JP2019508655A - 熱回収温度勾配型オーブンシステム - Google Patents

熱回収温度勾配型オーブンシステム Download PDF

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Abstract

温度勾配に基づく熱回収オーブンシステムは:シーケンス内に配置された複数のチャンバであって、シーケンスにまたがる温度勾配配置にしたがって様々な温度で動作するように構成された、複数のチャンバと;温度勾配配置にしたがって熱処理のためにシーケンス内の複数のチャンバを通じて生成物を搬送するように構成されたコンベヤと;複数の温度分離熱交換器システムであって、各々が、熱交換器と、温度勾配配置の温度に基づくチャンバのうちの少なくとも1つへの導管と、少なくとも1つのチャンバから熱交換器への戻り導管と、を含む、複数の温度分離熱交換器システムと、を備える。
【選択図】図1

Description

[関連出願の相互参照]
本明細書は、2015年12月23日に出願された「熱回収温度勾配型オーブンシステム(HEAT−RECOVERING TEMPERATURE−GRADIENT BASED OVEN SYSTEM)」と題される米国仮特許出願第62/387,244号明細書と、2016年12月16日に出願された「熱回収温度勾配型オーブンシステム(HEAT−RECOVERING TEMPERATURE−GRADIENT BASED OVEN SYSTEM)」と題される米国特許出願第15/382,451号明細書の優先権を主張し、これらはいずれもその全体が参照により本明細書に組み込まれ、すべての目的のために本出願の一部とされる。
[連邦政府による資金提供を受けた研究開発の記載]
非該当。
[コンパクトディスクで提出された資料の参照による援用]
非該当。
オーブンは、様々なタイプの多くの工業プロセスで使用されている。オーブンの一般的な用途の1つは、製造された部品からの水または溶媒の蒸発などの材料の熱処理のためである。オーブン内の空気はヒータによって加熱され、材料に熱エネルギーを伝達する。蒸発した水または溶媒を除去するために、空気をオーブンの内外に循環させることができる。この循環はまた、熱処理中にエネルギーが本質的に失われるので、オーブン内の空気に熱を加える機会を提供することもできる。しかし、循環はまた、たとえば、加熱された空気が周囲環境に放出される場合など、エネルギー損失源となり得る。この熱損失に対抗するために、さもなければ失われるであろうエネルギーの一部を回復しようとして熱交換器が使用されてきた。
歴史的に、工業規模の熱プロセスは、しばしば比較的安価な化石燃料を動力源としてきた。したがって現在まで、工業用オーブンプロセスにおける熱損失を低減することは重要な優先事項ではなかった。しかしながら、近代的な工場は、しばしば化石燃料にあまり頼らず、あるいは化石燃料を完全に排除し、その代わりに再生可能エネルギー源を使用するように設計されているが、こちらの方が短期的には費用がかかる。したがって、エネルギー効率の高い産業プロセスがますます重要になる。
本開示の1つ以上の実施形態にしたがって構築された熱回収オーブンシステムを示すブロック図である。
本開示の1つ以上の実施形態にしたがって構築された別の熱回収オーブンシステムを示すブロック図である。
本開示の1つ以上の実施形態にしたがって構築された別の熱回収オーブンシステムを示すブロック図である。
本開示の1つ以上の実施形態による、温度勾配に基づいてオーブンシステム内の熱を回収する方法を示すフローチャートである。図面の詳細な説明
この文献は、工業的規模でエネルギー効率のよい熱プロセスを提供するためのシステムおよび技術の例を記載している。いくつかの実施態様では、オーブンシステムへの熱エネルギーの送達における熱交換器のより効率的な使用のために、オーブンシステムが設計される。たとえば、複数の熱交換器が使用される場合、異なる温度で動作するオーブンは、より効率的に動作できるようにするために異なる熱交換器にグループ化される。その結果、熱エネルギーの損失が低減される。
