JP2019522133A - 加硫された部分に包埋された天然繊維を含む人工芝インフィル - Google Patents

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Abstract

本発明は、人工芝インフィルを含む人工芝を提供する。人工芝インフィルは複合インフィル成分(100)を含む。複合インフィル成分は天然繊維(102、102’)および加硫された部分(104)を含み、天然繊維は加硫された部分に少なくとも部分的に包埋されている。天然繊維は、麻繊維、サイザル麻繊維、綿繊維、バーラップ繊維、ネピアグラス繊維、セルロース繊維、およびこれらの組み合わせのうちのいずれか1つを含む。

Description

本発明は、人工芝、特に、インフィルを含む人工芝および人工芝のインフィルにも関する。
人工芝または人工草は、繊維で構成されている面であり、草に取って代わるために用いられる。人工芝の構造は、人工芝が、草に似た外観を有するように設計される。典型的には、人工芝は、例えばサッカー、アメリカンフットボール、ラグビー、テニス、ゴルフなどのスポーツ用、競技場用、または運動場用の表面として用いられる。さらに、人工芝は、修景用途で用いられることが多い。
人工芝は、カーペットを製造するための技術を用いて製造され得る。例えば、草の葉の外観を有する人工芝繊維を裏材に房付けしてもよく、または張り付けてもよい。しばしば、人工芝インフィルが人工芝繊維の間に配置される。人工芝インフィルは、人工芝繊維の底部を被覆する粒状材料である。人工芝インフィルの使用は、多数の利点を有し得る。例えば、人工芝インフィルは、人工芝繊維が直立するのに役立ち得る。人工芝インフィルは、歩行または走行による衝撃を吸収することもでき、本物の芝生上にいるのと同様な体験を提供することができる。人工芝インフィルは、人工芝カーペットを、それを押し下げることによって、平坦に保ちかつ固定するのに役立ち得る。
特許文献1は、合成芝構造物のための微粒子状インフィル材料を製造するための方法が開示されており、ココナッツ系材料からなる充填材を含む熱可塑性材料の塊を提供すること、および、ココナッツ系材料からなる充填材を含む熱可塑性材料の塊を、前記微粒子状のインフィル材料が得られるように粒状化に付すことを想定していることを開示している。優先的には、熱可塑性材料は微粒子状形態であって、ココナッツ系材料は微粒子状形態(繊維状の、粉砕されたおよび/または細断されたもの)である。熱可塑性材料およびココナッツ系材料を混合することによって得られた混合物は、優先的には、ココナッツ系材料を充填材として組み入れた熱可塑性材料のマトリックスの対応する形成をともなう熱可塑性材料の軟化を引き起こすために加熱される。
欧州特許出願公開第2206833号明細書
本発明は、独立請求項において人工芝、方法、および人工芝インフィルを提供する。実施形態は従属請求項において与えられる。
一態様において、本発明は、人工芝インフィルを含む人工芝を提供する。人工芝インフィルは、複合インフィル成分を含む。複合インフィル成分は、天然繊維および加硫された部分を含む。天然繊維は、加硫された部分に少なくとも部分的に包埋されている。人工芝インフィルにおける天然繊維および加硫された部分の組み合わせは、いくつかの利点を供することができる。1つの潜在的な利点は、天然繊維が人工芝インフィルのコストを低減することができることである。天然繊維は適切なインフィル材料であり、用いられる加硫された部分の量を低下させるのに用いることができる。
天然繊維は、麻繊維、サイザル繊維、綿繊維、バーラップ繊維、ネピアグラス繊維、セルロース繊維、およびこれらの組み合わせのうちのいずれか1つを含む。
