図1は、無線LAN(wireless local area network、WLAN)の構造を示す概念図である。
図1の上段は、IEEE(institute of electrical and electronic engineers)802.11のインフラストラクチャBSS(basic service set)の構造を示す。
図1の上段を参照すると、無線LANシステムは、一つまたはそれ以上のインフラストラクチャBSS100、105(以下、BSS)を含むことができる。BSS100、105は、成功裏に同期化されて互いに通信できるAP(access point)125及びSTA1(Station)100−1のようなAPとSTAのセットであり、特定領域を示す概念ではない。BSS105は、一つのAP130に一つ以上の結合可能なSTA105−1、105−2を含むこともできる。
BSSは、少なくとも一つのSTA、分散サービス(Distribution Service)を提供するAP125、130及び複数のAPを連結させる分散システム(Distribution System、DS)110を含むことができる。
分散システム110は、複数のBSS100、105を連結して拡張されたサービスセットであるESS(extended service set)140を具現することができる。ESS140は、一つまたは複数個のAP125、230が分散システム110を介して連結されて構成された一つのネットワークを指示する用語として使われることができる。一つのESS140に含まれるAPは、同じSSID(service set identification)を有することができる。
ポータル(portal)120は、無線LANネットワーク(IEEE802.11)と他のネットワーク(例えば、802.X)との連結を実行するブリッジ役割を遂行することができる。
図1の上段のようなBSSでは、AP125、130間のネットワーク及びAP125、130とSTA100−1、105−1、105−2との間のネットワークが具現されることができる。しかし、AP125、130無しでSTA間でもネットワークを設定して通信を実行することも可能である。AP125、130無しでSTA間でもネットワークを設定して通信を実行するネットワークをアドホックネットワーク(Ad−Hoc network)または独立BSS(independent basic service set、IBSS)と定義する。
図1の下段は、IBSSを示す概念図である。
図1の下段を参照すると、IBSSは、アドホックモードで動作するBSSである。IBSSは、APを含まないため、中央で管理機能を遂行するエンティティ(centralized management entity)がない。即ち、IBSSにおいて、STA150−1、150−2、150−3、155−4、155−5は、分散された方式(distributed manner)に管理される。IBSSにおいて、全てのSTA150−1、150−2、150−3、155−4、155−5は、移動STAからなることができ、分散システムへの接続が許容されなくて自己完備的ネットワーク(self−contained network)を構築する。
STAは、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.11標準の規定に従う媒体接続制御(Medium Access Control、MAC)と無線媒体に対する物理階層(Physical Layer)インターフェースを含む任意の機能媒体であり、広義では、APと非AP STA(Non−AP Station)を両方とも含む意味として使われることができる。
STAは、移動端末(mobile terminal)、無線機器(wireless device)、無線送受信ユニット(Wireless Transmit/Receive Unit;WTRU)、ユーザ装備(User Equipment;UE)、移動局(Mobile Station;MS)、モバイル加入者ユニット(Mobile Subscriber Unit)または単純にユーザ(user)などの多様な名称で呼ばれることもある。
以下、本実施例では、APからSTAへ送信されるデータ(または、フレーム)はダウンリンクデータ(または、ダウンリンクフレーム)、STAからAPへ送信されるデータ(または、フレーム)はアップリンクデータ(または、アップリンクフレーム)という用語で表現されることができる。また、APからSTAへの送信はダウンリンク送信、STAからAPへの送信はアップリンク送信という用語で表現できる。
また、ダウンリンク送信を介して送信されるPPDU(PHY protocol data unit)、フレーム及びデータの各々は、ダウンリンクPPDU、ダウンリンクフレーム及びダウンリンクデータという用語で表現されることができる。PPDUは、PPDUヘッダとPSDU(physical layer service data unit)(または、MPDU(MAC protocol data unit))を含むデータ単位である。PPDUヘッダは、PHYヘッダとPHYプリアンブルを含むことができ、PSDU(または、MPDU)は、フレーム(または、MAC階層の情報単位)を含み、またはフレームを指示するデータ単位である。PHYヘッダは、他の用語として、PLCP(physical layer convergence protocol)ヘッダで表現され、PHYプリアンブルは、他の用語として、PLCPプリアンブルで表現されることもできる。
また、アップリンク送信を介して送信されるPPDU、フレーム及びデータの各々は、アップリンクPPDU、アップリンクフレーム及びアップリンクデータという用語で表現されることができる。
既存の無線LANシステムでは、SU(single)−OFDM(orthogonal frequency division multiplexing)送信に基づいて全体帯域幅が一つのSTAへのダウンリンク送信及び一つのSTAのアップリンク送信のために使われた。また、既存の無線LANシステムにおいて、APは、MU MIMO(multiple input multiple output)に基づいてDL(downlink)MU(multi−user)送信を実行することができ、このような送信は、DL MU MIMO送信という用語で表現されることができる。
本実施例に係る無線LANシステムでは、OFDMA(orthogonal frequency division multiple access)ベースの送信方法がアップリンク送信及びダウンリンク送信のためにサポートされることができる。具体的に、本実施例に係る無線LANシステムにおいて、APがOFDMAに基づいてDL MU送信を実行することができ、このような送信は、DL MU OFDMA送信という用語で表現されることができる。DL MU OFDMA送信が実行される場合、APは、重なった時間リソース上で複数の周波数リソースの各々を介して複数のSTAの各々にダウンリンクデータ(または、ダウンリンクフレーム、ダウンリンクPPDU)を送信することができる。複数の周波数リソースは、複数のサブバンド(または、サブチャネル)または複数のRU(resource unit)(例えば、BTU(basic tone unit)、STU(small tone unit))である。DL MU OFDMA送信は、DL MU MIMO送信と共に使われることができる。例えば、DL MU OFDMA送信のために割り当てられた特定サブバンド(または、サブチャネル)上で複数の時空間ストリーム(space−time stream)(または、空間的ストリーム(spatial stream))に基づいているDL MU MIMO送信が実行されることができる。
