JP2019512106A5 - - Google Patents

Description

図１２に示されているように、ポスト本体９２上には１つまたは２つ以上の取り付けフランジ１１０が位置決めされるのが良く、または１つまたは２つ以上の取り付けフランジ１１０がポスト本体９２に結合されるのが良い。一実施形態では、取り付けフランジ１１０により、ポストシステム９０は、当該技術分野において知られている取り付けフォークまたは類似の装置を用いて光学定盤に取り外し可能に結合できるが、調整逃げ部１０４が設けられることにより、取り付けフランジ１１０は不要となる。したがって、光学ポストシステム９０は、取り付けフランジ１１０なしで製造でき、それによりポストシステム９０のフットプリントが減少する。例えば、図１３は、取り付けフランジ１１０がポスト本体９２上に形成されることなく製造された光学ポストシステム９０の一実施形態を示している。ポスト本体９２は、１つまたは２つ以上の締結具１０８を受け入れるよう寸法決めされた１つまたは２つ以上の締結具凹部１００を有するのが良い。締結具１０８は、締結具凹部１００内に形成された少なくとも１つの締結具フランジ１０５に係合してポストシステム９０を光学定盤または作業面に選択的に結合するよう構成されているのが良い。一実施形態では、締結具１０８は、ポスト本体９２の長手方向軸線Ｌに沿ってかつこれと同一直線上に位置決めされる。

図１２および図１３に示されているように、少なくとも１つの締結具調整逃げ部１０４がポスト本体９２内に形成されている。図示の実施形態では、締結具調整逃げ部１０４は、締結具凹部１００の近くでポスト本体９２上に形成された少なくとも１つの締結具位置決め逃げ部１０２を含む。締結具位置決め逃げ部１０２により、ユーザは、光学ポストシステム９０の配置場所を締結具１０８に対して２本の軸線に沿って選択的に調整することができる。一実施形態では、締結具調整逃げ部１０４は、角度付き逃げプレート１０６を含む。図示の実施形態では、角度付き逃げプレート１０６は、ポスト本体９２の長手方向軸線Ｌと交差しており、ただし、当業者であれば理解されるように、角度付き逃げプレート１０６は、ポスト本体９２の長手方向軸線Ｌと交差する必要はない。オプションとして、逃げプレート１０６に角度を付ける必要はない。使用にあたり、角度付き逃げプレート１０６により、ユーザは、ツールを用いて締結具凹部１００内に位置決めされた締結具１０８の少なくとも一部分に接近してポストシステム９０を容易に結合し、結合解除するとともに／あるいは光学定盤または類似の作業面に結合されているときのポストシステム９０の位置を調整することができる。

Claims (13)

1. 光学ポストシステムであって、
   少なくとも１つの直径を有し、少なくとも１つの係合面が形成された少なくとも１つのポスト本体を含み、前記係合面は、少なくとも１つの光学部品が取り付けられるよう構成され、
   前記ポスト本体内に形成された少なくとも１つの締結具凹部を含み、前記締結具凹部は、前記ポスト本体の前記直径内に延び、前記光学ポストシステムを少なくとも１つの作業面に結合するよう構成された少なくとも１つの締結具を受け入れるよう構成され、
   前記ポスト本体内に形成された少なくとも１つの締結具調整逃げ部を含み、前記締結具調整逃げ部内には少なくとも１つの角度付き締結具逃げプレートが位置決めされ、前記締結具調整逃げ部は、前記締結具凹部と連絡状態にあり、前記締結具が前記ポスト本体の前記直径内に位置決めされることを許容するように構成されている、光学ポストシステム。
2. 前記係合面上に形成された少なくとも１つの保持ポートを更に含み、前記保持ポートは、１つまたは２つ以上の締結具を受け入れるよう構成されている、請求項１記載の光学ポストシステム。
3. 前記ポスト本体の長手方向軸線Ｌと直交して前記ポスト本体内に形成された少なくとも１つの保持通路を更に含み、前記保持通路は、少なくとも１つのレールを受け入れるよう構成されている、請求項１記載の光学ポストシステム。
4. 少なくとも１つの通路ロック凹部内に選択的に位置決めされた少なくとも１つの通路ロック装置を更に含み、前記通路ロック凹部は、前記保持通路と連絡状態にある、請求項３記載の光学ポストシステム。
5. 前記締結具調整逃げ部内に位置決めされた前記角度付き締結具逃げプレートは、前記ポスト本体の前記長手方向軸線Ｌと交差している、請求項１記載の光学ポストシステム。
6. 前記締結具調整逃げ部内に位置決めされた前記角度付き締結具逃げプレートは、前記ポスト本体の前記長手方向軸線Ｌと交差していない、請求項１記載の光学ポストシステム。
7. 前記ポスト本体内に形成された少なくとも１つの締結具フランジを更に含み、前記締結具フランジは、前記締結具調整逃げ部中に延び、前記締結具フランジは、前記締結具調整逃げ部内に位置決めされた前記締結具に係合するよう構成されている、請求項１記載の光学ポストシステム。
8. 前記光学ポストシステムは、アルミニウムで作られている、請求項１記載の光学ポストシステム。
9. 前記光学ポストシステムは、ステンレス鋼で作られている、請求項１記載の光学ポストシステム。
10. 光学ポストシステムを作業面に結合する方法であって、
    ねじ山付き締結具を作業面内に形成されたねじ山付き取り付け穴に結合するステップと、
    前記ねじ山付き締結具の一部分を受け入れるよう構成された、少なくとも１つの直径を有するポスト本体であって、該ポスト本体の前記直径内に延びる少なくとも１つの締結具凹部を備えるポスト本体、を含む光学ポストシステムを位置決めして前記ねじ山付き締結具が前記締結具凹部内に位置するようにするステップであって、前記締結具凹部は、前記締結具が前記ポスト本体の前記直径内に位置決めされることを許容するように構成されている、ステップと、
    少なくとも１つの結合ツールを前記ポスト本体内に形成された少なくとも１つの締結具調整逃げ部中に挿入するステップと、
    前記ポスト本体の前記締結具凹部内に位置決めされた前記締結具を前記締結具調整逃げ部中に挿入された前記結合ツールで作動させるステップとを含む、方法。
11. 前記締結具凹部内に位置決めされた前記締結具を作動させる前に、前記光学ポストシステムの位置をＸ軸に沿って調整するステップを更に含む、請求項１０記載の方法。
12. 前記締結具凹部内に位置決めされた前記締結具を作動させる前に、前記光学ポストシステムの位置をＹ軸に沿って調整するステップを更に含む、請求項１０記載の方法。
13. 前記締結具凹部内に位置決めされた前記締結具を作動させる前に、前記光学ポストシステムの位置をＸ軸とＹ軸の両方に沿って調整するステップを更に含む、請求項１０記載の方法。

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