JP2019525625A - セル構成の方法及び装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、移動通信技術分野に関し、特に、セル構成の方法及び装置に関する。本発明によれば、深刻なデータ中断を回避し、それによってユーザ機器が正常に通信することを可能にする。【解決手段】当該方法では、MeNBとSeNBとが相互運用するシーンでは、第1基地局は、SCGを構成するためにSCG構成情報をUEに送信し、UEは、SCGが失敗したことを確定すると、ネットワーク側に前記SCG再構成失敗情報を送信する。このとき、UE及びネットワーク側は、MCG構成が成功したことを確定した場合、最後に送信された元のSCG構成情報を維持するか、または、SCGを解放することをトリガーする。すなわち、SCGだけが構成されなかった場合には、RRC再確立を頻繁に開始する代わりに元のSCG構成情報が適用されるので、深刻なデータ中断を回避し、ユーザ機器は正常に通信することができ、したがってデータの伝送効率が改善され、システム性能が保証され、ユーザーエクスペリエンスも向上される。【選択図】図4

Description

本発明は通信技術分野に関し、特に、セル構成の方法及び装置に関する。
ネットワーク技術の発展につれて、人々のモバイルネットワークの需要量が増大し、ユーザーのスループットを向上させることが、将来のモバイル通信技術の発展のための大きなすう勢となっている。ノード間の無線リソースアグリゲーションは、ユーザースループットを向上させるための潜在的な技術的な手段である。既存のロングタームエボリューション−アドバンスト(Long Term Evolution - Advanced,LTE−A)におけるデュアルコネクティビティ技術、およびNR(New RAT(Radio Access Technology))タイトインターワーキング(tight interworking)のいずれにも、ノード間無線リソースアグリゲーション技術が採用されている。
LTE−Aシステムにおけるデュアルコネクティビティ技術を取り上げると、デュアルコネクティビティ技術は、ユーザ機器(UE)が、それ自身を管理する2つの基地局の無線スペクトルリソースを介して、アップリンクおよびダウンリンクトラフィックを同時に送信できることを指す。ここで、マスターセルグループ(Master Cell Group,MCG)を管理する基地局は、マクロ発展型ノードB(MeNB)、すなわち、マスターeNBであり、セカンダリセルグループ(Secondary Cell Group,SCG)を管理する基地局は、スモールeNB(SeNB)であり、すなわちセカンダリeNBである。 MeNBはカバレッジエリアおよびモビリティを担当し、SeNBはアップリンクおよびダウンリンクデータトラフィックをオフロードすることを担当し、それによってユーザーのピークスループットを改善する。
基地局と通信するためのユーザ機器は最初にそれとの無線リソース制御(Radio Resource Control,RRC)接続を構成しなければならず、ユーザ機器はRRC接続がうまく構成された後にのみ基地局と通信することができる。しかし、RRC接続に失敗し、すなわち、基地局が構成の切り替えに失敗すると、UEが基地局と円滑に通信できるように、RRC接続が新たに確立される。
従来技術では、RRC接続が失敗した場合、RRC接続は、MeNBおよびSeNBに対し、新たに構成されることになる。
基地局が構成を切り替えている間にRRC接続が失敗すると、MCGまたはSCGが構成されていなくても、MCG内でRRC再確立プロセスが開始されるので、このようなやり方で、MCG内の無線リソースが占有され、従ってユーザーとMCGとの間の通常のデータ通信を著しく妨げる。
図1に示すように、LTE−Aのデュアルコネクティビティ技術で動作するユーザ機器を例に取る。ユーザ機器はMeNBと少なくとも1つのSeNBを必要とし、ユーザ機器はRRC接続が成功した後にのみ基地局と通信することができる。デュアルコネクティビティ技術の制御プレーンプロトコルで規定されているように、結果として生じるRRCメッセージはMeNBによってのみ生成されることができ、このRRCメッセージはユーザ機器に渡されてRRC接続が確立されることができる。特に、MeNBは、SeNBにユーザ機器の構成パラメータ(例えば、ユーザ機器の機能、ユーザ機器の無線リソース構成など)を提供する。MeNBによって送信されたユーザ機器の構成パラメータを受信すると、SeNBは、対応するSCG構成情報(例えば、物理アップリンク制御チャネル(Physical Uplink Control Channel,PUCCH)構成情報)を生成してMeNBにフィードバックし、MeNBは、ローカルに構成されたMCG構成情報、およびSeNBによって提供されたSCG構成情報に基づいて、最終的なRRCメッセージを生成し、RRC接続を確立するように、当該RRCメッセージをユーザ機器に送信する。
キャリアアグリゲーション(Carrier Aggregation,CA)がMeNBとSeNBの両方に構成されているとき、すなわち、MeNBによって管理されるセルが複数存在するとき、MeNBによって管理されるセルのグループがMCGを構成する。SeNBによって管理される複数のセルがある場合も同様に、SeNBによって管理されるセルのグループがSCGを構成する。
具体的に、MeNBは、ユーザ機器の無線リソース管理(Radio Resource Management,RRM)測定構成情報を記憶し、受信した測定報告(例えば、トラフィック状態、ベアラタイプ)に従って、SeNBによって追加のサービングセルリソース(たとえば、SCGのScells(Secondary Cells)など)をユーザ機器に提供するかどうかを決定する。SeNBがユーザ機器のために、別途のサービングセルリソースを提供する必要があれば、MeNBは要求情報をSeNBに送信し、SeNBは、MeNBから受信した要求情報に基づき、ユーザ機器のためにサービングセルの構成情報を追加するかどうかを決定し、すなわちSCG構成情報を生成する。MeNBとSeNBがX2インターフェースを介して情報を交換する(例えば、MeNBがSeNBにUEの構成パラメータを送信すると、SeNBはMeNBにSCG構成情報を送信する)。これに応じて、MeNBはまた、SCG構成情報の1部をローカルにおいて生成し、MeNBは、MeNBによってローカルに生成されたSCG構成情報をSeNBによって送信されたSCG構成情報と組み合わせて新しいSCG構成情報にする。または、MCGによってローカルに生成されたMCG情報と組み合わせて、最終的なRRCメッセージを生成して、ユーザ機器に送信する。MeNBは、SeNBから送信されたSCG構成情報を変更しない。
さらに、ユーザ装置がRRCメッセージの受信時にMCGおよびSCGを構成する場合、MCGはうまく構成されたがSCGが構成されない場合、ユーザー端末(ユーザ機器)はRRC接続が失敗したことをと判断し、RRC再確立をMeNBに通知する。しかしながら、MCGがうまく構成された後、ユーザ機器は正常に通信することができるので、SCGが構成されないがためにMeNBがRRC再確立プロセスを開始する場合、深刻なデータ中断を生じ、したがってユーザ機器の正常な通信に深刻な影響を及ぼす。
図2a及び図2bに、5GシステムにおけるLTE及びNRタイトインターワーキング(tight interworking)の例を示す。
ここで、5GシステムにおけるLTE及びNRタイトインターワーキング(tight interworking)のプロトコルアーキテクチャを、図3に示す。
当該プロトコルアーキテクチャにおいて、RRCメッセージは、MCGまたはSCGのいずれかによって生成することができ、RRCメッセージがMCGによって生成されると、当該RRCメッセージは、プライマリシグナリング無線ベアラ(Signaling Radio Bearer,SRB,プライマリベアラと略称)、例えばSRB1を介してユーザ機器に送信される。そして、RRCメッセージがSCGによって生成されると、当該RRCメッセージは、セカンダリベアラ(SRB on the secondary)、例えば、SRB3を介してユーザ機器に送信される。
したがって、上記のプロトコルでは、LTEシステムがMeNBを含み、NRがSeNBを含むか(図2aに示すように)、またはNRがMeNBを含み、LTEシステムがSeNBを含むか(図2bに示すように)にかかわらず、SCGの構成情報は、以下の2つの方式で送信され得る。
方式1:SCGの構成情報およびMCGの構成情報の両方は、MCGによってユーザ機器に送信され、この方式では、RRC接続が失敗する(MCGの構成情報またはSCGの構成情報が失敗するかどうかに関係ない)と、プロトコルは、MCGによってRRC再確立を開始することを決定する。
方式2:SCGの構成情報は、SCGによってユーザ機器に送信され、MCGの構成情報は、MCTによってユーザ機器に送信される。すなわち、それらは、対応する構成情報を送信する。当該方式では、SCGの構成情報が失敗し、MCGの構成情報が成功すると、プロトコルは、MCGによってRRC再確立プロセスを開始することを決定する。
明らかに、5GシステムにおいてLTEシステムとNRタイトインターワーキング( tight interworking)とが互いに密接に相互作用するシーンでは、SCGの構成情報が構成されないと、MCGの構成情報が成功しても、MCGは、RRC再確立プロセスを開始する。MCGの構成情報はうまく構成されているので、深刻なデータ中断を生じ、したがってユーザ機器の正常な通信に深刻な影響を及ぼす。
これを考慮すると、上記の欠点に対処するために基地局を構成するための新しい方法を考案することが望ましい。
本発明に係る実施例は、セル構成の方法及び装置を提供し、深刻なデータ中断を回避し、それによってユーザ機器が正常に通信することを可能にする。
本発明の実施例に係る技術的解決手段は、以下とおりである。
マスタeNB(MeNB)およびセカンダリeNB(SeNB)が互いに相互運用するシーンに適用可能な、セル構成の方法は、
第1基地局が、セカンダリセルグループのSCG構成情報を構成することをトリガーするステップと、
第1基地局が、前記SCG構成情報をユーザ機器(UE)に送信することをトリガーし、且つ、前記UEがSCGを構成することをトリガーするステップと、
第1基地局は、SCG再構成失敗情報を受信した場合、UEが前記SCGを構成することに失敗したことを確定し、また、マスターセルグループのMCG構成が成功したことを確定した場合、最後に送信された元のSCG構成情報を維持することをトリガーし、または、SCGを解放することをトリガーするステップと、を備える。
好ましくは、第1基地局は、SCG構成情報を構成することをトリガーするには、
第1基地局がMeNBである場合、第1基地局は、SeNBがUEに対し、対応するSCG構成情報を構成することをトリガーする。
第1基地局がSeNBである場合、第1基地局は、ローカルにおいて、UEに対し、対応するSCG構成情報を構成することを直接的にトリガーする。
好ましくは、第1基地局は、前記SCG構成情報をUEに送信することをトリガーするには、
第1基地局がMeNBである場合、第1基地局は、第1メッセージを使用して、ローカルにおいて構成されたMCG構成情報及びSeNBにより構成されたSCG構成情報をUEに送信し、または、第1基地局は、第1メッセージを使用して、SeNBにより構成されたSCG構成情報をUEに送信し、
第1基地局がSeNBである場合、第1基地局は、第1メッセージを使用して、ローカルにおいて構成されたSCG構成情報をUEに直接的に送信する。
好ましくは、第1基地局は、前記SCG再構成失敗情報を受信した場合、UEが前記SCGを構成することに失敗したことを確定するには、
第1基地局がMeNBである場合、第1基地局は、UEから送信された前記SCG再構成失敗情報を直接的に受信すれば、UEが前記SCGを構成することに失敗したことを確定し、
第1基地局がSeNBである場合、第1基地局は、MeNBから送信された前記SCG再構成失敗情報を受信すれば、UEが前記SCGを構成することに失敗したことを確定し、ここで、MeNBから送信された前記SCG再構成失敗情報は、MeNBが、UEから送信された前記SCG再構成失敗情報を受信した後、第1基地局に送信したものである。
好ましくは、第1基地局は、UEが前記SCGを構成することに失敗したことを確定し、また、MCG構成が成功したことを確定した場合、最後に送信された元のSCG構成情報を維持することをトリガーするには、
第1基地局がMeNBである場合、第1基地局は、UEが前記SCGを構成することに失敗したことを確定した後、MCG構成に成功したことを確定すれば、構成成功のMCG構成情報を使用し、SeNBに前記SCG再構成失敗情報を送信し、SeNBが最後に送信された元のSCG構成情報を維持することをトリガーし、もしくは、第1基地局は、UEが前記SCGを構成することに失敗したことを確定した後、元のMCG構成情報を維持し、SeNBに前記SCG再構成失敗情報を送信し、SeNBが最後に送信された元のSCG構成情報を維持することをトリガーし、
または、
第1基地局がSeNBである場合、第1基地局は、UEが前記SCGを構成することに失敗したことを確定し、また、MCG構成が成功したことを確定した後、最後に送信された元のSCG構成情報を維持する。
好ましくは、第1基地局は、UEが前記SCGを構成することに失敗したことを確定し、また、MCG構成が成功したことを確定した場合、SCGを解放することをトリガーするには、
第1基地局がMeNBである場合、第1基地局は、UEが前記SCGを構成することに失敗したことを確定した後、MCG構成に成功したことを確定すれば、構成成功のMCG構成情報を使用し、SeNBに前記SCG再構成失敗情報を送信し、SeNBがSCGを解放することをトリガーし、もしくは、第1基地局は、UEが前記SCGを構成することに失敗したことを確定した後、元のMCG構成情報を維持し、SeNBに前記SCG再構成失敗情報を送信し、SeNBがSCGを解放することをトリガーし、
または、
第1基地局がSeNBである場合、第1基地局は、UEが前記SCGを構成することに失敗したことを確定し、また、MCG構成が成功したことを確定した後、SCGを解放する。
好ましくは、第1基地局は、受信した前記SCG再構成失敗情報に基づき、対応するSCG構成失敗の理由を取得し、前記SCG構成失敗の理由に基づき、対応する新しいSCG構成情報を再構成及び再送信することをトリガーする。
好ましくは、第1基地局は、前記SCG構成失敗の理由に基づき、対応する新しいSCG構成情報を再構成及び再送信することをトリガーするには、
第1基地局がMeNBである場合、第1基地局は、SCG構成失敗の理由をSeNBに送信し、SeNBが前記SCG構成失敗の理由に基づき、新しいSCG構成情報を再構成して、新しいSCG構成情報を第1基地局に送信し、第1基地局によりUEに送信することを、トリガーし、もしくは、SeNBが前記SCG構成失敗の理由に基づき、新しいSCG構成情報を再構成し、そして、新しいSCG構成情報をUEに送信することを、トリガーし、
第1基地局がSeNBである場合、第1基地局は、MeNBから送信されたSCG構成失敗の理由を受信した後、前記SCGが構成失敗の理由に基づいてローカルで新しいSCG構成情報を再構成し、新しいSCG構成情報をMeNBに送信し、MeNBによりUEに送信することを、直接的にトリガーし、もしくは、第1基地局は、前記新しいSCG構成情報をUEに直接的に送信する。
好ましくは、第1基地局は、前記SCG構成失敗の理由に基づき、新しいSCG構成情報を再構成することをトリガーする場合、
第1基地局は、SeNBが以下の動作のうちのいずれか1つを実行することをトリガーする。
その動作は、
