JP2000148983A - 仮想化内視鏡装置 - Google Patents

仮想化内視鏡装置

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JP2000148983A
JP2000148983A JP32407098A JP32407098A JP2000148983A JP 2000148983 A JP2000148983 A JP 2000148983A JP 32407098 A JP32407098 A JP 32407098A JP 32407098 A JP32407098 A JP 32407098A JP 2000148983 A JP2000148983 A JP 2000148983A
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Hisayasu Yumiza
久育 弓座
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Canon Medical Systems Corp
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Toshiba Corp
Toshiba Medical Systems Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 十分な奥行き感のある仮想化内視鏡画像を表
示すること。 【解決手段】 仮想化内視鏡装置のHDDにはX線CT
装置から器官の3次元画像データを予め取り込んでお
く。CPUはHDD内の3次元画像データより、恰も内
視鏡で見たような器官の表面画像、即ち仮想化内視鏡画
像を作成して画像メモリに展開する。その際、CPUは
前記内視鏡の視点からの距離に応じて、前記画像を構成
するピクセルの表示時の明るさを、前記距離が大きいほ
ど暗くなるように設定する。その後、画像表示制御部は
画像メモリ内の仮想化内視鏡画像データをディスプレイ
に表示する。これにより、ディスプレイに表示された仮
想化内視鏡画像には前記視点から遠いピクセルほど暗く
なるように明暗が付けられた十分な奥行き感がある画像
が表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、3次元画像を画像
処理して作成した内視鏡類似画像を表示する仮想化内視
鏡装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、被検体内を撮像する撮像部を
被検体内に入れて、その撮像部近くの性状を画像化する
手段として、光学内視鏡や超音波内視鏡などの各種内視
鏡が開発されている。その一方、前記内視鏡が取得する
であろう画像と類似する画像を、例えば、X線CT装
置、MRI装置などの他の手段から得られた3次元画像
データを、画像処理することにより、前記内視鏡を用い
て観察した際に得られる画像と類似する画像(以降、仮
想化内視鏡画像と称する)に変換して表示する仮想化内
視鏡装置が開発されている。
【0003】従って、仮想化内視鏡装置とは、3次元画
像から、恰も内視鏡で観察するように人体内部の仮想化
内視鏡画像を作成して表示することにより、人体内部を
自由に探索しながら観察したり、その結果に基づいて画
像診断を行う装置である。
【0004】このような仮想化内視鏡装置では、ワーク
ステーション等のディスプレイに、仮想化内視鏡の視点
から見た臓器等の表面画像を1枚表示し、術者はこの画
像を見て上記した人体内部の観察や或いは画像診断を行
っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の仮想化
内視鏡装置では、ワークステーション等のディスプレイ
に、仮想化内視鏡の視点から見た臓器の表面画像をその
まま表示するため、本物の内視鏡画像に比べて画像の奥
行き感が十分表示されず、場合によっては、観察や診断
がしにくいという問題があった。
【0006】本発明は、上述の如き従来の課題を解決す
るためになされたもので、その目的は、十分な奥行き感
のある仮想化内視鏡画像を表示することができる仮想化
内視鏡装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1の発明の特徴は、3次元画像を画像処理して恰
も内視鏡の視点から見た画像と類似する仮想化内視鏡画
像を作成して、これを表示する仮想化内視鏡装置におい
て、前記仮想化内視鏡画像に明暗を付けて表示すること
にある。
【0008】この第1の発明によれば、例えば、前記仮
想化内視鏡画像を作成する際、前記視点から近い部分は
明るく、遠い部分は暗くなるように画像に明暗を付けて
