JP2019505447A - 輸送容器システムおよび輸送容器 - Google Patents

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Abstract

輸送容器(6)は、内側底部(7)および内側シェル(8)を有し、この輸送容器は、輸送される品物のための上方に開いた受け入れ空間(9)を形成する。内側容器(6)は、内側ケーシング(8)の上縁の少なくとも2つの互いに反対側の各々に設けられた少なくとも1つの内方に突き出た突出部(11)を有する。互いに反対側に設けられた突出部(11)相互間の内法距離は、受け入れ空間(9)内の内側底部(7)の対応の内寸―長さまたは幅―よりも僅かに小さく、その結果、突出部(11)は、潜熱貯蔵要素(10)のための支持体を形成し、すなわち、対応する外寸を備えた潜熱貯蔵要素(10)を上述の突出部(11)上に位置決めすることができるようになっている。

Description

本発明は、請求項1の前提部の特徴を備えた輸送容器システムならびに請求項16の前提部の特徴を備えた特に輸送容器システム用の輸送容器に関する。最後に、本発明はまた、請求項28の前提部の特徴を備えた輸送容器用の蓋に関する。
説明対象の形式の輸送容器システムは、実際に、様々な分野で知られている。例えば、かかる輸送容器システムは、医薬品業界の商品流通経路による医薬品の輸送を系統化するのに役立つ。技術用語では、かかる輸送容器システムは、「リターナブル・ドメスティック・シッパー(Returnable Domestic Shipper: RDS; RDSボックス)」と呼ばれている。
本発明の基礎となる先行技術(欧州特許出願公開第2700891(A2)号明細書)から、説明対象の形式の輸送容器システムであって、まず最初に、剛性で耐性の材料で作られていて、底部およびケーシングを有するタブ形底側部品および底側部品の開口側を閉じる蓋を有する外側容器を含む輸送容器システムが知られている。外側容器およびその蓋は、例えば、熱可塑性またはデュロプラスチック合成材料から成るのが良いが、金属または複合材料から成っても良い。蓋は、底側部品上にルーズに配置可能であるのが良いが、これはまた、対応のヒンジ要素によって一方の側に関節連結されても良く、そしてオプションとして、反対側が何らかの仕方でロックされても良い。具体的に上述の先行技術について詳細に説明する。
既知の輸送容器システムでは、内側底部および外側容器の底側部品内に挿入される内側シェルを有するタブ形内側容器が外側容器内に配置される。内側容器は、輸送される商品のために頂部が開口した受け入れ空間を形成する。この内側容器は、この先行技術では「ライナー」と呼ばれており、かかる内側容器は、それ自体、剛性で耐性の材料、すなわち、外側容器と同種の材料から成るのが良い。好ましくは、この内側容器は、断熱材料から成る。
既知の輸送容器システムの内側容器は、外側容器の底側部品よりも寸法が小さいように構成されており、その結果、ケーシングのところに、更に内側容器と外側容器との間の底部のところにも空間が存在する。この空間内において、適当な寸法の真空断熱パネルが底部と更に内側容器と外側容器との間のケーシングの壁との両方のところに配置される。内側容器は、上縁部のところに、内側容器を越えて外方に延びる包囲カラーを有し、内側容器と外側容器との間の空間は、この包囲カラーによって覆われ、その結果、上からこの中に入ることができる異物が存在しないようになっている。
内側シェルの壁は、内側容器の内側底部から僅かに円錐状に両方に互いに広がっている。
内側容器の受け入れ空間内において、内側底部上にプレート形潜熱貯蔵要素が設けられ、この潜熱貯蔵要素の外寸は、受け入れ空間内の内側底部の内寸、すなわちその内法長さおよびその内法幅に正確に一致している。縁部のところには、最小限の隙間が存在したままであり、したがって、余白部のところに対応の把持成形部を有する潜熱貯蔵要素を手で掴むことができ、そして持ち上げて受け入れ空間から出すことができるようになっている。プレート形潜熱貯蔵要素は、同様に、内側シェルの内壁に沿って囲むように配置されている。これらは、内側容器上に配置された潜熱貯蔵要素上の底縁部のところに載っている。内側シェルの内壁と関連した潜熱貯蔵要素は、後側に、種々の高さの突出部を備え、その結果、潜熱貯蔵要素の有効外面は、僅かに円錐状をなして互いに広がっているが、内面は、互いに正確に平行に延びている。このように、別の潜熱貯蔵要素を上から縁部のところに配置されている潜熱貯蔵要素上に、外寸―長さおよび幅―が内側底部上の下に配置された潜熱貯蔵要素の外寸に一致した一種の蓋として配置することが可能である。
既知の輸送容器システムでは、受け入れ空間の頂部および底部のところにまたは受け入れ空間内に配置された2つの潜熱貯蔵要素は、外寸が互いに同一である。しかしながら、これら潜熱貯蔵要素は、縁部のところに配置された潜熱貯蔵要素とは外寸が異なっている。内側容器の形状が長方形であると仮定すると、側方に配置される潜熱貯蔵要素もまた、1対ずつ互いに異なる。
