JP2019511716A - 情報処理装置、基地局、情報処理方法及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、基地局、情報処理方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】無線通信システムにおける位置検出のためのアーキテクチャと処理方法を提供する。情報処理装置は、AOA対RSSスペクトラルを算出する第1の処理部と、前記AOA対RSSスペクトラルを記憶する記憶部と、移動局からの無線信号に基づいて算出したAOA対RSSスペクトラルを前記記憶したAOA対RSSスペクトラルと比較する第2の処理部と、を備える【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理装置、基地局、情報処理方法及びコンピュータプログラムに関し、特に、移動局(MS;Mobile Station)の位置を無線信号により検出する基地局(BS;
Base Station)中の情報処理装置に関する。
フィンガープリント法は、無線システムにおいて移動局(MS)の位置を検出する一般的な方法である。通常、フィンガープリント法は、初期化段階と検出段階の二つの段階を含む。図22は、従来のフィンガープリント法の初期化段階の基本的なプロセスを示す図である。領域がいくつかのブロックに分割され、それぞれP、P...と名付けられたラベルを有する。初期化段階において、全てのブロックにて試験機器(TE;Test Equipment)が無線信号を送信する。基地局(BS)はテスト装置(TE)からの無線信号を測定し、受信信号強度(RSS;Received Signal Strength)、パスロスなどの指標値をデータベースに記録する。データベースにおいて、ブロック名は当該指標値と対応付けられている。RSSは、従来のフィンガープリント法において最も広く使用されている指標なため、図22では、RSSが無線チャネル特性を表している。
図23に示す検出段階においては、ある特定の位置において、移動局(MS)が無線信号を送信する。基地局(BS)は、移動局(MS)から無線信号を受信すると、受信信号のRSSを測定する。測定されたRSSは、データベースのRSSデータと比較される(添字mは測定結果を表す)。最も近いRSSデータがベストマッチとして選択され、対応する位置のラベルが、上記移動局(MS)の位置を示すために出力される。
特許文献1には、動的なRSS無線マップを作成するためのシステム及び方法が開示されている。動的なスキームを使用して、少数のフィンガープリントサンプルからRSS無線マップを学習する。圧縮センシングを適用して、グラフ構造体を構築し、そしてグラフの重みを計算する。この方法は、多量のオフライン校正を要求せず、フィンガープリントを収集する作業コストを著しく減少しつつ、位置決め精度の満足なレベルを維持する。
特許文献2には、移動局(MS)の位置を推定し、測位処理のための参照位置を特定する別のフィンガープリント法が開示されている。この参照位置によれば、データベース中のフィンガープリントデータ全てを比較する必要がなく、移動局(MS)の位置の計算にはいくつかのデータ群のみ使用されるため、演算の複雑性を低減することができる。
特許文献3には、測定履歴に応じて粒子が調整可能な、RSSデータへの粒子フィルタを使用するプレフィルタリング処理が紹介されている。これにより測位精度の向上を助ける。
特許文献4には、移動局(MS)が、屋内環境にて複数の無線アクセスポイント(WAP;Wireless Access Point)をスキャンする、別のフィンガープリント法が開示されている。測位精度向上のための方法では、検出されたWAPを順序付きリストに並べ、順序付きリストからWAPタプルの集合を抽出し、参照領域ごとに確率の集合を検索し、参照領域ごとに距離点数を計算し、距離点数のベクトルを生成し、そして距離点数のベクトルを、測量距離点数のベクトルそれぞれと比較する。
特許文献5には、受信信号強度(RSS)と到着角度(AOA;Angle Of Arrival)は、移動局(MS)及び基地局(BS)間の無線信号のやりとりを通して取得可能と開示されている。特許文献5には、移動局(MS)の位置を検出するための、様々な独立した方法が開示されている。例えば、RSSを基にした方法やAOAを基にした方法が、移動局(MS)の位置の検出に使用できると開示されている。
特表2015−531053号公報 特開2015−59906号公報 米国特許出願公開第2015/0031390号明細書 米国特許第8989774号明細書 特開2015−188222号公報
