JP2019521592A - モノのインターネットにおけるsms処理方法、モビリティ管理ネットワークエレメント及び端末デバイス - Google Patents

モノのインターネットにおけるsms処理方法、モビリティ管理ネットワークエレメント及び端末デバイス Download PDF

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Abstract

本発明は、モノのインターネットにおけるSMS処理方法、モビリティ管理ネットワークエレメント及び端末デバイスを開示し、モノのインターネット端末デバイスにSMSサービスを提供する。方法は、パケット交換PSドメイン内のモビリティ管理ネットワークエレメントにより、端末デバイスにより送信された非共同登録要求を受信する段階であって、非共同登録要求は、PSドメインへの端末デバイスの登録を実行するために用いられ、非共同登録要求は、SMSのみのインジケーション情報を保持する段階と、PSドメイン内のモビリティ管理ネットワークエレメントがPSドメインを通じて端末デバイスに対してSMSを転送できないと判定した場合、PSドメイン内のモビリティ管理ネットワークエレメントにより、回線交換CSドメイン内のモビリティ管理ネットワークエレメントにロケーション更新要求を送信する段階であって、ロケーション更新要求は、CSドメインへの端末デバイスの登録を実行するために用いられる、段階とを含む。

Description

本願は、2016年9月28日に中国特許庁に出願され、「モノのインターネットにおけるSMS処理方法、モビリティ管理ネットワークエレメント及び端末デバイス」と題する中国特許出願第201610859000.6号の優先権を主張し、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。
本発明は、モノのインターネットの分野、より具体的には、モノのインターネットにおけるSMS処理方法、モビリティ管理ネットワークエレメント及び端末デバイスに関する。
無線通信技術の発展、及び、様々な垂直産業へのモバイルブロードバンドインターネットの漸進的な普及に伴い、より多くの従来の端末デバイスが、インターワーキングを実装するためにモバイルインターネットにアクセスし、各垂直産業に対してより便利で多岐にわたるサービスを提供する必要があり、その結果、全てのもののインターネットに関する要件が形成され、ひいては、モノのインターネット(Internet of Things、IoT)が現れた。モノのインターネットの分岐として、セルラ方式のモノのインターネット(Cellular Internet of Things、CIoT)は、狭帯域のモノのインターネット(Narrowband Internet of Things、NB‐IoT)アクセス技術を用いることにより、モバイル通信ネットワークへのモノのインターネット端末のアクセスを実行するモノのインターネットがある。モノのインターネット端末は、簡単な機能のアプリケーション機能、低消費電力及び頻繁ではないユーザデータ転送を有するので、既存の進化型パケットシステム(Evolved Packet System、EPS)において定義される多くの機能的な特性は、極めて複雑であり、かつ、CIoT適用シナリオにとっては不必要である。ゆえに、EPSの既存のネットワーク機能は、業界において最適化されている。
例えば、従来の端末デバイスは、共同登録手順を開始して、回線交換(Circuit Switched、CS)ドメイン及びパケット交換(Packet Switched、PS)ドメインへの端末デバイスの共同登録を実行する必要があり、これにより、SMS転送を実行する。これは、第3世代パートナーシッププロジェクト(3rd Generation Partnership Project、3GPP)リリース(Release)13において最適化されており、共同手順を用いないSMS転送(SMS transfer without combined procedure)機能が導入されている。具体的には、モノのインターネット端末は、モノのインターネット端末が非共同登録手順を開始してPSドメインへの登録を実行することが提供されるSMSサービスにおいて取得できる。
従来技術において、ネットワーク側のSMS転送は、2つの経路をサポートする。一方の経路に関して、SMSは、CSドメイン内のSGsインタフェースを通じて転送される(SMS‐over‐SGs)。他方の経路に関して、SMSは、PSドメイン内のSGdインタフェースを通じて転送される(SMS‐in‐MME)。SMS‐over‐SGsは、成熟したSMS転送メカニズムである。しかしながら、SMS‐in‐MMEにおけるSMS転送メカニズムは、3GPPリリース(Release)11において新たに導入されてものである。ネットワーク側で、PSドメインにおいてSMSを転送する経路をサポートする必要がある場合、SMSプロトコルスタックがさらに実装される必要がある。しかしながら、SMS‐in‐MMEは、めったにライブネットワーク内のオペレータのネットワーク側に配備されることはない。
ゆえに、SMS‐in‐MMEが配備されていないオペレータネットワークにおいて、モノのインターネット端末デバイスにSMSサービスを提供する方法が、解決すべき緊急の課題となっている。
本願は、モノのインターネット端末デバイスにSMSサービスを提供するために、モノのインターネットにおけるSMS処理方法、モビリティ管理ネットワークエレメント及び端末デバイスを提供する。
第1態様によれば、本願は、モノのインターネットにおけるSMS処理方法を提供する。方法は、パケット交換PSドメイン内のモビリティ管理ネットワークエレメントにより、端末デバイスにより送信された非共同登録要求を受信する段階であって、非共同登録要求は、PSドメインへの端末デバイスの登録を実行するために用いられ、非共同登録要求は、SMSのみのインジケーション情報を保持する、段階と、PSドメイン内のモビリティ管理ネットワークエレメントがPSドメインを通じて端末デバイスに対してSMSを転送できないと判定した場合、PSドメインモビリティ内の管理ネットワークエレメントにより、回線交換CSドメイン内のモビリティ管理ネットワークエレメントにロケーション更新要求を送信する段階であって、ロケーション更新要求は、CSドメインへの端末デバイスの登録を実行するために用いられる、段階とを含む。
SMSのみのインジケーション情報は、端末デバイスがSMSサービスを取得することを要求することを示すために用いられる。言い換えれば、SMSのみのインジケーション情報は、端末デバイスがSMSを転送する必要があることを示すために用いられる。
PSドメイン管理ネットワークエレメントが、EPSネットワーク内のモビリティ管理ネットワークエレメントであってよい、例えば、モビリティ管理エンティティ(Mobility Management Entity、MME)であってよいことに留意されるべきである。代替的に、PSドメイン内のモビリティ管理ネットワークエレメントは、将来のネットワーク(例えば、5G)におけるコアネットワーク内のネットワークエレメントであってよい。
本発明の本実施形態における端末デバイスがモノのインターネット端末デバイスであることにさらに留意すべきである。説明しやすくするために、モノのインターネット端末デバイスは、以下では、端末デバイスと称される。
モノのインターネット端末デバイスは、モノのインターネットのエアインタフェースアクセス技術(例えば、狭帯域のモノのインターネット NB‐IoT)を用いることにより、モノのインターネットのコアネットワーク(例えば、EPS)にアクセスでき、モノのインターネットサービス(例えば、スマートメータ、スマートハウスホールド及び高度道路交通などのサービス)をユーザに提供できる端末デバイスであることを理解すべきである。モノのインターネット端末デバイスは、モノのインターネット内に広く分散される。
本発明の本実施形態において、SMS‐in‐MMEがPSドメイン管理ネットワークエレメントに配備されていない場合に、PSドメイン管理ネットワークエレメントが、端末デバイスにより送信された非共同登録要求を受信した場合、PSドメイン管理ネットワークエレメントは、CSドメインへの端末デバイスの登録を実行すべく、CSドメイン管理ネットワークエレメントにロケーション更新要求を送信する。言い換えれば、PSドメイン管理ネットワークエレメントは、非共同登録手順から共同登録手順への変換を実行する。SMSサービスは、非共同登録手順から共同登録手順への変換をモノのインターネット端末デバイスが知らない場合に、モノのインターネット端末デバイスに提供され得る。
実現可能な実装例において、方法は、PSドメイン内のモビリティ管理ネットワークエレメントにより、CSドメイン内のモビリティ管理ネットワークエレメントにより送信されたロケーション更新受諾メッセージを受信する段階であって、ロケーション更新受諾メッセージは、CSドメイン内のモビリティ管理ネットワークエレメントがCSドメインへの端末デバイスの登録を受諾したことを示すために用いられる、段階をさらに含む。
本実施形態において、PSドメインのモビリティ管理ネットワークエレメントがCSドメイン内のモビリティ管理ネットワークエレメントにロケーション更新要求を送信した後、CSドメイン内のモビリティ管理ネットワークエレメントが、CSドメインへのUEの登録を受諾できる場合、CSドメイン内のモビリティ管理ネットワークエレメントは、PSドメイン内のモビリティ管理ネットワークエレメントにロケーション更新受諾メッセージを送信する。このように、PSドメイン内のモビリティ管理ネットワークエレメントは、UEがCSドメインへの登録に成功したことを知り、これにより、CSドメインを通じて端末デバイスにSMSサービスを提供する。
実現可能な実装例において、ロケーション更新メッセージは、CSドメインモビリティ管理パラメータを含み、方法は、PSドメイン内のモビリティ管理ネットワークエレメントにより、CSドメインモビリティ管理パラメータを格納する段階をさらに含み、その結果、PSドメイン内のモビリティ管理ネットワークエレメントが、再び、CSドメインへの端末デバイスの登録を実行する必要がある場合、CSドメインモビリティ管理パラメータは、CSドメインへの端末デバイスの登録を実行するために用いられる。
CSドメインへの端末デバイスの登録を受諾した場合、CSドメイン内のモビリティ管理ネットワークエレメントは、PSドメイン管理ネットワークエレメントに送信されたロケーション更新メッセージにCSドメインモビリティ管理パラメータを追加してよいことが理解されるべきである。PSドメイン管理ネットワークエレメントはCSドメインモビリティ管理パラメータを格納する。このように、PSドメイン管理ネットワークエレメントが、次回、CSドメインへの端末デバイスの登録を実行する必要がある場合に、PSドメイン管理ネットワークエレメントは、全てのCSドメイン登録手順を再開する代わりに、CSドメインモビリティ管理パラメータを直接用いて、CSドメインへの端末デバイスの登録を実行してよく、これにより、シグナリングオーバヘッドを低減させる。
本実施形態において、PSドメイン管理ネットワークエレメントは、CSドメイン内のモビリティ管理ネットワークエレメントにより送信されたCSドメインモビリティ管理パラメータを受信して格納することに留意されるべきである。しかしながら、PSドメイン管理ネットワークエレメントは、端末デバイスにCSドメインモビリティ管理パラメータを送信しない。ゆえに、端末デバイスは、ネットワーク側が非共同登録手順から共同登録手順への変換を実行することを知らない。
実現可能な実装例において、方法は、PSドメイン内のモビリティ管理ネットワークエレメントにより、CSドメイン内のモビリティ管理ネットワークエレメントにより送信されたロケーション更新拒否メッセージを受信する段階であって、ロケーション更新拒否メッセージは、CSドメイン内のモビリティ管理ネットワークエレメントがCSドメインへの端末デバイスの登録を拒否したことを示すために用いられる、段階と、PSドメイン内のモビリティ管理ネットワークエレメントにより、端末デバイスに第1インジケーション情報を送信する段階であって、第1インジケーション情報は、PSドメイン内のモビリティ管理ネットワークエレメントが端末デバイスにSMSサービスを提供できないことを示すために用いられる、段階とをさらに含む。
(例えば、CSドメイン輻輳制御、CSドメインネットワーク側障害などに起因して)CSドメイン内のモビリティ管理ネットワークエレメントがCSドメインへの端末デバイスの登録を受諾しない場合、CSドメイン内のモビリティ管理ネットワークエレメントは、PSドメイン内のモビリティ管理ネットワークエレメントにロケーション更新拒否メッセージを送信する。PSドメイン内のモビリティ管理ネットワークエレメントは、ロケーション更新拒否メッセージに基づいて、CSドメインへの端末デバイスの登録が失敗したことを知る。言い換えれば、ネットワーク側は、CSドメインを通じてUEに対してSMSを転送できない。さらに、SMS‐in‐MMEがPSドメイン内のモビリティ管理ネットワークエレメントに配備されていない、言い換えれば、SMSが、PSドメインを通じてUEに対して転送されることができないので、PSドメインのモビリティ管理ネットワークエレメントは、ネットワーク側がSMSサービスを提供できないことをUEに通知する。このように、UEは、UEの挙動を最適化(例えば、非共同登録要求を再開する、又は、別の位置又は別のネットワークにおいてSMSサービスを取得することを試みる)して、再びSMSサービスを取得できる。ネットワーク側がSMSサービスを提供できないことをネットワーク側がUEに通知できない従来技術のメカニズムと比較して、本実施形態において提供される技術的解決法は、ユーザのSMSサービス体験を改善し得る。
第2態様によれば、本願は、モノのインターネットにおけるSMS処理方法を提供する。方法は、端末デバイスにより、パケット交換PSドメイン内のモビリティ管理ネットワークエレメントに非共同登録要求を送信する段階であって、非共同登録要求は、PSドメインへの端末デバイスの登録を実行するために用いられ、非共同登録要求は、SMSのみのインジケーション情報を保持する、段階と、端末デバイスにより、PSドメイン内のモビリティ管理ネットワークエレメントにより送信された第1インジケーション情報を受信する段階であって、第1インジケーション情報は、PSドメイン内のモビリティ管理ネットワークエレメントが端末デバイスにSMSサービスを提供できないことを示すために用いられ、PSドメイン内のモビリティ管理ネットワークエレメントが、端末デバイスにより送信された非共同登録要求を受信した後、PSドメイン内のモビリティ管理ネットワークエレメントがPSドメインを通じて端末デバイスに対してSMSを転送できないと判定した場合に、第1インジケーション情報は、端末デバイスに送信される、段階とを含む。
SMSのみのインジケーション情報は、端末デバイスがSMSサービスを取得することを要求することを示すために用いられることが理解されるべきである。言い換えれば、SMSのみのインジケーション情報は、端末デバイスがSMSを転送する必要があることを示すために用いられる。
本発明の本実施形態において、PSドメイン管理ネットワークエレメントは、EPSネットワーク内のモビリティ管理ネットワークエレメントであってよく、例えば、MMEであってよい。代替的に、PSドメイン内のモビリティ管理ネットワークエレメントは、将来のネットワーク(例えば、5G)におけるコアネットワーク内のネットワークエレメントであってよい。
