JP2019511283A - 螺旋形状の入口ポートを有するガイドエクステンションカテーテル - Google Patents

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Abstract

ガイドエクステンションカテーテルは、プッシュ部材と、プッシュ部材に連結しており、プッシュ部材から遠位に延在している、遠位シャフトと、を備える。遠位シャフトは、シャフト壁及び通路を含む。シャフト壁は、螺旋形状の近位端と、遠位端と、を含む。螺旋形状の近位端は、遠位シャフトの通路の第1の長手方向中心軸線を中心に螺旋状に巻いている。シャフト壁の螺旋形状の近位端は、遠位シャフトの螺旋形状の入口ポートを画定している。遠位シャフトは、遠位シャフトの螺旋形状の近位端に連結している螺旋形状のカラーを含んでもよく、カラーは、遠位シャフトの螺旋形状の入口ポートを画定している。

Description

本発明は、ガイドカテーテルと共に使用するためのガイドエクステンションカテーテルに関する。とりわけ、本発明は、ガイドエクステンションカテーテルの遠位シャフト内へ冠状動脈デバイスをより容易に進入させる螺旋形状の入口ポートを有するガイドエクステンションカテーテルに関する。
本出願は、内容が参照により全体として本明細書に援用されている、2016年4月14日に出願された米国特許仮出願第62/322,309号の出願日の米国特許法第119条(e)下の利益を主張するものである。
心臓の動脈、より具体的には冠状動脈は、アテローム硬化性斑又は他の病変によって閉塞又は狭窄される場合がある。これらの疾苦は、概して、冠性心疾患又は狭窄症と称され、遠位動脈及び組織に十分な血流がもたらされない。心臓バイパス手術は、冠状動脈心疾患に罹患しているある特定の患者のための実行可能な外科的処置であり得る。しかしながら、伝統的な開腹手術に付随して、この手術の侵襲的性質及びこのような手術中の心停止の必要性のため、患者のかなりの外傷、不快感、長期にわたる回復時間、及び生命を脅かす合併症が生じる場合がある。
これらの懸念に対処するために、低侵襲的手技を使用してインターベンショナル心臓学的処置を実行する努力がなされてきた。ある特定の努力において、経皮経カテーテル(又は経管的)送達及びインターベンショナル冠動脈デバイスの移植が、従来の開腹手術によって提示された問題を解決するために用いられている。典型的には、ガイドカテーテルは、最初に、切開を通じて、患者の大腿(経大腿)動脈、又は橈骨(経橈骨)動脈に挿入される。経橈骨アクセスは、手術後の出血性合併症の低下及びより迅速な回復時間を患者に提供する方法として次第に受け入れられている。しかしながら、橈骨動脈のより小さい直径は、より小さい直径のガイドカテーテルを必要とする。より小さい直径のガイドカテーテルは、同様に構成された大腿ガイドカテーテルよりも低い後方支持を有する。例えば、セルディンガー法は、ガイドカテーテルを経皮的に導入するいずれの方法においても利用され得る。このような方法において、ガイドカテーテルは、大動脈を通って前進し、冠状動脈口の開口部に挿入される。ガイドワイヤ又はカテーテル搭載ステント及び/又はバルーンカテーテルなどの他のインターベンショナル冠状動脈デバイスは、ガイドカテーテルを通って導入され、血管及び疾患のある冠状動脈の狭窄を通って操作され/前進することができる。しかしながら、困難な狭窄部を通過させようと試みる場合、又は小さい直径のガイドカテーテルを使用して橈骨介入治療を行う場合、ガイドカテーテルは、十分な後方支持を有しない場合があり、そのため、インターベンショナルデバイスを、狭窄部を通って前進させるように力を加え続けることは、ガイドカテーテルの遠位端を冠状動脈口の開口部から抜去させ、周辺組織への潜在的損傷をもたらす場合がある。
ガイドカテーテルの抜去を防止するために、心臓内科医は、ガイドカテーテルを冠状動脈中に深く着座させると考えられる。「深く着座させる」又は「深い着座」という用語は、ガイドカテーテルが冠状動脈中により更に下流側に押されるであろうことを意味する。しかしながら、ガイドカテーテルを深く着座させることは、ガイドカテーテルが冠状動脈壁を損傷(解離又は破裂)させ、冠状動脈を閉塞し、冠状動脈への血流を妨害する危険にさらす。
