JP2019505272A - 毛切断装置 - Google Patents

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Abstract

対象の体の毛を切断するための毛切断装置が提供され、毛切断装置は、毛の1つ又は複数の発色団によって吸収される波長に対応する1つ又は複数の特定の波長でレーザ光を生成する光源と;光源に結合されてレーザ光を受ける光導波路を有する切断要素と、を有し、光導波路の側壁の一部は毛に接触するための切断面を形成し、少なくとも切断面において、光導波路は、毛の屈折率以下であり且つ皮膚の屈折率より高い屈折率を有する。

Description

本発明は、対象の体の毛を切断する(例えば剃る)ための毛切断装置に関し、特に、レーザ光を用いて毛を切断する又は剃る毛切断装置に関する。
対象の身体の毛を切断する又は剃るためのシェービング装置は、通常、ブレードが対象の皮膚を横切って移動するときに毛を切断する、1つ又は複数のブレードを利用する。ブレードは、例えば湿式カミソリのように装置内で静止していることができるが、電気シェーバなどの他のタイプの装置では、1つ又は複数のブレード要素が切断動作を生成するために作動(例えば、回転又は振動)させられることができる。
しかし、レーザ光を利用する代替のタイプのシェービング装置が特許文献1に提案されている。特に、毛幹を効果的に切断するために所定の発色団を標的とするように選択された波長を有するレーザ光を生成するように構成されたレーザ光源が提供される。光ファイバが、近位端でレーザ光源からレーザ光を受け取り、近位端から遠位端に向かってレーザ光を伝導し、切断領域が毛髪と接触するとき光ファイバの切断領域から毛に向かって光を放射するように位置決めされた装置のシェービング部分に配置される。
WO2014/143670
良好なシェービングの近さを達成するために、シェービング装置の切断要素(すなわち、特許文献1の装置の場合の光ファイバ)は、皮膚に非常に接近させるか、又は皮膚に接触さえさせる必要がある。この装置は、毛が光ファイバに接触しているときに光が毛に結合するように作られている。特に、これは毛よりも低い屈折率を有する光ファイバのコアによって達成される。しかし、皮膚の屈折率は毛の屈折率に近いので、切断要素が皮膚に接触する場合、レーザ光は皮膚にも結合することができる。これは、潜在的に皮膚の焼け(burning)をもたらし、このタイプのシェービング装置に重大な安全問題を引き起こす。
特許文献1は、光ファイバの発光部分と体の他の部分とが偶然に接触する対象の危険性が、光ファイバのクラッディングをファイバの周囲の一部のみから除去することにより切断要素を作ることによって、減少され得ることを記載している(クラッドがより厚いところでファイバが皮膚に触れることを可能にし、クラッドがより薄い又はコアが露出しているところでファイバが毛に触れることを可能にしながら、エネルギが皮膚に結合するのを防止すべきである)。この方法は妥当と思われるが、実際には、皮膚は堅い平らな表面とみなされることができず、皮膚を横切るファイバの移動は皮膚ドーミング(skin doming)及び隆起(bulging)を誘発し、結果として皮膚は薄いクラッド領域(又は露出したコア)と接触し始め、レーザ光は皮膚の焼けを引き起こす。
したがって、対象の皮膚の損傷又は傷害の危険性を低減する改良された毛切断装置が必要とされている。
第1の態様によれば、対象の体の毛を切断するための毛切断装置が提供され、毛切断装置は、毛の1つ又は複数の発色団によって吸収される波長に対応する1つ又は複数の特定の波長でレーザ光を生成する光源と;光源に結合されてレーザ光を受ける光導波路を有する切断要素と、を有し、光導波路の側壁の一部は毛に接触するための切断面を形成し、少なくとも切断面において、光導波路は、毛の屈折率以下であり且つ皮膚の屈折率より高い屈折率を有する。
いくつかの実施形態では、切断面における光導波路の屈折率は、1.48以上、オプションで1.50以上、オプションで1.51以上、オプションで1.52以上、オプションで1.53以上、オプションで1.54以上である。