SMS‐in‐MMEがPSドメイン管理ネットワークエレメントに配備されていない場合に、PSドメイン管理ネットワークエレメントが、端末により送信された非共同登録要求を受信した場合、PSドメイン管理ネットワークエレメントは、CSドメインへの端末デバイスの登録を実行すべく、CSドメイン管理ネットワークエレメントにロケーション更新要求を送信する。言い換えれば、PSドメイン管理ネットワークエレメントは、非共同登録手順から共同登録手順への変換を実行し、端末デバイスが、非共同登録手順から共同登録手順への変換を知らない場合に、共同手順を用いないSMS転送機能をサポートする端末デバイスにSMSサービスを提供する。
実現可能な実装例において、PSドメイン内のモビリティ管理ネットワークエレメントが、端末デバイスにより送信された非共同登録要求を受信した後、PSドメイン内のモビリティ管理ネットワークエレメントがPSドメインを通じて端末デバイスに対してSMSを転送できないと判定し、回線交換CSドメイン内のモビリティ管理ネットワークエレメントがCSドメインへの端末デバイスの登録を拒否した場合に、第1インジケーション情報は、端末デバイスに送信される。
実現可能な実装例において、方法は、端末デバイスにより、タイマを開始し、タイマが時間切れになった場合に、PSドメイン内のモビリティ管理ネットワークエレメントに非共同登録要求を再送信する段階であって、非共同登録要求は、SMSのみのインジケーション情報を保持する、段階、又は、端末デバイスにより、SMSサービスを取得することを再要求すべく、トラッキングエリア再選択、ロケーションエリア再選択又は公衆陸上移動体ネットワークPLMN選択という動作のうちのいずれか1つを実行する段階、又は、端末デバイスにより、PSドメイン内のモビリティ管理ネットワークエレメントに共同登録要求を送信する段階であって、共同登録要求は、SMSのみのインジケーション情報を保持する、段階をさらに含む。
さらに、ネットワーク側がSMSサービスを提供できないことを分からない場合、UEは、UEによりSMSサービスを取得する挙動を最適化(例えば、非共同登録要求を再開する、又は、別の位置又は別のネットワークにおいてSMSサービスを取得することを試みる)して、再びSMSサービスを取得してよい。ネットワーク側がSMSサービスを提供できないことをネットワーク側がUEに通知できない従来技術のメカニズムと比較して、本実施形態において提供される技術的解決法は、ユーザのSMSサービス体験を改善し得る。
第3態様によれば、本願は、モノのインターネットにおけるSMS処理方法を提供する。方法は、パケット交換PSドメイン内のモビリティ管理ネットワークエレメントにより、端末デバイスにより送信された非共同登録要求を受信する段階であって、非共同登録要求は、パケット交換PSドメインへの端末デバイスの登録を実行するために用いられ、非共同登録要求は、SMSのみのインジケーション情報を保持する、段階と、PSドメイン内のモビリティ管理ネットワークエレメントにより、端末デバイスに第1インジケーション情報を送信する段階であって、第1インジケーション情報は、PSドメイン内のモビリティ管理ネットワークエレメントが端末デバイスにSMSサービスを提供できないことを示すために用いられる、段階とを含む。
SMSのみのインジケーション情報は、端末デバイスがSMSサービスを取得することを要求することを示すために用いられることが理解されるべきである。言い換えれば、SMSのみのインジケーション情報は、端末デバイスがSMSを転送する必要があることを示すために用いられる。
本発明の本実施形態において、SMS‐in‐MMEがPSドメイン管理ネットワークエレメントに配備されていない場合、PSドメイン管理ネットワークエレメントは、端末により送信された非共同登録要求を受信する。PSドメイン管理ネットワークエレメントが、共同手順を用いないSMS転送機能をサポートしていない場合、PSドメイン管理ネットワークエレメントは、「ネットワーク側が共同手順を用いないSMS転送機能をサポートしていない」という情報を端末に直接通知してよい。ネットワーク側がSMSサービスを提供できないという理由をUEが知ることができない従来技術と比較して、本実施形態において提供される技術的解決法は、ユーザのSMSサービス体験を改善し得る。さらに、UEによりSMSサービスを取得する挙動が最適化され得、その結果、UEは、SMSサービスを迅速に取得する。
実現可能な実装例において、PSドメイン内のモビリティ管理ネットワークエレメントが、PSドメイン内のモビリティ管理ネットワークエレメントが端末デバイスにSMSサービスを提供できないと判定することは、
PSドメイン内のモビリティ管理ネットワークエレメントが共同手順を用いないSMS転送をサポートしていないことを含み、第1インジケーション情報は、具体的には、PSドメイン内のモビリティ管理ネットワークエレメントが共同手順を用いないSMS転送をサポートしていないことを示すために用いられる。
実現可能な実装例において、PSドメイン内のモビリティ管理ネットワークエレメントが、PSドメイン内のモビリティ管理ネットワークエレメントが端末デバイスにSMSサービスを提供できないと判定することは、
PSドメイン内のモビリティ管理ネットワークエレメントが共同手順を用いないSMS転送をサポートしているが、PSドメインを通じて端末デバイスに対してSMSを転送できないことを含み、第1インジケーション情報は、具体的には、PSドメイン内のモビリティ管理ネットワークエレメントがPSドメインを通じて端末デバイスに対してSMSを転送できないことを示すために用いられる。
第4態様によれば、本願は、モノのインターネットにおけるSMS処理方法を提供する。方法は、端末デバイスにより、パケット交換PSドメイン内のモビリティ管理ネットワークエレメントに非共同登録要求を送信する段階であって、非共同登録要求は、PSドメインへの端末デバイスの登録を実行するために用いられ、非共同登録要求は、SMSのみのインジケーション情報を保持する、段階と、端末デバイスにより、PSドメイン内のモビリティ管理ネットワークエレメントにより送信された第1インジケーション情報を受信する段階であって、第1インジケーション情報は、PSドメイン内のモビリティ管理ネットワークエレメントが共同手順を用いないSMS転送をサポートしていないことを示すために用いられ、PSドメイン内のモビリティ管理ネットワークエレメントが、端末デバイスにより送信された非共同登録要求を受信した後、PSドメイン内のモビリティ管理ネットワークエレメントが共同手順を用いないSMS転送をサポートしていないと判定した場合に、第1インジケーション情報は、端末デバイスに送信される、段階とを含む。
SMSのみのインジケーション情報は、端末デバイスがSMSサービスを取得することを要求することを示すために用いられることが理解されるべきである。言い換えれば、SMSのみのインジケーション情報は、端末デバイスがSMSを転送する必要があることを示すために用いられる。
本発明の本実施形態において、端末デバイスは、SMSサービスを取得すべく、PSドメイン管理ネットワークエレメントに非共同登録要求を送信する。PSドメイン内のモビリティ管理ネットワークエレメントが共同手順を用いないSMS転送機能をサポートしていない場合、PSドメイン管理ネットワークエレメントは、「ネットワーク側が共同手順を用いないSMS転送機能をサポートしていない」という情報を端末に直接通知してよく、その結果、UEは、SMSサービスを取得する挙動を最適化する。ネットワーク側がSMSサービスを提供できないという理由を知ることをUEができない従来技術と比較して、本実施形態において提供される技術的解決法は、ユーザのSMSサービス体験を改善し得る。
実現可能な実装例において、方法は、端末デバイスにより、PSドメイン内のモビリティ管理ネットワークエレメントに共同登録要求を送信する段階であって、共同登録要求は、SMSのみのインジケーション情報を保持する段階、又は、端末デバイスにより、SMSサービスを取得することを再要求すべく、トラッキングエリア再選択、ロケーションエリア再選択又は公衆陸上移動体ネットワークPLMN選択という動作のうちのいずれか1つを実行する段階をさらに含む。
さらに、UEは、ネットワーク側が共同手順を用いないSMS転送機能をサポートしていないので、ネットワーク側がSMSサービスを提供できないことを知る。この場合、UEが、SMSサービスを取得し続ける必要がある場合、UEは、共同登録手順を開始する。代替的に、UEは、別の位置又は別のネットワークにおいてSMSサービスを取得することを再要求することを試みてよい。本発明の本実施形態において提供される技術的解決法では、SMS‐in‐MMEがPSドメイン管理ネットワークエレメントに配備されていない場合、UEは、ネットワーク側においてSMSサービスが利用できないことを知り得る。これは、UEがSMSを取得する挙動を最適化することに役立ち、その結果、UEは、SMSサービスを迅速に取得できる。
第5態様によれば、本願は、第1態様又は第1態様の可能な実装例のうちのいずれか1つに係る方法を実行するように構成されるモビリティ管理ネットワークエレメントを提供する。具体的には、モビリティ管理ネットワークエレメントは、第1態様又は第1態様の可能な実装例のうちのいずれか1つに係る方法を実行するように構成されるユニットを含む。
第6態様によれば、本願は、第2態様又は第2態様の可能な実装例のうちのいずれか1つに係る方法を実行するように構成される端末デバイスを提供する。具体的には、端末デバイスは、第2態様又は第2態様の可能な実装例のうちのいずれか1つに係る方法を実行するように構成されるユニットを含む。
第7態様によれば、本願は、第3態様又は第3態様の可能な実装例のうちのいずれか1つに係る方法を実行するように構成されるモビリティ管理ネットワークエレメントを提供する。具体的には、モビリティ管理ネットワークエレメントは、第3態様又は第3態様の可能な実装例のうちのいずれか1つに係る方法を実行するように構成されるユニットを含む。
第8態様によれば、本願は、第4態様又は第4態様の可能な実装例のうちのいずれか1つに係る方法を実行するように構成される端末デバイスを提供する。具体的には、端末デバイスは、第4態様又は第4態様の可能な実装例のうちのいずれか1つに係る方法を実行するように構成されるユニットを含む。
第9態様によれば、本願は、モビリティ管理ネットワークエレメントを提供する。モビリティ管理ネットワークエレメントは、プロセッサ及びメモリを含む。メモリは、コンピュータプログラムを格納するように構成され、プロセッサは、メモリからコンピュータプログラムを呼び出して、コンピュータプログラムを起動するように構成される。プログラムが起動された場合、モビリティ管理ネットワークエレメントは、第1態様又は第1態様の可能な実装例のうちのいずれか1つに係る方法を実行する。
第10態様によれば、本願は、端末デバイスを提供する。端末デバイスは、プロセッサ及びメモリを含む。メモリは、コンピュータプログラムを格納するように構成され、プロセッサは、メモリからコンピュータプログラムを呼び出して、コンピュータプログラムを起動するように構成される。プログラムが起動された場合、端末デバイスは、第2態様又は第2態様の可能な実装例のうちのいずれか1つに係る方法を実行する。
第11態様によれば、本願は、モビリティ管理ネットワークエレメントを提供する。モビリティ管理ネットワークエレメントは、プロセッサ及びメモリを含む。メモリは、コンピュータプログラムを格納するように構成され、プロセッサは、メモリからコンピュータプログラムを呼び出して、コンピュータプログラムを起動するように構成される。プログラムが起動された場合、モビリティ管理ネットワークエレメントは、第3態様又は第3態様の可能な実装例のうちのいずれか1つに係る方法を実行する。
第12態様によれば、本願は、端末デバイスを提供する。端末デバイスは、プロセッサ及びメモリを含む。メモリは、コンピュータプログラムを格納するように構成され、プロセッサは、メモリからコンピュータプログラムを呼び出して、コンピュータプログラムを起動するように構成される。プログラムが起動された場合、端末デバイスは、第4態様又は第4態様の可能な実装例のうちのいずれか1つに係る方法を実行する。
第13態様によれば、本願は、コンピュータプログラムを格納するように構成されるコンピュータ可読媒体を提供し、コンピュータプログラムは、第1態様又は第1態様の可能な実装例のうちのいずれか1つに係る方法を実行するために用いられる命令を含む。
第14態様によれば、本願は、コンピュータプログラムを格納するように構成されるコンピュータ可読媒体を提供し、コンピュータプログラムは、第2態様又は第2態様の可能な実装例のうちのいずれか1つに係る方法を実行するために用いられる命令を含む。
第15態様によれば、本願は、コンピュータプログラムを格納するように構成されるコンピュータ可読媒体を提供し、コンピュータプログラムは、第3態様に係る方法を実行するために用いられる命令を含む。
第16態様によれば、本願は、コンピュータプログラムを格納するように構成されるコンピュータ可読媒体を提供し、コンピュータプログラムは、第4態様又は第4態様の可能な実装例のうちのいずれか1つに係る方法を実行するために用いられる命令を含む。
本発明の実施形態において提供されるモノのインターネットにおけるSMS処理方法によれば、モビリティ管理ネットワークエレメントは、非共同登録手順(Normal Attach/TAUとも称される)から共同登録手順(Combined Attach/TAU)への変換を実行して、モノのインターネット端末デバイスが、非共同登録手順から共同登録手順への変換を知らない場合に、モノのインターネット端末デバイスにSMSサービスを提供する。
本発明の実施形態における技術的解決法をより明確に説明すべく、以下では、本発明の実施形態を説明するために必要な添付の図面を簡潔に説明する。以下の説明における添付の図面は、単に一部の本発明の実施形態を示すに過ぎず、当業者であれば、創造努力なくこれら添付の図面から他の図面を導き出し得ることは明らかである。
本発明の実施形態に適用可能なシステムアーキテクチャの模式図を示す。
本発明の実施形態に適用可能な別のシステムアーキテクチャの模式図を示す。
本発明の実施形態に係るモノのインターネットにおけるSMS処理システムの模式図を示す。
本発明の実施形態に係るコンピュータデバイスの模式図を示す。
本発明の実施形態に係るモノのインターネットにおけるSMS処理方法のフローチャートである。
本発明の別の実施形態に係るモノのインターネットにおけるSMS処理方法のフローチャートである。
本発明の実施形態に係るモノのインターネットにおけるSMS処理方法のフローチャートである。
本発明の別の実施形態に係るモノのインターネットにおけるSMS処理方法のフローチャートである。
本発明のさらに別の実施形態に係るモノのインターネットにおけるSMS処理方法のフローチャートである。
本発明の実施形態に係るモビリティ管理ネットワークエレメントの概概略ブロック図を示す。
本発明の実施形態に係る端末デバイスの概略ブロック図を示す。
本発明の別の実施形態に係るモビリティ管理ネットワークエレメントの概略ブロック図を示す。
本発明の別の実施形態に係る端末デバイスの概略ブロック図を示す。
本発明の実施形態における添付の図面に関連して、本発明の実施形態における技術的解決法を以下で明確かつ十分に説明する。説明される実施形態が本発明の実施形態の一部であって全てではないことは明らかである。創造努力なく本発明の実施形態に基づいて、当業者により得られた他の全ての実施形態は、本発明の保護範囲に含まれるものとする。
本発明の実施形態は、セルラ方式のモノのインターネット又は将来の通信システム(例えば、5G)におけるモノのインターネットなど、異なるタイプのモノのインターネットに適用可能であってよい。これは、本発明の実施形態において限定されるものではない。
まず、本発明の実施形態に関連する概念が説明される。
