JP2019525530A - 無線通信におけるチャネルボンディング設計及びシグナリング - Google Patents
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Abstract
無線通信に関するシステム及び方式が説明される。無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)の送信機が、複数のチャネルボンディングモードの中からあるチャネルボンディングモードを識別する。チャネルボンディングモードは送信機がWLANにおいてデータ送信に使用する2つ以上の利用可能チャネルを含み、当該2つ以上の利用可能チャネルは送信機がデータ送信に使用しない少なくとも1つの使用中チャネルを示す。チャネルボンディングモードは、WLANにおいて使用されるそれぞれのチャネルに繰り返されたレガシー信号フィールドの帯域幅フィールドを用いて受信機にシグナリングされ、当該レガシー信号フィールドはフレームのプリアンブル部分にある。フレームは受信機に送信される。フレームは、チャネルボンディングモードに従って2つ以上の利用可能チャネルを占有するフレームのデータ部分を含む。
Description
[関連出願の相互参照] 本開示は、2016年6月21日出願の「HEチャネルボンディング設計及びシグナリング(HE Channel Bonding Design and Signaling)」と題する米国仮特許出願第62/352,726号の優先権の利益を主張し、また2016年7月22日出願の「HEチャネルボンディング設計及びシグナリング(HE Channel Bonding Design and Signaling)」と題する米国仮特許出願第62/365,622号の優先権の利益を主張する。上述した出願は全て、その全体が参照により本明細書に組み込まれる。
本開示は、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)を含む無線通信システムに関する。
無線通信システムは、1つ又は複数の無線チャネルを介して通信する複数の無線通信デバイスを含み得る。インフラストラクチャモードで動作する場合、アクセスポイント(AP)と呼ばれる無線通信デバイスが、インターネットなどのネットワークとの接続を、クライアントステーション(STA)、クライアントデバイス、クライアント、アクセス端末(AT)と呼ばれ得る他の無線通信デバイスに提供する。無線通信デバイスの様々な例には、携帯電話、スマートフォン、無線ルータ、及び無線ハブが含まれる。場合によっては、無線通信電子機器が、ラップトップ、携帯情報端末、及びコンピュータなどのデータ処理機器と統合される。
WLANなどの無線通信システムは、物理(PHY)層に直交周波数分割多重方式(OFDM)などの1つ又は複数の無線通信技術を用いることができる。OFDMベースの無線通信システムでは、データストリームが複数の副データストリームに分割される。そのような副データストリームは異なるOFDM副搬送波を介して送信され、一般にトーン又は周波数トーンと呼ばれる。米国電気電子技術者協会(IEEE)の無線通信規格(例えば、IEEE802.11a、IEEE802.11n、及びIEEE802.11ac、又は任意の他の機関による任意の他の規格)で規定されるようなWLANは、OFDMを用いて信号を送受信することができる。一部の無線通信システムは、直交周波数分割多元接続(OFDMA)を用いて、異なるデバイスが異なる副搬送波部分集合で同時に通信することを可能にし得る。
WLANの無線通信デバイスは、媒体アクセス制御(MAC)層及び物理(PHY)層に1つ又は複数のプロトコルを用いることができる。例えば、無線通信デバイスは、衝突回避(CA)ベースのMAC層用プロトコル及びPHY層用OFDMを備えた搬送波検知多元接続(CSMA)を用いることができる。MAC層は、物理層コンバージェンスプロトコル(PLCP)副層と通信することができる。MACプロトコルデータ単位(MPDU)をMAC層から受信した後に、PLCP副層は、送信用のPLCPプロトコルデータ単位(PPDU)を形成するために、特定PHY向けプリアンブルフィールドを含むことができる。MPDUは、PLCPサービスデータ単位(PSDU)とも呼ばれ得る。
本開示は、無線通信のシステム及び方式を含む。本開示の一態様によれば、無線通信方式が、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)の無線媒体にアクセスするインタフェースを含むデバイスと、当該インタフェースと連結されたプロセッサ電子機器とを含む。プロセッサ電子機器は、複数のチャネルボンディングモードの中からあるチャネルボンディングモードを識別することであって、当該チャネルボンディングモードは装置がWLANにおいて使用する2つ以上の利用可能チャネルを含み、当該2つ以上の利用可能チャネルは、装置がデータ送信に使用しない少なくとも1つの使用中チャネルを示す、識別することと、WLANにおいて使用されるそれぞれのチャネルに繰り返されたレガシー信号フィールドの帯域幅フィールドを用いてチャネルボンディングモードを受信機にシグナリングすることであって、当該レガシー信号フィールドはフレームのプリアンブル部分にある、シグナリングすることと、当該フレームの受信機への送信をインタフェースを介して制御することであって、当該フレームは、チャネルボンディングモードに従って2つ以上の利用可能チャネルを占有するフレームのデータ部分を含む、制御することとを行うように構成される。
この実施例及び他の実施例は、以下の特徴のうちの1つ又は複数を含み得る。一部の実施例では、プロセッサ電子機器は、2つ以上の利用可能チャネルをチャネル群から取得して少なくとも1つの使用中チャネルを検出するチャネル競合オペレーションのためにチャネル群の検知を制御し、
チャネル競合オペレーションに基づいてチャネルボンディングモードを決定するように構成される。
チャネル競合オペレーションに基づいてチャネルボンディングモードを決定するように構成される。
一部の実施例において、プロセッサ電子機器は、装置と受信機のアソシエーションフェーズの間に、複数のチャネルボンディングモードのそれぞれをサポートする機能に関するインジケーションの受信機への送信を、インタフェースを介して制御するように構成される。
一部の実施例において、レガシー信号フィールドは、フレームに関する米国電気電子技術者協会(IEEE)の802.11axプロトコルに基づいて規定される高効率(HE)信号Aフィールド(HE−SIGA)であり、レガシー信号フィールドの帯域幅フィールドは3ビットフィールドである。
一部の実施例において、複数のチャネルボンディングモードは、装置がデータ送信に使用するプライマリ20MHzチャネル及びセカンダリ40MHzチャネルを含む80MHzの帯域幅に広がり且つ装置がデータ送信に使用しないセカンダリ20MHzチャネルを示す第1のチャネルボンディングモードと、プライマリ20MHzチャネルとセカンダリ40MHzチャネルの第2の20MHzチャネルとを含む80MHzの帯域幅に広がり且つ装置がデータ送信に使用しないセカンダリ20MHzチャネルとセカンダリ40MHzチャネルの第1の20MHzチャネルとを示す第2のチャネルボンディングモードと、プライマリ20MHzチャネル、セカンダリ40MHzチャネル、及びセカンダリ80MHzチャネルを含む160MHzの帯域幅に広がり且つ装置がデータ送信に使用しないセカンダリ20MHzチャネルを示す第3のチャネルボンディングモードと、プライマリ20MHzチャネル、セカンダリ20MHzチャネル、及びセカンダリ80MHzチャネルを含む160MHzの帯域幅に広がり且つ装置がデータ送信に使用しないセカンダリ40MHzチャネルを示す第4のチャネルボンディングモードとを含む。
一部の実施例において、プロセッサ電子機器は、3ビットフィールドのHE−SIGAフィールド及びHE−SIGBフィールドを用いてチャネルボンディングモードをシグナリングすることによって、3ビットフィールドのHE−SIGAフィールドを用いてチャネルボンディングモードをシグナリングするように構成される。
本開示の別の態様によれば、無線通信方式は、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)の無線媒体にアクセスするインタフェースを含むデバイスと、当該インタフェースと連結したプロセッサ電子機器とを含む。プロセッサ電子機器は、無線媒体と関連付けられたチャネル群を介してフレームを受信することであって、当該フレームはプリアンブル部分及びデータ部分を含み、プリアンブル部分は装置がWLANにおいて使用するそれぞれのチャネルに繰り返されたレガシー信号フィールドを含み、当該レガシー信号フィールドは、複数のチャネルボンディングモードの中からあるチャネルボンディングモードを示す帯域幅フィールドを含み、当該チャネルボンディングモードは装置がWLANにおいて使用する2つ以上の利用可能チャネルを含み、当該2つ以上の利用可能チャネルは装置がデータ送信に使用しない少なくとも1つの使用中チャネルを示す、受信することと、レガシー信号フィールドの帯域幅フィールドからチャネルボンディングモードを復号することと、チャネルボンディングモードに基づいてチャネル群の中から2つ以上の利用可能チャネルを決定することと、当該2つ以上の利用可能チャネルを占有するフレームのデータ部分を復号することとを行うように構成される。
この実施例及び他の実施例は、以下の特徴のうちの1つ又は複数を含み得る。一部の実施例において、レガシー信号フィールドは、フレームに関する米国電気電子技術者協会(IEEE)802.11axプロトコルに基づいて規定される高効率(HE)信号Aフィールド(HE−SIGA)であり、レガシー信号フィールドの帯域幅フィールドは3ビットフィールドである。
一部の実施例において、複数のチャネルボンディングモードは、装置がデータ送信に使用するプライマリ20MHzチャネル及びセカンダリ40MHzチャネルを含む80MHzの帯域幅に広がり且つ装置がデータ送信に使用しないセカンダリ20MHzチャネルを示す第1のチャネルボンディングモードと、プライマリ20MHzチャネルとセカンダリ40MHzチャネルの第2の20MHzチャネルとを含む80MHzの帯域幅に広がり且つ装置がデータ送信に使用しないセカンダリ20MHzチャネルとセカンダリ40MHzチャネルの第1の20MHzチャネルとを示す第2のチャネルボンディングモードと、プライマリ20MHzチャネル、セカンダリ40MHzチャネル、及びセカンダリ80MHzチャネルを含む160MHzの帯域幅に広がり且つ装置がデータ送信に使用しないセカンダリ20MHzチャネルを示す第3のチャネルボンディングモードと、プライマリ20MHzチャネル、セカンダリ20MHzチャネル、及びセカンダリ80MHzチャネルを含む160MHzの帯域幅に広がり且つ装置がデータ送信に使用しないセカンダリ40MHzチャネルを示す第4のチャネルボンディングモードとを含む。
本開示の別の態様によれば、無線通信方式は、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)の送信機が複数のチャネルボンディングモードの中からあるチャネルボンディングモードを識別する段階であって、当該チャネルボンディングモードは送信機がWLANにおけるデータ送信に使用する2つ以上の利用可能チャネルを含み、当該2つ以上の利用可能チャネルは送信機がデータ送信に使用しない少なくとも1つの使用中チャネルを示す、段階と、WLANにおいて使用されるそれぞれのチャネルに繰り返されたレガシー信号フィールドの帯域幅フィールドを用いて、チャネルボンディングモードを受信機にシグナリングする段階であって、当該レガシー信号フィールドはフレームのプリアンブル部分にある、段階と、当該フレームを受信機に送信する段階であって、当該フレームは、チャネルボンディングモードに従って2つ以上の利用可能チャネルを占有するフレームのデータ部分を含む、段階とを含む方法を含む。
この実施例及び他の実施例は、以下の特徴のうちの1つ又は複数を含み得る。一部の実施例において、レガシー信号フィールドは、フレームに関する米国電気電子技術者協会(IEEE)の802.11axプロトコルに基づいて規定される高効率(HE)信号Aフィールド(HE−SIGA)である。
一部の実施例において、レガシー信号フィールドの帯域幅フィールドは3ビットフィールドである。一部の実施例において、少なくとも1つの使用中チャネルは、2つ以上の利用可能チャネルが不連続なチャネルグループを形成するように、2つ以上の利用可能チャネルの間にある。
一部の実施例において、複数のチャネルボンディングモードのそれぞれは利用可能チャネルを含み、当該利用可能チャネルは、少なくとも1つの高効率(HE)信号Bフィールド(HE−SIGB)コンテンツチャネル1及び少なくとも1つのHE−SIGBコンテンツチャネル2を含む。
