JP2019519976A - Mbmsベアラ品質評価 - Google Patents

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Abstract

MBMSベアラの品質評価のための機構が提供される。方法が、無線デバイスによって実行される。方法は、MBMSベアラに対する品質評価基準を得るために、MBMSベアラから分離された受信された参照信号の信号品質の測定結果を決定することであって、参照信号が、少なくとも1つの無線アクセスネットワークノードからのものである、決定することを含む。方法は、測定結果から、またMBMSベアラのMCHに対して使用されるMCSから、MBMSベアラの予想BLERを推定することを含む。
【選択図】図2

Description

本明細書で提示される実施形態は、MBMSベアラの品質評価のための方法、無線デバイス、コンピュータプログラム、およびコンピュータプログラム製品に関する。
通信ネットワークにおいては、所与の通信プロトコル、そのパラメータ、および通信ネットワークが展開される物理的環境に対して良好な性能および能力を得るための課題が存在し得る。
ある通信システムで利用可能な応用例の1つは、グループ通信サービスである。一般論として、グループ通信は、同じ情報またはメディアが複数のクライアントノードに配信されることを意味する。
グループ通信システムでは、同じメディアを受信するクライアントノードは、クライアントノードのグループを構成する。これらのクライアントノードは、異なる場所に配置され得る。多くのクライアントノードが同じ領域内に配置される場合、時間リソースや周波数リソースなどの通信リソースが、クライアントノード間で共有されるので、例えばマルチキャストブロードキャストマルチメディアサービス(MBMS)を使用するマルチキャストベースまたはブロードキャストベースの送信が、クライアントノードのグループへの通信に効率的である。
グループ通信システムの代表的な応用例は、プッシュツートーク(PTT)システムである。PTTシステムでは、クライアントをホストする無線デバイス、ならびにPTTコールをクライアントとの間で受信および分配する制御ノード(またはサーバ)がある。クライアントがアップリンクで(すなわち、クライアントから制御ノードへ)メディアをPTTコールで送信するとき、クライアントは、ユニキャストベアラをクライアントからネットワークへ使用する。制御ノードは、メディアをダウンリンクで(すなわち、制御ノードからクライアントへ)送信するために、MBMSベアラまたはユニキャストベアラを使用することができる。
第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)ネットワークでは、各ユニキャストベアラは、例えば変調、符号化、および再送信の機構に関して動的である無線ベアラを利用する。これは、測定されたチャネル品質、誤ったトランスポートブロックなどを報告できる、無線デバイスからのフィードバックメッセージによって達成される。これは、ユニキャストベアラが、動的な無線状態に対応できるほどに極めて柔軟であることを可能にする。
PTTシステムでMBMSベアラを使用するとき、MBMSベアラの受信品質のフィードバックは通常ないので、制御ノードは、MBMSベアラの品質に基づく必要がある。この点に関して、3GPPでは、受信報告および修復機能性に対応するアプリケーションレイヤ機構が存在するが、この機構は、PTTシステムなどのグループ通信システムに対して、実際的な限度を超えるレイテンシをもたらすことになる。
MBMSベアラ上のメディアの受信は、無線デバイスが待機モードのときですら、実行することができる。無線デバイスが低いMBMS受信品質に遭遇すると、無線デバイスクライアントは、接続モードに入り、次いで受信品質メッセージを送ることによって、制御ノードに受信品質について通知する必要があり、それにより、制御ノードは、受信品質メッセージを送る無線デバイスによってホストされている特定のクライアントに対してユニキャストベアラを使用するように送信モードを変更する措置を取ることができる。
MBMSは、2つの異なる送信モードで使用することができる。モードのうちの1つは、MBMS単一周波数ネットワーク(MBSFN)として知られており、MBSFNは、同じ信号が、いくつかの無線セルにおいて、無線アクセスネットワークノードから同じ周波数で同期的に送信されることを意味し、これは、複数の送信が、無線デバイス向けの結合された信号電力に追加されるので、信号干渉雑音比(SINR)の改善をもたらす。
2つ目の送信モードは、単一セルポイントツーマルチポイント(SC−PTM)として知られている。SC−PTMは、3GPP E−UTRAN Rel−13で導入された。この送信モードでは、1つの無線アクセスネットワークノードだけが、データを送信する。この送信モードは、MBSFNにおけるのと同様には、隣接する無線アクセスネットワークノードの貢献に起因するSINRの改良の利益を提供しない。
しかし、SC−PTMは、無線デバイスが配置されたセルでだけ使用されることになるので、より細かい地理的粒度で使用することができる。
MBMSベアラを使用するとき、クライアントは、メディア送信時のPTTコール中とメディアが送信されないときの両方で、MBMSベアラの品質を評価する必要がある。MBMSベアラの品質を測定するための既知の機構は、MBSFN参照信号受信品質(RSRQ)の測定に限定され、MBSFN RSRQは、3GPP TS36.214 V13.1.0に規定されている。メディアがMBMSベアラ上でブロードキャストされるとき、受信品質は、トランスポートブロック誤り率(BLER)を分析することによって評価することができる。
PTTシステムでのトラフィックパターンは、短い間隔での、メディアの少数の短い送信バーストを一般に含む。これらの送信バーストは、一般に、直後に長い期間の無音が続く(すなわち、そこではメディアは送信されない)。PTTメディア送信の割合は予測不可能なので、MBMSベアラ受信品質を評価することは難しい。メディアがブロードキャストされないとき、予想品質を評価することは難しい。
したがって、MBMSベアラの品質を評価するための改良された機構が依然として必要である。
本明細書の実施形態の目的は、MBMSベアラの効率的な品質評価を提供することである。
第1の態様によれば、MBMSベアラの品質評価のための方法が提示される。方法は、無線デバイスによって実行される。方法は、MBMSベアラに対する品質評価基準(quality measure)を得るために、MBMSベアラから分離された参照信号の信号品質の測定結果を決定することであって、参照信号が、少なくとも1つの無線アクセスネットワークノードから受信される、決定することを含む。方法は、測定結果から、またMBMSベアラのマルチキャストチャネル(MCH)に対して使用される変調符号化方式(MCS)から、MBMSベアラの予想BLERを推定することを含む。
有利なことに、これは、MBMSベアラの効率的な品質評価を提供する。
有利なことに、これは、データがMBMSベアラで送られないときですら、MBMSベアラでの予想BLERの効率的な評価を提供する。さらに、予想BLERは、報告および/またはモビリティ決定の目的で、別の送信オプションと比較することができる。
第2の態様によれば、MBMSベアラの品質評価のための無線デバイスが提供される。無線デバイスは、処理回路を備える。処理回路は、無線デバイスに、MBMSベアラに対する品質評価基準を得るために、MBMSベアラから分離された参照信号の信号品質の測定結果を決定させるように設定され、参照信号が、少なくとも1つの無線アクセスネットワークノードから受信される。処理回路は、無線デバイスに、測定結果から、またMBMSベアラのMCHに対して使用されるMCSから、MBMSベアラの予想BLERを推定させるように設定される。
第3の態様によれば、MBMSベアラの品質評価のための無線デバイスが提供される。無線デバイスは、処理回路およびコンピュータプログラム製品を備える。コンピュータプログラム製品は、処理回路によって実行されるとき、無線デバイスに、ステップ、すなわち動作を実行させる命令を格納する。ステップすなわち動作は、無線デバイスに、MBMSベアラに対する品質評価基準を得るために、MBMSベアラから分離された参照信号の信号品質の測定結果を決定させ、参照信号が、少なくとも1つの無線アクセスネットワークノードから受信される。ステップすなわち動作は、無線デバイスに、測定結果から、またMBMSベアラのMCHに対して使用されるMCSから、MBMSベアラの予想BLERを推定させる。
第4の態様によれば、MBMSベアラの品質評価のための無線デバイスが提供される。無線デバイスは、MBMSベアラに対する品質評価基準を得るために、MBMSベアラから分離された参照信号の信号品質の測定結果を決定するように設定された決定モジュールを備え、参照信号が、少なくとも1つの無線アクセスネットワークノードから受信される。無線デバイスは、測定結果から、またMBMSベアラのMCHに対して使用されるMCSから、MBMSベアラの予想BLERを推定するように設定された推定モジュールを備える。
第5の態様によれば、MBMSベアラの品質評価のためのコンピュータプログラムが提供され、コンピュータプログラムは、無線デバイス上で動作するとき、無線デバイスに、第1の態様による方法を実行させるコンピュータプログラムコードを備える。
第6の態様によれば、第5の態様によるコンピュータプログラムおよびコンピュータプログラムが格納されるコンピュータ可読記憶媒体を備える、コンピュータプログラム製品が提供される。