非共同登録(non‐combined registration)は、コアネットワーク内のPSドメインへの端末デバイスの登録のみが実行されることを示す。
非共同登録手順(non‐combined registration procedure)は、非共同登録を実行するために、端末デバイスにより開始される手順である。端末デバイスは、非共同登録要求を送信することにより非共同登録手順を開始する。
共同登録(combined registration)は、コアネットワーク内の回線交換ドメイン(CSドメイン)への、及び、パケット交換ドメイン(PSドメイン)への端末デバイスの登録が同時に実行されることを示す。
共同登録手順(combined registration procedure)は、共同登録を実行するために、端末デバイスにより開始される手順である。端末デバイスは、共同登録要求を送信することにより共同登録手順を開始する。
以下の実施形態における非共同登録要求又は共同登録要求は、SMSのみ(SMS only)のインジケーション情報を保持することに留意されるべきである。非共同登録要求は、通常登録(normal registration)要求とも称されてよく、具体的には、非共同アタッチ(non‐combined attach又はnormal attach)要求、非共同トラッキングエリア更新(non‐combined Tracking Area Update、non‐combined TAU、又はnormal TAU)要求、非共同ルーティングエリア更新(non‐combined Routing Area Update、 non‐combined RAU又はnormal RAU)要求、非共同ロケーションエリア更新(non−combined Location Area Update、non−combined LAU、又は、normal LAU)要求などを含んでよい。共同登録要求は、具体的には、共同アタッチ(combined attach)要求、共同トラッキングエリア更新(combined Tracking Area Update、combined TAU)要求、共同ルーティングエリア更新(combined Routing Area Update、combined RAU)要求、共同ロケーションエリア更新(combined Location Area Update、combined LAU)要求などを含んでよい。
以下の実施形態において、パケット交換PSドメイン内のモビリティ管理ネットワークエレメントが端末デバイスにSMSサービスを提供できないということは、具体的には、PSドメイン内のモビリティ管理ネットワークエレメントがPSドメインを通じて端末デバイスにSMSを転送できないということを含むことに留意されるべきである。言い換えれば、PSドメイン内のモビリティ管理ネットワークエレメントは、SMS‐in‐MMEを介してSMSサービスを提供できない。代替的に、PSドメイン内のモビリティ管理ネットワークエレメントは、共同手順を用いないSMS転送(SMS transfer without combined procedure)をサポートしていない。代替的に、回線交換CSドメイン内のモビリティ管理ネットワークエレメントは、CSドメインへの端末デバイスの登録を拒否する。
図1は、本発明の実施形態に適用可能なシステムアーキテクチャの模式図を示す。図1に示されるように、MMEは、SMSを転送するための2つの経路を提供してよい。すなわち、(1)MMEは、CSドメイン内のSGsインタフェースを通じてSMSを転送(SMS‐over‐SGs)し、具体的には、アップリンク及びダウンリンクSMS転送が、SGsインタフェース及びモバイルサービス切替センタ(Mobile‐services Switching Centre、MSC)/ビジタロケーションレジスタ(Visitors Location Register、VLR)を通じて、MMEとSMS‐GMSC/IWMSC/SMSルータとの間で実行される。(2)MMEは、PSドメイン内のSGdインタフェースを通じてSMSを転送(SMS‐in‐MME)し、具体的には、アップリンク及びダウンリンクSMS転送が、SGdインタフェースを通じて、MMEとSMS‐GMSC/IWMSC/SMSルータとの間で直接実行される。さらに、MMEは、サービングゲートウェイ(Serving Gateway、S−GW)及びパケットデータネットワーク(Packet Data Network、PDN)ゲートウェイ(PDN Gateway、P−GW)を用いることにより、PSドメインデータ転送サービスをUEに提供してよい。
図2は、本発明の実施形態に適用可能な別のシステムアーキテクチャの模式図を示す。図2に示されるように、セルラ方式のモノのインターネットのサービングゲートウェイノード(CIoT Serving Gateway Node、C−SGN)は、MME、サービングゲートウェイ(Serving Gateway、S−GW)及びパケットデータネットワーク(Packet Data Network、PDN)ゲートウェイ(PDN Gateway、P−GW)からなる統合されたネットワークエレメントである。統合されたネットワークエレメントC‐SGNにより提供される機能及び外部インタフェースは、図1の対応するMME、S−GW及びPDN‐GWのものと一致する。
本発明の本実施形態において、PSドメイン管理ネットワークエレメントを実装するための機能は、1つのネットワークエレメントに統合されてよい、又は、複数の異なるネットワークエレメント上で別個に構成されてよい。これは、本発明の本実施形態において限定されるものではない。
さらに、本発明の実施形態において提供されるモノのインターネットにおけるSMS処理方法は、将来の通信ネットワーク(例えば、5G)におけるユーザプレーンから制御プレーンが分離されたアーキテクチャ、ネットワークにおけるネットワークスライスのアーキテクチャなどに適用されてよい。これは、本発明の実施形態において限定されるものではない。
図3は、本発明の実施形態に係るモノのインターネットにおけるSMS処理システム100の模式図を示す。図3に示されるように、システム100は、PSドメイン101内のモビリティ管理ネットワークエレメント及び端末デバイス102を含む。任意選択で、システム100は、CSドメイン103内のモビリティ管理ネットワークエレメントをさらに含む。
本発明の本実施形態におけるPSドメイン101内のモビリティ管理ネットワークエレメントは、既存の2G/3Gネットワーク又はEPS内の別のモビリティ管理ネットワークエレメント、及び、将来の通信システム(例えば、5G)におけるコアネットワーク内のネットワークエレメントに適用可能であってよい。
本発明の本実施形態における端末デバイス102は、ユーザ機器(User Equipment、UE)、ターミナル(Terminal)、モバイルユーザ機器などと称されてもよい。端末デバイス102は、無線アクセスネットワーク(例えば、Radio Access Network、RAN)を通じて1又は複数のコアネットワークと通信してよい。端末デバイスは、携帯電話(又は、「セルラ」フォンと称される)及び移動端末を有するコンピュータなどの移動端末であってよい。例えば、端末デバイスは、ポータブル、ポケットサイズ、ハンドヘルド、コンピュータ内蔵型又は車載型モバイル装置であってよく、端末デバイスは、音声及び/又はデータを無線アクセスネットワークと交換する。本発明の本実施形態において、端末デバイスは、携帯電話、インテリジェント端末(ウェアラブルデバイス、スマートウォッチ、スマートメータ、スマートウォーターメータなど)、マルチメディアデバイス、ストリーミングデバイス及びMTCにおける端末デバイスを含む。
本発明の本実施形態における端末デバイスがモノのインターネット端末デバイスであることにさらに留意すべきである。モノのインターネット端末デバイスは、低価格、シンプルな機能、低消費電力及び頻繁ではないユーザデータ転送についてのアプリケーション機能を有する。簡潔に表現するために、以下の実施形態において、モノのインターネット端末デバイスは、端末デバイスと称される。
図3に示されるPSドメイン101内のモビリティ管理ネットワークエレメントは、図1に示されるMMEであってよい、又は、図2に示されるC‐SGNであってよい。端末デバイス102は、図1及び図2に示されるUEであってよい。任意選択で、システム100が、CSドメイン内のモビリティ管理ネットワークエレメントを含む場合、CSドメイン内のモビリティ管理ネットワークエレメントは、図1及び図2に示されるMSC/VLRであってよい。
図3に示されるPSドメイン管理ネットワークエレメント101及び端末デバイス102は、図4に示されるコンピュータデバイス(又はシステム)200を用いることにより、実装されてよいことに留意されるべきである。任意選択で、システム100が、CSドメイン103内のモビリティ管理ネットワークエレメントを含む場合、CSドメイン103内のモビリティ管理ネットワークエレメントは、図4に示されるコンピュータデバイス200を用いることにより実装されてもよい。
図4は、本発明の実施形態に係るコンピュータデバイス(又はシステム)200の模式図である。コンピュータデバイス200は、少なくとも1つのプロセッサ201、メモリ202、通信バス203及び少なくとも1つの通信インタフェース204を含む。
プロセッサ201は、中央処理装置(CPU)、マイクロプロセッサ、特定用途向け集積回路(application‐specific integrated circuit、ASIC)、又は、本発明の解決策のプログラム実行を制御するように構成される1又は複数の集積回路であってよい。
メモリ202は、リードオンリメモリ(read‐only Memory、ROM)若しくは静的情報及び命令を格納できる別のタイプの静的ストレージデバイス、又は、ランダムアクセスメモリ(random access memory、RAM)若しくは情報及び命令を格納できる別のタイプの動的ストレージデバイスであってよい、又は、電気的消去可能プログラマブルリードオンリメモリ(Electrically Erasable Programmable Read‐Only Memory、EEPROM)、コンパクトディスクリードオンリメモリ(Compact Disc Read‐Only Memory、CD‐ROM)若しくは別のコンパクトディスクストレージ、光ディスクストレージ(コンパクトディスク、レーザディスク、光ディスク、デジタル多目的ディスク、ブルーレイディスク(登録商標)などを含む)、ディスクストレージ媒体若しくは別のディスクストレージデバイス、又は、命令又はデータ構造の形式で予想されるプログラムコードを保持又は格納するために用いられることができ、かつ、コンピュータによりアクセスされることができる任意の他の媒体であってよい。しかしながら、メモリ202は、本明細書において限定されるものではない。メモリは、独立して存在してよく、通信バス203を用いることによりプロセッサに接続される。代替的に、メモリは、プロセッサと統合されてよい。
メモリ202は、本発明の解決策を実行するためのアプリケーションプログラムコードを格納するように構成され、プロセッサ201は、メモリ202内に格納されたアプリケーションプログラムコードを実行するように構成される。
実施形態における具体的な実施例では、プロセッサ201は、1又は複数のCPU、例えば、図4に示されるCPU0及びCPU1を含んでよい。
実施形態における具体的な実施例では、コンピュータデバイス200は、複数のプロセッサを含んでよく、各プロセッサは、シングルコア(single‐CPU)プロセッサであってよい、又は、マルチコア(multi‐CPU)プロセッサであってよい。本明細書において、プロセッサは、データ(例えば、コンピュータプログラム命令)を処理するように構成される1又は複数のデバイス、回路及び/又は処理コアであってよい。
実施形態における具体的な実施例では、コンピュータデバイス200は、出力デバイス205及び入力デバイス206をさらに含んでよい。出力デバイス205は、プロセッサ201と通信し、複数の方式で情報を表示してよい。例えば、出力デバイス205は、液晶ディスプレイ(liquid crystal display、LCD)、発光ダイオード(light emitting diode、LED)ディスプレイデバイス、ブラウン管(cathode ray tube、CRT)、ディスプレイデバイス、プロジェクタ(projector)などであってよい。入力デバイス206は、プロセッサ201と通信し、複数の方式でユーザの入力を受信してよい。例えば、入力デバイスは、マウス、キーボード、タッチスクリーンデバイス、感知デバイスなどであってよい。
コンピュータデバイス200は、汎用コンピュータデバイス又は専用のコンピュータデバイスであってよい。具体的な実施例において、コンピュータデバイス200は、デスクトップコンピュータ、ポータブルコンピュータ、ネットワークサーバ、パーソナルデジタルアシスタント(Personal Digital Assistant、PDA)、携帯電話、タブレットコンピュータ、無線端末デバイス、通信デバイス、組み込みデバイス又は図4中のものと同様の構造を有するデバイスであってよい。コンピュータデバイス200のタイプは、本発明の本実施形態において限定されるものではない。
理解及び説明しやすくするために、以下では、例として図1に示されるアーキテクチャを用いることにより、及び、EPSネットワーク内のモビリティ管理エンティティ(Mobility Management Entity、MME)がPSドメイン内のモビリティ管理ネットワークエレメントとして用いられる例を用いることにより、本発明の実施形態のモノのインターネットにおけるSMS処理方法を説明する。
本発明の実施形態において、「第1」及び「第2」といった順番は、異なる対象間を区別する、例えば、異なるインジケーション情報を区別することが単に意図されているに過ぎず、本発明の実施形態の保護範囲に何らかの限定を加えるものとして解釈されるものではないことが理解されるべきである。
前述の方法の実施形態に示される段階又は操作は、単なる例に過ぎず、他の操作又は様々な操作の変形が実行されてよいことがさらに理解されるべきである。さらに、具体的な実施例において、段階は、本発明の実施形態におけるシーケンスとは異なるシーケンスで実行されてよく、本発明の実施形態において示される全ての操作又は段階が実行されるわけではない可能性がある。代替的に、本発明の実施形態に示される操作又は段階よりも多くの操作又は段階が実行されてよい。
理解及び説明しやすくするために、以下では、MMEがPSドメイン内のモビリティ管理ネットワークエレメントとして用いられ、MSC/VLRがCSドメイン内のモビリティ管理ネットワークエレメントとして用いられる例を用いることにより、本発明の実施形態のモノのインターネットにおけるSMS処理方法を詳細に説明する。
本発明の実施形態において、UEにより送信された(SMSのみのインジケーション情報を保持する)非共同登録要求を受信した後、MMEが共同手順を用いないSMS転送「SMS transfer without combined procedure」標準機能をサポートするか否かに基づいて、MMEは、異なる処理手順を別個に実行する。以下では、MMEが「SMS transfer without combined procedure」標準機能をサポートしているケース(理解及び説明しやすくするために、ケース1として以下に表される)、及び、MMEが「SMS transfer without combined procedure」標準機能をサポートしていないケース(理解及び説明しやすくするために、当該ケースは、ケース2として以下に表される)を別個に説明する。
ケース1:
MMEは、「SMS transfer without combined procedure」標準機能をサポートしている。
