JP2019504623A5

JP2019504623A5 -

Info

Publication number: JP2019504623A5
Application number: JP2018538841A
Authority: JP
Filing date: 2017-02-14
Publication date: 2020-03-26
Anticipated expiration: 2037-02-14

Claims

ａ）バイオフィルムを得るために、バイオフィルム産生Ｓ．ウベリス株を培地でインキュベートする工程と、
ｂ）前記培地から前記バイオフィルムを回収する工程と、
ｃ）前記工程ｂ）で得られた前記バイオフィルムに８０℃〜１３０℃の温度で熱処理を施す工程と、
ｄ）前記工程ｃ）の前記熱処理後に得られた不溶性画分を廃棄し、可溶性抽出物を保存する工程と、
を含むことを特徴とする、免疫原性剤の調製方法。
前記インキュベーションが１％〜１０％の二酸化炭素を含む雰囲気中で行われることを特徴とする、請求項１に記載の方法。
前記工程ｃ）において、前記熱処理が５〜７５分の期間行われることを特徴とする、請求項１〜３のいずれか１項に記載の方法。
請求項１〜３のいずれか１項に記載の方法により得ることができる、免疫原性剤。
ストレプトコッカス種によって引き起こされる乳腺炎及び／又は感染症の予防及び／又は治療に使用するための、請求項４に記載の免疫原性剤。
前記ストレプトコッカス種によって引き起こされる乳腺炎及び／又は感染症の予防に使用するための、請求項５に記載の免疫原性剤。
免疫学的に有効な量の請求項４に記載の免疫原性剤を含む、ワクチン。
薬学的に許容されるビヒクル及び／又は薬学的に許容されるアジュバントを更に含むことを特徴とする、請求項７に記載のワクチン。
水酸化アルミニウム、リン酸アルミニウム、酸化アルミニウム、ムラミルジペプチド、ビタミンＥ、スクワラン、スクワレン、チョウセンニンジン、ザイモサン、グルカン、ジメチルアミノエチル−デキストラン、デキストラン、非イオン性ブロックポリマー、モノホスホリルリピドＡ、サポニン、及びこれらの混合物から選択されるアジュバントを含むことを特徴とする、請求項８に記載のワクチン。
モノホスホリルリピドＡを含むことを特徴とする、請求項９に記載のワクチン。
皮内、皮下、筋肉内、腹腔内、静脈内、又は乳房的経路によって投与されることを特徴とする、請求項７〜１０のいずれか１項に記載のワクチン。
２回以上投与されることを特徴とする、請求項７〜１１のいずれか１項に記載のワクチン。
ストレプトコッカス種によって引き起こされる乳腺炎及び／又は感染症の予防及び／又は治療に使用するための、請求項７〜１２のいずれか１項に記載のワクチン。
バイオフィルム産生細菌によって引き起こされる乳腺炎及び／又は感染症の予防及び／又は治療に使用するための、請求項７〜１２のいずれか１項に記載のワクチン。
免疫学的に有効な量の請求項４に記載の免疫原性剤又は請求項７〜１０のいずれか１項に記載のワクチンを含む容器を含むことを特徴とする、ワクチン接種キット。
ストレプトコッカス種によって引き起こされる乳腺炎及び／又は感染症の予防及び／又は治療に使用するためのタイコ酸を含む、医薬組成物。
バイオフィルム産生細菌によって引き起こされる乳腺炎及び／又は感染症の予防及び／又は治療に使用するためのタイコ酸を含む、医薬組成物。
ストレプトコッカス種によって引き起こされる乳腺炎及び／又は感染症の予防及び／又は治療におけるワクチンとして使用するためのタイコ酸を含む、医薬組成物。
バイオフィルム産生細菌によって引き起こされる乳腺炎及び／又は感染症の予防及び／又は治療におけるワクチンとして使用するためのタイコ酸を含む、医薬組成物。