JP2019511280A - ブレードセット製造方法、ブレードセット及び毛切断器具 - Google Patents

ブレードセット製造方法、ブレードセット及び毛切断器具 Download PDF

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Abstract

本開示は、ブレードセットアセンブリ(16)の製造方法、ブレードセットアセンブリ(16)及び毛切断器具(10)に関する。方法は、静止ブレード(34)を含むベースコンポーネント(32)を提供するステップと、カッタブレード(52)を含む可動コンポーネント(50)を提供するステップと、連結要素(62)を提供するステップであって、連結要素(62)はベースコンポーネント(32)と可動コンポーネント(50)との間に介装されるように配置される、ステップと、プラスチック接触ブリッジ(54)を提供するステップと、静止ブレード(34)及びカッタブレード(50)を定められた相対的なアセンブリ位置に配置するステップと、静止ブレード(34)とカッタブレード(52)との間のアセンブリ位置を固定するステップとを含み、固定するステップは、プラスチック接触ブリッジ(54)をベースコンポーネント(32)及び可動コンポーネント(50)の一方に取り付けるステップと、連結要素(62)の保持部分(64)をベースコンポーネント(32)及び可動コンポーネント(50)の他方に取り付けるステップと、連結要素(62)の少なくとも1つの挿入端(74,76)でプラスチック接触ブリッジ(54)を貫通させるステップとを含む。

Description

(関連出願の参照)
本開示は、毛切断器具のためのブレードセットアセンブリの製造方法、ブレードセットアセンブリ、及びそのようなブレードセットアセンブリを実装する毛切断器具に関する。
より具体的には、本開示は、切断作用が往復運動するブレードによって得られる、クリッパ及びトリマのような毛切断デバイスの改良に関する。より具体的には、本開示は、(カッタとも呼ぶ)可動カッタブレードと(ガードとも呼ぶ)静止ブレードとを含むブレードセット構成(blade set arrangement)を含む毛切断器具内のブレード間の最適な間隔を得る新規な手法に関する。
毛切断器具、特に電気毛切断器具は、概ね知られており、例えば、トリマ、クリッパ及びシェーバを含むことがある。電気毛切断器具を電動毛切断器具と呼ぶこともある。電気毛切断器具は、例えば、電気供給幹線及び/又は電池のようなエネルギ蓄電装置によって動力供給されてよい。電気毛切断器具は、一般的には、(人の)体毛、特に顔毛及び頭髪をシェービング又はトリミングして、人が手入れの行き届いた外観を有することを可能にするために使用される。頻繁に、電気毛切断器具は、動物の毛を切るために使用される。
米国特許出願公開第2014/0338199A1号明細書は、ベースハウジングと、モータと、ブレードセットとを含み、ブレードセットは、静止ブレードと、往復運動する可動ブレードとを有し、ベースハウジングは、一端にあるブレードセット支持部と、カムフォロワと、バネと、張力下でバネを固定するバネテンショナとを有し、往復運動するブレードは、カムフォロワに動作可能に固定され、静止ブレードは、ベースハウジングに固定される、ヘアトリマを開示している。
相当な様々な毛切断及びトリミング作業のために、静止ブレードとカッタブレードとの間の距離は、所望の値、好ましくは、可能な限り小さい値であることが望ましい。より具体的には、固定ブレードの歯の前端とカッタブレードの歯の前端との間の距離又はオフセットは、可能な限り小さいが、カッタブレードの歯の前端が静止ブレードの歯の前端を越えて延びる構成をもたらさないことが好ましい。関連させられる距離又はオフセットを先端間距離(tip-to-tip distance)とも呼ぶ。
従って、可動ブレードの歯は、好ましくは、静止ブレードからオフセットされる(即ち、皮膚との接触点から後退させられる)。この設定(configuration)の主な動機は、毛が切断されている或いはトリミングされている人の皮膚を切るのを避けることである。故に、先端間距離の調整は、しばしば、十分な精度と皮膚損傷の可能性との間のトレードオフを伴う。一般には、可動ブレードが静止ブレードから極めて小さい距離だけオフセットされるように可動ブレードを設定することが望ましい。
製造業者は、しばしば、アセンブリ手順の一部として工場内でブレードセットの先端間距離を設定又は調整する。この方法は、幾つかの欠点を有し、それらのうちの少なくとも一部は、上記設計目標に悪影響を有することがある結果として生じる残余の公差範囲に起因する。単一部品レベル及び製造段階での精度の欠如の故に並びに調整手順における幾つかの固有の不一致の故に、一般的な製造及び設計手法によれば、特定のレベルの残余のアセンブリ公差を回避し得ない。米国特許出願公開第2007/0144025A1号明細書は、先端間距離を較正するためにエンドユーザ(家庭ユーザ)が使用することができるヘアカッタブレードセットのための別個の較正ゲージを提供することによって、これらの挑戦に対処する。しかしながら、これはエンドユーザによって実行されるべき特定のタスクを含み、従って、毛切断器具の動作を複雑にする。
よって、毛切断器具のブレードセット構成のための製造手法には依然として改良の余地がある。
好ましくは、各自装備する毛切断器具の改良された動作性能をもたらす、上記で議論した問題の少なくとも一部に取り組み、好ましくは、ブレードセットの高精度組立てを可能にする、ブレードセットを製造する方法を提供することが、本開示の目的である。好ましくは、製造方法は、莫大な追加的な製造努力を伴わずにブレードセットを組み立てることを可能にする。更に、所要部品点数及び組立工数を更に減少させることができるブレードセット組立方法を提示することが望ましい。製造方法に従って組み立てられるブレードセットは耐久性があり、長時間に亘って安定した性能レベルで作動させられるように構成されることが好ましい。その上、エンドユーザのレベルで要求される追加的な調整及び/又は較正努力を必要としないことが望ましい。
その上、改良された達成可能な最小公差範囲に少なくとも部分的に起因する改良された性能レベルで動作可能である対応するブレードセットアセンブリ及び対応するブレードセットアセンブリを含む毛切断器具を提供することが望ましい。
本開示の第1の態様では、毛切断器具のためのブレードセットアセンブリを製造する方法が提示され、方法は、
− 静止ブレード、特にガードブレードを含む、ベースコンポーネントを提供するステップと、
− カッタブレードを含む、可動コンポーネントを提供するステップと、
− 連結要素、特にフレキシブルな連結要素を提供する、ステップであって、連結要素は、ベースコンポーネントと可動コンポーネントとの間に介装されるように配置される、ステップと、
− プラスチック接触ブリッジを提供するステップと、
− 静止ブレード及びカッタブレードを定められた(defined)相対的なアセンブリ位置に配置するステップと、
− 静止ブレードとカッタブレードとの間のアセンブリ位置を固定するステップとを含み、固定するステップは、
− プラスチック接触ブリッジをベースコンポーネント及び可動コンポーネントの一方に取り付けるステップと、
− 連結要素の保持部分をベースコンポーネント及び可動コンポーネントの他方に取り付けるステップと、
− 連結要素の少なくとも1つの挿入端でプラスチック接触ブリッジを貫通させるステップとを含む。