欧州特許出願公開第2700891(A2)号明細書
上述のかつ既知の輸送容器システムは、比較的コスト高である。特に、2つの互いに異なるサイズの潜熱貯蔵要素を1対ずつその度ごとに用いなければならない。かかる輸送容器システムは、しかも例えば考えられる限り最大の効率が得られることが意図されている医薬品部門における、商品輸送にとって比較的コスト高であり、しかもやっかいである。
本発明の教示は、上述の輸送容器システムを単純化するとともに費用効果を良くするという課題に基づいている。
上述の課題は、請求項1の前提部の特徴を備えた輸送容器システムであって、内側容器が少なくとも2つの互いに反対側に位置した側部の各々上に内側シェルの上縁のところに設けられた内方に突き出ている突出部を有し、反対側に配置された突出部相互間の内法距離が受け入れ空間内の内側底部の対応の内寸―長さまたは幅―よりも僅かに小さく、その結果、突出部が潜熱貯蔵要素の支持体を形成し、すなわち対応の外寸を備えた潜熱貯蔵要素をこれら突出部上に配置できるようになっていることを特徴とする輸送容器システムによって解決される。
本発明によれば、輸送容器システムの内側容器は、既知の輸送容器システムの場合と同様、互いに同一の外寸を備えた2つの潜熱貯蔵要素を受座フレーム上または受座フレーム内の頂部および底部のところに取り付けることができるよう設計されている。しかしながら、これは、更に別の潜熱貯蔵要素を受け入れ空間内に配置する必要なく可能である。本発明の輸送容器システムは、厳密に2つ、すなわち、受け入れ空間の底部のところに1つ、そして受け入れ空間の頂部の開口側のところに1つの潜熱貯蔵要素を利用し、かかる受け入れ空間の開口側は、後で、蓋によって閉鎖される。これら2つの潜熱貯蔵要素は、同一の外寸を有するのが良い。かくして、これら潜熱貯蔵要素は、同一形式の潜熱貯蔵要素であって良い。したがって、これは、特に費用効果が良い。
本発明の教示はまた、個々の潜熱貯蔵要素が各々、複数の部品潜熱貯蔵要素から成る場合を含む。例えば、特定長さおよび特定幅の潜熱貯蔵要素は、同一長さではあるが、幅が半分に過ぎない2つの部分潜熱貯蔵要素で構成できる。この場合、例えば、互いに同一の全部で4つ、すなわち、底部のところに2つ、そして頂部のところに2つの部分潜熱貯蔵要素を利用することができる。
本発明によれば、内側容器の内側シェルの上縁部のところの突出部は、受け入れ空間の頂端部のところの第2の潜熱貯蔵要素の支持体を形成し、この場合、この潜熱貯蔵要素を取り外した後、上からの受け入れ空間の接近性(アクセシビリティ)が実質的に損なわれることはない。
本発明の輸送容器システムの受け入れ空間内の温度不変性は、例えば医薬品業界における伝統的な商品流通チャネルに十分であり、本発明の教示において特定されたように用いられる受け入れ空間のところの2つの潜熱貯蔵要素は、かかる商品流通チャネルに十分である。内側シェルの内壁のところに必要とされる潜熱貯蔵要素はなく、その結果、輸送容器システムは、極めて簡単かつ費用効果が良い。
しかしながら、本発明の設計はまた、潜熱貯蔵要素を内側シェルの1つまたは2つ以上の内壁に設けることを排除することはない。これは、受け入れ空間内の極めて長く持続する温度不変性が必要とされることが判明した場合および/または輸送される商品に起因して熱負荷が極めて高い場合にオプションであり得る。
本発明の輸送容器システムの好ましい実施形態および改造例は、輸送容器システムに関する従属形式の請求項の要旨である。
本発明の要旨はまた、説明それ自体の対象にある形式の輸送容器であり、上述の課題は、請求項16の特徴記載部分によって解決される。かかる輸送容器は、説明対象の形式の輸送容器システム用に特に適している。しかしながら、かかる輸送容器はまた、単独で使用できまたは他の外側容器または包装と組み合わせて使用できる。
本発明の輸送容器の好ましい実施形態および改造例は、輸送容器に関する従属形式の請求項の要旨である。
本発明の要旨はまた、請求項28の特徴を備えた輸送容器用蓋にある。この蓋の必要不可欠な特徴は、蓋本体内に設けられる受座であり、少なくとも1枚の真空断熱パネルをこの受座内に嵌め込むことができる。これは、かかる蓋によって提供できる断熱作用を強化する。
本発明の蓋の好ましい実施形態および改造例は、蓋に関する従属形式の請求項の要旨である。
ここで、以下において、好ましい例示の実施形態を表すに過ぎない図面を参照して本発明について詳細に説明する。
現時点においてRDSボックスの特定の実施形態において閉じられた蓋を含む輸送容器システムの斜視図である。 開かれた蓋および内側容器が見える図1のRDSボックスを示す図である。 2つのプレート形潜熱貯蔵要素と関連した図1の内側容器(輸送容器システム)それ自体の分解組立斜視図である。 潜熱貯蔵要素が挿入された状態の図3の内側容器(輸送容器)の断面図である。 図4と対応した図であり、内側容器(輸送容器)上への真空断熱パネルの配置状態を示すとともに外側容器の底側部分を示す図である。 図4に対応した図であり、本発明の内側容器(輸送容器)の改造型の例示の実施形態を示す図である。 説明対象の形式の輸送容器のための本発明の蓋の好ましい例示の実施形態の断面図である。
