JP2019528099A - 歯科x線センサホルダ - Google Patents

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Abstract

センサとセンサホルダのバッキングプレート3との間に生み出される吸引力を用いてX線センサ1をホルダに固定するための歯科X線センサホルダ10である。歯科X線センサホルダは、概して、第1の端及び第2の端を有するバイトブロック2と、バイトブロックの第2の端に貼り付けられる又は隣接して形成されるバッキングプレート3と、ホルダのキャビティ20への開口部17を含み、前記キャビティ20は、ホルダとX線センサとの間に真空を生み出すために排気チャンバ14につながっている。【選択図】図1

Description

本発明は、一般に、歯科X線メディア/センサホルダ(フィルム、蛍光体プレート、又はデジタルセンサなどの)に関し、より詳細には、センサとセンサホルダのバッキングプレートとの間に生み出される吸引力を用いてX線センサをホルダに固定するための歯科X線センサ/メディアホルダに関する。
歯科医療従事者は、長年にわたり一連の業務の中でX線イメージングを用いていた。伝統的な歯科X線撮影は、X線フィルムを、照射部位を透過したX線エネルギーに曝すことを含む。フィルムが現像され、画像が得られる。歯科X線フィルムは、有用な画像を得るために所定の確実な様態で対象部位に対して位置決めされなければならない。例えば、背景技術の目的で参照により本明細書に組み込まれる米国特許第3,473,026号に示されたものを含む多くのX線フィルムホルダ及び位置決め装置が当該技術分野で古くから知られている。
多くの歯科医療従事者は、伝統的なX線フィルムをX線センサに置き換えている。このようなセンサの例は、例えば、X線センサの背景技術の開示のために参照により本明細書に組み込まれる米国特許第6,652,141号に示される。X線センサとX線フィルムとの両方は、当該技術分野では長い間知られているように、X線イメージング手技中に所定の位置に固定される。X線フィルムの使用と類似した様態で、X線センサのための保持及び位置決め装置が開発されている。デジタルセンサは、デジタルセンサがコンピュータなどのストレージ又はディスプレイ装置にデータを伝送するように、しばしば電気接続コードに取り付けられている。
蛍光体イメージングプレートも歯科業界で用いられる。イメージングプレートが照射され、X線ショットがイメージングプレート上に蓄積され、その後、走査マシンなどにより読み出され、データがコンピュータなどのストレージ又はディスプレイ装置に伝送される。
歯科目的で歯科X線を受けるこれらの及び他のタイプの装置を、本明細書では総称して歯科X線イメージングメディア、X線センサ、センサ、イメージャ、イメージメディアなどと呼ぶ。このようなX線に対して敏感なあらゆるこのような装置が本発明の範囲内にある。異なるイメージメディアホルダが、すべて同様の目的を果たしながら、すべて異なる様態で動作することが上記の説明から分かるであろう。イメージメディア自体は、形状、サイズ、及び構成が異なる。例えば、伝統的なX線フィルムは、しばしば、患者に使用する前に封筒の内部に製造される。蛍光体イメージングプレートは、しばしば、非常に薄く、1〜2枚の紙よりもさほど厚くなく、X線手技に使用する前に遮蔽封筒の中に入れられる。デジタルセンサは、このような装置に必要とされる内部エネルギー感知要素に起因して、それぞれの比較においてかなり厚くなる傾向がある。将来的には他のタイプの歯科イメージングメディアが、同様の技術又はもしかすると全く異なる技術を用いて開発されることが想像される。これらはすべて、それらが概して口腔内にフィットしなければならず、且つ、X線手技中にそれらが所望の位置に確実に保持されなければならないという点で、少なくともいくらかの共通性を有する。
歯科イメージングメディアを所望の位置に固定する1つの方法は、背景技術の目的で参照により本明細書に組み込まれる米国特許第8,573,844に示されるように接着剤又は1つ以上のストラップの使用によるものである。これは、歯科医療従事者がメディアをホルダに貼り付けることを可能にし、ホルダは、位置決めアームを通じて照準リングに接続され、位置決めアームは、照準リングがイメージングメディア及びホルダと位置合わせされることを可能にする。ストラップは、審美的に美しいものではなく、さらに、必要とされない余計なかさばりをもたらし、一方、一部の接着剤は口腔内での使用に適さない。さらに、これらの固定手段が排除されれば、より小さいホルダを生産することができる。