この態様は、現在の公差範囲及び対応するプロセス能力が、連結要素とプラスチック接触ブリッジとの間の結合スポット又は接触位置を事前に定めることを必要とせずに、連結要素及びプラスチック接触ブリッジを直接的に接合することによって、有意に改善されることがあるという洞察に基づいている。換言すれば、連結要素の少なくとも1つの挿入端は、静止ブレード及びカッタブレードの想定される相対的なアセンブリ位置によって(例えば、それぞれのアセンブリゲージによって)定められるプラスチック接触ブリッジの正に実際の場所で、プラスチック接触ブリッジ内に付勢される或いは駆動される(又は押し込まれる或いは挿入される)ことがある。結果的に、凹部、貫通孔、取付けタブなどを含む、プラスチック接触ブリッジに予め定められた(predefined)或いは予め設定された(pre-set)結合場所を設けて処理する必要はない。
対照的に、本明細書で議論する少なくとも幾つかの実施形態によれば、連結要素の挿入端が駆動されることがある平坦な表面が提供されてよい。任意の位置で壁に打ち込まれてよい釘と同様に、挿入もプラスチック接触ブリッジを実際の接触位置で貫通してよく、それは連結要素とプラスチック接触ブリッジとの間の低バックラッシュ噛合い、より具体的には、遊びのない接合を可能にする。好ましくは、静止ブレードとカッタブレードとの間の先端間距離についての関心公差範囲が存在する関心方向(即ち、長手方向)においてプラスチック接触ブリッジと連結要素との間には僅かの予荷重が存在するか或いは予荷重が存在しない。
換言すれば、連結要素自体が接触ブリッジとの接触及び噛合い位置を定めるので、連結要素での関心方向におけるそれぞれの公差及び/又は偏差は、結果として得られる全体的な公差に影響を与えないか或いは殆ど影響を与えない。故に、公差、特に静止ブレードとカッタブレードとの間の先端間距離公差が有意に改善されることがある。
一般的に、プラスチック接触ブリッジは、静止コンポーネント、特にその静止ブレード、及び可動コンポーネント、特にそのカッタブレードのうちの一方に割り当てられてよい。典型的には、プラスチック接触ブリッジは、カッタブレード及び静止ブレードの一方に取り付けられる。
連結要素の少なくとも1つの挿入端は、プラスチック接触ブリッジ内に貫通させる。貫通させることは、プラスチック材料の変位(displacement)を伴うことがある。連結要素の挿入端は、接触ブリッジのプラスチック材料を押し離し(push away)或いは変位させ(displace)、それにより、接触ブリッジと連結要素との間のジョイントを形成する、ように構成される。
従来の製造手法では、例えば、接触ブリッジのレベルで孔又は凹部が加工され、連結要素の少なくとも1つの挿入端が孔又は凹部内に挿入される。故に、孔の位置や、挿入端の位置及び形状も、結果として生じる公差レベルを増加させる。
それらの影響要因は、孔又は凹部が予め定められていない結合スポットで少なくとも1つの挿入端を接触ブリッジのプラスチック材料内に駆動することを通じて接触ブリッジ及び連結要素を直接的に結合させる或いは噛み合わせることによって、省かれることがある。
少なくとも幾つかの例示的な実施形態によれば、先端間距離についての有意な公差範囲減少が達成されることがある。例えば、従来的な製造手法は、約0.5mm(ミリメートル)の公差範囲をもたらすことがある。本明細書で議論するような新規手法によれば、公差範囲は、優れた処理能力レベルで0.2mmに低減されることがある。
例示的な実施形態では、プラスチック接触ブリッジをフォロワ要素と呼ぶことがあり、フォロワ要素は、カッタブレードに取り付けられ、毛切断器具の駆動シャフトの(偏心)カム部分によって係合されるように構成される。故に、連結要素は、ベースコンポーネントで受けられ或いは支持されることがあり、静止ブレードとカッタブレードとの間のリンクを定めることがある。
例示的な実施形態において、連結要素は、組み立てられた状態において、静止ブレードの一連の歯とカッタブレードの一連の歯との間にオフセットを定める。この実施形態は、静止ブレードとカッタブレードとの間の組み合わせられた往復運動する旋回する相対移動経路(a combined reciprocating swiveling relative movement path)を定めるリンケージ機構が提供され、静止ブレード及びカッタブレードは互いに対する平行な向きを維持し、オフセット(先端間距離)は振動式(oscillating fashion)に変動する、構成を含む。故に、オフセットは、幾分浮遊するオフセットであってよいが、それは定められた精度範囲内にあるのが好ましい。
更なる例示的な実施形態において、連結要素は、バネ要素、特に板バネ又はワイヤバネであり、挿入端は、貫通状態において、ベースコンポーネント及び可動コンポーネントの一方とジョイントを形成する。典型的には、連結要素は、金属材料から製造される。連結要素は、静止ブレード及びカッタブレードを所望の相対的なアセンブリ向きに付勢する(urge)ために、静止ブレード及び/又はカッタブレードを偏向させる(vias)ように配置されるのが好ましい。
更なる例示的な実施形態において、プラスチック接触ブリッジを貫通させるステップは、
− プラスチック接触ブリッジを少なくとも部分的に軟化させるステップと、
− プラスチック接触ブリッジの軟化された非穿孔区画でプラスチック接触ブリッジを貫通させるステップとを含む。
従って、接触ブリッジと連結要素とを結合させることは有意に単純化される。連結要素の挿入端の挿入が予想されるプラスチック接触ブリッジの少なくとも一部は、接触ブリッジを「弱める(weaken)」よう並びに結合作業を容易にするよう、軟化されてよい。上述のように、連結要素の挿入端が貫通させる接触ブリッジの部分は、非穿孔の連続的な様式に(a non-perforated continuous fashion)配置されるのが好ましい。換言すれば、連結要素の挿入端は、接触ブリッジの巨大部分に押し込まれる。挿入端は、プラスチック接触部分に挿入され或いは導入されるときに、プラスチック接触部分の一部分を変位させ(displaces)或いは狭窄する(squeezes)。
更なる例示的な実施形態において、プラスチック接触ブリッジでの貫通スポットの結果として得られる位置は、静止ブレード及びカッタブレードの所望の定められた相対的なアセンブリ位置に依存する。好ましくは、定められた相対的なアセンブリ位置、特に静止ブレードとカッタブレードとの間の所望の先端間距離は、(複数の一連の組み立てられたブレードセットについて)基本的に一定に維持されることができるが、静止ブレードとカッタブレードとの間のアセンブリ位置を固定するステップはそれに対して悪影響を有さない。故に、ブレードセットアセンブリの更なる固有の製造及びアセンブリ公差は、プラスチック接触ブリッジでの結果として得られる貫通スポットに対して影響を有することがある。しかしながら、貫通ステップは、先端間距離がアセンブリゲージ構成によって設定されるときに、発生する製造及びアセンブリ公差の特定の割合(share)を調整し(accommodate)或いは補償する(compensate)ことがある。結果として、所望の先端間距離についての全体的な公差範囲は有意に減少させられることがある。好ましくは、連結要素の少なくとも1つの挿入端がプラスチック接触ブリッジを貫通させるとき、アセンブリゲージ構成は、カッタブレード及び静止ブレードと係合する。
更なる例示的な改良において、連結要素の挿入端は加熱され、連結要素は、挿入端の加熱状態において、プラスチック接触ブリッジを軟化させる。この実施形態によれば、連結要素は、加熱を通じて少なくとも部分的に軟化させられる。連結要素は、好ましくは、プラスチックで作られるので、その少なくとも一部を加熱することは、ブレードセットアセンブリの周囲のコンポーネントに対して悪影響を有さない。
プラスチック接触ブリッジを少なくとも部分的に軟化させるステップは、連結要素の少なくとも1つの挿入端を加熱するステップを含み、少なくとも1つの挿入端を加熱するステップは、好ましくは、レーザ加熱又は摩擦加熱を含む。
