JP2019509670A - 仮想原色を使用して手術用ディスプレイ技術をマッチングさせること - Google Patents

仮想原色を使用して手術用ディスプレイ技術をマッチングさせること Download PDF

Info

Publication number
JP2019509670A
JP2019509670A JP2018542229A JP2018542229A JP2019509670A JP 2019509670 A JP2019509670 A JP 2019509670A JP 2018542229 A JP2018542229 A JP 2018542229A JP 2018542229 A JP2018542229 A JP 2018542229A JP 2019509670 A JP2019509670 A JP 2019509670A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
color
pixel
display
monitor
display device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2018542229A
Other languages
English (en)
Inventor
エム. ディカルロ,ジェフリー
エム. ディカルロ,ジェフリー
Original Assignee
インテュイティブ サージカル オペレーションズ, インコーポレイテッド
インテュイティブ サージカル オペレーションズ, インコーポレイテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by インテュイティブ サージカル オペレーションズ, インコーポレイテッド, インテュイティブ サージカル オペレーションズ, インコーポレイテッド filed Critical インテュイティブ サージカル オペレーションズ, インコーポレイテッド
Publication of JP2019509670A publication Critical patent/JP2019509670A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/64Circuits for processing colour signals
    • H04N9/643Hue control means, e.g. flesh tone control
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B90/00Instruments, implements or accessories specially adapted for surgery or diagnosis and not covered by any of the groups A61B1/00 - A61B50/00, e.g. for luxation treatment or for protecting wound edges
    • A61B90/36Image-producing devices or illumination devices not otherwise provided for
    • A61B90/37Surgical systems with images on a monitor during operation
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B90/00Instruments, implements or accessories specially adapted for surgery or diagnosis and not covered by any of the groups A61B1/00 - A61B50/00, e.g. for luxation treatment or for protecting wound edges
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T1/00General purpose image data processing
    • G06T1/20Processor architectures; Processor configuration, e.g. pipelining
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/46Colour picture communication systems
    • H04N1/56Processing of colour picture signals
    • H04N1/60Colour correction or control
    • H04N1/603Colour correction or control controlled by characteristics of the picture signal generator or the picture reproducer
    • H04N1/6052Matching two or more picture signal generators or two or more picture reproducers
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/46Colour picture communication systems
    • H04N1/56Processing of colour picture signals
    • H04N1/60Colour correction or control
    • H04N1/6058Reduction of colour to a range of reproducible colours, e.g. to ink- reproducible colour gamut
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/64Circuits for processing colour signals
    • H04N9/67Circuits for processing colour signals for matrixing
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B90/00Instruments, implements or accessories specially adapted for surgery or diagnosis and not covered by any of the groups A61B1/00 - A61B50/00, e.g. for luxation treatment or for protecting wound edges
    • A61B90/36Image-producing devices or illumination devices not otherwise provided for
    • A61B90/37Surgical systems with images on a monitor during operation
    • A61B2090/372Details of monitor hardware
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B34/00Computer-aided surgery; Manipulators or robots specially adapted for use in surgery
    • A61B34/30Surgical robots
    • A61B34/37Master-slave robots

Abstract

仮想原色変換コントローラが、イメージングパイプラインから受け取ったシーンの第1のピクセルの色を、モニタに表示される第2のピクセルの色にマッピングする。第1の色及び第2の色は同じ色である。コントローラによって実行される直接マッピングは、2つの異なるディスプレイ技術を使用して表示されるピクセルの色が同一であることを確実にする。