天然繊維を加硫された部分内に包埋させることは、天然繊維が人工芝インフィルの残りと混合されない状態にはならないという利点を有し得る。例えば、もし天然繊維および加硫された部分が長期間にわたって、そして、例えば雨および水に曝露されて、ゆるく混ぜ合わされていたならば、天然繊維は、加硫された部分の上に行き、および分離する傾向を有しかねない。天然繊維を加硫された部分に少なくとも部分的に包埋させることは、これを防止し得る。もう1つの潜在的な利点は、天然繊維が、人工芝インフィルに通常用いられる他の材料と比較して、比較的高い比熱を有することである。もし人工芝が暖かい空気または日光に曝露されるならば、天然繊維の使用は、人工芝および人工芝インフィルの全体の加熱を減少させるのを助けることができる。これは、より安全でより快適な競技面に寄与し得る。もう1つの潜在的な利点は、天然繊維が高い吸水率、従って、多量の水を保持する能力を有することである。競技が人工芝上で行われる前に、人工芝上に水を噴霧するまたは撒くことが可能であり得る。競技時間の間に、天然繊維に含有されている水はゆっくりと蒸発し、競技の間、人工芝表面の全体を涼しく保つのを助けることができる。
天然繊維は複数の繊維(fibers)を含むことができる。これらの繊維の各々(またはこれらの繊維のいくつかの各々)は、加硫された部分に部分的にのみ包埋される。加硫された部分に部分的にのみ包埋されている繊維は、繊維の長手方向に2つの部分に実際上分割することができ、ここに、繊維の1つの部分は加硫された部分に包埋され、および、繊維のもう1つの部分は加硫された部分に包埋されない。換言すれば、他の部分は加硫された部分から突出する。当業界において通例であるように、加硫された部分から突出する他の部分は、ぶら下がり端と呼ばれる。加硫された部分から突出する部分の少なくともいくつかは、加硫された部分に包埋されているそれらの各部分よりも長くすることができる。
加硫された部分に包埋されていない繊維の部分は水または水分に完全に曝露されているゆえに、それらは水の吸収を促進することができる。加硫された部分に包埋されていない繊維のぶら下がり端によって吸収された水は、さらに、例えば、毛細管効果により、加硫された部分に包埋されている残りの繊維中に広がることができる。かくして、繊維のぶら下がり端は水の吸収を促進させることができる。ぶら下がり端の全表面は空気に曝露されているゆえに、ぶら下がり端は、さらに、繊維からの水の蒸発も促進させることができる。さらに、繊維の包埋された部分は、繊維のぶら下がり端部のための水リザーバとして機能することができる。
別の実施形態において、加硫された部分に部分的にのみ包埋されている繊維と加硫された部分に完全に包埋された繊維とを含む天然繊維の全重量における、加硫された部分に部分的にのみ包埋されている繊維の重量百分率は、少なくとも10%である。
別の実施形態において、加硫された部分に部分的にのみ包埋されている繊維と加硫された部分に完全に包埋された繊維とを含む天然繊維の全重量における、加硫された部分に部分的にのみ包埋されている繊維の重量百分率は、少なくとも5%である。
別の実施形態において、天然繊維は、麻繊維、サイザル繊維、綿繊維、バーラップ繊維、ネピアグラス繊維、セルロース繊維、およびこれらの組み合わせのうちのいずれか1つを含む。
別の実施形態において、複合インフィル成分は、10重量%〜40重量%の天然繊維を含む。
複合インフィル成分は、15重量%〜25重量%の天然繊維を含む、前記請求項のいずれか一項に記載の人工芝。
複合インフィル成分は、17重量%〜23重量%の天然繊維を含む、前記請求項のいずれか一項に記載の人工芝。
別の実施形態において、加硫された部分は、エチレンプロピレンジエンモノマー(Mクラス)ゴム(EPDM)粒子、鉱油、および硫黄の加硫物を含む。本明細書中で用いる鉱油は、主としてアルカンおよびシクロアルカンで構成される透明な無色油を含む。
