JP2019506959A - 自動化された関節形成プランニング - Google Patents

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Abstract

膝関節全置換術の手順の少なくとも一部をプランニングするのを助けるためのシステムおよび方法が提供される。当該システムおよび方法は、最小限のユーザー入力によって、所望の臨床整列ゴールに従って移植片コンポーネントおよび骨を自動的に整列させる。当該システムおよび方法は、大腿骨、脛骨、または移植片の事前に調節された位置および方位にかかわらず、臨床方向において、大腿骨、脛骨、または移植の位置および方位をユーザーが調節するのをさらに可能にする。三次元(3D)ビューウインドウ、ビューオプションウインドウ、患者情報ウインドウ、移植片ファミリーウインドウ、ワークフロー特有のタスクウインドウ、および、肢および膝の整列測定ウインドウを含む、グラフィカルユーザーインターフェースが提供される。【選択図】図1

Description

[関連出願の相互参照]
本出願は、2016年3月2日に出願された米国仮特許出願番号62/302,770の優先権を主張するものであり、それは、参照により本明細書中に援用される。
[技術分野]
本発明は、概して、コンピューター支援の外科的プランニングの分野に関し、より具体的には、膝関節全置換術の手順を直感的に計画するためのコンピューター化された方法に関する。
膝関節全置換術(TKA)は、膝関節の接合表面が、補綴コンポーネントまたは移植片によって置換される外科的手順である。TKAは、遠位大腿骨および近位脛骨上の擦り切れたまたは損傷した軟骨および骨の除去を必要とする。除去された軟骨および骨は、それから、典型的に金属またはプラスチックで形成された合成移植片で置換されて、新たな関節表面を作る。
コンピューター支援外科的システムおよび患者特有器具(PSI)は、手術前に計画して外科的プランを正確に実行して、長期の臨床転帰を改善および補綴の生存率を増大することのできる患者の膝関節内での移植片の正確な最終位置および整列を確保するためのツールとして、人気を得ている。一般に、コンピューター支援外科的システムおよびPSIシステムは、2つのコンポーネント、相互作用の手術前プランニングソフトウェアプログラム、および、ソフトウェアからの手術前データを利用して外科医が手順を正確に実行するのを支援するコンピューター支援外科的デバイスまたはPSIを備える。
従来の相互作用の手術前プランニングソフトウェアは、患者のコンピューター断層撮影(CT)または磁気共鳴イメージング(MRI)画像データセットから、患者の骨の解剖学的構造の三次元(3D)モデルを作成する。製造業者の移植片の3Dコンピューター支援設計(CAD)モデルのセットは、骨上の移植片の最善の位置および整列を指定するために骨の解剖学的構造の3Dモデルに所望の移植片のコンポーネントをユーザーが置くのを可能にするソフトウェア内に予めロードされている。手術前プランニングデータは、患者特有器具を組み立てるために用いられて、または、外科医が手術中にプランを実行するのを支援するために外科的デバイスによってロードおよびリードされる。そのようなデータは、必要とされる外科的分野へのロボットの空間的アクセスを、それへの人のアクセスを保ちながら保証するように外科的ロボットを配置するのにも価値がある。
しかしながら、一部の手術前プランニングソフトウェアは、TKAにおいて移植片の全ての6自由度をユーザーが直感的に計画する能力を妨げるいくつかの点で制限される。第一に、ユーザーは、プランニングステップの大部分を手作業で行なう必要があり得る。例えば、ユーザーは、様々な解剖学的参照(例えば、機械軸)を決定するために、大腿骨および脛骨上の解剖学的ランドマークの大部分を特定する。第二に、移植片の位置および方位をユーザーが手作業で調節するときに、一連の連続的な回転および並進が、後または前の自由度を非直観的に変更させ得る。これは本質的に、移植片が連続して回転または並進されるときの、移植片の座標系の方位の相加的変化に起因する。これは、ユーザーは3つの十分に確立されたオルトゴナル平面に関して測定された特定の臨床整列ゴールを達成しようとしているので、非直観的である。これらのオルトゴナル平面は、所望の臨床内反−外反を達成するための冠状平面、所望の臨床内側−外側を達成するための軸平面、および、所望の内反−外反および内側−外側の整列ゴールに正しく合う移植片を確保するための矢状平面を含む。これらの平面から測定される臨床整列ゴールは、産業において標準的であるので重要であり、外科医によって、手術後に臨床転帰および移植片整列を評価するのに用いられる。
従来の手術前プランニングソフトウェアの別の制限は、外科医または異なる外科医が、異なる整列ゴールを自動的に計画するのを可能にできないことである。異なる外科医は、異なる移植片整列ストラテジーを有する。例えば、内反−外反の整列については、ある外科医は、足の機械軸を再建するために移植片を整列することを好み、一方で、他の外科医は、膝の本来の運動学を再建するために移植片を整列することを好む。同様に、内側−外側整列については、ある外科医は、トランス上顆(transepicondylar)軸を用いて移植片を整列することを好み、一方で、他の外科医は、本来の運動学的な整列を好む。従来のプランニングソフトウェアは、単一のデフォルトの整列ゴールストラテジーに従って骨に移植片を自動的に整列することが制限され得る。結果として、所望の成果は、先天的に不可能であり得る。加えて、骨の特徴が密度または構造のようなパラメーターに関して異常である状況では、整列ストラテジーを再選択する能力は、かなりより良好な臨床結果を与え得る。
最後に、従来のプランニングソフトウェアは、ユーザーが、それらの整列ゴールのそれぞれを単純に入力して、コンピューター支援外科的システムによって容易に用いられ得る移植片と骨との間の変形をシステムに自動出力させるのを可能にしない。システムが、いかなる手動のユーザー調節もせずに移植片を骨へ自動的に整列させることが可能であったならば、手術前プランを作成するのにかかる時間を大いに減らし得て、それは、外科医および保健施設にとってお金を抑えられる。