追加の後方支持をガイドカテーテルに提供するための受け入れられている1つの試みは、ガイドエクステンションカテーテルの使用である。ガイドエクステンションカテーテルは、ガイドカテーテルのルーメン内で展開され、ガイドカテーテルの遠位端から冠状動脈に遠位に延在する。ガイドカテーテルと比較して、ガイドエクステンションカテーテルは、より小さい寸法により、より少ない潜在的損傷で、冠状動脈内により深く着座することができる。これにより、追加の後方支持をガイドカテーテルにもたらして、インターベンショナル冠状動脈デバイスの送達を補助する。困難な狭窄部又は橈骨介入治療の場合、ガイドエクステンションカテーテルの使用により、治療中のガイドカテーテルの冠状動脈口の開口部からの抜去のリスクを低減させる。しかしながら、ガイドエクステンションカテーテルは、小さめの寸法により、インターベンショナル冠状動脈デバイスをガイドエクステンションカテーテルの遠位シャフトの通路内に受容することが困難である場合がある。例として、バルーンの外側表面上にステントが搭載されたカテーテルなどのインターベンショナル冠状動脈デバイスは、ガイドエクステンションカテーテルの遠位シャフトの入口ポートを捕捉するか、又は入口ポートに引っかかるか、ないしは別の方法で捕らえてしまう場合がある。遠位シャフトの入口ポートに角度を付けるか又はスカイブ加工することにより、ガイドエクステンションカテーテルの遠位シャフトの通路内へのインターベンショナル冠状動脈デバイスの導入を容易にする努力がなされてきたが、これらの方法は、単に一平面においてだけであり、ガイドエクステンションカテーテルの遠位シャフトの入口ポートにおけるインターベンショナル冠状動脈デバイスの捕捉及び引っかかりの事例を排除するもではない。
したがって、遠位シャフトの通路内へより容易に進入させ、遠位シャフトの通路内を前進しているインターベンショナル冠状動脈デバイスの捕捉及び引っかかりを低減させる、改善されたガイドエクステンションカテーテルの遠位シャフトの入口ポートの設計に対するニーズが存在している。
本明細書の実施形態は、プッシュ部材と、プッシュ部材に連結しており、プッシュ部材から遠位に延在している、遠位シャフトと、を備える、ガイドエクステンションカテーテルに関する。遠位シャフトは、シャフト壁と、通路と、を含む。シャフト壁は、螺旋形状の近位端と、遠位端と、を含む。螺旋形状の近位端は、遠位シャフトの通路の第1の長手方向中心軸線を中心に螺旋状に巻いている。シャフト壁の螺旋形状の近位端は、遠位シャフトの螺旋形状の入口ポートを画定する。遠位シャフトは、遠位シャフトの螺旋形状の近位端に連結している螺旋形状のカラーを含んでもよく、カラーは、遠位シャフトの螺旋形状の入口ポートを画定する。
本発明の前述及び他の特徴並びに利点は、添付図面において例示されるような本明細書の実施形態の以下の説明から明らかになるであろう。本明細書に組み込まれており、明細書の一部を形成する添付図面は、本発明の原理を説明するために、かつ関連技術分野の技術者が本発明を実行かつ使用することを可能にするために更に役立つ。これらの図面は、原寸に比例していない。
本発明の実施形態による、ガイドエクステンションカテーテルを例示する側面図である。 図1のガイドエクステンションカテーテルの斜視図である。 ガイドカテーテルを通って延在し、冠状動脈内に配設された、図1のガイドエクステンションカテーテルの側面図である。 図1のガイドエクステンションカテーテルの遠位シャフトの実施形態の分解斜視図である。 図1のガイドエクステンションカテーテルの一部の斜視図である。 本発明の別の実施形態による、ガイドエクステンションカテーテルの一部の斜視図である。 本発明の別の実施形態による、ガイドエクステンションカテーテルの一部の斜視図である。 本発明の別の実施形態による、ガイドエクステンションカテーテルの一部の斜視図である。
本発明の特定の実施形態が、図面を参照してここで説明され、図面では、同様な参照番号は、同等な又は機能的に類似した要素を示す。「遠位」及び「近位」という用語は、ガイドワイヤ、カテーテル、及び/又は本発明の他のシステム構成要素に言及して以下の説明で使用されるとき、治療する臨床医に対する位置又は方向に関するものである。したがって、「遠位」及び「遠位に」は、治療する臨床医から遠く離れているか、臨床医から離れる方向の位置を指し、「近位」及び「近位に」という用語は、臨床医に近いか、又は臨床医に向かう方向の位置を指す。「遠位」及び「近位」という用語は、自然の血管又は自然の弁に言及して以下の説明で使用されるとき、血流の方向に関して使用される。したがって、「遠位」及び「遠位に」とは、血流の方向に対して下流方向における位置を指し、「近位」及び「近位に」という用語は、血流の方向に対して上流方向における位置を指す。