SCG構成失敗の理由が前記SCG構成失敗であることを確定した場合、所定の方式で新しいSCG構成情報を再構成すること、
SCG構成失敗の理由がUE能力超過であることを確定した場合、MeNBと再交渉し(再びネゴシエイションし)、UE能力を再評価した後、評価結果に従って、新しいSCG構成情報を再構成すること、
SCG構成失敗の理由が解析エラーまたはパラメータエラーであることを確定した場合、前記構成に失敗したSCG構成情報を調整した後、調整結果に従って、新しいSCG構成情報を再構成すること、
である。
マスタeNB(MeNB)およびセカンダリeNB(SeNB)が互いに相互運用するシーンに適用可能な、セル構成の方法は、
ユーザ機器(UE)が、ネットワーク側によって送信されたセカンダリセルグループのSCG構成情報に基づき、SCGを構成するステップと、
UEが、前記SCGの構成に失敗したことを確定した場合、ネットワーク側にSCG再構成失敗情報を送信するステップと、
UEが、マスターセルグループのMCG構成が成功したことを確定する場合、ネットワーク側によって最後に送信された元のSCG構成情報を維持するか、または、SCGを解放するステップと、を備える。
好ましくは、UEは、MCG構成が成功したことを確定する場合、ネットワーク側によって最後に送信された元のSCG構成情報を維持するか、または、SCGを解放するには、
UEは、ネットワーク側によって送信されたMCG構成情報をさらに受信し、MCG構成が成功したことを確定すれば、UEは、構成が成功したMCG構成情報を使用して、最後に送信された元のSCG構成情報を維持するか、もしくはSCGを解放し、
UEは、ネットワーク側によって送信されたMCG構成情報を受信できていなければ、UEは、最後に送信された元のMCG構成情報を維持し、また、最後に送信された元のSCG構成情報を維持するか、もしくは、SCGを解放する。
好ましくは、UEネットワーク側に前記SCG再構成失敗情報を送信する前に、
UEは、SCG構成失敗の理由を確定し、前記SCG構成失敗の理由に基づき、対応する前記SCG再構成失敗情報を生成する。
好ましくは、UEが確定したSCG構成失敗の理由は、
前記SCG構成失敗と、
UE能力超過と、
解析エラーと、
パラメータエラーとのうちのいずれか1つを含む。
マスタeNB(MeNB)およびセカンダリeNB(SeNB)が互いに相互運用するシーンに適用可能な、セル構成装置は、
セカンダリセルグループのSCG構成情報を構成することをトリガーする第1トリガーユニットと、
前記SCG構成情報をユーザ機器(UE)に送信することをトリガーし、且つ、前記UEがSCGを構成することをトリガーする第2トリガーユニットと、
SCG再構成失敗情報を受信した場合、UEが前記SCGを構成することに失敗したことを確定し、また、マスターセルグループのMCG構成が成功したことを確定した場合、最後に送信された元のSCG構成情報を維持することをトリガーし、または、SCGを解放することをトリガーする処理ユニットと、を備える。
好ましくは、SCG構成情報を構成することをトリガーする場合、前記第1トリガーユニットは、
前記装置がMeNBである場合、SeNBがUEに対して対応するSCG構成情報を構成することを、トリガーする。
前記装置がSeNBである場合、ローカルにおいて、UEに対して対応するSCG構成情報を構成することを、直接的にトリガーする。
好ましくは、前記第2トリガーユニットは、以下の方式で、前記SCG構成情報をUEに送信することをトリガーし、
その方式は、
前記装置がMeNBである場合、第1メッセージを使用して、ローカルにおいて構成されたMCG構成情報及びSeNBにより構成されたSCG構成情報をUEに送信し、もしくは、第1メッセージを使用して、SeNBにより構成されたSCG構成情報をUEに送信し、
前記装置がSeNBである場合、第1メッセージを使用して、ローカルにおいて構成されたSCG構成情報をUEに直接的に送信する。
好ましくは、前記処理ユニットは、以下の方式で、前記SCG再構成失敗情報を受信した場合、UEが前記SCGを構成することに失敗したことを確定し、
その方式は、
前記装置がMeNBである場合、UEから送信された前記SCG再構成失敗情報を直接的に受信すれば、UEが前記SCGを構成することに失敗したことを確定し、
前記装置がSeNBである場合、MeNBから送信された前記SCG再構成失敗情報を受信すれば、UEが前記SCGを構成することに失敗したことを確定し、ここで、MeNBから送信された前記SCG再構成失敗情報は、MeNBがUEから送信された前記SCG再構成失敗情報を受信した後、前記装置に送信したものである。
好ましくは、前記処理ユニットは、以下の方式で、UEが前記SCGを構成することに失敗したことを確定し、また、MCG構成が成功したことを確定した場合、最後に送信された元のSCG構成情報を維持することをトリガーし、
その方式は、
前記装置がMeNBである場合、UEが前記SCGを構成することに失敗したことを確定した後、MCG構成に成功したことを確定すれば、構成成功のMCG構成情報を使用し、SeNBに前記SCG再構成失敗情報を送信し、SeNBが最後に送信された元のSCG構成情報を維持することをトリガーし、もしくは、UEが前記SCGを構成することに失敗したことを確定した後、元のMCG構成情報を維持し、SeNBに前記SCG再構成失敗情報を送信し、SeNBが最後に送信された元のSCG構成情報を維持することをトリガーし、
または、
前記装置がSeNBである場合、UEが前記SCGを構成することに失敗したことを確定し、また、MCG構成が成功したことを確定した後、最後に送信された元のSCG構成情報を維持する。
好ましくは、前記処理ユニットは、以下の方式で、UEが前記SCGを構成することに失敗したことを確定し、また、MCG構成が成功したことを確定した場合、SCGを解放することをトリガーし、
その方式は、
前記装置がMeNBである場合、UEが前記SCGを構成することに失敗したことを確定した後、MCG構成に成功したことを確定すれば、構成成功のMCG構成情報を使用し、SeNBに前記SCG再構成失敗情報を送信し、SeNBがSCGを解放することをトリガーし、もしくは、UEが前記SCGを構成することに失敗したことを確定した後、元のMCG構成情報を維持し、SeNBに前記SCG再構成失敗情報を送信し、SeNBがSCGを解放することをトリガーし、
または、
前記装置がSeNBである場合、UEが前記SCGを構成することに失敗したことを確定し、また、MCG構成が成功したことを確定した後、SCGを解放する。
好ましくは、前記処理ユニットは、
受信した前記SCG再構成失敗情報に基づき、対応するSCG構成失敗の理由を取得し、前記SCG構成失敗の理由に基づき、対応する新しいSCG構成情報を再構成及び再送信することをトリガーする。
好ましくは、前記処理ユニットは、以下の方式で、前記SCG構成失敗の理由に基づき、対応する新しいSCG構成情報を再構成及び再送信することをトリガーし、
その方式は、
前記装置がMeNBである場合、SCG構成失敗の理由をSeNBに送信し、SeNBが、前記SCG構成失敗の理由に基づき、新しいSCG構成情報を再構成し、そして、新しいSCG構成情報を前記装置に送信し、前記装置によりUEに送信することをトリガーし、もしくは、SeNBが前記SCG構成失敗の理由に基づき、新しいSCG構成情報を再構成し、そして、新しいSCG構成情報をUEに送信することを、トリガーし、
前記装置がSeNBである場合、MeNBから送信されたSCG構成失敗の理由を受信した後、前記SCGが構成失敗の理由に基づいてローカルで新しいSCG構成情報を再構成し、新しいSCG構成情報をMeNBに送信し、MeNBによりUEに送信することを、直接的にトリガーし、もしくは、前記新しいSCG構成情報をUEに直接的に送信する。
好ましくは、前記SCG構成失敗の理由に基づき、新しいSCG構成情報を再構成することをトリガーする場合、前記処理ユニットは、SeNBが以下の動作のうちのいずれか1つを実行することをトリガーし、
その動作は、
SCG構成失敗の理由が前記SCG構成失敗であることを確定した場合、所定の方式で新しいSCG構成情報を再構成すること、
SCG構成失敗の理由がUE能力超過であることを確定した場合、MeNBと再交渉し、UE能力を再評価した後、評価結果に従って、新しいSCG構成情報を再構成すること、
SCG構成失敗の理由が解析エラーまたはパラメータエラーであることを確定した場合、前記構成に失敗したSCG構成情報を調整した後、調整結果に従って、新しいSCG構成情報を再構成すること、
である。
マスタeNB(MeNB)およびセカンダリeNB(SeNB)が互いに相互運用するシーンに適用可能な、セル構成装置は、
ネットワーク側によって送信されたセカンダリセルグループのSCG構成情報に基づいてSCGを構成する構成ユニットと、
前記SCGの構成に失敗したことを確定した場合、ネットワーク側にSCG再構成失敗情報を送信する通信ユニットと、
マスターセルグループのMCG構成に成功したことを確定した場合、ネットワーク側によって最後に送信された元のSCG構成情報を維持するか、または、SCGを解放する処理ユニットとを備える。
好ましくは、前記処理ユニットは、以下の方式で、MCG構成が成功したことを確定した場合、ネットワーク側によって最後に送信された元のSCG構成情報を維持するか、またはSCGを解放する。
その方式は、
ネットワーク側によって送信されたMCG構成情報をさらに受信し、且つMCG構成が成功したことを確定した場合、構成成功のMCG構成情報を使用し、最後に送信された元のSCG構成情報を維持するか、もしくは、SCGを解放し、
ネットワーク側によって送信されたMCG構成情報を受信できなかった場合、最後に送信された元のMCG構成情報を維持するか、最後に送信された元のSCG構成情報を維持するか、もしくは、SCGを解放する。
好ましくは、前記通信ユニットは、以下の方式で、ネットワーク側に前記SCG再構成失敗情報を送信し、
その方式は、
SCG構成失敗の理由を確定し、前記SCG構成失敗の理由に基づいて対応の前記SCG再構成失敗情報を生成し、ネットワーク側に前記前記SCG再構成失敗情報を送信する。
好ましくは、SCG構成失敗の理由を確定する場合、前記通信ユニットは、
前記SCG構成失敗と、
UE能力超過と、
解析エラーと、
パラメータエラーとのうちのいずれか1つ理由を、SCG構成失敗の理由とする。
セル構成装置は、プロセッサと、送受信機と、メモリとを備え、
前記プロセッサは、前記メモリに格納されたプログラムを読み出し、
前記送受信機により、SCG構成情報を送信するか、または、SCG再構成失敗情報を受信し、
セカンダリセルグループのSCG構成情報を構成することをトリガーし、
SCG構成のために前記SCG構成情報をユーザ機器(UE)に送信することをトリガーし、
前記SCG再構成失敗情報を受信した場合、UEが前記SCGを構成することに失敗したことを確定し、また、マスターセルグループのMCG構成が成功したことを確定した場合、最後に送信された元のSCG構成情報を維持することをトリガーし、または、SCGを解放することをトリガーする。
前記送受信機は、プロセッサの制御によりデータを送受信する。
好ましくは、前記プロセッサは、以下の方式で、SCG構成情報を構成することをトリガーし、
その方式は、
前記装置がMeNBである場合、SeNBがUEに対して対応するSCG構成情報を構成することを、トリガーし、
前記装置がSeNBである場合、ローカルにおいて、UEに対して対応するSCG構成情報を構成することを、直接的にトリガーする。
好ましくは、前記プロセッサは、以下の方式で、前記SCG構成情報をUEに送信することをトリガーし、
その方式は、
前記装置がMeNBである場合、第1メッセージを使用して、ローカルにおいて構成されたマスターセルグループのMCG構成情報及びSeNBにより構成されたSCG構成情報をUEに送信し、もしくは、第1メッセージを使用して、SeNBにより構成されたSCG構成情報をUEに送信し、
前記装置がSeNBである場合、第1メッセージを使用して、ローカルにおいて構成されたSCG構成情報をUEに直接的に送信する。
好ましくは、前記プロセッサは、以下の方式で、前記SCG再構成失敗情報を受信した場合、UEが前記SCGを構成することに失敗したことを確定し、
その方式は、
前記装置がMeNBである場合、UEから送信された前記SCG再構成失敗情報を直接的に受信すれば、UEが前記SCGを構成することに失敗したことを確定し、
前記装置がSeNBである場合、MeNBから送信された前記SCG再構成失敗情報を受信すれば、UEが前記SCGを構成することに失敗したことを確定し、ここで、MeNBから送信された前記SCG再構成失敗情報は、MeNBがUEから送信された前記SCG再構成失敗情報を受信した後、前記装置に送信したものである。
好ましくは、前記プロセッサは、以下の方式で、UEが前記SCGを構成することに失敗したことを確定し、また、MCG構成が成功したことを確定した場合、最後に送信された元のSCG構成情報を維持することをトリガーし、
その方式は、
前記装置がMeNBである場合、UEが前記SCGを構成することに失敗したことを確定した後、MCG構成に成功したことを確定すれば、構成成功のMCG構成情報を使用し、SeNBに前記SCG再構成失敗情報を送信し、SeNBが最後に送信された元のSCG構成情報を維持することをトリガーし、もしくは、UEが前記SCGを構成することに失敗したことを確定した後、元のMCG構成情報を維持し、SeNBに前記SCG再構成失敗情報を送信し、SeNBが最後に送信された元のSCG構成情報を維持することをトリガーし、
または、
前記装置がSeNBである場合、UEが前記SCGを構成することに失敗したことを確定し、また、MCG構成が成功したことを確定した後、最後に送信された元のSCG構成情報を維持する。
好ましくは、前記プロセッサは、以下の方式で、UEが前記SCGを構成することに失敗したことを確定し、また、MCG構成が成功したことを確定した場合、SCGを解放することをトリガーし、
その方式は、
前記装置がMeNBである場合、UEが前記SCGを構成することに失敗したことを確定した後、MCG構成に成功したことを確定すれば、構成成功のMCG構成情報を使用し、SeNBに前記SCG再構成失敗情報を送信し、SeNBがSCGを解放することをトリガーし、もしくは、UEが前記SCGを構成することに失敗したことを確定した後、元のMCG構成情報を維持し、SeNBに前記SCG再構成失敗情報を送信し、SeNBがSCGを解放することをトリガーし、
または、
前記装置がSeNBである場合、UEが前記SCGを構成することに失敗したことを確定し、また、MCG構成が成功したことを確定した後、SCGを解放する。
好ましくは、前記プロセッサは、
受信した前記SCG再構成失敗情報に基づき、対応するSCG構成失敗の理由を取得し、前記SCG構成失敗の理由に基づき、対応する新しいSCG構成情報を再構成及び再送信することをトリガーする。
好ましくは、前記プロセッサは、以下の方式で、前記SCG構成失敗の理由に基づき、対応する新しいSCG構成情報を再構成及び再送信することをトリガーし、
その方式は、
前記装置がMeNBである場合、SCG構成失敗の理由をSeNBに送信し、SeNBが、前記SCG構成失敗の理由に基づき、新しいSCG構成情報を再構成し、そして、新しいSCG構成情報を前記装置に送信し、前記装置によりUEに送信することをトリガーし、もしくは、SeNBが前記SCG構成失敗の理由に基づき、新しいSCG構成情報を再構成し、そして、新しいSCG構成情報をUEに送信することを、トリガーし、
前記装置がSeNBである場合、MeNBから送信されたSCG構成失敗の理由を受信した後、前記SCGが構成失敗の理由に基づいてローカルで新しいSCG構成情報を再構成し、新しいSCG構成情報をMeNBに送信し、MeNBによりUEに送信することを、直接的にトリガーし、もしくは、前記新しいSCG構成情報をUEに直接的に送信する。