一部の実施例において、複数のチャネルボンディングモードの中から特定のチャネルボンディングモードを識別する段階は、以下のチャネルボンディングモードのセットから特定のチャネルボンディングモードを識別する段階を含む。当該セットは、送信機がデータ送信に使用するプライマリ20MHzチャネル及びセカンダリ40MHzチャネルを含む80MHzの帯域幅に広がり且つ送信機がデータ送信に使用しないセカンダリ20MHzチャネルを示す第1のチャネルボンディングモードと、プライマリ20MHzチャネルとセカンダリ40MHzチャネルの第2の20MHzチャネルとを含む80MHzの帯域幅に広がり且つ送信機がデータ送信に使用しないセカンダリ20MHzチャネルとセカンダリ40MHzチャネルの第1の20MHzチャネルとを示す第2のチャネルボンディングモードと、プライマリ20MHzチャネル、セカンダリ40MHzチャネル、及びセカンダリ80MHzチャネルを含む160MHzの帯域幅に広がり且つ送信機がデータ送信に使用しないセカンダリ20MHzチャネルを示す第3のチャネルボンディングモードと、プライマリ20MHzチャネル、セカンダリ20MHzチャネル、及びセカンダリ80MHzチャネルを含む160MHzの帯域幅に広がり且つ送信機がデータ送信に使用しないセカンダリ40MHzチャネルを示す第4のチャネルボンディングモードとのセットである。
一部の実施例において、本方法はさらに、送信機と受信機のアソシエーションフェーズの間に、複数のチャネルボンディングモードのそれぞれをサポートする機能に関するインジケーションを受信機に送信する段階を含む。
一部の実施例において、レガシー信号フィールドの帯域幅フィールドを用いてチャネルボンディングモードをシグナリングする段階は、HE−SIGAフィールドの帯域幅フィールドを用いて且つHE−SIGBフィールドを用いて、チャネルボンディングモードをシグナリングする段階を含む。
一部の実施例において、チャネルボンディングモードは、プライマリ80MHzチャネルのプライマリチャネルボンディングモードとセカンダリ80MHzチャネルのセカンダリチャネルボンディングモードとを含む。HE−SIGAフィールドの帯域幅フィールドとHE−SIGBフィールドとを用いてチャネルボンディングモードをシグナリングする段階は、HE−SIGAフィールドの帯域幅フィールドを用いてプライマリ80MHzチャネルのプライマリチャネルボンディングモードをシグナリングする段階と、HE−SIGBフィールドのリソース割り当てフィールドを用いてセカンダリ80MHzチャネルのセカンダリチャネルボンディングモードをシグナリングする段階とを含む。
一部の実施例において、チャネルボンディングモードは、第1のチャネル部分集合の第1のチャネルボンディングモードと第2のチャネル部分集合の第2のチャネルボンディングモードとを含み、HE−SIGAフィールドの帯域幅フィールドとHE−SIGBフィールドとを用いてチャネルボンディングモードをシグナリングする段階は、HE−SIGAフィールドの帯域幅フィールドを用いて第1のチャネル部分集合に第1のチャネルボンディングモードをシグナリングする段階と、HE−SIGBフィールドのリソース割り当てフィールドを用いて第2のチャネル部分集合の第2のチャネルボンディングモードをシグナリングする段階とを含む。HE−SIGBフィールドのリソース割り当てフィールドは、送信機がデータ送信に第2のチャネル部分集合のそれぞれを使用するかどうかを示す。
一部の実施例において、第1のチャネルボンディングモードは4つのチャネルボンディングモードのうちの1つであり、当該4つのチャネルボンディングモードのそれぞれは利用可能チャネルを含み、当該利用可能チャネルは少なくとも1つのHE−SIGBコンテンツチャネル1及び少なくとも1つのHE−SIGBコンテンツチャネル2を含む。
一部の実施例において、第1のチャネル部分集合の第1のチャネルボンディングモードは、以下のチャネルボンディングモードのセットからの第1のチャネルボンディングモードを含む。当該セットは、送信機がデータ送信に使用するプライマリ20MHzチャネル及びセカンダリ40MHzチャネルを含む80MHzの帯域幅に広がり且つ送信機がデータ送信に使用しないセカンダリ20MHzチャネルを示す第3のチャネルボンディングモードと、プライマリ20MHzチャネル、セカンダリ20MHzチャネル、及びセカンダリ40MHzチャネルの一方の20MHzチャネルを含む80MHzの帯域幅に広がり且つ送信機がデータ送信に使用しないセカンダリ40MHzチャネルの別の20MHzチャネルを示す第4のチャネルボンディングモードと、プライマリ20MHzチャネル及びセカンダリ40MHzチャネルを含む160MHzの帯域幅に広がり且つ送信機がデータ送信に使用しないセカンダリ20MHzチャネルを示す第5のチャネルボンディングモードと、プライマリ20MHzチャネル、セカンダリ20MHzチャネル、及びセカンダリ40MHzチャネルの多くても1つの20MHzチャネルを含む160MHzの帯域幅に広がり且つ送信機がデータ送信に使用しない少なくとも1つの他の20MHzチャネルを示す第6のチャネルボンディングモードとのセットである。
説明されるシステム及び方式は、電子回路、コンピュータハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、又はこれらの組み合わせ(本明細書に開示される構造的な手段及びその構造的に同等のものなど)で実現され得る。これには、説明されるオペレーションを1つ又は複数のデータ処理装置(例えば、プログラム可能型プロセッサを含む信号処理デバイス)に実行させるように動作可能なプログラムを具体化する少なくとも1つのコンピュータ可読媒体が含まれ得る。したがって、プログラムの実施例は、開示された方法、システム、又は装置で実現され得る。また装置の実施例は、開示されたシステム、コンピュータ可読媒体、又は方法で実現され得る。同様に、方法の実施例が、開示されたシステム、コンピュータ可読媒体、又は装置で実現され得る。またシステムの実施例が開示された方法、コンピュータ可読媒体、又は装置で実現され得る。
例えば、1つ又は複数の開示された実施形態は、限定されるものではないが、専用データ処理装置(例えば、無線アクセスポイント、遠隔環境監視装置、ルータ、スイッチ、コンピュータシステムコンポーネント、媒体アクセスユニットなどの無線通信デバイス)、携帯型データ処理装置(例えば、無線クライアント、携帯電話、スマートフォン、携帯情報端末(PDA)、携帯型コンピュータ、デジタルカメラ)、コンピュータなどの汎用データ処理装置、又はこれらの組み合わせを含む様々なシステム及び装置で実現され得る。
本開示で説明される技術の特定の構成が、以下の潜在的な利点のうちの1つ又は複数を実現するように実装され得る。説明されるチャネルボンディングメカニズムによって、動的且つ高密度な環境での、より柔軟且つより適応性のあるチャネルサイズ選択が可能になり得る。説明されるチャネルボンディングメカニズムによって、異なるチャネルサイズ用の新たなPHYチャネルボンディングモードを追加した、より使用に適したチャネル帯域幅が可能になり得る。説明されるチャネルボンディングメカニズムによって、追加のシグナリングオーバーヘッドを導入することなく、様々なチャネルボンディングモードをシグナリングするために、レガシープリアンブルフィールドを活用し且つ再利用することができる。
1つ又は複数の実施例の詳細が、添付図面及び以下の説明に記載されている。他の特徴及び利点も、明細書の記載及び図面並びに特許請求の範囲から明らかになり得る。
様々な図面における同じ参照符号は、同じ要素を示す。
チャネルボンディング(CB)は、チャネルアグリゲーションとも呼ばれ、周波数帯域内に複数の基本チャネル単位が入っているより広い動作チャネルでデバイスが動作することを可能にする。デバイスは、より広い動作チャネルの全チャネル帯域幅にアクセスしなくてもよい。なぜならば、1つ又は複数の単位チャネルが使用中のため現在利用できない、例えば、別のデバイスが使用されているため重複基本サービスセット(OBSS)があるというのが理由である。デバイスは、チャネルボンディングメカニズムを用いて、利用可能チャネルを集約することができる。チャネルボンディングは、チャネル使用率を向上させるのに有効な方式である。
2.4GHz及び5GHz周波数帯域向けのIEEE802.11ベースのWLANシステムで使われるような一部のチャネルボンディングメカニズムでは、20MHzチャネルが基本チャネル単位として一般に使用されている。IEEE802.11n、IEEE802.11ac、及びIEEE802.11axは、追加のより広い動作チャネル、例えば、40MHz、80MHz、160MHz、又は80+80MHzのチャネルを規定している。そのようなより広い動作チャネルは、複数の20MHzチャネルを含むことができ、高速フーリエ変換(FFT)サイズ、データトーンの数、エッジトーンの数、パイロットトーンの数、基本サービスセット(BSS)などの独自のセットのPHY特性を持つことができる。IEEE802.11axは、高効率WLAN(HEW)とも呼ばれ、より優れた伝送効率を求めて、密集環境での性能を向上させるように設計されている。IEEE802.11axはさらに、IEEE802.11acのチャネル使用率を向上させ、信号が従来の帯域幅定義の範囲内の不連続チャネルで送信されることを可能にし得る。
動作チャネルサイズは、PHY特性のセット、例えば、1024ポイントのFFTを用いた80MHzのBSSを前提として、無線インタフェースが動作しているチャネル帯域幅を意味し得る。使用チャネル、取得チャネル、又は結合チャネルとも呼ばれ、チャネルボンディングオペレーションと関連した利用可能チャネルは、デバイスが競合してアクセスできたチャネルを意味し得る。使用中チャネルとも呼ばれるOBSSチャネルは、デバイスが競合したがアクセスできなかったチャネルを意味し得る。チャネルボンディングオペレーションと関連するコンポーネントチャネルは、より広い動作チャネル内で使用するためにデバイスが選択してシグナリングする利用可能チャネルを意味し得る。
異なるチャネル帯域幅用のチャネルボンディングの様々な設計及び対応するシグナリング方式が説明される。様々な設計及びシグナリング方式は、例えば、IEEE802.11axシステム又はチャネルボンディングをサポートする他の次世代WLANシステムに用いられ得る。様々な設計及びシグナリング方式の一部は、レガシーシステム、例えば、IEEE802.11acシステムにも対応する。一部の実施例において、様々なチャネルボンディングモードが設計され得る。チャネルボンディングモードは、チャネル群のうち可能性のある使用中/利用可能チャネルの組み合わせを示す。例えば、チャネルボンディングモードは、デバイスがデータ送信に使用する2つ以上の利用可能チャネルを含むことができ、デバイスがWLANにおけるデータ送信に使用しない1つ又は複数の使用中チャネルを示すこともできる。例えば、全動作チャネルを競合する場合、デバイス(例えば、AP)は全動作チャネルより少ないチャネルを取得することがあり、例えば、ダウンリンク通信及びアップリンク通信用に4つの20MHzチャネルの中から3つを取得してもよい。チャネルボンディングモードは、4つの20MHzチャネルの中からどの3つをデバイスが取得してデータ送信に使用しているかを示す。
送信機がデータ送信に使用する利用可能チャネルを示すチャネルボンディングモードを受信機に通知するためのシグナリング方式が説明される。チャネルボンディングモードを受信すると、受信機は、デバイスが利用可能チャネルで送信したデータを適切に復号することができる。一部の実施例において、チャネル群のうち全ての可能性のある使用中/利用可能チャネルの組み合わせの中から、可能性のあるチャネルボンディングモードの部分集合が事前に決められて選択される。選択されたチャネルボンディングモードの部分集合は、特定のコード(例えば、ビットシーケンス)にマッピングされる。一部の実施例において、選択されたチャネルボンディングモードは、1つ又は複数の望ましい特性(例えば、高スペクトル効率)を有する。したがって、チャネルボンディングモードのシグナリングは、固定された限られた数のビットだけを用いることができ、これは、システム設計及び実装の簡略化に役立つ。一部の実施例において、APは、これらのマッピングを1つ又は複数のデバイス(例えば、STA)に送信し、受信したチャネルボンディングモードインジケータをデバイスが適切に解釈することを可能にし得る。例えば、APは、特定のフレームのチャネルボンディングモードインジケータになるこれらのコードのうちの1つを選択することができる。