いくつかの実施形態では、切断面における光導波路の屈折率は、1.56以下、オプションで1.55以下、オプションで1.54以下である。
いくつかの実施形態では、切断面における光導波路の屈折率は、1.48−1.56の範囲にあり、オプションで1.51−1.55の範囲にあり、オプションで1.53−1.54の範囲にある。
いくつかの実施形態では、光導波路は、シリカ、フッ化物ガラス、リン酸塩ガラス、カルコゲナイドガラス、及び/又はクラウンガラスから構成されるか、又はそれらを含む。
いくつかの実施形態では、光導波路はコアを有し、切断面はコアの側壁の一部である。
代替実施形態では、光導波路は、コアとコアを取り囲むクラッドとを有し、切断面は、クラッドの側壁の一部である。これらの実施形態では、コアの屈折率は、毛の屈折率以下且つ皮膚の屈折率より高くなることができ、クラッドの屈折率は、コアの屈折率より低くなることができる。これらの実施形態では、切断面は、光導波路の他の部分のクラッドより薄いクラッドの部分を有することができる。
いくつかの実施形態では、光導波路は、D字型光導波路又は研磨された光導波路である。
代替実施形態では、光導波路は、コアとコアを部分的に覆うクラッドとを有し、切断面は、クラッドによって覆われていないコアの部分を有する。
代替実施形態では、光導波路の屈折率は、光導波路の光軸からの距離が増加するにつれて減少し、切断面は光導波路の他の部分より光軸からより短い距離である。
いくつかの実施形態では、光導波路の側壁の第2部分は、切断界面(cutting interface)が毛に接触している間に対象の皮膚に接触するための皮膚界面(skin interface)を形成し、皮膚界面における光導波路の屈折率は、皮膚の屈折率より高い。
いくつかの実施形態では、光導波路は、コアとコアを部分的に囲むクラッドとを有し、切断面は、コアの側壁に形成され、側壁の第2の部分はクラッドの側壁に形成される。
好ましい実施形態では、光導波路は光ファイバである。
本発明をより良く理解し、それがどのように実施されるかをより明確に示すために、単なる例示として、添付の図面が参照される
本発明の実施形態による毛切断装置のブロック図である。 本発明の実施形態による例示の毛切断装置の異なる図を示す概略図のペアである。 毛の屈折率を示すグラフである。 皮膚の表皮層の屈折率を示すグラフである。 第1の特定の実施形態による光ファイバ切断要素の図である。 第2の特定の実施形態による光ファイバ切断要素の図である。 第3の特定の実施形態による光ファイバ切断要素の図である。
上記のように、本発明は、特許文献1に記載されているレーザ光ベースのシェービング装置を使用している、対象の安全性及び快適性の改善を提供する。特に、毛の屈折率以下であり且つ皮膚の屈折率より高い屈折率を有する切断要素のための光ファイバを選択することによって、レーザ光は、毛が光ファイバと接触しているとき、毛に結合することができるが、光は皮膚に結合することができず、それにより対象の皮膚を燃やしたり刺激したりする危険性を減少させることが認識されている。
本発明は、たとえシェービング装置(例えば、カミソリ又は電気シェーバ)、及び毛を切断するために使用される任意の他のタイプの装置(例えば、ヘアクリッパ)が、“きれいなシェービング(clean shave)”(すなわち、皮膚のレベルで髪を除去する)を提供することを目標とする必要がないとしても、それらの装置に適用可能であることが理解されるであろう。
図1は、本発明の実施形態による毛切断装置2のブロック図である。図2は、本発明の例示的な実施形態による手持ちカミソリ(handheld razor)の形態の毛切断装置2を示す。毛切断装置2は、対象の体の毛を切断する(例えば、剃る)ためのものである。対象は、人又は動物であり得る。毛は、顔の毛(すなわち、対象の顔の毛)、又は対象の頭又は体の他の部分(脚、胸など)の毛であり得る。
