JP2019507873A - モジュール式センサシステム - Google Patents

モジュール式センサシステム Download PDF

Info

Publication number
JP2019507873A
JP2019507873A JP2018544479A JP2018544479A JP2019507873A JP 2019507873 A JP2019507873 A JP 2019507873A JP 2018544479 A JP2018544479 A JP 2018544479A JP 2018544479 A JP2018544479 A JP 2018544479A JP 2019507873 A JP2019507873 A JP 2019507873A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sensor
base
modular
cap
fluid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2018544479A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019507873A5 (ja
Inventor
コスタンディン カレコ,
コスタンディン カレコ,
リサ シン,
リサ シン,
アンドリュー シャウ,
アンドリュー シャウ,
マーク ジョイナー,
マーク ジョイナー,
トロイ サンダース,
トロイ サンダース,
Original Assignee
アイデックス ヘルス アンド サイエンス エルエルシー
アイデックス ヘルス アンド サイエンス エルエルシー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by アイデックス ヘルス アンド サイエンス エルエルシー, アイデックス ヘルス アンド サイエンス エルエルシー filed Critical アイデックス ヘルス アンド サイエンス エルエルシー
Publication of JP2019507873A publication Critical patent/JP2019507873A/ja
Publication of JP2019507873A5 publication Critical patent/JP2019507873A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01DMEASURING NOT SPECIALLY ADAPTED FOR A SPECIFIC VARIABLE; ARRANGEMENTS FOR MEASURING TWO OR MORE VARIABLES NOT COVERED IN A SINGLE OTHER SUBCLASS; TARIFF METERING APPARATUS; MEASURING OR TESTING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01D11/00Component parts of measuring arrangements not specially adapted for a specific variable
    • G01D11/24Housings ; Casings for instruments
    • G01D11/245Housings for sensors
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B33ADDITIVE MANUFACTURING TECHNOLOGY
    • B33YADDITIVE MANUFACTURING, i.e. MANUFACTURING OF THREE-DIMENSIONAL [3-D] OBJECTS BY ADDITIVE DEPOSITION, ADDITIVE AGGLOMERATION OR ADDITIVE LAYERING, e.g. BY 3-D PRINTING, STEREOLITHOGRAPHY OR SELECTIVE LASER SINTERING
    • B33Y80/00Products made by additive manufacturing
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01LMEASURING FORCE, STRESS, TORQUE, WORK, MECHANICAL POWER, MECHANICAL EFFICIENCY, OR FLUID PRESSURE
    • G01L19/00Details of, or accessories for, apparatus for measuring steady or quasi-steady pressure of a fluent medium insofar as such details or accessories are not special to particular types of pressure gauges
    • G01L19/14Housings
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01LMEASURING FORCE, STRESS, TORQUE, WORK, MECHANICAL POWER, MECHANICAL EFFICIENCY, OR FLUID PRESSURE
    • G01L19/00Details of, or accessories for, apparatus for measuring steady or quasi-steady pressure of a fluent medium insofar as such details or accessories are not special to particular types of pressure gauges
    • G01L19/14Housings
    • G01L19/142Multiple part housings
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01LMEASURING FORCE, STRESS, TORQUE, WORK, MECHANICAL POWER, MECHANICAL EFFICIENCY, OR FLUID PRESSURE
    • G01L19/00Details of, or accessories for, apparatus for measuring steady or quasi-steady pressure of a fluent medium insofar as such details or accessories are not special to particular types of pressure gauges
    • G01L19/14Housings
    • G01L19/147Details about the mounting of the sensor to support or covering means
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C70/00Shaping composites, i.e. plastics material comprising reinforcements, fillers or preformed parts, e.g. inserts
    • B29C70/68Shaping composites, i.e. plastics material comprising reinforcements, fillers or preformed parts, e.g. inserts by incorporating or moulding on preformed parts, e.g. inserts or layers, e.g. foam blocks
    • B29C70/70Completely encapsulating inserts
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29LINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASS B29C, RELATING TO PARTICULAR ARTICLES
    • B29L2031/00Other particular articles
    • B29L2031/34Electrical apparatus, e.g. sparking plugs or parts thereof

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Testing Or Calibration Of Command Recording Devices (AREA)
  • Measuring Volume Flow (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Automatic Analysis And Handling Materials Therefor (AREA)
  • Measuring Fluid Pressure (AREA)

Abstract

分析器具システムおよび流体流動を伴う他のシステム等の流体分析または生物学的アッセイシステムのためのモジュール式センサは、1つ以上のセンサをその中に含むキャップおよび基部を含む。モジュール式センサの基部は、それを通る流体通路のための入力および出力ポートを含み、少なくとも部分的にセンサに隣接するか、またはその近傍にある流体路を提供する。モジュール式センサは、継手アセンブリとシール係合するように適合されるポートを有するアダプタも含み得る。センサは、部分的または全体的に、モジュール式センサの基部の一部として封入され得る。モジュール式センサの基部およびキャップは、第1のモジュール式センサが、流体システムから接続解除および除去され得、第2のモジュール式センサが、第1のモジュール式センサの代わりに、システムに追加および接続され得るように適合される。