したがって、小さく、イメージングメディア上の接着剤又はストラップの使用を排除し、異なるサイズ、形状、及び構成のイメージングメディアのために用いることができるホルダを作製することが望まれる。異なるサイズ、形状、及び構成の多数の異なるイメージングメディアがあり、多くの異なるX線手技が口腔内で必要とされ得るならば、歯科医は、X線手技のために任意の所与の時点で適正なホルダが利用可能であることが合理的に確実となるように、普通は多数のイメージングメディアホルダを用意しておくであろう。ホルダを特定のイメージングメディアに適合させるのに時間と労力が費やされ、この欠点を排除することが望まれる。したがって、このような異なる形状、サイズ、及び構成のイメージングメディアをしっかりと取り付けることになる万能な歯科X線イメージングメディアホルダが必要とされている。本発明は、センサとホルダとの間に存在する排気チャンバ内に生み出された吸引力を用いてX線イメージングメディアをホルダに固定することによりこれらの要望を満たすホルダを提供する。
本発明は、概して、第1の端及び第2の端を有するバイトブロックと、バイトブロックの第2の端に貼り付けられる又は隣接して形成されるバッキングプレートと、ホルダのキャビティへの開口部とを含み、前記キャビティが、ホルダとX線センサとの間に真空を生み出すために排気チャンバにつながっている、歯科X線センサホルダに関する。
したがって、その詳細な説明がより良く理解されるように、且つ、当該技術分野への本発明の寄与がより良く分かるように、本発明の特徴のうちのいくつかがやや広く概説されている。以下で説明する本発明のさらなる特徴がある。
これについては、本発明の少なくとも1つの実施形態を詳細に説明する前に、本発明は、以下の説明に記載された又は図面に示された構成要素の構造の詳細又は配置へのその適用に限定されないことが理解される。本発明は、他の実施形態が可能であり、種々の方法で実施及び実行することができる。また、本明細書で採用される言い回し及び用語は説明するためのものであって、限定するものとしてみなされるべきではないことが理解される。
1つの目的は、センサとセンサホルダのバッキングプレートとの間に生み出される吸引力を用いてX線センサをホルダに固定するための歯科X線センサホルダを提供することである。
別の目的は、X線センサをセンサホルダのバッキングプレートに取り付けるための剥離可能又は感圧接着剤及び/又は1つ以上のストラップの使用を排除する歯科X線センサホルダを提供することである。
別の目的は、センサをホルダに保持するための一様な吸引又は真空効果を生み出すべくセンサシース内のセンサとセンサホルダのバッキングプレートとの間の空気の一様な排気を可能にするリッジを有する歯科X線センサホルダを提供することである。
別の目的は、患者の口腔内にあるときの吸引ライン又はホルダの妨害されない移動を可能にするべく吸引ラインへのスイベル接続を備える歯科X線センサホルダを提供することである。
別の目的は、吸引チューブと、歯科用椅子における吸引システムの排唾器に接続するためのアダプタとを有する、歯科X線センサホルダを提供することである。
別の目的は、吸引チューブと、排唾器又は吸引器ホースなどの中間接続を用いずに歯科用椅子又は真空ポンプにおける吸引ラインに直接接続するためのアダプタとを有する、歯科X線センサホルダを提供することである。
別の目的は、任意のサイズのセンサを吸引力により保持することができる歯科X線センサホルダを提供することである。
別の目的は、ホルダをよりコンパクトにするべく吸引チューブが照準/位置決めアームの内部に組み込まれるように照準アーム及び吸引チューブを有する歯科X線センサホルダを提供することである。
本発明の他の目的及び利点は読者に明らかとなり、これらの目的及び利点は本発明の範囲内にあることが意図される。上記の及び関連する目的を達成するために、本発明は、添付図に例示した形態で具体化され得るが、しかしながら、図面は単なる例示であって、例示及び説明された特定の構造に本出願の範囲内で変化が加えられ得ることに留意されたい。
本発明の種々の他の目的、特徴、及び付随する利点は、いくつかの図面を通して同様の参照文字が同じ又は類似の部分を示す添付図と併せて考察したときに、よりよく理解されるようになるにつれて十分に分かるようになるであろう。
