JP2019507979A - サイドリンク通信を含むセルラハンドオーバのための方法および装置 - Google Patents

サイドリンク通信を含むセルラハンドオーバのための方法および装置 Download PDF

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Abstract

本明細書の教示の一態様では、ソースセル(22−1)に関連付けられた無線ネットワークノード(20)は、ターゲットセル(22−2)へのハンドオーバが行われるべき無線デバイス(16)にサイドリンク設定情報を提供する。その情報はターゲットセルに関連付けられたサイドリンク同期およびリソース設定を示し、無線デバイスはターゲットセルのサイドリンク同期およびリソース設定に基づいてサイドリンク通信を行う。ターゲットセルに関連付けられたサイドリンクリソースおよびタイミング情報を受信することで、無線デバイスは、依然としてセルラ的意味でソースセルに担当されている間においても、ターゲットセルのリソースおよびタイミングを用いてサイドリンク通信を行うことができる。したがって、無線デバイスは、ソースセルからターゲットセルへの無線デバイスのセルラハンドオーバが完了したか否かに関わらず、ターゲットセルに関連付けられたサイドリンクタイミングおよびリソースを用いてサイドリンク通信を始めるかまたは再開することができる。【選択図】図2

Description

本発明は無線通信ネットワークにおける、ソースセルからターゲットセルへのものなどのセルラハンドオーバに関し、特に、サイドリンク通信を含むセルラハンドオーバに関する。
「サイドリンク」という用語は、セルラインフラストラクチャを介した通信(アップリンクおよびダウンリンク)に対する、第三世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)無線アクセスネットワークにおけるデバイス間通信の直接無線リンクを指す。サイドリンクはまた、デバイスツーデバイス(またはD2D)リンクとも称される。「V2x」という用語は「車両から全てへ」通信を表し、それは車両をメッセージソースまたは宛先として含む通信を包含する。V2x通信は、各車両をエンドポイントとして含んでもよく、またはインフラストラクチャノードや他のタイプのデバイスと通信する車両を含んでもよい。「PC5」インタフェースは、ユーザ装置(UE)間のV2x通信を行うために用いられる。これは、プロキシミティサービス(ProSe)D2D通信に参加する車両や他のノード、デバイス、システムタイプに組み込まれてもよい。興味のある読者はR3-150744 - ProSe Resource Coordination Across eNBs, Ericsson, R3-132277 - Mobility for D2D UEs, Ericsson, and 3GPP TS 36.423 Rel-13を参照すると、追加の内容を得ることができる。
3GPP規格のリリース12は、商用利用および公衆安全への利用の両方を目指して、LTE規格を、D2Dやサイドリンク通信フィーチャへと拡張する。リリース12 LTEにより可能とされるいくつかのアプリケーションは、デバイスディスカバリ、これはデバイスが近くの他のデバイスを検知することができるものである、と、デバイスIDおよびアプリケーションIDを運ぶディスカバリメッセージを報知しかつ検出することによる関連アプリケーションと、である。他のアプリケーションは、無線デバイス間で直接的に終端する物理チャネルに基づく直接通信からなる。ここで、「デバイス」という用語は、UEまたはサイドリンク通信用に構成された基本的に任意の装置を意味する。
D2Dワークの潜在的な拡張のうちのひとつはV2x通信のサポートからなり、それは車両や歩行者やインフラの間の直接通信の任意の組み合わせを含む。V2x通信は、利用可能な場合、ネットワーク(NW)インフラを利用してもよいが、少なくとも基本的なV2x接続性はカバレッジを欠く場合であっても可能であるべきである。LTEの規模経済のため、LTEベースのV2xインタフェースを提供することは経済的に有利でありうる。また、V2x専用技術を用いる場合と比べて、NWインフラ(V2I)およびV2PおよびV2V通信により、通信間のより緊密な統合が可能となるであろう。近くの図は、LTEベースの無線通信ネットワークにおける例示的なV2xシナリオを示す。
V2x通信は非安全情報および安全情報の両方を運んでもよい。ここで、アプリケーションおよびサービスのそれぞれは、例えばレイテンシや信頼性やキャパシティなどに関する特定の要件集合に関連付けられてもよい。ETSIは交通安全用に二種類のメッセージを定義した。協調認識メッセージ(CAM)および分散型環境通報メッセージ(DENM)。
CAMメッセージは、緊急車両を含む車両が、自身の存在および他の関連パラメータを報知形式で知らせることを可能とすることを意図している。そのようなメッセージは他の車両や歩行者やインフラを対象としており、そのアプリケーションによって取り扱われる。CAMメッセージはまた、通常の交通の安全運転に対する能動的な補助としても役に立つ。CAMメッセージの可用性は100msごとに直説的にチェックされ、これにより大抵のメッセージについて、≦100msという最大検出レイテンシ要件が生まれる。しかしながら、プレクラッシュ検出警告のレイテンシ要件は50msである。
DENMメッセージはブレーキによるものなどのイベントによりトリガされるものであり、DENMメッセージの可用性も100msごとにチェックされ、最大レイテンシの要件は≦100msである。
CAMメッセージやDENMメッセージのパッケージサイズは100+バイトから800+バイトの間で変動し、典型的なサイズは約300バイトである。メッセージは近くの車両全てによって検出されることが想定されている。
SAE(Society of the Automotive Engineers)はまた、DSRCの基本安全メッセージ(BSM)を定義し、その種々のメッセージサイズを併せて定義する。メッセージの重要性および緊急性にしたがい、BSMはさらに異なる複数の優先度へと分類される。
UEモビリティ、すなわちセルラネットワーク内のセルラモビリティ、はPC5リソースを用いるUEについてサポートされてもよい。そのようなUEがハンドオーバを行う場合、そのUEがそのサービングセルによって設定されたPC5リソースは、その「RRCコンテキスト」(3GPP TS 36.423およびTS 36.331によって、RRCコンテキストIEとして定義される)においてソースeNBに含まれ、X2 HANDOVER REQUESTメッセージでターゲットeNBにシグナルされてもよい。ターゲットセルがUEに同じ無線リソースの集合を割り当てることが可能な場合、これによりUEがPC5接続を失うことが防止される。しかしながら、本明細書において、セルラハンドオーバ中にサイドリンク通信における受け入れ不可なほど長い中断をUEが経験する可能性が依然としてあることが認識される。
典型的なD2Dシナリオでは、セルラモビリティと連携したPC5同期は、典型的にはUEモビリティが高い例えばV2xと比べてモビリティ要件が厳重ではないので、問題にならないかもしれない。上述の通り、Rel-12以来3GPPにおいて規格化されてきたセルラスペクトルにおけるサイドリンク伝送(D2DまたはProSeとしても知られている)は、V2Xタイプのサービス用に適合可能である。3GPP Rel-12では、二つの異なる動作モードが3GPPにおいて規定されている。一方のモードでは、RRC_CONNECTEDモードにあるUEがD2Dリソースを要求し、eNBがPDCCH (DCI5)を介してまたは専用シグナリングを介してそれを与える。他方のモードでは、UEは自律的に、PCell以外のキャリアでの伝送用のシステム情報ブロック(SIB)シグナリングを介したまたはPCellでの伝送用の専用シグナリングを介した報知においてeNBが提供する利用可能なリソースのプールのなかから伝送用のリソースを選択する。したがって、第1動作モードとは違って、第2動作モードはRRC_IDLEにあるUEによっても実行可能である。
本開示において認識される重要な問題は、V2xトラフィックがあるレイテンシ制約を伴うメッセージによって特徴付けられることである。UEのセルラハンドオーバ中、多くの場合、UEがセルラネットワークのシステム情報を読む必要があり、また、通信動作を回復することができる前にターゲットセルへの再同期およびRRC再設定を行う必要があるという事実のために、レイテンシが増大する。そのような動作は、セルラハンドオーバプロセスを実行することとみなされてもよい。セルラハンドオーバプロセスに伴うレイテンシは、V2xトラフィックレイテンシ制約に違反しうる。
