JP2019511876A - 光信号伝送システム及び方法 - Google Patents

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Abstract

光信号を伝送するシステムであって、前記光信号を第1コピー及び第2コピーに分割するための光カプラを有し、前記光カプラは、前記光信号を受信する入力部と、前記第1コピーのための第1出力部と、前記第2コピーのための第2出力部とを有し、前記システムは、前記第1出力部に接続された第1光ガイドと、前記第2出力部に接続された第2光ガイドと、前記信号の第1コピーと第2コピーとをコヒーレントに重ね合わせる重ね合わせモジュールとを含むシステム。
【選択図】図3

Description

本発明は、非線形効果によって生じる雑音や歪みを低減する光信号伝送に関する。
今日では、光ファイバー通信システムは全ての通信ネットワーク内に存在し、世界の長距離信号の80%以上を伝送している。光ネットワークの成功は、シングルモードファイバ(SMF)として知られる低損失で硅素ベースの光ファイバの発明に基づいている。これにより、順次システム容量を向上して、指数関数的に増加するユーザー需要に対応し、伝送された情報ビットあたりのコストを削減している。しかし、硅素ベースのファイバは、ファイバの屈折率が印加された電界に対して非線形に変化する重大な制約がある。その結果、信号の電力に対して非線形に増加する歪みが加わる。より具体的には、歪みは、信号電力の増加より早く(ほぼ二次的に)増加する。その結果、光ファイバの低損失周波数帯域で伝送できる情報の最大値が存在する。容量の限界は、Ellis et al. (2010) [A. Ellis, J. Zhao, D. Cotter, "Approaching the Non-Linear Shannon Limit," IEEE/OSA Journal of Lightwave Technology, vol. 28, no.4, 2010]で議論されるように、ファイバの非線形性を含むように修正されたShannon−Hartley定理を用いて計算できる。
従来、カー効果は非線形補償を使用して対処されていた。 電子的補償技術は、Ho et al. (2004) [K-P. Ho, and J. Kahn, "Electronic compensation technique to mitigate nonlinear phase noise," IEEE/OSA Journal of Lightwave Technology, vol. 22, pp. 779-783, 2004]及びIp et al. (2008) [E. Ip, and J. Kahn, "Compensation of dispersion and nonlinear impairments using digital back propagation," IEEE/OSA Journal of Lightwave Technology, vol. 26, pp. 3416-3425, 2008]に記載されている。しかし、現在のチャネル間非線形障害を緩和できず、かつ補償器にとって未知の他の波長分割多重チャネルの知識を必要とする制約、及び、非線形相互作用を元に戻すために多くの計算ステップが必要となる高い複雑性が存在する。
中間点スパンスペクトル反転法(MSSI)は、波長分散、非線形性、及び2つの組み合わせ効果を補償するために使用されるよく知られた手法である。これは、伝送リンクの中間近くの光信号の電界に対する位相共役によって行われ、例えば、Marcenac et al. (1997) [D. Marcenac, D. Nesset, A. Kelly, M. Brierley, A. Ellis, D. Moodie, C. Ford, "40 Gbit/s transmission over 406 km of NDSF using mid-span spectral inversion by four-wave-mixing in a 2 mm long semiconductor optical amplifier," in Electronics Letters, vol.33, no.10, pp.879-880, 1997]及びJansen et al. (2006) [S.L Jansen, D. Borne, B. Spinnler, S. Calabro, H. Suche, P.M. Krummrich, W. Sohler, G.