本実施例に係る無線LANシステムでは、OFDMA(orthogonal frequency division multiple access)ベースの送信方法がアップリンク送信及びダウンリンク送信のためにサポートされることができる。具体的に、本実施例に係る無線LANシステムにおいて、APがOFDMAに基づいてDL MU送信を実行することができ、このような送信は、DL MU OFDMA送信という用語で表現されることができる。DL MU OFDMA送信が実行される場合、APは、重なった時間リソース上で複数の周波数リソースの各々を介して複数のSTAの各々にダウンリンクデータ(または、ダウンリンクフレーム、ダウンリンクPPDU)を送信することができる。複数の周波数リソースは、複数のサブバンド(または、サブチャネル)または複数のRU(resource unit)(例えば、BTU(basic tone unit)、STU(small tone unit))である。DL MU OFDMA送信は、DL MU MIMO送信と共に使われることができる。例えば、DL MU OFDMA送信のために割り当てられた特定サブバンド(または、サブチャネル)上で複数の時空間ストリーム(space−time stream)(または、空間的ストリーム(spatial stream))に基づいているDL MU MIMO送信が実行されることができる。
また、本実施例に係る無線LANシステムでは、複数のSTAが同じ時間リソース上でAPにデータを送信するUL MU送信(uplink multi−user transmission)がサポートされることができる。複数のSTAの各々による重なった時間リソース上でのアップリンク送信は、周波数ドメインまたは空間ドメイン(spatial domain)上で実行されることができる。
複数のSTAの各々によるアップリンク送信が周波数ドメイン上で実行される場合、OFDMAに基づいて複数のSTAの各々に対して互いに異なる周波数リソースがアップリンク送信リソースに割り当てられることができる。互いに異なる周波数リソースは、互いに異なるサブバンド(または、サブチャネル)または互いに異なるRU(resource unit)(例えば、BTU(basic tone unit)、STU(small tone unit))である。複数のSTAの各々は、割り当てられた互いに異なる周波数リソースを介してAPにアップリンクデータを送信することができる。このような互いに異なる周波数リソースを介した送信方法は、UL MU OFDMA送信方法という用語で表現されることもできる。
複数のSTAの各々によるアップリンク送信が空間ドメイン上で実行される場合、複数のSTAの各々に対して互いに異なる時空間ストリーム(または、空間的ストリーム)が割り当てられ、複数のSTAの各々が互いに異なる時空間ストリームを介してアップリンクデータをAPに送信することができる。このような互いに異なる空間的ストリームを介した送信方法は、UL MU MIMO送信方法という用語で表現されることもできる。
UL MU OFDMA送信とUL MU MIMO送信は共に実行されることができる。例えば、UL MU OFDMA送信のために割り当てられた特定サブバンド(または、サブチャネル)上で複数の時空間ストリーム(または、空間的ストリーム)に基づいているUL MU MIMO送信が実行されることができる。
MU OFDMA送信をサポートしなかった従来の無線LANシステムにおいて、一つの端末に広い帯域幅(wider bandwidth)(例えば、20MHz超過帯域幅)を割り当てるためにマルチチャネル割当方法が使われた。マルチチャネルは、一つのチャネル単位を20MHzとする場合、複数個の20MHzチャネルを含むことができる。マルチチャネル割当方法では端末に広い帯域幅を割り当てるためにプライマリチャネル規則(primary channel rule)が使われた。プライマリチャネル規則が使われる場合、端末に広い帯域幅を割り当てるための制約が存在する。具体的に、プライマリチャネルルールによると、プライマリチャネルに隣接したセカンダリチャネル(secondary channel)がOBSS(overlapped BSS)で使われて‘ビジー(busy)’の場合、STAは、プライマリチャネルを除外した残りのチャネルを使用することができない。したがって、STAは、プライマリチャネルを介してのみフレームを送信することができるため、マルチチャネルを介したフレームの送信に対する制約を受ける。即ち、既存の無線LANシステムにおいて、マルチチャネル割当のために使われたプライマリチャネルルールは、OBSSが少なくない現在無線LAN環境で広い帯域幅を運用して高い処理量を得ようとする時に大きい制約となることができる。
このような問題点を解決するために、本実施例ではOFDMA(orthogonal frequency division multiple access)技術をサポートする無線LANシステムが開示される。OFDMA技術が使われる場合、プライマリチャネルルールによる制限無しでマルチチャネルを一つの端末でない複数の端末が同時に使用することができる。したがって、広い帯域幅運用が可能で無線リソースの運用の効率性が向上することができる。
本実施例に係る無線LANシステムで仮定される時間−周波数構造(time−frequency structure)は、例示的に下記の通りである。
即ち、本実施例に係るHE PPDU(high efficiency PPDU)は、第1の部分と第2の部分とに区分されることができ、第1の部分は、従来(legacy)システムに関連したフィールドを含むことができ、第2の部分は、HEシステムに関連したフィールドを含むことができる。前記第2の部分は、以下で説明されるHE−STF、HE−LTF、Dataフィールドを含むことができ、前記第1の部分は、L−STF、L−LTF、L−SIGなどを含むことができる。
この場合、FFT(fast fourier transform)サイズ/IFFT(inverse fast fourier transform)サイズは、既存の無線LANシステムで使われたFFT/IFFTサイズのN倍(Nは、自然数、例えば、N=4)に定義されることができる。即ち、HE PPDUの第1の部分に比べてHE PPDUの第2の部分に4倍サイズのFFT/IFFTが適用されることができる。例えば、20MHzの帯域幅に対して256FFT/IFFTが適用され、40MHzの帯域幅に対して512FFT/IFFTが適用され、80MHzの帯域幅に対して1024FFT/IFFTが適用され、連続160MHzまたは不連続160MHzの帯域幅に対して2048FFT/IFFTが適用されることができる。
サブキャリア空間/スペーシング(subcarrier spacing)は、既存の無線LANシステムで使われたサブキャリア空間の1/N倍(Nは、自然数、例えば、N=4の場合、78.125kHz)の大きさである。即ち、HE PPDUの第1の部分は、従来のサブキャリア空間である312.5kHz大きさのサブキャリア空間が適用されることができ、HE PPDUの第2の部分は、従来のサブキャリア空間である78.125kHz大きさのサブキャリア空間が適用されることができる。
IDFT(inverse discrete fourier transform)/DFT(discrete fourier transform)(または、FFT/IFFT)に基づいているIDFT/DFT長さ(または、有効シンボル長さ)は、既存の無線LANシステムでIDFT/DFT長さのN倍である。例えば、既存の無線LANシステムにおいて、IDFT/DFT長さが3.2μsであり、N=4の場合、本実施例に係る無線LANシステムにおいて、IDFT/DFT長さは、3.2μs*4(=12.8μs)である。即ち、HE PPDUの第1の部分の各シンボルに対して適用されるIDFT/DFT長さは、3.2μsであり、HE PPDUの第2の部分の各シンボルに対して適用されるIDFT/DFT長さは、3.2μs*4(=12.8μs)である。
OFDMシンボルの長さは、IDFT/DFT長さにGI(guard interval)の長さを加えた値である。GIの長さは、0.4μs、0.8μs、1.6μs、2.4μs、3.2μsのような多様な値である。
本実施例に係るOFDMAベースの方法及び装置が使われる場合、互いに異なる大きさで定義されたリソース割当単位が使われることができる。該当リソース割当単位は、ユニット、リソースユニット、リソース単位、周波数ユニットなどの多様な名称で表現されることができ、各ユニットの大きさは、副搬送波に相応するトーン(tone)単位で表現されることができる。リソースユニットは、多様に設定されることができる。例えば、26、52、56トーンなどの多様な大きさで定義されることができる。