好ましくは、前記SCG構成失敗の理由に基づき、新しいSCG構成情報を再構成することをトリガーする場合、前記プロセッサは、SeNBが以下の動作のうちのいずれか1つを実行することをトリガーし、
その動作は、
SCG構成失敗の理由が前記SCG構成失敗であることを確定した場合、所定の方式で新しいSCG構成情報を再構成すること、
SCG構成失敗の理由がUE能力超過であることを確定した場合、MeNBと再交渉し、UE能力を再評価した後、評価結果に従って、新しいSCG構成情報を再構成すること、
SCG構成失敗の理由が解析エラーまたはパラメータエラーであることを確定した場合、前記構成に失敗したSCG構成情報を調整した後、調整結果に従って、新しいSCG構成情報を再構成すること、
である。
セル構成装置は、プロセッサと、送受信機と、メモリと、ユーザーインターフェースとを備え、
前記プロセッサは、前記メモリに格納されたプログラムを読み出し、
前記送受信機により、SCG再構成失敗情報を送信するか、または、SCG構成情報を受信し、
ネットワーク側によって送信されたセカンダリセルグループのSCG構成情報に基づいてSCGを構成し、
前記SCGの構成に失敗したことを確定した場合、ネットワーク側に前記SCG再構成失敗情報を送信し、
マスターセルグループのMCG構成に成功したことを確定した場合、ネットワーク側によって最後に送信された元のSCG構成情報を維持するか、または、SCGを解放し、
前記送受信機は、前記プロセッサの制御によりデータを送受信する。
好ましくは、前記プロセッサは、以下の方式で、MCG構成が成功したことを確定した場合、ネットワーク側によって最後に送信された元のSCG構成情報を維持するか、またはSCGを解放し、
その方式は、
ネットワーク側によって送信されたMCG構成情報をさらに受信し、且つMCG構成が成功したことを確定した場合、構成成功のMCG構成情報を使用し、最後に送信された元のSCG構成情報を維持するか、もしくはSCGを解放し、
ネットワーク側によって送信されたMCG構成情報を受信できなかった場合、最後に送信された元のMCG構成情報を維持するか、最後に送信された元のSCG構成情報を維持するか、もしくは、SCGを解放する。
好ましくは、前記プロセッサは、以下の方式で、前記送受信機により、ネットワーク側に前記SCG再構成失敗情報を送信し、
その方式は、
SCG構成失敗の理由を確定し、前記SCG構成失敗の理由に基づいて対応の前記SCG再構成失敗情報を生成し、前記送受信機により、ネットワーク側に前記前記SCG再構成失敗情報を送信する。
好ましくは、SCG構成失敗の理由を確定する場合、前記プロセッサは、
前記SCG構成失敗と、
UE能力超過と、
解析エラーと、
パラメータエラーとのうちのいずれか1つ理由を、SCG構成失敗の理由とする。
本発明の有益な効果は、以下とおりである。
MeNBとSeNBとが相互運用するシーンでは、第1基地局は、SCGを構成するためにSCG構成情報をUEに送信し、UEは、SCGが失敗したことを確定すると、ネットワーク側に前記SCG再構成失敗情報を送信する。このとき、UE及びネットワーク側は、MCG構成が成功したことを確定した場合、最後に送信された元のSCG構成情報を維持するか、または、SCGを解放することをトリガーする。すなわちSCGだけが構成されなかった場合には、RRC再確立を頻繁に開始する代わりに元のSCG構成情報が適用されるので、深刻なデータ中断を回避し、ユーザ機器は正常に通信することができ、したがってデータの伝送効率が改善され、システム性能が保証され、ユーザーエクスペリエンスも向上される。
従来技術のLTE−Aシステムのデュアルコネクティビティ技術を示す図である。 従来技術の5GシステムにおけるLTE及びNRタイトインターワーキング(tight interworking)を示す図である。 従来技術の5GシステムにおけるLTE及びNRタイトインターワーキング(tight interworking)を示す図である。 従来技術での5GシステムにおけるLTE及びNRタイトインターワーキング(tight interworking)のプロトコルアーキテクチャ図である。 本発明の実施例に係るセル構成のフローチャートである。 本発明の実施例に係るMeNBがSCG構成情報を送信し、UEに“前記SCG構成失敗”が発生する場合の、フローチャートである。 本発明の実施例に係るMeNBがSCG構成情報を送信し、UEに“解析エラー”が発生する場合の、フローチャートである。 本発明の実施例に係るSeNBがSCG構成情報を送信し、UEに“パラメータエラー”が発生する場合の、フローチャートである。 本発明の実施例に係るSeNBがSCG構成情報を送信し、UEに“UE能力超過”が発生する場合の、フローチャートである。 本発明の実施例に係るMeNBがSCG構成情報を送信しUEに“前記SCG構成失敗”が発生する場合の、SeNBSCGを解放するフローチャートである。 本発明の実施例に係る第1基地局の第1の機能構成図である。 本発明の実施例に係るUEの第1の機能構成図である。 本発明の実施例に係る第1基地局の第2の機能構成図である。 本発明の実施例に係るUEの第2の機能構成図である。
深刻なデータ中断を回避し、それによってユーザ機器が正常に通信することを可能にする。本発明の実施例は、セル構成案を設計し、詳しくは、MeNBとSeNBとが相互運用するシーンでは、UEは、SCGが構成に失敗したことを判断すると、ネットワーク側に前記SCG再構成失敗情報を送信する。このとき、UEとネットワーク側がMCG構成が成功したことを確定した場合、最後に送信された元のSCG構成情報を維持する。
以下、図面を参照しながら、本発明の好ましい実施形態について詳細に説明する。
図2a及び図2bに示すように、本発明の実施例では、5GシステムにおけるLTE及びNRタイトインターワーキング(tight interworking)のシーンを例とする。
当該シーンでは、図4に示すように、基地局(MeNBであってもよく、SeNBであってもよい)がUEにセル構成を指示するフローチャートは、以下とおりである。
ステップ400:第1基地局は、UE状態情報を取得する。ここで、UE状態情報は、様々な種類のパラメータ、例えば、UEの能力情報、UE無線リソース構成情報などを含むことができる。
本発明の実施例に係る第1基地局は、マクロeNB、例えば、LTEのeNB、5G NR(New Radio), NB(Narrow Band)などであり得る。 あるいは、小型eNB、例えば、低電力ノード(Low Power node,LPN)、ピコ(pico)eNB、フェムト(femto)eNBなど、アクセスポイント(Access Point,AP)などであってもよい。あるいは、セントラルユニット(Central Unit,CU)と、CUによって管理および制御される複数の送受信ポイント(Transmission Reception Point,TRP)とを含むネットワークノードであってもよい。1つの基地局によってサービス提供される1つまたは複数のセル(異なる周波数、またはセルが分割されて得られたセクタ)がある。マクロeNBおよびスモールeNBの両方は、マスタeNB、すなわちMeNBであり得るか、またはセカンダリeNB、すなわちSeNBであり得る。
本発明の実施例に係るステップ400を実行する場合、第1基地局は、以下の方式を採用することができるが、これに限定されない。
方式A1:第1基地局がMeNBである場合、直接、UEの報告(例えば、測定報告、報告されたトラフィック状態、報告されたベアラタイプなど)に従って、UEの状態情報をに決定し得る。
方式B1:第1基地局がSeNBである場合、MeNBの通知に従ってUE状態情報を取得するか、または、第1基地局も、直接、UEの報告(例えば、測定報告、報告されたトラフィック状態、報告されたベアラタイプなど)に従って、UEの状態情報を決定し得る。
ステップ410:第1基地局は、SCG構成情報を構成することをトリガーする。
本発明の実施例に係るステップ410を実行する場合、第1基地局は以下の方式を採用することができるが、これに限定されない。
方式A2:第1基地局がMeNBである場合、第1基地局は、UE状態情報をSeNBに送信し、SeNBが当該UE状態情報に基づいて、対応するSCG構成情報を構成することをトリガーする。
方式B2:第1基地局がSeNBである場合、第1基地局は、取得したUE状態情報に基づき、ローカルにおいて対応するSCG構成情報を構成することを、直接的にトリガーする。
ステップ420:第1基地局は、上記SCG構成情報をUEに送信することをトリガーする。
本発明の実施例に係る第1基地局は、一般的に第1メッセージでトリガー(第1メッセージはRRCであってもよく、以下同じであり、繰り返して説明しない)し、これに応じて、ステップ420を実行する場合、第1基地局は以下の方式を採用することができるが、これに限定されない。
方式A3:第1基地局がMeNBである場合、第1基地局は、RRCメッセージを用いて、ローカルにおいて構成されたMCG構成情報及び取得したSCG構成情報をともにUEに送信する。または、RRCメッセージを用いて、取得したSCG構成情報のみをUEに送信し、このとき、UEは、SCGを再構成する一方、元のMCG構成情報を維持する。
具体的に、MeNBによって新しいRRCメッセージ(例えば、RRC接続再構成(Connection Reconfiguration)メッセージ等)が生成される。ここで、上記RRCメッセージは、SeNBにより生成されたSCG構成情報(例えば、SCG構成情報のASN.1(Abstract Syntax Notation One))及びローカルにおいて構成されたMCG構成情報を含む。また、MeNBは、上記RRCメッセージを、プライマリベアラ(例えば、SRB1)により、UEに送信する。または、MCGは、元のRRCメッセージに、容器(container)方式で1フィールドを追加し、例えば、情報転送(DL information Transfer)メッセージに、情報要素(information element,IE)を追加してSCG構成情報を送信する。
方式B3:第1基地局がSeNBである場合、第1基地局は、RRCメッセージで、ローカルにおいて生成されたSCG構成情報をUEに直接的に送信する。
具体的に、SeNBは、RRCメッセージを生成する。ここで、上記RRC情報は、SCGにより生成されたSCG構成情報を含む。また、SeNBは、上記RRCメッセージを、セカンダリベアラ(SRB on the secondary)により、UEに送信する。
SeNBがSCG構成情報を送信する間、MeNBは、自分が構成したMCG構成情報をUEに送信する可能性がある。UEは、MCG構成情報及びSCG構成情報をともに受信すれば、MCG及びSCGそれぞれを再構成する。UEがSCG構成情報のみを取得すると、UEはSCGを再構成し、元のMCG構成情報を維持する。
ステップ430:UEは、上記SCG構成情報を取得した後、ローカルにおいてSCGを構成する。
上記の説明から明らかなように、UEがMeNBによって送信されたRRCメッセージからMCG構成情報およびSCG構成情報を取得する場合、あるいはUEがMeNBによって送信されたRRCメッセージからMCG構成情報を取得する場合、SeNBによって送信されたRRCメッセージからのSCG構成情報を取得する場合、UEは、MCGおよびSCGをそれぞれ再構成する。
UEが、SeNBから送信されたRRCメッセージのみからSCG構成情報を取得すると、UEは、SCGを再構成する一方、元のMCG構成情報を維持する。
ステップ440:UEは、前記SCG構成に失敗したことを確定すると、元のSCG構成情報を維持するか、または、SCGを解放する。
本発明の実施例に係る,元のSCG構成情報は、UEによって最後に取得されたSCG構成情報、すなわち、UEによって現在使用されているSCG構成情報であり、SCG構成に失敗したことをUEが判断した後、UEは、最後に構成されたものを再使用する。 MCGが正常に構成されたことを判断したときに、RRC再構成を実行する代わりに、最後に構成した元のSCG構成情報を使用するかまたはSCGを解放する。
MCG構成の成功は、以下の2種がある。第1は、UEが、MCG構成情報を取得し、かつMCG構成に成功する。このとき、MeNB及びUEは、構成成功のMCG構成を適用する。第2は、MeNBが、MCG構成情報をUEに送信せず、このとき、MeNBとUEの両方は、元のMCG構成情報を維持する。両方の場合において、SCG構成に失敗する限り、UEは、元のSCG構成情報を維持するか、またはSCGを解放する。
具体的に、ステップ440は、以下の3つの場合に実行することができる。
場合1:UEは、MeNBにより送信されたRRCメッセージからMCG構成情報及びSCG構成情報を取得する。RRCメッセージは2つの構成情報の両方を含むので、UEは、デフォルト優先順位に従って、最初にMCG構成情報を処理し、次にSCG構成情報を処理する。
前記MCG構成に失敗した場合、UEは、MCGにRRC再構成を直接実行するように指示し、この場合、本発明の実施形態に関与しないので、その詳細な説明は省略する。
MCGがうまく構成され、SCGが構成されなかった場合、UEは新しいMCG構成情報を適用し、元のSCG構成情報を維持するか、またはSCGを解放する。
場合2:UEは、MeNBにより送信されたRRCメッセージからSCG構成情報を取得する。ここで、当該RRCメッセージにSCG構成情報のみが含まれ、即ち、SCG構成に成功したか否かに関係なく、UEは、元のMCG構成情報を維持する。前記SCG構成に失敗した場合、UEは、元のMCG構成情報だけではなく、元のSCG構成情報も維持するか、または、SCGを解放する。
場合3:UEは、SeNBにより送信されたRRCメッセージから、SCG構成情報を取得する。
前記SCG構成に失敗した場合、UEは、新しいSCG構成情報を適用せず、元のSCG構成情報を維持するか、またはSCGを解放する。
ステップ450:UEは、SCG構成失敗の理由を確定する。
本発明の実施例に係る前記SCG構成に失敗した理由には、以下の4つがある。
第1の理由:具体的に “UE能力超過”を説明する。“UE能力超過”は、UEによって受信されたSCG構成情報内のいくつかのパラメータが、UEのアクセス能力を超えることである。例えば、パケットデータコンバージェンスプロトコル(Packet Data Convergence Protocol,PDCP)におけるコンテキスト識別子の最大コンテキスト識別子(Max Context Identifier,maxCID)が、UEの能力情報に示されるロバストヘッダ圧縮コンテキストの最大コンテンツ識別子を超える。
第2の理由:具体的に“解析エラー”を説明する。“解析エラー”は、UEが受信したSCG構成情報を正しく解析できないことである。例えば、SCG構成情報内のASN.1がUEによって認識できないこと、または情報転送(DL information Transfer)メッセージに追加されたIEの内容がUEによって認識できないこと。
第3の理由:具体的に“パラメータエラー”を説明する。“パラメータエラー”は、UEが受信したSCG構成情報の中に誤った構成パラメータがあることである。例えば、UE内のSCGの構成パラメータは0から100の範囲であるが、UEによって受信されたSCG構成情報に含まれるパラメータの値が200である。
第4の理由:概括的に“SCG構成失敗”を説明する。“前記SCG構成失敗”は、特定のSCG構成失敗の理由は特に区別されないが、SCG構成失敗の理由は一括的に“前記SCG構成失敗”として説明される。
ステップ460:UEは、SCG構成失敗の理由を前記SCG再構成失敗情報に含ませて、第1基地局に送信し、前記SCG構成失敗を第1基地局に通知する。
