JP2019512276A - フィードバック手段により最適な口腔衛生を得るための方法及びシステム - Google Patents

フィードバック手段により最適な口腔衛生を得るための方法及びシステム Download PDF

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Abstract

口腔清掃装置10を用いて最適な口腔清掃を供給するように構成された口腔清掃システム100,200であって、当該システムは、一次口腔清掃セッションの間に最適な清掃がなされたかどうかを決定するために、口腔清掃装置の1又は複数のセンサ28からのデータを受信、抽出、評価することができ、最適な清掃がなされていない場合、最適化された清掃セッションがなされるように構成されたカスタマイズされた二次清掃ルーチンを生成することができる。カスタマイズされた二次清掃ルーチンが、ユーザに提供され、システムは、最適な清掃性能を達成するため、カスタマイズされた二次清掃ルーチンを通じてユーザをガイドする。

Description

本開示は、概して、口腔清掃装置のユーザに対して清掃セッションについてのフィードバックを供給するための方法及びシステムに関する。
ブラッシングの長さとカバー率を含む適切な歯磨きは、長期的な歯の健康を確保するのに役立つ。多くの歯の問題は、定期的に歯磨きをしないか、あるいは、口腔の特定の領域又は区画において、不適切に行なう人が経験する。ブラッシングを定期的に行なう個人の間では、不適切なブラッシング習慣は、1日2回のブラッシングなどの標準的なブラッシング養生法が遵守されていても、ブラッシングの範囲が悪く、従って洗浄セッション中に適切に洗浄されない表面をもたらす可能性がある。
適切なブラッシングを容易にするためには、到達しにくい、又は、平均的な洗浄セッション中に不適切に清掃される傾向のある口の部分を含む、全ての歯の表面を適切に洗浄することが重要である。適切なカバレッジを確保する1つの方法は、洗浄セッション中に口内の歯ブラシの位置を追跡し、それを歯科用表面のマップと比較することである。例えば、ユーザの歯に対して固定関係に配置されたセンサを有するシステムは、ユーザの歯上の歯ブラシの動きを追跡することができる。あるいは、歯ブラシは、口内の装置の動きを追跡しようと試みる1又は複数の内部センサを含むことができる。このようなシステムでは、ユーザは、口の中の既知の固定位置で歯ブラシで始まり、その後のブラシの移動が1又は複数の内部センサから決定される。
しかしながら、この手法は、幾つかの制限を有する。第1に、効果的であるためには、システムは、ブラッシングされた口の領域を適切に識別し追跡することができなければならず、母集団の口腔内の多様性が著しいために困難である。第2に、既存の方法及び装置は、時限清掃セッション中にユーザの清掃活動を誘導又は指示することができるが、当該方法及び装置は、その清掃セッション中に清掃活動の品質を検出することができない。さらに、不十分な清掃セッションが検出されたとしても、既存の方法及び装置は、検出された不十分さを修正することができない。
従って、清掃セッションの不足を検出して訂正するために、清掃セッション中に得られたブラッシングデータの分析に基づいて、ユーザにフィードバックを提供する方法及び装置が当該技術分野において引き続き必要とされている。
本開示は、口腔清掃装置のユーザに清掃セッションについてのフィードバックを供給するための革新的な方法及びシステムに関する。本発明の方法及びシステムは、ガイドされた清掃セッションを提供するように構成されたシステムに適用され、清掃セッションの追跡を可能にし、清掃セッションの範囲及び品質の詳細な評価を可能にする。評価がユーザの清掃セッション又は清掃テクニックの不備を識別すると、システムは、その情報をユーザに伝え、不適切な清掃を是正するための指示を供給する。この指示は、例えば、口のどの領域を磨くか、どのくらいの長さで磨くかについての情報を含むことができる。従って、システムは、清掃セッションを監視し、ブラッシングが最適でない領域を検出するためにセンサデータを利用し、その後、口の全ての領域において最適なブラッシングパフォーマンスを保証する二次清掃セッションを通じてユーザをガイドする。
一般的に、或る態様では、口腔清掃装置のユーザに対してフィードバックを供給するための方法が提供される。当該方法は、口腔清掃装置のセンサから、一次清掃セッション中のセンサデータを受信するステップ、受信されたデータから、一次清掃セッションの1又は複数のパラメータについての情報を抽出するとともに、抽出された情報に基づいて、一次清掃セッションを評価するステップ、前記評価に基づいて、二次清掃セッションが必要かどうかを決定するステップ、及び、ユーザインタフェースを介して、二次清掃セッションが必要であるという表示をユーザに供給するステップを含む。
一実施形態によれば、1又は複数のパラメータは、一次清掃セッションの持続時間、一次清掃セッションの間に付与された圧力、一次清掃セッションの間の口内における口腔清掃装置の位置、一次清掃セッションの間の口腔清掃装置の角度、及び、それらの任意の組み合わせからなるグループから選択される。
一実施形態によれば、決定するステップは、抽出された情報と所定の閾値とを比較するステップを有する。
一実施形態によれば、評価は、1又は複数のルールのセットを用いた、抽出された情報の分析を有する。
一実施形態によれば、表示は、二次清掃セッションの間に追加の清掃が必要なユーザの口の1又は複数のセグメントについての情報、及び/又は、追加の清掃が必要なユーザの口の1又は複数のセグメントに必要な追加の清掃時間の量についての情報を有する。
一実施形態によれば、上記方法は、一次清掃セッション及び/又は二次清掃セッションの間、清掃セッションについてのリアルタイムフィードバックをユーザに対して供給するステップを更に含む。
一実施形態によれば、上記方法は、口腔清掃装置のセンサから、二次清掃セッションの間のセンサデータを受信するステップを更に含む。
一態様によれば、清掃セッションについてユーザにフィードバックを供給するように構成された口腔清掃装置が提供される。当該装置は、ブラッシングセッションに関するデータを取得するように構成されたセンサと、ブラッシングセッションについてユーザにフィードバックを供給するように構成されたユーザインタフェースと、センサ及びユーザインタフェースと通信するコントローラと、を含み、コントローラは、センサから、一次清掃セッションの間のセンサデータを受信し、受信されたデータから、一次清掃セッションの1又は複数のパラメータについての情報を抽出するとともに、抽出された情報に基づいて、一次清掃セッションを評価し、評価に基づいて、二次清掃セッションが必要かどうかを決定し、ユーザインタフェースを介して、二次清掃セッションが必要であるという表示をユーザに供給する、ように構成される。