この実施形態によれば、プラスチック接触部分は、中程度に(mediately)軟化されることがある。更に、プラスチック接触ブリッジ内に打ち込まれようとしている挿入端自体は、予想される接触スポットでプラスチック接触ブリッジのプラスチック材料を軟化させるために使用される。本実施形態によれば、挿入端が接触する接触スポットのみが大幅に加熱されて軟化されるので、エネルギ消費及び所要処理時間は低いレベルに維持されることがある。加えて、接触スポットに極めて近接近した精密な軟化作用の故に、周囲コンポーネントに対する悪影響の危険性が更に低減されることがある。
更なる例示的な実施形態において、連結要素は、少なくとも1つの挿入端をプラスチック接触ブリッジ内に押し込む挿入力を誘発するプレテンション取付け位置に配置される。この実施形態によれば、連結要素自体が挿入力を提供する。故に、外部挿入力適用部材は必要とされない。挿入又は貫通作用のための外部アクチュエータの必要性は省かれることがある。好ましくは、プラスチック接触ブリッジは、少なくとも接触スポットの近傍において軟化させられ、それは挿入端を接触ブリッジのプラスチック材料内に導入するための所要の駆動又は挿入力を有意に減少させる。
故に、静止ブレード及びカッタブレードを組み立てることは、連結要素をプレテンション式に配置することによって、並びにプラスチック接触ブリッジの一部を軟化させるよう熱エネルギを加えることによって、達成されることがある。
更なる例示的な実施形態において、連結要素は、組み立てられた状態において、可動コンポーネントを、ベースコンポーネントとの定められた横方向誘導(defined lateral guidance)又は締まり嵌め設定(close fit configuration)に付勢する。この実施形態によれば、連結要素は、ベースコンポーネント、特に静止ブレードと、可動コンポーネント、特にカッタブレードとの間のリンクを形成するのみならず、それらの間のガイドとしても役立つ。
1つの例示的な実施形態では、挿入端をプラスチック接触ブリッジ内に押し込む挿入力の残部は、案内及び噛合力(guide and mating force)を含む。故に、静止ブレード及びカッタブレードは、連結要素によって連結又は接続されるのみならず、互いに対しても付勢される。これは切断性能の向上をもたらす。何故ならば、静止ブレードとカッタブレードとの間での、特にその歯での、望ましくない間隙の形成を回避することができるからである。換言すれば、連結要素の残余のプレテンションは、カッタブレード及び静止ブレードを定められた摺動接触状態に設定するのに十分である。
更なる例示的な実施形態において、静止ブレードとカッタブレードとの間のアセンブリ位置を固定するステップは、連結要素の第1の挿入端でプラスチック接触ブリッジを貫通させるステップと、連結要素の第2の挿入端でプラスチック接触ブリッジを貫通させるステップとを含み、結果として得られる貫通スポットが、静止ブレードとカッタブレードとの間の定められた相対的な動きのためのリンケージ機構が形成されるよう、互いに離間させられる。
この実施形態は、連結要素がリンケージ機構として、故に、静止ブレードとカッタブレードとの間の所望の相対的な切断運動のためのガイドとしても役立つという利点を有する。
他方、連結要素は、密着した接触及び有意に小さい隙間又は間隙を達成するために、静止ブレード及びカッタブレード、特にそれらのそれぞれの平坦な壁部分を互いに付勢してよい。更に、連結要素は、リンケージ機構として配置されるときに、静止ブレードとカッタブレードとの間の許容される相対的な移動範囲を定める。
連結要素は、フレキシブルな又は弾力性のある連結要素として構成されるのが好ましい。従って、カッタブレードと静止ブレードとの間に相対的な往復運動を生成するようにカッタブレードを駆動させると、連結要素は相応して撓み或いは偏向することがあり、同時に静止ブレードとカッタブレードとの間の相対的な向きを定める。
1つの例示的な実施形態において、連結要素の配置は、機能レベルでは、4バーリンケージ機構と同様である。これは、静止ブレードが第1の静止バーを形成することを含む。可動ブレードは、静止バーに対向する第2の可動バーを形成する。静止ブレードとカッタブレードとの間には、第3及び第4のバーをそれぞれ定める、連結要素の対向する偏向アームが設けられてよい。第3のバー及び第4のバーを偏向可能なバー又は旋回バーと呼ぶこともある。第1の偏向アーム及び第2の偏向アームが平行に配置され、基本的に同じ(有効)長さを有するとき、静止ブレードと可動ブレードとの間の平行な向きが達成される。
可動ブレードと連結要素の偏向アームとの間には、挿入端を接触ブリッジの係合領域にあるそれらの凹部に対して移動/旋回させるために相当に小さいトルクレベルが必要となされるときに、ヒンジジョイントが形成されてよい。故に、作動力、結果として、電力消費が低減されることがある。言うまでもなく、上記実施形態によれば、そのような4バー機構の少なくとも幾つかのジョイント又はヒンジは、関連するコンポーネントの、特に連結要素のそれぞれのフレキシブルな又は変形可能な部分によって形成されてよい。これは、例えば、リビングヒンジ及びフレキシブルで偏向可能な部分の存在を含んでよい。
これに関連して、挿入端は、可動ブレードの一般的な移動方向に対して並びにリンケージ機構が配置される仮想平面に対して約90°(度)の角度で配置される主延伸部を含む。このようにして、挿入端は、ピボット要素として役立つことがある。故に、1つの例示的な実施形態において、偏向アームがリンケージ機構の仮想平面と基本的に平行に配置されていると仮定すると、挿入端は、偏向アームの基本的に垂直な延伸として形成されてよい。
更なる例示的な実施形態において、挿入端の端部又は端面は、例えば、湾曲した球状端及び/又は平坦な円形端を含むことがある、基本的に回転対称な様式に配置される。従って、接触ブリッジ及び/又はカッタブレードに対する挿入端の(回転)運動の容易さが改善されることがある。
本開示の更なる態様では、毛切断器具のためのブレードセットアセンブリであって、
− 静止ブレード、特にガードブレードを含む、ベースコンポーネントと、
− カッタブレードを含む、可動コンポーネントと、
− 連結要素、特にフレキシブルな連結要素と、
− プラスチック接触ブリッジ、特にフォロワ要素とを含み、
静止ブレード及び前記カッタブレードは、定められた相対的なアセンブリ位置に配置され、
連結要素は、ベースコンポーネントと可動コンポーネントとの間に延び、
プラスチック接触ブリッジは、ベースコンポーネント及び可動コンポーネントの一方に取り付けられ、
連結要素のベアリング部分が、ベースコンポーネント及び可動コンポーネントの他方に取り付けられ、
連結要素の少なくとも1つの挿入端は、材料が変位する様式においてプラスチック接触ブリッジ内に押し込まれる(driven into)ことにより、静止ブレードとカッタブレードとの間の前記アセンブリ位置を固定する。
好ましくは、この態様によるブレードセット組立体は、本明細書で以前に議論した方法に従って製造される。
連結要素とプラスチック接触ブリッジは、互いにしっかりと結合される。連結要素の少なくとも1つの挿入端とプラスチック接触ブリッジとの取付けは、材料を変位させる仕方の取付けであり、この取付けは、静止ブレードとカッタブレードとの間のアセンブリ位置を固定する。
連結要素の少なくとも1つの挿入端は、接触ブリッジのプラスチック材料内に挿入される或いは貫通される(又は付勢され、押し込まれ、或いは駆動される)。プラスチック接触ブリッジ及び連結要素によって定められるジョイントは、低バックラッシュ式に、好ましくは遊びのない様式で配置される。挿入端とプラスチック接触ブリッジとの間のジョイントには、噛合又はアセンブリ隙間は基本的に存在しない。更に、連結要素とプラスチック接触ブリッジとの間の結果として得られるジョイントの位置は、関連するコンポーネントの現在の固有の公差によって並びに静止ブレードとカッタブレードとの間の所望のアセンブリ位置によって規定される。故に、少なくとも1つの挿入端とプラスチック接触ブリッジとの間の係合スポットに定められるジョイントは、関連するコンポーネントを望ましくない制限された相対的な位置及び/又は向きに付勢しない。