したがって、最小限のユーザー入力によって、移植片を骨へ自動的に整列するシステムおよび方法に関する必要性が存在する。また、移植片の事前に調節された位置および方位にかかわらず、ユーザーが、臨床整列ゴールまたは臨床方向に対応する方向で、骨に関する移植片の配置に対して調節するのを可能にする手術前プランニング方法に関する必要性も存在する。最小限のユーザー入力によって、移植片を骨へ自動的に整列するシステムおよび方法を提供する必要性がさらに存在する。
ユーザーの臨床整列ゴールに従って関節形成手順をプランニングするためのコンピューター化された方法が提供される。当該方法は、グラフィカルユーザーインターフェース(GUI)およびGUIを介した関節形成手順に関与する第一の骨および第二の骨の仮想モデルを提供するステップ、第一の骨および第二の骨の仮想モデル上に位置付けられた解剖学的ランドマークのセットを位置付けるステップ、および、解剖学的ランドマークの少なくとも一部を用いて、第一の骨および第二の骨の仮想モデルのそれぞれに関する3つのオルトゴナル平面を、プロセッサによって自動的に決定するステップを含む。当該方法は、移植片のライブラリー由来の移植片(移植片は、第一の骨のための第一の移植片および第二の骨のための第二の移植片を有し、ここで、大腿骨および脛骨のためのそれぞれの移植片は、移植片の関連する仮想モデルを有する)、および、整列ゴールのセット由来の少なくとも1つの臨床整列ゴールの、ユーザー選択および再選択を受信するステップをさらに含む。第一の骨および第二の骨のモデルは、移植片のモデルに対して自動的に整列されて、少なくとも1つの整列ゴールを満たす。第一の骨および第二の骨は連結されて、それぞれ、大腿骨−脛骨、大腿骨−骨盤、上腕骨−肩甲骨ペアを例示的に含む。
外科的プランニングシステムは、ユーザーの臨床整列ゴールに従った関節形成手順をプラニングするために提供される。システムは、コンピューター、ユーザー周辺装置、および、グラフィカルユーザーインターフェース(GUI)を表示するためのモニターを備えるワークステーションを備える。コンピューターは、プロセッサ、非一時的な記憶装置、および、ユーザーの臨床整列ゴールに従った膝関節形成手順をプランニングするための方法を実行するための、他のハードウェア、ソフトウェア、データおよびユーティリティーを備える。周辺装置は、ユーザーがGUIと相互作用するのを可能にして、キーボード、マウス、またはモニター上のタッチスクリーン機能の少なくとも1つを含むユーザー入力機構を備える。
本発明は、以下の図面に関してさらに詳述される。これらの図面は、本発明の範囲を制限することを意図しないが、むしろ、その特定の属性を説明する。
本発明の実施態様に係る、手術前プランニングワークステーションおよびグラフィカルユーザーインターフェースの高レベルな概観を示す。 本発明の実施態様に係る、異なるビューでの骨の3Dモデルおよびその上の解剖学的ランドマークの位置付けの例を示す。 本発明の実施態様に係る、TKAのプランニングのための、3つのオルトゴナルの臨床的に確立された参照平面を示す。 本発明の実施態様に係る、GUIの大腿のプランニングステージを示す。 本発明の実施態様に係る、大腿骨のモデル上の大腿コンポーネントの整列を示す。 本発明の実施態様に係る、果頭軸(それに関して移植片は回転することができる)を示す。 本発明の実施態様に係る、GUIの脛骨プランニングステージを示す。 本発明の実施態様に係る、プロセッサによって計算された大腿の変形の連結の順番を示す。 本発明の実施態様に係る、プロセッサによって計算された脛骨の変形の連結の順番を示す。
本発明は、膝関節全置換術のような関節形成手順の少なくとも一部をユーザーがプランニングするのを助けるために行なわれる方法およびシステムとしてユーティリティーがある。当該システムおよび方法は、最小限のユーザー入力によって、所望の臨床整列ゴールに従って移植片コンポーネントおよび骨を自動的に整列させる。当該システムおよび方法は、大腿骨、脛骨、または移植片の事前に調節された位置および方位にかかわらず、膝関節形成の関連において大腿骨、脛骨、または移植片である骨の位置および方位を、臨床方向において、ユーザーが調節するのをさらに可能にする。
TKAの関連における本発明の好ましい実施態様の以下の説明は、本発明をこれらの好ましい実施態様に制限することを意図しないが、むしろ、任意の当業者が本発明を作成および使用するのを可能にすることを意図する。本明細書において、膝関節全置換術のプランニングに対して参照がなされるが、本発明の実施態様は、全股関節形成、腰のリサーフェイシング、単関節丘膝関節形成、足首関節形成、肩関節形成、および他の関節置換手順を例示的に含む他の整形外科の外科的手順のプランニングに適用または適応され得ると理解されるべきである。
値の範囲が与えられる場合、その範囲は、その範囲の最後の有効数字が変化する範囲内に明示的に含まれるように、その範囲のエンドポイント値だけでなく、その範囲の中間値も含むことを意図することが理解されるべきである。例として、1〜4と挙げられた範囲は、1〜2、1〜3、2〜4、3〜4、および1〜4を含むことが意図される。
図面に関して、図1は、TKA手術前プランニングワークステーション100の一実施態様を示す。ワークステーション100は、コンピューター102、ユーザー周辺装置104、および、グラフィカルユーザーインターフェース(GUI)106を表示するためのモニターを備える。コンピューター102は、プロセッサ108、非一時的な記憶装置110、および、本明細書に説明されるプランニングプロセスを実行するための、他のハードウェア、ソフトウェア、データおよびユーティリティーを備える。ユーザー周辺装置104は、ユーザーがGUI 106と相互作用するのを可能にして、キーボードおよびマウスのようなユーザー入力機構を備えてよく、または、モニターは、タッチスクリーン機能を有してよい。