本明細書の教示の一態様では、ソースセルに関連付けられた無線ネットワークノードは、ターゲットセルへのハンドオーバが行われるべき無線デバイスにサイドリンク設定情報を提供する。その情報はターゲットセルに関連付けられたサイドリンク同期およびリソース設定を示し、無線デバイスはターゲットセルのサイドリンク同期およびリソース設定に基づいてサイドリンク通信を行う。ターゲットセルに関連付けられたサイドリンクリソースおよびタイミング情報を受信することで、無線デバイスは、依然としてセルラ的意味でソースセルに担当されている間においても、ターゲットセルのリソースおよびタイミングを用いてサイドリンク通信を行うことができる。したがって、無線デバイスは、ソースセルからターゲットセルへの無線デバイスのセルラハンドオーバが完了したか否かに関わらず、ターゲットセルに関連付けられたサイドリンクタイミングおよびリソースを用いてサイドリンク通信を始めるかまたは再開することができる。
例示的な実施の形態では、無線通信ネットワークにおいて動作するよう構成された無線デバイスにおける動作方法は、デバイスが、第2セルのサイドリンク設定情報を受信することを含む。受信された情報は、第2セルに関連付けられたサイドリンクリソースおよびサイドリンクタイミングを示し、方法はさらに、デバイスが、第1セルから第2セルへの無線デバイスのセルラハンドオーバを示すハンドオーバシグナリングを受信することを含む。ハンドオーバシグナリングを受信することに応じて、デバイスは、第2セルに関するセルラ同期を取得することを含む、第2セルに関するセルラハンドオーバプロセスを実行し、第2セルに関するサイドリンク同期プロセスを実行する。サイドリンク同期プロセスは、第2セルに関するサイドリンクタイミング同期を取得することを含み、方法はさらに、無線デバイスが、サイドリンク同期プロセスを介して第2セルに関してサイドリンク同期が得られると、かつ、セルラハンドオーバプロセスが完了したか否かに関わらず、第2セルに関連付けられたサイドリンクリソースおよびサイドリンクタイミングを用いてサイドリンク通信を再開または開始することを含む。
関連する例示的な実施の形態では、無線通信ネットワークにおいて動作するよう構成された無線デバイスは通信回路と処理回路とを含む。通信回路は、無線通信ネットワークにおいてセルラ接続を介して無線ネットワークノードと通信するよう、かつ、サイドリンク接続を介して他の無線デバイスまたはノードと通信するよう構成される。
処理回路は通信回路に動作可能に関連付けられ、処理回路は、無線通信ネットワークの第2セルについてのサイドリンク設定情報を受信することであって、サイドリンク設定情報が第2セルに関連付けられたサイドリンクリソースおよびサイドリンクタイミングを示す、受信することと、無線通信ネットワークの第1セルから第2セルへの無線デバイスのセルラハンドオーバを示すハンドオーバシグナリングを受信することと、を行うよう構成される。さらに、処理回路は、ハンドオーバシグナリングを受信することに応じて、セルラハンドオーバプロセスおよびサイドリンク同期プロセスを実行するよう構成される。
セルラハンドオーバプロセスは第2セルに関して実行され、第2セルに関するセルラ同期を取得することを含む。サイドリンク同期プロセスは第2セルに関して実行され、第2セルに関するサイドリンクタイミング同期を取得することを含む。さらに、処理回路は、サイドリンク同期プロセスを介して第2セルに関してサイドリンク同期が得られると、かつ、セルラハンドオーバプロセスが完了したか否かに関わらず、第2セルに関連付けられたサイドリンクリソースおよびサイドリンクタイミングを用いてサイドリンク通信を再開または開始するよう構成される。すなわち、サイドリンク同期プロセスはセルラ同期プロセスが完了する前に完了してもよく、サイドリンク同期プロセスを介してサイドリンク同期を取得することにより、無線デバイスは、セルラハンドオーバプロセスが完了する前に、第2セルに関連付けられたリソースおよびタイミングを用いてサイドリンク通信を再開または開始することができる。
他の例示的な実施の形態では、無線通信ネットワークにおいて動作するよう構成された無線ネットワークノードにおける動作方法は、無線ネットワークノードによって設けられる第1セルの隣の第2セルについてのサイドリンク設定情報を取得することを含む。サイドリンク設定情報は第2セルについてのサイドリンクリソース設定と第2セルについてのサイドリンク同期設定とを示し、方法はさらに、第1セルから第2セルへの無線デバイスのセルラハンドオーバの前に、またはそれに併せて、第1セルとのセルラ接続を有する無線デバイスにサイドリンク設定情報を送信することを含む。無線デバイスにサイドリンク設定情報を提供することで、無線デバイスは第2セルに関するサイドリンクタイミング同期を取得することができる。
関連する例示的な実施の形態では、無線通信ネットワークにおいて動作するよう構成された無線ネットワークノードは通信回路と処理回路とを含む。通信回路は、少なくとも無線デバイスと通信するよう構成された送受信回路を含み、処理回路は、通信インタフェース回路と動作可能に関連付けられ、多くの動作を行うよう構成される。特定の例では、処理回路は、無線ネットワークノードによって設けられる第1セルの隣の第2セルについてのサイドリンク設定情報を取得することであって、サイドリンク設定情報が第2セルについてのサイドリンクリソース設定と第2セルについてのサイドリンク同期設定とを示す、取得することを行うよう構成される。処理回路はさらに、第1セルから第2セルへの無線デバイスのセルラハンドオーバの前に、またはそれに併せて、第1セルとのセルラ接続を有する無線デバイスにサイドリンク設定情報を送信するよう構成される。サイドリンク設定情報により、無線デバイスは第2セルに関するサイドリンクタイミング同期を取得することができる。
無論、本発明は上述のフィーチャや利点に限定されない。むしろ、当業者は、以下の詳細な説明を読み、添付の図面を見ることで、追加的なフィーチャや利点を認識するであろう。
無線通信ネットワークのある実施の形態のブロック図である。 サイドリンク通信が関係するセルラネットワークにおけるハンドオーバに関連付けられたシグナリングのある実施の形態の信号フロー図である。 無線デバイスと無線ネットワークノードとコアネットワークノードとを含むいくつかの通信ノードの例示的な実施の形態のブロック図である。 サイドリンク通信が関係する無線デバイスのセルラハンドオーバについての、無線デバイスにおける処理方法のある実施の形態の論理フロー図である。 サイドリンク通信が関係する無線デバイスのセルラハンドオーバについての、無線ネットワークノードにおける処理方法のある実施の形態の論理フロー図である。
非限定的な例として、図1は、ロングタームエボリューション(LTE)規格に基づくまたは他の第三世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)規格に基づくワイドエリアセルラ無線ネットワークなどの、無線通信ネットワークのある実施の形態を示す。
ネットワーク10は、無線アクセスネットワークまたはRAN12と、コアネットワークまたはCN14と、を含む。ネットワーク10は、基本的に任意の数の無線デバイス16(図ではWD)を互いに通信可能に接続し、また、ひとつ以上の外部ネットワーク18を通じて到達可能な任意の数の他のシステムやデバイスと通信可能に接続する。例としてWD16(16−1〜16−6)を六つだけ示しているが、ネットワーク10において潜在的により多くのWD16が動作していてもよいことは理解されるべきである。また、WD16は全てが同じタイプである必要はなく、また同じ機能を有するものでなくてもよいことは理解されるべきである。例示的なWD16は、スマートフォンやフィーチャフォンや無線コンピュータや通信ネットワークアダプタやドングルやマシンタイプ通信(MTC)デバイス(M2Mデバイスとも称される)のうちのいずれかまたはいくつかを含む。3GPPの用語を用いるなら、WD16はUEまたは「ユーザ装置」と称されてもよい。
RAN10は、LTEコンテキストにおけるeNBなどの複数の基地局20を含む。基地局は無線ネットワークノードの一種であり、より一般的には無線ネットワークノード20と称される。図では、各無線ネットワークノード20はセル22を提供する。例えば、ネットワークノード20−1はセル22−1を提供する、等である。一例として、セル22は、対応する地理的エリアに亘るネットワークカバレッジを提供するために用いられる特定の通信リソース、例えば特定の周波数および/または時間、を備えるものとして扱われてもよい。無論、重なり合うセル22があってもよく、所与のネットワークノード20が複数のセル22を提供してもよい。