一実施形態によれば、センサは、ジャイロスコープ、加速度計、磁力計のうちの1又は複数である。
一態様によれば、清掃セッションについてユーザに対してフィードバックを供給するように構成された口腔清掃システムが提供される。当該システムは、ブラッシングセッションに関するセンサデータを取得するように構成されたセンサと、取得されたセンサデータを送信するように構成された接続モジュールと、を有する口腔清掃装置と、送信されたセンサデータを受信するように構成された通信モジュールと、受信されたデータから、一次清掃セッションの1又は複数のパラメータについての情報を抽出するとともに、抽出された情報に基づいて、一次清掃セッションを評価し、当該評価に基づいて、二次清掃セッションが必要かどうかを決定し、二次清掃セッションが必要であるという表示をユーザに供給する、ように構成されたプロセッサと、を有するリモート装置と、を含む。
前述の概念及び以下でより詳細に論じられる追加の概念(そのような概念が相互に矛盾しないことを条件とする)の全ての組み合わせが、本明細書に開示された発明要旨の一部であると考えられることを理解されたい。特に、本開示の最後に現れる主張される主題の全ての組み合わせは、本明細書で開示される本発明の主題の一部であると考えられる。
本発明のこれら及び他の態様は、以下に記載される1又は複数の実施形態を参照して明らかになるであろう。
図中、同様の参照符号は、一般的に、異なる図面を通じて同じ部分を表す。また、図面は、原寸通りではなく、代わりに、本発明の原理を図示するにあたって強調されている。
図1は、一実施形態に係る口腔清掃装置の概略的な表示である。 図2は、一実施形態に係る口腔清掃システムの概略的な表示である。 図3は、一実施形態に係る口腔清掃システムの概略的な表示である。 図4は、一実施形態に係るユーザにフィードバックを供給する口腔清掃システムのユーザインタフェースを図示している。 図5は、一実施形態に係るユーザにフィードバックを供給する口腔清掃システムのユーザインタフェースを図示している。 図6は、一実施形態に係る連続した清掃セッションに関してユーザにフィードバックを供給する口腔清掃システムのユーザインタフェースを図示している。 図7は、一実施形態に係る後続の清掃セッションの必要性に関してユーザにフィードバックを供給する口腔清掃システムのユーザインタフェースを図示している。 図8は、一実施形態に係るユーザに対してフィードバックを供給する口腔清掃システムのユーザインタフェースを図示している。 図9は、一実施形態に係る口腔清掃装置のユーザに対して清掃セッションについてのフィードバックを供給するための方法のフローチャートである。
本開示は、清掃セッションについてのフィードバックを口腔清掃装置のユーザに供給するための方法及び装置の様々な実施形態について記載する。より一般的には、本出願人は、ユーザの清掃セッションを評価し、二次清掃セッションのフィードバックを提供するために、口腔内の口腔清掃装置の動きを追跡するシステムを提供することが有益であることを認識し、理解している。従って、本明細書に記載されているか、そうでなければ構想された方法は、ユーザの清掃セッションを評価し、特に口の領域をユーザがどれだけ長く、どれだけよくブラッシングするかを決定し、二次清掃セッションについての情報をユーザに供給するように構成された口腔清掃装置を提供する。一実施形態によれば、口腔清掃装置は、ユーザの清掃セッションを評価するために用いられるデータを取得するための1又は複数のセンサを有し、最適な清掃セッションを達成するために、二次清掃セッションを通じてユーザをガイドするためのフィードバックメカニズムを有する。
本明細書において開示又は考察される実施形態及び実施形態は、歯ブラシ、Philips AirFloss(登録商標)などのフロス装置、経口洗浄器、又は、任意の他の経口装置を含むがこれらに限定されない任意の経口装置で利用されることができる。本明細書の実施形態及び実施の利用の1つの特定の目標は、例えば(Koninklijke Philips Electronics、N.V.によって製造された)Philips Sonicare(登録商標)歯ブラシなどの口腔洗浄装置を使用してブラッシング情報及びフィードバックを提供することである。しかし、本開示は、歯ブラシに限定されず、従って、本明細書に開示される開示及び実施形態は、任意の経口装置を包含することができる。
図1によれば、一実施形態において、本体部12と、本体部にマウントされたブラシヘッド部材14と、を含む口腔清掃装置10が提供される。ブラシヘッド部材14は、本体部から離れた端部において、ブラシヘッド16を含む。ブラシヘッド16は、複数の毛を供給する毛面18を含む。一実施形態によれば、毛は、長手方向のヘッドの軸に対して略垂直な軸に沿って延在しているが、ブラシヘッド及び毛の多くの他の実施形態が可能である。
一実施形態によれば、ヘッド部材14、ブラシヘッド16、及び/又は、毛面18は、本体部12に対して移動できるように、マウントされている。当該移動は、特に、振動又は回転を含む様々な異なる動きのいずれかであり得る。一実施形態によれば、ヘッド部材14は、本体部12に対して振動できるように本体部にマウントされる。又は、他の例では、ブラシヘッド16は、本体部12に対して振動できるように、ヘッド部材14にマウントされる。ヘッド部材14は、本体部12上に固定的にマウントされてもよいし、又は、代替的には、装置の毛又は他の部品が消耗し、交換が必要となった場合に、ヘッド部材14が新しいものに交換されることができるように、取り外し可能にマウントされてもよい。
一実施形態によれば、本体部12は、運動を生成するための駆動トレイン22と、ブラシヘッド部材14に生成された運動を伝達するための伝達コンポーネント24と、を含む。例えば、駆動トレイン22は、後にブラシヘッド部材14に伝達される、伝達コンポーネント24の運動を生成するモータ又は電磁石を有することができる。駆動トレイン22は、電源、オシレータ、及び、1又は複数の電磁石などのコンポーネントを他のコンポーネントの中に含むことができる。この実施形態では、電源は、例えば、口腔清掃装置10が使用中でない場合に置かれる充電ホルダにおいて電気的に充電され得る1又は複数の再充電可能なバッテリ(図示省略)を有する。