潜在的な利点は、挙げられている天然繊維は加硫プロセスに適合可能であることである。例えば、これらの天然繊維は、180℃での加硫プロセスに耐えることができる。加えて、これらの天然繊維は、比較的低いリグニン含有量を有する。これは、それの加硫プロセスへの適合を可能としている。例えば羊毛またはココナッツなどの他の繊維は高いリグニン含有量を有し得る。それらは、加硫プロセスの間に、副反応を起こし得、それらに非常に強い臭いをもたらす。加硫プロセスを用いることの利点は、天然繊維および加硫された部分の間の結合が非常に強いことである。羊毛および/またはココナッツ繊維はインフィル材料に結合され得るが、それらは、加硫された部分に包埋された天然繊維よりも耐久性が低くなり得る。
麻はココナッツ繊維と比較してもともと菌類に対する抵抗性をもつため、麻の使用もまた有益であり得る。麻はまた、皮膚に非常に優しいという利点も有する。麻は、木材チップまたはココナッツ繊維などの多くの他の天然繊維よりも、肌触りが優しくおよび/またはチクチクしない。
インフィル材料としての麻の使用はまた、麻が優れた吸振性および衝撃吸収特性を有するために有益であり得る。実施形態によるインフィルを備える人工芝上で転倒する競技者は、もし競技者が、主にココナッツ繊維ベースのインフィルを有する人工芝上で転倒するときよりも、負傷しにくい場合があるかもしれない。
別の実施形態において、加硫物は、充填材料をさらに含む。充填材料はEPDM粒子を用いるコストを低減するのに有用であり得るゆえに、充填材料の使用は有益であり得る。
別の実施形態において、充填材料は、カオリナイト、チョーク、およびこれらの組み合わせのうちのいずれか1つを含む。これらの材料は、共に、加硫プロセスに適合可能であり、天然繊維が存在する場合であってもそうであるゆえに、これらの材料の使用は有益であり得る。
別の実施形態において、複合インフィル成分は15〜25重量%のEPDM粒子を含む。
別の実施形態において、複合インフィル成分は23〜26重量%の鉱油を含む。
別の実施形態において、複合インフィル成分は50〜55重量%の充填材料を含む。
別の実施形態において、加硫された部分はぎざぎざの表面を有する。ぎざぎざの表面は、インフィル材料の他の部分に対して固定された位置に人工芝インフィルを維持するのを助けることができるゆえに、その存在は有益であり得る。
別の実施形態において、天然繊維は1mmの最大直径を有する。
別の実施形態において、天然繊維は0.3cmの最大長さを有する。
別の実施形態において、天然繊維は0.5cmの最大長さを有する。
別の実施形態において、天然繊維は1cmの最大長さを有する。
別の実施形態において、加硫された部分は、ポリエチレン系染料および相溶化剤をさらに含む。ポリエチレン系染料は、生きているような外観または色彩を人工芝インフィルに付与できるゆえに、相溶化剤を併用したポリエチレン系染料の使用は有益であり得る。
加硫された部分は、加硫触媒およびメルカプトベンゾチアゾールのうちのいずれか1つをさらに含む。加硫された部分でのこれらの成分のうちの一つの使用は、得られる人工芝インフィルの品質を向上し得る。
別の実施形態において、加硫された部分は、加硫された部分から天然繊維を剥ぎ取ることによって形成されるキャビティーを含む。これは、加硫された部分の表面をより不規則にさせ得、そして、人工芝インフィルの他の部分とより良好にかみ合うこと、および/または、それを涼しい状態に保つために湿潤されている場合に水を含有するためのより大きな表面積を有することも可能にし得るため、有益であり得る。
別の実施形態において、加硫された部分は0.5〜5mmの間の直径を有する。
別の実施形態において、加硫された部分は0.7〜4mmの間の直径を有する。
別の実施形態において、加硫された部分は0.8〜3mmの間の直径を有する。
別の実施形態において、人工芝は人工芝カーペットを備える。
別の実施形態において、人工芝は、スプリンクラーシステムをさらに備える。スプリンクラーシステムを備えることは、人工芝表面を水で自動的に湿潤させる手段を提供できるゆえに、有益であり得る。天然繊維は、いくらかの水を保持することができ、および、それをゆっくりと蒸発させることができ、かくして、強い日光のもとにある場合でさえも人工芝を涼しく保つ。