Description

(関連出願)
本特許出願は、その全体が本明細書に参照により援用される、2016年2月12日に出願された“Matching surgical display technologies using virtual primaries”と題する米国仮特許出願第62/294,939号の優先権及び利益を主張する。
本発明は、概してディスプレイ装置に関し、より具体的には、異なるディスプレイ技術を用いてディスプレイ装置上の色をマッチング(一致)させることに関する。
手術システム100は、全てが有線(電気若しくは光学)又は無線接続によって相互接続される、内視鏡イメージングシステム192、外科医のコンソール194(マスタ)、及び患者側サポートシステム110(スレーブ)を含むコンピュータ支援手術システムである。1つ又は複数の電子データプロセッサが、システム機能を提供するために、これらの主要構成要素内に様々に配置されてもよい。その例は、参照により本明細書に組み込まれる特許文献1に開示されている。
患者側サポートシステム110は、エントリガイドマニピュレータ130を含む。少なくとも1つの手術装置アセンブリが、エントリガイドマニピュレータ130に結合される。各手術装置アセンブリは、手術器具又は画像キャプチャユニットのいずれかを含む器具を含む。例えば、図1において、1つの手術装置アセンブリは、シャフト137−1を有する器具135−1と、手術中にエントリガイド115を通って延びる画像キャプチャユニットとを含む。器具135−1は、内視鏡、又はイメージングシステムデバイス又はカメラ器具と呼ばれることがある。典型的には、エントリガイド115は、複数の管腔を含む。
イメージングシステム192は、手術部位のキャプチャされた内視鏡イメージングデータ及び/又は患者の外部の他のイメージングシステムからの手術前又はリアルタイムの画像データに対して画像処理機能を実行する。イメージングシステム192は、外科医のコンソール194の外科医に、処理された画像データ(例えば、手術部位の画像、並びに関連する制御及び患者情報)を出力する。いくつかの態様では、処理された画像データは、他の手術室の職員又は手術室から離れた1つ若しくは複数の場所で見えるオプションの外部モニタに出力される(例えば、別の場所の外科医が、ビデオを監視してもよく、ライブフィードビデオがトレーニングのために使用されてもよい)。
外科医のコンソール194は、集合的にスレーブと呼ばれる、器具、エントリガイド(複数可)、及びイメージングシステムデバイスを外科医が操作することを可能にする、複数の自由度(“DOF”)の機械的入力装置(「マスタ」)を含む。これらの入力装置は、いくつかの態様では、器具及び手術装置アセンブリ構成要素から外科医への触覚フィードバックを提供することができる。外科医のコンソール194はまた、ディスプレイ上の画像が概してディスプレイスクリーンの後ろ/下で作業する外科医の手に対応する距離に焦点を合わせられるように配置された立体ビデオ出力ディスプレイを含む。これらの態様は、本明細書に参照により援用される特許文献2により完全に議論される。
器具の挿入中の制御は、例えば、外科医が画像内に提示された器具をマスタの一方又は両方で動かすことによって達成され得る。外科医は、マスタを使用して、画像内の器具を左右に動かし、外科医の方に器具を引っ張る。マスタの動きは、イメージングシステム及び関連する手術装置アセンブリに命令して、出力ディスプレイ上の固定中心点に向かって誘導し、患者の内部を前進させる。
1つの態様では、カメラ制御は、マスタハンドルが移動されるのと同じ方向に画像が移動するようにマスタが画像に固定されているという印象を与えるように設計されている。この設計は、外科医がカメラ制御から出るときに、器具を制御するための正しい位置にマスタを置かせ、その結果、この設計は、器具制御の開始又は再開に先立って、マスタをクラッチする(clutch)(離脱する)、移動する、及びクラッチ解除する(declutch)(係合する)必要を回避する。
患者側サポートシステム110のベース101は、受動的な制御されないセットアップアームアセンブリ120及び能動的に制御されるマニピュレータアームアセンブリ130を含むアームアセンブリを支持する。能動的に制御されるマニピュレータアームアセンブリ130は、エントリガイドマニピュレータ130と呼ばれることもある。プラットフォーム132と呼ばれることもあるエントリガイドマニピュレータアセンブリプラットフォーム132は、第4のマニピュレータリンク119の遠位端部に結合される。エントリガイドマニピュレータアセンブリ133は、プラットフォーム132に回転可能に取り付けられる。矢印195は、遠位方向及び近位方向を示している。
エントリガイドマニピュレータアセンブリ133は、器具マニピュレータ位置決めシステムを含む。エントリガイドマニピュレータアセンブリ133は、複数の器具マニピュレータ140−1、140−2を軸125周りにグループとして回転させる。
複数の器具マニピュレータ140−1、140−2の各々は、異なる挿入アセンブリ136によってエントリガイドマニピュレータアセンブリ133に結合される。一態様では、各挿入アセンブリ136は、対応する器具マニピュレータをエントリガイドマニピュレータアセンブリ135から離れて及びエントリガイドマニピュレータアセンブリ135に向かって移動させる伸縮(telescoping)アセンブリである。図1では、挿入アセンブリのそれぞれが完全に格納(retracted)位置にある。
複数の器具マニピュレータアセンブリ140−1、140−2の各々は、その器具マニピュレータの出力インタフェース内の複数の出力部を駆動する複数のモータを含む。器具マニピュレータ及び器具マニピュレータに結合されることができる手術器具の一例については、参照により組み込まれる特許文献3(2013年8月15日出願)を参照されたい。
複数の手術装置アセンブリ180の各々は、複数の器具マニピュレータアセンブリのうちの異なる1つと、手術器具及び画像キャプチャユニットのうちの1つを含む器具とを含む。器具135−1、135−2の各々は、トランスミッション(transmission)ユニットを収容するボディを含む。トランスミッションユニットは、複数の入力部を含む入力インタフェースを含む。器具135−1、135−2の各々はまた、ボディから遠位方向に延びるメインチューブと呼ばれることもあるシャフト137−1、137−2を含む。エンドエフェクタが、手術器具アセンブリのシャフトの遠位端部に結合され、画像キャプチャユニット、例えばカメラが、異なる手術器具アセンブリの遠位端部に含まれる。器具マニピュレータアセンブリおよび手術器具の一例として、参照により組み込まれる特許文献3(2013年8月15日出願)を参照されたい。
器具135−1、135−2の各々は、器具135−1、135−2内のトランスミッションユニットの入力インタフェースの複数の入力部が、器具マニピュレータアセンブリ140−1、140−2の器具取付インタフェースの複数の出力部によって駆動されるように、対応する器具マニピュレータアセンブリ140−1、140−2の器具取付インタフェースに結合される。特許文献3(2013年8月15日出願)を参照されたい。
