JP2019511298A - 外科用締結デバイス - Google Patents

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Abstract

外科用締結具を、組織内の制御された特定の深度に送達させ、確実かつ信頼性のある付着を提供するように閉鎖される締結具を係止するためのデバイスおよび方法。デバイスは、そこから延在するトリガを伴うハンドルを伴う、本体と、本体から延在する、シャフトと、シャフトの遠位端における、送達先端と、シャフト内に配置される、駆動部材と、送達先端に保持される、締結具とを含む。締結具は、固定された深度に挿入され、閉鎖されたループの中に係止する。

Description

本願は、2016年3月24日に出願された米国仮出願第62/312,597号に対する優先権の利益を主張するものであり、該米国仮出願の内容は、その全体が参照により本明細書中に援用される。
外科用締結デバイス、外科用締結具、および組織へのメッシュ締結の外科的方法。
脱出症は、子宮等の器官が、定位置から落下または脱出する、医学的状態である。例えば、骨盤臓器脱は、子宮を保持する接続組織の緩みを伴い、子宮が膣の中に降下することを可能にする。50歳を超える全女性の半数は、徴候的脱出症を経験し得ると見積もられる。脱出症の健康管理の影響は、老年化する人口に基づいて、拡張する可能性がある。脱出症の外科的修復は、70歳を超える女性に実施される最も一般的な手技の1つである。
腹腔鏡下仙骨膣固定術は、事前成形されたメッシュ片が、腹部の中に挿入され、一方の端部において膣組織に、かつ他方の端部において仙骨岬角の背部に付着され、それによって、膣を持ち上げ、脱出症を防止する、骨盤臓器脱を修復するための外科的技術である。メッシュの縫合による膣壁への付着は、それが膣壁の中の特定の深度への縫合糸の挿入を要求するため、困難である。縫合は、確実な付着を提供しなければならないが、深刻な合併症を引き起こし得るため、膣壁を通過すべきではない。
本発明は、外科用締結具を、組織内の制御された特定の深度に送達させ、確実かつ信頼性のある付着を提供するように閉鎖された締結具を係止するためのデバイスおよび方法を提供する。デバイスは、メッシュを組織に固着させるために使用され得、したがって、骨盤臓器脱等の脱出症状態を治療するための仙骨膣固定術手技において、使用され得る。外科用締結デバイスは、個々の締結具を、メッシュを通して、かつ膣壁の中に自動的に適用するであろう。縫合糸は、固定された深度の中に挿入され、膣壁を通して穿刺するリスクを最小限化し、信頼性のある付着を提供する。デバイスは、個々の締結具を閉鎖されたループの中に係止させるため、結び目を作る必要性はなく、したがって、本開示のデバイスおよび方法は、そのような手技を実施するために要求される、時間および技術を低減させる。本手技は、他の方法によるよりも、より容易かつ迅速に実施されることができるため、本手技は、より安価であり、したがって、より広く利用可能であろう。本発明のデバイスは、より多くの数の人々が、治療され、脱出症状態からの苦痛を緩和することを可能にするであろう。
本明細書に説明される外科用締結デバイスおよび締結具は、骨盤臓器脱(POP)のための腹腔鏡下仙骨膣固定術等の外科的手技のための恩恵および利点を提供する。例えば、締結具は、シャフト直径より幅広くあり得るため、締結具は、腹腔鏡器具の5mmの直径の幅内に限定されない。浅い深度にのみ穿通するであろう締結具に関してさえ、それらは幅広く(例えば、穿通深度より幅広く)あり得る。十分な幅が、メッシュを組織に確実に固着させることに寄与する。
加えて、デバイスは、組織またはデバイスのシャフトに対して角度付けられた先端を有する。これは、デバイスシャフトが、標的組織表面に向かって直線状に指向する必要はなく、締結具が、ややシャフトの先端の側面に向かって展開され得ることを意味する。これは、多数の手技において便利であると証明され得る。
デバイスは、締結具を非常に小さい深度の中に適用するために使用され得、これは、いくつかの用途のために重要である。デバイスは、組織対向表面から鋭角に延在し、組織対向表面に湾曲し戻る、駆動部材を含有するため、穿通深度は、非常に浅くあり得る。鋭角は、好ましくは、5°〜60°であり得る。締結具の閉鎖されたループは、幅広く、したがって、強力な組織を横断して幅方向に渡ることができる。事実上、幅は、デバイスのシャフトの直径よりも幅広くあり得る。非常に浅い穿通深度は、締結具が、膣壁を通過することなく確実な付着を提供しなければならない、腹腔鏡下仙骨膣固定術等の用途において、重要である。
加えて、本明細書に開示される締結具は、組織の中に指向する鋭的縁は有していない。そのような鋭的縁は、そうでなければ神経および組織を刺激し得る。開示される締結具は、閉鎖されるとき、材料の平滑な鉢状部内に全ての突端または返しを含有し、平滑な表面のみを囲繞組織にもたらす。
外科用締結デバイスは、組織対向表面から鋭角に延在し、組織対向表面に湾曲し戻る、駆動部材を含む。駆動部材は、ニチノール等の超弾性材料から作製される。そのような材料は、それが、駆動部材に、必要な強度および形状を与え、駆動部材が、腹腔鏡下仙骨膣固定術等の手技のために有用かつ有益である、浅く、幅広く、無縁である構成において、締結具を締結することを可能にするため、有利である。
