JP2019512906A - チャネル品質をフィードバックする方法、ユーザ機器、および基地局 - Google Patents

チャネル品質をフィードバックする方法、ユーザ機器、および基地局 Download PDF

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Abstract

本願は、チャネル品質をフィードバックする方法、ユーザ機器、および基地局を開示している。この方法の手順は、第1の時刻に送信された第1の下り信号を受信し、第1の下り信号に基づいて、第1のチャネル品質値を推定し、前記第1の時刻後の第2の時刻に送信された第2の下り信号を受信し、前記第2の下り信号に基づいて、基地局がマルチユーザ伝送を行うときの第2のチャネル品質値を推定し、第1のチャネル品質値および第2のチャネル品質値に基づいて、チャネル品質調整因子を算出し、チャネル品質調整因子を基地局にフィードバックする、ことを含み、ここで、前記マルチユーザ伝送は、同じ時間周波数リソースを用いた、基地局から前記第1のUEを含めた複数のUEへの下り伝送である。

Description

本願は、移動通信技術に関し、特に、チャネル品質をフィードバックする方法、ユーザ機器、および基地局に関する。
無線通信システムでは、基地局は、ユーザをスケジューリングするために、通常、ユーザ機器(UE)からチャネル品質をフィードバックする必要があり、その後、各UEからフィードバックされたチャネル品質に基づいて、各ユーザの下り伝送に使用する変調符号化方式(MCS)、時間周波数リソースなどを決定する。
本願の実施例は、上記に鑑みてなされたものであって、チャネル品質を調整する方法を提供しており、下りスケジューリングの正確性の向上を目的とする。これに応じて、システムスループットおよびユーザスループットも、ある程度で向上することができる。
本願の実施例では、チャネル品質をフィードバックする方法が提供されている。この方法は、第1のユーザ機器(UE)に用いられ、第1の時刻に送信された第1の下り信号を受信し、前記第1の下り信号に基づいて、第1のチャネル品質値を推定し、前記第1の時刻後の第2の時刻に送信された第2の下り信号を受信し、前記第2の下り信号に基づいて、基地局がマルチユーザ伝送を行うときの第2のチャネル品質値を推定し、前記第1のチャネル品質値および前記第2のチャネル品質値に基づいて、チャネル品質調整因子を算出し、前記チャネル品質調整因子を基地局にフィードバックして、前記基地局が、前記チャネル品質調整因子に基づいて、前記基地局で推定されたマルチユーザ伝送時の前記第1のUEのチャネル品質を調整し、調整された前記チャネル品質を用いて、マルチユーザ伝送を行うことに供する、ことを含み、ここで、前記マルチユーザ伝送は、同じ時間周波数リソースを用いた、基地局から前記第1のUEを含めた複数のUEへの下り伝送である。
本願の実施例では、ユーザ機器(UE)が提供されている。このUEは、第1の時刻に送信された第1の下り信号と、前記第1の時刻後の第2の時刻に送信された第2の下り信号とを受信する受信モジュールと、前記第1の下り信号に基づいて、第1のチャネル品質値を推定し、前記第2の下り信号に基づいて、基地局がマルチユーザ伝送を行うときの第2のチャネル品質値を推定する推定モジュールと、前記第1のチャネル品質値および前記第2のチャネル品質値に基づいて、チャネル品質調整因子を算出する算出モジュールと、前記チャネル品質調整因子を基地局にフィードバックして、前記基地局が、前記チャネル品質調整因子に基づいて、前記基地局で推定されたマルチユーザ伝送時の前記第1のUEのチャネル品質を調整し、調整された前記チャネル品質を用いて、マルチユーザ伝送を行うことに供するフィードバックモジュールと、を備え、ここで、前記マルチユーザ伝送は、同じ時間周波数リソースを用いた、基地局から前記第1のUEを含めた複数のUEへの下り伝送である。
本願の実施例では、基地局が提供されている。この基地局は、第1の時刻に第1の下り信号を送信することにより、第1のユーザ機器(UE)が、前記第1の下り信号に基づいて、第1のチャネル品質値を推定するようにし、前記第1の時刻後の第2の時刻に第2の下り信号を送信することにより、前記第1のUEが、前記第2の下り信号に基づいて、前記基地局がマルチユーザ伝送を行うときの第2のチャネル品質値を推定し、前記第1のチャネル品質値および前記第2のチャネル品質値に基づいて、チャネル品質調整因子を算出するようにする送信モジュールと、前記第1のUEからフィードバックされた前記チャネル品質調整因子を受信する受信モジュールと、前記チャネル品質調整因子に基づいて、マルチユーザ伝送を行うとき前記第1のUEの下り信号に使用する変調符号化方式(MCS)を決定するスケジューリングモジュールと、を備え、ここで、前記マルチユーザ伝送は、同じ時間周波数リソースを用いた、前記基地局から前記第1のUEを含めた複数のUEへの下り伝送である。
上記の解決手段から分かるように、本願の実施例で提供された移動通信システムにおけるチャネル品質をフィードバックする方法、ユーザ機器、および基地局によれば、UE自身がチャネル品質調整因子を算出して、このチャネル品質調整因子を基地局にフィードバックすることにより、基地局は、UEで推定されたチャネル品質偏差を知ることができる。さらに、基地局は、これにより、実際にマルチユーザ伝送を行うとき該UEの下り信号の伝送に使用するMCSを決定することが可能になり、後続の伝送におけるMCSの正確性を効果的に改善し、システムスループットおよびユーザスループットを向上させることができる。
本願の実施例におけるチャネル品質をフィードバックする方法のフローの模式図である。 本願の実施例におけるチャネル品質をフィードバックする方法のフローの模式図である。 本願の実施例におけるマルチユーザ伝送の模式図である。 本願の実施例におけるCQIを調整する方法のフローの模式図である。 本願の実施例における干渉電力調整値の確率分布の模式図である。 本願の実施例における干渉電力調整値の確率分布の模式図である。 本願の実施例におけるCQIを調整する方法のシグナリングやり取り図である。 本願の実施例におけるCQIを調整する方法のフローの模式図である。 本願の実施例におけるユーザ機器の構成の模式図である。 本願の実施例における基地局の構成の模式図である。
本発明の目的、解決手段、およびメリットをさらに明確にするために、以下、図面を参照しながら、実施例を挙げて、本願をさらに詳しく説明する。
図1aは、本願の実施例におけるチャネル品質をフィードバックする方法のフローの模式図である。この方法は、第1のUEに用いられ、以下のステップを含む。