第1、第2、第3、第4、第5、および第6の態様の任意の特徴は、適切な場合はいつも、任意の他の態様に適用され得ることに留意されたい。
同様に、第1の態様の任意の利点は、第2、第3、第4、第5、および/または第6の態様に、それぞれ同様に適用されることがあり、また逆も同様である。付属の実施形態の他の目的、特徴、および利点は、以下の詳細な開示から、添付の従属請求項から、ならびに図面から明らかとなる。
一般に、特許請求の範囲で使用されるすべての用語は、本明細書で明示的に別段の規定がない限り、技術分野における用語の通常の意味によって解釈されるべきである。「要素、装置、コンポーネント、手段、ステップなど」へのすべての言及は、明示的に別段の記載がない限り、要素、装置、コンポーネント、手段、ステップなどの少なくとも1つの例への言及として非限定的に解釈されるべきである。本明細書で開示される任意の方法のステップは、明示的に記載がない限り、開示されたとおりの順序で実行される必要はない。
次に、本発明の概念を、例を使用して、以下の添付の図面を参照しながら説明する。
実施形態による通信ネットワークを示す概略図である。 実施形態による方法の流れ図である。 実施形態による方法の流れ図である。 実施形態による信号図である。 一実施形態による無線デバイスの機能ユニットを示す概略図である。 一実施形態による一無線デバイス名の機能モジュールを示す概略図である。 一実施形態による、コンピュータ可読記憶媒体を備えるコンピュータプログラム製品の一例を示す図である。
次に、本発明の概念について、本発明の概念のいくつかの実施形態を示す添付の図面を参照して、以下でより詳細に説明する。ただし、この発明の概念は、多くの異なる形態で実施でき、本明細書に記載の実施形態だけに限定されるものと解釈されるべきではない。むしろ、これらの実施形態は、本開示が詳細かつ完全なものとなり、本発明の概念の範囲を当業者に十分に伝えるものとなるように例を使用して提供される。同様の番号は、本説明を通じて同様の要素を指す。破線によって示されるいずれのステップまたは特徴も、任意選択としてみなされたい。
図1は、本明細書で提示される実施形態を適用できる通信システム100を示す概略図である。通信システム100は、グループ通信向けのサービスを提供すると考えられ、したがってグループ通信システムとみなすことができる。グループ通信システム100は、一部の態様によれば、プッシュツートーク(PTT)システムである。
通信システム100は、無線アクセスネットワーク120、コアネットワーク130、およびサービスネットワーク140を備える。通信システム100はさらに、少なくとも1つの制御ノード200および少なくとも1つのクライアントノード150a、150b、150cを備える。少なくとも1つの制御ノード200は、無線アクセスネットワーク120における少なくとも1つの無線アクセスネットワーク(RAN)ノード110a、110bにまたは別のエンティティもしくはデバイスに、コアネットワーク130のエンティティもしくはデバイスに、またはサービスネットワーク140のエンティティもしくはデバイスに提供する、あるいは設置することができる。少なくとも1つの制御ノード200は、グループ通信アプリケーションサーバ(GCS AS)の機能性を実装し得る。各クライアントノード150a、150b、150cは、それぞれの無線デバイス300a、300b、300cに提供する、または設置することができる。
無線アクセスネットワーク120は、サービスネットワーク140に動作可能に接続されているコアネットワーク130に動作可能に接続されている。少なくとも1つの無線アクセスネットワークノード110a、110bは、それによって無線デバイス300a、300b、300c、ひいてはクライアントノード150a、150b、150cが、サービスにアクセスし、サービスネットワーク140によって提供されるデータを交換することを可能にする。
無線デバイス300a、300b、300cの例には、移動局、移動電話、ハンドセット、無線ローカルループ電話、ユーザ機器(UE)、スマートフォン、ラップトップコンピュータ、およびタブレットコンピュータが含まれるが、これらに限定されるものではない。無線アクセスネットワークノード110a、110bの例には、無線基地局、無線基地局装置、ノードB、エボルブドノードB、およびアクセスポイントが含まれるが、これらに限定されるものではない。当業者なら理解するように、通信システム100は、それぞれが複数の無線デバイス300a、300b、300cにネットワークアクセスを提供する、複数の無線アクセスネットワークノード110a、110bを含んでもよい。本明細書で開示される実施形態は、任意の特定の数の無線アクセスネットワークノード110a、110b、クライアントノード150a、150b、150c、または無線デバイス300a、300b、300cに限定されるものではない。
前述したように、MBMSベアラの品質を評価するための改良された機構が依然として必要である。
本明細書で開示される実施形態は、MBMSベアラの品質評価のための機構に関する。そうした機構を得るために、無線デバイス300a、300b、300c、無線デバイス300a、300b、300cによって実行される方法、無線デバイス300a、300b、300c上で動作するとき、無線デバイス300a、300b、300cに方法を実行させるコードを例えばコンピュータプログラムの形で備えるコンピュータプログラム製品が提供される。
図2および図3は、MBMSベアラの品質評価のための方法の実施形態を示す流れ図である。方法は、無線デバイス300a、300b、300cによって実行される。方法は、有利には、コンピュータプログラム420として提供される。
次に、一実施形態による、無線デバイス300a、300b、300cによって実行される、MBMSベアラの品質評価のための方法を示す図2を参照する。また、図4の信号図を並行して参照する。
本明細書で開示される実施形態は、データがMBMSベアラで送られるかのように予想BLERを評価するために、MBMSベアラに対する品質評価基準およびMBMSベアラに対して使用される変調符号化方式(MCS)を使用することに基づく。
S106:無線デバイス300a、300b、300cは、MBMSベアラに対する品質評価基準を得るために、MBMSベアラから分離された参照信号の信号品質の測定結果を決定する。参照信号は、少なくとも1つの無線アクセスネットワークノード110a、110bから受信される。品質評価基準の例が、以下に提供される。
S110:無線デバイス300a、300b、300cは、測定結果から、またMBMSベアラのマルチキャストチャネル(MCH)に対して使用されるMCSから、MBMSベアラの予想ブロック誤り率(BLER)を推定する。
所与の送信のBLERは、本明細書で、当該所与の送信において、誤った受信ブロックの数を受信ブロックの総数で割ったものとして規定される。
BLERは、データがMBMSベアラで送られるかのように推定することができる。高い品質評価基準を測定し、MBMSベアラを強固なMCSでリッスンする無線デバイス300a、300b、300cは、データがMBMSベアラで送られるときの低いBLERを予想できる。MCSは、1つのMBSFNにおける1つのMBMSベアラに対して静的であり、これは、一定のMCSに基づいて、無線デバイス300a、300b、300cは、BLERが高くなりすぎる前に、一定の最低水準の品質評価基準を許容できるとともに、無線デバイス300a、300b、300cは、適切な措置を取らなければならないことを意味する。そうした適切な措置の例が、以下に提供される。
次に、無線デバイス300a、300b、300cによって実行されるMBMSベアラの品質評価のより詳細に関する実施形態を開示する。
品質評価基準の様々な例があり得る。一実施形態によれば、品質評価基準は、MBMSベアラに対するRSRQである。RSRQは、参照信号受信電力(RSRP)と参照信号強度インジケータ(RSSI)の比率として規定される。RSSIは、熱雑音および無線デバイス300a、300b、300cの受信機において発生する雑音を含む、受信広帯域電力を含む。一実施形態によれば、品質評価基準は、MBMSベアラに対する信号対干渉雑音比(SINR)である。一実施形態によれば、品質評価基準は、RSRQとSINRの組合せである。
参照が送信されるときにデータがMBMSベアラでブロードキャストされるか否かにかかわらず、参照信号は、MBMSベアラで送信することができる。したがって、一実施形態によれば、参照信号は、データのないMBMSベアラで送信される。
次に、別の実施形態による、無線デバイス300a、300b、300cによって実行される、MBMSベアラの品質評価のための方法を示す図3を参照する。ステップS106およびS110は、上述のとおり実行されると考えられるため、したがってその説明の繰り返しは省略する。図4の信号図を引き続き並行して参照する。
ステップS106での測定結果の決定に先行する、様々なステップ、すなわち動作があり得る。一部の態様によれば、MBMSベアラが有効化される。したがって、一実施形態によれば、無線デバイス300a、300b、300cは、ステップS106を実行する前にステップS102を実行するように設定される。
S102:無線デバイス300a、300b、300cは、少なくとも1つの無線アクセスネットワークノード110aから、システム情報を受信する。システム情報は、MBMSベアラが有効であることを示す。