-D. Khoe, and H. de Waardt, "Optical phase conjugation for ultra long-haul phase-shift-keyed transmission," IEEE/OSA Journal of Lightwave Technology, vol.24, pp.54, 2006]に記載されている。図2(a)にMSSI法を用いた伝送リンクを示す。しかし、MSSIは、リンク内に位相共役器を挿入することによって伝送リンクを変更する必要があり、位相共役器の周りに対称的な電力展開を必要とし、展開要件が増加する。
近年、別の解決法(「PCTW法」)が提案されている。この方法は、1本の光ファイバの直交偏波モードを介して一対の相互位相共役双対波(PCTW)を一緒に送信し、それらを受信機サイトにコヒーレントに重ね合わせることによって、非線形の信号対信号の相互作用を消去する。これは、Liu et al. (2013) [X. Liu, A. Chraplyvy, P. Winzer, R. Tkach and S. Chandrasekhar, "Phase-conjugated twin waves for communication beyond the Kerr nonlinearity limit," Nature Photonics, 2013]に記載されている。しかし、この方法にはいくつかの欠点がある。使用される各ネットワーク要素の伝送容量の半分が二つのコピーを伝送するのに使用され、受信機が複雑になり、より具体的にはコヒーレント受信機が必要となるからである。この方法の概略図を図2(b)に示す。
最も一般的には、本発明は、前述した欠点を伴わず、カー歪みに関する欠点を大幅に低減した伝送のための「ツインファイバ」アプローチに関する。
従って、本発明の一態様は、光信号の伝送のためのシステムを提供し、このシステムは、
前記光信号を第1コピー及び第2コピーに分割するために、前記光信号を受信する入力部と、前記第1コピーのための第1出力部と、前記第2コピーのための第2出力部とを有する光カプラと、
前記第1出力部に接続された第1光ガイドと、
前記第2出力部に接続された第2光ガイドと、
前記信号の第1コピーと第2コピーとをコヒーレントに重ね合わせる重ね合わせモジュールとを含む。
また、本発明の別の態様は、信号伝送方法であって、
第1光ガイドを伝播する第1コピーと、第2光ガイドを伝播する第2コピーとに前記信号を分割するステップと、
前記信号の第1コピーと第2コピーとをコヒーレントに重ね合わせるステップとを含む。
本発明において、前述したシステム及び方法の両方に以下の任意の特徴が等しく適用される。
本発明のこの態様の方法によれば、信号の第1コピー及び第2コピーは、光路に沿った任意の位置でコヒーレントに重ね合わされてよい。その結果、増幅、ルーティング又は検出などの所定のネットワーク動作が必要なときは、いつでも、この技術は従来のSMFネットワークと完全に互換性がある。送信機、受信機、中間ノードに変更を加える必要はなく、新しいファイバを配置する必要もない。この方法は、直接検出システム及びコヒーレント検出システムのいずれとも互換性があり、すべての光信号で使用できる。特に、これは、伝送リンクが位相結合器を含む変更を必要とするMSSI法に対する改良を提示する。本発明の方法を使用すると、信号の第1及び第2のコピーが任意の位置でコヒーレントに重ね合わされるため、変更された受信機などをネットワークに含める必要はない。明らかに、好ましい実施形態では、ネットワーク要素の前の光路内の場所で重ね合わせが行われ、重畳を必要としない単一の信号が前記ネットワーク要素に入り、従来通りに処理可能となる。
カー効果によって生じる歪みのレベルは、信号強度よりも高いオーダーで増加するので、信号をコピーに分割し、送信後に信号を再度結合することによって、カー効果の結果として受けるノイズの総量は、信号がコピーに分割されていない場合より少なくなる。