ステップ11で、第1の時刻に送信された第1の下り信号を受信し、第1の下り信号に基づいて、第1のチャネル品質値を推定する。
第1の下り信号(第1の下りデータと呼ばれることもある)とは、例えば、パイロット信号のような、基地局から第1のUEへ送信されたチャネル推定用の下り信号を指す。パイロット信号は、例えば、セル参照信号(CRS)、UE固有参照信号(UE−specific RS)などの下り参照信号(RS)であってもよい。
チャネル品質値は、チャネル品質を表すための数値である。チャネル品質値は、例えば、信号対干渉雑音比(SINR)、信号対雑音比(SNR)、信号対干渉比(SIR)、キャリア対干渉比(CIR)、参照信号受信品質(RSRQ)などであってもよい。
ステップ12で、前記第1の時刻後の第2の時刻に送信された第2の下り信号を受信し、前記第2の下り信号に基づいて、基地局がマルチユーザ伝送を行うときの第2のチャネル品質値を推定する。
マルチユーザ伝送とは、同じ時間周波数リソースを用いた、基地局から前記第1のUEを含めた複数のUEへの下り伝送を指す。
第2の下り信号(第2の下りデータと呼ばれることもある)とは、例えば、マルチユーザ伝送の制御信号のような、基地局から第1のUEへ送信されたマルチユーザ伝送用の下り信号を指す。第1のUEは、第2の下り信号から、マルチユーザ伝送のパラメータを取得し、前記マルチユーザ伝送のパラメータを用いて、前記第2のチャネル品質値を推定してもよい。マルチユーザ伝送のパラメータは、マルチユーザ伝送時に前記第1のUEに割り当てられた電力およびプリコーディング行列、並びに、前記複数のUEのうち、少なくとも1つの第2のUEに割り当てられた電力を含んでもよい。
ステップ13で、前記第1のチャネル品質値および前記第2のチャネル品質値に基づいて、チャネル品質調整因子を算出し、前記チャネル品質調整因子を基地局にフィードバックする。
基地局は、前記チャネル品質調整因子に基づいて、前記基地局で推定されたマルチユーザ伝送時の前記第1のUEのチャネル品質を調整し、調整された前記チャネル品質を用いて、マルチユーザ伝送を行ってもよい。
本願の実施例では、UEは、マルチユーザ伝送の場合に対して、マルチユーザ伝送時のチャネル品質を推定し、このチャネル品質に基づいて、チャネル品質調整因子を算出し、チャネル品質調整因子を基地局にフィードバックする。このように、基地局は、チャネル品質調整因子を用いて、マルチユーザ伝送時の該UEのチャネル品質の推定値を調整し、調整された推定値に基づいて、マルチユーザ伝送を行うことが可能になり、後続の伝送におけるMCSの正確性を効果的に改善し、システムスループットおよびユーザスループットを向上させることができる。
図1bは、本願の実施例におけるチャネル品質をフィードバックする方法のフローの模式図である。この方法は、第1のUEに用いられる。この実施例では、SINRをチャネル品質値とする場合を例として説明する。この方法は、以下のステップを含む。
ステップ101で、第1の時刻に送信された第1の下りデータを受信し、第1の下りデータに基づいて、第1のSINRを推定する。
本明細書では、下りデータとは、ユーザデータ、パイロットデータ、または制御シグナリングデータを指してもよい。
具体的な実現では、SINRは、受信された有用な信号の強度と、受信された干渉信号および雑音の強度との比率である。第1の下りデータは、例えば、セル参照信号(CRS)のような下り参照信号(RS)であってもよい。第1のUEは、受信されたRSに基づいて、第1のSINRを推定してもよい。これは、数式1と表される。
Figure 2019512906
ステップ102で、受信された第2の下りデータに基づいて、第2のSINRを推定する。
ここで、第2の下りデータは、第1の時刻後の第2の時刻に送信される。第2の下りデータには、第1のUEへ送信されたデータが含まれる。このように、第1のUEは、受信されたデータ信号に基づいて、第2のSINRを推定する。これは、数式2と表される。
Figure 2019512906
ステップ103で、第1のSINRおよび第2のSINRに基づいて、CQI調整因子(即ち、チャネル品質調整因子)を算出し、CQI調整因子を基地局にフィードバックする。
一実施例では、CQI調整因子γの算出は、数式3と表されてもよい。
Figure 2019512906
マルチユーザ伝送の典型的なシナリオでは、図2に示すように、基地局は、複数のユーザであるUE1、UE2、UE3、およびUE4に同時にサービスを提供する。ユーザに割り当てられたリソースが直交しているか否かに応じて、基地局は、直交マルチユーザマルチアンテナ(MU−MIMO)伝送を採用するか、それとも、非直交多元接続(NOMA)伝送を採用するかを決定することができる。
具体的には、MU−MIMO伝送は、直交多元接続技術に属し、複数のユーザに、直交するリソースが割り当てられる。例えば、異なる空間リソースを用いて、図2のUE1およびUE3へ同時に信号を送信する。NOMA伝送では、同一のリソースを複数のユーザに割り当てることができる。例えば、図2において、UE1とUE2とのチャネル品質の相違が大きいため、基地局は、下りスケジューリング時に、UE1およびUE2に、非直交のリソースを割り当て、例えば、同一の時間周波数リソースブロックを使用させるが、異なる電力を割り当てる。このように、複数のユーザのチャネル品質の相違を多重化利得に変換することができる。UE側では、直列干渉除去技術を用いて、逆多重化を行ってもよい。同様に、UE3およびUE4も、NOMA伝送方式を採用してもよい。
MU−MIMO伝送について、UE1およびUE3を例とする場合、その中の第1のUEは、UE1であってもよい。UE1は、CQIをフィードバックする際に、第2の時刻に下りデータを実際に伝送する(即ち、マルチユーザ伝送を行う)とき受ける、UE3からの干渉、および、隣接セルにおける他のUEによる干渉を知ることができない。ここで、UE1およびUE3は、直交するリソースを使用するので、上記の干渉は、主に隣接セルにおける他のUEからのものである。
非直交リソースでのNOMA伝送について、UE1およびUE2を例とする場合、その中の第1のUEは、UE1であってもよい。両者が電力次元において非直交であるため、UE1は、CQIをフィードバックする際に、マルチユーザ伝送時に自局と対になるUE2による干渉、および、隣接セルにおける他のUEによる干渉を知ることができない。ここで、非直交伝送であるので、上記の干渉は、主に同セルにおいて自局と対になるUE2からのものである。
ここから分かるように、直交MU−MIMOまたは非直交NOMA伝送の場合、UE1から基地局へフィードバックされたCQIは、実際な下りデータ伝送時の実際CQIと相違が大きい。これにより、基地局によるスケジューリング時に決定されたMCSの正確性が低下するので、スケジューリング時に参照されるCQIの調整を行う必要がある。