図1に示すように、複数の手術装置アセンブリ180のシャフトは、器具のボディから遠位に延びる。シャフトは、(例えば、体壁を通って又は自然のオリフィスで)患者へのエントリポートに配置された共通のカニューレ116を通って延びる。一態様では、エントリガイド115がカニューレ116内に配置され、各器具シャフトは、器具シャフトのための追加の支持を提供するように、エントリガイド115のチャネルを通って延びる。
外科医のコンソール194のモニタは、冷陰極蛍光管(CCFL)でバックライト照射される(backlit)液晶ディスプレイ(LCD)である。このモニタは、手術部位のシーン(scene)に関して良好な色域(gamut)を有し、外科医はこのモニタで再現されるような手術部位の色に慣れている。
米国特許出願公開第2008/0065105号 米国特許第6,671,581号 米国特許出願第61/866,115号
異なるディスプレイ技術を有するディスプレイ装置に表示されるシーンが同じ発色(coloring)を有することを保証するために、第1のピクセル(画素)の第1の色が第2のピクセルの第2の色に直接マッピングされる。第2のピクセルは、第2のディスプレイ技術を有する第2のディスプレイ装置に表示するためのものである。第2の色は第1の色と同一である。第1のピクセルの第1の色は、第1のディスプレイ技術の第1の実際の原色(first real primary colors)の少なくとも3つのサブピクセルの組み合わせによって定義される。第2のピクセルの第2の色は、第2のディスプレイ技術の第2の実際の原色の少なくとも3つのサブピクセルの組み合わせによって定義される。第2の実際の原色は、第1の実際の原色とは異なる。一態様では、第2のピクセルは手術部位のシーンに含まれる。
一態様では、第2のピクセルの第2の色は、第2のディスプレイ装置の色域内にある。第1のピクセルの第1の色は、第1のディスプレイ装置の色域内にあり、第1のディスプレイ装置は、第2のディスプレイ技術とは異なる第1のディスプレイ技術を有する。一態様では、第1のディスプレイ装置は、冷陰極蛍光管でバックライト照射される液晶ディスプレイモニタを含む。また、一態様では、第2のディスプレイ装置は、発光ダイオードによってバックライト照射される液晶ディスプレイモニタを含む。
一態様では、第2のディスプレイ技術を有する第2のディスプレイ装置に表示するために、第1のピクセルの第1の色を第2のピクセルの第2の色に直接マッピングするステップは、第1のピクセルの第1の色を、
Figure 2019509670
色空間(color space)における第3のピクセルの同一の色に直接マッピングするステップを含む。第2のディスプレイ技術を有する第2のディスプレイ装置に表示するために、第1のピクセルの第1の色を第2のピクセルの第2の色に直接マッピングすることは、
Figure 2019509670
色空間における第3のピクセルの色を、第2のピクセルの同一の色に直接マッピングするステップを含む。第2のピクセルの同一の色は第2の色である。一態様では、第1のピクセルの色を
Figure 2019509670
色空間における第3のピクセルの同一の色に直接マッピングするステップ、及び
Figure 2019509670
色空間における第3のピクセルを第2のピクセルの同一の色に直接マッピングするステップは、単一のマッピング動作で一緒に実行される。
別の態様では、シーンがディスプレイ技術を有するモニタに表示される。表示されるシーンは、複数のピクセルを含む。ピクセルの各々は色を有する。シーンが異なるディスプレイ技術を有する異なるモニタに表示されるとき、複数のピクセルのそれぞれの色は、シーン内の対応する複数のピクセルの対応するピクセルの色と同じ色である。一態様では、シーンは手術シーンである。
一態様では、複数のピクセルの各々の色は、ディスプレイ装置の色域内にあり、対応する複数のピクセルの各々の色は、異なるディスプレイ装置の色域内にある。一態様では、異なるディスプレイ装置の色域は、冷陰極蛍光管でバックライト照射される液晶ディスプレイモニタの色域であり、ディスプレイ装置の色域は、発光ダイオードによってバックライト照射される液晶ディスプレイモニタの色域である。
装置はディスプレイユニットを含む。ディスプレイ装置は、仮想原色(virtual primaries)変換コントローラとディスプレイ装置とを含む。仮想原色変換コントローラは、手術部位のシーンを表す複数のピクセルを受け取るように構成される。複数のピクセルの第1のピクセルは、第1の実際の原色の3つのサブピクセルの第1の組み合わせによって定義される第1の色を有する。仮想原色変換コントローラは、第1の色を第2のピクセルの第2の色に直接マッピングするように構成される。第2のピクセルの第2の色は、第2の実際の原色の3つのサブピクセルの第2の組み合わせによって定義される。第1の色と第2の色は同じ色である。ディスプレイ装置は、第2のピクセルを受け取り、第2のピクセルを表示するように構成される。一態様では、第2のピクセルは手術部位のシーンに含まれる。
一態様では、ディスプレイ装置はディスプレイ技術を使用し、第2のピクセルの色はディスプレイ装置の色域内にある。第1のピクセルの色は、異なるディスプレイ装置の色域内にあり、異なるディスプレイ装置は、ディスプレイ装置のディスプレイ技術とは異なる別のディスプレイ技術を有する。一態様では、異なるディスプレイ装置は、冷陰極蛍光管でバックライト照射される液晶ディスプレイモニタを含む。また、一態様では、ディスプレイ装置は、発光ダイオードによってバックライト照射される液晶ディスプレイモニタを含む。
一態様では、第1の色を第2のピクセルの第2の色に直接マッピングするように構成される仮想原色変換コントローラは、第1のピクセルの色を、
Figure 2019509670
色空間における第3のピクセルの同一の色に直接マッピングするように構成される仮想原色変換コントローラを含む。第1の色を第2のピクセルの第2の色に直接マッピングするように構成される仮想原色変換コントローラは、
Figure 2019509670
色空間における第3のピクセルの色を、第2のピクセルの同一の色に直接マッピングするように構成される仮想原色変換コントローラを含む。第2のピクセルの同一の色は第2の色である。一態様では、第1のピクセルの色を
Figure 2019509670
色空間における第3のピクセルの同一の色に直接マッピングするように構成される仮想原色変換コントローラ及び
Figure 2019509670
色空間における第3のピクセルの色を第2のピクセルの同一の色に直接マッピングするように構成される仮想原色変換コントローラは、単一の直接マッピングとして2つのマッピングを実行するように構成される仮想原色コントローラを含む。
従来技術のコンピュータ支援手術システムの図である。
仮想原色変換コントローラを持つディスプレイユニットを含むコンピュータ支援手術システムの一部のブロック図である。
異なるディスプレイ技術を持つ2つのディスプレイ装置の色域を含むCIE1931色度図の例である。
手術部位のシーンで見られる色を含むCIE1931色度図の領域を示す。
従来の外科医のコンソール194のディスプレイユニット195に使用されていた冷陰極蛍光管によってバックライト照射される液晶ディスプレイモニタ196は、LCDメーカによって段階的に廃止されている。したがって、冷陰極蛍光管バックライトを利用する外科医のコンソール194のディスプレイユニット195内の液晶ディスプレイモニタ196及び手術室の他のモニタは、例えば、発光ダイオードによってバックライト照射される液晶ディスプレイモニタに置き換えられている。