ある側面において、本発明は、外科用締結デバイスを提供する。本デバイスは、そこから延在するトリガを伴うハンドルを伴う、本体と、本体から延在する、シャフトと、シャフトの遠位端における、送達先端と、シャフト内に配置される、駆動部材と、送達先端に保持される、締結具とを含む。締結具は、返し付き端と受容端とを伴う、延在された本体を有する。トリガの動作は、駆動部材に、締結具の返し付き端を、送達先端の組織対向表面から外側に、組織対向表面に戻る方向の湾曲される経路に沿って、かつ受容端の中に押動させ、それによって、締結具を、閉鎖された締結具に形成させ、閉鎖された締結具から解放させ、シャフトの中に後退させ、第2の締結具に係合させる。好ましくは、単一の駆動部材のみが、送達先端から延在し、締結具を締結する。送達先端は、シャフトから突出し、その上に出口ポートを伴う、組織対向表面をもたらし得る。締結具は、送達先端において、出口ポートと空間連通する、ガイドスロット内で、少なくとも部分的に、保持される。好ましくは、送達先端は、シャフトの軸および組織対向表面が、鋭角を形成するように、シャフトから付勢され離される。
駆動部材は、湾曲された形状に駆動部材を付勢する形状記憶材料を備える。駆動部材が、シャフト内に配置されるとき、駆動部材は、シャフトによって、直線形状に拘束される。いくつかの実施形態では、締結具の返し付き端は、1つまたはそれを上回る返しと、駆動部材の遠位先端と係合される、例えば、出口ポートにおいて終端する、送達スロット内に配置される、押動可能な表面とを含む。締結具の受容端は、開口部と、開口部に張り出す辺縁とを伴う、鉢状部を画定し得る。受容端は、送達のために、送達先端内のガイドスロットの遠位端内に位置付けられ得る。ある実施形態では、出口ポートは、送達スロットの遠位端を包含し、ガイドスロットの遠位端と空間連通する。
トリガの動作は、駆動部材に、締結具の返し付き端を、送達スロットの遠位端から外側に、ガイドスロットの遠位端への湾曲された経路に沿って、かつ1つまたはそれを上回る返しが、受容端の鉢状部の辺縁と係合されるように、締結具の受容端の中に押動させ、それによって、締結具を、閉鎖された締結具に形成させる。好ましくは、組織対向表面を組織に対して設置し、トリガを引くステップは、駆動部材に、閉鎖された締結具が、組織の表面を横断して、幅Wに渡り、かつ組織内の深度Hに穿通するように、返し付き端を、組織を通して、かつ組織の外側の締結具の受容端内に押動させる。シャフトは、少なくとも15cmの長さLを有し、1cm未満の直径Dを有し得る。ある実施形態では、L≧25cm、D≦7mm、およびH<D<Wである。
送達先端は、シャフトの軸に向かって屈曲可能であり得る。
本デバイスは、シャフトを伴って配置される、付加的締結具を含み、トリガの動作のそれぞれは、単一の締結具を送達し、付加的締結具を、送達先端に向かって前進させ得る。
本発明の側面は、延在された本体を含む外科用締結具を提し、延在された本体の少なくとも一部は、柔軟に変形可能であり、延在された本体は、返し付き端および受容端において終端し、受容端は、開口部と、開口部に張り出す辺縁とを伴う、鉢状部を画定する。延在された本体の変形可能部分を屈曲させ、返し付き端を受容端の中に挿入するステップは、締結具を閉鎖されたループ内に係止する。好ましくは、返し付き端は、組織を通して穿刺するための尖頭先端を備える。締結具が、閉鎖されたループ内に係止されるとき、尖頭先端は、鉢状部内に閉じ込められる。閉鎖されたループは、鉢状部内に閉じ込められる、返し付き端と、鉢状部から略直線に延在する、延在された本体の第1の部分と、第1の部分の端部における、延在された本体の屈曲された部分と、返し付き端と屈曲された部分との間の湾曲を画定する、延在された本体の弓形部分とを含み得る。ある実施形態では、閉鎖されたループは、鉢状部内に閉じ込められる返し付き端から、屈曲された部分に、幅Wに渡り、弓形部分は、深度Hを上回らず、第1の部分から離間される。好ましくは、3cm>W>H、H<6mm、または両方である。
いくつかの実施形態では、返し付き端は、1つまたはそれを上回る返しを備え、締結具が、閉鎖されたループ内に係止されるとき、返しは、鉢状部の開口部に張り出す辺縁によって保定される。締結具が、閉鎖されたループ内に係止されるとき、返しは、鉢状部内に閉じ込められる。返し付き端は、尖頭先端の後方に、押動可能な表面を含み得る。
いくつかの側面では、本発明は、延在された本体を含む外科用締結具を提供し、延在された本体の少なくとも一部は、柔軟に変形可能であり、延在された本体は、丸みを帯びた端部およびループを画定する受容端において終端する。丸みを帯びた端部は、丸みを帯びた端部が、ループを通過するように、ループが弾性的に変形するように要求する、球根形状を備える。延在された本体の変形可能部分を屈曲させ、丸みを帯びた端部を受容端の中に挿入するステップは、締結具を、閉鎖されたループ内に係止する。ある実施形態では、閉鎖されたループは、鉢状部内に閉じ込められる返し付き端から、屈曲された部分に、幅Wに渡り、弓形部分は、深度Hを上回らず、第1の部分から離間される。好ましくは、3cm>W>H、H<6mm、または両方である。
関連した側面では、本発明は、そこから延在するハンドルを伴う、本体と、ハンドル上にある、トリガと、本体から延在する、シャフトと、シャフトの遠位端における、送達先端であって、送達先端は、シャフトから突出し、その上に出口ポートを伴う、組織対向表面をもたらし、送達先端は、シャフトの軸および組織対向表面が、鋭角を形成するように、シャフトから付勢され離され、送達先端は、シャフトの軸に向かって屈曲可能であり、出口ポートは、シャフト内に位置付けられる締結具の返し付き端を担持する、送達スロットの遠位端を含み、出口ポートは、締結具の受容端を含むガイドチャネルの遠位部分と空間連通する、送達先端と、シャフト内に配置される、駆動部材であって、駆動部材は、湾曲された形状に駆動部材を付勢する形状記憶材料を備え、駆動部材が、シャフト内に配置されるとき、駆動部材は、シャフトによって、直線形状に拘束される、駆動部材と、送達スロットによって保持される返し付き端と、ガイドスロットによって保持される受容端とを伴う、延在される本体を有する、少なくとも1つの締結具であって、返し付き端は、1つまたはそれを上回る返しおよび押動部材の遠位先端と係合される、押動可能な表面とを備え、受容端は、開口部と、開口部に張り出す辺縁とを伴う、鉢状部を画定する、締結具とを含み、トリガの動作は、駆動部材に、締結具の返し付き端を、送達スロットの遠位端から外側に、ガイドスロットの遠位端への湾曲された経路に沿って、かつ1つまたはそれを上回る返しが、受容端の鉢状部の辺縁と係合されるように、締結具の受容端の中に押動させ、それによって、締結具を、閉鎖された締結具に形成させ、閉鎖された締結具を、解放ポートから、外側に解放させ、シャフトの中に後退させ、第2の締結具に係合させる、外科用締結デバイスを提供する。