表示すれば、十分な奥行き感のある前記仮想化内視鏡画
像を得ることができる。
【0009】第2の発明の特徴は、3次元画像を画像処
理して恰も内視鏡の視点から見た画像と類似する仮想化
内視鏡画像を作成して、これを表示する仮想化内視鏡装
置において、前記仮想化内視鏡画像を作成する際に、前
記内視鏡の視点から前記仮想化内視鏡画像を構成する全
部又は一部の画素までの距離に応じて、これら各画素の
表示時の明るさが変化するように画像を補正する補正手
段を具備することにある。
【0010】第3の発明の前記補正手段は、前記内視鏡
の視点から前記仮想化内視鏡画像を構成する全部又は一
部の画素までの距離の2乗に反比例して、これら画素の
表示時の明るさを変化させるように画像を補正する。
【0011】第4の発明の前記補正手段は、前記内視鏡
の視点から前記仮想化内視鏡画像を構成する全部又は一
部の画素までの距離に反比例して、これら画素の表示時
の明るさを変化させるように画像を補正する。
【0012】第5の発明の特徴は、3次元画像を画像処
理して恰も内視鏡の視点から見た画像と類似する仮想化
内視鏡画像を作成して、これを表示する仮想化内視鏡装
置において、前記内視鏡の視点を変えて2枚の仮想化内
視鏡画像を作成する手段と、前記作成された2枚の仮想
化内視鏡画像を、同一画面を2分割した各領域に表示す
る手段とを具備することにある。
【0013】この第5の発明によれば、左目で見た場合
の前記視点で1枚の仮想化内視鏡画像を作成し、右目で
見た場合の前記視点でもう1枚の仮想化内視鏡画像を作
成し、これら2枚の画像を前記同一画面の左右に表示し
た後、これらを立体視ビュアーなどを通して見れば、立
体感のある1枚の仮想化内視鏡画像を見ることができ、
十分な奥行き感が得られる。
【0014】第6の発明の特徴は、前記同一画面に表示
された2枚の仮想化内視鏡画像を立体的な1枚の画像と
して見るための立体視ビュアーを備えたことにある。
【0015】第7の発明の特徴は、前記作成された2枚
の仮想化内視鏡画像に明暗を付けて前記同一画面の各領
域に表示することにある。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は、本発明の仮想化内視鏡装
置の第1の実施の形態を示した構成図である。仮想化内
視鏡装置は、仮想化内視鏡の視点からみた器官の表面等
を示した仮想化内視鏡画像を表示する機能等を有するデ
ィスプレイ18と、3次元画像データを用いて、仮想化
内視鏡の視点から見た器官の表面画像等を作成し、且つ
作成画像に明暗を付ける機能を有する画像処理部30か
ら成っている。
【0017】図2は図1に示した仮想化内視鏡装置の詳
細例を示したブロック図である。仮想化内視鏡装置1は
画像を処理するための計算などを行うと共に、システム
全体を制御するCPU11、このCPU11が動作する
ために必要データなどを保持するワーク用メモリ12、
オペレータ等の指示などを入力する入力部(例えばキー
ボードやマウス等)13、画像データを格納する画像メ
モリ16、X線CT装置2の画像データ処理用のワーク
ステーション21との接続を行うインターフェース1
4、このインターフェース14を介してワークステーシ
ョン21から転送されて来る3次元画像データを格納す
る大容量記憶装置(HDD)15、表示するための仮想
化画像データを記憶する画像メモリ16、ディスプレイ
18へ画像を表示するための制御を行う画像表示制御部
17、仮想化内視鏡画像などを表示するディスプレイ1
8を有している。尚、ディスプレイ18を除いた残りの
部分が画像処理部30を構成している。
【0018】次に本実施の形態の動作について説明す
る。まず、仮想化内視鏡装置1は、X線CT装置2のワ
ークステーション21で、リージョングローイング法等
により抽出した器官の3次元画像データをインターフェ
ース14を介してHDD15に予め取り込んでおく。
【0019】CPU11は入力部13などから予め入力
された設定値などに基づいてHDD15内の3次元画像
データを、恰も内視鏡で観察したような仮想化内視鏡画
像に変換して、画像メモリ16に展開する。画像メモリ
16に展開された仮想化内視鏡画像データは、画像表示
制御部17によりディスプレイ18の画面に表示され
る。
【0020】その際、CPU11は前記仮想化内視鏡画
像を作成するための視点(以降、仮想化内視鏡の視点と
称する)から器官までの距離に応じて画像の明るさを変
化させる処理を以下に述べるような手順で行う。
【0021】まず、CPU11は画像メモリ16に格納
されている器官の3次元画像データの中で、ディスプレ
イ18に表示される全ピクセルと仮想化内視鏡の視点と
の距離を求める。ここでは、例えば、図3の上図に示す
ように、ディスプレイ18に256×256マトリクス