一部の実施例において、チャネルボンディングモードは、フレームのプリアンブル部分に含まれる1つ又は複数の既存のシグナリングフィールドを再利用するか又は別の方法で活用することによってシグナリングされる。既存のシグナリングフィールドを用いることで、開示されたシグナリング方式は、チャネルボンディング用の追加のシグナリングオーバーヘッドを何も加えず、それでもデバイスの適切なオペレーションを維持し、規格(例えば、IEEE802.11axプロトコル)の他のシグナリング仕様に準拠することができる。既存のレガシーフィールドは通常、規定された数のビットを有することを前提として、当該フィールドは限られた数のチャネルボンディングモードだけをシグナリングするのに用いられ得る。このように、一部の実施例において、理論的に可能なチャネルボンディングモードの全数の中から特定の数のチャネルボンディングモードが選択される。特定の数のチャネルボンディングモードの部分集合が、既存のレガシーフィールドの規定された数のビットのビットシーケンスにマッピングされ得る。1つの例として、チャネルボンディングモードが、IEEE802.11axで規定される高効率(HE)マルチユーザ(MU)フォーマットのHE PPDUのHE信号「A」フィールド(HE SIG−A、HE−SIG−A、又はHE−SIGA)の3ビットの帯域幅(BW)フィールドを用いるチャネルボンディングモードインジケータによってシグナリングされ得る。別の例として、チャネルボンディングモードが、HE−MUフォーマットのHE PPDUのHE−SIGAフィールド及びHE信号「B」フィールド(HE SIG−B、HE−SIG−B、又はHE−SIGB)の両方を用いるチャネルボンディングモードインジケータによってシグナリングされ得る。一部の実施例において、追加の帯域幅インジケータが必要とならないように、全体の帯域幅(例えば、80MHz動作又は160MHz動作)がチャネルボンディングモードに含まれる。
一部の実施例において、APはOFDMAベースのチャネルボンディングメカニズムを用いることができ、このメカニズムによって、AP、クライアントデバイス、又はその両方などのデバイスは、全動作チャネル帯域幅(例えば、80MHz)に対応するチャネル帯域幅に基づいて、全動作チャネルのPHYパラメータ(例えば、FFTサイズ、トーンプラン、OFDMA副チャネライゼーション、及び割り当てメカニズム)を用いて、OFDM波形を生成することになり得る。OFDMAベースのチャネルボンディングメカニズムはさらに、AP、クライアントデバイス、又はその両方などのデバイスに、使用中チャネルに対応する空の副搬送波をOFDM波形に導入させることができるので、OFDMAを提供して使用中チャネルへの干渉を最小限に抑えることができる。例えば、APは、利用可能な20MHzチャネルを使用して情報を搬送し得るが、使用中の20MHzチャネルを使用して情報を搬送することはない。さらに、1つ又は複数のアップリンク割り当てを通じて、APはクライアントデバイスに利用可能20MHzチャネルを使用して情報を搬送させ得るが、どの使用中の20MHzチャネルを使用しても情報を搬送させることはない。使用中チャネルを使用しないことは、使用中チャネルに対応するトーンを空に設定することを含み得る。割り当て内の利用可能チャネルは、周波数帯域内で連続であっても又は不連続であってもよい。
図1は、チャネルボンディングモードインジケータ115を含むフレーム101の一例のレイアウトを示す。APは、より広い動作チャネル103の各部分である複数のチャネル105a、105b、105c、及び105d(CH1、CH2、CH3、及びCH4と表示される)を競合し得る。アクセスした後に、APはチャネル105a〜dを用いるフレーム101を送信することができる。フレーム101は、重複プリアンブル部分110、非重複プリアンブル部分120、及びデータ部分130を含み得る。重複プリアンブル部分110は、より広い動作チャネル103のチャネルサイズではなく、個々のチャネル105a〜dのチャネルサイズだけをサポートするデバイスとの後方互換性を可能にし得る。図示するように、重複プリアンブル部分110はチャネル105a〜dのそれぞれに繰り返される。重複プリアンブル部分110は、チャネルボンディングモードインジケータ115を含み得る。チャネルボンディングモードインジケータ115は、チャネル105a〜dのうちのどれがコンポーネントチャネルかをシグナリングすることができる。これらのコンポーネントチャネルは、フレーム101の非重複プリアンブル部分120及びデータ部分130を搬送するのに用いられる。1つ又は複数のチャネル105a〜dのチャネル競合が失敗した場合、それぞれは使用中チャネルであるとみなされ、APはそれぞれの使用中チャネルに対応する副搬送波を空に設定し得ることに留意されたい。
図2は、無線通信デバイス205のブロック図を示す。デバイス205は、本開示に示される方式を実施する方法を実現する1つ又は複数のプロセッサなどのプロセッサ電子機器210を含み得る。デバイス205の様々な例が、AP又はクライアントデバイスを含む。APは、基地局(BS)とも呼ばれ得る。クライアントデバイスは、STA又は移動局(MS)とも呼ばれ得る。一部の実施例において、デバイス205は、構成パラメータに応じてAP又はクライアントとして運用され得る。デバイス205は、1つ又は複数のアンテナ220a〜bを介して無線信号を送受信する送受信電子機器215を含み得る。一部の実施例において、送受信電子機器215は複数の無線ユニットを含み得る。一部の実施例において、無線ユニットは、信号を送受信するベースバンドユニット(BBU)及び無線周波数ユニット(RFU)を含み得る。一部の実施例において、デバイス205は、送信専用回路及び受信専用回路を含む。デバイス205は、データ及び/又は命令などの情報を格納するように構成された1つ又は複数のメモリ225を含み得る。例えば、メモリ225は、チャネルボンディングオペレーションを実行する命令を含み得る。一部の実施例において、デバイス205は、バス、シリアル通信リンク、ピン、電気接点、又はこれらの組み合わせなどの、プロセッサ電子機器210と送受信電子機器215とを連結するインタフェースを含み得る。
図3Aは、80MHz動作チャネルにおける、ダウンリンクのOFDMAベースの連続したチャネルボンディング用フレーム301の一例に関するレイアウトを示す。この例において、APは80MHz動作チャネル全体を競合する。当該動作チャネルは、チャネルCH1、CH2、CH3、及びCH4を含むが、チャネルCH1、CH2、及びCH3だけを獲得する。これら3つのチャネルは、利用可能な連続したチャネルグループを形成する。より詳細には、APは、80MHz動作チャネル全体の各20MHzチャネルに対して搬送波検知を行い、この場合、60MHzの利用可能な帯域幅を提供する利用可能チャネル(例えば、CH1、CH2、及びCH3)を識別する。APは、チャネルCH4でトラフィックを検出し、CH4を使用中チャネル304であると、例えば、別のデバイスによって生じたOBSSがあるとみなしている。APは、使用中チャネル304を含む全てのチャネルに広がるフレーム301を生成し且つ送信することができる。例えば、フレーム301は、80MHz動作チャネル全体を用いるOFDMA信号を介して送信され得る。フレーム301は、使用中チャネル304(例えば、CH4)への干渉を最小限に抑えるために、使用中チャネル304に対応する空の副搬送波を含む。一部の実施例において、APは、ダウンリンクリソース割り当てに関して空の副搬送波割り当てをシグナリングし得る。
フレーム301は、プリアンブル部分305及びデータ部分310を含み得る。フレーム301の後には確認応答315の期間が存在し得る。プリアンブル部分305は、レガシーショートトレーニングフィールド(L−STF)、レガシーロングトレーニングフィールド(L−LTF)、及びレガシー信号フィールド(L−SIG)を含むレガシープリアンブル307を含み得る。プリアンブル部分305は、HE−SIG−A、HE−SIG−B、HEショートトレーニングフィールド(HE−STF)、及び1つ又は複数のHEロングトレーニングフィールド(HE−LTF)を含み得る。一部の実施例において、プリアンブル部分305は、HE信号「C」フィールド(HE−SIG−C)を含み得る。
L−STF、L−LTF、及びL−SIGを含むレガシープリアンブル307は、利用可能な20MHzチャネルのそれぞれに繰り返され得る。さらに、HE−SIG−Aプリアンブルが、利用可能な20MHzチャネルのそれぞれに繰り返され得る。この重複によって、20MHz帯域幅信号を期待しているレガシーデバイスが、繰り返されたプリアンブルのうちの1つ又は複数を受信して復号することが可能になる。この例は、CH2、CH3、及びCH4が利用可能であるが、CH1が利用できないというような他の場合にも適用され得る。この例は、プライマリ20、セカンダリ20、及びセカンダリ40のチャネルの異なるレイアウトにも適用され得る。
図3Bは、80MHz動作チャネルにおける、ダウンリンクのOFDMAベースの不連続なチャネルボンディング用フレーム351の一例に関するレイアウトを示す。この例において、APは80MHz動作チャネル全体を競合する。当該動作チャネルは、チャネルCH1、CH2、CH3、及びCH4を含むが、チャネルCH1、CH2、及びCH4だけを獲得する。これら3つのチャネルは、使用中チャネル354であるCH3がこれらの利用可能チャネルの間で分割を引き起こしているので、不連続な利用可能チャネルグループを形成する。より詳細には、APは、80MHz動作チャネル全体の各20MHzチャネルに対して搬送波検知を行い、利用可能チャネル(例えば、CH1、CH2、及びCH4)を識別する。APは、チャネルCH3でトラフィックを検出し、CH3を使用中チャネル354であると、例えば、OBSSがあるとみなしている。APは、使用中チャネル354を含む全てのチャネルに広がるフレーム351を生成し且つ送信し得る。使用中チャネル354への干渉を最小限に抑えるために、APは使用中チャネル354に対応する空の副搬送波を含み得る。したがって、フレーム351は80MHz帯域幅信号を占有するが、空の副搬送波が含まれることに起因して20MHzが利用できないため、データに利用可能なのは60MHzの帯域幅だけである。フレーム351は、プリアンブル部分355及びデータ部分360を含み得る。プリアンブル部分355は、利用可能チャネル(例えば、CH1、CH2、及びCH4)のそれぞれに繰り返されるが使用中チャネル354には繰り返されないレガシープリアンブル357を含み得る。フレーム351の末端の後には、確認応答365の期間が存在し得る。
無線通信システムは、ダウンリンク(APからクライアント)、アップリンク(クライアントからAP)、又はその両方に対して、OFDMAと共にチャネルボンディングを用いることができる。OFDMAベースのシステムでは、各クライアントデバイスに、リソース割り当てによって、全体の動作チャネルの一部が割り当てられ得る。一部の実施例では、リソース割り当てによって、OFDMトーンブロックの数を指定することができる。一部の実施例では、この割り当てによって副チャネルの数を指定することができる。この割り当てによって、複数のトーンブロックのうちのどれがSTAに割り当てられるかを識別することもできる。一部の実施例では、OFDMトーンが複数のリソース単位(RU)に分割され得る。APは、複数のクライアントデバイスのうちの1つ又は複数にデータを送信するために、又は複数のクライアントデバイスのうちの1つ又は複数によってデータを送信するために、複数のRUのそれぞれを1つ又は複数のクライアントデバイスに割り当てることができる。
1つ又は複数のアップリンクOFDMA送信を予定するために、APは、ダウンリンクトリガフレームを用いて、アップリンクリソース割り当てをクライアントデバイスにシグナリングすることができる。OFDMAベースのチャネルボンディングでは、1つ又は複数のOBSSチャネルが全OFDMA動作チャネルの一部である場合でさえ、ダウンリンクトリガフレームはクライアントデバイスによって正確に受信且つ復号されることが必要とされ得る。ダウンリンクトリガフレームが空データパケット(Null Data Packet:NDP)フレーム内にある場合、例えば、アップリンクリソース割り当て信号がHE−SIGBにおいて符号化される場合、HE−SIGBは、チャネルボンディング用の利用可能チャネルにおいてクライアントデバイスによる受信及び復号が必要となり得る。一部の実施例において、ダウンリンクトリガフレームがMACフレームに含まれてよく、例えば、アップリンクリソース割り当て信号がMACフレームにおいて符号化される。この割り当てを有するMACフレームは、レガシーPPDUとして送信され得、プライマリ20MHzチャネルで送信され得、またチャネルボンディングに用いられる利用可能な各20MHzチャネルに繰り返され得る。一部の実施例において、リソース割り当てを有するMACフレームはHE−PPDUとして送信され得る。HE−PPDUは、ダウンリンクブロードキャストリソース割り当てで送信され得る。一部の実施例において、アップリンクリソース割り当ては、20MHzのプライマリチャネルで送信され得、またチャネルボンディングに用いられる残りの各20MHzチャネルに繰り返され得る。