以下の詳細な説明は、本質的に例示にすぎず、本発明又は本発明の用途及び使用を限定することを意図しない。更に、前述の技術分野、背景技術、概要、又は以下の詳細な説明において提示されるいかなる明示又は暗示された理論によっても束縛されることを意図していない。
図1〜図5は、本発明の実施形態によるガイドエクステンションカテーテル100を図示している。ガイドエクステンションカテーテル100は、遠位シャフト104に連結しているプッシュ部材102を備える。プッシュ部材102は、トランジション継手103において、遠位シャフト104に連結している。
プッシュ部材102は、近位シャフトとも呼ばれる場合があり、ワイヤ、ハイポチューブ、シャフト、部分的なシャフト、又は本明細書に記載された目的に好適な他の構成であり得る。プッシュ部材102は、図1に示すように、近位端118及び遠位端120を含む。プッシュ部材102の遠位部分は、トランジション継手103において、遠位シャフト104の近位部分に連結している。プッシュ部材102は、近位端118に加えられた動きを、トランジション継手103において遠位シャフト104に連結している遠位端120に伝達するように構成されている。したがって、プッシュ部材102は、近位118における動きを、遠位端120を通ってトランジション継手103に伝達し、トランジション継手103を通って遠位シャフト104に伝達するように更に構成されている。プッシュ部材102は、ステンレス鋼、ニッケルチタン合金(例えば、ニチノール)、コバルト、クロム、モリブデン、及び/若しくはニッケル系高性能合金(例えば、MP35N、L605、ELGILOY)、又は本明細書で開示された目的に好適な他の材料などであるが、これらに限定されない材料から形成することができる。
一実施形態では、トランジション継手103は、遠位シャフト104の近位部分及びプッシュ部材102の遠位部分を含む。一実施形態では、トランジション継手103は、図1に示すように、プッシュ部材102の遠位部分と遠位シャフト104の近位部分とを重ね合わせることにより形成されている。トランジション継手103は、プッシュ部材102の動作が遠位シャフト104に伝達されるように、プッシュ部材102を遠位シャフト104に連結するように構成されている。トランジション継手103は、以下でより詳細に記載されるように、インターベンショナル冠状動脈デバイスがガイドエクステンションカテーテル100の遠位シャフト104の通路110内へ前進することができるように、交換継手として機能するように更に構成されている。
一実施形態では、遠位シャフト104は、図1〜図2に示すように、シャフト壁105及び通路110を含む。遠位シャフト104のシャフト壁105は、近位端106から遠位端108まで遠位に延在している。シャフト壁105の近位端106は、遠位シャフト104の第1の長手方向中心軸線LA1を中心に螺旋形状である。遠位シャフト104は、遠位シャフト104のシャフト壁105の螺旋形状の近位端106に連結しているカラー112を更に含む。カラー112は、シャフト壁105の近位端106の螺旋形状に一致するような螺旋形状である。カラー112は、カラー112及び近位端106が遠位シャフト104の螺旋形状の入口ポート114を共に画定するように、シャフト壁105の近位端106に連結している。カラー112は、ワイヤ若しくはリボン又は本明細書に記載された目的に好適な他の形状であってもよい。カラー112は、ステンレス鋼、ニッケルチタン合金(例えば、ニチノール)又は他の好適な材料などであるが、これらに限定されない材料から形成され得る。カラー112は、遠位シャフト104のシャフト壁105の螺旋形状の近位端106に、接着、溶着、溶接、接合、機械的連結又は本明細書に記載された目的に好適な任意の他の方法などであるが、これらに限定されない方法により連結され得る。
ガイドエクステンションカテーテル100は、図3に示すように、ガイドカテーテル116を通って前進するように構成されている。ガイドエクステンションカテーテル100は、ガイドエクステンションカテーテル100がガイドカテーテル116に追加の後方支持を提供するように、冠状動脈CA内に着座されるように更に構成されている。また、ガイドエクステンションカテーテル100は、遠位シャフト104の螺旋形状の入口ポート114がインターベンショナル冠状動脈デバイスの遠位シャフト104の通路110へ容易に進入することができるように更に構成されている。より具体的には、螺旋形状の入口ポート114は、角度を付けられた入口ポート又は円形の入口ポートより通路110内へ容易に進入でき、これにより、遠位シャフト104の通路110に進入しているインターベンショナル冠状動脈デバイスの捕捉及び/又は引っかかりを低減させる。