サイドリンク通信に割り当てられたリソース、例えば無線リソース、は、アップリンク(UL)のセルラ無線リソースに関連付けられてもよい。そのようなリソースを用いてサイドリンク通信を行うために、所与のWD16は、対応するサイドリンクリソース設定とサイドリンク同期設定とを知らなければならない。例えば、WD16−6はセル22−2に関連付けられたサイドリンクタイミングおよびリソース設定を用いてサイドリンク通信を行ってもよく、一方、WD16−1はセル22−1に関連付けられたサイドリンクタイミングおよびリソース設定を用いてサイドリンク通信を行ってもよい。そのようなサイドリンク通信が図に示される他のWD16を含みうること、または明示的に示されていない他のノードやデバイスを含みうることは理解されるべきである。
WD16−1が基地局20−1/セル22−1とのセルラ接続を有し、かつ、セル22−1に関連付けられたサイドリンクタイミングおよびリソース設定を用いてサイドリンク通信を実行しているという非限定的な例示的シナリオを考える。本明細書における例示的な実施の形態によると、セル22−2へのWD16−1のハンドオーバの前に、またはそれに併せて、基地局20−1はWD16−1にサイドリンク設定情報を送信する。サイドリンク設定情報はセル22−2に関連付けられたサイドリンク同期設定(サイドリンクタイミング)およびサイドリンクリソース設定を示す。WD16−1は示された設定情報を用いることでサイドリンク同期プロセスを実行し、それによりセル22−2に対するサイドリンク同期を取得する。サイドリンク同期プロセスを介してサイドリンク通信に関して同期されると、WD16−1はセル22−2に関連付けられたサイドリンクリソースおよびタイミングを用いてサイドリンク通信を再開または開始する。
そのような動作によると、WD16−1は、WD16−1がセル22−2に対するセルラハンドオーバ処理を完了したか否かに関わらず、セル22−2に関連付けられたタイミングおよびリソースを用いてサイドリンク通信を開始または再開するので、有利である。例えば、WD16−1は、セルラ同期を取得できるよりも早期にサイドリンク同期を取得することができる。セルラ同期は、ダウンリンクのセルラ同期信号を用いたセル同期とセル22−2への接続のためのシステム情報(SI)の取得とを含む。より広くは、WD16−1は、依然としてセルラ的意味でセル22−1に担当されている間においても、または少なくともセル22−2へのセルラハンドオーバが完了する前に、セル22−2のサイドリンクタイミングおよびリソース設定を用いてサイドリンク通信を行うことができる。
図2は、他のWD16−2とのサイドリンク通信に関わっているWD16−1が関与する、そのような処理の例示的な実施の形態を示す。ターゲット無線ネットワークノード(RNN)20−2はソースRNN20−1にサイドリンク設定情報を送信する。サイドリンク設定情報は、例えば、ターゲットRNN20−2に関連付けられたターゲットセル22−2においてサイドリンク通信に割り当てられているリソースの設定を示すサイドリンクリソース設定情報を含む。サイドリンク設定情報はまた、ターゲットセル22−2のサイドリンク同期設定情報を含んでもよい。この情報は、サイドリンク通信をターゲットセル22−2へ同期させるために用いられる時刻ベースまたは基準を示してもよい。
ソースRNN20−1はソースセル22−1に関連付けられる。WD16−1がソースRNN20−1/ソースセル22−1からターゲットRNN20−2/ターゲットセル22−2へハンドオーバされることが想定されてもよい。また、そのようなハンドオーバは、WD16−1が別のWD16−2とのサイドリンク通信に関わっている間に生じることが想定されてもよい。ハンドオーバが行われる前、サイドリンク通信はソースセルのリソースおよびタイミング同期を用いる。ソースRNN20−1およびターゲットRNN20−2がそれぞれ例えば対応するセルに関連付けられたeNBであってもよいことは理解されるべきである。
WD16−1は、例えばWD16−1の「サービング」ノードとしてのRNN20−1とのセルラ接続を有する。ソースRNN20−1はそのセルラ接続を用いることで、WD16−1に、ターゲットセル22−2のサイドリンク設定情報を提供してもよい。これは例えば、WD16−1にサイドリンクリソース設定情報およびサイドリンク同期設定情報を送信することによってなされる。図2はそのような情報がハンドオーバシグナリングとは別個に、例えばRNN20−1からWD16−1へ送信されるハンドオーバシグナリングの前に、送信されるものである可能性を示唆しているが、そのようなシグナリングがハンドオーバシグナリングの中で運ばれてもよいことは理解されるべきである。より広くは、ソースRNN20−1はWD16−1をソースセル22−1からターゲットセル22−2へハンドオーバすることに併せて、ターゲットセル22−2のサイドリンク設定情報を送信する。そのようなハンドオーバ動作は、ソースRNN20−1がターゲットRNN20−2およびWD16−1にハンドオーバシグナリングを送信することを含む。
WD16−1は、ソースRNN20−1から受信したターゲットRNN20−2/ターゲットセル22−2の同期設定情報を用いて、ターゲットセル22−2とのサイドリンク同期を取得し、ターゲットセルのリソースおよび同期を用いて他のWD16−2とのサイドリンク通信を再開する。この例では、そのような再開はセルラハンドオーバプロセスの完了の前に生じる。セルラハンドオーバプロセスは、WD16−1がターゲットRNN20−2に対してセルラ的な意味で同期することと、ターゲットRNN20−2のシステム情報を取得することと、ターゲットRNN20−2とのセルラ接続を確立するための無線リソースコントロール(RRC)再設定を実行することと、を含む。
図3は、WD16と無線ネットワークノード20とコアネットワーク(CN)ノード24との例示的な実施の形態を示す。LTEの例では、無線ネットワークノード20はeNBであってもよく、CNノード24はモビリティ管理エンティティ(MME)やオペレーションアンドメンテナンス(OAM)ノード等であってもよい。
無線ネットワークノード20は通信回路30と処理回路32とストレージ34とを備える。通信回路30は、ひとつ以上のWD16、ひとつ以上のCNノードおよびひとつ以上の他の無線ネットワークノード20と通信するよう構成された通信インタフェース回路を備え、そのような回路は個別のインタフェースを含む。例えば、通信回路30は、WD16と通信するための受信回路(RX)および送信回路(TX)を関連送受信処理回路と共に有する送受信機などのひとつ以上のセルラ無線回路を含む。さらに、通信回路30は、CNノード24と通信するためのS1インタフェースなどのネットワーク通信インタフェースを含む。
処理回路32は、固定回路またはプログラム回路もしくは固定回路とプログラム回路との混合を備える。例示的な実施の形態では、処理回路32は、ひとつ以上のマイクロプロセッサベースの回路、または、ひとつ以上のDSPベース、FPGAベースあるいはASICベースの回路、または、それらの任意の組み合わせを含む。特定の例では、処理回路32は、コンピュータプログラム36を含むコンピュータプログラムインストラクションの実行を介して、本明細書で開示される無線ネットワークノード方法にしたがい動作するよう特に適合されているか、そうでなければそのように構成される。処理回路32はさらに、ストレージ34を介して、そのような動作に関連付けられた設定データ38の種々のアイテムを使用および/または格納してもよい。
ストレージ34は、ソリッドステートストレージやディスクストレージなどのいずれかひとつまたは複数を備え、揮発性作業メモリおよび不揮発性プログラムおよびデータストレージの両方を提供してもよい。したがって、ストレージ34は、メモリやストレージ回路やデバイスタイプの組み合わせを含んでもよい。非限定的な例は、SRAM、DRAM、FLASH、EEPROMおよびソリッドステートディスク(SSD)ストレージのいずれかひとつまたは複数を含む。
いずれの場合でも、ひとつ以上の実施の形態では、ストレージ34がコンピュータプログラム36を保持する非一時的コンピュータ可読媒体を含み、無線ネットワークノード20の処理回路が該コンピュータプログラム36を実行することで、処理回路32が本明細書の教示にしたがうよう設定されることは理解されるべきである。本明細書で用いられる場合、非一時的は永続的や不変的を必ずしも意味せず、しかしながら少なくともある持続性を有するストレージを示す。
無線ネットワークノード20はまた、例えばGNSSタイミングに基づいてサイドリンク通信をそのリソースに対して同期させるための、グローバルナビゲーションサテライトシステム(GNSS)タイミング回路39を含んでもよい。あるいはまた、無線ネットワークノード20はネットワーク10内の他のノードからGNSSタイミングを受信してもよい。
同様に、WD16は通信回路40と処理回路42とストレージ44とを備える。例えば、通信回路40は、受信回路(RX)および送信回路(TX)を関連送受信処理回路と共に有する送受信機などのひとつ以上のセルラ無線回路を含む。通信回路40はまた、例えば近距離通信やWiFiやブルートゥースなどのための他のタイプの通信インタフェース回路を含んでもよい。