外科医のコンソール294のモニタ296(図2)に表示される手術シーンの色が、外科医の期待に相変わらず一致していることは重要である。外科医のコンソール294は、モニタ296がモニタ196によって使用されるディスプレイ技術とは異なるディスプレイ技術を使用する点を除いて、外科医のコンソール194と同じである。なお、2つの外科用コンソールの画像システム192への結合は、例示に過ぎず、制限することを意図するものではない。以下に説明される態様は、手術部位のシーンを表示するために使用される任意のディスプレイユニット、並びに別のディスプレイ技術を持つ別のディスプレイユニットに置き換わり且つ以下により完全に記載される特性を有する画像を表示するために使用される任意のディスプレイユニットにおいて実施され得る。したがって、図2に示すような異なるディスプレイユニットの使用は、複数のモニタの使用と同様に任意である。また、モニタ196及び296はディスプレイ装置の例である。
手術イメージングシステムを構成するカメラ、照明、又はディスプレイ技術の変化は、表示された手術シーンの色の外観を劇的に変え得る。特に、冷陰極蛍光管によってバックライト照射される液晶ディスプレイモニタ196(CCFLモニタ196と呼ばれることもある)上で再現される画像の色は、バックライトの差異に起因して、発光ダイオードによってバックライト照射される液晶ディスプレイモニタ296(LEDモニタ296と呼ばれることもある)上で再現されるその同じ画像の色と全く異なり得る。
ここでは、冷陰極管によってバックライト照射される液晶ディスプレイモニタ196は、第1のディスプレイ技術を利用する第1のモニタの例である。発光ダイオードによってバックライト照射される液晶ディスプレイモニタ296は、第2のディスプレイ技術を利用する第2の異なるモニタの例であり、ここで第1のディスプレイ技術は第2のディスプレイ技術とは異なる。
一実施形態では、仮想原色変換コントローラ220がディスプレイユニット295に含まれる。仮想原色変換コントローラ220は、CCFLモニタ196に表示される手術部位のシーンを表す同じ入力ピクセルデータを受け取る。仮想原色変換コントローラ220は、冷陰極蛍光管によってバックライト照射される液晶ディスプレイモニタ196及び発光ダイオードによってバックライト照射される液晶ディスプレイモニタ296に表示される手術部位のシーン間の色差(color differences)を除去する変換を実行する。具体的には、CCFLモニタ196に表示された手術シーンのピクセルの色は、2つのモニタが異なるディスプレイ技術を利用しているにもかかわらず、LEDモニタ296に表示される同じ手術シーンの対応するピクセルの色と一致する、すなわち同じである。ここで、2つの表示された手術シーン内の同じ位置のピクセルは、対応するピクセルと呼ばれる。
コントローラ220と呼ばれることもある仮想原色変換コントローラ220は、CCFLモニタ196の原色をLEDモニタ296によって表示される仮想原色に変換する直接マッピングを利用する。この直接マッピングは、CCFLモニタ196に表示されるピクセルの色が、LEDモニタ296に表示される対応するピクセルの色と同じであることを確実にする。CCFLモニタ196の実際の原色は、LEDモニタ296の実際の原色とは異なる色であり、CCFLモニタ196の実際の原色はLEDモニタ296の色域外にあるかもしれないので、CCFLモニタ196の実際の原色はLEDモニタ296の仮想原色にマッピングされる。LEDモニタ296に生成される色は、両方のモニタに表示される色が同じであることを確実にするように、仮想原色の組み合わせから形成される。
したがって、LEDモニタ296は、人間が見たときに2つのシーン間に色差を導入することなく、CCFLモニタ196と同じシーンを表示する。さらに、これは、冷陰極蛍光管によってバックライト照射される液晶ディスプレイモニタ196に生成されるいくつかの色が、発光ダイオードによってバックライト照射される液晶ディスプレイモニタ296で再現できないという事実に関係なく行われる。その理由は、再現できない色は、典型的には、手術部位のシーンのような関心のあるシーンにおいて見出されないからである。
これは、第1のディスプレイ技術を使用して生成されることができる色の全範囲が第2のディスプレイ技術を使用して生成されることができる色の範囲に含まれること、例えば、オーバーレイ、を強制することを試みた従来のマッピングとは反対である。この従来のマッピングは、スケーリング又は2つの色の範囲をオーバーレイするために使用される他の技術のために同一ではない色をもたらす。これは、ディスプレイ技術とは無関係に同じ色を生成する直接マッピングとは対照的である。加えて、これは、コントローラ220によって実行される仮想原色変換のために、表示されるシーンに不自然な効果が現れることなく行われる。
表装置によって再現され得る人間の目によって識別可能な考えられる色の全範囲の一部は、ディスプレイ装置の色域と呼ばれる。ディスプレイ装置の色域は、人間の目によって識別可能な色の全範囲よりも小さい。ディスプレイ装置の色域は、国際照明委員会(CIE)1931色度図(chromaticity diagram)300内の領域として一般に表される。CIE1931色度図300は、人間の目によって識別可能な色の全範囲のグラフ表現である。図3は白黒の図形であるので、色度図300の領域はその領域で見られる色でラベル付けされている。
CIE1931カラーモデルは、3原色X、Y、及びZを規定する。CIE色度座標x及びyは図3に示され、x=X/(X+Y+Z)であり、y=Y/(X+Y+Z)である。目に見える全ての色を含む色域で3つの実際の色を見つけることは現時点では不可能であるので、3つの原色X、Y、Zは仮想(imaginary)である。
液晶ディスプレイモニタでは、表示は、ピクセルの垂直列及び水平列を含む。各ピクセルは、異なる実際の原色の少なくとも3つのサブピクセルを含む。典型的には、実際の原色と呼ばれることがある、異なる実際の原色の3つのサブピクセルは、赤色サブピクセル、緑色サブピクセル及び青色ピクセルである。サブピクセルの各々からの光の異なる組み合わせにより、ピクセルの各々はモニタの色域内の任意の色を出力することができる。知られているように、所与のディスプレイ技術では、実際の原色の組み合わせが他の色を生成するために使用される。したがって、ピクセルの色は、そのピクセルを構成するサブピクセルの原色とバックライト色特性(backlight color characteristics)との組み合わせによって決定される。
図3では、点線の三角形内の領域は、CIE1931カラーモデルにおける色域395CCFLを規定する。色域395CCFLは、冷陰極蛍光管によってバックライト照射される液晶ディスプレイモニタ196の色域である。
同様に、実線の三角形内の領域は、CIE1931カラーモデルにおける色域395LEDを定義する。色域395LEDは、発光ダイオードによってバックライト照射される液晶ディスプレイモニタ296の色域である。
三角形境界色域(triangle bounding gamut)395CCFLの頂点は、CCFLモニタ196の実際の原色である、色
Figure 2019509670