GUI 106の高レベルな概観を図1に示す。GUI 106は、三次元(3D)ビューウインドウ112、ビューオプションウインドウ114、患者情報ウインドウ116、移植片ファミリーウインドウ118、ワークフロー特有のタスクウインドウ120、および、肢および膝の整列測定ウインドウ122を備える。それぞれのGUIウインドウは、以下のように要約され得る。3Dビューウインドウ112は、ユーザーが、医療画像データ、3D骨モデル、および、3D移植片コンポーネントCADモデルを見て相互作用するのを可能にする。ビューオプションウインドウ114は、ユーザーが、骨のモデル、移植片コンポーネントのモデル、整列軸のビューを、所望のビューに迅速に変更するのを可能にするためのウィジェットを提供する。患者情報ウインドウ116は、名前、識別番号、性別、外科的手順、および手術側(例えば、左大腿骨、右大腿骨)のような、患者の情報を表示する。移植片ファミリーウインドウ118は、移植片コンポーネントのライブラリーから所望の移植片コンポーネントをユーザーが選択および再選択するのを可能にするためのドロップダウンメニューを提供する。ワークフロー特有のタスクウインドウ120は、プランニング手順の異なるステージ全体を通してユーザーをガイドすること;整列ゴールのセットから所望の整列ゴールをユーザーが選択および再選択するのを可能にすること;ユーザーが所望の臨床方向で移植片コンポーネント(単数または複数)および骨モデルを調節するのを可能にすること;骨(単数または複数)上のコンポーネント(単数または複数)の整列および位置の測定値を表示すること;および、計画の要約を表示することを例示的に含む、いくつかの機能を提供するための様々なウィジェットを備える。肢および膝整列測定122は、腰−膝−足首の角度、大腿関節ライン整列、および、脛骨関節ライン整列のような、骨モデル上の移植片コンポーネントの整列および位置を表示する。全体的に、GUIのレイアウトは、便利なロードマップおよびTKAを成功的に計画するための視覚的表示をユーザーに提供する。
手順をプランニングする前に、患者の大腿骨および脛骨のイメージングデータが、コンピューター断層撮影(CT)、超音波、または磁気共鳴イメージング(MRI)のようなイメージングモダリティを用いて得られる。画像データは、プランニングワークステーション100に、典型的に、digital imaging and communication in medicine(DICOM)形式で送られる。続いて、骨の3Dモデルが作成される。特定の実施態様では、患者の骨は、手作業で、半手作業で、または自動的に、ユーザーによってセグメント化され得て、骨の3Dモデルを作成する。1つまたは複数の骨モデルは、3Dビューウインドウ112内に表示され得て、そこでユーザーは、ビューオプションウインドウ114内の対応するウィジェットを用いて、骨モデルの近位、遠位、内側、側面、前方、および後方ビューに迅速に変更することができる。
骨モデルの3つのビューの例を図2A〜2Cに示す。大腿骨モデル124の側面ビューを図2Aに示し、大腿骨モデル124の遠位ビューを図2Bに示し、脛骨骨モデル126の近位ビューを図2Cに示す。解剖学的ランドマークのセット由来の解剖学的ランドマーク128は、大腿モデルおよび脛骨モデル上に位置付けられて、プランニングを助ける。解剖学的ランドマークの一部は、米国特許第6,033,415号に記載されるように、コンピューター支援外科的システムに骨モデルを登録するために、登録ポイントが手術中に集められるための位置も提供し得る。大腿骨のための解剖学的ランドマークのセットは、大腿骨骨頭の中心128a、顆間切痕128b内の最前方ポイント、内側上顆、側面上顆、前外側滑車状突起部、前内側滑車状突起部、内側顆状突起上の最後方ポイント、側面顆状突起上の最後方ポイント、内側顆状突起上の最遠位ポイント、側面顆状突起上の最遠位ポイント、および、膝の中心を含んでよい。脛骨のための解剖学的ランドマークのセットは、脛骨スプライン間の中点、足首の中心、内側プラトー128cの中心、側面プラトーの中心、脛骨円形小突起(内側1/3rd)、前外側面、および、前内側面を含んでよい。プロセッサは、以下に説明される反復アルゴリズムを用いて自動的にランドマークの一部を特定し得る。残りのランドマークは、ユーザーによって手作業で骨モデル上のランドマークの位置をポイントおよびクリックすることによって位置付けられ得る。特定の実施態様では、ユーザーまたはコンピューターが、特定のランドマークを特定すると、これらのランドマークは、骨モデルの特定のビュー(遠位、前方、内側、側面)を提供するために用いられ得て、特定のその後のランドマークを容易に特定する。例えば、3つの臨床的に標準的な参照平面が自動的に決定された後に、ユーザーは、膝ランドマークの中心を特定することを選択して位置付けし得る。ユーザーは、プロンプト上をクリックし得て、そこでは、骨モデルのビューは、ユーザーが膝の中心を迅速に位置付けし得るように膝の遠位部分を自動的に示す。
ユーザーは、フィッティング球体ツール130のような他のランドマーク位置付けツールを用いてもよい。ユーザーは、フィッティング球体130の直径および位置を、その直径および位置が大腿骨骨頭の一部の直径および位置にほぼ一致するまで調節し得る。一致したら、フィッティング球体130の中心は、大腿骨骨頭の中心解剖学的ランドマーク128aを規定する。特定の発明の実施態様では、プロセッサは、DICOMデータから骨の3Dモデルを自動的に作成するのに用いられた統計モデルを用いて自動的に全てのランドマークを位置付ける。ランドマークが特定された時点で、それらはユーザによって承認されて保存される。
大腿骨上の3つのオルトゴナル平面は、プロセッサによって決定されて、それぞれの平面は、任意のTKA手順をプランニングするための臨床的に確立された標準的な参照平面に対応する。これらの平面は、図3A〜3Cにそれぞれ示される、冠状本来の平面(XZ)132、矢状平面(ZY)134、および、軸本来の平面(XY)136を含む。冠状本来の平面132は、平面が3つのポイントに正確に接触するが骨を横切らないように、後方側面顆状突起142、小転子144、および、後方内側顆状突起140上の最後方ポイントによって規定される。冠状本来の平面132を自動的に見つける反復方法は、以下を含む:
1.ポイント1(小転子初期推定);
a.軸1に関して骨モデルを回転させる(全体的なLPS(左、後方、上)モデル座標において、
);
b.全体的なLPS座標系において最後方(+y)ポイントを見つける;
c.骨モデル上の局所的な座標において同一ポイントを見つける;
d.オリジナルの方位に戻して軸1に関して骨モデルを回転させる;
2.ポイント2(後方内側/側面顆状突起初期推定);
a.軸2に関して骨モデルを回転させる(全体的なLPSモデル座標において、

);
b.全体的なLPS座標系において最後方(+y)ポイントを見つける;