図5は、本発明の実施形態に係るモノのインターネットにおけるSMS処理方法300のフローチャートを示す。図5に示されるように、方法300は、主に、段階301及び段階302を含む。
301.UEは、MMEに非共同登録要求を送信し、MMEは、UEにより送信された非共同登録要求を受信する。
非共同登録要求は、PSドメインへの端末デバイスの登録を実行するために用いられる。非共同登録要求は、SMSのみのインジケーション情報を保持する。
本発明の実施形態において、SMSのみのインジケーション情報は、端末デバイスがSMSサービスを取得することを要求することを示すために用いられる。言い換えれば、SMSのみのインジケーション情報は、端末デバイスがSMSを転送する必要があることを示すために用いられる。
本発明の本実施形態において、端末デバイスは、MMEに非共同登録要求を送信し、非共同登録要求は、端末デバイスが「SMS transfer without combined procedure」標準機能をサポートすることを示すべく、SMSのみのインジケーション情報を保持することが理解され得る。言い換えれば、端末デバイスは、(SMSのみのインジケーション情報を保持する)非共同登録要求をMMEに送信して、PSドメインへの登録を実行することを要求し、これにより、ネットワーク側からSMSサービスを取得する。
302.MMEがPSドメインを通じてUEに対してSMSを転送できないと判定した場合、MMEは、CSドメインへのUEの登録を開始するか否かを判定する。
MMEが「SMS transfer without combined procedure」標準機能をサポートしている場合、UEにより送信された(SMSのみのインジケーション情報を保持する)非共同登録要求を受信したときに、MMEは、まず、MMEがPSドメインを通じてSMSを転送できるか否かを判定する必要があることが理解され得る。言い換えれば、MMEは、MMEがSMS‐in‐MMEを介してSMSサービスを提供できるか否かを判定する。
MMEがPSドメインを通じてUEに対してSMSサービスを提供できないと判定した場合、MMEは、さらに、CSドメインへのUEの登録を開始するか否かを判定する。
具体的には、MMEがPSドメインを通じてUEに対してSMSを転送できるか否かのMMEによる判定の処理については、従来技術を参照する。繰り返しを避けるために、詳細がここで説明されることはない。
MMEがCSドメインへのUEの登録を開始するか否かを判定した後に、2つのケース(区別しやすくするために、2つのケースは、以下にケース1.1及びケース1.2として別個に表される)があり得ることが理解され得る。
ケース1.1:
MMEは、CSドメインへのUEの登録を開始しないと判定する。
この場合、MMEは、段階303を実行する。
303.MMEは、ネットワーク側がSMSサービスを提供しないことを示すインジケーション情報をUEに送信し、UEは、MMEにより送信され、ネットワーク側がSMSサービスを提供しないことを示すインジケーション情報を受信する。
ケース1.2:
MMEは、CSドメインへのUEの登録を開始すると判定する。
この場合、MMEは、段階304及び後続の段階を実行する。
304.MMEは、MSC/VLRにロケーション更新要求を送信し、MSC/VLRは、MMEにより送信されたロケーション更新要求を受信する。
ロケーション更新要求は、CSドメインへの端末デバイスの登録を実行するために用いられる。
任意選択で、実施形態において、方法はさらに以下の段階を含む。
305.MSC/VLRは、MMEにロケーション更新受諾メッセージを送信し、MMEは、MSC/VLRにより送信されたロケーション更新受諾メッセージを受信し、ロケーション更新受諾メッセージは、ネットワーク側がCSドメインへの端末デバイスの登録を受諾したことを示すために用いられる。
本実施形態において、MSC/VLRは、MMEにより送信されたロケーション更新要求を受信する。MSC/VLRがCSドメインへのUEの登録を受諾した場合、MSC/VLRは、MMEに更新ロケーション受諾メッセージを送信する。
任意選択で、実施形態において、ロケーション更新受諾メッセージは、CSドメインモビリティ管理パラメータを含み、方法はさらに以下の段階を含む。
MMEは、CSドメインモビリティ管理パラメータを格納し、その結果、MMEが、再びCSドメインへの端末デバイスの登録を実行する必要がある場合、CSドメインモビリティ管理パラメータは、CSドメインへの端末デバイスの登録を実行するために用いられる。
本実施形態において、MMEは、端末デバイスにSMSサービスを提供すべく、CSドメインへのUEの登録を要求する。CSドメイン内のモビリティ管理ネットワークエレメント(例えば、MSC/VLR)は、CSドメインへの端末デバイスの登録が受諾され得るか否かを判定する。具体的には、MSC/VLRによる、CSへの端末デバイスの登録が受諾され得るか否かを判定する方式については、従来技術を参照する。詳細がここで説明されることはない。
MSC/VLRは、CSドメインへの端末デバイスの登録が受諾され得ると判定した場合、MSC/VLRは、MMEにロケーション更新受諾メッセージを送信する。このように、MMEは、端末デバイスがCSドメインへの登録に成功したことを知り、CSドメインを通じて端末デバイスに対してSMSサービスを提供し得る。たとえSMSがPSドメインを通じて転送されることができないとしても、CSドメインへの端末デバイスの登録が成功した場合には、端末デバイスは、ネットワーク側がSMSサービスを提供するのがどの経路であるかということに注意を払う必要がない、言い換えれば、端末は、ネットワーク側がSMSサービスを提供するのはどの経路かを知らない。ゆえに、SMSサービスのユーザエクスペリエンスが改善され得る。
任意選択で、MSC/VLRは、CSドメインモビリティ管理パラメータをロケーション更新受諾メッセージにさらに追加してよく、その結果、CSドメインへの端末デバイスの登録をその後に再開する場合に、MMEは、CSドメインモビリティ管理パラメータを用いる。しかしながら、MMEは、端末デバイスにCSドメインモビリティ管理パラメータを送信しない。この場合、端末デバイスは、MMEが、端末デバイスに、CSドメインへの端末デバイスの登録を要求することを知らない。
任意選択で、実施形態において、方法はさらに以下の段階を含む。
306.MSC/VLRは、MMEにロケーション更新拒否メッセージを送信し、MMEは、MSC/VLRにより送信されたロケーション更新拒否メッセージを受信し、ロケーション更新拒否メッセージは、MSC/VLRがCSドメインへの端末デバイスの登録を拒否したことを示すために用いられる。
307.MMEは、UEに第1インジケーション情報を送信し、第1インジケーション情報は、ネットワーク側が端末デバイスにSMSサービスを提供できないことを示すために用いられ、UEは、MMEにより送信された第1インジケーション情報を受信する。
本実施形態では、前述の実施形態とは異なり、MSC/VLRがCSドメインへの端末デバイスの登録が受諾され得ないと判定した場合、MSC/VLRは、MMEにロケーション更新拒否メッセージを送信する。MMEは、CSドメインへの端末デバイスの登録が失敗したことを知り得る。この場合、PSドメイン及びCSドメインのどちらも、端末デバイスにSMSサービスを提供できない。ゆえに、MMEは、ネットワーク側がSMSサービスを提供できないことをUEに示してよく、その結果、UEは、SMSサービスを取得する要求を再開する、又は、別の位置又は別のネットワークにおいてSMSサービスを取得することを試みる。
任意選択で、実施形態において、方法はさらに以下の段階を含む。
308.UEは、タイマを開始し、タイマが時間切れになった場合、MMEに非共同登録要求を再送信し、非共同登録要求は、SMSのみのインジケーション情報を保持する。
309.UEは、SMSサービスを取得することを再要求すべく、トラッキングエリア(Tracking Area、TA)再選択、ロケーションエリア(Location Area、LA)再選択又は公衆陸上移動体ネットワーク(Public Land Mobile Network、PLMN)選択という動作のうちのいずれか1つを実行する。
310.UEは、MMEに対する共同登録要求を開始し、MMEは、UEにより送信された共同登録要求を受信し、共同登録要求は、SMSのみのインジケーション情報を保持する。
本発明の本実施形態において、ネットワーク側がSMSサービスを提供できないことが分かった後に、UEはタイマを開始してよい。タイマが時間切れになった後、UEは、MMEに(SMSのみのインジケーション情報を保持する)非共同登録要求を送信し続けて、SMSサービスを取得することを再要求する。代替的に、UEは、TA、LA又はPLMN選択を実行して、別の位置又は別のネットワークにおいてSMSサービスを取得することを試みてよい。代替的に、UEは、ネットワーク側に対して、(SMSのみのインジケーション情報を保持する)共同登録要求を開始する。言い換えれば、UEは、従来技術を用いることによりSMSサービスを取得する。
TA再選択は、新たなTAにおける適切なセル(suitable cell)を選択することにより、UEにより実行され、LA再選択は、新たなLAにおける適切なセル(suitable cell)を選択することにより、UEにより実行される。具体的には、TA再選択、LA再選択及びPLMN選択の処理については、従来技術を参照する。詳細がここで説明されることはない。
本実施形態において、MMEは、非共同登録手順(Normal Attach/TAUとも称される)から共同登録手順(Combined Attach/TAUとも称される)への変換を実行し、非共同登録要求を開始するUEに対するSGsインタフェースの接続を確立し、それにより、CSドメインへのUEの登録の実行に成功する。ゆえに、SMS‐in‐MMEがネットワーク側に配備されていない場合、SMSサービスが、モノのインターネット端末デバイスに対して提供され得る。
方法300におけるMME又はUEにより実行される動作は、メモリに格納された命令を実行することにより、プロセッサにより実装されてよいことが理解されるべきである。
ケース2:
MMEは、「SMS transfer without combined procedure」標準機能をサポートしていない。
図6は、本発明の別の実施形態に係るモノのインターネットにおけるSMS処理方法400のフローチャートを示す。図6に示されるように、本実施形態において、方法400は、主に、段階410及び段階420を含む。
410.UEは、MMEに非共同登録要求を送信し、MMEは、UEにより送信された非共同登録要求を受信し、非共同登録要求は、SMSのみのインジケーション情報を保持する。
具体的には、段階410に関して、前述の段階301における説明を参照する。詳細がここで説明されることはない。
420.MMEが、共同手順を用いないSMS転送(SMS transfer without combined procedure)をサポートしていないとMMEが判定した場合、MMEは、端末デバイスに第1インジケーション情報を送信し、第1インジケーション情報は、PSドメイン内のモビリティ管理ネットワークエレメントが共同手順を用いないSMS転送をサポートしていないことを示すために用いられる。
対応して、UEは、受信した第1インジケーション情報に基づいて、MMEが共同手順を用いないSMS転送をサポートしていないので、MMEがSMSサービスを提供できないことを知ることができる。
任意選択で、実施形態において、方法はさらに以下の段階を含む。
430.UEは、MMEに共同登録要求を送信し、共同登録要求は、SMSが転送される必要があることを示すインジケーション情報を保持する。MMEは、UEにより送信された共同登録要求を受信する。
440.UEは、SMSサービスを取得することを再要求すべく、トラッキングエリアTA再選択、ロケーションエリアLA再選択又は公衆陸上移動体ネットワークPLMN選択という動作のうちのいずれか1つを実行する。
本実施形態において、UEは、MMEが「SMS transfer without combined procedure」標準機能をサポートしていないことを知ることが理解され得る。UEが現在位置又は現在のネットワークにおいてSMSサービスを取得することを再要求する必要がある場合、UEは、MMEに(SMSのみのインジケーション情報を保持する)共同登録要求を送信しなくてはならない。代替的に、UEは、トラッキングエリア再選択、ロケーションエリア再選択又はPLMN選択を実行して、別の位置又は別のネットワークにおいてSMSサービスを取得することを試みてよい。
段階430及び段階440の具体的な実施例の処理については、従来技術を参照する。詳細がここで説明されることはない。
本発明の本実施形態において、MMEが、共同手順を用いないSMS転送「SMS transfer without combined procedure」標準機能をサポートしていないときに、MMEが、端末デバイスにより送信された(SMSのみのインジケーション情報を保持する)非共同登録要求を受信した場合、MMEは、インジケーション情報をUEに送信することにより、ネットワーク側がSMSサービスを提供できないことをUEに通知してよい。具体的には、MMEは、ネットワーク側がSMSサービスを提供できないという理由をUEに通知してよい。このように、UEが、SMSサービスを実行し続ける必要がある場合、UEは、対応する方式で、SMSサービスを取得することを再要求してよい。
本実施形態において、MMEが「SMS transfer without combined procedure」標準機能をサポートしていないときに、UEにより送信され、かつ、SMSサービスを取得することを要求するために用いられる非共同登録要求を、MMEが受信した場合、MMEは、明確な方式で、ネットワーク側がSMSサービスを提供できない理由をUEに通知することが分かり得る。理由が分かった場合、UEは、UEの挙動を最適化することにより、SMSサービスを再び取得することを試みてよい。ネットワーク側がSMSサービスを提供できないという理由をUEが知ることができない従来技術と比較して、本実施形態において提供される技術的解決法は、SMSサービスに関するユーザのサービス体験を改善し得る。
方法400におけるMME又はUEにより実行される動作は、メモリに格納された命令を実行することにより、プロセッサにより実装されてよいことが理解されるべきである。
以下の説明では、複数の実施形態を参照して、本発明の実施形態におけるSMS処理方法を説明する。
図7は、本発明の実施形態に係るモノのインターネットにおけるSMS処理方法の概略フローチャートを示す。図7に示されるように、具体的な処理は、以下の段階を含む。
501.UEは、MMEに非共同登録要求を送信し、ネットワーク側のPSドメインへの登録を要求する。MMEは、UEにより送信された非共同登録要求を受信する。
具体的には、非共同登録要求は、複数の形式であってよい。例えば、非共同登録要求は、非共同アタッチ要求又は非共同ロケーション更新要求であってよい。
非共同登録要求が非共同アタッチ要求(非共同登録要求の例)である場合、アタッチ要求は、アタッチタイプ(Attach Type)情報(アタッチタイプ情報エレメントとも称される)を保持する。アタッチタイプ情報は、進化型パケットシステムアタッチ(EPS Attach)である。「EPS Attach」は、UEがPSドメインに登録要求(非共同登録要求)のみを開始することを示す。
非共同登録要求が非共同ロケーション更新要求(非共同登録要求の例)である場合、ロケーション更新要求は、更新タイプ(Update Type)情報(更新タイプ情報エレメントとも称される)を保持する。更新タイプ情報は、トラッキングエリア更新(Tracking Area updating)であり、UEがPSドメインに対してロケーション更新要求(非共同ロケーション更新要求)のみを開始することを示す。