本実施形態では、口腔清掃装置10は、電動歯ブラシであるが、代替の実施形態では、口腔清掃装置は、手動歯ブラシ(図示省略)であることが理解されよう。このような構成では、手動歯ブラシは電気部品を有するが、ブラシヘッドは電気部品によって機械的に作動されない。
本体部12は、運動生成器22を活性化及び非活性化するためのユーザ入力部26を更に備える。ユーザ入力部26は、例えば、歯ブラシ20をオン及びオフするなど、ユーザが歯ブラシ20を操作できるようにする。ユーザ入力部26は、例えば、ボタン、タッチスクリーン、又は、スイッチであってもよい。
口腔清掃装置10は、1又は複数のセンサ28を含む。センサは、図1では、本体部12の内部に示されているが、ブラシヘッド部材14又はブラシヘッド16無いなどを含む装置の内部の任意の場所に配置されてもよい。センサ28は、例えば、6軸又は9軸空間センサシステムを有することができ、口腔清掃装置の軸の運動に関する読み取り値を供給するため、及び、装置の向き及び変位を特徴付けるため、加速度計、ジャイロスコープ、及び/又は、磁力計のうちの1又は複数を含むことができる。例えば、センサ28は、3軸ジャイロスコープ及び3軸加速度計を使用して、6軸の相対運動(3軸平行移動及び3軸回転)の読み取り値を供給するように構成され得る。多くの他の構成も可能である。他のセンサが、単独で、あるいは、圧力センサ(例えば、ホール効果センサ)、及び、所定の波長範囲の電磁波波形を測定するセンサ、容量性センサ、カメラ、フォトセル、可視光センサ、赤外線センサ、電波センサ、及び/又は、1又は複数の他のタイプのセンサを含むがこれらに限定されないようなセンサと連携して利用されてもよい。本明細書に記載される、又は、想定されるような、多くの異なるタイプのセンサが利用され得る。一実施形態によれば、これらの追加的なセンサは、ユーザの身体部分、固定点、及び/又は、1又は複数の他の位置に対する装置の位置についての補完的な情報を供給する。一実施形態によれば、センサ28は、口腔清掃装置10において、所定の位置及び向きに配置され、ブラシヘッドが、センサ28に対して固定された空間的相対配置にある。従って、ブラシヘッドの向き及び位置が、センサ28の既知の向き及び位置に基づいて容易に決定され得る。
一実施形態によれば、センサ28は、口腔清掃装置10の加速度及び角度配向を示す情報を生成するように構成される。例えば、センサシステムは、6軸又は9軸空間センサシステムとしてともに機能する、2以上のセンサ28を有していてもよい。他の実施形態によれば、一体的な9軸空間センサは、口腔清掃装置10における空間節約を供給することができる。
第1のセンサ28によって生成された情報は、コントローラ30に供給される。コントローラ30は、1又は複数のモジュールで形成されてもよく、ユーザ入力部26を介して取得される入力などの入力に応答して口腔清掃装置10を操作するように構成される。一実施形態によれば、センサ28は、コントローラ30と一体化されている。コントローラ30は、例えば、少なくともプロセッサ32、メモリ34、及び、接続モジュール38を有することができる。プロセッサ32は、マイクロコントローラ、複数のマイクロコントローラ、回路、単一のプロセッサ、又は、複数のプロセッサなどを含むがこれらに限定されない任意の適切な形式をとり得る。メモリ34は、不揮発性メモリ及び/又はRAMを含む、任意の適切な形式をとり得る。不揮発性メモリは、ROM(Read Only Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)を含んでいてもよい。メモリは、特に、オペレーティングシステムを格納することができる。RAMは、データの一時的なストレージのためにプロセッサによって用いられる。一実施形態によれば、オペレーティングシステムは、コントローラ30によって実行された場合に口腔清掃装置10のハードウェアコンポーネントの動作を制御するコードを含んでいてもよい。一実施形態によれば、接続モジュール38は、収集されたセンサデータを伝達する。接続モジュール38は、有線信号、又は、Wi-Fi(登録商標)、Bluetooth(登録商標)、近距離無線通信、及び/又は、セルラモジュールを含むがこれらに限定されない無線信号を送信可能な任意のモジュール、装置、又は、手段であってもよい。
一実施形態によれば、口腔清掃装置10は、一次清掃セッションの前、間、及び/又は、後で、並びに、二次清掃セッションの前、間、及び/又は、後で、ユーザに情報を供給するように構成されたユーザインタフェース46を含む。ユーザインタフェース46は、多くの異なる形式をとることができるが、いずれにおいてもユーザに情報を供給するように構成される。例えば、当該情報は、口内の特定の場所、区域、又は、領域のどこを磨くか、いつ磨くか、どのように磨くかに関し、読まれ、見られ、聞かれ、感じられ、及び/又は、解釈されることができる。一実施形態によれば、ユーザインタフェース46は、例えばガイドされる清掃セッションとして、口内のどこを磨くか、タイミング、角度、圧力、及び/又は、様々な他のブラッシングパラメータ又は特性についての情報を含むフィードバックをユーザに供給する。従って、ユーザインタフェースは、ユーザに情報を供給するディスプレイ、ユーザに触覚フィードバックを供給する触覚機構、ユーザに音又は言葉を供給するスピーカ、又は、任意の様々な他のユーザインタフェース機構であってもよい。一実施形態によれば、口腔清掃装置10のコントローラ30は、センサ28から情報を受信し、当該情報を評価及び分析し、ユーザインタフェース46を介してユーザに表示され得る情報を供給する。
図2は、一実施形態において、口腔清掃装置10と、口腔清掃装置から離れたリモート装置40と、を有する口腔清掃システム100を示している。口腔清掃装置10は、本明細書に開示又は想定される任意の実施形態の口腔清掃装置であってもよい。例えば、一実施形態によれば、口腔清掃装置10は、1又は複数のセンサ28と、プロセッサ32を有するコントローラ30と、を含む。口腔清掃装置10は、コントローラ30によってその動作が制御される駆動トレイン22を含む。また、口腔清掃装置10は、接続モジュール38を有する。接続モジュール38は、収集されたセンサ情報をリモート装置40などに送信する。接続モジュール38は、有線信号、又は、Wi-Fi、Bluetooth、近距離無線通信、及び/又は、セルラモジュールなどを含むがこれらに限定されない無線信号を送信可能な任意のモジュール、装置、又は、手段であり得る。
