図1は、無線LAN(wireless local area network、WLAN)の構造を示す概念図である。
図1の上段は、IEEE(institute of electrical and electronic engineers)802.11のインフラストラクチャBSS(basic service set)の構造を示す。
図1の上段を参照すると、無線LANシステムは、一つまたはそれ以上のインフラストラクチャBSS100、105(以下、BSS)を含むことができる。BSS100、105は、成功的に同期化されて互いに通信できるAP(access point)125及びSTA1(Station)100−1のようなAPとSTAのセットであり、特定領域を示す概念ではない。BSS105は、一つのAP130に一つ以上の結合可能なSTA105−1、105−2を含むこともできる。
BSSは、少なくとも1個のSTA、分散サービス(Distribution Service)を提供するAP125、130及び複数のAPを連結させる分散システム(Distribution System、DS)110を含むことができる。
分散システム110は、複数のBSS100、105を連結して拡張されたサービスセットであるESS(extended service set)140を具現することができる。ESS140は、一つまたは複数個のAP125、230が分散システム110を介して連結されて構成された一つのネットワークを指示する用語として使われることができる。一つのESS140に含まれるAPは、同じSSID(service set identification)を有することができる。
ポータル(portal)120は、無線LANネットワーク(IEEE802.11)と他のネットワーク(例えば、802.X)との連結を実行するブリッジ役割を遂行することができる。
図1の上段のようなBSSでは、AP125、130間のネットワーク及びAP125、130とSTA100−1、105−1、105−2との間のネットワークが具現されることができる。しかし、AP125、130無しでSTA間でもネットワークを設定して通信を実行することも可能である。AP125、130無しでSTA間でもネットワークを設定して通信を実行するネットワークをアドホックネットワーク(Ad−Hoc network)または独立BSS(independent basic service set、IBSS)と定義する。
図1の下段は、IBSSを示す概念図である。
図1の下段を参照すると、IBSSは、アドホックモードで動作するBSSである。IBSSは、APを含まないため、中央で管理機能を遂行するエンティティ(centralized management entity)がない。即ち、IBSSにおいて、STA150−1、150−2、150−3、155−4、155−5は、分散された方式(distributed manner)に管理される。IBSSにおいて、全てのSTA150−1、150−2、150−3、155−4、155−5は、移動STAからなることができ、分散システムへの接続が許容されなくて自己完備的ネットワーク(self−contained network)を構築する。
STAは、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.11標準の規定に従う媒体接続制御(Medium Access Control、MAC)と無線媒体に対する物理階層(Physical Layer)インターフェースを含む任意の機能媒体であり、広義では、APと非AP STA(Non−AP Station)を両方とも含む意味として使われることができる。
STAは、移動端末(mobile terminal)、無線機器(wireless device)、無線送受信ユニット(Wireless Transmit/Receive Unit;WTRU)、ユーザ装備(User Equipment;UE)、移動局(Mobile Station;MS)、モバイル加入者ユニット(Mobile Subscriber Unit)または単純にユーザ(user)などの多様な名称で呼ばれることもある。
以下、本実施例では、APからSTAへ送信されるデータ(または、フレーム)はダウンリンクデータ(または、ダウンリンクフレーム)、STAからAPへ送信されるデータ(または、フレーム)はアップリンクデータ(または、アップリンクフレーム)という用語で表現されることができる。また、APからSTAへの送信はダウンリンク送信、STAからAPへの送信はアップリンク送信という用語で表現できる。
また、ダウンリンク送信を介して送信されるPPDU(PHY protocol data unit)、フレーム及びデータの各々は、ダウンリンクPPDU、ダウンリンクフレーム及びダウンリンクデータという用語で表現されることができる。PPDUは、PPDUヘッダとPSDU(physical layer service data unit)(または、MPDU(MAC protocol data unit))を含むデータ単位である。PPDUヘッダは、PHYヘッダとPHYプリアンブルを含むことができ、PSDU(または、MPDU)は、フレーム(または、MAC階層の情報単位)を含み、またはフレームを指示するデータ単位である。PHYヘッダは、他の用語として、PLCP(physical layer convergence protocol)ヘッダで表現され、PHYプリアンブルは、他の用語として、PLCPプリアンブルで表現されることもできる。
また、アップリンク送信を介して送信されるPPDU、フレーム及びデータの各々は、アップリンクPPDU、アップリンクフレーム及びアップリンクデータという用語で表現されることができる。
既存の無線LANシステムでは、SU(single)−OFDM(orthogonal frequency division multiplexing)送信に基づいて全体帯域幅が1個のSTAへのダウンリンク送信及び1個のSTAのアップリンク送信のために使われた。また、既存の無線LANシステムにおいて、APは、MU MIMO(multiple input multiple output)に基づいてDL(downlink)MU(multi−user)送信を実行することができ、このような送信は、DL MU MIMO送信という用語で表現されることができる。
本実施例に係る無線LANシステムでは、OFDMA(orthogonal frequency division multiple access)ベースの送信方法がアップリンク送信及びダウンリンク送信のためにサポートされることができる。具体的に、本実施例に係る無線LANシステムにおいて、APがOFDMAに基づいてDL MU送信を実行することができ、このような送信は、DL MU OFDMA送信という用語で表現されることができる。DL MU OFDMA送信が実行される場合、APは、重なった時間リソース上で複数の周波数リソースの各々を介して複数のSTAの各々にダウンリンクデータ(または、ダウンリンクフレーム、ダウンリンクPPDU)を送信することができる。複数の周波数リソースは、複数のサブバンド(または、サブチャネル)または複数のRU(resource unit)(例えば、BTU(basic tone unit)、STU(small tone unit))である。DL MU OFDMA送信は、DL MU MIMO送信と共に使われることができる。例えば、DL MU OFDMA送信のために割り当てられた特定サブバンド(または、サブチャネル)上で複数の時空間ストリーム(space−time stream)(または、空間的ストリーム(spatial stream))に基づくDL MU MIMO送信が実行されることができる。
また、本実施例に係る無線LANシステムでは、複数のSTAが同じ時間リソース上でAPにデータを送信するUL MU送信(uplink multi−user transmission)がサポートされることができる。複数のSTAの各々による重なった時間リソース上でのアップリンク送信は、周波数ドメインまたは空間ドメイン(spatial domain)上で実行されることができる。
複数のSTAの各々によるアップリンク送信が周波数ドメイン上で実行される場合、OFDMAに基づいて複数のSTAの各々に対して互いに異なる周波数リソース(サブバンド、サブチャネル、またはRU(resource unit))がアップリンク送信リソースに割り当てられることができる。複数のSTAの各々は、割り当てられた互いに異なる周波数リソースを介してAPにアップリンクデータを送信することができる。このような互いに異なる周波数リソースを介した送信方法は、UL MU OFDMA送信方法という用語で表現されることもできる。
複数のSTAの各々によるアップリンク送信が空間ドメイン上で実行される場合、複数のSTAの各々に対して互いに異なる時空間ストリーム(または、空間的ストリーム)が割り当てられ、複数のSTAの各々が互いに異なる時空間ストリームを介してアップリンクデータをAPに送信することができる。このような互いに異なる空間的ストリームを介した送信方法は、UL MU MIMO送信方法という用語で表現されることもできる。
UL MU OFDMA送信とUL MU MIMO送信は共に実行されることができる。例えば、UL MU OFDMA送信のために割り当てられた特定サブバンド(または、サブチャネル)上で複数の時空間ストリーム(または、空間的ストリーム)に基づくUL MU MIMO送信が実行されることができる。
MU OFDMA送信をサポートしなかった従来の無線LANシステムにおいて、一つの端末に広い帯域幅(wider bandwidth)(例えば、20MHz超過帯域幅)を割り当てるためにマルチチャネル割当方法が使われた。マルチチャネルは、一つのチャネル単位を20MHzとする場合、複数個の20MHzチャネルを含むことができる。マルチチャネル割当方法では端末に広い帯域幅を割り当てるためにプライマリチャネル規則(primary channel rule)が使われた。プライマリチャネル規則が使われる場合、端末に広い帯域幅を割り当てるための制約が存在する。具体的に、プライマリチャネルルールによると、プライマリチャネルに隣接したセカンダリチャネル(secondary channel)がOBSS(overlapped BSS)で使われて‘ビジー(busy)’の場合、STAは、プライマリチャネルを除外した残りのチャネルを使用することができない。したがって、STAは、プライマリチャネルを介してのみフレームを送信することができるため、マルチチャネルを介したフレームの送信に対する制約を受ける。即ち、既存の無線LANシステムにおいて、マルチチャネル割当のために使われたプライマリチャネルルールは、OBSSが少なくない現在無線LAN環境で広い帯域幅を運用して高い処理量を得ようとする時に大きい制約となることができる。
このような問題点を解決するために、本実施例ではOFDMA(orthogonal frequency division multiple access)技術をサポートする無線LANシステムが開示される。OFDMA技術が使われる場合、プライマリチャネルルールによる制限無しでマルチチャネルを一つの端末でない複数の端末が同時に使用することができる。したがって、広い帯域幅運用が可能で無線リソースの運用の効率性が向上することができる。
本実施例に係る無線LANシステムで仮定される時間−周波数構造(time−frequency structure)は、例示的に下記の通りである。