一部の態様によれば、各無線アクセスネットワークノード110a、110bは、MBMSベアラに関するシステム情報および制御情報をブロードキャストする。したがって、一実施形態によれば、無線デバイス300a、300b、300cは、ステップS104を、ステップS102の後、かつステップS106を実行する前に実行するように設定される。
S104:無線デバイス300a、300b、300cは、少なくとも1つの無線アクセスネットワークノード110a、110bから、MBMSベアラに関する制御情報を受信する。制御情報は、MCSを含む。
先に開示したように、ステップS106では、無線デバイス300a、300b、300cは、MBMSベアラに対する品質評価基準を得るために、少なくとも1つの無線アクセスネットワークノード110a、110bから受信される参照信号の信号品質の測定結果を決定する。この点に関して、無線デバイス300a、300b、300cは、MBSFN参照信号を測定してMBSFN RSRQを決定することができる。したがって、一実施形態によれば、参照信号は、MBSFN参照信号であり、またMBSFN参照信号は、無線デバイス300a、300b、300cによって、MBMSベアラのBLERがそこから推定されるMBSFN RSRQを決定するために使用される。MBSFN参照信号は、無線デバイス300a、300b、300cによって、MBSFN参照信号受信電力(RSRP)およびMBSFN RSRQを決定するために使用することができる。MBSFN RSRQは、3GPP TS36.214 V13.1.0に規定されている。MBSFN参照信号は、いくつかのセルから(例えば、いくつかの無線アクセスネットワークノード110a、110bから)同期がとられることがあるので、MBSFN参照信号は、常に、少なくともセル固有参照信号(CSRS)と同様に強力であり、また通常、MBSFN参照信号の複数のソースを組み合わせるとより強力である。セル固有参照信号は、3GPP TS36.211 V13.1.0に規定されている。1つのMBSFNにおける1つのMBMSベアラの場合、MCSは静的であるため、したがって無線デバイス300a、300b、300cは、MBSFN RSRQを決定するためにMBSFN参照信号を測定し、ひいてはMBMSベアラに対する品質評価基準を得ることができる。
MBMSベアラがSC−PTM送信モードを使用する場合、無線デバイス300a、300b、300cは、MBMSベアラに対する同等のRSRQを決定するために、CSRSを使用してもよい。しかし、この参照信号がユニキャスト送信に対して使用されるものと同じ場合でも、SC−PTM送信モードには、例えば、リンク適応およびハイブリッド自動再送要求(HARQ)による再送信がないので、同じチャネル品質を示すわけではない。したがって、一実施形態によれば、参照信号は、CSRSであり、またCSRSは、無線デバイス300a、300b、300cによって、MBMSベアラに対する品質評価基準を決定するために使用される。CSRSは、無線デバイス300a、300b、300cによって使用することでRSRPを決定でき、そしてRSSIと組み合わせるとRSRQを決定できる。
一部の態様によれば、予想BLERは、無線デバイス300a、300b、300cが移動する速度からも推定される。したがって、一実施形態によれば、無線デバイス300a、300b、300cは、ステップS108を実行するように設定される。
S108:無線デバイス300a、300b、300cは、無線デバイス300a、300b、300cが移動する速度を推定する。予想BLERは、次いでステップS110で、無線デバイス300a、300b、300cの移動から生じる速度および/またはドップラー効果からも推定される。
無線デバイス300a、300b、300cの移動は、ドップラー効果を生じさせる。当業者なら理解するように、ドップラー効果は、品質評価基準が推定される基礎であるベアラの搬送周波数、無線デバイス300a、300b、300cが移動する速度、および信号ソース(すなわち、少なくとも1つの無線アクセスネットワークノード110a、110b)に対する無線デバイス300a、300b、300cの移動方向を使用して決定することができる。最悪のケースのシナリオが発生するのは、無線デバイス300a、300b、300cが最も強力な1つまたは複数の信号ソースに対して半径方向に移動するときである。信号ソースに対する方向が計算できない場合、無線デバイス300a、300b、300cは、保守的になり、一実施形態において、前記半径方向を想定する可能性がある。速度は、例えば、全地球測位システムからの測定結果を使用して、決定することができる。一般論として、相対的な高いドップラー効果は、相対的な低いドップラー効果と比較して、同じMCSレベルで同じBLER目標に達するために、より高い品質評価基準を必要とする。
予想BLERは、例えば報告および/またはモビリティ決定の目的で、MBMSベアラで送信されるデータに対する別の送信オプションと比較することができる。したがって、一実施形態によれば、無線デバイス300a、300b、300cは、ステップS112を実行するように設定される。
S112:無線デバイス300a、300b、300cは、予想BLERを、少なくとも1つの追加ベアラの品質測定結果と比較する。
したがって、無線デバイス300a、300b、300cは、そうした比較を実行するために、少なくとも1つの潜在または既存の追加ベアラの品質測定結果を得ると考えることができる。そうした1つまたは複数の追加ベアラの様々な例がある。例えば、1つまたは複数の追加ベアラは、選択されたターゲットセル/領域または隣接のターゲットセル/領域において、予想BLERが推定される対象のMBMSベアラによって現在提供されているサービスに対して有効であり得る。一実施形態によれば、少なくとも1つの追加ベアラのそれぞれは、ユニキャストベアラ、別のMBMSベアラ、または中継伝送向けベアラである。このいわゆる別のMBMSベアラは、SC−PTMまたはMBSFN送信モードを使用しているものであり得る。中継伝送向けベアラの一例は、UE−to−Network中継伝送向けベアラである。この点に関して、一部の態様によれば、様々なベアラタイプの比較は、ステップS112で実行され得るように、ペイロードレベルで実行することができる。ペイロードの品質は、MBMSベアラで、アプリケーションレベルの前方誤り訂正(FEC)の助けを借りて改善することができる。ペイロードの品質は、ユニキャストベアラで、HARQの助けを借りて改善することができる。一実施形態では、BLERをペイロードレベル損失率にマッピングするために使用される既知のターゲットHARQレベルがある。例として、ペイロードの1つのタイプは、メディアフレームである。メディアフレームが一定のビットレートを使用して送信され、またメディアフレームのフレームサイズが既知である場合、BLERとペイロードの品質との間のマッピングが可能である。また、UE−to−Network中継伝送の場合、損失ブロック訂正の可能性を考慮することができる。
一部の態様によれば、無線デバイス300a、300b、300cは、MBMSベアラ測定の結果、ターゲット測定の結果(すなわち、少なくとも1つの追加ベアラの品質測定の結果)、および/または比較の結果を制御ノード200に報告する。したがって、一実施形態によれば、無線デバイス300a、300b、300cは、ステップS114を実行するように設定される。
S114:無線デバイス300a、300b、300cは、予想BLERおよび品質測定結果を含む報告を、MBMSベアラの制御ノード200に送る。
MBMSベアラは低品質であるが、発見されたターゲットオプションのいずれもさらに低品質である場合、このことは報告で示すことができる。したがって、一実施形態によれば、報告は、予想BLERが第1の閾値を上回ることを示す。さらに、一実施形態によれば、報告は、少なくとも1つの追加ベアラの予想BLERを示す。
予想BLERが規定済みの閾値を下回る場合、ステップS112およびS114は、省略してよい。したがって、一実施形態によれば、ステップS112での比較することおよびステップS114での送ることは、MBMSベアラの予想BLERが第2の閾値を上回るときにだけ実行される。
無線デバイス300a、300b、300cは、品質評価基準の値、MCS、およびBLER間の関係を含むデータ構造を格納することができる。関係、したがってまたデータ構造は、さらに、無線デバイス300a、300b、300cの速度または結果として生じるドップラー効果の値を含むことができる。したがって、テーブルルックアップによって、すなわち、MBMSベアラに対する品質評価基準および現在使用されているMCS(そして任意選択で無線デバイス300a、300b、300cの推定速度)を入力として使用し、予想BLERを出力として生成することによって、予想BLERを推定することができる。
図5は、いくつかの機能ユニットの点から、一実施形態による、無線デバイス300a、300b、300cのコンポーネントを概略的に示す。処理回路310は、(図7に見られるような)コンピュータプログラム製品410に、例えば、記憶媒体330の形で格納されたソフトウェア命令を実行できる、適当な中央処理装置(CPU)、マルチプロセッサ、マイクロコントローラ、デジタル信号プロセッサ(DSP)などのうちの1つまたは複数の任意の組合せを使用して提供される。処理回路310はさらに、少なくとも1つの特定用途向け集積回路(ASIC)またはフィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)として提供されてもよい。