c.骨モデル上の局所的な座標において同一ポイントを見つける;
d.オリジナルの方位に戻して軸2に関して骨モデルを回転させる;
3.ポイント3(後方側面/内側顆状突起初期推定);
a.軸3に関して骨モデルを回転させる(全体的なLPSモデル座標において、
);
b.全体的なLPS座標系において最後方(+y)ポイントを見つける;
c.骨モデル上の局所的座標において同一ポイントを見つける;
d.オリジナルの方位に戻して軸3に関して骨モデルを回転させる;
4.ポイントを反復的にアップデートする;
a.全ての3つのポイントがXZ平面に平行であるように骨モデルを再配向させる;
b.全体的なLPS座標系において最後方(+y)ポイントを見つける;
c.骨モデル上の局所的な座標において同一ポイントを見つける(ポイント4);
d.ポイント4に最も近いポイント(ポイント1、2、または3)はどれでも、そのポイントを削除して、ポイント4でそれを置き換える;
e.ポイントが変わらなくなるまでa〜dを繰り返す;
軸本来の平面136は、大腿骨上の冠状本来の平面に垂直であり、遠位内側顆状突起146上の最遠位ポイントおよび遠位側面顆状突起148上の最遠位ポイントと一致するように規定される。軸本来の平面136を自動的に見つける方法は、以下を含む:
1.ポイント1(遠位内側/側面顆状突起初期推定);
a.軸1に関して骨モデルを回転させる(全体的なLPS(左、後方、上)モデル座標において、
);
b.全体的なLPS座標系において最遠位(−z)ポイントを見つける;
c.骨モデル上の局所的な座標において同一ポイントを見つける;
d.オリジナルの方位に戻して軸1に関して骨モデルを回転させる;
2.ポイント2(後方内側/側面顆状突起初期推定);
a.軸2に関して骨モデルを回転させる(全体的なLPSモデル座標において、
);
b.全体的なLPS座標系において最遠位(−z)ポイントを見つける;
c.骨モデル上の局所的な座標において同一ポイントを見つける;
d.オリジナルの方位に戻して軸2に関して骨モデルを回転させる;
3.ポイントを反復的にアップデートする;
a.冠状運動学的平面がXZ平面と一致するように骨を再配向させる;
b.両方のポイントがXY平面と平行になるまでY軸に関して骨を再配向させる;
c.全体的な座標系において最遠位(−z)ポイントを見つける;
d.骨モデル上の局所的な座標において同一ポイントを見つける(ポイント3);
e.ポイント3に最も近いポイント(ポイント1または2)はどれでも、そのポイントを削除して、ポイント3でそれを置き換える;
f.骨がオリジナルの座標系内であるように骨を再配向させる;
g.ポイントが変わらなくなるまでa〜fを繰り返す。
矢状平面134は、冠状本来の平面132および軸本来の平面136の両方に垂直であり、骨の内側−側面の中心点と一致するように規定される。内側−側面中心ポイントは、内側上顆ランドマーク150および側面上顆ランドマーク152の間の中点を計算することによって決定され得る。これらの3つのオルトゴナル平面は、任意のTKAをプランニングするために用いられる臨床的に確立された標準的な参照平面である。他の参照座標系が用いられ得る場合は、上記で用いられるLPS座標系は、平面(132、134、136)を決定するための必須の参照座標系ではないことが理解されるべきである。加えて、平面を規定するポイントを位置付けるために骨モデルを軸1、2、および3に関して回転させる量は、スキャンのあいだ、異なる患者の位置に関する収束を確保するように調整され得る。
最初の大腿骨の変形は、骨に対してx、y、およびz軸の位置および方位を確立するための3つのオルトゴナル平面の交点を用いて決定される。最初の大腿骨の変形は、臨床的に確立された標準的な参照フレームにおける骨モデルに対して移植片コンポーネントを整列および配置するための基礎を提供する。
図4に関して、ワークフロー特有のタスクウインドウ120は、プランニング手順の大腿のプランニングステージのために示される。手短には、タスクウインドウ120の左側に示されるように、タブ154〜158であり、それは、ユーザーが手順の異なるプランニングステージ(すなわち、ランドマークステージ154、大腿骨プランニングステージ155、脛骨プランニングステージ156、要約ステージ157、および、外科的処置プランニングステージ158)の間をトグルするのを可能にする。図4は、大腿のプランニングステージ155におけるタスクウインドウを示す。大腿のプランニングステージは、移植片ドロップダウンメニュー160、冠状整列ゴールドロップダウンメニュー162、軸整列ゴールドロップダウンメニュー164、遠位骨切除サブウインドウ166、後方骨切除サブウインドウ168、屈曲サブウインドウ170、および、内側−側面サブウインドウ172を備える。ユーザーは、移植片ドロップダウンメニュー160を用いて移植片のライブラリーから所望の移植片を選択および再選択し得る。ユーザーは、内反−外反整列ドロップダウンメニュー162を用いて内反−外反の整列ゴールのセットから内反−外反の整列ゴールを選択および再選択し得る。同様に、ユーザーは、軸整列ドロップダウンメニュー164を用いて軸回転の整列ゴールのセットから軸回転の整列ゴールを選択および再選択し得る。大腿の冠状整列ゴールのセットは、本来の整列およびニュートラルの機械軸を含んでよい。大腿の軸整列ゴールのセットは:トランス上顆軸と平行の;解剖学的な軸からオフセットされた角度(例えば、後方果頭軸から1°〜10°);および本来の整列を含んでよい。
サブウインドウ166、168、170および172のそれぞれは、ユーザーが移植片または骨を4つの臨床方向で調節するのを可能にする。4つの臨床方向は、近位−遠位並進方向(サブウインドウ166)、前方−後方並進方向(サブウインドウ168)、内側−側面の並進方向(サブウインドウ172)、および、屈曲−伸長の回転方向(サブウインドウ170)を含む。方向は、ユーザーがそれぞれの方向を個々に調節することができて、臨床方向の調節は、以下に説明されるように移植片または骨の事前に調節された位置および方位にかかわらず、臨床的に確立された参照フレームに関する方向に対応するので、臨床と呼ばれる。ユーザーは、対応する「+」ボタン174または「−」ボタン176を用いて臨床方向を調節することができる。リセットボタン178は、ユーザーが任意の調節をデフォルト値にリセットするのを可能にする。内側および側面の遠位顆状突起180上の遠位切除の測定量は、ユーザーが、任意の臨床方向を調節するとき、および/または、移植片または整列ゴールを選択/再選択するときに、表示される。同様に、内側および側面後方の顆状突起182上の後方骨切除の測定量は、ユーザーが、任意の臨床方向を調節するとき、および/または、移植片または整列ゴールを選択/再選択するときに、表示される。特定の発明の実施態様では、さらなるサブウインドウは、ユーザーが適宜、移植片並進するために、推定または測定された軟骨の厚さ、軟骨摩耗、または骨摩耗に関して調節するのを可能にする。