従来のフィンガープリント測位法には、位置と選択された指標が1対1対応しないという、共通の一意性に関する問題がある。即ち、もし移動局(MS)が、異なる位置において無線信号を基地局(BS)に送信しても、基地局(BS)は同じ指標を測定する可能性がある。図24は、基地局(BS)が異なる位置から同じRSSを測定している例を示している。つまり位置と指標の関係の不確実性が、測位上の大きな誤差の原因となる。
従来の文献では、測位精度向上のため、前処理と後処理の導入に主に焦点を合わせている。例えば、到着角度(AOA)を基にした方法は、不正解の選択肢を除外するための補完方法として使われている。しかし、フィンガープリント対象、つまりデータベースに記録されている指標は、位置の変更に対して充分に敏感ではないため、これらの工夫は、一意性の問題を本質的に解決することができない。
本発明は、移動局の位置を検出する精度を向上することに寄与する情報処理装置、基地局、情報処理方法及びコンピュータプログラムの提供に貢献することを目的とする。
第1の視点によれば、AOA(Angle Of Arrival)対RSS(Received Signal Strength)スペクトラルを算出する第1の処理部と、AOA対RSSスペクトラルを記憶する記憶部と、移動局からの無線信号に基づいて算出したAOA対RSSスペクトラルを記憶したAOA対RSSスペクトラルと比較する第2の処理部と、を備える情報処理装置が提供される。
第2の視点によれば、AOA(Angle Of Arrival)対RSS(Received Signal Strength)スペクトラルの特性を算出する第1の処理部と、AOA対RSSスペクトラルの特性を記憶する記憶部と、移動局からの無線信号に基づいて算出したAOA対RSSスペクトラルの特性を記憶したAOA対RSSスペクトラルの特性と比較する第2の処理部と、を備える情報処理装置が提供される。
第3の視点によれば、AOA(Angle Of Arrival)対RSS(Received Signal Strength)スペクトラルを算出する第1の処理部と、AOA対RSSスペクトラルを記憶する記憶部と、移動局からの無線信号に基づいて算出したAOA対RSSスペクトラルを記憶したAOA対RSSスペクトラルと比較する第2の処理部と、を備える基地局が提供される。
第4の視点によれば、記憶装置を備える情報処理装置のための情報処理方法であって、AOA(Angle Of Arrival)対RSS(Received Signal Strength)スペクトラルを算出し、算出したAOA対RSSスペクトラルを記憶装置に記憶し、移動局からの無線信号に基づいて算出したAOA対RSSスペクトラルを記憶したAOA対RSSスペクトラルと比較する情報処理方法が提供される。本方法は、記憶装置を備える情報処理装置という、特定の機械に結びつけられている。
第5の視点によれば、記憶装置を備える情報処理装置を構成するコンピュータに、AOA(Angle Of Arrival)対RSS(Received Signal Strength)スペクトラルを算出し、算出したAOA対RSSスペクトラルを記憶装置に記憶し、移動局からの無線信号に基づいて算出したAOA対RSSスペクトラルを記憶したAOA対RSSスペクトラルと比較する処理を実行させるプログラムが提供される。このプログラムは、コンピュータが読み取り可能な記憶媒体に記録することができる。記憶媒体は、半導体メモリ、ハードディスク、磁気記録媒体、光記録媒体等の非トランジェント(non-transient)なものとすることができる。本発明は、コンピュータプログラム製品として具現することも可能である。
本発明によれば、移動局の位置を検出する精度を向上するアーキテクチャと処理方法が提供される。
一実施形態の概要を例示する図である。 第1の実施形態による無線通信システムの概念図である。 第1の実施形態による基地局の構成を示すブロック図である。 第1の実施形態の処理の流れを示す概略図である。 AOA対RSSスペクトラルの一例を示す概略図である。 RASの一例を示す概略図である。 第1の実施形態の初期化を説明する概略図である。 第1の実施形態の位置検出における比較処理を説明する概略図である。 CRASの一例を示す概略図である。 第2の実施形態の初期化を説明する概略図である。 第2の実施形態の位置検出における比較処理を説明する概略図である。 第2の実施形態の処理の流れを示す概略図である。 第3の実施形態におけるデータ削減方法を説明する概略図である。 第3の実施形態の処理の流れを示す概略図である。 第4の実施形態におけるデータ削減方法を説明する概略図である。 第4の実施形態における比較処理を説明する概略図である。 第4の実施形態の処理の流れを示す概略図である。 アジマスAOA(到来方位角)とエレベーションAOA(到来仰俯角)を説明する概略図である。 第5の実施形態における3次元状況のためのCRAS初期化を説明する概略図である。 第5の実施形態における3次元状況のための比較処理を示す概略図である。 第5の実施形態における3次元状況のための処理の流れを示す概略図である。 従来のフィンガープリント法の初期化を説明する概略図である。 従来のフィンガープリント法の位置検出を説明する概略図である。 異なる位置に存在する移動局(MS)が同様のRSSを送信している例を示す概略図である。