FFT(fast fourier transform)サイズ/IFFT(inverse fast fourier transform)サイズは、既存の無線LANシステムで使われたFFT/IFFTサイズのN倍(Nは、自然数、例えば、N=4)に定義されることができる。即ち、HE PPDUの第1の部分に比べてHE PPDUの第2の部分に4倍サイズのFFT/IFFTが適用されることができる。例えば、20MHzの帯域幅に対して256FFT/IFFTが適用され、40MHzの帯域幅に対して512FFT/IFFTが適用され、80MHzの帯域幅に対して1024FFT/IFFTが適用され、連続160MHzまたは不連続160MHzの帯域幅に対して2048FFT/IFFTが適用されることができる。
サブキャリア空間/スペーシング(subcarrier spacing)は、既存の無線LANシステムで使われたサブキャリア空間の1/N倍(Nは、自然数、例えば、N=4の場合、78.125kHz)の大きさである。
IDFT(inverse discrete fourier transform)/DFT(discrete fourier transform)(または、FFT/IFFT)に基づくIDFT/DFT長さ(または、有効シンボル長さ)は、既存の無線LANシステムでIDFT/DFT長さのN倍である。例えば、既存の無線LANシステムにおいて、IDFT/DFT長さが3.2μsであり、N=4の場合、本実施例に係る無線LANシステムにおいて、IDFT/DFT長さは、3.2μs*4(=12.8μs)である。
OFDMシンボルの長さは、IDFT/DFT長さにGI(guard interval)の長さを加えた値である。GIの長さは、0.4μs、0.8μs、1.6μs、2.4μs、3.2μsのような多様な値である。
本発明の実施例に係るOFDMAベースのリソース割当方法が使われる場合、互いに異なる大きさで定義されたリソース割当単位が使われることができる。具体的に、OFDMAベースのリソース割当のためにBTU(basic tone unit)及びSTU(small tone unit)が定義されることができる。
APは、前記のような多様なリソース単位に基づいて少なくとも1個のSTAのためのダウンリンク送信リソース及び/またはアップリンク送信リソースを決定することができる。APは、スケジューリングされたダウンリンク送信リソースを介して少なくとも一つのPPDUを少なくとも1個のSTAに送信することができる。また、APは、スケジューリングされたアップリンク送信リソースを介して少なくとも1個のSTAにより送信される少なくとも一つのPPDUを受信することができる。
BTUは、STUに比べて相対的に大きいサイズのリソース単位(larger size resource unit)である。例えば、BTUは、56トーン(tone)、114トーンなどの大きさで定義されることができる。BTUは、可用な帯域幅の大きさ(例えば、20MHz、40MHz、80MHz、160MHz等)と関係無しで同じ大きさで定義され、または可用な帯域幅の大きさに従属的に変化される大きさで定義されることができる。例えば、BTUの大きさは、可用な帯域幅の大きさの増加によって相対的に大きい値で定義されることもできる。トーン(tone)は、サブキャリア(subcarrier)と同じ意味で解釈されることができる。
STUは、BTUに比べて相対的に小さいサイズのリソース単位(smaller size resource unit)である。例えば、STUは、26トーンの大きさで定義されることができる。
BTU及びSTUのようなリソース単位は、全体帯域幅(または、可用な帯域幅)上で全体帯域幅の両終端に位置した干渉緩和のための左側ガードトーン(left guard tone)、右側ガードトーン(right guard tone)及び全体帯域幅の中央に位置したDC(direct current)トーンを考慮して割り当てられることができる。それだけでなく、BTU及びSTUのようなリソース単位は、ユーザ割当分離(user allocation separation)(または、STA別リソース割当)、一般パイロット(common pilot)、AGC(automatic gain control)、位相トラッキング(phase tracking)などの用途で使われることができるレフトオーバー(leftover)トーンを考慮して割り当てられることができる。
全体帯域幅上でBTU及びSTUのようなリソース単位の割当方法(割当個数、割当位置など)は、リソース活用効率、全体帯域幅によるスケーラビリティ(scalability)(または、拡張性)を考慮して設定されることができる。BTU及びSTUのようなリソース単位の割当方法は、あらかじめ定義され、または多様な方法(例えば、PPDUのPPDUヘッダに含まれるシグナルフィールド(signal field)に基づくシグナリング)に基づいてシグナリングされることができる。
以下、具体的なBTU及びSTUに基づくリソース割当方法が開示される。
図2は、本発明の実施例に係るリソース割当方法を示す概念図である。
図2では、全体帯域幅上で可用なトーン(available tone)の個数を考慮してレフトオーバートーン(leftover tone)(または、残りのトーン(remaining tone))がないようにBTU及びSTUを割り当てる方法が開示される。また、仮想的割当に基づいて少なくとも1個のBTU及び少なくとも1個のSTUの組み合わせを1個のSTAに割り当てる方法が開示される。可用なトーンは、左側ガードトーン(left guard tone)、右側ガードトーン(right guard tone)、DCトーンなどを除外したSTAへのリソース割当のために使用可能なトーンである。
以下の表1では、20MHz、40MHz、80MHzの帯域幅上でBTU及びSTUを割り当てる方法が開示される。
表1を参照すると、全体帯域幅が20MHzである場合、BTUは56トーンであり、STUは26トーンに対応されるリソース単位である。20MHz帯域幅上でガードトーン及びDCトーンを除外した可用なトーンの個数は、242トーンであり、242トーン上で割当可能な全体BTUの個数は、2個であり、割当可能な全体STUの個数は、5個である。2個のBTU及び5個のSTUの全体トーンの和は、242トーンである。2個のBTU及び5個のSTUは、レフトオーバートーン無しで20MHz帯域幅上で可用なトーンの個数242トーンにマッピングされることができる。
20MHz帯域幅上で1個のSTAは、1個または2個のBTU及び/または1個、2個、4個または5個のSTUの割当を受けることができる。また、BTU及び/またはSTUの組み合わせに基づいて20MHz帯域幅上で最大7個のSTAに対するリソース割当(例えば、STA1:BTU1、STA1:BTU2、STA3:STU1、STA4:STU2、STA5:STU3、STA6:STU4、STA7:STU5)が実行されることができる。
全体帯域幅が40MHzである場合、BTUは、選択的に56トーンまたは114トーンに対応されるリソース単位であり、STUは26トーンに対応されるリソース単位である。
BTUが56トーンである場合、40MHz帯域幅上でガードトーン及びDCトーンを除外した可用なトーンの個数は、242トーンの倍数である484トーンである。また、BTUが56トーンである場合、484トーン上で割当可能な全体BTUの個数は、4個であり、割当可能な全体STUの個数は、10個である。4個のBTU及び10個のSTUの全体トーンの和は、484トーンである。4個のBTU及び10個のSTUは、レフトオーバートーン無しで40MHz帯域幅上で可用なトーンの個数484トーンに対応されることができる。
BTUが56トーンである場合、40MHz帯域幅上で1個のSTAは、1個または2個のBTU及び/または1個、2個、4個または10個のSTUの割当を受けることができる。また、BTU及び/またはSTUの組み合わせに基づいて40MHz帯域幅上で最大14個のSTAに対するリソース割当が実行されることができる。
BTUが114トーンである場合、40MHz帯域幅上でガードトーン及びDCトーンを除外した可用なトーンの個数は、498トーンである。また、BTUが114トーンである場合、498トーン上で割当可能な全体BTUの個数は、3個であり、40MHz帯域幅上で割当可能な全体STUの個数は、6個である。3個のBTU及び10個のSTUの全体トーンの和は、498トーンである。3個のBTU及び10個のSTUは、レフトオーバートーン無しで40MHz帯域幅上で可用なトーンの個数498トーンに対応されることができる。
BTUが114トーンである場合、40MHz帯域幅上で1個のSTAは、1個または2個のBTU及び/または1個、2個、4個または6個のSTUの割当を受けることができる。また、BTU及び/またはSTUの組み合わせに基づいて40MHz帯域幅上で最大9個のSTAに対するリソース割当が実行されることができる。
全体帯域幅が80MHzである場合、BTUは114トーンであり、STUは26トーンである。80MHz帯域幅上でガードトーン及びDCトーンを除外した可用なトーンの個数は、996トーンであり、996トーン上で割当可能な全体BTUの個数は、6個であり、割当可能な全体STUの個数は、12個である。6個のBTU及び12個のSTUの全体トーンの和は、996トーンである。6個のBTU及び12個のSTUは、残るレフトオーバートーン無しで80MHz帯域幅上で可用なトーンの個数996トーンに対応されることができる。
80MHz帯域幅上で1個のSTAは、1個、2個または4個のBTU及び/または1個、2個、4個または12個のSTUの割当を受けることができる。また、BTU及び/またはSTUの組み合わせに基づいて80MHz帯域幅上で最大18個のSTAに対するリソース割当が実行されることができる。
本発明の実施例によると、1個のSTAが2個のBTU及び5個のSTUに対応される全体242トーン(=56トーン*2BTU+26トーン*5STU)の割当を受けることができる。
242トーンが1個のSTAに割り当てられる場合、既存のパイロット割当及び既存のインターリーバサイズが活用されることができる。具体的に、242トーンのうち、8トーンにパイロットトーンが割り当てられ、残りの234トーンに対してデータトーンが割り当てられることができる。234トーンのデータトーンに対して234サイズのインターリーバに基づくインターリービングが実行されることができる。
このような場合、既存の242トーンの割当を受けたSTAと同じようにデータインターリービング手順及びパイロットトーン挿入手順が実行されることができる。即ち、物理的に242トーン構造がサポートされない場合にも、一つの仮想的な242トーンのリソース単位がSTAに割り当てられることができる。このような場合、既存の234サイズのインターリーバを活用したインターリービング手順及び既存のパイロットトーン(8個のパイロットトーン)の挿入手順が使われることができる。242トーンのリソース単位は、仮想割当リソース単位(virtual allocation resource unit)という用語で表現されることができる。例えば、仮想割当リソース単位は、242トーンまたは242トーンの倍数(例えば、484、968等)である。または、仮想割当リソース単位の大きさは、既存の無線LANシステムで使われた他のインターリーバサイズ(108、52、24等)に基づいて決定されることもできる。
