JP2019509093A - 自動フィードバック機構およびユーザフィードバック機能を備えた薬剤送達デバイス - Google Patents

自動フィードバック機構およびユーザフィードバック機能を備えた薬剤送達デバイス Download PDF

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Abstract

本開示は、薬剤容器からの薬剤の吐出の開始をユーザに通知する薬剤送達デバイスのための自動フィードバック機構(10)に関する。自動フィードバック機構は、プランジャロッド(11)と、内周および内側遠位面によって画定される半径方向空間を有する管状延伸部材であって、管状延伸部材は、半径方向空間内でプランジャロッド(11)を受け入れるように構成され、管状延伸部材は、予張状態においてプランジャロッド(11)をロックするように構成されている可撓性舌部を有する、管状延伸部材と、管状延伸部材を受け入れるように構成された管状動作部材であって、管状動作部材は、管状延伸部材に対して可動であり、管状動作部材は第1の位置において、プランジャロッド(11)を予張状態において解放可能にロックするために可撓性舌部を半径方向内向きに押圧するように構成される、管状動作部材と、近位方向に力を加えるためにプランジャロッド(11)の内部に受け入れられるように構成されている第1の弾性部材(15)と、プランジャロッド(11)を部分的に取り囲むように構成され、プランジャロッド(11)が予張状態にあるときに第1の位置において管状延伸部材の内側遠位面から一定の距離にある遠位横方向端部分(21a)を有する信号生成部材(21)とを備え、組み立てられた状態において、管状動作部材の移動によって可撓性舌部が半径方向に拡張してプランジャロッド(11)を解放して近位に移動させ、第1の弾性部材(15)が、上記距離だけ信号生成部材(21)を遠位方向に移動させることを可能にし、結果、遠位横方向端部分(21a)が内側遠位面に衝突して可聴信号が生成される。

Description

本開示は、概して医療デバイスに関する。特に、本発明は、薬剤送達デバイスのための自動フィードバック機構、およびこのような自動フィードバック機構を備え、それによってユーザフィードバックを提供する薬剤送達デバイスに関する。
薬剤送達デバイスを取り扱うとき、薬剤送達デバイスの現在の状態に関する視覚的および/または触覚的な指示をユーザに提供することが有益であり得る。例えば、典型的には、吐出された投与量が適切に吸収され、注入される投与量によって生成される液体圧力が注入部位領域において鎮静化するまで、自動薬剤送達デバイスが注入部位の所定の位置に維持されることが必要である。この目的のために、自動薬剤送達デバイスの場合、ユーザがいつ投与量吐出が開始するかを知り、いつ薬剤送達デバイスを注入部位から取り外すことができるかの判断を容易にすることが有利であり得る。
米国特許出願公開第2016/0008542号明細書は、音響信号および/または触覚信号を生成する意図で液体製品を施与する自動注入器を開示している。このデバイスは、ハウジング、容器、遮蔽スリーブ、駆動部材、ばね、針保護スリーブ、およびばねを支持する保持要素を含む。初期状態では、保持要素は駆動部材と係合し、保持要素は遮蔽スリーブの内周によってさらに所定の位置に維持される。容器から製品を投与するために、針保護スリーブは作動ストロークによって移動される。これにより、保持部材は駆動部材から係合解除され、代わりに遮蔽スリーブと係合される。これにより、駆動部材が解放される。したがって、保持要素は、ハウジングに対してある距離だけ移動することができ、それにより、保持要素は、遮蔽スリーブを搬送する。これにより、遮蔽スリーブが機械的ホルダによって形成される開始信号ストッパに当接する。これにより、音響信号および/または触覚信号が放出され、製品の施与が開始されたことをデバイスのユーザに知らせる。
米国特許出願公開第2016/0008542号明細書の開示は、自動注入器の特定の構成または設計のための解決策を提供する。さらに、音響および/または触覚信号は、液体の吐出が開始された時点で実際には提供されない。
本開示の全般的な目的は、従来技術の問題を解決するかまたは少なくとも軽減する、薬剤送達デバイスのための自動フィードバック機構、および、このような自動フィードバック機構を備える薬剤送達デバイスを提供することである。
したがって、上記目的を達成するために、本発明の第1の態様によれば、薬剤容器からの薬剤の吐出の開始をユーザに通知する、薬剤送達デバイスのための自動フィードバック機構が提供され、自動フィードバック機構は、プランジャロッドと、内周および内側遠位面によって画定される半径方向空間を有する管状延伸部材であって、管状延伸部材は、半径方向空間内でプランジャロッドを受け入れるように構成され、管状延伸部材は、予張状態においてプランジャロッドを解放可能にロックするように構成されている可撓性舌部を有する、管状延伸部材と、管状延伸部材を受け入れるように構成された管状動作部材であって、管状動作部材は、管状延伸部材に対して可動であり、管状動作部材は第1の位置において、プランジャロッドを予張状態においてロックするために可撓性舌部を半径方向内向きに押圧するように構成される、管状動作部材と、近位方向に力を加えるためにプランジャロッドの内部に受け入れられるように構成されている第1の弾性部材と、プランジャロッドを部分的に取り囲むように構成され、プランジャロッドが予張状態にあるときに第1の位置において管状延伸部材の内側遠位面から距離Dにある遠位横方向端部分を有する信号生成部材とを備え、組み立てられた状態において、管状動作部材の移動によって可撓性舌部が半径方向に拡張してプランジャロッドを解放して近位に移動させ、第1の弾性部材が、信号生成部材を前記距離Dだけ遠位方向に移動させることを可能にし、結果、遠位横方向端部分が内側遠位面に衝突して可聴信号が生成される。