Description

(関連出願の相互参照)
該当なし。
(連邦政府による資金提供を受けた研究開発の記載)
該当なし。
(共同研究契約のある当事者)
該当なし。
(コンパクトディスクによる提出資料の参照による援用)
該当なし。
(発明の分野)
本発明は、概して、分析および科学器具ならびにシステム等の種々の流体ベースの分析システムおよび生物学的アッセイシステムにおいて使用するためのセンサの分野に関し、より具体的には、分析器具システム等のそのような流体システムまたは器具内における容易な接続および接続解除のためのモジュール式センサシステムのタイプに関する。
種々のタイプのセンサが、流体ベースの分析および生物学的アッセイシステムならびに分析器具システム等の流体システムおよび器具と接続して使用するために開発されている。センサは、様々な異なるタイプの流体システムおよび器具内において、ならびにそのようなシステム内における種々の用途において使用されることができるが、便宜上、本開示は、例として、液体およびガスクロマトグラフィシステム、質量分光法システム等、センサが使用され得る、種々のタイプの分析器具(「AI」)システムを使用するであろうことを理解されたい。従来のAIシステムはまた、イオンクロマトグラフィ(IC)、高圧液体クロマトグラフィ、超高圧液体クロマトグラフィ、質量分析法システム、マイクロ流動クロマトグラフィシステム、ナノ流動およびナノスケールクロマトグラフィシステム、キャピラリー電気泳動システム、逆勾配クロマトグラフィシステム、ならびに前述のうちの1つ以上のものを含む、または組み合わせる、システムのためのシステムを含む。しかしながら、当業者は、AIシステムおよび器具の議論が、単に、例証目的のためのものであり、AIシステムおよび器具に加え、センサは、例えば、血液学システムおよび器具、免疫アッセイ器具およびシステム、遺伝子配列決定器具およびシステム等を含む、種々のタイプの科学システムとの接続において有用であり得ることを理解されるであろう。
実践では、AIシステムにおける種々の構成要素は、所与のタスクを実施するために、オペレータによって接続され得る。例えば、オペレータは、適切な移動相およびカラムを選択し、次いで、動作前に、選択された移動相および選択されたカラムの供給部をLCシステムに接続するであろう。LC用途のために適切であるために、この例では、各接続は、LCシステムの典型的な動作圧力に耐えることが可能でなければならない。接続が弱すぎる場合、これは、漏出し得る。時として、移動相として使用される溶媒のタイプは、多くの場合、有毒であり、使用する多くのサンプルを取得および/または調製することは、多くの場合、高価であるため、いずれのそのような接続不具合も、深刻な懸念となる。
オペレータが、AIシステム内の種々の構成要素を接続または切断することが、非常に一般的である。当業者は、本開示に関連する「オペレータ」が、システムもしくは器具のオペレータ、保守もしくは修理技術者であり得る、またはシステムもしく器具を別様に使用する人物であり得ることを理解されるであろう。AIシステム内の漏出防止接続の重要性を前提として、オペレータは、接続が行われる度に、それが十分であることを確認する時間をとらなければならない。所与のAIシステムにおける1つ以上の構成要素の追加、除去、または交換は、1日に数回起こり得る。さらに、所与の構成要素を切断し、次いで、接続する際に伴う時間は、AIシステムが使用されず、オペレータがサンプルの調製または他のより生産的な活動の代わりに、システムの配線に従事するため、非生産的である。故に、従来のAIシステムにおける構成要素の追加、除去、または交換は、かなりの無駄な時間および非効率性を伴い得る。
切換弁/注入弁を使用して流体流動を指向させる多くの用途では、特に、液体クロマトグラフィでは、流体の体積は小さい。これは、分取方法とは対照的に、液体クロマトグラフィが分析方法として使用されているときに特に当てはまる。そのような方法は、多くの場合、キャピラリカラムを使用し、概して、キャピラリクロマトグラフィと称される。キャピラリクロマトグラフィでは、多くの場合、切換弁または注入弁の内部容積を最小限にすることが所望される。この理由の1つは、大きい容積を有する弁が、比較的に大きい体積の液体を含み、サンプルが弁に注入されるときに、サンプルが希釈され、分析方法の分解能および感度を低下させるためである。
マイクロ流体分析過程もまた、小さいサンプルサイズを伴う。本明細書で使用されるように、マイクロ流体技法を伴うと考慮されるサンプル体積は、数ピコリットルのみの体積と同程度に低いものから、最大数ミリリットルほどの体積まで及び得る一方、より従来のAI技法は、例えば、従来、多くの場合、体積が約1マイクロリットル〜約100ミリリットルのサンプルを伴っていた。したがって、本明細書に説明されるマイクロ流体技法は、従来のAI技法よりも、桁が1つ以上小さいサイズの体積を伴う。マイクロ流体技法はまた、約0.5ml/分以下の流体流量を伴うものとしても表現されることができる。
留意されるように、液体クロマトグラフィ(ならびに他の分析)システムは、典型的には、いくつかの構成要素を含む。例えば、そのようなシステムは、ポンプと、分析物を注入するための注入弁または自動サンプラと、カラムを閉塞させ得る分析物溶液中の粒子状物質を除去するためのプレカラムフィルタと、不可逆的に吸収された化学物質を保持するための充填層と、LCカラム自体と、カラムを離れる際に分散媒を分析する検出器とを含み得る。イオンクロマトグラフィはまた、サプレサーカラムを利用して、検出ダイナミックレンジを促進し得る。これらの種々の構成要素は、典型的には、通常0.003インチ〜0.040インチの内径を有する金属管類またはポリマー管類等(イオンクロマトグラフィに関して)の小型の流体導管または管類によって接続され得る。
これらの種々の構成要素の全ておよび管の長さは、典型的には、ねじ山付き継手によって相互接続される。種々のLCシステム構成要素および管類の長さを接続するための継手は、従来特許、例えば、米国特許第5,525,303号(特許文献1)、第5,730,943号、および第6,095,572号に開示され、それらの開示は、本明細書に完全に記載される場合と同様に参照することによって全てが本明細書に組み込まれる。多くの場合、第1の雌ねじ山付き継手は、フェルールまたは類似するシールデバイスを用いて第1の構成要素に対してシールする。第1の継手は、手動によって、またはレンチもしくは複数のレンチを使用することによって、複数回回転させることで、対応する外部継手を有する第2の継手にねじ式接続され、第2の継手は、ひいては、フェルールまたは他のシールによって、第2の構成要素に対してシールされる。構成要素の交換、保守、または再構成のためにこれらの継手を切断することは、継手を緩めるために、多くの場合、レンチもしくは複数のレンチの使用を要求する。レンチもしくは複数のレンチが使用され得るが、プライヤまたは他の把持および保持ツール等の他のツールも、時として、使用される。加えて、LCシステムの構成要素を接続するためのそのようなアプローチの使用は、多くの場合、管類と継手または構成要素の漏出防止シールを提供するために使用されるフェルールの変形またはかしめをもたらす。これは、多くの場合、フェルールおよび管類接続が、行われると、死容積をシステムの中に導入するリスクを伴わずに再使用されることができないことを意味する。加えて、そのようなアプローチは、管類の内径の破損または変形を伴い得、これは、管類内の流体の流動特性および圧力に悪影響を及ぼし得る。
そのようなシステムでは、多くの場合、オペレータは、システムの特定の一部内を流動するにつれた流体の圧力、システムの特定の一部内の流量、システムの特定の一部内の流体の温度等、種々の動作パラメータを監視または決定することが望ましい。例えば、そのような検出および監視は、弁および管類等の流体接続または構成要素の溢出または破裂を回避することに役立ち得る。加えて、そのような検出および監視は、システム内の漏出または妨害物の検出に関連して有用であり、これは、サンプルおよび試薬に対して節約をもたらし得る。多くのサンプルは、少量であり、時として、交換不可能であるため、そのような節約は、重要となり得る。さらに、そのような検出および監視は、システム性能に影響または害を及ぼす前に、流体流路内の泡の検出を補助することができ、一般に、そのようなセンサは、本質的に、システム性能に関するリアルタイムフィードバックおよび情報を提供するために使用されることができ、オペレータは、次いで、それを使用して、所望に応じて、調節を行い、システム性能を向上させ、最適化することができる。
そのようなパラメータを感知し、それに関する情報を提供するための従来のセンサが、開発されている。例えば、液体流動センサは、Sensirion AG(Staefa,Switzerland)から市販されており、平面基板内に流動チャネルを伴う流動センサを提供する。本センサは、生体適合性動作を可能にする。そのようなセンサの例は、2011年3月15日に発行され、「Device with Flow Sensor for Handling Fluids」と題されたKanneの米国特許第7,905140号(特許文献2)に開示されている。そのようなセンサは、典型的には、流路内で使用され得る前に、ある種類のパッケージングを必要とする、または使用のために、マニホールドとの組立および接続を要求する。そのようなパッケージング、組立、および接続は、時間、技術を要し、多くの場合、困難かつ煩雑である。当業者は、他の流動センサおよび他のセンサ(例えば、温度、圧力等を感知するためのもの等)もまた市販されていることを理解されるであろう。
そのような従来のセンサは、有用であり得るが、用途のためのそのようなセンサの搭載およびシステムの中へのその統合は、典型的には、エンドユーザに任される。概して、エンドユーザが、そのようなセンサを使用可能パッケージの中に統合し、流体システムにおいて使用するためにそれを接続することは、困難であり、時間がかかる傾向にある。典型的には、エンドユーザは、センサといくつかの他の構成要素を組み立て、センサを流体システム内に適切に据え付け、使用する必要があるであろう。多くの状況では、センサは、システム内に据え付けられると、システムの別の部分または別のシステム内で再使用されることができない。さらに、据え付けられ、接続されると、そのようなセンサは、接続解除することが困難であり、時間がかかり得る。そのようなシステムは、典型的には、高価であるため、センサ等の構成要素が接続または接続解除される間にシステムの休止時間を生じさせる、または伴う、いかなるものも、実質的コストをもたらし得る。加えて、そのようなセンサは、典型的には、そのサイズ、形状、および流体路に関してあまり変動を提供せず、これは、市販されているセンサのサイズ、形状、および/または流体路が、センサが使用されることが意図されるシステムの部分に合致しない場合があるため、センサを任意の保持デバイス上に搭載する、またはシステム内のセンサと他の構成要素を接続することが、困難であり、時間がかかり得ることを意味する。
多くの従来のセンサは、典型的には、流体の主要流動によって掃引されない、流体流動システムの分岐に隣接する、またはその近傍のセンサの設置等、単一終端用途においてのみ使用される。例えば、これは、センサが、本質的に、主要または一次流体流路から分岐する、流体流路に隣接して、またはその近傍に設置されるときに生じる。そのようなセンサに関する1つの潜在的問題は、それらが、多くの場合、システムの流路の中への潜在的死空間または死容積の追加等の気水共発問題を伴い、記載されたように、多くの場合、流体の主要流動によって掃引されないことである。そのような死容積は、サンプルを汚染し、異なるサンプルに関する連続試験の成果または結果に影響を及ぼす潜在性を含む、いくつかの理由から問題となる。さらに、死容積は、システムがシステム内のポケット内に捕捉し得る可能性をもたらし、そのような泡は、システムから得られた結果および測定における雑音を増加させ、システム結果が精密かつ正確であることを確実にすることを困難にすること等によって、種々の問題を生じさせ得る。
いくつかの従来のアプローチは、種々の用途において使用するための圧力センサの提供を試みている。例えば、1998年12月22日に発行され、「Non−Fluid Conducting Pressure Sensor Module Having Non−Contaminating Body and Isolation Member」と題された米国特許第5,852,244号(特許文献3)は、半導体を製造するために使用されるもの等の腐食性材料を含む流体路とインラインに位置付けられ得る、圧力センサ構成を説明している。同様に、1999年2月9日に発行され、「Non−Contaminating Pressure Transducer Module」と題された米国特許第5,869,766号は、圧力センサを超高純度流体への暴露から隔離するための隔離部材の使用を説明している。
提案されるインライン圧力センサの別の例は、2005年9月27日に発行され、「Inline Pressure Sensor」と題された米国特許第6,948,373号にも見出され得る。この特定の特許では、圧力感知区分およびセンサ要素が、死容積を最小限にすることを目標にして、2つのポートを有し、凸状と見なされ得る流路を形成するように筐体内に提供される。
別のアプローチは、1975年4月29日に発行され、「Pressure Receiver」と題された米国特許第3,880,151号(特許文献4)に見出され得る。本特許では、血管内圧を決定するための圧力受け取り機が、切頭または円錐台状円錐形を有し、かつ反対および対称方向に延びる円錐形部材を有する、チャンバを含むように説明されている。1990年5月1日に発行され、「Gel−Filled Blood Pressure Transducer」と題された米国特許第4,920,272号では、血圧を測定するための別の圧力変換器が、提供されている。この後者の特許では、圧力変換器は、可撓性ダイヤフラムによって覆われる開口部を伴う陥凹を有する、本体を含み、センサが、ダイヤフラムの反対の孔にわたって設置される。センサは、陥凹内に誘電ゲルを含み、ダイヤフラムに付与される圧力の変動をセンサに伝送する。
本出願人は、本明細書に完全に記載される場合と同様に、前述の米国特許第3,880,151号、第4,920,972号、第5,852,244号、第、5,899,766号、および第6,948,373号を参照することによって本明細書に組み込む。
当業者は、以下に開示されるモジュール式センサシステムが、従来のセンサおよびそのための筐体のいくつかの不利点を克服することを理解し、以下に開示されるようなモジュール式センサの利点を理解するであろう。
