するそれぞれの第二主接触部材(16)が延設される患者に応じた誘導ガイド。
  6. 請求項1から5のいずれか一に記載の患者に応じた誘導ガイド(1)において、それぞれの第二主接触部材(16)は、前記二つの管状案内部材(2)の長手方向軸(2c)と実質的に平行な方向に延びる対応するそれぞれのラメラ(9)を備える患者に応じた誘導ガイド。
  7. 請求項6に記載の患者に応じた誘導ガイド(1)において、それぞれの第二主接触部材(16)は、前記患者の椎骨(100)の椎弓板(102)に対応する接触領域に当接するよう設計される一ペアのピン(11)を備える患者に応じた誘導ガイド。
  8. 請求項7に記載の患者に応じた誘導ガイド(1)において、前記一ペアのピン(11)は、それぞれのラメラ(9)から横方向に、かつ両方向に突出する患者に応じた誘導ガイド。
  9. 請求項8に記載の患者に応じた誘導ガイド(1)において、前記一ペアのピン(11)は、前記二つのアーム(6)とは反対側にある前記ラメラ(6)の自由基部とともに単一の支持面を規定する患者に応じた誘導ガイド。
  10. 請求項9に記載の患者に応じた誘導ガイド(1)において、それぞれのピン(11)は、前記椎弓板(102)を覆うよう構成される対応するそれぞれのリップ(14)を有する患者に応じた誘導ガイド。
  11. 請求項1から10の一に記載の患者に応じた誘導ガイド(1)において、前記二つのアーム(6)は、前記二つの管状ガイド(2)の長手方向軸(2c)を含む対応するそれぞれの垂直面内にあり、前記二つのアーム(6)の間に−30°と+60°の間の角度(α)を規定する患者に応じた誘導ガイド。
  12. 請求項1から11の一に記載の患者に応じた誘導ガイド(1)において、それぞれのアーム(6)は、前記ブリッジ(5)の最上部に接する平面に対して0°と60°、好ましくは5°と50°の間の角度(β)で傾斜している近接側表面(6a)を有する患者に応じた誘導ガイド。
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