第1及び第2の光ガイドは第1及び第2の光ファイバでもよく、好ましくは空間効率を改善するために単一の光ケーブル内に束ねて構成される。
あるいは、それらは単一のマルチコア光ファイバ内の二つの非結合コアの形態でもよく、この形態は、さらに空間効率を改善し、二つのコア間の顕著な熱ドリフトの可能性を低減する。信号の第1及び第2のコピーへの分割は、好ましくは光カプラを用いて行われる。より好ましくは、第1及び第2の光ガイドのそれぞれの信号が等しい又はほぼ等しい強度を確実に有するようにするため、カプラは50:50カプラである。
好ましい実施形態では、重ね合わせモジュールは干渉計を含み、マッハツェンダ干渉計(MZI)を含むマッハツェンダ(MZ)モジュールを使用して、信号の第1及び第2のコピーをコヒーレントに重ね合わせることができる。これに関連して、「コヒーレント」という用語は、二つのコピー間に位相変化が生じず、信号強度の弱化を生じる可能性がある破壊的干渉が生じない重ね合わせを指す。好ましくは、MZモジュールは、第1の2×2MZI及び第2の2×2MZIを含み、第1の2×2MZIの出力は第2の2×2MZIの入力に結合される。別の実施形態では、MZモジュールは第3の2×2MZIをさらに含み、第2×2MZIの出力は第3の2×2MZIの入力に結合される。以下では、簡略化のために「2×2」を省略する。MZモジュールには三つ以上の2×2MZIが含まれてもよい。これは、より多くのMZIが存在すれば、位相不確定性は、より大きな程度で光子数の不確定性に変換されるからである。
好ましくは、MZモジュールは、その位相が制御され、一つのMZIのアームの一方又は両方に位相シフトを導入するように構成された位相制御器を含んでもよい。好ましい実施形態では、位相制御器は、圧電ファイバ伸張器のような圧電トランスデューサ(PZT)の形態でもよく、PZTは、印加された電流に対応する位置のMZIのアームに応力及び/又は歪みを誘起する。誘起された応力及び/又は歪みは、MZIのアームを通過する信号に光位相シフトを生じる。MZIから出力される信号の第1及び第2のコピーがコヒーレントに重ね合わされるように、位相制御器は、好ましくは、信号の第1及び第2のコピー間の位相差をゼロに低減するように構成される。信号の第1コピーと第2コピーとの間の位相差を最小にし、従って重ね合わせのコヒーレンス度を改善するために、MZモジュールはフィードバック制御を受けてもよく、従ってフィードバックコントローラをさらに含んでもよい。フィードバックコントローラは、好ましくは、位相制御器の制御要素に接続された一つのMZI(好ましくは最終段のMZI)の出力に検出器を含む。そしては、検出器が設けられているMZIの出力信号のコヒーレンスの程度に応じて、位相シフトの程度が変換される。
好ましくは、位相制御手段は、第1の光ガイドと第2の光ガイドとの間の熱ドリフトに適応するように寸法が定められる。例えば、ファイバ伸長器が実行できる「伸張」の程度は、他の外部要因に応じて生じる任意の熱ドリフト及び位相差に対応するために十分に大きくてもよい。一つの実施形態では、MZモジュールは、前述したように、第1及び第2の光ガイドのそれぞれからの入力、ネットワーク要素への出力、及び検出器への出力を有する。
本発明の他の実施形態では、複数のカプラがM層に配置されてもよい。従って、信号は、第1及び第2のコピー信号より多くの信号に分割されてもよい。カプラは、信号を2M個のコピーに分割してM個の層に配置されてもよい。この場合、以後のネットワーク要素へ伝送する際に、2M個の信号を一つの信号にコヒーレントに重ね合わせるために、カプラと同じ数のMZモジュールが必要とされてもよい。このような構成の利点は、図3bを参照して後の応用例において数学的に論じられる。カー効果の歪みによるノイズの総量は再結合によって減少するので、信号をより多数のコピーに分割すると、カー効果によって生じる歪みを低減する点で有利である。