図1は、本開示の1つ以上の実施形態にしたがって構築された熱回収オーブンシステム100(本明細書では「オーブンシステム」と同義に称される)を示すブロック図である。オーブンシステム100は、熱処理プロセスで使用するように構成された多数のチャンバ102A〜102Iを含む。チャンバは、チャンバ102Aで始まり、この例ではチャンバ102Iで終わるシーケンスで配置される。シーケンスはいかなる構成も有することができる。いくつかの実施態様では、シーケンスは本質的に直線的である。いくつかの実施態様では、シーケンスは、本質的に弓形または他の湾曲形状を有することができる。たとえば、チャンバは、その端部がチャンバ102Aおよび102Iにそれぞれ配置された弧状に配置され、残りのチャンバは、それに対してある方向(たとえば、上方または下方)にずらされる。
通路104は、一組のチャンバを通って画定される。いくつかの実施態様において、各チャンバ102A〜120Iは、チャンバ102A〜102Iの壁によって画定された加熱空気のための空洞を含む。 具体的には、側壁のいくつかは、熱処理されている材料がチャンバからチャンバへ通過することを可能にする開口部を有することができる。このような開口部は、チャンバ同士の間で本質的に類似し得る。たとえば、通路104全体は、1組のチャンバを通る縦方向経路を提供するように、少なくとも部分的に、そのようなチャンバ102A〜102Iおよびそれぞれのチャンバ間開口部によって画定されることが可能である。
オーブンシステム100は、様々な材料の熱処理のために設計されることが可能である。いくつかの実施態様では、固体または液体材料、またはそれらの組み合わせが、プロセス中のチャンバ102A〜102Iを介して送られることが可能である。たとえば、オーブンシステム100は、水および/または別の溶媒を蒸発させる材料を乾燥させるために使用され得る。
熱処理の対象となる材料は、様々な形状を有することができ、液体の場合には永久的な形状を有さなくてもよい。ここでは、生成物106がチャンバ102Aの内部に概略的に示されている。いくつかの実施態様では、生成物106は、その他の構成および/または寸法を有することができる。生成物106は、適切な材料に封入されることが可能であり、オーブン空気に直接曝すために覆いを取られてもよい。
オーブンシステムの一部または全部に、コンベヤまたはその他の搬送システムが設けられてもよい。ここでは、コンベヤベルト108が端から端までチャンバ102A〜102Iのシーケンスに沿って配置されている。生成物106はコンベヤベルト108上に載置され、これによりシステム100はプロセス中に生成物106をチャンバからチャンバに移すことができる。この例では、生成物106は、本質的に直線的なシーケンスのチャンバ102A〜102Iを介して搬送され、移動方向はチャンバ102Aからチャンバ102Iに向かうものと仮定する。しかしながら、生成物106の搬送/移動の他の構成が使用されることも可能である。
熱処理は、少なくともプロセスの一部において、チャンバの少なくとも1つを別のチャンバの温度とは異なる温度に加熱することを伴う。温度は、処理される特定の生成物106および/または実行される熱処理のタイプに依存し得る。説明目的だけのために、この例ではそれぞれのチャンバについておおよその温度が示されている。ここで、チャンバ102Aおよび102Iは60℃で標識され、チャンバ102Bは70℃で標識され、チャンバ102CおよびHは80℃で標識され、チャンバ102D〜Gは100℃で標識されている。このように、これは、熱処理プロセスのシーケンスを通して温度勾配を伴う配置のチャンバの例である。異なる実施態様において、様々な温度勾配配置が使用可能である。たとえば、ここでは温度勾配配置は、搬送ルートの開始時に温度を上昇させ、次いで、開始および終了の中間のある距離にわたって温度を平坦化し、最後に生成物が直線的シーケンスの末端に近づくにつれて温度を低下させることを伴う。このように、温度勾配配置は、シーケンスの開始から温度を上昇させ、シーケンスの終わりに向かって温度を低下させることを含むことができる。他の実施態様では、温度勾配配置は、2つ以上の局所温度最大値、および/またはより多くの局所温度最小値、またはこれらの組み合わせを伴うことができる。