デフォルトの大腿の冠状整列ゴール、および大腿の軸整列ゴールは、ユーザーが大腿骨プランニングステージに入るときにプリセットされる。ユーザーは、それから、大腿移植片コンポーネントを選択して、大腿の骨モデルは、デフォルトの整列ゴールに従って選択された移植片に自動的に整列される。デフォルトの整列ゴールは、本来の大腿の冠状整列および本来の大腿の軸整列であってよい。プロセッサは、最初の大腿骨の変形、本来の整列ゴール、および、移植片の形状の一部を用いて、骨を移植片に対して自動的に整列させる。大腿移植片コンポーネント184の例を図5Aに示す。大腿移植片184は、遠位骨切断と相互作用する遠位平面186、および、後方骨切断と相互作用する後方平面188を含む。平面(186、188)は、本明細書において、移植片切断平面とも呼ばれる。大腿移植遠位関節平面190は、移植片の遠位部分の最大の厚さによる遠位平面186からのオフセットされた平面として規定される。同様に、大腿移植後方関節平面192は、移植片の後方部分の最大の厚さによる後方平面192からのオフセットされた平面として規定される。関節平面(190、192)は、本明細書において、オフセット移植片切断平面とも呼ばれる。プロセッサは、それから、軸本来の平面136を移植片遠位関節平面190に、および、冠状本来の平面132を移植片後方関節平面192に整列させることによって、移植片を本来の整列ゴールに自動的に整列させる。図5Bおよび5Cは、本来の整列で整列された大腿骨モデル124および移植片184の結果を示す。
ユーザーが、機械軸冠状整列および非本来の軸整列を大腿骨に選択する場合は、方向余弦ではなく突起の角度が、移植片および骨を整列するために回転調節変形を作るのに用いられる。突起の角度を用いることによって、個々の自由度は、他の自由度に実質的に影響を及ぼさずに変更/調節され得て、その後の変更/調節は、以前の調節/変更に実質的に影響を及ぼさない。発明の一実施態様では、他の自由度に実質的に影響を及ぼさないことは、1mmまたは1度を指す。本発明の他の実施態様では、実質的に影響を及ぼすことは、0.5mmおよび0.5度を指す。一方で、発明の他の実施態様では、実質的に影響を及ぼすことは、0.1mmおよび0.1度を指す。
例えば、ユーザーが機械軸整列を選択する場合、機械軸(大腿骨骨頭中心および膝の中心を連結する軸として定義される)は、冠状本来の平面132上に突き出ている。z軸および突き出た機械軸の間の角度が決定されて、回転調節変形の一部を作るために用いられる。同時に、ユーザーが選択する場合、例えば、トランス上顆軸(内側および側面上顆を連結する軸として定義される)は、軸本来の平面136上に突き出ている。x軸および突き出たトランス上顆軸の間の角度は、回転調節変形の第二の部分を作るために決定される。ユーザーは、所望の他の臨床方向において任意の調節をすることができる。
特定の発明の実施態様において、図6A〜6Cに関して、プロセッサは、屈曲−伸長の回転方向における任意の調節が果頭軸194に関して生じる場合、果頭軸194を決定する。果頭軸194は、内側顆状突起198の一部に1つの円を合わせることにより、および、側面顆状突起の一部に第二の円に合わせることにより、決定され得る。それぞれの円は、中心200を有する。2つの円の中心を連結する軸は、果頭軸194を規定する。本発明の別の実施態様では、果頭軸194は、内側顆状突起198および側面顆状突起204を横切る円柱202の中心軸として決定される(ここで、円柱の直径は、顆状突起の部分に最一致する)。本発明の別の実施態様では、球体は、内側198および側面顆状突起204に合わせられて、2つの球体の中心を連結する軸は、果頭軸194を規定する。本発明の特定の実施態様では、果頭軸194は、以下によって決定される:
1.マップ関節面;
a.冠状本来の平面がXZ平面と一致して、軸本来の平面がXY平面と一致して、矢状本来の平面がYZ平面と一致するように、骨モデルを再配向させる;
b.屈曲増分に関して、全体的なX軸に関して骨を回転させる(膝を曲げる);
c.プラスのx座標を有する全体的な座標系において最遠位(−z)ポイントを位置付ける(顆状突起1関節面ポイント)。局所的な骨座標において同一ポイントを位置付ける。
d.マイナスのx座標を有する全体的な座標系において最遠位(−z)ポイントを位置付ける(顆状突起2関節面ポイント)。局所的なポイント座標において同一ポイントを位置付ける;
e.増分屈曲およびc〜dを繰り返す;
f.屈曲の全範囲を通してeを繰り返す;
2.マップされた関節面に円柱を合わせる;
3.円柱の中心軸は果頭軸194である。
図6Cに示されるように、移植片または骨が果頭軸に関して屈曲−伸長で回転されると、移植片は本質的に半円の顆状突起に関して回転しているため後方切除206および遠位切除208は実質的に変化しない。したがって、ユーザーは、これらの切除に影響を及ぼさずに切欠き部がないように、移植片の前方の部分210をセットし得る。
大腿骨が計画された後に、ユーザーは脛骨を計画し得るが、ユーザーは、大腿骨および脛骨のプランニングステージの間を前後してよい。脛骨コンポーネントは、脛骨の関節面を大腿コンポーネントの関節面に合わせることによって、大腿コンポーネントに自動的に整列される。図7に示されるように、ユーザーは、ベースプレートのドロップダウンメニュー212を用いて、脛骨のベースプレートコンポーネントを選択および再選択することができ、および、ユーザーは、脛骨ライナーのドロップダウンメニュー214を用いて、脛骨ライナーを選択および再選択することができる。ユーザーは、それから、後方スロープ(slop)216、冠状整列218、近位骨切除220、軸回転222、および、並進位置224を調節することができる。脛骨スロープ226の測定値が表示されて、脛骨の近位骨切除228の測定値も表示される。後方スロープは、上述の大腿の顆状突起上に規定される果頭軸194に関して屈曲−伸長において調節される。軸回転は、矢状本来の平面134上に、脛骨の機械軸の突起に関して生じる。