上記の実施例で提供された方法によれば、第1のUE自身が、前後の2つの時刻のSINRに基づいてCQI調整因子を推算して、さらに基地局にフィードバックすることにより、基地局は、このCQI調整因子に基づいて、後続のマルチユーザ伝送に使用するMCSを決定することが可能になり、マルチユーザ伝送におけるMCSの正確性を効果的に改善し、システムスループットおよびユーザスループットを向上させることができる。
図3は、本願の他の実施例におけるCQIを調整する方法のフローの模式図である。この方法は、第1のUEに用いられ、以下のステップを含む。
ステップ301で、複数の候補調整値を予め設定する。
ここで、候補調整値(候補CQI調整値とも呼ばれる)の数値は、第1のUEによって固定数値に予め設定されてもよく、または、第1のUEが干渉電力調整値λに基づいて量子化して得られてもよい。ここで、干渉電力調整値λに基づく具体的な方法は、ステップ304に示される。第1のUEは、毎回算出された干渉電力調整値λを記憶し、以下の手順によって、L個の候補CQI調整値α1,・・・,αLを得る。
ステップ3011で、第2の時刻前に算出された干渉電力調整値の確率分布を統計する。
ステップ3012で、確率分布に基づいて、各干渉電力調整値に対応する確率値pを決定する。
ステップ3013で、確率値をグループ分けする。
確率閾値pthを予め設定し、この確率閾値より大きい全ての確率値p1,・・・,pMを取り出し、その後、数値が近い確率値を1つのグループとする。各グループ内の確率値の個数は、同じであっても異なってもよい。
ステップ3014で、各グループ内の確率値に対応する干渉電力調整値λを平均化して、得られた平均値をL個の候補CQI調整値として決定する。
ここで、候補CQI調整値の総数Lは、第1のUEによって予め設定されてもよい。Lの数値は、フィードバックされたCQI調整因子の精度に影響する。例えば、L=4の場合、α1=−0.1,α2=0.1,α3=0.23,α4=0.56である。また、例えば、L=8の場合、α1=−0.3,α2=−0.15,α3=0,α4=0.1,α5=0.2,α6=0.3,α7=0.5,α8=0.7である。また、Lの数値は、CQI調整値のフィードバックに使用する伝送リソースにも影響する。
図4aは、本発明の一実施例における干渉電力調整値の確率分布の模式図であり、L=4の場合に対応する。図4aに示すように、横軸は干渉電力調整値であり、縦軸は確率値である。各干渉電力調整値それぞれは、1つの確率値に対応し、○印を付けた直線で表される。確率閾値pth=2%であり、確率閾値pthより高い確率値は、全部で10個の数値を含み、即ち、M=10である。これらの10個の確率値を、数値の近接の原則に沿って、図4aにおける標識「グループ1」〜「グループ4」に示すように、全部で4つのグループに分ける。ここで、「グループ1」は4つの確率値を含み、「グループ2」は1つの確率値を含み、「グループ3」は2つの確率値を含み、「グループ4」は3つの確率値を含む。各グループ毎の確率値に対応する干渉電力調整値を平均化して、α1〜α4を得る。
図4bは、本発明の一実施例における干渉電力調整値の確率分布の模式図であり、L=8の場合に対応する。図4bにおける確率分布は、図4aと同様である。確率閾値pthより高い10個の確率値を、図4bにおける標識「グループ1」〜「グループ8」に示すように、8つのグループに分ける。ここで、「グループ2」および「グループ7」は、それぞれ2つの確率値を含み、他のグループは、それぞれ1つの確率値を含む。各グループ毎の確率値に対応する干渉電力調整値を平均化して、α1〜α8を得る。
ステップ302で、第1の時刻に送信された第1の下りデータを受信し、第1の下りデータに基づいて、第1のSINRを推定する。
ステップ303で、受信された第2の下りデータに基づいて、第2のSINRを推定し、基地局によって第2の下りデータの送信時に第1のUEに割り当てられた第1の電力と、第2のUEに割り当てられた第2の電力とを取得する。
基地局は、複数のUEへ下りデータを送信するとき、下り制御シグナリングを介して、対になる全てのUEのそれぞれに割り当てられた電力を各UEに知らせる。例えば、第1のUEと対になるのは、第2のUEである。基地局は、第1のUEに割り当てられた第1の電力βと、第2のUEに割り当てられた第2の電力βとを、第1のUEに知らせる。
ステップ304で、第1のSINRおよび第2のSINRに基づいて、CQI調整因子を算出する。
第1のSINR(SINR)、第2のSINR(SINR)、第1の電力β、および第2の電力βに基づいて、干渉電力調整値λを算出し、干渉電力調整値λと各候補CQI調整値α1,・・・,αLとの差を決定し、決定された差のうち、最小となる差に対応する候補CQI調整値をCQI調整因子とする。
一実施例では、第1のUEと対になるのは、第2のUEであり、第1のUEは、下り制御シグナリングから、基地局によって第1のUEに割り当てられた空間リソースと、第2のUEに割り当てられた空間リソースとが同じであるか否かを決定する。空間リソースが同じであるか否かに応じて、該第1のUEおよび第2のUEが直交MU−MIMO伝送を行うか、それとも、非直交NOMA伝送を行うかを判断することができる。
具体的には、第1のUEは、基地局によって第1のUEに割り当てられた空間リソースと、第2のUEに割り当てられた空間リソースとが同じではなく、例えば、直交するリソースを用いてMU−MIMO伝送を実現すると決定した場合、以下の数式4のような等式によって、干渉電力調整値λを推算する。
Figure 2019512906
第1のUEは、基地局によって第1のUEに割り当てられた空間リソースと、第2のUEに割り当てられた空間リソースとが同じであり、例えば、非直交のリソースを用いてNOMA伝送を実現すると決定し、かつ、第1の電力βが第2の電力β以上であり、即ち、第1のUEが第2のUEよりも遠距離ユーザである場合、以下の数式5のような等式によって、干渉電力調整値λを推算する。
Figure 2019512906
NOMA伝送の場合、第1の電力βが第2の電力βより小さく、即ち、第1のUEが第2のUEよりも近距離ユーザであるとき、CQI調整因子をフィードバックする必要がない。このとき、上りリソースにおける干渉電力調整値λをフィードバックするための情報フィールドにNullを設定してもよい。