連結要素は、少なくとも1つの偏向アームと、少なくとも1つの保持部分と、それらの間に配置される少なくとも1つの弾力性部分とを含む、脚バネ(leg spring)として構成され、少なくとも1つの挿入端は、少なくとも1つの偏向アームの端に配置され、連結要素は、ベースコンポーネント及び可動コンポーネントを互いに付勢する。
少なくとも1つの挿入端は、キンク部分又は曲げ部分(kinking or bent portion)として構成されよい。この実施形態における連結要素の保持部分は、ブレードセットアセンブリのベースコンポーネントに保持される或いはブレードセットアセンブリのベースコンポーネントで受けられる。弾力性部分を撓み分及び/又は螺旋部分と呼ぶこともある。より具体的には、連結要素は、そのそれぞれ両端に2つの脚又は偏向アームを含む脚バネとして構成されてよく、保持部分、好ましくは、2つの弾力性部分は、それらの間に配置される。この実施形態に従ったバネの保持部分と2つの偏向アームとの間には、定められたトルクが生成されてよい。好ましくは、連結要素は、ベースコンポーネント及び可動コンポーネントを緊密なすべり嵌め構成に付勢する。
更なる例示的な実施形態において、連結要素、ベースコンポーネント、及び可動コンポーネントは、ベースコンポーネントと可動コンポーネントとの間の平行な相対的なモーメント設定を定めるリンケージ機構を定め、連結要素は、ベースコンポーネント及び可動コンポーネントを接続する、2つの偏向アームを含む。故に、この実施形態によれば、連結要素、ベースコンポーネント及び可動コンポーネントによって形成されるリンケージ機構は、4バー連結機構に類似してよい。ベースコンポーネントと可動コンポーネントとの間に平行な向きを定めるために、偏向アームは、基本的に同じ(有効)長さを有してよい。
リンケージ機構では、それぞれのジョイントは、一体的に成形されたジョイント又はリビングヒンジジョイントとして構成されてよい。結果的に、ジョイントは、必ずしも互いに対して回転又は旋回するように配置される2つの別個の要素を含む別個のベアリングによって形成されなくてよい。しかしながら、少なくとも幾つかの実施形態では、偏向アームの挿入端は、接触ブリッジのそれらの凹部内で旋回又は回転するように配置されることが好ましい。これは最初に比較的堅固な結合が挿入操作を通じて提供されるときでさえも当て嵌まる。
更なる例示的な実施形態において、プラスチック接触ブリッジは、可動コンポーネントに取り付けられるフォロワ要素であり、連結要素の保持部分は、ベースコンポーネントの保持区画に取り付けられる。
一例として、プラスチック接触ブリッジは、カッタブレードと連結されるように構成されるスナップオン又はスナップイン要素として構成されてよい。フォロワ要素をカムフォロワ要素と呼ぶこともある。フォロワ要素は、毛切断器具の駆動シャフトによって係合されてよい。典型的には、駆動シャフトは、回転駆動シャフトとして構成され、フォロワ要素と係合する少なくとも1つの偏心カム部分を含む。故に、フォロワ要素及び駆動軸によって定められるジョイントで、回転入力運動は、基本的に長手方向の往復並進に変換される。
しかしながら、本明細書中で以前に既に議論したように、少なくとも幾つかの実施形態によれば、カッタブレードと静止ブレードとの間のリンケージ機構が設けられ、それは幾分湾曲した往復運動経路を含むそれらの間の組み合わせられた振動運動を可能にする。
本開示の更なる態様では、本明細書に開示する少なくとも1つの実施形態に従ったブレードセットアセンブリを含む毛切断器具が提示される。
好ましくは、毛切断器具は、手持ち式の電動毛切断器具である。典型的には、毛切断器具は、細長いハウジングと、ブレードセットが設けられるその頂端にある切断ヘッドとを含む。典型的には、ブレードセットは、少なくとも1つの静止ブレードと、毛を切断するために静止ブレードに対して移動させられるように動作可能な少なくとも1つの可動カッタブレードとを含む。細長いハウジングは、その頂端とは反対側の底端を更に含む。更に、前側及び後側が設けられる。毛切断器具が作動しているとき、典型的には、ブレードセットが配置されている頂面は、直接的又は媒介的な(即ち、取付けコームを介した)仕方で、手入れされるべき皮膚部分に接触する。器具を使用しているときに、前面は、典型的には、皮膚部分に面している。結果的に、後面は、典型的には、毛切断器具が作動しているときに、皮膚から見て外方を向いている。
毛切断器具が作動しているとき、静止ブレードは、そのハウジングに対して往復運動式に移動させられない。むしろ、カッタブレードは操作されて、静止ブレードに対して並びにハウジングに対して往復運動式に作動させられる。その結果として、静止ブレードとカッタブレードとの間の相対的運動が、毛切断作業のために生成される。
本開示の好ましい実施形態を従属項に定める。請求する方法は、請求するブレードセットアセンブリ及び請求する器具と類似の並びにシステム/デバイスの従属項において定義されるような好ましい実施形態を有することができ、逆も同様であることが理解されるべきである。
本開示のこれらの態様及び他の態様は、以下に記載する実施形態から明らかであり、それらを参照して解明されるであろう。
電気毛切断器具の例示的な実施形態の概略的な斜視図を示している。 ブレードセットアセンブリの例示的な実施形態の斜視頂面図を示している。 図2のブレードセットアセンブリの分解図を縮小した大きさの表現で示している。 図2のブレードセットアセンブリの斜視底面図を示している。 図4の構成の分解図を縮小した大きさの表現で示している。 図2の図に従ったブレードセットアセンブリの斜視図を示しており、例示的な目的のために図6においてコンポーネントは省略されている。 製造設定におけるブレードセットアセンブリの実施形態の側面図を示している。 結果として得られる組み立てられた設定における図7の構成の詳細図を示している。 図4の構成の底面図を示している。 線X−Xに沿う図9の構成の側断面図を示している。 線XI−XIに沿う図9の構成の他の側断面図を示している。 ブレードセットアセンブリを製造する方法の実施形態の簡略化されたブロック図を示している。
図1は、毛切断器具10、特に電動毛切断器具10の概略的な斜視背面図を示している。器具10はヘアクリッパ又はヘアトリマとも呼ばれる。器具10は、概ね細長い形状を有するハウジング又はハウジング部分12を含む。第1の、その頂端には、切断ヘッド14が設けられている。切断ヘッド14は、ブレードセットアセンブリ16を含む。ブレードセットアセンブリ16は、毛を切断するために互いに対して移動させられることがある、可動ブレード及び固定ブレード(図3を参照)を備える。ハウジング12の中央部分及び第2の底端には、ハンドル又はグリップ部分18が形成されている。使用者は、グリップ部分18でハウジング12を握るか或いは掴んでよい。
図1の例示的な実施形態に従った器具10は、操作者制御装置を更に含む。例えば、オンオフスイッチ又はボタン20が設けられてよい。その上、器具10がコーム長さ調整機構を備える場合には、長さ調整制御装置22が器具10のハウジング12に設けられてよい。図1の実施形態において、長さ調整制御装置22は、長さ調整ホイールとして構成されている。
ハウジング部分12の前側(front side)が参照番号24によって図1に表示されている。反対側の後側(rear side)が参照番号26によって表示されている。結果的に、例示的な目的のために、毛切断器具10のハウジング12は、ブレードセットアセンブリ16が取り付けられる頂側(top side)と、頂側の反対側にある底側(bottom side)と、典型的には器具10の作動時に手入れされるべき被術者の皮膚に面する前側と、前側24の反対側にある後側26とを含む。