さらに、非共同アタッチ要求又は非共同ロケーション更新要求は、SMSのみのインジケーション情報を保持し、SMSのみのインジケーション情報は、UEがSMSサービスを取得することを要求することを示すために用いられる。言い換えれば、UEは、SMSを転送する必要がある。例えば、非共同アタッチ要求又は非共同ロケーション更新要求は、UEがSMSサービスを実行する必要があることを示す「SMS only」インジケーションを保持する。
502.MMEは、MMEがPSドメインにおいてSMSサービスをUEに提供できるか否かを判定する。
具体的には、MMEにより、MMEがPSドメインにおいてSMSサービスをUEに提供できるか否か、又は、MMEがSMS‐in‐MMEを介してSMSサービスをUEに提供できるか否かを判定する方式については、従来技術を参照する。詳細がここで説明されることはない。例えば、MMEがSGdインタフェースをサポートするか否か、MMEがSMS‐in‐MMEをサポートするか否か、又は、ホーム加入者サーバ(Home Subscriber Server、HSS)がSMS‐in‐MMEに加入しているか否かなどの要因に基づいて、MMEは判定を実行してよい。
MMEがPSドメインにおいてSMSサービスをUEに提供できる、言い換えれば、MMEがSMS‐in‐MMEを介してSMSサービスをUEに提供できるとMMEが判定した場合、段階503が実行される。MMEがPSドメインにおいてSMSサービスをUEに提供できない、言い換えれば、MMEがSMS‐in‐MMEを介してSMSサービスをUEに提供できないとMMEが判定した場合、段階504及び後続の段階が実行される。
503.MMEは、アタッチ受諾メッセージ又はロケーション更新受諾メッセージをUEに送信し、UEは、MMEにより送信されたアタッチ受諾メッセージ又はロケーション更新受諾メッセージを受信する。
段階501に対応して、アタッチ受諾メッセージが送信される場合、アタッチ受諾メッセージは、アタッチ結果(Attach Result)情報(アタッチ結果情報エレメントとも称される)を保持する。アタッチ結果情報は、UEがPSドメインのみへの登録に成功したことを示す「EPS only」である。ロケーション更新受諾メッセージが送信される場合、ロケーション更新受諾メッセージは、更新結果(Update Result)情報(更新結果情報エレメントとも称される)を保持する。更新結果情報は、UEがPSドメインに対するロケーション更新の完了に成功したことを示す「Tracking Area updating」である。
さらに、アタッチ受諾メッセージ又はロケーション更新受諾メッセージは、ネットワーク側がUEにSMSサービスを提供できることを示す「SMS only」情報を保持する。
MMEがMMEサービスにおいてSMSをUEに提供できる場合、段階503が実行された後に、手順全体が狩猟することが理解されるべきである。
504.MMEは、CSドメインへのUEの登録を開始するか否かを判定する。
具体的には、MMEがCSドメインへのUEの登録を開始するか否かを判定した後に、2つのケース(区別しやすくするために、2つのケースは、以下にケース#A及びケース#Bとして別個に表される)がある。
ケース#A:
MMEは、CSドメインへのUEの登録を開始しないと判定する。
ケース#Aにおいて、MMEは、段階505を実行する。
505.MMEは、ネットワーク側がSMSサービスを提供しないことを示すインジケーション情報をUEに送信し、UEは、MMEにより送信され、かつ、ネットワーク側がSMSサービスを提供しないことを示すインジケーション情報を受信する。
MMEにより送信され、SMSサービスが提供されることができないことを示すインジケーション情報を受信した場合、UEは、以下の動作又は手順のうちのいずれか1つを実行して、ネットワーク側からSMSサービスを再び取得することを要求してよいことが前述の説明から分かり得る。UEは、SMSのみのインジケーション情報を保持する非共同登録要求をMMEに送信する。UEは、SMSのみのインジケーション情報を保持する共同登録要求をMMEに送信する、又は、UEは、LA再選択、LA再選択又はPLMN選択を実行する。詳細がここで説明されることはない。
ケース#B:
MMEは、CSドメインへのUEの登録を開始すると判定する。
ケース#Bにおいて、MMEは、段階506及び後続の段階を実行する。
506.MMEは、CSドメインネットワークエレメント、つまり、モバイルサービス切替センタMSC/ビジタロケーションレジスタVLRにロケーション更新要求を送信して、CSドメインへのUEの登録を要求し、MSC/VLRは、MMEにより送信されたロケーション更新要求を受信する。
具体的には、MMEは、更新タイプ(Update Type)情報(更新タイプ情報エレメントとも称される)をロケーション更新要求に追加する。更新タイプ情報は、通常のロケーション更新(normal location update)である。
MMEがMMEサービスにおけるSMSをUEに提供できない場合、MMEは、CSドメイン内のMSC/VLRにロケーション更新要求を送信することが理解され得る。これは、実際には、非共同登録手順から共同登録手順への変換を実行する。
507.MSC/VLRが、UEに関するCSドメインへのロケーション更新要求を受諾した場合、MSC/VLRは、MMEにロケーション更新受諾メッセージを送信し、MMEは、MSC/VLRにより送信されたロケーション更新受諾メッセージを受信する。
任意選択で、ロケーション更新受諾メッセージは、MSC/VLRによりUEに割り当てられたCSドメインモビリティ管理パラメータを保持する。
UEにより送信された非共同登録要求をMMEが受信した後、MMEがCSドメインロケーション更新要求を送信したことを、MSC/VLRは知らないことに留意されるべきである。言い換えれば、MSC/VLRは、MMEが非共同登録手順から共同登録手順への変換を実行することを知らない。MSC/VLRは、従来技術に関連してUEに対するCSドメインロケーション更新手順を実行し、CSドメインモビリティ管理パラメータをUEに割り当てる。CSドメインモビリティ管理パラメータは、UEに対するSGsインタフェースの接続を確立し、CSドメインへのUEの登録を実行するために用いられる。
具体的には、CSドメインモビリティ管理パラメータは、ロケーションエリア識別情報(Location Area Identity、LAI)、一時的移動体加入者識別情報(Temporary Mobile Subscriber Identity、TMSI)、国際移動体加入者識別情報(International Mobile Subscriber Identity、IMSI)などを含む。LAI、TMSI及びIMSIの説明については従来技術を参照する。詳細がここで説明されることはない。
508.MMEは、CSドメインモビリティ管理パラメータを格納し、その結果、MMEが、再びCSドメインへのUEの登録を実行する必要がある場合、CSドメインモビリティ管理パラメータは、CSドメインへのUEの登録を実行するために用いられる。
MSC/VLRへの(CSドメインへのUEの登録を実行する)SGsロケーション更新手順が、UEに関して開始される場合、MMEにより格納されたCSドメイン管理パラメータがその後に用いられてよいことが理解されるべきである。
MMEが、MSC/VLRにより送信されたCSドメインモビリティ管理パラメータを受信して格納するが、CSドメインモビリティ管理パラメータをUEに送信しないことに留意されるべきである。UEの視点から、UEは、段階501において、ネットワーク側のPSドメインへの登録のみを開始する。具体的には、UEは、UEにより送信された非共同登録要求をMMEが受信した後、MMEによりCSドメインに送信されたロケーション更新要求を知らない。言い換えれば、UEは、MMEが非共同登録手順から共同登録手順への変換を実行することを知らない。
509.MMEは、アタッチ受諾メッセージ又はロケーション更新受諾メッセージをUEに送信し、UEは、MMEにより送信されたアタッチ受諾メッセージ又はロケーション更新受諾メッセージを受信する。
段階509におけるアタッチ受諾メッセージ及びロケーション更新受諾メッセージについては、段階503における説明を参照することに留意されるべきである。簡潔にするために、詳細がここで説明されることはない。
MMEがMMEサービスにおいてSMSをUEに提供できない場合、段階503が直接実行され、ネットワーク側がSMSサービスを提供できることをUEに示すことが前述手順から分かり得る。しかしながら、MMEがMMEサービスにおいてSMSをUEに提供できず、MMEがCSドメインへのUEの登録を開始すると判定した場合、段階506から段階508が実行され、その結果、MMEは、UEについての非共同登録から共同登録への変換処理を完了する。段階509において、MMEは、ネットワーク側がSMSサービスを提供できることをUEに示す。UEは、この処理を知らないことが理解され得る。
本実施形態において、MMEは、非共同登録手順(Normal Attach/TAUとも称される)から共同登録手順(Combined Attach/TAUとも称される)への変換を実行して、非共同登録要求を開始するUEに対するSGsインタフェースの接続を確立し、それにより、CSドメインへのUEの登録の実行に成功する。ゆえに、ネットワーク側がMMEサービスにおいてSMSをサポートしていない場合、SMSサービスは、UEに提供されることができない。これは、UEのSMSサービス要件を保証し、オペレータが、SMSサービスをサポートするためにネットワーク側でSMS‐in‐MME機能を強制的に展開することを防止し、その結果、SMSサービスをモノのインターネット端末デバイスに提供することができ、ユーザエクスペリエンスが改善される。
MMEがMSC/VLRにロケーション更新要求を送信して、CSドメインへのUEの登録を要求することが理解され得る。MSC/VLRが、UEに関するCSドメインへのロケーション更新要求を受諾した場合、段階505が実行される。MSC/VLRが、UEに関するCSドメインへのロケーション更新要求を拒否する場合の本発明の実施形態でのモノのインターネットにおけるSMS処理方法の手順が、図8を参照して説明される。
本実施形態におけるMME又はUEにより実行される動作は、メモリに格納された命令を実行することにより、プロセッサにより実装されてよいことが理解されるべきである。
図8は、本発明の別の実施形態に係るモノのインターネットにおけるSMS処理方法の概略フローチャートを示す。
601−604.UEは、MMEに非共同登録要求を送信し、MMEは、UEにより送信された非共同登録要求を受信する。MMEがMMEサービスにおけるSMSをUEに提供できないとMMEが判定した場合、MMEは、CSドメイン内のMSC/VLRにロケーション更新要求を送信して、CSドメインへのUEの登録を要求する。MSC/VLRは、MMEにより送信されたロケーション更新要求を受信する。
本実施形態において、段階602の後及び段階604の前に、MMEは、CSドメインへのUEの登録手順を開始するか否かを判定する必要があることに留意されるべきである。具体的な処理については、前述の段階504を参照する。繰り返しを避けるためには、この段階の説明は、本明細書において省略される。CSドメインへのUEの登録を開始すると判定した場合、MMEは、段階604及び後続の段階を実行する。
本実施形態において、MMEが、CSドメインへのUEの登録を開始しないと判定した場合、前述の段階505における説明を参照することが理解されるべきである。繰り返しを避けるために、この段階の説明も本明細書において省略される。
具体的には、段階601から段階604に関して、段階501から段階506における説明を参照する。簡潔にするため、詳細がここで説明されることはない。
605.MSC/VLRがUEに対するCSドメインへのロケーション更新要求を拒否する場合、MSC/VLRは、MMEにロケーション更新拒否メッセージを送信し、MMEは、MSC/VLRにより送信されたロケーション更新拒否メッセージを受信する。
具体的には、MSC/VLRは、拒否理由情報をロケーション更新拒否メッセージに追加する。本発明の本実施形態において、MSC/VLRは、障害により引き起こされるCSドメイン輻輳制御及びMSC/VLRの再開などの要因に基づいて、CSドメインへのUEの登録を受諾するか否かを判定してよい。具体的な判定処理については、従来技術を参照する。詳細がここで説明されることはない。
任意選択で、ロケーション更新拒否メッセージは、CSドメインモビリティ管理パラメータを保持する。
606.MMEが、MSC/VLRにより送信されたロケーション更新拒否メッセージを受信した後に、UEがPSドメインへの登録に成功した場合、MMEは、アタッチ受諾メッセージ又はロケーション更新受諾メッセージをUEに送信し、UEは、MMEにより送信されたアタッチ受諾メッセージ又はロケーション更新受諾メッセージを受信する。
前述の説明(前述の段階503を参照)と同様に、アタッチ受諾メッセージは、UEがPSドメインへの登録に成功したことを示す、アタッチ結果情報(例えば、アタッチ結果情報は、「EPS only」であってよい)を保持する。ロケーション更新受諾メッセージは、更新結果情報を保持する。同様に、更新結果情報は、UEがPSドメインへの登録に成功したことを示すために用いられる。
UEがCSドメインへの登録に失敗した場合、アタッチ受諾メッセージ又はロケーション更新受諾メッセージは、ネットワーク側がSMSサービスを提供できないことを示すインジケーション情報をさらに保持することに留意されるべきである(区別しやすくするために、インジケーション情報は、以下ではインジケーション情報#1として表される)。
MMEは、複数の方式でUEにインジケーション情報#1を送信してよく、例えば、MMEは、アタッチ受諾メッセージ又はロケーション更新受諾メッセージに原因値を追加してよい。代替的に、MMEは、アタッチ受諾メッセージ又はロケーション更新受諾メッセージに含まれる既存の情報エレメント(例えば、アタッチ結果情報エレメント又は更新結果情報エレメント(前述の段階503を参照))にインジケーションビットを追加してよい。代替的に、MMEは、アタッチ受諾メッセージ又はロケーション更新受諾メッセージに含まれる既存の情報エレメント(例えば、アタッチ結果情報エレメント又は更新結果情報エレメント(前述の段階503を参照))内の既存のインジケーションビットの値を変更してよい(例えば、MMEは、ビットの「SMS only」の値を「00」に変更する)。代替的に、段階606を実行した後、具体的には、アタッチ受諾メッセージ又はロケーション更新受諾メッセージを送信した後、MMEは、専用メッセージを用いることにより、UEにインジケーション情報#1を別個に送信してよい。代替的に、MMEは、技術的に別の可能な方式で、UEにインジケーション情報#1を送信してよい。これは、本発明の本実施形態において限定されるものではない。
MMEがPSドメインにおいてSMSサービスを提供できあにので、UEは、CSドメインへの登録に失敗し、ネットワーク側は、UEにSMSサービスを提供できないことが理解され得る。
対応して、UEは、MMEにより送信されたアタッチ受諾メッセージ又はロケーション更新受諾メッセージを受信する。
MMEにより送信されたアタッチ受諾メッセージ又はロケーション更新受諾メッセージを受信した後、UEは、インジケーション情報#1に基づいて、ネットワーク側がSMSサービスを提供できないことを知ることができることが理解されるべきである。