はじめに本発明の一実施形態の概要について図1を参照して説明する。なお、下記の概要では、図面参照符号が様々な要素に便宜上付記されている。即ち、下記の図面参照符号は、本発明の理解を助けるための一例として使用されているにすぎない。従って、本発明は下記概要の説明に限定されるものではない。
一実施形態の情報処理装置は、第1の処理部101と、記憶部102と、第2の処理部103とを備える。第1の処理部101は、AOA(Angle Of Arrival)対RSS(Received Signal Strength)スペクトルを算出する。記憶部102は、AOA対RSSスペクトルを記憶する。第2の処理部103は、移動局からの無線信号に基づいて算出されたAOA対RSSスペクトルを、記憶されたAOA対RSSスペクトルと比較する。
前述の一意性の問題が生じる理由は、フィンガープリントデータベースが、位置の移動に充分に敏感でない指標を使用しているからである。その代わり、本発明の情報処理装置は、指標として、マルチパスの状況を表し、位置の変化に敏感な、異なる位置に対してAOA対RSSスペクトラル(RAS)を使用する。その結果、移動局の位置を検出する精度が向上する。
続いて、具体的な実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
[第1の実施形態]
続いて、本発明の第1の実施形態について図面を参照して以下に詳細に説明する。
図2は、第1の実施形態による無線通信システムの概念図である。図2において、無線通信システムは、1または複数の移動局10と、基地局20と、試験機器30と、を備える。移動局(MS)10と基地局(BS)20は、無線信号を介して通信を行う。同様に、試験機器(TE)30と基地局(BS)20は、無線信号を介して通信を行う。基地局は、移動局(MS)10の位置を二つの段階(初期化段階と検出段階)を含むフィンガープリント法により検出する。より具体的には、基地局(BS)は、初期化段階において試験機器(TE)30からの無線信号を使い、検出段階においては移動局(MS)10からの無線信号を使用して移動局(MS)10の位置を決定する。なお、試験機器(TE)と移動局(MS)は、二つの段階の概念を表す。即ち、同じ無線装置が、初期化段階では試験機器(TE)として、検出段階では移動局(MS)として使用されても構わない。
図3は、第1の実施形態による基地局(BS)20の構成を示すブロック図である。図3に示すように、基地局(BS)20は、コントローラ21と、レシーバ22と、トランスミッタ23と、ストレージ24と、受信アンテナ25−1と、送信アンテナ25−2とを備える。
コントローラ21は、例えばCPU(Control Processing Unit)で構成され、基地局(BS)20の機能を実現させる。さらに、コントローラ21は、レシーバ22とトランスミッタ23を制御する。
レシーバ22は、受信アンテナ25−1で受信した信号を復調および復号する。さらに、レシーバ22は、復号したデータをコントローラ21に出力する。
トランスミッタ23は、コントローラ21からのデータを符号化し変調する。さらに、トランスミッタ23は、送信アンテナ25−2を介して変調したデータを移動局(MS)10に送信する。
ここで、コントローラ21は、RAS算出部201と、位置算出部202とを備える。なお、上記第1の処理部101は、このRAS算出部201に対応する。さらに、記憶部102はストレージ24に対応し、第2の処理部103は位置算出部202に対応する。
RAS算出部201は、RAS(AOA対RSSスペクトラル)を算出する手段である。具体的には、RAS算出部201は、試験機器(TE)30から受信した無線信号から参照位置のRASを算出する。RAS算出部201は、算出したRASデータと位置データを、ストレージ24に構築されたデータベースに登録(記憶)する。さらに、RAS算出部201は、移動局(MS)10から受信した無線信号からRASを算出する。