図1は、まず最初に、外側容器1を含む輸送容器システムの実施例を概略的に示しており、この輸送容器システムは、底部2およびケーシング3を有するタブ形底側部品4および底側部品4の開口側を閉鎖している蓋5から成る。図示の例示の実施形態では、蓋5は、2部品型のものであり、蓋5の2つの部品は、外側容器1の底側部品4の上縁部の側部に回動可能にヒンジ止めされている。
図2は、蓋5が開かれた状態の外側容器1を示しており、すなわち、蓋5の2つの部品が一方の側に畳まれて開かれている。図2では、外側容器1の底側部品4の内部を見ると、タブ形内側容器6が底側部品4内に位置した状態が注目される。
蓋5は、さしあたり、本発明の教示にとって必要不可欠ではなく、本発明は、当面、主として内側容器6がその中に収納された外側容器1の底側部品4に関する。
外側容器1は、剛性または硬質の耐性のある材料、この場合、オプションとして繊維強化プラスチックから成る。外側容器1は、輸送容器システムが例えばコンベヤベルト上に載せられて搬送されているときまたは車両の積み荷スペース内に配置されているときまたはこれから取り出されているとき、輸送容器システム内の搬送されるべき商品を保護する。内側容器6は、他方において、本質的に、この中に位置した状態で輸送される商品を安全に輸送し、そして輸送される商品のための断熱材となる機能を有する。
図3は、本発明の輸送容器システムの内側容器6の分解組立斜視図である。かかる内側容器6は、一般に、輸送容器として、すなわち、外側容器1が設けられていない場合であってもあるいは他の何らかの外側容器または包装材が設けられている場合に、使用できる。これは、独立形式の請求項16およびこれに従属する請求項17〜27のうちいずれか一に反映されている。
内側容器6の以下の説明は、これに関連した請求項に記載されている独立型輸送容器6について同様に当てはまる。
内側容器6は、タブ形のものであって、この内側容器は、内側底部7および内側シェル8を有する。このように、内側容器6は、頂部が開口した受け入れ空間9を形成し、輸送される商品をこの受け入れ空間内に入れた状態で輸送することができる。
図4は、内側容器6の断面図である。内側シェル8の壁は、この場合、事実上互いに平行に延びていることが理解できる。しかしながら、製造技術上の理由で、対応関係をなす成形ダイから内側容器6を特に取り出すため、内側シェル8の壁が内側底部7のところで始まって互いに僅かに円錐状に広がっていることもまた好都合であることがわかる。
図4と関連して図3から結論付けることができるように、内側底部7は、受け入れ空間9内に定まった内寸、すなわち、図3および図4において左側から右側に測定して特定の内法長さおよび図3の後側から前側に測定して測定の内法幅を有する。
図3は、同様に、図4と関連して、プレート形潜熱貯蔵要素10を内側容器6(図4)の内側底部7上の受け入れ空間9内に配置可能であり、または配置されることを示している。図4から注目されるように、内側底部7上に配置された潜熱貯蔵要素10の外寸は、受け入れ空間9内の内側底部7の内寸に実質的に一致している。当然のことながら、基本的には、内側底部7上に配置された潜熱貯蔵要素10の外寸が受け入れ空間9内の内側底部7の内寸よりも大幅に小さいこともまた可能である。しかしながら、この場合、潜熱貯蔵要素10に関して空間的環境によって定められる必要条件が最適利用されることはない。かくして、通常の場合、潜熱貯蔵要素10の外寸は、受け入れ空間9内の内側底部7の内寸よりもできるだけ僅かな程度だけ小さく選択されるべきである。潜熱貯蔵要素10は、そこに良好に取り付けられるべきであるが、必要な場合には、それ程の問題を引き起こすことなくもう一度取り出すこともまた可能である。内側容器6の内側シェル8の比較的僅かに弾性変形可能な材料に関し、潜熱貯蔵要素10はまた、内側容器6内に幾分か押し込み可能であるのが良く、その結果、この潜熱貯蔵要素は、内側容器6の内側底部7に当たって位置する(圧力嵌め関係をなす)。
プレート形潜熱貯蔵要素、例えば潜熱貯蔵要素10の細部に関し、不必要に説明が長くなるのを回避するために、先行技術、特に上述の欧州特許第2700891(A2)号明細書に加えて独国実用新案第202014004515(U1)号明細書を参照し、この独国実用新案の権利は、本出願人に属している。問題の形式の潜熱貯蔵要素は、広範な標的温度にも利用できる。所望の標的温度は、輸送される商品に対応すべきである。医薬品部門では、所望の輸送および貯蔵温度は、数℃である。1つまたは複数の潜熱貯蔵要素は、所望の標的温度範囲内に含まれる安定した温度が受け入れ空間9内に得られ、この受け入れ空間は、少なくとも内側容器6によって断熱されているようにする。