処理回路42は、固定回路またはプログラム回路もしくは固定回路とプログラム回路との混合を備える。例示的な実施の形態では、処理回路42は、ひとつ以上のマイクロプロセッサベースの回路、または、ひとつ以上のDSPベース、FPGAベースあるいはASICベースの回路、または、それらの任意の組み合わせを含む。
特定の例では、処理回路42は、コンピュータプログラム46を含むコンピュータプログラムインストラクションの実行を介して、本明細書で開示されるデバイス側のシグナリングおよび動作を実行するよう特に適合されているか、そうでなければそのように構成される。処理回路42はさらに、ストレージ44を介して、そのような動作に関連付けられた設定データ48の種々のアイテムを使用および/または格納してもよい。
ストレージ44は、ソリッドステートストレージやディスクストレージなどのいずれかひとつまたは複数を備え、揮発性作業メモリおよび不揮発性プログラムおよびデータストレージの両方を提供してもよい。したがって、ストレージ44は、メモリやストレージ回路やデバイスタイプの組み合わせを含んでもよい。非限定的な例は、SRAM、DRAM、FLASH、EEPROMおよびソリッドステートディスク(SSD)ストレージのいずれかひとつまたは複数を含む。ひとつ以上の実施の形態では、ストレージ44がコンピュータプログラム46を保持する非一時的コンピュータ可読媒体を含み、WD16の処理回路42が該コンピュータプログラム46を実行することで、処理回路42が本明細書の教示にしたがうよう設定されることは理解されるべきである。
CNノード24は通信回路60と処理回路62とストレージ64とを備える。通信回路60は、ひとつ以上の無線ネットワークノード24および潜在的に同じタイプのまたは異なるタイプのひとつ以上の他のCNノードと通信するよう構成された通信インタフェース回路を備える。通信回路60は、したがって、無線ネットワークノード20と通信するためのS1インタフェースなどの別個のインタフェースと、他のタイプのノードと通信するためのひとつ以上の他のタイプのインタフェースと、を備えてもよい。
処理回路62は、固定回路またはプログラム回路もしくは固定回路とプログラム回路との混合を備える。例示的な実施の形態では、処理回路62は、ひとつ以上のマイクロプロセッサベースの回路、または、ひとつ以上のDSPベース、FPGAベースあるいはASICベースの回路、または、それらの任意の組み合わせを含む。特定の例では、処理回路62は、コンピュータプログラム66を含むコンピュータプログラムインストラクションの実行を介して、本明細書で開示されるCNノード方法にしたがい動作するよう特に適合されているか、そうでなければそのように構成される。処理回路62はさらに、ストレージ64を介して、そのような動作に関連付けられた設定データ68の種々のアイテムを使用および/または格納してもよい。
ストレージ64は、ソリッドステートストレージやディスクストレージなどのいずれかひとつまたは複数を備え、揮発性作業メモリおよび不揮発性プログラムおよびデータストレージの両方を提供してもよく、したがってメモリやストレージ回路やデバイスタイプの組み合わせを含んでもよい。非限定的な例は、SRAM、DRAM、FLASH、EEPROMおよびソリッドステートディスク(SSD)ストレージのいずれかひとつまたは複数を含む。
ひとつ以上の実施の形態では、ストレージ64がコンピュータプログラム66を保持する非一時的コンピュータ可読媒体を含み、CNノード24の処理回路62が該コンピュータプログラム66を実行することで、処理回路62が本明細書の教示にしたがうよう設定される。本明細書で用いられる場合、非一時的は永続的や不変的を必ずしも意味せず、しかしながら少なくともある持続性を有するストレージを示す。
図4は、無線通信ネットワーク10において動作するよう構成されたWD16の動作方法400のある実施の形態を示す。方法400は、無線通信ネットワーク10の第2セル22−2についてのサイドリンク設定情報を受信すること(ブロック402)であって、サイドリンク設定情報が第2セル22−2に関連付けられたサイドリンクリソースおよびサイドリンクタイミングを示す、受信することを含む。さらに、方法は、無線通信ネットワーク10の第1セル22−1から第2セル22−2への無線デバイス16のセルラハンドオーバを示すハンドオーバシグナリングを受信すること(ブロック404)と、それに応じて:第2セル22−2に関するセルラ同期を取得することを含む、第2セル22−2に関するセルラハンドオーバプロセスを実行し(ブロック408)、第2セル22−2に関するサイドリンクタイミング同期を取得することを含む、第2セル22−2に関するサイドリンク同期プロセスを実行し(ブロック410)、サイドリンク同期プロセスを介して第2セル22−2に関してサイドリンク同期が得られると、かつ、セルラハンドオーバプロセスが完了したか否かに関わらず、第2セル22−2に関連付けられたサイドリンクリソースおよびサイドリンクタイミングを用いてサイドリンク通信を再開または開始することと、を含む。ハンドオーバシグナリングが受信されない場合(ブロック404からのNO)、WD16は実行中の動作を継続する(ブロック406)。ここで、図2のコンテキストで議論されたように、第1セル22−1および第2セル22−2は「ソース」セルおよび「ターゲット」セルであってもよい。
ハンドオーバのコンテキストにおいて、第2セル22−2に関連付けられたサイドリンクリソースおよびサイドリンクタイミングを用いてサイドリンク通信を再開することは、第1セル22−1に関連付けられたサイドリンクリソースおよびサイドリンクタイミングに従い以前に行われたサイドリンク通信を再開することを含む。例示的な実施の形態またはシナリオにおいて、第2セル22−2のサイドリンクタイミングは、第2セル22−2におけるセルラ同期のために用いられるダウンリンクタイミング基準とは異なるサイドリンクタイミング基準を用いる。そのような場合、サイドリンク同期プロセスはサイドリンクタイミング基準を用い、セルラ同期プロセスはダウンリンクタイミング基準を用いる。
少なくともひとつの場合または実施の形態では、第2セル22−2のサイドリンクタイミング基準はGNSSタイミング基準を含み、ダウンリンクタイミング基準は、プライマリ同期信号(PSS)やセカンダリ同期信号(SSS)などの第2セル22−2で伝送されるひとつ以上のダウンリンク同期信号を含む。したがって、WD16は第2セル22−2に関連付けられたサイドリンクリソースを用いて行われるサイドリンク通信について、GNSSタイミング基準に対して同期し、第2セル22−2に対して行われるセルラ通信について、ダウンリンク同期信号に対して同期する。
さらに別の実施の形態または例示的ケースでは、第2セル22−2についてのサイドリンク設定情報を受信すること(ブロック402)は、第1セル22−1とのセルラ接続を介して第2セル22−2についてのサイドリンク設定情報を受信することを含む。例えば、第1セル22−1に関連付けられた無線ネットワークノード20は、セル22−2へのWD16のハンドオーバの前に、またはそれに併せて、第2セル22−2についてのサイドリンク設定情報を提供する。
補足的な例示的実施の形態では、WD16は、方法400、またはその変形例および拡張を実行するよう構成される。図3を少し参照すると、例示的なWD16は通信回路40と処理回路42とを含む。通信回路40は、無線通信ネットワーク10においてセルラ接続を介して無線ネットワークノード20と通信するよう、かつ、サイドリンク接続を介して他のWD16またはノード70と通信するよう構成される。さらに、処理回路42は通信回路40に動作可能に関連付けられ、処理回路42は、無線通信ネットワーク10の第2セル22−2についてのサイドリンク設定情報を受信することであって、サイドリンク設定情報が第2セル2202に関連付けられたサイドリンクリソースおよびサイドリンクタイミングを示す、受信することと、無線通信ネットワーク10の第1セル22−1から第2セル22−2への無線デバイス16のセルラハンドオーバを示すハンドオーバシグナリングを受信することと、を行うよう構成される。処理回路42は、第2セル22−2に関するセルラ同期を取得することを含む、第2セル22−2に関するセルラハンドオーバプロセスを実行し、第2セル22−2に関するサイドリンク同期プロセスを実行することにより、ハンドオーバシグナリングに応答するよう構成される。サイドリンク同期プロセスは、第2セル22−2に関するサイドリンクタイミング同期を取得することを含む。WD16は、サイドリンク同期プロセスを介して第2セル22−2に関してサイドリンク同期が得られると、かつ、セルラハンドオーバプロセスが完了したか否かに関わらず、第2セル22−2に関連付けられたサイドリンクリソースおよびサイドリンクタイミングを用いてサイドリンク通信を再開または開始する。