別の実施形態において、天然繊維は、0.01mm〜5mm長の間の長さである繊維を含む。
別の実施形態において、天然繊維は0.01〜1.5mm長の間の長さである繊維を含む。
別の態様において、本発明は、人工芝表面を少なくとも部分的に製造する方法を提供する。該方法は、マスターバッチを形成するために多数の成分を混合することを備える。多数の成分は、EPDM粒子、天然繊維、硫黄、および鉱油を含む。該方法は、マスターバッチをプレートへと形成することをさらに備える。本明細書中で用いられる「プレート」は、圧縮されているマスターバッチを含む。該方法は、プレートを加硫することをさらに備える。該方法は、人工芝インフィルを提供するためにプレートを粒子化することをさらに備える。粒子化プロセスの間に、加硫されたプレートが、加硫された部分を形成するより小さな断片へと裂かれてもよい。プレートが加硫された場合、天然繊維は加硫されたプレート内にランダムに分散された。粒子化によって、天然繊維のいくらかは加硫された部分の一部から剥ぎ取られるであろう。ほとんどの場合、天然繊維の少なくとも一部は加硫された部分に結合されるであろう。
該方法は、人工芝カーペットを表面上に取り付けることをさらに含む。人工芝カーペットはパイルを備える。該方法は、人工芝インフィルをパイル内に広げることをさらに含む。
別の実施形態において、該方法は、天然繊維をマスターバッチに加える前に、天然繊維を鉱油中で粉砕することをさらに含む。鉱油中での天然繊維の粉砕は、いくつかの利点を供することができる。大きな利点は、天然繊維は粉末などの非常に小さな部分には砕かれにくいことである。それらを鉱油中で粉砕することは、従って、サイズが減少されたより均一かつインタクトな天然繊維を備える人工芝インフィルを生産するのを助ける。鉱油は、また、加硫された部分を生産するのに用いることができる鉱油と同一の鉱油である。鉱油は、従って、この1つの製造プロセスにおける2つの要件を果たす。該方法は、充填材料、ポリエチレンに溶解された染料、ポリエチレン相溶化剤、加硫触媒および/またはメルカプトベンゾチアゾールならびにこれらの組み合わせのうちのいずれか1つをマスターバッチに加えることをさらに備える。
別の実施形態において、プレートの粒子化は、プレートの粉砕、切断、および/または細断を含む。
別の実施形態において、人工芝インフィルは複合インフィル成分を含む。複合インフィル成分は、天然繊維および加硫された部分を含む。天然繊維は、加硫された部分に少なくとも部分的に包埋されている。加硫された部分は、EPDM粒子、鉱油、および硫黄の加硫物を含む、
組み合わされる実施形態が相互に排他的でない限り、本発明の一または複数の上記された実施形態が組み合わされてもよいことが理解される。
以下において、図面を参照して、本発明の実施形態を例としてのみで、より詳細に説明する。
複合インフィル成分の例を示す図である。 複合インフィル成分のさらなる例を示す図である。 複合インフィル成分のさらなる例を示す図である。 複合インフィル成分のさらなる例の写真である。 図4の複合インフィル成分についてのサイズ分布チャートである。 図5の複合インフィルにおける吸水率の増加および温度の低下を示すチャートである。 人工芝の製造で用いられる人工芝カーペットを示す図である。 人工芝を示す図である。 複合インフィル成分を製造する方法を示すフローチャートである。 自動スプリンクラーシステムを備える人工芝を示す図である。
これらの図面において、同様な符号を付した要素は同等の要素であるか、または、同一の機能を行う。以前に説明された要素は、機能が同等である場合、その後の図面において必ずしも議論されないであろう。