それにより、薬剤吐出の聴覚的指示がユーザに提供され得る。
管状動作部材は、1変形形態によれば、管状延伸部材に対して回転可能であり、第1の回転位置にある管状動作部材は、可撓性舌部を半径方向内向きに押圧して、予張状態においてプランジャロッドをロックするように構成される。このように、組み立てられた状態において、管状動作部材の回転による移動は、可撓性舌部を半径方向に拡張させてプランジャロッドを解放させる。
1実施形態によれば、信号生成部材は、信号生成部材を第1の位置に固定するために半径方向外向きに延伸する傾斜した半径方向足部を備えた2つの長手方向に延伸する可撓性脚部を有する細長いU字形ブラケットを含む。
1実施形態によれば、第1の位置にある半径方向足部は、管状延伸部材の半径方向空間の横方向寸法を超える半径方向延伸範囲を有し、第2の位置にある半径方向足部は、管状延伸部材の半径方向空間の横方向寸法よりも小さい半径方向延伸範囲を有する。
1実施形態によれば、第1の位置にある半径方向足部は、第2の位置にあるとき、半径方向足部の半径方向延伸範囲を超える半径方向延伸範囲を有する。
1実施形態によれば、プランジャロッドは、信号生成部材を支持して半径方向外向きに曲げ、信号生成部材の軸方向変位をガイドするように構成された第1のガイド構造を備えた第1の区画を有する外面を有する。
1実施形態によれば、プランジャロッドの初期位置において、第1の区画と信号生成部材との間の軸方向の重なりは、薬剤吐出の開始に必要なプランジャロッドの軸方向変位の距離に相当する。
1実施形態によれば、信号生成部材は、第1のガイド構造と相互作用するように構成された脚部を有する。
1実施形態によれば、第1のガイド構造は、信号生成部材が摺動するように配置される軸方向溝を含む。
1実施形態によれば、プランジャロッドは、第1の区画から遠位に隣接して配置されている第2の区画を有し、第2の区画は、第1のガイド構造と軸方向に整列した長手軸方向に延伸する半径方向開口によって画定され、信号生成部材が半径方向に付勢されていない状態に向かって半径方向内向きに屈曲することを可能にする。
1実施形態によれば、第2の区画は、プランジャロッドの遠位端まで延在する。
1実施形態によれば、プランジャロッドは、第2の区画から遠位に隣接して配置されている第3の区画を有し、第3の区画は、長手軸方向に延伸する半径方向開口と軸方向に整列した第2のガイド構造によって画定され、信号生成部材を支持して半径方向外向きに屈曲させるように構成されている。
1実施形態によれば、管状延伸部材は、プランジャロッドの初期位置において信号生成部材と係合する第1の係合手段を有し、管状延伸部材は、信号生成部材が半径方向外向きに屈曲することを可能にするために、第1の係合手段から遠位に配置され、第1の係合手段と整列される半径方向開口を有する。
1実施形態によれば、第1の区画は、プランジャロッドの遠位端まで延在する。
本開示の第2の態様によれば、第1の態様によるフィードバック機構を備える薬剤送達デバイスが提供される。
1実施形態は、管状動作部材と相互作用するように構成された線形に変位可能な薬剤送達部材カバーを備える。
別の態様によれば、薬剤送達デバイスが提供され、薬剤送達デバイスは、近位端および遠位端を有するハウジングと、ハウジングによって受けられ、ハウジングに対して初期位置から最終位置へと軸方向に変位可能なプランジャロッドと、ハウジングによって受け入れられ、プランジャロッドを受け入れるように構成されている管状延伸部材であって、管状延伸部材は遠位内面を有する、管状延伸部材と、管状延伸部材によって受け入れられるUブラケットであって、プランジャロッドは、Uブラケットによって受け入れられるように構成される、Uブラケットと、プランジャロッドを近位端に向かって近位方向に付勢し、Uブラケットを近位方向とは反対の遠位方向に付勢するように構成された第1のエネルギー蓄積部材とを備え、プランジャロッドは、初期位置において、Uブラケットを管状延伸部材に向かって半径方向外向きに屈曲させるように構成されており、結果、U形ブラケットが管状延伸部材と係合し、結果、Uブラケットは管状延伸部材の遠位内面から距離を置かれ、プランジャロッドおよびUブラケットは、Uブラケットが、薬剤吐出の開始に必要な距離に相当するプランジャロッドの軸方向の変位を受けて、Uブラケットの半径方向に付勢されていない状態に向かって半径方向内向きに屈曲して、管状延伸部材から係合解除することを可能にするように構成されており、結果、付勢されたUブラケットが管状延伸部材の遠位内面へと軸方向に変位することが可能になる。
プランジャロッドが薬剤吐出の開始に必要な距離に相当する距離だけ変位したときにUブラケットが管状延伸部材から解放されるため、付勢されたUブラケットは遠位方向に急速に送出され、薬剤吐出が開始されたばかりのときに管状延伸部材の遠位内面に衝突する。言い換えれば、この衝突によってもたらされる聴覚および/または触覚フィードバックは、薬剤吐出がちょうど開始されたときに本質的に生じる。したがって、薬剤送達デバイスのユーザは、投与量の吐出の開始のかなり正確な指示を提供される。
1実施形態によれば、Uブラケットは2つの半径方向アームを有し、半径方向足部は、プランジャロッドの初期位置において管状延伸部材と係合するように構成される。
1実施形態によれば、プランジャロッドは、遠位端開口を有し、第1のエネルギー蓄積部材は、遠位端開口に配置され、遠位端開口から延伸する。
1実施形態によれば、Uブラケットは遠位横方向端部分を有し、第1のエネルギー蓄積部材の遠位端は遠位横方向端部分に当接し、それによってUブラケットを遠位方向に付勢する。
1実施形態によれば、プランジャロッドは、Uブラケットを支持して半径方向外向きに曲げ、Uブラケットの軸方向変位をガイドするように構成された第1のガイド構造を備えた第1の区画を有する外面を有する。