リソースユニット(resource unit)は、全体帯域幅(または、可用な帯域幅)上で全体帯域幅の両終端に位置した干渉緩和のための左側ガードトーン(left guard tone)、右側ガードトーン(right guard tone)及び全体帯域幅の中央に位置したDC(direct current)トーンを考慮して割り当てられることができる。リソース単位は、ユーザ割当分離(user allocation separation)(または、STA別リソース割当)、一般パイロット(common pilot)、AGC(automatic gain control)、位相トラッキング(phase tracking)などの用途として使われることができるレフトオーバー(leftover)トーン(または、残りのトーン(remaining tone))を考慮して割り当てられることができる。
全体帯域幅上でリソースユニットの割当方法(割当個数、割当位置など)は、リソース活用効率、全体帯域幅によるスケーラビリティ(scalability)(または、拡張性)を考慮して設定されることができる。リソースユニットの割当方法は、あらかじめ定義され、または多様な方法(例えば、PPDUのPPDUヘッダに含まれるシグナルフィールド(signal field)に基づいているシグナリング)に基づいてシグナリングされることができる。
また、本実施例によると、少なくとも複数のリソースユニット間の組み合わせに対応されるトーンを含む仮想割当リソース単位(virtual allocation resource unit)が定義され、仮想割当リソース単位に基づいているリソース割当が実行されることができる。仮想割当リソース単位に基づいているリソース割当は、他の表現で仮想化ということもできる。
仮想割当リソース単位は、既存の無線LANシステムのインターリーバーサイズ及びOFDMヌメロロジー(numerology)(または、トーン(tone)ヌメロロジー)を再活用するためのリソース単位である。
具体的に、242トーンが一つのSTAに割り当てられる場合、既存のパイロット割当及び既存のインターリーバーサイズが活用されることができる。具体的に、242トーンのうち8トーンにパイロットトーンが割り当てられ、残りの234トーンに対してデータトーンが割り当てられることができる。234トーンのデータトーンに対して234サイズのインターリーバーに基づいているインターリービングが実行されることができる。
このような場合、既存の242トーンの割当を受けたSTAと同じようにデータインターリービング手順及びパイロットトーン挿入手順が実行されることができる。即ち、物理的に242トーン構造がサポートされない場合にも、一つの仮想的な242トーンのリソース単位がSTAに割り当てられることができる。このような場合、既存の234サイズのインターリーバーを活用したインターリービング手順及び既存のパイロットトーン(8個のパイロットトーン)の挿入手順が使われることができる。このような242トーンのリソース単位は、仮想割当リソース単位という用語で表現されることができる。仮想割当リソース単位は、242トーンまたは242トーンの倍数(例えば、484、968等)である。または、仮想割当リソース単位の大きさは、既存の無線LANシステムで使われた他のインターリーバーサイズ(108、52、24等)に基づいて決定されることもできる。
本実施例によると、20MHz、40MHz、80MHzの帯域幅の各々に対するトーンヌメロロジー(tone numerology)は、下記の通りである。下記の各帯域幅のリソース割当方法は、一つの例示に過ぎず、その他の多様な方法で各帯域幅上でのリソース割当が実行されることができる。
例えば、20MHz帯域幅に対して左側ガードトーン(left guard tone)は6トーン、DC(direct current)トーンは3トーン、右側ガードトーン(right guard tone)は5トーンに定義され、2個の56トーンのリソース単位及び5個の26トーンのリソース単位が帯域幅上に割り当てられることができる。または、9個の26トーンのリソース単位が仮想割当リソース単位として割り当てられることができる。
例えば、具体的な20MHzの周波数帯域上の割当は、56/26/26/13/DC/13/26/26/56または26/26/13/56/DC/56/13/26/26である。56は56トーンのリソース単位を指示し、26は26トーンのリソース単位を指示し、13は26トーンを半に分割した13トーンのリソース単位を指示する。
図2は、40MHz帯域幅でのリソースユニット(RU)割当/配置の一例を示す。
例えば、40MHz帯域幅に対して左側ガード(Left Guard;LG)のトーンの個数は12トーン、DCトーンは5トーン、右側ガード(Right Guard:RG)のトーンは11トーンに定義され、残りの484トーンが二つに分割されることができる。
より具体的に、図2に示すように、左側ガード(LG)側の242トーンには26トーンのリソースユニット(RU)が配置され、または52(=2*26)トーンのリソースユニットが配置され、または108(=4*26)トーンのリソースユニットが配置されることができ、それらは、多様な個数で組み合わせわせることができる。また、図2に示すように、右側ガード(RG)側の242トーンにも多様な組み合わせの26−RU、52−RU、108−RUが配置されることができる。また、242−RUを配置することも可能である。
図3は、80MHz帯域幅でのリソースユニット(RU)割当/配置の一例を示す。
例えば、80MHz帯域幅に対して左側ガード(Left Guard;LG)のトーンの個数は12トーン、DCトーンは7トーン、右側ガード(Right Guard:RG)トーンは11トーンに定義され、残りの994トーンはDCトーンを中心にして二つに分割されることができる。
より具体的に、図3に示すように、左側ガード(LG)側に242チャンクが2個配置されて、各々の242チャンクは26−RU、52−RU、108−RUが多様な方式に配置されることができる。これは右側ガード(RG)側も同様である。DCトーンを中心にして左側と右側のRU配置は同じてもよく、異なってもよい。
以下、20MHz帯域幅でのリソースユニットの割当及びそれによるレフトオーバー(leftover)トーンの配置に対して説明する。
以下で説明する20MHz帯域幅の一例に対しては、左側ガード(LG)のトーンの個数が6個、右側ガードのトーンの個数が5個、DCトーンの個数は3個である。以下で説明する20MHz帯域幅のリソース配置は、40MHzや80MHz帯域幅の場合と同様に、OFDMA PPDUに適用可能である。また、以下で説明する一例は、20MHz帯域幅でDCトーンを中心にして左右各々に存在する242チャックトーンを26−RU、52−RU、106−RU(または、107−RU)に割り当てる場合に発生するレフトオーバートーンを配置する技法を提示する。具体的に、割り当てられるRUの大きさによって、8個、4個または2個のレフトオーバートーンが生成され、これを効果的に配置する技法を提案する。
図4は、本実施例に係る20MHz帯域幅でのリソースユニット及びレフトオーバートーンの割当方法を示す。
図示されたように、図4の一例は、既設定帯域480を介してPPDUを送信する技法に関連する。既設定帯域480は、20MHzに対応されることができる。既設定帯域480は、互いに連続する第1乃至第5の周波数帯域410、420、430、440、450を含む。一方、前記第1の周波数帯域410は、左側ガード帯域460にも連続し、前記第5の周波数帯域450は、右側ガード帯域470にも連続する。
図4の一例は、26−RU、52−RU、106−RUを使用する一例を開示するが、各RUの大きさ(即ち、含まれるトーン/サブキャリアの個数)は可変的である。図4の3種類のRUは、第1乃至第3のタイプのリソースユニット(RU)で表現できる。
