JP2019521609A - データ・パケットのパス情報を得る方法及びデバイス - Google Patents

データ・パケットのパス情報を得る方法及びデバイス Download PDF

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Abstract

本願は、データ・パケットのパス情報を得る方法及びデバイスを開示する。方法は、ネットワーク・デバイスによって、ネットワークにおいて送信されたデータ・パケットを受信するステップと、ネットワーク・デバイスによって、発信元エンドからあて先エンドへのデータ・パケットのパス情報を得るステップとを含み、パス情報は、発信元エンドからあて先エンドまでにデータ・パケットが通るルータの総ホップ数、又は発信元エンドからあて先エンドまでのデータ・パケットのレイテンシである。本願は、データ・パケットのパス情報を得るという利点を有している。

Description

本願は、通信分野に、特に、データ・パケットのパス情報を得る方法及びデバイスに関係がある。
データ・パケットは、ネットワークにおいて交換及び送信されるデータ単位、すなわち、局によって一度に送出されるべきデータ・ブロックである。データ・パケットは、送出されるべき完全なデータ情報を含む。データ・パケットは、長さにおいて大きなばらつきがあり、データ・パケットの長さは、制限されず、可変である。データ・パケットは、ネットワーク伝送の単位である。伝送プロセスにおいて、データ・パケットは、伝送のために、セグメント、パケット、又はフレームにカプセル化される。カプセル化は、特定のフォーマットでパケット・ヘッダにおいて編成されたデータであるいくつかの情報セグメントを加えるという方法で行われる。例えば、情報セグメントは、パケット・タイプ、パケット・バージョン、パケット長さ、及びパケット・エンティティといった情報を含む。
先行技術の解決法の実施中に、次の技術的問題が、先行技術では見受けられる。
ルータのような、ネットワーク・デバイスのAQM(英語全称:Active Queue Management)メカニズムは、ネットワーク輻輳が起こる場合にパケット・ドロッピングを行って輻輳を緩和するために使用される。現在のAQMメカニズムでは、ランダム・ドロッピング法が主に使用されており、TCP輻輳制御アルゴリズムは、TCP送出レートが物理帯域幅及びネットワークの輻輳ステータスに最も良く合うように、TCPフローの輻輳ウィンドウを調整するために主として使用される。現在のTCP輻輳制御アルゴリズムは、主にTCPフローの目下の送出レート及びパケット損失状態に基づき、輻輳ウィンドウを調整するが、ネットワーク輻輳の場合に、データ・パケットのパス情報(例えば、ルータのホップ数又はRTT(英語全称:Round-Trip Time))も、非常に重要な参照パラメータである。しかし、データ・パケットのパス情報は、先行技術では取得され得ない。
本願は、ネットワークのリソース利用を改善するよう、データ・パケットのパス情報を得る方法及びデバイスを提供する。
第1の態様に従って、データ・パケットのパス情報を得る方法が提供され、当該方法は:ネットワーク・デバイスによって、ネットワークにおいて送信されたデータ・パケットを受信するステップと;前記ネットワーク・デバイスによって、前記データ・パケットの発信元アドレス及びあて先アドレスに基づき、発信元エンドからあて先エンドへの前記データ・パケットのパス情報を得るステップとを含み、前記パス情報は、前記発信元エンドから前記あて先エンドまでに前記データ・パケットが通るルータの総ホップ数、又は前記発信元エンドから前記あて先エンドまでの前記データ・パケットのレイテンシである。
本願の第1の態様で提供される技術的解決法に従って、データ・パケットが受信された後、データ・パケットの発信元アドレス及びあて先アドレスは取得され、発信元エンドからあて先エンドへのパス情報は発信元アドレス及びあて先アドレスに基づき取得され、それにより、ネットワーク・デバイスはデータ・パケットのパス情報を取得可能である。従って、技術的解決法は、データ・パケットのパス情報を得るという利点を有している。
可能な設計において、前記パス情報が前記ルータの総ホップ数を含む場合に、前記ネットワーク・デバイスによって、前記データ・パケットの発信元アドレス及びあて先アドレスに基づき、発信元エンドからあて先エンドへの前記データ・パケットのパス情報を得る前記ステップは、特に:前記データ・パケットの生存時間値に基づき前記発信元エンドから前記ネットワーク・デバイスまでの前記データ・パケットのルータの第1ホップ数を計算し、前記データ・パケットの前記あて先アドレスに基づき且つルータのホップ数とアドレスとの間のマッピング関係から前記ネットワーク・デバイスから前記あて先アドレスまでのルータの第2ホップ数を求めることを含み、前記第1ホップ数と前記第2ホップ数との和が、前記発信元エンドから前記あて先エンドまでに通過される前記ルータの総ホップ数である。
可能な設計は、発信元エンドからあて先エンドへのパス情報を得ることにおいてネットワーク・デバイスを支援しながら、ルータの総ホップ数を取得する具体的な方法を提供する。
他の可能な設計において、前記パス情報が前記ルータの総ホップ数を含む場合に、前記ネットワーク・デバイスによって、前記データ・パケットの発信元アドレス及びあて先アドレスに基づき、発信元エンドからあて先エンドへの前記データ・パケットのパス情報を得る前記ステップは、特に:前記データ・パケットの前記発信元アドレスに基づき且つルータのホップ数とアドレスとの間のマッピング関係から前記発信元エンドから前記ネットワーク・デバイスまでのルータの第3ホップ数を求め、前記データ・パケットの前記あて先アドレスに基づき且つルータのホップ数とアドレスとの間の前記マッピング関係から前記ネットワーク・デバイスから前記あて先アドレスまでのルータの第4ホップ数を求めることを含み、前記第3ホップ数と前記第4ホップ数との和が、前記発信元エンドから前記あて先エンドまでに通過される前記ルータの総ホップ数である。
他の可能な設計は、発信元エンドからあて先エンドへのパス情報を得ることにおいてネットワーク・デバイスを支援しながら、ルータの総ホップ数を取得する他の具体的な方法を提供する。
更なる他の可能な設計において、前記パス情報が前記ルータの総ホップ数を含む場合に、前記ネットワーク・デバイスによって、前記データ・パケットの発信元アドレス及びあて先アドレスに基づき、発信元エンドからあて先エンドへの前記データ・パケットのパス情報を得る前記ステップは、特に:前記データ・パケットが前記ルータの総ホップ数を含まない場合に、前記ネットワーク・デバイスによって、前記ネットワーク・デバイスから前記あて先エンドまでの第5ホップ数を求めるためのクエリ・パケットを送出し、前記第5ホップ数と、前記発信元エンドから前記ネットワーク・デバイスまでの第6ホップ数との和が、前記ルータの総ホップ数であることと、前記ルータの総ホップ数を前記データ・パケットの拡張フィールドに入れることとを含み、前記クエリ・パケットのあて先アドレスと、前記データ・パケットのあて先アドレスとは、同じである。