X線センサと共に使用されているホルダの斜視図である。 センサホルダにしっかりと付着したX線センサの側面図である。 センサホルダの好ましい実施形態の斜視図である。センサホルダのバッキングプレート上の垂直リッジは、センサ上に強い引っぱり力を生み出すべくセンサとプレートとの間のスペースからの空気の一様な排出を可能にする。 センサホルダの第2の実施形態を例示する本発明の斜視図である。この実施形態では、バッキングプレートは、これに付着又は結合されるエラストマー材料を有さない基体として示される。 一様な吸引効果をもたらすべく基体上に半球形突起が配列されている、センサホルダの第3の実施形態を例示する斜視図である。 基体に付着又は結合されることになる適切に形状設定された発泡体又は発泡体テープと共にセンサホルダを示す図4の斜視図である。 開口部がキャビティにつながっており、キャビティがホルダとセンサとの間の排気チャンバにつながっていることを示す、X線センサと共に用いられる場合の本発明の好ましい実施形態に係る断面図である。 延長スイベル開口部がキャビティにつながっており、キャビティが排気チャンバにつながっていることを例示する本発明の底面図である。 吸引チューブに接続するための延長スイベル開口部を有するセンサの好ましい実施形態の断面図である。 吸引チューブに接続されることになるアダプタの斜視図である。 吸引チューブに接続されているアダプタを示す斜視図である。 排唾器に直接接続するように構築された別のアダプタを例示する斜視図である。 図12の排唾器に接続されている図12のアダプタを示す斜視図である。 X線画像を撮るための患者の口腔内でのX線センサ、ホルダ、及び照準/位置決めアームの使用を例示する側面図である。 ホルダをよりコンパクトにするべくホルダ照準/吸引アームの内部に組み込まれた吸引チューブを示す本発明の側面図である。 ホルダの基体に付着又は結合される発泡体を有する第2の実施形態の側面図である。
ここで、いくつかの図面を通して同様の参照文字が同様の要素を示す図面の説明に移ると、図面は、第1の端及び第2の端を有するバイトブロックと、バイトブロックの第2の端に貼り付けられる又は隣接して形成されるバッキングプレートと、ホルダのキャビティへの開口部とを有し、前記キャビティが、ホルダとX線センサとの間に真空を生み出すために排気チャンバにつながっている、センサホルダを例示する。キャビティ、開口部、及び排気チャンバは、異なる構成、形状、及びサイズであり得る。
図1及び図2は、X線ホルダにしっかりと付着したセンサを示す。図1を参照すると、X線センサ1がセンサホルダのバッキングプレート3に固定され、センサは保護シース4内に封入されている。センサホルダに吸引チューブ6が接続される。これは、センサをバッキングプレートに保持する吸引効果で引き寄せられるときにセンサホルダのバッキングプレートとセンサ/シースの組み合わせとの間に真空を生み出すことを可能にする。位置決め/照準アーム8が、好ましくはバイトブロックのスロット又は孔に通して、好ましくは摩擦嵌合の様態で、センサホルダのバイトブロックに接続される。バッキングプレートは、好ましくは、バイトブロックに貼り付けられる又は隣接して形成される。アダプタ7は、吸引装置がオフにされるまでセンサを緊密に引っぱって定位置に保持する真空を生み出すべく、ほとんどの歯科用椅子(図示せず)又は他の吸引装置上に存在する吸引ラインへの直接又は間接接続を可能にする。X線センサのケーブル5は、センサデータをレシーバへ従来の様態で伝送することを可能にする。当該技術分野では公知のように、X線センサホルダのバイトブロックは、患者の口腔(図示せず)内に位置決めされることになり、患者は、該ブロックを噛むように指示されることになる。これは、次の歯科イメージング撮影手技中に貼り付けられる又は支持されるX線画像メディアの位置を定める。本発明のバイトブロック2は、任意の適切な従来の設計、形状、又は構成であるが、図15に示すようにホルダをよりコンパクトにするべくこれに組み込まれた吸引チューブを有する照準/吸引アーム21を受け入れるように設計される独自の発明的な態様も有することができる。
図3を参照すると、センサホルダのバッキングプレート3上の垂直リッジ12が、センサ上に強い引っぱり力を生み出すべくセンサとプレート3との間の排気チャンバ14(図7に示される)からの空気の一様な排出を可能にする。センサとバッキングプレート3との間のスペースからキャビティ20を通じて空気が排気される。センサホルダ10は、従来の照準アームが嵌め込まれる孔又はスリット9を有する。図3に示した好ましい実施形態では、吸引効果を高めるべくセンサと接触するための軟質外面を生み出すために、バッキングプレート3の基体11上にエラストマー材料が射出オーバーモールドされる。バッキングプレート3の基体11は、X線センサ/メディア(フィルム、蛍光体プレート、又はデジタルセンサ)が確実に照準リング(図示せず)と平行に位置合わせされるようにするために、かなり硬質の材料である必要がある。バッキングプレートのリッジに関する異なる設計を実現することができる。いかなる場合でも、リッジ12、13は、X線センサとバッキングプレートとの間の排気チャンバの全体において一様な吸引効果が生み出されるようなものであるべきである。リッジは基体11の一部とすることもでき、又は射出オーバーモールディングの場合にはエラストマー表面の一部とすることもできる。