1実施形態によれば、プランジャロッドの初期位置において、第1の区画とUブラケットとの間の軸方向の重なりは、薬剤吐出の開始に必要なプランジャロッドの軸方向変位の距離に相当する。
1実施形態によれば、Uブラケットは、第1のガイド構造と相互作用するように構成された脚部を有する。
1実施形態によれば、第1のガイド構造は、Uブラケットが摺動するように配置される軸方向溝を含む。
1実施形態によれば、プランジャロッドは、第1の区画から遠位に隣接して配置されている第2の区画を有し、第2の区画は、第1のガイド構造と整列した長手軸方向に延伸する半径方向開口によって画定され、Uブラケットが半径方向に付勢されていない状態に向かって半径方向内向きに屈曲することを可能にする。
1実施形態によれば、第2の区画は、プランジャロッドの遠位端まで延在する。
1実施形態によれば、管状延伸部材は、プランジャロッドの初期位置においてUブラケットと係合する第1の係合手段を有し、管状延伸部材は、Uブラケットが半径方向外向きに屈曲することを可能にするために、第1の係合手段から遠位に配置される半径方向開口を有する。
1実施形態によれば、管状延伸部材は、プランジャロッドの初期位置においてUブラケットと係合する第1の係合手段を有し、管状延伸部材は、Uブラケットがプランジャロッドの第3の区画によって半径方向外向きに屈曲した後にUブラケットと係合するために、第1の係合手段から遠位に配置され、第1の係合手段と整列する半径方向開口を有する。
1実施形態によれば、第1の区画は、プランジャロッドの遠位端まで延在する。
1実施形態は、管状回転子と、直線的に変位可能な薬剤送達部材カバーとを備え、管状回転子は、薬剤送達部材カバーの直線変位によって、管状回転子が、プランジャロッドがその初期位置から軸方向に変位するのを防止するように構成される第1の回転位置と、第2の回転位置との間で回転可能であり、管状回転子および管状延伸部材は、管状回転子が第2の回転位置に向かって回転することによって、プランジャロッドが解放されてプランジャロッドの軸方向変位が可能になるように相互作用するように構成されている。
一般に、特許請求の範囲で使用されるすべての用語は、本明細書で別途明示的に定義されない限り、当該技術分野における通常の意味に従って解釈されるべきである。「要素、装置、構成要素、手段に対するすべての参照は、別途明示的に断らない限り、要素、装置、構成要素、手段等の少なくとも1つの事例を広く参照するものとして解釈されるべきである。
ここで、本発明の概念の特定の実施形態を、添付の図面を参照して例として説明する。
薬剤送達デバイスの1例の斜視図である。 図1の薬剤送達デバイスの分解図である。 回転子の1例の斜視図である。 管状延伸部材およびプランジャロッドの1例の斜視図である。 プランジャロッドおよびUブラケットの1例の斜視図である。 プランジャロッドおよびUブラケットの1例の斜視図である。 使用前状態の図2の薬剤送達デバイスの1部分の長手方向断面図である。 使用中状態の図2の薬剤送達デバイスの1部分の長手方向断面図である。 使用後状態の図2の薬剤送達デバイスの1部分の長手方向断面図である。 管状延伸部材およびプランジャロッドの別の例の斜視図である。 図6の例のプランジャロッドおよびUブラケットの斜視図である。 図6の例のプランジャロッドおよびUブラケットの斜視図である。 プランジャロッドおよびUブラケットのさらに別の例の斜視図である。 使用前状態の図8のプランジャロッドおよびUブラケットを備える薬剤送達デバイスの1部分の長手方向断面図である。 使用中状態の図8のプランジャロッドおよびUブラケットを備える薬剤送達デバイスの1部分の長手方向断面図である。
ここで、本発明の概念を、例示的な実施形態が示されている添付の図面を参照して、以下により完全に説明する。しかしながら、本発明の概念は、多くの異なる形態で具現化することができ、本明細書に記載の実施形態に限定されるものと解釈すべきではない。むしろ、これらの実施形態は、本開示が綿密かつ完全になり、本発明の概念の範囲を当業者に十分に伝えるように例により提供される。同様の参照符号は、明細書全体を通して同様の要素を指す。
本明細書で開示される薬剤送達デバイスは、例えば、自動注入器、吸入器、または点眼器のような廃棄可能な使い捨て薬剤送達デバイスであってもよい。薬剤送達デバイスは、薬剤投与のための通常の薬剤送達デバイスまたは訓練デバイスであってもよい。
本明細書で使用される「近位端」という用語は、医学的吐出が提供され得る薬剤送達デバイスの端部を指す。したがって、これは、注入部位または吐出部位の方を向いている薬剤送達デバイスの端部である。この定義はまた、薬剤送達デバイスの任意の内部または外部構成要素にも及ぶ。すなわち、任意の構成要素の近位端は、薬剤送達デバイスの近位端に最も近い端部である。「遠位端」は、近位端に対して反対側の端部である。「近位方向」は、薬剤送達デバイスの中心軸に沿って、遠位端から近位端に向かう方向を意味する。「遠位方向」とは、「近位方向」とは反対の方向を意味する。
本開示は、薬剤送達デバイスのための自動フィードバック機構、および、ユーザフィードバック機能を備えた薬剤送達デバイスに関する。
薬剤送達デバイスは、近位端および遠位端を有するハウジングと、ハウジングによって受け入れられ、ハウジングに対して初期位置から最終位置へと軸方向に変位可能なプランジャロッドと、ハウジングによって受け入れられ、プランジャロッドを受け入れるように構成されている管状延伸部材であって、管状延伸部材は、遠位内面を有する、管状延伸部材と、管状延伸部材によって受け入れられるように構成されている信号生成部材であって、プランジャロッドは、信号生成部材によって受け入れられるように構成されている、信号生成部材と、プランジャロッドを近位端に向かって近位方向に付勢し、信号生成部材を近位方向と反対の遠位方向に付勢するように構成されている第1のエネルギー蓄積部材とを有する。