インターベンショナル冠状動脈デバイスの非限定的な例としては、ガイドワイヤ、バルーンカテーテル、ステントカテーテル、及びFFRカテーテルが挙げられる。一実施形態では、ガイドエクステンションカテーテル100は、長さがおよそ150cmであることができ、ガイドエクステンションカテーテル100の遠位シャフト104は、長さが20cm〜40cmである。しかしながら、これは、設計を限定することを意味するものではなく、ガイドエクステンションカテーテル100及び/又はガイドエクステンションカテーテル100の遠位シャフト104は、より長いか又はより短くてもよい。
ガイドエクステンションカテーテル100の遠位シャフト104は、様々な材料で構成されてもよく、同材料の非限定的な例としては、ポリマーハイポチューブ、編組ポリマーハイポチューブ、又は層状ハイポチューブが挙げられる。一例において、遠位シャフト104は、図4に示すように、内側ライナー122、外側ジャケット124、及び支持構造126を含んでもよい。遠位シャフト104の内側ライナー122は、略管状であり、遠位シャフト104の内側表面128を形成する。内側ライナー122は、インターベンショナル冠状動脈デバイスが遠位シャフト104の通路110を通って容易に前進/後退することができるように、低摩擦の内側表面を有する遠位シャフト104を提供するように構成されている。内側ライナー122は、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、ペルフルオロアルコキシアルカン(PFA)、高密度ポリエチレン(HDPA)、又は本明細書に記載された目的に好適な他の材料などであるが、これらに限定されない材料から形成されてもよい。遠位シャフト104の外側ジャケット124は、図4に示すように、略管状であり、遠位シャフト104の外側表面130を形成する。外側ジャケット124は、遠位シャフト104に可撓性をもたらすように構成されている。外側ジャケット124は、ポリエーテルブロックアミド(例えば、PEBAX(登録商標)、VESTAMID(登録商標))、ナイロン、又は本明細書に記載された目的に好適な他の材料などであるが、これらに限定されない熱可塑性エラストマーなどであるが、これらに限定されない材料から形成されてもよい。遠位シャフト104の支持構造126は、略管状の螺旋状に巻かれた(フィラメントとしても既知の)ワイヤ部材132である。図4の例では、螺旋状に巻かれた支持構造126は、内側ライナー122と外側ジャケット124との間に埋め込まれている。支持構造126は、遠位シャフト104に強度及び剛性を提供するように構成されている。支持構造126は、熱、溶着、接着、又は他の好適な方法などであるが、これらに限定されない方法によって、内側ライナー122と外側ジャケット124との間に接合されてもよい。支持構造126は、ステンレス鋼、ニッケル−チタン合金(例えば、ニチノール)、又は本明細書に記載された目的に好適な他の材料などであるが、これらに限定されない材料から形成されてもよい。
図5は、図1〜図2のガイドエクステンションカテーテル100のプッシュ部材102の遠位部分及び遠位シャフト104の近位部分の拡大斜視図である。図5を参照して、本実施形態におけるカラー112は、略矩形断面プロファイルを有するリボンである(ただし、代替的に、円形、楕円形、卵形、又は他の断面を有するワイヤであてもよい)。カラー112は、遠位シャフト104の一部に沿う長さL1だけ、互いに長手方向にオフセットしている近位端134及び遠位端136を含む。長さL1は、プッシュ部材102の第2の長手方向中心軸線LA2に沿って測定される。カラー112の近位端132は、形状が先細になっており、近位継手138においてプッシュ部材102に連結している。一実施形態では、カラー112の遠位端136は、形状が先細になっており、遠位継手140においてプッシュ部材102に連結している。カラー112の近位端132及び遠位端134は、接着、溶着、溶接、接合、機械的連結、又は本明細書に記載された目的に好適な任意の他の方法などであるが、これらに限定されない方法により、近位継手138及び遠位継手140それぞれにおいて、プッシュ部材102に連結することができる。