米国特許第5,525,303号明細書 米国特許第7,905,140号明細書 米国特許第5,852,244号明細書 米国特許第3,880,151号明細書
本開示は、分析器具システムおよび流体流動を伴う他のシステム等の流体分析または生物学的アッセイシステムのためのセンサモジュールと、その使用方法とを伴う。ある実施形態では、センサモジュールは、流動センサ、圧力センサ、温度センサ、pHセンサ等であり得る、1つ以上のセンサをその中に含む、キャップおよび基部を含む。センサモジュールの基部は、それを通る流体通路のための入力および出力開口部(ねじ山の有無にかかわらず、ポート等)を含み、少なくとも部分的に、センサに隣接する、またはその近傍にある、流体路を提供する。センサモジュールはまた、種々のタイプの継手アセンブリとシール係合するように特別に適合されるポートを有する、アダプタに取り付けられてもよい。センサは、部分的または全体的に、センサモジュールのキャップの一部として封入され得る。センサモジュールの基部およびキャップは、第1のセンサモジュール(例えば、第1のパラメータを感知するための第1のセンサを含み得る)が、流体システムから接続解除および除去され得、第2のセンサモジュール(例えば、第1のセンサと同一または異なり、第1のセンサと同一または異なるパラメータを感知し得る、第2のセンサを有し得る)が、第1のセンサモジュールの代わりに、システムに追加および接続され得るように適合される。いくつかの状況では、第2のセンサモジュールは、同一物理的場所内で第1のセンサモジュールに取って代わってもよい、または第1のセンサモジュールと同一物理的場所であるかどうかにかかわらず、システムの流体流路内の本質的に同一場所において第1のセンサモジュールに取って代わってもよい。センサモジュールは、1つ以上の他のセンサモジュールと相互交換可能であるように適合され得る。1つの特定の実施形態における、流体システムにおいて使用するためのセンサモジュールは、センサと、キャップと、該センサおよび該センサに結合されている電子回路を封入する、基部とを備えてもよく、該キャップおよび基部は、流体が該センサの少なくとも一部を通り過ぎて流動することを可能にするように適合され、基部は、該キャップに取り付けられ、該基部は、入力ポートおよび出力ポートを有し、それらの各々は、そこへの流体接続を有するように適合され、該基部はさらに、流体が入力ポートからセンサ面に流動することを可能にするように適合されている第1の通路を備え、該基部は、流体がセンサ面から出力ポートに流動することを可能にするように適合される、第2の通路を有し、該基部は、分析器具システム内または流体継手等を介して管類へのシール接続を可能にするように適合されるアダプタに除去可能に取り付けられるように適合および構築される。該アダプタは、入力ポートおよび出力ポートを有し得、それぞれ、そこへの流体接続を有するように適合され、該アダプタはさらに、流体がその入力ポートからセンサモジュール基部の入力ポートに流動することを可能にするように適合されている第1の通路と、流体が該モジュール基部の出力ポートから該アダプタの出力ポートに流動することを可能にするように配列される、第2の通路とを備え得る。センサモジュールは、流体流動、圧力、温度、pH、光学、MEMSセンサ、湿度、位置、運動、またはバイオセンサのセンサのうちの1つ以上のもの等の1つ以上のセンサを含み得る。センサモジュールはさらに、ポリエーテルエーテルケトン等の生体適合性材料を備えている、基部および/またはキャップならびに/もしくはアダプタを備え得る。ある実施形態では、基部および/またはキャップならびに/もしくはアダプタは、入力ポートを入力ポートとして識別する、適切な流動方向を示す、その中に含まれるセンサを識別する等であり得る、印刷またはグラフィック等の印刷もしくはグラフィックのいずれかまたは両方を備え得る。基部および/またはキャップの一部は、いくつかの実施形態では、センサの一部にわたってオーバーモールドされ得、センサのそのような部分は、そのようなセンサの印刷回路基板の縁等の周辺縁であり得る。
本開示のある実施形態では、流体システムは、それに結合されている電子回路を有し、第1の状態を感知し、その出力信号を提供するように適合され、周辺を有する、第1のセンサと、該第1のセンサの少なくとも一部を覆い得、かつ該第1のセンサに結合されている電子回路の一部または全部を覆い得る、第1のキャップと、キャップが基部に除去可能または恒久的に取り付けられ、入力ポートおよび出力ポートを備え、流体がそれを通して該第1のセンサの少なくとも一部を通り過ぎて流動することを可能にするように適合される、流体通路を該基部の入力ポートと出力ポートとの間に提供する、基部と、該基部に除去可能または恒久的に取り付けられる、アダプタであり、該アダプタは、同様に、入力ポートおよび出力ポートを有し、それらの各々は、任意の従来の継手アセンブリを用いて等、それに管類を除去可能に接続されるように適合され、該アダプタはさらに、流体が該アダプタの入力ポートから該基部の入力ポートに流動することを可能にするように適合されている第1の通路と、流体が該基部の出力ポートから該アダプタの出力ポートに流動することを可能にするように適合される、第2の通路とを備え、該基部の少なくとも一部は、該第1のセンサの周辺部分の近位にある該第1のセンサの少なくとも一部を覆い、該アダプタは、システムの流体路において除去可能に取り付けられるように適合されている、アダプタとを備え、該第1のモジュール式センサは、それに結合されている電子回路を有し、第2の状態を感知し、その出力信号を提供するように適合され、周辺を有する、第2のセンサと、該第2のセンサの少なくとも一部および/または該第2のセンサに結合されている電子回路を覆う第2のキャップとを備えている、第2のモジュール式センサであり、該第2のセンサはさらに、入力ポートおよび出力ポートを有し、流体がそれを通して該第2のセンサの少なくとも一部を通り過ぎて流動することを可能にするように適合される、流体通路を入力ポートと該第2の基部の出力ポートとの間に提供する、基部と、該第2の基部に取り付けられる、第2のアダプタであり、該第2のアダプタは、入力ポートおよび出力ポートを有し、それらの各々は、任意の従来の継手アセンブリ等を用いて、それに管類を除去可能に接続されるように適合され、該第2のアダプタはさらに、流体が該第2のアダプタの入力ポートから該第2の基部の入力ポートに流動することを可能にするように適合されている第1の通路と、流体が該第2の基部の出力ポートから該第2のアダプタの出力ポートに流動することを可能にするように適合される、第2の通路とを備え、該第2の基部の少なくとも一部は、該第2のセンサの周辺部分の近位にある該第2のセンサの少なくとも一部を封入し、該第2のアダプタは、システムの流体路において除去可能に取り付けられるように適合されている、第2のアダプタを備えている、第2のモジュール式センサと容易に置換されるように適合されるように設計および構築され、該第1のモジュール式センサおよび該第2のモジュール式センサは、第1のモジュール式センサおよび第2のモジュール式センサが流体システムにおいて互いに代り合って接続されることができるように適合される。第1および第2のセンサは、同一または異なる状態を感知し得、流量、pH、温度、圧力等の状態およびパラメータを含む、そのような感知される状態を示す出力信号を提供し得る。第1のモジュール式センサおよび第2のモジュール式センサはまた、流体システム内の同一の2つの構成要素間等、流体システム内の実質的に同一場所において、互いに代り合って接続されるように適合され得る、および/または流体システム内の同一構成要素に対して、互いに代り合って接続されるように適合され得る。好ましくは、モジュール式センサシステムは、任意の死容積を流体システムに追加しない。
本開示のさらに別の実施形態では、流体システム内の情報を得る方法が、提供され、そのような方法は、第1のモジュール式センサを提供するステップであって、第1のモジュール式センサは、それに結合されている電子回路を有し、第1の状態を感知するように適合され、それに対応する出力信号を提供する、第1のセンサと、該第1のセンサの少なくとも一部および該第1のセンサに結合されている電子回路を覆う第1のキャップと、該第1のキャップに取り付けられている第1の基部であって、該第1の基部は、入力ポートおよび出力ポートを有し、それらの各々は、流体システム内の構成要素に除去可能に接続されるように適合され、該第1の基部はさらに、流体が、該第1の基部の入力ポートから、該第1のセンサの少なくとも一部を通り過ぎ、次いで、該第1の基部の出力ポートに流動することを可能にするように適合されている第1の通路を備え、該第1の基部の少なくとも一部は、該第1のセンサの周辺部分の近位にある該第1のセンサの少なくとも一部を覆い、該第1の基部は、流体システムの流体路において除去可能に取り付けられる、第1の基部とを備えている、ステップと、第2のモジュール式センサを提供するステップであって、第2のモジュール式センサは、それに結合されている電子回路を有し、第2の状態を感知するように適合され、それに対応する、出力信号を提供し、周辺を有する、第2のセンサと、該第2のセンサおよび該第2のセンサに結合されている電子回路を覆う第2のキャップと、該第2のキャップに取り付けられている第2の基部であって、該第2の基部は、入力ポートおよび出力ポートを有し、それらの各々は、流体システム内の構成要素に除去可能に接続されるように適合され、該第2の基部はさらに、流体が、該第2の基部の入力ポートから、該第2のセンサの少なくとも一部を通り過ぎ、次いで、該第2の基部の出力ポートに流動することを可能にするように適合されている第1の通路を備え、該第2の基部の少なくとも一部は、該第2のセンサの周辺部分の近位にある該第2のセンサの少なくとも一部を封入し、該第2の基部は、流体システムの流体路において除去可能に取り付けられ、該第1のモジュール式センサを流体システムの流体路から接続解除し、該第2のモジュール式センサを流体システムの流体路に接続するように適合される、第2の基部とを備えている、ステップとを含む。そのような方法では、第1の状態および第2の状態は、同一であり得る、または異なってもよく、第1の状態および/または第2の状態は、流量、pH、温度、圧力、湿度、1つ以上の泡、もしくは伝導性のうちの任意の1つ以上のものを備え得る。いくつかの方法では、第2のモジュール式センサは、該第1のモジュール式センサの代わりに、流体システムの流体路に接続される一方、他の方法では、第2のモジュール式センサは、流体システムから接続解除される前に、第1のモジュール式センサの場所と異なる、流体システムの流体路内の第2の場所に接続される。本方法はまた、代替として、次いで、第1のモジュール式センサを流体システム内の流体経路内の第2の異なる場所に、または第2の流体システム内の流体経路内のある場所に接続するさらなるステップを含む。本方法はまた、信号を該第1のモジュール式センサから得て、信号をコンピュータ可読メモリに伝送し、信号をその中に記憶し、信号を該第2のモジュール式センサから得て、それをコンピュータ可読メモリに伝送し、それをその中に記憶する、追加のステップを含み得る。本方法はまた、アダプタを提供し、第1または第2のモジュール式センサのいずれかを流体システムの流体経路に接続する前に、該アダプタを第1または第2のモジュール式センサのいずれかの基部に除去可能に取り付ける、さらなる追加のステップを含み得る。さらに、第2のモジュール式センサの接続は、第1のモジュール式センサをシステムに接続するために使用されたものと同一管類および/または構成要素を用いて行われ得る。
図1は、本開示による、モジュール式センサシステムの上方からの実施形態の等角図である。 図2は、本開示による、モジュール式センサシステムの下方からの実施形態の等角図である。 図3は、本開示による、アダプタを有する、モジュール式センサの分解等角図である。 図4は、本開示による、アダプタを有する、モジュール式センサシステムの上面図である。 図5は、図4のモジュール式センサシステムおよびアダプタの断面図である。 図6は、図4のモジュール式センサシステムおよびアダプタの別の断面図である。 図7は、本開示による、アダプタを含む、モジュール式センサシステムの代替実施形態の分解図である。 図8は、図7のモジュール式センサシステムおよびアダプタの代替実施形態の上面図である。 図9は、図8の線A−Aに沿った図7のモジュール式センサシステムおよびアダプタの断面図である。 図10は、本開示の代替実施形態による、モジュール式センサシステムの分解図である。 図11は、図10のモジュール式センサシステムの側面断面図である。 図12は、図10および11のモジュール式センサシステムの端面断面図である。 図13は、本開示による、モジュール式センサシステムおよびアダプタの代替実施形態の側面断面図である。 図14Aは、本開示のある実施形態による、モジュール式センサのキャップの図14Bの線A−Aに沿って得られた断面図を提供する。 図14Bは、図14Aのモジュール式センサのキャップの上面図を提供する。 図14Cは、図14Bのキャップの底面図を提供する。 図14Dは、図14Bの線B−Bに沿って得られた断面図を提供する。 図15Aは、本開示による、図15Bの線A−Aに沿って得られたモジュール式センサの基部の断面図である。 図15Bは、図15Aの基部の上面図を提供する。 図15Cは、図15Bの基部の底面図を提供する。 図15Dは、図15Bの線B−Bに沿って得られた基部の断面図を提供する。 図16Aは、本開示による、図16Bの線A−Aに沿って得られたモジュール式センサのアダプタの断面図を提供する。 図16Bは、図16Aのアダプタの上面図である。 図16Cは、図16Bのアダプタの底面図である。 図17Aは、本開示による、モジュール式センサのキャップの側面図を提供する。 図17Bは、図17Aの線A−Aに沿って得られたキャップの断面図を提供する。 図17Cは、図17Aのキャップの底面図を提供する。 図17Dは、図17Aのキャップの上面図を提供する。 図18Aは本開示のある実施形態による、モジュール式センサの基部の上面図を提供する。 図18Bは、図18Aの線C−Cに沿って得られた基部の断面図を提供する。 図18Cは、図18Aの基部の底面図を提供する。 図18Dは、図18Aの線A−Aに沿って得られた図18Aの基部の断面図を提供する。 図18Eは、図18Aの線B−Bに沿って得られた基部の断面図である。 図19Aは、本開示の実施形態のアダプタの上面図を提供する。 図19Bは、図19Aのアダプタの側面図を提供する。 図19Cは、図19Aのアダプタの底面図を提供する。 図19Dは、図19Aの線A−Aに沿って得られたアダプタの断面図を提供する。 図20は、本開示による、モジュール式センサシステムの代替実施形態の断面図である。