いくつかの側面では、本発明は、メッシュを付着させる外科的方法を提供する。本方法は、そこから延在するトリガを伴うハンドルを伴う、本体と、本体から延在する、シャフトと、シャフトの遠位端における、送達先端と、シャフト内に配置される、駆動部材と、送達先端に保持される、締結具とを含む、外科用締結デバイスを得るステップを含む。締結具は、返し付き端と受容端とを伴う、延在された本体を有する。
本方法は、駆動部材に、締結具の返し付き端を、送達先端から外側に、湾曲された経路に沿って、かつ受容端の中に押動させ、それによって、締結具を、閉鎖された締結具に形成させ、閉鎖された締結具から解放させ、シャフトの中に後退させ、第2の締結具に係合させるために、トリガを動作させるステップを含む。好ましくは、送達先端は、シャフトから突出し、その上に出口ポートを伴う、組織対向表面をもたらす。締結具は、送達先端において、少なくとも部分的に、出口ポートにおいて終端する、送達スロット内で保持される。好ましくは、締結具の遠位端は、シャフトを通して延在する、ガイドスロットの遠位端内で保持される。本方法の好ましい実施形態では、送達先端は、シャフトの軸および組織対向表面が、鋭角を形成するように、シャフトから付勢され離され、駆動部材は、湾曲された形状に駆動部材を付勢する形状記憶材料を備える。
本方法は、駆動部材をシャフト内に配置させることによって、駆動部材を直線形状に拘束するステップを含む。
好ましくは、締結具の返し付き端は、1つまたはそれを上回る返しと、押動部材の遠位先端と係合される、押動可能な表面とを備え、締結具の受容端は、開口部と、開口部に張り出す辺縁とを伴う、鉢状部を画定する。返し付き端は、送達スロットによって保持され得、受容端は、ガイドスロット(例えば、送達およびガイドスロットの遠位端)によって保持され得る。
本方法は、駆動部材に、締結具の返し付き端を、送達スロットの遠位端から外側に、ガイドスロットの遠位端への湾曲された経路に沿って、かつ1つまたはそれを上回る返しが、受容端の鉢状部の辺縁と係合されるように、締結具の受容端の中に押動させ、それによって、締結具を、閉鎖された締結具に形成させるために、トリガを動作させるステップを含み得る。
好ましくは、本方法はまた、組織対向表面を組織に対して設置し、トリガを引くステップを含み、閉鎖された締結具が、組織の表面を横断して、幅Wに渡り、かつ組織内の深度Hに穿通するように、駆動部材に、返し付き端を、メッシュおよび組織を通して、かつ組織の外側の締結具の受容端内に押動させる。シャフトは、少なくとも15cmの長さLを有し、1.55cm未満の直径Dを有し得る。本方法の好ましい実施形態では、L≧25cmおよびD≦10mmである。また、H<D<Wである。
本方法は、送達先端をシャフトの軸に向かって(例えば、標準的トロカールを通した挿入または低侵襲手術の間の切開のために)屈曲させるステップを含み得る。方法は、単一の締結具を送達し、任意の残存締結具を送達先端に向かって前進させるために、トリガを動作させることによって、シャフトから、1つまたはそれを上回る付加的締結具を送達するステップを含み得る。
図1は、外科用締結デバイスを示す。 図2は、デバイスの送達先端を示す。 図3は、本発明の外科用締結具を示す。 図4は、閉鎖されたループに形成された、締結具を示す。 図5は、送達先端内に保持されている、締結具を示す。 図6は、締結具の返し付き端および駆動部材の詳細図を提示する。 図7は、湾曲された経路に沿って延在された、駆動部材を示す。 図8は、閉鎖された締結具から解放された、駆動部材を示す。 図9は、ガイドスロットから解放された、閉鎖された締結具を示す。 図10は、閉鎖されたループに形成された、締結具を示す。 図11は、組織の表面に対してデバイスを位置付けるステップを示す。 図12は、組織を通して延在された、駆動部材を示す。 図13は、組織にメッシュを保持する、閉鎖されたループを示す。 図14は、複数の締結具が装填された、デバイスを示す。 図15は、送達先端の外形である。 図16は、屈曲された送達先端を示す。 図17は、送達先端上に含まれ得る、スリットを示す。 図18は、骨盤臓器脱を図示する。 図19は、仙骨膣固定術手技を図示する。
外科用締結具を、組織内の特定の深度に送達させ、メッシュを組織に固着させるための締結具を係止するためのデバイスおよび方法は、骨盤臓器脱等の脱出症状態を治療するための仙骨膣固定術手技のために、有用である。本発明のデバイスは、概して、低侵襲手術のために定寸された、ハンドルと延在されたシャフトとを伴う、本体を有する。すなわち、シャフトは、好ましくは、標準的トロカールよりも、直径においてより小さい(例えば、直径<約15.5mm、好ましくは、<10mmであり得る)。シャフトは、好ましくは、外科的標的に到達するために十分に長く、例えば、少なくとも約15cm長であり、好ましくは、少なくとも25cm長である。シャフトは、シャフトの軸に対して鋭角において組織対向表面をもたらす送達先端内で終端する。