好ましい実施形態では、前述したツインファイバ法をスペクトル反転ステップ(「スペクトル反転」と「位相共役」は、いずれも交換可能に使用できる)と組み合わせることができる。PCTW法においてもスペクトル反転が用いられる。スペクトル反転では、信号の波形は効果的に反転されるか、又は(−1)倍される。従って、完全に位相共役された二つの信号が加算されると、それらは互いに打ち消し合う。
より具体的には、本発明の方法では、コピー信号がカプラから出力された後に、第1のスペクトルインバータによって第1のコピー信号の第1のスペクトル反転が行われ、その後、コピー信号が光カプラから出力される。光カプラの第1の出力には、第1のスペクトル反転器を介して第1の光ガイドが接続される。次に、信号がコヒーレントに重ね合わされる前に第2のスペクトル反転が行われる。第2のスペクトル反転では、反転されたコピー信号を再反転させるか、又は反転していないコピー信号を反転してもよい。なぜなら、これらは同じ効果を奏するからである。本発明の好ましい実施形態では、それぞれのコピーを伝送する二つの光ガイド(その一つはスペクトル反転されている)ができるだけ近接して配置されているので、二つ(又はそれ以上)のコピー信号に影響を与えるノイズは実質的に同じである。従って、第2のスペクトル反転ステップ及び二つ(又はそれ以上)のコピーを重ね合わせた後、各コピーのノイズ成分は互いに相殺され、SNRを改善し、カー効果歪みノイズを低減する。
二つ以上の信号のコピーを作成するために、二つ以上の層のカプラを有する分岐システムでは、第1のスペクトル反転は、分割プロセス中の任意の段階で実行できる。スペクトル反転が行われる前に、すなわち、「ツリー」上の早い段階で、スペクトル反転が行われる。スペクトル反転された信号がその後のカプラによって分割されるので、より少ないスペクトルインバータ(又は位相共役器)が必要である。同様に、後に第2のスペクトル反転ステップが生じると、以前にスペクトル反転された信号のいくつかのコピーが既に互いに重ね合わされた後にスペクトル反転が生じ得るので、より少ないスペクトルインバータが必要である。この概念は、図4bと図4cとの比較から明らかに示される。必要なスペクトルインバータの数を最小限にするため、望ましくは、第1のスペクトルインバータを第1の(すなわち、図4b及び4cの最も左の)カプラの出力に結合し、第2のスペクトルインバータを最後の(すなわち、図4b及び図4cの最も右の)MZモジュールの入力に結合する。
スペクトル反転ステップを含む本発明の実施形態では、好ましくは、伝送リンクのエッジに向かった全てのスペクトル反転ステップを含む。このようにして、本出願で前述したMSSI法とは対照的に、伝送リンクの途中で位相共役要素は必要ではない。従って、この特徴を含む方法の実施形態は、エッジスパンスペクトル反転(ESSI)と呼ばれてもよい。重ね合わせたツインファイバ方式による非線形歪みの低減に加えて、ESSI法は、従来のMSSI法と同じ理論利得を提供するが、主な欠点を克服する。スペクトルインバータは、(固定されたスパンの中央の位置に代えて)スパンの端に配置される。従って、電力の放射は、二つの平行なファイバ(同じケーブル内に位置してもよく、又は同じMCFのコアでもよい)で同様であるが、コヒーレントではない。
本発明の別の態様では、複数の送信機からの信号、すなわち異なる信号が同じ光ガイド内で送信される空間分割多重化と組み合わせて、ESSIアプローチを採用できる。この場合、非線形相互作用は減少しないが、ESSIアプローチの結果として得られる利得が得られる。それにもかかわらず、送信されている二つの信号は、本発明の前述の態様におけるESSIアプローチによって提供されるのと同じ非線形補償を受ける。
従って、本発明のさらなる態様は、第1送信機から第1信号を送信し、第2送信機から第2信号を送信するシステムであって、
前記第1信号を受信する第1入力部と、前記第2信号を受信する第2入力部と、接続された第1多重化出力部と、接続された第2多重化出力部とを有し、使用時に、前記第1信号と前記第2信号とを多重化し、結果信号を第1多重化出力部の第1多重化信号と第2多重化出力部の第2多重化信号とに分割する光カプラと、
第1スペクトルインバータを介して前記第1多重化出力部に接続された第1光ガイドと、
前記第2の多重化出力部に接続された第2の光ガイドと、
前記第1多重化信号と前記第2多重化信号とをコヒーレントに重ね合わせる重ね合わせモジュールとを含み、
