JP2019509111A5

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Publication number: JP2019509111A5
Application number: JP2018545849A
Authority: JP
Filing date: 2017-03-03
Publication date: 2020-01-30
Anticipated expiration: 2037-03-03

Claims

皮下脂肪組織を治療するために適切な装置であって、
ａ．近位面と遠位面を有して超音波振動を発生する超音波トランスデューサと、
ｂ．ソノトロード軸と広い遠位キャップ部を規定する狭い近位軸部を含むソノトロードと、を備え、
前記軸部は遠位端を有すると共に前記ソノトロードの近位面を支え、前記ソノトロードは前記ソノトロードの前記近位面を介して前記超音波トランスデューサの前記遠位面に音響的に結合し、
前記キャップ部は近位に面する後側と前記ソノトロードの遠位作用面と外周とを有し、
前記軸部の前記遠位端は前記キャップ部の前記後側に合致し、
前記軸部の前記遠位端は前記キャップ部の前記後側に合致し、前記ソノトロード軸に垂直な前記キャップ部の断面積は前記ソノトロード軸に垂直な前記軸部の前記遠位端の断面積より少なくとも４倍大きく、
前記ソノトロードは選択された超音波周波数のための音響振幅変換器として構成され、
前記キャップ部は、２ｍｍ以上１０ｍｍ以下の厚さであり、
前記キャップ部の前記作用面と前記後側の両方の表面積の少なくとも７０％は平坦で,
前記ソノトロード軸に垂直であり、
側面視にて前記キャップ部の外周は、前記ソノトロード軸に平行な直線であり、
任意で、前記外周の縁が直角でないことを特徴とする装置。
前記作用面が音響的に結合される皮膚を通る一皮下組織において実質的な超音波横振動と実質的な超音波縦振動を同時に経皮的に誘導するように構成される請求項１に記載の装置。
前記超音波トランスデューサと機能的に関連し、起動時に前記選択された超音波周波数で振動する交流を前記超音波トランスデューサに供給するように構成される超音波電源をさらに備えている請求項１または２に記載の装置。
前記ソノトロードの前記近位面から前記遠位作用面への前記ソノトロードの長さは５０ｍｍ以上３００ｍｍ以下である請求項１〜３のいずれかの請求項に記載の装置。
前記ソノトロードは、アルミニウム及びアルミニウム合金から成る群から選択された材料製であり、前記作用面は、柔らかい陽極層を含み、任意で、前記柔らかい陽極層は、厚さが５〜２０マイクロメータである請求項１〜４のいずれかの請求項に記載の装置。
前記ソノトロードの前記軸部は傾斜し、任意で、前記傾斜は、前記軸部の前記遠位端の断面積に対する前記ソノトロードの前記近位面の断面積の割合が、前記選択された超音波周波数を有する超音波縦振動の振幅増幅の大きさが少なくとも２．５Ｘである請求項１〜５のいずれかの請求項に記載の装置。
前記軸部が前記キャップ部の前記後側に合致する前記軸部の前記遠位端の断面積は、直径５ｍｍの円（２０ｍｍ^２）以上で直径２５ｍｍの円（４９１ｍｍ^２）以下である請求項１〜６のいずれかの請求項に記載の装置。
前記作用面の表面積の少なくとも８０％は平坦で前記ソノトロード軸に垂直である請求項１〜７のいずれかの請求項に記載の装置。
前記後側の表面積の少なくとも８０％は平坦で前記ソノトロード軸に垂直である請求項１〜８のいずれかの請求項に記載の装置。
前記ソノトロードの前記作用面の平坦部及び前記ソノトロードの前記キャップ部の前記後側の平坦部の両方は２００マイクロメータより大きい表面変化がない請求項１〜９のいずれかの請求項に記載の装置。
前記キャップ部の前記ソノトロード軸に垂直な断面の面積は直径１５０ｍｍの円（１７７００ｍｍ^２）以下である請求項１〜１０のいずれかの請求項に記載の装置。
前記軸部の前記遠位端は前記キャップ部の前記後側に合致し、前記軸に垂直な前記キャップ部の断面積は前記ソノトロード軸に垂直な前記軸部の前記遠位端の断面積より少なくとも１２倍大きい請求項１〜１１のいずれかの請求項に記載の装置。
前記軸部の前記遠位端は前記キャップ部の前記後側に合致し、前記軸に垂直な前記キャップ部の断面積は前記ソノトロード軸に垂直な前記軸部の前記遠位端の断面積より少なくとも１４倍大きい請求項１〜１１のいずれかの請求項に記載の装置。
前記軸部の前記遠位端は前記キャップ部の前記後側に合致し、前記軸に垂直な前記キャップ部の断面積は前記ソノトロード軸に垂直な前記軸部の前記遠位端の断面積より少なくとも１６倍大きい請求項１〜１１のいずれかの請求項に記載の装置。
前記選択された超音波周波数は、２０ｋＨｚ〜１５０ｋＨｚであることを特徴とする請求項１〜１４のいずれかの請求項に記載の装置。
前記作用面の前記近位面からの前記ソノトロードの前記軸方向長さは、λＬの整数倍であり、ここで、λＬは、前記選択された超音波周波数の超音波縦振動の波長である、ことを特徴とする請求項１〜１５のいずれかの請求項に記載の装置。
前記キャップ部の前記作用面と前記後側の両方の表面積の少なくとも９０％は、平坦で前記ソノトロード軸に垂直であることを特徴とする請求項１〜１６のいずれかの請求項に記載の装置。
前記キャップ部の前記作用面と前記後側の両方の表面積の少なくとも９５％は、平坦で前記ソノトロード軸に垂直であることを特著とする請求項１〜１７のいずれかの請求項に記載の装置。
前記キャップ部の前記厚さは、λＬ／１０と等しいあるいはそれ以下であり、ここで、λＬは、前記選択された超音波周波数の超音波縦振動の波長である、ことを特徴とする請求項１〜１８のいずれかに記載の装置。
前記キャップの前記断面は、矩形であり、前記キャップ部は、実質的に直円柱で、任意には、丸められた又は傾斜した縁を有している、ことを特徴とする請求項１〜１９のいずれかに記載の装置。