サイズの気管の表面画像を表示する。この時表示される
3次元画像データは、図3の下図の斜線で示す部分であ
る。
【0022】例えば、図3の上図の点Pは、図3の下図
の点P´をディスプレイ18に表示している。
【0023】仮想化内視鏡の視点O(xo、yo、z
o)と点P´(Xp’、Yp’、Zp’)との距離OP
´は、次の式により求められる。
【0024】√{(Xp’−xo)2 +(Yp’−y
o)2 +(Zp’−zo)2 } ディスプレイ18内の他の点も上式を用いて同様に求め
ることができる。
【0025】次に、CPU11は視点Oからの距離に応
じて、ピクセル値を補正する。即ち、画像の明るさを視
点Oとの距離の2乗に反比例するように各ピクセル毎に
設定する。但し、ピクセル値が低いほど、画像が暗くな
るとする。
【0026】例えば、図3に示した気管の3次元画像デ
ータのうち、視点Oに最も近いピクセルが点Qであると
する。ここで、視点Oと点Qとの距離OQが100で、
視点Oと点P´との距離OP´が130で、補正前の点
Qのピクセル値が200で、点P´のピクセル値が20
0であるとすると、補正後の点Qのピクセル値は、20
0×(OQ/OQ)2 =200となり、点P´のピクセ
ル値は、200×(OQ/OP)2 =118となる。但
し、小数点以下は四捨五入してある。
【0027】その後、CPU11は補正後のピクセル値
を用いて、ディスプレイ18に器官の表面画像を表示す
る。これにより、ディスプレイ18には、視点Oから遠
い部分ほど暗くなる仮想化内視鏡画像が表示される。
【0028】本実施の形態によれば、ディスプレイ18
に視点Oから遠い画素ほど暗くなる仮想化内視鏡画像を
表示することができるため、術者は本物の内視鏡画像と
同様に仮想化内視鏡画像の奥行きを十分に感じることが
できる。このため、器官の位置関係を把握し易くなり、
観察や診断を容易且つ正確に行うことができる。
【0029】尚、上記実施の形態ではピクセル値の補正
方法として距離の2乗に反比例して補正したが、補正方
法は前記に限定されず、別な方法、例えば距離に反比例
させて補正しても、奥行き感のある仮想化内視鏡画像を
表示させることができる。但し、距離に反比例させた場
合は距離の2乗に反比例させた場合よりも奥行きが浅く
感じられる。
【0030】又、ディスプレイ18に表示する画像のピ
クセル値は前記に限定されず、別の値、例えば補正前の
ピクセル値を用いて表示できるようにし、例えば、補正
前の仮想化内視鏡画像と、補正後の仮想化内視鏡画像を
切り替えて表示できるようにしてもよい。その際、本例
では、ディスプレイ18に、器官の表面画像を1枚表示
したが、表示される画像枚数は前記に限定されず、例え
ば、ディスプレイ18の画面を2分割し、補正前の画像
と補正後の画像を両方表示しても良い。更に、本例では
ディスプレイ18に表示する全ピクセルについて補正を
行ったが、補正するピクセルは前記に限定されず、別の
方法、例えば1画素おきに補正することにより、補正画
像を短時間に得るようにしてもよい。
【0031】更に、上記実施の形態では、ディスプレイ
18に、気管の表面画像を表示したが、表示される臓器
は前記に限定されず、別の臓器、例えば、大腸等でも良
し、画像加工などを行うためのワイヤーフレーム画像等
でも良い。
【0032】更に、本例では、ディスプレイ18に、2
56×256マトリクスサイズの仮想化内視鏡画像を表
示したが、表示されるピクセル数は前記に限定されず、
例えば512×512マトリクスサイズの画像でも良
い。又、3次元画像データの取得手段としてはX線CT
装置2の他に、MRI装置、SPECT、PET、3次
元超音波診断装置等でもよい。
【0033】図4は本発明の仮想化内視鏡装置の第2の
実施の形態を示した構成図である。仮想化内視鏡装置
は、各種器官の表面等を示した仮想化内視鏡画像を表示
する機能を有するディスプレイ18と、3次元画像デー
タを用いて、仮想化内視鏡の視点から見た器官の表面画
像等を作成する機能を有する画像処理部30及びディス
プレイ18に表示されている画像を立体視するための立
体視ビュアー3から成っている。この立体視ビュアー3
には術者が覗くための2個の覗き穴31が開けられてい
る。
【0034】又、画像処理部30には表示条件等を入力
するウインドを開いたり、数値を入力したりするために
用いる入力部としてマウス4が接続されている。尚、画
像処理部30の構成は図2に示した第1の実施の形態と
同様であるため、以降、図2の構成を借用して説明す
る。
【0035】ここで、ディスプレイ18は、視点が異な
る2枚の仮想内視鏡画像を同時に表示する機能を有し、
画像処理部30は右目から見た器官の仮想内視鏡画像及
び左目から見た器官の仮想内視鏡画像を構成する機能を