初期位置において予張状態にあるプランジャロッドは、初期位置において、信号生成部材を管状延伸部材に向かって半径方向外向きに屈曲または押圧するように配置され、それによって信号生成部材を管状延伸部材と係合させる。この目的のために、プランジャロッドは、初期位置においてプランジャロッドの周りに取り付けられる信号生成部材を半径方向外向きに押圧する第1の厚さまたは寸法を有する第1の区画を有する。これにより、信号生成部材は管状延伸部材と係合し、遠位方向に付勢された信号生成部材をハウジングに対して固定された軸方向位置に保持する。この軸方向位置において、信号生成部材は、管状延伸部材の遠位内面から離れている。
使用前、プランジャロッドは初期位置において軸方向に固定されて配置される。薬剤送達デバイスが作動されると、すなわちユーザが薬剤送達を開始すると、プランジャロッドは初期位置から解放され、エネルギー蓄積部材によって近位方向に押圧される。プランジャロッドが薬剤吐出の開始に必要な距離に相当する距離だけ変位されると、プランジャロッドの第1の区画と信号生成部材との間の接触が止まる。したがって、プランジャロッドおよび信号生成部材は、プランジャロッドの初期位置における第1の区画および信号生成部材の軸方向の重なりが上記距離に相当する、すなわち実質的に等しくなるように設計される。したがって、第1の区画は、薬剤吐出の開始に必要な距離に相当する距離にわたってのみ、プランジャロッドの軸方向変位中に信号生成部材を支持する。プランジャロッドがこの距離に相当する量だけ変位されると、信号生成部材は半径方向に付勢されていない状態に向かって半径方向内向きに屈曲することができる。これにより、信号生成部材は、管状延伸部材から係合解除される。第1のエネルギー蓄積部材によって遠位方向に付勢されている信号生成部材は、これによってもはや管状延伸部材によって保持されず、したがって管状延伸部材の遠位内面に向かって送出される。この結果、可聴の「クリック」音が得られ、また、ユーザに触感が与えられる。
薬剤送達デバイスは、ハウジングによって受け入れられ、ハウジングに回転可能にインターロックされる薬剤送達部材カバーと、プランジャロッドおよび管状延伸部材を受け入れるように構成された管状回転子とをさらに備えることができる。薬剤送達部材カバーは、ハウジングに対して延伸位置と後退位置との間で軸方向に変位可能である。薬剤送達部材カバーは、延伸位置に向かって付勢される。
管状回転子は、薬剤送達部材と相互作用するように構成され、薬剤送達部材の直線運動を管状回転子の回転運動に変換するように構成されたガイド構造を有する。
図1は、薬剤送達デバイスの1例を示す。薬剤送達デバイス1は、近位端3aおよび遠位端3bを有するハウジング3と、ハウジング3の遠位端に取り付けられた、例えば後部キャップ部材などの管状延伸部材5と、ハウジング3によって受け入れられるように構成され、近位方向に付勢されるように構成された、例えば針カバーなどの薬剤送達部材カバー7とを備える。
図2は、薬剤送達デバイス1の分解図を示す。薬剤送達デバイス1は、近位端3aに向かって付勢されるように構成されたプランジャロッド11と、プランジャ13と、プランジャロッド11を近位方向に付勢するように構成された第1の弾性部材、すなわち第1のエネルギー蓄積部材15であって、第1のエネルギー蓄積部材は、例えば、ばねであってもよい、第1のエネルギー蓄積部材15と、薬剤送達部材カバー7を近位方向に付勢するように構成された第2の弾性部材またはエネルギー蓄積部材9と、プランジャロッド11および第1のエネルギー蓄積部材15を受け入れるように構成された管状回転子17と、ハウジング3に対して軸方向にかつ回転自在に固定された管状延伸部材5と、後端キャップ7およびプランジャロッド11の一部分を受け入れるように構成された、以下においては管状回転子17と呼ばれる管状動作部材17と、第1のエネルギー蓄積部材15がこれを受け入れるように構成されているロッド19と、以下では「Uブラケット」と呼ばれるU字形ブラケットによって例示される信号生成部材21とをさらに備える。例示されている薬剤送達デバイス1は、薬剤容器ホルダ23と、針25aを備えた薬剤容器25とをさらに備える。プランジャ13は、プランジャロッド11を直線的に変位させることによって薬剤容器25内を移動し、それによって、針25aを介して薬剤を吐出するように構成されている。
プランジャロッド11、管状延伸部材5、管状動作部材17、エネルギー蓄積部材15および信号生成部材21は、薬剤送達デバイス1のための自動フィードバック機構12または単にフィードバック機構を形成する。フィードバック機構10は、薬剤容器25からの薬剤の吐出開始をユーザに通知するように構成されている。
本例によれば、プランジャロッド11は半径方向開口11aを有し、プランジャロッド11を受け入れるように構成された管状延伸部材5は、半径方向に屈曲可能であるとともに、開口11aと係合するように構成されている、対応する可撓性舌部5aを有する。管状回転子17は、管状延伸部材5の一部分、特に可撓性舌部5aを含む部分を受け入れるように構成されている。
管状回転子17は、初期回転位置から最終回転位置まで回転可能である。初期回転位置では、管状回転子17は、可撓性舌部5aを押して開口11aと係合させ、プランジャロッド11が軸方向に変位するのを防止するように構成される。管状回転子17が回転されるとき、管状回転子17の内部構造は、可撓性舌部5aに対する半径方向力が小さくなるように設計され、可撓性舌部5aがプランジャロッド11から係合解除されるように半径方向外向きに屈曲することが可能になる。これにより、近位方向に付勢されたプランジャロッド11が軸方向に変位され、したがって、プランジャロッド15がプランジャ13を薬剤容器25内部に押し込むと、薬剤投与が開始される。