補足のネットワーク側動作に関して、図5は、無線通信ネットワーク10において動作するよう構成された無線ネットワークノード20の動作方法500のある実施の形態を示す。方法500は、無線ネットワークノード20によって設けられる第1セル22−1の隣の第2セル22−2についてのサイドリンク設定情報を決定すること(ブロック502)を含む。サイドリンク設定情報は第2セル22−2についてのサイドリンクリソース設定と第2セル22−2についてのサイドリンク同期設定とを示す。例示的な実施の形態では、無線ネットワークノード20は、第2セル22−2に関連付けられたノードなどの他の無線ネットワークノード20からサイドリンク設定情報を受信することに基づいて、サイドリンク設定情報を取得する。別の代替例では、無線ネットワークノード20はCN14内のノードからサイドリンク設定情報を受信する。
いずれの場合でも、方法500はさらに、無線ネットワークノード20が、第1セル22−1とのセルラ接続を有するWD16にサイドリンク設定情報を送信すること(ブロック504)を含む。WD16へのサイドリンク設定情報の送信は、第1セル22−1から第2セル22−2へのWD16のセルラハンドオーバの前に、またはそれに併せて生じる。サイドリンク設定情報により、WD16は、示されたサイドリンク同期設定を用いて第2セル22−2に関するサイドリンクタイミング同期を取得することができる。
WD16にサイドリンク設定情報を送信すること(ブロック504)は、例えば、第2セル22−2によって用いられるダウンリンクタイミング基準とは異なるサイドリンクタイミング基準を第2セル22−2が用いることを示すものを送信することを含む。同じ例示的ケースまたは実施の形態では、または別の例示的ケースあるいは実施の形態では、WD16にサイドリンク設定情報を送信すること(ブロック504)は、サイドリンクタイミングのためにGNSSタイミング基準を第2セル22−2が用いることを示すものを無線ネットワークノード20が送信することを含む。そのような実施の形態は、低いシグナリングオーバヘッドの利点を提供しつつ、第2セル22−2に対するサイドリンク同期を得るのに十分な情報をWD16に提供するための効率的なメカニズムを示す。
いずれの場合でも、サイドリンク設定情報は、例えばRRCシグナリングを用いて無線ネットワークノード20からWD16へ送信可能である。その情報は、無線ネットワークノード20によってWD16へ送信されるハンドオーバシグナリングの前に送信されてもよく、またはそのようなハンドオーバシグナリングに併せて送信されてもよい。少なくともひとつの実施の形態では、ハンドオーバシグナリングはサイドリンク設定情報を含む。さらに、ひとつ以上の実施の形態では、無線ネットワークノード20は、WD16のセルラハンドオーバを開始するという決定およびWD16がハンドオーバを行う蓋然性が高いという判定のうちの少なくともひとつに応じて、WD16にサイドリンク設定情報を送信するよう決定する。WD16がハンドオーバを行う蓋然性が高いという判定の一例として、無線ネットワークノード20は、WD16の現在位置、WD16の移動の向き、およびひとつ以上のセル22に関するWD16における受信条件のうちのいずれかひとつまたは複数の関数として、WD16がハンドオーバを行いそうであると判定する。
補足的な例示的実施の形態では、無線ネットワークノード20は、方法500、またはその変形例および拡張を実行するよう構成される。図3を少し参照すると、例示的な無線ネットワークノード20は無線通信ネットワーク10において動作するよう構成され、通信回路30と処理回路32とを含む。通信回路30は、無線デバイスと通信するよう構成された送受信回路を含み、処理回路32は、通信回路30と動作可能に関連付けられる。
より具体的には、処理回路32は、無線通信ネットワーク10の第2セル22−2であって無線ネットワークノード20によって設けられる第1セル22−1の隣の第2セル22−2、についてのサイドリンク設定情報を取得するよう構成される。サイドリンク設定情報は第2セル22−2についてのサイドリンクリソース設定と第2セル22−2についてのサイドリンク同期設定とを示す。処理回路32はさらに、第1セル22−1とのセルラ接続を有するWD16にサイドリンク設定情報を送信するよう構成される。サイドリンク設定情報の送信は、第1セル22−1から第2セル22−2へのWD16のセルラハンドオーバの前に、またはそれに併せて生じる。そのような情報により、WD16は第2セル22−2に関するサイドリンクタイミング同期を取得することができる。
一例では、処理回路32は、第2セル22−2についてのサイドリンク設定情報を、例えばノード間通信インタフェースシグナリングを介して他の無線ネットワークノード20からそのような情報や関連情報を受信することに基づいて、決定する。あるいはまた、無線ネットワークノード20はCN14内の他のノードやOAMノードからそのような情報を受信する。さらに、一例では、無線ネットワークノード20は、フラグや情報要素や第2セル22−2におけるサイドリンク同期のためにWD16によって用いられるべきタイミング基準またはベースを示す他のデータアイテムの形で、サイドリンク同期設定情報を送信する。例えば、無線ネットワークノード20は、第2セル22−2がサイドリンク通信のためにGNSSベースのタイミングを用いることを示すものを送信する。
本明細書におけるいくつかの例はセルラネットワークリソースを用いるV2X/ITSトラフィックを含むが、本明細書の教示が同様の特性を伴う任意のトラフィックに適用可能であることは理解されるであろう。さらに、本明細書の教示に付随する利点を理解するために、「レガシー」または従来のセルラハンドオーバが以下のステップを含むことを考える:(1)HO再設定コマンドメッセージの一部として、ソース無線ネットワークノード20、例えばeNB、はターゲットセルにおいて用いられるべきデバイス特定的リソース設定をシグナルしてもよく、(2)WD16、例えばUE、はHO手順を開始してサイドリンク動作を停止し、(3)UEはターゲットセル用の同期を取得してシステム情報を読み、(4)UEはターゲットセルにおいてサイドリンク動作を再開する。したがって、従来、UEがターゲットセル用の同期およびシステム情報を取得する間に、ある、潜在的に顕著なサービス中断が存在する。
本明細書の教示は、セルラハンドオーバプロセスからのサイドリンク通信再開の「切り離し(decoupling)」として理解可能であり、適切に設定されたUEへのシグナリングの提供を含む。シグナリングはターゲットセル用のサイドリンクタイミングおよびリソースを示し、UEのターゲットセルへのセルラハンドオーバが完了したか否かに関わらず、UEがサイドリンク通信に関してターゲットセルと同期し、ターゲットセルのリソースを用いてサイドリンク通信を開始または再開できるようにする。
UEへのシグナリングは、例えば、ターゲットセルにおいて用いられるべきサイドリンクリソースの設定を含む。そのようなシグナリングにおいて、所定のUEについて特定的でない共通サイドリンクリソースが示されてもよい。シグナリングはさらに、ターゲットセルにおいて用いられるべき同期設定を含む。例えば、異なるセル(eNB)は、デバイスを、異なる同期ソースに異なる態様で優先順位を付けるよう設定してもよい。一例では、eNBは、そのカバレッジにいるUEを、例えばGNSS信号から導出される所定のUTCタイミングに従うよう設定する。他の例では、eNBは、そのカバレッジにいるUEを、例えばダウンリンク信号から導出されるセルラタイミングに従うよう設定する。
上述の情報は、HOの前に、eNBと潜在的に他のNWノードとの間で交換される必要がある。その目的のために、例えばOAMや無線ネットワークにおける他の専用手順を含む、任意のインタフェース(例えば、X2)を用いる任意のプロトコルが用いられてもよい。
X2APについて、割り当てられたクリティカリティ「無視(ignore)」を伴うオプションIEをLOAD INFORMATIONメッセージに追加することで、送信eNBによって担当されているひとつ以上のセルについての上述の情報を運ぶことができる。規格化されたX2APメッセージの代わりに私的メッセージを用いることによっても、同じことを達成することができる。
しかしながら、eNBの集団の同期設定は時間的に頻繁に変わる蓋然性が低いものであり、したがってネットワークインタフェースを介してこのタイプの情報を交換することの利点は不明であり、この点でOAMを介した調整が有利な動作を提供しうることは言及に値する。
少なくともある実施の形態では、本明細書の教示のさらなる態様は、サイドリンク通信を行うための新たなUE手順である。ここで、「サイドリンク通信」は送信および/または受信の任意の組み合わせを指す。特に、上述のシグナリングで説明されたRRCサイドリンク再設定を受信した後、UEは:(1)ソースセルによってUEへ送信されるHOコマンドメッセージであってターゲットセル情報を含むHOコマンドメッセージによって示されるプロトコル/優先度/設定にしたがって同期基準を取得し、(2)依然としてソースセルによって担当されている間に、ターゲットセル用のサイドリンクリソース設定を用いてサイドリンク動作を開始する。サイドリンクリソース設定は、UEによって自発的に選択されるべきリソースのプールまたはeNBが選択したリソース割り当てのいずれかを含んでもよい。