指摘すべきものとして、第2のUEは、第1のUEと対になり、かつ、直交するリソース(例えば、異なる空間リソース)を使用するUEを少なくとも1つ含んでもよい。図2に示すように、第1のUEがUE1である場合、第2のUEは、UE3であってもよく、または、第2のUEは、UE3およびUE4を含む。第2のUEが第1のUEと対になる複数のUEを含む場合、第2の電力βは、第1のUEと対になる全てのUEのそれぞれに割り当てられた電力の和である。
他の実施例では、第2のUEは、第3のUEおよび第4のUEを含み、第2の電力は、第3のUEに割り当てられた第3の電力βと、第4のUEに割り当てられた第4の電力βとを含む。第1のUE、第3のUE、および第4のUEは、直交MU−MIMO伝送および非直交NOMA伝送を同時に実現する。この場合、第1のUEは、下り制御シグナリングから、基地局によって第1のUEに割り当てられた空間リソースと、第3のUEに割り当てられた空間リソースとが同じではなく、即ち、第1のUEと第3のUEとの間でMU−MIMO伝送を実現し、基地局によって第1のUEに割り当てられた空間リソースと、第4のUEに割り当てられた空間リソースとが同じであり、即ち、第1のUEと第4のUEとの間でNOMA伝送を実現することを決定する。
図2に示すように、第1のUEがUE1である場合、第3のUEは、UE3であってもよく、または、第3のUEは、UE3およびUE4を含み、第4のUEは、UE2であってもよい。第3のUEが複数のUEを含む場合、第3の電力βは、異なる空間リソースを使用する、第1のUEと対になる全てのUEのそれぞれに割り当てられた電力の和であり、例えば、UE3およびUE4に割り当てられた電力の和である。第4のUEが複数のUEを含む場合、第4の電力βは、同じ空間リソースを使用する、第1のUEと対になる全てのUEのそれぞれに割り当てられた電力の和である。
第1の電力βが第4の電力βより大きく、即ち、第1のUEが第4のUEよりも遠距離ユーザであることが表される場合、以下の数式6のような等式によって、干渉電力調整値λを推算する。
Figure 2019512906
第1の電力βが第4の電力β以下であり、即ち、第1のUEが第4のUEよりも近距離ユーザであることが表される場合、例えば、図2において、UE1がUE2よりも近距離ユーザである場合、以下の数式7のような等式によって、干渉電力調整値λを推算する。
Figure 2019512906
ステップ305で、CQI調整因子を基地局にフィードバックする。
本ステップにおいて、UEがCQI調整因子を基地局にフィードバックするか否かは、上位層シグナリング(例えば、無線リソース制御(RRC)シグナリング)によって半静的に設定され、または下り制御シグナリングによって基地局で動的に設定されてもよい。
受信されたシグナリングから、フィードバックする必要があることを知ると、第1のUEは、物理上り制御チャネル(PUCCH)または物理上り共有チャネル(PUSCH)で、CQI調整因子を基地局にフィードバックしてもよい。
図5は、本発明の一実施例におけるCQIを調整する方法のシグナリング図である。図5に示すように、この方法は、以下のステップを含む。
ステップ501で、基地局は、第1の時刻に第1のUEへ下り参照信号を送信する。
ステップ502で、第1のUEは、受信された下り参照信号に基づいて、第1のSINRおよび第1のCQIを推定する。
ステップ503で、第1のUEは、基地局へ第1のCQIをフィードバックする。
ステップ504で、基地局は、受信された第1のCQIに基づいてユーザをスケジューリングし、第1のUEをスケジューリングすると決定した場合、第1のCQIに基づいて、第1のUEに使用する第1のMCSを決定する。
ステップ505で、基地局は、第1のUEを再度スケジューリングし、第1のMCSにしたがって、第2の時刻に第1のUEへ第2の下りデータを送信し、下り制御シグナリングを介して、第1のUEに対し、CQI調整因子をフィードバックするよう通知する。
例えば、基地局は、物理下り制御チャネル(PDCCH)において、指示ビットを設定する。UEは、この指示ビットを受信すると、この指示ビットから、CQI調整因子をフィードバックする必要があるか否かを知る。この設定は、動的な設定であってもよく、UEは、この指示ビットを受信して始めて、CQI調整因子の算出を行う。例えば、基地局は、下りハイブリッド自動再送要求(HARQ)の結果に基づいて、ブロック誤り率(BLER)を統計し、該BLERが所定の閾値より大きい場合、PDCCHにおいて指示ビットを設定するようにしてもよい。
ステップ506で、第1のUEは、受信された第2の下りデータに基づいて、第2のSINRおよび第2のCQIを推定し、第1のSINRおよび第2のSINRに基づいて、CQI調整因子を算出する。
ステップ507で、第1のUEは、基地局へ第2のCQIおよびCQI調整因子をフィードバックする。
ステップ508で、基地局は、受信された第2のCQIおよびCQI調整因子に基づいて、後続の第1のUEの下りデータの伝送に使用する第2のMCSを決定する。
ステップ509で、基地局は、第1のUEを再度スケジューリングし、第2のMCSにしたがって、第1のUEのデータに対して符号化および調整を行い、第3の時刻に第1のUEへ第3の下りデータを送信する。
ここで、SINRまたはCQIに基づいてMCSを決定する方法は、LTE/LTE−Aプロトコルにおけるアルゴリズムを参照すればよく、ここで説明を省略する。
図6は、本発明の他の実施例におけるCQIを調整する方法のフローの模式図である。この方法は、基地局に用いられ、図6に示すように、以下のステップを含む。
ステップ601で、第1の時刻に第1のUEへ第1の下りデータを送信することにより、第1のUEが、第1の下りデータに基づいて、第1のSINRを推定するようにする。
本ステップにおいて、第1のUEは、第1の下りデータに基づいて、第1のCQIも同時に推定してもよい。これにより、第1のCQIを基地局にフィードバックして、ステップ602において第2の下りデータの送信に使用する第1のMCSを決定することに用いる。
ステップ602で、第2の時刻に第1のUEへ第2の下りデータを送信することにより、第1のUEが、第2の下りデータに基づいて、第2のSINRを推定し、第1のSINRおよび第2のSINRに基づいて、チャネル品質指示(CQI)調整因子を算出するようにする。
本ステップにおいて、第1のUEは、第2の下りデータに基づいて、第2のCQIも同時に推定してもよい。これにより、第2のCQIを基地局にフィードバックして、ステップ604における第3の下りデータの送信に使用する第2のMCSを決定することに用いる。
ステップ603で、第1のUEからフィードバックされたCQI調整因子を受信する。
ステップ604で、CQI調整因子に基づいて、第1のUEへの第3の下りデータの送信に使用する第2のMCSを決定する。