前記重ね合わせモジュールは、前記第1光ガイドに接続された第1入力部と前記第2光ガイドに接続された第2入力部とを有し、前記入力部の一つは第2スペクトルインバータを介して前記光ガイドの各々に接続されている。
置換可能である場合、本発明の最初の二つの態様の任意の特徴がこの態様に当てはまる。特に、重畳モジュールは、本発明の前述の態様に関して上述した重畳モジュールと同じ形態を採用できる。同様に、多重化された信号を三つ以上の結合された信号にさらに分割するカプラの層があってもよい。これに対応して、信号を二つの最終出力信号に再結合するために必要とされる二つ以上の重ね合わせモジュールの層があってもよく、これらの出力信号は後段で対向する受信機に送信されてもよい。
非線形補償がない既知の伝送リンクの概略図を示す。 既知の非線形補償伝送リンクの概略図であり、特に(a)は中間点スパンスペクトル反転法(MSSI)、(b)は光ガイドの二つの直交する偏波上で共に伝搬し、受信機で電子的に重畳される一対の位相共役双対波を示す。 本発明の初めの二つの態様のアプローチを採用した、非線形歪みを低減するための伝送リンクの概略図であり、特に(a)は1対のファイバが使用される態様を、(b)はM対のファイバが使用される態様を示す。 本発明の初めの二つの態様のESSIを含むアプローチを採用した伝送リンクの概略図であり、特に(a)は1対のファイバが使用される態様を、(b)はM対のファイバが使用される態様を、(c)はM対のファイバが使用されており、スペクトルインバータの配置が異なる態様を示す。 本発明の第3の態様のアプローチを採用した伝送リンクの概略図であり、(a)は1対のファイバが使用される態様を、(b)はM対のファイバが使用され、二つの送信機のみを有する態様を示す。 本発明のアプローチを採用した、独立したファイバ上を伝播後に二つのコピー信号をコヒーレントに重ね合わせるための位相制御MZモジュールの概略図であり、(a)は二つの2×2カプラが使用される態様を、(b)は三つの2×2カプラが使用される態様を示す。 9.953Gbpsで動作する10G光送受信機を使用して測定した実験的Q値のグラフである。Q値は送受信機によって測定されたビット誤り数から計算される。
次に、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、非線形補償技術を使用しない既知の伝送リンクを示す。図1・図5に示す伝送リンクの構造は概ね同じであり、複数の図面に表される詳細は、説明を簡潔にするために複数回説明しない。以下の説明は、本発明の態様に最も重要な特徴にフォーカスする。図1は、送信機2と受信機8との間の伝送リンクを示す。伝送リンクは、光増幅器4及びN個のネットワークモジュール5を含む。各光ネットワークモジュール5は、ある長さの光ファイバ(図示のコイルによって示される)を含む。伝送リンクは、ネットワーク要素などの他の特徴を含むことができることに留意すべきである。
図2(a)は、二つのネットワークモジュール5を含む伝送リンクを示している。前述した理由から、このペアリングは、例えば一つのネットワークモジュール5に相当する。しかし、図2(a)では、非線形歪みを補償するためにMSSI技術が採用されているため、伝送リンクの中間スパンにMSSIモジュール9が必要である。その結果、この特定の構成ではN/2個のネットワークモジュール5しか存在しない。図2(b)では、MSSIモジュール9ではなく、PCTW法が補償に使用され、その結果、この方法に特に適合する送信機12及び受信機18は、複雑さ及びコストが増大する。
図3(a)は、本発明による伝送リンクを示す。この例では、信号は二つのコピーに分割され、それぞれが二つの光ファイバ15a、15bの一つによって伝搬する。次に、ネットワークモジュール5の内部では、第1及び第2のコピー信号がMZモジュール10を用いてコヒーレントに重ね合わされて単一の信号になり、その後、受信機8への送信のために光増幅器6に入る。図3(b)は、同じ機構を表し、信号はM個の層のカプラ(図示せず)によって2M個のコピーに分割される。そして、後段のMZモジュールのM個の層が、複製を単一の信号に再結合するために必要とされ、再結合された単一の信号は増幅器6に出力される。