一実施形態によれば、リモート装置40は、口腔清掃装置10から送信されるセンサ情報を受信及び処理するように構成された、又は、受信及び処理可能な、任意の装置であってもよい。例えば、リモート装置40は、清掃装置ホルダ又はステーション、スマートフォン装置、コンピュータ、タブレット、サーバ、あるいは、任意の他のコンピュータ装置であってもよい。一実施形態によれば、リモート装置40は、有線信号、又は、Wi-Fi、Bluetooth、近距離無線通信、及び/又は、セルラモジュールを含むがこれらに限定されない無線信号を受信可能な任意のモジュール、装置、又は、手段であり得る通信モジュール41を含む。また、装置40は、接続モジュール38を介して送信されたセンサ28からの受信情報を使用するプロセッサ42を含む。一実施形態によれば、装置40は、受信されたセンサ情報又は任意の他の情報を格納するためのメモリ44を含む。
一実施形態によれば、リモート装置40は、一次清掃セッションの前、間、及び/又は、後で、及び、二次清掃セッションの前、間、及び/又は、後で、ユーザにフィードバックを供給するように構成されたユーザインタフェース46を含む。ユーザインタフェース46は、多くの異なる形式をとることができるが、いずれにおいてもユーザに情報を供給するように構成される。例えば、当該情報は、口内の特定の場所、区域、又は、領域のどこを磨くか、いつ磨くか、どのように磨くかに関し、読まれ、見られ、聞かれ、感じられ、及び/又は、解釈されることができる。一実施形態によれば、ユーザインタフェース46は、例えばガイドされる清掃セッションとして、口内のどこを磨くか、タイミング、角度、圧力、及び/又は、様々な他のブラッシングパラメータ又は特性についての情報を含むフィードバックをユーザに供給する。従って、ユーザインタフェースは、ユーザに情報を供給するディスプレイ、ユーザに触覚フィードバックを供給する触覚機構、ユーザに音又は言葉を供給するスピーカ、又は、任意の様々な他のユーザインタフェース機構であってもよい。一実施形態によれば、リモート装置40のプロセッサ42は、接続モジュールを介して口腔清掃装置のセンサ28から情報を受信し、当該情報を評価及び分析し、ユーザインタフェース46を介してユーザに表示され得る情報を供給する。
例えば、口腔清掃装置10は、センサ28を用いてセンサ情報を収集し、Bluetooth接続を介して当該情報をスマートフォン装置40にローカル送信することができる。ここで、スマートフォン装置40においてセンサ情報が処理及び/又は格納される。他の例として、口腔清掃装置10は、センサ28を用いてセンサ情報を収集し、リモートサーバ装置40に接続されるインターネットへのWi-Fi接続を介して当該情報を送信することができる。リモートサーバ装置40は、センサ情報を処理及び/又は格納する。ユーザは、当該情報に直接アクセスしてもよいし、リモートサーバ装置40又は関連装置から報告、更新、又は、他の情報を受信してもよい。一実施形態によれば、リモート装置40は、清掃セッション及び/又は「修正(touch-up)」セッションの間に指示をユーザに表示するように構成されたユーザインタフェース46を含む。ユーザインタフェース46は、様々な形式をとることができるが、口内の特定の場所、区域、又は、領域のどこを磨くか、いつ磨くか、どのように磨くかに関し、読まれ、見られ、聞かれ、感じられ、及び/又は、解釈され得る指示をユーザに供給する。リモート装置40のプロセッサ42は、1又は複数のセンサ28から情報を受信し、当該情報を評価及び分析し、ユーザインタフェース46を介してユーザに表示され得る情報を供給する。
図3は、一実施形態において、口腔清掃装置10を有する口腔清掃システム200を示している。口腔清掃装置は、本明細書に開示又は想定される任意の実施形態の口腔清掃装置であり得る。例えば、一実施形態によれば、口腔清掃装置10は、1又は複数のセンサ28と、プロセッサ32を有するコントローラ30と、を含む。電気的清掃装置と共に使用されるとき、口腔清掃装置10は、その動作がコントローラ30によって制御される駆動駆動トレイン22を含む。また、システム200は、オプションで、口腔清掃装置と離れたリモート装置40を有する。従って、口腔清掃装置10は、収集されたセンサ情報をリモート装置40などに送信する接続モジュール38を有することができ、接続モジュール38は、有線信号、又は、Wi-Fi、Bluetooth、近距離無線通信、及び/又は、セルラモジュールなどを含むがこれらに限定されない無線信号を送信可能な任意のモジュール、装置、又は、手段であり得る。
口腔清掃システム200の一実施形態によれば、センサ検出ステップ又はモジュール210において、口腔清掃装置10のセンサ28は、清掃セッションについてのセンサデータを取得する。次いで、取得されたデータは、センサデータ送信ステップ又はモジュール200において、接続モジュール38を介してリモート装置40に送信される。リモート装置40がない実施形態では、センサデータは、口腔清掃装置10によって下流のステップにおいて利用される。
特徴抽出モジュール230は、センサ28から口腔清掃セッションについてのデータを受信し、関連情報を抽出し、当該情報についての評価及び/又は分析を実行する。一実施形態によれば、清掃された歯領域などのブラッシングカバレージ、圧力カバレージ、及び、ブラッシング持続時間を含むデータが、センサ28から送信されたデータから抽出される。特徴抽出モジュール230は、センサ28から口腔清掃装置の向き、角度、及び/又は、位置についての情報を抽出するように構成され得る。また、特徴抽出モジュール230は、離散コサイン行列方法又はカルマンフィルタを含むがこれらに限定されない任意の様々な分析手法を用いて、センサデータの分析を実行することができる。当該データは、例えば、ユーザの口腔を表す予め定義された、所定の、及び/又は、パーソナル化された閾値のセットと比較され得る。