図1および2では、モジュール式センサシステム1が、示される。モジュール式センサシステム1は、キャップ2と、基部3とを含む。図1に示されるように、基部3は、それぞれ、センサ1の対向端部上に位置する、孔6aおよび6bを含み、その中にねじまたは他の締結手段を受け取りおよび保持し、それによって、モジュール式センサシステム1がアダプタまたはマニホールド等の流体システムもしくは器具内の別の部材(図1および2には図示せず)もしくは構成要素のいずれかに除去可能に取り付けられることを可能にするように適合される。前述のように、センサは、例えば、分析器具(「AI」)システムを含む、様々な流体ベースの分析および生物学的アッセイシステムおよび器具において有用な用途を見出し得る。簡潔目的のために、本開示は、システムの一次例として、モジュール式センサシステム1が使用され得る、AIシステムを使用するが、そのような使用は、単に、例証目的のためだけのものであり、当業者は、本明細書の詳細な説明に照らして、モジュール式センサシステム1が使用され得る、様々な器具およびシステムを容易に理解するであろう。図2に示されるように、基部3は、一連のねじ7a、7b、7c、および7dによって、キャップ2に固定して(但し、この場合、除去可能に)取り付けられる。(以下に詳述されるように、キャップ2および基部3は同様に、恒久的に取り付けられてもよく、他の実施形態では、キャップ2および基部3は、糊、接着剤、超音波溶接、または締まり嵌め構成等によって、他の方法において取り付けられてもよい。別の実施形態では、キャップ2および基部3の各々は、互いに係合し、キャップ2および基部3をともに除去可能に固定するように適合される、ねじ山付き部分を有することができる。)図1および2に示されるように、ねじは、キャップ2内の孔(図1および2には図示せず)に対応するように適合され、ひいては、ねじ7a、7b、7c、および7dを受け取るように適合される、基部3内の孔の中に挿入され、位置する。図1に示されるように、略長方形面積4が、キャップ2の上部面上に位置する。面積4は、導線またはコネクタを含み、これは、コンピュータまたは他の処理手段に取り付けられることができ、センサ1のキャップ2内に位置するセンサ(図示せず)からの信号を提供することができる。加えて、図2では、2つのOリングシール12aおよび12bが、入力ポート13aおよび出力ポート13bと同様に示される。
ここで図3を参照すると、センサ1の分解図が、提供される。図1−3および本開示全体を通して、種々の図に示される同様のアイテムおよび特徴は、読者の利便性のために、同様の番号を有するであろう。図3に示されるように、センサ1は、キャップ2と、基部3とを含む。図3に示されるように、2つのねじ8aおよび8bが、提供され、基部3の孔6aおよび6b内に嵌合し、基部3をアダプタ11に除去可能に取り付けるように適合される。ねじ7a、7b、および7dが、示され、前述のように、基部3の孔5a、5b、および5dの中に嵌合し、基部3をキャップ2に除去可能に取り付けるように適合される。(図3では図示されないが、対応するねじ7cが、提供され、孔5c内に固定して除去可能に嵌合するように適合される。)また、図3に示されるように、2つのOリングシール12aおよび12bが、提供される。図2に関して前述のように、シール12aは、基部3の入力ポート13aに対応し、シール12bは、基部3の出力ポート13bに対応する。図3に示されるように、アダプタ11は、それを通してポート14aおよび14bを有し、ポート14aおよび14bは、基部3のポート13aおよび13bと整列され、それと協働するように適合される(ポート13aおよび13bは、図3に示されない)。Oリングシール12aおよび12bは、ポート14aと13aとの間およびポート14bと13bとの間の流路の接続をシールすることに役立つ。図3に示されるように、キャップ2の上部における長方形面積4は、陥凹部分を含み、これは、ワイヤまたはプラグ接続を受け取り、モジュール式センサシステム1のセンサ(図3には図示せず)をコンピュータ、他の処理手段等の追加の回路に電気的に結合するように適合されることができる。
当業者は、センサ1のキャップ2、基部3、およびアダプタ11、ならびに他の構成要素が、剛性または硬質ポリマー等の種々の材料から作製されることができることを理解されるであろう。例えば、キャップ2は、ポリエーテルエーテルケトン(「PEEK」)、アクリロニトリルブタジエンスチレン(ABS)またはポリカーボネート(PC)、もしくは類似材料から作製され、それから成ることができる。同様に、基部3は、PEEKから作製されることができ、アダプタ11はまた、PEEKから作製されることができる。ねじ7a−7dおよび8a−8bは、金属から作製されることができる、任意の種類の通常のねじであることができる、またはステンレス鋼から作製されることができる。生体適合性用途に関して、PEEKは、基部3、キャップ2、およびアダプタ11のために有用に使用され、それによって、流体の流路全体が生体適合性材料を備えていることを確実にすることができる。加えて、Oリングシール12aおよび12bは、生体適合性および圧縮性であり得、シール係合を維持することに役立つであろう、任意の数の材料から作製されることができる。Oリングシール12aおよび12bのための適切な材料の例は、フルオロエラストマおよび合成ゴムならびにフルオロポリマーエラストマの組み合わせ(例えば、VITON等)を含む。ねじ7a−7dおよび8a−8bの使用が、図示および説明されるが、当業者は、所望に応じて、基部3およびキャップ2が、糊、エポキシまたはプラスチック、接着剤等、他の手段によって互いに固定される、または取り付けられることができることを理解するであろう。
AIシステム内のステンレス鋼構成要素(例えば)の使用は、生物学的サンプルを伴う状況では、潜在的短所を有し、イオンクロマトグラフィ等の種々の用途のために日常的に使用されることができないことが、当業者によって理解されるであろう。例えば、そのような用途におけるサンプル中の成分自体が、ステンレス鋼管類の壁に付着し得る。これは、サンプルの成分またはイオンの一部が、管類内に留まり、検出器を通過しない場合、所与のサンプルの検出器の測定(したがって、出力)が、サンプルを正確に反映しない場合があるため、問題を提示する。しかしながら、可能性としてさらに大きな懸念は、ステンレス鋼管類からのイオンが、管類から脱離し、検出器を越えて流動し、したがって、潜在的に誤った結果につながり得るという事実である。故に、「生体適合性」または「無金属」接続および構成要素が、重要であり得、イオンが管類によって放出されず、したがって、サンプルを汚染しないように、そのような「生物学的」サンプルおよびそのようなサンプルと併用される流体に対して化学的に不活性である材料の使用を通して達成され得る。
また、モジュール式センサシステム1内に含まれるセンサは、従来の流動センサ、圧力センサ、温度センサ、pHセンサ、および/または光センサもしくは他の光学センサ、MEM(微小電気機械システム)センサ、バイオセンサ、湿度センサ、位置センサ、泡センサ、運動センサ等の種々のタイプのセンサのうちの任意の1つ以上のものであることができることが当業者によって理解されるであろう。センサ1と併用され得る、市販のセンサの例は、Sensirion AG(Staefa,Switzerland)から市販されており、平面基板内に流動チャネルを伴う流動センサを提供する、液体流動センサである。本センサは、生体適合性動作を可能にする。そのようなセンサの例は、2011年3月15日に発行され、「Device with Flow Sensor for Handling Fluids」と題されたKanneの米国特許第7,905140号(本明細書に完全に記載される場合と同様に、参照することによって本明細書に組み込まれる)に開示されている。そのようなセンサは、典型的には、ガラスチップまたは鋼鉄シリンダとして生じ、これは、流体取扱用途において使用され得る前に、追加のパッケージングの使用ならびにマニホールドへの組立および/または接続を要求する。当業者は、いくつかの市販のセンサのうちの任意の1つが、モジュール式センサシステム1の一部として使用され得ることを理解されるであろう。当業者はさらに、これら等のセンサが、典型的には、センサのための流路および導線または接触ならびにセンサを流路およびその中の流体から分離するための膜またはダイヤフラムを含む、平面チップを伴うことを理解および認識するであろう。
モジュール式センサシステム1のキャップ2は、1つ以上の従来のセンサをその中に組み込むように作製されることができる。例えば、キャップ2は、センサの外側縁の一部または全部の周囲にオーバーモールドされることができる。典型的には、従来のセンサは、印刷回路基板(PCB)の中に組み込まれる、または電子回路もしくはPCBが結合される基板上に設置される等によって、製造業者から受領されるときに、電子回路を含むであろう。そのようなセンサに関して、周辺が、基板またはPCBの縁の周囲に存在し、キャップ2は、センサ基板またはPCBの周辺縁の全部または一部を封入するようにオーバーモールドされることができる。キャップ2をセンサの周囲にオーバーモールドすることは、センサ(多くの場合、敏感かつ容易に破壊され得る)を、センサに害を及ぼす、または汚染し得る、ヒト皮膚または他の物体との接触から保護し、また、センサを落下または手荒な取扱の場合等の破壊から保護するという利点を有する。加えて、多くの場合、防水または液密場所(または耐水性もしくは流体不浸透性)に位置させること等によって、センサならびにその関連付けられたPCBおよび/または電子機器を水から遮蔽されたまま保つことが望ましい。代替として、センサを基部3内に位置させることが所望される場合、基部3は、キャップ2の代わりに、センサの周囲にオーバーモールドされることができる。当業者は、センサが、全体的または部分的に、基部3またはキャップ2のいずれか内に封入されることができ、所望に応じて、注型封入化合物、シリコーン、保護材料内へのセンサの覆設、およびセンサにわたる、かつその周囲の基部3またはキャップ2の3D印刷等の使用を通して、オーバーモールド以外の手段によって、封入されることができることを理解されるであろう。
また、キャップ2は、図1−3に示されるように、略円筒形および/または円錐台状形状であることが理解されるであろう。本形状は、概して、センサ1が、その場所およびシステム内への据付のために要求されるより小さい占有面積(すなわち、面積または体積)を有することを可能にし、したがって、オペレータまたはユーザが、センサ1を迅速に据え付けるおよび/または接続する、もしくは接続解除および/または除去することをより容易にする。キャップ2の形状およびサイズは、幾分、その中に含まれるべきセンサの形状ならびにサイズによって、および/または所与の用途におけるモジュール式センサの意図される使用によって促され得るが、当業者は、キャップ2(および基部3)は、第1および第2のモジュール式センサが、異なるタイプのセンサをその中に有する、もしくは異なる形状および/またはサイズを有するセンサをその中に有する場合でも、その中に第1の形状および/またはサイズの第1のタイプのセンサを有し得る、所与のモジュール式センサシステム1が、第2のモジュール式センサシステム1と同一形状およびサイズを有し得るように設計および適合されることができることを理解されるであろう。代替として、第1のモジュール式センサ1および第2のモジュール式センサ1は、異なるサイズおよび/または形状のセンサを収容する、もしくは単にオペレータにそれらが互いに異なるセンサを含むことを迅速かつ視覚的に示す場合のように、異なるサイズおよび/または形状を有し得る。さらに、第1のモジュール式センサ1および第2のモジュール式センサ1は、異なる形状またはサイズを有し得るが、それにもかかわらず、流体システムに接続するために、同一形状およびサイズのポートを有し、したがって、互いにモジュール式センサの相互交換をより容易にすることを可能にし得る。図1−3では図示されないが、キャップ2は、そこに恒久的または除去可能にのいずれかにおいて取り付けられる、センサを有することができることを理解されたい。一実施形態では、キャップ2は、キャップ2が基部3上に下向きに押し下げられる(または場合によって、基部3およびキャップ2がともに押し下げられる)と、内部リブおよび突起がセンサおよび/またはその関連付けられたPCBならびに電子機器を基部3に対して定位置に押動させ、センサおよびその関連付けられた電子機器が、1つ以上の導線、接触、または他の電気接続に電気的に結合されることを確実にし、センサおよびその関連付けられた電子機器を1つ以上の導線または出力コネクタまたは接続に電気的に結合し、センサからの出力信号を提供するように、内部リブおよび突起をキャップ2の内側表面上に有するように作製されることができる(成形等によって)。
ここで図4−6を参照すると、モジュール式センサ1の組み立てられたバージョンが、示される。図4では、センサ1の上面図が、提供される一方、図5および6では、それぞれ、図4の線A−AおよびB−Bに沿った断面図が、提供される。
図4は、絶対圧力センサを含む(但し、当業者は、他のタイプのセンサも圧力センサの代わりに使用されることができることを理解されるであろう)、モジュール式センサシステム401の上面図を提供する。図5は、図4の線A−Aに沿って得られたモジュール式センサシステム401の断面図を提供する。図5から最も詳細に分かるように、モジュール式センサシステム401は、センサ基部502と、センサキャップ506と、2つのOリングシール505と、Oリングシール504と、アダプタ507と、ねじ508とを含む。図6では、図4の線B−Bに沿って得られたモジュール式センサシステム401の断面図は、基部507およびキャップ506をともに除去可能に取り付けるために使用され得る、ねじ503をより詳細に示す。ねじ508は、基部502をアダプタ507に除去可能に取り付けるために使用されることができる。図5に示されるように、アダプタ507および基部502は両方とも、アダプタ507および基部502が取り付けられると、互いに整列する、2つの入力ポートおよび対応する通路を有する。Oリング505は、アダプタ507の通路と基部502のポートをシール接続するように位置する。キャップ506内に位置するのは、圧力センサ501であり、これは、センサ501が、モジュール式センサシステム401を通して流動する流体の圧力を感知し、そのような圧力に対応する出力信号を提供するように適合されるように、関連付けられた回路および電子機器を含む。