本ステップにおいて、基地局は、第2の下りデータの送信時に第1のUEに割り当てられた第1の電力β、第2のUEに割り当てられた第2の電力β、およびCQI調整因子γに基づいて、第3のSINR(SINRと表される)を算出し、その後、第3のSINRに基づいて、第3の下りデータに使用する第2のMCSを決定する。ここで、第3の下りデータは、第2の時刻後の第3の時刻に送信される。
一実施例では、基地局は、第1のUEと第2のUEとが対になるユーザであるように再度スケジューリングするとき、第1のUEおよび第2のUEに空間リソースを割り当てる。第1のUEに割り当てられた空間リソースと、第2のUEに割り当てられた空間リソースとが同じではなく、例えば、直交するリソースを用いてMU−MIMO伝送を実現する場合、以下の数式8によって、第3のSINRを算出する。
Figure 2019512906
第1のUEに割り当てられた空間リソースと、第2のUEに割り当てられた空間リソースとが同じであり、例えば、非直交のリソースを用いてNOMA伝送を実現し、かつ、第1の電力βが第2の電力β以上であり、即ち、第1のUEが第2のUEよりも遠距離ユーザである場合、以下の数式9によって、第3のSINRを算出する。
Figure 2019512906
指摘すべきものとして、NOMA伝送について、第1の電力βが第2の電力βより小さく、即ち、第1のUEが第2のUEよりも近距離ユーザである場合、基地局は、ユーザからフィードバックされた第2のCQIに基づいて(ステップ602に記載されたように)、第3のSINRを決定してもよい。
他の実施例では、基地局は、第1のUE、第3のUE、および第4のUEが対になるユーザであるように再度スケジューリングする場合、第1のUE、第3のUE、および第4のUEに空間リソースを割り当て、直交MU−MIMO伝送および非直交NOMA伝送を同時に実現する。基地局によって第1のUEに割り当てられた空間リソースと、第3のUEに割り当てられた空間リソースとが同じではなく、即ち、第1のUEと第3のUEとの間でMU−MIMO伝送を実現し、基地局によって第1のUEに割り当てられた空間リソースと、第4のUEに割り当てられた空間リソースとが同じであり、即ち、第1のUEと第4のUEとの間でNOMA伝送を実現する。第1の電力が第4の電力より大きく、即ち、第1のUEが第4のUEよりも遠距離ユーザであることが表される場合、以下の数式10によって、第3のSINRを算出する。
Figure 2019512906
第1の電力が第4の電力以下であり、即ち、第1のUEが第4のUEよりも近距離ユーザであることが表される場合(例えば、図2において、UE1がUE2よりも近距離ユーザである)、以下の数式11によって、第3のSINRを算出する。
Figure 2019512906
ステップ602に記載されたように、第1のUEが基地局へ第2のCQI(CQIと表される)をフィードバックする場合、上記数式8〜11において、雑音電力N=1/CQIである。
図7は、本願の一実施例におけるユーザ機器700の構成の模式図である。このユーザ機器700は、第1の時刻に送信された第1の下り信号と、第1の時刻後の第2の時刻に送信された第2の下り信号とを受信する受信モジュール710と、受信モジュール710で受信された第1の下りデータに基づいて、第1のチャネル品質値(例えば、SINR)を推定し、第2の下りデータに基づいて、基地局がマルチユーザ伝送を行うときの第2のチャネル品質値を推定する推定モジュール720と、推定モジュール720で得られた第1のチャネル品質値および第2のチャネル品質値に基づいて、チャネル品質調整因子を算出する算出モジュール730と、チャネル品質調整因子を基地局にフィードバックするフィードバックモジュール740と、を備える。
一実施例では、ユーザ機器700は、複数の候補調整値を予め設定する設定モジュール750をさらに備える。
これに応じて、受信モジュール710は、さらに、下り制御シグナリングを受信することにより、基地局によって第2の下り信号の送信時にマルチユーザ伝送のためにUEに割り当てられた第1の電力と、第2のUEに割り当てられた第2の電力とを取得する。
一実施例では、算出モジュール730は、第1のチャネル品質値、第2のチャネル品質値、受信モジュール710で取得された第1の電力および第2の電力に基づいて、干渉電力調整値を算出し、干渉電力調整値と、設定モジュール750で設定された各候補調整値との差を決定し、決定された差のうち、最小となる差に対応する候補調整値をチャネル品質調整因子とする。
一実施例では、設定モジュール750は、第2の時刻前に算出された干渉電力調整値の確率分布を統計し、確率分布に基づいて、各干渉電力調整値に対応する確率値を決定し、確率値をグループ分けし、各グループ内の確率値に対応する干渉電力調整値を平均化して、得られた平均値を候補調整値として決定する。
一実施例では、推定モジュール720は、前記第2の下り信号から、マルチユーザ伝送のパラメータを取得し、前記マルチユーザ伝送のパラメータを用いて、前記第2のチャネル品質値を推定し、前記マルチユーザ伝送のパラメータは、前記第1のUEに割り当てられた電力およびプリコーディング行列、並びに、前記複数のUEのうち、少なくとも1つの第2のUEに割り当てられた電力を含む。
一実施例では、受信モジュール710は、さらに、無線リソース制御(RRC)シグナリングを受信し、フィードバックモジュール740は、さらに、受信モジュール710で受信されたRRCシグナリングに応じて、チャネル品質調整因子を基地局にフィードバックする。
一実施例では、フィードバックモジュール740は、物理上り制御チャネル(PUCCH)または物理上り共有チャネル(PUSCH)で、チャネル品質調整因子を基地局にフィードバックする。
図8は、本発明の一実施例における基地局800の構成の模式図である。この基地局800は、第1の時刻に第1の下り信号を送信することにより、第1のユーザ機器(UE)が、第1の下り信号に基づいて、第1のチャネル品質値を推定するようにし、第2の時刻に第2の下り信号を送信することにより、第1のUEが、第2の下り信号に基づいて、前記基地局がマルチユーザ伝送を行うときの第2のチャネル品質値を推定し、第1のチャネル品質値および第2のチャネル品質値に基づいて、チャネル品質調整因子を算出するようにする送信モジュール810と、第1のUEからフィードバックされたチャネル品質調整因子を受信する受信モジュール820と、受信モジュール820で受信されたチャネル品質調整因子に基づいて、第1のUEの下り信号に使用する変調符号化方式(MCS)を決定するスケジューリングモジュール830と、を備える。