図6は、本発明の別の実施形態による、螺旋形状の入口ポート214を有するガイドエクステンションカテーテル200を図示している。ガイドエクステンションカテーテル200は、プッシュ部材202と、遠位シャフト204と、トランジション継手203と、通路210と、遠位シャフト204のシャフト壁205の螺旋形状の近位端206に連結している螺旋形状のカラー212と、を備える。ガイドエクステンションカテーテル200は、前述されたガイドエクステンションカテーテル100と同様である。したがって、プッシュ部材202、遠位シャフト204、トランジション継手203、通路210、カラー212、及び螺旋形状の入口ポート214は、前述されたプッシュ部材102、遠位シャフト104、トランジション継手103、通路110、カラー112、及び螺旋形状の入口ポート114と同様である。したがって、これらの構成及び代替構成の詳細は繰り返さないこととする。同様に、ガイドエクステンションカテーテル200のカラー212は、近位継手238及び遠位継手240においてプッシュ部材202に連結している。しかしながら、図6の実施形態では、近位継手238は、プッシュ部材202内に近位スカイブ部239を含み、遠位継手240は、プッシュ部材202内に遠位スカイブ部241を含む。本明細書で利用するとき、用語「スカイブ部」は、プッシュ部材202の表面に形成された角度を付けられたノッチ又は開口を指す。一実施形態では、近位スカイブ部239及び遠位スカイブ部241はそれぞれ、スカイブ加工若しくはスカーフ加工又は本明細書で開示された目的に好適な他の加工により形成することができる。図6に示す実施形態では、カラー212は、略円形断面プロファイルを有するワイヤである(ただし、代替的に、異なる形状の断面プロファイル(例えば、楕円形)を有するリボン又はワイヤでもよい)。カラー212は、プッシュ部材202の近位スカイブ部239内に配設され、近位スカイブ部239に連結している近位端234と、プッシュ部材202の遠位スカイブ部241内に配設され、遠位スカイブ部241に連結している遠位端236と、を含む。カラー212は、近位スカイブ部239及び遠位スカイブ部241内で、接着、溶着、溶接、接合、機械的連結又は本明細書に記載された目的に好適な任意の他の方法などの方法であるが、これらに限定されない方法により、プッシュ部材202に連結している。
図7は、本発明の更に別の実施形態による、螺旋形状の入口ポート314を有するガイドエクステンションカテーテル300を図示している。ガイドエクステンションカテーテル300は、プッシュ部材302と、遠位シャフト304と、トランジション継手303と、通路310と、遠位シャフト304のシャフト壁305の螺旋形状の近位端306に連結している螺旋形状のカラー312と、端部においてプッシュ部材302に連結しているプッシュ部材延在部358と、を備える。ガイドエクステンションカテーテル300及びその構成要素は、前述されたガイドエクステンションカテーテル100及びその構成要素と同様であるため、図7に関して詳細には説明しない。しかしながら、図7の実施形態では、カラー312は、プッシュ部材302の中央部分342を第2の長手方向軸線LA2から偏位させ、第1の長手方向軸線LA1を中心に中央部分342を螺旋状に巻くことにより形成されている。加えて、プッシュ部材延在部358は、近位端360において、プッシュ部材302が第2の長手方向軸線LA2から偏位し始める場所でプッシュ部材302に連結している。プッシュ部材358はまた、遠位端362においても、以下でより詳細に記載するように、プッシュ部材302が第2の長手方向軸線LA2に戻る場所でプッシュ部材302に連結している。
このように、一実施形態では、プッシュ部材302は、近位部分344と、中央部分342と、遠位部分346と、を含む。プッシュ部材302の近位部分344は、(図7では図示されない)近位端を含み、遠位端348に対して遠位に延在している。中央部分342は、近位端350を含み、遠位端352に対して螺旋状に遠位に延在している。遠位部分346は、近位端354及び遠位端356を含む。中央部分342の近位端350は、近位部分344の遠位端348に連結している。中央部分342の遠位端352は、遠位部分344の近位端354に連結している。このため、螺旋形状の中央部分342は、プッシュ部材302の近位部分344と遠位部分346との間に配設されており、カラー312を形成している。カラー312は、遠位シャフト304のシャフト壁305の螺旋形状の近位端306に連結している。カラー312は、遠位シャフト304の螺旋形状の入口ポート314を画定する。上で説明されたように、螺旋形状の入口ポート314は、インターベンショナル冠状動脈デバイスを遠位シャフト304の通路310内へ容易に、捕捉及び引っかかりなく進入させるように構成されている。