更なる他の可能な設計は、発信元エンドからあて先エンドへのパス情報を得ることにおいてネットワーク・デバイスを支援しながら、ルータの総ホップ数を取得する更なる他の具体的な方法を提供する。
更にもう1つの可能な設計において、前述の可能な設計における前記ルータの総ホップ数は、前記データ・パケットに対応するサービス・パケットの拡張フィールドにロードされてよい。
更に別の他の可能な設計において、ルータのホップ数とアドレスとの間の前記マッピング関係は、特に:前記ネットワーク・デバイスによって、前記ネットワークにおいて拡散されたルーティング・パケットを受信し、該ルーティング・パケットは、アドレスと、該アドレスから前記ネットワーク・デバイスまでの拡散の間に通過される各ネットワーク・セグメント内のネットワーク・セグメント・ルータのホップ数とを有することと;前記ネットワーク・デバイスによって、該ネットワーク・デバイスが位置するネットワーク・セグメントのネットワーク・トポロジに基づき、前記ネットワーク・デバイスからエッジ・デバイスまでの第7ホップ数を取得し、各ネットワーク・セグメント内の前記ネットワーク・セグメント・ルータのホップ数と前記第7ホップ数との和に1を加えたものが前記ネットワーク・デバイスから前記アドレスまでのルータの総ホップ数を与えることと;前記アドレスと該アドレスのルータの総ホップ数との間のマッピング関係を記憶することとを含み、前記エッジ・デバイスは、前記ネットワーク・デバイスが位置する前記ネットワーク・セグメントから前記アドレスへ前記データ・パケットが送出される場合に通過される、前記ネットワーク・デバイスが位置する前記ネットワーク・セグメント内の最後のデバイスである。
更に別の他の可能な設計は、可能な設計、他の可能な設計、及び更なる他の可能な設計の実施をサポートしながら、ルータのホップ数とアドレスとの間のマッピング関係を得る具体的な実施を提供する。
更なる可能な設計において、ネットワーク輻輳が起こる場合に、前記ネットワーク・デバイスは、前記パス情報に基づき前記データ・パケットのパケット・ドロッピング・ポリシーを決定し、あるいは、前記ネットワーク・デバイスは、前記パス情報に基づき前記データ・パケットの伝送レートを決定する。
更なる可能な設計において、前記ネットワーク・デバイスは、前記パス情報に基づき前記データ・パケットの前記パケット・ドロッピング・ポリシー又は前記データ・パケットの前記伝送レートを調整して、前記パケット・ドロッピング・ポリシーを最適化し且つ前記伝送レートを改善する。
第2の態様に従って、ネットワーク・デバイスが提供され、当該ネットワーク・デバイスは:
ネットワークにおいて送信されたデータ・パケットを受信するよう構成される送受信部と;
前記データ・パケットの発信元アドレス及びあて先アドレスに基づき、発信元エンドからあて先エンドへの前記データ・パケットのパス情報を得るよう構成される処理部と
を含み、
前記パス情報は、前記発信元エンドから前記あて先エンドまでに前記データ・パケットが通るルータの総ホップ数、又は前記発信元エンドから前記あて先エンドまでの前記データ・パケットのレイテンシである。
データ・パケットを受信した後、本願の第2の態様で提供されるネットワーク・デバイスは、データ・パケットの発信元アドレス及びあて先アドレスを取得し、発信元アドレス及びあて先アドレスに基づき発信元エンドからあて先エンドへのパス情報を取得し、そして、更には、データ・パケットのパス情報を取得可能である。従って、ネットワーク・デバイスは、データ・パケットのパス情報を得るという利点を有している。
それに続く可能な設計において、前記処理部は、第1の態様における可能な設計、他の可能な設計、更なる他の可能な設計、更にもう1つの可能な設計、更に別の他の可能な設計、及び更なる可能な設計を実装するよう構成されてよい。
本願の実施形態における技術的解決法をより明りょうに記載するよう、以下は、実施形態を記載するために必要とされる添付の図面について簡単に説明する。明らかに、次の説明における添付の図面は、本願の単にいくつかの実施形態を示し、当業者は、創造的な努力なしで依然としてそれらの添付の図面から他の図面を導き出し得る。
本願に従ってデータ・パケットのパス情報を得る方法の略フローチャートである。 本願の実施形態に従う複数のネットワークの実装シナリオの概略図である。 本願の実施形態に従う複数のネットワークの他の実装シナリオの概略図である。 本願に従うネットワーク・デバイスの略構造図である。 本願に従うネットワーク・デバイスのハードウェアの略構造図である。
図1を参照すると、図1は、本願の実施形態に従ってデータ・パケットのパス情報を得る方法を示す。方法は、ネットワーク・デバイスに適用され、ネットワーク・デバイスは、ルータ、ノード、又はサーバのようなデバイスを含むがそれに限られない。図1に示されるように、方法は、次のステップを含む。
ステップ101.ネットワーク・デバイスは、ネットワークにおいて送信されたデータ・パケットを受信する。
ステップ101での受信は、有線で実行されてよく、あるいは、確かに、無線で実行されてもよい。この実施形態は、前述の受信様式に制限されない。
ステップ102.ネットワーク・デバイスは、データ・パケットの発信元アドレス及びあて先アドレスに基づき、発信元エンドからあて先エンドへのデータ・パケットのパス情報を取得し、パス情報は、発信元エンドからあて先エンドまでにデータ・パケットが通るルータの総ホップ数、又は発信元エンドからあて先エンドまでのデータ・パケットのレイテンシであってよい。
パス情報がルータの総ホップ数であり得る場合に、ネットワーク・デバイスがデータ・パケットの発信元アドレス及びあて先アドレスに基づき発信元エンドからあて先エンドへのデータ・パケットのパス情報を取得し得ることは、特に:
ネットワーク・デバイスが、データ・パケット内のTTL(英語全称:Time To Live)値を取得し、TTL値に基づき発信元エンドからネットワーク・デバイスまでのデータ・パケットのルータの第1ホップ数を計算し、データ・パケットのあて先アドレスに基づき且つルータのホップ数とアドレスとの間のマッピング関係からネットワーク・デバイスからあて先アドレスまでのルータの第2ホップ数を求めることを含んでよく、第1ホップ数と第2ホップ数との和が、発信元エンドからあて先エンドまでに通過されるルータの総ホップ数である。
TTL値に基づき発信元エンドからネットワーク・デバイスまでのデータ・パケットのルータの第1ホップ数を計算することの実施は:TCPプロトコルに従って、TTLの初期値が64であって、ルータが通過されるたびに値が1ずつ減り、そのため、通過されるルータの第1ホップ数が、データ・パケットのTTL値を64から直接減じることによって求められ得る、ことであってよい。
ルータのホップ数とアドレスとの間のマッピング関係を得る方法は、特に:
ネットワーク・デバイスが、ネットワークにおいて拡散されたルーティング・パケットを受信し、ルーティング・パケットは、アドレス(通常は、ルーティング・パケットを拡散する発信元エンド・デバイスのIPアドレスである。)と、そのアドレスからネットワーク・デバイスまでの拡散の間に通過される各ネットワーク・セグメント内のネットワーク・セグメント・ルータのホップ数とを含むことと;ネットワーク・デバイスが、そのネットワーク・デバイスが位置するネットワーク・セグメントのネットワーク・トポロジに基づき、そのネットワーク・デバイスからエッジ・デバイスまでの第7ホップ数を取得し、各ネットワーク・セグメント内のネットワーク・セグメント・ルータのホップ数と第7ホップ数との和に1を加えたものは、ネットワーク・デバイスから上記のアドレスまでのルータの総ホップ数を与えることと;ネットワーク・デバイスが、上記のアドレスとそのアドレスのルータの総ホップ数との間のマッピング関係を記憶することとを含んでよく、エッジ・デバイスは、ネットワーク・デバイスが位置するネットワーク・セグメントから上記のアドレスへデータ・パケットが送出される場合に通過される、ネットワーク・デバイスが位置するネットワーク・セグメント内の最後のデバイスである。
前述のルーティング・パケットは、特に、IGP(英語全称:Interior Gateway Protocol)ルーティング・パケットを拡張することによって実装されてよい。表1は、拡張されたルーティング・パケットのフォーマットを示す:
Figure 2019521609
表1中の他のフィールドの定義については、IGPルーティング・プロトコルにおける定義を参照されたい。詳細は、ここでは与えられない。本願において、各ネットワーク・セグメント内のネットワーク・セグメント・ルータのホップ数は、表1中のDistanceフィールドで運ばれる。
各ネットワーク・セグメント内のネットワーク・セグメント・ルータのホップ数は、次の方法で取得されてよい:IGPプロトコルに従って、ローカル・ネットワーク・エリア(一般にネットワーク・セグメントと称される。)内のルータは、ローカル・ネットワーク・エリアのネットワーク・トポロジを検知することができ、ネットワーク・トポロジ及びデータ・パケットのあて先アドレスに基づき、データ・パケットが通るネットワーク・エリア内のルータのホップ数を取得し得る。具体的な実施は、次の通りであってよい:IGPプロトコルに従って、各ルータは、そのルータが位置するエリアのネットワーク・トポロジ構造を知ることができ、ネットワーク・トポロジ構造に基づき、そのルータからネットワーク・セグメントまでのネットワーク・セグメント・ルータのホップ数を取得し得る。本願においては、1つのDistanceフィールドがルーティング・パケットに加えられ、各ネットワーク・セグメント内のネットワーク・セグメント・ルータのホップ数は、Distanceフィールドに加えられる。以下は、ルータのホップ数を取得する方法について説明するために実例を使用する。
図3に示されるネットワークを例として使用すると、記載の簡単のために、ここでのネットワーク・デバイスは“R”によって表され、Rの後の数字は、ネットワーク・デバイスの番号を示す。例えば、“R2”は、ネットワーク内の第2ネットワーク・デバイスを示す。具体的な実施方法は、次の通りである。
R2が10.0.1.0/24ネットワーク・セグメントに関する情報をAS200へ拡散する場合に、R2から10.0.1.0/24ネットワーク・セグメントへのルータのホップ数が、(次のコードの最後の行に示されるように)ルーティング・パケットのAS_PATHプロパティの原情報に加えられる:
AS path segment: 100
path segment type: AS_SEQUENCE (2)
path segment length: 1AS
path segment value: 100,2
“path segment value: 100,2”において、“100”は、通過されるネットワーク・エリアの識別子を示し、“2”は、100によって示されるネットワーク・エリア内でデータ・パケットが通るルータのホップ数を示す。
同様に、R3が情報をR5へ拡散した後、R5は、AS200のIGPを使用することによってR5からR3までのルータのホップ数を計算し、ホップ数をUpdateパケットに加え、UpdateパケットをAS300へ拡散する。
AS path segment: 100 200
path segment type: AS_SEQUENCE (2)
path segment length: 2AS
path segment value: 100,2,200,3
“path segment value: 100,2,200,3”において、“200”は、R3が位置するネットワーク・エリアの識別子を示し、“200,3”は、200によって示されるネットワーク・エリア内で3つのルータが通過されることを示す。ここで、アドレスとルータの総ホップ数との間のマッピング関係を確立するネットワーク・デバイスはR8であり、ルーティング・パケットで運ばれるアドレスは10.0.1.0/24であると想定される。R8の場合に、Distanceの値は2+3=5である。AS300の場合に、データ・パケットがAS300から10.0.1.0/24へ送出される場合に通過される最後のデバイスはR7であるから、R7はエッジ・デバイスである。R8からR7までのルータのホップ数は1であり、従って、R8から10.0.1.0/24までに通過されるルータの総ホップ数は2+3+1+1=7であることが、ネットワーク・トポロジから分かる。次いで、R8は、7であるルータの総ホップ数と、アドレス10.0.1.0/24との間のマッピング関係を記憶する。
マッピング関係の確立をより良く記載するよう、ここで、AS200内のR5は、R5が10.0.1.0/24とルータの総ホップ数との間のマッピング関係を如何にして確立するかを記載するための例として使用される。R5の場合に、Distanceの値は2であり(AS100内のルータのホップ数しか示さない。)、R5が位置するネットワーク・セグメントはAS200であり、データ・パケットがAS200から10.0.1.0/24へ送出される場合に通過される最後のデバイスはR3である。AS200のトポロジ構造に基づき、R5からR3まで通過されるルータのホップ数は2であり、従って、R5から10.0.1.0/24までのルータの総ホップ数は2+2+1=5である。R5は、5であるルータの総ホップ数と、アドレス10.0.1.0/24との間のマッピング関係を記憶する。
ルーティング情報がルータの総ホップ数を含む場合には、ステップ102の実施方法は、代替的に、特に:
発信元エンドからネットワーク・デバイスまでのルータの第3ホップ数が、データ・パケットの発信元アドレスに基づき且つルータのホップ数とアドレスとの間のマッピング関係から求められるとともに、ネットワーク・デバイスからあて先アドレスまでのルータの第4ホップ数が、データ・パケットのあて先アドレスに基づき且つルータのホップ数とアドレスとの間のマッピング関係から求められることを含んでよく、第3ホップ数と第4ホップ数との和が、発信元エンドからあて先エンドまでに通過されるルータの総ホップ数である。
ルータのホップ数とアドレスとの間のマッピング関係を取得する方法については、先の記載を参照されたい。詳細は、ここでは繰り返されない。
発信元エンドからあて先エンドまでのレイテンシは、発信元エンド・ネットワーク・デバイス又はあて先エンド・ネットワーク・デバイスによってプローブ・パケットを送出することによって、取得されてよい。プローブ・パケットを送出する具体的な方法、及びレイテンシを取得する具体的な方法については、TCPプロトコルにおける定義を参照されたい。詳細は、ここでは与えられない。レイテンシを取得した後、発信元エンド・ネットワーク・デバイスは、レイテンシをデータ・パケットに加える。
ステップ103(図示せず。).ネットワーク輻輳が起こる場合に、ネットワーク・デバイスは、データ・パケットのパス情報に基づき、データ・パケットのパケット・ドロッピング・ポリシー又はデータ・パケットの伝送レートを決定する。
パス情報が発信元エンドからあて先エンドまでのデータ・パケットのレイテンシを含む場合には、ステップ103におけるパケット・ドロッピング・ポリシーは、特に、次のポリシーを含んでよい:
ネットワーク・デバイスは、発信元エンドからあて先エンドまでのレイテンシが大きいデータ・パケットのドロッピング確率が、発信元エンドからあて先エンドまでのレイテンシが小さいデータ・パケットのドロッピング確率よりも小さいと定義する。
ステップ103におけるパケット・ドロッピング・ポリシーは、特に、次のポリシーを含んでよい:
ネットワーク・デバイスは、ルータの総ホップ数が多いデータ・パケットのドロッピング確率が、ルータのホップ数が少ないデータ・パケットのドロッピング確率よりも小さいと定義する。
確かに、ステップ103におけるパケット・ドロッピング・ポリシーは、更に、特に、次のポリシーを含んでよい:
複数のインターバルが、ルータの総ホップ数に基づき分割により得られ、異なるキュー長さ、キュー閾値、及びパケット・ドロッピング確率が、各インターバルについて定義され、
ルータの総ホップ数が多いインターバルのキュー長さは、ルータの総ホップ数が少ないインターバルのキュー長さよりも長く;ルータの総ホップ数が多いインターバルのキュー閾値は、ルータの総ホップ数が少ないインターバルのキュー閾値よりも大きく;ルータの総ホップ数が多いインターバルのパケット・ドロッピング確率は、ルータの総ホップ数が少ないインターバルのパケット・ドロッピング確率よりも大きい。
確かに、ステップ103は、代替的に、次の解決法によって置換されてもよい:ネットワーク・デバイスは、データ・パケットのパス情報に基づきデータ・パケットの伝送レートを決定し;あるいは
ネットワーク・デバイスは、発信元エンドからあて先エンドまでのレイテンシが大きいデータ・パケットの伝送レートが、発信元エンドからあて先エンドまでのレイテンシが小さいデータ・パケットのドロッピング確率よりも大きいと定義し;あるいは
ネットワーク・デバイスは、ルータの総ホップ数が多いデータ・パケットの伝送レートが、ルータの総ホップ数が少ないデータ・パケットの伝送レートよりも大きいと定義する。
本願で提供される技術的解決法では、データ・パケットが受信された後に、データ・パケットのパス情報が取得される。従って、技術的解決法は、データ・パケットのパス情報を得るという利点を有している。次いで、パス情報は、データ・パケットのパケット・ドロッピング・ポリシー又は伝送レートを決定するために使用され、従って、対象となるドロッピングは、送出されるべきデータ・パケットに対して実行され、ネットワークのリソース利用は、可能な限り改善される。
以下は、本願のこの実施形態で提供される技術的解決法の技術的効果について説明するために図2を使用する。図2は、ネットワーク輻輳を防ぐためにパス情報を使用する技術的解決法を示す。図2に示されるように、図2に示されるシステムは、6つのネットワーク・デバイスを含む。6つのネットワーク・デバイスを区別するのを簡単にするために、6つのネットワーク・デバイスは、R1、R2、R3、R4、R5及びR6と称され、それらの接続様態は、図2において実線で示される。区別の簡単のために、6つのネットワーク・デバイスの間のリンクは、L1、L2、L3、L4及びL5と称される。ここで、図2に示されるネットワーク・デバイスの間には2つのフローしかないと想定される。区別の簡単のために、2つのフローは、Flow1及びFlow2と称される。Flow1は、R5によってR6へR4を介して送られてよく、Flow1が通るリンクは、L4及びL5であってよい。Flow1は、R1によってR6へR1、R2、R3及びR4を介して送られてよく、Flow1が通るリンクは、L1、L2、L3及びL5であってよい。ここで、L5の最大ネットワーク速度は100Mbpsであり、L1、L2、L3及びL4の最大ネットワーク速度は全て60Mbpsであると想定される。
ここで、図2に示される全てのリンクは最大ネットワーク速度にあると想定される。L5の最大ネットワーク速度は100Mbpsであり、L3及びL4の最大ネットワーク速度はいずれも60Mbpsであり、L3及びL4のネットワーク速度の和は120Mbpsである。結果として、全てのリンクが最大ネットワーク速度にある場合に、輻輳がR4で起こる。この場合に、輻輳を緩和するよう、パケットはドロップされる必要がある。2つのフローFlow1及びFlow2しかなく、R4は、Flow1のデータ・パケットをドロップするか又はFlow2のデータ・パケットをドロップするよう選択してよい。以下は、Flow1の又はFlow2のデータ・パケットがドロップされる場合に、ネットワークのリソース利用を解析する。
Flow1のパケットがドロップされる場合(通過されるルータのホップ数は1である。):
リンクL1、L2及びL3は影響を受けない。TCPプロトコルにおける定義に従って、パケットがドロップされる場合に、ドロップされたパケットに対応するリンクのネットワーク速度は半分に落ちる。従って、L4のネットワーク速度は30Mbpsまで低下し、L5のネットワーク速度は90Mbpsまで低下する。L5のネットワーク速度は最大ネットワーク速度100Mbpsに満たず、輻輳は起こらない。この場合に、ネットワークのリソース利用に関して、L4のリソース利用のみが50%であり、L1、L2及びL3のリソース利用は全て100%である。
Flow2のパケットがドロップされる場合(通過されるルータのホップ数は3である。):
L4リンクは影響を受けず、L1、L2及びL3のネットワーク速度は全て30Mbpsまで低下し、L5のネットワーク速度は90Mbpsまで低下する。L5のネットワーク速度は最大ネットワーク速度100Mbpsに満たず、輻輳は起こらない。この場合に、ネットワークのリソース利用に関して、L1、L2及びL3のリソース利用は全て50%であり、L4のリソース利用は100%である。