一実施例では、前記第2の下り信号は、前記第1のUEに割り当てられたマルチユーザ伝送用の電力およびプリコーディング行列、並びに、前記複数のUEのうち、少なくとも1つの第2のUEに割り当てられたマルチユーザ伝送用の電力を含んでもよい。
一実施例では、スケジューリングモジュール830は、第2の下り信号の送信時に第1のUEに割り当てられた第1の電力、第2のUEに割り当てられた第2の電力、およびチャネル品質調整因子に基づいて、第3のチャネル品質値(例えば、SINR)を算出し、第3のチャネル品質値に基づいて、第2の時刻後の第3の時刻に送信される第3の下り信号に使用するMCSを決定する。
一実施例では、スケジューリングモジュール830は、第1のUEおよび第2のUEに空間リソースを割り当て、第1のUEに割り当てられた空間リソースと、第2のUEに割り当てられた空間リソースとが同じではない場合、
Figure 2019512906
によって、第3のチャネル品質値を算出し、第1のUEに割り当てられた空間リソースと、第2のUEに割り当てられた空間リソースとが同じであり、かつ、第1の電力が第2の電力以上である場合、
Figure 2019512906
によって、第3のチャネル品質値を算出し、ここで、γはチャネル品質調整因子であり、βは第1の電力であり、βは第2の電力であり、Nは雑音電力である。
一実施例では、第2のUEは、第3のUEおよび第4のUEを含み、第2の電力は、第3のUEに割り当てられた第3の電力と、第4のUEに割り当てられた第4の電力とを含む。
スケジューリングモジュール830は、第1のUEに割り当てられた空間リソースと、第3のUEに割り当てられた空間リソースが同じではなく、基地局によって第1のUEに割り当てられた空間リソースと、第4のUEに割り当てられた空間リソースとが同じであるように、第1のUE、第3のUE、および第4のUEに空間リソースを割り当て、第1の電力が第4の電力より大きい場合、
Figure 2019512906
によって、第3のチャネル品質値を算出し、第1の電力が第4の電力以下である場合、
Figure 2019512906
によって、第3のチャネル品質値を算出し、ここで、γはチャネル品質調整因子であり、βは第1の電力であり、βは第3の電力であり、βは第4の電力であり、Nは雑音電力である。
一実施例では、基地局800は、下りハイブリッド自動再送要求の結果に基づいて、ブロック誤り率を統計し、ブロック誤り率が所定の閾値より大きい場合、送信モジュール810へ制御指令を送信する制御モジュール840をさらに備える。
これに応じて、送信モジュール810は、さらに、制御指令にしたがって、下り制御シグナリングを送信して、UEに対し、チャネル品質調整因子をフィードバックするよう通知する。
本発明の実施例で提供されたチャネル品質をフィードバックする方法によれば、UEが、チャネル品質調整因子を算出し、このチャネル品質調整因子を基地局にフィードバックすることにより、基地局は、UEで推定されたマルチユーザ伝送時のチャネル品質偏差を知ることができる。さらに、基地局は、このチャネル品質調整因子に基づいて、実際な下り信号伝送に使用するMCSを決定することが可能になり、後続の伝送におけるMCSの正確性を効果的に改善し、下りスケジューリングの正確性を向上させることができる。
説明すべきものとして、上述した各フローおよび各構成図中、全てのステップおよびモジュールが必須であるのではなく、実際の必要に応じて、若干のステップまたはモジュールを無視してもよい。各ステップの実行順序は、一定ではなく、必要に応じて調整してもよい。各モジュールの分割は、説明の便宜上、機能的な分割に過ぎず、実際に実現する際に、1つのモジュールが、分離した複数のモジュールによって実現されてもよいし、複数のモジュールの機能が、同一のモジュールによって実現されてもよい。これらのモジュールは、同一の機器に位置してもよいし、異なる機器に位置してもよい。また、上記の説明に使用する「第1の」、「第2の」は、同一の意味を持つ2つの対象を便利に区別するためのものにすぎず、実質的な相違があることを表すのではない。
各例におけるモジュールは、ハードウェア方式で、または、ハードウェアプラットフォーム・ソフトウェア方式で、実現されてもよい。
ハードウェアは、専用のハードウェア、または機械可読指令を実行するハードウェアによって実現されてもよい。例えば、ハードウェアは、特定の処理を実行するための、特別に設定された永久的な回路またはロジックデバイス(例えば、FPGAやASICのような専用プロセッサ)であってもよい。ハードウェアは、特定の処理を実行するための、ソフトウェアによって一時的に設定されたプログラマブルロジックデバイスまたは回路(例えば、汎用プロセッサや他のプログラマブルプロセッサを含む)を含んでもよい。
ソフトウェアは、機械可読指令を含み、不揮発性記憶媒体に記憶される。このため、各実施例は、ソフトウェア製品と表現されてもよい。機械可読指令は、コンピュータで動作するオペレーティングシステムなどに、ここで説明した一部または全部の処理を実行させることができる。不揮発性コンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータ内の拡張ボードに設けられたメモリに差し込まれたり、コンピュータに接続された拡張ユニットに設けられたメモリに書き込まれたりしてもよい。拡張ボードまたは拡張ユニットに装着されたCPUなどは、指令にしたがって、一部または全部の実際の処理を実行することができる。
不揮発性コンピュータ可読記憶媒体は、フロッピーディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、光ディスク(例えば、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW)、磁気テープ、不揮発性メモリカード、およびROMを含む。選択肢として、通信ネットワークによって、サーバコンピュータからプログラムコードをダウンロードしてもよい。
上記をまとめると、請求の範囲は、上記で説明した例における実施形態に限定されるものではなく、明細書を全体として参照して最も広く解釈されるべきである。
700 ユーザ機器
710 受信モジュール
720 推定モジュール
730 算出モジュール
740 フィードバックモジュール
750 設定モジュール
800 基地局
810 送信モジュール
820 受信モジュール
830 スケジューリングモジュール
840 制御モジュール

Claims (20)

  1. チャネル品質をフィードバックする方法であって、第1のユーザ機器(UE)に用いられ、
    第1の時刻に送信された第1の下り信号を受信し、前記第1の下り信号に基づいて、第1のチャネル品質値を推定し、