この配列に起因して、組織対向表面が、標的組織の表面に対して保持されている間に、駆動部材が、シャフトから延在するとき、駆動部材は、最初に、組織を鋭角に穿通し(例えば、約25°〜65°)、これは、締結具が、穿通深度を限定し、組織(例えば、膣壁)を通して穿刺するリスクを最小化し、かつ信頼性のある付着を提供しながら、幅広くあることを可能にする。締結具は、デバイスのシャフトの直径よりも幅広くあり得、締結具は、腹腔鏡器具の直径の幅内に限定されない。浅い深度にのみ穿通するであろう締結具に関してさえ、それらは、幅広く(例えば、穿通深度より幅広く)あり得る。締結具の閉鎖されたループは、幅広く、したがって、強力な組織を横断して幅方向に渡ることができる。事実上、幅は、デバイスのシャフトの直径よりも幅広くあり得る。締結具は、好ましくは、いったん締結されると、任意の突端または返しを平滑な鉢状部内に捕捉し、したがって、そうでなければ神経および組織を刺激するであろう鋭的縁を有していない。駆動部材は、ニチノール等の超弾性材料から作製される。そのような材料は、それが、駆動部材に、必要な強度および形状を与え、駆動部材が、腹腔鏡下仙骨膣固定術等の手技のために有用かつ有益である、浅く、幅広く、無縁である構成において、締結具を締結することを可能にするため、有利である。
図1は、外科用締結デバイス101を示す。デバイス101は、そこから延在するトリガ117を伴うハンドル113を伴う、本体109と、本体109から延在する、シャフト103と、シャフトの遠位端における、送達先端201とを含む。トリガ117は、シャフト103を通して延在する駆動部材と動作可能に係合される。任意の好適な係合が、使用され得る。例えば、トリガは、本体109内に、湾曲され、歯車付きの表面をもたらし得る。湾曲され、歯車付きの表面は、歯車付きスロットホイールに係合され得る(トリガ117が、圧搾され、枢軸の周りを回転するときに加えられた回転の大きさを増加または減少させる、任意かつ随意のステッパ歯車を通して)。ハンドル109内の歯車付きスロットホイールは、偏心スロットを含み得、駆動部材の近位端は、スロット内に係合されるピンを有し得る。トリガの圧搾は、スロットホイールを回転させる。偏心スロットは、ピンを、シャフト103の軸に平行な変位を含む方向に押動する。ピンの変位は、駆動部材を、シャフト103に沿って遠位方向に押動し、次いで、駆動部材を、近位方向に引動し戻す。したがって、トリガ117の圧搾は、以下に説明されるように、駆動部材を、シャフトに沿って、外側および戻る方向に平行移動させ、締結具を送達させる。本発明と併用するために修正され得る、スロットホイールとピンとを伴う、好適な歯車付きトリガは、参照によって組み込まれる、米国特許第8,535,339号(例えば、図14および添付文章を参照)に示される。
図2は、送達先端201を示す。送達先端201は、シャフト103から突出し、ガイドスロット215と空間連通する出口ポート221を伴う、組織対向表面207をもたらす、延在部205を含む。出口ポート221は、シャフトの軸に近位であり、送達スロット225の遠位端を含む。ガイドスロット215は、シャフト103から延在し、延在部205を通して湾曲し、解放ポート209において終端する。送達スロット225は、出口ポート221の中に開き、これは、駆動部材が、シャフトから、かつ出口ポート221を通して、外側に押動されることを可能にする。送達先端201は、シャフトの軸および組織対向表面207が、鋭角を形成するように、シャフト103から付勢され離される。ガイドスロット215は、締結具301の端部をその中に保持する。
図3は、外科用締結具301を示す。締結具301は、延在された本体321を含み、延在された本体321の少なくとも一部319は、柔軟に変形可能である。延在された本体321は、返し付き端305および受容端339において終端する。好ましくは、受容端339は、開口部と、開口部に張り出す辺縁333とを伴う、鉢状部327を画定する。
返し付き端305は、組織を通して穿刺するための尖頭先端341を含み得る。
延在された本体の変形可能部分319を屈曲させ、返し付き端305を受容端339の中に挿入するステップは、締結具301を閉鎖されたループ401内に係止する。
締結具301の返し付き端305は、1つまたはそれを上回る返し311を有する。好ましい実施形態では、返し付き端305は、尖頭先端341の後方に、1つまたはそれを上回る押動可能な表面317を含む。
図4は、閉鎖されたループ401に形成される、締結具301を示す。締結具301が、閉鎖されたループ401内に係止されるとき、尖頭先端341は、鉢状部内に閉じ込められる。好ましくは、閉鎖されたループ401は、鉢状部327内に閉じ込められる、返し付き端305と、鉢状部327から略直線に延在する、延在された本体321の第1の部分415と、第1の部分415の端部における、延在された本体321の屈曲された部分411と、返し付き端305と屈曲された部分411との間の湾曲を画定する、延在された本体321の弓形部分407とを含む。締結具301が、閉鎖されたループ401内に係止されるとき、返しは、鉢状部327内に閉じ込められる。
具体的には、締結具301が、閉鎖されたループ401内に係止されるとき、返し311は、鉢状部327の開口部に張り出す辺縁333によって保定される。
図5は、送達先端201内に保持されている、締結具301を示す。駆動部材601は、シャフト103内に配置され、その中において、駆動部材601は、シャフト103内で延在する送達スロット225によって引き込まれ、誘導される。締結具301の受容端339は、ガイドスロット225内に保持されることが理解され得る。締結具301の返し付き端305は、送達スロット225によって保持される。返し付き端305の押動可能な表面317は、駆動部材601の遠位先端611と係合するように配向される。出口ポート221は、それを通して、駆動部材601が、締結具301の返し付き端305をシャフト103の外側に押動することができる、空間を画定する。