一実施形態では、プッシュ部材302の近位部分344は、図7に示すように、第2の長手方向中心軸線LA2に沿って軸方向に位置合わせされている。一実施形態では、プッシュ部材302の中央部分342は、遠位シャフト304の第1の長手方向中心軸線LA1を中心に放射状かつ軸方向又は螺旋状に変形されている。中央部分342は、中央部分342の近位端350から遠位端352まで延在する螺旋コイルが形成されるように螺旋状に変形されている。プッシュ部材302の遠位部分346は、プッシュ部材302の近位部分344の第2の長手方向中心軸線LA2と長手方向に位置合わせされ得る。このため、一実施形態では、プッシュ部材302は、近位部分344が、第2の長手方向中心軸線LA2と長手方向に位置合わせされ、カラー312を形成しており、第1の長手方向中心軸線LA1を中心に螺旋状に遠位に延在している中央部分342対して遠位に延在し、遠位部分346が、第2の長手方向中心軸線LA2と再度位置合わせされ、遠位に続いている。
上で説明されたように、プッシュ部材302は、図7に示すように、プッシュ部材延在部358を更に含む。プッシュ部材延在部358は、中央部分342の近位端350と遠位端352との間に配設されている。プッシュ部材延在部358は、プッシュ部材302の近位部分344の遠位端348、及びプッシュ部材302の中央部分342の同一場所にある近位端350において、プッシュ部材302に連結された近位端360を含む。プッシュ部材延在部358は、プッシュ部材302の中央部分342の遠位端352、及びプッシュ部材302の遠位部分346の同一箇所にある近位端354において、プッシュ部材302に連結された遠位端362を更に含む。このように、プッシュ部材358は、プッシュ部材302の近位部分344と遠位部分346との間に、第2の長手方向中心軸線LA2に沿って配設されている。プッシュ部材延在部358は、近位部分344において加えられた動きをプッシュ部材302の遠位部分346に第2の長手方向中心軸線LA2に沿って伝達するように構成されている。より簡潔に説明すると、プッシュ部材延在部358は、プッシュ部材302の中央部分342の長さにわたって、ガイドエクステンションカテーテル300に押し込み性(pushability)を提供するように構成されている。一実施形態では、プッシュ部材延在部358は、略円形断面プロファイルを有するワイヤである。他の実施形態では、プッシュ部材延在部358は、楕円形、卵形、矩形、又は他の形状の断面プロファイルを有するワイヤであるが、これらに限定されない、本明細書に記載された目的に好適な任意の形状であってもよい。プッシュ部材延在部358は、ステンレス鋼、ニッケルチタン合金(例えば、ニチノール)、又は他の好適な材料などであるが、これらに限定されない前述されたプッシュ部材102の材料と同様の材料で形成することができる。プッシュ部材延在部358は、接着、溶接、接合、溶着、機械的連結又は本明細書に記載された目的に好適な任意の他の方法などであるが、これらには限定されない方法によりプッシュ部材302の近位部分344及び遠位部分346に連結することができる。プッシュ部材302の近位部分344、中央部分342、遠位部分346、及びプッシュ部材延在部358は、別個の構成要素として本明細書に記載されているが、このように限定されることを意味するものではなく、近位部分344、中央部分342、遠位部分346、及び/又はプッシュ部材延在部358は、単独の構成要素として、あるいは単独の構成要素及び共に成形された構成要素の任意の所望の組み合わせで形成されてもよい。
図8に、本発明の別の実施形態によるガイドエクステンションカテーテル400が図示されている。ガイドエクステンションカテーテル400は、プッシュ部材402と、遠位シャフト404と、トランジション継手403と、通路410と、カラー412と、を備える。ガイドエクステンションカテーテル400は、遠位シャフトの傾斜しているか、又は角度が付いた入口ポート414を更に備える。カラー412は、遠位シャフト404の角度が付いた入口ポート414を画定する。プッシュ部材402の近位部分及び遠位シャフト404は、前述されたガイドエクステンションカテーテル100のプッシュ部材102及び遠位シャフト104と同様である。したがって、構成及び代替構成の類似部分は、図8に関して繰り返さない。しかしながら、図8に示す実施形態では、ガイドエクステンションカテーテル400のカラー414は、プッシュ部材402の遠位部分446の複数の螺旋状巻線470により形成されている。