図4Aは、OFDMAベースのアップリンクチャネル結合フレームを含むAPとクライアントデバイスとの間でのフレーム交換のシーケンス401の一例を示す。シーケンス401は、ダウンリンク(DL)トリガフレーム405、アップリンク(UL)マルチユーザ(MU)PPDU410、及びダウンリンク確認応答415を示す。APは、80MHz動作チャネル全体又はその一部を競合して獲得することができる。この例では、80MHz動作チャネルを競合するが、APはCH1、CH2、及びCH4だけのアクセスを獲得し、不連続な利用可能チャネルグループを形成する。このグループは、シーケンス401内でダウンリンク及びアップリンクの両方のやり取りに用いられる。80MHzの全動作チャネルで送信されるにもかかわらず、不連続な利用可能チャネルグループは、60MHzの使用可能帯域幅、ガードトーンがある場合にはより小さい使用可能帯域幅を提供する。CH4が使用中且つCH3が利用可能であれば、このグループは、連続した利用可能チャネルグループを形成することに留意されたい。ダウンリンクトリガフレーム405は、チャネルボンディングに利用可能なチャネルに関する情報を含み得る。ダウンリンクトリガフレーム405は、アップリンクマルチユーザPPDU410用のアップリンクリソース割り当てを含み得る。一部の実施例において、アップリンクリソース割り当てはチャネルボンディングに利用可能なチャネルをシグナリングする。一部の実施例において、ダウンリンク確認応答415はブロック確認応答であってよい。
図4Bは、1つのクライアントデバイスからのアップリンクPPDU450の一例を示す。PPDU450は、重複レガシー(「L」)プリアンブルと重複HEプリアンブルとを含み得る。PPDU450は、1つ又は複数の他のHEプリアンブル及びHEデータを含む非重複部分を含み得る。アップリンクPPDU450送信の非重複部分の副搬送波が、ダウンリンクトリガフレーム405に含まれるマルチユーザアップリンクリソース割り当てに基づいて選択され得る。アップリンクPPDU450送信の非重複部分に割り当てられていない副搬送波は空に設定され得る。
図5は、IEEE802.11axで規定されるHEマルチユーザ(MU)PPDUフォーマットの一例のレイアウト501を示す。レイアウト501は、図3Aに示すフレーム301又は図3Bに示す351の一例になり得る。レイアウト501は、L−STF、L−LTF、L−SIG、繰り返しレガシー信号フィールド(RL−SIG)、HE−SIG−A、HE−SIG−B、HE−STF、1つ又は複数のHE−LTF、ペイロードデータ、及びパケット拡張(PE)を含む。HE−SIG−Aは各20MHzチャネルで送信され、HE−SIG−Aコンテンツは各20MHzチャネルに繰り返される。HE SIG−Aフィールドは、帯域幅(BW)、変調及び符号化の方式、データストリームの数、符号化タイプなどの、デバイスのHE PPDU送信パラメータを示す複数の副フィールドを含む。HE−SIG−Bは各20MHzチャネルにおいて符号化される。チャネル帯域幅が20MHzより大きい場合、偶数インデックスの全ての20MHzチャネルのHE−SIG−Bは、同じコンテンツを共有し、コンテンツチャネル1(HE−SIG−B−CC1)と呼ばれる。奇数インデックスの全ての20MHzチャネルのHE−SIG−Bは、同じコンテンツを共有し、コンテンツチャネル2(HE−SIG−B−CC2)と呼ばれる。各HE−SIG−Bのコンテンツチャネルは、共通フィールド及びユーザ固有のフィールドを含む。共通フィールドは、対応するコンテンツチャネルでカバーされる20MHzチャネルごとに、RU割り当てビットを持っている。RU割り当てビットは、各20MHzチャネルにコンテンツ割り当てがないことをシグナリングする機能を有する。
図6は、異なるチャネル帯域幅を有するプライマリチャネル及びセカンダリチャネルの構成601に関する一例を示す。異なるチャネル帯域幅を有するプライマリチャネル及びセカンダリチャネルは、チャネルボンディングのコンポーネントチャネルとしての役割を果たし得る。プライマリチャネル及びセカンダリチャネルのそれぞれは、識別のために、対応するチャネル番号を有する。プライマリチャネル及びセカンダリチャネルは、一部の他の実施例において、図6とは異なるチャネル番号に対応し得る。
構成601において、プライマリ20MHzチャネル(P20)はチャネル60に対応し、セカンダリ20MHzチャネル(S20)はチャネル64に対応する。プライマリ40MHzチャネル(P40)は、2つの20MHzチャネル、すなわち、チャネル60及び64にそれぞれ対応するP20及びS20を含む。セカンダリ40MHzチャネル(S40)は、チャネル52及び56に対応する2つの20MHzチャネルを含む。プライマリ80MHzチャネル(P80)は、2つの40MHzチャネル、すなわち、P40及びS40、つまり、チャネル52、56、60、及び64に対応する4つの20MHzチャネルを含む。セカンダリ80MHzチャネル(S80)は、チャネル36、40、44、及び48に対応する4つの20MHzチャネルを含む。160MHzチャネルは、2つの80MHzチャネル、すなわちP80及びS80、つまり、チャネル36、40、44、48、52、56、60、及び64に対応する8つの20MHzチャネルを含む。
レガシーWLANシステム(例えば、IEEE802.11acベースのシステム)の下では、ネットワークは20MHzフレームをチャネル60で送信する。40MHzフレームを40MHzプライマリチャネルで送信するには、チャネル60及び64が両方とも空いている必要がある。80MHzフレームを送信するには、4つのチャネル52〜64が全て空いている必要がある。最後に、160MHzフレームを送信するには、8つのチャネル36〜64が全て空いている必要がある。
チャネルボンディングでは、利用可能チャネル及び使用中チャネルを検出するために、APは空きチャネル判定(CCA)を行うことができる。CCAは、無線媒体の現在の使用状態を判定する、PHY層の論理機能である。PHY層は、CCAインジケーションを上位の層に報告し得る。レガシーWLANシステムにおいて、PHY層は、現在の動作チャネルがアクセスするのに利用可能であること、例えば、80MHzチャネル全体が80MHzで動作するBSSに利用可能であることを示すPHY−CCA.indication(IDLE)プリミティブを発行し得る。さらに、PHY層は、以下に示す条件のうちの1つを示すPHY−CCA.indication(BUSY,{channel list})プリミティブを発行し得る。すなわち、チャネルリストがプライマリである場合、プライマリチャネル(P20)は使用中であるという条件と、チャネルリストがセカンダリである場合、セカンダリチャネル(S20)は使用中であるが、プライマリチャネル(P20)は利用可能であるという条件と、チャネルリストがセカンダリ40である場合、セカンダリ40MHzチャネル(S40)は使用中であるが、プライマリチャネル及びセカンダリチャネル(P20及びS20)は利用可能であるという条件と、チャネルリストがセカンダリ80である場合、セカンダリ80MHzチャネル(S80)は使用中であるが、プライマリ20、セカンダリ20、及びセカンダリ40のチャネル(P20、S20、及びS40)は利用可能であるという条件とである。
一部の実施例において、PHY層CCAインジケーションが、OFDMAベースのチャネルボンディングをサポートするように修正され得る。OFDMAベースのチャネルボンディングでは、PHY層が発行するCCAインジケーションは、チャネルボンディングにおける各コンポーネントチャネルの状態を含み得る。コンポーネントチャネルは、チャネルボンディングのチャネル単位として規定され得る。例えば、チャネルボンディングの場合、デバイスは、自身のPHY層が各20MHzチャネル(すなわち、図6のチャネル36、40、44、48、52、56、60、及び64のそれぞれ)の状態を含むCCAインジケーションを発行できるように、20MHzごとにエネルギー検出(ED)機能を有するように構成され得る。例えば、チャネルボンディング用の4つの20MHzコンポーネントチャネル(例えば、図6のチャネル52、56、60、及び64)を有する80MHzのOFDMAベースのチャネルボンディングの場合、CCAインジケーションによって、チャネル52、56、60、及び64のそれぞれが使用中であるか又はそうでないかを示すことができる。
図7は、HE−SIGAフィールドのBWフィールドでシグナリングされ得る、選択された4つのチャネルボンディングモード710、720、730、及び740のセット701の一例を示す。IEEE802.11axに規定されるように、HE SIG−Aフィールドは3ビットのBWフィールドを含むが、2ビットだけが4つの動作帯域幅オプション(すなわち、20MHz、40MHz、80MHz、及び160MHz)のうちの1つを示すのに現在用いられている。このように、最大で4つのチャネルボンディングモードが、HE SIG−Aフィールドの3ビットのBWフィールドのみを用いてシグナリングされ得る。一例として、4の値(例えば、ビットシーケンス「100」で表される)のBWフィールドは、セカンダリ20MHzだけが80MHz信号に存在しないことを示し、5のBWフィールド値は、セカンダリ40MHzの2つの20MHz副チャネルのうちの1つだけが80MHz信号に存在しないことを示し、6のBWフィールド値は、セカンダリ20MHzだけが160MHz信号又は80+80MHz信号のプライマリ80MHzに存在しないことを示し、7のBWフィールド値は、プライマリ40MHzが160MHz信号又は80+80MHz信号のプライマリ80MHzに存在することを示す。4つのチャネルボンディングモード710、720、730、及び740が選択されるのは、これらが、レガシーシステム(例えば、IEEE802.11acシステム)の他のチャネルボンディングモードと比較して、スペクトル効率に関して最大の改善を実現するからである。追加又は異なるチャネルボンディングモードが選択されて、HE SIG−Aフィールドの3ビットのBWフィールドだけでシグナリングされ得る。
例えば、モード1及びモード2のそれぞれが、80MHzのOFDMAベースのチャネルボンディングモードである。モード1(710)において、S20は使用中チャネルであるが、P20及びS40は利用可能チャネルである。したがって、モード1(710)は60MHzの集約帯域幅でデータを送信することができるので、S20のCCAインジケーションが使用中である場合にP20チャネルだけしか使用することができないという理由で20MHzの伝送帯域幅だけを許可するレガシーシステムと比較して、スペクトル効率が3倍向上する。同様に、モード2(720)は、S20及びS40−1(すなわち、S40の2つの20MHzチャネルのうちの一方(例えば、図6のチャネル52))が使用中チャネルであり、P20及びS40−2(すなわち、S40の2つの20MHzチャネルのうちのもう一方(例えば、図6のチャネル56))が利用可能チャネルであることを示す。したがって、モード2(720)は40MHzの集約帯域幅でデータを送信することができるので、CCAインジケーションによってS20が使用中であると示されているときにP20チャネルを用いる20MHzの伝送帯域幅だけを許可するレガシーシステムと比較して、スペクトル効率が2倍向上する。
同様に、モード3(730)及びモード4(740)のそれぞれは、160MHzのOFDMAベースのチャネルボンディングモードである。モード3(730)において、S20は使用中チャネルであり、P20、S40、及びS80は利用可能チャネルである。したがって、モード3(730)は140MHzの集約帯域幅を有するので、S20のCCAインジケーションが使用中のときに20MHzの伝送帯域幅だけを許可するレガシーシステムと比較して、スペクトル効率が7倍向上する。同様に、モード4(740)は、S40が使用中チャネルであり、P20、S20、及びS80が利用可能チャネルであることを示す。したがって、モード2(720)は120MHzの集約帯域幅でデータを送信できるので、CCAインジケーションによってS40が使用中であると示されているときにP40(すなわち、P20及びS20)を用いる40MHzの伝送帯域幅だけを許可するレガシーシステムと比較して、スペクトル効率が3倍向上する。