特に、処理回路310は、先に開示したように、無線デバイス300a、300b、300cに、動作、すなわちステップのセット、S102〜S114を実行させるように設定される。例えば、記憶媒体330は、動作のセットを格納してもよく、処理回路310は、記憶媒体330から動作のセットを検索して、無線デバイス300a、300b、300cに、動作のセットを実行させるように設定してもよい。動作のセットは、実行可能命令のセットとして提供されてもよい。
こうして処理回路310は、それによって、本明細書で開示される方法を実行するように設定される。記憶媒体330はまた、例えば、磁気メモリ、光メモリ、ソリッドステートメモリ、もしくはさらにはリモートでマウントされたメモリの任意のただ1つまたは組合せとすることができる永続記憶装置を備えてもよい。無線デバイス300a、300b、300cはさらに、少なくとも無線アクセスネットワークノード110a、110bおよび制御ノード200との通信のために少なくとも設定される通信インターフェース320を備えてもよい。したがって、そうした通信インターフェース320は、アナログおよびデジタルコンポーネントを備える、1つまたは複数の送信機および受信機を備えることができる。処理回路310は、無線デバイス300a、300b、300cの一般的な動作を、例えば、データおよび制御信号を通信インターフェース320および記憶媒体330に送ることにより、データおよび報告を通信インターフェース320から受信することにより、またデータおよび命令を記憶媒体330から検索することにより、制御する。本明細書で提示される概念を不明瞭にしないよう、無線デバイス300a、300b、300cの他のコンポーネントならびに関連する機能性は省略している。
図6は、いくつかの機能モジュールの点から、一実施形態による、無線デバイス300a、300b、300cのコンポーネントを概略的に示す。図6の無線デバイス300a、300b、300cは、いくつかの機能モジュール、すなわち、ステップS106を実行するように設定された決定モジュール310cおよびステップS110を実行するように設定された推定モジュール310eを備える。図6の無線デバイス300a、300b、300cはさらに、ステップS102を実行するように設定された受信モジュール310a、ステップS104を実行するように設定された受信モジュール310b、ステップS108を実行するように設定された推定モジュール310d、ステップS112を実行するように設定された比較モジュール310f、およびステップS114を実行するように設定された発信モジュール310gのいずれかなどのいくつかの任意選択の機能モジュールを備えてもよい。
一般論として、各機能モジュール310a〜310gは、一実施形態においてハードウェアにだけ実装できるか、別の実施形態においてソフトウェアの助けを借りて実装でき、すなわち、後者の実施形態は、処理回路上で動作するとき、無線デバイス300a、300b、300cに、図6と共に前述された対応するステップを実行させる、記憶媒体330に格納されたコンピュータプログラム命令を有する。モジュールが1つのコンピュータプログラムの部分に対応するとしても、モジュールはコンピュータプログラム内で別個のモジュールである必要はないが、モジュールがソフトウェアに実装される方法は使用されるプログラミング言語に依存することもまた言及されるべきである。好ましくは、1つまたは複数のまたはすべての機能モジュール310a〜310gは、処理回路310によって、また場合によっては、機能ユニットの320および/または330と協力して、実装することができる。処理回路310は、したがって、機能モジュール310a〜310gによって提供される命令を記憶媒体330から取り込むよう、またこれらの命令を実行するよう設定することができ、それによって、本明細書で開示される任意のステップを実行する。
図7は、コンピュータ可読記憶媒体430を備えるコンピュータプログラム製品410の一例を示す。このコンピュータ可読記憶媒体430に、コンピュータプログラム420を格納でき、コンピュータプログラム420は、処理回路310、ならびにそこに動作可能に結合された、通信インターフェース320や記憶媒体330などのエンティティおよびデバイスに、本明細書で説明する実施形態による方法を実行させることができる。コンピュータプログラム420および/またはコンピュータプログラム製品410は、したがって、本明細書で開示される任意のステップを実行するための手段を提供することができる。
図7の例では、コンピュータプログラム製品410は、CD(コンパクトディスク)またはDVD(デジタル多用途ディスク)またはBlu−Rayディスクなどの光ディスクとして示される。コンピュータプログラム製品410はまた、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読出し専用メモリ(ROM)、消去可能プログラマブル読出し専用メモリ(EPROM)、または電気的消去可能プログラマブル読出し専用メモリ(EEPROM)などのメモリとして、より詳細には、USB(ユニバーサルシリアルバス)メモリなどの外部メモリまたはコンパクトフラッシュメモリなどのフラッシュメモリにおけるデバイスの不揮発性記憶媒体として組み込まれる。したがって、コンピュータプログラム420は、ここでは、概略的に、示された光ディスク上のトラックとして示されるが、コンピュータプログラム420は、コンピュータプログラム製品410に適した任意の方法で格納することができる。
本発明の概念は、主に、少数の実施形態を参照しながら上述された。しかし、当業者によって容易に理解されるように、上に開示された実施形態以外の他の実施形態は、添付の特許請求の範囲によって規定される本発明の概念の範囲内で同様に可能である。
本明細書で提示される実施形態は、MBMSベアラの品質評価のための方法、無線デバイス、コンピュータプログラム、およびコンピュータプログラム製品に関する。
通信ネットワークにおいては、所与の通信プロトコル、そのパラメータ、および通信ネットワークが展開される物理的環境に対して良好な性能および能力を得るための課題が存在し得る。
ある通信システムで利用可能な応用例の1つは、グループ通信サービスである。一般論として、グループ通信は、同じ情報またはメディアが複数のクライアントノードに配信されることを意味する。
グループ通信システムでは、同じメディアを受信するクライアントノードは、クライアントノードのグループを構成する。これらのクライアントノードは、異なる場所に配置され得る。多くのクライアントノードが同じ領域内に配置される場合、時間リソースや周波数リソースなどの通信リソースが、クライアントノード間で共有されるので、例えばマルチキャストブロードキャストマルチメディアサービス(MBMS)を使用するマルチキャストベースまたはブロードキャストベースの送信が、クライアントノードのグループへの通信に効率的である。
グループ通信システムの代表的な応用例は、プッシュツートーク(PTT)システムである。PTTシステムでは、クライアントをホストする無線デバイス、ならびにPTTコールをクライアントとの間で受信および分配する制御ノード(またはサーバ)がある。クライアントがアップリンクで(すなわち、クライアントから制御ノードへ)メディアをPTTコールで送信するとき、クライアントは、ユニキャストベアラをクライアントからネットワークへ使用する。制御ノードは、メディアをダウンリンクで(すなわち、制御ノードからクライアントへ)送信するために、MBMSベアラまたはユニキャストベアラを使用することができる。
第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)ネットワークでは、各ユニキャストベアラは、例えば変調、符号化、および再送信の機構に関して動的である無線ベアラを利用する。これは、測定されたチャネル品質、誤ったトランスポートブロックなどを報告できる、無線デバイスからのフィードバックメッセージによって達成される。これは、ユニキャストベアラが、動的な無線状態に対応できるほどに極めて柔軟であることを可能にする。
PTTシステムでMBMSベアラを使用するとき、MBMSベアラの受信品質のフィードバックは通常ないので、制御ノードは、MBMSベアラの品質に基づく必要がある。この点に関して、3GPPでは、受信報告および修復機能性に対応するアプリケーションレイヤ機構が存在するが、この機構は、PTTシステムなどのグループ通信システムに対して、実際的な限度を超えるレイテンシをもたらすことになる。
MBMSベアラ上のメディアの受信は、無線デバイスが待機モードのときですら、実行することができる。無線デバイスが低いMBMS受信品質に遭遇すると、無線デバイスクライアントは、接続モードに入り、次いで受信品質メッセージを送ることによって、制御ノードに受信品質について通知する必要があり、それにより、制御ノードは、受信品質メッセージを送る無線デバイスによってホストされている特定のクライアントに対してユニキャストベアラを使用するように送信モードを変更する措置を取ることができる。
MBMSは、2つの異なる送信モードで使用することができる。モードのうちの1つは、MBMS単一周波数ネットワーク(MBSFN)として知られており、MBSFNは、同じ信号が、いくつかの無線セルにおいて、無線アクセスネットワークノードから同じ周波数で同期的に送信されることを意味し、これは、複数の送信が、無線デバイス向けの結合された信号電力に追加されるので、信号干渉雑音比(SINR)の改善をもたらす。