位置算出部202は、移動局(MS)10の位置を算出する手段である。具体的には、位置算出部202は、RAS算出部201により算出されたRASと、ストレージ24に記憶された、参照位置のRASデータを比較する。位置算出部202は、この比較におけるベストマッチに基づいて、移動局(MS)10の位置を決定する。
図3に示したコントローラ21の各部(処理手段)は、基地局(BS)20に含まれるコンピュータに、そのハードウェアを用いて、以下に説明する各処理を実行させるコンピュータプログラムにより実現することもできる。
続いて、図4から図8を参照して、基地局(BS)20の機能を説明する。
初期化段階が開始された場合(図4のステップS101のYes)、基地局(BS)は、試験機器(TE)30から無線信号を受信する(ステップS102)。
次に、基地局(BS)20のRAS算出部201は、参照位置のRASを算出する(ステップS103)。具体的には、基地局(BS)20は、AOA算出処理を実行することにより、RASを算出する。MUSIC法(Multiple Signal Classification)など一般的なアルゴリズムによるAOA算出処理では、RASを検索する。図5には、RASの例が示されている。反射、散乱などを含む、無線信号伝送におけるマルチパス環境のため、基地局(BS)20は、複数の入射信号を受信する。基地局(BS)20に対する全ての入射元の空間角度が、ピーク検出により与えられる。
基地局(BS)20は、RASデータと位置データを記憶する(ステップS104)。即ち、位置情報と関係付けられたRSSとAOAのスペクトラルデータが、ストレージ24に記憶される。第1の実施形態において、RASは、ストレージ24に構築されたデータベースに記憶されるフィンガープリントとして使用される。RAS波形を記憶するために、図6に示すように、RAS波形における、一定の間隔のポイントのRSS及びAOA値がデータベースに記憶される。記憶されたRASには、波形の各ポイントに対応するRSS及びAOA値の組が含まれる。
図7に第1の実施形態における初期化の例を示す。領域がいくつかのブロックに分割され、それぞれP、P...というラベルを有する。初期化段階(初期化テスト)において、試験機器(TE)30が全てのブロックから無線信号を送信する。基地局(BS)20が試験機器(TE)30からの無線信号を測定し、各位置のRASデータをデータベースに記録する。RASにおけるデータの二桁の添字は、位置番号とポイント番号をそれぞれ表す。
ステップS104の後、基地局(BS)20は、全ての参照位置のRAS算出が完了したか否かを判定する(ステップS105)。全てのRAS算出が完了した場合(ステップS105におけるYes)、基地局(BS)20は、初期化段階を終了する。全てのRAS算出が完了していない場合(ステップS105におけるNo)、基地局(BS)20は、試験機器(TE)30からの無線信号の受信を継続する(ステップS105におけるNo)。
検出段階が開始された場合(図4のステップS101のNo)、基地局(BS)は、移動局(MS)10から無線信号を受信する(ステップS111)。図8に示すように、検出段階においては、移動局(MS)10が、ある特定の位置において無線信号を送信する。基地局(BS)20は、移動局(MS)10からの無線信号を受信し、受信信号を基にRASを算出する(ステップS112)。
ステップS112の後、基地局(BS)20の位置算出部202が、移動局(MS)10の位置を判定するために、算出したRASと、記憶されている参照位置のRASを比較する(ステップS113)。ベストマッチが選択され、移動局(MS)10の位置を示す、該当位置のラベルが出力される(ステップS114)。
ベストマッチを検索するための比較アルゴリズムは、複数存在する。ここで、実現可能性を示すために、位置kのメトリックが方程式(数1)で算出される簡単な例を示す。算出されたメトリックは、記憶されたRASと、移動局(MS)10のRASとの間の距離の総和を表す。全てのメトリックが算出された後、最小のものが選択され、該当する位置が出力される。
[数1]
Figure 2019511716
このようにして、移動局(MS)10に関して算出されたRASに最もマッチする参照用のRSSとAOAのスペクトラルデータ(記憶されたRAS)を検索するために、参照用のRSSとAOAのスペクトラルデータと、算出されたRASが比較される。次に、選択された参照用のRSSとAOAのスペクトラルデータに対応する位置情報が、移動局(MS)10の位置として出力される。
本実施形態によれば、各位置がひとつのRASで示されるので、一意性の問題は本質的に解決される。RASは、単一の指標ではなく、AOA値やRSS値を含むデータの集合なので、二カ所の異なる位置のRASが同一であることは、ほぼない。その結果、移動局(MS)10の位置を検出する精度が向上する。