図4の一例によると、第1のタイプのリソースユニット(即ち、26−RU)や第2のタイプのリソースユニット(即ち、52−RU)が左側ガード帯域460に連続する第1の周波数帯域410に含まれる場合、前記第1の周波数帯域410の最左側(leftmost)サブキャリア415は、1個のヌルサブキャリアで構成されることが好ましい。これは互いに異なるバンド(即ち、既設定帯域480以外の帯域)からのエイリアシング(aliasing)による干渉(interference)を緩和(mitigation)するための技法である。ただし、第3のタイプのリソースユニット(即ち、106−RU)が第1の周波数帯域410及び第2の周波数帯域420にわたって割り当てられる場合、第1/第2の周波数帯域410、420にはヌルサブキャリアが含まれないことが好ましい。第3のタイプのリソースユニットは、相対的に複数の搬送波を含むため、他のバンドからの干渉が発生しても、データ復元可能性が高いため、ヌルサブキャリアの存在によるオーバーヘッドを考慮して第3のタイプのリソースユニット(即ち、106−RU)が含まれる場合には、前記第1の周波数帯域410の最左側(leftmost)ヌルサブキャリア415及び第2の周波数帯域420の最左側ヌルサブキャリア425が省略されることが好ましい。
一方、第1の周波数帯域410には、第1のタイプのリソースユニット(即ち、26−RU)が最大2個まで含まれることができ、もし、第2のタイプのリソースユニット(即ち、52−RU)が含まれる場合には1個のRUが含まれることができる。第1の周波数帯域410内に2個の第1のタイプのリソースユニット(即ち、26−RU)が含まれる場合、2個のリソースユニット間にはヌルサブキャリアが省略される。該当位置にヌルサブキャリアが挿入される場合、第2のタイプのリソースユニット(即ち、52−RU)との整列(alignment)に問題があり、過度なヌルサブキャリア挿入によるオーバーヘッドの増加を防止するためである。このような特徴は、以下で説明する第2、第4、第5の周波数帯域420、440、450にも共通に適用される。
図4の一例によると、第1の周波数帯域410と第2の周波数帯域420との間には1個のヌルサブキャリアが含まれることができる。具体的に、第2の周波数帯域420に第1のタイプのリソースユニット(即ち、26−RU)が含まれ、または第2のタイプのリソースユニット(即ち、52−RU)が含まれる場合には、第2の周波数帯域の最左側(leftmost)ヌルサブキャリア425が挿入されることが好ましい。
第2の周波数帯域の最左側(leftmost)ヌルサブキャリア425は、第1または第2のタイプのリソースユニットが互いに異なるユーザ(user)に割り当てられる場合、ユーザ間で発生する干渉を減少させることができるため、UL−OFDMAなどが使われる場合で効果が発生できる。このような、第2の周波数帯域の最左側(leftmost)ヌルサブキャリア425は、もし、第1及び第2の周波数帯域410、420にわたって第3のタイプのリソースユニット(即ち、106−RU)が挿入される場合には省略されることが好ましい。
一方、中心周波数帯域に該当する第3の周波数帯域430は、DCトーン(例えば、3個のトーン)と共に追加的な4個のレフトオーバートーンをその中心部に含むことがより好ましい。また、第3の周波数帯域430の左側部437と右側部438には、第1のタイプのリソースユニット(即ち、26−RU)が配置されることが好ましい。即ち、第3の周波数帯域430には第1のタイプのリソースユニット(26−RU)のみが割り当てられ、第2のタイプまたは第3のタイプのリソースユニットは割り当てられないことが好ましい。一方、図示されたように、第3の周波数帯域430の左側部437と右側部438の各々は、13個のサブキャリアを含むことが好ましい。
図4の一例は、DCトーン(例えば、3個のトーン)周辺にレフトオーバートーンを追加で配置し、足りないDCトーンの個数を補充し、第3の周波数帯域430を構成する過程で発生する干渉またはエラーリーケージ(error leakage)の影響を緩和させることができる。図4の一例は、3個のDCトーン周辺に4個のレフトオーバートーンが含まれる方式に説明されている。しかし、3個のDCトーンと4個のレフトオーバートーンを全てDCトーンで表示することで、第3の周波数帯域430に7個のDCトーン435が含まれると表示することも可能である。
第4の周波数帯域440と第5の周波数帯域450との間には1個のヌルサブキャリアが含まれることができる場合がある。具体的に、第4の周波数帯域440に第1のタイプのリソースユニット(即ち、26−RU)が含まれ、または第2のタイプのリソースユニット(即ち、52−RU)が含まれる場合には、第4の周波数帯域の最右側(rightmost)ヌルサブキャリア445が挿入されることが好ましい。
また、第5の周波数帯域450と右側ガード帯域470との間には1個のヌルサブキャリアが含まれることができる場合がある。具体的に、第5の周波数帯域450に第1のタイプのリソースユニット(即ち、26−RU)が含まれ、または第2のタイプのリソースユニット(即ち、52−RU)が含まれる場合には、第5の周波数帯域の最右側(rightmost)ヌルサブキャリア455が挿入されることが好ましい。
一方、第3のタイプのリソースユニット(即ち、106−RU)が第4の周波数帯域440及び第5の周波数帯域450にわたって割り当てられる場合、第4/第5の周波数帯域440、450にはヌルサブキャリアが含まれないことが好ましい。第3のタイプのリソースユニットは、相対的に複数の搬送波を含むため、他のバンドからの干渉が発生しても、データ復元可能性が高いため、ヌルサブキャリアの存在によるオーバーヘッドを考慮し、第3のタイプのリソースユニット(即ち、106−RU)が含まれる場合には前記第4の周波数帯域440の最右側ヌルサブキャリア445及び前記第5の周波数帯域450の最右側ヌルサブキャリア455が省略されることが好ましい。
一方、図4の第1の周波数帯域410は、1個のヌルサブキャリア415と2個の第1のタイプのリソースユニット(または、1個の第2のタイプのリソースユニット)に対応する帯域であり、第1、第2、第4、第5の周波数帯域410、420、440、450の大きさは、互いに同じである。
図4の一例は、点線で表示されたように、各リソースユニットが周波数軸上に整列(alignment)されているため、互いに異なる大きさのリソースユニットが組み合わせて割り当てられる場合、複数のユーザに動的に割り当てるのに有利であるという効果がある。また、前述したように、複数のレフトオーバートーンを適切に挿入して関連した干渉を低くする効果がある。
図5は、追加的な一例に係る20MHz帯域幅でのリソースユニット及びレフトオーバートーンの割当方法を示す。
図5の主要特徴は、図4の主要特徴と同じであるため、同じ内容に対しては説明を省略し、図4との相違点を中心にして説明する。
図5の一例は、26−RU、52−RU、107−RUを使用する一例を開示するが、各RUの大きさ(即ち、含まれるトーン/サブキャリアの個数)は可変的であり、3種類のRUは、第1乃至第3のタイプのリソースユニット(RU)で表現できる。
図4の一例と同様に、既設定帯域580は、20MHzに対応されることができる。既設定帯域580は、互いに連続する第1乃至第5の周波数帯域510、520、530、540、550を含む。一方、前記第1の周波数帯域510は、左側ガード帯域560にも連続し、前記第5の周波数帯域550は、右側ガード帯域570にも連続する。
図5の一例によると、第1のタイプのリソースユニット(即ち、26−RU)や第2のタイプのリソースユニット(即ち、52−RU)が左側ガード帯域560に連続する第1の周波数帯域510に含まれる場合、前記第1の周波数帯域510の最左側(leftmost)サブキャリア515は、ヌルサブキャリアで構成されることが好ましい。図5の一例で含まれる最左側(leftmost)ヌルサブキャリア515は、3個のヌルサブキャリアであることが好ましい。
それに対し、第3のタイプのリソースユニット(即ち、107−RU)が第1の周波数帯域510及び第2の周波数帯域520にわたって割り当てられる場合、第1/第2の周波数帯域510、520にはヌルサブキャリアが含まれないことが好ましい。一方、図4の一例とは違って、第2の周波数帯域520及び第4の周波数帯域540にはどのような場合もヌルサブキャリアが含まれない。