本発明の実施例に係るUEは、確定したSCG構成失敗の理由に基づいて、対応する前記SCG再構成失敗情報を生成する。また、前記SCG再構成失敗情報を第1基地局に送信する。具体的に、ステップ460を実行する場合、UEは、以下の方式を採用することができるが、これに限定されない。
方式A4:第1基地局がMeNBである場合、UEは、SCG構成失敗の理由が含まれる前記SCG再構成失敗情報を、第1基地局に直接的に送信することができる。
方式B4:第1基地局がSeNBである場合、UEは、最初にSCG構成失敗の理由が含まれる前記SCG再構成失敗情報をMeNBに送信し、次に、SeNBがMeNBから送信されたSCG構成失敗の理由が含まれるSCG再構成情報を受信する。ここで、MeNBから送信された前記SCG再構成失敗情報は、MeNBがUEによって送信された前記SCG再構成失敗情報を受信した後に送信したものであり、MeNBがUEによって送信された前記SCG再構成失敗情報に基づいて、SeNBとの間の通信プロトコルで個別に生成された情報である。
両方の方式において、UEは、プライマリキャリア(例えば、SRB1)を介してMeNBにSCG再構成失敗情報を送信する。ここで、エアインタフェースを介して送信されるSCG再構成失敗情報は、別個のRRCメッセージであってもよく、元のRRCメッセージ内のIEであってもよい。2つの形式のいずれかのSCG再構成失敗情報には、SCG構成失敗の理由が含まれる。
具体的に、本発明の実施例に係るUEは、以下の2つの方法で、前記SCG構成失敗情報にSCG構成失敗の理由を記載する。
方法1:一般的な説明。
ここでは、UEは、SCG構成失敗の理由を、前記SCG構成失敗情報に、一括的にSCG前記再構成失敗(SCG-Reconfiguration failure)として記載する。
方法2:具体的な説明。
ここでは、UEは、SCG構成失敗の理由を、具体的な失敗理由別に、前記SCG構成失敗情報に記載する。例えば、UE能力超過(UE Capability-Exceed)、解析エラー(Parse Error)及びパラメータエラー(Parameter Error)。
ステップ470:第1基地局は、元のSCG構成情報を維持することをトリガーし、取得したSCG構成失敗の理由に基づき、対応する新しいSCG構成情報を再構成及び再送信することをトリガーするか、または、SCGを解放することをトリガーする。
第1基地局は、送信したSCG構成情報が構成に失敗したことを知ると、RRC再確立フローをトリガーせず、自動的に、元のSCG構成情報(即ち、最後に構成されたSCG構成情報)を適用することをトリガーするか、または、SCGを解放することをトリガーする。
例1:第1基地局がMeNBである場合、第1基地局は、UEによって送信された前記SCG再構成失敗情報を受信すると、MCG構成が成功、前記SCG構成が失敗したことを確定する。このとき、第1基地局は、構成成功のMCG構成情報を用い、SeNBに前記SCG再構成失敗情報を送信する。SeNBが元のSCG構成情報を維持することをトリガーするか、または、SeNBがSCGを解放することをトリガーする。または、第1基地局は、UEによって送信された前記SCG再構成失敗情報(このとき、MCG構成情報がまだ発送されていない可能性がある)を受信した場合、MCGを構成せず、前記SCG構成の失敗を確定する。このとき、第1基地局は、元のMCG構成情報を維持し、SeNBに前記SCG再構成失敗情報を送信する。SeNBが元のSCG構成情報を維持することをトリガーするか、または、SeNBがSCGを解放することをトリガーする。
例2:第1基地局がSeNBである場合、第1基地局は、MeNBから送信された前記SCG再構成失敗情報を受信した場合、前記SCG構成が失敗、また、MCG構成が成功したことを確定した後、最後に送信された元のSCG構成情報を維持するか、または、SCGを解放する。ここで、第1基地局が受信したMeNBから送信された前記SCG再構成失敗情報は、MeNBがUEによって送信された前記SCG再構成失敗情報を受信した後、第1基地局に送信したものである。ここで、第1基地局は、MCG構成が成功したことを確定する。即ち、MeNBが、第1基地局がRRC再確立フローをトリガーすることを指示していないことを示す。このとき、MeNBが新しいMCG構成情報を適用するか、元のMCG構成情報を維持するかに関係せず、第1基地局がRRC再確立フローをトリガーする指示を受信していないと、即ち、このとき、MCG構成が成功したことを認識する。
具体的に、本発明の実施例では、対応する新しいSCG構成情報を再構成及び再送信することをトリガーする場合、第1基地局は以下の方式を採用することができるが、これに限定されない。
方式A5:第1基地局がMeNBである場合、第1基地局は、取得したSCG構成失敗の理由をSeNBに送信し、SeNBは、SCG構成失敗の理由に基づいて新しいSCG構成情報を再構成する。構成完了後、SeNBは、新しいSCG構成情報をMeNBに送信し、MeNBによってUEに送信するか、または、SeNBは、新しいSCG構成情報をUEに直接的に送信することができる。
方式B5:第1基地局がSeNBである場合、第1基地局は、MeNBから送信されたSCG構成失敗の理由を受信した後、当該SCG構成失敗の理由に基づいて、ローカルにおいて、新しいSCG構成情報を再構成する。構成完了後に、第1基地局は、新しいSCG構成情報をMeNBに送信し、MeNBによりUEに送信するか、または、第1基地局は、新しいSCG構成情報をUEに直接的に送信することができる。
上記方式A5及びB5では、新しいSCG構成情報がMeNBによって送信されると、MeNBは、例1または例2の方式で、MCG構成に成功すれば、構成成功のMCG構成情報を用いて新しいSCG構成情報を送信し、MCGに変化がなければ、元のMCG構成情報を用いて新しいSCG構成情報を送信する。
同様に、上記方式A5及びB5では、新しいSCG構成情報がSeNBによって送信されると、SeNBは、例1または例2の方式で、前記SCG構成に失敗したことを確定した場合、元のSCG構成情報を用いて新しいSCG構成情報を送信する。
一方、SCG構成情報を再構成するには、以下の2つの場合がある。
場合1:解析された失敗理由が一般的な説明の場合の“SCG前記再構成失敗”であれば、SeNBは、所定の方式で、新しいSCG構成情報を再構成する。
例えば、SeNBは、MeNBと再度交渉した後、新しいSCG構成情報を再構成する。
また、例えば、SeNBは、最後に送信されたSCG構成情報を調整した後、新しいSCG構成情報を生成する。
環境に応じて採用すべき方式を決定する。
場合2:解析された失敗理由が具体的な説明の場合の“UE能力超過”、“解析エラー”または“パラメータエラー”であれば、具体的な理由に応じて対処する。
ここで、具体的な説明の場合の失敗理由は、具体的な理由に応じて、以下の2つに別けて対処することが好ましい。
第1の種別:解析された失敗理由が、元のSCG構成がUE能力を超えることである場合、UE能力について再交渉するために、UE能力交渉セッションがSeNBとMeNBとの間で開始され、さらに、UE能力が新たに決定された後に、第1基地局は、対応する新たなSCG構成情報を再構成する。
第2の種別:解析された失敗理由が、UEが元のSCG構成情報を解析できないか、または元のSCG構成情報にパラメータエラーがあることである場合、元のSCG構成情報はそれに応じて調整される(例えば、新しいSCG構成情報を生成するために、SCG構成情報を再符号化し、新しいパラメータを再構成するなど)。即ち、新しいSCG構成情報が生成される。
ステップ480:UEは、受信した新しいSCG構成情報に基づき、SCGを構成する。
ここで、UEは、新しいSCG構成情報を取得し、新しいSCG構成情報に基づき、SCGを構成する。構成完了後に、UEは、新しいSCG構成情報を使用して、ネットワーク側とデータを送信することができる。
上記実施例に基づき、以下、具体的なシーンで、上記実施例を詳しく説明する。
第1のシーン:MeNBはSCG構成情報を送信し、UEに、“前記SCG構成失敗”が発生される。
図5に示すように、第1のシーンでのフローは、以下とおりである。
ステップ500:SeNBは、MeNBにSCG構成情報を送信する。
具体的に、SeNBは、最初にUE状態情報を取得し、次に、UE状態情報に基づいて、対応するSCG構成情報を構成する。例えば、抽象構文記法(Abstract Syntax Notation,ASN)を使用して、それをSCG構成情報のASN.1にコンパイルする。また、生成したSCG構成情報をMeNBに送信する。
ステップ510:MeNBは、UEに、MCG構成情報及びSCG構成情報を送信する。
MeNBは、SeNBからSCG構成情報を受信し、当該SCG構成情報をローカルにおいて構成されたMCG構成情報と組み合わせてRRCメッセージを生成し、当該RRCメッセージを、プライマリベアラ(例えば、SRB1)により、UEに送信する。
ステップ520:UEは、前記SCG構成に失敗したことを確定する。
UEは、MeNBにより送信されたRRCメッセージからMCG構成情報及びSCG構成情報を取得する。RRCメッセージは2つの構成情報の両方を含むので、UEは、デフォルト優先順位に従って、最初にMCG構成情報を処理し、次にSCG構成情報を処理する。このとき、MCG構成に成功したが、前記SCG構成に失敗すれば、UEは、構成成功のMCG構成情報を使用し、元のSCG構成情報を維持し、SCG構成失敗の理由を確定する。
具体的に、SCG構成失敗の理由が4つあり、即ち、一般的な説明の場合の“前記SCG構成失敗”、及び具体的な説明の場合の“UE能力超過”、“解析エラー”及び“パラメータエラー”である。当該シーンでは、“前記SCG構成失敗”をSCG構成失敗の理由とする例として説明する。したがって、UEは、SCG構成失敗の理由を、一般的な説明の場合の“前記SCG構成失敗”として決定する。
ステップ530:UEは、MeNBに前記SCG再構成失敗情報を送信し、SCG構成失敗の理由を通知する。
UEは、前記SCG構成に失敗したことを確定した後、別個の1つのRRCメッセージでプライマリベアラ(例えば、SRB1)により、MeNBに前記SCG再構成失敗情報を送信する。これには、SCG構成失敗の理由が含まれ、即ち、一般的な説明の場合の“SCG再構成失敗”である。
ステップ540:MeNBは、SeNBに前記SCG再構成失敗情報を送信し、前記SCG再構成失敗の理由を通知する。
MeNBは、UEによって送信された前記SCG再構成失敗情報を受信し、SeNBに前記SCG再構成失敗情報を送信し、これには、SCG構成失敗の理由が含まれ、即ち、一般的な説明の場合の“SCG再構成失敗”である。
ステップ550:SeNBは、MeNBに新しいSCG構成情報を送信する。
SeNBは、MeNBから送信された前記SCG再構成失敗情報を受信した後、SeNBは、失敗理由“SCG再構成失敗”に基づき、MeNBと再交渉し、UEの能力を再評価した後、対応する新しいSCG構成情報を生成し、新しいSCG構成情報をMeNBに送信する。
ステップ560:MeNBは、UEに新しいSCG構成情報を送信する。
MeNBは、新しいSCG構成情報を受信した後、RRC接続再構成メッセージを生成する。ここで、RRC接続再構成メッセージに新しいSCG構成情報が含まれる。ステップ520において、UEがMCG構成情報を既に構成したため、MeNBは、今回RRC接続再構成メッセージを送信するとき、上記構成成功のMCG構成情報を用い、また、MeNBは、当該RRC接続再構成メッセージを、プライマリベアラ(例えば、SRB1)により、UEに送信する。
ここで、UEは、新しいSCG構成情報を取得し、新しいSCG構成情報に基づき、SCGを構成する。構成完了後に、UEは、新しいSCG構成情報を使用してネットワーク側とデータを送信することができる。
勿論、SeNBは、UEに、新しいSCG構成情報を直接的に送信することもできる。以上は例にすぎず、SeNBが新しいSCG構成情報を直接的に送信する場合、ステップ520において、UEが元のSCG構成情報を維持すれば、SeNBは、元のSCG構成情報を用いて、セカンダリベアラ(SRB on the secondary)により、例えば、SRB3(Signaling Radio Bearer 3)により、UEに新しいSCG構成情報が含まれるRRCメッセージを送信する。
第2のシーン:MeNBはSCG構成情報を送信し、また、UEに“解析エラー”が発生される。
図6に示すように、第2のシーンでのフローは、以下とおりである。
ステップ600:SeNBは、MeNBにSCG構成情報を送信する。
具体的に、SeNBは、最初にUE状態情報を取得し、次に、UE状態情報に基づいて、対応するSCG構成情報を構成する。例えば、ASNを用いて、それをSCG構成情報のASN.1にコンパイルする。また、生成したSCG構成情報をMeNBに送信する。
ステップ610:MeNBは、UEにSCG構成情報を送信する。
MeNBは、SeNBからSCG構成情報を受信し、RRCメッセージを用いて、当該SCG構成を、プライマリベアラ(例えば、SRB1)により、UEに送信する。本発明の実施例に係るMeNBはUEにMCG構成情報を送信していないため、UEは元のMCG構成情報を維持する。
ステップ620:UEは、前記SCG構成に失敗したことを確定する。
UEは、MeNBからSCG構成情報を取得し、前記SCG構成に失敗すれば、UEは新しいSCG構成情報を適用せず、元のSCG構成情報を維持し、SCG構成失敗の理由を確定する。
具体的に、SCG構成失敗の理由が4つあり、即ち、一般的な説明の場合の“前記SCG構成失敗”、及び具体的な説明の場合の“UE能力超過”、“解析エラー”及び“パラメータエラー”である。当該シーンでは、“解析エラー”をSCG構成失敗の理由の例として説明するため、UEは、SCG構成失敗の理由を、具体的な説明の場合の“解析エラー”として確定する。
ステップ630:UEは、MeNBに前記SCG再構成失敗情報を送信して、SCG構成失敗の理由を通知する。
UEは、前記SCG構成に失敗したことを確定した後、別個の1つのRRCメッセージでプライマリベアラ(例えば、SRB1)により、MeNBに前記SCG再構成失敗情報を送信する。これには、SCG構成失敗の理由が含まれ、即ち、具体的な説明の場合の“解析エラー”である。
ステップ640:MeNBは、SeNBに前記SCG再構成失敗情報を送信し、前記SCG再構成失敗の理由を通知する。
MeNBは、UEによって送信された前記SCG再構成失敗情報を受信し、SeNBに前記SCG再構成失敗情報を送信し、これには、SCG構成失敗の理由が含まれ、即ち、具体的な説明場合の“解析エラー”である。
ステップ650:SeNBは、UEに新しいSCG構成情報を送信する。
SeNBは、MeNBから送信された前記SCG再構成失敗情報を受信した後、SeNBは、失敗理由“解析エラー”に基づき、元のSCG構成情報を調整し(例えば、SCG構成情報を再符号化する等)、対応する新しいSCG構成情報を生成し、新しいSCG構成情報をUEに送信する。
SeNBは、UEに新しいSCG構成情報を直接的に送信するとき、ステップ620において、UEが元のSCG構成情報を維持すれば、SeNBは、元のSCG構成情報を用いて、セカンダリベアラ(SRB on the Secondary)により、UEに新しいSCG構成情報が含まれるRRCメッセージを送信する。
これで、UEは、新しいSCG構成情報を取得し、新しいSCG構成情報に基づき、SCGを構成する。構成完了後に、UEは、新しいSCG構成情報を使用して、ネットワーク側とデータを送信することができる。