図1〜4は、人工芝のための複合インフィル成分のいくつかの例を示す。図1は第1の例を示す。加硫された部分104に部分的に包埋されている天然繊維102がある。図1〜3における図は断面図であって、図4における図は写真である。いくつかの例において、複合インフィル成分は、材料のより大きな加硫されたプレートを細断し、または粉砕することによって作製される。繊維のいくらかは、複合インフィル成分の部分が製造される時にそれらから剥ぎ取られ得る。図1において、製造の間に、加硫された部分104から天然繊維を引き抜くことによって形成されたキャビティー108がある。加硫された部分104の表面はまた、製造プロセスに起因して粗面106であってもよい。
図1において、天然繊維102は、加硫された部分104よりも数倍小さな体積を有する。繊維102は、加硫された部分104に部分的にのみ包埋されている。繊維102は、2つの部分102aおよび102bを備える。破線によって描かれたこれらの部分の間の境界は、繊維102の分割を示す。部分102bは、加硫された部分104に完全に包埋されている。部分102aは、加硫された部分104に包埋されていない。換言すると、部分102aは、繊維102のぶら下がり端である。部分102bを部分102aから分離している面は、繊維102の長手方向軸と実質的に直交している。
図2は、加硫された部分104が天然繊維102、102’よりもかなり大きい、さらなる例を示す。表面上に、部分的にのみ包埋された多数の天然繊維102があることがわかる。しかしながら、加硫された部分104は大きいので、加硫された部分104中に完全に包埋されているいくつかの繊維102’がある。天然繊維102、102’を用いる利点は、それらが水を吸収することである。これは、人工芝表面をより本物のように見せかつより柔らかくする効果があり得、および、競技面の温度を低下させるため水を貯蔵する効果も有し得る。加硫された部分104内に完全に包埋されている繊維は、水を吸収することができないが、天然繊維のコストは、加硫された部分のコストよりもかなり低い。包埋されている天然繊維102’は、複合インフィル成分のコストを軽減するのに役立ち得る。
ぶら下がり端を備える繊維は水の吸収および蒸発を促進することができる。繊維のぶら下がり端は、ぶら下がり端の全表面エリア(または表面エリアのかなりの部分)が水または水分と全面で接触できるゆえに、効果的な方法で水または水分を吸収することができる。ぶら下がり端の全表面エリア(または表面エリアのかなりの部分)は空気と接触しているため、同じことが水の蒸発に対しても有効である。さらに、ぶら下がり端を備える繊維の包埋された部分は、例えば毛細管効果により、水のリザーバとして作用することができる。
図2は、部分的に包埋された繊維がどのように2つの部分に分割され得るかのさらにもう1つの例を示す。図1に示されている繊維102とは対照的に、図2の繊維102cは長手方向に2つの部分に分割される。分割は、単に説明目的で、図2において波線によって示されている。繊維102cの部分102eは加硫された部分に包埋されており、繊維102cの部分102dは加硫された部分から突出している。
図3は、天然繊維102が、加硫された部分104に匹敵する体積を有する例を示す。
図4は、3つの複合インフィル成分100の写真を示す。右上隅の複合成分は、図3における状況に対応する。加硫された部分104は、包埋された天然繊維102の体積に匹敵する体積を有する。他の複合インフィル成分102は、加硫された部分104の表面から部分的に露出されている顕著により小さな天然繊維102を有するものとして示されている。図4の写真に示されている例は、複合インフィル成分が、加硫されたEPDMおよび20%の天然繊維から形成されている例である。
図5は、図4に描かれるように製造された複合インフィル成分のサイズを示すふるい分け曲線を示す。x軸はミリメートル単位で表した粒子のサイズ分布を示し、y軸は、粒子の総数の重量百分率を示す。複合インフィル成分の大部分は2〜2.5mmの間のふるいサイズを有することが理解できる。