このような第1/第2の周波数帯域510、520の特徴は、第4/第5の周波数帯域540、550に含まれる最右側ヌルサブキャリアにも同じように適用される。
第3の周波数帯域530の場合、DCトーン(3トーン)周辺にレフトオーバートーンを配置することは同じであり、各々13トーンに不連続に配置される26−RUの構造は同じであるが、DCトーン周辺のレフトオーバートーンの個数は2個に決まることができる。
図6は、追加的な一例に係る20MHz帯域幅でのリソースユニット及びレフトオーバートーンの割当方法を示す。
図6の主要特徴は、図4の主要特徴と同じであるため、同じ内容に対しては説明を省略し、図4との相違点を中心にして説明する。
図6の一例は、26−RU、52−RU、107−RUを使用する一例を開示するが、各RUの大きさ(即ち、含まれるトーン/サブキャリアの個数)は可変的であり、3種類のRUは、第1乃至第3のタイプのリソースユニット(RU)で表現できる。
図4の一例と同様に、既設定帯域680は、20MHzに対応されることができる。既設定帯域680は、互いに連続する第1乃至第5の周波数帯域610、620、630、640、650を含む。一方、前記第1の周波数帯域610は、左側ガード帯域660にも連続し、前記第5の周波数帯域650は、右側ガード帯域670にも連続する。
図6の一例によると、第1のタイプのリソースユニット(即ち、26−RU)や第2のタイプのリソースユニット(即ち、52−RU)が左側ガード帯域660に連続する第1の周波数帯域610に含まれる場合、前記第1の周波数帯域610の最左側(leftmost)サブキャリア615は、ヌルサブキャリアで構成されることが好ましい。図6の一例で含まれる最左側(leftmost)ヌルサブキャリア615は、2個のヌルサブキャリアであることが好ましい。
それに対し、第3のタイプのリソースユニット(即ち、107−RU)が第1の周波数帯域610及び第2の周波数帯域620にわたって割り当てられる場合、第1/第2の周波数帯域610、620にはヌルサブキャリアが含まれないことが好ましい。
一方、第2の周波数帯域620に第1のタイプのリソースユニット(即ち、26−RU)や第2のタイプのリソースユニット(即ち、52−RU)が割り当てられると、第2の周波数帯域620の最左側サブキャリア625は、ヌルサブキャリアに設定されることが好ましい。この場合、1個のヌルサブキャリアが含まれることができる。
このような第1/第2の周波数帯域610、620の特徴は、第4/第5の周波数帯域640、650に含まれる最右側ヌルサブキャリアにも同じように適用される。
第3の周波数帯域630の場合、DCトーン(3トーン)周辺にレフトオーバートーンを配置することは同じであり、各々13トーンに不連続に配置される26−RUの構造は同じであるが、DCトーン周辺のレフトオーバートーンの個数は2個に決まることができる。
図7は、追加的な一例に係る20MHz帯域幅でのリソースユニット及びレフトオーバートーンの割当方法を示す。
図7の主要特徴は、図4の主要特徴と同じであるため、同じ内容に対しては説明を省略し、図4との相違点を中心にして説明する。
図7の一例は、26−RU、52−RU、107−RUを使用する一例を開示するが、各RUの大きさ(即ち、含まれるトーン/サブキャリアの個数)は可変的であり、3種類のRUは、第1乃至第3のタイプのリソースユニット(RU)で表現できる。
図4の一例と同様に、既設定帯域780は、20MHzに対応させることができる。既設定帯域780は、互いに連続する第1乃至第5の周波数帯域710、720、730、740、750を含む。一方、前記第1の周波数帯域710は、左側ガード帯域760にも連続し、前記第5の周波数帯域750は、右側ガード帯域770にも連続する。
図7の一例によると、第1のタイプのリソースユニット(即ち、26−RU)や第2のタイプのリソースユニット(即ち、52−RU)が第1の周波数帯域710に含まれる場合、前記第1の周波数帯域710の最左側(leftmost)サブキャリア715は、ヌルサブキャリアで構成されることが好ましい。図7の一例で含まれる最左側(leftmost)ヌルサブキャリア715は、1個のヌルサブキャリアであることが好ましい。
それに対し、第3のタイプのリソースユニット(即ち、107−RU)が第1の周波数帯域710及び第2の周波数帯域720にわたって割り当てられる場合、第1/第2の周波数帯域710、720にはヌルサブキャリアが含まれないことが好ましい。
一方、第2の周波数帯域720に第1のタイプのリソースユニット(即ち、26−RU)や第2のタイプのリソースユニット(即ち、52−RU)が割り当てられると、第2の周波数帯域720の最左側サブキャリア725は、ヌルサブキャリアに設定されることが好ましい。この場合、2個のヌルサブキャリアが含まれることができる。
このような第1/第2の周波数帯域710、720の特徴は、第4/第5の周波数帯域740、750に含まれる最右側ヌルサブキャリアにも同じように適用される。
第3の周波数帯域730の場合、DCトーン(3トーン)周辺にレフトオーバートーンを配置することは同じであり、各々13トーンに不連続に配置される26−RUの構造は同じであるが、DCトーン周辺のレフトオーバートーンの個数は2個に決まることができる。
図8は、追加的な一例に係る20MHz帯域幅でのリソースユニット及びレフトオーバートーンの割当方法を示す。
図8の主要特徴は、図4の主要特徴と同じであるため、同じ内容に対しては説明を省略し、図4との相違点を中心にして説明する。
図8の一例は、26−RU、52−RU、107−RUを使用する一例を開示するが、各RUの大きさ(即ち、含まれるトーン/サブキャリアの個数)は可変的であり、3種類のRUは、第1乃至第3のタイプのリソースユニット(RU)で表現できる。
図4の一例と同様に、既設定帯域880は、20MHzに対応されることができる。既設定帯域880は、互いに連続する第1乃至第5の周波数帯域810、820、830、840、850を含む。一方、前記第1の周波数帯域810は、左側ガード帯域860にも連続し、前記第5の周波数帯域850は、右側ガード帯域870にも連続する。
図8の一例によると、第1の周波数帯域810にはヌルサブキャリアが含まれない。
一方、第2の周波数帯域820に第1のタイプのリソースユニット(即ち、26−RU)や第2のタイプのリソースユニット(即ち、52−RU)が割り当てられると、第2の周波数帯域820の最左側サブキャリア825は、ヌルサブキャリアに設定されることが好ましい。この場合、3個のヌルサブキャリアが含まれることができる。
このような第1/第2の周波数帯域810、820の特徴は、第4/第5の周波数帯域840、850に含まれる最右側ヌルサブキャリアにも同じように適用される。
第3の周波数帯域830の場合、DCトーン(3トーン)周辺にレフトオーバートーンを配置することは同じであり、各々13トーンに不連続に配置される26−RUの構造は同じであるが、DCトーン周辺のレフトオーバートーンの個数は2個に決まることができる。
図9は、追加的な一例に係る20MHz帯域幅でのリソースユニット及びレフトオーバートーンの割当方法を示す。
図9の主要特徴は、図4の主要特徴と同じであるため、同じ内容に対しては説明を省略し、図4との相違点を中心にして説明する。
図9の一例は、26−RU、52−RU、106−RUを使用する一例を開示するが、各RUの大きさ(即ち、含まれるトーン/サブキャリアの個数)は可変的であり、3種類のRUは、第1乃至第3のタイプのリソースユニット(RU)で表現できる。
図4の一例と同様に、既設定帯域980は、20MHzに対応されることができる。既設定帯域980は、互いに連続する第1乃至第5の周波数帯域910、920、930、940、950を含む。一方、前記第1の周波数帯域910は、左側ガード帯域960にも連続し、前記第5の周波数帯域950は、右側ガード帯域970にも連続する。
一方、第1の周波数帯域910に第1のタイプのリソースユニット(即ち、26−RU)や第2のタイプのリソースユニット(即ち、52−RU)が割り当てられると、第1の周波数帯域910の最左側サブキャリア915は、ヌルサブキャリアに設定されることが好ましい。この場合、2個のヌルサブキャリアが含まれることができる。
図9の一例によると、第2の周波数帯域920にはヌルサブキャリアが含まれない。