ターゲットセルのサイドリンクリソースは、ハンドオーバの継続期間中のみ使用可能である。すなわち、RRCConnectionReconfigurationCompleteをトリガするまでか、またはハンドオーバ実行中に無線リンク失敗(RLF)が宣言されるまで使用可能である。あるいはまた、サイドリンクリソースは、ターゲットeNBからのさらなる通知(すなわち、専用シグナリングまたはPDCCH上の動的付与のいずれかを介して提供される新たなリソース設定)について、またはRLFが宣言される場合に使用可能である。そのようなUE動作は規格実装によって要求されてもよいし、私的フィーチャとして実装に任せられてもよい。
本明細書で開示される実施の形態のひとつ以上は、セル選択/再選択のために、アイドルモードUEおよび接続モードUEの両方によって使用可能である。ターゲットセルにおいて用いられるべきサイドリンクリソースはまた、ソースセルからの報知シグナリング(例えば、システム情報ブロックまたはSIB報知)を介して取得可能である。無論、実施の形態の全てがそのようなシグナリングを用いる必要はない。しかしながら、そうである実施の形態では、ソースセルのSIBシグナリングは、少なくともセル選択/再選択手順(アイドルモードにあるUEのためのもの)の完了またはハンドオーバ(接続モードにあるUEのためのもの)の完了またはRLF(接続モードにあるUEのためのもの)までは、UEによって用いられるべきリソース設定を運ぶ。
そのようなSIBシグナリングは、リソース設定と共に、そのリソース設定が適用される先のセルのセルIDをも運んでもよい。セルIDは、(例えばPSS/SSS取得から)UEに既知であることが想定される。UEがターゲットセルに向けたセル選択/再選択やハンドオーバを行うとき、対応するリソース設定が用いられる。SIBを介したリソース設定の取得は、ハンドオーバのトリガの前(例えば、測定報告のトリガの後)またはセル選択/再選択を行う前に、UEによってなされてもよい。
他の実施の形態では、UEはハンドオーバを行う際またはセル選択/再選択を行う際、予め設定されたリソースを用いる。予め設定されたリソースの使用は、ハンドオーバコマンドによってまたはセル選択/再選択手順の開始によってトリガされる。
上記に照らし、UEとセルラネットワークとの間のUuインタフェース(セルラリンク)に関連付けられた考察と同様に、PC5通信に関わるUEはハンドオーバを行う際にレイテンシの影響を受ける。従来のアプローチにしたがうProSeを見ると、ハンドオーバコマンドの後に実行中のPC5セッションを続ける前のUEは、ターゲットセルが、モード1およびモード2リソース割り当てをそれぞれ示すPDCCH上のD2D付与または(接続モードにある場合には)専用シグナリングを送信するのを待つ必要がある。本開示は、PC5通信に関わるUEのセルラハンドオーバに関連付けられたPC5サービス中断を除去するか少なくとも実質的に低減するための種々の例示的方法および装置を提供する。
接続モードにあるUEについて、ターゲットセルPC5リソースは、ターゲットセルにおける同期設定に付いての情報と共に、(セルラ)ハンドオーバコマンドを介して移送可能である。例えば、ターゲットセルがサイドリンクについてGNSSベースの同期を使用する場合、UEは、ハンドオーバ動作中に実質的に中断されることなくPC5動作を続けることができる。したがって、本明細書で提示されるひとつの解は、ハンドオーバコマンドを介してUEに、ターゲットセルのPC5同期設定と共にターゲットセルのPC5リソースをシグナリングすることを含む。
そのような情報はまた、ハンドオーバコマンドの前に、例えばハンドオーバ決定がなされたか開始されたとの判定に応じて、またはハンドオーバが生じそうであるとの判定に応じて、送信されてもよい。いずれの場合でも、UEはシグナリングされた情報を用いることで、HO中のサイドリンク動作の中断を回避または最小化する。少なくとも、ソースセルおよびターゲットセルが同じGNSS同期基準を用いる場合、それを示すものをUEにシグナリングすることで、UEは、ソースセルからターゲットセルへハンドオーバされることに伴うサイドリンク通信の中断を避けることができる。言い換えると、ターゲットセルのサイドリンク同期設定情報をUEへシグナリングすることの一例は、ターゲットセルがソースセルで使用されているものと同じサイドリンク通信用タイミング基準またはベースを使用することをUEに示すものを送信することを含む。より広くは、ターゲットセルのサイドリンク同期設定情報をUEへ送信することは、ターゲットセルにおいてリソースを使用する際のサイドリンク通信の同期のためのタイミング基準を示す、フラグや情報や他のインジケータを送信することを含んでもよい。
特に、上述の説明および添付の図面に提示される教示の利点を有する開示された発明の変形例や他の実施の形態は、当業者には明らかであろう。したがって、発明は開示される特定の実施の形態に限定されるものではなく、変形例や他の実施の形態は本開示の範囲内に含まれることが意図されていることは理解されるであろう。本明細書で具体的な用語が用いられたが、それらは概括的なものおよび説明的なものとしてのみ使用されるのであって、限定を目的としていない。
略語
3G 第三世代携帯電話通信技術
BSM 基本安全メッセージ
BW 帯域幅
CAM 協調認識メッセージ
DPTF データパケット伝送フォーマット
D2D デバイス間通信
DENM 分散型環境通報メッセージ
DSRC 専用短距離通信
eNB eNodeB
ETSI 欧州電話通信標準化協会
LTE ロングタームエボリューション
NW ネットワーク
RS 基準信号
TF トランスポートフォーマット
SAE Society of the Automotive Engineers
UE ユーザ装置
V2I 車両対インフラ
V2P 車両対歩行者
V2V 車両間通信
V2x 車両対想像しうる任意のもの
wrt に関して
SPS 準永続スケジューリング
DMRS 復調基準信号
OCC 直交カバーコード
HO ハンドオーバ
SIB システム情報ブロック
RLF 無線リンク失敗
3GPP 第三世代パートナーシッププロジェクト
RRC 無線リソースコントロール
PDCCH 物理ダウンリンクコントロールチャネル
PSS プライマリ同期信号
SSS セカンダリ同期信号

Claims (40)

  1. 無線通信ネットワーク(10)において動作するよう構成された無線デバイス(16)における動作方法(400)であって、前記方法(400)は、
    前記無線通信ネットワーク(10)の第2セル(22−2)についてのサイドリンク設定情報を受信すること(402)であって、前記サイドリンク設定情報が前記第2セル(22−2)に関連付けられたサイドリンクリソースおよびサイドリンクタイミングを示す、受信すること(402)と、
    前記無線通信ネットワーク(10)の第1セル(22−1)から前記第2セル(22−2)への前記無線デバイス(16)のセルラハンドオーバを示すハンドオーバシグナリングを受信すること(404)と、それに応じて:
    前記第2セル(22−2)に関するセルラ同期を取得することを含む、前記第2セル(22−2)に関するセルラハンドオーバプロセスを実行し(408)、
    前記第2セル(22−2)に関するサイドリンクタイミング同期を取得することを含む、前記第2セル(22−2)に関するサイドリンク同期プロセスを実行し(410)、前記サイドリンク同期プロセスを介して前記第2セル(22−2)に関してサイドリンク同期が得られると、かつ、前記セルラハンドオーバプロセスが完了したか否かに関わらず、前記第2セル(22−2)に関連付けられた前記サイドリンクリソースおよび前記サイドリンクタイミングを用いてサイドリンク通信を再開または開始することと、を含む方法(400)。
  2. 前記第2セル(22−2)に関連付けられた前記サイドリンクリソースおよび前記サイドリンクタイミングを用いて前記サイドリンク通信を再開または開始することは、前記第1セル(22−1)に関連付けられたサイドリンクリソースおよびサイドリンクタイミングに従い以前に行われたサイドリンク通信を再開することを含む請求項1に記載の方法(400)。
  3. 前記第2セル(22−2)における前記サイドリンクタイミングは、前記第2セル(22−2)に関するセルラ同期のために用いられるダウンリンクタイミング基準とは異なるサイドリンクタイミング基準を用い、前記サイドリンク同期プロセスは前記サイドリンクタイミング基準を用い、前記セルラ同期プロセスは前記ダウンリンクタイミング基準を用いる請求項1または2に記載の方法(400)。