本発明のツインファイバ法によって提供される最大容量の改善を定量化するために、非線形信号対雑音比(SNR)の概念を導入する。加法ガウス雑音としての非線形カー歪みの近似は、SNRNLを以下のように定義できることを意味する。
Figure 2019511876
上式で、Iは放射パワー密度、n0は白色光増幅自発雑音(ASE雑音)、I(I/I02はカー歪みによる非線形ノイズ、I0は非線形特性パワー密度である。最適な放射電力密度であるため、SNRNLは最大となり、下式で与えられる。
Figure 2019511876
これらの式を修正して本発明のツインファイバ方法を説明することによって、この方法は、例えば図1に示すように、非線形領域で、SNRNLを6dB、最適放射電力を2dB改善することが示されている。
非線形領域において、図3(a)に示すシステムではSNRNLは式3で表され、図1に示すシステムではSNRNLは式4で表される。
Figure 2019511876
Figure 2019511876
図3(a)に示すシステムでは、最適放射電力密度領域の(SNRNLoptは式5で表される。
Figure 2019511876
図3(b)に示すシステムでは、非線形領域では二つだけではなくM対のファイバが存在し、非線形領域では、SNRNLは式6で表され、最適放射電力密度領域では、(SNRNLOPTは式7で表される。これらの式において、Mはファイバの平行なペアの数である。
Figure 2019511876
Figure 2019511876
これは、非線形領域では、ファイバ数が2倍になるたびにSNRNLが6dB増加し、ファイバの数が2倍になるたびにSNRNLが最適放射電力領域で2dB増加する。最終的に、SNRNLの6dBの増加は、同じ伝送距離に対して変調のコンステレーションを4QAMから16QAMに増加させ、それによってシステムのスペクトル効率は、現行システムの2ビット/秒/Hz/polから4ビット/秒/Hz/polに変化する。追加のSNRNLマージンを有する4−QAMで動作する光リンクは、より低いSNRNL増加を必要とすることに留意すべきである。
図4(a)は、図3(a)と同様の構成を示すが、分岐点とMZモジュールとの間に第1及び第2スペクトルインバータ11が配置されている。第1のスペクトルインバータ11は、送信機2からのコピー信号の一つを反転し、第2のスペクトルインバータ11は、その信号を元の形に再変換する。そして、MZモジュール10で二つのコピーがコヒーレントに重ね合わされると、雑音は相殺され、前のセクションで説明したようにツインファイバ法の効果を追加的に生じる。また、図4(b)及び図4(c)は、カプラ(図示せず)及びMZモジュールのより多くの層を有する、図4(a)と同様の構成を示す。元の信号の分割数の増加は、ツインファイバ法より効果を改善する。必要なスペクトルインバータ11の数は、それらが配置されているカプラ(図示せず)及びMZモジュールのツリー内の点によって異なる。
図4に示す方法は、ツインファイバ法による効果に加えて、位相共役から生じるSNRNLのさらなる改善を示す。位相共役による典型的なSNRNLの改善は、約2dBである。従って、2本のファイバのみを使用した図4(a)に示す概要を使用すると、送信器、受信機、中間ノード又は増幅器を変更せずに、SNRNLが、非線形領域では8dB増加し、最適放射電力領域では4dB増加する。さらに、この場合のスパンのエッジでの位相共役の使用は、MSSI法におけるルーティング制約又はリンク電力の対称性を課すものではなく、リンクは「本質的に」対称である。ESSI法は、重ね合わせられたツインファイバ法による非線形歪みの低減に加え、従来のMSSIと同じ理論利得を提供するが、主な欠点を解消する。位相共役器は(固定された中間スパン位置の代わりに)スパンの端に配置されているので、2本の平行なファイバ(同じケーブル内に配置することも、マルチコアファイバーのコアにも)の間での電力の展開は「本質的に」類似している。
図5(a)は、二つの送信機22、32からの信号が、最初にカプラ(図示せず)で多重化される本発明の第3の態様の実施例を示す。多重化された信号は、その後二つの信号に分割され、一つはスペクトルインバータ11を通過する。この点の後、システムのプロセスは図4(a)のものと同じである。同様に、図5(b)は図4(b)に類似している。