さらに、4つのチャネルボンディングモード710、720、730、及び740のそれぞれの利用可能チャネルは、プライマリ80MHzにおいて少なくとも1つのHE−SIGBコンテンツチャネル(CC)1と少なくとも1つのHE−SIGBコンテンツチャネル2とを含む。こうしたことは、HE−SIGBフィールド内の符号化された情報を適切に検出するためにIEEE802.11axで規定されている。このように、このシグナリング方式は、現在のSIGB符号化構造([1 2 1 2]構造)の変更を何も必要としない。偶数の20MHz副チャネルは全て、CC2と同じコンテンツを送信し、奇数の20MHz副チャネルは全て、CC1と同じコンテンツを送信する。
一部の実施例において、CCAオペレーションの観点から、モード710、730、及び740は、802.11acシステムが、使用中チャネルを識別して対応するチャネルボンディングモードを決定するために、IEEE802.11acで規定されたものと同じセカンダリチャネル(例えば、S20、S40、S80)のCCAオペレーションに頼るという点で、802.11acシステムと後方互換性がある。モード2(720)の決定については、デバイスは、例えば、S40において20MHzごとにエネルギー検出(ED)を行うことにより、S40チャネルの20MHz副チャネルでCCAオペレーションを実行できる必要がある。
一部の実施例において、チャネルボンディングモードのそれぞれをサポートするためのデバイスの機能に関するインジケーションが、デバイスと受信機のアソシエーションフェーズの間に、1つ又は複数の受信機に送信され得る。例えば、4つのチャネルボンディングモード710、720、730、及び740のそれぞれが有効であるか又はそうでないかを示すように、4ビットの機能シグナリングが規定され得る(例えば、モードごとに1つのビット)。機能シグナリングは、MAC機能のやり取りが行われるアソシエーションフェーズの間にやり取りされ得る。一部の実施例において、単一ビットの機能シグナリングが、ハードウェアが20MHzごとのEDをサポートするかどうかを示すように規定され得る。サポートする場合、デバイスは、4つのチャネルボンディングモード710、720、730、及び740を全てサポートできるとみなされ得る。
一部の実施例において、説明したシグナリング方式は、異なるチャネルボンディングモードに対してスペクトルマスク変更を必要としない。例えば、上記の4つのチャネルボンディングモード710、720、730、及び740において、送信波形は元の80MHz又は160MHzのマスクに適合するだけでよく、時間領域の設計に対する変更は何も必要ないので、容易且つ簡単なシステム設計及び実装が可能になる。
一部の実施例において、チャネルボンディングモードが、HE−SIGAフィールド及びHE SIG−Bフィールドの両方を用いてシグナリングされ得る。一部の実施例において、チャネルボンディングモードが、2つ以上の副チャネルボンディングモードの組み合わせになり得る。例えば、160MHzチャネルボンディングモードが2つの副チャネルボンディングモード、すなわち、プライマリ80MHzチャネル(P80)のプライマリチャネルボンディングモード及びセカンダリ80MHzチャネル(S80)のセカンダリチャネルボンディングモードを含み得る。例えば、HE SIG−Aフィールドの3ビットのBWフィールドは、160MHzチャネルのP80の候補となるプライマリチャネルボンディングモードの部分集合の中から特定のプライマリチャネルボンディングモードを示すのに用いられ得る。一部の実施例において、候補となる3つのプライマリチャネルボンディングモード、M1、M2,及びM3が選択される。M1は、利用可能チャネルがP80の全帯域を占有するチャネルボンディングモードである。M2は、図7のモード3(730)に示すように、P80でパンクチャリングされた使用中チャネルS20を有するチャネルボンディングモードである。M3は、図7のモード4(740)に示すように、P80でパンクチャリングされた使用中チャネルS40を有するチャネルボンディングモードである。P80の3つのプライマリチャネルボンディングモードのうちの1つを示すHE SIG−Aフィールドの3ビットのBWフィールドと共に、HE SIG−Bフィールドは、S80のセカンダリチャネルボンディングモードのセットの中からあるセカンダリチャネルボンディングモードをシグナリングするのに用いられ得る。3つのプライマリチャネルボンディングモードはそれぞれ、P80において少なくとも1つのHE−SIGBコンテンツチャネル1と少なくとも1つのHE−SIGBコンテンツチャネル2とを含むので、チャネルボンディングモード全体のそれぞれの利用可能チャネルは、P80において少なくとも1つのHE−SIGBコンテンツチャネル1と少なくとも1つのHE−SIGBコンテンツチャネル2とを確実に含むようになることに留意されたい。
図8は、HE−SIGBフィールドでシグナリングされ得るチャネルボンディングモードの例801を示す。S80には利用可能チャネル及び使用中チャネルの様々な組み合わせがあり得る。例えば、20MHzの全ての副チャネルは他とは関係なくオンにもオフにもなり得るので、24−2=14個の異なるモードがある。これらのモードは、M1−1、M1−2、…、及びM1−14として図8に示されている。S80の14個のセカンダリチャネルボンディングモードは、P80の3つのプライマリチャネルボンディングモードのそれぞれ(すなわち、M1、M2、及びM3)と組み合わされ得るので、全部で3×14=42個の160MHzチャネルボンディングモードが、HE−SIGAフィールド及びHE SIG−Bフィールドによってシグナリングされ得る。M1を例にとると、例えば、全て占有されたP80と共に、S80の14個の異なるセカンダリチャネルボンディングモードが図8に示されている。同様に、M2及びM3についても、別の28個のチャネルボンディングモードが構築され得る。一部の実施例において、S80の14個のセカンダリチャネルボンディングモードの部分集合が、HE SIG−Bフィールドによって選択されシグナリングされ得る。例えば、HE SIG−Bフィールドは、特定の所望特性を有する少数の(14個より少ない)セカンダリチャネルボンディングモードの中から1つをシグナリングするのに用いられ得る。例えば、選択されたセカンダリチャネルボンディングモードは[1 2 1 2]のSIGB符号化構造を有するので、全てのHE−SIG−B情報を獲得するだけのために、受信機がP80チャネルで復号を行うことが可能になる。一方、他のチャネルボンディングモードでは、S80は完全な[1 2]のセットを持っていないかもしれないので、受信機はHE−SIG−Bを復号するためにP80に頼る必要がある。同様に、全部で42個の160MHzチャネルボンディングモードの部分集合は、HE−SIGAフィールド及びHE SIG−Bフィールドを用いて選択されシグナリングされ得る。
一部の実施例において、より柔軟なチャネルボンディングモード設計が、HE−SIGAフィールド及びHE SIG−Bフィールドを用いてシグナリングされ得る。例えば、チャネルボンディングモードが2つ以上の副チャネルボンディングモードの組み合わせであってよい。一部の実施例において、2つ以上の副チャネルボンディングモードのそれぞれは、指定チャネルの部分集合における占有率を示す。例えば、チャネルボンディングモードが、第1のチャネル部分集合の第1の副チャネルボンディングモードと、第2のチャネル部分集合の第2の副チャネルボンディングモードとを含み得る。
図9Aは、HE−SIGAフィールドのBWフィールド、及びHE−SIGBフィールドの両方でシグナリングされ得る異なるチャネルボンディングモード901の一例を示す。異なるチャネルボンディングモードは、HE SIG−Aフィールドの3ビットのBWフィールドでシグナリングされ得る4つのカテゴリモードに分割される。各カテゴリモードは、指定されたチャネル部分集合に対応し、対応する指定されたチャネル部分集合が占有されているか又は使用されているか(すなわち、それぞれのカテゴリモードに利用可能なチャネルであるか)を示す。例えば、図9Aに示すように、80MHzのカテゴリモード1の利用可能チャネルは、少なくともP20及びS40−2を含む。80MHzのカテゴリモード2の利用可能チャネルは、少なくともP40を含む。160MHzのカテゴリモード3の利用可能チャネルは、少なくともP20及びS40−2を含む。160MHzのカテゴリモード4の利用可能チャネルは、少なくともP40を含む。4つのカテゴリモードはそれぞれ、P80において少なくとも1つのHE−SIGBコンテンツチャネル1と少なくとも1つのHE−SIGBコンテンツチャネル2とを含むので、チャネルボンディングモード全体のそれぞれの利用可能チャネルは、P80において少なくとも1つのHE−SIGBコンテンツチャネル1と少なくとも1つのHE−SIGBコンテンツチャネル2とを確実に含むようになることに留意されたい。
HE−SIGBフィールドは、残りのチャネルのそれぞれがデバイスによって占有されているか(すなわち、デバイスが使用するのに利用可能なチャネルか)、又は空いているか(すなわち、他のデバイスによって使用されている使用中チャネルか)を示すのに用いられ得る。例えば、HE−SIG−BのRU割り当て副フィールドは、各20MHz副チャネルの占有率をシグナリングすることができる。80MHzの場合、RU割り当てビットの全数は16個であり、160/80+80MHzの場合、RU割り当てビットの数は32個である。例えば、図9Aに示すように、80MHzのカテゴリモード1では、少なくともP20及びS40−2が占有されており、その他の2つの20MHz帯域の占有率はさらにSIGBビットでシグナリングされる。80MHzのカテゴリモード2の場合、少なくともP40が占有されており、その他の2つの20MHz帯域の占有率はさらにSIGBビットでシグナリングされる。160MHzのカテゴリモード3の場合、少なくともP20及びS40−2が占有されており、その他の2つの20MHz帯域及びS80の全ての20MHz副帯域の占有率はさらにSIGBビットでシグナリングされ、S80は任意の部分占有率を有し得る。160MHzのカテゴリモード4の場合、少なくともP40が占有されており、その他の2つの20MHz帯域及びS80の全ての20MHz副帯域の占有率はさらにSIGBビットでシグナリングされ、S80が任意の部分占有率を有し得る。追加又は異なるカテゴリ化及び組み合わせが設計され得る。
図9Bは、HE−SIGAフィールドのBWフィールド、及びHE−SIGBフィールドの両方でシグナリングされ得る異なるチャネルボンディングモード951の別の例を示す。異なるチャネルボンディングモードは、HE SIG−Aフィールドの3ビットのBWフィールドでシグナリングされ得る4つのカテゴリモードに分割される。各カテゴリモードは、指定されたチャネル部分集合に対応し、対応する指定されたチャネル部分集合が占有されているか(すなわち、それぞれのカテゴリモードに利用可能なチャネルであるか)、又は占有されてないか(すなわち、それぞれのカテゴリモードに利用できないチャネルであるか)を示す。図9Bに示すように、80MHzのカテゴリモード1は、P20及びS40の利用可能チャネル及び利用できないチャネルS20を含むチャネルボンディングモード910を含む。80MHzのカテゴリモード2は、2つのチャネルボンディングモード922及び924を含み、両方が利用可能チャネルP20及びS20を含む。チャネルボンディングモード922はさらに、利用可能チャネルS40−R(例えば、S40−2)及び利用できないチャネルS40−L(例えば、S40−1)を含むが、チャネルボンディングモード924はさらに、利用可能チャネルS40−L(例えば、S40−1)及び利用できないチャネルS40−R(例えば、S40−2)を含む。
カテゴリモード3及びカテゴリモード4は、両方とも160MHzである。上述されたように、P80の副チャネルの占有率はHE SIG−Aフィールドの3ビットのBWフィールドでシグナリングされ、S80の副チャネルの占有率はHE−SIGBフィールド(例えば、HE−SIG−BのRU割り当て副フィールド)でシグナリングされる。カテゴリモード3は、P20及びS40の利用可能チャネルと利用できないチャネルS20とを含むチャネルボンディングモード930を含む。カテゴリモード4はチャネルボンディングモード942、944、及び946を含み、これら全てが利用可能チャネルP20及びS20を含む。チャネルボンディングモード942はさらに、利用可能チャネルS40−R(例えば、S40−2)及び利用できないチャネルS40−L(例えば、S40−1)を含むが、チャネルボンディングモード944はさらに、利用可能チャネルS40−L(例えば、S40−1)及び利用できないチャネルS40−R(例えば、S40−2)を含み、またチャネルボンディングモード946はさらに、利用できないチャネルS40−L(例えば、S40−1)及び利用できないチャネルS40−R(例えば、S40−2)を含む。