図6は、EPDM単独から製造された複合インフィルと比較した、図4に描かれた複合インフィル成分のいくつかの特性を比較している。図6は、水を吸収し、およびそれにより、日光に曝露された人工芝表面の温度を低下させる複合インフィル成分の能力の向上を示す。図6は、インフィル成分への20%の天然繊維の添加が水の吸収を59%増加させることを示している。人工芝表面が、例えば競技などを行うために使用される前に、表面はホースで水を掛けられてもよく、または、スプリンクラーで湿らされ得る。太陽が表面を照らしている時、水の蒸発は競技面を冷却するのを助けるように機能するであろう。晴れている典型的な日中では、温度低下はほぼ25℃であることが理解できる。水の吸収に加えて、天然繊維の使用はまた、人工芝を作製するのに用いられ得るEPDMまたはポリマーと比較して、比較的大きな比熱を有するため、温度を低下させるのに役立つ。天然繊維は非常に速く熱くはならず、人工芝の他の成分が熱せられるのを遮断するのを助ける。
図7および8は、人工芝カーペットおよび人工芝インフィルを用いる人工芝の製造を示す。図7において、人工芝カーペット700を見ることができる。人工芝カーペット700は裏材702を含む。図7に示される人工芝カーペット700は、本形態における房付けされた人工芝カーペットである。人工芝カーペットは、裏材702中へ房付けされている人工芝繊維房704によって形成される。人工芝繊維房704は列状に房付けされる。房の隣接する列の間には列間隔706がある。また、人工芝繊維房704は裏材702の上方にある距離にわたって伸びる。繊維704が裏材702上方に伸びる距離は、パイルの高さ708である。図7において、人工芝カーペット700は、それを地面710または床に設置すること、または付着させることによって取り付けられていることを理解することができる。
人工芝を製造するため、人工芝800は例えば、表面上に広げられ、および、人工芝繊維房704の間に配置されている複合インフィル成分101で形成される、図1から4で示されるような、インフィルである。図8は、人工芝インフィル802が広げられ、そして人工芝繊維房704の間に配置された後の、人工芝カーペット700を示す。人工芝インフィル802は、複合インフィル成分100を含む。
図9は、人工芝インフィルのための複合インフィル成分を製造する方法を示す。まず、工程900において、天然繊維は、任意には鉱油と混合され、次いで、粉砕される。天然繊維を鉱油と共に粉砕することは、天然繊維が多量の粉末を生じるのを防止することができるゆえに、有益であり得る。次に、工程902において、マスターバッチを形成するために多数の成分が混合される。マスターバッチは、例えば、例として、EPDM粒子、天然繊維、硫黄、および鉱油などを含んでいてもよい。マスターバッチが混合された後、マスターバッチは固形物へと形成され得る904。固形物へと形成された後、固形物は加硫されてもよい906。工程904および906は、いくつかの場合において、同時に行ってよい。マスターバッチは、例えば、プレート加硫機内に投入され、圧縮され得る。また、マスターバッチが押し出される間にそれを加硫する押出機にマスターバッチを通すこともできる。
固形物は加硫された後、次いで、粒子化される908。例えば、固形物は、人工芝インフィルを用意するために、切断され、細断され、またはすり砕かれ得る。次いで、人工芝インフィルは、図7および8に示されるように、人工芝を製造するために使用され得る。
図10は、人工芝800のさらなる例を示す。この例において、自動スプリンクラーシステム1000が人工芝800と一体化されている。スプリンクラー1000は、人工芝800の上側表面上の噴霧水1002として描かれている。人工スプリンクラーの使用は、加硫された部分および天然繊維を共に含む複合インフィル成分との組み合わせにおいて有益であり得る。図6に示されるように、水は、人工芝700の表面を涼しく保つために役立ち得る。