勿論、SeNBは、MeNBにより、UEに新しいSCG構成情報を送信することができ、以上は例にすぎず、SeNBがMeNBにより、UEに新しいSCG構成情報を送信するとき、MeNBは、新しいSCG構成情報を受信した後、RRC接続再構成メッセージを生成する。ここで、RRC接続再構成メッセージに新しいSCG構成情報が含まれる。ステップ610では、UEが元のMCG構成情報を維持すれば、MeNBは、今回RRC接続再構成メッセージを送信するとき、上記MCG構成情報を引き続き採用し、また、MeNBは、当該RRC接続再構成メッセージを、プライマリベアラ(例えば、SRB1)により、UEに送信する。
第3のシーン:SeNBがSCG構成情報を送信し、UEに“パラメータエラー”が発生する。
図7に示すように、第3のシーンでのフローは、以下とおりである。
ステップ700:SeNBは、UEにSCG構成情報を送信する。
具体的に、SeNBは、最初にUE状態情報を取得し、次に、UE状態情報に基づいて、対応するSCG構成情報を構成し、且つ生成したSCG構成情報をUEに送信する。
ステップ710:UEは、前記SCG構成に失敗したことを確定する。
UEは、SeNBからSCG構成情報を直接的に受信し、前記SCG構成に失敗すれば、SCG構成失敗の理由を確定する。
本発明の実施例に係るMeNBは、UEにMCG構成情報を送信していないため、UEは、元のMCG構成情報を維持する。
具体的に、SCG構成失敗の理由が4つあり、即ち、一般的な説明の場合の“前記SCG構成失敗”、及び具体的な説明の場合の“UE能力超過”、“解析エラー”及び“パラメータエラー”である。当該シーンでは、“パラメータエラー”をSCG構成失敗の理由の例として説明するため、UEは、SCG構成失敗の理由を、具体的な説明の場合の“パラメータエラー”として確定する。
ステップ720:UEは、MeNBに前記SCG再構成失敗情報を送信し、SCG構成失敗の理由を通知する。
UEは、前記SCG構成に失敗したことを確定した後、別個の1つのRRCメッセージでプライマリベアラ(例えば、SRB1)により、MeNBに前記SCG再構成失敗情報を送信する。これには、SCG構成失敗の理由が含まれ、即ち、具体的な説明の場合の“パラメータエラー”である。
ステップ730:MeNBは、SeNBに前記SCG再構成失敗情報を送信し、前記SCG再構成失敗の理由を通知する。
MeNBは、UEによって送信された前記SCG再構成失敗情報を受信し、SeNBに前記SCG再構成失敗情報を送信する。、これには、SCG構成失敗の理由が含まれ、即ち、具体的な説明の場合の“パラメータエラー”である。
ステップ740:SeNBは、MeNBに、新しいSCG構成情報を送信する。
SeNBは、MeNBから送信された前記SCG再構成失敗情報を受信した後、SeNBは、失敗理由“パラメータエラー”に基づき、元のSCG構成情報を調整し(例えば、新しいパラメータの再構成等)、対応する新しいSCG構成情報を生成し、新しいSCG構成情報をMeNBに送信する。
ステップ750:MeNBは、UEに、新しいSCG構成情報を送信する。
MeNBは、新しいSCG構成情報を受信した後、RRC接続再構成メッセージを生成する。ここで、RRC接続再構成メッセージには、新しいSCG構成情報が含まれる。ステップ710において、UEが元のMCG構成情報を維持すれば、MeNBは、今回RRC接続再構成メッセージを送信するとき、上記MCG構成情報を引き続き採用し、また、MeNBは、当該RRC接続再構成メッセージを、プライマリベアラ(例えば、SRB1)により、UEに送信する。
これで、UEは、新しいSCG構成情報を取得し、新しいSCG構成情報に基づき、SCGを構成する。構成完了後に、UEは、新しいSCG構成情報を使用して、ネットワーク側とデータを送信することができる。
勿論、SeNBは、UEに、新しいSCG構成情報を直接的に送信することもできる。以上は例にすぎず、SeNBがUEに新しいSCG構成情報を直接的に送信する場合、UEが元のSCG構成情報を維持すれば、SeNBは、元のSCG構成情報を用いて、セカンダリベアラ(SRB on the secondary)により、例えば、SRB2により、UEに、新しいSCG構成情報が含まれるRRCメッセージを送信する。
第4のシーン:SeNBは、CG構成情報を送信し、UEに“UE能力超過”が発生する。
図8に示すように、第4のシーンでのフローは、以下とおりである。
ステップ800:SeNBは、UEに、SCG構成情報を送信する。
具体的に、SeNBは、最初にUE状態情報を取得し、次に、UE状態情報に基づいて、対応するSCG構成情報を構成し、生成したSCG構成情報をUEに送信する。
ステップ810:UEは、前記SCG構成に失敗したことを確定する。
UEは、SeNBからSCG構成情報を直接的に受信し、前記SCG構成に失敗すれば、SCG構成失敗の理由を確定する。
本発明の実施例に係るMeNBは、UEにMCG構成情報を送信していないため、UEは、元のMCG構成情報を維持する。
具体的に、SCG構成失敗の理由が4つあり、即ち、一般的な説明の場合の“前記SCG構成失敗”、及び具体的な説明の場合の“UE能力超過”、“解析エラー”及び“パラメータエラー”である。当該シーンでは、“パラメータエラー”をSCG構成失敗の理由の例として説明するため、UEは、SCG構成失敗の理由を、具体的な説明の場合の“UE能力超過”として確定する。
ステップ820:UEは、MeNBに前記SCG再構成失敗情報を送信し、SCG構成失敗の理由を通知する。
UEは、前記SCG構成に失敗したことを確定した後、別個の1つのRRCメッセージでプライマリベアラ(例えば、SRB1)により、MeNBに、前記SCG再構成失敗情報を送信する。これには、SCG構成失敗の理由が含まれ、即ち、具体的な説明の場合の“UE能力超過”である。
ステップ830:MeNBは、SeNBに、前記SCG再構成失敗情報を送信し、前記SCG再構成失敗の理由を通知する。
MeNBは、UEによって送信された前記SCG再構成失敗情報を受信し、SeNBに前記SCG再構成失敗情報を送信する。これには、SCG構成失敗の理由が含まれ、即ち、具体的な説明場合の“UE能力超過”である。
ステップ840:SeNBは、MeNBと、UE能力について交渉(ネゴシエーション)する。
SeNBは、MeNBから送信された前記SCG再構成失敗情報を受信した後、SeNBは、失敗理由“UE能力超過”に基づき、MeNBと再交渉し、UEの能力を再評価した後、対応する新しいSCG構成情報を生成し、新しいSCG構成情報をUEに直接的に送信する。
ステップ850:SeNBは、UEに、新しいSCG構成情報を送信する。
SeNBは、新しいSCG構成情報を生成し、UEに直接的に送信する。UEが元のSCG構成情報を維持すれば、SeNBは、元のSCG構成情報を用いて、セカンダリベアラ(SRB on the secondary)により、例えば、SRB3により、UEに、新しいSCG構成情報が含まれるRRCメッセージを送信する。
これで、UEは、新しいSCG構成情報を取得し、新しいSCG構成情報に基づき、SCGを構成する。構成完了後に、UEは、新しいSCG構成情報を使用して、ネットワーク側とデータを送信することができる。
勿論、SeNBは、MeNBにより、UEに新しいSCG構成情報を送信することができ、以上は例にすぎず、MeNBは、SeNBから新しいSCG構成情報を受信した後、RRC接続再構成メッセージを生成する。ここで、RRC接続再構成メッセージには新しいSCG構成情報が含まれる。ステップ810では、UEが元のMCG構成情報を維持すれば、MeNBは、今回RRC接続再構成メッセージを送信するとき、上記MCG構成情報を引き続き採用し、また、MeNBは、当該RRC接続再構成メッセージを、プライマリベアラ(例えば、SRB1)により、UEに送信する。
以上の4つの実施例では、UEは、前記SCG構成に失敗したことを確定したとき、ネットワーク側に、前記SCG再構成失敗情報を送信する。UE及びネットワーク側は、MCG構成が成功したことを確定した場合、最後に送信された元のSCG構成情報を維持する。
上記処理方式の他、UEは、SCGが失敗したことを確定すると、ネットワーク側に前記SCG再構成失敗情報を送信する。また、UE及びネットワーク側は、MCG構成に成功したことを確定した場合、SCGを解放することをトリガーする。このとき、ネットワーク側は、新しいSCG構成情報を送信しない。
第5のシーン:MeNBは、SCG構成情報を送信し、UEに “前記SCG構成失敗”が発生する例を挙げ、説明する。UEは、SCGが失敗したことを確定すると、ネットワーク側に、前記SCG再構成失敗情報を送信する。UE及びネットワーク側は、MCG構成に成功したことを確定した場合、SCGを解放することをトリガーする。
図9に示す第5のシーンでのフローは、以下とおりである。
ステップ900:SeNBは、MeNBに、SCG構成情報を送信する。
具体的に、SeNBは、最初にUE状態情報を取得し、次に、UE状態情報に基づいて、対応するSCG構成情報を構成する。例えば、抽象構文記法(Abstract Syntax Notation,ASN)を使用して、それをSCG構成情報のASN.1にコンパイルする。また、生成したSCG構成情報をMeNBに送信する。
ステップ910:MeNBは、UEに、MCG構成情報及びSCG構成情報を送信する。
MeNBは、SeNBからSCG構成情報を受信し、当該SCG構成情報をローカルにおいて構成されたMCG構成情報と組み合わせてRRCメッセージを生成し、当該RRCメッセージを、プライマリベアラ(例えば、SRB1)により、UEに送信する。
ステップ920:UEは、前記SCG構成に失敗したことを確定する。
UEは、MeNBにより送信されたRRCメッセージからMCG構成情報及びSCG構成情報を取得する。RRCメッセージは2つの構成情報の両方を含むので、UEは、デフォルト優先順位に従って、最初にMCG構成情報を処理し、次にSCG構成情報を処理する。このとき、MCG構成に成功したが、前記SCG構成に失敗すれば、UEは、構成成功のMCG構成情報を用いて、SCG構成失敗の理由を確定し、SCGを解放する。
具体的に、SCG構成失敗の理由が4つがあり、即ち、一般的な説明の場合の“前記SCG構成失敗”、及び具体的な説明の場合の“UE能力超過”、“解析エラー”及び“パラメータエラー”である。当該シーンでは、前記“SCG構成失敗”をSCG構成失敗の理由とする例として説明する。したがって、UEは、SCG構成失敗の理由を、一般的な説明の場合の前記“SCG構成失敗”として確定する。
ステップ930:UEは、MeNBに、前記SCG再構成失敗情報を送信し、SCG構成失敗の理由を通知する。
UEは、前記SCG構成に失敗したことを確定した後、別個の1つのRRCメッセージでプライマリベアラ(例えば、SRB1)により、MeNBに前記SCG再構成失敗情報を送信する。これには、SCG構成失敗の理由が含まれ、即ち、一般的な説明の場合の“SCG再構成失敗”である。
ステップ940:MeNBは、SeNBに、前記SCG再構成失敗情報を送信し、前記SCG再構成失敗の理由を通知する。
MeNBは、UEによって送信された前記SCG再構成失敗情報を受信し、SeNBに前記SCG再構成失敗情報を送信する。これには、SCG構成失敗の理由が含まれ、即ち、一般的な説明の場合の“SCG前記再構成失敗”である。
ステップ950:SeNBは、SCGを解放する。
SeNBは、MeNBから送信された前記SCG再構成失敗情報を受信した後、SeNBは、失敗理由の“SCG前記再構成失敗”に基づき、UEが前記SCGを構成することに失敗したことを確定した後、SCGを解放する。
一方、シーン2、シーン3、シーン4では、SeNBがMeNBから送信された前記SCG再構成失敗情報を受信した後、SeNBは、失敗理由に基づき、UEが前記SCGを構成することに失敗したことを確定した後、SCGを解放するが、新しいSCG構成情報を送信しない。実施例5と同じであるため、繰り返して説明しない。
これで、上記5つの実施例では、SeNBとMeNBとの間のインタラクションは、いずれもX2インターフェースを介して完成されたが、新しい応用システムでは、SeNBとMeNBとの間のインタラクションは、X2インターフェースに限定されず、X1や、X3、……、Xnにより完成することもでき、繰り返して説明しない。
図10に示すように、本発明の実施例に係るセル構成装置(例えば、第1基地局)は、少なくとも、第1トリガーユニット100と、第2トリガーユニット101と、処理ユニット102とを備える。
前記第1トリガーユニット100は、セカンダリセルグループのSCG構成情報を構成することをトリガーする。
前記第2トリガーユニット101は、前記SCG構成情報をユーザ機器(UE)に送信することをトリガーし、且つ、前記UEがSCGを構成することをトリガーする。
前記処理ユニット102は、前記SCG再構成失敗情報を受信した場合、UEが前記SCGを構成することに失敗したことを確定し、また、マスターセルグループのMCG構成が成功したことを確定した場合、最後に送信された元のSCG構成情報を維持することをトリガーし、または、SCGを解放することをトリガーする。
好ましくは、SCG構成情報を構成することをトリガーする場合、前記第1トリガーユニット100は、前記装置がMeNBである場合、SeNBがUEに対して対応するSCG構成情報を構成することを、トリガーする。
前記装置がSeNBである場合、ローカルにおいて、UEに対して対応するSCG構成情報を構成することを、直接的にトリガーする。
好ましくは、前記SCG構成情報をUEに送信してSCGを構成することをトリガーする場合、前記第2トリガーユニット101は、
前記装置がMeNBである場合、第1メッセージを使用して、ローカルにおいて構成されたMCG構成情報及びSeNBにより構成されたSCG構成情報をUEに送信し、または、第1メッセージを使用して、SeNBにより構成されたSCG構成情報のみをUEに送信し、
前記装置がSeNBである場合、第1メッセージを使用して、ローカルにおいて構成されたSCG構成情報をUEに直接的に送信する。
好ましくは、前記SCG再構成失敗情報を受信した場合、UEが前記SCGを構成することに失敗したことを確定すれば、前記処理ユニット102は、
前記装置がMeNBである場合、UEから送信された前記SCG再構成失敗情報を直接的に受信すれば、UEが前記SCGを構成することに失敗したことを確定し、
前記装置がSeNBである場合、MeNBから送信された前記SCG再構成失敗情報を受信すれば、UEが前記SCGを構成することに失敗したことを確定する。ここで、受信したMeNBから送信された前記SCG再構成失敗情報は、MeNBがUEから送信された前記SCG再構成失敗情報を受信した後、前記装置に送信したものである。
好ましくは、UEが前記SCGを構成することに失敗したことを確定し、また、MCG構成が成功したことを確定した場合、最後に送信された元のSCG構成情報を維持することをトリガーする場合、前記処理ユニット102は、
前記装置がMeNBである場合、UEが前記SCGを構成することに失敗したことを確定した後、MCG構成に成功したことを確定すれば、構成成功のMCG構成情報を使用し、SeNBに前記SCG再構成失敗情報を送信し、SeNBが最後に送信された元のSCG構成情報を維持することをトリガーし、または、UEが前記SCGを構成することに失敗したことを確定した後、元のMCG構成情報を維持し、SeNBに前記SCG再構成失敗情報を送信し、SeNBが最後に送信された元のSCG構成情報を維持することをトリガーする。
または、前記装置がSeNBである場合、UEが前記SCGを構成することに失敗したことを確定し、また、MCG構成が成功したことを確定した後、最後に送信された元のSCG構成情報を維持する。
好ましくは、UEが前記SCGを構成することに失敗したことを確定し、また、MCG構成が成功したことを確定した場合、SCGを解放することをトリガーすれば、前記処理ユニット102は、