Figure 2019509670
、及び
Figure 2019509670
である。三角形境界色域395LEDの頂点は、LEDモニタ296の実際の原色である、色
Figure 2019509670

Figure 2019509670
、及び
Figure 2019509670
を含む。
LEDモニタ296の原色
Figure 2019509670

Figure 2019509670
、及び
Figure 2019509670
の組み合わせは、色域395LED内の各色を生成することができる。同様に、CCFLモニタ196の原色
Figure 2019509670

Figure 2019509670
、及び
Figure 2019509670
の組み合わせは、色域395CCFL内の各色を生成することができる。
CCFLモニタ196上の対応するピクセルの色と同じ色のピクセルをLEDモニタ296に生成するために、CCFLモニタ196の原色
Figure 2019509670

Figure 2019509670
、及び
Figure 2019509670
の組み合わせを使用して、LEDモニタ296に表示されるピクセルの色を生成する。
しかし、図3に示すように、CCFLモニタ196の原色
Figure 2019509670

Figure 2019509670
、及び
Figure 2019509670
は、LEDモニタ296の原色
Figure 2019509670

Figure 2019509670
、及び
Figure 2019509670
と異なる色である。したがって、LEDモニタ296に関して、CCFLモニタ196上の第1のピクセルと同じ色を有する第2のピクセルをモニタ296上に生成するために、LEDモニタ296の原色は、CCFLモニタ196の実際の原色と一致しなければならない。これらのCCFLの実際の原色は、LEDモニタ296の実際の原色とは異なり、これらの原色のうちのいくつかは、LEDモニタ296の色域外にある場合もあればそうでない場合もあるので、CCFLの実際の原色はLEDモニタ296の仮想原色である。仮想原色は、モニタの実際の原色ではない任意の原色を指す。
2つの違いが、色域395CCFLと色域395LEDとの間に認められる。LEDモニタ296は、色域395CCFLにおいて、クロスハッチング領域によって表されるように、第1の色領域345に強い赤(intense reds)を生成することができない。また、LEDモニタ296は、色域395CCFLにおいて、クロスハッチ領域によって表されるように、第2の色領域355に深い青及び緑を生成することができない。図3の2つのクロスハッチ領域は、LEDモニタ296の実際の原色の任意の組み合わせによって生成することができないモニタ196の実際の原色の表示不可能な組み合わせを表す。具体的には、クロスハッチ領域345及び355に色を生成することができるLEDモニタ296の実際の原色の組み合わせは無い。
発光ダイオードによってバックライト照射される液晶ディスプレイモニタ296の色表示限界にかかわらず、モニタ196の色域395CCFLの原色の組み合わせをモニタ296の色域395LEDの色の組み合わせに直接マッピングすることは、モニタ296の色特性が、モニタ296がモニタ196をエミュレートするように、完全に変更されることを可能にする。このマッピングは、2つの異なるモニタが同じシーンを表示するとき、同じ色が2つの異なるモニタによって生成されるように、第1のモニタの原色の組合せを異なる第2のモニタに効果的にコピーする。ここで、異なるモニタは異なるディスプレイ技術を有する。色がマッピングされると言われるときには、それはマッピングされるピクセルの色であり、ピクセルは、複数の色成分と呼ばれることがある複数のサブピクセルを含む。
通常、汎用モニタに関して、色は、ピクセルの要求される色が第2のモニタの実際の/物理的な色域内にある場合にのみ同一であるため、仮想原色の直接マッピングは使用されない。要求される色が第1のモニタの色域内にあり、要求される色が第2のモニタの色域内にある場合、要求される色は両方のモニタで同じに見える。しかし、要求される色が第1のモニタの色域内にあるが、要求される色が、第2のモニタの色域外に、例えば領域345及び355のうちの1つにある場合、要求される色はモニタ間で一致しない。
さらに、第1のモニタの実際の原色の複数の異なる組合せ、すなわち第1のモニタによって生成される異なる色は、第2のモニタがこれらの色域外の要求される色を表示することはできないため、第2のモニタに対して、仮想原色の同じ組み合わせ、すなわち同じ色にマッピングする。第1のモニタの複数の異なる色を第2のモニタの同じ色にマッピングさせることは、異なって見えるはずの色が全く同じに見えるため、非常に望ましくない。
したがって、第1のディスプレイ技術用の実際の原色の第2のディスプレイ技術用の仮想原色への直接マッピングの概念は、2つの汎用ディスプレイ技術間で色を一致させるために使用されない。むしろ、いくつかの異なる技術が、第1のモニタの色域内の多くの色を第2モニタの色域内の単一色にマッピングするという問題を軽減するために、提案されている。しかし、これらの技術のそれぞれは、2つの色域の間の色をある程度歪ませるため、2つの異なるディスプレイ技術で正確に同じ色を表示することはできない。
しかし、CCFLモニタ196及びLEDモニタ296に表示される手術シーンは、典型的には汎用ディスプレイに表示されるシーンとは異なる。手術ディスプレイユニット195及び295は、主に、人間及び動物に存在する手術部位のシーンを表示するために使用される。このようなシーンは、通常、色領域355に見られるような緑色又は強烈な青色を含まない。
手術部位のシーンで見られる色は、様々なタイプのモニタにわたって、例えば異なるディスプレイ技術を使用するモニタにわたって一貫していなければならないものである。図4では、曲線425は、手術部位のシーンにおいて典型的に見られる色の境界を示す(bounds)。図4に示すように、手術部位のシーンに見られるほとんどの色は、ディスプレイユニット295の色域395LEDに含まれる。LEDモニタ296によって再現できない強い赤がいくつかあるが、そのような色はわずかであるので、これは、LEDモニタ296によって表示されるシーンに顕著に影響しない。
手術部位のシーンの色がモニタ296の色域395LEDに含まれていると仮定すると、第1のモニタ196の実際の原色の第2のモニタ296の仮想原色への直接マッピングは、何の問題もなく、同じ色が両方のモニタに表示されることを確実にする。実際、実際の原色の直接マッピングは、2つの異なるディスプレイ技術にわたる色域内カラーマッチング(in-gamut colors matching)の他のタイプのアプローチと比較して、手術の色の最良の物理的一致を提供する。実際の原色のこの直接マッピングは、関心のある2つの異なるモニタの色域に共通する色のみからなる任意のシーンに適用可能である。
いくつかの手術部位のシーンでは、組織は偽色(false colored)であるか、又は他の非手術のグラフィックオーバーレイが手術部位のシーンに重ね合わされる。直接マッピングでは、偽色(false coloring)や非手術のグラフィックオーバーレイに使用される色は、色が両方のディスプレイ技術の色域にあるように選択されるべきである。
一態様では、イメージングパイプライン210からの
Figure 2019509670

Figure 2019509670

Figure 2019509670
ピクセルはガンマ補正されたピクセルであるので、CCFLモニタ196によって直接表示されることができる。しかし、ガンマ補正された色空間は線形色空間ではない。したがって、仮想原色変換色コントローラ220がピクセルのマッピングを実行することができる前に、ピクセルは線形色空間に変換される、すなわち、

Figure 2019509670

ここで、
Figure 2019509670

Figure 2019509670
、及び
Figure 2019509670
は、線形
Figure 2019509670
色空間におけるモニタ196の異なる実際の原色の3つのサブピクセルを表し、
γはガンマ補正係数、例えば、2.2である。
異なる実際の原色
Figure 2019509670

Figure 2019509670
、及び
Figure 2019509670
の3つのサブピクセルを有するピクセルの色を、XYZ色空間における原色
Figure 2019509670

Figure 2019509670
、及び
Figure 2019509670
の観点から表現された同じ色にマッピングするために、次の定義が使用される:

Figure 2019509670

ここで、
Figure 2019509670
は、第1のモニタ196の
Figure 2019509670
色空間における第1の色ピクセルを
Figure 2019509670
色空間における同一の色に変換する3×3変換(three by three transform)である。
したがって、式(2)は、
Figure 2019509670
色空間における色域395CCFLのピクセルの色の、
Figure 2019509670
色空間におけるピクセルの同一の色への直接マッピングの定義である。
Figure 2019509670
色空間におけるピクセルは、第3のピクセル又は中間ピクセルと呼ばれることがある。
モニタ296に対して、異なる実際の原色
Figure 2019509670

Figure 2019509670
、及び
Figure 2019509670
の3つのサブピクセルを有するピクセルを
Figure 2019509670
色空間における原色
Figure 2019509670

Figure 2019509670
、及び
Figure 2019509670
の観点から表現される同じ色にマッピングするために、次の定義が使用される。

Figure 2019509670

ここで、
Figure 2019509670
は、第2のモニタ296の
Figure 2019509670
色空間における第1の色ピクセルを
Figure 2019509670
色空間における同一の色に変換する3×3変換(three by three transform)である。
一態様では、定義(2)及び(3)における3×3変換
Figure 2019509670
が経験的に決定される。モニタの場合、光度計を使用して、赤色、緑色、及び青色を表示するときにモニタから来る
Figure 2019509670
値を測定する。これらの
Figure 2019509670
値の3つのセットは変換行列
Figure 2019509670
を形成する。変換行列
Figure 2019509670
の第1列は、表示された赤色から測定された
Figure 2019509670
値であり、変換行列
Figure 2019509670
の第2列は、表示された緑色から測定された
Figure 2019509670
値であり、変換行列
Figure 2019509670
の最後の列は、表示された青色から測定された
Figure 2019509670
値である。
2つのモニタが同じ色を表現するために、色のそれらの
Figure 2019509670
表現が全ての色について等しいことが必要である:

Figure 2019509670
この式に式(3)の
Figure 2019509670
の定義を代入することは:

Figure 2019509670

又は

Figure 2019509670

をもたらす。
式(4)は、
Figure 2019509670
色空間における色域395CCFL内の色の、ディスプレイユニット295におけるピクセルの同一の色への直接マッピングの定義である。仮想原色変換コントローラ220によって実行されるマッピング、すなわち変換、式(2)の
Figure 2019509670
色空間のピクセルの定義を式(4)に代入することにより得られ、これは:

Figure 2019509670

Figure 2019509670

をもたらし、
ここで、

Figure 2019509670

である。
式(6)は、色域395CCFL内のピクセルの色の、色域395LED内の同一のピクセルの色に直接マッピングすることを定義する。2つの異なるディスプレイ技術上でシーン内の色のある種の歪みをもたらす他の変換とは異なり、直接マッピングでは、上述したように、第1のピクセルと第2のピクセルはシーン内の各ピクセルについて同一の色を有する。
式(6)で定義されたピクセルがモニタ296に送る前に、ピクセルは線形色空間からガンマ補正色空間に変換されなければならない。すなわち、