任意選択で、UEは、段階607、段階608又は段階609のうちのいずれか1つを実行する。
607.UEは、タイマを開始し、タイマが時間切れになった場合、MMEに非共同登録要求を再送信し、現在位置においてSMSサービスを取得することを試み続ける。言い換えれば、実行は、段階601から開始する。
608.UEは、TA再選択、LA再選択又はPLMN選択を開始して、別の位置又は別のネットワークにおいてSMSサービスを取得する。
609.UEは、MMEに対する共同登録要求を開始し、MMEは、UEにより送信された共同登録要求を受信し、共同登録要求は、SMSのみのインジケーション情報を保持する。
段階609において、UEは、従来技術を用いることによりSMSサービスを取得する。
EPSサービスが影響を受けないことを保証すべく、ネットワーク側がSMSサービスを提供できないことが分かった後に、UEは、SMSサービスが継続されないことを受諾してよいことが理解され得る。当然ながら、UEは、任意の動作を実行してよい。
本実施形態において、MMEは、非共同登録手順(Normal Attach/TAUとも称される)から共同登録手順(Combined Attach/TAUとも称される)への変換を実行して、非共同登録要求を開始するUEに対するCSドメインへの登録を実行する。CSドメインへの登録が失敗した場合、MMEは、UEにインジケーション情報を送信し、ネットワーク側がUEにSMSサービスを提供できないことをUEに通知し、その結果、UEは、異なる動作を実行することにより、SMSサービスを再び取得することを試みることができる。これは、オペレータが、UEのSMSサービスをサポートするためにネットワーク側でSMS‐in‐MME機能を強制的に展開することを防止し、それにより、ユーザエクスペリエンスを改善する。
本実施形態におけるMME又はUEにより実行される動作は、メモリに格納された命令を実行することにより、プロセッサにより実装されてよいことが理解されるべきである。
図9は、本発明のさらに別の実施形態に係るモノのインターネットにおけるSMS処理方法の概略フローチャートを示す。図9に示されるように、方法は、主に、以下の段階を含む。
701.UEは、MMEに対する非共同登録要求を開始し、MMEは、UEにより送信された非共同登録要求を受信する。
具体的な処理については、段階501における説明を参照する。簡潔にするため、詳細がここで説明されることはない。
702.MMEは、PSドメインへのUEの登録を実行する。
本実施形態において、MMEが「SMS transfer without combined procedure」標準機能をサポートしていないことに留意されるべきである。具体的には、UEにより送信され、かつ、SMSのみのインジケーション情報を保持する非共同登録要求を受信した後、MMEは、PSドメインへのUEの登録のみを実行し、CSドメインへの登録を実行しない。
703.MMEがPSドメインへのUEの登録の実行に成功した場合、MMEは、アタッチ受諾メッセージ又はロケーション更新受諾メッセージをUEに送信し、UEは、MMEにより送信されたアタッチ受諾メッセージ又はロケーション更新受諾メッセージを受信する。
アタッチ受諾メッセージ又はロケーション更新受諾メッセージについては、前述の説明を参照する。詳細がここで説明されることはない。
本実施形態において、MMEが「SMS transfer without combined procedure」標準機能をサポートしていない場合、MMEは、UEに送信されたアタッチ受諾メッセージ又はロケーション更新受諾メッセージに、ネットワーク側が「SMS transfer without combined procedure」標準機能をサポートしていないことを示すインジケーション情報を追加することに留意されるべきである(区別しやすくするために、インジケーション情報は、以下では、インジケーション情報#2として表される)。
MMEは、複数の方式でUEにインジケーション情報#2を送信してよい。例えば、MMEは、アタッチ受諾メッセージ又はロケーション更新受諾メッセージに原因値を追加してよい。代替的に、MMEは、アタッチ受諾メッセージ又はロケーション更新受諾メッセージに含まれる既存の情報エレメント(例えばEPSネットワーク機能サポート(EPS network feature support)情報エレメント)にインジケーションビットを追加してよい。代替的に、MMEは、アタッチ受諾メッセージ又はロケーション更新受諾メッセージに含まれる既存の情報エレメント(例えば、EPSネットワーク機能サポート(EPS network feature support)情報エレメント)内の既存のインジケーションビットの値を変更してよい。代替的に、段階703を実行した後、具体的には、アタッチ受諾メッセージ又はロケーション更新受諾メッセージを送信した後、MMEは、専用メッセージを用いることにより、UEにインジケーション情報#2を別個に送信してよい。代替的に、MMEは、技術的に別の可能な方式で、UEにインジケーション情報#2を送信してよい。これは、本発明の本実施形態において限定されるものではない。
アタッチ受諾メッセージ又はロケーション更新受諾メッセージを受信した後に、UEは、アタッチ受諾メッセージ又はロケーション更新受諾メッセージにおいて保持されるインジケーション情報#2に基づいて、ネットワーク側が「SMS transfer without combined procedure」標準機能をサポートしていないことを知ることができることが理解され得る。
この場合、任意選択でUEは、段階704又は段階705を実行してよい。
704.UEは、MMEに対する共同登録要求を開始し、MMEは、UEにより送信された共同登録要求を受信し、共同登録要求は、SMSのみのインジケーション情報を保持する。
ネットワーク側が「SMS transfer without combined procedure」標準機能をサポートしていないことをUEが知らないことが理解され得る。ゆえに、UEがネットワーク側からSMSサービスを取得する要求を続けることが必要である場合、UEは、ネットワーク側に対する共同登録要求を開始しなくてはならない。言い換えれば、UEは、従来技術を用いることによりSMSサービスを取得する。
前述の実施形態において、ネットワーク側がSMSサービスを提供できないことを知ったときに、UEが、SMSサービスを取得することを要求し続ける必要がある場合、UEは、MMEに非共同登録要求を再送信して、再びSMSサービスを取得することを試みてよいことが分かり得る。理由は、ネットワーク側がUEにSMSサービスを提供できないが、ネットワーク側が「SMS transfer without combined procedure」標準機能をサポートしているということである。ゆえに、UEが、現在、CSドメイン輻輳又はMSC/VLR障害に起因して、CSドメインへの登録に失敗したので、ネットワーク側は、SMSサービスをUEに現在提供できない可能性がある。ゆえに、UEは、MMEに非共同登録要求を再送信してよい。CSドメインへのUEについての、MMEにより再び実行される登録が成功するかもしれない。このように、ネットワーク側は、非共同登録手順から共同登録手順への変換を完了して、UEにSMSサービスを提供してよい。
しかしながら、前述の実施形態とは異なり、本実施形態では、UEは、ネットワーク側がSMSサービスを提供できない代わりに、ネットワーク側が「SMS transfer without combined procedure」標準機能をサポートしていないことを知る。ゆえに、UEが現在位置又は現在のネットワークにおいてSMSサービスを取得し続ける必要がある場合、UEは、共同登録要求を開始する必要がある。このように、UEの共同登録要求を受信した後、MMEは、共同登録手順を実行し、具体的には、MMEは、CSドメイン内のMSC/VLRにロケーション更新要求を送信して、CSドメインへのUEの登録を実行する。CSドメインへの登録が成功した場合、ネットワーク側は、UEにSMSサービスを提供して、モノのインターネット端末のSMSサービス要件を満足することができる。
705.UEは、TA再選択、LA再選択又はPLMN選択手順を開始して、別の位置又は別のネットワークにおいてSMSサービスを取得する。
現在のネットワーク側が「SMS transfer without combined procedure」標準機能をサポートしていないことを知った場合、UEは、別の位置又は別のネットワークにおいてSMSサービスを取得することを要求することを試みてよいことが理解されるべきである。
本実施形態において、ネットワーク側が「SMS transfer without combined procedure」標準機能をサポートしていないときに、UEにより送信され、かつ、SMSサービスを取得することを要求するために用いられる非共同登録要求を、MMEが受信した場合、MMEは、明確な方式で、ネットワーク側がSMSサービスを提供できない理由をUEに通知する。理由が分かった場合、UEは、UEの挙動を最適化することにより、SMSサービスを再び取得することを試みてよい。ネットワーク側がSMSサービスを提供できないという理由をUEが知ることができない従来技術と比較して、本実施形態において提供される技術的解決法は、ユーザのサービス体験を改善し得る。
本実施形態におけるMME又はUEにより実行される動作は、メモリに格納された命令を実行することにより、プロセッサにより実装されてよいことが理解されるべきである。
本発明の実施形態において、モノのインターネットにおけるSMS処理方法が図1から図9を参照して上記で詳細に説明された。本発明の実施形態におけるモビリティ管理ネットワークエレメント及び端末デバイスが、図10から図13を参照して以下に説明される。
図10は、本発明の実施形態に係るモビリティ管理ネットワークエレメント800の概略ブロック図を示す。図10に示されるように、モビリティ管理ネットワークエレメント800は、
端末デバイスにより送信された非共同登録要求を受信するように構成される受信ユニット810であって、非共同登録要求は、PSドメインへの端末デバイスの登録を実行するために用いられ、非共同登録要求は、SMSのみのインジケーション情報を保持する、受信ユニット810と、
モビリティ管理ネットワークエレメントがPSドメインを通じて端末デバイスに対してSMSを転送できるか否かを判定するように構成される処理ユニット820と、
モビリティ管理ネットワークエレメントがPSドメインを通じて端末デバイスに対してSMSを転送できないと処理ユニット820が判定した場合、回線交換CSドメイン内のモビリティ管理ネットワークエレメントにロケーション更新要求を送信するように構成される送信ユニット830であって、ロケーション更新要求は、CSドメインへの端末デバイスの登録を実行するために用いられる、送信ユニット830と
を含む。
本明細書において、SMSのみのインジケーション情報は、端末デバイスがSMSサービスを取得することを要求することを示すために用いられる。言い換えれば、SMSのみのインジケーション情報は、端末デバイスがSMSを転送する必要があることを示すために用いられる。
本発明の本実施形態において提供されるモビリティ管理ネットワークエレメント800は、方法300において説明されたモビリティ管理エンティティ(Mobility Management Entity、MME)に対応し得る。さらに、モビリティ管理ネットワークエレメント800内のモジュール又はユニットは、それぞれ、方法300におけるMMEにより実行される対応する手順を実行するように構成される。簡潔にするため、詳細がここで説明されることはない。
本実施形態において、モビリティ管理ネットワークエレメント800が機能ユニットの形式で示されることが理解されるべきである。本明細書において、「ユニット」は、特定用途向け集積回路(application‐specific integrated circuit、ASIC)、回路、1又は複数のソフトウェア又はファームウェアプログラムを実行するプロセッサ及びメモリ、統合されたロジック回路及び/又は前述の機能を提供できる別のコンポーネントであってよい。単純な実施形態において、当業者は、モビリティ管理ネットワークエレメント800が図4に示される形式であってよいことを想到し得る。受信ユニット810、処理ユニット820及び送信ユニット830は、図4におけるプロセッサ及びメモリを用いることにより実装されてよい。具体的には、プロセッサは、モビリティ管理ネットワークエレメント800を実装するために、メモリに格納されたコンピュータプログラムを実行する。
図11は、本発明の実施形態に係る端末デバイス900の概略ブロック図を示す。図11に示されるように、端末デバイス900は、
パケット交換PSドメイン内のモビリティ管理ネットワークエレメントに非共同登録要求を送信するように構成される送信ユニット910であって、非共同登録要求は、PSドメインへの端末デバイスの登録を実行するために用いられ、非共同登録要求は、SMSのみのインジケーション情報を保持する、送信ユニット910と、
PSドメイン内のモビリティ管理ネットワークエレメントにより送信された第1インジケーション情報を受信するように構成される受信ユニット920であって、第1インジケーション情報は、PSドメイン内のモビリティ管理ネットワークエレメントが端末デバイスにSMSサービスを提供できないことを示すために用いられ、PSドメイン内のモビリティ管理ネットワークエレメントが、端末デバイスにより送信された非共同登録要求を受信した後、PSドメイン内のモビリティ管理ネットワークエレメントがPSドメインを通じて端末デバイスに対してSMSを転送できないと判定した場合に、第1インジケーション情報は、端末デバイスに送信される、受信ユニット920と
を含む。
本明細書において、SMSのみのインジケーション情報は、端末デバイスがSMSサービスを取得することを要求することを示すために用いられる。言い換えれば、SMSのみのインジケーション情報は、端末デバイスがSMSを転送する必要があることを示すために用いられる。
本発明の本実施形態において提供される端末デバイス900は、方法300において説明された端末デバイスに対応してよい。さらに、端末デバイス900内のモジュール又はユニットは、それぞれ、方法300における端末デバイスにより実行される動作又は処理プロセスを実行するように構成される。簡潔にするため、詳細がここで説明されることはない。
本実施形態において、端末デバイス900が機能ユニットの形式で示されることが理解されるべきである。本明細書において、「ユニット」は、特定用途向け集積回路(application‐specific integrated circuit、ASIC)、回路、1又は複数のソフトウェア又はファームウェアプログラムを実行するプロセッサ及びメモリ、統合されたロジック回路及び/又は前述の機能を提供できる別のコンポーネントであってよい。単純な実施形態において、当業者は、端末デバイス900が図4に示される形式であってよいことを想到し得る。送信ユニット910及び受信ユニット920は、図4におけるプロセッサ及びメモリを用いることにより実装されてよい。具体的には、プロセッサは、端末デバイス900を実装するために、メモリに格納されたコンピュータプログラムを実行する。
図12は、本発明の別の実施形態に係るモビリティ管理ネットワークエレメント1000の概略ブロック図を示す。図12に示されるように、モビリティ管理ネットワークエレメント1000は、
端末デバイスにより送信された非共同登録要求を受信するように構成される受信ユニット1100であって、非共同登録要求は、パケット交換PSドメインへの端末デバイスの登録を実行するために用いられ、非共同登録要求は、SMSのみのインジケーション情報を保持する、受信ユニット1100と、