100 複合インフィル成分
102 部分的に包埋された天然繊維
102’ 包埋された天然繊維
104 加硫された部分
106 粗面
108 キャビティー
500 mm単位で表したサイズ
502 合計パーセント
600 吸水率の増加
602 摂氏度で表した温度低下
700 人工芝カーペット
702 裏材
704 人工芝繊維房
706 列間隔
708 パイル高さ
710 地面または床
700 人工芝
702 人工芝インフィル
900 鉱油中での天然繊維の粉砕
902 マスターバッチを形成するための多数の成分の混合
904 マスターバッチの固形物への成形
906 固形物の加硫
908 人工芝インフィルを用意するための固形物の粒子化
1000 スプリンクラー
1002 水

Claims (28)

  1. 人工芝インフィル(702)を含む人工芝(700)であって、人工芝インフィルは複合インフィル成分(100)を含み、前記複合インフィル成分は天然繊維(102、102’)および加硫された部分(104)を含み、前記天然繊維は加硫された部分に少なくとも部分的に包埋されており、前記天然繊維は、麻繊維、サイザル麻繊維、綿繊維、バーラップ繊維、ネピアグラス繊維、セルロース繊維、およびこれらの組み合わせのうちのいずれか1つを含む、人工芝。
  2. 前記加硫は、充填材料をさらに含む、請求項1記載の人工芝。
  3. 前記充填材料は、カオリナイト、チョーク、およびこれらの組み合わせのうちのいずれか1つを含む、請求項2記載の人工芝。
  4. 前記複合インフィル成分は、15重量%〜25重量%のEPDM粒子を含む、
    前記複合インフィル成分は、23重量%〜26重量%の鉱油を含む、
    前記複合インフィル成分は、50重量%〜55重量%の前記充填材料を含む、および
    これらの組み合わせ
    のうちのいずれか1つである、請求項2または3記載の人工芝。
  5. 前記加硫された部分はぎざぎざの表面(106)を有する、請求項1〜4のいずれか1項に記載の人工芝。
  6. 前記天然繊維は、0.3cm、0.5cm、および1cmのうちのいずれか1つから選択される最大長さを有する、請求項1〜5のいずれか1項に記載の人工芝。
  7. 前記加硫された部分は、ポリエチレン系染料および相溶化剤をさらに含む、請求項1〜6のいずれか1項に記載の人工芝。
  8. 前記加硫された部分は、加硫触媒およびメルカプトベンゾチアゾールのうちのいずれか1つをさらに含む、請求項1〜7のいずれか1項に記載の人工芝。
  9. 前記加硫された部分は、前記加硫された部分から天然繊維を剥ぎ取ることによって形成されるキャビティー(108)を含む、請求項1〜8のいずれか1項に記載の人工芝。
  10. 前記加硫された部分は、0.5mm〜5.0mmの間、0.7mm〜4.0mmの間、および0.8mm〜3.0mmの間のうちのいずれか1つの間である直径を有する、請求項1〜9のいずれか1項に記載の人工芝。
  11. 人工芝カーペット(700)を含む、請求項1〜10のいずれか1項に記載の人工芝。
  12. スプリンクラーシステム(1000)をさらに含む、請求項1〜11のいずれか1項に記載の人工芝。
  13. 前記複合インフィル成分は、10重量%〜40重量%、特には15重量%〜25重量%の間、より特には17重量%〜23重量%の間の前記天然繊維を含む、請求項1〜12のいずれか1項に記載の人工芝。
  14. 前記天然繊維は、0.01mm〜5mm長の間、より好ましくは0.01〜1.5mm長の間の長さを有する繊維を含む、請求項1〜13のいずれか1項に記載の人工芝。
  15. 人工芝を少なくとも部分的に製造する方法であって、
    マスターバッチを形成するために多数の成分を混合すること(902)であって、前記多数の成分は、EPDM粒子、天然繊維、硫黄、および鉱油を含み、前記天然繊維は、麻繊維、サイザル麻繊維、綿繊維、バーラップ繊維、ネピアグラス繊維、セルロース繊維、およびこれらの組み合わせのうちのいずれか1つを含むことと、