このような第1/第2の周波数帯域910、920の特徴は、第4/第5の周波数帯域940、950に含まれる最右側ヌルサブキャリアにも同じように適用される。
第3の周波数帯域930の場合、DCトーン(3トーン)周辺にレフトオーバートーンを配置することは同じであり、各々13トーンに不連続に配置される26−RUの構造も同じであり、DCトーン周辺のレフトオーバートーンの個数も同じように4個に決めることができる。
図10は、追加的な一例に係る20MHz帯域幅でのリソースユニット及びレフトオーバートーンの割当方法を示す。
図10の主要特徴は、図4の主要特徴と同じであるため、同じ内容に対しては説明を省略し、図4との相違点を中心にして説明する。
図10の一例は、26−RU、52−RU、106−RUを使用する一例を開示するが、各RUの大きさ(即ち、含まれるトーン/サブキャリアの個数)は可変的であり、3種類のRUは、第1乃至第3のタイプのリソースユニット(RU)で表現できる。
図4の一例と同様に、既設定帯域1080は、20MHzに対応されることができる。既設定帯域1080は、互いに連続する第1乃至第5の周波数帯域1010、1020、1030、1040、1050を含む。一方、前記第1の周波数帯域1010は、左側ガード帯域1060にも連続し、前記第5の周波数帯域1050は、右側ガード帯域1070にも連続する。
図10の一例によると、第1の周波数帯域1010にはヌルサブキャリアが含まれない。一方、第2の周波数帯域1020に第1のタイプのリソースユニット(即ち、26−RU)や第2のタイプのリソースユニット(即ち、52−RU)が割り当てられると、第2の周波数帯域1020の最左側サブキャリア1025は、ヌルサブキャリアに設定されることが好ましい。この場合、2個のヌルサブキャリアが含まれることができる。
このような第1/第2の周波数帯域1010、1020の特徴は、第4/第5の周波数帯域1040、1050に含まれる最右側ヌルサブキャリアにも同じように適用される。
第3の周波数帯域1030の場合、DCトーン(3トーン)周辺にレフトオーバートーンを配置することは同じであり、各々13トーンに不連続に配置される26−RUの構造も同じであり、DCトーン周辺のレフトオーバートーンの個数も同じように4個に決めることができる。
図11は、追加的な一例に係る20MHz帯域幅でのリソースユニット及びレフトオーバートーンの割当方法を示す。
図11の主要特徴は、図4の主要特徴と同じであるため、同じ内容に対しては説明を省略し、図4との相違点を中心にして説明する。
図11の一例は、26−RU、52−RU、107−RUを使用する一例を開示するが、各RUの大きさ(即ち、含まれるトーン/サブキャリアの個数)は可変的であり、3種類のRUは、第1乃至第3のタイプのリソースユニット(RU)で表現できる。
図4の一例と同様に、既設定帯域1180は、20MHzに対応されることができる。既設定帯域1180は、互いに連続する第1乃至第5の周波数帯域1110、1120、1130、1140、1150を含む。一方、前記第1の周波数帯域1110は、左側ガード帯域1160にも連続し、前記第5の周波数帯域1150は、右側ガード帯域1170にも連続する。
図11の一例によると、第1の周波数帯域1110に第1のタイプのリソースユニット(即ち、26−RU)が割り当てられる場合、図示されたように、2個の26−RU間に1個のヌルサブキャリア1111が割り当てられることができる。また、第1の周波数帯域1110に第2のタイプのリソースユニット(即ち、52−RU)が割り当てられる場合、図示されたように、最右側サブキャリアが1個のヌルサブキャリア1112に割り当てられることができる。
また、第2の周波数帯域1120に第1のタイプのリソースユニット(即ち、26−RU)が割り当てられる場合、図示されたように、各26−RUの左側に1個ずつのヌルサブキャリア1121が割り当てられることができる。また、第2の周波数帯域1120に第2のタイプのリソースユニット(即ち、52−RU)が割り当てられる場合、図示されたように、最左側サブキャリアが2個のヌルサブキャリア1122に割り当てられることができる。
このような第1/第2の周波数帯域1110、1120の特徴は、第4/第5の周波数帯域1140、1150に含まれるヌルサブキャリア1141、1142、1151、1152にも同じように適用される。
第3の周波数帯域1130の場合、DCトーン(3トーン)周辺にレフトオーバートーンを配置することは同じであり、各々13トーンに不連続に配置される26−RUの構造も同じであるが、DCトーン周辺のレフトオーバートーンの個数は2個に設定されることができる。
図12は、追加的な一例に係る20MHz帯域幅でのリソースユニット及びレフトオーバートーンの割当方法を示す。
図12の主要特徴は、図4の主要特徴と同じであるため、同じ内容に対しては説明を省略し、図4との相違点を中心にして説明する。
図12の一例は、26−RU、52−RU、107−RUを使用する一例を開示するが、各RUの大きさ(即ち、含まれるトーン/サブキャリアの個数)は可変的であり、3種類のRUは、第1乃至第3のタイプのリソースユニット(RU)で表現できる。
図4の一例と同様に、既設定帯域1280は、20MHzに対応されることができる。既設定帯域1280は、互いに連続する第1乃至第5の周波数帯域1210、1220、1230、1240、1250を含む。一方、前記第1の周波数帯域1210は、左側ガード帯域1260にも連続し、前記第5の周波数帯域1250は、右側ガード帯域1270にも連続する。
図12の一例によると、第1の周波数帯域1210に第1のタイプのリソースユニット(即ち、26−RU)が割り当てられる場合、図示されたように、2個の26−RU間に1個のヌルサブキャリア1211が割り当てられることができる。また、第1の周波数帯域1210に第2のタイプのリソースユニット(即ち、52−RU)が割り当てられる場合、図示されたように、最右側サブキャリアが1個のヌルサブキャリア1212に割り当てられることができる。
また、第2の周波数帯域1220に第1のタイプのリソースユニット(即ち、26−RU)が割り当てられる場合、図示されたように、各26−RUの左側に1個ずつのヌルサブキャリア1221が割り当てられることができる。また、第2の周波数帯域1220に第2のタイプのリソースユニット(即ち、52−RU)が割り当てられる場合、図示されたように、両終端のサブキャリアがヌルサブキャリア1222に割り当てられることができる。
このような第1/第2の周波数帯域1210、1220の特徴は、第4/第5の周波数帯域1240、1250に含まれるヌルサブキャリア1241、1242、1251、1252にも同じように適用される。
第3の周波数帯域1230の場合、DCトーン(3トーン)周辺にレフトオーバートーンを配置することは同じであり、各々13トーンに不連続に配置される26−RUの構造も同じであるが、DCトーン周辺のレフトオーバートーンの個数は2個に設定されることができる。
図13は、追加的な一例に係る20MHz帯域幅でのリソースユニット及びレフトオーバートーンの割当方法を示す。
図13の主要特徴は、図4の主要特徴と同じであるため、同じ内容に対しては説明を省略し、図4との相違点を中心にして説明する。
図13の一例は、26−RU、52−RU、107−RUを使用する一例を開示するが、各RUの大きさ(即ち、含まれるトーン/サブキャリアの個数)は可変的であり、3種類のRUは、第1乃至第3のタイプのリソースユニット(RU)で表現できる。
図4の一例と同様に、既設定帯域1380は、20MHzに対応されることができる。既設定帯域1380は、互いに連続する第1乃至第5の周波数帯域1310、1320、1330、1340、1350を含む。一方、前記第1の周波数帯域1310は、左側ガード帯域1360にも連続し、前記第5の周波数帯域1350は、右側ガード帯域1370にも連続する。
図13の一例によると、第1の周波数帯域1310に第1または第2のタイプのリソースユニット(RU)が含まれる場合にのみ、最右側サブキャリアは、1個のヌルサブキャリア1315に割り当てられることができる。また、第2の周波数帯域1320に第1または第2のタイプのリソースユニット(RU)が含まれる場合にのみ、最左側サブキャリアと最右側サブキャリアの各々に1個のヌルサブキャリア1325が割り当てられることができる。