図3aに示すように、管状回転子17は、管状回転子17の近位端から遠位端まで延在する中央貫通開口17aを有する。管状回転子17は、管状延伸部材5およびプランジャロッド11を貫通開口17a内に受け入れるように構成されている。
管状回転子17は、ガイド構造17bをさらに備える。ガイド構造17bは、薬剤送達部材カバー7と相互作用し、特に、薬剤送達部材カバー7の直線運動を管状回転子17の回転運動に変換するように構成される。
図4aは、プランジャロッド11およびUブラケット21の第1の例を示す。Uブラケット21は、遠位横方向端部分21aと、遠位横方向端部分21aによって連結された2つの脚部21bとを有する。さらに、Uブラケット21は、2つの半径方向足部21cを有する。各半径方向足部21cは、それぞれの脚部21bから延伸する。
プランジャロッド11は、中空体11bと遠位端開口11cとを有している。プランジャロッド11は、遠位端開口11c内に第1のエネルギー蓄積部材15を受け入れるように構成され、それによって、第1のエネルギー蓄積部材15が遠位端開口11dから遠位方向に延伸する。プランジャロッド11は、中空体11b内に第1のエネルギー蓄積部材15の近位端を保持して、第1のエネルギー蓄積部材15による付勢を可能にするように構成される。Uブラケット21は、プランジャロッド11の遠位端からプランジャロッド11を受け入れるように構成され、第1のエネルギー蓄積部材15は、プランジャロッド11が初期位置にあるときに、遠位横方向端部分21aと、プランジャロッド11の内部のストッパとの間で圧縮されるように構成されている。プランジャロッド11の初期位置において、半径方向足部21cは後端キャップ5と係合している。
例示されているプランジャロッド11は、Uブラケット21を支持し、Uブラケット21を半径方向外向きに屈曲させて、半径方向足部21cが、管状延伸部材5と係合することを可能にするように構成された第1のガイド構造11dが設けられた第1の区画12aを有する外面を有する。第1の区画12a、特に第1のガイド構造11dは、Uブラケット21の半径方向に付勢されていない状態の2つの半径方向足部21cの間の距離よりも大きい、プランジャロッド11の長手方向に垂直な横方向の寸法を有する。したがって、第1のガイド構造11dは、Uブラケットが第1のガイド構造11dに当接するときに、Uブラケット21を半径方向外向きに押す。第1のガイド構造11dは軸方向溝を含み、そのうちの1つのみが図4aに示されており、他方は図示の軸方向溝に対して180度の位置にある。第1のガイド構造11dは、プランジャロッド11とUブラケットとの間の相対直線運動のガイドを容易にする。特に、脚部21bは軸方向溝11d内を摺動するように構成されている。
プランジャロッド11の初期位置において、第1の区画12a、特に第1のガイド構造11dと、Uブラケット21との軸方向の重なりは、薬剤吐出の開始に必要なプランジャロッド11の軸方向変位の距離に相当する。この距離は、プランジャロッド11の初期位置における、プランジャロッド11の近位端からプランジャ13の遠位端までの距離に相当する。初期の重なりは、プランジャロッドの近位端からプランジャの遠位端までの距離よりもわずかに長くても短くてもよい。これは、本明細書に開示される任意の変形形態に適用される。
プランジャロッド11は、第1の区画12aから遠位に隣接して配置されている第2の区画12bを有する。本例によれば、第2の区画12bは、Uブラケット21がその半径方向に付勢されていない状態に向けて半径方向内向きに屈曲させることを可能にする、長手軸方向に延伸する半径方向開口11eによって画定される。この目的のために、第2の区画12bにおいて、遠位端開口11cを形成するチャネルは、側部すなわち半径方向に開いている。長手軸方向に延伸する半径方向開口11eは、第1のガイド構造11dと整列した長手方向延伸範囲を有する。プランジャロッド11の横方向寸法は、ここでは、長手軸方向に延伸する半径方向開口11dに起因して、第1の区画12a内よりも小さい。Uブラケット21は、第1のエネルギー蓄積部材15の直径によってのみ制限される、半径方向に付勢されていない状態に向かって半径方向内向きに屈曲することができる。Uブラケット21のこの半径方向内向きへの屈曲は、半径方向足部21cを後端キャップ5から係合解除するのに十分である。
例示されているプランジャロッド11は、第2の区画12bから遠位に隣接して配置されている第3の区画12cをさらに有する。第3の区画12cは、Uブラケット21を軸方向にガイドするように構成された第2のガイド構造11fによって画定される。第2のガイド構造11fは、長手方向に延伸する半径方向開口11eと軸方向に整列している。第2のガイド構造11fは、例えば、図4aにその1つを示す2つの軸方向溝を含むことができる。第2のガイド構造11fは、長手軸方向に延伸する半径方向開口11dよりも大きな横方向寸法を有する。この目的のために、第3の区画12cは、Uブラケット21を支持し、半径方向外向きに屈曲させて、Uブラケットが再び管状延伸部材5と係合することを可能にするように構成されている。
図4bは、取り付けられた状態にある、すなわちUブラケット21がプランジャロッド11を受け入れたときの、プランジャロッド11およびUブラケット21を示す。これは、特にプランジャロッド11の初期位置におけるそれらの相対位置である。第1のエネルギー蓄積部材15が、プランジャロッド11を近位方向に付勢し、Uブラケット21を遠位端方向に付勢する圧縮状態にあることが分かる。ここで、この圧縮状態は、管状延伸部材5の可撓性舌部5aとの係合によってプランジャロッド11が軸方向に変位することが防止され、Uブラケット21が管状延伸部材5と係合しているときに得られることに留意されたい。