同様に、1個のSTAに割当可能なSTU(または、BTU)の個数及び/または1個のSTAに割り当てられるSTU(または、BTU)の個数に対する情報は、APによりシグナリングされることができる。1個のSTAに帯域幅で割当可能な最大STU(または、BTU)の個数より小さい個数のSTU(または、BTU)が割り当てられることができ、APによりSTAに割り当てられるSTU(または、BTU)に対する情報(個数及び/または割当位置)に対する情報がシグナリングされることができる。表1に示す帯域幅の大きさによって、1個のSTAに割当可能なSTU(または、BTU)の個数は、例示的な値である。
1個のSTAに20MHz単位の帯域幅(例えば、20MHz帯域幅、40MHz帯域幅、80MHz帯域幅)が割り当てられる場合、242トーンベースのヌメロロジーが再び使われることができる。1個のSTAは、242トーン(20MHz帯域幅)、484トーン(40MHz帯域幅)、968トーン(80MHz帯域幅)などのように242トーンの倍数に対応される可用なトーンの割当を受けることができる。
または、1個のSTAに20MHz単位の帯域幅が割り当てられる場合、各帯域幅の大きさに基づいて割当可能な全体BTU及び全体STUが1個のSTAに割り当てられることができる。例えば、20MHz帯域幅に対し、2個のBTU及び5個のSTUが割り当てられ、40MHz帯域幅に対し、4個のBTU及び10個のSTU(または、3個のBTU及び6個のSTU)が割り当てられることができる。もし、BTU及びSTUの両方ともが一ユーザに割り当てられる場合、周波数分割(frequency segment)に基づいてBTU及びSTUの各々(または、BTU及びSTUの特定組み合わせ)に対してインターリービングが実行され、または他のインターリーバが追加的にデザインされて使われることができる。
また、本発明の実施例によると、1個のBTUに対応される56トーンは、2個の26トーン単位に分割され、4個のレフトオーバートーンを残すことができる。したがって、帯域幅上で割当可能なBTUの個数を減少させ、その代りに帯域幅上で割当可能なSTUの個数を増加させることができる。表1において、帯域幅上で割当可能なBTUの個数が1個減少される場合、帯域幅上で割当可能なSTUの個数が2個増加できる。
また、1個のBTUが114トーンに対応される場合、114トーンのBTUは、4個のSTUに分割され、10個のレフトオーバートーンを残すことができる。同じ方式で、114トーンのBTUを一つ減少させ、26トーンに対応されるSTUを4個増加させる方式で帯域幅上で割当可能なBTU及びSTUの個数を変化させることもできる。
それに対し、STUの個数を減少させ、減少させたSTUに対応してBTUの個数が増加されることもできる。例えば、26個のSTU2個及び4個のレフトオーバートーンを結合して56トーン単位のBTUを生成することができる。または、複数のSTUを結合して一つのリソース単位として使用することもできる。例えば、26個のSTU2個を結合して52トーン大きさの組み合わせSTUを定義して使用することもできる。
図2の左側では、仮想割当が実行されずに、STA1乃至STA4にBTU及び/またはSTUが割り当てられる場合が開示される。
図2の左側を参照すると、STA1は、ガードトーンに隣接した1個のBTUの割当を受け、STA2は、2個のBTUの割当を受けることができる。また、STA3は、DCトーンに隣接した1個のBTUの割当を受け、STA4は、分散された4個のSTUの割当を受けることができる。
図2の右側では、仮想割当が実行されてSTA1乃至STA4に仮想割当リソース単位、BTU及び/またはSTUが割り当てられる場合が開示される。
図2の右側を参照すると、STA1は、ガードトーンに隣接した242トーンに対応される仮想割当リソース単位の割当を受け、STA2は、1個のBTUの割当を受けることができる。また、STA3は、他のガードトーンに隣接した他の仮想割当リソース単位の割当を受け、STA4は、分散された4個のSTUの割当を受けることができる。
以下の表2では、20MHz、40MHz、80MHzの帯域幅上でBTU及びSTUを割り当てる他の方法が開示される。
表2を参照すると、全体帯域幅が20MHzである場合、BTUは56トーンであり、STUは26トーンである。20MHz帯域幅上でガードトーン及びDCトーンを除外した可用なトーンの個数は、242トーンであり、242トーン上で割当可能な全体BTUの個数は、2個であり、割当可能な全体STUの個数は、5個である。2個のBTU及び5個のSTUの全体トーンの和は、242トーンである。2個のBTU及び5個のSTUは、レフトオーバートーン無しで20MHz帯域幅上で可用なトーンの個数242トーンに対応されることができる。
20MHz帯域幅上で1個のSTAは、1個または2個のBTU及び/または1個、2個、4個または5個のSTUの割当を受けることができる。また、BTU及び/またはSTUの組み合わせに基づいて20MHz帯域幅上で最大7個のSTAに対するリソース割当(例えば、STA1:BTU1、STA1:BTU2、STA3:STU1、STA4:STU2、STA5:STU3、STA6:STU4、STA7:STU5)が実行されることができる。
全体帯域幅が40MHzである場合、BTUは56トーンであり、STUは26トーンである。
40MHz帯域幅上でガードトーン及びDCトーンを除外した可用なトーンの個数は、242トーンの倍数である484トーンである。484トーン上で割当可能な全体BTUの個数は、4個であり、割当可能な全体STUの個数は、10個である。4個のBTU及び10個のSTUの全体トーンの和は、484トーンである。4個のBTU及び10個のSTUは、レフトオーバートーン無しで40MHz帯域幅上で可用なトーンの個数484トーンに対応されることができる。
40MHz帯域幅上で1個のSTAは、1個または2個のBTU及び/または1個、2個、4個または10個のSTUの割当を受けることができる。また、BTU及び/またはSTUの組み合わせに基づいて40MHz帯域幅上で最大14個のSTAに対するリソース割当が実行されることができる。
全体帯域幅が80MHzである場合、BTUは56トーンであり、STUは26トーンである。80MHz帯域幅上でガードトーン及びDCトーンを除外した可用なトーンの個数は、994トーンであり、994トーン上で割当可能な全体BTUの個数は、8個であり、割当可能な全体STUの個数は、21個である。8個のBTU及び21個のSTUの全体トーンの和は、994トーンである。8個のBTU及び21個のSTUは、レフトオーバートーン無しで80MHz帯域幅上で可用なトーンの個数994トーンに対応されることができる。
80MHz帯域幅上で1個のSTAは、1個、2個または4個のBTU及び/または1個、2個、4個または21個のSTUの割当を受けることができる。また、BTU及び/またはSTUの組み合わせに基づいて80MHz帯域幅上で最大29個のSTAに対するリソース割当が実行されることができる。
表2においても、2個のBTU及び5個のSTUに対応される242トーンが仮想割当リソース単位としてSTAに割り当てられることができる。または、4個のBTU及び10個のSTUに対応される484トーンが仮想割当リソース単位としてSTAに割り当てられることができる。
前述したように、仮想割当リソース単位がSTAに割り当てられた場合、既存のインターリーバに基づくインターリービング手順及び既存のパイロット挿入手順が実行されることができる。
同様に、1個のSTAに割当可能なSTU(または、BTU)の個数及び/または1個のSTAに割り当てられるSTU(または、BTU)の個数に対する情報は、APによりシグナリングされることができる。1個のSTAに帯域幅で割当可能な最大STU(または、BTU)の個数より小さい個数のSTU(または、BTU)が割り当てられることができ、APによりSTAに割り当てられるSTU(または、BTU)に対する情報(個数及び/または割当位置)に対する情報がシグナリングされることができる。表2に示す帯域幅の大きさによって、1個のSTAに割当可能なSTU(または、BTU)の個数は、例示的な値である。
また、表2に示す帯域幅上で割当可能な最大STAの個数も、例示的な値である。例えば、制限されたリソース組み合わせに基づいて20個より小さい個数のSTAのみが帯域幅上でサポートされることもできる。
または、1個のSTAに全体帯域幅が割り当てられる場合、各帯域幅の大きさに基づいて割当可能な全体BTU及び全体STUが1個のSTAに割り当てられることができる。例えば、20MHz帯域幅に対し、2個のBTU及び5個のSTUが割り当てられ、40MHz帯域幅に対し、4個のBTU及び10個のSTU(または、3個のBTU及び6個のSTU)が割り当てられ、80MHz帯域幅に対して8個のBTU及び21個のSTUが割り当てられることができる。
また、表2に示すリソース割当と関連して、1個のBTUが複数のSTUに分割され、または複数のSTUが1個のBTU(または、組み合わせSTU)で組み合わせられて帯域幅上で割当可能なBTUの個数及びSTUの個数が変わることができる。
以下の表3では、20MHz、40MHz、80MHzの帯域幅上でBTU及びSTUを割り当てる方法が開示される。
表3を参照すると、全体帯域幅が20MHzである場合、BTUは56トーンであり、STUは26トーンである。20MHz帯域幅上でガードトーン及びDCトーンを除外した可用なトーンの個数は、242トーンであり、242トーン上で割当可能な全体BTUの個数は、2個であり、割当可能な全体STUの個数は、5個である。2個のBTU及び5個のSTUの全体トーンの和は、242トーンである。2個のBTU及び5個のSTUは、レフトオーバートーン無しで20MHz帯域幅上で可用なトーンの個数242トーンに対応されることができる。
20MHz帯域幅上で1個のSTAは、1個または2個のBTU及び/または1個、2個または4個のSTUの割当を受けることができる。また、BTU及び/またはSTUの組み合わせに基づいて20MHz帯域幅上で最大7個のSTAに対するリソース割当(例えば、STA1:BTU1、STA1:BTU2、STA3:STU1、STA4:STU2、STA5:STU3、STA6:STU4、STA7:STU5)が実行されることができる。
全体帯域幅が40MHzである場合、BTUは56トーンであり、STUは26トーンである。
40MHz帯域幅上でガードトーン及びDCトーンを除外した可用なトーンの個数は、492トーンである。492トーン上で割当可能な全体BTUの個数は、6個であり、割当可能な全体STUの個数は、6個である。6個のBTU及び6個のSTUの全体トーンの和は、492トーンである。6個のBTU及び6個のSTUは、レフトオーバートーン無しで40MHz帯域幅上で可用なトーンの個数492トーンに対応されることができる。
40MHz帯域幅上で1個のSTAは、1個または2個のBTU及び/または1個、2個または4個のSTUの割当を受けることができる。また、BTU及び/またはSTUの組み合わせに基づいて40MHz帯域幅上で最大12個のSTAに対するリソース割当が実行されることができる。
全体帯域幅が80MHzである場合、BTUは56トーンであり、STUは26トーンである。80MHz帯域幅上でガードトーン及びDCトーンを除外した可用なトーンの個数は、1002トーンであり、1002トーン上で割当可能な全体BTUの個数は、10個であり、割当可能な全体STUの個数は、17個である。10個のBTU及び17個のSTUの全体トーンの和は、1002トーンである。10個のBTU及び17個のSTUは、レフトオーバートーン無しで80MHz帯域幅上で可用なトーンの個数1002トーンに対応されることができる。