Figure 2019509670
式(6)によって定義される直接マッピングは、ディスプレイユニット295に対して1より大きいか又は0より小さい原色値を生成することができ、これらの値はそれぞれ1及び0に単純にクリッピングされる(clipped)。このクリッピング(clipping)は、汎用モニタによって表示される画像を歪め、それは当業者がこの直接マッピングが受け入れられないと言う理由である。しかし、手術部位のシーンでは、色域395LED外の色には通常は遭遇しないので、この直接マッピングは両方のディスプレイ技術において同じ色を正確に再現する。前述のように、直接マッピングは、2つの異なるディスプレイ技術上で手術シーンの色の歪みを生じさせない唯一のものである。
したがって、一態様では、仮想原色変換コントローラ220は、式(1)、(6)、及び(7)で定義された直接マッピングを実装する。仮想原色変換コントローラ220は、イメージングパイプライン210から受け取った手術部位のシーンの第1のピクセルの色を、LEDモニタ296上に表示される第2のピクセルの同一の色にマッピングする。ここでも、第1のピクセル及び第2のピクセルは、同じ色である。
コントローラ220によって実行される直接マッピングは、2つの異なるディスプレイ技術を使用して表示される手術部位のピクセルの色が同一であることを保証する。したがって、モニタ196及びモニタ296のそれぞれは、手術部位のシーンを表示し、モニタ196及びモニタ296が異なるディスプレイ技術を利用していても、2つの手術部位のシーンは、シーン全体を通して同一の色を有する。場合によっては、モニタ196及びモニタ296は、手術モニタと呼ばれる。
この場合も同様に、手術モニタ及び手術部位のシーンの使用は例示的なものに過ぎず、限定することを意図するものではない。上述のように、異なるディスプレイ技術を持つモニタの色域内の色のみを有するシーンは、異なるディスプレイ技術を持つモニタに表示されるシーンが同一の色を有するように、直接マッピングされることができる。言い換えると、2つの異なるディスプレイ技術の色域間の重複領域外の色を含まない、例えばシーンの全て色が2つの異なるディスプレイ技術の色域に共通であるシーンは、上述のように、異なるディスプレイ技術を有するモニタに表示されるシーンが同一の色を有するように、直接マッピングされることができる。
上述の仮想原色変換コントローラ220は、任意の数のモジュールによって実際に実装されてもよく、各モジュールは、コンポーネントの任意の組み合わせを含んでもよい。各モジュール及び各コンポーネントは、ハードウェア、プロセッサ上で実行されるソフトウェア、及びファームウェア、又はこれらの3つの任意の組み合わせを含み得る。また、本明細書で説明される仮想原色変換コントローラの機能及び動作は、1つのモジュールによって実行されてもよく、又は異なるモジュール間で又はモジュールの異なるコンポーネント間に振り分けられてもよい。異なるモジュール又はコンポーネントの間で振り分けられる場合、モジュール又はコンポーネントは、図2に示されるように1つの場所に集中されてもよく、分散処理目的のためにコンピュータ支援手術システムに分散されてもよい。
上記の例では、単一のイメージングパイプラインが示され、説明されている。しかしながら、立体シーンを利用するシステムでは、1つのパイプラインが左画像キャプチャユニットから左キャプチャフレームを処理し、別のパイプラインが右画像キャプチャユニットから右キャプチャフレームを処理するために、上述したパイプラインと同一の第2のパイプラインが使用される。第2のパイプラインについての上述の説明を繰り返すことは冗長であり、従って、ここでは明確にするために含まれていない。
本明細書では、コンピュータプログラム製品は、本明細書に記載の方法のいずれか1つ又は任意の組み合わせに必要なコンピュータ可読コードを格納するように構成される媒体、又はその中にその方法の任意の1つ又は組み合わせに対するコンピュータ可読コードが格納される。コンピュータプログラム製品のいくつかの例は、CD−ROMディスク、DVDディスク、フラッシュメモリ、ROMカード、フロッピーディスク、磁気テープ、コンピュータハードドライブ、ネットワーク上のサーバ、及びコンピュータ可読プログラムコードを表すネットワークを介して送信される信号である。有形の非一時的なコンピュータプログラム製品は、本明細書に記載の方法のいずれか1つ又は任意の組み合わせに対するコンピュータ可読命令を格納するように構成された媒体を含むか、又はその中に前記方法の任意の1つ又は任意の組み合わせに対するコンピュータ可読命令が格納される。有形の非一時的なコンピュータプログラム製品は、CD−ROMディスク、DVDディスク、フラッシュメモリ、ROMカード、フロッピーディスク、磁気テープ、コンピュータハードドライブ及び他の物理記憶媒体である。
本開示を考慮して、本明細書に記載された方法のいずれか1つ、又は同方法の任意の組み合わせで使用される命令は、ユーザにとって関心のあるオペレーティングシステム及びコンピュータプログラミング言語を使用する多種多様なコンピュータシステム構成で実施されることができる。
本明細書で使用されるとき、「第1」、「第2」、「第3」などは、異なる構成要素又は要素を区別するために使用される形容詞である。したがって、「第1」、「第2」、及び「第3」は、構成要素又は要素の順序を暗示することを意図せず、又は構成要素又は要素の総数を暗示することを意図しない。
本発明の態様及び実施形態を示す上記の説明及び添付の図面は、限定とみなされるべきではなく、特許請求の範囲が保護される発明を定義する。この説明及び請求項の精神及び範囲から逸脱することなく、様々な機械的、構成的、構造的、電気的及び動作的な変更を行うことができる。いくつかの例では、良く知られた回路、構造、及び技術は、本発明を不明瞭にすることを避けるために、詳細には示されていないか又は記載されていない。
さらに、この説明の用語は本発明を限定することを意図するものではない。例えば「下に(beneath)」、「下方に(below)」、「より下、下部(lower)」、「上方に(above)」、「より上、上部(upper)」、「近位」、「遠位」等の空間的に相対的な用語は、図に示すように、一つの要素又は特徴の他の要素又は特徴に対する関係を説明するために使用され得る。これらの空間的に相対的な用語は、図に示された位置及び向きに加えて、使用中又は動作中の装置の異なる位置(すなわち、場所)及び向き(すなわち、回転配置)を包含することが意図される。例えば、図中の装置がひっくり返された場合、他の要素又は機能の「下方」又は「下に」と記載された要素は、他の要素又は機能の「上方」又は「上」になる。したがって、例示的な用語「下方」は、上及び下の両方の位置及び方向を含むことができる。装置は、別の状態に向けられる(90度又は他の向きに回転させられる)ことができ、本明細書において用いられる空間的に相対的な記述語はそれに応じて解釈され得る。同様に、様々な軸に沿った及びその周りの動きの記述は、様々な特殊な装置の位置及び向きが含まれる。
単数形「1つの(a、an、the)」は、文脈が別のことを示さない限り、複数形も含むことが意図される。用語「有する、備える(comprise)」、「有している、備えている(comprising)」、「含む(includes)」等は、述べられた特徴、ステップ、動作、要素、及び/又は構成要素の存在を明示するが、1つ又は複数の他の特徴、ステップ、動作、要素、構成要素、及び/又はそれらのグループの存在又は追加を排除しない。結合されていると記載される構成要素は、電気的又は機械的に直接結合されてもよく、又は1つ若しくは複数の中間構成要素を介して間接的に結合されてもよい。
全ての例及び例証の引用は非限定的なものであり、特許請求の範囲を本明細書に記載された特定の実装及び実施形態並びにそれらの均等物に限定するために使用されるべきではない。1つの見出しの下にあるテキストは、1つ又は複数の見出しの下にあるテキストを参照するか又はテキストに適用される可能性があるため、見出しは単に書式化のためのものであり、如何なる方法でも主題を制限するために使用されるべきではない。最後に、本開示を考慮して、1つの態様又は実施形態に関連して説明された特定の特徴は、具体的に図面に示されていない又は本文に記載されていないとしても、本発明の他の開示された態様又は実施形態に適用されることができる。
上述の実施形態は、本開示を例示するが、本開示を限定するものではない。本開示の原理に従う多くの修正及び変形が可能であることも理解されるべきである。例えば、多くの態様において、本明細書に記載の装置は、単一ポートデバイスとして使用される。すなわち、外科処置を完了するために必要な全ての構成要素は、単一のエントリポートを介して体に入る。しかし、いくつかの態様では、複数の装置及びポートを使用することができる。