  4. 前記サイドリンクタイミング基準はグローバルナビゲーションサテライトシステム(GNSS)のタイミング基準を含み、前記ダウンリンクタイミング基準は前記第2セル(22−2)において伝送されるひとつ以上のダウンリンク同期信号を含む請求項3に記載の方法(400)。
  5. 前記第2セル(22−2)についての前記サイドリンク設定情報を受信すること(402)は、前記第1セル(22−1)とのセルラ接続を介して前記第2セル(22−2)についての前記サイドリンク設定情報を受信することを含む請求項1から4のいずれか一項に記載の方法(400)。
  6. 無線通信ネットワーク(10)において動作するよう構成された無線デバイス(16)であって、前記無線デバイス(16)は、
    前記無線通信ネットワーク(10)においてセルラ接続を介して無線ネットワークノード(20)と通信するよう、かつ、サイドリンク接続を介して他の無線デバイス(16)またはノード(70)と通信するよう構成された通信回路(40)と、
    前記通信回路(40)に動作可能に関連付けられた処理回路(42)と、を備え、
    前記処理回路(42)は、
    前記無線通信ネットワーク(10)の第2セル(22−2)についてのサイドリンク設定情報を受信することであって、前記サイドリンク設定情報が前記第2セル(22−2)に関連付けられたサイドリンクリソースおよびサイドリンクタイミングを示す、受信することと、
    前記無線通信ネットワーク(10)の第1セル(22−1)から前記第2セル(22−2)への前記無線デバイス(16)のセルラハンドオーバを示すハンドオーバシグナリングを受信することと、それに応じて:
    前記第2セル(22−2)に関するセルラ同期を取得することを含む、前記第2セル(22−2)に関するセルラハンドオーバプロセスを実行し、
    前記第2セル(22−2)に関するサイドリンクタイミング同期を取得することを含む、前記第2セル(22−2)に関するサイドリンク同期プロセスを実行し、前記サイドリンク同期プロセスを介して前記第2セル(22−2)に関してサイドリンク同期が得られると、かつ、前記セルラハンドオーバプロセスが完了したか否かに関わらず、前記第2セル(22−2)に関連付けられた前記サイドリンクリソースおよび前記サイドリンクタイミングを用いてサイドリンク通信を再開または開始することと、 を行うよう構成される無線デバイス(16)。
  7. 前記処理回路(42)は、前記ハンドオーバシグナリングを受信する前に、前記第1セル(22−1)に関連付けられたサイドリンクタイミングおよびサイドリンクリソースに従う前記サイドリンク通信を実行し、かつ、前記第2セル(22−2)に関連付けられた前記サイドリンクタイミングおよび前記サイドリンクリソースに従う前記サイドリンク通信を再開するよう構成される請求項6に記載の無線デバイス(16)。
  8. 前記第2セル(22−2)における前記サイドリンクタイミングは、前記第2セル(22−2)に関するセルラ同期のために用いられるダウンリンクタイミング基準とは異なるサイドリンクタイミング基準を用い、前記処理回路(42)は、前記サイドリンクタイミング基準を用いて前記サイドリンク同期プロセスを実行し、かつ、前記ダウンリンクタイミング基準を用いて前記セルラ同期プロセスを実行するよう構成される請求項6または7に記載の無線デバイス(16)。
  9. 前記サイドリンクタイミング基準はグローバルナビゲーションサテライトシステム(GNSS)のタイミング基準を含み、前記ダウンリンクタイミング基準は前記第2セル(22−2)において伝送されるひとつ以上のダウンリンク同期信号を含む請求項8に記載の無線デバイス(16)。
  10. 前記処理回路(42)は、前記無線デバイス(16)と前記第1セル(22−1)とのセルラ接続を介して前記第2セル(22−2)についての前記サイドリンク設定情報を受信するよう構成される請求項6から9のいずれか一項に記載の無線デバイス(16)。
  11. 無線通信ネットワーク(10)において動作するよう構成された無線ネットワークノード(20)における動作方法(500)であって、前記方法(500)は、
    前記無線通信ネットワーク(10)の第2セル(22−2)であって前記無線ネットワークノード(20)によって設けられる第1セル(22−1)の隣の第2セル(22−2)についてのサイドリンク設定情報を取得すること(502)であって、前記サイドリンク設定情報が前記第2セル(22−2)についてのサイドリンクリソース設定と前記第2セル(22−2)についてのサイドリンク同期設定とを示す、取得すること(502)と、
    前記第1セル(22−1)から前記第2セル(22−2)への前記無線デバイス(16)のセルラハンドオーバの前に、またはそれに併せて、前記第1セル(22−1)とのセルラ接続を有する無線デバイス(16)に前記サイドリンク設定情報を送信すること(504)で、前記無線デバイス(16)が前記第2セル(22−2)に関するサイドリンクタイミング同期を取得することを可能とすることと、を含む方法(500)。
  12. 前記無線デバイス(16)に前記サイドリンク設定情報を送信すること(504)は、前記第2セル(22−2)によって用いられるダウンリンクタイミング基準とは異なるサイドリンクタイミング基準を前記第2セル(22−2)が用いることを示すものを送信することを含む請求項11に記載の方法(500)。
  13. 前記無線デバイス(16)に前記サイドリンク設定情報を送信すること(504)は、サイドリンクタイミングのためにグローバルナビゲーションサテライトシステム(GNSS)のタイミング基準を前記第2セル(22−2)が用いることを示すものを送信することを含む請求項11または12に記載の方法(500)。
  14. 前記サイドリンク設定情報を送信することに続いて、前記セルラ接続を介して、前記無線デバイス(16)にセルラハンドオーバシグナリングを送信することをさらに含む請求項11から13のいずれか一項に記載の方法(500)。
  15. 前記サイドリンク設定情報を送信すること(504)は、前記無線デバイス(16)に向けて無線リソースコントロール(RRC)シグナリングを送信することを含む請求項11から14のいずれか一項に記載の方法(500)。
  16. 前記無線デバイス(16)に前記サイドリンク設定情報を送信すること(504)は、前記無線デバイス(16)の前記セルラハンドオーバを開始するという決定および前記無線デバイス(16)がハンドオーバを行う蓋然性が高いという判定のうちの少なくともひとつに応じて、前記サイドリンク設定情報を送信することを含む請求項11から15のいずれか一項に記載の方法(500)。
  17. 前記無線デバイス(16)の現在位置、前記無線デバイス(16)の移動の向き、およびひとつ以上のセル(22)に関する前記無線デバイス(16)における受信条件のうちのいずれかひとつまたは複数の関数として、前記無線デバイス(16)がハンドオーバを行う蓋然性を判定することをさらに含む請求項16に記載の方法(500)。
  18. 前記第2セル(22−2)についての前記サイドリンク設定情報を取得すること(502)は、前記無線通信ネットワークの他のノード(20、24)から前記サイドリンク設定情報を受信することを含む請求項11から17のいずれか一項に記載の方法(500)。
  19. 前記他のノード(20、24)は前記第2セル(22−1)に関連付けられた無線ネットワークノード(20)である請求項18に記載の方法(500)。
  20. 無線通信ネットワーク(10)において動作するよう構成された無線ネットワークノード(20)であって、前記無線ネットワークノード(20)は、
    無線デバイス(16)と通信するよう構成された送受信回路を含む通信回路(30)と、
    前記通信回路(30)に動作可能に関連付けられた処理回路(32)と、を備え、
    前記処理回路(42)は、
    前記無線通信ネットワーク(10)の第2セル(22−2)であって前記無線ネットワークノード(20)によって設けられる第1セル(22−1)の隣の第2セル(22−2)についてのサイドリンク設定情報を取得することであって、前記サイドリンク設定情報が前記第2セル(22−2)についてのサイドリンクリソース設定と前記第2セル(22−2)についてのサイドリンク同期設定とを示す、取得することと、
    前記第1セル(22−1)から前記第2セル(22−2)への前記無線デバイス(16)のセルラハンドオーバの前に、またはそれに併せて、前記第1セル(22−1)とのセルラ接続を有する無線デバイス(16)に前記サイドリンク設定情報を送信することで、前記無線デバイス(16)が前記第2セル(22−2)に関するサイドリンクタイミング同期を取得することを可能とすることと、を行うよう構成される無線ネットワークノード(20)。