毛切断装置2は、切断装置2が対象の皮膚の上を動かされるときに毛が切断されることを可能にする切断要素4を有する。切断要素4は、毛切断装置2の上に配置される光導波路4であり、毛切断装置2が対象の皮膚を横切って動かされるときに毛が光導波路4の側壁(光導波路4の長い縁部に対応する側壁)に接触するように、光導波路4の光軸(すなわち光が通常光導波路4を伝搬する線)が、毛切断装置2を動かされる方向に概して垂直であるようになる。本発明の実施形態の以下の説明では、光導波路は光ファイバ4であるが、当業者であれば、スラブ導波路、ストリップ導波路又はフォトニック結晶導波路のような、本発明に従って使用されることができる他のタイプの光導波路を認識するであろう。
1つ又は複数の特定の波長でレーザ光を生成する光源6が毛切断装置2に設けられている。光源6は、光源6によって生成されたレーザ光が光ファイバ4に結合される(具体的には、レーザ光が光ファイバ4を通って伝搬するように光ファイバ4の端部に結合される)ように、光ファイバ4に光学的に結合される。
光源6は、毛を切断又は焼き切るために使用されることができる1つ又は複数の特定の波長でレーザ光を生成するように構成される。特に、各波長は、毛の中に見出される発色団によって吸収される光の波長に対応する。知られているように、発色団は分子にその色を提供する分子の一部である。したがって、レーザ光は、発色団によって吸収され、毛を溶融若しくは燃焼させる又は毛の分子の結合を破壊する熱に変換される。
光源6によって生成されるレーザ光によって標的にされ得る適切な発色団は、メラニン、ケラチン及び水を含むが、これらに限定されない。使用されることができるレーザ光の適切な波長は、380nm(ナノメートル)から500nm及び2500nmから3500nmの範囲から選択される波長を含むが、これらに限定されない。当業者であれば、これらの発色団に吸収される光の波長、したがって光源6がこの目的のために生成すべき特定の波長の光を認識するであろうし、さらなる詳細は本明細書には記載されていない。
いくつかの実施形態では、光源6は、(同時に又は逐次のいずれかで)複数の波長でレーザ光を生成するように構成されることができ、各波長は異なるタイプの発色団を標的とするように選択される。これは、毛の中の複数種類の分子がレーザ光を用いて燃やされ得るので、光ファイバ4の切断作用を向上させることができる。代替的には、それぞれがそれぞれの波長でレーザ光を生成する複数の光源6が設けられることができ、各光源6は、装置2内の複数の切断要素4を提供するように、それぞれの光ファイバ4に結合されることができる。
毛切断装置2はまた、毛切断装置2の動作を制御し、特に光源6に接続されて、光源6の作動及び停止を制御する(そしていくつかの実施形態では、光源6によって生成される光の波長及び/又は強度を制御する)を決定する、制御ユニット8を有する。制御ユニット8は、毛切断装置2のユーザからの入力に応答して、光源6を作動及び停止することができる。制御ユニット8は、毛切断装置2を制御するようにプログラムされる1つ又は複数のプロセッサ、処理ユニット、マルチコアプロセッサ又はモジュールを有することができる。
上記のように、図2は、手持ち湿式カミソリの形態にある毛切断装置2を示している。図2は、カミソリ2の側面図及び底面図を示している。カミソリ2は、対象(又は装置2の他の使用者)が保持するためのハンドル10と、切断要素4(光ファイバ)を含むヘッド部分12とを有する。図示されているように、光ファイバ4は、ヘッド部分の縁に沿って配置され、光ファイバ14の一部は切断面14を形成する(又は切断面14に対応する)。切断面14は、毛切断装置2が対象の皮膚を横切って動かされるときに毛と接触することを意図される光ファイバ14の一部である。光源6及び制御ユニット8は、ヘッド部分12及びハンドル10にそれぞれ組み込まれているように示されているが、図2に示されるような毛切断装置2内のこれらの構成要素の位置は限定するものではないことが理解されるであろう。同様に、図2に示される実施形態は単なる例であり、本発明は、従来のように、(切断作用を実現するためにブレードが静止しているにせよ作動されるにせよ)毛を物理的に切断又はスライスするブレードを有する任意のタイプの毛切断装置2に組み込まれることができる又は同毛切断装置2で使用されることができることが理解されるであろう。