ここで図7を参照すると、モジュール式センサシステム701の代替実施形態が、示される。図7では、モジュール式流動センサ701は、分解図に示される。センサ701は、キャップ702と、第1の基部703と、随意のアダプタ711とを含む。図7に示されるように、キャップ702の上部は、印刷およびグラフィック720を含み、オペレータに、モジュール式センサシステム701を通る流体流動の適切な方向の視覚的インジケータを提供する。そのような印刷および/またはグラフィック720は、オペレータが、モジュール式センサシステム701が、接続される場合、正しい向きで接続されているかどうかを迅速に決定し、センサ701が据え付けられていない場合、センサ701をシステム内に据え付け、接続する前に、センサ701のための適切な向きを決定することを可能にする。また、図7に示されるように、アダプタ711は、追加の印刷および/またはグラフィック720aおよび720bを含み、モジュール式センサシステム701を通る流体流動の適切な方向を示す。720、720a、および720bに示される印刷およびグラフィックは、センサ701を通る流体流動の適切な方向を示すが、当業者は、印刷および/またはグラフィック720、720a、および720bが、例として、圧力定格、流動仕様、オリフィス仕様、電圧入力/出力信号、センサ内で使用されるシールまたは他の材料、搭載トルク、部品番号、改訂またはバージョン番号、製造番号、センサタイプ、センサ容量、流体または媒体互換性等のうちの任意の1つ以上のもの等、センサ701および/またはその意図される使用に関する追加のまたは異なる情報を示し得ることを理解されるであろう。また、印刷および/またはグラフィック720、720a、および720bは、所望に応じて、キャップ702および/またはアダプタ711上に印刷されることができる、ならびに/もしくはキャップ702および/または基部703の中に成型されることができることが理解されるであろう。
また、図7に示されるように、印刷回路基板(「PCB」)730は、基部703の一部として含まれる。PCB730は、1つ以上のメモリチップまたはデバイス、1つ以上のプロセッサ、および種々の回路等の種々の電子構成要素および回路を含み、センサに接続し、センサから得られた結果を分析し、それに対応する出力信号を提供する。図7に示されるように、PCB730はまた、プラグコネクタを受け取り、PCB730をコンピュータ、1つ以上の他のプロセッサ、および/または他のデバイスもしくはシステム等の他の機器に電気的に結合するように適合される、いくつかのコネクタまたは導線を有する、部分735を含む。当業者は、PCB730は、所望に応じて、市販および従来のセンサとともに提供されるタイプであることができる、または追加のもしくは異なる特徴を伴って修正またはカスタマイズされたPCBであることができることを理解されるであろう。
モジュール式センサシステム701の基部703は、1つ以上の従来のセンサをその中に組み込むように適合または作製されることができる。例えば、基部703は、センサの外側縁の一部または全部の周囲にオーバーモールドされることができる。基部703をセンサの周囲にオーバーモールドことは、センサ(多くの場合、敏感かつ容易に破壊され得る)を、センサに害を及ぼす、または汚染し得る、ヒト皮膚または他の物体との接触から保護し、また、センサを落下または手荒な取扱の場合等の破壊から保護するという利点を有する。代替として、センサをキャップ702内に位置させることが所望される場合、キャップ702は、基部703の代わりに、センサの周囲にオーバーモールドされることができる。基部703と組み立てられると、キャップ702は、PCBを前述のような源等の損傷および汚染から保護するであろう。
また、図7に示されるように、ねじ708aおよび708bが、提供され、それぞれ、基部703内の孔719aおよび719bならびにアダプタ711内の孔723aおよび723bの中に、かつそれを通して挿入され、孔723aおよび723bの中に螺入され、本実施形態では、基部703およびアダプタ711をともに除去可能かつ固定して取り付けることができる。図7から分かるように、アダプタ711は、開口部714aおよび714bを含み、流体がアダプタ711と基部703内のポート(図7には図示せず)との間で流動することを可能にする。
依然として、図7を参照すると、隆起または縁725aおよび対応する隆起または縁725bが、キャップ702の対向側に示される。これらの隆起725aおよび725bは、キャップ702の縦軸から外向きに延びる。基部703は、第1の側のスロットまたは溝727a(図7に示されないが、基部703の第2の側の第2の対応するスロットまたは溝727b)を含むように構成され、溝727aおよび727bは、キャップ702が基部703と組み立てられると、それぞれ、キャップ702の側706aおよび706bの一部を保持するように適合される。側706aおよび706bは、可撓性であるように適合され、オペレータによって押動または押し下げられると、内向きに移動することができ、それぞれ、溝727aおよび727bの中に容易に嵌合するサイズおよび形状において適合される。隆起725aおよび725bは、側706aおよび706bが、内向きに押し下げられると、それぞれ、溝727aおよび727bを通してスライドすることができ、隆起725aおよび725bが、それぞれ、基部703の下側縁729aおよび729b(図7には図示せず)を越えて延びると、オペレータは、側706aおよび706bの圧力を解放し、それらが外向きに移動することを可能にし、したがって、スナップ嵌めまたは締まり嵌めを提供することができ、それによって、縁725aおよび725bは、それぞれ、縁729aおよび729bと係合し、キャップ702を基部703に除去可能に取り付けられるように保持する。
図8では、モジュール式センサシステム701の上面図が、組み立てられて示される。同様の特徴およびアイテムは、図7−9では、読者の利便性のために、同一番号を有するであろう。図9は、図8の線A−Aに沿って得られたモジュール式センサシステム701の断面図である。
図9に示されるように、アダプタ711が、含まれ、ねじ8aおよび8bによって、基部703に除去可能に取り付けられる。アダプタ711は、内部ねじ山付きポート716aおよび716bを含み、それぞれ、継手アセンブリ(従来の継手アセンブリ配列における管類、フェルール、およびナット等)を受け取るように適合され、これは、ナットをポートに対して回転させ、シール係合(図9には図示せず)を得ることによって、ポート716aおよび716bのそれぞれに除去可能に固定されることができる。ポート716aおよび716bの各々は、通路(すなわち、それぞれ、714aおよび714bのうちの1つ)と流体連通し、これは、ひいては、基部713内の対応する通路と流体連通する。当業者は、アダプタ711との本配列が、基部703およびキャップ702がアダプタ711と併用されることを可能にし、ひいては、オペレータが、任意の2つの構成要素間または本質的にAI器具の流体流路内に任意の場所に、構成要素のマニホールドまたは他のポートを必要とせず、モジュール式センサシステム701を接続することができるように、種々の形状およびサイズのポート716aおよび716bを提供し得ることを理解されるであろう。当業者は、ポート716aおよび716bが、ねじ山を有する必要がなく、内部にある必要がなく、かつ平坦底である、または円錐形状の底部を有し得、したがって、種々の継手および/または構成要素と共に使用するために適合され得ることを認識および理解するであろう。
図9に示されるように、モジュール式センサ701は、ねじ山形状のねじ704aおよび704bを含み、これは、PCB706を定位置に固定して保持するように適合される。PCB706は、センサ707を受け取り、ぴったりと保持するように適合される、基部703の陥凹または空洞内に嵌合する、センサ707に結合される、種々の電子回路を含み得る。代替として、基部703は、センサ707の周辺の一部または全部の周囲にオーバーモールドされ、それによって、センサ707を全体的または部分的に封入することができる。また、図9に示されるように、Oリングシール705a、705b、705c、および705dが存在し、これは、アダプタ711、基部703、およびキャップ702内の通路によって形成される流体路が、シールされ、流体がそれを通して流動するとき、漏出しないように、アダプタ711および基部703が衝合する場所および基部703およびキャップ702が衝合する場所にシールを提供するように位置し、適合される。
ここで図10−12を参照すると、モジュール式センサシステム1001の別の代替実施形態が、示される。図10では、モジュール式センサシステム1001は、分解図に示される。モジュール式センサシステム1001は、キャップ1002を有し、これは、略かつ実質的に円錐台状形状であり、開口部1004を上部端部に有する。挿入体1010の少なくとも一部は、キャップ1002内に嵌合する一方、挿入体1010の底部端部は、基部1003内の着座陥凹内に嵌合することができる。基部1003は、略長方形形状であるが、図10に示されるように、拡開中央部分を有することができる。Oリング1013aおよび1013bは、基部1003の底部面(図10には図示せず)内のポートの周囲に嵌合するように適合される。また、図10に示されるように、基部1003は、2つの突出部分1020aおよび1020bを基部1003の中央部分内の陥凹の対向側に有する。突出部分1020aおよび1020bの各々は、それぞれ、隆起1021aおよび1021bを伴う端部を有し、これは、スナップ嵌めによって、基部1003およびキャップ1002をともに除去可能に取り付けるために使用され得る。オペレータは、部分1020aおよび1020bを基部1003の縦軸に向かって押し下げ、キャップ1002をそれらにわたって設置し、次いで、部分1020aおよび1020b上の圧力を解放することができ、これは、次いで、基部1003およびキャップ1002を外向きに拡張させ、隆起1021aおよび1021bと図12に示されるようなキャップ1002の一部として形成される肩部部分の係合等によって、ともに固定するであろう。
図11では、センサ1001の断面側面図が、提供される。同様のアイテムおよび特徴は、図10−12では、読者の利便性のために、同一番号を有する。図11では、基部1003およびキャップ1002が、取り付けられている。図11に示されるように、基部1003は、それを通して延びる2つの孔1015を基部1003の対向端部に有する。孔1015の各々は、上部端部に、それぞれ、肩部部分1015aおよび1015bを有する。
ここで図13を参照すると、代替実施形態における、センサ1001の断面端面図が、提供される。同様のアイテムおよび特徴は、図13では、図10−12におけるように、読者の利便性のために、同一番号を有する。図13に示されるように、基部1003およびキャップ1002は、取り付けられている。加えて、アダプタ1050は、基部1003に除去可能に取り付けられるように示される。アダプタ1050は、2つのポート1062aおよび1062bを含み、これは、センサ1001のための入力ポートおよび出力ポートとしての役割を果たすように適合される。ポート1062aおよび1062bは、外部ねじ山付きナット等を有する、継手アセンブリと係合するように適合される、内部ねじ山付き部分を有することができる、または任意の他のタイプの継手アセンブリと係合するように適合されることができる。加えて、アダプタ1050は、ポート1062aと1062bとの間の流体連通を可能にするように適合される通路と、基部1003内の通路とを有する。アダプタ1050はまた、突出部分1023aおよび1023bを含み、これは、基部1003の底部面内の受け取り陥凹部分内に嵌合するように適合される。アダプタ1050はまた、アーム1060aおよび1060bを含み、これは、基部1003の対向側の孔1015を通して延びる。図13に示されるように、アーム1060aおよび1060bの各々は、上部部分を有し、外側寸法は、上部部分の下方のアームを上回り、孔1015内に静置する。アーム1060aおよび1060bの上部部分は、それぞれ、孔1015の肩部1015aおよび1015bにわたって延び、したがって、アダプタ1050および基部1003をともに除去可能に保持するように適合される。当業者は、アダプタ1050が、十分に強固であるが、可撓性であり、オペレータが、取り付けられると、アーム1060aおよび1060bを基部1003およびアダプタ1050の中心に向かって圧搾または押し下げることができ、アーム1060aおよび1060bの上部部分が、それぞれ、肩部1015aおよび1015bと係合されず、アーム1060aおよび1060bが、オペレータによって、孔1015から容易かつ迅速に除去され、アダプタ1050を基部1003から分離することができるように、アダプタ1050およびアーム1060aおよび1060bが、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)または他のポリマー、例えば、ポリフェニレンスルファイド(PPS)、ポリエーテルイミド(PEI)、ポリフェニルスルホン(RADEL等)、ポリメタクリル酸メチル(PMMA)、ポリカーボネート、ポリスルホン等の材料から作製されることができることを理解されるであろう。代替として、オペレータは、上部部分が外向きに移動し、それぞれ、肩部1015aおよび1015bと係合し、アダプタ1050および基部1003をともに保持するように、アーム1060aおよび1060bをともにアダプタ1050の中心に向かって押し下げ、それらを孔1015の中に挿入し、次いで、アーム1060aおよび1060b上の圧力を解放することができる。この構成は、オペレータが、異なる継手アセンブリ等のために、異なるサイズまたは形状の代替ポート1062aおよび1062bを使用することを所望するとき、またはアダプタ1050が、もはや必要とされるとき、例えば、センサ1001が特定の用途のためにマニホールドに固定されるべきではない場合等、オペレータが、アダプタ1050をセンサ1001に、容易に取り付ける、またはそこから除去することを可能にする。アダプタ1050および基部1003が迅速かつ除去可能に別のものから取り付けられるように適合されている、このスナップ嵌めまたは締まり嵌め構成は、流体システム内のモジュール式センサシステム1001のより高速かつより容易な接続および接続解除を可能にするであろう。