    前記第1の時刻後の第2の時刻に送信された第2の下り信号を受信し、前記第2の下り信号に基づいて、基地局がマルチユーザ伝送を行うときの第2のチャネル品質値を推定し、
    前記第1のチャネル品質値および前記第2のチャネル品質値に基づいて、チャネル品質調整因子を算出し、
    前記チャネル品質調整因子を基地局にフィードバックして、前記基地局が、前記チャネル品質調整因子に基づいて、前記基地局で推定されたマルチユーザ伝送時の前記第1のUEのチャネル品質を調整し、調整された前記チャネル品質を用いて、マルチユーザ伝送を行うことに供する、ことを含み、
    前記マルチユーザ伝送は、同じ時間周波数リソースを用いた、基地局から前記第1のUEを含めた複数のUEへの下り伝送である、ことを特徴とする方法。
  2. 複数の候補調整値を予め設定し、
    前記基地局によって前記第2の下り信号の送信時に前記第1のUEに割り当てられた第1の電力と、第2のUEに割り当てられた第2の電力とを取得する、ことをさらに含み、
    前記第1のチャネル品質値および前記第2のチャネル品質値に基づいて、チャネル品質調整因子を算出することは、
    前記第1のチャネル品質値、前記第2のチャネル品質値、前記第1の電力、および前記第2の電力に基づいて、干渉電力調整値を算出し、
    前記干渉電力調整値と各候補調整値との差を決定し、決定された差のうち、最小となる差に対応する候補調整値を前記チャネル品質調整因子とする、ことを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記複数の候補調整値を予め設定することは、
    前記第2の時刻前に算出された干渉電力調整値の確率分布を統計し、前記確率分布に基づいて、各干渉電力調整値に対応する確率値を決定し、
    前記確率値をグループ分けし、各グループ内の確率値に対応する干渉電力調整値を平均化して、得られた平均値を前記候補調整値として決定する、ことを含む、ことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 前記第1のチャネル品質値、前記第2のチャネル品質値、前記第1の電力、および前記第2の電力に基づいて、干渉電力調整値を算出することは、
    下り制御シグナリングから、前記基地局によって前記第1のUEに割り当てられた空間リソースと、前記第2のUEに割り当てられた空間リソースとが同じであるか否かを決定し、
    前記基地局によって前記第1のUEに割り当てられた空間リソースと、前記第2のUEに割り当てられた空間リソースとが同じではないと決定した場合、
    Figure 2019512906
    によって、前記干渉電力調整値λを算出し、
    前記基地局によって前記第1のUEに割り当てられた空間リソースと、前記第2のUEに割り当てられた空間リソースとが同じであると決定し、かつ、前記第1の電力が前記第2の電力以上である場合、
    Figure 2019512906
    によって、前記干渉電力調整値λを算出する、ことを含み、
    ここで、SINRは前記第1のチャネル品質値であり、SINRは前記第2のチャネル品質値であり、βは前記第1の電力であり、βは前記第2の電力である、ことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  5. 前記第2のUEは、第3のUEおよび第4のUEを含み、前記第2の電力は、前記第3のUEに割り当てられた第3の電力と、前記第4のUEに割り当てられた第4の電力とを含み、
    前記第1のチャネル品質値、前記第2のチャネル品質値、前記第1の電力、および前記第2の電力に基づいて、干渉電力調整値を算出することは、
    下り制御シグナリングから、前記基地局によって前記第1のUEに割り当てられた空間リソースと、前記第3のUEに割り当てられた空間リソースとが同じではなく、前記基地局によって前記第1のUEに割り当てられた空間リソースと、前記第4のUEに割り当てられた空間リソースとが同じであることを決定し、
    前記第1の電力が前記第4の電力より大きい場合、
    Figure 2019512906
    によって、前記干渉電力調整値λを算出し、
    前記第1の電力が前記第4の電力以下である場合、
    Figure 2019512906
    によって、前記干渉電力調整値λを算出する、ことを含み、
    ここで、SINRは前記第1のチャネル品質値であり、SINRは前記第2のチャネル品質値であり、βは前記第1の電力であり、βは前記第3の電力であり、βは前記第4の電力である、ことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  6. 前記第2の下り信号に基づいて、基地局がマルチユーザ伝送を行うときの第2のチャネル品質値を推定することは、
    前記第2の下り信号から、マルチユーザ伝送のパラメータを取得し、前記マルチユーザ伝送のパラメータを用いて、前記第2のチャネル品質値を推定する、ことを含む、ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  7. 前記マルチユーザ伝送のパラメータは、前記第1のUEに割り当てられた電力およびプリコーディング行列、並びに、前記複数のUEのうち、少なくとも1つの第2のUEに割り当てられた電力を含む、ことを特徴とする請求項6に記載の方法。
  8. 無線リソース制御(RRC)シグナリングを介して、前記第1のUEに対し、前記調整因子を前記基地局にフィードバックするよう通知する ことをさらに含むことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の方法。
  9. ユーザ機器(UE)であって、
    第1の時刻に送信された第1の下り信号と、第1の時刻後の第2の時刻に送信された第2の下り信号とを受信する受信モジュールと、
    前記第1の下り信号に基づいて、第1のチャネル品質値を推定し、前記第2の下り信号に基づいて、基地局がマルチユーザ伝送を行うときの第2のチャネル品質値を推定する推定モジュールと、
    前記第1のチャネル品質値および前記第2のチャネル品質値に基づいて、チャネル品質調整因子を算出する算出モジュールと、
    前記チャネル品質調整因子を基地局にフィードバックして、前記基地局が、前記チャネル品質調整因子に基づいて、前記基地局で推定されたマルチユーザ伝送時の前記第1のUEのチャネル品質を調整し、調整された前記チャネル品質を用いて、マルチユーザ伝送を行うことに供するフィードバックモジュールと、を備え、