図3のグラフは、毛の屈折率を示しており、M. D. Greenwell, A. Willner, Paul L. Kirk: Human Hair Studies: III. Refractive Index of Crown Hair, 31 Am. Inst. Crim. L. & Criminology 746 (1940-1941)による論文で見ることができる。曲線1は合成線、曲線2は白人の屈折率を表す線、曲線3は非白人の屈折率を表す線である。従って、毛の屈折率は(およそ)1.545から1.555の間であるが、個体間にはばらつきがあることが分かる。例えば、上記の論文はまた、毛の屈折率が対象の性別に依存し得る、例えば女性の毛の屈折率は、一般に、男性の毛の屈折率より高いことを認めている。
知られているように、光ファイバ4は、空気の屈折率が光ファイバ4の屈折率より低いので、全内部反射の発生を通じて光源6から結合された光の導波路として作用する。しかし、光ファイバ4より高い屈折率を有する物体が光ファイバ4と接触させられる場合、全内部反射は「妨げられ(frustrated)」、光は、光ファイバ4から物体に結合することができる。従って、(本発明による切断作用を提供するために)光が、光ファイバ4から毛に結合されるために、光ファイバ4は、毛が光ファイバ4と接触するポイントにおいて毛と同じかそれより低い屈折率を有さなればならない。したがって、光ファイバ4は、少なくとも光ファイバ4の切断面14部分で毛と同じか又はそれより低い屈折率を有さなければならない。好ましくは、切断面14における光ファイバ4の屈折率は、光ファイバ4から毛への光の最良の結合を提供するので、毛と同じである。
したがって、いくつかの実施形態では、少なくとも切断面14における光ファイバ4の屈折率は、1.56以下である。より好ましくは、少なくとも切断面14における光ファイバ4の屈折率は1.55以下である。さらにより好ましくは、少なくとも切断面14における光ファイバ4の屈折率は、この屈折率が図3で特定された屈折率よりも低いため、1.54以下である。
Huafeng Ding et al.,による論文“Refractive indices of human skin tissues at eight wavelengths and estimated dispersion relations between 300 and 1600 nm” 2006 Phys. Med. Biol. 51 1479に見られる図4のグラフは、人間の皮膚(具体的には皮膚の上層−表皮)対波長(グラフ(a)及び(b)それぞれ)の実数及び虚数の屈折率(the real and imaginary refractive indices)を示す。各データポイント及び関連するエラーバーは、4又は6の皮膚サンプルの12又は18回の測定から得られた平均及び標準偏差である。
したがって、表皮の屈折率は、発色団(例えば、380nmから500nm)を標的にするために使用されることができるより光の短い波長における約1.47から、より長い波長における約1.42まで変化することが分かる。
したがって、皮膚が光ファイバ4に接触するときに、皮膚へのレーザ光の結合を回避する(又は危険を少なくとも実質的に低減する)ために、切断面14において、光ファイバ4は、光ファイバ4における妨げられた全反射を引き起こす切断面14と皮膚の間の接触を避けるために皮膚の屈折率を上回る屈折率を有するべきである。好ましくは、光ファイバ4は、皮膚の表皮層の屈折率を上回る屈折率を有するべきである。さらにより好ましくは、光ファイバ4は、表皮の最上層であり、光ファイバ4と接触する部分である、角質層の屈折率を上回る屈折率を有するべきである。角質層は、水和レベル及び他の物質(クリーム、油など)の存在に依存して変化し、1.5から1.54の範囲にある屈折率を有する。
したがって、図4に示すデータに基づいて、いくつかの実施形態では、少なくとも切断面14における光ファイバ4の屈折率は1.48以上である。より好ましくは、少なくとも切断面14における光ファイバ4の屈折率は1.50以上である。さらにより好ましくは、少なくとも切断面14における光ファイバ4の屈折率は1.51以上である。さらにより好ましくは、少なくとも切断面14における光ファイバ4の屈折率は、1.52又は1.53以上である。さらにより好ましくは、少なくとも切断面14における光ファイバ14の屈折率は1.54以上である。