図8Aおよび8Bは、変形の連結の順番を示し、移植片の事前に調節された位置および方位にかかわらず、移植片が所望の臨床方向または再選択された整列ゴールに再整列されるように、ユーザーが、任意の臨床方向で調節するのを、および/または、整列ゴールを選択/再選択するのを可能にさせる。変形のこの特定の順番は、調節が入力および出力であるように設計される。ユーザーが臨床方向で調節する場合、モデルは所望の臨床方向で変形される。モデルが変形された後に、移植片の位置および方位が骨に関して測定されて、それは、なされた調節と直接的に相互関係がある。この順番は計算的に速く、臨床標準的な参照フレームに従って骨に関して移植片を整列するための直観的なツールをユーザーに提供する。
図8Aは、大腿移植片を骨に対して直感的に整列および配置するための、大腿のプランニングステージに関するプロセッサによって計算される変形の連結の順番を示す。解剖学的ランドマークが決定されて(ブロック230)、最初の大腿のベース変形が決定される(ブロック232)。第二の変形は、大腿移植片コンポーネント(ブロック234)および大腿骨モデル(ブロック236)の間である。第三の変形は、大腿冠状および軸回転に関する調節変形である(ブロック242)。第四の変形は、前方−後方、近位−遠位、内側−側面、および、軟骨の厚さに関する任意選択のアカウントにおける任意の調節に関する並進変形である(ブロック252)。最後の変形は、果頭軸194に関する屈曲−伸長回転方向での調節である(ブロック256)。これらの変形はそれぞれデフォルト値を有し、それは、ユーザーが、任意の整列ゴールまたは臨床方向を任意の順番で調節するのを可能にするが、変形はこの順番で計算されて、移植片または骨の位置および方位にかかわらず、任意の調節が所望の方向で生じるのを可能にすることに注意する。
図8Bは、脛骨の移植片を骨に対して直感的に整列および配置するための、脛骨のプランニングステージに関するプロセッサによって計算される変形の連結の順番を示す。解剖学的ランドマークからの、第一の最初の脛骨の変形(ブロック258)。脛骨コンポーネントおよび大腿コンポーネントの間の第二の変形(ブロック262)。果頭軸194に関する屈曲−伸長回転における第三の回転変形(ブロック266)。内反−外反整列における第四の変形(ブロック270)。内側−外側回転における第五の変形であり、回転は、矢状本来の平面に対して、脛骨の機械軸の突起に関して生じる(ブロック274)。並進方向における任意の調節のための最後の並進変形(ブロック282)。
変形の連結の順番は、ユーザーが直観的な様式で移植片または骨を調節するのを可能にする。大腿骨および脛骨のプランニングステージが完了した時点で、ユーザーは、腰−膝−足首の角度、大腿関節ライン整列、脛骨関節ライン整列、大腿遠位切除、大腿後方切除、近位脛骨切除、および、後方スロープ、ならびに、患者情報および外科的手順情報を、手順の要約ステージにおいて、レビューすることができる。外科的プランニングステージにおいて、ユーザーは、どの骨が最初に手術されるべきであるか決定することができ、コンピューター支援外科的システムに関する任意のパラメーターを定義することができる。最終の計画は、外科医によって承認されて、コンピューター支援外科的システムとの使用のためのデータ転送ファイル(例えば、コンパクトディスク(CD)、ポータブル・ユニバーサル・シリアル・バス(USB))に書き込まれる。最終的な計画は、計画に従ってTKAを登録および実行するための、最終的な大腿骨から移植片への変形、および最終的な脛骨から移植片への変形を含む。
本発明の特定の実施態様では、ユーザーが特定のプランニングストラテジーから逸脱しない場合は、ユーザーは、全ての外科的ケースに適用され得るプランニングワークステーションにおける整列ゴールのそれらのセットを保存し得る。外科医によって要求される最小限のユーザー入力に起因して、保存された好みは、手術前プランニング時間を改善することができる。
本発明の特定の実施態様では、ユーザーが本来の整列を望む場合は、手術前プランニングは、ほぼ自動的に行われ得る。冠状本来の平面、軸本来の平面および矢状本来の平面は、上述のとおりに決定され得る。骨摩耗は、以下によって説明され得る:
a.内反のアライメント不良
i.脛骨または運動学的平面を変更せずに、冠状本来の平面に垂直で側面顆状突起上の最遠位ポイントと一致する軸に関して、冠状平面において大腿骨を回転させる。回転量は、大腿骨上の2つの最遠位ポイント間の距離で割った側面上の骨摩耗のアークタンジェント、または、θ=atan(t摩耗、骨/d内側〜側面顆状突起)であるべきである。
b.外反のアライメント不良
i.脛骨または運動学的な平面を変更せずに、冠状本来の平面に垂直で内側顆状突起上の最遠位ポイントと一致する軸に関して、冠状平面において大腿骨を回転させる。回転量は、大腿骨上の2つの最遠位ポイント間の距離で割った内側上の骨摩耗のアークタンジェント、または、θ=atan(t摩耗、骨/d内側〜側面顆状突起)であるべきである。
軟骨摩耗は、以下によって説明され得る:
a.内反のアライメント不良
i.脛骨または運動学的な平面を変更せずに、冠状本来の平面に垂直で側面顆状突起上の最遠位ポイントと一致する軸に関して、冠状平面において脛骨を回転させる。回転量は、大腿骨上の2つの最遠位ポイント間の距離で割った側面上の合計軟骨摩耗のアークタンジェント、または、θ=atan(t摩耗、軟骨/d内側〜側面顆状突起)であるべきである。
b.外反のアライメント不良
i.脛骨または運動学的な平面を変更せずに、冠状本来の平面に垂直で内側顆状突起上の最遠位ポイントと一致する軸に関して、冠状平面において大腿骨を回転させる。回転量は、大腿骨上の2つの最遠位ポイント間の距離で割った内側上の合計軟骨のアークタンジェント、または、θ=atan(t摩耗、軟骨/d内側〜側面顆状突起)であるべきである。