図5に示されるように、ガイドスロット215は、締結具301の受容端339を保持し、送達スロット225は、締結具301の返し付き端305を保持する。受容端339は、デバイス101の動作の間、定位置に保持され、締結具における張力に起因する、シャフト103への後退を防止する。ガイドスロット215は、締結具が、いったん送達および係止されると、閉鎖された締結具401の、デバイスからの解放を促進するために、ガイドスロット215の遠位端上の解放ポート209において開く。好ましくは、ガイドスロット215は、スロット215に沿ったその前進の間、受容端339を保持するために、組織対向表面207に沿って狭い幅を有することによって、特徴付けられる。いくつかの実施形態では、デバイス101は、組織を通したより良好な穿通のために必要であり得る、より迅速な適用を促進するために、動作ハンドル内に、ばねが搭載された機構を含む。
図6は、締結具301の返し付き端305および駆動部材601の遠位先端611の詳細図を提示する。押動可能な表面317は、遠位先端611を受容するために画定された、凹部を含む。駆動部材601はまた、より薄い延在部607を含み、締結具301の返し付き端305上の押動可能な表面317と完全に係合し得る。締結具301の返し付き端305は、返しと、駆動部材601の遠位先端611と係合する、押動可能な表面317とを有する(図6では、押動可能な表面317および遠位先端611は、離間され、可視化を補助するが、遠位先端611が、押動可能な表面317に係合することが、容易に理解されるであろう)。図6―10は、トリガ117の動作に応答する、外科用締結デバイス101の動作を図示する。
トリガ117を引くステップは、駆動部材601に、締結具の返し付き端305を、送達先端201上の送達スロット225から外側に、湾曲された経路に沿って、かつ受容端339の中に、押動させ、それによって、締結具を閉鎖された締結具401に形成させ、閉鎖された締結具401から解放させ、シャフト103の中に後退させ、第2の締結具に係合させる。
図7は、湾曲された経路に沿って延在され、締結具301の返し付き端305を受容端339の中に押動する、駆動部材601を示す。駆動部材601は、図7に図示されるように、駆動部材601を、湾曲された形状に付勢する、形状記憶材料を含むことが理解されるであろう。駆動部材601が、シャフト103内に配置されるとき、駆動部材601は、シャフト103内の送達スロット225によって、直線形状に拘束される。
図8は、閉鎖された締結具401から解放された、駆動部材601を示す。具体的には、トリガ117の動作は、駆動部材601に、締結具301の返し付き端305を、送達先端201の出口ポート221から外側に、湾曲された経路に沿って、かつ1つまたはそれを上回る返し311が、受容端339の鉢状部327の辺縁333と係合されるように、ガイドスロット215内に保持された受容端339の中に、押動させ、それによって、締結具301を、閉鎖された締結具401に形成させる。
図9は、駆動部材601が、シャフト103内に後退し、かつ第2の締結具に係合するにつれて、解放ポート209を通して解放された、閉鎖された締結具401を示す。
外科用締結デバイス101の1つの重要な特徴は、締結具301およびデバイス101の特定の寸法関係によってもたらされる、送達深度および締結強度の制御である。組織対向表面207を組織に対して設置し、トリガ117を引くステップは、駆動部材601に、返し付き端を、組織を通して、かつ組織の外側上の締結具の受容端339内に押し戻させ、締結具301を、閉鎖されたループ401に形成する。
図10は、閉鎖されたループ401に形成され、送達先端201が組織505に対して依然として定位置にある、締結具301を示す。ここでは、デバイス101は、組織505にメッシュ511を締結するために使用されている。シャフト103は、送達先端201の組織対向表面207が、メッシュ511および組織505の表面に対向するように位置付けられる。閉鎖された締結具401は、組織の表面を横断して幅Wに渡り、組織内の深度Hに穿通する。送達先端201は、シャフト103の軸および組織対向表面207が、鋭角Aを形成するように、シャフト103から付勢され離されるため、シャフト103は、組織505の表面と角度Aを形成する。好ましい実施形態では、シャフトは、低侵襲手術のために定寸され、少なくとも15cmの長さLおよび1cm未満の直径Dを有する。より好ましくは、L≧25cmおよびD≦7mmである。最も好ましくは、H<D<Wである。
図11―13は、デバイス101の動作を示す。
図11は、組織505の表面に対して、具体的には、組織に締結されるメッシュ511に対して、組織対向表面207を位置付けるステップを示す。
図12は、組織505を通して延在され、締結具301を閉鎖されたループ401に形成する、駆動部材601を示す。
図13は、組織505にメッシュ511を保持する、閉鎖されたループ401を示す。閉鎖されたループ401は、鉢状部327に閉じ込められる、返し付き端305と、鉢状部327から略直線に延在する、延在された本体321の第1の部分415と、第1の部分415の端部における、延在された本体321の屈曲された部分407と、返し付き端305と屈曲された部分411との間の組織505を通して延在する湾曲を画定する、延在された本体321の弓形部分407とを含む。外科的手技成功のために、閉鎖された締結具401は、好ましくは、鉢状部327内に閉じ込められる返し付き端305から、屈曲された部分411に、幅Wに渡り、弓形部分407は、好ましくは、深度Hを上回らず、第1の部分415から離間される。好ましい実施形態では、3cm>W>Hである。加えて、または代替として、H<6mmであることが、好ましくあり得る。