図5a〜図5cを参照して、プランジャロッド11およびUブラケット21の動作を、ここでより詳細に説明する。図5aにおいて、薬剤送達デバイス1は、使用準備が整った状態にある。プランジャロッド11は初期位置にある。Uブラケット21は、第1の区画12a、特に第1のガイド構造11dに当接する第1の位置にある。したがって、Uブラケット21は、半径方向に屈曲し、管状延伸部材5と係合している。管状延伸部材5は、Uブラケット21と係合するための第1の係合手段5cを有する。第1の係合手段5cは、例えば、半径方向足部21cが係合することができる、管状延伸部材5の近位端縁部または半径方向凹部であってもよい。したがって、第1のエネルギー蓄積部材15は圧縮状態にあり、プランジャロッド11とUブラケット21を反対方向に付勢する。管状延伸部材5は、管状延伸部材5の中央開口の遠位端を画定する遠位内面5bを有し、この中にプランジャロッド11およびUブラケット21が配置される。Uブラケット21は、遠位内面5bから距離Dだけ離れている。
プランジャロッド11の初期位置において、プランジャロッド11とプランジャ13とが互いに接触している。しかし、プランジャロッド11とプランジャ13の遠位端との間には、遊びすなわち距離dが存在する。プランジャロッド11は、プランジャ13を軸方向に変位させ得る前に、距離dだけ変位させなければならない。この距離dは、薬剤の吐出を開始するためにプランジャロッド11が移動しなければならない距離に相当する。これは、プランジャロッド11の初期位置における第1の区画12aとUブラケット21との軸方向の重なりの大きさでもある。
図5bにおいて、薬剤送達デバイス1は、薬剤吐出中で示されている。ここで、プランジャロッド11は、管状回転子17の回転に起因して、管状延伸部材5との係合から解放されている。図5bの例では、プランジャロッド11は、近位方向に変位されており、プランジャ13に初期間隙すなわち距離dを橋渡ししている。したがって、薬剤吐出が開始されている。プランジャロッド11の変位によりプランジャロッド11の第2の区画12bがUブラケット21の近位端に到達しているため、Uブラケット21はさらに後端キャップ5との初期係合から解放されている。これにより、Uブラケット21は、半径方向に付勢されていない位置に向かって半径方向内向きに屈曲することができている。したがって、Uブラケット21は、管状延伸部材5の遠位内面5bに達するまで、遠位方向に急速に変位している。プランジャロッド11およびUブラケット21の反対方向の運動は、一般に2つの矢印によって示されている。この衝突により、可聴の「クリック」が生じ、薬剤送達デバイス1の振動が生じる。したがって、ユーザは、薬剤の吐出が開始されたことを認識することになる。ユーザは、例えば、薬剤送達デバイス1を注入部位から除去する前に、10〜15秒を数えることができる。
Uブラケット21は、遠位内面5bと衝突した端部位置において、管状延伸部材5と係合することができる。したがって、管状延伸部材5は、第1の係合手段5cから遠位に配置され、第1の係合手段5cと整列した半径方向開口5dを有することができる。具体的には、半径方向開口5d内に半径方向足部21cを受け入れて、薬剤の吐出の間に、特に第3の区画12cがUブラケット21の近位端を通り抜けるときに、プランジャロッド11がUブラケット21を通過することを可能にする。図5cは、薬剤送達が終了し、プランジャロッド11がUブラケット21を近位方向に通過した後の最終状態の薬剤送達デバイス1を示す。
図6は、管状延伸部材5およびプランジャロッド11−1の第2の例を示す。図7aは、プランジャロッド11−1をより詳細に示す。プランジャロッド11−1は、前述したプランジャロッド11と同様である。プランジャロッド11−1もまた、プランジャロッド11のような、すなわち第1のガイド構造11dを有する第1の区画12aを有する。しかしながら、プランジャロッド11−1は、第1の区画12aから遠位に隣接して配置されている第2の区画12bを有し、第2の区画は、プランジャロッド11−1の遠位端14まで延伸する。第2の区画12bは、この例においても、Uブラケット21がその半径方向に付勢されていない状態に向けて半径方向内向きに屈曲させることを可能にする、長手軸方向に延伸する半径方向開口11eによって画定される。この目的のために、第2の区画12bは、プランジャロッド11−1の遠位端14から第1の区画12aまで延在し、プランジャロッド11−1の遠位部分を分割する2つの軸方向切り欠きによって形成することができる。長手軸方向に延伸する半径方向開口11eは、第1のガイド構造11dと整列した長手方向延伸範囲を有する。プランジャロッド11の横方向寸法は、長手軸方向に延伸する半径方向開口11dに起因して、第1の区画12a内よりも小さい。Uブラケット21は、ここで、第1のエネルギー蓄積部材15の直径によってのみ制限される、半径方向に付勢されていない状態に向かって半径方向内向きに屈曲することができる。Uブラケット21のこの半径方向内向きへの屈曲は、半径方向足部21cを後端キャップ5から係合解除するのに十分である。
薬剤送達デバイス1のこの変形形態の動作は、図5a〜図5cを参照して上述したものと同様である。しかしながら、管状延伸部材5は、プランジャロッド11−1がUブラケット21を通過できるようにするために、第1の係合手段から遠位に配置された半径方向開口を有しない。プランジャロッド11−1の開放された第2の区画12bが遠位端14まで延伸するため、Uブラケット21は、プランジャロッド11−1がUブラケット21を通過して移動するときに全体にわたって、長手軸方向に延伸する半径方向開口内に収容することができる。図7bは、組み立てられた状態のプランジャロッド11−1およびUブラケット21を示す。