さらに、図3および図4から、内側容器6が2つの互いに反対側に位置する側部の各々のところで内側シェル8の上縁部のところに内方に突き出た突出部11を有することがわかる。反対側に配置された突出部11相互間の内法間隔は、受け入れ空間9内の内側底部7の対応の内寸―長さまたは幅―よりも僅かに小さい。かくして、突出部11は、対応の外寸を備えた潜熱貯蔵要素10の支持体を形成する。
図3および図4では、第1の潜熱貯蔵要素10の底部が受け入れ空間9内の内側底部7上に置かれ、第1の潜熱貯蔵要素10と同一寸法の第2の潜熱貯蔵要素12の頂部が図4の左側および右側に設けられていることが認識できる突出部11上に配置されていることがわかる。
図3および図4では、内側容器6内の受け入れ空間9が2つの潜熱貯蔵要素10,12によって効果的に温度制御できることが分かり、この場合、更に潜熱貯蔵要素を内側容器6の内側シェル8上に配置する必要はない。この内側容器6内に2つ利用される同一形式の潜熱貯蔵要素で間に合わせることができ、すなわち、内側底部7上の第1の潜熱貯蔵要素10および内側容器6の内側シェル8の上縁部のところの第2の潜熱貯蔵要素12として同一形式の潜熱貯蔵要素を利用することができる。このように、単純な設計およびかくして極めて費用効果の良い解決策が輸送容器システムという本発明の利用分野に見出される。
突出部11は、互いに十分な間隔を置いたところに側方に配置されており、しかも内側容器6内の受け入れ空間9についてこれに対応して十分な高さが与えられているので、第1の潜熱貯蔵要素10の頂部を受け入れ空間9内の斜面上に配置し、次にこれを上方に引いて2つの突出部11相互間の開口部を通って対角線の位置の近くで引き出すことによって、第1の潜熱貯蔵要素10をその頂部で受け入れ空間9から容易に取り出すことができる。
上述したように、理論的には、更に別の潜熱貯蔵要素を内側容器6の受け入れ空間9内に配置することも可能である。この場合、これら縁部取り付け式潜熱貯蔵要素を潜熱貯蔵要素10と同一の仕方で取り付けまたは取り出すことが可能である。
図3および図4では、正確に2つの突出部11がこの場合長方形の内側容器6の2つの幅の狭い側部のところで互いに反対側に配置されていることがわかる。基本的には、突出部11が長い方の側部に設けられるのが良くまたは突出部が4つ全ての側部に設けられても良い。しかしながら、幅の狭い側部上に互いに反対側に厳密に2つの突出部11を配置することが取り扱いの面で最善である。
互いに反対側に配置された突出部11は、内側容器6の対応の側部の全長を占める必要はない。これら突出部は各々、長さの一部分だけにわたって延びるのが良くまたはいずれの場合においても数個の突出部11が一様な配置状態でまたはそうではない配置状態で設けられても良い。重要な点は、潜熱貯蔵要素10の支持体が内側容器6のそれぞれの側部上の少なくとも1つの内方に突き出た突出部11によってその度ごとに形成されるということだけである。
内側容器6の材料に関し、突出部11を内側シェル8の内側のところに成形しまたは違ったやり方で、特に接着によって、これら突出部を取り付けるのが良いかどうかが重要である。これについては当業者に知られている多くの可能性が存在する。
変形例として、突出部11は、内側シェル8に解除可能に取り付けられても良い。例えば、突出部11を内側容器6の内側シェル8のプラスチック材料中にクランプしても良くあるいは突出部11をそこに設けられている受座中に差し込んでも良い。
突出部11が内側シェル8に解除可能に取り付けられる場合、まず最初に、下側の潜熱貯蔵要素10を内側容器6の受け入れ空間9内に差し込み、そして次に突出部11を例えば適切に指示された場所に差し込むだけで良い。
かくして、図示のように、下側潜熱貯蔵要素10を内側容器6の受け入れ空間9内に導入することが特に好都合であり、これは、突出部11がこの手順の間設けられていないことを条件とする。
図6に示されている特に興味深い変形例では、この場合、依然として突出部11が例えば同一の発泡射出成形プロセスで製造されることによって内側シェル8の内側に成形されても良く、あるいは違ったやり方で、特に接着によって、しっかりと取り付けられても良い。この変形例では、内側シェル8が少なくとも2部品型のものであり、突出部を有する内側シェル8の上側部品8′を内側シェルの残部から取り外すことができるという点においてこの結果が達成される。図6では、内側シェル8の上側部品8′と内側シェル8の下側のタブ形残部との分割線が見える。内側シェル8の下側のタブ形残部もまた、それ自体、数個の部品から成っていてもよい。重要なことは、下に位置する潜熱貯蔵要素10を内側底部7上に挿入するために突出部11が一体に成形されている内側シェル8の上側部品8′を取り外すことができるということにある。この後、内側シェル8の上側部品8′を定位置に戻し、すると、上側潜熱貯蔵要素12のための突出部11は、正しい場所に即座に位置する。