80MHz帯域幅上で1個のSTAは、1個、2個または4個のBTU及び/または1個、2個または4個のSTUの割当を受けることができる。また、BTU及び/またはSTUの組み合わせに基づいて80MHz帯域幅上で最大27個のSTAに対するリソース割当が実行されることができる。
以下、本発明の実施例に係る仮想割当リソース単位に対するシグナリング方法が開示される。説明の便宜上、242トーンの大きさの仮想割当リソース単位に対するシグナリング方法が開示されるが、他の大きさの仮想割当リソース単位に対するシグナリングも同じ方式で実行されることができる。
仮想割当リソース単位の割当のために仮想割当リソース単位を構成する個別リソース単位BTU及びSTUに対する割当情報がSTAに送信されることができる。例えば、2個のBTU及び5個のSTUがSTAに割り当てられる場合、242トーンの仮想割当リソース単位がSTAに割り当てられる場合、既存の242トーンベースのOFDMヌメロロジー(既存のパイロット割当及び既存のインターリーバサイズ)が活用されることができる。
または、シグナリングオーバーヘッドを減らすために一ユーザに割当不可能なBTU個数を割り当てる場合、STAへの242トーンまたは242トーンの倍数に対応される仮想割当リソース単位の割当が指示されることができる。例えば、20MHz帯域幅でSTAに3個のBTUの割当は、STAへの仮想割当リソース単位の割当を指示することができる。
例えば、もし、BTUが最大2個まで1個のSTAに割当可能な場合、シグナリングされたBTUの個数が3以上の特定値または表現可能な最も大きい値または0を指示する場合、BTU2個とSTU5個が結合されて一つの仮想割当リソース単位として1個のSTAに割り当てられる場合が指示されることができる。
また、割当不可能な特定BTUの個数が第1の値(例えば、3個)である場合、第1の仮想割当リソース単位(例えば、242トーン)が指示され、割当不可能な特定BTUの個数が第2の値(例えば、4個)である場合、第2の仮想割当リソース単位(例えば、484トーン)が指示されることができる。
または、別途の仮想割当リソース単位の割当のための指示子(例えば、仮想割当指示子)が定義され、仮想割当指示子が仮想割当リソース単位の割当のために使われることもできる。
前述したように、1個のBTUは、複数個のSTUに分割されることもでき、複数個のSTUへの分割によって、レフトオーバートーンが残されることができる。例えば、56トーンのBTUが26トーンの2個のSTUに分割され、4個のレフトオーバートーンが残されることができる。4個のレフトオーバートーンは、分割された2個の26トーンのSTU間に位置し、または2個のレフトオーバートーン単位に各々が分割された2個の26トーンの上段ガードトーン及び下段ガードトーンとして使われることもできる。また、このようなBTUのSTUへの分割に対する情報もシグナリングされることができる。BTUのSTUへの分割に対する情報に対するシグナリングを介してリソース単位分割情報が送信されることができる。
リソース単位分割情報は、STUに分割されたBTUに対する情報、全体帯域幅上で変化された割当可能なBTUの個数及び変化された割当可能なSTUの個数に対する情報などを含むことができる。
それに対し、複数のSTUが結合されて組み合わせSTUを形成し、または1個のSTUが分割されて分割STUを形成することもできる。また、複数のBTUが結合されて組み合わせBTUを形成し、または1個のBTUが分割されて分割BTUを形成することもできる。例えば、2個のSTUが結合される場合、52トーン大きさの組み合わせSTUが生成され、1個のSTUが分割される場合、13トーン大きさの2個の分割STUが生成されることができる。リソース単位分割情報は、前記のような組み合わせSTU、組み合わせBTU、分割STU、分割BTUと関連した情報を含むことができる。
図3は、本発明の実施例に係る帯域幅上でリソース割当方法を示す概念図である。
図3では、20MHz、40MHz及び80MHzの帯域幅上でBTU及びSTUを割り当てる方法が開示される。
図3の左側を参照すると、20MHz帯域幅上で2個のBTU及び5個のSTUが割り当てられる場合が開示される。
低い周波数帯域から高い周波数帯域まで、左側ガードトーン(left guard tone)、STU(26トーン)、BTU(56トーン)、STU(26トーン)、分割STU(13トーン)、DC、分割STU(13トーン)、STU(26トーン)、BTU(56トーン)、STU(26トーン)、右側ガードトーン(right guard tone)が割り当てられることができる。
図3の中間を参照すると、40MHz帯域幅上で4個のBTU及び10個のSTUが割り当てられる場合が開示される。
低い周波数帯域から高い周波数帯域まで、左側ガードトーン(left guard tone)、STU(26トーン)、STU(26トーン)、BTU(56トーン)、STU(26トーン)、STU(26トーン)、BTU(56トーン)、STU(26トーン)、DC、STU(26トーン)、BTU(56トーン)、STU(26トーン)、STU(26トーン)、BTU(56トーン)、STU(26トーン)、STU(26トーン)、右側ガードトーン(right guard tone)が割り当てられることができる。
図3の右側を参照すると、80MHz帯域幅上で8個のBTU及び21個のSTUが割り当てられる場合が開示される。
低い周波数帯域から高い周波数帯域まで、左側ガードトーン(left guard tone)、STU(26トーン)、STU(26トーン)、BTU(56トーン)、STU(26トーン)、STU(26トーン)、BTU(56トーン)、STU(26トーン)、STU(26トーン)、BTU(56トーン)、STU(26トーン)、STU(26トーン)、BTU(56トーン)、STU(26トーン)、STU(26トーン)、分割STU(13トーン)、DC、分割STU(13トーン)、STU(26トーン)、STU(26トーン)、BTU(56トーン)、STU(26トーン)、STU(26トーン)、BTU(56トーン)、STU(26トーン)、STU(26トーン)、BTU(56トーン)、STU(26トーン)、STU(26トーン)、BTU(56トーン)、STU(26トーン)、STU(26トーン)、右側ガードトーン(right guard tone)が割り当てられることができる。
前述したように、26トーンのSTUは、結合されて52トーンの組み合わせSTUを形成することもでき、分割されて13トーンが分割STUを形成することもできる。56トーンのBTUは、2個の28トーンの分割BTUに分割(または、2個の26トーンのSTU及び4個のレフトオーバートーンに分割)されることもでき、4個の14トーンの分割BTUに分割されることもできる。
本発明の他の実施例によると、80MHz帯域幅上で114トーンの6個のBTUと26トーンの12個のSTUが割り当てられることもできる。
低い周波数帯域から高い周波数帯域まで、左側ガードトーン(left guard tone)、STU(26トーン)、BTU(114トーン)、STU(26トーン)、STU(26トーン)、BTU(114トーン)、STU(26トーン)、STU(26トーン)、BTU(114トーン)、STU(26トーン)、DC、STU(26トーン)、BTU(114トーン)、STU(26トーン)、STU(26トーン)、BTU(114トーン)、STU(26トーン)、STU(26トーン)、BTU(114トーン)、STU(26トーン)、右側ガードトーン(right guard tone)が割り当てられることができる。
前述したように、26トーンのSTUは、結合されて52トーンの組み合わせSTUを形成することもでき、分割されて13トーンが分割STUを形成することもできる。114トーンのBTUは、2個の57トーンの分割BTUに分割されることもでき、3個の38トーンの分割BTUに分割されることもできる。
図4では、本発明の実施例に係る仮想割当リソース単位を割り当てる方法が開示される。
図4では、20MHz帯域幅上でのリソース割当が開示される。説明の便宜上、全体帯域幅上でのレフトオーバートーンは、表示しない。
図4の下段を参照すると、20MHz帯域幅上でDCトーン及びガードトーンを除外した242トーンが割り当てられることができる。そのとき、一側でガードトーンとして6トーンが使われ、他側でガードトーンとして5トーンが使われることができる。また、DCトーンとして3トーンが使われることができる。242トーンは、1個のSTAの無線リソースとして割り当てられることができる。
図4の中段を参照すると、全体242トーンが分割されて4個の組み合わせSTU単位、1個のSTUが割り当てられることができる。前述したように、複数のSTUが結合されて一つの組み合わせSTU単位を形成することができる。
20MHz帯域幅上で2個のBTU及び5個のSTUが可能な場合、2個のBTUは、分割されて4個のSTUに分割されることができる。したがって、20MHz帯域幅上で9個のSTUが割り当てられることができ、9個のSTUのうち、8個のSTUが2個のSTU単位ずつ組み合わせて4個の組み合わせSTU(組み合わせSTU1、組み合わせSTU2、組み合わせSTU3、組み合わせSTU4)を形成することができる。また、DCトーンを中心にして1個のSTUが分割されて2個の分割STU(分割STU1、分割STU2)が形成されることができる。
低い周波数帯域から高い周波数帯域まで、第1のガードトーン(または、左側ガードトーン)、組み合わせSTU1(52トーン)、組み合わせSTU2(52トーン)、分割STU1(13トーン)、DCトーン、分割STU2(13トーン)、組み合わせSTU3(52トーン)、組み合わせSTU4(52トーン)、第2のガードトーン(または、右側ガードトーン)が割り当てられることができる。
図4の上段を参照すると、20MHz帯域幅上で2個のBTU及び5個のSTUが可能な場合、2個のBTUは、分割されて4個のSTUに分割されることができる。したがって、20MHz帯域幅上で9個のSTUが割り当てられることができ、9個のSTUのうち、8個のSTU(STU1〜STU8)は、そのまま使われ、残りの1個のSTUは、DCトーンに隣接して2個の分割STU(分割STU1、分割STU2)に分割されることができる。
低い周波数帯域から高い周波数帯域まで、第1のガードトーン(または、左側ガードトーン)、STU1(26トーン)、STU2(26トーン)、STU3(26トーン)、STU4(26トーン)、分割STU1(13トーン)、DC、分割STU2(13トーン)、STU5(26トーン)、STU6(26トーン)、STU7(26トーン)、STU8(26トーン)、第2のガードトーン(または、右側ガードトーン)が割り当てられることができる。
図5では、本発明の実施例に係る仮想割当リソース単位を割り当てる方法が開示される。
図5では、40MHz帯域幅上でのリソース割当が開示される。説明の便宜上、全体帯域幅上でのレフトオーバートーンは、表示しない。
図5の下段を参照すると、40MHz帯域幅上でDCトーン及びガードトーンを除外した484トーンが割り当てられることができる。例えば、左側ガードトーン(または、右側ガードトーン)として12トーンが使われ、右側ガードトーン(または、左側ガードトーン)として11トーンが使われることができる。また、DCトーンとして5トーンが使われることができる。484トーンは、1個のSTAの無線リソースとして割り当てられ、または484トーンを構成する2個の242トーンの各々が2個のSTAの各々の無線リソースとして割り当てられることができる。