本明細書で議論する少なくとも幾つかの図に示すように、例示的な目的のために、座標系(デカルト座標系)X−Y−Zが提供される。座標系X−Y−Zは、毛切断器具10、特にそのブレードセットアセンブリ16のコンポーネントの向き及び場所を記載するために、以下において使用される。しかしながら、図1から既に分かるように、あらゆる場合において器具10のコンポーネント又は部品と軸X−Y−Zのいずれかとの完全な一致が提供されるわけではない。一例として、ハウジング12は、人間工学上及び設計上の理由から、細長いが幾分湾曲した形状を示してよい。従って、ハウジング12の主伸延方向は、X軸及びZ軸の方向と完全に一致しておらず、それらに対して幾分傾斜又は湾曲させられている。言うまでもなく、当業者は、新しい実施形態、例示及び/又は向きに直面するときに、座標系X−Y−Zを適合させることができ、必要であるならば、変形又は変換することができる。何故ならば、座標系X−Y−Zは、器具10の提示される例示的な実施形態の要素及びそれらの相互関係を記載する例示的な手段であるに過ぎないからである。
例示的な目的のために、X軸は、以後、長手方向又は長さ方向と関連付けられる。相応して、Y軸は、以後、横方向又は幅方向と関連付けられる。相応して、Z軸は、以後、高さ又は垂直方向と関連付けられる。座標系X−Y−Zは、ブレードセットアセンブリ16の主延伸方向を記載する。
図2乃至図5を特に参照して、毛切断器具10のためのブレードセットアセンブリ16の例示的な構成を説明し、更に詳説する。図2は、斜視頂面及び正面図である。図3は、図3の構成の分解図である。図4は、斜視底面及び背面図である。図5は、図4の構成の分解図である。
図2乃至図5に例示するブレードセットアセンブリ16は、毛切断器具10のハウジング12と連結されるように構成されている。図1も参照のこと。
ブレードセットアセンブリ16は、器具10が操作されるときに、固定的な又は堅固なアタッチメントを含んでよい、そのハウジング12に取り付けられる、ベースコンポーネント32を含む。ベースコンポーネント32は、静止ブレード34と、支持部36とを含む。静止ブレード34をガードと呼ぶこともある。支持部36を支持フレームと呼ぶこともある。静止ブレード34は、支持部36にある対応する凹部40と係合するファスナ38によって、支持部36に取り付けられる。図3も参照のこと。例示の実施形態において、ファスナ38は、ネジとして構成されている。
支持部36は、取付け構成42を含み、少なくとも幾つかの実施形態において、支持部36、結果的に、ベースコンポーネント32は、取付け構成42を通じて、取り外し可能な様式においてハウジング12に取り付けられてよい。
静止ブレード34は、一連の歯46を含む歯付き区画を含む。更に、支持壁44が設けられている。歯付き区画は、支持壁44から長手方向Xに延びている。
ブレードセットアセンブリ16は、可動コンポーネント50を更に含む。図3を参照のこと。可動コンポーネント50は、カッタブレード52を含む。更に、図2乃至図5の例示的な実施形態において、可動コンポーネント50は、接触ブリッジ54を更に含み、接触ブリッジ54は、プラスチック接触ブリッジとして構成されるのが好ましい。更に、カッタブレード52には、一連の歯56を含む歯付き区画が設けられている。静止ブレード34の歯46及びカッタブレード52の歯56は、ブレードセットアセンブリ16が作動させられるときに、往復運動式に互いに対して移動させられる。図2及び図4の二重矢印80も参照のこと。
接触ブリッジ54を駆動ブリッジと呼ぶことある。より一般的には、接触ブリッジ54を接触要素と呼ぶことがある。少なくとも幾つかの実施形態において、接触ブリッジ54は、可動コンポーネント50に取り付けられ、或いは可動コンポーネント50の部分を形成する。しかしながら、代替的な実施形態において、連結要素62とそれぞれのプラスチック接触ブリッジ54との間の公差順応ジョイント(tolerance accommodating joint)は、ベースコンポーネント32に形成されてもよい。
図3及び図5に最もよく見ることができるように、例示的な実施形態では、ベアリングボール58が、静止ブレード34とカッタブレード52との間の相対的な運動を容易にするためのベアリング手段として設けられてよい。
静止ブレード34とカッタブレード52との間の相対的な組立位置を固定して画定するために、バネ要素として構成される連結要素62が設けられている。より具体的には、連結要素62は、脚バネ要素(leg spring element)として構成されてよい。連結要素62には、保持アーム又は保持ブラケットと呼ぶこともある保持部分64が設けられている。保持部分64は、連結要素62の中央部分に配置されている。保持部分64に隣接して、第1の螺旋部分66及び第2の螺旋部分68が設けられている。螺旋部分66,68を弾力性部分又は可撓部分と呼ぶこともある。
連結要素62の第1の側面には、第1の偏向アーム70が設けられている。連結要素62の第2の側面には、第2の偏向アーム72が設けられている。第1の挿入端74が第1の偏向アーム70に設けられている。第2の挿入端76が第2の偏向アーム72に設けられている。偏向アーム70,72、結果的に、挿入端74,76は、横方向Yにおいて互いから離れる方向に離間している。図2乃至図5に示す実施形態において、螺旋部分66,68は、横方向Yと基本的に平行な共通軸を定める。偏向アーム70,72は、少なくとも図3及び図5の中立向きにおいて、基本的に長手方向Xに延びる。挿入端74,76は、基本的に高さ(垂直)方向Zに延びている。言うまでもなく、非ワイヤバネ要素、例えば、平らなバネ要素、プラスチックバネ要素、及び複合金属プラスチックバネ要素を含む、結合要素62の代替的な実施形態及び構成が想定されてよい。
結合要素62は、静止ブレード34とカッタブレード52との間の定められた相対的な向きを固定し且つ維持し、それは、静止ブレード34に対する移動方向80における往復運動式のカッタブレード52の動きを含む、ブレードセットアセンブリ16が作動させられているときにも当て嵌まる。故に、ブレードセットアセンブリ16が作動させられるとき、少なくとも偏向アーム70,72は旋回又は偏向させられる。結果として、挿入端74,76は、カッタブレード52と共に往復移動させられ、挿入端74,76の移動経路は、横方向Yと実質的に平行であるが、以下に更に詳細に記載するように、長手方向Xにおいて小さな成分も含む。
図4に最良に見ることができるように、連結要素62の挿入端74,76は、カッタブレード52に取り付けられる接触ブリッジ54に係合する(又は接触ブリッジ54に挿入される)。これは挿入端74,76が接触ブリッジ54内に駆動されることを含んでよい。
更に、図4及び図5の対応する分解図に最良に見ることができるように、連結要素62の保持部分64は、取り付けられた状態において、支持部36の保持区画84によって保持され、或いは支持部36の保持区画84で支持される。保持区画84を保持凹部又は保持シートと呼ぶこともある。更に、連結要素62の螺旋部分66,68のそれぞれのためのそれぞれの受入れ凹部又は取付け凹部86が、支持部36に設けられている。図4の構成から既に結論付けることができるように、連結要素62がベースコンポーネント32で受けられるとき(連結要素62の保持部分64がプレテンション又は予荷重がかけられた様式において保持区画84で受けられることを含む)、偏向アーム70,72で結果として得られるトルク又は力が生成されることがある。典型的には、連結要素62の保持部分64及び偏向アーム70,72は、互いから離れる方向に動く(旋回する)傾向があり、反対の様式に回転する傾向があり、それにより、螺旋又はコイル部分66,68を「巻き戻す(unwinding)」傾向がある。