図3〜図5に示されている例示の実施形態は、内側容器6の突出部11がこの場合もまた、下側潜熱貯蔵要素10の挿入を妨害しない別の設計例を示している。図2〜図5に示されている設計例では、これは、内側容器6の内側シェル8の材料とは無関係である。すなわち、この場合、突出部11は、内側容器6とは別体のインサートフレーム13に形成されている。インサートフレーム13は、内側容器6に何らかの仕方で接合されまたはいずれの場合においても、特定の所与の位置でこれに対して配置される。
図示のかつ好ましい例示の実施形態では、インサートフレーム13用の受座14が内側シェル8の上縁部のところに形成され、インサートフレーム13は、内側容器6の受座14内に配置される。この場合もまた、インサートフレーム13を受座14内にルーズに挿入しても良く、あるいは内側容器6の内側シェル8および/またはインサートフレーム13それ自体の対応の弾性材料により、一種のプレス嵌めを実現することができる。
図3は、インサートフレーム13それ自体の頂部を示し、図4は、内側容器6の内側シェル8の上縁部の受座14内に取り付けられたインサートフレーム13を示している。側方内方に突き出た突出部11は、インサートフレーム13に、すなわち、インサートフレーム13と一体品として形成されている。これらの上には、図4の第2の潜熱貯蔵要素12が設けられている。図4では、底部のところに、第1の潜熱貯蔵要素10が受け入れ空間9内の内側底部7上に位置していることがわかる。第1の潜熱貯蔵要素10は、第2の潜熱貯蔵要素12と同一の外寸を有する。図3では、2つの潜熱貯蔵要素10,12の各々には適当な把持成形部15が設けられていることがわかり、それにより、潜熱貯蔵要素10,12を内側容器6またはインサートフレーム13から容易に取り出すことができるようになっている。
さらに、図3では、潜熱貯蔵要素10,12の外面ができるだけ滑らかに構成されていることがわかる。これは、操作ロボット(例えば、真空吸引システム付きの操作ロボット)によって潜熱貯蔵要素10,12の所望の取り扱い能力の実現可能性に役立っている。
内側容器6は、良好な断熱作用を備えた材料、例えばほんの幾つかの例を挙げてみただけでも、発泡ポリスチレン(EPS)、発泡ポリプロピレン(EPP)、ポリウレタン(PU)またはEPS、EPP、PUと組み合わされたポリエチレンから成るべきである。図示のかつ好ましい例示の実施形態では、内側容器6はプラスチック、この場合、厚肉発泡プラスチック、より具体的には発泡ポリプロピレン(EPP)、の射出成形品として作られている。厚肉発泡プラスチックで作られたコンポーネントの種々の製造方法、例えば発泡押し出しと成形プロセスの組み合わせ、熱可塑性発泡注型法(TSG)、PUR発泡法、および先行技術で知られている他の方法が存在する。
基本的には、図示されていないが、内側容器6を外側容器1の底側部品4内に正確に嵌め込むことが可能である。この場合、断熱効果が、主として内側容器6によって提供され、そして外側容器1によって僅かな程度であるに過ぎないが提供される。しかしながら、潜熱貯蔵要素10,12の効率は、良好な断熱効果が保証される場合に著しく増大する。
図示のかつ好ましい例示の実施形態は、この目的のため、図3および図4において、ケーシング3のところに、更に好ましくは内側容器6と外側容器1との間の底部2のところに間隔が設けられていることを示している。内側容器6と外側容器1との間の間隔の付近に、断熱のための追加の材料を取り付けることができる。図5は、この場合、少なくとも1枚の真空断熱パネル16が内側容器6と外側容器1との間の間隔内に配置されていることを示している。
真空断熱パネルに関し、先行技術の欧州特許出願公開第2700891(A2)号明細書および独国実用新案第202014004515(U1)号明細書もまた参照されたい。これらの特許文献には、真空断熱パネルの構成についての例示が与えられている。また、真空断熱パネルに関するそれ以上の情報は、国際公開第2004/104498(A2)号パンフレットにも見受けられる。
対応の真空断熱パネル16をその度ごとに外側容器1の底部2上とケーシング3の内側の両方に配置することが特に効果的であり、その結果、内側容器6と外側容器1との間の空間全体が真空断熱パネル16で満たされる。
図4および図5は、好ましい内側容器6の別の特性を示しており、すなわち、内側容器6が上縁部のところに設けられた包囲カラー17を有し、この包囲カラーが内側シェル8を越えて外方に延び、内側容器6と外側容器1との間の空間がこの包囲カラーによって覆われている。かかるカラー17は、本発明の基礎となる輸送容器システムに理論的には既に存在している。しかしながら、本発明の別の好ましい教示によれば、カラー17はこの場合、特に、すなわち、少なくとも1枚の真空断熱パネル16の縁部のための受座溝18が底側部のカラー17に形成されるよう利用される。図5において注目されることとして、真空断熱パネル16を内側容器6の受座溝18内にあらかじめ位置決めすることができる。このように、内側容器6を外側容器1中に挿入する際に真空断熱パネル16を内側容器6と一緒に良好に取り扱うことができる。