2つ目の送信モードは、単一セルポイントツーマルチポイント(SC−PTM)として知られている。SC−PTMは、3GPP E−UTRAN Rel−13で導入された。この送信モードでは、1つの無線アクセスネットワークノードだけが、データを送信する。この送信モードは、MBSFNにおけるのと同様には、隣接する無線アクセスネットワークノードの貢献に起因するSINRの改良の利益を提供しない。
しかし、SC−PTMは、無線デバイスが配置されたセルでだけ使用されることになるので、より細かい地理的粒度で使用することができる。
MBMSベアラを使用するとき、クライアントは、メディア送信時のPTTコール中とメディアが送信されないときの両方で、MBMSベアラの品質を評価する必要がある。MBMSベアラの品質を測定するための既知の機構は、MBSFN参照信号受信品質(RSRQ)の測定に限定され、MBSFN RSRQは、3GPP TS36.214 V13.1.0に規定されている。メディアがMBMSベアラ上でブロードキャストされるとき、受信品質は、トランスポートブロック誤り率(BLER)を分析することによって評価することができる。
PTTシステムでのトラフィックパターンは、短い間隔での、メディアの少数の短い送信バーストを一般に含む。これらの送信バーストは、一般に、直後に長い期間の無音が続く(すなわち、そこではメディアは送信されない)。PTTメディア送信の割合は予測不可能なので、MBMSベアラ受信品質を評価することは難しい。メディアがブロードキャストされないとき、予想品質を評価することは難しい。
CA2947953A1は、MBSFNベアラ品質測定に関し、ほぼ一定のストリーミングフローと断続的なトラフィックとの間で異なるMBMSサービスにおける問題を議論する。報告される測定結果は、起こり得る測定報告のギャップをネットワークが埋められるように、非MBMSサブフレーム/セル測定を含むことができる。
しかし、MBMSベアラの品質を評価するための改良された機構が依然として必要である。
本明細書の実施形態の目的は、MBMSベアラの効率的な品質評価を提供することである。
第1の態様によれば、MBMSベアラの品質評価のための方法が提示される。方法は、無線デバイスによって実行される。方法は、MBMSベアラに対する品質評価基準(quality measure)を得るために、MBMSベアラから分離された参照信号の信号品質の測定結果を決定することであって、参照信号が、少なくとも1つの無線アクセスネットワークノードから受信される、決定することを含む。方法は、測定結果から、またMBMSベアラのマルチキャストチャネル(MCH)に対して使用される変調符号化方式(MCS)から、MBMSベアラの予想BLERを推定することを含む。
有利なことに、これは、MBMSベアラの効率的な品質評価を提供する。
有利なことに、これは、データがMBMSベアラで送られないときですら、MBMSベアラでの予想BLERの効率的な評価を提供する。さらに、予想BLERは、報告および/またはモビリティ決定の目的で、別の送信オプションと比較することができる。
第2の態様によれば、MBMSベアラの品質評価のための無線デバイスが提供される。無線デバイスは、処理回路を備える。処理回路は、無線デバイスに、MBMSベアラに対する品質評価基準を得るために、MBMSベアラから分離された参照信号の信号品質の測定結果を決定させるように設定され、参照信号が、少なくとも1つの無線アクセスネットワークノードから受信される。処理回路は、無線デバイスに、測定結果から、またMBMSベアラのMCHに対して使用されるMCSから、MBMSベアラの予想BLERを推定させるように設定される。
第3の態様によれば、MBMSベアラの品質評価のための無線デバイスが提供される。無線デバイスは、処理回路およびコンピュータプログラム製品を備える。コンピュータプログラム製品は、処理回路によって実行されるとき、無線デバイスに、ステップ、すなわち動作を実行させる命令を格納する。ステップすなわち動作は、無線デバイスに、MBMSベアラに対する品質評価基準を得るために、MBMSベアラから分離された参照信号の信号品質の測定結果を決定させ、参照信号が、少なくとも1つの無線アクセスネットワークノードから受信される。ステップすなわち動作は、無線デバイスに、測定結果から、またMBMSベアラのMCHに対して使用されるMCSから、MBMSベアラの予想BLERを推定させる。
第4の態様によれば、MBMSベアラの品質評価のための無線デバイスが提供される。無線デバイスは、MBMSベアラに対する品質評価基準を得るために、MBMSベアラから分離された参照信号の信号品質の測定結果を決定するように設定された決定モジュールを備え、参照信号が、少なくとも1つの無線アクセスネットワークノードから受信される。無線デバイスは、測定結果から、またMBMSベアラのMCHに対して使用されるMCSから、MBMSベアラの予想BLERを推定するように設定された推定モジュールを備える。
第5の態様によれば、MBMSベアラの品質評価のためのコンピュータプログラムが提供され、コンピュータプログラムは、無線デバイス上で動作するとき、無線デバイスに、第1の態様による方法を実行させるコンピュータプログラムコードを備える。
第6の態様によれば、第5の態様によるコンピュータプログラムおよびコンピュータプログラムが格納されるコンピュータ可読記憶媒体を備える、コンピュータプログラム製品が提供される。
第1、第2、第3、第4、第5、および第6の態様の任意の特徴は、適切な場合はいつも、任意の他の態様に適用され得ることに留意されたい。
同様に、第1の態様の任意の利点は、第2、第3、第4、第5、および/または第6の態様に、それぞれ同様に適用されることがあり、また逆も同様である。付属の実施形態の他の目的、特徴、および利点は、以下の詳細な開示から、添付の従属請求項から、ならびに図面から明らかとなる。
一般に、特許請求の範囲で使用されるすべての用語は、本明細書で明示的に別段の規定がない限り、技術分野における用語の通常の意味によって解釈されるべきである。「要素、装置、コンポーネント、手段、ステップなど」へのすべての言及は、明示的に別段の記載がない限り、要素、装置、コンポーネント、手段、ステップなどの少なくとも1つの例への言及として非限定的に解釈されるべきである。本明細書で開示される任意の方法のステップは、明示的に記載がない限り、開示されたとおりの順序で実行される必要はない。
次に、本発明の概念を、例を使用して、以下の添付の図面を参照しながら説明する。
実施形態による通信ネットワークを示す概略図である。 実施形態による方法の流れ図である。 実施形態による方法の流れ図である。 実施形態による信号図である。 一実施形態による無線デバイスの機能ユニットを示す概略図である。 一実施形態による一無線デバイス名の機能モジュールを示す概略図である。 一実施形態による、コンピュータ可読記憶媒体を備えるコンピュータプログラム製品の一例を示す図である。
次に、本発明の概念について、本発明の概念のいくつかの実施形態を示す添付の図面を参照して、以下でより詳細に説明する。ただし、この発明の概念は、多くの異なる形態で実施でき、本明細書に記載の実施形態だけに限定されるものと解釈されるべきではない。むしろ、これらの実施形態は、本開示が詳細かつ完全なものとなり、本発明の概念の範囲を当業者に十分に伝えるものとなるように例を使用して提供される。同様の番号は、本説明を通じて同様の要素を指す。破線によって示されるいずれのステップまたは特徴も、任意選択としてみなされたい。
図1は、本明細書で提示される実施形態を適用できる通信システム100を示す概略図である。通信システム100は、グループ通信向けのサービスを提供すると考えられ、したがってグループ通信システムとみなすことができる。グループ通信システム100は、一部の態様によれば、プッシュツートーク(PTT)システムである。
通信システム100は、無線アクセスネットワーク120、コアネットワーク130、およびサービスネットワーク140を備える。通信システム100はさらに、少なくとも1つの制御ノード200および少なくとも1つのクライアントノード150a、150b、150cを備える。少なくとも1つの制御ノード200は、無線アクセスネットワーク120における少なくとも1つの無線アクセスネットワーク(RAN)ノード110a、110bにまたは別のエンティティもしくはデバイスに、コアネットワーク130のエンティティもしくはデバイスに、またはサービスネットワーク140のエンティティもしくはデバイスに提供する、あるいは設置することができる。少なくとも1つの制御ノード200は、グループ通信アプリケーションサーバ(GCS AS)の機能性を実装し得る。各クライアントノード150a、150b、150cは、それぞれの無線デバイス300a、300b、300cに提供する、または設置することができる。
無線アクセスネットワーク120は、サービスネットワーク140に動作可能に接続されているコアネットワーク130に動作可能に接続されている。少なくとも1つの無線アクセスネットワークノード110a、110bは、それによって無線デバイス300a、300b、300c、ひいてはクライアントノード150a、150b、150cが、サービスにアクセスし、サービスネットワーク140によって提供されるデータを交換することを可能にする。