図8を参照すると、プランジャロッドおよびUブラケットの別の例が示されている。この変形例によれば、Uブラケット21−1は、プランジャロッド11および11−1に対するUブラケット21よりも、プランジャロッド11−2に対して短くなっている。プランジャロッド11−2はUブラケット21−1の設計に適合される。この目的のために、例示されているプランジャロッド11−2は、Uブラケット21−1を支持し、Uブラケット21−1を半径方向外向き屈曲させて、半径方向足部21cが、管状延伸部材5と係合することを可能にするように構成された第1のガイド構造11dが設けられた第1の区画12aを有する外面を有する。第1の区画12a、特に第1のガイド構造11dは、Uブラケット21−1の半径方向に付勢されていない状態の2つの半径方向足部21cの間の距離よりも大きい、プランジャロッド11−2の長手方向に垂直な横方向の寸法を有する。したがって、第1のガイド構造11dは、Uブラケットが第1の区画12aに当接するときに、Uブラケット21−1を半径方向外向きに押す。
第1のガイド構造11dは軸方向溝を含み、そのうちの1つのみが図8に示されている。第1のガイド構造11dは、プランジャロッド11−2とUブラケット21−1との間の相対直線運動のガイドを容易にする。
第1の区画12aは、プランジャロッド11−2の遠位端14まで全体にわたって延伸する。プランジャロッド11−2の初期位置において、第1の区画12aと、Uブラケット21−1との軸方向の重なりは、薬剤吐出の開始に必要なプランジャロッド11−2の軸方向変位の距離に相当する。
図9a〜図9bは、プランジャロッド11−2およびUブラケット21−1を含む薬剤送達デバイス1の動作を示している。管状延伸部材5−1は、本事例では半径方向開口によって例示されている第1の係合手段5cを有する。図9aに示すように、Uブラケット21−1の半径方向足部21cは、最初は、すなわち、プランジャロッド11−2の初期位置において、半径方向開口と係合している。管状回転子17の回転によりプランジャロッド11−2が解放されると、プランジャロッド11−2は、近位方向に変位して、プランジャ13の遠位端とプランジャロッド11−2の近位端との間の間隙dを橋渡しする。したがって、プランジャロッド11−2は、概してUブラケット21−1の下に滑り出るのに十分に変位されており、それによって、Uブラケット21がその半径方向に付勢されていない状態に向かって半径方向内向きに屈曲することを可能にされている。したがって、Uブラケット21は、管状延伸部材5−1から係合解除され、その結果、その付勢状態に起因して、遠位方向に迅速に変位され、その後、管状延伸部材5−1の遠位内面5bと衝突する。ここでも、それによって、可聴の「クリック」が生成され、薬剤送達デバイス1内に振動が誘発される。図9bは、Uブラケット21が遠位内面5bに衝突したときを示す。
本明細書に開示された任意の変形形態は、電気機械的センサおよび電子構成要素を備えた記録ユニットとともに利用され得、この記録ユニットは、ハウジングに対して着脱可能であり得る。電気機械的センサは、Uブラケットが遠位内面と衝突するときを検出するように構成されてもよい。この変形形態によれば、薬剤送達デバイスは、軸方向に変位可能であり、Uブラケットと相互作用するように構成された注入端部部材を含む。管状延伸部材は、遠位貫通開口を有し、その中に注入端部部材が可動に配置される。薬剤の吐出が開始されると、Uブラケットが解放され、第1のエネルギー蓄積部材によって提供される付勢に起因して、遠位方向に押し込まれる。その結果、Uブラケットと軸方向に整列され、Uブラケットに対して遠位に位置する注入端部部材は、遠位貫通開口内のその自由位置によって許容されるように、Uブラケットによって軸方向において遠位方向に押しやられる。それによって、注入端部部材は、薬剤の吐出が開始されるときに注入端部部材の変位を検出するように構成された電気機械式センサを作動させる。このようにして、薬剤吐出の開始の検出は、記録ユニットによって、または記録ユニットと通信する外部デバイスによってユーザに提示され得る。
本発明の概念は、主として、いくつかの例を参照して上で説明されている。しかし、当業者には容易に理解されるように、上記で開示したもの以外の他の実施形態も、添付の特許請求の範囲によって規定される本発明の概念の範囲内で同等に可能である。
管状回転子17は、初期回転位置から最終回転位置まで回転可能である。初期回転位置では、管状回転子17は、可撓性舌部5aを押して開口11aと係合させ、プランジャロッド11が軸方向に変位するのを防止するように構成される。管状回転子17が回転されるとき、管状回転子17の内部構造は、可撓性舌部5aに対する半径方向力が小さくなるように設計され、可撓性舌部5aがプランジャロッド11から係合解除されるように半径方向外向きに屈曲することが可能になる。これにより、近位方向に付勢されたプランジャロッド11が軸方向に変位され、したがって、プランジャロッド11がプランジャ13を薬剤容器25内部に押し込むと、薬剤投与が開始される。

Claims (15)

  1. 薬剤容器からの薬剤の吐出開始をユーザに通知する、薬剤送達デバイス(1)のための自動フィードバック機構(10)であって、前記自動フィードバック機構(10)は、
    プランジャロッド(11;11−1;11−2)と、
    内周および内側遠位面(5b)によって画定される半径方向空間を有する管状延伸部材(5)であって、前記管状延伸部材(5)は、前記半径方向空間内で前記プランジャロッド(11;11−1;11−2)を受け入れるように構成され、前記管状延伸部材(5)は、予張状態において前記プランジャロッド(11;11−1;11−2)を解放可能にロックするように構成されている可撓性舌部(5a)を有する、管状延伸部材(5)と、