[第2の実施形態]
次に、本発明の第2の実施形態をより詳細に説明する。第2の実施形態における基地局(BS)20の構成は、第1の実施形態と同様であるので、以下第1の実施形態との相違点を中心に説明する。
第1の実施形態では、RAS波形全体がフィンガープリント対象として使用されているため、実施するのに多大なる格納コスト及び処理コストを要する。さらに、RAS波形の全てのポイントが、同じ重要性を持っている訳ではない。そのため、第2の実施形態では、AOA対RSSスペクトラル特性(characteristic of the RSS versus AOA spectrum;以下CRASと記す)が、フィンガープリント対象として抽出される。即ち、本実施形態のRAS算出部201は、RASに基づいて、さらにCRASを算出する。第2の実施形態では、CRASは、RSS値比率とピークのAOA値からなる。
図9は、第2の実施形態におけるCRASの一例を示す図である。この例では、AOA対RSSスペクトラルに4つのピークが存在する。CRASには、4つのピークに対応して、AOA値とRSS比率の組が4組含まれる。RSS比率(RSS ratio;以下RRと記す)は、あるRSSと、最大RSSの比率を意味する。ソート処理により、AOA値とRRの組は、RSS値の降順に並べ替えられる。従って、4つのRSS値のうち、RSSの値が最大となる。4つのピークのRRは、1、RSS/RSS、RSS/RSS、そしてRSS/RSSとなる。RRを特性として使用することにより、実際の測定における信号強度の変動の影響を排除できる。
図10に第2の実施形態における初期化の例を示す。領域がいくつかのブロックに分割され、それぞれP、P...というラベルを有する。初期化テストにおいて、試験機器(TE)30が全てのブロックから無線信号を送信する。基地局(BS)20が試験機器(TE)30からの無線信号を測定し、各位置に対して算出したCRASデータをデータベースに記録する。CRASにおけるデータの二桁の添字は、位置番号とピーク番号をそれぞれ表す。
図11に示す位置検出において、移動局(MS)10は、ある特定の位置において無線信号を送信する。基地局(BS)20は、移動局(MS)10からの無線信号を受信し、受信信号のCRASを測定する。測定されたCRASは、データベース中のCRASデータと比較される。ベストマッチが選択され、移動局(MS)10の位置を示す、該当位置のラベルが出力される。
ベストマッチを検索するための比較アルゴリズムは、複数存在する。ここで、実現可能性を示すために、位置kのメトリックが方程式(数2)で算出される簡単な例を示す。算出されたメトリックは、記憶されたCRASと、移動局(MS)10のCRASとの間の距離の総和を表す。全てのメトリックが算出された後、最小のものが選択され、該当する位置が出力される。
[数2]
Figure 2019511716
図12は、初期化段階及び検出段階(位置検出段階)を含む処理全体の流れを簡潔に要約する図である。なお、CRASを算出する点において、図4と図12は異なっている。算出処理において、検出されたピークに対応する所定の数のAOA値と、算出されたRSS比率とが、AOA対RSSスペクトラルの特性としてまとめられる。さらに、第2の実施形態の位置算出部202は、データベース中の参照CRASと、移動局(MS)10に関して算出されたCRASを比較して、移動局(MS)10の位置を判定する。
本実施形態によれば、RASにおける重要な情報、即ち、CRASのみが記憶され比較されるため、格納コスト及び処理コストが削減される。
[第3の実施形態]
次に、本発明の第3の実施形態をより詳細に説明する。第3の実施形態における基地局(BS)20の構成は、第2の実施形態と同様であるので、以下第2の実施形態との相違点を中心に説明する。
所定の数のAOA値とRRの組を使用する代わりに、情報処理装置の第3の実施形態では、数の動的設定を採用している。
図13は、数の動的設定の一例を示す図である。AOA算出処理において、AOA対RSSスペクトラル中に複数のピークが存在する可能性がある。一部のピークの信号強度は、他よりも著しく弱い。この例では、RSS及びRSSは、RSSやRSSに比べて小さい。従って、最初と2番目のピークの情報のみがCRASに記録される。この除去の基準は、ピークのRSSが、最大RSSに対する所定の比率未満か否かである。所定の比率は、10%、あるいは20%などと設定できる。
位置検出段階において、同様の前処理が、移動局(MS)10の測定にも適用される。図14は、第3の実施形態の全体処理を要約する図である。図12と図14を比較すると、図14ではステップS304とS313が追加されている。第3の実施形態のRAS算出部201は、これらのステップにおいてCRASを算出する。さらに、第3の実施形態では、動的に調整された数の、検出されたピークに対応するAOA値と、算出されたRSS比率とが、AOA対RSSスペクトラルの特性としてまとめられる。