大腿移植片サイズは、大腿骨の大腿の前方−後方サイズおよび内側−側面の幅を用いて決定され得る。大腿移植片は、大腿コンポーネントの関節面が冠状本来の平面および軸本来の平面と接触するように骨モデル上に置かれる。コンポーネントの2つの後方顆状突起は、コンポーネントが平面を横切らないように正確に2つのポイントにおいて冠状本来の平面と接触する。コンポーネントの2つの遠位顆状突起は、コンポーネントが平面を横切らないように正確に2つの場所において軸本来の平面と接触する。大腿移植片は、果頭軸194に関して屈曲−伸長で自動的に回転されて、大腿移植片の前面の最近位部が骨の前面上になるまで(切欠き無し)、配置の要求を維持する。脛骨コンポーネントは、完全伸長で大腿コンポーネントに結合して、脛骨の屈曲は、果頭軸194と一致する大腿コンポーネント屈曲軸に関して修正される。
他の実施態様
少なくとも1つの例示的な実施態様が前述の詳細な説明に提示されているが、膨大な数のバリエーションが存在することが理解されるべきである。また、例示的な実施態様(単数または複数)は単に例示であって、いかなる方法においても、記載される実施態様の範囲、適用性、または構成を制限することを意図しないことも理解されるべきである。むしろ、前述の詳細な説明は、例示的な実施態様(単数または複数)を実施するための便利なロードマップを当業者に与える。添付の特許請求の範囲に記載の範囲およびその法的等価物を逸脱せずに、エレメントの機能および配列に様々な変更がなされ得ることが理解されるべきである。

Claims (21)

  1. ユーザーの臨床整列ゴールに従った関節形成手順をプランニングするためのコンピューター化された方法であって、
    前記方法は:
    グラフィカルユーザーインターフェース(GUI)を提供するステップ;
    第一の骨、例えば大腿骨、および、前記の第一の骨に連結される第二の骨、例えば前記GUIを介した前記関節形成手順に関与する脛骨の、仮想モデルを提供するステップ;
    前記の第一の骨および前記の第二の骨の前記仮想モデル上に位置付けられた解剖学的ランドマークのセットを位置付けるステップ;
    前記解剖学的ランドマークの少なくとも一部を用いて、前記の第一の骨および前記の第二の骨の前記仮想モデルのそれぞれに関する3つのオルトゴナル平面を、プロセッサによって自動的に決定するステップ;および
    移植片のライブラリー由来の移植片(前記移植片は、前記の第一の骨のための第一の移植片および前記の第二の骨のための第二の移植片を有し、ここで、前記の第一の骨および前記の第二の骨のためのそれぞれの移植片は、前記移植片の関連する仮想モデルを有する);および、整列ゴールのセット由来の少なくとも1つの臨床整列ゴールの、ユーザー選択および再選択を受信するステップ;および
    前記プロセッサによって、前記の第一の骨および前記の第二の骨の前記モデルを、それぞれ前記の第一の移植片および第二の移植片の前記モデルに自動的に関連付けて、前記の少なくとも1つの整列ゴールを満たすステップ、
    を含む、
    コンピューター化された方法。
  2. 請求項1のコンピューター化された方法であって、
    前記の関連は、第一の骨の変形の連結および第二の骨の変形の連結として変形の連結を計算するステップを含み、
    ここで、前記の変形の連結は、前記の第一の移植片を前記の第一の骨に、および、前記の第二の移植片を前記の第二の骨に、前記の第一の骨および前記の第二の骨における前記の3つのオルトゴナル平面、前記の少なくとも1つの整列ゴール、および、前記移植片の形状の一部を利用して整列する、
    コンピューター化された方法。
  3. 請求項2のコンピューター化された方法であって、
    前記の第一の骨の変形の連結の順番は、最初の第一の骨の変形、第一の骨から移植片への変形、整列ゴール変形、並進の第一の骨の変形、および、屈曲−伸長の第一の骨の回転変形を含む、
    コンピューター化された方法。
  4. 請求項2のコンピューター化された方法であって、
    前記の第二の骨の変形の連結の順番は、最初の第二の骨の変形、第二の骨から移植片への変形、屈曲−伸長の第二の骨の回転変形、内反−外反の第二の骨の変形、内側−外側の第二の骨の回転変形、および、並進の第二の骨の変形を含む、
    コンピューター化された方法。
  5. 請求項1の方法であって、
    整列ゴールの前記セットは、内反−外反の整列ゴールおよび軸回転の整列ゴールを含み、
    前記の内反−外反の整列ゴール内で、前記ユーザーは、対象の足のニュートラルの機械軸および対象の膝の本来の整列を選択および再選択することができて、
    前記の軸回転の整列ゴール内で、前記ユーザーは、前記膝のトランス上顆(transepicondylar)軸に対する平行性、解剖学的な軸からオフセットされた角度、および、前記膝に対する本来の整列を、選択および再選択することができる、
    方法。
  6. 請求項1のコンピューター化された方法であって、
    前記GUIを介して、4つの臨床方向の少なくとも1つにおける所望の変化のユーザー調節を受信するステップをさらに含み、
    ここで、それぞれの臨床方向は、独立に調節されてよく、
    およびここで、前記のプロセッサは、前記の所望の変化が与えられる閉形式の計算を用いて、前記移植片の前記モデルに関する前記の第一の骨および第二の骨の前記モデルを調節する、
    コンピューター化された方法。
  7. 請求項6のコンピューター化された方法であって、
    所望の臨床方向で作られた調節;または
    整列ゴールの再選択
    の少なくとも1つに応答して、前記移植片の前記モデルに関して前記骨の前記モデルを自動的に再度関連付けるステップをさらに含み;および
    前記調節および前記再選択の少なくとも1つは、前記の第一の骨または前記の第二の骨の少なくとも1つに関する前記の変形の連結に入力されて;および
    前記の変形の連結は、前記移植片の事前に調節された位置および方位にかかわらず、前記移植片が、前記の所望の臨床方向または前記の再選択された整列ゴールに再配列されるような順番で計算される、
    コンピューター化された方法。
  8. 請求項6のコンピューター化された方法であって、
    前記GUIを介して、デフォルト値に対して前記臨床方向の1つまたは複数において前記ユーザーによってなされた調節のユーザーリセットを受信するステップをさらに含む、