Claims (20)

  1. 第1のピクセルの第1の色を、第2のディスプレイ技術を有する第2のディスプレイ装置に表示するために第2のピクセルの第2の色に直接マッピングするステップであって、前記第2の色は前記第1の色と同一であり、前記第1のピクセルの前記第1の色は、第1のディスプレイ技術の第1の実際の原色の少なくとも3つのサブピクセルの組み合わせによって定義され、前記第2のピクセルの前記第2の色は、前記第2のディスプレイ技術の第2の実際の原色の少なくとも3つのサブピクセルの組み合わせによって定義され、前記第2の実際の原色は、前記第1の実際の原色とは異なる、ステップ、
    を含む、方法。
  2. 前記第2のディスプレイ装置に前記第2のピクセルを表示するステップをさらに含む、
    請求項1に記載の方法。
  3. 前記第2のピクセルは、手術シーンの一部である、
    請求項1に記載の方法。
  4. 前記第1のピクセルの前記第1の色は、第1のディスプレイ装置の色域内にあり、
    前記第2のピクセルの前記第2の色は、前記第2のディスプレイ装置の色域内にある、
    請求項1に記載の方法。
  5. 前記第1のディスプレイ装置の前記色域は、冷陰極蛍光管でバックライト照射される液晶ディスプレイモニタの色域である、
    請求項4に記載の方法。
  6. 前記第2のディスプレイ装置の前記色域は、発光ダイオードによってバックライト照射される液晶ディスプレイモニタの色域である、
    請求項5に記載の方法。
  7. 前記第2のディスプレイ装置の前記色域は、発光ダイオードによってバックライト照射される液晶ディスプレイモニタの色域である、
    請求項4に記載の方法。
  8. 前記第1のピクセルの前記第1の色を、前記第2のディスプレイ技術を有する前記第2のディスプレイ装置に表示するために前記第2のピクセルの前記第2の色に直接マッピングする前記ステップは:
    前記第1のピクセルの前記第1の色を、
    Figure 2019509670
    色空間における第3のピクセルの同一の色に直接マッピングするステップを含む、
    請求項1に記載の方法。
  9. 前記第1のピクセルの前記第1の色を、前記第2のディスプレイ技術を有する前記第2のディスプレイ装置に表示するために前記第2のピクセルの前記第2の色に直接マッピングする前記ステップは:
    前記
    Figure 2019509670
    色空間における前記第3のピクセルの前記色を、前記第2のピクセルの同一の色に直接マッピングするステップであって、前記第2のピクセルの前記同一の色は前記第2の色である、ステップを含む、
    請求項8に記載の方法。
  10. 前記第1のピクセルの前記色を前記
    Figure 2019509670
    色空間における前記第3のピクセルの前記同一の色に直接マッピングする前記ステップ、及び前記
    Figure 2019509670
    色空間における前記第3のピクセルの前記色を前記第2のピクセルの前記同一の色に直接マッピングする前記ステップは、単一のマッピング動作で一緒に実行される、
    請求項9に記載の方法。
  11. ディスプレイ技術を有するディスプレイ装置にシーンを表示するステップであって、表示される前記シーンは、複数のピクセルを含み、前記複数のピクセルの各々は色を有し、前記複数のピクセルの各々の前記色は、前記シーンが異なるディスプレイ技術を有する異なるディスプレイ装置に表示されるとき、前記シーン内の対応する複数のピクセルの対応するピクセルの色と同じ色である、ステップ、を含む、
    方法。
  12. 前記シーンは手術シーンである、
    請求項1に記載の方法。
  13. 前記複数のピクセルの各々の前記色は、前記ディスプレイ装置の色域内にあり、前記対応する複数のピクセルの各々の前記色は、前記異なるディスプレイ装置の色域内にある、
    請求項1に記載の方法。
  14. 前記異なるディスプレイ装置の前記色域は、冷陰極蛍光管でバックライト照射される液晶ディスプレイモニタの色域である、
    請求項13に記載の方法。
  15. 前記ディスプレイ装置の前記色域は、発光ダイオードによってバックライト照射される液晶ディスプレイモニタの色域である、
    請求項13に記載の方法。
  16. ディスプレイユニットを有する装置であって、
    前記ディスプレイユニットは、仮想原色変換コントローラとディスプレイ装置とを有し、
    前記仮想原色変換コントローラは、複数のピクセルを受け取るように構成され、前記複数のピクセルの第1のピクセルは、第1の実際の原色の3つのサブピクセルの第1の組み合わせによって定義される第1の色を有し、前記仮想原色変換コントローラは、前記第1のピクセルの前記第1の色を第2のピクセルの第2の色に直接マッピングするように構成され、前記第2のピクセルの前記第2の色は、第2の実際の原色の3つのサブピクセルの第2の組み合わせによって定義され、前記第1の色と前記第2の色は同じ色であり、
    前記ディスプレイ装置は、前記仮想原色変換コントローラに結合され、前記ディスプレイ装置は、前記第2のピクセルを受け取るとともに、前記第2のピクセルを表示するように構成される、
    装置。
  17. 前記第2のピクセルは手術シーンの一部である、
    請求項16に記載の方法。
  18. 前記第1のピクセルの前記第1の色を前記第2のピクセルの前記第2の色に直接マッピングするように構成される前記仮想原色変換コントローラは、
    前記第1のピクセルの前記色を
    Figure 2019509670
    色空間における第3のピクセルの同一の色に直接マッピングするように構成される前記仮想原色変換コントローラを含む、
    請求項16に記載の方法。
  19. 前記第1のピクセルの前記第1の色を前記第2のピクセルの前記第2の色に直接マッピングするように構成される前記仮想原色変換コントローラは、
    前記
    Figure 2019509670
    色空間における前記第3のピクセルの前記色を、前記第2のピクセルの同一の色に直接マッピングするように構成される前記仮想原色変換コントローラを含み、前記第2のピクセルの前記同一の色は前記第2の色である、
    請求項18に記載の方法。
  20. 前記第1のピクセルの前記色を前記
    Figure 2019509670
    色空間における前記第3のピクセルの前記同一の色に直接マッピングするように構成される前記仮想原色変換コントローラ及び前記
    Figure 2019509670
    色空間における前記第3のピクセルの前記色を前記第2のピクセルの前記同一の色に直接マッピングするように構成される前記仮想原色変換コントローラは、単一の直接マッピングを実行するように構成される前記仮想原色コントローラを含む、
    請求項19に記載の方法。
JP2018542229A 2016-02-12 2017-02-10 仮想原色を使用して手術用ディスプレイ技術をマッチングさせること Pending JP2019509670A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US201662294939P 2016-02-12 2016-02-12
US62/294,939 2016-02-12
PCT/US2017/017353 WO2017139563A1 (en) 2016-02-12 2017-02-10 Matching surgical display technologies using virtual primaries