  21. 前記処理回路(32)は、前記第2セル(22−2)によって用いられるダウンリンクタイミング基準とは異なるサイドリンクタイミング基準を前記第2セル(22−2)が用いることを示すものを送信することに少なくとも部分的に依存して、前記無線デバイス(16)に前記サイドリンク設定情報を送信するよう構成される請求項20に記載の無線ネットワークノード(20)。
  22. 前記処理回路(32)は、サイドリンクタイミングのためにグローバルナビゲーションサテライトシステム(GNSS)のタイミング基準を前記第2セル(22−2)が用いることを示すものを送信することに少なくとも部分的に依存して、前記無線デバイス(16)に前記サイドリンク設定情報を送信するよう構成される請求項20または21に記載の無線ネットワークノード(20)。
  23. 前記処理回路(32)は、前記サイドリンク設定情報を送信することに続いて、前記セルラ接続を介して、前記無線デバイス(16)にセルラハンドオーバシグナリングを送信するよう構成される請求項20から22のいずれか一項に記載の無線ネットワークノード(20)。
  24. 前記処理回路(32)は、前記無線デバイス(16)に向けて送信された無線リソースコントロール(RRC)シグナリングを介して、前記サイドリンク設定情報を送信するよう構成される請求項20から23のいずれか一項に記載の無線ネットワークノード(20)。
  25. 前記処理回路(32)は、前記無線デバイス(16)の前記セルラハンドオーバを開始するという決定および前記無線デバイス(16)がハンドオーバを行う蓋然性が高いという判定のうちの少なくともひとつに応じて、前記無線デバイス(16)に前記サイドリンク設定情報を送信するよう構成される請求項20から24のいずれか一項に記載の無線ネットワークノード(20)。
  26. 前記処理回路(32)は、前記無線デバイス(25)の現在位置、前記無線デバイス(16)の移動の向き、およびひとつ以上のセル(22)に関する前記無線デバイス(16)における受信条件のうちのいずれかひとつまたは複数の関数として、前記無線デバイス(16)がハンドオーバを行う蓋然性を判定するよう構成される請求項25に記載の無線ネットワークノード(20)。
  27. 前記処理回路(32)は、前記無線通信ネットワーク(10)の他のノードから前記サイドリンク設定情報を受信することによって、前記第2セル(22−2)についての前記サイドリンク設定情報を取得するよう構成される請求項20から26のいずれか一項に記載の無線ネットワークノード(20)。
  28. 前記他のノードは前記第2セル(22-2)に関連付けられた無線ネットワークノード(20)である請求項27に記載の無線ネットワークノード(20)。
  29. 前記無線通信ネットワーク(10)の第2セル(22−2)についてのサイドリンク設定情報を受信することであって、前記サイドリンク設定情報が前記第2セル(22−2)に関連付けられたサイドリンクリソースおよびサイドリンクタイミングを示す、受信することと、
    前記無線通信ネットワーク(10)の第1セル(22−1)から前記第2セル(22−2)への前記無線デバイス(16)のセルラハンドオーバを示すハンドオーバシグナリングを受信することと、それに応じて:
    前記第2セル(22−2)に関するセルラ同期を取得することを含む、前記第2セル(22−2)に関するセルラハンドオーバプロセスを実行し、
    前記第2セル(22−2)に関するサイドリンクタイミング同期を取得することを含む、前記第2セル(22−2)に関するサイドリンク同期プロセスを実行し、前記サイドリンク同期プロセスを介して前記第2セル(22−2)に関してサイドリンク同期が得られると、かつ、前記セルラハンドオーバプロセスが完了したか否かに関わらず、前記第2セル(22−2)に関連付けられた前記サイドリンクリソースおよび前記サイドリンクタイミングを用いてサイドリンク通信を再開または開始することと、 を行うよう構成される無線デバイス(16)。
  30. さらに、請求項2から5のいずれか一項に記載の方法を実行するよう構成された請求項29に記載の無線デバイス(16)。
  31. インストラクションを備えるコンピュータプログラムであって、該インストラクションは無線デバイス(16)の少なくともひとつのプロセッサによって実行された場合、前記無線デバイス(16)に請求項1から5のいずれか一項に記載の方法を実行させるコンピュータプログラム。
  32. 請求項31に記載のコンピュータプログラムを含むキャリアであって、前記キャリアは電気信号、光学信号、無線信号、またはコンピュータ可読ストレージ媒体のうちのひとつであるキャリア。
  33. 前記無線通信ネットワーク(10)の第2セル(22−2)についてのサイドリンク設定情報を受信する手段であって、前記サイドリンク設定情報が前記第2セル(22−2)に関連付けられたサイドリンクリソースおよびサイドリンクタイミングを示す、受信する手段と、
    前記無線通信ネットワーク(10)の第1セル(22−1)から前記第2セル(22−2)への前記無線デバイス(16)のセルラハンドオーバを示すハンドオーバシグナリングを受信する手段と、
    ハンドオーバシグナリングへ応答する手段と、を備え、
    前記応答する手段は、
    前記第2セル(22−2)に関するセルラ同期を取得することを含む、前記第2セル(22−2)に関するセルラハンドオーバプロセスを実行する手段と、
    前記第2セル(22−2)に関するサイドリンクタイミング同期を取得することを含む、前記第2セル(22−2)に関するサイドリンク同期プロセスを実行する手段と、さらに、
    前記サイドリンク同期プロセスを介して前記第2セル(22−2)に関してサイドリンク同期が得られると、かつ、前記セルラハンドオーバプロセスが完了したか否かに関わらず、前記第2セル(22−2)に関連付けられた前記サイドリンクリソースおよび前記サイドリンクタイミングを用いてサイドリンク通信を再開または開始する手段と、を含む無線デバイス(16)。
  34. 請求項2から5のいずれか一項に記載の方法を実行する手段をさらに備える請求項33に記載の無線デバイス(16)。
  35. 前記無線通信ネットワーク(10)の第2セル(22−2)であって前記無線ネットワークノード(20)によって設けられる第1セル(22−1)の隣の第2セル(22−2)についてのサイドリンク設定情報を取得することであって、前記サイドリンク設定情報が前記第2セル(22−2)についてのサイドリンクリソース設定と前記第2セル(22−2)についてのサイドリンク同期設定とを示す、取得することと、
    前記第1セル(22−1)から前記第2セル(22−2)への前記無線デバイス(16)のセルラハンドオーバの前に、またはそれに併せて、前記第1セル(22−1)とのセルラ接続を有する無線デバイス(16)に前記サイドリンク設定情報を送信することで、前記無線デバイス(16)が前記第2セル(22−2)に関するサイドリンクタイミング同期を取得することを可能とすることと、を行うよう構成される無線ネットワークノード(20)。
  36. 請求項12から19のいずれか一項に記載の方法を実行するようさらに構成される請求項35に記載の無線ネットワークノード(20)。
  37. インストラクションを備えるコンピュータプログラムであって、該インストラクションは無線ネットワークノード(20)の少なくともひとつのプロセッサによって実行された場合、前記無線ネットワークノード(20)に請求項11から19のいずれか一項に記載の方法を実行させるコンピュータプログラム。
  38. 請求項37に記載のコンピュータプログラムを含むキャリアであって、前記キャリアは電気信号、光学信号、無線信号、またはコンピュータ可読ストレージ媒体のうちのひとつであるキャリア。
  39. 前記無線通信ネットワーク(10)の第2セル(22−2)であって前記無線ネットワークノード(20)によって設けられる第1セル(22−1)の隣の第2セル(22−2)についてのサイドリンク設定情報を取得する手段であって、前記サイドリンク設定情報が前記第2セル(22−2)についてのサイドリンクリソース設定と前記第2セル(22−2)についてのサイドリンク同期設定とを示す、取得する手段と、
    前記第1セル(22−1)から前記第2セル(22−2)への前記無線デバイス(16)のセルラハンドオーバの前に、またはそれに併せて、前記第1セル(22−1)とのセルラ接続を有する無線デバイス(16)に前記サイドリンク設定情報を送信することで、前記無線デバイス(16)が前記第2セル(22−2)に関するサイドリンクタイミング同期を取得することを可能とする手段と、を備える無線ネットワークノード(20)。
  40. 請求項12から19のいずれか一項に記載の方法を実行する手段をさらに備える請求項39に記載の無線ネットワークノード(20)。
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