図4は、センサホルダ10aの異なる実施形態を例示する。バッキングプレートは、これに付着又は結合されるエラストマー材料を有さない基体11として示される。センサを定位置に固定する吸引効果を高めるべく、図6に示すように、適切に形状設定されたエラストマー材料又は発泡体を、これに付着又は結合させることができる。リッジ12aは、一様に分布した吸引効果をもたらすように配列される。
どの実施形態における軟質表面も、以下とすることができるが、これらに限定されない:
1.恒久的な射出オーバーモールドされたエラストマー材料。
2.バッキングプレートの面に恒久的に接着することもできる、適切に形状設定された発泡体テープ。
3.使い捨てであり、使用後に除去可能であろう、適切に形状設定された粘着性発泡体テープ。
4.直立したセンサプレートにぴったりとフィットする、除去可能な成形されたエラストマースリーブ。
理想的には、発泡体は独立気泡発泡体である。独立気泡発泡体は、一般に、発泡体の膨張及び硬化中に形成された気泡を含有する。気泡は、定位置に恒久的に閉じ込められ、これは、水及び唾液などの液体に抵抗し、絶縁体及び空気バリアとしても作用することを可能にし、排気チャンバ内の吸引効果を高める。
図5に示すように、一様な吸引効果をもたらすべく基体11上に球形突起12bを配列することができる。
図7は、X線センサをホルダ10のバッキングプレート3に固定するべく吸引チューブ6と共に動作しているセンサホルダ10の好ましい実施形態の断面図である。センサホルダ組立体の排気チャンバ14から空気が抜かれることにより、組立体を一緒に保持するのに必要とされる真空が生み出される。吸引チューブは、延長開口部17を通じてホルダ10に接続され、延長開口部17はキャビティ20を通じて排気チャンバ14につながっている。キャビティ20及び/又は排気チャンバ14は、異なる構成、形状、及びサイズであり得る。
開口部17も、異なる構成、形状、及びサイズとすることができる。特に、図8は、バイトブロック2の縦軸の方向に延びるスイベル開口部17aを有するセンサホルダの底面図を示す。スイベル開口部17aは、図9でも見ることができる。開口部は、患者の口腔内のホルダの容易な位置決めを可能にするべく、接続されるときに吸引チューブ6のスイベル運動を可能にする。スイベル開口部17aは、ホルダ10が口腔内の異なる位置で用いられることを可能にするべく、吸引チューブ6がホルダ10のどちらの側にも位置決めされることを可能にする。開口部17と、チューブ6と、排気チャンバ14は、流体連通する。
図10に示すように、吸引チューブ6の遠位端7は、排唾器又は吸引器ハンドピース(図示せず)などの吸引装置に接続するためのアダプタ7と嵌合することができ、これは次に、歯科用椅子の吸引ユニットなどの吸引ユニットに接続される。真空ポンプなどの吸引ユニットへの直接接続も、適切なアダプタの使用により実現することができる。7aは、歯科用椅子の吸引ラインへのアダプタを示し、7bは、排唾器へのアダプタを示す。図12では、アダプタ7bは、センサホルダチューブ6を通じて排気チャンバへ吸引効果を伝達するべく、排唾器18に直接しっかりと接続するように構築される。アダプタ7bは、好ましくは摩擦嵌合の様態を通じて排唾器を受け入れる。ホルダの好ましい実施形態の動作は、バイトブロック2を歯19で定位置に保持することと、図14に示すように画像撮影プロセスの全体を通してセンサを固定するべくセンサとバッキングプレート3との間に真空を生み出すことを含む。口腔の外部で照準リング(図示せず)に接続された照準/位置決めアーム8は、センサとリングが確実に位置合わせされるようにする。近位端でホルダの開口部に接続され、遠位端で、吸引装置に接続されるアダプタに接続された、吸引チューブ6は、吸引装置(図示せず)が係合されるときにそれを通じて排気チャンバ14から空気を排気する手段を提供する。結果的にセンサをバッキングプレートにしっかりと引きつける効果をもつ真空を生み出すべく、排気チャンバから空気が抜かれる。バッキングプレート上のリッジ12、13は、排気チャンバ内に確実に一様な吸引効果が生み出されるようにする。
ホルダをさらによりコンパクトにするために、キャビティ20又は排気チャンバ14に接続するための吸引チューブを、照準/吸引アーム21の内部に組み込むことができる。これは、確実にホルダを省スペースにし、画像撮影中の患者の口腔内の材料の大きさを低減する。