モビリティ管理ネットワークエレメントが端末デバイスにSMSサービスを提供できるか否かを判定するように構成される処理ユニット1200と、
モビリティ管理ネットワークエレメントが端末デバイスにSMSサービスを提供できないと処理ユニット1200が判定した場合、端末デバイスに第1インジケーション情報を送信するように構成される送信ユニット1300であって、第1インジケーション情報は、モビリティ管理ネットワークエレメントが端末デバイスにSMSサービスを提供できないことを示すために用いられる、送信ユニット1300と
を含む。
本明細書において、SMSのみのインジケーション情報は、端末デバイスがSMSサービスを取得することを要求することを示すために用いられる。言い換えれば、SMSのみのインジケーション情報は、端末デバイスがSMSを転送する必要があることを示すために用いられる。
本発明の本実施形態において提供されるモビリティ管理ネットワークエレメント1000は、方法400において説明されたモビリティ管理エンティティ(Mobility Management Entity、MME)に対応し得る。さらに、モビリティ管理ネットワークエレメント1000内のモジュール又はユニットは、それぞれ、方法400におけるMMEにより実行される動作又は処理プロセスを実行するように構成される。簡潔するため、詳細がここで説明されることはない。
本実施形態において、モビリティ管理ネットワークエレメント1000が機能ユニットの形式で示されることが理解されるべきである。本明細書において、「ユニット」は、特定用途向け集積回路(application‐specific integrated circuit、ASIC)、回路、1又は複数のソフトウェア又はファームウェアプログラムを実行するプロセッサ及びメモリ、統合されたロジック回路及び/又は前述の機能を提供できる別のコンポーネントであってよい。単純な実施形態において、当業者は、モビリティ管理ネットワークエレメント1000が図4に示される形式であってよいことを想到し得る。受信ユニット1100及び送信ユニット1200は、図4におけるプロセッサ及びメモリを用いることにより実装されてよい。具体的に、プロセッサは、モビリティ管理ネットワークエレメント1000を実装するために、メモリに格納されたコンピュータプログラムを実行する。
図13は、本発明の別の実施形態に係る端末デバイス2000の概略ブロック図を示す。図13に示されるように、端末デバイス2000は、
パケット交換PSドメイン内のモビリティ管理ネットワークエレメントを非共同登録要求に送信するように構成される送信ユニット2100であって、非共同登録要求は、PSドメインへの端末デバイスの登録を実行するために用いられ、非共同登録要求は、SMSのみのインジケーション情報を保持する、送信ユニット2100と、
PSドメイン内のモビリティ管理ネットワークエレメントにより送信された第1インジケーション情報を受信するように構成される受信ユニット2200であって、第1インジケーション情報は、モビリティ管理ネットワークエレメントが、共同手順を用いないSMS転送をサポートしていないことを示すために用いられ、PSドメイン内のモビリティ管理ネットワークエレメントが端末デバイスにより送信された非共同登録要求を受信した後、PSドメイン内のモビリティ管理ネットワークエレメントが、共同手順を用いないSMS転送をサポートしていないと判定した場合に、第1インジケーション情報は、端末デバイスに送信される、受信ユニット2200と
を含む。
本明細書において、SMSのみのインジケーション情報は、端末デバイスがSMSサービスを取得することを要求することを示すために用いられる。言い換えれば、SMSのみのインジケーション情報は、端末デバイスがSMSを転送する必要があることを示すために用いられる。
本発明の本実施形態において提供される端末デバイス2000は、方法400において説明された端末デバイスに対応してよい。さらに、端末デバイス2000内のモジュール又はユニットは、それぞれ、方法400における端末デバイスにより実行される動作又は処理プロセスを実行するように構成される。簡潔にするため、詳細がここで説明されることはない。
本実施形態において、端末デバイス2000が機能ユニットの形式で示されることが理解されるべきである。本明細書において、「ユニット」は、特定用途向け集積回路(application‐specific integrated circuit、ASIC)、回路、1又は複数のソフトウェア又はファームウェアプログラムを実行するプロセッサ及びメモリ、統合されたロジック回路及び/又は前述の機能を提供できる別のコンポーネントであってよい。単純な実施形態において、当業者は、端末デバイス2000が図4に示される形式であってよいことを想到し得る。送信ユニット1100及び受信ユニット1200は、図4におけるプロセッサ及びメモリを用いることにより実装されてよい。具体的には、プロセッサは、端末デバイス2000を実装するために、メモリに格納されたコンピュータプログラムを実行する。
前述の処理のシーケンス番号が本発明の様々な実施形態における実行順序を意味するものでないことが理解されるべきである。処理の実行順序は、処理の機能及び内部論理に従って決定されるべきであり、本発明の実施形態の実装処理に対する何らかの限定として解釈されるべきではない。
当業者であれば、本明細書に開示された実施形態において説明された例と組み合わせて、ユニット及びアルゴリズムの段階が、電子ハードウェア、又はコンピュータソフトウェア及び電子ハードウェアの組み合わせにより実装され得ることが認識され得る。機能がハードウェア又はソフトウェアにより実行されるかは、技術的解決法の特定の用途及び設計上の制約条件に依存する。当業者であれば、異なる方法を用いて、特定の用途ごとに説明された機能を実装し得るが、そのような実装が本発明の範囲を超えるものとみなされるべきではない。
簡便で簡潔な説明の目的で、前述のシステム、装置及びユニットの詳細な動作処理については、前述の方法の実施形態における対応する処理を参照することが、当業者により明確に理解され得る。詳細がここで説明されることはない。
本願において提供されるいくつかの実施形態において開示されたシステム、装置及び方法は、他の方式で実装され得ることが理解されるべきである。例えば、説明された装置の実施形態は、単なる例に過ぎない。例えば、ユニット区分は、単なる論理的な機能区分に過ぎず、実際の実装では他の区分であってよい。例えば、複数のユニット又はコンポーネントが別のシステムに組み合わされるか統合されてよい、又は、一部の機能が無視されるか実行されなくてよい。さらに、表示又は説明された相互結合若しくは直接結合又は通信接続は、一部のインタフェースを用いることにより実装されてよい。装置管又はユニット間の間接的な結合又は通信接続は、電子的、機械的又は他の形式で実装されてよい。
別個の部品として説明されるユニットは、物理的に別個であってもそうでなくてもよく、ユニットとして表示される部品は、物理ユニットであってもそうでなくてもよく、1箇所に配置されてもよく、又は、複数のネットワークユニットに分散されてもよい。ユニットの一部又は全てが、実施形態の解決策の目的を実現するために、実際の要件に従って選択されてよい。
さらに、本発明の実施形態における機能ユニットは、1つの処理ユニットに統合されてよい、又は、ユニットのそれぞれが、物理的に単独で存在してよい、又は、2又はそれより多いユニットが1つのユニットに統合される。
機能がソフトウェア機能ユニットの形式で実装され、独立した製品として販売又は使用される場合、当該機能が、コンピュータ可読記憶媒体に格納されてよい。そのような理解に基づいて、本質的に本発明の技術的解決法は、又は、従来技術に寄与する部分、又は、技術的解決法の一部のが、ソフトウェア製品の形式で実装されてよい。コンピュータソフトウェア製品が記憶媒体に格納され、コンピュータデバイス(パーソナルコンピュータ、サーバ、ネットワークデバイスなどであってよい)に命令して、本発明の実施形態において説明された方法の段階の全て又は一部を実行するいくつかの命令を含む。前述の記憶媒体は、USBフラッシュドライブ、リムーバブルハードディスク、リードオンリメモリ(ROM、Read‐Only Memory)、ランダムアクセスメモリ(RAM、Random Access Memory)、磁気ディスク又は光ディスクなど、プログラムコードを格納できる任意の媒体を含む。
前述の説明は、単なる本発明の具体的な実施例に過ぎないが、本発明の保護範囲を制限することを意図するものではない。本発明において開示された技術的範囲内で当業者により容易に想到される任意の変形又は置換は、本発明の保護範囲に含まれるものとする。ゆえに、本発明の保護範囲は、特許請求の範囲の保護範囲によって決まるものとする。
PSドメインモビリティ管理ネットワークエレメントが、EPSネットワーク内のモビリティ管理ネットワークエレメントであってよい、例えば、モビリティ管理エンティティ(Mobility Management Entity、MME)であってよいことに留意されるべきである。代替的に、PSドメイン内のモビリティ管理ネットワークエレメントは、将来のネットワーク(例えば、5G)におけるコアネットワーク内のネットワークエレメントであってよい。
本発明の本実施形態において、SMS‐in‐MMEがPSドメイン管理ネットワークエレメントに配備されていない場合に、PSドメイン管理ネットワークエレメントが、端末デバイスにより送信された非共同登録要求を受信した場合、PSドメイン管理ネットワークエレメントは、CSドメインへの端末デバイスの登録を実行すべく、CSドメインモビリティ管理ネットワークエレメントにロケーション更新要求を送信する。言い換えれば、PSドメイン管理ネットワークエレメントは、非共同登録手順から共同登録手順への変換を実行する。SMSサービスは、非共同登録手順から共同登録手順への変換をモノのインターネット端末デバイスが知らない場合に、モノのインターネット端末デバイスに提供され得る。
本実施形態において、MMEは、端末デバイスにSMSサービスを提供すべく、CSドメインへのUEの登録を要求する。CSドメイン内のモビリティ管理ネットワークエレメント(例えば、MSC/VLR)は、CSドメインへの端末デバイスの登録が受諾され得るか否かを判定する。具体的には、MSC/VLRによる、CSドメインへの端末デバイスの登録が受諾され得るか否かを判定する方式については、従来技術を参照する。詳細がここで説明されることはない。
本発明の本実施形態において、ネットワーク側がSMSサービスを提供できないことが分かった後に、UEはタイマを開始してよい。タイマが時間切れになった後、UEは、MMEに(SMSのみのインジケーション情報を保持する)非共同登録要求を送信し続けて、SMSサービスを取得することを再要求する。代替的に、UEは、TA再選択、A再選択又はPLMN選択を実行して、別の位置又は別のネットワークにおいてSMSサービスを取得することを試みてよい。代替的に、UEは、ネットワーク側に対して、(SMSのみのインジケーション情報を保持する)共同登録要求を開始する。言い換えれば、UEは、従来技術を用いることによりSMSサービスを取得する。
MMEにより送信され、SMSサービスが提供されることができないことを示すインジケーション情報を受信した場合、UEは、以下の動作又は手順のうちのいずれか1つを実行して、ネットワーク側からSMSサービスを再び取得することを要求してよいことが前述の説明から分かり得る。UEは、SMSのみのインジケーション情報を保持する非共同登録要求をMMEに送信する。UEは、SMSのみのインジケーション情報を保持する共同登録要求をMMEに送信する、又は、UEは、TA再選択、LA再選択又はPLMN選択を実行する。詳細がここで説明されることはない。
MMEがMSC/VLRにロケーション更新要求を送信して、CSドメインへのUEの登録を要求することが理解され得る。MSC/VLRが、UEに関するCSドメインへのロケーション更新要求を受諾した場合、段階507が実行される。MSC/VLRが、UEに関するCSドメインへのロケーション更新要求を拒否する場合の本発明の実施形態でのモノのインターネットにおけるSMS処理方法の手順が、図8を参照して説明される。
本実施形態において、端末デバイス2000が機能ユニットの形式で示されることが理解されるべきである。本明細書において、「ユニット」は、特定用途向け集積回路(application‐specific integrated circuit、ASIC)、回路、1又は複数のソフトウェア又はファームウェアプログラムを実行するプロセッサ及びメモリ、統合されたロジック回路及び/又は前述の機能を提供できる別のコンポーネントであってよい。単純な実施形態において、当業者は、端末デバイス2000が図4に示される形式であってよいことを想到し得る。送信ユニット2100及び受信ユニット2200は、図4におけるプロセッサ及びメモリを用いることにより実装されてよい。具体的には、プロセッサは、端末デバイス2000を実装するために、メモリに格納されたコンピュータプログラムを実行する。

Claims (24)

  1. モノのインターネットにおけるSMS処理方法であって、
    パケット交換PSドメイン内のモビリティ管理ネットワークエレメントにより、端末デバイスにより送信された非共同登録要求を受信する段階であって、前記非共同登録要求は、SMSのみのインジケーション情報を保持する、段階と、
    前記PSドメイン内の前記モビリティ管理ネットワークエレメントが前記PSドメインを通じて前記端末デバイスに対してSMSを転送できないと判定した場合、前記PSドメイン内の前記モビリティ管理ネットワークエレメントにより、回線交換CSドメイン内のモビリティ管理ネットワークエレメントにロケーション更新要求を送信する段階であって、前記ロケーション更新要求は、前記CSドメインへの前記端末デバイスの登録を実行するために用いられる、段階と
    を備える、方法。
  2. 前記PSドメイン内の前記モビリティ管理ネットワークエレメントにより、前記CSドメイン内の前記モビリティ管理ネットワークエレメントにより送信されたロケーション更新受諾メッセージを受信する段階であって、前記ロケーション更新受諾メッセージは、前記CSドメイン内の前記モビリティ管理ネットワークエレメントが前記CSドメインへの前記端末デバイスの前記登録を受諾したことを示すために用いられる、段階をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  3. 前記ロケーション更新メッセージは、CSドメインモビリティ管理パラメータを有し、前記方法は、
    前記PSドメイン内の前記モビリティ管理ネットワークエレメントにより、前記CSドメインモビリティ管理パラメータを格納することにより、前記PSドメイン内の前記モビリティ管理ネットワークエレメントが、再び、前記CSドメインへの前記端末デバイスの前記登録を実行する必要がある場合、前記CSドメインモビリティ管理パラメータは、前記CSドメインへの前記端末デバイスの前記登録を実行するために用いられる段階をさらに備える、請求項2に記載の方法。
  4. 前記PSドメイン内の前記モビリティ管理ネットワークエレメントにより、前記CSドメイン内の前記モビリティ管理ネットワークエレメントにより送信されたロケーション更新拒否メッセージを受信する段階であって、前記ロケーション更新拒否メッセージは、前記CSドメイン内の前記モビリティ管理ネットワークエレメントが前記CSドメインへの前記端末デバイスの前記登録を拒否したことを示すために用いられる、段階と、
    前記PSドメイン内の前記モビリティ管理ネットワークエレメントにより、前記端末デバイスに第1インジケーション情報を送信する段階であって、前記第1インジケーション情報は、前記PSドメイン内の前記モビリティ管理ネットワークエレメントが前記端末デバイスにSMSサービスを提供できないことを示すために用いられる、段階と