カテゴリモードはさらに、S80の異なるチャネルボンディングモードと組み合わされて、160MHzの様々なチャネルボンディングモードを生み出し得る。図9A及び図9Bに示す例に加えて、追加又は異なるチャネルボンディングモードが、HE−SIGAフィールドのBWフィールドとHE−SIGBフィールドとの両方でシグナリングされるように選択され得る。
図10は、チャネルボンディングシグナリング工程1000の一例のフローチャートを示す。図10は、図1〜図9Bに関連して説明された概念のうちのいずれかを利用してよい。1005で、本工程は、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)の送信機(例えば、AP)が、チャネル競合オペレーションのためにチャネル群(例えば、図6に示すP20、S20、P40、S50など)を検知する段階を含む。チャネル群を検知する段階は、当該チャネル群の各チャネルのトラフィックを監視する段階を含み得る。一部の実施例において、チャネル群を検知する段階はCCAを行う段階を含み得る。一部の実施例において、PHY層は、チャネル群の使用中の各チャネルを示すCCAインジケーションを生成し得る。CCAインジケーションに基づいて、MAC層などの上位の層は、チャネルボンディングのためにチャネルを選択し得る。
1010で、本工程は、複数のチャネルボンディングモードの中からあるチャネルボンディングモードを識別する段階を含む。当該チャネルボンディングモードは、送信機がWLANにおけるデータ送信に使用する2つ以上の利用可能チャネルを含む。当該2つ以上の利用可能チャネルは、送信機がデータ送信に使用しない少なくとも1つの使用中チャネルを示す。
一部の実施例において、チャネルボンディングモードは、チャネル競合オペレーションの結果に基づいて識別される。チャネル競合オペレーションは、チャネルトラフィック検出に基づいて、チャネル群の中から1つ又は複数の使用中チャネルを識別することができる。チャネルトラフィック検出がないこと、又は少なくとも最小閾値を超える信号がないことに基づいて、チャネル競合オペレーションは、チャネル群の中から1つ又は複数の利用可能又は取得されるチャネルを識別することができる。一部の実施例において、チャネルボンディングモードが、チャネル競合オペレーション及びステーション管理エンティティ(SME)からの情報に基づいて決定され得る。APが新たなBSSを作成した場合、APは、SMEが生成したMLME−START.requestプリミティブで提供されるパラメータに基づいて、自身の動作チャネル帯域幅を選択することができる。APは、自身が選択したチャネル帯域幅で動作を続け、OFDMAベースのチャネルボンディングメカニズムを用いて、利用可能チャネルの利用率を最大にすることができる。
1015で、本工程は、WLANにおいて使用されるそれぞれのチャネル(例えば、2つ以上の利用可能チャネル)にわたって繰り返されるレガシー信号フィールドの帯域幅フィールドを用いて、チャネルボンディングモードを受信機にシグナリングする段階を含む。レガシー信号フィールドは、フレームのプリアンブル部分にある。一部の実施例において、レガシー信号フィールドは、フレームに関する米国電気電子技術者協会(IEEE)802.11axプロトコルに基づいて規定される高効率(HE)信号Aフィールド(HE−SIGA)である。一部の実施例において、レガシー信号フィールドの帯域幅フィールドは3ビットフィールドである。少なくとも1つの使用中チャネルは2つ以上の利用可能チャネルの間にあり得るので、2つ以上の利用可能チャネルは不連続なチャネルグループを形成することに留意されたい。一部の実施例において、複数のチャネルボンディングモードのそれぞれは利用可能チャネルを含み、当該利用可能チャネルは、少なくとも1つの高効率(HE)信号Bフィールド(HE−SIGB)コンテンツチャネル1と少なくとも1つのHE−SIGBコンテンツチャネル2とを含む。
一部の実施例において、複数のチャネルボンディングモードの中から特定のチャネルボンディングモードを識別する段階は、以下のモードのセットから特定のチャネルボンディングモードを識別する段階を含む。当該セットは、送信機がデータ送信に使用するプライマリ20MHzチャネル及びセカンダリ40MHzチャネルを含む80MHzの帯域幅に広がり且つ送信機がデータ送信に使用しないセカンダリ20MHzチャネルを示す第1のチャネルボンディングモード(例えば、図7のチャネルボンディングモード710)と、プライマリ20MHzチャネルとセカンダリ40MHzチャネルの第2の20MHzチャネルとを含む80MHzの帯域幅に広がり且つ送信機がデータ送信に使用しないセカンダリ20MHzチャネルとセカンダリ40MHzチャネルの第1の20MHzチャネルとを示す第2のチャネルボンディングモード(例えば、図7のチャネルボンディングモード720)と、プライマリ20MHzチャネル、セカンダリ40MHzチャネル、及びセカンダリ80MHzチャネルを含む160MHzの帯域幅に広がり且つ送信機がデータ送信に使用しないセカンダリ20MHzチャネルを示す第3のチャネルボンディングモード(例えば、図7のチャネルボンディングモード730)と、プライマリ20MHzチャネル、セカンダリ20MHzチャネル、及びセカンダリ80MHzチャネルを含む160MHzの帯域幅に広がり且つ送信機がデータ送信に使用しないセカンダリ40MHzチャネルを示す第4のチャネルボンディングモード(例えば、図7のチャネルボンディングモード740)とを含む。
一部の実施例において、本工程は、送信機と受信機のアソシエーションフェーズの間に、複数のチャネルボンディングモードのそれぞれをサポートする機能に関するインジケーションを受信機に送信する段階を含む。
一部の実施例において、HE−SIGAフィールドの帯域幅フィールドを用いてチャネルボンディングモードをシグナリングする段階は、HE−SIGAフィールドの帯域幅フィールド及びHE−SIGBフィールドを用いてチャネルボンディングモードをシグナリングする段階を含む。一部の実施例において、チャネルボンディングモードは、例えば、図8に関連して説明したように、プライマリ80MHzチャネルのプライマリチャネルボンディングモードとセカンダリ80MHzチャネルのセカンダリチャネルボンディングモードとを含む。HE−SIGAフィールドの帯域幅フィールド及びHE−SIGBフィールドを用いてチャネルボンディングモードをシグナリングする段階は、HE−SIGAフィールドの3ビットの帯域幅フィールドを用いてプライマリ80MHzチャネルのプライマリチャネルボンディングモードをシグナリングする段階と、HE−SIGBフィールドのリソース割り当てフィールドを用いてセカンダリ80MHzチャネルのセカンダリチャネルボンディングモードをシグナリングする段階とを含む。
一部の実施例において、チャネルボンディングモードは、例えば、図9A及び図9Bに関連して説明したように、第1のチャネル部分集合の第1のチャネルボンディングモードと第2のチャネル部分集合の第2のチャネルボンディングモードとを含む。HE−SIGAフィールドの帯域幅フィールドとHE−SIGBフィールドとを用いてチャネルボンディングモードをシグナリングする段階は、HE−SIGAフィールドの帯域幅フィールドを用いて第1のチャネル部分集合の第1のチャネルボンディングモードをシグナリングする段階と、HE−SIGBフィールドのリソース割り当てフィールドを用いて第2のチャネル部分集合の第2のチャネルボンディングモードをシグナリングする段階とを含む。HE−SIGBフィールドのリソース割り当てフィールドは、送信機がデータ送信に第2のチャネル部分集合のそれぞれを使用するかどうかを示す。一部の実施例において、第1のチャネルボンディングモードは4つのチャネルボンディングモードのうちの1つであり、4つのチャネルボンディングモードのそれぞれは利用可能チャネルを含む。利用可能チャネルは、少なくとも1つのHE−SIGBコンテンツチャネル1及び少なくとも1つのHE−SIGBコンテンツチャネル2を含む。例えば、図9Bに示すように、一部の実施例において、第1のチャネル部分集合の第1のチャネルボンディングモードは以下のセットからの第1のチャネルボンディングモードを含む。当該セットは、送信機がデータ送信に使用するプライマリ20MHzチャネル及びセカンダリ40MHzチャネルを含む80MHzの帯域幅に広がり且つ送信機がデータ送信に使用しないセカンダリ20MHzチャネルを示す第3のチャネルボンディングモードと、プライマリ20MHzチャネル、セカンダリ20MHzチャネル、及びセカンダリ40MHzチャネルの一方の20MHzチャネルを含む80MHzの帯域幅に広がり且つ送信機がデータ送信に使用しないセカンダリ40MHzチャネルの別の20MHzチャネルを示す第4のチャネルボンディングモードと、プライマリ20MHzチャネル及びセカンダリ40MHzチャネルを含む160MHzの帯域幅に広がり且つ送信機がデータ送信に使用しないセカンダリ20MHzチャネルを示す第5のチャネルボンディングモードと、プライマリ20MHzチャネル、セカンダリ20MHzチャネル、及びセカンダリ40MHzチャネルの多くても1つの20MHzチャネルを含む160MHzの帯域幅に広がり且つ送信機がデータ送信に使用しない少なくとも1つの他の20MHzチャネルを示す第6のチャネルボンディングモードとのセットである。
一部の実施例において、本工程は、チャネルボンディングモードのシグナリングを含むフレームのプリアンブル部分を生成する段階を含む。一部の実施例において、プリアンブル部分を生成する段階は、プリアンブル部分内の利用可能チャネルのそれぞれにレガシー信号フィールドを繰り返す段階を含み得る。一部の実施例において、プリアンブル部分を生成する段階は、プリアンブル部分内の使用中チャネルにレガシープリアンブルを繰り返す段階を含み得る。一部の実施例において、プリアンブル部分を生成する段階は、プリアンブル部分の少なくとも一部に対して、使用中チャネルに対応する副搬送波を空値に設定する段階を含み得る。プリアンブル部分を生成する段階は、PHY層にOFDMAベースの波形を作成させる段階を含み得る。
1020で、本工程は、チャネルボンディングモードに従って2つ以上の利用可能チャネルを占有するフレームのデータ部分を生成する段階を含む。一部の実施例において、フレームのデータ部分を生成する段階は、取得されたチャネルに対応する副搬送波をデータ値に設定する段階と、使用中チャネルに対応する第2の副搬送波を空値に設定する段階とを含む。本工程は、取得されたチャネルのエッジ領域に対応する1つ又は複数の副搬送波を未使用にして、使用中チャネルへの干渉を最小限に抑える段階を含み得る。エッジ領域は、周波数領域において使用中チャネルに隣接し得る。データ部分を生成する段階は、PHY層にOFDMAベースの波形を作成させる段階を含み得る。1025で、本工程は、フレームを1つ又は複数のデバイスに送信する段階を含む。
デバイス(例えば、AP)が、無線媒体にアクセスするためのインタフェースと、当該インタフェースと連結されたプロセッサ電子機器とを含み得る。プロセッサ電子機器は、複数のチャネルボンディングモードの中からあるチャネルボンディングモードを識別するように構成され得る。チャネルボンディングモードは、送信機がWLANにおけるデータ送信に使用する2つ以上の利用可能チャネルを含み、当該2つ以上の利用可能チャネルは、送信機がデータ送信に使用しない少なくとも1つの使用中チャネルを示す。プロセッサ電子機器は、WLANにおいて使用されるそれぞれのチャネルに繰り返されたレガシー信号フィールドの帯域幅フィールドを用いて、チャネルボンディングモードを受信機にシグナリングするように構成され得る。レガシー信号フィールドは、フレームのプリアンブル部分にある。プロセッサ電子機器は、受信機へのフレームの送信をインタフェースを介して制御するように構成され得る。当該フレームは、チャネルボンディングモードに従って2つ以上の利用可能チャネルを占有するフレームのデータ部分を含む。
一部の実施例において、プロセッサ電子機器は、2つ以上の利用可能チャネルをチャネル群から取得して少なくとも1つの使用中チャネルを検出するチャネル競合オペレーションのためにチャネル群の検知を制御し、チャネル競合オペレーションに基づいてチャネルボンディングモードを決定するように構成され得る。一部の実施例において、レガシー信号フィールドは、フレームに関する米国電気電子技術者協会(IEEE)の802.11axプロトコルに基づいて規定される高効率(HE)信号Aフィールド(HE−SIGA)である。プロセッサ電子機器は、チャネルボンディングモードを示すHE−SIGAフィールドの3ビットフィールドを含むフレームのプリアンブル部分を生成し、チャネルボンディングモードに従って2つ以上の利用可能チャネルを占有するフレームのデータ部分を生成するように構成され得る。プロセッサ電子機器は、プリアンブル部分内の利用可能なチャネルのそれぞれにレガシー信号フィールドを繰り返すように構成され得る。プロセッサ電子機器は、取得されたチャネルに対応する第1の副搬送波をデータ部分内のデータ値に設定するように構成され得る。プロセッサ電子機器は、フレームのデータ部分の少なくとも一部に対して、使用中チャネルに対応する第2の副搬送波を空値に設定するように構成され得る。一部の実施例において、プロセッサ電子機器は、装置と受信機のアソシエーションフェーズの間に、複数のチャネルボンディングモードのそれぞれをサポートする機能に関するインジケーションの受信機への送信を、インタフェースを介して制御するように構成され得る。