図5の中段を参照すると、全体484トーンが分割されて484トーン上で8個の52トーンの組み合わせSTU及び2個の26トーンのSTUが割り当てられることができる。
40MHz帯域幅上で4個のBTU及び10個のSTUが可能な場合、4個のBTUは、分割されて8個のSTUに分割されることができる。このような場合、18個のSTUが40MHz帯域幅上で割り当てられることができる。18個のSTUのうち、16個のSTUは、組み合わせて8個の52トーンの組み合わせSTU(組み合わせSTU1乃至組み合わせSTU8)を形成して帯域幅上で割り当てられ、残りの2個のSTU(STU1、STU2)は、そのまま帯域幅上で割り当てられることができる。
例えば、低い周波数帯域から高い周波数帯域まで、第1のガードトーン(または、左側ガードトーン)、組み合わせSTU1、組み合わせSTU2、STU1、組み合わせSTU3、組み合わせSTU4、DC、組み合わせSTU5、組み合わせSTU6、STU2、組み合わせSTU7、組み合わせSTU8、第2のガードトーン(または、右側ガードトーン)が割り当てられることができる。
図5の上段を参照すると、全体484トーンが分割されて484トーン上で18個の26トーンのSTUが割り当てられることができる。
40MHz帯域幅上で4個のBTU及び10個のSTUが可能な場合、4個のBTUは、分割されて8個のSTUに分割されることができる。このような場合、総18個のSTU(STU1〜STU18)が40MHz帯域幅上で割り当てられることができる。
例えば、低い周波数帯域から高い周波数帯域まで、第1のガードトーン、STU1、STU2、STU3、STU4、STU5、STU6、STU7、STU8、STU9、DC、STU10、STU11、STU12、STU13、STU14、STU15、STU16、STU17、STU18、第2のガードトーンが割り当てられることができる。
以下、本発明の実施例では、既存のグラニュラリティ(または、粒状度)(granularity)に基づくセミスタティック(semi−static)またはスケーラブル(scalable)OFDMA割当方法が開示される。
既存無線LANに存在する無線リソースのグラニュラリティは、26トーン、56トーン、114トーン、242トーンなどがある。242トーンより大きいリソース割当単位は、複数個の242トーンのリソース割当単位に基づいて割り当てられることができる。242トーンの2倍(484トーン)、242トーンの4倍(968トーン)のような大きさのリソース割当単位が使われることができる。
242トーンのリソース割当単位をリソース割当単位のうち最も大きいリソース単位と仮定してリソース割当が実行されることができる。
最も大きいリソース割当単位である242トーンのリソース割当単位に基づいて帯域幅の大きさによって、以下のようなリソース割当が実行されることができる。以下、242トーンのリソース割当単位を基本リソース割当単位という用語で表現する。基本リソース割当単位は、242トーンでない異なる個数のトーンが割り当てられたリソース割当単位であってもよく、このような実施例も本発明の権利範囲に含まれることができる。例えば、基本リソース割当単位の大きさは、既存の無線LANシステムで使われた他のインターリーバサイズ(108、52、24等)に基づいて決定されることもできる。
図6は、本発明の実施例に係るリソース割当方法を示す概念図である。
図6では、基本リソース割当単位に基づくリソース割当が開示される。242トーンの基本リソース割当単位は、2個の121トーンの分割基本リソース割当単位に分割されてDCトーンに隣接したリソース領域に位置できる。
図6の左側では、20MHz帯域幅上で242トーンのリソース割当単位に基づくリソース割当が開示される。
図6の左側を参照すると、20MHz帯域幅上で左側ガードトーン、分割基本リソース割当単位1(121)、DC、分割基本リソース割当単位2(121)及び右側ガードトーンが割り当てられることができる。
図6の中間では、40MHz帯域幅上で484トーンのリソース割当単位に基づくリソース割当が開示される。
図6の中間を参照すると、40MHz帯域幅上で左側ガードトーン、基本リソース割当単位1(242)、DC、基本リソース割当単位2(242)及び右側ガードトーンが割り当てられることができる。または、40MHz帯域幅上で左側ガードトーン、基本リソース割当単位1(242)、STU(7)、DC、STU(7)、基本リソース割当単位2(242)及び右側ガードトーンが割り当てられることができる。STUは、7トーンでない異なる個数のトーンに対応されるリソース単位であってもよい。
図6の右側では、80MHz帯域幅上で968トーンのリソース割当単位に基づくリソース割当が開示される。
図6の右側を参照すると、80MHz帯域幅上で左側ガードトーン、基本リソース割当単位1(242)、基本リソース割当単位2(242)、DC、分割基本リソース割当単位3(242)、分割基本リソース割当単位4(242)及び右側ガードトーンが割り当てられることができる。または、80MHz帯域幅上で左側ガードトーン、基本リソース割当単位1(242)、STU(13)、基本リソース割当単位2(242)、DC、分割基本リソース割当単位3(242)、STU(13)、分割基本リソース割当単位4(242)及び右側ガードトーンが割り当てられることができる。STUは、13トーンでない異なる個数のトーンに対応されるリソース単位であってもよい。
左側ガードトーン、右側ガードトーン、DCトーンに割り当てられた一部のトーンは、リソース単位間に割り当てられてユーザ割当分離(user allocation separation)(または、STA別リソース割当)、一般パイロット(common pilot)、AGC(automatic gain control)、位相トラッキング(phase tracking)などの用途で使われることができる。
また、40MHz、80MHzより小さい帯域幅をサポートする端末(例えば、20MHz帯域幅をサポートする端末)をサポートするために、40MHz、80MHzの各々の帯域幅上に割り当てられた一部の基本リソース割当単位は、DCトーンまたはガードトーンのためのヌルトーン(null tone)を含むことができる。
例えば、20MHz帯域幅をサポートする端末は、40MHz帯域幅上の242トーンの一つの基本リソース割当単位の割当を受けることができる。しかし、基本リソース割当単位上にはDCトーン及びガードトーンが含まれていない。したがって、基本リソース割当単位に含まれる242トーンのうち一部のトーンは、20MHz帯域幅をサポートする端末のためにDCトーン及び/またはガードトーンとして活用されることができるようにするためのヌルトーンを挿入することができる。
図6に示す基本リソース割当単位、分割基本リソース割当単位、STUの位置は、全体帯域幅上で異なるように割り当てられることもできる。
基本リソース割当単位は、相対的に小さい複数個の分割基本リソース割当単位に分割されることもできる。
図7は、本発明の実施例に係るリソース割当方法を示す概念図である。
図7では、基本リソース割当単位が相対的に小さい複数個の分割基本リソース割当単位に分割される方法が開示される。分割基本リソース割当単位は、56トーンまたは114トーンのBTUまたは26トーンのSTUと仮定する。
図7を参照すると、基本リソース割当単位は、多様な大きさの複数個の分割基本リソース割当単位に分割されることができる。
ケース1では、242トーンの基本リソース割当単位が分割されずに使われる場合が開示される。242トーンの基本リソース割当単位は、一つの単位で使われて1個のSTAの無線リソースとして割り当てられることができる。基本リソース割当単位が使われる場合、基本のインターリーバサイズ(234サイズ)に基づいてインターリービングされることができ、既存と同じ位置に8個のパイロットトーンが挿入されることができる。
ケース2では、242トーンの基本リソース割当単位が2個のBTU及び5個のSTUに分割される場合が開示される。即ち、242トーンの基本リソース割当単位は、2個の56トーンのBTU及び5個の26トーンのSTUに分割されることができる。2個のBTU及び5個のSTUの各々は、242トーン上であらかじめ設定された位置に割り当てられ、または流動的に242トーン上で位置できる。
ケース3では、242トーンの基本リソース割当単位が9個のSTUに分割される場合が開示される。即ち、242トーンの基本リソース割当単位は、9個の26トーンのSTUに分割されることができる。このような場合、8個のレフトオーバートーンが残るようになる。8個のレフトオーバートーンは、パイロットトーン、ユーザ割当分離、ガードトーン、AGCまたは位相トラッキングのためのトーン等で活用されることができる。ケース3では、具体的に、左側ガードトーン(6)、レフトオーバートーン(1)、STU1(26)、STU2(26)、レフトオーバートーン(1)、STU3(26)、STU4(26)、分割STU1(13)、DC(7)、分割STU2(13)、STU5(26)、STU6(26)、レフトオーバートーン(1)、STU7(26)、STU8(26)、レフトオーバートーン(1)、右側ガードトーン(5)が全体帯域幅上で割り当てられることができる。レフトオーバートーンは、エネルギーがないトーンである。
ケース4では、242トーンの基本リソース割当単位が2個の114トーンのBTUに分割される場合が開示される。242トーンの基本リソース割当単位が2個の114トーンのBTUに分割される場合、14個のレフトオーバートーンが残るようになる。14個のレフトオーバートーンは、パイロットトーン、ユーザ割当分離、ガードトーン、AGCまたは位相トラッキングのためのトーン等で活用されることができる。
ケース5では、242トーンの基本リソース割当単位が2個の114トーンのBTU及び14単位の新しいリソース割当単位に分割される場合が開示される。242トーンの基本リソース割当単位が2個の114トーンのBTUに分割され、残る14個トーンは、一つのリソース割当単位として使われることができる。
本発明の実施例によると、各OFDMシンボル単位またはフレーム単位でリソース割当に対する情報が送信されることができる。例えば、APは、フレームの送信のための基本リソース割当単位の分割(または、基本リソース割当単位の構成)に対する情報をSTAに送信することができる。他の例として、APは、OFDMシンボル上の基本リソース割当単位の分割(または、基本リソース割当単位の構成)に対する情報をSTAに送信することができる。
基本リソース割当単位の構成に対する情報は、フレームのMAC(medium access control)ヘッダのSIG(signal)フィールドを介して送信され、またはトリガフレームのような別途のフレームを介して送信されることもできる。
全体帯域幅上の複数の基本リソース割当単位の各々は、同じ方式で構成(または、分割)されることができる。このような場合、一つの基本リソース割当単位の構成に対する情報が全体帯域幅上に位置した複数の基本リソース割当単位の各々の構成と関連することもある。
または、全体帯域幅上の複数の基本リソース割当単位の各々は、互いに異なる方式で構成(または、分割)されることができる。このような場合、全体帯域幅上に位置した複数の基本リソース割当単位の各々の構成と関連した基本リソース割当単位の構成に対する情報がシグナリングされることができる。