他の実施形態によれば、特徴抽出モジュール230は、専用のデータセットで予め訓練された、1又は複数の訓練セッションの間に取得されたデータに基づいてユーザ特有であり得る、又は、両方のタイプのデータの組み合わせであり得る、隠れマルコフモデルなどを用いて静的分析により口腔清掃装置10の位置を抽出する。更に他の実施形態では、センサ28は、電磁力センサであり、特徴抽出モジュール230は、口腔清掃装置10に対する特定の身体部分の近接度についての情報を抽出する。これにより、カバレッジ測定の精度を向上させることができ、方向及び/又は位置推定のあいまい性を低減することができる。他の実施形態によれば、虫歯、脱灰、歯肉炎、又は、他の口腔の健康状態又は形質の検出を含む追加の特徴抽出が行なわれ得る。これらの状態又は形質は、口腔清掃装置10に埋め込まれた1又は複数の専用感知モダリティ又はその一部を使用して、抽出及び/又は識別され得る。これらの特徴の空間分解能は、抽出されたカバレッジ情報とその検出とをリンクすることによって提供される。
口腔清掃システム200の一実施形態によれば、パフォーマンス評価モジュール240は、抽出された特徴情報を分析することができる。例えば、パフォーマンス評価モジュール240は、ルールのセットを用いて、抽出された特徴情報を分析することができる。これらのルールは、例えば、予め既定されるか、予め決定されるか、又は、ユーザ又は歯科専門家によって、又は、ユーザ又は歯科専門家に対して、パーソナル化され得る。一実施形態によれば、ルールは、口全体などの全体的なスケールで、又は、口の一部又は四分円などの局所的に、又は、個々の歯のスケールで、適用され得る。
一実施形態によれば、ルールは、(i)少なくとも20秒間歯セグメント内に位置する全ての歯面をブラッシングする、少なくとも6秒間歯茎のラインに沿ってブラッシングするなど、ユーザの口の1又は複数の部分に費やされる所要時間、及び/又は、(ii)歯肉のラインに沿って適用される150gの最小限の力など、ユーザの口内の1又は複数の場所に加えられる所要の力、及び/又は、(iii)1又は複数の歯間空間で検出される軽度の歯肉炎などの口腔の健康状態の検出、に基づいている。例えば、典型的なルールは、以下の式1及び式2と同一又は類似していてもよいが、多くの他のルール及び式が可能である。
Figure 2019512276
Figure 2019512276
次に、パフォーマンス評価モジュール240は、ユーザインタフェース46に対して、分析結果を供給することができる。
図4は、一実施形態において、口腔清掃装置10及び/又はリモート装置40のユーザインタフェース46を概略的に表している。ユーザインタフェースは、ユーザの口腔の描写を有し、現在の清掃セッションの間に清掃された領域420と、現在清掃されている領域410と、総ブラッシング時間及び/又は残りのブラッシング時間を示す時計430と、についての情報を含む。また、これから清掃される領域440も、ユーザインタフェース46により描写され得る。従って、ユーザインタフェースは、清掃セッション中、リアルタイムでユーザに情報及び/又はフィードバックを供給することができる。
図5は、一実施形態において、口腔清掃装置10及び/又はリモート装置40のユーザインタフェース46を概略的に表している。1又は複数のセンサ28は、圧力センサを含み、システムは、その情報を利用して、清掃セッション中、付与される圧力についての圧力フィードバックを供給する。例えば、ユーザが圧力をかけ過ぎている場合、ユーザに歯ブラシに加えられる圧力の量を減らすよう知らせるフィードバックが、清掃セッション中、ユーザに供給され得る。同様に、ユーザがかけている圧力が小さ過ぎる場合、ユーザに歯ブラシに加えられる圧力の量を増加させるよう知らせるフィードバックが、清掃セッション中、ユーザに供給され得る。
図3に戻り、一実施形態では、決定モジュール250が、清掃セッション中、パフォーマンス評価モジュール240から情報を受信する。決定モジュール250は、二次清掃セッションが正当である又は必要であるかどうかを決定するために、パフォーマンス評価モジュール240から受信された情報を分析するように構成される。従って、決定モジュール250は、(1)図6に示されるように、一次清掃セッションが適正であったことを示すフィードバック270をユーザに供給する、又は、(2)図7に示されるように、二次清掃セッションが正当である又は必要であることを示すフィードバックをユーザに供給することができる。図7に示されるように、ユーザインタフェース46は、清掃する1又は複数の領域、及び/又は、追加清掃の持続時間を含むがこれらに限定されない二次清掃セッションについての情報を供給することができる。
一実施形態によれば、ユーザが二次清掃セッションを実行することを選択した場合、口腔清掃装置10は、二次清掃セッションに関連する1又は複数のタスクを実行するように構成される。例えば、一次洗浄セッション中に特定の領域で使用される力が小さ過ぎる場合、口腔清掃システム100は、口腔清掃装置10がセンサ28からの入力に基づいて口腔のその部分に配置されていることを検出すると、より大きな圧力を加える動作モードを実施することができる。口腔清掃システム100が口腔清掃装置10が口腔の特定領域から離れたことを検出した場合、ユーザが典型的に十分なブラッシング圧力を供給する領域においてブラッシングが実行されるため、システムは、標準的な圧力量を付与する動作モードを実行するよう口腔清掃装置10を指示することができる。同様に、特定の領域を清掃するのにあまりにもわずかな時間が費やされた場合、口腔清掃装置10は、図8のように、当該領域における最適な清掃を達成するため、所定の間隔で特定の領域を清掃するようユーザに指示する情報をユーザに提供することができる。指示された領域が必要な間隔で清掃された場合、システムは、追加的なブラッシングを必要とする口腔の他の領域へユーザを方向付けることができる。
一実施形態によれば、二次清掃セッションが完了した場合、決定モジュール250は、(1)図6に示されるように、二次清掃セッションが成功し、ユーザの歯が清掃されたことを示すフィードバックをユーザに供給する、あるいは、(2)なお低パフォーマンスを示す1又は複数の領域に焦点を当てるために、その後の清掃セッションが必要であることを示すフィードバックをユーザに供給する、ことができる。フィードバックは、ユーザインタフェース46を介してユーザに表示され得る。ユーザは、他のオプションの中でも、その後の清掃セッションを実行する、当該セッションを辞退する、又は、フィードバックを無視することができる。
図9は、一実施形態において、口腔清掃装置10のユーザにフィードバックを供給するための方法300のフローチャートを示している。ステップ310において、口腔清掃装置10、あるいは、口腔清掃装置及びリモート装置40を具備するシステム100が提供される。口腔清掃装置は、本明細書で説明される又は想定される任意の装置であり得る。