このような第1/第2の周波数帯域1310、1320の特徴は、第4/第5の周波数帯域1340、1350に含まれるヌルサブキャリア1345、1355にも同じように適用される。
第3の周波数帯域1330の場合、DCトーン(3トーン)周辺にレフトオーバートーンを配置することは同じであり、各々13トーンに不連続に配置される26−RUの構造も同じであるが、DCトーン周辺のレフトオーバートーンの個数は2個に設定されることができる。
図14は、追加的な一例に係る20MHz帯域幅でのリソースユニット及びレフトオーバートーンの割当方法を示す。
図14の主要特徴は、図4の主要特徴と同じであるため、同じ内容に対しては説明を省略し、図4との相違点を中心にして説明する。
図14の一例は、26−RU、52−RU、106−RUを使用する一例を開示するが、各RUの大きさ(即ち、含まれるトーン/サブキャリアの個数)は可変的であり、3種類のRUは、第1乃至第3のタイプのリソースユニット(RU)で表現できる。
図4の一例と同様に、既設定帯域1480は、20MHzに対応されることができる。既設定帯域1380は、互いに連続する第1乃至第5の周波数帯域1410、1420、1430、1440、1450を含む。一方、前記第1の周波数帯域1410は、左側ガード帯域1460にも連続し、前記第5の周波数帯域1450は、右側ガード帯域1470にも連続する。
図14の一例によると、第1の周波数帯域1410に第1または第2のタイプのリソースユニット(RU)が含まれる場合にのみ、最右側サブキャリアは、1個のヌルサブキャリア1415に割り当てられることができる。また、第2の周波数帯域1420に第1または第2のタイプのリソースユニット(RU)が含まれる場合にのみ、最左側サブキャリアに1個のヌルサブキャリア1421が割り当てられ、最右側サブキャリアに1個のヌルサブキャリア1422が割り当てられることができる。もし、第1の周波数帯域1410及び第2の周波数帯域1420を含む帯域に第3のタイプのリソースユニット(即ち、106−RU)が含まれる場合、最右側サブキャリアに1個のヌルサブキャリア1422が割り当てられることができる。
このような第1/第2の周波数帯域1410、1420の特徴は、第4/第5の周波数帯域1440、1450に含まれるヌルサブキャリアにも同じように適用される。
第3の周波数帯域1430の場合、DCトーン(3トーン)周辺にレフトオーバートーンを配置することは同じであり、各々13トーンに不連続に配置される26−RUの構造も同じであるが、DCトーン周辺のレフトオーバートーンの個数は2個に設定されることができる。
図15は、追加的な一例に係る20MHz帯域幅でのリソースユニット及びレフトオーバートーンの割当方法を示す。
図15の主要特徴は、図4の主要特徴と同じであるため、同じ内容に対しては説明を省略し、図4との相違点を中心にして説明する。
図15の一例は、26−RU、52−RU、107−RUを使用する一例を開示するが、各RUの大きさ(即ち、含まれるトーン/サブキャリアの個数)は可変的であり、3種類のRUは、第1乃至第3のタイプのリソースユニット(RU)で表現できる。
図4の一例と同様に、既設定帯域1580は、20MHzに対応されることができる。既設定帯域1380は、互いに連続する第1乃至第5の周波数帯域1510、1520、1530、1540、1550を含む。
図15の一例によると、第1の周波数帯域1510に第1または第2のタイプのリソースユニット(RU)が含まれる場合にのみ、図示された位置に1個のヌルサブキャリア1511、1512を含む。また、第2の周波数帯域1520に第1または第2のタイプのリソースユニット(RU)が含まれる場合にのみ、図示されたようなヌルサブキャリア1525を含む。
このような第1/第2の周波数帯域1510、1520の特徴は、第4/第5の周波数帯域1540、1550に含まれるヌルサブキャリアにも同じように適用される。一方、第3の周波数帯域1530の場合、図5の第3の周波数帯域530の構造に対応される。
図16及び図17は、追加的な一例に係る20MHz帯域幅でのリソースユニット及びレフトオーバートーンの割当方法を示す。
図16は、図15の一例と比較すると、26−RU間のヌルサブキャリア位置が異なり、その他の特徴は、全て同じである。図17も図15または図16の一例と比較すると、26−RU間のヌルサブキャリア位置が異なり、その他の特徴は、全て同じである。
図18は、本実施例に使われることができるDL/UL PPDUフォーマットを示すブロック図である。
図18では、本実施例に係るAPまたはnon−AP STAによりOFDMAに基づいて送信されるPPDUフォーマットが開示される。
図18を参照すると、MU PPDUのPPDUヘッダは、L−STF(legacy−short training field)、L−LTF(legacy−long training field)、L−SIG(legacy−signal)、HE−SIG A(high efficiency−signal A)、HE−SIG B(high efficiency−signal−B)、HE−STF(high efficiency−short training field)、HE−LTF(high efficiency−long training field)、データフィールド(または、MACペイロード)を含むことができる。PHYヘッダにおいて、L−SIGまではレガシ部分(legacy part)と、L−SIG以後のHE(high efficiency)部分(HE part)と、に区分されることができる。
L−STF1800は、短いトレーニングOFDMシンボル(short training orthogonal frequency division multiplexing symbol)を含むことができる。L−STF1800は、フレーム探知(frame detection)、AGC(automatic gain control)、ダイバーシティ探知(diversity detection)、コース周波数/時間同期化(coarse frequency/time synchronization)のために使われることができる。
L−LTF1810は、長いトレーニングOFDMシンボル(long training orthogonal frequency division multiplexing symbol)を含むことができる。L−LTF1810は、ファイン周波数/時間同期化(fine frequency/time synchronization)及びチャネル予測のために使われることができる。
L−SIG1820は、制御情報を送信するために使われることができる。L−SIG1820は、データ送信率(rate)、データ長さ(length)に対する情報を含むことができる。また、L−SIG1820は、繰り返して送信されることができる。即ち、L−SIG1820が繰り返されるフォーマット(例えば、R−LSIGとも呼ばれる)で構成されることができる。
HE−SIG A1830は、DL MU PPDUを受信するSTAを指示するための情報を含むことができる。例えば、HE−SIG A1830は、PPDUを受信する特定STA(または、AP)の識別子、特定STAのグループを指示するための情報を含むことができる。例えば、HE−SIG A1830がDL MU PPDUのために使われる場合、non−AP STAのDL MU PPDUの受信のためのリソース割当情報も含むことができる。
また、HE−SIG A1830は、BSS識別情報のためのカラービット(color bits)情報、帯域幅(bandwidth)情報、テールビット(tail bit)、CRCビット、HE−SIG B1840に対するMCS(modulation and coding scheme)情報、HE−SIG B1840のためのシンボル個数情報、CP(cyclic prefix)(または、GI(guard interval))長さ情報を含むこともできる。