基本リソース割当単位の構成に対する情報を送信するシグナリングビットは、1〜3ビットで構成されることができる。例えば、基本リソース割当単位の構成に対する情報を送信するシグナリングビットは、前述したように、ケース1乃至ケース5のうち一つを指示することができる。
前記のように、242トーンの基本リソース割当単位でリソース割当が実行される場合、MU−MIMOのためのリソースも242トーンの基本リソース割当単位で割り当てられることができる。追加的に、MU−MIMOのための基本リソース割当単位の構成であることを指示する指示子に基づいてMU−MIMOのための基本リソース割当単位の構成に対する情報が送信されることができる。
また、242トーンの基本リソース割当単位がSU(single user)送信にそのまま適用されてユーザに割り当てられることもできる。即ち、SU/MU OFDMA送信及びMU−MIMO送信のために、基本リソース割当単位が統合された構造(unified structure)で適用されることができる。
また、ダウンリンク送信のためのリソース割当及びアップリンク送信のためのリソース割当を区分して基本リソース割当単位の構成に対する情報として互いに異なる値がシグナリングされることもできる。
基本リソース割当単位の構成に対する情報だけでなく、基本リソース割当単位の構成に含まれる複数の分割基本リソース割当単位の各々の複数のSTAへの割当に対する情報(個別STA割当情報)が送信されることができる。個別STA割当情報のためのシグナリングビットのサイズは、変わることができる。例えば、一つの基本リソース割当単位が相対的に多い分割基本リソース割当単位を含む場合、個別STA割当情報のためのシグナリングビットサイズは、相対的に大きい。それに対し、一つの基本リソース割当単位が相対的に小さい分割基本リソース割当単位を含む場合、個別STA割当情報のためのシグナリングビットサイズは、相対的に小さい。
例えば、ケース1のように基本リソース割当単位が分割されない場合よりケース2のように相対的に多い個数の分割基本リソース割当単位を含む場合、個別STA割当情報のためのシグナリングビットサイズは、相対的に小さくなることができる。
全体帯域幅上でSTAへのリソース割当は、基本リソース割当単位を基準にすることができ、全体帯域幅を基準にすることもできる。例えば、基本リソース割当単位(例えば、242トーン)単位でx名のための無線リソースが割り当てられ、基本リソース割当単位がスケーラブルに全体帯域幅に拡張されることができる。
バンド選択ゲイン(band selection gain)、ダイバーシティゲイン(diversity gain)などを理由で、1個のSTAが複数の基本リソース割当単位の各々からリソースの割当を受けることもできる。したがって、複数個の基本リソース割当単位を含む全体帯域幅を基準にして無線リソースが割り当てられることもできる。
全体帯域幅を基準にしてリソース割当に対する情報がシグナリングされる場合、最もサイズが大きい(または、最も小さい、またはある形態のあらかじめ定めておく)リソース単位から順次に配列して論理的(logically)(または、仮想的(virtual))にグルーピングした後、個別グループに対するシグナリングを介してシグナリングオーバーヘッドを減少させることができる。例えば、複数個のBTUが仮想的にグルーピングされて1個のBTUグループが生成され、複数個のSTUが仮想的にグルーピングされて1個のSTUグループが生成されることができる。STAに割り当てられるBTUは、BTUグループに基づいて指示され、STAに割り当てられるSTUは、STUグループに基づいて指示されることができる。
本発明の実施例によると、OFDMAとMU−MIMOのようなMU送信がサポートされる場合、システムのオーバーヘッドなどを考慮して一つのシンボルまたは一つのフレームで同時にサポート可能な最大割当数(または、最大STAの数)が制限されることができる。
MU−OFDMA送信、MU−MIMO送信が242トーンの基本リソース割当単位に基づいて実行される場合が仮定されることができる。MU−OFDMA送信時に基本リソース割当単位に最大割当可能なSTAの数は、X_OFDMAと定義され、MU−MIMO送信時に基本リソース割当単位に最大割当可能なSTAの数は、X_MIMOと定義されることができる。
各帯域幅の大きさ別最大割当可能なSTAの個数は、下記の通りである。
20MHz帯域幅に対してmax(X_OFDMA、X_MU−MIMO)が帯域幅上で最大割当可能なSTAの個数でありうる。
40MHz帯域幅に対してmax(X_OFDMA、X_MU−MIMO)*2またはmax(X_OFDMA、X_MU−MIMO)*2+1(もし、追加的なリソース割当単位が存在する場合)が帯域幅上で最大割当可能なSTAの個数である。
80MHz帯域幅に対してmax(X_OFDMA、X_MU−MIMO)*4またはmax(X_OFDMA、X_MU−MIMO)*4+1(もし、追加的なリソース割当単位が存在する場合)が帯域幅上で最大割当可能なSTAの個数である。
即ち、MU−OFDMA送信時に基本リソース割当単位で割当可能な最大STAの個数、MU−MIMO送信時に基本リソース割当単位で割当可能な最大STAの個数のうち、最大値が基本リソース割当リソース単位で割当可能な最大STAの個数である。
もし、X_OFDMA=9(例えば、基本リソース割当単位に割り当てられた9個のSTU(26))、X_MU−MIMO=4(242でない異なる大きさの追加割当リソース単位に対してはMU−MIMOをしない)とする場合、帯域幅の大きさ別に最大割当可能なSTAの個数は、20MHz帯域幅に対してmax(9、4)=9であり、40MHz帯域幅に対して18または19であり、80MHz帯域幅に対して36または37である。
ユーザの数の増加によるシグナリングオーバーヘッドを減少させるために帯域幅の大きさによって最大割当可能なSTAの個数が制限されることができる。
以下のMAX_allocは、MU−OFDMA送信及び/またはMU−MIMO送信に基づいて全体帯域幅上で最大割当可能なSTAの個数である。
20MHz帯域幅に対してmin(MAX_alloc、max(X_OFDMA、X_MU−MIMO))が最大割当可能なSTAの個数である。
40MHz帯域幅に対してmin(MAX_alloc、max(X_OFDMA、X_MU−MIMO)*2)が最大割当可能なSTAの個数である。
80MHz帯域幅に対してmin(MAX_alloc、max(X_OFDMA、X_MU−MIMO)*4)が最大割当可能なSTAの個数である。
ユーザの数の増加によるシグナリングオーバーヘッドを減少させるために帯域幅の大きさによって最大割当可能なSTAの個数が下記のように制限されることもできる。
20MHz帯域幅に対してmax(X_OFDMA、X_MU−MIMO)が最大割当可能なSTAの個数である。
40MHz帯域幅に対してmax(X_OFDMA、X_MU−MIMO)*2またはmax(X_OFDMA、X_MU−MIMO)*2+1が最大割当可能なSTAの個数である。
80MHz帯域幅に対してmax(X_OFDMA、X_MU−MIMO)*2またはmax(X_OFDMA、X_MU−MIMO)*2+1が最大割当可能なSTAの個数である。
即ち、40MHz及び80MHz帯域幅に対してmax(X_OFDMA、X_MU−MIMO)*2またはmax(X_OFDMA、X_MU−MIMO)*2+1に制限することができる。
他の方法として、帯域幅の大きさ別にX_OFDMAとX_MU−MIMOを互いに異なるように設定することができる。
20MHz帯域幅上でMU−OFDMA送信時に基本リソース割当単位に最大割当可能なSTAの数がX_OFDMA_20に定義され、MU−MIMO送信時に基本リソース割当単位に最大割当可能なSTAの数がX_MU−MIMO_20に定義されることができる。
40MHz帯域幅上でMU−OFDMA送信時に基本リソース割当単位に最大割当可能なSTAの数がX_OFDMA_40に定義され、MU−MIMO送信時に基本リソース割当単位に最大割当可能なSTAの数がX_MU−MIMO_40に定義されることができる。
80MHz帯域幅上でMU−OFDMA送信時に基本リソース割当単位に最大割当可能なSTAの数がX_OFDMA_80に定義され、MU−MIMO送信時に基本リソース割当単位に最大割当可能なSTAの数がX_MU−MIMO_80に定義されることができる。
20MHz帯域幅に対してmax(X_OFDMA_20、X_MU−MIMO_20)が最大割当可能なSTAの個数である。
40MHz帯域幅に対してmax(X_OFDMA_40、X_MU−MIMO_40)*2が最大割当可能なSTAの個数である。
80MHz帯域幅に対してmax(X_OFDMA_80、X_MU−MIMO_80)*4が最大割当可能なSTAの個数である。
例えば、X_OFDMA_20=9、X_OFDMA_40=9、X_OFDMA_80=5、X_MU−MIMO_20=8、X_MU_MIMO_40=8(または、4)、X_MU_MIMO_80=4である。
20MHz帯域幅に対してmax(9、8)=9が最大割当可能なSTAの個数である。
40MHz帯域幅に対してmax(9、8)*2=18が最大割当可能なSTAの個数である。
80MHz帯域幅に対してmax(5、4)*4=20が最大割当可能なSTAの個数である。
以下、本発明の実施例では、BTU及びSTUに基づく他のリソース割当方法が開示される。
BTU及びSTUは、以下の表4のように定義されることができる。
表4を参照すると、20MHz帯域幅に対して56トーン(データトーン52、パイロットトーン4)のBTUが割り当てられることができる。40MHz帯域幅に対して56トーン(データトーン52、パイロットトーン4)(多いリソース割当が必要な場合)または114トーン(データトーン108、パイロットトーン6)(相対的に少ないレフトオーバートーンを残す)のBTUが割り当てられることができる。80MHz帯域幅に対して114トーン(データトーン108、パイロットトーン6)のBTUが割り当てられることができる。
STUの場合、全体帯域幅の大きさと関係無しで7個のトーンが割り当てられることができる。2個のSTUが結合されて生成された14個のトーン(データトーン12、パイロットトーン2)が最小リソース割当単位(または、最小グラニュラリティ(granularity))として使われることができる。
表4を参照すると、114トーンが使われる場合、レフトオーバートーン無しでリソース割当が実行されることができる。
図8は、本発明の実施例に係るリソース割当方法を示す概念図である。
図8では、20MHz帯域の256トーンに対するリソース割当が開示される。
図8を参照すると、BTUは56トーンに対応されるリソース単位であり、STUは7トーンに対応されるリソース単位である。
256トーンのうち、左側ガードトーンと右側ガードトーンのための11トーン、及びDCトーンのための7トーンが除外されると、238トーンが残ることができる。238トーンは、4個のBTU及び2個のSTUに割り当てられることができる。
例えば、20MHz帯域幅上で、左側ガードトーン、BTU1、STU1、BTU2、DC、BTU3、STU2、BTU4及び右側ガードトーンが位置することができる。
20MHz帯域幅で1個のSTAへのリソース割当が実行される場合、STAは、既存の242トーンのヌメロロジーに基づいて動作できる。即ち、STAは、242トーンの仮想割当リソース単位に基づいてBTU及びSTUのようなリソース分割を考慮せずに動作できる。
20MHz帯域幅で2個のSTAへのリソース割当が実行される場合、1個のSTAに4個のBTUが割り当てられ、残りの1個のSTAに2個のSTUが割り当てられることができる。