有し、立体視ビュアー3は、この覗き穴31からディス
プレイ18の画面を覗くことにより、ディスプレイ18
の画面に表示された左右2枚の仮想化内視鏡画像を立体
視できる機能を有している。
【0036】次に本実施の形態の動作について説明す
る。本例は、ディスプレイ18に、右目から見た仮想化
内視鏡画像と、左目から見た仮想化内視鏡画像を同時に
表示し、術者がこれを立体視ビュアー3を通して見るこ
とにより、仮想化内視鏡画像を立体視するものである。
【0037】本例も、予め、X線CT装置2のワークス
テーション21で、リージョングローイング法等により
抽出した器官の3次元画像データをインターフェース1
4を介してHDD15に取り込んでおく。
【0038】CPU11は予め入力部13などから入力
された設定値などに基づいてHDD15内の3次元画像
データを、画像処理により左目の仮想化内視鏡の視点を
有する左目用仮想化内視鏡画像データと、右目の仮想化
内視鏡の視点を有する右目用仮想化内視鏡画像データに
変換して画像メモリ16に展開する。画像表示制御部1
7はディスプレイ18の画面を左右2つに分割し、得ら
れた2領域に、画像メモリ16内の左目から見た仮想化
内視鏡画像と右目から見た仮想化内視鏡画像を図5に示
すように表示する。
【0039】ここで、図5では、気管41と左主気管4
2と右主気管43を示した2枚の仮想化内視鏡画像が左
画面と右画面に表示されている。これら左画面と右画面
に表示された仮想化内視鏡画像は、図6に示すように中
心視線がOL、ORで示されるように異なっている。
【0040】次に上記左目用、右目用の仮想化内視鏡画
像を得るための設定手順について説明する。まず、左目
OLと右目ORの距離LRを決めるが、この値はシステ
ム立ち上げ時(電源投入時)にはデフォルト値となって
いる。ここでは、距離LRのデフォルト値を図6に示す
ように1cmとする。この値を変更したい場合はマウス
4の右ボタンをクリックする。これにより、ディスプレ
イ18の画面に図7に示すようなウインドが開く。この
ウインドに表示された左右の目の距離LRには、デフォ
ルトの”1”が入っているので、”1”をマウス4の右
ボタンでクリックし、数字の右側にある矢印を右ボタン
で必要な回数だけクリックし、OKボタンを右ボタンで
クリックすることにより、前記距離LRを変更でき、こ
の時の変更値はメモリ12に設定される。キャンセルし
たい場合は、キャンセルボタンをマウス4の右ボタンで
クリックする。次の立ち上げ時からはこの表示条件で立
ち上がる。
【0041】次に左目と右目の中心視線(主光線)を決
める。これは、図6に示すように左目の中心視線と右目
の中心視線との成す角θを決めることであり、デフォル
ト値は30度であるとする。ここで、左目OL、右目O
Rの中心視線の交点Fは同一平面上にあるとする。更
に、左目の視界、右目の視界の角度φは同じであり、こ
のφのデフォルト値は60度であるとする。
【0042】上記した角度θや角度φを変更したい場合
は、マウス4を用いて距離LRを変更する場合と同様に
して行う。この際、図5に示すように、左目をディスプ
レイ18の画面の左半分の真ん中Lに、右目を同画面の
右半分の真ん中Rにする。更に、中心視線の交点Fは、
図5に示すように、右目、左目と重なるようにする。
【0043】その後、ディスプレイ18の左右の画面に
表示された2枚の仮想化内視鏡画像を、術者は立体視ビ
ュアー3を用いて立体視する。
【0044】本実施の形態によれば、3次元画像データ
より仮想化内視鏡の視点が異なる左目用、右目用の仮想
化内視鏡画像データを作成し、これをディスプレイ18
の画面の左右に表示し、これを立体視ビュアー3を通し
て見ることにより、術者は立体的で十分な奥行き感のあ
る仮想化内視鏡画像を見ることができ、図1に示した第
1の実施の形態と同様の効果がある。
【0045】尚、本例では、右目、左目をそれぞれディ
スプレイ18の右半分、左半分の真ん中に表示したが、
表示する場所は前記に限定されず、別な場所、例えば真
ん中より少し右側等でも良い。
【0046】更に、本例では、変更した表示条件でシス
テムが立ち上がるとしたが、立ち上がる状態はこれに限
定されず、別の状態、例えば、システムに入力されたデ
フォルト表示条件で常に立ち上がっても良い。
【0047】又、上記実施の形態では、左目用、右目用
の仮想化内視鏡画像に明暗を付けることはしなかった
が、これら仮想化内視鏡画像を作成する際の仮想化内視
鏡の視点から前記画像を構成する各ピクセルまでの距離
に応じて、その表示時の明るさを変化させるような画像
補正を行うことにより、左目用、右目用の仮想化内視鏡
画像に明暗を付けて、これら画像をディスプレイ18の
左右の画面に表示し、これを立体視ビュアー3を通して
見ることにより、更に奥行き感のあるリアルな画像を得