空気は、本明細書に記載の実施例では、熱伝達媒体として言及されている。しかしながら、他の実施態様では、他の気体または液体のような他の流体が使用されることも可能である。たとえば、チャンバは、熱プロセスにおける材料の液体ベースの熱処理のために構成され得る。
空気は、チャンバのいくつかまたはすべてに供給されることが可能である。ここで、導管110は、それぞれのチャンバのための1つの、または単一のエネルギー源として機能することができる流入空気を提供する。同様に、それぞれの戻り導管112によって空気がチャンバから除去される。たとえば、チャンバ102Aは、導管110Aを通って空気を受け取り、戻り導管112Aを通って空気を除去する。各導管および対応する戻り導管は、互いに類似していてもよく、あるいは(たとえば、蒸発によって)たとえばチャンバ内に生じる空気の変化に対応するために、何らかの相違を有することもできる。熱処理プロセスに関与する流量および温度のレベルに適した材料で作られたダクトを含むがこれに限定されない、いずれのタイプの導管も使用することができる。
オーブンシステム100には、1つ以上のヒータが設けられてもよい。いくつかの実施態様では、流入空気を提供する導管110の各々に、それぞれのヒータ114が設けられる。たとえば、これは電気ヒータ114であってもよい。電気ヒータ114は、空気がそれぞれのチャンバ102に入る前に導管110内の空気の温度を上昇させるために使用され得る。このように、2つの例のみを挙げるならば、導管110A内のヒータ114はチャンバ102A内に60℃の空気を供給するように制御され、その一方で導管110B内の対応するヒータはチャンバ102B内に70℃の空気を提供するように制御されることが可能である。各ヒータ114は、もしあれば、ヒータが送達する熱の量を調節するように制御される。たとえば、中央コントローラは、ヒータ114をまとめてまたは個別に調節することができる。ヒータ114は、同じタイプのものであってもよいし、2つ以上のヒータタイプ(たとえば、より高い温度を有するべきチャンバのためにより強力なヒータ)が使用されてもよい。
オーブンシステム100は、複数の熱交換器116を含むことができる。たとえば、ここでは3つの熱交換器116A〜Cが使用されその各々は、以下に説明するように、複数のチャンバの、1つまたは複数の特定の温度専用である。実行されている熱プロセスに適しており、熱処理のタイプに適合する、いずれのタイプの熱交換器116も使用可能である。たとえば、空気対空気の熱交換器を使用することができる。熱交換器の各々は、その一方の側(たとえば、チャンバに向かう側)にポート118を、およびその別の側(たとえば、チャンバから離れた側)に他のポート120を、有する。たとえば、熱交換器116Aでは、ポート118Aは、熱交換器116Aからチャンバ102A、102B、および102Cに向かう出口であり、ポート118Bは、チャンバ102A、102Bおよび102Cからの熱交換器116への入口である。同様に、ポート120Aは、熱交換器116からチャンバから離れた方向(たとえば、周囲)への出口であり、ポート120Bは、熱交換器116への入口である(たとえば、これにより周囲空気または別のソースからの空気を供給する)。また、周囲から空気を引き込み、そこに使用済みの空気を戻すシステムはまた、オープンシステムと称されることもある。対照的に、クローズドシステムは、システム内の空気の循環を提供することができる。
熱交換器116を通過する際に、2つの空気ストリームは互いに熱交換される。たとえば、流入空気ストリーム(たとえば、ポート120Bからポート118Aへの経路内のもの)は、流出空気ストリーム(たとえば、ポート118Bからポート120Aへの経路内のもの)からのエネルギーの熱伝達によって加熱されることが可能である。すなわち、これにより、たとえば、そのエネルギーの全てを周囲に失うのではなく、オーブンチャンバからの戻り時のエネルギーの回収を可能にすることができる。