このため、図8に示す実施形態では、プッシュ部材402は、近位部分444及び遠位部分446を含む。プッシュ部材402の近位部分444は、近位端(図8では図示せず)を含み、遠位端448に対して遠位に延在している。遠位部分446は、近位端454を含み、複数の螺旋状巻線470で遠位端456に対して遠位に延在している。遠位部分446の近位端454は、近位部分444の遠位端448に連結している。プッシュ部材402の遠位部分446は、カラー412を形成するように構成されており、カラー412は、遠位シャフト404の角度が付いた入口ポート414を画定している。このように、プッシュ部材402の遠位部分446の螺旋状巻線470は、角度が付いた入口部分414を画定するカラー412を形成している。
一実施形態では、プッシュ部材402の遠位部分446は、図8に示すように、遠位シャフト404の第1の長手方向中心軸線LA1を中心に放射状かつ軸方向又は螺旋状に変形されている。遠位部分446は、複数の螺旋状巻線470(コイルとも呼ばれる)が形成されるように、螺旋状に変形されている。複数の螺旋状巻線470は、プッシュ部材402の遠位部分446の近位端454から遠位端456に延在している。このように、プッシュ部材402の遠位部分446は、カラー412を形成している。一実施形態では、螺旋状巻線470は、螺旋状巻線470の内径が螺旋状巻線470の長さにわたって一定であり、螺旋状巻線の外径が螺旋状巻線470の長さにわたって一定であるように形成されている。カラー412は、遠位シャフト404のシャフト壁405の傾斜しているか、又は角度が付いた近位端406に連結している。一実施形態では、各螺旋状巻線470は、隣接する螺旋状巻線470に連結している。図8の例は、プッシュ部材402の遠位部分446の4つの螺旋状巻線470を図示していが、これに限定されることを意味するものではなく、プッシュ部材402の遠位部分446は、より多い又はより少ない螺旋状巻線470を含んでもよい。各螺旋状巻線470は、接着、溶接、溶着、接合又は任意の他の好適な方法などであるが、これらに限定されない方法により、隣接する螺旋状巻線470に連結していてもよい。更に、図8では、各螺旋状巻線470が隣接する螺旋状巻線470と接触して示されているが、これに限定されることを意味するものではない。このため、一実施形態では、隣接する螺旋状巻線470は、互いに離れていてもよい。
図1〜図7の実施形態は、特定の巻き方及びピッチを有する螺旋形状の入口ポートを図示しているが、これに限定されることを意味するものではなく、螺旋形状の入口ポートは、右巻き又は左巻きのいずれか一方であってもよく、所要の治療用途に好適な任意のピッチであってもよい。更に、螺旋形状の入口ポートは、一定又は可変ピッチであってもよい。更に、図1〜図7の実施形態は、カラーを含むが、これに限定されることを意味するものではない。このため、いくつかの実施形態では、カラーは除去され、螺旋状の入口ポートが遠位シャフトの螺旋状の近位端により形成されてもよい。他の実施形態では、カラーは、遠位シャフトの近位部分の一部として一体的に形成されてもよい。更に、図8の実施形態では、特定の巻き方及びピッチを有する螺旋状巻線が図示されているが、これに限定されることを意味するものではなく、螺旋状巻線は、右巻き又は左巻きのいずれか一方であってもよく、所要の治療用途に好適な任意のピッチであってもよい。
単にいくつかの実施形態が本明細書に記載されているが、これは単なる例証かつ例として提示されているにすぎず、限定するものとして提示されていないことを理解されたい。形態及び詳細の様々な変更は、本発明の趣旨及び範囲から逸脱することなく加えられてもよく、本明細書で論じられる実施形態の各特徴は、任意の他の実施形態の特徴と組み合わせて使用されてもよい。本明細書で論じるすべての特許及び刊行物は、参照によりこれらの全体が本明細書に援用されている。

Claims (17)

  1. ガイドエクステンションカテーテルであって、
    プッシュ部材と、
    前記プッシュ部材に連結しており、前記プッシュ部材から遠位に延在している、遠位シャフトであって、前記遠位シャフトは、シャフト壁及び通路を含み、前記シャフト壁は、螺旋形状の近位端と、遠位端と、を含み、前記遠位シャフトの前記螺旋形状の近位端は、前記遠位シャフトの前記通路の第1の長手方向中心軸線を中心に螺旋状に巻かれている、遠位シャフトと、を備え、
    前記螺旋形状の近位端は、前記遠位シャフトの螺旋形状の入口ポートを画定している、ガイドエクステンションカテーテル。