光ファイバ4の屈折率は、皮膚への光結合の危険性を回避又は低減するために、皮膚の屈折率に対してできるだけ高いことが好ましいことが理解されるであろう。
したがって、上記の実施形態に従うと、いくつかの実施形態では、切断面14における光ファイバ4の屈折率は、1.48−1.56の範囲、又はより好ましくは1.51−1.55の範囲、又はさらにより好ましくは1.53−1.55若しくは1.54−1.55の範囲から選択されることができる。
いくつかの実施形態では、光ファイバ4の特定の屈折率の選択はまた、皮膚の屈折率が図4に示すように入射光の波長によって変わるので、切断作用を生成するために使用されるレーザ光の波長も考慮に入れることができる。
光ファイバ4は、任意の適切な材料又は材料の組み合わせから作られることができる。例えば、光ファイバは、シリカ、フッ化物ガラス、リン酸塩ガラス、カルコゲナイドガラス、及び/又はクラウンガラス(BK7など)から構成され得るか、又はこれらを含み得る。
図5、6及び7は、本発明による切断要素4(光ファイバ4)の3つの例示的な実施形態を示す。図5、6及び7のそれぞれでは、毛切断装置2の光ファイバ4部分のみが示されており、光ファイバ4は側面に示されている(すなわち、光ファイバ4の光軸を見下ろす)。
図5では、コア111を有する光ファイバ110が示されている。この光ファイバ110は、コア111の周囲にクラッドを含まない。光ファイバ110は、毛112及び皮膚113と接触して示されている。使用中に毛に接触することが意図されるコア111/光ファイバ110の側壁の部分は、切断面114を形成する。上記の教示によれば、コア111の屈折率は、毛の屈折率と同じかそれより低く、且つ皮膚の屈折率を上回り(したがって、コア111の屈折率は、上に示した屈折率の例示的な値のいずれかをとることができる)ので、例えば屈折率は1.48−1.56の範囲、又はより好ましくは1.51−1.55の範囲、又はさらにより好ましくは1.53−1.55若しくは1.54−1.55の範囲から選択されることができる。
したがって、切断面114で毛112と接触し、界面115で皮膚113と接触している間に、切断面114におけるコア111の屈折率は毛112の屈折率より小さいので、レーザ光は、切削面114を通って毛112に結合される。しかし、光は、界面115におけるコア111の屈折率が皮膚113の屈折率より大きいので、皮膚界面115を通ってコア111から皮膚113に結合されない。エネルギがコア111からの距離と共に指数関数的に減衰する界面115にはエバネセント場が存在する可能性があり、したがって皮膚113に供給されるエネルギは皮膚113を損傷するには低すぎる。
コア111は、均一な屈折率(すなわち、コア111全体に亘って同じ屈折率)を有していてもよいし、屈折率が光軸から遠ざかるにつれて減少することを意味する、グレーデッドインデックスファイバ(graded index fibre)であってもよい。いずれの場合も、光ファイバ110が円形の断面を有する場合、切断面114及び界面115における屈折率は互いに同じである。以下で述べるように、いくつかの実施形態では、光ファイバ110は円形の断面を有していなくてもよく、光ファイバ110は、皮膚界面115におけるファイバ110の屈折率が切断面114におけるファイバ110の屈折率より高いように形成されてもよい。
図6では、コア121と、コア121を取り囲むクラッド122とを有する光ファイバ120が示されている。コア121の屈折率は、毛112の屈折率以下であるが、皮膚113の屈折率より高い。クラッド122の屈折率は、毛112の屈折率以下であり且つコア121よりも低く且つ皮膚113の屈折率より高い。