図3および図4は、更に、別の特性、すなわち、外方の包囲密封リップ19がカラー17に形成され、この密封リップの外寸は、外側容器1の底側部品4内に挿入された内側容器6がこの密封リップ内にプレス嵌めされるように選択されることを示している。内側容器6のカラー17の密封リップ19により、外側容器1に対する内側容器6の完全な密封が達成される。これは、汚染物、特にこのように構成していなければ内側容器6と外側容器1との間の空間内に配置された真空断熱パネル16を損傷させる恐れのある小さな固形物が、内側容器6と外側容器1との間の空間内に入り込むのを阻止する。
理論的には、汚染物が内側容器6と外側容器1との間の空間内に入り込むのを、別の仕方で、例えば内側容器6と外側容器1を上縁部のところで互いに接着することによってまたは例えば隙間を接着ストリップで永続的に閉鎖することによって、阻止することも可能である。
図3および図4は、本発明の輸送容器システムの好ましい例示の実施形態の別の特性、すなわち、内側容器6がそれ自体の内蓋20を有していることを示している。図示のかつ好ましい例示の実施形態は、内側容器6が内側シェル8の上縁部のところに内蓋20のための包囲受座21を有し、内蓋20がこの包囲受座内に正確に嵌め込まれ、または内蓋20をこの包囲受座内に正確に嵌め込むことができることを示している。最後に図4は、図示のかつ好ましい例示の実施形態では、真空断熱パネル22が内蓋20上にも形成され、そしてこれがここに設けられている受座23内に配置されていることを断面で示している。受座23は、内側容器6内の受け入れ空間9の方へ向いた状態で内蓋20の下側に設けられている。変形例として、受座を内蓋の頂部側に設け、かくして真空断熱パネルを内蓋の頂部側に位置決めしても良い。しかしながら、内蓋20の下側への配置が、真空断熱パネル22に対する損傷を回避する上で、より好ましい。
本発明の要旨はまた、輸送容器6それ自体にある。この輸送容器6に関し、輸送容器システムの内側容器6についてなされた先の説明もまた、それ相応に当てはまる。この場合、内蓋は、蓋20として指示されている。かかる輸送容器6はまた、それ自体で使用できる。しかしながら、特に好ましくは、かかる輸送容器6は、本発明の輸送容器システム用の内側容器として、または他の外側容器もしくは別の形式の包装材と関連して使用される。
図7は、別の重要な発明性を有するもう一つの特性、すなわち、蓋20を好ましい例示の実施形態で示しており、蓋20は、場合によっては、本発明の輸送容器6または内側容器6に使用でき、更に、この蓋はまた、特に好ましい設計を構成している。真空断熱パネル22用の上述の受座23がこの蓋に設けられている。
好ましい教示によれば、図7に示されている例示の実施形態では、蓋本体は、2つの相互に連結されたシェル半部20′,20″から成り、受座23がこれらシェル半部相互間に形成され、真空断熱パネル22がもし設けられている場合にはこの受座内に配置されている。
理論上、蓋20の蓋本体のシェル半部20′,20″は、真空断熱パネル22が例えば接着によって受座23内に設けられている場合、互いに永続的に接合されるのが良い。しかしながら、この場合、真空断熱パネル22は、これに欠陥のあることが判明した場合であっても交換できない。したがって、好ましい教示によれば、図示の例示の実施形態では、シェル半部20′,20″が解除可能に互いに接合され、特に圧力嵌めまたは係止によって互いにクランプされるとともに/あるいは押込み嵌めによってインターロックされる。図示の例示の実施形態では、目違い継ぎが2つのシェル半部20′,20″に設けられており、これらは、プレス嵌め受座としてかつ/あるいはラッチ止め連結部として設計されている。2つのシェル半部20′,20″は互いに差し込むことによって、解除可能に互いに接合される。
上述の設計は、蓋20の2つのシェル半部20′,20″が発泡プラスチックで作られるのが良い場合または請求項31記載の蓋20の設計では特に推奨できる。
図示の例示の実施形態は、図7に示されている記載では2つのシェル半部20′,20″が、この場合中心に位置しかつ紙面に垂直に延びる軸線に関して回転対称に形成されているという特性を有する。このように、2つのシェル半部20′,20″の構成を同一に作ること、すなわち、事実上1つだけのコンポーネントを製作することが可能であり、次に、このコンポーネントを2度用いて蓋20を構成する。
1 外側容器
2 底部
3 ケーシング
4 底側部品
5 蓋
6 内側容器
7 内側底部
8 内側シェル
8′ 内側シェルの上側部分
9 受け入れ空間
10 第1の潜熱貯蔵要素
11 突出部
12 第2の潜熱貯蔵要素
13 インサートフレーム
14 インサートフレーム13用の受座
15 把持成形部
16 真空断熱パネル
17 カラー
18 受座溝
19 密封リップ
20 内蓋
20′ シェル半部
20″ シェル半部
21 内蓋20用の受座
22 真空断熱パネル
23 真空断熱パネル22用の受座

Claims (31)

  1. 輸送容器システムであって、