本明細書で説明及び例示されているのは、本発明の好ましい実施形態とその変形のうちのいくつかである。本明細書で用いられる用語、説明、及び図面は、単に説明のために記載され、限定することを意図していない。本発明の精神及び範囲内で多くの変形が可能であり、すべての用語は、他に指定のない限りそれらの最も広い妥当な意味を意図していることを当業者は認識するであろう。説明の中で用いられるどの見出しも単に便宜のためであって、法的又は限定する効力をもたない。
1 センサ
2 バイトブロック
3 バッキングプレート
4 シース
5 センサケーブル
6 吸引チューブ
7 アダプタ
7a 吸引ラインへの直接接続
7b 排唾器への接続
7c 吸引管に接続されるアダプタ
7d 排唾器に接続されるアダプタ
8 位置決め/照準アーム
9 スロット/孔
10 射出オーバーモールドによるホルダ
10a 基体上に垂直リッジを有する裸のホルダ
10b 基体上に球形突起を有する裸のホルダ
11 基体
12 リッジ
12a 垂直リッジ
12b 球形突起
13 水平リッジ
14 排気チャンバ
15 発泡体/発泡体テープ
16 接着剤
17 開口部
17a スイベル開口部
18 排唾器
19 歯
20 キャビティ
21 照準/吸引アーム

Claims (12)

  1. 歯科X線イメージングメディアホルダであって、
    第1の端、第2の端、及び孔を有し、前記孔が照準アームを受け入れるように構成される、バイトブロックと、
    第1の側部及び第2の側部を有し、前記バイトブロックの第2の端に貼り付けられる又は隣接して形成される、バッキングプレートと、
    前記ホルダのキャビティへの開口部と、
    を備え、前記キャビティが、前記バッキングプレートの第2の側部で、ホルダにX線イメージングメディアを固定するべく前記ホルダと前記X線イメージングメディアとの間に真空を生み出すために排気チャンバにつながっている、
    歯科X線イメージングメディアホルダ。
  2. 前記バッキングプレートが、前記排気チャンバからの空気の一様な排気を可能にするリッジ又は突起を有し、前記排気チャンバが、前記X線イメージングメディアと前記バッキングプレートとの間にある、請求項1に記載の歯科X線イメージングメディアホルダ。
  3. 前記バッキングプレートが基体と軟質材料を備え、前記軟質材料が、前記X線イメージングメディアと前記バッキングプレートとの間の吸引効果を高めるべく前記基体に付着又は結合される、請求項2に記載の歯科X線イメージングメディアホルダ。
  4. 前記軟質材料が、恒久的な射出オーバーモールドされたエラストマー材料、発泡体テープ、及び除去可能な成形されたエラストマースリーブからなる群から選択される、請求項3に記載の歯科X線イメージングメディアホルダ。
  5. 前記発泡体が独立気泡発泡体である、請求項4に記載の歯科X線イメージングメディアホルダ。
  6. 前記開口部がスイベルに構築される、請求項1に記載の歯科X線イメージングメディアホルダ。
  7. 前記開口部を前記排気ラインに接続するように構成された吸引チューブをさらに備える、請求項1に記載の歯科X線イメージングメディアホルダ。
  8. 前記排気ラインが歯科用椅子の吸引ラインであり、前記吸引ラインが、第1のアダプタにより前記吸引チューブに取り外し可能に接続される、請求項7に記載の歯科X線イメージングメディアホルダ。
  9. 前記排気ラインが排唾器であり、前記排唾器が、第2のアダプタにより前記吸引チューブに取り外し可能に接続される、請求項7に記載の歯科X線イメージングメディアホルダ。
  10. 前記吸引チューブが前記照準アームの内部に組み込まれる、請求項7に記載の歯科X線イメージングメディアホルダ。
  11. 前記ホルダが、撮影手技のために患者の口腔内に位置決めすることを可能にするべく適切な異なる形状及びサイズのX線イメージングメディアを固定するように構成される、請求項1に記載の歯科X線イメージングメディアホルダ。
  12. 歯科X線イメージングメディアホルダの動作方法であって、
    患者の上歯と下歯の間に保持されることになる、前記ホルダのバイトブロックを用意することと、
    前記バイトブロックの孔に照準アームを嵌め込むことと、
    前記ホルダのバッキングプレートにX線イメージングメディアを付着させることと、
    前記バッキングプレートに前記X線イメージングメディアを固定するべく前記ホルダの前記バッキングプレートと前記X線イメージングメディアとの間に真空を生み出すことと、
    を含む、方法。
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