20MHz帯域幅で3個のSTAへのリソース割当が実行される場合、1個のSTAに2個のBTUが割り当てられ、他の1個のSTAに2個のBTUが割り当てられ、残りの1個のSTAに2個のSTUが割り当てられることができる。
20MHz帯域幅上で最大5個のSTAへのリソース割当が実行されることができる。
1個のBTUは、8個のSTUに分割されることができ、2個のBTUは、16個のSTUに分割されることができる。このような場合、20MHz帯域幅上で2個のBTU及び18個のSTUが位置することができる。もし、20MHz帯域幅上でより多いSTAへのリソース割当が必要な場合、BTUを分割して生成されたSTUに基づいてリソース分割が実行されることができる。
BTUに対しては既存の52サイズのインターリーバを使用したインターリービングが実行されることができ、STUに対しては2個のSTUが結合されて生成された14個のトーン(データトーン12、パイロットトーン2)に対して12サイズのインターリーバを使用したインターリービングが実行されることができる。
図9は、本発明の実施例に係るリソース割当方法を示す概念図である。
図9では、40MHz帯域の512トーンに対するリソース割当が開示される。
図9を参照すると、BTUは56トーンに対応されるリソース単位であり、STUは7トーンに対応されるリソース単位である。
512トーンのうち、左側ガードトーンと右側ガードトーンのための11トーン、及びDCトーンのための11トーンが除外されると、490トーンが残ることができる。490トーンは、8個のBTU及び6個のSTUに割り当てられることができる。
例えば、40MHz帯域幅上で、左側ガードトーン、BTU1、STU1、BTU2、STU2、BTU3、STU3、BTU4、DC、BTU5、STU5、BTU6、STU6、BTU7、STU7、BTU8及び右側ガードトーンが位置することができる。
40MHz帯域幅で1個のSTAへのリソース割当が実行される場合、STAは、既存の484トーン(242トーンの2倍)のヌメロロジーに基づいて動作できる。即ち、STAは、484トーンの仮想割当リソース単位に基づいてBTU及びSTUのようなリソース分割を考慮せずに動作できる。
40MHz帯域幅で2個のSTAへのリソース割当が実行される場合、1個のSTAに8個のBTUが割り当てられ、残りの1個のSTAに6個のSTUが割り当てられることができる。
40MHz帯域幅で3個のSTAへのリソース割当が実行される場合、1個のSTAに4個のBTUが割り当てられ、他の1個のSTAに4個のBTUが割り当てられ、残りの1個のSTAに6個のSTUが割り当てられることができる。
40MHz帯域幅上で最大11個のSTAへのリソース割当が実行されることができる。
前述したように、1個のBTUは、複数個のSTUに分割され、複数個に分割されたSTUがリソース割当に使われることができる。
BTUに対しては既存の52サイズのインターリーバを使用したインターリービングが実行されることができ、STUに対しては2個のSTUが結合されて生成された14個のトーン(データトーン12、パイロットトーン2)に対して12サイズのインターリーバを使用したインターリービングが実行されることができる。
図10は、本発明の実施例に係るリソース割当方法を示す概念図である。
図10では、40MHz帯域の512トーンに対するリソース割当が開示される。
図10を参照すると、BTUは56トーンに対応されるリソース単位であり、STUは7トーンに対応されるリソース単位である。
512トーンのうち、左側ガードトーンと右側ガードトーンのための11トーン、及びDCトーンのための3トーンが除外されると、498トーンが残ることができる。498トーンは、4個のBTU及び6個のSTUに割り当てられることができる。
例えば、40MHz帯域幅上で、左側ガードトーン、BTU1、STU1、STU2、BTU2、STU3、DC、STU4、BTU3、STU5、STU6、BTU4及び右側ガードトーンが位置することができる。
40MHz帯域幅で1個のSTAへのリソース割当が実行される場合、STAは、既存の484トーン(242トーンの2倍)のヌメロロジーに基づいて動作できる。即ち、STAは、484トーンの仮想割当リソース単位に基づいてBTU及びSTUのようなリソース分割を考慮せずに動作できる。または、1個のSTAが4個のBTU及び6個のSTUの割当を受けて動作することもできる。
40MHz帯域幅で2個のSTAへのリソース割当が実行される場合、1個のSTAに4個のBTUが割り当てられ、残りの1個のSTAに6個のSTUが割り当てられることができる。
40MHz帯域幅で3個のSTAへのリソース割当が実行される場合、1個のSTAに2個のBTUが割り当てられ、他の1個のSTAに2個のBTUが割り当てられ、残りの1個のSTAに6個のSTUが割り当てられることができる。または、40MHz帯域幅で3個のSTAへのリソース割当が実行される場合、1個のSTAに4個のBTUが割り当てられ、他の1個のSTAに4個のSTUが割り当てられ、残りの1個のSTAに2個のSTUが割り当てられることができる。
40MHz帯域幅上で最大7個のSTAへのリソース割当が実行されることができる。
前述したように、1個のBTUは、複数個のSTUに分割され、複数個に分割されたSTUがリソース割当に使われることができる。
BTUに対しては既存の108サイズのインターリーバを使用したインターリービングが実行されることができ、STUに対しては2個のSTUが結合されて生成された14個のトーン(データトーン12、パイロットトーン2)に対して12サイズのインターリーバを使用したインターリービングが実行されることができる。
図11は、本発明の実施例に係るリソース割当方法を示す概念図である。
図11では、80MHz帯域の1024トーンに対するリソース割当が開示される。
図11を参照すると、BTUは114トーンに対応されるリソース単位であり、STUは7トーンに対応されるリソース単位である。
1024トーンのうち、左側ガードトーンと右側ガードトーンのための11トーン、及びDCトーンのための3トーンが除外されると、1010トーンが残ることができる。1010トーンは、8個のBTU及び14個のSTUに割り当てられることができる。
例えば、80MHz帯域幅上で、左側ガードトーン、BTU1、STU1、STU2、BTU2、STU3、STU4、BTU3、STU5、STU6、BTU4、STU7、DC、STU8、BTU5、STU9、STU10、BTU6、STU11、STU12、BTU7、STU13、STU14、BTU8及び右側ガードトーンが割り当てられることができる。
80MHz帯域幅で1個のSTAへのリソース割当が実行される場合、STAは、既存の968トーン(484トーンの2倍)のヌメロロジーに基づいて動作できる。即ち、STAは、968トーンの仮想割当リソース単位に基づいてBTU及びSTUのようなリソース分割を考慮せずに動作できる。または、1個のSTAが8個のBTU及び14個のSTUの割当を受けて動作することもできる。
80MHz帯域幅で2個のSTAへのリソース割当が実行される場合、1個のSTAに8個のBTUが割り当てられ、残りの1個のSTAに14個のSTUが割り当てられることができる。
80MHz帯域幅で3個のSTAへのリソース割当が実行される場合、1個のSTAに4個のBTUが割り当てられ、他の1個のSTAに4個のBTUが割り当てられ、残りの1個のSTAに14個のSTUが割り当てられることができる。または、80MHz帯域幅で3個のSTAへのリソース割当が実行される場合、1個のSTAに8個のBTUが割り当てられ、他の1個のSTAに12個のSTUが割り当てられ、残りの1個のSTAに2個のSTUが割り当てられることができる。
80MHz帯域幅上で最大15個のSTAへのリソース割当が実行されることができる。
前述したように、1個のBTUは、複数個のSTUに分割され、複数個に分割されたSTUがリソース割当に使われることができる。
BTUに対しては既存の108サイズのインターリーバを使用したインターリービングが実行されることができ、STUに対しては2個のSTUが結合されて生成された14個のトーン(データトーン12、パイロットトーン2)に対して12サイズのインターリーバを使用したインターリービングが実行されることができる。
図12は、本発明の実施例に係るDL MU PPDUフォーマットを示す概念図である。
図12では、本発明の実施例に係るAPによりOFDMAに基づいて送信されるDL MU PPDUフォーマットが開示される。
図12を参照すると、DL MU PPDUのPPDUヘッダは、L−STF(legacy−short training field)、L−LTF(legacy−long training field)、L−SIG(legacy−signal)、HE−SIG A(high efficiency−signal A)、HE−SIG B(high efficiency−signal−B)、HE−STF(high efficiency−short training field)、HE−LTF(high efficiency−long training field)、データフィールド(または、MACペイロード)を含むことができる。PHYヘッダにおいて、L−SIGまではレガシ部分(legacy part)と、L−SIG以後のHE(high efficiency)部分(HE part)と、に区分されることができる。
L−STF1200は、短いトレーニングOFDMシンボル(short training orthogonal frequency division multiplexing symbol)を含むことができる。L−STF1200は、フレーム探知(frame detection)、AGC(automatic gain control)、ダイバーシティ探知(diversity detection)、コース周波数/時間同期化(coarse frequency/time synchronization)のために使われることができる。
L−LTF1210は、長いトレーニングOFDMシンボル(long training orthogonal frequency division multiplexing symbol)を含むことができる。L−LTF1210は、ファイン周波数/時間同期化(fine frequency/time synchronization)及びチャネル予測のために使われることができる。
L−SIG1220は、制御情報を送信するために使われることができる。L−SIG1220は、データ送信率(rate)、データ長さ(length)に対する情報を含むことができる。
HE−SIG A1230は、DL MU PPDUを受信するSTAを指示するための情報を含むこともできる。例えば、HE−SIG A1230は、PPDUを受信する特定STA(または、AP)の識別子、特定STAのグループを指示するための情報を含むことができる。また、HE−SIG A1230は、DL MU PPDUがOFDMAまたはMIMOに基づいて送信される場合、STAのDL MU PPDUの受信のためのリソース割当情報も含むことができる。
また、HE−SIG A1230は、BSS識別情報のためのカラービット(color bits)情報、帯域幅(bandwidth)情報、テールビット(tail bit)、CRCビット、HE−SIG B1240に対するMCS(modulation and coding scheme)情報、HE−SIG B1240のためのシンボル個数情報、CP(cyclic prefix)(または、GI(guard interval))長さ情報を含むこともできる。