光ファイバ120は、毛112及び皮膚113と接触して示されている。使用中に毛と接触することが意図されるクラッド122の側壁の一部は、切断面123を形成する。上記の教示によれば、クラッド122の屈折率は、毛112の屈折率以下であり且つコア121より低く且つ皮膚113の屈折率より高い。クラッド122は、(コア121の直径と比べて)厚くても薄くてもよい。この実施形態では、クラッド122は、コア121とクラッド122との間の界面に発生するエバネセント場を介して、光ファイバ120と皮膚113との間の皮膚界面124を通るエネルギ損失を防ぐ。
従来、クラッド122は、コア121内に光を保持するのを助けるために、設けられている。しかし、この実施形態では、光がコア121からクラッド122を介して毛112に結合することが望まれている。これが可能にされることができる1つの方法は、(まさに切断面123における、又は光ファイバ120全体にわたる)非常に薄いクラッド層の存在を通じてである。特に、クラッド122は、コア121内の光によって生成されるエバネセント場の距離よりも薄くなければならない。したがって、光は、依然としてより高い屈折率を有する材料に結合することができるが、より低い屈折率を有する材料のエバネセント場は、皮膚113における散乱/吸収の可能性をさらに低減するために減少される。クラッド122を介してコア121から毛112へのこの結合が可能となり得る別の方法は、光が(例えば、テーパファイバが使用される場合に)光ファイバ120のある部分のコア121ではなく、クラッド122を進むよう導かれるように、光ファイバ120を構成することである。この実施形態による光ファイバは、他の実施形態で使用されるファイバよりも製造が容易であり得る。
図7の実施形態では、光ファイバ130は非円形の断面を有する。特に、光ファイバ130は、コア131と、コア131を部分的に取り囲むクラッド132とを有する。切断面133が、コア131の露出部分によって、又はクラッド132が光ファイバ130上の他の場所よりはるかに薄いところで光ファイバ130の一部によって形成される。通常の使用中(すなわち、切断面133が毛に接触する場合)、光ファイバ130は、コア131と皮膚113との間にクラッド132(又はクラッドのより厚い層)がある皮膚界面134で皮膚113に接触する。
いくつかの実施形態では、光ファイバ130は、コア131を完全に包囲するクラッド132で形成されていてもよく、クラッド132はその後、切断面133を形成するように光ファイバ130の側壁の一部に沿ってクラッド132を部分的に又は完全に除去するように、研磨又はその他の方法で形成される。代替的には、クラッド132は、コア131の側壁の一部が切断面133として露出されて残すように、コア131の一部の周囲にのみ形成されていてもよい。光ファイバ130は、D字型のファイバ130であってもよい。
上記の教示によれば、コア131の屈折率は皮膚113の屈折率よりも大きいので、皮膚113が切断面133に接触する又は皮膚界面134でクラッドに接触する場合、レーザ光は皮膚に結合しない。この実施形態では、クラッド132の屈折率は、好ましくは、皮膚113の屈折率よりも高いが、いくつかの実施形態では、クラッド132の屈折率は、皮膚よりも低くてもよい(この場合、クラッド132の屈折率は、コア131からの光がクラッド132に結合しないように選択されるので)。
図7の非円形断面の実施形態と組み合わせることができる別の実施形態では、光ファイバ4は、屈折率が光軸からの距離が増加するにつれて減少することを意味するグレーデッドインデックスファイバであることができる。この実施形態では、光ファイバ4は、切断面14が皮膚界面より光軸から離れているように形成されることができ、切断面14は、切断面14における屈折率が毛の屈折率以下であり且つ皮膚の屈折率より高い一方、皮膚界面における屈折率よりも低いようになる。
したがって、対象の皮膚の損傷又は傷害を引き起こす危険が低減された改良された毛切断装置が提供される。
開示された実施形態に対する変形は、図面、開示及び添付の特許請求の範囲の研究から、請求項に記載された発明を実施する際に当業者によって理解され、達成され得る。特許請求の範囲において、「有する、含む(comprising)」という単語は他の要素又はステップを排除するものではなく、不定冠詞“a”又は“an”は複数を除外しない。単一のプロセッサ又は他のユニットが、請求項に列挙されたいくつかの項目の機能を果たすことができる。ある手段が相互に異なる従属請求項に列挙されているという単なる事実は、これらの手段の組み合わせが有利に使用できないことを示すものではない。