Flow2のパケットがドロップされる場合のリソース利用は、Flow1のパケットがドロップされる場合のリソース利用に満たないことが分かる。すなわち、より多くのホップ数のルータを通るフロー上のデータ・パケットがドロップされる場合には、輻輳点からより遠いより多くのリンクが影響を及ぼされ、ネットワークの全体のリソース利用を低減させる。逆に、より少ないホップ数のルータを通るフロー上のデータ・パケットがドロップされる場合には、ネットワークの全体のリソース利用は改善される。
図4を参照すると、図4は、本願で提供されるネットワーク・デバイス400を示す。ネットワーク・デバイス400は、インテリジェント端末、コンピュータ、サーバ、スイッチ、又はルータのような、データ・パケットを送出又は転送することができるデバイスを含むが、それに限られない。この実施形態における用語の定義及び例については、図1に対応する実施形態を参照されたい。詳細は、ここでは繰り返されない。ネットワーク・デバイス400は:
ネットワークにおいて送信されたデータ・パケットを受信するよう構成される送受信部401と;
データ・パケットの発信元アドレス及びあて先アドレスに基づき、発信元エンドからあて先エンドへのデータ・パケットのパス情報を得るよう構成される処理部402と
を含み、パス情報は、発信元エンドからあて先エンドまでにデータ・パケットが通るルータの総ホップ数、又は発信元エンドからあて先エンドまでのデータ・パケットのレイテンシである。
データ・パケットを受信した後、本願で提供されるネットワーク・デバイスは、データ・パケットの発信元アドレス及びあて先アドレスを取得し、発信元アドレス及びあて先アドレスに基づき発信元エンドからあて先エンドへのパス情報を取得し、そして、更には、データ・パケットのパス情報を取得可能である。従って、ネットワーク・デバイスは、データ・パケットのパス情報を得るという利点を有している。
任意に、処理部402は、ステップ102及びステップ103を実行し、図1に示される前述の実施形態におけるステップ102及びステップ103の詳述された解決法を実装するよう更に構成されてよい。
図5を参照すると、図5は、本願の実施形態で提供されるネットワーク・デバイス50の簡略化された概略図である。ネットワーク・デバイス50は、携帯電話機、タブレット・コンピュータ、サーバ、基地局、又はモバイル・スイッチング・センタのようなデバイスを含むが、それに限られない。図5に示されるように、ネットワーク・デバイス50は、プロセッサ501、メモリ502、トランシーバ503、及びバス504を含む。トランシーバ503は、データを外部デバイスから受信し、データを外部デバイスへ送るよう構成される。ネットワーク・デバイス50は、1つ以上のプロセッサ501を有してもよい。本願のいくつかの実施形態において、プロセッサ501、メモリ502、及びトランシーバ503は、バス・システムを使用することによって、又は他の方法で、接続されてよい。ネットワーク・デバイス50は、図1に示される方法を実行するよう構成されてよい。この実施形態における用語の定義及び例については、図1に対応する実施形態を参照されたい。詳細は、ここでは繰り返されない。
トランシーバ503は、ネットワークにおいて送信されたデータ・パケット、又はネットワークにおいて拡散されたルーティング・パケットを受信するよう構成される。
メモリ502は、プログラム・コードを記憶する。プロセッサ501は、メモリ502に記憶されているプログラム・コードを呼び出して、次の動作を実行するよう構成される:
処理部501は、データ・パケットの発信元アドレス及びあて先アドレスに基づき、発信元エンドからあて先エンドへのデータ・パケットのパス情報を取得するよう構成され、パス情報は、発信元エンドからあて先エンドまでにデータ・パケットが通るルータの総ホップ数、又は発信元エンドからあて先エンドまでのデータ・パケットのレイテンシである。
任意に、プロセッサ701は、更に、特に、ステップ102及びステップ103を実行し、図1に示される前述の実施形態におけるステップ102及びステップ103の詳述された解決法を実装するよう構成されてよい。前述のステップの具体的な記載については、図1に示される実施形態における記載を参照されたい。詳細は、ここでは繰り返されない。
ここでのプロセッサ501は、プロセッシング要素であってよく、あるいは、複数のプロセッシング要素の総称であってよい点が留意されるべきである。例えば、プロセッシング要素は、中央演算処理装置(Central Processing Unit,CPU)であってよく、特定用途向け集積回路(Application-Specific Integrated Circuit,ASIC)であってよく、あるいは、本願のこの実施形態を実装するための1つ以上の集積回路、例えば、1つ以上のマイクロプロセッサ(digital signal processor,DSP)、又は1つ以上のフィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(Field Programmable Gate Array,FPGA)として構成されてもよい。
メモリ503は、記憶装置であってよく、あるいは、複数の記憶要素の総称であってよく、実行可能なプログラム・コード、又はアプリケーション・プログラム実行装置の実行に必要とされるパラメータ、データ、などを記憶するよう構成される。更に、メモリ503は、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)を含んでよく、あるいは、不揮発性メモリ(non-volatile memory)、例えば、ディスク・メモリ又はフラッシュ・メモリ(Flash)を含んでもよい。
バス504は、インダストリ・スタンダード・アーキテクチャ(Industry Standard Architecture,ISA)バス、ペリフェラル・コンポーネント・インターコネクト(Peripheral Component,PCI)バス、拡張インダストリ・スタンダード・アーキテクチャ(Extended Industry Standard Architecture,EISA)バス、などであってよい。バスは、アドレス・バス、データ・バス、コントロール・バス、などに分類されてよい。表現の簡単のために、1つの太線しか、図5ではバスを表すために使用されないが、これは、ただ1つのバス又はただ1種類のバスしかないことを意味するものではない。
ネットワーク・デバイスは、バスを使用することによってプロセッサ501のような他の部分へ接続するために、バス504へ接続される入出力装置を更に含んでよい。入出力装置は、オペレータが入力インターフェイス上で制御タームを選択可能であるように、オペレータのための入力インターフェイスを提供してよく、あるいは、他のインターフェイスであってもよい。入出力装置は、インターフェイスを使用することによって他のデバイスへ接続してもよい。