当該方法のステップ320において、ユーザは、清掃セッションに関わり、センサ28が、ブラッシングの位置、ブラッシング持続時間、及び、ブラッシングの圧力を含むがこれらに限定されない、清掃セッションについての情報を取得する。装置コントローラ30は、センサからデータを受信する。一実施形態によれば、装置コントローラ30は、センサ28から収集されたデータを接続モジュール38を介してリモート装置40に送信する。
当該方法のステップ330において、装置コントローラ30及び/又はリモートプロセッサ42は、パフォーマンス評価モジュール240に関して上述したように、センサデータを分析して、ユーザの清掃セッションについての情報を抽出及び評価する。例えば、パフォーマンス評価モジュール240は、抽出された情報を分析し、ルールのセットを用いてデータを評価することができる。これらのルールは、例えば、予め既定されるか、予め決定されるか、又は、ユーザ又は歯科専門家によって、又は、ユーザ又は歯科専門家に対して、パーソナル化され得る。一実施形態によれば、ルールは、口全体などの全体的なスケールで、又は、口の一部又は四分円などの局所的に、又は、個々の歯のスケールで、適用され得る。例えば、ルールは、(i)少なくとも20秒間歯セグメント内に位置する全ての歯面をブラッシングする、少なくとも6秒間歯茎のラインに沿ってブラッシングするなど、ユーザの口の1又は複数の部分に費やされる所要時間、及び/又は、(ii)歯肉のラインに沿って適用される150gの最小限の力など、ユーザの口内の1又は複数の場所に加えられる所要の力、及び/又は、(iii)1又は複数の歯間空間で検出される軽度の歯肉炎などの口腔の健康状態の検出、に基づいている。
当該方法のオプションのステップ335において、清掃セッション中、口腔清掃装置10及び/又はリモート装置40は、図4乃至図6に示されるように、清掃セッション中に指示及び/又はフィードバックをユーザに供給する。最初のステップとして、システムは、口腔清掃装置10がオンされた場合に、清掃セッションを開始するように指示する。センサ28がユーザの口内において口腔清掃装置10の位置を決定すると、口腔清掃装置10及び/又はリモート装置40上のユーザインタフェース46は、現在の部分で消費された時間量及び総清掃時間を示すタイマとともに、ユーザの口、及び、現在清掃されている口内の部分の描写を表示することができる。ユーザは、特定の部分又は特定の領域をどれくらい長く清掃するのかについて知るためにタイマを用いることができる。ユーザが特定の部分で適切な時間期間に亘って清掃しない場合、プロセッサは、ユーザの口の中の装置10の位置の変化に基づいてこれを判定することができ、プロセッサは、ステップ340で使用するためにその情報を記憶する。ユーザが特定の口内部分又は領域を所定の時間量ブラッシングした場合、ユーザインタフェース46上に当該情報を表示することに加え、システムは、ユーザインタフェース46上の命令によって、音声信号によって、触覚フィードバックによって、又は、斯かる信号の組み合わせによって、ユーザの口内の異なる位置に切り替えるようユーザに指示することができる。さらに、プロセッサは、データを分析し、清掃セッション中、ユーザにリアルタイムフィードバックを供給することができる。例えば、口腔清掃装置が圧力センサを含む場合、パフォーマンス評価モジュールは、特徴抽出モジュールによって圧力センサから抽出されたデータを分析し、ブラッシング中、ユーザが適正な圧力量を付与しているかどうかを判定することができる。ユーザが適正な圧力量を付与していない場合、図5に示されるようなフィードバックが、ユーザインタフェース46を介してユーザに供給され得る。
上記方法のステップ340において、口腔清掃装置10、システム100、及び/又は、リモート装置40は、補助的な清掃セッションが必要かどうかを決定する。例えば、装置コントローラ30及び/又はリモートプロセッサ42は、ブラッシングセッションの一部又は全体を評価し、補助的な清掃セッションが必要かどうかを判定することができる。例えば、ここで説明されるように、装置コントローラ30及び/又はリモートプロセッサ42、装置コントローラ30及び/又はリモートプロセッサ42のコンポーネント、あるいは、装置コントローラ30及び/又はリモートプロセッサ42ととも動作するソフトウェアであり得る決定モジュール250が、清掃セッションの間及び/又は後でパフォーマンス評価モジュール240から情報を受信する。決定モジュール250は、二次清掃セッションが正当である又は必要であるかどうかを判定するために、パフォーマンス評価モジュール240から受信された情報を分析するように構成される。従って、決定モジュール250は、(1)図6に示されるように、一次清掃セッションが適正であったことを示すフィードバック270をユーザに供給する、又は、(2)図7に示されるように、二次清掃セッションが正当である又は必要であることを示すフィードバックをユーザに供給する、ことができる。
例えば、清掃セッションが完了した後、決定モジュール250は、受信された情報を分析し、ユーザの行動が既定又は所定の閾値を満足したかどうかを判定する。ユーザがガイドされるブラッシング指示に厳密に従う場合、例えば、二次清掃セッションは不要であると予想される。しかし、研究では、ガイドされるブラッシング指示があったとしても、ほとんどのユーザーが2分間の完全な推奨セッションを清掃したり、推奨時間に亘って口の全ての部分をブラッシングしたり、適切な角度でブラッシングしたり、及び/又は、口の全ての領域において適切な圧力を付与したり、しないことが分かっている。センサ28によって受信されたデータから、現在の清掃セッションの決定モジュール106によって実行される分析に基づいて、達成された最適なブラッシングパフォーマンスの判定が行なわれ得る。
ユーザによって実行される清掃セッションが所定の閾値を満足する場合、上記方法は、ステップ370に進み、ユーザは、図6に示されるように、一次清掃セッションが適正であった、ひいては二次清掃セッションが不要であることを示す情報をユーザインタフェース46を介して受信する。