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2019509670A true JP2019509670A (ja) 2019-04-04

Family

ID=59563577

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018542229A Pending JP2019509670A (ja) 2016-02-12 2017-02-10 仮想原色を使用して手術用ディスプレイ技術をマッチングさせること

Country Status (6)

Country Link
US (2) US10675117B2 (ja)
EP (1) EP3414898A4 (ja)
JP (1) JP2019509670A (ja)
KR (1) KR20180104761A (ja)
CN (1) CN108713319A (ja)
WO (1) WO2017139563A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023130047A1 (en) * 2021-12-30 2023-07-06 Canon U.S.A., Inc. Systems and methods for virtual reality immersive calling

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0777954A (ja) * 1992-12-15 1995-03-20 E I Du Pont De Nemours & Co カラーマッチング方法および装置
JP2001222709A (ja) * 2000-02-07 2001-08-17 Olympus Optical Co Ltd 色変換装置及び色変換方法
JP2015066262A (ja) * 2013-09-30 2015-04-13 富士フイルム株式会社 画像処理装置、画像処理システム、及び画像処理方法

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6424885B1 (en) 1999-04-07 2002-07-23 Intuitive Surgical, Inc. Camera referenced control in a minimally invasive surgical apparatus
EP2273480A3 (en) * 2001-06-11 2012-02-22 Genoa Color Technologies Ltd. Device, system and method for color display
KR101477121B1 (ko) 2006-06-13 2014-12-29 인튜어티브 서지컬 인코포레이티드 미소절개 수술 시스템
US8860745B2 (en) * 2009-06-01 2014-10-14 Stmicroelectronics, Inc. System and method for color gamut mapping
WO2011143117A2 (en) 2010-05-13 2011-11-17 Dolby Laboratories Licensing Corporation Gamut compression for video display devices
US9324250B2 (en) * 2011-09-09 2016-04-26 Dolby Laboratories Licensing Corporation High dynamic range displays comprising MEMS/IMOD components
EP2672712A1 (en) * 2012-06-07 2013-12-11 Thomson Licensing Scene-dependent color gamut mapping
MX2016012636A (es) 2014-03-27 2016-12-14 Microsoft Technology Licensing Llc Ajuste de cuantificacion/escalamiento y cuantificacion/escalamient o inverso cuando se cambian espacios de color.
US20150287354A1 (en) * 2014-04-03 2015-10-08 Qualcomm Mems Technologies, Inc. Error-diffusion based temporal dithering for color display devices
CN104972767B (zh) * 2014-04-04 2016-08-17 株式会社理光 医疗图像打印装置及其医疗图像打印系统
JP6099603B2 (ja) * 2014-08-04 2017-03-22 富士フイルム株式会社 医用画像処理装置及びその作動方法並びに内視鏡システム
KR101927968B1 (ko) * 2014-11-14 2018-12-11 삼성전자주식회사 메타 데이터에 기초하여 영상을 디스플레이하는 방법 및 디바이스, 그에 따른 기록매체

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0777954A (ja) * 1992-12-15 1995-03-20 E I Du Pont De Nemours & Co カラーマッチング方法および装置
JP2001222709A (ja) * 2000-02-07 2001-08-17 Olympus Optical Co Ltd 色変換装置及び色変換方法
JP2015066262A (ja) * 2013-09-30 2015-04-13 富士フイルム株式会社 画像処理装置、画像処理システム、及び画像処理方法

Also Published As

Publication number Publication date
EP3414898A1 (en) 2018-12-19
US20200261181A1 (en) 2020-08-20
US20190029771A1 (en) 2019-01-31
KR20180104761A (ko) 2018-09-21
CN108713319A (zh) 2018-10-26
WO2017139563A1 (en) 2017-08-17
US10675117B2 (en) 2020-06-09
EP3414898A4 (en) 2019-09-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11941734B2 (en) Rendering tool information as graphic overlays on displayed images of tools
US11263984B2 (en) Image signal luminance processing method, device and display apparatus
CN110087574B (zh) 具有增强现实显示的手术系统
CN110650703B (zh) 手术导航系统
US7774044B2 (en) System and method for augmented reality navigation in a medical intervention procedure
US10614555B2 (en) Correction processing of a surgical site image
WO2018096987A1 (ja) 情報処理装置および方法、並びにプログラム
US20180267287A1 (en) Operating microscope having an image sensor and a display, and method for operating an operating microscope
US20220015616A1 (en) Combining near-infrared information with colored images in image-guided surgery
US20220215539A1 (en) Composite medical imaging systems and methods
US20210343088A1 (en) Mixed reality systems and methods for indicating an extent of a field of view of an imaging device
JP2022519203A (ja) 外科空間への外科器具の挿入を容易にするシステム及び方法
US20200261181A1 (en) Using at least one virtual primary color to map image colors across display technologies
Jiang et al. User's image perception improved strategy and application of augmented reality systems in smart medical care: A review
JP7457019B2 (ja) 医療撮像システム及び方法
US20210378748A1 (en) Anatomical structure visualization systems and methods
JP2000148983A (ja) 仮想化内視鏡装置
US20230363852A1 (en) Multi-Viewpoint Video Capturing Device
US11494954B2 (en) Optical system and corresponding apparatus, method and computer program
JP7461689B2 (ja) 推論装置、情報処理方法、及びコンピュータプログラム
US20210338366A1 (en) Mixed reality systems and methods for indicating an extent of a field of view of an imaging device

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180827

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200128

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20201202

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20201208

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210305

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20210601