図4、図5及び図6を参照して、ブレードセットアセンブリ16の組立状態において連結要素62によって係合されるプラスチック接触ブリッジ54を更に詳説する。
図6は、図2の図と基本的に類似する図であり、そこでは、例示的な目的のために、静止ブレード34及びファスナ38は省略されている。故に、ブレードセットアセンブリ16の内部が見える。図6から推測することができるように、ベアリングボール58は、接触ブリッジ54のガイド開口94に受け入れられる。ブレードセットアセンブリ16の完全組立状態において、ベアリングボール58は、静止ブレード34とカッタブレード52との間に配置され、ガイド開口94による横方向移動のために案内される。故に、カッタブレード52と静止ブレード34との間のすべり摩擦は、特にカッタブレード52及び静止ブレード34のそれぞれの歯54,46によって定められる切断ゾーンから後方に離間させられる部分で、有意に減少させられることがある(この脈絡において図11の断面図も参照のこと)。
接触ブリッジ54に、更なるフォロワ92が形成されている。フォロワ92をカムフォロワと呼ぶこともある。例示的な実施形態に示すフォロワ92は、ブレードセットアセンブリ16の取り付け手順を簡略化するために、漏斗区画を含む。フォロワ92は、毛切断器具10のドライブトレーン(明示的に示されていない)の駆動シャフトによって係合されるように構成される。典型的には、そのような駆動シャフトは、駆動シャフトが回転させられると公転する偏心カム部分を含む。偏心カム部分とフォロワ92との間には、ジョイント(継手)(接合部)(joint)が形成され、ジョイントは、公転入力運動(revolving input movement)をカッタブレード52の実質的に往復運動する出力運動(reciprocating output movement)に変換する。
本開示の主な実施形態及び態様は、連結要素62と接触ブリッジ54との間の接続又は接合(joint)に関する。図3及び図5において、接触ブリッジ54は、非係合状態において示されている。接触ブリッジ54に、係合領域98,100が設けられている。係合領域98は、挿入端74と関連付けられている。係合領域100は、挿入端76と関連付けられている。係合領域98,100は、本明細書中で既に以前に議論したように、挿入端74,76が接触ブリッジ54を貫通することがある可能な接触領域を定める。
図5に最良に見ることができるように、係合領域98,100は、予め定められた又は事前処理された取付け凹部又は類似の位置表示を含まない。むしろ、係合領域98,100は、基本的に非穿孔であり、挿入端74,76が予め定められた貫通スポット設定に押し込まれないような方法において、基本的に連続的な均一かつ非中断的な様式で延びている。
接触ブリッジ54は、カッタブレード52にスナップオン(snap-on fashion)又はスナップイン(snap-in fashion)に取り付けられるように構成されてよい。結果的に、スナップオン構成104がカッタブレード52に設けられている。対応するスナップオン構成106が接触ブリッジ54に設けられている。図6及び図10に最良に見ることができるように、カッタブレード52のスナップオン構成104は、それぞれの孔又は凹部を含む。接触ブリッジ54のスナップオン構成106は、偏向可能なスナップオンフックを含む。更に、位置整列構成108をカッタブレード52及び接触ブリッジ54に設けて、カッタブレード52及び接触ブリッジ54の定められた相対的なアセンブリ位置及び向きを保証してよい。
図7及び図8を参照すると、結合要素62及び接触ブリッジ54の係合又は結合手順が例示されている。図7は、サブアセンブリ状態のブレードセットアセンブリ16の側面図である。図8は、組み立てられ且つ結合された状態にある図7に示すようなブレードセットアセンブリ16の前端の詳細図である。
図8中にdによって示すように、静止ブレード34の歯46とカッタブレード52の歯56との間の長手方向における前方距離が提供されている。距離dは、ブレードアセンブリ16の動作性能にとって幾分重要である。オフセットdを先端間距離と呼ぶこともある。好ましくは、静止ブレード34の歯46は、図8に示すように、カッタブレード52の歯56の長手方向延伸を越えて僅かに延びている。既に上記で示したように、距離dを定め且つ設定することは、幾つかの点において、皮膚損傷のリスクと、切断性能、特にそれぞれの器具10のスタイリング性能との間のトレードオフである。従って、距離dを静止ブレード34とカッタブレード52との間の最小の正のオフセットに近づけながら、カッタブレード52の歯56が長手方向Xにおいて静止ブレード34の歯46を越えて突出しないことを保証することが望ましい。
参照番号112によって図7に示すように、ブレードセットアセンブリ16の組立ラインにゲージが設けられてよい。ゲージ112は、歯56及び46の前端間の所望のオフセットdを定めてよい。カッタブレード52と静止ブレード34との間の所望の設定を固定又は「ロック」するために、連結要素62の挿入端74,76を接触ブリッジ54内に貫通式又は圧搾式に駆動又は挿入することが提案される。従って、連結要素62と接触ブリッジ54との間の結合又は噛合プロセスは、挿入端74,76についての如何なる予め定められた凹部又は位置表示をも要求しない。故に、連結要素62の及びブレードセットアセンブリ16の更なる関連するコンポーネントの関連する製造公差は適合され且つ補償されることがある。貫通する挿入端74,76によって形成される「凹部」又は「孔」は、当然のことながら、結果として得られる先端間距離dについての公差範囲の大きな減少を含む精密且つ正確な様式において位置付けられる。
矢印Fによって図7に示すように、保持部分64が支持部分36の保持区画84に事前荷重された様式で受けられるとき、連結要素62によって曲げ力又はトルクが提供される。図7の例示的な構成の例に鑑みれば、保持部分64は時計回り方向に回転する傾向があるのに対し、偏向アーム72は反時計回り方向に回転する傾向がある。言うまでもなく、代替的な実施形態及び図の向きは、反対の回転方向を含んでよい。
連結要素62のプレテンションの故に、偏向アーム72にある挿入端76は、接触ブリッジ54の係合領域100に対して付勢される。貫通作用を容易にするために、係合領域100を軟化させることが提案される。
例示的な実施形態では、加熱を通じて係合領域100を軟化させることが提案される。より具体的には、本明細書で議論する少なくとも幾つかの実施形態において、接触ブリッジ54の係合領域100は、連結要素62の挿入端76を加熱することによって中程度に加熱され軟化される。
参照番号110によって図7に示すように、非接触熱源が設けられてよい。例えば、熱源110は、レーザベースの熱源として構成されてよい。例えば、摩擦加熱源、特に超音波加熱源を含む、代替的な熱源が想定されてよい。典型的には、連結要素62は、金属材料、特に鋼材料で作られる。接触ブリッジ54は、典型的には、射出成形可能なプラスチック材料で作られる。故に、接触ブリッジ54の軟化温度は、連結要素62の金属材料を軟化させる如何なる温度よりもずっと低い。結果として、連結要素62の挿入端76は、接触ブリッジ54の係合領域100でプラスチック材料を軟化させ且つ貫通させる加熱された押出しスパイク(pushing spike)又はドリフト(drift)として作用する。
結果として、図8に示すように、挿入端76は係合領域100を貫通し、それにより、連結要素62と接触ブリッジ54との間に堅固な結合を形成する。好ましくは、少なくとも幾つかの実施形態において、連結要素62の少なくとも1つの挿入端部74,76がプラスチック接触ブリッジ54内に押し込まれるとき、ゲージ112構成はカッタブレード52及び静止ブレード34と係合する。