    ここで、前記マルチユーザ伝送は、同じ時間周波数リソースを用いた、基地局から前記第1のUEを含めた複数のUEへの下り伝送である、ことを特徴とするUE。
  10. 複数の候補調整値を予め設定する設定モジュールをさらに備え、
    前記受信モジュールは、さらに、下り制御シグナリングを受信することにより、前記基地局によって前記第2の下り信号の送信時に前記UEに割り当てられた第1の電力と、第2のUEに割り当てられた第2の電力とを取得し、
    前記算出モジュールは、前記第1のチャネル品質値、前記第2のチャネル品質値、前記第1の電力、および前記第2の電力に基づいて、干渉電力調整値を算出し、前記干渉電力調整値と各候補調整値との差を決定し、決定された差のうち、最小となる差に対応する候補調整値を前記調整因子とする、ことを特徴とする請求項9に記載のUE。
  11. 前記設定モジュールは、前記第2の時刻前に算出された干渉電力調整値の確率分布を統計し、前記確率分布に基づいて、各干渉電力調整値に対応する確率値を決定し、前記確率値をグループ分けし、各グループ内の確率値に対応する干渉電力調整値を平均化して、得られた平均値を前記候補調整値として決定する、ことを特徴とする請求項10に記載のUE。
  12. 前記推定モジュールは、前記第2の下り信号から、マルチユーザ伝送のパラメータを取得し、前記マルチユーザ伝送のパラメータを用いて、前記第2のチャネル品質値を推定し、前記マルチユーザ伝送のパラメータは、前記第1のUEに割り当てられた電力およびプリコーディング行列、並びに、前記複数のUEのうち、少なくとも1つの第2のUEに割り当てられた電力を含む、ことを特徴とする請求項10に記載のUE。
  13. 前記受信モジュールは、さらに、無線リソース制御(RRC)シグナリングを受信し、
    前記フィードバックモジュールは、さらに、前記受信モジュールで受信された前記RRCシグナリングに応じて、前記チャネル品質調整因子を前記基地局にフィードバックする、ことを特徴とする請求項9乃至12のいずれか1項に記載のUE。
  14. 前記フィードバックモジュールは、物理上り制御チャネル(PUCCH)または物理上り共有チャネル(PUSCH)で、前記チャネル品質調整因子を前記基地局にフィードバックする、ことを特徴とする請求項9乃至12のいずれか1項に記載のUE。
  15. 基地局であって、
    第1の時刻に第1の下り信号を送信することにより、第1のユーザ機器(UE)が、前記第1の下り信号に基づいて、第1の信号対干渉雑音比チャネル品質値を推定するようにし、前記第1の時刻後の第2の時刻に第2の下り信号を送信することにより、前記第1のUEが、前記第2の下り信号に基づいて、前記基地局がマルチユーザ伝送を行うときの第2のチャネル品質値を推定し、前記第1のチャネル品質値および前記第2のチャネル品質値に基づいて、チャネル品質指示チャネル品質調整因子を算出するようにする送信モジュールと、
    前記第1のUEからフィードバックされた前記チャネル品質調整因子を受信する受信モジュールと、
    前記チャネル品質調整因子に基づいて、マルチユーザ伝送を行うとき前記第1のUEの下り信号に使用する変調符号化方式(MCS)を決定するスケジューリングモジュールと、を備え、
    前記マルチユーザ伝送は、同じ時間周波数リソースを用いた、前記基地局から前記第1のUEを含めた複数のUEへの下り伝送である、ことを特徴とする基地局。
  16. 前記スケジューリングモジュールは、前記第2の下り信号の送信時に前記第1のUEに割り当てられた第1の電力、第2のUEに割り当てられた第2の電力、および前記チャネル品質調整因子に基づいて、第3のチャネル品質値を算出し、前記第3のチャネル品質値に基づいて、前記第2の時刻後の第3の時刻に送信される第3の下り信号に使用するMCSを決定する、ことを特徴とする請求項15に記載の基地局。
  17. 前記スケジューリングモジュールは、前記第1のUEおよび前記第2のUEに空間リソースを割り当て、前記第1のUEに割り当てられた空間リソースと、前記第2のUEに割り当てられた空間リソースとが同じではない場合、
    Figure 2019512906
    によって、前記第3のチャネル品質値を算出し、前記第1のUEに割り当てられた空間リソースと、前記第2のUEに割り当てられた空間リソースとが同じであり、かつ、前記第1の電力が前記第2の電力以上である場合、
    Figure 2019512906
    によって、前記第3のチャネル品質値を算出し、ここで、γは前記CQI調整因子であり、βは前記第1の電力であり、βは前記第2の電力であり、Nは雑音電力である、ことを特徴とする請求項16に記載の基地局。
  18. 前記第2のUEは、第3のUEおよび第4のUEを含み、前記第2の電力は、前記第3のUEに割り当てられた第3の電力と、前記第4のUEに割り当てられた第4の電力とを含み、
    前記スケジューリングモジュールは、前記第1のUEに割り当てられた空間リソースと、前記第3のUEに割り当てられた空間リソースが同じではなく、前記基地局によって前記第1のUEに割り当てられた空間リソースと、前記第4のUEに割り当てられた空間リソースとが同じであるように、前記第1のUE、前記第3のUE、および前記第4のUEに空間リソースを割り当て、前記第1の電力が前記第4の電力より大きい場合、
    Figure 2019512906
    によって、前記第3のチャネル品質値を算出し、前記第1の電力が前記第4の電力以下である場合、
    Figure 2019512906
    によって、前記第3のチャネル品質値を算出し、ここで、γは前記チャネル品質調整因子であり、βは前記第1の電力であり、βは前記第3の電力であり、βは前記第4の電力であり、Nは雑音電力である、ことを特徴とする請求項16に記載の基地局。
  19. 前記第2の下り信号は、前記第1のUEに割り当てられた電力およびプリコーディング行列、並びに、前記複数のUEのうち、少なくとも1つの第2のUEに割り当てられた電力を含む、ことを特徴とする請求項15に記載の基地局。
  20. 下りハイブリッド自動再送要求の結果に基づいて、ブロック誤り率を統計し、前記ブロック誤り率が所定の閾値より大きい場合、前記送信モジュールへ制御指令を送信する制御モジュールをさらに備え、
    前記送信モジュールは、さらに、前記制御指令にしたがって、下り制御シグナリングを送信して、前記UEに対し、前記チャネル品質調整因子をフィードバックするよう通知する、ことを特徴とする請求項15乃至19のいずれか1項に記載の基地局。
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