    コンピューター化された方法。
  9. 請求項6のコンピューター化された方法であって、
    前記GUIを介して、ユーザーによって入力された臨床整列ゴールおよび臨床方向を受信するステップをさらに含み、
    前記プロセッサは、前記の第一の骨または前記の第二の骨に関して6自由度で前記移植片の位置、方位およびサイズを自動的に決定する、
    コンピューター化された方法。
  10. 請求項9のコンピューター化された方法であって、
    前記ユーザーの前記臨床整列ゴールおよび後のプランニング手順における使用のための臨床方向を保存するステップをさらに含む、
    コンピューター化された方法。
  11. 請求項6のコンピューター化された方法であって、
    前記の4つの臨床方向は、内側−側面の並進方向、近位−遠位の並進方向、前方−後方の並進方向、および、屈曲−伸長の回転方向を含む、
    コンピューター化された方法。
  12. 請求項11のコンピューター化された方法であって、
    前記の屈曲−伸長の回転方向での前記の受信されたユーザー調節は、前記の果頭軸に関するものであり、
    前記移植片の前方は、前記の第一の骨の遠位の第一の骨部分の後方の切断の厚さまたは遠位の切断の厚さに実質的に影響を及ぼさずに、所望の前方の位置にセットされ得る、
    コンピューター化された方法。
  13. 請求項1のコンピューター化された方法であって、
    前記プロセッサによって、前記の第一の骨の遠位大腿骨部分の2つの顆状突起に関する果頭軸を決定するステップをさらに含み、
    前記果頭軸は、
    2つの円の中心を連結する軸(ここで、それぞれの円は、それぞれの顆状突起の部分に関して合わせられる);
    それぞれの顆状突起を横切る円柱の中心軸(ここで、前記円柱の直径は、前記顆状突起の部分に最一致する);
    2つの球体の中心を連結する軸(ここで、それぞれの球体は、それぞれの顆状突起の部分に最一致する);または
    前記顆状突起のトランス上顆軸
    の少なくとも1つによって決定される、
    コンピューター化された方法。
  14. 請求項1のコンピューター化された方法であって、
    前記の3つのオルトゴナル平面を決定するステップは、
    前記の第一の骨および前記の第二の骨のそれぞれに、3つの最後方ポイントを反復的に位置付けて、前記の第一の骨および前記の第二の骨のそれぞれに関する冠状平面を規定するステップ;
    前記の第一の骨および前記の第二の骨のぞれぞれの上に、2つの最遠位ポイントを反復的に位置付けるステップ、および、前記冠状平面に垂直な平面として規定されて前記の第一の骨および前記の第二の骨のそれぞれの上の前記の2つの最遠位ポイントと一致する軸平面を計算するステップ;および
    前記の第一の骨および前記の第二の骨のそれぞれに関する内側−側面の中心点を位置付けるステップ、および、前記冠状平面に垂直な平面、前記の軸平面に垂直な平面、および、前記の内側−側面の中心点と一致するものとして規定される、矢状平面を計算するステップを含む、
    コンピューター化された方法。
  15. 請求項1のコンピューター化された方法であって、
    前記の第二の移植片の前記仮想モデルは、前記の第一の移植片の前記仮想モデルに対して自動的に整列される、
    コンピューター化された方法。
  16. 請求項2のコンピューター化された方法であって、
    前記の移植片の形状の部分は、前記移植片の隣接部分の厚さによってオフセットされた移植片の切断平面である、
    コンピューター化された方法。
  17. 請求項1から16のいずれか一項のコンピューター化された方法であって、
    前記関節形成手順は、膝関節全置換術であり、
    前記の第一の骨は、大腿骨であり、
    前記の第二の骨は、連結された脛骨である、
    コンピューター化された方法。
  18. 請求項1のコンピューター化された方法を実施するための外科的プランニングシステムであって、
    前記システムは、
    コンピューター、ユーザー周辺装置、および、前記グラフィカルユーザーインターフェース(GUI)を表示するためのモニターを備える、ワークステーションを備え;
    ここで、前記コンピューターは、前記プロセッサ、非一時的な記憶装置、および、請求項1の方法を実行するための、他のハードウェア、ソフトウェア、データおよびユーティリティーをさらに備え;および
    前記のユーザー周辺装置は、ユーザーが前記GUIと相互作用するのを可能にして、キーボード、マウス、または前記モニター上のタッチスクリーン機能の少なくとも1つを備えるユーザー入力機構を備える、
    システム。
  19. 請求項18のシステムであって、
    前記GUIは、
    三次元(3D)ビューウインドウ、ビューオプションウインドウ、患者情報ウインドウ、移植片ファミリーウインドウ、ワークフロー特有のタスクウインドウ、および、肢および膝の整列測定ウインドウを備える、
    システム。
  20. 本来の整列ゴールに従って関節形成手順の少なくとも一部を自動的にプランニングするためのコンピューター化された方法であって、
    前記方法は、
    プロセッサによって、第一の骨、例えば大腿骨、および、前記の第一の骨に連結された第二の骨、例えば脛骨の、仮想モデル上に位置付けられた解剖学的ランドマークのセットを特定および保存するステップ;
    前記プロセッサによって、前記の第一の骨および前記の第二の骨の前記仮想モデルに関する3つのオルトゴナル平面を自動的に規定するステップ;
    前記プロセッサによって、前記ランドマークのサブセットに基づいて、移植片のサイズを決定するステップ;および
    前記の第一の骨および第二の骨の前記仮想モデルを前記移植片に対して自動的に整列させて、前記の本来の整列ゴールを満たすステップを含む、
    コンピューター化された方法。
  21. 請求項20のコンピューター化された方法であって、
    前記骨の軟骨の厚さによって、前記移植片を並進させるステップをさらに含む、
    コンピューター化された方法。
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