図11は、チャネルボンディングモードの情報が入っているPPDU(例えば、図5に示すHE−MUフォーマットのHE PPDU)を含んだフレームを受信するクライアントデバイスなどの無線デバイスが使用する受信側工程1100の一例のフローチャートを示す。図11は、図1〜図10に関連して説明された概念のうちのいずれかを利用してよい。例えば、受信側工程は、図10のチャネルボンディングシグナリング工程1000の例に対応する必要なオペレーションを行うことができる。
1105で、本工程は、無線媒体と関連付けられたチャネル群を介して、フレーム(例えば、図5に示すHE−MUフォーマットのHE PPDUを含むフレーム)を受信することができ、当該フレームはプリアンブル部分及びデータ部分を含む。プリアンブル部分は、装置がWLANにおいて使用するそれぞれのチャネルに繰り返されたレガシー信号フィールドを含む。レガシー信号フィールドは、複数のチャネルボンディングモードの中からあるチャネルボンディングモードを示す帯域幅フィールドを含む。チャネルボンディングモードは、装置がWLANにおいて使用する2つ以上の利用可能チャネルを含む。当該2つ以上の利用可能チャネルは、装置がデータ送信に使用しない少なくとも1つの使用中チャネルを示す。
1110で、本工程は、レガシー信号フィールドの帯域幅フィールドからチャネルボンディングモードを復号することができる。1115で、本工程は、チャネルボンディングモードに基づいて、チャネル群の中から2つ以上の利用可能チャネルを決定することができる。1120で、本工程は、2つ以上の利用可能チャネルを占有するフレームのデータ部分を復号することができる。
クライアントデバイスが、無線媒体にアクセスするためのインタフェースと、当該インタフェースと連結されたプロセッサ電子機器とを含み得る。プロセッサ電子機器は、無線媒体と関連付けられたチャネル群を介して、フレーム(例えば、図5に示すHE−MUフォーマットのHE PPDUを含むフレーム)を受信するように構成され得、当該フレームはプリアンブル部分及びデータ部分を含む。プリアンブル部分は、装置がWLANにおいて使用するそれぞれのチャネルに繰り返されたレガシー信号フィールドを含む。レガシー信号フィールドは、複数のチャネルボンディングモードの中からあるチャネルボンディングモードを示す帯域幅フィールドを含む。チャネルボンディングモードは、装置がWLANにおいて使用する2つ以上の利用可能チャネルを含む。当該2つ以上の利用可能チャネルは、装置がデータ送信に使用しない少なくとも1つの使用中チャネルを示す。プロセッサ電子機器は、レガシー信号フィールドの帯域幅フィールドからチャネルボンディングモードを復号し、チャネルボンディングモードに基づいてチャネル群の中から2つ以上の利用可能チャネルを決定し、2つ以上の利用可能チャネルを占有するフレームのデータ部分を復号するように構成され得る。
一部の実施例において、レガシー信号フィールドは、フレームに関する米国電気電子技術者協会(IEEE)の802.11axプロトコル(又は他の次世代WLANプロトコル)に基づいて規定される高効率(HE)信号Aフィールド(HE−SIGA)であり、レガシー信号フィールドの帯域幅フィールドは3ビットフィールドである。
一部の実施例において、複数のチャネルボンディングモードは、図7に示すように、4つのチャネルボンディングモードを含む。当該4つのチャネルボンディングモードは、送信機がデータ送信に使用するプライマリ20MHzチャネル及びセカンダリ40MHzチャネルを含む80MHzの帯域幅に広がり且つ装置がデータ送信に使用しないセカンダリ20MHzチャネルを示す第1のチャネルボンディングモードと、プライマリ20MHzチャネルとセカンダリ40MHzチャネルの第2の20MHzチャネルとを含む80MHzの帯域幅に広がり且つ送信機がデータ送信に使用しないセカンダリ20MHzチャネルとセカンダリ40MHzチャネルの第1の20MHzチャネルとを示す第2のチャネルボンディングモードと、プライマリ20MHzチャネル、セカンダリ40MHzチャネル、及びセカンダリ80MHzチャネルを含む160MHzの帯域幅に広がり且つ送信機がデータ送信に使用しないセカンダリ20MHzチャネルを示す第3のチャネルボンディングモードと、プライマリ20MHzチャネル、セカンダリ20MHzチャネル、及びセカンダリ80MHzチャネルを含む160MHzの帯域幅に広がり且つ送信機がデータ送信に使用しないセカンダリ40MHzチャネルを示す第4のチャネルボンディングモードとを含む。
一部の実施例において、レガシー信号フィールドの帯域幅フィールドからチャネルボンディングモードを復号する段階は、レガシー信号フィールドの帯域幅フィールド(例えば、HE−SIGAフィールドの3ビットフィールド)とHE−SIGBフィールドとからチャネルボンディングモードを復号する段階を含む。チャネルボンディングモードは、図8並びに図9A及び図9Bに関連して説明した代表的な方式に従って、フレームのプリアンブル部分において符号化され得る。したがって、チャネルボンディングモードは、特定のチャネルボンディングモードとHE−SIGAフィールドの3ビットフィールド及びHE−SIGBフィールドとの間の逆マッピングに従って、HE−SIGAフィールドの3ビットフィールドとHE−SIGBフィールドとから復号され得る。例えば、チャネルボンディングモードが、図8に関連して説明したシグナリング方式に従い、HE−SIGAフィールドの3ビットフィールドを用いることでHE−SIGBフィールドから符号化される場合、チャネルボンディングモードは、選択された33個のチャネルボンディングモードのうちの1つである。受信機は、送信機がP80の3つのプライマリチャネルボンディングモード(すなわち、M1、M2、及びM3)のうちのどれを使用するかをHE−SIGAフィールドの3ビットフィールドに基づいて決定し、送信機S80の11個のセカンダリチャネルボンディングモードのうちのどれを用いるかをHE−SIGBフィールドに基づいて決定することができる。したがって、160MHz帯域幅全体の全体的なチャネルボンディングモードは、P80の復号されたプライマリチャネルボンディングモードとS80の復号されたセカンダリチャネルボンディングモードとの組み合わせである。
例えば、OFDMAベースのダウンリンクチャネルボンディングを有するPPDUの受信側において、一部の実施例では、クライアントデバイスがPPDUのプリアンブル内のHE−SIGAを受信して復号し、次いで、HE−SIGA内のチャネルボンディングモードの情報を用いて、どのコンポーネントチャネル又はチャネルがリソース割り当て信号、例えば、HE−SIGB−CC1及びHE−SIGB−CC2を受信するかを決定する。リソース割り当て信号を受信して復号した後に、クライアントデバイスへのダウンリンクリソース割り当てがある場合、クライアントデバイスは所与のダウンリンクリソース割り当てのデータ部分を受信して復号する。一部の実施例において、受信側工程の一例が、PPDUの有効な出発点を検出する段階と、PPDUのプリアンブル内のHE−SIGAを受信して復号する段階と、プリアンブルのHE−SIGA内のチャネルボンディングインジケーション情報を用いて、HE−SIGB−CC1及びHE−SIGB−CC2のチャネルを決定する段階とを含み得る。本工程は、HE−SIGB−CC1及びHE−SIGB−CC2を受信して復号し、クライアントデバイス用のダウンリンクデータがPPDU内にあるかどうかを判定することができる。本工程は、リソース割り当てを決定することができる。一部の実施例において、プリアンブルはリソース割り当てブロックを含む。一部の実施例において、リソース割り当ては、PPDUの前のフレームでシグナリングされる。本工程は、リソース割り当てに基づいて、データを受信して復号することができる。
いくつかの実施形態が上記で詳細に説明されてきたが、様々な修正例もあり得る。開示された主題は、本明細書で説明した機能的オペレーションを含み、電子回路、コンピュータハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、又はこれらの組み合わせ、例えば、本明細書で開示された構造的な手段及びその構造的に同等のものなどで実現され得、説明したオペレーションを1つ又は複数のデータ処理装置に実行させるように動作可能なプログラム(コンピュータ可読媒体に符号化されたプログラムなどであり、当該媒体は、メモリデバイス、ストレージデバイス、機械可読ストレージ基板、若しくは他の物理的な機械可読媒体、又はこれらのうちの1つ若しくは複数の組み合わせであってよい)を場合によっては含む。
「データ処理装置」という用語は、データを処理するための全ての装置、デバイス、及び機械を包含し、例として、プログラム可能型プロセッサ、コンピュータ、又は複数のプロセッサ若しくはコンピュータを含む。
装置は、ハードウェアに加えて、問題となっているコンピュータプログラムの実行環境を作り出すコード、例えば、プロセッサファームウェア、プロトコルスタック、データベース管理システム、オペレーティングシステム、又はこれらのうちの1つ若しくは複数の組み合わせを構成するコードを含み得る。
装置は、ハードウェアに加えて、問題となっているコンピュータプログラムの実行環境を作り出すコード、例えば、プロセッサファームウェア、プロトコルスタック、データベース管理システム、オペレーティングシステム、又はこれらのうちの1つ若しくは複数の組み合わせを構成するコードを含み得る。
プログラム(コンピュータプログラム、ソフトウェア、ソフトウェアアプリケーション、スクリプト、又はコードとしても知られている)は、コンパイラ型言語若しくはインタプリタ型言語又は宣言型言語若しくは手続き型言語を含む任意の形式のプログラミング言語で記述することができ、独立型プログラム又はモジュールとして、コンポーネント、サブルーチン、又は計算環境で使用するのに好適な他のユニットを含む任意の形式でデプロイされ得る。プログラムは、ファイルシステムのファイルに必ずしも対応しない。プログラムは、他のプログラム又はデータを保持するファイルの一部(例えば、マークアップ言語のドキュメントに格納された1つ又は複数のスクリプト)、問題となっているプログラムに特化された単一のファイル、又は複数の調整されたファイル(例えば、1つ又は複数のモジュール、副プログラム、又はコードの一部を格納するファイル)に格納され得る。プログラムは、1つのサイトに配置されるか又は複数のサイトに分散され且つ通信ネットワークで相互接続された1つのコンピュータ又は複数のコンピュータで実行されるようにデプロイされ得る。
本明細書は多数の具体的内容を含むが、これらの具体的内容は、特許請求され得る事項の範囲に対する限定と解釈されるべきではなく、むしろ、特定の実施形態に固有となり得る特徴の説明として解釈されるべきである。別個の実施形態という観点から本明細書で説明される特定の特徴は、単一の実施形態に組み合わせて実現することもできる。反対に、単一の実施形態という観点から説明される様々な特徴は、複数の実施形態で別個に又は任意の好適な部分的組み合わせで実現することもできる。さらに、これらの特徴は特定の組み合わせで動作するものとして上述され、またこのように最初に特許請求されることさえあるかもしれないが、特許請求される組み合わせの1つ又は複数の特徴は、場合によっては、その組み合わせから削除することができ、特許請求される組み合わせは部分的組み合わせ又は部分的組み合わせの変形を対象にしてもよい。
同様に、各オペレーションが特定の順序で図面に図示されているが、これは、望ましい結果を実現するために、そのようなオペレーションが、示された特定の順序で又は順番に実行される必要があると理解されるべきではなく、又は例示された全てのオペレーションが実行される必要があると理解されるべきでもない。特定の環境では、マルチタスク処理及び並列処理が有利になり得る。さらに、上述した各実施形態における様々なシステムコンポーネントの分離は、そのような分離が全ての実施形態で必要であると理解されるべきではない。
Claims (20)
- 無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)の送信機が複数のチャネルボンディングモードの中からあるチャネルボンディングモードを識別する段階であって、前記チャネルボンディングモードは前記送信機が前記WLANにおけるデータ送信に使用する2つ以上の利用可能チャネルを含み、前記2つ以上の利用可能チャネルは前記送信機がデータ送信に使用しない少なくとも1つの使用中チャネルを示す、段階と、