オーブンシステムでは、十分な空気の流れを提供するために1つ以上のファンが使用可能である。ファンは、上述した熱交換器の両側のいずれかに、または両側に位置することができる。たとえば、ファンは、一方では入口ポート120Bを通じて熱交換器116A内へ、そして出口ポート118Aを通じて出るように、空気を搬送することができる;同様に、ファンは反対側で入口ポート118Bを通じて熱交換器116A内へ、そして出口ポート120Aを通じて出るように、空気を搬送することができる。
オーブンシステムが、チャンバ102A〜102Iが位置するシーケンスに沿った温度勾配配置を有するという事実は、オーブンチャンバからの戻り時にエネルギー回収を提供するという観点から難題を提起し得る。すなわち、戻り導管112は、温度勾配配置を反映する温度範囲(この例では約60℃から約100℃)を有する空気ストリームを提供する。これらのストリームのすべてが熱交換の前に一緒に混合する場合、熱交換器の動作はある程度、オーブンシステムの最低温度(この例では60℃)に向かって適合されなければならない。このように、熱交換器は、より低温のオーブンチャンバが過熱されないように、100℃のストリームのエネルギーを部分的にのみ利用(すなわち回復)することができる。言い換えると、最も熱い空気ストリームからのいくらかのエネルギーは、そのエネルギーがシステム内で熱的に有用(すなわち、最も熱いオーブンの温度を維持するために)であっても、回収することができなかった。
この不都合は、温度勾配配置に基づいて戻り空気ストリームを選択的にグループ化することによって、低減または解消されることが可能である。いくつかの実施態様では、それぞれのチャンバの個々の温度が、グループ化の仕方の選択を促す。たとえば、マニホールド122が使用可能である。いくつかの実施態様では、戻り導管112A〜Cはマニホールド122Aにグループ化され、戻り導管112D〜Gはマニホールド122Bにグループ化され、戻り導管112H〜Iはマニホールド122Cにグループ化される。たとえば、この配置された空気は、60〜80℃の範囲の温度のストリームを、共通マニホールド(122Aまたは122C)内に、100℃のストリーム(またはその値を含む温度範囲)のストリームを他とは別の共通マニホールド内に戻す。上記以外のグループ化も可能である。
上記の例は、このようなグループ化の利点、すなわち、エネルギーを回収すべき流出空気は、温度の観点からより良く適した流入空気ストリームと対になることを、示している。たとえば、チャンバ102A〜Cからの戻り空気の場合、熱交換器116Aは当初60℃より高温ではなかった空気を加熱するために、これを使用する。そのため、60〜80℃の戻り空気がこの目的に適している。一方、チャンバ102D〜Gからの戻り空気は今や、最終的に100℃に加熱される空気との熱交換を受ける。このように、戻り空気からの熱は、それ以外の場合ほど浪費されない。むしろ、流入空気をあまりにも高い温度に加熱するという不都合を伴わずに、流入空気と流出空気との間の完全な熱交換を提供することができる。むしろ、これはたとえば、出口ポート118Cに向かう空気が、チャンバ102Aが作動すべき温度よりも高い熱交換器116B内の温度に加熱されることを、可能にする。すなわち、チャンバ102Aはここでは60℃であるので、熱交換器116Aを出る空気は、出口ポート118Aに到達するときにはその温度以下でなければならない。
このように、温度勾配配置システムに基づいて各熱交換器に関してチャンバのうちの2つ以上をグループ化することにより、オーブンシステム全体がより多くの熱エネルギーを回収し、より効率的に動作することが可能になる。グループまたはグループ化という用語は、ここでは、1つ以上の構成要素(たとえば、それ自体の熱交換器を有する場合、1つのチャンバをグループとすることができる)を指すために使用される。