ることができる。
【0048】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の仮
想化内視鏡装置によれば、十分な奥行き感のある仮想化
内視鏡画像を表示することができるため、術者は前記画
像に表示されている各部分の遠近を容易に把握すること
ができ、人体内部の観察や或いは画像診断を正確且つ容
易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の仮想化内視鏡装置の第1の実施の形態
を示した構成図である。
【図2】図1に示した画像処理部の詳細例を示したブロ
ック図である。
【図3】図1に示したディスプレイに表示する仮想化内
視鏡画像の明暗の付け方を説明する図である。
【図4】本発明の仮想化内視鏡装置の第2の実施の形態
を示した構成図である。
【図5】図4に示したディスプレイに表示された2枚の
仮想化内視鏡画像例を示した図である。
【図6】図5に示された仮想化内視鏡画像の表示条件等
を説明するための断面図である。
【図7】図5に示したディスプレイの画面に開かれた表
示条件設定用のウインド例を示した図である。
【符号の説明】
1 仮想化内視鏡装置 2 X線CT装置 3 立体視ビュアー 4 マウス 11 CPU 12 メモリ 13 入力部 14 インターフェース 15 大容量記憶装置(HDD) 16 画像メモリ 17 画像表示制御部 18 ディスプレイ 21 ワークステーション 30 画像処理部 31 覗き穴 41 気管 42 右主気管支 43 左主気管支
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 19/00 A61B 5/05 380 H04N 13/04 G06F 15/42 X Fターム(参考) 4C061 AA07 BB06 CC00 DD00 WW20 4C093 AA22 CA23 FF43 FG20 4C096 AB50 AD14 AD15 DC36 DC40 DD20 5B057 CA13 CB13 CE11 5C061 AA06 AB01 AB08 AB12 AB18 AB21 AB24

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 3次元画像を画像処理して恰も内視鏡の
    視点から見た画像と類似する仮想化内視鏡画像を作成し
    て、これを表示する仮想化内視鏡装置において、 前記仮想化内視鏡画像に明暗を付けて表示することを特
    徴とする仮想化内視鏡装置。
  2. 【請求項2】 3次元画像を画像処理して恰も内視鏡の
    視点から見た画像と類似する仮想化内視鏡画像を作成し
    て、これを表示する仮想化内視鏡装置において、 前記仮想化内視鏡画像を作成する際に、前記内視鏡の視
    点から前記仮想化内視鏡画像を構成する全部又は一部の
    画素までの距離に応じて、これら画素の表示時の明るさ
    が変化するように画像を補正する補正手段を具備するこ
    とを特徴とする仮想化内視鏡装置。
  3. 【請求項3】 前記補正手段は、前記内視鏡の視点から
    前記仮想化内視鏡画像を構成する全部又は一部の画素ま
    での距離の2乗に反比例して、これら画素の表示時の明
    るさを変化させるように画像を補正することを特徴とす
    る請求項2記載の仮想化内視鏡装置。
  4. 【請求項4】 前記補正手段は、前記内視鏡の視点から
    前記仮想化内視鏡画像を構成する全部又は一部の画素ま
    での距離に反比例して、これら画素の表示時の明るさを
    変化させるように画像を補正することを特徴とする請求
    項2記載の仮想化内視鏡装置。
  5. 【請求項5】 3次元画像を画像処理して恰も内視鏡の
    視点から見た画像と類似する仮想化内視鏡画像を作成し
    て、これを表示する仮想化内視鏡装置において、 前記内視鏡の視点を変えて2枚の仮想化内視鏡画像を作
    成する手段と、 前記作成された2枚の仮想化内視鏡画像を、同一画面を
    2分割した各領域に表示する手段とを具備することを特
    徴とする仮想化内視鏡装置。
  6. 【請求項6】 前記同一画面に表示された2枚の仮想化
    内視鏡画像を立体的な1枚の画像として見るための立体
    視ビュアーを備えたことを特徴とする請求項5記載の仮
    想化内視鏡装置。
  7. 【請求項7】 前記作成された2枚の仮想化内視鏡画像
    に明暗を付けて前記同一画面の各領域に表示することを
    特徴とする請求項5又は6記載の仮想化内視鏡装置。
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