ユーザによって実行される清掃セッションが所定の閾値を満足しない場合、上記方法は、ステップ350に進み、ユーザは、一次清掃セッションが不適切であった、ひいては二次清掃セッションが必要であることを示す情報をユーザインタフェース46を介して受信する。図7に示されるように、例えば、二次清掃セッションが必要であるというユーザに対する表示は、清掃される1又は複数の領域、及び/又は、追加的な清掃の持続時間などを含むがこれらに限定されない追加的な情報を含むことができる。二次清掃セッションについてのこのパーソナル化された情報は、例えば、低パフォーマンス(例えば、不十分なブラッシング時間、不適切なブラッシング角度、不十分なブラッシング力など)が検出された特定の領域について焦点を当てるるものであってもよく、二次清掃セッション実行のオプションをユーザに提示するものであってもよい。従って、二次清掃セッションは、直前の清掃セッションにおけるパフォーマンスに基づいてカスタマイズされることが理解されよう。結果として、二次清掃セッションは、典型的には、以前の清掃セッションとは異なる。
口腔清掃装置10、システム100、及び/又は、リモート装置40によって生成されるフィードバックは、視覚的、記述的、聴覚的、触覚的、又は、他のタイプのフィードバックを含む任意の様々な異なる方法においてユーザに供給され得る。例えば、満足なブラッシングルーチンの完了は、ポジティブな信号又は歌などの、音声信号、触覚信号、又は、他の信号により行なわれ得る。
上記方法のステップ360において、ユーザが二次清掃セッションの実行を選択した場合、口腔清掃装置10及び/又はリモート装置40のユーザインタフェース46は、オプションで、追加的な清掃を必要としている領域をユーザに指示し、斯く領域における追加的な清掃をどれくらいの時間に亘って実行するかについての情報及び他の情報をユーザに供給するセッションを通じてユーザをガイドすることができ、口腔清掃装置のセンサ28は、清掃セッションを示すセンサデータを収集する。例えば、センサは、ブラッシング位置、ブラッシング持続時間、及び、ブラッシング圧力などを含むがこれらに限定されない、ここで説明される任意のデータを取得することができる。装置コントローラ30は、センサから当該データを受信する。一実施形態によれば、装置コントローラ30は、接続モジュール38を介して、センサ28から収集されたデータをリモート装置40に送信する。装置コントローラ30及び/又はリモートプロセッサ42は、パフォーマンス評価モジュール240に関して上述したように、センサデータを分析して、ユーザの清掃セッションについての情報を抽出及び評価する。
上記方法のステップ365において、システムは、ステップ340に戻り、口腔清掃装置10、システム100、及び/又は、リモート装置40は、二次清掃セッション中に受信したセンサデータを分析し、本明細書で説明又は想定される方法のいずれかを用いて三次清掃セッションが必要かどうかを判定する。三次清掃セッションが必要である場合、システムは、ステップ350に進む。二次清掃セッションがいずれの問題も適切に解消した場合、ユーザは、図6に示されるように、二次清掃セッションが適正であったことを示すフィードバックを受信する。一実施形態によれば、二次清掃セッションに関する閾値は、一次清掃セッションに関する閾値よりも低い。同様に、三次清掃セッションに関する閾値は、二次清掃セッションに関する閾値よりもずっと低い。
本明細書で定義され使用されている全ての定義は、辞書定義、参照により組み込まれた文献の定義、及び/又は、定義された用語の通常の意味を制御すると理解されるべきである。
本明細書及び特許請求の範囲において使用される単数形は、明確に反対の指示がない限り、「少なくとも1つ」を意味すると理解されるべきである。
本明細書及び特許請求の範囲において使用される語句"及び/又は"は、そのように結合された複数の要素の"いずれか又は両方"、即ち、或る幾つかの場合には接続的に存在し、他の場合には分離的に存在する複数の要素を意味すると理解されるべきである。"及び/又は"と共に記載されている複数の要素は、同じ様式で、即ち、そのように結合された複数の要素のうちの"一つ又はそれ以上"と解釈されるべきである。他の複数の要素は、任意的に、「及び/又は」節によって具体的に特定された複数の要素以外に存在してもよく、それら具体的に特定された複数の要素と関連していても関連していなくてもよい。
本明細書及び特許請求の範囲において使用される"又は"は、上述の"及び/又は"と同じ意味を有するものと理解されるべきである。例えば、あるリスト内の複数の項目を分離させた場合に、"又は"又は"及び/又は"は包括的である、即ち、1又は複数の要素のリストのうちの少なくとも一つ(ただし一つよりも多くも含む)を含み、そして任意的に、追加的なリストにない複数の項目を含むものと解釈されるものとする。明確に反対の指示をする用語、例えば"一つのみ"又は"厳密に一つの"又は特許請求の範囲において使用される場合の"から成る"のみが、数又は複数の要素のリストのうちの厳密に1の要素を含むことを参照することができる。概して、本明細書において使用される"又は"は、例えば"〜のいずれか"、"〜のうちの一方"、"〜の一つのみ"、又は、"厳密に一つの"を伴う場合にのみ、排他的な代替手段(即ち、"一方又は他方であり、両方ではない")を示すと解釈されるものとする。
本明細書及び特許請求の範囲に用いられるように、1つ以上の要素を含むリストを参照した際の「少なくとも1つ」との表現は、要素のリストにおける任意の1つ以上の要素から選択された少なくとも1つの要素を意味すると理解すべきであるが、要素のリストに具体的に列挙された各要素の少なくとも1つを必ずしも含むわけではなく、要素のリストにおける要素の任意の組み合わせを排除するものではない。この定義は、「少なくとも1つの」との表現が指す要素のリストの中で具体的に特定された要素以外の要素が、それが具体的に特定された要素に関係していても関連していなくても、任意選択的に存在してもよいことを可能にする。
また、反対の意味で明確に示されなければ、2以上のステップ又は動作を含む請求項中の任意の方法において、方法のステップ又は動作の順序は、記載の方法のステップ又は動作の順序に必ずしも限定されない。
明細書と同様に、請求項中、「有する」、「含む」、「運ぶ」、「持つ」、「包含する」、「取り込む」、「保持する」、「構成される」などの移行句は、オープンエンドである、即ち、含むが、これらに限定されないものとして理解されるべきである。「〜からなる」及び「実質的に〜からなる」という移行句のみが、それぞれ、クローズド又はセミクローズド移行句であるべきである。