グループ化は、複数の異なる方法のいずれかで行われることが可能である。たとえば、ほぼ同じ温度で動作すべきチャンバは、たとえば60℃の全てのチャンバが1つの熱交換器に属し、全ての80℃のチャンバが別の熱交換器にグループ化されるように、互いにグループ化されることが可能である。個々の温度について複数の異なるこのようなグループが存在し得る(たとえば、60℃のチャンバのそれぞれのグループに2つの熱交換器)。別の例として、その温度が温度範囲内にあるチャンバは、対応する熱交換器に割り当てられてもよい。たとえば、熱交換器は、そのうちの1つ以上が60〜80℃の範囲のチャンバを扱い、一方では少なくとも1つの他の熱交換器が80〜100℃の範囲のチャンバを扱うように、分離されることが可能である。このような温度または温度範囲は、特定の実施態様に応じて選択されることが可能である。たとえば、温度範囲は、温度勾配配置全体にわたって等間隔に分けられてもよい(たとえば、各範囲が20℃間隔をカバーする)。別の例として、1つの温度範囲は、より低い別の温度範囲よりも狭くてもよい(たとえば、最も高い範囲は約100℃のチャンバのみを含むが、より低い範囲はより広い)。
このように、オーブンシステム100は、熱回収が温度勾配に基づくオーブンシステムの一例である。すなわち、チャンバ102A〜Iは、通路104に対応するシーケンスで配置され、シーケンスにまたがる温度勾配配置にしたがって様々な温度で動作するように構成される。コンベヤベルト108は、熱処理プロセスの一部として、シーケンス内の複数のチャンバを通じて生成物106を搬送するように構成されている。したがって、熱処理は温度勾配配置に応じて行われる。複数の熱交換器システムもまた、温度に応じて分離される。すなわち、熱交換器116は、それぞれのチャンバへの導管110およびそれらからの戻り導管112を有する。熱交換器/チャンバのペア化、またはそれぞれの熱交換器のチャンバのグループ化は、温度勾配配置におけるチャンバの温度に基づいている。
熱交換器116は、全て同じタイプのものでよい。しかし、いくつかの実施態様では、2つ以上の異なるタイプの熱交換器が使用されてもよい。たとえばこれは、特定のタイプの熱交換器が、たとえばより高温の空気ストリームに使用され、一方で異なるタイプが低温の空気ストリームに使用されることを、提供することができる。
図2は、本開示の1つ以上の実施形態にしたがって構築された別の熱回収オーブンシステム200を示すブロック図である。このオーブンシステム200のいくつかの局面は、この例の熱交換器システムの各々がそれに対してグループ化された3つのチャンバを有し、チャンバが異なる温度を有してもよいことを除いて、上記のオーブンシステム100のものと類似または同一であり得る。このように、オーブンシステム200は、温度勾配配置で編成されたオーブンチャンバのシーケンスを通じて材料を搬送することによって材料の熱処理を行うようにも設計されている。
ここで、オーブンシステム200は、熱交換器システムのそれぞれの導管内に載置された個々のヒータ204に熱を供給するように構成されたヒートポンプ202を含む。ヒートポンプは、ここでは熱源入口206(たとえば、20℃の液体)に対応する熱源から熱エネルギーを抽出し、その熱を、ここではヒートシンク入口208に流れる流体に対応するが、ヒートシンク内に送達することによって、これを行う。流体が個々のヒータを通過した後、流体はヒートシンク出口210を介してヒートポンプに戻ることができる。個々のヒータは、たとえば、いくつかのチャンバが他のチャンバよりも熱くなるように、結果的なチャンバ温度を制御するように調節されることが可能である。また、ヒートポンプ202の反対側では、より低温の液体(たとえば、15℃)が、そのエネルギーの一部を失った後に熱源出口を通ってヒートポンプ202を出る。このように、オーブンシステム200は、温度勾配配置にしたがってグループ化されたチャンバ用の各ヒータがすべて共通のヒートポンプによって駆動される例を示す。