ここで図14A−14D、15A−15D、16A−16C、17A−17D、18A−18E、19A−19D、および20を参照すると、本開示のモジュール式センサに関する追加の特徴および詳細が、容易に明白となるであろう。図14A−14Dは、例えば、図1に示されるように、キャップ2等のモジュール式センサのキャップに関する追加の図を提供する。図14Bは、キャップの上面図を提供し、図14Aは、図14Bの線A−Aに沿って得られた断面図を提供する。図14Cは、キャップ2の底面図を提供する一方、図14Dは、図14Bの線B−Bに沿って得られた断面図を提供する。
図15A−15Dは、例えば、図1に示されるように、基部3等のモジュール式センサの基部に関する追加の図および詳細を提供する。図15Aは、図15Bの線A−Aに沿って得られたモジュール式センサの基部の断面図である。図15Bは、基部の上面図を提供する一方、図15Cは、基部の底面図を提供する。図15Dは、図15Bの線B−Bに沿って得られた基部の断面図を提供する。
図16A−16Cは、例えば、図3に示される基部11等の第2の基部またはアダプタに関する追加の詳細を提供する。図16Aは、図16Bの線A−Aに沿って得られたアダプタの断面図を提供する。図16Bは、アダプタの上面図であり、図16Cは、アダプタまたは基部の底面図である。
図17A−17Dは、本開示による、モジュール式センサのキャップの代替実施形態の追加の図を提供する。図17Aは、例えば、図7に示されるように、キャップ702等のそのようなキャップの側面図を提供する。図17Bは、図17Aの線A−Aに沿って得られたキャップの断面図を提供する。図17Cは、キャップの底面図を提供し、図17Dは、そのようなキャップの上面図を提供する。
図18A−18Eは、例えば、図7に示されるように、基部703等の基部に関する追加の図および詳細を提供する。図18Aは、基部の上面図を提供する。図18Bは、図18Aの線C−Cに沿って得られた断面図を提供する。図18Cは、基部の底面図を提供する。図18Dは、図18Aの線A−Aに沿って得られた基部の断面図を提供する。図18Eは、図18Aの線B−Bに沿って得られた基部の断面図である。図18B、18D、および18Eのそれぞれでは、突起801が、示される。当業者は、突起801が、1つの事前に選択された構成においてのみ、アダプタ、マニホールド、または他の構成要素と嵌合するであろうように、選択されたサイズおよび形状である方向づけピン等、ポカヨケとしての役割を果たすことを理解および認識するであろう。他の構成要素は、基部のものと整列するだけではなく、また、基部を含む、モジュール式センサを通して進行する所望の流動方向とも整列する、流体流動のためのポートおよび/または経路を提供するであろうように適合されることができる。
当業者は、図17A−17Dおよび図18A−18Eの精査から、キャップおよび基部が、所望に応じて、容易な組立および互いからの分解を可能にする、スナップ嵌め構成を提供するように適合されることができることを理解するであろう。加えて、キャップの上部の印刷および/またはグラフィックの使用も、図示される。方向づけピン801の使用は、本開示のいくつかの実施形態では、所望の流体流動方向に合致するように選定され得ることを理解されたい。
図示されないが、1つ以上のスペーサが、それぞれ、本開示のモジュール式センサシステムに関連して図17A−17Dおよび18A−18Eに示される、キャップおよび基部と組み合わせて使用され得ることを理解されたい。例えば、スペーサは、センサの導線がその入力および出力ポート間の基部の通路に沿って所望の点にあるように、センサが所望の場所において基部に対してぴったりと嵌合することを確実にするために使用され得る。スペーサはまた、適切な取り付け、キャップ内へのセンサの位置付け等を確実にすることに役立つように、所望に応じて、キャップおよび基部がともに嵌合することを確実にするために使用されることができる。
図19A−19Dは、図9において基部711として示されるもの等、アダプタまたはコネクタに関する追加の図および詳細を提供する。図19Aは、アダプタの上面図を提供し、図19Bは、アダプタの側面図を提供し、図19Cは、アダプタの底面図を提供する。図19Dは、図19Aの線A−Aに沿って得られたアダプタの断面図を提供する。
ここで図20を参照すると、代替実施形態が、提供される。図20では、モジュール式センサシステム2101の断面図が、示される。モジュール式センサシステム2101は、キャップ2102と、基部2103とを含む。図20に示されるように、キャップ2102および基部2103は、互いに取り付けられ、上で説明されるように、任意の様式において除去可能または恒久的に取り付けられることができる。図20では、基部2103は、マニホールド2105に取り付けられて示される。マニホールド2105および基部2103は両方とも、流体が直線または略直線流路2120内においてマニホールド2105および基部2103の両方を通して流動することを可能にするように整列する、それを通して延びる通路を有する。流路2120は、直接、センサ(図20には図示せず)を越えて流動し、したがって、モジュール式センサシステム2101を通して、かつその中のセンサ(図示せず)を越えて、直線(または略直線)流体路を提供する。また、図20に示されるように、基部2103は、陥凹2104a、2104b、2104c、および2104dを有し、それぞれ、上で説明されるもののいずれか等のOリングシール要素(図20には図示せず)を受け取り、固定して保持するように適合される。Oリングシール要素を陥凹2104a−2104d内に提供することによって、基部2103の半径方向シールが、提供されることができる。加えて、基部2103はまた、陥凹2106a、2106b、2106c、および2106dを有し、それぞれまた、上で説明されるもののいずれか等のOリングシール要素(図20には図示せず)を受け取り、固定して保持するように適合される。陥凹2106a−2106d内に位置するOリングシール要素は、マニホールド2105に関連して基部2103の軸方向シールを提供する。
本開示のモジュール式センサシステムは、いくつかの利点を提供し、従来のセンサに関するいくつかの問題を克服することを理解されたい。第1に、モジュール式センサシステムは、センサおよびその関連付けられたPCBまたは他の電子構成要素を損傷、汚染、静電荷/放電、降下等に起因する破壊等から保護する。加えて、モジュール式センサシステムは、センサおよびその関連付けられた電子構成要素を液密環境内に保つように適合されることができる。第2に、モジュール式センサシステムは、流体の流路がモジュール式センサシステム内の流路の近傍にまたはそれに隣接して位置するセンサを越えて流動するような流動設計を有する。この設計は、死容積ならびにサンプルの混合および同等物に起因した後続サンプルまたは試験の潜在的汚染の関連付けられた問題に関する前述の問題を回避する。第3に、モジュール式センサシステムは、容易かつ迅速な相互交換性を可能にする。オペレータは、所望に応じて、例えば、モジュール式センサと流動センサを併用し、次いで、単に、モジュール式流動センサをAIシステム(例えば)から接続解除し、例えば、それと同一システムに接続されるモジュール式圧力センサを交換することができる。したがって、オペレータは、1つのモジュール式流動センサを、それぞれ、同一流体システム内で使用されるように適合される、別のものと容易かつ迅速に変更することができる。別の実施形態では、センサは、モジュール式センサの基部またはキャップのいずれか内に位置することができ、対応する基部またはキャップは、異なるセンサを含む別の基部またはキャップと容易に交換されるように適合され、したがって、モジュール式センサの構成要素のうちの1つと別の対応する構成要素(例えば、上で説明されるように、モジュール式センサの基部またはキャップ)の取替を介して、相互交換性を提供する。例えば、モジュール式センサ内に流動センサを含むキャップは、そのモジュール式センサ内に圧力センサを含むキャップと交換され得、かつその逆も同様である。同様に、モジュール式センサは、第1のタイプのセンサを含む基部が第2のタイプのセンサを含む基部等と交換され得るように適合され得る。本開示による、モジュール式センサシステムはまた、再使用可能である。例えば、モジュール式センサシステムは、所与のシステム内に据え付けられ、接続されることができ、センサからの適切なデータが、得られることができ、モジュール式センサシステムは、次いで、システムから接続解除および除去され、次いで、後に、システム内の以前と同一場所、同一システム内の異なる場所、または完全に異なる流体システム内のいずれかにおいて再び使用されることができる。モジュール式センサシステムの別の利点は、モジュール式センサが、ポンプ等の流体システム内の構成要素、またはマニホールドもしくは弁体内の2つのポート間等に据え付けられ、取り付けられることができ、また、本明細書に開示されるようなアダプタが、モジュール式センサと併用され、管類がアダプタのポート、したがって、モジュール式センサ(所望に応じて、システム内の任意の2つの離散構成要素間等)に接続されることを可能にする場合、後に、流路に沿った任意の点を含む、同一または異なる流体システム内のいずれかの場所に据え付けられることができることである。
本開示のモジュール式センサシステムのさらに別の利点は、様々な状況における使用におけるその近接性である。モジュール式センサシステムの少なくともいくつかの実施形態では、これは、流体路内の任意の2つの点間の流体システム内に含まれることができ、従来の継手を使用して、レンチ等の任意のツールの必要なく、そのようなシステムに接続されることができる。さらに、当業者はさらに、オペレータの所望または利便性に応じて、いくつかの実施形態のモジュール式センサシステムが、3次元空間内のほぼ任意の向きに設置されることができることを理解するであろう。これは、そのような実施形態におけるモジュール式センサシステムが、より広範な種々の用途および流体システムにおいて使用されることができ、オペレータが、はるかに容易かつ便宜的にモジュール式センサシステムを複雑な流体システム内に接続する(または場合によって、そこから接続解除する)ことを可能にすることを意味する。オペレータは、したがって、空間考慮点に起因して要求される場合、本開示のモジュール式センサシステムを限定される空間のみが特定の場所のみにおいて利用可能なシステム内に接続することができ、同時に、オペレータは、代替として、システム内のその場所に関して複数のオプションが利用可能な場合、本開示のモジュール式流動センサをオペレータによって便宜的と見なされる任意の場所に接続することができる。典型的には、オペレータは、容易なアクセスを可能にし、したがって、オペレータが、構成要素を容易かつ迅速に接続する(かつ後に、そこから接続解除する)ことができる場所において、構成要素をそのような流体システム(例えば、モジュール式センサ等)に追加するように選定するであろう。当業者はまた、本開示による、2つのモジュール式センサの基部内の互いに対する2つのポートの形状、サイズ、および/または場所(例えば、直径、距離、基部上の場所等)が、提供されるとき、2つのモジュール式センサが、流体システム内で互いに容易に相互交換され、さらに、1つのものを所与の流体システム内の同一物理的場所内の別のものと交換するために使用され得るように適合されることができることを理解するであろう。
当業者は、説明および図示される種々の構成要素が、種々の材料から作製されることができ、そのような材料が、特性および所望の用途に応じて変動することができることを理解および認識するであろう。例えば、モジュール式センサシステムが、潜在的に、腐食性化学流出物を伴う高圧用途で使用されることになる場合、伴われる流出物に応じて、酸性または塩基性材料が、望ましくあり得る一方、それらのより低い圧力またはあまり腐食性ではないもしくは不活性流出物のいずれかを伴うもの等の他の状況では、より安価な材料が、有用かつコスト効果的であり得る。加えて、生体適合性が、多くの状況では重要であり得、したがって、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)ならびにPPS、PEI、PPSU、および/またはPSUならびに同等物等の生体適合性材料が、そのような意図される用途では、より望ましくあり得る。同様に、当業者は、モジュール式センサシステムのサイズが、その意図される用途に応じて、変動することができることを理解されるであろう。加えて、当業者は、本開示のモジュール式センサシステムが、0.1mL/分程度〜500mL/分程度の範囲等の高および低流量の両方を伴うものならびに−14.5psi程度〜200psi程度の範囲内の圧力等の圧力の範囲を伴うものを含む、様々な用途において有用に適用され得ることを理解するであろう。AIシステムおよび用途に関して、モジュール式センサシステムは、はるかに高い圧力(例えば、最大25,000psi程度)およびはるかに低い流量(例えば、1〜5マイクロリットル/分)またはさらにより低い流量(例えば、1〜5ナノリットル/分)と併用され得る。
本発明は、種々の実施形態において図示および説明されたが、当業者は、図面および前述の議論から、種々の変更、修正、ならびに変形例が、請求項に記載される本発明の精神および範囲から逸脱することなく、行われ得ることを理解するであろう。モジュール式センサシステムは、2つ以上のセンサを含み、組み込み得る。例えば、モジュール式センサシステム1は、所望に応じて、圧力および流動センサの両方または上で列挙されたもの等のいくつかのタイプのセンサのうちの任意の1つを含むことができる。本開示では、「上部」、「底部」、「右」、および/または「左」の言及は、単に、種々の実施形態を図示するため、および読者の利便性のために図に提供される図に対して提供されることを理解および認識されたい。そのような言及は、いかようにも限定するものではなく、モジュール式センサシステムは、所与の用途のために、オペレータによって所望に応じて本質的に任意の向きに、据え付けられる、接続される、または使用され得る。当業者はさらに、種々の材料が、本明細書に説明されるものの代わりに、またはそれに加えて使用されることができ、図示および説明される実施形態が、追加の用途において使用され、本明細書に記載されるもの以外の追加の利点を提供し得ることを理解するであろう。したがって、図面および上記の議論において示され、説明される実施形態は、単に例証的であり、本明細書の請求項に定義されるような本発明の範囲を限定しない。実施形態および具体的形態、材料等は、単に例証的であり、本発明または本明細書の請求項の範囲を限定しない。