簡単な説明のために、前述の方法実施形態は一連の動作として表されている点が留意されるべきである。しかし、当業者には当然ながら、本願に従って、いくつかのステップは他の順序で又は同時に実行されてよいということから、本願は、記載されている動作の順序に制限されない。更に、当業者には当然に、本明細書中で記載される実施形態は、全てが好適な実施形態に属し、関連する動作及びモジュールは、必ずしも、本願によって必要とされない。
前述の実施形態において、各実施形態の記載は、各々の焦点を有している。ある実施形態において詳細に記載されない部分については、他の実施形態における関連記載を参照されたい。
当業者は、実施形態における方法のステップの全て又は一部が、関連するハードウェアに指示するプログラムによって実装されてよいと理解し得る。プログラムは、コンピュータ可読記憶媒体に記憶されてよい。記憶媒体は、フラッシュ・メモリ、リード・オンリー・メモリ(英語:Read-Only Memory,略してROM)、ランダム・アクセス・メモリ(英語:Random Access Memory,略してRAM)、磁気ディスク、光ディスク、などを含んでよい。
本願の実施形態で提供されるコンテンツのダウンロード方法、関連するデバイス、及びシステムは、先に詳細に記載されている。本願の原理及び実施は、具体例を通じてここで記載されている。本願の実施形態に関する記載は、本願の方法及び核となる概念を理解するのを助けるために提供されているにすぎない。その上、当業者は、本願の概念に従う具体的な実施及び適用範囲に関して本願に変形及び変更を行うことができる。従って、明細書の内容は、本願に対する制限として解釈されるべきではない。
可能な設計において、前記パス情報が前記ルータの総ホップ数を含む場合に、前記ネットワーク・デバイスによって、前記データ・パケットの発信元アドレス及びあて先アドレスに基づき、発信元エンドからあて先エンドへの前記データ・パケットのパス情報を得る前記ステップは、特に:前記データ・パケットの生存時間値に基づき前記発信元エンドから前記ネットワーク・デバイスまでの前記データ・パケットのルータの第1ホップ数を計算し、前記データ・パケットの前記あて先アドレスに基づき且つルータのホップ数とアドレスとの間のマッピング関係から前記ネットワーク・デバイスから前記あて先エンドまでのルータの第2ホップ数を求めることを含み、前記第1ホップ数と前記第2ホップ数との和が、前記発信元エンドから前記あて先エンドまでに通過される前記ルータの総ホップ数である。
他の可能な設計において、前記パス情報が前記ルータの総ホップ数を含む場合に、前記ネットワーク・デバイスによって、前記データ・パケットの発信元アドレス及びあて先アドレスに基づき、発信元エンドからあて先エンドへの前記データ・パケットのパス情報を得る前記ステップは、特に:前記データ・パケットの前記発信元アドレスに基づき且つルータのホップ数とアドレスとの間のマッピング関係から前記発信元エンドから前記ネットワーク・デバイスまでのルータの第3ホップ数を求め、前記データ・パケットの前記あて先アドレスに基づき且つルータのホップ数とアドレスとの間の前記マッピング関係から前記ネットワーク・デバイスから前記あて先エンドまでのルータの第4ホップ数を求めることを含み、前記第3ホップ数と前記第4ホップ数との和が、前記発信元エンドから前記あて先エンドまでに通過される前記ルータの総ホップ数である。
パス情報がルータの総ホップ数であり得る場合に、ネットワーク・デバイスがデータ・パケットの発信元アドレス及びあて先アドレスに基づき発信元エンドからあて先エンドへのデータ・パケットのパス情報を取得し得ることは、特に:
ネットワーク・デバイスが、データ・パケット内のTTL(英語全称:Time To Live)値を取得し、TTL値に基づき発信元エンドからネットワーク・デバイスまでのデータ・パケットのルータの第1ホップ数を計算し、データ・パケットのあて先アドレスに基づき且つルータのホップ数とアドレスとの間のマッピング関係からネットワーク・デバイスからあて先エンドまでのルータの第2ホップ数を求めることを含んでよく、第1ホップ数と第2ホップ数との和が、発信元エンドからあて先エンドまでに通過されるルータの総ホップ数である。
ルーティング情報がルータの総ホップ数を含む場合には、ステップ102の実施方法は、代替的に、特に:
発信元エンドからネットワーク・デバイスまでのルータの第3ホップ数が、データ・パケットの発信元アドレスに基づき且つルータのホップ数とアドレスとの間のマッピング関係から求められるとともに、ネットワーク・デバイスからあて先エンドまでのルータの第4ホップ数が、データ・パケットのあて先アドレスに基づき且つルータのホップ数とアドレスとの間のマッピング関係から求められることを含んでよく、第3ホップ数と第4ホップ数との和が、発信元エンドからあて先エンドまでに通過されるルータの総ホップ数である。
確かに、ステップ103は、代替的に、次の解決法によって置換されてもよい:ネットワーク・デバイスは、データ・パケットのパス情報に基づきデータ・パケットの伝送レートを決定し;あるいは
ネットワーク・デバイスは、発信元エンドからあて先エンドまでのレイテンシが大きいデータ・パケットの伝送レートが、発信元エンドからあて先エンドまでのレイテンシが小さいデータ・パケットの伝送レートよりも大きいと定義し;あるいは
ネットワーク・デバイスは、ルータの総ホップ数が多いデータ・パケットの伝送レートが、ルータの総ホップ数が少ないデータ・パケットの伝送レートよりも大きいと定義する。
以下は、本願のこの実施形態で提供される技術的解決法の技術的効果について説明するために図2を使用する。図2は、ネットワーク輻輳を防ぐためにパス情報を使用する技術的解決法を示す。図2に示されるように、図2に示されるシステムは、6つのネットワーク・デバイスを含む。6つのネットワーク・デバイスを区別するのを簡単にするために、6つのネットワーク・デバイスは、R1、R2、R3、R4、R5及びR6と称され、それらの接続様態は、図2において実線で示される。区別の簡単のために、6つのネットワーク・デバイスの間のリンクは、L1、L2、L3、L4及びL5と称される。ここで、図2に示されるネットワーク・デバイスの間には2つのフローしかないと想定される。区別の簡単のために、2つのフローは、Flow1及びFlow2と称される。Flow1は、R5によってR6へR4を介して送られてよく、Flow1が通るリンクは、L4及びL5であってよい。Flowは、R1によってR6へR2、R3及びR4を介して送られてよく、Flowが通るリンクは、L1、L2、L3及びL5であってよい。ここで、L5の最大ネットワーク速度は100Mbpsであり、L1、L2、L3及びL4の最大ネットワーク速度は全て60Mbpsであると想定される。