図8を特に参照し、更に図9乃至図11を参照して、ブレードセットアセンブリ16の組立状態を更に詳説する。
図9は、組み立てられたブレードセットアセンブリ16の底面図である。図10及び図11は、図9の線X−X及びXI−XIに沿うそれぞれの横断面図を示している。図10は、基本的に中心断面図を示している。図11は、連結要素62の偏向アーム72を通じた断面図を示している。図9、図10及び図11に示す図において、カッタブレード52は、中立の中心向きにおいて示されている、即ち、横方向Yに変位していない。
少なくとも幾つかの実施形態では、組立状態においても、カッタブレード52を静止ブレード34に対して付勢する連結要素62によって生成される残余の力Fが存在することが好ましい。(図10を参照)。基本的には、連結要素62によって生成され、偏向アーム70,72によって伝達される、同じ種類の力Fを使用して、組立段階で、接触ブリッジ54の係合領域98,100を貫通し、動作段階で、静止ブレード34とカッタブレード52との間で噛み合う締まり嵌めすべり接触(tight fit sliding contact)を保証する。
図10は、支持部36の保持区画84に取り付けられる或いは支持部36の保持区画84で受けられる連結要素62の保持部分64の取付け状態を例示している。更に、図10は、接触ブリッジ54のスナップオン構成106を例示している。図11は、接触ブリッジ54の係合領域100に挿入される挿入端76の係合状態の例示している。図11は、接触ブリッジ54によって提供されるガイド開口94及びベアリングボール58を含む静止ブレード34とカッタブレード52との間の長手方向ガイド構成を更に例示している。
図11に最良に見ることができるように、偏向可能なアーム70,72の挿入端74,76は、係合領域98,100の全体的な高さ/壁厚を通じて延びてよい。これは挿入端74,76の前面とカッタブレード52との間の接触を含むことがある。しかしながら、代替的な実施形態において、偏向可能なアーム70,72の挿入端74,76は、係合領域98,100の全体的な壁厚を通じて延びなくてよい。故に、挿入端74,76の前面は、係合領域98,100でプラスチック材料で覆われてよい。しかしながら、一層更なる例示的な実施形態において、偏向可能なアーム70,72の挿入端74,76は、係合領域98,100を越えて静止ブレード34に向かって延び且つ突出する。これは挿入端74,76がカッタブレード52のそれぞれの凹部と係合することを含んでよい。
再び、図9を参照すると、静止ブレード34、カッタブレード52及び連結要素62が、平行二重ロッカーリンケージと呼ぶこともある平行四辺形リンケージとして基本的に構成される4バーリンケージ機構であるリンケージ機構116を定めることを、図9の底面図に最良に見ることができる。リンケージ機構116のベースバーは、ベースコンポーネント32と、その上に固定的に受け入れられる或いは支持される連結要素62の部分とによって、一般的に定められる。リンケージ機構116の横バーは、連結要素62の偏向アーム70,72によって定められる。ベースバーと基本的に平行に配置される可動バーは、可動コンポーネント、具体的には、その接触ブリッジ54によって定められ、偏向アーム70,72は、挿入端74,76によって接触ブリッジ54に接続されている。幾つかの実施形態において、挿入端74,76は、挿入を通じて形成される係合領域98,100にある凹部に対して回転又は旋回する場合があることが観察される。故に、関連する摩擦を更に低減させることができ、それはリンケージ機構116の関連するジョイントでの動きの容易さを保証する。言うまでもなく、4バーリンケージ機構116の少なくとも幾つかのジョイントは、一体ジョイント(integral joints)又はリビングヒンジジョイント(living hinge joints)として構成されてよく、互いに対して回転するように構成される別個のコンポーネントを必ずしも必要としない。
故に、リンケージ機構116の主要部を形成する連結要素62は、長手方向X及び横方向Yと基本的に平行な平面内でカッタブレード52のための案内を提供する。好ましくは、X−Y平面内のカッタブレード52の往復運動のための更なる案内要素は(リミットストップ等を除いて)提供されない。既に上記で議論したように、連結要素62は、静止ブレード34とカッタブレード52との間の定められた(defined)僅かな予荷重(preloaded)が掛けられた噛合い(mating)又は接触(contact)を更に提供し、従って、カッタブレード52を静止ブレード34に対して高さ/垂直方向Zに付勢する。
駆動運動が接触ブリッジ54のフォロワ92を介して静止ブレード34に伝達されると、静止ブレード34に対するカッタブレード52の往復運動が誘起される。往復運動の主成分は横方向運動である。図9の二重矢印80を参照のこと。しかしながら、リンケージ機構116の設計の故に、長手方向Xにおける小さな運動成分も存在する。図9の二重矢印118を参照のこと。
故に、カッタブレード52の往復運動は、僅かに湾曲した移動経路を含むが、カッタブレード52は、静止ブレード34に対して平行な向きを維持する。
ブレードセットアセンブリを製造する方法の例示的な実施形態の幾つかのステップを例示するブロック図である図12を更に参照する。
方法は、好ましくは静止ブレードを含むベースコンポー面と構成要素の提供を含むステップS10を含む。ベースコンポーネントは、支持部を更に含んでよい。
他のステップS12は、好ましくはカッタブレードを含む可動コンポーネントを提供するステップを含む。本明細書で議論したような少なくとも幾つかの実施形態では、プラスチック接触ブリッジの提供を含む更なるステップS16が提供される。しかしながら、代替的な実施形態では、ステップ14は、ステップS12で既に実施されてよい。何故ならば、プラスチック接触ブリッジは、可動コンポーネントの一部を形成することがあるからである。
更に、連結要素を提供することを含むステップS16が提供される。好ましくは、連結要素は、フレキシブルな連結要素、特に脚バネ(leg spring)として構成される。
接触ブリッジを可動コンポーネント、特にそのカッタブレードに取り付けることを含む、任意的なステップS18が続いてよい。接触ブリッジを取り付けることは、スナップオン式の取付けを含む。故に、ステップS18では、更に組み立てられた可動コンポーネントが形成されてよい。
ベースコンポーネント、可動コンポーネント及び連結要素を所望の組立て向きに配置することを含む、更なる組立てステップS20が続いてよい。例えば、連結要素は、可動コンポーネントをベースコンポーネントに押し付ける補助的な取付け力が誘発されるような仕方で、ベースコンポーネントで受けられてよい。
ゲージングステップ(gaging step)と呼ぶこともある更なるステップS22において、静止ブレード及びカッタブレードの歯は、それらの間に先端間距離を設定するよう、定められた相対的な組立て位置に位置付けられてよい。これは静止ブレードとカッタブレードとの間の所望の相対的な向きのためにそれぞれのアセンブリゲージ(assembly gage)を提供することを含んでよい。
更なる任意的なステップS24において、接触ブリッジは、少なくとも部分的に直接的又は媒介的に(mediately)加熱される。これは、例えば、接触ブリッジのそれぞれの加熱される部分に接触する連結要素のそれぞれの挿入端を介した間接加熱(indirect heating)を含んでよい。ステップS24は、例えば、挿入端に摩擦加熱、特に超音波加熱を加えることを含んでよい。代替的に、ステップS24は、レーザ加熱を加えることを含んでよい。言うまでもなく、少なくとも幾つかの実施形態において、ステップS24は、接触ブリッジの潜在的な係合部分の直接加熱(direct heating)を含む。