本明細書では多様な実施形態が記載及び図示されたが、当業者は、本明細書に説明される機能を実行するための、並びに/又は、本明細書に説明される結果、及び/若しくは、1つ以上の利点を得るための他の多様な手段及び/若しくは構造を容易に想像し、かかる変形例及び/又は改変例は、本明細書で説明される発明の実施形態の範囲内に含まれると見なされる。より一般的には、当業者は、本明細書に説明される全てのパラメータ、寸法、材料、及び、構成の全ては例であり、実際のパラメータ、寸法、材料、及び/又は、構成は、本発明の教示が使用される具体的な用途に依存することを容易に理解するであろう。当業者は、通常の実験より多くを要することなく、本明細書に説明される本発明の具体的な実施形態の多数の均等物を認識又は確認することができるであろう。よって、上記の実施形態はあくまで例として提示され、本発明の実施形態は、特許請求の範囲及び均等物の範囲内において、具体的に説明及び請求されたものとは異なる態様又は方法で実施することができる。本開示の発明の実施形態は、本明細書に説明される個々の特徴、システム、物品、材料、キット(道具)、及び/又は、方法に向けられる。また、かかる特徴、システム、物品、材料、キット、及び/又は、方法が互いに矛盾しない場合、かかる特徴、システム、物品、材料、キット、及び/又は、方法のうちの2つ以上の任意の組み合わせは本開示の発明の範囲内に含まれる。

Claims (15)

  1. 口腔清掃装置のユーザに対してフィードバックを供給するための方法であって、前記方法は、
    前記口腔清掃装置のセンサから、一次清掃セッションの間のセンサデータを受信するステップと、
    前記受信されたデータから、前記一次清掃セッションの1又は複数のパラメータについての情報を抽出するとともに、前記抽出された情報に基づいて、前記一次清掃セッションを評価するステップと、
    前記評価に基づいて、二次清掃セッションが必要かどうかを決定するステップと、
    ユーザインタフェースを介して、二次清掃セッションが必要であるという表示を前記ユーザに供給するステップと、
    を有する、方法。
  2. 前記1又は複数のパラメータが、前記一次清掃セッションの持続時間、前記一次清掃セッションの間に付与された圧力、前記一次清掃セッションの間の口内における前記口腔清掃装置の位置、前記一次清掃セッションの間の前記口腔清掃装置の角度、及び、それらの任意の組み合わせからなるグループから選択される、請求項1記載の方法。
  3. 前記決定するステップが、前記抽出された情報と所定の閾値とを比較するステップを有する、請求項1記載の方法。
  4. 前記評価が、1又は複数のルールのセットを用いた、前記抽出された情報の分析を有する、請求項1記載の方法。
  5. 前記表示が、前記二次清掃セッションの間に追加の清掃が必要な前記ユーザの口の1又は複数のセグメントについての情報、及び/又は、追加の清掃が必要な前記ユーザの口の前記1又は複数のセグメントに必要な追加の清掃時間の量についての情報を有する、請求項1記載の方法。
  6. 前記一次清掃セッション及び/又は前記二次清掃セッションの間に前記ユーザに対して前記清掃セッションについてのリアルタイムフィードバックを供給するステップを更に有する、請求項1記載の方法。
  7. 前記口腔清掃装置の前記センサから、前記二次清掃セッションの間のセンサデータを受信するステップを更に有する、請求項1記載の方法。
  8. 清掃セッションについてユーザにフィードバックを供給するように構成された口腔清掃装置であって、前記装置は、
    ブラッシングセッションに関するデータを取得するように構成されたセンサと、
    前記ブラッシングセッションについて前記ユーザにフィードバックを供給するように構成されたユーザインタフェースと、
    前記センサ及び前記ユーザインタフェースと通信するコントローラと、
    を有し、
    前記コントローラは、前記センサから、一次清掃セッションの間のセンサデータを受信し、前記受信されたデータから、前記一次清掃セッションの1又は複数のパラメータについての情報を抽出するとともに、前記抽出された情報に基づいて、前記一次清掃セッションを評価し、前記評価に基づいて、二次清掃セッションが必要かどうかを決定し、前記ユーザインタフェースを介して、二次清掃セッションが必要であるという表示を前記ユーザに供給する、ように構成される、口腔清掃装置。
  9. 前記センサが、ジャイロスコープ、加速度計、及び、磁力計のうちの1又は複数である、請求項8記載の口腔清掃装置。
  10. 前記1又は複数のパラメータが、前記一次清掃セッションの持続時間、前記一次清掃セッションの間に付与された圧力、前記一次清掃セッションの間の口内における前記口腔清掃装置の位置、前記一次清掃セッションの間の前記口腔清掃装置の角度、及び、それらの任意の組み合わせからなるグループから選択される、請求項8記載の口腔清掃装置。
  11. 前記表示が、前記二次清掃セッションの間に追加の清掃が必要な前記ユーザの口の1又は複数のセグメントについての情報、及び/又は、追加の清掃が必要な前記ユーザの口の前記1又は複数のセグメントに必要な追加の清掃時間の量についての情報を有する、請求項8記載の口腔清掃装置。
  12. 前記コントローラが、前記一次清掃セッション及び/又は前記二次清掃セッションの間に前記ユーザに対して前記清掃セッションについてのリアルタイムフィードバックを供給するように更に構成される、請求項8記載の口腔清掃装置。
  13. 清掃セッションについてユーザにフィードバックを供給するように構成された口腔清掃システムであって、前記システムは、
    ブラッシングセッションに関するセンサデータを取得するように構成されたセンサと、前記取得されたセンサデータを送信するように構成された接続モジュールと、を有する口腔清掃装置と、
    前記送信されたセンサデータを受信するように構成された通信モジュールと、前記受信されたデータから、一次清掃セッションの1又は複数のパラメータについての情報を抽出するとともに、前記抽出された情報に基づいて、前記一次清掃セッションを評価し、前記評価に基づいて、二次清掃セッションが必要かどうかを決定し、二次清掃セッションが必要であるという表示を前記ユーザに供給する、ように構成されたプロセッサと、を有するリモート装置と、
    を有する、口腔清掃システム。
  14. 前記リモート装置が、前記表示を供給するように構成されたユーザインタフェースを有する、請求項13記載の口腔清掃システム。
  15. 前記ユーザインタフェースが、前記清掃セッションの間、前記ユーザに対して前記清掃セッションについてのリアルタイムフィードバックを供給するように構成される、請求項14記載の口腔清掃システム。
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