前記WLANで使用されるそれぞれのチャネルに繰り返されたレガシー信号フィールドの帯域幅フィールドを用いて、前記チャネルボンディングモードを受信機にシグナリングする段階であって、前記レガシー信号フィールドはフレームのプリアンブル部分にある、段階と、
前記フレームを前記受信機に送信する段階であって、前記フレームは前記チャネルボンディングモードに従って前記2つ以上の利用可能チャネルを占有する前記フレームのデータ部分を含む、段階と
を備える、方法。 - 前記レガシー信号フィールドは、フレームに関する米国電気電子技術者協会(IEEE)802.11axプロトコルに基づいて規定される高効率(HE)信号Aフィールド(HE−SIGA)である、請求項1に記載の方法。
- 前記レガシー信号フィールドの前記帯域幅フィールドは3ビットフィールドである、請求項1又は2に記載の方法。
- 前記少なくとも1つの使用中チャネルは、前記2つ以上の利用可能チャネルが不連続なチャネルグループを形成するように、前記2つ以上の利用可能チャネルの間にある、請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
- 前記複数のチャネルボンディングモードのそれぞれは利用可能チャネルを含み、前記利用可能チャネルは、少なくとも1つの高効率(HE)信号Bフィールド(HE−SIGB)コンテンツチャネル1及び少なくとも1つのHE−SIGBコンテンツチャネル2を含む、請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
- 前記複数のチャネルボンディングモードの中から前記チャネルボンディングモードを識別する段階は、以下のセットから前記チャネルボンディングモードを識別する段階を有し、
前記セットは、
前記送信機がデータ送信に使用するプライマリ20MHzチャネル及びセカンダリ40MHzチャネルを含む80MHzの帯域幅に広がり且つ前記送信機がデータ送信に使用しないセカンダリ20MHzチャネルを示す第1のチャネルボンディングモードと、
プライマリ20MHzチャネルとセカンダリ40MHzチャネルの第2の20MHzチャネルとを含む80MHzの帯域幅に広がり且つ前記送信機がデータ送信に使用しないセカンダリ20MHzチャネルと前記セカンダリ40MHzチャネルの第1の20MHzチャネルとを示す第2のチャネルボンディングモードと、
プライマリ20MHzチャネル、セカンダリ40MHzチャネル、及びセカンダリ80MHzチャネルを含む160MHzの帯域幅に広がり且つ前記送信機がデータ送信に使用しないセカンダリ20MHzチャネルを示す第3のチャネルボンディングモードと、
プライマリ20MHzチャネル、セカンダリ20MHzチャネル、及びセカンダリ80MHzチャネルを含む160MHzの帯域幅に広がり且つ前記送信機がデータ送信に使用しないセカンダリ40MHzチャネルを示す第4のチャネルボンディングモードと
のセットである、請求項5に記載の方法。 - 前記送信機と前記受信機のアソシエーションフェーズの間に、前記複数のチャネルボンディングモードのそれぞれをサポートする機能に関するインジケーションを前記受信機に送信する段階をさらに備える、請求項1から6のいずれか一項に記載の方法。
- 前記レガシー信号フィールドの前記帯域幅フィールドを用いて前記チャネルボンディングモードをシグナリングする段階は、HE−SIGAフィールドの前記帯域幅フィールドを用いて且つHE−SIGBフィールドを用いて前記チャネルボンディングモードをシグナリングする段階を有する、請求項1から7のいずれか一項に記載の方法。
- 前記チャネルボンディングモードは、
プライマリ80MHzチャネルのプライマリチャネルボンディングモードと、
セカンダリ80MHzチャネルのセカンダリチャネルボンディングモードと
を含み、
前記HE−SIGAフィールドの前記帯域幅フィールドと前記HE−SIGBフィールドとを用いて前記チャネルボンディングモードをシグナリングする段階は、
前記HE−SIGAフィールドの前記帯域幅フィールドを用いて前記プライマリ80MHzチャネルの前記プライマリチャネルボンディングモードをシグナリングする段階と、
前記HE−SIGBフィールドのリソース割り当てフィールドを用いて前記セカンダリ80MHzチャネルの前記セカンダリチャネルボンディングモードをシグナリングする段階と
を有する、請求項8に記載の方法。 - 前記チャネルボンディングモードは、
第1のチャネル部分集合の第1のチャネルボンディングモードと、
第2のチャネル部分集合の第2のチャネルボンディングモードと
を含み、
前記HE−SIGAフィールドの前記帯域幅フィールド及び前記HE−SIGBフィールドを用いて前記チャネルボンディングモードをシグナリングする段階は、
前記HE−SIGAフィールドの前記帯域幅フィールドを用いて前記第1のチャネル部分集合の前記第1のチャネルボンディングモードをシグナリングする段階と、
前記HE−SIGBフィールドのリソース割り当てフィールドを用いて前記第2のチャネル部分集合の前記第2のチャネルボンディングモードをシグナリングする段階であって、前記HE−SIGBフィールドの前記リソース割り当てフィールドは、前記送信機がデータ送信に前記第2のチャネル部分集合のそれぞれを使用するかどうかを示す、段階と
を有する、請求項8に記載の方法。 - 前記第1のチャネルボンディングモードは、4つのチャネルボンディングモードのうちの1つであり、前記4つのチャネルボンディングモードのそれぞれは利用可能チャネルを含み、前記利用可能チャネルは、少なくとも1つのHE−SIGBコンテンツチャネル1及び少なくとも1つのHE−SIGBコンテンツチャネル2を含む、請求項10に記載の方法。
- 前記第1のチャネル部分集合の前記第1のチャネルボンディングモードは、以下のセットからの前記第1のチャネルボンディングモードを含み、
前記セットは、
前記送信機がデータ送信に使用するプライマリ20MHzチャネル及びセカンダリ40MHzチャネルを含む80MHzの帯域幅に広がり且つ前記送信機がデータ送信に使用しないセカンダリ20MHzチャネルを示す第3のチャネルボンディングモードと、
プライマリ20MHzチャネル、セカンダリ20MHzチャネル、及びセカンダリ40MHzチャネルの一方の20MHzチャネルを含む80MHzの帯域幅に広がり且つ前記送信機がデータ送信に使用しない前記セカンダリ40MHzチャネルの別の20MHzチャネルを示す第4のチャネルボンディングモードと、
プライマリ20MHzチャネル及びセカンダリ40MHzチャネルを含む160MHzの帯域幅に広がり且つ前記送信機がデータ送信に使用しないセカンダリ20MHzチャネルを示す第5のチャネルボンディングモードと、
プライマリ20MHzチャネル、セカンダリ20MHzチャネル、及びセカンダリ40MHzチャネルの多くても1つの20MHzチャネルを含む160MHzの帯域幅に広がり且つ前記送信機がデータ送信に使用しない少なくとも1つの他の20MHzチャネルを示す第6のチャネルボンディングモードと
のセットである、請求項10に記載の方法。 - 無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)の無線媒体にアクセスするためのインタフェースと、前記インタフェースと連結されたプロセッサ電子機器とを備える装置であって、
前記プロセッサ電子機器は、
複数のチャネルボンディングモードの中からあるチャネルボンディングモードを識別することであって、前記チャネルボンディングモードは前記装置が前記WLANにおいて使用する2つ以上の利用可能チャネルを含み、前記2つ以上の利用可能チャネルは前記装置がデータ送信に使用しない少なくとも1つの使用中チャネルを示す、識別することと、
前記WLANで使用されるそれぞれのチャネルに繰り返されたレガシー信号フィールドの帯域幅フィールドを用いて前記チャネルボンディングモードを受信機にシグナリングすることであって、前記レガシー信号フィールドはフレームのプリアンブル部分にある、シグナリングすることと、
前記フレームの前記受信機への送信を前記インタフェースを介して制御することであって、前記フレームは前記チャネルボンディングモードに従って前記2つ以上の利用可能チャネルを占有する前記フレームのデータ部分を含む、制御することと
を行うように構成される、装置。 - 前記プロセッサ電子機器は、
前記2つ以上の利用可能チャネルをチャネル群から取得して前記少なくとも1つの使用中チャネルを検出するチャネル競合オペレーションのために前記チャネル群の検知を制御し、
前記
チャネル競合オペレーションに基づいて前記チャネルボンディングモードを決定する
ように構成される、請求項13に記載の装置。 - 前記プロセッサ電子機器は、前記装置と前記受信機のアソシエーションフェーズの間に、前記複数のチャネルボンディングモードのそれぞれをサポートする機能に関するインジケーションの前記受信機への送信を、前記インタフェースを介して制御するように構成される、請求項13又は14に記載の装置。
- 前記レガシー信号フィールドは、フレームに関する米国電気電子技術者協会(IEEE)802.11axプロトコルに基づいて規定される高効率(HE)信号Aフィールド(HE−SIGAフィールド)であり、前記レガシー信号フィールドの前記帯域幅フィールドは3ビットフィールドである、請求項13から15のいずれか一項に記載の装置。
- 前記プロセッサ電子機器は、前記HE−SIGAフィールドの前記3ビットフィールド及びHE−SIGBフィールドを用いて前記チャネルボンディングモードをシグナリングすることによって、前記HE−SIGAフィールドの前記3ビットフィールドを用いてチャネルボンディングモードをシグナリングするように構成される、請求項16に記載の装置。
- 無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)の無線媒体にアクセスするためのインタフェースと、前記インタフェースと連結されたプロセッサ電子機器とを備える装置であって、
前記プロセッサ電子機器は、
前記無線媒体と関連付けられたチャネル群を介してフレームを受信することであって、前記フレームはプリアンブル部分及びデータ部分を含み、前記プリアンブル部分は前記装置が前記WLANにおいて使用するそれぞれのチャネルに繰り返されたレガシー信号フィールドを含み、前記レガシー信号フィールドは複数のチャネルボンディングモードの中からあるチャネルボンディングモードを示す帯域幅フィールドを含み、前記チャネルボンディングモードは前記WLANの前記装置が使用する2つ以上の利用可能チャネルを含み、前記2つ以上の利用可能チャネルは前記装置がデータ送信に使用しない少なくとも1つの使用中チャネルを示す、受信することと、
前記レガシー信号フィールドの前記帯域幅フィールドから前記チャネルボンディングモードを復号することと、
前記チャネルボンディングモードに基づいて前記チャネル群の中から前記2つ以上の利用可能チャネルを決定することと、
前記2つ以上の利用可能チャネルを占有する前記フレームの前記データ部分を復号することと
を行うように構成される、装置。 - 前記レガシー信号フィールドは、フレームに関する米国電気電子技術者協会(IEEE)802.11axプロトコルに基づいて規定される高効率(HE)信号Aフィールド(HE−SIGA)であり、前記レガシー信号フィールドの前記帯域幅フィールドは3ビットフィールドである、請求項18に記載の装置。
- 前記複数のチャネルボンディングモードは、
前記装置がデータ送信に使用するプライマリ20MHzチャネル及びセカンダリ40MHzチャネルを含む80MHzの帯域幅に広がり且つ前記装置がデータ送信に使用しないセカンダリ20MHzチャネルを示す第1のチャネルボンディングモードと、
プライマリ20MHzチャネルとセカンダリ40MHzチャネルの第2の20MHzチャネルとを含む80MHzの帯域幅に広がり且つ前記装置がデータ送信に使用しないセカンダリ20MHzチャネルと前記セカンダリ40MHzチャネルの第1の20MHzチャネルとを示す第2のチャネルボンディングモードと、
プライマリ20MHzチャネル、セカンダリ40MHzチャネル、及びセカンダリ80MHzチャネルを含む160MHzの帯域幅に広がり且つ前記装置がデータ送信に使用しないセカンダリ20MHzチャネルを示す第3のチャネルボンディングモードと、
プライマリ20MHzチャネル、セカンダリ20MHzチャネル、及びセカンダリ80MHzチャネルを含む160MHzの帯域幅に広がり且つ前記装置がデータ送信に使用しないセカンダリ40MHzチャネルを示す第4のチャネルボンディングモードと
を含む、請求項18又は19に記載の装置。
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