    前記管状延伸部材(5)を受け入れるように構成された管状動作部材(17)であって、前記管状動作部材(17)は、前記管状延伸部材(5)に対して可動であり、前記管状動作部材(17)は第1の位置において、前記プランジャロッド(11;11−1;11−2)を前記予張状態においてロックするために前記可撓性舌部(5a)を半径方向内向きに押圧するように構成される、管状動作部材(17)と、
    近位方向に力を加えるために前記プランジャロッド(11;11−1;11−2)の内部に受け入れられるように構成されている第1の弾性部材(15)と、
    前記プランジャロッド(11;11−1;11−2)を部分的に取り囲むように構成され、前記プランジャロッド(11;11−1;11−2)が前記予張状態にあるときに第1の位置において前記管状延伸部材(5)の内側遠位面(5a)から距離Dにある遠位横方向端部分(21a)を有する信号生成部材(21;21−1)と
    を備え、
    組み立てられた状態において、前記管状動作部材(17)の移動によって前記可撓性舌部(5a)が半径方向に拡張して前記プランジャロッド(11;11−1;11−2)を解放して近位に移動させ、前記第1の弾性部材(15)が、前記距離Dだけ前記信号生成部材(21;21−1)を遠位方向に移動させることを可能にし、結果、前記遠位横方向端部分(21a)が前記内側遠位面(5b)に衝突して可聴信号が生成される、自動フィードバック機構(10)。
  2. 前記信号生成部材(21;21−1)は、前記信号生成部材(21;21−1)を前記第1の位置に固定するために半径方向外向きに延伸する傾斜した半径方向足部(21c)を備えた2つの長手方向に延伸する可撓性脚部(21b)を有する細長いU字形ブラケットを備える、請求項1に記載のフィードバック機構(10)。
  3. 前記第1の位置にある前記半径方向足部(21c)は前記管状延伸部材(5)の前記半径方向空間の横方向寸法を超える半径方向延伸範囲を有し、第2の位置にある前記半径方向足部(21c)は、前記管状延伸部材(5)の前記半径方向空間の横方向寸法よりも小さい半径方向延伸範囲を有する、請求項2に記載のフィードバック機構(10)。
  4. 前記第1の位置にある前記半径方向足部(21c)は、前記第2の位置にあるとき、前記半径方向足部(21c)の前記半径方向延伸範囲を超える半径方向延伸範囲を有する、請求項3に記載のフィードバック機構(10)。
  5. 前記プランジャロッドは、前記信号生成部材(21;21−1)を支持して半径方向外向きに曲げ、前記信号生成部材(21;21−1)の軸方向変位をガイドするように構成された第1のガイド構造(11d)を備えた第1の区画(12a)を有する外面を有する、先行する請求項のいずれかに記載のフィードバック機構(10)。
  6. 前記プランジャロッド(11;11−1;11−2)の前記初期位置において、前記第1の区画(12a)と前記信号生成部材(21;21−1)との間の軸方向の重なりは、薬剤吐出の開始に必要な前記プランジャロッド(11;11−1;11−2)の軸方向変位の距離に相当する、請求項5に記載のフィードバック機構(10)。
  7. 前記信号生成部材(21;21−1)は、前記第1のガイド構造(11d)と相互作用するように構成された脚部(21b)を有する、請求項5または6に記載のフィードバック機構(10)。
  8. 前記第1のガイド構造(11d)は、前記信号生成部材(21;21−1)が内部で摺動するように構成された軸方向溝を含む、請求項5〜7のいずれかに記載のフィードバック機構(10)。
  9. 前記プランジャロッド(11;11−1;11−2)は、前記第1の区画(12a)から遠位に隣接して配置されている第2の区画(12b)を有し、前記第2の区画(12b)は、前記第1のガイド構造(11d)と軸方向に整列した長手軸方向に延伸する半径方向開口(11e)によって画定され、前記信号生成部材(21;21−1)がその半径方向に付勢されていない状態に向かって半径方向内向きに屈曲することを可能にする、請求項5〜8のいずれかに記載のフィードバック機構(10)。
  10. 前記第2の区画(12b)は、前記プランジャロッド(11−1)の前記遠位端(14)まで延在する、請求項9に記載のフィードバック機構(10)。
  11. 前記プランジャロッド(11)は、前記第2の区画(12b)から遠位に隣接して配置されている第3の区画(12c)を有し、前記第3の区画(12c)は、前記長手軸方向に延伸する半径方向開口(11e)と軸方向に整列した第2のガイド構造(11f)によって画定され、前記信号生成部材(21)を支持して半径方向外向きに屈曲させるように構成されている、請求項9に記載のフィードバック機構(10)。
  12. 前記管状延伸部材(5)は、前記プランジャロッド(11)の前記初期位置において前記信号生成部材(21)と係合する第1の係合手段(5c)を有し、前記管状延伸部材(5)は、前記信号生成部材(21)が半径方向外向きに屈曲することを可能にするために、前記第1の係合手段(5c)から遠位に配置され、前記第1の係合手段(5c)と整列される半径方向開口(5d)を有する、請求項11に記載のフィードバック機構(10)。
  13. 前記第1の区画(12a)は、前記プランジャロッド(21−1)の前記遠位端(14)まで延在する、請求項1〜8のいずれか1項に記載のフィードバック機構(10)。
  14. 請求項1〜13のいずれかに記載のフィードバック機構を備える薬剤送達デバイス(1)。
  15. 前記管状動作部材(17)と相互作用するように構成された線形に変位可能な薬剤送達部材カバー(7)を備える、請求項14に記載の薬剤送達デバイス。
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