ステップS24の後に、ステップS26が続いてよく、ステップ26は、接触ブリッジ、特に挿入端の近傍の少なくとも部分的な軟化を含む。故に、ステップS24及びS26は、相関することがある。何故ならば、接触ブリッジのプラスチック材料は、加熱を通じて軟化されることがあるからである。
更なるステップS28が、2つのコンポーネントを互いに結合するために、連結要素の挿入端を接触ブリッジ内に駆動又は挿入することを含んでよい。好ましくは、特定のプレテンションが連結要素に存在し、それは連結要素が接触ブリッジをそれ自体によって、即ち、アクチュエータによって加えられる追加的な外部貫通力を必要とせずに貫通することを可能にする。
本発明を図面及び前述の記述中に詳細に例示し且つ記載したが、そのような例示及び記述は、例示的又は説明的であると考えられるべきであり、制限的であると考えられてならない。本発明は開示の実施形態に限定されない。当業者は、請求する発明を実施する際に、図面、本開示及び添付の請求項の研究から、開示の実施形態に対する他の変更を理解し且つ達成することができる。
請求項において、「含む」という単語は、他の要素又はステップを排除せず、単数形の表現は、複数を排除しない。 単一の要素又は他のユニットは、請求項に列挙する幾つかの項目の機能を充足することがある。特定の手段が相互に異なる従属項に列挙されているという単なる事実は、これらの手段の組み合わせを有利に使用し得ないことを示さない。
請求項中の如何なる参照符号も、その範囲を限定するものと考えられてならない。

Claims (15)

  1. 毛切断器具のためのブレードセットアセンブリを製造する方法であって、
    − 静止ブレード、特にガードブレードを含む、ベースコンポーネントを提供するステップと、
    − カッタブレードを含む、可動コンポーネントを提供するステップと、
    − 連結要素、特にフレキシブルな連結要素を提供する、ステップであって、連結要素は、前記ベースコンポーネントと前記可動コンポーネントとの間に介装されるように配置される、ステップと、
    − プラスチック接触ブリッジを提供するステップと、
    − 前記静止ブレード及び前記カッタブレードを定められた相対的なアセンブリ位置に配置するステップと、
    − 前記静止ブレードと前記カッタブレードとの間の前記アセンブリ位置を固定するステップとを含み、該固定するステップは、
    − 前記プラスチック接触ブリッジを前記ベースコンポーネント及び前記可動コンポーネントの一方に取り付けるステップと、
    − 前記連結要素の保持部分を前記ベースコンポーネント及び前記可動コンポーネントの他方に取り付けるステップと、
    − 前記連結要素の少なくとも1つの挿入端で前記プラスチック接触ブリッジを貫通させるステップとを含む、
    方法。
  2. 前記連結要素は、組み立てられた状態において、前記静止ブレードの一連の歯と前記カッタブレードの一連の歯との間にオフセットを定める、請求項1に記載の方法。
  3. 前記連結要素は、バネ要素、特に板バネ又はワイヤバネであり、前記挿入端は、前記貫通した状態において、前記ベースコンポーネント及び前記可動コンポーネントの前記一方とジョイントを形成する、請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記プラスチック接触ブリッジを貫通させるステップは、
    − 前記プラスチック接触ブリッジを少なくとも部分的に軟化させるステップと、
    − 前記プラスチック接触ブリッジの軟化された非穿孔区画で前記プラスチック接触ブリッジを貫通させるステップとを含む、
    請求項1乃至3のうちのいずれか1項に記載の方法。
  5. 前記プラスチック接触ブリッジでの貫通スポットの結果として得られる位置は、前記静止ブレード及び前記カッタブレードの所望の定められた相対的なアセンブリ位置に依存する、請求項4に記載の方法。
  6. 前記連結要素の前記挿入端は加熱され、前記連結要素は、前記挿入端の前記加熱された状態において、前記プラスチック接触ブリッジを軟化させる、請求項4又は5に記載の方法。
  7. 前記プラスチック接触ブリッジを少なくとも部分的に軟化させるステップは、前記連結要素の少なくとも1つの挿入端を加熱するステップを含み、該少なくとも1つの挿入端を加熱するステップは、好ましくは、レーザ加熱又は摩擦加熱を含む、請求項4乃至6のうちのいずれか1項に記載の方法。
  8. 前記連結要素は、前記少なくとも1つの挿入端を前記プラスチック接触ブリッジ内に付勢する挿入力を誘発するプレテンション取付け位置に配置される、請求項1乃至7のうちのいずれか1項に記載の方法。
  9. 前記連結要素は、組み立てられた状態において、前記可動コンポーネントを、前記ベースコンポーネントとの定められた横方向誘導又は締まり嵌め設定に付勢する、請求項1乃至8のうちのいずれか1項に記載の方法。
  10. 前記静止ブレードと前記カッタブレードとの間の前記アセンブリ位置を固定するステップは、前記連結要素の第1の挿入端で前記プラスチック接触ブリッジを貫通させるステップと、前記連結要素の第2の挿入端で前記プラスチック接触ブリッジを貫通させるステップとを含み、結果として得られる貫通スポットが、前記静止ブレードと前記カッタブレードとの間の定められた相対的な動きのためのリンケージ機構が形成されるように、互いに離間させられる、請求項1乃至8のうちのいずれか1項に記載の方法。
  11. 毛切断器具のためのブレードセットアセンブリであって、
    − 静止ブレード、特にガードブレードを含む、ベースコンポーネントと、
    − カッタブレードを含む、可動コンポーネントと、
    − 連結要素、特にフレキシブルな連結要素と、
    − プラスチック接触ブリッジ、特にフォロワ要素とを含み、
    前記静止ブレード及び前記カッタブレードは、定められた相対的なアセンブリ位置に配置され、
    前記連結要素は、前記ベースコンポーネントと前記可動コンポーネントとの間に延び、
    前記プラスチック接触ブリッジは、前記ベースコンポーネント及び前記可動コンポーネントの一方に取り付けられ、
    前記連結要素のベアリング部分が、前記ベースコンポーネント及び前記可動コンポーネントの他方に取り付けられ、
    前記連結要素の前記少なくとも1つの挿入端は、材料が変位する様式において前記プラスチック接触ブリッジ内に押し込められることにより、前記静止ブレードと前記カッタブレードとの間の前記アセンブリ位置を固定する、
    ブレードセットアセンブリ。
  12. 前記連結要素は、少なくとも1つの偏向アームと、少なくとも1つの保持部分と、それらの間に配置される少なくとも1つの弾力性部分とを含む、脚バネとして構成され、前記少なくとも1つの挿入端は、前記少なくとも1つの偏向アームの端に配置され、前記連結要素は、前記ベースコンポーネント及び前記可動コンポーネントを互いに付勢する、請求項11に記載のブレードセットアセンブリ。
  13. 前記連結要素、前記ベースコンポーネント、及び前記可動コンポーネントは、前記ベースコンポーネントと前記可動コンポーネントとの間の平行な相対的なモーメント設定を定めるリンケージ機構を定め、前記連結要素は、前記ベースコンポーネント及び前記可動コンポーネントを接続する、2つの偏向アームを含む、請求項11又は12に記載のブレードセットアセンブリ。
  14. 前記プラスチック接触ブリッジは、前記可動コンポーネントに取り付けられるフォロワ要素であり、前記連結要素の保持部分は、前記ベースコンポーネントの保持区画に取り付けられる、請求項11乃至13のうちのいずれか1項に記載のブレードセットアセンブリ。
  15. 請求項11乃至14のうちのいずれか1項に記載のブレードセットアセンブリを含む、毛切断器具。
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