図3は、本開示の1つ以上の実施形態にしたがって構築された別の熱回収オーブンシステム300を示すブロック図である。このオーブンシステム300のいくつかの局面は、オーブンシステム300が少なくとも2つのヒートポンプ302および304を使用することを除いて、上述したオーブンシステム200のものと類似または同一であり得る。たとえば、ヒートポンプ302は中温ヒートポンプとして特徴付けることができ、ヒートポンプ304は高温ヒートポンプとして特徴付けることができる。いくつかの実施態様では、ヒートポンプ302および304は同じタイプのものである。しかしながら、他の実施態様では、これらは異なるタイプのものであってもよい。たとえばこれは、特定のタイプのヒートポンプが、たとえば、より高温のチャンバに使用され、一方で異なるタイプが低温のチャンバに使用されることを、提供することができる。
ヒートポンプ302および304は、互いに同じまたは異なる熱源に基づいて動作することができる。ここでたとえば、ヒートポンプ302および304の両方には20℃の液体が供給され、これはそれぞれのヒートポンプで15℃に冷却される。また、ヒートシンク側では、一部のチャンバ用の導管内のヒータ306にはヒートポンプ302からの加熱流体が供給され、一方で他のチャンバ用のヒータ308には他のヒートポンプ304からの加熱流体が供給される。したがって、システムは、複数のヒートポンプループ、ここでは低温ループ310および高温ループ312に分解されることが可能である。このように、システム300は、複数のヒートポンプが、熱交換器から温度勾配配置を有するオーブンシステムのそれぞれのチャンバに通じる導管内に位置する複数のヒータを駆動するように設定された例であり、ヒータは温度勾配配置に基づいてヒートポンプに関してグループ化されている。
すなわち、本実施例は、温度に基づいてチャンバに関して分離された熱交換器と、温度に基づいてヒートポンプに関して分離されたヒータとを含む。また、ヒートポンプに関するヒータの温度分離は、熱交換器に関するチャンバの温度分離と同じであっても異なっていてもよい。たとえば、60〜80℃の温度の全てのチャンバは、ここでは低温ループ310内にあり、一方でこれらは個別の熱交換器システムの下にグループ化されている。一方、100℃の温度の全てのチャンバは、ここでは高温ループ312内にあり、また同じ熱交換器システムの下にグループ化されている。
図4は、本開示の1つ以上の実施形態による、温度勾配に基づいてオーブンシステム内の熱を回収する方法を示すフローチャートである。動作400は、シーケンスにまたがる温度勾配配置にしたがってシーケンス内に複数のチャンバを設定することから始まる(ステップ402)。動作400は引き続き、温度勾配配置にしたがって熱処理するために、シーケンス内の複数のチャンバを通って生成物を搬送するコンベヤを構成する(ステップ404)。次に、動作400は、オーブンシステム用の複数の熱交換器を配置するステップと(ステップ406)、次いで、温度勾配配置に基づいて熱交換器に関してチャンバをグループ化するステップと(ステップ408)、を含む。動作400は、熱処理のためにシーケンス内の複数のチャンバを通って生成物を搬送することで終了する(ステップ410)。
図4の動作400は、熱交換器からそれぞれのチャンバにつながる導管内に位置する複数のヒータを駆動するように複数のヒートポンプを設定するステップと、温度勾配配置に基づいてヒートポンプに関してヒータをグループ化するステップと、をさらに含んでもよい。このような場合、ヒータのグループ化は、チャンバのグループ化とは異なることがある。
さらに、温度勾配配置は、シーケンスの開始から温度を上昇させ、シーケンスの終わりに向かって温度を低下させるステップを含んでもよい。方法は、熱交換器の少なくともいくつかが周囲空気を受け取るように、オープンシステムとして熱回収オーブンシステムを動作させるステップをさらに含んでもよい。方法はまた、温度範囲に基づいてチャンバに熱交換器を割り当てるステップを含んでもよい。このような場合、温度範囲は、温度勾配配置全体にわたって等間隔に分けられてもよい。その他の場合には、温度範囲は等間隔に分けられなくてもよい。