HE−SIG B1240は、各STAに対するPSDU(Physical layer service data unit)の長さMCSに対する情報及びテールビットなどを含むことができる。また、HE−SIG B1240は、PPDUを受信するSTAに対する情報、OFDMAベースのリソース割当(resource allocation)情報(または、MU−MIMO情報)を含むこともできる。HE−SIG B1240にOFDMAベースのリソース割当情報(または、MU−MIMO関連情報)が含まれる場合、HE−SIG A1230にはリソース割当情報が含まれないこともある。
HE−SIG A1230またはHE−SIG B1240は、前述したように、リソースの割当及び分割に対する情報(例えば、基本リソース割当単位の構成に対する情報)、複数の分割基本リソース割当単位の各々の複数のSTAへの割当に対する情報(個別STA割当情報)などを含むことができる。
DL MU PPDU上でHE−SIG B1240の以前フィールドは、互いに異なる送信リソースの各々でデュプリケートされた形態で送信されることができる。HE−SIG B1240の場合、一部のサブチャネル(例えば、サブチャネル1、サブチャネル2)で送信されるHE−SIG B1240は、個別的な情報を含む独立的なフィールドであり、残りのサブチャネル(例えば、サブチャネル3、サブチャネル4)で送信されるHE−SIG B1240は、他のサブチャネル(例えば、サブチャネル1、サブチャネル2)で送信されるHE−SIG B1240をデュプリケートしたフォーマットである。または、HE−SIG B1240は、全体送信リソース上でエンコーディングされた形態で送信されることができる。HE−SIG B1240以後のフィールドは、PPDUを受信する複数のSTAの各々のための個別情報を含むことができる。
HE−STF1250は、MIMO(multiple input multiple output)環境またはOFDMA環境で自動利得制御推定(automatic gain control estimation)を向上させるために使われることができる。
具体的に、STA1は、APからサブバンド1を介して送信されるHE−STF1を受信し、同期化、チャネルトラッキング/予測、AGCを実行してデータフィールド1をデコーディングすることができる。同様に、STA2は、APからサブバンド2を介して送信されるHE−STF2を受信し、同期化、チャネルトラッキング/予測、AGCを実行してデータフィールド2をデコーディングすることができる。STA3は、APからサブバンド3を介して送信されるHE−STF3を受信し、同期化、チャネルトラッキング/予測、AGCを実行してデータフィールド3をデコーディングすることができる。STA4は、APからサブバンド4を介して送信されるHE−STF4を受信し、同期化、チャネルトラッキング/予測、AGCを実行してデータフィールド4をデコーディングすることができる。
HE−LTF1260は、MIMO環境またはOFDMA環境でチャネルを推定するために使われることができる。
HE−STF1250及びHE−STF1250以後のフィールドに適用されるIFFTの大きさとHE−STF1250以前のフィールドに適用されるIFFTの大きさは、互いに異なる。例えば、HE−STF1250及びHE−STF1250以後のフィールドに適用されるIFFTの大きさは、HE−STF1250以前のフィールドに適用されるIFFTの大きさより4倍大きい。STAは、HE−SIG A1230を受信し、HE−SIG A1230に基づいてダウンリンクPPDUの受信指示を受けることができる。このような場合、STAは、HE−STF1250及びHE−STF1250以後フィールドから変更されたFFTサイズに基づいてデコーディングを実行することができる。それに対し、STAがHE−SIG A1230に基づいてダウンリンクPPDUの受信指示を受けていない場合、STAは、デコーディングを中断し、NAV(network allocation vector)を設定することができる。HE−STF1250のCP(cyclic prefix)は、他のフィールドのCPより大きい大きさを有することができ、このようなCP区間の間に、STAは、FFTサイズを変化させてダウンリンクPPDUに対するデコーディングを実行することができる。
AP(access point)が全体帯域幅上で複数のSTA(station)の各々のための複数の無線リソースの各々を割り当て、複数のSTAの各々に複数の無線リソースの各々を介してPPDU(physical protocol data unit)を送信することができる。
そのとき、複数の無線リソースの各々は、周波数軸上で互いに異なる大きさで定義された複数の無線リソース単位の組み合わせである。前述したように、リソース割当組み合わせは、帯域幅の大きさによる全体可用なトーン上で割当可能な少なくとも一つのリソース単位の組み合わせである。そのとき、全体可用なトーンは、前記帯域幅の大きさによる242トーンの倍数である。
帯域幅の大きさが20MHzである場合、全体可用なトーンの個数は242トーンであり、帯域幅の大きさが40MHzである場合、全体可用なトーンの個数は484トーンである。
例えば、前述したように、リソース割当組み合わせは下記の通りである。
帯域幅の大きさが20MHzであり、少なくとも一つのリソース単位のうち第1のリソース単位の大きさが26トーンである場合、リソース割当組み合わせは、20MHz上で割り当てられる9個の前記第1のリソース単位を含むことができる。
帯域幅の大きさが20MHzであり、少なくとも一つのリソース単位のうち第2のリソース単位の大きさが242トーンである場合、リソース割当組み合わせは、20MHz上で割り当てられる1個の前記第2のリソース単位を含むことができる。
帯域幅の大きさが40MHzであり、少なくとも一つの割当可能なリソース単位のうち第3のリソース単位の大きさが484トーンである場合、リソース割当組み合わせは、40MHz上で割り当てられる1個の前記第3のリソース単位を含むことができる。
図13は、本発明の実施例に係るUL MU PPDUの送信を示す概念図である。
図13を参照すると、複数のSTAは、APにULMU OFDMAに基づいてUL MU PPDUを送信することができる。
L−STF1300、L−LTF1310、L−SIG1320、HE−SIG A1330、HE−SIG B1340は、図12で開示された役割を遂行することができる。シグナルフィールド(L−SIG1320、HE−SIG A1330、HE−SIG B1340)に含まれる情報は、受信したDL MU PPDUのシグナルフィールドに含まれる情報に基づいて生成されることができる。
STA1は、HE−SIG B1340までは全体帯域幅を介してアップリンク送信を実行し、HE−STF1350以後からは割り当てられた帯域幅を介してアップリンク送信を実行することができる。STA1は、割り当てられた帯域幅(例えば、サブバンド1)を介してアップリンクフレームをUL MU PPDUに基づいて伝達することができる。
図14は、本発明の実施例が適用されることができる無線装置を示すブロック図である。
図14を参照すると、無線装置1400は、前述した実施例を具現することができるSTAであり、AP1400または非AP STA(non−AP station)(または、STA)1450である。
AP1400は、プロセッサ1410、メモリ1420及びRF部(radio frequency unit)1430を含む。
RF部1430は、プロセッサ1410と連結して無線信号を送信/受信することができる。
プロセッサ1410は、本発明で提案された機能、過程及び/または方法を具現することができる。例えば、プロセッサ1410は、前述した本発明の実施例に係るAPの動作を実行するように具現されることができる。プロセッサは、図1乃至図13の実施例で開示したAPの動作を実行することができる。
例えば、プロセッサ1410は、帯域幅上でSTAと通信のための無線リソースをスケジューリングし、無線リソースを介して前記STAにダウンリンクデータを送信するように具現されることができる。無線リソースは、帯域幅の大きさによるリソース割当組み合わせに基づいて決定され、リソース割当組み合わせは、前記帯域幅の大きさによる全体可用なトーン上で割当可能な少なくとも一つのリソース単位の組み合わせであり、全体可用なトーンは、前記帯域幅の大きさによる242トーンの倍数である。
帯域幅の大きさが20MHzである場合、全体可用なトーンの個数は242トーンであり、帯域幅の大きさが40MHzである場合、全体可用なトーンの個数は484トーンである。
帯域幅の大きさが20MHzであり、少なくとも一つのリソース単位のうち第1のリソース単位の大きさが26トーンである場合、リソース割当組み合わせは、20MHz上で割り当てられる9個の前記第1のリソース単位を含むことができる。また、帯域幅の大きさが20MHzであり、少なくとも一つのリソース単位のうち第2のリソース単位の大きさが242トーンである場合、リソース割当組み合わせは、20MHz上で割り当てられる1個の第2のリソース単位を含むことができる。
帯域幅の大きさが40MHzであり、少なくとも一つの割当可能なリソース単位のうち第3のリソース単位の大きさが484トーンである場合、リソース割当組み合わせは、40MHz上で割り当てられる1個の前記第3のリソース単位を指示することができる。
STA1450は、プロセッサ1460、メモリ1470及びRF部(radio frequency unit)1480を含む。
RF部1480は、プロセッサ1460と連結して無線信号を送信/受信することができる。
プロセッサ1460は、本発明で提案された機能、過程及び/または方法を具現することができる。例えば、プロセッサ1460は、前述した本発明の実施例に係るSTAの動作を実行するように具現されることができる。プロセッサは、図1乃至図13の実施例でSTAの動作を実行することができる。
例えば、プロセッサ1460は、リソース割当組み合わせに基づいて割り当てられたダウンリンクリソース単位に基づいてダウンリンクデータを受信するように具現されることができる。また、リソース割当組み合わせに基づいて割り当てられたアップリンクリソース単位に基づいてアップリンクデータを送信するように具現されることができる。
プロセッサ1410、1460は、ASIC(application−specific integrated circuit)、他のチップセット、論理回路、データ処理装置及び/またはベースバンド信号及び無線信号を相互変換する変換器を含むことができる。メモリ1420、1470は、ROM(read−only memory)、RAM(random access memory)、フラッシュメモリ、メモリカード、格納媒体及び/または他の格納装置を含むことができる。RF部1430、1480は、無線信号を送信及び/または受信する一つ以上のアンテナを含むことができる。
実施例がソフトウェアで具現される時、前述した技法は、前述した機能を遂行するモジュール(過程、機能など)で具現されることができる。モジュールは、メモリ1420、1470に格納され、プロセッサ1410、1460により実行されることができる。メモリ1420、1470は、プロセッサ1410、1460の内部または外部にあり、よく知られた多様な手段でプロセッサ1410、1460と連結されることができる。