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  5. モノのインターネットにおけるSMS処理方法であって、
    端末デバイスにより、パケット交換PSドメイン内のモビリティ管理ネットワークエレメントに非共同登録要求を送信する段階であって、前記非共同登録要求は、SMSのみのインジケーション情報を保持する、段階と、
    前記端末デバイスにより、前記PSドメイン内の前記モビリティ管理ネットワークエレメントにより送信された第1インジケーション情報を受信する段階であって、前記第1インジケーション情報は、前記PSドメイン内の前記モビリティ管理ネットワークエレメントが、前記端末デバイスにSMSサービスを提供できないことを示すために用いられ、前記PSドメイン内の前記モビリティ管理ネットワークエレメントが、前記端末デバイスにより送信された前記非共同登録要求を受信した後、前記PSドメイン内の前記モビリティ管理ネットワークエレメントが前記PSドメインを通じて前記端末デバイスに対してSMSを転送できないと判定した場合に、前記第1インジケーション情報は、前記端末デバイスに送信される、段階と
    を備える方法。
  6. 前記PSドメイン内の前記モビリティ管理ネットワークエレメントが、前記端末デバイスにより送信された前記非共同登録要求を受信した後、前記PSドメイン内の前記モビリティ管理ネットワークエレメントが前記PSドメインを通じて前記端末デバイスに対して前記SMSを転送できないと判定し、回線交換CSドメイン内のモビリティ管理ネットワークエレメントが、前記CSドメインへの前記端末デバイスの登録を拒否した場合に、前記第1インジケーション情報は、前記端末デバイスに送信される、請求項5に記載の方法。
  7. 前記端末デバイスにより、タイマを開始し、前記タイマが時間切れになった場合に、前記PSドメイン内の前記モビリティ管理ネットワークエレメントに非共同登録要求を再送信する段階であって、前記非共同登録要求は、前記SMSのみのインジケーション情報を保持する、段階、又は、
    前記端末デバイスにより、前記SMSサービスを取得することを再要求すべく、トラッキングエリア再選択、ロケーションエリア再選択又は公衆陸上移動体ネットワークPLMN選択という動作のうちのいずれか1つを実行する段階、又は
    前記端末デバイスにより、前記PSドメイン内の前記モビリティ管理ネットワークエレメントに共同登録要求を送信する段階であって、前記共同登録要求は、前記SMSのみのインジケーション情報を保持する、段階
    をさらに備える、請求項5又は6に記載の方法。
  8. モノのインターネットにおけるSMS処理方法であって、
    パケット交換PSドメイン内のモビリティ管理ネットワークエレメントにより、端末デバイスにより送信された非共同登録要求を受信する段階であって、前記非共同登録要求は、SMSのみのインジケーション情報を保持する、段階と、
    前記PSドメイン内の前記モビリティ管理ネットワークエレメントが前記端末デバイスにSMSサービスを提供できないと判定した場合、前記PSドメイン内の前記モビリティ管理ネットワークエレメントにより、前記端末デバイスに第1インジケーション情報を送信する段階であって、前記第1インジケーション情報は、前記PSドメイン内の前記モビリティ管理ネットワークエレメントが前記端末デバイスに前記SMSサービスを提供できないことを示すために用いられる、段階と
    を備える方法。
  9. 前記PSドメイン内の前記モビリティ管理ネットワークエレメントが、前記PSドメイン内の前記モビリティ管理ネットワークエレメントが前記端末デバイスにSMSサービスを提供できないと判定することは、
    前記PSドメイン内の前記モビリティ管理ネットワークエレメントが、共同手順を用いないSMS転送をサポートしていないことを含み、前記第1インジケーション情報は、具体的には、前記PSドメイン内の前記モビリティ管理ネットワークエレメントが、共同手順を用いないSMS転送をサポートしていないことを示すために用いられる、請求項8に記載の方法。
  10. 前記PSドメイン内の前記モビリティ管理ネットワークエレメントが、前記PSドメイン内の前記モビリティ管理ネットワークエレメントが前記端末デバイスにSMSサービスを提供できないと判定することは、
    前記PSドメイン内の前記モビリティ管理ネットワークエレメントが、共同手順を用いないSMS転送をサポートするが、前記PSドメインを通じて前記端末デバイスに対してSMSを転送できないことを含み、前記第1インジケーション情報は、具体的には、前記PSドメイン内の前記モビリティ管理ネットワークエレメントが、前記PSドメインを通じて前記端末デバイスに対して前記SMSを転送できないことを示すために用いられる、請求項8に記載の方法。
  11. モノのインターネットにおけるSMS処理方法であって、
    端末デバイスにより、パケット交換PSドメイン内のモビリティ管理ネットワークエレメントに非共同登録要求を送信する段階であって、前記非共同登録要求は、SMSのみのインジケーション情報を保持する、段階と、
    前記端末デバイスにより、前記PSドメイン内の前記モビリティ管理ネットワークエレメントにより送信された第1インジケーション情報を受信する段階であって、前記第1インジケーション情報は、前記PSドメイン内の前記モビリティ管理ネットワークエレメントが、共同手順を用いないSMS転送をサポートしていないことを示すために用いられ、前記PSドメイン内の前記モビリティ管理ネットワークエレメントが、前記端末デバイスにより送信された前記非共同登録要求を受信した後、前記PSドメイン内の前記モビリティ管理ネットワークエレメントが共同手順を用いないSMS転送をサポートしていないと判定した場合に、前記第1インジケーション情報は、前記端末デバイスに送信される、段階と
    を備える方法。
  12. 前記端末デバイスにより、前記PSドメイン内の前記モビリティ管理ネットワークエレメントに共同登録要求を送信する段階であって、前記共同登録要求は、前記SMSのみのインジケーション情報を保持する、段階、又は、
    前記端末デバイスにより、前記SMSサービスを取得することを再要求するべく、トラッキングエリア再選択、ロケーションエリア再選択又は公衆陸上移動体ネットワークPLMN選択という動作のうちのいずれか1つを実行する段階
    をさらに備える、請求項11に記載の方法。
  13. モビリティ管理ネットワークエレメントであって、
    端末デバイスにより送信された非共同登録要求を受信するように構成される受信ユニットであって、前記非共同登録要求は、SMSのみのインジケーション情報を保持する、受信ユニットと、
    前記モビリティ管理ネットワークエレメントがPSドメインを通じて前記端末デバイスにSMSを転送できるか否かを判定するように構成される処理ユニットと、
    前記モビリティ管理ネットワークエレメントが前記PSドメインを通じて前記端末デバイスに対して前記SMSを転送できないと前記処理ユニットが判定した場合、回線交換CSドメイン内のモビリティ管理ネットワークエレメントにロケーション更新要求を送信するように構成される送信ユニットであって、前記ロケーション更新要求は、前記CSドメインへの前記端末デバイスの登録を実行するために用いられる、送信ユニットと
    を備えるモビリティ管理ネットワークエレメント。
  14. 前記受信ユニットは、具体的には、前記CSドメイン内の前記モビリティ管理ネットワークエレメントにより送信されたロケーション更新受諾メッセージを受信するように構成され、前記ロケーション更新受諾メッセージは、前記CSドメイン内の前記モビリティ管理ネットワークエレメントが前記CSドメインへの前記端末デバイスの前記登録を受諾したことを示すために用いられる、請求項13に記載のモビリティ管理ネットワークエレメント。
  15. 前記ロケーション更新受諾メッセージは、CSドメインモビリティ管理パラメータを有し、
    前記モビリティ管理ネットワークエレメントは、
    ストレージユニットをさらに備え、前記ストレージユニットは、前記CSドメインモビリティ管理パラメータを格納するように構成され、前記CSドメインへの前記端末デバイスの前記登録が再び実行される必要がある場合に、前記CSドメインモビリティ管理パラメータを用いることにより、前記CSドメインへの前記端末デバイスの前記登録を実行する、請求項14に記載のモビリティ管理ネットワークエレメント。
  16. 前記受信ユニットは、具体的には、前記CSドメイン内の前記モビリティ管理ネットワークエレメントにより送信されたロケーション更新拒否メッセージを受信するように構成され、前記ロケーション更新拒否メッセージは、前記CSドメイン内の前記モビリティ管理ネットワークエレメントが前記CSドメインへの前記端末デバイスの前記登録を拒否したことを示すために用いられ、
    前記送信ユニットは、具体的には、前記端末デバイスに第1インジケーション情報を送信するように構成され、前記第1インジケーション情報は、前記PSドメインモビリティ管理ネットワークエレメントが前記端末デバイスにSMSサービスを提供できないことを示すために用いられる、請求項13に記載のモビリティ管理ネットワークエレメント。
  17. 端末デバイスであって、
    パケット交換PSドメイン内のモビリティ管理ネットワークエレメントに非共同登録要求を送信するように構成される送信ユニットであって、前記非共同登録要求は、SMSのみのインジケーション情報を保持する、送信ユニットと、
    前記PSドメイン内の前記モビリティ管理ネットワークエレメントにより送信された第1インジケーション情報を受信するように構成される受信ユニットであって、前記第1インジケーション情報は、前記PSドメイン内の前記モビリティ管理ネットワークエレメントが前記端末デバイスにSMSサービスを提供できないことを示すために用いられ、前記PSドメイン内の前記モビリティ管理ネットワークエレメントが、前記端末デバイスにより送信された前記非共同登録要求を受信した後、前記PSドメイン内の前記モビリティ管理ネットワークエレメントが前記PSドメインを通じて前記端末デバイスに対してSMSを転送できないと判定した場合に、前記第1インジケーション情報は、前記端末デバイスに送信される、受信ユニットと
    を備える端末デバイス。
  18. 前記PSドメイン内の前記モビリティ管理ネットワークエレメントが、前記端末デバイスにより送信された前記非共同登録要求を受信した後、前記PSドメイン内の前記モビリティ管理ネットワークエレメントが前記PSドメインを通じて前記端末デバイスに対して前記SMSを転送できないと判定し、回線交換CSドメイン内のモビリティ管理ネットワークエレメントが、前記CSドメインへの前記端末デバイスの登録を拒否した場合に、前記第1インジケーション情報は、前記端末デバイスに送信される、請求項17に記載の端末デバイス。
  19. 前記端末デバイスは、第1処理ユニットをさらに備え、
    前記第1処理ユニットは、タイマを開始するように構成され、
    前記送信ユニットは、具体的には、前記タイマが時間切れになったと前記第1処理ユニットが判定した場合に、前記PSドメイン内の前記モビリティ管理ネットワークエレメントに非共同登録要求を再送信するように構成され、前記非共同登録要求は、前記SMSのみのインジケーション情報を保持する、又は、
    前記端末デバイスは、第2処理ユニットを備え、前記第2処理ユニットは、前記SMSサービスを取得することを再要求すべく、トラッキングエリア再選択、ロケーションエリア再選択又は公衆陸上移動体ネットワークPLMN選択という動作のうちのいずれか1つを実行するように構成される、又は、
    前記送信ユニットは、さらに、前記PSドメイン内の前記モビリティ管理ネットワークエレメントに共同登録要求を送信するように構成され、前記共同登録要求は、前記SMSのみのインジケーション情報を保持する、請求項17又は18に記載の端末デバイス。
  20. モビリティ管理ネットワークエレメントであって、
    端末デバイスにより送信された非共同登録要求を受信するように構成される受信ユニットであって、前記非共同登録要求は、SMSのみのインジケーション情報を保持する、受信ユニットと、
    前記モビリティ管理ネットワークエレメントが前記端末デバイスにSMSサービスを提供できるか否かを判定するように構成される処理ユニットと、
    前記モビリティ管理ネットワークエレメントが前記端末デバイスに前記SMSサービスを提供できないと前記処理ユニットが判定した場合、前記端末デバイスに第1インジケーション情報を送信するように構成される送信ユニットであって、前記第1インジケーション情報は、前記モビリティ管理ネットワークエレメントが前記端末デバイスに前記SMSサービスを提供できないことを示すために用いられる、送信ユニットと
    を備えるモビリティ管理ネットワークエレメント。
  21. 前記PSドメイン内の前記モビリティ管理ネットワークエレメントは、共同手順を用いないSMS転送をサポートしておらず、前記第1インジケーション情報は、具体的には、前記PSドメイン内のモビリティ管理ネットワークエレメントが、共同手順を用いないSMS転送をサポートしていないことを示すために用いられる、請求項20に記載のモビリティ管理ネットワークエレメント。
  22. 前記PSドメイン内の前記モビリティ管理ネットワークエレメントは、共同手順を用いないSMS転送をサポートしているが、前記PSドメインを通じて前記端末デバイスに対してSMSを転送できず、前記第1インジケーション情報は、具体的には、前記PSドメイン内の前記モビリティ管理ネットワークエレメントが前記PSドメインを通じて前記端末デバイスに対して前記SMSを転送できないことを示すために用いられる、請求項20に記載のモビリティ管理ネットワークエレメント。
  23. 端末デバイスであって、
    パケット交換PSドメイン内のモビリティ管理ネットワークエレメントに非共同登録要求を送信するように構成される送信ユニットであって、前記非共同登録要求は、SMSのみのインジケーション情報を保持する、送信ユニットと、
    前記PSドメイン内の前記モビリティ管理ネットワークエレメントにより送信された第1インジケーション情報を受信するように構成される受信ユニットであって、前記第1インジケーション情報は、前記PSドメイン内の前記モビリティ管理ネットワークエレメントが、共同手順を用いないSMS転送をサポートしていないことを示すために用いられ、前記PSドメイン内の前記モビリティ管理ネットワークエレメントが、前記端末デバイスにより送信された前記非共同登録要求を受信した後、前記PSドメイン内の前記モビリティ管理ネットワークエレメントが共同手順を用いないSMS転送をサポートしていないと判定した場合に、前記第1インジケーション情報は、前記端末デバイスに送信される、受信ユニットと
    を備える端末デバイス。
  24. 前記送信ユニットは、さらに、前記PSドメイン内の前記モビリティ管理ネットワークエレメントに共同登録要求を送信するように構成され、前記共同登録要求は、前記SMSのみのインジケーション情報を保持する、又は、
    前記端末デバイスは、
    前記SMSサービスを取得することを再要求すべく、トラッキングエリア再選択、ロケーションエリア再選択又は公衆陸上移動体ネットワークPLMN選択という動作のうちのいずれか1つを実行するように構成される処理ユニットをさらに備える、請求項23に記載の端末デバイス。
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