図5(b)では、ファイバ数(2M)が光信号/送信機(2信号)の数より大きいため、ESSI技術による非線形補償の他に非線形歪みが低減が生されている。非線形領域では、SNRNLは式8で表され、最適放射電力密度領域では、(SNRNLoptは式9で表される。
Figure 2019511876
Figure 2019511876
ここで、Mは平行なファイバ対の数である。従って、1対のファイバにおける利得はゼロであるが、1対以上の場合、非線形領域では、ファイバ数が2倍になる毎にSNRNLが6dB増加し、最適放射電力領域では、ファイバの数が2倍になる毎にSNRNLが2dB増加する。
また、図6(a)及び図6(b)は、本発明の全ての態様で使用されるMZモジュールの二つの例を示す。図6(a)には、MZモジュールを構成する二つのMZIがあり、図6(b)には、MZモジュールを構成する三つのMZIがある。どちらの場合も、MZモジュールの右端の出力の一つはネットワーク要素に接続され、もう一つはフィードバック制御システムの検出器に接続される。
本発明を検証するために、図6(a)の位相制御型MZIの設計が用いられる場合に、図3(a)の模式図で実験的に組み立ててみる。
実験的に組み立てられた位相制御型MZIは、過剰損失が0.35dBと低いことを示しており、この方法が無視できるほどの過剰損失で実現できることを示している。システムとしての実験では、10Gbpsの強度変調(IM)信号と、従来のシングルモードファイバ(SMF−28)の20kmの二つのスプールを通過した二つのコピー信号をコヒーレントに重ね合わせた後、直接検出(DD)を考慮した。JDSUの部品番号JXP01TMAC1CX5GE2の商用の送受信機を使用して、10Gbps信号を生成し、検出した。この送受信機を使用して、ビット誤り率(BER)を測定し、式10を用いてQファクタ(Q)を計算した。Q2はSNRNLに正比例することに留意すべきである。最終的に、同じ雑音負荷条件で得た、ツインファイバ方式及び基準の従来型(シングルファイバ)方式の結果を図7に示す。
Figure 2019511876
図7は、ツインファイバの発明が、それぞれの最適放射電力で動作するときにQ2(それによるSNRNL)を2.33dB改善することを示す。この改善は、予測された2dBの値よりわずかに高く、セクション4で説明されていない誘導ブリルアン散乱の減少に関連する可能性がある。誘導ブリルアン散乱は、入射ビームのパワーの一部の反射に関連する。誘導されたブリルアン散乱は、ある閾値を超えると、入射ビームの大部分のパワーを反射できる。さらに、図7では、線形領域において、ツインファイバシステムは、MZIの0.35dBの過剰損失に起因する小さなペナルティを示すことが分かる。非線形領域では、SNRNLの改善はセクション4で予測される6dBに近づく。

Claims (21)

  1. 光信号を伝送するシステムであって、
    前記光信号を第1コピー及び第2コピーに分割するために、前記光信号を受信する入力部と、前記第1コピーのための第1出力部と、前記第2コピーのための第2出力部とを有する光カプラと、
    前記第1出力部に接続された第1光ガイドと、
    前記第2出力部に接続された第2光ガイドと、
    前記信号の第1コピーと第2コピーとをコヒーレントに重ね合わせる重ね合わせモジュールとを含むシステム。
  2. 前記光カプラが50:50で光信号を分割するカプラである請求項1に記載のシステム。
  3. 前記重ね合わせモジュールは、第1の2×2MZIと第2の2×2MZIとを有するMZモジュールを含み、
    前記第1の2×2MZIの出力は、前記第2の2×2MZIの入力に接続される請求項1又は2に記載のシステム。
  4. 前記MZモジュールは、第3の2×2MZIを有し、
    前記第2の2×2MZIの出力が前記第3の2×2MZIの入力に接続される請求項3に記載のシステム。
  5. 前記第1、第2又は第3の2×2MZIのうちの一つのアーム上に配置される位相制御部を含む請求項3又は4に記載のシステム。