Claims (33)

  1. 流体システムにおける使用のためのモジュール式センサであって、前記モジュール式センサは、
    センサと、
    前記センサおよび前記センサに結合されている電子回路を封入するキャップと、
    前記キャップに取り付けられている基部と
    を備え、
    前記基部は、入力ポートおよび出力ポートを有し、それらの各々は、それに管類を接続されるように適合されており、前記基部は、流体が前記入力ポートから前記センサの少なくとも一部を通り過ぎて前記基部の出力ポートに流動することを可能にするように適合されている第1の通路をさらに備え、前記基部は、分析器具システムにおいて除去可能に取り付けられるように適合されている、モジュール式センサ。
  2. 前記センサは、流体流動、圧力、温度、pH、光学、微小電気機械システムセンサ、湿度、位置、運動、またはバイオセンサセンサのうちの少なくとも1つ以上のものを備えている、請求項1に記載のモジュール式センサ。
  3. 前記基部は、生体適合性材料を備えている、請求項1に記載のモジュール式センサ。
  4. 前記基部は、ポリエーテルエーテルケトンを備えている、請求項3に記載のモジュール式センサ。
  5. 前記基部は、複数の孔をさらに備え、前記複数の孔は、複数のねじを用いて前記基部を前記キャップに取り付けるためのねじを受け取るように適合されている、請求項1に記載のモジュール式センサ。
  6. 前記キャップと前記基部とは、スナップ嵌め機構を用いて互いに除去可能に取り付けられるように適合されている、請求項1に記載のモジュール式センサ。
  7. 前記キャップと前記基部とは、接着剤によって互いに取り付けられる、請求項1に記載のモジュール式センサ。
  8. 前記キャップと前記基部とは、ポリマーによって互いに取り付けられる、請求項1に記載のモジュール式センサ。
  9. 前記キャップと前記基部とは、超音波溶接によって互いに取り付けられる、請求項1に記載のモジュール式センサ。
  10. 前記基部は、少なくとも前記入力ポートを入力ポートとして識別する印刷またはグラフィックのいずれかをさらに備えている、請求項1に記載のモジュール式センサ。
  11. 前記センサは、前記センサからの信号を提供するための少なくとも1つの出力ワイヤをさらに備え、前記ワイヤは、前記キャップの一部の外側に延びている、請求項1に記載のモジュール式センサ。
  12. 前記基部の前記入力ポートおよび出力ポートと、前記基部内の第1および第2の通路と、前記キャップの入力および出力ポートおよびそれらを通る通路とは、凸状の流体流路を画定する、請求項1に記載のモジュール式センサ。
  13. 前記基部の前記入力ポートと出力ポートとの間の前記通路は、略直線である、請求項1に記載のモジュール式センサ。
  14. 前記基部の前記入力ポートと出力ポートとの間の前記通路は、蛇行経路を画定する、請求項1に記載のモジュール式センサ。
  15. 前記キャップの少なくとも一部は、前記センサの周辺縁の少なくとも一部を封入するようにオーバーモールドされている、請求項1に記載のモジュール式センサ。
  16. 前記キャップの少なくとも一部は、前記センサの周辺の実質的に全てを封入するようにオーバーモールドされている、請求項1に記載のモジュール式センサ。
  17. 前記キャップの少なくとも一部は、3D印刷によって形成され、前記センサの縁の少なくとも一部を封入する、請求項1に記載のモジュール式センサ。
  18. 前記センサは、印刷回路基板を備えている、請求項2に記載のモジュール式センサ。
  19. 生体適合性センサモジュールであって、前記生体適合性センサモジュールは、
    センサであって、前記センサは、それに結合されている電子回路を有し、前記センサは、状態を感知し、その出力信号を提供するように適合され、周辺を有する、センサと、
    前記センサおよび前記センサに結合されている電子回路を覆う生体適合性キャップと、
    前記キャップに取り付けられている生体適合性基部と
    を備え、
    前記基部は、入力ポートおよび出力ポートを有し、それらの各々は、それに管類を除去可能に接続されるように適合され、前記基部は、流体が前記基部の前記入力ポートから前記センサの一部に、次いで、前記基部の前記出力ポートに流動することを可能にするように適合されている第1の通路をさらに備え、前記キャップの少なくとも一部は、前記センサの周辺部分の近位にある前記センサの少なくとも一部を封入し、前記基部は、システムの流体路において除去可能に取り付けられるように適合されている、生体適合性センサモジュール。
  20. 第2のセンサをさらに備え、前記第2のセンサは、前記キャップによって覆われ、前記第2のセンサの少なくとも一部は、少なくとも部分的に前記基部の一部によって封入されている、請求項19に記載の生体適合性センサモジュール。
  21. 前記第2のセンサは、流動センサであり、前記センサは、圧力センサである、請求項20に記載の生体適合性センサモジュール。
  22. 前記センサは、第1の状態に対応する出力信号を提供するように適合され、前記第2のセンサは、第2の状態に対応する出力信号を提供するように適合されている、請求項20に記載の生体適合性センサモジュール。
  23. 流体システムであって、前記流体システムは、
    第1のモジュール式センサであって、前記第1のモジュール式センサは、
    第1のセンサであって、前記第1のセンサは、それに結合されている電子回路を有し、前記第1のセンサは、第1の状態を感知し、その出力信号を提供するように適合され、周辺を有する、第1のセンサと、
    前記第1のセンサの少なくとも一部および前記第1のセンサに結合されている電子回路を覆う第1のキャップと、
    前記第1のキャップに取り付けられている第1の基部と
    を備え、前記第1の基部は、入力ポートおよび出力ポートを有し、それらの各々は、それに管類を除去可能に接続されるように適合され、前記第1の基部は、流体が前記第1の基部の前記入力ポートから前記第1のセンサの少なくとも一部を通り過ぎ、次いで、前記第1の基部の前記出力ポートに流動することを可能にするように適合されている第1の通路をさらに備え、前記第1の基部の少なくとも一部は、前記第1のセンサの周辺部分の近位にある前記第1のセンサの少なくとも一部を覆い、前記第1の基部は、システムの流体路において除去可能に取り付けられるように適合されている、
    第1のモジュール式センサと、
    第2のモジュール式センサであって、前記第2のモジュール式センサは、
    第2のセンサであって、前記第2のセンサは、それに結合されている電子回路を有し、前記第2のセンサは、第2の状態を感知し、その出力信号を提供するように適合され、周辺を有する、第2のセンサと、
    前記第2のセンサおよび前記第2のセンサに結合されている電子回路を覆う第2のキャップと、
    前記第2のキャップに取り付けられている第2の基部と
    を備え、前記第2の基部は、入力ポートおよび出力ポートを有し、それらの各々は、それに管類を除去可能に接続されるように適合され、前記第2の基部は、流体が前記第2の基部の前記入力ポートから前記第2のセンサの少なくとも一部を通り過ぎ、次いで、前記第2の基部の前記出力ポートに流動することを可能にするように適合されている第1の通路をさらに備え、前記第2の基部の少なくとも一部は、前記第2のセンサの周辺部分の近位にある前記第2のセンサの少なくとも一部を封入し、前記第2の基部は、システムの流体路において除去可能に取り付けられるように適合されている、
    第2のモジュール式センサと
    を備え、
    前記第1のモジュール式センサおよび前記第2のモジュール式センサは、前記第1のモジュール式センサと前記第2のモジュール式センサとが流体システムにおいて互いに代り合って接続されることができるように適合されている、流体システム。
  24. 前記第1の状態は、流量、pH、温度、圧力、湿度、1つ以上の泡、または伝導性のうちの任意の1つ以上のものを備えている、請求項23に記載の流体システム。
  25. 前記第2の状態は、流量、pH、温度、圧力、湿度、1つ以上の泡、または伝導性のうちの任意の1つ以上のものを備えている、請求項23に記載の流体システム。
  26. 前記第1のモジュール式センサと前記第2のモジュール式センサとは、前記流体システム内の実質的に同一場所において互いに代り合って接続されるように適合されている、請求項23に記載の流体システム。
  27. 前記第1のモジュール式センサと前記第2のモジュール式センサとは、前記流体システム内の同一の2つの構成要素間において互いに代り合って接続されるように適合されている、請求項23に記載の流体システム。
  28. 前記第1のモジュール式センサと前記第2のモジュール式センサとは、前記流体システム内の同一構成要素に対して互いに代り合って接続されるように適合されている、請求項23に記載の流体システム。
  29. 前記第1のモジュール式センサおよび前記第2のモジュール式センサのうちの少なくとも1つは、死容積を前記流体システムに追加しない、請求項23に記載の流体システム。
  30. ポカヨケ特徴をさらに備えている、請求項1に記載のモジュール式センサ。
  31. 前記ポカヨケ特徴は、前記基部からの方向づけ突起を備え、前記方向づけは、アダプタ、マニホールド、または他の構成要素に1つのみの所望の構成で嵌まるように適合されている、請求項30に記載のモジュール式センサ。
  32. 前記ポカヨケ特徴は、前記基部からの方向づけ突起を備え、前記方向づけ突起は、1つのみの所望の構成で別の構成要素に嵌まり、それによって、前記基部内の流体流路を前記構成要素内の流体流路と整列させるように適合されている、請求項1に記載のモジュール式センサ。
  33. アダプタをさらに備え、前記アダプタは、第1の通路および第1の出力ポートと連通している第1の入力ポートと、第2の通路および第2の出力ポートと連通している第2の入力ポートとを有し、前記アダプタは、前記アダプタが前記基部に取り付けられると、前記アダプタの前記第1の出力ポートが前記基部の前記入力ポートと連通し、前記基部の前記出力ポートが前記アダプタの前記第2の入力ポートと連通するように適合されている、請求項1に記載のモジュール式センサ。
JP2018544479A 2016-02-25 2017-02-16 モジュール式センサシステム Pending JP2019507873A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US15/053,588 US10393553B2 (en) 2016-02-25 2016-02-25 Modular sensor system
US15/053,588 2016-02-25
PCT/US2017/018207 WO2017146992A1 (en) 2016-02-25 2017-02-16 Modular sensor system