本実施形態によれば、最終的なメトリック算出に殆ど影響を及ぼさないデータはデータベースに記憶されないため、必要とする格納コストが削減できる。
[第4の実施形態]
次に、本発明の第4の実施形態をより詳細に説明する。第4の実施形態における基地局(BS)20の構成は、第2の実施形態と同様であるので、以下第2の実施形態との相違点を中心に説明する。
CRASデータベースのサイズを削減するために、第4の実施形態のCRASは、RRを含まない。図15は、第4の実施形態におけるCRASの一例を示す図である。RSSの降順にAOAを並べ替えた後、CRASにはAOAのみが記憶される。即ち、CRASには、AOA値とピークの順序とが含まれる。
図16に示す位置検出において、移動局(MS)10は、ある特定の位置において無線信号を送信する。基地局(BS)20は、移動局(MS)10からの無線信号を受信し、受信信号のCRASを測定する。測定されたCRASは、データベース中のCRASデータと比較される。ベストマッチが選択され、移動局(MS)10の位置を示す、該当位置のラベルが出力される。
比較処理において、AOAの順序は、異なるAOAの重要性を示す。この異なる重要性には、各AOAの重要性を指定する所定の重み因子Wが定量的に付与される。ベストマッチを検索するための比較アルゴリズムは、複数存在する。ここで、実現可能性を示すために、位置kのメトリックが方程式(数3)で算出される簡単な例を示す。算出されたメトリックは、記憶されたCRASと、移動局(MS)10のCRASとの間の距離の総和を表す。全てのメトリックが算出された後、最小のものが選択され、該当する位置が出力される。
[数3]
Figure 2019511716
図17は、第4の実施形態の全体処理を要約する図である。図12と図17を比較すると、ステップS403とS412の処理は、ステップS203とS212の処理と異なる。第4の実施形態のRAS算出部201は、AOAのみを含むCRASを算出する。即ち、検出されたピークに対応するAOA値は、RSS値の降順に記憶され、記憶されたAOA値は、AOA対RSSスペクトラルの特性として記憶される。さらに、第4の実施形態の位置算出部202は、比較処理を実行する際、AOA値のみを含むAOA対RSSスペクトラル特性に重み付けを行う。
本実施形態によれば、測位精度を損なうことなく、処理及び格納コストを削減できる。
[第5の実施形態]
次に、本発明の第5の実施形態をより詳細に説明する。第5の実施形態における基地局(BS)20の構成は、第2の実施形態と同様であるので、以下第2の実施形態との相違点を中心に説明する。
前述の実施形態においては、AOAを平面レベルで考慮する2次元状況のみが関与している。処理は3次元状況にまで拡張可能である。図18は、3次元状況における処理を例示しており、アジマスAOA(到来方位角)及びエレベーションAOA(到来仰俯角)の2種類のAOAが示されている。
図19に第5の実施形態における初期化の例を示す。空間がいくつかのブロックに分割され、それぞれP、P...というラベルを有する。初期化テストにおいて、試験機器(TE)30が各ブロックから無線信号を送信する。基地局(BS)20が試験機器(TE)30からの無線信号を測定し、各位置のCRASデータをデータベースに記録する。本実施形態では、AOAは、方位角度と高度レベルで算出され、記憶される。CRASにおけるデータの「A」と「E」の添字は、方位角度(azimuth)と高度(elevation)のレベルをそれぞれ表す。
図20に示す位置検出において、移動局(MS)10は、ある特定の位置において無線信号を送信する。基地局(BS)20は、移動局(MS)10からの無線信号を受信し、受信信号のCRASを測定する。測定されたCRASは、データベース中のCRASデータと比較される。ベストマッチが選択され、移動局(MS)10の位置を示す、該当位置のラベルが出力される。
ベストマッチを検索するための比較アルゴリズムは、複数存在する。ここで、実現可能性を示すために、位置kのメトリックが方程式(数4)で算出される簡単な例を示す。算出されたメトリックは、記憶されたCRASと、移動局(MS)10のCRASとの間の距離の総和を表す。全てのメトリックが算出された後、最小のものが選択され、該当する位置が出力される。
[数4]
Figure 2019511716