前記装置がMeNBである場合、UEが前記SCGを構成することに失敗したことを確定した後、MCG構成に成功したことを確定すれば、構成成功のMCG構成情報を使用し、SeNBに前記SCG再構成失敗情報を送信し、SeNBがSCGを解放することをトリガーし、または、UEが前記SCGを構成することに失敗したことを確定した後、元のMCG構成情報を維持し、SeNBに前記SCG再構成失敗情報を送信し、SeNBがSCGを解放することをトリガーし、または、
前記装置がSeNBである場合、UEが前記SCGを構成することに失敗したことを確定し、また、MCG構成が成功したと確定した後、SCGを解放する。
好ましくは、前記処理ユニット102は、前記装置が受信した前記SCG再構成失敗情報に基づき、対応するSCG構成失敗の理由を取得し、前記SCG構成失敗の理由に基づき、対応する新しいSCG構成情報を再構成及び再送信することをトリガーする。
好ましくは、前記SCG構成失敗の理由に基づき、対応する新しいSCG構成情報を再構成及び再送信することをトリガーする場合、前記処理ユニット102は、
前記装置がMeNBである場合、SCG構成失敗の理由をSeNBに送信し、SeNBが、前記SCG構成失敗の理由に基づき、新しいSCG構成情報を再構成し、そして、新しいSCG構成情報を前記装置に送信し、前記装置によりUEに送信することをトリガーし、または、SeNBが前記SCG構成失敗の理由に基づき、新しいSCG構成情報を再構成し、そして、新しいSCG構成情報をUEに送信することを、トリガーする。
前記装置がSeNBである場合、MeNBから送信されたSCG構成失敗の理由を受信した後、前記SCGが構成失敗の理由に基づいてローカルで新しいSCG構成情報を再構成し、新しいSCG構成情報をMeNBに送信し、MeNBによりUEに送信することを、直接的にトリガーし、または、前記新しいSCG構成情報をUEに直接的に送信する。
好ましくは、前記SCG構成失敗の理由に基づき、新しいSCG構成情報を再構成することをトリガーする場合、前記処理ユニット102は、
SeNBが以下の動作のうちのいずれか1つを実行することをトリガーし、その動作が、
SCG構成失敗の理由が“前記SCG構成失敗”であることを確定すれば、所定の方式で新しいSCG構成情報を再構成すること、
SCG構成失敗の理由が“UE能力超過”であることを確定すれば、MeNBと再交渉し、UE能力を再評価した後、評価結果に従って、新しいSCG構成情報を再構成すること、
SCG構成失敗の理由が“解析エラー”または“パラメータエラー”であることをと確定すれば、前記構成に失敗したSCG構成情報を調整した後、調整結果に従って、新しいSCG構成情報を再構成すること、
である。
図11に示すように、本発明の実施例に係るセル構成装置(例えば、ユーザ機器)は、少なくとも、構成ユニット110と、通信ユニット111と、処理ユニット112とを備える。
前記構成ユニット110は、ネットワーク側によって送信された、セカンダリセルグループのSCG構成情報に基づいて、SCGを構成する。
前記通信ユニット111は、前記SCGの構成に失敗したことを確定した場合、ネットワーク側に前記SCG再構成失敗情報を送信する。
前記処理ユニット112は、マスターセルグループのMCG構成に成功したことを確定した場合、ネットワーク側によって最後に送信された元のSCG構成情報を維持するか、または、SCGを解放する。
好ましくは、MCG構成に成功したことを確定し、ネットワーク側によって最後に送信された元のSCG構成情報を維持するか、または、SCGを解放する場合、前記処理ユニット112は、
ネットワーク側によって送信されたMCG構成情報をさらに受信し、且つMCG構成が成功したことを確定した場合、構成成功のMCG構成情報を使用し、最後に送信された元のSCG構成情報を維持するか、またはSCGを解放し、
ネットワーク側によって送信されたMCG構成情報を受信できなかった場合、最後に送信された元のMCG構成情報を維持するか、最後に送信された元のSCG構成情報を維持するか、または、SCGを解放する。
好ましくは、ネットワーク側に前記SCG再構成失敗情報を送信する場合、前記通信ユニット111は、
SCG構成失敗の理由を確定し、前記SCG構成失敗の理由に基づき、対応する前記SCG再構成失敗情報を生成し、
ネットワーク側に前記前記SCG再構成失敗情報を送信する。トリガーネットワーク側前記SCG構成失敗の理由に基づき、新しいSCG構成情報を再構成及び送信する。
好ましくは、SCG構成失敗の理由を確定する場合、前記通信ユニット111は、
SCG構成失敗の理由を、以下のいずれか1つとして確定し、その理由が、
“前記SCG構成失敗”、
“UE能力超過”、
“解析エラー”、
“パラメータエラー”
である。
図12に示すように、本発明の実施例に係るセル構成装置(例えば、第1基地局)は、プロセッサ120と、送受信機121と、メモリ122とを備える。
前記プロセッサ120は、メモリ122に格納されたプログラムを読み出し、以下の処理を実行する。
送受信機121により、SCG構成情報を送信するか、または、前記SCG再構成失敗情報を受信し、
セカンダリセルグループのSCG構成情報を構成することをトリガーし、
前記SCG構成情報をユーザ機器(UE)に送信することをトリガーし、前記UEによりSCGを構成する;
前記SCG再構成失敗情報を受信した場合、UEが、前記SCGを構成することに失敗したことを確定し、また、マスターセルグループのMCG構成が成功したことを確定した場合、最後に送信された元のSCG構成情報を維持することをトリガーし、または、SCGを解放することをトリガーする。
前記送受信機121は、プロセッサ120の制御によりデータを送受信する。
好ましくは、SCG構成情報を構成することをトリガーする場合、プロセッサ120は、前記装置がMeNBである場合、SeNBがUEに対して対応するSCG構成情報を構成することを、トリガーする。
前記装置がSeNBである場合、ローカルにおいて、UEに対して対応するSCG構成情報を構成することを、直接的にトリガーする。
好ましくは、前記SCG構成情報をUEに送信してSCGを構成することをトリガーする場合、プロセッサ120は、前記装置がMeNBである場合、第1メッセージを使用して、ローカルにおいて構成されたMCG構成情報及びSeNBにより構成されたSCG構成情報をUEに送信し、または、第1メッセージを使用して、SeNBにより構成されたSCG構成情報をUEに送信し、
前記装置がSeNBである場合、第1メッセージを使用して、ローカルにおいて構成されたSCG構成情報をUEに直接的に送信する。
好ましくは、前記SCG再構成失敗情報を受信し、UEが前記SCGを構成することに失敗したことを確定する場合、プロセッサ120は、
前記装置がMeNBである場合、UEから送信された前記SCG再構成失敗情報を直接的に受信すれば、UEが前記SCGを構成することに失敗したことを確定し、
前記装置がSeNBである場合、MeNBから送信された前記SCG再構成失敗情報を受信すれば、UEが前記SCGを構成することに失敗したことを確定する。ここで、受信したMeNBから送信された前記SCG再構成失敗情報は、MeNBがUEから送信された前記SCG再構成失敗情報を受信した後、前記装置に送信したものである。
好ましくは、UEが前記SCGを構成することに失敗したことを確定し、また、MCG構成が成功したことを確定した場合、最後に送信された元のSCG構成情報を維持することをトリガーする場合、プロセッサ120は、
前記装置がMeNBである場合、UEが前記SCGを構成することに失敗したことを確定した後、MCG構成に成功したことを確定すれば、構成成功のMCG構成情報を使用し、SeNBに前記SCG再構成失敗情報を送信し、SeNBが最後に送信された元のSCG構成情報を維持することをトリガーし、もしくは、UEが前記SCGを構成することに失敗したことを確定した後、元のMCG構成情報を維持し、SeNBに前記SCG再構成失敗情報を送信し、SeNBが最後に送信された元のSCG構成情報を維持することをトリガーし、または、
前記装置がSeNBである場合、UEが前記SCGを構成することに失敗したことを確定し、また、MCG構成が成功したと確定した後、最後に送信された元のSCG構成情報を維持する。
好ましくは、UEが前記SCGを構成することに失敗したことを確定し、また、MCG構成が成功したことを確定し、SCGを解放することをトリガーする場合、プロセッサ120は、
前記装置がMeNBである場合、UEが前記SCGを構成することに失敗したことを確定した後、MCG構成に成功したことを確定すれば、構成成功のMCG構成情報を使用し、SeNBに前記SCG再構成失敗情報を送信し、SeNBがSCGを解放することをトリガーし、もしくは、UEが前記SCGを構成することに失敗したことを確定した後、元のMCG構成情報を維持し、SeNBに前記SCG再構成失敗情報を送信し、SeNBがSCGを解放することをトリガーし、または、
前記装置がSeNBである場合、UEが前記SCGを構成することに失敗したことを確定し、また、MCG構成が成功したことを確定した後、SCGを解放する。
好ましくは、プロセッサ120は、受信した前記SCG再構成失敗情報に基づき、対応するSCG構成失敗の理由を取得し、前記SCG構成失敗の理由に基づき、対応する新しいSCG構成情報を再構成及び再送信することをトリガーする。
好ましくは、前記SCG構成失敗の理由に基づき、対応する新しいSCG構成情報を再構成及び再送信することをトリガーする場合、プロセッサ120は、
前記装置がMeNBである場合、SCG構成失敗の理由をSeNBに送信し、SeNBが、前記SCG構成失敗の理由に基づき、新しいSCG構成情報を再構成し、そして、新しいSCG構成情報を前記装置に送信し、前記装置によりUEに送信することをトリガーし、もしくは、SeNBが、前記SCG構成失敗の理由に基づき、新しいSCG構成情報を再構成し、そして、新しいSCG構成情報をUEに送信することを、トリガーし、または、
前記装置がSeNBである場合、MeNBから送信されたSCG構成失敗の理由を受信した後、前記SCGが構成失敗の理由に基づいてローカルで新しいSCG構成情報を再構成し、新しいSCG構成情報をMeNBに送信し、MeNBによりUEに送信することを、直接的にトリガーし、または、前記新しいSCG構成情報をUEに直接的に送信する。
好ましくは、前記SCG構成失敗の理由に基づき、新しいSCG構成情報を再構成することをトリガーする場合、プロセッサ120は、
SeNBが以下の動作のうちのいずれか1つを実行することをトリガーする:
SCG構成失敗の理由が“前記SCG構成失敗”であることを確定すれば、所定の方式で新しいSCG構成情報を再構成し、
SCG構成失敗の理由が“UE能力超過”であることを確定すれば、MeNBと再交渉し、UE能力を再評価した後、評価結果に従って、新しいSCG構成情報を再構成し、
SCG構成失敗の理由が“解析エラー”または“パラメータエラー”であることを確定すれば、前記構成に失敗したSCG構成情報を調整した後、調整結果に従って、新しいSCG構成情報を再構成する。
ここで、プロセッサ120、送受信機121及びメモリ122は、バスによって接続される。図12において、バスアーキテクチャは、任意の数の相互接続するバス及びブリッジを備える。具体的に、プロセッサ120が代表となる1つまたは複数のプロセッサ及びメモリ122が代表となるメモリの多様な回路により接続される。バスアーキテクチャは、外部設備、電圧レギュレーター及び電力管理回路等の他の回路を接続することもできる。これらは、当該分野の周知技術であるため、本発明において、詳細に説明しない。バスインターフェースはインターフェースを提供する。送受信機121は、複数の部品であることができ、即ち、送信機及び受信機を備え、伝送媒体を介して他の装置と通信するユニットを提供する。
プロセッサ120は、バズアーキテクチャ及び通常の処理を管理し、メモリ122は、プロセッサ120が動作する際に利用するデータを記憶することができる。
図13に示すように、本発明の実施例に係るセル構成装置(例えば、ユーザ機器)は、プロセッサ130と、送受信機131と、メモリ132と、ユーザーインターフェース133とを備える。
前記プロセッサ130は、メモリ132に格納されたプログラムを読み出し、以下の処理を実行する。
送受信機131により、前記SCG再構成失敗情報を送信するか、または、SCG構成情報を受信し、
ネットワーク側によって送信されたセカンダリセルグループのSCG構成情報に基づいてSCGを構成し、
前記SCGの構成に失敗したことを確定した場合、ネットワーク側に前記SCG再構成失敗情報を送信し、
マスターセルグループのMCG構成に成功したことを確定した場合、ネットワーク側によって最後に送信された元のSCG構成情報を維持するか、または、SCGを解放する。
前記送受信機131は、プロセッサ130の制御によりデータを送受信する。
好ましくは、MCG構成に成功したことを確定し、ネットワーク側によって最後に送信された元のSCG構成情報を維持するか、または、SCGを解放する場合、プロセッサ130は、
ネットワーク側によって送信されたMCG構成情報をさらに受信し、且つMCG構成が成功したことを確定した場合、構成成功のMCG構成情報を使用し、最後に送信された元のSCG構成情報を維持するか、またはSCGを解放し、
ネットワーク側によって送信されたMCG構成情報を受信できなかった場合、最後に送信された元のMCG構成情報を維持するか、最後に送信された元のSCG構成情報を維持するか、または、SCGを解放する。
好ましくは、ネットワーク側に前記SCG再構成失敗情報を送信する場合、プロセッサ130は、
SCG構成失敗の理由を確定し、前記SCG構成失敗の理由に基づき、対応する前記SCG再構成失敗情報を生成し、
ネットワーク側に前記SCG再構成失敗情報を送信する。
好ましくは、SCG構成失敗の理由を確定する場合、前記プロセッサ130は、
SCG構成失敗の理由を以下のいずれか1つとして確定し、その理由が、
“前記SCG構成失敗”、
“UE能力超過”、
“解析エラー”、
“パラメータエラー”
である。
ここで、プロセッサ130、送受信機131、メモリ132及びユーザーインターフェース122は、バスによって接続される。図13において、バスアーキテクチャは、任意の数の相互接続するバス及びブリッジを備える。具体的に、プロセッサ130が代表となる1つまたは複数のプロセッサ及びメモリ132が代表となるメモリの多様な回路により接続される。バスアーキテクチャは、外部設備、電圧レギュレーター及び電力管理回路等の他の回路を接続することもできる。これらは、当該分野の周知技術であるため、本発明において、詳細に説明しない。送受信機131は、複数の部品であることができ、即ち、送信機及び受信機を備え、伝送媒体を介して他の装置と通信するユニットを提供する。異なるユーザー設備に対し、ユーザーインターフェース133は、外部接続または内部接続に必要な設備のインターフェースであることもできる。接続する設備は、キーパッド、ディスプレー、スピーカー、マイクロホン、ジョイスティック等を備えるが、これに限られない。
プロセッサ130は、バズアーキテクチャ及び通常の処理を管理し、メモリ132は、プロセッサ130が動作する際に利用するデータを記憶することができる。
要するに、本発明の実施例に係るMeNBとSeNBとが相互運用するシーンでは、第1基地局は、SCGを構成するためにSCG構成情報をUEに送信し、UEは、SCGが失敗したことを確定すると、ネットワーク側に前記SCG再構成失敗情報を送信する。このとき、UE及びネットワーク側は、MCG構成が成功したことを確定した場合、最後に送信された元のSCG構成情報を維持するか、または、SCGを解放することをトリガーする。すなわちSCGだけが構成されなかった場合には、RRC再確立を頻繁に開始する代わりに元のSCG構成情報が適用されるので、深刻なデータ中断を回避し、ユーザ機器は正常に通信することができ、したがってデータの伝送効率が改善され、システム性能が保証され、ユーザーエクスペリエンスも向上される。