上記で議論されるように、トリガ117を引くステップは、デバイス101に、締結具を閉鎖された締結具401に形成させ、閉鎖された締結具401から解放させ、シャフト103の中に後退させ、かつ第2の締結具に係合させる。
図14は、シャフト内に配置された、締結具301、第2の締結具399、および3つの付加的締結具1401が装填された、デバイス101を示す。出口ポート221に延在する送達スロット225および解放ポート209に延在するガイドスロット215もまた、シャフト103内で視認可能である。締結具301のそれぞれは、開いた構成において、シャフト103内で保持され、受容端は、ガイドスロット215内で保持され、返し付き端205は、送達スロット225内で保持される。デバイス101は、任意の好適な数の締結具301を装填され得る。トリガの動作のそれぞれは、単一の締結具を送達し、付加的な締結具を、送達先端に向かって前進させる。
低侵襲手術のために、送達先端201がシャフト103の軸に向かって屈曲可能であること、すなわち、延在されたシャフトが、標準的外科用トロカールを最も容易に通過し得るようになっていることが、好ましくあり得る。
図15は、送達先端201の外形である。送達先端201は、シャフト103の軸Xおよび組織対向表面207が、鋭角を形成するように、シャフト103から付勢され離されることが理解され得る。例えば、標準的外科用トロカールを通したシャフト103の挿入を容易にするために、送達先端201を変形することが可能であることが、好ましくあり得る。
図16は、軸Xに向かって屈曲された送達先端201を示す。
図17は、送達先端201が、シャフト103軸Xに向かってより容易に屈曲され得るように、含まれ得る、圧縮スリット1701および拡張スリット1709を示す。軸Xは、シャフト103の略円筒形状の性質によって画定された、理想化された幾何学形状の概念であり、任意の有形シャフト軸がある必要はないことが理解されるであろう。軸Xは、送達先端201の構成を理解し得るために参照される。
したがって、本開示は、そこから延在するハンドル113を伴う、本体109と、ハンドル上にある、トリガ117と、本体から延在する、シャフト013と、シャフト103の遠位端における、送達先端201であって、送達先端201は、シャフト103から突出し、出口ポート221とガイドスロット215とを伴う、組織対向表面207をもたらし、送達先端201は、シャフト103の軸および組織対向表面207が、鋭角を形成するように、シャフト103から付勢され離され、送達先端201は、シャフト103の軸に向かって屈曲可能であり、出口ポート221は、送達スロット225の端部を含む、送達先端と、シャフト103内に配置される、駆動部材601であって、駆動部材601は、駆動部材601を、湾曲された形状に付勢する、形状記憶材料を備え、駆動部材601が、シャフト103内に配置されるとき、駆動押動部材601は、シャフト103によって、直線形状に拘束される、駆動部材と、送達先端201において、少なくとも部分的に、ガイドスロット215内で保持される、少なくとも1つの締結具301であって、締結具は、返し付き端305と受容端339とを伴う、延在された本体321を有し、返し付き端305は、1つまたはそれを上回る返し311と、駆動部材601の遠位先端611と係合される、押動可能な表面317とを備え、受容端339は、開口部と、開口部に張り出す辺縁333とを伴う、鉢状部327を画定する締結具とを含み、トリガ117の動作は、駆動部材601に、締結具301の返し付き端305を、出口ポート221から外側に、ガイドスロット215によって保持されている受容端339への湾曲された経路に沿って、かつ1つまたはそれを上回る返し311が、受容端339の鉢状部327の辺縁333と係合されるように、締結具301の受容端339の中に押動させ、それによって、締結具301を、閉鎖された締結具401に形成させ、閉鎖された締結具を解放ポート209から解放させ、シャフト103の中に後退させ、第2の締結具399に係合させる、外科用締結デバイス101を含むことが理解され得る。
特許、特許公開、および論文等の他の文書も、本開示内で参照される。そのような文書は全て、参照することによって組み込まれる。
本明細書に図示および説明されるものに加え、本発明およびその多くのさらなる実施形態の種々の修正が、本明細書に引用される科学および特許文献の参考文献を含む、本書の全内容から、当業者に明白となるであろう。本明細書における開示は、その種々の実施形態およびその均等物における本発明の実践に適合され得る、情報、例示、および指針を含有する。
骨盤臓器脱(POP)のための腹腔鏡下仙骨膣固定術である。
図18は、骨盤臓器脱を図示する。2000年のSwiftのAm J Obstet Gynecol 183(2):277―85号(参照することによって組み込まれる)に報告されるように、50歳を超える全女性の約半数は、徴候的脱出症を訴える。
脱出症の健康管理の影響は、老年女性の人口増加における、増加する罹患率の見積もりに基づいて、拡張する可能性がある。2009年のWu et al.のForecasting the prevalence of pelvic floor disorders in U.S. Women: 2010 to 2050, Obstet Gynecol 114:1278(参照することによって組み込まれる)を参照されたい。脱出症の外科的修復は、1979年から2006年に70歳を超える女性に実施された最も一般的な入院手技であった。2010年のOliphant et al.のTrends over time with commonly performed obstetric and gynecologic inpatient procedures, Obstet Gynecol 116:926(参照することによって組み込まれる)を参照されたい。