図5を参照すると、図5は、本願の実施形態で提供されるネットワーク・デバイス50の簡略化された概略図である。ネットワーク・デバイス50は、携帯電話機、タブレット・コンピュータ、サーバ、基地局、又はモバイル・スイッチング・センタのようなデバイスを含むが、それに限られない。図5に示されるように、ネットワーク・デバイス50は、プロセッサ501、トランシーバ502、メモリ503、及びバス504を含む。トランシーバ502は、データを外部デバイスから受信し、データを外部デバイスへ送るよう構成される。ネットワーク・デバイス50は、1つ以上のプロセッサ501を有してもよい。本願のいくつかの実施形態において、プロセッサ501、トランシーバ502、及びメモリ503は、バス・システムを使用することによって、又は他の方法で、接続されてよい。ネットワーク・デバイス50は、図1に示される方法を実行するよう構成されてよい。この実施形態における用語の定義及び例については、図1に対応する実施形態を参照されたい。詳細は、ここでは繰り返されない。
トランシーバ502は、ネットワークにおいて送信されたデータ・パケット、又はネットワークにおいて拡散されたルーティング・パケットを受信するよう構成される。
メモリ503は、プログラム・コードを記憶する。プロセッサ501は、メモリ503に記憶されているプログラム・コードを呼び出して、次の動作を実行するよう構成される:
プロセッサ501は、データ・パケットの発信元アドレス及びあて先アドレスに基づき、発信元エンドからあて先エンドへのデータ・パケットのパス情報を取得するよう構成され、パス情報は、発信元エンドからあて先エンドまでにデータ・パケットが通るルータの総ホップ数、又は発信元エンドからあて先エンドまでのデータ・パケットのレイテンシである。
任意に、プロセッサ501は、更に、特に、ステップ102及びステップ103を実行し、図1に示される前述の実施形態におけるステップ102及びステップ103の詳述された解決法を実装するよう構成されてよい。前述のステップの具体的な記載については、図1に示される実施形態における記載を参照されたい。詳細は、ここでは繰り返されない。
バス504は、インダストリ・スタンダード・アーキテクチャ(Industry Standard Architecture,ISA)バス、ペリフェラル・コンポーネント・インターコネクト(Peripheral Component Interconnect,PCI)バス、拡張インダストリ・スタンダード・アーキテクチャ(Extended Industry Standard Architecture,EISA)バス、などであってよい。バスは、アドレス・バス、データ・バス、コントロール・バス、などに分類されてよい。表現の簡単のために、1つの太線しか、図5ではバスを表すために使用されないが、これは、ただ1つのバス又はただ1種類のバスしかないことを意味するものではない。
簡単な説明のために、前述の方法実施形態は一連の動作として表されている点が留意されるべきである。しかし、当業者には当然ながら、本願に従って、いくつかのステップは他の順序で又は同時に実行されてよいということから、本願は、記載されている動作の順序に制限されない。更に、当業者には当然に、本明細書中で記載される実施形態は、全てが実施形態に属し、関連する動作及びモジュールは、必ずしも、本願によって必要とされない。

Claims (16)

  1. データ・パケットのパス情報を得る方法であって、
    当該方法は、
    ネットワーク・デバイスによって、ネットワークにおいて送信されたデータ・パケットを受信するステップと、
    前記ネットワーク・デバイスによって、前記データ・パケットの発信元アドレス及びあて先アドレスに基づき、発信元エンドからあて先エンドへの前記データ・パケットのパス情報を得るステップと
    を有し、
    前記パス情報は、前記発信元エンドから前記あて先エンドまでに前記データ・パケットが通るルータの総ホップ数、又は前記発信元エンドから前記あて先エンドまでの前記データ・パケットのレイテンシである、
    方法。
  2. 前記パス情報が前記ルータの総ホップ数を有する場合に、前記ネットワーク・デバイスによって、前記データ・パケットの発信元アドレス及びあて先アドレスに基づき、発信元エンドからあて先エンドへの前記データ・パケットのパス情報を得る前記ステップは、特に、
    前記データ・パケットの生存時間値に基づき前記発信元エンドから前記ネットワーク・デバイスまでの前記データ・パケットのルータの第1ホップ数を計算し、前記データ・パケットの前記あて先アドレスに基づき且つルータのホップ数とアドレスとの間のマッピング関係から前記ネットワーク・デバイスから前記あて先アドレスまでのルータの第2ホップ数を求めることを有し、
    前記第1ホップ数と前記第2ホップ数との和が、前記発信元エンドから前記あて先エンドまでに通過される前記ルータの総ホップ数である、
    請求項1に記載の方法。
  3. 前記パス情報が前記ルータの総ホップ数を有する場合に、前記ネットワーク・デバイスによって、前記データ・パケットの発信元アドレス及びあて先アドレスに基づき、発信元エンドからあて先エンドへの前記データ・パケットのパス情報を得る前記ステップは、特に、
    前記データ・パケットの前記発信元アドレスに基づき且つルータのホップ数とアドレスとの間のマッピング関係から前記発信元エンドから前記ネットワーク・デバイスまでのルータの第3ホップ数を求め、前記データ・パケットの前記あて先アドレスに基づき且つルータのホップ数とアドレスとの間の前記マッピング関係から前記ネットワーク・デバイスから前記あて先アドレスまでのルータの第4ホップ数を求めることを有し、
    前記第3ホップ数と前記第4ホップ数との和が、前記発信元エンドから前記あて先エンドまでに通過される前記ルータの総ホップ数である、
    請求項1に記載の方法。
  4. 前記パス情報が前記ルータの総ホップ数を有する場合に、前記ネットワーク・デバイスによって、前記データ・パケットの発信元アドレス及びあて先アドレスに基づき、発信元エンドからあて先エンドへの前記データ・パケットのパス情報を得る前記ステップは、特に、
    前記データ・パケットが前記ルータの総ホップ数を有さない場合に、前記ネットワーク・デバイスによって、前記ネットワーク・デバイスから前記あて先エンドまでの第5ホップ数を求めるためのクエリ・パケットを送出し、前記第5ホップ数と、前記発信元エンドから前記ネットワーク・デバイスまでの第6ホップ数との和が、前記ルータの総ホップ数であることと、前記ルータの総ホップ数を前記データ・パケットの拡張フィールドに入れることとを有し、
    前記クエリ・パケットのあて先アドレスと、前記データ・パケットのあて先アドレスとは、同じである、
    請求項1に記載の方法。
  5. 当該方法は、
    前記データ・パケットに対応するサービス・パケットの拡張フィールドに前記ルータの総ホップ数をロードすること
    を更に有する、