図21は、初期化段階及び位置検出段階を含む処理全体の流れを簡潔に要約する図である。図12と図21を比較すると、図21において、方位角度レベルと高度レベルにおけるCRASが算出され、データベースに記憶されている(ステップS503、S512;ステップS504)。即ち、第5の実施形態のRAS算出部201は、移動局(MS)の3次元位置を判定するために、方位角度レベルと高度レベルにおけるCRASを算出する。
本実施形態によれば、3次元レベルの測位が実現される。
以上、本発明の好ましい実施形態を説明したが、本発明は、上記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の基本的技術的思想を逸脱しない範囲で、更なる変形・置換・調整を加えることができる。例えば、第5の実施形態の測位方法は、第1の実施形態に適用することもできる。
なお、上記の特許文献の各開示を、本書に引用をもって繰り込むものとする。本発明の全開示(請求の範囲を含む)の枠内において、さらにその基本的技術思想に基づいて、実施形態ないし実施例の変更・調整が可能である。また、本発明の請求の範囲の枠内において種々の開示要素(各請求項の各要素、各実施形態ないし実施例の各要素、各図面の各要素等を含む)の多様な組み合わせ、ないし選択が可能である。すなわち、本発明は、請求の範囲を含む全開示、技術的思想にしたがって当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは勿論である。
10 移動局
20 基地局
21 コントローラ
22 レシーバ
23 トランスミッタ
24 ストレージ
25−1 受信アンテナ
25−2 送信アンテナ
30 試験機器
101 第1の処理部
102 記憶部
103 第2の処理部
201 RAS算出部
202 位置算出部

Claims (15)

  1. AOA(Angle Of Arrival)対RSS(Received Signal Strength)スペクトラルを算出する第1の処理部と、
    前記AOA対RSSスペクトラルを記憶する記憶部と、
    移動局からの無線信号に基づいて算出したAOA対RSSスペクトラルを前記記憶したAOA対RSSスペクトラルと比較する第2の処理部と、
    を備える情報処理装置。
  2. 前記第1の処理部は、試験機器からの無線信号に基づいて、参照用のRSSとAOAのスペクトラルデータを算出し、
    前記記憶部は、前記参照用のRSSとAOAのスペクトラルデータを位置情報と関係付けて記憶する請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記第2の処理部は、前記移動局に関しての前記AOA対RSSスペクトラルに最もマッチする前記参照用のRSSとAOAのスペクトラルデータを検索するために、前記参照用のRSSとAOAのスペクトラルデータと、前記移動局に関しての前記AOA対RSSスペクトラルとを比較し、該当する位置情報を、前記移動局の位置として出力する請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記第1の処理部は、前記試験機器からの前記無線信号に基づいて、参照用AOA対RSSスペクトラルの方位角度レベルと高度レベルを算出し、
    前記記憶部は、参照用AOA対RSSスペクトラルの前記方位角度レベルと高度レベルを、対応する3次元位置情報と共に記憶し、
    前記第1の処理部は、前記移動局からの前記無線信号に基づいて、AOA対RSSスペクトラルの方位角度レベルと高度レベルを算出し、
    前記第2の処理部は、前記移動局に関するAOA対RSSスペクトラルの前記方位角度レベルと高度レベルに最もマッチする参照用AOA対RSSスペクトラルの方位角度レベルと高度レベルを検索するために、前記記憶した参照用AOA対RSSスペクトラルの前記方位角度レベルと高度レベルを、前記移動局に関するAOA対RSSスペクトラルの前記方位角度レベルと高度レベルと比較し、該当する3次元位置を、前記移動局の位置として出力する請求項2又は3に記載の情報処理装置。
  5. AOA(Angle Of Arrival)対RSS(Received Signal Strength)スペクトラルの特性を算出する第1の処理部と、
    前記AOA対RSSスペクトラルの特性を記憶する記憶部と、
    移動局からの無線信号に基づいて算出したAOA対RSSスペクトラルの特性を前記記憶したAOA対RSSスペクトラルの特性と比較する第2の処理部と、
    を備える情報処理装置。
  6. 前記第1の処理部は、試験機器からの無線信号に基づいて参照用のRSSとAOAのスペクトラルデータを算出して、参照用AOA対RSSスペクトラルデータのピークを検出し、