腹腔鏡下仙骨膣固定術は、骨盤臓器脱を修復するための外科的技術である。
図19は、仙骨膣固定術手技を図示する。手技の間、事前成形されたメッシュ片が、腹部の中に挿入され、膣壁に付着され、次いで、メッシュの他方の端部が、骨盤(仙骨岬角)の背部に付着され、したがって、膣を持ち上げ、脱出症を防止する。縫合による膣壁へのメッシュの付着は、それが膣壁の中の特定の深度への縫合糸の挿入を要求するため、困難である。縫合は、確実な付着を提供しなければならないが、深刻な合併症を引き起こし得るため、膣壁を通過すべきではない。
メッシュは、本開示による、メッシュを付着させる方法を使用して付着され得る。本方法は、そこから延在するトリガを伴うハンドルを伴う、本体と、本体から延在する、シャフトと、シャフトの遠位端における、送達先端と、シャフト内に配置される、駆動部材と、送達先端に保持される、締結具とを含む、外科用締結デバイスを得るステップを含む。
本方法は、駆動部材に、締結具の返し付き端を、送達先端から外側に、湾曲された経路に沿って、かつ受容端の中に押動させ、それによって、締結具を、閉鎖された締結具に形成させ、閉鎖された締結具から解放させ、シャフトの中に後退させ、第2の締結具に係合させるために、トリガを動作させるステップを含む。好ましくは、送達先端は、シャフトから突出し、出口ポートをもたらす、組織対向表面をもたらす。締結具は、送達先端において、少なくとも部分的に、ガイドスロット内で保持される。本方法の好ましい実施形態では、送達先端は、シャフトの軸および組織対向表面が、鋭角を形成するように、シャフトから付勢され離され、駆動部材は、湾曲された形状に駆動部材を付勢する形状記憶材料を備える。
本方法は、駆動部材をシャフト内に配置させることによって、駆動部材を直線形状に拘束するステップを含む。
好ましくは、締結具の返し付き端は、1つまたはそれを上回る返しと、押動部材の遠位先端と係合される、押動可能な表面とを備え、締結具の受容端は、開口部と、開口部に張り出す辺縁とを伴う、鉢状部を画定する。出口ポートは、送達スロットの端部を包含し得る。
本方法は、駆動部材に、締結具の返し付き端を、送達スロットの遠位端から外側に、ガイドスロットの遠位端への湾曲された経路に沿って、かつ1つまたはそれを上回る返しが、受容端の鉢状部の辺縁と係合されるように、締結具の受容端の中に押動させ、それによって、締結具を、閉鎖された締結具に形成させるために、トリガを動作させるステップを含み得る。
好ましくは、本方法はまた、組織対向表面を組織に対して設置し、トリガを引くステップを含み、閉鎖された締結具が、組織の表面を横断して、幅Wに渡り、かつ組織内の深度Hに穿通するように、駆動部材に、返し付き端を、組織を通して、かつ組織の外側の締結具の受容端内に押動させる。シャフトは、少なくとも15cmの長さLを有し、1cm未満の直径Dを有し得る。本方法の好ましい実施形態では、L≧25cmおよびD≦7mmである。また、H<D<Wである。
本方法は、送達先端をシャフトの軸に向かって(例えば、標準的トロカールを通した挿入または低侵襲手術の間の切開のために)屈曲させるステップを含み得る。方法は、単一の締結具を送達し、任意の残存締結具を送達先端に向かって前進させるために、トリガを動作させることによって、シャフトから、1つまたはそれを上回る付加的締結具を送達するステップを含み得る。

Claims (28)

  1. 外科用締結デバイスであって、
    ハンドルを備え、そこから延在するトリガを有する本体と、
    前記本体から延在するシャフトと、
    前記シャフトの遠位端における送達先端と、
    前記シャフト内に配置される駆動部材と、
    前記送達先端に保持される締結具であって、前記締結具は、返し付き端と受容端とを伴う延在された本体を有する、締結具と
    を備え、前記トリガの動作は、前記駆動部材に、
    前記締結具の返し付き端を、前記送達先端から外側に、前記送達先端に向かって戻る方向の経路に沿って、かつ前記受容端の中に押動し、それによって、前記締結具を、閉鎖された締結具に形成することと、
    前記閉鎖された締結具から解放することと、
    前記シャフトの中に後退し、第2の締結具に係合することと
    を行わせる、デバイス。
  2. 前記送達先端は、前記シャフトから突出し、その上に出口ポートを伴う、組織対向表面をもたらす、請求項1のデバイス。
  3. 前記締結具は、前記送達先端において、少なくとも部分的に、ガイドスロット内で保持される、請求項2に記載のデバイス。
  4. 前記送達先端は、前記シャフトの軸および前記組織対向表面が、鋭角を形成するように、前記シャフトから付勢され離される、請求項3に記載のデバイス。
  5. 前記駆動部材は、前記駆動部材を湾曲された形状に付勢する形状記憶材料を備える、請求項4に記載のデバイス。
  6. 前記駆動部材が、前記シャフト内に配置されるとき、駆動押動部材は、前記シャフトによって、直線形状に拘束される、請求項5に記載のデバイス。
  7. 前記締結具の返し付き端は、1つまたはそれを上回る返しと、前記駆動部材の遠位先端と係合される押動可能な表面とを備える、請求項6に記載のデバイス。
  8. 前記締結具の受容端は、開口部と、前記開口部に張り出す辺縁とを伴う鉢状部を画定する、請求7に記載のデバイス。
  9. 前記出口ポートは、前記シャフトを通して延在する送達スロットの遠位端を包含し、前記出口ポートは、前記シャフトを通して延在するガイドスロットの遠位部分と空間連通する、請求項8に記載のデバイス。