無線デバイス300a、300b、300cの例には、移動局、移動電話、ハンドセット、無線ローカルループ電話、ユーザ機器(UE)、スマートフォン、ラップトップコンピュータ、およびタブレットコンピュータが含まれるが、これらに限定されるものではない。無線アクセスネットワークノード110a、110bの例には、無線基地局、無線基地局装置、ノードB、エボルブドノードB、およびアクセスポイントが含まれるが、これらに限定されるものではない。当業者なら理解するように、通信システム100は、それぞれが複数の無線デバイス300a、300b、300cにネットワークアクセスを提供する、複数の無線アクセスネットワークノード110a、110bを含んでもよい。本明細書で開示される実施形態は、任意の特定の数の無線アクセスネットワークノード110a、110b、クライアントノード150a、150b、150c、または無線デバイス300a、300b、300cに限定されるものではない。
前述したように、MBMSベアラの品質を評価するための改良された機構が依然として必要である。
本明細書で開示される実施形態は、MBMSベアラの品質評価のための機構に関する。そうした機構を得るために、無線デバイス300a、300b、300c、無線デバイス300a、300b、300cによって実行される方法、無線デバイス300a、300b、300c上で動作するとき、無線デバイス300a、300b、300cに方法を実行させるコードを例えばコンピュータプログラムの形で備えるコンピュータプログラム製品が提供される。
図2および図3は、MBMSベアラの品質評価のための方法の実施形態を示す流れ図である。方法は、無線デバイス300a、300b、300cによって実行される。方法は、有利には、コンピュータプログラム420として提供される。
次に、一実施形態による、無線デバイス300a、300b、300cによって実行される、MBMSベアラの品質評価のための方法を示す図2を参照する。また、図4の信号図を並行して参照する。
本明細書で開示される実施形態は、データがMBMSベアラで送られるかのように予想BLERを評価するために、MBMSベアラに対する品質評価基準およびMBMSベアラに対して使用される変調符号化方式(MCS)を使用することに基づく。
S106:無線デバイス300a、300b、300cは、MBMSベアラに対する品質評価基準を得るために、MBMSベアラから分離された参照信号の信号品質の測定結果を決定する。参照信号は、少なくとも1つの無線アクセスネットワークノード110a、110bから受信される。品質評価基準の例が、以下に提供される。
S110:無線デバイス300a、300b、300cは、測定結果から、またMBMSベアラのマルチキャストチャネル(MCH)に対して使用されるMCSから、MBMSベアラの予想ブロック誤り率(BLER)を推定する。
所与の送信のBLERは、本明細書で、当該所与の送信において、誤った受信ブロックの数を受信ブロックの総数で割ったものとして規定される。
BLERは、データがMBMSベアラで送られるかのように推定することができる。高い品質評価基準を測定し、MBMSベアラを強固なMCSでリッスンする無線デバイス300a、300b、300cは、データがMBMSベアラで送られるときの低いBLERを予想できる。MCSは、1つのMBSFNにおける1つのMBMSベアラに対して静的であり、これは、一定のMCSに基づいて、無線デバイス300a、300b、300cは、BLERが高くなりすぎる前に、一定の最低水準の品質評価基準を許容できるとともに、無線デバイス300a、300b、300cは、適切な措置を取らなければならないことを意味する。そうした適切な措置の例が、以下に提供される。
次に、無線デバイス300a、300b、300cによって実行されるMBMSベアラの品質評価のより詳細に関する実施形態を開示する。
品質評価基準の様々な例があり得る。一実施形態によれば、品質評価基準は、MBMSベアラに対するRSRQである。RSRQは、参照信号受信電力(RSRP)と参照信号強度インジケータ(RSSI)の比率として規定される。RSSIは、熱雑音および無線デバイス300a、300b、300cの受信機において発生する雑音を含む、受信広帯域電力を含む。一実施形態によれば、品質評価基準は、MBMSベアラに対する信号対干渉雑音比(SINR)である。一実施形態によれば、品質評価基準は、RSRQとSINRの組合せである。
参照が送信されるときにデータがMBMSベアラでブロードキャストされるか否かにかかわらず、参照信号は、MBMSベアラで送信することができる。したがって、一実施形態によれば、参照信号は、データのないMBMSベアラで送信される。
次に、別の実施形態による、無線デバイス300a、300b、300cによって実行される、MBMSベアラの品質評価のための方法を示す図3を参照する。ステップS106およびS110は、上述のとおり実行されると考えられるため、したがってその説明の繰り返しは省略する。図4の信号図を引き続き並行して参照する。
ステップS106での測定結果の決定に先行する、様々なステップ、すなわち動作があり得る。一部の態様によれば、MBMSベアラが有効化される。したがって、一実施形態によれば、無線デバイス300a、300b、300cは、ステップS106を実行する前にステップS102を実行するように設定される。
S102:無線デバイス300a、300b、300cは、少なくとも1つの無線アクセスネットワークノード110aから、システム情報を受信する。システム情報は、MBMSベアラが有効であることを示す。
一部の態様によれば、各無線アクセスネットワークノード110a、110bは、MBMSベアラに関するシステム情報および制御情報をブロードキャストする。したがって、一実施形態によれば、無線デバイス300a、300b、300cは、ステップS104を、ステップS102の後、かつステップS106を実行する前に実行するように設定される。
S104:無線デバイス300a、300b、300cは、少なくとも1つの無線アクセスネットワークノード110a、110bから、MBMSベアラに関する制御情報を受信する。制御情報は、MCSを含む。
先に開示したように、ステップS106では、無線デバイス300a、300b、300cは、MBMSベアラに対する品質評価基準を得るために、少なくとも1つの無線アクセスネットワークノード110a、110bから受信される参照信号の信号品質の測定結果を決定する。この点に関して、無線デバイス300a、300b、300cは、MBSFN参照信号を測定してMBSFN RSRQを決定することができる。したがって、一実施形態によれば、参照信号は、MBSFN参照信号であり、またMBSFN参照信号は、無線デバイス300a、300b、300cによって、MBMSベアラのBLERがそこから推定されるMBSFN RSRQを決定するために使用される。MBSFN参照信号は、無線デバイス300a、300b、300cによって、MBSFN参照信号受信電力(RSRP)およびMBSFN RSRQを決定するために使用することができる。MBSFN RSRQは、3GPP TS36.214 V13.1.0に規定されている。MBSFN参照信号は、いくつかのセルから(例えば、いくつかの無線アクセスネットワークノード110a、110bから)同期がとられることがあるので、MBSFN参照信号は、常に、少なくともセル固有参照信号(CSRS)と同様に強力であり、また通常、MBSFN参照信号の複数のソースを組み合わせるとより強力である。セル固有参照信号は、3GPP TS36.211 V13.1.0に規定されている。1つのMBSFNにおける1つのMBMSベアラの場合、MCSは静的であるため、したがって無線デバイス300a、300b、300cは、MBSFN RSRQを決定するためにMBSFN参照信号を測定し、ひいてはMBMSベアラに対する品質評価基準を得ることができる。
MBMSベアラがSC−PTM送信モードを使用する場合、無線デバイス300a、300b、300cは、MBMSベアラに対する同等のRSRQを決定するために、CSRSを使用してもよい。しかし、この参照信号がユニキャスト送信に対して使用されるものと同じ場合でも、SC−PTM送信モードには、例えば、リンク適応およびハイブリッド自動再送要求(HARQ)による再送信がないので、同じチャネル品質を示すわけではない。したがって、一実施形態によれば、参照信号は、CSRSであり、またCSRSは、無線デバイス300a、300b、300cによって、MBMSベアラに対する品質評価基準を決定するために使用される。CSRSは、無線デバイス300a、300b、300cによって使用することでRSRPを決定でき、そしてRSSIと組み合わせるとRSRQを決定できる。
一部の態様によれば、予想BLERは、無線デバイス300a、300b、300cが移動する速度からも推定される。したがって、一実施形態によれば、無線デバイス300a、300b、300cは、ステップS108を実行するように設定される。
S108:無線デバイス300a、300b、300cは、無線デバイス300a、300b、300cが移動する速度を推定する。予想BLERは、次いでステップS110で、無線デバイス300a、300b、300cの移動から生じる速度および/またはドップラー効果からも推定される。
無線デバイス300a、300b、300cの移動は、ドップラー効果を生じさせる。当業者なら理解するように、ドップラー効果は、品質評価基準が推定される基礎であるベアラの搬送周波数、無線デバイス300a、300b、300cが移動する速度、および信号ソース(すなわち、少なくとも1つの無線アクセスネットワークノード110a、110b)に対する無線デバイス300a、300b、300cの移動方向を使用して決定することができる。最悪のケースのシナリオが発生するのは、無線デバイス300a、300b、300cが最も強力な1つまたは複数の信号ソースに対して半径方向に移動するときである。信号ソースに対する方向が計算できない場合、無線デバイス300a、300b、300cは、保守的になり、一実施形態において、前記半径方向を想定する可能性がある。速度は、例えば、全地球測位システムからの測定結果を使用して、決定することができる。一般論として、相対的な高いドップラー効果は、相対的な低いドップラー効果と比較して、同じMCSレベルで同じBLER目標に達するために、より高い品質評価基準を必要とする。