本分野の技術者として、本発明の実施形態が、方法、システム或いはコンピュータプログラム製品を提供できるため、本発明は完全なハードウェア実施形態、完全なソフトウェア実施形態、またはソフトウェアとハードウェアの両方を結合した実施形態を採用できることが理解できるはずである。さらに、本発明は、1つ或いは複数のコンピュータプログラム製品の形式を採用できる。当該製品はコンピュータ使用可能なプログラムコードを含むコンピュータ使用可能な記憶媒体(ディスク記憶装置、CD-ROM、光学記憶装置等を含むが、これらに限らない)において実施する。
以上は、本発明の実施形態の方法、装置(システム)、およびコンピュータプログラム製品のフロー図および/またはブロック図によって、本発明を記述した。理解すべきことは、コンピュータプログラム指令によって、フロー図および/またはブロック図における各フローおよび/またはブロックと、フロー図および/またはブロック図におけるフローおよび/またはブロックの結合を実現できる。プロセッサはこれらのコンピュータプログラム指令を、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、組込み式処理装置、或いは他のプログラム可能なデータ処理装置設備の処理装置器に提供でき、コンピュータ或いは他のプログラム可能なデータ処理装置のプロセッサは、これらのコンピュータプログラム指令を実行し、フロー図における1つ或いは複数のフローおよび/またはブロック図における1つ或いは複数のブロックに指定する機能を実現する。
これらのコンピュータプログラム指令はまた、コンピュータ或いは他のプログラム可能なデータ処理装置を特定方式で動作させるコンピュータ読取記憶装置に記憶できる。これによって、指令を含む装置は、当該コンピュータ読取記憶装置内の指令を実行でき、フロー図における1つ或いは複数のフローおよび/またはブロック図における1つ或いは複数のブロックに指定する機能を実現する。
これらコンピュータプログラム指令はさらに、コンピュータ或いは他のプログラム可能なデータ処理装置設備に実装もできる。コンピュータプログラム指令が実装されたコンピュータ或いは他のプログラム可能設備は、1連の操作ステップを実行することによって、関連の処理を実現し、コンピュータ或いは他のプログラム可能な設備において実行される指令によって、フロー図における1つ或いは複数のフローおよび/またはブロック図における1つ或いは複数のブロックに指定する機能を実現する。
上記した実施形態に記述された技術的な解決手段を改変し、或いはその中の1部の技術要素を置換することもできる。そのような、改変と置換は、本発明の各実施形態の技術の範囲から逸脱するものとは見なされない。
無論、当業者によって、上記した実施形態に記述された技術的な解決手段を改変し、或いはその中の1部の技術要素を置換することもできる。そのような、改変と置換は本発明の各実施形態の技術の範囲から逸脱するとは見なされない。そのような改造と置換は、すべて本発明の請求の範囲に属する。
本出願は、2016年8月5日に中国特許局に提出し、出願番号が201610635900.2であり、発明名称が「セル構成の方法及び装置」との中国特許出願を基礎とする優先権を主張し、その開示の総てをここに取り込む。

具体的に、SCG構成失敗の理由が4つあり、即ち、一般的な説明の場合の“前記SCG構成失敗”、及び具体的な説明の場合の“UE能力超過”、“解析エラー”及び“パラメータエラー”である。当該シーンでは、“UE能力超過”をSCG構成失敗の理由の例として説明するため、UEは、SCG構成失敗の理由を、具体的な説明の場合の“UE能力超過”として確定する。

Claims (39)

  1. 第1基地局が、セカンダリセルグループのSCG構成情報を構成することをトリガーするステップと、
    第1基地局が、前記SCG構成情報をユーザ機器(UE)に送信することをトリガーし、且つ、前記UEがSCGを構成することをトリガーするステップと、
    第1基地局は、SCG再構成失敗情報を受信した場合、UEが前記SCGを構成することに失敗したことを確定し、また、マスターセルグループのMCG構成が成功したことを確定した場合、最後に送信された元のSCG構成情報を維持することをトリガーし、または、SCGを解放することをトリガーするステップと、を備え、マスタeNB(MeNB)およびセカンダリeNB(SeNB)が互いに相互運用するシーンに適用可能な、セル構成の方法。
  2. 第1基地局が、SCG構成情報を構成することをトリガーするには、
    第1基地局がMeNBである場合、第1基地局は、SeNBがUEに対し対応するSCG構成情報を構成することをトリガーし、
    第1基地局がSeNBである場合、第1基地局は、ローカルにおいて、UEに対し対応するSCG構成情報を構成することを直接的にトリガーする、ことを特徴とする請求項1に記載のセル構成の方法。
  3. 第1基地局は、前記SCG構成情報をUEに送信することをトリガーするには、
    第1基地局がMeNBである場合、第1基地局は、第1メッセージを使用して、ローカルにおいて構成されたMCG構成情報及びSeNBにより構成されたSCG構成情報をUEに送信し、または、第1基地局は、第1メッセージを使用して、SeNBにより構成されたSCG構成情報をUEに送信し、
    第1基地局がSeNBである場合、第1基地局は、第1メッセージを使用して、ローカルにおいて構成されたSCG構成情報をUEに直接的に送信する、ことを特徴とする請求項1に記載のセル構成の方法。
  4. 第1基地局は、前記SCG再構成失敗情報を受信した場合、UEが前記SCGを構成することに失敗したことを確定するには、
    第1基地局がMeNBである場合、第1基地局は、UEから送信された前記SCG再構成失敗情報を直接的に受信すれば、UEが前記SCGを構成することに失敗したことを確定し、
    第1基地局がSeNBである場合、第1基地局は、MeNBから送信された前記SCG再構成失敗情報を受信すれば、UEが前記SCGを構成することに失敗したことを確定し、ここで、MeNBから送信された前記SCG再構成失敗情報は、MeNBがUEから送信された前記SCG再構成失敗情報を受信した後、第1基地局に送信したものである、ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のセル構成の方法。
  5. 第1基地局は、UEが前記SCGを構成することに失敗したことを確定し、また、MCG構成が成功したことを確定した場合、最後に送信された元のSCG構成情報を維持することをトリガーするには、
    第1基地局がMeNBである場合、
    第1基地局は、UEが前記SCGを構成することに失敗したことを確定した後、MCG構成に成功したことを確定すれば、構成成功のMCG構成情報を使用し、SeNBに前記SCG再構成失敗情報を送信し、SeNBが最後に送信された元のSCG構成情報を維持することをトリガーし、もしくは、第1基地局は、UEが前記SCGを構成することに失敗したことを確定した後、元のMCG構成情報を維持し、SeNBに前記SCG再構成失敗情報を送信し、SeNBが最後に送信された元のSCG構成情報を維持することをトリガーし、
    または、
    第1基地局がSeNBである場合、
    第1基地局は、UEが前記SCGを構成することに失敗したことを確定し、また、MCG構成が成功したことを確定した後、最後に送信された元のSCG構成情報を維持する、ことを特徴とする請求項4に記載のセル構成の方法。
  6. 第1基地局は、UEが前記SCGを構成することに失敗したことを確定し、また、MCG構成が成功したことを確定した場合、SCGを解放することをトリガーするには、
    第1基地局がMeNBである場合、
    第1基地局は、UEが前記SCGを構成することに失敗したことを確定した後、MCG構成に成功したことを確定すれば、構成成功のMCG構成情報を使用し、SeNBに前記SCG再構成失敗情報を送信し、SeNBがSCGを解放することをトリガーし、もしくは、第1基地局は、UEが前記SCGを構成することに失敗したことを確定した後、元のMCG構成情報を維持し、SeNBに前記SCG再構成失敗情報を送信し、SeNBがSCGを解放することをトリガーし、
    または、
    第1基地局がSeNBである場合、
    第1基地局は、UEが前記SCGを構成することに失敗したことを確定し、また、MCG構成が成功したことを確定した後、SCGを解放する、ことを特徴とする請求項4に記載のセル構成の方法。
  7. 第1基地局は、受信した前記SCG再構成失敗情報に基づき、対応するSCG構成失敗の理由を取得し、前記SCG構成失敗の理由に基づき、対応する新しいSCG構成情報を再構成及び再送信することをトリガーする、ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のセル構成の方法。
  8. 第1基地局は、前記SCG構成失敗の理由に基づき、対応する新しいSCG構成情報を再構成及び再送信することをトリガーするには、
    第1基地局がMeNBである場合、
    第1基地局は、SCG構成失敗の理由をSeNBに送信し、SeNBが、前記SCG構成失敗の理由に基づき、新しいSCG構成情報を再構成して、新しいSCG構成情報を第1基地局に送信し、第1基地局によりUEに送信することを、トリガーし、もしくは、SeNBが、前記SCG構成失敗の理由に基づき、新しいSCG構成情報を再構成し、そして、新しいSCG構成情報をUEに送信することを、トリガーし、
    または、
    第1基地局がSeNBである場合、
    第1基地局は、MeNBから送信されたSCG構成失敗の理由を受信した後、前記SCGが構成失敗の理由に基づいてローカルで新しいSCG構成情報を再構成し、新しいSCG構成情報をMeNBに送信し、MeNBによりUEに送信することを、直接的にトリガーし、もしくは、第1基地局は、前記新しいSCG構成情報をUEに直接的に送信する、ことを特徴とする請求項7に記載のセル構成の方法。
  9. 第1基地局は、前記SCG構成失敗の理由に基づき、新しいSCG構成情報を再構成することをトリガーするには、
    第1基地局は、SeNBが以下の動作のうちのいずれか1つを実行することをトリガーし、該動作が、
    SCG構成失敗の理由が前記SCG構成失敗であることを確定した場合、所定の方式で新しいSCG構成情報を再構成すること、
    SCG構成失敗の理由がUE能力超過であることを確定した場合、MeNBと再交渉し、UE能力を再評価した後、評価結果に従って、新しいSCG構成情報を再構成すること、
    SCG構成失敗の理由が解析エラーまたはパラメータエラーであることを確定した場合、前記構成に失敗したSCG構成情報を調整した後、調整結果に従って、新しいSCG構成情報を再構成すること、
    である請求項8に記載のセル構成の方法。
  10. ユーザ機器(UE)が、ネットワーク側によって送信されたセカンダリセルグループのSCG構成情報に基づき、SCGを構成するステップと、
    UEが、前記SCGの構成に失敗したことを確定した場合、ネットワーク側にSCG再構成失敗情報を送信するステップと、
    UEが、マスターセルグループのMCG構成が成功したことを確定する場合、ネットワーク側によって最後に送信された元のSCG構成情報を維持するか、または、SCGを解放するステップと、
    を備え、マスタeNB(MeNB)およびセカンダリeNB(SeNB)が互いに相互運用するシーンに適用可能な、セル構成の方法。
  11. UEが、MCG構成が成功したことを確定する場合、ネットワーク側によって最後に送信された元のSCG構成情報を維持するか、または、SCGを解放するには、
    UEは、ネットワーク側によって送信されたMCG構成情報をさらに受信し、MCG構成が成功したことを確定すれば、UEは、構成が成功したMCG構成情報を使用して、最後に送信された元のSCG構成情報を維持するか、もしくは、SCGを解放し、
    UEは、ネットワーク側によって送信されたMCG構成情報を受信できていなければ、UEは、最後に送信された元のMCG構成情報を維持し、また、最後に送信された元のSCG構成情報を維持するか、もしくは、SCGを解放する、ことを特徴とする請求項10に記載のセル構成の方法。
  12. UEは、ネットワーク側に前記SCG再構成失敗情報を送信する前に、
    UEは、SCG構成失敗の理由を確定し、前記SCG構成失敗の理由に基づき、対応する前記SCG再構成失敗情報を生成する、ことを特徴とする請求項10または請求項11に記載のセル構成の方法。
  13. UEによって確定されたSCG構成失敗の理由は、
    前記SCG構成失敗と、
    UE能力超過と、
    解析エラーと、
    パラメータエラーとのうちのいずれか1つを含む、ことを特徴とする請求項12に記載セル構成の方法。
  14. セカンダリセルグループのSCG構成情報を構成することをトリガーする第1トリガーユニットと、
    前記SCG構成情報をユーザ機器(UE)に送信することをトリガーし、且つ、前記UEがSCGを構成することをトリガーする第2トリガーユニットと、
    SCG再構成失敗情報を受信した場合、UEが前記SCGを構成することに失敗したことを確定し、また、マスターセルグループのMCG構成が成功したことを確定した場合、最後に送信された元のSCG構成情報を維持することをトリガーし、または、SCGを解放することをトリガーする処理ユニットと、を備え、マスタeNB(MeNB)およびセカンダリeNB(SeNB)が互いに相互運用するシーンに適用可能な、セル構成装置。
  15. 前記第1トリガーユニットは、以下の方式で、SCG構成情報を構成することをトリガーし、該方式が、
    前記装置がMeNBである場合、SeNBがUEに対して対応するSCG構成情報を構成することを、トリガーし、
    前記装置がSeNBである場合、ローカルにおいて、UEに対して対応するSCG構成情報を構成することを、直接的にトリガーする、ことを特徴とする請求項14に記載のセル構成装置。
  16. 前記第2トリガーユニットは、以下の方式で、前記SCG構成情報をUEに送信することをトリガーし、該方式が、
    前記装置がMeNBである場合、第1メッセージを使用して、ローカルにおいて構成されたマスターセルグループのMCG構成情報及びSeNBにより構成されたSCG構成情報をUEに送信し、もしくは、第1メッセージを使用して、SeNBにより構成されたSCG構成情報をUEに送信し、
    前記装置がSeNBである場合、第1メッセージを使用して、ローカルにおいて構成されたSCG構成情報をUEに直接的に送信する、ことを特徴とする請求項14に記載のセル構成装置。
  17. 前記処理ユニットは、以下の方式で、前記SCG再構成失敗情報を受信した場合、UEが前記SCGを構成することに失敗したことを確定し、該方式が、
    前記装置がMeNBである場合、UEから送信された前記SCG再構成失敗情報を直接的に受信すれば、UEが前記SCGを構成することに失敗したことを確定し、
    前記装置がSeNBである場合、MeNBから送信された前記SCG再構成失敗情報を受信すれば、UEが前記SCGを構成することに失敗したことを確定し、ここで、MeNBから送信された前記SCG再構成失敗情報は、MeNBがUEから送信された前記SCG再構成失敗情報を受信した後、前記装置に送信したものである、ことを特徴とする請求項14〜16のいずれか1項に記載のセル構成装置。