  10. 前記トリガの動作は、前記駆動部材に、前記締結具の返し付き端を、前記送達スロットの遠位端から外側に、前記ガイドスロットの遠位端への湾曲された経路に沿って、かつ前記1つまたはそれを上回る返しが、受容端の鉢状部の辺縁と係合されるように、前記締結具の受容端の中に押動させ、それによって、前記締結具を、閉鎖された締結具に形成させる、請求項9に記載のデバイス。
  11. 前記組織対向表面を組織に対して設置し、トリガを引くステップは、前記駆動部材に、前記閉鎖された締結具が、前記組織の表面を横断して、幅Wに渡り、かつ前記組織内の深度Hに穿通するように、前記返し付き端を、前記組織を通して、かつ前記組織の外側の締結具の受容端の中に押動させる、請求項10に記載のデバイス。
  12. 前記シャフトは、少なくとも15cmの長さLを有し、1.55cm未満の直径Dを有する、請求項11に記載のデバイス。
  13. L≧25cmおよびD≦10mmである、請求項12に記載のデバイス。
  14. H<D<Wである、請求項13に記載のデバイス。
  15. 前記送達先端は、前記シャフトの軸に向かって屈曲可能である、請求項14に記載のデバイス。
  16. 前記シャフトを伴って配置される複数の付加的締結具をさらに備え、前記トリガの動作のそれぞれは、単一の締結具を送達し、前記付加的締結具を、前記送達先端に向かって前進させる、請求項15に記載のデバイス。
  17. 前記締結具は、前記送達先端から延在する他の部材を伴わず、前記駆動部材のみを通して、前記閉鎖された締結具に形成される、請求項16に記載のデバイス。
  18. 外科用締結具であって、前記締結具は、
    延在された本体であって、前記延在された本体の少なくとも一部は、柔軟に変形可能であり、前記延在された本体は、返し付き端および受容端において終端し、前記受容端は、開口部と、前記開口部に張り出す辺縁とを伴う、鉢状部を画定する、延在された本体
    を備える、締結具。
  19. 前記延在された本体の変形可能部分を屈曲させ、前記返し付き端を前記受容端の中に挿入するステップは、前記締結具を、閉鎖されたループ内に係止する、請求項18に記載の締結具。
  20. 前記返し付き端は、組織を通して穿刺するための尖頭先端を備え、前記締結具が、前記閉鎖されたループ内に係止されるとき、前記尖頭先端は、前記鉢状部内に閉じ込められる、請求項19に記載の締結具。
  21. 前記閉鎖されたループは、前記鉢状部内に閉じ込められる返し付き端と、前記鉢状部から略直線に延在する前記延在された本体の第1の部分と、前記第1の部分の端部における前記延在された本体の屈曲された部分と、前記返し付き端と前記屈曲された部分との間の湾曲を画定する前記延在された本体の弓形部分とを備える、請求項20に記載の締結具。
  22. 前記閉鎖された締結具は、前記鉢状部内に閉じ込められる前記返し付き端から、前記屈曲された部分に、幅Wに渡り、前記弓形部分は、深度Hを上回らず、前記第1の部分から離間される、請求項21に記載の締結具。
  23. 3cm>W>Hである、請求項22に記載の締結具。
  24. H<6mmである、請求項23に記載の締結具。
  25. 前記返し付き端は、1つまたはそれを上回る返しを備え、前記締結具が、前記閉鎖されたループ内に係止されるとき、前記返しは、前記鉢状部の開口部に張り出す辺縁によって保定される、請求項24に記載の締結具。
  26. 前記締結具が、前記閉鎖されたループ内に係止されるとき、前記返しは、前記鉢状部内に閉じ込められる、請求項25に記載の締結具。
  27. 前記返し付き端は、前記尖頭先端の後方に、押動可能な表面を備える、請求項26に記載の締結具。
  28. 外科用締結デバイスであって、
    そこから延在するハンドルを伴う本体と、
    前記ハンドル上にあるトリガと、
    前記本体から延在するシャフトと、
    前記シャフトの遠位端における送達先端であって、前記送達先端は、前記シャフトから突出し、その上に出口ポートを伴う組織対向表面をもたらし、前記送達先端は、前記シャフトの軸および前記組織対向表面が、鋭角を形成するように、前記シャフトから付勢され離され、前記送達先端は、前記シャフトの軸に向かって屈曲可能であり、送達スロットの遠位端の出口ポートは、前記シャフトを通して延在する、送達先端と、
    前記シャフト内に配置される駆動部材であって、前記駆動部材は、前記駆動部材を湾曲された形状に付勢する形状記憶材料を備え、前記駆動部材が、前記シャフト内に配置されるとき、駆動押動部材は、前記シャフトによって、直線形状に拘束される、駆動部材と、
    前記送達先端において、前記出口ポートと空間連通するガイドスロット内で少なくとも部分的に保持される少なくとも1つの締結具であって、前記締結具は、返し付き端と受容端とを伴う延在された本体を有し、前記返し付き端は、1つまたはそれを上回る返しと、前記押動部材の遠位先端と係合される押動可能な表面とを備え、前記受容端は、開口部と、前記開口部に張り出す辺縁とを伴う、鉢状部を画定する、少なくとも1つの締結具と
    を備え、前記トリガの動作は、前記駆動部材に、
    前記締結具の返し付き端を、前記送達スロットの遠位端から外側に、前記ガイドスロットの遠位端への湾曲された経路に沿って、かつ前記1つまたはそれを上回る返しが、受容端の鉢状部の辺縁と係合されるように、前記締結具の受容端の中に押動し、それによって、前記締結具を、閉鎖された締結具に形成することと、
    前記閉鎖された締結具を、解放ポートを通して、外側に解放することと、
    前記シャフトの中に後退し、第2の締結具に係合することと
    を行わせる、デバイス。
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