予想BLERは、例えば報告および/またはモビリティ決定の目的で、MBMSベアラで送信されるデータに対する別の送信オプションと比較することができる。したがって、一実施形態によれば、無線デバイス300a、300b、300cは、ステップS112を実行するように設定される。
S112:無線デバイス300a、300b、300cは、予想BLERを、少なくとも1つの追加ベアラの品質測定結果と比較する。
したがって、無線デバイス300a、300b、300cは、そうした比較を実行するために、少なくとも1つの潜在または既存の追加ベアラの品質測定結果を得ると考えることができる。そうした1つまたは複数の追加ベアラの様々な例がある。例えば、1つまたは複数の追加ベアラは、選択されたターゲットセル/領域または隣接のターゲットセル/領域において、予想BLERが推定される対象のMBMSベアラによって現在提供されているサービスに対して有効であり得る。一実施形態によれば、少なくとも1つの追加ベアラのそれぞれは、ユニキャストベアラ、別のMBMSベアラ、または中継伝送向けベアラである。このいわゆる別のMBMSベアラは、SC−PTMまたはMBSFN送信モードを使用しているものであり得る。中継伝送向けベアラの一例は、UE−to−Network中継伝送向けベアラである。この点に関して、一部の態様によれば、様々なベアラタイプの比較は、ステップS112で実行され得るように、ペイロードレベルで実行することができる。ペイロードの品質は、MBMSベアラで、アプリケーションレベルの前方誤り訂正(FEC)の助けを借りて改善することができる。ペイロードの品質は、ユニキャストベアラで、HARQの助けを借りて改善することができる。一実施形態では、BLERをペイロードレベル損失率にマッピングするために使用される既知のターゲットHARQレベルがある。例として、ペイロードの1つのタイプは、メディアフレームである。メディアフレームが一定のビットレートを使用して送信され、またメディアフレームのフレームサイズが既知である場合、BLERとペイロードの品質との間のマッピングが可能である。また、UE−to−Network中継伝送の場合、損失ブロック訂正の可能性を考慮することができる。
一部の態様によれば、無線デバイス300a、300b、300cは、MBMSベアラ測定の結果、ターゲット測定の結果(すなわち、少なくとも1つの追加ベアラの品質測定の結果)、および/または比較の結果を制御ノード200に報告する。したがって、一実施形態によれば、無線デバイス300a、300b、300cは、ステップS114を実行するように設定される。
S114:無線デバイス300a、300b、300cは、予想BLERおよび品質測定結果を含む報告を、MBMSベアラの制御ノード200に送る。
MBMSベアラは低品質であるが、発見されたターゲットオプションのいずれもさらに低品質である場合、このことは報告で示すことができる。したがって、一実施形態によれば、報告は、予想BLERが第1の閾値を上回ることを示す。さらに、一実施形態によれば、報告は、少なくとも1つの追加ベアラの予想BLERを示す。
予想BLERが規定済みの閾値を下回る場合、ステップS112およびS114は、省略してよい。したがって、一実施形態によれば、ステップS112での比較することおよびステップS114での送ることは、MBMSベアラの予想BLERが第2の閾値を上回るときにだけ実行される。
無線デバイス300a、300b、300cは、品質評価基準の値、MCS、およびBLER間の関係を含むデータ構造を格納することができる。関係、したがってまたデータ構造は、さらに、無線デバイス300a、300b、300cの速度または結果として生じるドップラー効果の値を含むことができる。したがって、テーブルルックアップによって、すなわち、MBMSベアラに対する品質評価基準および現在使用されているMCS(そして任意選択で無線デバイス300a、300b、300cの推定速度)を入力として使用し、予想BLERを出力として生成することによって、予想BLERを推定することができる。
図5は、いくつかの機能ユニットの点から、一実施形態による、無線デバイス300a、300b、300cのコンポーネントを概略的に示す。処理回路310は、(図7に見られるような)コンピュータプログラム製品410に、例えば、記憶媒体330の形で格納されたソフトウェア命令を実行できる、適当な中央処理装置(CPU)、マルチプロセッサ、マイクロコントローラ、デジタル信号プロセッサ(DSP)などのうちの1つまたは複数の任意の組合せを使用して提供される。処理回路310はさらに、少なくとも1つの特定用途向け集積回路(ASIC)またはフィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)として提供されてもよい。
特に、処理回路310は、先に開示したように、無線デバイス300a、300b、300cに、動作、すなわちステップのセット、S102〜S114を実行させるように設定される。例えば、記憶媒体330は、動作のセットを格納してもよく、処理回路310は、記憶媒体330から動作のセットを検索して、無線デバイス300a、300b、300cに、動作のセットを実行させるように設定してもよい。動作のセットは、実行可能命令のセットとして提供されてもよい。
こうして処理回路310は、それによって、本明細書で開示される方法を実行するように設定される。記憶媒体330はまた、例えば、磁気メモリ、光メモリ、ソリッドステートメモリ、もしくはさらにはリモートでマウントされたメモリの任意のただ1つまたは組合せとすることができる永続記憶装置を備えてもよい。無線デバイス300a、300b、300cはさらに、少なくとも無線アクセスネットワークノード110a、110bおよび制御ノード200との通信のために少なくとも設定される通信インターフェース320を備えてもよい。したがって、そうした通信インターフェース320は、アナログおよびデジタルコンポーネントを備える、1つまたは複数の送信機および受信機を備えることができる。処理回路310は、無線デバイス300a、300b、300cの一般的な動作を、例えば、データおよび制御信号を通信インターフェース320および記憶媒体330に送ることにより、データおよび報告を通信インターフェース320から受信することにより、またデータおよび命令を記憶媒体330から検索することにより、制御する。本明細書で提示される概念を不明瞭にしないよう、無線デバイス300a、300b、300cの他のコンポーネントならびに関連する機能性は省略している。
図6は、いくつかの機能モジュールの点から、一実施形態による、無線デバイス300a、300b、300cのコンポーネントを概略的に示す。図6の無線デバイス300a、300b、300cは、いくつかの機能モジュール、すなわち、ステップS106を実行するように設定された決定モジュール310cおよびステップS110を実行するように設定された推定モジュール310eを備える。図6の無線デバイス300a、300b、300cはさらに、ステップS102を実行するように設定された受信モジュール310a、ステップS104を実行するように設定された受信モジュール310b、ステップS108を実行するように設定された推定モジュール310d、ステップS112を実行するように設定された比較モジュール310f、およびステップS114を実行するように設定された発信モジュール310gのいずれかなどのいくつかの任意選択の機能モジュールを備えてもよい。
一般論として、各機能モジュール310a〜310gは、一実施形態においてハードウェアにだけ実装できるか、別の実施形態においてソフトウェアの助けを借りて実装でき、すなわち、後者の実施形態は、処理回路上で動作するとき、無線デバイス300a、300b、300cに、図6と共に前述された対応するステップを実行させる、記憶媒体330に格納されたコンピュータプログラム命令を有する。モジュールが1つのコンピュータプログラムの部分に対応するとしても、モジュールはコンピュータプログラム内で別個のモジュールである必要はないが、モジュールがソフトウェアに実装される方法は使用されるプログラミング言語に依存することもまた言及されるべきである。好ましくは、1つまたは複数のまたはすべての機能モジュール310a〜310gは、処理回路310によって、また場合によっては、機能ユニットの320および/または330と協力して、実装することができる。処理回路310は、したがって、機能モジュール310a〜310gによって提供される命令を記憶媒体330から取り込むよう、またこれらの命令を実行するよう設定することができ、それによって、本明細書で開示される任意のステップを実行する。
図7は、コンピュータ可読記憶媒体430を備えるコンピュータプログラム製品410の一例を示す。このコンピュータ可読記憶媒体430に、コンピュータプログラム420を格納でき、コンピュータプログラム420は、処理回路310、ならびにそこに動作可能に結合された、通信インターフェース320や記憶媒体330などのエンティティおよびデバイスに、本明細書で説明する実施形態による方法を実行させることができる。コンピュータプログラム420および/またはコンピュータプログラム製品410は、したがって、本明細書で開示される任意のステップを実行するための手段を提供することができる。