上記の明細書では、特定の実施形態を参照して本発明を説明してきた。しかしながら、当業者によって理解されるように、本明細書で開示された様々な実施形態は、本発明の精神および範囲から逸脱することなく、様々な他の方法で修正または実施することができる。したがって、この説明は例示的と見なされるべきであり、開示されるシステム、方法、およびコンピュータプログラム製品の様々な実施形態を作成および使用する方法を当業者に教示することを目的とするものである。本明細書に示され記載される開示の形態は、代表的な実施形態として解釈されるべきであることを理解されたい。同等の要素、材料、プロセス、またはステップは、本明細書で代表的に図示および記載されたものと置き換えられてもよい。また、本開示の特定の特徴は、本開示のこの説明の利益を受けた後に当業者には明らかとなるように、他の特徴の使用とは独立して利用されてもよい。
本明細書に記載されるオーブンの制御は、ソフトウェアおよびファームウェア命令を使用して、たとえば1つ以上のプロセッサなど、エレクトロニクスを介して実施されてもよい。「プロセッサ」は、データ、信号またはその他の情報を処理するいずれのハードウェアシステム、ハードウェアメカニズムまたはハードウェアコンポーネントも含む。プロセッサは、中央処理装置、複数の処理装置、機能を実現するための専用回路、または他のシステムを有するシステムを含むことができる。いくつかの実施形態は、1つ以上のデジタルコンピュータまたはプロセッサ内のソフトウェアプログラミングまたはコードを使用して、特定用途向け集積回路(ASIC)、プログラマブルロジックデバイス、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、光学、化学、生物、量子、またはナノ工学システム、コンポーネント、および機構を使用して、実施されてもよい。本明細書において代表的に提供される開示および教示に基づいて、当業者は、本開示を実施する他のやり方または方法を理解するであろう。
本明細書で使用される場合、用語「備える(comprises)」、「備える(comprising)」、「含む(includes)」、「含む(including)」、「有する(has)」、「有する(having)」またはこれらの文脈上の変形は、非排他的な包含を含むことを意図する。たとえば、要素のリストを含むプロセス、製品、物品、または装置は、必ずしもこれらの要素だけに限定されるものではなく、明示的に列挙されていない、またはこのようなプロセス、製品、物品、または装置に固有のその他の要素を含んでもよい。さらに、反対のことが明示的に述べられていない限り、「または」は包括的であることまたは/および排他的ではないことを意味する。たとえば、条件「AまたはB」は、以下のいずれかによって満たされる。Aが真(または存在)かつBが偽(または存在しない)、Aが偽(または存在しない)かつBが真(または存在)、AおよびBの両方が真(または存在)。
また、図面/図に示された要素のうちの1つ以上は、特定の用途に有用であるように、より分割または統合された方法で実施されてもよく、または特定の場合には省略または動作不能として除去されることも可能である。加えて、図面/図におけるいかなる信号矢印も、別途明確に記載しない限り、限定的ではなく例示的なものとしてのみ見なされるべきである。

Claims (20)

  1. 温度勾配に基づく熱回収オーブンシステムであって、
    前記熱回収オーブンシステムは、
    シーケンス内に配置された複数のチャンバであって、前記シーケンスにまたがる温度勾配配置にしたがって様々な温度で動作するように構成された、複数のチャンバと、
    前記温度勾配配置にしたがって熱処理のために前記シーケンス内の前記複数のチャンバを通じて生成物を搬送するように構成されたコンベヤと、
    複数の温度分離熱交換器システムであって、各々が、熱交換器、前記温度勾配配置の温度に基づく前記チャンバのうちの少なくとも1つへの導管、及び、前記チャンバのうちの少なくとも1つから前記熱交換器への戻り導管を含む、複数の温度分離熱交換器システムと、を備える熱回収オーブンシステム。
  2. 前記温度勾配配置は、前記シーケンスの開始から温度を上昇させ、前記シーケンスの終わりに向かって温度を低下させることを備える、請求項1に記載の熱回収オーブンシステム。