    前記記憶部は、検出されたピークに対応するRSS値とAOA値の組を記憶し、前記RSS値とAOA値の組は、RSSの値によりソートされる請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記第1の処理部は、前記検出されたピークに対応する前記RSS値を前記参照用AOA対RSSスペクトラルデータの最大RSS値で除することにより、RSS比率を算出する請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 前記第1の処理部は、検出されたピークに対応する所定の数のAOA値と、前記算出されたRSS比率とを前記AOA対RSSスペクトラルの特性としてまとめ、
    前記記憶部は、位置情報を、前記AOA対RSSスペクトラルの特性のデータベースとして記憶する請求項7に記載の情報処理装置。
  9. 前記第1の処理部は、検出されたピークに対応する、動的に調整された数のAOA値と、前記算出されたRSS比率とを前記AOA対RSSスペクトラルの特性としてまとめ、
    前記記憶部は、位置情報を、前記AOA対RSSスペクトラルの特性のデータベースとして記憶する請求項7に記載の情報処理装置。
  10. 前記第1の処理部は、検出されたピークに対応するAOA値を、前記RSS値の降順に前記AOA対RSSスペクトラルの特性としてソートし、
    前記第2の処理部は、前記比較処理を実行する際、前記ソートされたAOA値を含む前記AOA対RSSスペクトラルの特性に重み付けを行う請求項7に記載の情報処理装置。
  11. 前記第2の処理部は、前記移動局に関してのRSSとAOAのスペクトラルの前記特性に最もマッチするAOA対RSSスペクトラルの特性を検索するために、前記記憶されたRSSとAOAのスペクトラルの特性と、前記移動局に関しての前記AOA対RSSスペクトラルの特性とを比較し、該当する位置情報を、前記移動局の位置として出力する請求項8から10のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  12. 前記第1の処理部は、前記試験機器からの前記無線信号に基づいて、参照用AOA対RSSスペクトラル特性の方位角度レベルと高度レベルを算出し、
    前記記憶部は、参照用AOA対RSSスペクトラル特性の前記方位角度レベルと高度レベルを、対応する3次元位置情報と共に記憶し、
    前記第1の処理部は、前記移動局からの前記無線信号に基づいて、AOA対RSSスペクトラル特性の方位角度レベルと高度レベルを算出し、
    前記第2の処理部は、前記移動局に関するAOA対RSSスペクトラル特性の前記方位角度レベルと高度レベルに最もマッチする参照用AOA対RSSスペクトラル特性の方位角度レベルと高度レベルを検索するために、前記記憶した参照用AOA対RSSスペクトラル特性の前記方位角度レベルと高度レベルを、前記移動局に関するAOA対RSSスペクトラル特性の前記方位角度レベルと高度レベルと比較し、該当する3次元位置を、前記移動局の位置として出力する請求項6から11のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  13. AOA(Angle Of Arrival)対RSS(Received Signal Strength)スペクトラルを算出する第1の処理部と、
    前記AOA対RSSスペクトラルを記憶する記憶部と、
    移動局からの無線信号に基づいて算出したAOA対RSSスペクトラルを前記記憶したAOA対RSSスペクトラルと比較する第2の処理部と、
    を備える基地局。
  14. 記憶装置を備える情報処理装置のための情報処理方法であって、
    AOA(Angle Of Arrival)対RSS(Received Signal Strength)スペクトラルを算出し、
    前記算出したAOA対RSSスペクトラルを前記記憶装置に記憶し、
    移動局からの無線信号に基づいて算出したAOA対RSSスペクトラルを前記記憶したAOA対RSSスペクトラルと比較する、情報処理方法。
  15. 記憶装置を備える情報処理装置を構成するコンピュータに、
    AOA(Angle Of Arrival)対RSS(Received Signal Strength)スペクトラルを算出し、
    前記算出したAOA対RSSスペクトラルを前記記憶装置に記憶し、
    移動局からの無線信号に基づいて算出したAOA対RSSスペクトラルを前記記憶したAOA対RSSスペクトラルと比較する処理を実行させるプログラム。
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