    剛性で耐性の材料で作られている外側容器(1)であって、底部(2)およびケーシング(3)を有するタブ形底側部品(4)およびオプションとして前記底側部品(4)の開口側を閉じる蓋(5)を有する外側容器(1)を含み、
    前記外側容器(1)の前記底側部品(4)中に挿入されるとともに内側底部(7)および内側シェル(8)を備えたタブ形内側容器(6)を含み、
    前記内側容器(6)は、輸送される品物のための頂部が開口した受け入れ空間(9)を形成し、
    前記内側シェル(8)の壁が互いに僅かに円錐状に、前記内側底部(7)で始まって互いに対して平行にまたは末広がりに延び、
    前記内側底部(7)は、前記受け入れ空間(9)内に内寸、すなわち、特定の内法長さおよび特定の内法幅を有し、
    プレート形潜熱貯蔵要素(10)を前記受け入れ空間(9)内で前記内側底部(7)上に配置することができ、
    前記内側底部(7)上に配置できる潜熱貯蔵要素(10)の外寸は、最大でも前記受け入れ空間(9)内の前記内側底部(7)の前記内寸に実質的に対応することができる、輸送容器システムにおいて、
    前記内側容器(6)は、少なくとも2つの互いに反対側に位置した側部の各々上に前記内側シェル(8)の上縁のところに設けられた内方に突き出ている突出部(11)を有し、
    前記反対側に配置された突出部(11)相互間の内法距離は、前記受け入れ空間(9)内の前記内側底部(7)の対応の内寸―長さまたは幅―よりも僅かに小さく、その結果、前記突出部(11)は、潜熱貯蔵要素(10)の支持体を形成し、すなわち対応の外寸を備えた潜熱貯蔵要素(10)を前記突出部(11)上に配置できるようになっている、輸送容器システム。
  2. 前記突出部(11)は、前記内側シェル(8)の内側上に成形されまたは違ったやり方で、特に接着によってしっかりと取り付けられ、あるいは解除可能に取り付けられ、特に挿入される、請求項1記載の輸送容器システム。
  3. 前記内側シェル(8)は、少なくとも2部品構成であり、前記突出部を有する前記内側シェル(8)の一方の上側部品(8′)を前記内側シェル(8)の残部から取り外すことができるようになっている、請求項2記載の輸送容器システム。
  4. 前記突出部(11)は、前記内側容器(6)とは別体のインサートフレーム(13)上に形成され、
    好ましくは、前記インサートフレーム(13)用の受座(14)が前記内側シェル(8)の前記上縁部のところに形成され、前記インサートフレーム(13)は、前記内側容器(6)上の前記受座(14)内に配置されている、請求項1記載の輸送容器システム。
  5. 第1の潜熱貯蔵要素(10)が前記内側底部(7)上で前記内側容器(6)の前記受け入れ空間(9)内に配置され、
    前記第1の潜熱貯蔵要素(10)と同一の外寸を備えた第2の潜熱貯蔵要素(12)が前記突出部(11)上に配置されている、請求項1〜4のうちいずれか一に記載の輸送容器システム。
  6. 前記内側容器(6)は、プラスチック、好ましくは厚肉発泡プラスチック、特に発泡ポリプロピレン(EPP)で作られた射出成形部品として形成されている、請求項1〜5のうちいずれか一に記載の輸送容器システム。
  7. 前記内側容器(6)は、前記外側容器(1)の前記底側部品(4)中に正確に嵌め込まれている、請求項1〜6のうちいずれか一に記載の輸送容器システム。
  8. 間隔が前記内側容器(6)と前記外側容器(1)との間で前記ケーシング(3)のところに、好ましくは前記底部(2)のところにも存在する、請求項1〜6のうちいずれか一に記載の輸送容器システム。
  9. 少なくとも1枚の真空断熱パネル(16)が前記内側容器(6)と前記外側容器(1)との間で前記空間内に配置されている、請求項8記載の輸送容器システム。
  10. 前記内側容器(6)は、前記上縁部のところに設けられた包囲カラー(17)を有し、前記包囲カラーは、前記内側シェル(8)を越えて外方に延び、前記内側容器(6)と前記外側容器(1)との間の前記間隔は、前記包囲カラーによって覆われている、請求項8または9記載の輸送容器システム。
  11. 少なくとも1枚の真空断熱パネル(16)の縁部のための受座溝(18)が前記カラー(17)上で底側に形成されている、請求項9または10記載の輸送容器システム。
  12. 外側包囲密封リップ(19)が前記カラー(17)上に形成され、前記密封リップの外寸は、前記外側容器(1)の前記底側部品(4)内に挿入された前記内側容器(6)がここでプレス嵌め関係をなすように選択されている、請求項10または11記載の輸送容器システム。
  13. 前記内側容器(6)は、それ自体の内蓋(20)を有する、請求項1〜12のうちいずれか一に記載の輸送容器システム。
  14. 前記内側容器(6)は、前記内側シェル(8)の前記上縁のところに設けられた前記内蓋(20)のための包囲受座(21)を有し、前記内蓋(20)は、前記包囲受座(21)内に正確に嵌め込まれまたは前記内蓋(20)を前記包囲受座(21)内に正確に嵌め込むことができる、請求項13記載の輸送容器システム。