図7の例では、コンピュータプログラム製品410は、CD(コンパクトディスク)またはDVD(デジタル多用途ディスク)またはBlu−Rayディスクなどの光ディスクとして示される。コンピュータプログラム製品410はまた、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読出し専用メモリ(ROM)、消去可能プログラマブル読出し専用メモリ(EPROM)、または電気的消去可能プログラマブル読出し専用メモリ(EEPROM)などのメモリとして、より詳細には、USB(ユニバーサルシリアルバス)メモリなどの外部メモリまたはコンパクトフラッシュメモリなどのフラッシュメモリにおけるデバイスの不揮発性記憶媒体として組み込まれる。したがって、コンピュータプログラム420は、ここでは、概略的に、示された光ディスク上のトラックとして示されるが、コンピュータプログラム420は、コンピュータプログラム製品410に適した任意の方法で格納することができる。
本発明の概念は、主に、少数の実施形態を参照しながら上述された。しかし、当業者によって容易に理解されるように、上に開示された実施形態以外の他の実施形態は、添付の特許請求の範囲によって規定される本発明の概念の範囲内で同様に可能である。

Claims (21)

  1. 無線デバイス(300a、300b、300c)によって実行される、マルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス(MBMS)ベアラの品質評価のための方法であって、
    前記MBMSベアラに対する品質評価基準を得るために、前記MBMSベアラから分離された参照信号の信号品質の測定結果を決定すること(S106)であって、前記参照信号が、少なくとも1つの無線アクセスネットワークノード(110a、110b)から受信される、決定することと、
    前記測定結果から、また前記MBMSベアラのマルチキャストチャネル(MCH)に対して使用される変調符号化方式(MCS)から、前記MBMSベアラの予想ブロック誤り率(BLER)を推定すること(S110)と
    を含む方法。
  2. 前記品質評価基準が、前記MBMSベアラに対する参照信号受信品質(RSRQ)または信号対干渉雑音比(SINR)のうちの少なくとも1つである、請求項1に記載の方法。
  3. 前記BLERが、データが前記MBMSベアラで送られるかのように推定される、請求項1に記載の方法。
  4. 前記参照信号が、データのないMBMSベアラで送信される、請求項1に記載の方法。
  5. 前記参照信号が、MBMS単一周波数ネットワーク(MBSFN)参照信号であり、また前記MBSFN参照信号が、前記無線デバイスによって、前記MBMSベアラの前記BLERがそこから推定されるMBSFN RSRQを決定するために使用される、請求項1に記載の方法。
  6. 前記参照信号が、セル固有参照信号(CSRS)であり、また前記CSRSが、前記無線デバイスによって、前記MBMSベアラに対する前記品質評価基準を決定するために使用される、請求項1に記載の方法。
  7. 前記無線デバイスが移動する速度を推定すること(S108)であって、前記予想BLERが、前記無線デバイスの移動から生じる前記速度またはドップラー効果からも推定される、推定することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  8. 前記予想BLERを、少なくとも1つの潜在または既存の追加ベアラの品質測定結果と比較すること(S112)をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  9. 前記少なくとも1つの追加ベアラのそれぞれが、ユニキャストベアラ、別のMBMSベアラ、および中継伝送向けベアラである、請求項8に記載の方法。
  10. 前記別のMBMSベアラが、MBMS単一周波数ネットワーク(MBSFN)送信モードまたは単一セルポイントツーマルチポイント(SC−PTM)送信モードを使用する、請求項9に記載の方法。
  11. 前記予想BLERおよび前記品質測定結果を含む報告を、前記MBMSベアラの制御ノード(200)に送ること(S114)をさらに含む、請求項8から10のいずれか一項に記載の方法。
  12. 前記報告が、前記予想BLERが第1の閾値を上回ることを示す、請求項11に記載の方法。
  13. 前記報告が、前記少なくとも1つの追加ベアラの予想BLERを示す、請求項8または10に記載の方法。
  14. 前記送ることが、前記MBMSベアラの前記予想BLERが第2の閾値を上回るときにだけ実行される、請求項10から12のいずれか一項に記載の方法。
  15. 前記少なくとも1つの無線アクセスネットワークノードから、制御ノード(200)による前記MBMSベアラの有効化を示すシステム情報を受信すること(S102)をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  16. 前記少なくとも1つの無線アクセスネットワークノードから、前記MBMSベアラに関する制御情報を受信すること(S104)であって、前記制御情報が前記MCSを含む、受信することをさらに含む、請求項15に記載の方法。
  17. マルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス(MBMS)ベアラの品質評価のための無線デバイス(300a、300b、300c)であって、処理回路(310)を備え、前記処理回路が、前記無線デバイス(300a、300b、300c)に、
    前記MBMSベアラに対する品質評価基準を得るために、前記MBMSベアラから分離された参照信号の信号品質の測定結果を決定することであって、前記参照信号が、少なくとも1つの無線アクセスネットワークノード(110a、110b)から受信される、決定することと、
    前記測定結果から、また前記MBMSベアラのマルチキャストチャネル(MCH)に対して使用される変調符号化方式(MCS)から、前記MBMSベアラの予想ブロック誤り率(BLER)を推定することと
    を行わせるように設定される、無線デバイス(300a、300b、300c)。
  18. マルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス(MBMS)ベアラの品質評価のための無線デバイス(300a、300b、300c)であって、
    処理回路(310)と、
    前記処理回路(310)によって実行されるとき、前記無線デバイス(300a、300b、300c)に、
    前記MBMSベアラに対する品質評価基準を得るために、前記MBMSベアラから分離された参照信号の信号品質の測定結果を決定することであって、前記参照信号が、少なくとも1つの無線アクセスネットワークノード(110a、110b)から受信される、決定することと、
    前記測定結果から、また前記MBMSベアラのマルチキャストチャネル(MCH)に対して使用される変調符号化方式(MCS)から、前記MBMSベアラの予想ブロック誤り率(BLER)を推定することとを行わせる命令を格納するコンピュータプログラム製品(410)と
    を備える、無線デバイス(300a、300b、300c)。
  19. マルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス(MBMS)ベアラの品質評価のための無線デバイス(300a、300b、300c)であって、
    前記MBMSベアラに対する品質評価基準を得るために、前記MBMSベアラから分離された参照信号の信号品質の測定結果を決定するように設定された決定モジュール(310c)であって、前記参照信号が、少なくとも1つの無線アクセスネットワークノード(110a、110b)から受信される、決定モジュール(310c)と、
    前記測定結果から、また前記MBMSベアラのマルチキャストチャネル(MCH)に対して使用される変調符号化方式(MCS)から、前記MBMSベアラの予想ブロック誤り率(BLER)を推定するように設定された推定モジュール(310e)と
    を備える、無線デバイス(300a、300b、300c)。
  20. マルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス(MBMS)ベアラの品質評価のためのコンピュータプログラム(420)であって、無線デバイス(300a、300b、300c)の処理回路(310)上で動作するとき、前記無線デバイス(300a、300b、300c)に、
    前記MBMSベアラに対する品質評価基準を得るために、前記MBMSベアラから分離された参照信号の信号品質の測定結果を決定することであって(S106)、前記参照信号が、少なくとも1つの無線アクセスネットワークノード(110a、110b)から受信される、決定することと、
    前記測定結果から、また前記MBMSベアラのマルチキャストチャネル(MCH)に対して使用される変調符号化方式(MCS)から、前記MBMSベアラの予想ブロック誤り率(BLER)を推定することと(S110)を行わせるコンピュータコードを備える、コンピュータプログラム(420)。
  21. 請求項20に記載のコンピュータプログラム(420)と、前記コンピュータプログラムが格納されるコンピュータ可読記憶媒体(430)とを備える、コンピュータプログラム製品(410)。
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