特許請求の範囲内のいかなる参照符号も、範囲を限定するものとして解釈されるべきではない。

Claims (15)

  1. 対象の体の毛を切断するための毛切断装置であって、前記毛切断装置は:
    毛の1つ又は複数の発色団によって吸収される波長に対応する1つ又は複数の特定の波長でレーザ光を生成する光源と;
    前記光源に結合されて前記レーザ光を受ける光導波路を有する切断要素と、を有し、
    前記光導波路の側壁の一部は毛に接触するための切断面を形成し、
    少なくとも前記切断面において、前記光導波路は、毛の屈折率以下であり且つ皮膚の屈折率より高い屈折率を有する、
    毛切断装置。
  2. 前記切断面における前記光導波路の前記屈折率は、1.48以上、オプションで1.50以上、オプションで1.51以上、オプションで1.52以上、オプションで1.53以上、オプションで1.54以上である、
    請求項1に記載の毛切断装置。
  3. 前記切断面における前記光導波路の前記屈折率は、1.56以下、オプションで1.55以下、オプションで1.54以下である、
    請求項1又は2に記載の毛切断装置。
  4. 前記切断面における前記光導波路の前記屈折率は、1.48−1.56の範囲、オプションで1.51−1.55の範囲、オプションで1.53−1.54の範囲にある、
    請求項1乃至3のいずれか1項に記載の毛切断装置。
  5. 前記光導波路は、シリカ、フッ化物ガラス、リン酸塩ガラス、カルコゲナイドガラス、及び/又はクラウンガラスから構成される、又は、シリカ、フッ化物ガラス、リン酸塩ガラス、カルコゲナイドガラス、及び/又はクラウンガラスを含む、
    請求項1乃至4のいずれか1項に記載の毛切断装置。
  6. 前記光導波路はコアを有し、前記切断面は前記コアの側壁の一部である、
    請求項1乃至5のいずれか1項に記載の毛切断装置。
  7. 前記光導波路は、コアと前記コアを取り囲むクラッドとを有し、前記切断面は、前記クラッドの側壁の一部である、
    請求項1乃至5のいずれか1項に記載の毛切断装置。
  8. 前記コアの屈折率は、前記毛の屈折率以下且つ前記皮膚の屈折率より高く、前記クラッドの屈折率は、前記コアの屈折率より低い、
    請求項7に記載の毛切断装置。
  9. 前記切断面は、前記光導波路の他の部分の前記クラッドより薄い前記クラッドの部分を有する、
    請求項7又は8に記載の毛切断装置。
  10. 前記光導波路は、D字型光導波路又は研磨された光導波路である、
    請求項7乃至9のいずれか1項に記載の毛切断装置。
  11. 前記光導波路は、コアと前記コアを部分的に覆うクラッドとを有し、前記切断面は、前記クラッドによって覆われていない前記コアの部分を有する、
    請求項1乃至5のいずれか1項に記載の毛切断装置。
  12. 前記光導波路の屈折率は、前記光導波路の光軸からの距離が増加するにつれて減少し、前記切断面は前記光導波路の他の部分より前記光軸からより短い距離である、
    請求項1乃至5のいずれか1項に記載の毛切断装置。
  13. 前記光導波路の前記側壁の第2部分は、切断界面が毛に接触している間に前記対象の前記皮膚に接触するための皮膚界面を形成し、前記皮膚界面における前記光導波路の屈折率は、前記皮膚の屈折率より高い、
    請求項1乃至5のいずれか1項に記載の毛切断装置。
  14. 前記光導波路は、コアと前記コアを部分的に囲むクラッドとを有し、前記切断面は、前記コアの側壁に形成され、前記側壁の前記第2の部分は前記クラッドの側壁に形成される、
    請求項13に記載の毛切断装置。
  15. 前記光導波路は光ファイバである、
    請求項1乃至14のいずれか1項に記載の毛切断装置。
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