  18. 前記処理ユニットは、以下の方式でUEが前記SCGを構成することに失敗したことを確定し、また、MCG構成が成功したことを確定した場合、最後に送信された元のSCG構成情報を維持することをトリガーし、該方式が、
    前記装置がMeNBである場合、UEが前記SCGを構成することに失敗したことを確定した後に、MCG構成に成功したことを確定すれば、構成成功のMCG構成情報を使用し、SeNBに前記SCG再構成失敗情報を送信し、SeNBが最後に送信された元のSCG構成情報を維持することをトリガーし、もしくは、UEが前記SCGを構成することに失敗したことを確定し後に、元のMCG構成情報を維持し、SeNBに前記SCG再構成失敗情報を送信し、SeNBが最後に送信された元のSCG構成情報を維持することをトリガーし、
    または、
    前記装置がSeNBである場合、UEが前記SCGを構成することに失敗したことを確定し、また、MCG構成が成功したと確定した後に、最後に送信された元のSCG構成情報を維持する、ことを特徴とする請求項17に記載のセル構成装置。
  19. 前記処理ユニットは、以下の方式で、UEが前記SCGを構成することに失敗したことを確定し、また、MCG構成が成功したことを確定した場合、SCGを解放することをトリガーし、該方式が、
    前記装置がMeNBである場合、UEが前記SCGを構成することに失敗したことを確定した後に、MCG構成に成功したことを確定すれば、構成成功のMCG構成情報を使用し、SeNBに前記SCG再構成失敗情報を送信し、SeNBがSCGを解放することをトリガーし、もしくは、UEが前記SCGを構成することに失敗したことを確定し、元のMCG構成情報を維持し、SeNBに前記SCG再構成失敗情報を送信し、SeNBがSCGを解放することをトリガーし、または、
    前記装置がSeNBである場合、UEが前記SCGを構成することに失敗したことを確定し、また、MCG構成が成功したと確定した後に、SCGを解放する、ことを特徴とする請求項17に記載のセル構成装置。
  20. 前記処理ユニットは、
    受信した前記SCG再構成失敗情報に基づき、対応するSCG構成失敗の理由を取得し、前記SCG構成失敗の理由に基づき、対応する新しいSCG構成情報を再構成及び再送信することをトリガーする、ことを特徴とする請求項15〜17のいずれか1項に記載のセル構成装置。
  21. 前記処理ユニットは、以下の方式で、前記SCG構成失敗の理由に基づき、対応する新しいSCG構成情報を再構成及び再送信することをトリガーし、該方式が、
    前記装置がMeNBである場合、SCG構成失敗の理由をSeNBに送信し、SeNBが、前記SCG構成失敗の理由に基づき、新しいSCG構成情報を再構成し、そして、新しいSCG構成情報を前記装置に送信し、前記装置によりUEに送信することをトリガーし、もしくは、SeNBが、前記SCG構成失敗の理由に基づき、新しいSCG構成情報を再構成し、そして、新しいSCG構成情報をUEに送信することを、トリガーし、
    または、
    前記装置がSeNBである場合、MeNBから送信されたSCG構成失敗の理由を受信した後に、前記SCGが構成失敗の理由に基づいてローカルで新しいSCG構成情報を再構成し、新しいSCG構成情報をMeNBに送信し、MeNBによりUEに送信することを、直接的にトリガーし、もしくは、前記新しいSCG構成情報をUEに直接的に送信する、ことを特徴とする請求項20に記載のセル構成装置。
  22. 前記SCG構成失敗の理由に基づき、新しいSCG構成情報を再構成することをトリガーする場合、前記処理ユニットは、SeNBが以下の動作のうちのいずれか1つを実行することをトリガーし、該動作が
    SCG構成失敗の理由が前記SCG構成失敗であることを確定した場合、所定の方式で新しいSCG構成情報を再構成すること、
    SCG構成失敗の理由がUE能力超過であることを確定した場合、MeNBと再交渉し、UE能力を再評価した後、評価結果に従って、新しいSCG構成情報を再構成すること、
    SCG構成失敗の理由が解析エラーまたはパラメータエラーであることを確定した場合、前記構成に失敗したSCG構成情報を調整した後に、調整結果に従って、新しいSCG構成情報を再構成すること、
    である請求項21に記載のセル構成装置。
  23. ネットワーク側によって送信されたセカンダリセルグループのSCG構成情報に基づいてSCGを構成する構成ユニットと、
    前記SCGの構成に失敗したことを確定した場合、ネットワーク側にSCG再構成失敗情報を送信する通信ユニットと、
    マスターセルグループのMCG構成に成功したことを確定した場合、ネットワーク側によって最後に送信された元のSCG構成情報を維持するか、または、SCGを解放する処理ユニットと、を備え、マスタeNB(MeNB)およびセカンダリeNB(SeNB)が互いに相互運用するシーンに適用可能な、セル構成装置。
  24. 前記処理ユニットは、以下の方式で、MCG構成が成功したと確定した場合、ネットワーク側によって最後に送信された元のSCG構成情報を維持するか、またはSCGを解放し、該方式が、
    ネットワーク側によって送信されたMCG構成情報をさらに受信し、且つMCG構成が成功したと確定した場合、構成成功のMCG構成情報を使用し、最後に送信された元のSCG構成情報を維持するか、またはSCGを解放し、
    ネットワーク側によって送信されたMCG構成情報を受信できなかった場合、最後に送信された元のMCG構成情報を維持するか、最後に送信された元のSCG構成情報を維持するか、または、SCGを解放する、ことを特徴とする請求項23に記載のセル構成装置。
  25. 前記通信ユニットは、以下の方式で、ネットワーク側に前記SCG再構成失敗情報を送信し、該方式が、
    SCG構成失敗の理由を確定し、前記SCG構成失敗の理由に基づいて対応の前記SCG再構成失敗情報を生成し、ネットワーク側に前記前記SCG再構成失敗情報を送信する、ことを特徴とする請求項23または請求項24に記載のセル構成装置。
  26. SCG構成失敗の理由を確定する場合、前記通信ユニットは、
    前記SCG構成失敗と、
    UE能力超過と、
    解析エラーと、
    パラメータエラーとのうちのいずれか1つの理由をSCG構成失敗の理由とする、ことを特徴とする請求項25に記載のセル構成装置。
  27. プロセッサと、送受信機と、メモリとを備え、
    前記プロセッサは、前記メモリに格納されたプログラムを読み出し、
    前記送受信機により、SCG構成情報を送信するか、または、SCG再構成失敗情報を受信し、
    セカンダリセルグループのSCG構成情報を構成することをトリガーし、
    SCG構成のために前記SCG構成情報をユーザ機器(UE)に送信することをトリガーし、
    前記SCG再構成失敗情報を受信した場合、UEが前記SCGを構成することに失敗したことを確定し、また、マスターセルグループのMCG構成が成功したことを確定した場合、最後に送信された元のSCG構成情報を維持することをトリガーし、または、SCGを解放することをトリガーし、
    前記送受信機は、プロセッサの制御によりデータを送受信する、
    ことを特徴とするセル構成装置。
  28. 前記プロセッサは、以下の方式で、SCG構成情報を構成することをトリガーし、該方式が、
    前記装置がMeNBである場合、SeNBがUEに対して対応するSCG構成情報を構成することを、トリガーし、
    前記装置がSeNBである場合、ローカルにおいて、UEに対して対応するSCG構成情報を構成することを、直接的にトリガーする、ことを特徴とする請求項27に記載のセル構成装置。
  29. 前記プロセッサは、以下の方式で、前記SCG構成情報をUEに送信することをトリガーし、該方式が、
    前記装置がMeNBである場合、第1メッセージを使用して、ローカルにおいて構成されたマスターセルグループのMCG構成情報及びSeNBにより構成されたSCG構成情報をUEに送信し、もしくは、第1メッセージを使用して、SeNBにより構成されたSCG構成情報をUEに送信し、
    前記装置がSeNBである場合、第1メッセージを使用して、ローカルにおいて構成されたSCG構成情報をUEに直接的に送信する、ことを特徴とする請求項27に記載のセル構成装置。
  30. 前記プロセッサは、以下の方式で、前記SCG再構成失敗情報を受信した場合、UEが前記SCGを構成することに失敗したことを確定し、該方式が、
    前記装置がMeNBである場合、UEから送信された前記SCG再構成失敗情報を直接的に受信すれば、UEが前記SCGを構成することに失敗したことを確定し、
    前記装置がSeNBである場合、MeNBから送信された前記SCG再構成失敗情報を受信すれば、UEが前記SCGを構成することに失敗したことを確定し、ここで、MeNBから送信された前記SCG再構成失敗情報は、MeNBがUEから送信された前記SCG再構成失敗情報を受信した後、前記装置に送信したものである、ことを特徴とする請求項27〜29のいずれか1項に記載のセル構成装置。
  31. 前記プロセッサは、以下の方式で、UEが前記SCGを構成することに失敗したことを確定し、また、MCG構成が成功したと確定した場合、最後に送信された元のSCG構成情報を維持することをトリガーし、該方式が、
    前記装置がMeNBである場合、UEが前記SCGを構成することに失敗したことを確定した後に、MCG構成に成功したことを確定すれば、構成成功のMCG構成情報を使用し、SeNBに前記SCG再構成失敗情報を送信し、SeNBが最後に送信された元のSCG構成情報を維持することをトリガーし、もしくは、UEが前記SCGを構成することに失敗したことを確定した後に、元のMCG構成情報を維持し、SeNBに前記SCG再構成失敗情報を送信し、SeNBが最後に送信された元のSCG構成情報を維持することをトリガーし、
    または、
    前記装置がSeNBである場合、UEが前記SCGを構成することに失敗したことを確定し、また、MCG構成が成功したことを確定した後に、最後に送信された元のSCG構成情報を維持する、ことを特徴とする請求項30に記載のセル構成装置。
  32. 前記プロセッサは、以下の方式で、UEが前記SCGを構成することに失敗したことを確定し、また、MCG構成が成功したことを確定した場合、SCGを解放することをトリガーし、該方式が、
    前記装置がMeNBである場合、UEが前記SCGを構成することに失敗したことを確定した後に、MCG構成に成功したことを確定すれば、構成成功のMCG構成情報を使用し、SeNBに前記SCG再構成失敗情報を送信し、SeNBがSCGを解放することをトリガーし、もしくは、UEが前記SCGを構成することに失敗したことを確定した後に、元のMCG構成情報を維持し、SeNBに前記SCG再構成失敗情報を送信し、SeNBがSCGを解放することをトリガーし、
    または、
    前記装置がSeNBである場合、UEが前記SCGを構成することに失敗したことを確定し、また、MCG構成が成功したことを確定した後に、SCGを解放する、ことを特徴とする請求項30に記載のセル構成装置。
  33. 前記プロセッサは、
    受信した前記SCG再構成失敗情報に基づき、対応するSCG構成失敗の理由を取得し、前記SCG構成失敗の理由に基づき、対応する新しいSCG構成情報を再構成及び再送信することをトリガーする、ことを特徴とする請求項28〜30のいずれか1項に記載のセル構成装置。
  34. 前記プロセッサは、以下の方式で、前記SCG構成失敗の理由に基づき、対応する新しいSCG構成情報を再構成及び再送信することをトリガーし、該方式が、
    前記装置がMeNBである場合、SCG構成失敗の理由をSeNBに送信し、SeNBが、前記SCG構成失敗の理由に基づき、新しいSCG構成情報を再構成し、そして、新しいSCG構成情報を前記装置に送信し、前記装置によりUEに送信することをトリガーし、もしくは、SeNBが前記SCG構成失敗の理由に基づき、新しいSCG構成情報を再構成し、そして、新しいSCG構成情報をUEに送信することを、トリガーし、
    前記装置がSeNBである場合、MeNBから送信されたSCG構成失敗の理由を受信した後に、前記SCGが構成失敗の理由に基づいてローカルで新しいSCG構成情報を再構成し、新しいSCG構成情報をMeNBに送信し、MeNBによりUEに送信することを、直接的にトリガーし、もしくは、前記新しいSCG構成情報をUEに直接的に送信する、ことを特徴とする請求項33に記載のセル構成装置。
  35. 前記SCG構成失敗の理由に基づき、新しいSCG構成情報を再構成することをトリガーする場合、前記プロセッサは、SeNBが以下の動作のうちのいずれか1つを実行することをトリガーし、該動作が、
    SCG構成失敗の理由が前記SCG構成失敗であることを確定した場合、所定の方式で新しいSCG構成情報を再構成すること、
    SCG構成失敗の理由がUE能力超過であることを確定した場合、MeNBと再交渉し、UE能力を再評価した後、評価結果に従って、新しいSCG構成情報を再構成すること、
    SCG構成失敗の理由が解析エラーまたはパラメータエラーであることを確定した場合、前記構成に失敗したSCG構成情報を調整した後、調整結果に従って、新しいSCG構成情報を再構成すること、である請求項34に記載のセル構成装置。
  36. プロセッサと、送受信機と、メモリと、ユーザーインターフェースとを備え、
    前記プロセッサは、
    前記メモリに格納されたプログラムを読み出し、
    前記送受信機により、SCG再構成失敗情報を送信するか、または、SCG構成情報を受信し、
    ネットワーク側によって送信されたセカンダリセルグループのSCG構成情報に基づいてSCGを構成し、
    前記SCGの構成に失敗したことを確定した場合、ネットワーク側に前記SCG再構成失敗情報を送信し、
    マスターセルグループのMCG構成に成功したことを確定した場合、ネットワーク側によって最後に送信された元のSCG構成情報を維持するか、または、SCGを解放し、
    前記送受信機は、
    前記プロセッサの制御によりデータを送受信する、ことを特徴とするセル構成装置。
  37. 前記プロセッサは、以下の方式で、MCG構成が成功したことを確定した場合、ネットワーク側によって最後に送信された元のSCG構成情報を維持するか、またはSCGを解放し、該方式が、
    ネットワーク側によって送信されたMCG構成情報をさらに受信し、且つMCG構成が成功したことを確定した場合、構成成功のMCG構成情報を使用し、最後に送信された元のSCG構成情報を維持するか、もしくは、SCGを解放し、
    ネットワーク側によって送信されたMCG構成情報を受信できなかった場合、最後に送信された元のMCG構成情報を維持するか、最後に送信された元のSCG構成情報を維持するか、もしくは、SCGを解放する、ことを特徴とする請求項36に記載のセル構成装置。
  38. 前記プロセッサは、以下の方式で、前記送受信機により、ネットワーク側に前記SCG再構成失敗情報を送信し、該方式が、
    SCG構成失敗の理由を確定し、前記SCG構成失敗の理由に基づいて対応の前記SCG再構成失敗情報を生成し、前記送受信機により、ネットワーク側に前記前記SCG再構成失敗情報を送信する、ことを特徴とする請求項36または37に記載のセル構成装置。
  39. SCG構成失敗の理由を確定する場合、前記プロセッサは、
    前記SCG構成失敗と、
    UE能力超過と、
    解析エラーと、
    パラメータエラーとのうちのいずれか1つの理由を、SCG構成失敗の理由とする、ことを特徴とする請求項38に記載のセル構成装置。
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