    前記マスターバッチを固形物に成形すること(904)と、
    前記固形物を加硫すること(906)と、
    人工芝インフィルを用意するために前記固形物を粒子化すること(908)と
    を含む、方法。
  16. パイル(704)を含む人工芝カーペットを、表面(710)上に取り付けることと、
    前記人工芝インフィルをパイル内に広げることと
    をさらに含む、請求項15記載の方法。
  17. 前記天然繊維を前記マスターバッチに加える前に、鉱油中で前記天然繊維を粉砕すること(900)をさらに含む、請求項15または16記載の方法。
  18. 充填材料、
    PEに溶解した染料、
    PE相溶化剤、
    加硫触媒および/またはメルカプトベンゾチアゾール、および
    これらの組み合わせ
    のうちのいずれか1つを前記マスターバッチに加えることをさらに含む、請求項15、16、または17記載の方法。
  19. プレートの粒子化は、前記プレートの粉砕、切断、および/または細断を含む、請求項15〜18のいずれか1項に記載の方法。
  20. 人工芝カーペット(700)のためのインフィルとして使用するための人工芝インフィル(702)であって、前記人工芝インフィルは複合インフィル成分(100)を含み、前記複合インフィル成分は天然繊維(102、102’)および加硫された部分(104)を含み、前記天然繊維は前記加硫された部分に少なくとも部分的に包埋されており、前記天然繊維は、麻繊維、サイザル麻繊維、綿繊維、バーラップ繊維、ネピアグラス繊維、セルロース繊維、およびこれらの組み合わせのうちのいずれか1つを含む、人工芝インフィル。
  21. 前記天然繊維(102’)は、前記加硫された部分(104)に少なくとも部分的に包埋されている、請求項15〜19のいずれか1項に記載の方法。
  22. 前記天然繊維(102)のいくらかは、前記加硫された部分に部分的にのみ包埋されている、請求項20記載の人工芝インフィル、請求項1〜14のいずれか1項に記載の人工芝、または請求項21記載の方法。
  23. 前記天然繊維は繊維(102)を含み、前記繊維は、前記加硫された部分(104)に包埋されている第1の部分(102b)を含む、請求項20または22記載の人工芝インフィル、請求項1〜14および22のいずれか1項に記載の人工芝、または請求項21に記載の方法。
  24. 前記繊維は、前記加硫された部分(104)から突出している第2の部分(102a)を含む、請求項23記載の人工芝インフィル、請求項23記載の人工芝、または請求項23記載の方法。
  25. 前記第2の部分(102a)のうちの少なくともいくつかは、それぞれの第1の部分(102b)よりも長い、請求項24記載の人工芝インフィル、請求項24記載の人工芝、または請求項24記載の方法。
  26. 前記天然繊維(102、102’)の総重量における前記繊維(102)の重量百分率は、少なくとも10%である、請求項23〜25のいずれか1項に記載の人工芝インフィル、請求項23〜25のいずれか1項に記載の人工芝、または請求項23〜25のいずれか1項に記載の方法。
  27. 前記天然繊維(102、102’)の総重量における前記繊維(102)の重量百分率は、少なくとも5%である、請求項23〜25のいずれか1項に記載の人工芝インフィル、請求項23〜25のいずれか1項に記載の人工芝、または請求項23〜25のいずれか1項に記載の方法。
  28. 前記天然繊維は、ぶら下がり端を有する繊維を含む、請求項20記載の人工芝インフィル、請求項1〜14のいずれか1項に記載の人工芝、または請求項22記載の方法。
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