    請求項2乃至4のうちいずれか一項に記載の方法。
  6. ルータのホップ数とアドレスとの間の前記マッピング関係は、特に、
    前記ネットワーク・デバイスによって、前記ネットワークにおいて拡散されたルーティング・パケットを受信し、該ルーティング・パケットは、アドレスと、該アドレスから前記ネットワーク・デバイスまでの拡散の間に通過される各ネットワーク・セグメント内のネットワーク・セグメント・ルータのホップ数とを有することと、前記ネットワーク・デバイスによって、該ネットワーク・デバイスが位置するネットワーク・セグメントのネットワーク・トポロジに基づき、前記ネットワーク・デバイスからエッジ・デバイスまでの第7ホップ数を取得し、各ネットワーク・セグメント内の前記ネットワーク・セグメント・ルータのホップ数と前記第7ホップ数との和に1を加えたものが前記ネットワーク・デバイスから前記アドレスまでのルータの総ホップ数を与えることと、前記アドレスと該アドレスのルータの総ホップ数との間のマッピング関係を記憶することとを有し、
    前記エッジ・デバイスは、前記ネットワーク・デバイスが位置する前記ネットワーク・セグメントから前記アドレスへ前記データ・パケットが送出される場合に通過される、前記ネットワーク・デバイスが位置する前記ネットワーク・セグメント内の最後のデバイスである、
    請求項2乃至4のうちいずれか一項に記載の方法。
  7. 当該方法は、
    前記ネットワーク・デバイスによって、ネットワーク輻輳が起こる場合に、前記パス情報に基づき前記データ・パケットのパケット・ドロッピング・ポリシーを決定すること
    を更に有する、
    請求項1乃至4のうちいずれか一項に記載の方法。
  8. 当該方法は、
    前記ネットワーク・デバイスによって、前記パス情報に基づき前記データ・パケットの伝送レートを決定すること
    を更に有する、
    請求項1乃至4のうちいずれか一項に記載の方法。
  9. ネットワーク・デバイスであって、
    当該ネットワーク・デバイスは、
    ネットワークにおいて送信されたデータ・パケットを受信するよう構成される送受信部と、
    前記データ・パケットの発信元アドレス及びあて先アドレスに基づき、発信元エンドからあて先エンドへの前記データ・パケットのパス情報を得るよう構成される処理部と
    を有し、
    前記パス情報は、前記発信元エンドから前記あて先エンドまでに前記データ・パケットが通るルータの総ホップ数、又は前記発信元エンドから前記あて先エンドまでの前記データ・パケットのレイテンシである、
    ネットワーク・デバイス。
  10. 前記パス情報が前記ルータの総ホップ数を有する場合に、前記処理部は、特に、
    前記データ・パケットの生存時間値に基づき前記発信元エンドから当該ネットワーク・デバイスまでの前記データ・パケットのルータの第1ホップ数を計算し、前記データ・パケットの前記あて先アドレスに基づき且つルータのホップ数とアドレスとの間のマッピング関係から当該ネットワーク・デバイスから前記あて先アドレスまでのルータの第2ホップ数を求めるよう構成され、
    前記第1ホップ数と前記第2ホップ数との和が、前記発信元エンドから前記あて先エンドまでに通過される前記ルータの総ホップ数である、
    請求項9に記載のネットワーク・デバイス。
  11. 前記パス情報が前記ルータの総ホップ数を有する場合に、前記処理部は、特に、
    前記データ・パケットの前記発信元アドレスに基づき且つルータのホップ数とアドレスとの間のマッピング関係から前記発信元エンドから当該ネットワーク・デバイスまでのルータの第3ホップ数を求め、前記データ・パケットの前記あて先アドレスに基づき且つルータのホップ数とアドレスとの間の前記マッピング関係から当該ネットワーク・デバイスから前記あて先アドレスまでのルータの第4ホップ数を求めるよう構成され、
    前記第3ホップ数と前記第4ホップ数との和が、前記発信元エンドから前記あて先エンドまでに通過される前記ルータの総ホップ数である、
    請求項9に記載のネットワーク・デバイス。
  12. 前記パス情報が前記ルータの総ホップ数を有する場合に、前記処理部は、特に、
    前記データ・パケットが前記ルータの総ホップ数を有さない場合に、当該ネットワーク・デバイスのために、当該ネットワーク・デバイスから前記あて先エンドまでの第5ホップ数を求めるためのクエリ・パケットを送出し、前記第5ホップ数と、前記発信元エンドから当該ネットワーク・デバイスまでの第6ホップ数との和が、前記ルータの総ホップ数であり、前記ルータの総ホップ数を前記データ・パケットの拡張フィールドに入れるよう構成され、
    前記クエリ・パケットのあて先アドレスと、前記データ・パケットのあて先アドレスとは、同じである、
    請求項9に記載のネットワーク・デバイス。
  13. 前記処理部は、前記データ・パケットに対応するサービス・パケットの拡張フィールドに前記ルータの総ホップ数をロードするよう更に構成される、
    請求項9乃至12のうちいずれか一項に記載のネットワーク・デバイス。
  14. 前記送受信部は、前記ネットワークにおいて拡散されたルーティング・パケットを受信するよう更に構成され、前記ルーティング・パケットは、アドレスと、該アドレスから当該ネットワーク・デバイスまでの拡散の間に通過される各ネットワーク・セグメント内のネットワーク・セグメント・ルータのホップ数とを有し、
    前記処理部は、当該ネットワーク・デバイスが位置するネットワーク・セグメントのネットワーク・トポロジに基づき当該ネットワーク・デバイスからエッジ・デバイスまでの第7ホップ数を取得し、各ネットワーク・セグメント内の前記ネットワーク・セグメント・ルータのホップ数と前記第7ホップ数との和に1を加えたものが当該ネットワーク・デバイスから前記アドレスまでのルータの総ホップ数を与え、前記アドレスと該アドレスのルータの総ホップ数との間のマッピング関係を記憶するよう構成され、
    前記エッジ・デバイスは、当該ネットワーク・デバイスが位置する前記ネットワーク・セグメントから前記アドレスへ前記データ・パケットが送出される場合に通過される、当該ネットワーク・デバイスが位置する前記ネットワーク・セグメント内の最後のデバイスである、
    請求項9乃至12のうちいずれか一項に記載のネットワーク・デバイス。
  15. 前記処理部は、ネットワーク輻輳が起こる場合に、前記パス情報に基づき前記データ・パケットのパケット・ドロッピング・ポリシーを決定するよう更に構成される、
    請求項9乃至12のうちいずれか一項に記載のネットワーク・デバイス。
  16. 前記処理部は、前記パス情報に基づき前記データ・パケットの伝送レートを決定するよう更に構成される、
    請求項9乃至12のうちいずれか一項に記載のネットワーク・デバイス。
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