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019507873A true JP2019507873A (ja) 2019-03-22
JP2019507873A5 JP2019507873A5 (ja) 2020-01-23

Family

ID=59679628

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018544479A Pending JP2019507873A (ja) 2016-02-25 2017-02-16 モジュール式センサシステム

Country Status (4)

Country Link
US (1) US10393553B2 (ja)
EP (1) EP3420333B1 (ja)
JP (1) JP2019507873A (ja)
WO (1) WO2017146992A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020250316A1 (ja) * 2019-06-11 2020-12-17 株式会社島津製作所 背圧制御弁
JP7549138B2 (ja) 2020-09-18 2024-09-10 ローズマウント インコーポレイテッド 多段式不可逆性センサカップリング

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
USD823143S1 (en) * 2016-03-21 2018-07-17 Idex Health & Science Llc Combined cap and base of a sensor
USD823144S1 (en) * 2016-03-21 2018-07-17 Idex Health & Science Llc Combined cap and base of a sensor
WO2019165477A1 (en) * 2018-02-26 2019-08-29 Brigham Young University Integrated column and detector in a module for liquid chromatography
WO2019241418A1 (en) * 2018-06-12 2019-12-19 Waters Technologies Corporation Techniques for monitoring chromatographic fluid flows
EP3811034A4 (en) * 2018-06-20 2021-08-18 Aeromon Oy ANALYZER, ANALYZER HOUSING AND SENSOR PART
EP3683551B1 (de) * 2019-01-17 2021-03-10 Dr. Johannes Heidenhain GmbH Abtasteinheit für eine winkelmesseinrichtung
US11067464B2 (en) * 2019-01-18 2021-07-20 Mueller International, Llc Wet barrel hydrant with pressure monitoring and leak detection
US11313748B2 (en) 2019-01-18 2022-04-26 Mueller International, Llc Pressure monitor housing with cap-engaging projection
US11400328B2 (en) 2019-06-07 2022-08-02 Mueller International, Llc Hydrant monitoring communications hub
US10934693B2 (en) * 2019-06-07 2021-03-02 Mueller International, Llc Hydrant monitoring system
US10941545B2 (en) * 2019-06-07 2021-03-09 Mueller International, Llc Hydrant monitoring system
US10968609B2 (en) 2019-06-07 2021-04-06 Mueller International, Llc Self-contained hydrant monitoring system

Family Cites Families (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DK123336B (da) 1970-05-04 1972-06-12 Danske Sukkerfab Trykoverføringsmekanisme til brug ved trykmåling i extracorporale væskesystemer.
SE361812B (ja) 1972-07-12 1973-11-19 Sie4Ens Elema Ab
US4920972A (en) 1987-01-27 1990-05-01 Medex, Inc. Gel-filled blood pressure transducer
US4920272A (en) 1988-06-24 1990-04-24 Tech/Ops Landauer, Inc. Detector for radon
US5439021A (en) 1992-09-09 1995-08-08 Fisher Controls International, Inc. Electro-pneumatic converter
US5730943A (en) 1993-08-12 1998-03-24 Optimize Technologies, Inc. Integral fitting and filter of an analytical chemical instrument
WO1995005229A1 (en) 1993-08-12 1995-02-23 Optimize Technologies, Inc. Integral fitting and filter
US5869766A (en) 1995-10-03 1999-02-09 Nt International, Inc. Non-contaminating pressure transducer module
US5693887A (en) 1995-10-03 1997-12-02 Nt International, Inc. Pressure sensor module having non-contaminating body and isolation member
US6095572A (en) 1998-01-20 2000-08-01 Optimize Technologies, Inc. Quarter turn quick connect fitting
ATE301822T1 (de) 2000-05-04 2005-08-15 Sensirion Ag Flusssensor für flüssigkeiten
JP2002156302A (ja) 2000-11-17 2002-05-31 Surpass Kogyo Kk 圧力センサー
US6591674B2 (en) 2000-12-21 2003-07-15 Honeywell International Inc. System for sensing the motion or pressure of a fluid, the system having dimensions less than 1.5 inches, a metal lead frame with a coefficient of thermal expansion that is less than that of the body, or two rtds and a heat source
GB0101241D0 (en) 2001-01-17 2001-02-28 Walker Filtration Ltd Electronic sensing device
JP2005010078A (ja) 2003-06-20 2005-01-13 Surpass Kogyo Kk インライン型圧力センサ
DE202007003027U1 (de) 2007-03-01 2007-06-21 Sensirion Ag Vorrichtung zur Handhabung von Fluiden mit einem Flußsensor
US8312774B2 (en) 2009-02-19 2012-11-20 Honeywell International Inc. Flow-through pressure sensor apparatus
US20100224543A1 (en) 2009-03-05 2010-09-09 Ellis Scott J Connection assembly for ultra high pressure liquid chromatography
EP2284531B1 (de) * 2009-07-31 2013-09-25 Hach Lange GmbH Wasseranalyse-Sensoranordnung
WO2015200723A1 (en) * 2014-06-25 2015-12-30 Hunter William L Polymers, systems and methods for using and monitoring polymers for use in medical polymers, implants, and procedures
KR101508558B1 (ko) 2014-07-18 2015-04-16 한국표준과학연구원 라디오존데의 습도센서를 보호하는 이중 캡

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020250316A1 (ja) * 2019-06-11 2020-12-17 株式会社島津製作所 背圧制御弁
JPWO2020250316A1 (ja) * 2019-06-11 2020-12-17
JP7243824B2 (ja) 2019-06-11 2023-03-22 株式会社島津製作所 背圧制御弁
JP7549138B2 (ja) 2020-09-18 2024-09-10 ローズマウント インコーポレイテッド 多段式不可逆性センサカップリング

Also Published As

Publication number Publication date
WO2017146992A1 (en) 2017-08-31
EP3420333A1 (en) 2019-01-02
EP3420333A4 (en) 2019-10-16
US20170248449A1 (en) 2017-08-31
US10393553B2 (en) 2019-08-27
EP3420333B1 (en) 2021-03-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2019507873A (ja) モジュール式センサシステム
JP4700448B2 (ja) 差圧式流量計
US6920795B2 (en) Adapter for coupling a sensor to a fluid line
US8617489B2 (en) Microfluidic interface
US20120119101A1 (en) Miniature UV sensor utilizing a disposable flow cell
US9354152B2 (en) Rheometry apparatus
EP1919623A1 (en) Chip-holder for a micro-fluidic chip
AU2006339977A1 (en) Flow cell for optical detector and method of forming same
US11353132B2 (en) High pressure valve with multi-piece stator assembly
US20230392965A1 (en) Fluid monitoring module arrangements
JP2015516563A (ja) 接続組立体
US9610578B2 (en) Methods and apparatus for microfluidic perfusion
US7021134B2 (en) Microfluidic isolation manifold and methods for microfluidic isolation
US20140102171A1 (en) Process analytic instrument with encapsulated flame-quenching connection
US9291635B2 (en) Process analytic instrument with multi-tube connection
JP6204460B2 (ja) 生物学的分析装置用の流体連絡デバイス、適切な流体構成要素、及びこれを備えた生物学的分析装置
JP2008268107A (ja) センサユニット及びマイクロリアクタシステム
JP2006526492A (ja) マイクロ処理制御用コンポーネント

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191206

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20191206

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20191206

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20191220

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200108

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20200407

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20200812