  3. 前記熱回収オーブンシステムは、前記温度分離熱交換器の少なくともいくつかが周囲空気を受け取るように開放されている、請求項1に記載の熱回収オーブンシステム。
  4. 前記温度分離熱交換器システムの各々は、その温度が該温度分離熱交換器システムに対して予め規定された温度範囲内にあるチャンバのうちのいずれか1つが対応する熱交換器に割り当てられるように構成されている、請求項1に記載の熱回収オーブンシステム。
  5. 前記温度範囲は前記温度勾配配置全体にわたって等間隔に分けられている、請求項4に記載の熱回収オーブンシステム。
  6. 温度範囲が高い方が、少なくとも1つの別の低い温度範囲よりも狭い、請求項4に記載の熱回収オーブンシステム。
  7. 前記温度分離熱交換器システムの各々は、前記導管内にヒータをさらに含む、請求項1に記載の熱回収オーブンシステム。
  8. ヒートポンプをさらに備え、前記温度分離交換器システムの各々のヒータは前記ヒートポンプによって駆動される、請求項7に記載の熱回収オーブンシステム。
  9. 複数のヒートポンプをさらに備え、前記温度分離交換器システムのうちのいくつかのヒータは第1のヒートポンプによって駆動され、前記温度分離交換器システムのうちの他のもののヒータは第2のヒートポンプによって駆動される、請求項7に記載の熱回収オーブンシステム。
  10. 対応するヒートポンプに関する前記ヒータの温度分離は、前記温度分離熱交換器に関する前記チャンバの温度分離とは異なる、請求項9に記載の熱回収オーブンシステム。
  11. 前記複数のヒートポンプは、前記温度勾配配置に応じて異なるタイプのものである、請求項9に記載の熱回収オーブンシステム。
  12. 第1の熱交換器が第1の温度分離熱交換器システムに含まれ、
    第2の熱交換器が第2の温度分離交換器システムに含まれ、
    前記第1の熱交換器に流入する周囲の流入空気は、前記第2の熱交換器に流入する周囲空気よりも高い温度に加熱される、請求項1に記載の熱回収オーブンシステム。
  13. 前記温度分離熱交換器は、前記温度勾配配置に応じて異なるタイプのものである、請求項1に記載の熱回収オーブンシステム。
  14. 温度勾配に基づいてオーブンシステム内の熱を回収する方法であって、
    方法は、
    シーケンスにまたがる温度勾配配置にしたがって前記シーケンス内に複数のチャンバを設定するステップであって、コンベヤは、前記温度勾配配置に応じた熱処理のために前記シーケンス内の前記複数のチャンバを通じて生成物を搬送するように構成されている、ステップと、
    前記オーブンシステム用に複数の熱交換器を配置するステップと、
    前記温度勾配配置に基づいて前記熱交換器に関して前記チャンバをグループ化するステップと、を含む方法。
  15. 前記熱交換器から前記それぞれのチャンバにつながる導管内に位置する複数のヒータを駆動するように複数のヒートポンプを設定するステップと、
    前記温度勾配配置に基づいて前記ヒートポンプに関して前記ヒータをグループ化するステップと、をさらに含む、請求項14に記載の方法。
  16. 前記ヒータをグループ化するステップは、前記チャンバをグループ化するステップとは異なる、請求項14に記載の方法。
  17. 前記温度勾配配置は、前記シーケンスの開始から温度を上昇させるステップと、前記シーケンスの終わりに向かって温度を低下させるステップと、を含む、請求項14に記載の方法。
  18. 前記熱交換器の少なくともいくつかが周囲空気を受け取るように、オープンシステムとして前記オーブンシステムを動作させるステップをさらに含む、請求項14に記載の方法。
  19. 温度範囲に基づいてチャンバに熱交換器を割り当てるステップをさらに含む、請求項14に記載の方法。
  20. 前記温度範囲は、前記温度勾配配置全体にわたって等間隔に分けられる、請求項19に記載の方法。
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