HE−SIG B1840は、PSDU(Physical layer service data unit)の長さMCSに対する情報及びテールビットなどを含むことができる。また、HE−SIG B1840は、PPDUを受信するSTAに対する情報、OFDMAベースのリソース割当(resource allocation)情報(または、MU−MIMO情報)を含むこともできる。HE−SIG B1840にOFDMAベースのリソース割当情報(または、MU−MIMO関連情報)が含まれる場合、HE−SIG A1830にはリソース割当情報が含まれないこともある。
HE−SIG A1850またはHE−SIG B1860は、少なくとも一つの受信STAに対するリソース割当情報(または、仮想リソース割当情報)を含むことができる。
MU PPDU上でHE−SIG B1840の以前フィールドは、図示されたようにデュプリケートされた形態で送信されることができる。HE−SIG B1840の場合、一部の周波数帯域(例えば、第4の周波数帯域)で送信されるHE−SIG B1840は、該当周波数帯域(即ち、第4の周波数帯域)のデータフィールド及び該当周波数帯域を除外した他の周波数帯域(例えば、第2の周波数帯域)のデータフィールドのための制御情報も含むことができる。また、特定周波数帯域(例えば、第2の周波数帯域)のHE−SIG B1840は、他の周波数帯域(例えば、第4の周波数帯域)のHE−SIG B1840をデュプリケートしたフォーマットである。または、HE−SIG B1840は、全体送信リソース上でエンコーディングされた形態で送信されることができる。HE−SIG B1840以後のフィールドは、PPDUを受信する受信STAの各々のための個別情報を含むことができる。
HE−STF1850は、MIMO(multiple input multiple output)環境またはOFDMA環境で自動利得制御推定(automatic gain control estimation)を向上させるために使われることができる。
HE−LTF1860は、MIMO環境またはOFDMA環境でチャネルを推定するために使われることができる。
HE−STF1850及びHE−STF1850以後のフィールドに適用されるFFT/IFFTの大きさとHE−STF1850以前のフィールドに適用されるFFT/IFFTの大きさは、互いに異なる。例えば、HE−STF1850及びHE−STF1850以後のフィールドに適用されるFFT/IFFTの大きさは、HE−STF1850以前のフィールドに適用されるIFFTの大きさより4倍大きい。
他の表現としては、図18のPPDU上のL−STF1800、L−LTF1810、L−SIG1820、HE−SIG A1830、HE−SIG B1840のうち少なくともいずれか一つのフィールドを制御フィールドという場合、前記制御フィールドに適用されるサブキャリア周波数スペーシング(Subcarrier frequency spacing)は、データフィールド1870(または、HE−STF、HE−LTFフィールド)に適用されるサブキャリア周波数スペーシングに比べて4倍大きいと表現できる。または、前記制御フィールドの各シンボルに適用されるIDFT/DFT区間(IDFT/DFT period)は、前記データフィールドの各データシンボルに適用されるIDFT/DFT区間に比べて1/4倍短いと表現できる。具体的に、前記制御フィールドに適用されるサブキャリア周波数スペーシング(Subcarrier frequency spacing)は、312.5kHzであり、前記データフィールド1870(または、HE−STF、HE−LTFフィールド)の各シンボルに適用されるサブキャリア周波数スペーシングは、78.125kHzであり、前記制御フィールドに適用されるIDFT/DFT長さは、3.2μsであり、前記データフィールド1870(または、HE−STF、HE−LTFフィールド)のシンボルに適用されるIDFT/DFT長さは、12.8μsであると表現されることができる。
STAは、HE−SIG A1830を受信し、HE−SIG A1830に基づいてダウンリンクPPDUの受信指示を受けることができる。このような場合、STAは、HE−STF1850及びHE−STF1850以後フィールドから変更されたFFTサイズに基づいてデコーディングを実行することができる。それに対し、STAがHE−SIG A1830に基づいてダウンリンクPPDUの受信指示を受けていない場合、STAは、デコーディングを中断し、NAV(network allocation vector)を設定することができる。HE−STF1850のCP(cyclic prefix)は、他のフィールドのCPより大きい大きさを有することができ、このようなCP区間中、STAは、FFTサイズを変化させてダウンリンクPPDUに対するデコーディングを実行することができる。
前述した図4乃至図17の一例は、前記HE−STF1850、HE−LTF1860、データフィールド1870に適用されることができる。例えば、データフィールド1870に適用される場合、図示された4個のデータフィールドの各々は、20MHz帯域に相応できる。即ち、図示されたデータフィールド1870の各々に対してリソースユニット(RU)を割り当てる場合、図4乃至図17の一例によって、リソースユニット(RU)を割り当て、ヌルサブキャリアを割り当てることができる。
一方、図18の一例は、4個の周波数帯域(即ち、20MHz*4=80MHz)を介して送信される一例を開示するが、4個の周波数帯域1881、1882、1883、1884が全部使われる必要はなく、例えば、ただ1個の周波数帯域が使われ、または選択的に2個の周波数帯域のみが使われることが可能である。
図19は、本実施例が適用されることができる無線装置を示すブロック図である。
図19を参照すると、無線装置は、前述した実施例を具現することができるSTAであり、AP1900または非AP STA(non−AP station)である。
AP1900は、プロセッサ1910、メモリ1920及びRF部(radio frequency unit)1930を含む。
RF部1930は、プロセッサ1910と連結して無線信号を送信/受信することができる。
プロセッサ1910は、本明細書で提案された機能、過程及び/または方法を具現することができる。例えば、プロセッサ1910は、前述した本実施例に係るAPの動作を実行するように具現されることができる。プロセッサは、図1乃至図18の実施例で開示したAPの動作を実行することができる。
非AP STA1950は、プロセッサ1960、メモリ1970及びRF部(radio frequency unit)1980を含む。
RF部1980は、プロセッサ1960と連結して無線信号を送信/受信することができる。
プロセッサ1960は、本実施例で提案された機能、過程及び/または方法を具現することができる。例えば、プロセッサ1960は、前述した本実施例に係るnon−AP STA動作を実行するように具現されることができる。プロセッサは、図1乃至図18の実施例でnon−AP STAの動作を実行することができる。
例えば、プロセッサ1960は、図4乃至図18の実施例によってRUを割り当て、対応されるヌルサブキャリアを割り当てることができる。
プロセッサ1910、1960は、ASIC(application−specific integrated circuit)、他のチップセット、論理回路、データ処理装置及び/またはベースバンド信号及び無線信号を相互変換する変換器を含むことができる。メモリ1920、1970は、ROM(read−only memory)、RAM(random access memory)、フラッシュメモリ、メモリカード、格納媒体及び/または他の格納装置を含むことができる。RF部1930、1980は、無線信号を送信及び/または受信する一つ以上のアンテナを含むことができる。
実施例がソフトウェアで具現される時、前述した技法は、前述した機能を遂行するモジュール(過程、機能など)で具現されることができる。モジュールは、メモリ1920、1970に格納され、プロセッサ1910、1960により実行されることができる。メモリ1920、1970は、プロセッサ1910、1960の内部または外部にあり、よく知られた多様な手段でプロセッサ1910、1960と連結されることができる。