  6. 前記位相制御部は圧電変換素子である請求項5に記載のシステム。
  7. 前記MZモジュールは、前記位相制御部の制御機能に接続された検出器を含むフィードバック制御部を含む請求項5又は6に記載のシステム。
  8. 前記第1光ガイドは、第1のスペクトルインバータを介して前記光カプラの前記第1出力部に接続され、
    前記重ね合わせモジュールの入力は、第2スペクトルインバータを介して前記第1光ガイド又は前記第2光ガイドのいずれかに接続される請求項1から7のいずれか一つに記載のシステム。
  9. 前記光信号を2M個のコピーに分割するための複数の光カプラがM個の層の各々に配置されており、
    2M個のコピーを一つの出力信号にコヒーレントに重ね合わせるためのM個の重ね合わせモジュール層がある請求項1から8のいずれか一つに記載のシステム。
  10. 以下の手順を含む、信号を伝送する方法であって、
    第1光ガイドを伝播する第1コピーと、第2光ガイドを伝搬する第2コピーとに信号を分割し、
    前記第1コピーと前記第2のコピーとをコヒーレントに重ね合わせる方法。
  11. 前記重ね合わせる手順は、第1の2×2MZIと第2の2×2MZIとを有するMZモジュールによって実行され、
    前記第1の2×2MZIの出力は前記第2の2×2MZIの入力に接続される請求項10に記載の方法。
  12. 前記MZモジュールは第3の2×2MZIを含み、
    前記第2の2×2MZIの出力は前記第3の2×2MZIの入力に接続される請求項11に記載の方法。
  13. 前記第1、第2又は第3の2×2MZIのうちの一つのアーム上に配置された位相制御部が前記アームを伝播する光信号のコピーの位相を制御する請求項11又は12に記載の方法。
  14. 前記位相制御部は圧電変換素子である請求項13に記載の方法。
  15. 前記MZモジュールは、前記位相制御部の制御要素に接続された検出器を含むフィードバック制御部を含む請求項13又は14に記載の方法。
  16. 前記第1光ガイドは、スペクトルを反転する第1ステップを実行するための第1スペクトルインバータを介して前記光カプラの前記第1出力部に接続され、
    前記第2光ガイドは、スペクトルを反転する第2ステップを実行するための第2スペクトルインバータを介して第1又は第2光ガイドのいずれかに接続される請求項10から15のいずれか一つに記載の方法。
  17. 前記光信号を2M個のコピーに分割するための複数の光カプラがM個の層の各々に配置されており、
    2M個のコピーを単一の出力信号にコヒーレントに重ね合わせるためのM個の重ね合わせモジュール層がある請求項10から16のいずれか一つに記載の方法。
  18. 第1送信機から第1信号を送信し、第2送信機から第2信号を送信するシステムであって、
    前記第1信号を受信する第1入力部と、前記第2信号を受信する第2入力部と、接続された第1多重化出力部と、接続された第2多重化出力部とを有し、使用時に、前記第1信号と前記第2信号とを多重化し、結果信号を第1多重化出力部の第1多重化信号と第2多重化出力部の第2多重化信号とに分割する光カプラと、
    第1スペクトルインバータを介して前記第1多重化出力部に接続された第1光ガイドと、
    前記第2多重化出力部に接続された第2の光ガイドと、
    前記第1多重化信号と前記第2多重化信号とをコヒーレントに重ね合わせる重ね合わせモジュールとを含み、
    前記重ね合わせモジュールは、前記第1光ガイドに接続された第1入力部と前記第2光ガイドに接続された第2入力部とを有し、前記入力部の一つは第2スペクトルインバータを介して前記光ガイドの各々に接続されているシステム。
  19. 前記重ね合わせモジュールが、MZモジュールを含む請求項1又は請求項18に記載のシステム。
  20. 図3、4及び6を参照して、本明細書に実質的に記載される光信号伝送システム。
  21. 図5、6を参照して、本明細書に実質的に記載される、第1送信機から第1信号を送信し、第2送信機から第2信号を送信するシステム。
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