  2. 前記遠位シャフトは、前記遠位シャフトの前記シャフト壁の前記螺旋形状の近位端に連結しているカラーを更に含み、前記カラーは、螺旋形状であり、前記螺旋形状の入口ポートを画定している、請求項1に記載のガイドエクステンションカテーテル。
  3. 前記カラーは、略円形断面プロファイルを有するワイヤである、請求項2に記載のガイドエクステンションカテーテル。
  4. 前記カラーは、略矩形断面プロファイルを有するリボンである、請求項2に記載のガイドエクステンションカテーテル。
  5. 前記カラーは、前記プッシュ部材に連結している先細の近位端を含む、請求項2に記載のガイドエクステンションカテーテル。
  6. 前記カラーは、前記プッシュ部材に連結している先細の遠位端を含む、請求項2に記載のガイドエクステンションカテーテル。
  7. 前記プッシュ部材は、近位スカイブ部を更に含み、前記カラーは、前記プッシュ部材の前記近位スカイブ部に連結している近位端を含む、請求項2に記載のガイドエクステンションカテーテル。
  8. 前記プッシュ部材は、遠位スカイブ部を更に含み、前記カラーは、前記プッシュ部材の前記遠位スカイブ部に連結している遠位端を含む、請求項2に記載のガイドエクステンションカテーテル。
  9. 前記カラーは、前記プッシュ部材の一部である、請求項2に記載のガイドエクステンションカテーテル。
  10. 前記プッシュ部材は、
    前記プッシュ部材の第2の長手方向中心軸線に沿って近位に延在する近位部分と、
    前記近位部分から遠位に延在する中央部分であって、前記中央部分は、前記プッシュ部材の前記中央部分が前記遠位シャフトの前記カラーを形成するように、前記遠位シャフトの前記通路の前記第1の長手方向中心軸線を中心に螺旋状に変形され、前記カラーは、前記遠位シャフトの前記シャフト壁の前記近位端に連結している、中央部分と、
    前記中央部分から、前記プッシュ部材の前記第2の長手方向中心軸線に沿って、遠位に延在する遠位部分と、
    前記プッシュ部材の前記近位部分と前記遠位部分との間に前記第2の長手方向中心軸線に沿って配設されたプッシュ部材延在部であって、前記プッシュ部材延在部は、前記プッシュ部材の前記近位部分及び前記遠位部分に連結している、プッシュ部材延在部と、を含み、
    前記プッシュ部材延在部は、前記プッシュ部材の前記中央部分の長さにわたって、前記ガイドエクステンションカテーテルに押し込み性を提供している、請求項9に記載のガイドエクステンションカテーテル。
  11. ガイドエクステンションカテーテルであって、
    近位部分及び遠位部分を含むプッシュ部材と、
    前記プッシュ部材に連結しており、前記プッシュ部材から遠位に延在している、遠位シャフトであって、前記遠位シャフトは、シャフト壁及び通路を含み、前記シャフト壁は、近位端及び遠位端を含み、前記近位端が前記通路の長手方向中心軸線に対して垂直でないように、前記近位端は角度を付けられている、遠位シャフトと、を備え、
    前記プッシュ部材の前記遠位部分は、複数の螺旋状の巻線に形成されており、前記遠位部分は、前記シャフト壁の前記近位端に連結しており、前記複数の螺旋状の巻線は、前記遠位シャフトに対して角度が付いた入口ポートを形成しており、前記角度が付いた入口ポートは、前記通路の前記長手方向中心軸線に対して垂直ではない、ガイドエクステンションカテーテル。
  12. 前記複数の螺旋状の巻線は、前記螺旋状の巻線の近位端から遠位端まで一定の内径を有する、請求項11に記載のガイドエクステンションカテーテル。
  13. 前記複数の螺旋状の巻線は、前記螺旋状の巻線の近位端から遠位端まで一定の外径を有する、請求項11に記載のガイドエクステンションカテーテル。
  14. 前記複数の螺旋状の巻線のうちの隣接する螺旋状の巻線は、互いに離間している、請求項11に記載のガイドエクステンションカテーテル。
  15. 前記複数の螺旋状の巻線のうちの隣接する螺旋状の巻線は、互いに接触している、請求項11に記載のガイドエクステンションカテーテル。
  16. 互いに接触している前記隣接する螺旋状の巻線は、互いに連結している、請求項15に記載のガイドエクステンションカテーテル。
  17. 前記隣接する螺旋状の巻線は、接着、溶接、溶着、又は接合により互いに連結している、請求項16に記載のガイドエクステンションカテーテル。
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