  15. 少なくとも1枚の真空断熱パネル(22)用の受座(23)が前記内蓋(20)に設けられている、請求項13または14記載の輸送容器システム。
  16. 好ましくは輸送容器システム用の内側容器としての輸送容器であって、
    前記容器(6)は、内側底部(7)および内側シェル(8)を有するとともに輸送される品物のための上方に開いた受け入れ空間(9)を形成し、
    前記内側シェル(8)の壁が互いに僅かに円錐状に、前記内側底部(7)で始まって互いに対して平行にまたは末広がりに延び、
    前記内側底部(7)は、前記受け入れ空間(9)内に内寸、すなわち、特定の内法長さおよび特定の内法幅を有する、輸送容器において、
    前記容器(6)は、少なくとも2つの互いに反対側に位置した側部の各々上に前記内側シェル(8)の上縁のところに設けられた内方に突き出ている突出部(11)を有し、
    前記反対側に配置された突出部(11)相互間の内法距離は、前記受け入れ空間(9)内の前記内側底部(7)の対応の内寸―長さまたは幅―よりも僅かに小さい、輸送容器。
  17. 前記突出部(11)は、前記内側シェル(8)の内側上に成形されまたは違ったやり方で特に接着によってしっかりと取り付けられ、あるいは解除可能に取り付けられ、特に挿入される、請求項16記載の輸送容器。
  18. 前記内側シェル(8)は、少なくとも2部品構成であり、前記突出部を有する前記内側シェル(8)の一方の上側部品(8′)を前記内側シェル(8)の残部から取り外すことができるようになっている、請求項17記載の輸送容器。
  19. 前記突出部(11)は、前記容器(6)とは別体のインサートフレーム(13)上に形成され、
    好ましくは、前記インサートフレーム(13)用の受座(14)が前記内側シェル(8)の前記上縁部のところに形成され、前記インサートフレーム(13)は、前記容器(6)上の前記受座(14)内に配置されている、請求項16記載の輸送容器。
  20. 第1の潜熱貯蔵要素(10)が前記内側底部(7)上で前記容器(6)の前記受け入れ空間(9)内に配置され、
    前記第1の潜熱貯蔵要素(10)と同一の外寸を備えた第2の潜熱貯蔵要素(12)が前記突出部(11)上に配置されている、請求項16〜19のうちいずれか一に記載の輸送容器。
  21. 前記容器(6)は、プラスチック、好ましくは厚肉発泡プラスチック、特に発泡ポリプロピレン(EPP)で作られた射出成形部品として形成されている、請求項16〜20のうちいずれか一に記載の輸送容器。
  22. 前記容器(6)は、前記上縁部のところに設けられた包囲カラー(17)を有し、前記包囲カラーは、前記内側シェル(8)を越えて外方に延びている、請求項16〜21のうちいずれか一に記載の輸送容器。
  23. 少なくとも1枚の真空断熱パネル(16)の縁部のための受座溝(18)が前記カラー(17)上で底側に形成されている、請求項22記載の輸送容器。
  24. 外側包囲密封リップ(19)が前記カラー(17)上に形成されている、請求項22または23記載の輸送容器。
  25. 前記容器(6)は、蓋(20)を有する、請求項16〜24のうちいずれか一に記載の輸送容器。
  26. 前記容器(6)は、前記内側シェル(8)の前記上縁のところに設けられた前記蓋(20)のための包囲受座(21)を有し、前記蓋(20)は、前記包囲受座(21)内に正確に嵌め込まれまたは前記蓋(20)を前記包囲受座(21)内に正確に嵌め込むことができる、請求項25記載の輸送容器。
  27. 少なくとも1枚の真空断熱パネル(22)用の受座(23)が前記蓋(20)に設けられている、請求項25または26記載の輸送容器。
  28. 特に請求項1〜15のうち少なくとも1つに記載の輸送容器システム用の輸送容器(1,6)または請求項16〜27のうちいずれか一に記載の輸送容器のための蓋において、
    前記蓋(20)は、少なくとも1枚の真空断熱パネル(22)のための受座(23)を備えた蓋本体を有する、蓋。
  29. 前記蓋本体は、2つの相互に連結されたシェル半部(20′,20″)から成り、前記受座(23)は、前記シェル半部相互間に形成され、前記真空断熱パネル(22)は、これが設けられる場合、前記受座(23)内に配置される、請求項28記載の蓋。
  30. 前記シェル半部(20′,20″)は、解除可能に互いに接合され、特に圧力嵌めによって互いにクランプされるとともに/あるいは押込み嵌めによってインターロックされる、請求項28または29記載の蓋。
  31. 前記蓋本体、特に前記2つのシェル半部(20′,20″)の各々は、プラスチック、特に厚肉の発泡プラスチック、特に発泡ポリプロピレン(EPP)で作られた射出成形部品として形成されている、請求項28〜30のうちいずれか一に記載の蓋。
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